>>737 「三角木馬を用意して、足枷と重りも一緒よ!!」
「了承致しました。床の下から持ち上げますのでしばらくお待ちください」
春奈と夏美が注文すると、スピーカーを通じてすぐに返答がある。
それと同時に部屋の一角からモーター音が聞こえ始め、
スーッっと自動ドアが開かれるようにそちら床が縦に1メートル、横に50センチほど左右に割れて開きはじめた。
「あれが裕子ちゃんが乗るお馬さんよ」
夏美が裕子の頭を抱き寄せて意味ありげに笑い、頬ずりしながらそちらを指差した。
半ば強制的にそちらを向かされた裕子の前で、床の下からゆっくり浮上してくる木馬。
三角柱を横にしたシンプルな姿、木目のボディーに張られた樹脂の輝きがライトの灯りを反射しつつ、
その尖った背がこれから乗馬する者の悲鳴を絞りとろうと目の中に飛び込んでくる。
「もうちょっと可愛いデザインの方がよかったかしら?」
ふふふと笑う、春奈。
「裕子ちゃん、立つのよ」
裕子の両手を後ろ手に拘束している手錠をつかみ、へたり込んでいたのを引き上げて立ちあがらせる。
「さあ、お馬さんに跨りましょうね」
「い、いやあ・・・」
弱々しく抵抗する裕子であったが、夏美にも腕をとられ軽がると木馬の方に引きづられていってしまう。
「よいしょっと」
春奈と夏美の2人が裕子の足に手をかけてひょいっと持ちあげる。
ちいさな少女の身体は楽に中に浮き、木馬の上に移動させられる。
裕子に着せられた縞のワンピースの囚人服の裾が腰までめくり上げられる。
裕子は股間のすぐ下に見える鋭角な馬の背を見下ろして、それが自分の股間に食い込む様を想像し、
双子の少女に必死に助けを求めて哀願する。
「ああ・・・やめて・・お願いです・・・」
「ふふふふ・・・」
裕子を挟んで両横で顔をあわせる少女達。
淫靡な笑いで裕子を見つめ、声をあわせて言う。
「「ゆ・る・し・て・あ・げ・な・い」」
同時に、少女達の手がさっと裕子から離された。
「きゃああああああああっ」
響き渡る少女の悲鳴。