FF官能小説スレ Part4

このエントリーをはてなブックマークに追加
781780:02/08/04 22:49 ID:???
『違う違う違う!これは…その…あれだ、アタシにはお袋がいないから、だから…ちょっと人のおっぱいが気になっただけで…うん、そうだ…そうに決まってる』
 心の中で言い訳して自己弁護しても、それでもユフィの手はティファの乳房を離れず、そのやわらかさ、まろやかさを楽しむように動いた。

 …と。

「あっ…」
 ユフィは、不意に感じた自分の肉体の変化に声を上げ、ティファの胸から両手を離した。
 ささやかな胸が“きゅうう…”として、乳首が“ちくん”と痛んだ。
 自分で自分の胸に触れてみる。
 わからない。
 触れるだけでは、何も感じない。
 だけれど、
「いたっ…」
 指で、乳首の辺りを押してみると、なんだかこりこりしたものがあった。
 梅の種のような、サクランボの種のような、そんなこりこりとした感触のものが胸の中に埋まっている気がした。
「…どうしたの?」
 はっ…として気がついたティファが、頬を赤らめたままユフィを見た。
 陶然としてユフィに胸を触られるままになってしまった自分が、少し恥ずかしかったのだ。
「胸が…」
「胸?」
「痛い…どうしたんだろアタシ…」
「痛い?どこが?」
「…びょ…病気じゃないかな?…大丈夫かな?」
 両手で自分の胸を覆ってティファを見る彼女は、まるで雨の中置き去りにされそうになっている子犬を思わせるほど心細げだった。
「ちょっと見せて」
 ユフィを自分の隣に座らせ、胸に手を当てる。
 薄くても、少年の胸とは違って脂肪の持つ柔らかさがあった。
「ここ?」
 周囲から、中指と薬指を揃えて軽く押していく。
782781:02/08/04 22:52 ID:???
「…ちがう…と思う」
「…ここ?」
「いたっ!…そ、そこ…なんかあるだろ?」
 わずかな膨らみの、おそらく乳首だと思われるしこりの下に、小指の先くらいのしこりがあった。
「…………今まで痛かったこと、ある?」
「最近、時々…でもこんなに痛いって思った事は無かったよ」
「ふうん…」
 この痛みは、ティファにも経験のある痛みだ。
 成長期に入って、乳房の中に乳腺のタネのようなものが出来る。
 痛みは、それが発達し始める合図のようなものだからだ。
 ただし、ユフィの歳までこうならなかったのは、多少問題があるようにも思える。
 ユフィは16際になる。
 ある程度…ささやかではあるが、乳房脂肪もある。
 バージスライン(乳房の境)はまだ全然曖昧ではあるが、確かに膨らんでいるのだ。
 にも関わらず、今になって乳腺の発達が始まるなどというのは、今まで乳腺だけが異常なほど未成熟だったという事になる。
 普通、乳腺の萌芽(ティファを診た時の医師は、こう表現した)は、若干の個人差はあるものの本来なら7歳から13歳くらいには経験しているものだからだ。
 戦時下で栄養的に不充分だったウータイの食生活や、ホルモンバランスの異常などでは説明がつきそうにもない。
「大丈夫。病気じゃないわ…たぶん」
「ホント?」
「…う…うん。私にも経験ある。これから大きくなるゾ!っておっぱいが頑張ってるのよ」
 今は不安にさせる事も無い。
 ティファはそう考えて、ユフィの胸をそっと撫でた。
「あ…」
 ユフィの口から、普段の彼女からは想像も出来ないほど可愛らしい声が漏れた。
 そして…
ヴィンティ最高!「ハァハァ」がいいね。あのクールなヴィンセント
が言ってると思うとワロタyo!
情けない男キャラだなんだと言われてるけど、この超エロエロ
ヴィンセントなんだかかこいいyo!は〜、ほんといい男だね〜。
なんと神の多いスレだろうか
785名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/05 04:43 ID:pstl5/5s
>>777
チョコボの映像でイメージが浮かんで激しくワラタ。
チョコボの世界にも悪いヤツはいるんだな〜。
786785:02/08/05 04:45 ID:???
クッキーの期限が切れててageてしまいました…スマソ。
チョコボキックで逝ってきます。
ファルガバードは本来、旅人相手の娼婦が集まる土地として有名だった。
いつか競争が激化し、生・中出しを売りとする本格風俗も今では当たり前だ。
それに対し当時のサロニアではモラルの低下から 素人ブームが直撃。
街の南東に建設された高層ラブホテル「OMEKO」は援交の巣窟となっており、
中年/壮年は女子中高生を、主婦層は各地の童貞をそれぞれ喰いまくっていた。
そんな時代のある日、サロニア風俗街の一角…
体毛に包まれた醜い中年デブの前に、多く見積もっても13〜4歳の少女が連れて来られた。
「グヒィ…! 上物じゃァ…」風俗街を締める中年デブは興奮しながらも、
まだあどけなさを残した娘の顔立ちに高貴な匂いを見逃さなかった。
娘は土の民の血を引く名家の出だったが、この経済破綻で身売りされたようだ。
「ヌヒヘへ…没落貴族とは哀れなもんやの〜。しかしこらたまらんで…ハァハァ」
中年の手は衣服を順に剥いていく。彼は脱がす度、その一枚一枚の香りを吸った。
とうとう薄布と下着だけの姿になった娘は、覚悟を決めた。
もともと上品な環境で育ったせいもあり きちんと性教育を受けた訳ではないが
これから自分が陵辱されるという事態は、なんとなく直感でわかる。
いつか友人が言っていた。男性はいつも女性を求めるものだと。
いい中年が なぜ自分のような子供に興奮するのかはあまり理解できなかったが、
これで両親や弟が救われるのなら…そう言い聞かせた。
(つづく)
>>782
b(・∀・)d
789アーロン×リュック:02/08/05 23:38 ID:???
「ねぇ」
「・・・・何だ」
「アタシ達ってさ・・・その・・・こうなってから結構経つよね」
「?・・・・・そうだな」

刀を振り下ろすアーロンをじっと見つめていたリュックが、突然そんな事を口にする。

飛空挺が移動手段になってからの一行の旅は、大分楽なものになっていた。
魔物に遭遇する心配も無く、的は最終目的に絞るだけでよかった。
その為、移動時間はそれぞれが個々の時間を楽しむ余裕も生まれていた。
ついさっきもティーダとユウナが連れだってドックに走って行く姿を見た。
この二人は公然の仲で、最近では更にオープンに恋愛を楽しんでいる様だった。
翻って・・・・・そんな比較的のんびりしたムードの中でも、
この頑固でカタブツの35歳(とてもそうは見えないが)は、『鍛錬』と称した、日々の訓練を忘れない。
リュックはほんの少しユウナ達が羨ましかった。
(ま、こんなトコがおっちゃんらしいんだけど、ね)
リュックの質問(?)も、聞いているやら、いないやら。刀を振るその手は休む事も無く。

「おっちゃん!!」
「だから何だ!聞こえている。」

思わず声を荒げるアーロン。しかしリュックも負けてはいない。
「『聞こえてる』じゃなくて、ちゃんと『聞いて』よ〜!!」
さすがのアーロンも、横でぎゃあぎゃあと騒ぐ15の娘のあまりの騒音に動きを止めた。
鬱陶しげに溜息をつくと、鳶色の隻眼を細め、こっちを睨む。

「・・・聞いてやるから、さっさと言え。」

そのリアクションに、リュックはパクパクと口を動かした。
信じられない。
これが、3ヶ月前に愛の告白(!)をして来た男の取る態度だろうか。
甘い口づけをくれた、あの日のアーロンは一体何処へ!?
(くやし〜〜〜〜い・・・)
悲しくなって来た。おっちゃんはもうアタシの事嫌いになったんだ・・・。
そりゃそうだよね・・・アタシなんてただの子供だし。
みるみる内にそのエメラルドの大きな瞳が潤んでゆく。
>>789
クールなアーロン萌え
107氏のアーロン×リュックとは違った良さがありそう
791789:02/08/06 00:19 ID:???
>>790
早速・・・ありがとうございます。
でもアーロン氏、この後激甘になる・・・・予定、かも?
起きていらしたらお付き合い下さい。
792789:02/08/06 00:31 ID:???
「おい。」
しまった、とアーロンが気付いた時には既に遅かった。
ぷう、と膨らませた頬を、不覚にも涙が伝う。
「・・・・悪かった。」
そっと涙を掬ってやる。
「もう・・・アタシの事、好きじゃなくなっちゃった?」
そんなつもりでは決して無かったものの、
自分の娘と言ってもおかしくないこの少女を傷付けた事は間違い無かった。
「そんな事は、ない。」
それだけ言うと、逞しいその胸の中にリュックを抱いてやった。
「・・・そんなら、いいや。」
てへ、と笑うリュックが、堪らなく愛おしく思え、抱いた腕に力を込める。
「・・・・・・で、ね?」
「うん?」
今度は幾分気を遣い、優しく言葉を返す。
「アタシさ、そろそろおっちゃんときちんと愛し合いたい。もっと、近くに感じたい。」
「・・・・俺達は今でも十分愛し合っている。違うのか?」

駄目だ、このおっちゃんは。
自分はクサイ台詞吐きまくりのクセに、
こっちがちょっとでもヒネッタ文学的(?)表現を用いると、途端にニブさ爆発。
「そーーーーじゃなくてぇ!」
「?・・・何が言いたいのか分からん。」
訝しげに片眉を上げる。
もうアッタマ来た。
「アタシ、おっちゃんに抱かれたい!せっくすしたいって言ってんのーーー!」
793792:02/08/06 01:20 ID:???
途端、アーロンの顔は耳まで真っ赤に染まった。
言った本人が驚いた。こんな表情を見るのは初めてだ。
唯我独尊・態度劣悪な普段の彼からは想像もつかぬ焦慌ぶり。
しかし、驚いて目をまんまるにして見上げているリュックの視線を感じ取ると、
すぐさま・・・・いささか不自然でもあったが、一つ咳払いをし、普段の表情に戻った。

「何を言い出すかと思えば・・・」
溜息混じりでアーロンが言う。
「だって・・・・」
「見事に先回り、か」
「え?」
ふっ、と口の端に笑みを浮かべると、
「俺も・・・考えてはいた。だが、お前はまだ若いし、きっかけも無かったしな。」
「・・・・きっかけ、作ったよ。これじゃ・・・・ダメ?」
どうしてこう、いちいち可愛らしい仕草をするのか。
思わずその愛くるしい唇に口づけを落とす。
「・・・・いいんだな?」
−−−とくん、と心臓が鳴る。
自分から言ったには違いないが、やはり少し・・・怖い。
(でも、ずっと待ってたんだよ・・・)
ギュっと目を閉じて頷いてみせる。

「・・・よし。」
794793:02/08/06 01:22 ID:???
言うが早いか、アーロンはひょい、と細い体を抱き上げた。
「・・・え?え?」
表情も変えず、そのままズンズンと歩いて行く。
向かっている先は間違い無く・・・アーロンの部屋だった。
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよーーー!!」
「何だ、どうした。」
「どうしたって・・・・まさか今すぐ!?」
「そうだ。」
そんな味も素っ気も無い顔でしれっと言うか?普通!
リュックは完全にパニック状態。
普段は信じられない位鈍感なくせに、一旦決めたら何故こうも行動が素早いのか。
「とっ・・・とにかく降ろしてよぉ〜!!!!!」

「一体どうしたと言うんだ。」
眉をひそめ、不服の表情も露なアーロン。
僧兵として長きに渡り禁欲生活を強いられ、更に自身も認めるカタブツ35歳に、
『乙女の気持ち』なんて物を理解出来る筈も無かった。
「どうしたもこうしたも、まだ真っ昼間だよ!?」
「不都合でもあるのか?」
ダメだ、こりゃ。
「ア・タ・シ・は・夜じゃなきゃイヤなの〜!」
指を突き付け、抗議する。
「・・・・・・仕方が無いな。」
ふうっと息を吐き、リュックの頭をかしかしと撫でる。
「では、後でな。」
それだけ言うと踵を返し、中断した訓練に戻って行った。
(;´Д`)ハァハァ
ティファーユフィー
(;´Д`)ハァハァ
796794:02/08/06 02:43 ID:???
「なぁリュック〜、どうしたんだ?」
「イヤだ、全然手ェ付けてないじゃない」
夕食時、リュックは心ここに在らず、だった。
しきりに皆が心配そうに寄って来るが、それどころではないのだ。
(アタシ、今夜、おっちゃんに・・・)
(アタシ、ついにおっちゃんと・・・)
(○○○で×××!!!???)
妄想で頭がぐるぐる状態のリュックを見て、皆が顔を見合わせる。
「変だよ、なあ」
その向こうに、自分は全く関係無いという様な涼しげな表情のアーロンが居た。

「具合が悪いのなら、ポーション使って早く休みなさい」
姉の様な口調でルールーが告げる。
「はいはい、みんなもよ。リュックは疲れてるの。食事を終えたら各自部屋に戻る!」
パンパンと手を叩いて皆を促す。
ホントにそうなら有り難い心遣いだったが、いかんせん、今日は事情が違っていた。
(ひゃあ〜、頼むよ、ルールー・・・あッほらほら、おっちゃんこっちに来るよぉ〜)
遠くに座っていたアーロンが、真っ直ぐこちらへ向かって来る。
そして。
「飯を食ったらシャワーを浴びて、俺の部屋で待っていろ。」
耳元でさっと告げると、そのままの速度でズカズカと歩いて行った。
アロリュー!
自分的には792あたりの「もうあたしのこと嫌いになっちゃった?」っていう
涙目のリュックに激萌え。カワイイー(´Д`)ハアハア
798796:02/08/06 09:53 ID:???
おっちゃんの部屋に来てる。
自分の部屋に誰かが入る事を好まない人だったけど、
こういう関係(ちゅうまでだけど)になってからは、それも許された。
おっちゃんが使ってる馬鹿でかい剣を、一度持ってみたくて持ち上げたものの、
余りの重さに重心が取れず、よろけた丁度その時おっちゃんが部屋に帰って来て
危うくおっちゃんをバッサリやりそうになった事もある。
(・・・あの時は怒られたな・・・へへへ)

そんな事を思い出しながら。
でも今夜はそんなおフザケは通用しない。今夜のおっちゃんは、きっとマジだ。
そう思うとカッと体が熱くなった。
その時。
Σガチャ、とドアが開く音。
リュックは緊張の余り、ピキン!と固まってしまった。
「フッ・・・・・居た、か。」
「・・・・・・そりゃ、居るよ。・・・約束だもん・・・・・・。」
やっとの思いで小さく呟く。
「逃げ出すんじゃないかと思っていたがな。」
普段の重装を解いた、着流し一枚の姿。
アーロンもシャワーを浴びて来たのであろう、濡れたままの髪から雫が落ちている。
いつもと違う何だか艶っぽいその姿に、リュックの目は☆チカチカ☆。
「さて・・・。」
次の瞬間には、リュックの背中と膝の裏に手が掛けられた。
いわゆる『お姫様だっこ』である。
「おっちゃん、待って・・・待って。」
「もう、待てん。」
そうとだけ答えると、ベッドまでそのまま運び、シーツの上に少女を落とした。
軽く華奢な少女の体が、2,3度ベッドの上で踊る。
799796:02/08/06 09:56 ID:???
ギシ・・・・・
ベッドが軋む。アーロンが、近づく。
「おっちゃん!!」
思いもよらず出てしまった突拍子もない声に、赤くなる。
「・・・待てんと言った筈だ。」
「ち・・・違うの!!アタシ・・・ッ」
「問答無用だ。」
「アタシっ、初めてなんだよおぉ〜(´д`)」
余りの不安に、情けない声になる。
その声に一瞬キョン、としたアーロンだったが、フッと微笑んだ。
「・・・・分かっている。」
首筋にフワッと唇を寄せる、アーロン。
緊張と不安が頂点に達し、本当に逃げ出したい気分。
今更やめるなんて、そんな事出来る訳が無い。
(あんなこと言わなきゃ良かったよぉ・・・)
アーロンの熱い吐息が耳元で聞こえる。
「ね、・・・ね、初めての時って、やっぱり痛いのかなぁ」
「・・・一般には、そう言うがな。」
「そ・・そ、か・・・。あ・・・おっちゃんが相手でも!?」
「・・・俺は女じゃない。そんな事は分からん。」
「え・・・でも、でも・・・・」
「―――リュック!」
(ひ〜怒られる・・・・!やっぱ喋り過ぎだって・・・。)
しかし、はぁ・・・と溜息はついているものの、真剣な眼差しがそこにあった。
「リュック。俺は神様じゃ無いんだ。痛みを無くす事など出来ん。
出来るだけ痛くしない様に努力はするが、それにはお前の協力も必要なんだ。分かるな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・うん。」
「優しく抱いてやる。だからお前は出来る限り恐怖を捨てろ。全てを俺に預けるんだ、いいな。」
「・・・・・・・・・・・わかった。 (クサッ) 」
800799:02/08/06 09:58 ID:???
もう、覚悟決めなきゃ。
今のリュックに出来る、最大の感情表現。
アーロンの首に自ら腕を絡ませ、その唇にちゅうをしてみせる。
そんな精一杯の姿に目を細め、アーロンはフッと微笑む。
そして返されたのは・・・・・・・・・
しっとりと包み込む様な、大人の口づけ。
甘い、甘い、甘いその口づけに軽い眩暈を覚えながら、
必死で大人の男の愛を受け入れる為に頑張る。
すると、わずかに開いた唇の間から突然、
生暖かでぬめりのある物が口の中へと滑り込んで来た。
と、次の瞬間。

Σガリッ!!

「・・・・・・っつ・・・・・・」
アーロンは、舌先に走った鋭い刺激に思わず呻き声を上げ、唇を離した。
 口の中に広がる僅かな血の味に眉を顰める。
アーロンの舌に、血が滲んだ。
眼下はリュックが、当惑した瞳でこちらを見上げている。
「!!ご・・・ごめ・・・!!」
必死でおっちゃんのキスが嫌な訳じゃないんだ、
ただ、舌が入って来るなんて初めてでびっくりして・・・と弁解する。
いつも何かをやらかしては、怒号を浴びせられて来た。
こんな大事な場面で・・・。リュックは内心、ビクビクだった。だが。

「構わん。」

優しく耳朶を噛みながら囁く。

「痛い思いをするのがお前ばかりでは不公平だからな。」
801800:02/08/06 09:59 ID:???
そう言いながら、今度はお詫びとばかりにそっと触れる様な優しい口づけの嵐。
唇に、頬に、耳に、首筋に・・・。そして。
それ程大きくないリュックの胸にも、それは降りて来た。
いつの間に脱がされていたのだろう。
あたふたしていると、アーロンの熱い掌が膨らみを捉えた。
「・・・・・・・んあっ・・・・・・」
思わず声が出る。恥ずかしくてコホン・・と嘘の咳で誤魔化す。
「恥ずかしいか?」
どんなに色恋沙汰には疎そうに見えても、やはり大人の男。
リュックの内情など、お見通しらしい。
もう抵抗出来ないのなら、せめて素直になりたかった。
「恥ずかしいよ・・・死にそうだよ・・・」
「何も恥ずかしい事はない。・・・大丈夫だ。」
子供をあやす様にポンポン、と背中を叩いて。
普段はなかなか見る事の出来ぬ優しい笑顔に、リュックの緊張も少しだけ、緩む。
しかし、熱く熱を帯びた掌からも分かる様に、
アーロンの方もその実、全く余裕など無かったのである。
ともすれば乱暴に服を破り裂き、若い肢体にむしゃぶりつきたくなる野生の衝動を、
相手が少女であり、経験皆無な事・・・
それを自分に言い聞かせながら、最後の理性を保っているだけだっだ。
アーロンカコイイ!リュックカワイイ!
激甘オッケーです。
一気に沢山うpしてくれるのも良いです
803801:02/08/06 11:48 ID:???
ありがとうございます(^^)
次回は、本日午後1時頃ウプ予定です。
804801:02/08/06 13:01 ID:???
重ねて言うが、この男、相当のカタブツである。
僧兵時代の禁欲生活・・・とは言っても、それは表向きの話で、
周りの同胞はそれなりに遊びも覚えた様で、街の女達の話題が出る事も少なくなかった。
しかし元々生真面目な性格のこの男は、俗な話を嫌い、独り、稽古に専念する事が多かった。
それ故、剣の腕は他の比ではないレベルに達し、
元来持つ洞察の鋭さ・如何なる時にも取り乱さぬ冷静さも手伝い、
二十歳そこそこでの異例の出世となったのである。
が、すぐにそれは仇となった。その後上官の娘との縁談を拒絶し、
完全に出世の道から外れてしまったのだ。
更に加えるなら、鍛え上げ、逞しい肉体の割に端整な顔立ちを持つ彼は、
僧兵時代から男と言わず女と言わず、言い寄られる事も多かった。
全く経験が無かったという訳ではないが、アーロンはそれらを頑なに拒み続けた。
(そんな態度がまたそそる、などと噂になっていた事など、本人は知る由も無いが)
いわば自分で望んでそうして来たのだ。
だが。

永く性交渉など持つ事も無く、そういった感情を一切殺して来た彼も、やはり漢。
恥じらい、震えながらも体を開いて来る姿を目の前に、ついに封印は破られた。
このまま熱い欲望に任せ、走りたくなる。
805804:02/08/06 13:03 ID:???
「ん・・・・はぁっ・・・・」
胸の膨らみをと揉みしだくと、少女は体をよじらせ、吐息を漏らす。
首筋に舌を這わせる。やがてゆっくりと降りて来るアーロンの愛撫。
薄いピンク色の小さな蕾を、アーロンの舌が捉える。
瞬間、ビクン、と少女の肩が踊った。
「・・・・っヤ」
僅かに抵抗してみせるが、男はそれを許さない。
啄ばむ様に、また味わう様に、
ゆっくりゆっくりとアーロンの舌は敏感に反応する蕾を愛でる。
初めての、感覚。頭が真っ白になる。
流されてしまいそうな快楽の波に、リュックはギュッと目を瞑り、耐える。
ピチャピチャと恥ずかしい音が部屋に響き、リュックの羞恥心を残酷なまでに煽る。

尚も続けられる愛撫に、リュックは堪らず声をあげる。
「んね・・・・、アタシのおっぱい・・ちっちゃくてガッカリしたでしょ」
アーロンは一瞬こちらに目を向けたが、すぐにリュックの胸に沈んだ。
「そんな事は無い。・・・・・・・綺麗だ。」
(綺麗・・・・キレイだって。おっちゃんがアタシの事を・・・。)
恥ずかしいのと嬉しいのとで、頭の中がグチャグチャになる。
ぼーっと浸っていると、すっ・・・・と下腹部に手が伸びた。
「!!!」
反射的に全身を強張らせる。
「あっ・・・もうソコ・・・触る・・・の? 何か、ペース速いよ、おっちゃん・・・」
「・・・初めてなら十分濡らさないと、痛いぞ。」
覚悟は決めたものの、『痛い』という言葉に恐怖が走る。
(でも、大好きなおっちゃんだよ・・・)
コクン、と小さく頷くのを確認すると、アーロンは更に奥へと指を滑らせた。
806805:02/08/06 13:04 ID:???
「や・・・・・あ・・あ!!」
無骨だが優しいその指が、誰にも見せた事の無い秘部に触れた。
自分では分からなかったが、既に花弁は十分な程の蜜で溢れていた。
「ああ・・・・」
アーロンがくぐもった声を出す。
初めて漏れたアーロンの甘い吐息が余りにも官能的で、
今度は自分でもジュン・・と濡れてしまうのが分かった。
(カッコよくて、渋くて、色っぽいなんて、そんなのアリ?)
アーロンは濡れそぼる花園をその指で確認すると、
満足気に・・・そして幾分意地悪な笑みを唇の端に浮かべた。

「感じているんだな。」

「!!!」

唐突なその言葉に、首まで真っ赤に反応する。

「お前のこんな表情を他の連中が見たら、きっと驚いて腰を抜かすな」

絶対わざと言ってる。恥ずかしいよ、そんな事言わないで。
「しかしな・・・・・。」
いきなりクイッと足を持ち上げられる。
「え・・・な・何す・・・」
アーロンの頭がシーツの中に潜ってゆく。
「ちょ・・・待って!それだけは・・・嫌だぁっっ!!」
けれどもその願いは聞き届けられなかった。
「馬鹿・・・濡れ過ぎだ。綺麗にしてやるから、待っていろ。」

「・・・はうっ!!!!」
807806:02/08/06 13:49 ID:???
はぁ〜っ、もう800超えたんですね。
なかなかまとまらず、長くなってしまいそうです。(汗
占領しちゃって申し訳ない・・・。スマソ。m(__)m
続きはまた今夜・・・・・。
アーリュ(・∀・)イイ!!
萌え萌えです、ありがとう♪
今宵を楽しみにしていますね♪
アーリュいいですよ本当!純な感じがたまりません
アーリュにメチャ萌え萌えェェェ!!!!
V(´▽`v))) 名作ハケーン!
811806:02/08/06 19:23 ID:???
刹那、電流が走った。
アーロンの唇が、リュックの最も敏感な部分に吸い付く。
「ヤ・・・・ヤメ・・・・・」
クチュクチュと淫靡な音を立てながら、
アーロンは上へ下へ、丁寧に舐め上げる。
まるで生き物の様に蠢くアーロンの舌。
全くの処女であるリュックには果てしない衝撃だった。
まだ甘い恋愛を夢見る年頃の少女に、この行為は酷く強引な物に見えた。
しかし。
「あ・・ああああ・・・・・・」
つま先がジンジンと痺れている。
消えちゃいたい位恥ずかしいのに、切なさで胸がいっぱいになる。
これがよく聞く、『オンナノヨロコビ』ってヤツ・・・・?
時々下から「ああ・・・」と聞こえて来る、吐息混じりの官能的な声。
背中がゾクゾクする。駄目だ・・・この声には、弱いみたい。
(おっちゃんも、アタシで感じてくれてるんだね・・・・)
もう、何も考えられない。

アーロンは、甘い蜜を十二分に堪能すると、唇をそっと離した。
行っちゃイヤ、とでも言いたげに名残惜しそうに引かれる透明の糸。
けれどもアーロン自身、これ以上は無理だった。
着流しの下では、限界まで猛々しく立ちあがったアーロンの雄。
痛みを感じる程の感覚に、アーロンは顔を顰めた。
薄明かりの中、リュックの目にもそれはおぼろげに映った。
かぁっと顔が赤くなる。
勿論リュックにとって、そんな状態の男の身体を見るのは初めての経験であったが、
アーロンが自分一人だけを求めてその部分を熱くしているのだと考えると嬉しかった。
812806:02/08/06 19:24 ID:???
「限界、だ・・・。」

大きな体がリュックの上にのしかかる。
頭を両手で抱え、この上無く熱い口づけを絡ませる。
驚いたリュックが顔を背けようと動くが、相手は伝説のガード。
押さえ込まれては、身動きなど出来る筈がない。
「ま・・・・・・って・・・・」
「駄目だ、許さん。」
熱い息を吐くと、興奮しきった下半身をリュックのそれにあてがう。
「あ・・・・・・・・・・・!!」
ひくひくとリュックの入口が悶える。
それは快感のせいではなく、緊張のせいであったのだが、
更にアーロンに火を点けるには十分な動きだった。
「覚悟はいいな。」
そして体重に任せてゆっくりとリュックの中に挿入してゆく。
「・・・・あああああっっっっ!!!!」
身を裂く様な激痛に耐え切れず、大声を張り上げる。
一瞬、アーロンの動きが止まる。
「痛い・・・・痛すぎるよ・・・」
「・・・すぐに慣れる、力を抜け。」
涙を堪え、言われるままにふっと力を抜いたリュックであったが、
更にアーロンが腰を進めようとしたその瞬間。
「・・・・・・・・・・・・・・!!!!!」
またもや鋭い痛みが走る。

「う・・・・・・・・・・」
知らずに涙が零れていた。
油汗をびっしょり掻き、余りの痛みに顔が真っ青になっている。
それを見遣ったアーロンは、急に居たたまれない気分になった。

「・・・・・・やめるか?」
813812:02/08/06 19:25 ID:???
唐突な問いに、顔を上げてアーロンを見上げた。
心配そうな顔で、こちらをじっと見つめている。
恐らく女であるリュックより、今、欲望を押さえられないのは彼の方の筈。
それでも体を気遣う優しさに、リュックは少なからず感動していた。

こんな所でやめられない。こっちから誘っておいて、それは余りに申し訳無い。
リュックは頭をブンブンと振り、
「イヤ。続けて。おっちゃんとひとつになりたいの!!」
それを見たアーロンは、愛しげに目を細め、リュックの唇を優しく覆った。
「・・・・無理は、するなよ。」
「だいじょぶ・・・・。」
アーロンはハアっと深く息を吸った。
「ゆっくり・・・入れるからな。」
こくこくと頷くリュック。

ズ・・・・・・・・・・ッ。

やはり痛みは変わらず襲って来る。
腕を握る手に、つい力が入ってしまう。
アーロンの腕に、リュックの爪が食い込んだ。
「ごめん・・・ごめんね・・・!!」
「構わん!引きちぎるつもりで握っていろ。」
リュックが後ずさる為、どんどん上へ移動してしまう。
アーロンは、ベッドの枠にぶつからない様、頭の後ろに手を添え、守ってやる。
そんな心遣いが嬉しかった。どうしても答えたかった。
「いいよ・・・もう、一気に来て。」
「しかし・・・」
「お願い!!!」
涙目で訴える。
アーロンは無言で頷くと、一旦目を閉じ、見開いた。

「行くぞ。」
アーロンすげーやさしいな・・・。 カナリ(・∀・)イイ!!
アーリュ続き待ってました!
頑張って下さい
初めてアーリュ読んだけどとっても(・∀・)イイ!

(´Д`)ハァハァ
ハマりそうでつ。
次回も楽しみにしてるyo!
817推力:02/08/06 21:26 ID:???
間を縫うようにしてアプ。
818782:02/08/06 21:27 ID:???
「あのさ…キ…キス…ってさ…」
 ユフィは気が付くと、そう口にしていた。
 なんとなくそういう気分になった…としか、言いようが無い。

 ティファの指があんまりにも優しかったから。

 ティファの顔があんまりにもそばにあったから。

 目がとろんとして、視界に霞みがかかったような気がした。
 自分でも何を言ってるのかわからない。
 葛藤していた。
『どうしちゃったんだアタシは…』

 まさか、ティファにキスしてみたい…なんて!

「え?なに?キス?」
「あ、いや…その…アタシ、その、まだしたこと無くてさ」
「ええっ?」
「いや、その、だから、け、経験はあるんだ!当たり前だろ?!」

 子供の頃飼ってた犬の“疾風丸”(ハヤテマル)が相手だけど。

「その…だから…き、きもちいいキスってゆーの?するだけで頭くらくらきちゃうみたいな…ティ、ティファなら経験あるかなぁ…って」
「…まあ…ある…かな…?」
 ティファは目をパチパチと瞬かせると、少し寂しそうに言った。
「…ズイブン自信無さげじゃん」
「だって…」
 気持ち良いキスは何度もあったけれど、本当に心から好きと思えた相手とのキスは、無い。
 …無かった。
 それはやはり、寂しい…。
819818:02/08/06 21:28 ID:???
「…してみる?」
 ティファは、なんとなくその場の雰囲気から言ってみた。
 途端、ユフィの目がいっぱいに開かれる。
「ええええええええええっっ!??」
 正直ティファは

 マズった!

 と、思った。
「あっ…だっ…イヤならいいの。別に、そのっ、ちょっと言ってみただけだから」
「してみる」
「そうよね。やっぱり女同士じゃ…え?」
「…なに?」
「………」
 まじまじとユフィの顔を見る。
 不機嫌そうに唇を突き出して、真っ赤になってた。
「な、何事も経験だろ?だったら、まあ、いいかな…って思っただけ」
「そう…」
「…なんだよ。するなら早くしてよ」
「あ…うん…じゃあ…………するね?」
「うん」
 いつもこれくらい素直ならなぁ…と、きっと他のメンバーの誰もが思ってしまうくらい素直に、ユフィは“きゅっ”と目を閉じた。
 一重の瞼(まぶた)がふるふると震えている。
 ちょこんとした可愛らしい鼻の下には、すっすらと産毛が生えているのが見えた。
 眉も元気なまま、キリリと濃い。
 適度に焼けた肌は、ピチピチとした張りと若さに満ちている。
 まだ、顔の無駄毛を剃ったりスキンケアに気をつけたり…なんて事とは、まるっきり無縁なのだ。
 恋愛もセックスも…いや、キスすらも知らず、野山を駈け回るのが一番楽しい時期のやんちゃな男の子が、女の子の形をして座ってる気がした。
 ティファは…たぶんこの時初めて、ユフィを自然に、心から「可愛い」と思えた。
820819:02/08/06 21:29 ID:???
 まだ無垢なのだ。
 この子は。
「…ん…」
 両手でユフィの頬をふうわりと包み、わずかに上向かせる。
 そ…と顔を近付け、上唇だけに唇で“ちょん”と触れた。
 それだけで“ぴくん!”とユフィの体が反応する。
 “ちょん、ちょん”と、小鳥がついばむようなキスを繰り返し、舌先でユフィの下唇をちょっとだけ嘗めた。
 それから、ゆっくりと相手を慈しむようなキスをする。
 舌をユフィの口内に入れる事はせずに、唇を自在に動かし、彼女の唇だけを“食べる”。
『うわーー!!うわーー!!うわーー!!』
 未知の感覚と、それがもたらす思いもよらない快感に、ユフィの頭はすっかりパニックに陥り、戸惑い、自分がどうなってしまうのか不安で心細くて、ベッドのシーツを掴んだまま指の関節が白くなるまで握り締めた。
 “んむ…あむ…”と唇を“食べられる”たび、ピリッ…と背筋を電気が走った。
 ぶるるっ…と体が震えて、急におしっこがしたくなってムズムズして、そんな自分が恥ずかしくなって思わず泣きそうになって涙が滲(にじ)んだ。
 いつの間にか、二人の唇が離れている事にも、気付かなかった。
「ん…」
「ふう…」
 二人とも、互いの唇を離してからも、しばらく甘い余韻に浸っていた。
 ユフィはともかくティファでさえ、その心地良さに酔っていた。
 男とするのとは全く違う、優しくやわらかく心地良い感覚だったからだ。
 ふ…と、二人ともほとんど同時に目を開ける。
 照れ臭くて、どちらからともなく笑みが零れた。
「…す…ごい…あたま…まっしろ…だぁ…」
 まだユフィは“とろん”とした目をしていた。
 目に涙が滲んでいて潤み、おまけに充血して白目が赤味がかっている。
「気持ち良かった?」
「…うん…でも…またおっぱいが痛い…」
「ふふ…キスで感じちゃったんだ…」
「…しょ、しょうがないだろ?初めてだったんだから!」
 ユフィはティファの言葉にむっとして、そっぽを向き、唇を突き出して拗ねた。
821820:02/08/06 21:31 ID:???
 その仕草には、仲の良い妹が姉にするような甘えがあった。
「やっぱり初めてだったんだ」
「う…」
「…いいの?せっかくのファーストキスなのに」
「…いいよ。だってこれは練習だもん」
 ユフィの言葉に、ティファはちょっと目を見開いて、それから優しく笑った。
「じゃあ、もっと練習しなくちゃ、ね?」
「……もっと?…ど、どんな…??…」
 こくん…と喉を鳴らて、ユフィが身を乗り出す。
 好奇心に火が着いてしまったようだ。
「それはね…」
 ティファが、とろけるような微笑みを浮かべる。
 可愛くて仕方ない、やんちゃな妹を見るような…そんな微笑みだった。

 3日後、妙に仲の良いティファとユフィを見て、エアリスはなんだか仲間ハズレな気分になってしまい、拗ねてしまった彼女を苦労して二人がかりで宥(なだ)めたのは、

 また、別の話。

      ■■■ 終 ■■■
822推力:02/08/06 21:32 ID:???
以上。

…ふう。
というわけで、
これまで。
長いっす…
次回は、もっと下品で野卑な男が活躍する
性欲まるだしハァハァ系の官能小説も書いてみてくだせぃ。
>>822
乙。
今回も素晴らスィ
アーロン、最高。
 はあ、あたしも初めての相手がアーロンだったらなあ・・。
 (遠い目)
 
826813:02/08/07 01:06 ID:???
アラ・・・・ウPしようと思ったら、このスレ、サイズ限界みたい・・・。
どーしましょ。新しいスレ立てちゃってよいのかしらん?
立てられる人〜?
>822
あんたウザすぎ。
829826:02/08/07 10:01 ID:???
容量いっぱいらしいので。新スレ立てました。↓

FF官能小説スレ Part5
http://game.2ch.net/test/read.cgi/ff/1028681865/l50
830山崎渉
(^^;