FF官能小説スレ Part4

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1◆13.YufyI
FinalFantasyシリーズの二次創作小説をアップするスレです。
内容は健全から成人向けまでなんでもどうぞ。
他のスレでFFの小説を見かけてもこちらに強制的に誘導する
ことはしないで下さい。

■前スレ

FF10官能小説EX
http://game.2ch.net/test/read.cgi/ff/997616900/
FF官能小説スレッドPart3
http://game.2ch.net/test/read.cgi/ff/1006492608/

■小説・スレッド保管サイト
FFDQ千一夜物語@2ちゃんねる
http://north-cape.parfait.ne.jp/alflailawalaila/
2ホイミソ ◆1Lr6Li4Y:02/04/22 02:09 ID:1rtM10oc
  /⌒ヽ、
ヽ(  ・∀・)ノ 2get-
  ノリリ从ルヽ
ハイウィンドの甲板でティファは一人、空を眺めていた。

今、ハイウィンドは北の大空洞に向かっている。眼下を流れる景色を、クラウドはじっと見ていた。ふと振り返って気づく。
「あれ、ティファは?」
「さっき出てったよ」
答えたのはレッド?Vである。尻尾をぱたりと振ってクラウドを見上げた。
「ティファが出てったのにも気づかなかったなんて・・・クラウド、何考えてたの?」
バツが悪そうに頭を掻いて、クラウドはコクピットルームを出た。そこには相変わらずユフィが陣取っている。
「ユフィ、ティファ知らないか?」
「う〜、ティファ?さっき・・・甲板に・・・おえ〜」
「ありがと」
クラウドは甲板への階段を登った。ドアを開けた途端、強い風が吹き付けてくる。目を細めながら周囲を見回し、
クラウドはティファを見つけた。
(何を・・・見ているんだろう・・・?)
艶やかな長い黒髪を風に流し、その紅茶色の瞳で見つめているのは何なのだろう?クラウドは、その横顔の美しさにドキリとしながら歩み寄る。ティファは気づかないようだ。
「・・・ティファ?」
クラウドは、そっとティファの背後から彼女の腰に腕を回し、抱きしめた。
「きゃ・・・クラウド?」
一瞬驚いた様子を見せたティファだったが、相手がクラウドであると知って、安心したように笑顔を向けた。クラウドは、さらにもう少し腕に力を込めてティファを抱き締める。
「何・・・見てたの?」
そのクラウドの問いに、ティファは小さく首を横に振る。
「見てたわけじゃないわ」
「?」
ティファの瞳が少し揺れた。
「考えて直していたの、私の戦う理由。皆、見つけてきたのに・・・
 私はあやふやなままで・・・。こんなんじゃ、いけないって」
「あやふやって・・・。俺だって、確実な答えを見つけた訳じゃないさ。
 漠然としたものだって構わないよ。正解を求めてる訳じゃない」
「そうだけど・・・」
どうティファに言えばいいのか分からず、クラウドは困ったように
ティファの肩越しに流れる風景を見ているしかなかった。
しばらくそうした後、クラウドはティファに尋ねた。
「ティファの戦う理由って何?今、考えていたことでいいよ」
「やだ・・・だから、すごいあやふやで・・・」
「それでも聞きたい」
クラウドはティファの腰から腕を離さない。その事実に動悸を抑えきれない
ティファは、そんなクラウドの問いにさらに混乱する。考えていた自分の戦う理由。
それはクラウドも言った通り、個人的な思いだ。アバランチに入って星を救う、
と活動してきたが、魔晄炉の爆破、それに対する神羅の報復などで、
ティファは自分達のやり方が間違っていたことに気づいた。その後、
自分はいったい何の為に戦ってきたのか?
「私ね、理由はいろいろあるの。パパやニブルヘイム皆のため、自分の
 思いのためでもある。親友だったエアリスの笑顔と命のためだし、
 それに・・・」
ティファはそこで言葉をためらってしまう。一番の理由、それは・・・。
(なにより、一番頑張ってるクラウドのためなんだよ・・・)
でも、それは今ここで口に出しては言えない。とても言える状況じゃない。
なのに、クラウドは楽しそうに聞いてくる。
「それに・・・何だよ?」
「・・・教えない」
頬を染めてうつむくティファを見て、クラウドは胸を熱くする。
ティファの最後の答えもクラウドはほぼ分かっている。だから、
嬉しい。こんな、最後の決戦に向かう今でさえ、勇気が湧いて
くるのだ。クラウドの腕の中で微かに身をよじってティファは
クラウドに言う。これ以上、この状況でいたら心臓が破裂しそうだ。
「そろそろ戻りましょ。準備もしなきゃ・・・」
「んー、もう少し」
クラウドはティファの反応を楽しんでいるのか、笑みを浮かべたまま彼女を
離さない。
「もう・・・クラウド?」
口ではそう言いながら、ティファは本気で嫌がっているわけではない。
少しクラウドに自分の身体を預けて、瞳を閉じた。安らげる最愛の人の体温を
感じていたかった。クラウドは、そんなテイファの髪に頬を寄せ、その甘い香りを吸い込む。

ティファが、ティファの存在が・・・ティファへの気持ちがあれば俺は何だってできる。
もう後悔はしたくない。負けたくない。彼女を・・・皆を守りたい。彼女に辛い想いをさせたくない・・・。
それが俺の戦う理由。だから・・・行くのだ。求める未来を手に入れるために。


終わり
6ギコガード ◆FFDQ/roc:02/04/22 02:56 ID:???
スレ立て代行ありがとう>1

今から前スレで未完のままになっている小説を貼ります。
まずはGZさんのキマリXユウナから。
「いつも明日を待っている」

キマリは十年前のある日を、時折思い返す。
あのグレードブリッジの祭りの日、はぐれないように少女を肩に担ぎ、人混みに
紛れ進んでいた。熱気と喧噪がエボンの中心地を包む。
誰もがナギ節の到来に浮かれざわめく中、少女と彼とだけが祭りの恩恵から
外れたかのように、沈黙を守っていた。キマリ自身についてはスピラの大半の
人間とは違う様相をしているロンゾ族ということもあってか、誰も彼に喜びの
言葉一つ、かけようとはしなかった。元より無口なことが多い上、今は肩の上の
少女を。無事目的地に送り届けることに気を奪われていた。
少女の沈黙の理由は、その時のキマリには漠然としか分からなかった。彼女の
境遇についてはまだ概要しか知らず、少女とも先刻、逢ったばかりである。ただ、
父の使いだとしか伝えていない彼の肩に乗り、賢明に小さな手足を回している。
不意に、視界を色とりどりの光が覆った。花火が上がったのだ。絶え間なく
打ち上がるそれは彼を一瞬立ち止まらせたが、気を引くには至らず、再び歩を
進める。
しかし少女が身をよじったのに、又立ち止まった。見ると、首どころか上半身まで
曲げて、光の立ち止まる方を見ている。
「きれい」
そう口にすると、キマリに向き直り、少女らしい笑みを見せた。
「行こう、キマリ」
自身、口にしたかどうか忘れていた彼の名をはっきりと告げると、回してきていた
手足の力を込めた。意外としがみつく力は強く、彼はよりしっかりと
支え直すことでそれに答えた。
出逢ったばかりの少女と長い旅を始めようとしていた彼、父親を亡くした少女の
笑み、果てしなく続く祭り、すべては夢のようだった。

そう、夢でなければ、彼は何故こんなところにいるのか。
狭い部屋には最小限の物しかなく、それが主の性質を表していた。その人は寝台で
横になり、キマリが部屋に入り、近づいても気付かない。
彼は傍らで膝をつき、傷つけないように、その大きな手を相手の頭にのせ、
柔らかな髪を指先でそっとなでた。掛け布から透けて見える体の線は、この人が
少女ではなくなりつつあることを示していた。
「ユウナ。キマリは来た」
呼びかけに、はたしてユウナはゆっくりとまぶたを開けた。
姿を認めたのか少し身を起こすと、身をかがめた彼に、「キマリ」と、腕を
伸ばしてきた。
それは、何度目だったろうか。
「ユウナ!」
ルールーが悲鳴を上げるのに、キマリは駆け寄った。
場にはワッカもリュックもいたが、彼らに目を向ける余裕はない。キマリは
膝をつき、地に倒れ伏したユウナをそっと抱えた。頭部は打って
いなかったが、体のどこかを強く打った可能性がある。
ひとまず、呼吸があることを確かめると、頬を軽く叩いた。
「あ・・・」
切なげにそう漏らすと、ユウナは気を取り戻した。目が何かを捜すように
泳ぐ。ふと、止まったと思うと、一瞬、その表情が苦しげに歪む。それも
すぐに戻ったが、
「ごめん。私、まただね」
そう言って、身を起こそうとした。皆が一声に動いたが、ルールーが
ユウナの前に身をかがめ、両肩を押さえたのが一番早かった。
「いいから。休みなさい、起きているのは却って毒よ」
「そういやあ、俺もちょっと昼寝したくなってきたな」
ワッカがそう言って、あくびなどひとつした。演技だと一目で分かるのが
彼らしい。
「よし、今から皆で昼寝にしよう。後の仕事はそれからだ」
「何であんたが仕切ってるの」
「悪いかよ」
「らしくないの」
噴き出したのはリュックで、続いてルールーも笑った。ワッカは何事か
ぼやいていたが、ユウナがかすかに笑ったのを見たのか、その表情は
不機嫌なものではなかった。
ひとしきり笑った後、リュックがユウナに抱きついた。
「ね、ユウナん。一緒に休もう」
キマリの腕の中で、ユウナは軽く身じろぎした。頷いたのだ。
「そうだね。そうしよう」
その一言で、一同の空気が和らいだのは事実だった。そうして、ユウナが
倒れる直前までしていた仕事を、一旦片づけるために動き出す。
キマリはそこでようやく、ユウナの怪我を確かめることができた。彼の
意図を察してくれたのか、ユウナは体を動かされるままになっている。手や
足に打ち身は見えない。それ以外の、腹や背に何かあったのなら表情に
現れていただろうが、その様子もない。どうやら今日は、倒れ込んだ敷物が
衝撃を和らげてくれたらしい。心配はなさそうだった。
「ありがとう、キマリ」
感謝の意を表してだろう、腕に触れていた手に少し力を込めてから、
ユウナの手は離れた。立ち上がるのを支えようとしていた彼を、手と目とで
制する。
その後を継ぐようにリュックが、歩き出した彼女と腕を組んで
歩き出したが、ユウナの背に疲労が見えているのは、彼以外の目にも
明らかだったに違いない。

ユウナとその仲間が急に一休みすると言い出しても、不満を漏らす者は
いなかった。むしろ、「ユウナ様たちは働きすぎるんだから、少しは
休んだ方がいい」と、午後一杯の休憩を言いつけられたぐらいである。
それでも、ユウナとリュックが休んでいる家の外で、キマリは地に座り、
起き続けた。平和になった、しかも長年住んできたビサイドで何を
しているのか、と笑われたこともある。しかし彼は、以前と同じように、
ガードとしての仕事をし続けていた。
とはいえ、昔と今とでは、変わったこともある。以前はこうしてユウナが
眠りにつくときは常に側で彼も眠ったが、今は皆で野宿するときを除けば、
彼女が休むときは扉一枚、距離をおくようになった。
そうなったのは、シンが消滅し、ユウナが己の使命から解放された日では
なく。
あの日以来だ。
「やっぱり、起きていたんだ」
声をかけられたので見ると、ルールーが一人でこちらへ歩いてくる。
「ワッカは」
「寝かせてきたわ、自分まで気に病んで、起きている必要は
無いんだからって言って。今は大いびきかいてる」
側に眠っている人間がいるので、やり取りも自然と小声である。戸口まで
来ると、彼女は扉の幕から中を覗いた。
「リュックに、薬を飲ませるように言ったの。よく効いているみたい」
その薬の強度がどれだけのものか、ルールーの表情で全て察することが
できる。きっと、それぐらいでないと、効かなくなっているのだ。
ルールーは戸口から離れると、キマリの側で座り込んだ。辛そうな表情を
隠さないことも、今までの彼女なら考えられないことだ。
「シンがいなくなって、・・・ユウナを本当の意味で幸せにできるって、
思ったのに」
そう。なのに、現状はどうだろう。
ユウナはこのビサイドを中心に、シンに破壊された世界を復興させるための
手伝いに奔走している。家族との間を往復しているリュックや、ブリッツ
ボールの後輩を指導しているワッカは時折だが、ルールーとキマリは、
彼女の旅に必ず着いていった。
シンを消滅させた人であるし、世界中を回る人間でないとできない仕事も
あるので、行く先々で、ユウナは歓迎されている。そしてどんなに割に
合わない、辛い依頼でも喜んで受けている彼女に、誰もが驚嘆している。
けれど、誰も気付いていない。いや、いつも側にいるからどうしても
気付かざるを得ない仲間たちを除けば、ユウナは賢明に周囲に悟られまい、
としている。
シンを倒してから、彼女は食べ物を受けつけていない。少量なら何とか
食べられるが、とても生命を保たせられるだけのものではない。
そして、よく眠れなくもなっている。どんなに疲労していても、明け方に
やっとまどろめればよい方だという。
ユウナは自分の異変に気付いたとき、隠さずに告げてくれたが、誰も
どうすることもできないでいる。せいぜい、今、ルールーがそうした
ように、睡眠のための薬を飲ませることぐらいだが、それも段々と
効かなくなっている。
「本当に、どうしてこうなったんだろう?」
誰にともなく、ルールーが言う。
理由はいくらでも挙げられる。
シンが消失し、長年にわたる召喚士としての使命から解放されたために、
一気にこれまでの疲労がのしかかったこと。
復興のために、これまで以上にほとんど休まずに働いていることから体に
無理がきたこと。
シンを倒すためとはいえ、自分が信じ切っていたエボンの教えを根底から
覆してしまったこと。
相談に訪れる人たちの心の苦痛を、真正面から受け止めすぎてしまうこと。
・・・しかし、何よりも彼女の心を、その生命ごと奪ってしまうほどに
消耗させている理由は、ひとつしかない。
「あいつがいれば、変わったかな」
ルールーは晴れ渡った天を見上げ、そう漏らした。
まるでそうすれば、天の光の髪を持つ少年が、ユウナが愛した男が
舞い戻ってくると信じているかのように。
14ギコガード ◆FFDQ/roc:02/04/22 03:00 ID:???
と、ここまで。
次はR@no-nameさんのシーモアXユウナです。
祭三番手逝くぜー
   //////////

「まだ召し上がられていないのですか?」
 卓上の冷たくなりつつある料理の皿を眺め、その落ち着き払った視線を、
ユウナの方へと向ける。
「食べたくないんです」
 ベベル宮に入ってから、ユウナは、殆どものを口にするということをしな
かった。
 極度の心労のためか、全く食欲が湧いてこない。
 手つかずの食事を前に、ただ椅子にかけ、立ち上る湯気が薄れていくのを
眺めるばかりであった。
「昨日もそう申されていましたね」
 一拍の間。
「せめて、お茶の一杯くらいは、口にしてくださると嬉しいのですが」
 卓の一方に、飾りもののように並べられた茶道具を手にして言うと、長い
指でそれを起用に扱い、シーモアは支度を進めていった。
 茶瓶に保温瓶の湯をゆっくりと注ぎ、馴染ませるように磁器の器を温める。
「……自分で出来ます。後は私が」
 席を離れ、シーモアの側に立つ。
「いえ、これは私の仕事ですから」
 磁器の肌が温まる頃合いを見て、湯を盆に捨てると、匙で計った茶葉を
茶瓶ヘ入れる。茶葉の中には、乾燥した果実のようなもの、細かい木片の
ようなものが見られた。
「どうして、そんなに私を気にかけるのですか……?」
 握り締めた手のひらに、鈍い過去の感触がこみ上げてきた。
「私は……貴方を殺したのに!」
 シーモアに最後の時を刻み付けたのは、ユウナだった。
「何故、そのようなことを思われるのですか?」
 相手が罪人であれ、人を殺めたという結果に変わりはない。鼓動を止めた
肉体が崩れる瞬間と共に、事実は深く心に沈澱していた。
「貴方は、もしや私が召喚士としての能力を利用するためだけに、貴方を妻
として選んだと、そう思われているのでしょうか?」
 そう言う間も、シーモアの手が休まることはなかった。
 再び茶瓶に湯をあふれる程度に注ぎ入れると、水面に浮いた泡を軽く匙で
すくい取り、茶瓶の蓋を戻した。
「もしそうなのだとしたら……ユウナ、私はとても悲しいです」
 紫水晶の瞳が、磨き上げた切っ先の如くユウナを射抜く。
「!? ……老師?」
「シーモアと呼んでください。この屋敷に私と貴方の二人だけなのですから」
 寺院の高位僧等が宿泊するために建てられたという離れが、仮住まいとして
ユウナに与えられていた。
「シー……モア?」
 恐る恐る、名を口にすると、シーモアは満足げな笑みを浮かべた。
「私は貴方を、一人の女性として愛しております」
 ユウナは、俯いて頬の裏を噛み締めた。
「私は……わからない」
 不可解な感情が、胸の中で膨れ上がっていく。
「貴方のことが好きなのか、そうでないのか……わからないんです」
 例え抱き締められたとしても、快も不快もなく立ち尽くしてしまいそうな、
捕らえどころのない心の揺らぎが襲ってくる。
「時に、貴方は男性に好意を持たれた経験はおありですか?」
 シーモアの手が、ユウナの頬に伸びてゆく。
「いいえ……人を好きと感じたことはあります。けれど、貴方が言う好意と
いうものとは、違う感情だと思います」
 長い指と、爪が髪に絡む。
「ユウナは考えすぎてしまうのですよ。自分が思うこと、感じること、
皆心の奥深くに閉じこめてしまう」
 二人の身体が接近し、ユウナは、シーモアの胸に抱き寄せられる恰好に
なった。
 空気と衣服の壁を隔てて伝わってくる体温と、香を思わせる微かな匂いが、
死者と生者の境を一層あやふやにした。
「貴方を、解き放って差し上げましょう」
 恐怖とは異なる高鳴りが、ユウナの胸を責め立てた。
「しかし、その前に体調をしっかり整えていただかなくては……」
 思い出したように身体を離し、シーモアは卓に向かった。
「意地を張って、これ以上無理を続けるというのなら、本当に身体が参って
しまいますよ?」
 シーモアの声は、空恐ろしいくらいに穏やかで、優しい。
「どうぞ、お座りください」
 促されるままに、ユウナは、椅子に戻った。
「私の口から言うのは少し違うかも知れませんが……ユウナの曇った顔を
見ているのは、私も辛いのです」
 時に冷徹で、時に柔和な眼差しが、ユウナの心から何かを薄く削ぎ取って
いった。
 小石が砂に磨かれるように、微量ながらも確実に外殻を浸食し、やがて、
内側を全て露わにされてゆく気がした。
「そろそろ葉が落ち着く頃ですね」
 大きめの鉢に、茶瓶の中のものをいったん移し、湯で洗っておいた茶杯に
少量ずつ分けて注いだ。
 うっすらと紅色を感じる水色。
 目の前に出された茶杯を手に取り、ユウナは、その縁に口を寄せた。
 花の香りがする。
 少し、甘い。
 喉を伝って落ちる液体を、渇いた胃壁が貪欲に取り込んでゆくのを感じた。
19ギコガード ◆FFDQ/roc:02/04/22 03:04 ID:???
てなところで、未完のものは転載完了かな?
作者さんがお戻りになることを祈りつつ……。
蜜國さんの小説は本人から続きを書かないと
承ってますので、転載しませんでした。

>3-5
(・∀・)イイ!
203-5(瑠璃):02/04/22 03:31 ID:???
>>19
ありがとー。
最近何かとクラティ不足しがちだからねー。
21瑠璃:02/04/22 03:38 ID:???
(ティーダ×ユウナ小説も書いてあったんで載せときます…)

穏やかな昼下がり。
ユウナはビサイドの海岸へ続く道を歩いていた。
時々振り返ってみたりしながら。
坂道を越えてしばらく歩くと彼女の目に青と白で彩られたものが留まる。
――――ブリッツボール?
こんな道でどうしてこれがあるのかユウナには訳が分からなくて。
しかし、そのボールがある近くには大きな木。
近づいてボールを拾い、辺りを見回す。
そして大木を見上げると、それには似合わない色合いのものが目に付いた。
黄色と黒で彩られた、それ。
ユウナには見覚えのあるもので。
確認をするかのように更に上を見ると、黄金(きん)色の髪を持つ少年が枝分かれし
ているところで眠っていた。
ユウナは小さく微笑うとボールを軽く彼に向けて放った。
――――が。
「――――…ってぇ〜っ!」
軽く投げたはずのボールは彼の顔面に見事に当たってしまい、彼の絶叫が聞こえたの
と同時に落ちてきたボールを拾うと思わずその身を隠してしまう。
“ど、どうしよう……”
本当は足を狙っていたのに、どうして顔のほうに飛んでしまったのか。
ボールを抱え込み心の中で「ごめんね」と何度も彼に謝っていた。
反対側に隠れていた時に風が吹いて、ユウナの着物の袖がそれにつられて泳いだのと
「ユウナみっけ!」
と頭上から明るい声が降ってきたのがほとんど同時。
慌てて袖を握り締めようとしたけど、ボールを抱えたままではそれもできず。
観念して近づくと、少し赤く染まった鼻を擦りながらティーダが見下ろしていた。
でも明るい笑顔を湛えたままで。
「もしかして、さっきぶつけたのユウナッスか〜?」
「ご、ごめんね! 顔に当てるつもりは、なかったんだけど……」
言葉尻がだんだん小さくなってしまい、ユウナは俯くしかない。
「見事なコントロールだよな〜」
「だってわたし、ブリッツの選手じゃないから――――」
責めてるよりはむしろ楽しんでいるようなティーダの口調にささやかな抵抗と言わん
ばかりに返すのが精一杯で。
ユウナの様子に笑った後、「よっ」と言って彼女の前に飛び降りた。
高い木から飛び降りてきたティーダのその軽い身のこなしについ見惚れてしまう。
「キミはどうしてここにいるの?」
ユウナはふと気になったことを口にしてみる。
今は海岸で他のみんなとブリッツの練習をしている時間。
それなのに――――?
「あー、休憩中ッス。ほら、木の上って見晴らしがいいから気持ちいいし。ユウナも
登ってみる?」
「あ、そうなんだ」
言った後で「あ、その格好じゃちょっと無理かな」と頭を掻く。
ロング丈の巻きスカートに目を留めて。
彼のその表情につられて微笑うと「じゃあ、今度ね」と返した。
「でも、さっきワッカさん、寺院のほうに来たよ? キミの居場所知らないかって」
「えっ!? ま、マジ!?」
ユウナの言葉にティーダはかなり慌てた様子で辺りを見回す。
それがユウナにはおかしくておなかを抱えて笑い出した。
「やっぱり……サボってたんだ」
笑いを堪えながら話すのにうまく言えなくて、声も少しばかり上ずって。
口許に手を添えて止めようとしたけど、それでも彼女の笑いは収まらない。
「もしかして……騙した?」
ユウナを指差しながらティーダは訝しそうな表情を浮かべる。
もしかしたら彼女には全てお見通しだったのかもしれない。
「でも最初に嘘ついたの、キミだよ?」
くすくすと微笑いながらユウナは悪びれた様子も見せない。
手にしていたボールをティーダに返し、ユウナは頭上に広がる青空を見上げた。
雲の白と空の青、それを美しく見せるように輝く太陽と。こんな日にはのんびりしたくなると思うのは誰もが同じで。
「ユウナこそ、どこに行こうとしてたんすか?」
「わたし? ちょっと散歩ってとこかな」
「ふ〜ん」
ボールを人差し指の上で回して遊びながらティーダは「いいよなー。オレもそうやっ
てみた
いッスよ」とぼやく。
「もしかして木の上にいたのも見つからないため?」
木の上を指差した後、小首を傾げて聞くユウナにティーダは頷く。
「だってさ、こんな日に練習なんてする気起きないッスよ。のんびりしたいじゃん」
「でも抜け出すのは良くないよ。もう、戻ったほうがいいんじゃない?」
海岸へ続く道のほうをちらりと見てユウナは心配そうに声を潜める。
「だーいじょうぶだって。ユウナはオレといるの嫌なの?」
「えっ? そ、そんなこと、ないけど……」
「だったらさ、ここで過ごそうよ。時間、あるんだろ?」
彼の誘いを断る術など彼女は持ち合わせていない。
「うん」と頷いて、彼に手を引かれるままに最初に見つけた大木の下に歩く。
木陰が出来ているところで二人して腰を下ろした。
「でも、どうしてここで寝てるのが分かったんすか?」
草の上で寝転んだ格好のティーダが驚いた風に聞いてくるのに、ユウナはくすっと笑う。
「だってブリッツボールが落ちてたから。こんなところで見つけたら不思議だと思う
でしょう?」
「そうなんだ。見つからないように隠してたんだけどな〜」
少し離れた草むらに隠していたらしいのだが、どうやら穏やかな風に乗せられて道に
出ていたらしい。
まったく内緒ができないよなと苦笑しながら青空を見上げる。
「こうやって昼間にいるのって久しぶりだよね」
ユウナも青空を見上げたままだったが、穏やかな声で話し出す。
昼間はティーダはブリッツの練習で海岸にいるし、ユウナは寺院で訪れる人々の話を
聞いたり書物の整理などを手伝っている。
もちろん、寺院にいる僧官は大召喚士さまにお手伝いなど――――とかなり遠慮して
いるようだったが、彼女の「何もせずにいるのは嫌だから」という意志は固かった。
生真面目な彼女らしいと言えばそうかもしれないけれど。
おかげで二人がこうやって外で会うことは難しくなっていた。
「今日、サボって正解だったな。こういうのスピラでは『エボンの賜物』て言うんだ
ろうな。まあ、今では言わないんだろうけど」
「わたしもここでキミに会えるとは思わなかったからびっくりしたけど、そうかも
ね」

隣で寝転がっているティーダの顔を覗き込むように近付けてユウナは穏やかな笑みを
浮かべる。
「ここでユウナにキスできたら更にそう思えるんだけど」「えっ!?」
悪戯っぽく笑いながら言われたものに思わずユウナの顔は真っ赤に染まる。
妙に頬が火照ってしまって思わず彼を覗き込んでいた身を起こそうとした。
しかし、それを彼が許してくれるはずもなく、半身を起こして彼女の肩に腕を回して
引き寄せようとしたとき――――。
「ユウナ様! どこにおられますか?」
どこからともなく聞こえてきた声に二人は驚いたように顔を見合わせたが
「ユウナ、こっち!」
肩に回していた腕を解き、手を掴むと声がするのと逆のほうに回り、彼女を大木に凭
れさせた。
ティーダは持っていたボールを草むらのほうに放り込む。
「風に運ばれないかな……」
「大丈夫だって。ボール抱えたままだとユウナを隠せないだろ?」
袖、握ってたほうがいいッスよと耳もとで囁かれ、ユウナは慌てて自分の着物の袖を
腕に巻きつけた。
隠れている間、ユウナの鼓動は高鳴ったまま。
いきなりキスされそうになったこと、それから聞こえてきた声から逃げるように走っ
たこと。
そして今、背中には大木、目の前には間近すぎるくらい近くにいる彼の間で身動きが
取れなくなってる状態で緊張していたこと。
ユウナの内面での変化にティーダが気付くはずもない。
しばらくするとユウナが歩いてきた方向から僧官らしき人物がやってきた。
辺りを見渡しながらユウナを探しているようで。
「どこに行かれたんでしょうな、ユウナ様は。『シン』を倒した時のことを聞きた
がってい る人が来ておられると言うのに――――」
二人が近くにいるのを知ってか知らずか、僧官はそう呟いた後、再び歩き出した。
ティーダがその場から去っていく僧官の姿を木の間から覗き込む。
彼の黄金色の髪も結構目立つので、そんなに顔は出せないのだが。
僧官の姿が完全に見えなくなったのを見届けた後、ティーダは目の前にいる少女の顔
を見た。
少し頬を赤く染めたまま俯いている彼女を。
「ユウナこそ、サボってるんじゃないすか」
「こういう穏やかな日は外に行きたかったから……」
心なしか張りがないユウナのそれにティーダは思わず吹き出した。
「お互いさまッスね」
「……そうッスね」
小さくだけど返されたユウナの声。
「さっき散歩だって言ったけど、ホントはキミに会いに行ってたの。こんな日ってキ
ミに似てるなって気づいたら急に会いたくなったんだ――――」
続いて聞こえてきたものは彼を喜ばせるのにはあまりにも十分すぎて。
告白したものの何も返してこないティーダが気になって顔を上げると、目の前の少年
の顔が少し赤くなっているようにも見えて。
上目遣いで見つめるユウナのオッドアイと目が合うとティーダは照れ隠しのように頭
を掻いて視線を逸らした。
「キミでもそんな顔になるんだね」
落ち着かない彼の様子にユウナは新しい発見というように表情を明るくした。
いつも彼の言動にどきどきしていた彼女がこうやって彼を動揺させるなんてないと
思っていたから。
「そんなこと言われたらすっげー嬉しいって!」
赤くなった顔を隠すように俯いたままだけど、口調はすごく嬉しそうで。
そして大木に左手をつき、空いたほうの手でユウナの頬を優しく撫でる。
次に何が来るのか気付いたようで、彼女はゆっくりと瞳を閉じた。
木陰で交わされるやさしいキス。
こんなひだまりの下で日差しのように温かいぬくもりに身も心も包まれながら
ユウナは心の中で呟いた。
『これもエボンのたまものだね』

終わり
(以上です…また何か思い付いたら書きます、おやすみなさい)
27名前が無い@ただの名無しのようだ:02/04/22 13:26 ID:T7bgtPFk
 こちらでは1月末辺りに発売されたFFXを、週末にちまちまと進めること3か月。
やっと本日クリアいたしました。余韻に浸りつつ、あのエンディングはどうよ?と他人
のコメント等を見てみるつもりで2chに来てみたら、あらびっくり。凄い小説があるで
はないですか。3時間程かかってPart2(EX)の小説を一通り拝見しました。皆さん文豪
ですね、すばらしいです。特に伝説の661さん(=蜜國さん ですよね?)の描写が
最高。あと、694さん、722さんの作品も良かったです。Part3が読めないので、
他の作品は暫く待たなくてはならなのが残念です。

追記
 作品を拝見していて気付いた点ですが、ティーダ(Tidus)の台詞が『〜ッス』
で終わっていますね。これはちょっと軽すぎです。やはり日本語を当てるべきではない
ような気がします。Tidusは普通だったけど、JechtとAuronはもう、それはそれは
渋かったです。
>>27
『〜ッス』は、ティーダのステータスだと思うんだが……
>>28
sageになってないし……
大人しく逝ってきます……
30R@no-name:02/04/22 22:37 ID:???
        新スレ感謝しまズサー     |
   ___  __________/
        ∨     プルルンッ ゚    。    
          o゜ 。   ゚    o (
        ,, /(  ゜   。 ゜   (´´;;
       / ゚o\ ) ゜  (´´ (´⌒(´´
    と(´Д` と⌒つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
          ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;

某事情により激しく沈んでましたが原稿はチャソと進んでますから
後日ウpしますのでおながいしまそ

シリコーンで顔面型取りしつつ逝ってきます
新スレ出来てて良かったよ〜。

蜜國様の続きが読めないのはものすご〜くすご〜く・・・(小一時間)残念だが、
R@no-name様が帰ってきたし、新しい方々もいるのでこれからが楽しみだ。
>>3-5
エロじゃないけどいい!FF7マンセー!
こんどはエロも出来たらお願いします。
33R@no-name:02/04/26 00:10 ID:???
はい続きいますですよー
   //////////

 小さな茶杯は、瞬く間に底が露わになった。
「お気に召されましたか?」
「……はい」
 器に残った滴も余熱で気化し、香りを含みながら淡い蒸気となって立ち上っ
ていった。
 胃の辺りが、微かに温く感じる。
 帯の下から奇妙な唸り声がしたのは、その直後のことだ。
「やっ!」
 直ぐさま腹を押さえ込んだ。
 シーモアは手を口に寄せ、目を細めて笑った。
「おや? そちらはもう降参のようですね……どうです? デザートだけでも
味見されてみては?」
 頬の辺りから上に向かって、一気に熱が広がっていった。
「あ、あのっ、後でちゃんと食べますから……その、そこまで御心配されなく
ても……!」
 ユウナは、顔を伏せたまま早口で言った。
「では、残してきた仕事がありますので、私は失礼しますよ。食器は入れ替わ
りに来る使用人に下げさせるように言っておきましょう」
 そう言って静かに一礼すると、シーモアは背を向けて、部屋を去ろうとした。
「……待ってください」
「何か?」
 振り返るシーモア。後ろに流れる鎌の形に湾曲した枝髪は、成熟した雄山羊
の角を思わせた。
「わたしからも、話したいことがあるんです。後でまた、部屋に来ていただけ
ませんか?」
「それでは、なるべく静かな時間に伺うことにしましょう。よろしいですか?」
「はい、お待ちしています」
34R@no-name:02/04/26 00:12 ID:???
   //////////

 寝室の窓からは、中庭を一望することができた。
 夕食と沐浴を終え、ひとまず寝間着に袖を通したユウナは、寝台に脚を伸ばし
て座り、蓮池と月の風景を眺めていた。
 ほぼ真上の満月からの光が水面に弾かれて、白夜連の花を一段と青白く輝かせ
ている。美しいが、儚げな景色だった。
 玄関の呼び鈴が訪問者の到着を知らせた。
 寝間着の上に薄手の羽織を掛け、ユウナは、明かりを点けながら小走りに玄関
へ向かった。
「遅くなってしまった。申し訳ない」
 シーモアは法衣よりも簡素な、墨色に近い藍と水浅葱色に染めた着物を纏って
いた。
35R@no-name:02/04/26 00:15 ID:???
「どうぞ、上がってください」
「このような夜更けに訪れることになった次第を、どうかお許しください」
「いえ……来てくださって、本当に感謝しています」
 ユウナは、シーモアを客間へ案内した。
「あの、お掛けになりますか?」
「お気遣いなく。このままで伺いましょう」
 部屋の中央で、向かい立つ二人。
「ユウナ」
 昼間のことが頭に浮かび、どうしても、顔を伏せてしまう。
 シーモアの視線を、恐れていた。
「話を、聞かせてください」

   //////////
警告でちたよウトゥ……
またちょっと沈みますのでよろひく〜
36名前が無い@ただの名無しのようだ:02/04/26 16:43 ID:M5p/RJ6k
下ーがーりーすーぎー。
37R@no-name:02/04/28 03:44 ID:???
  ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
=( ´∀`∩< 保全ー
         \_____
千一夜スレ落ちちゃったみたいだね・・
39ギコガード ◆FFDQ/roc:02/04/29 15:34 ID:???
>38
ガーソ・・・
新マシン購入で環境移行している間に・・・
次の更新はいつ予定ですかー!!!!!>ギコガードさん
続きを待ってます。
42R@no-name:02/05/01 04:36 ID:???
おはよう日本。そしてお休み自分<殴
   //////////

 ユウナの手を包み、しっかりと力をかけて握ってくる。
 生を持たぬ身体だというのに、その手のひらは温かで、口元は柔らかな
微笑みを浮かべていた。
「シーモア……わたし、貴方を好きになるのが怖い」
 瞼に焦げ付いた光景。彼方を向いた瞳が、生命を失った唇が、ユウナの
目の前に被さって、離れない。
「何を恐れているのです? 私が死人だからですか?」
 瞼の縁が、じゅっと熱くなった。
「わたしは、人を好きになったことがありません。だから、貴方を好きに
なってしまうのが、何か……自分が変わってしまう気がして」
 シーモアが肩を掴む。
 自ら腕を回しながら、ユウナは、震えを帯びた声で言った。
「シンのこと、スピラのことも何も、他のことが考えられなくなってしまいそう
なんです! そんな、自分がそんな人間になってしまうのが、怖くて……!」
 胸の中に引き寄せられ、きつく腕で縛られた。
「変、ですよね? ……こんな風に、男の方に抱き締められたこともないん
ですよ?」
 氷の爪で切り裂かれ、無情な刃に貫かれることを、ユウナは願っていた。
 一思いに奪ってくれるのならば、相手を憎み、恨むことも出来るのに、
シーモアは優しくて、温かい。

   //////////
一人スレは……ツライなぁ(´・ω・` )ショボソ
最萌えでもりあがってるからね
待ってました!
きしょい
保全カキコ
R@no-name様ガンバレー!!
コソーリ応援してます!
私もひそかに応援中( ´∀`)
私も
50R@no-name:02/05/06 00:37 ID:???
   //////////

「そうやって、自分を閉じ込めたまま……貴方は、生きてこられたのですね」
 男の手が、顔を上げさせ、頬に流れる滴の跡を拭う。
「わかりました。明日からは一切、私は貴方を愛することはないでしょう。貴方
も、私という男に抱いた感情は、全て捨ててください」
「何故です? ……わたしと結婚すると、貴方はおっしゃったではないです
か!?」
 シーモアの唐突な発案に、ユウナは、戸惑った。
「恋人と配偶者は、違うものなのですよ」
 ユウナの涙で濡れた指が、唇の上に重ねられた。
「私にとって、貴方は大切な人です。しかし、そう思うことがユウナを苦しめる
のならば、私はこの思いを捨て、感情を偽ることもいとわないのです」
 爪の先が、唇の隙間をなぞるように移動し、その手が頬に添えられた。
「もし私が、貴方への感情を捨てることが出来なかった時は、どうぞ、迷うこと
なく私を異界へ送ってください」
 シーモアの瞳が迫る。
「ただし、貴方が私を断ち切れなかった時には……その身体、朽ち果てる
まで私のものになっていただきます」

   //////////
多謝×10000!!>all
51R@no-name:02/05/06 03:19 ID:???
事故レス>
モアシーの最後の台詞、「いただきますよ」の方がヨカッタカモ...
「ます」でも断言しる風味で又良しか
自分で言うのもびみゃうだけどね……(w;
「いただきます」でいいと思う。

いや、
「いただきます」がいいと思う。

R@no-nameさん頑張って!
53名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/07 18:30 ID:wzQlenlM
保全!! R@no-nameさん自分のペースで頑張って下さい!! 
全力をageてこのスレは落とさん!!
同じく!
age
56にゃんまげ:02/05/09 22:15 ID:???
だれもいない…
書き込むなら今のうち…

 マカラーニャの森、青い光に満たされた聖なる泉。
 月光の下、二人の想いが一つになった。
 身体を寄せ、唇を重ね、手を繋ぎ、ただ流れに身をまかせた。
 二人の間をさえぎるものなど、何一つ無い……何一つ……

 それが悲しい錯覚に過ぎないことは知っていた。
 出会った時より少し逞しくなった少年にきつく抱きしめられ、ユウナは至福の喜びを感じながら、ふと悲しい結末を思った。

 わたしには、使命がある。
 自分の命と引き換えになるとしても、果たさなければ。
 そういう生き方を、選んだ。

 引っかかった棘のように、小さく、しかし消えない痛みだった。
 今だけは忘れたい、と願った。

 ずっとこんな時間が続けば良いのに。
 一夜の夢でしかないなんて。
 
 至福の余韻がまだ残る中、二人並んで膝を抱え、無言で泉を見つめていた。
 泉の光は天の星へ向かうようにゆらゆらと立ち上り、夜の風に溶けていった。 
 ときおり、少年が手を伸ばしてユウナの黒髪を撫で、梳いた。
 ただそれだけのことでも、耳や首筋に指が触れるのを感じるたびに、震えが走った。
 鼓動の音を聞こえてしまうのではないかと、奇妙な焦りを感じた。
 落ちつかなげな様子に気づいてか、少年が顔を覗き込む。
「ユウナ、寒いのか?」
「……ううん」
 深い青の瞳に見つめられると、恥かしいような気がして、下を向いて首を小さく横に振る。  
 すると、肩を軽く叩かれた。置かれた掌の感触が、暖かかった。
 気遣うような、少年の声を聞くまで。
57にゃんまげ:02/05/09 22:19 ID:???
R@no-name様の祭りに乱入してスマンです。
でも、まだ続く予定…許してちょんまげ。

かー、酒入ってなきゃできねえなぁ、こういうことは。
58名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/09 23:04 ID:fUhWIjJ6
ティユウいいですな・・・じゅるり・・・
さげ忘れ逝ってきます。。。
3〜5はパクリですよ。
よく行くHPの小説です。
そこはエロはありませんしそこの管理人さんが
ココに載せるとはとても思えません(苦笑)
6160:02/05/10 18:07 ID:???
もし3〜5を載せたのがそこの管理人さんでしたらスミマセン。
でも絶ッ対ありえない!!(笑)
万が一そうじゃなかったら謝罪してくださいね。
21〜26もたぶんパクリだよ。
63にゃんまげ:02/05/11 01:56 ID:???
ちまっと続きをば…コソーリ


「そろそろ、みんなのところに戻ろうか?」
 はっとした。
 キリ、と胸が痛んだ。 

 ---もう、この夢は醒めてしまうの?

 このまま、朝が来て、そうして再び旅が始まる。
 あとどれぐらい、一緒にいられるのだろう。 
 きっと、遠くない未来に、別れが訪れるだろうに。
 淋しかった。とてつもなく。
『もう少し、側にいて』 
 声になりかけた言葉は、無理やり飲み込んだ。
 
 キミとずっと一緒にいたいけど、きっとそれは無理だから。
 これ以上、好きにならないようにするよ…… 

「うん……先に戻る?」
 顔を上げることは、できなかった。瞳の奥が熱い。涙を隠した声は、わずかに揺れた。
「はーい」
 少年が立ち上がる。
 しっとりと濡れた草が、足元でかすかに音を立てた。踵を返し、元来た道を引き返そうとしている。
 2、3歩、遠ざかる気配。

 これで、いいんだ…… 

 心臓が凍りつくようで、けれど胸には熱いものがこみあげてくる。ひとりでに頬がゆがむ。歯をくいしばっても、もう抑えきれない。
「う…うぅ……ッ、うっ……」
 目の端から熱い雫がはらはらと流れ落ちた。鼻の奥がツンと痛い。たまらずに両手で顔を覆う、その隙から声が洩れた。
 今、泣いたらいけない……わかってはいても、どうにもならなかった。
ギコガード様
前スレの229〜237の蜜国さんの作品は保管サイトに載せないんですか?
Awakenという題のです。
65ギコガード ◆FFDQ/roc:02/05/12 01:59 ID:???
前スレの小説で完結してるものは保管しますよ〜
パクリ疑惑がでてますがw
どうされます?

こういうこともあるんだね
67R@no-name:02/05/12 04:11 ID:???
``)                人おひさしズザーーーーーーー
⌒`)`)            / |l \
≡≡≡;;;⌒`)≡≡≡⊂´⌒つ´∀`)つ
;;;;⌒`)⌒`)""""""""""""""""""""""""""""""

しばらく来ないうちに随分場の雰囲気が変わってしまったような……
転載を肯定するわけではないですけども、あましそーいう指摘合戦とかは
度が過ぎると余計な厨を呼ぶので勘弁してホスィ

(wにゃんまげ様ファイツv
68ギコガード ◆FFDQ/roc:02/05/12 06:14 ID:???
転載ものはもとより保管してないっす。
疑わしきは……どうしようかな。
スレそのものは保管してるから今更かもしれないけど。
21〜26は実際に載せてるサイトがありますよ。
7064:02/05/12 19:38 ID:???
「Awaken」は完結してるやつです。蜜国さんが他の小説の執筆中に
ちょっと別のものを・・・って感じで載せたものです。
できれば保管して欲しいです・・・。
71ギコガード ◆FFDQ/roc:02/05/12 22:43 ID:???
蜜国さんのお話と、今回転載じゃないの、と言われてる
話とは別だと思うんですが……。
一応、ぐーぐるで調べてみますよ>怪しいヤツ
7260:02/05/13 13:00 ID:???
指摘合戦とかする気はないです。
もしそういう風に不快に感じられたのならごめんなさい。

でも3〜5の小説は私が昔から大好きで
ずっと通ってるサイトの小説なんですよ。
それも記念すべき1作目。
だから私にとっても大事で思いで深い物なんですよね。
もし転載したのがそこの管理人さんだったら良いなぁと思ってます。

私もこのスレは好きなんで余計に無断転載とかは許せない所あります。
73業務連絡:02/05/13 20:17 ID:???
ギコガードさんのおつかいです。

FFDQ最萌トーナメントにて自炊支援小説を書かれた方で、保管しても(・∀・)イイ!という方は
FFDQ千一夜物語 題(第)百八十五夜にアップして下さい。
ご協力お願い申し上げます。
失礼致しました。

ttp://game.2ch.net/test/read.cgi/ff/1021132657/l50
74にゃんまげ:02/05/14 00:07 ID:???
みなさん、マターリいきましょうや……
R@no-name神が嘆いていらっしゃる…・・

 すすり泣きが聞こえる。
 背後のユウナの様子に異変を感じ、ティーダは立ち止まった。
 振り返って見ると、うずくまったユウナの小さな背中が震えている。
「ユウナ……泣いてるのか?」
 答えは無い。ただ嗚咽だけが聞こえている。
「大丈夫か?」
 傍らに寄り地に膝をついて、ユウナの肩にそっと手を置いた。
 小刻みに震えていた肩が、びくん、と反応した。 
 やがて、ユウナはゆっくりと顔を上げ、ティーダを見上げる。
「ティ……ダ……あ……」
 何か言いかけるが、言葉にはならない。
 色違いの双眸から涙があふれ、睫毛を濡らす。
 ユウナはティーダの胸の中へ倒れこむように、しがみついてきた。細い指先が肩にきゅっとくいこんだ。
「う……ティ……っ、う、あぁっ……」
 ぽろぽろ、と涙がこぼれた。
 声をあげて、ユウナは泣いた。
 こんなに無防備な彼女を見たのは初めてだった。
75にゃんまげ:02/05/14 00:09 ID:???
本文が長すぎるってかちゅに怒られた…ショボーン


「ユウナ……?」
 突然の涙に戸惑いながらも、子供のように泣きじゃくる少女を強く抱きしめる。もともと小柄な少女の身体が、いつも以上に小さく感じられた。
「どうしたんだよ、急に?」
 すると、ユウナはぶるぶるとかぶりを振る。 
「……何でも、ない……何でもないよ……っ」
「何でもないって、そうは見えない・……」
「違うのっ、何でもないのっ・……」
 叫ぶと、ユウナは突然ティーダを突き飛ばすようにして腕を振りほどき、身を引きはがした。勢いあまって地に手をつき、肩で息をついている。
 日頃のユウナとは別人のような様子に驚き、ティーダは眉をひそめた。
「ユウナ……どうしちゃったんだよ?」
「ごめんね……」
「いや、謝るんじゃなくてさ……ユウナ、どうしたいんだ?」 

 しばらく、ユウナはうつむいたまま無言だった。片手で目元をぬぐい、唇を噛み締めている。
 冷たい夜風が通り過ぎる。泉から発するほのかな光が、ユウナの濡れた頬を照らしていた。
 焦れたティーダがもう一度言葉をかけようとした時、ユウナはやっと視線を上げた。
「ティーダ……お願いが、あるの」
 掠れた声で、小さく言う。
「えっ……?」
 聞き返そうとしたティーダの前で、ユウナは自ら白い衣に手をかけ、肩からするりと滑り落とした。
ようやく見つけた、この次スレ……(遅っ

>R@no-nameさま
続きが読めてうれしいです(感涙

>にゃんまげさま
おお!じゅる〜。がんばってください〜!

>60
当方、そのサイト知らなかったんですが、文中の文章で検索かけたら
まったく同じ文章をのせたサイトが出てきました。
タイトル「戦う理由」ってなってましたけど、合ってます?
>>21-26も出てきました。
こちらは「ひだまり」となっていました。
前者はそのサイトさんへのプレゼント、後者はそれとは別サイトの管理人さんの作。
同一人物の可能性も捨て切れませんが……。

とりあえずはパクリであろうとなかろうと、他所で「保存されている作品」として
「千一夜物語」への保管はしなくてもよいのでは、と思いますがどうでしょう?>皆様
保全
にゃんまげ様待ち(笑)
79にゃんまげ:02/05/16 00:27 ID:???
あまり筆が早くないんですが、待ってくれる方ありがとうです。


 肘から先を覆う袖や、帯紐の結び目を、華奢な指先が迷いなく解いていく。
 はらりと衣が落ちて、ユウナの上半身が、夜気に晒された。泉のきらめきを受けて、透き通るような肌が青白く輝く。
 未だ完全に大人の女にはなりきらないほっそりとした身体は、どこか危うさを秘めた硝子の彫像のように美しかった。
 それと同時に、乱れた黒髪と胸元を隠す黒い下着とが、肌の白さとあざやかに対比して、清らかな中にもどこかぞくりとするような色香を纏わせている。
 地に膝をついたまま、恥らうように少しうつむいた横顔は、赤く染まっていた。
 何が起こっているのかもよくわからないまま、ティーダはただ、茫然と見とれた。

「ティーダ」
 震える声が、囁くように呼んだ。

「わたしを……抱いて」
  
 言葉の端は夜風に溶け消えた。木々が揺れ、ざわめく。
「……!」
 はっとティーダは我に返った。弾かれたように立ち上がり、少女の裸体から目を背けてくるりと後ろを向く。動悸が乱れ、頬が熱くなるのを感じた。
「ユウナ、何言ってるんだよ」
「だめ……かな……」
「冗談、だろ?」
 ユウナが冗談でそのようなことを口にするはずがないことをわかっていながらも、そう言わずにはいられなかった。
 嘘であってほしい。しかし、その願いも空しかった。
80にゃんまげ:02/05/16 00:30 ID:???
本文が長いとか、行が長すぎとか、いろいろ制約があるんだのう…知らなんだ。


「わたし、本気だよ……」 
 弱々しくはあるが、はっきりした意志のある口調だった。
 ティーダは、自分の中に、苦い感情が湧きあがるのを意識した。
 なおも続けようとするユウナを、ティーダは静かに、しかし強く遮った。
「止せよ」
 低く、力のある声。
 背後から、息を飲む音が聞こえた。
 もう一度、ティーダは繰り返す。
「やめるんだ」
 そう言うと、唇をきりと引き結んだ。
 少女が身じろぎする気配が、伝わってくる。
 しばしの沈黙に耐えかねてか、先にユウナが口を開いた。
「どうして……わたしのこと、嫌い……?」
「そうじゃない」 
 軽く首を横に振る。無意識のうちに握り締めていた拳に力がこもった。
「俺、ユウナが好きだ。本気で好きだよ。今まで、こんな気持ちになったことないぐらい……
 だから、ユウナのこと、大事にしたいんだ。……今はまだ、そういうことはしたくない」



据え膳食わぬはなんとやら…ふがいないティーダでスマンです。ゆるしてちょんまげ。
ドキドキっす!!
82R@no-name:02/05/17 02:46 ID:???
11ワショーイの最中、無事書き込めるのか……ドキドキ
   //////////

 ユウナは、息を封じられた。
 シーモアが唇を堰き止めていた。
 花束に顔を押し付けたような、むせ返るほどの甘い目眩は、唇の拘束が
解けた後も続いた。
 意識が頭から抜けてしまいそうになる。酷くのぼせた時の感覚に似ていた。
「今宵、我が思いの全てを、貴方に託します」
 隠喩を匂わせる言葉。
「わたしは……貴方を愛せるのでしょうか?」
 経験のない行為への恐れが、胸を騒がす。
「不安ですか?」
「……はい」
 シーモアは腕を解き、ユウナの肩に手をかけた。
「行きましょう、ユウナ」

   //////////

 *-------------------*
 |こ こ ま で 書 い た|
 *-------------------* と(w
ご両名、頑張って下さい
84奈々氏:02/05/17 09:37 ID:???
良スレマンセー (*⌒ヮ⌒*)ワーイ

がんばれ!名作家さん!ここのファンです!

マターリ鑑賞させていただきます
うまいなぁ。
プロの方なのかと思ったりする。
86にゃんまげ:02/05/17 23:03 ID:???
R@no-name様がいらした!
ええ感じのチューでドキドキであります。ここからいよいよですか!?

定期的に保全してないと、11スレに流されて消滅しかねないですな。
むう
「クラウド…」
ティファが喘いだ。
クラウドは角度を確認しながらゆっくりと侵入していく。
とろとろだけど、キツイ。
亀頭の先端の穴の内側までむかれるように柔襞にしごかれながら、クラウドは太い吐息を洩らした。
奥まで落ち着くこともせずにすぐにまたゆっくりと引き抜いていく。
「あぁあ…ぁん……っ…」
ティファが腰を切なげに、小さく振った。
目を閉じ、ゆたかな乳房が上向いて、彼の動きでふるっと揺れた。
そのわずかな動きで、クラウドの理性が吹き飛んだ。
ドキドキ待ち・・・
「…………」
クラウドは短く息をつくと、無言で激しく動き始めた。
ずりゅ…ぶちゅ…ちゅっ…
卑猥な音響が濡れて暖炉の前に響く。
「うん…あん…あぁん…んっ…んっ…」
ティファが腰を、彼の動きに合わせて打ちつけはじめた。
絶妙のフォローに、クラウドはさらなる熱意をもって応じる。
ずちゅ、ずっ…ずん、ずん、ずんっ!!
ティファがうわごとのように喘いでいる。
「ああ…あん…クラウド…すごい…すごい…ん…ん…ぁん…あん…!!」
クラウドは彼女の両脚を膝で折り曲げ、胸のほうに押しつけた。
あらわになった結合部分に全体重をかけて、動き続ける。
キツイ。
すごく、きつかった。
ティファが叫んだ。
「あぁーーーーーーーーーーーー!!!っクラウ…」
クラウドが引き抜くたびに、その幹に彼女の柔襞の内側がめくれあがってまとわりつき、露出される。
彼女の体液とクラウドのそれが交じり合って白濁し、泡さえたっていく。
彼が赤黒く脈打つ幹を引き抜くたびにそれは共に溢れだし、ティファの尻の曲線を伝わってつう…っと落ちて行く。
もはや、ぷちゅ、などという生易しい音ではなく、ほとんどぐっ、ぐっ、という重みのあるツラそうなまでの侵入の感覚音だった。
その音に、クラウドが貫くたびに一緒に流入するわずかな空気が彼の侵入のたびに無理やりに排出される、ぶ…ぶっ…という響きも、規則正しく混じっている。
卑猥そのものの音響だった。
「はッ…あ…ん、あ…あは…ぁ…!!くっ…」
突入のたびにティファは毛皮の上までずり上がり、引き抜かれるたびにわずかに戻る。
彼女はすっかりクラウドの動きによりもたらされる感覚に没頭して、目を閉じ、美しい顔を真っ赤にしてメスの声を混じらせて喘いでいた。
「もっと…ぉ…あっあっ…!!…クラウド…」

今夜はもう寝る
続きいる?
89の者ですが、割り込んでしまって申し訳ないです。
続きがあるのならば読んでみたいっす・・・
9388:02/05/20 10:17 ID:???
りがとー
名作続き待ちの暇つぶしにでも読んでね

じゃ今夜続きうぷするー
ここも人が少なくなったのう・・・さびしい限りじゃ。
でも告白してしまうよ・・・アーロン×リュックが読みたい、ってさ・・・
誰かお願いします「おっちゃん」で・・・
さきほどから窓枠ががたがた揺れているがクラウドとティファはその音に気付いてもなかった。
小さなアイシクルロッジを取り巻く森は風で重くうめいていた。
今夜は吹雪になるかもしれない。
二人のリズムは激しいまま一定し、うわごとのようなティファの喘ぎだけに神経を集中させながらクラウドは動きに没頭していった。
…いつも気をつけていたが、もう今夜はこのままフィニッシュまで突っ走っても構わないような気がする。
ティファはすっかり快感に酔いひしがれて彼をただただひたすらに受け入れている。
長いまっすぐな髪の毛が乱れてぐしゃぐしゃになり、頬や額に汗に濡れてまつわりついているが全く意に介していない。
これまでの長い旅で両手の指よりは少し余る程の機会を見つけて彼女を抱いたが、両者とも今夜ほど行為に夢中になったことはなかったかもしれなかった。
いつも仲間の誰かに気付かれないよう気配を殺し、喘ぐ声すら潜めていなければならなかったからだ。
だが今夜は夢中になりたかった。
もう何も考えたくなかった。
エアリスがいなくなってから、クラウドがますます”おかしく”なってから…終焉を迎える予感に二人共がそれぞれ、いままでになく強く捕われていた。
クラウドは上体を曲げるようにティファの胴を抱き、(呼吸が荒いので、囁きより数段乱暴な響きだったが)彼女の耳元に囁いた。
「ティファ…このまま、いいか?」
「んー…あ…ぁ…あ…あっ…」
ティファはうっすらと目を開けて、彼の顔を見た。
反射的な動きだろう、クラウドの首に腕を廻してできるだけ近くに引き寄せる。
「ん…あ、あん……いいよ…いいよ、はやく…」
潤んだ瞳がクラウドの視線を捉え、にぶくうっすらと理解の色を刷く。
「クラウド…きて…きて…ん…っ…クラウド、きて……」
ティファが喘ぎながら、抑えが一気に弾け跳んだような勢いでむしゃぶりついてきた。
腰がひたと密着し、滑らかな脚がクラウドの腰を絡めとる。
一瞬乳房にむにゅっと顔の全面を塞がれて呼吸不可能になり、クラウドは慌てて彼女の腕を振り解いた。
「…ティファ」
彼女はクラウドの両耳のあたりを両手で強引に挟み首を曲げるようにして近寄せると、我慢できないせつなさを滲ませた濃厚なキスをしてきた。
その唇をわずかに離して、弾む喘ぎを抑えながら小さな声で囁く。
「お願い!…ねぇ…、はやく!」
「……」
一瞬頭がくらくらして、クラウドは彼女を凝視した。
このままでは情熱のまま主導権を奪われてしまいそうだ…それでも一向に構わないが…だが、やはりクラウドはティファの両手をとると、掌をあわせて敷いている毛皮に押しつけた。
いつのまにかかなり端まで移動していたので暖炉の熱で乾いた木の床に直接、はみ出したティファの手の甲が当たる。
見ようによってはロマンティックな情景だがクラウド側の意識としては彼女を抑えつけて思い通りにしたいだけでほかにさしたる理由はない。
ティファも彼の意向を感じ取ったらしく、どこか酔っ払ったような視線を妖艶な感じに漂わせて我が身の不自由ぶりを受け入れたようだった。
やわらかく隆起した胸が短く浅い呼吸とともに気持ち良さそうに揺れ、暖炉の炎のあかるさを受けて輝く。
暗く磨り減った床と敷物の上で、そこだけが生きている証の世界のようだ。
無言のまま彼は彼女を眺めおろし、わずかな間中断していた動きを再開した。
「あ……はぁ…ん…」
満足の吐息を洩らしてティファが抜きかける指を、体重をわずかに傾けて握り締め、抑えつける。
「ん……ん…クラ…ウド……」
ティファは肩をゆらし、両手を振りほどくことができないのを確認すると、再び縫いとめられている腰で彼の動きに応えはじめた。
柔軟なリズムで、何度も何度もクラウドのものをしめつける。
クラウドの脳裏で、初めてミッドガル7番街のセブンスヘブンで抱いた時の彼女の反応が、今自分の下でセクシーきわまる姿態で揺れている彼女の姿にだぶって消える。
あの時は無理矢理に近かったが。
クラウドの喉を、知らないうちに言葉が擦り抜けた。
「ティファ…俺は」
ティファは、紅潮した顔をわずかに仰向け、蕩けた瞳で彼の視線を捉えた。
「あっ…ぁっ……ふぁ…あ、な、なぁ…に…?…」
俺は、”クラウド”だよな。
続く言葉を低く鋭い呼吸と共に飲み込んだクラウドは、口を引き結ぶと彼女の緩やかに開いた唇を奪った。
おわらねー
じゃまた
イイ!!イイ!!!!!(;´Д`)ハァハァ
素敵すぎるっっ!!!ハァハァハァハァ
期待の新人、88様登場だす〜!!良すぎるぞい!!
ありがとー
お目汚しも今夜でおわり


「んぅ……っん……ん…」
「…………」
熱い吐息の渦からクラウドは勢いよく頭をあげ、ぶるっと大きくふった。
”なにか”をその動作で強引に払いのけ、表情を隠すように彼女から視線をそらす。
急に離れた彼の動きを追い、首筋や胸に細い唾液の糸を光らせながらティファがためらいがちに身じろぎした。
「…クラ…ウド…?」
そのわずかな呼び掛けに、喘ぎとは別の響きがじわじわと混じりこんでくる。
「…だ…」
だいじょうぶ…?
その形に開かれた、濡れた赤い唇。
掌から逃れかけたティファの指を力まかせに握り締めると、クラウドは彼女の中に遊ばせていたものを容赦のない深いストライドにのせて突きいれた。
「きゃぁっ!」
ティファが悲鳴に近い高い喘ぎを洩らした。
怒張しきった幹をかろうじてカリの部分がとどまるまで大きく引き抜き、再び埋め込む。
クラウドの背筋の流れが陰影をもって浮かび上がり、規則的にうねりはじめる。
クラウドの動きをわずかでもとめるつもりか、反対に同調するためか、ティファは拘束された手の許す限り上半身を彼に摺り寄せてきた。
乳房が激しい動きに押しつぶされるようにクラウドの胸にこすりつけられ、不規則に変形する。
見る見る間にその間隔が縮まっていく。
「……あっ、あっ…あっ………あっ!あっ!あっあっあっあっあっ…あぁああああっ…」
その波と共にティファの声もどんどんせっぱつまっていく。
ティファは閉じていた目をいつのまにか見開いていた。
潤んだそのふちが上気しきって、熟れた桃のような湿り気をはなっていた。
「あっ…だめ…あっだめっもう…わっ…!!!クラウド…早く、クラウド!!」
切迫するその喘ぎに完全に一致した、荒々しい行為に無言で没頭しているクラウドの声が低く絡まった。
「…俺もイく」
「………ぁ…!…」
掌を解放し、その手で彼女の腰を両側からわしづかみにする。
鞭のような厳しさで叩きつけるように最後の抽入を果たすと、クラウドは吼えた。
「ティファッ!」
ティファが頭頂部を、床一面に広がった自分の髪にのけぞるように擦りつけた。
そのあらわになった柔らかそうな喉から、いつもの彼女の声とは全く違ううわずった叫びが細く細く放たれた。
「ぁふ…っ……あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
解放された指先を掻き毟るかのように折り曲げてクラウドのわき腹に伸ばす。
その小さい爪先が食い込んでくる痛覚を、だがクラウドは感じなかった。
先走る予感が脊髄をかけぬけていく。睾丸が強く収縮する。深深と包みこまれた幹が限界まで膨張する。
馴染みのエンディング寸前のからっぽな瞬間、クラウドは眼前にぼんやりと見開かれたティファの深い色合いの目を覗き込んでいた。
彼にはわからない女だけの悦楽の極みに潤んだその瞳に満ちて溢れ、こぼれおちんばかりになっている涙を見た。
理由のわからないざわめきを湛えたその涙を彼は覗きこんでいた。
彼女の唇がふるえながら囁いた。
「クラ……」
強烈な快感が全てを漂白し凌駕して炸裂し、クラウドは食いしばった歯の隙間からうめきを洩らした。
「…うぅ…っ……」
精液の塊が脈打ち力強く打ち出されている短い時間、そのわずかな間彼は全てを忘れた。
不安も、呵責も、怒りも憎しみも悲しみも、必ず戻るとわかってはいても彼は忘れた。
忘れられた。
「…ああ…クラウド…クラウド…クラウド…………」
どこかで誰かが彼の体を抱き、彼の名前をずっとずっと囁いていた。

屋根の上を過ぎる風の向きが慌しく変わる。窓枠は相変わらずやかましく、伸び縮みする暖炉の炎の影が陰鬱に部屋の中を彩っていた。
よろい戸の隙間の暗い空間に灰色の雪が際限なく現れては瞬時に飛び去っていく。吹雪になったようだった。



                     完
105にゃんまげ:02/05/22 00:35 ID:???
官能スレって感じになってきましたね〜 88さんステキ…
こんな濃厚な作品の直後に、少女マンガチックな駄作でスマンです。モウシワケナイモウシワケナイ。


****************

 自分の思いを、きっぱりと告げた。
 何の代償も要らない、ただユウナを愛したい。
 初めて抱く思いだった。

 ティーダは女を知らぬわけではない。
 彼の居たザナルカンドでも、ブリッツは人々の最大の娯楽であり、ブリッツ選手、ましてエースであれば、常に華やかな環境に身をおくことが多かった。特に彼の場合、ブリッツにおいては偉大だった父を持つおかげで、ことあるごとに注目と話題を集めた。
 その気になれば、女を抱くことなど容易かった。
 有頂天になり、毎夜のように快楽に溺れたこともあった。
 しかし、虚しかった。
 互いに惹かれあっていると思うのは錯覚で、少女たちは「ザナルカンドエイブスのエース」しか愛してくれなかった。
 人気者のエースの内面の部分は、両親を亡くした孤独でさみしがりの少年だった。孤独な少年は、愛されることもなく、暗闇で喘いでいた。
 身体は満たされても、心は満たされない。
 満たされないとわかっていても、心の隙間を埋めるために、身体の繋がりを求める……悪循環。

 ユウナは、今まで恋した少女の誰とも違う。
 全てを受け入れてくれる女性。
 だから、自分もユウナの心の全てを、受け止め、受け入れたい。……それまでは。
 
「ユウナとはさ、簡単にそういう関係になりたくないな、って思う。だから」

 かつて、出会った少女たちのような、そんな真似はしてほしくなかった。
 そして、その少女たちを愛した時のようなやり方では、ユウナを幸せにできない。

「時間をかけたいんだ」
 
 ぽつり、とユウナが呟く。
「でも、もう時間がない、かもしれない」
>>94に今頃激しく同意
アーロンとリュック・・・想像しただけで萌え〜〜〜
作家さん、もしよければおながいします
107名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/23 08:05 ID:L2ud1IYE
夜に浮かぶ飛空艇。暗闇の部屋、男がまどろんでいると、ドアが開く機械音と
共に、聞き慣れた軽い足音が響く。
「ねえ、起きてる?」
ああ、と低く応えると、足音はベッドの脇までやってきて止まる。
かさかさと衣ずれの音がする。シーツの中に生まれたままの姿で潜り込んで来た
娘は、にこりと笑うと男を組み敷き唇を奪う。柔らかな舌は滑らかに唇をなぞり、
口の中に侵入して、彼の舌を弄ぶ。男はなされるがまま、その様を細く開いた
隻眼で眺める。
アーロンはいつも何も着けずに寝床にいる。それがもともと習慣なのか、彼女を
待ってのことなのか、リュックは知らない。
「…キスが上手くなったな」
「誰のせいだと思ってんのよ」
それもそうだな、とアーロンは苦笑する。目の前の渦巻く翠玉色の瞳。
ほんの少し前までは、恋に恋する少女だった。それが今はどうだ。アルベド族と
いうのは、こんな事にまで器用なのか。
「おっちゃん、何考えてんのよ」
リュックは拗ねたようにもう一度唇を重ねる。マットを沈めるこの大きな身体が、
はかないい幻光虫の集まりだなんて、嘘だよね。そう思いたいけれど、あたしを
あきらめさせるために、そんな嘘つけるような人じゃない。あたしがそれをよく
わかったのを知ったうえで、あたしを受け入れてくれたんだから。
「おっちゃんは止めろ」
咎めるふうでもなくアーロンは言うと、リュックの頭を引き寄せ軽いキスを返す。
こういうときのアーロンは、いつも優しい。抱き合うときも、まるでガラス細工を
扱うみたいに、大事に抱きしめてくれて。
その優しさに、あたし感謝してる。でも、時々不安になる。
「あのさ、アーロン…」
リュックはベッドに手をつき、アーロンの顔を覗き込みながら、胸につかえて
いることを、ぽつりぽつりと話しはじめた。
「アーロンって、いつも優しいよね。それって、あたしに…同情してる?」
108107:02/05/23 08:07 ID:???
恐る恐るアーリュ。
>94,106
こんな感じでいかがでしょう?
恥ずかしすぎて、とても読めないんですが、何か?
>>109
せっかく書いてくれた貴重なサービス精神の持ち主に対しその態度はどーかと
111GZ:02/05/23 15:54 ID:???
随分とお久しぶりです。
しかも今回は少しだけです。すみません。

 *

少年の話をするのは、キマリにも難しいこととなっている。
ユウナが出会ったのは一人の少年だ。父に続いて召喚士となることに一心に
なっていたユウナと、父の後を追うように彼女のガードになった彼は自然と
惹かれ合った。
それでも生じていた壁もやがて崩れ、ユウナはそのひたむきさで男を愛し、
そして彼に、真っ直ぐな愛情を注がれた。
そして彼女が自分の目的、・・・シンを倒し、召喚士としての役目を終えた
とき、彼女は彼を失った。
ユウナは、何か知っていたのだろう。知っていなくとも、この結末を心の
どこかで悟っていたに違いない。しばらく後で、彼について一度、触れたことが
あった。
「あの人がいたのはここじゃないから、自分の元いたところへ帰っていったのかな」
だがその帰っていったものが、ここにいる彼女の命を奪いつつある。
それでも少年についてキマリが思い出すのは、二人が心を通わせ合ってから、
何のてらいもない、真摯な目でユウナを見ていたこと、ただそれだけだ。

 *
112GZ:02/05/23 16:02 ID:???
ああ、官能からどんどん遠ざかっていく。
修行したいです。
わーいわーいいっぱーい嬉
油絵も水彩もそれぞれいいッス!
作家の皆さんがんばてー!!
GZ様!お帰りなさいませーー!
あぁぁよかった。スレッド復活!
(*⌒ヮ⌒*)ゞ
115106:02/05/23 20:00 ID:???
>>107
本当に書いて下さるとは!どうもありがとうございます!!感動です。
歳の差20歳の二人が・・・ああ、萌え〜〜
もしかして続きもあったりしますか?ドキドキ・・・・
続きでなくてもいい!
蜜国さんの小説を読みたいなぁ…
116のものです。
続きっていうのは蜜國さんのティユウ小説のことです…
誤解を招いてたらゴメンよ、107のお話の続きは読みたいんだ〜
蜜国さんのティユウ小説の続き楽しみにしてます

それにしてもここの書きて様達はみんなイィ!イィ!!最高です。これからも
がんばってください
R@no-name様ーーー。(´∀`)
シーユーの早く続きが読みたいよぉ。
いらっしゃいますかぁ?
ウズウズ。
同志よ合力いたそう
蜜國様ーーー!
R@no-name様ーーー!
スレッド復活万歳 (*⌒ヮ⌒*)/
読者は作家さんを待っている。R@no-nameさん、蜜國さん、GZさん
それに精鋭新人作家さん!
続きキボーーーーン
蜜國さんの小説、ほんっと読みたいです・・・・
光臨、キボン!!!!!
 そう言えば…誰かがどこかで「バレット×ティファ」を希望とか言ってた気がするけど、それってアリなんだろうか?
 いや、アリ…ってのは需要があるのかどうかって意味で。
 書いたのあるけど…アプしてみていいですかね?(聞く前にまずアプした方が早い…?)
>123
アリだと思いますのでアプお願いします。
楽しみ。
 わかりました。
 ではのちほど。
126125:02/05/24 23:55 ID:???
とか言いながらすぐ。
-------------------------------
 鷲掴みに握っても、中指と親指の間には1〜2cmもの隙間が開く。これほどまでに太い男根は、ティファの記憶の中にも彼のモノだけだ。
 しかも、硬い。
 剛直な男の剛健なモノだ。
 硬く、太く、そして黒いそれが、今はぬらぬらとした粘液にまみれて濡れ光っている。
 口を大きくいっぱいに開けて咥えようとしても、先端のくびれまで口に含むので精一杯だった。無理に咥えようとすれば歯で傷つけてしまいそうだ。
 ゴムのような触感の先端を、口に含んだまま舌で刺激をするが、すぐに顎が疲れてしまう。それでもティファはたっぷりと唾液をまぶし、両手を使ってしごいて刺激を与え続けた。
「おう、ケツをこっち向けろや」
 ティファの右太股をぐいっと引き寄せ、彼は彼女の丸い尻を覆うタイトスカートを捲り上げた。つるりとした尻の白い輝きと、それをわずかな布地で覆うパールカラーの下着が明かりの下に現れる。いつも身に着けている黒のスコートは、ここに来る前にすでに脱ぎ去っていた。
 シルクの下着は、彼女の秘部を覆い隠すにはあまりに心もとない。サイドは細く、バックも、ゆで卵を剥いたようなつるりとした肌が、半分以上もはみ出していた。
127126:02/05/24 23:56 ID:???
「なんだよ、色っぽいパンツじゃねぇか」
「いいでしょ。嬉しい?」
「バカ言え。どうせクラウドのためだろうが」
「当たり前じゃない」
「ひでぇな」
 言葉とは裏腹に、バレットの口調には面白がっている音があった。
 それも当然と言えば当然かもしれない。
 もとより、二人が今こうしているのは、決して愛情からではなかったからだ。
 バレットは、その妙に面積が少くなく扇情的な薄い下着をべろっと膝まで引き下ろすと、アイシクルエリアのクレバスのごとく深い亀裂に、左手の指を3本、無造作に挿し入れた。
「お。もうぐちゃぐちゃじゃねーか」
「んんぅ〜」
 バレットのモノを口一杯に頬張っていたティファは、くねくねと尻を振って抗議した。たっぷりと『蜜』は溢れても、まだ彼の太い指を受け入れるまでには、ほぐれていないのだ。
128127:02/05/24 23:58 ID:???
 バレットは逃げようとする豊かな尻を強引に引き寄せ、彼女の股間の造型を手探りで嬲った。ひくひくと蠢く『蕾』や、ぽってりとした肉厚の『花弁』、粘液でにゅるにゅると指から逃げる複雑な襞(ひだ)の薄肉などを、太い指に似合わない繊細さで愛撫していく。
「…ッ…やっ…」
 ぬぷりと彼の中指が『蜜口』に入り込んで来た時、彼女は咥えていた男根から口を離して肩をすくめた。
 ただの中指ではない。
 彼の指は、どの指も普通の男の2倍の太さがある。その指が思うままに蹂躙していくのだ。
「…んうう…う…うー…」
 びくびくと体を震わせながら、ティファは涙を流す。
 手に握った熱い激情の、そのぬらぬらと光る先端から唇の端までは、泡立った粘液が銀糸となって繋がり光を弾いて輝いていた。

続く
129128:02/05/25 00:18 ID:???
「クラウドはまだ知らねぇんだろ?オレとお前の関係をよ」
 ティファの股間のものを時に優しく、時にぐちゃぐちゃと音を立てて愛撫しながら、バレットはニヤニヤとした笑いを浮かべた。
 あの闘いが終わり、彼の右腕には生身のものと遜色の無い義手が取り付けられている。
 それは、奇しくも神羅のサイバネティクス技術の恩恵によるものであり、当初は彼自身、嫌悪の対象としていたものだが、今ではすっかり受け入れていた。
 良くも悪くも単純なのだ。
「彼…には…あぁ…言わ…ないでよ。私も…言う気は…これっぽっちも…無いんだから」
 とろんとした目付きで、憑かれたようにバレットのモノを嘗めしゃぶりながら、それでもティファは鋭い視線を投げかけてくる。
 バレットは「へっ」とその分厚い唇に皮肉を張りつけ、右手で彼女のタンクトップを捲り上げた。
 男根にしゃぶりついていた前傾姿勢の彼女の体の下で、たっぷりと重そうな豊乳が“ぶるん”とまろび出る。
「あいつに知られるのが恐いかよ」
「…当たり前じゃない。私、彼を愛してるもの。失いたくなんかないわ」
「だが、オレとこうするのも止められねぇ…と」
「クラウドじゃあこんなにスゴイの無理だもの」
「…あいつが聞いたら嘆くぜ?」
「だから言わないでってば。言ったらひどいわよ?」
 そう言いながら、バレットの黒い玉袋をきゅむっと握ってみせる。
 その拍子に、彼女の唾液と先端から漏れ出た粘液に濡れ光る男根が弾けるようにして刎ねた。
「気付いてんじゃねーのか?お前、シドやヴィンだけじゃなくタークスのハゲともヤッてただろ?」
「知ってたの?」
「なんべんお前とヤッてると思ってんだ?一発キメたお前がどうなるかくらい、クラウドより知ってるぜ」
「でもクラウドはきっと知らないわよ。彼の前では彼一筋だもん」
 ティファは、にっこりと笑いながらもバレットのモノをしごく手を止めなかった。
130128:02/05/25 00:19 ID:???
「クラウドはまだ知らねぇんだろ?オレとお前の関係をよ」
 ティファの股間のものを時に優しく、時にぐちゃぐちゃと音を立てて愛撫しながら、バレットはニヤニヤとした笑いを浮かべた。
 あの闘いが終わり、彼の右腕には生身のものと遜色の無い義手が取り付けられている。
 それは、奇しくも神羅のサイバネティクス技術の恩恵によるものであり、当初は彼自身、嫌悪の対象としていたものだが、今ではすっかり受け入れていた。
 良くも悪くも単純なのだ。
「彼…には…あぁ…言わ…ないでよ。私も…言う気は…これっぽっちも…無いんだから」
 とろんとした目付きで、憑かれたようにバレットのモノを嘗めしゃぶりながら、それでもティファは鋭い視線を投げかけてくる。
 バレットは「へっ」とその分厚い唇に皮肉を張りつけ、右手で彼女のタンクトップを捲り上げた。
 男根にしゃぶりついていた前傾姿勢の彼女の体の下で、たっぷりと重そうな豊乳が“ぶるん”とまろび出る。
「あいつに知られるのが恐いかよ」
あら?
ダブったΣ( ̄口 ̄;)
132129:02/05/25 00:26 ID:???
「知らぬは本人ばかりなり…か。ヤツも不憫だよなぁ」
 ティファの重い乳を粘液にまみれた左手で弄りながら、バレットは大袈裟に溜息をついてみせる。
「何言ってんの。彼以外の男にも抱かれて、彼の良さを再確認してるのよ」
「ヤツより具合良い男と合ったらどうすんだよ?」
「あら?知らないの?心と身体は別モノなのよ」
「…………答えになってねぇよ…」
「そう?」
 ティファはあっさりそう言うと、黒々とした玉袋の上から鶏卵より少し小さめなカタマリを“ぱくっ”と咥えこんだ。
 バレットに抱かれる事について、クラウドに対し罪の意識を感じた事は無い。
 まったく無いと言えばもちろんウソになるが、スポーツで汗を流す事と同じだと思えばどうという事は無かった。互いに愛情を抱いているわけでもなく、ただ快楽のためにのみ身体を合わせ、貪るのだ。
133132:02/05/25 00:27 ID:???
 けれど、バレットとの関係は、無ければそれはそれで特に構わないが、クラウドとの関係は終わらせるわけにはいかなかった。彼の存在あってこその自分だと思うし、彼から注がれる愛は、彼女をこの上も無く幸福にしてくれるからだ。

 彼の愛も欲しいし快楽も欲しい。

 その欲深い女の“業(ごう)”が、ティファに、愛しい彼に隠れてまでのバレットとの逢瀬を成さしめていたのだった。

続く (ひとやすみ)
134133:02/05/25 01:09 ID:???
…というか、本当に続いていいのか?
長すぎじゃあ…。
続きは明日…。
ハケーン!!バレティっす!!
123さんがんばってっす!
137>>133:02/05/25 20:39 ID:???
がんばらいや!!
138133:02/05/26 03:49 ID:???
「おう、そろそろいいだろ」
「ん…」
 バレットが、左手の指をぬるぬると濡らす粘液を、野卑な仕草でべろりと嘗めながら彼女を促す。
 ティファが気だるげに起き上がり、のろのろと立ち上がると壁に手をついた。
 廃屋の、薄汚れた壁だ。
 この辺りは夜半になると人通りも少なくなり、この廃屋に入る二人の姿を見咎める者は誰もいない。しかも娼館が周りに点在しているため、多少声を出しても聞き咎める者もいなかった。
 日が落ちれば、あちらこちらの娼館から、オンナ達の乱れて色づいた艶声が聞こえてくるからだ。
 二人は時間をずらしてここで落ち合い、外からは死角になるカラッポの部屋で抱き合う。この街に滞在してもう1ヶ月になるが、この街で行為に及んだのは、これでまだ2回目に過ぎなかった。
139138:02/05/26 03:50 ID:???
 バレットはいつも後からティファを責める。
 正常位や対面座位、屈伸位も試したが、彼の巨体に抱き潰されるような圧迫感を受けながらでは、とても楽しむどころではなかったため、他ならぬティファが嫌がり、いつからか後背位が主な二人のプレイスタイルとなっていた。
 重そうなティファの乳房が、前傾姿勢のため身体の下で砲丸のようにぶら下がってゆらゆらと揺れる。
 もちろん「ぶら下がる」とは言っても、だらしなくだらりと垂れるわけではない。
 あくまで身が“みっちり”と詰まっていながら、乳房の自重でどうしようもなく垂れ下がっている…といった感じで、その動きはまろやかで柔らかいのだ。
140139:02/05/26 03:51 ID:???
 それを、野球のグラブのように大きな手が、たぷたぷと揉みしだく。
 その上、太い2本の指で、恥ずかしいまでにぷっくりと勃起した乳首を、“きゅっきゅっ”と摘み潰されるようにされてはたまらなかった。
「くぅ…ああっ…んっ…」
 ビリビリと下腹の深い所、まさしく子宮そのものと乳首に、太い電気の線が繋がったように感じて、ティファは甘い声を上げ、淫汁の垂れ落ちる尻をくねらせた。

…ぶぶっ…ぶりゅっ…ぶぅぅ…

 その時、バレットの指で胎内に送り込まれた空気が亀裂を割って音を立てた。これにはさすがにティファも恥ずかしくなり、“かっ”と頬を染めてバレットから顔を背けてしまう。
141140:02/05/26 03:52 ID:???
 だがバレットは一向に気にした様子も無く、彼女のタイトスカートを更に上に捲り上げて完全に尻を露出させると、腰をしっかりと左手で掴んで固定した。
 そして右手を添えた巨大な男根を、ぬめりを利用してティファの豊かで引き締まった尻の間(はざま)へと押し込んでゆく。
「う…っ…ぐ…あ…ああ…あ…」
 それはまるで、拳骨をねじ込まれているような感覚だった。
 下腹部から内臓を押し上げ、圧迫される。
 ぐぐぐ…と肉がせりあがり、胃の中のものが込み上げてくるような錯覚さえ覚えた。フィストファックなどした事も無いが、赤ん坊の腕を捻じ込まれたらひょっとしてこのような感じなのだろうか?と思わないでもない。
 だがそれでも、まだ先端のくびれまで潜り込んだに過ぎなかった。
142141:02/05/26 03:54 ID:???
「ふあっ…あ…あ…あ…」
 今のティファの顔を見たならば、十人が十人とも「痴呆」と称するに違いない。それくらいにだらしなく、呆けたような顔で涎すら垂れ流していた。

 尻の中を、掻き回される感じ。

 ごりごりとした感じだ。

 クラウドのモノでは決して味わう事の出来ない感覚だった。
 彼のモノも硬さは文句無いのだが、この強暴な大きさと張り出した亀頭のエラの前では、大人と子供ほどの差があった。
143142:02/05/26 04:07 ID:???
「っおう…ふっ…」
 口を開けたまま、体をぶるるっと震わせた。堪えきれない快美感が、尻の奥から頭のてっぺんまでを貫いていったのだ。
「おお…あ…」
 涎が口の端からとろりと垂れて滴る。
「ああ…スゴイ…スゴイ…」
 うわごとのように呟きながらも、彼女の白い尻はもっと深くまで彼を迎い入れようとするかのようにくねくねと妖しく動いた。

 これなのだ、と思った。

 これが欲しかったのだ、と。

 愛しいクラウドとの優しい、愛情の溢れたセックスでも決して得られないものがここにあった。
 子宮口を強引に押し開かれ、奥まで捻じ込まれ陵辱されるような感覚。
 この暴力的な感覚は、クラウドではなく、この男…バレットでなくてはダメなのだ。
144143:02/05/26 04:19 ID:???
「ひいっ…」
 ずぶずぶと巨大なモノが尻肉を割って亀裂の奥深くまで入り込み、体を貫いてゆく。
 バレットは一度男根の根元までしっかりとティファの肉に埋め込むと、両手で彼女の腰を固定して今度は挿し入れた時と同じかそれ以上の緩慢さで“ぬるる…”と抜き出していった。
「いひ…ひ…ひ…ひあ…」
 まるで笑っているようだ。
 彼の強暴な激情が持つ“熱さ”に翻弄されていた。
 男根の、その先端の広がった傘の部分が、ティファの膣内の複雑な襞をこそぎ取るように動くのだ。
 知らずビクビクと痙攣するように身体が震え、垂れ下がった白い乳がたぷたぷと揺れる。彼女はすっかり顔を伏せ、いやいやをするようにゆっくりと首を振った。
 バレットが腰から、たっぷりと豊かでありながら瑞々しく引き締まった尻肉に両手を移した。そして程良く脂ののった丸い尻を“きゅむっ”と掴み、そのままパン生地を捏ねるようにして揉み始める。
145144:02/05/26 04:20 ID:???
「んあっ…やっ…あっ…」
 少しひんやりとする尻肉を押し開けば、そこにはココア色に染まりながら光の下で楚々と可愛らしくも感じられる『蕾(つぼみ)』が、彼女の『蜜口』の閉め付けと連動してひくひくと蠢いているのが見える。
 バレットは右の親指にたっぷりと唾液を塗りつけると、その放射状の皺に塗りつけてくにくにと揉みほぐした。
「…あっ…あっ…ああっ…あっ…」
 愛しいクラウドにさえ、まだ触る事も許していないそこは、実はもう既に彼以外の男によってすっかり開発され、開花させられていた。
 バレットにではない。
 他の男に、だ。
「…あひっ…ひ…」
 ずぷ…とあっけなくバレットの親指が、第一関節まで潜り込む。
 それだけでティファの尻はもじもじとじれったそうにくねり、彼女は嬉しそうに鼻を鳴らした。
146145:02/05/26 04:22 ID:???
続きはまた後日…

「まだ続くんかいっ!」

…すみません。もうちょっと。
…あと少しです。
アーロンリュック続きが読みたいです
それかリュックがまだ処女でアーロンに捧げる話。
148GZ:02/05/26 21:43 ID:???
こんにちは。更に続きを少し。

 *

夜半過ぎである。中で物音がしたかと思うと、入り口が開いた。
「キマリ、いてくれたんだ」
ユウナは伏せ気味の目をこちらに向けて、微笑んだ。真っ直ぐに目を見開くだけの
力がないのだ、と気付くと共に、彼女の来ているものが外出のためのもので
あることに目をとめた。
「少し、辺りを歩きたくなったの。いいかな」
「構わない」
即座に返答すると、はにかんだ。勿論、言外に、キマリもついて行くことを
含んでいる。
「良かった。リュックがもし起きたときに、私が一人で散歩に行ったままだったら
心配するよね。待ってて、書き置きをしないと」
二人は中に入った。既に火を入れていた灯りを彼が手にし、置いてあった紙の上に
掲げると、ユウナは頷いて、流麗な字で伝言を書き直す。やがて枕元に
置き直すと、「行こう」と、彼が上げていた入り口をくぐり、先だって歩き出した。
「リュック、私と同じ薬を飲んだんだ」
聞き取りにくいぐらい小さな声で、うつむきがちにそう言う。
察するに、リュックはユウナを安心させる為に、一緒に薬を飲んだのだろう。眠る
前、寝かせようとしてユウナの肩に手を回している様子まで思い浮かべられる。
「私、まだ、皆に辛い思いばかりさせてる」
「ユウナがいるだけで、皆、喜んでいる」
「うん。・・・」
頷いたきり、口をつぐむ。彼女も、十分に休養を摂らねばならないのは分かって
いるのだ。そして、誰よりも責任感の強いが故に、わずかに残った気力を、
そうしたことよりももっと他のことに費やしてしまう。
一度、人里離れたところから引き離すべきなのかもしれない。しかしそうすれば、
却って離れた町や村のことを気にするだろうし、何より、人里離れたところで人が
暮らせる場所というと、召喚士に縁のある地ばかりで、それはそれで、彼女に
否が応でも過去を思い出させてしまうだろう。
考えあぐねている内に、あてどなくユウナの足が村の各所をまわり、次いで足が
止まったのに合わせた。海岸だった。
149GZ:02/05/26 21:46 ID:???
「書き込みが長過ぎだ」とのお叱りを受けてしまいました。
こんかいはここまでです。それでは。
150名無し3:02/05/26 22:38 ID:9BHRN8pY
こにんちわ!だれかアーヴァインとセルフィ書いてくれる人いないですか?
151145:02/05/26 23:53 ID:???
 尻を嬲られるのは嫌いではない。むしろ好きな方だ。
 指でくにくにと愛撫され、嘗められ、ほじられる。実際にそうされなくとも、考えただけで身体に震えが走るくらいには、仕込まれていた。こうしてバックから激しく責められながら尻で遊ばれると、それだけで達してしまいそうになるのだ。
 けれどまだクラウドには、それをねだった事は無かった。
 彼は、まだ彼女以外にはほとんど女性経験の無い“子供”だったから。
「お前には感謝してるんだぜ?あの頃のアバランチの活動資金の一部はお前が稼ぎ出してたようなもんだからよ」
「なに…言ってるの…よ。ひっ…い…一部じゃなくて、ほ、ほとんど全部…じゃないの」
「そうだったか?」
「そう…よ。センブン…ス…ヘブンの稼ぎだけじゃ…無理…だったもの。毎日…大変だった…わ」
「けどよ毎日5〜6人咥え込んでたワリにはお前のココ、キレイだよなぁ」
 バレットは“ぬぬぬぬ…”と男根がすっかり抜き出でるかどうか…というところまで腰を引くと、壁に彼女を押し付けるようにして一気に刺し貫いた。
152151:02/05/26 23:54 ID:???
「ひぃんっ…」
 続けて“ぬっぬっぬっぬっぬっ”とリズミカルに油送を繰り返す。
「あ…ああ…あ…あ〜〜…あ〜〜…」
 苦しげな、それでいてイヤらしい情欲に濡れた啼き声だった。
 ティファは尻の中を往復するその熱い肉を楽しみながら、自分で右の乳を揉みしだいた。
「それ…あっ…はっ…な、成金のデブにも、言われ…たわ…」
「誰だよ」
「覚えて…ない、の?アバランチの…パトロン…じゃない…の。アレも、私が、たら…しこまなきゃ、お金なんて…1ギルも…ひっ…1ギルも、出しちゃくれなかった…わよ…きっと」
「馬鹿言え。あれで魔晄の過剰搾取に反対してる義勇の士だったんだぜ?」
 ストロークが長くなる。
 バレットは男根が抜け落ちる寸前まで腰を引き、根元まで埋め込むように腰を突き出す動作を、リズミカルに素早く繰り返した。
153152:02/05/26 23:57 ID:???
 小刻みな動きではないその油送は、ティファの身体を前後に動かし、彼女のウシチチ状に垂れ下がった重い乳をも激しく前後に揺らす。
「は、本気で、そう思って、たの?」
「冗談だよ」
「まったく、だわ。1週間に、1回、あ、あいつのオ、オモチャに、なるのが、が、一番嫌だったんだから」
 ハッハッハッハッと吐息も荒く、ティファは肩越しにバレットを苛立たしげに見た。
 が、バレットはその視線などは気にせず、後からティファの両乳を掬い上げるようにして両手におさめると、そのまま彼女の体を起こした。
「うっ…うう〜」
 深く、バレットが入ってくる。
「その後必ずオレとヤッたよな」
 わざとティファの耳元で、息を吹きかけるようにして囁くと、彼女はビクビクと身体を震わせながら妖しく微笑んでみせた。
154153:02/05/27 00:04 ID:???
 長いの出そうとすると怒られるので、ちょっとづつしか出せませんね。
 他の方のもあるので、今宵はここまでに致しとう御座います。
 
「まだ続くんか…」

 スマソ…。
155107:02/05/28 08:15 ID:???
>106,116
一応続きます。
恥ずかしい方はスキップでおながいします。

「同情、だと?」
怪訝な表情でアーロンは問い返す。
この娘から思いを告げられたときのことを、アーロンは思い出す。
出逢ったときから、強い眼の持ち主だと思った。スピラの常識に囚われず、疑念を
持てば、どんな権力にも噛みついていく娘。だからこそ俺は、この娘がユウナの
ガードとして旅に加わることを認めた。
行動を共にするうち、一つの思いが俺の胸を支配するようになった。
あのときの俺にも、この強さがあれば…
今更遅いことは百も承知だ。だが、そう思わずにはいられなかった。
「にぎやか担当」を自任するだけあって、明るい娘。その強さと明るさが眩しい。
俺の貫けなかった思いと、なくしてしまった明るさを持ち合わせた娘。いつしか
俺の中で、彼女は仲間以上の存在となっていた。それに気づいたとき、俺は己を蔑んだ。
自分の子供であってもおかしくない年頃の娘にこんな感情を抱いてしまうとは。いや、
それ以前に…俺は死人だ。
しかし、この娘はいつの間にか、俺を恋愛対象として見ていたらしい。
156107:02/05/28 08:15 ID:???
「あたし、アーロンのこと…」
次の言葉の予想は簡単についた。当然、拒絶するつもりだった。この思いは胸の中に
秘め、異界へと消えゆく。それが一番正しい選択だと思っていた。
飛空挺のデッキで、震える声で話しかけられたとき、平静を装って背中を向ける
ことしか、俺にはできなかった。恐らく顔を見れば、何も言わずに抱きしめて
しまっていたであろう。
諦めさせるため、俺は正体を明かした。
構わない。永遠なんていらない、アーロン。恐らく予想だにしなかった真実を
告げられて混乱し、それでも忘れることなんてできないと、余らせた左の袖を
握りしめ、泣く娘。
結局俺はその涙に勝てず、リュックを腕の中に収めていた。
その夜のうちに、俺は彼女を抱いた。
「早過ぎるってことぐらい、わかってるよ!でもさ、でも…」
俺も彼女もそれは十分わかっていた。しかし、二人の関係がもっと深くなるまで、
ましてリュックがその行為に相応しい年齢になるまでなど待てる筈もないことも、
痛いほどわかっていた。
それからは、残された時間を惜しむように、夜毎に身体を重ねるようになっていた。
通じ合っていると、思っていたのだが…
:         ふー、ふかきょ         
(18) 417: 45の食べ物 (35) 418: IQテスト@FF・DQ (4)
419: 看板の「いいえ」をクリックして飛ばされた奴→ (24)
420: 何故、FCFFのスレが無いのですか? (11)
421: ドラゴンクエストワールドグッズ! (25) 422: 灰原とマリベルは似てる (24) 423: 正しいことって何ですか? (66)
424: げれげれですが、質問ありませんか (80)
保全
159153:02/05/28 19:01 ID:???
「あ、あいつの、フニャチン咥えて、臭い…精液飲まなきゃ、ならなかった私…の…の身にも…なって…よね。あなたの硬いモノ、で…慰めて…ひんっ…もら…もらわなくちゃ…あっ…やってられなかったのよ」
 パトロンとなる代わりに彼女の体を要求した金持ちの肥満男は、ティファの『蜜口』よりも『蕾』の方を好んで犯した。とろとろに濡れた『蜜口』には何も入れてもらえず、彼に抱かれた後は体の疼きを抑えるために、いつもバレットに激しく突かれる事を望んだのだった。
 ゴツゴツとした大きな両手で重い乳を揉みしだかれながら、ティファは左手を股間にあてる。そして、びちゃびちゃと湿った水音を立てながら自分の中を出入りしている彼の激情に触れた。
 ぬるぬるとした粘液が太腿を伝い、脹脛(ふくらはぎ)まで垂れ落ちている。『花』はいっぱいに広がり、彼のモノを美味しそうに飲み込んでいた。
「そろそろイクぜ」
 バレットは再び彼女に壁へ両手を付かせ、たっぷりと豊かな白い尻を抱いた。

 ぬっちゅ…ちゅっ…ずちゅっ…じゅっ…

「あっ…あっ…あっ…あっ…あっ…あっ…あっ…」
 粘液の立てる水音と彼女の艶声は共にリズミカルだ。
 すぐに彼女の声は、もっと逼迫(ひっぱく)した、切ない啼き声へと変わる。
160159:02/05/28 19:02 ID:???
「…い…ひ…ひぃ…ひいっ…ひ…いっ…」
 そして彼女は、泣いているような笑っているような声を上げ、俯いた顔から涙と涎をぼたぼたと床に振り落とした。
 髪を振り乱し、いやいやをするように首を振る。
 たっぷりと豊かで重そうな乳が、たぱんたぱんと肉の音をさせながら互いに打ち合い、前後左右に揺れ動いていた。先端の乳首はこれ以上無いくらいに硬く屹立し、血の紅を軌跡としている。バレットはその乳首を捕まえると“きゅむっ”とキツく摘んでリズミカルに引っ張った。
「ひぃ…やぁあ…あ…あ…ああ〜〜〜〜〜…」
 拒否の言葉なのか快楽の啼き声なのか、判別がつかない。
 白い尻が、バレットの褐色の肌に叩かれて波打っていた。
「ああっ!あっはっ!スゴイっ!スゴッ…あっ!」
 黒々とした狂暴な肉が、ティファの白くて丸い尻のその狭間にずぼずぼと出入りしている。
 その光景は、むしろ壮観ですらあった。
 子宮口どころか、胎内まで届いているのではないか?とさえ思えるストロークで、白っぽく濁った淫汁が“掻き出されて”いるのだ。
161160:02/05/28 19:03 ID:???
「おう、イクぞ」
「ああっ!…ひっ…きょ、今日は、な、中ッにはッ、ひっ!…」
「おせぇよ。もう出ちまった」
「…ああ…あ…」
 気持ち良くティファの胎内に射精したバレットは、ぶるるっ…と小便をした後のように身体を震わせると、尿道に残った最後の一適まで流し込もうとするかのように腰を揺すって、より深くまで男根を押し込んだ。
「はあっ…はあっ…」
 全身にうっすらと汗を光らせ、薄汚れた壁に右頬をつけたまま、ティファは潤んで滲む瞳を閉じた。
 呼吸を整えようと唾を飲みこむ。
「へへ…良かったぜ」
「んっ…う…」
 力を失ったバレットの男根が、ずるりとティファの『花』から抜け出る。白濁して泡立った粘液が纏(まと)わりついた肉を、バレットは右手で掴んでティファのつるりとした尻になすりつけた。
「やっ…ばかっ…」
 バレットのしている事に気付いたティファは、小さく毒づくと崩れ落ちそうな腰に力を入れる。
 その途端、

ぶっ…ぶぶぶっ…ぶりゅっ…ぶりゅりゅ…

 中に送り込まれた空気と共に、どろどろとしたバレットの精液がティファの太腿を垂れ落ちてくる。
162161:02/05/28 19:05 ID:???
「やあん…」
「へへっ…たくさん出たなぁ」
「ばかっ。今日は中には出さないでって言ったのに…」
 慌ててバッグからポケットティッシュを取り出すと、2〜3枚引き出して股間にあてる。
 ねっとりと白っぽい淫汁が、どろどろと流れ出てきた。
 『蕾』に力を入れて締めようと思っても、たった今まで手首ほどもある男根が出入りしていたのだ。ゆるゆると綻(ほころ)んだまま、『蜜口』は一向にその口を閉じようとはしない。
 いつもの事とはいえ、バレットとする度に自分のあそこがどんどん締まりを無くしてゆるゆるになってしまうように感じる。
 少し前から、愛するクラウドのモノを受け入れても、ちっとも肉体的に満足出来ないのは、それが原因であるのは明らかだ。
 たぶん、クラウドもそう思っているに違いない。
 ティファは、ポケットティッシュを半分ほども使って流れ出る精液の後始末を終えると、小さく溜息をついた。
163162:02/05/28 19:06 ID:???
あと2回の投稿で終わります。
「クラウドはまだ知らねぇんだろ?オレとお前の関係をよ」
 ティファの股間のものを時に優しく、時にぐちゃぐちゃと音を立てて愛撫しながら、バレットはニヤニヤとした笑いを浮かべた。
 あの闘いが終わり、彼の右腕には生身のものと遜色の無い義手が取り付けられている。
 それは、奇しくも神羅のサイバネティクス技術の恩恵によるものであり、当初は彼自身、嫌悪の対象としていたものだが、今ではすっかり受け入れていた。
 良くも悪くも単純なのだ。
「彼…には…あぁ…言わ…ないでよ。私も…言う気は…これっぽっちも…無いんだから」
 とろんとした目付きで、憑かれたようにバレットのモノを嘗めしゃぶりながら、それでもティファは鋭い視線を投げかけてくる。
 バレットは「へっ」とその分厚い唇に皮肉を張りつけ、右手で彼女のタンクトップを捲り上げた。
 男根にしゃぶりついていた前傾姿勢の彼女の体の下で、たっぷりと重そうな豊乳が“ぶるん”とまろび出る。
「あいつに知られるのが恐いかよ」
165106:02/05/28 20:31 ID:???
>>107
イイ!!素晴らしいです!

他の職人様の小説もよすぎます。ハァハァ・・・
166162:02/05/29 00:13 ID:???
「わりぃな」
 彼女の溜息をどう理解したのか、バレットはティファの機嫌を伺(うかが)うような口調で後から彼女の両乳を“ゆさっ”と下から掬い上げるようにして揉み上げた。
 彼はこれでもティファを労わっているつもりなのだ。
「…もうっ…クラウド、今日帰って来るのよ?私も急いで帰ってシャワー浴びなくちゃ…」
 しかし彼女はバレットの両手を邪険に払うと、汗ばんでしっとりとした乳を、タンクトップを引き下ろして隠した。
「まだいいじゃねぇか。なんだよ、今日は一発だけか?」
「3回も4回もシテる時間無いの。ヤリたかったらもっと時間に余裕持ってよね」
 この男は、黙っていれば本気で3回も4回もヤりたがる。
 いくらティファでも、あの巨大な男根を“楽しめる”のは2ラウンドがせいぜいだ。それ以上続けると股間がヒリヒリと痛み、下腹に鈍痛すら感じてしまうようになる。
 楽しめなければ、意味は無いのだ。
「お前、今夜アイツに抱かれンだろ?」
 バレットは拭き終わった男根をパンツに収め、革パンのファスナーを引き上げながら皮肉を張り付けた口で言った。
 暗に、「オレのモノで楽しんだ後にクラウドの貧弱なモノで楽しめるのか?」と言っていた。
167166:02/05/29 00:19 ID:???
「繋がってるだけで満足って感覚、あなたも経験無いわけじゃないでしょう?」
 性的に完全に満足できなくても、精神的にこれ以上無いくらいの充足感を感じれば、それはそれで心地良い時間なのだ…という感覚は、きっとこの無神経なヒゲゴリラには理解出来ないだろう…とも、ティファは思う。
「そんなにクラウドがいいかぁ?」
「あなたとキスする気は無いけど、クラウドとなら一日中キスしててもいいわ。言ってみればその差かな?」
「へぇえ…そういうモンかねぇ…」
 首を捻るバレットを背に、ティファは薄手のコートを羽織り、乱れた髪を櫛(くし)で梳(と)いた。
 愛しい彼が帰って来る前に、シャワーを浴びて服を洗濯して、体に香油を擦り込んでベッドメイクをしなければ。生理が近いから、とクンニリングスを避ければ、バレットの精液の匂いにも気付く事は無いだろう。
 彼の口付けを受けるのは4日ぶりだ。
 ついさっきまで、バレットに後から尻を抱かれ、激しく責められていたオンナとは思えない“うっとり”とした顔で、ティファは数時間後に抱きしめているだろうクラウドを思い浮かべていた。

              終
168167:02/05/29 00:22 ID:???
…というわけで終わり。
お粗末さまでした。
すごいヨカタ・・・
ただ者じゃないね。
170R@no-name:02/05/29 01:45 ID:???
うおー久方ぶりです〜
   //////////

 シーモアが寝室の戸を閉めた。鍵はかけない。
 灯りは点いたままだが、光量を幾らか落としてある。
 ユウナの背後から腰に腕を回し、その場に立った状態で抱擁と口付けを
繰り返した。
 鼻先と唇で肌を撫でられると、背筋に疼くような震えが起こった。それは
足首にまで達し、ユウナをふらつかせた。
 嫌と左右に首を振ると、シーモアは首筋から顔を離す代わりに、腰の手を
胸へと動かした。寝間着の上から膨らみを包み、更に敏感な部分を指で探り
始めたのだ。
 若い果実としては決して小振りではなかったが、グアドの特徴である長い
指を持つシーモアの手の中に、ユウナの双丘はすっかり収まってしまった。
「ん……んぅ」
 男の腕は、閉ざされた扉よりも固く、ユウナを放そうとしない。

   //////////
ではまた
171推力:02/05/29 21:25 ID:???
バレティの作者です。
エアティ(甘々ちょっとえっち)って需要ありますかね?

いえ。
無いって言ってもその気になったら書きますが。
>>171
とりあえず、読みたがってる者がここに一人。
>>171
是非書いて…
エアリス×ティファとティファ×エアリスのどっち?
漏れはエアリス攻キボン
174推力:02/05/30 01:55 ID:???
>>173
エアリス×ティファとティファ×エアリスってどう違うんですか?
…攻め受け…かな?
×のどっちに来ると攻めなんだろう…。

いや、そういう意味では攻めかもしんない…。
>174
先にきたほうが攻めだよん。
176推力:02/05/30 21:47 ID:???
>>175
そ…そうだったのか!!Σ( ̄口 ̄;)
ありがとうございます。
謎が解けました。

んではエアティをばあぷします。
長いです。また。
177推力:02/05/30 21:49 ID:???
 “それ”は嵐のようにやってきた。

 廊下から、『ズタダカダカダカダカダカダカッ』とマシンガンのような音と振動が聞こえてきてから、すぐの事だった。
 4人部屋のベッドの上で本を読みながら“うとうと”とまどろんでいたティファは、咄嗟に反応する事が出来ずに、バタン!と壊れそうな音を立ててドアが開いた時にも、ベッドを下りる事すら出来なかった。
 そこに、飛んで来た。
 清々しい笑顔だった。
 どこか、壊れていた。

 …容赦無いボディアタックだった。

「ティファーーーーーーーーー!!!」
「んなーーーーーっ!????」
 ぼすん!と柔らかい体が降ってきた。
178177:02/05/30 21:51 ID:???
 ふにゃふにゃのへにゃへにゃな、締まりなくゆるんだ口元で満面の笑みを浮かべながら。
 いつも後で縛ってリボンで飾られている“くるくる巻き毛”の栗色の髪は、ゆるくウェーブを描きながらふわりと広がっていた。
「んげっ!」
 胸に向かって思いきりよくダイブされ、さりとてそれを避けるわけにもいかず、ティファは“落ちてきた”物体を両腕で受けとめた。
「ど…どどどうしたのエアリス!?」
「んにゃあーーー」
「エ…エアリス??」
 ごろごろごろ…と、喉でも鳴らしそうな感じでティファの胸に頬を摺り寄せている。

 …猫になってた。

「うわ…お酒臭い…エアリスったら酔っ払ってるの!?」
「うくくくっ…」
 むちゃくちゃ怪しい笑いがエアリスの可愛らしい唇から漏れる。
 すっかり出来あがってしまっているようだ。
179178:02/05/30 21:53 ID:???
 ふと気付くと、戸口で金髪の艇長と褐色のヒゲゴリラがなんとも言えない表情で突っ立っている。
「シド!バレット!あなたたち、エアリスにお酒飲ませたでしょう!?」
「面目ねぇ。まさかこんなに弱いたぁ…」
「平気な顔でカパカパグラスを空けやがるからよ。オレぁてっきりイケルもんだとばっかり…」
「…あのねぇ…エアリスは酔っても顔があんまり赤くならないけど、ものすごく弱いんだよ?薄い水割りでベロベロになっちゃうんだから…」
「んふふーーーやーらかいー」
「あーはいはい。そこ触っちゃダメよエアリス」
「んにゃーーーーーー…」
 ティファの乳をほっぺたでぽにぽにと揺らしているエアリスを、溜息を付きながら“ごろん”と横に転がした。シングルなので、下に落ちないように右手で支えながら。
「で、どれくらい飲んだの?」
「いや、バレットとそこの酒場で飲んでよ、土産に地ワインを一本持って来たんだがよぉ…」
「…まさかそれ一本全部!?」
 ティファは、シドの左手に握られた緑色の空瓶を見て目を見開いた。
「いや、半分」
「半分?」
「のこりはコイツが飲んだ」
「ユフィ!?」
 部屋に入ってきたバレットが肩を貸していた少女を見て、ティファは思わず声を上げた。
「あなたたち、ユフィにまで飲ませたの!?」
 独自の宗教観で縛られているウータイではともかく、未成年の飲酒を禁じる法は、バレットの住んでいたコレルやミッドガルには無かった。
 ティファの故郷のニブルヘイム地方にも無い。
 それは、法として定めなくとも、個々の責任と保護者の管理に任されているものだからだ。
 しかし一般として、成人の儀を済ませていない少女に酒を飲ませるのは大人のする事ではないと言われている。
180179:02/05/30 21:55 ID:???
「…コイツがあんまり『子供扱いするな!』とか言うもんでよぉ…」
 ユフィに割り当てられたベッドに彼女を下ろしながら、バレットはちっとも済まなさそうな声でブツブツとボヤいた。「なんでオレが怒られないとなんねーんだ?」とでも言いたそうだ。
 そう言いながらも、片腕で器用にユフィの足から靴を脱がし、手早くジーンズの前ボタンを外して楽にさせてやっている。
 手つきにいやらしさが無いのは、マリンという義娘(むすめ)の面倒で馴れているからだろうか。バレットから見れば、ユフィなどまだほんの子供…という事なのだろう。
「まあ、後はよろしくたのまぁ」
「クラウドはどうしたの?」
 ドアを閉めようとしたシドに咄嗟(とっさ)にそう聞くと、不精髭の金髪オヤジが口の端を歪めて左肩を“くいっ”と上げてみせた。
「どこ?」
「隣だ。さっきまで吐いてたけどな」
「……」
「おめぇはコイツらの方を頼まぁ」
 顔を曇らせて今にもクラウドの介抱に行きそうなティファに、慌てて釘を刺す。彼女はクラウドに関する事となると、時々自分すら見失ってしまいそうになるからだ。
「じゃあな。俺達はまだ飲んでるからよ。なんかあったら呼んでくれや。…あ〜〜〜〜…何号室だったか?」
「302…いや、303…だった…か?」
「俺に聞くな」
「ティファ、覚えてるか?」
「なんで私に聞くのよ」
「…まあ、その辺だ」
 曖昧に笑いながらドアを閉めるバレットに、ティファはぷうとふくれた。
『やっかいな事は全部私に任せようって思ってるんじゃないかしら、あのヒゲゴリラ』
 …言葉にしたら、まあ、そんな感じだった。
181180:02/05/30 21:57 ID:???
 すかーーーーーと気持ち良さそうに寝ているエアリスを見下ろし、ティファは溜息を付く。
『可愛い寝顔しちゃって…』
 本当に2歳年上のお姉さんなのかな…と思う。
 なんて無邪気で、なんて可愛らしい寝顔なんだろう。
 睫(まつげ)が長くて、ほっぺたはぷにぷにで、紅をさしていないのに唇はキレイに紅い。
 こんなに綺麗で可愛い顔で『お願い』されたら、男だったら絶対に断れないよね…。
 デート一回で危険な護衛を引き受けた、ツンツンチョコボ頭の元ソルジャーのことを、少し思った。
「ね、エアリス…エアリスってば…」
「う〜〜〜〜〜…」
「エアリス起きて。寝るなら服、脱がないと」
「う〜〜〜〜〜…」
 むずがる赤ん坊のようなエアリスに、ティファは辛抱強く呼びかけた。
 いつもは『どこかのんびりしててもしっかりしたおねーさん』なのに、お酒が入ると『手のかかるこまったおねーさん』といった感じになってしまうエアリスが、やっぱり可愛くもあった。
「ぬがせて」
「へ?」
「ぬがせて」
「だ、だって…」
「ぬがせて」
「…自分でしてよもう…」
「ぬーがーせーてー!!」
「わかった!わかったから叫ばないの!もう夜なんだから!」
 訂正。
 『ものすごく手のかかるこまった幼児』だ。
 とりあえず靴と靴下を脱がせ、装身具を外す。
 彼女はミッドガルでは基本的に靴に生足、もしくはストッキングだったが、それでは草原や山歩きには向かず、今では靴を履く時は必ず靴下も履くようにしているのだ。
『でも靴下って蒸れるんだよね…』
 くるくるくるっと靴下を一つに丸め、今度はジャケットを脱がせてワンピースの前ボタンを外していく。
182181:02/05/30 22:21 ID:???
 ティファが目を見張るほど豊満な胸をしているため、エアリスの隣に立った時など彼女には胸があんまり無いように思われているが、実はそれは間違いだ。
 ジャケットを脱ぐとわかるが、エアリスの胸は見た目よりも豊かで、コスタ・デル・ソルのビーチで水着を買う際に計った時は、80のCカップだった事をティファは覚えていた。
 数値だけ見ればサイズそのものはそんなに大きくは感じないが、トップとアンダーに差があり乳房に丸みがあるため豊かに感じるのだった。
『肌も白いし…すべすべ…』
 むにゃむにゃと何か意味不明の事を呟いているエアリスをスリップ一枚にしながら、ティファは彼女の首から胸元、すらりと伸びた腕を見て溜息を付いた。
 そこら中を擦り傷や切り傷などでいつも傷つけているユフィも、あれでなかなかしっとりすべすべとしたキメの細かい肌をしている。ウータイの人々の種族的な特徴なのか、あの国にあった亀道楽の給仕の子も、ものすごく綺麗な肌をしていた。
 自分の体を「嫌だ」とは思わないようにしているが、さすがに身近にこんな綺麗な肌の女性が二人もいると、時々気が滅入る。
 自分の肌は直射日光で荒れて、しかも古い傷がそこかしこに残っている。
 中には、左手の甲に走った裂傷痕(れっしょうあと)のように、醜(みにく)く引き攣(つ)れを見せているものまであるのだ。
 今はまだ身体にシワやたるみは無いが、歳を取った時、この差は大きくなる…。
「どーしたの?ん?」
 気が付くと、いつの間にかエアリスがとろんとした瞳で顔を覗き込んでいた。
「…ん、なんでもない」
「う・そ。ティファ、深刻そうな顔してた。話して。おねーさんに」
「なんでもないったら」
「言いなさい」
 ベッドの上で、エアリスがティファの体に覆い被さるようにしてにじり寄って来る。
 いきおい、お尻をシーツに沈ませたまま、ティファは上半身を引いて後に両手をついた。
「ティファ」
「うん?」
「あたし達、なに?」
「なに…って?」
「あたし達、仲間でしょ?」
「う…うん」
 足が伸ばせなくて、正座を崩したような座り方のまま、ティファは上半身を仰け反らせて大真面目なエアリスの目に圧倒されっぱなしだった。
183182:02/05/30 22:23 ID:???
「だーいじなだーいじな、仲間。なのに、ヒミツ、いいの?」
 にじり…と四つん這いのエアリスが迫る。
「あ…う…でも…」
 後を気にしながら、じり…とティファが逃げる。
「いいの?」
「だって…」
 エアリスの様子がおかしい。
 なんだかウズウズしてる。
 悪戯っぽい目でティファを見て、なんだかどうしようもなく可笑しいのを我慢してるみたいに突き出した唇がむにむにと動いてた。
 何かに似てる。
 何か。

「あ」

 と思った時には遅かった。
「ティファすきーーーーーー♪」

んちゅーーーーーーーーーーーーーーっ!

「んむむむむむむむーーーーーーーーーーーーーーーー!!?!」
 不意にエアリスがティファに飛びかかって、その柔らかい体ごと彼女に覆い被さり、ティファのぽってりとした可愛らしい唇を奪ったのだった。

 猫だ。

 あの、うずうずとして我慢出来ない!って感じを体中から発散してる姿は、人間が“ふりふり”するオモチャに飛びかかろうとする、猫そのものだった。
 …気付くのが遅かったけれど。
184183:02/05/30 22:26 ID:???
「ぷあっ!」
 慌てて顔を背けてエアリスの唇から逃げたティファは、顔を真っ赤にして、覆い被さってくる可愛らしい悪魔を見た。

 あぶなかった。

 あともうちょっとで舌まで入ってくるところだった。
 確信は無いけど、きっとあと数十秒…いや、数秒で。
「なにするのよエアリス!もうっ!いい加減に」
「えいっ」
「にゅあっ!?」
 ぽにょん!と両方の乳房を鷲掴みにされて、ティファはヘンな声を上げて後に肘をついてしまう。
 とんでもない攻撃だ。
 もにゅっもにゅっもにゅっ…とエアリスの白くて細くて繊細な指が、優しく優しくタンクトップの上から揉みしだいてくる。
「うにゃうわぁはにょ」
 くすぐったいような痛いようなヘンな感覚に、ティファはエアリスの両手から逃れようとベッドの上でじたばたと暴れる。けれどエアリスの両手はティファの胸が揺れ動く先、ぴったりとくっついて離れない。
18594:02/05/30 22:48 ID:???
しばらくぶりに来てみたら、念願のアーロン×リュックが〜〜〜!!!
107様、ものすごくうれしいです!
自分の中でのアーロンリュックって、もっと軽い感じの、
「好奇心あふれる若い娘に乗っかられて困りつつまんざらでもないおっさん」
てな感じだったんですが・・・こんな切ないお話を読ませていただけるなんて
もう溜まりません!続き、待ってますー!
186推力:02/05/30 22:54 ID:???
>184
 続きはまた明日…。
プハーーー、(?д?;) 窒息しそうだよん

R@no-name様ーーーー続き激しくキボーーーン
シーユウ、ドキドキっすー、それにしてもスレ盛り上がってきたな!
すごくイイ!(・∀・)!作家さん大集合祭りだぁ!
188名前が無い@ただの名無しのようだ:02/05/31 16:44 ID:MgfxwmSU
下がってきたので。
皆さん頑張れ。
189推力:02/05/31 20:24 ID:???
>>187
か…書きスギっすか??Σ( ̄口 ̄;)
190184:02/05/31 20:27 ID:???
「もうっじっとしなくちゃ、ダメ」
「な、エ…エアリ」
「うるさい」
 エアリすは、ちょっと恐いくらいに目のすわった顔でそう言うと、
「puppet…」
 ボソリ…と囁いた。
 次の瞬間、ティファの体から一切の自由が利かなくなる。
 しかも、自由を束縛されたのは首から下だけ…という徹底さだった。
「なっ!?」
 くたくたくた…と肘で支えていた体がベッドに崩れ落ちる。
 見えるのは天井だけだ。
 わずかに首は動かせるものの、それさえも起こすのは無理だった。
「ひっ…卑怯よエアリスっ!」
 彼女がマテリアを発動させたのは明らかだった。
 問題は、どのマテリアを使ったか、だ。
 エアリスは「puppet(パペット)」と言った。
 となれば、マテリア「あやつる」に違いない。
 さっき意味不明の呟きと思ったのは、装備するだけで呪文を必要としないマテリア「あやつる」の効果を限定し、任意に発動させる為のマジック・ワードを練っていたに違いない。
 後は自分が決めたキー・センスを唱えればいいだけにしておいて、ずっとタイミングを計っていたのだろう。
 こんなマテリア効果の使い方が出来るのは、きっと世界でもエアリス以外にはいないに違いない。
 ただの酔っ払いではない。
 彼女は「すごい魔法使いの酔っ払い」だったのだ。
 けれど、マテリアはどこに?
 スリップ一枚の彼女に、魔法を唱える事など…。
191190:02/05/31 20:28 ID:???
 そう思いながら視線を一所懸命エアリスに向けようとしたティファだったが、

ぺろん。

 タンクチップを両手で勢いよくめくり上げられた。
 白い乳房が“ぽろんっ”と弾みながらまろび出る。
「んにゃーーーーーーーーーっ!☆?▼!◆?!」
「うわっ!でっかいおっぱい!」
 思いきり真正面から言われた。
「エっ、エアリス!もうっ!怒るわよ!?」
 胸がすーすーする。
 じいっとエアリスの視線を感じた。
 息を呑んで穴が開くほど眺めている。
 そう思った。
『やあ〜〜〜〜ん…』
 ティファは泣きたくなってきた。
 何が哀しくてベッドの上で、よりによってエアリスに襲われなくてはならないのだ!?
「お乳出るかな〜?」
「なに言ってるの?!出るわけないで…あひゃ!?」

 むちゅ…

 左の乳首に、生温かいものが押し当てられる。
 …と思ったら、すぐに“それ”がむにむにと動き、ちゅうちゅうと乳首を吸い上げた。
「んにゃーーーーーーーーーっ!!」
 自由が利かないのに感覚だけはしっかりとあるのが恨めしかった。
192191:02/05/31 20:30 ID:???
 エアリスは一体どんな魔法テクニックを使って、こんな器用なマテリア効果のかけ方をしたのだろう?
「んーーー…」
「ちょっ…やっ…エア…やあっ…」
 エアリスは、んちゅんちゅんちゅ…とまるで赤ん坊のようにティファの乳首に吸い付いて、ちゅうちゅうと吸った。
「いたっ!や…キツくしないで」
 ティファとも思えない弱々しい声で彼女が言うと、エアリスは“ぷあっ”と唇を離して彼女を見た。
 頬を赤らめて、なんだかそわそわと落ち付き無く視線をさ迷わせている。
「わかった。こう?」
 んちゅ…んちゅ…と、今度はゆっくりと舌で乳首を上唇に擦り付けるようにして吸ってみる。
「あっ…んあっ…やっ…も…やあっ…」
「出ないなぁ」
「………あ、あたりまえじゃない!」
 顔を真っ赤にして少し息の乱れたティファが、恥ずかしさを誤魔化すようにエアリスにキツく言った。
「これだけでっかいと、思ったの。ひょっとして、出るかなぁ〜?って」
「な…なに言ってるの?ねぇ…エアリス、ちょっとどうかしてるんじゃない?」
「………………」
「な…なに?…」
 沈黙が恐い。
 天井しか見えなくて、エアリスの表情を窺う事も出来ないため不安もいや増す。
「ティファったら、あたしの頭、おかしいって言った」
「そ、そうじゃなくて、お酒飲んでいつものエアリスじゃないって言いたいの」
「お酒飲んで、頭おかしいって言ったーーーっ!」
「ちーがーうー!」
「おしおき」
「にゃーーーーーーーーーーーーーー!!」
 ずるり…と下着が膝まで一気に引き下ろされた。

 これはあんまりだ。

 悪戯が過ぎる。

 冗談じゃない。

 ティファには“そんな気”はこれっぽっちも無いのだ。
193192:02/05/31 20:32 ID:???
「エ…エ…エアリス…」
「お毛々まっくろー」
「やめてってば!!」
 ティファはもう半泣きだ。
 酔っ払ってるとはいえ、どうしてエアリスは私をこんな風に辱めるのだろう。
 やっぱり私が嫌いなんだろうか?
 いない方がいいって、そう思ってるからいじめるんだろうか?
 そんなマイナス思考が頭をぐるぐると回って、涙がこぼれそうだった。
「どうしたの?ティファ、哀しいの?」
「誰のせいだと思ってるのよぉ!」
「あたし?どうして?」
「エアリス、どうしてこんな事するの?私が嫌いなら嫌いって言えばいいじゃない!どこかに行って欲しいなら言えばいいじゃない!どうしてこんな回りくどいこと」

ちゅっ

 ほっぺたにキスされた。
 びっくりしていると、エアリスがティファの瞳を覗き込んで、優しい瞳で言った。
「あたし、ティファ好きだよ?
 大好き。
 それ、ウソじゃない。ホント」
 そう言いながら、右手で左乳の丸みを“つつつ…”と指の腹でなぞる。
「あ…や…」
「ティファ、可愛いもん。すごく。だから好き」
 ちゅっちゅっと何度もほっぺたにキスされる。
194193:02/05/31 20:33 ID:???
 嫌なはずなのに、何度も何度もそうされていると、ティファは頭がくらくらとして何も考えられなくなりそうだった。
 家族以外で、ここまで人に剥き出しの言葉で「好き」と言われた事は無い。
 「可愛い」だなんて言われたのは、ニブルヘイムにいた頃以来だ。
 でも。
「や…やなの…」
「なにが?」
「だって、エアリスは…女で…」
「うん」
「私も女…で…」
「うん。それで?」
「だから…」
「だから?」
「だめ、なの」
 この間にも、エアリスの指は、ティファの体の上を滑っていく。
 あたかも硬く凍ったアイシクルエリアの湖でスケートで遊ぶ子供達のように。
 すっきりとした下腹にエアリスの中指が達した時、ティファは息を呑んで体を震わせた。

 感じてはいけない快美感が体を支配しつつある。

「そうかな?本当にダメかな?」
「エ…エアリスはそんな趣味だったの?」
「趣味?違うよ?」
「だ、だって…女が好きだなんて…」
「別に女の子が好きなわけじゃ、ないよ?」
「うそ」
「ウソ言わないもん。ティファだからだよ?」
 そう言って、再びちゅっちゅっちゅっとティファのほっぺたやおでこにキスをした。
195194:02/05/31 20:36 ID:???
「あたしティファ好き。ユフィも好きだけど、でも違う。ティファなの」
「え…なんで?…あ…」
「ユフィも可愛いな、いい子だなって思って好きだけど、ティファはちょっと違うの。いぢめたいってカンジ」
「いぢめ…」
「可愛いからいぢめるの。いぢめると可愛いから、するの。こんな感じ、ティファだけ」
「そんなの…」
 ふ…と優しく口付けが降りてきた。
 上唇と下唇を交互に唇の甘い柔らかさで包むようにして啄(つい)ばまれる。
 それだけで“くらっ”と眩暈(めまい)にも似た感覚が頭を揺さぶった。
「だめ…だめ…」
 うわ言のようにそう言いながら、ティファは陶然となって意志とは無関係に瞳を閉じた。
 何も見えないがゆえに、感覚が鋭敏になる。

 布ずれ。

 エアリスの柔らかい体臭。

 心地良い匂い。

 それとは別の、お酒の匂い。

 ワインの匂い。

 さらさらとした髪が剥き出しの肩に落ちてくる。

 キス。

 そしてキス。

 上唇を嘗められる。
 ちろり…と嘗められた。
 ぞくぞくぞく…と身体が震えて、泣き出しそうだった。
196195:02/05/31 20:38 ID:???
「ああ…」
 本当に泣き出しそうになったティファが、溜息とも諦めともつかない声を漏らすと、エアリスは「ふふふ…」と笑ってティファに覆い被さり、彼女の唇を全部“食べて”しまった。
 んむっ…と唇を合わせ、最後の抵抗を試みようとする彼女の真珠のように磨かれた歯の間に、強引に舌を割り入れる。
「…んん…んむ…んー…」
 眉を顰(ひそ)め、瞼(まぶた)をぴくぴくと震わせながらティファは泣いた。

 同性との口付けが気持ち悪いと思ったからではない。

 嫌だったからではないのだ。

 むしろ、滑らかな彼女の舌の心地よさ、震えるほどの気持ち良さに、泣いたのだった。

 魂を全部持っていかれるかと思って怖くなったほどだ。
「ふふ…」
 一旦唇を離して、エアリスはティファを見た。
 目尻から一筋涙が走った顔は真っ赤にのぼせ、ぐったりとしたまま天井を潤んだ瞳で見上げている。
「…エア…」
 最後まで喋らせなかった。
「んん…」
 またキス。

 何度も。

 エアリスは心からティファとのキスを楽しんでいるようだった。
 だがティファといえば、エアリスの口付けに翻弄され、陶然となり、自分がどこにいるのか、何をしているのか、どうしてこんな事をされているのか、全てが曖昧になりつつあったのだった。
197推力:02/05/31 20:43 ID:???
んん〜…
スレの私物化してるような気になってきたぞ…。
自粛せねばならんか?
(それにFF10カップルの方が需要ありそうだしな)

まあ、続きは今夜12時過ぎに…。
>>197
そんなことないです。イイ!!
自粛しないで下さい〜!
>>197
続きキボンだがエアリスの一人称が「あたし」なのが気になる…。出来れば「わたし」にして下さい…。
えあてぃイイ!!
201推力:02/06/01 02:01 ID:???
>>199
エアリスの一人称は「わたし」でしたね。
以後、修正します(´ー`;)ノ

では続きをあぷします。
202196:02/06/01 02:02 ID:???
 だから、エアリスの口付けが喉を過ぎ、鎖骨を過ぎ、たっぷりとした乳まで降りても、抗議の声さえ上げられなかった。
「ふあっ…ふあああぁぁ…」
「ティファ…可愛い…」
 右の乳を、エアリスは細くて華奢で少しひんやりとした指で壊れ物を扱うかのように優しく優しく揉み上げる。
 そしてティファの左の乳を、まるで犬がそうするようにぺろぺろと嘗めた。
 嘗めるたびに、柔らかい乳がぷるぷると揺れる。
「まるでプディングみたい」
「ふあ…あ…あああ…」
 面白がってエアリスが更にぺろぺろと嘗めれば、胸の奥にどんどんと溜まってくるむずむずとした“疼き”に、ティファは白旗を上げて降参しそうだった。

 もう、自由にして。

 もっとして。

 エアリスのいいようにして。

 それだけは、言ってはいけない言葉なのだ。
 けれど、そう思いながらもそれがまた、どうしようもなく哀しく思えたのも事実だった。
「…ひんっ…」
 ティファは泣きながらいやいやと首を振り、低く嗚咽を漏らした。
「泣かないで、ティファ。泣いちゃ、ダメ」
 泣かせている本人が言う言葉ではない。
 けれどその言葉はあまりにも真摯で、ティファはしゃくりあげながらも嗚咽をこらえようと唇を噛んだ。
203202:02/06/01 02:04 ID:???
「ティファの匂い、好き。ふわふわしてる。いーにおい、なの」
 するり…と彼女の細い指がの太股を滑った。
 …と思った次には、まるでそれが当たり前のようにティファの両脚の付け根へと滑り込む。
「あっ…やっ…」
 濡れていないエアリスの指が、ティファの『花弁』を撫でる。『茂み』の残滓(ざんし)が散りばめられた肉厚の『花弁』は、ぽってりとしていながら弾力に富んで瑞々(みずみず)しい若々しさに溢れていた。
 ティファの頭を撫でながら、ほっぺたにちゅっちゅっとキスを降らす。
 やわらかいほっぺに自分のほっぺを擦り付けて、エアリスは甘えるように鼻を鳴らした。
 その時だ。

ちゅ…

「ふあっ…!!…」
 エアリスの中指が、繊細な薄肉を割って深い亀裂の奥へと進んだ。
 だが、それは一瞬だった。
 ほんの入り口をひと撫でして、すぐに出ていく。
「あっ…いやっ…」
 否定の叫びではない。
 エアリスは「くすくすくす…」と笑うと、亀裂の帰結点…ぷっくりと固くなった『花芯』の包皮を、中指でくりくりと転がした。
「ああっ…ひんっ…あ…ぁ…」
「ティファのここ、可愛い。もっとくりくりして欲しい?」
 一瞬の逡巡があった。
 しかし…ティファは涙のいっぱいに溜まった瞳でエアリスの瞳を見上げると、ちっちゃな女の子のようにこくりと頷いてみせたのだった。
204203:02/06/01 02:11 ID:???
 『酔い』というものは、ある瞬間に電池のスイッチが切れるように醒めるものではない。
 徐々に、失っていた理性のタガが、その力を取り戻していくのだ。
 エアリスの理性が覚醒し始めた時、彼女は自分がしでかした事に対してこんな思考を浮かべた。

『どうしよう…』

 深刻な困惑ではないが、混乱を含んでいるのは確かだ。
 酔っ払っていた時の事を、細部まではっきりと覚えているわけではない。
 ユフィが、宿屋のベランダでぼんやりしていたところへ誘いに来たのは覚えている。
 クラウド達が酒盛りしてるのだと言って、強引に腕を引かれた。
 ティファは気分が良くないとかで、部屋で休んでいるらしく、ユフィとしては男臭いところに一人で行くのにはさすがに気が引けていたらしい。
 それから、ちょっとだけワインを飲んで…チーズが美味しくて…なんとかという魚の卵の塩漬けを乗せたカナッペだとか、地鶏の香草焼きなんかも美味しくて…。

 それから意識が、ちょっと、飛んでいた。

 ティファに会いたくて部屋に行って、ティファのいー匂いに包まれてたら、おっきくてやーらかいおっぱいにどうしても触ってみたくなって…ティファが可愛くて可愛くてどうしようもなくなって、いっぱいほっぺたにちゅーして…。

 で、もう止めらんなくなっていた。

 ぽろぽろと涙をこぼすティファがあんまりにも可愛くて、おっぱいやあそこに触れるたびに上げる声があんまりにも弱々しくて可愛くて…。
 もっともっと…と、エアリスの中の“いぢめっこ”が煽るのだ。
 だから、つい…。
205204:02/06/01 02:18 ID:???
『ここで止めちゃう方が、もっとひどいと思う。うん。きっと』
 “くうん…”と、主人に甘える子犬のように鼻を鳴らすティファの頭をなでなでと撫でながら、エアリスはそう自分を納得させる事にした。
 それに、

ぽにゅ…ぽにゅ…ぽにゅ…

『ティファのおっぱい、キモチ良いもの』
 左手でティファの右乳を揉み上げながら、その柔らかさと滑らかさとあたたかさを楽しむ。
 いつまでも触っていたい気がする。
 誤解を恐れずに告白するのであれば、エアリスは女の子が大好きだ。
 もちろん、エアリスの性癖はノーマルで、ザックスに恋した気持ちもクラウドを“いいな”と思った気持ちにもウソは無い。
 けれど、女の子の柔らかい体や、仕草、潤んだ瞳や艶々とした髪なんかを見ると、ウズウズしてしまう。触ってみたくなる。
 その想いはティファに会って、彼女を知るにつれて強くなった。
 もっと知りたい。
 もっとティファを知りたい。
 そういう気持ちが、強くなった。

 『恋』かしら?

 …なんて、養母(はは)が聞いたらお気に入りのハーブティを吹き出してしまいそうな事を、真面目に考えた時もある。
206推力:02/06/01 02:22 ID:???
眠い…。

今宵はここまでに致しとうございます…(´ー`;)ノ
>>206
感動した
ごめんなさい、書いてる途中で送ってしまった・・
>>206
感動しましたっ
続きがんばってください〜!!
209にゃんまげ:02/06/01 19:40 ID:???
祭りダーーーーー!
神々の光臨でござる。
そんな中ひっそりと割り込んじゃいます。
前の続きです…ハイ

--------------

「ここからザナルカンドまでの旅は、これからどんどんきつくなってくんだよ……何人もの召喚士が、旅の途中で……
 ザナルカンドに辿り付いても、『シン』を倒すためには……」
 自らの死を意図したユウナの言葉は、ひとつひとつがティーダの胸に突き刺さるようだった。黙って聞いていることはできない。 
「やめろよ、そんな言い方。俺が絶対ユウナを守ってやる。だから」

「わかってるよ」
 
 先ほどまでとは違う、明るい声だった。 
 ティーダはなにも言えなくなる。
 ユウナが無理に笑顔を作っているだろうことは、顔を見なくても容易に想像がついた。

「わかってる。キミの気持ち。ありがとう……ほんとに、すごく嬉しいんだ。
 でもね。いつどうなるかわからない、いつもそう思って、旅してる。
 だから、後悔なんて一瞬でもしたくない。前に言ったよね、いつも笑って旅したいって。 
 わたしね、普通の女の子みたいな恋はできないんだってずっと諦めてた。だから今、十分すぎるぐらい幸せなのに……
 欲張りなのかな。もっと深く、キミに愛されて、みたい……って思った」

 確かに、ユウナの気持ちは嬉しかった。嬉しくないはずがない。
 愛する人に求められる。これ以上の幸福はないだろう。
 しかし、それ以上に悲しかった。
 誰よりも幸せになって欲しい少女は、今まで人並みの幸福も味わったことがなかったのだ。それが彼女に用意された物語だなんて、残酷すぎる。
210にゃんまげ:02/06/01 19:48 ID:???
「だから、お願い、したの・……キミに、嫌な思い、させちゃったかな。ごめんね」

 何で、ユウナが俺に謝っているんだ。
 ユウナは心を全部俺にぶつけてきている。それを受け止めきれていない自分が歯痒い。
 ティーダは、もうどうしていいか、わからなくなっていた。
 できれば、もっと別の方法で、幸せにしてあげたいけれど。
 でも、ここでユウナを拒絶すれば、やはりユウナを傷つけてしまう……。

「よせよ」

 振り向き、腕を伸ばしてユウナを抱き寄せた。
 むきだしの肩は、冷え切っていた。

「女の子が、お願いなんてしなくていい……」 
 ユウナが驚いたように自分を見つめている。ティーダは、涙の跡が残る冷たい頬に片手を添え、口付けた。
 柔らかな唇は、涙の塩辛い味がした。

 泉で交わしたのは、触れるだけの口付け。
 それすらユウナにとって初めての体験だった。
 だから、重なった唇の合間から、柔らかく湿ったものが自らの口腔に侵入してきた瞬間、ユウナは驚いて思わず閉じていた目を大きく見開いた。
 至近距離に、ティーダの顔がある。閉じられた目の睫毛の一本一本が数えられそうなほどの距離だ。どきりとした。気恥ずかしくて、また目を閉じる。
 ティーダの舌は、そっと歯列を割って入り込み、ユウナの舌先に触れる。
 おずおずと、ユウナも舌をティーダのそれに触れさせてみる。
 すると、ティーダに絡めとられ、激しく吸われた。
「ん、んぅッ……!」
 頭がしびれ、身体の奥が熱くなるような、不思議な感覚がした。
211にゃんまげ:02/06/01 19:51 ID:???
なんか、前から時間が空いたせいか、ティーダがビミョウに別人…
推力さまのような華麗な官能文を目指したいです。
(目指すだけ……目標は高く、ってね)
212GZ:02/06/01 21:15 ID:???
・・・にゃんまげさんの的確なユウナの後は辛い。
見逃して下さい。


しばらくの間、ユウナは砂の上にたたずんでいた。波は穏やかで、月は浜に、
二人の影を落とさせるほどに明るい。
不意に履き物に手をかけたのを見て、キマリは声をかけた。
「夜の海は危ない。それに、濡れると風邪を引く」
「うん。少し、波に浸かりたいだけ」
浜を踏みしめる音は、すぐに波にかき消された。言葉通り、ユウナは服の裾を
濡らさないように上げて、足首だけ波に浸かり、海水をかき分けて歩く。足を
動かす度に、海水が少し跳ねる。それが楽しいのか、ユウナの口から笑い声が
漏れた。久方振りのことに息が詰まっている内に、浜へ上がったかと思うと、
「ちょっと走るね」
そう言って、上げていた裾をひらりと下ろすと、今度は浜を駆け出して
しまった。おかげで足は瞬く間に砂だらけになってしまっているが、岩が
見える方向へは行っていないのと、何より心から楽しそうな様子に、彼は
何も言わなかった。
やがて、念の為に早足で後を追っていた彼に手を振ると、ユウナは身を翻して、
彼のところまで駆けてきた。
「ごめん。ここへ来た途端、力一杯、走りたくなったの。そういうこと、
最近していないな、と思って。楽しかった」
キマリが「足の砂を払った方がいい」とだけ言うと、こっくりと頷いた。けれど
また、海の方へ顔を向けたので、彼もそれに習わざるを得ない。
「私、皆に働きすぎだっていわれて、反省した。自分のしたいこと、もっと
色々していいんだよね。目一杯働くだけじゃなくて、目一杯、休むとか、
・・・目一杯、遊ぶ、とか・・・」
饒舌になったかと思うと、言葉が途切れ途切れとなっていく。そして息を一つ、
深く吐くと、砂の上に膝をついた。
213GZ:02/06/01 21:24 ID:???
毎回、少しずつでごめんなさい。
では。
そろそろ
エアリス×ティファ(・∀・)イイ!!
ティーダ×ユウナもイイ!!
216にゃんまげ:02/06/02 22:47 ID:???
 ちょろりとあぷするでござる…

--------------

 身体から力が抜けていく。抱きしめる腕に支えられていなければ、そのまま崩れ落ちそうだ。
 それでいて無意識のうちに、ティーダの動きに応えるように自分からも舌を絡め、互いに求め合っていた。
 自分とティーダのものが混ざり合った唾液が、唇の端から溢れ、つうと零れていく。
 どれだけそうしていたのだろう。長くも短くも感じられる時間の後で。
「……んっ、はぁっ……」
 息苦しさに耐えかね、唇を離した。肩で息をつく。  
 下腹部がじん…と熱かった。


 少女の唇は柔らかで、ティーダは思わず我を忘れてそれを貪った。
 長いキスの後、改めてユウナの顔を間近で見つめる。頬は上気し、瞳は潤んで少しとろんとしている。
 可愛い、と思った。そして愛しかった。
 ティーダは、いったん腕をほどき、身を離した。今度は、ユウナの身体に視線を移す。
 黒い下着に包まれたままの胸が、呼吸に合わせて上下している。
「ユウナ……それ、外してもいい?」
 少し間を置いて、こくんと恥かしそうにユウナが頷いた。自ら留め具を外そうとするユウナの手を制し、ティーダは両胸の合間の留め具を指先で外し、下着を取り去る。
 零れ出るように露わになった乳房のまろやかな膨らみに、ティーダは軽い眩暈すら感じた。
 ルールーのような豊満さには及ばないが、形が良く、肌は滑らかで白い。
 さすがに、ユウナは今まで以上に頬を赤くし、恥かしげにうつむいている。 
 その初々しい様子を愛しく感じ、再び抱きしめた。
「ユウナ、綺麗だよ、すごく……」
 そう囁くと、先ほど脱ぎ捨てた白衣の上にユウナの身体を横たえる。
217にゃんまげ:02/06/02 22:49 ID:???
前ホックのブラは男の憧れらしいですね。(ホントだろうか
でも最近あんまり売ってないんだな。
女性としては胸の間で金具がゴリゴリして不評…らしいね。
ブラつけ初めのころに一度経験してればいい方だそうだ。
現代のフロントホックはほとんどがプラスチック製だYO!
後ろのホックとは止め方違うから、初めて遭遇した殿方ははずし方がわからないw
220推力:02/06/03 03:00 ID:???
>>211
 華麗っつーか、単に欲望に突っ走ってるだけですが(´ー`;)ノ
221205:02/06/03 03:01 ID:???
続き。

 気が付くと、ティファの姿を見ていた。
 ふりふりと揺れる長い髪を探してた。
『だから…かな?』
 酔っ払って、抑え込んでいた理性のタガが外れたら、なんだかティファの顔が見たくてティファに甘えたくて、ティファを“ぎゅーーーーー”ってしたくて。
『でも、ちょっとやりすぎ…かなぁ…』
 理性のぶっとんでいたその時の自分に文句を言うわけにはいかないけれど。
 エアリスは、ねっとりとした『蜜』を滲ませ始めたティファの『蜜口』に浅く指を潜らせながら、可愛く啼く彼女のほっぺたに自分のそれを“すりすり”と摺り寄せた。
 ティファは自分を“汚い”と思ってる節がある。
 “きれいじゃない”って思ってるし、あんまり自分の事を好きじゃないのかもしれない。
 だから、自分の価値を知らないのだ。
 自分がどんなに可愛い女の子なのか、知らないのだ。
 そんな彼女が、エアリスはもどかしくて仕方が無かった。
 スラムで暮らしていたからといって、それが“汚れている”理由にはならない。
 過去に幾人かの男と付き合っていたからといって、それが“汚れている”理由にはならない。
 彼女は決して汚くなんて、ないのだ。
 それを、教えてあげたかった。

 あたし達は、あたしは、あなたが好きなの。

 それを、エアリスはずっと声に出して言い続けてきた。
 けれどもっとちゃんと、しっかり彼女の心に届くくらい言ってあげたかったのだ。
222推力:02/06/03 03:03 ID:???
>>221

しまった…「わたし」だった…Σ( ̄口 ̄;)
223221:02/06/03 03:04 ID:???
「ん…んん…」
 ティファの唇の柔らかさを確かめながら、彼女の『蜜口』に指をあてる。
 くにくにと、繊細な襞(ひだ)の一本一本を確かめるかのように指を滑らせ、遊ばせた。
「ふあっ…」
 唇を離し、エアリスの舌がティファの下唇をちろり…と嘗める。
「ティファ…可愛い…」
「…やぁ…」
 ぽろぽろと涙をこぼしながら、ティファは何かをいっしょうけんめいに訴えようとしていた。
 エアリスにはそれがわかっていながら、あえてわからないフリをしている。
「どうしたの?やめて欲しいの?」
「あ…や…」
 エアリスの言葉に、ティファの瞳が途端に哀しそうな、切なそうな色を帯びた。
「ティファ、好き」
 そう呟くと、エアリスは意味の掴めない言葉を呟き、ティファのほっぺたにキスをした。
 すると、それをきっかけにしてティファの身体に徐々に自由が戻ってきたのだった。
「あ…」
 腕が、動く。
 ティファは、こんなひどい仕打ちをしたエアリスを“嫌いだ”と思った。
 だから、“どんっ”と両手で突き放して、そして「大嫌い!」と言うつもりだった。
 けれど次に彼女が取った行動は、彼女自身の理性さえも裏切るような、意外なものだったのである。
「…や…」
 ぐすぐすと鼻を鳴らし、ティファはエアリスにすがりつき、自分から彼女のほっぺたにキスをしたのだ。
224223:02/06/03 03:09 ID:???
「して…」
「なあに?」
「して…ちゃんとして…」
「ちゃんと?」
「ちゃんと…じゃないと…」
「じゃないと?」
「じゃないと…私…私…」
「ティファ、甘えんぼさん?」
「……うん……だから……」
「くすっ……じゃあ、脚、開いて」
 エアリスの言葉に息を呑んだティファだったが、やがておずおずと両脚を立てて、ゆっくりと少し開いて見せた。
 そこを、エアリスの指が自由に遊ぶ。
 ちゅぷちゅぷと水音を立てて跳ね、くりくりと『花芯』を捏ねた。
 その動きは同性であるがゆえに繊細で、“どこをどうすればいいかわかっている”がゆえにティファをより一層の陶酔と困惑の世界へと導いていった。
「…あ…あっ…や…うそ…うそ…やっ…やあっ…」
 ティファは、自分でする時とも男にされる時とも違った鮮烈な感覚に、嵐に弄ばれる小船のように翻弄されていった。
 遊ばれ、焦らされ、そして一気に高みへを引き上げられ、そしてそこが到達点かと思えばさらに上へ上へと引き上げられて行く。
 甘くも痺れるような快美感は全身を走り、股間と乳と唇と脳を直結する電器回路が脊髄の中に生成されたのではないか?とさえ錯覚した。

 こんなにも、感じるものなのか、と思った。

 こんなにも、感じさせられてしまうものなのか、とも思った。

 さらにティファを驚かせ、困惑させたのは、エアリスの唇が、指が、声が、深い愛情に溢れていたことだった。
 過去にベッドを共にした男にからも、こんなに愛に溢れた愛撫をされた事は無い。
 エアリスがいかに自分の事を好きでいてくれたのか、大切な人間なのだと想ってくれていたのか、ようやくわかった気がしたのだ。
225推力:02/06/03 03:15 ID:???
なんだか連続投稿を警告されまくりだわ…。
アクセス制限されたらもうあぷ出来ないねぇ…。
226107:02/06/03 12:43 ID:???
気後れしつつあぷ。


「その、あたしがうるさい子供だから、付き合ってやるかとか、思ってたり
しないよね?」
「俺がそういう男だと思うか?」
意外な言葉に、アーロンは左眸を見開く。
「だったらさあ、なんて言うか…アーロンはさ、もっと、あたしを…ああっ、もう!」
言葉の出てこないことに、リュックは苛立った。当然のことだ。彼女の今までの
人生に、そんな言葉はありはしなかったのだから。
「…もっと、もっとさ…あたしの事、知りたいとか、思わない?」
それでも、彼女は精一杯言葉を紡いで思いを告げる。
アーロンはこれまで、できうる限りリュックに優しく接してきた。同意の上とは
いえ、彼女はまだ青い果実。アーロンのような酸いも甘いも噛みわけた男の情欲に
応えるには、余りにも幼い。ここで自分が男に恐れを抱かせるようなことがあれば、
彼女の人生に大きな影を落とすことになる。優しさだけが、彼女が大人になるのを
見届けられない自分にできる、たった一つのことだとアーロンは思っていた。
しかし、いつしかリュックは、本能的に深くアーロンに愛されたいと思うように
なっていた。もっと求められ、己を失うほどに激しく抱かれたい。言葉にできるほど
具体的にそのことをわかっていたわけではないが、肌を合わせるようになってから、
一方的にアーロンに恋い焦がれていたときとは異なる切ない気持ちを抱いてきたのだ。
「その、そのさあ…もっと、あたしのこと、めちゃくちゃにしたい、とかさあ…」
うわあ、あたし何言ってんだろ、とリュックは目を逸らす。でも、でも…
時間が、ないんだよ。
後悔はしたくない。いなくなってしまう前に、アーロンに愛された証拠を、一つでも
多く身体に、心に刻みつけたい。あたしが、初めて愛した人だから。あたしを、
初めて受け止めてくれた人だから…
リュックの告白に、アーロンは戸惑う。
幼なかった娘が、いつの間にこんな思いを抱くようになっていたのだ。思わず顎を
掴み、顔を覗きこめば、暗がりに潤む瞳は男を求め、誘う色。
俺の手で咲かせ、手折りたい。この、膨らみ始めた蕾を。
押さえてきたはずの衝動が、頭を擡げる。
「アーロン?」
答えがないことが不安になって、リュックは問いかける。
>>226
おお〜〜待ってました!いい!いいです!気後れなんかしないで下さい!
続き楽しみにしてます!
このスレ盛り上がってきたねぇ…
どれもイイ!!
がんばれー
229224:02/06/04 03:07 ID:???
 エアリスの指が動くたび、ティファは深い溜息のような吐息を吐いて、すすり泣くように身を震わせる。
 彼女の胸元に顔を埋め、その滑らかな肌に口付けて、ティファは自分が与えられている快美感の何分の一かでも彼女に返せればいいと思う。
 積極的に彼女の性器に指を伸ばす事には、まだ躊躇(ためら)いがあった。
 ここまで彼女に身を任せておきながら、まだ心のどこかで「女同士はいけないこと」だと思っているのだろう。
 ふと、前からティファの『花』を嬲(なぶ)っていたエアリスの手が、後に回された。
 後から、尻の狭間に割り入れるようにして中指が侵入してくる。
 陶然となり、とろん…と快楽に身を委ねていたティファも、さすがにそれに気付くと身を捩(よじ)って逃げようとした。
「どうして?」
 エアリスが聞く。
 天使のような悪魔の微笑みで。
「だって…」
 ティファが答える。
 今にも泣き出しそうな迷子の顔で。
「お尻…いや…」
「どうして?」
「だって…きたな…い…」
「汚くなんてないよ」
「お尻…だもん…」
「ティファのお尻だよ」
「だから…」
「だから、汚くなんて、ない」

 悪魔だった。

 悪魔はいつも、極上のとろけるような微笑みで人間をたぶらかすのだ。
230229:02/06/04 03:09 ID:???
「でも…」
「ティファ、悪い子ね。あんまり駄々こねると、してあげないよ?もう」
「…ッ…」
 ティファは血も涙も無い悪魔の脅迫に、ふるふると首を振って涙のいっぱい溜まった瞳をぎゅっと閉じた。
「うん、いい子。可愛いね、ティファ」
 ちゅっちゅっとほっぺたにエアリスのキスが降る。
 それだけで抵抗心が根こそぎ払い除けられ、ティファは全身から力を抜いて彼女に全てを任せてしまった。
 「ふふふ…」とエアリスが笑いながら身を起こす。
 そして次には、
「あっ…いやっ…」
 両手で真っ赤に腫れぼったい頬を包んで、ティファは涙に潤んだ瞳で自分の体を見下ろした。
 見えたのは、タンクトップを捲り上げられた乳。
 そして、スカートさえも捲り上げられ、黒々と露出した『茂み』が、両脚の間にこんもりとあった。
 そしてまたそこには…
「ティファのここ、可愛いよ。キレイなピンク」
 エアリスの悪戯っぽく微笑んだ顔が、あった。
「エ…エアリ…エア…」
 胸がどきどきして何も喋れなくなりそうな呼吸の元、ティファは自分の股間のモノ全てをじっと見つめる彼女の名を呼ぼうとした。

 おかしい。

 理性がそう叫ぶ。

 何してるのあなたは!?
 相手は同じ女性なのに、裸の脚を開いて見せて、いったいあなたは何をしているの!?
231230:02/06/04 03:11 ID:???
 自分で自分に問い掛ける。
「…ああ…いや…」
 でもダメなのだ。
 どうしても脚を閉じる事が出来ない。

 これから何をされるのか。

 どこまで見られてしまうのか。

 それが想像できてしまうがゆえに、この両脚を閉じてそのめくるめく陶酔の時を自ら放棄してしまう事が出来ないのだ。
 この体の中で最も恥ずかしい部分を注視されながら、ティファは自分がとんでもなく恥知らずな想いに心を支配されている事を自覚できずにいたのである。
 それどころか。
『ああ…見られてる…恥ずかしい…イヤ…ああ…でも…』
 生死苦楽を共にした旅の仲間に、自分のはしたない姿をすべて見せてしまっているという背徳の想いで胸をいっぱいにしていたのだった。
 それは、甘くてほんのり苦い蜜の味がした。
「でも、とろとろ、だねぇ…。そんなに良かった?すごく?」
「いや…そんな…」
「えっちね、ティファ。だからもうこんな」
 エアリスは、両手の親指で『花弁』をむにっ…と押し開いてみせて敏感な『花芯』も薄肉も光の元に露出し、あまつさえ、とろとろとした『蜜』をたっぷりと滲ませた『蜜口』すらも剥き出して微笑んだ。
232推力:02/06/04 03:14 ID:???
今宵はここまで。

旅に出るかもしれません。
233:02/06/04 05:01 ID:???
>221
FF11のラスボス、
アージミィテルア、ステズクーエ、ズロフィゼー、
ドーンラカー、ズムーローゼ、カフーゲ、
ジャクーの7体だって。
誰かアニキ×リュック、またはアニキ×ユウナを書いてくれませんか!?アルベド語じゃなくていいので。
私以外に読みたい人がいるか分からないけど・・・。
>234
アニキって誰?ワッカのことだったら前にリュックのあったよ
>233
誤爆??
アニキっていうのはリュックのアニキのことですが・・・・
主要キャラでもないので誰も読みたがらなそうだなぁ。
がんばってください
>234
というより、アルベド語だと大変読みにくい話になってしまうが。
ところどころアルベド語を混ぜればよいと思われ
隠語を叫ぶ部分とか
241推力:02/06/06 17:50 ID:???
リアルジャーニーに旅立つ罠。
一週間ほど。

このまま再来無き時は未完結。
一人が長々と書き連ねるに良き無きかと。
他の方々の健闘を祈りつつ。

では。
>107さま〜
リュック、かわええ〜〜〜!
待ちますとも、いくらでも・・・
なので気後れしないでうぷしてください・・・
243にゃんまげ:02/06/08 01:52 ID:???
 上半身を晒したユウナが、あお向けに横たわって、自分を見上げている。
 青い月光をはね返すような、つややかな白い肌に目を奪われた。
 本当に、こんなことをして良いのだろうか、という後ろめたさはまだある。しかし、目前の裸体から目を離すことができなかった。
 両胸の先、薄紅色のその部分は、冷たい夜気に触れたせいか、少し尖っている。
 ただそれだけのことでも、気づいた瞬間、ティーダは、全身がかあっと熱くなるのを意識した。どくん、と身体中が脈打つような感覚。
 思わず、むしゃぶりつきたい衝動にすら、かられた。本能の波に押し流されそうになるのを、理性がかろうじて押し留める。
 一度、大きく息をついて、はやる気持ちを静めた。
「ティーダ……?」
 ユウナが、不安げな声で呼びかけた。表情が固く強張っている。ティーダの目に一瞬浮かんだ、ぎらついた欲望の火に少し怯えたようだった。
 安心させるように、笑顔を作ってみせると、そっと手を伸ばし、触れてみる。頬に、肩に。
「こんな、冷たくなって……寒かっただろ」
「……うん」
 ふっとユウナの表情も緩む。少し照れくさそうに、微笑んだ。
「キミは……あったかいね」
 そう言われるのは、なんだか嬉しかった。
244にゃんまげ:02/06/08 01:55 ID:???
「あのさ」
 少し、表情を正す。
 ティーダは、改めて訊ねた。
「ほんとに、いいのか?」
「……うん」
 小さく、しかし強い意志をこめて頷くユウナ。
「今だったら、まだ止められる。けど、こういうの情けないけど、途中から多分俺、歯止め、効かなくなっちゃうから……今なら、間に合うから」
 自分でも少し滑稽だとは思うが、それでも、ティーダは何度も念を押した。しかし、そこで返ってきた言葉に、ティーダは目を丸くする。
「いいよ……キミの好きなようにして……」
 しかも、ユウナは真顔でそう口にする。
 言われた方は、非常に照れくさいものだ。顔から火が出そうな思いだった。ティーダはがりがりと頭をかく。
「うわ……いったい、どこで覚えたっすか、そーゆう言葉?」
「おかしい、かな。使い方、変?」
「いや、いいけど……びっくりした」
 額の汗をぬぐう真似をしたのがおかしいのか、ユウナはくすくす、と笑った。
245にゃんまげ:02/06/08 01:58 ID:???
 ユウナに、きれいな身体のままでいてほしい、という思いは消えたわけではない。むしろ、微笑みの清らかさに、その思いは強まる。
 徒に汚したくない。二人の心が、時間をかけて溶け合い、完全に一つになった、その時までは、と。
 安易に身体を重ねてしまうことで、二人の関係も安易なものになってしまうことを、恐れた。
 不本意では、あった。
 しかし、ティーダは、まだ若い。当のユウナがそれを望み、肌を晒してまで懇願したその時、たとえ心は違っても、身体はユウナを求めて疼いた。また、ユウナを思ってのことであれ、彼女を傷つけるのは、忍びなかった。
 ユウナの行為に、心に、ティーダが屈したからと言って、誰にも責められないだろう。
 それに、一度そうすると決めたからには、迷いは捨てよう、と思った。真剣に、ユウナの想いに応えようと。

---------------

なんか前置きばっか長くてスマンです…
恥ずかしいけど心配だからあげとく
247名前が無い@ただの名無しのようだ:02/06/08 19:59 ID:GjFRqRc.
頑張って!!
漏れもegaるから!!
エア×ティの続きplease
作者さん旅に出たんだってば。
おとなしく待つ宜し
250名前が無い@ただの名無しのようだ:02/06/10 19:22 ID:amOTK6Tg
心配ですage
にゃんまげさま素晴らしいです!
アーロンリュック書いて下さってる方も、続き楽しみにしてます。

他の作者さん達もいつもすばらしい小説を読ませていただけて感謝しております。
252R@no-name:02/06/10 23:38 ID:???
ご無沙汰してます
煮詰めにもうちぃ時間がかかりそうです(;´Д`)

申し訳ございやせぬが、下記ページの「勢いフラッシュ」
をご鑑賞しつつマターリお待ちくざいまへ
ttp://psohatten.oack.com/fla/index.html
皆さん頑張って!!
ジェクトのエロ小説って相手に困るよな。
保全保全っと
>254
ジェクト×ルチルとか・・・とりあえず逝ってきます。
保守sage
保全
259R@no-name:02/06/14 02:25 ID:???
ニパーリ(・∀・)
と言うわけでやっと本文きました。いきます。
   //////////

 シーモアの手は、壁に身を潜ませる蜘蛛のように、ユウナの胸に吸い付い
ていた。指先は、糸の張りを確かめる脚の動きで這い回り、屹立した突端に
爪を立てる微かな痛みは、獲物に牙を突き刺す瞬間を連想させた。
 飢えた生き物と化した男の手が、緩んだ寝間着に入り込んでいった。
 指は貪欲に半球を揺さぶる。時折、爪が柔い肉に食い込み、過敏なまでに
高ぶった蕾を弾く。
 薄く浮いた汗のせいで、余計に肌と手のひらが密着した。
「っ、待って……」
 一方的に押し寄せる刺激に揉まれ、姿勢を保つのさえも辛い。
「ここでは、駄目……です」
 合間につく吐息が荒い。
「ならば、こちらへ」
 そう言い、ユウナの胸から手を抜いた。
 シーモアは寝台へ引き寄せると、ユウナを寝台に仰向けに乗せ、膝から下を
床の方へ投げ出させる恰好にした。反射的にすくめた身体をこじ開け、首筋から
広げた胸元に向かって舌を使う。
「ひゃ……あぁっ!」

   //////////
>254
だいっ嫌いだ!の夢の中キボソと言ってみるテスト
>259
>だいっ嫌いだ!の夢の中キボソと言ってみるテスト
ティーダの夢の中っすか?ティーダ視点になる予感(;´Д`)
・・・親父の手が×××の服の中にはいっていく。
思いとは裏腹にティーダは自身の中心が硬くなるのを感じた。

あ、でも「ガキが色気づくなんて100年早いんだよ!」とかいってティーだの目の前で
リュックを普通にやっちゃうとかすればいいのか。
こっそりキボンといいつつ、回線切って確実に逝ってきます;;;;´Д`)
つか、今はR@さんのシーモア×ユウナでお腹いっぱいです。
上品なのにハァハァな描写をご馳走様でした。続きマターリきぼん。
262GZ:02/06/14 15:21 ID:???
>254
ティーダのお母さん一人称、二人が恋人時代の話とかは?


抱きとめると、目は閉じているが、彼の胸で何かうわごとを口にしている。息は
穏やかだったので、何らかの発作に見まわれたのではないと知り、安堵した。再び、
薬が効いてきたのか、これまでの疲労が、走ることで一度に襲ったのだろう。少し
落ち着いてから家まで戻り、寝かせることにした。
ユウナはまだ夢うつつのまま彼の体に手を回し、何事かを口にしている。ようやく
聞き取れた言葉を聞くと、彼は彼女の背に手を回し、優しく撫でた。人の名だった。
何度も繰り返されるその言葉は、彼の胸に顔を押しあててくることで、ときおり
途絶えた。しっとりとした唇の感覚は、腕の中の人がもう、少女ではないことを
彼に告げていたが、髪や背を撫でるのが、彼に出来る唯一のことだった。彼女が
求めている者とキマリとでは、体格に明確な違いがある。それも区別ができぬ
状態で、なおもすがりついてくる彼女に、他に何が。
吐息が彼にかかる。我に返ると、キマリは彼女を起こさないように抱え上げ、
履き物を拾うと、家路へ向かった。長い時間、ユウナは腕の中で身じろぎした。
 彼は早く帰るべきだとは思っていたが、二度ほど、適当な場所に腰を下ろし、
目覚めかけているユウナの背を、形を確かめるようにして手を置いた。布越しに、
くびれを帯びた背の内に、はっきりと背骨があるのが分かる。骨に沿って、彼の
大きな手をそっとなぞらせると、
「んう・・」
と、心地よさそうに声を漏らす。これで良いのかと、何度も何度もさする。緩急を
つけると、より心地よさそうな声が漏れた。少しでも長く眠ってくれればいい、
そんな思いを抱きながら、やっとの事で着いた家に入る。
リュックはやはり寝入っている。二人を起こさないようにして、ユウナを彼女の
横に、但し膝から下は敷物から出させて、寝かせた。汚れた足を拭かねばならない。
足を拭く為の柔らかい布を取ると、キマリは膝をつき、ユウナの片方の足を手に
取った。汚れている、足首までの裾を、足の形に添って上げると、小さく足が
動き、
「・・・あ・・・キマリ」
できる限り力を抜いたつもりが、ユウナが声をかけてきた。
263GZ:02/06/14 15:24 ID:???
「私、倒れたの?」
「横になっていればいい」
小さく、「うん」と答えてきた後、目を閉じたようだったので、キマリは足を
拭くことに専念した。指の一つ一つの曲線を辿りつつ拭く。すると指が、
それ自体が独立した生き物であるかのように、震えて反応している。
指の腹や爪を、指の間を、ユウナが痛がらないように、そっと拭いていると、
「キマリ。ここへ戻ってくるとき、私、何か言ったかな」
と尋ねてきた。答えないでいると、
「名前、だよね。あの人の」
「もっと言えばいい」
思わず言っていた。
「え」
「ユウナが語らないほど、ユウナが気にしているのは、キマリにも分かる」
しばらくの間、ユウナは何も言わなかったが、
「そっか。気にしないように、と思うこと自体が、気にしている証拠に
なっていたんだ」
自嘲気味に笑った後は、今度こそ口をつぐんだ。その間、キマリは指の裏を、
次いで足の裏へと拭き移る。土踏まずを布がかすめると、一度、足が大きく
動いた。踵は子供の頃から歩き回らない日はないにも関わらず赤子のようで、
程良く彼の手が吸いつくような肌触りの足首を終えると、敷物の上に載せ、
もう一方の足を手に取る。それが終わる頃に、また、ユウナが眠ってくれれば、
と思ったが、足を載せると、ユウナの手が彼の手に触れた。
「ありがとう」
それで彼も言葉を返して、場を離れようとした。が、ユウナの手が放れない。
「キマリ。今日も、外で寝るの」
「そうだ」
「もし良かったら、ここで寝よう」
264GZ:02/06/14 15:32 ID:???
ここまでです。
それでは、また。
265  :02/06/14 18:38 ID:???
>260 
コンナンデスカ??

 ティーダはリュックの腰に手をまわす。2つの体は向かい合わせに寄り添う。リュックは幼さの残る顔に微笑を浮かべ、目をつぶり、誘うように唇の隙間から歯を覗かせた。愛しい気持ちがティーダの中に急速に湧き上がり、彼はその桜色の唇にキスをしようとした。
 そして無遠慮な声に邪魔をされる。
「ガキが色気づくなんて100年早いんだよ!このお子様が!」
 がさつだが良く響く低い声の持ち主は、黒の長髪に額に赤いバンダナをまいている。ティーダの良く知る、だが10年ほど会ってない人物だった。もうずいぶん伸びた自分よりも圧倒的に高い背、相手を無意味に威圧する物腰は昔と全く変わってない。
「お、親父!何でこんな所にいるんだよ!」
「お前が小便タレのくせに、ところかまわず女に手を出しまくってるからに決まってんだろ。あー?」
 ティーダを見下ろしニヤニヤと意地悪く父親は笑った。
>>265
260じゃないけどすごくいいです!続きが読みたいです
できればリュック心理描写も少し入れて・・・とかわがままを言ってみるテスト
アロ×リュ続きキボーン
続きを待っています
>>267
はげどう
270にゃんまげ:02/06/15 23:05 ID:???
最燃やってるんですね、知らんかった…(普段かちゅのお気に入りしか巡回しないから…)
ティーダさん、もう負けてるし。セッツァーさんも負けてるし。ちぇっ。

-------------------------------------

 上着とシャツを脱ぎ捨て、ティーダの身体が覆い被さってくる。
 ひなたの匂い。さらりと頬にかかる金の髪。
 舌先でくすぐられるような、口付け。
「ユウナ……」
 熱い吐息が耳朶に降りかかり、身体の内側にざわざわと波を起こす。
 肌が直に触れ合っていた。しなやかな筋肉のついた、若い身体。
 ケアルで傷を癒すために触れたことはあっても、こんなふうに触れ合うのは初めてで、伝わってくる熱をやけに意識してしまう。
 不意に、首筋に唇が触れた。
「あっ」
 思わず声を上げた。自分の声とは思えないような、頼りなく震える声。
 そしてまた、下腹部がじんと痺れる。
 たまらず、ぎゅっと目を閉じた。

 なんか変……不思議な、感じ……
 
 身体の中心が熱く、疼くようだ。どくん、どくんと脈打っている。
 未知の感覚に、ユウナは戸惑いを感じていた。
 
 ユウナは、男女の行為について何も知らなかった。
 愛を交し、子を為す行為であることぐらいは、分かっている。
 ただ、同年代の少年少女が興味を抱くような具体的な知識はあまり持ち合わせない。ユウナはそういうものから引き離されて育ってきた。
 恋すら封じた以上、その先にあるものは、意図的に隠されていたのかもしれない。
 何も分からない状態で、不安がないわけでもない。
 しかし、怖い、とは思わなかった。
 ティーダの為すことを、全て受け入れるつもりだった。彼を信じることに、疑いなどなかった。
 今は、ティーダに愛された確かな記憶が欲しかった
271にゃんまげ:02/06/15 23:07 ID:???
 首筋を唇でついばむようになぞられていく。鎖骨のあたりを、ちゅっと吸われた。
 同時に、片手が探るように胸元に伸び、右の膨らみを掌に包まれた。やわく、揉みしだかれる。
「っ、や……」
 乱れた吐息に交じって、また、かぼそい声が洩れた。
 ティーダは、ゆっくりと全体をこねるように、優しく乳房を愛撫する。
 その掌は、大きくて暖かい。その暖かさが快く、細波のように身体を震わす快感と同時に、安堵感を与えた。
 ユウナの意識はぼんやりとして、熱にうかされたような自分の喘ぎ声を、どこか遠いところで聞いているような気がしていた。

「……ユウナの声、可愛い」
 はっと我に返る。目を開けると、悪戯っぽくティーダが微笑んでいた。
「やだ……」
 自分がはしたない声をあげていたことに気づいて、急に恥かしくなる。
 何となく気まずさを感じて、目をそらしてしまう。
 唇を噛み、声を洩らすまいとした瞬間。
 ティーダの指先が、胸の先端をくにっと摘んだ。
 びりっ、と電流にも似た感覚が走る。
「やんっ!」
 声のトーンが、一段跳ね上がった。
 びくん、と背が反る。すでに硬く尖っていたその部分は、敏感に反応した。
「あぁっ、や、ん、はぁっ……」
 こりこりと指先で弄られる。
 先ほどの緩やかな愛撫よりも数段強い刺激に、ユウナの唇からはあられもない声が吐息と共に零れた。
 ふと、刺激が止む。荒い息の下から見上げると、ティーダの熱を帯びた視線とぶつかった。
「あのさ」
 空いたもう片方の手が、左の胸をさわりと撫でた。
「ここに、キスしてもいい?」

-----------------------

とりあえず、ベッカムのモヒカン萌え。そして打倒トルコ。
272R@no-name:02/06/16 01:38 ID:???
   | \
   |Д`)  ドリームオヤヂ ナカナカイイカンジデフ>265
   |⊂   コジンテキタクラミトシテハ リュックヲティーダニケシカケテ
   |    オヤジガ ユウナンセメマクルノモ マタヨシカト



     ♪  Å
   ♪   / \   ミンナ ガンガレ
      ヽ(´Д`;)ノ   ランタ タン
         (  へ)    ランタ ランタ
          く       タン



   ♪    Å
     ♪ / \   オリモ ガンガル
      ヽ(;´Д`)ノ  ランタ タン
         (へ  )    ランタ タンタ
             >    バティストゥーダ=ヅェクトハ アリナノカ? チョットナゾ
ホシュ ホシュ ホシュピタル
274推力:02/06/17 01:07 ID:???
我、旅より帰還。
南国より北国へ。
気候風土の違いにより体調崩す。
よって続きは後程。
>>274
帰ってキター!!
にゃんまげさんいいよ〜〜!!!
277265:02/06/18 01:37 ID:???
とてもとても期待にそえるとは思えませんが、続き書かせてください。
このスレの保守の足しくらいにはなるかもしれないので。
身の程知らずでごめんなさいです。



 さっきまで柔らかくティーダに身をゆだねていたリュックの身体が固くなっていた。当然だ。リュックの腰にまわしたままのティーダの腕が振りほどかれる。腕をつっぱねた距離をあけてリュックが泣きそうな目でこっちをみたのに気づき、ティーダは慌てる。
「俺がいつそんなことしたって!」
「知らないとでも思ってンのかぁ?ザナルカンドでは随分おモテだったらしいな。さすがジェクト様のガキってとこか?でもよ、ロッカールームに女連れ込んで喰うのは感心しねぇ」
 しっかり身に覚えがある。なんでそんなこと親父が知ってんだよという思いが心の底から沸き上がる。しかし、リュックの手のひらの圧迫感を胸の上に感じて、言い留まった。
「そんなことしてないってーの!」
 ティーダの声が震えなかったのは上出来だといえる。しかし、それ以前に彼女の華奢な手のひらを通してしっかり動揺は伝わっていた。
 リュックの碧い目が涙で揺れる。リュックの腕に力が込められた。
「嘘つき!もうっ知らないんだからぁ!」
「ちょっと待てって」
 突き飛ばされたティーダはバランスを崩しながらも、リュックを追いかけようとする。しかし、何かに足を引っかけて転んだ。違う。足を引っかけられて転ばされたのだと気づいて怒鳴る。
「・・・っ!なにすんだよ親父!!」
「ガキ。お前はここにいろ。黙って寝とけや」
 ジェクトの低い声が頭上から降ってくる。ティーダからジェクトの顔は見えない。しかし、いつものからかう口調でないことに不信を覚える。ティーダはうつぶせになった上半身を腕で起こそうとするが背中を踏まれ潰された。
「ぶざけんなって!何考えてんだよ!」
「わからねぇか?」
 ティーダは、必死に首を捻り、顔を上げる。
 目が合うとジェクトは唇の端を引き上げて嗤った。
「俺様が手本を見せてやろうってんだ」
278107:02/06/18 12:28 ID:???
>267
ありがとう。遅くなりましたがぼちぼちあぷします。

刹那、アーロンは身体を反転させリュックを組み敷いた。獅子に捕えられた小動物の
ように、小さな身体がびくん、と震える。
お前の思いに応えてやる。
俺の激しさを、今宵見せてやる。
捕らえた獲物の感触を、触覚で確かめる。白い肌に痕が残るほどに唇で吸い付き、柔らかな
肩口に噛み付き歯形を残す。昨夜まで、その肌に僅かに触れては彼女にため息をつかせた
唇に、今夜は淫らな刻印を押されている。
…あたし、このまま食べられちゃうの?
頭では馬鹿げた妄想だと思いながらも、休むことなく全身に甘い痛みを与えられ、
リュックの理性は遠のき、淫靡な恐怖感に支配されていく。
279107:02/06/18 12:29 ID:???
アーロンは乱暴にリュックの腕を引っ張り、ベッドの上に座らせる。手許にあった
手拭を取り、彼女の顔に巻きつけ、頭の後ろで縛りあげる。視界を遮られたリュックは
抗議の声をあげた。
「やんっ、アーロン、何すんのよ!」
「何をされるか、わからないようにするためだ…いや、何をされているか、お前に
想像させるため、か」
後半は故意にリュックの耳に息がかかるほど顔を寄せながら、アーロンは意地悪く
囁く。途端にリュックの呼吸が乱れた。
「やあ、ん…」
アーロンがそれを見逃すはずがない。薄い布越しに、彼は更に囁き続ける。
「ふん、他愛ないものだな。さっきの威勢の良さは何処へ行った?」
「あん、だって、アーロンの声…反則だよぉ」
「悪いな、これは生まれつきだ」
視覚を奪われてなお、俺の存在に反応する女。そんなにも俺を求めているのか。
しかし、この程度で俺は満足しない。もっと乱れろ。どんなに俺を欲しているか、
見せてみろ。
アーロンはリュックの後ろに回る。脚を大きく開かせ、閉じられぬように自分の脚で
押さえ込む。滑らかな背中を厚い胸板に凭れさせ、腕を回してまだつつしまやかな
胸の膨らみを掴みあげ、尖りはじめたその先端を親指と人差し指の隙間で弄ぶ。
いつも柔らかく触れられていた場所に、食い込もうとするように立てられる無骨な
指に、彼女の息が詰まった。
リュックの肩に、無精髭のちくちくした感覚が降ってくる。それがすっと前に滑り、
無防備な姿を見られていることを知る。今までに経験したことがない辱めに、彼女の
鼓動は激しくなった。
>278,279
待ってました!
>>278-279
私も待ってましたハァハァ
282推力:02/06/18 21:44 ID:???
とりあえず今晩12時過ぎに少しアップします。
>282
待ってたよー!!!
284推力:02/06/19 00:30 ID:???
A Bone 使用でなぜかアプ出来ない罠。
285231:02/06/19 00:36 ID:???
 たちまち、少し白濁した『蜜』がとろりと垂れ落ち、彼女の指を濡らす。強く香るティファのオンナの匂いが立ち昇り、深く吸い込めばむせ返ってしまいそうだ。
「すっごいとろとろ、で、えっちな匂い、してる」
「いや…やあ…」
「あれ?えっちって言われるの、イヤ?イヤじゃないよね?だってホントだもの」
「いぢわる…しないで…」
「ん〜〜〜〜〜〜〜…どうしよっかな。だってティファ、可愛いもん」
 そう言いながらエアリスは顔をティファの『花』に近づけ、『蜜』に濡れて光る『花芯』を“ぺろり”と一嘗めした。
「ひゃ…あうぅっ!」
 それだけでティファの身体がびくびくと跳ね、豊かな乳がたぷんたぷんと揺れ動く。
 エアリスは目を細めて彼女の痴態を確かめると、右手の中指を“するり”と『蜜口』に潜り込ませた。
「…あ…あ…」
 消え入りそうな声で異物の侵入を受け止め、ティファはそれが生み出す感覚を全て味わおうとしている。
 それがわかるからこそ、エアリスは中指をわざとゆっくりと挿し入れていった。

 つぷ…つぷぷ…

「あ…あ…あ…」
 ティファの白い腹が、痙攣するようにひくひくと上下する。そのたびに、こりこりとした内壁が挿し入れた中指をリズミカルに締め付けた。
286285:02/06/19 00:39 ID:???
 …と同時に、その滑らかな白い腹も、血管が薄く浮き出た太腿の内側も、さっと赤味が増して、えもいわれぬほど美しい色合いを見せたのだった。
「…く…ぅあんっ…」
 シーツを握り締め、背中を突っ張ってティファは腰を固定したまま上半身をくねらせた。
 たゆんっ…と豊かな乳が重たそうに揺れる。
「ティファのココ…ザクロの粒みたい」
 ぷっくりと膨らんで包皮から顔を出している赤い『花芯』は、『蜜』に濡れててらてらと光を弾いている。
 エアリスはそれを“はむっ”と唇で甘噛んで、“りろりろ”と舌先で転がしてみせた。
「ひぅ…ひっ…あっ…あっ…」
 たちまちティファはビクビクと身体を震わせ、指の関節が白くなる程シーツを握り締める。
 胎内に侵入した中指は、わずかに第二関節から曲げられて、複雑な襞の織り成す内壁を“くりくり”と擦り続けているのだ。
 それに加えて、その唇と舌の愛撫だった。
「あっ…あっ…」
 眼の奥で白い火花が幾筋も散ったような気がして、ティファは涙の溜まったまま両目をうっすらと開いた。
 つう…と左目から涙が零れて頬を伝い、シーツに染み込む。

 もう何もかも。

 心も身体も全部。

 彼女に“奪われてしまった”と、ティファは想った。
 けれどそれは、不思議な事にティファ自身、決して不快な感覚などでは無かったのだった。
 それどころか今は“もっと自由にして欲しい”と思った。
 もっと“エアリスの思うままにして欲しい”とさえ思ったのだ。
 でなければ、こうなってしまった今となっては、
 逆にエアリスを許す事は出来ないだろうとまで、感じていたのだ。
287286:02/06/19 00:43 ID:???
「ティファ、可愛い…。好きよ、ホントに」
 エアリスの唇が、全身のいたる所を這い回り、全ての肌に彼女のキスが刻印され魂まで刻まれる。

 舌が唇が。

 髪が、言葉が。

 撫で、さすり、くすぐって、嬲(なぶ)った。
 その容赦の無い責めにティファは息も絶え絶えになり、心からエアリスに許しを請うたが、彼女は優しく微笑むだけで決して許してくれる気配も見せなかった。
 ティファはそんなエアリスの笑顔に、彼女のサディスティックな一面を見たようで、もはや拷問に近い快感の奔流に、ただ身を任せるしかない自分を悟ったのであった。
「もっと声、聞かせて。ね?ティファ」
 エアリスはその柔らかくていい匂いのする体をぴったりくっつけて、バラ色の唇と甘露の言葉でティファの心を愛撫しながら、彼女の一番敏感な部分をひたすらいぢめ続けた。
 そして、もうこれ以上はだめだ!とティファが思った瞬間、“ぬるり…”とエアリスの白くて細い繊細な指が、再びあっけなく胎内に侵入してきたのだった。
 しかも今度は2本だ。
「ひんっ…」
 ティファは突然の圧迫感に首をのけぞらせて、白い首を見せ頤(おとがい)を天に向け喘いだ。
 エアリスはちゅう…と、ティファの跳ねまわる右の乳首に吸いつき、首を振ってぷるぷると豊かな乳を揺らした。
 胎内では2本の指がうねるように動き、柔らかくもこりこりと若々しい弾力に溢れた内壁を擦(こす)り、時には2本を別々に動かしたり開いたりしてみせながら、時折『花芯』を捏ねたり押しつぶすように圧迫する事も忘れなかった。
「ああっ…いやっ…やあぁ…」
 男にされるより、自分でするより、遥かに「わかっている」エアリスの性技に、ティファはすっかり翻弄され虜となって、ついには彼女の名を呼びながら彼女からの甘いキスをねだった。
288287:02/06/19 00:47 ID:???
「あ…ああ…あ…ああ〜〜〜〜…」
 ぬっぬっぬっぬっ…とリズミカルに出し入れされるエアリスの指は、ねっとりと白濁したティファの『蜜』でぬらぬらと濡れ光っている。
 恥ずかしいほどにいっぱいに開かれた両脚の間で右手を遊ばせながら、エアリスは左手でたっぷりと重いティファの右乳をゆっくりと捏ねた。
 エアリスの白くて細い指が柔らかな『肉』に埋まり、固く屹立した紅い乳首がぷるぷると揺れ動く。
 時々彼女はその果実を“ちゅばっ”と音を立てて吸い上げ、ちろちろと可愛らしい舌でなだめるように嘗めるのだ。

 はっ…はっ…はっ…

 豊かな乳を揺らし小刻みに浅く繰り返されるティファの呼吸は、その胸の奥の激しい動悸と呼応しているようだ。
 額に汗を滲ませ、眉を顰めて、彼女は時折“びくっ”と悪夢に苛まれる少女のように身体を震わせていた。
「ティファ、もう、とろとろ。すごいね、こんなだよ?」
 目の前で広げられた2本の指の間に、ねっとりとした『蜜』が銀糸を引いて繋がるのを、ティファはくらくらと目眩(めまい)にも似た感覚のもとで見つめた。
「ほら、ねとねと」
「…いや…」
 それが何を意味しているかに思い至った彼女がカッと顔を赤くして背けると、エアリスはいぢわるな笑みを浮かべて“その意味”をわざわざ口に出して彼女に告げた。
「感じたんだよね?ティファ。すっごく良かった?ねとねとするくらい」
「いや……やだ…」
「うそ。ティファ、嬉しいでしょ?キモチイイから、こうなったんだもんね」
「…いぢめないで…」
 ちゅう…とほっぺたにキスされ、ティファはぐすぐすと鼻を鳴らしながらエアリスに哀願した。
289推力:02/06/19 00:51 ID:???
 もうおなかいっぱいですか?
 そうですか。

 A Bone であぷ出来なくなってしまいました。ちょっと聞いてきます。
 マシン内時間のズレかと思いましたが…他のスレッドではカキコ出来るので、ひょっとしたら「もうここへは来るな」という天の啓示かもしれませんね。

 今宵はこれまでに。
290名前が無い@ただの名無しのようだ:02/06/19 15:52 ID:zpx34cBY
>>278
>俺の激しさを、今宵見せてやる。

アーロンにこんなこと言われた日にゃ失神もんですなぁ(w
すごくおもろいです、がんばって書いてくだはい
2913流ノベリスト:02/06/19 18:00 ID:???
「ここは・・・」

気が付くと砂漠の中だった。

「私、あの後・・・」
レナの脳裏に過去の記憶が蘇る。突如上空から『闇』が襲い、タイクーン城諸共(もろとも)レナは『闇』に吸い込まれた。
『闇』は城にいた兵士、ダンスをしていた若い男女、大臣を次々と飲み込み、必死に柱にしがみついていたレナも最後には力果て、飲み込まれた。

「ここは・・・ どこなの?」
辺りを見回したが、人一人見当たらない。目に映るものは見渡す限りの砂漠、砂漠、砂漠・・。
澄み切った青空はなく、代わりに暗黒の闇が『空』を支配していた。

「ほぅ… まだ生きていたとは」
突如、女性と思しき声がレナの耳に入る。

「誰!?」
レナは咄嗟(とっさ)に身構える。目の前に蜂蜜色の長い髪をした女性が姿を現した。
女性は服という服は着ておらず、使い魔と思われる2体の大蛇と1体の細長い蛇が女性の服のように纏(まと)わりついていた。

「フフ、そんなもので私と相手をする気?」
レナはタイクーン城に辿り着いた時に装備をバッツに預けていたため、護身用の小刀(ナイフ)しか持ち合わせていなかった。
「あなた、何者? 容姿からして、人間ではなさそうね」
レナが鋭い口調で問い掛ける。
「私の名はメリュジーヌ。その昔、『無』の力と共に封印され、エクスデス様のお力より解放された。」
「エクスデス!? やっぱり生きてたのね!?」
「娑婆に出たのは久しぶりだわ。 さて、私に与えられたのは光の戦士の抹殺…」
メリュジーヌの鋭い視線がレナの動きを封じた。
「!? か、体が動かない・・」
「フフ、まるで蛇に睨まれたカエルね・・」
292名前が無い@ただの名無しのようだ:02/06/19 21:41 ID:lfHZxqG2
↑待ってました5の小説!!!
がんばってください。
29322:02/06/20 07:18 ID:???
みなさんすごすぎです!!みなさんこちらにも書いていただけませんか?

FF9のエロ小説
http://game.2ch.net/test/read.cgi/ff/1024482401/l50
>>256
スマソ、ついアホな妄想が膨らんだ…
10年前のルチルって、17、8歳くらい?

***************
 草原の空に星が満ちていた。
「あたし、今夜は帰んないから」
 ほどけた赤い髪を波打たせ、濃い睫毛にふちどられたルチルの強い瞳がジェクトを見上げている。
 化粧っ気ひとつない頬の肉づきは張りがあってふっくらとしている割に、細い首の皮膚には成長しきってしまう前の細胞のなよやかさを残している。
 月明かりの下、息が感じられるほどの間近で見るルチルの風貌は、なかなかの美少女といってよかった。くっきりと濃い眉に高く通った鼻筋。若武者を思わせる媚びのない強い目元。少し厚くて形のいい唇が、何か言い足りなげにかすかに動く。
「何ィ? この、バカ娘は…」
「そうよ、バカだもん」
 苦笑混じりに軽くいなそうとしたら、凛とした意志を含んだ声で撃ち返された。
 ミヘン街道旧道。日暮れも近くなってから現れたチョコボイーターとの戦闘で、ジェクトと、村から助太刀に来たルチルだけが新道から崖下にある旧道まで落とされてしまった。
 「帰らない」なんて言うまでもなく、真夜中に街道のはずれを歩いて集落まで帰るという方が無謀なのだ。だから今こうして野営なぞするはめになったのだが…。
 訳のわからんことを言ってないでさっさと寝ろ、と突っぱねるほど唐変木にもなりきれない自分になかば呆れつつ、ジェクトは隣に座ったルチルを見下ろした。
 昼間、迷い出たチョコボを追って街道まで来るがはやいか剣を抜いてチョコボイーター攻撃に加勢した少女のみごとな度胸と、今ジェクトの胸郭の上へおずおずと手を伸ばしている様子との落差に、愛おしさがこみあげてくる。…あぁ、指がガッチガチに震えてらぁ。
「いいんだ、あたし。あなたが召喚士様と旅をつづけるのはわかってる。…あたしが、そうしたいのよ」
 覚悟を決めたようなルチルの声音に、喉の奥で笑ってジェクトが応える。
「おめえさんが…火傷してみなきゃ分かんねぇバカだとは、思わなかったぜ」
 揶揄の調子がなりをひそめた、低く優しい声。まっすぐに見下ろす男の紅い瞳が、ルチルを正面から捕えた。
「やらないで後悔するより、やってみて後悔………っ!……」
 少女の声は男の突然の接吻に塞がれた。
295294:02/06/22 10:52 ID:???
…しかも「長すぎる行があります」「本文が少し長すぎたようです」って
連続で怒られたし。
とりあえず逝ってきます。
296にゃんまげ:02/06/22 11:14 ID:???
オヤジ様イイ!294さんナイスです。
少しだけ続きです。

-----------------------------------

 掌に収めた乳房は、しっとりと吸い付くように滑らかだった。
 驚くほど自在に形を変えるが、同時に確かな質感と弾力で掌をはね返し、ふるふると揺れる。
 問いは、言葉にしてしまえば妙に生々しく、とろんと潤んだ色違いの瞳が恥かしげに伏せられる。
 その仕草も男の欲を掻き立て、もはや答えを待たずに、ティーダは白い果実に口を付けた。 

 ひとたび流されてしまえば、決意など脆いものだ。
 ユウナを、そしてユウナへの想いを、簡単に汚してしまいたくない。
 そう決めていたのに、いったん触れてしまえば、欲しくてたまらなかった。
 まっすぐな決意が、少年の若さゆえのものならば、とめどない欲望も、やはり若さを源に溢れ出る。
 未だ残る背徳の思いも、今はむしろティーダの興奮を一層駆り立てる、ほろ苦い媚薬のようだった。

 口に含み、たっぷりと唾液を含んだ舌でざらりと舐め上げる。ひくっと息を飲む気配が伝わる。
 蕩けそうに柔らかな感触の中で、熱を持った固い芯が、存在を主張していた。
 舌先を尖らせて、それを攻めてみれば、たちまちにユウナは乱れた。
「ひっ……い、あ、あっ、ふぁうっ・……」
 のけぞった首筋の白さ、火照った耳の朱さ。
 初々しくも艶かしい姿態に、ティーダの官能は否がおうなしに高められた。すでに身体の中心は固く勃ち上がり、ズボンの中で窮屈感を訴えている。
 夢中で、ユウナの乳を吸い上げた。ぢゅぷっ……と湿った音が、月光の下に淫らに散っていく。
>>277
亀レスだが、すごくいいです!
続き待ってます。
2983流ノベリスト:02/06/22 20:58 ID:???
>>291の続き

「さて、動けないあなたをどう料理しようかしら・・」
メリュジーヌはクスクスと笑いながらレナに近寄る。
「あら、あなたってなかなかいい身体してるわね。こんなんじゃ、男も放っとかないでしょうね」
「な、何をするつもり?」
レナの表情が一瞬強張った。だが、身体がまるで言うことをきかない。
「私よりいい身体をしている女って許せないのよねぇ・・ しかも、人間の女なんかが特に・・」
「!?」

メリュジーヌの指先が刹那の早さでレナの下半身に触れた。いや、入ったと言った方がいいのだろうか。
「あら、意外と固いのね。まだ成熟し切ってないのね フフ・・」
「や、やめないよ! あっ・・ぁう!」
抵抗したくても身体は言うことを聞かず、むしろ全身の力が抜けていくのを感じた
「フフ、身体は正直なのね。もうこんなに愛液が染み出てきたわ・・」
「や・・やめ・・て・・」
声にもならない声でメリュジーヌに反抗するが、相手には全く届いていない。レナの瞳から大粒の涙があふれる。
処女の彼女には考えられない行為だった。王宮育ちのせいか、彼女は男性と一緒にいた経験はバッツと旅したくらいだ。
王宮の教育でも性教育だけは受けてはおらず、まして自分以外に大事な場所(性器)に触れられたことがあるだろうか。

「あなたの相手はまずこいつね・・ たっぷりと可愛がっておやり」
メリュジーヌの身体に取り巻いていたヘビ(使い魔)がゆっくりとメリュジーヌの身体から離れて行く。
脚を伝って、特有の軟体をくねくねと生かしながらレナに近寄って行った。
「はぅぁ!」
ヘビ(使い魔)は頭からレナの性器にずぶっと入った。レナが奇声を上げる。
「さて、次は私の番ね・・」
メリュジーヌは不敵な笑みを浮かべながら、ヘビ(使い魔)に犯されていくレナに歩み寄って行った。
保守
もひとつ保守
オヤジと処女食いと蛇責め…
あああ、2ちゃんねらーでよかった…(恍惚
302292:02/06/23 19:51 ID:Js0g4OGs
>>298
うわわわ!!
これってレズ?
>301
禿同!2ちゃねらーマンセー!!
304294:02/06/24 01:33 ID:???
ユウナの白い乳が…にゃんまげ様、早く続き読みてぇ。
夜陰に紛れて不法投棄のごとくに己の続きうp。

***************
 やってみて後悔、上等だ。
 猛獣が獲物に飛びかかる一瞬。ジェクトは片手でルチルの頭を引きよせると、やわらかい唇を強く食んだ。至近距離で大きく見開かれた目。
(だが、憶えときな。こっからさきは言葉や理屈じゃねぇ)
 裸の胸筋の上で固まっている娘の指先を握って、ほぐすように撫でていく。赤毛の髪をゆるくつかんでいた手をゆっくりと下へ滑らせ、翼のようにピンと張った肩を、防具ごと抱き寄せる。

(どこの山出し娘だィ、こりゃあ)
 というのが数日前、旅行公司近くの茶屋でルチルを見たときの、ジェクトの最初の印象だった。
 この街道一帯にチョコボを食い荒らす大型の魔物が出るらしいと地元の人間からきいて、自分がブラスカたちを押し切る恰好で魔物退治を引き受けることになった。ブラスカと、おもわぬ逗留で旅が遅れて不機嫌なアーロンと、3人で休んでいた昼下がりだった。
 ドアを開けて入ってきた姿は、この年恰好の娘としてはかなり長身だ。上背と対照的に、幾分まだぷっくりと幼さののこる頬は陽に灼けて、頬紅ひとつさしているでもない。整えないままのくっきりと濃い眉に大きな目鼻立ちは、まるっきり少年のようだ。
 姪っ子のルチルだよ、と小柄な店の親父が口をひらいた。訓練から帰ってきたんだ。兄貴の子なんだよ、小さい頃にふた親ともシンの来襲で殺されたのを、あたしがひき取ったんだが、こないだ討伐隊に志願してねぇ…。
 年頃の娘らしい色気も素っ気も見せず荒事の世界に飛びこんだ姪の将来を案じているらしい親父が、やれやれとため息をついたものだ。
305294:02/06/24 01:37 ID:???
 錨のようにも見える黒い刺青の文様ある、筋肉におおわれた胸の上へ、ルチルの身体は背中から強く押しつけられた。
 内側に静脈の浮いた太くて強い腕のなかで、若い胸のふくらみが防具ごとひしゃげて押しつぶされる鈍い痛みに、一瞬、眉を顰める。
 唇のまわりに触れる男の髭の感触も、指先を握る大きな手も。こんな近くに誰かを感じたことが、ない。
 身体中が冷気に満たされたように感覚を失うなかで、心臓の音だけが、闇に響くかと思うほどに鳴りつづけている。
 ふい、と、唇がはなれた。斜めに走る傷のあるジェクトの顔が、ルチルを見下ろしている。
「初めてか?」
 低く掠れた、骨にまで響いてくる声。見上げたルチルの目が、紅く光る瞳とぶつかる。
 そうじゃないよ、と粋がっても「嘘をつくんじゃねぇ」と、きっと一喝されるだろう。だが本当のことなんか言ったら、張りとばされるかもしれない。
 何と応えればいいのか分からないまま、ルチルは唇を引き結んで、目の前の相手を睨めつける。どんな窮地に追い込まれても、ぶざまな動揺は見せまい。ものごころついたときから持っていた、戦士の矜持のようなものだった。
 ジェクトがルチルの目を覗きこんで笑った。
 だんまりを決めこんでる、ってこたぁ、図星だな?
 そう言うかのように目を細め、ルチルの唇の横に小さく口付ける。片手で髪を撫で、小さな女の子をあやすように優しく、ジェクトの腕がルチルの背中を撫でた。
 武骨な手の柔らかな動きに、ルチルは自分の身体がこの男よりずっと小さく脆くできていたのだということを、思い知らされる。
306推力:02/06/24 03:00 ID:???
書き込みテスト。
出来れば続投。
307288:02/06/24 03:01 ID:???
 それでもエアリスは許さない。
 大きく盛り上がり、ふるふると揺れる柔らかなティファの乳を左手で“きゅむっ”と掴むと、少し強めに揉み上げて赤味を増した乳首を吸った。
「ああ…あ…」
「イキたい?イキたいデショ?どう?」
 エアリスの声は悪戯を楽しむ子供のような、可愛い妹をいぢめる姉のような、そんな無意識の悪意にも似た音を孕んでいた。
 だがもちろん、エアリスに悪意など無いのだ。
 エアリスはただ、ティファを気持ち良くさせてあげたいだけだ。
 その間にも、エアリスの右手は再度ティファの股間を嬲り、『花芯』や『蜜口』や『蕾』をソフトなタッチで触れてゆく。
「してっ…して…もうぅ…も…もう…」
「もう?なあに?」
「もう…好きにして…エアリスの好きに…して…して…」
 涙をぽろぽろとこぼし、しゃくりあげ、成熟した豊満な身体の“少女”は天使の微笑みを浮かべた年上の悪魔にすがりつきながら、その桜色の頬に懇願のキスをした。
 “ふふっ”と、彼女のキスをくすぐったそうに受けたエアリスは、とろけそうな笑みを浮かべてティファの唇を嘗める。
「いいの?ホント?好きにしちゃうよ?」
「して…いいから…もう…もう…」
「んふ」
 エアリスはその瞳に甘い光と加虐の色をひらめかせ、再び2本の指を“ぬるっ”とティファの胎内に潜り込ませた。
「ひゃあぅうっ…うー…うー…」
 びくびくびく…と腰が自分の意思とは関係無く動き、ティファは込み上げてくる熱い震えに全身を強張らせて目を硬く閉じた。
308307:02/06/24 03:02 ID:???
 エアリスの左手がやや強引にティファの両脚を押し広げ、いっぱいにまで開かせる。
 そうしながら彼女自身に両膝の裏に手を当てさせ、自分から自分の両脚を惜しげも無く開かせる事を促すのだ。
「あ…や…」
 自分のしている事、自分が同性のエアリスの前でとっている恥知らずな姿に、ティファは激しい羞恥だけではなく、震えるほどの快美感をも感じていた。
「感じるんデショ?見られて。全部。ホントにえっちね、ティファ」
 脚の間から下腹にキスされつつそう囁かれ、ティファの背筋をぞくぞくとした疼きが這い上がって来る。
 それは“もっと貶(おとし)められたい”という被虐の渇望でもあった。
 体に埋めこまれた彼女の繊細な2本の指が、手首の回転でぐりぐりと捻(ひね)るように内壁を圧迫する。
 指の腹が天を向き、下腹の側のざらざらこりこりとした内壁を擦り上げると、ティファは身も世も無く顔を振りたくリ、その艶やかな黒髪を散らした。
 それでも高らかに悦びの声を上げないのは、斜め向かいのベッドで酔いつぶれて眠っているはずの年下の忍者娘の存在が意識のどこかに引っかかっているためなのかもしれなかった。
 ここまで感じていながら声を潜めようとする、そんなティファの様子にさすがのエアリスもちょっとだけ首を傾げて右手の親指で『花芯』を少し強めに捏ねてみせた。
「〜〜!!〜っ〜!〜…」
 ティファは両脚から慌てて離した両手で口元を抑え、涙のいっぱいに溜まった瞳でエアリスにふるふると首を振った。
 それは、何かを必死に訴えようとしているかのようだ。
 エアリスはその時になってようやく自分とティファ以外の者の存在に思い至り、彼女が眠るベッドに視線を向けた。

 …毛布が不自然に盛り上がっていた。

『あれれ?』
 不思議に思ったものの、その理由に思い至ると、エアリスは複雑な笑みを浮かべて“ぺろっ”と舌を出した。
309308:02/06/24 03:04 ID:???
『びっくり、しちゃった…かな?』
 酔いが醒めて最初に見たのが自分とティファのこんな姿では、きっと彼女の事だからものすごく驚いた事だろう。
 けれどまさか声をかけるわけにもいかず、毛布を被ったまま悶々としているうちに、自分で自分を慰め始めてしまった…といったところかもしれない。
 エアリスには、腰の辺りで“もぞもぞ”とゆっくり動いている毛布が、それが事実なのだと伝えているように思えた。
「…や…いや…やめ…ないで…」
 ふと気付けば、大きく盛り上がった双丘の向うから、ティファが遊園地で迷子になった子供のような視線でむずがるように呟いている。
 声を上げるのは我慢できても、快美感に陶酔する事は我慢出来ないらしい。
「んふん…」
 今はティファだけに集中しよう。
 エアリスはにっこりと甘く微笑んで、彼女の胎内に深く挿し入れた指をゆっくりと抜き差しし始めた。
「…あ…きもちい…い…」
 肩を竦め、胸元に両腕を引き寄せて、ティファはエアリスに与えられる悦びをうっとりとしながら受けとめていた。
 両腕に挟まれて、豊かな乳がより一層大きく盛り上がり、紅い乳首が固くしこって屹立しているのまではっきりと見て取れる。
 指が触れていないのにこれだ。
 エアリスのいぢわるな指が摘み、捻り上げ、押し潰すようにしたなら、今のティファであればそれだけで高みに達してしまうかもしれない。
 けれどエアリスはあえてそれをせずに、右手の指でティファの秘部を嬲りながら下腹、臍、脇、豊かな乳の下の丸み…と順番に軽いキスを降らせてゆく。
 そうしておきながら滑らかな黒髪をちっちゃな子供にするように優しくなでなでと撫で、火のように熱く手照った頬にそっと添えた。
310309:02/06/24 03:05 ID:???
「…あっ…きも…あっ…きもち…あっ…あっ…」
 なんとか、今、自分が味わっている快美感の深さを伝えようとティファはいっしょうけんめいに言葉を紡ぐのだが、巧みなエアリスの指使いに翻弄され、頬に添えられた彼女の左手に口付けるだけで精一杯であった。
 涙はとめどなくこぼれ、頬を濡らす。
 たおやかな姿と優しい微笑みの女性に体の全てを自由にされているという事実は、ティファの心に巣食う被虐で彩られた快美感を刺激し、さらなる雫が『蜜口』より垂れ落ちる直接の引き金となっていた。
 そして。

 …かりっ…

 エアリスがティファの右乳首に軽く歯を立てた途端、
「んあっ!…んんぅっ…ん〜〜〜〜〜〜〜…」
 途中より口を押さえ首を捻ってクッションに顔を押し付けたものの、ティファの悦びの艶声はくぐもった音となって部屋に満ちた。
 だが、エアリスがぎょっとして一瞬硬直してしまったのは、彼女のその行為を目にしたからでは無かった。
 ティファの艶声と同時に、“ぷしっ!”という水音と共に、透明な温かい雫が彼女の『花弁』の間からしぶいたからだった。
「すごい。ティファったら、おもらし、しちゃった!」
 そう言いながらもエアリスはティファの『蜜口』で2本の指を遊ばせる事を止めようとしない。
 澄んだしぶきは断続的に続き、ティファはびくびくと体を震わせながらベッドの上でぐったりとその身を横たえていた。
「あれ?でも、おしっこの匂いじゃ、ないね?なんだろう?」
 “ぬるっ”と指を抜き出してみて、ティファの内腿や自分の太股を濡らしているその液体を指ですくってはみるが、さらさらとして粘性は無く、特に匂いも無かった。
311310:02/06/24 03:08 ID:???
 エアリスは躊躇(ためら)いも無く、それを嘗めてみた。
 かすかな塩味がするだけで、涙よりもずっと水に近い。
「おしっこじゃ、ないみたい」
 エアリスは、改めて考えればとんでもない事をさらりと言う。
 まるでティファのものならそれが何であれ、汚いなどとは考えてもいないかのようだ。
 ティファはぼんやりと目を半分だけ開きながら、そんなエアリスの無邪気な声を聞いていた。


「はい。飲むデショ?」
 エアリスが、デキャンタから水を注いだグラスを差し出すと、ティファは無言で受け取ってこくこくこく…と半分まで一気に飲んだ。
 めくり上げられていたタンクトップは汗を吸ってじっとりとしていたし、汗とは違う液体で濡れたタイトスカートはなんだか窮屈で、今ではもうティファは素裸で体にシーツを巻きつけただけの姿だ。
 それでもエアリスは最初と同じ姿で、スリップを下着を身に着けたままベッドに腰を下ろした。
「水分、いっぱい補給しなくちゃ、ね」
 無邪気に笑うエアリスをちらりと見て、ティファは手元のグラスをじっと見つめた。
「どうしたの?」
 んん?と首を傾げ、エアリスが彼女の顔を覗き込む。くるくる巻き毛がさらりと白い肩を滑り落ちて、エアリスのふんわりとした香りがティファの鼻腔に届いた。
 特に何も付けていないのに、どうしてこんなにいい匂いがするのだろう…。
 ティファはそんな事を頭の片隅で考えながら、小さく溜息を吐いた。
「ティファ?」
「…っ…」
 ついっ…と綺麗な指で頬を撫でられ、ティファはぞくぞくとした震えが腰から駆け登り、思わず首を竦めて息を潜めた。
 激しくイッてしまった後で、まだ体が敏感なままなのだ。
 ほんの少しの刺激でも、ティファを再び官能の波にさらう事は容易いだろう。
「ふふっ…ビンカンなんだ、ティファ」
 もちろんエアリスはそれをわかっていて、わざと繊細なタッチでティファの肌に指を滑らせるのだが。
「…や…やめ………んあっ…」
 水が半分残ったグラスを取り上げられ、耳のすぐ下、下顎の出っ張った所にキスをされた。
「ね、どうしたの?」
 そしてエアリスは聞くのだ。
 狡猾な悪魔の心を、慈愛に満ちた天使の微笑みで隠して。
312推力:02/06/24 03:09 ID:???
今宵はここまで。

…早く終わらせる努力をします。
294さん、ルチル×ジェクト滅茶いいです!!
続き楽しみにしてます
>>307-311 
(;´Д`)ハァハァ
315推力:02/06/24 23:31 ID:???
今宵も。
316推力:02/06/24 23:32 ID:???
「…どうして…こんなことしたの?…」
「こんなこと?」
「……こんな…女同士だなんて…」
「ヘン?」
「だって…いくらなんでも変よ…こんな…」
「ヘンかな?」
「…変…だわ…」
 目を逸らしてぽちょぽちょと言うティファの横に腰をずらして、エアリスは彼女と同じようにベッドボードにもたれて脚を伸ばした。
 シングルベッドのため、ティファがお尻をずらしても自然と体が密着してしまう。
「わたし、ティファが好き」
 人の心の奥底まで見通すかのような澄んだエメラルドグリーンの瞳が、真っ直ぐティファの瞳を見ていた。
「そ…そんな…」
「ティファはわたし、嫌い?」
「…え…あ…」
「嫌い?」
 そんな聞き方はズルイ…と、ティファは思う。
 嫌いだったら、そもそも一緒に旅など出来やしない性格だと、エアリスは良くわかっているだろうに。
「嫌い…じゃない…」
「じゃあ、好き?」
「…す…」
 わかってる。これはエアリスのいつもの手だ。
 無邪気な顔していつも自分が聞きたい答えを相手から引き出してしまう、魔女の話術…。
 ティファが言いあぐねていると、エアリスは“こてん”とティファの左肩に頭をもたせかけて、ちょっと沈んだ声で言った。
「女だから、とか、男だから、とか、そんな理由無いと、人、好きになっちゃいけない、のかな?」
 それだけでティファは緊張して、“ごくり”と喉を鳴らしてしまう。
 エアリスの髪からふうわりと香る甘い匂いに、同じ女でありながらくらくらしてしまうのだ。
317316:02/06/24 23:34 ID:???
「…そんなこと…」
「私、ティファが女だから、好きになったんじゃ、ないよ?
 ティファはティファだもん。だから、だよ?
 わたし、ティファの髪、好き。ツヤツヤで、キレイ。
 闘ってるとこも、好き。カッコイイ!って、思う。
 料理が上手なのも、好き。この前の香草蒸し、美味しかった。材料見なければ、レストランでも出せるよ、きっと。
 おっきなおっぱいも、好き。やーらかくて、いいにおい。
 優しいとこも、好き。いつもみんなに、さりげなく気、使ってるよね」
「…でも…でも私は…」
「うん。わかってる。ティファ好きなの、クラウドだもんね」
「ち…ちが…」
「ううん。違わない。ティファ、自分で気がついて無いだけ。いっつもクラウド見てる」
「だって…」
「クラウドの顔ばっかり、見てるし、彼がヘンなこと言うと、すぐ反応する」
「私…」
「わたしも、クラウド好きだよ?」
 「明日の朝御飯どうしようか?」と聞くのと同じくらいの気安さで、エアリスは言った。
「…え?…」
「ふふふ。びっくり、した?」
「べ…べつに…」
 覗き込むようなエアリスの悪戯っぽい視線にティファはひとたまりもなくうろたえて、赤くなった頬を彼女から逸らして逃げた。

 ことモンスターや神羅兵などとの闘いにおいては、ティファは常にクラウドと共に先陣を切り、エアリスをフォローする事も決して珍しくない。
 戦闘の主導権を握るのはティファ達接近戦に長けた者達であり、エアリスは後方で彼等をフォローするのが常であった。
318317:02/06/24 23:36 ID:???
 しかし、エアリスが絶えずメンバーのバックアップにまわるのは、いつも冷静に全員の状態を把握する事に配慮しているからこそであって、決して攻撃において足手まといになるから…というわけでは決してない。
 ただ、数限りなく闘いを続けるうちに、自然とそういうスタイルとなっていった…というだけの事である。
 けれど、一旦戦闘を終えてしまえば、または危険なフィールドを離れ、居住地区などに入ってしまえば、パーティの主導権を握るのはいつもエアリスであった。
 彼女は優しい微笑みと繊細な心遣い、そして時に大胆な行動力でパーティの雰囲気を常に良いモノへと導いていた。
 戦闘の時と違い、ティファともこうして心情的な立場が逆転してしまうのは、今ではそう珍しい事では無くなっていたのだった。
 居丈高になるわけでもなく、強引に抑え込むわけでもなく、ましてや駆け引きなどする事もなく、ただ彼女は意識することなくその微笑みで、ティファを自由に“操縦”してしまうのだった。
 そしてそれを“不快だ”と感じさせない空気を、エアリスは常に身に纏っていた。

「最初は、私の好きだった人に似てる、だから、気になった。でも、やっぱりクラウドはクラウド。あの人はあの人。それぞれいいところがあって、それそれ好きになれた」
「じゃ…じゃあなんで…」
「ティファも好きだから」
「クラウドが好きなのに私も好きだなんて、そんなの…!…」
 ちゅう…とほっぺたにキスされ、ティファは一瞬息を呑む。
「クラウドも、ティファも、好き。どうしてだか、わかんない。でも、好き。ヘンかな?ヘンでしょ?でも、しようがない。ホントだもの」
「ヘンよ…それ…」
「うん」
 ティファはにっこりと笑うエアリスに、何とも言えないような顔をして溜息を吐いてみせた。
「…じゃあ…わ、私とクラウドと…その…どっちが」
「ティファ」
 間髪入れなかった。
319318:02/06/24 23:39 ID:???
「……そ…あ…ありがと…」
 すっかり毒気を抜かれたティファは、じいっと見つめる彼女に圧倒されて、唾を飲みこんだ。
 女性相手に『どっちが好き?』と聞こうとしたティファもティファだが、それに迷いもせずに即答したエアリスもエアリスだ。
「でもね、ティファに、わたしを好きになって、なんて言わないよ。わたしは、ティファが好き。クラウドのこと好きで、どきどきそわそわしてる、ティファが好き。クラウドばっかり見てて、クラウドのこと考えると、ぽわぽわしちゃう、ティファが好き」
「………私…そんなじゃないもん…」
 自分はそんなに『十代の、恋に恋する乙女のような姿』をしていたのだろうか?
 彼があまりにも無表情で、あまりにも周囲に無頓着で、いつもクールを気取ってて…だから、自然とこちらも心の高ぶりが抑えられなかったのかもしれない…。
 考えると顔から火が出そうだ。
 …と思ったら
「うん。ぜんぶウ・ソ」
「……あのね」
「けど、わたしには全部わかってる。ティファ、もっと顔に出した方が、いいよ?言葉に出した方が、いいよ?じゃないと、わかってなんか、くれないよ?」
「………べつに…私………にゅあっ!」
 シーツをぺろんと擦り下げられ、左手で左の乳を“きゅむっ”と掴まれた。
「たぷたぷおっぱい、彼に、触って欲しくないの?」
「ちょ…やっ…あんっ…」
「ティファ、クラウドにちゃんと『好き』って言わないなら、わたしがティファ、お嫁さんにする」
「そんな…それってなんか…ちがう…」
「いいの。クラウド以外の男に、このたぷたぷおっぱい、触らせたくないもん」
 たぷんたぷんたぷんとティファの乳を揺らし、エアリスは紅い乳首を親指でこりこりと転がした。
「あ…だっ…いや…」
 エアリスの手を押さえてやめさせようとするものの、込めた力はフライパンに落としたバターと同じくらいあっけなく溶けて流れてしまう。
 エアリスはティファの敏感な耳に“ふうっ”と息を吹きかけ、剥き出しの左肩に“ちゅう”と愛情のこもった口付けをした。
320319:02/06/24 23:59 ID:???
■蛇足■

 ティファのベッドのシーツを取り替え、彼女が寝付いて安らかな寝息を立て始めると、斜め向かいのベッドの毛布が“もぞり”と動いた。
 二人が話している間はぴくりとも動かなかったが、毛布は内側から山となって盛り上がり、そして短い黒髪がおそるおそる…といった感じで出てくる。
『やれやれ…』
 部屋の明かりは既に消され、窓からは月明かりが薄く差し込んできている。
 ティファの毛布は、規則正しく上下していた。あれだけ乱れたのだ、きっと今夜は良く眠れるに違いない。
 ユフィの向かい…足元のベッドにはエアリスが寝ているはずだが、頭を起こさないと見る事は出来ず、けれど…そんな事は無いとは思うが…もしまだ起きていたらなんとなく気まずいのでやめておいた。
『とんだモン見ちゃったなぁ…』
 溜息が出る。
 エアリスがあんな趣味だとは思わなかった。
 ちょっと天然入ってるけど、優しくて頼りになる、パーティの“おねえさん”だと思っていたのに。
 常識度で言えばティファも随分と常識的な意識を持った女性だが、いかんせん、それ以外が普通じゃない。普通の女性は、ヘビーモスの横っツラに回し蹴りをぶち込んだりはしないものだ。
『ヤロー共は、人並みな日常生活も満足に出来ないバカばっかだしなぁ…』
 もぞもぞと両脚を擦り合わせる。
 太股まで引き下ろしたズボンを脚だけで引き下ろすようにして脱いで、毛布の下の方に押しやった。
『ヤダなぁ…』
 肉の薄い太股の内側…はっきり言えば股間のアノ部分が、まだじっとりと湿っていた。
 ぬるぬるとさえ、している。
 毛布の中にこもった熱が、ユフィの頭をいっそうぼんやりとさせてしまうようだ。
321320:02/06/25 00:00 ID:???
『なんかティファ…可愛かった…』
 自然と、熱い溜息が出た。

 あんな声…出すんだ…。

 ティファ=ロックハート。
 ザンガン流格闘術の使い手で反神羅組織のメインメンバーだった女性。
 そして、拳に光るナックルガードと支援マテリアが、彼女の唯一の武器。
 女性でありながら果敢に敵に立ち向かい、武器を使わず体一つで打ち倒し叩き伏せる、勇猛な格闘家なのだ…。
 舞うように腕を振るい、軽いステップで攻撃を避ける。
 翻る黒髪が艶やかに光って、きらめく汗と口元の不適な笑みにはユフィですら時折どきりとしてしまう。
『それが…あんな…声…』
 エアリスに甘え、請い、むずがる。
 子供のような…ちっちゃい女の子のような…でもしっかりと「オンナ」な…声…。
『なんで…あんな…』
 ユフィはまだ男性経験が無い。
 父ゴドーに反発し、家の蔵にあった術書を元にして自己流忍術の修行に毎日明け暮れていたし、そもそも里には好きになって身を任せてもいい…と思えるような男など、ただの一人もいなかったからだ。
 神羅との戦いに敗れ、日々少しずつ牙を抜かれ飼い慣らされ、戦いを忘れ鍛錬を忘れ、弾圧や神羅からの一方的な指示を受け入れて弱体化した国の男など、自分が好きになるなど到底思えなかった。
『でも…アタシも、もし好きな男が出来て…その男に抱か…抱かれ…ることとか…あったら…アタシもあんな声が出るのかな…』
 そう思いながら、ユフィはごろりと寝返りを

「し〜〜〜〜…」

 咄嗟に声が出かけて、口を少しひんやりとした華奢な手が覆った。
322321:02/06/25 00:00 ID:???
 びっくりした。
 心臓が止まるかと思った。
 冷や汗がだらだらと流れ、背中が冷たくなった。
「ティファが起きちゃうデショ?」
 “自称”忍者ではあるものの、そのユフィにここまで接近したにも関わらず気配を悟られなかった“彼女”は、やはり只者ではなかった。
 真っ暗な中で、彼女のエメラルドグリーンの瞳が何かの冗談のようにぼんやりと光って見えた。

 …恐かった。

「お願い。今日のこと、ヒミツね?誰にも言っちゃダメ。いい?みんなに言ったら、わたしもユフィがひとりえっちしたコト、みんなにバラしちゃうから」
 自分でもわからないうちに、こくっと頷いていた。
「んふ。いいコね」
 キスされるのかな?と思った。

 違った。

 エアリスは口を押さえていた右手でユフィの頭をなでなでと撫でると
「さっきね、ここのボーイさんに聞いたの。バスは夜中の3時まで入れるんだって」
 そう言って、「くすっ」と笑った。

 全部バレてた。

 ユフィはもう一度ユフィの頭を撫でて、それから迷わず自分のベッドに戻っていった。
 足音がしない。
 …十分、忍者の素質がある、とユフィは思った。

              終
323推力:02/06/25 00:03 ID:???
ようやく終わり。

今宵もここまでに致します。

気が向いたらまたなんか書きます。
FF7しか書けませんが。
324にゃんまげ:02/06/25 00:39 ID:???
推力さん大作お疲れさまでした!

この直後に、なんともお子様エチでスマンです…

294さん、ありがたいお言葉もったいねぇっす。オヤジハァハァ…
325にゃんまげ:02/06/25 00:39 ID:???
 降りたての雪のような柔肌を、ティーダは存分に征服していった。
 軽く歯を立てたと思えば、舌先で転がす。時おりきつく吸い、熱い息を吹きかけたりもした。
「うう…ん、はぁ、はぅっ……」
 愛撫を続けるうちに零れたティーダの唾液が、白い胸元をつうと伝い落ちる。
 切ない声がひとつあがるごとに、ユウナが自分のものになる気がした。  
 自分自身の昂ぶりは、もう抑えられないほどに張りつめている。
 無意識のうちに、ユウナの太股のあたりに、擦り付けていた。
「くっ……」
 さわさわとした衣擦れの向こうに、弾力を持った柔らかな身体。たまらずに吐息が洩れる。

 互いの服の布地ごしでも判る硬い感触に、ユウナがはっとしたように目を見開いた。
「ティーダ……?」
 戸惑ったような声に身を起こすと、じっと見つめられた。
 最初は顔を、そして不思議な感触の元を探るように視線が移動し、ズボンが不自然に盛り上がっている部分で止まった。
 それが妙に恥かしくて、ティーダは照れ隠しのように笑む。
「あ、俺、もうたまんなくって……」
 焦って口を付いて出た言葉も、自分でもがっかりするほど情けない。
「え、っと……」
 ユウナは少し考えて。
 言った。
「わたし、どうしたらいいかな?」
「えっ?」
 真顔で問われ、返答に困った。

 そりゃ……さぁ。

 一瞬、不埒な考えが浮かんだのを、急いで振り払う。
「どうって……、うん……いいよ、ユウナが気遣わなくても」
「でも」
 なおも食い下がるユウナ。一度言い出したら退かない強情さは、旅の中でティーダも承知ずみではあった。
 それに、下半身は、直接的な快感を求めて疼いている。
 ふう、と一度大きく息をつき、ユウナの手を取った。
「じゃ……触ってほしい……」
 その部分へ導き、あてがうように衣服の上からそっと触れさせる。
326にゃんまげ:02/06/25 00:40 ID:???
変なところで切れてしまいましたが、また今度。
3273流ノベリスト:02/06/25 22:43 ID:???
推力さん、お疲れ様です
私のヘボ小説読んでる人いないだろうからやめよっかな・・

>>291
>>298の続きです

「あっ・・あぅ・・・んくぅ〜〜・・」
執拗にレナの性器を突くヘビ(使い魔)にレナはどうすることもできない。
「(誰か!誰か助けて・・ 私変になっちゃいそう・・)」
心の中でそう叫んだが、実際には全くの奇声となって口から出てしまう。

「もっと気持ちよくしてあげる・・ まずは、その服が邪魔ね」
メリュジーヌは静かに目をつぶり、何やら呪文のようなものを唱え始めた。
「!?」
レナの両手が自分の意思に反して動き出した。そしてゆっくりとボタンを外し始める。
「んあ・・・手・・手が!・・・・ あぁぁ・・勝手・・に・・イヤァァァ!」
レナの白く豊満な胸が露になる。いくら処女でも身体は立派に大人なのだ。

「フフ、ここをこうするとね…」
レナの耳傍からメリュジーヌの甘い声が聞こえてきた。
メリュジーヌの2本の腕がレナの背後から伸び、レナの胸をやさしくマッサージするような手つきで揉み出した。
「あっ・・ああん・・・はうぅぅぅ・・んあっ!」

「(・・・ダメ・・・私どうしたの? 頭は拒絶してるはずなのに身体はこの行為を要求してるみたい・・)」

「さぁ、もっと喘ぐ(あえぐ)がいいわ!」
またも両手が勝手に動き出す。両手は自分の性器に顔を突っ込んでいるヘビ(使い魔)を握った。
握ったと思ったら途端、さらに上下に動かしだした。
「あぁぁ〜〜〜・・・ぁう・・んくぅぅぅ〜〜〜!」
胸を揉まれる刺激、性器を突かれる刺激が段々とレナを快楽の世界に陥れていく。
このスレ最高
エアティヨカタ・・・お疲れさん
にゃんまげと3流ノべリストもバソバレ
329名前が無い@ただの名無しのようだ:02/06/26 22:16 ID:xV9rqlN6
3流ノベリストさん、読んでますYO!
頑張って!
誰か、エルマ×クラスコか、ヴィンセント×ユフィを書いて下さる人はいらっしゃらないでしょうか・・・。
個人的にエルマとクラスコ好きなので・・・。
ジェクトカコイイ・・・
332推力:02/06/27 02:09 ID:???
>3流ノベリストさん

自分で自分を卑下した時に、自分の価値は決まってしまいます。
第三者が言及する前に自分で自分の価値を決めてしまわないようにしましょう…。

…と偉そうなコトを言ってみる。
私がいつも自分に対して言っているコトです。

マジレス、カコワルイ??
333推力:02/06/27 02:14 ID:???
 ぼんやりとした意識の中、彼女はゆっくりと目覚めた。
 頭が重い。
 痛みまではいかないまでも、どんよりと意識が濁っていて、どこ
か半透明の膜が世界を覆っているような感じだ。
 身を起こそうとして、体のあちこちに痛みが走る。毛足の短い絨
毯の上に、直接眠っていたらしい。軽い筋肉痛と、打身、それに尻
の穴も痛んだ。
『あ…そうか…』
 頭を押さえながら周りを見てみれば、そこは中流家庭によくある
リビングのようだった。
 淡いグリーンの絨毯に、控え目な家具類。少し大きめのソファと、
ライトスタンドの横にはサイドテーブルがあり、ソファの後には開
け放したドアが見え、それは隣の部屋へと直接続いていた。
 ソファと床、それに隣の部屋の入り口には半裸の男が寝入ってい
る。3人の男達はまだ若く、一人など20歳にもなっていないだろ
う。彼等は元の色が何色だったのか判別しづらいほど、脱色し、染
色たボサボサの髪をしていた。
 彼女の記憶が正しければ、あと他に2人いるはずだった。
『帰らないと…』
 サイドテーブルの上の時計は、朝の6時24分を差している。
 彼女はのろのろと身を起こしかけ、思い出したように視線を落と
して自分の体を見た。
 全身に、ナメグジが這ったような後が残っている。それが乾いて、
肌が突っ張っているのだ。中には半乾きのものもあり、それは彼女
の動きに合わせてどろりと垂れて落ちた。
『5人分…だもんね…』
 それは、男達の精液だった。
 彼女の体中に、男達の唾液や精液がこびりついているのだ。それ
が、ようやく目覚めた彼女の嗅覚に、己の存在を自己主張していた。
白っぽくねとねとした粘液は彼女の自慢の黒髪にも絡み、べとべと
として彼女を嫌悪させる。
334推力:02/06/27 02:18 ID:???
フォントを揃えても、ちゃんと表示されない罠。
なんてこったい。

1日しか経ってませんが、新規投稿です。
またFF7ですが。

…今度は短い…かな。
にゃんまげさん(・∀・)イイ! 
続きまってまつ。
336294:02/06/27 10:33 ID:???
にゃんまげ様、313様、ありがとうごぜぇやす。
推力様、3流ノベリスト様も毎度楽しみにしておりやす。
337294:02/06/27 10:37 ID:???
 幼いころから同い年の悪ガキ連中のなかでは男の子にも負けないノッポで、腕ずもうだってチョコボの早駆けだっていままでだれにも負けたことなんかない。
 志願して入った討伐隊だって、訓練のつらさに音を上げて脱落していく男どももいるなかで、耐えて残ってきた。
 だが、いま自分をとらえている男の腕…
 ――召喚士様といっしょに村に逗留しているガードだとは聞いていたし、叔父さんの店ではじめて姿を見たときも、大柄でいかにも屈強そうだとは思ったけれど――
 抱きすくめられる感触をとおして背中から伝わってくる、筋肉と骨の密度の圧倒的な差。
 剣術の稽古で先輩の男隊員に木剣でしたたか打ちのめされたときでさえ、ルチルは自分の身体をこんなたよりなく感じはしなかった。
 背中から押されるようにして、鼻先がジェクトの肩口あたりにくっつく。男の肌に、遠い昔こんなふうに子供だった自分をひざに抱き上げていたであろう、顔もさだかに覚えていない父親の匂いをかいだような気がした。
 守られていることの、暖かな陶酔。ただ、成長した若い女としてそれに身をまかせる方法を、ルチルは知らない。
 少女のとまどいを優しく揶揄うように、ジェクトの指先が胸の間にある革紐をほどいて、胸当てと胴着を外してゆく。
「……やッ…!!」
 片方の乳房を強く掴まれて、ルチルは鋭い声をあげた。
「…っと、悪りィ」
 小声で言うとジェクトは指先に込めていた力を解放した。悪戯っぽく笑う表情に、おもわず緊張がほどけた。
「大事に扱ってよ、オジサン。これでも発達途上でデリケートなんだからね?」
「口の減らねぇ性悪娘だな…わかってらぁな、お前さんのオッパイが発達途上なことぐらい」
 ついいつもの調子でポンポンと出てしまった軽口に、目を合わせて笑い合う。ジェクトが言葉をついだ。
「…おとといしっかり確認済みだぜ」
338294:02/06/27 10:41 ID:???
     ◇     ◇     ◇

「だからどうしろっての」
 ひなびた村の、人気のない小径に怒気をはらんだ娘の声が響いた、一昨日の昼下がり。
「お〜、『どうしろっての』だってよォ」
 若い男の声に、2、3人の下卑た笑い声がつづく。
「そんなコワイ顔すんなよぉ、ルチル。ちょっと俺らと一緒に楽しいコトしようってだけじゃんか」
「討伐隊じゃあ訓練ばっかでデートの相手さがすヒマもなかったんだろぉ?」
 またしてもゲラゲラと男たちの笑い声。
「さっさとそこをどいてよ? あんたたちみたいなのに構ってるほどヒマじゃないの」
「つれねぇこと言うなよォ」
 男の一人がルチルの上衣に手をかける。
「汚い手でさわんじゃないよ!」
「ンだとこのアマぁ…!」
 上衣をつかんで引きずろうとする男をルチルが蹴り飛ばす。バリッ!と音がして、上衣の肩が裂けて落ちるのと、ルチルが腰にさした蛮刀を鞘から抜くのが同時だった。
 蹴り飛ばされて転がる男の後ろで、白昼のこの辱めに娘がひるんでうずくまるものとタカをくくっていた残りの2人の顔が、ゆっくりと引き攣った。
「…失せろと言ってるの。聞こえないの?」

 抜きはらった蛮刀を片手に、つんと上を向いたみごとな乳房を昼の陽にあらわにして、仁王立ちのルチルが3人を睨みつけていた。
「…バカじゃない?」
 まっすぐ背筋を伸ばし、吐き捨てる低い声音には、全身の殺気がこもっている。
 気勢を殺がれた男たちと、じっと睨み合う。
「なッ、何だよォ…やる気かぁ? 討伐隊員が、民間人を傷つけても、いいってぇのかよォ?」
 面子を丸つぶれにされかけて、男の一人が悪あがきに吠えたてたその刹那、
339294:02/06/27 10:44 ID:???
 バスッ!!
 と、弾丸のように飛んできた何かが、湿った音をたてて男のにきび面の上で砕けた。
 ヒッ…と裏返ったなさけない悲鳴をあげて顔を押さえる男の足元から少しはなれたところに、齧りかけの紅いプラムの実がかすかに甘ったるい匂いを放ちながらくずれて転がっていた。
 ハトが豆鉄砲くらったような男たちの顔とルチルの視線がいっせいに向いた先の、道端のプラムの木陰から、ヌッと腕組みをしてジェクトは姿をあらわした。
「よぅ」
 薄笑いを浮かべながら間のびした声で、ゆっくり大股に男たちとルチルの間へと歩を進める。
 突然あらわれた、半裸にハーフパンツの異様な恰好の大男を見上げて、男たちはアワアワと2、3歩後ずさりする。
(どこの田舎にもいる、タチの悪い若けぇ衆、ってトコだな…)
 男たちを睨め下ろして、ジェクトはわずかに片眉を上げた。
「…ンだよぉ、オッサン!」
 ダミ声でわめきたてる男を見下ろし、
「や、悪りィな。面白ぇからちっと見物さしてもらってたんだが」
 人を食った笑みと口調で返す。
(しッかし、どのツラ見ても左巻きだなぁ…)
「ンだと、ざッけんなァ…!!」
 あー、ダメだこりゃ。芸のない吠え声にへっぴり腰で殴りかかってきた男の手首を、ジェクトは難なくひっつかんでねじり上げる。説教したところで理解する知力は持ちあわせちゃいなさそうだ。とりあえず、カラダで教えとくか。
340294:02/06/27 10:46 ID:???
「…おめぇがな。調子こくのも大概にしろや?」
 間のびした口調からガラリと変った低いハスキーヴォイス。男の手首をそのままぐい、とねじり上げた方向へ外向きに押して、バランスを崩したところへもう片手で鳩尾に段突きを叩き込む。
 すぐに右からイノシシみたいに突進してくる2人目に、タイミングを見はからって足で砂利を顔めがけてすくい上げる。わっと手を上げてガラ空きになった脇腹へ回し蹴り。
 2人が倒れた後ろから最後の1人がジャブを繰り出している。完全に腰が引けている。
 ニヤッ、と笑ってジェクトは左腕をひらいてみせる。フェイントにみごとに引っかかってきた猫の手みたいな拳をつかんで、そのまま男の脛を思いきり足で払った。すっ転んだ男の襟首をつかみ上げて、残りの2人が倒れている後ろへと投げ飛ばす。
 ガン!と音がして、男は背中から畑のきわの石垣へ叩きつけられた。積み石の一部がコロコロと崩れる。

 捨て台詞どころか、悲鳴すら上げる気力も完全に殺がれて、3人の男たちは這うようにして田舎道を逃げていった。
 五体満足なままではいられる程度にヤキ入れておいた。もう表へ出て娘っ子にけしからぬことをしようなんて気は、奴ら金輪際萎えたことだろう。
 ひょい、とふり向くと、蛮刀を手にしたまま、ルチルが放心したようにじっとこちらを見ていた。
(お…)
 袖なしの上衣の肩が裂けて腰のベルトの線からだらりと下がっている裸の上体の、形のみごとな白い乳房が目にとびこんできた。
341294:02/06/27 10:51 ID:???
朝っぱらから仕事の合間盗んで…
しかも読み返してみて、なんだこの昔の劇画チックな筋運びは…

とりあえず、逝ってきます。
3423流ノベリスト:02/06/27 20:55 ID:???
>>328
>>294
>>推力様
応援ありがとうございます(感動
これからもがんばらせて頂きます!
エルマ×クラスコ私も読みたいです
前にリク書いたけど、やはりアニキ絡みは難しいのかな・・・。

>>294さん、最高です!
3443流ノベリスト:02/06/27 23:00 ID:???
>>291
>>298
>>327の続きです

「はっ、はっ、はっ・・・」
両手の動きとともにレナの呼吸も速くなる。
「フフ、感じてるのね・・ 快感でしょ?」
耳元でメリュジーヌが囁く(ささやく)。
「ホラ、御覧なさいな・・ このドロドロした液体を・・」
メリュジーヌはレナの性器に指を入れ、指先についた愛液を親指と人差し指で絡めだした。
「あぁぁ・・・ い、いやぁ・・・」
あまりの恥ずかしさにレナは目を背けた。
「フフ、恥ずかしがることはないのよ。誰だってちゃんと出るんだから・・」

「(じゃぁ?・・ファリス姉さんも?)」
レナの脳裏にファリスが犯されるシーンが浮かぶ。
「(いや! 私何考えてるの? そんな姉さんなんか見たくない!)」

  『姉さんを犯してみたい…』

どこからともなく声が聞こえてきた。
「(…誰?)」

  『私は… あなた…』

「(私、あなたなんか知らないわ)」
レナが否定する。

  『私はあなたの中の一部… そうね、いわゆる本能って部分ね…』

「(知らないったら知らない! 私から出て行って!)」
さらに強く否定する。

  『私を否定すれば、あなた自身を否定することになるのよ?… それでもいいの?…』

レナの本能の言葉に返す言葉が見つからない。
345333:02/06/28 02:30 ID:???
 昨日は男達5人にかわるがわる犯され、抱かれ、汚されて、最後には全身によってたかって射精されてしまった。さすがの彼女も5人がかりでは息も絶え絶えとなり、抵抗すら出来ず、床にあられもなく寝そべったまま、彼等の熱い飛沫を全身に感じたのだ。
 胸元や、重く揺れる乳に散ったキスマークや歯型は、数時間前までの、彼等の欲望の激しさを物語っているようだ。
 いつ、気を失ってしまったのかわからない。何十回目かの挿入をひりつく膣に感じ、どこにそんな元気があったのか?とさえ思った激しい責めを受けたのは覚えている。
 だが、それが最後だった。
『…シャワー…』
 こんな姿で帰るわけにはいかない。
 彼女は体を起こし、四つん這いになって服を探した。
 すると、

ぶぶっ!…ぶっ!…ぶりゅっ!…ぶぴっぴぴ…

 股間から男達に送り込まれた空気が漏れて、汚濁した音を高らかに部屋中へと響かせた。と同時に、ぬるぬるとした精液と彼女の愛液の混じった粘液が、たっぷりと絨毯に垂れ流れた。
 慌てて尻の穴を締めてみるが、遅かった。あそこは一晩中犯されたおかげでヒリついてすっかり緩み、強く締める事すら出来なくなっていたのだ。
 彼女は一瞬で羞恥に頬を染め、慌てて周囲を見るが、男達は気付かない。だらしなく眠りこける二人の男は、熟睡したままだった。
 ほっと息を付いて、ソファの周囲に散らばる服を広い集める。少し大きめの、4人掛けくらいのソファだ。
 寝そべると、脹脛が少し出るくらいだった。
 そういえば、昨日はまず最初に、このソファで犯されたのだ。
346推力:02/06/28 02:36 ID:???
 立ち上がり、昨日使ったバスルームに向かう。歩くたびに股間が擦れて、内腿がひりひりと痛んだ。男達が無神経に腰を打ち付けるものだから、内腿が赤くなってしまっている。
 とろとろと、締まりの緩い膣口から白濁した粘液が垂れ落ちて来るが、絨毯に染み込んでも無視をした。
 彼らは、それを承知でこんな所で彼女を犯したのだ。そこまで気を使ってやる義理は無いと思った。
『…疲れた…なぁ…』
 体の中には、泥でも詰め込まれたかのような、鈍く重い疲労感がどろどろと溜まっている。
 早く自分の部屋に戻り、安心する自分の匂いの中、馴れ親しんだベッドで毛布に包まって眠りたい。
 午後5時には店の仕込みに入らなければならないのだから、その前に切らしてしまった調味料と野菜を仕入れに行きたいところだ。
 たっぷり眠りたいが、その前に男達の臭いを丁寧に落としておかなければ店に立つ事も出来ないだろう。
 部屋を横切り廊下に出ると、廊下で4人目が素っ裸で寝入っていた。
 数時間前にはあれだけ好き勝手に彼女を責め立てた男根は、今は小さく縮んでボワボワとした陰毛の中に隠れている。この男は他の誰よりも後から犯すのを好んで、おまけに、している最中は親指で尻の穴をぐりぐりと弄ってばかりいた。
 尻の穴も十分に開発され、ほぐされれば男根すら楽々と受け入れる事が出来るが、2本の指を捻じ込まれて広げられるのは止めて欲しいものだ。
 おかげで彼女は尻の穴が痛かった。
 裂けているかもしれない。
 裂けた肛門はそのまま放っておけば“痔”になってしまう危険があったし、最悪、直腸から雑菌が入ってひどい熱を伴う病気になるかもしれなかった。
『またお金がかかるなぁ…』
 そう思いながらも、今日手に入れる金で、帰りにハイポーションを買う事にした。
 ハイポーションは滋養強壮剤とは違い、自己治癒力を飛躍的に高める高濃度の薬剤だった。魔晄抽出物質使われているとかいないとか言われているが、深く考えた事は無い。
 元通りに治れば、何も文句は無いのだ。
347346:02/06/28 02:37 ID:???
 バスルームの手前の脱衣籠に服を入れ、ドアを開けて中に入った。
 そこここに、昨日の残滓が残っているような気がした。
『臭い…』
 彼女はここで、全員が見ている前で脱糞させられた事を思い出して顔を顰めた。
 ソファで散々彼女を嬲った後で、男達は用意していた浣腸を次々に彼女の肛門へ挿し入れて冷たい薬液をたっぷりと注入していった。
 3本もの薬液が数分後には彼女の直腸内で抗力を発揮し、泣いて懇願する彼女を小突き回しながら彼等はゲラゲラと笑ったのだった。
 立ち上がる事も出来ない彼女を、男達はバスルームまで引き摺るようにして連れて行き、用意してあった洗面器の中に出せと命令した。
 彼女は涙ながらにトイレでの排出を懇願したが願いは聞き入れられず、ついには手足を押さえられたまま無理矢理しゃがみ込まされ、一人の男が薄笑いを浮かべながら彼女の下腹部をぐいぐいと好き勝手に押し続けたのだった。
 彼女は、涙と鼻水と涎で顔中をぐちゃぐちゃに濡らしながら、洗面器の中に勢い良く黄土色の流便を垂れ流した。
『…オモチャだもんね…』
 彼女は頭を振って記憶を打ち消すと、シャワーバルブを捻って御湯を浴びた。
 熱い湯で全身の筋肉がほぐれ、体に澱のように溜まった疲労をゆっくりと流してくれるようだ。
 ソープを手の取り、首元、胸元、乳、腹…と上から順番に軽く洗っていく。
 どうせ部屋に帰ったらもう一度シャワーを浴びるのだ。とりあえず体の表面の至る所で乾いて張り付いた精液と、男達の臭いさえ消せればいい。
348347:02/06/28 02:39 ID:???
 一通り洗い終えると、バスタブに座って脚を開いた。
 左手でシャワーノズルを持ち、右手の人差し指と中指で大陰唇を押し広げる。そうしておいてから、下腹部に力を入れて膣圧を上げると、男達にたっぷりと流し込まれた精液が固まりのようになってどろりと出てくるのが見えた。
『…ホント、好き勝手してくれちゃって…さ…』
 そう思い、自嘲気味に笑ってみるが、好きにしていいと男達に言ったのは彼女自身だ。その方が高く売れるのだから、迷いは無かった。
 その筈だった。

 バスルームから出て、少し汚れてはいるものの匂いまではしないバスタオルで体を拭き、髪を乾かして服を着た。
 着替えの服ではなく、脱衣篭に入れたさっきの服だ。タンクトップやスカートはまだ着る事が出来たが、さすがに…というか、当然下着は駄目だった。
 彼女の汗や愛液、それに男達の臭いをたっぷりと吸っていたからだ。
 彼女は薄く笑うと
「サービスよ」
 と言いながら、汚れた下着を洗面台の蛇口にくるくると巻いておいた。

 廊下に出ると、先程の男はまだ床に伸びたまま寝入っていた。寝返りを打って横になり、汚い尻をボリボリと掻いている。
 彼女は、犬のように這いつくばってこの男の尻の穴まで嘗めた事を思い出し、胸が悪くなった。
349348:02/06/28 02:40 ID:???
 やがて、ソファの部屋ではなく、その隣の部屋へと入って行くと、そこで寝入っていた男がようやくもそもそと起き上がる所だった。
「…なんだ…あんたか…」
 ブルーのトランクスとシャツだけの格好で床の上に尻をべたりとつけて座り込み、ぼんやりとした顔で彼女を見上げる。
「…帰るのか?」
「はい」
 男は「そうか」と小さく言うと、背の低いテーブルの上にあった煙草に火をつけ、大きく吸い込んで盛大に煙を吐き出した。
 そういえばこの男の唾液は、ヤニ臭くて吐きそうだった。
 彼女は思い出して少し眉を潜めたが、それ以上は顔に出さずに男に言った。
「約束のお金…欲しいんですけど」
「ああ、そうだったな」
 男はのっそりと立ち上がるとデスクに近づき、その引出しから封筒を取り出して彼女に放った。
 封筒は分厚く、ちらりと中を覗くと糊の効いたワイシャツみたいな札が束になって入っている。これだけあれば、当分の活動資金には困らないだろう。残り少なくなってしまった小銃の弾薬も買える。
350349:02/06/28 02:43 ID:???
「数えるか?」
「いえ」
「ふうん…信用されてるんだな」
 男の顔に酷薄な薄笑いが浮かんだ。
「また、来月にも頼むぜ」
 男は何食わぬ顔をして彼女に近付くと、彼女の、豊かでありながらきゅんと引き締まった尻を右手で撫で回した。
「…はい」
 あれだけ欲望を吐き出したにも関わらず、男の、彼女のたっぷりと張り出した乳房を見つめる目は好色そうに光っている。
 黙っていれば今にも手を伸ばし、彼女を床に押し倒して犯してしまいたそうに見えた。
「じゃあ、これで…」
 彼女はするりと男の手から逃れると、軽く頭を下げてくるりと背を向けた。
 頭を下げた拍子に襟刳りの深いタンクトップの胸元から、むっちりとした豊かな乳が描き出す深い亀裂が男の目に飛び込んだ。

 昨日はあの乳に好きなだけ奉仕させ、どろどろに汚してやったのだ。

 そう思うだけで、枯れてしまったと思っていた股間のモノが、固くパンツを押し上げて立ち上がろうとするのがわかった。
 やはりこの女の乳は凶器だ。
 男を滅ぼす…。
「…おう。バレットの旦那によろしくな。ティファ」
「はい…」
 ティファは、男の言葉に曖昧に笑って、もう一度軽く会釈した。
 男は、彼女が玄関から出て行くまで、ずっとその背中をねっとりと絡みつくような好色な目で追い続けていた。
351推力:02/06/28 02:45 ID:???
またまた大量投稿。
いいかげん懲りろよ自分。
いいだろ自分。
もう満足だろ自分。

問うてはみるものの答えは無し。

続く…。
正直、ちょっと引いた
アロ×リュと
>>277の続きが読みたい
>>353
同意!!277氏の再臨を待つ
まだかな
356277:02/06/29 20:55 ID:???
すみません。もう少し待ってください。
いつか必ず書きますんで。。。腕がないから文章書くのに時間がかかってしまって
ティファ攻めキボンヌ
>>351
萌え〜
しかし、なんかリアルっすね・・
女性の方すか?
>358
いやこのエロ描写の執拗さは男性さんだと思う。
360にゃんまげ:02/06/30 12:22 ID:???
正午だってのに、ちょろりあぷ。
最初の方がログの上のほうに行っちゃったんで、たまにはリンクをはっておきます。

>>56 >>63 >>74 >>75 >>79 >>80 >>105 >>209>>210
361にゃんまげ:02/06/30 12:23 ID:???
>>216 >>243 >>244 >>245 >>270 >>271 >>296 >>325

アンカーリンクが1レスに収まりませんでした…
ムダに長いなあ。もっとメリハリある文をめざしたい。
362にゃんまげ:02/06/30 12:24 ID:???
 細い指先が恐る恐る、それを包みこむように握った。
「あっ……」
 ユウナが、びっくりしたように小さく声をあげる。
「固い、ね…」
 頬を染めて、小声で呟いた。

 遠慮がちな刺激は衣服に邪魔されて、もどかしいほどに弱々しい。
 そうでありながら、ユウナに触れられている、その事実だけで痺れるような興奮が突き抜け、布地を痛いぐらいにきゅうきゅうと押し上げていた。
「う……」
 押し殺しても、うめきが洩れる。
 辛かった。
「ティーダ……?」 
「・・…ちょっと待って」
 心配そうに眉をひそめたユウナの手首をつかむと、そっと引き離した。
 こんな生殺しのような状態に、いつまでも耐えることはできなかった。
「ごめん、やっぱ……脱ぐ」

 うわぁ……かっこ悪いな、俺……。
 
 もつれる手でかちゃかちゃと留め具を外しながら、ティーダは自分の余裕のなさを呪った。
 心の準備がなかったとはいえ、初めてではないのに……。
 こんなはずでは、という苦い思いでいっぱいだった。

 確かに、初めての時よりも緊張している。ユウナの気持ち、自分の思い、どちらを損なうことも許されない。
 遊びの相手には、決して持つことのなかった感覚。
 真に愛した女を抱く責任感は、しかし、不快なものではなかった。
363にゃんまげ:02/06/30 12:26 ID:???
応援してくれる方ほんとにありがとうです。
2ちゃんゆえ、あまりの馴れ合いは×だそーですが、
やっぱ頑張ってといわれるとウレシイ。
3643流ノベリスト:02/06/30 16:29 ID:???
>>291
>>298
>>327
>>344の続きです

「(・・・じゃぁ、あなたはどうしたいの?)」

  『私はレナの欲望を満たしたいだけ・・・ そう、女としての本能を・・・』

「(・・・女としての本能?)」

  『そう・・ 御覧なさいな。"レナ"の表情を・・・』

レナの顔には苦痛としか言いようのない表情が浮かんでいた。
瞳は涙で溢れ、必死に何かを堪(こら)えていた。

「(・・・早く楽にさせてあげて!)」
理性のレナが訴える。

  『あなたのせいなのよ・・・ あなたがレナを苦痛にしてるの・・・』

「(わ、私が? ウソよ!)」

  『ウソじゃないわ・・・ つまり、レナにとってあなたが邪魔なのよ・・・』

「(・・・でも、私がいなくなったらあなたも消えるんでしょ?)」
脅えるような声で必死に抵抗する。

  『そうね・・・ だから少しの間、あなたには眠っていて欲しいの・・・』

「(それが・・・ "レナ"のためになるの?)」

  『フフ、さぁ、どうかしら・・・ 私は本能。あなたとは相違なるもの・・・』

2人の会話が止まった。沈黙が2人の間を取り巻く。

  『考えていても始まらないわ・・・ さぁ、早くしないと"レナ"が精神崩壊(こわれて)してしまうわよ・・・』

本能のレナが意地悪げに言う。
「(・・・私が眠るには・・・どうすれば・・いい・・の?)」
恐る恐る聞いてみる。

  『簡単よ・・・ 私が眠らせてあげる・・・ さぁ、目を閉じて・・・』

理性のレナは言われるままに目を閉じた・・・
3653流ノベリスト:02/06/30 16:51 ID:???
続きです

「ぁぁん・・・ い・・・いい・・・」
レナの声が奇声から喜びのような声に変わった。
「あらあら、理性が耐え切れなくなったのね。フフ・・」
メリュジーヌがニヤッとした表情を浮かべる。
「もう私の手助けは必要ない見たいね。」
メリュジーヌがすくっと立ち上がる。
「はっ・・はっ・・はっ・・、も・・もっと・・・して・・・」
縋(すが)る様にレナは涙目でメリュジーヌを見上げた。
「ここまで本能に支配されるなんて意外ね・・・ よっぽど理性がしっかり本能を食い止めてたようね」

「ここをね・・・こうすると・・・」
メリュジーヌの指がレナの性器に入る

   ・・ぐちゅ・・

「はぁぁ・・・ん・・・い・・いい・・」
たちまちレナの表情に喜びの表情が浮かぶ。
「さぁ、この突起物を触って御覧なさいな」
メリュジーヌがレナにそう促す。
「は・・・はい・・・」
言葉に従うように、レナは右手の親指と人差し指で触ってみる。
「!? あぁぁぁ・・・ い・・いい・・」
レナの身体に鳥肌が立つような感覚が襲う。
同志めっちゃ少ないだろうが…
ワッカ×ルールーで妊婦モノとか読んでみたい。
お腹せり出してきたルー姐さんの足の爪を切ってあげてるうちに
ついムラムラきてしまうワッカさんとか…

スマソ、回線で首吊って逝ってきます。
>>にゃんまげさん
馴れ合い駄目ですか・・でも待ってますんで(;´Д`)ハァハァ

>>366
漏れも見たい・・・
>>366鬼畜じゃないワッカなら読みたいなぁ。
ワッカ×ユウナとかアーロン×ユウナとか、意外な組み合わせも読んでみたい気が。
369350:02/07/01 02:39 ID:???
 男達の家から出て、薄汚れた街路を足早に歩く。
 腐ったピザの隙間から射し込んで来る朝の光が、容赦無くティファの瞳を射た。
 記憶が途切れているが、最後に時間を認識したのは午前3時過ぎだった気がする。
 6時半まで数時間しか寝ていない。しかも、それだとて寝たのか気を失っていたのか曖昧で、シャワーを浴びてもとても疲れが取れたとは言えなかった。
 今は7時くらいだろうか。
 頭の上にある特権階級達の街には、今頃たっぷりと太陽の光が降り注いでいるのだろう。
 けれどこのスラムには、所々から細い金の糸のような陽光が細かいホコリに姿を晒している以外は、そのあたたかさを感じる事も無い。
 おそらく未来永劫、頭上の腐ったピザが落ちない限り。
 それでも人々は生活していく。
 こんな街でも、パン屋はとっくに開いて、小麦の焼ける香ばしい香りを彼女の鼻腔に運んできていたし、街のあちこちからは働きに出る人々の出勤がそろそろ始まっていた。
370369:02/07/01 02:40 ID:???
 そんな中、ティファの姿は人々の目を引いた。
 ミニタンクトップと、サスペンダーで吊ったタイトスカート。
 襟刳りの深いミニタンクトップからは肩が剥き出しになり、鳩尾(みぞおち)までの長けであるためにヘソも露(あらわ)だ。
 タイトスカートは股下数センチで、ミドルキックを繰り出しただけでずり上がって、下着を露出してしまうだろう。ハイキックに至っては、露出狂だと思われても文句は言えないほどだ。
 薄暗いとはいえ、時間的には朝なのだ。
 子供も起き出している。
 そこを、この娼婦そのもののような姿で歩く。
 それは、ティファの羞恥をちくちくと刺激した。

 ザンガン格闘術の基礎は、空気を読み、大気を読み、己の力の流れを読んでそれらと同調させる事だ。そのためには衣服は薄く、軽く、簡素であればあるほど良い。露出した肌で直接空気の流れを感じ、人の内圧力を感じるのだ。
 そのための服だった。

 最初は。
371370:02/07/01 02:41 ID:???
 だが、実際娼婦のように…いや、娼婦として体を売り始めてからは、この姿で街中を歩く事に、ほんの少し抵抗を感じ始めていた。
 この街で、この姿を見て「娼婦」だと思わない男はおそらくほとんどいないだろう。
 実際、街頭に立ち客をとる「街娼」と呼ばれる娼婦の中に、同じような格好の女を見かけた事もあるのだから。

 自分の体以外に頼る者の無い田舎娘が、たった一人で生きていくのは難しい。
 しかもここはミッドガルのスラムだ。
 綺麗な体でい続ける事は、死ぬ事よりも難しかった。

 彼女が体を売るようになって、もう何ヶ月目だろうか。
 5年前のニブルヘイム惨劇の影響か、子供のつくれない体だと医師に言われたのが1年前だった。
 自暴自棄になっていた時、酔ったまま数人の男に何度も犯された。
「どうせ子供など出来ないのだから…」
 と、いっそのこと体でも売ってみようかと思ってからだと思う。

 アバランチの活動資金もばかにならなかったし、セブンスヘブンのこの先の経営にも不安があった。
 バレットは日雇い業で細々と日当を得てくるが、そんなものは日々の生活費とマリンのための貯金で消えてしまうのだ。
 とても当てには出来なかった。
372371:02/07/01 02:46 ID:???
 アバランチの資金繰りに困り、スポンサーの進言に乗ったのは彼女自身だ。
 自分の体が金になるのを知ってからは、週に2〜3度の割合でスポンサー達に抱かれ、おもちゃにされた。
 セブンスヘブンで客を取り、店でそのまま抱かれる事は少ない。
 客の指定する場所に自ら出かけていき、そこで客の好きに抱かれる事の方が遥かに多く、また気が楽だった。
 少なくとも、自分の慕っている優しいティファがこんな仕事をしているなどと、マリンに知られる恐れは少なくなるから。

 アバランチの連中の中に、寝ていない男はいない。
 バレットとも寝た。
 体が空いていれば、いつでも誰かを受け入れて抱かれた。さすがに『便所』扱いはされないが、便利に使われている感は否めない。
 アバランチで彼女の他には唯一の女性であるジェシーは、ティファのこの行為を知るたびに眉を顰めるが、互いにもう大人なので特に文句は言わなかった。

 私の体をオモチャにする事ででも、アバランチの結束が固まれば良いと思う。
 例えそれが偽りの結束だとしても。

 ティファは、そう思っていたのだった。
373推力:02/07/01 02:49 ID:???
「まだ続くのか?」
「続くと思います。あと1〜2回」
「…まあ、他の人の邪魔にはならんようにな」
「はい」

…というわけでここまで。
374294:02/07/01 04:21 ID:???
>>366
いいね。
お医者さんによると、お腹に負担がかからないよう、
女性を横向きに寝かせてあげた恰好での後背位なんかがいいそうです。

しかしルー姐さんって…乳房が張ってくる妊娠後期がメチャ大変そう…。
375294:02/07/01 04:28 ID:???
>>340からの続きちょこっとUP。

***************
 まるでめずらしい羽根をもった猛鳥を岩の上にみつけたように、ジェクトの目は娘に吸いよせられた。
 首から翼のように発達した両肩を包む、陽に灼けてなおしっとりときめの細かい蜜色の肌。その下でなだらかに白さを増してゆく、丸く締まった乳房。子供のようなつるりとくびれのない直線をかすかに残している腰つき。
 腕も背中も、眩しいくらいに伸びやかに発達して、ピンと引き締まっている。
 ザナルカンドで見てきたブリッツの女子選手の中にさえちょっと見あたらない、若い駿馬のように隙のない身体つきだ。

 ルチルの両目が一瞬、またたいた後、ジェクトに向かって大きく見開かれた。
 ほとんど同時に、ビクリと波紋のような小さなふるえが、伸びやかな四肢の上にひろがる。
 ジェクトは今度ははっきりと(見てやろう)という意思を持って、ルチルを視線の中にとらえていた。

 淡く紅を刷いたような乳暈が男の視線の中で少しずつ尖るのと、少女がかすかに身をよじらせたように見えたのが同時だった。
「…ありがとう」
 身じろぎをぐっと押さえ、恥じらってなどやるものかというような、低く腹に力を込めた声で、ルチルがジェクトを睨め上げて言った。
「ああ」
 ジェクトは視線をはずさない。身を固くする少女をおだやかに見下ろしたまま、
「ま、ともかく、服、着ろや。…あっち向いといてやるから」
 そう言ってようやく、くるりと背中を向ける。大したじゃじゃ馬娘だ。背中を見せたとたんに手に持った蛮刀で俺もバッサリやられないともかぎらねぇな。
 カチャカチャと、背後で蛮刀の鞘をさげた腰帯の金具が鳴った。つづいてキシッ、と布をひき結ぶ音がして、ふり向くと、上衣の破れた両肩を結んでルチルが立っていた。まだいくぶん、ふくれっつらのような表情をしている。
R@no-name様!続きウプキボーーーン ( ´Д` )ガンガレー!
アーロン×リュックの続きも気になるところウプウプおながいっす!
294様、素晴らしいです!ジェクトカコイイ!

アーロン×リュックも続き待ってます
3作同時進行マンセー!
>277さま
待ちます待ちます
がんばってください
380107:02/07/02 12:40 ID:???
久々になってしまいました。
待っていてくださった方、ありがとう。励みになります。

「リュック」
「んん…なあに、アーロン」
応える声は消え入るように小さく、恥ずかしさに震えている。
「俺がいつもしてやるように、お前を可愛いがれ」
「ええっ…やあん」
欲しいんだろう、俺が。見せてみろ。
「仕方がないな。手伝ってやろう」
アーロンは軽く鼻先で笑うと、逃げようとするリュックの右手を握り、人差し指を
立たせる。今だ抵抗する手を軽々とねじ伏せ、彼女のスリットへと伸ばしていく。
「やだあ、アーロン…」
言葉とは裏腹に、リュックは更に深くアーロンの胸に凭れ込む。彼女の細い指先が
秘所に触れた瞬間、身体がびくんと反応した。
わざと聞こえるように淫靡な音を立てながら、すでに雫滴るそこを彼女自身の指で
深くなぞらせる。
381107:02/07/02 12:41 ID:???
「厭だと言っていた筈だろう。なのに、これは何だ…」
「意地悪…」
涙を堪えながら抗議する声さえ、誘い水となる。
「自分でやってみろ」
そういうとアーロンは手を離す。促され、こわごわと自分に触れていたリュックの指が
つっ、と花弁の縁で止まる。腰の奥に電流が走るような感覚。なに、これ…
「見つけたな」
その様子を後ろから眺めていたアーロンが、さも愉しそうに言う。
「いつも俺が指で、舌で、可愛がってやるところだ。今夜は自分で慰めるんだな」
「ひどいよ、アーロン、ここにいるくせに…」
「どれだけ俺を欲しがっているのか、見せてもらおう。それからだ」
アーロンに触れられたい。すぐそばにいながら叶えられない思いに身悶えながら、
リュックは指を小さく往復させる。それはリュックの羞恥心を裏切り、刺激を求めて
立ち上がる。やだ、気持ちいい…。自分自身の求めに、いつしか彼女の指は勢いを
増していた。
「…あん…」
快感に甘く染まる声が、彼女の唇から漏れる。
保全
>>380>>381
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
>>368
アーロン×ユウナイイ!!きぼーん
>>推力さん
待ってます。
ティファ萌え〜〜
386推力:02/07/03 02:17 ID:???
>>385
あら?
待ってる方がいた…。

アプはもう少し先にしようかと思ってましたが。
387372:02/07/03 02:21 ID:???
「霧…」
 ティファの周囲を薄靄(うすもや)が包み込む。
 30メートル先ともなると、ぼんやりとしか見えなくなっていた。

 区画が違えば、日照も気温もガラリと変わる。
 ティファの住む7番街は、スラムでも特に昼なお暗い区画であり、夜と昼の気温差が大きい場所でもった。
 7番街のプレートの上にどんな居住区画があるのか知れないが、日の出と共に気温は上昇し、夏の日中ともなればじっとりと蒸すほどだ。
 それでいて夜には気温が急激に下がるため、その気温差と湿度によって霧が発生しやすくなっていた。

 その霧の中で、魔晄の触媒反応を利用した『魔晄灯』とも言うべき街頭が、光の傘をかぶって丸く滲んでいる。
 ティファはやがて、人影の無い駅の前へと通りかかった。
 駅舎の無いホームには、魔晄列車がその黒々とした巨体を横たえて、午前9時の始発を待っていた。
 それは、『天界』と『下界』を結ぶ、たった一つの交通機関。
 神羅のホストコンピューターによって管理され、この列車を使用する人間はID検知によってその住所、氏名、年齢、職業、そして収入から家族構成までチェックされる。
 天界の住人は下界に許可があれば訪れる事も出来るが、下界の人間は天界には一歩も脚を踏み入れる事は出来ない。
388387:02/07/03 02:24 ID:???
『だけど、それももうすぐ…』
 ティファがスポンサーに体を売って手に入れたものは、何も金ばかりではない。
 アバランチにとって有益な情報も、いくつか入手する事が出来た。
 その一つが神羅社員のID情報だ。
 ジェシーが取りかかっている偽造IDが完成次第、アバランチの仲間が壱番魔晄炉に侵入し、何らかの行動を起こす予定だ。
 魔晄炉自体の機能停止を目的としているが、場合によっては爆破も厭わない…とバレットは息巻いている。
 だが、そうなれば何人、いや何十人もの人が命を落とす事になるだろう。

 心が痛まない訳はない。

 だが、選んだ道だ。
 神羅に復讐するためには、どんな犠牲も払い、どんな手段も選ばない。
 それは7年前に故郷を無くした時、心に誓ったはずだ。
 血の涙を流す弱い自分を叱咤しながら、誓ったはずだ。

 けれど。

 ティファは小さく溜息をついて、天を仰いだ。
 星は見えず雲も見えず、その代わり赤や黄色の人口灯や黒々としたパイプ、鉄板に覆われた基礎建築しか見えない。
 故郷の満天の星空に、私は胸を張れるだろうか。
 パパやママに、胸を張れるだろうか。
 そう思うと、挫けそうになる事も…あるのだ。
389388:02/07/03 02:29 ID:???
「ようティファ」
 不意にかけられた太いしゃがれた声に振り返ると、建物の影から不精髭をぞりぞりと擦りつつ、一人の男が近づいてきていた。

 …前に抱かれた男だ。

 すぐにわかった。
 しかし男は、神羅の関係者でも、スポンサーでもない。スポンサーが、以前ティファをオモチャにする時に呼んだ、スラム住まいの『上客』である麻薬の売人だ。
 接待のつもりだったのだろう。
 だが、この男には膣内に少量の薬を擦り込まれ、前後不覚のまま一晩中弄(もてあそ)ばれた覚えがある。
 あの時は薬が切れてから胃の中のものを全部吐いて、その後、一日中体調を崩して寝込んでしまったのだ。
 良い記憶などではない。
 男はニヤニヤしながら、ティファの体をじろじろと上から下まで嘗めるようにして見た。
 特に、大きく張り出してふるふると揺れる重たそうな乳と、短いタイトスカートから伸びるむっちりとした太股に視線が泳ぐ。
「なんだよ、仕事帰りか?」
 彼女は今、下着を着けていない。
 あの男達の家の洗面台の蛇口に、ぐるぐると巻き付けてきてしまったのだ。
 まだあそこはじゅくじゅくと湿り、体は重い。体の芯には熱が残っていて、目の前の男の無遠慮な視線に反応してしまいそうになる。
 男の言う「仕事」とは、もちろん「売春」の事であり、「体を売ってきた帰りか?」という意味だ。
 ティファはそれには応えず、曖昧な笑みを浮かべた。
 男はその笑みをどう捉えたのか、さらに近寄ってきて大胆に彼女の腰に手を回した。
 無骨な手が尻を撫で、右の腰骨の上に取り付く。
 そのまま男の手は、腰から太股にかけての曲線に添って、さわさわと撫でまわった。
390389:02/07/03 02:31 ID:???
「あ…」
 嫌悪より先に、震えが来た。
 ぞくぞくとした震えが腰から背中を登り首筋に到達すると、そのまま今度は背中を伝って尾底骨まで駆け下りて子宮を揺さぶった。
 あの夜に、酩酊した意識の下で感じた感覚が蘇っていた。
「…ん?」
 男はスカートの手触りに違和感を覚え、不意にスカートを捲り上げてティファの尻を剥き出した。
 魔晄灯の明かりの中、健康的に引き締まりながらも白くむっちりとした尻が露になる。
 やはりノーパンだった。
「きゃっ!」
 ティファは慌てて飛び退り、両手でスカートを引き下げて男を睨んだ。
 そして慌てて周囲に視線を走らせる。
 始発まで1時間以上あるためか、他に人影は無い。
 男はホッとしたティファに近づくと、
「ノーパンでうろつくとはなぁ…新しいプレイか?お前も好きモノじゃねぇか」
 嘲笑の言葉には、好色のスパイスが振りかけられていた。
 今にも舌なめずりしそうな笑みで、ねっとりとティファに視線を絡み付かせる。
「ちが…」
「ほお…じゃあお前の趣味か?下半身素っ裸で街歩いて誰かが気付くかどうかドキドキしながら歩いてんだな?やっぱりお前は淫乱な露出狂なわけだ」
「やめて…」
 ニヤニヤ笑いながら、彼女が両手で押さえたスカートを強引に捲り上げようとする。
 ティファは抵抗しながら後退るが、男は手を離そうとしなかった。
391推力:02/07/03 02:36 ID:???
「あと1〜2回で終わるんじゃなかったのか?」
「すみません。延びました」
「約束が違うんじゃないか?」
「約束した覚えはありませんが」
「他の人の邪魔になっとるじゃないか」
「そうですか?」
「あと何回だ」
「…わかりません」
「また長いのか?」
「…途中で飽きて止めるかも」
「無責任は許さん」

…というわけでここまで。
リュックカワイイ
推力タンカワイイ
頑張ってください。待ってるよ!
>>391

前に自分を卑下するなと言っておきながら、
他の人のジャマとかそういう発言もなぁ…自信持てばいいのに。
ソウサ!ここまで来たら気にする事無いって!
396推力:02/07/03 23:46 ID:???
>394

それはそうだ。
真性ヘタレがバレた!Σ( ̄口 ̄;)
397390:02/07/03 23:48 ID:???
「やめてくれないと人を呼ぶわよ?」
「いいぜ?けどよ、困るのはお前じゃねぇのか?淫売だって事がわかると、いろいろ困るだろう?」
 スポンサーの『上客』に手を上げる事は出来ない。機嫌を損ねるわけにはいかないのだ。
 彼等にはまだまだ金を出してもらわなければならないし、何より情報提供など利用価値が高いのだから。
 だが、こういうダニのような男には本来これっぽっちも利用価値は無い。
 出来る事なら今すぐこの男を殴り飛ばして、二度とふざけた真似が出来ないように徹底的に教え込ませてやりたいと思った。
 こんな時だ。
 体を売るよりも激しい屈辱を感じるのは。
「あっ…」
 男はティファの右腕を取って引き寄せると、そのまま左腕で腰を抱いた。
 生温かい吐息が首筋にかかって、ティファはゾッとする。
 酒臭い。
 どこかで飲んだ帰りなのだろうか。
「やめて」
「いいじゃねぇか。今日は何人相手にしてきたんだ?2人か?3人か?」
 まさか『5人です』とは言えるわけもない。
「いまさらもう一人くらい増えたってかまやしねぇだろう?」
 どういう論理なのだろう?
 体を売る女は、いつどこで男に抱かれても、少しも傷つくなんてことないとでも?
 男の左手は腰から尻に下がり、そのまま後からスカートの中に潜り込んできた。
 尻肉を分け、肛門を嬲り、陰唇の端にかかる。
「やめっ…あっ…」
「濡れ濡れじゃねぇか…またたっぷり膣(なか)に出されたんだな」
 ぐっぐっと強引に男の拳が尻肉に入って来る。
 ひりつく内腿に痛みが走り、ティファは脚を少し開いて男の手を自由にした。
398397:02/07/03 23:49 ID:???
「なんでぇ…その気なんじゃねぇか」
「ちがっ…」
 男の指が膣口を探り当て、ぬるぬると膣内(なか)へと入ってくる。
 ティファはビクビクと体を震わせて男の胸板に両手を置いた。
「いやっ…やめ…」
 ぐいぐいと男の体を押して離れようとするが、男の右腕が彼女の腰を抱き、万力のように固定している。
 単純に力だけでは、さすがのティファも大人の男には勝てそうも無い。
「待って…」
「待てねぇよ」
「ちょっと待ってってば。…口で良かったらしてあげるから…」
 ティファはそう言いながら右手で男の左手首を掴んで、膣内を蹂躙していた中指を引き抜いた。
 洗ってもいないだろう不潔な指で、これ以上大切な所を掻き回されるのだけは避けたかった。
「へっ…へへっ…最初からそう言えばいいんだよ」
 ティファから体を離し、男は彼女の右手を振り解いて粘液でぬらぬらとした指をべろりと嘗めた。
「来いよ」
 男が先に立ち、ティファはスカートを直しながらそれに付き従った。
 ホーム改札正面のビルの、その路地裏に入っていく。
「どうしたよ?来いよ」
 路地裏に入る事を躊躇するティファに、男が苛立たしげに声を上げた。
「お前のために人目に付かない場所でやってやろうってんだ。別にいいんだぜ?通りの真ん中でしゃぶらせてもよ」
 この男ならやりかねなかった。
399398:02/07/03 23:50 ID:???
 ティファは諦めて、男の招くままに路地裏の暗がりへと身を滑り込ませる。
 路地裏は土が露出していて、割れた瓶やパイプが散乱し、小便のアンモニア臭や、おそらく猫のものと思われるフンの臭いが漂っていた。
 男は薄汚れた壁に背中を預けて立ち、ニヤニヤとしながらティファを見ている。
「早くやってくれ。出すまで帰れると思うなよ」
 ティファは小さく溜息をつくと、男の前にしゃがみ込んだ。
 両膝は地面に付けない。
 まるで草むらで放尿する時のような格好だ、と彼女は思った。
 既に固く盛り上がった男の股間に手を伸ばし、ズボンのファスナーを引き下ろした。
 染みのついたトランクスが覗き、むっとしたアンモニア臭と男の臭いの入り混じったものがティファの頬を打った。
 手を挿し入れてトランクスの横から男根を出そうとするものの、なかなか出てこない。仕方なく、ズボンのボタンを外してトランクスごと足元まで引き下ろした。
 その途端、ぶるんっと男根が勢い良く跳ね上がる。
「…ッ…」
 太くて、赤黒くて、そして熱かった。
 ティファは右手でやんわりと握ると、左手で髪をかきあげてそのつるりとした表面に舌を這わせた。
「うほっ」
 男が悦びの声を上げる。
 男根の先端からは透明な粘液がぬるぬると染み出してきていて、ティファはそれを舌の腹でねろっと掬い、先端にまんべんなく塗り広げる。
 そうしてからゴムのような触感の亀頭の部分だけを口に含んで、舌でぶよぶよとした皮との境界線をくすぐった。
400399:02/07/03 23:51 ID:???
「ああ…いい…ぜぇ…」
 咥えながら上目使いで男を見上げるが、顔は男の腹と胸で見えない。
「…んっ…んんっ…」
 男の呻き声を聞きながら、男根を喉元まで飲みこむ。唾液と粘液が交じり合い、そこに溜まっていた白くてねばねばした恥垢が溶けて、気を抜くと吐いてしまいそうになる。
「ん……ぐぅ…」
 必死になってその汚濁した粘液を飲み込む。
 だが、口元から溢れた汚液は垂れ落ちてティファのすっきりとした顎から地面へと滴った。
 ぬるる…と抜き出し、「ぷあっ」と息をついた。
 そしてぬるぬるとした男根を右手の人差し指、中指、親指の3本で支えながら、ぺろぺろと嘗め上げる。
 男根の下側の筋になった所を、何度も何度も玉袋から先端まで嘗め上げていく。
「へへっ…すけべな顔しやがってよぉ…そんなにチ●ポ好きか?」
 ティファは応えずに、男の臭く匂う黒い玉袋を口に含んでころころと転がした。
 びくびくと男根が跳ねる。
「おお…お…」
 男が呻きながらティファの髪に手を置いた。
 だがティファはその手を振り払うように首を振ると、男の男根を再び口いっぱいに含んだ。

ちゅぼっ…ぼっ…ちゅ…ちっ…ちゅぼぼっ…

 男根を吸い上げ、頭を前後に振り、リズミカルに刺激していく。
401400:02/07/03 23:52 ID:???
「おお…ぁ…お…」
 近いのだ。
 声でわかった。
 ティファはぬるる…と男根を抜き出すと、今度は右手でしごき始めた。
 そうしておきながら、左手で玉袋をやわやわと揉み上げる。
「…の、飲めよ…」
 荒い息の下、男がティファを見下ろしながら髪を掴んで引き寄せた。
 ティファは仕方なく、右手で激しくしごきながら髪をかきあげ、男根の先に口を大きく開けて寄せていく。
「イ…イクぜ」
 男がつぶやいたと同時にティファは男根をしごき上げるのを止め、亀頭に覆い被さるようにして口を寄せた。
 その途端、熱くてねっとりとした青臭い粘液が、上顎の奥に当たって口いっぱいに満ちる。
 ティファは男根を咥え、放出が止むのを待った。
 すごい量だ。
 鼻から息をしないと、むせかえってしまうだろう。
「…ん…」
 落ち付いたところを見計らって、ごくり、と大量の精液を飲み下す。
 ごくり、ごくり、と何度も飲み込み、舌の裏に溜まったものも唾液と混ぜて飲み下した。
 ねっとりとした精液は、喉に絡み付くようだ。
「ちゃんと綺麗にしてくれよ」
 上目使いに男を見上げ、視線で返事を返した。
 粘液の絡んだ亀頭を嘗め回し、唾液と一緒に飲み込む。
 そして尿道に残った精液も、ちゅうちゅうと赤ん坊が母親の乳房にするように、目を閉じて無心に吸い上げた。
402401:02/07/03 23:54 ID:???
 すっかり綺麗にしてしまうと、ティファは“けぷっ”と精液臭いげっぷをして、男のトランクスを引き上げる。
 男根はたちまちのうちに力を無くし、もじゃもじゃと茂った陰毛の中に隠れるようにして垂れ下がっていた。
 ズボンまで、まるで子供にそうする母親のように履かせてやってから、ティファは立ち上がって男を見送った。
 男はすっきりとした顔で一度ティファの乳を揉み上げ、路地裏から出て行った。
「…ぺっ…」
 まだ口の中がぬるぬるする。
 ティファは何度も地面に唾を吐き捨て、ごしごしと口を拭った。
 いっそのこと胃の中のモノも全部吐いてしまいたかったが、胃液が込み上げるあの感覚を思い出してやめた。
 歯の間に挟まっていた男の陰毛を無表情に抜いて眺め、捨てる。
 早く部屋に帰ってシャワーを浴びたい。
 それだけを思った。

 駅の時計に目をやると、時刻は8時10分を指していた。
 あと20分もすれば、ミッドガル上層に向かう客が集まり始めるだろう。
 ティファは足早に駅を通り過ぎようとした。
 …と、
「どうしたね?」
 一人の駅員が、ホームの階段横に座り込んだ男の顔を覗き込んでいるのが見えた。
403402:02/07/03 23:56 ID:???
 男の身に着けているのは神羅兵の制服のようだ。
『………神羅……』
 神羅兵が、ここスラムの娼館に女を買いに来るのはさほど珍しい事ではない。
 真偽の程は定かではないが、神羅ビルには男性兵士の慰安用のセクションもあるという。
 だが、そこで満足出来ない男がプロの性技(テクニック)を求めて来るのだと言われていた。
 座り込んだ男は、大方ここに女を買いに来て前後不覚まで酔っ払い、身包み剥がされて放り出された…というところだろう。
 神羅兵といえど、気を抜けば命さえ危ういのだ。
 ここでは危機感の無い馬鹿は死ぬだけだ。
「うう…………」
 ティファは溜息を付いて立ち止まった。
 確かに神羅は憎い。
 この男も、どこかで人を殺した事があるかもしれない。
 罪も無い人に威圧的に接して嫌悪されているかもしれない。
 けれど、人は人だ。
 たとえ神羅兵と言えど、このままここに放って置くことは、ティファには出来そうにもなかった。
『私もまだまだ…甘いなぁ…』
 男に近づくと、駅員が顔を上げ
「…………かわいそうに…」
 と呟くのが聞こえた。
 初老の駅員と目が合い、「ここは私が」と視線で伝える。
 厄介事には巻き込まれたくないのか、駅員はあっさりと引き下がり、向うに行ってしまった。
404403:02/07/03 23:57 ID:???
 改めて座り込んだ男を見る。
 俯いていて顔は見えない。
 泥と草の汁で汚れた靴と服はかなりくたびれている。
 鉄板を抱えている…と思ったが、よく見ると柄があるのでおそらく斧(おの)…いや、剣だろう。
 剣だとすると途方も無い大きさだ。
 剥き出しの逞しい肩から腕には筋肉がみっちりと詰まっている充実感が感じられたが、この腕をもってもこの剣を振り回せるとは思えなかった。
『…この髪…』
 金髪なのだろう。
 不意に胸に甘酸っぱい想いが蘇る。
 自分でもわからない感情の動きに戸惑い、ティファは深く息を吸い込んだ。
 なぜだろう。
 一瞬だけ懐かしい故郷の光景が脳裏に浮かび、涙さえ零れそうになった。

 だが。

 乾いた泥と草と、黒くこびりついているのは血だろうか。
 べっとりと髪を捩(よじ)らせ、塊(かたまり)になって固まっている。
 ひょっとして、酔っ払っているのではなく、どこか怪我をしているのだろうか?
「…大丈夫ですか?」
 ティファは男の肩に手を伸ばしかけ、引っ込めて、屈み込むようにして男に問いかけた。


 そして運命は動き始める。


 この日を境にして激動の日々が訪れ、ティファはスポンサーに体を売る事をやめた。
 アバランチは壊滅し、彼女には帰る場所が出来たからだ。

         ■ 終 ■
405推力:02/07/04 00:00 ID:???
やはり長かった…。
ちっとは短くしようとした努力が垣間見えるかも。

訳あって旅に出ます。
探さないで下さい。
>>405
乙カレ。
407R@no-name:02/07/04 16:17 ID:???
大変ご無沙汰しております
実は予期せぬ事情によりテキストを紛失してしまい
現在必死こいて復旧中であります
今週以内には頑張って上げます
ごめんなさいでふ(ポテ
R@no-nameさん頑張って!気長に待ってます。
409R@no-name:02/07/06 17:41 ID:???
同じくアンカー貼っておきます〜
>>15-18 >>33-35 >>42 >>50 >>82 >>170 >>259
   //////////

 自分が発した声だというのに、戸惑うほどの艶やかさだった。
 甘ったるい、抱擁を求める雌猫の泣き声。
 二度目はなるものかと堪えるが、シーモアに敏感な個所を刺激される度に、下腹部
から込み上げてくる痺れが、声帯と鼻腔の奥を、何度も震わせた。
 シーモアは耳朶を噛み、唇から冷静を吸い上げていく。
「ふぁう、はぁ、あぁ……ぅん」
 身じろいだ拍子に、内腿の奥から生温いものが滲んでくるのを感じた。粘液質の
それは、徐々に量を増し、下着に染み込んでいった。
 ユウナの女を示す場所は、既に愛蜜をこぼし始めていた。
「まだ怖がっているようですね」
 愛撫の手を止めて、シーモアが言った。
「いえ……、そんな……」
 身体が離れた隙に、肩までずれた寝間着を直した。最後には全て脱いでしまう
のだろうが、それまで着崩れたままでいるのは、少し気分が悪かった。
「私も、決して経験が多いとはいえませんから」
 シーモアは寝台に身を横たえ、ユウナを胸元へ引き入れた。
 肩を抱く腕に触れる。思いの外、硬く締まった男の腕をしていた。

   //////////
ちなみに老師の専攻は棍術でふ<イッタモンガチ
410にゃんまげ:02/07/07 00:55 ID:???
Rさんキタ!! わーいわーい!!

にゃんまげ的には馴れ合いどんと来いなんですけどな、
叩かれるとショボーンですし。

ちょこりと続き。
411にゃんまげ:02/07/07 00:56 ID:???
「すごい、ね……」
 完全な裸体となったティーダの、男性の部分を目の当たりにしてユウナは思わず呟いた。
 脱いだものを脇にどけるティーダの手がふと止まる。
「あ……見るの、初めて、だよな……」
「……うん」
 長い間焦らされ高められたそれは、腹に打ちつかんばかり、痛々しいまでに反り、脈打っている。
 ユウナは身を起こし、正面からティーダと向き合った。少し姿勢を正す。
 すい、と手を伸ばすと、直にそれに触れた。
「なっ……!?」
 突然の大胆な行為に、びくっと身体を震わせティーダは慌てて身を引く。
「ちょ、ちょっとユウナ?」
「だって、触って欲しいって……」
 ユウナも真っ赤になってうつむく。
「そ、そりゃそうは言ったけど、嫌じゃないっスか?」
 気遣うティーダに、ふるふると首を振ってみせる。
「そんなことないよ……」
 ユウナは再び手を伸ばすと、膨れ上がったそれを包み込んだ。
「こうすれば、いいのかな……」
 大切なものを扱うように、丁寧に、慎重に、ゆっくりと擦る。
 ぎこちない手つきだったが、しなやかなユウナの指の感触はティーダに甘美な快感をもたらした。
「あっ、やば……」
 そのまま身を任せ、ユウナの手の中で果ててしまいたい欲求にかられる。
 しかし、さすがにそれだけは、自分で許せなかった。

 強引にユウナを引き寄せ、唇を奪う。
 噛み付くように激しく貪った。
 驚いたユウナの手が止まり、やがて力が抜けていく。
 背から腰を撫でた手で、袴の腰紐を探った。
 複雑な帯はすでにユウナ自身で解いてあり、簡単に結った腰紐はティーダでも手探りで解くことができた。
 そのままゆっくりと体重をかけて地に倒れこみながら、器用に袴を脱がせていく。
 
412にゃんまげ:02/07/07 00:58 ID:???
初投稿から2ヶ月たって、やっと後おパンツ一枚というノロさもどうなのかと。
にゃんまげさん、ファンです!
ガンガン書いてください!
少しずつでも、確実に続きを書いてくれる
そんな、にゃんまげ先生が好き
ほんと、やっとふたりが素肌で触れ合うんですね!
にゃんまげさんガンバッテ
416名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/08 19:00 ID:223AZEl6
保全保全
R@no-name様 再来!!万歳!(*´∀`*)
にゃんまげ様もファイトーー!
スレ盛り上がっていい感じだニャー!!
アーロンリュック、ジェクトルチル、ジェクトリュックティーダも待ってます!
にゃんまげさんがんばって!! 純愛(?)系が好きな自分としては、
にゃんまげさんのはツボつかれまくりです。
新作もキボン
421にゃんまげ:02/07/10 00:14 ID:???
はわわ…もったいないお言葉の数々…
みなさまが神に見えまする…
サランヘヨ、サランヘヨ。
みなさまのおかげでがんばれます。
422にゃんまげ:02/07/10 00:14 ID:???
 ユウナが纏っていたのは、飾り気のない簡素な下着だった。
 両足はすらりと伸び、長旅に鍛えられて健康的に引き締まっている。
 その内股に、するりとティーダの手が入り込んだ。
「あっ……」
 下着ごしに、触れられた。誰にも触れられたことのない場所だ。
 初めは軽く、そして次は押し付けるようにやや強く。
 すると、暖かいものがじわりと染みでた。
 口付けられ、愛撫されるごとに、ユウナのそれは熱く潤っていたのだ。
 あっと思ったときには、その感触はティーダの指先にも伝わっていた。
「ユウナ、濡れてるね……」
 ティーダが嬉しそうににこりと笑うのが、とても恥かしかった。
 秘所を湿らせているものが何なのかもよくわからずに、ただとてもはしたないことのように思えた。
 心とはうらはらに、指先で撫でられるごとに身体の奥が熱くなり、とろとろとした滴りが増していく。
「いやだ、どうしよう……」
 罪悪感さえ伴う羞恥に襲われ、たまらず、両手で顔を覆ってしまった。

 ユウナのあまりに初心な様子に、ティーダは少し戸惑った。
 普段、仲間にさえも気弱な姿を見せることのないユウナの、無防備な仕草。
 しかし、それもまた愛しさを一層かきたてた。
「全然おかしくないって。ユウナが俺のこと感じてくれた証拠だよ」
「……そうなの?」
「そうだって。だからさ、顔、見せてよ」
 呼びかけると、おそるおそる、顔から手を離す。目が合えば、やがて微笑む。
 どうして、こんなに可愛い人がいるのだろう。
 紅く染まったままの頬に、軽く口付けた。
423にゃんまげ:02/07/10 00:17 ID:???
なんとも砂糖入れすぎな甘甘展開で……殿方には物足りんだろうとおもいます。はい。
4243流ノベリスト:02/07/10 00:36 ID:???
みんな
かがやいた目をしておる。
じいさんも負けんゾイ。

仕事終わったらうpします(´Д`;;
>>423
そんなことないっすよ(*´Д`)ハァハァ
にゃんまげさんガンガレ!
>>423
ハァハァ(誉めております
427294:02/07/10 20:51 ID:???
えらく間が空いてしまいました。
アンカー貼っておきますね。
>>294 >>304 >>305 >>337
>>338 >>339 >>340 >>375
428294:02/07/10 20:52 ID:???

「トーバツタイ、だったっけか?」
 赤い髪がうなずく。
「兵隊がカタギの人間にヤッパふり回すのは、マズイってわけか」
「まあ、ね…」
 ふふん、と鼻で小さく笑って答えた。男なんぞに助太刀されるような弱さがゆるせない性質(たち)なのだろう。
「ま、俺がほっといても、おめえさん一人であの程度のゴロツキなら張りたおせただろうけどよ」
「そう? じゃなんで割って入ったのさ、オジサン?」
 生意気な口調だが、明るく笑っている。さっきのバカどもくらいなら張りたおせた、というのは、まんざらお世辞でもない。きりりと大真面目な顔をつくってルチルを正面から見据えると、定番すぎる決め台詞。
「美人が困ってるのをだまって見過ごしちゃあ、男がすたる」
 濃い睫毛にふちどられた鷹のような強い瞳が、くるりと悪戯っぽく閃いた。
「ふーん。じゃあ、あたしがブスならさっさと通りすぎてた?」
 照れ笑いひとつ浮かべずに言ってのけた。なかなかのタマだ。
「いいよ? あたしだってもっとブオトコの召喚士様の一行だったら、うちの叔父さんにことづけられた差し入れ、もっと半分くらいつまみ食いしてから持ってったかもしれないし。オジサン…」
「オジサンはよせや。……ジェクトだ」
「ジェクト。あたしは…」
「ルチル」
 なんで知ってるのさ、と言いたげに少女が見上げる。あえてそれには構わずに続けた。
「にしてもひでぇなオイ、おめぇ、差し入れをつまみ食いしてからよこしてやがったとは」
「ふふん。腹が減ってはいくさができぬ、ってね」
「へぇ。トーバツタイってのはいったい何と戦ってそんなに腹が減るんだ?」
「あれ、知らない?」
 ルチルがけげんそうな顔をする。またやってしまったか、とジェクトは一瞬思った。あの日、ベベルで自分はザナルカンドから来た者だと言ったとたんに、周りじゅうからうさんくさげな視線を浴びせられ、僧兵にしょっぴかれることになったのだ。
429294:02/07/10 20:55 ID:???

 だがルチルは意外なほどあっさりと落ち着いて答えた。
「シンと戦うんだ。戦う、っていっても、民間人を守ったり、シンの進路を変えたりするのが仕事なんだけど。あとは魔物の討伐」
「へぇ…」
 畑の垣根のはるか向こう、ミヘン街道のつづく草原の丘の上を風が渡っていった。進路を変える、か。シンを「倒す」ことができるのは召喚士だけ、ってわけなんだな。
「ジェクト。あなた、どっから来たの。何者なのさ?」
 問いかける言葉に警戒の色はまったくなく、感じられるのはただ、たわいもない少女の好奇心だけだった。
 そういえば、いま雲ひとつない空を飛んでゆく鳥にさえ――ザナルカンドでだって、ビルに小さく区切られて見上げる空に鳥がいる日ぐらいあったのに。
 どこから来たのか、と。なぜ問うたこともなかったのだろう。
「…ジェクト?」
「さぁな。…ヒトに化けた魔物かも知れねぇぜ。おめぇさんを襲って食いに来た」
「ふぅん」
 ルチルは笑うでもなく、真顔で返事している。
「どーすんだい、もし俺が本当に魔物だったら?」
 ジェクトはルチルの方を向くと、真面目な顔で訊いてみた。不敵な鷹の目が、またきらりと閃いた。
「平気だよ。そのときは、あたしがあなたを斬るから」
430294:02/07/10 20:57 ID:???

     ◇     ◇     ◇

 打てばひびく、とはこのことなのだろう。ひとたび軽口をたたき合うと、次から次へと気の利いた応酬で返してくる。おそろしく利発で度胸のいい娘だ。
 だが今、ジェクトが口付けている細い首は、人肌に包まれる快楽と、自分を求める雄に身をまかせる恐怖との間で固くなっている。
 半裸となった上体からしなやかに発達した腕が、そうするのがベッドマナーだと思っているかのようにジェクトの背中をぎこちなく上下していて、カワイイなぁ、と思わずにはいられなかった。
 首筋からさがって肩に、鎖骨に、胸の上に、たわいのないキスを落としても――なんというのだろう。女のかたちをしていながら、全く別な若い生命の固い鞘のような、ゆるみのない肉体。
 何物にもそまらず、穢されず、それ自体で完全な調和を保って、世界の中にすっくと立っている。
 まるで少年を抱いているようだ、とジェクトは思った。精悍でどこか中性的な、乳房とヴァギナを持った少年。
 その引きしまった肌に男の愛撫を教えていくのは、まるで神の彫像を冒涜しているような気分だ。
 しかしだからこそ、すべてを拒むようなその若い生命の殻を最奥まで割って、人間としての血潮を燃えつきるまで駆り立ててみたい。
「…怖ぇか?」
 片足ずつブーツを脱がせていくと、想像していたとおりにすらりと脛の長い、アキレス腱の美しくくびれた甲高な足があらわれた。
「ここまで…来といて…っ…」
 消え入りそうなルチルの声に喉の奥で笑って、縦長に浅くくぼんだ臍の上に口付ける。背中を愛撫していた手は完全に止まっていた。
「ここの力、抜いてみ…」
 背中から手を入れ、腰骨の後ろの辺りをすくい上げるようにそっとさする。
「そうだ、いい子だ……」
 もう片手で下着ごとショートパンツに手をかけ、尻の丸みの上を滑らすように引き下ろした。
みなさんイィィィ(・▽・)〜。・。・。・。・ですvvがんばってくらさい
にゃんまげさん最高!!そして蜜国さんをまだ待っておりまする…。
294さん (・∀・)イイ!!
私も蜜国さんを待ってます・・・。
みなさん良すぎでオナ死にしそうです。 がんばってください!!
私も蜜国さんの帰りを待っております。
435推力:02/07/11 23:18 ID:???
旅より帰還。

気が向けば新作投稿。
好まれるのは10。
やや困惑。
でも好きにします。
>>435
正直、もうちょっと短めにして欲しいっす。
あと、7マンセーの人がここにいるんでw7ガンガン書いてください。
応援してまっす。
そういえば8の投稿がありませんね。
はたと気付いた。
438元ファリススレの住人:02/07/12 01:27 ID:???
話書いたのはいいのですが、
最近のファリススレに合わないものとなっちまったので
(そういうのしか書けない奴w
ここにあげてみます。
レナ萌え話書いてる方頑張って下さい…。
439囚われの2人:02/07/12 01:28 ID:???
「きゃあっ!」
「うわあっ!」
第2世界に来た直後の出来事だった。
どこへ行くあてもないまま、夜も暮れた所で、
森の中でテントを張って眠りにつこうとしていた所、
突然空から降りて来た魔物が、レナとファリスを
抱え上げて飛び去っていった。

「ファリス…」
半分眠っていたバッツは何もできず、ただその姿を見送るだけだった。
2人の身を案じる思いが、自然に言葉となって口に出た。


「姉さん……」
「大丈夫だ。バッツが助けに来てくれる、きっと…」
魔物に抱えられた状態で、不安な表情を見せるレナに対し、
ファリスは努めて明るく振る舞い、レナを勇気づけていた。
一応手元に武器は持っていたが、この上空で暴れれば、
遥か下の地面に落ちるのは明白で、ただ地面に降ろされるのを
待つしかなかった。

羽を生やした魔物は2人を掴んだまま、古城の中へと進んでいく。
そしてその内部でようやく体を降ろされた直後、
突然2人の目前は真っ暗になった。
反撃を恐れた魔物が、手刀で気絶させたのだった。
440囚われの2人:02/07/12 01:29 ID:???
「…?」
「ようやくお目覚めか」
次に気づいた時、2人は広間らしき場所にいた。
見慣れぬ異国の照明で照らされた、ぼんやりした明るさの部屋。

ファリスが気づいた直後、横に目をやると
自分と同様に腰を降ろしているレナの姿が目に入った。
それを見てファリスは一瞬安心したものの、
レナの手が後ろ手に縛られているのを見て、
一瞬緩んだ表情に再び緊張が走る。
自分の手もまた同様に、後ろ手に縛られていることに気づいた。

そしてレナの目線が正面を向くのを見て、
その視線の先を追うと「お目覚めか」の声の主である
城の主らしき男が目に入った。

東国の鎧に身を固めたその男は、あまり表情を変えずに
武器もなく不安げな表情のレナとファリスに目をやる。
そして威厳のある堂々とした声で、静かに口を開いた。

「我の名はギルガメッシュ。エクスデス様の側近だ」
自分達の父親の敵であるその名を聞いて、
2人が激しく反応する。もしその手が自由だったならば、
傍らの武器を手に一気に飛びかかっただろう。
441囚われの2人:02/07/12 01:30 ID:???
「光の戦士を捕らえる命を受け、部下を向かわせたが…。
こんな女子供とはな」
2人を見下すような表情を僅かに浮かべた後、
ほのかに笑みを浮かべて話を続けた。

「エクスデス様の下に届ける前に…少し楽しませてもらうか」
予期せぬギルガメッシュの物言いに凍り付く2人をよそに、
値踏みするようにレナとファリスの容貌や体つきを見比べる。
2人の体の線を舐めるように見つめた後、彼は答えを出した。

「おまえにするか…」
形良く膨らんだ胸と足に目が止まり、ギルガメッシュはレナを選んだ。

その時レナは、一瞬だけ驚きの表情を見せたものの、
何も言わず諦観した様子で、ギルガメッシュに従っていた。
手を縛られているとはいえ、魔法でなら抵抗する事も
できたかもしれない。
しかし自分にも、そして大切な姉であるファリスにも
手下の武器が突きつけられている事に気づいていた。
仮に魔法で抵抗して自分が助かっても、
ファリスが危険に晒される事は目に見えていた。
それくらいなら、いっそ…。
自分の身を差し出す事にも、諦めがついた。

そしてギルガメッシュがレナの肩に手をやり、
彼女を歩かせて自分の部屋に連れ込もうとしていたところで
突然ファリスが叫んだ。
442囚われの2人:02/07/12 01:30 ID:???
「待ってくれ! 代わりにオレが…」
それを聞き、ギルガメッシュはゆっくりと振り返る。
自分が犠牲になると心を決めていたレナも、
その言葉に耳を疑い、ファリスを見る。

ファリスの口からそんな言葉が出たのも、無理からぬことだった。
レナが姉を思うのと同様に、妹の事を心配していたのだから。
この男に自分の大切な妹が何をされるか
―――それは薄々想像がついたが、―――
それを考えただけで、いても立ってもいられず、
その言葉が口をついて出ていた。


「ほう…そう望むなら」
ギルガメッシュは、一旦は立たせたレナの身を降ろして、
ファリスを連れていく素振りを見せた。
その間、レナは放心状態でその様子を見るだけだった。

自分を守ってくれようとしているファリスへの感謝。
自分が犠牲になるべきという信念。
この後の自分の運命への捨て切れぬ恐怖…。

心の中がそれらの気持ちで混乱していたため、
一言言うのが精一杯だった。

「姉さん……そんな……」
「心配するな………。大丈夫だから…」
ギルガメッシュに連れて行かれる間も、レナに心配をかけさせまいと、
ファリスは努めてレナに精一杯の笑顔を見せた。
この後自分がどういう目に遭うかを考えれば、
心の中に浮かぶ恐れや不安を抑える事はできなかった。

(おまえだけは…大丈夫だから)
それでも、自分が犠牲になる事で妹を助けられる事。
それがファリスの心の支えになっていた。
443囚われの2人:02/07/12 01:31 ID:???
大広間を出た後ファリスは、縄で縛られた手首を掴んでいる
ギルガメッシュを振り返り、彼の目を見据えて呟いた。

「あいつには…レナには手を出すなよ」
「約束は守る」
ギルガメッシュは言葉では冷静に答えつつ、
心中では少しずつファリスに引き込まれつつあるのを感じていた。
(ただの男勝りと思っていたが…なかなか別嬪じゃねぇか)


城の奥深くまで木目張りの廊下を歩いた所で、
ようやくギルガメッシュの足が止まった。
飾り気のない木製のドアを開けると、中は薄明かりに包まれた部屋で、
奥の方に大き目のベッドが見えた。
ファリスはそこが寝室である事を悟り、覚悟を決めた所で
突然ギルガメッシュはファリスを後ろから突き飛ばし、
その身をベッドの上に転がした。

「痛………んっ!」
半ば強制的にベッドの上に横にされ、
何が起こったかをファリスが理解する間もなく、
ギルの唇がファリスのそれに重ねられていた。
そしてその手は早くも服の上からファリスの胸を揉みしだき始めていた。

「んん………。はぁっ……あぁん!」
「なかなか感度がいいな…。抱かれた事は初めてじゃないみたいだな」
ギルが一旦唇を外すと、唇を塞がれて喉の奥で消えていた喘ぎ声が、
部屋中に響くほどの大きさで漏れた。
444囚われの2人:02/07/12 01:32 ID:???
ギルの指がファリスの胸の上で踊る度、
頭を激しく揺らし、目をきつく閉じたままファリスは喘ぎ続けた。
ギルの責めが強く、それまでに感じた事のない程のうねりが
ファリスを襲っているのも理由の一つだが、
手首が縛られているのもファリスが激しく反応する理由だった。

ギルの手や唇にいくら弄ばれても、ファリスは手を動かす事はできず、
ただ喘ぐか身を捩る事しかできなかった。
そして不可能とわかっていても抵抗しようと手首をじたばたさせる度、
自分の中で今まで感じた事のないような気分が高まり、
自分を感じさせている事にファリスは気づき始めていた。
(オレ……変…? なんで、手首が動かないだけで……?)

知らない間に自分の内股を捩じらせて、
内なる自分の性感を抑えようとしていた。その様子をギルは見逃さない。

「縛られたままってのは初めてか…。なら、もっと感じさせてやるよ」
片手でファリスの身を抑えたまま、
器用にもう片手で前を開け、服を剥いでいく。
ギルの手が離れてもなかなか止まない胸の疼きを堪えながら、
手の自由を奪われたファリスは、自分の肌が露になっていく
その様子を見ている事しかできなかった。

恥ずかしさのあまりその様子から目を逸らしたが、
ファリスの注意はギルの手つきと、自分の体の表面に向いていた。
一糸纏わぬ自分の身がギルの目にどう映っているかを考えただけで、
自然と自分の中心が強く疼き、濡れていくのに気づいていた。

さらしと下履きも取り去ったところで、
汗が浮かんだまま激しい息遣いと共に上下する乳房と
既に十分濡れながら、さらに蜜の湧き出している秘部を
しばらくの間ギルは鑑賞していた。
445囚われの2人:02/07/12 01:33 ID:???
その後、再びファリスの上に覆い被さり、
左手で乳房を、右手で秘部を愛撫し始めた。
頭はしばらく胸の谷間に沈ませていた後、頭を浮かして
左胸の先端を口に含んで舌で転がした。

「やぁっ! ………っ! あぅんんっ!」
たまらず高い喘ぎ声がファリスの口から上がり、
それを聞く度にギルの指はさらに激しく胸の先端を摘み上げ、
秘部の中で暴れ続ける。

右手の指が十分濡れた所で指を抜き、ギルはファリスの膝を開いて、
顔をファリスの秘部に近づける。そのまま舌を割目の中に這わせた。
膝を掴まれただけの状態だったが、手首を縛られたまま、しかも
愛撫を続けられて力も入らないファリスは抵抗するべくもなく、
ギルの舌が水音を立てて敏感な部分に触れる度、
悲鳴に近い程の声で反応するだけだった。

「…バッツ…」
その中でファリスの口からかすかに聞こえた男の名前を
ギルは聞き逃さなかった。

これだけ陵辱され、淫らにされても、忘れない男の名前。

ギルはその男のことを気にかけつつ、
前戯を終わらせて仕上げにかかろうと自分の腰巻を取り去った。
そして再度間近にファリスの秘部を見据えた所で、ギルの動きが止まった。

「……!」
そこでようやく、ギルはファリスが処女であることに気づいた。
表情を変えて腰を引き、ギルは再度ファリスの顔に目を向ける。
息遣い荒く、全身に汗を滲ませつつ、体中に伝わるうねりを
感じている表情。
446囚われの2人:02/07/12 01:33 ID:???
そのファリスの表情に引き込まれたまま、ファリスに対して
言いようのない思い入れを無意識の内に感じていた自分に気づいた後、
ギルは軽く舌打ちしながら、自分の物を納めた。
そしてファリスの手首の縄を解き、唇を深々と重ねて
両腕でファリスを抱き締める。

唇を吸ったり離したりしつつ、ギルは太く固い中指を
ファリスの秘部に沈めてゆっくりと抜き差しし、
じっくりとファリスを感じさせ続けた。
間近で切ない喘ぎ声を上げ続ける彼女をこのままずっと抱いていたいと
思いつつ、ギルは先程までより力を緩めて愛撫を続けた。

どれだけの時間が流れただろうか。
ファリスが何十度目かの悦びの声を上げた所で、
それまで激しく揺れていたファリスの頭がベッドに沈み込んだ。

完全に果てたその表情を間近に見ながら、
ギルは最後にもう一度ファリスにキスし、
熱を帯びたその身を抱き締めた。


ギルはしばらくの間、ベッドに腰掛けて傍らで寝息を立てている
裸のファリスを見ていたが、急に大きく溜息を吐いた後、
ファリスの身にシーツを被せ、自分も服を元通りに着直した。

「できねえよ…あんな別嬪さんのを奪っちまうなんてな」
少し自虐的な口調で、誰に語りかけるともなく、ギルは呟いた。
そして部屋の外にいた部下に指示して、寝室を後にした。

「見てみたいもんだぜ。純潔も奪わないでそこまで想われてる奴の面をな」
自分の部屋に戻る道すがら、再度、ギルガメッシュは呟いた。


―――翌日、彼はその男とエクスデス城の牢屋にて対面することとなる。
447推力:02/07/12 12:56 ID:???
>436
短かめを心がけますが、基本は好きに書きます。
長い時は仕方ないと諦めて下さい(ヲイ)。

自分の中で鬼畜系が続いたので、
次はラブラブえっちです。

…たぶん。
448推力:02/07/13 02:48 ID:???
「動いちゃダメだよ」
 俺はそう言って、彼女の目を黒い帯で覆った。

 目隠し。

 布は厚手で、光を遮断し視界を覆い隠す。
 布をあてる瞬間まで、彼女は不安そうに…けれどどこか期待を込めた甘い瞳で俺を上目使いで見上げていた。
 俺のかわいいひと。
 その髪は艶やかで、手入れの行き届いた黒髪は美しいキューティクルの反射により天使の輪を戴いているようにも見える。
 事実、彼女は俺の天使であり…恋人であり…愛人であり…母であり…姉であり…妹だった。
 全ての女性を体現してみせ、また、俺の全てをありのまま受け入れてくれる…。

 愛しい…ひと。

「あっ…」
 俺の右手の人差し指が柔らかい左頬に触れると、彼女は首を竦めてよろめいた。
「ほら、動いちゃダメだろう?」
「でも…でも…」
 その間にも、俺の指は頬を通り、黒髪に隠された左耳を探り当て、そのぷにぷにとした耳たぶを弄んでいるのだ。
「あんまり動くと、やめるよ?」
「だ………う…」
 彼女は何か言おうとして、そのまま口を閉じ、再び直立する。
 俺の言い付けをいっしょうけんめいに護ろうとしているのだ。
「いい子だね」
 俺は両手で“ふうわり”と柔らかく彼女の頬を包むと、その薔薇色に染まった両頬にキスをした。
 “んちゅ”と右、そして左…と心をこめて。
「あ…」
「ダメだよ」
 俺を抱きしめようとした彼女の両手が、打たれたように“びくっ”と震える。
449448:02/07/13 02:50 ID:???
 それを確かめてから、彼女の顎、鼻の頭、おでこ、そして布で覆われた両目の瞼(まぶた)にゆっくりと口付けていった。
 その間、俺の唇の感触をできる限り記憶に留めようとするかのように息を潜めていた彼女だったが、
「やっ…やあっ…」
 俺が両頬から手を離すと切なそうな声を上げた。
「どうしたの?」
「…ちゅ…ちゅーしてぇ…」
 鼻にかかって甘ったれた声だ。
「どこに?」
 わかっていてそう言うと、彼女は薄く開いた唇を捧げるように顔を俺に向けた。
「唇に欲しいの?」
 返事の代わりに、彼女の喉がこくんと鳴った。
「ティは甘えんぼだね」
「…うぅ…」
 鼻がひくひくと動いている。
 今の彼女は素裸ではなく、ちゃんと衣服を身に着けている。
 もちろん、それは俺が彼女を脱がせて素裸にする楽しみのためだ。
 彼女は、薄いピンクのセーターにダークブラウンの綿パンツ、両足には紺色の靴下を履いている。
 そしてセーターを、これでもかと言わんばかりにたっぷりとした胸が内側から大きく押し上げていた。
 その胸を、さわっ…と撫でる。
「んあっ!?」
 びくっと身を震わせて、彼女の体が揺れた。
「動いちゃダメだよ」
 耳元で囁くと、彼女はこくりと幼児のように素直に頷いた。
「いい子だね」
 そう言いながらズボンのボタンを外す。
「あ…」
「ほら、動かないで」
 優しく言い聞かせながら、ズボンのファスナーをゆっくりと下げていった。
「…あ…はぅ…」
450449:02/07/13 02:51 ID:???
 彼女の熱い吐息が俺の前髪を揺らす。
 そして、腕ごと抱くようにしてズボンの後に両手の親指を入れる。

 ゆっくり。

 ゆっくりだ。
 彼女の羞恥を煽るようにして、尻を撫でるようにズボンを下ろしていく。
 精緻な刺繍とレースで彩られた、黒のショーツが露になった。
「あ…あ…」
 彼女の腰が引けて、俺の肩に顎を乗せるようにしてもたれかかる。
「動いちゃダメだって言っただろう?」
「あ…でも…でも…」
 俺はズボンを太股まで引き下げた処で、彼女から体を離した。
「いや…いやっ…」
 彼女は親を見失った遊園地の子供のように、途方に暮れて両手をさまよわせた。
「動いたからね。もう終わりだ」
「いや…やめないで…やだ…やだ…」
 ぐすぐすと鼻を鳴らし、お腹の前で両手を組んで首を振る。
 その様が俺の嗜虐を刺激する。
 愛しい人をいぢめる事で得られる、暗い感情…。
 けれどどうしようもない。
 いぢめる事で、彼女もまた“解放”されるのだから…。
「ごめんなさい、は?」
「………」
 彼女は答えない。
 下唇をきゅ…と噛んで、悔しそうに、切なそうに見えない俺を見ている。
「ティ、ごめんなさい、は?」
 もう一度言う。
 彼女は唇を震わせて顔を上げ…そして一度俯いて、数秒後に再び顔を上げた。
 逡巡しているのだ。
451450:02/07/13 02:55 ID:???
「…ごめんなさい…」
 俺は彼女の言葉に、再び彼女を両腕ごと抱きしめながら、そのぷっくりとした瑞々しい唇にキスをした。
「…ん…」
 たっぷりと時間をかけて、上唇と下唇を味わう。
 口の端から端まで何度も往復して嘗め、歯で甘噛みし、唇で挟んでちるちると舌でくすぐった。
「…んぅ…う…」
 すぐにでも俺の唇を、舌を迎い入れて、おもうさま味わいたいのだろう。
 むしゃぶりつこうと彼女が積極的になるたびに、俺は身を引き彼女の欲望を受け流した。
「…ぅん…いぢわる…」
 ちっとも口内を可愛がってくれない俺に焦れて、彼女は拗ねたような声を上げた。
 ズボンはまだ、太股の半ばで止めたままなのだ。
 俺は両手を後で下げて、ショーツに包まれた彼女のお尻にぺたりと両手をあてた。
「あ…」
 引き締まっているくせにたっぷりとして、柔らかいと思えばしなやかな筋肉が手の平を押し返す。
 適度にのった脂がぷりぷりとした触感を手の平に与えて、このまま何時間でも触っていたくなる。
「…んあぅ…」
 両手でお尻を掴んで、むにむにと揉む。
 ショーツが捩れて、彼女の両脚の付け根に隠され秘められた部分に、微妙な刺激を与えているはずだ。
「あ…あ…」
 時間にすれば数分…といったところだろう。
 しばらくして彼女は、もじもじと両脚の膝小僧を擦り合わせ始めた。
 ずっとお尻ばかり刺激され、それに抗議する事も許されず、彼女の“内圧”はひどく高まっているはずだ。
 事実、彼女の体は熱く火照り、吐息も甘く熱く、額はうっすらと汗ばんでいた。
 俺は左手でお尻をむにむにと嬲りながら、右手の中指で黒いショーツの全面…彼女の下腹の辺りを円を描くようにしてゆっくりと撫ぜた。
 ショーツの下には、茂みがある。
 それが、指先の感覚でわかった。
「ああ…あ…」
 吐息のような声を上げ、彼女は尻と下腹部…前と後の両方から受ける刺激を貪欲に受け止めていた。
452推力:02/07/13 03:01 ID:???
今宵はこれまで。

…これはラブラブえっち…なのか?(自問)
保全
ソフトSMなのでは?でも、こういうの好き。
455にゃんまげ:02/07/14 00:29 ID:???
また、ちょこっと載せます…
書き溜めてから載せればいいんだけど、せこいもんで、ちまちま書いては載せ書いては載せですよ。

甘党の殿方々、ありがたいお言葉ありがとうございました。
456にゃんまげ:02/07/14 00:30 ID:???
 ユウナが落ち着いた頃合を見計らって、再び下着に手をかけた。
 まるで厳粛な儀式であるかのように、身を隠す最後のものを静かに取り去る。
 実際、ティーダの心は不思議と落ち着き、澄み渡っていた。
 高められた肉体は一瞬でも早くユウナと交わりたいと望んでいるのに、その想いには卑しさも邪さもなかった。
 美しい裸身に、純粋な感動さえ覚える。
「何だか、夢みたいだね」
 ぽつりとユウナが呟いた。
 確かに夢のようだ、と思う。
 立て続けに様々なことが起こりすぎて……全て夢にすぎないような、そんな錯覚にとらわれる。
 しかし、この柔らかな身体の持つ熱は、まぎれもない現実。
「夢じゃないさ」
 そう答えると、ユウナは嬉しそうに小さく頷いた。
457にゃんまげ:02/07/14 00:31 ID:???

 軽く両足を開かせ、淡い茂みの奥に隠されたユウナの泉へと手を伸ばす。
 喉の奥で掠れた音を立て、ユウナの身体が強張る。
 貝のように合わさった柔い肉を指先で開くと、そこは暖かくしっとりと湿っていた。
 入口のあたりを確かめるように探ると、とろりとした透明な液が指にまとわりつく。
 すくい取って見れば、濡れた指は糸を引き、月明かりに照らされてきらきらと光った。
 何のためらいもなく、口に含む。
 未熟な果実のような、青臭い香りが口腔に広がった。
 指全体を唾液で湿らせると、再びユウナの秘所に触れた。
 暖かな肉壁を押し開くように人差し指を胎内に侵入させてゆく。
「くぅ……っ」
 ユウナの表情が僅かに歪んだ。
 確かに潤ってはいるのだが、指の一本でもまだ苦痛を伴うようで、まして初めて男性を受け入れるにはおよそ心許ないものだった。
 羞恥と緊張で身体が固くなった状態では、いたしかたないことであった。
「力、抜いて……、そう」
 きつく指を締め付ける力が少し緩んだところで、ゆっくりと擦るように指を動かす。
 指先を僅かに曲げ、襞状の壁を撫でていきながら、注意深くユウナの反応を確かめた。
「……どう?」
「えっ…なんか、変な感じ……あっ」
 或る一点で、ユウナの声が上ずった。
「あ、やぁっ……んっ……」
 そこを重点的に刺激してみると、ユウナの奥から花蜜のような滴りが零れてきた。
 やがて、ティーダの指の動きが滑らかになり、淫らな水音が交じり始める。
 とくとくと溢れ出した蜜を親指にも絡めとり、一番敏感な部分に、触れた。
458にゃんまげ:02/07/14 00:33 ID:???
久々に、一回の書き込みに収まらなかった模様。

電車の中とかで、次の展開どーしよっかなーとか考えたりするんですけど
それって、よくよく考えるとかなり変質者……ドヨーン
相変わらずにゃんまげさんvも素晴らしいです〜がんばってくださいv
460推力:02/07/14 04:50 ID:???
>458

 私も、文章を書き始めると、生活のあらゆるところで考えるようになります。
 自分の体験のほとんどが反映されるようになりますね。
 変質者というより「アレの事しか頭にないサル状態の中高生」って感じです。
 でもそれでいいんじゃないですか?
 私は、そうじゃないと書けないから割り切ってますが。
461451:02/07/14 04:53 ID:???
「感じる?」
「…感じる…きもちいい…」
「こう?」
 少しだけ指を伸ばし、茂みの奥に這わせる。
「あっ…き…きもち…いいの…」
 俺はくすくすと笑いながら、彼女の首筋をねろっ…と嘗めた。
「ひゃう…」
 ぴくんっと体が震え、揺らめく。
「じゃあ、ズボンを脱ごうか?」
 彼女はこくりと頷き、息を潜めてその時を待つ。
 俺はゆっくりとズボンを引き下ろし、膝まで下ろしたところで跪いて彼女を見上げた。
 ふう…と股間に息を吹きかける。
 それだけで彼女は腰を震わせ、所在なげに両手をさまよわせた。
 俺に掴まりたいのだ。
 けれど、俺の許しがない。
 心細くて、不安で、きっと彼女は目隠しの下できょろきょろと視線を巡らせているに違いない。
 見る事など出来ないというのに。
「右足から脱ぐよ」
 俺はそう言うと、右の太股に“んちゅ”と熱いキスをしながら右脚のズボンを脱がせた。
 片足で不安定に立つ彼女は、両手でいっしょうけんめいにバランスを取っている。
 左脚にも同様にキスを与え、同様に脱がせ終わると、俺は無言で立ち上がって彼女のセーターの中に両手を差し入れた。
「ん…あ…なに…?」
 てっきりセーターを脱がせてもらえると思ったのだろう。
 彼女は戸惑って俺の顔があるだろう空間に顔を向けた。
「ブラ、取ろうか」
「…………う…ん…」
 俺の真意を計りかねているのだろうか。
 それには構わず、俺は背中に回した両手で3つもあるホックを、手際良く外していった。
 彼女の乳房は大きすぎて、その重量を支えるためにブラは特に頑丈な作りになっているのだ。
462461:02/07/14 04:54 ID:???
 ホックも普通のブラよりも1つ多く、ストラップも太い。
 “おばさんブラ”だと、いつも哀しそうに口にする彼女が、彼女には悪いが俺は可愛いと思った。
 ホックを外すと、乳房が解放されてゆさっ…と揺れた。
 決して垂れているわけではないのだが、さすがに自重によってブラをしている時よりもバストラインは下がってしまう。
 けれど、その形の美しさ、色合い、手触りや揉み心地は、他のどんな女性よりも素晴らしいものだ。
「…は…ぁ…」
 俺はホックを外した両手で、彼女の背中を優しく撫ぜた。
 肩甲骨から、お尻の割れ目の端まで、指先の繊細なタッチで撫で上げ、くすぐってゆく。
「くすぐったい?」
「…ちょっと…でも…きもちいい…」
 溜息のように深く息をしながら、彼女はうっとりと言った。
 背中を撫でる指を、盛り上がった乳房の裾野…脇のふくらみの部分に滑らせる。
「はぁ…んんっ…」
 びくっと身を震わせて、彼女は首を竦めた。
「どうしたの?」
「…いいの…ああ…」
 乳房の丸みの下半分…もっちりと重たげに充実した円を描く丸みを、両手の指で掬うようにしてくすぐる。
 そうしながら、耳元で囁いてやる。
「きもちいい?ティ…」
「あ…うう…ん…ぅ…」
「ティ?ティファ?」
「あ…う…うん…うん…」
 眉根を寄せ、唇を少し突き出し、拗ねたような表情で体を少し揺する。
 自由な乳房がゆらゆらと揺れた。
「…おっぱい…」
「おっぱいがどうしたの?」
「………おっぱい…さわって…」
「触ってるよ?」
「もっと…もっとちゃんとさわって…いつも…みたいに…」
463462:02/07/14 04:57 ID:???
「いつもみたい?どんな風だっけ?」
「いぢわる…しないで…」
 俺はくすくす笑いながら、ブラと乳房の間に両手を差し入れ、二つの大きな肉珠にぺたりと吸い付かせた。
「あ…はぁぁ…」
 ずしりと重く、やわらかく、そしてあたたかい乳房の、その頂点にあるものが手の平を刺激する。
「ちぃ…くび…かたく…なってる…?」
「なってるよ。すごく固い。気持ち良いの?」
「きもち…いいの…もっと…して…ふにふに、して…」
「うん」
 ゆったりと時間をかけながら、二つの重い乳房を揉み上げていく。
 トップ95センチのGカップともなれば、片方で700から800グラムはある。
 二つの乳房では、1400から1600グラムにもなる計算だ。
 1.5キロの物体がいつも胸にひっついてる状態というのは、きっと男には永遠に理解出来ないに違いない。
「あ…はぁ…きも…ち…いいよぅ…」
 ぽちょぽちょと呟く彼女の可愛らしい唇に、キスをする。
 何度でもする。
「…ん…んむ…んむ…」
 ちゅうちゅうと俺の舌に吸い付き、いっしょうけんめいになって俺の口の中を愛撫しようとする。
 唾液を吸い上げ、飲み込み、それでも足りないとさらに吸い付く。
 “ぷあっ”と口を離せば
「もっと…もっとちゅうしてぇ…」
 そう言ってぐすぐすと鼻を鳴らすのだ。
 乳房を揉まれ、唇を味わい、彼女の“スイッチ”はもう完全に“入って”しまっていた。
「クラ…クラ…ド…肩に、掴まって…いい?」
 ゆらゆらと揺れながら、それでも俺に“お伺い”をしてくる。
「だめ」
「…だって…もう立って…」
「座り込んだり、俺に掴まったりしたら止めるよ?」
「やだ…やだよぅ…」
464推力:02/07/14 05:00 ID:???
今宵はここまで。

「なんで?」
「もう朝だから」
「何してたの?」
「遊んでた」
良すぎです。 これからも頑張ってください!!
466名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/14 20:02 ID:COdnh3dU
保全
>>464
推力サンすげーイイ!(;´д`)ハァハァ
7好きなんで続きも期待してます
468にゃんまげ:02/07/14 23:46 ID:???
胸に1.5キロがひっついてる状態は
正直にゃんまげにも理解できぬ……ショボーン
469推力:02/07/15 00:41 ID:???
やっぱりみんなラヴが好きなのね…。
470463:02/07/15 00:42 ID:???
「じゃあ立ってるんだ」
「いぢわる…やだ…いぢわる…や…」
「セーター脱ごうか」
 彼女はぐすぐすと泣き出しそうになりながら、それでもこくりと頷いた。
 両手を上に上げさせて、セーターを捲り上げる。
 たっぷん…と乳房が揺れて、跳ねた。
 そして次に、ブラを脱がせる。
 ブラジャーは、ショーツと一対になった黒のレースだった。
 ショーツも綿パンツの下に履くにはいささか乱暴な気もするが、俺のために用意してくれたのだと思えば嬉しく思いこそすれ、責める事など絶対に出来はしない。
 ブラを脱がせてしまえば、彼女が身に着けているものと言えばショーツと紺色の靴下だけだ。
 マニアックかもしれないが、俺は彼女のグラマラスな素裸に靴下…というシチュエーションが、最近特に刺激的に感じてしまう。
 両脚は見えていないにも関わらず、その他は素裸…なにもかも見えてしまっているのだ。
 全くの裸でもなく、もちろん着衣でもない。
 その辺りにフェティシズムを解明する鍵があるような気もするが、あいにくそれを明らかにする気はこれっぽっちも無い。
 ブラを脱がせたあと俺が何もしないためか、彼女はこくんと喉を鳴らして不安げに両手を握ったり開いたりしている。
「すごい格好だよ」
 わざと、ボソリと言う。
「いや…恥ずかしい…」
「そう?見せたいんじゃない?」
「やだ…」
「ほら、隠しちゃダメだよ」
「だって…」
「全部俺に見せてよ」
「わ…わた…」
「見せて」
 俺の言葉に、彼女は胸を隠していた両手をおずおずと体の両側に下ろした。
「綺麗だよ」
「ほ…ほんとう?」
「ああ。おっぱいも、お腹も、全部、綺麗だ」
471470:02/07/15 00:43 ID:???
「…ああぁ…クラウド…」
 ちゅう…とキスする。
 彼女はいっしょうけんめい応え、俺を気持ち良くしようとしてくれる。
「ベッドの端に座っていいよ。そのまま少し下がって…そう」
 とすん…とベッドに座り、彼女は両腕を体の横でシーツに付けた。
「んぅ…ん…ん…んふ…ん…」
 キスは続く。
 何度も嘗め、咥え、啜り、しゃぶる。
 唇の裏も、真珠のような歯の裏も、舌の裏表全てを味わう。
「あぁ…あ…」
 唇を離すと、彼女は上半身をふらふらさせながら喉を鳴らした。
 俺は、彼女の唇の端から垂れた涎を優しく拭いながら、左手の指で彼女の右乳首を“きゅむっ”と摘んで捏ねる。
「くぁん…あん…あ…」
 乳房を掬い上げ、たぷん…と落とす。
 ゆったりと捏ねながら、親指で乳首を転がした。
「おっぱい…きもちいいの……いいの…」
 甘えて、全てを俺に委(ゆだ)ね切った声だ。
「下着、脱ごうか」
 俺の声に、嬉しそうにこくりと頷く。
 俺は彼女の前に膝を付いて、ショーツの端に指をかけた。
「ほら、お尻上げて」
「…うん…」
 するり…とショーツは太股まで一気に引き下ろされる。
「ああ…もうこんなだ…」
 ショーツの股間の部分がぬるぬると濡れて、電灯の光をねっとりと弾(はじ)いていた。
「いやっ…」
 彼女はそう言いながら、俺から逃げるように顔を背けた。
 艶やかな黒髪から覗く耳たぶまでが真っ赤に染まり、唇はふるふると震えている。
「イヤ?本当に?」
472471:02/07/15 00:45 ID:???
「いや…恥ずかしい…」
 するするとショーツを足首まで引き下ろす。
 そうしておきながらねっとりと熱い口付けを与え、意固地な両足が緩むまで待って、右手を膝の間に割り入れて開かせた。
「あっ…やぅ…」
「開いて」
「…だって…」
「開くんだ。ティファ」
 俺の少し強めの口調に、彼女はおずおずと脚を開く。
 ショーツがまだ足首を一つにまとめているのだ。
 自然、脚は菱形に開かれてゆく事になる。
「もっとだよ」
 そう言っても、ある程度開いた後は申し訳程度に脚が動くだけだ。
 黒々とした茂みが露になり、それに埋もれるように粘液の絡んだ薄肉がてらてらと光を纏わりつかせているのが見える。
「聞こえない?」
 俺の冷たい口調に彼女は息を呑み、ゆっくりと開いていった。
 ぎゅっとシーツを握り締め、羞恥に絶えながら俺の視線を受け止めている。
 いっぱいにまで開かれた白い内腿には腱が浮かび、淫らな肉の赤を見せていた。
「全部見えるよ。濡れてるね…すごいよ」
「だって…クラウドがいぢめるから…」
「ベッドに染みが出来ちゃうなぁ」
「いや…」
「そう?ここは…」
 右手の中指を滑らせる。
「ひんっ…」
 触れただけで彼女は身を震わせて啼いた。
 ぬるぬると、指に粘液を纏いつかせるようにして動かし、親指でクリトリスの包皮を軽く叩くようにして押した。
「ひっいっ…うぅ…ん…」
 びくびくびくっ…と面白いように体が跳ね、大きな乳房がたぷたぷと揺れ動いた。
「目隠しして…おっぱいとあそこを目一杯見せびらかしてる。いやらしいなぁ」
473472:02/07/15 00:46 ID:???
「恥ずかしいよぅ…」
「見てるよ。じっと見てる」
「見ちゃ…やだ…」
「手で隠しちゃダメだよ。ダメだってば!」
 俺は、股間を隠そうとした彼女の左手を払い除けた。
「やっ!」
「やめるよ?もう俺行くよ?」
「やだ…」
 ふるふると首を振り、下唇を噛む彼女に、俺は“にっ”と笑った。
「ご・め・ん・な・さ・い」
 一言一言区切るようにして彼女の耳元に囁いてやる。
 彼女は答えない。
「ごめんなさいは?」
 答えない。
 しかも、あまつさえ顔をふいっと反らして拗ねたように唇を尖らせた。
 大人の女性にはあるまじき幼稚な態度だ。
 わかっているのだ。
 彼女にも。
 これが、私と彼女の間だけで取り交わされる“遊び”なのだと。
 俺は大袈裟に溜息をついて、立ち上がった。
「行くよ」
「や、やだ!やだぁ!」
 ひとたまりもなくうろたえて、彼女は必死の懇願で俺を引き止めた。
「もうやめる?」
「…やだ…」
「俺はまだ服着てるし」
「…ごめんなさい…」
 彼女はうう…と小さく唸るようにして俯くと、ぽちょっとそう口にした。
「うん。いい子」
474推力:02/07/15 00:48 ID:???
今宵はここまで。

実はもう全部書き終わってるるんですが、少しずつアップしていきます。

…いや、長いんで。
にゃんまげ最高
推力最高
476ファリスレ719:02/07/15 03:23 ID:???
>>438
激しく萌えますた
スレの雰囲気に合わないというより現在そういうの書く人が不足してるだけみたいなんで是非そういうのも書いて欲しいです。








つうかカムバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーック(;∀;)!!!!
恐れ多いですがクラウド×ユフィのエロ小説をキボンヌしてみます。
おまいら最高だ
純愛マンセー!
ティーダ×ユウナの激しいやつきぼん。にゃんまげさんのが純愛だから違う雰囲気のやつ!
481473:02/07/15 23:33 ID:???
 御褒美に、彼女の唇にちゅう…と心のこもったキスをする。
「いぢめる…」
 彼女が何かを言う前に、ぷにぷにとやわらかい上唇をねろっと嘗めた。
 そしてまたちゅう…とキスをする。
「…んぅ…」
 下唇をちょっと咥えて、舌でちるちると嘗めた。
 そしてまたキス。
「くすぐったい?気持ち良い?」
「きもちいい…」
 彼女の肩から緊張が抜けて、すっかり俺に体を預けたがっているように見えた。
「もっと…」
 切なそうな彼女の哀願に、舌を歯の間に少し入れる。
 けれど、すぐに出す。
 彼女が応える前に。
「いや…」
 それが不服なのか、彼女は俺の舌を追うように顔を上げる。
 ちゅう…とキスする。
「もっと…」
 互いに口を大きく開け、上唇の裏も、下唇の裏も、まんべんなく嘗めてやる。
 にゅるにゅると、唾液のぬめりで遊ぶ。
「あ…あ…」
 唇を離すと、彼女は口を少し開けたまま、紅い舌をちろりと出した。
「舌が出てるよ。どうしたの?もっと遊びたいの?」
「くぅうん…」
 まるで雨に濡れた子犬のような、憐憫を誘う声で彼女は甘える。
 再び俺も舌を出して、彼女の舌を迎える。
 ぴちゃぴちゃと水音がする。

 からまる。

「…きもち…いいの…」
「いっしょうけんめいだね?」
「んぅ…」
482481:02/07/15 23:34 ID:???
 俺はちゅっ…ちゅっと彼女のほっぺたにキスをしながら、ショーツから右足だけ解放して左足の膝まで引き上げた。
「あ…どうして…?…」
 俺は彼女の言葉を無視し、両手を開いたままの膝小僧にあてて固定した。
「いやんっ」
「力を抜いて」
「ん…」
「そう。抜いて」
 俺は床に膝を付いたまま、彼女の脚をいっぱいまで開いて固定する。
 再び、透き通るような白い内腿に腱が浮く。
 その白い内腿に、紅く印がつくまで口付けた。
「んぁっ…」
「…全部見えるよ」
「恥ずかしい…」
「ぬるぬる光ってる…」
「やん…」
「ベッドの端までお尻をずらして」
「ん…」
 俺の言葉に彼女は素直に従い、お尻を浮かせた。
 快楽に馴らされ、心が服従し、疑問を浮かべる事も無い。
 だが
「もっとよく見るから」
「いやっ!」
 俺の言葉に、咄嗟に脚を閉じようとする。
 間近で性器をじっくりと見つめられるのだという羞恥が、白い内腿をさっと紅く染めた。
「脚、閉じるの?いいの?止めるよ?」
「いや…やめないで…」
「力を抜いて。そう…」
「ん…」
 閉じかけた脚を再び開かせて、俺はその間の床に膝をつき、彼女の秘めた場所をまじまじと見つめた。
「うわぁ…ぬるぬるだ…」
「やだあ…」
「いっぱい濡れてるねぇ…」
「いっぱい…?」
「いっぱい。とろとろになってる」
 息がかかるくらい彼女のあそこに顔を寄せ、至近距離からぬるぬると蠢くさまを見る。
483482:02/07/15 23:35 ID:???
 右手の指でなぞれば、それだけで湿った淫らな水音が立った。
「聞こえる?」
「んん…」
「くちくち言ってるよ」

ちゅぷっ…

「あっ!」
 指が吸い込まれるようにして入った。
 そのまま、つぷつぷと出し入れする。
「ぬるぬる…」
「んっ…」
 クリトリスの包皮の上から、くりくりと円を描く感じで触る。
 全てが“円”だ。
 直線よりも、繰り返しの動きが快楽の反復と増幅を生み出す…。
「きもちいいの…」
 ぴくっ…ぴくっ…と両足が震え、性器がぬる…と蠢いた。
 指で、包皮をとんとん…と軽く叩いてみる。
「ん……ん……」
 ぴくっぴくっと腰全体が震えた。
「両手で体を支えて…そう…腰を突き出して…」
 俺の言うとおりに、彼女が卑猥で淫靡なポーズを取る。
 てらてらと濡れたあそこと密生した柔毛と、大きく張り出し揺れ動く乳房、そして目隠しして薄く口を開けたまま、呆けたように快美感を甘受する可愛い顔が一望出来るポーズだ。
 目隠ししているためだろうか。
 自分がどんなに恥知らずな格好をしているのか、気付かないのだろう。
「えっちだねぇ…。そんなに触って欲しいの?」
「さわって…ください…」
「じゃあ…」
 中指を、ちぷっ…と沈めた。
「ああ…ぬかるんでるよ。ぬるってしてる」
「…ぬるぬる…?」
「第一関節まで、ぬるる…って入ったよ」
「うん……うん…」
484483:02/07/15 23:38 ID:???
 立ち上がり、屈み込んで、うっとりとした彼女の唇にキスをした。
「ん…」
 舌で、彼女の滑らかな口の中をたっぷりと嘗める。
 そうしながら、彼女の“カタチ”を確かめながら指を動かした。
「んむぅ…う…うぅ…」
 唇を離して、彼女の股間…自分の指の行く末を見た。
 ねっとりとして熱い繊細なぬかるみの中に、無骨な指がぬるぬると埋没してゆく。
「入っていくよ…」
「……んん……んぅ…う…」
 指に襞が絡み付き、しなやかな筋肉の触感が指をはじき返す。
 内壁は柔らかでいながら、指を動かせばしっかりと自己主張してくる。
 断続的に締め付けるのだ。
「こりこりしてる。…ここかな?」
「あっ!」
 指を上に向けて第一間接と第二間接の間程まで挿し入れ、複雑な襞の内壁を探った。
「ざらざらしてる。ここ?」
「ん…」
 彼女の腰が、おそらく無意識のままに動いていた。
「もっと奥?」
「そこ…もっと…」
「ここ?こう…かな…」
 くりくりと丁寧に擦った。
「あ…もっと…」
 熱い吐息が、俺の前髪を揺らした。
 指をゆっくりと動かし、同時に親指でクリトリスを優しくつつく。
「あっ…やっ…こ…腰が…動いちゃう…」
「おなかがひくひくしてるね」
「あ…わ…私…えっち?ティファ…は…えっち?」
 甘えるように、切れ切れの言葉で俺に訴える。
485484:02/07/15 23:40 ID:???
 彼女が自分で自分の名を呼ぶ時は、かなりな“甘えんぼモード”の時だ。
「えっち」
 間髪入れずに俺が苦笑しながら言うと
「もう、ぬるぬる…なのっ!やぁも…もうぅ…」
 はっはっと息も荒く、腰がくねくねと動いた。
 なだめるようにキスをする。
 ほっぺたにキス。
 汗ばんだおでこにキス。
 耳にも、首筋にもキス。
 キスしながらも、指は遊ぶ。

ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ…

「やぁあん…んぅ…う〜…」
 ぬるる〜と指を抜き出し、クリトリスをくりくりと刺激する。
「あ!!」
 右の耳たぶを唇で咥えた。
 そのままぺろぺろと嘗める。
「や〜…」
 耳を嘗める。
 耳の穴まで。
「なめるおと…」
「音?」
「なめる音が…えっち…なのぉ…」
 左手で、右の乳首をきゅむっ…とつまむ。
「ん!」
 親指で、くりくりと押しつぶすみたいにする。
「あっ…」
「腕がガクガクしてるね」
「クラ…あ…ク…」
「ん?どうしたの?」
 いっしょうけんめい、俺の名を呼ぼうとしている。
 その唇にキスする。
「し…舌…も…」
「こう?」
 彼女のリクエストの通り、舌と舌をちゅるちゅると絡ませ、すすり、甘く噛んだ。
「んぅ…んっ…んっ…ぅ…」
 仕上げに、右手の中指で膣内を擦りながら親指でクリトリスを刺激し、ちゅううう…とキツく舌をすすり上げた。
 途端、今まで震えながら体を支えていた両腕が折れ、ベッドに肘をつき、すぐに“とさっ”と体ごと倒れ込んでしまう。
486推力:02/07/15 23:42 ID:???
 これでようやく半分です。

 延々とえっち描写が続くだけにも関わらず、「文が長過ぎます」と怒られないような量でアプを続けると、今までで最長になる事がわかりました。
 長いのが嫌いな人。
 諦めて下さい。

 今宵はここまで。
アロリュをお忘れなく!
待ってますぜ、ダンナ(作者さま)!
だりか「ティーダ×ルールー」を…
お願いだよヽ(`Д´)ノ ウワァァァァァァン!!!
純愛もいいね
ワタシも書きたくなって、
ただ今、ティファとヴィンセントのお話を書いてマス。
まだ途中までしかかいてないの。
なぜ二人がそんな関係に゛?
そしてヴィンセントは変身してしまうのか?
このあと、本人たちですら予想も出来ない出来事がッッッツ!!!
(ガチンコ風)
491R@no-name :02/07/17 03:26 ID:???
無線ボードを肩に抱えつつカキコ
気分は偽ハーメルン@バイオリン弾き<古

このまま無駄挨拶で終わらせるのはアレですから
ティルー小説を一本お勧めして帰ります
ttp://kasumi.sakura.ne.jp/~led/text-s/for_adult/ff10-2.html
願わくば、488さんの心にキシュツでありませんように……

夏コミカタログ買いました
自分がここで書いてきたようなカプのサークルは皆無でひた
こんなに行く気のしないコミケ初めてだyo!(涙)
ティーダ君ラッキー!ルー姉ナイス。
>>490
前口上より実物をあげたほうが好感もたれると思うよ
ソデスネ。じゃあとちゅうだけどうpします。

***************

イシクルエリアの寒さは厳しい。

静かすぎる部屋の中では、時計の音が時を刻む音さえ気になる。
ティファは何度も寝返りを打っていた。
「はあ…なんでこんなに寒いんだろう」
ティファは毛布を引き寄せた。
「クラウド…あんなにエアリスの事を想っていたなんて…」
忘れらるる都の一件で、エアリスを失ったショックが、クラウドを少しづつおかしくしている。
ティファにとっても、エアリスを亡くした事や、そんなクラウドを見る事は、ショックで頭がいっぱいだった。

それよりも、ティファは身体の冷えに耐えきれず、ついに身体をベッドからゆっくりと起こした。
(この服ではいくらなんでも薄着すぎるわ。明日街で上着を買わなくっちゃ)
身体を摩りながら向かった暖炉のある部屋は、既に仲間の気配が消えていたが、開いたドアからは流れ出てきた空気は、以外にも温かなものだった。
「あれ…?ヴィンセント…」
そこにいたヴィンセントは、その部屋の主のようにソファに腰掛け、古くなった木製の低いテーブルの上で、鉛色に光る銃の手入れをしていた。
ヴィンセントは警戒するかのように手元を止め、視線だけティファに向けた。
ティファ一瞬ドキリとしたが、ヴィンセントはすぐにまた視線を戻し、作業を再開した。

「ごめん、ちょっといいかな。」
なヴィンセントに戸惑い、ティファはどこか遠慮しながら暖炉に当りに行った。
炎に燃やされた薪が、パチパチと音を立てて燃えていた。
手をかざしたティファは、火の暖かさ安堵の息を吐いたが、はちきれそうな巨乳がゆさゆさと揺れた事に気づいた。
(あッ…!!)
ティファは、はっとなって頬を赤め、高く突き出した乳房を見た。
(どうしよう、ブラジャーつけてないんだ…)

***************
アイシクルエリアの、「ア」が抜けてた。スマソ。
R@no-nameさんありがとうございます。いいサイト教えてもらっちゃった
>>495
ティファ×ヴィンセントなんて珍しいな
しかもヴィン受?
とりあえず期待。
498推力:02/07/17 23:56 ID:???
ティファヴィンガンバレヽ(´ー‘)ノ

では私は続きを…。
499485:02/07/17 23:57 ID:???
 ベッドのスプリングが、小さく軋んだ。
「力、抜けちゃった?」
 彼女はこくっと頷くと、深く息をついて喉を鳴らした。
「クラ…ド…も………いで…」
「ん?」
「…脱い…で…」
「うん」
 俺は彼女の催促通り手早く服を脱ぐと、彼女の側に膝をついて自分のモノを手にした。
「もう、こんなだ」
 もちろん目隠しした彼女には、固く勃起して急角度でそそり立つモノを見る事は出来ない。
「触ってみる?」
 俺の言葉に頷いて、彼女は右手を伸ばしてモノに触れた。
「おっきくなってる…」
「熱いだろ?」
「熱くて…固いの…」
「ティの胎内(なか)に入りたいんだよ」
「…ん…さきっぽが…ぬるぬる…」
 モノの先端からは透明な粘液が溢れ、シーツに滴った。
 まるで御馳走を目の前にした犬の涎のようだ。
「ヘンだろ?」
「…かわいい…」
「…そうか?」
 俺には、こんなモノを可愛いと言える彼女の感性が、時々信じられなくなる。
「ぴくぴく…してる…」
 嬉しそうに彼女が触れるたび、モノは跳ねて先端の粘液が糸を引いて垂れ落ちた。
「はやくほしいよぉ…」
 彼女も同じ気持ちなのだ。
 俺は彼女の脚を膝立てて、その脚の間に体を割り入れた。
「脚を大きく開いて。自分で」
 彼女の中に入るのだ…という興奮と期待で、少し声が上ずった。
 それに彼女は気付いただろうか…?
「…ん…」
「まだ。全然開いてないじゃないか」
「ひらいたもん…」
「そう?もっとだよ」
「ん…」
 それでも、俺が満足する開きではない。
「ほら、両手を膝の裏にあてて」
 彼女の両手を取って自分の脚を抱えさせる。
500499:02/07/17 23:58 ID:???
「自分でぐいっと引き寄せて」
「…ん…」
 すごい格好だ。
 母親が幼児の用足しにこういう感じで持ち上げている事があるが、それを自分でするのだ。
 なにもかも晒した姿だった。
「目隠ししてるから恥ずかしくないのかな?俺からは全部見えてるよ」
「い…いやっ…」
 俺の言葉に、いまさらのように恥じ入って顔を背けた。
 両手は、俺が慌てて押さえたのでそのままだ。
「はずかしい…」
「ぬるぬるだからね」
 彼女のそこからは、今や白っぽくねっとりとした蜜が滲んできていた。
 今までの半透明の蜜よりも、その触感は遥かにねっとりとしている。
「ぬるぬる…」
「電灯の光でぬるぬる光ってるよ」
「だって…だってクラウドのがほしくて…ぬれてるの…」
 彼女は訴えるように呟いた。
 「仕方ないのだ」と、自分の正当性を主張しようとしている。
「知ってる?今、部屋の電気は全部点いてるんだ」
 早く入っていきたい。
 思いきり陵辱したい。
 その獰猛な想いを必死で抑え込み、俺はもどかしさこそを楽しむ事にした。
「…あ…」
「あそこも、お尻の穴も、全部見えてる」
「みちゃやだ………」
「ティのおなかがひくひくすると、お尻の穴もひくひくするね」
「いや……」
 指で、白っぽいものが混じったぬるぬるを掬って、楚々として可愛らしいお尻の穴に塗りつける。
「ん……」
「ひくひくする。面白いよ」
「だって…」
「もっと続けようか」
「んっ!」
 ぬるぬる…と円を描くようにして優しく肛門を撫でる。
 薄くココア色をしたその器官は、ひくひくと蠢き、収縮し、反応を繰り返す。
 それが面白くて、俺は飽きるまで繰り返したいと思った。
「いやっ!」
 けれど、彼女は不意に腰をひねって、俺の指から逃げた。
「どうしたの?」
「そこはやだよう…」
 ぐすぐすとべそをかき、股間を露出したまま彼女は主張した。
501500:02/07/17 23:59 ID:???
 苦笑が、知らず俺の口から漏れる。
「でも、あそこがさっきよりずっととろとろだ。すごいよ」
 中指が、何の苦もなくぬるるる…と奥まで入った。
 握り拳のまま中指だけ立てた形で、その根本まで挿し込む。
 じゅぷっじゅぷっと出し入れを繰り返し、手首をぐりっと捻って内壁を擦り上げた。
「あっ…ああああ…あ…あ〜〜〜〜〜…」
 しゃくりあげるように白い腹が波立ち、膝の裏の両手がぎゅうう…と握り締められる。
 愛する男に体の中を指で掻き回される…というのは、いったいどんな気持ちなのだろう…と、ふと思ったが、女の身でない俺にはわかるはずもなかった。
「もっ…もう…ほしいのぉ…」
「ん?なに?」
「…ゆびじゃ…いや……もう…ほしい…の……」
 彼女の催促に、ぬかるみでふやけそうな指をちゅるりと抜き、無言のままモノをあそこに当てる。
 彼女が期待感に息を呑むのがわかった。

 でも、入れない。

 にゅる…にゅる…とモノの裏側を滑らせるだけだ。
「いや…」
 落胆の声が小さく流れる。
「ん…」

 にゅるっ…にゅっ…にゅ…

「ぬるぬるしてるから、よく滑るよ」
「はやく…」
「捏ねてみようか」
 モノを右手でしっかり持って、左手で彼女の太腿を固定した。
 そして、モノを彼女のぬかるみに当て、文字通り粘液や薄肉を亀頭でくちゃくちゃと捏ね回す。
「んあっ…」
 大きく水音が響く。
 びくびくと彼女の腰が震え、密やかな声が上がった。

 生殺しだ。

 それが、ひどく楽しい。
 嗜虐の想いが、俺の胸を黒く塗りつぶしていた。
「あ、先っぽが入っちゃったよ」
「ああ〜〜〜……」
 消え入りそうな、切なそうな声だ。
「ここでやめとこうか」
「ど…うして…」
「奥まで欲しい?」
「うん…」
「じゃあ、ちゃんと口に出して言って」
「え…」
「欲しいって。“ちんちんが欲しいです”って」
502501:02/07/18 00:01 ID:???
「はずかしいよぅ…」
「ティはえっちだから言えるよね?」
 俺がそう言うと、彼女は口をつぐんでぷいっと横を向いてしまった。
 無駄な抵抗だと思う。
 それは、彼女自身が何度も認めている事なのだ。
「言えない?」
「……」
「先っぽだけしか入ってないよ?」
「……」
 無言だ。

 おもしろい。

 どこまで我慢出来るかな。
 少し腰を動かした。
 円を描くみたいに。
「んんっ!」
 彼女の口から声が漏れる。
「揺すってみようか」
 彼女のお尻を両手で持って、ゆさゆさと揺らしてみた。
「んあっ…ん…んぅ…」
 ぬぬ…と少し押し込んでみる。
「ああ…」

ぷぽっ…

 すぐに抜いた。
「いやっ…やぁだぁ…抜かないで…」
 あっさりと彼女は陥落して、甘えた声を上げる。
「『ちんちんが欲しいです』」
 再び、亀頭の先端を薄肉の隙間に密着させた。
 膣内に入るかは入らないか…そのギリギリまで腰を進める。
「んぅあっ!…ほ…ほし…です…」
「ん?言葉が足りないよ」
「ほしいですぅ!」
「抜く」
「いやぁ!」
「ちゃんと言わないとダメです」
 そう言いながら、ちょっとだけ入れた。
503502:02/07/18 00:02 ID:???
「んっ!」

 つぷぷぷ…

 亀頭が中に入ったかどうか…というところでピタリと止める。
 じっとそうしていると、彼女は自分でゆさゆさとお尻を揺すって、俺を迎い入れようとした。
 だが俺は彼女の腰をぐっと掴んで、その動きを制してしまう。
「あ…やあっ…入れてぇ…」
 ぐすぐすと、今にも泣き出してしまいそうだ。
「だめ」
「あう…あ…」
「抜くよ?」
「いや…だめ…」
「ちゃんと言わないと先へは進みません」
 口元が緩む。
 ニヤニヤと暗い笑みが浮かぶのを止められない。
「俺はいぢわるかな?」
「…いぢわる!」
 ありがとう。
 心の中で彼女の頭を撫でてあげる。
「ほら、何が欲しいの?」
「おちん…ちん…」

 ちぷっ…

「あっ…はぁ…」
「が?」
「い、入れ…入れて…くだ…くだ…さい…」
「はい、続けて」
「おちんちん…入れてくだ…さい…」
「よくできました」

 じゅぷぷぷっ…

「ふああああんっ!」
 一気に奥まで挿し込み、腰を押し付けてぐりぐりと胎内を掻きまわす。
「はあっ…」
 びくびくっと彼女の体が震え、何度も喉を鳴らした。
 軽く達してしまったのだろうか?
504推力:02/07/18 00:05 ID:???
とりあえず5区切りつづアプしていきます。
終わらないから。

今宵はここまで。
505推力:02/07/18 00:12 ID:???
挿入までで21区切りか…。
506名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/18 00:32 ID:Kt9JJlxI
>>505
ナゲーヨ。。。(゚д゚)
でも ハァハァ
507にゃんまげ:02/07/18 19:38 ID:???
>>494
にゃんまげも、途中書きでうpしてるよ…
良いのか悪いのかわかりませんが。

夏休みホシイなぁ。
508にゃんまげ:02/07/18 19:39 ID:???
 ずきん、と全身が大きく脈打った。
「あぅっ……!」
 触れられた部分から腰骨に、そのまま背筋へと電流にも似た熱が走りぬけた。
 あくまでも緩やかに与えられてきた先ほどまでの愛撫とは、まるで質感の違う鋭い刺激。
「いや…っ…やぁ……んっ」
 親指の腹で何度か撫で上げられ、抑えようのない波が内側からユウナの身体を震わす。
 震えが走るたびに、胎内に差し込まれた指をきつく締め付けるのだが、それに気づく余裕などない。
 ただ無我夢中で、いやいやと首を横に振っていた。
「ユウナ、ここは…嫌?」
 動きを止め、問われた。
 するり、と秘所から指が抜き取られる。
 崩れるように身体の力は抜けた。それでも、じんと痺れるような余韻が、消えない。
「わたし…おかしく、なりそう……」
 途切れ途切れの声で、それだけ答えるのが精一杯だった。

 ティーダが耳元に顔を寄せた。
 二言、三言、囁かれる。
 それは二人だけの、秘め事。
 熱い吐息に包まれた言葉が、天鵞絨のようにしっとりと耳に響く。 
 その優しい感触は、心が蕩けてしまいそうに甘美で、ユウナはつい、こくりと頷いてしまったのだ。
509にゃんまげ:02/07/18 19:39 ID:???
 両膝を、手でぐいと開かれる。
 秘所を晒した格好に気づき、はっとした時にはそこにティーダが顔を埋めていた。
「や…何…!?」
 意図もつかめず、展開に着いて行けず、ただ驚いて声を上げる。
 その次の瞬間、衝撃が奔流となって、ユウナの身体をくまなく駆け抜けていった。
「ああぁっ……あ、はぁっ……」
 柔らかく暖かな舌が最も敏感なその部分を包みこみ、ざらりと舐め、転がす。
 全身の神経が一点に集まったかのように、与えられる刺激は爪先にまで届き、足指がきゅうっと反り返った。 
 頭の奥が真っ白になり、時おり閃光が瞬く。何も考えられなかった。
 あまりの刺激の強さに、無意識のうちに身体を捩り逃れようとするが、しっかりと両足を抱え込まれ、それも叶わない。
 びくんびくん、と身体が波打ち、両膝はがくがくと痙攣した。
 ティーダは何も言わず、ただひたすらにユウナを攻め立てた。時おり、溢れ出し流れるものを啜り、喉を鳴らして飲み込む。
「あっ、あんっ……あぁ……」
 次第に激しくなる息遣いの合間に、切ない喘ぎが交じる。
 それを快感と呼ぶのだと未だ知らぬままに、ユウナの声はいつしか官能に濡れた女のものへと変化していた。
ハアハアハアハアハアハアハアハア
511にゃんまげ:02/07/18 19:49 ID:???
途中でも、いったん載せちゃうともう後に引けないという意味では
できた分からあげてく方法は、わたし向きなのかなぁと思ったり。
がんばって完結させよう…
ゆうなんハアハア
513にゃんまげ:02/07/18 19:50 ID:???
あ。
途中のティーダの謎セリフについては
みなさま各自ツボなセリフを補完してお楽しみください、ということで。
ムダカキコもうしわけない。
このスレ大好き
515名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/18 22:11 ID:tTx8ua.k
突然手首をつかまれ、行為を中断させられる。やっと、抱いてもらえる。
ほっとしたのもつかの間、アーロンは冷酷に次の命令を下す。
「この指を、お前の中に入れろ」
「やだぁ、怖いよ…」
「怖い、だと?」
アーロンはリュックの白い手を引き、指にしゃぶりつく。彼がその気になれば簡単に
噛みちぎられるであろう、か細い指。
「ふん、こんなに小さなものが怖いのか。じゃあ、俺のはやれんな…」
あざ笑うように言い放ち、手を離す。
「いやぁ、アーロン…言った通りするからぁ…」
リュックはおずおずと脚の間に手を伸ばす。彼女はまだ、自分の身体を十分には
知らない。指を立てて再び陰唇に触れ、入り口を探す。
「もっと下だ。力を抜け。そうだ…指を突き立てろ」
屈辱的な愛撫に濡れたそこは、リュックの指を受け入れていく。爪先が埋まった。
彼女は乞う。
「ねえ、アーロン…もういいでしょ…」
「駄目だ。もっと奥まで入れるんだ」
ひどいよ、アーロン。抗議の声も、この男に抱かれたいという欲望の前に力を失う。
少しずつ、リュックの白い指が、彼女の中に埋め込まれていく。アーロンはその
淫猥な様を、彼女の胸越しに鑑賞する。やがてその指がすっかり飲み込まれたことを
確かめると、アーロンはその指を抜かせないように押さえつける。
「ああん、なに、これ…」
今まで知らなかった自分の深い部分に、リュックは思わず驚きの声をあげる。
「どうした?」
「すごい、熱い…あっ、巻きついてくるよう」
「お前の中で俺がどんな目に遭っているか、わかっただろう?」
そう言うとアーロンは、目隠しを解いてやる。
「見るんだ、お前の痴態を」
彼はもう一方の手で、彼女の頭を下向きに押さえつける。
「やあん…」
恥ずかしくてたまらないのに、彼女の視線はそこへ注がれる。自分の身体の中に
ざっくりと突き刺さる指。その指の先は、絶えず柔らかい肉襞で締めつけられる。
「よくできたな。まったく、卑しい女だ…」
アーロンは満足気に囁く。リュックは声にならない唸りを喉の奥からあげた。
516515:02/07/18 22:13 ID:???
しもた、上はアーロン×リュック続き。
あまつさえあげてしまいました。

逝ってきます…
515サマ、最高。
こんなのが読める2ch万歳。
518推力:02/07/18 23:36 ID:???
今宵も。
519503:02/07/18 23:37 ID:???
「すごい……おっきいの…」
 満ち足りてうっとりとした声は、たまらなく淫靡だ。

 ぬるぬるぬる…

「んぅう…」
 ゆっくりと抜き出して、

 じゅぷぷっ!

 一気に刺し貫く。
「ああっ!!!」
 彼女の背中が反り返り、歓喜の声と共に乳房がたぷたぷと踊った。
「ゆっくり?」
「ん…ふぅ…ん…」
「もっとリズミカル?」
「さいしょ…は…ゆっくり…」
「うん」

 ぬっ…

 ぬるっ…

「お…音が…するの…」

 ぬっ…

「どんな?」
「えっちな…おと…」
「くちゅくちゅ?えっちな音だね」
「んんぅ…」

ぬっ…

ぬるっ…

ぬるるる…

「ん……はぁっ…」
520519:02/07/18 23:38 ID:???
 首を振りたくリ、彼女は短く息を吐く。
 長い艶やかな髪が乱れ、顔にかかってそれがひどく淫らに見えた。

じゅぷっ!!

「あ!」
 リズミカルな油送の末に、一度だけ深く挿入した。
「奥に当たったかな?」
「ん…」
 こくりと喉を鳴らし、彼女はその可愛らしいピンクの舌で唇をちろりと嘗めた。
 与えられた快楽の余韻を楽しんでいる。
「おく…あた…」
「そこまで長くないよ。きっと」
 俺はくすりと笑うと、奥深くにとどめたままピクリとモノを動かしてみせた。
「…クラ…んぅ…ん…クラウ…ドので……いっぱい…に、なってる…の」
「そう?」
「奥まで……」
 腰を突き出し、俺の下腹と彼女の恥丘が擦れ会うほど押し込んでぐりぐりと動かす。
「ん!」
「クリがこすれる?」
「きもちいい……」
「うん……」
「こう?」
 腰を押しつけたまま、上下左右に腰を揺すりたてる。
「ああっ……ああ〜〜〜〜……」
 そして再び油送を始めた。

ぬっ

ぬっ

ぬっ

ぬっ

ぬっ

 その反復はまだ浅い。
521520:02/07/18 23:39 ID:???
ぬっ…ぬっ…

ぬっ…ぬっ…ぬっ…

ぬっ…ぬっ…ぬっ…ぬっ…

 少しずつ、早く、深くしてゆく。

「ん……」
 いやいやと首を振り、空気を求めて鼻腔が広がる。
 貪欲に快楽を求め、時折開かれた唇の間で、舌が別の生き物のようにうねっていた。
 その動きに誘われて、キスをする。
 唇を嘗め、舌を吸った。
「んぅう…うっ…うっ…」
 鼻息が荒い。
 しゃくりあげるように白い腹が波立ち、あそこが断続的に締めつける。
 彼女の全てが俺を求めている。
 それがたまらなく嬉しい。
「ああっ!」
 唇を離すと、歓喜の声が迸った。
 両手でシーツを握り締めて、“はっはっはっはっ”と短い呼気が空気を震わせた。
「苦しいの?」
「おちんちんきもちいいの……」
 要求しなくても彼女の口から卑猥な単語が飛び出す。
 俺は彼女の両脚を肩に担いだ。
「んんっ…」
 そのおかげで、もっと深くまで彼女の中へと入ってゆく…。
「んぁあああっ!!」
 肩に担いだ長い両脚を抱えるようにして、彼女の体をそのまま二つ折りにしてしまう。
 彼女の体は柔らかく、股関節は苦も無くこの行為を許した。
「苦しい?」
「んっ!んっ!!」

ぬぬぬぬっ…

 真上から挿し込むようにして貫いた膣内が、ひくひくと脈動しながら俺のモノを呑み込む。
「奥に…あたっちゃう…よぅ…」
「きゅっ…って締めつけるね」
「…ん…いいの…きもちいいの…いい…」
522521:02/07/18 23:40 ID:???
 甘く湿った声が耳朶を打つ。

 可愛い。

 たまらない。

 体を起こすと、右手の指でクリトリスをいじりながら、彼女の様をじっくりと眺めた。
 腰を打ち付けるたびに、彼女のたっぷりとした豊乳がたぷったぷったぷっと踊るように揺れ動く。
 白い乳房の上で、紅い乳首が奇跡を描いていた。
 そして二人の肉珠の間には汗がうっすらと浮かび、電灯の光を艶かしく弾いている。
「ああっ……好きっ…すきぃ…すきなのぉ…」
 彼女の体全体が、「あなたがほしい」と泣き叫んでいるように思えた。

ぬっ…ぬっ…ぬっ…ぬっ…

ぬっ……ぬっ…

ぬっ…

ぬっ…ぬっ…

 油送の早さをわざと不規則にする。
 彼女の体内から溢れ出る、ぬるぬるとした淫汁が立てる水音がはっきりと耳に届いていた。
「洪水じゃないか」
 再び彼女を二つ折りにして、耳元で囁いてやる。
「やん…ぅ…」
「気持ち良い…」
「きもちいい?」
「あったかくって、ぬるぬるしてて…」
 ちゅう…と口付けた。
「締まる…」
「もっと…締めて、あげる…よ?」
「もっと?」
「きゅっ…て……」
 言葉通り、彼女のあそこがきゅきゅきゅ…とキツく締めつける。
 鍛え上げられた彼女の体躯が、こんな時にもその魅惑を発揮するのだ。
「お…で、出ちゃうよ…」
「だして…いいよ……」
「…中に?それとも胸に?」
「なか…なか…にぃ…」
523522:02/07/18 23:41 ID:???
「いっぱい出るよ」
「うん…いっぱい…ほしいの…いっぱい…なかに…」
 彼女の甘えた声が耳をくすぐる。
 切に俺の全てを…命の滴(しずく)を欲しがっている声だった。

ぬっ…

ぬっ…ぬっ…

ぬっ…

ぬっ…

ぬっ…

 油送がその速度を増す。
 馬鹿みたいに腰を振る自分がいる。
 泣きそうな、
 ひきつれた、
 悲鳴のような、
 すすり泣きのような、
 耳にこびりついて「さあ出せいま出せすぐ出せ」と催促する甘露な蜜毒のような甘い啼き声を聞きながら、不意に、ぴたぴたと彼女の尻を叩いていた玉袋がきゅうう…と縮み上がるような感覚に襲われる。

 近い。

 腰は止まらない。
「んっいっ…ひっ…う…」
 重そうな乳房が面白いように跳ねまわる。
 右手で左の乳房を掴んで乳首を捻り上げた。
「いっひ…ひぃ…いく…いっちゃう…いっちゃう…い…ひ…」
 歯を食いしばり、シーツを握り締め、彼女はそれでも膣口を健気に締め続ける。

ぬっ…ぬっ…ぬっ…ぬっ…ぬっ…ぬっ…ぬっ…ぬっ…

ぬっ…ぬっ…ぬっ…ぬっ…

「ああ…イク…」
 声が漏れた。
 誰の声だ?と一瞬思った。
524523:02/07/18 23:42 ID:???
 誰何する必要も無い。
 自分の声だった。

 たまらない。

 きもちいい。

 いとおしい。

 全ての彼女に向ける感情が一点に向って収束していく。
「んあぁ…あっ…あ…あ…」
 ひくくっ…と彼女が体を震わせ、腰がびくびくと震えた。
 一瞬きゅううう…とあそこが今まで以上に収縮して締め付け、やがて唐突に解放される。
 彼女が先にイッてしまったらしい。
 俺も近かった。

ぬっ…ぬっ…

「イク…」

ぬっ…

ぬっ…

「…ッ…ぅ…」

びゅっ…

 彼女を二つ折りにし、奥深くまで挿し入れたモノが、彼女のとろとろにとけた深淵で弾けた。
「ぉ…う…」
「あ…!」

びゅく…

「……で…た……?…」
 彼女が唇を嘗めながらかすれた声で呟く。

びゅっ…

「びくびくしてるよ。わかる?」
「ん……」
 ひくひくと彼女のあそこが動いている。
 たっぷりと注ぎ込んだ精液が、彼女の中で渦巻いている心地だ。
525推力:02/07/18 23:45 ID:???
6区切りとなりました。
ようやく射精。

今宵はこれまで。
>>推力さん
好きな娘とのセックスはいいよね。
しみじみ感じて幸せになった。
ありがと
すてきでした。
いいものをありがと
このスレ最高
2ch万歳
529アニメ礼香がいいよ。:02/07/19 05:53 ID:???
>>524さん、
アンタ官能小説家になれる。某社で働く???
素敵だな・・・。
531推力:02/07/19 22:01 ID:???
ラブラブだとこんなに反応がいいのだな…(笑)

まだ続きます。
またあとで。
軽くSM入ってるのがたまらん
>>515
アーロン×リュック待ってました!
良スレだな
ティファには最終的には絶対幸せになって欲しいものだ・・
536524:02/07/20 03:13 ID:???
「いっぱい…」
 うっとりと夢見るように彼女が言う。
 濡れた唇を甘い口付けで塞ぐ。
「んうぅ…」

 キス。

 何度も。
「いっぱい出たよ」
 ぺろっと上唇を嘗めて俺がそう言うと、彼女はくすっと笑って一所懸命に首を伸ばし、

ちゅ…

 と、俺の頬にキスをした。
 それは、「がんばったね」という意味を込めた、年の離れたお姉さんが出来のあんまり良くない弟に対する労(ねぎら)いのキスのようで…。
 なんとなく俺はたまらなくなって、肩に担いでいた彼女の両脚を下ろし、窮屈な姿勢から彼女を解放した。
 そして、再び彼女に覆い被さり、背中に腕を回してぎゅっと抱きしめる。
 彼女は嬉しそうに俺にしがみつき、
「いっぱいでた」
 くすくすと笑った。
「嬉しいか?」
「うれしいよ。だってクラウドのだもん」
「何が?」
「せーえき」
「…もっと貞淑を重んじてください」
「さっっきまでと言ってる事がまるっきり逆だよ?」
「いいんだよ」
「ずるい」
「そう?」
「いつものことだけど」
「それじゃあ、俺がまるで卑怯者みたいじゃないか」
「卑怯者かどうかはともかく“いぢめっこ”なのは確か」
「否定しない」
 くすくすと笑いながら、ぬるっ…と彼女の膣からモノを抜く。
「んぁっ…」
「まだ起きちゃダメだよ」
「目隠しも、まだダメ?」
「だめ。…脚を広げて」
「ん…」
「ほら、広げて」
「んうぅ…」
537536:02/07/20 03:14 ID:???
 むずがる彼女の脚を開かせる。
 すると、白くどろっとした精液が彼女の膣口からお尻の方に垂れ落ちた。
「あ…出てきたよ…どろっ…って。わかる?」
「せーえきが……」
 彼女は自分が口にする「精液」という単語そのものに、軽い興奮を覚えているようだ。
「白くてどろどろしてるよ」
「ん…」
「お尻の方に垂れた」
「えっちな…液体…」
 脚をもっと開かせて、右手の指であそこを広げる。
「ああん…やだぁ…」
 そう言いながらも、彼女はもう抵抗もしない。
「目隠しして、脚をいっぱいに開いて…左の膝にはパンツがひっかかってるし…」
「やだ…」
「まるで犯されたみたいだよ…」
 自分で汚しておきながら、まるで誰かに愛しい彼女が汚されてしまったかのような感覚が襲う。
 彼女の左脚にパンツを残したのは、この背徳的な興奮を求めるためだった。
 …少しヘンタイっぽいと、自分でも思う。
「いや…いや…」
 口元に右手の拳をあて、彼女は小さく首を振った。
「もっと良く見せて」
 両手で広げてみる。
「やん……」
「うわぁ…ぬるぬるで…どろどろだ…」
「せーえきがたれちゃうよう……」
 その時だ。

ぶぶぶぶっ…ぶっ…

 音と供に、中から空気が出てシーツに白濁した汁が飛び散った。
「あっ!やっ!いやっ!」
 今度こそ彼女は恥じ入って、慌てて脚を閉じようとする。
 だが俺はそれを強引に阻止し、内腿を両手で押さえたまま顔を股間に近づけた。
「ぶぶぶっ…だって。空気が…」
「やあっ…」
「ティファは恥ずかしいな…えっちだ…」
「ちがうもん……」
 俺は膝立ちのまま、彼女の口元にモノを持っていった。
「なめて」
「ん…」
538537:02/07/20 03:15 ID:???
 素直に手を伸ばし、手探りで俺のモノを掴むと、首を伸ばして嘗める。
 ぺろぺろ嘗め、はあ…と熱い吐息を吐いた。
「ティのえっちなのと、俺の精液が混じったものだよ」
「…えっちなにおいがするよ…」
 そう言いながら彼女は、ぺろぺろと美味しそうに嘗める。
 精液など決して美味しいものではないし、こんな時でなければ決して口にしたいものなどではないだろう。
 にも関わらず、それをこんなにも美味しそうに嘗めてみせてくれる。
 …単純だが、そんな事にさえ、俺は彼女の深い愛情を感じてしまうのだ…。
「ちゅうちゅう吸って」
「うん…」
「中にまだ残ってるんだ」
「ん……」
 かぽっとモノを咥え、舌の動きで尿道の中に残った精液を吸い出してくれる。
 ごくりと飲み下し、はあっ…と息を吐いた。
 そしてまた吸い付くようにして咥えてしまう。
「ヘンな味?」
「ん……」
 彼女は一度モノを咥えてしまうと、それだけに一所懸命になってしまうようだ。
 執着してしまうのだ。
「う…」
 彼女の舌技に、萎えかけたモノが反応して再び屹立し始めていた。
「ふふふ…」
 口を離し、俺の反応を楽しむように嘗め、吸い、しゃぶる。
「ちんちん好き?」
「…だいすき」
 甘い声に「あなたのが」という意味が込められているのをわからない俺じゃあない。
 それを知りながら、俺は少しいぢわるに言うのだ。
「やっぱりティはえっちだ」
「…えっちなのはキライ?」
「好き」
 俺の言葉に、くすくすくす…と笑いを漏らす。
 そして赤黒い亀頭を包み込むようにして舌を絡ませた。
 ざらりとしたその表面で、粘液をこそぎ取るようにして嘗めまわす。
 刺激は、直接腰に来た。
「ぉう…」
「ん?」
 思わず腰を引いてしまった俺に、彼女は不思議そうな声を上げた。
「……イッた後のちんちんはビンカンなんだよ」
「…ふふ。かわいい…」
539538:02/07/20 03:16 ID:???
「じゃあティのあそこはティッシュで…」
 枕元のティッシュから2・3枚を抜き出し、彼女の股間にあてる。
 くしゅくしゅと拭うと、白濁した粘液が驚くほど大量にべっとりとついた。
「ねっとりしてる」
「せーえき…」
「…と、ティファちゃんのえっちな汁」
「てへ」
「まだ出てくる。すごい」
「ん……」
 モノを掴んでいた手が離れたのを見て、俺は彼女の股間に屈み込んだ。
 太腿の外側から両腕を回し、腰を抱くようして中指であそこを広げる。
「あ…ぬるっ……て…してる…?」
 俺の吐息をあそこに感じるのか、彼女は落ちつかなげにもじもじと腰を動かし、溜息のような呟きを漏らした。
「してる。真っ赤に充血してるよ」
「ああ…もう…やだ…恥ずかしい…」
「なにをいまさら」
「恥ずかしいものは恥ずかしいの」
「知ってた?今までの、全部ビデオに撮ってるんだよ?」
「ええっ!!」
 俺の言葉に体を起こそうとした彼女を、左手でやんわりと押さえつける。
「どうして…」
「ティがキレイだからだよ。可愛いからだよ。それを全部撮っておきたいって思ったんだ」
「でも…」
「いけないかな?」
「……ずるい…」
 未だ目隠しをしたままの彼女が、その布の下の瞳でどんな表情をしているのかわからない。
 けれど、最後の言葉に含まれた、諦めたような、拗ねたような感じで、不本意ながらも許してくれたのだと知った。
「ぜんぶ…なの?」
「うん。全部」
 こくん…と彼女の喉が鳴る。
「ティのえっちな顔も」
 つ…と彼女の頬を撫でた。
「ん…」
「えっちな声も」
 指で唇をなぞった。
 嘗めようと顔を出した舌を突ついて、右の乳首をくりくりと優しく転がす。
「くぅ…ん…」
「えっちなおっぱいも」
 その指を脇腹、腰骨…と滑らせる。
540539:02/07/20 03:16 ID:???
 そして
「えっちなここも」
 ぬるぬるとあそこを弄り、捏ね、クリトリスを転がした。
「あっ…あんっ…あんっ…」
 腰が動く。
 まだ、貪欲に求めようとしている。
 俺を抱きしめたいと、両腕を伸ばす。
 それに応える前に彼女の目隠しを取ると、そこにはセックスによって充足し、満ち足りた甘い光を湛える紅い瞳があった。
 涙目になっているのは、彼女が歓喜によって極まり、何度も涙を零したことを物語っている。
 その証拠に、目を覆っていた黒布が、しっとりと湿り気を帯びていた。
「ティ…愛してる…」
「…ん…」
 俺は優しく微笑みながら彼女に応え、抱きしめ、そして何度も甘い口付けを交わした。

 二人の夜は、まだ終わりそうにない…。

  ■■ 終 ■■
541推力:02/07/20 03:20 ID:???
全部で32節。
全部読んだ人、御苦労様でした。

>>529
誘われた事はありますが絶対に無理です。
自分で断言します。
(マジレスしちゃったよ…)
542294:02/07/20 05:45 ID:???
みなさんスゴイ…。
またエラく間が空いてしまいました。
>>430からの続きでやんす。
543294:02/07/20 05:46 ID:???
「…ひぁ…っ…!」
 少年のように不敵なアルトからは信じられないくらい、かぼそく裏返った悲鳴。
 硬直したように動かない太腿の上を滑らせて、両の爪先から下着の足を抜く。
 戦(いくさ)の女神を思わせる若い裸身が、夜のなかにすっかり晒け出された。
 小さくふるえながらようやく閉じているルチルの膝のあいだに、ジェクトは手を滑り込ませる。
「力、抜きな。もっと、よく見せてくれや…」
 肉づきの引きしまった長くしなやかな両腿をひらいて、急所を差し出させるような姿態をとらせる。
 覚悟と本能的な恐怖との間でぎこちない抵抗を示している関節をこじあけるように前を割る。髪の色よりわずかに暗い翳りの下に、綻びる寸前のみずみずしい固さをのこした花弁。
 月明かりの下でその花芯を、襞のひとつひとつを、視線で犯してゆく。
 口を開く余裕なぞとうになくして、ルチルは半泣きのような表情でぎゅっと目をつぶっていた。押さえつけた腿の内側のやわらかい皮膚の下で、脈動の限界まで速まっているのがわかる。羞恥のあまり死んでしまいかねないような風情だ。
 おそらく十七歳そこらの処女には、かなり荒っぽい性の手ほどきだ。
 だがルチルは――どんなに泣きっ面かいてようが、機知と勇猛さを持ったこのしぶとくてしたたかな小娘の肉体は野生の汗血馬のように、五分に渡り合える乗り手との勝負をひそかに待ちのぞんでいる。
 容赦なく手綱を引くように、きつく割り広げた腿の間に息がかかるほど顔を近づける。
「……綺麗に乱れようと思うな、ルチル。おめぇは元々綺麗なんだからよ」
 いま自分の身に起こっていること何もかもが信じられない娘の下腹でやさしく囁く低い声の、最後は掠れて湿った音の中に溶けた。
544アニメ礼香がいいよ。:02/07/20 05:58 ID:???
>>541
やっぱり水商売関係はためらうよね。
趣味は趣味のままにした方がいいってことか.........。
このスレ、アンタの小説で良スレになったんだけど
ageると荒らしや叩きや粘着が来るんでsageときます。
294さん待ってました!
あーもうおめえら最高です
547名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/21 01:24 ID:ugZ185OE
推力さんおつかれでしたー。
どっちかっつーとクラティ(というよりティファン)なので、萌えれました。
ありがとうございました。
548547:02/07/21 01:25 ID:???
すません!ageちゃいました!!!ごめんなさい!!
夏厨が大量流入しない事を祈るばかりです・・・・。
推力さんクラティヨカターヨ!出来ればクラエアもキボーン。
ワッカ×ルールー書いてみますた。

マカラーニャの森は月明かりに照らされ寄り一層神秘的にキラキラと
光っている。その中心の湖で二人は唇を重ねる。
キスを交わしつつワッカは肩のあたりを軽く愛撫して、豊かな乳房に手をかける。
服の上からも乳首がすでに固くなっているのがわかる。わざとソコは触らずに焦らすようにして
揉みしだく。ワッカはルールーの唇から耳たぶに移動し息を吹き込む。
「なんだよ。やーらーしーなこれ。」
そう言ってルールーの乳首をはじく
「んっ!」
不意に敏感な所は弾かれて言葉が出なかった。
「何いってる・・・んん!」
耳たぶから首筋を下を這わせながら、脇を愛撫する。
「まだ本格的に触ってないのに・・・。」
「ば・・か・・っ」
大きく開いた胸元から強調するかのように乳房を出す。
あまり大きくない乳凛から乳首までが、ワッカの言う通り触るまでもなく
固くなっている。
「喜んでくれてるみたいだな」
「ちが・・ぅ・・ふっ」
ルールーは反論出来ない。頬はわずかに上気し瞳は心なしか潤んでいる。
人差し指と中指で乳首を軽くはさみ、手のひらを使って乳房を揉みしだく。
「はぁ・・あっ」
気持ち良くて甘い吐息しか出ない。ワッカはもうひとつの手でルールーのドレスをたくし上げて
白い魅惑的な太ももをまさぐり始めた。
ワッカの手が滑るように下から上へと愛撫する。その都度にルールーは
快感で小刻みに体が震える。
「あっ!」
一瞬声が高くなる。ワッカの指が一瞬ルールーの秘所に触れたからだ。
そっとワッカの顔を見る。ワッカはルールーに何か言いたげに不敵な笑みを浮かべている
顔を赤くして彼女はうつむいてしまった。

「んっ」
再びワッカの指が秘所に触れる。すでにソコは下着に染みが出来るくらいに
潤っていた。ワッカの指は下着の上から割れ目をなぞる。
「ふぁっ・・あっ・・」
551推力:02/07/21 05:41 ID:???
マジレスカコワルイ!?
でもする。

>>544
私はただ、編集が入って読者を考えた書き方で書くよりも、ここでくらいは好きに書きたいだけです。
文書きを水商売関係というなら、もう似たような仕事は経験済みなので躊躇いませんが。
それから、私は先達に追従しただけなので良スレになったのであれば、それは他の方達が積極的に書いているからでしょう…。

>>547
今までのものでわかるように、私も同じです(バレティもエアティも基本はクラティ…)。

>>549
それだと健全になりますが。

こんなとこ。
次は何を書くか…いや、書くのか?
どうだろう…。
なんだか7担当っぽいけど。
>推力さん
リクしてもいいですか?
よかったらセフィロス出てくる話キボン。
553にゃんまげ:02/07/21 11:24 ID:???
推力さま祭りの中、失礼いたします。
はぁ、展開がノロいよう。
554にゃんまげ:02/07/21 11:25 ID:???

 ティーダは、女性を舌で愛撫するその行為はあまり好きではなかった。
 しかしユウナを前にして、何のためらいもなく、むしろ望んで行っている自分がいた。
 蜜が零れるのさえ惜しくて、あたかも極上の甘露のように、それを飲み干している自分が。
 ユウナは、高く喘ぎ、熱く火照り、ねっとりと滴り、くらくらするような女の香を漂わせ、淫らに身をくねらせている。
 五感の全てで、ユウナを感じることに喜びを感じた。
 そしてそれらの感覚が、もっと深くユウナと繋がることが可能なのだと、伝えてくる。
 再び、指を挿しこんだ。
 暖かく蕩けるように濡れた秘所は、今度はそれを何の障りもなく受け入れる。
 中の感触を確かめるように、数度指を往復させた。ぬるぬると湿った壁が、誘い込むように包み込んでくる。
 透明な蜜がべったりとまとわりついた指を、するりと抜き取って顔を上げた。

「あ……」
 絶え間ない舌の愛撫から解放され、ユウナの身体がくたっと弛緩した。
 快楽の余韻と少々の物足りなさに、甘やかな吐息を洩らしながら、心地よい疲労感にユウナの意識は闇に落ちかける。
「…ナ…ユウナ……」
 頬に手が当てられた。
 ティーダの熱い息遣いを感じる。
 うっすらと目を開いた。
 ティーダの瞳。海と空の色をしている。それなのに…熱い炎を包み込んでいるような。
「ユウナ……いい?」
「え……」
 ぼんやりとした頭では、すぐに意味を理解することはできなかった。
 やがてそれが、ティーダを受け入れてもよいか、という問いなのだと気づく。
「わたし……ティーダと、ひとつに、なれるの…?」
「そうだよ…」
 ついにこの時が来るのだ、とユウナの胸は緊張に震えた。
 しかしそれ以上に、望みが成就されるという喜びに心が満たされた。
 ゆっくりと、深く頷く。
「いいよ……来て……」 
555にゃんまげ:02/07/21 11:27 ID:???
明日ははぢめての有給…ワショーイ。
それでは、御免。
>>555
にゃんまげさん、ハァハァな小説いつもサンクス。
にゃんまげさんの小説いいですねぇ
ティーダ×ユウナのらぶらぶ感がすてきッス
>>550
ワッカ×ルールーイイ!!!!!!!
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
アロリュ待ってたヨー!!
>550を誉めて頂いたので続きッス
焦らされるのが堪らなく快感だった。足には力が入らない。そのことがわかったのか
ワッカはゆっくりと彼女に合せて腰を下ろした。
ルールーは湖のほとりで、仰向けに倒された。ワッカは無言でルールーの唇に軽く口付し
横たわっても豊かな彼女の乳房にキスをした。固く尖った乳首を口に含む。
「あっ・・はっ・・・」
彼女の反応を楽しみながらワッカは乳首を軽く噛む。ルールーは軽く身もだえをする。
口には出さないが、もっともっととせがんでいる。片方の乳首を指できゅっとつまむ。
「ああっ!ワッカっ・・はっ」
ルールーが仰け反る。ワッカにされている事がすべて彼女にとって気持ちの良い事だった。
彼女の豊かな肉体は今よりももっと深い快感を求めている。
乳房をまさぐりながら時折乳首を虐める。
「・・ワッカ・・。」
ルールーが名前を呼んだ。
「ん?どした」
ワッカが顔を上げる。彼女はワッカに訴えかけるような眼差しで見ている。
「・・・あの・・。」
ワッカには彼女が何をして欲しいのかわかっていた。しかしあえてそれをしなかった。
「なんだよ?」
「あなた意地悪ね!」
顔を真っ赤にしてワッカに言う。その言葉が言い終わるか否かにワッカは彼女の乳首を
軽くつねった。
「はっあ!」
体がかるく硬直する。無論痛みではなく、快感によって・・・。
「ちゃんとお願いして。」
ワッカはルールーの乳房を両手でコネながら言った。
「・・・・・・・・して。」
561推力:02/07/21 21:53 ID:???
>>552
気が向いたら。

>>553
いつから祭りになったんだか…(´ー‘;)ノ。

いいぞいいぞ。
皆さんガンバレー(他力本願)。
R@no-name様の続きアプキボン

待っとります・・・
563ロックハート×バレンタイン:02/07/21 23:02 ID:???
推力さんお疲れ様でした。
ドキドキのハァハァでした。

ヴィンティファの続きUPできなくてスマソ。仕事が忙しくて。
中途半端な文で、失礼な事をしてしまいました。
全部書きあがってからの全UPの方がいいですかね?
みなさん上手なんでちょっと気が引けますがさらに
>560のつづきをかきました。
「何をしたらいいんだ?」
乳房をまんなかに寄せて二つの乳首を吸い上げた。
「お・・・マ・・ンコ・・もいっぱい触って・・・・」
快感の虜になっているルールーはワッカに逆らう事が出来なかった。
「やれば出来るじゃねぇか(w」
ワッカは悪戯っぽく笑うと手を下腹部の方へと移動させた。彼女の体がビクビクと跳ねる。
茂みの所を少しまさぐる。徐々にしたの方へと降りてきた。
「足開いてみろよ」
言われるままに足を開く。ワッカの指がようやく中心部へと近づいた。
下着の上から形がわかるように少し強めに割れ目をなぞると
小さな膨らみが目に入った。
「そーか、こんなに期待してて待ってたんだな」
そういうと、すでに女性特有の甘い液体でぬるぬるになっている下着の上から
そこを撫でた。
「ぁあっ!」
ルールーの声が大きくなる。
「ココを触って欲しかったんだよな。ルールー」
少し早めに撫でつづける。  くちゅ
「こんなやらいしい音立てて。」
「はっあっ・・ワッ・・カ・・んんっ」
ゆっくりとルールーの下着を脱がす。透明の液体が中心から下着まで
糸を引いて零れ落ちる。
「いやっ見ないで!」
ルールーはあわてて秘部を隠そうとする。
ワッカ×ルールー
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ ッ!!!!
>>563
出来れば少しずつうpキボンヌ
仕事がんばれ
ワッカ×ルールー(・∀・)イイ!!
ワッカの喋り方とか非常に萌えます。
反応あったのがうれしくて続き書きマスタ。
>564のつづきですー

「こんな赤く充血して、このちっこいのもこんなに固くなって。」
「やー!」
ホントに恥かしいらしく彼女はいつも彼女ではなく、まるで子供のようにじたばたと暴れまわった。
「かわいいなぁ、お前」
ワッカの言葉に不意に動きが止まる。その隙を突いてワッカはルールーの秘部に口を付けた。
「なっ!あっ」
ゾクゾクゾク!
快感がルールーを支配する。ワッカは丹念にソコを舐め、ちゅうっと、音を立てて吸った。
「ひゃぁっぁら・・メ・・ワ・・ッカ・・はっあ・やぁ・・」
ルールーは言葉にならない。快感の中で恥じらいが消えてゆき、より一層快感を求める。
両手で彼女の乳首を弄った。
ワッカは自分の愛撫によって喜んでいるルールーに対して愛おしさを感じた。
彼女をもっともっと喜ばせたいそんな気持ちでいっぱいだった。
「ああぁっ!そん・・な・吸わない・・んっでっ・・・。」
吐息で言葉が途切れ途切れだ。
ぴちゃっ・・じゅっ・・ずっ
ワッカはわざと音をたてる。そうすることで彼女が聴覚的にも興奮する。
「こんなに溢れて・・。」
「いや・・恥かしい」
「でも気持ちいいんだろ?」
無言でうなづいた。ワッカは再びルールーの一番敏感な所に口を付けた。

それではまた明日
568R@no-name:02/07/22 02:29 ID:???
ああ、自分なんて不甲斐ないんだろ……申し訳ない

(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
( 暑気払いに朝風呂沸かしてみますた
( 皆様オツカレー
(___________  _______
   ∧∧ / ∬       |/
   ( ゚Д゚)       ∧⊇∧    ∬
  / |||     ~ ∩´∀`;) ~~     
/ /ヾ ))) ~~ ∬ ~~~~~~~~ 〜〜 ,,,,,,
 ∠_________________
__________________
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL

それはそうと、推力殿効果でティファカプSS全種制覇のヨカーン
を感じまふワクワク
569推力:02/07/22 03:16 ID:???
ティファカプかぁ…。

クラウド×ティファ (既出)
バレット×ティファ (既出)
エアリス×ティファ (既出)
ヴィンセント×ティファ (進行中)

…次はティファ×ユフィ…かな(おねーさんティファ…)。
今はエアリスを書きたい気分だけど。
気が向いたら。

>>568
風呂はいいよねぇ…(バスタブの縁に腰掛けて鼻歌を唄いつつ)。
ワッカ×ルールー、早くうpしてくれるのも嬉しい
5713流ノベリスト:02/07/22 17:05 ID:???
カナーリお久しぶりです m(_ _)m
>>291 >>298 >>327 >>344 >>364 >>365 の続きです

「フフ、そこは人間の女が一番感じやすいところよ。どう?快感でしょ?」
「い…いぃ…す、すごく……いぃ…」
レナの指が激しくクリトリスを突く。本当に快感で仕方が無いのだった。
「ホント、あなたって、見れば見るほど可愛いわね。何だかあなたが欲しくなってきたわ…」
メリュジーヌの唇が突如レナの唇を奪う。
「ん、んん…ん…」
マシュマロのような柔かい感触が唇を通して伝わってくる。レナにとってキスをすることは初めてではなかった。
幼少の頃、今は亡き母親と寝る前におやすみのキスをしていたが、その感触に近かった。
身体全体が溶けてしまうような、いや何か温かいものが身体全体を覆い尽くしているような感覚だった。
レナの体中を眩い光が包み込む。
「あっ…」
レナの口から出た言葉はそれが最後だった。レナはそのまま眠り込み、辺りにはメリュジーヌの姿も見当たらなかった。

そして数分後、ゆっくりとレナが立ち上がった。もちろんメリュジーヌに犯されていたため全裸である。
そしていきなり、手を握り締めたり、開いたりし始めた。
「…フフ、人間の女に憑依するなんて久しぶりね。あなたの身体、存分に使わせてもらうわ。」
レナの表情から悪魔のような笑みが浮かび上がる。
「まずは、1000年間封じ込められた魔力を取り戻す必要があるわね。この身体なら誰にも疑われずに人間どもの精気を奪い取れるわ…。
それに残りの光の戦士を始末するのも容易いわね、フフ…」
何やら呪文を唱え始めるとレナの身体が中に浮いた。そしてそのまま次元の狭間から姿を消したのであった。
5723流ノベリスト:02/07/22 17:07 ID:???
続きです

「…さて、やはり地形がかなり変わってるようね。レナ(この子)の記憶にも無いようだし…」
メリュジーヌいや、レナは上空から辺りを見渡した。
「男狩りと言えば、まずは森ね。あの辺りに下りてみようかしら…」
森に向かってゆっくりと着地した。そして辺りを見回した。
「フフ、早速見つけたわ。弓を持っている姿から見て狩人のようね。」
レナの視線の向こうに弓を番えた若い狩人がいた。どうやら晩飯用の野うさぎを狩りに来ていたらしい。20代前後の若い男であった。
「…まったく、地震が起きたと思ったら今度は見たこともねェー魔物に見つかるし…。今日はツキがねェーなぁ…」
男はそうボヤキながら歩いていた。すると、男の前にある草の茂みがガサガサと揺れる。
「!? な、なんだ!?」
男は弓を番える。すると茂みの中から女性の姿が現れた。もちろん、レナに憑依したメリュジーヌであった。
「す、すみません… あのぅ… よろしかったら泊めて貰えないでしょうか?道に迷ってしまって…」
レナは道に迷って疲れ切ったフリをする。男は相手を人間と確認すると弓を戻した。
「それはお可愛そうに… ボクの家に案内しますから宜しければどうぞ(こんな美人に会えるなんて、今日はついてるぜ!)」
「あ、ありがとうございます…(フフ、馬鹿な男…)」
レナは狩人の後をついて行った。
ヽ(´∀`)ノ
ワカルー最高!!!
575ロックハート×バレンタイン:02/07/22 19:55 ID:???
>565
アリガトー!
帰ったら、今夜あたりUPしようかな。
がむばります。
憑依されたレナたん(;´Д`)ハァハァ
ちんこが痛くなってしまいますた
レヅマンセー!!!
メリュレナ→レナクル→レナファリ
最後は4Pキボン(;´Д`)
あバッシは見てるだけね。絡み合う女の肢体ハァハァ
579推力:02/07/22 22:53 ID:???
クラ<エア。
即書き。
580推力:02/07/22 22:54 ID:???
 朝起きて部屋の外のトイレに行こうとした時、お腹が“しくしく”っとした。

 “重い”までいかなくて、なんとなく体の中にどんよりとしたものが溜まってる感じ。
 いつものあの感じだ。
 近い。
 あと1〜2日といったところだ。
 予定通りとはいえ、正直、またか、と思った。
 プラ・スティック(硬化樹脂材)のプレートがついたドアを開け、トイレに入る。
 蓋を上げて、下着を下ろして少しひやっとする木製の便座に座る。
 それだけでなんとなく気分までダウンしてくる。

“神様は…どうしてこんなものを女にだけお与えになったのだろう…?”

 それが“苦行”などではなく、むしろ女性にだけに与えられた“特権”なのだと思えるまで、彼女は、どうしてもそう思わずにはいられなかった。
 力を抜いてふっと息をつく。
 陶器製の便器に、勢い良く尿が当たる音がする。
 慌てて、少し尿の出を抑えた。
『だめね。ホントに』
 昨日の夜に、遅くまで黒髪の友人とおしゃべりしながら、ブランデーをちょっと多めに垂らしたお茶を飲んでいた。
 …寝る前にトイレを済ませておくべきだった…と、彼女は思う。
 何度そう思った事か。
「今日、あったかいかな…」
 トイレの窓からは、朝焼けに染まり始めた、晩秋の空が見えていた。


 ティファ=ロックハート。
 黒髪の友人の名前だ。
 「ロックハート」という名前は、やっぱりカッコイイと思う。
 もちろん、「ゲインズブール」という名前がカッコワルイと思った事など無いけれど、それでも彼女のその名は、強い彼女に良く似合っていると思った。
 受けるイメージは、「頑強な意志」…とか、「気高い理想」…とか。
581580:02/07/22 22:55 ID:???
 そう言うと彼女−ティファは曖昧に笑って誤魔化してしまうけれど、3つ歳下の彼女の瞳の奥には、同世代の女の子には無い強い光が見える気がした。
「ふう…」
 自然と溜息が出る。
 ティファは、自分をどこかで蔑(さげす)んでいる気がする。
 自分で自分を、好きでいてあげていない気がするのだ。
 その反動かもしれないけれど、彼女は私を見る時、どこか羨(うらや)むような視線で見ることがある…と彼女は感じていた。

 それは決して良い事ではない。

 自分は完璧な人間ではないし、彼女が憧れるような女でもないのだ。
 確かに、困ってる人がいれば放ってはおけないし、理不尽な行いには断固として抵抗する。
 けれど全ての人に愛を感じているわけでも、全ての蛮行に異を唱えるわけでもない。
 皆が思うような聖女などではないのだ。
『お腹空けば、食事するし、お肉もお魚も、美味しいって、思う。
 やだなーって思う男の人には「あっち行って!」って思うし、女の子に手、上げる男の人なんか「おんなじことしてやるぞ!」って思ったりもする』
 同じなのだ。
 他の、どこにでもいる女性と。
 決して重荷ではないけれど、それでも、ティファや他の仲間の見せる憧憬や敬意、時に憐憫…そんな視線がなんとなく心をザワつかせる。
 もっと普通に扱って欲しい。

 古代種最後の生き残り。

 セトラの末裔。

 そんなものではなく、ただの、一人の女性として。


 便器に溜まった少し色の濃い尿を水で流して、備え付けの手洗いで手を洗った。
 横25センチ、縦40センチくらいの鏡に顔を映して、しばらく見てみる。
582推力:02/07/22 23:00 ID:???
「…ぶす」
 連日の強行軍で、肌が思ったより荒れてしまっている。
 ケアもろくに出来ないし、乳液の残りもわずかだ。
 その上、果物はたっぷり摂っているはずなのに、ストレスのためか少し便秘気味だった。

 こんなときだからこそ、女でいたい…と、彼女は思う。

 心の余裕を無くしたままで男の人と一緒に旅を続けるのは、女としてあまりにも寂しいと思うのだ。
 誰が褒めてくれるわけでもない。
 男の人のために化粧をするのではなく、自分のためにするのだ。
 自分が自分でいるために、自分らしくありつづけるために。
 それを、化粧っ気の無いティファにもわかって欲しいと、彼女は思う。

 トイレから出てもそのまま部屋に戻らず、ホテルの2Fの中程にある小さなラウンジまで歩いた。一旦起きてしまっては、もう中々寝付けないだろうし、今日の朝は少し早めに出立(しゅったつ)すると“リーダー”が言っていたから、このまま起きていようと思ったからだ。
「あれ?クラウド?」
 そのラウンジに、その“リーダー”である金髪の青年は、いた。
「…ああ。エアリスか」

 元気が無い。

 昨日のモンスターとの闘いで受けた脇腹の傷は、ケアルガで完治したはずだけれど…。
 魔法が無ければ、正直危なかったと、彼女は思う。
 腹膜が破れ、腸の一部がはみ出していた。
 彼は、神羅の近接戦闘特殊強化兵「ソルジャーファースト」だった男だ。
 真偽はともかく、彼の強靭な身体と異常なほどの戦闘能力は、それを真実として周囲に信じ込ませるには十分過ぎるほどだった。
583582:02/07/22 23:05 ID:???
 その彼の、しなやかでありながら強固な抗撃力を誇る腹筋を易々と突き破るほどの攻撃に、エアリスはぞっとして脚がすくんだ。

 先に動いたのはティファだった。

 甲殻モンスターにとどめを刺し、すぐさまクラウドに駆け寄って血まみれになりながら腸を押し込んだ。
 叫ぶ彼女の声に弾かれるようにして、エアリスがマテリアで彼の傷を修復し体力を回復させた。
 自浄作用と免疫力の向上によって感染症は抑えられ、増血作用の活発化によって、失われた血色もすぐに元に戻った。
 しかし、急激に血液が失われた事によるショック症状は収まらず、結局安全圏まで逃れるまで闘いに参加する事は出来なかったのだった。
 この街に到着出来ただけでも良しとしなければならない。
 なのにこの、無表情にクールを決め込んだ青年は一刻も早い旅への復帰を望み、一日宿泊しただけで早朝から出発すると言い張ったのだった。
 壁の、どこか古めかしい時計を見上げると、時刻は午前5時34分を指していた。
 あと20分もすれば日の出だろう。
 このラウンジへの集合は、午前7時の筈だった。
 まだ1時間半もある。
「ずっといたの?ここに」
 彼の向かいのソファに腰掛けた。
 パジャマ代わりの薄いキャミの上に、部屋に備え付けのガウンを着て、肩にショールを羽織っただけの姿だ。
 日中であれば、決してこんな姿で廊下には出なかっただろう。
 排尿して体温が逃げたために、少しだけ寒かった。
584583:02/07/22 23:08 ID:???
「だめだよ。休まないと」
 口調が、手のかかる弟にするみたいになってしまう。
 彼女に弟などいなかったけれど。
 彼は彼女の言葉に顔を上げ、何かを言いかけて、そして何も言わずに目を伏せた。

 睫(まつげ)が長い。

 この角度で見る彼の顔は、やはり男にしては整い過ぎている気がする。
 ミッドガルのスラムでドン・コルネオの取り仕切る娼婦棺『蜜蜂の館』に潜入するため、彼を女性に仕立てた日の事を思い出す。
 マスカラをつけなくても長くて形の良い睫に、少し嫉妬してしまった事も。
 そのため頬に塗ったファウンデーションが少し濃くなってしまったのは、彼女だけの秘密だった。
「気にしてる?今日のこと」
 彼は答えない。
 相変わらず、何を見ているのかわからない視線を低いテーブルの上に向け、膝の上に両肘をついて、合わせた手の甲にすっきりとした顎を乗せている。
「ごめんね。ちゃんとサポート、してあげられなくて。
 ダメだよね。しっかりしなくちゃ。
 次からはちゃんとするよ。約束する」
「…違う」
 彼はようやく顔を上げ、困ったような、一所懸命に笑いを噛み潰しているような微妙な顔で彼女を見た。
585584:02/07/22 23:10 ID:???
 顔を少し斜めに向けて、唇の右端を“くっ”と上げている。
「エアリスのせいじゃない。しっかりしなくてはいけないのは、俺の方だ」
 そう言って、肩を竦める。
 その仕草は、彼女の心の奥底に眠る記憶をかすかに刺激し、揺り起こす。


 “彼”は、彼女が初めて好きになった男性(ひと)だった。
 はっきりとした出会いがいつだったか、それはもう定かではない。
 16歳で、普通と比べても遥かに遅い初潮を迎え、それからほどなく、身辺を今までよりもずっと大胆に黒服の男達が徘徊し始めた頃だったとは、思う。

 神羅の、生化学研究室別室ジェノバプロジェクト推進チーム第三セクタ担当者の意向によって、彼女はその生育の一切を監視されて育った。
 命を賭して彼女を逃がした母の甲斐無く、その行動の全ては神羅によって把握されていたのだ。
 彼女が十分に成長し、成熟した卵子の摘出とこれから数限りなく行われるだろう実験に耐えうる体力を得るまでが、彼女に残された“自由な”時間だった。

 身の回りに男性は多かったが、親しくなった事はあってもそれが恋になる事は無かった。
 彼等は決まって、日を置かずに彼女を避けるようになるからだ。
 彼女に欠点があるわけではない。
 むしろ美点ばかりが目についた。
 彼女はスラムに身を置きながらも、日に向けて大きく花を咲かせる向日葵(ひまわり)のような笑顔を忘れず、彼女を知る誰に対しても礼儀と節度を忘れなかった。
586585:02/07/22 23:12 ID:???
 美しく成長し、その微笑みに柔らかさが加わって免疫の無い新顔の男性を無意識に虜にしてしまうようになっても、彼女の周囲に対する優しさと心遣いは変わらなかった。
 彼女も薄々は感じていたが、彼女を監視し警護し、場合によっては拉致すべく、常時数名の神羅社員が彼女の身の回りに張り付いていた。
 その者達が、彼女に近づく男を排除してきたのである。

 そんな時、彼女は“彼”に出会った。

 今となっては、その出会いも仕組まれたものだったのではないか?と考えるようになっていた。
 “彼”は、神羅兵士であり、近くソルジャーの適性検査を受けるのだと言っていた。
<6>
 古代種セトラの末裔と神羅の特殊強化兵ソルジャー。
 この二つの力が生み出す“モノ”に、神羅は興味を持ったのではなかったか。

 けれど、それでも良かった。

 たとえ仕組まれたものだったとしても、それでも良かった。
 “彼”によって恋を知り、“彼”によって女である悦びを知った。
 愛…だったのだろうか?
 そこまでの強さは、無かった気が、する。
 彼がソルジャーファーストに任命され、ウータイとの泥沼の闘いに終止符を打つべく行われたあの最終決戦に臨んだのは、今からもう6年も前の事だ。
587推力:02/07/22 23:16 ID:???
今回は健全です。
一人の女の子のエアリスが書きたくなったので書きました。

それだけ。

設定に不備があるのは御容赦。
もうちょっとだけ続きます。

今宵はこれまで。
588推力:02/07/22 23:21 ID:???
エアリスとティファの年の差は2歳…。
さっそく間違いハケーン。
589 :02/07/22 23:35 ID:???
昔ff8のシュウや風神の拷問小説を書いていた者だがシュウって教官ではなかったんだな。
さっきやっと気づいたw
何と素晴らしいスレだ
5913流ノベリスト:02/07/23 00:44 ID:???
>>578
もちろん最後はファリスで締めくくるつもりっス
微妙にネタバレに近いんだけど、まぁ、このスレの住人は5くらいクリアしてると思っているので(^^;
クルルはどうかな〜。まぁ、考えておきます
こんばんは
ワッカ×ルールーの続き書きに来ました。
>567の続きですー
ズズズっ・・・
「はぁぁあ!あっ・・あっあ」
ワッカは強く吸い上げ舌で転がすように舐めまわした。より一層甘い蜜が零れ落ちる。
乳首もコレ以上無理だと言わんばかりに興奮して尖っている。指で押したり少し摘んで持ち上げたり
する都度に彼女はビクビクと軽く痙攣する。
一番敏感な花芯もコリコリに固くなっている。ワッカはそろそろかな、と思った。
「ひゃぁっあっあぅん、もうイク!いっちゃうよぉ・・はぁ」
ワッカは舌をコレ以上は無理だというぐらいの早さで花芯を上下に舐めまわした。
「イッ・・・・ク・・・あああぁぁあっ」
ルールーの内側から白くとろりとした液体が流れ出てきた。彼女が満足した証拠だ。
「イイ顔するなぁお前。」
「・・・ばか。」
軽い疲労が心地よかった。ルールーはゆっくりと身を起こす。
口の周りが自分の液体でベタベタになっているワッカの口を優しく拭いてあげた。
そっとワッカの股間に触れる。服の上からだったが液体が滲んでいた。
「自分だってぬるぬるじゃない」
>592の続きです。

「ばーか。お前がやーらしい顔してるからじゃねえか。見てる方はたまんねーぞ」
ルールーは無言で正座をし彼自身を衣服から取り出すと
ちゅっ とキスをした。それからゆっくり口に含んだ。
じゅっ ちゅぷ
片方の手で固くそそり立っている彼自身を握りもう片方の手で丸い二つのモノをきゅっと握り締める
しゅっしゅっ
手で擦りながら上の方を吸いながら舌をスジに這わせる。
「ぅっわ・・ルー・・気持ちいいよ」
ルールーは上目遣いでワッカをみる。気持ちよさそうに瞳を閉じている。今まで彼のそんな顔を見たこと
なかった彼女は再び自分の中心が熱くなるのを感じた。
手で少し強めに擦りつづけ裏側を丹念になめ上げる。それから丸いモノを吸うようにして口に含む。
「はっ・・・。」
「ねぇ、男の人ってこうすると気持ちいいんでしょ?」
そういうと彼女は自分の乳房を少し持ち上げてワッカの固くそそり立っているものを挟み込んだ。
それから自分で乳房をクニクニと動かした。勿論上下の運動も加わっているのだが・・・。
ちゅ・・・ちゅぷ
「だっ・・どこで・・覚えてきた!・・んっんなもん。」
ワッカ×ルールー さらに続き。

「前に読んだ書物に・・・。」
真顔で答えるルールー。
「マジ・・でっすか・・・・」
ルールーは上下に動かしつつワッカ自身の先のほうを口で包み込む
ワッカはルールーの頭に手を置く。たまらなく気持ちいいようだ。
出したいという衝動に突き上げられる。
「ルールー・・もっいい・・さんきゅ・・。」
ワッカは無理やりルールーの胸から自分自身を引っぺがした。コレ以上されると主導権を握られると、
思ったからだ・・・。
「気持ち良くなかった・・・?」
急に離されたルールーは逆に心配そうにワッカを見上げた。
「逆。イカサレそうだったから(w」
「イッてもよかったのに」
「今度な」

では、おやすみなさい
推力(神)キターーーーー!!
○十・・・バタッ
ワカルー最高。
それじゃ、ワタシも。
前 >>494
***************
羞恥にティファの鼓動は早まり、意識してしまった乳首が余計に起ってきてしまい、布の下からくっきりと盛り上がっている。
(ヴィンセントに気づかれたら、どうしよう…)
そう思うと、ヴィンセント視線を意識せずにはいられない。
「…眠れないのか。」
その時、ヴィンセントが、絶妙なタミングで話しかけてきた。
ティファは慌てて、腕を腕を組むようにして胸を隠し、振り返った。
ヴィンセントは手入れの済んだ銃の感触を確かめる様に、最後の微調整を行っている所だった。
「うん…寒くて…。とゆうより、なんだか色々考えちゃって。」
硬くなった乳首を意識して、ティファは動揺している。
「そうか、私もだ…」
そう呟いたヴィンセントは、身体を反らして上を仰ぎ見るように、大きく息を吸った。
「クラウドの事か…?」
図星だ。その瞬間、ティファの頭からブラの事など吹っ飛んでいった。
代わりに浮かびあがるのは、“今は”片思いの元ソルジャー。
「それとも、エアリスの事を考えていたのか…?」
「うん…」
エアリスが死んだ時の事を思い出すと、目が熱くなった。
「わからないの…私。セフィロスが、あの長刀を突き立ててエアリスに襲いかかった時、
 なんで…わたしは、そばにいて、た…助ける事が、でき…なかったのか。
 あの瞬間…全てが、ス、スローモーションのようだった。
 …私、私!セフィロスに気づきながらも、み、見てる事しか、しな…かった…!
 わたし…エア…リスを、み、見殺しに…!?」
自分でも、嗚咽交じりになった声が判っていたが、感情を止める事が出来ない。
***************
***************

エアリスを救えなかった自分が許せなかった。
大切な友人を護りたかった…。
「私は…目の前で殺されるエアリスを助ける事ができなかった。
 見ている事しか出来なかった…。私は、罪を犯してしまった」

  その言葉は、ヴィンセントの心の琴線の糸に触れた。
  
  ──見ている事しかできなかった…それが、私の罪…──

  ──私も…ガスト博士や宝条を…見てる事しか、しなかったのだ…──

「それに…ク、クラウドが変なの、ヴィンセント。
 クラウド、やっぱりエアリスがいなくなってから…おかしくなってる!※
 最近、独り言も多くなってるし…すごく心配。
 やっぱりエアリスの事、好きだったんだな、って…思うけど…でも、でも、
 それでも私…クラウドが…!」
クラウドが好き。言いかけたティファは、はっとした。
そう、私はクラウドが好き。でも、彼が愛していたのはエアリスだった。
しかし、クラウドの愛した一輪の花は、その命儚くとも、運命に立ち向かい、美しく散っていった。それも、一瞬にして、セフィロスに奪われてしまった。
神よ、こんな酷いことが許されるのだろうか?
いつも気丈なティファであったが、ついに声を上げて、その場に泣き崩れてしまった。
「もうわかんない!…ねえ、私…どうしたらいいの?わからない…わからないの…!」
「ティファ…」

***************
※この頃からクラウドの記憶の錯乱が始まったと記憶しているが
 最近FF7いじってないので、ちとあやふやな作者NaNaS
***************

泣き続けるティファに、自分の姿を重ね見たヴィンセントは、ソファから立ち上がり静かに歩み寄ると、自分の紅蓮のマントの留め具を外した。
「時に人とは…判っていながら、罪を犯してしまう事がある」
そう呟くと、マントでティファの身体をふわりと包みこむと、軽々と抱き起こした。
ヴィンセントは何も言わずに、ティファの身体を壊れ易いものでも扱うかのように、大切に抱きしめた。
「うっ、うえっ…ヴィン…」
ティファはヴィンセントの胸で泣いた。ヴィンセントはティファが落ち着きを取り戻すまで、ずっと抱きしめていた。

「…ねえ…ヴィンセント。なんでこんなに…優しいの?」
暫くして、ティファは落ち着きを取り戻しつつあった。ヴィンセントの胸は、優しく暖かで、安心できる…そう、ヴィンセントの行為は、恋に傷ついた女の心に浸入するには、十分過ぎるものだった。
だから、彼の胸は居心地が良かった。このまま抱き合っていたいとティファは願った。
しかし、泣き顔をさらけ出してしまった事の恥ずかしさもあり、顔を上げるには勇気がいった。
それでもヴィンセントは、ティファから離れようとするまで、ずっと抱きしめているつもりだった。
「…いや、これも私の罪だと感じるのだ。私の身体は、今もなお罰を受け続けている」
その時、ティファはヴィンセントの身体に微妙な違和感がある事に気づいた。
「これ…ヴィンセント…?この身体…」
ヴィンセントの顔を見上げたティファは、彼の傷ついた瞳にはっとした。
彼の瞳は、悲しみの色に染まり、皮肉にも美しくきらめいていた。
その瞳に、彼の背負う運命すら読み取ることができたのだ。
ティファは、思わず惹きつけられた。彼の悲しげな眼差しから、目を離す事ができなくなってしまった。

***************
***************

「すまない…。私が宝条を止める事が出来ていたら…運命は、変わっていたかも知れん…。
 ティファ…お前の苦しみは、わたしの罪の証だ」
ティファはヴィンセントの言っている事の意味がつかめずにいた。
ただ、悲しみに包まれているヴィンセントの声色が、普通でない事だけは、判っていた。
「もう!隠してないで、話してよ。宝条?神羅に関係ある事なのね、ヴィンセント。
 何もかも、その身体の事も、私たちに話せないの…?」
ヴィンセントは少しの間ためらっていたものの、意を決したように立ち上がった。
「いずれ皆には、話さなければならない事だな…」
そうきりだしたヴィンセントは、おもむろに上着を脱いだ。
すごい傷跡だ。大手術の後に皮膚を縫い合わせたような傷が、あちこちにある。
心臓に位置する場所には、胸と背中の両側に、金具が埋まっていた。
ティファは絶句した。一体彼の過去に何が起きたのか。生きているのが不思議な位、痛々しい傷跡だった。
「まずは、そう…私がタークスにいた時の事から話そうか。」
ヴィンセントは語りだした。
彼がティファに語った内容をパーティが知るのは、まだまだ先の事だった。
彼はその事を、ルクレツィアが篭っていた祠に着くまで、パーティに話そうとはしなかったからだ。
ティファはソファに座りながら、黙って聞いていた。
ジェノバプロジェクト、宝条の狂気が生み出した悲劇、セフィロスの母…ルクレツィアを愛していた自分…宝条に改造された体の事まで、赤裸々に語った。

***************
600ロック×ヴィン:02/07/23 02:08 ID:???
スマソ。エロにはもうちょっとです。
ロック×ヴィンさん
待ってます。やっぱり前ふりって大切ですよねっ
ワカ×ルー本当にいいです!!!
>>591
俺はFFで5が一番好きでキャラはレナとファリスが一番好きだ。
がんがれ
俺様は全クリしているが、好きなキャラはユウナとナナキだな
しかし、獣姦はどうかと・・・
605ロクハトヴァレンタイン:02/07/23 18:15 ID:???
今日は残業断ってやったゾ────!!
定時上がりだざまミロぶちょーー!
とゆーわけで夜にはうpします。
606578:02/07/23 19:23 ID:???
>>591
メリュレナとレナファリがあるってだけでも満足だよ(;´Д`)ハァハァ
ありがとう(;´Д`)ハァハァ

レヅモノもっと普及キボン
エアリスティファユフィの3Pとかリノセルとか(;´Д`)ハァハァ
607294:02/07/23 21:33 ID:???
ロック×ヴィンいいねぇ…。
うp楽しみに待ってます。

盛り上がっているところ失礼をばいたします。
こちらも書けたそばからウプしないと。>>543からの続きね。
608294:02/07/23 21:34 ID:???

 青い果実のような蜜の匂いをまとったラビアに、ジェクトの舌先が触れた。
 ルチルを裸にし、その脚をこじ開けて無防備な姿態で組み敷いた荒々しさとはまるで対照的に、柔らかな羽根の先でくすぐるように、娘の最も脆く感じやすい真珠のような急所を舌で捉える。
 ルチルはすでに涙で湿った目を閉じたまま喉首を反らし、脚も下腹もジェクトの腕の下で死んだように動かない。
 愛撫もそこそこに裸に剥かれて男の視線の前に秘所を割り広げられた娘は、理性も羞恥心も、限界までオーバーヒートさせられ、焼き切れていた。
 ぐったりと力の抜けた腰を抱え、クリトリスを舌先で丹念に転がして、さざ波のような柔らかな愛撫を加えてゆく。
 翼を手折られた猛鳥のように地に組み敷かれたルチルの身体は、理性の箍(たが)を打ち壊した嵐の痺れをまとい、浅い呼吸に小さく上下している。
 やがて、ビクン、と、花弁の薄い粘膜の下からジェクトの唇に伝わってくるものがあった。
「…ん……っ…」
 細い、だが明らかに甘く露を帯びて鼻にかかった声。
 固さを宿したクレバスの下で、血潮が疼いた。

 ―――陥落、した。

 手応えがあった。
 舌の愛撫の心地良さに負け、快楽を感じることをゆるしてしまった器官の変化は一目瞭然だった。
 固く熱い芯をもったように尖りだした雛先を、徐々に強く、舌先で押すようにして捏ねまわす。
「……ん、ふ……ぁ………」
 半開きになったルチルの唇から漏れた小さな声は、身体の内側に宿った露を帯びて、男の頭蓋を揺らす。
 やめないで、という、雌の言語だった。
609294:02/07/23 21:39 ID:???
スレ読み返して気づいた。
ネタかぶり、って訳でもないけど、にゃんまげさんのティーダと
…もしかして今、親子で同じことしてる?(w
>294さんへ
やっぱりおやじのジェクトさんの方が上手なんでしょうか?(w
>にゃんまげさんへ
続き待ってます
>ロック×ヴィン さんへ
待ってました!楽しみにしてます
>推力さんへ
人間らしいエアリスサイコー
611ぽち:02/07/23 22:11 ID:???
そしてワッカ×ルールーの続きでし。


再びルールーを草むらに寝せる。ワッカをルールーの花弁を指で広げる。
にちゃ・・・。
ゆっくりと中指を挿入してみる。中は熱くて指が溶けてしまいそうだ。
「ふぅ・・ん」
思わず声が出る。イッてからさほど時間がたっていない為か中はまだきゅうきゅうに締まっている。
すぐいかされちまうなぁと、ワッカは本気で思った。
「いいか?ルールー」
ルールーはにっこり微笑んだ。
「どうぞ」
「じゃ遠慮なく」
指を引き抜くとさっきまで指が入っていた所に自分の大きくなったものをあてがった。
くちゅっ・・じゅっ・・・
「はぁっ・・あっ」
ルールーがワッカにしがみ付く。イッった後の為ルールーはかなり敏感になっている様だ。
「ああぁん」
ぐちゅ・・・ちゅっ
ゆっくりと入り口付近で何回か出し入れをしてよく湿らせる。
じわじわとワッカの腰が沈んでくる。
「・・・よっし。」
「んんっ私の中ワッカでいっぱいだわ。ふっ・・ん」
「すげー熱いルールーん中」
ワカルーキター!
>601同感です。
先ずは雰囲気作りからですよ。
世の男達はそれが足りない。女を口説きたきゃムード作りから入るェやゴルア!
前フリ長くてスマソ気分だけど、キスしたり、愛撫されないと体の準備ができないYO。
即挿入ダメぽ。
クリさんの扱い方を知らない男は多いと思う。膣内は男性が思うほど感じないnosa。
じゃどうしろとゆうのか?
そういう事もを男に理解してもらいたいという願望を込めまして、
今日帰ってから必死で書キマスタ。当方女です。
これからはじまるヴァレンタイン氏の濃厚テクニックを参考に島しょう。
前 >>494 >>596-599

***************

「ひどい…宝条」
知らず、ティファは口元を押さえた。
「この身体は…目の前で起こる悲劇を、
判っていたのに止められなかった、私に与えられた罰。」
「そんな事ない!ヴィンセントは悪くない!悪いのは…宝条じゃない!
 ヴィンセントが自分を責める必要なんて、ないのよ。」
「しかし私は…結末がどうなるか、判っていたのだ。
 決して、許されるべき事では無いと、自分に課せて生きてきた。」
「違う…違うよ、ヴィンセント…」
「いや、違わない。ならばティファ、今のお前と私は同じだ。君も自分を責めている。
 もし、ティファが私を許せるというのなら…もう自分を責める事は、やめるんだ…」
そう言うと、ヴィンセントは脱いだ上着を持って、部屋を出て行こうとしていた。
(あ…ヴィンセント…)
ティファは無意識のうちにソファから立ち上がっていた。
肩に掛けられていた紅いマントが毛並のよい絨毯の上に音も立てずに落ちた。
ヴィンセントが気づいて振り返った時、ティファは腕を伸ばして、いきなりヴィンセントの首に
抱きついていた。
ヴィンセントは驚いて彼女を受け止めたが、少し元気を取り戻した様子が判ると、安堵もあらわに
─ティファが気付く事は無かったが─微笑した。
「…ありがとう、ヴィンセント」
ティファは精一杯の感謝を伝えた。
「いや…気にするな。」
長身のヴィンセントに抱きつくのは、つま先が少し疲れた。
ティファは、すとん、と下に降りた。
そして、真剣な話をする時の様に、彼の瞳を真っ直ぐに見た。
「ヴィンセント、私なら…ううん、みんなそう、大切な人の為なら、罪だって犯せるよ」
その言葉に、ヴィンセントの心は少し開放された。
瞳は、初めて光を取り戻した様に開かれた。
やがて、ティファを見つめる彼の表情は切なそうなそれに変わっていった。

***************
アレ?ハイパーリンクついてない。>>596-599の所
***************

(え…?やだ、私……ドキドキしてる…。ヴィンセントに…?うそ……)
「…ティファ!」
呼んで、ヴィンセントは彼女を抱きしめずにはいられなかった。
ヴィンセントは、ティファの背中に流れる黒髪の芳しき香りに引き寄せられ、しばし酔いしれたよ

うに、ティファを抱き回した。
その香りは、彼の鼻腔に心地よく、何度でも嗅ぎたくなるような、高級なシャンプーの、甘い女の

匂いだった。
「あ…ぅ、ヴィンセント…」
ティファは少し もがいた。彼は上半身裸で、ティファの胸とは布一枚。巨乳が布越しに触れ、乳

首がヴィンセントの胸をつついていた。
ヴィンセントは、ティファの髪の香りや、押しつぶれた柔らかな乳房に興奮しているようだった。
ただそれだけで、ティファは襲い来る快感に逆らうことはできなかった。
抱かれているだけなのに、とろけそうに、気持ちが良いのだ。
彼は片手でティファの腰を抱き、常に身体を、…特に腰や性器を、自分のそれと密着させている。
もう片方の手は、ティファの背中や首筋を、産毛を撫ぜるようにソフトに這い回り、微妙な力加減

で愛撫している。※
そして熱い吐息をわざと聞かせるように、耳や首に吹きかけ、五感の聴覚をも刺激していた。

作者厨意※さあ、やってみよう!自分で身体を強く擦るのと、産毛をそっと撫ぜるのと、
     どっちが感じちゃう?この技はキスの時にでも使って彼女を喜ばせましょう。

***************
変に改行されてる・・・鬱da
**************

若いクラウドと違い、十分な性経験もあるので、女の扱いにも慣れている。
(ああ…これが大人の男、ってやつなのね…)
彼の身体からは、嫌味にならない程度のごく少量の香水の匂いがした。その清涼感の中にも
適度な男の体臭が漂い、色気があった。
(…ヴィンセント…なんだか、エッチ)
彼は更に片脚をティファの内腿に滑り込ませ、密着度を高めるように脚を開かせた。
子宮の奥がキューッと引き込まれる気持ちよい感覚に陥り、身体が性の欲望に熱く火照っていた。
「あッ…」
血が子宮や乳房に一気に集中して流れていった為、軽い窒息状態に息苦しさを感じ、声が漏れた。
(ああ…濡れちゃう!)
ティファの瞳は、水を飲んだ様に潤んでいた。女の瞳は性器の状態を映す鏡だ。
「だめ…ヴィンセント…」
顔を真っ赤にしたティファは、ようやく呟けた一言で、身体を離す事が許された。
(こんなスゴイ事されたら、好きになっちゃう…)
ティファは戸惑いながらも、自分の中に生まれてくる感情を否定する事ができなかった。
しかし、そこで彼の顔を見上げたティファは、ついに降参しなければならなかった。
思えばこんなにヴィンセントを近くに見る事など無かった。凛とした顔立ちの中に、
ほくろや睫毛まで、はっきりと見る事ができた。
「すまない…」
ヴィンセントは、自分の性的興奮に戸惑うティファの気持ちを素早く察し、
妙な後ろめたさを覚えて、息の荒くなった口をぬぐうと、ふっと目をそらした。
(あ、唇…。ヴィンセントの唇…)
(どんなキスするんだろう?)
(キスしたくなっちゃった…したいな。しちゃおうかな…)

***************
そろそろエロか・・・
616ぽち:02/07/23 23:00 ID:???
ドキドキ・・・。
***************

そのうちティファの顔は、キスしたくて、されたくてたまらない表情になっていた。
長い睫毛が伏せられ、ぽてっとしたつやつやの唇が半開きになっている。
「ティファ……?」
ヴィンセントはティファの唇を見つめ、こらえ切れないように己の唇を舐める。
「私はもう…人間では無いのだぞ…」
確認でもするかのように告げる。
「ン…」
ティファは構わないといった表情で、濡れた瞳を閉じて口づけを待った。
それを見て、遂にこらえ切れなくなったヴィンセントが、顔を傾かせてティファの
唇に熱いキスを放った。
「んふ……っ」
ティファは、ヴィンセントの身体をかき抱き、身体を押しつけた。
ヴィンセントもそれに応え、二人は身を寄せ合った。
ヴィンセントの唇は、ティファの唇を挟み込み、下唇を軽く開閉させながら
緩やかにリズムをつけてティファの口の開きを広げていく。
「〜〜ッ…!」
ティファはその官能的なキスに酔わされ、くぐもった声が喉をついて出てくるようになっていた。
やがてティファの中に彼の舌が侵入してくる頃には、溶かされてしまうのではないかと思う位、
濃厚な味がした。
と、その時─
「うう〜ッ…っ寒みぃなぁ。ションベンが凍っちまうぜッ…いーっくしょい〜!!」
シドの声だ。こっちへ近づきつつあるようだった。
二人はマントを拾うと、逃げるようにして部屋を出た。

***************
おっしゃ!今日はここまでじゃ。
ヴィンティ初めてみるけど( ゚∀゜)イイ!!!
ハァハァハァ(;´д`)ハァハァハァ 
620ぽち:02/07/23 23:15 ID:???
>ロック×ヴィン明日を楽しみにしとります。
ワカ×ルー611のつづきです


ズッ・・・
少しスライドさせる。
「あっあっ」
ルールーの声が吐息とともに漏れる。
「俺幸せだわ」
ずっ・・ぐちゅ・・くちゅ
固いモノをルールーの中で出し入れする。腰を動かすたびに、身も心も成熟しきった二人にとって
深い快楽の波が押し寄せてくる。
たまらなくなったのかルールーはワッカの首に手を回ししがみ付く形となった。
「あっはぁぁ・・・きもち・・ぃ」
素直に言葉になる。規則正しいワッカの腰の動き。それでも十分気持ち良かったが
欲が出てくる。
「もっと深く・・・・。」
思わずルールーは口を閉じる。自分から求めるなんてー・・・。
「もっと強欲なっていいんだぜ。我侭になんなって。こんな時くらい」
ルールーの顔を見つめる。精悍なワッカの顔を見てなんだか気恥ずかしくなって、
照れ隠しのキスをする。
「・・・深く突いて・・。」
こういう行為の時に自分の要望を言うのは本の中だけの事だと思っていた。
「りょうかーい」
少しおどけてワッカはルールーの両足を持ち上げて自分の肩に乗せた。
それから自分の体をずぶずぶと沈めていった。
「あああっん・ふっ・・ふかぁ・・い・・はぁっあ」
621ぽち:02/07/23 23:56 ID:???
ワカ×ルー今日のところはこれで最後です

ぐちゅ・・ぐちゅ・・
体重を掛けるように腰を動かす。緩やかに動いたり強く突き上げたり
ぐりぐりと腰を回す。
ぐっちゅ・・・・
「ああっんんっやっ・・きもち・・いぃ・・ひっ」
「くぅ・・締めすぎだっ・・つーの」
ワッカの額に汗が滲む。
「やっだっ・・て・・きっ・・もちよくて・・勝手に・・・はっぁ」
頬を上気させながら潤んだ瞳でワッカを見つめる。いつものクールな表情とはうって変わって
たまらなく艶っぽい。
そんな彼女の表情がことさらワッカを興奮させる。
じゅっぷ・・・ぷちゅっ・・・
何時の間にか肩に掛けられていたルールーの足はワッカの肘付近までずり下がってきていた。
「よっと」
ルールーの足を静かに下ろす。
「ルールー腰上げてみ」
「んっ・・こう?」
ワッカはルールーのほっそりした腰を持ち上げた。
「ふっ!」
ワッカは強く深く突き刺す。
「っあっはぁ!」
腰から電気が走ったみたいに痙攣する。
ぽちさんサイコー!!
数は少ないけどワッカの出てくる話は本当に萌えます(台詞とか普通の兄ちゃんぽくてイイ!!!!)
623推力:02/07/24 00:03 ID:???
んじゃ…。
624586:02/07/24 00:04 ID:???
 その出立の3日前、わずかな希望とどうしても感じてしまう暗い絶望の中、

 彼に抱かれた。

 受胎は、しなかった。
 今日と同じように、お腹が“しくしく”っとして、なんとなく体の中にどんよりとしたものが溜まってる感じがし始めた次の日。
 いつもと変わらぬ顔をして生理がきた。
 ほっとする反面、どこか悔しく想っている自分がいた。

 彼との子供が欲しかったのだろうか?

 そうかもしれない。
 そうだったかもしれない。
 ひょっとしたら、彼と繋がる確固たるモノが欲しかっただけなのかもしれないけれど。
 それから数度、彼は局地的に行われた抵抗勢力の鎮圧のため戦地へと赴いたが、ミッドガルに帰って来る時は必ず顔を見せてくれた。

 痛くて。

 痛くて苦しくて。

 でも、それでも彼を迎い入れる事に悦びを感じ始めた頃、彼からの便りは途絶え、彼が顔を見せる事も無くなった。
625624:02/07/24 00:05 ID:???
 何もかもが突然の事で、何もかもが闇に隠されていた。
 忘れる事など出来ない。
 けれど、忘れなければならない…とも想う。
 そういう、声が聞こえる。
 自分の、どこか深い部分から囁く声が聞こえる。

 私が妊娠しなかったからだろうか?

 そう思った事もある。
 考えると哀しくなるが、そう思った事があるのだ。

 古代種セトラの末裔と神羅の特殊強化兵ソルジャーでは、受精しない。

 そう、神羅が結論付けて、もう私には彼は不必要だと決めつけられたのでは?

 その考えは、彼の記憶を心の奥底に押し込める早さを手助けした。

 忘れなければ。
626625:02/07/24 00:05 ID:???
 忘れてしまわなければ。

 それが、どんなに苦しく辛い事であっても。
 心そのものが壊れてしまうより、ずっといい。

 なのに。

 エアリスは目の前で“彼”と同じ仕草をするクラウドを見ながら、彼が“落ちてきた”日の事を想った。
 あまりにも彼と雰囲気が似ていたから。
 どうしようもなく切ない想いが溢れたから。
 この人を、見ていたいと想った。
 もうすこし、そばにいたいと想った。
 「報酬デート1回のボディガード」なんて、よくも咄嗟に口に出来たものだ。
「ふふ…」
「どうした?」
「あ、ううん。なんでもない」
 自然と笑みが零れ、訝しげに眉を寄せるクラウドに、彼女は慌てて両手をぱたぱたと振った。
 彼は知らないだろう。
 彼女の想いを。

 最初は、似ていた、から。

 でも今は。

「…風邪引くぞ。部屋に戻った方がいい」
627626:02/07/24 00:07 ID:???
 彼は、少し不器用な気遣いで、少し睨むようにして彼女を見た。
 まるで、聞き分けの無い妹にするみたいに。
「あ〜クラウドったらナマイキ。
 おねーさんなんだよ?わたしの方が」
「どうでもいいが、“リーダー”の言う事には従うものだ」
 その口調は、体調が悪いのに逢瀬に出掛けていった時、“彼”が見せた真剣な目に、少し似ていた。
「体調を崩したら、パーティから外すからな」
「クラウド、ひどい。ティファは、いっつも一緒なのに」
「…考え過ぎだ」
 憮然としてしかめつらしく眉を寄せる彼が、なんだか少し可愛いと思った。

 クラウド。
 あなたは、誰?
 ほんとうに、あなたはあなた?

 ほんとうのあなた、どこにいる?

 わたし、見つけたい。

 あなたを。

 ほんとうの、あなたを。



 そうしたら、わたし…。

       ■■■ 終 ■■■
628推力:02/07/24 00:09 ID:???
 久しぶりに少ない。

 エアリスが生きている間は、クラウドはジェノバ細胞によって自我を失っており、エアリスに対して好きだとか嫌いだとか、そういう感情を示しようが無い…と考えています。
 ので、私が書くとクラティと言ってもエアリスの一方通行でしかありません。
 それはティファにも言えるのですが、ティファの存在はクラウドがソルジャーになろうと思った直接の起因となっているので、潜在意識化への刷り込みはエアリスの比ではないと考えます。

 人の考えはいろいろなので…。

 今宵はここまで。
629ぽち:02/07/24 00:32 ID:???
>推力さん乙です。
ホントにエアが人間らしくてこの話すきです。
でもやっぱ一番はクラ×ティですが(w
コソーリ……
GZさん、気長に待ってます。
こういうのも好きだ。

皆さんがんばって下さい。
631推力:02/07/24 13:01 ID:???
次はティファ×ユフィの予定。

…いや、予定ですが。

さらに言えば、本当に書くかどうかも未定ですが。
小説うpしてもらっといて何だけど、
>>612
ここまでは大きなお世話だよアンタ・・・
>>632
まぁまぁ、マターリ逝こうぜ
634ヴィンティ:02/07/24 18:11 ID:???
スマソ…
635634:02/07/24 18:32 ID:???
(`Д´ )三( `Д´)ウワァァァァァン
しせいかつうまく逝ってないダケサ…(´・ω・`)ショボーン
>>635
元気出してちょんまげ



      火
      日
     (・∀・)
637ぽち:02/07/24 21:19 ID:???
こんばんは。
ワカ×ルー続きをうpしにきました。
>621の続き

「どーょ・・。」
「うっんひゃぁ!やっ・・・」
「・・・いいみたいだな」
ゴツゴツと奥に当っているのがわかる。ルールーの声が大きくなる。
「そういやさっきはまだ半分もかわいがってなかったからな」
そういって片手を離すとルールーの花弁を押し広げ固くなっている所に指をあてる。
「やっぁああっワ・・ッカ・・ああっ」
声がさらに大きく、というより絶叫に近かった。
「こんばんはっと」
隠れいていた小さな真珠が顔出す。
それから再びワッカは腰を持ち上げ激しく突き出した。
無理やり顔を出されたそれは激しく腰を動かされるたびに擦れて、彼女に凄まじい快楽をもたらす。
一番敏感な部分の直接的な感覚とじわじわと体の底からくる子宮からの感覚とで気が狂いそうだった。
瞳からは涙が零れ落ちそうだった。もちろん悲しくてではなく、気持ち良すぎてどうしていいかわからない、といった涙だ。
「やあああっワッカ・・・あっはっああっ」
ルールーは地に生えいている草を握り締める。自然に体に力が入る。
ガクガクと足が震える。
ぐちゅっ・・・じゅっ・・ぷちゅっ・・・
「ワッカ・・・ワッカっ」
「どしたー?」
ワッかは腰の動きは止めずに聞き返した。
638ぽち:02/07/24 22:18 ID:???
>637のつづき

「もっ・・・ダメ・・・いっ・・・ぃいきそ・・」
完全に性行為を楽しんで表情が恍惚としている。
「ああ。遠慮せずにイっちゃえよ。」
満足気にそう答えるものの自分も限界に近かった。
「んっと・・・。」
再びルールーの足を自分の肘に掛けた。ゆっくりとそれから徐々に腰の動きが加速する。
「ワッ・・・カワッカ・・はっぁ・・・もかっ・・んじて・・・。」
吐息混じりに問い掛ける。
「っ・・ルー・・。ああ、感じてるぞ・・・。」
「ルーの中にずっといたい・・・。気持ち・・よすぎっ・・・」
ワッカの背中にうっすらと汗が滲む。ワッカ自身にエネルギーが集まり始める。

ワッカのソレがさらに硬度を増す。再びルールーはワッカの首に腕を回してしがみ付く。
「ぃいっ・・・頭がおかしくっん・・なりそう」
月明かりに照らされて二人の汗がキラキラと光る。
二人の吐息しか聞こえてこない。
ぐちゅちゅ ちゅッ くちゅっ 
時折ルールーの太ももに震えが来る。ワッカのアンダーヘアがチクチクとクリトリスを
刺激する。それに加えて膣の奥をゴツゴツと当てられる、それが子宮全体をゆさぶる快感へと変わる。
「ルー・・愛してる。」
639ぽち:02/07/24 22:33 ID:???
ルールーは閉じていた瞳を開けてワッカを見つめる。
「私も・ょ」
子宮が収縮を始める。
大きな快感が波となって押し寄せる。
「っく・・イク・・あっはっっ・イクッ!」
ルールーが仰け反る。それとほぼ同時にワッカが歯を食いしばる。
「・・・・ルー・・・俺も・・イクゾ」
集中したエネルギーがルールーの中へと放出される。
「うっわ・・〜〜〜っ」
びゅるっ  びゅっ  
「っはぁぁぁ」
ルールーの体から力が抜ける。首に回されていた腕はすでにワッカから離れていた。
しかし彼女のとある部分は今も収縮運動を繰り返している。
「俺の精が絞り取られてクー・・・・。」
ゆっくりとルールーの覆い被さる。
「ばか・・・・。」
ルールーはくすりと笑った。
640ぽち:02/07/24 22:56 ID:???

二人でしばらく余韻を楽しんでいた。
「なぁ。」
「んっ?」
「シン倒したらー・・結婚しような」
耳元で囁く。
「そうね。」
静かな時が流れる。
「ふふっ」
「ん?どーした」
「ワッカのが、また出てきたわ。ちゃんと繋がってた証拠ね。」
ワッカの腕枕で寝転がっているルールーはワッカの顔をみた。
ルールーにいつも以上の色気を感じて急にワッカは我に帰った。
顔が赤くなる。ぜったいに自分には振り向いてもらえないだろうと思っていた彼女が
今、自分の腕の中にいる。夢心地で流れに身を任せてプロポーズまでしてしまった自分が急に恥かしくなったのだ。
「?どうしたの」
ルールーは身を起こしてワッカの顔を覗きこむ。
「あっいや・・・。なに・・そのーなんだ・・・。」
「なに?」
「まぁ・・これからもよろしくなっ」
そういって起きあがると軽くルールーの頬にキスをした。
641ぽち:02/07/24 22:59 ID:???
以上で終わりです。
拙い文章でスマソ。
お疲れ様です
ワカ×ルー最高でした。パート4では今のところ一番好きかも
ヴィン×ティ作者さんガンガレ!!(・∀・)
禿げしく期待して待ってまする。
644ヴィン×ティ作者:02/07/25 00:22 ID:???
アリガトます。
ナマイキ逝ってスマソでした。これからもがんがるので宜しく。
ぽちさん乙です。
ルー姉エロにハァハァでした。
推力さん、アンタ最高だよ
皆さん、すごく羨ましい才能をお持ちで



(・∀・)イイ!!
>>644
あんま気にすんな。
続き期待してるよ。
648107:02/07/25 22:32 ID:???
アーロンはリュックを拘束する手を緩め、密着した身体を引き離した。支えを失った
リュックはシーツへと倒れ込んだ。アーロンは窓辺へ近づき、共寝の夜にはいつも
閉じられていた鉄製の内扉を開け放つ。今宵は満月。
青白い光に照らされたアーロンの背中を、リュックは横たわったままぼんやりと眺める。
明るい中で初めて見る彼の裸体は、彫像のように引き締まっている。所々に浅く深く残る
傷跡が、彼の旅路を物語っていた。
今夜はあたしを玩び虐げる男。だけど、月の光を滑らかに反射させる身体は、悔しいほど
絵になっている。
「アーロン、きれい…」
口の中でリュックは呟く。アーロンは振り返ると、再度ベッドへと歩み寄る。リュックを
抱き上げると、床の上へとその身体を投げ出し、座らせた。
その目の前に、アーロンは立ち塞がる。
明るい中で初めて目にする、男の色欲。それは太々と存在を主張し、大きく反りかえり、
ぴんと天を指している。あたし、いつもこれを…?
耳朶まで赤く染め、思わず視線を逸らすリュックに追い討ちをかけるようにアーロンは
命じる。
「これを、お前の口で可愛がるんだ」
「えっ…」
「…不潔だと思うか?」
一瞬見せる、僅かに淋しげな表情。違うの、アーロン。それが男の手だとも知らず、
リュックは大きくかぶりを振って、膝立ちで彼に近づく。
猛り狂う男のシンボルを恐る恐る握り、顔を寄せる。しばしのためらいの後、思い切って
唇を開き、その先端を口に含む。
「ふふ、歯を立てるなよ…」
アーロンは手を伸ばし、リュックの頭を固定すると、腰をぐっと突き出し、彼女の
喉深くまで押し入る。
「!!」
リュックは驚き、眼を大きく見開く。見上げると、アーロンが口の片方を吊り上げる
皮肉な笑顔で、彼女を見下ろしていた。ひどい、騙された。
そのまま彼は、リュックの口の中をかき回す。彼女の唾液と、アーロンの雫が
混ざりあい、唇でぐちゃぐちゃと淫猥な音を立てる。溢れ出た液体が、顎を滑り喉へ
胸へと落ちていくのが感じられる。いや、恥ずかしい。息苦しさと羞恥心から、
リュックはぐっと眉間に皺を寄せた。
649107:02/07/25 22:35 ID:???
不意に、アーロンが動きを止めた。
「可愛いがれと言った筈だ。やってもらおうか」
リュックは口を離し、息を整えて訴えた。
「そんなこと言われたって、どうしたらいいか、わからないよぉ…」
「もっと舌と、唇を使え」
リュックはのろのろとアーロンに近づき、彼を頬張る。根元から先端まで、舌を沿わせて
みる。僅かにだが、アーロンの吐息が乱れた。
今まで情事のときに、アーロンが官能を表に出すのを、リュックは見たことがなかった。
アーロン、もしかして、感じてる…?
もう一度舌を、今度はもっと強く押しつけながら走らせる。明らかな溜め息がアーロンの
口から漏れる。大好きな人が、悦びに息を詰まらせている。屈強な男が自分の行為に
反応している。その事実に、リュックは夢中になった。
更に強く吸い付き、先端のくびれに舌を這わせる。
「ぐっ…」
耐え切れず、アーロンは声を上げる。
「アーオン、ここ…?」
口を離すのももどかしく、それを咥えたままリュックは上目遣いでアーロンに問う。
「リュック、お前は…どこまで器用なんだ…」
息を乱しながら、それでも左眉を一瞬くいと上げて、アーロンは言う。答えはそれで
十分だった。リュックは眼を閉じ、一心不乱にアーロンを責め立てる。
濡れた舌がはい回るぴちゃぴちゃという音と、リュックの息継ぎと、時にアーロンの唇を
押し上げて、漏れだす吐息が部屋に響く。
650ぽち:02/07/25 22:35 ID:???
>>642
ありがとっスうれしいっス。

ロク×ヴィンさんがんがってー

次は何書こうかなぁ
651にゃんまげ:02/07/26 00:13 ID:???
何と! ちょっと見れなかった間にスレがすごい伸びておる! 本気でビクーリ。
やはり夏は人を大胆にするのですな(ちと違うような

週末には続きを書きたいなあ。学生に戻りたいよう。
>>107
一途なリュックたん萌え〜。
653ヴィンティー作者:02/07/26 00:49 ID:???
  ∧∧  
 (, ゚Д゚) 折れモロすぎ?

必死で今日も書き上げ。
この話もそろそろエロがはじまってホスィ頃だな。
前 >>494 >>596-599 >>613-617
***************

そんな事をきっかけに、ティファはヴィンセントの部屋に来てしまった。
ヴィンセントはシドに気づかれないよう、警戒して静かにドアを閉め、その上から鍵を閉めた。
ティファはすぐに暗闇に目が慣れると、部屋に立掛けられていた、薄汚れた鏡を発見した。
その時、ヴィンセントがそなえつけの壁掛けランプに手を伸ばし、火を灯したので、
色っぽい表情を浮かべる自分を鏡の中に発見して、ティファはひどく頬が熱くなった。
「ティファ…」
背中越しに声を聞き、彼が近づいて来るのが鏡に映る。
振り返る間もなく、ティファの胸の下にヴィンセントが腕を入れた。
ヴィンセントが腕を引き寄せると、ティファの巨乳が男の腕にずしり、と乗り、寄せ上げられた。
片手でティファの首筋から髪をすくいよけると、耳の中に長い舌を入れ、震わせた。
「あふぅ…ぅふう」
愛撫された耳の穴から、しっとりとした感触と共に、激しい息が容赦なく吹きかけられる。
仰け反ったティファの爪先は、軽く床から浮きそうだ。
「んふぅ、あんぅ…いや、力が…」
身体の力は抜けていくが、反対に乳首は力をつけたように、芽を出して尖った。
甘い吐息を吐き、ゾクゾクする身体をよじり、首を傾げたり、顔を背けたりして抵抗を見せる
ティファだったが、ヴィンセントの力は強く、腕に乗った巨乳がタプタプと波打つだけだった。
ふと、二人の視線が、鏡越しに交わった。
「ヴィン…?!」
ヴィンセントの眼が、薄暗い部屋の中、赤く光っていた。
瞳孔が猫の目のように、縦長に伸びている。
全身の筋肉は、先ほどより逞しく、隆起して見えた。
まさか…

***************
*************

ヴィンセントは、ティファの表情から、心理を読み取った。
「やはり、不安か…?」
腕の力を緩め、女の身体を自由にすると、正面に向かせる。
「もし……私が完全に変身してしまい…君に乱暴するような事があったら、
 その時は──」
そう言うと、彼が取り出したのは、“れんぞくぎり”のマテリアだった。
「こんなの…ヴィンセントに使えないよ」
変身しても、いい。
ヴィンセントに変わりはないのだから。
「君を傷つけるような事はしたくない。」
ヴィンセントはマテリアをベッドの横に置いた。
「いいね?ティファ」
ヴィンセントの指が、ティファの顎を撫ぜるように捕らえた。
かすかに自分の方に上向かせると、ティファの濡れた唇は、キスを待つように開かれた。
唇を近づけてやると、潤んだ瞳は無抵抗に閉じられた。
ティファの柔らかい唇は、まるで少女のようだった。
途端に愛おしくなり、胸に引きよせ、抱きしめた。

かがり火に照らされた、寒い部屋の中に…抱き合う男と女。
恋とか愛とか、呼べる代物ではないのだけれど。
もはや二人の身体には、消すに消せぬ炎が灯り、互いがまるで磁石のように
心惹かれ合い、求めていたことを自覚していた。

ティファは情熱的なキスを浴びると、それは彼から受けるであろう、
更なる濃厚な愛撫の予感を、容易に連想させた。
ティファは柔らかな乳房をあえて押し付け、摩るように上体を動かした。
それに興奮したヴィンセントの片手が、腰へ這い下がってきた。
ティファはその手を、更にヒップの方へと導いた。
彼のティファへ対する肉欲の強さは、波動になってティファに伝わり、それが彼女の性感に
心地よく襲い掛かってきた。
「ん……ふぅん…」
口づけに息を殺しても、勝手に呻き声が出てしまう。

***************
***************

ティファは太ももに、つぅーと流れる温かなモノを感じた。
(え?もう、こ、こんなに…)
それが何なのか判っていたが、ティファは官能の期待と性欲に身体が奪われ、
血を吸われたかのように、下半身の力が抜けていった。
(あ…スゴ…ぃ。立ってられないよぉ…)
腰が砕け、彼に促されるがまま、ティファはベッドへ運ばれた。
ヴィンセントは、虚ろな瞳で自分を見つめるティファを抱え、ベッドに座らせた。
そして自分は床にひざまずくと、ティファの両足から靴下を脱がせた。
「ハァハァ…ヴィンセントぉ……」
裸足にさせると、すらりと伸びた脚を、爪先に向かって、唇でなぞっていく。
「あん、あんん…」
足の裏、足の指を、ティファの顔色を伺いつつも、丹念に唇を這わせていく。
ヴィンセントはティファの足の指を、飴玉でもしゃぶるように転がした。
男に足を舐められた事などなかったが、その感覚は癖になりそうだった。
自分がこの男に尽くされているような、大切にされているような、そんな満足感さえ生まれる。
男にこんな愛撫を受ける事のできる自分を、幸せだと思った。
その後、ティファはふくらはぎの内側を、吐息と唇でなぞられながら、今度は上へ上へ、
秘部に向かって唇を這わせられた。
「はっあぁあ…そっちは…っ」
彼の唇が通った後は、火がついたように熱くなった。
やがて太腿に届き、彼の頭は内股の間に入っていた。

***************
***************

ティファの秘部は、愛撫もしてないというのに、愛液が腿にまで溢れ流れ、
ランプの光を受けて、股の間がぬらぬらと光っていた。
パンティが濡れて肌が透け、くっきりと割れ目に貼りついている。
彼はそれを確認すると、何か言いたそうな表情で、ティファの顔を見上げた。
「いやっ…いやぁ、恥ずかしぃい」
ティファはこれから何をされるのかと、色々と想像を巡らせた。
それを思うと、ただ見られるだけで、淫らに身体の奥が感じてしまう。
ヴィンセントは、顔を更に股間の奥まで埋めると、内股に溢れ流れたティファの愛液を、
まるでミミズが蠢[ウゴメ]くように、舌を這わせてペロペロ舐めた。
「はぁ…ああんッ!」
ビクッとなったティファは、脚を閉じようと筋肉が反射を起こしたが、肩まで身体を入れていた
ヴィンセントにあっさりと阻止された。
自分の身体を支える事が困難になり、そのまま後ろに倒れそうになるティファの背中と頭を支えながら、ヴィンセントがゆっくりと横たわらせる。
そのまま自然にティファに覆い被さると、彼らは恋人のように、少し見つめ合った。
静かな部屋の中、ベッドの上で顔を見合わせた二人は、お互いの荒い息使いを感じていた。
もう、後には引き返せない。

****************
そして私もここまで書いたら引き返せない・・・
658ヴィンティー作者 :02/07/26 01:14 ID:???
なげーな。
はやくヴァレンタイソ氏が図歩゜っとやってくれれば
済むのですが。
それでも読んでくれてる皆さん、ありがとう好きだー!!
 あ い し て い る
アー×リュックキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
待ってたよー
660官能スレ向上委員会:02/07/26 02:34 ID:???
職人さんが自分の作品にあれこれツッコミ入れたいのも分かるが
オレとしては連載中入り込んで読んでるのに本人にそんな事されるといきなり雰囲気ぶっ壊される気がしてしまう。
これではせっかく作品がよくてもウザくて萎え萎え…作品がイイだけに惜しい。
職人さんがそれを望むなら何も言えないが、違うと信じたい。
なので自己感想はなるべく連載が終了してから後書きみたいな感じに留めて頂けないだろうか。

身勝手スマソ
まあ、掲示板だからね・・・
>>660
禿同。

こういう場所で小説うpする動機も自己顕示欲何割か入っているのは分かるし
それは誰だってそうだと思うが、あまり早くヤレの何のと読者に迎合してみせる
ごときツッコミには、読者のレベルをひそかに見下した媚びが感じられて、
漏れとしてはもうその作者さんの小説自体読む気がしなくなる。

エロ文章は好きだし濡れ場で時々オナっているのも認めるが、
こっちはそこまで小説の良し悪しも実戦知識も分からん
サカリたいだけのドテーイ厨房ではないと言いたい。

少々きつい物言いになったが、気になっていたことなので。
マジレススマソ。
ここはあくまで2ちゃんだぞ?掲示板だぞ?
そこまで気にならないんだが。
感じ方は人それぞれってことでいいんじゃないか?
まぁそういう奴もいるってことで。どうするかは職人自身が決めりゃいい。
俺も読者に媚びてるっぽい職人の自己ツッコミはウザイ方だね。
>662
朝からナニ2ちゃん覗いてんだよ。おっさん。
しかもマジレスかよ。
>666
それにムキになるあんたも雰囲気険悪にしてることでは同罪。

マターリいこうや。
名無しはジサクジエンしても誰だか分からないのに職人さんは名前だしてるやん。
職人方はそういった名無しの突っ込み怖さに自分でツッコミいれるのさ。
きっと。
669推力:02/07/26 13:03 ID:???
>>668

 長さに関しては、私はたぶん、そう。
「長すぎんぞゴラァ」
 とか言われるのが目に見えているので、それの予防線を張ってるんだろう思う。
 自分の事なのに「思う」なのは、確かじゃないから。
 自分の文章に対しての自己ツッコミはしていないつもり(自覚無し)だけど、してたらたぶん同様の理由で、まさしくそれは 668 さんの言う通り。

 妄想の具現(文章)化、自己顕示欲の充足を目的に来ている以上、文章にエゴや個々のアイデンティティが滲み出るのは仕方なく、ツッコミされるのは自己の否定にまで繋がりかねないのでどうしても防御する必要がある…とか考える。
 私はその時期は通り過ぎて、もうツッコミあっても平気なので、他の作者さんがどうかはわかりませんが。

 …マジレスしてしまった…。
>669
予防線を張るくらいなら、短くまとめるなり自分のサイトで発表するなりすればいいこと。
あなたの文章「長すぎてウザイ」と思う人間もいること分かってて、敢えて2chで発表するんなら
余計な弁解は要らないと思う。
落ちるのが怖いので
>>669
作品が長いのはまだいい。あんたうまいと思うし。
弁解がウザイ。予防イラナイ。
673ぽち:02/07/26 16:47 ID:???
自分で突っ込み入れたくなる気持ちすごくわかります。でも自分はそういうとき、心の中で自分に突っ込んで、後は読んでくれている人の感性におまかせしています。作者さんそれぞれって事ですね−。マジレスでスマソ
674名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/26 17:24 ID:LlYUE4S.
す、すげえ…続きが気になるよぉ〜ハァハァ>ウ゛ィンティ
>>658
自分を買いかぶりすぎ。
676名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/26 18:15 ID:Vxe2Kmcg
ヴィンティー最高ー☆
>674,676
ジサクジエン?(w
678名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/26 18:31 ID:Vxe2Kmcg
何かルーファウス×ティファも読みたくなってきた。。。
誰かお願いします
>>674-677
どっちでもいいが、つまらない争いでスレ使ってageないように。
夏厨が流入するし、他の職人さんがウプできる分の容量がもったいないから。

ハイッ、次の方、どうぞ!
>>658
あんた最高だよ。 漏れはいつまでもあなたを応援するよ。
681ぽち:02/07/26 22:18 ID:???
ロク×ヴィン楽しみに待ってますよー
682名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/26 22:42 ID:Vxe2Kmcg
age
6833流ノベリスト:02/07/26 23:16 ID:???
>>291 >>298 >>327 >>344 >>364 >>365 >>571 >>572の続きです

「オレ、ハンス。見ての通り、狩人さ。君は?」
ハンスと名乗った男は軽快な口調でレナに質問する。
「私は…(いいわ、このまま名前借りた方が楽ね)レ、レナと言います。」
「へぇ〜、レナって言うんだ。あ、もうすぐ着くぜ」
森の獣道を歩いていくと、一軒家が見えてきた。全て木で作られていて、どこか温かみを感じさせる。
ハンスは一人で住んでいるらしく、家には人気が感じられなかった。
「あ、汚れてたり汗かいてんなら、先にシャワーでも浴びてきなよ。シャワーは奥にあるよ」
「ええ、そうさせてもらうわね。ちょっと汗かいてるから」
言うまでもなく、レナは違う意味で汗をかいている。次元の狭間でメリュジーヌによって犯され、下着の中は汗と愛液で濡れていた。
「…見ちゃダメよ」
そう言って、レナはシャワーを浴びにいった。
「ヘヘ、見ちゃダメよって言われると余計見たくなるんだよな」
ハンスはニヤリと笑って外へ出た。
6843流ノベリスト:02/07/26 23:16 ID:???
続きです

「ヘヘ、実はこういうときのためにシャワー室に覗き穴を作ってたんだよな」
ハンスは忍び足でシャワー室に向かった。シャワー室の外壁は全て木の壁だったが、一つだけ人差し指が入るほどの穴があった。
普段は、木の節に偽ってコルクの栓がしてある。
「これを抜けば… お、お!」
シャワー室は別世界だった。ハンスはシャワーを浴びるレナの裸体に思わず鼻血が出そうになった。理想的なボディラインに、
キリッと締まったキュートな小尻、そして豊満なバストに目が釘付けになる。
「す、すげぇ…」
ハンスは思わず声が漏れた。するとシャワーを浴びていたレナの視線が穴から覗いているハンスを捕らえた。
「んもぅ、そんなに私の身体が見たいの?じゃぁ、あなたの寝室で待ってるわ」
レナはにっこりと微笑んだ。
「(発情している男はいいエサね…。やっぱりこの子の身体を乗っ取って正解だったわ、フフ)」
「し、し、し、寝室!?」
ハンスは唖然とした。覗きが発覚した途端、往復ビンタは覚悟していたからだ。
「さ、最近の子は積極的だぜ…」
ハンスは苦笑いで寝室へ向かった。すでに日は沈んでいた。
6853流ノベリスト:02/07/26 23:17 ID:???
さらに続きです

寝室はレナがいるのか明かりが燈っていた。ハンスがドアをノックするとレナの声が聞こえてきた。
「いいわ。入って…」
ハンスはゴクッと唾を飲み込んだ。ドアを開けると、ベッドの上にシーツで身体を包(くる)んだレナがいた。
「…し……て…」
瞳に涙を浮かばせながらハンスに熱い視線を送る。ハンスの心臓が高鳴る。
「まずはキスから始めましょっ」
「あ、ああ…わかったよ」
2人は唇と唇を合わせる。
「ん…んん…ん……」
レナはシーツを取るとハンスの服を脱がし始める。
「これ……欲しい……」
レナはハンスのイチモツを握り締めた。
「(い、いきなりフェラか?見かけによらず、大胆だな…)」
レナはハンスのイチモツを口に運ぶ。
「ん〜…んん〜…ん…」
レナは巧みな舌使いでハンスのイチモツを舐める。"レナ"にはできない芸当だろう。
「うぅ… いいよ、レナ…」
ハンスはレナの頭をなでる。レナは口からハンスのイチモツを出した。
「さ…、もう十分…でしょ… 来て…」
686ぽち:02/07/27 00:12 ID:???
>三流ノベリストさん
つづきを期待してます。(〃ー〃) 体温↑上昇中
687にゃんまげ:02/07/27 00:49 ID:???
スレに活気がでてきたのはいいけど、何だか雰囲気も怖くなってきたな…
なんだかんだいって、やっぱ2ちゃんなのね。


>>554 の続き。
688にゃんまげ:02/07/27 00:51 ID:???
 儀式の始まりを告げる口付けを一つ。
 ふたりが、一つのものになるのだから。
 ――純潔の血を引き換えに。
 しかし、それが何だというのだろう。
 すでに死の運命すら、受け入れたというのに。

 両膝の裏に手を当て、身体を折り曲げるように押し開かれた。
 しとどに濡れ、充血してふっくらと赤い、秘花。
 ティーダが、自分のものに手を添え、そこにあてがう。
 すでに猛ったそれは、先端から透明な液を滴らせていた。
 互いの湿りが触れ合って、くちっ…とひそやかな水音を立てる。
 熱くて硬く、力強い。それはティーダの若い生命の象徴のようであった。
「いくよ…」
 掠れた囁き。
 ぐっと腰が押し出される。
「…っ!……」
 予想を超えた痛みに、ユウナの表情は苦悶に歪んだ。
 ぎりぎり、と押し込まれるそれは、視覚で捉えたものよりもずっと大きく、受け入れる前に自分が壊れるかと思われた。
 
 それでもいい、この痛みこそ、確かな、証拠……。
689にゃんまげ:02/07/27 00:51 ID:???
 未だ、先端がわずかに埋まったのみ。
 十分に潤ってなお、未通の身体は男性の侵入を簡単には許さない。
「く……」
 熱い肉壁は、まるで拒むように、きつく締め付けてくる。
 快感よりも痛みが先に立ったが、そんなものはユウナの痛みとは比べ物にならないと思った。
「ごめんな…」
「…いいよ、だいじょうぶ……」
 そんなはずはないのだ。歯をくいしばって、苦痛の声をあげないように堪えているのは、一目瞭然だった。
 決してユウナが「痛い」とは言わないとわかっていた。こんなときにまで、自分より先にひとを気遣うのだ。
 ユウナの想い、無駄にしてはならない。
「できるだけ、力抜いて……いい? いくよ…」
 再び、自身の分身を埋め込んでいく。
 一瞬のためらいの後、ぐうっと力をこめて突いた。 

「……!」

 ユウナの身体がぎゅっと強張る。静かに、一滴の涙が頬を伝い落ちていった。
 女を守る最後の壁が引き裂かれ、ティーダは深淵へと到達した。
 少女の頬に手を伸ばし、乱れて張り付いた髪を払ってやる。
「全部、入ったよ……」
 その言葉に、ユウナがうっすらと瞳を開ける。かすかに頷いて微笑んだ。
「キミが、いるね……熱いよ……」
 身体の奥底、魂までひとつになり、どちらからともなく二人は互いの身体を抱きしめあった。
690にゃんまげ:02/07/27 00:53 ID:???
だらだらコメントは御法度だそうで…
にゃんまげもおしゃべりすぎたかも。今までのウザかったらごめんよ。
それではまた。
691ぽち:02/07/27 01:11 ID:???
あーん青春だっ!
萌えまくりっ!
にゃんまげさんすてきすぎーッス
キャッ(^^*))((*^^) キャッ
推力さんの次回作キボン
なんや色々ありましたがへコまんとってくださいね
ファイト−一発−!!
ID:Vxe2Kmcgの人 あげるのやめてね…
…なぁ、セッツァー×セリスってあかんのか?
>>694
いいと思いマース。
うpきぼんぬ。
ユフィ受けが読みたい・・・
ラブラブスコリノキボン
セフィロスかザックスの話キボン
6993流ノベリスト:02/07/28 01:00 ID:???
>>291 >>298 >>327 >>344 >>364 >>365 >>571 >>572 >>683 >>684 >>685の続きです

レナはハンスに向かって脚を開き、性器(大事な場所)を露(わらわ)にする。
「い…いくよ」
ハンスは覚悟を決めると、レナのフェラによって固くなったイチモツをレナの性器に挿入する。
「あ、あっ……い、いい… 入っていくぅ〜」
レナは喘ぎ声を上げる。もちろん、"レナ"の本心からではない。今や"レナ"の身体を支配しているのはメリュジーヌだからだ。
それに、魔物には元々感性というものが存在しない。メリュジーヌは女性の持つ魅惑の力や魔性が寄り集まってできた魔物で、
男の性欲を駆り立てる行為、言葉を熟知していたのだ。
「お…お願い……も、もっと……強く…」
レナはハンスに向かって涙目で催促する。ハンスは要求通り、さらに腰の動きに力を入れる。
「(や、やべぇな。オレってもう行っちまうのか? こんなに早漏だっけな…)」
「な…中出しは……ハァハァ……あうぅ…や、やめて…ね…… ああ〜ん、い、いい…」
「も、もう…ハッハッ…で、出そうだ…。抜くよ……(チクショー、せっかくのチャンスが…)」
「(そろそろ演じるのも面倒だし、この男から精気を頂こうかしらね、フフ)い、いいわ…。…顔に…はうぅ…お願い…」
7003流ノベリスト:02/07/28 01:01 ID:???
続きです

ハンスはそのイチモツを抜くと、レナの顔に向かって精液を吹きかけた。ピンクの髪に白い精液が雪のように覆い被さる。
「さ、最後に…キスして…… お願い…」
「あ、ああ…」
ハンスは言われるままにキスをする。
「(!? 身体が…)」
ハンスの身体がみるみるシワだらけになっていく。レナはさらに熱いキスを交わす。
「あ…あ…ああ…」
ハンスはついに骨と皮になってしまった。レナの口がハンスの口から離れる。
「フフ、アンタの魂は熱くて美味だったわ…」
レナは悪魔のような冷徹な笑みを浮かべ、ハンスの亡骸を放り投げた。
「さてと…、もうコイツは用済みね。とりあえず、今日はこの子の身体を休ませないと…。まったく、人間の身体も不自由ね…」
精神体である魔物には睡眠と言う言葉を知らない。だが、今はレナという人間の身体に憑依しているため、睡眠を余儀なくされるのであった。
「今度はどこに行こうかしら… 1000年前と同じ力を得るには、あと2、3人の精気を吸い取れば十分ね。」
701推力:02/07/28 02:46 ID:???
>>692
しばらく間を置きます。

「いつまで?」
「知らない」
702ぽち:02/07/28 03:13 ID:???
>推力さん
残念でつ。楽しみにしてたのですが・・・。
703R@no-name :02/07/28 04:57 ID:???
何なら低層部から寂れきったスレをサルベージして
職人待機室にして雑談関係をまとめてはどうか
と言ってもう寝るテスト

続き今夜アゲますのでよろ
>703さまぁ
ワクワク、待っています♪ヽ(*^∇^*)ノ*:・'゚☆
ヴィンティー作者(・∀・)ガンバレ!!
漏れは待ってるぞ!
706にゃんまげ:02/07/29 00:24 ID:???
Rさんキター! お帰りなさいましっ!
お待ち申し上げておりました。
Rさんウp待ちの慰みに…というわけで。
707にゃんまげ:02/07/29 00:27 ID:???
 言葉も交さず、聞こえるのはただ肌ごしの互いの鼓動の音。
 肩のあたりに顔を埋めたティーダの吐息、触れた箇所が少しくすぐったい金の髪。
 しっとり汗ばんだ肌の香、肩から背にかけて締まった筋肉、心地よい体重の重み。
 全てを感じている。
 傷ついた部分は、ひりひり、ずくずくと痛んだ。
 けれど、その部分が熱を持っているのは、痛みだけのせいではない。
 そうでなければこんなに、蕩けるように心まで熱くならない。
 何という存在感。自分の中に、ティーダが、居る。
 身体も心も、溢れそうに満たされて、もう他には何も要らないと思った。
 
 顔を上げたティーダと、至近で視線を交し合う。青い瞳に、笑みを含んだ光。
「ユウナ、キスしたいと思ってる?」
「……うん」
「そういう顔、してる」
「自分だって」 
 触れては離れ、また触れて。
 軽くついばむような口付けを楽しむ。
 可笑しくて、くすくすと笑うその声も、完全に唇を塞がれて途絶える。
「んぅ……」
 求め出せば貪欲に、絡めあい、口腔をなぞり、吸って、吸われ、流し込まれ、飲み込んだ。
 どくどく、と繋がり合った部分が脈打っている。
 二つの身体は、月光を受けて白く輝きながら絡み合い、互いを満たしあっていた。
708にゃんまげ:02/07/29 00:35 ID:???
マイペースなりに、それなりの段階まで来たんで
やっとゴールが見えてきた…かな?
いや、正直あんまり先のこと考えてないんだけどね。
709R@no-name:02/07/29 02:37 ID:???
ああ圧縮がぁ……⊂(。Д。⊂~⌒⊃
>>15-18 >>33-35 >>42 >>50 >>82 >>170 >>259 >>409
   //////////

 蓄積された鍛錬の証拠は、服の上からでも知ることができた。
 背中に触れ、胸までの厚みを距離として感じ取る。
 体温が高い。
 汗で濡れた肌と、その匂い。
 短い区切りで繰り返される口付け。
 そのどれもが、悦楽に目覚めたばかりの身体を、否応なく揺さぶった。
 抱き締められているだけでも、深部の熱は高まっていった。
「正直、焦りが出ているのかもしれません……。申し訳ない」
 薄暗い寝室に解けてゆく、程よい重みを含んだ、シーモアの声。
 もどかしかった。
 気遣われるあまり、行為が先延ばしにされるのが、耐えられなかった。
 両膝から腿をすり合わせると、蜜に浸った花弁が滑り、小さな塊が腫れ物
のように疼いている。
「……シーモア、その……続けてください」
 自分から、男を求めている。
 なんてはしたないのだろう。
 切なくて、恥ずかしくて、涙が出た。
 固くつぶったユウナの瞼に、シーモアの唇が降りてきた。
 瞼の露を拭い、耳元へ口付けを並べていくシーモアの首に、腕を回した。
 後頭部の辺りに指を沈める。襟足より上の髪は、グアドの枝髪に比べて
柔らかく、スピラ人のそれと同じだった。

   //////////
捏造バンザーイ
710ぽち:02/07/29 09:54 ID:???
>にゃんまげさん
二人を暖かく見守りたくなりますね!いい雰囲気です。あこがれるー(w
>R@no-name さん
何だか恥かしくもエッチィな感じですてきでつ
続ききぼーん
ヴィンティまじで心待ちにしてるんですが。
頼む!頑張ってくれー!
R@no-name様だ!
V(´▽`v)))ヤッター!

にゃんまげ様も凄く(・∀・)イイ!
職人様暑さに負けずにファイトです♪・'゚☆
良スレ良スレ
>>711
漏れもだ!! 頼む!! 頑張れ!!
アロリュ、相変わらずリュックカワイイ
ヴィンティ、ヴィンが誠実で、いいすね。
716107:02/07/29 22:53 ID:???
突然ぐいっ、と肩をつかまれ、身体を引き離される。はっとして顔を上げる。
「もういい…お前にやろう」
そのまま押し倒される。冷たい床の上を転がされ、腹ばいになる。アーロンは後ろから
彼女の腰に手を掛けて持ち上げ、リュックを四つん這いにさせた。
「やあっ、アーロン、恥ずかしい…」
「お前は盛りのついた雌猫だ。相応しい格好で犯してやろう」
リュックの腿の間に手を入れ、大きく割らせる。滴る蜜がアーロンの掌に絡みつく。膝を
つき、怒張した分身をぬめる隙間にあてがう。
脚の間にそれが触れたのをリュックが感じた次の瞬間、一気に熱い塊に貫き通される。
「ああっ!!」
「ぐっ…」
アーロンは身体を屈めると、リュックに覆い被さる。右手を床につき、左腕を彼女の
腹の下から回し、肩をがっちりと掴む。アーロンはもう隠そうとはしなかった。呼吸を
乱し、リュックの耳朶を噛みながら、意地悪く囁く。
「ふふ…お前の身体は正直だな」
「えっ…」
「いつも以上に締めつけてくるぞ。感じているんだろう?」
「い、やぁん…」
アーロンはそのまま、リュックの細い肩を固定し、何度も腰を打ちつける。
「ああっ、はあん!」
いきなりの、容赦なき律動。身体に埋め込まれたものが、燃えさかる松明かと思われる
ほど熱い。小さな身体が壊れてしまいそうなほど、激しい衝撃が腰に与えられる。
昨日までのただ甘く、優しいだけの情事では感じられなかった、猥雑な官能。いつもとは
違う激しい責めに、たまらずリュックは悲鳴をあげる。
それはアーロンとて同じ事だった。しどけない姿を月光の元にさらし、喉が掠れるほどの
声で啼く女。その中は彼を融かすが如く熱く、突きあげるたびきつく締めつけ、腰を引く
たびに、押し留めるように握りしめてくる。背筋を駆け登る快感に衝き動かされ、
アーロンはリュックを責めたてる。
((((゚Д゚))))ガタガタブルブル
ちちちちゅうぼぼぶうのさささくぶんですがが
>>494>>596-599>>613-617>>645-657
***************

  ──彼女の鼓動を胸に感じる。
  ふと我に返れば、つい昨日までただの仲間の一人でしかなかった彼女が、今、
  ベッドの上で、全く別の存在に…女に、変わろうとしている。
  意識さえもうろうとした表情を浮かべ、ぐったりとした様子で、私を見ている。

  めくるめく快楽の狂気に身を任せて、私は・・・
  また罪を犯そうというのか・・・──

女のしっとりと潤う艶肌が、身体に触れる。いつしか快楽への本能が、深くに眠る男の獣を
呼び覚まし、罪悪感が消されていく。

彼女が欲しい。たまらなく欲しい。

ヴィンセントは、ティファの身体を激しく欲している様子を隠しもせずに、息を荒げ、
その腕に抱きしめ、女の柔らかな肌に噛みつくように唇や舌を押し当てた。
彼女の身体は仰け反り、時折苦しそうな息づかいに混じり、喘ぎ声を発している。
その胸に、布一枚で無防備に突き出た小さなマテリアを、指先でプルプルと弾いてやる。
ぐったりしたと思われていた身体は、途端に緊張したようにこわばった。
「あ…あはあっ…あああ…ッッ!」
ティファの乳首は、グミのように硬くなった。
「ねえ、ひょっとして、きづいてっ…たの…?あんッ」
ティファがブラをつけていなかった事。
「ああ…ずっと。」
「やだ、恥ずかしぃ…よぉ」
「柔らかそうに揺れていた…堪らなかったよ…ハァハァ」
「…お願い…、そんな恥ずかしい事、誰にも言わないで?ハァハァ…
 私のこと……好きにしていいから」
その言葉に、ヴィンセントは理性を失い、その柔らかいものを包むタンクトップを、
乱暴に上に持ち上げた。
「はあンッ!」
タンクトップが硬い乳首の先端に引っかかり、脱がした拍子にピンと弾かれ、震えた。
「あぁっあああん…っ」

***************
107さん頑張って下さい。アロリュいいですよー!
ブルルン!と勢いよく巨乳が振れ乱れ、あふれ出た。ヴィンセントは思わず唾を飲み込んだ。
ティファの白い乳房は、予想通りボリュームたっぷりに張りつめいて、乳首を頂上に高く
突き出していた。
こんなに高く突き出した乳房ははじめてだ。
乳首は、蕾みのように赤みがさしており、つんと澄ましたように尖って、攻撃的だった。
恥ずかしがるティファは、余計にいやらしく見えた。
「ハァハァ……凄いよ、ティファ」
ヴィンセントは、はちきれそうな張りと弾力のある巨乳を、下からすくい上げるように両手で
揉みしだいた。
たっぷりと張りのある膨らみは、少しの振動でもタプタプ波打ち、彼はその素晴らしい感触を
堪能した後、乳首を人差し指と親指の間に挟むようにして、乳首を摘まみ、コリコリと転がす。
「あっ…あっヴィンセントだめぇぇぇ…」
ティファの背中が反り返り、乳房が上へ跳ね上がった。
「ハァハァ…ダメじゃないだろ?」
乳首を丹念に転がしていた男は、さしてためらう様子もなく、更に強い刺激でもって
両方の乳首をこすり潰した。
「はぅああンッ!」
止めて欲しい訳じゃなかった。気持ちが良すぎて、おかしくなりそうだった。
ティファは腰をくねらせ、巨乳を振り乱した。
「あぁ…あぁんっ、いやぁ…気持ちイイ…ハァハァ」
ティファは身体をさらにくねらせる。
その素直な身体の反応を望んでいたヴィンセントは、柔らかな乳房に噛み付き、吸いしゃぶった。
口の中に含んだ乳首を、舌と歯で擦り潰す。
コリコリした乳首を舌先で何度も弾き、執拗にいじめ続ける。
ティファの背中が弓なりに反り、彼女の乳首はヴィンセントによって、可哀そうなほど
敏感に感じるようになってしまった。
勃った乳首は、とれそうなほど硬く尖っている。
やがて乳首だけでは堪え切れない快感が溢れ出し、行き場を失った快感は、ティファの
秘貝を包むパンティを、洪水のように濡らしてしまった。

***************
続く
なんかハアハアとかいわれると親近感湧くな
ジサクジエン臭が漂うようになったね、このスレも。
723推力:02/07/30 00:02 ID:???
なんだかスレの伸びがいいなぁ…。
まったり見ていよう。

皆さんガンバレヽ(´ー`)ノ
まだ粘着厨がいるようなので虫でおねがいしまーす。
すごい(・∀・)イイ!!
ティファたん美味しそう・・・
(;´Д`)ハァハァ・・・
726名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/30 19:54 ID:.CVC2DZY
てふぁたそーーー
ティファ食いてぇ
マターリするためにもsageで頼みます
729294:02/07/31 00:13 ID:???
また間が空いてしまいました。>>608からの続きね。
***************

 いいぜ、もっと素直に感じな。
 舌先をラビアに沿って這わせ、さらに執拗な愛撫を加える。
「…や…ぁ…あ……あん…っ……」
 透きとおって鼻へ抜ける娘の声は、雄を惹きつけ煽ると同時に、己の情欲をも身体の内側から響かせて増幅しているかのようだった。
 思ったとおりだ。
 ひとたび火をつけられた官能が、こちらから仕掛けるごとに、まるで限界がないかのように加速していた。
 誰も触れたことのないそこに、技巧的なやり方で男の愛撫を教え、開発してゆく。
 悦い場所を弄られると、濡れた声が背の高いルチルの全身にひときわ高く共鳴する。理性の鎧が壊れ去ったあとで、娘は赤子のように無心に、本能のままに、快楽をねだる。
 熱を帯びて欲情のしるしの蜜を零しはじめたそこへ、ジェクトは指を浅く挿し入れた。
「ひぁ…っ…!……ん…」
 蜜に濡れた入口をそっと広げるようにまさぐる。
 娘の腰が浅く弓なりに浮き上がり、身体の奥で疼く熱のもどかしさを破ろうとするように小さくくねり始めるのを見ると、ジェクトは唇の端でニヤッと笑って顔を上げた。
「…どうして欲しいよ?」
 意地悪く、わざと感じやすい急所を外して指を動かしながら、ルチルを見下ろす。
「……」
 黙ったままジェクトを睨みつける若武者のような少女の顔は、涙で濡れ、情欲の靄を帯びて、たとえようもなく凄絶だ。
 刹那。
 少女は裸の上体を起こすと隼(はやぶさ)のようにジェクトの上に襲いかかった。
「っ!」
 草の上に背中が叩きつけられ、一瞬の隙をついて自分がルチルに突き倒されたのだと悟った。
「てっ…おいコラ、いきなり押し倒す奴があるか!」
 突き飛ばされた肩に残る衝撃を感じながら、ジェクトは自分の上に全裸でまたがってハーフパンツに下着ごと手をかけようとする十代の処女を見上げた。
 まったく、とんだ暴れ馬だ。
730推力:02/07/31 01:48 ID:???
「しばらく間を置きます」とか言ってましたが、近々またアプします。
たぶん。

次はティファ×ユフィ。
でも健全。
たぶん。
自分的には。

仮定ばっかりですが、実はもう出来てるんで、ぼちぼち。
>730
書いてくれるのはありがたいが、
スレ住人はあなたが思うほどあなたの動向だけに関心があるわけじゃない。
いちいち勿体をつけるよりサッと現物をウプした方が好感持たれるよ。
>>729
ジェクト×ルチル楽しみにしてるので頑張ってね
>731
それでも気にしてしまうのが書き物士ゴコロ。
>>730
それだけ筆が進むのなら
完成したものを2ちゃんでチマチマうpしてくよりも
自サイト立ち上げてガンガン載せるほうが
いいんじゃないかな…
735:02/08/01 01:08 ID:???
感想
1から全部読んで疲れたが、面白いので満足。また来ます
736 50:02/08/01 08:06 ID:???
 
  /⌒ヽ、
ヽ(  ・∀・)ノ age!
  ノリリ从ルヽ
こんにちわ、私は29でいまだにガーデンの講師をしています。
先週、私は用務員のおじさんにレイプされました。ようやく学期末テストも終わり、
私は連日テストの採点やら成績表のまとめとやらで、夜遅くまで残業をしていました。
夜の7時頃でしょうか、私の仕事もなんとか段落がつき、
後は家に帰ってやろうと片付けをしていると、用務員のおじさんが見回りに来て、
私にいろいろ話かけてきました。このおじさんは、60すぎでしょうか、結構太っていて、
頭をはげていて、私が生理的に嫌いなタイプの一人でした。いっつも、
すれ違うといやらしい目つきで私の全身を嘗め回すように見るので、とても嫌いなタイプの一人でした。
私は嫌だなぁと思いつつも帰り支度をしていると、おじさんがお茶をいれてきてくれました。
私はもうすぐこの場から離れたかったのですが、しつこく勧めるので一杯だけ頂きました。
するとすごい眩暈と吐き気がし、その場に倒れてしまったようです。
そこからは全然覚えていないのですが、気がつくと私は目隠しをされ、椅子にしばられていました。
目隠しをはずされると、そこには、汚い腹と下半身を露出した用務員のおじさんがいました。
もうおじさんのあそこは、すごい勢いで起ってました。後は、服をやぶられ、写真を撮られ
あのいやらしい指や口でおまんこやおっぱいを陵辱されつづけました。
その陵辱は朝まで続きやっと開放されたのは、朝の5時頃だったと思います。
もう何回犯されて中に出されたのか覚えていません。それから、毎日のように私は、
おじさんに奉仕すべく残業をしています。逃げたいのですが、
いやらしい写真やビデオをとられているのでどうすることもできません。
ましてや地元のガーデンに勤めているので、同僚に昔のパーティとかもいますし、
あの写真をばらまかれたらと思うと、もう言う事をきくしかありません。
これから、また、おじさんに呼ばれています。
明日はお休みなんで多分朝まで陵辱される事でしょう。
8の女性達ならむしろ堂々と訴えると思う
夜も遅い12時頃に腐ったピザを散歩していたら、地元の花売りとすれ違った。
「こんな時間に何してるの」と聞いて近ずき隙を突き車に押し込み、
廃屋に連れて行き朝まで犯し狂った。むしゃぶりつきまくって中出ししてやった。
処女だった。そんな事を三日三晩続けてやった。たぶん妊娠しただろう。

…という夢を見た。
妄想スレに移行ですか?
セリスたんハァハァ系ストーリーきぼんぬ
新作書いてホスィ・・・


そういえば以前あったジェクト×ティーダ×リュックはどこいった!?
つまらない事書いて申し訳ないけど・・・
せっかく書いてくれる職人さんは大切にしましょう!
ここの住民はリクエストと応援スレ以外は慎み、見守りましょう!
職人さんには十分な発言権を差し上げたいです・・・
伸び伸び書いてくださいね!感じの悪いスレは2chだと諦める
しかないですが・・・書き手の皆さんファイトォ('-'*)
職人さん暑さにまけず頑張って
>>743
スレとレスを書き間違えてるあなたが愛スィ。
クルルXバッツとかは引きますか・・・?
年下女攻め大ちゅきなのれすが・・・。
クルル×ミドキボン
ティファクラが読みたいなぁと言ってみるテスト。
スコリノの激しい奴読みたい
にゃんまげ様の純愛ティユウ激しく(・∀・)イイ!!
職人様方、頑張れー!
751山崎渉:02/08/03 09:21 ID:???
(^^)
>>748
クラウド受イイ!!!
ティファクラ既出じゃん
>88〜
>448〜
ティユウもっと読みたいYO!
こんばんわ。>>743のような人がいて安心しますた。
なんにせよ、読み返してみても厨房の作文だなーと思っとります。
それではドゾー

>>494>>596-599>>613-617>>654-657>>718-720
***************

この男、冷淡で無口な印象の男だった。
普段のヴィンセントは、他人を必要以上に近づけようとしない─…いつもティファは遠くで見ていた。
悲惨な過去が、彼の心を閉ざし、ひとえに彼をそう見せていただけなのか。
彼の本質は違っていた。
もっと淡白な人間だと思っていた男は、優しく、情熱的で、ナイーブな男だった。

ヴィンセントの身体は変化しつつあった。
筋肉は、その一つ一つの動きが判るほど、より逞しいものに。
彼の背に腕を回すと、そこには赤い産毛が生えはじめていた。
彼が理性でそれ以上の変化をを抑えている様にも見えた。
「ヴィンセント…大丈夫?」
「ああ…、まだ平気だ…」
「辛かったらいいのよ?変身しても、ヴィンセントに変わりないんだから。それに……」
「それに…?」
言うのを少しためらったが、こんな関係になってしまって恥ずかしがる必要があるものか。
「変身したヴィンセントも、ケモノっぽくて…好き。」
言って、ティファは頬が熱くなるのを感じた。自分の意外な反応に、ティファは我を疑った。
「ふっ…そうか。ケモノ…か」
やはり彼女の言葉は、気持ちが楽になる。
ヴィンセントは珍しく少し笑うと、ティファを抱きしめた。

サスペンダーを外し、ミニスカートを脱がされる。
ティファはぐちょぐちょに濡れた白いパンティ一枚となっていた。
ヴィンセントがティファに覆い被さる。柔らかい乳房が、男の胸に押しつぶされた。
こんな関係が許されるはずがない…。ゴメンねクラウド。
…でも…この人、巧いの。

彼は自分の脚をティファの内股に滑り込ませ、強引に脚を開かせる。
「あ、ダメ…」
既に力尽きた下半身は、男の欲望に抵抗する術を失っていた。
ヴィンセントの指が、ティファの秘部に触れた。既に透けて肌が見えている肉の割れ目に沿って、
上下にゆっくりと滑り出す。
「はああ、あぁあ!」
軽く撫でただけでも、ヌメリの中に存在感あふれる肉の突起を捕らえることができた。
「ぐしょぐしょじゃないか、ティファ…」
──判ってる。こんなに濡れたの、初めてかも知れない。だから、耳元で囁かないでほしいのに。
ヴィンセントの指が、割れ目に沿って奥へ食い込み、下から上へ、上から下へ。
時々クリトリスを転がし、テンポをつけて、ツン、ツン、とつつてやる。
「いい、いやぁっ、はうぅん…」
ティファが顎を反らせ、身体をよじる。柔らかな巨乳がタプタプと波打った。
ヴィンセントの長い指が、パンティの中に侵入してくる。
茂みを分け入り、もうすでにぐっしょりと湿った大きめのクリトリスを、つるつると撫でた。
「あふんっ…そこはダメ…なのぉ…お」
ティファのクリトリスは長く良く発達していて、感度も素晴らしいものだった。
「ダメ?何がダメなんだ、ティファ……ハァハァ」
ヴィンセントは指の腹で、包皮ごと動かすように、クリトリスを上下に強くこすりしごく。
「あっああぁ〜んっ、はぁあぁっダメ、ほんとにダメえぇぇ…んくっ」
口ではそう言ってても、身体は正直に反応している。
ティファの秘部からは大量に愛液が溢れでてくる。
その液を潤滑油にしながら、更に強い刺激でもって、クリトリスをしごいた。
「くうぅ…んっ、ハァハァ…は…恥ずかしいよぉ…。」
パンティがお尻の方までぺタっと張り着いて、気持ちが悪い。
首を少し起こして、ティファは自分の下半身の様子を見た。
彼の手が、濡れたパンティの中に入って、けたたましく上下に動いている。
「あっぁあっ、そんなに激しく…」
ヴィンセントの瞳に宿る赤い光が、ティファの視線を追って、下半身に向けられた。
「ダメ…見ちゃダメぇえ…」
しかしその言葉は今の彼にとって逆効果だ。
ヴィンセントはその口をキスで塞ぎ、自分の舌をヌルヌルしたティファの舌に絡めた。
「ん…んふ、ん…」
ティファはすかさず首に腕を回し、顔を傾げて積極的に自分から舌を絡めてきた。
その隙に、ヴィンセントはティファのパンティをくるくると脱がせていた。
溶けてしまいそうなキスに、ティファは脱がされている事さえ気づかなかった。
そっと唇を離した後、上と下、両方の口唇から、粘液の糸が引いていた。
キスの後、ヴィンセントの上体が、必要以上に離れたと感じた時、既にはいていたパンティは
膝下まで脱がされていた。
「あ…っ」
ティファが恥ずかしさにひるむと、ヴィンセントは素早くティファの膝を上半身に向けて折り、
びしょ濡れのパンティを、一気に脱がせた。
「やめ…あんっ違うの、おもらしじゃないの…」
「感じやすいな…こんなに濡らして…ハァハァ」
舐めた親指でクリトリスを押したり転がしたりしながら、ヴィンセントは言う。
「ちが…あぁんっ」
そのままだらしなく脚が開き、ヴィンセントの目前に、ぱっくりと開いた秘貝が露出された。
充血した陰唇が赤褐色に染まり、その周りは膣奥から溢れ出た滑りやすい愛液で、広範囲に
亘り、いやらしく光っている。
「お願い…見ないでぇ…ハァハァ」
ヴィンセントはティファの爪先を彼女自身の頭の方まで高く上げ、でんぐり返しでもしたような
格好にさせる。
わざとティファにも見えるような位置で、両側からヒダを広げ、尖った舌の先をクリトリスに当てた。
758イシスの部屋:02/08/03 19:11 ID:???
クリトリスを舌でほじくり、淫豆が完全に飛び出してしまうと、今度はまるでソフトクリームを
舐めるように陰唇を下から上に舐め上げ、舌の先端がクリトリスに当たると、舌の表と裏が交互に
当たるように弾いた。
「やぁんっ、ヴィンセント…えっち…あぁんうぅっ!」
プルプルと弾かれる度、下半身がビクッと跳ねる。
ティファのいやらしい秘貝を、舌先でこじ開けていく。
ヌメルような肉襞が、舌に吸い付いてきた。
膣に舌を奥まで挿入し、かき回す様に舌を動かして、膣上壁を圧迫させる。
「ああぅッ!…ハァハァ…はあぁぁんっ…いい〜っ」
乳房を揉みまわし、堅くなった乳首を指で転がしてやる。
一方で舌は、中をぐちょぐちょと、卑猥な音を立てて穴をほじくってやる。
更に激しく動き回る彼の舌に、ティファはただ、喘ぐのが精一杯だった。
彼の舌は長く、まるでペニスのように、ティファの濡穴を動き回った。
ティファのGスポットに舌先を押し当てると、奥まで突き上げながら小刻みに震わせ、また入り口に戻る。
これをピストン運動により、何度も繰り返す。
その為、ティファは何度も快楽の絶頂へ導かれそうになる。
往復運動とバイブレーションで、Gスポットがぷっくりとふくらんできた。
だんだん、ティファの脚が上に上がって、爪先に力が入ってきている。
呼吸が乱れ、たまらないといった表情で、下唇を噛んでいる。
そろそろ、か…
ヴィンセントは舌を抜くと、よくほぐされた穴に再び人差し指を挿入して、上膣壁をなぞった。
指先をちょっと上に曲げて探ると、ざらざらとした膨らみが見つかった。
この膨らみを、ヴィンセントは激しく摩っていく。
同時にクリトリスもこすり、深い快感でティファを絶頂の門へと追い込んだ。
「あっあぁ…そっそんなに…はぁはぁあっあっああん!」
一度イった女の身体は、次の更に深い快楽の絶頂へ持っていく事が可能になる。
だから、あえて先にティファをイかせようとしている。
「ティファ…我慢するな。しなくていい。」
「あっあっ、いいの?…いいのね、ヴィンセント…あぁっ!」
ティファは苦しそうな表情をして、眉間にしわを寄せた。
シーツをもどかしげに掴み、指を噛んでしきりに身をよじらせる。
そして、ティファは両足をピンと上げ、足の指に力を込めた。

「はぁあ…!あっ…あっいっちゃうぅ!ヴィンセ…あっあっだめぇぇぇ…!!」
膣の中をかき回していたヴィンセントの指の回転が最高潮になった時、ティファの濡穴は
ヒクヒクと激しく痙攣しながら快楽の絶頂へ導かれた。

絶頂の波が緩やかに引いていくのに合わせ、彼の指の摩擦も、ゆるやかなものになっていく。
ティファは絶頂を迎え、その身体は思った以上に汗ばんでいた。
「ティファ…君のこんな表情を見たことがない。綺麗だよ」
そう言われた。素直に、すごく嬉しかった。
「ハァ…ハァ……ヴィンセントぉ…」
絶頂の余韻が残る熱い膣から、ねっとりと糸を引く指を抜いた。
「ん…ッ」
彼の指に着いた白濁した泡は、激しい指の動きを物語っている。
その指を味見の為舐める。今度はティファの口へ…彼女は素直にそれに応じる。
可愛らしい舌が指に絡まる。イかせられた男の手に手を添え、腕を乳房で挟み、こっちを見ながら、
指をいやらしくしゃぶって見せる。まるで何かに例えようとさえしているふうに。
──やらしいよ、ティファ。

女というものは、自分の身体をこの上なく気持ちよくした男にメロメロになってしまうものだ。
ヴィンセントは、間違いなくそれに当てはまる。ティファはそう思った。
ティファは瞳で『何でもします』…そう、言っている。
一度快感を与えられたティファの身体は、この男の虜になっていた。
ヴィンセントは腰のベルトに手を掛ける。
ティファはヨタヨタと身体を起こし、口をだらしなく開けてその瞬間を待っていた。
そしてそれは露になった。
太めのサオと大きな亀頭。少し黒ずんでいるが、逞しさでは他にひけをとらない。
ぐぐっと上反り返っていて、飛び出たカリが食い込みに引っかかったら気持ち良さそうだ。
(おいしそう…)
「ティファ、ちょっと待っ…ぅくっ…あ!」
ティファはヴィンセントが脱ぎ終わる前に、舌で裏筋をなぞって、しゃぶりついていた。
それには堪らないといった表情で、男が低く唸る。
ゆっくりと、喉の奥まで深くくわえる。
ティファは、ジュポジュポと音を立てながら、喉奥へと吸引し、唇をすぼめて吸い上げる。
右手ではサオを口の動きに合わせてこすり、左手では玉を転がしている。
「ハァ…ハァ…ティファ、あああ!」
ティファの舌は蛇の様に絡まって、ヴィンセントは少年のような声を出す。
(カワイイ…でも次はヴィンセントを気持ちよくしてあげたいの…)
ティファは自分でも、まだ快感冷めやらぬクリトリスをいじり出した。
「んふ…ん(またイっちゃいそう…)」
指の動きが、気持ちよさに後押しされて早くなる。
しかしティファはヴィンセントによって、すぐにベッドへ押し倒された。
さっきまでのヴィンセントとは違う、男の荒々しさでティファは抱かれ、それはそれでワイルドな感じ
がして、また惚れ直す。
「ぎゅっ、て…して…」
ティファは両手を広げて甘えてみせる。それにしっかりと力強く、優しく応えてくれる男に安心する。
──もう、何をされてもいい…。
深いキスを受けながら、ティファは思った。
足首を高く持ち上げられ、脚をV字に開かれると、反り勃った肉棒を濡穴に押し付け、焦らす様に
膣穴からクリトリスを、ヌルヌルとこすり滑らせる。
男の肉棒は、これ見よがしに勃起し、時々ピクン、と脈打っていた。
「ああっ、ヴィンセント…なんて立派な…」
そんな時、彼は興奮により、身体の一部の変化が始まった。特にペニスは変化してきた。
先ほどより太さが増して、表面にイボのような突起物さえ並んできて、それがドクドクと脈打っている。
最早人間のものではなさそうだ。
「はあぁ、あぁあん!」
ティファの敏感な長いクリトリスがツンと尖り、その突起物にこすられ、ヒクヒクと泣いていた。
「ハアハァ…もうダメぇえ、ええぇ〜ッ!」
身体が快感に耐えられなくなり、ティファの快感がピークに達する寸前、待ち望んでいたヴィンセントの逞しいものが、ティファの濡穴に飲み込まれるように、ズプッと滑り込んでいった。
「はぅッあぁあぁんっ!」
ティファはあまりの快感にのけぞり、鳥肌がたった。
侵入してきた逞しい肉棒は、合わさっていた粘膜の壁をはがすように、奥へ奥へと、食い込んでいく。
半獣のヴィンセントが、腰をゆっくりと回しだす。
「あッ……あッ……」
空気さえ、二人の間に入る事を許されないような密着感。
それは隙間なく密着している為、膣の奥が引っぱられる感覚に、神経が集中する。
ヴィンセントにしがみついて腰を振った。
ティファの身体は、良質な筋肉に恵まれていた為、膣の不随意筋が発達しており、ペニスを奥へ引き込むようにヴィンセントに吸い付く。
淫穴内側のヒダが、肉棒に絡み着いて離さない。
「ああっ…ティファ凄いよ、吸い付いてくる…」
「ハァハァ…そんなの、わかんないもん…あんっ!」
肉棒の表面に並ぶイボが、男の腰の振りに合わせて、膣の入り口を刺激する。
「はうんっ!…はうんっ!(やだ…何この感覚?…もうイキそう!)」
彼のモノを口に咥えた時に感じたが、予想通り、上反り返ったペニスに、ぐぐっと飛び出したカリの突起が、Gスポットを執拗に苛めるかの如く、膣穴の溝に深く引っかかって激しくこすられていく。
淫穴が絶頂に近づくにつれ、ヴィンセントを締め付け、奥へ引き込む様に吸い付いていく。
「もっと激しく…奥まで突いて…!はぁぁん」
ティファは羞恥を忘れ、思い切り股を開いた。
ヴィンセントから、いやらしい結合部が丸見えになった事も知らずに。
結合部は、穴の奥深くを執拗にかき回している為、ぐちゅぐちゅと下品な音を立てて泡立っていた。
ティファの長いクリトリスから大き目の淫豆が飛び出している。
これだけ大きく尖り出ていれば、感度も相当いいだろう。
ヴィンセントはその淫豆を、親指で可愛がった。
「ダっ、ダメっ…あぁんうぅっ!」
ティファはその瞬間から、膣穴が淫らな収縮運動をはじめた。
「ティ、ティファ、ぐッ…凄…い!あぁ!」
ヴィンセントは更に激しく、奥まで肉棒を突き立てた。
「はぁんッ!はぁんッ!はぁぅんッ!」
乳房が上下に揺れている。
その巨乳を更に揺らすように、男の突きが激しくなる。
先端部がボルチオを責めたて、奥に当たる度にイってしまう。
ティファは泣きそうな顔で、いや、泣いているのかも知れない表情だ。
あられもない格好で、ゴム鞠のような巨乳を恥かしげもなく、上下に揺れ乱してイっている。
その巨乳の上に乗った乳輪も乳首に向かい引き締まり、乳首が勃起している。
「あっあん、あぁ〜んっ…ハァハァぁあぁっ…あっあぁ…」
今宵初めて肌を合わせた相手なのに、こんなに気持ちがイイなんて。これが相性というものか。

***************
続きます
763厨作者:02/08/03 19:24 ID:???
途中で間違えてヘコーミ。ハァハァ。
ヴィンティ最高です!
がんがれ〜!!
>753
クラティファとティファクラは似て全く非なるものだと思われ。
ヴィンティ(;´Д`)ハァハァ・・・
ヴィンティ本当いい!
続きまっております
768推力:02/08/04 02:06 ID:???
 夕闇が街を包み始めていた。

 先行した彼等は、もう村に着いただろうか?
 斥候を兼ねて、クラウドとバレット、それにエアリスの3人が半日ほど離れた隣村まで向かったのは、今日の昼頃の事だ。
 30分ほど前にPHSで連絡が入った時は、山陰で薄暗くなり、あと1時間以内に到着しない場合はキャンプすると言っていた。
 この地方には地図にも載っていない村が点在し、しかもその距離は住人の感覚で『半日』とか『昼飯まで』とか、そんな曖昧な表現でしか計る事が出来ない。
 今更ながら、ガイドでも雇えば良かったと思う。
「私も…」
 ついそう口にしてしまってから、濡れたように艶やかな黒髪の女性は慌てて口をつぐみ、周りをきょろきょろと見まわした。
『私もついていけば良かった』
 そう言いかけてしまったのだ。
 だが、心配そうな様子を生意気で皮肉屋の忍者娘にさんざんからかわれた後では、その言葉を素直に口にするのは、ひどく躊躇(ためら)われたのだった。
 3人をよほど信頼しているのかどうか知らないが、寡黙なガンマンは愛煙家の艇長に引きずられるようにして宿屋1Fの酒場へと降りていったばかりだし、機械猫は部屋に篭もったきり出て来ない。
 隻眼の獣はといえば、宿屋の食事が合わないとかで近くの森へ狩りに行ったばかりだ。
 クラウド達からの連絡を待ち続けて落ち付かない彼女にしてみれば、まるで自分がクラウド達を信じていないようで、その事が更に彼女を落ち付かなくさせていた。
「…考え過ぎても…ダメだよね…」
 彼女は小さく溜息を吐(つ)くと、忍者娘と一緒に寝る事になる部屋へと脚を向けた。


「なにしてるの?」
 ふ…と小さく息を吐いてから部屋のドアを開けた黒髪の彼女−ティファ=ロックハートは、ツインベッドの上でこちらに背中を向けた少女に訝(いぶか)しげに声をかけた。
 途端、少女はびくん!と身体を震わせて、おもしろいくらいに動揺した顔を向け、引きつった笑みを浮かべて
「な、なんにも」
 と言った。

 …おもいきり不自然だった。

「…それ、私のバッグじゃない?」
 少女が後手に隠したものを視線で示して、ティファはその形の良い眉をきゅっと顰めた。
769768:02/08/04 02:13 ID:???
「あ、あ〜…ええと〜…」
「なあに?もじもじして………始まっちゃったの?」
「…え?あ、うん、そう!そうなんだ実は!いや〜まいったまいった」
 上擦った声でそう言いながら頭を掻く少女−ユフィ=キサラギに歩み寄りながら、ティファはにっこりと天使の笑みを浮かべる。
「そんなわけないでしょ?」
「あ〜…え〜〜?…いや、ほんとーだよ〜?」
 目が泳いでいる。
 自称忍者のワリには、この少女は実に隙が多い。
 こうして感情を容易に見抜かれてしまうようでは、忍者の主な活動たる諜報や隠密などは行えるものではない。
「あなた、2週間前に終わったばかりじゃない」
「…知ってたの?」
「………その時にナプキン貸したの、私なんだけど?」
 たっぷりと豊かな胸の下で腕を組み、半眼でユフィを見下ろすティファには言い知れぬ迫力があった。
 ユフィはごくりと唾を飲み込み、戦略的撤退を決め込もうと尻だけでベッドの上をずり下がり始める。
 その動向を制するように、ティファはずいっと彼女ににじり寄り、深く息を吐き出すと右手を出して恐い顔をした。
 オヤツの摘み食い常習犯を叱るママよりも恐い顔だった。
「返して」
「え?」
「マテリア」
「なんのこと?」
「とぼけないで。今日手に入った『連続斬り』と『盗む』のマテリアを、あなたがすごおくモノ欲しそうな顔して見てたの、知ってるんだから!」
「しょ、証拠でもあるのかよ!アタシが盗ったってゆー証拠でもさぁ!?」
「じゃあ後に隠したバッグを出しなさいよ」
「…………ほら」
 ユフィは右手でバッグを前に出すと、ティファに向けて差し出した。
 左手はまだ後のままだ。
 今時子供でもしないフェイクだった。
「あっ!」
 その手をティファは取る。
770769:02/08/04 02:19 ID:???
 ぎゅっと握って、ユフィが逃げられないようにしてしまった。
「は、離してよっ!」
「そっちの手も出しなさいよ!」
「やだ!」
「ほらっ!やっぱり持ってるんじゃない!」
「これはアタシが見付けたんだからアタシんだ!」
「ふざけないで!誰の物とかじゃないでしょ?みんなの物でしょ!?」
「アタシんだ!」
「この旅の間は、マテリア見つけても、それをちゃんと使える人が使うってみんなで決めたじゃないの!旅が終わったらちゃんとあげるから!」
「いつ旅が終わるんだよ!?」
「そんなの私にもわからないわよ!」
「じゃあ、いつコイツがアタシのモノになるかわからないだろ!?」
「いいから渡しなさい!」
「ヤダッ!」
 ティファはユフィに覆い被さり、彼女の右腕を左手で掴んだまま後に回した左腕を捕まえようとした。
 けれど体勢が不安定なためか、ユフィも必死で逃れようと暴れるためか、どうもうまくいかない。
 彼女の右腕の腕を捻り上げて関節をキメてしまえば、いかにユフィといえども身動きは出来ないだろう。
 対人格闘術での関節技も習得しているティファにとって、それは馴れない箸で食事するよりも容易(たやす)い事だ。
 だがそれではユフィの腱や筋肉を痛めてしまう事になるし、最悪、間接を壊してしまう事にもなりかねない。
 もちろん、負傷しても回復魔法“ケアル”によって治療すればいいとも思わないではない。
 けれど、ティファはそこまでするつもりはなかった。
 仲間を痛めつけてまでしなければならない事でもないと、思うのだ。
 それが、ティファの甘さであり、闘いにおいても非情になりきれない要因ともなっていた。
 相手が“さして脅威の無い人間である”というだけで、手心を加えてしまう事があるのだ。
 自分に劣る者に対して、決定的に甘いのだ。
 それは、こと闘いにおいては命取りともなりかねない。
 クラウドには、再三注意されている事でもある。
「わ・た・し・な・さい・よっ!」
「イ・ヤ・ダって・いって・る・だろ!?」
771770:02/08/04 02:24 ID:???
 ベッドにユフィを組み伏せ、彼女に身体を重ねながらも必死に奪おうとするティファと、それから逃れて奪われまいとするユフィ。
「あ…」
 最初に気付いたのは、ユフィだった。
 もみ合ううちに互いの身体が熱く火照り、キスするくらい近づいた顔で互いの瞳を覗き込んでいた。

 柔らかい体。

 オンナの体。

 ティファのヴォリュームたっぷりな胸がユフィの薄い胸に押し付けられ、むにむにとやわらかく変形してつぶれていた。
 さらさらの髪からは、自分とは違うシャンプーの香りと、自分と同じ“生物学的女”とは思えないような香(かぐわ)しい香りがしている。

 なんで?!

 そう思った。
 自分でもおかしいと思った。

 なんで、アタシがドキドキしなくちゃいけないんだ!?

 ひどい混乱だ。
 頭がぐちゃぐちゃした。
 けれど、だんだんと無口になり、動きも緩慢(かんまん)となり、ティファの顔を見ていられなくなって、とうとう“むすっ”とした顔を真っ赤にして、ユフィは暴れるのを止めてしまったのだった。
 そして、そのユフィの反応の変化にティファがようやく気付いたのは、彼女が動きを止めた左腕をぎゅっと掴んだ時だった。
 はっとして見れば、自分の今の姿といえば、まるで夜道でうら若き乙女を襲い、今まさにその“操”を奪おうとする暴漢そのもののようだった。
 無抵抗の少女の体の上にピッタリと身を重ね、両手首を掴んで逃げられないように、暴れられないように拘束している。
 ちょっと顔を寄せれば、その若々しくも可憐な唇に口付けてしまいそうだ。
「さ…さっさと渡しなさいよね」
 身を起こして、ユフィの左手から2つのマテリアを奪い取ると、ティファは乱れた髪を整えながらそそくさとベッドの縁に座った。
 バッグの中の小物入れにマテリアを仕舞い込み、ユフィからは少し離れた所に移動する。
772771:02/08/04 02:30 ID:???
 どたばたと暴れたせいか、鼓動が激しくて顔が火照って腫れぼったかった。
「……もう、こういうこと、しないでね?」
 ベッドの上でのろのろと身を起こしたユフィに、ティファは少し優しく言った。
 ちょっと大人気無かったかな?…と自分でも思ったからだ。
 けれど、ユフィの次の言葉は、ティファには思いがけないものだった。
「あのさ…」
「…ん?」
「……ティファのその胸さ…いつから大きくなったの?」
「は?」
 頭が真っ白になった。
「あ、いや、その…なんか、さ…すごく…重かった」
「なによ突然…」
「いいだろ?それくらい教えてくれても」
「…………膨らみだしたのは…16の頃…かな?」
「それまではペッタンコだったの?」
「……まっ平らじゃないわよ。Aカップ…くらいかな?」
「今は?」
「…いいじゃない。そんなの」
「Iカップ?」
「そんなにあるわけないじゃない!!」
「Eカップ?」
「…もうちょっと、大きい…かな?」
「F?」
「……………………あと、ちょっと」
「……G…カップ?」
「…う…うん………って、なによその奇人変人でも見るみたいな目はぁ!」
「だって…トップとアンダーの差が25センチなんだよ?そんなの人間…」
 『人間じゃない』と言いかけたユフィは、慌てて口を塞いでティファを見た。

 遅かった。

「だ・れ・が・ウ・シ・で・すっ・てぇ?」
773772:02/08/04 02:40 ID:???
「いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい!!」
 ぐりぐりぐりぐりぐりぐり…と頭を拳骨で挟まれて、ユフィは悶絶しながらのたうち回る。
「そ、そんな事言ってないだろー!?」
「どうだか!」
 ぐいっと乱暴にティファの手を振り解くと、ユフィはいきなり水をぶっかけられた猫みたいな脅えた目で、ベッドの隅に逃げた。

 …涙目になっていた。

「…ユフィは大きくなりたいの?」
「……別に…考えたこと無い。女のおっぱいが大きくて喜ぶのはオトコだけだし、そんなのぶら下げてたら修行の邪魔になるもん」
「ぶら…………失礼ね。まだ垂れてないわよ」
「なにも、ティファのおっぱいが垂れてるだなんて言ってないだろ?ちょっと被害妄想じゃないの?」
「…う…」
「ね、ちょっと触っていい?」
「………い…いいけど…」
 好奇心でいっぱいのユフィの瞳に少したじろぎながら、ティファは不承不承ではあったものの、彼女に体を向けた。
 ユフィはベッドの端から四つん這いに這い寄って、ティファの前にちょこんと座る。
 かしこまって正座しているのが、なんだか可笑しかった。
「じゃ、じゃあ…触ります」

 …声までかしこまってた。

 くすくすと笑って、ティファは
「はい。どうぞ」
 と胸を差し出す。
 よく考えるとむちゃくちゃヘンな構図でシチュエーションだったけれど、初めてブリキのオモチャを与えられたちっちゃな男の子みたいなユフィ相手には、まあいいや、という気分になっていたのだった。
 それに、セブンスヘブンでも、ジェシーによく触られたし、店の馴染みの娼婦館の姐さん達にもしょっちゅう挨拶みたいに触られていたから、同性に触られる事にはすっかり慣れっこになっていたのかもしれない。
「ほんとにでっかいなぁ…」
「…あのね、しみじみと言わないでくれる?」
774推力:02/08/04 02:44 ID:???
久しぶり。
とは言ってもたかだか一週間。
盆帰省までには終わらせたい。

今宵はここまで。
>>推力さん
ティファ&ユフィ萌えー!
おなご同士はいつもこんな事してるんですか?
・・・・流石だ推力さん・・・アニキト(・∀・)ヨバサセテモライヤス
この前、トロイアの街へ行った時、うまそうな女子校生を見かけた。
人通りの無い場所でライトバンに連れ込み、廃校舎に拉致した。
むしゃぶりついて犯しまくった。処女だった。
華奢で可愛い顔を歪めて泣いていたが構わず中に出した。
絶倫と呼ばれる俺が枯れるほど注入しまくったのでたぶん妊娠しただろう。
一ヶ月ほどその生活は続いたが、ある日目覚めると全てが夢だった。
777チョコボの妄想日記:02/08/04 17:54 ID:???
私はギサールに住む32歳の主婦です。主人とは別居しています。
皆さんもご存知の通り、この村は大変寂しい所です。
夜になると人通りはなく、とても怖くて出歩けません。
ある夜、子供が熱を出した時の事です。
運悪く薬が切れており、私は村に一軒しか無い薬局へ向かいました。
家から離れていたのですが無事に辿り着き、家路を急ぎました。
しかし暗い路地裏で5〜6人の男達に囲まれてしまいました。
助けを叫んでも誰にも届きません。走って逃げたのですがすぐに捕まり、
私は廃チョコ房に引きずりこまれ、朝まで輪姦されました。
飢えた男達は、手・口・鼻で念入りに私の全身を辱めます。とても嬉しそうに。
一人一人の精液の量も尋常ではありませんでしたが、全て膣内に流し込まれました。
さんざん突き上げられた後、股を開かされ、写真をたくさん撮られました。
男の一人が私の乳房をなでながら言います。
「奥さん、バラまかれたくなかったら毎週ここに来いや。ドゥヘヘヒヘヘヘ」
いま生理が遅れているのでとても不安です。
ティファマンセー!!
779773:02/08/04 22:36 ID:???
「だって…アタシの街にだってこんなにデッカイおっぱいの人なんていなかったし…いったい、何食べて育ったらこんなになるんだろう…」
「別に…普通の食事だけど…」
 ユフィがおずおずと両手を伸ばす。
 ぺとり…と、指を広げたまま掴むようにして手の平を乗せると、そのまま遠慮がちに指を動かしてみる。
 ティファの乳房は思ったよりもはるかにやわらかく、それでいて瑞々しい弾力に満ちていて、ユフィの思うまま“むにゅむにゅ”と形を変えた。
「ブラしてないの?」
「ん〜…今はね。ちょっと頑丈過ぎて、通気性がね…。長いこと着けてると、蒸れるの。ストラップで肩も痛くなってくるし…」
 一日中どころか、一分一秒の間もなく、重い肉が胸にくっついているのだ。
 それを支えるブラがしっかりとしている分だけ、ストラップは肩に食い込んで筋肉を固くした。
 一日着けていれば、凝りは既に痛みにまで変わってしまう。
「ふ〜ん…ゴツイんだ?」
「…言い方に気をつけてよね。まるで鎧でも着てるみたいに聞こえるわ」
「“ガードする”って意味じゃ、似たようなモンじゃない」
「それはまあ…そうだけど…」
「今は?タンクトップだけじゃないよね?」
「…んっ…あんまり強くしないで」
「ご、ごめん」
「今は、チューブトップ(収縮性ノンストラップブラ)だけ」
「でも…本当は、ずっとブラしてた方がいいんデショ?」
「…まあ…楽だし…型崩れするのが恐いし…そうした方がいいのはわかるんだけど………や、やだ、くすぐったい!」
 ユフィが乳房を下から掬い上げるようにして持ち上げた時、指が脇腹に触れたらしい。
「ごめん。だけど、こうしてると楽じゃない?」
「え?」
「手ブラ」
「ばか」
 乳房を持ち上げて、むにむにと揉む。
 目を見張るほどに大きな肉の塊が、ユフィの両手で自由に形を変えた。
 ティファはしばらくの間、くすぐったがったりしていたが、やがて少しずつ無口になり、数分後にはとうとう目を瞑って、ユフィの手に身を任せてしまっていた。
 やわやわと揉み上げ、パン生地を捏ねるようにたぷたぷと形を変える。
780779:02/08/04 22:46 ID:???
 その手触りは、やわらかくて、優しくて、乳房が女性の象徴と言われるのも、ユフィにはなんとなくわかる気がした。
 物心ついた時には、母はこの世には無く、母代わりの乳母はいたけれど、その乳母の乳房に触れた事は無かった。
 同じ年頃の女の子達は、ユフィを『頭領の娘』という目でしか見なくて、肌が触れ合うようなじゃれあいなど、ついぞした事が無い。
 神羅との闘いには自分も参加するものだと信じていたし、男に混じって修行の真似事(ユフィはあくまで本気だったのだが)をしている方が、同世代の少女に混じって日々を過ごすよりも何倍も楽しく、そして充実していたのだ。
 闘いに敗れ、男達が牙を抜かれて刃を折られ、負け犬のように尾を丸めてからは、たった一人で修行を続けてきた。
 そして今日(こんにち)まで、同世代の友人と遊ぶ事など、考えもしなかったのである。

 ユフィの両手で揉み上げられ、ティファはうっとりとした表情を浮かべ始めていた。
「気持ち良いの…?」
 ユフィがそう聞くと、彼女は無言でこくりと頷く。
 身を、任せていた。
『かわいい…』
 ユフィは不意にそう思った。
 思ってから、その自分の心の動きに戸惑いを感じた。
 ティファを可愛いと感じるなんて、初めてかもしれない。
 彼女はいつも強くて、嫌味なくらいカッコよくて勇ましくて、エアリスとはまた違った『おねーさん』だった。
 そのティファを、今、自分が気持ち良くしてる。

 自由にしてる。

 胸がどきどきした。
『なんだよ!?アタシはレズビアンなんかじゃないぞ!?』
 祖国ウータイの宗教寺院の僧の間には、衆道(男性同士の恋愛)を「清きもの」「美しきもの」として嗜(たしな)む者もいるが、女性同士というのは聞いた事が無い。
 ウータイを出て、こうしてティファ達といろんな地方を巡るようになって初めて、女性同士で愛し合う人達がいる…というのを見知ったのだ。
 なのに、自分がまさか女性相手にこんな気持ちになるなんて…。
781780:02/08/04 22:49 ID:???
『違う違う違う!これは…その…あれだ、アタシにはお袋がいないから、だから…ちょっと人のおっぱいが気になっただけで…うん、そうだ…そうに決まってる』
 心の中で言い訳して自己弁護しても、それでもユフィの手はティファの乳房を離れず、そのやわらかさ、まろやかさを楽しむように動いた。

 …と。

「あっ…」
 ユフィは、不意に感じた自分の肉体の変化に声を上げ、ティファの胸から両手を離した。
 ささやかな胸が“きゅうう…”として、乳首が“ちくん”と痛んだ。
 自分で自分の胸に触れてみる。
 わからない。
 触れるだけでは、何も感じない。
 だけれど、
「いたっ…」
 指で、乳首の辺りを押してみると、なんだかこりこりしたものがあった。
 梅の種のような、サクランボの種のような、そんなこりこりとした感触のものが胸の中に埋まっている気がした。
「…どうしたの?」
 はっ…として気がついたティファが、頬を赤らめたままユフィを見た。
 陶然としてユフィに胸を触られるままになってしまった自分が、少し恥ずかしかったのだ。
「胸が…」
「胸?」
「痛い…どうしたんだろアタシ…」
「痛い?どこが?」
「…びょ…病気じゃないかな?…大丈夫かな?」
 両手で自分の胸を覆ってティファを見る彼女は、まるで雨の中置き去りにされそうになっている子犬を思わせるほど心細げだった。
「ちょっと見せて」
 ユフィを自分の隣に座らせ、胸に手を当てる。
 薄くても、少年の胸とは違って脂肪の持つ柔らかさがあった。
「ここ?」
 周囲から、中指と薬指を揃えて軽く押していく。
782781:02/08/04 22:52 ID:???
「…ちがう…と思う」
「…ここ?」
「いたっ!…そ、そこ…なんかあるだろ?」
 わずかな膨らみの、おそらく乳首だと思われるしこりの下に、小指の先くらいのしこりがあった。
「…………今まで痛かったこと、ある?」
「最近、時々…でもこんなに痛いって思った事は無かったよ」
「ふうん…」
 この痛みは、ティファにも経験のある痛みだ。
 成長期に入って、乳房の中に乳腺のタネのようなものが出来る。
 痛みは、それが発達し始める合図のようなものだからだ。
 ただし、ユフィの歳までこうならなかったのは、多少問題があるようにも思える。
 ユフィは16際になる。
 ある程度…ささやかではあるが、乳房脂肪もある。
 バージスライン(乳房の境)はまだ全然曖昧ではあるが、確かに膨らんでいるのだ。
 にも関わらず、今になって乳腺の発達が始まるなどというのは、今まで乳腺だけが異常なほど未成熟だったという事になる。
 普通、乳腺の萌芽(ティファを診た時の医師は、こう表現した)は、若干の個人差はあるものの本来なら7歳から13歳くらいには経験しているものだからだ。
 戦時下で栄養的に不充分だったウータイの食生活や、ホルモンバランスの異常などでは説明がつきそうにもない。
「大丈夫。病気じゃないわ…たぶん」
「ホント?」
「…う…うん。私にも経験ある。これから大きくなるゾ!っておっぱいが頑張ってるのよ」
 今は不安にさせる事も無い。
 ティファはそう考えて、ユフィの胸をそっと撫でた。
「あ…」
 ユフィの口から、普段の彼女からは想像も出来ないほど可愛らしい声が漏れた。
 そして…
ヴィンティ最高!「ハァハァ」がいいね。あのクールなヴィンセント
が言ってると思うとワロタyo!
情けない男キャラだなんだと言われてるけど、この超エロエロ
ヴィンセントなんだかかこいいyo!は〜、ほんといい男だね〜。
なんと神の多いスレだろうか
785名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/05 04:43 ID:pstl5/5s
>>777
チョコボの映像でイメージが浮かんで激しくワラタ。
チョコボの世界にも悪いヤツはいるんだな〜。
786785:02/08/05 04:45 ID:???
クッキーの期限が切れててageてしまいました…スマソ。
チョコボキックで逝ってきます。
ファルガバードは本来、旅人相手の娼婦が集まる土地として有名だった。
いつか競争が激化し、生・中出しを売りとする本格風俗も今では当たり前だ。
それに対し当時のサロニアではモラルの低下から 素人ブームが直撃。
街の南東に建設された高層ラブホテル「OMEKO」は援交の巣窟となっており、
中年/壮年は女子中高生を、主婦層は各地の童貞をそれぞれ喰いまくっていた。
そんな時代のある日、サロニア風俗街の一角…
体毛に包まれた醜い中年デブの前に、多く見積もっても13〜4歳の少女が連れて来られた。
「グヒィ…! 上物じゃァ…」風俗街を締める中年デブは興奮しながらも、
まだあどけなさを残した娘の顔立ちに高貴な匂いを見逃さなかった。
娘は土の民の血を引く名家の出だったが、この経済破綻で身売りされたようだ。
「ヌヒヘへ…没落貴族とは哀れなもんやの〜。しかしこらたまらんで…ハァハァ」
中年の手は衣服を順に剥いていく。彼は脱がす度、その一枚一枚の香りを吸った。
とうとう薄布と下着だけの姿になった娘は、覚悟を決めた。
もともと上品な環境で育ったせいもあり きちんと性教育を受けた訳ではないが
これから自分が陵辱されるという事態は、なんとなく直感でわかる。
いつか友人が言っていた。男性はいつも女性を求めるものだと。
いい中年が なぜ自分のような子供に興奮するのかはあまり理解できなかったが、
これで両親や弟が救われるのなら…そう言い聞かせた。
(つづく)
>>782
b(・∀・)d
789アーロン×リュック:02/08/05 23:38 ID:???
「ねぇ」
「・・・・何だ」
「アタシ達ってさ・・・その・・・こうなってから結構経つよね」
「?・・・・・そうだな」

刀を振り下ろすアーロンをじっと見つめていたリュックが、突然そんな事を口にする。

飛空挺が移動手段になってからの一行の旅は、大分楽なものになっていた。
魔物に遭遇する心配も無く、的は最終目的に絞るだけでよかった。
その為、移動時間はそれぞれが個々の時間を楽しむ余裕も生まれていた。
ついさっきもティーダとユウナが連れだってドックに走って行く姿を見た。
この二人は公然の仲で、最近では更にオープンに恋愛を楽しんでいる様だった。
翻って・・・・・そんな比較的のんびりしたムードの中でも、
この頑固でカタブツの35歳(とてもそうは見えないが)は、『鍛錬』と称した、日々の訓練を忘れない。
リュックはほんの少しユウナ達が羨ましかった。
(ま、こんなトコがおっちゃんらしいんだけど、ね)
リュックの質問(?)も、聞いているやら、いないやら。刀を振るその手は休む事も無く。

「おっちゃん!!」
「だから何だ!聞こえている。」

思わず声を荒げるアーロン。しかしリュックも負けてはいない。
「『聞こえてる』じゃなくて、ちゃんと『聞いて』よ〜!!」
さすがのアーロンも、横でぎゃあぎゃあと騒ぐ15の娘のあまりの騒音に動きを止めた。
鬱陶しげに溜息をつくと、鳶色の隻眼を細め、こっちを睨む。

「・・・聞いてやるから、さっさと言え。」

そのリアクションに、リュックはパクパクと口を動かした。
信じられない。
これが、3ヶ月前に愛の告白(!)をして来た男の取る態度だろうか。
甘い口づけをくれた、あの日のアーロンは一体何処へ!?
(くやし〜〜〜〜い・・・)
悲しくなって来た。おっちゃんはもうアタシの事嫌いになったんだ・・・。
そりゃそうだよね・・・アタシなんてただの子供だし。
みるみる内にそのエメラルドの大きな瞳が潤んでゆく。
>>789
クールなアーロン萌え
107氏のアーロン×リュックとは違った良さがありそう
791789:02/08/06 00:19 ID:???
>>790
早速・・・ありがとうございます。
でもアーロン氏、この後激甘になる・・・・予定、かも?
起きていらしたらお付き合い下さい。
792789:02/08/06 00:31 ID:???
「おい。」
しまった、とアーロンが気付いた時には既に遅かった。
ぷう、と膨らませた頬を、不覚にも涙が伝う。
「・・・・悪かった。」
そっと涙を掬ってやる。
「もう・・・アタシの事、好きじゃなくなっちゃった?」
そんなつもりでは決して無かったものの、
自分の娘と言ってもおかしくないこの少女を傷付けた事は間違い無かった。
「そんな事は、ない。」
それだけ言うと、逞しいその胸の中にリュックを抱いてやった。
「・・・そんなら、いいや。」
てへ、と笑うリュックが、堪らなく愛おしく思え、抱いた腕に力を込める。
「・・・・・・で、ね?」
「うん?」
今度は幾分気を遣い、優しく言葉を返す。
「アタシさ、そろそろおっちゃんときちんと愛し合いたい。もっと、近くに感じたい。」
「・・・・俺達は今でも十分愛し合っている。違うのか?」

駄目だ、このおっちゃんは。
自分はクサイ台詞吐きまくりのクセに、
こっちがちょっとでもヒネッタ文学的(?)表現を用いると、途端にニブさ爆発。
「そーーーーじゃなくてぇ!」
「?・・・何が言いたいのか分からん。」
訝しげに片眉を上げる。
もうアッタマ来た。
「アタシ、おっちゃんに抱かれたい!せっくすしたいって言ってんのーーー!」
793792:02/08/06 01:20 ID:???
途端、アーロンの顔は耳まで真っ赤に染まった。
言った本人が驚いた。こんな表情を見るのは初めてだ。
唯我独尊・態度劣悪な普段の彼からは想像もつかぬ焦慌ぶり。
しかし、驚いて目をまんまるにして見上げているリュックの視線を感じ取ると、
すぐさま・・・・いささか不自然でもあったが、一つ咳払いをし、普段の表情に戻った。

「何を言い出すかと思えば・・・」
溜息混じりでアーロンが言う。
「だって・・・・」
「見事に先回り、か」
「え?」
ふっ、と口の端に笑みを浮かべると、
「俺も・・・考えてはいた。だが、お前はまだ若いし、きっかけも無かったしな。」
「・・・・きっかけ、作ったよ。これじゃ・・・・ダメ?」
どうしてこう、いちいち可愛らしい仕草をするのか。
思わずその愛くるしい唇に口づけを落とす。
「・・・・いいんだな?」
−−−とくん、と心臓が鳴る。
自分から言ったには違いないが、やはり少し・・・怖い。
(でも、ずっと待ってたんだよ・・・)
ギュっと目を閉じて頷いてみせる。

「・・・よし。」
794793:02/08/06 01:22 ID:???
言うが早いか、アーロンはひょい、と細い体を抱き上げた。
「・・・え?え?」
表情も変えず、そのままズンズンと歩いて行く。
向かっている先は間違い無く・・・アーロンの部屋だった。
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよーーー!!」
「何だ、どうした。」
「どうしたって・・・・まさか今すぐ!?」
「そうだ。」
そんな味も素っ気も無い顔でしれっと言うか?普通!
リュックは完全にパニック状態。
普段は信じられない位鈍感なくせに、一旦決めたら何故こうも行動が素早いのか。
「とっ・・・とにかく降ろしてよぉ〜!!!!!」

「一体どうしたと言うんだ。」
眉をひそめ、不服の表情も露なアーロン。
僧兵として長きに渡り禁欲生活を強いられ、更に自身も認めるカタブツ35歳に、
『乙女の気持ち』なんて物を理解出来る筈も無かった。
「どうしたもこうしたも、まだ真っ昼間だよ!?」
「不都合でもあるのか?」
ダメだ、こりゃ。
「ア・タ・シ・は・夜じゃなきゃイヤなの〜!」
指を突き付け、抗議する。
「・・・・・・仕方が無いな。」
ふうっと息を吐き、リュックの頭をかしかしと撫でる。
「では、後でな。」
それだけ言うと踵を返し、中断した訓練に戻って行った。
(;´Д`)ハァハァ
ティファーユフィー
(;´Д`)ハァハァ
796794:02/08/06 02:43 ID:???
「なぁリュック〜、どうしたんだ?」
「イヤだ、全然手ェ付けてないじゃない」
夕食時、リュックは心ここに在らず、だった。
しきりに皆が心配そうに寄って来るが、それどころではないのだ。
(アタシ、今夜、おっちゃんに・・・)
(アタシ、ついにおっちゃんと・・・)
(○○○で×××!!!???)
妄想で頭がぐるぐる状態のリュックを見て、皆が顔を見合わせる。
「変だよ、なあ」
その向こうに、自分は全く関係無いという様な涼しげな表情のアーロンが居た。

「具合が悪いのなら、ポーション使って早く休みなさい」
姉の様な口調でルールーが告げる。
「はいはい、みんなもよ。リュックは疲れてるの。食事を終えたら各自部屋に戻る!」
パンパンと手を叩いて皆を促す。
ホントにそうなら有り難い心遣いだったが、いかんせん、今日は事情が違っていた。
(ひゃあ〜、頼むよ、ルールー・・・あッほらほら、おっちゃんこっちに来るよぉ〜)
遠くに座っていたアーロンが、真っ直ぐこちらへ向かって来る。
そして。
「飯を食ったらシャワーを浴びて、俺の部屋で待っていろ。」
耳元でさっと告げると、そのままの速度でズカズカと歩いて行った。
アロリュー!
自分的には792あたりの「もうあたしのこと嫌いになっちゃった?」っていう
涙目のリュックに激萌え。カワイイー(´Д`)ハアハア
798796:02/08/06 09:53 ID:???
おっちゃんの部屋に来てる。
自分の部屋に誰かが入る事を好まない人だったけど、
こういう関係(ちゅうまでだけど)になってからは、それも許された。
おっちゃんが使ってる馬鹿でかい剣を、一度持ってみたくて持ち上げたものの、
余りの重さに重心が取れず、よろけた丁度その時おっちゃんが部屋に帰って来て
危うくおっちゃんをバッサリやりそうになった事もある。
(・・・あの時は怒られたな・・・へへへ)

そんな事を思い出しながら。
でも今夜はそんなおフザケは通用しない。今夜のおっちゃんは、きっとマジだ。
そう思うとカッと体が熱くなった。
その時。
Σガチャ、とドアが開く音。
リュックは緊張の余り、ピキン!と固まってしまった。
「フッ・・・・・居た、か。」
「・・・・・・そりゃ、居るよ。・・・約束だもん・・・・・・。」
やっとの思いで小さく呟く。
「逃げ出すんじゃないかと思っていたがな。」
普段の重装を解いた、着流し一枚の姿。
アーロンもシャワーを浴びて来たのであろう、濡れたままの髪から雫が落ちている。
いつもと違う何だか艶っぽいその姿に、リュックの目は☆チカチカ☆。
「さて・・・。」
次の瞬間には、リュックの背中と膝の裏に手が掛けられた。
いわゆる『お姫様だっこ』である。
「おっちゃん、待って・・・待って。」
「もう、待てん。」
そうとだけ答えると、ベッドまでそのまま運び、シーツの上に少女を落とした。
軽く華奢な少女の体が、2,3度ベッドの上で踊る。
799796:02/08/06 09:56 ID:???
ギシ・・・・・
ベッドが軋む。アーロンが、近づく。
「おっちゃん!!」
思いもよらず出てしまった突拍子もない声に、赤くなる。
「・・・待てんと言った筈だ。」
「ち・・・違うの!!アタシ・・・ッ」
「問答無用だ。」
「アタシっ、初めてなんだよおぉ〜(´д`)」
余りの不安に、情けない声になる。
その声に一瞬キョン、としたアーロンだったが、フッと微笑んだ。
「・・・・分かっている。」
首筋にフワッと唇を寄せる、アーロン。
緊張と不安が頂点に達し、本当に逃げ出したい気分。
今更やめるなんて、そんな事出来る訳が無い。
(あんなこと言わなきゃ良かったよぉ・・・)
アーロンの熱い吐息が耳元で聞こえる。
「ね、・・・ね、初めての時って、やっぱり痛いのかなぁ」
「・・・一般には、そう言うがな。」
「そ・・そ、か・・・。あ・・・おっちゃんが相手でも!?」
「・・・俺は女じゃない。そんな事は分からん。」
「え・・・でも、でも・・・・」
「―――リュック!」
(ひ〜怒られる・・・・!やっぱ喋り過ぎだって・・・。)
しかし、はぁ・・・と溜息はついているものの、真剣な眼差しがそこにあった。
「リュック。俺は神様じゃ無いんだ。痛みを無くす事など出来ん。
出来るだけ痛くしない様に努力はするが、それにはお前の協力も必要なんだ。分かるな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・うん。」
「優しく抱いてやる。だからお前は出来る限り恐怖を捨てろ。全てを俺に預けるんだ、いいな。」
「・・・・・・・・・・・わかった。 (クサッ) 」
800799:02/08/06 09:58 ID:???
もう、覚悟決めなきゃ。
今のリュックに出来る、最大の感情表現。
アーロンの首に自ら腕を絡ませ、その唇にちゅうをしてみせる。
そんな精一杯の姿に目を細め、アーロンはフッと微笑む。
そして返されたのは・・・・・・・・・
しっとりと包み込む様な、大人の口づけ。
甘い、甘い、甘いその口づけに軽い眩暈を覚えながら、
必死で大人の男の愛を受け入れる為に頑張る。
すると、わずかに開いた唇の間から突然、
生暖かでぬめりのある物が口の中へと滑り込んで来た。
と、次の瞬間。

Σガリッ!!

「・・・・・・っつ・・・・・・」
アーロンは、舌先に走った鋭い刺激に思わず呻き声を上げ、唇を離した。
 口の中に広がる僅かな血の味に眉を顰める。
アーロンの舌に、血が滲んだ。
眼下はリュックが、当惑した瞳でこちらを見上げている。
「!!ご・・・ごめ・・・!!」
必死でおっちゃんのキスが嫌な訳じゃないんだ、
ただ、舌が入って来るなんて初めてでびっくりして・・・と弁解する。
いつも何かをやらかしては、怒号を浴びせられて来た。
こんな大事な場面で・・・。リュックは内心、ビクビクだった。だが。

「構わん。」

優しく耳朶を噛みながら囁く。

「痛い思いをするのがお前ばかりでは不公平だからな。」
801800:02/08/06 09:59 ID:???
そう言いながら、今度はお詫びとばかりにそっと触れる様な優しい口づけの嵐。
唇に、頬に、耳に、首筋に・・・。そして。
それ程大きくないリュックの胸にも、それは降りて来た。
いつの間に脱がされていたのだろう。
あたふたしていると、アーロンの熱い掌が膨らみを捉えた。
「・・・・・・・んあっ・・・・・・」
思わず声が出る。恥ずかしくてコホン・・と嘘の咳で誤魔化す。
「恥ずかしいか?」
どんなに色恋沙汰には疎そうに見えても、やはり大人の男。
リュックの内情など、お見通しらしい。
もう抵抗出来ないのなら、せめて素直になりたかった。
「恥ずかしいよ・・・死にそうだよ・・・」
「何も恥ずかしい事はない。・・・大丈夫だ。」
子供をあやす様にポンポン、と背中を叩いて。
普段はなかなか見る事の出来ぬ優しい笑顔に、リュックの緊張も少しだけ、緩む。
しかし、熱く熱を帯びた掌からも分かる様に、
アーロンの方もその実、全く余裕など無かったのである。
ともすれば乱暴に服を破り裂き、若い肢体にむしゃぶりつきたくなる野生の衝動を、
相手が少女であり、経験皆無な事・・・
それを自分に言い聞かせながら、最後の理性を保っているだけだっだ。
アーロンカコイイ!リュックカワイイ!
激甘オッケーです。
一気に沢山うpしてくれるのも良いです
803801:02/08/06 11:48 ID:???
ありがとうございます(^^)
次回は、本日午後1時頃ウプ予定です。
804801:02/08/06 13:01 ID:???
重ねて言うが、この男、相当のカタブツである。
僧兵時代の禁欲生活・・・とは言っても、それは表向きの話で、
周りの同胞はそれなりに遊びも覚えた様で、街の女達の話題が出る事も少なくなかった。
しかし元々生真面目な性格のこの男は、俗な話を嫌い、独り、稽古に専念する事が多かった。
それ故、剣の腕は他の比ではないレベルに達し、
元来持つ洞察の鋭さ・如何なる時にも取り乱さぬ冷静さも手伝い、
二十歳そこそこでの異例の出世となったのである。
が、すぐにそれは仇となった。その後上官の娘との縁談を拒絶し、
完全に出世の道から外れてしまったのだ。
更に加えるなら、鍛え上げ、逞しい肉体の割に端整な顔立ちを持つ彼は、
僧兵時代から男と言わず女と言わず、言い寄られる事も多かった。
全く経験が無かったという訳ではないが、アーロンはそれらを頑なに拒み続けた。
(そんな態度がまたそそる、などと噂になっていた事など、本人は知る由も無いが)
いわば自分で望んでそうして来たのだ。
だが。

永く性交渉など持つ事も無く、そういった感情を一切殺して来た彼も、やはり漢。
恥じらい、震えながらも体を開いて来る姿を目の前に、ついに封印は破られた。
このまま熱い欲望に任せ、走りたくなる。
805804:02/08/06 13:03 ID:???
「ん・・・・はぁっ・・・・」
胸の膨らみをと揉みしだくと、少女は体をよじらせ、吐息を漏らす。
首筋に舌を這わせる。やがてゆっくりと降りて来るアーロンの愛撫。
薄いピンク色の小さな蕾を、アーロンの舌が捉える。
瞬間、ビクン、と少女の肩が踊った。
「・・・・っヤ」
僅かに抵抗してみせるが、男はそれを許さない。
啄ばむ様に、また味わう様に、
ゆっくりゆっくりとアーロンの舌は敏感に反応する蕾を愛でる。
初めての、感覚。頭が真っ白になる。
流されてしまいそうな快楽の波に、リュックはギュッと目を瞑り、耐える。
ピチャピチャと恥ずかしい音が部屋に響き、リュックの羞恥心を残酷なまでに煽る。

尚も続けられる愛撫に、リュックは堪らず声をあげる。
「んね・・・・、アタシのおっぱい・・ちっちゃくてガッカリしたでしょ」
アーロンは一瞬こちらに目を向けたが、すぐにリュックの胸に沈んだ。
「そんな事は無い。・・・・・・・綺麗だ。」
(綺麗・・・・キレイだって。おっちゃんがアタシの事を・・・。)
恥ずかしいのと嬉しいのとで、頭の中がグチャグチャになる。
ぼーっと浸っていると、すっ・・・・と下腹部に手が伸びた。
「!!!」
反射的に全身を強張らせる。
「あっ・・・もうソコ・・・触る・・・の? 何か、ペース速いよ、おっちゃん・・・」
「・・・初めてなら十分濡らさないと、痛いぞ。」
覚悟は決めたものの、『痛い』という言葉に恐怖が走る。
(でも、大好きなおっちゃんだよ・・・)
コクン、と小さく頷くのを確認すると、アーロンは更に奥へと指を滑らせた。
806805:02/08/06 13:04 ID:???
「や・・・・・あ・・あ!!」
無骨だが優しいその指が、誰にも見せた事の無い秘部に触れた。
自分では分からなかったが、既に花弁は十分な程の蜜で溢れていた。
「ああ・・・・」
アーロンがくぐもった声を出す。
初めて漏れたアーロンの甘い吐息が余りにも官能的で、
今度は自分でもジュン・・と濡れてしまうのが分かった。
(カッコよくて、渋くて、色っぽいなんて、そんなのアリ?)
アーロンは濡れそぼる花園をその指で確認すると、
満足気に・・・そして幾分意地悪な笑みを唇の端に浮かべた。

「感じているんだな。」

「!!!」

唐突なその言葉に、首まで真っ赤に反応する。

「お前のこんな表情を他の連中が見たら、きっと驚いて腰を抜かすな」

絶対わざと言ってる。恥ずかしいよ、そんな事言わないで。
「しかしな・・・・・。」
いきなりクイッと足を持ち上げられる。
「え・・・な・何す・・・」
アーロンの頭がシーツの中に潜ってゆく。
「ちょ・・・待って!それだけは・・・嫌だぁっっ!!」
けれどもその願いは聞き届けられなかった。
「馬鹿・・・濡れ過ぎだ。綺麗にしてやるから、待っていろ。」

「・・・はうっ!!!!」
807806:02/08/06 13:49 ID:???
はぁ〜っ、もう800超えたんですね。
なかなかまとまらず、長くなってしまいそうです。(汗
占領しちゃって申し訳ない・・・。スマソ。m(__)m
続きはまた今夜・・・・・。
アーリュ(・∀・)イイ!!
萌え萌えです、ありがとう♪
今宵を楽しみにしていますね♪
アーリュいいですよ本当!純な感じがたまりません
アーリュにメチャ萌え萌えェェェ!!!!
V(´▽`v))) 名作ハケーン!
811806:02/08/06 19:23 ID:???
刹那、電流が走った。
アーロンの唇が、リュックの最も敏感な部分に吸い付く。
「ヤ・・・・ヤメ・・・・・」
クチュクチュと淫靡な音を立てながら、
アーロンは上へ下へ、丁寧に舐め上げる。
まるで生き物の様に蠢くアーロンの舌。
全くの処女であるリュックには果てしない衝撃だった。
まだ甘い恋愛を夢見る年頃の少女に、この行為は酷く強引な物に見えた。
しかし。
「あ・・ああああ・・・・・・」
つま先がジンジンと痺れている。
消えちゃいたい位恥ずかしいのに、切なさで胸がいっぱいになる。
これがよく聞く、『オンナノヨロコビ』ってヤツ・・・・?
時々下から「ああ・・・」と聞こえて来る、吐息混じりの官能的な声。
背中がゾクゾクする。駄目だ・・・この声には、弱いみたい。
(おっちゃんも、アタシで感じてくれてるんだね・・・・)
もう、何も考えられない。

アーロンは、甘い蜜を十二分に堪能すると、唇をそっと離した。
行っちゃイヤ、とでも言いたげに名残惜しそうに引かれる透明の糸。
けれどもアーロン自身、これ以上は無理だった。
着流しの下では、限界まで猛々しく立ちあがったアーロンの雄。
痛みを感じる程の感覚に、アーロンは顔を顰めた。
薄明かりの中、リュックの目にもそれはおぼろげに映った。
かぁっと顔が赤くなる。
勿論リュックにとって、そんな状態の男の身体を見るのは初めての経験であったが、
アーロンが自分一人だけを求めてその部分を熱くしているのだと考えると嬉しかった。
812806:02/08/06 19:24 ID:???
「限界、だ・・・。」

大きな体がリュックの上にのしかかる。
頭を両手で抱え、この上無く熱い口づけを絡ませる。
驚いたリュックが顔を背けようと動くが、相手は伝説のガード。
押さえ込まれては、身動きなど出来る筈がない。
「ま・・・・・・って・・・・」
「駄目だ、許さん。」
熱い息を吐くと、興奮しきった下半身をリュックのそれにあてがう。
「あ・・・・・・・・・・・!!」
ひくひくとリュックの入口が悶える。
それは快感のせいではなく、緊張のせいであったのだが、
更にアーロンに火を点けるには十分な動きだった。
「覚悟はいいな。」
そして体重に任せてゆっくりとリュックの中に挿入してゆく。
「・・・・あああああっっっっ!!!!」
身を裂く様な激痛に耐え切れず、大声を張り上げる。
一瞬、アーロンの動きが止まる。
「痛い・・・・痛すぎるよ・・・」
「・・・すぐに慣れる、力を抜け。」
涙を堪え、言われるままにふっと力を抜いたリュックであったが、
更にアーロンが腰を進めようとしたその瞬間。
「・・・・・・・・・・・・・・!!!!!」
またもや鋭い痛みが走る。

「う・・・・・・・・・・」
知らずに涙が零れていた。
油汗をびっしょり掻き、余りの痛みに顔が真っ青になっている。
それを見遣ったアーロンは、急に居たたまれない気分になった。

「・・・・・・やめるか?」
813812:02/08/06 19:25 ID:???
唐突な問いに、顔を上げてアーロンを見上げた。
心配そうな顔で、こちらをじっと見つめている。
恐らく女であるリュックより、今、欲望を押さえられないのは彼の方の筈。
それでも体を気遣う優しさに、リュックは少なからず感動していた。

こんな所でやめられない。こっちから誘っておいて、それは余りに申し訳無い。
リュックは頭をブンブンと振り、
「イヤ。続けて。おっちゃんとひとつになりたいの!!」
それを見たアーロンは、愛しげに目を細め、リュックの唇を優しく覆った。
「・・・・無理は、するなよ。」
「だいじょぶ・・・・。」
アーロンはハアっと深く息を吸った。
「ゆっくり・・・入れるからな。」
こくこくと頷くリュック。

ズ・・・・・・・・・・ッ。

やはり痛みは変わらず襲って来る。
腕を握る手に、つい力が入ってしまう。
アーロンの腕に、リュックの爪が食い込んだ。
「ごめん・・・ごめんね・・・!!」
「構わん!引きちぎるつもりで握っていろ。」
リュックが後ずさる為、どんどん上へ移動してしまう。
アーロンは、ベッドの枠にぶつからない様、頭の後ろに手を添え、守ってやる。
そんな心遣いが嬉しかった。どうしても答えたかった。
「いいよ・・・もう、一気に来て。」
「しかし・・・」
「お願い!!!」
涙目で訴える。
アーロンは無言で頷くと、一旦目を閉じ、見開いた。

「行くぞ。」
アーロンすげーやさしいな・・・。 カナリ(・∀・)イイ!!
アーリュ続き待ってました!
頑張って下さい
初めてアーリュ読んだけどとっても(・∀・)イイ!

(´Д`)ハァハァ
ハマりそうでつ。
次回も楽しみにしてるyo!
817推力:02/08/06 21:26 ID:???
間を縫うようにしてアプ。
818782:02/08/06 21:27 ID:???
「あのさ…キ…キス…ってさ…」
 ユフィは気が付くと、そう口にしていた。
 なんとなくそういう気分になった…としか、言いようが無い。

 ティファの指があんまりにも優しかったから。

 ティファの顔があんまりにもそばにあったから。

 目がとろんとして、視界に霞みがかかったような気がした。
 自分でも何を言ってるのかわからない。
 葛藤していた。
『どうしちゃったんだアタシは…』

 まさか、ティファにキスしてみたい…なんて!

「え?なに?キス?」
「あ、いや…その…アタシ、その、まだしたこと無くてさ」
「ええっ?」
「いや、その、だから、け、経験はあるんだ!当たり前だろ?!」

 子供の頃飼ってた犬の“疾風丸”(ハヤテマル)が相手だけど。

「その…だから…き、きもちいいキスってゆーの?するだけで頭くらくらきちゃうみたいな…ティ、ティファなら経験あるかなぁ…って」
「…まあ…ある…かな…?」
 ティファは目をパチパチと瞬かせると、少し寂しそうに言った。
「…ズイブン自信無さげじゃん」
「だって…」
 気持ち良いキスは何度もあったけれど、本当に心から好きと思えた相手とのキスは、無い。
 …無かった。
 それはやはり、寂しい…。
819818:02/08/06 21:28 ID:???
「…してみる?」
 ティファは、なんとなくその場の雰囲気から言ってみた。
 途端、ユフィの目がいっぱいに開かれる。
「ええええええええええっっ!??」
 正直ティファは

 マズった!

 と、思った。
「あっ…だっ…イヤならいいの。別に、そのっ、ちょっと言ってみただけだから」
「してみる」
「そうよね。やっぱり女同士じゃ…え?」
「…なに?」
「………」
 まじまじとユフィの顔を見る。
 不機嫌そうに唇を突き出して、真っ赤になってた。
「な、何事も経験だろ?だったら、まあ、いいかな…って思っただけ」
「そう…」
「…なんだよ。するなら早くしてよ」
「あ…うん…じゃあ…………するね?」
「うん」
 いつもこれくらい素直ならなぁ…と、きっと他のメンバーの誰もが思ってしまうくらい素直に、ユフィは“きゅっ”と目を閉じた。
 一重の瞼(まぶた)がふるふると震えている。
 ちょこんとした可愛らしい鼻の下には、すっすらと産毛が生えているのが見えた。
 眉も元気なまま、キリリと濃い。
 適度に焼けた肌は、ピチピチとした張りと若さに満ちている。
 まだ、顔の無駄毛を剃ったりスキンケアに気をつけたり…なんて事とは、まるっきり無縁なのだ。
 恋愛もセックスも…いや、キスすらも知らず、野山を駈け回るのが一番楽しい時期のやんちゃな男の子が、女の子の形をして座ってる気がした。
 ティファは…たぶんこの時初めて、ユフィを自然に、心から「可愛い」と思えた。
820819:02/08/06 21:29 ID:???
 まだ無垢なのだ。
 この子は。
「…ん…」
 両手でユフィの頬をふうわりと包み、わずかに上向かせる。
 そ…と顔を近付け、上唇だけに唇で“ちょん”と触れた。
 それだけで“ぴくん!”とユフィの体が反応する。
 “ちょん、ちょん”と、小鳥がついばむようなキスを繰り返し、舌先でユフィの下唇をちょっとだけ嘗めた。
 それから、ゆっくりと相手を慈しむようなキスをする。
 舌をユフィの口内に入れる事はせずに、唇を自在に動かし、彼女の唇だけを“食べる”。
『うわーー!!うわーー!!うわーー!!』
 未知の感覚と、それがもたらす思いもよらない快感に、ユフィの頭はすっかりパニックに陥り、戸惑い、自分がどうなってしまうのか不安で心細くて、ベッドのシーツを掴んだまま指の関節が白くなるまで握り締めた。
 “んむ…あむ…”と唇を“食べられる”たび、ピリッ…と背筋を電気が走った。
 ぶるるっ…と体が震えて、急におしっこがしたくなってムズムズして、そんな自分が恥ずかしくなって思わず泣きそうになって涙が滲(にじ)んだ。
 いつの間にか、二人の唇が離れている事にも、気付かなかった。
「ん…」
「ふう…」
 二人とも、互いの唇を離してからも、しばらく甘い余韻に浸っていた。
 ユフィはともかくティファでさえ、その心地良さに酔っていた。
 男とするのとは全く違う、優しくやわらかく心地良い感覚だったからだ。
 ふ…と、二人ともほとんど同時に目を開ける。
 照れ臭くて、どちらからともなく笑みが零れた。
「…す…ごい…あたま…まっしろ…だぁ…」
 まだユフィは“とろん”とした目をしていた。
 目に涙が滲んでいて潤み、おまけに充血して白目が赤味がかっている。
「気持ち良かった?」
「…うん…でも…またおっぱいが痛い…」
「ふふ…キスで感じちゃったんだ…」
「…しょ、しょうがないだろ?初めてだったんだから!」
 ユフィはティファの言葉にむっとして、そっぽを向き、唇を突き出して拗ねた。
821820:02/08/06 21:31 ID:???
 その仕草には、仲の良い妹が姉にするような甘えがあった。
「やっぱり初めてだったんだ」
「う…」
「…いいの?せっかくのファーストキスなのに」
「…いいよ。だってこれは練習だもん」
 ユフィの言葉に、ティファはちょっと目を見開いて、それから優しく笑った。
「じゃあ、もっと練習しなくちゃ、ね?」
「……もっと?…ど、どんな…??…」
 こくん…と喉を鳴らて、ユフィが身を乗り出す。
 好奇心に火が着いてしまったようだ。
「それはね…」
 ティファが、とろけるような微笑みを浮かべる。
 可愛くて仕方ない、やんちゃな妹を見るような…そんな微笑みだった。

 3日後、妙に仲の良いティファとユフィを見て、エアリスはなんだか仲間ハズレな気分になってしまい、拗ねてしまった彼女を苦労して二人がかりで宥(なだ)めたのは、

 また、別の話。

      ■■■ 終 ■■■
822推力:02/08/06 21:32 ID:???
以上。

…ふう。
というわけで、
これまで。
長いっす…
次回は、もっと下品で野卑な男が活躍する
性欲まるだしハァハァ系の官能小説も書いてみてくだせぃ。
>>822
乙。
今回も素晴らスィ
アーロン、最高。
 はあ、あたしも初めての相手がアーロンだったらなあ・・。
 (遠い目)
 
826813:02/08/07 01:06 ID:???
アラ・・・・ウPしようと思ったら、このスレ、サイズ限界みたい・・・。
どーしましょ。新しいスレ立てちゃってよいのかしらん?
立てられる人〜?
>822
あんたウザすぎ。
829826:02/08/07 10:01 ID:???
容量いっぱいらしいので。新スレ立てました。↓

FF官能小説スレ Part5
http://game.2ch.net/test/read.cgi/ff/1028681865/l50
830山崎渉
(^^;