15年も前の話
して良いか…?
思い出すだけで泣きそうなんで文章になるかどうか…
中三の夏休み
部活の地区大会が終わり俺達三年は引退、悠々遊べる残りの三週間ちょいをどう過ごそうか頭の中はそればかり考えてた。
……店番さえ無ければな。くそっ
俺ん家は自営業。
食い物はもちろん、下着や洗剤などの日用品・文房具・釣り道具まで何でもある、典型的な『田舎の商店』だった。田舎だから他の店もないし、まぁ客も程々に来てた。
夏休みの店番は田舎丸出しで『毎日買いに来るお客』がほとんど同じ時刻に来る。
犬を連れてスポーツ新聞と牛乳を買いに来るオッサン。アイスを買いに来る小学生。顔ぶれすらも去年と変わりがない。
こんなのがあと半月以上続くかと思うともううんざり…
ところが、ある日の夕方(普段、日没前は客が全くこない)夏休みなのにもかかわらずセーラー服姿の客が来た。
俺「いらっしゃい」
女「…」
うちの生徒とわかったが差し込む逆光で顔まではわからない。
レジから一番遠い野菜や牛乳の置いてある場所を行っては戻る…
明らかに怪しい。
(俺は一応、靴を履いた)
と、その時女がバッと出口に走った。『やっぱり!』
閉まるのだけ自動?(滑車と紐で吊った重石の)
扉が開く前にあっという間に捕まえてやった。
「お前うちの生徒ダロ!ふざけんなよボケが!」
その投げ捨てる言葉がトドメになったのか、
捕まった途端おとなしくなった。
「けんじ先輩…」
「!…え?」
「立花…」
「…」返事はもちろん無い…。
立花寛子。学校の中では成績も普通で見た目もごく普通。
図書委員同士だったので面識もあったし万引きする子では…
とりあえず逃げる気も無さそうなので
レジの裏が我が家の居間なのであがらせる。
「まず、盗ったものは出してくれよ…話はそこからだ…」
「…」
『こんなことなら、見逃してやれば良かった…』
盗んだ物を見て思った。
牛乳
下着
生理用品…
捕まえた直後の興奮状態から段々体が冷めてきたせいか、
明らかにいつもの立花とは全くもって別人の風貌だった。
見るからに洗ってない制服姿。
なんて声をかけて良いかわからないまま、
何分か経った。
俺自身、喉がカラカラだったので冷蔵庫からコーヒー牛乳を
(僕達飲むならピクニック、て覚えてる?)出して立花にも渡した。
最初は遠慮されたが「いいから」とストローを差して渡したら「ありがとう」とやっと口を開いた。
「やっとしゃべってくれたなぁ。
とりあえずもうこんなことはやんなよ。それと…」
俺は財布の中から五千円札を取り出し、
「下着400、生理用品680、牛乳180…釣りは3740…っと。」
レジに入れて釣りを出す。
袋に入れて「商品」を渡した。
「これは持ってけ。事情はわからんが必要だろ?金は…俺が貸しとく。」
「・・・・・・・・でも」
「いいから!」
そうこうしてるうちに二階から声が、そして足音も。
「けんじー、なんだいお客さんかい?」
ばーちゃんだ。
「いいから行けよ!めんどくせーから今日のことはもう忘れろ!」
俺は「商品」を無理やり持たせ、半ば追い出すかのように立花を店の外に追っ払った。
幸いなのかうちのばーちゃんは歩くのが非常に遅く、何事も無かったかのように振舞った。
夕方7時過ぎにもなると我が家の居間では近所のおっさんたちが
差し入れを持ち合って酒盛りをはじめる。
大工の棟梁・町工場の大将など皆大柄で声もでかく、俺にとっては
合間合間に聞こえる大声や笑い声が苦痛で仕方が無かった。
それを両親が気付いてくれたせいか、8畳一間の離れを中二のときに
建ててくれた。晩飯を食ってからは毎日を自由に過ごしていた。
喉が渇いたなぁ、冷蔵庫(1ドアを自分の部屋に置いてもらっていた)
も在庫切れ・・・そう思い、店から仕入れてこよう。
離れからいったん家の門を通り、店に入れば誰にも合わないで
飲み物を仕入れてくることが出来る。まぁ飲み物の2,3本ばれてたかも知れんが
「暗黙の了解」ってことだろう。
門をとおり店に入り、飲み物をもって外に出たら、そこには立花がいた。
「立花・・・もしかしてずっといたの?」
横に首を振る
「いったんちょっと離れたんだけど・・・・なんか・・・」
「うん・・・」
何が「うん」なのか判らないがなぜか返事をしてしまった。
そしてまた、二人立ったまま沈黙が流れる・・・
さすがに耐え切れないので俺のほうから切り出した。
「ちょっと部屋に来ないか?」
嫌がられるかな?と思ったが、負い目があるのかすんなり着いて来た。
明るい部屋ではやはり、立花の尋常じゃない格好が色々明確になる。
もう何日も風呂には入ってないのかも・・・
とりあえず店から持ってきたアクエリアスを渡す。
「もー今更遠慮も何もねーからよ、飲めよ。」
「・・・ありがとう。」
俺的には色々尋ねたいこともあったが中々切り出せず、テレビの音楽番組の音だけが
ずっと流れていた。
番組も終わり合間のニュースになったくらいのところで立花がやっと自分から口を開いた。
「私ね・・・」
「私…元々お母さんいないんだけど、
先月からお父さんまでいなくなっちゃって…」
先程とは違い、いつものしっかりとした口調。
父親が蒸発してしまったこと。
家にはわずかばかりのお金が置いてあったが、
それも尽きてしまったこと。
電気とガスが止められたこと。
生理が始まってしまい、
空腹でどうしようもなく、
盗みをしてしまったこと。
ごめんね
店が忙しくて
物を盗むことは悪い奴がやること。
見た目とは裏腹に陰で悪いことをやっている人だっている。
俺はずっとそう思っていた。でも俺が知っている限り立花はそのどちらでも無い。
そのギャップに困惑しながらも、俺はひとつの決断を出した。
立花を守ってあげたい。
所詮は中学3年生。出来ることなんてたかが知れている。しかも余計なお節介かもしれない。
でも俺の中に生まれた「使命感」みたいなものが俺を燃え上がらせる。
「なぁ、立花…」
「はい」
まっすぐで綺麗な目がこっちを向いた。
(『俺が守ってやるよ!』)と言いたいのに喉から声が出ない…。
(言え!早く言えよ!俺)
「そこの…ふすまあけたらユニットバスになっててトイレもシャワーもあるんだけど良かったら使ってくれよ。」
「え…でも」
「そこまで事情聞かせてもらって…風呂とか困ってるだろ?」
「ほんとにありがとう。いいの?」
「どうってことねぇよ。…心配すんな。覗かねぇからよ。」
そのとき、昼間からうつ向き気味だった、立花の顔かから、一瞬だけどわかったんだ…。
いつもの笑顔でクスッて笑ってくれたんだ。
続きを待つ漏れがいるわけだが
こうして俺と立花の調教生活が始まりました。
12 :
けんじ:2006/01/05(木) 21:46:45 ID:hx5g/VaJO
1さんありがとう
でも調教ちゃいますよ
>>12 で、さっきから張り付いて続きを気にする漏れなんだが…
ナシならナシで言ってくれるとたすかりますm(__)m
けんじとやら、
まだ前スレ残ってんだろ。
うめとけや
15 :
1:2006/01/06(金) 03:11:31 ID:hSRaJVn90
俺もつづきをまっているわけだが…
16 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:33:28 ID:0GcGw6ksO
前スレの埋め立て工事にとりかかります。
17 :
1:2006/01/07(土) 00:43:22 ID:vl58XNGq0
前スレ、埋め立て完了したとです。
>>1乙
前スレ埋め立て隊も乙。主に2人しかいなかったのがワロス。
>>12>でも調教ちゃいますよ
一瞬、調教しちゃいますよと読んでしまった俺orz
け・ん・じ!(・∀・)け・ん・じ!!
&.....マッテルヨ
けんじ〜。つ〜づ〜き〜。
どうしてこうこの板の住人は気を持たせたがるんだ。
じらし上手め!w
フェチ板だもの
けんじっちぃ〜
25 :
けんじ:2006/01/10(火) 19:58:58 ID:om3r5vTyO
「俺が…」(言え!早く言え俺)
「ん?」
「俺ん所便利屋みたいなもんだからまた来てくれて良いからさ…」「ありがとう」
まわりくどい言い回ししかできなかった。情けねえ…。
「た、立花が良かったら、泊まってってくれても良いんだけど…」
「え…」
「明かりも無い部屋でさみしーだろ?でも…、男女同じ部屋じゃ…嫌だよな…?」
「私………シャワー貸して貰うね。」
ささっと隣の風呂に行ってしまった。
しまった、いらんことまで言ってしまったか…?
とんねるずのテレビをそっちのけにベッドの上をゴロゴロのたうちまわり、気付いたら寝てしまっていた。
起きて髪の毛が逆立つ程驚くことも知らないで…
26 :
けんじ:2006/01/10(火) 20:00:57 ID:om3r5vTyO
今日はこのへんで…
ちなみに次回もみなさんにしてみれば大したことじゃ無いかもです。
27 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 00:47:54 ID:wytM48Og0
しらね
28 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 07:21:03 ID:ylMU7uUl0
とりあえず、店の商品が無くなっていたに1ペリカw
29 :
イノウエ@:2006/01/11(水) 21:55:21 ID:R90ThhRf0
昭和55年のこと
小学校4年生
クラスにいた女の子の話
名前は忘れた
苗字は井上だった
みんな「イノウエ」と呼んでいた
暗い子だった
友達と遊べない子だった
勉強もできなかった
目立たなかった
スポーツもうまくなかった
人と話さなかった
字も汚かった
黒板に出て字を書くと下手で読めなかった
休み時間も1人でポツリといた
髪の毛が脂ぎっていた
顔は吹き出物だらけだった
爪は黒かった
だから男子は特に近寄らなかった
30 :
イノウエA:2006/01/11(水) 22:07:56 ID:R90ThhRf0
イノウエの体育着は黄ばんでいた
おそらく臭っていたと思う
彼女が着た給食着(割烹着)はみんなマジックで書かれている番号を覚えていて誰も着たがらなかった
イノウエの上履きがどぶねずみ色になっていてひどかった
爪は黒ずんでいて、いつも爪をかじっていた
脂ぎった髪の毛にはフケもくっついていた
イノウエのイスにはだれも座りたがらなかった
でも悪いヤツが他のイスと交換しておいて、間違えて座った瞬間に騒いだ
廊下で井上が歩いてきた時、わざと押してイノウエに触れさせるいたずらもあった
何をされてもイノウエは黙っていた
運動会でフォークダンスのペアが廻ってきた時は最悪だった
俺はしぶしぶ触れたが、腕を組んだり手を繋いだり絶対にしないヤツもいた
31 :
イノウエB:2006/01/11(水) 22:22:49 ID:Kqequ4/x0
俺はイノウエとほとんど話すことはなかった
席も近くにならなかったし、背の高さも俺は小さめでイノウエは大きいほうから3番目だった
クラスの男子は「イノウエ菌」とか言って、「エンガチョ」みたいなことをやっていた
勿論俺も面白がってやっていた
給食の時も机の向きを変えて向かい合わせにして食べるのだが、イノウエは他の2名の女子と食べていた
子供だから、ただイノウエは「汚い子」なんだと思っていた。
32 :
イノウエC:2006/01/11(水) 22:28:54 ID:Kqequ4/x0
イノウエはいつも同じ洋服だった。
ブラウスは袖口が黒ずんでいて襟元もくたっとなっていた
ブラウスでなければ黄ばんだ体育着のシャツだった
上はブラウスか体育着かやはり黄色の洗い過ぎて絵が見えないシャツのどれかだった
下はジャージか紺の吊りスカートかブルマだった
あとは紺のズボンを持っていて動物のアップリケが膝当てで付いていた
ジャージの膝はほとんど穴が開きそうだった
周囲の女子が着ていた花柄のシャツやトレーナーやジーンズは見ることがなかった
体育着は本当に黄ばんでいておしっこをかけたように汚かった
男子でも汚れた体育着は着ていたけど女子であんなのはいなかった
よくあんなものを着ていたと思う
きたきたきた
34 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 00:37:44 ID:cB7BsmQ10
期待できるけど、
なんでプロジェクトXみたいな口調なの?
>>34 ○○が〜○○に〜出会った〜〜〜
のほうがいいのか?w
36 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 01:07:50 ID:dM5gyrPS0
キン肉マン2世みながらつづきをまってるよ
アトム
バイト先のコンビニに来る女子中学生の子が気になります。
早朝6時ころに、新聞配達帰りっぽい感じで、自転車で店に
現れます。
月1回くらいの確率で、自分のシフトの日に当たります。
ここ半年くらい見かけています。
近所の中学校のジャージで、たぶん2〜3年生です。夕方
とかに来る、今時っぽい子たちとは明らかに違って、苦労
してるなって感じが明らかです。
ジャージはひざが抜けてて、身体が当たる部分の汚れ、
袖口の汚れがすごいです。名前の刺繍がなぜか抜いて
あって、ほつれているので、苗字がわかりません。
髪型は肩につくかつかないかの長さで、くせが強く、脂っぽい
です。顔は色白ですが、吹き出物が酷く、お世辞にも可愛い
とはいえません。体形も太めです。
いつも本のコーナーの前で30分ほど、女の子が読むマンガ
雑誌をしゃがんで読みふけってから帰ります。
後ろを通ると、明らかに臭いです。汗というか体臭というか、
思春期っぽいにおいです。
彼女が来た日は、自分を律するのに必死です。
40 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 03:11:12 ID:8cWGKuq80
っつか
け〜〜ん〜〜〜じ〜〜〜
学生の時、アパートの隣に住んでたのが、
八畳一間に病気で寝たきりに近いお母さんと高齢のお婆さんと、中学生の娘さんという一家。
とにかくちっちゃくて痩せてて、ちゃんと食べてるのかなって感じの女の子。
けど明るくて、元気に挨拶とかしてくれて。なんとなく仲良くなった。
学校終わったら真っ直ぐ帰ってきて、お母さんお婆さんの身の回りのことやってた。
収入が生活保護しかない状態で、生活はかなり切りつめてる感じだった。
彼女の家、テレビはあったけど冷暖房の家電は無いし、電話も無かった。
制服以外の服二着しか持ってなかったし、いつも制服のスカートだった。
髪もシャンプー使わず石鹸だったみたいだし、自分で切ってた。
彼女の家の事知ると同情みたいな感情わいてきたけど、なるべく普通に接した。
だんだん親しくなると土日の休みとか俺の部屋に遊びに来るようになって、
宿題見たげたり一緒にゲームしたり、そんな時は笑ったりちょっと怒ったり、ホントにフツーの女の子だった。
けど、ある日バイトから帰ってみるとドアの前で待ってて「○日に絶対返すから千円かしてください」って。
何か様子が変だったから「どうしたの?」って聞いたら顔真っ赤にして、
「…生理始まっちゃったけど、ナプキン無くなっちゃったから…あは。」
聞いたこと物凄い後悔したし自分責めたよ…。
42 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 05:31:26 ID:8cWGKuq80
(´;ω;`) ウゥッ
43 :
イノウエD:2006/01/15(日) 09:52:20 ID:A0Au5CBS0
その頃教室の席は2人ずつ机をくっつけてならべていた。
イノウエの隣にも男子がいるのだが、イノウエと席をくっつけるのが嫌だから少し離してあった。
掃除の時に机を動かし、わざとそいつの机をくっつけたりするのだが、朝には大きく離れていた。
自分の筆箱が見当たらなくなりどこにあるかと思ったら、イノウエの机の中にあるといったいたずらもはやった。
体育着がないと思ったら袋ごとイノウエの机にかかっていたこともあった。
イスにかけておいたジャンバーがないと思ったらイノウエのイスにかけてあった。
俺たちはイノウエをおもちゃに遊んでいた。
でもイノウエと直接話すことはなかった。
44 :
イノウエE:2006/01/15(日) 10:01:44 ID:A0Au5CBS0
通常、このような子がクラスにいると女子が「やめなさいよ」と言ってくるもんだ。
あるいは学級会の場で議題に上がる。
そして学級委員的な女子が自分も仲良くないのに綺麗事を言って仲良くしなさいと言うもんだ。
最後に先生が何らかの判断を下す。
しかしあの時のクラスはそれがなかった。
当時はいわゆる『いじめ』という感覚はなくてあくまでも遊びで楽しんでいるだけ。
先生も「ふざけるのはやめなさい」とか「静かにしなさい」と言う位で、喧嘩にも干渉しない。
おまけにイノウエは女子の中でも完全に孤立していて交流がほとんどなかった。
いつも一人でポツリとしていた。
2〜3人のクラスの中でおとなしく地味なタイプの女の子が遠足の時、同じ班に入れてあげていた程度。
女子の中でも嫌っていた人がいたから、男子が何をしようと口出ししなかった。
45 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 17:57:53 ID:sLCIDztfO
胃脳ゑ(゚听)イラネ
46 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 21:16:55 ID:o6ry+P0h0
俺会社が南千住から歩いて15分の靴工場に勤めてて
昨夜11時頃職安横を通りかかったら女性のホームレスが1000円くれと俺を呼ぶ
可愛そうだからあげると
しゃぶってあげるよと言われた
断るとたまには若いのをしゃぶりたいんだよ
と言われしゃぶらせてやった
40過ぎって感じだった
お礼におっぱい触ってあげたら
やっていくかいってゴムを出してきた
さすがに丁重にお断わりした
47 :
イノウエF:2006/01/15(日) 21:53:03 ID:xRbxs8Bw0
当時は小学生からして家が貧乏とかって考えたことがなかった。
ただ、イノウエは明らかに髪の毛や爪の先が不潔で、臭いと言われていた。
風呂に入らないんだろうなくらいしか考えなかった。
自分の家は風呂があったけれど、当時は銭湯に通っている子も少なくなかった。
銭湯へ行くのを待ち合わせして友達と楽しそうに遊んだ話を聞くとうらやましかったこともあった。
イノウエがどんな生活をしていてもどうでもよかった。
イノウエはただの不潔少女だとみんなが思っていた。
だからイノウエの着た給食着はみんな着たがらず、番号は忘れたが彼女の着たものはいつも誰にも着てもらうことなくぶらさがっていた。
しかしこの後でだんだんと俺はイノウエのことを興味を持つことになる。
48 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 22:24:23 ID:zhBfjvIS0
家に風呂がなくて銭湯行く金もなかったんだな・・・
49 :
1:2006/01/15(日) 22:35:06 ID:gm6VIZsN0
ていうか、けんじコォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
けんじよりも
>>41の方が神内容だと思う。
その後どうなったのか(*´д`*)ハァハァ
イノウエもう飽きたから。。
52 :
けんじ:2006/01/16(月) 15:49:03 ID:p2JcZgqAO
朝…まだ六時か…
昨日はいろいろあったよなぁ…
うぉ!!!
ベッドの下に下着上下のみの立花が寝ていた…
(どうしようどうしようどうしよう…)やたらめったに慌てていたが、
とりあえずタオルケットをかけてあげた。正直、目のやり場に困ったからだ。
シャワーで綺麗になった髪や顔。立花ってやっぱり結構かわいいよなぁ…
なんにせよ居づらいことめあって部屋をでた。
53 :
けんじ:2006/01/16(月) 15:57:28 ID:p2JcZgqAO
パンと牛乳の配送はもう来たんだなぁ、コンテナボックスが入れ替わっている。
ばーちゃんはもう店を開けている。誰も客なんて来やしないのにな。
店の入り口から入って朝飯にロールパンと紙パックのコーヒー牛乳をもらって行った。
「なんよ、目玉焼きくらいやるよー」とばーちゃんが目玉焼きを作ってくれた。
54 :
けんじ:2006/01/16(月) 16:08:55 ID:p2JcZgqAO
部屋に戻るとまだ立花は寝ていた。
その格好で起きられても俺が困るため、タンスからTシャツと短パンを出して置いた。
「立花、立花…起きなよ…。」
「けんじせんぱ…ひゃっ!」
「こ、こ、これ来てくれよ。」
立花も、あたふたしながら着替えてちゃぶ台座った。
「ま、まあ朝飯でも食おうぜ」
ネタっぽくなってきた
ネタでもいい
ワクテカしてまってます。
とりあえずどちらさんも一度書き出した話は完結するまでやめないでくれよな
ってか、立花は整理中なのに下着一枚だと何かとヤバそうな気が
59 :
41:2006/01/16(月) 20:27:22 ID:jZmLJhPu0
>>50 少しだけ続き書かせて貰います。
千円と言われたけど千円札が無いと言い張って五千円札押しつけた。
夜の八時くらいだったけど、多分コンビニ行ってすぐ戻ってきて、
「残りは○日まで待ってください」って、四千円返しに来た。
返さなくていいよ、なんて言える感じでもなくて。黙って頷いた。
お母さん達には内緒にって言われはしたけど、お母さんはやっぱり気がついてたみたいで。
次の日、体調よかったのか朝ゴミ出ししてるお母さん会った。
「…お世話になってしまって。」って、何度も何度も頭下げて。十八のガキだった俺に。
「俺も色々教えて持ってますから。お互い様ですよ。」
実際ゴミ出しとか分別とかやった事無くて、適当詰め込んで出してたら駄目出しされたりした。
全く知らない街なので銀行やらスーパーやらの場所も一通り教えて貰った。
友人知人の全くいない街だったので、彼女に教えて貰って凄く助かった。そんな事を話したと思う。
お母さんはやっと少し微笑んでくれて「また遊んでやって下さい」ってまた頭下げて。
立ち話してると、制服姿の彼女が鞄持って降りてきた。
「おはようございます!」って元気な挨拶してくれた。いつもの彼女だった。
「あれ、まだ早くない?」「今日、日直なんです。」短い会話かわして、送り出した。
「…よく笑うようになってくれたんですよ。」
お母さんが、嬉しそうに言って、また頭下げた。
貸した千円は、ちゃんと言った日に返ってきた。
「あは。ホント助かりました。」恥ずかしそうにそう言って、笑った。
えぇ話やがな(;´Д`)
たった1000円の為に、同級生のチ○コしゃぶっていたなんて……
たった1000のためにガンディーヌのおうさまに。。。
「四つん這いになれ」 「なれば千円貸していただけるんですね」
汚い話だなあ
彼女が苦しみ続けているのは
彼女の腐りかけた肉体とわずかに残った残留思念だけ。
彼女の魂はすでに天に昇って浄化されてますよ・・・
67 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 09:34:07 ID:uWENR0lM0
中学の時、同じクラスに不良系の女子がいた。
当時、皆が膝下丈のスカートなのにミニスカート改造したり、
夏祭りの日には変な特攻服みたいなの派手な格好をして仲間と踊っていた。
水商売の母親と二人暮らしだったが、羽振りが良い生活しているように見えた。
でもその娘は中3に進級した頃を境に生活が苦しくなったのか急に地味になった。
不良グループからも外れ、いじめを受けるようにもなっていた。
脱色していた髪を黒く染めた後は、カットする金も無いのか、長く伸びていてポニーテールにしていた。
普通の女子と同様、普段は学校ジャージだったが、相当ぼろぼろだった。
ジャージの下に着る体操服も、夏の体育や掃除でジャージを脱ぐと相当黄ばんでいた。
中3の夏休み、俺は地元でも評判のボロイ長屋が立ち並ぶ一角を通った。
廃車置場の隣にある、トイレ共同、風呂なしのうらぶれた平屋群。
そこで彼女は体操服ブルマ姿で洗濯したジャージを物干し竿に掛けていた。
俺はその姿に萌えてしまったが、彼女は俺を見つけると長屋の中へ隠れてしまった。
>>59 いい話の中に萌える部分がある。これがよい。
てなわけで続ききぼん。
他にどんな会話したのかとか。しかし性格がよさそうな娘だな。気丈に振舞うなんて。
69 :
41:2006/01/22(日) 01:28:21 ID:dHU16a+k0
あの一件以来は結構自分達の事もお互い話すようになって。
「学校慣れた?」と言う俺の問いかけに答えて「あんまり居場所無いです。」
不用意に聞いた俺に普通の口調で言った時は、またやっちゃったかと。結構へこんだ。
彼女がアパートに越してきたのは小六の夏頃で、慣れる前に中学上がってまたクラス替わって。
四月に中学行き始めてもお母さん体調悪い時期で、学校休んだり途中で帰ったりで。
周囲と打ち解けるタイミングを完全に逸して、浮いてる。それ聞いてまた、へこんで。
友達とか知り合いがいなくて、寂しくて俺と接するようになったんだろうと思った。
授業すんだら真っ直ぐ家帰ってきて、洗濯とか炊事とかこなして、暇出来たらドア叩いて。
頭悪いなりに勉強しようとして手当たり次第に乱読してたから文庫本がたくさんあった。
「続き読んでもいいですか?」って、静かに小説読んでる事が多くて。
持って帰っていいよと言っても、汚したら大変だしとか言って必ず俺の部屋で読む。
飲む物とかお菓子進めても、缶一本とか一袋とかじゃ遠慮して受け取らなくて、
ボトルあけたやつ分けるとか、封切ったやつ分けるとかしてやっと食べてくれて。
それきちんとお母さんお婆さんに報告するもんだから会うたびにお礼言われて、困った。
お返しにとお母さんに色々ご馳走になった。
タイ米のチャーハンってこんなに美味い物かと驚いて、レシピ聞いたけど普通の物で。
タイ米買ってきて暫くそればっかり作って食べてたけどどうしても近づけなくて、
彼女に聞いたら「私同じに作れないから、また食べに来てください。」って返事で。
いいのかな、って思いながらも何度も食べさせて貰った。
お礼言っても「娘がお世話になってますから。」いつもそう言ってくれて。
色々気にかけてくれてて。彼女通じて何やかやと教わることも多くて。
世話になりっぱなしの状態だった。
70 :
41:2006/01/22(日) 01:28:56 ID:dHU16a+k0
そのお母さんが最近ちょっと元気ないな、とか思っていた矢先の事。
俺と彼女が学校に行ってるとき、お母さんは動けなくなった。
学校の名前を覚えていたお婆さんが、俺にも電話してくれて。病院駆けつけて。
お婆さんは救急車を呼んだが、呼ぶかどうか迷って時間がたってしまったと、謝っていた。
多臓器不全。変化に気がつかない訳がない。何で放置したのか。
医者が、叫ぶように言った言葉。おもわず怒鳴りつけそうになった。
すいませんでした。」静かにそう言った彼女の方が、俺より大人だった。
即入院。集中治療。身内を呼んでおくように。医者はそう言っただけ。
完全に思考停止して。とにかく俺の手におえる事態じゃなくなって。
困り果てて、親父に電話をした。返事は「今から行く。」それだけ。
平日の昼に仕事抜けて、一時間ちょっと高速飛ばしてきてくれた親父。
お母さんとは、俺が入居したときの挨拶で会っただけの間柄。
「お世話になったんだろ。俺がお世話になったのと同じだ。」理由はそれだけ。
親父はまだ話が出来たお母さんと、二人で少し話して。硬い顔して出てきた。
お婆さんが限界っぽかったので、親父が送っていくことになった。
彼女は残ると言ったので、俺も残る事にした。
出来る事はないけど、彼女を一人には出来ないと、俺なりに思った。
薬とか点滴とかの影響で眠ってるお母さんのベット脇にあったイスに二人で座って。
じっとお母さんの顔見てる彼女の横で、俺が泣きそうで。必死で我慢した。
彼女が泣いてないのに泣くわけにはいかなかったから、なんとか我慢できた。
71 :
41:2006/01/22(日) 01:29:31 ID:dHU16a+k0
お母さんは、入院して三日目に亡くなった。あっけなかった。
享年三十四歳で。そんなに若かったのかと思うと、全然納得がいかなかった。
葬式の手配とか役所でやる手続きとか、そんな物もやらなくちゃならないけど、
お婆さんも混乱してて、俺も彼女も、やった事もなくて戸惑って。
また親父に電話をした。「そうか。」それだけ言って、また来てくれて。
半泣きで礼を言ったらビンタが飛んできた。「あの子の前でその面するなよ」と。
親父は、色々な事を一つ一つ処理していってくれた。頼もしかった。
葬式、火葬。現実味が無いまま淡々と進んでいって。
お骨になったお母さん見ても、まだ全然、これ何かの間違いだろって感じで。
お婆さんは、赤い目して口引き結んで。それでもしっかり背筋伸ばしてて。
彼女は涙をみせなかったけど、表情無くしてて。ずっと俺の手、痛いくらい握ってて。
時々、彼女に視線落とした俺と目があって。小さく頷いて。
全部の事が済むと、親父は俺達アパートに送って、仕事の為にすぐ帰って。
俺は一人、自分の部屋でただ座ってた。呆然と。頭が全然、動かなかった。
夜中になって、彼女がドア叩いた。Tシャツ、ジャージ姿。すぐ部屋に入れた。
彼女は着たままだった俺の喪服掴んで。それでもまだ笑顔作ってて。
「あは。やっぱ、おばーちゃんの前じゃ、泣いちゃ駄目かなって。」
ぼろぼろ、涙こぼして。顔、胸にくっつけて。
「お、お、おにーちゃんなら、ちょっとなら、許して、くれる、かな、って。」
やっと、声あげて泣いた。泣いてくれた。これで俺も泣いていいと思った。
結局俺のした事は、一緒に泣いた事。それだけ。情けなかった。
。・゚・(ノД`)・゚・。
やべ…
マジ泣いた
ドラマとか見てもほとんど泣かないのに
全米が泣いた。
マジ泣いた。゚(゚´Д`゚)゚。
まさか この板で泣くとはおもわんかった
>>41さん
情けねーなんてねーよぉ
むちゃかくいよぉ
77 :
イノウエG:2006/01/22(日) 12:32:01 ID:Lis+omKZ0
秋の運動会があった。
親が自分の子供があまりのも汚い体育着を着ているのが恥ずかしいからそれなりに洗濯したものを着たものだ。
そんな中で今でも覚えているが、イノウエはボロ雑巾のような黄ばんだ体育着を着ていた。
夏から全然洗っていないのではないかと思えた。
おそらく異臭を放っていただろう。
昼は親と一緒にビニールシートに集まって食べるのだが、イノウエの親は着ていなかったのか1人でぽつんとパンをかじっていたのを覚えている。
日曜日だからどちらかの親は都合をつけてくるし、お産とか親がどうしても来れない家もおばあちゃんなどが応援してくれたものだった。
それでも一人の時はあらかじめ親同士でお願いしておいて、友達の家に混ぜてもらったものだ。
イノウエは一人児童のイス席でパンをかじっていた。
78 :
イノウエH:2006/01/22(日) 12:37:07 ID:Lis+omKZ0
午後の種目で忘れもしないフォークダンスがあった。
男女が2列輪になってペアで手をたたきあったり腕組んで一回りして横にずれるといったお決まりのパターンだった。
みんなイノウエと腕を組みたくないので練習の時は組んだフリをして逃れていた。
最後の部分はちょっと時間が長く音楽が終わる時に2人で手を繋いで上に高く上げた形で終了しなければならない。
これが誰になるかが男子の中で話題だった。
練習の際は音楽なしで先生の笛で踊ったり、音をいれても途中でやり直しや繰り返しでよくわからなかった。
男女とも小さい順に並んではじめるので、最初は小さかった俺と大きかったイノウエは全然違う場所にいるが、一回りする間に近づいてくるのだ。
79 :
イノウエI:2006/01/22(日) 12:42:56 ID:Lis+omKZ0
本番のとき、見事にラストを引き当てたのは俺だった。
音楽が終わっても少しの間は手をつなぎ高く空に向かってあげなければならない。
井上の手が不潔とか言うよりも、後で友達に冷やかされるのが嫌だった。
案の定みんな俺を見てクスクス笑っていた。
イノウエは俺の手を絶対離さないとばかり強く握り締めていた。
退場門を出た後おれは「おめでとう」とか「かっこよかったぞ」とか「結婚しちゃえば」とか言われた。
ワンパクな女子からも「よかったじゃない」とか「お似合いじゃない」とか冷やかされた。
「お前の手、きっとニオイが移って臭いぞ」と言われ臭ってみると確かに変なにおいがして、次の瞬間友達が手を顔に向けて押し込み、俺は自分の手で顔をひっぱたく形になった。
イノウエを見るとずっとうつむいていた。
80 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 14:10:37 ID:oy2E84RCO
だから…(゚听)イラネ
空気読め 蛸
イノウエ、ほんとうに面白くない。やめてくれ。。。
続けるのは勝手やろ
嫌ならおまえが読まなきゃいいだけ
確かにそうだね、すまん。
なんかクオリティ低すぎて不愉快なんです。
41にはマジ泣いた。
フェチ板で時にはこんな話もいいだろう
87 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 17:22:14 ID:CtVu84Hk0
救いがない話はよんでてつらいよね・・・
>41はよくやったよ。おまいにとってもその娘にとっても
一生忘れられない出来事だよな(´;ω;`) ウゥッ
イノウエ某のはくだらねー。
お前のだけは読む気しねー。
じゃあ読み飛ばせカス
90 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 18:42:39 ID:oy2E84RCO
批評してやってんのにグダグダ言うな。
とにかく(゚听)イラネ
前スレの、例のアレと同じく不愉快。
最初に見た時から、透明あぼ−んしてる。
>>91 じゃ、書き込む必要ねーじゃん
俺は読みたい
41も井上もこれから誰かが書く話も
他の人が書きづらくなるから、そういう話はヤメレ。
嫌ならスルー汁!
こういう流れで落ちるスレあるじゃん。
何故気に入らない部分に対していちいち突っかかるんだろうか。
スレタイに沿った話して怒られてしまうんだったら
今後書くやつがビビってまうだろ
95 :
けんじ:2006/01/23(月) 09:29:33 ID:N8Ba82gaO
クオリティ…(泣
ごめんなさい。
でも、自身の事実を基に書いてます。正直朝起きて立花が寝ていた時はびっくりしました。
今でも忘れられない出来事。
みなさんおはようございます。
良スレ!このスレ大好き。
私も小中高と貧乏だった女子です。
今は自立してて、働いて人並みに生活してます。
当時の事はつらすぎてあまり記憶にないです。
覚えている事は母が創価狂いだったこと。
高校の授業で、家から新聞を持ってこいって言われた時、
うちには聖教新聞しかなくて、つらかった。
お弁当もみすぼらしくて、みんなのはかわいくて
友達と食べるのがとても恥ずかしかった。
他にも沢山あったけど忘れました。
97 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 19:43:10 ID:Cq0r9Lm3O
創価に金流れてたって事?
スレとは関係ないが、層化に浸かってる人の気が知れない。
どういう考えをもってそういうところに金をつぎ込むのか全くワカンネ。
教祖がてめぇの人生支えてくれてるのかよと。
ある信者は「その人のお導きによって生かされてる」という。
お前は自分の人生を自分で決断して生きていけないのかと。
そいつはこうも言う「その人のお導きが全て正しい」と。
もっと人脈作って多くのやつと話して多くの意見をとりれた方がよっぽど
勉強になるし、安上がりなのだがw
>>98 心が弱いほうへ流れたらもう宗教くらいしか頼るものがないのよ
医者にも見離されるような難病にでもなった人間はそれこそ
ワラにすがるような気持ちになるだろうし
生きていくってことはそんな単純じゃない訳
順風満帆な人生を歩んでる者には理解できないだろう
100 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 00:13:19 ID:FfbcY8thO
昔、伝言でひっかけた女が言っていた
「僧化の何がいいって、不可能が可能になるんだよ」だと・・・
気味悪いので、捨ててしまった
スレ違いスマソ
>>99 いや人間誰でも頼りたいときはあるよ。見えないものでもね。
俺もちょっとした安心感でお守り持ってたりするからそういう部分はやはりある。
今は層化の話だが、宗教自体にはまる人の気持ちってのがどうもね。
俺も苦しい時期とかあったんだけど、そんな考えが全く掠めなかった。
学校でも会社でも派閥とか好きじゃないのもあると思うけど。
一番うざいのが勧誘。一度家にキリスト教の宣教師が来たとき、あれこれ質問攻めしてやったw
イエスは聖母マリアの子供。親父は誰なんだ?「大きな光の柱です」(この時点ですでに半切れ)
その柱とマリアがどういう仕組みで子供が生まれるんだ?「・・・・・」
あんたらは結婚するまでSEXしないと聞いたが本当か?「はい、本当です」
それはなぜだ?「それはそういう行為が汚らわしいことだから」
あんたの親は同じ信徒か?「いえ違います」
今の世の中結婚前にSEXすることは普通。結婚にいたるまでの付き合いの一つにSEX
もあると思うがどうか。デートや食事と同じ、仲を深めるためにだ。「それはよくありません」
あんたらの両親だって結婚する前にSEXしてたらどうなるんだ?おそらくしていると思う。
そしてそれを経て結婚に至り、そしてあんたが生まれた。あんたらが言ってることは
両親のやってきたことと、更に自分の出生を否定しているんだぞ。それはどうなんだ?
両親がそれをやってなかったらあんたはこの世にいなかったかもしれないんだぞ。
「・・・・・」
まだまだ言ったけどね
>>101 質問攻めも良いが、どうせなら
勧誘に来た女の子を頂いた等の話が良いなw
103 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 06:44:10 ID:TEqzF08A0
>1
アメリカは貧富の差が激しくて毎年8千人ぐらい餓死してるぞ。
日本も世が乱れてそうなりそうだが。
>101
>一度家にキリスト教の宣教師が来たとき、あれこれ質問攻めしてやったw
漏れも怪しい宗教が代わる代わる勧誘に来たとき同じことをやった。
で、怪しい宗教団体は共通項があることに気付いた。
・寺や教会が大きくて豪華だ。
・人は神に生かされていると言う。
・貧乏家庭だと知ると勧誘に消極的になる。
・親子の仲を割いて神様が父親役になる。
・あの世へ財産を持っていけないから寄付しろと言う。
・子供に財産を残すと放蕩者になるから寄付しろと言う。
・寺や教会で結婚式を挙げないと絶対に幸せになれないと言う。
・ある宗教団体の幹部は山口組の元幹部だった。
・ある宗教団体は極東系外人信者がエコヒイキされる。
104 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 06:46:14 ID:TEqzF08A0
>101
あるプロテスタント系の教会では、聖母マリアの親父は大工だと言ってた。
105 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 06:50:53 ID:TEqzF08A0
ホリエモンが信濃町の創価本部へ訪問してる写真、フォーカスだかフライデーされてたな。
106 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 08:28:42 ID:FfbcY8thO
とりあえずユングの哲学書を読みましょう
>96です。
>97よくわかんないけど、聖教新聞とか、
池田大作の本とか経典や数珠など
同じモノが大量にありました。
創価=不幸のイメージがあるので、
あまり関わらないようにしてます。
>>102 いや、運悪く男だったw
つうか自分好みの女だったら入ってしまいそうでヤヴァイ。嘘だけど。
>>103 上から2番目4番目7番目は俺も言われた。
全ての父は(その宗教の)神様であるとか、
うちに入ってない人は幸せそうに見えてどこか不幸なんですよとか。
あと聖書ただでくれるとか言って差し出された。これ持ってるだけで
幸せが舞い込むとか。
持ってるだけで幸せになるんなら世界中でばら撒けよ。
今すぐ50億冊くらい発行汁w
かく言う俺の親父もその傾向が・・。入会はしてないけど。
聖書めいたもの持ってると家に悪霊が入ってこないとか。
中身は普通の紙とインクなんだけどねー。
>>101の話の前に、イエスは全ての人類を生み出したといってた。
そのメカニズムについても言及したが満足行く回答は得られず。
俺が一番笑いそうになったのが、開口一番
「あなたは神を信じますか?」
これってマンガとかドラマの世界だけだと思ってたが本当に言うんだなw
109 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 18:19:40 ID:bsM/0AMqO
>>107 宗教を否定はしないけど、押し付けたり何等かの要求をしたりする団体は最低最悪だと思う!
気をつけてな!
神道は好きなんだがなー
111 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 18:57:49 ID:FfbcY8thO
>>110 自己の冷静な判断力と、一般常識及び、強い意志をもって
いれば、問題ないと思ふ
112 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 19:19:58 ID:PqOwbnY90
>>101 >いや人間誰でも頼りたいときはあるよ。見えないものでもね。
>俺もちょっとした安心感でお守り持ってたりするからそういう
>部分はやはりある。
>今は層化の話だが、宗教自体にはまる人の気持ちってのがどうもね。
>俺も苦しい時期とかあったんだけど、そんな考えが全く掠めなかった。
あなたがお守りで安心する。他の人はお守りすらいらない場合もある。
そして、お守りでは足りない人も居る。俺は母子家庭でね、母親はそりゃ
大変な苦労して兄弟や姉妹を女でひとつで育ててくれた。ただ、小学生の
ある時期、少しだけ層化に行ってた時期がある。もちろんガキの子供には
そんなのは分からない。親が入っただけ。
今ではそのことは黒歴史になってるし、もちろん層化と係わり合いは切った。
俺は基本的に無宗教だし、逆に言えばキリストも仏陀も天照大神もすべからく
尊敬の対象ではある。敵視する必要はない。かといって、必要以上に傾倒もしない。
母親はあの時苦しくて、頼れる人もなく、すがる何か欲しかったんだと思う。
宗教に救いを求める人の気持ちを理解してくれとは言わん。ただ、世の中には
俺やあんたのように、1人でみっともなくていっぱいいっぱいでも、何とかやって
いける。という人ばかりじゃない。中には、自分以外の力に頼りたい人も居るって。
なんか、グチというか俺自身何を言いたいのか上手くいえないけど。そんな感じです。
114 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 22:57:03 ID:FfbcY8thO
>>113 出張乙
とりあえず漏れは出張メイドと・・・
115 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 00:36:34 ID:BPsTZ+Ri0
とても不評だけど、途中でやめるのも嫌なので続けることにする。
面白くないけど俺の思い出だからそのまま書く。
秋の遠足は1時間くらいのハイキング登山だった。
遠足の班は男女バラバラだから何の影響もない。
ところが現地に着いてから、先生がこれからゲームをやるぞと号令をかけた。
遠足のときは一人300円とか500円とか決まった金額のおやつを持っていくことができた。
これはどの学校も同じだと思う。
何でもいいからおやつを1つだけ持って集合しなさいという。
クラス対抗で勝ったクラスが負けたクラスのおやつを賞品としてもらえるゲームだった。4クラスあったが、まずおやつをクラスごとに1箇所にまとめた。
チョコレートやキャラメル1つを出した人、せんべいを出した人、カールなどのスナック菓子の人とさまざまだった。
うちのクラスで一人出さない子がいた。それはイノウエだった。
聞くとおやつを持ってこなかったというのだ。
先生は「何も持ってこなかったの? しょうがないわねえ、じゃあ先生のを出します」といったのだが、みんなはおい俺に「おやつも買えないんだってよ。おまえが恵んでやれよ。、ダンスの相棒ジャン」とか言ってきた。
イノウエは顔をじっと下に向けて事態が鎮まるのを待っていた。
116 :
イノウエJ:2006/01/25(水) 00:38:18 ID:BPsTZ+Ri0
とても不評だけど、途中でやめるのも嫌なので続けることにする。
面白くないけど俺の思い出だからそのまま書く。
秋の遠足は1時間くらいのハイキング登山だった。
遠足の班は男女バラバラだから何の影響もない。
ところが現地に着いてから、先生がこれからゲームをやるぞと号令をかけた。
遠足のときは一人300円とか500円とか決まった金額のおやつを持っていくことができた。
これはどの学校も同じだと思う。
何でもいいからおやつを1つだけ持って集合しなさいという。
クラス対抗で勝ったクラスが負けたクラスのおやつを賞品としてもらえるゲームだった。4クラスあったが、まずおやつをクラスごとに1箇所にまとめた。
チョコレートやキャラメル1つを出した人、せんべいを出した人、カールなどのスナック菓子の人とさまざまだった。
うちのクラスで一人出さない子がいた。それはイノウエだった。
聞くとおやつを持ってこなかったというのだ。
先生は「何も持ってこなかったの? しょうがないわねえ、じゃあ先生のを出します」といったのだが、みんなはおい俺に「おやつも買えないんだってよ。おまえが恵んでやれよ。、ダンスの相棒ジャン」とか言ってきた。
イノウエは顔をじっと下に向けて事態が鎮まるのを待っていた。
118 :
イノウエK:2006/01/25(水) 01:16:17 ID:BPsTZ+Ri0
ゲームが始まった。男女の班を1つずつくっつけて、その中で男女のペアを作る。
そのペアでスタート地点から折返し地点までは手押し車で行き、折返し地点からもとの場所まではおんぶして戻ってきて、次のペアにバトンタッチする。
そしてクラスで速さを競うのだ。
たまたま俺の班と「イノウエの班が同じになり、その中で俺とイノウエがペアを組まされることになった。
本当に嫌でここから逃げ出したかったけれど仕方なかった。
前半はイノウエの汚いソックス部分を持って必死に手押し車をやった。
後半はなぜか体の大きなイノウエをおんぶして戻ってきた
119 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 01:17:18 ID:92ZPnxkO0
120 :
イノウエL:2006/01/25(水) 01:20:44 ID:BPsTZ+Ri0
遠足の日もイノウエは同じく黄ばんだ体育着にブルマ姿だった。
みんなの野次が飛んだ。「くさくないか」「においがうつるぞ」
必死でおんぶしたので次のチームにタッチした後で地面に倒れこんだ。
もちろん背中に乗っているイノウエも一緒に覆いかぶさるように倒れてしまい、みんなは大笑いした。
でもその時初めて俺は強烈なイノウエの口のにおいを嗅いでしまった。
息があがっているので、イノウエもハアハア大きな息をしている。
何ともいえないすっぱいごみのにおいで、気持ち悪くて吐きそうになった。
この話はみんなにもできなかった。
>>112 やはり苦労している人がすがるものなのか。具体的におふくろさんは
どういう教えを授かってたんだ?ってあんたが幼少の頃だし、
今では黒歴史となっているから知る由もないか。
ただ、本当に苦しい人を救いたいのなら、その苦しい人からなんで金取るのかと。
教祖が信者一人一人と面談してアドバイス送るんじゃなく、大勢を集めてまとめて
なんか指示出すんでしょ?結局当り障りないこと言ってるだけで。
タダでじっくり自分の話聞いてくれるんなら赤の他人のほうがいいんだが。
もちろんあなたの親御さんのやったことを否定するつもりは微塵もないので。
あんたと俺は同じ無宗教でも、中身は違うわけだし。
やはりこういう実体験を目にすると、俺のような意見は無力だなw
122 :
113:2006/01/25(水) 20:01:29 ID:DOowrqTG0
123 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 23:20:40 ID:+NBhczfI0
何ともいえないすっぱいごみのにおいで、気持ち悪くて吐きそうになった。
124 :
41:2006/01/26(木) 00:29:29 ID:H0UtawUX0
あの時以来、「お兄ちゃん」と呼ばれるようになった。
それまでは名字にさん付け。それがいきなり。
兄弟いないから呼ばれたこと無いし、相手は女の子だしで、気恥ずかしくて。
やめてと言った事もあったけど「ダメですか?」と言われると、ダメとは言えなくて。
お婆さんに言わせると「甘えたかろうから」と、そう言う事らしかった。
お婆さんは葬式以来、俺らに全く弱み見せなくてなって。何か気が張った感じで。
家の事を彼女にさせずに、全部自分がやるようになって、手伝おうとすると、追い払う。
内職まで始めて。組み立てとか、細かな手仕事。俺や彼女が手を出すと、怒る。
今思えば、一日中動いてる事で、あれこれ考える時間を減らしてたんだと思う。
平日は学校のあと、土日はバイトから帰って一息した頃に、必ず彼女がドア叩く。
話してたり、本読んでたり、たまにゲームしたり、やってる事は同じ。
ただ、時々ちょっと沈んだ感じで。言葉少なくなって。妙に距離が近くて。
やたらくっついてきたり、服とか腕とか持ったり掴まって離れなくなったり。
目が潤み始めたりすると、俺までそうなって。二人で我慢したり。しきれなかったり。
単に甘えてるだけって時もあって、くっついたり触れたりで俺の反応見てる感じで。
まぁいいかと言う感じで許してたら突然、膝に乗っかられた。かなり慌てた。
「こら。」「ちょっとだけ。」ちっちゃくて肉の薄い彼女。軽さに驚いた。
俺の胸に背中くっつけて。身体預けて。ぽつりと言った。
「…お父さんみたい。」「どういう意味?」つい、聞いた。
間を置いて「こんな感じだったのかなって思うんです。」そう答えて、微笑んで。
彼女にはお父さんの記憶が無い。言葉に詰まって。頭撫でて、ごまかした。
「あは。多分、こんな感じです。」くすぐったそうにしながらそう言った。
彼女はこの事もお婆さんに話していた。からかわれて、ちょっと困った。
125 :
41:2006/01/26(木) 00:35:38 ID:H0UtawUX0
夏休みに入ってからは俺はバイト。彼女はお婆さんの許しを得て内職の手伝い。
友達とかおかんとか、地元帰って来いと言う誘いもあったけど、帰らなかった。
彼女とお婆さんと、気になってしょうがなくて。
暑い盛りに、お母さんの四十九日。納骨に行く事になった。アパートから車で一時間半くらい。
親父の車に俺と親父と彼女とお婆さんとで、車酔いする彼女を気遣いながらゆっくり、
休み休みで無事にお寺ついて。納骨と供養。お母さんを、彼女のお父さんの隣に葬って。
「寂しくないですよね。お母さん。」そう聞いた彼女に、頷くしかできなかった。
お経の最中、彼女は俺の手握ってたけど、そんな強い力じゃなかった。
俺は俺で、お墓見るとやっと少し現実味を感じて、もう納得しなきゃいけないなと。
一段落と言うか区切り。気持ちの整理みたいな物をきちんとしないといけない。そう思った。
家帰ると、彼女は用事済むといつもさっさと帰ってしまう親父見送って、すぐ部屋来て。
俺のすぐ前で正座して。何かちょっとかしこまって。ぺこっと頭下げて。
「色々ありがとうございました。」「…色々は、親父の方。」
つい口に出た。彼女がちょっと困った顔になって、しまったと思った。
「えっと。じゃあ、一緒にいてくれて、ありがとうございました。」
ちょっと考えて言葉選んで言ってから、続けた。
「おばーちゃんの前じゃ、強がっちゃうから、思いっきりとか泣けなかったと思うし、
お兄ちゃんいてくれたから、頑張れたし。あは。いっぱい、甘えちゃったけど。」
彼女は照れくさそうにしながら、ちょっと小さな声で言った。
「また、甘えていいですか?」「うん。」「いっぱい?」
頷いたら「お願いします。」と言って、久しぶりに思いっきりの笑顔見せてくれて。
この子が笑ってくれるんならそれでいいや。そう思う事にした。
イノウエたんの続ききぼん(*´д`*)
127 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 00:59:52 ID:BCGt1q8Z0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
文中に時々出る「あは」がものすごく俺を萌えさせるんだがw
目の下に水と書いて「泉」と読む
目が白になってるって?
それは目がヘーベルハウスだから。ぱかっと上開けてハァーイってやってるんだよ。
133 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 22:39:04 ID:9Tr2ZzlJ0
チンチン♪ 続きまだ〜?
>>41 ホント、藻前はいい香具師だな
頭を撫でた・・・禿萌
で、けんじはどうなったんだ?w
138 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 00:19:33 ID:AjLckMMI0
iiyasi
139 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 02:46:06 ID:wNF0hlru0
メル欄うぜーよ
くっそーエロ目当てでここ来たのにぃ…
くっそー涙がとまらねぇぜー
続きマダー?
141 :
イノウエM:2006/01/28(土) 10:15:31 ID:p7ryxLhj0
それでも2学期中はイノウエと俺は話しをすることはなかった。
秋が深まってきてみんなはトレーナーやカーディガンを重ね着する。
俺だって「暑いからいらない」と言っても、かあちゃんが「着なさい」と言って無理に着せた。
しかしイノウエは夏服のままだった。
相変わらず同じブラウスか体育着か汚たなったらしい半そでシャツだった。
イノウエの持ち物を俺の机の中に入れるいたずらもはやった。
手を机の中に入れると、心当たりのないものがあって出してみる。
イノウエの消しゴム、ノート、くちゃくちゃのハンカチ、縦笛などさまざまだった。
一番ひどいと思ったのは縦笛のケースは俺のだけど、中身だけ替えるいたずらをやられたことがあった。
どうせやるんなら、縦笛の本体があんたで吹き口だけイノウエってほうが面白いのに
143 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 21:38:57 ID:haX6kmn/0
>>41 こんなところでこんなに泣けるとこは・・・・
いきおいで、まとめサイトみました。
これまた泣けました。
。・゚・(ノД`)・゚・。
>>41さん続きキボンヌ
146 :
41:2006/01/29(日) 04:02:06 ID:hNBA2aav0
お母さんがいない生活にだんだん慣れて。慣れるしかなくて。
彼女とお婆さんも、少なくとも表面上はそう見えて。彼女も沈む事が少なくなっていって。
寒くなってくる頃にやっと、それなりの平穏と言うか普通の日々を取り戻しかけてたと思う。
お婆さんの内職は保護を受けてると働いた分全額は貰えなくて、そんなに収入は増えなくて。
けど彼女とお婆さんにとっては大きな額で、食費でギリギリな生活は脱してた感じ。
でもその年初めて息が白くなった日でも暖房とか使って無くて。と言うか、無くて。
学校帰ってきて内職中のお婆さんとこ顔出したら何か薄物を重ね着してて、寒そうで。
慣れてるとか言われても心配で、使ってなかった綿入りの半纏持っていった。
あげると言うと絶対に断るだろうから貸すと言って押しつけたら、喜んでくれて。
でも「あの子、やきもちやかないかね。」とか心配してて、実際そうなったみたいで。
帰ってきた彼女はいつも通りにドア叩いて、開いてるって言ったら黙って入ってきて。
すぐ俺の横来て、座ったと思ったら黙ってじーっ…とこっち見つめてて。
その目で暫く固まってたら、わしっ、と腕掴んで。ちょっと揺さぶられて。
「おばーちゃんにだけですか?」って口尖らせて。その表情がやたら子供っぽくて。
それまで年や背格好の割にはしっかりしてて大人びた印象だったから、ちょっと意外で。
「何か貸そうか?」って言ったら「これ。」って着てたパーカー引っ張られて。
「これ?」「うん。」「これでいいの?」「オレンジだもん。」物言いまで子供っぽくて。
「洗って貸すよ。」「今。すぐ。」せがまれて、その場で脱いで。すぐ着られて。
ガタイはそこそこある俺にも大きめのパーカー、よく着てた部屋着で、くたびれてたやつ。
彼女にはかなり大きくて、丈も長くてブカブカで。立つと膝くらいまで届いて。
袖に手入れたまま握って。体操座りで足すっぽり入れて。こっち見上げて。
「あは。やっぱり。」もたれかかってきて。「ん?」「あったかいです。」満足そうに笑って。
とにかく可愛くて。彼女が笑ってると安心してしまう自分に気付いた。
148 :
イノウエN:2006/01/29(日) 06:02:00 ID:syUZuGkn0
音楽の時間、縦笛を吹こうと思ったらなんか違和感があった。
口を付ける部分にベタベタしたもの(きっと唾液の塊?)がこびりついているし、穴の向きも微妙に違う。
よく見るとイノウエ○○○と名前が書いてあるではないか。
後方に座っているイノウエを見ると、なんと俺の笛を口につけてしまっている。
もうおしまいだ。あの笛は捨てようと思った。
先生にちゃんと吹きなさいと注意されたが、口を付けるのは絶対に嫌で吹くマネだけした。
そんな先生は俺が吹いていないのをマークしていて、一人で吹いてみなさいと俺を指した。
とっさに黙って拭いちゃおうかなとも思ったが、絶対にできなかった俺は叫んだ。
「この笛、俺のものじゃないんです。誰かがいたずらして交換したんです。」
クラスは笑いと野次で騒然となり先生が俺から笛を取り上げた。
「イノウエさんのを何であなたが持っているの」と言い、イノウエから笛を取り返してくれた。
そして、「誰ですか。こういういたずらはダメですよ」と言ったかと思うと「じゃあ吹けるわね。吹いてみなさい」と再度言った。
いたずらやった奴を怒らないで不公平だなと思いながら、吹かない理由がなくなった僕を注目しているみんなが怖かった。
149 :
イノウエO:2006/01/29(日) 06:10:08 ID:syUZuGkn0
みんなが「吹け吹け」と騒ぐ。
「だってイノウエがさっき咥えていたんだよ」と叫ぼうと思ったが、ますます墓穴を掘るのは明らかだった。
先生も「自分の笛だからちゃんと吹けるでしょ。さあ、がんばって」と催促する。
仕方がなく俺はイノウエがさっきまで触っていた俺の縦笛を持った。
なんかイノウエが持っていたからネッチョリしている気がした。
そして俺はイノウエがさっきまで咥えていた笛の先をとうとう口に入れてしまった。
間違いなく変な味がした。ベタベタしていた。
俺は一通り吹くと、唇のベタベタしたものを洋服の袖口で拭いた。
信じられなかったが隣の女子が俺にハンカチを貸してくれた。
「これで口拭いていいよ。気持ち悪かったでしょ」と彼女は言う。
「そんなことなら彼女が止めてくれればいいのに、さっきは面白がってはやし立てていたのに」と思う。
休み時間になったら悪友が俺の席に来てなんだかんだ言う前に、走って廊下に出た。
俺は一目散に流しに行き、うがいをした。
>>イノウエ
朝からお疲れさまでございます。
>>146 >その年初めて息が白くなった日
いい表現するね。
そして続きにGJ
>>41 続きが楽しみですo(^O^*=*^O^)o ワクワク
154 :
モブ:2006/01/29(日) 13:26:14 ID:O/ea5t3lO
「センチメントの季節
」に出てくる少女を連想させるねぇ
>>41 ホント、藻前は泣かせる香具師だな
涙枯れるまで泣かせてくれ 禿紫煙
156 :
ひさびさ:2006/01/29(日) 19:32:09 ID:1jn7Cxkb0
41氏 と イノウエ うpしました
>>携帯まとめ
157 :
ひさびさ:2006/01/29(日) 19:42:19 ID:1jn7Cxkb0
調子にのって
けんじ
うp
さあて帰宅しよう
携帯まとめサイトってどこ?
探したけどみつけられない…。
161 :
美人殺人部隊:2006/01/29(日) 22:22:47 ID:hCwo86eIO
携帯まとめ有難うございます。真琴を読ましてもらい打たれました
フェチ板にある不思議と感動ですね
41氏の文章はじつに読ませるね。イノウエも味が出てきた。
>>携帯まとめ、未うpログ更新
過去ログ見落としあったら教えてください
>>161のコテワロスw
仕事ヒマ杉で一気に更新
これで通勤時しばらく暇つぶしになる
てか、ココ過疎杉
>>159 まとめいいねえ。過去ログまでよみふけってしまったよ。
>>164 本当の良スレというのはじっくり待つもんなんだよ
167 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 20:47:53 ID:20atb6RWO
待て〜ない
age
41氏と、まとめサイトより、美恵、彩のオムニバス映画化決定したら
10回映画館いきます。
彩は面白いな。
美恵は最後で泣いた。
他は読んでないw
十二月に入ってすぐ。「冬休み、どうするんですか?」彼女におずおずと聞かれて。
反射的に「忙しいから帰らない。」とか適当言って、年末年始も家に帰らない事に決めた。
結局バイト三昧。おかんも婆ちゃんも、親父に聞いて事情を知ってたので、
帰らないと伝えても特にコメントは無く。何か送っとくから、と言うだけだった。
餅とか種々の食材とか実家では冬一番の御馳走な鴨とか、多量に送られてきて。
お裾分けしろと言う事だろうなと理解して、彼女に「鍋やろ」って言って。
二人で土鍋とコンロ買いに行ったホームセンターで、クラスの女の子と出くわして。
「あー、いらっしゃいませ。」「バイト?」「うん。詳しい事は明日聞くから。」
非常に面倒な事になったと思いながら、買い物済ませて帰って。彼女とお婆さんと鍋やって。
暑いくらいに体の温まる鴨、彼女もお婆さんも驚いたみたいで、喜んでくれて。嬉しくて。
残った汁保存する為にさましてたら、パーカー着た彼女が横に来て、足入れて座って。
何か妙に近くて。彼女の髪の匂いで鼻くすぐられるのを、その時初めて意識したと思う。
171 :
41:2006/02/01(水) 02:36:04 ID:cBXFL/1P0
「あのー。今日会った人って。」「学校の友達。」「ただの友達?」「ただの友達。」
「じゃ、詳しい事ってなんですか?」「俺との関係みたいな事じゃないの。」
「あ。私ですか?」「説明、しにくいな。」「ですよね。」「何て言っとこう。」
「あは。カノジョじゃダメですか?」視線向けると、ほてった顔して笑う彼女がいて。
「で、いいの?」冷静装って聞いたら「え、いいんですか?」って、ちょっと驚いてて。
「いいよ。」「お、お願いします。」そんな事になってしまって。かなり、うろたえた。
彼女はかなり昂揚した感じで。それ抑えたつもりか、囁くような声で、妙な事言いだして。
「あ、えっ、でも、カノジョっぽい事とか、ゼンゼンわかんないんですけど、いいですか?」
「カノジョっぽい事って?」意味合いが微妙そうで聞いたら、かぁっと耳まで真っ赤になって。
ぺしぺし肩叩かれて。フードかぶって。膝抱いた腕におでこくっつけてその顔隠して。
「おばーちゃんにはナイショですよ。」「内緒なんだ。」「絶っ…対ですよ。」「うん。」
時々顔あげて「赤いですか?」って聞いて。なかなか冷めなくて。ちょっと帰りが遅くなった。
次の日登校してみたらクラスの三割くらいが尋問態勢だった。普通にカノジョだと答えた。
「えー、潔すぎてつまんない。」「否定しねぇといじれねぇじゃん。」勝手な連中だと思った。
41さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
>ぺしぺし
>あは(///▽///)カノジョじゃダメですか?
>あは(///▽///)カノジョじゃダメですか?
>あは(///▽///)カノジョじゃダメですか?
>あは(///▽///)カノジョじゃダメですか?
>あは(///▽///)カノジョじゃダメですか?
(*´Д`)ハァハァ
175 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 07:36:05 ID:syD3l146O
純愛(・∀・)イイ!
( ゚д゚)ネッ?
(゚д゚ )ネッ?
( ゚д゚ )ネー
>>41先生(・∀・)イイ!!
次の執筆もお待ちしています。
トリップつけてください。
「あは」に(*´д`*)ハァハァ
177 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 08:11:40 ID:4bN4tIJ/O
おいおい!なんだよ
この展開!良すぎんぞーーー!!
ヤベーヨ ヤベーヨ〜
(ボビーオロゴン風)
178 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 08:31:42 ID:ya/b3ZWLO
41さん、女の子の名前は何というの?
仮でもいいから付けて欲しいな〜。
それともそういう固有名詞が無いから良いのかな?
名前を書いていないのも41氏の表現力のひとつだよね。
書き込みのなかでいつ名前判明するのか(しなくても想像力でカバー)っていうのもひとつ楽しみだ(´∀`)
>>170>>171 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
>あ、えっ、でも、カノジョっぽい事とか、ゼンゼンわかんないんですけど、いいですか?
(*´д`*)ハァハァ
最初「鍋やろ」を関西弁だと思ってしまったw
181 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 19:09:29 ID:4bN4tIJ/O
いや〜いいじゃんいいじゃん41氏
素直で真っ直ぐで屈託の無い少女の性格に惹かれちゃうね!
文章も情景が手にとるように表現されててGood!
このスレが21禁板にあるのが奇跡
あわわわ萌え死nふじこlp・・・おれもうだめぽノシ
41氏、ドラマ化を希望する。
キャストはやっぱり中島常幸が主役かな
>>41 今日だけで4回読み返した。
何年ぐらい前の話なのかな?
確かに娘のほうは名前がないってのもいいね。
名前出せば出したでいいんだろうけど、今のままでもいい。
とにかく
あは→ぜんぜんわかんないんですけど→ぺしぺし→顔真っ赤
にキュン殺されたw
「
>>171」これは史上最強のレスとなりうるであろう
188 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 01:07:43 ID:9zkxK1QOO
まとめサイトの美恵をよんで
結末に携帯を投げ出したくなったのは俺だけか
くそぅ!!どうして貧乏な女性は借金の肩代わりりに…。今でもイライラする(`´)!!
>>188 でも泣いたんだろ?
。・゜・(ノД`)・゜・。
ひとそれぞれの「あは」の顔があるわけで…41氏のを映像化は…萎えるのがこわいわ
文字だけの方が良いなってなわけで41氏待ち
&<マダカナァ
あと、
〜になって。
〜して。
〜で。
という語尾がなんかいいね。こういうのを口語調って言うんだっけ?
おれはもう
「ぺしぺし」だけで御飯わんこそば状態・・・
41さんまだかな。けんじくんもうかかないのかな。
何気にイノウエも気になるんだよね。
195 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 07:40:22 ID:bh3iEgh3O
いよいよ週末の夜が来ますね。今夜はコーヒーでも飲みながら皆さんの執筆レスを待ちましょうかね〜(^O^)
『カノジョ』と言う事になったとは言え、俺と彼女に急な変化がある訳ではなくて。
とりあえず一緒にいて、同じ時間過ごしてた感じ。それまでと何ら変わらなくて。
彼女が宿題持ってきて、一緒にやってたりで。一人っ子だからそんな経験無くて、新鮮で。
俺は十二月半ばに冬休み入って、彼女はクリスマス直前から冬休みに入る。
夏に彼女が誕生日迎えた時はそれどころでは無くて、今回は何かプレゼントでもと考えて。
「欲しがってる物とかありますか?」ってお婆さんに聞いたら「着る物かねぇ。」って答えで。
じゃあそれで、みたいな事言ったら「そんな世話になっていいのかねぇ。」って心配されて。
「いいんじゃないっすか、クリスマスなんだし。」とか訳の分からない事、言った気がする。
でもいざ買うとなると俺一人で買いには行けなくて。クラスの女の子達に助け求めて。
「一緒に買いに行かないの?」「それだと多分、遠慮するから。」泣き入れて。頭下げて。
昼おごらされて。彼女の事聞かれて。動揺しまくって。からかわれて。反論して墓穴掘って。
いかついとか怖そうとか、そう思われてたらしい俺のキャラは、その時完全に壊れた。
結局、普通に着られる感じの物って事でいくつか選んで貰って、俺が最終的に決めて。
ハーフコートとフリースとジーンズとで、たしか四万くらい。安い方、だったらしい。
買って帰って。押入に隠して。彼女が押入開けたりする事は無いんだけど、近づくと警戒したりで。
クリスマスイブにはお婆さんがケーキ買ってくれてて、三人して食べて。
タイミングとか考えるのも面倒だったんで、その時彼女に普通に「これ。」って渡した。
「いいんですか?」「うん。」「ありがとうございます。」そんなあっさりした反応で。
部屋帰って少し時間があって。外したっぽい。そんな風に考え出した頃にドア叩いて。
ドア開けたら、雪舞ってる中に上気した顔の彼女がいて。全部、着てくれてて。
身長大体このくらい、で決めたサイズ、ちょっと大きめで。それが可愛くて。顔緩んだ。
彼女の髪に乗った雪払って。「気に入った?」聞いたら何度も頷いてくれて。やっと安心して。
部屋でコート脱いで、オレンジのフリースとジーンズ姿になった彼女。微妙に照れてて。
「どしたの?」「こういうの、初めてだから。何か。」はにかんで、視線落として。
「クリスマスとかも、久しぶりだから。」ちょっと湿った声になって、慌てた。
頭に手乗っけて。「泣くなー。」先に言って。でもちょっと涙流れた頬、親指で払って。
「泣くの禁止。」「嬉しいからだもん。」「それでも禁止。」「…はい。」無理矢理言わせて。
よし。とばかりに髪撫でてたら、飛びつかれて。不意突かれて、受け止めたけど、よろけて。
抱き締められて。「あは。もう少し。」が何度もあって。なかなか離れてくれなくて、困った。
お婆さんにも、一日遅れですいませんと言って、フリースと膝掛けを渡した。
「私にまでかい?」「クリスマスですから。」笑って受け取ってくれて。喜んでくれた。
乙。・゚・(ノД`)・゚・。
おばあさん萌え
こんなにレスとかいただけると思って無くて、正直驚いてます。
返答が遅くなってすいません。
>>176 これでいいんでしょうか。
>>178>>179>>187 お互い名前で呼んだ事が殆ど無いので、文章にすると何度も名前書かなきゃで、
違和感があるというか、何か恥ずかしいというか。とりあえずこのままで。
>>186 平成十一年です。七年前ですね。
>>198 そう来ますかw
41さん、
その時代(学生)に良い時間を送ってきましたね。
年食った私は、出会いの後には、別れが待っていると解りつつ、
でも、いつまでも幸せに...と思ってしまいます。
それで、41さんの体験?を読んで、定年退職したら、写真しか
見た事の無い、教育援助した海外の娘の所を回ってみたいな...
なんて思ってます。
41氏乙です
つω・`)涙
早速更新です>携帯まとめ
41氏へ
毎回楽しませ(泣かせ?)ていただいてます。
文面からもあなたの人柄の良さが伝わってきますね。
続きも楽しみにしておりますので、季節柄体調等ご自愛
なされ、今後のご活躍を御祈念いたします。
41氏のお話がハッピーエンドでおわるのかと
毎日気になってしょうがありません。
二人には幸せになってほしいです。
205 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 19:31:50 ID:bh3iEgh3O
41氏、キターーッ!!
今回もイイゼェ〜〜!
イイ味出してんな〜オイ!クリスマスに雪が降ってるっつー事は場所は東北あたりか?
41氏キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
> 雪舞ってる中に上気した顔の彼女がいて。
↑この一文に全てが詰まっている!!
41さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
>いかついとか怖そうとか、そう思われてたらしい俺のキャラ
ww
>雪舞ってる中
結構寒い地方なんですか?
41さん
いつも楽しく読んでます。
つづきを期待してますo(*^▽^*)o~♪
41氏
今日もまた嬉しい感動をくれたよ。ありがとう。
おお、おつのまにか、
41キタァァ(゜∀゜)ァ( ゜∀)ァ( ゜)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(*´Д`)ハァハァ
「嬉しいからだもん」「あは。もう少し」またもやキュン殺されたw
しかしそんな41が学校ではいかつい系だったとは・・・。
211 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 00:23:59 ID:9e8VYihQ0
業者も頭使うようになったな
2ちゃんで宣伝しても無駄なのに・・・
業者はあぼーん
ぶしつけな言い方だが、例え
>>41が全てネタだったとしても
俺は一向に構わない。そうであっても俺は礼を言うよ。
あくまで「例え」のはなしだが。
いつまでも目欄がウザイ奴が居るな
あ〜あ言っちゃったか・・・>214
他スレに書いた物だけど、ちょっと転載
昨日は爺ちゃんの三回忌だった、というわけでこのスレ向きの話を一つ。
爺ちゃんの姉、淑美(よしみ)さんの話。字は違うけどね
学校での写真を見せてもらった事があるけど、痩せ気味でもまあいい感じだった。
いかにも田舎にいそうな芋娘ではあるけど、笑顔に笑窪と八重歯が合って、
およそ他人に嫌われるタイプじゃなさそうだった。
この話、爺ちゃんから何回かに分けて聞いた話だから変なトコあるかもしれん。
時は大正か昭和初期か。
うちの田舎は元地主だったけど、廃藩置県で土地を全て取られ、
それ以降も訳のわからない理由で金が消えていったそうだ。
親父さん(曾爺)は役所勤めだったが、それでも金が無かったと。
母親もそれは苦労したそうで、ついにある日、過労か重度の腰痛で世を去った。
爺ちゃん7歳、淑美さん11歳の時。
母親が死んだ為、その仕事は全て淑美さんが受け継いだ。
家事などは前から手伝っていた為に問題はないが、母親を死にまで追い詰めた家計があった。
はじめは父親の僅かな金をやりくりしようとしたが、どうにもならなかったらしい。
結局淑美さんは13の歳で働きだした。
学校に行った帰りに清掃のバイトのような仕事をしていたとか。
(あくまで仕事帰りの体から雑巾の匂いがした、という事からの推測らしいけど)
さらに家に帰ると食事の支度、洗濯などの家事。遊ぶ時間は無さそうだった。
爺ちゃんは母親がいたときより生活が楽になり、毎日野遊びしていたというのに。
それでも淑美さんは、いつでも楽しそうにしていたらしい。
おかげで爺ちゃんは彼女の苦労など想像もしなかった。母親の死が薄れ始めていたのかも。
でも少し経つと爺ちゃんは、その姉の仕事に不満が出てきた。
晩飯のとき、一家は僅かな米を3人で分ける。
といっても父親は帰りが遅く、三人一緒に食事をすることはほとんど無かったそうだ。
米の分け前は、まず一家の主である父親が半分。
そしてその残りの半分を、姉がほとんど取っていると思ったとか。
原因は淑美さんの腹。
当然風呂なんて無いから、体を洗うには桶に水を汲み、庭先で素っ裸になってタオルでこする。
その時に見える姉の手足は確かに細かったが、下腹がぷくんと膨れていたそうだ。
爺ちゃんがそれを掴むと、淑美さんは「いたい、いたい」と困ったように笑ったらしい。
極度の飢餓で腹が張っていたんだと思う。
爺ちゃんはその事が不満で、でも口には出さずに拗ね、そのうち倉庫として使われていた
離れで暮らすようになった。アオダイショウ(大蛇)がいるとこ。
で、ある日淑美さんが食事を運んできた。メザシ一匹、野菜の煮物とご飯一杯。
それを前にして爺ちゃんは腹が立った。
姉は一体どんないい目をしているのか?
自分の眼がなくなって数週間、一層好き放題しているだろう、と。
そう考えた爺ちゃんは家の裏に回り、姉の食事風景を覗き見ることにした。
淑美さんはしばらくタンスをごそごそ探っていた後、台所へいって食事を居間に運んだ。
その食事を見て、爺ちゃんは目を疑う。
煮物とご飯わずか2口分。
メザシも無し、おまけにその煮物には芋が見当たらなかったそうだ。
唯一食べた気のするそれのかわりに大根やゴボウばかり。
淑美さんはそれをちゃぶ台に置き、続いて鞄から教科書を取り出した。
正座して手を合わせ、「あぁお腹へったわや〜(方言)」と嬉しそうに言う。
雀の涙ほどの食事を時間をかけて食べつつ、目は教科書を追う。
そして食べ終わるとちゃぶ台を片付け、今度は毛玉を取り出した。
計画表のようなものを確認して毛玉を回し、小さく溜め息をつく。
たぶん内職もしてたんだと思う。毛玉とか買える地域じゃなかったらしいし。
それを見続けた爺ちゃんは離れに戻り、サツマイモにジャガイモのゴロゴロ入った煮物を食べた。
遅くまで内職を続けたらしく、翌朝は必ず大慌てで家を飛び出す。
その後も淑美さんは勉強と内職は続けていたとか。
高校へは行かないと口癖のように言っていた割に、家族の目を盗むようにして勉強していたそう。
そして淑美さんは、他人の目のないような所でも明るく振舞っていたらしい。
爺ちゃんがいまいち同情できなかったのもそのせいだ。
誰かの前でも終始楽しそうにし、食べ物の事で不平を言う弟にたまに卵粥(贅沢品)を作ったり、
父に内職のついでに作ったであろう手袋をプレゼントしたり。
ただ、その空元気は周囲に誤解を招いた。
田舎では淑美さんほどではなくとも事情を抱えた子が多く、いつも幸せそうな彼女は異常。
いじめられてたらしい。
これだけは爺ちゃん本人が友達から聞いた噂で確か(田舎っ子の噂だし)。
事実、淑美さんが他人ん家のボットン便所にはまったという事件もあったらしい。
バキュームカーで吸い上げたのかは知らんが、この時ばかりは彼女も一週間喋らなくなったとか。
それから数年、爺ちゃん13歳、淑美さん17歳の頃。とうとう淑美さんは潰れた。
爺ちゃんが家に帰ると、誰もいないはずの家の戸が空いていたらしい。
中を覗くととんでもない悪臭。
そこには姉が全裸で倒れていたらしい。
四畳の部屋一面に血交じりの嘔吐物を撒き散らし、喉に指を突っ込んだまま気絶していた。
何度ものたうち回ったのか、長い黒髪にも白い物がこびり付いていた。
そして嫌でも目がいくその局所には、前にも後ろにも蛙やヤモリが詰め込まれていたとの事。
性的ないじめを受けていたのはもう疑い様がない。
変な噂が立ち始めた頃から考えて、少なくとも4年以上に渡って。
その辺はラブホとか節操無しの暴走族が多いので有名だし。
淑美さんは意識不明の重態で運ばれ、一命は取り留めた。
でもその後は今で言う重度の鬱病状態で通院生活を送った。
そこに来て爺ちゃんは初めて真面目になり、部落差別問題などに貢献し、
若くして市長に推薦されるほどになった(断ったらしいけど)。
その爺ちゃんの演説中、淑美さんは静かに息を引き取った。
38歳の時。
以上っす
カワイソス…
書き忘れた
>222丸尾末広の漫画みたいだ…ひどすぎる
226 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 07:11:36 ID:89g3KKha0
>>217 >元地主だったけど、廃藩置県で土地を全て取られ、
>それ以降も訳のわからない理由で金が消えていったそうだ。
たぶん農地解放で小作に土地をとられたんだろけど・・・うちもそうなんだけど
うちの場合は割と小作を手懐けてたようで食事だけは困らなかったらしい。
今も田舎に帰ると殿様扱いだし・・・
治水組合などの名誉職にも公職追放のあと復帰できたし
でも、まわりに元小作に娘を嫁がせて食料に変えたなんて話も聞く。
おそらく昔はこういう話は後を絶たないだろうな。
そのお姉ぇサンは結局本当の幸せを知らずに他界したのかな?
麻雀仲間の話
大学の頃からの友達なんだけど、大学の所在地からは実家が凄く遠くて、
わざわざどうしてこんなに遠くの大学(しかも無名)来たんだろう?って
麻雀打ちながら聞いたら、ちょっと飲みに行くか、となった。
近くの居酒屋で飲み始めてからそんなに時間が経たないうちに、ヤツは
自分が部落民だってことを話し始めた。
うちらの地方では、部落差別の問題は教科書でしか知らなかったので、
正直、そんなにヤバイ世界があるってことに愕然とした。
親父はヤクザで、母親が代々伝わる部落民。
母親は風俗崩れの旅館みたいなところで働いていて、そこで双子の姉
とそいつが出来ちゃったらしい。
親父は当然どこか行っちゃって、母親が一人で姉弟を育て始めたんだけど、
当然生活はとんでもない世界。
229 :
228:2006/02/06(月) 16:02:46 ID:CdKAbOno0
物心ついたときには、家族3人で4畳半一間風呂トイレなし、窓開ければ
ドブ川っていうところに住んでいたらしい。
母親も何の仕事していたのかよくわからなくて、ロクに帰ってこないし、
時々パンとか変な煎餅とか持ってきて、あとはアパートの入口にある
散水栓の水飲んでいたって。
双子の姉も自分も毎日同じ服着て、風呂なんて小学生の頃行ったこと
無いから、さっきの散水線の水浴びてたって・・・信じられんかった。
ドブ川のハエが姉にたかってきたら水浴び時だな、って思っていたらしい。マジで。
姉は先に成長期迎えたから、小4くらいで汚いジャージの腕と足の長さが
足りなくて、2人で引っ張って伸ばそうとしたら袖と足掛けが破れて、
余計ボロになっちゃったけど、そのまま着てた・・・なんて笑いながら
言ってたけど、笑えないっての。
姉の生理さえリアルに見ちゃったという。
前述のジャージがさすがに着れなくなって、姉と一緒に学校の保健室
にあった着替え用のジャージを盗んできて、しばらくそれを着ていたら、
ある朝姉が「お腹痛い、もらしたかも」って言うから慌てて布団めくった
ら、尻と布団が血に染まってたとか。本当に信じられない。
230 :
228:2006/02/06(月) 16:35:54 ID:CdKAbOno0
そいつの姉は中学生になってから、ほとんど学校へ行かなくなったらしい。
制服とかもろもろ、みんな生活保護?の関係でちゃんと新品が充たったらしい
が、姉は汚い格好と陰気な性格のせいで全然友達がいなくて、完全にひっきー。
学校もそいつのウチが部落だとわかると全く接触してこなかったと。
そいつはご多分に漏れず荒くれモノとなり、バイクかっぱらって街を賑わしていた
らしいが、姉が家でただひたすらおかしなマンガや詩を書きつづける姿にヤバい
ものを感じ、夜中に姉を連れ出してバイクの後ろに乗せて街を流したという。
そのときの姉は相変わらず小学校のときと同じ生活のままで、家の中ではマジ
汚いジャージしか着ていなくて、髪の毛も腰下までぐちゃぐちゃに伸びて、家から
出ないから肌は真っ白なのに垢で褐色化していて、激痩せ、眉毛がつながって
生えていて、まるでお化けみたいな格好でいたというから、本当に可哀想になった。
でも、ずっと一緒に暮らしていた姉を見捨てられず、暴走族の先輩に相談して、
先輩の家の風呂を貸してもらって姉を入浴させ、服を先輩の彼女からもらったり
髪を仲間と切ってあげたりしたというから、凄すぎる。まるで介護NPOみたいな族。
そこから姉は徐々に社会性を取り戻し、なんとか保健室登校できるようになったくらい
のとき、どこに行ってたのかわからなかった母親が事故死という連絡が学校からあった
らしい。あまりに突然の出来事に、何をどうしたらわからなくて呆然としてたら、なぜか
ボロ家の近所の人たちが粛々と葬式をしてしまったらしい。部落社会の暗黙の何かが
あったんじゃないか、とヤツは話していた。
231 :
228:2006/02/06(月) 17:09:40 ID:CdKAbOno0
うえっ、書いてたらフリーズしやがった。
で、姉とヤツは児童施設送りになってしまったんだけど、程なくしてヤツは族仲間の
家に転がり込んだ。
しかし、施設の園長の「感動的な」ヤキ入れにより、中3は真面目に勉強し、奨学金
もらって高校に行ったらしい。
感動的とは良くわからないんだけど、とにかくこの地を離れて、全く違った世界で人生
やり直してみろ・・・みたいなことを言われたらしい。
姉は、残念ながら幼少期からの異常な環境に耐え切れず、また中学校へもほとんど
保健室登校だったため、高校への進学は叶わなかった。園長の計らいで、施設近くの
町工場に勤めることが出来たのが幸いだったけど、ヤツ曰く「普通に暮らしていれば
普通に部活とかやったり普通に彼氏とかできてたんだろうな・・・今でももっさいおかっぱ
頭しかできないし、変なジャージしか着ないのよ、障がいは無いはずなんだけど・・・」
と。本当に可哀想だ。
232 :
228:2006/02/06(月) 17:17:03 ID:CdKAbOno0
で、ヤツは園長の助言もあって、こんなに辺鄙なところにある
無名大学に進学し、あの日に至ったという。
俺らみたいな辺境に住んでる、何もわからない人間には全く
縁の無い世界を垣間見たあの日は、一生忘れられない。
ちなみにヤツは今、一丁前の営業マンでクルマをバリバリ売っている。
近いうちにお姉さんも、近くに呼んでこっちで暮らすそうで・・・。
そのお姉ぇさんのことが分かったらまた教えてくれないか。
関係ないが、部落差別は断じて許さない。俺はそういう生まれではないのだが。
>>222書いた奴だけど、俺の初恋の相手も部落の子だったな。
血族結婚が基本だから、この世の人とは思えないほどの美形も多いの。
中学一緒だったが、教師が見とれて授業にならなかったりした。
爺ちゃんの七光り(?)でちょっと付き合ったりしてたな。
部落差別っても複雑なんだよ。一概にどちらが悪いとは言えない。
良識ある大人が真っ向からいじめているわけじゃなく、何となく近づけない物って感じ。
まあシカトに近いんだけども、親からそれを真っ先に教えられるからしゃあない。
で部落の方もそういう引け目から自暴自棄っぽくなって嫌われるようなことをする、で泥沼。
たとえば教室で給食費が盗まれたとする。で、皆は部落の子の所為とは思ってないのに、
「どうせ俺が取ったと思っとんだろ、そうだ俺が取った、部落だからな」と声高に叫ぶ。
俺の知っている部落の男子はそうだった。もちろん、そいつは悪い奴じゃない。
むしろ友達になるとすんごい気のいい奴。そんな奴でもそうなる。
部落差別なんて、ぶっちゃけ誰も望んでないし、田舎の人はホントに悩んでる。
でもどうにもならない。それぐらいもどかしい物。
爺ちゃんはそんな中、唯一部落民からも頼られてた。
葬式で親戚と部落が手を取り合って泣く様は何の映画かって感じだったよ。
関東育ちの俺にはBの話はピンとこない。
勿論、目にしたことなんて一度もない。
北海道でも聞かないな.
というか普通に「集落」の意味で「部落」を使ってた.
あれ。もしかして部落って地域限定なの?関西のみ?
あんま遠出したこと無いから知らんかった。
まあ大きな声で言う人はいないよな・・
>>233 関西人ちゃうやろ?きれいごと言うなや逆差別って言葉知ってるか?
>>233 せっかくの良スレだから、変なメル欄やめれ
>>239 いや、生まれてこの方関西を出たことないよ。生粋の関西人。
俺の工房の連れでも部落民がいた。そういう人らが集まる団地に住んでた。
女だったが、気は強いがすごくいい娘でしょっちゅう遊んでたよ。
カラオケ行ったり召し食ったり。
逆差別も知ってる。昔受けたことをいつまでも使ってるのも確かにおかしいよな。
格安の家賃、医療費もかなり優遇されてるんだっけ?
そいつらが悪いのにこちらが文句を言うと「部落だからそんな言い方するんだろ!」と
逆切れしたり。
まず彼らはなぜ固まって住むのか。それが余計に周りから近寄りがたい印象を与えてるのに。
そこが理解できない。それといつまで優遇されれば気が済むのか
おいしい味をしった物は自らそれを離すわけがない。
既得権を永久に保存するための、被害者を装ったきわめて卑劣な行動だよ。
北朝鮮とかわらねーな。
ただの2ちゃんでよくみる部落叩きスレになってきたな
エセ同和
245 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 02:31:30 ID:D0UsxQP6O
北海道だけど小学校のとき
アイヌの子居たな。
女の子なんだけど色黒で日本人ぽくない顔してたわ
イジメというか無視に近い感じで友達も居なかったと思う(´・ω・`)
ナコルル?
247 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 07:50:21 ID:KQkqsX3YO
41氏〜!
続きを待ってるよ〜(はぁと
248 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 09:45:10 ID:U7L8IjQm0
>>237 :名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 20:29:51 ID:uknp0a6j0
北海道でも聞かないな.
というか普通に「集落」の意味で「部落」を使ってた.
みんな言葉の使い方まちがってるよ
>>237 それであってるよ
集落のことを部落という
いろんな部落があって、特定の部落を差別することを「部落差別」といい
その部落のことを「被差別部落」という。
なぜだか略して「部落」が差別されてる地域だと思い込んでる人多し。
きちんと「被差別部落」といいましょう。
>>236 関東 部落 の検索結果のうち 日本語のページ 約 113,000 件
東京 部落 の検索結果のうち 日本語のページ 約 323,000 件
関西 部落 の検索結果のうち 日本語のページ 約 134,000 件
大阪 部落 の検索結果のうち 日本語のページ 約 251,000 件
グーグル様によると意外な結果が!
私の生まれ育った所も、部落差別なんて聞きませんでした。
たぶん、北海道もそうでしょう。
で、大学(関東)の時に、初めて「部落出身者」という言葉を知りました。
それを使うのは、関西出身者が多く、何故、関西に多いのか不思議で、
大阪出身の友人に聞いてみました。
そしたら、答えは非常に単純...豊かな地域だから。
それで、私なりに考えて、よく解りました。そういう差別というのは、豊かさと
封建制と弱者への圧迫があって、更に生まれるものだと。
私の生まれ育った地域は、皆!!貧しくて、差別なんてできる余裕の無い所
でした。3代遡れば、身売りする人が珍しくなく、4〜5代遡れば飢饉で
餓死者がでた所です。もちろん、武士でも下級武士は餓死者が出ております。
その、考察を友人に話したら、こともなげに、お前の地域は昔は日本ではなく、
征夷大将軍によって平定されるまで、外地だったからと言いました。
まぁ、それからですね、関西人に距離を感じる様になったのは。
関東で被差別部落と呼ばれるのは、昔、半島から逃げてきた朝鮮人が集団で移り住んだところ。
その点は西日本も同じだろう。西日本に被差別部落が多いのは半島に近いから。
被差別部落問題がいつまでもなくならないのは朝鮮人の民族性にあると思う。
集団で固まって周囲に対して敵意を抱き、決して周囲と交わろうとしない。
敵意を持続してやまず、一旦出来上がった上下あるいは敵味方の関係を決して改めようとしない。
そういう性格は日本人のそれとはまったく異なっているが、部落と在日では一致している。
もういいよ>>all
257 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 09:21:03 ID:deo/3c5B0
>>251 >初めて「部落出身者」という言葉を知りました。
だから!
「被差別部落出身者」と言え
258 :
251:2006/02/08(水) 09:38:26 ID:rdUkQpzj0
>257
ごめんなさい。以後、注意します。ですので、この件はここで終わりに。
で、41さん、まだ〜?
とりあえず短編更新>携帯
けんじ氏・41氏 щ(゚Д゚щ)カモォォォン
地元のDQN校では、在日女はヤンキーの便所&校内売春婦だったけどな…
まぁ、そのヤンキーも在だったわけだが
261 :
けんじ:2006/02/08(水) 11:21:59 ID:SiH/jjJgO
41さんの邪魔しちゃ悪いなあと思って書き込みを控えてました。
続き書かせてもらって良いですか?
けんじ氏キタ━━(゚∀゚)━━!!
立花(*´Д`)ハァハァ
田中彰の応援歌を考えた。
行くぞ彰ホームラン!センターオーバーホームラン!
弾丸ライナーだ!飛ばせ!運べ!彰!
俺が考えた歌詞ですよ!
弾丸ライナーだ!の後に「ヘイ!」とか「おい!」って掛け声を入れてスタンドでジャンプするの
とかいれると面白いかもしれない。
>261 けんじ様!
控えるなんて、トンでもございません。
読者連は、複数の話し、同時進行可です。
ささっ! 早く早く!
41氏、けんじ氏
期待してます!!( ´∀`)
けんじぃぃぃ・・じらしプレィ?('A`)
267 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 19:48:29 ID:JjxQY/4M0
初めて ここきて。・゚・(ノД`)・゚・。 だったのにな・・・
流れ戻してくれ〜〜>41さん
けんじさんまってたよ!もう書かないと思ってたよ。
もう書かない…なんて人はいないと信じてるよ…
&<千代美マダカナァ
270 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 08:06:14 ID:qUwnMQFtO
あと、美希と真貴もキボン
271 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 08:46:23 ID:gaeCQaXy0
けんじサン待ってたよ!
こんな板で良スレ発見。
未完の人達の再来キボン!!
年明けからの俺は、毎日必死だった。施設実習が始まったから。
医療系専門学校の介護福祉科。ボランティアでの単位取得と実習の連続で。
一月中頃から二週間のボランティア。そしてその直後、二月の初旬に後期の定期試験。
解らない事だらけの現場。頭に入らない試験勉強。かなりきつい状態で。
受け入れ先は精神科の専門病院で。隔離棟入ると、身の危険感じるような状況もあって。
人間相手の事だから、腹立ったり、いらつく事もあって。切れかかったりって事もあって。
でも彼女の前で辛さや怒りを見せる訳にはいかなくて。家帰るまでに、何とか顔を元に戻して。
家帰って彼女が来てくれて。「お帰りなさい。」その一言でやっと、和んで。緩んで。
実習記録の整理してると、少し距離おいて、お互いの視界に入る所に座ってて。
壁もたれて、小説とか読んでて。ふと顔上げると、目があったりで。多分、様子伺ってて。
記録の整理して。試験勉強して。一段落。ノート閉じたら、近寄ってきて。横座って。
話したり。話さなかったり。ぼー…っとテレビ見てたり。特に何するでなく時間が過ぎて。
そんな何でもない時間が俺には大事な時間で。その時間を彼女が作ってくれてて。
おかげで実習何とか乗り切って、試験の結果も出て。何とか踏みとどまる。そんな感じで。
進級が確定した時は、虚脱して。「大丈夫ですか?」「大丈夫ですよね?」何度も聞かれて。
「大丈夫。」何度も答えて。結局心配掛けてるなと、微妙にへこんだ。
けどとりあえずの不安が去って、補修も無いし出席も足りてるしで気楽に学校も行けて。
ちょっと抜けた感じの生活。俺は朝一の講義を取る必要が無くて、夜更かししてた。
いつもは十時くらいには帰る彼女が、その日は帰らなくて。横で静かに本読み続けてて。
ちょっと眠そうにしながら、時々、時計気にして。十二時回ったところで、立った。
「あ、帰る?」「まだ。」壁に掛けてあったコートから何か、引っ張り出して。横、来て。
「はい。」「何?」「チョコ。」「え?」「十四日になったから。」「え?」
青い包装紙の箱受け取ってもまだ、合点がいかなくて。時計指さされて。確認して。
「二月十四日。」「あ。」やっと理解して。ちょっと何か、固まって。
「カノジョですから。」貰っていいの、とか聞く前に自分で言って。笑って。
「これで私が一番、先。」「一番?」「お兄ちゃんが誰かに貰うかも知れないから。」
「これ、後先って関係ある?」「あは。なんかやだから。」また、笑って。
彼女がそう思うならそうなのかなと思って。「ありがと。」どうにかお礼言って。
「ちゃんとお返しするから。」そう言ったけどちょっと首振って。
「聞いてもいいですか?」「何?」「答えてくれますか?」「だから、何?」
「答えてくれるんなら、聞きます。」「答える。」「じゃ、聞きます。」
ちょっと間置いて。「私の事、好きですか?」探るように、聞かれて。
「…うん、好き、だし、大切。」急激に乾いた喉からやっと声絞り出して。大きく息吐いて。
何も言わずに、肩に頭、乗っけてきて。手、探られて。握って。汗ばんだ手が凄く暖かで。
お互い言葉出なくて。何時だったか忘れたけど彼女の「あ。寝なきゃ。」って声に頷いて。
彼女が部屋の中入るまで見送って。部屋で一人、チョコの箱見てて。開けられなくて。
冷蔵庫にしまい込んで。色々考え初めて。頭グツグツ煮えて。殆ど寝られず学校行って。
学校の女の子は俺にはカノジョがいると知ってたので、彼女が心配したような事は無かった。
その時貰ったチョコは何か勿体なくて、食べられなくて。封も切れなくて。
何日か冷蔵庫でご本尊のような扱いを受けていたのを学校から帰った彼女に発見されて。
怒って珍しく大声で「何で!!」そう言ったきり部屋の隅座って、涙目になって。
慌てて謝りながら彼女の目の前で食べて。その後も無視られながらの弁解に必死で。
視線くれるのにもかなり時間かかって。口開いてくれたのは十時回った頃で。
「マジ何でもするから、許して。」「…何でも?」「出来る事なら。」「本当にですか?」
「する。するから。」「じゃ、もう一回聞きますから答えてください。」「え?」
「私の事、好きですか?」まだ責めるような目で。一瞬躊躇したけど同じに答えて。
「…好き。だし、大切。」その一言で彼女は頷いて、やっと顔緩めてくれて。
「あは。安心しました。」その笑顔でまた、とんでもなく悪い事をしたような気分になって。
思わず謝ったら「もう許してます。」そう言って、立って横来て。腕持って。
「また今度聞きます。」「え?」「言って貰ったら嬉しいから。」ちょっと顔ほてらせて。
頷いたら、やたら嬉しそうに笑って。またその顔で自分が悪い事した気分になった。
いらないとは言われたけど、ホワイトデーには一応、クッキーを渡した。
彼女は「食べなかったら怒りますよね?」そんな事言って。悪戯っぽく笑って。
「何でもするって言うまで許さない。」そう答えたら「あは。ちょっと怖い。」
何が怖いのか聞こうかと思ったけど、既にちょっと赤かったから、やめた。
277 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 04:00:32 ID:3WLNWZHBO
『あは…』に萌え死にそうです(ノД`)
早朝にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!のか
最後の一行激萌!
でも女からみると、お返しにクッキーってガッカリかも
って思っちゃった。
時代が昔だし、それは今の感覚かもしれないけど。
女の子もまだ子供だし、そういうもんかな。
続き楽しみにしてます!ワクテカ!
41氏キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
時期あっていて、すげー萌える
>「あは。ちょっと怖い。」
これ最強!(*´д`*)
41氏がうらやますぅ(´;ェ;`)ウゥ・・・
>>41 相変わらずの切なさだなあ。
投下してもらえてうれしいです。
283 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 12:03:47 ID:B9d+Boy5O
マジ萌えた
映画化キボン
なんつー綺麗な物語だ
いつの間にかキテタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!!
もはやこれは貧しいどうこうより純愛ドラマと化してる。だが、そこがいい。
「ちょっと怖い」で、彼女は何を想像したのか。「何でもするというまで許さない」
で、何をさせられると思ったのかを考えるとまじ興奮。
「あは」×3のサービス精神に感謝。
少し笑ったところを表現したんだろうけど、それを「あは」と言う字にした
41氏に敬服するのみだ。
41氏がなんでもするからと言ったあと、彼女が何を要求するのかとものすごい期待したが
単なる愛の確認か。あくまで焦らしプレイだなw
専門学校生と中学生の純愛・・・ウヒョウヒョ
41氏への出版社のオファーまだ?
正直電車男よりも売れると思う。
その理由として
まず、主役の二人はそれぞれ異性・同性から見て嫌悪感をもたれるような
性格ではなさそうだということ。
彼女のほうは貧しい家系だがそれを露骨に(押し付けがましく)表現していない。
実写化されたら主人公のナレーションは必須だな
289 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 02:25:06 ID:XWn/Otie0
>>217 廃藩置県で土地を取られたって・・。元領主の武士?。
確かに領主と地主は微妙な関係にあって、家格が高くて武士
扱いされたばかりに土地を失った名家はやたらありそうだ。
290 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 07:52:42 ID:LiMYPRE+O
良スレ
41氏、投下乙です
あいかわらずキュン殺してくれますな…(*゚∀゚)=3
携帯更新しました
293 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 10:47:33 ID:NRlInLBJO
41さんのお話に出てくる登場人物には皆やさしさと思いやりに満ちていて、読んでいて心が暖まります。
41さんも女の子もお婆ちゃんも、皆幸せになーれ!
最初の41と今のトリプ付きの人って別人だお
295 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 11:53:08 ID:sPijkzcjO
え?
途中で別人になったの?
>>294 文体は同じように見えるがなぁ・・・・ID変わるのはよくあることだし
句読点の使い分けが不明瞭なところも同じに見えるしなぁ・・・
おまいらあんまりエスパーの相手すんな。
で、祝日の真昼間からPCに向かい、
41氏、けんじ氏、他の燃料投下を
待っている訳だが・・・
300 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 15:44:31 ID:sPijkzcjO
祝日
age
ところで41氏は今現在何歳くらいなんだ?
文を読む限りでは、近年の文明?があまり出てこないし。
CDとか携帯とかメルアドとか・・。
41氏独特の「あえて出さない」戦法かw 他にも名前とかね。
しかし言うなれば大人と中学生の関係なのに、全くいやらしさがないのも素晴らしい。
それをいやらしく読む俺は恥ずべきなのか
302 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 18:16:50 ID:rBkvtXm80
イノウエのハナシモ キニナル
自分でレス見て思ったがCDを近代の文明を考えてる時点で
俺はかなりのオサーンだなw
しかしもう41氏に限っては哀しい話はごめんだ・・。
これでまた誰かが他界してしまうなんてことになったら号泣するぞ
304 :
けんじ:2006/02/11(土) 19:53:34 ID:zZFBX6M/O
涙で書けません
けんじ氏、そう言わず頑張って書いてくれ
けんじ氏へ。ほんと先が気になってしょうがありません。
続きよろぴく。
七年前で当時18ということだから現在25,6ってところか
308 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 05:30:05 ID:6BHB3SSjO
309 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 17:03:40 ID:+4i186as0
age
310 :
イノウエP:2006/02/12(日) 18:12:03 ID:44ksOVRu0
真冬になってもイノウエはコートやジャンバーのような防寒着を着ない。
汚れたジャージ上着にヨレヨレのブラウスかプリントが剥げ落ちたシャツだった。
下は夏と同じく紺の吊りスカートかエンジ色(エビ茶色)みたいな長ズボン又はジャージズボン姿だった。
3学期は俺の席から左斜め前にイノウエの席がありよく観察できた。
決してイノウエに興味あるわけではなかったが自然と目に入る。
鼻水垂らして洋服の袖口でなする場面、鉛筆や爪をかじる場面はもうお馴染だった。
真っ黒の上履きはかかとを踏んでいたが、もしかしたら小さくなっても買ってもらえずなのかなとも思った。
髪の毛は脂ぎっていて、水色ジャージの襟部分は濃い目の青だったが、フケがたくさん落ちていた。
筆箱の四隅のフチは破れ、アニメの絵も薄くなり何の絵かわからない。
机の横に下がっている赤い手提げも黒ずんでいる。
とにかく当時の他の女子とは持ち物も服装も違いすぎて逆に目立つ。
みんなにとっては空気のような存在だが、自分にとってだんだん彼女が気になる存在になっていた。
311 :
イノウエQ:2006/02/12(日) 18:27:52 ID:44ksOVRu0
俺は学校でイノウエに話しかけることはなかった。
彼女もクラスで寡黙だった。授業中指されるとハキハキと答えた。
でも休み時間に友達とだべることもなければ、追いかけっこをすることもない。
けれど、なぜか俺に対する態度がちょっと違うなと思えることがあった。
教室で鉛筆や消しゴムを落としてイノウエのそばに転がる。
彼女は黙って拾い机に置いてくれる。俺以外の人のモノだったら無視。
体育授業中のドッジボール。
ちなみにイノウエは黄ばんだ体育着だが痩せていてスタイルがよく脚も長かった。
少なくても俺の方が背も低く短足だった。運動神経も悪くなく球技ではたいてい活躍した。
そのイノウエはドッチボールでも普段のうさ晴らしとばかり、男子にボールをぶつけアウトの山を築く。
以前は俺も思いっきりぶつけられたが、ある時から俺を全く狙わなくなったのだ。
みんなからは相変わらず嫌われていたイノウエだが、洋服さえきれいなものを着ればいいのに…と思えた。
イノウエ待ってました。
続きもよろぴく
313 :
イノウエR:2006/02/12(日) 18:49:18 ID:44ksOVRu0
寒い朝、下駄箱の前で上履きに履き替えているところにイノウエが登校してきた。
寒いから俺もジャンバーを着込んでいるし、女子はぶ厚いコートや手袋をしているのに、イノウエはジャージにスカート姿。
ソックスも短めのもので脚は寒そう、手はアカギレだらけで見るからに貧乏そう。
イノウエはかがんで真っ黒の上履きを取り上げる瞬間に俺と眼が合って、次の瞬間ニヤリとした。
そんなイノウエの俺に対する態度をクラスメートは知るよしもなかった。
が、ただ一人気付いていたのは以前縦笛事件の時に隣席に座っていた例の女子だけだった。
彼女=チカコは、盛んに「イノウエさん、あなたにきっと気があるんじゃない?」と俺に冷やかしを言ってきた。
仲の良かったチカコにそんなこと言われるのはショックで、勿論「冗談じゃないよ」と否定した。
が、「なんだかそんな気がするよ」「イノウエさんあなたのことばかり見ている」とチカコはからかう。
よく見ているなと感心の限りだった。
チカコは「私、応援するよ」とわけわからないことを言う。
ノシC 待ってました>イノウエ
他の神々カキコも待ってますよ〜
誰かが書いてるからって遠慮なさらずに!!まとめページで整理すれば良しだから
щ(゜Д゜щ)カモーン
315 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 22:33:13 ID:Pw55J403O
age
316 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 12:13:55 ID:c6rib+zoO
月曜日だ。
そういえば小学生の頃は日曜の夕方が憂鬱で仕方がなかったな〜
317 :
けんじ:2006/02/13(月) 12:15:01 ID:Yaispii3O
(続きです。)
朝飯を二人で食べてたが、至って普通だった。立花が俺の服を着てる事が何故か嬉しかった。テレビはアニメの再放送(夏休み)が流れていた。名残惜しいが…
「よしっ、と」
「…?」
「店番してくるわ」
「え?」
「立花はここにいてテレビ観てるなり、一旦出かけるなり好きにしてなよ。CDがそこの箱でスーファミがそっちな。出かけるときはカーテンとクーラーは切っといてな。用があったら店に来てくれ。」
「色々ありがとう!あと少ししたら一旦出ますね」
318 :
けんじ:2006/02/13(月) 12:28:37 ID:Yaispii3O
ばあちゃんと店番を変わる
「ばあちゃん、目玉焼きサンキューな」
「そんな一丁前な礼言われるとなんか気持ち悪いわ。」と笑った。
『色々ありがとう』
立花がそう言ってくれたからかな…?
その日の店番はあまり苦では無かった。
319 :
けんじ:2006/02/13(月) 12:39:12 ID:Yaispii3O
俺の両親は二人共勤めに出ていて夕方帰って来る。若干母親の方が早く帰って来る。
そして毎晩のように近所の人間が差し入れを持ち寄って集まる。
その頃には店番も終わり、俺は自分の部屋で過ごしてるのが日課。
320 :
けんじ:2006/02/13(月) 12:52:22 ID:Yaispii3O
部屋に戻るとやっぱり立花はいない。貸した服はたたんでベッドに置いてあった。
立花あの後、何してたんだろう?腹は減って無いのかな?やたら心配になった。
立花の家は知ってる。要るかどうかわからないがとにかく行ってみる事に。
紫煙だよ!
ドキドキ
(*´Д`)立花タンハァハァ…
初めてリアルタイム投下キタコレ!!!
即更新>携帯まと
けんじ氏、「続き」、ありがとうございます。
ホノボノとした情景が浮かびまつ。更に続き、ヨロピク。
41氏、「続き」は未だでつか?
何故か、TV「白夜行」の福田麻由子ちゃんが脳内に浮かんできて、思わず、
ウルウルと...。 ここに載った話しをドラマ化すれば、視聴率、高いかも?
でも、そんなの関係無いな。とにかく、続きは? 悲しい別れがあっても
我慢するから...書いて。
ゴメン、淡々と続いていたイノウエさんへの「エール」が抜けてしまいまつた。
丁寧な状況描写から、どんな展開を見せるのでしょうか? 待っております。
今日も大盤振る舞いだな。
けんじ氏のは淡い青春って感じがする。
41氏とは違う同い年というところがいいね。
41氏のバレンタインと同じ時間がきましたよ
悔しかったので、台所においてあった妹の手作りチョコ、全部食ってやった
328 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 00:59:16 ID:Smgv0pELO
ヤメレ!
329 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:31:09 ID:MK/vsO1CO
鬼畜すぎ('A`)
>>327 それ、327の為に一生懸命まごころを入れながら作ったチョコだったって。
「ホワイトデーにはきっちり返してね♪」
「え?かえさないよ」
「えぇ〜〜・・。返してよぅ〜〜(プリプリ)」
「だから・・・・・・・・・・・今夜は君を帰さないよ」
(あま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!)
昨日のいいとものスピードワゴンより
332 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 06:36:30 ID:L55e3budO
いや〜熱いですな!けんじ氏!立花は一体何処へ行ったのか?
予想しる
333 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 11:08:17 ID:L++kP/I10
41氏、最強だよ、あんた。素晴らしすぎる。
なんか、俺、仕事ばかりして、イライラして、
ウサ晴らしにこの板見てたら、こんな素晴らしい小説に出会えて。
俺は大事なものを見失っていた気がする。
それを気づかせてくれたというか。大げさだ、と笑う奴が
いるかもしれん。でもそんな気持ちなんだ、マジで。
やべえ、涙が出てきたよ。続き、待っているぜ。
>>333 だと言うのにせっかくのイイ話を下ネタで台無しに
しようとする一部の住人、最早救い難い。
こんな泣ける話、他の板にもあるんだろうなぁ
336 :
けんじ:2006/02/14(火) 18:57:06 ID:DShJPADfO
立花の家の前に着いたのは18時
まだ外は明るい。
元々知ってはいたが立花の家は結構広そうな上、我が家よりも新しい。
…が、『人の生活の気配』を感じられ無かった。呼び鈴が鳴らないので(そりゃそうか…)門を開けて玄関前まで行って見た。
聞こえるかどうかわからないが「立花っ?」と呼んでみた。
「はい」と後ろから返事が返ってきたからびっくりしてしまった。
「うぉっ!」
「ごめんなさい。驚かすつもりは無かったの…」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
338 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 21:57:30 ID:ojb3qObp0
>>けんじ〜
少しは連投してくれよ〜
気になるじゃないかよ〜
荒らすつもりはないけど・・・
こうも小出しにされるとネタなんじゃないかと疑ってしまう
心の汚い自分がいるんです!><;
忙しかったり、立花さんの事を思い出して書くのが辛いからじゃないか?
ネタでも何でもいいじゃないか。
中々ないぞ、毎日覗くのが楽しみなスレなんて。
>>341 貴方に俺の持ってる全てで同意する。
41氏だけじゃなくて、各執筆者のオムニバス形式で出版してもらいたいもんだ。
341氏の言う通りだ。
万が一、いや兆が一ネタだったとしても
誰が被害を受けると言うのだ?
おいらは、忙しい時間を割いて投稿してくれる
41氏、けんじ氏、イノウエ他を烈しく紫煙しつつ、
喜哀楽させて(怒りは無しで)くれる事を、
切にキボンヌ
各氏、頑張ってくれ
たとえネタであっても、これほどまでに人々の心を揺さぶる
作品を伝え続ける諸氏に感銘を覚えます。
できればトリップを
346 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 05:00:14 ID:iEcZ0IoyO
<<41
41氏よ
あなたはわたくしめにとって
光明であります!
347 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 07:35:24 ID:6jv/7hQxO
このスレをお気に入りに登録している人〜
はーいノシ
349 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 11:29:59 ID:0TIgChCTO
登録の仕方が分かりませ〜んっ。
定期巡回仕掛けてまつ(*・∀・)ゞ
続きが気になって夜も2時まで眠れないんです!><
(o ̄∀ ̄)ノ”ぁぃ
拙者もノシ
356 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 21:11:10 ID:U6Vavt72O
ウチも!毎日待ってますノシ
今日は書き込みあるかな?
画像のうpもなく、淫語もなく、エロイ体験談もない。
それでも萌えられるスレがあることをフェチ板住人の多くは知らないのだろうなw
ようするにフェチ=エロ ではないということだ。
ここまでずっと執筆者の話題でなかなか新しい話題が出なかったが、このスレの住人は
募金などで薄幸そうな娘が箱を持って立ってたら、つい募金してしまうだろ?
少なくとも俺はそうだ。
359 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 00:34:59 ID:DqugShKh0
>>358 荒しが何偉そうに言ってんだ。
メル欄やめろ
俺は人の迷惑になる行為はしないんだぜ。
外見で人を判断するのはよくないんだぴょーん
一体感が無くなるのは迷惑行為だな
掛けていないつもりで掛けているのが迷惑
でも、多少の失敗は寛大な心で許してあげましょう。
363 :
けんじ:2006/02/16(木) 12:57:51 ID:XxYnIBWDO
「いやもうほんとにびっくりしたんだぜ」と笑った。
「私もほんとに驚かすつもり無かったんですよ」と笑った。
胸がキュンとした。空はまだ明るい。立花は制服ではなく、ワンピースとTシャツを来ていた。(汚れているようには見えなかった)
「とりあえず歩こうか…?」
「うん」
歩きながら、言いたいことは決まっていた…。
ィィョ(・∀・)ィィョ
待ってたよ
即更新ダヨ>携帯まと
365 :
けんじ:2006/02/16(木) 16:39:03 ID:XxYnIBWDO
川原。
周りは夕焼けから沈んだ太陽の名残惜しさで、紫色に変わっていた。もう日が暮れちゃうなぁ…
とにかく、広くて新しくても電気が使えない夜も真っ暗な所に立花をひとりにしておけない
…あれ?なんでこんなお節介なこと思ってるんだ?と自分でも疑問を感じた。
「立花、あのさ、今夜もうちにきなよ…何かと不便だろ?」
「でも、これ以上は…迷惑だし…」
「いや、でもさ……」
困った…。
口下手な俺はなんて言ったら善いのかわからず、うまく説得出来ない。でも俺はわかった。
俺は立花が好きだ。
いや、好きになったが正確なのかもしれない。
366 :
けんじ:2006/02/16(木) 16:48:35 ID:XxYnIBWDO
まず、この想いをきちんと伝えたい。
「立花…」
「うん…?」
ここから次のセリフがでるまでに1、2分ほどかかったのだが、俺にとっては相当の長時間に感じられた。
からからになった口で小さな声だが強く、俺は勇気を出して伝えた。
「立花…好きだ」 「好きな人が困ってるのにほっとけない。暗くて電気もつかない家に置いておけないよ…」
367 :
けんじ:2006/02/16(木) 16:58:49 ID:XxYnIBWDO
「好きな人が腹空かせてるのにほっとけない。どうすれば一番善いのかわからない。でも、助けてあげたいんだ…」
正直に伝えた。
涙が出た。
「ありがとう」
とポツリと言い、立花はうつ向いたまますすーっと寄って来て「わあああああー」と叫ぶように泣いた。
抱き締めるような形で泣き止むまでしばらくの間そのままいた。
368 :
けんじ:2006/02/16(木) 17:00:00 ID:XxYnIBWDO
思い出したら泣けてきたのでつづきはまた今度ね
全米が泣いた
けんじさんキタ――ヽ(・∀・)ノ――!!!!
続き待ってました!
夕日に染まる川原いいわぁ…めちゃくちゃいいシチュエーションじゃないですか!(*´Д`)
続きも期待して待ってます。
あとトリップつけてくだされ〜(´ー`)
けんじ氏の男っぷりに感涙
けんじ乙超乙
本日のけんじ氏による投下はなさそうなので
他氏による投下を・・・
&<おとなしくまってる
<オレメモ>
--------------------
けんじスレここまで更新済
--------------------
</オレメモ>
こんな俺にもまだ涙が残っておったわ(ノД`)
>>369 全米じゃなく、「全世界が泣いた」
じゃろ?
ここのスレみてると、胸があつくなります。
仕事でつかれたら、ここのぞくようにしてます。
みなさんの続き、たのしみにまってます。
376 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 23:22:39 ID:pL9V4jjYO
折れも泣いた
377 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 23:23:04 ID:0DNA/7cJ0
ヤラシイ気持ちでたまたま来ました。こんなに泣けるスレがあったとは。
楽しみにまってます。
携帯まとめサイトってどこ?
よく見たら携帯サイトのアドレス
「リッチガール」なんだなw
こんなスレがあったなんて……琴線に触れまくりだよ(;´д⊂
でもなんでフェチ板なんだろうw
382 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 06:57:11 ID:6zWEXA/uO
そりゃ「貧乏な女の子フェチ」ですから。
貧乏な女の子の魅力は自分の意思に反したコンプレックスを持っているところかな。
ちなみに私は「ドジッ娘」や「赤面症娘」「舌っ足らず娘」なんかにも萌えますね。
383 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 09:08:44 ID:ghBQFXFIO
ツンデレドジっ娘(´□`*)
384 :
けんじ:2006/02/17(金) 21:42:51 ID:qBzF7CG1O
立花が泣き止む頃、周りは真っ暗になっていた。
「今日もうちに来なよ」
「うん」
誰も外には居ないことを見計らって部屋に入る。
「立花、腹減ったろ?ちょっと待ってな。」
と家に行き、飲んべえ達のところからつまみをくすねようと居間に行った。
その時、大工の棟梁が「なんやけんちゃんも酒くらい飲めるだろ?酒も持ってくか?」とか
街工場の大将が「けんちゃん明日からここのレギュラーだな。」とかぼやいてた。
「こんな不良達の仲間に入れないでよ〜」と母ちゃん。
「お前、それ言ったら俺はどーなるんだよ(笑」と父ちゃん。そして皆爆笑。
あれも持ってけ、これも持ってけとつまみ類をごっそりいただいてきた。
我が家は恵まれてるなぁ…と思う反面、内緒で立花を匿っているうしろめたさに苦笑いしながら居間を出た。
部屋に戻ると金曜ロードショーで「僕らはみんな生きている」がはじまるところだった。
立花は…シャワー浴びてるのか……
C円
386 :
けんじ:2006/02/17(金) 22:04:44 ID:qBzF7CG1O
脱いであるワンピースとシャツを丁寧にたたんである。手にとったら絶対ばれるな…笑
くだらない下心は棄却して立花に貸す短パンとTシャツをその隣に置いた。
…と同時にシャワーが止まった。
慌ててベッドにダッシュして、落ち着いてるつもりを装い
「立花〜良かったらそれ着てくれよ。」「うん、ありがとう」
着替えて出てきた風呂あがりの立花はやっぱり可愛い。
「これ、良かったら一緒に食べようよ」
「うん、お腹空いてるから嬉しい。」
笑顔が眩しくて胸がキュンとなった。
387 :
けんじ:2006/02/17(金) 22:08:18 ID:qBzF7CG1O
更新遅くてごめんなさいね。
読んでくれている方、ありがとうございます。
けんじ氏お疲れです。
そんなことないです。続きまってます!
けんじ氏キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
これからどうなるんだ(*´д`*)ハァハァ
続きも期待してます!!
391 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 23:48:37 ID:DaEdNl2D0
(/^-^(T_T )/ 見てますよ。ちょこちょこ覗きに
来てますよ。よろしくどうぞ。
こんな話聞かせてくれてこっちがありがとうって言いたいよ
おおっ、風呂上りの立花に激萌え。
俺なら後先考えずに脱いだものに手をつけるなw
ところでけんじ氏が着れる短パンを立花も着れるのか?
けんじ氏はかなりの細身なのか。
立花はヒップだけはちょっと大きめだから、ヒップハングみたいになるよ
進級して二年生になった彼女は、お婆さんと毎日のように進路の事話していて。
お婆さんは、高校くらいは出ていないと仕事探しにも苦労するのではと心配していて。
彼女が小学生の頃から中学出たら働くと言っているのを、なんとか説得してと頼まれて。
俺の言う事なら聞くかもしれないと言われて、その気になって。軽く引き受けた。
それとなく色々話振ったけど、頑固で。とにかく早く中学出て働きたいとしか言わなくて。
高校は出るのが普通。俺はそう思い込んでいて。口にはしないけど、変だとまで思ってて。
焦る事無いとか、しっかり考えてからとか、解ったような事言い過ぎたかもしれないし、
他にも何か気に障る事があったのかもしれない。けど直接の引き金は、俺の無神経な一言で。
「早く働きたい理由って何?」それで、彼女の顔からすっと表情消えて。
「…おかね、ないからですけど。」抑揚の無い声で。冷たくて。細い針のような言葉で。
真っ直ぐ見据えられて。返す言葉が無くて。思わず目をそらしたら、彼女も視線落として。
お互いそのまま、動けなくて。彼女が黙って帰ろうとしても、言葉をかけられなくて。
それ以来、進学とか就職の話は、俺には出来なくなって。お婆さんには謝って。
お婆さんも、彼女が言った言葉を聞くと、辛そうで。言葉無くしてて。謝られて。
まだ気変りがあるかもしれないから、とりあえず触れない。そんな感じで、先送りになって。
俺が手を出せる事じゃなくて。その力も無くて。情けなくて。浮ついていた気持ちも吹き飛んで。
彼女が毎日、俺の部屋に来るのは変わらなかったけど、一緒にいても空気重くて。
会話しててもぎこちなくて。謝っていいのか、それも解らなくて。部屋に居づらくて。
なのに家帰った時、彼女が来てくれると安心して。そんな日が続いて。
でも帰った時、通路にいた彼女が普通に「お帰りなさい。」そう言ってくれて。
何日かぶりの事で。俺もなんとか「ただいま。」言えて。笑ってくれて。
一緒に部屋入って。定位置にいつも通り座って。それでやっと、重さが少し散った気がした。
続く?
家の事は彼女が置かれている現実で。多分、色々と考える事が多い時期で。
あの時はまだ、俺みたいな他人に踏み込まれるのは嫌だったんだと思う。
明確に一線を引かれて。その事に関してはそれ以上、知る事も拒否された感じで。
どうにかしたくても、仕送りとバイトで生活させて貰ってた身ではどうにも出来なくて。
まずちゃんと資格取って卒業して就職しよう。殆ど考えもしないで、そう結論出して。
職に就いたからと言って、何か出来る事があるのかどうかは解らなかったけど、
とりあえずそれに集中しようと言う、ほとんど逃避のような状態で、そう決めた。
半月くらいすると、彼女とは元通りというかそれまで通り。表面的にはそう戻ることが出来て。
俺がのんびりしてる時は必ず横にいて。色々話して。よく笑って。時々甘えて。
たまに怒って、拗ねて。許して貰うのに時間かかって。でもそれも、甘えてるのと一緒で。
結局は、ちょっとじゃれついてきたり、長居する口実。それはそれで、可愛くて。
学校か実習行ってバイトして帰って、彼女がいて。その繰り返しの毎日はとにかく早く過ぎて。
春先からもう就職活動の準備初めて、色々やってるうちに彼女の誕生日が近づいて。
また何か、とは思ったけど今の状況ではどうなんだろうとそんな事考えてる時。
不意に「お願いしていいですか。」なんて言いだして。それまでには無くて。ちょっと意外で。
「何?」「行きたい所があります。」「どこ?」聞くと、お母さんのお墓で。
命日には行きたい。けどお婆さんは「何度も泣きたくない。」と渋ってて。
電車賃は貰ったけど一人で行くのは初めてだから不安で。いつ言おうか迷ってた。
そんな事言われて。「行こ。」それだけ言うと、「よかった。」って、笑ってくれて。
バイトの出勤表二人で見て、行く日はすぐに決まった。六月中旬の土曜。何日か前倒しだった。
おつかれさまです
41氏乙。
2年に上がってそしてもう6月か。早い進行だな。昼ドラみたいだw
それはそうと今まで一年だったのか。2年か3年だとバカーリ。
2レスで文章の数が合計44+36=80。
そのうち語尾が「て(もしくは「で」)」で終わる文がなんと64個もw
ごめん、細かすぎたか、俺。誰も聞いてないのにな。
こんな揚げ足ばっか取ってるから嫌われんのかな〜w
ま、だからって直さないけどなw
これからも一人で力説して行くからw
402 :
少佐の…:2006/02/18(土) 05:56:16 ID:cNPF9wjLO
>>41氏キタ☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!
激しく支援!!
いつも以上に内容濃っ!
絶対に41氏と彼女にはシアワセが訪れてほしい。
404 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 08:51:31 ID:sFszx2VjO
おー!41氏乙でーっす!
少しづつ少しづつ深まっていく二人の関係。
リアルに過ぎていく時間描写もイイ!
これからの展開に超期待age
405 :
まとめ屋:2006/02/18(土) 10:14:46 ID:UXPmPOXT0
けんじ氏・41氏 キテタ━(゚∀゚)━!!!!!降臨乙です!
各神々の降臨もお待ちしてます!
・M子(1スレ-549氏)・千代美(○×氏)
・続・彩(2スレ-144氏)・真希(2スレ-258氏T君)
・優希(2スレ-520氏)・美貴(2スレ-549氏)
・ケメ子(2スレ-592氏)・立花(けんじ氏)
・お兄ちゃん(3スレ-41氏)・イノウエ(3スレ-29氏)
&<待ってますよー
407 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 16:34:24 ID:JkMKUdyhO
age
>>406 ああそうだよ、俺は変態だよ。
それでお前に迷惑かけたか?
って言うかまともな奴の方が少ないだろw
409 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 20:46:15 ID:JWOQ8p5b0
このスレに出てくる貧乏な子ってジャージ率高いな。
下がジャージで上が普通の服ってのは珍しいのかな。
俺が小学生の頃は下だけジャージって子がいたけど。
---その話題終了---
みんなもちついておとなしく降臨待ちしる
&
>>410 スマヌ 携帯&地下鉄でいっこ遅れた..._| ̄|...○
>>413 いや、俺がジャージ率高いとかアホな話したのが悪いんだ。
お前は何も悪くない。謝るのは俺のほうだ。すまん。
このスレは謙虚な方が多いですね(^-^)
素晴らしい事です。
と、スレ讃えはこの位にして、神々の降臨を待ちましょう。
416 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 22:38:39 ID:8sCjDIxI0
美貴(2スレ-549)続編
あの蒸し暑い夏の夜を美貴のバラック小屋で二人過ごした俺は翌朝そこを立ち去ろうとした。
「美貴、夕べはゴメン、、、俺帰らなきゃ」
その瞬間彼女は寂しげな表情をして俺を送り出したが、堤防まで続く狭く曲がりくねった砂利道を走って追いかけてきた。
「○○君、勉強しよ。来週夏期講習だもんね」
その時の美貴の格好は、いつもの体操服ブルマの上にエンジ色のジャージトレパンを穿いていた。
勉強道具の入った学校指定のスポーツバッグを肩にかけて、素足に通学兼部活用の汚れた白い運動靴姿。
「俺んちも狭くてぼろいけど、親は出稼ぎで留守だし姉貴もバイトだから」
町工場とバラック群を抜け堤防の階段を登り、廃車や違法駐車が並ぶ舗装道を渡ると、殺風景な四角張ったアパート群が見えた。
道路脇や空き地は雑草が生い茂り、不法投棄のゴミや自動車の部品が散乱する。
市が整備した公園も不良の落書きと空き缶で荒れ果て、トイレ脇にはホームレスのテントもいくつか見える。
俺の住む2階建ての市営アパートはこの一角にあった。
>>408 大便サンクス。
なんか俺の思ってることをきっちり言ってくれたなw
俺が外で飯食ってる間に
Σ(゜Д゜;)マジ?ミキキター?
待ってました!!…が
_| ̄|○ 休みだからまとめ更新_ポ
419 :
549:2006/02/19(日) 01:36:29 ID:s/kVNawQ0
美貴(2スレ-549)続編2
俺達は2階建ての市営団地のコンクリート打ちっぱなしの階段を登り、無骨な金属製のドアを開けた。
六畳二間と台所・便所、それに親父の出稼ぎの送金でベランダを潰して建てた風呂場。
六畳間の一つは茶の間兼お袋の部屋、もう一つが俺と姉貴の部屋で、俺はいつも2段ベッドの上段で寝ていた。
茶の間はお袋の布団が敷きっぱなしで、姉貴と俺の洗濯物が散らかっている。
美貴は汗ばんだ体操服姿で靴を脱ぎ、素足で俺の部屋に入った。
「○○君、お邪魔します」
「こんな部屋だけど、うちの中学ってこんな暮らししてる奴多いし気にするなよ」
子供部屋はベッドの他、姉貴と俺がそれぞれ小学校入学時に親戚から貰ったお古の机が置いてある。
姉貴は好きな男性アイドルのポスター、俺は好きな女性アイドルのポスターを壁に貼っていた。
「○○君ってこういう好みなんだ。あたし家にテレビ無いから、クラスの子や古雑誌でしか見たことないの。
でもラジオなら持ってるから、彼女の曲は知ってる。」
美貴は、学校ではめったに見せない笑顔で俺に話しかけた。
美貴を姉貴の机に座らせ、俺達は学校から貰った参考書で勉強を始めた。
ノートを買うお金が無いので、近所の古紙回収場から盗んだチラシの裏に書き込む二人。
新聞を定期購読する人も少ない地区なので、大人は拾い読みし、読み終わると捨て、業者が拾っていく。
「ねえ、あたしもたまに新聞拾って記事を読んで、それを集めて業者へ売るのよ」
学校では生活の事を話さない美貴が自分から堰を切ったように話し始めた。
「隣のコンテナ小屋の女の子と一緒に、休みの日は町へ出て雑誌拾いや空き缶空き瓶拾いもするの」
「あと、町工場の下働きも。稼いだお金で銭湯通ったり、泥棒市場へ買い物を行くのよ」
「一番辛いのはクラスの女の子に見つかって笑われる事かな。堤防下の子は支給品の体操服しか持ってないし。
早く大人になってちゃんと稼いで、自立したいな、、、」
420 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 11:45:14 ID:H3AytcvdO
お、おおっ!549氏が続編を引っ提げて登場\(^O^)/マンセー
待ってましたの紫煙あげ
421 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 12:20:05 ID:rRxiClMkO
こうやって美貴の続編が読めるのもまとめサイトさんのおかげだ!サンクスコ!
422 :
549:2006/02/19(日) 18:15:31 ID:s/kVNawQ0
美貴(2スレ-549)続編3
美貴は「早く働いて自立したいの」と言うと、感情がこみ上げたのか笑顔が崩れ涙ぐんだ。
それでも必死にこらえ作り笑いをしながら、その日焼けした腕で涙を拭った。
「一方的に話ししちゃってゴメンネ」というと、再び机に向かっていった。
チラシの裏に鉛筆で英単語を書いて暗記したり、数学の公式の演算をしたり。
俺とは背中合わせの位置なので、彼女が気になる俺がこっそり後ろを向くと美貴の長い黒髪と背中にゼッケンの付いた体操服が目に入る。
何とか集中して勉強しようと心がけたが、こらえきれなくなった俺は美貴が振り向くのを待って声をかけた。
「美貴、俺、、、」
「どうしたの、○○君?」
美貴と視線が合い、二人見つめあったその瞬間、俺は彼女を抱きしめた。
そして、抱き合ってから時間を置かずにキスを交わしていた。
興奮して息を弾ませる美貴を、俺は机と隣り合わせの姉貴のベッドへ押し倒していた。
423 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 22:03:31 ID:3iYElHkdO
真貴の続編は・・・
美貴続編キテタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!!
まさに神スレ、良スレwwwwwwwっうぇっうぇwwっうぇwww
うっはおkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk
>>424 茶でも飲んでもちけつ (´∀`)つ旦~
2スレ549氏 乙です
明日AMまとめ更新させていただきます
みんな落ち着け!お膣君だ!
だから
>>424はおれじゃないっての。
本物だというなら俺の作品をひとつでも出してみるんだぴょーん
まとめサイトの「幸子」をどう捕らえたらいいのかw
430 :
まとめ屋:2006/02/20(月) 13:39:55 ID:Q4tOCNHe0
【幸子@12氏】について
当時、テキストコピペして帰りに携帯で読んだ時はオレもorzだったがな
ネタとはいえ「元祖のPCまとめサイト」さんトコにあったのでそのまま
途中まではワクテカな展開だったから
このままでいっかな?って…なので残してます
さぁ○○君が美貴を押し倒した!!
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
ゲーム化キボンヌ
貧乏な女の子と脱衣麻雀してえ
やっぱりアドベンチャーゲームだろ!
1日に何回か出会ったりして好感度あげて、仲良くなったり。
ジャージ姿の娘とか…(*´Д`)ハァハァ
>>434 それはありだな。
「なぐさめる」
「お金を渡す」
「冷たく言い払う」
「それでも綺麗だよという」
等の項目があったりw
436 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 01:11:26 ID:llgj87GYO
まさに全米が泣きそうなゲームになる悪寒
437 :
でめたん:2006/02/21(火) 11:37:41 ID:a7/RVMNW0
ここに書かれている女の子程貧乏じゃないかもしれないし、
萌えてもらえないかもしれないけど、今まで誰にも言えなかった
私の貧乏だった少女時代のことを書いてみたいと思います。
私は両親と3歳上の兄との4人家族でした。
うちが貧乏なんだなと感じたのは、小5の時。それまで住んでた田舎の借家が
立ち退きの為、もう少し開けた町に越してきた時。そこでも勿論借家だったんだけど、
生まれて初めての2階建てだったので凄く嬉しかった。
ちょうど小5の2学期という微妙な時期に転校したので、すぐには友達が出来なかった。
というか、さすが町の子という感じで、みんな可愛い服を着ていたし、髪も伸ばして
可愛く結んできている子ばかりだった。私はと言えば、ガリガリのチビで髪の毛は男の子
みたいに短くて・・・・。着ている物もお下がりばかりで袖口なんて擦れていて
多分もの凄く浮いていた子だったと思う。
それでも何とか友達も出来て、その子の家に遊びに行った時に、「あー、うちって貧乏なんだ。」
ってはっきり思ったの。広い廊下にきれいな部屋。リカちゃん人形も何体もあって私には
無いものばかりな家だった。うちも2階建てとはいえ、狭い台所に4畳半と6畳しかない家だったから。
リカちゃん人形どころかおもちゃらしいものはほとんど持っていなかった。
家に友達なんて呼べるわけもなく、駄菓子屋での買い食いも一緒に出来ない私は、
少しずつ仲間はずれにされていった。
438 :
でめたん:2006/02/21(火) 11:38:56 ID:a7/RVMNW0
多分、今思えば仕方なかったことだと思う。
私でも友達になりたくないもの。当時の私は本当にチリでガリガリで目ばっかり
ギョロギョロ大きかった。ついたあだ名が「デメタン」だったくらいだもの。
そんな私でもクラスに気になる男の子がいた。彼は背の順で私の隣になるくらい
チビだったけど、風見信吾のものまねが得意でクラスでは人気のある子だった。
掃除の時間にはいつも踊っておちゃらけて、みんなを笑わせていた。
彼との接点はあまりなかったけど、ほとんどの男子が私をからかう中
彼は林間学校で行ったフォークダンスで私とちゃんとずっと手を繋いで
踊ってくれた。それだけで、私の小さかった胸はいっぱいにあったかくなれた。
その後、彼はクラスの男子にからかわれていたけどね。
相変わらず仲間はずれにされてはいたけど、そんな私ともちらほら話してくれる奇特な
女子もいた。季節はちょうどバレンタインデーの頃だったかな。
みんなが可愛くラッピングしたチョコを用意して、キャーキャー言っていたけど
お小遣いをもらっていなかった私には当然買えないわけで。
それでもやっぱり彼にあげたかったので、酒を飲んでご機嫌な時の父の肩たたきなんかを
しながら、やっとの思いで100円貯めたのよ。でも100円じゃ大した物買えなくて、
それでも家にあった可愛い包装紙で母にラッピングしてもらって、ドキドキしながら
学校へ持っていったの。
もう泣けてきた。支援
>>438 たのむからそのときのバレンタインデーは
ハッピーエンド(もしくはハッピーなまま継続)
だったと言ってくれ。
441 :
まとめ屋:2006/02/21(火) 13:58:49 ID:DuL+wzh30
リアル子さん萌え つω`)ノC 泣きながら支援
早速まとめ済
442 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 15:20:50 ID:16BVR3WIO
でめたん。
もう萌えますた!
これで冷たくあしらわれたなんて事になったら許さんぞ。
時空を遡ってその男子をやっつけてやる。
キチガイに不可能はないからな。
>でめたん
今幸せですか?
>>443 偽者乙
でめたんタンに激萌え。
100円チョコの行く先が気になるが、知ってしまってショック受けたくもないなぁ
NGワード推奨ね。
447 :
でめたん:2006/02/21(火) 18:00:40 ID:a7/RVMNW0
支援ありがとう。
文章書くの苦手なので、読みにくい所もあると思いますが、
最後まで付き合ってくれると嬉しいです。
>>444 今は、幸せです。
バレンタインデーの2,3日前から休んでいた彼は当日も学校を休んだ。
彼にチョコをあげようとしていた女子は他にも何人かいて、みんなは
彼の家まで届けようと話をしていた。勿論、私はその輪には入れなくて、
彼の家まで行く勇気もなくて。チョコはその夜、兄にあげてしまった。
兄も喜んでくれたけど、生まれて初めて買ったバレンタインチョコを
渡したかったねと母がポロっと言った時、私、年甲斐もなく母の胸で泣いた。
それから彼が学校に来ることはなく、3学期の終業式に先生から、
彼が転校したと話があった。そして、持ち上がりのクラスのまま、私は6年生になった。
6年生の間は結構平穏無事に過ぎていったと思う。
相変わらず両親はけんかばかりだったけど。当時父が何の仕事をしていたのか、
私は全く知らなかったけど、3日に1度くらいしか帰ってこなかったり、
スーツを着てなかったりしていたので、普通のお父さんじゃないのかなとは思っていた。
両親のけんかの原因は父の酒癖の悪さと、多分だけど女遊びだったと思う。
父は機嫌が悪いと平気で往復ビンタをするような人だったけど、
機嫌のいい時は大きくなった私をいつまでもひざに抱いて、お酒を飲んでいた。
たまにしか会えない父、たまにしか甘えられなかったのでそれが凄く嬉しかった。
448 :
でめたん:2006/02/21(火) 18:01:59 ID:a7/RVMNW0
母はスーパーのパートをしながら、私と兄の面倒を見てくれていた。
たまに母と買い物に行った時に食べさせてもらえるアイシーが
私の楽しみだった。帰り道、母の自転車に2人乗りをして、母にギュっとつかまって
話をいっぱい聞いてもらえるのも大好きだった。
お菓子を買ってもらえずとも、忙しい母を独占できる買い物が私は大好きだった。
学校では相変わらず無視されたりしていたけど、何とか我慢できていた。
いじめられてるなんて母に言えなかったっていうのが本音だったけど。
2学期に入った頃、先生が彼が亡くなったと突然、本当に突然言った。
教室中にみんなのびっくりする声が響いていたのをよく覚えている。
先生の話によると、彼は去年の2月から実は入院していて、転校したのは
院内学級に移ったから・・・みたいなことを言っていた。
そして、彼が骨肉種という病気だったということも。
当時はその病気が何なのか全然分からなかったし、急に彼が亡くなったと
言われても、急には受け入れられなかった。
そして、クラスのみんなが参加した彼のお葬式に、私は参加しなかった。
参加できなかったって言った方がいいかな。その日珍しく熱を出して、
学校を休んでいたから。一人で布団の中でずっとずっと泣いていたから。
彼に最後のお別れも出来ないまま、私の初恋は終わった。
。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
>>でめたん
悲しい初恋だな…
チョコは渡せなかったけど、お葬式の日に泣いたでめたんの涙は彼の元に届いたよ。(´Д⊂グスン
お母さんを独占出来る買い物が大好きって。。。
何気なく過ごしてしまう日常こそが大切なんだね。痛感したよ。(´;ω;`)ウッ…
ところで何年ぐらい前の話でつか?
アイシー懐かしい。
アイシーって何ですか?
453 :
でめたん:2006/02/21(火) 20:41:08 ID:a7/RVMNW0
>>450 時は昭和60年〜平成初頭です・・・。
(実はおばちゃん・・・。ごめん。)
今では子供の頃の記憶がほとんど薄れていく中、
いつまでも大切な思い出が一つだけある。
それは小学校の卒業式のこと。その日は私の12歳の誕生日でもあった。
仕事を休んでくれた母と卒業式の後に、町へ行って、初めて映画館で
映画を見て、レストランで夕食を食べたこと。
映画はネバーエンディングストーリーだった。初めて見る大スクリーンでの
冒険劇にハラハラして、レストランで初めて食べたハンバーグステーキが
とってもやわらかくておいしかったこと、今でも思い出すと涙が出て来る程
その日の私は幸せだった。その日が母との最後の楽しい思い出だった。
春になり、私は中学生に、兄は高校生になった。
相変わらず父は家に寄り付かず、母はスーパーのパートだけでは生活が
苦しかったので、スナックでも働き始めていた。
母は苦労をした表情はしていても、とてもきれいな人だったと思う。
授業参観でも若くてきれいな母は私のひそかな自慢だった。
ただスナックで働いていると、自然と近所で陰口を叩かれるようになった。
通りすがりに近所のおばちゃん達に「あんたの母親は売女だ」なんて
直接言われることもあった。それでも寝る時間を惜しんで、私たちの為に
苦労してくれている母には黙っていた。
454 :
でめたん:2006/02/21(火) 20:42:53 ID:a7/RVMNW0
中学に上がって、嬉しかったのは制服があったこと。
これでお下がりばかりの服を着なくてすむと思ったこと。
同じ小学校からの同級生からのいじめはあったけど、
中学に入ってから出来た友達もいた。ちょっと不良ぽい子だったけど。
髪を染めた友達と男の子みたいなショートの私。全く共通点はなかったけど、
不思議と仲良くなった。彼女の家に遊びに行ってみて、なぜ仲良くなれたかが
わかったけどね。彼女の家もうちといい勝負のぼろ屋で水商売のお母さんと
お姉さんとの3人暮らしだったから。同じ境遇で育った私たちはどんどん仲良く
なっていった。初めての親友。今まではトイレにも一人で行っていたのに
今は一緒に行ってくれる友達がいる。そんな当たり前のことが凄く嬉しかった。
彼女と一緒にいたおかげが、今まで私をいじめていた子達も何もしてこなくなった。
それだけでも彼女に感謝したかった。
彼女は不思議と私には不良行為というか、喫煙や万引きを誘ってはこなかった。
455 :
でめたん:2006/02/21(火) 20:45:37 ID:a7/RVMNW0
そして、中2になった。母はその頃からスナックの仕事一本になった。
兄も高校に入ってから始めたバイトが忙しかったり、遊びに行ってたりで
私は一人で夜を過ごす事が多くなっていった。
ちょうどその頃反抗期だった私は、日に日に濃くなる母の化粧に「女」を
感じてしまい、母と衝突することが多かった。
母は母で大変な苦労をしていたと思う。でも私は一人で過ごす夜が寂しくて仕方なかった。
そのことを素直に言えなくて、顔を合わせる度にけんかしていたように思う。
ある日、学校から帰るとテーブルに3万円と母の置手紙があった。
「ごめんね」とたった一言だけの。
理由が分からず、その日は帰ってきた兄にその手紙を見せて、すぐに寝てしまった。
朝起きて、いつもはいるはずの母がいなかった。スナックの仕事で遅くなっても
必ず帰ってきて、私を送り出してくれていたのに。
待っていても待っていても帰ってこないので、私と兄は学校へ行った。
その日の夜も次の日になっても、母は帰って来なかった。
家の中をよく調べてみると、母の衣類などが無くなっていることに気付いた。
私、お母さんに捨てられちゃったんだ・・・・。
456 :
450:2006/02/21(火) 21:05:18 ID:kRwDCC3o0
続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
でめたん…ガンガレ
涙止まらないよ。。。゚(゚´Д`゚)゚。
漏れ、年代一緒だ。
まだおばちゃんじゃないでしょ
457 :
でめたん:2006/02/21(火) 21:15:37 ID:a7/RVMNW0
それから、何日間はどう過ごしたのかよく覚えていない。
母がいなくなって、暫くして父が帰ってきた。
父に「お母さんは?どこへ行ったの?」と聞くと、いきなり殴られた。
ボコボコにされながら、父が何と言っていたのかはっきり聞き取れなかったけど、
母が男と逃げたという事だけは分かった。
その夜、母がいなくなってから初めて泣いた。1階で酔っ払っている父に気付かれないように。
悔しくて、哀しくて、これから自分はどうなっていくんだろうと不安な気持ちで
押しつぶされそうだった。隣で寝ていた兄が聞こえない振りをしながら、ずっと
背中をさすっていてくれていた。
母がいなくなってから、家の仕事は全て私がすることになった。
父は相変わらず3日に一度来ては、千円を置いて行くって感じだった。
どう考えても、中学生には千円でやり繰りなんて無理な話で。
洗濯や簡単な掃除は出来たけど、食事を作ろうにも材料も買えないって日があって。
そんな時には兄がバイト先のマックからハンバーガーを持って来てくれた。
兄は前よりもっとバイトしないと生活していけないので、私はまた一人で夜を
過ごすことになっていった。
親のいない家というのは溜まり場になりやすいのか、兄のバイト先のお兄さんが
家によく遊びに来るようになった。兄より少し上の大学生のお兄さんだった。
一人でいる私が可哀想だったのか、時々お菓子をお土産に買ってきてくれた。
髪の毛が伸び放題になっていた私を美容院に連れて行ってくれたり、勉強を見てくれたり、
兄のように父のように私を可愛がってくれた。
愛に飢えていた私の心にお兄ちゃんはすんなりと自然に入ってきた。
458 :
でめたん:2006/02/21(火) 21:17:36 ID:a7/RVMNW0
相変わらずチビだった私だけど、少しずつ胸が膨らんできたりして
少女らしくなっていってたんだと思う。
中2の冬に初潮を迎えた私は、一人でどうしていいのか分からなかった。
家にはナプキンも無かったし、買うお金も無かった。
兄には恥ずかしくて言えなかったし。ちょうど遊びに来ていたお兄ちゃんに
こっそり打ち明けたら、お兄ちゃんはすぐにナプキンと生理ショーツを
買ってきてくれて、私に「おめでとう」って言って渡してくれた。
もの凄く恥ずかしかったけど。少しだけ嬉しかった。
父は帰ってくるのが1週間ぶりとかそんな日が続いていたけど、
電気が止まったりとか家賃の催促をされたことはなかったので、
親として最低限なことはしてくれていたんだと思う。
兄は兄で学校行ってバイトしての毎日で大変だったけど、
母がいなくなってから半年も過ぎて、私と兄はその生活にも慣れてきていた。
不意に母が恋しくて泣くこともあったけど、お兄ちゃんの存在が随分助けになっていた。
もうすぐ私も中3というある日のこと。
珍しく昼から家に遊びに来ていたお兄ちゃんに、ドライブに行こうって誘われた。
湖に連れて行ってもらってアイス食べたり、ボーリングしたり、とても楽しい日だった。
その帰りの車の中で。
パンツ脱いで待ってます。
460 :
でめたん:2006/02/21(火) 21:47:18 ID:a7/RVMNW0
私はお兄ちゃんにキスをされた。
初めてのことで、凄くドキドキして、胸がきゅーんとなるって感じ。
ファーストキスはレモンの味ってこういうことなのね!なんて考えちゃったりして。
それから、お兄ちゃんは兄がいない時に遊びに来るようになって、
その度にお兄ちゃんは私に優しくキスしてくれた。
触れるだけのキスから、お互いの唇を貪りあうような大人のキスまで。
キスってこんなに素敵なものなんだって。
でも、キスだけじゃ済まないのが大人の男の人なわけで。
私はキスだけでうっとりして満足しているのに、そのうちお兄ちゃんは
私の少しだけ膨らみかけた胸を洋服の上から触るようになっていった。
兄が読んでいたHな雑誌で少しはどういうことをするのかは知っていたけど、
まだまだ私には未知な世界だったし、何より怖かったので。
お兄ちゃんは会う度に私に触るのをエスカレートさせていった。
最初は服の上からだった手が、今度はブラジャーの上から優しくなぞるようになって。
私はくすぐったくてたまらなくて。でもお兄ちゃんが喜ぶならって我慢していた。
ブラジャーの上からきゅって摘まれる度に、何だかくすぐったいだけじゃない変な気分に
なって。怖くなってお兄ちゃんに「やめて」ってお願いしたんだけど。
お兄ちゃんは笑って、今度はブラジャーの横から手を入れてきたの。
布越しに触られるより、直接の刺激に私は堪らず声を出しちゃっていた。
461 :
でめたん:2006/02/21(火) 21:50:00 ID:a7/RVMNW0
それから、お兄ちゃんは私の小さな胸を手で弄んだり、
口に含んで嘗め回したり、時々軽く噛んでみたり。
とにかく初めての快感に背中がゾクゾクしちゃって、あそこがジーンって
熱くなった。その場に座ってられなくなっちゃって。
ぐったり横になった私の胸をお兄ちゃんは時間を掛けて楽しんでいた。
でもいつでもそこ止まりだったの。多分私が子供だったから。
お兄ちゃんに会う度、私はいつもあそこがジーンとなるのを感じるようになった。
自分がとてもいやらしい子なんだって。いけないことしてるんだって。
そう思う反面、またお兄ちゃんに胸を吸われたい、触られたいって思っちゃって。
中3になっても、お兄ちゃんとの関係は時々だけど続いていた。
ある日、いつものようにお兄ちゃんに胸を嘗め回されていた時。
急に兄が帰ってきた。半裸の私と私に覆いかぶさるようになっているお兄ちゃんを見て。
兄はいきなりお兄ちゃんに殴りかかっていった。私はパニックになっちゃって。
慌てて服を着て、2階へ隠れたの。それから、暫くして兄が登ってきた。
兄に頬を思いっきり引っ叩かれた。兄とお兄ちゃんの間で何があったのかは
分からないけど、それから家にお兄ちゃんが来る事は2度と無かった。
462 :
でめたん:2006/02/21(火) 22:13:02 ID:a7/RVMNW0
兄との仲がギクシャクしてきたのもこの頃からかな。
兄にあんなことをしているのを見られた恥ずかしさと
もうお兄ちゃんに会えない寂しさとで。
1週間ぶりに帰ってきていた父の帰宅が、どんどん感覚が長くなっていって、
仕舞には1ヶ月とか平気で帰ってこなくなっていて。
私も兄も進路を決めなくてはいけない学年になっていたし、
兄のバイト代だけじゃ食べていくのは苦しくて。
私はとうとう万引きをしてしまった。最初はリップクリームだった。
誰にも気付かれること無く、いとも簡単に万引きデビューをしてしまった私は、
味を占めていった。でも悪いことはいつかばれるわけで、店員に見付かった私は
泣きながら家に電話した。兄が飛んできてくれて、私と一緒に、ううん、私より
一生懸命店長に謝ってくれて。許してもらえて兄と一緒の帰り道。
ずっと泣いている私に「もうするなよ」とだけ言って。
ぶたれると思って、身構えていた私を哀しい顔して見てたっけ。
463 :
でめたん:2006/02/21(火) 22:14:47 ID:a7/RVMNW0
次の日の夕方、学校から帰ると家に父の妹にあたる叔母さんが来ていた。
小学校の低学年以来に会う叔母さんは、私を見るなり「ごめんね。ごめんね。」って
泣きながら抱いてくれたの。
叔母さんの話によると、昨夜困り果てた兄が電話で助けを求めてきたって。
自分ひとりでは妹の世話を見切れない、父がもう1ヶ月以上帰ってこないし、
このままでは生活出来ないって。今まで電話しなかったのに、兄もかなり精神的に
参ってたんだね。その後、私と兄は子供のいなかった叔母さん夫婦の世話になることになった。
中3の夏休みが始まる頃だった。
また転校したけど、今度はいじめられることもなく、その日の食事の心配をすることのない
生活になった。兄は高校を卒業して、奨学金をもらいながら自活して大学へ行った。
私をよろしくお願いしますって叔母さん夫婦に言い残して。
私は高校生になって、叔母さんの家の本当の子になった。
調子に乗って、長文書いちゃってごめんなさい。もの凄く読みづらかったと思うし、
途中で支離滅裂な文章になってたよね。最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
旦那も知らない私の本当の過去です。ずっと胸につかえていたけど、ここで吐き出せて良かったです。
こんな私も来月母親になります。
涙って無くならないのな…(´;ω;`)ウッ…
でめたんお幸せに…。
元気な子を産んでください。
でめたんさん来月母親になるんですか。
おめでとうございます。
今は、幸せそうでなによりです。
旦那さん、子供さん共々すえながくお幸せに!
お子さんを大事にしてあげてね。寂しい思いをさせないように…
温かい家庭と寂しさを味わってるんだもん、でめたんさんなら気負わなくてもできるよ
マジ泣いた・・・。これはかなりくるな。
で、でめたん氏の話はもう完結したのか?
なんにせよ、今が幸せでなによりだ。
大人になってから、両親に会えたのかな?
でも会いたくないだろうな。俺が言うのもなんだけど
母親もオヤジも狂ってる。
でめたん氏は今現在両親に対してどんな感情を持っているんだ?
468 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 00:31:35 ID:l8r6EZRUO
でめたん…(ノ_・。)
アイシーってヨーカドーのポッポにあるシャーベットジュースだよね
470 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 00:46:25 ID:+pzlVEGX0
でめたんさんは強い人だな。
見たことも話したこともない人間にネット越しで言われるのは気持ち悪いだろうけど
どうかお幸せにとだけ言わせてください。
472 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 01:11:10 ID:3C5Mnafb0
世代がっつり、はまってます
なんか凄く気持ちが伝わりました
とにかく、でめたん幸せになって下さい
>>452 粉雪にメロンやイチゴのシロップが掛かってるカキ氷みたいなのだよ。
実はでめたんは学校では公衆便所と陰で呼ばれていたんだ。
放課後、毎日のように屋上へ行き、
既に並んでる男どもに順番に犯されるんだ。
あまりに制服がどろどろになったときには
夜を待って裸で帰ることもあるんだ。
それでも時々見つかってレイプされるけど。
>>467 どんな親でも血の通った親は、この世に二人しかいないんだから
その人を狂ってる呼ばわりするのはどうかと思うが?
477 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 02:14:02 ID:jmvvAdmR0
でめたん、結婚、おめでとう。
お子さん、おめでとう。
自暴自棄にならずに偉かった!
でめたん、幸せになってね
本当に、幸せにならなきゃいけないよ いいお母さんになってね
家事に疲れたでめたんは
夜の街へ行くことも多いんだ。
で、その辺にいる男らにレイプされてしまう。
それがやがて癖になり、毎日のように夜の街を徘徊するようになった。
下着を全く着けずに、いつでも犯されるような格好で
愛液を垂れ流しながら歩きまわってるんだ。
481 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 07:30:25 ID:kauh5d+sO
やべ。まじ感動。というかいろんな家庭がある事に驚いた。
新しいでめたんの家庭は幸せでありますように。
もしかして旦那さんはお金持ちだったりして?
でめたん
オレが何かしたわけではないが、
「今は幸せです」って言葉に救われる思いだよ。
一番の功労者は兄だな。 兄には感謝だな。
幸せになってください。
でめたん投下お疲れさま そして出産がんばれ
1児の母になれる幸福は、かつてご両親がでめたんを産んでくれたから得られるんだから
感謝はしなくていいけども怨まないでください
来月産まれるお子さんの為にね
おっちゃんの親もとんでもない奴だったが、2児の父になれた幸せは…
スレ違いになりますので…さて、これから出社してまとめますか
484 :
でめたん:2006/02/22(水) 09:47:46 ID:3lt5T7MP0
皆さん、拙い文章を読んでくれて、応援レスくれて、
ありがとうございます。
一応これで完結になりますw
追記として、叔母に引き取られたその後ですが、父と母の離婚が成立し、
私は叔母夫婦の養子になりました。名字が変わった時、新しい自分になれたのが嬉しかったです。
ちょうどリアルタイムで巣鴨の置き去り事件や女子高生コンクリ殺人事件などが
あった世代なので、今ここに自分が存在できてることに感謝しています。
今から思うと、お兄ちゃんとの関係は恋愛などではなく、ただいたずらをされていただけに
思います。が、あの頃は私も少しおかしかったのでしょう。
父とは成人してから会いましたが、再婚して幸せにしているようでした。
母とは一度も会っていません。兄も結婚し、子供を持ち、幸せに暮らしています。
成人してから対人関係などで悩み、病院のお世話になることもありましたが、
結婚して10年目で待望の命を授かることになりました。
いろいろありましたが、無事に出産を迎えて、家族を大切にしていきたいです。
本当にありがとうございました。これにて、名無しに戻りたいと思います。
でめたんさん乙でした。
486 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 10:07:01 ID:E3U8wEev0
でめたん、良かったね!
幸せって金じゃない。心なんだね。
487 :
○×:2006/02/22(水) 17:11:48 ID:1iKMC2BD0
しばらくぶりです。
最初のスレでお世話になった○×です。
当時事情があって断筆せざるを得ない状況でしたが、
千代美の続編徐々に逝こうかと思います。
あ、ネタとか、偽者とか思われても結構っす。
状況が許す限りぼちぼち逝きますので。じゃあ以下に。
臭いトイレの中でおれ達はどれくらい抱き合っていたのだろうか。
時間を忘れるほどおれ達は抱き合ったままじっとしていた。
キスをしたり、いやらしいことをしたり・・・とおれの頭の中では
これでもかというくらい妄想の渦が巻き起こり、ちんちんはこちこち
に固まっていたが、千代美を抱きしめているという事実を前におれは
ただただ立ち尽くしているしかできなかった。純粋だったのか。
アンモニア臭のきつい公衆トイレの中でも、千代美の独特の脂臭さ
は際立っていた。
488 :
○×:2006/02/22(水) 17:12:31 ID:1iKMC2BD0
おれと千代美の身長差からすると、おれの鼻の部分にちょうど千代美の
頭が当たっていたので、それまで夢見ていた「頭頂部直嗅ぎ」が実現
した。これは破壊的なインパクトがあって、脂ぎった髪、分け目から
おびただしく湧き出るフケが目の前にあらわになった。これだけで
1か月は抜ける。桃源郷の香り。
でも・・・妄想と、千代美を抱きしめているという純粋な喜びの間
で、当時のガキなおれは純粋な喜びを選択したんだよな・・・臭いは
ともかく、小柄なあいつはすっぽりおれの腕のなかに入った。人と
抱き合うってこんなに暖かいことなんだ・・・と、千代美を強く強く
抱きしめた。無我夢中で。
臭い公衆トイレはおれ達にとってお似合いの場所だったんだろう。
でめたん乙!
千代美は初見だが今までにあったのか?
>>480 偽者乙
490 :
まとめ屋:2006/02/22(水) 17:57:50 ID:f/sGjamj0
ちょwwwっわwwwwwwwwwっを
いきなりキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
待ってました ○×氏!!!!!!!
更新更新更新更新更新しますた
明日は体育倉庫ででめたんを身体検査。
>>489 もまいさんもそろそろメル欄やめれ。
目立つから偽者があらわれんだ。
>>484 でめたん乙
お兄ちゃからは本当に恋愛感情なしでイタズラされただけって思ってる?
細かい状況が分らんからなんとも言えんが、中1中2とお菓子を買ってくれたり
勉強見てくれたり美容室に連れて行ってくれたり・・・・云々
本当に哀れみだけだろうか? 単なる慈善家?
オレなら困ってる子に生理用品くらいは買ってあげることもあるだろうが、
美容室に連れて行ったりとかまではしないな。 多分。(わからんけど)
「髪切ったら可愛くなるだろうな」とかの潜在意識があったとしか思えん。
でめたんだって優しくしてくれるお兄ちゃんに淡い恋心のようなものが
あったんじゃないの? だから貧乏とはあまり関係ないお兄ちゃんとの
行為にまで言及しちゃったんじゃないだろうか?
そしてそういう視線におにいちゃんは反応してしまったんじゃないだろうか?
兄に殴られて引いちゃったお兄ちゃんにがっかりしちゃったんでしょ?
しょうがないことだけどでめたん自身もその場から逃げちゃったんだから
兄との間の話が分らないってのは痛いところだね。
オレは一方的にはお兄ちゃんを責められないかなって思う。
スレ違いになるから詳しくは書かないけど、オレにも似たような経験があって
つき合ってた彼女の妹(中2)から学校でのイジメの相談を頻繁に受けていた
時に勘違いした姉(彼女)から「中学生の妹に手を出して訴えてやる!」
ってえらい剣幕で言われたことあったからね。
オレの時は誤解を解いたら泣いて謝られたけど、お兄ちゃんは実際に手を
出していたから抗弁も出来なかっただろうなぁ。。。。って考える俺は深読み
しすぎかもな
幸せな結婚をして10年と聞きますので、最愛の旦那様との関係が狂っても
困るので兄に問いただしたりとかもして欲しくないんだけど、過去に出会った
人との思い出を悲観して欲しくないなって思っちゃいました。
でめたんを責めるつもりのカキコではないのでそれだけはご理解ください。
○×さん本当にお久しぶりです。
千代美ちゃんとの続編期待していますよ(^-^)
494 :
493です:2006/02/22(水) 20:03:54 ID:nMjuEmV30
>オレなら困ってる子に生理用品くらいは買ってあげることもあるだろうが、
>美容室に連れて行ったりとかまではしないな。 多分。(わからんけど)
の部分はまったく興味のない子にはそこまではしないだろうってことが
言いたかったです(^^;
>でめたんさん
すごく苦労なさったようですが、今はお幸せとのことで、読んでてほっとしました。
でめたんがヒロインのゲーム発売希望。
いかに幸せになるか、プレイヤーの腕の見せどころ。
>>496 まじで偽者はやめて欲しいんだぴょーん。
コテハンはOKだからもっと自分で面白い名前を考えて書き込みをするんだよーん。
こうして俺がレスすると迷惑がるやつもいるかもしれないので
まず根源のあんたがやめるべきなんだぜ
>>498 両方うざいから。
おまえは黙ってROMれないの?!
>>499 俺はただ貧乏な女の子に涙するのが好きなんだぴょ〜ん。
だからここにくるんだっちゃよ。
しかも良スレだし。
お互い歩み寄る努力をしてみないか
502 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 07:37:07 ID:w/3eJ6H6O
まあまぁ。みんなマターリといこうぜ!お茶でも飲んで。
つ 旦~
ここ、良スレと思う人〜?
偽者って誰の偽者なんだ?
スマン、ちょっと気になってしまった
506 :
○×:2006/02/23(木) 12:50:46 ID:0klaX+SY0
ふと、トイレの小窓を見ると、日が傾いてきているのがわかった。
千代美もわかっていたらしく、どちらからともなく、おれ達は腕を
ほどいて、向き合った。
「新配、行こうか・・・」
「うん・・・」
千代美は下膨れの赤ら顔をさらに赤らめながら、恥ずかしそうにおれを見た。
トイレの中でウインドブレーカーに着替えると、おれ達はそっとトイレを出て、
新配へ行った。
その日のことはなぜかそれ以上あまり覚えていない。帰りに会ったときも、
言葉にならなかった。ただ見つめ合って別れただけだった。
なんだろう、一線を越えちゃったなぁって感じが心に強く印象付いて、これから
どうしたらいいのかなぁ、あいつにどう接すればいいのかなぁ・・・と、漠然
とした不安を抱えてたな。とか渋いこと考えながらも、しつこくオナニーした
あの夜。中学生ってそんなもんだよね。共感してもらえれば幸いなんだけど。
たから、次の日からもあいつが普通におれに接してくれたことが幸いだった。
あのままお互い意識した関係になってしまったら、マジでうまくいかなかった
かもしれない。思春期特有のアレですよ、アレ。
○×氏 ありがと〜
>>500 もうしらね。
これからはこの名前が俺なんだぴょーん。
>>508 アホくさいけどワロタw
名前を乗っ取ってしまったな。
俺は人の迷惑になる行為はしないんだぜ。
外見で人を判断するのはよくないんだぴょーん。
・・・って
>>360でも言ってるし〜
>>508 >>510 IDは変わるが鳥は変わらんからまぁ判別はつくな
それにしても紛らわしいな・・・・・ドウニカナランノカ?
おっと釣られた。。。もうこの件は終わりね
俺にかかってこいやだぴょーん!!
オナニーは、女は任意だぴょーん!!!!!
>>510>>512 まじで偽者はそろそろ消えた方がスレのためなんだぜ。
偽者よ、本物だというのなら俺の過去の作品や
俺が出入りしているスレを出してみるんだぴょーん。
単にここだけで暴れていても意味がないんだぜ。
良スレがコテのエゴで台無しだな
あぼーんしる
名無しのデフォルトネームを
「響子犯しスレだろ、ここは」にすればいいんだよ。
みんなでやろうぜ
……って、どっかで見た事あると思ったら
こいつ、めぞん一刻スレをエロレスで荒らしまわってた奴じゃん。
さんざん迷惑してたスレ住人の制止の声を無視しといて
スレを削除人の「あぼーん」だらけにたくせに
厚かましい事言ってんじゃねえよw
構うなスルー汁
以下何事もなかったように再開↓
519 :
○×:2006/02/24(金) 13:04:37 ID:3t3l9+7d0
それからおれらの間には特別進展は無かった。
相変わらず、学校で話すことは無かったけど、新配後の二人だけのひとときは
何事にも代えられない至福の時間だった。
はっきり言って、千代美はますますみすぼらしい姿になっていった。
登下校や新配の時間こそ、おれのやったウインドブレーカーを着ていたので、
遠めで見りゃ田舎のダサい女子厨くらいにしか見えなかったかもしれない。
でも、学ジャー姿を近くで見ればそりゃあもう・・・
水色だったはずの学ジャーは灰色から茶ばみが強くなり、プリントされてる
校章はまさに茶色。名前の刺繍もすでに見えなくなりかけていた。
伸び放題の髪は黒ゴムで一本に束ねられ、背中の真ん中からちょっと下あたり
まで伸びていた。脂ぎってボサボサの極太の髪。前述のとおり、おびただしい
フケが髪に絡まり、セラ服のときなんか目も当てられない状況に。
(凝視してたけどねおれ・・・)
でもそんな千代美を見るたび、千代美の汗臭い脂臭いにおいを嗅ぐたび、
そしてあいつの笑顔を見るたび、あいつへの想いはとどまることを知らなかった。
そうなると、お次は・・・あいつん家どこなんだ?と。
○×さん乙!
いつも楽しみにしていますよ(^−^
>>517 それは言いがかりなんだぜ。
そういうなら証拠を見せるべきなんだぴょーん。
そういう風説の流布はあんたに跳ね返ってくるんだぜ。
俺はスレ住人のために作品を提供していただけなんだぴょーん
朝少し早起きして。顔剃って、風呂入って。
何となく、儀式の前のような、そんな気がして。普通の格好だけど身綺麗にはした。
約束の時間にドア叩いた彼女は、無地のTシャツにジーンズ姿で。どちらも少し、緩めで。
そのせいか、いつもより少し小さく見えて。髪も、その日は結んでなくて。
肩口までの髪、サラサラ遊ばせてて。そのせいもあってか、少し幼く見えた。
「おはよ。」「おはようございます。」そう言っただけで、すぐ出発して。
駅まで歩いて、朝八時四十何分だったかの電車に乗って、席取れて。
電車の中では、彼女は酔うのを怖がって、殆ど目閉じて、眠ってしまおうとしてて。
邪魔しない方がいいんだろうなと思って、話しかけるのはやめておいた。
特急乗って一時間半くらい。少し待って乗り換えて、汽車で四十五分くらい。
窓の外の景色がだんだん山奥になっていって。山と川と崖ばかりの風景になって。
お母さんの納骨の時は、車の外なんか殆ど見えて無くて、こんな所だったんだって驚いて。
景色は確かに綺麗なんだけど、線路沿いの民家がかなりまばらで。何か寂しげで。
降りた駅も無人だったし、駅すぐ横のバス停、日に三つとか四つしか時刻書いて無くて。
人通りとか全く無くて。これは確かに、一人で来るのはちょっと不安かなと思った。
道は彼女が覚えていて、まっすぐお寺まで行って。お墓の前立つと、妙に緊張して。
作法とか知らなくて。見よう見まねでお墓洗って。水取りかえて。少し、手合わせて。
彼女がそのまま動かないのを、半歩くらい後ろで待ってて。振り返った彼女は、笑ってて。
「帰る。」「もういいの?」「泣くかも。」「いいよ。」「禁止だもん。」
言い終わるより早く、歩き出してて。何度か振り返って、お寺出て。駅戻った。
帰りの汽車まで一時間半待ちくらいで。屋根はあっても直射日光浴びまくりで。
時間潰すのと、暑さをちょっとでも避けるために、涼しいとこ探して散歩する事になって。
木が茂ってる林道みたいな所でベンチ見つけて座ると、彼女が突然、話し出した。
ここがお婆さんの里で、お母さんが育った所でもあると言う事。
彼女のお爺さんも若い頃に亡くなっていて、お婆さんが女手一つで育てたと言う事。
お父さんとお母さんはご近所さんで、二十一歳と十七歳で結婚したと言う事。
お母さんが二十歳の時に、彼女が生まれて、名前はお父さんが決めたと言う事。
彼女も、小さい頃はこの町に住んでいたと言う事。勿論全然覚えてないと言う事。
お父さんは、林業と運送をしてたと言う事。二十七歳の時、事故で亡くなったと言う事。
車両や道具の借金(ローン?)が払えなくなって、自己破産して三人でこの町を出たと言う事。
お父さんが亡くなると、お父さんの家とは縁が切れてしまったとしまったと言う事。
お母さんが元気な頃は、期間工として精密機械とかの工場で働いていたと言う事。
工場の寮に三人で住んで、工場が変わるたびに引っ越しと転校をしたと言う事。
お母さんが倒れて、その時いた工場の寮にいられなくなったのが、今の町だと言う事。
アパートを借りたら、お母さんの貯金はもう殆ど残っていなかったと言う事。
お婆さんが働いたけど、お婆さんも体を悪くしてすぐ辞める事になってしまったと言う事。
蓄えが無くなって、生活保護を受けるようになって、今のアパート移ったと言う事。
福祉課の担当さんの尽力と大家さんの厚意で、敷金礼金なんてのも無かったと言う事。
誰が何を言っても、お母さんは絶対に病院に行かなかったと言う事。
彼女を一時的に施設に預けては、と言う話が出た時、お母さんが拒絶したと言う事。
お母さんが時々アルバムの写真を見ながら、お父さんの事を話してくれたと言う事。
その時のお母さんは本当に楽しそうだったと言う事。
「楽しい思い出がたくさんあるの。」口癖のように、そう言っていたと言う事。
「楽しい時があるからね。」そう言って抱き締めてくれたと言う事。
お母さんと最後に話した時「お兄ちゃんにお礼、言ってね。」そう言っていたと言う事。
記憶と聞いた話を彼女の中で整理しながら、ゆっくり話してくれた。
何で話すのか。どんな顔してればいいのか。解らなくて。彼女の方に視線、向けられなかった。
一度話すの止めて、少しして。「…お母さん、羨ましかったです。」ぽつんと言って。
「楽しい事とか、無かったから。ホントかなって。」そのまま、暫く黙って。
思わず、肩に手乗っけたら、頷いて。下ろそうとした手、取られた。
「あは。ホントだったんですけどね。」木漏れ日に照らされた笑顔が、眩しくて。
「優しくして貰って、始めて嬉しかったし。」「…始めて?」
「みんな、お母さんのついでだったから。」またちょっと顔曇らせて。
お母さんは綺麗な人だったから、下心持って近付く男性もいたみたいで。
家の状況知ると、親切めかして経済的な援助を持ちかけたり、お金でつろうとしたり。
彼女に対しても何か買ってくれたり食べさせてくれたりって事もあったけど、
お母さんが交際を断るとぷっつり来なくなったり、怒ったり。仕事首になったりもして。
そんな事が何回かあると、彼女も幼いながらに嫌悪感みたいなものを感じて。
小学校の時の優しい先生も、お母さん前にして話す時といつもとは違ってて。
その何か変な感覚が、凄く嫌で。男の人ってみんなそうなのかなと、思ったらしくて。
男性に優しくされたり、親切にされたりって事自体を警戒するようになった。
でも何故か俺には、その警戒感を感じなかったらしくて。あれ?って感じで普通に話せて。
お母さんに対しても彼女に対しても、普通。この人は大丈夫。そう思ったらしくて。
そこまで話して、彼女は俺見上げて。少し顔緩めたかと思ったら、くいくい手引いて。
「ねぇ。お兄ちゃんがやさしいのって、何でですか?」突然そんな事言い出して。
「何で?」「ん?」「何で優しいんですか?」「んー?」「なんで?」「んー…?」
だんだん、声に甘えが含まれてきてて。「なんで、ですか?」上目遣いで。揺さぶられて。
あれこれ考えるのも面倒だし、思い浮かばないし。だったらもういいやって感じで。
「好きだから。」「…あは。」「これでいい?」返事せずに、腕に掴まって。
結局言わされたというか。誘導されたというか。またか、って感じではあったけど、
重い話の後だったから、それがなんとなく和らいで、助かった。
…このままイイ流れが続きますように|-`)
「何か飲む?」殆ど一時間話詰めの彼女気遣って言ったら、頷いて。
駅帰る道で自販機探して。駅前でやっと見つけて。小銭入れて、彼女がお茶のボタン押して。
「半分ください。」って俺に渡して。何気なく半分飲んで、返して。
彼女、くーっと全部飲み干してから「あは。関節キス。」とか言い出して。自分で照れて。
「ごめん。」つい言って。「大丈夫です。」顔ほてらせて。はにかんで。何故か肩叩かれて。
「大丈夫ですから。」念押されて。うつむいて顔上げなくなって。思わず、撫でた。
帰りの汽車に乗って。やたらくっついてくる彼女がいて。周囲に目が気になって。
来る時と同じく、やっぱり目閉じて眠ろうとしてるんだけど、完全に甘える態勢で。
周りに人いるのに、部屋にいる時と同じ位置。左斜め下。距離ゼロ。密着。
時々肩に頭とか額当てて。見上げて。また目閉じて。ずっとそんな感じで。
髪の匂いがやたら気になって。彼女に対しても、周囲に対しても、平静を装うのに苦労して。
それでも、彼女が酔いもせず、どこか心地よさそうにしてるのをみてると、安心して。
今なら聞けるかなと思って「誕生日、何か欲しい?」彼女は目開けて、見上げて。少し考えて。
俺がしてた腕時計、触って。「これ。」その時してたのは、黒のGショックで。
高校の時に凝ってた迷彩柄に合わせて買った、ごつくて無骨な、大きいやつ。
どう見ても彼女には不釣り合いだと思ったけど、欲しいならって感じで。
「探すよ。」彼女、首振って。「これがいい。」してるそれを欲しがって。
とりあえず外して、彼女の腕に巻いてみて。一番細いとこまで絞って、やっとくらいで。
左腕に俺のだった時計。やっぱりアンバランスな程大きくて。でも嬉しそうで。
「いいの?」「うん。」「中古だよ?」「お兄ちゃん、いつもしてたから。」
あんまり答えになってなかったけど、とりあえず喜んでるから、よし。そう思う事にした。
彼女は移動と、たくさん話したのと、歩いたのと、太陽の下に長くいたせいか、ちょっと疲れてて。
電車に乗り換えてからは、熟睡。初めて見る寝顔。やたら安楽そうで、嬉しかった。
キタ━━(゚∀゚)━━ !!
おつかれさまです。
朝から泣けた、、(゜дÅ)ポロリ
> 肩口までの髪、サラサラ遊ばせてて。
もう、この時点でメロメロ。
心の和む文章にバンジャーイ∩(・ω・)∩
530 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 18:05:12 ID:6uFjWXkg0
41さん、素晴らしいよ。二人には幸せになって欲しい。
531 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 23:56:40 ID:VSwDI2kN0
532 :
sage:2006/02/26(日) 01:55:41 ID:xTKMKuVp0
こんスレ紫煙
イノウエ氏はどうした?
>>533 偽者乙。
41氏キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!!
どんどん仲が深まっているじゃん。そんな感じの淡い話を聞きたいね。
俺なら絶対に我慢できずにキスしてしまってるだろうな。
厨房娘の口の中は美味しいんだろうな
>>534 偽者乙。
41氏キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!!
どんどん仲が深まっているじゃん。そんな感じの淡い話を聞きたいね。
俺なら絶対に我慢できずにキスしてしまってるだろうな。
厨房娘の口の中は美味しいんだろうな
536 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 09:50:43 ID:+W70Wv/V0
>「あは。関節キス。」
股関節にキスしましょうか、、、我ながら、恥ずかしいほど黒い、、、
>> 41氏
今回は、背景説明のような展開で、話に奥行きを持たせております。
なかなか、優れた展開だと思いました。
他の話と比べて、おばあちゃん、お母さん、彼女と続く女系家族の中に
一本芯の強い所が見えて、読んでて安心感が持てます。特にお母さんが
安易に水商売に転職し無かったのは、置かれた状況とその美貌からして
相当の覚悟があったように思われます。
41氏の進展の遅さが逆に萌えるわけだな。
うおおおおおおおおおおお
さっさと新ネタよこせYO!!!!!!111
<丶`∀´>
541 :
○×:2006/02/27(月) 10:03:31 ID:uq32qS4M0
きょうだい多いとか、母子家庭だとか、どうみてもひどい暮らししてるんだと
かそういうことはわかっていたが、実際どんな所に住んでるもんやら全く
知らなかった。
千代美に「おまえん家行ってもいいか?」なんて正面きって言うのもナンだし、
今で言うストーカーちっくにリサーチ開始・・・っても簡単なもんよ。
職員室行って、担任に勉強教わる振りして、机のシートに挟んであるクラス
名簿見りゃ住所わかるわけだから。当時は個人情報なんてザルだったのね。
で、あいつの住所を頼りに、おやじの仕事用町内地図をハイエースから引っ張り
出して、夜ひとり部屋で探したわけだが、住所に該当するような家が無い。
仕方が無いので、ここは仕事で町内をわかってるであろう酒臭いおやじに
尋ねる。地図を見せながら。
「おやじ、ここらへん家建ってる?」
「あぁ?どこだここ?・・お前この地図あんのよく知ってたな」
「昔これおれに持たせて仕事の手伝いさせただろ」
「ああ・・んなこともあったな・・・でもよ、確かお前の言ってる所、昔の
鉄工所しか無いぞ、あそこはもうお前が生まれる前に潰れたしな」
「ふーん、わかった」
「そこになんかあんのか?悪さしねぇべな、捕まったらぶっ叩くぞ」
「捕まらんかったいいのかじゃあ?」
「ああ、勝手にしろ、おれぁ知らん」
その日も相変わらず馬鹿なおやじだった。
でも、おやじの言ったことが妙に気になった。鉄工所、しかも廃工場しかない。
これは行ってみないと。千代美をもっと知りたい。
○×氏キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
続きよろしくっす(*´д`*)ハァハァハァアハァ
543 :
○×:2006/02/28(火) 12:50:52 ID:foDv0LEo0
次の土曜日、昼まで寝過ごし、あわててカップラをすする。
新配ジャージとウインドブレーカに身を包み、チャりに乗って家を出た。
場所は地図で大体把握したが、行ったことが無いエリアだったので、いまいち
イメージが沸かないままチャリを漕いだ。不安と期待、なんだかわからないけど
妙に胸が高鳴る、そんな感じだった。天気は曇り、微妙に日が差していた。
チャリを漕ぐこと20分くらいで、千代美の住所エリアへ差しかかった。
特に何の変哲も無い、普通の住宅街が続いていた。
しかし、目印に覚えていた橋の手前で堤防の道に入ると、並んでいた住宅が
途切れ、廃車と廃鉄骨が山積みになった広場が見えた。
その向こうには・・・窓が割れ、屋根が錆で覆われた廃工場が。
「ああ・・・あれか・・」
おれはひとりつぶやくと、廃工場の入り口へとチャリを向かわせた。
「うわぁ・・・おやじの言ったとおりだな・・・」
廃油みたいな臭いがきつい空間だった。
有刺鉄線が張られた工場の門から中の様子を伺うと、まるで刑事ドラマの犯人
と刑事の銃撃戦の舞台になりそうなほど荒れ果てた廃工場の姿があった。
とても人が住める状況ではないと思いつつ、住所はきっとおれの見間違いだった
のかな、とチャリにまたがろうとしたそのときだった。
廃工場の裏のほうで、子どもの声らしきものが聞こえたのだ。
「おい、まさかなぁ・・・」
おれはまた独り言をつぶやき、まさかという不安を胸に工場の裏へと恐る恐る
歩いていった。
544 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 19:18:27 ID:Ow0sF3640
久しぶりにこのスレに来ました。
相変わらず皆さんの素晴らしい思い出の数々を見て感動しました。
41氏の書き込み、イイですね。○×氏も復活?していて、今後の
期待が膨らみますね。
恥ずかしながら私も以前のスレッドで、コテ「258」で真希という子の
書き込みをしておりました。
途中で偽者(失礼!)の方の書き込みがあったり、私事で長期出張があったり
で頓挫したままになってしまいました。(少しヤル気をなくしたというか..)
でも、このスレを見ていると自分が少年時代に戻ったような懐かしく、胸の奥が
熱くなる思いで一杯になります。
スレ住人の皆さんも優しい方ばかりですし。
益々スレッドの盛り上がりを期待しています。
>>543 続きが楽しみ ((o(^-^)o))わくわく
>>544 258さん 本当にお久しぶりですね。
正直、真希ちゃんの話はけっこう楽しみに読ませて
もらっていました。
ほかの方にも言えることですが、長編になるときは
やっぱり鳥をつけることを推奨します。
結局途中からは何が本当だったのか?って感じで
最後まで?マークが頭をかすめていました。
いい話だっただけに残念でなりません。
私には具体的な経験がないので皆様に披露できる話は
持ち合わせていないのが残念ですが、258さんがその気
なら、これからでも遅くはないと思いますがどうでしょう?
投下班は書きたい時に書いていただければ良いのです
まとめ屋がまとめれば「流れ」など無問題なのです
「流れ」など考えず「書きたい時」にお願いします
我々はあなた方の投下を待ち続けています
547 :
○×:2006/03/01(水) 12:52:23 ID:V6mt4bi00
「そのまさか、かな・・・」
工場の裏では、小学校低学年くらいの兄妹が、このクソ寒い天気の中、
水溜りで泥遊びをしていた。
まるでどこか異国のスラム街のガキを見ているようなシチュエーションだ。
衣服は汚れに覆われ、浅黒い顔を泥だらけにして無邪気に遊ぶ兄妹。
その奥にあったのは、廃工場にもたれかかるように建つ、木造のおんぼろ家屋
だった。
「・・・あぁ、ここか・・・」
表札などは無いが、ひとめでそれとわかるような、そんな気がした。
築何年とか、屋根の色がどうなのとか、そんなレベルの話ではない。
家全体が斜めに傾き、工場に完全にもたれかかっていた。表現に困るのだが、
・・・・・・平行四辺形だ!平行四辺形に窓が変形しているのだ。
当然隙間が出来るので、窓にはすべてビニールが貼られていた。
木の色は完全に失われ、まるで燃え尽きた炭のような灰色。
玄関のガラスは割れ、米袋が貼られていた。
548 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 13:49:33 ID:cSZlwfgM0
○×さんいらっしゃいませ。お待ちいたしておりました。
すごいな・・・・
○×はイラネ
いや、イルよ。
いるだろう
変なメール欄は透明あぼするべし.
555 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 06:13:52 ID:gRdhkzau0
いるにきまってんだろ
556 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 08:19:15 ID:8ir5E1G7O
○×さん紫煙!
はいはい。
次次。
558 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 10:41:59 ID:NFggt8ca0
あぼ〜んばっか
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) wktk中です
(0゚∪ つ 投下お願いします
と__)__) +
ここから再開
↓↓↓↓↓↓
562 :
でめたん:2006/03/05(日) 19:06:12 ID:Hg+YnERz0
皆さんこんばんは。名無しに戻る言ったのですが、
一つだけ報告したくて戻ってきました。
先月書き込みした翌日に一ヶ月ほど早かったのですが、無事出産しました。
子供たちは小さく生まれたのにも関わらず、元気一杯です。
暫くは病院のお世話になりますが、子供たちが帰ってきたら忙しくなりそうです。
そう、双子の男の子なんです。
ここに書いて、皆さんに励まされて本当に嬉しかったです。
お兄ちゃんとのことははあまり貧乏に関係なかったかもしれませんが、
私の中ではあの「親に置いてかれた」時代の象徴のようなものだったので。
エロい書き込みになってしまってすみませんでしたw
これからは育児に頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。
>>562 。・゚・(ノД`)・゚・。
おめでとうっ!
がんばってください。
悲しくないのに
涙がでるよ
なんでだろう?
でめたん超乙超オメ!
でめたん記念更新>携帯
>>562 でめたん
双子出産 おめでとう♪ Uo・ェ・oU/゜・:*【祝】*:・゜\Uo・ェ・oU
。:oο○.。
ご出産おめでとう 。◆◎。o.:O☆ο
ございます ./。:゜◎::Oσ★。∂:o゜
.  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ./ 。○。∂γ:☆O◇。σ
. ∧∧ / ◎:.♭★:ο。:iσ:★:◎:
(,,゚Д゚)´ ☆。σ:。: o α:θi:ρ☆
|,つ´ 。●..io.。◇.: ★ 。.:
. ___ ☆―――――――σ :∂io☆ ゜
. \ し`J ̄ ̄ ̄\
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
.|| ||
でめたんさん出産おめでとうございます!
双子っすか!子育ての苦労も倍だと思いますが
しあわせな家庭を作ってください。
はいはい。
次次。
>>568 偽者乙
でめたん氏乙です。今後も頑張って欲しいんだぴょーん
大学のころ、ボロアパートの隣の住人が、デブ金髪の飲み屋女で、
子ども3人抱えてた。1ルーム8畳に4人で住んでるって・・・一体?
でも、デブ女も人柄が良く、たまに駐車場の除雪を自分の車のついで
にやってくれたり、逆にこっちも、夜となりからあまりにも泣き声聞こえる
から、様子見に行ってやったら一番上の子(小2の女の子)が体調崩して
吐いちゃって、ほかの2人の小さい坊主が不安がって泣いてたから、みんな
まとめておれの部屋に連れてきて寝かせた・・・とか、貧乏だったけど、すごく
思い出に残ってる。
小2の子も、きっと親が夜いないから寂しいんだけど、下の子たちの面倒も
見なきゃならない・・・って感じで、いっつもおれ見ては「バーカ」とか「キモイ」
とか言ってた。そんな気丈に振舞う姿がとっても切なく見えて、本当に可哀想
だった。吐いちゃった事件のあとも、全然変わりなく憎まれ口たたいてたけど、
たまに(母親の了解取って)子ども3人まとめて連れてプール行ったり、駐車場
で焼肉やったりしてやった。偽善なのかもしれないけど、子どもが寂しそうなの
見てられなかった。母親も、見かけこそブサイクでデブのヤンキーだったけど、
人柄が良かったから、なおさら子どもも放っておけなかった。
自分が大学3年の時、母親の実家で暮らすことになったってことで、一家で
引っ越してしまった後、すごく寂しい気持ちになった。
いまでも年賀状のやり取りだけは毎年してる。昔の貧乏話でした。乱文スマソ
>>570 小2の女の子のゲロ(;´Д`)ハァハァ
>>570 乙!!腐った私からはとても良いお話ですよ。
できれば…kwsk
>>571 ちょwwwwwおまwwwwちが
573 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 22:49:53 ID:wQir4htm0
age
>>570 キタコレ。
そういう話がいいんだよ。ここでは特にエロはいらない。
しかしあんたもいい人間だな。
3人の子供たちは今どのくらいの大きさで、立派になってるかい?
おまいは子供達の長さや太さを知ってどうするのだ
576 :
570:2006/03/07(火) 13:06:51 ID:vH15LDGn0
みなさんの関心引いたようで・・・
子どもたちは今 高2 中2 小6。
母親がデブで不細工なだけに、お世辞にもかわいいとは言えない
けど、元気そうな笑顔で写真に写ってるので、安心してます。
母親は故郷で、祖母と居酒屋やってるそうで、今はそれなりの
暮らしのようですな。
今の自分の住んでるところからは相当離れているので、なかなか
訪問することができないんだけど、いつかは行ってみようと思ってる。
当時、自分も貧乏だったけど、隣はもっと貧乏だったと思う。
ガキいっつも同じような服ばっかり着てたな・・・
外階段の脇においたボロい2槽式の洗濯機、ものすごい異音たてながら
無理やり回してたり。
「570君、うるさくてごめんね〜!」土曜の早朝、窓明けて寝てたら
デブ女の大声聞こえて、わざわざ言わんでも・・・充分洗濯機が
騒がしいって・・・なんて思いながら「いいっすよ、思いっきりどうぞ〜!」
って窓のほう向かって布団の中から声あげたら、すでにガキ3人で部屋
覗かれてたりとか。ホント、苦笑い。
大学1年の夏にクルマの免許取って、自分の母親のぼろいスターレットもらって、
ちょっとでも汚れてると、すぐにガキどもが指でいたずらした・・・「バカ」とか
「うんこ」とか・・・でも、それにあいつら乗せてプール行ったり、海見たこと無い
とか言うから砂浜に入って危うく車埋まりかけたり。
またまた思い出話でした。
10年前くらいの話だな。
ということは570氏はもう三十路杉。
その子らは学校ではあまり友達がいなかったのかな。
だから身近にいたずらしたり、憎まれ口叩ける人がいてうれしかったんだと思う
夏休み前の実習終えると、暫く休み。貴重なバイトの時間。
ずっと使って貰ってた、建材屋さんでのバイト。リフト乗ったり、トラックの助手席乗ったり。
馬力があるからと、荷下ろし要員として結構待遇が良くて。居心地も良くて。
時間あれば八時半入り五時半上がり。働いてる実感があったし、昼弁当が出るのも、嬉しかった。
大量の運搬終わってやれやれって感じで事務所帰ってきた時、事務長さんがメモくれて。
「電話。女の子。」え、って感じで受け取って。何か嫌な予感がして。電話借りてかけてみて。
電話番号は総合病院の内科病棟で。彼女とお婆さんの名前言ったら、彼女呼びだして貰って。
「どしたの?」「おばーちゃん、入院しちゃいました。」微妙に声、違って。
朝からフラフラするって言ってたから病院行くの進めたら、そのまま入院になってしまったと。
とりあえず顔出す。それだけ言って受話器置いて。早上がりさせて貰って、病院行った。
繋ぎの作業着腰に巻いて安全靴って姿のままで病室行ったら、点滴吊ってるお婆さんがいて。
お婆さんのベッド脇に座ってた彼女が、殆ど走って。目線真下、ってくらいまで来て。
「ご、ごめんなさい。」「いいよ。」「脱水症状…。」「うん、聞いた。」「仕事…。」「いいから。」
動揺激しかったのか、僅かに声上擦ってて。俺までそうなっちゃ駄目だと、落ち着こうとして。
「入院ですか。」「おおげさにせんとって。ついでよ。ついで。」お婆さん、笑って。
脱水症状自体はごく軽い物で、点滴は用心の為。様子見の入院のついでに、健康診断。
医師や福祉課の人が進めてくれて、費用は保護でまかなえると言う事で、
「いい機会だから。」ってな感じの軽い感覚。一泊して静養、異常無いようなら検査開始。
更に一泊して、問題なければ退院。その間、彼女が一人になるのがお婆さんの心配で。
「子守り、お願いできるかねぇ。」「いいっすよ。」簡単に引き受けて。
子守りって表現、嫌がるかなと思ったけど俺の手持って「お願いします。」だけ言って。
やっぱり何かいつもと違ってて。帰る道で「あ、あは。どーしよう。」言ったきり、黙って。
「何もないよ。」根拠無しでそう言うのが精一杯だった。
お婆さんいないから、食事は一緒にした。タイ米のレタスチャーハンとオニオンスープ。
初めて作ってもらって。おいしくて。誉めたら「お母さんの味にならないですけど。」
恥ずかしそうに言って。思わず、撫でて。嬉しそうに、顔緩めて。やっと少し笑ってくれて。
俺の部屋で、いつもの時間。横来て、チラチラ俺の方見て。つんつん、肩つついて。
「…居てもいいですか?」「ん?」「…多分、寝れない。」照れながら、言って。
聞きもしないのに、部屋で一人で寝た事無いからなんて言い訳始めて。また思わず、撫でた。
彼女は八時くらいに学校に行く。その時起こしてと頼んで。夜の十時ごろ。もう寝る事にして。
「お風呂入ってきます。」って、彼女が一端帰って、俺もシャワー浴びる事にして。
十一時頃になって戻ってきた彼女、Tシャツジャージ姿。制服以外で見たいくつかのうちの一揃い。
彼女が部屋入ってくると、石鹸の匂いがふわっと香って。一瞬ドキッとさせられた。
「布団持ってくる?」聞いたら「ここ。」って、座ってたベッド、ひとつたたいて。
その時はまだ、そこまで甘えるか?と言う感覚。その時はまだ、完全に子守りだなって感じで。
「狭いよ。」「…あは。平気。」問題無い言う感じで。断る理由が無くて、まあいいいかと。
彼女が全部消すの怖がって、豆球点けた状態でベッド入って。お互いの表情くらいは伺える暗さ。
殆ど真横に彼女の顔があって。部屋で座ってる時なら当たり前の距離なのに、妙に意識して。
胸の上に乗っけた手でシャツ掴まれて、更に身体寄せられて、くっつかれて。
体の右半分に、彼女の身体の感触感じて。…意外と、女の子なんだな。そんな事考えて。
だんだん体温感じて。ちょっと変に意識して。打ち消して。少し離れようとしたら、手に力入って。
「…やだ。怖い。」短く小さく、でもハッキリ言って。驚いて。
「怖いって?」聞いても、答えはなくて。また手に力入って。微動だにも出来なくなって。
寝れるかな、これ。色々考えてるうちに寝息聞こえて。助かったと思った。
でもかなり心拍数が上がって。寝られる状態になるまで、時間かかった。
何とか寝られて、朝は彼女に起こして貰って。送り出す前に、合い鍵渡した。
特に理由は無くて。お婆さんいないなら、こっち来てればって感じで、他意もなく。
それが彼女には嬉しかったみたいで。凄く大事そうにカギしまい込んだのを覚えている。
彼女は学校で、俺はバイトで。どっちも終わってから行くと、面会時間が過ぎる。
俺は中抜け出来たので、様子を見に行った。お婆さんは食後で。談話室でテレビ見てて。
いろんな検査があって退屈はしないけど、消毒と薬の臭いで鼻が変、みたいな事言って。
「一緒に寝て、言われた?」小声で、いきなり聞かれて、動揺隠せなくて。
「言われました。」正直に言って。「すいません。」つい謝って。笑われて。
「こっちがすいませんよ。あれ、恐がりのあまったれやから。」そうなると思ってたみたいで。
「あんたみたいな人、おってくれてよかった。」お婆さんはそれまでと同じ軽い調子で、
「私がどがいかなっても、あの子ぱっとほたったりせんやろうし。」方言混じりで言って。
ほたる、と言う表現。俺らの地方では、放っておくと言う意味で使うのが普通。
でも、捨ててしまうと言う意味に使う事もあって。前後の感じからして、後者の感じがして。
「しないですよ。」反射的に言って。「ありがとうね。」急にかしこまって言われて。困った。
バイト終えて家帰ると、彼女はもう部屋にいて。ベッドの上で壁に持たれて、本読んでて。
ポケットから何か出して「貰っていいですか?」部屋に転がってたカラビナにカギ付けてて。
いいよ、って軽く言って。やっぱり彼女にはあわない持ち物だけど、喜んでるから良し、で。
その日は暑い上に配達きつくて、疲れてて。さっさと風呂浴びて、寝ころんだ。
その俺に、彼女はやたらまとわりついてきて。結局、昨夜と同じ態勢で、言葉無しで。
ただ、そうしてる時は不安げな表情がやわらいでて。いつの間にか、深く寝入ってて。
明るい中で寝顔見てると、あどけないと言うか、やっぱりまだ子供っぽさも感じて。
子守り。これは子守り。自分に言い聞かせて。色々抑えた。
入院までして検査して解った事はたった一つ。お婆さん、全く異常無しの超健康体。
脱水症状は、内職頑張りすぎたから、と言う程度の物で、後も引かなくて。
病院のご飯が量が多くて、食べるのに苦労したとか力の抜ける事言って、笑わせてくれて。
家戻れて、すぐ内職始めたお婆さん、少しは休めと言う彼女と早速軽いケンカしたらしくて。
「からこうたら、戻ってこんようなったんよ。」そう言って大笑いして。
また多分俺との事に引っかけて何か言ったんだろうなと思って、部屋帰った。
彼女は多分、ベッドにぽて、と倒れ込んだまんまの姿で伸びてて。俺に気付いて、膝抱えた。
病院嫌いのお婆さんが病院行ってしかも入院、それだけで緊張しきってた彼女、
反動で気が抜けたみたいで。「大丈夫?」「はい。」頭に手乗っけて、ぽんぽんやって。
「良かったよ。」「心配して損した。」「損したゆーな。」「あは。」わしわしやって。
やっと、彼女の普通の笑顔になって。それで俺も安心して。
彼女がぽん、ってベット叩いて。横座らされて。くたっと力抜いて、もたれかかられて。
「…お兄ちゃん、いてくれて良かったー…。」お婆さんと同じ事言って。
「信じてちゃっていいんですか?」いきなりで。「何?」「病院でおばーちゃんと話した事。」
それか、って感じで。「うん。」それだけ言って。頷いて。彼女の反応待った。
「…あは。信じましたからね。」「うん。」「約束ですよ。」「うん。」立て続けに、頷いて
俺なんかでも、支えみたいなものになってるっぽい。そんな事を思うと、責任感じだして。
ちょっと重みを感じはしたけど、それも全部ひっくるめて彼女なんだと思った。
その日、彼女は定時で帰った。帰る前に「また泊めてください。」シャツ引きながら言われて。
返答に困ったけど、やっぱりダメとは言えなくて。「いいよ。」って言ってしまって。
「あは。やっぱり、お父さんみたいだったです。」そんな事言って。お互い照れた。
>>578-581 41氏キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
オマエさん人間できてるねぇ。
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!
41氏キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!!
おばあさんもたいしたことなくてよかった。
しかし今回は密着度が高いな。
頭をわしわし・・・。やりたい。
「・・・やだ。怖い」に萌え。
そして今回も「あは」×4
あんたの鋼鉄の理性に脱帽だ。
586 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 07:42:47 ID:ZUDMz9SZO
おいおい!久しぶりに来やがったな!
しかしお前ぇ性格良いなー。
オラ友達になりてーぞ!
本当にありがとうございました。
587 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 07:45:53 ID:zSmB+m7s0
>「あ、あは。
「あは」のニューバージョン。
これだけで、彼女の心の動揺を描写できるなんて。
あまり幸せな事が続くと、この後に不幸な出来事が待っているのではないか
と言う、なんとなく沸いてくる読者の不安に答えた優れたエピソードです。
この後どうなるか、目が話せません。
それと41氏の理性がどこまで持つのかも心配w
漏れだったら、漏れだったら、あんなこと、こんなこと、、、、
ホント、41さんは仏みたいなお方ですね
41氏・・・・・・・(泣)
おまい...イイ奴だな
泣かせんなよ。
591 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 15:36:25 ID:oDo1NgNe0
ハッピーエンドを希望するのは俺だけではあるまい?
>>591 しかし貧乏な子は不幸が連鎖したりしないか?
父親亡くなる→弟入院→母親倒れる
1〜2年の間に立て続けに連鎖した子がいたぞ。
今は弟も母親も元気だけどな。
>目が話せません
今までこのスレを見ずに狼やら一般書籍に居た俺は切腹モノだな
どんな小説よりも切なくて心暖まる、特に41さんに拍手をおくりたい
感動をありがとう。
これからも楽しみに待っています
小・中・高校生・女子大生・社会人含めて、貧乏な家の女の子、
貧乏生活している女の子の実態でモエよう。
リアル子さんの降臨は難しいでしょうから、クラスに一人くらいいた、
そういう子の目撃談願います。
偽乙
599 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 04:44:24 ID:X/r6AcFt0
>>593 氏ね 目が離せません
>> 41氏
ところで、彼女は、中学校ではどのような生活を送られていたのでしょう。
その辺の状況にも萌える場面がありそうですが。
彼女のお母さんが病院に入院して直ぐに死亡したのに比べて
おばあちゃんが元気になってよかった。ここで、おばあちゃんが
いなくなると、中学生の彼女は福祉施設送りになって、
永遠の別れも予想された場面でした。
41氏がその子と同じ中学生なのかと(ry
41氏はバイトにも行かず1日その子をストーキングしているのかと(ry
読解力が無いのか?記憶力が無いのか?
まぁ「目が話せない」だから仕方ないな(´_ゝ`)
601 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 07:33:16 ID:uibL1X7IO
読む資格ないね。
ん? お母さんの過去を紹介するくだりでは、彼女が彼に思い出を
告げる形で自然に話がつながっておりました。なんか変かな?
変だな
読む資格無し
>>599 ところで、彼女は、中学校ではどのような生活を送られていたのでしょう。
その辺の状況にも萌える場面がありそうですが。
41氏がどうやって彼女の学校生活をレポできるんだよ?と小(ry
あと
NGされてるやつは相手にするな
せっかくあぼーんしてるのにレスアンカで表示されちゃうだろ
>>603 偽者乙。
足し赤に中学生活は気になるところ。
つうか、制服姿を毎日見れるだけでも羨ましい。
俺ならわざと制服写真でオナーニしてるところを
その娘に見せるな。
その娘が自分の部屋に入ってくると確信したときに。
↑
もう、何も言わん。 出 て い け !!
荒らしに反応するヤツも(ry
というわけで荒らしと遊ぶのはココまで↑↑
------------------------------
では次のネタ投下お願いします↓↓
母子家庭の親子がうちのアパートの2階に住んでました
1階がうちのバイクショップ兼自宅になっており
よくそこの小学生の弟が遊びに来てたので姉の方とも比較的親しく話してました
弟が半月位遊びにこなくなったので、どうしたんだろ?と思っていたら
ある夜にそこの姉が訪ねて来て、相談したい事がありますと泣きそうな顔をして
来たので、どうしたの真由美ちゃん?(仮名)
と声をかけるが返事無くて
とりあえず中に入りなよって、自宅の茶の間まで連れて行き
何か飲む?なんて聞いてたら、ごめんなさい、ごめんなさい、って言いながら
泣き出したので、落ち着くの待って話を聞いたら
母親が弟を連れていなくなってしまった
携帯かけても繋らず、仕事先に電話しても辞めたと言われるだけで
どうしようもなくなりうちに相談に来たそうだ
親戚は?お母さんの友人は?と聞いたら
親戚いないしお母さんの友人もわからないそぅだ
彼女なりに半月の間色々調べたり探してみたけど駄目だったそうだ
その内お小遣いも無くなりお腹すかせて水道の水を飲んでたそうだ
今日はもう遅いからご飯食べて寝なさい、後の事は明日にでも話そうよって
出前を取りご飯を食べさせてから部屋まで送って行きました
さすがに誰もいない部屋に帰すのは気がひけたが
男の独り暮らしに中学生の女の子泊める訳にも行かないので
次の日朝から真由美ちゃんが来たので、学校はいいの?って聞こうとしたが
本人にしてみれば学校どころじゃないよな、なんて思いながら
朝ごはんを一緒に食べようって誘い、コンビニまで一緒に買いに行きました
続く
610 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 03:52:48 ID:PHlcJuXK0
新作きたようなんでage四円
>>609 新作キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!!
真由美ちゃん(;´Д`)ハァハァ
けんじ氏と41氏の合作みたいなストーリーだな
しかし、一階がバイクショップ兼自宅なのに一人暮らしなのか?
612 :
けんじ:2006/03/10(金) 21:05:48 ID:oB7BonX7O
弔事によりもうしばらくお待ちください。
戒名:奉梅明天子 寛子
少し 時間をください。
>>609です
親父らは田舎で気楽な隠居生活なんすよ
続き
詳しく詳細を言うと長くなるので多少省きます
アパートの保証人等色々と電話して調べた結果
別れた父親が保証人だったが、寝タバコが原因の火事で亡くなった
別れた後も養育費を母親に送ってたそうだが亡くなったのでそれも無し
亡くなったとの電話を母親が受けたみたいで
父親亡くなった電話の直後に弟だけを連れていなくなってしまった
母方の祖母も保証人だったがすでに亡くなっており電話には母親の弟が出るが
事情を話しても一切関係無い、二度と電話しないでくれと言われ電話切られる
調べれば調べる程最悪な状態だ
真由美ちゃんはうつむいたままずっと無言だ、と言うよりショックで話せない
これからどうする?何か手は無いのか?なんて俺が考えていると
急にフラッと真由美ちゃんが立ち上がり出口に向かい歩き出そうとした
直感でヤバイ!と思い、引き止めながら、なんか良い方法がみつかるからさ
それまでここでゆっくりしてなよ、疲れてるでだろ
と言ってコタツに座らせて、ちょっと店に行ってるから何かあったら呼んでね
ってその場を離れた、正直に言うと
慰めの言葉も励ましも言える状態じゃない、俺余計な事してんのかなぁ
真由美ちゃんに辛い真実だけ教えてしまっただけじゃん
マジで落ち込みました
続く
うんうん
たまたま見つけたんだが、華麗なる食卓スレにもいるのな
617 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 00:05:35 ID:6pA5gc2eO
613
ひどい話だ…なんとかしてあげたいね
続きます
その日は仕事も手につかなく早目に閉めて
真由美ちゃんを一人にするのもヤバイので悩んだあげくうちに泊めました
予備の布団無いので、真由美ちゃんがベットで俺がコタツに
なかなか寝れず、頭抱えて色々考えていたら
スッと襖が開いて、起きてますか?急に真由美ちゃんの声がした
うん?起きてるよ寝れないの?
真由美ちゃんは無言で俺の横に座り
ごめんなさい私大丈夫ですから、明日から働いて家賃ちゃんと払います
だからここにいさせて下さい、ここにいればお母さん帰って来るかもしれないし
施設に行きたくない
そこまで言って真由美ちゃんは泣き出した
その姿を見て俺の決心もついた
真由美ちゃんの頭を撫でながら、大丈夫後は俺に任せていいから
今日はもう寝なさい心配しなくていいからね
そう言いきかせ真由美ちゃんを部屋に戻した
次の日店を閉めて母親の弟に会いに行き、話し合いの末
身元引き受け人になってもらう事になった
ただし名義だけで、真由美ちゃんは本人の希望もあり
そのままアパートに住む事にした
あんなクズみたいな叔父の元に真由美ちゃん預けられるか!
その後無事に卒業し福祉の援助等で高校にも通える事になった
学校終わった後にうちで事務のバイトをする事になり
無事高校も卒業し毎日笑顔を見せてくれてます
多少のスレ違いの上、長々と駄文を失礼しましたm(__)m
>>618 よくやった!
しかしここでも頭をなでなで・・・・(;´Д`)ハァハァ
しかもその後自分のところで雇うのもいい話しだ。
もしかして今は生涯の伴侶とかか?
それともつい最近のはなし?
それはそうともう完結してしまってるんじゃないだろうな。
620 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 10:22:02 ID:Vu5drNywO
エッチは無しなの・・・
621 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 13:09:13 ID:r2BVYayvO
けんじって(゚听)ダレダッケ?
623 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 16:28:59 ID:EbpkJ/ABO
皆さんの話の続きが早く読みたいです(^-^)。
624 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 18:55:51 ID:5QK/hNqjO
625 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 18:59:43 ID:H9AyMH/q0
ペットボトルに大量のドライアイスいれてみました。
興味本位でやったのですが、今後悔しています。
1.5リットルのコーラのボトルが、
3リットルぐらいに膨れ上がってる。
ありえない膨張に、ガクガクプルプルしてます。
怖いから押入れに入れてますが、この後どうなっちゃうんでしょうか?
その後、怖いので、色々クグッてみたら、こんな物が・・・・・
ますます恐怖が・・・・・
ちなみに、このビデオは多分600ミリのボトルですが、
私の押入れの中は1.5リットルのものなので・・・・
それに、もっと膨れ上がってますが!
どうしたらよい?
http://www.break.com/index/dryicebomb.html
626 :
マスターベーション:2006/03/11(土) 19:02:30 ID:EbpkJ/ABO
>624早速ブックマークした!
今まで見れてないのもあったからありがとうございます(。・_・。)ノ
627 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 19:39:57 ID:rFvzL9Q70
神41氏お待ちいたしております
>>618です
現在は真由美ちゃんは入院中です
先月からお腹痛いって言うので念の為に入院させました
母親と弟からはいまだに何の連絡も無し
609の子か…
630 :
まとめ屋:2006/03/11(土) 23:41:59 ID:soex0g4cO
>>629 (*´∀`)σ)´∀`)
地道に更新>携帯
>>618氏 投下超乙です
さし障りの無い程度に現状報告や過去エピソードなど
&<kwsk
>>631-632 何でいつもそうやって俺の名を騙るんだ?
自分に自信がない証拠なんだぴょーん。
もっと個性のある自己主張をしないと生きていけなくなるんだぜ
634 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 02:38:40 ID:wYLMEY2y0
>>628 真由美ちゃんが早く回復しますように。
ところで、病院の費用は誰が払っているのでしょうか?
国民健康保険等は、無いような雰囲気ですけど。
僕は、何とか自活していますが、蓄えが沢山あるわけでもないし、
入院するような事態になれば、経済的にかなり苦しくなるだろうな、
と言う心配はしております。
>>618です
それでは過去のエピソードを
真由美ちゃんが無事にアパートで暮らせる事になってからは
ご飯は朝夕は一緒に食べ、学校終わってからうちでバイトの生活が始まりました
ある朝、真由美ちゃんが朝ご飯の時間になっても起きてこないので心配になり
部屋まで様子を見に行ったら
中年の男性が真由美ちゃんの部屋のドアを乱暴に叩き叫んでいました
あんた何やってんだ!何か用か?そう俺が言うと
なんだてめぇ?関係ねぇ奴はスッこんでろやボケェ!
そんな返事に頭にきて
俺はここのオーナーだから関係大有りなんだよ
あんた人の建物壊す気か?朝っぱらからやかましくて迷惑してんだ
なんならサツ呼ぶか?ついでに器物破損で訴えようか?あ゙?どうしんだ?
そこまで言うと、中年親父は何も言わずさっていった
完全に姿が見えなくなるのを確認してから
真由美ちゃんの部屋のドアをノックすると、ゆっくりドアが開き
不安な顔をした真由美ちゃんがいました
どうしたの?何があったの?と尋ねると
別れた父親が住んでいたアパートは父親の寝タバコが原因で火事になり損壊
損害を支払わなければならない父親は亡くなっているので
その家族に取立てに来たそうだ
続く
>>618氏
乙です!
トリタテ((;゚Д゚)ガクガクブルブル
あんた男だねー(・∀・)カコイイ!!
>>612 けんじ氏
その戒名女性名だが、まさか……
立花死すともペニスは死せず
花の色はうつりにもるもっと
次望
641 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 18:23:49 ID:4+CVc999O
ここの住民は本当に辛抱強いな!
遅いレスにも負けず
じらしにも負けず
荒しにも負けず
ただひたすらにじっと待つ。
暇さえあればチラチラと覗き、進展の無さに溜め息をつきながらも優しい目で見守る。
そういう人に、
あ、私もなっていたw
俺は、イライラしながらも
毎日ロムっているんだよ。
むしろもっとじらされたい
644 :
↑:2006/03/13(月) 22:33:51 ID:epv2Hc+d0
このM野郎め!
モマイは、おとなしく正座しとき名!
ここってエロくなくてもいいの?
自分と姉の話なんだけど
>>618です
取立てが来なくなるまでの間は、真由美ちゃんが心配なので
一緒にうちで住む事にしました
まぁこれがキッカケで同棲が始まり付き合う事になり現在にいたる訳ですが
真由美ちゃんの退院まで寂しいなぁ〜(T-T)
終了です
次の投下どうぞ。
>>646 ちょwいきなり省きすぎw
もう少し会話などを詳しくお願い
>645
姉とエロいコトすれば大解決!超解決!!
651 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 07:14:13 ID:2cXL4t6UO
>>624 まとめサイトの
「 幸子 」
読んだよ。
良い話かとおもって読んでたら…
ただの鬼畜のはなしだった。
がっかりした。
>>646 >>649が言うように会話も思い出して書いてくれるとありがたい。
41氏の克明な会話の記憶は素晴らしいといえる。
同棲というが、まだ真由美タンは中学生じゃなかったっけ?
653 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 09:24:11 ID:h50F3K2VO
うちの嫁(19)のエピソードを書いてみる
嫁は7才で父親、8才で母親を亡くし、当時成人していた姉に育てられた。
家庭環境を考え中卒で働こうとしたら、姉に怒られ高校に進学することを決意。国立高校一本で合格。
市でも3人しか受けられない奨学金(返さなくていいもの)を受けて無事卒業。
某携帯電話販売店に勤務したが、店が経営難で三ヶ月で退職させられる。その後、つなぎでキャバ嬢へ。
家の借金を返しつつ、二ヶ月で店の2へ。当時スタッフをしてた自分と付き合い、デパートの売場へ転職。
一番おどろいたのは処女だったこと。今までバイト、仕事で男と付き合う暇がなかったとか。
654 :
653:2006/03/15(水) 09:39:16 ID:h50F3K2VO
続き
彼女の家には冷暖房機具は扇風機のみ、冬はペットボトルにお湯を入れ、布団で暖をとる生活…
貧乏メニューで俺がおどろいたのは
貝割れ大根と薩摩揚げのソテー(二人分\150)や
納豆のチャーハン(二人分\50位)…
バイト(近所の中華料理屋)で出る賄いのほうが豪華だったらしい。
彼女の生活を知ってるバイト先の店主夫婦には実の娘のように可愛がられてたし、嬢時代も地元の会社社長や若手社員問わず人気があって、先輩嬢にもかわいがられる。
もともと人に好かれやすい性格のようだ。
そんな素晴らしい娘さんがなぜ653の嫁にと小一時間・・
656 :
653:2006/03/15(水) 09:50:32 ID:h50F3K2VO
続き
俺の両親はべたべたに彼女を可愛がるし、彼女の誕生日に直径30pはあるだろうケーキを買ってきた。
それを見た彼女は涙を流して「こんなの初めて」と喜んだ。
店の客や先輩からもプレゼントをもらって、
「自分は幸せ者だ」と言っていた。
多分金銭的には恵まれなかったが、人脈的には恵まれている人生なんだろうな、と見ていて思った。
今も貧乏時代の名残りで安い服しか買わない嫁で、お金もかからず、周囲も羨む良妻です。
って、終わりかよw
そんな素晴らしい娘さんがなぜ653の嫁にと小一時間・・
いいなぁ人脈的に恵まれてる人って。
660 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 17:15:27 ID:XwJfHXp1O
今の若い女性達に見本にしてもらいたい素敵な奥さんやね。大事にしろよ
661 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 18:13:16 ID:sdQlXPEo0
>>653 心がホンワカ温かくなりました(´ー`)
いつまでもお幸せに。。。
テラウラヤマシス(´・ω・`)
662 :
653:2006/03/15(水) 18:28:15 ID:h50F3K2VO
みんなありがとう(・∀・)
もちろん大事にするさ!今お腹に7ヵ月の子供(男の子らしい)がいるから二人とも幸せいっぱい(*´ω`*)
実は俺がゴムに針貫通させてたのは内緒だがな
うはwwwwwwwww
別の男の子供な予感。
>>664はほんとにかわいそうなやつだね。君も幸せになれるといいね。
不幸ってワリと連鎖するからね・・
668 :
653:2006/03/15(水) 20:42:09 ID:h50F3K2VO
嫁には今の家以外もう帰る家がないからな。責任持って大事にするつもりだし、嫁も「自分だけの家族なんだ」って幸せそうだし。
メシウマで可愛くて細くて優しくてマッサージ上手くて節約家だから、よっぽどの事がなければ手放す事はしないよ。
嫁の姉さんも幸せにやってる? ちょっと気になった
670 :
653:2006/03/15(水) 22:32:35 ID:h50F3K2VO
>>669 嫁の卒業と同時に結婚したらしい。嫁の話ではかなりのカカァ天下らしいがw
ところでついさっき嫁が
「怒らないで聞いてくれる?」
俺「…何?取りあえず言ってみ?」
嫁「今日ね、どうしても食べたくってハーゲンダッツ買っちゃった…(´・ω・`;)」
俺「………(゚д゚)」
嫁「でもね『今日のお買い得品』で、少しは安かったの(゚о゚;)ほら、抹茶(正確には緑茶)とチョコクッキー」
ハーゲンダッツ=贅沢と思って一生懸命説明する嫁に萌(*´д`*)
しかも食べ慣れてないからか[抹茶]って…おまw
モエー(*´д`*)
脳内嫁と言ってくれよ。
頼むよ。頼むよ・・・
673 :
653:2006/03/15(水) 23:10:27 ID:h50F3K2VO
>>672 何か必死だな…(´・ω・`;)
自分もたまに思うが、現実です。
もう一つ投下しとくね。
安く食材が手に入ると得意げに発表する嫁。
嫁「みてみて〜(・∀・*)レタスL一玉98円〜。オクラ2袋100円〜。冷凍マグロバラ200え〜ん…(略)
サラダ油200円…計2000円〜(>∀<)私の嬉しい気持ちPriceless〜」
俺「すごいじゃん。安くあがったね(^_^)」
嫁「へへへ…(*^ω^)」→台所へ
このときすごく顔が輝いてる嫁。お前は獲物を報告しにきた猫か、と思いつつ萌(*´д`*)
ヽ(`Д´*)ノウワァァン!!!
675 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 23:13:05 ID:cPKmhUQZ0
>>670 そうやっていくうちに浪費が始まってい・・・・
なんだなんだ、見ないうちに新たな萌え人生があるじゃないか。
>>653 最高の嫁さんだな。みんなが怒るのも無理はないw
ハーゲンダッシを買うことが冒険だとは泣かせるな。
41氏の、あは姫に次ぐ萌えキャラ誕生だ。
>>670や
>>673のようなエピソードをもっと聞かせて欲しい。
「怒らないで聞いてくれる?」
俺「…何?取りあえず言ってみ?」
嫁「今日ね、どうしても使いたくってエルメスのカバン買っちゃった…(・∀・)ニヤニヤ」
とはならないようにだけ気をつけなされ
>>653 妄想だよな!頼むから妄想だと言ってくれ…orz
うちの嫁なんか自分の給料全部自分で使いきって、
生活費は食費以外全部俺に負担させてるというのに(´・ω・`)
嫁を泣かせたりしたら住人全員でヌッ殺しに行くからな(ノД`)
明日練炭買ってこよう・・・
680 :
653:2006/03/15(水) 23:30:18 ID:h50F3K2VO
>>677 大丈夫!ブランドは興味ない嫁だから。
付き合ってたときに
俺「好きなブランドある?」
嫁「あ〜……ん〜、えっと…(略)…PLAY BOY(ウサギのあれ)かな」
PLAY BOYはブランドか?と小一時間…
あーー。
なんだろう。
この沸々と心に湧いてくる感情は・・・。
あぁ、これが殺意か〜。
自分に向けた、な。
>>679もう一つ追加だ。
683 :
653:2006/03/16(木) 00:08:06 ID:lGhRZIoSO
皆イ`!!
生きてればいいことあるよー(´・ω・`)
多分
685 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:16:37 ID:bYyJPKSMO
>>670 お前さん羨まし過ぎるぞ。アイスくらいで「怒らないで聞いてくれる?」あー良いよ何個でも買ってあげるよ、しかも特価品…いいないいな羨ましいなー。
ところで奥さんの顔ってどんな感じ?ちょっと面食いな俺は気になる。他にも気になる奴はいるはずだ!
686 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:23:49 ID:bYyJPKSMO
>>670 可愛くて細くて…って書いてあった(´Д`)
きゃーー!あんたもうダメだっ幸せ者過ぎる
687 :
653:2006/03/16(木) 00:26:21 ID:lGhRZIoSO
155p43.8sで…誰に似てるんだろう?動物に例えると黒猫っぽいんだが。
顔立ちは鼻筋が通ってて、奥二重で唇は厚めの黒髪セミロング。
不細工ではないはず。
もういいよ!
貧乏な女の子の話を聞かせてくれよ!
そだね、何か自慢話になってきたよ。
まあ、奥さん大事にしてね、末長くお幸せに。
はいでは次の方どうぞ。
そのへんでやめとけ。
あきた。
691 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 01:02:24 ID:yC6sGBUTO
彩の続きが読みたいのはオレだけでつか?気になってしょうがないよ
誰か衛生兵を呼んでくれ・・・
CDを買ったんだけど料金が間違っていたので
お店に電話して計算ミスを訴えた。しかし母が買った中古のCDを
計算に入れてないことに気付き謝って電話を切った。
ついさっきの話。
694 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 07:27:57 ID:233ly684O
(゚Д゚)ハァ?
>>653は自分がなぜ刺されたのか理解できないまま逝くタイプ。
>>693 偽者乙。
しかしやたらと嫉妬深いやつらがいるんだな。ほんわかしてていいじゃないか。
そうなると、41氏がもし彼女と今現在二人で幸せに暮らしてるという
展開になれば、みんなは手のひら返したようにはじき出すんだろうか。
699 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 18:35:39 ID:8EXD/CXRO
700 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 19:00:44 ID:yC6sGBUTO
701 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 21:00:46 ID:ZbE1w7AnO
何かうらやましいよなぁ・・・・俺は嫁が貧乏な時期に借金返す手助けして、嫁が働かないで良いように、プライベートない仕事(給料はいい)してるのに嫁は自分の実家に入り浸って無駄に実家(普通の家庭)に食費いれてやがる・・・・
貧乏な中にささやかな幸せってのが一番大事だよな。
俺も貧乏だったからよく分かる。
スーパー買い物行って、刺身買おうと思って一旦諦め、
店の中一通り周ってきてもう一回刺身見たら50円値下げのシール貼ってたってだけで
小躍りしそうになるし
>>702 このレスだけでオマエを許しそうになった俺がいる
704 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 14:04:26 ID:Pq1xW1zUO
投下
705 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 21:53:53 ID:Pq1xW1zUO
アゲ
706 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 22:55:19 ID:8yF3X9fIO
>>702貧しいのに刺身なんて高いもの食おうとするのはどうかと思うぞ。
707 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 23:11:28 ID:OzSOsQ6qO
小さな贅沢がしたい時もあるじゃん。
財布と相談しながらの献立、五十円は大きいよ…。
>>706 刺身もピンきりなんだぜ。マグロは高いが聞きなれない名前の魚は安いんだよ。
俺が魚を知らないだけかもしれんが。「つばす」とか「よこわ」とか。
しかし本当に金のないときは毎晩味噌汁ご飯。
ご飯は一膳分だけ炊く。その上にインスタントの味噌汁を乗せる。それにお湯かけて
かきこむだけ。
因みに味噌汁は8パック100円のやつ。乾燥してるやつじゃなくて
生味噌の中にちっこい具が入ってるやつ。
貧乏なときは雀の涙ほどのお金をいかにうまく使うかがポイント。
もちろん食費を最優先に考える。遊び、服、嗜好品なんてもってのほか。
しかし、飯を食うだけの生活でお菓子も果物も何も食わない(買えない)と
体に異変が起きる。インスタントばっかりで塩分が多いのかも知れんけど、
やたらと甘いものが食いたくなる。
人間には塩分が必要だというのはよく言うが、甘いものも欠乏してくると
体が無性に欲しがるんだなとそのとき思った。でもお菓子買う金ないから
お湯にコーヒー用の粉末ミルク(たまたまあった)を入れ、そこに砂糖を多めにいれて
甘さの飢えを凌いだ。
こういう生活をしてると、人から何気なくもらう飴やちょっとしたお菓子が
高級食材に見えてくる。もらってもその場では食わずに家に溜めてたw
自販機のジュースも手が出なかった。
これも人からもらったヤクルトを、家に持ち帰り、
4日くらいかけて少しずつ飲んでたw
ま、全ては自業自得から生まれた貧乏生活なんだけどね。
博打とクレジットには気を付けろって事だな
711 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 14:04:36 ID:uAzkbpqIO
いままでの話しはネタなのかな?
712 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 16:51:19 ID:VCamvncdO
ネタは刺身だけで十分。
貧乏自慢は結構だけど、米喰ってる時点でまだまだ。
小麦粉買ってきて、焼いたり、うどん作ったりで飢えをしのぐ方が安上がりだよ。
米は運良くもらえたんだよ。
俺はそのときに戦後の配給のありがたみが
身をもって分かったw
おまえら何やったらそこまで生活追い詰められるんだ?
716 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 20:14:37 ID:uAzkbpqIO
んなこたぁどーでもいいよ。
>>41氏とケンジ氏は何処へ?
この時期は色々忙しいだろ
イノウエも待ってるよ
719 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 20:24:06 ID:uAzkbpqIO
今日こそは期待してたんだが…orz
お
ま
ん
こ
七月の末。彼女とお婆さんの引っ越しを手伝った。
福祉科の担当さんの勧めで市営住宅への入居希望を出してみたら、
生活保護世帯で高齢者と義務教育中の児童の家庭は優先順位が高くて。すぐ決まった。
入居が出来る事になった時、お婆さんは彼女より先に俺に相談を持ちかけて。
市営住宅は家賃が安くて、たしか一万三千円くらいで、あの時住んでたアパートの半分以下。
家賃共益費水道代込みで二万八千円(内訳忘れた)で、水道代払っても、一万円は浮く計算。
「引っ越し、手伝いますよ。」そう言ったら「あの子が何というかよ。」少し迷ってて。
俺と会って仲良くなってからの彼女は、それまでとは全く変わったらしくて。
「当たり前の女の子の顔になってくれてね。」お母さんが言ったのと似た事を言って。
彼女が俺と離れて住んで行き来が無くなったら、元に戻るのではと不安がってて。
時々でも会ってやって欲しいと頼まれて。「会えないと寂しいですから。」素直に言って。
転居先は歩いて二十分くらいの所。その気になれば、すぐ行ける距離。何も問題は無くて。
「あんたがそう言うてくれたら、話がしやすいけんね。」お婆さんも、安心してくれて。
でも伝えてみて引っ越すのは嫌だと言えば、無かった事にすると言って。
彼女が買い物から帰ってきて。お婆さんと話して。そんな長くかからずに俺の部屋に来て。
さてどんな反応するかな、と構えてたら「時々ですか?」それだけ言って、俺の答え待ち。
真横来て。左斜め下からじぃー…っと見上げられて。「いつでも。」少し訂正して。
「毎日は?」「いいよ。」即答してしまって。彼女は頷いて、一つ息吐いて。笑って。
「引っ越す。」「決めるの?」「あは。おばーちゃん、ちょっとは楽かなって。」
二人は、意地張り合いながらも気遣い合ってて。意思の統一が図れれば、行動は早かった。
入居の準備整えて、引っ越し。家財道具運ぶのにバイト先でトラック借りられて、助かった。
小さなテレビと冷蔵庫。洗濯機。ガスコンロ。テーブル。衣装ケース三つ。学用品と本が少し。
内職の材料。箱一つの日用品と食器。三冊のアルバム。それで全部の、小さな引っ越しだった。
彼女とお婆さんが住む事になったのは、平屋建ての長屋みたいな所の端。3DKで。
五世帯が二棟連なってる長屋の住人、高齢者ばかり。高齢者世帯向けの市営住宅だった。
俺と彼女の間での行き来は、何も変わらなくて。俺が休みとか家にいる時間は、来てて。
学校が夏休みになると、朝方から俺がいなくてもカギ開けて入って、待ってる感じで。
待たれてるとなると、バイトとか実習とか補講が終わるとすぐ家に足が向いて。
「おかえりなさい。」言って貰って。休日も、何がある訳でも無いけど一緒にいる感じで。
最初の頃は、七時頃には彼女家に送り届けて、お婆さんに挨拶して、おやすみ言って帰ったり、
そのまま夕食御馳走になって。お返しに何か届けて。またお返しされてって感じで。
そのうちに彼女が俺の部屋にいる時間が長くなって。彼女が夕食作ってくれる事も多くなって。
のんびりしすぎて、気がついたら遅い時間になってたりで、慌てて彼女の家まで出発したりで。
俺の部屋から市営までは、国道沿い歩いてほぼ真っ直ぐで徒歩二十分。軽い散歩程度の距離。
学校の近所で。近隣に住んでた友達とか講師とかと出くわしたりする事もあって。
逃げる訳にもいかないし腹決めて紹介して。俺が口に出して「カノジョ。」って言うと、
照れなのか顔赤くして、はにかんで。俺の後ろ隠れて。背中くっついて。それがかわいくて。
ほぼ全員に後から学校とかで「かわいかったー。けど何歳?」って事を聞かれて。
ちっちゃくて肉の薄い彼女は実年齢より下しか見えなくて。一番気になる部分だったみたいで。
中二で十四歳と言うと、ギリギリセーフと言う判定をされる事が多くて。
ロリコンとか変態とか、きっつい言葉も覚悟してたけど、結構反応柔らかくて、意外だった。
…でもこの頃、彼女と歩いてて、初めて職務質問をされた。夜十時くらいだったと思う。
若いお巡りさんに呼び止められて。彼女の年齢とか俺の立場とか聞かれて。素直に答えて。
彼女を家に送ってる所だと言うのは信じて貰えて。もう少し早く返すようにと言われて。
お巡りさんの口調が丁寧で、印象が悪くなかったから腹が立ったりはしなかった。
けどその話を友達にしたら「犯罪の臭い、したんじゃない?」そんな事言われて。結構へこんだ。
専門学校二年目の俺には夏休みなんて物は無くて、実習と補講。休みはバイト。その繰り返し。
実習にも慣れて、とにかく事故だけ無いように終われればと緊張感は保っていたつもりだった。
けど実習終えて打ち上げやって、家帰って寝て早朝に変な腹痛起こして。救急車自分で呼んで。
何か普通じゃないと思ってたら急性膵炎で。即入院と絶飲食を言い渡されて。呆気にとられた。
空いてる大部屋が無かったから、差額無しで二人部屋に一人。点滴入れながら呆然としてて。
彼女に連絡入れたのは昼頃。いるだろうなと思って俺の部屋に自分で電話して。出てくれて。
入院する事になったと告げると、最初冗談かと思ったらしくて。なかなか信じて貰えなくて。
でも病院名と病棟、部屋番言うと信じて。「準備して行きます。」落ち着いた声で言って。
俺の家からは、自転車で三十分くらいの所。俺の自転車使って来てくれて。
部屋入って左腕に三本点滴入れてる俺見て笑って「あは。似合わない。」思わず、撫でて。
お婆さんの時みたいな動揺は見せなくて。俺も安心できて。しっかりした所も見せてくれて。
着替えとか適当に詰めた袋持って来てくれてて。考えても無かった事で感心して。
よく気がついたね、的な事言ったら「看病、慣れてます。」そう言って、笑って。
どのぐらいの入院になるのかとか、どんな病気なのかとか、彼女の方から聞いてきて。
軽症の急性膵炎で、状況見て退院までが一週間ほど、一週間静養して、検査に問題なければ放免。
医師のしてくれた説明を彼女にもして。お婆さんにも心配しないでと伝えるの、頼んで。
彼女の顔見てホッとしたら色々思い出して。公衆電話で学校とバイト先に事情話して休み貰って。
学校の方は、実習も済んでて記録とかも提出してたし出席も足りてたから不安はなかったけど、
バイト先の方は俺と組んでくれてる人とかに申し訳ないし、経済的にも不安だった。
少しは貯金あるし何とかなるか。そんな事考えながら病室帰ろうとしたら、
彼女に点滴してない方の腕引っ張られて「えっと。じ、実家には?」完全に忘れてて。
電話したら婆ちゃんが出て「言うとく、言うとく。」それだけ言って切って。
まぁ伝わりはするだろうと思って、部屋帰って。その日は彼女の命令で、大人しく寝てた。
41氏キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
41氏きてたー
しっかしまぁ、2人とも若いのにしっかりしてますな、感心感心
続きも期待してます
今来た、最高のタイミングだったな・・・
最近辛いことだらけだけど、41氏の話を聞けるのが今の幸せだよ
727 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 03:52:59 ID:KHPD0wKmO
た、たのむ…。せめて週一でおねがい!
1時にスレに気づいて今追いついた
…もう3時間早く気づけば41氏生で遭遇できたのにorz
今日から俺もwktkで待つ
最初は、不純な気持ちでこのスレを開いた。
なんか頑張らなきゃいけない気持ちになった。ありがとう。
お、41氏きてたのか。とにかく乙。
しかしまさか41氏自身に不幸が訪れるとは予想しなかったな。
でもたいしたことじゃなくてよかった。
膵炎てのはストレスが原因なのか。いろいろ気苦労が多いみたいだし
休めたのは逆にいい機会かもしれない。
しかし毎日のように一緒に過ごしててまだなにも起こらないってのも不思議。
キスくらいはあっても悪いことじゃないのに。それ以上のことは別にして。
>左斜め下からじぃー…っと見上げられて
これ最強。
あと、背中くっつかれたり、点滴してないほうの腕引っ張られたり、
可愛げのある行動が多すぎる
このスレを毎日チェックしてる俺。
41氏、変わらずの心暖まる投下をありがとうand乙です。
41氏やスレの住人に対し、勝手な事で申し訳ないが
知り合いの出版社にここを教えた。
常に2ちゃんをチェックしている出版社の人も
さすがにフェチスレにいい話があろうとは気づかなかったらしい
前向きに検討だそうです
>>41氏
キタ――ヽ(・∀・)ノ――!!!!
いつも乙!
心暖まるというか、癒されるというか、相変わらずいい執筆されますな
41氏チスくらいはしたんじゃないすか(・∀・)ニヤニヤ
「幸せ」ってさ、結局のところは41氏と彼女みたいなことを言うんだろうな
金とか、地位とかじゃなくてさ・・・・
俺的には、キスとかは控えたほうがいいとは思う(してても別にいいけどね)
こういうのは、ちょっとしたキッカケで歯止めがきかなくなることも多いからね
彼女の年齢を考えると、やっぱね
いわゆる「恋人らしい事」は、彼女が義務教育を終えてからでもいいんじゃないか?
41氏、サンクス。
今回は、ハラハラドキドキが色々入っていて、じっくり噛み締めながら
読みました。
(1)彼女が引越ししてこのままお別れになるのか、と思わせたり
(2)警察に職務質問されて、やべ!このまま補導されちゃうの!?
とか心配させてみて、その後安心させるところなどはニクイですよ。
自分的には「時々ですか?」このセリフが受けました。
>>732 活字化クルーーーーー(゚∀゚)ーーーー!!!
もしかしたら映画化も…wktk
>>736 もしそうなれば我々は大衆に先駆けて貴重なスレにいることになる。
電車男の真偽はわからんが、
これが映画化されたりして「どうせネタなんだろ」とか言うやつが出てきたら
俺はそいつをぶん殴る。
いや、話の中身は断言できないが、少なくとも実際にレスがあったのは事実だし。
小説なり映画なりドラマなり、何らかの形で形にされたら
俺はこのメル欄を完全にやめることを約束する
もう商業化はやめてほしいよ
俺はこのスレだけでひっそりと愉しみたい…
だな、余計な事すんな732
まず住人に声をかけるべきだった。
まあまあ、、
活字になったら買うし、
ここだけでもいいし、
でも、今回ので変なフラグが立ってないことを祈りたい。
漏れは素直に41氏の表現力.....それ以上に優しさに感動している。
あは嬢との今後の行く末には興味惹かれるが、現在の41氏に幸せでいて欲しいと思う。
なんかこのスレいると、忘れ物を探しにきたような気になるよ!
732は、確かに余計な事をしたな
仮に「活字化」、そして電車のようにドラマ化したとして、
余計な脚色されるのもイヤだし、あは嬢の役を、どう見ても裕福に育って
きたようなジュニアアイドルなんかがやる、なんて事になったら、ある意味ゾッとするわ
確かに。前向きに検討とかヤメレ。
ここで楽しむからいいんじゃねーか。
でももし今41氏があは嬢とくっついてて、貧乏とかしてたら
これで金もらってちょっとは楽になるのか。などと考えてしまう
744 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 21:54:46 ID:60cmn8nu0
41氏と女の子の行く末がすっげー気になる・・orz
二人を見ていると今の世の中に必要な他人への
“思いやり”“優しさ”がどれだけ大切な事なのかを
思い出させてくれる・・ほんと、アリガトウ。。
745 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 22:59:25 ID:KHPD0wKmO
早く次が見たいです…。
本当に余計なことしてくれたよ
昔からの毒男板住人が電車の件でどれだけ嫌な思いしてるか知らないの?
もし出版なんてされてここも毒男板と同じようになったらガチで怨むから
イノウエはどうなったんだよw
748 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 23:53:10 ID:ClhmX4PN0
おや、やっと来ましたね、41氏。お互いにホントに相手のことを大切に思ってるってと
こがたまらなく良いよ。忘れかけてた感情だな。そんな感情を抱かせるような
相手も少なくなったような気もする。ジジイになったちゅうことかもな。
ここまで一気に読んだ けれんみなく言うぜ、泣ける良い話だ。
ただ大きな疑問がひとつ
なんで フ ェ チ 板 にあるんだこのスレ?
家が離れ離れになってなんか不安感があるな。
頼むからあは嬢と41氏が幸せでいて欲しい。
751 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 00:36:15 ID:SQQYIRKb0
41氏には何か忘れていたものを思い出させてくれたような気がする
752 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 01:17:38 ID:SQQYIRKb0
改めて読んでみたけど、彼女の使う敬語がなんともいいですねー
>>749 最初は「学校とかにいる貧乏な女の子」に萌えるスレだったからのはず。
その薄幸さや飾りっけのない(飾れない)ところがよかったとか、そんな話だった。
あは嬢にワラタ
関係ないけど俺のパソコン、さっきから中でガリガリ音が鳴ってる。
なんだこれは。
それをハードオフに売りに行くとそこでパソコンが欲しいけど高くて買えなくて困っている貧乏な家のおにゃの子に会えるのだよ
パソコンからのスルーパスだ
確実に決めろ
756 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 04:06:43 ID:k4PJ5XMBO
>>217-222 文章は読みやすくて上手い。
でも読んで死にたくなった。
12時ごろに読んだのにまだ寝れない。
寝ようとしてもあまりにも悲しくて、残酷で、この世界に嫌気が刺す。
お腹が死ぬほどムカムカする。
最後の光景が頭に浮かんで嘔吐してしまう。
こんなことがあって良いのか。
41氏の文を読みたくてもこれを読んで以降は頭に入ってない。
41氏を支援するヤツ、この文をシカトしていくヤツに腹がたつ。
今、この時代に生きている自分は幸せなんだなと実感すると同時に、淑美さんに暴力したヤツを殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す同じことしてやる殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
こんな良い人になんで・・・
おれの精神がやられる。
こんなことがあるからみんな汚れていく
おれは純粋?だからこんな文章を読むと、可哀想どころじゃ済ましたくない
でもやってはいけないこと
もう死にたい・・・
757 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 05:32:43 ID:/zeyoykQ0
>>756 >>217-
>>222のレスを読んで死にたくなるほど鬱になるお前は
確かに純粋だな。
だが死ぬな。 お前みたいな純粋なヤツが死ぬのは俺は嫌だ。
758 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 06:43:50 ID:VXwHiDJFO
前出の732です
スレ住人の方々の意向を忘れ、勝手な行動に出てしまった事を、深く反省いたします。
ただ、出版社の方では、電車の件も充分に踏まえて慎重な対応をし
かつ、スレ住人の意見や意向等は十二分に参考させていただくとの事です。
尚、出版社の方は41氏の内容もさることながら、
文章の表現力に着目しているとの事です。
41氏は余計な事は考えず、今まで通りの投下を願っております。
最後に、勝手な行動に出た事を重ねてお詫びいたします。
ゴメンナサイm(_ _)mペコリ
760 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 07:52:05 ID:/zeyoykQ0
>>758 うかれてんじゃねーよ! ヴォケが!
何が『41氏は余計な事は考えず・・・』だ! お前の存在が『余計』なことに気づけよ!
しかし全てが完結(いつになるかは知れんけど)してからなら
別にいいと思ってる俺がいるんだが。
ただ、それまでは少しの邪魔も許したくないが。
俺はよそのスレとかで、誰かが書いた萌えレスに対して
かってな妄想に結び付けてたりしてるが、ここでは全くしないと決めているし、
もちろん邪魔もするつもりはない。
あと、「何でこんなスレがフェチ板に?」という意見も時々聞くが
他に該当する板ってあるのかな?
電車男のブームのせいで、一時期興味本位でアキバ系に目を向ける馬鹿が増えた。
そしてすぐにブームが去って飽きて捨てられた。
このスレが出版されたりすると電車男のときと同じように、貧乏な女の子たちに興味本位で手を出す馬鹿が増えて、
女の子達はブームが去ったらすぐに飽きて捨てられるだろう。
>>732=758は、貧乏だけど幸せになろうと真面目に一所懸命に暮らしている女の子たちを悪魔に売り渡してしまったのさ。
このスレで謝罪したから許してねで済む問題じゃないんだ。
763 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 09:57:04 ID:SeB4K4Qy0
ま、でもこれを映像化しても原作にある萌え度は再現できないだろうな。
文字だからこそだし、読み手がそれぞれ頭の中で思い描くことができるからこそだ。
話し変わるけど、みんなは「おしん」はすきなのか?
765 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 10:53:36 ID:PT2iQ2OZO
おしん…。見たことないよ。確か俺が産まれる前後
おしん…一部しか見てない。萌える話なら最初から見直したい
初潮シーンはあった記憶が
>>732 誰も言わないから言ってやるよ。
お前氏ね。
俺は優しいから猶予として出版社の知り合いに電話をかける時間はやる。
「スレの話は忘れてくれ。」と言ってから氏ね。
何が出版社だ。実際にそういう生活している娘の気持ちなんか全然解らないんだろうな。
「出版して見せ物になる」ことは彼女たちが一番いやがる事なのではないか。
>>767 まずは落ち着け。落ち着いてから
>>758を読め。
まずありえない話だが、このスレが出版されたら
その出版社に対して苦情メールなり電凸するなり田代砲撃つなりすればいい。
怒りたい気持ちもわかるが、人間として出来損ないの
>>758を相手にする必要はない。
769 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 21:32:24 ID:xxoTgG5r0
出版記念カキコ
>>758 おいおい、「出版社のほうでは電車の件も充分に踏まえ、スレ住人の意見や意向等は十二分に
参考にさせていただくとの事です」だ?
キミさぁ、「出版社」がどれだけ節度ある対応で臨むと思う?
ああいうところは、まず「儲け」を考えるよ
当然でしょ?会社なんだから
「電車男」のヒットで、こういう分野で金を儲けることができると知った連中を、オマエは
わざわざ呼び込んだんだぞ?
なにが「ペコリ」だ
自分の行動が何を仕出かす事になるか、行動する前によく考えろ!
このマヌケ野郎!
みんな言いすぎ。
758さんは確かに無神経な事しちゃったかもしれないけど、良いと思うものをもっと多くの人達に知ってもらいたいっていう気持ちは、私は少しわかる気がする。
せっかく41さん達の綴る心温まる物語を読ませてもらっているのに、何だかみんな殺伐とし過ぎだよ。
いい話を守りたいから、時には言いたくもなる。
>>772 それだけ、みんな41氏の綴る物語を大事に思ってたってことなんだぜ?
772よ、キミを責めるつもりなど当然ないが、俺はこれだけは言っておきたい
「何のかんの言って、結局あの手の人間が「楽園」を崩壊させるんだよ!」
ここを楽園とまで言う気はないが、良スレだからこそひっそりと楽しみたいってのもあるのよ。
人が押し寄せてきたらそれだけ
>>758のような屑も増えるしな。
出版されたり、話がいろんな人が知る事になったとしてだからどうだというんだ?
守るもクソもないだろ。
>>775 そうそう
こういう所は、ここを自力で見つけ出した「足長野郎」たちだけで愉しむべきなんだよ
大体、普段から「貧しい暮らしの中でけなげにがんばる「けなげっ娘」」に見向きもしなかった
連中が、「ブーム」になったからって好奇の視線を投げてよこすなど言語道断、もっての他だ!
ハァハァ・・・・・・・・・・
少し興奮しすぎたようだ
アタマ冷やしてくる
779 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 23:37:22 ID:PT2iQ2OZO
>>758の事はこれで終わり!
先日までのように、ひっそりと次の投下を待とうよ…。
41氏乙です 更新しときました 読みました あはキュン(*´Д`)キュンしますた
まとめてるおっちゃんが言うのも何か…オカシスかもですが
メジャーメディア化は 反 対 だ
では続きまたは別神様方 投下をお願いします
-↓-↓-
>758は貧乏美少女だから、ここのスレという他人の褌で
電車の次の一発当てて、楽にお金持ちになりたいだけなんだよ!!
いままで貧乏で苦しんだんだから、優しくされて当然なんだよw!
このスレの住人なら、
み ん な わ か っ て く れ る だ ろ wwwwwwwwwww !?
782 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 03:42:30 ID:7P6i5jWAO
41氏 なんやかやで、荒れていますが、投下を続けて下さい。741さん、アハ孃って、これ以上ないネーミングですね、(*′д`;))ハァハァ
783 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 04:00:49 ID:szbp6j2Z0
皆、落ち着け。このスレを今までのような感じに戻そう。
俺の個人的な意見としては
本で読んだりして昨日今日知ったような奴に
あは嬢に萌える資格は無いと思う。
これはwktkして待ち続ける住民へのご褒美みたいなもんだ。
785 :
イノウエS:2006/03/21(火) 08:16:15 ID:oDgI2GOj0
3学期がはじまり朝の登校時はみんな白い息を出しながら登校する。
寒がりだった僕はジャンバーのファスナーを一番上まで閉めて、下半身も長ズボンだった。
クラスに1人、冬でも半そでシャツ半ズボンで頑張っている友達がいたし、半ズボン姿の男子はかなりいたものだ。
だから半袖シャツや半ズボンが、イコール冬服がないイコール貧乏ということはまったくなかった。
女子もスカートにタイツやハイソックス姿が多く、当時の子供たちは冬でも脚を平気で出していた。
そして、赤や茶色の可愛いコートやスタジャン、Gジャンなどをそれぞれ自慢げに着ていたものだ。
しかし、イノウエは夏でも冬でも同じものしか着ていなかった。
上半身は、ブラウスかTシャツか襟の付いたポロシャツか黄ばんだ体育着。
下半身は、赤か紺の吊りスカートか刺繍入りの長ズボンかブルマかジャージズボン。
覚えている限り夏も冬もそれだけで、他の女の子のようなファッショナブルなものは何もない。
どれも洗いざらしでTシャツのプリントは剥げ落ち、ジャージもすっかりねずみ色。
食べこぼしのしみが付いたブラウスの襟は黒ずみ、ズボンの膝は薄くなって穴が開く寸前だった。
とても女の子という感じの服装ではなかった。
冬ならばマフラーや手袋をする子もいたし、スタジャンとGジャンを日替わり交互に着る子もいた。
イノウエがいかに愛情が注がれていないかということをクラスの誰もが感じていた。
おはよう。イノウエ
787 :
イノウエ(21):2006/03/21(火) 08:40:38 ID:oDgI2GOj0
それはある日イノウエが休んだ時にわかった。
イノウエの家には電話がなかったこと。
いつも斜め前方に座っているイノウエが休んでいると不思議と寂しい。
なんだかんだ言って、3学期になって通路隔てた斜め前方にイノウエが座り、
毎日彼女の着ている服や仕草を自然と無意識のうちに観察して気にしていたのだ。
男子も女子も先生もクラスのみんなはイノウエのことを気にするわけがなく、空気のように、いや「悪臭」のような存在なのだろう。
当時の学校には『緊急連絡網』なるものが存在し、学校や先生からの指示を順番に回して行く。
遠足や運動会の雨天順延連絡で活躍した。
今は個人情報保護の関係で廃止した学校も多いようだが。(これもびっくりした)
この時まで知らなかったが、彼女の家には電話機がなく、連絡網でも枝の一番後ろで(呼)と書いてある。
これは近所の家から伝書鳩で走って伝えにいくシステムで、俺の頃はクラスに二人位はこんな家があった。
FAXもメールもない時代だから、連絡事項の書かれたプリントを渡すために走ることもあった。
「イノウエさんが休みだから」と先生が言いかけ、「イノウエさんにU君これをとどけてちょうだい」と先生は言う。
それほど緊急の内容だったのか覚えていないが、Uはイノウエに届ける役目ということでクラスが盛り上がる。
「おまえイノウエの家と近いのか」「イノウエの家ってどんな家なのか教えて」みたいにUを冷やかす。
788 :
イノウエ(22):2006/03/21(火) 08:56:28 ID:oDgI2GOj0
家の方向が一緒なのでUと一緒に帰る。途中で2人になった時に彼が言う。
「お前も一緒にイノウエの家にこれを届けようよ」「嫌だよ、面倒くさい」「頼むよ、友達だろ」
みたいな会話で僕も下校の途中で遠回りをしてイノウエの家に行くことになった。
僕はイノウエの家を知らなかったので、そんな家なのかちょっと見てみたいという気持ちと、それ以上にイノウエの顔を見たかったんだと思う。
一人では恥ずかしいし、第一学校でばれたら大変なことになるが、Uと一緒なら正々堂々と行くことが出来る。
Uが「ここだよ、あいつの家」と指した家は、前が畑で横は駐車場で寂しい地域に立つ二階建ての小さなアパートだった。
その当時でかなり古い木造のアパートで、「○○荘」みたいに書かれていた。
本当に見るからに古くて汚い建物で、イノウエの家はその1階にあるという。
Uが「おまえここから持っていって」と言う。「やだよ、一緒に行く約束だろ」みたいな小学生らしい会話が続く。
プリントを渡したり投げたりで、まるで汚いものを擦り付けるようにしているうちにクシャクシャになる。
結局、2人で手を引っ張りながら玄関の前に行く。共同の玄関がありそこから廊下が続き左右に木の青い扉が3つずつあった。
手前に二階に上がる階段があったから、合計で12部屋程度だったのだろう。
それにしては建物が小さいから、ざぞかし部屋は狭いのだろう。もちろんトイレや洗面は共同だろう。
結局、僕たちは扉をノックする勇気があるわけもなく、「井上」と紙が貼ってある木扉の前に置いてある小さな木箱にプリントを差し込んで帰った。
ふむふむ
790 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 09:42:49 ID:dzkQKUW+O
俺はイノウエが好きだ。
少しこないうちに議論が勃発してるな。
総合的に
>>778の意見に全て同意。
また、
>>768は落ち着けといいながらIDが怒っているw
そしてイノウエのはなしだが結局姿を見ないで帰ったのか??
イノウエの家族構成が気になる
792 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 12:04:48 ID:szbp6j2Z0
こんにちはイノウエ。久しぶり。
イイ。
連カキスマソ。
wktk。
ここに到着するまでに今日1日かかった。。。職場で(笑)
事務所に涙目のオサーンがいたら、それは私です。
41氏もイノウエさんも、まとめサイトの人も、
なんか、素晴らしいです。特にじらし方がww
さんざん既出だが、フェチ板でこんなスレに出会うとわ!
あはっ。今後に超期待です。
ちょいと聞きたいんだが、
身の回り(特に友人)で貧乏な奴がいても
何もしないのが通例なのか?
正直飯食わしたりなんか生活用品買ってやるほうがいいとおもう。
売れてる芸人でも、仲のいい同期の芸人とかで売れてないのがいても
何にもしてやらないらしいし。
>>795 こんな言い方はなんだが「あは」は
軽軽しく使うものではないw
>>796 親切の押し売りって言葉がある
芸人は生活困っても助けあわない
なぜだかわかるか?
798 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 22:11:12 ID:ZQt6w70RO
ハングリー精神じゃね?
ご名答
>>797 いや、イワンとすることは分かるよ。
例えば、ダウンタウンが平畠に何もしないのは当然なんだが、
極貧の芸人に部屋に行ってグダグダしゃべってそれで帰るってのもどうなのかなと。
芸人に例えたのは悪かったかもしれんが、とにかく身の周りで
ここに出てくるような境遇の奴がいたら、なんかしてやるけどなぁ。
別に1万くらい渡してもこっちの生活がおかしくはならないし。
スレ違い承知で言うが、セレブっているじゃん。特にテレビとかで見る人。
ダウンタウンDXで「着てるもの高額ランク」とかでトップに出てた人で
指に一つ億以上する指輪を何本もの指につけてやんの。
俺からすれば無駄遣いなんだがな。もっと困ってる人に寄付しろよと。
日本だけけじゃなく世界各国に。その指輪一つでどんだけ人が助かると思ってるんだよ。
ああいう人らは募金とかしたことない気がする
>>800 それはキリがない。
クリック募金というものがあるけど、たったそれだけの手間でもキミは毎日しないだろう?
一般庶民レベルでも、例えば、3千円の指輪なんて大人の女性は身に付けない。
10個あろうが20個あろうが使わない。でもちゃんとあちこち売ってる。
3千円といえば、恵まれない国ではかなり使いでのある金だけど、だからと言って寄付はしない。
ホームレスが目の前にいて、金やるか?やらないよなあ
住民のみんなにはスマソだがついでに質問に答えさせてくれ。
>>801 俺はホームレスは存在自体否定しているといっていいぐらい反対なんだよ。
というのもまず無断で公共の土地で住んでいる。ま、許可されるわけもないが。
俺もみんなも「住む」ということは土地の税金を払ったり家賃払ったり、
あるいは光熱費払ったりと、そういった義務を負うわけじゃん?
でも彼らはそんな義務を負おうともしないで生活しようとしてるわけで
明らかに社会のルールから逸脱している。
それが追い出されるとなれば警察や行政に突っかかったりとたちが悪い。
彼らはこういう「わしらには仕事がないんじゃ」と。
仕事なんか腐るほどある。やる気がないだけ。
目が見えない、腕が不自由、体が動かないなど色々障害を持っている人がいるが
彼らでも勤勉に社会の役に立つ仕事をしている。
なのに五体満足なお前らが何甘えたこといってるのかと。
特に後者のほうの理由が大きい。
因みに俺の募金に対する考えは
「明確な用途が分からないと出さない」だ。
コンビニにレジ横に募金箱とかあるじゃん?
いつも置いてあるんだけど、時々集計してどこかに持っていってるはず。
でも一度も「こういうところに使いました」って書いてないからこっちとしては
きちんと使ってくれてるのか不安なわけ。
だから身の周りに直接渡すことが多くなるんだけど。
団体が直接箱持って募ってるところはなるべくしてるけどね。
言って置くが自慢ではない。一回の金額はあくまで極微量。
>>800の「一万」はあくまで例えだ。
ま、俺も貧乏を経験したからそういう奴の気持ちもわかるし、10円の価値がわかる
うぜー
805 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 00:42:14 ID:woBnXMB7O
俺は世の中のことに善し悪しの白黒付けるのが嫌いだ。
けど、言わゆるセレブの存在やそれをはやし立てる様な最近の風潮なんかは黒だと思うし、
何も出来ないかもしれないけどこういう事真剣に考えることとか、考えてる奴等は白だと思う。
>>801が言う通り、きりが無いから下手な優しさはかえって逆効果ってのもわかるが、
このスレに出てくるような人に何か出来ないか考えるのはすごい大事だと思うぞ。
と、仕事帰りの電車から。
806 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 00:59:57 ID:71pzLRXN0
41氏とあは嬢の今後が気になる・・・
人の為と書いて偽りと読むんだねえ
信じる者と書いて儲とかな
809 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 01:54:37 ID:Vk/LMsrU0
>>756 優しい奴だな。
それゆえおまえが死にたいって思う気持ち
よくわかる。でもそんなこと思ったらだめだ。
淑美さんのような人を救えるような奴に
おまえやこのスレ読んでるおれたちが
ならなきゃいけない。そう思わなきゃ?
おまえのカキコ読んだら切なくなった。
スマソ。。
やりたければ、自分に出来る事を自分に出来る範囲でやればいいだけでしょ。
何がどうって、いちいちここで確認する事なのかな…?
失礼だけど、正論ぽい事言って自己満足に浸りたい人に見えちゃうよ。
スレの主旨から外れてるからここまでにしようね。
811 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 08:32:45 ID:SzTteBMyO
彩はその後どうっなったんや〜!?
…もう書き込みないよなぁ
あの、実際にここに書かせて頂けるような少女時代を送った女なのですが、
結婚対象になるんでしょうか?
財産はありません。強く生き抜いてきた芯の強さと人に対する誠実な気持ちだけが
私の相手に差し上げられるものとなります。
親が変な人なので、そこを見られて結婚に躊躇される方の方がやはり多いのでしょうか。
813 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 09:47:47 ID:SzTteBMyO
じゃあ具体的にその話を書いてみましょう。
親が変でも貴方事、好きならそれでかまわない!と言う人も必ずいると思います
素晴らしい振りだなw
是非書いて欲しい。
41氏へ
はじめまして。読ませていただきました。
何だかもうこの時点で言葉がありません。
ただありがとう、と。
そういう思い、言葉しか出てきません。
皆さんが言われているように、少しずつでも
書いていただければ、明日への活力(大げさか?w)
となりますので、よろしくお願いします。
今、すぐに知りたいというわけではないのですが、
現在お二人とも幸せに過ごされているかが
すごーく気になりますね。
それも今後あかされていくでしょうから、
楽しみに待たせていただくことにします。
その他の書き手の皆さんも、楽しみに待たせていただいています。
それでは。
連書き、並びに長文申し訳ありません。
>>812 氏へ
大変なご苦労をされてきたのでしょうね。
その思いを完全に理解できるとは思いませんが、
ここにはそういった方のスレですので、
思いの丈をお話しいただいて大丈夫だと思いますよ。
>強く生き抜いてきた芯の強さと人に対する誠実な気持ちだけが
>私の相手に差し上げられるものとなります。
財産などなくとも、上記の2点が今の世の中どれほど貴重でありましょうか。
いくらお金があっても、誠実でない人間は少なくとも私はいやです。
そして、ここの方々はそういう方が多いように思います。
特に結婚となると、心こそ財産だと思います。
金の切れ目が縁の切れ目と一般ではよく言いますが、
そんな結婚は私はしたくありません。
連れ合いに苦労をかけたいわけではないですが、
苦労も、そしてもちろん歓びも分かち合えるような、
そんな結婚生活が理想ではないでしょうか。
親も当然判断基準に入りますが、親と結婚するわけでなし、
まずはあなた自身だと思います。
偉そうに書き込んでしまいまして、申し訳ありません。
まあ、既婚者の一意見としてご笑納いただければ幸いです。
>>816あんた良い人だな
>>812 気にする事は無い、もし相手が気にして結婚を躊躇するようなら
こっちから別れてやれ、無理に結婚しても遅かれ早かれ別れるだろう
結婚してから夫婦喧嘩の度に言われたら堪らないだろ
家族が変なのは一生つきまとうぞ
どんな変かはわからんが、世間一般での常識外れなんかなら縁を切れ
病気が理由とかなら最初から彼氏に話そう
きっと幸せになれるさ。
>>812 >>817に同意。
私もあなたと同じく、貧乏な少女時代を送った女で、且つ変な親持ちです。
今は結婚して、普通に暮らしています。
親が非常識な事は、結婚前から感づかれていましたが、特に障害にはなりませんでした。
ですが、親と旦那が直接接触する事は出来るだけさけ、
特に私不在で、親と旦那だけという状況には絶対ならぬ様、気を付けていました。
現在は、私の方が耐えられなくなった為、親とは没交渉になり数年経ちます。
結婚はあくまで二人の事と考える男性なら、親の事で即結婚中止と考える人は少ないと思います。
その場合でも、二人の幸せを第一に考えてね。
幸せになれる事を、遠くよりお祈りしています。
↑のやり取りに泣いた。
>>816みたいないい人がこんな板にいてたとは。
結婚はやはり当事者同士の問題だろうが、でも相手の親も見てしまうよな。
男なら相手(女)の母親を見ろとよく言われたもんだ。
その母親が変なら相手の女も将来そんな風になるぞと。
親もそうだが世間一般の常識がない女は選びたくないな。
いくら容姿が俺のストライクゾーンど真ん中でも。
>>812 >結婚対象になるんでしょうか?
なります。
>財産はありません。
あまり重要ではありませんん。
>強く生き抜いてきた芯の強さと人に対する誠実な気持ちだけが
>私の相手に差し上げられるものとなります。
とても素敵な財産です。
あなたの誠実な心を解ってくれる人がきっと現れますよ。ガンガレ。
821 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 19:13:10 ID:BpgS8Ry30
ん!?
ここフェチ板だったよね。
そんなわけで
フェチ板らしくそろそろ次の投下をお願いします
・∀・)つ↓↓↓↓↓どぞ
人
(__)
(___)
ピュ.ー ( ・∀・)
=〔〜∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎
\ 人
\ (__) カターン!!
== _(___)___
/\( ・∀・) /
" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"
人 ズザー
===== (__)
______ == (___)
/\ /
" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"
>>756 あれは作り話でしょう。昭和初期にラブホや暴走族があるかよ。
>>824 偽者乙
今に例えればそういうものであって、ラブホや暴走族みたいなのは当時からあった
>>823 「( ・∀・) 」←コイツがどうなったのか気になる
827 :
昔貧乏:2006/03/22(水) 21:20:00 ID:RtAYX5BUO
近所のやつらが焼鳥を美味そうにたべていた。
俺は羨ましかった。そして、泣きながらお袋に言った。
「俺も焼鳥食べたい」
翌日、鳥のから揚げを作ってくれた。
俺ん家貧乏だったけど、今親には感謝の気持ちで一杯です。
828 :
昔貧乏:2006/03/22(水) 21:25:26 ID:RtAYX5BUO
連投スマソ
おかげさまで親孝行な息子に育ちました
こんな話しはスレ違いかな?ごめんね
スレチ
830 :
812:2006/03/22(水) 22:49:20 ID:I9+b5BuK0
スレ違いの方向に持っていって申し訳ありません。
みなさま、本当にありがとうございます。
誰にも感情と共に打ち明けられない過去を持っていると、
どうしても人生に対して後ろ向きに考えてしまいがちなのですが、
みなさまのお言葉に救われました。
少しずつ昔のこと、書いてみたいと思います。
このスレでのみなさまとの出会い、優しさに、感謝の気持ちで胸が一杯です。
頑張って生きてきて良かったです。
有難うございました。
>>812 財産、何それ?
結婚には必要ないっしょ。
あなたのように、素直に「ありがとう」を言える人ほど素敵な人はいない。
あと親が変とか関係ないよ。
偽善者ばかりだなー。
834 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 23:40:25 ID:SzTteBMyO
↑そう思うならそれもいいだろう。
ただ思うだけにしろ。
>>812書くなら最後まで書いてくれ…。
頼む
836 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 23:46:13 ID:SzTteBMyO
ゴメン…orz
837 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 01:11:31 ID:0YagDUHh0
>>810 自分に出来る事を自分に出来る範囲でやればいいだけ
↑それでも結構大変だと思うが?
低脳・無能・厄介者の荒らしにかまてられん。
839 :
イノウエ(23):2006/03/23(木) 01:39:18 ID:TNV6EJhV0
翌日の日曜日、家で1つ上のねえちゃんと話をしていた僕はふとしたことからイノウエの話題で盛り上がった。
「あんたおもちゃとか片付けなさいよ。汚いんだから。洋服とかいつも脱ぎっぱなしじゃない。ちゃんとかけなさいっていつもおかあちゃんが言っているでしょ」
「うるさいなあ、ほっといてくれよ!」
「ほら、このシャツは洗濯機に入れなさいよ。このジャンバーはイスにかけなさい。それにしてもジャンバー真っ黒だから洗ったほうがいいんじゃない」
「いいよ。まだ洗濯しなくて。寒いときに着るものないじゃないか。いいよな、ねえちゃんは。新しいジャンバー買ってもらって。」
ちょうど少し前に新しい赤と白で大きなワッペンの付いたジャンバーを買ってもらったねえちゃんは、毎日お気に入りで着ていた。
一緒に登校する途中でも友達に「このジャンバーかっこいいでしょ」みたいに自慢していた。
840 :
イノウエ(24):2006/03/23(木) 01:43:27 ID:TNV6EJhV0
「そういえば、うちのクラスにイノウエって女がいて、寒くてもブラウスとか体育着なんだ。しかもバッチイ洋服しか持っていなくてな。」
「暑がりなんじゃないの。しかも、あんたの洋服のほうがバッチイから」
「だって、風邪ひいて休んでいるんだぜ。それにジャージとかすごいねずみ色で、髪の毛もベタベタなんだよ」
「みんなでいじめているんでしょ」
「だって、みんなイノウエと話しをしないもん」
「あんたは」
「僕もしない。」
「いじめたらかわいそうでしょ。気にしているわよ。」
「でもちょっとかわいそうなんだ。」
「どうして」
ぼくは前日にUとイノウエの家に行った話しをして、家の雰囲気をねえちゃんに話した。
「とにかく小さなボロアパートで、きっと洋服もまったく買ってもらえないんだよな。おもちゃや人形や普通の女の子が持っているものをあの子は何も持っていないと思うよ。」
「そんな子がいるんだ。あんたその子好きなの。」
「好きなわけないだろ。」
「真剣に怒っている。好きなんでしょ。」
「好きじゃないけどあまりにもかわいそうなんだ。」
それから運動会のフォークダンスのことや縦笛事件の話をねえちゃんに話した。
841 :
イノウエ(25):2006/03/23(木) 01:49:42 ID:TNV6EJhV0
「風呂にだってちゃんと入っていないと思うよ。みんな汚い不潔だと近寄らないんだ。」
「銭湯なら毎日は行けないかもね。」
「銭湯って無料じゃないの。」
「バカ。お金かかるに決まっているじゃない」
「かばんも真っ黒だし、体育着なんかションベン色だぜ。」
「ねえ、おかあちゃんには内緒にして欲しいんだけど、私が着ることできなくなった洋服を彼女に着せてあげる?」
「うん、そこまでしなくても。イノウエも体大きめだから着ることできないかもしれない。
それよりも人形とかおもちゃの方が喜ぶかもな。」
「私なら女の子らしい可愛い服がいいな。」
そこへおかあちゃんが部屋に入ってきて会話は終わった。
イノウエキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
少しずつイノウエと接近していく展開にwktkしてます。
イノウエ新展開キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
イノウエの状況ばっかりだったが
とうとう接触するのか。
さぁ、眠れない夜が始まる
イノウエ(;´Д`)ハァハァ
845 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 08:19:21 ID:7U57kOnQO
真希・美貴・立花の続きも見たいな…
>>843 偽物乙。
いい加減にしろよ!醤油ぶっかけるぞ!!!!
847 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 12:06:00 ID:qf+yIq31O
偽物って何の偽物なの?
>>812=
>>830 過去にとらわれているとそう思うことは難しいかも知れませんが、
人間常にこれからがすべてかと思います。
もちろん反省は必要ですが、後悔にとらわれて
身動きが出来ないようでは、せっかく生きているのに
もったいないと思います。
今、生きていてよかったと思える、その思いがずっと続くように
私もまだこのスレに来たばかりで偉そうではありますが、
住人の一人として応援させていただきます。
まだ吐きだしたことのない思いなら、書き込むことによって
何かしらの変化があるのでは、と思います。
そのお話を書いていただくことは、なんのスレ違いでもないですから
安心して書いていただいてよろしいのではないでしょうか。
あと、何人かの方にレスをいただいたようですが、
何と言いますか、ありがとうございます。
私も色々某掲示板等で勇気付けられた一人ですので、
顔出したところで何かお役に立てれば、という感じです。では。
『響子犯しスレだろ、ここは』って、どういう意味?
トリップ消したら偽者が出ていやがるんだぜ。
>>846 本物だというなら今までの作品を一つでも出してみた方がいいんだぴょーん
そんなザコはどうでもいいんだぴょーん
854 :
犯しイクナイ:2006/03/23(木) 16:39:15 ID:UwpMk/5h0
響子お菓子スレだろ、ここは
855 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 22:16:42 ID:uGX3gLuJ0
゚・*:.。..。.:*・゜(*´Д`*)σ)‘∀‘)アハ♪゚・*:.。. .。.:*・゜
↑41氏 ↑あは嬢
・・こんな事やってんのかな・・
・・つい想像してしまう・・・orz
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
このスレ見てて、小学校のころいた ブタ子 というあだなの女の子を思い出した・・・
典型的な貧しい 家の子で、クラスの嫌われ者だった。
小学生って 残酷で、みんな ひどいいじめをしていた。一番ひどかったのが「ブタ子狩り」と言う遊びで
わざわざ 家まで行って 罵声をあびせたり、過激なやつは 家の中に 爆竹を放り込んだりした。
当然、ブタ子の親が怒って出てくるのだが、その親にまで ひどい罵声をあびせて逃げてくる。
中学に入ると、さすがに いじめはなくなったが、ブタ子は思いっきりぐれてしまい、竹の子族になってしまった。
問題だったのは、ブタ子をいじめる仲間にならないと、自分がいじめられてしまうという当時の雰囲気だったと思う。
自分がいじめられる事が とても怖かったので、同級生をかばう行為に出ることができなかった俺は このスレを読んで
へこむばかりだ・・・・。
なぜ いじめられるのが怖かったのかというと、自分の家も貧乏だったからだ。
世の中って不条理だな・・・
たけのこ族って暴走族か?
あれなんでたけのこって言うんだ?
竹の子族って何?
かぐや姫族?
861 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 23:56:57 ID:u3T+7EPG0
原宿の歩行者天国でグループで別れて踊ってた奴らのこと。その服を売って
いた店の名前が竹の子。ほんで竹の子族。もう25年以上も前の話。
>>861 それ読んだ限りでは別に不良という気がしないな。
まぁ昔は喫茶店に高校生同士ではいるだけで不良といわれてた時代もあったらしいから
今の感覚で測れないのかもしれんが
863 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 00:55:50 ID:sxxuhWCh0
>>857読んで、自分の事を思い出した。T子って女の子がいて、貧乏で根暗で汚い女の子がいた。
みんなでイジめまくってた。マジでケリ入れたりしてた。ほとんど抵抗しなかった。
それでも泣かない女の子だった。小学生の頃だったけどかなり陰湿なイジメだったな・・・
自分のウチも貧乏だった。なんかそのT子のウチと比べたりして変な焦りがあったな。
中学生になって、そのT子の事は忘れていた。同じ中学だったけど、クラス違ってたし、気にしてなかった。
中学2年になって、同じクラスになった。でもイジめたりはしなかった。自分は部活に熱中していた。
ある日、体育館のウラで、T子が数人の男女に囲まれていじめられているようだった。
見てみぬフリとしようと思ったが、T子は泣いていた。小学校の頃、散々イジめられていたにもかからわず、
泣いた所を見た事は無かったのに、T子は泣いていた。
俺は何故か、T子をかばって助けてやった。助けたと言っても、そのイジメてたヤツの中に友人がいたから、
そんな事よりも、遊ぼうぜみたいな感じで声をかけただけだった。
数日後、俺はT子に小学校の頃の事を謝った。今までごめんなって。
それからも何度かT子がイジメられていた所を何度かそれとなく助けた。
でもキモイやつだったし、とくに相手にする事も無かった。
864 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 00:56:22 ID:sxxuhWCh0
そんな出来事があったんだけど、成人するまですっかりそういう事を忘れていた。
成人式に参加し、それが終わってから、昔の中学校の連中と飲みに行った。
その中にT子もいた。中学校当時はキモイイメージしかなかったが、大人になったらフツーの女の子っぽく
なっていた。というものの、とりたててどうって訳じゃなくて、可愛くない方の部類だ。
いろんなヤツと昔話をした。T子とは話をしにくかった。イジメた過去があったし。
いつのまにかT子が隣にいたのか、自分がT子に近づいたのか覚えてないけど、隣にT子が座っていた。
それとなくテキトーな話をした。
でもやっぱり会話がやりにくく、「俺、悪い事したな、ごめんな」と酔いにまかせて謝った。
T子は、俺がその言葉を全て言う前に言葉を遮り、「良いの、良いの、こっちこそごめん」と言った。
その会話を聞いていたT子の友人がT子の背中をつついている。
T子は困ったような顔しながら笑っていた。うへっ、この流れってもしかして?と思ったら、T子が中学校の時に
俺を好きになったという。
865 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 00:57:36 ID:sxxuhWCh0
つい、かんべんしてくれよ。と言ったけど、T子は笑っていた。
俺は、当時、かなり仕事がキツイ状態で、ほんとに久しぶりの休みの日だった。正月も休みが無かったような
状態だった。癒しに飢えていたのだろうか、T子の笑顔を見たら、T子に落とされてしまっていた。
当時は携帯もポケベルも無かった。いつのまにか俺は自宅の電話番号をT子に教えていた。
数日後、T子から電話がかかってきた。お互いを求める男女がそういう関係になるのに時間はかからなかった。
3ヶ月はけっこう仲良く付き合った。なんか不思議な関係だった。T子は中学校当時の自宅のままで、親父と2人で
暮らしていたようだった。俺は家族の都合で引っ越していた。一度だけ、T子の家を見たが昔と変ってなかった。
それについては話を出来なかった。俺もDQN職だったし、そういう事はお互いに触れないでいた。
ある時、俺はえらいものを見てしまった。T子が風俗誌に載っていた。
俺はT子を問い詰めた。T子は泣いて説明してくれた。俺は話を聞いて理解してあげるつもりだったが感情が
ついていけなかった。俺は泣きながら、自分が小学生の頃のように、T子に暴力を振るった。それで全てが終わった。
こういう事があって8年経った。俺は独身のまんまでクズみたいな人生を送っている。
数ヶ月前、昔の地元に行く機会があったので、T子の家の前を通ってみた。
家が建て替えられていた。補助輪がついた自転車と三輪車がある。そこの子供が使ったのだろうか、おもちゃのスコップ
やバケツが門の所にあった。バケツにひらがなで名前が書いてあった。俺の名前が書いてあった。
俺って何やってたんだろう。
ほんとにばかだな
866 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 01:03:57 ID:gjsfe1oS0
DQN職で暴力男って終わってるな。
氏ねとは言わんが、お前は子供作るなよ。負の連鎖にしかならないから
867 :
イノウエ(26):2006/03/24(金) 01:28:39 ID:DEfuS6Yb0
イノウエの家に行った翌々日の週明け月曜日、イノウエは学校に来た。
イノウエの持っている服の一番暖かい格好=「薄汚れたジャージ上下」での登校だった。
普通は女子同士で「大丈夫?」とか「寒くない?」などと声をかけるはずだが、見ている感じでは誰も話しをしない。
しかし大きなマスクをしているのが見えて、風邪らしいことがわかった。
休み時間に座っている彼女の前に廻りこみ、顔を見た。
大きな白いマスクはグレーに変色して、どうみても使い古しの不潔なマスクだった。
時々咳き込み、具合は悪そうだ。
いつもは給食も軽く平らげるのに、牛乳すら手をつけなかった。
この前Uと一緒に木箱に入れておいたプリントは見たのだろうか?
誰が入れたと思っているのだろうか。
当然連絡網の最後のUだと思っているに違いないが。
あんな寒そうな格好じゃ、治るわけがない。
上着を3枚も4枚も持っている子が貸してあげればいいのにと思った。
868 :
イノウエ(27):2006/03/24(金) 01:34:26 ID:DEfuS6Yb0
それから2〜3日イノウエは休んだ。
そして、また担任の先生がUにプリント届けを頼んだ。
先生本人が一度イノウエの家に行くべきじゃないかと思ったものだ。
下校時にUが「今日俺約束あるからこれ頼んだぜ」と言ってイノウエに届けるプリントを僕のかばんに押し込んだ。
「ダメだよ」と言ったがUは「じゃあな。よろしく」と言って走って行ってしまった。
困った気分で家に帰った僕は自転車に乗り換えてイノウエのアパートに向かった。
家からは少し離れていたのと、誰かに見られてもすぐに逃げられるために自転車にした。
僕はジャンバーのファスナーを一番上まで閉めて、片手をポケットに入れて、片手ハンドルで北風の中を向かった。
イノウエのアパートに着くとスクーターが1台止まっていて、ちょうどおじさんが中に入っていった。
おじさんは玄関で靴を脱いで廊下を進み、どこかでガンガン扉をたたき始めた。
僕はそっと玄関の扉を少し開けてみると、びっくりしたことにイノウエの扉を叩いている。
「ごめんください」「おい」「誰かいないのか?」「出て来い!」とおじさんはわめいている。
僕は息を潜めて見守っていたが、誰も部屋から出てくる気配もなく、そのうちにこっちに向かってきたのであわてて隠れた。
869 :
イノウエ(28):2006/03/24(金) 01:48:18 ID:DEfuS6Yb0
おじさんがスクーターに乗って行ってしまうと、怖くなって僕はこのまま帰ってしまおうかとも思ったが、恐る恐る中に入った。
イノウエの部屋の前で木箱にプリントを入れる。
扉は普通の木の扉ですりガラスが中央上部にある。
アパートというより共同生活の寮みたいだ。
そして少し立ち止まり耳を研ぎ澄まし中の様子を伺った。
コトンと中で音がした。
そして信じられないことに扉がちょっと開いた。
僕は逃げることができず、どうしようと思ったが思い切ってほんのちょっと開いた扉の隙間を覗く。
するとそこにはイノウエの目があった。
イノウエもびっくりしたようで、「キャッ」と声をあげたが、「ひとり?」と聞いて「すぐ入って」と僕を中に入れて、すぐに扉のカギをかけた。
イノウエは学校に着てくるものと同じ水色のジャージ姿だった。
入ると4畳半くらいのタタミの部屋が目の前に広がり、手前にコンロと流しだけの台所があった。
一目で部屋の大きさがわかったし、すぐ向こうには道路に面したやはりすりガラスの窓があった。
タタミの部屋には折りたたみ式のちゃぶ台があり、その横に食器棚とタンスが並ぶ。
きっと1つのタンスで父母子みんな共用なのだろう。
さっきまで寝ていたと思われる薄汚いふとんが敷いてあった。
「狭い家でしょ」イノウエが口を開いた。
連日のイノウエキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
今日はここまでなのかな、こう焦らされると明日もこの時間に来なきゃ
初めてこのスレみたけど、41氏のクオリティは異常
872 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 03:14:04 ID:ZIPOsCqt0
ふいー もうずっと目がはなせませんよ。
風呂の中でもパソ見て投下まってます。
しかし、初めて貧乏スレ見たのは去年だった気がする。
んでそのご引っ越してからパソの環境そろえるのに半年かかって
あるかな?ってノリできたら・・・ありましたよ。ええ。
41氏、感動させられました。自分の中で昔持っていた懐かしい
感情を思い出させてくれました。
このスレの方たちとこの気持ちを共有できている・・・そのことだけで
胸がいっぱいになります。
寝る前にもう一言だけ言わせて
今日このスレを発見できてよかった
リアルタイムで良スレに出会えたことに、素直に感動した
おまいらのようなマッタリした住人も好きだ
常駐する板に宣伝したいところだが止めておこう
貧乏っ茶魔くんって懐かしくね?!
875 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 06:34:07 ID:xHA0XLRJO
DQNってなんですか?
>>873 宣伝とかマジやめてね
ログ読んだらわかると思うけどここをそっと静かなままにしておいてほしい
イノウエの新展開に目が離せません…o(;-_-;)oドキドキ
878 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 10:20:32 ID:SDf7cix9O
>>875 一言で言えば…
βακα..._φ(゚∀゚ )アヒャ
879 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 12:22:16 ID:xHA0XLRJO
そうなんですか?
ありがとう
880 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 12:40:07 ID:+VV1rtP00
881 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 14:58:39 ID:xHA0XLRJO
携帯で見れる用語検索みたいなのは無いの?
スレチ、スマソ
882 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 15:43:36 ID:uM5X6pCSO
>>863-865 T子マジカワイソス。
しかも風俗関係の仕事してるのと貧乏なのとを何故結び付けられなかったのか。
成人になってもDQNは治ってなかったってことか。
しかしT子も嫌な思い出ばっかりだっただろうによく飲み会に参加したな。
で、T子の家にあんたの名前が書いてたということは、あんたの
子供を身ごもってそれであんたの名前をつけたってこと?
それよりも
イノウエ接触キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
「キャッ」にマジ萌え。
狭い部屋に二人きり。そこで話を切るところが憎い。
まぁ、読み手の俺が唯一出せる要望といえば
筆者のみんなはそれぞれ他の筆者を意識しないでほしいということだ。
話を作ったり文体を変えてみたりせずにありのままでいてほしい。
それぞれみんな味がある
好きだった男の名前を付けたのかと思った
>>884 もしそうなら彼女はいじめられたという過去は全く意識してないということだな。
少しでもトラウマがあるならそんな名前をつけたりしないだろうし。
俺は一応パート1からこのスレみてたが、やはり3スレ目が最強だな。
それまでは、貧乏そうな風貌の娘とか、守ってあげたくなるような薄幸そうな娘
に萌えるんだと思ってたし、そういうのをあーだこーだ言い合うだけだと思ってた。
もちろん画像も出てこないしで、当時はこんな盛り上がりは予想してなかった。
886 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 23:21:37 ID:ZIPOsCqt0
41たんまだー??
まじ気になるよー。
ま、こっちも気にがには待ってますが
ホッシュ ザ スタンピード
確かにアホだが後悔調でもあり
そこまでぼろくそに言うことはあるのかと。
イノウエは二日連続1時過ぎにきてる・・・期待して良いのかな・・・
イノウエ、出てこいや!!(高田部長)
>>890 偽者乙。
今日はこないみたいだな<イノウエ
ちなみにDQN職ってどんな仕事だ?
そんなにDQNなら飲み会にすら誘われないだろうし、
ましてやそんなやつらばっかりの飲み会なら普通の女の子がいくわけがないし。
892 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 12:06:16 ID:p6AlQ6Bb0
41さん…投下を切望しております。
893 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 20:36:33 ID:nfEy9jYw0
私も41さんが早く投下してくれる事を待ちわびています。
653氏の追加報告もおまちしております。
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!
895 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 22:57:52 ID:qiQFXKVG0
41氏とあはタンの続きまだかな〜
確かに653氏の日常のエピソードも待たれるところ。
俺は好きだがな
897 :
イノウエ(28):2006/03/26(日) 02:01:03 ID:xt+MDKxI0
天井からぶらさがっている裸電球は消えていて、冬の夕暮れ時だから部屋は薄暗かった。
「先生からプリント渡されたの?」
「そう。でも玄関の箱に入れた」と言って、俺は扉を開けようとした。
「ダメ。変な人が来るから。学校の手紙は後でいいわ。この前も持ってきてくれたのね。ありがとう。」
「いや、本当はUなんだけど一緒に行こうって言うから。」
「熱が出て下がらないの。この家も寒いし、変な人来るから1人じゃ怖いの。」
「さっき扉をガンガン叩いていたおじさんは誰?」
「わからないけど、怖いの。きっとこの家のお金を払っていなくて取立てだと思う。」
「親に言って払ってもらわないと。」
「うちお金ないの。だから電気も止められているの。夜は真っ暗なの。水道は出るけどお湯は出ないの。」と言いながらイノウエは泣き始めた。
「ここだっていつまで住んでいられるのかわからないわ」
「そうなんだ…」
泣きながら淡々と話し始める。
898 :
イノウエ(30):2006/03/26(日) 02:13:11 ID:xt+MDKxI0
「私のことみんな不潔と思っている。だってお風呂はないんだもん。銭湯へ行くお金もないの。水でタオル濡らして拭くしかない。
冬は髪の毛洗えない。自分でも嫌だけど仕方ないよ。臭っている気がする。私クサイ?
これでもママが一生懸命働いているから。ママは夜遅くまで働いているから夕ご飯だって食べることないんだ。
ママは知らないうちに帰ってきていて、毎朝『学校に行きなさい』と起こしてくれるの。
朝、少しだけ話すけど毎日その時にママの顔を見るだけ。用意をして家を出るときはママはまた布団に入ってしまう。
学校から帰ってくるとママは仕事だから私は一人ぼっち。
今はこんなにしゃべっているけど、私って学校でも話をしないから一日中誰とも何も話をしないこともあるんだよ。
パパはどこかで泊り込みで仕事なんだって。家に全然帰ってこない。帰って来ているかもしれないけど、全然会わないの。」
イノウエキテタァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
長編乙!
乙です。そしてまた待ってます。
俺が忘れられない大好きな女の子。
ちょっとギャル系でシャイででも愛想がよくて、
可愛い。 声も高くてかわいくて。
だけど公団に親と住んでて、軽自動車にずっと乗ってる。
「そんなお金ありません」とか
「そんな余裕ありませーん」とか
可愛いから風俗で働けばいっぱい稼げるのに
絶対そんなことしないタイプ。そこがまたいい。
>>883 T子が身ごもったのではなく、T子が好きだった男の名前を息子につけたという設定。
そう理解してくれるであろうと思ったが、表現がまだまだ甘いか。
あまり細かく書くよりは、良いと思ったんだけど。
DQN職=パチンコ屋店員という設定でした。
文章力なくて恥ずいからあんま詳しくは書かないけど、俺も1度だけ、自分の人生と「貧乏っ娘」
の人生が交差したことがある
中1、中2の2年間だけ
もう10年以上も昔の事だが、俺の通っていた中学は周辺3つの小学校の中学を兼ねており、
1学年が10クラス位あった
要するに中学が初対面という奴のほうが多いわけだが、これから話すエリ子(仮名)も、中学で初めて
知り合った(つっても、同じクラスになっただけ)子の1人だった
エリ子の家は、「貧乏」と言うには少し語弊があるかもしれない
風呂にはちゃんと毎日入ってるみたいで清潔だったし、着ているもの(といっても、俺が知っているのは
制服かジャージか、ブルマ姿のエリ子だけ)も汚くはなかった
教室で、彼女は異様なほど大人しかった
なるべく、目立たないよう、目立たないよう努めている感じだった
だがしばらく立って、クラスの男子が急にエリ子にチヤホヤし始めた
エリ子の父親は外国人で、エリ子自身、肌が白くて目が紫っぽい黒で、髪はセピア色で、ちょっとありえないくらい
綺麗な子だった
彼女自身、そんな周囲の反応に戸惑いがちで、でもやっぱり嬉しそうだった
>>903 (続き)
でも、彼女と同じ小学校出身の糞野郎カトウの発言、「そんな奴に優しくすんのやめろよ。そいつ、
N小じゃ、みんなにイジメられてたんだぜ」
が、彼女のひかえめな笑顔さえ奪ってしまった
彼女の母親は彼女の父親にレイプされ、彼女とその母親は町内でもハブられているらしい
このウワサが学内に蔓延するのに、大して時間はかからなかった
ウワサの出所は、多分カトウだと今でも思ってるが、程なくして彼女に対するイジメは中学でも再会される
こととなった
紫煙
新作キタ――ヽ(・∀・)ノ――!!!!
激しくC
新作@@@@
イノウエ(;´Д`)ハァハァ
語尾の「・・の」に激萌え。
しかも偉い沢山しゃべってくれてるんだな。急接近じゃないか。
>>903 新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
美人なのにいじめられるキャラ最高。
エリ子も体を提供すればいじめられなくて済むかも。
男はそれだけで許すからな
もっと新作出せよ、ROMってないでさ
912 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 03:37:44 ID:myZRjLr0O
913 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 13:30:15 ID:xIUHI6pmO
完結するのかなぁ?
最近41氏はもちろん、イノウエもかなり待ち遠しい。
あは嬢って貧乏でも明るく可愛い子って感じだけど、イノウエって暗くてほんとに目立たない子って感じ。
反対の話が楽しめて2度美味しいって感じだ(;´Д`)
入院中、彼女は昼頃に洗濯物取りに来て、夕食前の時間まで話し相手になってくれて。
洗濯は病院でも出来るし、そんな事させていいのかなと思ったけど、つい甘えて。
来ないとなると寂しかっただろうから、何も言わず、世話かけてしまって。
親父は仕事で来れなくて、おかんが俺の部屋泊まって面倒見てくれるつもりで来てたけど、
彼女と会って。毎日来てると知って。「おらんでいいね。」って帰ると言いだして。
おかんは彼女とお婆さんと会って、食事して。一日泊まって、朝また来て。昼には帰った。
おかんも彼女の家の事は親父から聞いて知ってて。どんな話したのかなと、気になって。
昼過ぎに来てくれた彼女に聞いたら「あは。ごめんなさい。」いきなり謝られて。
「え、何?」「ばれちゃいました。カノジョだって事。」言って見上げてすぐ、視線外して。
「え、誰に?」「お兄ちゃんのお母さんとおばーちゃん。」照れまくりな彼女がいて。
身内に知れるのはさすがにまだちょっと色々早すぎると思ってて。結構、慌てた。
「おかん、何て?」「お願いしますって。」「お願いって。」何をだよって感じで。
「他に何か、話した?」「あは。仲良くして貰ってる事…とか。」内容は聞けなかった。
やたら嬉しそうな彼女をこれからどう扱っていいのか解らなくて。結構長く悩んだ。
けど結局、何も変えない事にした。それが一番、楽だった。
頑健な印象を持たれる事が多い俺が入院。学校の友達が面白がって見舞いに来てくれて。
その時のクラスの男女比が4:1くらいだったから、必然的に学内の友達は女の子が多くて。
彼女はそれが気になって。「…もしかしてもてる方ですか?」そんな訳は無くて。
七割方は俺の見舞いにかこつけて彼女を見に来てるって感じで、それ説明したけど、
男女比が異常に偏るのに彼女は納得がいかないみたいで。何か落ち着き無くして。
困ってたらバイト先の人が来てくれて。女の子ばっかりじゃないと言えて。助かった。
バイト先の人達はみんな来てくれたし、実習の指導員してくれた人までわざわざ来てくれて。
気にかけてくれる人がたくさん居てくれて。かなり励まされた。
四日間点滴だけで。五日目から徐々に食事戻して、一週間。やっと数値が戻って退院出来た。
入院中に体重が七s減ってて枯れた感じ。その上にさらに食事療法を言い渡されてて。
退院前に医師と栄養士さんに指導受けて。一週間は蛋白質や油物は控えるようにと言われて。
病院の食事が、肉と油殆ど無し。反動来てて。喰いたい物はたくさんあったけど、
「控える」と言う言葉を「無い方がいい」と理解した彼女にかなり厳しく見張られて。
買い物行ってお総菜とか手伸ばしても、ん…っと下から強い目向けられると、手に取れなくて。
俺が諦めると、よし。って感じで表情緩める彼女がいて。監視付き仮釈放。そんな感じで。
けど病院では周りの目があって距離あけてた彼女が、部屋では横来てくれて。
体寄せてきて。俺の手捕まえて。腕くぐって。胸に顔乗っけられて、思わず肩、腕で包んで。
久しぶりに彼女の髪の匂い感じる距離。こっそり髪に鼻寄せて、吸い込んで。
それで落ち着いてたら、不意に腰触られて。くすぐったくて。思わず体よじった。
「痩せちゃいましたね。」「戻さないと。」頷く彼女に流れで「肉喰っていい?」聞いたら、
「あは。治ってからですよ。」キッパリ言われて。これはもう駄目だと思った。
けどやっぱりガッチリ見張られてるとちょっとイラッと来て。でも直には言えず。
「きつすぎだよ」だったか「やりすぎだよ」だったか、背中に小声で言ったら、聞こえてて。
振り返って。視線落として。でもすぐ俺見上げて、薄く笑って。言葉、絞り出して。
「お、お医者さんの言う事聞かないでお母さんみたいになったらやだもん。」
斬りつけるような言葉で。何食いたいとかそんな事は、口が裂けても言えなくなった。
お婆さんは痩せたままの俺見て「全然食べんのもええ事ないんやない?」って心配してくれて。
「ごめんね、言い出したら聞かんのは母親似やからね。」そう言って目、細めて。
だんだん彼女がお母さんに似てきたのを喜んでて。お母さんがどんな人なのか、
俺はあまり知れなかった。けど彼女見てると、意思の強い人だったんだろうなと。そう思った。
退院して四日目か五日目が土曜で。昼前に親父が来てくれて。当然、彼女も居る時で。
二人が会うのは、お母さんの納骨以来。二人が話したのは、軽い挨拶程度だった。
後は俺の体調の事とか入院費用の事とか、保険の請求があるから領収書取っておけとか、
無理はするなとか、就職活動どうだとか、無難な事で。電話で済むだろ、って感じの内容で。
それよりも話してる間、彼女がずっと正座で姿勢良すぎて。不自然すぎて。おかしくて。
お婆さんに挨拶する、って言って親父が部屋出てから、「何で正座?」って聞いたら、
「あは。ちゃんとしないといけないかなって。」意識しすぎだと思ったけど、とりあえず撫でた。
お婆さんと親父と、どんな話してるのかとやっぱり気になったけど、夜になって電話があって。
彼女の事を「明るい顔になってたなぁ。」親父も言ってて。お婆さんに感謝されたと言って。
「よくやったよ、お前。」何したつもりもないけど、何か役に立ってるんなら、嬉しくて。
親父は彼女と俺の事については、何も言わなかったけど、最後に一言。これはちょっと重く、
「いいお兄ちゃんでいろよ。な。」後で含まれる意味を深読みして、悩んだ。
退院して一週間後、病院で採血して、結果良好で完全回復。思った事は、やっと肉が喰える。
検査結果見て貰って、顔全部で笑う彼女に「牛丼喰っていい?」聞いて、許して貰って。
脂気無い生活からいきなりで、胃も小さくなってて、食べあぐんで。並盛り少し残した。
牛丼が初めてだった彼女、重そうに丼持って「おいしい。」言いながら頑張って全部食べて。
彼女より喰えない自分に驚いて。ショック受けて。でもそのくらいしないと治せなかったのかなと、
退院してからの一週間、看病と言うか監視をしてくれた事を改めて彼女に感謝して。
「埋め合わせするから。」そんな意味の事を言ったら「いっぱいお世話になってますから。」
だからお礼言う必要もないしお返しとかいらない。その一点張りで。何もさせてくれなかった。
あの入院以来、家族ぐるみと言うか、俺と彼女とお婆さんだけの付き合いでは無くなった。
特におかんと彼女の連絡は、頻繁になって。二人が電話で長く話してると、何か妬けた。
読んで下さってる方、間が開いてしまってすいません。
今の時期は特に忙しくて、なかなか時間がとれなくてですね…。
四月入れば少しは間隔詰まると思うんですが。なにとぞ気長に。
919 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 15:24:13 ID:xIUHI6pmO
ゆっくりでも良いから、最後まで書いてくれると約束してくれ。
頼む!
41氏ほんとにいつもお疲れです。
毎回楽しみに読んでます。
気長に待ちますのでそんな事は気にせずに!
毎回の話ですが、41氏の作品を読むと優しい気持ちになれます。
これだけ読者が増えるとプレッシャーもおありでしょうが、
無理をなさらず、書ける時に書いて頂ければ十分です。
ほんと、
>>919に同意。心底、最後まで読みたいですから。
>「お、お医者さんの言う事聞かないでお母さんみたいになったらやだもん。」
。・゚・(ノД`)・゚・。
41氏
いつもありがとうございます。
>>904 (41氏のいい話の後で書きづらいが、一応続きを)
中学に入ってからもエリ子をいじめ続けていた連中は、ほとんどが彼女と同じ小学校出身者だったらしい
だが俺の知っている奴(別に親しくはない)もいじめのメンバーに入っているのを何度か見かけたことあるから、
「いじめ」の規模は大きくなり、そのぶんエスカレートもしていったんだと思う
1度、リアルで彼女がいじめられている現場に出くわした事がある
昼休み、4時限目の理科の授業で使った理科室に、教科書とノートを置き忘れてしまった事に気づいて、
取りに向かったのだった
特別教室が集まっている棟はこの時間ひと気がなく、静かだった
だから複数の人間が誰かを恫喝している声は、その時自分の耳には割りとハッキリ聞こえてきたのである
彼らは、自分では声を抑えているつもりではあったのだろう
恐る恐る声のする方へと近づいていくと、案の定、エリ子が数人の女子と、2人の男子に囲まれていた
女子はエリ子の胸ぐらや肩をつかみ、「おめえん家、ちゃんと家賃とか払ってんだろうな、ええ?」とか、
「黙ってないで、何とか言えっつってんだろ?」
など、男顔負けの口調で因縁をつけている
2人の男子は、その様子を2歩ほど下がった位置から傍観しているといった感じだ
エリ子は、ただ黙ってその全てに耐えていた
うつむいたエリ子の表情が、「授業が始まるまでの辛抱」と、そう言っている様だった
当時からヘタレ野郎だった俺には、とてもイジメの現場に割って入るなどという勇気はない
それでも、「仲のいいヘタレ仲間を4人くらい連れてくれば、何とかなるんじゃないか?」くらいは考えて、どうするべきか
迷っていた
そんな時、DQN女子の1人が、「なあ、こいつ脱がしちゃう?」と言った
他の女子も、「おお、面白そうじゃん、それ」「きゃはは、マジ面白そう」などと笑いながら言い始めた
DQN女子の台詞までいちいち覚えてはいないので、さすがにこの辺はうろ覚え
でも、こんな感じの事を言い合っていた
特に何をするでもない男子が混じっていたことを考えると、今にして思えば最初からその予定だったのかもしれない
>>923 (続き)
それを聞いた瞬間、あきらかにエリ子の表情はかわっていた
真っ青な顔を上げて、
「いや・・・・・・・ヤダっ!」
と、こんな事をしている張本人のDQN女子に哀願する表情だ
「イヤじゃねえんだよ!」
女子何人かがエリ子を引き倒し、腕や脚を押さえつけにかかる
この時ばかりは、半泣きでエリ子も暴れた
エリ子はそれなりに身長がある(日欧ハーフだからか?)ため、本気で抵抗されると女子数人
でもかなり手こずっていた
手足をバタつかせながらも、エリ子はしきりに「や、やめて、お願い」とか、「男子!男子
が見てるっ!見てるからっ!」と、DQN女子どもに訴え続ける
スカートがまくり上げられ、スカートを押さえるとブラウスを引っ張られ・・・・
という具合でDQN女子どもの攻撃はすさまじかったが、やがて1人がエリ子のことを
羽交い絞めにし、「スカート!ホック外せ、ホック!」とどなり、のこりの女子全てが
エリ子のスカートに飛びついた
925 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 19:46:00 ID:gCuHq1f00
せっかくのズリネタスレをエロスレにするなよ
927 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:01:27 ID:YXvcOkfS0
>>41たん。ありがとう。
毎日、遅くまで投下を待っていたら真昼間とは・・・
不意打ちをくらいましたw
928 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:18:22 ID:IkMlAD7j0
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 41〜体大丈夫〜?
|∧∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | 41〜 41〜
| ゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚). | お〜い41〜
| ∧ ∧ /⌒ ヽ∧ ∧ 41さ〜ん
|(;゚Д゚) /| | ∧ ∧ (;゚Д゚) あは譲ってどの子〜?
|⌒ ∧ ∧| (;゚Д゚) ∧ ∧ 41〜
|) (;゚Д゚) ⌒ ∧ ∧ (;゚Д゚) 41〜
| /⌒ ヽ (;゚Д゚)⌒ ヽ 男女比は4:1くらい〜
| /| | | |/⌒ ヽ | |
|ノ \\ /|/| | | |\./| |
| \\ ノ \\./| |\\ | |
|/⌒\し'/ .\\ | |ヽ し'(ノ
| >/ /⌒\し'(ノ > )
| / / > ) / /
| / / つ / / (_つ
| し' (_つ |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
| ゾロゾロ… \
| \
929 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:19:14 ID:IkMlAD7j0
__∧ ∧ ∧ ∧ __
| ___(*´д`(‘∀‘) | 「肉喰っていい?」
|\ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ .\ 「あは。治ってからですよ。」
| \ \
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ |
\|_________|
930 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:20:07 ID:IkMlAD7j0
_|_∧ ∧__∧_∧__|.|__ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ,,)目 ( ;) < 並盛りキツ・・・
― / |―─( )――── \_______
(___ノ ┏━┓)
┏━┓ ┣━┫゙
‐.┣━┫──┃ ┃
┃ ┃ ┃ ┃
「おいしい。」
連書きスイマセン・・
続きが気になる・・見たい・・・orz
931 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:33:13 ID:xIUHI6pmO
なんか変なのが混じってきたな。。。
>>41氏
いつも乙!!
41氏の文章は心温まりますな。
>>903氏
鳥つけキボン
なーんか、文章の描写が自分の学校とかぶる。
934 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 00:42:15 ID:Vk38gHQ20
41氏良すぎ・・
ますます41氏とあは嬢の行く末が気になる。マジ幸せでいて欲しい。
41氏キテタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!!
だいぶと待ったが気にするな。この気持ちは
あんたが久々に肉食ったときと同じだ。
細腕で丼持つ姿を想像するだけで萌える。
「監視つき仮釈放」がたまらん。
あと、「いいお兄ちゃんでろよ。な。」を言われてしまうと
先に進めにくいな・・。もちろん親父さんもお互いを心配してのことだろうけど。
エリ子の急展開もたまらん。AVと化してるな。
続きが非情に気になる
937 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 03:56:12 ID:Gq2ubyP0O
今夜の投下はないな〜
938 :
坂井輝久:2006/03/28(火) 06:47:02 ID:hvpzT1z3O
エリコタンどーなった?
不純な気持ちwでフェチ板をさまよってたら、導かれるようにこのスレに辿り着いた。
こんな良スレがフェチ板にあるとは・・・41氏とあは嬢のお話に衝撃を受けました。
二人には「幸せであってほしい」と、心からそう願います。
気になるのが、スレが残り僅かだということだ。
新スレを立ててもうまく筆者に誘導しないとな。
そんなに貧しい娘じゃなかったけど…
中学生の頃の話
俺は冴えない中学生だった。
当時住んでいたあたりは大都市近郊のベッドタウンで子供の
人数もそこそこ多く自分の学年は8クラスあった。
中3になった4月、橋口という子とクラスが一緒になった。
違う小学校出身だったのでクラスメイトになるまで名前も知らなかった。
見た目はやや細身で身長は中くらい、胸は小さかった。
普通に明るい性格でスポーツも勉強もソツなくこなすタイプの子だったが
目立つ感じではなかったのと家が少し貧しいらしいという噂だったので
惚れやすい性格だった俺だが彼女はノーマークだった。
942 :
941:2006/03/28(火) 20:01:14 ID:Nx/hrf/70
これが一般的なのかわからないが、当時の俺は自分の中で女の子
ランキングを毎日更新していた。
顔・性格・体つき…今思うと情けないほどキモイが、本当にソレばっかり
考えていた。
「1峰子、2妙子、3恵子…」 こんなリストをノートに書いたことなんか
忘れていたが、先日実家のクローゼットからこの汚いノートが出てきた
ので焦った。
親や嫁にばれないようにそっとガレージに行き車のシート下にノートを
放り込んでその汚いノートを持ち帰ってきた。
そのノートは元々数学のノートだったようで、最初の数ページはまともに
書いていたが後のほとんどが落書き帳と化していた。
余談だが俺は算数からして苦手だった。
さてノートには例のランキングが細かい字でびっしりと書いてあって、
丁寧に日付入りのページが多くあった。
ランキングも総合、オッパイ、おしり、くちびる、声ランキングなどと細かい
ランキングが書いてあり、正直フェチ気はこの頃からあったのだなーと
苦笑いをしてしまった。
ノートをめくっていると開脚で座っている裸の女の子の絵が描いてあり
「橋口亜希子のマ●コ」とタイトル書きがあった。
その下手くそな(マ●コは想像で書いたと思う)絵を見て俺は橋口のこ
とを思い出した。
943 :
941:2006/03/28(火) 20:33:07 ID:Nx/hrf/70
クラスに慣れた所為なのか中3特有の男女仲良しムードの所為なのか
橋口とも普通の会話をするくらいの仲になった頃に俺と橋口を含む男女3対3で
海に遊びに行くことになった。
俺たちの住んでいたあたりは海まで20kmくらいあったので自然とそこまでは
バスや電車で行こうということになった。
俺は女の子たちと海に行くというので興奮していて、少ない貯金をはたいて
新しい海パンと安い浮き輪を買った。
そしてある日の昼休みに橋口が「ちょっと」と言って手招きしてきたのでなぜか
ドキドキしながら着いて行った。
橋口は俺の淡い期待を裏切って変なことを言った「こんど海に行くときさー
自転車で行かない?」
俺は少し驚いた、女の子が20kmも自転車で行こうなんて言うと思わなかった。
だけど橋口の家の噂も聞いていたので「電車代を節約したいのだろう」と俺は
暗に同情をして自転車で行くことに同意した。
一緒に行くほかのメンツには俺から自転車行きを誘ったことにして話をした。
亜希子とデキたのかよ等と冷やかされたが、とりあえず電車組と自転車組に別れ
て現地集合ということになった。
あとで橋口が寄ってきて小声で「ありがとうね」と言ってほほ笑んだ。
生来惚れやすい俺だから、その時点で橋口のことを好きになっていた。
俺は変な同情はもう忘れていて、純粋に橋口とのツーリングが楽しみになっていた。
944 :
941:2006/03/28(火) 20:34:47 ID:Nx/hrf/70
ところで俺は自転車小僧だったので片道20kmなんてたいしたこと無い距離だったし
海へは何度も自転車で行っていたので橋口にイイところを見せようと息巻いていた。
そして当日の早朝、橋口が俺の家に来た。
ボロイ自転車で重そうなママチャリに乗ってきたが、それよりも橋口がジャージに
Tシャツという格好で来たので驚いた。
「おいジャージかよ」「ジャージ調子いいよ」
橋口が臆面も無く、むしろ楽しげに振る舞うのを見て俺はますます好意を抱いた。
出発してしばらく国道の裏道を坂を避けながら走った。
俺も橋口も無言で走った。
後ろの橋口の様子を見ながらペースを合わせ、5Kmくらいの所のコンビニで休憩した。
「暑いな、水分取ろう」俺は自転車のドリンクホルダーにレモン水を入れてきたが
路面の照り返しが強くて温かくなっていた。
橋口は前カゴのバッグからタオル包みを出して「ペットボトル凍らしてきたよ」
「おまえやるなー」「あれ、まだほとんど凍ってる」なんてやりとりをした。
そこから出発するときに俺は自転車を交換しようと提案した。
この先の上り坂に橋口の重いママチャリではツライだろうと言って俺のマウンテン
バイクと交換した。
実のところ他にも理由があって俺は橋口の持ち物に触れたくて仕方なかった。
橋口の自転車は小径の古い買い物車で本当に重かった。
俺は古いママチャリの大きめで軟らかいサドルに座ると橋口のアソコを意識して興奮した。
さっきまでこのサドルに橋口が座っていたと思うと下腹部が変な気持ちになって
自転車がこぎにくくなった。
945 :
941:2006/03/28(火) 20:35:39 ID:Nx/hrf/70
途中何回か休憩をして、やっと海沿いの道に出た。
このまま電車組と合流しなくてもいいかなと思ったけど、結局待ち合わせの駅に着いてしまった。
結構いいペースで進んだので予定よりも早く着いた。
電車組の女子がポケベルを持っていたので”エキニツイタ”と入れた。
(当時はポケベルを持っているのがクラスの2割くらいいたと思う。)
駅前に日陰を見つけて電車組みの到着を待った。
「気持ち良いね」と橋口。
本当に天気が良くて自転車にはキツイくらいの日差しだったが、海が近づくと
潮の香りのするいい風が吹いてきた。
俺は橋口のことを亜希子と呼びたくなったが、俺はシャイな厨坊だったので
口に出してはとても言えなかった。
橋口のジャージ姿見たらみんな驚くぜと言うと橋口はそんなに素敵かしらと
おどけて見せた。
家が貧しいのは本当なんだろう、よく見ればジャージもほころんでいる。
だけど橋口の明るさというかポジティブさがそれを感じさせなかった。
駅の改札から電車組が出てくるのを待っていたが、思いがけず奴らは後から来た。
かなり前に着いて駅前のファストフード店から俺たちをウォッチしてたらしい。
良い仲じゃないかと冷やかされたが、俺は悪い気なんて全然しなかった。
奴らには腹が立ったが、すぐにどうでもよくなった。
そのとき橋口がどういう態度だったのか覚えていないが、俺と良い仲だと
言われても否定してはいなかったと思う。
946 :
941:2006/03/28(火) 20:43:28 ID:Nx/hrf/70
砂浜に下りる手前で俺たちは自転車をとめることにして橋口の自転車と
俺の自転車を一本のワイヤでロックした。
その繋がれた2台の自転車を見てなんだか二人が親密になったような気がした。
浜は結構混雑していた。
男3人で無い金出し合ってパラソルを2つ借りた。
海の家なんて贅沢だったのでみんなトイレで着替えたが、臭かったので俺は
外で着替えた。
橋口は案の定スクール水着だったので俺は少し期待はずれだったが、橋口は
意外とプロポーション良いんだなぁなんて思った。
胸が無いとはいえ俺の好みの形だったし、少し小さくなったスクール水着が
色白な胸元を大きく露出させた。
俺は持ってきた浮き輪を「膨らませてくれ」と橋口に渡した。
その浮き輪を持って帰って間接キスだぜなんて考えて内心ウハウハだった。
浜辺の出来事はそれ以外あまり記憶に無い。
ほかの女の子がどんな水着だったかなんて全然覚えていなくて、一日中
橋口のことを見ていたんだと思う。
947 :
941:2006/03/28(火) 20:45:41 ID:Nx/hrf/70
俺たちは自転車で帰るので早めに切り上げることにして皆と別れることにした。
橋口が着替えて戻ってくるとTシャツではなくてキャミソールだったので
俺はグッと来た。
「キャミなんて下着みたいなもんだし目のやり場に困るじゃんか」と言うと
「ウチの精一杯のお洒落でござる」と橋口。
今でも日焼けした肩にブラのストラップとキャミ紐が絡まっていたのを鮮明に
覚えているが、俺のエロティシズム原体験がここにあった。
俺はさりげなく橋口の自転車に乗った。
橋口も何も言わずに俺のマウンテンバイクに乗った。
帰り道は急ぐ必要も無くて、橋口と一緒にいられる時間を延ばそうと思って
のんびりと自転車をこいだ。
行きの時と違って2人でいろいろ話しながら進んだのであっという間に
時間は過ぎ、どんどん海から遠ざかって行った。
そして橋口はよくしゃべった。
友達のこと、受験のこと…このとき私立はお金の面で無理だとかで俺と同じ
公立高校を受けると言っていたので俺はなんだか嬉しかったが、結局は
別々の高校に行った。
女の子と話をしてこの時ほど楽しいと思ったことは無かった。
「あたしたち付き合ってると思われたかな」「んなこたねーよ」「^^」
俺は素直じゃなかった。
すっかり暗くなった頃、橋口の家(アパート)に着いた。
この辺はあまり覚えていないが、「たのしかったね」とか言って意外なほど
アッサリと別れたと思う。
俺は家に着くと風呂にも入らずに爆睡した。
948 :
941:2006/03/28(火) 20:46:46 ID:Nx/hrf/70
その後の日々は仲のよいクラスメイトといった関係のまま卒業まで過ごした。
俺はずっと橋口のことが好きでたまらなかったが、結局なにもできず卒業してしまった。
ヘタレである。
高校に進学してからも何回か花火を見に行ったりしたが次第と疎遠になっていき
俺を好きになってくれた子が出来たりしてすっかり会わなくなっていた。
車の免許を取った頃、夜に流すのが好きでたまに橋口のアパートの方へ寄
り道して窓の明かりをチラ見して通り過ぎたりした。
まだ日の出ている時間帯に通りかかった時、ふと駐輪所にあの自転車が見えた
ような気がして、俺は車を止めてわき目もふらず自転車に向かって走った。
それは間違いなくあの日の自転車だった。
グリップやサドルに埃がつもっていた、もうしばらく誰も乗っていないのだろう。
俺は車から洗車タオルを持ってきてサドル、フェンダー…と埃を落として車に戻った。
その後街を走りながら「何やってんだ俺は」とつぶやきながら咽もとから沸いてくる
言い様の無い感情に負けて落涙した。
949 :
941:2006/03/28(火) 20:51:53 ID:Nx/hrf/70
そしていつしかアパートは無くなりそこは道路になった。
俺も結婚したし子供も出来た、橋口の事はとうに忘れていたのだけど、この手元の
汚いノートが鮮明に橋口との記憶を呼び覚ました。
俺の初恋はまだ終わっていなかった。
おわり
950 :
941:2006/03/28(火) 20:53:54 ID:Nx/hrf/70
もひとつ
今だから感じるのかもしれないけど
ある意味 俺の方が貧しかったんじゃないかなーって思う。
乱筆乱文お許し願います。
>>941 乙です!
俺も中学校の時好きだった人思い出しながら読んだよ。
今日夢に出そう。
やっぱ初恋は忘れられないよねー。
>>941 乙!
甘い想い出ですな。
自転車のサドルの温もりはわかりますぞ!!
俺はまだやってますからwww
初恋かぁ…
昔の事テラナツカシス…
>>941 乙です!
「ウチの精一杯のお洒落でござる」
・・・萌へ。
>>941 乙です!
「ウチの精一杯のお洒落でござる」
貴方のこと好きだったんだろうね、橋口さん。
めっちゃいい話や……
960 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 02:41:38 ID:2dEEOmBt0
>>941 よかったです・・・
今・・余韻に浸ってますw
962 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 07:41:00 ID:Svfjc/T7O
朝から感動させてもらった!
本当にありがとうございました。》941
>>941 ええ話や・・・。ええ初恋やなあ・・・。
お、またも萌え話しがあるじゃないか。
俺も
>「ウチの精一杯のお洒落でござる」 にはかなり萌えた。
なんつうか、おどけてくれる女の娘って最高だな
連投スマソ。
>>941はおそらく20代後半に差し掛かったばかりぐらいの年齢だと思われる。
あと、確かに中3て1年2年よりもなぜか男女の仲がいいよな。あれは何でだろ。
>>941 >「ウチの精一杯のお洒落でござる」
拙者を萌え死にさせるおつもりか!!!
>>941殿 乙でござる。
967 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 11:27:29 ID:bf+awU/b0
>>941氏乙。連投だったので見やすかった。
貧乏な子=控えめ ってう自分の中でのイメージが崩れた。
968 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 12:32:27 ID:TVHq3TxrO
>>941 まじありがとう。
今
>>967のイメージ通りのカンジの子と付き合ってるんだけど、
その橋口さんのようにポシティヴな子に
変えてあげたいと思ってきました。
チラシ裏スマン
969 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 12:53:29 ID:7fsAfzRE0
>>941 素晴らしい。ノスタルジィィィィィ(裏声
970 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:40:22 ID:paMApCBT0
キャミを着るようになったのって最近じゃない?
>>970 8年前の記念写真に着てるヤツがいるぞ。8年前が最近に含まれるなら知らん。
972 :
967:2006/03/29(水) 14:41:32 ID:bf+awU/b0
>>968氏 羨ましいですね。差し支えなければ詳しく聞きたいものです。
安室奈美恵は『TRY ME』の頃にはキャミ着てたぞ。
少なくとも10年前なんだが・・・ その前は知らん。
>>941氏の「ウチの精一杯のお洒落でござる」に大量の死傷者が出た模様。
勿論、俺も。
975 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 17:57:30 ID:Svfjc/T7O
しっかし住民増えたな
ここw
>>974 たしかにな。
「あは」は何度か繰り返されるごとにじわじわ効力を増してきたが
941氏のやつは一発の破壊力が大きかった。
>>973 よくそんなの覚えてるなw
>>975 まとめのカウンター見てても同意
春バケ効果も…あるんだろうが…
明るいけどバカじゃない照れ隠しの「…ごさる」にピンポイント爆撃くらったオレ
結局は亜希子タンの風貌はどんなだったのだろうか。体型については
ある程度書かれてはいるが。
みんな「ござる」にばかり目がいっているようだが
>橋口のジャージ姿見たらみんな驚くぜと言うと橋口はそんなに素敵かしらと
>おどけて見せた。
これもなかなかの打撃だと思うが
> 中3て1年2年よりもなぜか男女の仲がいいよな。あれは何でだろ。
互いに意識しはじめるし、忙しい部活も終わるからじゃね?
>>980 なるほどな。
1年のときにクラスの男が同じクラスの女とけんかして顔を思いっきり殴ってた。
相手が女という意識があればあんなことは普通しないはずだしな。
>>981 そいつがキチガイなだけだろ
お前と同じで・・・・・・
>947
遅ればせながら、萌え死しますた
984 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:24:16 ID:nTguWFbX0
そろそろ1000いきますね。
1000は41氏にとってもらおうか・・・
記念すべき1000はそれに見合った人が取って貰うってのは理解できるが
41氏だけではなくほかの筆者も同様に世話になってるのでこちらから
名指しで指名するのはどうか。
986 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 02:41:26 ID:4sChOBYsO
>>968ですが
>>972氏の要望に答えて、亀レスながら…
現在彼女ともに高校生です(大人の時間にいること事態問題ありですが見逃して下さい)
席がその子の隣りだったのですが、正直最初の印象は暗そうな子でした。
でも席が隣りということもあってよく話していたのですが、
話している時に、時たまのぞかせる笑顔を見ているうちに、気がついたら好きになっていました。
その後、付き合って知ったのですが、
彼女は病弱で、実はもう身長が伸びないと医者に宣告されたとか、(身長140cm位の小柄でよくカップルでなく兄弟と思われる)
昔、好きだった人が事故死したとか、
アレルギーで好きな物もあまり食べれない等
といろいろと辛い話を聞きました。
それでも中学は、結構やんちゃというか、
テンション高い馬鹿な子だったらしいんですが、高校では見る影もないので意外でした。
この前、進路についてどうするか話していたところ
家の事情で就職するとのこと、
前々からなんとなく、家計が苦しいのでは、とおもっていたのですが、
そこまでとは…と正直内心ショックでした。
就職といっても病弱な彼女が今まで何回もバイトを欠勤して、
クビになっていることを考えると心配でしょうがなくなります。
自分は進学するつもりなのですが、
無事に将来就職できた時には、
その子を迎えに行こうと思っています。
初めて心底守りたいと思える子でした。
それで、せめて今できることとして、辛い過去をもっていても、
今をずっと楽しませてあげて、
中学の時のような明るい子にしてあげるとその子に約束しました。
長文・駄文、失礼しました。
987 :
常松〜いもうと〜:2006/03/31(金) 02:57:19 ID:G5TCWRq10
消えたよトップが星たちが
>986
(つд⊂)ウエーン ガンバレヨ!!
オラがぜってぇ1000取るからな!
つ・か・も・う・ぜ!
お・っ・ぱ・い・ボ・ー・ル!
991 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 11:50:49 ID:kMcCxdYO0
991
992
994 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 13:35:51 ID:anJzd3JJO
埋め
995
>>989 偽者乙。
このスレは本当によかった。
このスレをリアルタイムで知ったことを誇りに思う
997 :
967:2006/03/31(金) 15:20:47 ID:nTguWFbX0
>>986氏かっこいいです。986氏と友にいることで、明るい子に
戻れることを祈っています。
998 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 16:32:29 ID:/aq9Set30
998
999
1000 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 16:35:32 ID:QQmlrLFB0
1000なら俺が童貞卒業
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。