1 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:
2 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/04 22:09 ID:fadbx2wQ
お、新スレか。乙。
スレ立てありがとうございます。
テンプレ作った後、急に体調崩して、今まで寝てました。。。
立てれてよかったー ホッ
Part3はスレ消費が早かったなぁー
6 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/04 22:13 ID:EDnXoZi6
ベアトリクスとキャラかぶってる萎え
ふうんそうなの
それでベアトリクスって誰?といってみるてすと
アグリアスは戦場が似合って男前ってかんじがする。
ベアトリクスはいつもお城にいて部下も女だし女の園な感じ。
強くてカコイイのは共通!
俺は両方(Tと9)やってるけど似てるとは思わないけどね。
性格が似ている似ていないというほどゲーム中アグリアスの性格はかかれてないと思う。
アグリアスは妄想・・もとい幻想の女性です。
>1
>彼女は最高です。
激しく同意。
>>1 乙カレー
>>6 アグリアスもベアトリクスも漏れは好きだYO!
系統としては同じタイプだけど、別にかぶっちゃいないし
次回のトーナメント(GW明けか?)はオヴェリアだね
アグリアスの分まで彼女には頑張ってもらいたい
という事で、ただ今支援準備中……
荒れないよう祈るばかりだ(;´Д`)
>1
おつかれ〜
アグリアスもベアトリクスもイイ!(・∀・∩
もちろんオヴェリアも萌え
延期宣言でました
>>12 ageんな〜!!! ……っつーか
sageじゃなくて
sageになってるよ
やべ自分に逝ってる 誰か俺を殺してください
あなたのアグリアスの性格は?
>17
榊さんと一緒
>18
禿げ同
かな〜りいい所だね・・・w
それは禿しく同意
もしやアグも猫とか好きでこっそり手ぇ差し伸べたりしてるのか!?
アグは猫を見つけた
「あ・・・・・・・」
猫に近づいてみた
「フーーーー!」
猫は興奮しているようだ
「ほ〜ら・・・・ちっちっちっちっち・・・」
「フーーーー!」
ガブ
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
だきっ!
かまれた事を気にしてないようだ
「///」
アグはうっとりしている。
「//////」
アグはうっとりしているアグはうっとりしているアグはうっと・・・・・・・
アグさいこぅ!!
どうでもいいけどさ、ゲスト時のアグリアスって周りのことを考えずに攻撃するよね。
さっきプレイしてたら闇縛符かけられた上に不動無明剣喰らって死にかけたよ(TT
〜吟遊詩人さまに捧ぐライナーノーツ〜
アグリアス支援の曲は最高だった。手に入れてからは毎日聞いている。聞き惚れている。
そんな吟遊詩人さまのことを私はあまり知らない。性別もわからない。
いまのところかろうじてわかるのはアグリアスの性別ぐらいである。
素敵にアレンジされた原曲は、もし『FFT・2』が発売されてこの曲が入っていたら素直に
『音楽が前作より進歩したな』と思わせるほどのクオリティだと思う。
きっと原曲を知らない人に聞かせても『かっこいい曲だ』というのではないだろうかと思う。
もしスピーカーのすぐ側で聞かせたら『うるさい』というのではないだろうかと思う。
ここ数日仕事の能率をあげるために吟遊詩人さまの曲をテープにとったものを仕事場で聞いている。
おかげさまで大変仕事がはかどる。2ちゃんが気になって仕事中にチェックしてしまうほどだ。
さらにはこの曲を聞いたことがある人間が会社内にいないとも限らない。
もしいたとしたら私が最萌えで投票していたことまでバレてしまう諸刃の剣だ。
普段は隙あらば昼寝する私もそのスリルに身を震わせている。
そんな素敵な曲を作っていただいた喜びをここに記しておくことにした。ありがとうございました。
>>21 そんなアグリンを守るのがいいのよんw
というか真っ直ぐ突進していくね、ゲストん時は
白魔法とか付けてもあんまり使ってくれない
まぁガフほどじゃないけどw
>21
それプラス、オヴェリアがいる時は、
オヴェリアのそばにぴったりくっついて、
戦闘にほとんど参加してこない、というアルゴリズム組まれてるみたいです。
いい性格しとるなぁと(w
>22
先に投下された方の曲は、
2chの外、数カ所で既に公開されてる曲なので、
人目に付くところで聴いてもだいじょぶっすよ。
ゲームMIDI専門サイトやFFT専門サイトを見て知っていた人なら、
まず2chを連想することはないはずです。
逆に違うイベントなんかを想像される可能性もあったりなかったり・・・w
>>22が音楽聴いてて部長から
「君〜もちろんビアンカに一票入れたんだろうね?」
とか言われて
「いえ自分はアグリアス派です!」
で左遷とかになったら気の毒
気の毒だが漢(おとこ)だな!!
漢(おとこ)だが馬鹿だな!!
とりあえず次スレは『アグリアス様に萌えるスレ part5 漢だが気の毒編』でどうよ?
馬鹿だが俺は惚れるな!
アルマ 「アグリアスさんと私って似てるよね!」
アグ 「い、イキナリだな……どうしてまた…?」
アルマ 「いやただ似てるなって思って」
アグ 「そうか…? どんな所が?」
アルマ 「うーーん……うまくいえないんだけど…性格とか!」
アグ 「アルマ殿と私は随分違うと思うが(苦笑)
「少なくとも私はアルマ殿ほど活発ではないしな」
アルマ 「じゃぁ…髪型とか…? ふふ」
アグ 「見た目を言われてもな…(苦笑)」
アルマ 「でも一つだけ確実な所があるよ!」
アグ 「それは?」
アルマ 「兄さんが大好きだって事かな!」
アグ 「なっ……!///」
アルマ 「そんなわけで兄さんの事をよろしくね!」
アグ 「………………わ、わかった…約束しよう…///」
????
(*゚ー゚)ノ(III)~>22さんから素敵な感想いただいちゃった♪
稀にMIDI・音楽スレでURL挙がったりすることがあったんだけど、
ここまで言われたのは初めてで、とてもうれスィ。
いや、うれスィなんて言い方じゃとても表しきれない……
FFTでMIDIやってて良かったょぅ・゚・(ノД`)・゚・。
あとで公開した追い込み支援の方、
音足して仕上げたらこのスレにに寄贈してよかですか?
ぜひぜひおながいします!
もうCDに焼いちゃったケド・・
だ〜いな〜すて〜〜〜〜〜〜〜す
37 :
ホイミン:02/05/05 14:48 ID:???
このスレ最高です
どのレスも味がありますね
ところで、前スレの終了間際に、
お茶会やりたいっ言って時間指定してた人たち、今はいないのかな?
>>38 誰も来なかったので一人泣いてました・・・(T∀T)
>39
あらあらまあまあ。時にはそういうこともあるですよ。
そゆときは、人が来るのを待つのもいいけど、
言いたいこと書き残しとくのが一番ですよ。
ここほんとはチャットじゃなく掲示板なんだし(w
一つネタ置いてこ。
皆さん、アグリアスを育てる時に留意してる点は?
僕は実は、物理ATより魔法AT重視で上げてます。
物理攻撃はBrave+騎士剣で結構補強できるので、
「ホーリーナイト」らしく、白魔法剣士にする形ですね。
というか物理AT上げようとしてもあんまり上がってくれない罠
ホーリーナイトは元々魔法AT上がりやすいのでそれでいいかと
>>41 私の場合、実は全然留意してなかったり……
白魔法を覚えさせる時以外は、アグはいつもホーリーナイトでした
何となく……彼女をホーリーナイト以外のジョブにするのが
申し訳なく思ってしまって(w
ストーリーは思いっきり満喫したFFTだけど、
そういうレベル上げの点では全くやり込んでない、かも(;´Д`)
レベル上げ下げはぜんぜんしないね
物理が弱いなら(勉強じゃないよ)弱いのも個性かと
どうせアイテムで贔屓するから強いし
もちろんクリスタルはアグに全てを・・
贔屓……しまくったYO!
セイブザクイーンをアグに装備させるのはもはや常識
サイブザクイーンはアグリアスのためにある剣といっても過言はないよね。
「女王の守護者」だもんね。
|
|
...-‐――--..!、
/::::::::::::::::::::::::::::::ヽ アグたんと言うのはやめてください・・・
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ どうして私だけ愛称なんですか・・・?
l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
l/l/ \l\l\:::::::ノ))
|::l |:::|6)))
|::l`ー-, -‐ |:::|ヽ、))
|::! / _ l:::l l
l/./  ̄`Y´ ヾ;/ |
______,| | |´ ハ
| | |-‐'i′l
|__ | _| 7'′
( (  ̄ノ `ー-'′\
 ̄  ̄ \
セイブザクイーンって名前、
「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」(イギリス国家)が元だって
どっかで聞いた事あるけど……
むしろ漏れは、QUEEN(有名なイギリスロックバンド)の
「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」って曲から名前を取ったんだと思う
「愛に全てを(somebody to love)」とか
「手を取り合って(let's us cling together」とか
「人食い鬼の戦い(ogre battle)」とか
全てQUEENの曲名だし……(オウガ制作スタッフがQUEENのファンらしい)
漏れは20年くらいずっとQUEENの曲聴き続けてて
しかもオウガ〜FFTまですごい好きなはずなのに、
その事実に気付いたのはつい最近だよ(;´Д`)
っつーか、激しくスレ違いスマソ
アグタンに全然萌えません
萌えたいので、アグタンの萌エロ画像きぼんぬ
鎖骨チラ画像ありがとうございました。萌えました
次は尻をきぼんぬ
萌えの形は十人十色・・・なんて言ってみる試験
たとえエクスカリバーを持っていようとも、
それでもセイブザクイーンを装備させる。これ。
あと、装備品は靴よりマント。
回避率が高い=身のこなしが軽い、というのを演出したくて。
……Move値低いけどね。。。
53 :
黒獣:02/05/05 19:41 ID:???
アグリアスは、オヴェリア様とセットでカナリ好き・・・。
単体でもそりゃ好きだけれど、騎士は姫がいるとより強くなれるものだから。
>41
実はよく考えて育ててはいなかった(殴)。とりあえず強くなってもらおうと
思って、物理ATの上がりやすいジョブにしてた。
>48
初めて知った・・・。そうだったのかぁ。
モヴェが低いのはカナーリきつい。
テレポでなんとかなりそうだけどアグたんのイメージじゃないしなあ・・・・
...-‐――--.. 、
/::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
>>52 Move値低い
l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l 誰だ私の足が短いって言ったのはっ!?
l/l/ \l\l\:::::::ノ)) 貴様か異端者!!
|::l ○ ○ |:::|6)))
|::l`ー- -‐ |:::| ))
|::! l:::l
l/. ;/
絵を見るとすごく足長いですけどね。
内股なのかも・・
女性がMOV4で移動するのははしたないらしいです。。
イヴァリースでは・・
age
mogeの方がよかった?
うんmogeがよかった。。
そっか・・・
ごめん・・・
なんだか寂しいスレにナテキタ?
まあ基本的には新しく住人は増えないし(t2出たら多少増えるかもわからんが
ネタも切れてくる罠
エロは〜?
>65
目を閉じればそこにあるはず
秘密だぞ!
アグリアスって、やっぱり本格的に味方ユニットになって、除名可になってから
関連イベント何も無しになっちゃったしなあ。
それで、話的にオヴェリアと完全に切り離されてるし。
ムスタディオみたいに、メンバーに入っていれば特別なイベントが起こる
とかあればよかったのにな。
と、原点にかえってゲーム本編の話をしてみるテスト
切り離されているところに妄想の余地が残されている。
(・A・∀・)ナンツッタリシテ
でも一言くらいメッセージほしかったよね。
その後、オヴェリアに対してどういうスタンスでラムザのもとにいるのか、とか。
>切り離されているところに妄想の余地が残されている。
激しく同意。
後半、物語に深く関わらないからこそ
「このときアグたんはこう思ってたんだろうな」などと妄想を広げられる。
・・・・でもやっぱもうひと絡み欲しかったというのが正直なところ。
続編激しくきぼん>mつのタン
最後はオヴェリアさまの元に帰るアグたんとかだったらいいな。
ま、都合よくあの後オヴェリアさまはなんとか一命を取り留めて生きていて、
アグリアスは「やはり私は騎士だ。私はオヴェリアさまと共にいる。許せよラムザ」とか言ったりして。
こんな自分はオヴェリア×アグリアス派。野郎は要りません。・・・ごめんよラムザ。君にはアルマが居る。
>>70 俺としては、それは勘弁してホスィ……
アグリアスはオヴェリアから離れてこそ意味があったと思う
あくまで個人的意見だが……
それに、もし近くにアグリアスがいて、ああいう結果のエンディングを迎えたの
ならばあまりにもアグリアスが哀れだYO!!
まあ、アグリアスとオヴェリアの組み合わせは好きだ。
でも○○×○○という関係よりは○○&○○という関係キボンヌ
これまた個人的意見だが(w
>>72 こっ……これは例のオヴェリア支援FLASH!!
アグリアスがキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
異端者たん、もしやコレ完成させた!?
いや中途半端にそこだけ出されても困るんだけど…?
僕は凄いでしょっていう誇示か?w
んにゃ、「アグリアスも出しました」という報告と、
「0時の時点で出せますよ」という連絡みたいなもんでス。
完成しましたです。
>71
「&」だと、ラムザやムスタディオもいいし、メリアドールも結構悪くないんだよなぁ。
「×」は、時々ぴんとこないことがある。
メリアドールってまったく印象にないし性格不明なんだが(藁
>>77 印象にないのは個人の問題。
印象に無ければそりゃ性格も覚えてはいるまい。
しかし怖いねーちゃんばっかだな、FFTの騎士属性は。
騎士は厳しくなくちゃ!
オヴェリア「アグリアス、キスしていい?」
アグリアス「え? でも私達は女同士・・・ってちょっとあの!
ああっ! ・・・っ ・・・ ・・・・・・オヴェリアさまぁ」
オヴェリア「いやねアグリアス、今だけはオヴェリアって呼んで♪」
アグリアス「(・∀・)ヤダ!!」
アグリアスって厳しそうだから(・∀・)イイと思ってるんですがー。
いかがなもんでしょ(w
優しい顔は「時々」しか見られないから、かえって光ってそうな(爆
今日オヴェリアの支援に行った皆さん、おつかれさまでしたー。
最初の方でイラスト2枚出された方、あれ個人的にツボでした♪
>>81 あ、2枚のイラスト描いたの私です(;´Д`)
そう言って頂いて何だかホッとしちゃいますた……
ありがとうございますー
何だかすごい荒れ模様の時間帯に出しちゃって、
カナーリ後悔してたんですが 。・゚・(ノД`)・゚・。
なので今回SS投入はとりやめたのですけど……しかし……
あんなに強力な「吉野家」をみることが出来るとは(w
吉野家完成度高すぎ(・∀・)!!!!
あれはもう、人々の心から離れる事はないでしょう(w
エーロー画!
エーロー画!
吉野家はイズたんだったねぇ。ID見て気づいた(w
しかし閑散としましたなぁ。
兵どもが夢の跡……??
前スレ終了。
かちゅ〜しゃ使ってるとね、
レス数と既得レス数の差分見て分かっちゃうのねー。
というわけで実は偶然です(w
かちゅ〜しゃの使い方……
全然分かりません…… 。・゚・(ノД`)・゚・。
>>89 アグたんに装備させて、照れる(推定)所を観てニヤニヤするのが良いかと。
92 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/09 17:20 ID:PmQaf2mE
フラッシュってどれ?
>>91 ありがとおおおおおー。・゚・(ノД`)・゚・。
今まで本体だけで起動させてたんで、まったくもって意味不明でした
こんなに便利なものだったとは……大感謝!!(・∀・)
そっか・・・アグにはセイブザクイーン装備がキホンか
漏れのアグには、ブロードソードと服しか装備させてなかった・・・
粗末な格好で過酷な旅を続ける女騎士。
寄り添う術も知らず、その辺の軒下で雨風をしのいで、寒さに凍えるアグ。
アグにはそんな貧相なイメージを強要させたかったから・・・
ミルウーダのほうが貧相なイメージかも…
なんとか生き延びてたら、ミルウーダとアグリアスはなんかいいコンビになりそうな気がする。
強気な女騎士二人・・・イイ。
>>96 メ、メリアドール姐さんは・・・・・・・?
メリアドールよりミルウーダの方がかなり印象残ってる……
もし、メリアドールがフードをとって…しかもhageでなかったら。
人気キャラになっていたのでは、と
100でした
フラッシュがまとまっておいてある場所はありませんか?
何のフラッシュ?
アグリアスにはきらびやかな装備や生活は似合わない。
異端者になったラムザと共に旅するうちに庶民の生活に馴染み、
追っ手から逃れる為に、時には踊り子の格好までするアグリアス……
このほうが素晴らしいじゃないか!
オヴェリアやアルマの支援を見てアグリアス様を見かける度に
「この支援はイイ!」とか思ってしまう私は重傷であろう。
>>101 これは失敗だね
アルテマタンに萌えてしまうよ
108 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/11 05:59 ID:1rcYfpIE
ミルウーダ「ふ、さすが貴族サマは違うわね、ここも!ここも!発育がよろしいようで!」
アグリアス「あぁっ!やめてくれ。貴公には慈悲の心はないのか?」
ミルウーダ「騎士たるものグダグダ言わない! ほら、ここはどう? ほら、ほら、ほらほら!」
アグリアス「あ、ああっ、あん、ああん、あぐぅ・・・」
ミルウーダ「そろそろいいようね。メリアドール!」
メリアドール「は、はいっ!?」
ミルウーダ「アンタ、アグリアスの相手をしてあげなさい」
メリアドール「は、はい・・・」(ドキドキ)
なんかミルウーダの平民雑草パワーに貴族出身のアグメリがいいようになぶられてしまう情景を思いついてしまった・・・鬱
おもしくない
|
|
...-‐――--..!、
/::::::::::::::::::::::::::::::ヽ …いつからだろうな
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 私が「あぐぅ」などと宣うようになったのは…
l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
l/l/ \l\l\:::::::ノ))
|::l |:::|6)))
|::l`ー-, -‐ |:::|ヽ、))
|::! / _ l:::l l
l/./  ̄`Y´ ヾ;/ |
______,| | |´ ハ
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|__ | _| 7'′
( (  ̄ノ `ー-'′\
 ̄  ̄ \
>108
イヴァリース3姉妹を思いだしてしまったよ。
元気かなぁ、みんな…
>111
メリアドールは今も来てるけど。
アグリアスとミルウーダは見かけないねぇ。。。
113 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/11 18:30 ID:DK2wes9o
>>106 思 い っ き り 重 症 だ Y O ! ! ! ! !
オレモナー
アグリアスは戦いが済んで平和になった後に、さえない農夫とケコーソして
6人の子供に恵まれて幸せにその生涯を閉じたってのは本当!?
ラムザ・アルマ兄妹のみならずオルランドゥまで行方不明になったのに
アグリアスの消息がつかめるわけはないと思われ。
>>114 その子供のうち5人は、新生ゾディアックブレイブになったとか・・・
残りの1人は異端者として冒険の旅に・・・
アグたんは男を知らない汚れなき身体で次元の狭間に消えたのです。
よって永遠の21歳であり永遠の処女なのです。
この主張は(以下略)
イヤ、アグリアスには所帯じみた姿が似合う。
井戸から水を汲み、畑を耕し、作物や家畜を育てる。
アグリアスにはそんな日々が良く似合う。
周りを緑に囲まれた広大な農場。
朝は早く、夜は遅いが常に緊張を強いられたあの時とは異なる。心地よい充実感だ。
初めのうちは慣れない仕事に戸惑ったが、今ではもうごく自然の事として受け止めている。
ふと見渡せば、そこにはいつも優しい夫と子供達の暖かい笑顔がある。
女であり、妻であり、母である自分を見い出したアグリアス。
血なまぐさい戦いの場を離れ、ようやく自分の本当の居場所を見つけたアグリアスには、
額に汗して働く生活が良く似合う。
もう、アグリアスには剣も鎧も、守護すべき誇りも必要無いんだよ・・・
〜葡萄園にて〜
「今年の葡萄の育ち具合は、と。・・・うむ、これなら良い葡萄酒が出来そうだな。」
こんな平和な生活が永遠に侵されない事を願う―――
そしてアグたんはそのうちなまってくるんだよ
「こ〜としはえぇ〜葡萄がとれたがなやぁ〜」
ガサガサ
「うぬぅ!?なにやつずら!?」
「たいぎみたすぢからふ〜るぇ〜
「わが〜うでをじて閃光どなら〜〜〜んがや〜!」
「むそぅ稲妻づきだっぺやぁー!」
「ふん!まだわんすの腕もにぶっとりゃんがねぇ!」
そんなあぐりんはイ・ヤ・ダ・・・
アグリアスはイイおかみさんになりそうだな・・・
122 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/13 18:58 ID:IrDH7GBM
アグリアスはオヴェリアのイイお姉さまになります。
Z武
124 :
ガフガリオン:02/05/13 21:05 ID:tn/AxyLU
お前ら!俺のことすっかり忘れてるンじゃねぇか?
ガフ・・・?ああ、あの何も継承できねぇクリスタルになるカスか。
暗黒剣を継承できるのかと思いきや・・・最後まで役に立たねぇクズだったな。
城門の隅のほうで、みすぼらしい最後を遂げさせてやったぜ。
身ぐるみ剥いで、ドンムブにして、残りHPを1にしてメテオ食らわしてやったよ。
当たり前だ。
>>119 六三四の剣か・・・なつかしいな。
言葉は東北系だが、結構カワイイ系のキャラだな。いくつになっても母ちゃん若いし。
そういや、アグリアスも外見上は不老だしな。
漏れのアグリアスは49歳だった・・・
アグリアスにはパン屋が似合う。
所帯染みていく、アグリアス・・嫌だ・・
アグリアスにはゴールドアーマーが良く似合う・・・
いや、雨のバリアスの谷で再会したときのアグたんがゴールド装備だったのが印象的だったのさ・・・
>>130 それ、漏れの時は、敵のナイトにアーマーブレイクとか食らいまくってほとんど丸裸状態で合流した。
濡れねずみなアグリアス・・・
132 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/14 01:33 ID:J0knL.tc
「ラムザぁ・・・私は・・・私・・・どうしよう・・・」
「らしくないですよ、アグリアスさん。さあ、この皮のマントをはおってください」
「ん・・・すまない」
2回戦のときの吟遊詩人さん作のMIDI、保存し忘れたー
どこにある?
135 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/14 20:36 ID:iGeDMneo
>>133 ムスタ「しょーがねえなあ、オレのズボンも貸してやるよ」(ヌギヌギ
アグ「いや、それはいい」
>>135 「おや?アグリアス、脚の間から血が流れてるぞ?大丈夫か?」
「い、いや、これは・・・何でもないんだ。何でも・・・いいから気にしないでくれっ」
足早にラムザ達のもとを去り、部下達のほうへ歩いて行くアグリアス。
「アグリアス様っ!よくぞご無事で・・・」
小柄な女騎士、アリシアが目を潤ませながら言った。栗色の短い髪がよく似合う娘だ。
甲冑に身を包んでいなければ誰も騎士とは思うまい。まるで少女の様な顔立ちには
まだあどけなさが残っている。だが、事戦いに於いては聖騎士と違わぬ武勇を見せる戦乙女と化す。
彼女もまぎれもなくアトカーシャ王家直属の近衛騎士団の1人なのだ。
しかし、そんな彼女が、今は隊長であるアグリアスの帰還に感極まって言葉が出ないでいた。
「心配を・・・かけたな。すまなかった」そっとその肩に手を置き、優しく声をかける。
それが部下であり、共に戦う仲間であり、妹の様に思っている彼女への労わりであった。
「だから私が言った通りだろ。アグリアス様にもしもの事などありはしないって。」
そう言って、長身の女騎士ラヴィアンがアグリアスに予備の剣と替えの衣服を渡す。
アグリアスよりも頭ひとつ分背が高い。肩までかかる、まるで炎を思わせる赤毛が印象的な娘だった。
ツヅク?
ツヅクギムガアリマスル
アリシア、ラヴィアンってむは
アグリアスの部下っていうとアリシアとラヴィアンの二人で,ラッドもいるって
忘れられがちだよね
>141
ラッドは元々ガフガリオンの部下でラムザの同僚ですがな〜。
>>137 その夜―――
「き、貴様、何をするっ!や、やめろっ!は、離せっ、よせっ!・・・や、やめてっ」
突如、悲鳴を上げて取り乱した女騎士に皆の視線が集中する。
「アグリアスさん、どうしたんですかっ」
豪雨も収まり、ラムザ達一行はオヴェリア王女を救う為の作戦準備を整えている最中だった。
「ムスタディオ、また何かアグリアスさんにしたのか?許さないぞっ」
そう言ってラムザは長身の、金髪を後ろでまとめた若者を鋭く睨む。
「い、いや、オレはただアグリアスの腕を掴んだだけだぜ。なのに、いきなり・・・」
いつもは軽々しく女性に触れるこの若者をラムザは注意してやまなかったが、
今の若者の目にはよこしまな物は感じ取れなかった。
仕方無しに、若者をもうひと睨みしてから女騎士の方へと目を向けた。
「アグリアスさん、本当にどうしたんですか?」
この女騎士はどのような戦場に於いてもこれほどのうろたえを見せた事は無い。
その彼女が今は汗みどろになり、子供のように怯えていた。
「はぁはぁ・・・い、いや、何でもない。す、すまないが少し夜風に当たってくる。」
そう言い残して女騎士―――アグリアスはテントの外へ出て行った。
ツヅク
久しぶりのSS
とてもうれしひ
いや、これ考えるのは、帰りの電車の中のいいヒマつぶしになるな。
バイオU、ここまで小せぇと隣に座ってる人にも覗き込まれにくいぜ。使いづらいのが難だが。
つー訳でメシ食う前に、ツヅキ↓
>>143 アグリアスの脳裏に甦る――――――複数の男達の野卑な声。
「おうっ、そっちに回れ!逃がすんじゃねぇぞ」
「慌てんな。剣は叩っ壊してやったんだ。もう俺達の敵じゃ無ぇぜ。」
雷雨の中、数人の男達が剣を手に走り回っている。
ときおり世界を白く埋め尽くす稲光を、剣が反射してその輝きをいっそう増していた。
鏡の様に磨き上げられたその表面。街の武器屋で二束三文で売られている粗悪な剣では無い、
一級品だけが持つ風格を男達が手にしている剣は持っていた。
よく見ると、その鎧にも華美な装飾が施されている。ただの野盗の類ではあり得ない。
彼らは皆、清廉潔白、勇猛果敢で名高いライオネルの騎士であった。
「いたよっ!あそこだっ」
黒髪の、端整な顔立ちだが、どことなく卑しい目つきをした娘が口の端を歪めて叫んだ。
男達よりも軽装だが、その手にはこれも華美な装飾を施した弓を携えていた―――アーチャーだ。
「私の弓から逃げられると思っているのかい」
そう言って女アーチャーは岩場を登る甲冑を身に着けたひとりの人間に狙いを定めた。騎士の様だ。
「ふふっ、丸裸にしてあげるよっ」
地上からもうひとつの稲光が生まれた。
雷(いかづち)の魔力を秘めた雷弓【ライトニングボウ】から放たれた魔矢が、
前方を駆ける騎士の背を射抜く。
稲光が騎士を包み、その周囲にいくつかのきらめきを残して小さな金属片がこぼれ落ちた。
それが自らの着けていた鎧の破片だと知った騎士はその場に呆然と立ち尽くした。
「よーしっ、取り囲め。」
リーダー格らしい男が指示を出し、立ち尽くす騎士の周りに数人が集まってきた。
オイオイ、上の文章、改行が多過ぎて「あんまし長文カキコすると、アクセス規制にすんぞゴルァ!」だとよ。
2ちゃんって、そんなにヘボいのかよ・・・
>>147 こんだけ多くの板があって書き込み数も尋常でないわけだから
ヘボいとか言うのは少し無神経かと思われ。
18禁SSの予感ハァハァ
SSって、イメージキャラクターがせがた三四郎のヤシ?
150は死ぬほどつまらないということでいいですか?
>>148 おおっ、ひょっとしてココの管理人か?そうか、不注意だったな。スマンかった。
>>149 ホラよっ
↓
>>146 雷雨の中、騎士の白い背中が一同の目に晒される。だが、そこに矢傷は無い。
女アーチャーが放った矢は、鎧だけを破壊し、その肉体には着弾の際の衝撃しか残さなかった。
凄まじい手馴れであった。
「すいぶん手間を取らせてくれたが、ここまでだ。もう逃げられないぜ。」
ようやく我に返り、自分を取り囲む者達を見回す騎士。
その時、かろうじて上半身を覆っていた衣服が雨で水を吸い、重力に逆らう事無く、
騎士の足元に滑り落ちていった。
あらわになった胸元から、ひとめで若い女のそれと知れる乳房がこぼれる。
とっさに胸元を覆う女騎士の両腕には、転倒した際にできたと思われる
新しい、無数の擦り傷が血をにじませていた。
「ヒュー、いい身体じゃねぇか。」
男達の中から下卑た声があがる。
「よく見りゃコイツ、なかなかの上玉だぜ。」
「へへっ、聖騎士様といえど、剣が無けりゃ、所詮はただの女だな。」
ツヅク?
個人的にはハァハァだが、スレ的には微妙なワナ?
>154
いや、そんなことないでしょ。
どんな書き込みがあってもいいと思いますけどね。
いいのも悪いのもスレが長く伸びるだけの話では?
逆にいまどき『アグスレpart10』とかまで行ったら痛快だと思う。
個人的には職人さん復活希望。
>逆にいまどき『アグスレpart10』とかまで行ったら痛快だと思う。
うんうんその通りだ
んーエロSSも萌SSもどっちもいいんだけど。
その二つが同居するのはちっと鬱が入る。
>157
そうかな?
SSだって定期連載する人だっているでしょ?
そういう時は間のレスを飛ばし読みするんじゃない?
何でも昨夜、山の方でリヴァイアサンを立て続けに召喚した奴がいたのだという。
ゼイレキレの滝を二つ並べて横倒しにしたようなその泥色の瀑流を見ては、さすが
先を急ぐラムザ達も渡河を断念せざるを得なかった。
「休暇のいい機会だと思うことにしましょう。皆、ゆっくり体を休めて下さい」
そんなわけで思いがけぬ休日となった秋晴れの昼下がり、アグリアス・オークスは
澄んだ日差しを心地よく浴びながら、人気のない畦道をぽくぽく歩いていた。
服装こそ平服だが、腰には剣。背には魔術師のマント。休日といえど油断はない。
というより、久々の休暇で他の仲間達が油断しきっているだけに、よけいに
気を引き締めて見回りにあたらねばならないのだ。
南部有数の穀倉地帯のただ中にあるはずのこの村にも長雨の被害は如実に
影を落とし、収穫期だというのに畠に動く人影も少ない。それでも収穫できれば
まだいい方で、稔りさえしなかった作物が放置されたままに立ち腐れ、饐えた臭いを
発しているような畠さえあった。宿の主人の話では、夏頃から野盗の数が倍ほどにも増えたという。
>157
『FF官能スレ』ってのもあるんだけど実は誰も見てないという罠w
こっちでいいんでないかい?
「こんな時に戦などはな……」
形のよい眉が曇る。骸旅団の悔しさ、亮目団のやりきれなさが、今なら少し
わかる気がする。
生粋の騎士であるアグリアスは、身分の上下というものを骨身に叩き込まれて
育ってきている。平民は地を耕し、貴族はそれを治め、騎士はその剣となるものだ。
少なくとも、各々がその責務を十全に果たすかぎり、それが満足すべき社会の
有様であるという考えは今も変わっていない。しかしラムザと出会い、彼に剣を
預けてからというもの、自分の目が少しずつ違うものを見るようになってきていることに、
アグリアスは気付いていた。
ラムザのせいだ。
あの青年の中には、人を虐げ続けてきた者の罪悪感と、虐げられ続けてきた者の
昏い怒りが同居している。そしてまた、貴族の大らかな気高さと、平民の明るいしたたかさも。
名門中の名門ベオルブ家の一員である彼がどのような経緯を経てそんな心境に
達したのか、アグリアスに知る由もない。あの男、ディリータ・ハイラルが関わっているの
だろうと思いはするが、問いただそうと思ったことはない。
〈ラムザ・ルグリア。見習いです〉
ガフガリオンの部下として、初めてオーボンヌで目にした時の彼は、ひどく力のない
瞳をした、童顔の頼りない青年という印象でしかなかった。腕などアグリアスが
片手で折れそうなくらい細く、なぜこんな子供が傭兵をしているのか、と軽い侮蔑を
覚えたほどだったのに。
〈オヴェリア様を助け出すために、城の搦め手から回り込もうとしていた途中
だったんです。大丈夫ですか〉
助け起こしてくれた手は、やけに力強かった。ふいに掌が汗ばむのを覚え、
アグリアスは慌てて服の裾に手をこすりつけた。
その時、ガサリ、という音が耳に飛び込んできた。
瞬時に回想から我に帰り、アグリアスは剣の束に手をかけて素早く四囲を見渡す。
「野盗」の一語が脳裏を走りすぎる。音は左前方、干し草の山の陰から聞こえた。
一人か? 敵意はあるか? 飛び道具は持っているか?……
「アーグリアースさーん。どーしたんスかーー」
間の抜けた声と、問題の草山の上からにゅっと突き出した見慣れた手袋を見て、
アグリアスの緊張は一気に解けた。抜きかけた剣を腰に戻し、すたすたと
草山の下まで歩いていく。
「ムスタディオ。何をしてるんだ、そんな所で」
「昼寝ス。アグリアスさんもどーですか」
小さな家ほどもある干し草の山に、細い梯子が立てかけられている。アグリアスが
それを登っていくと、からだじゅうに干し草をくっつけた二人の青年が、眠たげな笑顔で
出迎えた。
「う、ラムザもいたのか」たった今まで回想していた相手といきなり出くわして、
アグリアスはうろたえる。
「こ、こんな所へ勝手に登って、持ち主に迷惑だろう」
「勝手じゃないですよ。オレ達はァ」ムスタディオが答えつつ大あくびをする。ラムザが
とろんとした目をこすりつつ後を引き取って、
「今朝から刈り干しの手伝いをしてたんですよ。その報酬です」
「どうしてまたそんなことを……」
「人が足りないんですよ。若い人はほとんど都会へ出るか、さもなければ野盗に
加わってしまったそうで。満足な働き手が残ってないんです」
「!……」
現実の一端をまた別の形で突きつけられて、アグリアスの表情が沈む。ラムザが
慌てて話を変えた。
「ほんとにどうですか、アグリアスさんも。ここ、気持ちいいですよ」
「あ、ああ……」
誘われるままに梯子から草山の上へ乗り移ってみると、やわらかく力強い弾力が
両足を支えた。バランスを崩さないよう気をつけながら腰を下ろす。手のひらで表面を
押してみる。みっしりと積まれ、陽光をいっぱいに吸い込んだ草は、固めにしつらえた
極上のベッドのような感触だった。思わず、顔がほころぶ。
「暖かいな……? 熱いくらいだ」
「発酵が始まっているんですよ。みかんみたいな、ちょっと甘苦い匂いがするでしょう?
いい干し草ができる証拠です」
「詳しいんだな」
「子供の頃、近所の牧場が好きで。しょっちゅう遊びに行ってたんですよ」
ミルクもそこで好きになったのだろうか。ふとアグリアスは思う。
「で、ラムザ。絶対お前は年上がタイプだと踏んでるんだが」ムスタディオが顔をぬぐって、
ようやく眠気の取れた顔でラムザににやりと笑いかける。
「へっ?」
「とぼけんな、オレはもう話したからな。お前のも聞かせろ」
「もしかして寝る前の話?……番ったって、あれはムスタが勝手に喋り出したんじゃないか」
「なにい? お前そんなセコい逃げを」
「何の話だ?」アグリアスが口を挟む。
「好みの女の子のタイプの話です」
「……!」
アグリアスの顔がさっと紅潮する。ふふふ不謹慎な、という叱責が口をついて出そうに
なったが、今日は休日で、しかも健康な男子が二人揃っているのだ。それくらいのことを
話すのは当たり前なのかもしれない。アリシアやラヴィアンだって、任務の合間によく
他愛ない話に花を咲かせているではないか。
「で、では私はそろそろ見回りに戻らなくては」それでも、なぜか強烈にいたたまれない
気持ちをおぼえ、アグリアスはよたつきながら慌てて立ち上がろうとした。
だがその気配を察したムスタディオが、それより早く傍らの銃をつかんで立ち上がる。
「あーあー、そんなんオレが代わりに行きますよ」
「い、いやそんなことは」
「たっぷり寝たし、体動かしたいんですよ。いいからいいから」言いながらムスタディオが
ラムザに目配せをしたことに、アグリアスはむろん気付かない。
「行ってもらえばいいじゃないですか、アグリアスさん。ゆうべ、あんまり寝てないんでしょう」
ラムザの口添えに、アグリアスの心が揺らぐ。昨晩寝ていないのは本当だ。一行が
夜遅くにこの村に到着した矢先に、大水で川が氾濫していることを聞かされ、そのまま
水没者の救助や護岸作業に一晩中立ち働いていたからだ。
「そ、それは貴公らも同じだろう」
「だから寝てたんですよ」
「あぐ……」
アグリアスが答えに窮しているうちに、ムスタディオはさっさと草山から下りて歩いて
いってしまう。今更、昼寝を続けろと引き留めるわけにもいかず、取り残されるアグリアス。
ラムザが苦笑しつつ、隅の方から一抱えの干し草を掘り起こし、自分の上着で
器用にくるんで枕をつくった。
「どうぞ」と、差し出す。
「や、だから私は」
「この上にそのまま寝ころんだりしたら、髪がめちゃくちゃになりますよ。僕らみたく」
「そういうことではなく……」
休日なのだから、休んでも許されるのはわかっている。しかし誰かが働いている時に、
自分が休んでいるというのが気にくわない。理屈ではない、そういう性分なのだ。
アグリアスの内心を見透かしたかのように、ラムザがふと真面目な顔になって言った。
「休んでもいいんじゃない、休まなくちゃいけないんです。休息は仕事の一環です。
休める時に休んで、力を回復しておくのは技量のうちですよ」
返す言葉もない。悄然としてアグリアスは枕を受けとり、そっとその場で横になった。
ラムザがにこにこして見ている。
枕に頭をのせ、体の力を抜いたとたん、逆さまに奈落へ引き込まれるような感覚にとらわれた。
絶妙のクッション(元々、アグリアスは固めのベッドが好みである)、ぽかぽかと立ちのぼる
暖気、ときおり吹きすぎる涼しい秋風、おだやかな午後の日差し、みかんの匂い。
そうしたものにつられて昨晩の、いやそれよりずっと以前からの、体の芯に溜まっていた
濁りのようなものが、否応なく引きずり出され、容赦のない眠気となって全身を浸していく。
信じられないほど重いまぶたを動かして横を見やると、ラムザが相変わらずにこにこと
こちらを見ていた。気恥ずかしくなって顔を背けようとするが、それさえもうまくいかない。
どうやら、自分で思っていたよりずっと疲れていたらしい。だがそれにしても、この程度の
疲労を意志の力で抑えることなど、わけなかったはずなのに。どうして今日に限って。
ラムザがこっちを見ている。こんなみっともない所を……
意識が急速に暗闇へと落ち込んでいく寸前、睡眠と覚醒のはざまのその瞬間に、
強固な理性のタガがほぐれ、純粋で素直な感情が、アグリアスの頭の中に、ぽろりと落ちてきた。
(ああ、ラムザがいるからだ)
自分が、こんなにも緊張をほどいてしまうのは。
(少し……いいな……こういう…のは…………)
あぶくのようにひらめいたその思考を最後に、アグリアスの意識は暗くやすらかな
眠りの中へ溶けていった。
(ムスタディオに一つ借りだなあ)
横になるやいなや、ほとんど瞬間的に眠りに落ちたアグリアスは、日頃の鋭い面差しからは
想像できない、あどけないとさえいえる表情でくうくうと寝息を立てている。その傍らに座り、
安らかな寝顔を眺めながらラムザは思った。
「好みのタイプ、か」
思えばあれも援護射撃のつもりで持ち出した話題だったのかもしれないが。潔癖な
この人には逆効果だったようだ。この上、僕の好みの女性というのは貴女なんです、
などと言ったらどうなるだろう。ラムザはくすりと笑った。
長い金色の髪が風に吹かれ、干し草の上をぱらぱらとさまよう。どこか遠くからの
雨だれのような音。
あと一刻かそこらで、日が傾きはじめる。無防備にくーすか眠るアグリアスさんを、そっと
つついて起こすという楽しみを逃したくはない。自分自身はまだ十分な睡眠をとったとは
いえなかったが、ラムザは眠るつもりなど毛頭なかった。
End
こんなんはいかがで。SS投稿は初めてなので、乞うご高評。
ダークラムザさん、途中で割り込んじゃってごめんなさい。
ん、すんまそん。157は俺のわがまま。
何つーか、いかにギリギリのえちぃ雰囲気をだそうか考えて書いてた横で
ダイレクトなのをみるとなんか自分がすごくアホな事に気付いてしまうのでする。
Σd(・∀・)イイ、グッジョブ!!
ま、共存もアリか。
173 :
158:02/05/16 01:37 ID:???
>171
いえいえ書き込みにケチつけたみたいになってこちらこそ失礼
SSお書きになってるんですね?楽しみにしてます
いや、「エロいの」と「えちいの」は訴求点が違うから。私はどっちも好きです。
しかし大人板でもないここで露骨なエロはまずい気がするのだが、
どう考えても露骨なエロ抜きには収まりそうにないダークラムザさんの
話がこの先どうなるのか興味津々。
175 :
158:02/05/16 01:47 ID:???
>174
>いや、「エロいの」と「えちいの」は訴求点が違うから。私はどっちも好きです。
ちちちちち違うの?深いですね・・・
>しかし大人板でもないここで露骨なエロはまずい気がするのだが、
なるほどね
そりゃそうだ
>159-169
いい!
今日の最萌見てきた?
オヴェリアFLASHにアグリアスの出番をちゃんと作る異端たん(;´Д`)ハァハァ
いやそれがライオネル城からの脱出の続きだから
もろにシーンがかぶちゃって複雑(藁
俺と書くものとっかえてくだ(以下略
おお、こんな時間でも熱いカキコが・・・
>>秋の午睡、ソレだっ!グレイト!
なんつーか、富士見ファンタジア文庫系(!?)な、お前さんのモノのほうがやっぱイイね。
俺のはどうも、祥伝社あたりの官能小説系(!?)になっちまうしなぁ。イクナイね、ココじゃ。
ちなみに露骨なエロはやらんつもりでいたよ。
>>137の「おや?アグリアス、脚の間から血が流れてるぞ?大丈夫か?」
↑これは処女破瓜(=ロストヴァージソ)じゃなくて、セーリのつもりでいた。
それでも、ヤヴァーイけどね。
>>177 何か考案中なのかい?ならば、あとはまかせた。
しかし、富士見ファンタジア文庫かぁ・・・10年以上は読んでない。
冴木忍が気に入っていたが・・・まだ書いてんのかな
>178
>俺のはどうも、祥伝社あたりの官能小説系(!?)になっちまうしなぁ。
ワラタ
>イクナイね、ココじゃ。
んなこたあナイ!と俺はおもっているのであーる。
>冴木忍が気に入っていたが・・・まだ書いてんのかな
学生のころ教室のすみに転がってるの読んだよ
「なんだこれクダラネー・・どうせオタク向けの・・・ん?なんか面白いな・・」
って感じではまったな。どうなのかなまだ書いてるのかな?
どいつもこいつも夜更かしだなオイ。
こんな深夜にたくさんレスがついてるから思わず
読みふけってしまったじゃないか!
ヽ(`Д´)ノ
いいじゃねえか
ここのところSSなかったから寂しかったんだよおおう
萌えもいいけど、エロもいいなぁ
でも、エロいシチュエーションにラムザがからんでるのが
一番いいなぁ・・・
うんうん。
ガフガリオンとアグリアスの
対照的な性格と立場関係が燃える、とか
いってみるてすと。
SS職人さんこれだけはやめてくれというカップリングあげときます
アグXベイオウーフ(レーゼがかあいそう!
アグXシド(ジジイは嫌!
アグXムス(考えられない!
アグXラッド(考えたくもない!
でも腕に自信があるなら挑戦も可
>185
漏れはキャラさえ崩壊してなければ1以外はどれでも許せるヨン。
要はアグに萌えさせてくれればそれでヨシ。
漏れは4が耐えられないな(w
す べ て ア グ リ ア ス が 前 に 来 て い る の は な に ご と で す か
(w
>186
2ちゃんスレのSSはキャラ崩壊してるのあんまりないと思うな
情報が行き渡ってんのかな
ホームページ系のSSは結構無茶苦茶だったりする罠w
さらわれたオヴェリアさまを追い、アラグアイの森を抜けるアグリアス一行。
アグリアス「オヴェリアさま・・・(グスン」
ガブガリオン「さびしかったら手でもつないでやろうか? ン?」
アグリアス「子供扱いするな!」
ガブガリオン「ふん、オレにとっちゃあ小娘には変わりねえさ。実際お前くらいの歳の娘もいるしな」
アグリアス「・・・本当か?」
ガフガリオン「本当さ、お前ほど器量よしじゃねえがな」
アグリアス「ふん、いらぬ世辞だ!・・・でも手はいらない」
ガフガリオン「そうか、だかまああまり気張らン事だ、聖騎士さんよ」
アグリアス「貴様に言われるまでもない!」
ガフガリオン「わかったわかった、余計なお世話だったな」
ギュ
ガフガリオン(子供じゃないンじゃないのか・・・)
>188
とりあえず
(ベイオXオルランドゥ)
はどうよ?と言ってみるテスト
(ブライXトルネコ)に迫るおぞましさ
192 :
184:02/05/16 02:27 ID:???
>190
やべ、言ってる側から
ちょっと壊れてるけどあぐたんカワイイ。
やっぱガフとアグはいいコンビだ……。
>190
ぐぎゃああああああああああああぽうdsyfjぐぇr@y02−549623tvkkgkhそいpwyhgnZmf
>191
いやそれアグスレのネタじゃないし(w
しかしおぞましさを追及するならゴルターナ公×オルランド(以下闇の剣食らって戦闘不能
SSの傾向も色々になって、面白くなってきましたネ。
僕も手があいたら、そのうち……
そのうち(ゴルターナ公×オルランドゥ)ですか?
期待(;´Д`)ハァハァ
ベイオとレーゼの由緒正しい18禁SSをかきませう。
ドラゴンの時の
>196
獣姦ヤホーイ!w
アグ×冒頭のシーンで出て来たナイトのレザレスというのは……。
(アグが客観的に美人だと言う貴重な証言をしてくれた奴だ)
あの後捕らえられてアグやラヴィアン、アリシアにいたぶられ、
ディリータの目的地を聞き出す……。
うむむ、妄想が過ぎたかな?
対抗して誰かラーグ公×ダイスダーグを……
スレ違いだボケ。
>195
僕 に 書 け る の は 原 作 重 視 系 で ス 。 。 。
一目惚れだからさ。キリッとした男前(違)のアグリアスが(・∀・)イイ
もちろん皆さんのSSも楽しく拝読してますけども、
自分が書くときゃそっちの方向だぁ。
確かに・・
二次創作はキャラ崩すのが面白いんだけどあんまり崩すと
わけわからんもんな・・
崩し方がうまい人は尊敬モノだけどネ(w
カオナシタンの書くラファ(;´Д`)ハァハァ
こんなアグリアスはいやだ!
「あ、あのラムザ…さん?あのう、貴公はベオルブ家の一員だって
あの黒い人が言ってるんですけど、ほ、本当ですか?」
「たしかに僕はベオルブ家の人間だ! でも兄さんたちとは違う!
僕はオヴェリア様の誘拐なんて全然知らなかった! 本当だ!」
「ひっ、ちっ違います。べっ別に疑ったわけじゃありません!
ほっ本当です…ラムザさんはベオルブなんかじゃありません
そうですっ!よしんばそうだとしても私は何も聞きませんでしたっ!
今更疑ったりしません!!
信じます、ほんとです、嘘じゃないです、枢機卿よりなんぼかマシです!!」
オヴェリア「アグリアス、私を助けに来てくれてありがとう・・・(泣」
アグリアス「何をおっしゃいますオヴェリアさま。このアグリアス、騎士としてのつとめを果たしたのみ」
オヴェリア「・・・つとめなの?」
アグリアス「は?」
オヴェリア「助けに来てくれたのは義務なのね・・・」
アグリアス「は! いえ決してそのような・・・」
オヴェリア「しかたないから助けに来たのね・・・来たくないのに・・・」
アグリアス「ち、違います!誤解です!しかたなくなどではありません!私は・・・!」
オヴェリア「私は?」
アグリアス「えーと」
オヴェリア「私は?何なの?」
アグリアス「あの・・・ごにょごにょ」
206 :
177:02/05/16 03:39 ID:???
一息ついた所で
>178
ダークラムさん。俺の言う事、真にうけんといて…
どうか踏んづけて先へといってくだたい…
後、冴木忍は今は確か『天は高く雲は流れ』って続き物を書いていたはず。
異端さんがフラッシュの作り方覚える前にアグリアスが負けたのは寂しかった…
と思っているのは俺だけだろうか。
見たかったよ、異端さんのアグフラッシュ(なんか必殺技みたいだ
あぐふらーーーーーーーっしゅ(しびびびびびびび
んじゃそのうち手が空いたら、なんか作ってこのスレに寄贈しますよ(w
そのときは最萌の支援作お借りしますんで、
「私のだけは使うなよッ!」という人がいらっしゃいましたら、
お早めにお申し出くださいまし。。。
アグフラッシュ作って〜
210 :
174:02/05/16 10:06 ID:???
>>175 違うとも!例えて言うなら「夢幻戦士ヴァリス」と「奴隷戦士マヤ」くらい違う。(それはどうか)
「えちいの」は萌えにお色気が付加されたもの。したがってラム×アグ以外
(俺的に)不可。
「エロいの」は萌えとかそういう甘いものをむしろ排除して、剥き出しの獣欲を
追求するもの。したがってアグリアス受けなら何でも可。ドラクロワ枢機卿とか。
>>190 前言を翻すようで何だがイイ!実にいい!
いや実際ガフガリオンって惜しいキャラだよねえ。確実に一つの世界観を代表して
いたキャラだったのに、あっさり死んじゃって。仲間にさえできれば(あともう少し
若くて顔が良ければ)アグとのカップリング一押しは彼だったのだが。
>>205 うーん、ごく妥当な発想なのは認めるがレズがダメなのでオヴ×アグは勘弁……
>181
アグリアス 「メリアドール…貴公の剛剣というのもなかなか強いな」
メリアドール「そう? そう言う聖剣技だって強いじゃない」
アグリアス 「いや、現状に満足していてはいかん。私に剛剣を教えてくれ!」
メリアドール「え!? い、いいけど…体で覚えないと」
アグリアス 「体で…?」
メリアドール「そう、体で」
アグリアス (体で、ねぇ…そういえばムスタディオに銃の扱いを訊いたときは、
体で覚えさせるとか言って、べたべたまとわりついてきてたっけ…はっ!)
メリアドール「アグリアス…? なんで赤くなる?」
アグリアス 「…! あ、いや…つい、不埒なことを…」
──ふっと目を背けたアグリアスの視界には、ベイオウーフとオルランドゥが。
ベイオウーフ「剣豪たる伯の剣技、是非ご教授願いたいのですが」
オルランドゥ「ほほう。いや、私も貴公の魔法剣には興味があってな」
メリアドール「どうした? アグリアス」
アグリアス 「…伯とベイオウーフ殿が」
メリアドール「………」
アグリアス 「………」
レーゼ 「ねえベイオ、アグリアスとメリアドールが倒れてたって本当?」
ごめん、また暫く逝って来ます。
再びごめん、>211の>181は>191の間違い。
黄色い救急車に乗って入院してきます。
213 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/17 14:44 ID:XMdD11ds
あぐりage
アグたん「もう私の萌えてくれる人はいないのかにゃ?」
ラムザ「にゃ?」
214 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/17 16:02 ID:Xxq9yLwg
アパンダ×アルケオデーモンってのはタブーですか?
アルテマデーモンなら可。
>213
助詞の使い方がおかしいにゃ
アルマスレが沈んだ・・・
貴様ら、「オークス」が明日に迫っている訳ですが、
このスレ的にオークスに相応しい名前はどれでしょうか。
ギャンブル板
◆優駿牝馬(5/19 東京11R 芝2400 GI)◆ PART3
http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1021647832/ からコピペです。↓
5/19 東京11R 優駿牝馬 (GI)
サラ系3歳 牝(指)
3歳オープン 18頭
2400m 芝・左 定量 発走 15:40
1 1 ブリガドーン ? 牝3 55.0kg 木幡 初広
1 2 タムロチェリー ?? 牝3 55.0kg 蛯名 正義
2 3 チャペルコンサート 牝3 55.0kg 熊沢 重文
2 4 サクセスビューティ. 牝3 55.0kg 藤田 伸二
3 5 ブルーリッジリバ― 牝3 55.0kg 四位 洋文
3 6 ユウキャラット ? 牝3 55.0kg 池添 謙一
4 7 マイネミモーゼ ? 牝3 55.0kg 後藤 浩輝
4 8 キョウワノコイビト 牝3 55.0kg 松永 幹夫
5 9 ツルマルグラマー 牝3 55.0kg 田中 勝春
5 10 スマイルトゥモロー 牝3 55.0kg 吉田 豊
6 11 オースミコスモ ?? 牝3 55.0kg 常石 勝義
6 12 カネトシディザイア ? 牝3 55.0kg 河内 洋
7 13 ウィルビーゼア 牝3 55.0kg 横山 典弘
7 14 シャイニンルビー ? 牝3 55.0kg 岡部 幸雄
7 15 ビューティマリオン??? 牝3 55.0kg 橋本 広喜
8 16 ヘルスウォール ? 牝3 55.0kg 勝浦 正樹
8 17 マイネヴィータ 牝3 55.0kg 柴田 善臣
8 18 ニシノハナグルマ 牝3 55.0kg 江田 照男
(個人的には10-3キボン。)
オヴェリア様の草笛を思わせる3は無条件確定(w
僕は、あとは14を推します。
10番どうでしょ?馬名としてはダサいけど言葉の意味はイイかと。
>>219>>220 14 シャイニンルビーは一番人気です
10 スマイルトゥモローはおもしろいですね
俺的にFFTっぽいのは17 マイネヴィータ!!!
ほらティータっぽいし・・・!
ヴっていうのがFFTっぽいじゃないですかっ・・・!!
・・・ごめんなさい・・・ただたんに俺が好きな馬なだけです・・・
・・・ここ板と競馬板大好きなのって俺くらいなんだろうかなぁ・・・
マイネ=冠名 ドイツ後で「私の」という意味だったような
ヴィータ=イタリア語で生命、人生
FFTからの連想でいくつか買ってみようかな‥‥‥
勝ったら奢ってね(はぁと)
ウマーか・・よくわからん。
必ずウインドウサイズは最大にしてください。
ア グ リ ア ス 様 マ ン セ ー
あげ!
227 :
226:02/05/18 22:02 ID:???
上がってなかった 鬱だ
ナグラロクで腹切って死のう
マジで10-3かYO!!
マジで来るなんて思ってないから買ってなかったYO!!
買ってれば万馬券だったのに・゚・(ノД`)・゚・ウワアアアアアアアアアアアアアアン!!
230 :
229:02/05/19 15:54 ID:???
まあ買ったら当たらないもんですけどね。
ダークラムザさ〜んwhere?
>>231 おうよっ!ここだぁ!
いや、御多分に漏れず、例の最新リトライRPGをしててな、スマンかった。
しかし、なんだな、あれはまるでロクな装備も無しにセリア&レディを相手にする様なもんだな。
ストップ&即死の嵐。
やっと繋がったと思ったら鯖メンテだし・・・【フェニックスの尾】→【息根止】って感じだネ。
いつになったらこっちのターンは回ってくるんだ!?
んではツヅキ↓
遠くに雷鳴は聞こえる―――いつの間にか陽は翳り、雨は小降りになっていた。
だがアグリアスを取り巻く嵐はいまだ収まってはいなかった。
「くっ……」
ゆっくりと自らの深い元へと近寄ってくる男達に、アグリアスは戦場で体験するものとは別の
危険な雰囲気を感じていた。
貴族を束ねる王の血筋を古来より連綿と伝えるアトカーシャ家。
その高貴なる血を引く王位継承者である王子と王女。
とりわけ王女に関しては、その護衛として選出されるのは軍規に拠り、
乙女のみの騎士団とされていた。
アグリアスはその騎士団の小隊長のひとりであり、成人した今でも、未だ男を知らない身であった。
傷付いた両腕で胸元を覆いながら、ゆっくりと後ずさるアグリアスを後ろから
男達のひとりが羽交い絞めにする。
「あっ」
振りほどこうと身をよじるアグリアスの髪を、もうひとりの男が引っ掴み、顔を背けさせた。
「へへっ、つかまえたぜっ」
「あきらめておとなしくするんだな、聖騎士様よぉ」
アグリアスの抱える男の腕にさらに力が加わった。
柔肌に食い込む手甲の鋭利な角より、ゆっくりとひと筋の血が流れ出していった。
「あうっ…」
ツヅク?
234 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/20 01:42 ID:21qcFZ.o
...-‐――--.. 、
/::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 私は何者にも屈しない!
l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l オヴェリア様の笑顔以外にはな!
l/l/ \l\l\:::::::ノ)) ダイジョウブなのか私…(ハラハラ
|::l ○ ○ |:::|6)))
|::l`ー- -‐ |:::| ))
|::! l:::l
l/. ;/
あぐぅ
アグたんは永遠の処(以下略
一瞬の油断が命取りになる。もちろん、戦場ではいつだってそうなのだ。
「うあッ……!」
いやな臭いのする緑色の煙が巻き上がり。それが消えた後には、可愛らしい小さな
緑褐色の両生類が一匹、呆然と取り残されていた。
「きゃー!?」
「フー、回復!」ムスタディオが素早く指示を飛ばす。
「持ってない!」
「何ーーーッ!?」
谷の反対側で戦っていたアグリアスからも、その緑色の煙は視界の端に見えた。
白魔法の詠唱を続けながらその色の意味するところを思い出そうとしていると、
ほどなくその方角から丸まっこい黒魔道士が一人、全速力で駆けてきた。風になびく
褐色の髪とネコ飾りのついたサンダーロッドは、オフェーリアだ。
何事かと思いながら見ていると、こちらを見つけたらしい。右手に持った何かを
高々と差し上げて叫ぶ。
「アグリアスさーーーんッ!」
「何があった!」
「処女(おとめ)ですよねーーーッ!?」
どばん。
手の中でチャージしていたホーリーが暴発した。そこら中に飛び散る白い光の球を
器用にかわしながらオフェーリアが駆け寄る。
「なっ、…何を!!?」
あまりのことに詠唱中の姿勢で固まったままアグリアスが問い返すと、オフェーリアは
黙って右手に乗せたものを差し出した。
「これは……?」
「隊長です」
「ラムザ!?」
けこ、とオフェーリアの手の中のカエルは申し訳なさそうに鳴いた。
「……ですから、身分の高い純潔な女性の口づけに強い守護効果があることは証明
されてるんです。そもそも〈乙女のキッス〉自体、その効果を錬金術的に模倣したもの
なんですよ。このアイテムを発明したガルディアの大魔道士リーネは一名をマジカル・
プリンセスと呼ばれ……」
「あああああ分かった分かったから! しかしだな!」
敵のナイトが思いがけぬことに黒魔法トードを使いこなし、運悪くラムザがそれに
かかってしまった。〈乙女のキッス〉のストックはなく、エスナを使える者もいない。
オフェーリアの状況説明は簡潔だった。だからといって納得しやすいというものではない。
「だだだからといって、私のくくく口づけでそれに代えようなどというのはだな。
だっ、第一その、なんで私なのだ。お前でもよかったのじゃないか、こんな所まで
こなくても」オフェーリアはラムザの士官学校からの仲間である。士官学校にいたと
いうことは、それなりの身分であるはずだ。
「あたしん家は成り上がりの商家です。それに……」
「それに?」
「いや、その。とにかくあたしよりアグリアスさんの方が効果が望めるんですから。
さ、急いでお願いします」
ずい、と目の前にカエルが差し出される。勢いで受け取ってしまうアグリアス。
「し、しかし、そんなできるかどうかもわからないことを試してみるというのは、その、
だって、これなら死んだわけでもないのだし」
「隊長が死ななくてもこっちが死んじゃいますよ! 忘れたんですか今日の編成」
そうであった。育成の都合上、今回のアタックチームはほぼ全員が魔法系のジョブに
就いている。アグリアスも今は白魔道士のローブ姿である。白兵戦闘力はラムザ(モンク:
二刀流、Move+3)が一人でまかなうという布陣だったのだ。そのラムザがここにこうしている
今、戦線はぐんぐん押し込まれている。谷のこちら側ではラッド(召喚士)が、向こうでは
ムスタディオ(話術士)がそれぞれ必死で敵をくい止めているが、時間の問題である。
「手段を選んでいられないということか……」
「そういうことです。じゃ、あたし戻りますから!」
「あ」
固まったままのアグリアスとカエルを残し、トットットともときた方へ駆け戻ってゆくオフェーリア。
アグリアスが置き去りにされた犬のような表情でこちらを見ている。あの様子では相当
チャージタイムが長そうだ。彼女を選んだ理由は身分の高い純潔の女性という以外に
もう一つあるのだが、それを伝えたらおそらく余計固まってしまっただろうから、言わなくて
正解だったとオフェーリアは思った。いずれにしても、こっちの命がもてばの話だ。
連続レスは現在4だったかな
と言うわけで期待sage
「ぐむ……」
アグリアス・オークスは騎士の家に生まれ、騎士として育ち、騎士として生きてきた。生来の
潔癖な性分と厳格な騎士の教育は、特に貞操観念の分野において実にうまくかみ合い、
アグリアスは戦場と練兵場の外では、家族以外の男性と口をきいたことさえほとんどない。
男を知らないどころか、恋も知らない。自分が恋を知らないということさえ知らない。聖獣
ユニコーンだって文句は言うまいというくらいの純潔っぷりである。
だが、それゆえに。
「んう……」
こうして過ぎていく一秒一秒に、仲間の命がかかっている。自分一人の恥ずかしさなどを
云々している時ではない。わかってはいても、どうしても顔が前に出ていかない。いかに
筋肉に力を込めても、首から顎にかけて鋼鉄の枷をはめられているようだ。
冷静になれアグリアス。これはカエルだ。どこにでもいるただのカエル。ただのカエルに
口を触れるなど、チョコボの毛並みに顔をうずめる(←ひそかな趣味)のと大して変わらない。
そうだ、オヴェリア様のために捕ってさしあげたこともあったではないか。それと同じただの
カエルなのだ。
目の前のカエルはアグリアスの苦悩を気遣わしげな面もちで…カエルなりに…見つめている。
その小首のかしげかたが実に何ともラムザそのもので、必死に自分に言い聞かせるアグリアスの
努力はあっさり瓦解した。
「あぐ……」
剣の修行の時によく使った方法を試してみよう、と思い立つ。まず完璧にうまくいった場合の
動作を頭の中で強く思い浮かべ、それから体をそれに沿って動くようにするのだ。今でいう
イメージ・トレーニングである。
手のひらに乗せたカエルを口のところまで持ち上げる。顔を近づける。こころもち唇を突き出し、
とがった小さな鼻先のあたりにそっと触れさせる。呪いが解ける。時間にして一秒もかからない。
よしよしよし。いい感じじゃないか。一瞬にして呪いは解ける。カエルがラムザに戻る。ラムザの
鼻先に私の唇がそっと触れている。ラムザのうぶ毛の生えた鼻先に私の唇が。
「あぐうう……」
再びアグリアスの努力は瓦解した。
その時、このままでは埒があかないと判断したか、アグリアスの手の上におとなしく乗っていた
カエルが突然、勢いよく跳ねた。まっすぐに、アグリアスの唇を目指して。
「わっ!」
突然のことに、アグリアスは驚いて半歩飛び退く。それで目算が狂い、アグリアスの口元に
ぶつかるはずだったカエルは、襟ぐりのゆったりした白のローブの胸元の部分へ頭から突っ込んでしまった。
「わひゃぁッ!?」
期待sage感謝
しかしまだここまでしかできてないのです。続きは明日ということでどうかひとつ。
(・∀・)イイ!!
明日に向けてもう一度
期待sage
あんまし微妙。
アグの性格がアグじゃないように思える。
もうチョットアグらしい方がいい。
途中の背景描写もわかりずらい。
>>243 マターリ(・∀・)イイ!! 期待してます。つーかアグリアスのんびりしてる暇はないぞ(藁
カエルのどこにキスしてもいいのか・・・ どーせならカエルの口に(以下略
>>246 ・・・なんと言ったらよいのか・・・・かける言葉が見つからない。
・・・ある意味天然記念物なみですねアナタ(w
241の見事な合いの手にこのスレの良質さを感じたぞ。
>246
『わかりずらい』ではなく『わかりづらい』です
この程度の日本語理解力で職人さんにけちつけるのすごいね
クレームつけてる連中のレベルがわかるね
>248
やー、実にいいタイミングで入れてもらって私もびっくりしました。
あらためて感謝。続きは今書いてます(仕事中)。
>246
背景描写については反省。「オレ的世界」を作っちゃってるところはあります。
どんなのがアグリアスらしい性格かというのは、人によってかなり差が
ありますからね。ラムザ萌えのショタだったり、恋する乙女だったり、
案外大人の女だったりと、ここのSSやファンサイトを見ても様々ですから。
俺のアグはこんな、ということで見てもらえればと。
職人さんと呼んでもらっちゃってやや舞い上がり気味。
>247 >249
>246はそんなに酷いクレームをつけているのではなく、
ただ純粋な1意見を述べているにすぎません。
むしろ貴重な意見と捕らえるべきなのではないでしょうか。
あまり辛辣な発言を返すのは可哀想ではないですか。
「他人はこう感じているが、私はこう感じた」それでいいではないですか。
つっかかる必要性は無いと思いますよ。
>250
大変面白かったです。続きを読みたくなるSSです。
アグの苦悩が伝わってくるかのようです(w
俺世界俺アグで結構だと思います。
一人一人の世界を見せる(魅せる、かも)事ができると(・∀・)イイ!! かも。
>>251 いや、アグらしいほうがいいって・・・(藁 スゲって漏れもオモタ
クレームにクレームでかえすのは(・A・)イクナイ!
みんな荒らしに反応した時点で荒らしだよ。
ここは荒らしばかりなのかな?(w
256 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/21 23:26 ID:KzXeSNi2
チョコボの毛並みに顔をうずめる(←ひそかな趣味)
(・∀・)イイ!!
だから、>255を書き込むと、何かいい事があるのか?
あまり知られていないが、白魔道士のローブの下はすぐ下着である。下着といったって、この時代の
ことだからブラジャーやショーツなんて気のきいたものはない。シュミーズとズロースである。
そのシュミーズの広く開いた胸の部分に飛び込んでしまったのだ。たちまちのうちに、やわらかく
力強いふたつの量感に挟まれて身動きがとれなくなる。
「きゃーッ!? そッ、あ、こらッ!? このッ、わっ、うわっっ!!」
パニックに陥ったアグリアスは胸のあたりをめちゃくちゃに叩いたり押さえたりしながらぴょんぴょん
跳ね回る。胸のあいだにものを挟むなど、彼女の人生でおよそ想像もしなかったことであり、しかも
その胸のあいだの小さくて冷たくてぺたぺたしたものは激しく動いているのだ。惑乱のあまり彼女は
その小さなものが本当はラムザであるということさえ忘れていた。もし覚えていたら卒倒していたかも
しれない。
「そっ、そこッ、あばッ、暴れるんじゃないッ! やっ、やだッ、あうッ、このッ、そんッ、うっ、
動か、ないでぇッ!」
未知の感触は胸をくぐり抜けたと思うと、今度は背中といわず脇腹といわず這い回る。アグリアスは
ほとんど半狂乱である。
カエルの方からしてみれば、眼下に広がるのはなだらかに起伏するちょっと汗ばんだ腹部と、
その果てをさえぎるズロースの腰ひだである。そのひだがまた悪魔的な巧妙さでもって、小さな
カエルをおのれの内側に捕らえ込むべく、ちょうど魚を獲る「やな」のような具合に突き出している。
おとなしく落ちていったりしたらもっと悪いことになるのは目に見えているから、なんと言われようと
もがくしかないのだ。
「やーーーーーーーーーーーッ!!!」
そのうち、どこをどう動いたものか、右手前方のあたりに空の明るい青が見えた。この時を
逃してはと、カエルは満身の力を振り絞ってジャンプする。
アグリアスは窮余の一策として、自分の服の中へ思いきり息を吹き込んでカエルを払い落とす
ことを思いついた。そのためにローブの胸元をつかんで大きく広げたところから、いきなりカエルが
飛び出してきたのだった。
今度は飛び退くことはできなかった。
つまりカエルというのは小さいようでも、脚をまっすぐに伸ばすと意外に全長があるものだ。
アグリアスの(息を吹くために)すぼめた唇にカエルの鼻先がぶつかった時、その後肢はまだ
ローブの襟の中にあった。
次の瞬間、具体的に何が起こったのかは二人ともよく覚えていない。ラムザが覚えているところ
では氷である自分が蒸発していくような、あるいは粉である自分が水に溶けていくような感覚で
あったという。アグリアスが覚えているのは生臭いような両生類の味だけだという。
ともかくもその次の瞬間、ラムザは人間に戻っていた。仰向けに倒れたアグリアスを四つんばいに
押し倒す形で、左足のかかとの部分に、内側から真っ二つに引き裂かれた白魔道士のローブと
シュミーズをひっかけて。
「……………………!」
「…………………………」
ラムザの顔が赤くなり、ついで真っ青になった。アグリアスの顔色は変わらなかった。落ち着いて
いたからではない、ショックで思考が止まっていたからである。
ラムザが物凄い勢いで飛び起き、踏んづけていたローブに脚を絡ませて転びかけ,体勢を立て直し、
ローブを拾い上げ、アグリアスの方を見て、まじまじと見て、もう一度赤くなり、鼻をおさえて横を向いて
から、ようやくアグリアスの精神は通常の速度を取り戻した。同時に、自分の状態を認識する。
すなわち下着の切れ端だけを身に着け、あらわな胸を隠すことさえせず、呆然と裸身をさらして
ラムザの前に寝転がっている姿を。
「…………………………!!!!!」
爆発的に真っ赤になったアグリアスが跳ね起き、両腕で胸を隠し、ラムザに背を向ける。
「………………かッ………!」
何か言おうとして言葉に詰まる。何を言いたかったのかは自分でもわからない。頭の中が無数の
高熱を帯びた何かでパンパンになって、意味のある思考ができない。と、その背中にやわらかい
重みがかぶせられた。裂けてしまった白のローブだ。
「あの、とッ、にかく、ありがとうございました。その、休んでて下さい。僕、行ってきます」
やや上ずった、なぜか鼻をつまんで喋っているような声のすぐ後に、ドン、と重く地を蹴る響き。
さらにその後に起こった小さなつむじ風が収まるころ、アグリアスはようやく肩にかけられたローブを
かきよせ、涙目でおそるおそる振り返った。そこには当然誰もおらず、ローブと同様引き裂かれた
シュミーズが、軽く畳まれてそばの草むらに置かれていた。
「うわぁーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!」
少し離れたところで、やたら気合いの入ったラムザの叫びが聞こえた。数匹のモンスターの断末魔が
それに続く。それが数回繰り返し、やがて途絶え、仲間の歓声と凱歌が聞こえてくるころになっても、
まだアグリアスはその場から動けなかった。
結論から言えば、オフェーリアの賭けは正しかったのだ、ということになる。身分の高い乙女の
口づけは、まったく予想した通りの効果を発揮した。その点については、彼女の機知と判断力とを
誰もが認めた。
オフェーリアは大変に得意がり、学究的興味(主に)からさらなる実地試験を試みたい風であったが、
あの戦闘が終わった後ラムザは即座に町に戻り〈乙女のキッス〉を99個ストックしたのち、有無を
言わせぬアイテム士訓練によって全員にその使い方を習得させ、以後どんな戦いでもアタックチーム
内に最低二人はステータス回復能力者がいるように気を配ったため、実戦でこの方法を試す機会は
二度と訪れなかった。またラムザ本人はそれから数日の間、百八の数珠を肌身離さず身につけて
いたという。
後日、一行がウォージリスに立ち寄った際、アグリアスは一冊の童話集を買い求めた。以後長いこと
それを持ち歩き、一人の時にこっそり取り出しては、顔を赤らめながら何度も繰り返し読んでいたと
いう。その本には確かに『蛙の王子様』の話が収録されていたと、アリシアとラヴィアンはのちに
証言している。
End
(・∀・)イイ!!
激しく萌え死にました……。
うんおもしろくなかったよ。
小動物になって服のなかにもぐりこむのはえちいですな。
好きなシチェです。かなり萌えました。
うんありきたりすぎてつまんなかったよ。
>>この時代のことだからブラジャーやショーツなんて気のきいたものはない。
そうすると風水士は下に何を…
…ぐはっ。なんでもない、なんでもないよ?
ノーパソ
フンドシ
モモヒキ
フトモモ
読んだよ。面白かった。
くどくない文でこれだけ萌えさせるのは凄いと思う。
もっといろいろな人のもそろそろ読みたいなぁ・・
感想どうもです。
>下着
現在の下着の主流はズロースだが、おそらく踊り子あたりが、一種の「見せ下着」として
現在の紐パンに近いものを開発。これはいいというので風水士(日本の着物のように、本来は
下に何も着けない。大地の力を感じる必要があるし)なんかもそれを利用しはじめ、
現在少しずつ普及中。……と、いうの希望。
そんでアグリアスさんなんかを踊り子にするとその着け方がわからず、ひととおり着替えて
出てきた後で
アグ「あの……ところで、これは……どこにどうするものなのだ?(ポケットから出す)」
ラム「……………………!!!(噴血)」
というのはどうか。
>272
そのネタはSSの中でいきなりだすべきだった。。
274 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/22 10:31 ID:sMCirtTs
>239 ガルディアのリーネw)
カエルも治してあげれば良かったのにね。そのアイテムで・・・
十数年来の中世ヲタとして一言言わせてくれ
……中世には下着など存在しないぞ
どーでもいいが
最近、ある漫画を読んでいらい、シュミーズやズロース(ドロワース)の方がえちく
かんじられるようになりました。
>>276 ビジュアル的にはいいかもしれないけど、
言葉の響きは……あんまし……だね
>273
今これをネタにしたSSを書こうかどうか考え中です。
>274
たぶんあのカエルを直そうと色々やった副産物なのだと。
>275
こういう人がいてくれてよかった。本格中世ものとライトファンタジーの折衷点として
素人なりに「露骨に嘘っぽく」はならないように考えたつもりなんですが、どうでしょ。
できれば参考のために中世〜近世西洋の下着の講釈希望。
>>275 すれ違いですがすいません。
実際、ぞこらへんが詳しい資料ってどこらへんですかね。
中世から近世にかけて今の下着の歴史が始まったのは分かるんだが。
そうなると中世ゆうてもヨーロッパに限定されてしまう気がするし。
何々というものは着けていたという記述はあっても、何々は着けていない
という言い方はしないから、その下着の形状が分からない場合
結局どんな格好をしてるのか今一つピンとこなかったり。
>>277 そう?ズロースは確かに微妙だがドロワース、キャミソール、コルセット
なんかは響きもいいと思うんですが、贔屓目かしら。
いやむしろその野暮ったいところが(:´Д`)ムニャムニャ
鉄砲のある世界だ
下着の辺は融通がきくのではないかな
283 :
275:02/05/22 15:01 ID:???
スレ違いになるが、スマソ
>>278、279
正確には、中世では「下着を着けていない」というわけじゃなくて
上着と下着の区別があまりなかった、と言うべきかな
女の場合……スモック(かチュニック)を肌着として用いていたはず
(くるぶしあたりの丈・リンネル製)
シミーズもフランスには存在した、が、形は何だか普通のシャツにしか見えん
でも、アグリアスが着てるのはズボンだからな……
男の場合、ズボンの下には「ズボン下」と呼ばれるものを着けてた(リンネル製)
「ズボン下」は、うちの爺ちゃんがはいてたパンツに非常に近い(w
トランクスに似てるんだけど、あんなにはブカブカしてなくって
真っ白なパンツ……(w
うおおおおおお夢がねぇ 。・゚・(ノД‘)・゚・。
シミーズ(シュミーズ)の原型は、ローマ時代あたりからあったらしいが
普通の人が想像するような形のものは16世紀くらいのもの……だったはず、たぶん
284 :
275:02/05/22 15:01 ID:???
でもな、正直、創作をしていく上でヲタ知識がありすぎるのも問題だと思うよ、俺は
忠実に作ってくと、夢は崩れるし創造力も狭まっちゃうからなあ
『中世の人々は素っ裸で寝て、肉は腐りかけが一番美味いとされ、風呂はほとんど入らず、
ものすごい体臭をごまかすが為に香水が発達し、イノシシが走り回る町を歩いてると
「ガーディルー(水に気をつけろ)」という声とともに汚水が二階から街路へと
ぶちまけられ……それを避ける為に人々はマントをつけてた(これは一説)』
なんて物語は誰も読みたがらんよな(w
俺も昔中世を題材にした小説を描こうとして、でも余計な知識に邪魔されて
書けなかったという思い出があるよ(;´Д`)
だから、まあ……ほどほどにって事だ
FFTは銃とか魔法とかも登場するんだから、それほどこだわりすぎる必要もないと思われ
このスレでは「アグ萌え」が目的だし(w
しかし、やっぱり中世モノの物語、として売られている某小説の中に
スプーンやじゃが芋、果てはコーヒーまで登場していた時には、俺は叫びたくなった
「中世は手づかみ食いが基本だろが!!」と
これはもうヲタのサガだ……
285 :
275:02/05/22 15:06 ID:???
うわ、しまった……
284は「スプーン」じゃなくて「フォーク」だったっけ
スプーンは中世にあった
我々の世界とは別ですからな
どうも文明崩壊後の中世らしいですし
食器や飲食は、よほど阿呆な事をしないかぎりよろしいかと
じゃが芋やコーヒー程度なら良いのでは?
うどんやコカコーラよりは・・・
あーでも、侍いるからうどんもアリなのかなぁ
FFT世界の下着
・・・・・・・・クラウドが持ち込んだというのはどうか(嫌
>287
ティファの背伸びパ(略
問題は。
そ れ が ア グ リ ア ス の 手 に 渡 っ た 経 緯 、 だ (爆
実はクラウドとアグリアスは出来ていた。
クラウドは何年間背伸びパ(略)を携帯してたんだ。
>275
なるほどぉー。
ヘタにリアルを気取ろうとせず、ブラとパンツにしときゃよかったような気もしてきました。鬱。
>288
その経緯を克明に描くSSを激しく希望。
関係ないが「ででぽっぽ」の同人誌の落書きページに描かれた「ラムザ服を着させて
もらってご機嫌のアグリアスさん」が死ぬほど可愛いと思うのは僕だけですか。
すっげー見てみたい
うpして
FFTの同人誌なんてあるんだ
今まで1冊も見たことなかったよ
やっぱエロいの?
>>286 中世に詳しくない俺でもさすがにコーヒーだけは
めちゃめちゃ不自然だと思ってしまうよ
ま、この話はもう済んでるか
中世って言うか、19世紀ならOKっぽいような・・・
食後に飲むのは・・・やっぱ紅茶?
なんでもいいが、
早 く ア グ た ん に 萌 え さ せ ろ !
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
アグたんに似合いそうな下着を考えよう
まずはガーターベルト
>293
山ほどあります。
というか、FFTのみで即売会やった実績が既に10回に迫るほどあります。
但し全体的に、エロはかなり少ないです。
(801ならそこそこあります。。。)
>300
昔、「大漁」ふんどしネタあったね(w
下着スレかどっかだったかな。
>>288 クラウド→ラムザ→ディリータ→バルマウフラ→オーラン→シド→ベイオウーフ→レーゼ→ラフア
→マラーク→メリアドール→ラムザ→アグリアス
で想像してみました
>302
たらい回しかYO!!!!!
しかも一旦ラムザに戻ってきているとわなにごと(;´Д`)
アグの尻に萌える
>307
すばらしい御手並。
次は風水師をきぼん。もしくは踊り子。
最近、アグリアスさんの様子がおかしい。
リオファネス城を発ったあたりからだと思う。行軍中ずっと物思わしげにうつむいて、
とぼとぼと歩く。突然顔を上げて大股に進み出し、しばらくするとまたとぼとぼ歩きに戻る。
自分の服をあちこち眺め、顔をこすってため息をつく。朝、天幕からなかなか出てこない。
時折、アリシアさんやラファの方をじっと睨んでいたりする。
「何か、気にかかることでも」訊ねてみても、
「何でもない。つまらんことだ」
ぶっきらぼうに答えてそっぽを向かれてしまう。
戦いに差し支えが出ているわけではない。むしろ、戦場でのアグリアスさんは以前に
増して力強く、覇気に満ちているように見える。聖剣技の冴えもますます鮮やかだ。だから
別段支障がないといえばないので、そのせいでかえって突っ込んで聞きづらくなっている。
男の僕には話しづらいことかと思ってラヴィアンさんやオフェーリアにそれとなく探って
もらってもみたが、彼女たちにも話そうとしないのだという。
昼過ぎに着いたドーターはお祭りだった。この街は年中祭りばかりやっている。最終日に
行き当たった僕たちは久々の休暇と、軍資金稼ぎに出ていた連中の慰安もかねて、酒場を
借り切って小さな酒宴を催すことにした。
飲んで食べて飲んで歌って飲んで笑って飲んで踊って飲む。
街全体のテンションに今から少しでも追いつくべく、皆すごい勢いで酒を進めている。
下戸のはずのアリシアさんまでもが、頬をほんのり桜色に上気させてふわふわと頭を左右に
揺らしている。そろそろ危ないな、あれは。
僕がこの席を設けたのには、慰安のほかにもう一つ目的がある。ぼちぼち行動に移ろうかと
腰を上げかけると、その目的がジョッキを片手に僕のテーブルへ歩いてくるのが見えた。
どうやら僕が何かするまでもなかったらしい。
「その……気分はどうだ、ラムザ」
この人は場の雰囲気を読んでそれとなく話を切り出すとか、そういうことが本当に下手だ。
それが魅力でもあるが。
「上々ですよ。アグリアスさんも楽しんでますか」
言いながら、テーブルの向かい…あらかじめ空席になるようにしてある…を示すと、
アグリアスさんは一瞬ためらい、それからおずおずと僕のはす向かいの椅子に腰をかけた。
僕はラッドに目配せをして、今いる席から他の皆を少しだけ遠ざけてもらう。
「あー……だな。暇が……少し、あるか? 今」
宴会の真っ最中に暇があるかもないものだ。でもとりあえず期待通りの展開になりそうなの
で、にっこりと頷く。
「誰かの話を聞きたいところでしたよ」
それを聞いてアグリアスさんは目に見えてほっとした表情になる。そのあとさらにしばらく、
決断しかねるようにもじもじと黙っていたが、やがて決然と隣の席に……つまり僕の正面に
移ってきた。
「実は、折り入って聞きたい……ことが、あるのだが」
黙って頷く。アグリアスさんはこころもち身を乗り出し、おさえた声で、
「私には……女らしさが足りないだろうか?」
「は!?」
つづく。
>309の風水士アグ、ちと修正かけました。
多分さっきのよりアグっぽくなったんじゃないかなと思うれす。
(具体的には顔と頭身の調節と、心持ちだけ三つ編み追加(w)
踊り子の方はSSが来ましたね♪
続き楽しみにしてますー。
>307
マルチポストうざいんでやめてください。
粘着嵐逆ギレ、そして連投規制にひっかかるの巻。
>314-322
連続うざいんでやめてください。
話はかわるけどコテの人って結構入れ替わりあるんだな
数ヶ月前にいた人が今はいないとか多いね
別コテになってるのか書き込みしてないだけなのかわからんが
ダークラムザさんハアハア
準備は万全だ 1発かましたれ!!
僕も1発かましますので
>325
個人的には固定絵師の少ないFFT系なので、前々スレの28th氏がどっかいってしまったのか
気になる。
>327
28th氏の絵ってなに?
最萌えで出てたっけ?
>327
最萌えの支援数考えると少ないというより
普段誰もかいてないだけっぽいけどね
シモン殿の絵を見れなかったのはいまだに心残り。
アグリアスさんは男言葉で喋る。女物の服を持っていない。宝飾品を身につけない。化粧も
(ほとんど)しない。今年のドレスや髪型を知らない。戦闘で顔や髪や手が傷つくのを意に介さない。
男でも持て余す騎士剣を、片手で軽々と操る。色仕掛けなんか死んだってできない。
足りるか足りないかと言われれば、
(足りない)
に、決まっているのだが。
「どうしてまた、そんなことを急に」やっとのことで、それだけ言葉を返す。
「……」
「もしかして、このところずっと悩んでたのはそれなんですか」
「だっ……だから、つまらんことだと言ったろう!」
まっ赤になってアグリアスさんが言い返す。あわてて謝る。
「すみません。でも、アグリアスさんはそういうことをあまり気にかけないんだと思っていたので」
「…………そうだ」
どうやら、今の言葉で何かスイッチが入ってしまったらしい。アグリアスさんはすっと
肩を落とすと、リンゴ酒を一口あおり、ぽつりぽつり話しはじめた。
「……そういうことを、私は気にかけないで、いや、かけないようにして、きた。興味も
なかったし、騎士にはふさわしからぬと思ったからな。……そういうものと引き替えに、
私には騎士の道があるのだと、そう思ってきた。見目がいいだけの女達にはできないことが、
自分にはできるのだと。それは、そういうものを切って捨てたからこそ、できるのだと。
だから、その、そういう風でないというのは、私にはむしろ、誇らしいことでさえ、あったのだ。
……が」
アグリアスさんはそこでまた一口あおる。僕もミルクをすすりながら聞いている。
「そうではないのではないか、と……最近気付かされて……な。……リオファネス城の、
屋根の上の。あの、……あの二人組は、何といったか」
「セリアとレディですか?」
「それだ。それに……ラファもそうだ。戦いに長け、しかも女らしさをなくさない、綺麗な
女というのは、いるのだな、と。知らなかったよ。…………そう思ってみると、自分が
捨ててきたものは、それと引き替えに得たと思っていたものは、一体何なのだろうと
思って」
コトリ、と空のジョッキが置かれる。アグリアスさんは微笑んでいる。すこし寂しげに。
僕は黙って聞いている。正直なところ、アグリアスさんがそんなことで悩んでいるとは
思わなかった。
ラファは確かに、年不相応に女らしい……というか、色っぽいところがある。ふとした時の
しなの作り方など、とても16歳とは思えない。それは僕には、彼女がバリンテン大公のもとで
どういう生活をしていたのかを偲ばせて痛ましく感じられるのだが、アグリアスさんはそうは
思わないらしい。セリアとレディに至っては、あれは十中八九人間ではないだろうから
なおのこと勘定に入れるべきではないと思うが、やっぱりアグリアスさんはそうは考えない
らしい。この人らしくはある。
向こうのテーブルで歓声が上がった。アリシアさんとラヴィアンさんが、まわりの手拍子に
合わせてきれいな声で何か歌っている。アグリアスさんはそれを見やって、
「アリシアも、ラヴィアンも、私よりはずっと、その……女らしい。そうである限り、あの子らは
剣士として私を越えることはできないと、私は思っていた。それも、とんでもない思い違い
だったのだろうな。考えると、滑稽でな……」
テーブルに置かれた手が小刻みにふるえている。うすく微笑んだ目尻に、涙がのぼりかけて
いるのがわかる。やばい、かもしれない。僕が想像していたよりずっとアグリアスさんの酒量は
進んでいたらしい。
その時、うまい具合にバーテンがテーブルの横を通り過ぎ、アグリアスさんのジョッキを
音もなく回収していった。その動きでハッと我に返り、アグリアスさんは急いで顔をぬぐって
憮然とした表情を作る。
「と、とにかく、それだけのことだ。まったく私の勝手な悩みで、聞いてもらったからどうしろと
いうものでもない。じ、時間をとらせて、すまなかったな」
「いや、ちょっと待って」
そそくさと立ち去ろうとするアグリアスさんの袖をつかんで引き留める。
「だったら、アグリアスさんが強くて綺麗な人だと証明できればいいんですね」
「え?」
またおもしろくないのをありがとう。
>まっ赤になって
やっぱアグはこうでなくては!!
アグリアス「オヴェリア様、私は強くて綺麗ですか?」
オヴェリア「はあ? 何言ってるの?」
アグリアス「あぐぅ・・・」
暇なときアグたんのエチーな上質画像うぷするかもしんないのであぷろだよろしく。
340 :
sage:02/05/24 23:59 ID:tYVoGoJE
申し訳ない。間違えた。全然sageてねえよ。
翌日の戦闘、僕は待機組で、少し離れた高台の馬車の中から戦場の森をかいま見ていた。
ファイアやサンダーの煌めきに混じり、時折きれいな長い金髪が、ひらりひらりと森の上空に
飛び上がっては急降下するのが見える。
「り、竜騎士? それは構わない、が……別に竜騎士が女らしいとも思わないが?」
「ええまあ、これは下準備のようなもので」
「?」
怪訝そうなアグリアスさんの顔つきを思い出す。そういえば、アグリアスさんを竜騎士に
するのにも随分骨を折ったんだった。それにはシーフの経験をある程度積まなくては
ならないのだが、
(たとえ野にあっても私は騎士のつもりだ。盗賊の真似事などしたくはない)
頑としてあの人は転職を拒んだのだ。仕方ないのでしばらくの間彼女以外の全員が
シーフで出撃し、その余波でなんとか転職条件を満たしてもらった。それを考えると、今回も
苦労しそうだが。色々策略を考えながら僕は、明日の指令書に筆を走らせた。
さらに翌日。
「アグリアスさん、そろそろ出撃です。準備はいいですか」
「ラムザぁーーッ!!」
僕が天幕の戸口に立って声をかけると、悲鳴とも怒声ともつかない声が返ってきた。
「こ、こ、これは何だ! 何だこれはーーッ!」
「これって何ですか」
「こ、この格好のことだ!」
「どんな格好です」
「だ、だから……」
しばらく沈黙があったのち、内側からがっちりと押さえられていた入口の布がゆるんだ。
そっと手をかける。
「開けますよ」
「……」
さっと布をめくり上げる。中で窮屈そうに身をすくませたアグリアスさんは、こちらの
期待通りの格好をしていた。
「ああ、着てくれたんですね。よかった」
「服がこれしかなかったんだッ!!」
では、アリシアさんとラヴィアンさんはうまくやってくれたらしい。
「そんなことより、これは一体何なのだ! こ、こんな破廉恥な格好を……」
アグリアスさんはその場でじたじたと足踏みをしながら怒鳴る。気分的には僕に詰め寄り
たいところだが、近づくのが恥ずかしくてできないようだ。
「踊り子は立派なジョブの一つです。竜騎士と風水士を両方修めた女の人しか転職できない、
上級職なんですよ」
「そういうことではなく、この……」
「よく似合ってます」
「!…う、うれしくないっ!」
実際、その衣裳はアグリアスさんに素晴らしく似合っていた。
もともとあまり騎士らしからぬ長いさらさらの金髪は、この格好になると実に映える。
袖のない子供用肌着のような独特の上着は、東方産の絹をトレントの葉を煎じた汁で煮て
加工した布で作るのだという。普通の絹よりも伸縮性に富み、肌に吸いつくような質感の
あるのが特長だそうだが、僕の見るかぎりまさしくそれはアグリアスさんの肌に見事に
吸いつき、首すじから鎖骨のくぼみから豊かにもり上がった……鎧の上からでも薄々
察せられるほどだったが、この姿になるとそれはもう圧巻の……胸までの起伏をくっきりと
浮かび上がらせている。長い腰布も同じ素材でできていて、骨や金属の飾り物で
覆われていたが、アグリアスさんは腰回りの調節がうまくできなかったらしく、ベルトが
正しい位置からずいぶん下がってしまっていた。おへそのずっと下、腰骨と両方のももが
作るV字型のラインの、上三分の一ほどが見えてしまっている。下手をすれば場末の娼婦
みたいな着くずし方だが、アグリアスさん自身の凛とした雰囲気と組み合わさると一種
ものすごい色気をかもし出していた。むき出しのお腹と腕は色あくまで白く、よく発達した
筋肉の力強さを内に込めつつしなやかに引き締まっている。
完璧だ。僕は心の中で自分のコーディネートに花丸をつけた。
ツヅク。
おもしろくないのをありがとう。
激しくいい……。アグリアス最高。
花丸を就けるラムザにワラタ。
なんか……すごく(;´Д`)ハァハァしてきますた。
>345>346>347
無理すんなよ
>349
氏ね!!!(爆笑
死兆の星の七つの影の経絡を断つ!
m∩、 ((((, ヘヘ、
( | | ヽ つ ⊂ ヽ、
ヽ ヽ\ \ \. \ ∧_∧
\ \\ \ \. (; )
\ \\ \ ヽ_) (\
\ \\ ヽ )
> ヽ / y /
/ y' / /
/ ( ∩ . / /
/ \_/ /__/
/ / / . | |
/ / | |
. / / /∧ ./ /
/ /´Д`)/ /
/ | /
| /
| /⌒l
/ | / ./ .|
ヽ | /
/ | ゙ー'| L
/ | /(_ ヽ
/ノ / ゙し'
/ / ノ /
/ / //
/ ./
/ ( ヽ
/ ヽ、_つ
/
/ /
北斗骨砕打!
| |
| | | | |
| | ||| | | | |
| | | | ∧_∧ | |
| | | / ⌒ ( ´Д`)ヽ | |
| | | |/ ノ ____)ノ || | |
| | / ノゝ/ * \ | | | |
| | ( ヽ/ \|| | | | |
| | | /ヽ/ / ,ヽ ヽ | || || | |
| | | |_/ / |目 目\ \ | || || | |
|| | | / __/ / ヽ \ ヽ〜───⌒\_| て
⊂二二二二/ ノ_( ∨ ∨)二\________つ (
>>349 / ̄ ) /  ̄ ̄ ̄ へ
/ / //
< | ∧ |' 7
) ( ' | >
< Uし(__) て
へ へ
V V
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д` ) < まさか貴公にこの技をかます事になるとはな!!
/, / \_______
(ぃ9 |
/ /、
/ ∧_二つ
/ /
/ \
/ /~\ \
/ / > )
/ ノ / /
/ / . / ./
/ ./ ( ヽ
( _) \__つ
おい!お前らがいつも抜いてるアグリアスの画像を
教えておただけませんか?おながいします。
お前らマニアックですね
ワラタ
ツボにハマった
今回のフラッシュ怖いYOOOOOOOOOOOOOOOOOO−−−−−−−!!!!!
いま俺ペプシ飲んでるんだよおおおおおおおおおお
どうしてくれるうううううううううううううううううう
|
|
...-‐――--..!、
/::::::::::::::::::::::::::::::ヽ セイブザクイーン・・・。
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 何故メリアドールだけがッ・・・。
l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
l/l/ \l\l\:::::::ノ))
|::l |:::|6)))
|::l`ー-, -‐ |:::|ヽ、))
|::! / _ l:::l l
l/./  ̄`Y´ ヾ;/ |
______,| | |´ ハ
| | |-‐'i′l
|__ | _| 7'′
( (  ̄ノ `ー-'′\
 ̄  ̄ \
アグのファンHPって無いのか?
怖え・・怖えよおーー
しかし、こういう用途に使うんだったら、
実寸でドット打っとくんだったなーと。。。
実はゲーム画面でのドットよりかなり小さめに打ってましタ。
|
|
...-‐――--..!、
/::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
>>365 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ かっ、下半身はラムザなのか・・・。
l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
l/l/ \l\l\:::::::ノ))
|::l :::: :::: |:::|6)))
|::l`ー-, -‐ |:::|ヽ、))
|::! / _ l:::l l
l/./  ̄`Y´ ヾ;/ |
______,| | |´ ハ
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|__ | _| 7'′
( (  ̄ノ `ー-'′\
 ̄  ̄ \
>365
愛が暴走するあまり聖石の力を使ってしまったアグリアスのなれの果て、に一票。
いや怖いよこの両面宿彌。
ティアマットに萎えた後で
>>367を見ると萌え〜(´Д`;)ハァハァ
アグは70のDってとこですか?
剣を握る手が少しゴツゴツしている(それだって僕は嫌いじゃない)のを除けば、このまま
ステージに立っても一流の踊り子として通るだろう。アグリアスさんがしきりに気にしていた
セリアやレディと比べても少しも引けをとらない。いや個人的な好みから言わせてもらえば、
あの二人なんか目ではない。
「……あ、あまりじろじろ見るなっ」
アグリアスさんがそそくさと両手で胸と腰布の前の部分を隠した。いけない、ずいぶん
長いこと見とれてしまっていたらしい。
「ラムザ、お前よもや私をからかっているのではないだろうな」こころなしか涙目で
アグリアスさんが僕をにらむ。「それは確かにああは言ったが、その、こんな格好を
して女らしくなりたいなどとは……」
「僕はアグリアスさんに女らしくなってもらいたいなんて少しも思ってないし、人をからかう
ためにアタックチームを選ぶほど余裕はないですよ」
僕はわざとそっけなく言うと、脇においていたハープをかつぎ上げた。「もうみんな待ってます。
早くいかないと」
その時になって初めてアグリアスさんは、僕の格好が普段と違うことに気付いたらしい。僕の
ハープやマントを不思議そうに目でなぞっている。
「……それは?」
「僕は今回吟遊詩人で出ます。アグリアスさんのサポートをするので、よろしく」
「え……」
「一人じゃ踊りづらいでしょう? さあ、急いで」
机の上に置かれたままのカシミールを握らせると、僕はそのままアグリアスさんの手を引っ張って
やや強引に外へ連れ出した。
「ちょっ、待って、まだ……」
その日ゼイレキレの滝は快晴、やや風が強かった。いい日和だ。
出撃直前までブツブツ言っていたが、戦場に立つとさすがにアグリアスさんは自分の務めから
逃げなかった。僕の伴奏にあわせ、ぎこちないながら手足を舞わせはじめる。最初のうちこそ
ぎくしゃくしていたが、旋律に乗せて体を動かすことに慣れてくるにつれて、踊りはなめらかに、
リズミカルに、情熱的になっていく。
白い肌が上気し、汗の玉がすべり落ちる。固かった表情がやわらぎ、唇がほとんど楽しげな
微笑みを浮かべるのと対照的に、瞳は集中力を増して鋭くなっていく。
白い腕が流れる。
力強い脚が跳ねる。
金の髪が躍る。
綺麗だな、と僕は声に出さずにつぶやいた。
女性特有のやわらかな曲線と、鍛え抜かれた戦士の強靱さがぶつかりあい、「筋肉質」
という言葉が当てはまる直前のところで調和を保っている。誰がこの人を見て、女らしい
美しさが足りないなんて言えるだろう。
滝のとどろきに混じってムスタディオ達の喊声が聞こえる。この戦いもそう長いことは
なさそうだ。アグリアスさんの踊りをそばで見ていられなくなるのが、僕は少しだけ残念
だった。
凱旋した僕らを……というかアグリアスさんを迎えたのは熱狂的な歓声であった。
「きゃー! お姉様ーっ!」
「すっっごく綺麗でした! 見とれちゃいましたあー!」
「うああああ! 俺も出撃したかったあー!」
「他の奴が踊った時より倍くらい効きましたよマジで!」(そりゃ僕が一緒に歌ってたからだ)
「俺なんか待機する時にアグリアスさんの方向いてました! ベヒーモスに背中見せても!」
「隊長! 次は私もぜひ、ぜひ一緒にっ!」
唖然としているアグリアスさんの背中を軽く押してやると、
「わっ、え、ちょっと、お前達っ!?……あ、どこへ……!」
たちまちのうちに彼女はにわかファンの波に呑まれてもみくちゃにされ、そのままどこかへ
運ばれていってしまった。
それからだいぶたって、僕が装備を解いて汗や埃をぬぐい、夕涼みがてら川辺で戦果の
点検をしていると、ようやくアグリアスさんが戻ってきた。まだ踊り子の格好のままで、顔を
少しほてらせ、くしゃくしゃになった髪をしきりに手で直している。
「……ラムザ」
「大人気でしたね」僕が笑いかけると、アグリアスさんは実に照れくさそうに微笑んだ。
乱れた細い金髪がいっぱいに夕映えを受けて、掛け値なしに女神の後光のようだ。
「からかうな」
「どうです。まだ、アグリアスさんは女らしさをなくしてしまって、取り返しがつかない
なんて思いますか」
「え……?」
心底意外そうな顔で、アグリアスさんは僕を見返す。一体この人は僕が何のために
今回の編成を仕込んだと思っていたんだろう。
「つまり、そんなことを無理に考える必要なんてないんですよ。アグリアスさんは
今でも十分素敵な女(ひと)です」
夕日の中でもわかるほどまっ赤になって、横を向いてしまうアグリアスさん。ずいぶん長いこと
たってからようやく、
「……ありがとう」
消え入りそうな声で、そう言うのが聞こえた。
メリアドールは65のEというところであろうか
「……ところで、ラムザ。実は……だな」
「はい?」
「その、踊り子……の衣装の中で一つだけ、どうしても着け方のわからなかったものがあるのだが」
「え?」
別におかしなところはなかったと思ったが。
「どんなものです?」
「これなんだが……」
と言ってアグリアスさんが隠しから取り出したのは、ハンカチ程度の布の塊。
手にとって広げてみると、それは平べったい三角形を二つ、それぞれの頂点で
つなぎ合わせたような形をしたものだった。
「…………!!!!」
表情が凍りついたのは、多分アグリアスさんには気付かれなかったに違いない。僕は
おそるおそる、アグリアスさんの長い脚を覆う腰布に目をやった。
「ラムザ?」
「……いや、えーと……あの……僕にもよくわからないです」
その後もアグリアスさんは何度か(死ぬほど恥ずかしがりながらも)踊り子となって
見事な踊りを披露してくれたが、あの疑問を結局どう解決したのかは訊けずじまいだった。
あの時彼女が腰布の下に何を穿いていたのか、いや何か穿いていたのか、
僕は今でも気にかかっている。
End
書きながらそのつど投稿するのは無理があると学習。
とりあえず、ネタが尽きたのでこれまで。
>379
乙カレー
面白かったYO!!
またネタが溜まったらおながいします。
(´ー`)ノ完結おめでd
344の描写はかなりハァハァさせてもらいました。
連投規制のなかご苦労さまですた。
完結オメー
連載の実力は十分あるからどんどん書いてね
つーか連投規制はうざい
ラファはBカップで
ラファは結構大人っぽいはず・・
レーゼはポロリ担当ということでひとつよろしくな
とりあえず次スレは
『アグリアス様に萌えるスレ part5 ポロリもあるよ』でよろしこ
もう次スレの話かYO!!(w
ラファはこれからの成長に期待。めちゃくちゃ色っぽくなるはづと予想。。。
389 :
379:02/05/27 00:54 ID:???
>382
おおおおお! すごい嬉しいです。ありがとうございます!
お礼に何かリク下さればSS書きます。ただしラムアグに限りますが(w
ラファは今回のSSにもちこっと書きましたが、年不相応な大人っぽさと色っぽさを
持っていて、それがちょっと痛々しい、に一票。これから幸せに成長すれば
すごくイイ女になるでしょう。
ラファの成長が見られなかったら■を怨みます・・
怨みま〜す〜♪怨みま〜す〜♪怨みま〜す〜♪怨みま〜す〜♪
怨みま〜す〜♪怨みま〜す〜♪怨みま〜す〜♪怨みま〜す〜♪
恨み あります 呪い あります 貴方にあげます …… ライフブレイク!
(・A・∀・)ナンツッタリシテ
>389
お。リクエスト可ですか〜。
んじゃムスタディオかアルマのいずれかをからめて、
ドタバタギャグ希望(w
よく見たら、さっきの吟遊詩人ラムザのドット、
左目が少しおかしいような気がしてきた。。。
気が向いたら直して再アプするかも。
アルマがルカヴィに連れさらわれてラムザが追っかけるんだけど
もうアルマはルカビの虜でした、って話。
肉欲になってました、でも可。
【重要】ここまでのまとめ【確認】
アグは70のD
メリアドールは65のE
ラファはBカップ。但し未だ成長中
レーゼはポロリ担当
【要調査】
アルマ、オヴェリア、ミルウーダ、バルマウフラ、労働8号
しかし冷静に考えてみると、65のEって、想像つかない気がする(;´Д`)
あと労働八号のバストは129.3cmきぼんぬ。
そんなに小さかない気もするけど、あえてこの数字を推したいと思いまス。
そういえば前は身長でいろいろ論議されていたね。。
どらえもそパクるなやぁ!!!(゜Д゜)
398 :
伝令〜:02/05/27 06:31 ID:???
アルマ萌えスレ、陥落の模様。
アルマの時はA
アルテマの時はD
そこにつけこまれて融合寸前までいきました、まぢで。
_,,_
,,-~、 ~^`-,
//i l | ミヾ ヽ
//i| | iヾヽヽヽ\ヽ ヽ
.i/|i \ヾヽヾ\ヾ,ヽi |
| | |二ヽ,\_ヾ\| | .| 400は私がもらった
//i ヽU> TJ^フ|i | |/
.///ノ|ヽ,  ̄ ./|i| |ヽ
/ /"i| |i\ -- ,イ|i |i |.\
/ /|; |i |l/i`ー-"i>,| i /i | )
.i /il | i l/^ヽ|^i^i ̄/|i ;i | i /
|i i| i |;//?// /?//;:ノノ^=,,,
,,-ヽi/::::::|i?i|i /?//i:ノ,,、 ~>,,,
/ .ソi|i:;::::::|i?|i |?/|;/;:::~^-ー"::::::ヽ
,,-=;| |i .,='i:::/:::::|?|i |?|//;::::::::::::::/;::::::::::::::|
//彡ヽ,,,_|::i;:::::::i?V?/;::::::::::::::::::|i;:::::::::::::::|
,,,,--=二il| 三 " /~~|;:\;:::\,,,,/;:::::::::::::::::::::::|;::::::::::::::::i
;:-==~ ,,,-=~ヾ\,,,,;::.ノ i;::::::\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/li;::::::::::::::::|
/-=-~,,--==;/^~ |;::::::::::[_|i_i|___] |i;:::::::::::::::::i.
,,,,/,,--===/ i;::::::::/\;::::::::::::::::::::::::| |;::::::::::::::::::|
/ノ,_,,-=-" |;:::::::i'i\ノ\;:::::::::::::::::/\|i;:::::::::::::::::::i
ノ" [~^-,,| |;:::\ノ\_;;;;;;/ |i;::::::::::::::::::::|
i~^-;| |;::::::::ヽ、_ ~~〇ノ|ヽ;;::::::::::::::ノ|,
|:::::::i .|;::::::::::::::~ ~^--="::::|\\;;;/イi
|:::::::| .|;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::`-─=~::::|
「私がいないで、どうやってオーボンヌ修道院に入るつもり?」
ゴネ倒した末、見事ラムザ達との同行許可を勝ち取ったアルマ。「危険だ」「足手まといだ」と
散々文句をたれはしたが根っこの部分では兄バカのラムザ隊長、よくできた妹を自慢がてら
早速仲間に面通しである。
「お久しぶりです、アグリアスさん。兄とご一緒とは知りませんでした」
「アルマ殿、お変わりないようで何よりだ」
「あれ? 知りあいなのか?」
「うん、修道院で、ね」
「アルマ殿にはよく、オヴェリア様の話相手になっていただいた」
「そうだったんですか」
(…………)
一方こちらも天下に隠れもなきブラコンのアルマ。アグリアスがラムザを見る目に、
おそらく当人も自覚していないであろう、特別な感情が込もっていることにすぐに気付く。
世界にただ一人の大事な兄である。なまじな女に渡すわけにはいかない。容姿・人格・
能力・家柄・年齢(これ重要)。アグリアスさんならば充分及第点ではある(約1項目除く)が、
あの歳になって自分の感情を自覚さえできないという度はずれた鈍感さに一抹の不安が
残る。大体この人、オヴェリア様一筋のレズっ気があったのではなかったか?
心穏やかならぬアルマさん、短い旅程をフルに利用して早速調査開始。
〈実験0・まずは予備調査〉
まずは周囲がこの二人をどう見ているかを確かめる。応援するにも妨害するにもすべては
人の利あってのことである。ベオルブ家の諺にも「まず勝ってから戦え」というではないか。
エスメラルダ「隊長とアグリアスさん? わりと一緒にいるわね。戦闘でも息合ってるみたい」
オフェーリア「結構雰囲気悪くないのよ。公認とまではいかないけど、かなり有望じゃないかと
思ってるんだけど」
ジーン「カップル? いやそんな風には見えないな。第一、アグリアスさんがラムザなんか
相手にしないだろ」(この時点で彼を調査対象から除外。物のわかってない男である)
ラヴィアン「ご自分では気付いてないみたいですが、アグリアス様ってばラムザさんがいる
時には表情がやわらかいんです」
アリシア「アグリアス様が男の方なんか相手にするはずがありません」(この人も除外。駄目だこりゃ)
ラッド「うーん、どうなのかな。仲がいいとは思うけど、恋愛とかじゃない気がするなあ。あ、でも
アグリアスさんの方はたまにラムザを気にしてる風があるな」
ムスタディオ「アグリアスさんもそうだけど、ラムザが案外鈍感だからな。くっつくにしても
もう一山か二山かかるんじゃないか」
ムスタディオとかいう将来ハゲそうな髪型をした青年の言うとおりで、兄はぼんやりした
外見の割に頭は切れるのだが、こと恋愛となると外見以下の朴念仁ぶりを発揮し、子供の
頃からそれで知らずに泣かせてきた女性が数多くいることをアルマは知っている。ともあれ
「いい雰囲気」というのに間違いはないようだ。兄さんの方はあとで聞くとして、今度は
アグリアスさんの気持ちがどの程度のものなのかを知る必要がある。
〈実験1・兄さんの寝姿を見せてみよう〉
「装備品の在庫表がラムザの所から帰ってこないんですよ。回覧、あとアグリアスさんだけ
なんで、時間があったら見るついでに取ってきてもらえないスか」
「む……わかった。仕方がないな」
ムスタディオさんは台本通りに喋ってくれているようだ。よしよし。
ここはドーターの宿屋。隊長であるラムザは一応一室まるごとを与えられ、先刻アルマが
勧めた薬草茶の効果で今はぐっすり眠っている。アルマがその屋根裏に潜んでいると、
ほどなく控えめなノックの音がした。
「ラムザ?
数回のノックでも反応がなく、そっとドアが開く。ていねいに編んだ長い金髪が、本人よりも
先にひょこっと顔を覗かせる。
「……寝ていたのか……」
アグリアスが静かに部屋に入ってくる。起こそうかどうしようかしばし迷った後、文机の
上にチェック済みの在庫表が置かれているのを見つけ(アルマが置いておいたのだ、もちろん)
起こさず帰ることにしたようだ。
書類をとってぱらぱらとめくり、問題がないことを確認した後で、ラムザを起こさないように
静かに部屋を出ようとした時、
「…ん………」
ラムザが寝返りをうって、何事かつぶやきを漏らした。その瞬間、アグリアスの動きが止まる。
妹の自分が言うのも何だが、ラムザの寝姿にはかなりの破壊力がある。元が色白・童顔・
女顔なのに加え、熟睡している時にはおよそ狙ったって作れないほどの絶妙にあどけない
表情になる。大きめのシャツを寝間着として愛用し、肌が弱かった頃のなごりで少しの天花粉を
はたくのを習慣にしているため、全体にぽわぽわした雰囲気をまとっている。
「あぐっ…………」
アグリアスは不自然な姿勢のまま硬直している。かなり効いたようだ。
「…………らっ……む」
理性を保つために声をかけたいが、声をかけたら起きてしまうというジレンマの間で揺れている
のが手にとるようにわかる。右手がさっきからぶるぶる震えているのは、おそらく触りたい欲望と
自制心が葛藤しているのだろう。
アグリアスが固まったままたっぷり十分近くが経過した頃、そろそろいいかと思いアルマは
用意した小瓶を傾ける。天井から冷たい水が数滴ラムザの顔に当たり、たちまちラムザは
目を覚ました。
「うんん……アグリアスさん?」
「!!!! いやっ、違う、違うんだ!」
「?」
一瞬にして硬直が解け、湯気が立つほど真っ赤になって意味不明の弁明と共に
ドガタガとテーブルをひっくり返しながら部屋を飛び出すアグリアス。不思議そうな顔で
見送るラムザ。
実験結果:かなり有望・ただし単なるショタ嗜好の可能性もまだあり
アグがラムザをシゴきたおすような話を見たい
どこをシゴくかは秘密
406 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/27 19:26 ID:xhoeZmKc
>>405 パート1の前の方にあったよ、そういうの。
焚き火で雑魚寝で寝てるアグが隣で寝てるラムザのどこかを手でシゴいちゃう話。
407 :
おーしゃー:02/05/27 19:30 ID:fgXp1Y9Q
じいさんはいろいろありすぎてつまらねぇ
その点わかりやすいアグリアスの方が好きだ
ビシイッ!ビシビシビシッ!バシーン!!
バシッ!!バシッ!バシッ!!バシバシバシバシ
「オラオラオラーだらしないぞ!ラムザ!」
「ううっ、許してください!アグリアスさん」
「だまれーー!!」
「ひぃぃぃぃぃ」
バシバシバシッ!ビシ!バシッ!ビシ!バシッ!!バシッ!!
バシバシバシバシバシバシバシバシビシイッ!
シバキ倒してみた
パート1か・・懐かしい・・
よーしパパ今日は全部読み返しちゃうぞー
アグふんどしうpきぼんぬ
413 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/28 00:29 ID:NK7qHcHU
【重要】ここまでのまとめ【確認】
アグは70のD
メリアは65のE
ラファはBカップ。但し未だ成長中
レーゼはポロリ担当。爆乳
アルマはA。アルテマ時でD
労働8号は129.3cm
【要調査】
オヴェリア、ミルウーダ、バルマウフラ
414 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/28 09:58 ID:nwy9Ln9g
異端者氏は、ここで挙げられている数値がアンダーバストだということを理解しておられるのだろうか…?
オヴェリアは63のCキボソ
アンダーだったのかYO!!
そういえば数字見ればその方が自然だけど、
アンダーで語ってるの始めて見たよ。。。盲点だった(;´Д`)
童貞でしたか。
なんでそーゆーことになるねん(;´Д`)
まあ別にどっちでもいいんだけど。
つーかこのスレの流れの何処にアソダ-なんて話が・・・ヽ(‘Д´)ノ
みりゃわかるじゃん藁
つ〜か、AとかBとかいうのは、
アンダーバストとトップバストの差がどれくらいか?
というのを表した記号です。で、AとかBとかの記号がついている段階で
数字はアンダーバストを示している事になるんですよ。
だから、妊娠とかして胸が大きくなると、アンダーは変わらずトップとの差が
広がる、ってわけで、BだったのがDになったりするんですね。
詳しくはこちらで
ttp://home.att.ne.jp/gamma/netcafe/size.html
思いがけない場所で、ためになる話でした(w
「記号がついてる時点で自動的にアンダー」というのは初めて知りました.
しかし青年誌のグラビアとかで「90E」とかいう表記を普通に見る気がしますが,
あれは誤用? それとも実はアンダーが90だったということ?(ヒィ)
アルマは公式イラ見る限りAじゃないようなきがするんだけも……
まあ、そんな話どうでもいいか(w
あくまでイメージの話ね
僕も初めて知ったYO!
そう。>423さんと同じく、青年誌のグラビアなんかの記述だと、
あれはトップとしか思えないんですよね。。。
水着の女の子のアンダー90ははっきし言ってオソロスィ……
これはもしや、
バストの数値に関する、男性と女性の見解(ないし常識)の違い……?
もちろん正しいのは、実際に自分の数字を持っている女性の見解の方なのですが。
【重要】ここまでのまとめ【確認】
アグは70のD
メリアは65のE
ラファはBカップ。但し未だ成長中
レーゼはポロリ担当。爆乳
アルマはA。アルテマ時でD
労働8号は129.3cm
オヴェリアは63のC
【要調査】
ミルウーダ、バルマウフラ、エアリス、汎用弓使い、ラムザ
ち ょ っ と ま て ッ 。 。 。
.
>>424も言ってるが、アルマAはちと変じゃない?
個人的イメージとして童顔巨乳な感じがあるのだが・・・・そうでもない?
429 :
421:02/05/28 14:40 ID:???
ぬあっっ グラビアって、90Eとか書いてるんですか。
それはどうなんだろう。やっぱりトップで計ってるとしか思えないですね
ううむ、下着の70Eとグラビアの90Eってのは同じサイズって事ですか。
グラビア的に90Eが良さそうに思えてそういう表記になったんですかね。
テレビで見てる分にはカップの大きさしか聞かないから気付かなかったデス。
男と女の間には〜こんなとこにも溝があった〜〜
ちょっとgooooooooooogleしてみたけど、
出てくるのはアダルトサイト(しかも風俗系)ばっかしだぁ。。。
そりゃそうだなぁ、ネットでスリーサイズ網羅してるところなんていったら。。。
そしてやっぱりトップとしか思えない数値の羅列。
うーむ。ほんと、溝なのかもですなー。。。
アルマAは小さいかな、は僕も同意かな(w
ラムザ・アルマ兄妹は「脱いだらすごいんです」に一票(不明)。
そして実は既にアグリアススレの話題ではなくなっている罠。
いや、あれは詰め物なのです。
このゲルモニークをも凌駕する秘密を抱えていた事が彼女を聖石に反応
させた主原因なのですっ…
というネタで言ったんだが気にしない人がいるのはそういうイメージもあるのかしら
なるほど〜
アルマの胸には聖石がふたつ隠されていたんだね
触ると ゴ リ ッ という感触のするアルマの胸……
そんなのいやだぁ
||
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ ノ
∪∪
触れるとルカビィになります
ある日突然ルカビィに変身するラムザ!
「とうとう触ったなー!ラムザー!」
「このシスコン!」
「変態!」
女側の意見として。
女にとっては、バストサイズの「数字」は大抵アンダーを指すと思います
じゃなきゃ、下着を選ぶ際に困るんで……
グラビア誌の場合は、バストの大きさを強調する為に、「数字」はトップを
表示してるんじゃあなかろうか、と勝手に考えてます
……どーでもいいけど、自分がDカップなので
アルテマはもっと大きいような……気がします……何となく。
そんなわけでここはアグに萌えつつも、
アルマのオパーイを考察するスレになりました。
アグに萌えつつも青年誌グラビアの女性蔑視を問題視するスレになりますた
421で↓こう書きましたが
>>AとかBとかの記号がついている段階で数字はアンダーバストを示している事になる
これは、成り立たないとわかったので、
グラビア等の場合はトップ、下着ならアンダー。一般的な女性が口にする場合は
たぶんアンダーを示す。
という事にさせてください(-∀-;)
アグ様が初めて自分の胸のふくらみに気付いた時の気持ちってどんなんだったろ……
普段はサラシを巻いてるのだろ〜かとかとか……ハアハア
や、実に参考になりました。>421さん>436さん感謝。
アグリアス萌えスレにこんなに女性がいることにびっくり。
つか女性も読んでるスレであんなこんなSSを書いてたのかと思うと……
続き書けなくなりそう。
イヤ、腐女子だから別にイイノカナ
アルマさん、アルテマさんになってちょっとは胸大きくなったんだろーか?
それとも所詮2Pだから色変えのみ?
アグ萌えスレでこんなこと言うのもアレなんですが、
アルマが
「もっとおっきくなんないかな…」
なんて自分の胸について悩んでるところ想像すると
とても萌えると思いませんか?
>>442 萌えるっ!
そしてその悩みを泉で水浴びしている時にアグリアスに相談する所を想像するとさらに。
良スレだ。
それとともに♀が居ることに驚くスレ。
いや今さら驚きゃしませんが(w
最萌の時の自炊見てると、女性のタッチがかなり多数見られましたし。
それにしてもほんと、バストに関しては勉強になったなぁ。
深夜、野営の焚き火のまわりに雑魚寝するパーティー。あたりは静まり返っている。
ラムザの隣には左横にはアグリアスが。ふと目が覚めたアグリアスが寝返りをうって
ラムザの方を向きなおったとき、彼女の右手がラムザの股に触れた。
「・・・」
いたずら心を起こしたアグリアスは、そっとラムザのズボンのチャックをおろし、
まさぐって可愛らしいそれをポロッと出した。「んっ」と一瞬むずがゆそうにするラムザ。
でも目は覚めていないようだ。
アグリアスはそれを美しい手でやさしくつかみ、ゆっくりとしごきはじめた。
それは少しづつ大きくなったが、やはり大きくなっても彼女の手の中に納まるくらいだった。
ラムザの顔を見ると少し紅潮している。押し殺したように乱れた息をついでいる。
でも相変わらず目はつぶったままだ。
ぱちぱちと音を立てて燃える焚き火。他のみんなもすぐ横で寝ている。
アグリアスは頭を地面に横たえたまま、同じく横になったラムザの顔を間近に見つつ、
ラムザのそれをしこしこしごきつづけている。
ラムザの顔がびくっと震え、それから白い液がとろっと、アグリアスの手の中に出た。
アグリアスは少し戸惑いながら微笑み、その右手についたネバネバしたものをラムザのそれになすりつけた。
そしてちいさく縮んでいくそれをズボンの中にそっと押し込み、チャックを上げる。
まだ少しネバつく右手をラムザの上着の横でふく。
ラムザの顔は真っ赤になっているが、息はゆるやかになり、そして依然目をつむっている。
アグリアスはふふっと笑って、寝返りを打ってラムザに背を向け、快い眠りに落ちていった。
あくる日の朝、パーティー中一番遅く目の覚めたアグリアスは、あわてて身支度を整える。
「アグリアスさん、急いでください」ラムザがせかす。ふと目を合わせると、ラムザは
頬を赤らめて目を背けて自分の荷物の方に行ってしまった。
今夜もラムザの横を確保しようと決意するアグリアスだった。
ラムザのそれが小さいというのはいかがなものかと苦言を呈しておく(ぉぃ
448 :
446:02/05/28 18:56 ID:???
チッ!!
警告受けちったよ。
>446
…むしろラム犯スレの話題のような気もするのですが気のせいでしょうか(w
なぜpart1スレの物語を今更ここに……?
>>442 同時に胸が大きい事に悩むアグリアス。
ふたりして軽い口論になり、なぜか巻き込まれるラムザ。
>>449 正直、part1の時、ラムザ目的にここにいた奴、てーあげろ
〈実験2・兄さんの服を着せてみよう〉
「うわぁ……スタイルいいんだあ……」
川辺でキャンプを張ることになったある日、男共を見張りに遠ざけて水浴を楽しむ女性陣。
一糸まとわぬ姿で互いに水をかけあってはしゃぐような雰囲気に、だがアグリアスはなじめない
らしく、翌日わざわざ皆が起き出す前に早暁の川に入る。無骨な騎士鎧の下に隠された豊かな
曲線が曙光に濡れ光る様は、同性であっても息がつまるほど美しい。思わず自分の胸元を
見下ろし、羨望と嫉妬を覚えるアルマだが、目的を思い出して我に返る。アグリアスがラムザを
意識していることはよくわかった。だが「男性として」どれだけ意識しているかということになると、
まだ疑問が残るのである。
水浴を終えたアグリアスが、岸に上がろうとする頃合いを見計らって、隠れ場所から飛び出して
駆け寄りつつ、
「アグリアスさん、ごめんなさい! 間違えて、替えの服を全部洗っちゃいました!」
同行中、洗濯や炊事などの雑用は、非戦闘員であるアルマが率先して担当している。
岸辺の樹にきちんと畳んでかけられたアグリアスの服を素早く回収し、洗濯かごに押し込んで、
「昼には乾くと思いますから、すみませんが少しの間、これ着ていて下さい」
有無を言わさず持ってきた服を押しつける。戸惑いながらも身につけ始めるアグリアス。
上着に手をかけたところで、違和感に気付いたらしく、
「もしかして、これは男物じゃないのか?」
「はい、アグリアスさん背が高いから、他に丈の合うのがなくて……すみません」
「まあいいが……」
「兄さんのなんですけど」
「え」
袖を通しかけたまま固まったアグリアスに、気付かないふりをしてさっさと立ち去る。
キャンプに戻って荷箱の陰で待つことしばし、ようやくアグリアスが戻ってくる。頬をほてらせ、
目線は落ち着かない。しきりに腕を上げたり首を曲げたりしては、自分の姿を確かめている。
時折風が吹くと、軽く電気が走ったように身をすくませる。アグリアスに渡した服は、あらかじめ
半日ばかりラムザに着せておいたものである。汗臭くはないが、ラムザの体臭が移っている。
嗅覚のすぐれた人ならば、全身をラムザの匂いで包まれているように感じるはずだ。
もう太陽もすっかり顔を出し、夜番だった者や寝起きの悪い者以外はぞろぞろと起き出して
きている。起き抜けのこととて、アグリアスの服装にいちいち目をとめる者などいはしない
のだが、すれ違うたびに
「お早うございます、アグリアスさん」
「…!あっ、ああ、おっお早う」
いきなり動きがぎごちなくなりそそくさと通り過ぎるアグリアス。ほとんど万引きをした子供の
体である。
そのうち、とうとう本当に気付く奴も出る。
「お早うっス、アグリアスさん。あれ、その服ラムザの?」
「! そ、そうだ、これはその」
「おーい、ラムザ! アグリアスさんがお前の服着てるぞ」
「!!!」
向こうで朝の体操をしていたラムザが、ムスタディオに呼ばれて駆けてくる。アグリアスは
さながら生きたまま蛇に呑まれる蛙の心地で、近づいてくるラムザから絶望的に目が離せない。
「あ、ほんとだ。どうしたんですか?」
「あああああああああのだなこれはだからその」
しどろもどろに弁解を始めるアグリアス。いや弁解することなど何もないのだが、顔中を羞恥と
後ろめたさで一杯にして、自分の意志でしたことではないと必死に言い立てるその姿はどう見ても
罪人の弁解である。
「……なんだ、じゃあアルマのせいなんですね。僕からよく言っておきます。ご迷惑をかけて
申し訳ありません」ぺこりとラムザが頭を下げる。
「い、いや、そんな、迷惑などということはまったく少しも」
「でも、アグリアスさんが僕の服を着てるなんて、何だか恥ずかしいなあ。あはは」
「は、は、ははは……」
「しかし、ほんとにぴったりスねえ。胸回りにちょっと無理があるけど」
「……!」
確かに男物の上衣の胸は豊かにもり上がり、その部分の布地だけ窮屈そうに張りつめている。
その付近にムスタディオの視線がうろつくのを感じとり、慌ててぱっと両手で胸を隠すアグリアス。
その時、テントの向こうでラムザとムスタディオを呼ぶ声がし、二人はそのまま駆けていった。自分の
胸を両手で押さえた形のまましばしたたずんでいたアグリアスは、やがてそれが自分自身を
(ということはつまりラムザの服を)抱きしめている(すなわちラムザ(の服)に抱きしめられてもいる)
格好であるということに突然気付いたらしい。
「……………………」
急いで手をおろし、誰にも見られなかったことを確認(アルマにきっちり見られているのだが)した
上で、今の状況の意味を反芻するかのように、あらためて立ちつくすアグリアス。
やがて、再び歩き出した姿にはさっきまでのようなぎこちなさはなく、心なしか浮かれている
ような軽い足どりのリズムとともに、かすかなハミングがアルマの耳に聞こえてきた。
実験結果:相当有望
>>443 いいねぇーっ。
「ねぇアグリアスさん。
どうしたらアグリアスさんのようになるかな……」
「ア、アルマ殿。どうしたのですか突然」
「ほら……私……その……むね、ちっちゃいでしょ?
だからアグリアスさんとかがうらやましくて……」
「よいではないですかアルマ殿。
私は少し小さくともその形のよいアルマ殿がうらやましく思います」
なーんて話になったりして?
いやーたまらんなー(;´Д`)
なんかちょっとタイムリーだったかも。胸ネタ。
次回最終実験。明後日あたりになると思うです。
アルマとアルテマ体は一緒両方D説ハァハァ・・・・・
アルマA→アルテマ化でバスト増量D説ハァハァ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・結 局 ハァハァ か よ
>459
ごめん、もう少し待って下さい。
最後まで書いてから投稿したいんで……
461 :
発端者:02/05/28 23:56 ID:???
【重要】ここまでのまとめ【確認】
アグは70のD。「大きいより可愛いのが・・・その・・・強い」
メリアは65のE
ラファはBカップ。但し未だ成長中
レーゼはポロリ担当。爆乳
アルマはD。(巨乳童顔)→アルテマ時でF(魔王級)
労働8号は129.3cm
オヴェリアは63のC
【要調査】
ミルウーダ、バルマウフラ、エアリス、汎用弓使い、ラムザ
>461
今更ですがアグはもうちょっと大きいの希望。むしろメリアドールがなぜ大きい?
ミルウーダは骸旅団でろくなもん食べてないので、可哀想なくらい薄い、に一票。
アルガスに家畜呼ばわりされたから実は牛並みにでかい、でもいいけど。
エアリスだったっけ?
似てるだけだったと思ったが
アグの胸はこんなもんじゃない?
アグのエロ同人読みてぇ
風水士は下半身で勝負
弓使いのシリも、いいシリだ
>461
そういえばティータは?
おっと影が薄くて気づかなかった
じゃあ胸も薄いと言う事で。
繊細そうとか、食が細そうとか、そんな感じはするけどねー。<ティータ
467が名をだすまでみんな忘れてたところが笑える
472 :
発端者:02/05/29 13:08 ID:???
【重要】ここまでのまとめ【確認】
アグは70のD。「大きいより可愛いのが・・・その・・・強い」
メリアは65のE
ラファはBカップ。但し未だ成長中
レーゼはポロリ担当。爆乳
アルマはD。(巨乳童顔)→アルテマ時でF(魔王級)
労働8号は129.3cm
オヴェリアは63のC
ミルウーダはB。栄養失調ぎみ
ティータはA。色々と薄い
風水師はフトモモで勝負。弓使いは尻で勝負
【要調査】
バルマウフラ、エアリス、ラムザ
妹キャラなのにっ…!
妹キャラなのにっ……!!
なんでアルマたんとこんなに扱いに差がありますか!?
とおまいらを小一時間問い詰めたい。
いや、色々と薄い方がイイ! という人もいるのだからして。
というかティータの場合、
スリーサイズが云々って言い出す以前の年齢でお亡くなりに。。。
フトモモで勝負はむしろものまね士。
風水士が武器とすべきは股下何ミリなのかさっぱり分からないあのドキドキ感。もっと言うならば
両脚をぴったり閉じたときに股間に生ずる逆三角形の空間。俺命名グランドトライン。
あとナイトはさらさらヘア、白魔道士は鎖骨、モンクはぴっちり感で勝負というのはどうか。
>>473 「平民は所詮平民だ」と故・アルガス氏は言ってました。
それはともかく、自分はティータは幸から何から薄いほうが良いなあ。
>>475 じゃ、そこらへんを考慮して、アルマ1章A→2章以降D→アルテマ化F
これでティータと平等・・・・・か・・・・・な?
>>476 白魔は鎖骨・・・・?あ、男性のほう?
女性で鎖骨はむしろ女召喚士かと。
>473
薄幸の美少女は細くて華奢で儚げで
きゅーっとしたらぽきっと折れそうなか弱い子と相場が決まっているのでし。
そーゆー娘さんがあともーちょっとで助けられるぞーってなところで
あっけなくお亡くなりになるのが涙をそそるのでし。
つまりティータ萌えには乳はいらん。てゆーか自分的にはあるとかえって邪魔。
479 :
476:02/05/29 20:27 ID:???
>>477 失礼。白魔道士女に鎖骨は見えませんでした。勘違いしてました。
でも女性キャラの鎖骨が見えるジョブって結構多いんですな。
……風水士男の格好をした風水士女が見たいというのは私だけ?
>>478 >474そのまんまですな(w
>479
し た ち ち
そこにアグはいるのか?
482 :
478:02/05/29 23:15 ID:???
>479
誤解をせんでくれ。
別に色々と薄い方がイイ! という人なわけじゃない。
ティータにはティータなりの萌えポイントがあるということだ。
アグリアス萌えやメリアドール萌えにはむしろ、
鎧を脱いだら現れるないすばでぃは必需品ではないか!
……つまり誰でもいいんだなというつっこみは却下。
もしティータが生きてたら・・・
ティータ「あの・・・いつも兄がお世話になっております・・・」(ぺこっ)
オヴェリア「あ、ど、どうも、オヴェリアです」(ぺこっ)
ティータ「あの・・・お茶どうですか・・・?」(おそるおそる)
オヴェリア「あ、い、いただきます」(おそるおそる)
ティータ「あの・・・兄のどこらへんがよかったですか?」(きゅい〜ん)
オヴェリア「あ、お、おっきいところかな。こ、こころとか」(にゅい〜ん)
・・・だめだ上手くいかん。
いやいやお前ら
ス レ 違 い と 気 付 け
いつまで話してんねん(w
う〜ん、でも、アグ姉さん一人じゃあ少し話題に困る気がなきにしもあらず・・・・
かといって総合萌えスレ化になるのはチョトいかんのかな・・・・
(オヴェリアスレも事実上、最萌・燃スレになってるし・・・・総意が得られてるんなら良いんではないかと)
特にティータ萌えなんてわざわざスレ立ててもしょうがないし、こんな機会しか・・・・(苦藁
ティータ萌えは全然いいが乳萌えはどうかと言ってみるテスト(笑
いいじゃん(w
それはそれで進行させておきながら、
並行で別のネタもどんどん振るのが吉(w
アグリアススレも落ちたな
ぐあああああああああああ!!!!!!!!
くそ!!わかったよ!!俺の負けだ!!!
426!!!なんでラムザがはいっているんだああ!!!
あああああ!!!!くそ!!つっこんじまったああ!!!!!
>486>488
禿同。
そうでもないとなかなかマイナーキャラたちの話ができんからね。
あまり細かいこと考えずに
今のような調子で進めていいんじゃないかな。
>489
まぁそう言うなって。
基本的に我らはアグ萌えなのに変わりはないのだ。
乳萌え堕スレはここですか?(藁
493 :
発端者:02/05/30 02:04 ID:???
乳に萌える事によって、相対的にアグに萌えるのです。
ところで、あずまんが大王を見るたびに、榊さんがアグに見えます。
【重要】ここまでのまとめ【確認】
アグは70のD。「大きいより可愛いのが・・・その・・・強い」
メリアは65のE
ラファはBカップ。但し未だ成長中
レーゼはポロリ担当。爆乳
アルマはD。(巨乳童顔)→アルテマ時でF(魔王級)
労働8号は129.3cm
オヴェリアは63のC
ミルウーダはB。栄養失調ぎみ
ティータはA。色々と薄い
風水師は際どい衣装で勝負。弓使いは尻で勝負。ナイトはサラサラ髪で勝負。
モンクはピッチリフィットで勝負。
【要調査】
バルマウフラ、エアリス、ラムザ
ただたんに乳に萌えたいだけだってはっきり言えよ(藁
なんだよ相対的にアグに萌えるって
ヴァカじゃね?(藁
個人的にはどうもエアリスは巨乳ってイメージは湧かないなぁ。
ミルウーダ同様、栄養失調っぽいし。
最萌フラッシュに使う画像が足りません。
メリアドール、ラファ、レーゼ、セリア・レディの絵を提供してもいいという勇者求む。
このままだと投票レスのみに・・・・・・。
(それでもいいのならスルーしてください・・・)
土曜以降まで期限があるなら…姉さんくらいは…
間に合わなかったらサレンダーで。
ドット絵なら、メリアドールとラファとレーゼはすぐに出せるけど……
あの場合、ドットは浮くだろうしなぁ。。。
>>497 おながいしmす!今月いっぱいは大丈夫かと・・・多分・・。
>>498 >あの場合、ドットは浮くだろうしなぁ。。。
そうか・・・仕方ないかもですね。
悠然と(叫びながら)500ゲッツ
500ゲッッッッッッッツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
異端者氏に先回りされた!!!!!!!!!!!!!!!!
>502
異端者さんはそおゆうことをするお人なんですよ、…(*´Д`*)シクシク
>>503 くっっっっっっ!!!!!!
そうだったのかっっっっっっ!!!!!!!!
ちくしょーーーーーーーー!!!!!!!!!
異端者氏のバカヤローーーーーー!!!!!!!
≡≡≡≡。・゚・(ノД`)゚。
(・∀・)≡≡≡≡
異端者に先回りされた!!
名無しは逃げられない!!
不覚にもワラタ
ニガサナイヨ……
ミンナデ アグリアスサマニ モエルンダロウ……?
(・∀・)≡≡≡≡
イヤーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
≡≡≡≡。・゚・(ノД`)゚。
~~旦⊂(・∀・ )マァ オチツケ
ア、アリガト…
(;´д`)つ 旦
ッテアーー バシャー
(;´Д`)つ |〜□□=З
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(#´∀`)=σ)´Д`) オチツケッツッテンダロ
(゜o(○=(´д` ;)o
イイパンチモッテンジャネーカ
_,,_
,,-~、 ~^`-,
//i l | ミヾ ヽ
//i| | iヾヽヽヽ\ヽ ヽ 貴様等
.i/|i \ヾヽヾ\ヾ,ヽi | 私をないがしろにするとはいい度胸だ
| | |二ヽ,\_ヾ\| | .|
//i ヽU> TJ^フ|i | |/
.///ノ|ヽ,  ̄ ./|i| |ヽ
/ /"i| |i\ -- ,イ|i |i |.\
/ /|; |i |l/i`ー-"i>,| i /i | )
.i /il | i l/^ヽ|^i^i ̄/|i ;i | i /
|i i| i |;//?// /?//;:ノノ^=,,,
,,-ヽi/::::::|i?i|i /?//i:ノ,,、 ~>,,,
/ .ソi|i:;::::::|i?|i |?/|;/;:::~^-ー"::::::ヽ
,,-=;| |i .,='i:::/:::::|?|i |?|//;::::::::::::::/;::::::::::::::|
//彡ヽ,,,_|::i;:::::::i?V?/;::::::::::::::::::|i;:::::::::::::::|
,,,,--=二il| 三 " /~~|;:\;:::\,,,,/;:::::::::::::::::::::::|;::::::::::::::::i
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/-=-~,,--==;/^~ |;::::::::::[_|i_i|___] |i;:::::::::::::::::i.
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/ノ,_,,-=-" |;:::::::i'i\ノ\;:::::::::::::::::/\|i;:::::::::::::::::::i
ノ" [~^-,,| |;:::\ノ\_;;;;;;/ |i;::::::::::::::::::::|
i~^-;| |;::::::::ヽ、_ ~~〇ノ|ヽ;;::::::::::::::ノ|,
誰だっけ?( ゚д゚)?
さすがにこれだけは心おきなく言える。
>513逝ってよし(w
ミンナデ アグリアスサマニ モエルンダロウ……?
(・∀・)≡≡≡≡
>>496 僭越ながら、誰か一人分くらいならお手伝い出来るかと・・・・・
今から描く形になりますが。
落ちたとか堕スレとか言ったヤツ、2度と書き込むなよ
書き込んだ時点で家畜以下
>>515 ありがとう!多分、土日くらいまでなら大丈夫かと思われます。
堕スレ
落ちたね最悪だよ
516=518=519
氏んでこい。
>>517 え〜、じゃあ、多分支援無かったであろう(藁)セリア&レディ描きます。
後のキャラは・・・・・・誰かお願いします。
nenchakuuzaiyo
>522=粘着
セリア&レディ「エルムドア様、ラムザとアグリアスを影縫いで捕縛いたしました。いかが致しましょう」
エルムドア「お前達の好きにするがよい」
セリア&レディ「はっ!×2」
>496
遅蒔きながらレーゼ描きますがどうしませう。
一皮剥ける前のセリア&レディ (;´Д`)ハァハァ
あの二人は巨乳に違いない。
〈最終実験・兄さんと温泉に入れてみよう〉
「温泉に行きたーい!」
と、アルマが主張しても駄目に決まっている。そこであらかじめ根回しをし、仲間うちからの要望と
いうことにしてもらった。ベルベニア山麓の温泉郷へは、ここからだとかなり大回りの旅程になるが、
湯治に行けるとなれば文句は出ない。ムスタディオやラヴィアンなどは面白がり、率先して行動して
くれた。有難いことである。この最後の実験には、仲間の協力が不可欠だ。
温泉に浸かるなどというのは、イヴァリースではまだまだ贅沢、というよりも道楽か医療の部類に
入る。ベルベニア南麓に広がる熱泉地帯も少数の物好きや病人、湯治の効能を知る旅人が訪れる
だけで観光地となることもなく、ほとんど秘境と化している観がある。すぐ近くにはボムやグレネイドの
群落もあり、まして昨今の不穏な世情では、わざわざこんな殺風景な岩山を訪れるのは猿か
ラムザ達のような流れ者くらいのものであった。
「アグリアス様、お先に」
「ああ」
ほこほこと湯気を立てたラヴィアン達が、剣の手入れをするアグリアスの脇を会釈して
通っていく。アグリアスが大勢と入浴するのを好まないことは調査済みである。どうも、
自分の裸が不格好だと思っているらしい。とんでもない思い違いだが、今はそれも役に立つ。
「アグリアスさん、お風呂まだなんですか? 私もなんですけど、一緒に入りませんか」
部下ならともかく、アルマに名指しで誘われれば、さすがに断るわけにはいかない。
オヴェリア王女の思い出話もできる。しこうして、アルマに案内されて岩場を歩くアグリアスで
ある。
「ほう……面白い所だな」
それは急峻な岩山の中腹に開いた岩屋のような場所で、細い隧道を上ってゆくと、大きめの
天幕ほどの広さの洞穴一面が湯で満たされている。向かいの壁にはどうしたものか
大穴が開いて、外の風景と繋がっており、いわば展望露天風呂といった趣であった。
「私が見つけたんですよ」
得意そうに言いながらさっさと脱ぎだすアルマ。アグリアスも少し気後れしながらも服を脱ぎ、
髪を手早くアップにまとめるとアルマに続いて湯に入る。
「ふうっ……」
心地よさに声がもれる。湯は人肌よりすこし高い程度の微温で、ミルクのように白い。
アルマは深い湯船を泳ぐように移動し、対岸の穴のふちに肘をかけてアグリアスを手招きして
いる。招かれるままに隣へ行ってみると、大穴からは眼下の山肌が一望できた。一面に立ち
のぼる湯気の隙間から、岩と蒸気ばかりの下界を見おろすと、まるで天界から地獄を眺めて
いるようだ。時折、涼しい風が湯気を吹きちらす。
アグリアスが岩に頭をもたせかけ陶然としていると、アルマがその顔をのぞき込み、
何気ないように言った。
「アグリアスさん、きれい」
「……からかわないでくれ」
「からかってなんかいません。肌はきれいだし、スタイルいいし……どうしたらそんなに
胸がおっきくなるんですか?」
作戦の一環と思いつつも、つい本音が出るアルマである。
「なっ……」この程度の話題で頬を赤らめたりなど、ティータでさえしなかったものだが。
免疫がないというのは恐ろしい。「べっ、べ別にどうかして大きくなったわけではない。
剣を振るには邪魔なだけだ。いっそ取ってしまいたいくらいだ」
「駄目ですよ、そんなことしたら。男の人が悲しみますよ」
「な、……」
「アグリアスさんって、恋人とか、好きな人とかはいないんですか?」
「……!」
文字通り全身紅潮するアグリアス。それを隠すようにあわてて湯に歩み入り、ザブザブと
何度も顔を洗う。
「そ、そういうことは、あまり考えたことがないな。第一、今はそんなことを考えている場合では
ないだろう」
「もったいない。アグリアスさん、美人なのに。あこがれてる人、いっぱいいると思いますよ」
「そ、そんなわけはあるまい」
アグリアスはしきりに顔を洗っている。ふいにアルマ、
「いけない! 私、忘れ物してきちゃった。すぐ戻りますから、ゆっくりしていて下さい」
「忘れ物?」
怪訝そうなアグリアスを後目に急いで服を着込み、もう一度「すぐ戻りますから」と念を押して
外へ出る。かねて用意の黒チョコボに飛び乗り、全速力で岩場を駆け下ってラムザの天幕へ。
実はまだ完成してないのですが、予想外に長くなりそうなのと、ぐんぐんアグ萌えから
離れて行ってる気がするので一応投稿。しかし絵描きスキルはツブシが効くから
強いよな……
アプロダもあるしいろいろやってほしいね
>>531 まいど乙〜
楽しませてもらってるけど
終わりが見えなさげですね〜w
いい終わり方してね〜
良い
ここで話をアグから逸らそうとしてるのは一人だと思うよ(w
>>531 毎度のことながら実にイイ!d(゚∀゚)b
続き楽しみに待ってます!
大楠亜栗明日です。
「兄さん、もう日が暮れるから早くお風呂を使ってくれって、ムスタディオさんが」
「ん、わかった」
ついさっきアグリアスと登った道をまた登る。
「兄さんってさ、好きな人とかはいないの?」
「何を言い出すんだ、急に。……そんなことを考えていられる場合じゃないよ」
「アグリアスさんと同じこと言うのね」
「アグリアスさんがどうしたって?」
「なんでもない」
実は、アルマがアグリアスを連れて行ったのは女湯(と皆で決めた場所)ではない。このために
彼女が特に見つけてきた秘湯である。そして当然、ラムザが連れてこられたのも。
「ここを登るの? おかしな所にあるんだな」
「眺めがいいのよ。いっしょに入ろうか、兄さん?」
「ばか言え」
「ふふ。じゃ、ごゆっくり」
アルマの言葉をまだ反芻しながらぷくぷく湯に浸かっていたアグリアスの耳に、岩をかむ
足音がきこえてくる。
(戻ってきたな)
思っても、先程のやりとりの後では声もかけづらく、ついすみっこの方へ逃れてしまう
アグリアス。一方のラムザは立ちこめる湯気のおかげで少しも気づかず、おもむろに
肩まで浸かりこみ、
「ふぃーー…………」
満足そうに息をつく。その声を聞いたアグリアス、アルマにしては少し低いなと訝しむが、
まさかラムザだとは思わない。いつまでも隠れているわけにもいかないので、もう一度さっきの
ような話を振られないことを祈りつつそろそろと歩み寄っていく。
その水音で初めて、自分以外にも誰かいることを知るラムザ。しかしこちらはこちらで、ここが
男湯だと思っているので動じない。湯煙のむこうから近づいてくる人影が男にしては細いことに
ようやく気付き、
(まさか、アルマが本当に入ってきたんじゃないだろうな)
と立ち上がりかけた瞬間、一陣の風が二人の間の湯気を吹きさらう。
「!! ラム……」
「!? アグ……」
直後に激しい水音二つ。その残響が消えた頃、白い湯面には互いにあらぬ方を向いた
赤い顔が二つ。
「アグリアスさん!? どうしてここに……?」
「らっらららラムザこそなんなん何で……こここここは女湯だぞ……!」
「え!?……男湯でしょう?」
「何を言って……」
ともかくも、このままでいるわけにはいかないと逃げるように岸へ上がろうとした矢先、
「あ、ここだここ」
「へー、いい所ねえ」
「「!!!」」
突然の人声にもんどり打ってふたたび湯の中へ落ち込む二人。声はラヴィアン達のものだった。
アグリアスとアルマを除く女性陣のほとんどが、手に手に酒瓶とつまみなど持って次々に湯船へと
飛び込んでくる。
「いいでしょう。昼間見つけておいたの」
「今誰か入ってなかった?」
「気のせいでしょ。あ、その向こうのあたり熱いから行かない方がいいわよ」
その熱いあたりに二人して固まっているラムザとアグリアスである。
(なんでアグリアスさんまで逃げてくるんですか)
(いや……つい……)
二人は今、湯の中に突き出した小さな岩の陰にうずくまっていた。そこだと湯気のおかげで
出口側にいるラヴィアン達からは見えないのだが、
「あはは、広い広い〜」
「「!!」」
誰かの声が近づくたび、いっそう身を縮こめなければならない。互いに近づきすぎないように
気を遣っている余裕もすぐになくなり、ついには肌と肌が触れあわんばかりにぴったりと
寄りそうことになる。
(ああああああああああラムザのラムザのラムザの肌が肌が肌がすべすべすべすべすべした
肌が私の私のわたしの)
際限なく上ずっていくアグリアスの思考。ラムザの上半身の裸なら、剣の手合わせや
モンクでの出撃時に何度も見ているはずだが、今アグリアスの視界の端に見まいとしても
ちらちら入ってくるやわらかな肌色がそれと同じだとはどうしても思えない。二人のあいだの
距離はすでに「かろうじて密着してはいない」という程度に縮まって(というか無くなって)おり、
時折湯の中にラムザのうぶ毛が肌をくすぐるのさえ感じられる。
ラムザは何を考えているだろうか?ということに突然思い至る。自分とこんな狭いところに
押し込められて嫌がっているだろうか。いや自分も一応女である。万一ラムザがけしからん
考えを催して襲いかかってきたらどうすればよいか。襲いかかってこないまでも、そっと手を
伸ばして自分のからだに触れてきたりしたら、それでもってやさしく抱きしめられたりたりしたら
一体何をどうすればいいのか? 長湯でのぼせ上がった頭はわけのわからない方向に
加速し続け、ちゃぷ、とラムザの方から波がくるだけで全身がすくみ、頭の中が白熱してしまう
アグリアスなのである。
一方のラムザももちろん心穏やかではない。アルマも憧れたほどの見事な肢体が、ミルク色の
湯につつまれてすぐ隣にあるのである。いや、つつまれているならまだいいが、今にも卒倒せんばかりに
緊張した彼女は自分がどこまで湯に浸かっているのかさえ認識していないらしく、不安げに浮かせた
上体がほとんどわきの下のあたりまで露わになってしまっている。おまけに両腕で胸を押さえて
ぎゅっと身を縮めている結果、自分の胸をしぼり上げるような格好となり、ぐっとせり出した
白くつややかな双球が湯煙にけぶってほんのり上気している様は思わず理性のたがを
自ら外したくなるほど刺激的な光景であった。
CM
最燃えトーナメント予選開催中
しかし、そんな強烈な状況下におかれているにもかかわらず、ラムザにはまだ現状を打開する
方法を思案するだけの精神力が残っていた。ラムザ達が身を隠している岩のすぐ下に湧出口が
あるらしく、このへん一帯の湯はかなり熱い。すでにラムザもだいぶ頭に血が上ってきている。
こんな所にいつまでもいたら、発見されるより先にのぼせて倒れてしまうだろう。ラムザは
アグリアスの姿態に目線がいかないよう注意ぶかく自制しながら、首をまわして背後の大穴……
その外には深い断崖が広がっている……を見やった。
「アグリアスさん……」そっと呼びかける。
「ラムザ……」
それをどう受け取ったのか、消え入るようなかすれたささやき声が返ってくる。
「しっかりして下さい、アグリアスさん。いいですか、僕があそこから外へ飛びおりますから」
「…え……」
その言葉がアグリアスの頭に咀嚼されるには、ひどく長い時間を要したようだ。しばらく呆然と
……あるいは陶然と……前を見つめていたあと、ゆっくり振り向いてうしろの大穴を見、それから
また向き直って、ようやくアグリアスの目に正常な知性の輝きが戻ってきた。
「飛びおりるって、下へか!?」
「上へ飛びおりられますか」
「正気か!? どれだけの高さだと……」
「僕、今シーフですから。『Jump+2』を持ってますから多分大丈夫でしょう」
「そ、それなら私は竜騎士だ! 『高低差無視』で」
「僕がここにおいて行かれてどうすればいいんですか。大体、おりたら服のある所まで裸で
行かなきゃならないんですよ」
「あぐぐぐ」返す言葉がない。
「もたもたしてたら状況が悪くなるばかりです。僕が消えたら、アグリアスさんは何食わぬ顔で
出ていって下さい。できれば皆の注意を穴の反対側に引きつけて」
言ってラムザは素早く移動を開始する。まだ少し赤らんではいるが、その横顔はまさしく
アグリアスが剣を預けた凛々しいラムザ・ベオルブのもので、その眼差しを見た途端アグリアスの
身体は反射的に動いていた。
「待てラムザ、お前だけを!」
二人ともに誤算だったのは、長時間しかも緊張して熱い湯に浸かっていた後で急激に
立ち上がったりしたらどうなるか、ということをまったく考え落としていた点である。もっとも、
先に述べた通りイヴァリースには温泉に浸かる習慣があまりないので、その知識がなかった
としても責めるには当たらないかもしれない。
ともかく、
「あれ……!?」
「うわ……!」
「え!?」
岩縁に手をかけ、一気に飛び出そうとしたラムザの背中へアグリアスが追いすがった結果、
二人とも同時に立ちくらみを起こし、絡まり合ったまま外へころげ落ちてしまったのだ。
「きゃーっ! 隊長ーーっ!?」
数分後、バスタオルにゲルミナスブーツだけ装備したラヴィアンが大急ぎで崖を下ってくると、
ラムザとアグリアスは素裸で抱き合ったまま、岩だらけの斜面に横たわっていた。意識を
失ってはいるがちゃんと呼吸していることを確かめて、ラヴィアンは胸をなで下ろす。ラムザが
アグリアスをしっかり抱きしめて下になっているのは、おそらく最後の意識でアグリアスを守ったの
だろう。もっともその結果ラムザの顔はアグリアスの胸に深々とうずめ込まれており、それが貧血の
とどめになった可能性もある。おそらく抱き合ったことで、アグリアスの「高低差無視」がラムザにも
効いたのだろう、あの高さから岩の上に落ちたにしては、外傷はほとんどなかった。
ラヴィアンはほっとした反動で、頭をかきながらつぶやく。
「やりすぎたかしら……」
実は彼女もアルマの作戦の一部であった。他の仲間をあの洞穴温泉に連れて行き、二人をそれとなく
包囲して煮詰まらせる役どころを引き受けていたのである。煮詰まった二人がこのような行動に
出るとは予想していなかったが、アグリアスに自分の気持ちを自覚させる一助にはなったろうし、
ラムザがアグリアスを大事に思っていることも確認できた。まずは実験成功というべきだろう。他の、
もっと装備をととのえた仲間が下りてくるのを見上げ、ラヴィアンはとりあえず、しっかり抱き合った
二人を引きはがす作業にとりかかった。
「本当にみっともない所を見せてしまって……すいません」
「いえ、ラムザ隊長とアグリアス様が入っていることに気付かなかった私たちも悪いのです」
数刻後、ラムザは自分の天幕でラヴィアンの手当を受けていた。落下のダメージはないに
しても、素裸で荒れた岩肌を転がり落ちたのである。ラムザの腕も脚も背中も一面擦り傷で
血まみれであった。もっともそのおかげでアグリアスには傷ひとつなく、先ほど貧血から覚めたの
だが、自分が何をしたのかじっくり思い出すともう一度倒れてしまい、今はアルマの看病を受けている。
「はい、終わりました」
ぽん、と包帯だらけの背中を軽く叩くと、ラムザは痛そうに顔をしかめた。
「でも、一声かけてくれれば私たちもわかったのに。いずれにせよ、崖から飛び降りるなんて真似は
もう止してください」
白々しいものである。
「次があったら気をつけます…………ところで」
立ち去りかけたラヴィアンの肩を、ラムザがそっとつかんだ。振り返ったラヴィアンが見たのは、
いつもと変わらぬラムザの微笑み。
「『やりすぎたかな』って、何をですか?」
ラヴィアンは全力で走り出そうとしたが、一瞬遅かった。
CM
ベオルブ家、末弟もみとめるこのコク、甘さ
ライオネルミルク
新発売!!
結局ラヴィアンは一部始終を白状させられ、彼女とムスタディオとアルマとは罰として一行がドーターに
戻るまでの全旅程、馬車に乗らず荷物持ちを命じられた。
棒のようになった脚を引きずりつつ、しかしまあ、結果としては悪くない、とアルマは思っていた。
ラムザとアグリアスは今のところほぼ鉄板で、時間はかかりそうだが大きな障害でもない限り
着実に気持ちを育てていくだろう。朴念仁だった兄さんにもようやく春が来そうだ。それにしても
足がだるい……
「ラムザ〜、ドーターはまだかぁ〜?」
「まだだ」
オーボンヌ修道院で自分を待ち受けている運命も、この先暗殺者やディバインナイトや果ては
聖石の力で人外の凄絶美少女と化した自分自身がその「大きな障害」となって立ちふさがることも
露知らぬ、アルマ・ベオルブ15歳の夏であった。
End
おそまつさまでした。20行く前に終わって良かった……
本当はアルマがいる時にはベルベニア活火山はまだ無いのですが、そこは何とか。
ドタバタ、といっても自分にはこの程度が限界なのですが、名無し異端者様
こんなもんでいかがでしたでしょうか。
>549
ふっふっふっふっふー。
(・∀・)イイ!!
ありがとうございますー、ありがとうございますー♪
ムスタディオとアルマと両方出してもらえるとわッ(ほくほく)
アグ燃え
なにげにCMイカス。
ライオネルミルク、飲んでみたい。
>549
ナイス萌えをアリガトウ。
>552
(*´Д`).。。ooO(…アグミルク?)
(*´Д`).。。ooO(…アグミルク?)
(*´Д`).。。ooO(…ラムザミルク?)
(*´Д`).。。ooO(………………)
(*ノД`).。。ooO(…ヤラスィ!)
ラムザミルクをアグに注入
↓
1年弱くらい待つ
↓
アグミルクが出るようになる
↓
……
↓
(*ノД`).。。ooO(…ヤラスィ!)
やらスィけど(゚д゚)ウマー
ラムザミルク(゚д゚)ウマー
(;´Д`).。。ooO(ノドカワイタ、ミルクホスィ、ハゲシクホスィ)
(;´Д`)ノアグリアスサンミルクデマセンカ (゚д゚ )
(゚д゚)ポカーン………………Σ(#゚д゚ #)
(゜o(○=(゚д ゚;)o ………………
アグ汁飲みてぇ
アグミルクとアグ汁では、言葉から受ける印象がかなり違うですね(;´Д`)
アグ汁あさり入り
アグ汁ハマグリ入り
しかし「アグミルク」から、何故か、
海底トンネル工事の時に使う凝固剤のミルクの方を連想した僕の言語感覚も、
あまりアテにはならないなと(略
酒場にて
アグ「貴公は何を飲んでいるのだ?」
ラム「ミルクですよ。ボク、ミルクが大好きなんです」
アグ「・・・(ミルクが好き)」
アグ「・・・(ラム「アグリアスさんのミルクも好きですよ」)」
アグ「・・・(ラム「もうチュパチュパ飲みたいです。チュパっとね」)」
アグ「貴公は何を言っているのだ!不謹慎な!」
ラム「???」
ラム「あの、ミルクが好きだって言っただけですよ。どうしたんですか?」
アグ「あ・・・すまない。ちょっと酔ったようだな」
ラム「お酒以外のものを飲んだらどうです?ボクのミルク飲みますか?」
アグ「・・・(ボクのミルク飲みますか?)」
アグ「・・・(ラム「アグリアスさん!ボクもう我慢できません!」)」
アグ「・・・(ラム「ほら、早くクチを開けてくださいよ。そうです。くわえてください」)」
アグ「・・・(ラム「ああ!いいです。出しますよ。ボクのミルク、全部飲んでくださいね」)」
アグ「貴公は優しくない!もっと優しくしてくれてもいいだろう!」
ラム「???」
>564-565
チョットワラタ
微妙に下ネタスゴクイイ!!
>>565 「貴公は優しくない!」が非常にツボにはまりました。
しかし、こんなに豊かな妄想を巡らすだけの基礎知識をアグはどこで仕入れたのか。
やっぱり、ライオネル城でオヴェリア様と一緒にドラクロワ枢機卿に色々……
アグ酔っ払ってるなぁ
「貴公を信じてー!」とか騒ぎ出しそうな勢い
葉っぱくわえてアグモンテ
>570
(*ノД`).。。ooO(…ヤラスィ!)
あのう………以前こちらで「まだFFTを買ってないけどすっかりアグ様好きに
なりました」と言っていたモノですが(まだ買ってません。買いに行くとない…;;)
イラストタイトルがないのでわからないけれど、たぶんアグ様なんじゃないかと
思うんですが、これはアグさまですか? という妙なお尋ねです。
絵のイメージはアグ様だと。ただ装備とかがわからなくって……。
あ、最萌にガイシュツでしたら、すみませんです。
ttp://www.hekisi.com/images/200110/mini/027.jpg
575 :
573:02/06/03 12:50 ID:???
異端者さん、ども。大きいサイズの方気付きませんで失礼しました。
やぱりアグ様なのですね〜。かっちょいいよ……ハアハア……
やはり通販かなあ……ゲームを買って嬉しく帰ってくる時が好きで、どうも躊躇が。
もう少し探します。
アグの豊満なモッパイを揉みたい
神殿騎士 ◆IZLD.zag氏、
>>521氏、
絵を上げて頂いて本当にありがとうございます!
なんかもー最萌最高!
それは最燃えにけんかを売ったととってもいいのでしょうか?(w
>>578 (´_ゝ`)<そうでもないよ
というかFFTのいろんなキャラ拝めて幸せ
>>577 あ、ああ…言ってくれるとうれしいよ。
オレも姉さんが入らないのは心残りになるからな。
本戦では支援できなかったし…
アグリアス様に萌えるスレ Part3
に行こうとしても「こらぁ」という言葉しか表示されないのだが・・・
どの辺がケンカを売っている文面なのか読み取れない
584 :
521:02/06/04 02:05 ID:???
>>577 あ、いえいえ。あんなので良ければ・・・・
ところでラファとレーゼはまだだったりしますか?(チョト残念・・・でも今更・・・)
>>584 レーゼ、実は漏れも描いてみた。でもゲーム知らないから
できれば知ってる人にお願いしたかったんです。(FFTサイト見て描いてみた)
でもフラッシュスレが終わりくさい・・・。
(氏の発表がないのでなんとも言えませんが)
神殿騎士さんも521さんも本当にありがとう。
もし次ぎがあったら、全キャラ絵がある状態にしたいですね。
コア履き隙間路
先ほどやっと前スレが見られるようになったんで見てきたんですがこんな激動が……
私この板を本格的に読むようになったのが半月前なので最萌すらよく知りませんでした。
当時いたら何か貢献できたかなあと残念。
そしてSSにきっちり(主に肯定的な)感想をくれる現状に感謝。
ID:/EmAguWc
他板でこんなIDが出た。。。
アグのトイレなのか。。。
アグがトイレなのか。。。。。。
( ゚Д゚)/ <<アグとトイレで>> に違いない!
エアリスとメリアドールとアグたんがワオワオちゅ〜〜〜
の略だと思う
もの凄い停滞っぷりですね
ちょっと寂しいです
ラムザ「ここで
>>592みたいな事言ってる奴どうします?」
アグリアス「・・・倦怠気味だと!?」
ラムザ「・・・じゃあ今日は久々に」
将棋でもさしますか。
ラム「アグリアスさん・・・かたくなってますよ」
アグ「いちいち言わなくてもいい、ハゥ!・・・ン!」
ラム「ここが気持ちいいんですね。ほら、もっとリラックスしてください」
アグ「あぐぅ。もっと優しく・・・ふぅ」
ラム「凄い。コリコリになってますよ。どうです?気持ちいいでしょう」
アグ「はっぁ・・・ダメだ、ラムザ!もういい!これ以上は・・・」
ラム「これからが本番ですよ。だんだんほぐれてきましたし」
アグ「ああ・・・貴公にこの身を全て委ねる・・・ん・・・うぅ・・・」
ラム「ボク、肩もみ上手いでしょ?」
逆でもいいんじゃないか
逆でも大いに有りですな。
ラムザをいじめるアグ萌え。
599 :
573:02/06/07 16:42 ID:???
今日、中古ショップでFFTをみつけました。1980円。安い……。
しかし、CDのカバー絵が無いのですよぅ。その時私の脳裏をよぎったのは
「手あかにまみれたアグ様でいいのかい?」
とゆ〜謎の言葉。
………………………やめました。こんな私は馬鹿でしょ〜か…………
|
|
...-‐――--..!、
/::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 最近ラムザが冷たい・・・
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ かまってもらえない・・・
l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l どうしたらいいですがオヴェリアさま・・・
l/l/ \l\l\:::::::ノ))
|::l |:::|6)))
|::l`ー-, -‐ |:::|ヽ、))
|::! / _ l:::l l
l/./  ̄`Y´ ヾ;/ |
______,| | |´ ハ
| | |-‐'i′l
|__ | _| 7'′
( (  ̄ノ `ー-'′\
 ̄  ̄ \
オヴェリア「ウザッ」
601 :
1:02/06/07 19:32 ID:v.6QaozU
神のサイトね
ひみつ日記(;´Д`)ハァハァ
ひみつ日記いいかも・・・
アグぶっ壊れ
__El。===0 εΞ匚)
/ : 》:、 ∴∵∴∵
( ===○=)
(づ ⇔)づ ⇒ ⇒ ⇒
/oヽヽ ,>─>ヽ
く。◎◎)=)__/)=)
アグタンクの開発に成功しました
ノ∩
⊂
>>605ヽ
/( 。Д。 )っ
U ∨ ∨
・@;∴‥
∧_∧ ∩ :: :.
( ・∀・)/ :: ::
(つ / :: :'
人⌒l ノ :: ::
し(_)
ナイスパンチ
608 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/06/09 19:57 ID:6R880Cmg
>>602 やっぱ知ってましたか、
つーか神だったのね、はねへび様
最近ちっとも萌えません
こ、これが嫉妬!?
いや、ラムザとアルマは兄妹…うあああ! それなのになぜっ、こうも心乱されるっ!
しかも最近、ラムザが他所よそしい…ど、どうしたらいいんですか、オヴェリア様っ!
「まったく、暑いな」
「そうですね」
「燃えるように暑いな」
「そうですか?」
「ああ・・暑い」
「ていうか・・焦げ臭いですね」
「そうだな・・どこか燃えてるのか?」
「ああっ!アグリアスさん!服が燃えてます!」
「うわあああ!ラムザ!消してくれえーー!!」
燃やしてみた。
>609
萌えさせる義務は誰にもない
氏んどけ
>609
とりあえず神のサイトをもういっぺん読み返して来い
神のサイトは萎えます
アグはもっと真摯な性格だと信じたい
>614
氏んどけ
>>614 だからなんなの?
君の意見をいちいち、ここに報告しなくてもいいよ
(´-`)y─┛~~
620 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/06/11 08:18 ID:9dy9fqeo
てめえらアグたんで抜いたことあるくせによく言うぜ
>617
うるせーぞ
反応したいときはするんだよ
>618
プー
正直、アグリアス様は抜きごたえがある。
次点はアルマだ。
「つまりあれだ、貴女の言わんとするのは。最近ラムザがかまってくれなくてさびしい、と」
「だっ……」
アグリアスは一瞬絶句し、怒りも露わにジョッキをテーブルに叩きつけた。
「誰がそんなことを言ったかッ! 私は隊の運営の……」
怒鳴られた男――ベイオウーフはアグリアスの剣幕に動じた風もなく、笑みを浮かべて悠然と杯を傾けている。飄々としたまなざしに、ふと心の奥をのぞき込まれた気がして、アグリアスは口ごもった。深呼吸を一つして、高ぶった気を無理に落ち着ける。
「……私は、隊の運営の話をしている」
「そうなんだろうがね」
ベイオウーフは可笑しそうにうなずきながら、瓶に残った最後の酒を自分とアグリアスに等分に注ぐ。自分の分を一息に飲み干すと立ち上がり、
「貴女は怖いが面白い人だ、と聞かされたが、その通りだな。いいところだ、ここは」
「誰から聞かされたのだ、そんなことを」
ベイオウーフは聞こえないふりをして出ていった。レーゼのいる厩舎へ行くのだろう。
あの異国の剣士と不思議な竜、その前はバリンテン大公の子飼いだった暗殺者の兄妹、ゴーグで掘り出した珍妙な機械人形、そしてつい先日はヴォルマルフの娘の女騎士。
それがラムザの長所だというのはわかる。素性の知れない者や、かつて敵対していた者までも取り込んで味方に……否、「仲間」に変えていく、それは人徳という得がたい才であり、教会に追われる身の自分たちにこの上ない助けとなってくれていることはわかっている。
新参者であれば早く馴染めるよう気も配ってやらなくてはならないし、その一方で監視もしなくてはならない。全部を任せられるほどの腹心は多くはないから、しぜん新入りの世話は主にラムザが奔走することになる。それも、納得はしている。
しかし、だ。
(そのために、旧くからいる者たちとの意志疎通をおろそかにしていいはずはあるまい)
と、思う。
(それでは皆のまとまりがなくなり、士気も下がる。不満をいだく者も出よう。本末転倒ではないか)
「最近ラムザが忙しくてさあ、遊べなくて困るよな」
ムスタディオ等のぼやきにも、今は同調したくなる。一方で、マラークやメリアドールとは毎日のように膝をつきあわせて話をしているのを見れば、
(私など、もう二日もラムザと会話らしい会話をしていないのだぞ)
何のことはない、一番不満をいだいているのは自分なのだが、まるで自覚のないアグリアスなのであった。
(やはり、一度言っておかねば……)
そう、決意を固めたとき、二階のドアがそっと開き、手すりの上に金色のくせっ毛がトコトコ下りてくるのが見えた。
「あの、メリアドールさん知りませんか」
「……!」
その第一声で、アグリアスの忍耐の緒が切れた。
「ラムザ!」
すっくと立ち上がり、階段を下りきった所できょとんとしているラムザにつかつかと歩み寄る。
(隊の運営を何だと思っているのか、問い質してやらねばならん。このままでは離反者さえ出かねんのだということを教えてやらねば)
邪魔なテーブルを乱暴におしのけ、
(私は皆の士気のことを考えているのだ。断じて、かまってもらえなくてさびしいなどと、そんなことはない!)
驚いた顔のムスタディオの横をすり抜け、
(大体、なぜラムザがかまってくれないからといって、私がさびしがらねばならないのだ。そんな、子供みたいな、問題にすべきは隊の運営のことであって私がさびしいなどということでは)
転がった椅子を踏み越え、ラムザに指をつきつけて、
「なぜ、お前は最近かまってくれないのだ!」
静寂。
(間違えた───────────────────!!!)
しばらくして戻ってきたベイオウーフは、泣きはらした目をしたアグリアスに「お前がよけいなことを言うからだーっ!」とものすごい剣幕で怒られたのだが、ついにその理由はわからなかったとか。
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
かなり萌えマスタ。
アグたんかわええ…
あああ…やっぱりこーいうアグたんイイ!!(・∀・)
4年後の最萌えではアグのアニメ作ることをここに宣言する!
>>624,625
最高。
なお、俺は
>>614に半分同意だ。
神のサイトはあれはあれで非常におもしろいが、アグのキャラが・・・・
な為、アグのどこの部分に萌えるか、によって評価は分かれるはずだ。
真面目で堅物、ちょっと天然なアグが俺の萌えるアグであることをここに宣言する。
アグのイメージ自体、人によって分かれるだろうしなあ・・・・
ここで描かれてるアグも勿論好きなんだが、
例の「人の夢と書いて儚い・・・・何か物悲しいわね」って喋ってる
アグのイメージとはまた違うしなあ。
ま、自分は楽しければ何でもいいです(w
>>628 よく言ったッ!!・・・・・・・ホンマかいな(w
神のサイトは小説によってキャラづけ違うだけなような・・
ユリ小説のアグは割とみんなのイメージと近いかと
ところでこのサイト裏ページあるのな・・
感想ありがとうです。トリップ忘れましたが
>>623-625は俺です。
>>629 大いに同感です。ただ俺の場合はそこへ「ラムザに弱い」を付け加えたい。
件のサイトは
>>631さんの言うとおり、百合小説はここのアグに近いです。
百合がOKならば、という前提付きだけども。ひみつ日記でアグに萌える
のは無理でしょう(いたらごめんなさい)。
>>630 >「人の夢と書いて儚い・・・・何か物悲しいわね」
確かにこの台詞だけ、自分のアグのイメージとどうしても食い違って
困っています。なんでここだけ女言葉。
仕方ないので聞かなかったことにしてますが、逆にこの台詞を軸に
キャラを立てていくと女性の書き手に多い(気がする)強くて女らしくて
恋に不器用でもない女傑型アグになっていくのでしょうな。
ここのSSはラムアグがほとんどなので自分としてはたいへん居心地が
いいのですが、よそのサイトとか見てみるとオヴェアグ、アグオヴェ、
アグラム、メリアグ、誰ともカップリングしない単体アグなんかも多いわけで、
そのへんの比率はどうなってるんでしょうね。
たとえば
>>630さんなんかは、俺が書いたのとはまた違う萌えアグ像を持ってる
わけでしょう?
自分は×ラムザだったり×オヴェリアだったり×メリだったりする
回頭性能の高いきょろきょろアグたんが好きなのだが何か?
せっかくアグたんにふさわしいよいキャラがたくさんいるんだから。
ラムザによる独り占めは(・A・)イクナイ!!
アグたんが単体で好きだから、カップリングは別にどれでもいい。
漏れもアグたんが単独で好き。
そして昼寝士殿の書くアグたんが大好きです。
あんなアグたんである限り、
誰とどうなろうが萌えてしまってしょうがない。
ホントいいよなぁ、このスレ。
>633-634まとめて同意だったりして(w
色々見られるから面白いと思ってるくち。
どうせ公式に決められてるわけでもないんだし、
どれか一種類に絞ることもないよなと。
もちろんカップリングなしの単体というのも非常に萌えます。
俗世のことに興味のなさそうなアグというか(ぉぃ
>636
え?俗世の事に興味ないアグたん?
「今さらだが“運命”を信じるよ。
そして、逆らうのもやめにしよう」
ウワアン。・゚・(ノД`)・゚・。 アグたん出て行かないでぇ
単体でOKの人が多いのか……言うまでもなく俺はラム×であってこそのアグ萌えな
わけですが、こうなるとかえって自分の方が邪道なのかと思っちゃいますな。
今まで投稿したSSについては、どうやらラムアグでない人も萌えてくれてるようなので
ありがたい話です。またネタを思いつくか、ここで何か拾ったら書きますのでよろしく。
しかしそうなると、顔無し黒魔さんといい白魔導師さんといいれっどふぉーどさんと
いい、ある程度以上の量を書いているSS職人さんが揃ってラムアグなのは何故?
単に主人公だから書きやすいということ?
>>昼寝士さんこんにちわ
ええっとね
ラムザは四章で除名しようとすると、たしか
「僕は君、僕は君」
みたいなことを言ったはず。
つまりはラムザにだけは、ある程度自分を照らし合わせてもかまわないんではないかと
思っています。だからある程度自由にキャラを設定していると・・(といっても過去の話ですが)
昼寝士さんのSSには期待してますよ。
俺は書くより読むほうが好きみたいですからね。
>>639 おひさ〜
ところでさい燃えってもう始まってたんだね?
>>638 >ある程度以上の量を書いているSS職人さんが揃ってラムアグなのは何故?
そこがアグたんの神秘。じゃなくて・・・アグオヴェもあったように思うのだが。
まったり他の趣味も生暖かく許容しよう。ここで格言。
萌 え に 正 邪 無 し
世の中、アグ×アルマ(アルテマバージョン)もある・・・心洗われた。どんなやねん(藁
>>640 ディリータ&汎用ジョブ連合の投票日です。
643 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/06/14 00:25 ID:6erlC9yk
>>1 (´,_ゝ`)プッ.。oO(アグ萌えなんか変なやつしか来ない
>>643 その次の乱れきったラムザ一党もなかなか……
世間知らずアグたんも良
お姉さんなアグたんも良
しかし、この2つは同時にネタとして使うには難しい・・・。
じゃあアグ×アグでおながいします
>>646 世間知らずなアグたんが頼りになるお姉さんとして頑張ろうと気張って失敗するお話はどうか?
>648
じゃそれでひとつよろしこ。
650 :
失敗男:02/06/14 14:48 ID:???
目指す所はメリア姐さん?(笑)
651 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/06/15 08:31 ID:WFUR5Hy2
アグ「メリアドール殿、今日はあなたに直々に伝授願いたい事がある」
メリ「どうしたの? あなたは剛剣には向いてないって前にも言ったはずよ」
アグ「それではない! その・・・」
>>632 堅物のアグ嬢とは言え、いつ何時でも真摯な態度でいるわけでは無いんじゃないかと。
例えば、小さな子供と話している時とか、非戦闘時で気張らず ゆっくり世間話でもしている時とか。
ヘルプメッセージの時の様な、ね。
そんな時は女性の様な言葉使いでも違和感は感じません。
それでも納得いかない人も多いんでしょうね。(w
ちなみに 私の中のイメージは…。「鋼の錬金術師」のホークアイ中佐あたりが近いかな。
彼女を見た瞬間、おぉ、アグ!と思ってしまった。
時系列は逆だけど、
「アニメ三銃士」のアラミスが近いなというか、
アグリアスを初めて見た時の印象は「お、アラミスだ〜」でしたね。
(年齢的に通じない人の方が多いかもしれないなぁ。。。)
友達からFFTをすすめられた時、
その友達は「ウテナの人」って呼んでましたが(w
少女革命かよッ。。。
こ、ここはどこだ!?
ここはアヅスレじゃないのかッ!?
アヅスレじゃなくてアグスレじゃないのかッ!?
アヅリアス。
一文字変わると、すっげえ印象が変わるッ!!!
悪リアスってどうよ?
悪そうじゃね?w
659 :
青い人:02/06/15 22:49 ID:???
>>654 「アニメ三銃士」のアラミスは、男装の麗人でしたっけか。
デュマ原作の三銃士から入ると、続編の「ブラジュロンヌ子爵」で、
アラミスが陰謀を巡らす壮年の野心家に描かれていてカナーリ違和感。
原作だと、アラミスも結構いい歳こいたおっさんなんですね。←暴言
甲冑を着込んだ妙齢の女性といえばジャンヌ・ダルクなんですが、
こちらはカナーリ電波ゆんゆんだったようなので、やっぱりアグリアスのイメージとは異なるし…。
個人的には、ルネサンス期イタリアの女傑を推します。
フォルリの女領主カテリーナ・スフォルツァ。
自分の子供が包囲軍の捕虜となった時、敵陣に向かってスカートを捲り上げ、
「子供などここから幾らでも産んでみせよう」
と、叫んだとか。
>>639 それはラムザに自分を投影して仮想「自分×アグ」をやっているということで?
それとも、アグに最も似合いの男性として、ラムザを適宜デフォルメして使って
いるということでしょうか。
後者ならば確かに、自分にも思い当たるところがありますが……ラムザのイメージは
アグのイメージ以上に個人差がありそうなので、人のも聞いてみたいですね。
>>643 よく考えるとこれと乱交編とひみつ日記を一人で書けるのは確かに神なのかも……
>>653 うーん、いや俺のイメージとしては「気張っていると男言葉を使う」わけではなく、素で
「女言葉を使えない」なんです。
実際にヘルプメッセージで女言葉を使っている以上、このイメージがどこかで間違って
いるのはわかってますが、それ込みだと俺ではアグリアスの「萌え像」を構築できない
のでSSを書く時なんかにはさしあたって無視しているという。未熟ですか。
>>654 『バスタード!!』のカイ・ハーンとか、『マトゥルスの血族』のキーラ(だったかな)とか、
『∀ガンダム』のポゥ・エイジとか。「ちょっと無理をしている女性」のイメージですね。
>>658 暗黒剣を使いこなすダークナイトのアグリアス。肌は黒。というのはどうか。
>暗黒剣を使いこなすダークナイトのアグリアス。肌は黒。
2Pキャラと思われる罠
最燃の時に外部支援で貼った絵を思い出しターヨ。
最燃ちゃう、最萌。。。
しかも外部支援で出したんじゃなく、
試合後にこのスレで貼ったような気もする。
>>659 すんごい女性もいたもんですね。アグがそんなことを叫んでる姿を想像してドキドキしてシマタ。
>>660 >「気張っていると男言葉を使う」わけではなく、素で「女言葉を使えない」
わかります。前述の「それでも納得いかない人」とはまさにその考えの人を指したんです。
どっちかと言うと、自分もそっち側だったんですが ヘルプメッセージの件もふまえると
やはり、女性の言葉使いを使うアグもアグな訳で。
気張ってる時も、意識して騎士の様な口調になるわけじゃなく、
敬うべき相手や、騎士としての発言時には自然に、無意識にその様な口調が出てくる。
安心できる空気、雰囲気の時は自然と口調も穏やかになるというような。
今の自分の中では、そんなイメージです。……いや、なんつーか、
弱々しいアグも、荘厳なアグにも柔軟に(無節操に)萌えられる別の自分もここにいるんですけどね。
あんだかんだ言って、次のSSも期待してたりします。(w
>>632 超亀レススマソ・・・・
自分はあの台詞から、「公の場では男言葉で、私的な場では女言葉で話すアグ」
ってーのをイメージしますた。
>>653さんと同じ感じかと。
久々にFFT立ち上げてブレイブストーリーでイベント見てたんですけど、
序盤のイグーロス城イベントで、アルマが「兄さん、戻っておいでだったのね」
と言うのを見て禿しく違和感感じますた・・・・(「おいで」の部分特に)
確かにアルマは貴族の娘だし、こういう言葉遣いのが自然ちゃあ自然なんですが・・・
自分内ではあんまりそれを感じさせない娘なので。こういうのも同様の例かも。
ま、アレです。人間終始一貫した喋り方をする人間もいないと思いますし、
自分は深く考えない事にしてます。
だから昼寝士さんの書くアグも全然抵抗がないというか。むしろOKというかw
普段男言葉でしか話さないアグとの会話中に、ぽろっと女言葉が出て、
「あ、アグリアスさんて、そういう喋り方もするんですね」
みたいなネタは如何か? >SS書きの皆様
↑書き損じましたが、665=630です。
ある意味、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
>>659 カテリーナ・スフォルツァは強すぎないか?
あのマキアヴェッリを、いくら彼が分かったとはいえ
彼をうまく丸め込んでまるで話にならなかったらしいからな。
俺のアグたんはもっと口ベタだぞ。
>>651の続き
アグ「あなたはその・・・弟君に頼れたり甘えられたりしたらどうしていたのだ?」
メリ「イズルートの事? あの子は甘えん坊で昔から世話が焼けたわね。
小さい頃は夜中に私の部屋に枕持参で来て『お姉ちゃん一緒に寝てもいーい?』とか
言ってきた事もあったわ・・・ 懐かしいわ」
アグ「で? あなたは一緒に寝てあげたのか?」
メリ「ええ、もちろんよ。あの頃は二人とも子供だったし。でもどうして急にそんな事を聞くの?」
アグ「あなたには関わり無き事だ」
メリ「そう・・・」
その夜・・・
部屋で待機するアグ。でも待てども待てども誰も来ない。
しびれをきらすアグ。
酒場でメリの言っていた事を眠い頭でおぼろげに思い出す。
「枕を持参して・・・一緒に寝て・・・」
枕を胸に抱き、部屋を出たアグは、ラムザの部屋に唐突に入る。
ラムザ「アグリアスさんどうしたんですかこんな夜中に」
アグ「ラムザ、一緒に寝てもいーい?」
ラムザ「・・・・・・ごくっ」
>>667 2Pキャラだから露出多し。(w
漏れは658でも660でも661でもないが、ある意味漏れもOK。
あえて言わせてもらうなら、腰巻はあって欲しかった。
意図的に無くしたのなら何も言えませんが。てか、あの衣装には合わないか。スマソ。
はねへび市ね!逝ってよし!!
地球から出てけカスめ!パソコンに触るな!
>673は激ツマランFFTサイトの管理人です
みなさんどうかカンベンしてやってください
仕方ねーなァ。今回だけだゾ。
「ここまで来れたのは貴公のおかげだ。感謝するぞ、ラムザ」
「何の力にもなれないけれど…。気をつけてくださいね」
「ご心配なく。王女様のお言葉だけで十分です」
やわらかそうな金髪の頭は深く礼をして、重い樫の扉から出ていった。もう会うこともないだろう。そう思っても、その時は別に何も感じなかった。ただ、オヴェリア様を安全な場所までお連れできたという安堵と達成感があるばかりであった。
そんな気分も手伝ってか、翌朝オヴェリアが城の中を見て回りたいと言った時にも快く応じた。
「ほう、孤児院もあるのですか」
「はい。よるべない子供達に救いの手をさしのべるのも、神の僕の務めと心得ております」
温厚そのものといった丸顔の司祭が答える。
そこは城のはずれの中庭のようになった一画で、聖歌の練習をしていたらしい何十人かの子供達は、アグリアス達が入っていくと一斉にそちらの方を向いた。齢も風貌も色々だが皆一様に小柄で痩せており、修道服の仕立て直しらしい揃いのスモックを着ている。
その視線が、どうやら自分に集中していることに、アグリアスは気づいた。人目を引かぬよう、オヴェリアには侍女の扮装をさせている。一方アグリアスは騎士の平服に愛用の剣を帯び、何よりその凛とした美貌である。どちらが子供の関心をひくか、考えるまでもない。
「騎士様だ!」
「女の騎士様だ!」
わっと駆け寄る子供達。指揮をしていた若い教父が止めようとするが、まったく効果がない。たちまちのうちにアグリアスは周囲を固められ、身動きもままならない状態になってしまった。
「こっ、こらっ、ちょっと……!」
当惑するアグリアスに、オヴェリアがくすくす笑いながら、
「いいじゃないの、アグリアス。遊んでおあげなさいな」
「オヴェリア様……」ますます困り果てた顔になるアグリアス。
「きれいな髪ね、騎士様!」
「剣にさわってみていーい?」
「ブレイク!ってやって、ブレイク!って!」
「け、剣はだめだ、剣は! だめっ!」
子供達は遠慮がない。最初のうちこそ、その勢いにとまどうばかりだったアグリアスも、
しだいに無邪気な好意をぶつけられることが嬉しくなり、それとともに気持ちもほぐれてくる。
元々、子供は嫌いではないのである。いつしかすっかりいいお姉さんとなり、微笑みつつ
子供達の相手をしているのだった。
「騎士様、剣ってどうしてあんなに重いの?」
「うーん、剣にはね、騎士が守らなくてはいけない大切なものがたくさん入っているから、それで
重いのよ」
「騎士様、ぴかぴかの鎧は着ないの?」
「今日はしまってあるの。戦いのない時には着ないのよ」
「つまんないの」
「そんなことはないわ。戦いのないのは平和でいいことよ」
「でも、戦ったら騎士様は強いのでしょ」
「もちろんよ。そのために毎日訓練をしているのだもの」
「そっちの騎士様とどっちが強い?」
「そっちの?」
小さな指がさした方を振り返ると。やわらかそうな金髪の頭が、やや気まずそうに頬をかきながら立っていた。
「……ラムザ!?」
(見られていたのか――――――――!?)我知らず、かっと頬が熱くなる。
「今から発つので、最後にご挨拶をしようと思ったんですが。お邪魔をしてすみません」
「いや、そっ、そんなことはない、の、だ。そ、そうか、出発か。あ、アリシアとラヴィアンをよろしく、頼む、な」
突然騎士の言葉遣いに戻そうとしたため、語尾がうまくつながらない。しどろもどろのアグリアスに、ラムザは
小さく笑って、
「でも、少し意外でした。アグリアスさんも、ああいう言葉遣い、するんですね」
「……!」
はた目にもわかるほど真っ赤になるアグリアス。ラムザはこみ上げる笑いをこらえつつ、オヴェリアと
アグリアスに一礼すると、階段を上って消えていった。それを見送り、こちらは屈託なくコロコロ笑いながら、オヴェリアが言う。
「そうね、道中女言葉なんかぜんぜん使わなかったものね?」
「それは、任務中のことですから……わ、こらっ、引っ張るな!」
ふたたび子供達の輪の中に引き戻されていくアグリアス。
彼らが教会の私兵予備軍であることを、アグリアスは知らない。無垢な歓声はなおしばらく、ライオネルの青空に
吸い込まれ続けるのだった。
End
またトリップ付け忘れた……
なかば女言葉アグの練習用なので、あまり萌えないかもしれません。失礼。
キ、キキ、キ、・・・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
全 然 おっ けー ! 違 和 感 無 し ッ !
でも、説明はあえてしない方がよかったかも。
などと偉そうな事を言ってみるテスト。(w
684 :
勝手に黒アグ:02/06/17 19:53 ID:C0urMqZ6
「騎士様、剣ってどうしてあんなに重いの?」
「私の剣にはね、敵やらチョロチョロ目障りなモンスターからぶンどった
生命力がズッシリ詰まってるンだよ。」
「騎士様、ぴかぴかの鎧は着ないの?」
「ぴかぴかの鎧なンてね、命のやり取りしてる時には邪魔なだけなンだよ。
夜の戦闘では下手すると目印になってやられかねンしね。」
「つまんないの」
「そンなことないでしょ。命あってのものだねよ。騎士の誇りだとかそンな
邪魔なもの引きずってるからいつまでたっても強くなれないンだよ。」
「でも、戦ったら騎士様は強いのでしょ」
「もちろンよ。勝つ為には手段なンて選ばないンだもの。」
「そっちの騎士様とどっちが強い?」
「私に決まってるじゃない。」
昼寝士様スイマセンスイマセン
超短編SS
白アグさんからお手紙着いた
黒アグさんたら読まずに食べた
完
食うのかよ。
女言葉のアグはなんか違うような気がする。。。と、ちょっとだけ思った。
感想どもです。
>>683 説明というと最後の私兵云々の話ですね? いや蛇足かもしれなかったんだけど、
あれがないと落ちが付けられなくて……
>>685 つーか、食っといて何も事後処理なしですか。流石は悪リアス。
>>687 でも、ヘルプメッセージでは女言葉なんですよね。
>>630以降の一連の流れ参照。
>687
だが、そ(略)
唯一の原作である所の、ゲーム本編に登場する数少ないアグの言葉を
「イメージにあわないから無視」とは如何なものか、と思う
きっと
>>687 の脳内ではアグたんは優しいお姉さんなんだよ・・・・
692 :
683:02/06/18 05:39 ID:7vGPDbNg
>>688 スマヌ。言葉が足りなかったようだ。自分が説明を不要としたのは、「突然騎士の〜つながらない。」部分です。
前行の「そんなことはない、の、だ。」の時点で充分にその事は伝わると思うので。(w
繰り返し説明されている様な感覚に陥ってしまいまして。
小説は説明があってナンボなところもありますが、あえて省くことも技術のひとつかと。
昼寝士殿が危惧している最後の落ちは、凄く綺麗に違和感無くまとまってて好きッス。さすがッス。
などとまたもや編集まがいな事を言うてみたりする。おおッ。何様だオレ。私意見ご勘弁を。(w
>>690 だから昼寝士殿が歩み寄ってSSを書いてくれたのでは無いですか。
柔軟な昼寝士殿に感謝。そして拍手。
シパーイ アゲテシマタ
漏れ様。
貴女様
>>692 いやいや、ありがたいことです。
イイ! と言ってもらえるのも嬉しいですが、こういう好意的な批判をもらえるのも
大変ありがたいです。
>>690 無論そうなのですが。ただ、ある一面から見た場合に、あのたった一つの女言葉が
「浮いて」見えるのも確かだと思うのですよ。
メリアドールみたく、イベント台詞にも女言葉が混ざっていればそんなに違和感も
なかったのでしょうが……でも、それだと今ほど萌えなかったかも。
GBA版ではアグのヘルプメッセージが男言葉になっていることを密かに期待する俺は
馬鹿野郎ですか。
ヘルプが女言葉というのは浮いて見える。
だから昼寝のSSも浮いて見える。
そういう事で。
>>698 それは、
1)アグのヘルプメッセージが女言葉なのは浮いて見えるので、アグが女言葉を使って
いる昼寝士のSSも浮いて見える
2)アグのヘルプメッセージの女言葉が浮いて見える(=アグを不正確に理解している、
その程度の書き手である)昼寝士の書くSSはどれも浮いて見える
どっち?
いやマジで。
ここで700ゲト。
アグリアスの口調って、
さじ加減の問題なんでないかなぁ……
みんな女言葉に「こだわりすぎ」の感アリのような。
そこ「だけ」を見てると、それが全てに近いような感じを受けて、
どうしたって自分の頭の中では違和感になっていきますがな。
僕は今までのところ、
とりあえず昼寝士さんのSSで「ん?」と思ったところはないですが。
701 :
630:02/06/18 18:20 ID:???
まずは昼寝士さん、漏れのネタ振り使ってくれてサンクス。
やはり違和感を感じた、という人は多いみたいですが、自分は好きですコレ。
子供を持ってくるっていう発想が上手いなあと思いました。
「無視」に関しては・・・・・無視しちゃってもいーんじゃないかなとは思うんですが。
というよりは「必要な要素ではないから省く」って感じなら別段問題ない気が。
アグのヘルプメッセージと似た例として、
草笛イベントのとこだけディリータの一人称が「僕」になってる、ってのがありますが、
それ以外は(確か)全部一人称「オレ」なので、
SSを書くときに、「僕」という一人称を使わなければならない、ってことはないでしょう?
だからそれと同じように、都合で出しても出さなくてもいい、そういうモンなんじゃないでしょうか。
とか思ったりしますた。
↑チト説明不足。「必要な要素ではないから〜」のくだりは、
SSを構成する上で必要でないってことね。
そしてふと思い出す。
オーランでSS書こうとすると、
一人称で頭こんがらがる罠。
アグリアスは頭の中では女言葉というのはどうか?
ひたひたと降り注ぐ雨。
森の中を走る道は雨のお陰で丁度小川のようになっている。
無言でチョコボを駆る一行があった。
その先にあるのは旧き修道院。そして最後の戦いの場。
女騎士(人の夢と書いて儚い・・・ 何か物悲しいわね)
剣士「何か言いました?」
女騎士「ん・・・なんでもない。さあ急ごう。お前の妹を迎えに」
剣士「はい!」
女騎士(儚いままで終わらせはしないわ・・・ そうですよね? わが君、わが主)
オーランは場所相手によって一人称を変えてるんだろう
そういう事はできそうな人
逆にアグリアスに「使い分ける」という器用な事ができるとはあまり思えない
だから一律男言葉
頭の中は女言葉も出ると俺も思ってる
>705
TPOってやつですな。
ところがオーランとラムザとディリータを一同に会させようとすると、
そこでオーランの一人称がこんがらがる(w
アグリアスの場合、緊張がゆるむと女言葉がぽろりと出そうという気がする。
タイミングが悪かったのか全然感想がないが、
>>670がすごい好き。
「部屋で待機するアグ」がかわいすぎる。
ドグーラの山道を抜け、峠に差しかかったところで、銃口に囲まれた。
「右に一挺、左に二挺……あと、たぶんクロスボウも二本」
「念入りだな。それじゃ回避力と踏破力のある者、えーと僕、アグリアスさん、ラッド……」
ふと見ると、パーティで一番眼のいいムスタディオがなにやら目をすがめて峠のてっぺんを
睨んでいる。
「なあ、なんか見慣れないユニットがいるんだけど」
「?」
ムスタディオの指した岩陰には、確かにラムザ達の知るどのジョブにも当てはまらないシルエットが
一つ動いていた。
「黒っぽい」
「女だな? 銀髪だ」
「踊り子じゃないのか」
「でも、剣持ってるぞ」
「ベイオウーフさん、わかりません?」
「いや……見たことがないな」
「アグリアスさんに似てる気がするんだけど……」
「んな馬鹿な」
「どんな奴かは今からわかるさ。ほら、みんな出撃!」
ラムザの一声でアタックチームが動き出す。それに呼応するように、謎のユニットも岩陰から
躍り出る。その姿を見て、ラムザ達は一様に息を呑んだ。
流れる銀の髪は耳にかかる一ふさを残して綺麗に編み込まれ、背中に踊る。切れ長の瞳は
夕映えを映して鮮やかにきらめく。毛皮の襟飾りのついた黒い皮鎧は申し訳ていどの
面積しかなく、浅黒い肌もあらわに、目玉の紋様のついた巨きな騎士剣を軽々とひっさげて
岩棚を駆けおりてくる。
それは誰もが思ったことだった。
「黒いアグリアスさんだ……」
「私はあんなに下品ではないっ!」
憤慨するアグリアスの傍らで、ラムザの目はその黒い騎士剣に吸い付けられていた。
あの目玉の紋様、あのまがまがしい黒い刀身を自分は確かに知っている。刃を交えた
ことがある。隣にいたラッドが、おそるおそるといった調子で声をかけてきた。
「なあ、あれ……まさか」
「うん……」
黒ずくめの女は大きく跳躍し、ラムザたちのすぐ頭上の大岩に着地すると、よく通る声で
高らかに言い放った。
「私はアグ=ガフガリオン。父ガフを殺したラムザ=ベオルブに用があるッ!」
ラムザとラッドが反射的に顔を見合わせる。
それは誰もが思ったことだった。
「うそーーッ!?」
ツヅク
いやーーンッ!!(w
でも白アグたんのツッコミがとてもナイスなので許可。(w
なんでムスは人間相手に「ユニット」などと?
アグリアス「そんな事より聞いてくださいオヴェリア様」
オヴェリア「長いマイブームねアグリアス」
アグリアス「・・・・・・」
オヴェリア「 で ?」
アグリアス「こないだアリシアが言うんです、私とオヴェリア様はまるで恋人同士だって。
そしたらラヴィアンが言ったんです、身分の壁があるって。
・・・もうね、銃持ってないムスタディオかと、エクスカリバー持ってないシドかと。
お前たち、身分の壁ごときで結婚できないとか言ってるんじゃない、この汎用ユニットが。
王族と田舎貴族だよ、王族と田舎貴族。
障害を超えてこその愛、それこそ燃えるだろう」
オヴェリア「 で ?」
アグリアス「やっと二人を黙らせたと思ったら、
今度はメリアドールが言うんです、『セイブザクイーンも持ってないくせに』って。
そこでまたぶち切れですよ。
あのね。
今時「お姫様を護る騎士」なんて流行らないんだ、この脱がせ魔が。
お前は本当に女王様を護りたいのかと問いたい、問い詰めたい、小一時間問い詰めたい。
お前、ディフェンダー盗まれたの今でも根に持ってるだけじゃないかと。
今、騎士剣の中での最新流行はやっぱりナラグログ、これですね。
ナラグログってのはラグラログに似てる、でも全然違う。これ。
むしろオヴェリア様に持ってもらって私を斬ってもらって、
カエルに変身してオヴェリア様の胸の中に飛び込む。これ。最強。
しかもこれをやるとオヴェリア様がキャーキャー言って身をよじってもだえる片刃の剣。ぜひお勧め。
まあラファは、その手を使って胸キュンしようとしたお兄さんを爆破してなさい、って事」
オヴェリア「・・・性の壁は?」
アグリアス「ご安心くださいオヴェリア様、夜は私が黒アグになりますから」
オヴェリア「ひいいいいっ」
ナラグログ→ナグラロク
ラグラログ→ラグナロク
では?
いや面白かったけど。
ああそうか、メリア姐さん脱がせ魔なんだよね・・・・脱がせ・・・(じゅるり
しかし親父もシドのとっつぁんもローファルも同じという罠。
士官候補生がまず目指すは騎士。
…だけど、ブレイクを習得するのを考えるに、脱がせ魔を目指したいのだろうか?
>>712 アグリアスは「お姫様を護る騎士」ではないのかと問いたい。
面白いから別にイイ
対話型の吉野家なんか斬新
「アーッハッハハハ! そうかいそうかい、あンたの名前もアグってのかい。こりゃ面白い」
「面白くなどないっ! それと私の名前はアグリアスだ! 一緒にするなっ!」
青筋を浮かべて怒るアグリアスの背中を、もう一人のアグがさも面白そうにバンバン叩く。
アグリアスがその手を乱暴に払いのけようとするが、それより早く浅黒い手は酒瓶に戻っていた。
間近であらためて見ると、アグリアスとアグ=ガフガリオンとはそれほど似ているわけでも
ない。髪型と背格好こそほぼ同じだが、それ以外では全体にアグの方が大づくりで野性味が
ある。顔立ちもあくまで凛として端正なアグリアスに対し、アグは整ってはいるがどこか
攻撃的で、蠱惑的である。言ってしまえば品がない。
何より、性格がまるで違う。ガフガリオンの仇を取りに来たのだ、と誰もが思ったが、
「なに、死ンだならそこまでの男だったッてことさ。親父だって人を斬って飯を食ってたンだ、
恨む筋合いじゃないやね」
急遽設けられた小さな酒席で、カラカラと笑ってみせたものである。
「だが、殺ったのがあの異端者のラムザ=ベオルブだッていうじゃないか。一度顔を見て
おきたいと思ったのさ」
今は剣の修行がてら、フリーの傭兵としてイヴァリース各地を巡り歩いているのだという。
峠の上に見えていた銃や弩は、ラムザ達の足を止めるために彼女がしかけた無人罠だった。
アグがふいに身を乗り出して、ラムザの顔を間近にのぞき込む。
「しかし、名高い異端者様がこんな可愛い坊やだッたとはねえ。ほンとに男かい、あんた?」
「はは……一応ね」
アグリアスが腰を浮かせかけるのを、必死に止めているラヴィアンに感謝しつつ、ミルクの
コップを傾けるラムザ。アグはますます顔を近づけ、ほとんど耳をねぶらんばかりにして、
「今だから言うけどね、親父はあんたのことをずいぶん買ってたンだよ。私をくれてやろうかなんて
言ってたンだから」
「……!!」
「きっ…貴様ァッ!!」
ラヴィアンをはじき飛ばし、アグリアスが立ち上がる。紅潮した満面から噴き上がる怒りが
さながら炎となって目に見えるようである。
「いい加減にしろッ!! さっきから聞いていれば何という破廉恥な……恥を知れッ!!」
アグはまったく気にした様子もなく、ますますラムザに寄り添う。ちなみに胸もアグの方が
ちょっと大きい。ような気がラムザはする。
「破廉恥で何が悪いのさ。女なら誰だッて、美味いものを食っていい男の種を仕込むために
生きてンだろう」
「貴様と一緒にするなというのだッ!! こんッ、こんな下卑た女が私と似た姿かと思うと
胸が悪くなるッ!!」
「ハッ! お互い様だよ。惚れた男がいるくせに色目一つ使えない女のできそこないに
似てるなんて、こっちから願い下げだね」
「なっ……がッ……!」
アグリアスがほとんど反射的にルーンブレイドを抜き放つ。
「言ったな、貴様ァッ!!」
「やるかい!」アグもブラッドソードに手を伸ばす。
「待った待った待った待ったーーッ!」
慌てて止めに入るラムザだが、
「何だラムザ! 貴公その女の肩を持つ気かッ!(涙目)」
「そうそう、この際私に乗り換えなよ。こんな堅物の焼き餅焼きよかずっと具合がいいよ」
「何だとーッ!!」
火に油を注ぐばかりであった。
「疲れた……」
その夜。
結局、レーゼやメリアドールが止めに入ってくれたおかげでどうにか最悪の事態は免れた。
しかし、その後もアグはことあるごとにアグリアスにちょっかいを出し、その度にアグリアスは
激昂し、…ということを何度となく繰り返して、ようやく先ほど座がはねたところである。ラムザに
とっては十日にも感じられる半日であった。
「少し日程を速めなくちゃな……」
アグは父親に似て、大変な酒豪だった。ランベリーまでの旅程にそなえて用意した酒を、
今日の酒宴でほとんど飲み尽くしてしまったのである。座が殺気立った盛り上がりを見せた
せいで、皆否応なく酒が進んだこともあった。
「まだ起きてたのかい」
背後に、砂利をかむ靴音がした。振り向くと、浅黒い肌と黒い皮鎧は、夜に沈んでよく
見えない。
「アグ……さん」
「アグでいいよ。親父のことは呼び捨てだったンだろ」
「それはそうだけど」
酔いのせいで多少赤らんではいるが、アグの表情には昼間のような底意地の悪さはなく、
まっすぐにラムザを見つめている。こうして見るとやっぱりアグリアスさんに似ているな、と
ラムザは漠然と思った。ガフガリオンが妙にアグリアスをからかっていたのは、もしかして
それも理由だったのだろうか。
「実はね……欲しいものがあるンだけど」
「種なら勘弁して下さい」
「違うよ、バカ」アグが苦笑する。「あんたみたいな奴なら、もしかして持ってるかも
知れないッて思ってさ」
「?」
アグがやや言いにくそうに口ごもる。少し考えてラムザは、あることに思い至った。
「もしかして、これ?」
隅においた荷物の中から、小さな布包みを取り出す。そっと開くと、淡い輝きがこぼれ出る。
手のひらに乗るほどの、小さなすきとおった菱形。死せる命の結晶……クリスタル。
「……!」
アグが身を固くする。黙ってラムザの手から、それをつかみ取る。
「はじめは、もっとずっと大きかったんだけど。……あまり長くは保たないんだ」
「よく使っちまわなかッたな」
「暗黒剣が使えるようになるわけじゃないみたいだったからね」
冗談めかしたつもりだったが、あまりうまくはいかなかった。アグはしばらくクリスタルの
淡い輝きを見つめていたが、やがて、強いたように無造作に顔を上げ、
「親父の……死に様は格好良かったかい」
少し考えてから、ラムザはきっぱりと答えた。
CM
ゴルゴラルダ遊園地にてイヴァリースヒーローショウ!!開催!
イヴァリースの平和を守る為、ありえないアイツラが手を組んだ!
ガフ、バルザックがラムザの危機に手を差し伸べる!!
ヒロイン、オヴェリア様に忍び寄る新たなる魔の手!!
悪の冷徹女司令官、オヴェリア様のス〇ーカー、アグリアス!!
アグリアス「儚い…物悲しいわね…ふふ」
三つの力がゴルゴラルダにて激突する!!
ラムザ「ゴルゴラルダ処刑場で、僕と握手!」
アグリアス「ちょっと待てっこの配役は何だっ!!人のセリフをかってに捏造するなっ!!」
「いいや」
「…言ッてくれるじゃないか」
アグの瞳が鋭さを増す。
「格好良い死に方とか生き方とか、そういうのを求める人じゃなかったと思うから」
「……」
またアグはうつむく。浅黒い頬を、青白い光がほのかに照らしている。
「親父がさ……あんたを買ってたッてのは、本当なンだよ」
「うん。あの人に教わったことがなかったら、僕は今まで生きていなかったと思う」
浅黒い肌と黒い皮鎧は、夜に沈んでよく見えない。
それでも、彼女の肩がかすかにふるえていることや、クリスタルのかすかな輝きを
跳ね返してキラキラときらめくものがその頬をつたい落ちていることは、ラムザには
見まがいようもなかった。
「ごめん……ごめンね。……あんたを恨ンでるわけじゃ、ない………ないンだッ……」
そっと、アグの髪に手を触れた。細かなふるえを鎮めるように、やわらかく、何度も
銀色の髪を撫でる。髪の手触りまでアグリアスさんに似ている、という思いは、
今はしまっておくことにした。
翌朝、皆が目覚めた時には、すでにアグ=ガフガリオンの姿はどこにもなかった。
「さんざん飲食しておいて挨拶の一つもなく出ていくとは、最後まで品性のない奴だ」
アグリアスは憤慨している。
「あーあ、仲間になってくれたら面白かったのに。アグリアスさんとツートップとかしてさァ」
「誰が、あんな女と組むものかっ!」
怒鳴られて逃げ出すムスタディオ。それを見やって笑いながら、ラムザがポケットに手を
入れると、くしゃくしゃになった布きれが指に当たる。
それを引っ張り出し、朝日に広げてみる。昨晩までそれに包まれていたものを思い出し、
「継承できたのかな?」
誰にも聞こえないようにつぶやくと、ラムザは出発の号令をかけに皆の元へ走っていった。
End
ラムザがイイ
ここに書いてあるSSを読むとアグリアスよりラムザにイイと思ってしまう俺は逝ってよしですか?
何と言うか…。こりゃまたジャストタイミングでCMが入ったもんだ。(w
てか、仕様?確信犯?かなりつなぎがいい感じなんだけど。
黒アグのキャラを立てようとしてみたのですが、ちょっと趣味に走りすぎたかもしれず。
乞うご高評。
>>726 アグに萌えるためには、そのアグが惚れているラムザはいい男でなければならない。
という信念の元、俺はラムザを「俺流いい男」としてかなり気合いを入れて書いています。
ので、こういう感想はとても嬉しいです。
>>727 少なくとも、自分の仕込みではありません。俺も感心させられました。ラムザミルクといい
カエルの時といい、ツナギに恵まれていて助かります。
SSはあらかじめ書いてから投稿するもんだけど、CMって即興で書いてるんですかね?
だとしたら凄い。
ライオネル城城門前でガフガリオンがラムザに勝っていたら、
ガフガリオンがラムザ一行のリーダーになって、
改心?したダークラムザと共に裏ブレイブストーリーに行ってくれたらよかった。
アグ&ガフの最強剣技コンビで南天騎士団に参加して獅子戦争を北天騎士団相手に戦い抜くのだ。
もちろんアグ=ガフガリオンもゲストユニットとして途中参入。
当然アグリアスはオヴェリア様とも再会し、生きて帰る事を約してラムザたちと共に戦場へ赴くのだ。
第三章では第一次両軍全面衝突からスタートするぞ。
そしてドグーラ峠でシド伯と一緒に戦ったり、そこで兄ザルバックとあいま見えたり、
平原でエルムドア公を守り切れなかったりするのだ。
アグリアス&ガフ&アグで獅子戦争を生き延びるのだ! フハハハハ、サイコーだぁ!ハハ、ハハハ……ハハ ハ ハ……
>>728 む し ろ ガ フ ガ リ オ ン に 燃 え ま し た が 何 か ?
(話にしか出て来ないのに・・・・・)
いや、でも、マジ、ガフをここまで持ち上げてくれるとは・・・・ッ。感無量。
CMもマジワロタ
そういえば不覚にも初見の時はガフとアグのあいだに
淡い恋みたいな物が芽生えるのではにあkとか・・・
>>732 漏れも思った。おお、凸凹コンビかと。ガフ、ラムザ一行に残っていればあるいは・・・
>>732 大いに同感。
>>190とか参照。
ガフっていい男だと思うんですよ。吐くセリフが一々筋が通ってるし。敵の戦士系
固有ユニットの中で、聖石の力に呑まれなかったのってこいつくらいだし。
ガフを仲間にしたいというのはリメイクされたら希望したい点の二番目ですな。
アグと凸凹コンビで、オルランドゥあたりと案外気があったりなんかして。
>吐くセリフが一々筋が通ってるし。
その吐いているセリフが(たとえ、保身だとしても)ガフの信じる道なわけで。
この場合、その道とは ダイスダーグ側に付く(利用する)ことね。
そしてガフもあんな性格ですから、オイシイ金ヅルは手放せない。故に折れないことは必至。
故に、ラムザとは結局合間見えることになってしまうんですよね。
そう言った意味では、出来れば安易に仲間になって欲しくない。
所で、適性がなくてもルカヴィになれるのか?
もしなれるとして、実際に聖石(力)を手にした時、ガフがそれを行使しないとは思えない。
まぁ、俺の中では、だが。
一応付け加えておくが、ガフのことは嫌いじゃないぞ。寧ろ、あのままでいて欲しいからこそ。
てか、ラムザの成長にはガフの死が必要不可欠なんじゃないかと。言ってみたりする。つい長くなった。スマソ。
ガフにはもう少し、ラムザの師のような描写が欲しかったかも
人生の先達というかなんと言うか
ガフが生きていくのに邪魔な「信条」を捨てた獣のような究極の合理主義者であり
義に生き己の主のための死をいとわないアグと対比されてると考えてたの俺だけ?
>>735 なるほど、納得。安易にハッピーエンドを求めすぎると「スーパーロボット大戦」みたいに
なりますしね。
>>737 彼なりの信条はあったと思います。ラムザに「ベオルブ家の義務」みたいなことを
言ってたし。彼のセリフを見るかぎり、なんというか「アンチ義」みたいなものを
一種の信念にしてたんじゃないでしょうか。
「主体的に汚く生きる男」というイメージがあります。それがまたかっこいい。
俺も737に近いかな
変な言い方を指せてもらえば
ラムザとディリータも対照的な生き方だったけど
アグリアスとガフはそれと真反対の意味で対照的かなと。
なんつーかお互いが直接的にお互いを理解することはありえないかな、と
だから俺の中でガフアグといえば犯(略
そんな俺の二人の初見は
どちらについて行くかで物語、分岐すんだろうなー、でした
ガフと一緒ルートもみたかった。でもアグリアスさん酷いことになりそうだから
ちょっと安堵してたりもする。
>>740 それはわかる。バルマムッサの虐殺のノリね。
でも仲間になるとイベントが無くなるけど敵のままなら色々ありそうだから(TO外伝でも
レクトールルートの方がシビュラ萌えにはいい話だったし)ガフルートでアグを
酷いことにしてもみたい。
アグ「私がドラクロワ枢機卿に何をされたか、知っているくせにッ!」
ガフルートで進むとオーラン、イズルード、ザルバッグあたりが仲間になる。
んだったらかなり迷う。
>>727.728
偶然です
たまたま居合わせただけです
といっても今回と前回だけですのでありえないことではないかと
即興でパロCMにしてみました。
自分のばやい即興以外で物事を完成させるのが果てしなく難しいので
きちんと計画的に書いてるかたがたの方が凄いです
>昼寝士様
黒アグのとアグリアスさんとの絡みは添え物にして
主筋をガフに置くというのはオリジキャラの出し方として上手いなあと。
あと(涙目)にかなり萌えマスタ
黒アグの黒々とした乳首に萌えた
ガフルート…すこぶる魅力的じゃないか…
>>743 でも恥じらうとアグリアス以上に頬を紅く染めるのがよかった。・・・?
「ねえアグリアス、貴方は私にこう言ったのよね、『例えこの命に換えてもお
護りします』って。」
オヴェリアは柔らかい下草を踏みながらアグリアスに語りかけた。アグリアスの返答を待たずに言葉を紡ぎ続ける。
「こうも言ったわ、『もし私がオヴェリア様の御前で命を落とすようなことが
あれば、どうぞクリスタルに変わったこの身をお食べ下さい、肉体が無く
なった後もオヴェリア様をお護りできますように』って。私が聖剣技を使え
るようになったらどうしようかしらって言ったら真っ赤になってたわね、ふふ。」
「私が『なら私が死んだら私のクリスタルをアグリアスが食べてね?』って
言ったらひどく怒ったわね、アグリアス。それは貴方が私を護りきれなかっ
た時のことだものね。あの時は自分があなたの騎士としての誇りを傷つけ
たことに気付いてなかったの。許してね?アグリアス。・・・私の為に、どれ
だけの騎士達が『騎士の誇り』をかけて命を落としたのかしら、こんな私の
為に・・・。」
オヴェリアの呟きに返答は無い。
「アグリアス、それでも貴方は私とあの時誓ったのよ、『どちらが死んでも
必ず残った方がクリスタルを食べる』って・・・。ねえアグリアス、貴方の
クリスタルは誰が食べたのかしら?」
オヴェリアの頬を一筋涙が伝った。
「オーランも死んだのよ。覚えてるでしょう?貴方と修道院にいた頃、オル
ランドゥ伯と一緒に訪ねてきてくれたわ。ラヴィアンが『変な髪形』って呟いたら
貴方が真っ赤になってラヴィアンを怒ってたわね。皆私を置いていくのよ。
・・・違うわ、私が貴方を待たなかったのね、アグリアス・・・。」
オヴェリアは崩れ落ちかけた教会跡の門をくぐった。
「貴方とライオネル城を眺めた教会跡に似ているでしょう?アグリアス。あの時
ラムザが草笛を教えてくれたわ。あの時あそこにいた人達も皆死んだのね。
違うわ、殺されたのね、あの人に・・・。」
懐から取り出したものは、焚書を逃れたボロボロのデュライ白書。そして、白書
に挟まれた細い銀の短剣を握り締める。
「それでもあの人が好きなの、アグリアス。愛してるのよ、貴方のことも利用した
人なのに!ごめんなさい、アグリアス、ごめんなさい・・・。」声が途切れた。
顔を伏せてオヴェリアは涙を流し続けた。どれだけの時が経ったのか、耳慣れた
足音に気付く。オヴェリアはもう一度短剣を握り締めた。
「・・・今度は貴方は私を待っていてくれるのかしら?アグリアス・・・。」
自信に満ちたその足音は、彼女の夫であるイヴァリース国王のものだった。
いいぞいいぞ。いいんだがクリスタルを食らうって表現には萎え。
グリアス「クリスタルを食べるという表現に、民から疑問の声が上がっております。
如何致しますか?」
オヴェリア「アグが教えてくれたんじゃなかった? 『食べる』って」
アグリアス「私の故郷では皆そう言っておりました。方言だったのでしょうか?」
オヴェリア「なるほど、方言ね。正式には何というの?」
アグリアス「クリスタルを『継承する』、だと王都に来て初めて知りました」
オヴェリア「・・・食べるの方がやっぱりおいしそうでいいわ」
アグリアス「・・・おいしいのですか?」
オヴェリア「だって・・・アグ、おいしそうなんだもの」
アグリアス「真面目にお考えください」
オヴェリア「ごめんねアグ。でもそのやわらかそうな髪、やわらかそうな唇・・・おいしそう(じゅるっ)」
アグリアス「あ、ああっ・・・んっ・・・ハァハァ・・・ あの男の迫り方を真似るのは止めてください・・・
そんなこんなでオヴェリアさまはこれから如何なる行動に出るのか、乞う御期待!」
オヴェリア「ま、もう決まってるだけどね・・・フ、フフフ・・・フ フ・・・」
アグリアス「私は
>>746-747のSS職人を信じるっ!」
胸に重い痛みと熱い塊が広がる。オヴェリアは崩れ落ちながら、呆然と自分を
見つめるディリータを見ていた。自分がディリ-タを刺し、ディリータによって自分
も刺されたそれはアサシンナイフにオーランの部屋で見つけた猛毒を塗った物。
ディリータも長くは生きていないだろう。
遠い意識でディリータの悲痛な叫びが聞こえる。
「ラムザ、お前は何を手に入れた?俺は・・・!」
『恨むなら自分から神様にしてね。』
そう言い放つつもりだった。例え愛する人を手にかけた悲しみで自分の気が
狂っても、自分だけが返り討ちで死ぬ羽目になっても、その言葉だけは
どんなことをしてもディリータにぶつけるつもりだった、アグリアスの復讐として。
『ごめんなさいアグリアス、やっぱりそれは出来ない・・・この人がもうずっと
昔から自分も神様も恨み続けていたことがようやく分かったの、この人が本当に
私を愛してたことも・・・ごめんなさいねアグリアス・・・。貴方に会えるのかしら?』
残された力で、オヴェリアは半ば無意識に、神に祈るように手を組んだ。
ディリータが安らかな死を迎えられますように。自分の為に死んだ大勢の
魂に平安が訪れますように。もう一度、会えますように・・・。
本当は>746-747で終わりだったのですが、余り終わりっぽく伝わって
なかったので無理やりつけてみました。どうでしょか。
『食べる』という表現自分も悩んだんですが、『継承する』という硬い表現
が余り好きでないのと大切な相手の全てを引き継ぐという意味であえて
『食べる』にしました。スマソ。
デュライ白書はオーランが数年を費やして仕上げた代物のはず。
あのEDはその後だったって事?
あ、でも、そうするといくらか辻褄が合ってくることもあるね。
あの時二人が死んでいたとしても、跡取りがいる可能性が。
む。しかし、後継者問題はなくなるが、摂政の立場を狙う輩がまた戦争を…。どうしよう。
752 :
748:02/06/22 16:51 ID:???
>>750 こうして改めて、悩んだ末の作者の意図だったと言われ 素直に謝られると、
簡単に萎えとは言えなくなってしまう甘い漏れ。ごめんね。
>>715-716 アグリアス「はあぁぁっ! 心の盾なるは身の盾とならざるなり! 油断万歳! 強甲破点突き!」
メリアドール「ちっがーう! 詠唱が違う。振りも違う。なんど言ったらわかるの! ほら、もう一回!」
アグリアス「うむむ、こうか!? うらーっ!!」
メリアドール「腰が入ってなーい! やり直し!」
アグリアス「応!!」
ラムザ「アグリアスさんどうしたんだろう? 急に剛剣習いだして。
前、メリアドールさんにダメだし出されたんじゃなかったっけ?」
ムスタディオ「あいつなりの『思春期』なのさ」
ラムザ「???」
ベイオウーフ「遅まきながら訪れた『無意識の内の昇華』という奴だな。
ふふ、ラムザ君、君にもいずれ彼女の気持ちが分かる」
オルランドゥ「剛剣習得してこれ感涙すべし。昔からそう言われたものさ」
アグリアス「・・・なぜだ、なぜ私には剛剣が使えないのだ! こんなに練習したのに!
私には剣の才能がないのかパーティに居場所はもう無いのか」
メリアドール「違うわアグリアス。あなたに足りないのは、ハートよ!」
アグリアス「はぁと?」
メリアドール「よく見ておきなさい。剛剣魂というものを」
パサ・・・
フードをはずす。さらりと風になびく栗色の髪。
メリアドールはこちらを見ているラムザたちの方にゆらりと歩き出した・・・・・・
>738
ライトだからといって、善良であるとは限らない罠。
逆に、ダークだからといって邪悪であるとも限らない。
>>746-750 無理矢理と仰いますが750が秀逸だと思います。しかし、俺はED後もラムザ達は生きてる
だろ派なのでそう考えるとオヴェリア様空回り。
「食べる」はやや違和感があるけど、特に親密な間柄で、いくらかエロティックな
ニュアンスも持つ言い回しとして使われていると考えれば納得もいきます。セックスに
「抱く」「寝る」「愛を交わす」等色々な言い方があるようなもんでしょう。
>>753 続きを激しく希望。メリりんの剛剣魂は誰に炸裂するのか。
>>754 メガテン的にはライトは「概して善良」ダークは「概して邪悪」とくくれた筈だと……
善悪に直結しないのはロウ−カオス軸の方で。
L-L:アグ N-L:ラムザ C-L:ディリータ
L-N:イズルード N-N:ベイオウーフ C-N:ガフ
L-D:ザルモゥ N-D:ザコ敵全般 C-D:ルカヴィ全般
てな感じかしら。ますますスレ違い。
スレ違い話ウザいからやめろやヴォケ
>755
>セックスに「抱く」「寝る」「愛を交わす」等色々な言い方があるようなもんでしょう。
サムイよお前。チョーシにのりすぎ。
758 :
573:02/06/24 10:01 ID:???
以前にこのスレで「FFT見つからなくて買えない〜」と叫んでいたモノです。
やっと買えました(嬉)アグさま素敵☆ と、どこかヨコシマに楽しんでます。
まだ最初のシーンでしか見てないけど(^^;)
1回の戦闘ごとに必ずゲームオーバーになっているので、先はものすごく長そうですが。
このスレが無かったら買ってないと思うので、御報告に来ました。
最近SSが豊富で楽しいですね。そしてCMに笑ってます。よくあんなタイミングで
入るもんだ……。
>758
がんばれ
よくFF11我慢した!
>>758 始めはみんなそんなもんさー>1回ごとの銭湯でゲームオーバー
その初プレイ時が一番楽しい罠。がんばれ〜
日ごとにかっこいく可愛くなっていくアグたんを堪能しる!
ムスタディオ「オレ達はザランダ特使館に関する噂を調査するため、特使館で開催された
舞踏大会に潜入してきた」
ラムザ「いい予感がしていたんだ」
アグリアス「してないっ!!」
「子供の怪談ではあるまいし……」
アグリアスは不機嫌そうである。
実際にはそれは不機嫌というより、照れくささと不安と緊張が混じった漠然とした不快感である
ことをラムザは感じ取っていたが、当の本人にそんな区別がついていない。
「だからこそ、かえって信憑性があるんです。『特使館にルカヴィが住み着いて夜な夜な人を
喰らっている』なんて、人を騙すために考えつくことじゃないですよ」
「それにしたって、わざわざお前が出向くことはないだろう。リーダーたる者が、酒場の儲け話に
乗って隊を留守にするなど……」
チョコボ車の振動にあわせて、羽飾りがひらひらと揺れる。それが耳をくすぐるのが、
アグリアスはさっきから気になって仕方がない。
「もし本当にルカヴィか、その眷属がいた場合、ジーンやラッド達では荷が重い。それに、
聖石に関することはできるだけ、この目でじかに見ておきたいんですよ」
「しかし……」
もう何度目になるか、アグリアスは自分の胸や手のひだ飾りをなで回し、しげしげと眺め、顔を
しかめて、ため息をつく。ラムザはそのたび、笑い出したくなるのをこらえて、
「大丈夫、おかしくないですよ」
「そういう問題ではなく……」
ぱっ、と胸元を隠し気味に、赤くなって言い返すのもそのたびのことである。
今年の流行だというサロニア絹のドレスの一番の特徴は五重のフレアに包まれた重厚なスカートと、
ほとんど半分近くも乳房を見せる大きく開いた胸元である。よほど胸が豊かでないと着られない
だろう、とラムザなどは思うが、メリアドールあたりに言わせればそこはそれ、女の秘密の
ごまかし方がいくらもあるのだそうだ。
これにチョコボの羽を飾るのがトップ・モードで、しかも赤チョコボのものが最良だというので
わざわざバリアスまで行って命がけで狩ってきたその羽が襟元と腰回りに控えめに揺れている。
その他の宝飾品にまでは手が回らなかったので、手持ちのアクセサリをバラしてこしらえたの
だが、これも結構それらしく仕上がっていた。
金色の髪も流行の型に結い上げ、うすく化粧をしたアグリアスは、平素の勇ましい出で立ちからは
想像もつかない、見とれるような貴婦人であった。
「特使館に入り込むなら、今度の舞踏会が絶好のチャンスです。ああいう場所での振る舞いが
身についていて、しかも教会側にあまり顔を知られていない人といったら、アグリアスさんしかいません」
さんざん渋ったアグリアスであったが、
「隊長命令です」
の一言でノックダウン。いやに楽しそうなラヴィアン達によってたかってメークアップを施され、男達の
感嘆の声をひとしきり受けて、いま車中の人なのであった。
ツヅク。
確かに調子に乗ってたかもしれない。初心に戻ってSS投稿。
あと
>>758さん、頑張ってください。
>>760さんも言ってますが、失敗ばかりの
プレイが結局一番楽しかったりするものです。
アグリアス「貴公の娘というのはどんな人なのだ?」
ガフガリオン「ン? おれの娘か。あんたとは似ても似つかンなあ」
アグリアス「歳は近いと聞いたが」
ガフガリオン「ああ、そうさ。名前もあんたと似てるよ。アグってンだ」
アグリアス「アグ・・・」
ガフガリオン「ちなみに顔もあんたに似てるよ。正直、オーボンヌであんたを初めて見たときは驚いたもンだ」
アグリアス「・・・」
ガフガリオン「でも他は全て違うな。そう・・・全て」
アグリアス「・・・・・・」
ガフガリオン「あんた、明日は・・・ いや、なンでもない。
あんたはきっとあんただろうからな。
そうそう、いつ敵と遭遇するやもしれン。
接近戦になっても大丈夫なよう、盾を忘れんようにな」
アグリアス「? 盾ならいつも持っている。貴公は何を言っているのだ?」
ガフガリオン「ハ! そうだったな。その心がけをいつだって忘れンようにな」
アグリアス「?」
ガフガリオン(そう・・・盾を忘れンようにな。明日はナイトが相手だ・・・
アグ、お前は今でも両手持ちなのか・・・?)
いい!!アグとガフのコンビ、私のイメージにピッタリ。続き楽しみにしてまーす。
766 :
オーボンヌにて:02/06/25 15:01 ID:PmAekuIE
ラムザ「ガフリアスさん、僕も・・・僕も一緒に連れて行ってください、決して
足手まといにはなりません!」
アグ「何だと?」
ラムザ「え?」
アグ「お前、母より受け継いだこの名をそこの下劣な髭の輩の名前と
混同するのか?」(ゴゴゴゴゴ・・・・。)
ラムザ「す、すみません!」
ガフ「おいおい、そう熱くなるなよ、な?今はお姫さンの救出の方が大事
だろうが。今からそンなこっちゃ金も手に入らンぞ。」
アグ「金など目当てにしていない!大体貴様に言われたくないわ!・・・私
も訛っているのか?オヴェリア様も護れぬ非力さが下劣な輩と混同
される原因なのか?くっ・・・私は・・・。」
ラムザ「い、いえ、ガ・・・アグリアスさんはその・・・とても綺麗だと思いま
す!」(ポッ)
アグ「!!!!!」
ガフ「おい落ち着けって!照れ隠しで聖剣技なンか使うンじゃねえ!!
・・・ったく、手のかかる小僧がもう一人増えたって心境だよ・・・」
ラムザ「どうして・・・どうして僕に話してくれなかったんだアグガリオン!!」
アグ&ガフ「ちーがーーーーーーっう!!!!」
ガフリアスワラタ
768 :
ステテコパンツ:02/06/25 15:04 ID:4U1tHApU
おお、氏んでしまうとはなんとふがいない。
やがて、ギッ、という軽い軋みとともにチョコボ車が止まると、ザランダ特使館のロータリーに
到着した。御者役のムスタディオに軽くうなずくと、カツラの具合を確かめ、
「いいですか? 貴女はオルダリーアの地方領主の令嬢エリザベートで、僕はその小姓のクラッパム
です。間違えないでくださいね。それと、言葉遣い」
「わ、わかっている……わ」
ラムザは一つ笑って外へすべり出ると、完璧な従者の仕草で礼をする。それへ手を取らせて
アグリアスが車から降りると、周囲からおお、と賞賛のざわめきが起こった。
オークス家は武辺とはいえ貴族の一門であり、その一子であるアグリアスは騎士として以外に
当然、貴婦人としての作法も一通り身につけている。もっとも、それを発揮するような世界にまるで
興味がもてなかったから今の道に入ったわけだが、
「ほう、鴎国からいらしたのですか」
「ええ、こちらの冬が肌に合うものですから、毎年来ておりますの」
その作法がこんな形で役に立つとは、母も思わなかったに違いない。
「いや、それにしても、こんなお美しい方が毎年当地にご来臨とは存じませんでしたな。ぜひ一度、
わが邸にもお越しください」
「ありがとうございます。その折にはどうかよしなに」
久しく使っていなかった貴族言葉に錆びついた口を慣らしつつ、もっと錆びついた社交界用の
笑顔を記憶の底から引っぱり出して、好色そうな小太りの若い貴族へ優雅に一礼する。なおも
名残惜しそうなそのデブからようやく離れ、
「クラッパム」
どこへともなく呼ぶと、音もなくクラッパム……ラムザが傍らに立ち現れた。
「いかがでしたか、お嬢様」
ここにいる間は密談であっても役柄のままで、と言ったのはラムザである。普段の騎士言葉に
戻すと、どうしてもアグリアスがつい「ラムザ」と呼んでしまうからだ。
「あれも違うようね。ああ、あの目つきのいやらしさ!」
「聖石の反応はまだ?」
「そのままよ。だから、この広間のどこかにいるのは違いないのだけど」
特使館の広間に入った途端、ドレスの下に隠した聖石がかすかな唸りを立てはじめた。
ラムザの危惧は当たっていたのである。かくなってはアグリアスもそうそう不機嫌では
おれず、慣れぬ社交界にこうして身を投じている。
「では、少し身体をお休め下さいませ。私はもう少し見回って参ります」
ラムザは魔法のようにワインの入ったゴブレットを取り出してアグリアスに渡すと、
溶けるように人混みの中に消えた。見事な小姓ぶりである。家で使っていた小者の見よう
見まねに、「隠れ身」と「話術」を応用しているのだというが、本当に小姓になっても
やっていけそうだ。
(……本当にラムザが私の小姓だったら……)
あらぬ考えが浮かび、あわてて頭をふって振り払った時、
「僕とお揃いですね、お嬢さん」
やけに甘い声が耳元にすべり込んできて、アグリアスは鳥肌が立った。振り向くと、その声に
ふさわしいマスクの男が、アグリアスの持っているのと同じゴブレットを掲げて、人なつっこく
笑っている。アグリアスが儀礼的な笑みを返すと、一層にこにこと笑ってするり、と身を寄せてきた。
飛び退きたいのを我慢して、他愛ない会話をしつつ、胸の中の聖石の反応を確かめる。
変化なし。ならば、こんな男に用はない。すぐに挨拶して離れようとしたアグリアスは、
しかし動けなかった。さりげなく、だが恐ろしく素早く、男が反対側に回って退路を塞いでいる。
しかも自分も知らぬ瞬間に、男に手をとられていることに気づいてアグリアスは慄然とした。
「一曲お相手願えませんか」
完璧なタイミング、完璧なマナーで男が問う。言葉とは裏腹に、アグリアスに選択権がないのは
明らかだった。仕方なくうなずくと、男は風が羽毛をさらうように素早く、優しく、かつ有無を
言わせずアグリアスを踊りの輪の真ん中まで引き出した。暗青色の眼差しがまっすぐにアグリアスの
鳶色の瞳を覗き込む。
男と女の駆け引きなど何一つ知らないアグリアスではあったが、本能で察知したことがあった。
これは女を食い散らかす男の目だ。
(ラムザ……!)
>>769-771 グハァ。昨日のSSは今日のこの日の為の布石であったかッ。
ちょいと考えれば気付いたものを…。不覚。
>名残惜しそうなそのデブからようやく離れ
何気にワラタ
あのお方が本当に心から笑える日が来るまで、
私はあのお方のそばに居て、
あのお方の剣となりたい。盾となりたい。
オヴェリアさま・・・・
騎士は夜の雷雨の谷を走る。主の居る城とは逆方向に。
その事に心を引き裂かれながらそれでも騎士は走り続けた。
涙が溢れた。
「私を守ってね・・・」
あの時のあのお方のお顔は忘れられない。
あのお方を守りたい。心の底からそう願う。
そう願っているのに。
なのにこんな事に。
こんな事に・・・
ふと名を呼ばれた気がして、振り返ったラムザは愕然とした。
アグリアスが広間の中心で踊っている。
踊っていること自体は驚くことではない。本人に自覚がないだけで、アグリアスは入ってきた
時から男達の注目の的だった。ダンスの一曲や二曲誘われない方がおかしいくらいで、むしろ
如才なく相手をしてほしい、とさえラムザは思っていたのだ。
問題なのは相手の男だった。
名は覚えていない。ベオルブ家の近隣の小領主で、ラムザが子供の頃一度だけ会ったことが
ある。その頃から漁色家として知られていたが、年を追うごとに悪名を増し続け、ラムザが家を
出る頃には、札付きの色魔として北天領内で知らぬ者はなかった。広間の一隅に彼を見つけた
瞬間、ラムザはアグリアスを連れてきたことを後悔したほどである。
(止めたいけど……)
今はもっと大事な目的がある。第一、従僕の身で踊りの輪に割り込むわけにはいかない。
ダンスの弾みを装っては、男がアグリアスの耳や胸元や唇に顔を寄せるのが遠目にもわかる。
気をもみながら見ていると、ラムザは同じようにあの二人を注視している人物が、もう一人
いることに気づいた。
(ラムザ……助けてくれ……)
アグリアスの状況は切実であった。
男は蛇のようであり、獅子のようだった。人なつこい優しさの影に、獲物の隙を逃さぬ執拗な
巧妙さと、直截で強引な欲望が秘められている。それを魅力と感じる者、すすんで虜に
なりたがる者さえいるだろうが、アグリアスにはただ厭らしいだけだった。
男の唇がことあるごとに自分の耳、頬、あろうことか唇にまで迫ってくるたび、怒りと羞恥で
カッと腹の底が熱くなる。
「あの……」
身を固くして遠ざかろうとしても、
「すてきだ」
すぐさま絡め取られてしまう。
しだいに、怒りも羞恥も失せ、恐怖がそれにとってかわりつつあった。それはアグリアスが
まったく知らない世界の戦い、まったく知らなかった種類の恐怖であった。
「ラ……!」
本来の任務もなかば忘れかけ、心の中で何度となく呼んだ名が、とうとう口をついて出そうに
なった時。
どん、とアグリアスの肩が、何か大きなものにぶつかった。
「!?」
振り向いたアグリアスの視界を、黒い壁がふさいだ。壁の上方にくりぬいて火を入れたような
目玉があり、アグリアスを見下ろしている。それは黒いケープをまとった巨漢であった。
「失礼! だが、ダンスの最中に一人で立っているものではありませんよ」
男がすばやく進み出て、アグリアスを自分の背後に回す。かばうというよりは、自分の女を
確保するための動きだ。巨漢が駐畏特使の一人、何とかいう子爵であるとアグリアスは
思い出した。子爵は男に目もくれず、ただ爛々とアグリアスをにらんでいる。
勢いが削がれないうちにダンスに戻ろうと、男が素早くアグリアスの手をとった時、子爵がやおら
腕を伸ばして男を押しのけ、片手でアグリアスを高々とつかみ上げた。
「きゃあっ!?」
一座がどよめく。集中する驚愕の視線をものともせず、子爵はぶら下げたアグリアスの体を
上から下まで眺め回し、空いている方の手を無造作に、広く開いたドレスの胸元へ突っ込んだ。
「っ!?」
嫌悪感に身震いし。
その時になって、ようやくアグリアスは気づいた。怒りも羞恥もとうに失せているにもかかわらず、
腹の底あたりが、相変わらず熱いままであること。それは自分の体が熱いのではなく、ドレスの
その場所に収めたある物が発する熱であること。
「……!」
それが意味することを理解したアグリアスが青ざめると同時に、子爵がにんまりと笑った。
満足げに引き抜かれた毛むくじゃらの腕には、深い青に輝く聖石……アリエスが
握られていた。
臨時ニュース
今日また一頭のBSEが発見され当地での波紋を広げています
牧場主のアルガスさんは
『家畜に神はいない』と気落ちした姿で呟くと取材陣の前から
姿を消し現在も行方不明中です。
>780
なにものだー?
「あったぞ……」
子爵の黒いケープのすそから、いやな匂いの黒い煙があふれ出る。細い稲妻のようなものが、
毛深い腕に次から次へまといつく。
子爵の周囲の風景がゆがんで見える。一瞬、名状しがたい色の光が集まり、炸裂したと思うと、
「アルケオデーモン……!」
アグリアスを吊り上げているのは、リオファネス城で魔人ベリアスとともに現れたあの怪物
であった。
ゴファ…………
乱杭歯の並んだ口が開き、熱い息が漏れ出る。太い首の上に乗った、巨大な髑髏のような
顔がゆっくりと巡り、眼下の人間達を見下ろす。熱い臭気にアグリアスは身悶えするが、両腕を
握り込んだ万力のような手はびくともしない。
広間の人々は、ようやくショックによる空白状態から脱しつつあった。口をぽかんと開けた
阿呆のような顔に少しずつ現実が染み込み、恐怖の表情に変えていく。
「わ……!」
誰かが動き出せば、その後は雪崩だった。たちまち広間は悲鳴と我先に逃げまどう人々の
怒号で満ちる。それに追い打ちをかけるように、アルケオデーモンが一歩身をのり出し、
シャンデリアを打ち割らんばかりの大音声で、吼えた。
〈グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォン〉
その刹那、電光のように飛び出した人影があった。
上体をのり出し、満身をふるわせるその姿勢に、ラムザは見覚えがあった。リオファネス城で、
アリシアとラッドが一撃で倒されたあの呪文。
(ダークホーリー……!)
こんな場所であれを使われたら、おびただしい死者が出る。ラムザはパニックを起こした貴族達の
間を縫い、時には突き飛ばして広間の中央まで抜け出し、袖に隠したオリハルコンを抜き放つと
一息に跳んだ。
それはバリアスの谷で、ラムザと再会した時の気持ちに少し似ていた。だがそれよりずっと強く、
ずっと熱く。恐怖、安堵、無念、抑えていたもろもろの気持ちがあふれ出し、涙となって目のふちに
溜まってくるのをアグリアスは止められなかった。役柄ではなく心から、アグリアスは叫んだ。
「ラムザあぁっ!」
広間の天蓋に届くほど高々と舞い上がったラムザはオリハルコンを大きく振りかぶる。ラムザの
体重を乗せて落下する刃は、狙いたがわずアルケオデーモンの右眼に突き立った。この世の
ものとも思えないような苦鳴を上げて怪物がのけぞる。
(とったか!?)
と思うまもなく、ラムザは横ざまに吹っ飛んでいた。アルケオデーモンが、手にしたアグリアスで
ラムザをぶん殴ったのだ。
「ぐ……!」
ラムザが起き上がる。しかし、手に武器はない。オリハルコンは怪物の右眼に刺さったままだ。
深手だが、致命傷ではない。
「ラムザ!」
アグリアスが激しく咳き込みながら、泣きそうになって叫ぶ。間近で圧迫してくるデーモンの
怒気が一層膨れあがるのを感じる。ダークホーリーが発動するのだ。
「ラムザ!私のスカートの中だっ!」
「!」
瞬時にラムザが飛び出す。いまだ吊されたままのアグリアスのスカートに手をかけ、
「失礼しますっ!」
思いきり跳ね上げると、白い艶めかしい脚のつけ根に一本の短刀……呪縛刀がくくり
つけられていた。
もぎ取るように抜き、向き直る。アルケオデーモンの大きく開いた口の中に、禍々しい光が
渦巻き、あふれ出そうとしている。ラムザはほとんど本能でその口にとりつくと、のどの奥まで
力一杯呪縛刀を突き込んだ。
〈オォオオオオオオオオォォォオオオオオオオオオオォォン!!!〉
爆音と共にすさまじい光の奔流が沸き上がり、特使館の天井をぶち抜いて空へ駈けのぼって
いった。
その残響が、ようやく収まった頃。
勇敢にも逃げなかった……あるいは単に逃げ遅れた……人々がおそるおそる隠れ場所から
現れ、あるいはかたく閉じていた眼を開け、その怪物のいた場所に視線を向ける。
彼らがまず一様にしたことは、ほお、と感嘆のため息をつくことだった。
広間の中央、崩れ落ちた天井から一条の陽光が差し、奇妙な石塊の山と化した怪物を
白く浮き上がらせている。その山の上に、傷だらけになって立ちつくす、従者らしい身なりの
青年。その両腕には、引き裂かれたドレスをまとった、金色の髪の美しい貴婦人を大切そうに
抱いている。
一幅の宗教画のような、それは光景だった。
「……ラム……?」
「大丈夫ですか、アグリアスさん」
アグリアスがまぶたを開けると、埃まみれのラムザの顔が、穏やかに微笑んでいた。
「デーモンは……」
身をよじって周囲を確かめようとして、アグリアスは自分の有様に気づく。ドレスは破れ、髪は乱れ、
その上まるで本当の貴婦人のように、弱々しくたおやかにラムザの腕に横抱きにされているの
ではないか。
「……! お、降ろしてくれ、た、立てるから……!」
傷だらけのラムザの顔が、ふだんと変わらない柔和な横顔が、ふいに男臭く見えて。背中を支える
腕の暖かみが、急に熱く感じられて、動悸が速まるのを覚えたアグリアスは体をこわばらせ、
ふらつく足でラムザの腕から逃れようとする。
が、
「だめですよ……」
ラムザは離そうとしない。かえっていっそう強い力で、アグリアスを抱き寄せる。意外に広い
ラムザの胸板に、体がぎゅっと押しつけられる。
「え……!?」
アグリアスの心臓が鼓動を一つとばす。顔が、ラムザの横顔の間近に寄せられる。視界を、
頭の中を、いっぱいに占めたラムザの横顔が、小さく笑い、
「もう逃げないと」
言うと同時に、天井の穴から一本のロープが落ちてきた。脚を抱き上げていた方の手を離し、
ラムザがロープをつかむと、いきなりラムザ達は吊り上げられた。
「うわっ!」
天井の大穴をすり抜け、すでに夕暮れが近い空へと出る。ロープの上端をくわえているのは
懸命に羽ばたく二羽の黒チョコボだった。そしてもう一羽、ラムザ達のすぐ横を並んで飛ぶのから
ムスタディオが顔を出す。
「大活躍だったな、『クラッパム』」
その名を聞いて、アグリアスは思い出す。自分があの広間で何度、「ラムザ」という名を大声で叫んで
しまったか。
「あ……」
ぐんぐん遠ざかる、大穴の開いた特使館を見下ろす。今頃あわただしく兵士が出入りしているのが
豆粒のように見える。もしかしてあれも「異端者ラムザ」のせいにされたりしないだろうか。そういえば
あの蛇のような男はどうしたろう?
急に風が吹きつけ、ずり落ちそうになったアグリアスは慌ててラムザにしがみついた。ラムザも
アグリアスの腰に腕をまわし、しっかりと抱き留める。ムスタディオがニヤニヤ笑って、
「お似合いだね、アグリアスさん! ラファが見たら妬くぜ」
「う、うるさいっ!」
「アグリアスさん暴れないで! 落ちます落ちますってば!」
「……ふん!」
今日の自分は何だか変だ。慣れない服を着て、慣れない言葉を使い、慣れない緊張を強いられた
せいかもしれない。
まるで女のように、ラムザの腕の中でただ抱かれている自分が、ひどく心地よかった。
ムスタディオ「というわけで、アグリアスさんのドレス姿も、お姫様抱っこも見られたし、今回の
仕事は大成功だったといえる!」
ラムザ「次もこの調子でいこうね」
アグリアス「私はやらないからなっ!」
報酬:ラムザ罪状追加(ザランダ特使館損壊)
秘境『アグリアスのスカートの中』発見!
End
ちょっと文が古いな
アグ:私は騎士
(?:ドレス着せたら似合うかもー)
アグ:私は…騎…士
(?:そいや、ラムザが気になってるんだっけ?)
アグ:わ…た…し…は…
(?:えー、遅れてるー、もうそのレベルじゃないよー)
アグ:騎……
(?:まさか、恋に胸焦がす乙女?)
アグ:でぇーい! 剣の錆にしてくれる!
強い女性の、ちょっと萌え萌え〜なお話
「アグリアス様に萌えるスレ part4」
2chで好評放送(?)中です
アグ:覚悟はいいな?
(?:よ、よくないです。…あ、ラムザ!)
アグ:騙されるものか! 私がラムザを愛してるだと?
(?:そこまで言ってないんだけどなぁ…)
ラム:え、アグリアスさん、僕のこと好きなんですか?
アグ:うわわ!? あのえとそのつまりだな…
(?:あ、ほんとにきた)
…ちょっと長いなぁ。
「私は騎士だ」と主張しつつ、
(ラムザは年上は嫌いだろうか……)とか気になってしまうアグたん
ひざまくらをおねだりする駄々っ子オヴェリア様に折れてひざまくらするも
ついつい抑えられなくなりオヴェリア様の頭をなでなでしちゃうアグリアスを希望。
貴婦人修行氏(・∀・)イイ!!
その秘境のさらに深部が気になってしょうがない漏れは
アグたんの剣の錆になるべきでしょうか?
>◆dtzyaiEw
イイね
つか、文章書き慣れてるね
アンタの文章漏れは好き
>秘境発見
凄くイイね
微エロ(・∀・)イイ!!
なんか巷のアグ萌えサイトを見てると、「アグをいかに強くするか」がアグへの
愛の証のように思っている人が多い。
むしろ、強いことは強いがちょっと弱点もあるくらいがアグらしいと思うのだが、
その辺どうか。
どっかのサイトにあったメイドアグのSSが好き
確かに弱点があったほうが(・∀・)イイ!!
>798
読んだことあるけどスゲーさむいよ
キャラ崩れてるし話もつまらん
確かに萌えSSかもしれんがあれはちょっと
このスレのSS群のほうがはるかにレベル高いよ
800!!
>>799 ごめん、確かにキャラは壊れてるし話も無茶だけど、俺はあれ結構好きです……
俺は嫌いで君は好き
それでいいじゃないか
ゲーム内でも、他と比べると可哀想なぐらいATが弱々しい彼女も最高ですよ。
ナイトなど使わず、あえて弱々しいホーリーナイトで使うのが愛情。
だと思ってるんだが…。
アクションには召喚魔法。これ。
白魔法つける人も多いだろうけど、こっちのが格好良くて好き。
話は戻るが
>>798、
アグがメイドをやるよりもラムザがアグのお小姓をやる方が萌えると思うのは俺だけですか。
このスレPart1の終盤に出てきた着替えアグみたいな感じで、よく気のつくラムザがこまごまと
世話を焼くたびにアグどきどき。
「小姓なんて愛人と奴隷の中間みたいなものだから、手を付けたってかまわないのよ」
とかメリアドールあたりに言われてなおどきどき。
>>804 大いに同感。「貴婦人修行」はとても萌えだった。
>「小姓なんて愛人と奴隷の中間みたいなものだから、手を付けたってかまわないのよ」
>とかメリアドールあたりに言われてなおどきどき。
(・∀・)イイ!!すごく(・∀・)イイ!!
>803
…そーなると、うちのアグたんはちょっと強すぎるかな。
オートでもチョコボの群れを全部狩れる…
>804
手を付けようかつけまいか躊躇してて、ラムザが天然ボケでなおドキドキさせる行動をするとかですな!(笑)
他に「背中を流しに来る(メイドの代理)ラムザ」だとか、舞踏会で潜入捜査のときに抱き合っちゃって誤魔化すとか夢(妄想?)は広がる!
ぱしりと手を払いのけて、彼女はさっさと先に行ってしまった。
脚を痛めているにも関わらず、だ。
その後姿は普段と変わらぬように見えるが、やはり右足を庇っているし、
ひょこひょこと右足を引きずりながら歩いているのが分かる。
ラムザはそっと溜息をついて、小川に向かう彼女の後を追った。
事の起こりは日中の戦いにあった。
旅の途中、どうやら魔物のテリトリー内に入り込んでしまったらしかった。
招かれざる人間たちを排除しようと、魔物たちは牙を剥く。
此方とて大人しくやられるつもりはなく、仕方なく応戦した。
何とかテリトリーを突破し、満身創痍で一行は目的地への行程を稼いでいたが、
日も傾いてきたところで、何処か適当な場所を見つけ野宿をしようということになった。
戦闘が終わった後に気が付けば良かったのだ。
この日、何時もは野営の準備や食料調達をてきぱきとこなすアグリアスがどうも調子が悪そうだった。
鎧を脱ぎ、小手やグローブも外して軽装な筈の彼女なのになんだか身軽そうな雰囲気ではない。
よくよく見てみると、どうも動き方がおかしい。
「アグリアスさん…大丈夫ですか…?」
心配に思ったラムザはアグリアスに声をかける。しかしアグリアスは、心配ない、とそっけなく返事を返しただけだった。
あまり大丈夫そうには見えなかったが、本人が心配ないと言っているのだからそれ以上の追求は出来ない。
アグリアスはどうにも頑固なところがある、と知っていたからだった。
それに、自分が側にいて注意してやれば大丈夫だろう、という考えもラムザにはあった。
ラムザがそんな風に考えている間にも、アグリアスは黙々とテントを張っている。
「おーい、アグリアス! ちょっと来てくれ!」
馬車から荷物を降ろしていたムスタディオが彼女を呼んだときだった。
テントの布が風で飛ばないようにと地面に杭を打ちつけていたアグリアスが、
立ち上がって馬車の方に駆けていこうとした。
一歩踏み出し、眉根を寄せて苦しそうな声が僅かに漏れる。
そして彼女はそのままがくりとその場に膝を着いてしまった。
「アグリアスさん!?」
とっさに叫んでしまったため、何事かとパーティメンバーが集まってくる。
「心配ない…」
それでもなお強がるアグリアス。しかし今度はラムザも譲らなかった。
アグリアスの右足を細かく確かめるように触っていく。
ふくらはぎ周辺をラムザが軽く押した瞬間、アグリアスはぐっ、と小さくうめいた。
「……失礼しますっ」
ラムザはそう言って、アグリアスが抵抗するのもお構いなしに彼女のブーツを脱がせ、ズボンを捲り上げる。
覗き込んだムスタディオが「うげ…」と小さく声を漏らした。
見ると足首からふくらはぎにかけてパンパンに腫れており、いやな紫色になっていた。
ラムザには心当たりがあった。先程の戦いの際、アグリアスはレッドパンサーに突進させられて崖――といっても落ちて死ぬほどの高さではなかったが――から突き落とされた。
ラムザはとっさに崖下に目をやったが、「心配するな!」とアグリアスの張りのある声が聞こえたので彼も大丈夫だと思い込んでいたのだった。
ラムザに思い当たることといったらその時しかなかった。
あの時アグリアスは心配するなと言っていたが本当はあのとき脚を痛めてしまったのだろう。
「……さっきの戦いで崖から落とされたときですか?」
ラムザが尋ねる。さすがに今度はアグリアスも観念したのか小さく首を立てに振った。
「どうしてあの時ちゃんと言わなかったんですか!」
「言ったら貴公が心配するだろう!」
思わず声を荒げたラムザに、アグリアスも負けじと言い返す。
そして、言葉に詰まったのは言い返されたラムザの方だった。
確かにアグリアスがあの時事故を訴えたなら、ラムザは心配して崖下まで降りていき彼女を助けようとするだろう。
しかし、それは他の仲間達と離れてしまうことになる。
今回の戦闘において後方支援の要だったラムザが抜けてしまえばパーティ全体はどうなってしまうか。
アグリアスは恐らくそのことも考えていたのだろう。
幸いアグリアスが落とされた崖にはモンスターもおらず、彼女は命に別状はなかった。
「でも……だからって今まで黙っていたなんて」
ラムザはまだ何かを言おうとするが、アグリアスはぴしゃりと言葉を遮る。
「大丈夫だ、足を冷やして一晩安静にしていれば明日には何とかなる」
そんな彼女の言葉にラムザはむっとして、アグリアスの足首にそっと触れた。
「あぐ……っ!!」
「ちょっと触れただけでそんなに痛がってるじゃないですか!
大丈夫なわけないでしょう!」
まだ何かを言い返そうとするアグリアス。
しかしムスタディオがいい加減にしてくれとばかりに割って入った。
「ラムザ、そんなくだらない喧嘩するよりもさっさとアグリアスの脚をどうにかしろよ」
言われてラムザははっとする。そうだった、こんなことをしている場合じゃない。
「エリオット、アグリアスさんの脚治せるかい?」
ラムザは白魔導師のエリオットに尋ねる。エリオットはアグリアスの脚をじっと見てむぅ、と考え込んだ。
「多分この様子だと骨も折れていると思う。
まあ治そうと思ったら治せるけど、まず患部を冷やすした方がいいな」
「あっちに川があったわよ」
エリオットの言葉を受け、ラヴィアンが川の方向を指で示した。
水を汲んできましょうか?と尋ねる彼女にラムザは頼もうとしたところ、
アグリアスはズボンを元に戻しブーツを履こうとしていた。
「ちょっと、アグリアスさん!?」
「水を待つよりも私が直接行った方が早いし、汲み水より流水の方が冷えているだろう」
呼び止めるラムザにそう言うと、アグリアスはすっと立ち上がってラヴィアンが指し示した方向へと歩いて行こうとする。
止めても聞かないだろう、と思ったラムザは仕方なくアグリアスを支えていこうと思い、彼女の手を取ろうとした。
皮のグローブを外したアグリアスの手は白くて長い。
しかし、ぱしりと手を払いのけて、彼女はさっさと先に行ってしまった。
脚を痛めているにも関わらず、だ。
「お姫様が騎士様だと色々大変そうだな」
そうやってため息混じりにからかうムスタディオをラムザは軽く横目で睨む。
ラムザはそっと溜息をついて、小川に向かう彼女の後を追った。
そして、今に至るのだった。
ここでちょっとsage
眠たくなる
>>ぷりーずしぇいくはんず
つづき激しく期待してます!!
814 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/03 18:18 ID:nbO1fuGg
自治都市ベリベニアでメリアドール初登場。
開始早々屋根越しにメリアドールの剛剣でゴールドアーマーを壊されるアグリアス。
その短い足で全速力で階段を駆け上がるアグリアス。途中聖剣技は使わない。
しかし上の広場に出た頃には戦いの趨勢はすでに決まっており、メリアドールを皆で囲んで戦っている。
ムスタディオがメリアドールのお尻を撫でつつシャンタージュを盗もうとしている。
あ、かわされて反撃タックル。
鎧を壊されてひらひらの簡素なシャツのみを上半身に着ているアグリアス。汗だく。
メリアドールの正面に立ち、戦技を繰り出すアグリアス。ガシャーン! 決まった!
アグリアス、開口一番
「 勝 っ た ! 」
わけ分からん
ノ∩
⊂
>>814ヽ
/( 。Д。 )っ
U ∨ ∨
・@;∴‥
∧_∧ ∩ :: :.
( ・∀・)/ :: :: お客様1名お見送りしてきますた。
(つ / :: :'
人⌒l ノ :: ::
し(_)
アグリアスは一人歩きながらぶつぶつと呟く。
くそ、思ったよりも酷いな。
レッドパンサーめ、今度会ったら絶対に密猟して毛皮骨肉店行きだ。
一歩一歩踏み出すたびに、彼女の足はずきずきと痛みを増す。思うように足が動かない。
かすかに、川のせせらぎの音が聞こえてきた。
幸いなことに、川はどうやら比較的近くにあったようだった。
「アグリアスさん!」
呼び止められて後ろを振り返る。そこにはおろおろした表情のラムザが立っていた。
「ラムザ……心配するなと言っただろう?」
「いいえ、ダメです。さっきの戦闘で心配させてくれなかったんですから。
だから今度はその分まで心配させてもらいます。
大体、骨が折れているかもしれないっていうのにそんな風に歩き回っちゃダメです」
「まだ折れていると決まったわけでは……」
「ダメです」
もごもごと言い訳をするアグリアスの言葉をぴしゃりと遮る。
そしてラムザは短く「失礼します」と言って彼女を横抱きに抱え、
川の方へと歩いていったのだった。
「ラ……ラムザっ!?」
物語の姫君のように抱きかかえられたアグリアスは必死に抵抗するが、
ラムザは応じることなくすたすたと歩いていく。
この小柄で華奢な身体の何処にそんな力があるのだろうか。
立って並んでみたら自分よりほんの少しだけ高い筈のラムザに困惑する。
「あの……ラムザ?」
「ダメです。もうすぐ着くからじっとしておいて下さい」
有無を言わせぬ調子でラムザはアグリアスの言葉を遮る。
アグリアスは諦めて、落ちないように申し訳程度にラムザの服を少しだけ握りしめた。
「はい、着きましたよ」
サラサラと緩やかに流れる川の岸辺に、ラムザはアグリアスをそっと降ろした。
「ああ…ありがとう」
「いえ、『婦人は大切に扱うべし』が騎士道ですから」
そう言いながらアグリアスのブーツを脱がせ、ズボンを膝の上間で捲り上げる。
「ラム……」
貴公が今やっている行為は騎士というよりも小姓だろう。
アグリアスはそう言おうとして、やめた。
何故だかラムザがとても楽しそうにしているからだ。
それに、多分言っても聞かない。彼は時にとても頑固だから。
「はい、出来ましたよ」
ラムザがそう言うと、アグリアスは礼を言って川の水に足を浸ける。
気持ちいい……。
冷たくて優しい流れが彼女の足を撫でていき、痛みを少しずつ取り除いていくようだった。
アグリアスは肩の力を抜くように、ふぅ、と息を吐いた。
足に流れる水の感触を楽しむように、川の中で足を揺らす。
暫くはそんなアグリアスの様子を眺めていたラムザだったが、ふと口を開いた。
「アグリアスさんって……」
「ん……なんだ?」
「僕に、手……握らせてくれませんよね」
ラムザはゆっくり二人切りになった今がチャンスとばかりに、アグリアスに問うた。
そう、アグリアスはラムザと手を繋ぐことを頑なに拒んできていたのだった。
どうにかして手を繋ごうと試みるも、全てアグリアスに拒否される。
時にはさり気なくやんわりと、時には先程のように手を払われて。
「貴公は……随分と拘るな、私と手を繋ぐということに」
アグリアスはそっと自分の手を隠すように、自分の胸元へと両手を置く。
「アグリアスさんひょっとして……僕のこと嫌いですか?」
「は……!? 何を突然……」
唐突に言われて、アグリアスは面食らう。
しかしラムザはそんなアグリアスにはお構いなしに言葉を紡いだ。
「僕のこと好きじゃないならそう言ってくれたって構わないのに」
「ち…違う! そんなんじゃないの!」
ラムザの突然の心境の吐露に、思わず地を出して声を上げるアグリアス。
正直な話、ラムザがそこまで深刻になっているとは思わなかった。
アグリアスはおずおずと、自分の手をラムザに差し出した。
「私の手……男の手みたいだろう?」
そう言われて、今度はラムザの方が面食らった。
……すいません、数え間違えました。まだ続きます…(土下座)
産まれてこの方、別に手の鑑定などしたことがないし、
女性の手それ自体を間近で見るようなこともなかった。
男の手、女の手。イメージとしての差異はあるが具体的にはよく分からない。
しかし、アグリアスは自分の手にコンプレックスを持っているようだった。
「少女の頃からずっと剣を振ってきたから……。
関節はゴツゴツしているし、掌はマメだらけだ」
アグリアスの言葉に、今度はラムザが面食らう番だった。
「それを気にして……手を握られるのを嫌がってたんですか?」
「だって、どうせ握るなら……ほっそりしていて柔らかい手の方がいいだろう?」
少し拗ねるように言うアグリアスが差し出した手を、きゅっとラムザは握りしめた。
この女(ひと)はいつもは男顔負けな位に凛々しいのに、
どうして偶に見せる表情はこんなにも可愛らしいのだろう。
「アグリアスさんの手であることはかわりませんよ。
それにこの手は、オヴェリア様を護るために頑張ってきた証拠じゃないですか」
アグリアスの手は、僅かに冷たくて気持ちいい。
少しだけかたい掌、やや肉薄で骨張った指。
「僕は一生懸命頑張ってるアグリアスさんが好きですよ」
「ラムザ……」
アグリアスは、ラムザの手をそっと握り返した。
「ありがとう……」
アグリアスの手を包むラムザの手は、思っていたよりも大きくて、
握ったそこからじんわりと暖かさが伝わってきた。
━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
ニュースの時間です
今夜、ライオネルミルクの食中毒事件でベオルブ乳業のラムザ社長が記者会見しました
「いったいこれからどうするおつもりなんですか!」
「努力はしているっ!!」
「ならばその努力もおしまいだなっ!」
次に同系列社の牛肉偽装…
>>820 イイ! 男らしいラムザ最高!
そうかー、「油断した時に女言葉が」ってこういう風に使えばよかったのかー……
しかし総数カウントまでしておきながら数え間違えるのはどうかと思いますが(w
SSの多いキャラ萌えスレといったらこことファリススレが二強だと思う
のだが、あっちがエロSSだらけなのに対しこっちが萌え主体なのは何か
本質的な差でもあるのだろうか。
聖騎士様だからよ!
801系だからだ
ファリスたんもアグたんも両方好きなんだけど、
ファリスは本編では弱い部分を垣間見せることがあるけど、アグはひたすら
凛々しいって感じだしなー。
ファリスの男装の麗人っていう設定と時々見せる弱さがエロ心をくすぐるのだろうか。
とりあえず次スレは
【男装】アグリアス様に萌えるスレ Part5【ふんどし】
でどうよ?
【みつあみが揺れると】アグリアス様に萌えるスレ Part5【心もゆれる】
にイピョー
ながい?
このスレとFFT総合スレだけは、今まで通りでいいような気がするぞ。(w
831 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/07 17:59 ID:c9q3IExA
保全あげ
ガーン・・・・・・・・・・・!
まさか保全がはいるとは・・・・・・・・・・・・・・・
誰かSS大量投下しる!
パート5まではいくのらーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
ラムザ・ベオルブが、ベオルブ家の晩節を汚した異端者として葬られてから一月あまり。
渦中の人ラムザが消え、聖石の真の秘密を知る者たちもことごとく倒れた今、教会の
異端者狩りはほぼ終息していると言ってよかった。何より新王ディリータの強力な復興
政策が、人々に異端者を追いかけることなどを忘れさせた。
ラムザはその長い戦いの中一度として、自分以外の仲間の名を公言しなかった。
異端者として糾弾される時は常に矢面に立ち、決してほかの仲間を表だって行動させ
なかった。それは組織としてダメージを最低限に抑える戦略であったし、異端の汚名を
着る自分についてきてくれる仲間たちへのせめてもの心遣いでもあった。
その結果、戦いが終わってアグリアスが知ったのは、自分はライオネル城で謎の怪物と
戦って死んだことになっており、そもそも異端者と行を共にしていたことさえ誰一人知らない、
という事実であった。
「オークス家に戻るべきです」
それを聞いた時、ラムザは即座にそう勧めた。帰る家がまだある者は多くない。自分だけ
安楽な場所に戻るわけには、とアグは断ろうとしたが、
「今後また何かが起きて、我々が集まることがないとは言えん。そういう時、身分のある
者もいてくれた方が何かと動きやすい」
オルランドゥ伯(超がつく有名人の上反逆罪に問われているため、ラムザと並んで帰る
家がない者の筆頭格である)に説得され、渋々申し出に従ったのである。
家に戻ったアグリアスは、感涙にむせぶ家族にひとしきり抱きしめられた後、当然のことと
して、オヴェリア王女を守れなかったことに対する譴責を受けた。さらにライオネル城での
戦い以後、一年以上も行方をくらましていたこともあり、一時騎士団から外され、ダルリア
湖畔にある山荘で謹慎処分を受けることとなった。
「誰よりイヴァリースのためを思い、尽力したアグリアス様ですのに……」
アリシアなどはしきりに残念がってくれたが、どのみちすぐには近衛騎士の気構えに
戻れそうもない。ちょうどいい休暇と考え、のんびりと過ごしていた、そんなある日、
「アグリアス様、お客様です」
「お久しぶりです、アグリアスさん」
「ラムザ!」
やって来たのは、見慣れた亜麻色の髪の青年だった。
一月ほど会わなかっただけだが、厳しかった目元がいくぶん和らぎ、初めて会った頃の
柔和な童顔が戻ってきたような感がある。平穏な暮らしをしているのだろう、と、いそいそと
茶菓の支度をしながらアグリアスは思った。
「実は……お願いがあって来たんです」
アリシアとラヴィアンも交え、近況報告を兼ねた軽い談笑のあと、ラムザはやや固い面もちで切り出した。
「僕を、ここで働かせてもらえませんか」
「!?」
ラムザによれば、こうである。
アルマをもう一度、ちゃんとした寄宿学校に入れてやりたい。学費については軍資の残りも
あるし、猟で稼ぐこともできる。が、それなりの格のある学校となると、問題になるのは
金以上に身元である。両親がいない上、唯一の肉親が無職に近い猟師まがいとあっては
どんな学校でもまず望みがない。そこで、
「オークス家付きの小姓」
という身分があれば……と、いうことであった。
「結局、こんなところで身分にこだわってしまうんですね」
ラムザはいくらかの自嘲を込めて笑ったが、アグリアスは聞いてはいない。
ラムザが? 私の? 小姓?
「僕、がんばって働きます」
そうだろう。ラムザのまじめな性格はよく知っている。
「力もそれなりにあるつもりですし」
知っている。アグリアスと同等か、それ以上に軽々と騎士剣を振り回すことができる。
「料理とか掃除、洗濯なんかも一通りできます」
知っている。ラムザの家事能力はアグリアスの数十倍である。
「どうでしょう」
どうもこうも。
「使ってもらえませんか」
何に使ってもいいんですか。
「……アグリアスさん?」
怪訝な声をかけられて、ようやくアグリアスは我に返った。
「い、いや、しかっ、しかっしだな、仮にも一度は指揮官と仰いだ者を、そっそうだ、剣を預け
さえした者をだ、目下に使うというのはいくらなんでもあの」
「いいじゃないですか、アグリアス様。私とアリシアも、そろそろ騎士団へ戻らなくちゃって
考えていたところですし」
今まで何度戻れと言っても「私たちはアグリアス様のお世話をします」と頑として動かなかった
ラヴィアンが急にそんなことを言い出す。わくわくしているように見えるのは気のせいだろうか。
「ラムザ隊長なら、安心してあとを任せられます」アリシアまで。
「謹慎中と伺ってますから、無理はいえませんが……できれば」
微妙に哀願の混じった真摯な瞳で見つめられ、アグリアスの胸が高鳴る。
「だっ、だが、でも、だな……」
なおも何とかして理由にならない理由を見つけだそうとするアグリアスに、ラヴィアンが一言、
「ザランダの方でメリアドールさんが道場を開いているそうです。もしアグリアス様が駄目と
仰るなら、そちらへ行ってみては」
これは効いた。血相を変えたアグリアス、
「!!…わ、わかったッ!こここここにいるがいい!私の小姓になってくれッ!」
かくてアグリアスはラムザに傅(かしづ)かれて暮らすことになったのである。
人馬の月15日
朝。
「アグリアスさん、おはようございます」
控えめなノックとモーニングコールで、アグリアスは目覚める。
目覚めるといっても簡単なことではない。人里離れた山荘でラムザと二人きり、と考えた
だけで一睡もできなかった夜が三夜、「ラムザが朝起こしにくる」と考えただけで夜明け前に
ばっちり目が覚めてしまった夜が五夜。起こされるまで眠っていられるようになったのは
つい最近のことである。
「お、おはよう、ラムザ」
「お召し物をここへ置きます。朝食ができていますから、着替えがおすみになったらいらして
ください」
あたふたとベッドから出た時にはもう、ラムザの足音はドアの前を離れ、階下におりている。
清楚な、しかし悩ましい薄手のネグリジェが虚しく木の床に摺れる。アグリアスは本来、
こんなものを着なかった。稽古着の古くなったのか、さもなくば裸で寝るのが普通だったのだが、
(ラムザに寝姿を見られることがあるかもしれない)
と思いついた瞬間、気付いたらクロゼットの奥底から引っ張り出してしまっていたのである。
だが期待に反してというか、この姿をラムザに見られたことはまだない。朝、起こしにくる
ラムザは、決して部屋の中までは入ってこないからだ。
二人の主従関係は徹底していた。もとは仲間なのだから気軽にやってくれ、とアグリアスは
言ったのだが、
「お金をもらって働く以上、それもこちらから頼んで働かせて貰うんですから、半端なことは
できません。もと仲間ならなおのことです」
と、ラムザはあくまでも従僕の立場を崩さなかった。アグリアスのことも「様」付けで呼ぼうと
したほどだが、それだけはと頼んでやめてもらったのだ。
食堂におりると、すでにテーブルはきれいに整えられていた。足音を聞きつけ、ラムザが
奥の台所から焼きたてのパン、サラダ、昨夜の残りの冷肉などを次々に持って出てくる。
複数の料理を同時に、しかも自分がおりてくる頃合いにちょうど出来たてになるように揃えて
作るというのは、アグリアスにはほとんど奇跡にも等しい神業に思えるのだが、ラムザは毎朝
苦もなくそれをやってのける。
「こういうの、結構向いているのかもしれません」
などと屈託なく笑いながら、椅子を引いてくれる。食事もラムザは最初、アグリアスがすませた
あとで台所の隅あたりで食べるつもりだったらしいのだが、これも頼み込んで一緒に食事を
とることにした。小さなテーブルに、二人分の料理が並ぶ。
「今朝、うずらのよく太ったのが獲れたんです。今晩はおいしい詰め物焼きを作りますよ」
「このワインは、下の村から貰ったんですよ。やっと農家の暮らしにも余裕が出てきたんですね」
「おかわりはいかがですか」
食べながらもラムザはこまめに席を立ち、かいがいしくアグリアスの世話を焼く。エプロン姿が
まぶしい。
「ラムザ、そんなにしてくれなくていいから……」
言っても、ラムザはやっぱりくるくると立ち働き続ける。困ったような顔をしながらも、自分の
ためにそうしてくれているのだと思うと何やらくすぐったいような切ないような満足なような、
むずむずする気分がわき上がってくるアグリアスである。
「……ごちそうさま、ラムザ」
「あ、口元にソースがついてますよ」
「……!!」
ナプキンごしにラムザの指がアグリアスの唇をなでる。ほんの一瞬のことだったが、
「…アグリアスさん?」
急に動きが止まってしまったアグリアスを、ラムザが不思議そうに見やる。
「……そっ、そっ、そこまでしなくていいと言ってるだろうッ…!」
ぱっと口元を押さえ、赤くなった顔を隠しながら必要以上に強い言葉をぶつけてしまう。ラムザは
しばらく黙っていたが、
「…すみません、調子に乗りすぎました。これからは気をつけます」
心底すまなそうに一礼すると、手早く食器を集めて台所へ下がっていった。
「あ……」
言い過ぎた、と思っても後の祭りである。
もう二度と、ラムザに口元のソースを拭いてもらえないと思うと、ちょっぴり寂しいアグリアスだった。
つづく。
まだここまでしか書けてないんですが、なんかスレが危なそうなので急遽投下。
あれ?連投規制かからなかったの?
へたれなSSは連投にかからないようになっているのです。
ターンエーガンダムか
その技量ででそのサービス精神の良さはすごいね。
萌えるねえ、かなり萌えるね
俺の中ではオークス家は比較的小さ目の家だけど歴史はこの国がルザリアという
小国だった頃からある…とか妄想してますよー
アグリアスと書いてオヴェリアと読む。その心は? ・・・・・・絶対の忠誠心&かなりの友情&ちょっぴり愛
アグリアスと書いてラムザと読む。その心は? ・・・・・・絶対の友情&かなりの愛&ちょっぴり欲情
小姓ラムザ超イイ!!もるえ!
小姓イイ!!!!
これはエンディングの後みんなが生きているバージョンですね?
とっても(゚∀゚)萌え!!続きを期待。
848 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/10 08:34 ID:KAazuJoU
アグリアスがもし敵で出てきたら真っ先にズボン脱いでその場でオナニィする。
直視されて「下郎が!」とか言われて無双稲妻突きを喰らって昇天したい。
人馬の月17日
腕を痛めた。
麓の修道院から、近くにスチールホークの巣ができて困っていると聞かされたのが
きっかけである。
「半日もあれば片付く。一人で十分だ」
家事万端をこなすラムザに対しいささか引け目を感じていた折でもあり、心配げなラムザを
留守番に残して、勇んでモンスター狩りに出かけたのが甘かった。モンスターは同属別種を
産むことがある、という基本的な事実を忘れていたのである。気付いた時にはもう遅く、
コカトリスのくちばしによって左腕が動かなくなっていた。
「だから僕もついていくと言ったんです」
深夜になってようやく帰りついたアグリアスに、ラムザは血相を変えて怒りながらもすぐに
万能薬とケアルラを用意してくれた。ほどなく腕は元に戻ったが、まだ痛みがあってうまく動かない。
「骨に傷がついて、毒が髄の中まで入り込んでいます。石化した腕で無理に戦い続けたり
するからですよ」
なおも怒った口調で、ラムザはさらし布を取り出して細く裂き始める。あっという間に
アグリアスの左腕は、包帯と軟膏で固められた棍棒のようになった。
「こっちの腕は当分使ってはいけません。一週間は安静にしていてもらいます」
「それほどの怪我では……」
「だめです」
「明日は狩りの予定が…」
「だめです」
「素振り…」
「だめったらだめです」
かくて一週間ばかりの間、いつも以上に何から何までラムザに世話を焼かれることに
なってしまった。
朝、身だしなみを整えるのがまず一苦労である。着替えはどうにか一人でできるが、そのあと
髪を整える段になるともうラムザを呼ばなくてはならない。
「いつも思ってましたが、アグリアスさんの髪ってきれいですね」
そんなことを言いながら、楽しげに髪をすいていくラムザ。指がするすると髪のあいだを
通り抜けていくたびに、うなじが総毛立つのを感じる。
「そ、そうか、ありがとう」
「それほど念入りに手入れをしてらっしゃるようには見えませんが、こんなにさらさらしていて」
さらら……と、一本一本の髪の感触を確かめるように、ていねいにすき分けた髪を手から手へ流す。
「あぅ……う、生まれつきだろう。母も髪が自慢だった。騎士になる時、邪魔だから切ろうとしたのだが、
止められてな……」
「それは、お母様に感謝しなくちゃいけませんね……」剣だこのできた手が繊細に動いて、手際よく
三つ編みを作っていく。一体この男はどこで髪のいじり方など覚えたのだろう。
「ラムザ、お前は……」
「できました」
すっ、とラムザの手の感触が消える。物寂しさを覚えながらも、自分でやるより綺麗に編まれた髪を
見れば文句も出なかった。
今日はラムザの投票日。応援にいこう!
小姓ウマー
ラムザをアグリアスの奴隷・・・じゃなかった、小姓にする計画発動キボン
>853
夜は立場が反対になるのキボン
855 :
オーラン:02/07/11 20:30 ID:Q60HR0Zw
ディープダンジョンの攻略中のラムザ一行。一行は少なくなってきた食料などの調達に港町ウォージリスに来ていた。
一行は宿に装備などの荷物を置き、ラムザ達男衆は『じゃ、俺達買い出し行って来るよ』と言い残し出て行ってしまった。
『とか言いながら、今日は飲んで来る気よ』そう言うのは踊り子のリサである。リサは一行の中で初期からいるいわば゛古株゛だ。リサは椅子の背もたれを前にして、馬乗りの状態で座っている。
『わざわざ買い出しに行ってくれるのだからその位よかろう?』
アグリアスは自分の装備のクリーニングをしながら答えた。
アグリアスは答えた。『アグリアスはさっ!好きな人とかいないの?』
リサの唐突な問いにアグリアスは耳を真っ赤にして、
『な…突然…いないに決まっている!』すこし声が上擦っていた。『えー!なんでー!いるでしょ〜?誰?誰?やっぱラムザ?』
その瞬間アグリアスの顔面が急激に真っ赤になってゆくのをリサは見逃すはずもなく、
『あはははっ!解りやすいね〜』
リサは太腿の辺りまでスリットの入っているスカートで大胆に足を広げてゲラゲラ笑っていた。
『わっ笑うな!』
アグリアスは真っ赤になっている顔で必死に訴える様に言った
その一言でリサはさらに笑いころげている。アグリアスは真っ赤になった顔でうつむいたまま、それ以上何も言わなくなってしまった。
『ごめんごめん』
リサは椅子から飛び降りうつむいたアグリアスの顔を覗きこんで謝った。よく見るとアグリアスの目ににわかに潤んでいる。
『泣いてんの!?』
『ばか者!泣く訳あるか!』アグリアスは手近にあった衣類てぐっと顔を拭った。
(泣いてんじゃん)
リサはそうは思ったが、また泣かれてはたまらないので、それ以上冷やかすのはやめた。しばらくそこだけ気まずい雰囲気が漂っていた。
860 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/11 21:54 ID:S0pwUP0Y
FFTオタの特徴
1.学歴コンプレックス抱えてる
2.視力悪い
3.無職か単純労働
4.性格悪い
5.自分は頭がいいと勘違いしている。
6.普段から難しい言葉を使って喜んでいるが周りはウザイと思ってる
7.他人の批判はするが自分はたいしたことしてない
8.結婚「しない」のではなく「できない」
リサは職業柄とゆうか、性格上こうゆう雰囲気に苦手だった。(誰だって嫌だが)
『あの…アタシも買い出し…』
と言いかけ、そそくさと部屋を出ようとドアを開けたとき、リサが叫んだ!
『あんた!買い出しに行ったんじゃ無かったの!!』
その言葉にアグリアスも入口まで走って来た。
『ラ…ラムザ殿!!』『なんでいんのよ!他のみんなは!?』
リサは事態がよくのみこめないでいるようだ。
『さ…財布忘れちゃって…』
『いつから?』
リサがラムザに問い質した。
『……さ…最初から』(ばか!)そー思ったのはリサだった。
>>860 FFTオタではないが3以外(一応学生)見事に
一致している。・゚・(ノД`)・゚・
863 :
860:02/07/11 22:22 ID:???
>>862 自覚があるなら、まだ救いはある。
追加
9.自覚がない!
>>おーらん?
めちゃイイ!!
気に入った!!
>>860 おれも3以外あてはまる・・・(学生ですので)
特に5・6はピッタリと・・・
鬱だ・・・
(ばか!)と思ったのはリサだった。
その瞬間リサの背後でなにかの呪文とも取れる詠章が聞こえて来た。(やばい!)と二人がその場から離れようとした時、
『無双稲妻突きっ!』とアグリアスが剣を振り抜くと
『ちょ、ちょっと待…!』
と言いかけて二人は光の中に飲まれていった。その数十分後、アグリアスはムスタディオらのいる酒場に来ていた。『あれ、ラムザとリサは?一緒じゃないの?』
『いや、知らない』
とウィスキー片手に答えていた。宿にはラムザとリサが別々の部屋で包帯ぐるぐるのまま寝かされていた…
end
もっと大問題なのが、寝る前である。
「アグリアスさん、お湯の支度ができました」
「あ、ああ……」
傷に障るといけないからと、入浴はやめて布で体を拭くだけにしていたのだが、三日目ともなれば
さすがに臭いや脂が気になる。ラムザがすぐそばにいるのであればなおのことである。
「片手では不便でしょう。洗うの、お手伝いしましょうか」
「なっ…!ばっ、馬鹿を言うな!」
「冗談です」ラムザは笑って、「滑りやすいですから気をつけて下さい。よくあったまってきて下さいね」
人を子供みたいに……と思い返しつつ、包帯が濡れないように手桶で体に湯をかけていく。冬の
こととて、こごえた肌を湯が流れるのがえもいわれず心地いい。洗い布をとり、体をこすって汚れを
落としていく。
しかし、右手だけではやはり洗える範囲に限界がある。大体右腕そのものは洗いようがない。
「くっ……っ……と」
石張りの洗い場にしゃがんで、片手で洗い布を使っていると、確かにバランスがとりにくい。なんとか
して右手で右の腋の下を洗おうと、無理に腕をねじるたびに尻餅をつきそうになり、何度目かに
とうとう手がつりかけて、アグリアスは諦めた。
気がつけば全身うっすら汗をかいている。風呂に入った意味がない。苦笑して、あらためて湯を
浴び直すと、やっぱり右腕が気になった。
「………」
……いやいやいや。何を考えている。
「…………」
小姓に体を洗わせるのは、別に珍しい風習ではない。身分の高い者になれば、それ専門の
男や女を何人も抱えていることもある。そこまでいかなくとも、父や母だってしばしばやっていた。
「……………」
……いやまてしかし、ラムザなのだぞ、仮にも剣を預けた者を、いやそういうことじゃなくて
何というかその、
「………………」
…………手伝うって言ってたし。
「…………………」
「ラムザ。……ラムザ!」
浴場から呼ぶ声に、まさか本当に転んだんじゃないだろうな、などと思いつつラムザが駆けつけると、
アグリアスは浴槽に首までつかってむこうを向いていた。包帯を巻いた左腕を浴槽の外に出して
いるのはいいとして、右腕も一緒に突き出している。
「……?」
「みっ、」
と口を切りかけて、舌がもつれたらしい。何度も咳払いをして、
「右腕が……その…うまく洗えなくて、な……」
消え入るような声で、それだけ言った。見る間にうなじが真っ赤になっていく。
ラムザは笑い出したいのを必死にこらえながら、
「わかりました、お手伝いさせていただきます」
「み、右腕だけだぞ! それだけでいいんだからなっ!」
ぴたぴたと、ラムザが洗い場に入ってくる。息づかいが変なのは、どうやら笑いをこらえているらしい。
何がおかしいのだ、と叱ろうとした時、ラムザの手がアグリアスの腕をとった。
「……!」
体が震える。絶対にラムザが視界に入らないように、かたくなに壁をにらみ続けるアグリアスの腕を、
やさしい指と洗い布が細やかに、ゆっくりとこすっていく。
「くぅ……」
指を一本ずつ、ていねいにぬぐい、指の股から手のひら、手の甲をもんで、青く静脈の浮いた白い
手首へ。くすぐったさに声が漏れそうになる。アグリアスは自分の手が嫌いではない。たゆまぬ
修練の証である堅く無骨な手が決して嫌いではないが、こんな時にはやはり、もうちょっと指が
細くて、爪も綺麗だったらな、などと思ってしまう。
角質の多い肘は草の灰をつけて、とくに念入りにこする。肘の内側も忘れずに洗い、そのまま
二の腕の裏側をマッサージしつつのぼっていって……
「待っ、ちょっと待てラムザ! どどどどどこどこまで触ッ!!」
「ここが一番汗をかくんですよ。片手では洗えないでしょう」
まったくその通りで、さっき腕をつりかけたばかりである。
「ちょッ、だが、そこッ、あ、ひゃうッ! ふあ、や、やめ、はひ、……っ!」
「すぐ終わりますから、おとなしくしていて下さい。アグリアスさん、くすぐったいの弱いんですか?」
悶絶するアグリアスを無視してラムザは悠々と腋の下を洗い終え、最後に右腕全体にゆっくりと
湯をかけて汚れを流す。つややかに水滴をはじく健康的な肌を満足げに眺めると、
「また何かありましたら、どうぞ」
にこやかに一礼して出ていった。あとには言い返す気力もなく、ゆですぎたレタスのように
なって浴槽の縁にもたれかかるアグリアスが残された。
ようやく気を取り直して湯から上がり、ガウンを着たところで、ふたたびラムザがひょっこりと顔を出した。
「ななななな何だっ! ももももう用はないぞっ!」思わず右腕を隠して後ずさるアグリアス。
「髪、拭かなくてよろしいですか?」
「あ……」
そう、今もガウンの背中にへばりつき、ぽたぽたと水滴を垂らすアグリアスの長い髪は、片手ではうまく拭けないのである。
「……………………頼む」
「はい」
そして今度は洗い髪を念入りにいじられて、身も心もカッカとほてったまま眠れぬ夜を過ごすアグリアスであった。
つ・・・・続きを期待!!!
871 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/12 01:39 ID:uZIK5pq6
えろえろなアグリアスはまだですか?
アグリアス萌えの人たちって
ファイアーエムブレムになると
ミネルバ萌えになったりするの?
873 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/12 04:29 ID:ZJjlOc0E
>872
うん。
カチュアと2部のソシアル女もいいけどね。
でもアグリアスの話を続けませう。
874 :
おーらん?:02/07/12 05:30 ID:/sQoQX1Y
えろえろはありですか?
俺もB以外大体あてはまってる…鬱
聖騎士アグリアスに「貴公に騎士の位を授ける」とか言って肩に剣を置かれたい。
アグリアス様と共に獅子戦争を戦いたい。
それだとアンタは格下になるけどな
成り上がれ!
むしろかくしたハァハァ・・
ラムザの目を盗んでは
格下をつまみ食いするアグタンハアハア・・・
それにしてもほんとうにこのスレのSSはレベル高いよね。
なんでかな・・・・?
強い「愛」でしょ(w
下につくのが「欲」やら「着」やら色々あるけど、強い事にはかわりない(笑)
その日は朝から騒々しかった。
『だめだっ!だめったらだめと言っている!』
『なぁー?頼むよー人助けと思ってさぁ〜。あんた騎士だろー騎士なら人助けするのが仕事だろー?』
アグリアスは少し顔を赤らめ、怒り気味の口調で宿の中をずかずかと振り払う様に西へ東へ、一階から最上階まで右往左往していた。その彼女にぴったりとひっつきながら何かを懇願しているのは、ムスタディオであった。彼の手には一枚の紙切れが握られていた。
884 :
agu:02/07/14 02:45 ID:???
agu
885 :
デューク東郷(゜дゝ゜):02/07/14 18:00 ID:tIfOSWCw
タクティクスやったことねぇ・・・
アグリの顔も知らねぇ・・・・
なんて愚か者だ折れは!!!!!!!!!!
886 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/14 19:01 ID:Cf7EdBhs
くそー・・・・・
笑っちまった
888 :
風水師:02/07/14 23:33 ID:???
,,, -ーー─‐--、 _
/″ ヾヽ
/″ ヽ ヽ、888ゲットです。アグリアス様。
/ ト-、 \
/′ | ヽ \
/ ノ ノ ヽ ヽ
| / / ヽ ヽ
| / ハ / ヽ |
| | ノ / ソ ,,,,;;::'''''ヽ |
| | | /,,,,;;::::::::::::::: __ ヽ |
| | | | / " __ :::: '"ゞ'-' | |
| | | |ノ - '"-ゞ'-' ::::::.. | |
ノ | | | ::::::: | |
| | | ( ,-、 ,:‐、 | |
| | | |
| | __,-'ニニニヽ . | |
| | ヾニ二ン" / |
| | |、_ / |
| | | | `ー-::、_ ,,.' |
ヽ | | | `ー――''''' | |
\ ヽ | | || | |
_,r\ \ | | | | |
, r'' \ ヽ ノ ノ | | | /
r'′ \ Y ノ \ ヽ | / ノ
ヾ__v‐'^´ 〉 ヽ \ ヽ /_ ノ
ヽ く/ ,, ‐' 〉 \
最近飽きてきました
ときめくお話です
どっち?
ところで。次スレは総合萌えスレにした方が良いのでは無いかと思うのですが、どうでしょうか。
しかし、よくもまぁアグリアスも
ラムザの包茎ティムポをしゃぶれるよな
臭くないのかな?
893 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/16 01:03 ID:/jXIukcY
>>891 いいとおもうけど、アグ度が薄まりそうだな〜。
個人的にはアグ様スレキボン、ネタつきてもそれはそれで良し。
萌え総合ならオヴェリアスレに合流。
トーナメント敗退で流れが止まったところだからタイミングよし。
ああなんでこんなにアグに萌えるんだろう…
896 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/16 02:15 ID:rZdpxVF2
女性の身でありながら騎士だから。
>>894 だね。時期的にも丁度いいかと。
ただ、別にアグスレで他のキャラ萌えになっても、
そこら辺許容って事で上手くやろうや。
ログ大切にしよーな
うーむ、
出来れば別々で行きたいなぁ
ここで900ゲト。
こっちはこっちでPart4までいってるスレだし、別立てでいいんでない?
他キャラの時は極力オヴェリアスレに誘導かければ……
あと、オヴェリアスレの方で用意していただいたあぷろだ、
こっちのスレの方でも積極的に使うのも吉。
というわけで新スレの1にアドレス入れていただければ。
なにも絵描き職人さんの活躍の場って、
トーナメントの時に限ることもないと思うのね。
萌えネタは多ければ多いほどいいっしょ(w
オヴェスレはTの萌えスレって意味合いでいいんですね?
(できれば今度からスレタイからオヴェリアっての外してほしい)
>902
それでいいんだと思うです。
スレタイにオヴェリアと入ってるのは、これは転用スレだから仕方ないっすね。
アグリアス、アルマ、オヴェリアとそれぞれスレがあった時期があったけど、
どうせ住人似たり寄ったりなのにスレがいくつもあっても仕方ないってことで、
FF11発売時の乱立に巻き込まれず残ったオヴェリアに合流しようという話だったので。
905 :
897:02/07/16 18:45 ID:???
ああごめん。自分の読み足らず、かな。
アグスレ継続(Part5)
FFT萌え総合は基本的にオヴェスレのほうで
ただ、他キャラ萌え話題が出ても、「オヴェスレ逝け」とかでなくて上手くやろうや
って意味だった・・・・
最近ちっとも萌えません
微笑ましいです
>906
だったらなんかネタだせや
908 :
906:02/07/17 00:05 ID:???
実はこのスレのpart1からのSSは全部漏れひとりで欠いてます
アグリアスのおちんちんをくわえたい。
人馬の月25日
珍しい客が来た。
「お久しぶりね、アグリアス」
「レーゼ、ベイオウーフ!」
美しきドラグナーとその恋人の神殿騎士は、二月前に別れた時とほとんど変わっていなかった。
強いて言えば二人ともわずかに肉がついたように見えるのは、幸せな暮らしの証拠なのだろう。
今はドーターの郊外に家を借り、ハンターをして暮らしているのだという。
「近々、イヴァリースを離れようと思ってね。挨拶をしに回っているのさ」
漂泊の神殿騎士はさらりとそんなことを言った。ならば、と、酒蔵をさらってありあわせの酒席を
整え、ささやかな送別の宴を開くことにする。
「しかし、ラムザ。随分板についたものだな」
ベイオウーフが感心したように言う。彼らに対してはむろん身を偽る必要もなく、かつてと同じ
ラムザ・ベオルブとして談笑するラムザであったが、それでもたえずテーブルに目を配り、肴が
足りなければ補充し、杯が空になれば注ぐ。その細やかさ、手際のよさは忠実で優秀な小姓
そのもので、ベイオウーフもレーゼもさっきから内心舌を巻いていた。
「やってみると楽しいものですよ」
空になった皿を盆にまとめながら、ラムザがにこにこと答える。レーゼも楽しげに、
「騎士だなんだといばったって、結局、家の中ではただの人なんだものね。ラムザも、アグリアスの
意外な面が見られて面白いんじゃなくて?」
「そうですね、例えば……」
「待てラムザ!何を言う気だっ!」
真っ赤になってラムザを止めようとするアグリアス。澄んだ湖面を、明るい笑い声が渡っていった。
「これ、とても美味しいわ。まだあるかしら?」
「ああ、すぐにできます。ちょっと、作ってきます」
厨房へ小走りに駆け込んでいくラムザに続いて、
「少し酒が過ぎたかな。風に当たってくるよ」
ベイオウーフも席を立つ。あとには女二人が残され、しばし沈黙が流れる。
「その様子じゃ、取り立てて何も起きてないようね。信じがたいけど」
やおら、レーゼが口を開いた。アグリアスはきょとんとして、
「起きる? 何が?」
「あなたとラムザの間柄によ」
ガタンッ、と派手な音を立てて、アグリアスが椅子ごと後ずさる。沸騰したように真っ赤な顔で、
「なっ!がっ、わたッ、わたしとラムっ、ラムザのああ間柄とはどういうッ、どういう意味だっ!
べッ、べべ別にラムザは私のこ、小姓であって何も」
「こんな山の中に、二人きりで二月もいたんでしょう。しかもその間、身の回りの世話までして
もらって。色気のある話の一つもない方がおかしいと思うけど?」畳みかけるレーゼ。
「色……! だッ、だから、らラムザは私の小姓だと言ってるだろう! み身の回りの世話などは
小姓の仕事であってそれ以外の…!」
「小姓なんて半分愛人みたいなものじゃない。手を付けたってかまわないわけでしょう」
「てッ……!!!」
とうとうアグリアスは絶句してしまった。瀕死のボムさながらに、真っ赤に煮詰まっているのが
気の毒なほどよくわかる。
「だっ……ラムザはそのっ、…ああアルマ殿のために、私のところへだなッ……ここ小姓という
のもそのための、かっかっ仮の……」
「仮の小姓にお風呂まで入れてもらって平気なわけ」
「なななななんなんで知ってるのだッ!!?」
「あら本当にやってたの、そんなこと」
しれっと答えるレーゼ。爆発寸前。あと一押し。
「大体、あなたがそう思わなくたって、ラムザは小姓ってどういうものかわかってるはずよ。
それでいてあなたの所へ来たんだから、向こうは期待してるんじゃないの?」
「……………!!!!」
「それじゃあな。縁があったらまた会えるだろう」
「本当にありがとうございました。お二人ともお元気で」
それからほどなくして小宴は終わりを迎え、ベイオウーフとレーゼは簡素な別れの言葉と、
餞別の品々とともに雪の山道を下っていった。
「………………」
アグリアスはこわれた自動人形のように、二人の姿が見えなくなっても呆然と手を振り続けて
いる。ラムザは気遣わしげに、そっと隣を見やった。
「……アグリアスさん?」
「…えぁうっ!?」
とたんに飛び上がるアグリアス。
「なっ……あっ…………!」
ラムザの顔を見ると真っ赤になり、ほとんど泣きそうな顔で目をそらして、足早に館の中に
駆け込んでしまう。
「……」
ラムザは黙ってそれを見送る。
あれは、そう、たしか、レーゼの頼んだおかわりを作りにいった時だ。ラムザが厨房から戻って
くると、アグリアスは真っ赤になって黙り込んでいた。それからはあまり会話に参加しようともせず、
とりわけラムザとは口をきくどころか、目を合わせようとさえ決してしなかった。そして今に至るまで、
あの調子である。
追っていこうかとも思ったが、あまりにも露骨に避けられているのでそれすらもためらわれ、
ラムザは所在なくテーブルの後かたづけにかかった。
「ちょっと露骨すぎたんじゃないか」
「じれったいんですもの。ラムザもラムザよ? 真面目すぎるのよ、あの人は」
ベイオウーフとレーゼの二人が、下山の道々そんな会話を交わしていたことを、無論ラムザ達が
知る由もない。
(´Д`*)タッチッタ
∨)
((
イイ!
人馬の月26日
ラムザの顔が見られない。
目を合わせただけで、レーゼの言葉が渦を巻いてよみがえり、頭が煮詰まって何も考えられなく
なってしまう。
(色気のある話の一つもない方がおかしいと思うけど?)
(小姓なんて半分愛人みたいなものじゃない)
(手を付けたってかまわないわけでしょう)
「あううぅ……」
おかげで昨日から、ほとんどラムザと口をきいていない。ラムザはそれでも、いつも通りに仕事を
してくれているが、たとえば掃除をしている後ろ姿を見るだけで、
(小姓なんて愛人みたいなもの……愛人……私の愛人……)
「あの…」
「!!! ちっ違う、そそそそんなことは断じて考えていないッ!!」
「?」
食事のあと、皿を片づけるラムザのくせっ毛がぴょこんと揺れるのを見れば、
(手を付けたってかまわない……手を付ける……手を……)
「アグリアスさん、手を……」
「!!!!?」
「手を…ちょっとよけてもらえませんか」
いつのまにかテーブルかけをしっかりと握りしめているのであった。
「す、すまっ、すまんッ!」
万事この調子である。
(何とかしなければ……)
思いはするが、さりとて解決法が見つかるわけでもない。
自分の気持ちだけでも一杯一杯なところへ、さらに加えてレーゼの残していったもう一つの
巨大な爆弾、
(向こうは期待してるんじゃないの?)
こちらもまた、心に大きく引っかかっていた。
「………期待……しているのか……?」
ラムザは小姓という立場につけこんで、不埒なことを考えるような男ではない。一緒に数々の
死線をくぐり抜けた経験からそう断言できるし、事実、今のラムザはなれなれしい素振りなどいっさい
見せず、かえってこちらの気が引けてしまうほど誠心に尽くしてくれている。
しかし、ラムザも健康な男子である。そういった衝動や欲求が、ないはずはない。
(もし……)
ラムザが実は、そういうことを望んでいるとしたら。自分はどうするだろう。不心得者、と叱って
叩き出すだろうか?
騎士の道義からすれば、そうすべきだろう。だが、彼は自分だけの都合でここにいるわけではない。
事情を思えば、むげに追い出すわけにはいかない。
……否、そんな理由がなくても、自分にはそんな……ラムザを追い出すなどということは、多分
できないのではないか、という予感が、漠然とアグリアスにはあった。
「ラムザ……」
いっそ、思い切って訊いてみたくもある。だが、なんと言って訊けばいいというのだ。そして、
その答えがもしイエスであったならば、その時自分はどうすればいいのだ。
ラムザがここに来た当初のそれとはまったく違う、重苦しい眠れない夜が、ふたたびアグリアスに
訪れようとしていた。
「すてき」をうっかり平仮名にしたらトリップが入らなかった罠。
あと一日分で完結します。このスレの内で終わらせたいが……
おい、ひさびさにアグリアスに萌えたいんだが、どうよ?
続きが気になるぜ・・・。非常に楽しみだ。アグ自身の気持ちはどうなのか
もぜひ知りたいところだ。
人馬の月29日
アルマから手紙が来た。
「元気でやっているようですよ」
ラムザが嬉しそうに言う。
アグリアスの赤面症はまだ続いている。続くどころかだんだんひどくなっており、ラムザの声を
聞くだけで心臓が締めつけられるような気分になる。最初は心配そうにいろいろ世話を焼いてくれた
ラムザも、昨日あたりから逆に話しかけるのを遠慮するようになった。食事も、掃除も、風呂の支度も、
すべて無言。支障はないが、寂しい。
そんなラムザが、手紙というきっかけを使って会話を取り戻そうとしてくれているのである。嬉しく
ないはずはなかったが、
「…そうか」
アグリアスの返答はひどく素っ気なかった。
(ラムザは私をどう思っているのだろう……?)
レーゼの一言から始まったその考えはアグリアスの中で迷走を続け、今はちょっと違う方向へ転がり
出していた。
ラムザは、実に親身になって自分に仕えてくれている。それはもうラムザがいなくなったら明日の
生活もおぼつかないほどで、今アグリアスに一番近いところにいる男性は、間違いなく彼である。
それでいながら、ラムザは決して、アグリアスに対して従者以上の立場に踏み込もうとしない。本物の
従者ならそれで当然だが、ラムザがアグリアスに仕えているのはあくまで仮の関係であり、本来は対等の
仲間、いやラムザの方が上でさえあるはずなのだ。
真面目な性格ゆえ、と言ってしまえばそれまでだが、
(ラムザは、本当は私のことが好きでないのではないか……?)
ふと生まれたその疑念が、どうしても捨てきれずにいた。
ラムザが私に何かを「期待」しているなどというのは、とんでもない思い上がりではないのか?
(……か、体を洗ってもらった時も……)
思い出すだけで頬が熱くなる。あれなど、相当きわどい状況であったはずなのに、ラムザは何も
しなかった。もし、よこしまな考えを起こせば、片腕のきかないアグリアスなどどうにでもできたはずだが、
ただ言われた通り(ちょっと行き過ぎもあった気がするが)腕を洗っただけで出ていった。
自分に魅力がないせいかもしれない、とも思う。名門ベオルブ家に育ち、社交界の最上層に住まう
美人たちを見つけていたはずのラムザからすれば、私の裸などはよこしまな気を抱くにも足らないの
かもしれない。それならば、それだけならば、まだしも救いがあるのだが。
ラムザは本当は、仕方なくここにいるのではないか?
妹のために、我慢して自分に仕えているだけなのではないのか?
目の前のラムザは楽しげに小さくうなずいたりしながら、アルマからのぶ厚い手紙を読みふけっている。
「ラムザ……」
何を思うでもなく、つい、口をついて出てしまった言葉に、ラムザが驚いて顔を上げた。ようやく会話に
応じてくれたと思ったのだろう、少しわざとらしいほどの朗らかさで、
「僕がオークス家に仕えていると言ったら、学校でうらやましがられたんですって」
オークス家は小さいが、歴史はルザリア王国時代にまでさかのぼれる旧家である。そういうことも
あるだろう。家名を重んじるいつものアグリアスなら破顔して喜ぶところだが、今はなんの感情も
湧いてこなかった。
「僕も、ここに置いてもらっている甲斐があります」
それは何気ない、いやおそらく感謝の気持ちを込めた一言だったに違いない。だが。
「アグリアスさん?」
「…………」
凝然と自分を見つめる視線に、何か異様なものを感じとり、ラムザはわずかに腰を浮かせた。
「えっと、アグリアスさんのことも書いてありますよ。お読みになりますか?」
テーブルごしに、そっと差し出された手紙を、
「…うるさいっ!!」
アグリアスは反射的に叩き落としていた。
「……!?」
意味もなく飼い主に叩かれた子犬のような、ラムザの表情を見て。アグリアスは自分のしたことに
気がついた。
「あ…………!?」
体の芯から、目の奥へ向かって、ものすごい熱が沸き上がってくる。それと対照的に、胸の中の
どこかが、キリキリと急速に冷たくなっていく。
「す…っ…すまッ………ごめんッ…………!!」
何もわからなくなり、ただラムザのそばにいることが耐えられなくて、アグリアスは闇雲に
部屋から逃げ出した。
いつのまにか、外は雪になっていた。
しんしんと降りつのる雪は濃密で音がない。まるで白と灰色の幕が目の前を流れ続けているようで、
視界をふさぐだけでなく、平衡感覚もおかしくさせる。その圧倒的な閉塞感が、アグリアスには
ありがたかった。
別に、館を出ていこうと思ったわけではない。自室のベッドにもぐり込むのでもよかったはずだが、
気がつけば雪を踏んでいた。部屋着に、室内履きのままである。袖や襟から容赦なく雪が入り込み、
氷となって肌を刺す。両足はとうに感覚を失って、鈍い痛みがふたつ動いているだけだ。その痛みさえ、
今は心地いい。ラムザから遠ざかり、自分を痛めつけることができるなら、何でもよかった。
そのどちらも、唐突に奪われた。
「アグリアスさんッ!!」
声と共に、ふわっとした暖かさがアグリアスを包んだ。毛皮の外套がさしかけられたのだ。そうしたのが
誰か、考えるまでもない。見たくはなかったが、まつげの氷を払って目を上げた。
見慣れた亜麻色の髪には、あまり雪が積もっていない。「移動距離天候無視」を使ったのだろう。
アグリアスと違い、外套と雪靴をしっかり装備している。すぐに追いかけたりはせず、きちんと準備を
整えてから来たらしい。アグリアスの分の外套も忘れずに。そういう男なのだ。いつだって、
憎たらしいくらいに。
深い鳶色の瞳が、怒りとも、悲しみとも、当惑ともつかない感情にふるえている。
「いったい、どうしたんですか」精一杯感情を抑えた平板な声で、ラムザは問いかけた。
「っ……。た、ただの散歩だっ」
うまい言い訳の一つさえ出てこない自分が恨めしい。案の定、ラムザはあきれ果てたように
絶句している。この隙にとふたたび歩き出そうとしたが、凍りついた足は一度立ち止まってしまうと、
もう思うように動いてくれなかった。
「冗談が言えるような雪じゃないでしょう! ……僕に、至らないところがあったんでしょうか。
それはお詫びします。直すようにしますから、今はとにかく、館に戻ってもらえませんか」
ラムザの手が肩に置かれる。毛皮の外套ごしでも、その暖かさを感じる。それが耐えがたい
苦痛に感じられて、アグリアスはとっさにその手を払いのけた。
「私に……、わたしにかまうなっ!」
「アグリアスさん!」
「私の心配をしないでくれッ!」
「心配じゃないわけないでしょう!」
「アルマ殿のためかッ!!」
一瞬、時が止まったかに見えた。雪だけが、止まることもなくしんしんと落ち続けていた。
「何…ですって……?」
ラムザが、怪訝そうな顔で問い返す。
もう、限界だった。一度堰を切ってしまったものは、もう止められない。アグリアスの胸の中で
渦を巻いていたもの、部屋着一枚でアグリアスを雪の山中へ飛び出させたものが、今度は涙と
言葉とになって、あとからあとからあふれ出てきた。
「ラムザがッ!…お前がっ、私のことを心配してくれるのは、私の、小姓だからだろうッ! お前が
私の小姓なのは、アルマ殿のためでっ! ……それだけだ! それだけなんだッ!!
……わかっていたはずなんだ。なのに、私は……勝手に舞い上がって。お前と私が、一緒に
暮らしているみたいだとか、私をなにか、特別に思ってくれてるんじゃないかとか。私のところへ
来てくれたのは、その、そういう気持ちが、あったからじゃないかとか。勝手に思って、勝手に期待して。
勝手に、こんなにどきどきして、勝手に失望して。……………お前は、ただ仕事で、私に尽くして
くれているだけなのにな? アルマ殿のために、オークス家の小姓だから、そんなにしてくれている、
だけだったのにな……?
……だから、それだけなんだ。私がわかっていなかっただけなんだから、もういいんだ。
バカみたいだな、わたし。バカ、みたい……」
言葉は尽き、あとは熱い涙だけが、冷えきった頬をとめどもなく流れ落ちていった。涙と雪で、
目の前がよく見えない。目の前にいるラムザがどんな顔をしているのか、よく見えない。それは、
アグリアスにとって幸いだったかもしれない。
「……あのね、アグリアスさん」
それは小姓の言葉遣いではない。かつての、本来の、アグリアスの仲間であり、剣の主である
ラムザ・ベオルブそのままの言葉だった。ラムザは一歩を踏み出し、涙で濡れたアグリアスの頬に
手を当てると、もう一方の頬に、やわらかく口づけをした。
「………!?」
目の前のラムザは、すこし頬を赤らめて、まっすぐアグリアスを見ている。左の頬に残る感触の
意味が理解できない。おそるおそる、手を当てると、涙のすじがそこで消えているのがわかった。
「そういう気持ち、ありましたよ」
言われた言葉の意味も、よく理解できない。ふいに、髪の毛が暖かくなった。ラムザがゆっくりと、
撫でているのだ。
「アグリアスさんは僕を買いかぶりすぎです。いくらアルマのためでも、なんとも思っていない人の
小姓になって、あんなふうにできるほど、僕は人間ができてませんよ」
「……………」
アグリアスの心に、ゆっくりとラムザの言葉がしみこんでいく。もしかして、それは、もしかして。
だが、怖い。期待してしまって、ふたたび失望するのが怖い。おびえるように、潤みはじめた瞳を見て、
ラムザはやさしく微笑み。もう一度、頬にキスをした。
「好きですよ、アグリアスさん。僕はあなたが大好きです」
「………………」
必死になって口を動かすが、声が少しも出てこない。もう、何を言えばいいのかわからない。
いや、何を思えばいいのかわからない。心の中いっぱいに詰まっていた氷の塊が、いきなり溶けて
しまった。大量の雪解け水が、どこへ向かったらいいのかわからずに、胸の奥でふるえている。
「……ラムザ」
やっとの思いで、それだけを口にできた。ラムザはにっこりと笑い、外套の前をほどくと、凍えきった
アグリアスの身体を軽々と抱き上げて、自分の外套の中へくるみ込んだ。
そこは暖かく、安全で、ラムザの匂いがした。それがその夜のアグリアスの、最後の記憶である。
磨羯の月4日
朝。
「アグリアスさん、おはようございます」
控えめな呼び声で、アグリアスは目覚める。
目覚めるといっても簡単なことではない。足を中心に全身を襲った凍傷の痛みのせいで一睡も
できなかった夜が二夜、ラムザをひっぱたいて館を飛び出す悪夢にうなされた夜が二夜。起こされるまで
眠っていられたのは今日が初めてである。
「お、おはよう……ラムザ」
「お召し物を持ってきました。朝食ができていますから、着替えがおすみになったらいらしてください」
恥ずかしそうに毛布を口元まで引き上げるアグリアス。そのベッドの傍らに身をかがめ、アグリアスの
顔をのぞき込むようにして、ラムザは微笑んだ。
ラムザ・ベオルブが、ベオルブ家の晩節を汚した異端者として葬られてから数百年。
今日、イヴァリースのいかなる歴史書にも、ラムザ・ベオルブの名を見出すことはできない。
だが、「ラムザ・オークス」の名は、いくつかの地方史に散見することができる。所伝によれば彼は
もとオークス家に仕える小姓であったが、その能力と人柄を特に見出されて婿に迎え入れられた。
穏和で英明な領主であり、領民の人気も高かったという。
End
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完結。長々とのさばっちゃって申し訳ない。
全部読んで下さった方、ありがとう。ネタくれた方も。
今更 ふと思ったんだが、この場合の用法としては…「商売」→「職業」じゃないか?
感想でなくてスマソ。
良かった!!感動した!!今回は両者が自分の気持ちを伝えためったにない展開。
こういうのもいいなあ。
俺は萌え話もいいが、ラブラブ話も好きなようだ。いや〜こっ恥ずかしい。
やっほう!いやーこのスレにいつづけて良かったなあ。
自分の中で正統派のラムアグラブストーリーはこれにケテーイいたしました。
正直エロ小説しか読んでなかった俺。
このスレに来てから何かが変わり始め、今作で・・・ひょひょひょひょひょ。
体の奥から何とも言えない気持ち良さが沸きあがってくるぜ。
昼寝士さん感動しますた
俺、最近ちょっとムスアグに浮気してたけどラムアグに戻ってきたYO!
相変わらずの神スレぶりだ・・・・
昼寝士さんの作品に感動しますた。
特にラムザ・ベオルブが〜からはじまるラストの5行がイイ!!
アグリアスに抱かれたい。
おいお前ら、次スレは立てるのか立てないのかはっきりしる!
そりゃ立てるさ
950が
アグも毎日ラムタンのチンポしゃぶりまくって
お腹一杯ですか?
ばかやろう。
アグ・ガフガリオンに生えてるおちんちんをアグリアス・オークスが
傍らに一緒に座って優しくしごいてあげてるに決まってるだろうが!
アグ・ガフガリオンはある日アグと小姓ラムザの蜜月生活に乱入してきて、
怒ったラムザに白液漬けにされてしまうのです。自分のとラムザのとで。
アグリアスさんに手を出せない鬱憤をそこではらすのでつね?
アグ「・・・」(しゅっ、しゅっ)
アグリアス「・・・」(はぁ、はぁ)
アグリアス&アグ「・・・」
アグ「・・・あ、もうイク・・・」
アグリアス「え・・・?」
トロッ
アグリアス&アグ「・・・」
存在しないキャラには萌えません
存在しないといやあその通りなんだけど、実はこのスレではPart1から似たようなネタが
出ている。結構みんな考えることは同じなのね。
空気読もうや…
チュクチュク
クチュクチュ
遅ればせながら感想どうもです。
自分でも結構萌え尽きてしまったのでまたネタができるまでしばらく
お休みさせていただきます。新スレは無事立つのかしら?
>>936 その通りです。
アグリアス「・・・」(しゅっ、しゅっ)
オヴェリア「・・・」(はぁ、はぁ)
オヴェリア&アグリアス「・・・」
オヴェリア「・・・あ、もうイク・・・」
アグリアス「え・・・?」
トロッ
オヴェリア&アグリアス「・・・」
今更ですがイイです。
アグ姉様に再萌えしました。
シュッシュッシュッシュッシュ
アグ「ラ・・・ラムザっ!こうで・・・いいのか?」
ラム「ええ、いいですよ。だんだん気持ちよくなってきた感じです」
シュッシュッシュッシュッシュ
アグ「き・・・気持ち・・・いいの?」
ラム「ええ、そうですよ。動物はみんなそうです」
シュッシュッシュッシュッシュッシュ
アグ「なんか・・・変な感じ・・・気持ちよさそう・・・だな」
ラム「ああ、アグリアスさん。そろそろ終わりにしましょうか」
トローリ
アグ「な・・!なんか垂れてきてるぞ!」
ラム「ああ、あんまり気持ちいいから、思わず・・・」
以上、牛の毛並みを整えるお手伝いをしているアグと
それを指導しているラム
気持ち良くなってヨダレをたらしてしまった牛でした
>>956 ネタとしてはカスみたいなもんだが、言葉はうまいな。
「だんだん気持ちよくなってきた感じです」には感心した。
>>957 感想としてはカスみたいなもんだが、レスは早いな。
お前の暇さには感心した。
>>957 まあ、誰でもコショウみたいな質のいい小説を書けるわけじゃないからね。
確かにネタは使い古されてる分野だけど、個人的には十分面白いと思うよ。
俺も文章書くのを勉強してるけど、なかなか大変。
>>959 他のSSと比べるなよ。
なぜ比べる必要があるんだ?
両方に失礼だと思うが違うか?
物書きとしては浅はか過ぎるんじゃないのか?
おれはここのSSの中でも小姓が一番好きってわけじゃない。
でもいいところはもちろんあるし、悪いところもある。
小説なんて趣味のもので比べられないから沢山作品があるんだよ。
流れを読んでいないカキコになりますが、
>>928と
>>929の間に、
ラムザの言葉をリフレインして真っ赤なアグ様を見たラムザ、
防寒具つけずに外に飛び出した所為で風邪をひいたと勘違い。
心配したラムザがおでこをくっつけて熱があるか確かめようとする。
アグ様どきどき、でも「こんなことは小さな子供にしかしないだろ」と言うと
「僕が士官学校時代に風邪をひいた時は友達はこうやって熱を測ってくれました」と言われ、アグ様ラムザの友達にちょっとジェラシー
という妄想をしたのは私だけですか、そうですか。
次スレはまだでっか?
956はまえからこれ系のネタを書き込んでくれてる人だろうか
なんか懐かしかった。
何気にマターリするので好きなんだよなあこうゆうネタ、えちい想像も出来るし
950踏んだ人はなんかあまり動きそうにないので、誰か次スレ立てた方が
いいんじゃないか? 俺はさっき試したけど駄目でした。
>>963 確かに懐かしい。ここんとこ、ほとんど昼寝士さんの独擅場だったからね。
他の人のも読みたいよね。
む、つーか誰も動いてないのか・・・・?立てて来ていい?
969 :
986:02/07/23 20:58 ID:???
とかいいつつやってみたら駄目だったゴメソ・・・・・
こっちの残りはもう使わないの?
お小姓ラムたん、どきどきアグたん、楽しかったです。
いいなあ。ああいうお話が書きたいです……。
Part5の分を足してもまだ1000に届いていない罠。
実際停滞してますからね。
マターリ逝きませうや。
974 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/27 11:07 ID:Avlnjlzk
…久々にFFTやりたくなってきた(w
>>956みたいな、カスのような文章見ると腹立ってこない?
もうお前は、萌えの意味がわかってるのかと小一時間(略
良質なSSの後に、こんな糞みたいな駄文見せられると
はっきり言って萎えるよね
もう、余計な書き込みはしないでほしいよ
>>975 別に構わないと思うよ。息抜きは必要だよ。
文句言うんだったら自身で良いの沢山書いてってよ。
君の言うカスのようなものを書き込む余地の無い様にさ。
それが支持されるとは限らないけどね。
怯えてこんなレスしか返せない君には無理な相談だったかな。
釣り師にマヂレスごめんね。
まぁ、終わってるスレだから、ちょっとだけ相手してあげても良いよね。
>>975 そんなこと言うから友達ができないんだよ
かにがたべたいよ
「出されたごはんは残さず食べる」
2chで最も大切な掟です。
食べた後ではき出したり、
食べる前に去ったりするのは、それは自由。
蟹かあ・・・・・蟹のルカヴィ見て見たかったな。
あと魚。
デスマスクとアフロディーテですか。
なるほどどっちも悪がよく似合いますな。
FFTの続編でないかなぁ
優先順位、低そうだもんな…
Sagaは出るから…聖剣、FMの次くらいかねぇ
うわーん(泣
>>984 激しく同意。
主人公は男女差別の厳しい社会で騎士を目指す女性みたいなので…。
主人公の名前が、ナントカカントカ・オークスで
いかにもアグとラムの子孫だったりしたら
ゲームシステムやシナリオやグラフィックがいかに糞でも
満点をつけたいと思う
製作者はアグにそれほど人気がでるとは思ってなかったのではないかな?
スレはパート5だけど
メリアドールも好き
巨乳お姉さんコンビ
>>989 漏れはアグに惚れてるが、世間的にはどうなんだろう?
ヘタレキャラとして認識されているような気がしてならない。
とにかく
『主人公の名前が、ナントカカントカ・オークスで・・』
可能性は死ぬほど低いな・・
ラファの身長ぐらい低い
死ぬほど低くはないだろう・・
>>992 というかそれはラファの身長が死ぬほど低いということかッ!
>>995 まだ若いんで、きっと成長しますから。落ち着いて。
埋め立てで終わらない辺り、アグスレの住人は大人なのかなって。思った。
そこで、ちょっと煽ってみます。
>>998-
1000獲るチャンスだぞ。ほら。
凄いな、誰も1000を獲りに来ない。
漏れは998で満足した。
あと2人。
次スレの方向性を禿しく心配しながら999ゲト
うひゃひゃひゃひゃ、いひひひひ、ぐへへへへ。
生涯最初の1000だぜちくしょう。
アグリアス様ってのが何かわからんが、俺に1000をくれたんだ。
これからファンになってやるぜ。ぐふふふふ。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。