■主催者:神様・オルゴデミーラ(DQ7)
■内容:参加者109名にレースをしてもらう。
1位となったものには『どんな願い事も一つだけ叶える』という商品が送られる。
■スタート時の支給品
<ふくろ><地図・方位磁針><食料・水><着火器具・携帯ランタン><何かアイテム1つ>
普段着以外の全装備は没収された状態。
■1stステージ:アリアハン大陸(DQ3)
ゴール地点:いざないの洞窟
【基本ルール】
1.ステージ移動性。スタート地点はそれぞれランダム。ゴール地点の旅の扉まで辿り着くとコースクリア。
ただし、途中で発表される《キーアイテム》を持っていかなくてはならない。
2.各コース通過人数が決まっていて、早く着いたものは人数が上限に達するまで《中継地点》で待機となる。
第一ステージ・アリアハンの通過人数は50名です。
3.《キーアイテム》について
人数分用意されているが、場所は参加者には知らされない。
ただそのステージに実際に存在するアイテムなので、出身のキャラは場所を知っている場合がある。
キーアイテムは各コース開始数時間後、主催者による放送で発表されます。
4.コース間優勝者へは何かしらのボーナスが与えられます。(※これについては未決定。)
5.現在の禁止呪文は<ラナルータ・ルーラ・リレミト・テレポ・デジョン・リターン>。
6.道中に雑魚の怪物は基本的に出現しません。
7.他の参加者との戦闘、妨害は自由ですが、殺人を犯すと失格です。
8.失格ペナルティはなし。ルール違反による失格者にはあるかもしれない。(※これについては未決定。)
9.本家バトロワとのつながりは一切ありません。
2
3
前スレのURL正しくはこっちね、わかると思うけど
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1086838551/ 即死回避ついでに名簿兼おおまかな位置。
申し訳ないですが詳しい位置は自分で調べて。修正あったら指摘お願い。
【アリアハン】
チェリ、バルバリシア
エドガー
パパス&ブラスト、アーヴァイン
ピピン
アリーナ&クリフト
メモリアリーフ主人、マリーナ&イルマ&エルマ
アルス
アイリン
アトラス&あやか
ネリス&ギルバート&ヘンリー
ミンウ
クラウド
セシル
アレフ&ダイスダーグ
ミリア&すけさん
マサール
プサン
シド
ティファ
ソロ
【アリアハン周辺】
トルネコ
マリベル
スコール、シド(FF8)
サトチー
アグリアス
レオ、ジェクト
ティーダ&カインvsクジャ
バトラー、ピエール
【レーベ周辺】
イブールvsルビカンテ、リック、リディア、メルビン、パルマー
レナ
ジェシー&ウェッジ
ルゲイエ
シド(FF6)
ベアトリクス、ティナ、ファリス、バーバラ
ルドマン&サーフ&クラウド
ワルぼう
オルテガ、エニクス
ユウナ&ワッカ
【レーベの村】
ギルガメッシュvsピサロ&もょもと、セージ
シエラ
【岬の洞窟・ナジミの塔とその周辺】
サンチョ
バッツ&神羅上等兵&ガーネット
アルマ
ニセコくん
フリオニール、リヴァイアサンに頃された奴、エッジ
ドーガ
ドン・ガアデ
ヒルダ&シドー
【アリアハン東地方】
エクスデス
ジタン&ロザリー
トンヌラ
マッシュ&スコール(猫3)&カメハ
ゼザ
マーニャ
ミネア
【いざないの洞窟】
イズルード
【?】
フライヤ
キマリ
【失格】
マーカス
ハッサン
10 :
1/5:05/01/24 20:41:00 ID:7otJbX/Q
OTL←イズルード
11 :
2/5:05/01/24 20:43:03 ID:7otJbX/Q
,ィ^i^!1 、
,'{レ'´ ヽ} .
! ノリノ ))〉
l| |l;´Д`リ キモイヨー ナンカフンダヨー
/つ{卯}つ
く〈_i〉人i〉
し'@__) そムギュ
↑この辺イズルード
マリーナ →TO 旅の扉
12 :
3/5:05/01/24 20:44:17 ID:7otJbX/Q
イルマエルマ
LV
,ィ^i^!1 、 ,ィ^i^!1 、 ,ィ^i^!
,'{レ'´ ヽ} ,'{レ'´ ヽ} ,'{レ'´
! ノリリル)〉 ! ノリリル)〉 ! ノリノ
l| |l;゚Д゚リ l| |l;゚Д゚リ l| |l;´
ノ{卯}つ ノ{卯}つ /つ{卯
U〈__i〉〉 U〈__i〉〉 く〈_i〉人
し'__) し'__) し'@__)
∩_∩
(。Д。⊂_つ ←イズルード →TO 旅の扉
イルマ: マリーナが誰か踏んだけど参加者かしら?
エルマ: 駄弁っている状況ではないと思います!先輩!
13 :
4/5:05/01/24 20:45:34 ID:7otJbX/Q
‐=≡ |\_/ ̄ ̄\_/|
‐=≡ \_| ▼ ▼ |_/
‐=≡ \ 皿 / メイドさんハァハァ ウガーーーー
‐=≡_____/ /_ ○←ラックの種
‐=≡ / .__ ゛ \ .∩
‐=≡ / / / /\ \//
賢さの種→○⊂_/ / / .\_/
‐=≡ / /
‐=≡ | _|__
‐=≡ \__ \
‐=≡ / / /
``) ‐=≡ // /
`)⌒`) ‐=≡ / | /
;;;⌒`) ‐=≡ / /レ
;;⌒`)⌒`)‐=≡ (  ̄) そ←この辺イズルード →TO 旅の扉
ギュム
14 :
5/5:05/01/24 20:46:37 ID:7otJbX/Q
∩_∩
(。Д。⊂_つ ←イズルード
【メモリアリーフ主人 所持品:デイバッグ未開封 ラックの種 賢さの種 現在位置:旅の扉 行動方針:メイドをとにかく追いかける。(メイドなら誰でもいい) 願い:メイド天国】
【マリーナ 所持品:幸せの靴 力の種二つ 現在位置:旅の扉 行動方針:いざないの洞窟へ逃げる 願い:?】
【イルマ 所持品:ロッド 素早さの種二つ 現在位置:旅の扉 行動方針:同上 願い:?】
【エルマ 所持品:アバンの書 賢さの種二つ 現在位置:旅の扉 行動方針:同上 願い:?】
(マリーナ イルマ エルマ メモリアリーフ主人 の順番でゴール)
【イズルード(気絶) 現在位置:いざないの洞窟最深部 所持品:ストレイトソード
行動方針:いざないの洞窟で待ち伏せ 願い1:ルカヴィの殲滅 願い2:父を蘇らせる】
マリーナ イルマ エルマの行動方針を
メモリアリーフ主人から逃げるに訂正
ドッシン、ドッシン、ドッスン、ドッスン
大地が揺れる、土埃が舞い上がる、疾走するアトラスの前に足型は無い、
アトラスの後に足型ができる。
『って馬鹿な事を考えてる場合ではない!お主もう少し静かに走る事はできんのか?』
「ウガ…俺、凄く静かに走ってる、これ以上、無理」
「それにどんなに静かにしたってアトラスさん自体が目立ますよ?」
『それは確かにそうだが、兎も角急いでくれ、
とんでもない事に巻き込まれそうな予感がするんじゃ』
と呟きつつ天空の剣は空へと意識を戻す。
『近いな』
「じ、邪悪の事か?」
『うむ、とてつもなく邪悪で禍々しい何者かが近付いてきおる、間違いない!』
「それ大変、もっと急ぐ」
一方その頃空では
「あのでっかいのがアトラス?」
(ソウダ、ドウヤラア奴ハ種ヲ手二入レタ様ダナ)
「じゃあこっちの話には乗らないんじゃない?」
(グハハハ、アレハ我ノ部下ダ、我ノ命二逆ライハセヌ)
「何か必死で逃げている様に見えるけど?」
(判ラヌ、念話デ話スニハマダ距離ガアル故今少シ待テ)
そして橋の傍らでは
「………」
去年の10月から動きが無かった三人が固まっていた。
コースから考えて、あの巨人はまず間違いなく自分達を踏ん付けていく、
だが下手に動けば目の前の相手にやられる。
他の参加者は関わらない様に通り抜けて行った様だが、
アトラスは気付いてすらいない。
ど派手な鬼ごっこは一体どんな結末を迎えるか、それは誰にもわからない。
【ヒルダ(DQ3女勇者)現在位置:ナジミの塔の北の海上(飛行) 所持品:ロトの剣、リピーティング・クロスボウ、盗賊の鍵、おてんば辞典】
【シドー 現在位置:同上 所持品無し】
【目的:ロト一族?の妨害】
【アトラス 現在位置:アリアハンの北の橋付近 所持品:天空の剣】
【行動方針:不明 願い:不明】
【あやか 現在位置:同上 所持品:不明】
【行動方針:不明 願い:不明】
【ティーダ 現在位置:アリアハン北の橋付近 所持品:なし 行動方針:どうするべきか迷ってます 願い:?】
【カイン 現在位置:同上 所持品:不幸の兜(装備中) 行動方針:ティーダの援護 願い:?】
【クジャ 現在位置:同上 所持品:神秘の鎧・魔法のランプ 行動方針:ティーダとカインから(持っていれば)種を奪う 願い:?】
18のアトラスとあやかを訂正
【アトラス{マヌーサ} 現在位置:アリアハン北の橋付近 所持品:天空の剣、力の種×3 行動方針:いざないの洞窟へ 願い:?】
【あやか 現在位置:同上 所持品:?、賢さの種 行動方針:同上 願い:姿が見えるようになる】
20 :
1/2:05/01/29 18:08:42 ID:yUcTd4k5
「キミたちがどう動こうと動くまいと、それはキミたちの勝手さ」
クジャはゆっくりと息を継いで言葉を吐く。
「ただ、あの巨人をやりすごそうとした瞬間にボクは動くよ、間違いなくね。
あの汚らわしい足に踏まれて揉みくしゃにされるか、ボクの手にかかって二度とレースのことなど
考えられないような身体にされるのか、二つに一つ」
カインは唇を噛む。
「俺たちにはジ・エンドへの道しかないってことか?それこそ勝手な言い分だな」
ティーダも意気込んで声を上げる。
「そうだ、ただでやられるつもりはないッス!」
「ふふ……しかし、もうそんなこと言っていられないよ、もうすぐあの巨人がここを通過する」
その通り。アトラスはクジャたちのことなどまるで眼中にない。それは肩の上のあやかと天空の剣
も同じことだ。
あと十数秒後に、カイン・ティーダの運命が決まる。
目の前の男、クジャは強い、それは二人にはわかりきっている。
だからこそ、
「……だから俺がお前の身替わりにならねばならないっ」
カインはティーダを強く後ろに押した。
「お前だけ逃げるんだ!」
「ちょっ……わっ」
ティーダは勢いよく押されすぎて足がもつれた。
地面に倒れそうになり、慌てて体勢を立て直そうとする。
「無駄だよ」
クジャは見逃さずにグラビデを放った。
重力球がティーダの足に取り付き、健脚を叩き折った。
歪んだ音と嫌な悲鳴があたりに響いた。
21 :
2/2:05/01/29 18:14:52 ID:yUcTd4k5
「無駄だって言っただろう?キミたちは終末へ向かう道しか残されてない」
ティーダは苦しげな表情を浮かべて悶えていた。
カインは不幸の兜を押し上げ、顔を野に晒す。
「俺としたことが……」
力を加減できなかったせいでこうなったのだ、とカインは自分を責めるしかなかった。
取り急ぎすぎてそんな余裕がなかったというのは言い訳にすぎない。
「お、俺は、裏切り者から足を洗ったんだ……仲間を傷つけるような真似は絶対しない
つもりだったのに……」
「で、どうするんだい?」
クジャが言う。
もうアトラスが目鼻の先にまで接近していた――
【ティーダ 現在位置:アリアハン北の橋付近 所持品:なし 行動方針:悶絶中 願い:?】
【カイン 現在位置:同上 所持品:不幸の兜(装備中) 行動方針:ティーダの援護 願い:?】
【クジャ 現在位置:同上 所持品:神秘の鎧・魔法のランプ 行動方針:ティーダとカインから(持っていれば)種を奪う 願い:?】
【アトラス{マヌーサ} 現在位置:アリアハン北の橋付近 所持品:天空の剣、力の種×3 行動方針:いざないの洞窟へ 願い:?】
【あやか 現在位置:同上 所持品:?、賢さの種 行動方針:同上 願い:姿が見えるようになる
「無駄だって言っただろう?キミたちは終末へ向かう道しか残されてない」
ティーダは苦しげな表情を浮かべて悶えていた。
カインは不幸の兜を押し上げ、顔を野に晒す。
「俺としたことが……」
力を加減できなかったせいでこうなったのだ、とカインは自分を責めるしかなかった。
取り急ぎすぎてそんな余裕がなかったというのは言い訳にすぎない。
「お、俺は、裏切り者から足を洗ったんだ……仲間を傷つけるような真似は絶対しない
つもりだったのに……」
「で、どうするんだい?」
クジャが言う。
もうアトラスが目鼻の先にまで接近していた――
【ティーダ(両足骨折) 現在位置:アリアハン北の橋付近 所持品:なし 行動方針:悶絶中 願い:?】
【カイン 現在位置:同上 所持品:不幸の兜(装備中) 行動方針:ティーダの援護 願い:?】
【クジャ 現在位置:同上 所持品:神秘の鎧・魔法のランプ 行動方針:ティーダとカインから(持っていれば)種を奪う 願い:?】
【アトラス{マヌーサ} 現在位置:アリアハン北の橋付近 所持品:天空の剣、力の種×3 行動方針:いざないの洞窟へ 願い:?】
【あやか 現在位置:同上 所持品:?、賢さの種 行動方針:同上 願い:姿が見えるようになる
「こんな鎖なんか……」
ソロは瞑目して呪文を心中で叫び続けた。
次第に高まる魔力を支えにソロは体を起こし、最強の雷撃呪文を口にした。
「ギガデイン!」
呪文は成功した。都合よく身体を縛る鎖だけを断ち切って、他を一切傷つけなかった。
当然、鎖を伝った電撃がソロを刺激したはずだが、デイン系に体性のあるソロは、
何とか痺れる程度で済ませることができたのだ。
「さあ……あいつらをどうしてやろうか」
ソロが地下牢を出て外の空気を吸い出したときだ。
唐突に大きなボリュームで運営側の一人である神様の声が場内に響きわたってきた。
「しょくん、バトルレースに励んでおるかのう。ワシじゃ、神様じゃよ。
あー……このたび第一ステージを見事クリアしたものが既に四名出ておることを報告させて
もらうぞい。あ、それにあと一瞬でクリアしそうな勢いのものがさらに四人おるとか……」
ソロはそれを聞いて顔色が変わった。
「……と、いうわけで皆の者、早いところ種を見つけて第一ステージクリアを目指さんか!
ゴール枠があと42あると言っても、そんなものはすぐに埋まってしまうと考えた方が良い。
思ったことをすぐにでも実行する瞬発力を発揮してゴールを奪い取るのじゃ!
……というアドバイスを残してワシは去るわけじゃ。では皆の者、ごきげんよう」
神様の放送はぶっつり中断した。
放送を聞いたソロは気が気ではなかった。
「もうクリアした奴がいる……四人も?ピサロもその一人なのか……?
……きっとそうだ。あいつのことだ、何かずる賢いことをして種を……
そうだ、奪ったんだ、他の参加者から、絶対そうに決まってる!」
ソロは石壁を拳でたたきつけた。
「汚い奴のことだから、上手いこといって誰かに取り入って、それで種を見つけたらすかさず裏切り
その人を酷い目にあわせて種を欲しい侭にしたんだ。なんせ卑怯な奴だから!」
ソロは決意を秘めた瞳で正面を凝視した。
「僕はやる。ピサロを倒さないといけない。だからこんなことしてる場合じゃない、種を見つけて
ゴールしないと」
考え深げに首を曲げるソロ。
「種のありかは……、大抵民家のタンスかツボにしまってある……でもそれを探ったら泥棒だ……
他には……何か……そうだ、落とすやつ……魔物だ」
ソロはピンときた。
「モンスターの隠しもっている宝を見つければいいんだ。この大陸にはホイミスライムがいたはず」
ソロはアリアハンに来る前一度その魔物を目撃し、倒している。
探せば他にもいるはずだ。
「よし、ホイミスライムを倒して種を手に入れるぞ」
ソロは自分で勝手にストーリーを作り上げて決意を固め、城を出た。
誰にもその姿を目撃されることがなかったのは、運が良いのか、悪いのか……。
そしてレーベ東で戦闘を繰りかえし見事種を手に入れたとき、
辺りには、絶対数が少ないはずのホイミスライムの死体の山が出来上がっていた……。
【ソロ 現在位置:レーベ東 所持品:力の種 行動方針:いざないの洞窟へ 願い:ピサロの完全抹殺】
モンスターは出現しないんじゃないか?
yes.
流石にこれはNGだな。
即死回避
モンスターが出現しないのなら今までのも無効になってしまうから別にいいんじゃない?
あったか?>無効になってしまう
あったぞ、確実に。
「同着一位
セリス(FF6)、ロック(FF6)、サンチ(DQM)」
↑こいつらがそうだ。
32 :
31:05/02/07 00:53:37 ID:vcgpfgoh
ちなみに、こいつらは前スレでゴールしてる。
しょうがないな、チェックを怠った全員の責任だからセリス組は通し、
ソロはNGという事でどうだろう?
セリス組は種を拾っただけで
ホイミスライムと戦ったりはしてなかったと思う
それならトンヌラとかもNGになっちゃうよ
というか、種が落ちてるのはありだったはず
問題なのはモンスターが出てきた事なのか、種の入手方法なのか。
どっちだ。
もうどうでもいいよ。終わろう。
モンスターが出てきた事。
フィールドに第三者がいるのは良くない。
>>36 どうでもいいんならわざわざ書くことないんじゃない?
これはNGでしょ。
>>2の基本ルールの6にも明記してあるし。
ロック達の時はサンチが指さした方向にホイミスライムが居てそいつが種を持っていたことになっている
(おそらくホイミスライムが持っていた種は1つである、ちなみに種類は力の種)。
すみません、問題のソロの話書いた者ですが、
>>31氏同様の認識(セリスたちがホイミスライムを倒したものと思ってた)
でいたため、モンスター登場はアリだと勘違いしてました。
あの話は無効にしてください。ご迷惑をおかけしました。
番外編書く人は少ないみたい(というか自分とあともう一人か二人ぐらいしかいない?)
なので、今後も少しずつ書くつもりです。
でもこれからはもう少し状況を理解してから書こうと思います。
失礼しました
ほしゅ
ここはアリアハンの城内。先ほどから起こっているらしい戦闘を偵察するために侵入したすけさんとミリア。
明らかに戦闘をした形跡がある。ところどころ壁や床が壊れている。
そして、地下からは剣を打ち合うような音が聞こえている。
「ねぇ、これって…」
「誰か、戦っていますね。どう致しますか?様子を見ますか?」
「できるだけ近くに行ってみようか」
地下牢へ向かおうとする一人と一匹。だが…
「ぐぁぁ!」
短い悲鳴と共に、剣の打ち合う音も消えた。
「戦闘、終わったのかな?みんな、怪我してなければいいんだけど…」
地下牢へ到着した一人と一匹。そこには、両腕両足には鎖を巻きつけられ、重量のある重りで繋がれた囚人。
がんじがらめにされた鎖は自力で外せるようなものではなく、仮に外したとしても牢屋を出ることができない。
完全に手詰まり状態のようであった。
「くそう、何で俺がこんな目に遭わないといけないんだ、出せ、ここから出せぇぇ!!」
ソロは自分のやっていたことは棚に上げ、涙まで溜めて叫んでいる。
そしてすけさん、彼はは、やっぱり世話好きでお人好しなのはアレフと同じなのである。
「ねぇ、僕、あの人を助けてあげようと思うんだ。困ってるみたいだし。いいよね」
「私にはすけさん様の行動を制限するような権限はございません、しかし、あの方を解放して
ご主人様を危険にさらすようなことにはなりませんか?」
「うん、あの人は純粋みたいだから、きちんと話をすれば大丈夫だと思うよ」
すけさんは牢屋のカギを開ける。
「何だ、お前らは。デスピサロの仲間じゃないだろうな」
ソロは眼光鋭くにらみつける。
「いえ、私達はたまたま通りかかったものです」
ミリアはその視線に全くひるまず答える。
「安心して。君をここから出してあげようと思ってさ」
「この鎖を外してくれるのか?」
「うん、ちょっと待っててね」
がちゃがちゃと鎖をいじる。だが、重りが邪魔になっている。すけさん一人の力では、どうにもできるものではない。
「ねぇ、ミリア、ちょっと手伝ってくれないかな」
「ねぇ、ちょっと手伝ってよ」
「ねぇってば」
がらがらがら。
がちゃり。
「ねぇ、どういうこと?」
すけさんは心底不思議そうな顔をして尋ねる。
ミリアは平然と答える。
「ご主人様は、すけさん様を『使えない』と判断致しました。故に、このままでは荷物になりかねませんので、
申し訳ありませんがすけさん様にはここでお待ち頂きます。
御安心下さい。アレフ様は利用価値がある、とのことです。すけさん様のことは心配なさらぬよう上手く取りはからっておきますので」
「ねぇ、ちょっと待ってよ。君はずっと僕を欺いていたの?」
ミリアは素早く階上へと駆け上る。すけさんの疑問に答えることも、振り向くことさえしなかった。
「ねぇ、答えてよ!ねぇ!」
「意外と早かったな。様子はどうだった?」
「城内で戦闘は起こっていたようでございますが、すでに終わったあとでした。
戦闘に関わった物が一名牢につながれているだけで、キーアイテムなどは発見できませんでした」
「まぁよい。講義も終わったところだ。我々もそろそろ動くぞ」
「ちょっと待ってくれ。すけさんはどうしたんだ!?」
「すけさん様は仲間と合流できたようでございます。アレフ様によろしく、と申しておりました」
【アレフ 現在位置:アリアハン道具屋内 所持品:稲妻の剣 行動方針:? 願い:ラブアンドピース!皆が幸せに】
【ダイスダーグ 現在位置:同上 所持品:20本の引き寄せの矢、銅の剣、?、長弓 行動方針:キーアイテム探し 願い:世界の支配】
【ミリア{メモリアリーフ主人に恐怖感あり} 現在位置:アリアハン王城前 所持品:無し 現行動方針:ダイスダーグに従う 願い:無し】
【すけさん 現在位置:アリアハン地下牢内 所持品:あるくんです 行動方針:? 願い:なし】
【ソロ 現在位置:同上 所持品:なし 行動方針:牢屋から出る 願い:ピサロの完全抹殺】
45 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 05:59:12 ID:M3OKwAAp
川・8・川ノシ
(アトラスヨ)
「ウガ?」
(アトラスヨ、我ガ思念ヲ忘レタカ?話ガ有ル、先ズ止マレ)
「シ、シドー様?」
アトラスはシドーの思念を受け立ち止まった。
グシャリ
「うわああああ!」
シドーの思念を受けたアトラスが立ち止まる事により、アトラスの足はティーダの真上に落ちる、
横からアトラスがぶつかったのであれば、バトラー達の様に弾き飛ばされていただろう、
あやか達が気付いていれば最悪の事態は防げたかもしれない、だが。
「動いてもいいよ」
クジャがカインに声を掛ける。
「どうせ君の力でどうこうできる訳もないし、好きにすれば?」
「クッ」
だがその表情は明らかに何かを期待して嘲笑っていた。
その嘲笑を無視してカインはティーダに走り寄り、未だに激痛に悶えるティーダをアトラスの下から
グシャリ
「ウガ?」
アトラスは自分の足から伝わって来る違和感に戸惑っていた、丁度何らかの生物の死体を踏んだ時に似ているが、
その後から伝わって来るこのフワフワした感覚は何なのだろう?
「お、俺、エンガチョ?」
『違ーう!というかお前、その足はどうした?』
「あ、アトラスさんの足が消えていく?」
いつの間にかアトラスの足は膝の辺りまで消えていた。
「ってゆーかルール違反でしょ」
声と共にオルゴ・デミーラがアトラスの目に前に出現する。
「ウガ?ルール違反?」
「殺しは駄目っていったじゃない、お仕置きとして見せしめけって〜い」
言葉と共にアトラスの姿があちこちに投影され、魔王の姿が掻き消える。
「はぁい、皆さん静粛に、今アトラス君は殺人をやってしまいました、最初に言った筈よ、
そーいった行為は一切認めないって」
「だからそんな悪い子も、負けちゃった弱い子もゲーム失格で強制的に送還しちゃうから、
せいぜい注意する事ね。オーッホッホッホッホッ!」
「そ、それ酷い、俺、わざとじゃない!」
腰まで消えたアトラスが虚空に抗議する。
「反則だから仕方ないだろ?」
答える声は地上から。
「君が種を持っているなら、ボクが有効に使ってあげるよ、君と君の仲間のアイテムもねw」
「さ、させない!」
「消えゆく君に何が出来るのかな?」
既にアトラスは胸まで消えている、その荷物達は未だ消えていない腕によって高く差し上げられていた。
「それで?」
「シドー様ァ!受け取る!」
アトラスが腕を振り回す。
「シドー、急降下」
(ウム)
同時にシドーは降下しつつ荷物を拾うべく突っ込み。
「無駄だね」
クジャはそのアトラスの腕にグラビデを叩き込んだ。
最初に辿り着いたのはクジャのグラビデ、だがそれはアトラスの腕に何らダメージを与えることなく消滅する。
「きゃああああ!」
次にアトラスが消滅する、その腕から荷物が落下して
「呪文無効化能力か、思わぬ強敵が消えてくれたね」
クジャがキャッチするべく伸ばした腕の上を
(儚キ者ニシテハタイシタモノダ、ダガ)
『ワシが、ワシがこんな邪悪なものに掴まれてるぅ!』
「おっと」
地上すれすれにまで降下した邪神の翼が、クジャを、死体を、
接触の時に飛び出した種を、
その種を偶然掴んだ死体の下にあった命を、
全てを吹き飛ばしながら通過していった。
【アトラス カイン 失格】
【ヒルダ(DQ3女勇者)現在位置:橋の北の水路(低空) 所持品:ロトの剣、リピーティング・クロスボウ、盗賊の鍵、おてんば辞典】
【シドー 現在位置:同上 所持品:天空の剣 力の種×2】
【行動方針:ロト一族?の妨害 願い:?】
【あやか 現在位置:同上 所持品:?、賢さの種 行動方針:同上 願い:姿が見えるようになる 】
【ティーダ(両足骨折)現在位置:アリアハン北の林 所持品:力の種 行動方針:息を潜めて隠れてます 願い:?】
【クジャ 現在位置:アリアハン北の橋 所持品:神秘の鎧・魔法のランプ 行動方針:不明 願い:?】
49 :
1/3:05/02/13 12:45:17 ID:29oSZdIh
ギルガメッシュの肉薄の攻撃が来る中で、ピサロともょもとは迷っていた。
実際相手にしたら体力は減るし、なんか今お荷物になっちゃってる人(セージ)もいるからだ。
気絶している人に「避難しろ」というのも無理な話。
「どうする?」
「………ビビらすか」
「タンカを切れ、と?面白い」
「じゃあ、そこはかとなく殺気を出しながら…」
「……わかった、これをせーので言えばいいのだな?」
ギルガメッシュが近づいてくる。
そしてそこはかとなく殺気を出しながら、2人は言った。
50 :
2/3:05/02/13 12:47:46 ID:29oSZdIh
「 l'''-、 .t―--、 .!¬、 > 、 r‐ , >-、 >、___
.lヽ,,| il,,..、 ,ゝ--′ | | 、 / ./ t-、 ,,, | レ''') ! . ゝ、,. t, > `!
゙ヽ、 __,ノ , -''',゙ ̄''、 <゙゙´ レ'',゙ ̄\ .l゙‐''"゛.,i、`'i lヽ _,_._,,、 ヘ ̄ .,,..-',゙ _ ト‐'" .,i l, l.ヽ / .厂 ̄゛
/ !/ ,l_r-,.´>、 ヽ,,./ | .l `フ / ̄│ .l `-7 ./ .l .! .l l l'‐'゙/'''''''、.ヽ / /ィニ二_,,,ノ ゝ7 ./ .l ! ゙l l .! !_.. - 、.
ヽ、 ./゙l .l l ! / ! } ! / ./ l /!││゙''" .} | l゙ / ,,.'"゛ / ./ l l | |.l ン"゙゙''、 ヽ
.! l ̄ .,ノ | ノ ノ∠ ! ノ ノ / .iト,,ノ / .゙''゙ / . l ,/ / ./.! ._....、./ .,l ト,,/ / .゙''゙ L./ / }
.ヽ `゙゛ . / ._,,/_,/ .! l ∠‐" |__/ ヽ ./ ._.. ‐,゙..-゙ ! / .l、.´ ,!| ./ l ./ . __,, / ,.ノ
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51 :
3/3:05/02/13 12:49:53 ID:29oSZdIh
「………」
ギルガメッシュは立ち止まった。
ぶっちゃけ2人の殺気が怖すぎるのだ。
―――静けさが、辺りを襲った。
【セージ(気絶) 現在位置:レーベの村入り口 所持品:扇子 ラックの種
行動方針:気絶中 願い:この世界(DQ)と異世界(FF)に存在する全ての呪文を習得する】
【ギルガメッシュ(疲労&ヘイスト) 現在位置:レーベの村入り口 所持品:虹、エクスカリバー2、
雷神の剣(DQ2仕様)、陸奥守
第一行動方針:セージから種を奪う
第二行動方針:バッツを探すための情報収集
最終行動方針:バッツと正々堂々戦う。
願い:バッツと正々堂々戦いたい(出来ればゲーム中) 】
【もょもと 現在位置:同上 所持品:鋼の○金術師 7巻まで コンドーム50個
行動方針:ギルガメッシュを退ける 願い:?】
【ピサロ 現在位置:同上 所持品:なし
行動方針:ギルガメッシュを退ける 願い:?】
保守
保守
「私、あやかっていいます、姿が見えるようになるのが夢なんです。」
『ワシは天空の剣、マスタードラゴン様の』
(犬デアロウ?)
『だまらっしゃい!貴様の様なトカゲもどきにどうこう言われる筋合は無い!』
「私はヒルダ、こっちはシドー、よろしく」
ヒルダとあやかは、シドーの背で荷物を振り分けながら、自己紹介をしていた。
「それにしても、本当にわからないね」
確かに目の前に浮いてるリュックの前に手を出せば何者かに触れてはいるのだが。
「あの……」
「ああ、この辺が腕なのかな?」
「きゃっ」
突然リュックが後方へ跳ねる
「え?」
「そ、そんなとこ触られたら恥ずかしいです」
「うええっ!」
「もう、ヒルダさんのエッチ」
リュックが揺れながら接近してくる。
「うえええええっ!」
『お主一体何処に触っとるんじゃ?』
もし天空の剣に目があれば半眼で睨んでいたことだろう。
(モラルナド破壊セヨ、我ニ背徳ナド存在セヌ、汝ラニ我ガ祝福ヲ)
「あ、あたしにそういう趣味は無いっ!だ、大体何処触ったのかわかんないよ!」
真っ赤に茹で上がり、両手を意味無く大きく振りながら講義するヒルダに笑いの合唱が起こった。
55 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/23 04:57:24 ID:FAA9XQfH
(ソレデ)
ひとしきり笑った所でシドーが言う。
(何時ニナッタラ下リルノダ?)
場の空気が凍る。
「え?と言われても」
シドーは未だ川の上を移動している、高さも先程より低いとはいえ、飛び降りるのは難しいだろう。
(神器ハ役ニ立ツ事モアルダロウ、汝ハ邪魔ダ、下リロ)
「でも、私」
(汝ガ飛ベナイトシテモ、我ニハ関係無イ、邪魔ダ)
声も無く、リュックが揺れる、まるで震える様に。
(早クシロ、ソレトモ)
「仲間だろ」
低く、冷たい声でヒルダが呟く。
(ソノ者ハアトラスノ仲間)
「はあんたの仲間だろ」
言いながらヒルダの筋肉が緊張する、飛び降りる為に。
(……戯レダ、許セ)
「わかりゃいいんだよ」
少しだけ、場の空気が和んだ。
「あの、ありがとうございます」
「はあ?私はあんたが役に立つか試したかっただけだけど?」
それだけ言ってヒルダはそっぽを向く、鼻の頭が赤く見えるのは多分、気のせい。
そして、
《儚キ者風情ガ!忌々シイ!》
シドーは誰も見ていない顔を憎悪に歪ませ、何処にも発しない思念で独り愚痴る。
《貴様ガ我ガ最高ノ駒デ無ケレバ共々ニ振リ落トセタモノヲ!》
【ヒルダ(DQ3女勇者)現在位置:橋の北の水路(低空) 所持品:ロトの剣、リピーティング・クロスボウ、盗賊の鍵、おてんば辞典、力の種】
【シドー 現在位置:同上 所持品:力の種】
【行動方針:ロト一族?の妨害 願い:?】
【あやか 現在位置:同上 所持品:?、天空の剣、賢さの種 行動方針:同上 願い:姿が見えるようになる 】
訂正 ×現在位置:橋の北の水路(低空)
○現在位置:アリアハン中央部の水上(飛行中)
ほしゅ・
ほしゅ
保守
hosyu
保守
保守
64 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/19 19:22:43 ID:iKa2CxHD
保守でもするか
保守
チェリはぜーぜーいいながら民家へと入った。
急がねばいけない状況だが何しろ今まで走り通しで、足はガクガクだった。
水でも飲まないとやってられない。
デイバッグも開けてない始末でまったく余裕ない。
「何か飲み物を…」
台所を覗いて、水を飲み二階へとあがる。
あの悪魔から逃げるため何とかできないものかとタンスを覗く…
幸運にもここは勇者ロトの生家。二階の彼の祖父に当たる爺さんは力の種を隠し持っていた。
よかった…と思って窓の外を注意深く眺める。
いち早くここを脱出しようと思って階段を下りる──
会談の上に差し掛かったとき、家のドアが開かれた。
視線が会う。
片方は恐怖の色。もう片方は歓喜の色。
──悪夢再来。
「きゃあああああああああああああ!!!!!!」
アリアハン中に響くとてつもない悲鳴。
一拍送れて窓ガラスが割れる音。
チェリは勇者の家の二階からメイド服を躍らせて飛び降りた。
そして、幸せそうな顔をして追いかけるように飛び降りるピピン。
今のチェリを見たならばたとえ魔王といえども怯まずにはいられない必死の形相。
そして──
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‐=≡ | 十 | ←ピピン
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‐=≡ ( ´Д`) メイドさんハァハァ
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‐=≡ / / / ! ノリノ ))〉
``) ‐=≡ // / l| |l;´Д`リ キモイヨー
`)⌒`) ‐=≡ / | / /つ{卯}つ
;;;⌒`) ‐=≡ / /レ く〈_i〉人i〉
;;⌒`)⌒`)‐=≡ (  ̄) し'___)
結局はこれに落ち着いてしまうのであった。
危うし、チェリ。いざないの洞窟まで逃げ切れるのか。
【チェリ 現在位置:アリアハン城下町→フィールドへ 所持品:デイバッグ未開封 力の種 目的:いざないの洞窟へ逃走 願い:?】
【ピピン 現在位置:同上 所持品:? 目的:チェリ追いかけ 願い:?】
保守
最下層が近いよ保守
hosyu