判決が下される日。 有紀はいつもより早く目覚めた。 薄暗い拘置所の独房。朝の点呼まではまだ時間がある。 有紀はゆっくりと立ち上がると、古びた鏡に自分の顔を向けた。 (ひどい顔・・・) 自他共に認める美人である有紀の小さな顔には、長期にわたる拘置生活の 窶れが色濃く現れていた。 有紀は両手で軽く頬をたたくと、気を取り直すかのように口角を上げる。 (でも今日からはきっと自由の身なんだから・・・、しっかりしなくちゃね) 有紀は唯一の肉親である母親から差し入れられたワンピースを身に着ける。 裁判官の心象を良くするための、比較的地味なものだ。 担当の弁護士からは、執行猶予付の判決は間違いないとの情報を得ている。 当然だろう。心からの反省もしているし、被害者への謝罪や保障も済んでいる。 有紀は、微かな朝日の差し込んでいる鉄格子の嵌められた高窓を見つめた。 軽快な鳴き声の小鳥の群れが、一斉に飛び立つ姿を見た気がした。
一時の気の緩みから起こした交通事故。幸い被害者の怪我は軽度であったが、 微かなアルコールが検出された事により有紀は逮捕されてしまったのである。 有紀は送検され、危険運転致傷罪として起訴された。 保釈は申請しなかった。それは、過失とはいえ犯罪行為に違いないし、 なにより拘置所内で過ごすことで反省の態度を示そうと考えたからだ。 もちろん、200万とされた保釈金を払う余裕なんて、あるわけがないが。 有紀は被害者からの手紙に目を通した。 若者らしい拙い字で、怪我の回復が思ったよりも早いこと、また拘置生活を送る 自分に対して同情の言葉が綴られている。 「あなたには寛大な判決が下されるよう祈っております・・・」 そのように手紙は結ばれていた。 有紀は何度も読み返してボロボロになった手紙を胸に抱き、大粒の涙を流した。 (ありがとうございます・・・。) これだけの材料がある。 有紀には絶対に実刑判決にはならないとの確信があった。 昨日面会に来た母親にも、明日には手を取り合えるからと笑顔を見せていた。 (はやく自由の身になって、働かなくちゃ・・・・。お母さんに心配かけたし・・・) 有紀はいままで勤務していた店をこの事件により解雇されている。 今までの家計は、有紀が支えていた。決して生活は楽ではなかった。 実刑となることは避けなければならない。母のためにも。
コツコツと響く靴音。女性の刑務官が有紀の独房の前に現れた。 「29番、起きていますか」 覗き窓を開け、独房の中で正座する有紀を一瞥する。 「はい。」 有紀はいつもより大きな声で点呼に答える。 この番号で呼ばれる生活とも今日でお別れだ。 「朝食後にあなたを裁判所まで護送します。時刻は午前9時半です。 それまでに身支度を整えておきなさい。」 自分とさほど年齢の変わらないその女性刑務官は、無表情のまま有紀にそう告げた。 「わかりました」 有紀は運ばれた粗末な食事にはほとんど手をつけず、護送の時刻を待った。 「29番、出なさい。出廷のためあなたを裁判所まで護送します」 「はい」 有紀はゆっくりと女性刑務官に、か細い両手を差し出した。 無論、囚人である有紀の逃亡を防ぐための手錠をかけてもらうためである。 冷たい金属音を響かせ、ずしりと重い手錠が有紀の両手を戒める。 続けて腰には捕縄がしっかりと巻きつけられる。 「痛っ・・・。」 金属の手錠は、きつく有紀の腕に食い込んできた。 拘置所では常に手錠と捕縄のお世話になっている。 面会室への移動、運動場への移動など、「檻」の外に出る時には必ずこの2つを 施されるのだ。 凶悪犯でも、危険人物でもない有紀も、ここではほかの囚人同様の扱いを受けなければ ならない。 逮捕からいままで何十回とこの屈辱を味わう事になったが、それも今回限りと思えば 滅多にできない体験をしたとも言えるだろう。 有紀はそう考えることで、両手の痛みから気を紛らせることにした。
白いワンボックスの護送車が、静かに拘置所を後にする。 有紀は他の囚人たちと互いに繋がれたまま、乗り心地の悪いシートに腰をおろしていた。 当然私語は禁じられているため、有紀は細かい網目の張り巡らされた車窓から、 久しぶりに見る街の風景をただぼんやりと見つめていた。 裁判所に入り、有紀はそのまま監房の中に入れられた。 判決公判は午後1時からだという。 椅子は無い。有紀は仕方なくタイル張りの冷たい床に腰を下ろした。 手錠はかけられたまま。 (もう少し、もう少しだから・・・・) 有紀は静かにそのときを待った。
午後1時。判決公判の法廷に入る。 手錠と捕縄姿の有紀。両脇を2名の刑務官に固められての入廷だった。 有紀は落ち着いて被告人席に腰を下ろした。拘束具が外される。 ぐるりと有紀は周囲を見回した。 傍聴席には母の姿はない。今日は仕事に出ているそうだ。 もっとも過去2回の後半にも母親は来ていない。 愛娘の哀れな出廷姿を目の当たりにしたくないのは母心だろう。 被害者の若者が有紀に明るく手を振る。有紀は軽く会釈をした。 担当の弁護士と目が合った。いつもと変わらない厳しい表情だ。 そして廷吏と裁判官の入廷。 運命の判決公判が始まった。 有紀は法廷の中央に立つよう命じられた。
「主文、被告人 廣島有紀 を 懲役4年に処す。」 ・・・? ・・・・・・・? え・・・・・・・・・? 有紀は耳を疑った。 弁護士によれば、主文の後にたしか「ただしこの刑の執行を何年猶予する」との言葉が 続くはずだけど・・・・。 有紀は混乱した。いつまで待っても「執行猶予」の言葉が出てこない。 これって、まさか・・・、 結果として執行猶予はつかなかった。 最近の交通事犯は、厳罰化が進んでいるとはその後の弁護士の話だった。 飲酒運転で危険運転致傷での起訴では、4年の実刑も充分にありうるとのことだった。 有紀は放心状態のまま再び手錠を掛けられて退廷した。
控訴しますか」 夕刻、拘置所に接見に訪れた弁護士は、有紀に最初にそう切り出した。 「控訴ですか・・・・でも・・・」 有紀は視線を落とし、ポツリと呟いた。 「減刑される可能性は・・・?」 「厳しいですね。」 「それなら・・・、潔く刑に服します・・・・。最初から執行猶予をいただけるものと 考えていたわたしが甘すぎました・・・。」 「いいのですか。刑務所は厳しいですよ」 「・・・・はい・・・。覚悟はできています・・・・。」 正直なところ覚悟などできていない。 でもいくら控訴したところで減刑の見込みがないならば、早く刑期を終え母のもとに 戻らなければならない。有紀はそう考えることしかできなかった。 手錠を掛けられ、刑務官の付き添いで自分の暗い独房に戻る。 夢にまで見た自由な生活は、有紀の手の届かぬところに音もなく離れていった。 第1部 拘置所編 了
32 :
名無しさん@ピンキー :04/09/21 22:28:18 ID:0OOeCgsD
おおっ、GJ! 感情表現と雰囲気があってとてもいいです! 次回が楽しみです、サンクス!
>>32 どうもです。
今後の展開なんですが、現実の刑務所を元にして書くか
架空の刑務所を舞台に陵辱される姿を書くのか、どちらかを考えています。
素人の趣味で書くものですので、あまり期待せずにお待ちください。
34 :
◆NEVADArMaY :04/09/21 23:28:22 ID:xG+qvo4v
>>22 ,. ‐''":::::::::::::;::::`'-
/::::::::::::::;:/´ヾヘ;:::::::::ヽ
/ :::::::((,/ `、::r、:::゙,
/:::::::::::i゙ _/ ヽ_ i::::i きぬ川学院は、
!::::::::::::| ● ● l::::| ブルマなの。
!::::::::::::! し !:::!
\::::::::! _ !::|
|::::::| ー' ノ::i
i:::::l、ヽ.,_ _,..イ:::::i
/ヽ;i \ヽ,.l ̄_,l |:::/
/ ヽ`、 | /ヽ
`ヽ''" i. 丶
/ NEVADA | 丶
/ |ヽ ヽ
35 :
p :04/09/21 23:42:24 ID:63I+JX5j
36 :
名無しさん@ピンキー :04/09/21 23:50:55 ID:0OOeCgsD
>>33 大変、どうもありがとうございます<(_ _)>
書いて頂ける小説に少し要望があるのですが、
あまり陵辱的にすると現実感が鈍くなるかと思うのですが、
できれば哀愁を全面にだしてもらえると萌えますね。
例えば終身刑の少女との対立など。
囚人服はショーツがちょこんと見える可愛いのがいいかと、
それに共用のショーツに対する嫌悪感があるといいなと思うます。
あくまでも25 ◆tr.t4dJfuU 氏の趣味で書くものなので、
意見と言うことで参考にして頂ければ宜しいかと思います。
小説を楽しみにしておりますので、宜しくおねがい致します。
>>36 そうですね。わたしもそう思っていました。
現実感と多少の妄想を加味しつつ、
>>33 さんの意見も取り入れて
細々と書いて見ようかとおもいます。
悪夢のような判決から2週間。 控訴を断念した有紀の刑が、正式に確定したとの通知があった。 「29番、出なさい。」 女性刑務官の冷徹な声が房内に響く。 「はい・・・。」 反射的に有紀は両手を刑務官に差し出した。 既に女囚としての自分を無意識に自覚し始めていたことが情けないと感じつつ。 冷たく重い手錠。華奢な身体をキツく戒める捕縄。 これらの拘束具を身につけなければ、この監房の外を出歩く事すらできない。 そんな現実に、有紀は何度打ちのめされたことだろう。 拘束具の点検を終えた刑務官は有紀に向けて厳しい言葉を続けた。 「今日からあなたは既決囚です。刑務所への移送まで別の監房にて拘禁します。 今後、あなたに対する扱いは厳しさを増す事でしょう。覚悟をしておきなさい。」 「はい・・・。よろしくおねがいします・・・・」 有紀は、消え入りそうな声で返事をするのがやっとだった。 なぜこのようなことになったのか。 なぜ自分は鎖と縄で戒められているのか。 なぜ檻の中に閉じ込められているのか。 そしてなぜこの女性に対し頭を下げなければならないのか。 なぜ・・・・? どうして・・・? 拘置所の暗く長い回廊を、手錠姿に縄を打たれて歩かされる有紀。 その足取りは、底の見えない泥沼に飲み込まれたかのように、鈍く、重い。
有紀が連れられてきたのは、拘置所内のある一室だった。 制服姿の刑務官が数名、有紀を待ち構えるかのように立っている。 「29番、中央に」 有紀は拘束具を外され、部屋の中央に立たされた。 「・・・・・・」有紀は無言のまま周囲を見回す。 「では」沈黙を破ったのは先程の刑務官より、見た目で4、5歳上の長身の女性だった。 「29番、これからのあなたの処遇についてわたしから説明します。 一度しか言いませんのでよく記憶しなさい。」 有紀は、手錠を外されたばかりの腕を軽く擦っていた。 「まず、話を聞く姿勢ですね。あたりまえですが、囚人であるあなたは直立不動で。」 有紀はハッと背筋を伸ばした。 「よろしい。次にわたしたち刑務官の命令には必ず従うこと。あなたのような囚人なら 大丈夫かとは思いますが、違反すると懲罰対象です。」 有紀は震える手先を気にしながら、こくりと頷いた。 「返事が聞こえないと、命令不服従と見なします」 「は、はい・・・」
「それでは最初の命令ですが・・・・。まずその服を脱ぎなさい。 今後私服は許されません。受刑服に着替えることを命じます。」 有紀は改めて衝撃を受けた。 そう、私はこれから一切の自由は認められない女囚としての生活がはじまるんだ。 この服も・・・。身に着けることが許されないなんて・・・。 有紀は躊躇いながらも判決公判のときに身につけていたワンピースを、ゆっくりと 脱いだ。そして用意された木箱に収めるように命じられた。 有紀は薄手のシャツとショーツだけの姿となった。 ブラジャーはもともと拘置所内では禁じられていたので着けていない。 「下着も」 追い討ちをかけるかのような命令。 「!?」 「私物は許可できません。囚人用の下着は用意してあります」 有無を言わせない場の雰囲気。 有紀は数人の刑務官の監視下で、自分の臀部を包み込むショーツに手を掛けた。 何か熱いものが込み上げてくるような気がした。 でもそんなことすらも考えてはいけないのかもしれない。
42 :
名無しさん@ピンキー :04/09/22 01:34:46 ID:TuR/AfIC
>>38 >あ、3段目
>>36 です。失礼。
了解しました。
作品の書き込みありがとうございます!
とても雰囲気が良くて良い作品だと思います。
女囚と女子刑務所について、感じる事を書きますね。
女囚の生活って日常から隔離された日常ですよね、
収監されて出所できるまでの隔離された世界、
普通の常識が通じない隔離された世界での常識の日々、
高い堀の空を見上げても鳥と飛ぶ飛行機しか見えない、
そういう状況で、女囚って外も気になるけど、
一番気になるのは、同じ受刑者じゃないかなと思うんです。
あの子は終身刑で軽い刑期の子につらく当たる、
刑務官に管理されて自由も利かない、
新入りが来れば外の世界が気になるし、
出所する子がいれば嫉妬する。
実際の女子刑務所での鉄格子の窓は柵みたいな柔らかい印象のあるものですが、
自分の好みで言うとそのまんま冷たい鉄格子の方がいいですね、
柔らかいとなんだか寮って感じなので、そのままですけど。
だからアメリカの女子刑務所の方が好みなんですけどね。
女囚経験者の本を読むと共用のショーツって険悪感がかなりあるみたいです。
刑務所への移送までですか、これ楽しみですね!
護送車で直接の場合と電車などの交通機関を使って近くの駅から、
護送車で護送っていうのをTVで見ましたけど、
これジロジロ見られて耐えきれないみたいですね。
どういう反応を主人公の女子受刑者がするか楽しみです。
43 :
名無しさん@ピンキー :04/09/22 01:42:32 ID:09JS9eBI
44 :
名無しさん@ピンキー :04/09/22 05:51:00 ID:tll6c42b
なかなか面白いですね、今後も楽しみにしています 個人的な希望ですが。大体、女子刑務所物の小説だと全裸での身体検査とか体罰とかが多いですが SM板じゃないのでソフトにして欲しいなと思います。あくまで囚人服メインで この主人公かなり地味そうな人なので、よくある地味な服じゃあ物足りない気がします いろいろ書きましたが作者さんが書きたいものを書いてもらうのが一番良いので気楽にどうぞ
45 :
名無しさん@ピンキー :04/09/22 12:00:12 ID:9pc0Xwbr
私もソフト系が希望ですね。 あまり陵辱系とか、そういうのは却ってリアリティが無くなりそうで。 外の世界では、目いっぱいお洒落してキレイな子だったのが、 刑務所内で、服装とか、髪型とかが規制されて、すっかり変貌していく・・ その方がグッときます。 とにかく、気楽に、楽しんで描いてもらえると、嬉しいですね。 頑張ってください。
一糸纏わぬ姿となった有紀はあまりの羞恥と屈辱で、その場にしゃがみ込んだ。 (・・・うぅ・・・・。こんな・・・こんなの・・・って・・・・私・・・。) これ以上の辱めがあるだろうか。 おそらくこれは女囚として下獄する自分に対する洗礼。 声にもならない有紀の小さな呻きを無視するかのように、彼女を監視していた刑務官が駆け寄る。 即座に2名の刑務官は、小さくなり身体を震わせる有紀を特段哀れむ素振りも見せず、 ただ事務的な動作で性急に彼女を立たせた。 彼女達は任務を忠実にこなしているだけだろう。 一切の私情は排除するように教育されているようであった。 その様子を確認した長身の女性刑務官は、何事もなかったかのように言葉を続ける。 「受刑服に着替える前に、29番。あなたの身体検査を行います。 検査終了後は速やかに受刑服を身に着けるように。」 全裸の有紀は、曇りガラスの衝立の向こうを示された。 「・・・・。」 刑務官に促され、有紀はよろめく足で衝立の奥に足を進めた。 リノリウム張りの床が、彼女の裸足を冷たく責め立てる。
「床の足型に合わせて立ちなさい。そして指示されたらその先にある白線より前に 両手を広げてつきなさい。」 刑務官の命令が続く。 有紀は肩幅より僅かに広い間隔の足型に合わせて、直立の姿勢をとらされた。 白衣の検査官が、白い手袋を嵌めた手で、有紀の華奢な身体を執拗に調べ上げる。 助手を務める別の刑務官が、有紀の身体のサイズを計測し、台帳に記入してゆく。 もちろんその間、動く事は許されない。 有紀は正面の壁に記された一点に目を合わせるように命じられていたからだ。 「はい、手を付いて。」 有紀はいわれるがまま指示に従う。 無防備な秘部が晒しだされる。 既に羞恥心が麻痺しかけている有紀は、もはやこのような行為に抵抗するだけの 気力を持ち合わせていなかった。
「動かないで!直腸検査と膣内検査の途中です。」 「・・・・うぅ・・・。」 有紀はわかっていた。 この検査には別の意味があることを。 完全に自由を剥奪され、ただ命令に従うだけの囚人としての立場を知らしめる儀式。 それは潤滑剤も何もない、ただ検査のためだけの挿入。 あるのは突き上げるような鋭い痛みと、猛烈な屈辱感のみ。 検査官は棒状と思われる冷たい感触の器具を持ち、 有紀の前後2つの孔を無慈悲に詮索し続けた。 有紀に対する、女囚としての更なる洗礼。 それはただ淡々と。
「異常はありませんね・・・。検査は終了です。立ちなさい。」 終了を告げる検査官の声がなぜだか遠く感じる。 有紀はしばらくの間、力なく両手をだらりと垂らしていた。 「それではこれから受刑服を与えます。 これからはいろいろ制約がありますから。注意事項を覚えておきなさい」 検査官はそういうと、その場を再び長身の女性刑務官に譲った。 「29番。姿勢が悪いです。私の話を聞く時は直立不動を心がけなさい」 軽い叱責のあと、刑務官は手にした衣服を有紀の視線まで持ち上げた。 (これをわたしが・・・?) 有紀が目にしたのは、やや厚地の生地で作られた濃紺のワンピースであった。 その受刑服、つまり囚人服は、見ると色褪せが激しく新品には程遠い。 覚悟はしていたつもりだが、実物を目の当たりにするとやはり言葉が浮かばない。 身を包むだけの衣服。それは女性らしく装う事を一切認めない拘束衣そのものだ。 むろん快適性や装飾性など求めるべくも無い。
「下着はここに。ショーツと肌着は週に3回まで交換ができます。 上衣は週に1回。靴下は許可制なので、しばらくは与える事ができません」 有紀はおそるおそる白いショーツを手に取る。 やはりというか、かなりの使用感がある。 「これって・・・・?」 有紀は誰に問うでもなく呟く。 「洗濯はしております・・・。29番。あなたには拒否をする権利はないんですよ。」 躊躇う有紀に対しての刑務官の厳しい声。 抵抗が無いといえば嘘になる。 有紀はうっすらと当て布に広がる染みを見ないように、 ゆっくりと「囚人ショーツ」を穿いた。 水着下に穿くサポーターのように、何の絵柄も装飾も無い無地の白ショーツ。 幾人もの使用に耐えてきたのかを物語る、薄くなった化学繊維の生地。 有紀は込み上げる熱いものを、ぐっと堪えた。 今まで何人の女囚がこの様な思いで、このショーツを身に着けたのだろうか。
有紀は続けて七分袖の肌着を身に着け、濃紺の囚人服を被るようにして着込む。 この囚人服は、身につけて初めて、胸元までV字型の切れ込みが入った チュニック丈のワンピースだと知る事となった。 「よろしいですね。それでは最初の位置に戻りなさい」 着衣の様子を見届けた刑務官の命令によって、有紀は再び部屋の中央に戻ることとなった。 有紀は盛んに囚人服の裾を気にしていた。 短すぎる。 サイズが合っていないのか、長年の仕様のための縮みなのか。 有紀は半分ほど露になっている大腿部に両手を重ねた。 服はこれだけなんですか、と聞こうとした瞬間有紀は言葉を飲み込んだ。 既に手錠と捕縄の用意がされている。 ・・・聞くまでも無いだろう。 そんな有紀の心を見透かすかのように刑務官が言う。 「どうやら丈が短いようですね。けれどここには受刑服の替えはありませんので。」 そう言うと刑務官は、部下に有紀の身柄の拘束を命じた。 有紀は再び手錠を嵌められ、囚人服の上から鉛色の縄を巻かれる。 腰を縄で縛られることで、より上衣の裾丈が短く感じられる。 こんな格好では、あの穿き古しのショーツまで見えるのではないか。 有紀はそのようなことを考えて、きつく食い込む手錠の痛みを紛らわせる事にした。
52 :
名無しさん@ピンキー :04/09/22 23:23:20 ID:EJVTfiBk
皆さんも気に入って貰って良かったと思うので、ありがとうございます。 こういう小説って性行為がメインになってしまうのが多いですね、 体罰も良いんだけどお尻に鞭が飛ぶぐらいでちょうどいいかなって感じです。 躾と罰という意味で、まあ、それだけ厳しい場所って感じだけと、 すればいいわけですが、 それに、ま、検査は検査なんで仕様ですから、 みなさんの意見と同じくソフトで良いと思います。 囚人服ですがこれいいですね、萌えます。 使用の期間と許可制がリアリティが感じられます、 この刑務所では未成年も成人同様に服役してるといいなって感じます。 >外の世界では、目いっぱいお洒落してキレイな子だったのが、 >刑務所内で、服装とか、髪型とかが規制されて、すっかり変貌していく・・ >その方がグッときます。 これは、蝶に例えると良いかもしれませんね、 娑婆で飛んでいる蝶ですが、ある意味で好き勝手な悪い事をしてたとか、 それで刑務所と言う虫かごに入って居る感じですかね。 自由と牢の中の落差ですか、こういうのも好きです。 護送の時に私物を入れた紙袋などを持っていると、 女囚犯歴簿の護送シーンを思い浮かべられますね。 できれば服役中はサイズに合わせた手錠と足枷と鉄球を付けていると、 いいかなって思います。 あとは作者の25 ◆tr.t4dJfuU さん次第ですので、 次回も楽しみにしています。<(_ _)>感謝
>>42 >>44 >>45 >>52 さん
レスありがとうございます。
これから拙稿は、主人公女囚の受刑生活の内容に入ります。
今後、多少の個人的な趣味と、各々のご要望を取り入れつつ
現実感を損なわない程度の、女囚フィクション(ファンタジー?)
世界を構築していけたら良いかなと思います。
拙い文章と、推敲の足りない短時間でのうpで、お読み苦しい点もありますが
お付き合いいただけたら幸いです。
54 :
名無しさん@ピンキー :04/09/23 01:40:57 ID:LNU60Ovo
>>53 さん
小説を書いて頂いて、感謝しております<(_ _)>
いよいよ、主人公女囚の受刑生活なんですね!
アメリカの女囚映画ですが寝る時間帯に独房のなかで、
シクシク泣き出している女の子が印象的でした。
そのシーンで主人公の女囚が鉄格子を掴んで牢の外を見て、
諦めのようなシーンが印象的でしたね。
ですから、牢に入った時の反応がどうなるのか楽しみです。
服役期間が長いと娑婆に戻っても刑務所での規則正しい生活時間が、
体に馴染んでいるので辛いとか言う話もありますね。
刑務所で中学か高校時代の同級生とばったり遭遇ってのも面白いかもしれないです。
これはドラマであったネタですけどね。
あ、主人公のイメージが今ひとつどんな体型か分かりにくいのですが、
美人である有紀のイメージが各読者でまちまちだと思います、
どういう人物か、まあ好みで言えば背が高くて胸も尻も小さいと良いのですが、
髪も長いのかどうか分かりにくいので説明が会った方がイメージしやすいと思います。
作者の事情も分かりましたので、
無理な差ならずに楽しんで書き込みして頂ければ幸いと思います。
作品を楽しみにしておりますので、今後とも宜しくおねがい申し上げます<(_ _)>
>>54 ご意見ありがとうございます。
いろいろなシーンが考えられますね。参考になります。
女囚・有紀のイメージですが、身体検査の場面で具体的な数値を出そうとも
思いましたが、意図的にやめました。それぞれの読み手の方が持つイメージが
あるので、細かな設定はしませんでした。
今まで有紀の容姿については、「自他共に認める美人」+「小さな顔」とだけしか
触れていません。体形は「華奢」な感じです。
胸の大きさは・・・・。一般的な衣服を身に着けるのに困らない程度かな。
髪の長さについてはこれから記述しようと思っていました。
54さんの持っているイメージは、私に近いと思います。
もうしばらくお待ちください。
56 :
名無しさん@ピンキー :04/09/23 22:58:24 ID:f0Ljsrum
54さん 有紀の年齢は22.3歳くらいですか? それと、手錠と足かせ鉄球は現実から離れていますが、常時女囚に着用させて欲しいです。
57 :
名無しさん@ピンキー :04/09/23 22:59:10 ID:f0Ljsrum
54さん 有紀の年齢は22.3歳くらいですか? それと、手錠と足かせ鉄球は現実から離れていますが、常時女囚に着用させて欲しいです。
58 :
mint :04/09/24 00:12:44 ID:EQ0lh8Yv
>>55 なるほど、そういう意味があったのですね。
作者の配慮が細かいと知りました。
ありがたいと思います。
両手錠と足枷に鉄球は56さんも同じ意見ですね。
これは『O壌』のサイズに合わせた物と同じですが、
足枷の鉄球は各両足から独立して2個付けている方がいいですね。
現実的でないと言う事は完全にはないと思います、
管理する側にすればこの方が管理しやすいのですから。
確かアメリカの女囚で鉄球を持って歩いている写真を過去に見ました。
作品をありがとうございます。<(_ _)>
59 :
56 :04/09/24 09:02:23 ID:d+G0pDKz
「これからあなたを監房に戻しますが、その前にあなたの長い髪をどうにかしないと なりませんね。」 刑の執行に伴い、女囚は髪型の自由も制限されるという。 当然のことと解かってはいたが、その刑務官の言葉に、有紀はごくりと息を飲み込んだ。 肩の下まで伸ばした自慢のストレート。 有紀は拘置中でも、髪には気を使っていた。 化粧こそ許されてはいなかったものの、毎日鏡を見ながら櫛で髪を梳かす時だけは 女性らしさを思い出すことができた。 「後ろで一つにまとめるか、それとも短く切るか。どちらかです」 有紀は躊躇わず前者を希望した。 背後で別の刑務官が有紀のしなやかな栗色の髪を乱暴な手つきで素早く束ね上げた。 「痛っ・・!」 有紀は思わず顔を歪める。 しかし、何とかこの髪は守られるとの安堵感から深い溜息をついた。
「現在時刻は午後0時12分。これより29番の懲役刑を執行いたします。 「それでは連れて行きなさい」 再び威圧的な命令。 素早く有紀の身体の前後に刑務官が歩み寄る。 有紀の腰に巻かれた捕縄の縄尻を、後方の刑務官が手にした。 もう自分は以前の自分ではないということを、自覚しなければならない瞬間。 厳しく自由を奪われた女囚として。 これから、先の見えない拘禁生活が有紀を待っている。
有紀は2名の刑務官に伴われて、拘置所内の長い回廊を裸足で歩く。 再び有紀は独房に戻されることとなっていた。 しかし午前中までとは別の区画に向けて進んでいるようだ。 「あの・・・、これからどこに・・・?」 有紀は思い切って、先導している刑務官に問い掛けた。 「あなたがこれから向かうのは、既決囚用の収容棟です。今までと規則が異なりますから この後の説明を良く覚えておくようにしなさい」 事務的な口調での返答。 大きな不安を抱えながら、有紀は切れかけた蛍光灯の点滅する薄暗い回廊を 縄を打たれた姿で歩いていく。 有紀が移送される刑務所の正式な確定まで、少なくとも一月はかかるという。 それまでの期間は、この拘置所内で懲役刑の執行となるとのことだった。
有紀が連れられてきたのは、午前中までの未決囚用の監房とは随分と造りの違う ものであった。 冷たいコンクリートの床と壁。 鉄格子の嵌め込まれた小さな獄窓。 低い衝立のみで区切られたトイレ。 そして粗末な鉄製の寝台。 必要最低限な物のみで構成された、殺風景な独房。 そこは、ただ機能的に囚人を拘束するためだけの牢獄である。 刑務官は、手錠姿の有紀を寝台に座らせた。 「29番。ここでの生活について説明します。私はこの管理棟の責任者、榊美香です。」 有紀とさほど年齢の変わらない、小柄な女性刑務官が口を開く。 「はい・・・。」 有紀は静かに頷いた。
「あなたはここで、この拘束具を身につけて生活しなければなりません」 榊刑務官は、別の刑務官が持つ拘束具を指し示した。 それは長い鎖で、互いに連結された鉄枷だった。 「入浴時と運動時間以外、いかなる理由があろうとこれを外す事はできません。」 有紀は即座に拘束具を付け替えられた。 鉄枷は、あまりに重く冷たい。 これが罰を受けるということなのだろうか。 「受刑態度によっては、あなたの足枷に鉄製の錘を結わえ付ける事もあります。」 榊刑務官は、いとも簡単にとんでもない事を口にする。 「次に設備の利用についてですが、最初にあなたがおぼえなければならないことは 私たちは女囚に一切の自由を認めていないことです。当然トイレの利用も私たちの許可を得ることが必要です。無断の利用は懲罰対象です。」 「はい・・・」 有紀は力なく返事をする。 「当然、必ず私たちの立会いのもとでの使用を命じます」 「・・・・。」 もう驚く事ではないかもしれないが、自由を奪われるというとはこういうことだ。 一人の人間としての尊厳も、ここでは一切認められない。
「食事は日に3回。この差入孔から配給されます。起床は朝6時、就寝は9時。 私語や立ち歩き、横臥姿勢は一切禁じます。点呼は1時間毎、拘束具の点検は午前と午後の2回です。 刑務所への移送までは作業がありませんので、ここでの時間は改めて罪を反省する良い機会となるでしょう。」 榊刑務官は一通りの説明を終えると、有紀に背を向けた。 「・・・・、辛い事かもしれませんが、耐えてください。」 最後に榊刑務官は有紀の足元に一足の白い布靴を用意した。 「ここではこれを履きなさい。冷たい足は身体に悪影響を与えます」 有紀は冷え切った素足を、ぴったりとした布靴の中に挿しいれた。 独房の頑丈な鉄扉が重々しい音を立てて閉じられる。 枷と鎖にその身を戒められた有紀だけとなった、静まり返る独房の中。 深く項垂れる有紀の頬に、一筋の涙が伝っていた。
有紀がこの独房に移されてから、3日が経過していた。 パンと冷めたスープだけの朝食後、有紀はアルミ製の食器を差入孔から返却した。 そして有紀はいつものように、刑務官にトイレの使用許可を申し出る。 「利用を許可します。」 今日の監視担当は榊刑務官。初日以来の顔合わせだった。 「ありがとうございます・・・。」 有紀は拘束されている不自由な手で、ぎこちなくショーツを下ろした。 このショーツは、3日前から穿き続けている。やはり汚れが気にかかる。 最初の説明で、確かショーツの交換は、週に3回までだったはず・・・。 有紀は思い切って、監視窓の向こうの榊刑務官に尋ねた。 「あの・・・・。」 「29番、何か?」 ステンレスの便座に座る有紀から目を離さずに、榊刑務官が答える。 「ショーツの替えは・・・・させて頂けるのでしょうか・・・。」
「そのような申し出は、前日の就寝前に願箋にて手続きを行う事となっています。 あなたは受刑生活の規則を読んでいないのですか。」 有紀は、唯一この独房内に存在する冊子を思い出していた。 確かに冊子は別の刑務官から手渡されており、熟読すようにと命じられている。 しかしこんな状態では、内容が頭に入るはずも無かった。 「あ・・・・、その・・・・。」 有紀は言葉を濁した。 そしてそのまま俯きながら立ち上がり、再び汚れたショーツを引き上げた 「申しわけありませんでした・・・。今日は、いいです・・。」 榊刑務官は、しばらくその様子を無言で見ていたが、意外な言葉を有紀にかけた。 「・・・・仕方ないですね。今日は特別です。 午前10時の拘束具の点検にあわせて穿き替えなさい。今後は気をつけるように」 有紀はハッと顔を上げ、榊刑務官に視線を合わせた。 「いいのですか?・・・ありがとうございます・・・。」 有紀は榊刑務官に深々と頭を下げ、寝台に腰掛けた。 久しぶりに人間らしい心に触れあえたような気がしていた。
午前10時を告げる鐘が鳴らされた。 午前の拘束具点検の時刻。 時間通り2名の刑務官が鍵束を手に有紀の独房を訪れた。 榊刑務官は無言のまま、直立姿勢をとる有紀の前に替えのショーツをポンと置くと、 手際よく鉄の足枷から有紀を解放した。 「29番、ショーツを穿き替えなさい」 榊刑務官の命令。有紀を監視する目は変わらない。 「はい・・・。」 有紀は汚れたショーツを下ろし、細い脚を片側ずつ上げて脱いだ。 そしてすぐに替えのショーツを穿く。もちろんほかの囚人と共用のショーツだ。 しかし贅沢は言っていられない。今の自分にとっては、身につけるものが与えられる ことだけでもありがたいことなのだから。 有紀は完全にショーツを引き上げるのを確認されると、再び鉄の足枷を嵌められた。 「29番。手枷、足枷とも異常無しです。」 榊刑務官がもう1名の刑務官に報告する。 「異常なし、確認しました。」 粛々と拘束具の点検が終わる。 有紀は直立の姿勢を崩す事がまだ許されない。 「それでは次回の点検は午後3時に。29番・・・もう楽にして良いです。」 榊刑務官の声で有紀は寝台に腰を下ろした。 独房の鉄扉が、冷たい金属の悲鳴を上げながら閉じられる。 そしてまた、有紀の静寂との孤独な戦いが始まる。
午後6時の夕食後、8時までの仮就寝までに許された「自由」時間。 独房内には照明器具が設置されていないため、ひどく暗い。 有紀はいつもこの時間には横臥許可をもらうこととしていた。 そしてそのまま有紀の一日が終わる。 しかし女囚である彼女に安息の時は無い。 就寝時にさえも鉄枷をはずされる事の無い生活。 もうそんな夜を迎えるのは何度目だろうか。 有紀は、固く寝心地のよくない寝台にその身体を横たえていた。 黒いビニールレザーの敷布。 幾人もの汗と涙にまみれたであろう薄い毛布を被りつつ。 決して寒くは無いはずなのに、震えが止まらないのはなぜだろう。 そんな、鉄格子から差し込む月の光りさえ、悲しみに満ちているかのような夜。 そして、嗚咽。 嗚咽。 嗚咽。
70 :
mint :04/09/25 00:28:20 ID:nKASJokt
25 ◆tr.t4dJfuUさん 名無しでも困るかなと思うので、mintいたします。 (個別の識別がちと分からない物ですから) 小説書き込みどうもありがとうございます<(_ _)> 自分の想像していた物よりも中身が濃いですね。 想像していた以上に哀愁感があってとても良いと思います。 看守の言葉のやりとりが凄くリアリティーがあって、 主人公の心理がとてもよく伝わってきますね。 刑期を終えた主人公は自分のショーツを履けるときにどんな感情を、 持つのだろうか、知りたいくなります。 多分、身近な物がこんなに有り難い物だと思うでしょうね。 ちなみに出所したときに振り返って門を見ると、 もう一度、刑務所に戻ってしまうジンクスがあるそうですが、 主人公は門を振り返ってしまいそうな気がします。 これからの展開は面白そうですね、凄く楽しめます、<(_ _)>
>>56 そうですね、わたしは二十代前半の女性をイメージしています。
手枷足枷の常時装用はやっぱり外せませんね。
>>70 たしかに濃いですねー。
個人的には「懲役刑」よりも「禁固刑」に萌えてしまうので、いまのところ彼女はこの扱いです。
看守の人格をどのように描くのかに迷いました。いまのところ、女囚・有紀に憐みを感じつつ
職務遂行のため、冷徹な看守を演じている・・・。なんて感じでしょうか。
25 ◆tr.t4dJfuU 氏、乙です。 榊刑務官にもちょっと萌えそう…
25 ◆tr.t4dJfuU 様、乙です。 有紀たんが刑務所に移送されてから、他の受刑者とどう接するのか楽しみです。 女子刑務所と言えば泉ピン子らが演じた女子刑務所シリーズ(TBS)の、人間関係がかなりギチギチした(自殺した受刑者がいたくらいすごい)のを思い浮かべますが、今回はどのように描かれるのでしょうか。 次のアップ、楽しみにしてます。
>>72 >>73 感想ありがとうございます。
次回のうpまでもう少しお待ちください。
75 :
mint :04/09/26 15:22:39 ID:eDTIPws6
25 ◆tr.t4dJfuUさん 同じく「懲役刑」よりも「禁固刑」に萌えてしまうのですよ、 だから、牢の中で鉄格子の窓、扉のシーンって萌えますね。 榊刑務官は特別にショーツを穿き替えさせたのは、 有紀受刑者の真面目な態度からこれから先が厳しいから、 今回だけは大目に見てあげます、という、配慮だと思います。 逆に言えば罰則を与えるときは、とても厳しい対応をするでしょうね。 有紀受刑者はしっかり者ですが、 こういう真面目な性格が裏目に出ると思うんです、 護送の時に緊張と周りの視線が気になり、 ストレスから過敏性大腸症候群で急性の下痢になると思うんです。 この場合、許可無しの排泄、迷惑行為、器物損壊の罪が加算されるかもと思う。 こういうハプニングが性格からしてあると思うのだけどね。 同行の刑務官がどう対応するのかも、ある意味で楽しみですが。 恋人がいたら前科者を配偶者にできないと彼に断られると思うし、 好きな人がいた場合、出所してどう振る舞えばいいか悩むだろうし。 次回も楽しみですね。 <(_ _)>感謝
女囚モノ、監禁に重点を置き、常時鉄枷で拘束・・、これは新しい。 見たことが無い。 俺が作るんなら、看守が女性?つーことは、基本的にSMレズプレイ。 女囚のオナニーシーンも網羅して、監禁にはスカトロの要素も重要だ。 懲罰で独房に拘束衣を着せられ、他の女囚にオムツとゴムパンツを 代えさせられるというシーンもいいな。 その後、置いていった食事を犬のように食う哀れな女囚。 それ、いただきっ!
「29番、あなたを只今より懲罰房において厳重拘禁とします。期間は3日間。 懲罰理由は・・・・解かっていますね。」 有紀が受ける初めての懲罰。 独房の床に正座をさせられている有紀を、榊刑務官が鋭い視線で見下ろしている。 身体を細かく震わせる有紀。 「あなたのようなおとなしい囚人が、なぜあのような行動をしたのか理解できませんね。ここでは規則が何よりも大切です。 しばらく懲罰房で反省しなさい。」 溜息をつきながら榊刑務官が帳簿を閉じる。 「私は最初に言いました。辛くても耐えなさいと。・・・・残念です。」
自分でもわからない。 週一度の入浴後、全裸での身体検査を終え、受刑服を身に着けたそのとき。 これから再び自らの身に結わえつけられる拘束具を目の当りにした有紀は、 その装着を激しく拒絶したのだった。 重く冷たい鎖。 全ての自由を奪う鉄枷。 今まで必死で耐えていたものが堰を切るように溢れ出し、奔流となって駆け抜けた。 制止する刑務官に抵抗し、声を張り上げて泣き、叫んだ。 飛び交う怒号。 けたたましく響く警笛。 気がつくと有紀はその身をがっしりと取り押さえられていた。 有紀の息は上がり切っており、そして膝をついて崩れ落ちる。
落ち着きを取り戻した有紀を襲ったのは、激しい後悔の念だった。 厳しい態度と口調ながらも、自分を見守ってくれた榊刑務官の前で。 咽び泣いた夜、監視窓越しに慰めの言葉をかけてくれた彼女の前で。 残念だという、榊刑務官の言葉はあまりに重い。 有紀は深く榊刑務官に頭を下げた。 「取り乱しました。本当に申し訳ありません・・・。懲罰を受け、心より反省の態度を示します・・・・」 有紀は最後まで榊刑務官と視線を交わすことができなかった。 「・・・・。29番を懲罰房へ。」 榊刑務官の命令。 有紀の身柄は懲罰房へと移される事となった。
懲罰房はひどく狭く、排泄孔が設けられている以外何も無い暗室であった。 有紀は受刑服を剥ぎ取られ、その代わりに拘束衣を装着させられた。 厚いキャンパス地で作られたそれは、両腕と上半身をぴったりと覆い尽くす作りとなっている。幾本もの革ベルトで有紀の身体は締め付けられていた。 先の閉じられた両袖の先端からも長いベルト場が延びており、 それを身体の後方で尾錠によって固定されることとなった。 何も着けていない股にも二本の革ベルトが通されて拘束されている。 そして相当の重量があると思われる錘が、鉄の足枷に取り付けられた。
「29番、監獄内規律違反の懲罰として、本日より3日間、厳重拘禁の懲罰を与える。」 初めて見る女性刑務官の命令。名札には中川と書かれていた。 体格のいい中川刑務官は、拘束衣姿の有紀に、続けて防声具を装着した。 革製のマスク状の戒具で、顎と口を同時に拘束するものだ。 有紀の頭の後方で、きつくベルトが締め上げられる。 「防声具は4時間おきに点検のため外すが、拘束衣は食事のときもずっとそのまま。 規律を乱すとどうなるか、この3日間で充分に思い知る事だね」 中川刑務官は有紀の姿を満足げに見下ろすと、懲罰房の重厚な鉄扉を勢い良く閉めた。
静寂と闇が、有紀の捕らえられている懲罰房を支配する。 何も見えない。 聞こえるのは鎖の擦れる音と、革ベルトの軋み。 そして防声具から零れる、微かな喘ぎ。 厳重拘禁の懲罰は、いま始まったばかりだ。
83 :
名無しさん@ピンキー :04/09/27 00:14:44 ID:kS5wyM3Z
ナイスな展開。根がまじめな彼女が更に罰を受け酷い立場に堕とされていく 姿に萌えます。
84 :
mint :04/09/27 01:31:41 ID:TG0m71IC
25 ◆tr.t4dJfuU さん 小説書き込み、ご苦労様です! 風呂上がりで、ヒステリーを起こして、厳重拘禁の懲罰ですか、 この罰を受けた後に榊刑務官との対応が気まずいでしょうね、 しばらくは厳しい対応をされると思うのだけど、錘は常時付けられるといいな♪ 有紀受刑者は、他の収容者と問題を起こすなどするだろな、萌えます♪ ナプキンの支給はどうなんだろう?これも問題を起こすだろうな。 次のアップ、楽しみにしてます。
>>75 >>84 mintさん、いつも感想ありがとうございます。
女囚タンには、これからどのような問題を起こしてもらおうか、あれこれ
思案中です。
>>76 巨匠AV助監督さん、懲罰で独房に拘束衣という趣向は一緒です。
ただここはフェチ板ですので、女囚への激しい陵辱は、各々のご想像の中でおねがいします。
哀れな食事シーンは萌えます。アイデアいただきっ!
>>83 感想ありがとうございます。今後の展開をいろいろと考えています。
次回をおまちください。
素晴らしい小説ありがとうございます。 ところで、拘束具は具体的にどんな感じなのでしょう。 あまり詳しくは知らないのですが、 アメリカの囚人のような感じでしょうか、もしくは、 中世の鉄枷みたいなものなのでしょうか。 後者の方が、より冷たさと恐ろしさを感じる事が出来ますので、 私的には中世の鉄枷をイメージしながら読ませて頂いております。(笑)
厳重拘禁中の刑務官の巡回は、1時間に2回とされており、通常の拘束時よりも多かった。 乱暴な監視窓の開け閉めのたびに、有紀は何度も失いかけた意識を取り戻すこととなった。 拘束衣と鉄枷で全く身動きの取れない有紀は、コンクリートで固められた壁に 力なく凭れ掛かりながら、両足を投げ出すような姿勢を取っている。 「防声具の点検を行います。」 数時間後。 懲罰防内につかつかと入り込んだ黒いブーツ姿の中川刑務官が、 有紀の口にぴったりと被せられている、革の戒具のベルトを弛めた。
「口を開けなさい」 有紀は咥えさせられていた棒状の器具を引き抜かれた。 多量の唾液が有紀の小さな口から溢れ、なす術も無く拘束衣の上に零れ落ちた。 「うぅ・・・。はぁ・・・はぁ・・・。」 喘ぐことすら今の有紀にとっては辛かった。 「29番、防声具に異常なし。水分の補給を行う。」 中川刑務官はアルマイトの容器に入った水を、有紀の開かれた口の中に注ぎ込んだ。 厳重拘禁中の囚人は、全てにおいてさらなる厳重な管理下に置かれる。 水を飲む事ですら、強制的に。 中川刑務官は防声具の消毒を終え、再び有紀の口腔内にそれを挿入し、ベルトで固定した。
「尿意はあるか」 唐突な中川刑務官の問いかけ。 有紀は力なく首を縦に振る。 中川刑務官は、軽く頷くと有紀の拘束衣の股ベルトを外した。 「排泄孔はそこ。早くしなさい。」 有紀は床に埋め込まれている、もはや便器とはいえない形状の金属製の排泄孔を跨ぐ。 何も考えない。女囚なんだから考えてはいけない・・・。 私はただ命令に従うだけ・・・。 不自由な姿勢のまま、有紀の小水が勢い良く放出された。
中川刑務官は、表情を変えることなく、静かに有紀のその様子を監視していた。 当然、拭くことなどはできるはずも無く。 そしてすぐさま有紀の股に、2本の革ベルトが通される。 「29番、元の位置に戻りなさい。懲罰は継続中です。」 中川刑務官はそう命じた後、再び懲罰房の鉄扉を閉じて去っていった。 ブーツの靴音が遠ざかる。 先程よりもきつく締め上げられたベルトが、有紀の股間に深々と食い込む。 有紀は、鉄鎖の戒めを施されている両足をそっと身に寄せ、その痛みを 和らげた
厳重拘禁中の食事は、それ自体がまるで懲罰のような、辛く屈辱的なものだった。 拘束衣のままなので、当然両手は使えない。 有紀は床の上の皿におかれた固いパンを、一時的に防声具を外された口でくわえ、 少しずつ噛み切るようにしながら咀嚼するほか無かった。 冷えたスープも食器に顔を近づけて啜り上げる。 およそ人間の、しかも若い女性とはかけ離れた食事姿勢。 これも私が罪を犯した報いなんだ・・・。 しかし枷と鎖と拘束衣の哀れな女囚である有紀は、溢れる涙を拭う自由も奪われている。
>>86 レスありがとうございます。
鉄枷については、仰るとおりに、ヨーロッパ中世の物を想像くださっていいと思います。
多少現実とは離れてきていますが、あくまでこれは私の妄想世界の話ですので。
93 :
mint :04/09/27 22:18:51 ID:1UzSrDJk
25 ◆tr.t4dJfuUさん いつも小説を書き込みして頂いて感謝してます。<(_ _)> >これからどのような問題を起こしてもらおうか 風呂場でありそうな事を出してみました。 1:風呂場で他の女囚の履いていたショーツを刑務官の虐めとして履かされる、 ショーツの違いにシミで気が付いた有紀受刑者は、さて? 多分、履いててイライラして刑務官の指導で大変な事に・・ 2:風呂場で他の受刑者と揉める、 風呂場って事故の起きやすい場所です、 そこで揉めるなどして傷害罪を起こす→刑期が延びる 3:全裸での身体検査中に緊張の為に屁を一発、 それが榊刑務官の顔に命中、大変な事に・・・ ナプキンも下着の支給も懲罰中から暫くは支給の数が減ると思う、 これも罰ですから。 29番と言呼び名は刑務所まで移送前の呼び名ですよね? と言う事は移送後に正式な囚人番号が与えられると思います、 できれば、お尻に囚人番号の焼き印がお尻の左右にあると萌えます♪ すると出所後にお風呂屋で、幼い子から何気ない一言が、 『お姉ちゃん、お尻に番号がある、なんで?』 『悪いことした印なの、良い子には付かないのよ』と・・か♪ 今後の展開が楽しみですね(^_^)v
94 :
名無しさん@ピンキー :04/09/27 22:19:38 ID:kS5wyM3Z
いいですね。続き期待です。
95 :
ふりゃ :04/09/27 23:07:11 ID:w7vEeOM2
刑務所・留置場総合スレを立てました監獄ファンです。
(スレ立てしたくせに、すっかり書かなくなっちゃいましたが・・・)
ですが、小説の素晴らしさについ書いてしまいました。^^;
普通はエスカレートして陵辱に走りますが、押さえた所が素晴らしいです。
まさに私の嗜好とピッタリです。
小道具がすごく重要だと思うのですが、鉄枷っていうのがいいですね。
革枷というのが多いですが、プレイっぽくて残酷さが出ません。
この違いがわからんのかなーって思います。
AVも淡い期待をしてチェックしていますが、結局は男優とのカラミで
終わってしまい、満足できるものはありません。(w
その点25さんの小説は本当に映像化して欲しい程素晴らしいです。
次の展開、わくわくしながら期待しております。
鎖、防声具をつけられ懲罰房行きのシーンは、P4WのMovieの
Prisoner41 2.38MB を思わせます。ご存知かも知れませんが非常に良いです。
http://www.prison4women.net/video/prisoneriv41.avi
96 :
ふりゃ :04/09/27 23:15:56 ID:w7vEeOM2
懲罰明け後、改めて普段の鉄枷を装着されられる時、 今度はどういう気持ちで彼女は受け入れるのでしょうね。 いや、皆さん同様、勝手にこっちもイメージが膨らみます。(w 私としては、鉄枷の装着の間の細かい描写がすごく読みたいです。
>>93 mintさん。いつもレスありがとうございます。
なかなか正式な刑務所への移送まで、たどりつかなくてすみません。
烙印(焼印)についてはフェチ板ですのでちょっと難しいかな?
ですがバスティーユの監獄で、百合の烙印を施された貴婦人ミレディ
(三銃士でしたっけ)を想い起こします。
囚人識別票は何か別の形式を考えます。
>>94 期待していただき嬉しく思います。
創作意欲に繋がります。
>>95 >>96 ふりゃさんですね。例のスレで存じ上げています。
私はSM板の現行スレの中で、結構な数の書き込みをしていますよ。
かなりその中のレスを参考にしている部分もあります。
それとP4Wでの移送シーンですね。
実はそれを元にして、例の場面を描写しています。
かなり私に近い趣向をお持ちですね。
98 :
mint :04/09/28 00:07:51 ID:KA1PitLD
こんなのもどうかと? 環境の変化でいつの間にか夜尿症をする有紀受刑者、 罰として12打の鞭を振ります、手加減はしません、覚悟するように、 壁に両手を付け受刑服をまくりあげられショーツを下げられる、 ピシッと言う音が激しく12回独房内に響き渡る 歯を食いしばり、涙をと鼻水を流しながら、 鞭が終わると榊刑務官に『有り難うございました』と一礼して、 有紀受刑者は、反省文を書くように求められる。 有紀受刑者は風呂場で真面目で可愛い少女達がいるのに気が付く、 榊刑務官はあの女子中学生は終身刑で服役と一言。 有紀受刑者は、まだ、これから楽しいことがあるのにとぶつぶつ・・・ 榊刑務官は、して良いことと悪い事の区別のつく年齢です、 罪を償うのに年は関係ありませんとキッパリ! あの子は薬物売買の罪です、 薬物売買は最高刑の終身刑のみです、 それも彼氏とデート代を稼ぐ為に罪を犯したの、 その薬物で何人が人生を狂ったと思う? 未成年の終身刑はあの子だけじゃないの、 売買された薬物で刑務所に入る子は何人いると思う? 有紀受刑者は何も言えない、あたしと同じ犯罪者・・・
あまりにも長く、厳しい懲罰期間だった。 どれだけの苦痛、そしてどれだけの屈辱を味わった事だろう。 3日ぶりに独房へと戻された有紀は、禍々しい拘束衣を解かれた後、 再び受刑服にその身を包むこととなった。 拘束具が用意される。 寝台に座っていた有紀は、今度は抵抗する素振りも見せず、まるで他人事のように 自らの身を戒める鉄枷の装着を見守っていた。 鉄枷の冷たさ。重さ。 そして、鎖の擦れる金属音。 それは逃れようの無い無慈悲な現実だった。 有紀は、自分が自由を厳しく奪われ続けなければいけない存在であることを思い知る。 女囚として。
「本日からあなたは通常拘禁となりますが、規律違反の罰則として、今後5日間の更衣禁止と運動場の使用禁止を命じます。いいですね。」 榊刑務官の言葉に、有紀は姿勢を正した。 「はい・・・。」 覚悟はしていたが、懲罰はまだ続いていることに違いは無い。 「いずれにしても、あなたの移送まで、そう時間はありません。残されたここでの期間は 気を引き締めておいたほうがいいでしょう・・・。」 榊刑務官は、そう言いながら、有紀に近寄った。 有紀は思わず榊刑務官の顔を見つめる。 こうしてみると、彼女は整った顔立ちをしている。 刑務官特有の厳しい表情だが、その目は意外なほど優しかった。
榊刑務官は周囲を気にしながら、小声で有紀の耳元で囁く。 「有紀さん。今後の受刑生活において、今回の件を忘れないようにしてくださいね」 意外な言葉。 番号ではなく、自分の名前を呼ばれたのはいつ以来だろう。 「は・・・、はい。ありがとうございます・・・・。」 突然のことに、有紀は俯いて、か細い声での返答をするのが精一杯だった。 しかし、「有紀」と呼ばれる事で、少しだけ以前の自分を思い起こすことができたような気がした。
ひょっとすると。 3日間にわたる厳重拘禁で、身も心も疲れ果てていた有紀に対する、 榊刑務官なりの思いやりだったのであろうか。 有紀が気がつくと、独房の扉はきっちりと閉ざされていた。 弱々しい夕日が雲の隙間から、鉄格子の影を伴いながら独房内に差し込んできた。
103 :
mint :04/09/28 00:59:32 ID:KA1PitLD
>>97 25 ◆tr.t4dJfuU さん
SM板で書いていたのですか、
あまりSM板を見ていなかったものですから、知りませんでした。
ちなみに、ふりゃさんの刑務所・留置場総合スレだけは、見ていました。
>烙印(焼印)についてはフェチ板ですのでちょっと難しいかな?
う〜ん、その描写をうまく省略すればいいかとも思います、
結局はその印が有る事に萌える訳ですからね、有ると良いなと思います。
百合の烙印を施された貴婦人ミレディって、
確かこれって胸に焼き印を押されるものですよね、
あれを見てお尻なら良いのにと思ったのですね。
映画では確かリフォームスクールガールで、
トイレで自作の焼き印をお尻に押される女の子が居ました、
このシーンに萌えましたね。
>>98 に今後の期待する物を書き込んだのですがどうでしょう?
こういうのも好きなんですが難しいかな・・・
榊刑務官は周囲を気にしながらですか、
看守同士の関係もシビアなんだなと感じます。
収容者に対する扱いの考えに差があって、
同僚の中川刑務官を気にしていると思います。
意外な言葉って事は移送先に榊刑務官は居ないって事なのかな?
今後の展開が楽しみです。
>>95 ふりゃさん刑務所・留置場総合スレは楽しめました、
ありがたく読ませて頂きました。<(_ _)>
104 :
名無しさん@ピンキー :04/09/28 08:39:35 ID:trnOHkHy
個人的には移送後の髪型等も気になりますね。 今の髪を後ろでしばれば良しと安心させて実はって展開がみたいです。 だけど移送前からこんなにつらくて彼女の今後を考えると不憫ですごく楽しみです
105 :
ふりゃ :04/09/28 21:25:11 ID:nuxBm36m
25さん、今回も素晴らしいですね。 次の展開も非常に楽しみです。 やはり、SM板の常連の方でしたか^^; 25さんの小説の懲罰房シーンですが、がんじがらめで人間扱いされていない、 排泄も監視下に置かれている。こういうシチュエーションは何度読んでも たまらないですね。 移送後も懲罰房に入ると思いまして、また勝手に妄想したのですが、(w 懲罰房には段階があって、第一級は、たとえば壁に両手を広げて鎖で繋がれ、 横になれない状態なんですね。もちろん、食事は犬食いさえもできない。 食事・排泄の世話をする女囚が入れ替わり来るのですが、 時には、まともに世話をしてくれない意地悪な女囚がいる。 女囚サソリの懲罰シーンのように(w味噌汁を食事を頭からかけたり、 下の世話も放っておかれる。 もちろん、優しい子もいて、励ましながらちゃんと口に運んでくれる。 しかし、優しくされても惨めな事には変わりないのですよね。 いや〜、25さんの小説を読んでいると妄想が膨らんで膨らんで(w >103 mintさん、いえいえとんでもないです。 私はスレを立てただけですので^^; SM版は囚われのお姫様スレも結構お勧めですよ。
106 :
mint :04/09/28 22:26:04 ID:tWLGmj9v
>>105 ふりゃさん
>SM版は囚われのお姫様スレも結構お勧めですよ。
あ、忘れてました、ここも読んでいます。
同意見です。
排泄も監視下に置って萌えますね♪
ふりゃさんは、
尻に囚人番号の焼き印はどう思われます?
焼き印を押しつける苦痛が目的じゃないのですけど、
女囚として、犯罪者であること自他に知らしめるための物ですね。
要するに有紀受刑者は出所後もお尻にある刻印によって、
罪を記しているって事の哀愁に萌える訳ですけど。
25 ◆tr.t4dJfuU さんの言われる通り難しいでしょうか?
自分はいいかと思っているのですが・・・
107 :
ふりゃ :04/09/28 23:44:52 ID:Cv8h1O0e
>>106 mint さん
焼印されると萌えるよな〜という気持ちは同感です。
以前、p4wの小説 Kim arrested in China の英文を必死こいて読んだ時に
入所時に焼印されるシーンがあったのですが、その時はメチャメチャ
興奮しました。mintさんのおっしゃる事はすごくよくわかりますよ。
ただ、25さんの小説ではやってほしくないような気もするんですよ。^^;
まず現実感が薄れちゃいそうな気がするんですね。
25さんの小説は、あくまで現実に基づき、少しだけ日本が犯罪者に
厳しくなった世界でのお話だと思うんです。
鉄枷・懲罰房は実際行われている国もありますし。
ただ、焼印になっちゃうと現実離れが大きすぎて、私も逆に厳しいかなと
思ってしまいます。^^; いや、あればあったで萌えると思いますが、
難しいところです。
先ほどのkim arrested in Chinaでも最後の方はエスカレートして、
逆に萎えた記憶があったからです。^^;
25さんは、私達の趣向のポイントを押さえた素晴らしい小説を書く方です。
焼印シーンがなくとも、それ以上に萌える予感がします。^^;
>>103 >>106 mintさん、いつもレスありがとうございます。
ブランディングについては私は
>>107 の ふりゃさんに近い考えです。
女囚の痕跡を出所後に見られて・・・云々・・・、という光景には萌えますが・・・。
うーん、悩みますね。既に懲役刑が確定した段階で、押されてしまっているという
脳内設定でお読みください。女囚有紀タンは皆様の想像内で、生かされています。
>>104 楽しみにしてくださって嬉しく思います。
>>105 ふりゃさん、いつもレスありがとうございます。
移送後も女囚有紀には、厳しい懲罰を想定しています。
色々な方のご要望もあり、自分独自の世界観もあるので
文章にまとめるのに手間取ります。
もう少しお待ちください。
有紀は、正式な収監先の刑務所へ、明日の早朝に移送されることとなった。 運動場から独房に戻された直後の有紀に、榊刑務官は、その決定事項を告げた。 「有紀さん、これから大切な話があります。」 懲罰後、有紀の監視担当をほぼ毎日、榊刑務官が行うようになっていた。 精神的に追い詰められていた有紀を見かねての、榊刑務官の申し出だった。 最近は2人きりの時には、番号ではなく名前で呼ばれることも多い。 食事を運んでもらう時や、拘束具の点検時など、本来は認められていないことだが、二言三言の会話を交わすこともあった。 有紀は、自分と差ほど年齢差の無い榊刑務官を次第に信頼するようになり、また榊刑務官も、有紀の身上に少なからずの同情を感じているようであった。 しかし今日の榊刑務官は表情が固い。 「移送先の件ですね・・・。」 有紀はついに来たこの時を、自分でも驚くほど冷静に迎えることができた。
「この拘束具の点検を終えたら、伝えます。今回は私情を挟みません。」 有紀は無言で頷く。 覚悟はできていた。 この先には、更に過酷な女囚生活が自分を待ち構えていることだろう。 けれど耐えなければならない。 今の自分にできることは、一日も早く罪を償うことなんだから。 有紀の拘束具を点検し終えた榊刑務官は、制帽を被りなおして有紀に向き合った。 榊刑務官は、深い溜息をつく。 「・・・有紀さんの収監される刑務所は、女子刑務所の中でも最も管理の厳しいとされる 月片女子刑務所です。場所は北海道の高見沢市。現地までの移送手段は護送車と 航空機を併用します。」
「・・・・は・・・い・・・・。」 そんな遠くの地にまで? 有紀は耳を疑った。 しかも月片女子刑務所といえば、最上級の管理体制を敷く監獄として知られている。 顔を上げた有紀は、榊刑務官を見つめる。 榊刑務官はひとつ呼吸を置いた。 「あなたは・・・ここでの収容期間中に重大な問題を起こしたことがありましたね。」 甦る懲罰房での記憶。 「・・・・。」 有紀は顔色を失う。 「今までの受刑態度を総合的に検討した結果、あなたには最も厳重な処遇が必要と判断されました。今後は収監先の刑務所で厳しい拘禁と共に償いの日々を送ることになります。」
言葉が出ない。 当然といえば当然の決定だろう。 有紀は俯き、唇を噛締めた。 榊刑務官は、帳簿を閉じると有紀に背を向けて言った。 「私は、この決定がどうかはわかりません。有紀さんは、おとなしくまじめな女囚だと個人的には思います。しかしこうなってしまった以上は、私ではどうする事もできません。」 榊刑務官はそういい残し、独房の扉を閉めた。 「本日夕食時間後に、移送前日検査があります。房内の清掃をしておきなさい。」 監視孔からの追加命令。 榊刑務官のその声は、少し震えているようでもあった。
午後6時を告げる鐘と同時に。 有紀は静かに夕食の食器を差入孔から下げた。 遠くからのブーツの靴音。それは規則正しく有紀の独房に近づいてくる。 「29番。移送準備検査です。出なさい」 初めて目にする女性刑務官の命令だった。 有紀は抵抗する事も無く拘束具姿のまま連行されていく。 鎖を引きずりながら、有紀は歩く。 もうここには戻る事は無い。 更なる、地獄への歩みを進める。
有紀が連れられてきたのは、会議室程度のやや広めの部屋だった。 そこには明日の移送を控えた数名の女囚達が、既に集められていた。 どの女囚も有紀と同じように拘束具で戒められた姿のまま、不安気な表情を浮かべ 部屋の中央に腰を下ろしている。 「明日の移送対象女囚、4名の連行が完了しました。」 榊刑務官が、中川刑務官に敬礼しながらの報告を行った。 「順に、検身を行います。各囚人は、囚人番号、刑期、収監先を私に報告し、 その後は各刑務官の命令に従いなさい」 中川刑務官は、有紀をはじめとする若い女囚達を見回しながら、そう告げた。
戸惑う女囚達は、中川刑務官の振り下ろす鞭の乾いた音によってその姿勢を正される。 「あなたから。・・・気をしっかり持つんですよ。」 榊刑務官は、小声で有紀を促した。 有紀は鎖を引きずるようにして、一段高い所に立つ中川刑務官に向き合った。 「・・・囚人番号29番。刑期は4年です。収監先は・・・・月片刑務所です・・・。」 消え入りそうな声。 中川刑務官は、声が小さいと厳しく叱責した後、有紀を見下ろして言った。 「ほう・・・。月片とはね。素晴らしいところに決まったじゃないか。 厳しい規律の中で罪を償うという態度を身体で覚える事だね。」
有紀は検査室へと連れられていった。 そして拘束具を外されて、全裸での検身を受ける。 膣検査の後、両手を床に付いたままの姿勢の有紀。 「そのままの姿勢で待ちなさい。」 検査官が有紀に命じた。 「え・・・・・?」 入浴前後や運動場への移送前後に行われていた、いつもの全裸検身では、 膣検査の後にはすぐにショーツを穿くように命じられていたが・・・。
「これからあなたは、この戒具を装着されなければなりません。」 全裸で四つ這いのままの有紀に、検査官は革のベルト状の器具を見せた。 それは二本の棒状の挿入具がセットされた革のベルトだった。 それらが自分のどの部位に挿し込まれるのか、有紀は即座に理解した。 「獄外で不正な物品の隠匿を防止するための器具です」 検査官の説明。おそらくそのような名目はあるのだろう。 でも、それだけではない。 この戒具の挿入は、他の女囚に対する見せしめ。 女性の一番大切な部分をも拘束され、封鎖される屈辱。 「あ・・・・あぁ・・・」 薄く潤滑剤が塗られた二本のプラグが有紀の中に進入していく。 膣と、もう一つの孔と。 きつく股に通された黒革のベルト。その端から漏れた透明な粘液が、 有紀の白い太腿を伝っていた。
118 :
ふりゃ :04/09/29 22:20:41 ID:soz/7fwO
おおおおおーーーーーーーーーーーーー!!
キターーーーーーーっ!!!て感じです。
今回の小説も、すばらしい! グッジョブです。
いや、そう来ましたか!!!!(w
>>116 >>117 脱帽です。萌えまくりました。
移送後が楽しみで、すごくわくわくする展開です。
119 :
mint :04/09/29 22:47:23 ID:MsEXSkK3
>>107 >>108 25さん、ふりやさん、
気持ちは同感ですか、とても嬉しく思います、
25さん悩ませてすみませんねm(_ _)m、
焼き印は、ストリーの性質上のリァリティーを考えるとの事ですか、了解しました。
脳内設定でもうすでにお尻にあるものと思えばいいかとします。
25さんの『難しい』と言う意味で考え込んでしまったのですよ、
返信で理由が分かって納得しました。
25さん、
>>98 のは自分の趣味ですが・・・もろ丸出しですね。、
質問ですが未成年って出てくるんでしょうか?
厳し世界ですから少年院が廃止されて犯罪者はすべて女子刑務所行きだと思うのですが。
アメリカのように未成年でも終身刑が有る世界だといいのですけどね♪
有紀受刑者がやっと移送されるのですね、
しかも、最も管理の厳しい月片女子刑務所に移送手段は護送車と航空機を使うのですか♪
何かと刑期が延びて欲しいなって思うこのごろです。
独房はアメリカのと同じ入り口が鉄格子の独房がいいなぁと思うんです、
有紀受刑者には鉄格子の向こう側の独房に居る女囚をみれるといいかなって思う、
こういうのだとあたしも同じのに入って居るんだっていう気持ちが強くなると思う。
25さんの想像力と創造力と文章力に有紀受刑者の姿が萌えます♪
次回も注目ですね、楽しみにしています(^_-)、
>>118 ふりゃさん、感想ありがとうございます。
萌えツボを押す事ができましたか?
ご期待くださって嬉しいです。
>>119 mintさん、独房には鉄格子が欠かせませんね。同感です。
未成年の受刑者(例えば17・8才くらいの少女囚)は
良さそうですね。
終身刑に萌えですか。悲壮感がいいですよね。
121 :
名無しさん@ピンキー :04/09/29 23:45:34 ID:+Ht4PLVG
相変わらずのGJです。続きがんばってください。 更に厳しく強固な拘禁をお願いします。
122 :
mint :04/09/30 00:26:36 ID:sxaem1SU
>>120 25さん、書き込み、ご苦労様です<(_ _)>
そうなんです、終身刑の女囚と少女囚に萌えなんです、
少女囚の場合、哀愁も悲壮感がもっとありますよね♪、
17・8才くらいの少女囚ですか・・できれば、
13歳からが良いかなと思いますが、
一番やって欲しいのが14歳なんですけどね。
なんで14歳かと言うとこの年頃の複雑な感情ってのがあるからなんです。
ごく真面目な普通の少女が一生を刑務所で過ごすという絶望感が萌えます♪
ダィエット目的で麻薬に手をだして、同級生と一緒に逮捕、
それで最高刑の終身刑になって泣いてばかり・・・とか萌えそうです♪
こういう少女は独房で泣いていると萌だと思う(^_-)
もちろん、凶悪終身刑少女もいるはずですけどね。
厳しい刑務所だから看守の判断で下着は、
他の女囚の脱いだ下着を洗濯しないで履かされるといいかも思う。
ナプキンの支給は、お尻にお灸お尻に左右1個セットとしてすえて、
やっと貰えるという厳しい物がいいかなあと思います。
有紀受刑者か少女のお尻の番号についての台詞があればいいかなって思う。
25さん、萌えるとても良い作品です♪
書き込みどうもありがとうございます<(_ _)>
25 ◆tr.t4dJfuU様、毎度乙です。 有紀が一番管理の厳しい月片女子刑務所にてどのような受刑生活を過ごすか、非常に楽しみです。 その中でも、おとなしい有紀が他の受刑者や刑務官とどう接するかを注目したいですね。 若い受刑者をいじめるオバハン受刑者、超冷徹な刑務官・・・・。どんな人たちが出るかも楽しみです。
124 :
mint :04/09/30 01:35:34 ID:sxaem1SU
25さん 一緒に移送される受刑者はいないのだろうか? もし14歳少女囚ならいいかもなあ♪ この終身刑少女にとって初めての飛行機に乗るのもこれが最後、 護送車で見る街の風景を見るのも最後って、 刑務官にちゃんと顔を上げて周りをよく見ておくのね、 終身刑だから見納めでしょと暖かいのか冷たいのかこの言葉って萌え♪ 移送も楽しみですね。
125 :
ふりゃ :04/09/30 01:57:42 ID:TqawI5R4
>>124 少女囚いいですね。
mintさんも色々考えてますなあ。(w
ちゃんと子供用の鉄枷とかあったりしてね。
入所時に手首足首のサイズを測られたりして。
126 :
mint :04/09/30 02:18:24 ID:sxaem1SU
>>125 ふりゃさん
そりゃあ、そうでしょうね、
有明に行く常連ですから・・・汗
>子供用の鉄枷とかあったりしてね
そりゃあ当然、未成年も収監するからには成長に会わせてあるはずです。
>入所時に手首足首のサイズを測られたりして。
そのための身体測定でもあるはずだと思う。
有紀受刑者の手荷物は、4年後に履く自分のショーツとワンピース。
少女受刑者の手荷物は、もう一生履くことのない悲しいショーツ。
手荷物検査で少女はストライプ柄のショーツを見て、
終身刑だからもう履くことも無いんだ、お気に入りなのに・・・グスン、
泣くか、泣いてくれ・・・(>_<)萌える
楽しみですよね♪ (^_-)
127 :
名無しさん@ピンキー :04/09/30 19:47:19 ID:Qp0Jcn7s
25さんへ 懲役よりも禁固に萌えるとおっしゃっていましたが、 自分としては、かよわい女囚が、非常にきつい労働を奴隷のようにしているのに 萌えます。鞭打たれながら・・・・一日16時間ぐらい・・・・ もちろん、13、4歳の少女囚も・・・・ ちなみに、アメリカの言う、「悪の枢軸」のうちのある国では、 女子刑務所の労働時間は一日20時間で、それでも終わらないような過酷なノルマが あり、達成できないと減食や懲罰房行きなどの罰があるそうです。 月片女子刑務所ではどんな労働があるのでしょうか?楽しみです。 まあ、どんなこと書くのも25さんの自由なので、労働に重点を置かなくても、 思うままにかいて下さい。 いつもすばらしい小説をありがとうございます。 これからもがんばって下さい。
128 :
名無しさん@ピンキー :04/09/30 21:35:57 ID:jL0c/Q7e
例えば鉄仮面や全身を覆う拘束スーツを装着させられて、それ自体が懲罰独房となって その格好で通常の労働に他の囚人達とともに従事させられるなんて展開はどうでしょう? その仮面には額に囚人番号だけが刻印されて彼女は個人としての自由も制限される生活を 送らなければならない・・・ とにかくがんばって続けてください
>127 そうなるとお仕置き、スパンキングの分野になってしまうかも。 この分野は小説も充実している。 ht tp://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/6679/story/
130 :
mint :04/09/30 22:55:53 ID:+k6w8aew
>>127 >>129 そうですね〜っ確かにそうなるとお仕置き、スパンキングの分野ですか、
このリンク先の小説は元のHPで読んでいますよ。
スパンキングは好きですから、でも現時離れしているのもあるので、
物により好みが出ますけどね。
鉄仮面ってボルジアみたいで気が進まない、
全身を覆う拘束スーツを装着するのも勘弁ですね、
SM板で書いた方が良いと思います。
うちは、常にきつい労働を奴隷のようにってのは好きではありませんね。
良いと思うのは、規則違反、懲罰、刑に決められた所定の鞭などです。
現実の刑務所をもう少しか先を厳しくした世界ですから、
そういう意味で何かアィデアはあると良いと思います♪
皆さんも13、14歳の少女囚に皆さん萌えますか、
12歳以上の少女から刑事責任を問えて成人同様に服役する、
最高刑は成人と同じく終身刑と言う世界が好きですね。
ちゃんと学校があって留年すると刑期が延びるなどするので、
自由時間を削ってまで宿題をやると言うのもいいなあって思う、
クラスの何人かは規定で落とされると言うおまけ付きですか。
ある意味で残酷だなあって・・・(^_^)vこれ罰だもんね。
>>126 の手荷物検査ってこれは空港の事を指しているのですが、
特別処置で本人の前で手による検査を行うのですね、
身につけられない私物を他人にもてあそばれる感じですがね。
ある意味で見せびらかしですよこれ・・・(T_T)
有紀はプラグ付きの拘束ベルト姿のまま榊刑務官に連れられ、移送待機房の中に入ることになった。 それは何の設備もない、鉄の檻。 次々と戒具が有紀の身に装着されていく。 手枷。そして足枷。 「・・・・、悪く思わないで。いまはこうするしかないの・・・」 榊刑務官は、努めて冷静に有紀の身体拘束を施していった。 「さあ口を開けなさい」 榊刑務官は防声具を装着しにかかる。 「・・・まってください・・・。」 「何?」 これだけは言わなければならなかったことだ。 有紀は榊刑務官を見つめた。
「いろいろ、お世話になりました・・・。榊さんがいなければ・・・私は・・・」 「・・・。」 榊刑務官は、無言のまま有紀の口腔内に防声具を挿し込んだ。 きつくベルトが締め上げられる。 「私のことは忘れなさい。これからは更に厳しい受刑生活が始まるんですから」 「・・・・・・。」 有紀は静かに頭を下げた。 色々な思いが、浮かんでは、消える。
翌日。 檻の中で壁に寄りかかるように眠っていた、全裸で手足には拘束具という姿の有紀は、 挿入具の疼きで目を覚ました。 「あぁ・・・っ・・」 強い異物感に、有紀はこれが間違いの無い現実であることを思い知る。 深々と挿し込まれたプラグは、延々と有紀の二つの孔を責め苛み続けているのだ。 そして程なく午前6時を告げる鐘が鳴り響く。 有紀をはじめとする移送囚たちの、一斉検身が開始された。 榊刑務官の姿は、見えない。 「あなたはこれから長い時間を掛けて移送される身です。移送途中での排泄行為は回数が限られますので、今のうちに。」 有紀は見慣れぬ女性刑務官に抱き上げられた
「プラグを外します。力を抜きなさい。」 ぬらりと。 有紀の膣とアヌスから、粘液で濡れた2本のプラグが引き抜かれた。 「私が今回あなたの移送を担当する戒護員です。」 30歳位の女性刑務官は、そのまま名乗らずに有紀をトイレまで誘導した。 排泄を終え、全ての検身を終えた有紀は、戒護員の手によって再び二つのプラグを挿入され、続いて移送用の拘束衣が装着されることとなった。 懲罰に続いて二回目の拘束衣。 「今回は自らの足で歩く事もあります。これを履いてから拘束衣を装着します」 有紀に渡されたのは膝上までの長さの、ぴったりとした革のブーツだった。 有紀はブーツの上から鉄枷を嵌められ、拘束衣を着せられた。 背中で何本ものベルトが締め上げられる。
「・・・・え・・・?」 有紀は以前身につけた拘束衣との違いに気がづいた。 有紀の両胸が晒し出されている。 決して大きくは無いが、形の良い有紀の乳房が、拘束衣から搾り出されていた。 戒護員は、革手袋を填めたままの手で、ピンと屹立している有紀の先端を撥ね上げた。 「あ・・・・・ぅん・・・・」 不自由な身体を捩じらせる有紀。 「ふふ・・・いい格好ね。・・・これからその姿のままあなたは移送されるんですよ」 意地悪く、戒護員が有紀の敏感になった乳首を何度も弄ぶ。 「ぅ―――っ!あぁ――――ン・・・・」 抵抗する事などできるはずも無く。 有紀はただこの屈辱に耐えるほかなかった。 「声を出さぬように言われてないのですか?・・どうやらこれも填め込んで欲しいようね」 戒護員は革の防声具を有紀に装着する。 「うぅ・・・・・・・・!・・・・」 有紀の自由はこれで完全に奪われた。
月片女子刑務所へ移送される女囚が集められた。 有紀を含め、4名の若い女囚達がこれから移送されることとなる。 「移送準備完了、これより羽田飛行場まで陸路にて移送を行う」 戒護員がそれぞれ担当する女囚の拘束状況を確認した。 4人の女囚は引き立てられるように、回廊の奥に待機している護送車へとつれられていった。 護送車の中で、有紀たち4名の女囚は左右に2名ずつ座らされた。 有紀の正面に座ったのは若い女囚の中でも、一際幼い顔立ちの少女だった。 その少女囚も未熟な乳房を、有紀と同様に拘束衣の外に露にされている。 おそらくプラグも・・・・。 もちろん互いに防声具を施され、戒護員の監視も厳しいため会話はできない。 この少女はどのような罪で刑に服するのだろうか。 少女は有紀と視線が合うと、力なく微笑んだ。 有紀はあまりの痛々しさにその少女囚から、目を背けることにした。 ゆっくりとしたスピードで、護送車は厳しく戒められた女囚達を運んでいく。
>>121 ありがとうございます。試行錯誤しながらやってみます。
>>122 mintさん、「若い少女囚」にちょっとだけ触れてみました。どうでしょうか。
>>123 登場人物については色々考えています。冷徹な刑務官と、有紀との接し方なども
面白そうです。
>>124 mintさん、私も移送される時の街の風景というものに、感じるものがあります。
>>125 ふりゃさん、子供用(少女囚)の鉄枷・・・萌え。
>>126 mintさん、手荷物の検査、どのように描こうか思案中です。
>>127 労働と鞭打ちもいいですね。懲罰のネタにできそうです。
>>128 鉄仮面に拘束スーツ。厳しい懲罰に良さそうです。
>>129 いろいろな小説が参考になります。
>>130 mintさん、フェチは十人十色だと思います。
〜はよくない、〜は好きではないというご意見もわかりますが、読まれる方を限定するような形にならないようにしたいです。
私は皆さんのご意見も取り入れながら、読み手の方それぞれが萌えるポイントを押さえて書いてみたいと思います。
現実の刑務所を、かなり厳しくした設定のファンタジーですのでご理解ください。皆さんのアイデアはとても参考になります。
138 :
mint :04/09/30 23:40:30 ID:+k6w8aew
25さん 出ましたね♪ 夢の無い旅立ち、見送るのは誰も居ない、 ただ、好奇の目で周りから見送られるという恥ずかしさ。 >若い女囚の中でも、一際幼い顔立ちの少女だった。 14歳だといいな終身刑だといいな♪ >少女は有紀と視線が合うと、力なく微笑んだ。 ある意味で『仲良くしましょう』って感じだと思う、 終身刑なら味方を作るのは必要ですからね。 ここ萌えます、少女の嫌われたくないって言う気持ちが出てますね。 空港に到着してどうするんでしょう。 楽しみですね。 25さん、どうもありがとうございます。 <(_ _)>
139 :
mint :04/10/01 00:32:12 ID:jvU16CvZ
>>137 25さん
>読まれる方を限定するような形にならないようにしたいです。
はい、確かに言われる通りだと思います。
誤解される書き込みしたかなって思ってすいません。m(_ _)m
ただSM嗜好に走りすぎる人がいるかなって気になって心配なんです。
鉄仮面の件にムスッっとしまったんですよ。
こういう小説も女子刑務所のゲームも現実離れしすぎて感情移入ができないのがあるなって、
思うんです、その事が心配なんです。
限定するつもりは無いんですけど、
陵辱しすぎもリアリティーに欠けてしまわない範囲で、
現実の刑務所を厳しくした世界観と言う事を理解してくれる人が居ると良いと思って、
書いたのですが、刑務所物って公然と監禁できるから何やっても良いって思われるのも、
リアリティーに欠けてしまうので書いたのですよ。それが心配でした。
確かにフェチは十人十色ですね、それは分かります。
悪気があって書いた物でないのでご理解頂けると有り難いと思います。
誤解された方、決して読み手を限定するつもりで書いた訳では無いことを、
ご理解を頂けると分かって頂けると有り難いと思います。
140 :
名無しさん@ピンキー :04/10/01 01:56:01 ID:CT+4QTC4
>こういう小説も女子刑務所のゲームも現実離れしすぎて感情移入ができないのがあるなって、 >思うんです、その事が心配なんです。 この部分同感ッス。 刑務所ものは、日本で作られると、最後には没個性のSMになっちゃう。 こういうのに、いい加減うんざりしている香具師は結構いると思う。
mint様、素晴らしい投稿を下さいましてとても萌えております。どうもありがとう ございます。わたくしも女囚達には、手錠と足かせ鉄球を常時着用させると 萌えますね。もちろん足枷の鉄球は、各両足から独立して2個付けるのに大賛成です。 『O嬢』のサイズに合わせた物と同じとか、アメリカの女囚で鉄球を持って歩いている 写真を過去に御覧になられたそうですが、わたくしも拝見したいです。御存知であれば 情報の書き込みを宜しくお願い申し上げます。特に『O嬢』のシ−ンは見たことが 御座いませんので是非とも見てみたいです。 わたくしの希望と致しましてはここはフェチ板ですので、むしろ【純潔を保つ】という 目的でロングヘアを女囚達に強制するのが宜しいかと存じ上げます。 刑務所の中で、日本人形を超えた御しとやかな女囚を育成する目的で、漆黒の真っ直ぐの 髪しか許されないとか、海外からの高級官僚の視察対策の目的でフランス人形のお株を 奪う様な見事な漆黒の縦ロ−ルを強制させられる少女囚がいるともう最高ですね。 小さな女の子の重罪犯対応として、成長に応じての子供用の手枷と足枷製作の目的での 定期的な身体検査を実行に移すという設定にも萌えました。わたくしのわがままが全部 叶えられる訳では御座いませんが、これからも頑張って下さいませ。
ミスの部分があった事を深くお詫び申し上げます。 このスレの素晴らしい小説本体の投稿者は25様で御座いました。 話の内容がむしろ現実離れしたフェチ物を希望致します。理由はかつてのそして 現在でも地球上で広く行われている事の、告発レポートみたいになっているから で御座います。 かつての社会帝国主義諸国、ソ連(現在のロシア)や中国では 女性の男女雇用機会均等法が、国連決議に魅けて実践されるのと同時併行して、 少しでも官僚権力に疑いを持たれた女性に対しては行われた事実だったのです。 社会帝国主義諸国ではありませんが、東南アジアの某国でも、同じ内容の仕打ちが 男女の別なくして実践されております。ですから、25様には美人女囚や少女囚達 に対して、高級女奴隷として出世できる希望を持たせる世界を描かれて下さると とても嬉しく存じ上げます。 もちろん、一生、高級と雖も奴隷は奴隷ですから 奴隷=女囚身分のままで終える事に違いはないのですが、一般の庶民の手の出ない 高嶺の花の育成根性モノのノリだと、少しは明るい内容になると思いましたからで 御座います。それではどんな内容になろうとも25様の投稿を楽しみに致して檻ます。
>>138-139 mintさんいつもレスありがとうございます。
少女囚との関わりはこれから考えていきたいです。
彼女の年齢、刑期についてはご想像にお任せします。
フェチ板ですから、いままで陵辱シーンを極力ソフトに描いています。
今後もこのスタンスは変えないつもりですので、安心してください。
>>140 まさにそのとおりです。
所謂「激しく同意」
>>141-142 ちょっと落ち着いてください。
今までの流れがありますので、整合性を考えると奴隷調教に向かう展開には
無理があります。すみません。
ただこれとは別に、とある少女の「性奴隷囚」としての調教日誌を妄造などしております。
まだHDの奥底に沈んでいますが、いずれ推敲して公開できたらよいなと思ってます。
個人的には髪は長いほうが好きなので、断髪強制は今のところ保留です。
呼んでくれている皆様へ。
わたしは今までの女囚物のゲームや映画に、いいかげん辟易していたため
(個人的で申し訳ないんですが)「俺萌」世界を身勝手に公開しているアフォです。
賛同される方の御希望やアイデアも取り入れております。
土曜より長期の海外出張です。
一月ほど休眠させてください。
「読んで」くれている・・・・・_| ̄|○
25◆tr.t4dJfuU様へ。 今迄に見たことのない、全く手抜きのない小説や脚本としては最高の出来栄えと 申します故に、つい興奮の余り連続書き込みをしてしまいました。失礼の段を お許し下さいませ。一月後の休眠の後の続きを楽しみに致しております。 別の作品としての「性奴隷囚」もいつか公表される事を強く希望致しております。 それにしてもあなた様の「脳内妄想」は素晴らしいとしか言い様がない所が感激です。 全くのマトモなフェミニズム関係の告発本の類を一冊も読まれないで、これだけの 豊富なヴァリエ−ションに溢れる作品に仕上げれる事自体が驚きで御座いますね。 それと、大変失礼な言い方になってしまって申し訳ないのですが、あなた様が休眠中に mint様やふりゃ様のような方に、色々と提言を書き込んで戴くと嬉しく存じ上げます。 それとわたくしの2chでの名前も考えたほうがよろしゅう御座いますでしょうか? そうしろとおっしゃればその様にさせて戴くつもりでおります。 それではこれからも宜しくお願い申し上げます。
146 :
mint :04/10/01 16:30:05 ID:NLiNNlW9
>>143 25さん
>少女囚との関わりはこれから考えていきたいです。
>彼女の年齢、刑期についてはご想像にお任せします。
有紀受刑者は各読み手の想像の自由度が高いので良いのですが
少女囚の年と刑期は、はっきりしてた方が良いと思う、
主人公と年齢も刑期など、対比が出来やすいと思うのです。
読み手の判断に任せるのも良いのですが、
せめて中一の女子中学生とかでもいいかと思います。
刑期は終身刑が希望です。
他にもそれと想像できる子をだして貰えると嬉しいですね。
>今後もこのスタンスは変えないつもりですので、安心してください。
安心しました、どうもありがとうございます<(_ _)>
>わたしは今までの女囚物のゲームや映画に、いいかげん辟易していたため
>(個人的で申し訳ないんですが)「俺萌」世界を身勝手に公開しているアフォです。
25さんの「俺萌」世界はとても楽しめるんです、
こういう気持ちと感情を持つのは自分だけじゃ無いんだな〜って思いました。
25さんと知り合えて嬉しい思いです。
>賛同される方の御希望やアイデアも取り入れております。
>土曜より長期の海外出張です。
>一月ほど休眠させてください。
関空か成田かは分かりませんが、
空港の描写を書くために丁度良い取材みたいな物だと思えば良いかなと、
個人的に思えるんですが、仕事の事で頭が一杯だと思います。
一月の空白は期待感が高まりますが、
今は海外でのお仕事を優先してくださいね。
今後も宜しくおねがい致します。<(_ _)>
147 :
25 ◆tr.t4dJfuU :04/10/01 23:56:06 ID:OmRB9aEd
>>145 ご感想ありがとうございます。最高のできばえとは少し照れます。
「性奴隷囚」編は、いずれ機会を見てひっそりと行いたいですね。
フェミニズム関係の書籍とは、どのようなものを指しておられるかは解りかねますが、
この妄想の起爆剤となりうる、資料用の書籍は相当読み込んでおります。
一切の本を読まずに書いたものではありません。
提言はありがたいのですが、結果読み手の方のご期待に添えなくなってしまうことにも
繋がりかねませんので、少々複雑な心境です。
繰り返しになりますが「俺萌」世界のアカウントですので。
レスを行う関係上、お名前があったほうがよいかと思います。
>>146 mintさん、いつもレスありがとうございます。
う〜ん・・・。「一際幼い顔立ち」ですからね・・・。mintさんのお気持ちもわかりますが
まだこの少女の基本設定を確定していませんのでこの記述です。
繰り返し「終身刑」を希望されていますね。一生を鎖に繋がれ檻の中で・・・という悲哀感には
そそられますが・・・。少し整理させてください。終身刑の少女の心理状況を描写するのは至難です。
それでは。皆様。
しばらくの間、さようなら。
アフォが織り成す「俺萌」空間にお付き合いくださってありがとうございました。
一月後に、あるかなココ _| ̄|○
sage忘れてるし・・・・_| ̄|○
150 :
mint :04/10/02 02:14:56 ID:TX+fABtM
>>148 25さん
繰り返し「終身刑」を希望したのは25さんの文章力が高いからです。
つい期待してしまいます。
>アフォが織り成す「俺萌」空間にお付き合いくださってありがとうございました。
>一月後に、あるかなココ _| ̄|○
あると思うよ、継続を思案中です。
それでは良いお仕事を(^_^)v行ってらっしゃい♪
151 :
名無しさん@ピンキー :04/10/02 12:57:59 ID:DHqd6dlU
152 :
名無しさん@ピンキー :04/10/02 15:07:18 ID:S/CLQ0Hm
>>147 25番様へ、それではファカナリ−ヌと名乗らせていただきます。
このスレのDAT落ちに関する心配についてで御座いますが、1日につき真面目な
提言を2通書き込みすれば心配は御無用かと存じ上げます。
一度の大量の書き込みではなくても、内容が真面目なものでありさえすれば、
小出しでも他の板では大丈夫の様で御座いました。
特にmint様とふりゃ様が頑張って下さればよろしいのではないかと思います。
それではこれからもよろしくおねがい申し上げます。
154 :
名無しさん@ピンキー :04/10/02 20:39:51 ID:T922SV1c
155 :
mint :04/10/03 00:12:04 ID:FWUJawk8
>>153 ファカナリ−ヌさん
やっと名が付きましたか!
mintと言うのはフリスクとMINTAを貪り食うからなんですが。
>1日につき真面目な提言を2通書き込みすれば心配は御無用かと存じ上げます。
まあ、これから、色々と書き込みしますよ。
終身刑に拘るのもこれが一番の哀愁だからなんですが。
25さんの言われる、終身刑の少女の心理状況を描写するのは至難との事ですが。
これは、立場と状況によって違うと思います。
女囚ペンパルのHPで28歳の女の子が16歳で終身刑で服役、
書き込みに刑期『黄昏』とありましたね、未練がありそうなんだよねこの子は。
周りから結構独自の表現をして頭が良いと言われている子だけど、どうもさ、
この主張で失敗をしたらしい、だから終身刑になってしまったみたいだね。
17歳の少女のは極刑の所を終身刑にされ生きろとの判決に感謝しているとか、
思いましたけど、生かされる事を義務づけられた事になるんだけど、
罪を背負ってるけど前向きに生きようっていう女の子って感じに思えたね。
このHPは以前HDDがぶっ飛んでしまいデーターが無いのだよ、汗!
156 :
名無しさん@ピンキー :04/10/03 00:53:58 ID:MJaNlWZp
ふりゃさんへ 「刑務所・留置場総合スレ」のレス数が1000を越えました。 新しいスレッドを立ててください。お願いします。
157 :
mint :04/10/03 01:15:48 ID:FWUJawk8
>>155 あ、少し書き間違えた_| ̄|○ >25さんの言われる、終身刑の少女の心理状況を描写するのは至難との事ですが。 >これは、立場と状況によって違うと思います。 正解: 心理状況を描写するは至難なのですが、 各受刑者により、立場と状況がちがうのでその心理状況も各個人により、 違う物があるのではないかと言うことです。
主人公の有紀受刑者の場合も、終身刑で一生監獄の中で鎖に繋がれて一生を終える 少女囚人の場合も、扱い方によって心理描写が違って来るとのmintさんの見解に 賛成で御座いますね。 ここは、フェチ板であるという事が、却って悲惨さを和らげる描写だけになると 思います。重罪犯収容の月片女子刑務所に4人が揃って移送される事になるそう ですが、そこは、実は、政財官のエリート達、特に女性エリートの同性愛者達で かつオナニストのために女囚を育成するための懲罰教育が目的だったとすれば、 女性間同志でのレイプシ−ンの描写も全く描かなくて済みますから、SM板の 「囚われのお姫様って」とのスレとはかなりの違いが出せる様に思います。
159 :
mint :04/10/03 13:30:01 ID:LjvxH3WY
>>158 ファカナリ−ヌさん
終身刑少女の年齢が14歳ならいいなあって思うのも、
まだ未発達な体と感情のバランスがあるからなんです。
当然、収監先の世界は鉄格子の中だけどそこでは成人と同じ扱いなんですよね、
ここの意味って凄い物があります。
世代間のもの凄い差の間に上手くこの少女は入ることが出来ません、孤立してしまいます。
今までは中学で同世代同士で生活していますが、
年齢が色々といる社会では当然暗黙の了解で縦社会ですね、
孤立するのも当然です。
その女子刑務所の中で鎖に繋がれて一生を終える女の子は、
早く大人になってしまいたいと思うと思います。
でもそれまでの味方は有紀受刑者になるのではないかと思うんです。
しかし、大人になっても苦労は大きくなりますよ。
周りの女囚からみて外の世界を知らないからです、つまり社会の常識って事何ですが。
重罪犯収容の月片女子刑務所に4人が入所だろうね、
ここで注目したいのが、刑期が4年と短い有紀受刑者の刑期なんだ、
重罪犯収と言う事からしてかなり長期の刑に服する女の子が大勢いるはずです。
そこに4年の刑期の有紀受刑者が入所するのは、
嫉妬の対象にされると言うことになるのではないかと思います。
つまり、周りが敵だらけなんですよね。
160 :
mint :04/10/03 13:32:03 ID:EOkDXeF8
説明で分かると思うのですが少女囚と有紀受刑者は年齢の差はあるけど、 立場が近い存在じゃないかと思うんです。 他にも少女囚と同じ年代の少女もいるはずですが、 同世代同士ってぶっかりあうと仲間はずれも凄まじいのですよ。 当然、有紀受刑者は、性格と犯罪歴とである意味で尊敬のある位置づけになるかもしれない。 でも、少女囚は、護送車のなかで有紀受刑者を見て挨拶みたいな事をしています、 これは、自分の味方を作る事をしていると思うんです。 多分、少女の防衛意識がそうしたんだと思う。 >そこは、実は、政財官のエリート達、 これやっちゃ某ゲームみたいになってしまいます。 仲の良い女囚同士は精神的な繋がりを求めて軽いキスぐらいはすると思う、 ちなみに実際の刑務所では結婚が出来ない代わりに、 妹とかにして籍を入れてしまうそうですね。
>>159-160 mint様、仰る通りの御指摘ありがとうございました。女囚達の、各個人が置かれている
立場によって生ずる当然の心理描写を詳しく描いて戴きましてとてもうれしいです。
また、わたくしの提言もボツでよろしいかと存じ上げます。某ゲ−ムで既に出ている事は
存じ上げませんでしたが、これも理由の一つでよろしいかと存じ上げます。
わたくしが何故に提言したのかと申しますと司法取引という事実があったからで御座います。
国連+アムネスティVS旧ソ連各国+中国+インド+東南アジア諸国との「密約」の様なものです。
決議に先駆けて或いは従って、男女雇用機会均等法も実行するし民主化も進める代わりに、
男女を問わず同性間のそれ位の囚人虐待ぐらいは、オメコボシしてくれとの内容で御座いました。
しかし、このスレでそれを書き込んでしまうと、単なる現実の丸写しに過ぎず、
折角25様が創られた「女囚ファンタジ−ドラマ」としての最高傑作が台無しになって
しまいますものね。 それでは、これからも正論で素晴らしい提言をお願い申し上げます。
163 :
mint :04/10/03 21:30:36 ID:XfSQrbPF
>>161 ファカナリ−ヌさん
ああ、なるほど、
この手の行為って色々とありますからね。
それで思い出した女囚映画があります、
ブロークダウン・パレスですね。
国王に厳刑を申し出るが麻薬は対象にされていない、
だけどアリスは、今まで馬鹿をやっていたので親友を助ける代わりに、
その親友の分も服役するという司法取引?ですか、
この熱い友情に萌えましたけどね。
確か33年の刑期を2回ですね、つまり高校生だから、
18歳+33年+33年=84歳ですよね。
もう、ほとんど人生を鉄格子の中で終える年齢ですよ。
ただ、終わり方にちょっと納得いきませんけど。
結局麻薬を仕込んだのは誰なんだという謎があるのですよ。
アリスがやったんなら当然の結果なんだけどね。
まあ、刑期で言うと麻薬で終身刑の国もあるから、
この服役期間は変わりがないって所ですかね。
アリスは面会も差し入れも無かったらずっと独りぼっちだな。
親友の親からは厄介者扱いだから。
あ、そのゲームってミッションスレイブだった気がする。
>>162 立ちましたか(^_^)v GJ
>>163 mint様、ブロ−クンダウン・パレスは御覧になられたのですか。
残念ながらわたくしは見てなくて申し訳御座いません。
両手錠に足枷と鉄球が二つ付きの萌えるシ−ンは、TVガイドの映画紹介を
読んだ限りでは出て来ないとの判断を致しましたものですから。
それでも、アリス嬢の優しい心を利用しての、権力者達の常套手段である
「分割して支配せよ。」に使えそうで御座いますね。
女囚たちにも扱いに等級があるのに相応して、両手錠と足枷に鉄球二つ付にも
等級を設けたら良いと思うので御座います。
最下層の女囚に対しては単に懲罰を与えて苦しめるだけの出来映えでしかありませんが、
模範高級女囚扱いを受けるお方に対しては誇り?を持たせる出来栄えにしたら如何な
もので御座いましょうか。製作費用も良質の自家用車を購入できる位にかかり
頑丈かつ模範女囚の肌に対して優しい造りになっているので、24時間付けっ放しで
入浴時や運動時にも外す必要がなくて、しかも装身具といってもいい様な美しい創り
でも御座いますので、この様な扱いをされる事を目的に女囚の皆様が競争する様に
看守たちによって誘導される世界で御座います。
>>162 新スレ立て御苦労様で御座います。(^_^)www
165 :
mint :04/10/04 23:14:07 ID:RA9++Yih
>>164 ファカナリ−ヌさん
アリスというと新谷薫のALICE12、バイオハザードのアリス、
ブロ−クンダウン・パレスのアリスを思い出しますよね。
ここで菅野葵著の『ヤる女』角川書店のありすを思い出します。
このありすは『人を殺して鑑別所に収監されることを夢見る乙女』なんですけど、
ttp://www.geocities.co.jp/Bookend/1826/a.kayano.htm まだ、読んでいないのだな。だからアリスと言う名前は好きなのだね。
ネットで検索しまくり公式HPとか批評をチェックしまくれば、
ある程度は内容を察する事ができますよ。
ゲームは、ミッションスレイブじゃなかったかも?
確か私営の刑務所になってとかがあった気がするが思い出せない?
女囚の両手錠と足枷に鉄球二つ付にも
等級を設けたら良いと思うので御座います。
これは良いアイデアですね、頂ま〜す(^_^)v
奴隷の話は自分も「俺萌」空間がありますけど、娼婦とか好みではないのですよ。
その代わり、女の子が好きな女性が少女を物扱いする妄想もありますけど、
この場合、完全に等級社会です、何故ならば、奴隷少女は借金の返済の道具だからです。
持ち主の女性がどういう人か想像出来ますよね?
でも頭の中にしか無いのですがOrz
166 :
mint :04/10/04 23:26:53 ID:RA9++Yih
有紀受刑者の人気を食う萌える少女囚の事で気になる事を♪
>>114 >「明日の移送対象女囚、4名の連行が完了しました。」
ここで、各囚人は、囚人番号、刑期、収監先を報告しているんです。
有紀受刑者は自分の今年か頭に無かったと思う。
一方、少女囚は先が不安なので仲良くなれそうな相手をこの報告で、
どんな人が一緒に行くのか気になっていたと思います、
だから、この報告で有紀受刑者を知ったと思います。
護送車の中でニコリとしたか行動から察すると、人見知りするタイプではない、
それに眼を付けてくるのでもないから不良でもヤンキーでもない、
自分の世界観でしか行動しない犯罪者でもないみたいですね。
仮にそれなら、黙っていると思います。
つまり、ごく普通の女の子の行動なんです。
自己防衛からニコリとしているのも嫌われたくないという安心感を求めての物なんですが、
有紀受刑者は少女囚のアイコンタクトを絶ってしまった、
これは少女囚には苦痛なんですよね。
ごく普通の少女の犯した罪は相当重いはずです、
こういう少女の犯罪は恋人のライバルを殺害、薬物売買、
デート代稼ぎのために殺人を犯す、
いじめの仕返しで給食に毒物を混入させて大量殺人かなあ?
少女囚は立場は弱いです、同世代の中でもこういうタイプは、
下っ端ですから少女達の集団は弱いと裏切り行為が当然ありますよ、
つまり、信用のおける仲間は存在しない事になります。
あ〜萌える♪
167 :
mint :04/10/04 23:50:17 ID:RA9++Yih
間違い:有紀受刑者は自分の今年か頭に無かったと思う。 正解:有紀受刑者は自分の今の事しか頭に無かったと思う。 誤植してしまいましたOrz
拘束服の愛ディアとして、ウェディングドレスやお姫様ドレスを四六時中強制着用と
いうのは如何で御座いましょうか。1960年代以降、コルセットをつけなくても
長時間の着用が可能な様に、繊維の技術は日進月歩を遂げて御座います。
このスレの趣旨の「囚人服の女の子」の趣旨及び、「ドレス限定オナニースレ」との
区別を図るために、ドレスの原材料の繊維には必ず囚人服にはつきものの縞模様が
あり、ハイテク社会ですので、肉眼や可視光線では見えず、X線検査か何かで
はっきりと普通の衣類とは区別できるというのは如何なもので御座いましょうか!?
>>165 mint様、ブロークンダウン・パレスは一応ササット検索エンジンを使ってみました。
ただ、お話の詳細は思い出せたのですが、ええTVの予告宣伝フィルムのCMの場面
もで御座います。ただ、映画案内及び感想を述べておられる方のサイトや掲示板では
アリス嬢が両手錠に足枷と鉄球二つ付きの萌えシーンがあるかどうかは確認できませんでした。
もしも存在するのであれば早速レンタルヴィデオを借りてみて、美しいシーンならば
更にDVDでも購入したいくらいで御座います。萌え〜♪のシーンは御座いますか?
169 :
mint :04/10/05 22:54:19 ID:U9o9H+ej
>>168 ファカナリ−ヌさん
「ドレス限定オナニースレ」とすると25さんが帰国するまで少し待ちませんか?
自分の守備範囲をオーバーしている所があるんです。
だから、私なりに正確にこの件について、コメントする立場にないのですよm(_ _)m
確かに奴隷の話は自分も「俺萌」空間があります。こんな世界観ですね。
金の返済に困った債権者から女の子だけを買い上げる女性がその女の子を、
奴隷として管理する物語を考案していますよ。
ちなみにかなり厳しい管理をされますが言うことを聞く子だけは大事にされる世界です。
つまり奴隷としての自覚のある子だけ制限のある自由を与えられます。
このストリーでは奴隷の女の子が次の奴隷の女の子を買い付ける事に関わります、
つまり自分と同じ境遇の女の子を自分でこの子が良いと主人に勧めるのです。
そうその女の子もかってはそうやって買い上げられた女の子です。
ある意味で救済なんです。
まだ未定ですけど管理売春の組織と女の子の取り合いをしているらしいと言う、
だから、救済なんですけどね、でも本当はどうなんだろう?
25さんに書き上げてもらいたい世界観なんですけどね。
構想だけはあるんですけど・・・・・・・・(T_T)
170 :
mint :04/10/05 23:22:36 ID:U9o9H+ej
スレの趣旨は「囚人服の女の子」なんですが、 服役中の女の子の心と罪と鉄格子と鎖に繋がれた日々を語るのですよ、 それを理解して頂きたいのです。 罪を犯した女の子は普通の女の子としての生活も自由もありません、 そういう悲しい女の子が辛い日々を高い堀の中で過ごすのです。 二度と一般社会に戻れない女の子もいます。 この中じゃ意地と主張の張り合いの世界にもなるんです。 ファカナリ−ヌさんは女囚犯歴簿と愛女子刑務所をご覧になった事はありますか? 女性ゆえに愛と言う泥沼に填り犯罪を犯して冷たい鉄格子の中で刑期を勤めるんです、 女囚=奴隷じゃなくて、 女囚=女性として、哀愁のある女の子の生活を語って欲しいと思うんです。
171 :
mint :04/10/05 23:37:08 ID:U9o9H+ej
アリス嬢が両手錠に足枷と鉄球二つ付きの萌えシーンは無かった気がするんです、 そもそもこの映画を見ようと思ったのは、 下地にミットナイトエキプレスがあっいたからなんですけどね。 期待する程の物は無かった気がします、まあ、雑居房のアリスは良いんだけどね。 ブロークン意外にも色々と見ていますよ、 このアリスの立場だと自分から進んで犯行に及んだと思えるのですよ、 だからほとんど終身刑っていうのも当然かと思うんです。 両手錠ならNHKの少年達3だっけ?で、 少女ミチの両手錠越し縄の護送シーンってありますよ。 DVDになるとかいう話もあるようですが・・・ そうそう昔の少年ドラマシリーズにも牢に入っている少女があります、 しかし、当時のNHKはこのシリーズのテープを消去しているのもあるらしく、 あるんだろうか?
>>169-171 mint様、
女囚犯歴簿も愛女子刑務所も観ておりません。しかし、仰ることが正論である事くらいは
解ります。ただわたくしと致しましては、団鬼六的な愛の世界観を、昔の西洋ナイ図した
美事な描かれ方を25様がされておられるので、これに感動した次第で御座います。
わたくしがこれまで読んでまいりました著作の中から申し上げますと、
「女を装う」駒尺喜美(こましゃくきみ)編著 頸草書房(けいそうしょぼう)刊
203〜206P とか
「魔女狩り」森島恒夫(もりしまつねお)著岩波新書の旧青板
何Pなのか忘れてしまって申し訳御座いません。後で調べてまいります
とかの、大道具≒環境設定・小道具≒拘束用具と各登場人物の心理描写を
25様が縦横無尽に駆使されておられる所にも魅かれたので御座います。
補足と致しましては、「魔女狩り」が盛んに行われたのは、近世=ルネッサンス時代
である事を付け加えさせて戴きます。プロテスタントや当時の「反体制組織」の側も
ローマンカトリック教会よりもより積極的に推進していたので御座います。
犠牲者の1/4は男性あり悲惨な事実が色々と御座いますが、女性に対しての扱いが、
両手錠と足枷に鉄球2つ付きもより悲惨に実行されたので御座います。
しかも色白で美人でお金持ちの女性を組織的に狙う事が多かった様で御座います。
mint様、他の作品の詳細な情報を下さいまして誠にありがとうございました。
25様が帰国されるまで、ふりゃ様ともファンの皆様とも力を合わせて頑張れたら
いいですね。これからも宜しくお願い申し上げます。
誤植です。済みませんでした。著者の正しい漢字の表記は、 森島恒雄でした。「魔女狩り」の特に参照になった箇所は114〜117Pです。 世界各地域の告発歴史物を読んで思います事は、近代以降になっても、地球総計で 数えれば「白人」女性の奴隷の数が相変わらず一番多いみたいで御座います。 「帝政ロシアの農奴制度」「強制収容所」「反革命分子用精神病院」という名称に 変更されただけで御座いますね。日本だけがTVやマスコミや漫画家・小説家達、 映画輸入配給会社の多くは「編集権」の名の素に、「男性は苦労して当然」の イデオロギーに洗脳する事だけを行い、女性を金属製の手枷・足枷で繋ぐ描写を される方を異常者扱いする偏向が強いですし、現実の囚人や人身売買等の 「女性差別」を隠す事にばかり努めて?おりますが、それでは何の解決にも ならないでしょう。 ですからこそわたくしは、25様の投稿がフェチロマンに満ちた、哀愁漂う 今迄に見たことの無い傑作に仕上がっておられるので感激したので御座います。
174 :
名無しさん@ピンキー :04/10/06 16:58:07 ID:zNASlx8f
age
175 :
mint :04/10/06 22:56:41 ID:8SwcZKxU
ファカナリ−ヌさん う〜ん、これは日本の刑罰史に金属の拘束具が少ないのでその影響もあると、 思うのですよ、実際には金属の物はあるにはありますが、 希にしか使用されなかったとか。 「帝政ロシアの農奴制度」「強制収容所」「反革命分子用精神病院」ですか、 これは権力側からして都合の良い物が残ったと言うことですね。
ファカナリ−ヌさん 25さんには及びませんが「俺萌」空間を書きましょうか?
>>175-176 mint様、それでは「俺萌」空間の執筆を宜しくお願い申し上げます。
これはわたくしの見解でしか御座いませんが、日本ではあまり金属の拘束具が
使用されなかった理由ですが、鉄等の丈夫な重金属資源類の産出が少ないので、
値段が人一人の命よりも高かったからではないからでしょうか!?
記憶で思っていた所の本棚に保管していなかったので、著者名がわからないのですが、
「残酷の日本史」光文社カッパブックス刊の結論ではこうなっておりましたし、
近代以降も日本でも東アジアでも実際の所、「高級囚人」や「特別凶悪囚人」
にしか使用されていない理由もそうでは!?と思っております。
現代の日本を除くアジアの大半の国々の残虐な金属製の拘束具も、かつての
西洋諸国や旧ソ連の技術者と製品を輸入しての、お下がりなのかも知れません。
「ベルばら」の世界を史実どうりに女囚達に強制して、最後には自らが求める様に 育成するのも、わたくしと致しましては、「萌え」で御座いますね。 史実だと18禁扱いになるものですから。ロココの世界はで御座います。 池田理代子さんの自主規制と致しましては、1830年代のデザインで通した そうです。 髪の毛が長さ1mもあるポンパドゥ−ルヘアのスタイルを貫き通す為に、 きちんとした入浴は月に一度の割合でしかなくて、週に一度の割合の女性が 清潔とされた時代です。貴族の女性にとってさえもで御座います。 簡単な行水やシャワ−でさえもその日の体を洗う洗わないかを決めていた時代で ございますから。ヘアスタイルの中に鼠が通過しても美徳とされた時代でした。 ロングドレスやパーティードレスのほうの造りも、いつでも胸をはだけて魅せれる 様に大きく開かれていたそうでございますから、当然史実通りに描いたら18禁 扱いは間違いが御座いません。 25様の描かれるであろうと思われます女囚達に許された入浴やシャワ−の 周期の設定が、ロココ時代との共通項で御座いますので、ふと思いついた次第で 御座います。
>>179 かつてココに購入希望メール送った椰子がいたけど、何も返信がなかったらしい。
金属製の両手錠と足枷に鉄球2つ付きの扱いをされたら、女囚さんたちは 御しとやかに振舞うしかありません。そこで、最初から月片刑務所に「お人形」として 自分を調教して欲しいためだけに、司法取引?として全くの無実なのに、 ある親友の罪を庇って確信犯?として入る少女の無期囚人を登場させたら如何で 御座いましょうか。 世間で育成するとなるとお金持ちでしか出来ない費用が掛かりますから。 ええ、この事実は、女看守達の側にとっては暗黙の了解ゆえに、その少女の囚人を 当然スパイとして監視させる役割を命じる事になります。この立場の少女囚人(あるいは 少女囚人達)と、有紀受刑者や本当に「重罪」を犯して終身刑になった一般の精神の?? 持ち主である少女囚人達との絡みも描けたら一層面白くなるのではと、 勝手に思い込んで御座います。
182 :
名無しさん@ピンキー :04/10/08 20:45:09 ID:nMni6+Ek
オナニースレになってないか?
183 :
mint ◆Ng1TYHO64Q :04/10/08 22:42:36 ID:mLfU5gwf
>>178 ファカナリ−ヌさん
>mint様、それでは「俺萌」空間の執筆を宜しくお願い申し上げます。
はい、それでは書き込み準備にかかりますね(^^;)
遅筆ですが(^^;)
金属が貴重品だから拘束具に使用もというのはちょっと疑問に思います。
何故ならば、刀鍛冶にすれば仕事が与えられる物と思えるのです、
つまりその技術を与えなくなかったか、もしくは鉄砲などに重点を置いたために、
こういう物も刀も質が落ちたのではないかと思えるのですよ。
拘束具となると当然=鍵の必要性があると考えられます、
それに鉄砲が伝えられるまでネジが無いという事も原因であるのではと思います。
要するに固定はしてもこれをどうするかという物が上手く行えなかったのではと?
入浴は月に一度,しかもトイレ事情は極悪、
香水が必要とされる事情もこれでよく理解できますね。
女囚達に許された入浴やシャワーは日米の刑務所では差があるとか、
アメリカでは暴動を防止するために不快感を与えない為に、
日本では不快感を与えてこれを罰としての物だとかですか。
でも共用のショーツってアメリカではあるのかなあ?
人種の問題もあるからどうなんだろうと思うんですよね。
>>182 >オナニースレになってないか?
妄想だと思うが・・・
>>181 ファカナリ−ヌさん
「お人形」は勘弁してね・・・
親友の罪を庇って確信犯?として入る少女の無期囚は、
これだと彼氏の罪を被ってというのが通りがいいと思います。
でも彼は浮気をするとかね。少女は偽証罪だよこれで収監だな♪
金属製の両手錠と足枷に鉄球2つ付きの女囚は、
静かに一点を見つめるしかないです。
女囚がこういう事を言うのもありますよ、
『なんであたしはここに入っているんだろう?』
だから、『あたし、こんな鎖を付けて一生過ごすんだ・・・』って思うでしょうね。
有紀受刑者に望むところは、護送中の少女との関係ですね、
この少女が終身刑だと、どうしてそうなったのと聞いて、
少女の置かれた立場に同情して、真面目に服役しているなら、
面会も差し入れもしてあげると約束をするのがいいなあって思う。
終身刑の女性ってもね、罪を犯した立場って物があるのだよ、
これを抜きにして一生を刑務所で過ごす女の子と言う立場でいうのもなあ?
例えば盗みをするにも喰うに困ってと、面白いからゲーム感覚でというのが、
あるじゃないですか!
これと同じで、あたしの時間は終わったんです』と言う女の子と、
堀の中で自分の立場を強者として弱い立場の受刑者を虐めるって事をすると思いますね。
だって、ストレス解消も兼ねてるのですよ、懲りてないですから。
まあ、俺萌えで一生を刑務所で過ごす女の子を書きますけど・・・
トリックベイビーはDVDが出てたか♪
近々ゲットするか♪
ttp://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=vd&cf=0&id=45578 終身刑のアンジェラという少女が出てくるよ♪
471 名前:名無し調教中。[sage] 投稿日:04/10/08 20:33:16
見事にスレから人が居なくなりましたね。どなたかを除いて。
472 名前:ファカナリ−ヌ[sage] 投稿日:04/10/08 20:38:48
>>470 そういう訳で御座いまして、お姫様や侍女たちには同じ鎖に繋がれた姉妹としての
連帯と愛情が発生致しますし、鎖に自分達を繋いだ男性たちにも主従の関係としての
忠誠心と愛情とが発生する訳で御座います。わたくしは精神描写が下手なのでもしも
今年中にフェチ板の「囚人服の少女に萌えるスレ」の作者の25様が「性奴隷囚」を
こちらに進出されて描かれるとなると、お手上げなので御座います。
或いはmint様の「俺的萌え空間」でも同じ結果になる確率が高いので御座います。
473 名前:名無し調教中。[sage] 投稿日:04/10/08 20:44:10
>>471 理由はここも気持ち悪いスレになったからだろう。
これじゃ人はが来ない。
474 名前:名無し調教中。[sage] 投稿日:04/10/08 23:40:34
>472
まあ俺らはあんたにお手あげな訳ですが。
何を息巻いてるのかは知らんがフェチ板のスレの私信を
こっちに書かれても見てる方は正直訳分からんよ。
言いたい事があるなら向こうで言いな。
475 名前:名無し調教中。[sage] 投稿日:04/10/09 00:45:06
言いたい内容はとりあえず判るが、
その不気味な口調をなんとかしてくれ。な!
187 :
名無しさん@ピンキー :04/10/09 12:30:50 ID:0i6/EJDW
鉄球はいらんが、スパンキングシーンは重要だと思う。
俺はこんなイマドキありえないのより、現実的なのが好きだが 普通のお嬢さんがささいな過ちを犯して、不自由な生活をおくり地味な服を着させられる。 これだけで萌え。
>>188 禿同。
漏れが好きな、25 ◆tr.t4dJfuU さんの話に出てくる有紀たんは、もともと普通のお嬢さんだったのが、過ちを犯したことで受刑服を着なければいけないようになる。そんなシーンに萌え。
実際の社会でも有紀たんみたいな娘、多いだろうな。
190 :
名無しさん@ピンキー :04/10/09 15:17:52 ID:AeCG7TPg
>>188 賛同。
ただ、小説・映画にするにあたっては、
スパンキングシーンは重要だと思う。
現実の日本の監獄では、面白さにかける。
ファカナリ−ヌ氏が提言しているテイストも必要だ。
191 :
名無しさん@ピンキー :04/10/09 15:22:51 ID:AeCG7TPg
自分から手錠をかけられるために、 手を差し出すシーンが良い。 女囚が調教されていく過程がよく出ている。 スパンキングシーンも女囚モノには重要だと思うが、 焼印というアイディアは秀逸だと思う。 一生消えない傷に萌える。
192 :
名無しさん@ピンキー :04/10/09 15:36:26 ID:AeCG7TPg
結局、この小説が一番じゃないだろうか?
http://homepage2.nifty.com/074/keimusho20.htm 改めて読むと、作者の力量とアイディアに驚かされる。
入所シーンは実際の刑務所を研究しつくしたと思われる程、
リアルさがある。(カンカン踊り、尻穴検査など)
逆に、リアルではないかも知れないが、
第二部7回の女囚京子の全員尻たたきの懲罰のシーンは、
女囚モノには欠かせない。
こういうキッチリ押さえてある小説は安心して読める。
193 :
名無しさん@ピンキー :04/10/09 20:33:10 ID:VZub3jbQ
194 :
名無しさん@ピンキー :04/10/09 20:35:22 ID:VZub3jbQ
>186 なんだこれ? ぼくはファカナリーヌさんのカキコ、楽しみにしてます。
195 :
名無しさん@ピンキー :04/10/09 20:43:15 ID:VZub3jbQ
ぼくもファカリーヌさんの真似してアイディア出します。 小説は焼印希望です。 海外小説ゴルシリーズで地球人の女性が焼印を入れられるのですが、 非常に興奮しました。一生消えない身体の印に女囚としての哀れさを 感じます。刑務所内で所長が富豪相手に女囚を奴隷として供給している というアイディアはどうでしょう。 従わない女囚には神経鞭を浴びせるのが良い。 鉄枷はリモートコントロールでお互いが磁力でくっつくようにして、 普段は腕輪感覚が良いと思います。 首輪は必須です。
このスレだけは、この口調で通させて戴きますね。
>>157 mint様の仰ることが正論なのでは御座いますが、国連やアムネスティに、
月片女性刑務所が突っ込まれないための設定として、「自分」の意思によって
終身刑を選んだ少女達に対しての、女看守達の洗脳工作は必要でしょう。
月片刑務所で一生鎖に繋がれて終えた方が、世間に比べて楽しい人生を送れる
という完全に洗脳に成功した少女囚を「多数派」として出しても良いでしょう。
このために、足枷に鉄球二つ付きは、狭い牢獄の檻の中では体力を維持しそして
鍛える目的での、等級の高い女囚の皆様にとっては必要不可欠な日常生活に
欠かせない必需品となるので御座います。
かつて、幾つか、奴隷制度を廃止するのが反対の目的での奴隷達の反乱とか
ハーレムのほうで生活したほうが世間で生活するよりも安全な治安状態だからこそ
規則で鉄製の足枷と結ぶ鎖を常時身につけていなければならないにも拘わらず
現状維持を望んだ人々によって維持された事が御座いました。
洗脳による「終身雇用の安定」から外れるのが大嫌いであるがためにここまで
囚われの状態を望む人々が沢山いたのは驚きで御座います。
この反乱や保守的な?運動に加わった人の7割強が女性で御座いますから、
洗脳の成功のし過ぎは存在するのです。わたくしはそんな場面に「萌え」ます。
スパンキングに関しましては、等級の低い女囚さんにとっては懲罰に過ぎませんが
等級の高い女囚さんたちにとっては女看守との職務の範囲を越えた愛情と連帯の
証しとしてのみ出すのが宜しいかと思います。焼印に関しましても同じ意見で
御座います。なにしろここはフェチ板ですので。
>>195 現代は21世紀ですから、SFチックなフェチ目的での拘束用具なら使える
アイディアでしょう。わたくしに描く力量はありませんが。
>>196 ファカナリ−ヌさん
国連やアムネスティにねえ・・・
未成年に終身刑でもうイエローカード出されるよ(^^;)
でも考えてみればイギリスでも未成年に終身刑あるからなあ(^_-)
まあ、ケアもあったが・・・。
この場合、殺意を抱くのは12歳からと言われるようですね。
それで年齢的な問題としてはこの年齢以降の犯罪者を対象にするというものです。
しかも、服役中に修学させて、服役態度を考慮して反省の色の有る者を、
無期刑に減刑して服役させるが反省の見込みの無い者はそのまま終身刑になるとか、
いいと思うのですね。
それに収監者の出所後の被害者の保護を目的にした処置として、
収監所という施設を作りそこでは刑務所と同じ作りの建物で、
そこで、被害者に対しての賠償金を支払うために働かされるというものですね。
外の世界で仕事が無ければここで一生働くのだよ・・・
昔の借金を払えない人に似たのがあったなあ。
要は、被害者の保護を目的として収監者の今後の収監生活を考査すると、
いうケアもあるというのなら手を出しにくいかと思いますが。
どうですかね?
199 :
被虐幻想 :04/10/09 22:30:05 ID:VZub3jbQ
足枷鉄球の動画はP4Wで見た事があります。 鎖を引きずりながら、カメラに向かって、 「痛いから外して・・・とか言っていました。」 鉄球つきで女囚を描いているる映画などは見た事がありません。 お笑い系ならありそうですが。 小説は、普段の女囚の生活も描いて欲しいです。 禁固刑では運動不足になって便秘になります。 そこで強制排泄もいいですが、それは21世紀女刑務所で描かれています。 悪徳女所長の資金源獲得の為の強制労働施設を併設しては如何でしょうか。 鎖をつけられ、日々、汗を流しながら肉体労働をさせられるのです。 貴金属採掘で、労働時には掘り出した金品を隠せないように、口には 猿轡、陰部には貞操帯を施してから作業に当たります。 作業予定に満たない班は連帯責任で懲罰対象で、厳しいスパンキングを 受けなければならないのです。 そして美女はオークションにかけられるのです。 おお、我ながら斬新で、誰も見た事がないアイディアです。
200 :
名無しさん@ピンキー :04/10/09 22:34:19 ID:jzqCdj8t
200
>>192 ここの小説は知ってますよ。
確かにリアルですよね。
>>197 洗脳ねえ、確かに厳しい刑務所生活って有る意味で、
洗脳に近い物があると思うよ、マジで!
スパンキングっても鞭による厳しい罰をお尻に受けるのがいいかな、
それにお灸もありだね。
>>199 P4Wでその動画は見てないな〜なので探してみますか。
どっかでサングラス掛けてる女囚が片足に鉄球ってのがあったんだが、
これ、鎖を右手でもって歩いてるんだよね。
21世紀女刑務所の作品、知っているけど、
どうも馴染めない物があるんだよね、個人的にだけど。
陵辱って事なんだけどね、自分は哀愁を求めるからなあ、
女囚が調教されていくというのよりも、
高い堀の中での生活をふっと堀の外に目を向ければ、
かって自由な外の生活していたんだよなぁあ、
もうあの時に戻れないんだっていう哀愁感の方が好きなのですけどね。
個人的に陵辱しててもこれじゃあ館物とあまり変わりが無くなってと感じる。
女囚が牢の鉄格子を握って、寂しげな表情をするシーンって好きなんですけどね。
202 :
名無しさん@ピンキー :04/10/09 22:59:32 ID:VZub3jbQ
>>201 鎖鉄球はこれデス
://www.prison4women.net/video/bb-lorelei9223.mpeg
>>202 みたよ、ありがとう(^_^)v
もう少し、若ければいいんだけどねえ♪
204 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 00:36:02 ID:sa4XY+au
スパンキング、懲罰、苦痛を与える方法も色々ありますが、 考えたら、鎖鉄球もそれ自体が非常にきつい拷問じゃないのでしょうか。 久しぶりにP4W動画を見て、そう思いました。 想像力を駆使すれば、一見ソフトと思われる25氏の小説に萌えます。 鉄枷を拒否したユキの心情がよくわかります。 僕は間違っていたかも知れない!! 拷問シーン要らないです。
>>202 様
鎖鉄球の画像が見れません。P4Wの動画もで御座います。ウィルスバスターを
入れている為に過剰反応してしまうので御座いましょうか!?
>>204 様
だからこそ、女囚さんたちや少女囚人たちの手首足首の定期的な身体測定が
あるので御座います。等級の設定とか洗脳の方法とか「お人形」としての
育成を提案したのもこの為で御座います。拷問には相当しない、それぞれの
女囚さんに合わせた鎖鉄球の製作費用を考えたならば、良質な自家用車の
値段に相当致しますと以前に書き込んで御座いますよ。
>>195 様
ゴルシリーズは最初の頃だけは、2〜4巻までは読みました。しかし、
「萌え」れませんでした。
話の進行が奴隷制度廃止論者の主人公の男性の視点から描かれており、主人公自身が
この世界での冤罪被害者としての奴隷生活と、主人公の才能による奴隷制度推進派への
「天誅」の場面で終わってしまいますから、飽きるのが早かったので御座います。
そういう訳で、コピペして下さいました
>>186 様、どうもありがとうございました。
207 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 10:06:35 ID:QOfagcI1
21世紀女子刑務所、いいですね。 ここの25の続きはどうでもいいけど。
>>195 様
正確にはゴルシリーズは「萌え」の場面が少ないというべきで御座いますね。
失礼を致しました。最初読んだ当時はもっと女性たちの「萌え」を出せと思った
ものでございます。作品の設定世界の状況はこうですので、主役を替えろ!!
社会改悪はヤメレ!!と読んだ当時は思ったもので御座います。
それも理由の一つとして、25様の描写に感激した次第で御座います。
焼印に関しましてはフェチ板固有のために、健康板から参考に持って参りました。
「お人形」にも製造メ−カーの印は刻印されていますので別にいいとは思いますが、
SM板との違いを出す必要が御座います。焼印を消す医学の技法も御座います。
ですから、焼印を消して同じ場所に新しい印の焼印を再度押す事も可能で御座います。
方法は、消したい焼印の箇所に葉緑素を塗って、プロの外気効師(西洋では手かざし
療法士の名称で呼ばれています)に数回エーテル(善玉電磁波と現代では言われて
おります)を掌から照射してもらうと、消去に成功する事が確認されております。
従って等級によって焼印の印も変化するという設定も良いかと存じ上げます。
焼印を一旦消す事も、手術なしで済む装置も機械化発明されているそうです。
残念ながらわたくしは、エジソンオジサンとドクタ−中松の装置しか知りませんが
検索すればもっと出て来ると思います。もちろん発明の最初の目的は患者さんの
火傷の跡を消す目的での発明で御座いますが見事に転用できるそうですよ。
209 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 19:52:37 ID:+myiYrfF
わたしはそれからさらに三十分ほど、待合室にひとりですわっていた。 なにを待たされていたのか?わたしにはわからなかった。これからわたしは、 どうなるのだろう?収容所に送り込むと言っていたが、まさかほんとうにそん なことをするはずがない。 だいがい、わたしが収容所に送られなければならない理由など、なにもない。 ほかの入国審査官が待合室に出入りするたびに、わたしをじろじろと見てい った。どこから来たのか、とたずねてくる審査官もひとりいた。わたしがそれ に答えると、彼女は歯のあいだで音を立てた。「どうしてこういう人たちって、 自分の国にいようとしないのかしらね」彼女がそんな言葉を口にするなど、信 じられなかった。わらだじゅうに寒気が走った。こんなはずではなかったのに。 しばらくすると、明るいブルーのシャツと黒いズボンを身に付けた、背の低い ずっしりとした感じの黒人の女の人が入ってきて、わたしに近づいた。入国審査 官が全員白のシャツを着ていることには、すでに気がついていた。つまりこの女 の人は、入国審査官ではないということだ。どこかべつの機関に所属する人間なのだ。
210 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 19:54:31 ID:+myiYrfF
「さあ、行くわよ」と彼女は言った。 「どこに行くんですか?」 「施設」 「なんですって?」 「ほら、来なさい。行くわよ」 「スーツケースを持っていけますか?」 「だめ」わたしは、取っ手のまわりにハンドバッグのストラップをくくりつけたままの スーツケースをそこに残し、彼女のあとについて短い廊下を抜け、べつの部屋に入った 。そこはさっきの尋問室より大きかったが、テーブルも椅子もなかった----一枚の壁に 沿って、金属製のベンチが置かれているだけだ。部屋の裏にはバスルームがあったが、 かなり不潔で、部屋じゅうにトイレのにおいが充満していた。ここまで案内してきた女 の警備員も、わたしにつづいて部屋に入り、背後でドアを閉めたあと、上着をベンチに 置くようわたしに命じた。わたしは言われたとおりにした。 「ベルトはつけてる?」と彼女が訊いた。 「はい」変な質問をするのだ。 「それを外してちょうだい」 「ベルトを外すんですか?」 彼女が冷たい視線を向けた。「何度も同じこと言わせないで」 わたしはベルトを外した。 「上着の上に置いて」 わたしはベルトを上着の上に置いた。 「靴」 「靴って! どうして・・・」 「靴!」 わたしはブーツを脱いだ。 「装身具」 イヤリング、ネックレス、時計、そして指輪を外した。
211 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 19:55:35 ID:+myiYrfF
「今度はジーンズ」 ジーンズ!わたしはパニックを起こしかけていた。ここが収容所なの?トーゴにいた ころ、監獄に入る男たちは、素っ裸で検査されるという話を聞いたことがあった。つま り、わたしもこの部屋に閉じこめられるということ?この悪臭が充満する部屋に? 「ジーンズ」 わたしはジーンズを脱いだ。 「靴下」 靴下を脱いだ。 「セーター」 セーターを脱いだ。 「シャツ」 シャツを脱いだ。 「ブラジャー」 「ブラジャー!いやです!お願いです!」 「脱ぎなさい!」 わたしはブラジャーを外すと、すぐに両腕を胸の前で交差させ、からだを隠した。 「両手はからだの脇に」 両手を下ろし、うつむいた。恥ずかしさのあまり、頬が燃えるように暑かった。 「パンティ!」 「いやです!お願いです!パンティーだけは勘弁してください!お願いです!いま生理 中なんです!ナプキンを使ってるんです!」 「脱ぎなさい!」 「できません。お願いです。許してください」 「脱ぎなさいったら!」 わたしはパンティを脱ぎ、生まれたままの姿で彼女の目の前に立った。汚れたナプキ ンがさらけ出され、言葉にできないほどの恥辱を感じた。
212 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 19:56:03 ID:+myiYrfF
「よろしい。今度はしゃがんで咳払いをしなさい」 なにがなんだかわからなかった。どうしてそんなことをさせられるのだろう。わたし はさっとからだを沈め、コホンと咳払いをすると、すっと立ち上がった。 「そんなのはだめ。ゆっくりしなさい。しゃがんだまま三回咳払いをしてから、立ち上 がる」 わたしは言われたとおりにした。「今度はうしろを向いて。同じことをしなさい。背中 をこちらに向けて」わたしはうしろを向いて、同じことをくり返した。もうどうでもよ かった。もはやそれは、自分の身に起きていることではなかった。わたしの心は、もう そこにはなく、どこか遠いところに行ってしまっていた。 「よろしい。服を着なさい。ただしベルトと靴と上着はそのままにして」 わたしは服を着た。彼女はベルトとブーツと上着を手に部屋から出て行くと、ドアを閉めて錠を下ろした。わたしは金属製のベンチに腰を下ろした。
213 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 19:56:51 ID:+myiYrfF
寒くなってきた。両腕をからだにまわし、足をすりあわせ、少しでも温まろうとした 。凍えるほど寒く、空腹だった。バスルームを使いたかったが、あの臭いトイレに近づ くと思っただけでも、ぞっとした。さっきの警備員はいつ戻ってくるのだろう?まさか 一晩じゅう、こんな状態で放っておかれるはずはない。でも、もしそうされたら?月曜 日まで、このままの状態で放っておかれたら?ここに永遠に置き去りにされたら?そう ならないともかぎらない。なにしろわたしがここにいることを知る人間は、誰もいない のだから。誰もわたしを見つけてくれないだろう。いやだ!そんなふうに考えてはだめ 。そんなことをされるはずがない。でも、もしそうされたら?もう、頭がどうにかなっ てしまいそうな気分だった。 私はそんな状態で四時間ほど置き去りにされた。まともにものが考えられなかった。 午後十時を過ぎたとき、先ほどわたしを素っ裸にした警備員が戻ってきて、わたしのブ ーツとベルトと上着をベンチに置いた。 「着なさい」そのときは、彼女も同じ言葉をくり返す必要がなかった。わたしは凍えか けていた。「よろしい。じゃあ行きましょう」彼女は開いたドアを手で押さえながら、 そういった。「出なさい」部屋から出ると、べつの警備員が待ちかまえていた。背の高 い太った黒人の男の人で、脇にわたしのスーツケースを持っていた。ハンドバッグのス トラップは、取っ手にくくりつけられたままだった。
214 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 20:00:02 ID:+myiYrfF
女の警備員がうしろのポケットに手をのばし、手錠を取り出した。彼女はわたしの右 の手首をつかんだ。「お願いです!」わたしはヒステリックに泣き叫びはじめた。「や めてください!そんなものをつけないで!お願いです!収容所には入れないでください !収容所なんて生きたくありません!」 彼女はわたしの右手首に手錠をがしゃんとかけると、今度は左の手首をつかんだ。 「お願いです!やめてください!」わたしはしゃくり上げた。 「わたしは自分の仕事をしているだけなのよ」彼女は手錠をわたしの左手首にかけると、きつく締めた。 「痛い!きつすぎます!」 彼女は手錠をゆるめた。「これでいい?」 わたしはすすり泣きながらうなずいた。涙が頬を伝っては落ちた。男の警備員が押し 黙って床をみつめる一方で、女の警備員はわたしの腰にずっしりとした金属の輪をかけ た。つぎに彼女は、わたしの右足首と左足首にそれぞれ鎖をかけ、それを腰に巻いた鎖 につなげた。そして最後に、左右の足首を鎖でつないだ。わたしは鎖でがんじからめに されていた。まるで、犯罪者のように。殺人犯のように。 「スーツケースを持ちなさい」と彼女が言った。 わたしは前にかがみ込み、両手でスーツケースの取っ手をつかむと、それを持ち上げ、 両足の前にぴたりとつけた。そうするしかなかった。彼女と男の警備員がそれぞれ左右 の少しうしろにつき、長い廊下を一緒に歩きはじめた。ふたりとも、わたしの腕のうし ろ側をつかんでした。両足首ががちゃがちゃと音を立てる重くて短い鎖につながれてい たために、うまく歩くことができなかった。スーツケースは重く、一歩踏み出すごとに ひざにあたった。左に、右にからだをゆさぶられながら、数歩ごとに足を止め、スーツ ケースをぐいと引き上げなければならなかった。どちらの警備員も代わりに持とうか、 と声をかけてはくれなかった。わたしが四苦八苦するのを見ても、知らんぷりをしてい た。ようやく暗い夜空の下に出ると、縁石にワゴン車が駐まっていた。女の警備員がワ ゴン車の脇のスライドドアを開けた。
215 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 20:00:25 ID:+myiYrfF
「乗りなさい」と彼女は言った。わたしはスーツ ケースを持ち上げようとしたが、どうしてもできなかった。もうくたくたになっていた のだ。現地時間で午後十一時、ドイツ時間で午前五時になっていた。つまりわたしは二 十四時間眠っていないことになる。わたしはもう一度試みたが、バランスを失い転びそ うになった。そのときになって、ようやく男の警備員がわたしの腕を支えたあと、スー ツケースを受け取り、軽々とワゴンのなかに放り込んだ。そしてわたしを半分持ち上げ るような形でスーツケースの脇に座らせると、ドアを閉めた。その一分後には、ワゴン 車は通りに出ていた。男の警備員が運転し、助手席には女の警備員がすわっていた。色 つきガラスの窓の外は、ほとんどなにも見えなかった。車の形をした黒っぽいものが通 り過ぎるのと、ライトがいくつか見えるくらいだった。どうやらハイウェイを走ってい るようだった。これからどこに連れて行かれるのか、さっぱりわからなかった。ふたり とも、なにも教えてくれなかった。とにかく収容所に向かっているのだ。わたしにはそ れだけしかわからなかった。
216 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 20:05:35 ID:qUmNyq2B
新作キター! 早く続きが読みたいです。
>>204 >考えたら、鎖鉄球もそれ自体が非常にきつい拷問じゃないのでしょうか。
これだと何でも当てはまり出す恐れもありますよ。
収監も精神的に苦痛を与えますからね。
拘束衣もそれ自体が非常にきつい拷問だと思うんです。
25さんの想定する俺萌え小説の世界観なので、
判断はご自分で判断されるのが良いかと思います。
>>205 ファカナリ−ヌさん見れない?
見れるけど、う〜ん原因はなんだろう?
焼き印を消すのですか?
う〜ん、犯罪者の処罰の印としての焼き印ならこれを消すのは、
犯罪行為かと・・・
やけどの場合、広さよりもその深さが問題ですか?
それを考えると焼き印って深さが何度のやけどなんだろうって考えてしまうのですね。
遅筆が・・・orz
おおよそのシナリオが出来てますけどね、
ちなみに題名は『砂漠で』です。
他の人の新作に対してはなんのコメントも無し、か。
>>218 感想を書くのが遅れた、すまんm(_ _)m
パンティーと言う呼び方が、古い印象があるかな、
ショーツか下着の方が呼び方としては印象が良いと思う。
最初の所でちょっと状況が解りにくいって感じだったね。
特に主人公の女性がどんな感じの人なのか触れられていないのが残念、
ちと読みにくい感じもあるんだけど、
読んで行くと言いたいことが次第に解ってきた。
特に良いなあって感じがあるのが、
手錠を掛けられてからスーツケーストランクを持って行くシーンだね、
そこからが良くなっているから以降、楽しみだね。
220 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 23:23:03 ID:xNbLg5EY
221 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 23:38:39 ID:xNbLg5EY
>>217 小説期待してます。頑張って下さい。
mintさんワールドはすごく期待してます。
>>217 mint様、眠りに入る前の午後7時代では、人大杉で御座いましたね。
>>218 様
ドイツ時間と述べてある所がいいですね。主人公が白人女性≒アルビノ女性らしい
設定に萌えますね。白人≒アルビノ=優性遺伝子の証明は別の機会にする事に
致しまして、地中海人種は東アジア人より色の濃い黄色人種・「インドアーリア」人と
アラブ人の大半は黒人種ゆえに、わたくしと致しましては萌えれない事だけを
取り敢えず申しておきましょう。
>>221 期待して頂いてどうもありがとうございます。
多分、25さんびっくりかもなあって感じの世界観です。
mint仕様の俺萌え世界なんですが、この設定はかなり古いのですよ、
今回、若干の焼き直しがあります。
>>222 ファカナリ−ヌさん、
人大杉の花粉症ですね、被害が・・・・・笑い(^^;)
『砂漠で・・・』と言うと映画の『流されて・・・』ってあったような?
あっちは無人島ですがこっちは砂漠地帯ですね。
遅筆ですがよろしく<(_ _)>
『砂漠で・・・』 ここは日本じゃない、どこか外国の砂漠地帯と呼ばれる地域に、 バタバタという荒々しい音を立てながら、大型ヘリコプターが1機、飛んできた。、 コンテナを搭載したトレーラーの横に着陸すると扉が開き、 中から女性刑務官とまだ、あどけない顔をした, 10代の少女達が両手に冷たい手錠を掛けられて腰縄で繋がて、 華奢な足には足枷に1キロ半の鉄球が付けられていた少女囚が、 ヘリから次々と降りてきた。 全員で女性刑務官が3人に白衣を着た女性が一人と、 少女囚が7人が刑務官に即されるように降りてきただった。 少女達の服は、少女刑務所内の学校にも通学すると言う事なので、 見た目はごく普通のセーラー服にミニのスカートだが、 これでも囚人服なのだ、服の色で刑期が指定されていて、 夏冬共通の薄い生地だが青地に白色のストライプの入った服で、 この刑期指定色は全員が終身刑の少女達ばかりだった。 背中から見るとショーツが3センチ?いや5センチぐらい、 チョコンと可愛く見えるほど凄く短いスカートからは、 未成年の女囚と言うことが想像も出来ないくらい可愛かった。 ただ、私物は制限されていて、 少女囚の履いているショーツは共用の薄汚れたショーツで、 茶色いシミの見える少女もいた。 少女達はトレーラーの前に並べられてある実験の準備をされていた
長身でスラリとした女性刑務官が、少女囚の背中に食料と水の入ったディパックを、 装着してまわりGPSを手に持たせると。 白衣を着た女性にこれより少女受刑者の実験の準備が整いました、 実験開始、いつでも出来ますと話しかけた、 女性は了解、実験の開始準備の件、了解しましたと話した・・・ この実験の内容も目的も少女達には知らされていない。 少女達の目的はこの砂漠地帯を支給されたGPSの目的地にたどり着くこと。 それが出来れば無期刑に減刑される事もあると言うだけの内容しか少女は聞かされていない。 それだけなのだ。 目標地点まで到達が出来ない、もしくは諦めた場合、 このコンテナの中に収監するように言われている、 コンテナはの事は事前に簡単に説明をされていただけで、 どういうコンテナかも少女囚達は知らない、ただ檻という事だけは理解している。 白衣の女性はこの実験の責任者である菅野刑務官に、 そろそろ実験開始の時刻ですねと言うと、 どれだけ実験の成果が出るか解らないね、結果は楽しみですねと言うと。 並ばされている少女囚達のまえで菅野刑務官は、 これより、実験を開始する、その前に生理など始まった物はいないか? いればナプキンなど支給するので申し出るようにと言うと。 居なければこれより実験を開始する。 いよいよ、少女囚達に緊張感が走った。
>>224-225 mint様の『砂漠で』にも期待大で御座いますね。「裁くでェ〜〜(^^;」との掛け合わせですよね。
>>211 トリビア トーゴは1885年〜1915年まではドイツの植民地でした。
>>217 mint様の仰る通りです。健康に良いものや体操も遣り過ぎると拷問に転用できます。
東洋に古来から伝わる拷問の技術にはこういうのが多いので御座います。
ロココ時代からのネタと致しましては、女囚さん達の入浴シーンにも転用できると思った
事が御座います。普段安物の!?金属製の手枷と足枷に鉄球2つをつけられている「普通」の
女囚さんは一旦外して貰える訳ですが、入浴の許可が下りるのは一週間毎で御座いますから
垢落としと衛生さを保つ目的で数時間はぬるま湯に浸からなければならず、この時点での
逃走防止の目的であらかじめ設置されてある大きな浴槽に付属している!?錆びない金属で
出来た鎖の手枷足枷に入浴中も繋がれるという設定で御座います。
等級の高い女囚さん達や目標が「お人形」の女囚さん達は普段も入浴中も、高級製品の
金属の手枷足枷に丸い錘二つ付きな訳で御座いますが、24時間どんな時も取り替える
必要がない高級品になぜその様なお金が掛かるのかの説明は次回の書き込みに
先送りする事を御寛容下さいませ。
これでは、オナニーにさえなりません。健康板からの亜流で御座います。 等級の高い女囚さんたちや「お人形」を目的とする女囚さん達用に ついてです。装身具の働きもするお金の掛かる高級品に 丈夫な金属製品の手枷足枷がなぜなってしまうのかと申しますと、 手首よりも少し上の部分に合う腕輪や 足首の少し上の部分に合う足輪の製作費用に お金と手間暇が掛かるからで御座います。 おのおのの女囚さん達の手首足首にも個性が厳然と存在致します。 この個性に合わせなければ洗脳は不可能なので御座います。 手首足首の定期健診が必要な事は言うまでもありませんが、人間の一日には 体の防御反応という恒常性が御座いますので、体をどれだけ動かしたかによって 手首足首の太さが朝と夕方では違いますし、ええ足の平のサイズによる靴の 選び方と同じで御座いますね、これだけでは不充分なのです。 腕輪と足輪の内径の部分とそれぞれの女囚さんの皮膚の間が擦れない様に この中の僅かな隙間に人工の皮膚を整形外科の手術によって貼らなければ ならないので御座います。一回当りの手術に掛かる時間と費用は現代では 安上がりに出来ると聞き及んで御座いますが、貼った人工皮膚も半年程度で 生体に同化するそうで御座いますが、その後の一生再手術を必要としない 女囚さんは稀であり、生体≒手首+足首の変化に合わせての再手術が必要なので 御座います。少女囚人だけでなく、成人女囚でも同じことが必要で御座います。 丁度纏足の繰り返しをソフトにしたものと言えば良いで御座いましょう。
230 :
名無しさん@ピンキー :04/10/11 13:59:23 ID:4K4j5Hxz
>>229 服を体に合わせるんじゃない、体を服に合わせろと教育される
自衛隊のように、鉄枷は大、中、小、子供用とかいいんでないでしょうか。
サイズが合わずに苦しむ女囚がいても一興かと。
231 :
名無しさん@ピンキー :04/10/11 14:00:21 ID:4K4j5Hxz
>>225 いいね。ちょっとバトルロワイアルちっくなとこが楽しみだね。
232 :
名無しさん@ピンキー :04/10/11 17:31:31 ID:GcC+uoD6
233 :
名無しさん@ピンキー :04/10/11 18:19:25 ID:GcC+uoD6
>>233 様
の投稿で思いついたので御座いますが、普通の女囚さんたちは囚人服のまま入浴を
強制させるというのは如何でしょうか!!良く子供が気持ちいいからという理由で
シャツまでしか脱がないでお風呂に入ろうとするので困るというご近所からの会話を
フット思い出したものですから。両手錠に足枷鉄球2つが歓びになってしまったかたに
のみ許される御褒美として与えるのが良いと存じ上げます。
マゾでなくてもある種の人々にとっては≒労働が生まれつき歓びであるような人々は
環境に慣れると定期的な鞭打ち等を始めとする責め苦がないと充実した一日を感じ
とれなくなると心理学の著作に記されておりましたもので御座いますから。
あと、洗脳の技法と致しましては物として扱われる事に快感をおくようにすると よろしいかと存じ上げます。囚人服のまま入浴してお風呂から出た後、「乾燥室」 なる部屋に入れて、火傷を負わない温度の状態で囚人服と体を乾かすので御座います。 等級が上がると髪にヘアカーラーを巻いてあげて好きなヘアスタイルに 整えてあげると「フランス人形」の様な快感が与えてあげれるので良い手段だと 思うので御座います。一番簡単なのは意外にもフレンチロールこと縦ロールですが、 これだけでも4日は持ちます。これ以外のパーマヘアになると専門の美容師さんが 必要で御座いますが、等級が上がるにつれてそういう技術を持った女看守たちに よって愛撫される環境設定があったらいいなあと、思う次第で御座います。
>>230 様
ここの作者の25様とmint様209様に一任致しましょう。わたくしには皆様が
納得できる表現力が御座いません。ミャンマーの軍事政権が躾と称して普通の
少年少女たちに強制労働させていたのでアムネスティが問題として取り上げました
もので御座いますから、文章力のある方に描いて戴くと良いと存じ上げます。
237 :
名無しさん@ピンキー :04/10/11 23:01:43 ID:GcC+uoD6
238 :
名無しさん@ピンキー :04/10/11 23:11:47 ID:GcC+uoD6
そろそろ基本に帰らないか? 1 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:04/09/08 03:13 ID:QoMr7OSk 女子刑務所に入っている女の子、 手錠姿に萌える、足枷に萌える牢屋の中に入っている 女の子に萌える、女囚が好きな人書き込んで<(_ _)>
239 :
名無しさん@ピンキー :04/10/12 00:22:11 ID:SHzRKtoW
240 :
名無しさん@ピンキー :04/10/12 00:40:21 ID:TBNecSU8
>>239 スミマセン。
直アドレス失敗しました。
明日にでもアドレス書き直します。
>>228 ファカナリ−ヌさん
錆びない金属と言うとステンレスかカーボンを使用した方がいいですね、
カーボンで手錠と足枷を作って、鍵もそれで作れば問題もないかな?
それと、手錠と足枷は要するに輪にした感じで、
固定して鎖だけ脱着すると言うのはどうなるんですか?
これの場合の影響ってよく知らないのですが?金属アレルギーぐらいですかね?
>>230 さんの
>服を体に合わせるんじゃない、体を服に合わせろと教育される。
これは中国のあの女性に小さい靴を履かせるの習慣があったのを思い出させますね。
>>231 さん
バトルロワイアルですか、あはは。
少女囚達は、全員が青春真っ盛りの可愛い終身刑の女の子達です、
無期刑になるかもしれないと言う希望をもって目的地に向かうのですが、
どの少女がこの主人公になっているのか楽しみな所ですね。
>>238 >そろそろ基本に帰らないか?
そうですね、でも小説は書きますけど♪
女子刑務所に入っている女の子で萌えるのは、
哀愁のある子ですね、それか美人か可愛い女囚ですね。
その中でも終身刑の女の子に萌えるのは、生きたいでも堀の外の世界にも、
未練があるからっていう哀愁とそのギャップの諦めですね。
>>240 >明日にでもアドレス書き直します。
宜しくお願い致します。
>>241 mint様、書き込み忘れで御座います。申し訳御座いません。
金属アレルギーを起こさない手枷と足枷の材料は=外科手術に使用されるメスと
同じ高品質のステンレスでできて御座います。だから等級の高い女囚さんたちや
「お人形」系の用途には制作費用が高くつくので御座います。
わたくしと致しましては手枷足枷の「かたち」にもこだわりが御座います。
古代〜近代での、西洋やハレムでの白人や色白の、女奴隷・女囚人・
「魔女」・ロシア女性農奴たちに対して使用された「旧式」の輪の部分が
皮膚に接触する面積の広いのに萌え!!ます。
史実は女性の割合が7割強で御座います。 それに、
確かに現代の「新式」の方が枷の部分は鍵の部分も丈夫で外し難いのでは
御座いますが、鎖の部分は昔に比べて軽くて断ち切り易くなってますので
萌えないので御座います。。
>>230 様
作者様の文章の力量いかんによっては、わたくしも萌える事は御座いますよ。
P4Wの画像も
>>202 様の上げて下さったサイトも拝見できないです。未だに。
ウィルスバスターの過剰反応ではないでしょうか?
>>202 様、
mint様、ようやく御尊顔を拝顔する事が出来ました。見れなかったのは当方の
入力ミス=一字違いで御座いました。わたくしと致しましては「萌え」ました。
確かにmint様の仰る通り年を食ってはおられますし、足枷や手枷の部分ももっと
お肌に優しい造りになってれば良かったと思います。 しかしこういう状況での
撮影で素顔を曝け出される事自体がとても勇気のいる行動だと思いますので、
この白人女性のかたが大好きになりました。DVDかヴィデオソフトが購入
出来るなら購入致したいと思ってございます。方法が解らなくて困っているの
ですが、ディスクに保存したいので方法を御存知のかたは、技術を著した本を
お教え下さると幸いに存じ上げます。「萌え」結婚したい理想のお方で御座います。
このフィルムに関するこぼれ話と致しましては、5年くらい前に撮影された作品で
御座います。2000年2月に大きな本屋さんで「安全な表アダルトサイトリスト」
を纏めた著作の購入の理由がこの作品の写真だったからで御座います。わたくしの
部屋に拡大カラーコピーして張って御座いますが、サイト自体も移動したので、
もう見つからないと諦めておりました。
>>202 様
本当にありがとうございました。当時は写真だけでは不鮮明ゆえに、かなり小さな
写真だった事も御座いますが、足枷に鉄球2つ+全く自由の利かない両手錠に鉄球1つ
とは解らなかったので御座います。両手錠と鉄球を繋ぐ鎖がもう少し長いほうが
あの女性にとっては楽で良いのになとも思いましたが、それ相応に萌えました。
極端な話になりますが、たとえ60歳でもああいう心掛けをお持ちの白人女性となら
結婚したいと思っているくらいでございます。≒やっとオナニースレになりました??
菅野刑務官は、ピッと笛を吹き、号令と叫んだ! イチッ!ニイッ!サンッ!シッ!ゴッ!ロクッ!ヒチッ!と大きな少女特有の黄色い声が が砂漠に響き渡り緊張感が更に少女達に走った。 これより腰縄を解き、当日の弁当を配食する、と言うと 腰縄、解除、始めの号令で刑務官達は少女囚の腰縄を解き弁当を入れた紙の手提げ袋を配食した。 両手錠に両足枷に左右の足枷に鉄球が付いている少女達は、 弁当の入った手提げの紙袋を両手で持ち、スタートの合図を待った。 貴方達7人は全員は終身刑です、犯した罪に年齢は関係ありません、 青春をどれだけ犠牲にして刑務所で辛い一生過ごす女の子だと自覚していますか? これは解放された訳ではありません、この実験も服役の一部です、それを忘れないように。 逃走者は脱走罪で裁きます。 ハイッ!と黄色い声が響く・・・ 用意は良いですか? ハイッと言う黄色い叫び声がこだました。 宜しい、自覚があるのなら、安全に受験を開始できます。 これより実験を開始しますと言うと開始の合図の笛を吹いた。
3人の少女がクタクタになりながら歩いている、 まだ、コンテナが見える位置まで移動した距離にして、 500メートルちょっとだろうか? 移動時間が遅いのは砂漠と言っても乾燥地帯の凸凹した地形に、 少しだけ生い茂る植物のある場所と慣れない環境のせいもあるらしい。 遙ぁ・・お弁当食べない? まだ始まったばかりだよ、もう少し先にしない? 声を掛けたのは、山本美由紀というスレンダーで長身でセミロングの女の子、 少女刑務所内にある中学に通学する遙の同級生である、 去年、遙達と同じ時期に収監されて、何故か一番の仲良しさんでもある。 雪野遙は、美由紀と同じ長身だが、少々ボーィッシュな感じのショートカットの女の子、 しっかり者ではあるが、あまり女の子らしくない感じのさっぱりした女の子、 そんな遙を同級生の木内美愛はお気に入りの様子。 美愛は遙よりちょっと背が低いがスレンダーでセミロングの女の子 でも美愛は天然ボケのキャラがあっていつも遙に突っ込まれているが、 そんな二人の間に美由紀はいつのまにか入り込んでいた・・・。
美由紀はよく食べるからね、手荷物じゃま?と美由紀に聞くと。 うん、それもあるけどさ、地図もないじゃん、 ひとまず、ちょっと休もうよ。 美愛も疲れてる?と遙は聞いた。 そんなに疲れていないよ、ここ綺麗だよね、 高い堀も無いしどこまでも青い空で・・・釈放されたいよね・・・ そのために頑張って歩くんだからさ?と遙は言うと、 コンテナがどんどん小さく見えるよね、もうどの位歩いているんだろう? ちょっと美由紀の言う通り休むのもいいかもね。 遙はそう言うと。
美由紀がお腹を抱えているのだ、 え?美由紀どうしたのと遙は訪ねた? あ・・・の・・・さ、トイレ、 緊張しまくって下痢気味なんだ! じゃあ、そこの草の陰でやりなよと遙はアドバイスをした。 グゥ・・・あててて美由紀はあわてて草陰に行くが、 植物がまばらなので体が隠しきれないのだ。 しばらくして強烈な臭いがしてきた、 クッセェエ・・・遙と美愛は鼻をつまんだがすでに遅かった。 鼻をつまみながら、遙は、ああ、また、やっちゃったよ、 多分、過敏性大腸なんとかだろう、美由紀はあの緊張から解放されて、 急に下痢を起こしたらしな、いつも意外と神経が細いなあって感じるけど・・・ そうだね、と美愛が相づちを打つと。 突然、ああっと美愛が大声を上げた、紙無いよどうする? 遙は、それを聞いて、あ、そか忘れてた! どうしょう・・・紙かぁとお弁当の袋を見て、 これで拭くしかないよな、堅いけど・・・ 仕方ないな、美愛、お弁当食べよう・・・ 両手錠の掛けられた両手でお弁当のサンドイッチを食べて、 あ・・・これで手錠も足枷も無かったらなあ・・・ 美由紀は遙から出た紙を貰い処理をした。 あ〜あ、さっき、ナプキンを貰ってればよかったなあ、失敗したよ言いながら、 美由紀はウエットティッシュで手を拭いていた。 遙は美由紀のスカートからチョコンと見えるショーツを見て、 美由紀、ショーツに凄い跡が付いてるよ、もう・・・緊張するといつもすぐこれなんだから、 と呆れて遙は苦笑いするしかなかった。
248 :
202 :04/10/12 21:15:34 ID:pw9n6ADW
>>243 鉄球付動画、そこまで喜んで頂けたら嬉しいです。
見られたならディスクに保存するのは非常に簡単です。
右クリック→「対象をファイルに保存」すれば良いだけです。
分からなければ、「対象をファイルに保存」の言葉自体に
Yahoo辺りで検索をかけてみればよろしいと思います。
>「魔女」・ロシア女性農奴たちに対して使用された「旧式」の輪の部分が
>皮膚に接触する面積の広いのに萌え!!ます。
この部分非常に同感です。
面積が広いのはいいんですが、絶対手が抜けるだろ、
と憤慨するものもありますね。映画なんかで。
http://www.inquisitionlive.com/ilstart_us.html ところで、このサイトはご存知でしょうか。
魔女裁判の映像を創っているうサイなのですが、
旧式の手かせ足かせが非常に効果的に使われています。
249 :
202 :04/10/13 00:52:12 ID:t3RzagdT
250 :
202 :04/10/13 00:57:22 ID:t3RzagdT
>>247 最初はバトルロワイアルでしたが、
2話目は一気にスカトロ作品ですね^^;
ここに来ている方、ドンビキだと思われます。^^;
>>249 >>250 あはは、このキャラドジなだけだよ、やたら神経質、
遙とは正反対だよ、しかもこういうのがいると問題を起こしやすいから、
書き込んだのですけどね、遙は頭、痛いだろうに・・・
次回、一気に場面が変わる予定です。
あとの4人どこにいったんだ?
252 :
202 :04/10/13 01:19:31 ID:t3RzagdT
253 :
252 :04/10/13 01:21:07 ID:t3RzagdT
>>252 一喜一憂する視聴者だと思って下さい。
感想は素直に書きたいです。
楽しみにしています。
>>248 252様、鉄球付動画「お気に入り」の箇所には取り込み出来ました。
ディスク保存も頑張って助言に従って遣ってみる積りで御座います。
「旧式」の輪の部分がいい加減な作品にはわたくしも突っ込んだ事が御座います。
魔女狩りのこのサイトも確かこのスレで知りまして取り込んでは御座いますが
「旧式」の金属製の手枷足枷に辿り着くのが難しい様で御座います。252様に
とっては簡単だったので御座いましょうか?お暇なら書き込みえおお願い致します。
252様のmint様への突っ込みはつい「東京スポーツ」を思い出しました。(笑)
別にわたくしと致しましては突っ込むところは全く無い様に思うのですが、敢て
ですが、日常生活を送る普通の人間として生活に慣れ親しんで来た少女囚人たちの
非日常な状態に置かれた時の、日常生活のクセが抜けきれていない部分を描き
過ぎ≒もう少しロマンティックにと行こう!!というところでしょうか?
脳内妄想らしからぬリアリズムが多いのが御不満なのでは御座いませんか!?
これはわたくしの脳内妄想からの提言で御座います。終身刑対象者の女囚さん達を
「お人形」として育成する目的と致しまして、女子刑務所の運営費用を稼ぐという
のが御座います。一般の世間の人はこれが現実だとはつゆ知らず、どこかの国の
巨匠が作った実験作品とばかり思い込まされているので、現実離れした内容ゆえに
現実と思えずに却って大ヒット作品になってしまうというもので御座います。
内容は
>>228 >>229 >>234 >>235 >>242 で述べた通りで御座いますが、
これに付け加えまして、模範囚とされた女囚さんたちに対する御褒美としての
「お人形」としての育成で御座いまして1830年代フランスのロングドレス
にヘアスタイルのまま入浴と「乾燥室」での処置で御座います。鎖に繋がれての!!
わたくしの脳内妄想だと余りにも現実性に欠ける物なので、以前にmint様が
述べられた「救済措置」が宜しいかと存じ上げます。但し、この場面でも
元少女囚人たちや元美人女囚たちには、一生両手錠と足枷に鉄球2つ付きは
「救済者」の女性による愛の印として、外さないで戴きたく存じ上げます。
また、ショーツ汚したかぁ仕方ないな、 替えの許可出せないよ砂漠だしと言って、遙は呆れて見つめる。 美由紀は叫ぶ様に、だってさあ、紙堅いんだもん、しょうがないよ、もう・・・ それに久々に堀も鉄格子もない世界に久々に出てきてさ、 無事に目的地に着くか不安なの不安!地図も無いし、ここどこなの? 飛行機に何時間も乗って護送車に乗ってヘリに乗って移動の強行軍だから、 もう何がなんだか、あたしにゃ解りませんね? 手錠の掛けられた手を振り回して絶叫に近い光景だった、ストレスで一杯なのだろう。 美愛がこのサンドイッチ、とても美味しいよと勧めた。 お外の美味しい物食べるの一年ぶりだよね。 『お弁当食べない?』と言い出した張本人に、 難しいことは考えずにまずは食べようと進めるとは健気な少女である。 よっこらしょと地面にしゃがんだ美由紀は。 腹減ったから、喰うかとサンドイッチを旨そうに食い始めた、 う・・んこれ美味しい!!
遙がこれ刑務所の飯じゃないからね、美味しいよね、 ここ見ると良いよ○○食品とシールが貼ってある! でもさ、これピクニックじゃないから気合い入れてね、 出し過ぎて臭い出されるのは嫌だから・・・ と言いかけて困った事に自ら気づいた。 あたしドジッだ・・・自分の紙、無いょお・・・ 美由紀が一言、突っ込んできた、お仲間作ろう・・・それを聞いた遙は、 両手錠の手でこいつ・・・一回絞ってやると美由紀の首を絞める真似をした、 共用のショーツに毎回、要らんシミ作りゃがってあたしの履いているのも、 このでかいシミあるんだ、美由紀が作ったんだろうと言うと。 作ったかもしない100枚以上は確実にと冗談を美由紀は言うと。 作るな!そんなもん、スカートが短いから見えて気にしてるんだよマジで・・・と遙は言うと。 2人のやりとりを見て美愛はケラケラ笑っていた。 はたから見て終身刑の少女達とは思えない風景だ。 美愛が一生やってなって、言われたらどうするの?と妙に気の利いた冗談を言う、 そりゃあ終身刑だから一生やるだけだよ真面目に冗談に答えた遙は、 しばし、手錠を掛けられている両手をしばらく見つめて、 ふうっと息を吐いて空を見上げて、 そろそろ行くけどみんな良いかなと言った。
3人は、膝を抱えていた姿勢から立ちあがろうといした瞬間、 後ろから、突然、襲われた! 何者と見ると両手錠姿に同じ囚人服、そう、 実験に参加している残りの4人の少女囚達だった。 遙と美由紀に膝蹴りが飛び、両手錠の手で首を絞められたりされながらも、 必死になって抵抗をするが真後ろから急襲されたので思うように反撃に出られない、 それでも痛みをこらえながら反撃しょうとしてるが逆に蹴りこまれて、 ボコッ、バキッ、ブキッ、鈍い音が響き渡る、 こんな状況だから美愛にはもっと凄まじい事が・・・ 悲鳴をあげて、やめてえと言いながら地面に丸まっていた美愛は、 蹴りこみを入れられても抵抗することなど全く出来ずに、 一方的にやられていた、伸ばした足にボキッと言う鈍い音がした瞬間、 突然、美愛が痛いっ!と悲鳴を上げた! 足を骨折したらしい、砂漠地帯の砂の上で苦しそうに転がり回る。 その間に遙達は、背中にあるディパックをむしり取られた。 中には食料と水などが入っている。 そのディパックは受け取役の子に渡されて、その子は、逃げて行く 遙と美由紀は倒れながらも逃げる4人を見ながら、 あれは・・・見覚えがある子だ、榎本智絵梨だ! いつも教室でも校庭でも一人で片隅にいて目立たないおとなしい子がこんな事をするの? あたしのグループに居ないからどこに行ってるとおもったら、 あの3人と一緒に行動していたんだ、畜生! 信じられないことする・・・と感じた。
美愛の泣き声で我に返るとどこに美愛は居るのと捜しだした、 痛いと泣きわめいて転がっている美愛を見つけてそばに急いで寄ると。 美愛!大丈夫?どこが痛いの?遙は叫ぶ。 美由紀も駆けつける。 足がやられているけど・・・腫れているよ、多分骨折していると思う、 どうする?と美由紀は遙に言うと。 戻るしかないと答えた。 美愛を抱き抱えるとコンテナに行くよちょっと辛抱してねと遙は言った。 美由紀が叫んだ、GPSも全部壊されている駄目だよ、 コンテナ見えるから良かったけど、急ごう日が暮れないうちに。 さ、そっちの肩で抱えてって遙が美由紀に言って、 美愛を守るように抱えてコンテナに向かった。
>>252 >そうだったのか!!期待!(w
(^_-)萌えキャラでるよの予定♪
>>253 >一喜一憂する視聴者だと思って下さい。
そうじゃなくちゃ面白くないです、コメディってノリが良いと面白いですから。
>>254 >日常生活のクセが抜けきれていない部分を描き
>過ぎ≒もう少しロマンティックにと行こう!!というところでしょうか?
愛と友情と憎しみと感激の大冒険って世界です。
そもそも昔、最初にこの基本設定を作ったときのコンセプトが、冒険なんですよね、
当時からレズ米を書いてましたからね久々に書きました。
ドタバタコメディーってキャラの性格とエピソードを上手く書き分けないと、
まずいのですよ、だから動かしやすいキャラを登場させるんですけどね。
要はキャラに事件を絡めてそれに話をどう繋げるかが一番工夫がいるんですよ。
こういうコメディの書き方って、
ttp://gifu.cool.ne.jp/sulfa/hiura.htm 未来放浪ガルディーン『火浦功』の影響がありますよね♪
美愛は『みあ』と読みます。
お仲間が増えますよ〜♪
しかも燃えキャラ、いや萌えキャラになるでしょう。
今日のアンビリバボーにイ・ミヘ タソ容疑者の両手錠姿があった、 ああ、録画するんだったOrz キャップを深く被ってたなあ・・・
女囚さん達への洗脳方法として、野口整体なる「健康法」を取り入れては如何で御座いますか? ええ、のぐちせいたいで御座います。野口体操では御座いませんよ。この「健康法」の正体は 紛れも無い洗脳の技法ですので。元々は中国気功法から来ているので御座いますが、 その中の内で、脳内麻薬を大量に分泌させる技法のみを再編纂して狂信者たちを「育成」する 洗脳方法で御座います。整体術とは名ばかりで洗脳の技法ですから当然健康にはなれません。 但し、エンドルフィンやドパ−ミンを初めとする200種類近い脳内麻薬が通常の人の 三倍〜百倍も分泌されますのでハマッタ人で抜け出れた人を知りません。 日本では最初にスポーツの団体として認定された団体であり、会費や教育費も安いですから、 まず普通の人はカルトとは見抜けません。教義も完璧に無抵抗主義ですから。 カルトの特徴と致しまして、他の団体を平気で悪党とデッチアゲる所でも御座います。 ハマッタ知人を何人か知っておりまして、頭の中の左脳の部分=分析や論理能力を司る箇所が 完全にパーになってしまいますので、突っ込んだ質問をしてもマトモな返事が返ってきた 試しが無いのでございます。 このカルトスポ−ツ教団の罠にかかってしまった人々の末路は決まって御座います。 60〜65歳の間に今迄の矛盾が一気に吹き出てしまい「安楽な突然死」を迎えるので 御座います。この事に目を付けた、厚生労働省や社会保険庁の非公然のスパイ達は 反体制組織や環境保護活動家の中に潜りこんで懸命に「啓蒙活動」に励んでおり、 かなりの「戦果」を上げて御座います。と、言う事は国民年金と厚生年金のかなりの部分が やらずぶったくりで、役人の幹部連中のフトコロに入る利権と化すので御座います。
女囚さん達への洗脳方法として、野口整体なる「健康法」を取り入れては如何で御座いますか? ええ、のぐちせいたいで御座います。野口体操では御座いませんよ。この「健康法」の正体は 紛れも無い洗脳の技法ですので。元々は中国気功法から来ているので御座いますが、 その中の内で、脳内麻薬を大量に分泌させる技法のみを再編纂して狂信者たちを「育成」する 洗脳方法で御座います。整体術とは名ばかりで洗脳の技法ですから当然健康にはなれません。 但し、エンドルフィンやドパ−ミンを初めとする200種類近い脳内麻薬が通常の人の 三倍〜百倍も分泌されますのでハマッタ人で抜け出れた人を知りません。 日本では最初にスポーツの団体として認定された団体であり、会費や教育費も安いですから、 まず普通の人はカルトとは見抜けません。教義も完璧に無抵抗主義ですから。 カルトの特徴と致しまして、他の団体を平気で悪党とデッチアゲる所でも御座います。 ハマッタ知人を何人か知っておりまして、頭の中の左脳の部分=分析や論理能力を司る箇所が 完全にパーになってしまいますので、突っ込んだ質問をしてもマトモな返事が返ってきた 試しが無いのでございます。 このカルトスポ−ツ教団の罠にかかってしまった人々の末路は決まって御座います。 60〜65歳の間に今迄の矛盾が一気に吹き出てしまい「安楽な突然死」を迎えるので 御座います。この事に目を付けた、厚生労働省や社会保険庁の非公然のスパイ達は 反体制組織や環境保護活動家の中に潜りこんで懸命に「啓蒙活動」に励んでおり、 かなりの「戦果」を上げて御座います。と、言う事は国民年金と厚生年金のかなりの部分が やらずぶったくりで、役人の幹部連中のフトコロに入る利権と化すので御座います。
申し訳御座いません。間違って二重投稿してしまった様でございます。
252様が
>>202 で御紹介下さった足枷鎖鉄球二つのの白人のお姉様に「萌え」て
おりますが、両手錠に鎖の余裕の部分が全くナシで三つ目の鉄球をを抱えて歩いて
おられる姿勢では野口整体による洗脳のポーズが出来る余裕が御座いません。
この前にわたくしが残念だった部分と申し上げた理由はここに御座います。
25様・mint様・215様、女囚さんたちに野口整体で洗脳させるシーンはなくても
構わないで御座いますから、金属製の両手錠と足枷に鉄球二つの部分には充分
鎖の長さの余裕は持たせてあげて下さいませね。これがわたくしの希望で御座います。
>>262 >>263 の野口整体に関する記述でミスが御座いました。お詫び申し上げます。
正しくは、権力犯罪者集団に対しては徹底的な無抵抗主義を説き、
競合するライヴァルの団体に対しては逆恨みによる嘘八百を並べ、デッチアゲて
潰そうと画策しているカルトスポーツの団体で御座います。
従ってこれを、女看守達が女囚さん達への洗脳の道具として使用したら
凄く面白いだろうな、と思った次第で御座います。
ファカナリーヌさん 慌てなくていいよん(^_-) ちょっとは小説の感想など聞かせて貰えると嬉しいですね。 ちとなんで美愛は『一生やってなって、言われたらどうするの?』は、 言って良いことと悪いことの区別が曖昧な子なんですねえ、 まあ、遙とのつきあいが長いから悪ふざけも止めようという訳です。 普段から美由紀の事での不満が爆発するものですから・・・ 冒険物って泣き笑いありの世界だと想ってますよ、 だからこのストリーってスカ、じゃないです、 (緑林寮だなあ笑い、実はこれ好きだが) あくまでも笑いとしてですから。 終身刑の女子中学生が実験の地での苦難をコミカルに書いたつもりですけどね、 生活感があるのは当然ですよ、学校に行って居るんですから。 金属製の両手錠は、逮捕時と同じ幅の物です。 だから、相手に物を渡す場合は両手で丁寧に渡す感じになります。 だから遙は両手錠の手を見つめているですよね。 足枷の鎖は長さは十分にあると考えて良いです。 今回の重りは1キロ半と軽くしてあります、 これは罰として付けられているものですが、実験に関して軽くしてあると想ってください。
『野口整体』ですか検索して見ましたよ、 う〜ん、あの、ヤ○ギシも有名ですからね、 ここ下着が共用だったんじゃないかな?どうも? 私物が無いはずだと想うんだが?サテ? そう言えば有名な『緑の○』もそ有名ですよね。 あまりここではいうスレではないのでここまで。 洗脳体操ですか・・・ うちとしてはやりたくないなあ、 女囚=性の商品というスタンスでは無く、 女囚=女性としての哀愁のある生き方に萌えってのが好きなんです、 ですから洗脳ってちょっと抵抗がありますね。 それにしても洗脳に拘るのは?でしょう? 理由がしりたいなあ・・・
268 :
名無しさん@ピンキー :04/10/15 23:40:55 ID:vUBOa45f
1 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:04/09/08 03:13 ID:QoMr7OSk 女子刑務所に入っている女の子、 手錠姿に萌える、足枷に萌える牢屋の中に入っている 女の子に萌える、女囚が好きな人書き込んで<(_ _)>
>>267 mint様、お気持ちは解ります。洗脳に重点を置くのは既に他の今迄の作家さんも
やり過ぎの感が御座いますからね。わたくしと致しましては、唯物論と観念論の
違いを出したかったので御座います。ここでの唯物論と観念論とは、勿論
資本主義社会以降の時代の定義で御座います。(以前は違う定義でした)
唯物論⇔現実の姿=女囚という哀愁漂う人生
観念論⇔思い込まされている姿=女子重罪犯罪者用刑務所に収監される事で
安全地帯で保護されているとの思い込みに陥っています。
この程度であっても充分ゴルシリーズも真っ青の大傑作が描けると思います。
>>266 mint様、小説の感想と致しましては、生活感が随所に見られる処が身近に
感じられていいですね。「お人形」さんと比べて、親しみ易いと申しますか。
モーニング娘たちの人気があるのかという理由と一緒で御座いますね。
わたくしの希望と致しましては、少女囚人たちへの足枷に鉄球二つは最低でも
重さ18kgを引き摺って歩ける様に訓練して戴きたく存知上げます。
最高の重さだと彼女達の体重の1・5倍位ですね。その時の彼女たちの気持ちと
致しましては、スポ根モノと同じで、重くなって行くたび毎に、鍛え上げられて
強くなって行く自分自身に悦びを感じる描写を希望いたします。わたくしの
我が儘で御座いますが。
271 :
名無しさん@ピンキー :04/10/16 22:21:13 ID:93HdGxEa
25氏早く書いてくれないかなあ・・・。
272 :
名無しさん@ピンキー :04/10/16 22:22:39 ID:93HdGxEa
ドリフは飽きた。ビートルズが見たい。
>>272 様
既にビートルズネタは入っておりますよ。正確には、ポール・マッカートニーが
見たい!!で御座いましょう。
トリビア ポールさんに似た先輩がポール・ロブスンさん、
似た後輩がボブ・サップさんですから、このネタは入っていませんねえ。
わたくしは、ジョン・レノンさんネタ、似た様な先輩はガーナ共和国のエンクルマ
大統領です。世界連邦運動と平和運動でのつながりですね。
mint様・252様・209様に関しましては、
ジョージ・ハリスンさん≒先輩はチャック・ベリーさん、と
リンゴ・スターさん≒先輩はルイ・アームストロングさん、と
のお2人のノリのお話は入っていると思いますが。
すると25様が、ポール・マッカートニーさん≒先輩がポール・ロブスンさんで
後輩がボブ・サップさんのノリだからこそ、早く帰って来て下さいの御意見なら
わたくしも賛成で御座いますよ。
274 :
mint ◆Ng1TYHO64Q :04/10/17 20:14:58 ID:e8k+VQhW
>>272 >ドリフは飽きた。ビートルズが見たい。
うちがドリフかあ(^o^)
日本公演の時の話だな、前座だからなあ、あはは(^_^)v
ちなみにこっちはベース持ってますが・・・
>>273 ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターさんは好きですな、
ちなみに好きな曲は、サムシングですが・・・
ついでだがホテルカルフオルニアも好きだ。
>早く帰って来て下さいの御意見ならわたくしも賛成で御座いますよ。
そうですね♪還っておいで25さん♪
みんな待ってますよ♪
こたえねえヤツらだな。はぁ。
実は、わたくしも近い内に出張を命ぜられる事と相成りました。 企業秘密漏洩防止の為に、私用で使うノートパソコンや無線LANからの 書き込みが不可能と相なります。帳簿と固定電話連絡による指示に従っての アナクロな労働内容で御座います。トホホ。 しかし、これで思い出したネタが御座います。うつみ宮土里(みどり)が ボツネタにしたもので、ハイテク部隊は囮であり、普通のバックパッカーを 装った隊員が機密書類の運び屋さんというもので御座いました。 (作者の名前間違ってたらゴメンナサイ) この重大任務を、両手錠に足枷鉄球二つ付きの少女囚人たちに、 もちろん本人たちにはナイショでやらせるというのは如何で御座いましょうか!?
良スレage
278 :
名無しさん@ピンキー :04/10/19 11:25:01 ID:YZ/st6Tz
>>279 mint様、10月24日〜11月15日までは5日に1回のぺースでしか
書き込めないと思います。その前にわたくしのわがままを申し上げ、ます。
少女囚人たちの、肌の色は色白か白人≒アルビノ、つまり優性遺伝子か
胎児進化の一つの形態で御座いまして、
女看守たちの、肌の色は色黒か黒人、つまり普通の遺伝子か人類の
大人の普通の形態の一つで御座います、
に設定をなされると、わたくしは「萌え」るので御座います。
如何なもので御座いましょうか!?
281 :
名無しさん@ピンキー :04/10/20 22:21:01 ID:EMdcn2Ja
僕はやはり日本人がイイナア。 男看守が舞台のAVは見飽きたので、 女看守が良い。平均14才くらい。(爆 女囚は平均20才くらい。ウンウン
皆様、生活感に基づいた洗脳に関しての提言を出すのを忘れておりました。済みません。 少女囚人たちや女看守たちが、お外で訓練や労働する場合には、日焼け止めのクリームが 必要不可欠となりますね。会社によって本物と不良品とが御座いますので、正しい格付けを 御存知の方は書き込み下さるとうれしく存じ上げます。つまり、同じ本物製品を使用している という理由から、女囚さん達と女看守達に一体感を持たせる洗脳の道具で御座います。 また、女囚さんたちの肌の色が白く、女看守達に比べてですが、の理由は 肌の色素細胞の精製の過程を考慮に入れたもので御座います。全ての人は 体表面積当りの数は全く同じで御座いますが、生まれた時は全く大きさが ない位でして、成人に達した年齢で先天的な大きさにまで達します。 ですから、わたくしの脳内では、どうしても、色白のかたは精神年齢が低く、 色黒のかたは精神年齢が高く思えるので御座いますね。
283 :
名無しさん@ピンキー :04/10/21 01:24:29 ID:fRQ+d7tA
>>282 犯罪を犯した囚人に日焼け止めなど言語道断だと思います!!!(激怒)
>>283 様
それでは女囚さん達には、日焼け止めクリームは強制的に
塗らせる事に致しましょう。女看守達よりも「精神年齢が低い」との
洗脳の道具≒「刑務所の規則」としてで御座います!!!(高笑)
看守の制服は威圧的な感じだと更に雰囲気が出そうだ罠
286 :
名無しさん@ピンキー :04/10/21 21:19:02 ID:i8atttwR
昔何かのバラエティー番組で、「街を行く人達の願いを叶える」 というのがあって、一般人の女のコ2人組みが 「西洋のお城の地下牢に捕まりたい」(笑)という願いを出し、 番組で叶えることになったのですが、 私はそれを見ながら「おいおいコイツら完璧マゾじゃん。 いいのかよゴールデンタイムでこんなの…(^^;;」 とか思ってドギマギしていました。 ホントに牢に入って自分で足枷とかをはめ、 膝をかかえてじっとうっとりしているのです。 悲劇の主人公に陶酔するというのは一般人にもあるマゾ的 精神のひとつでしょうが、 彼女等はその方向性が常人よりもかなり強烈だったのだと思います。
>>280 ファカナリーヌさん
政治的な話題を出してくれるのは有り難いのですよ。
でもね、困るんですよ。
とても皮膚の色に拘りを持たれていますが、
これ自分の趣味とかじゃなく立場では無理です。
すいませんねm(_ _)m
>>286 様
そのTV番組の放映日時と題名を御存知なら、書き込みをお願い致します。
それにしても、素晴らしい心の持ち主の女性たちですね。
キリスト教の聖者の列の候補に上がっている日本人女性が似た様な詩を書いて
いますが、それよりも「萌え」ますね。
>>287 mint様、仰る通りで御座いますね。少女囚人さんたちも女看守達も、
日本人同士であっても、「萌え」るので御座いますよ。だから、このままで
mint様のは、よろしいかと存じ上げます。
肌の色に関しましては、209様にお任せ致しましょう。
ただ、欲を申せば、少女囚人さんたちは上流階級の出身で
女看守達は、一般人たちから努力して現在の地位を勝ち取ったという
設定になっていると、一層わたくしは「萌える」ので御座います。
それではこれからも、皆様宜しくお願い申し上げます。
289 :
名無しさん@ピンキー :04/10/22 20:41:15 ID:5nUqnJLj
>>288 明石家さんまの夢かなえますという番組だったと思います。
正月にやってました。
>>288 ファカナリーヌさん
なんで肌の色に目の色でも髪の色でも同じだけどね、
親類に欧米人がいるのだよ、従姉妹もね、
だから、駄目って事ですよ。
291 :
名無しさん@ピンキー :04/10/22 23:35:34 ID:5nUqnJLj
そういう問題じゃないと思う。(苦笑)
>>291 でしょうな・・・でも身近なだけに自分はやりたくないのですよ。
アルビノってのが余計に解らないのだな、一体何故?
学閥マフィアの、「科学」を装った情報操作のウソを暴く事は後回しで御座います。
アルビノとは白子(しらこ)のことで、人類での発生率は300分の1で御座います。
これが環境適応したのが「白色人種」という存在で、皮膚科学と有機学的
位相体型学の視点からきちんと分類すると現代社会では16分の1になります。
全人類に対する人口比率を正確な言葉で言えば(優性遺伝子ですから)
原始時代〜中世まで 20分の1もいる
「ルネッサンス」から19世紀末まで欧米で人口爆発があり、他の地域は
むしろ人口減少しているので、100年前は 10分の1もいた
現代はかつての伝統社会(第三世界とデッチアゲられている地域の事)が
人口回復になったので それでも 16分の1もいる ですね。
>>290 mint様、あなたの従姉妹にあたるかたはかつての「植民地文化洗脳工作」と
「多数派工作」によって、「身分証明書」だけは「白」で実際はあなたよりも
「黒く」御座いませんか!?
ちなみに現代の欧米での正しい比率は 4分の1もいる で御座いますね。
普通の遺伝子の持ち主でしかない存在が、優性遺伝子の存在を洗脳してこそ
夢があっていいと思うので御座いますよ。2chの脳内妄想の世界だからこそ
夢を語られた方が面白いと思いますが、日本人にもアルビノのかたはいますが、
mint様には生活感のある作品を投稿していただいて、(それでも充分夢は
叶えられて御座いますが)夢いっぱいの投稿は25様と209様にお願いしても
よろしいのではないでしょうか!?
>>289 様
どうもありがとうございました。ただ、「明石家さんまの夢かなえます」では
検索に架かりませんでしたので、別のキーワードで検索する事に致します。
嗚呼、出張が恨めしいで御座います。
296 :
名無しさん@ピンキー :04/10/23 23:41:45 ID:L2H5FdYc
>>295 明石家さんまのあんたの夢をかなえたろか、ですよ。
297 :
mint ◆Ng1TYHO64Q :04/10/24 00:40:39 ID:VGT30Wo/
>>294 うち、どっちかと言うと白いかも日焼けしてないから♪
それに他に人がいっぱいいるのにも関わらず自分に外国人から道を聞かれるんです、
英語は駄目なのになあ・・・西語なら少しならわかるけどorz
高校の時は眼付けていると言われたがな、
はぁ?確かにそうかも人の目を見て話すのですから・・・新庄と同じじゃんか♪
白人と言うかイタリア人だよ♪
>>294 >mint様には生活感のある作品を投稿していただいて
ほほう、なるほど、書き者はピッチャーみたいな者だよね、
25さんは重いストレートを投げ込みバシッと読者のミットに心地よい音を立てるが、
うちは、変化球の癖玉を投げ込みするタイプですけど、
ファカナリーヌさんに『Release day』と言うひねくれた物を投げ込みますか♪
舞台は外国の某国としますか、砂漠での後に書きますけど!
299 :
mint ◆Ng1TYHO64Q :04/10/24 01:33:19 ID:VGT30Wo/
>>297 補足
友人に日本人離れしているからじゃないのか?と言われたが、
目線の事と良いなんか違うところあるんだろうなあorz
>>293 ファカナリーヌさん、どう感じるかな?
このナターシャは当時18歳、現在25歳かな?
終身刑3回だもんなあ、一生女子刑務所で過ごす女の子だけど、
ひとつ疑問が・・・裁判の時に保護者がいると思うのだが?
ひょっとして彼女は事件を起こして、捨てられたのかな?
だとすると一生、差し入れも面会も無いだろう・・・
301 :
名無しさん@ピンキー :04/10/29 12:20:16 ID:TWJkwwS0
age
>>300 mint様、御無沙汰致しまして申し訳御座いません。
ナターシャさんの画像だけ拝見致しました。そういう事情があったのですか。・・・
それは男女を問わず可愛そうな事で御座いますね。刑務官が洗脳が上手な方で
たとえば、小林よしのりさんか、羽仁五郎さんの様な方に、あたればよろしい
ので御座いますが・・・・・・。
>>297 >>298 mint様、それでは『砂漠での』の後に、『Release Day』も宜しくお願い申し上げます。それと、出てくる単語は
スペイン語にされたほうが庶民の「生活感」の視点から見れば宜しいかと存じ上げます。
従姉妹の方はイタリア人ですか・・・ハァ少し残念で御座います。地中海人種は平均して、
東アジア人よりは「色黒」なので御座いますよ。体型も実際は腸管の長い方が多数派で、
筋肉質の方は少数派で御座いますから。マスコミやカメラや観光旅行のコマーシャルに
だまされないで下さいませ。肌の色素細胞は遺伝子が変形するのに普通は100万年
かかりますが、体型や血液型変化は一代限り、いえ、同じ人間でも生活習慣によって
変化致します。事実とウソとを逆に思わせる名人として
>>302 の二人を上げたので御座います。
肌の色素細胞が余りにも小さいと血管と血流が丸見えになってしまい、肌の色はピンクになるので御座います。
やや大きめでお日様にあたらないと白く眼に映るので御座いますよ。
これは個人の好みの問題になるのでございますが、おつきあいする欧米人の女性と
致しまして、本物のアルビノ=本物の白人ではなくて、
「身分証明書」だけの「白人」と感性的に??知っていておつきあいする
日本人男性は多いそうでございますよ。
>>296 様
どうもありがとう御座いました。一応検索「あんたの夢をかなえたろか」で
出ましたので、出張から帰って参りましたらゆっくり拝見致す所存で御座います。
mint様 生活感覚を入れ過ぎないで下さいませね。たとえばで御座いますね、少女囚人さんたち の設定はいわゆる良家の子女か、普通の美人で可愛い女の子の若さゆえの一度の過ちの 結果にして下さいませ。理由はと申しますと、 現実の、冤罪事件の被害者は男女を問わず、「バカの壁」が存在しており、その依怙地な 世界観を事実と思い込んでいる者が多いので御座います。従って支援者になる気が起こらない 事が多く、そういう人間を見抜く能力が刑事には必要不可欠で御座います。 世間の同情をひきにくい人間を狙ってでっち上げは行われますが、ここは脳内妄想の 世界ゆえに「刑事ドラマ」にみる洗脳方法があったほうがわたくしは面白いと思うので 御座います。ええ、もちろん何冊か「獄中記」しかも最近の著作を読んでの感想で 御座います。これはあくまでも提言で御座いますので、皆様の御感想が優先することは いうまでも御座いませんが・・・・。
>>302 ファカナリーヌさんはナターシャをどう感じるかなと思ったのは、
人形扱いしか見ないからですけどね。
だからどう見るのだろうと疑問があったのだよ。
>それは男女を問わず可愛そうな事で御座いますね。
それは、見ての通り解ることだけど、
そう感じた理由を知りたいんだよ・・・ね。
彼女はカルト、いわゆる悪魔教と吸血鬼にはまり、
事件を起こして一生刑務所の中だよ。
そこのHPにあるもう一件も似た事件内容だよ。
米じゃこのての犯罪が多いいからね。
うちは彼女をカルトに、はまって万能感を感じていたと思う、
そして自分は特別な存在だと思ったんじゃないかな?
そうこうするうちに引き返せない所まできてしまった。
でも彼女は頭は良いみたいだね司法取引してるみたいだから。
だけど、刑務官が洗脳が上手な方でって何が言いたいのかな?
意味が分からない(>_<)
>>303 >>305 ファカナリーヌさん
スペイン語は話すのは楽な言葉だと思うよ、
文法が滅茶苦茶でも意味は通じますけど・・・書くのはしてないですよ。
ただ今、勉強しますけどね。
イタリア人って美人だと思うよ、
なんで『Release Day』書き込む気になったかっていうと
女の子の気持ちってファカナリーヌさんに、投げかけたかったのですよ。
>普通の美人で可愛い女の子の若さゆえの一度の過ちの
>結果にして下さいませ。
あははは(^_-)
事実、その少女囚は結末をいうと、真の解放はありませんよ。
一体だれが解放したのだろうというお話、ある意味で怖い。
>>294 で、
>「多数派工作」によって、「身分証明書」だけは「白」で実際はあなたよりも
>「黒く」御座いませんか!?
う〜ん、これ相手にこうだと決めつける文章になって相手に確認をしていると、
思われますが、不快感与えないですかね?
身分と言われちゃうちは、それなりに大名の末裔なんで、
余計、不愉快なんですよ・・・家康なんて嫌いだあの裏切り者!
さあまた噛みあってるようで噛みあってない二人の 個人の嗜好ぶちまけ大会が始まったぞ。
>>308 そうなんだよね・・・orz
政治的な話は良いのだよ、勉強になるから、
しかし、肌の色と身分ってさこれうちの事情じゃなあ、
複雑なんでまともに言われるとプンプンするのもあるのでね、
ちなみに姉妹とは仲は良い。
個人の嗜好ぶちまけか、うちが修正しようとしても、
何故か肌の色と身分が入ってくる、何で?
これさえなけりゃまだいいんだけどねえorz
310 :
助監督こと209 ◆/8XdRnPcqA :04/10/30 22:00:31 ID:l7sDGf6p
>>308 ファカリーヌ氏向けの小説の続きを書くか?
さすが、アルビノや政治ネタのレスが付くとは思わなかった。
これから収容所に入るわけだが、鉄球の描写もしておかないとな・・・。
これは共通っぽいからな。
しかし趣向のバトルは見ていて楽しいね。
お互い押し付けなんだよな。
311 :
名無しさん@ピンキー :04/10/30 22:05:32 ID:YBhPQWO8
>
312 :
名無しさん@ピンキー :04/10/30 22:05:48 ID:YBhPQWO8
313 :
名無しさん@ピンキー :04/10/30 22:07:10 ID:YBhPQWO8
>>310 21世紀女子刑務所みたいなものが読みたいです…
314 :
名無しさん@ピンキー :04/10/30 23:10:49 ID:EIZC0qBd
310 自分の書きたい内容を書いてくれればいいですよ たぶん、その方がおもしろいと思うし
315 :
名無しさん@ピンキー :04/10/31 16:42:27 ID:0Gxcd4V6
剥げ堂 ふつーっぽい小説が良いですので、 期待してます。
316 :
209 ◆/8XdRnPcqA :04/10/31 20:40:38 ID:0Gxcd4V6
>>309 >これさえなけりゃまだいいんだけどねえorz
すみませんが代表して「お前が言うか」と言わせていただきます。
>>309 mint様
>>310 助監督こと209様
「普通の日本人」にとっては「身分証明書」だけの「白人女性」のほうが萌えるのでは
ないでしょうか?実は2chを知る二年前の事で御座いますが、知人たちに政治屋たちと
役人たちのダマシノ手口について話しましたところ、「地中海人種」のほうが
本物のアルビノ=白人女性よりも良いとの答えが多かったので御座います。
理由はと申しますと、人相や体型が似ている人物が多いという事は、美的価値観が同じであり、
欧米人は肌の色の濃い薄いを問わず、自分に合ったお洒落感覚の持ち主が多いので
別にこれで構わないとの事で御座いました。わたくしの意図した事とは正反対の答えが
帰ってくる事が多いですので、皆様もこれからも宜しくお願い申し上げます。
>>316 209様 ネットカフェでは「規制」が掛かっているためか、
折角の貴方様の努力が拝見出来ません。出張から帰ってから試してみる事に致します。
320 :
209 ◆/8XdRnPcqA :04/11/05 21:25:13 ID:0G8qr+/Q
土日に適当なところを見つけてアップします。 ご鑑賞よろしくお願いいたします。m(_ _)m
321 :
209 ◆/8XdRnPcqA :04/11/05 21:38:00 ID:0G8qr+/Q
>>317 それは素晴らしい小説をお書きになるmint様に対していささか失礼かと・・・。
>>319 言い忘れましたが、画像は恐らく消されたと思います。
動画は適当なサービスを見つけてアップしますのでお待ち下さい。
既に加工澄みでいつでもアップできる状態です。
ここのスレの住人のご期待に沿えるかと思います。
ただいま出張から帰りました。 随分伸びましたね。 いろいろな書き手さんもいらっしゃいますね。 楽しめます。 今日は疲れているのでこの辺で。
323 :
名無しさん@ピンキー :04/11/06 12:38:58 ID:9SHcTucD
待っていました。 早く続きが読みたいです
324 :
209 ◆/8XdRnPcqA :04/11/06 13:11:08 ID:kTUp86ok
325 :
209 ◆/8XdRnPcqA :04/11/06 13:11:42 ID:kTUp86ok
>>322 おかえりなさい。小説の続きが楽しみです。
326 :
名無しさん@ピンキー :04/11/06 21:07:45 ID:wKQdndrC
327 :
助監督 ◆/8XdRnPcqA :04/11/06 22:18:06 ID:HojylOKY
328 :
助監督 ◆/8XdRnPcqA :04/11/06 22:18:44 ID:HojylOKY
>>327 中世の魔女狩りスレじゃねーな、魔女狩りHPだわ。
>>321 >それは素晴らしい小説をお書きになるmint様に対していささか失礼かと・・・。
209氏、どうもありがとうございます<(_ _)>
>>322 25氏
おかえりなさい、まずは身も心もゆっくり休んでくださいね。
>いろいろな書き手さんもいらっしゃいますね。
>楽しめます。
そう言って貰えると嬉しいですね。
ではでは。
331 :
209 ◆/8XdRnPcqA :04/11/07 14:44:37 ID:G6xjvsbZ
332 :
209 ◆/8XdRnPcqA :04/11/08 00:28:13 ID:rcdklHR1
>>329 いえいえ、やはり身を削りながらも
積極的にスレを盛り上げようとする精神は素晴らしいです。
誰でもできる批判だけじゃなく、
なかなかできない提供を心がけたいです。
関連スレに関してもその点がムカついておりました。
助監督は憎まれ役として存在しております。
333 :
209 ◆/8XdRnPcqA :04/11/08 00:34:07 ID:rcdklHR1
>>332 ちなみに
*************************
116 名前:助監督 ◆/8XdRnPcqA [] 投稿日:04/10/29 23:51:30
>>113 大多数が期待しているシーンを書いておこう。
1:手錠は適当でいい。縄で縛るのもアリだな。
2:護送中も適当でいい。
3:牢屋のシーンもどうでもいい。雑居房の方がストーリーに深みが出る。
4:服役中の囚人服は自由(露出度が高いものを選ぶ)
5:牢名主のようなレズボス、リンチシーンは必須
6:男の看守による陵辱シーン
7:女囚のオナニーシーン、いつしか房内で女囚が絡み合う
8、身体検査でアナル検査
これだろ。
********************
これが一番日本のAVで飽き飽きしている行為であります。
334 :
209 ◆/8XdRnPcqA :04/11/08 00:41:10 ID:rcdklHR1
>>327 画像の保存がうまくいかない場合は、
printscreen押す→ペイント起動→貼り付けで保存すべし。
100枚以上の素晴らしい画像が無料で拝めます。
>>333 209氏
どうも、よく解って貰えているなと思います、ありがとです♪
萌の基準が人と違うと許せんと言うのかな?、
そういう枠を自分で作り出して人に押しつけるのもなんだか・・・
こういう心理面で萌える人もいると解って欲しいなと思うんだけどね。
自分の場合、この心理面ってユングの性格心理学に興味をもって、
いろいろと見てますけど奥が深いですね。
心理面でいうと例えば、胸に自信がない貧乳の女性が、
『ごめんね、男みたいな胸で』と言うと言われた男性は
『良いんだよ、君の責任じゃないから』と言うのが昔新聞にあって、
読んで上手い事を言うなあって思いましたね。
自分から欠点をさらけ出して相手の気持ちを揺さぶるなんて、
普通は男性が『俺は駄目な奴なんだと』言うのがありますけど、
女性から言うのも珍しいんですけどね。
こういうのが好きなんですよねえ。
護送中って恥ずかしい、これで外の世界とお別れと言う二つの気持ちがありますよね。
見せ物にされている現実から早く刑務所に入りたいと言う気持ちもあると思います。
でもここ、恥ずかしいって気持ちってパンツが見えて恥ずかしいと思う気持ちと
護送されている姿も恥ずかしいと言う気持ちにそんなに差がありませんよね?
惨めな姿を晒して居るんですよね、
こういう姿を見て萌えるのは当然だと思います。
でも長期の刑だと周りの人を見るのは苦痛だと思いますよ、
だって出来ない事を見せられるのと変わりがありませんから。
その良い例がベネチアのドゥカーレ宮から監獄に送致される囚人が、
シャバを見てため息を吐いたというため息の橋みたいですね。
十分に恥ずかしさと心理的苦痛があると思うんですけどね。
209氏、グータンは見て面白いですよ。(^_-)
ttp://www.ktv.co.jp/gootan/index2.html
遙と美由紀は骨折したらしい美愛を抱えながら出発地点に戻ってきた、 襲われたのは昼で到着したのは日が沈み掛けるころで、 ギリギリの時間帯という感じだった、 遥が一言つぶやいた、 GPSが壊されてもコンテナが見える所で良かったよ、 全く、なんて一日だ、これじゃあ天国と地獄を一日で味わっちまったよ。 もう時間は、夕暮れだ、コンテナに入る為に スロープを揚がるとコンテナの扉を開いて中に入った。 ギイィッと寂れた音がする、すると、 あ、鉄格子の扉がある、これって確かに檻だよな、 この中で一生をすごすんだよなぁ戻りか・・・ 遙と美由紀が凄まじい落胆の感情で呆然と鉄格子を見つめると、 入るよと遙が美由紀に声を掛けたそれも諦めたつぶやきの声で・・・
狭い牢の中に美愛を抱えながら入ると、狭いながら奥の方へと移動して行った、 箱とか何かあるな、食べ物あるんだろうか? そう思いながら、美愛を床に寝かせてしばらくすると、 後ろでギィーッ、ガッチャンと音がした、 美由紀はその音に驚いて、慌てて鉄格子の扉を確認しに、 疲れてる体に全力を掛けて走り寄った。 あ・・えっ?何この扉?美由紀が慌てて鉄格子の扉を開けようとしたが、 大声で、開かない、開かないよ、扉が開かないんだ、開けてっ、 お願い、外に出たいの、もう出られないの・・・ 刑務所で一生過ごしたくないのお願いだから開けて・・・ クタクタになってしまっているはずの美由紀は、 精一杯の力をだしながら、この牢屋から出たいと声を上げて泣きわめいていた。 遙、大変だ!開かないよっ出られない、出られないよ、 終わっちゃった・・・終わっちゃったんだ・・・ ポタッポタッと美由紀の頬を涙がしたたり落ちていく・・・ 泣き出してしまった美由紀を見て遥は、 いつもの美由紀らしさのない美由紀を見るのが辛いのか床を見つめて、 しばらく黙っていたけど、思い切って遥は美由紀に声を掛けた。 美由紀、泣くの止めよう、美愛のために少しでいいから、 静かにしてくれないかな? 美愛、熱だしているんだ・・・
>>322 25様お帰りなさいませ。 傑作の続きを楽しみに致しております。
11月の6日と7日にネットカフェから書き込みを試みましたが、荒らし対策で
規制がかかっており、出来ませんで申し訳御座いませんでした。皆様もこれからも
わたくしを宜しくお願い申し上げます。
>>333 209様の御意見に全くの同感でございます。
ただ、わたくしの好みと致しましては、漫才師のレッツゴー3匹の真ん中の人=
実はリーダーと同じく好みに付加価値をつけまして、高身長の本物のアルビノ=
白人女性に、金属製の両手錠と足枷鉄球二つに萌えるのでございますが、以外と
「少数派」らしいので、ここはmint様にお願い申し上げて、「身分証明書」だけの
「白人」=従姉妹のイタリア人女性姉妹をモデルにされたかたを出す事で、
ここのスレを拝読して下さっておられる皆様がたに、受けるのではないでしょうか!!
ええ、本物の白人女性なら低身長でも大好きで御座いますがね。
>>307 mint様の仰る通り、あの少女囚人さんには解放は御座いませんね。
解放されたと思い込ませる存在が必要である、と申しましょうか。
そこで「キリスト教道徳」なるマゾヒズム洗脳の登場で御座いますよ。
このスレの趣旨とは相容れないので、誰も書き込まれるお方が存在しなくても
別に構わないのでは御座いますが。
確か2000年の夏に欧米の歴史学会がやっと歴史の偽造に関して「謝罪」を
致しましたよ。イエスキリストと12使途は「黒人女性達」であり
及び、古代ギリシャ・ローマ文明を作ったのも「黒人」だったと。
しかしシタタカな文章も付け加えておりました。「我々現代の欧米人こそが
主キリストの教えを実践しているからこそ優秀な民族である!!」とも。
つまり、キリストに仕える神聖な女奴隷としての選民意識をもたせての
洗脳で御座います。
洗脳、MCスレを作ってそっちに行けばいいと思うのだが・・・。
342 :
名無しさん@ピンキー :04/11/11 11:24:37 ID:mzcPZs+I
25様・mint様・209様 続きを早く拝読したいで御座います。
344 :
名無しさん@ピンキー :04/11/12 21:08:07 ID:DA4WFsyd
中居正広の金曜日のスマたちへ 女子刑務所の真実…罪を犯した女の流転人生▽出して…高齢受刑者の叫び▽山口百恵の曲に号泣
hosyu.hoshu.haushoo
346 :
名無しさん@ピンキー :04/11/13 22:50:10 ID:xrjMoBuo
25氏ももう来ないか。 違った形で盛り上げようか。
347 :
名無しさん@ピンキー :04/11/13 23:09:11 ID:xrjMoBuo
>>327 最高のサイトでした。
無料でここまでとは・・・。
348 :
名無しさん@ピンキー :04/11/14 17:39:24 ID:oxQFTQR1
>>348 俺はこういうの好きだけど、このスレのコテはきっと
とやかく言わずにはいられないだろうな。
>>349 様
それはそうで御座いますよ。荒井まり子さんが持っている「バカの壁」を
真実と盲信した上での小説の内容で御座いますからね。
それよりもどうしようもない肉体も性格もブスの女を絶世の美女囚人に
育成する内容のほうが遥かに萌えますで御座いますよ。
↓
>>350 の翻訳
そりゃそうだろ。荒井まり子の言う事を
真に受けてこんなん書くなんてバカじゃねーの(´,_ゝ`)プッ
そんなんよりどうしようもない体も正確もブスな女を絶世の美女囚人に
育成する、これだね。こっちの方が遥かに萌え〜。
↓要約
俺の好みじゃない小説なんてお呼びじゃないんだよ。
↓
>>343 の翻訳
25・mint・209 早く続き書けやゴルア。
↓補足
俺は注文付けるだけで書かねーけどな。
こう読み取れるのは漏れだけじゃないと思う。スルーすれば済むのに。
結局他人の嗜好を認めようとも思えないけど、自分の嗜好は満たされないと厭。
しかもそれを表明せずにはいられない。
だけど叩かれるのが厭だから妙な口調でそれを糊塗したつもりになっていると。
SM板の「囚われの姫君って」スレでもスレの流れとは無関係に
愚痴を垂れてたしな。なんつーか、哀れな御仁だ。
2ちゃんには向いていないから自サイトでも立ち上げてそこでやった方が、
自分の精神衛生のためにも良いんじゃないかと思うよ。
色々な方の趣向を完全に満たすことはまず無理でしょうね。 続きをアップしない(できない)のは、私が出張中のレス一連の流れを見て、 ダメだこりゃ と。 まあ、>>351さんの意見に概ね同意ですね。ちょっと言い過ぎかもしれませんが。 ファカナリーヌさんは、ご自分がこのスレの過疎化を招いていることにお気づきでしょうか。
私自身は続きを書きたいけどね。
354 :
名無しさん@ピンキー :04/11/15 21:30:19 ID:bE5czFWE
荒れているようですが、小説、画像サイトの情報をお待ちしております。 小説は誰が書いても良いです。 ビビっと来たら感想書きます。
>>352 >>353 25様、それでは暫らく或いは永遠にかもしれませんが、休眠致しましょう。
この良スレが、25様が出張中にDAT落ちしない目的での、定期的な書き込み
で御座いましたので。それでは、続きを楽しみに致しております。
mint様・209様、そして他の皆様も宜しくお願い申し上げます。
356 :
名無しさん@ピンキー :04/11/15 22:38:42 ID:bE5czFWE
私は特に押し付けとは思いませんでしたよ!! 個人的にファカリーヌさんの定期的な書き込みは非常に 興味深かったです。 色々な趣向を持っている人がいるので、 趣向は押し付けはファカリーヌさんだけじゃないと思います。 殆どの人がやっています。(小説を書く人もです。) スレ違いでなければ、どんな書き込みがあっても良いと思います。 それを排除するのは誰にも出来ないはずです。
むしろ「けっこうみんなそう感じてたんだなぁ」という印象。 押し付けっていうか、自己主張をするのは構わないけど 度が過ぎる&人の嗜好に対して否定的な意見を言い過ぎるっていうのはあるよな。 単なる議論好きの域を超えていたと思うし、人種や社会的な所に 不必要に踏み込み「たがる」行為は既にスレ違いだったと思う。 フェチ板であればなおさら人の嗜好には寛容であるべきだろうし、 それができない人間に対してはフェチ板だからいっそう不寛容にならざるをえない。 今まで言われなかったのはファカナリーヌ氏以外の住人が寛容だったからだと思う。
358 :
名無しさん@ピンキー :04/11/15 23:15:46 ID:T98nH27x
カラオケでもさ、一人でマイク離さず 歌いまくってたら、さすがにヘキヘキするわさ。 「ファカリーヌさんの歌もっと聞きたいっ」てやつもいれば、 「おいおい、ええかげん、マイク離せよ」って思うやつもいる。 板を見るだけのやつなら、書き込みが多い方が良いだろうけど、 話しの流れにあわせて、書き込みをして盛り上げようと考えるやつに とっては、人の話しを聞く「間」を持たないやつは、やりにくい。 人とうまくコミュニケーションとろうと思うなら、 相手にも喋る間をあげよー。 >25氏 出張乙。もし気合が乗ったら、復活よろしく
359 :
名無しさん@ピンキー :04/11/15 23:16:03 ID:bE5czFWE
書きたいときに書けばいい。
>>355 って25氏にだけ話してて、自分に関する事である
>>351 には
一言も無いのな。
まあこういう人だから、って気はするが……。
361 :
209 ◆/8XdRnPcqA :04/11/16 10:52:07 ID:SXei3Q2W
>>355 ファカリーヌ氏は嫌いじゃないぞ。(w
だが、注文の多いクレクレ君だった事は確かだ。
悪気はないと思うので、次回はクレクレは自重して、
ほとぼり冷めたら書けばいいさ。
362 :
名無しさん@ピンキー :04/11/16 21:22:26 ID:FfYiIQv3
363 :
名無しさん@ピンキー :04/11/17 00:25:09 ID:lx5r6gz6
25氏の小説良いっていう奴おおいけど・・・ 本当に良いかな。 なんかみゆさんのパクリだし・・
>>363 25氏の描いている有紀の罪名はあのみゆさんと同じで、
裁判前の様子等(
>>25-29 )はみゆさんの証言と一致している部分もある。
裁判の結果は両者違い、みゆさんは執行猶予で社会に復帰している。
一方、有紀はこれから刑務所入り・・・。
365 :
名無しさん@ピンキー :04/11/17 22:10:17 ID:8LCjBRAu
いやいや俺は25氏の小説は素晴らしいと思う。 確かにヒントを得たのかも知れないが、 彼の知識も加味され、心情や刑務所内の描写が 生き生きとしている。 俺は、実話を基にした物語と考えている。 彼女の証言と合わせて読めば一層萌える。
俺は25氏の小説好きだけどまあ人それぞれだろうな。 確かなのは25氏の言行はウザくないってことだ。
良スレ保守。
ちなみに、みゆさんのって何?
369 :
名無しさん@ピンキー :04/11/18 23:11:26 ID:Sv9CPQG5
370 :
名無しさん@ピンキー :04/11/19 00:45:29 ID:c/QfbTnj
371 :
名無しさん@ピンキ− :04/11/20 02:35:35 ID:ivZqkYKJ
>>351 ガンガレ。正論だししかも東京スポーツタッチの文体が面白いぞ。
こういう哀感漂うのが売りのスレだからこそ、明るさが必要だ。
保守するぞ。
373 :
名無しさん@ピンキー :04/11/22 01:38:09 ID:8EwG7QQz
ここの小説いいね。 更新がないけれど一応の完結なのかな? こういうの読んだ事がなかったので新鮮でした。 プロ作家で、いかにエロくするかがサービスと思っている作家が いるけど、それは考えが浅いと思った。 ありがとう。
リアルなままが逆に萌えるンです。
どの位の時間が経ったのだろう。 目の細かい金網に覆われた護送車の中で、キャンバス地の拘束着と金属の手足枷によって その身を厳重に戒められた少女は、同乗の女囚達を見つめながらそのようなことを考えていた。 航空機によって移送先の「月片刑務所」のある北海道に到着した女囚達は、厳しい監視のもとで この護送車に乗せられたのである。 護送車はゆっくりとした速度で走る。時折路面の凹凸で突き上げられると、女囚達は一斉にその顔を歪める。 彼女達には、移送中の措置として女性器と肛門に2本のプラグが深々と挿し込まれているのだ。 常に深く腰掛けるように命じられている女囚達に、前触れも無く襲い掛かる強烈な刺激。 これも懲罰の一つといえるのだろうか。 少女も例外ではない。未熟な彼女の秘裂にも罰具は容赦なく挿入されている。 彼女の腰掛けているステンレスの座面には、ねっとりとした液体が広がっていた。 戒護官はその様子を見て、失笑する。 また突き上げが女囚達を襲う。 少女は防声具で塞がれた口から、声にならない喘ぎを漏らす。
少女の名は楢原琴羽。 琴羽は海外からの薬物密輸の罪に問われ、未成年ながら終身禁固の判決を受けたのだった。 もともと身寄りの無かった琴羽は、中学を卒業後、施設を飛び出し、この危険な仕事に手を染めた。 一見すると清楚な帰国子女にも見える、端正な琴羽の容姿は、密輸グループにとっても都合の良い人材だったようだ。 琴羽は密輸を繰り返し、そのたびに高額な報酬を受け取りその生計を立てていた。 しかし程なく発覚。 常習性に加え、あまりに大量の押収量であったため、琴羽は厳しく裁かれることとなった。 下された判決は、終身禁固。 あまりにも重い判決。 しかし琴羽は控訴しなかった。 もう私など、どうなってもいい・・・。 そんな無力感が琴羽の心を支配する。 幼いころからずっと一人の琴羽。 いっそのこと、このまま檻に繋がれたままのほうが、どんなに楽だろうか。 生きるために、琴羽は、自ら一生鎖と枷に繋がれる生活を選択したのだった。
377 :
名無しさん@ピンキー :04/11/23 00:33:49 ID:MS5fmzsc
>>376 おっ、来ましたね!
キャラクターの設定がよく練られていてGOODです!
楽しみにしてます!!
琴羽の向かいの席には、少し年齢が上に見える、おとなしそうな女囚が座っている。 拘置所から空港までの移送時に、一度目が合ったので、琴羽はできる限り柔らかな表情で彼女に会釈をした。 その女囚は、軽く頷いただけで顔を背け、その後は琴羽とあえて目を合わせようとしなかったようだった。 今もその表情は固く、自身の拘束された両手首に目を落としている。 彼女はどのような罪でこれから刑務所へと向かうのだろうか。 琴羽は、向かいの女囚の拘束衣から、きゅっと搾り出されている形の良い乳房を見つめながら取り止めの無い考えを巡らせていた。
護送車はやや賑やかな市街地に入った。 「月片刑務所」のある高見沢市内。 一際物々しさを感じさせる護送車は、市街地で異様な存在感を放つ。 信号待ちで横に並んだ路線バスからは、金網の外から突き刺すような視線を感じる。 もちろん外部からは覗くことのできないようになっているが、逆に護送車内からは金網越しに外がよく見える。 女囚達は、顔を伏せる者、鎖のつけられた両手で露にされた乳房を隠す者とその反応はさまざまである。 琴羽は、特に何をするわけでもなく、ただ漫然と映りゆく街の風景を目に焼き付けていた。 同じ年頃の女子高生が談笑しながら喫茶店に入る。 可愛らしい制服に身を包んだ彼女達、そして拘束着姿の自分。 あまりにも違いすぎる両者のその境遇。 琴羽のやや切れ長の目尻から、無意識に一筋の涙が零れていく。
俺萌氏 小説、再開、おめでとうございます。 楢原琴羽ですか、良い名前ですね、 キャラの事情も納得できますね。 正直、萌えますね、見事なほどに上手いと思います。
381 :
名無しさん@ピンキー :04/11/23 11:32:10 ID:5SrRwwBG
俺萌氏は25氏なのかな?
382 :
名無しさん@ピンキー :04/11/23 19:41:56 ID:e4Ieio7c
>>381 どうも違うような気がする。
25氏カムバック!
護送車が刑務所に到着したのは、既に日も落ちかけた頃だった。 高い塀に夕日は既に遮られ、琴羽たち女囚は暗い足元に気を取られながら、戒護員たちに引き立てられてゆく。 女囚達は拘束された姿のまま、薄暗い部屋に集められた。 ふと、照明が点く。 一段高く女囚達を見下ろすような正面の台の上には、制服姿の刑務官が立っていた。 「本日の新入囚、4名です。只今無事に護送を完了しました」 戒護員が敬礼し報告を終える。 「・・・・。」刑務官は無言のまま4名の女囚を睨みつけた。 琴羽は、その鋭い眼光に思わず肩をすくめる。
「それでは右から。氏名、罪名、刑期を言いなさい」 鞭の柄で示されたのは、琴羽が一度護送車の中で目を合わせた女囚だった。 「わ、わたしですか・・・?」 女囚は少したじろぎながら聞き返す。 「同じ事を言わせるな。命令は一度で聞くのが当たり前だ。」 厳しい叱責の言葉を浴びせられた女囚は、深く項垂れてか細い声を絞り出す。 「・・・廣島有紀。危険運転致傷罪、4年の懲役です・・・・・。」 その女囚は有紀と名乗った。 4年の懲役。終身禁固を言い渡された琴羽にとっては取るに足りない刑期。 まあ危険運転とかなんとかいうくらいだから、おとなしそうに見えても意外と熱い性格なのかも。 琴羽は有紀の横顔を見つめながら、そんなことを考えていた。
いつの間にか自分の番が巡ってきたようだ。既に3人目まで終えている。 「楢原琴羽。麻薬取締法違反、終身禁固」 努めて事務的な口調で琴羽は告げた。 他の女囚が驚きの表情を向ける。単純な驚きか、若くしてその一生を獄内で終えることを定められた者への憐みか。 そう、私はここで一生鎖と枷に繋がれる・・・。 背筋を伸ばし刑務官に向き合う凛とした琴羽の表情には、もはや悲壮感は感じられなかった。
琴羽たち新入囚は、1人ずつ独房へと連れられていった。 縦が3m、横が2mという、きわめて狭い空間が琴羽に与えられた世界の全てだった。 前方は目の細かい鉄格子扉。 高い位置に設けられた獄窓からは、既に力を失った日光が申しわけ程度に差し込んでいる。 ビニールレザー張りの粗末な寝台と薄い掛け布。そして床に穿たれた排泄孔。 琴羽は実に十数時間ぶりに手足枷を外されて拘束着を脱がされた。 すぐさま琴羽はグレーの囚人服に着替えさせられた。丈の短さは相変わらずだった。 未だプラグを挿し込まれたままだった琴羽に、刑務官は監獄での生活について説明をはじめた。
琴羽にはこれから一月の間の拘禁生活についての説明が、刑務官によって行われた。 手枷と足枷は常時装着し、その両方を鎖で繋ぐこと。 食事と就寝時を除いて防声具を装着していなければならないこと。 プラグは午前と午後の排泄時間を除き常に挿入されていなければならないこと。 起床は午前6時、就寝は午後8時。食事は3回。 入浴は監視のもと週に2回10分ずつ認められ、 運動は週に3回、檻の中で拘束具を付けたまま行うこと。 独房内では常に寝台に腰掛けた姿勢を取り、 30分おきの点呼には必ず直立不動の姿勢を取ること。 そしてこの間の生活態度によって、今後の処遇が変わってくることが告げられた。
お、有紀が出て来た。
>>386 そうですね、納得♪
俺萌え氏さすがに上手く書き込んでいます。
面白いです、萌えますよ、この哀愁感とても良いです。
391 :
名無しさん@ピンキー :04/11/23 21:48:57 ID:e4Ieio7c
25氏だったら感想にレスするからね。 違う人だな。
>>391 そうですね。
25氏が出にくい事情は想像できるんだが・・・仕方がない。
いつか戻ってきて欲しいですね。
393 :
名無しさん@ピンキー :04/11/24 00:03:09 ID:rxnjpo6m
もちろん彼女はもっと特別な処遇に晒されるんですよね
「分かりましたか?」 威圧的な制服に身を包んだ若い刑務官が、鞭を片手に琴羽を見据えた。 「・・・・はい・・・。」 琴羽は視線を逸らしたまま、消え入りそうな声で返事をする。 その刑務官は手際よく琴羽の手足に再び冷たい鉄枷を施し、革製の防声具を嵌める。 独房の鉄格子扉を大きな音を立てて閉じた。 二重の錠が掛けられる。 そして、静寂。
琴羽は、コンクリート床の冷たさに責め苛まれている拘束された自分の両足を広げた。 当然肩幅よりも狭い範囲でしか動かすことができない。 鎖に繋がれている手枷の嵌められた両腕も、厳しくその動きが制限されている。 そして琴羽の二つの穴に深々と挿し込まれているプラグ。それを押さえるハーネス。 あらゆる器具が琴羽の自由を、そして彼女の尊厳を確実に奪ってゆく。 革の防声具から漏れる、微かな吐息だけが、自分の生きている証。 いや、生かされているという方が正しいのかもしれない。
「起床―!」 看守の無慈悲な号令が、女囚達の独房に響き渡る。 琴羽は、固い寝台からゆっくりと身体を起こし、朝の点検を待つ。 琴羽たち新入囚は、厳重に管理された生活を最初の一月で叩き込まれる。 拘束具、挿入具の常時装着をはじめ、食事・入浴・運動、そして排泄に至るまで あらゆる行動が管理され、そして厳しく制限されていた。
起床後すぐに行われる拘束具の点検。 手枷足枷の位置は適切か、鎖の緩みは無いか。看守によって点検を受けるまで一切動くことは許されていない。 制服姿の若い女性看守が、琴羽に結わえ付けられている鉄鎖をガチャガチャと乱暴に 動かして確認すると、帳簿にチェックを入れてゆく。 「301番、拘束具異常なし。」 冷静な声で看守は、チェック項目を読み上げ続ける。 「続けて挿入具の点検を行う。両手を壁に付き、可能な限り両足を広げなさい」 毎日繰り返される屈辱。 琴羽は唇を噛締め、命じられたとおりの姿勢を取る。
看守は手袋を嵌め、琴羽の囚衣の裾を捲り上げると、彼女の股に食い込むように 装着された革のハーネスを取り外す。そして・・・。 「うぅ・・・・あ・・・はぁっン!」 琴羽の喘ぎ声にも似た悲鳴。 2つの孔を塞いでいた罰具が、ぬらりとした粘液と共に勢いよく引き抜かれた。 看守はそれを乱暴にステンレスの箱に放り投げる。 「これから30分間を挿入具の解放時間とする。排泄は時間内に行うように」 看守は鉄格子扉を閉じると、ブーツの踵を固い回廊の床に響かせながら、 次の監房へと向かっていった。
う・・・凄すぎる。
感想と意見なんだけど、
凄いとしか言えない、とにかくキャラの心境をよく考慮している。
そう思いますね。
防声具が無かったら、なんて言葉が出るんだろう?
泣きじゃくるシーンがあれば、凄いだろうなと思う。
こんなに厳しいとは思わなかったと言う現実と、
楽しかったかもしれない過去を思い出していくとかだろうね。
あのクラスメートはどうしているだろう、
新聞記事を読んだんだろうな・・・とかね。
ちなみに映画『誘う女』のモデルになった実話の終身刑女囚(24)は、
収監先で狂ったように泣きじゃくったそうです。
これから下着と生理用品の貸与があるんだろうと思う、
参考までに、こんなのもあるよ。
ttp://plaza.rakuten.co.jp/nunonapukin/2000
「排泄は済ませましたか?」 看守が鉄格子の外から琴羽の様子を窺う。 「はい・・・済ませました。あ、あの・・・・水を・・・流してください・・・。」 房内の排泄孔は、囚人が自由に水を流すことはできない構造となっている。 囚人は、排泄孔の使用後に必ず看守まで申し出ることが義務付けられている。 「確認後、流水します」 あくまで看守は冷静に徹していた。
「それでは、姿勢を取りなさい。挿入します。」 看守は湿った布で琴羽の股間を拭きあげ、再び琴羽の幼い淫裂に、禍々しく黒光する 2本の責具をゆっくりと挿し込んだ。 「あ・・・・・はあぅ・・・」 「力を抜きなさい。じきに痛みは無くなるでしょう・・・」 苦痛に歪む表情で涙を流す琴羽を、看守は冷静になだめる。 「これから朝食まで、防声具を装着します。口を開けて」 革の装具は琴羽の後頭部で、きつく尾錠が締め上げられていく。
そして閉じられる鉄格子。 言葉を奪われた琴羽の囚衣が、小刻みに震えている。 防声具の隙間から微かに漏れ零れる、彼女の嗚咽。 静寂に支配された独房内。 琴羽の耳に入るのは、自らを戒める枷と鎖の冷たい金属音だけだった。
>>403 様
ありがとうございました。こちらに隔離に参ります。
406 :
名無しさん@ピンキー :04/11/27 01:17:22 ID:zjTB6caX
403-405 ↑ファカナリーヌの自作自演だろ? なんでこいつは、こんなにキショイんだ?
407 :
名無しさん@ピンキー :04/11/27 02:41:50 ID:MeVZOvFz
>>407 およびmint様をはじめ、ご感想を頂いた皆様ありがとうございます。
レスが遅くなってスミマセン。
ご指摘のとおり、俺萌=25です。ちょっと視点を変えて書いてみたくなったので、
以前の設定を使って…という形にしました。
また暫く仕事が忙しくなりますので休眠です。
ファカナリーヌさんも個人的には、良いアイデアをお持ちの方と思いますので
あまり虐めないで下さいね。
それでは失礼します。
409 :
名無しさん@ピンキー :04/11/27 19:19:11 ID:/BMGBwGl
25さん、また来ますか?続きが読みたいです。
410 :
名無しさん@ピンキー :04/11/27 20:25:21 ID:WUp+eNQ7
ゆきのその後も気になる。
411 :
名無しさん@ピンキー :04/11/28 02:17:16 ID:d5Q8gQDN
25さん帰ってきてください。 いつまで仕事忙しいですか?
412 :
名無しさん@ピンキー :04/11/28 02:59:34 ID:ks41c2/J
私は本当の意味で25さんが帰ってくれる事を期待しています。 あの初期の頃ように、輝いていた小説が読みたいです。
413 :
名無しさん@ピンキー :04/11/28 19:40:31 ID:/PuWXERB
つづきまだー?
無理に催促するのやめにしない? 25氏は忙しいのだよ。
415 :
名無しさん@ピンキー :04/11/28 22:00:15 ID:xy4UYYHl
くれくれ君は来るな
416 :
名無しさん@ピンキー :04/11/28 22:22:27 ID:x2Fn8mCE
dat落ち帽子。
418 :
名無しさん@ピンキー :04/11/29 23:59:08 ID:56B7I1P1
416 宣伝
419 :
名無しさん@ピンキー :04/11/30 02:51:27 ID:fjoHktaL
生足に鉄の枷を繋がれっぱなしじゃ、 ちょっとした傷で炎症を起こすんじゃないだろうか。 そのあたりの配慮はないのだろうか。
420 :
419 :04/11/30 02:51:57 ID:fjoHktaL
ただの感想です。
お人形=操り人形 洗脳=マインドコントロール どちらも人を操りたいと言う妄想?願望?
423 :
名無しさん@ピンキー :04/12/01 23:37:58 ID:ZeTnfARA
>>422 妄想だったらここに来る奴みんなそうじゃん。
なんの恨みがあるか知らんが個人叩きはもういいって。
そう言われても
>>229 は結局なにが言いたいのか判らないし。
中世の鉄枷は傷つけ痛ませるのも目的だったように思える。
ただ手錠のようにサイズが調整できなかったから、がっちり食い込まない囚人も
多かっただろうね。
そうだよな、
>>229 を読んでも、疑問だらけだ?
個性に合わせなければは不可能?
なんで個性が必要なんだ?
洗脳が何か分かってるのか?
別に個人を攻撃する訳じゃないけど、
何かがおかしい気がする・・・気のせいか?
426 :
名無しさん@ピンキー :04/12/02 01:18:30 ID:iIZqF5MN
>>425 >>229 の文脈では、
個性というのは、手首足首のサイズだな。
枷は痛めつける目的ではなく、美しい女囚を洗脳し人形化し、
富豪に買われるような商品として身も心も従属させる必要がある。
ようするにM奴隷の調教だと同じだ。
そのためには、あるいは商品価値を下げない為にも、
肌への配慮が必要だという事だろう。
配慮が必要っていうのは当然なんだけど、 そこでなぜ人工皮膚の移植が必要なのかっていうのが解らんのよ。 実際の戒具&拘束具が革や布製に移ってきた経緯を考えても、 そこに鉄枷という趣味性を持ち込むなら 「傷つかないように配慮した枷」とか「傷ついてもいいという前提の物語」が 植皮より先に出てくるのが普通じゃないかと思う。
429 :
名無しさん@ピンキー :04/12/02 23:18:09 ID:+kcn/Xp1
>>427 その通りだと思う。
ファカリーヌ氏にとっては鉄枷はゆずれないわけだ。
だが、長期間装着する事により、
肌を傷つけるというジレンマがある。
お人形の商品価値が下がるわけだ。
枷の拒否感も出てくるし、洗脳もうまくいかないだろう。
普通なら枷の方を何とかするのだが、
ここが凡人との違いである。
「人工皮膚の移植がまず最初(w」
なんか変だと思っている奴は正常だと思う。
まあ、好き嫌いはわかれるだろう。(w
それでも分からないのが、何故? 日常生活を感じさせる物が嫌なの?
まあファカナリーヌ氏を理解しようとしても徒労に終わる気はするね。
432 :
名無しさん@ピンキー :04/12/04 00:25:37 ID:4pPiOTJ+
出る杭は打たれるってところだな。 ファカリーヌ氏はかなり専門的な知識を持っているからな。 凡人には脅威だろうな。
>>429 に激しく同意。マイナスイオンを発生するリストバンドを鉄枷と皮膚の間に
保護布製品として覆えばいいだけのハナシ。安くて良い品市販されてるもんね。
確かに人間の足の大きさだって、起き掛けの朝と仕事の後の夕方では1cmも
違うので、手首足首の太さも数十ミクロン違うから、ピッタリの金属製の
旧式の手枷足枷製作は無理というか制作費用がかかり過ぎだよね。
人工皮膚にしたってそうだからね。マイナスイオンを発生する金属枷の製作費用も
凄くお金がかかるもんね。リストバンドでの保護で充分だよね。このスレでは。
434 :
名無しさん@ピンキー :04/12/04 12:05:34 ID:GJMhjiTT
くれくれ君が凄まじく。 都合の悪いことはスルーするので、嫌がられているんじゃないのか? その上、人に頼みは強要するし・・・ これだとリアルでも嫌な奴だと思うぞ。
436 :
名無しさん@ピンキー :04/12/04 23:02:51 ID:vvqDXZXV
mintさん続き読みたいです。
437 :
433 :04/12/05 16:37:09 ID:7F77R/VX
説明不足スマソ。ディスカウント系のドラッグストアでバーゲン品として こんなリストバンドが売られていたのを見たので書き込んだ、東武野田線。
439 :
名無しさん@ピンキー :04/12/09 11:50:27 ID:L6VRVp5u
>>438 mintさん小説の続きは気になります。
頑張ってください。
ほしゅ
>>434 さん
そこに転載されてるイラストの、元ってどこにあるの?
いい絵だなー。手錠へのこだわりがあるね。
444 :
名無しさん@ピンキー :04/12/17 12:04:42 ID:xHahiauE
445 :
おでん :04/12/18 23:30:14 ID:AqC1kaTM
446 :
名無しさん@ピンキー :04/12/19 01:21:15 ID:ojtM78vP
>>445 いいですね!絵柄がクオリティ高いですね。
447 :
446 :04/12/19 01:48:29 ID:ojtM78vP
文章が難解だが・・。
良いスレ保守。
女囚ものの漫画とかアニメってどんなのがある?
450 :
名無しさん@ピンキー :04/12/23 08:43:49 ID:iyv+Qd1m
闘奴ルーザというのが良い。
保守
保守
hoshu
454 :
名無しさん@ピンキー :04/12/29 19:07:43 ID:GZqKP2aA
455 :
名無しさん@ピンキー :04/12/31 10:40:07 ID:Eyp2I91g
有紀も大晦日、正月三が日はいつもの貧しい食事とは 違ったごちそうを与えられるのだろう。
25さん戻ってこないのでしょうか…
457 :
名無しさん@ピンキー :05/01/03 15:08:17 ID:u65x8RCb
458 :
名無しさん@ピンキー :05/01/03 23:38:27 ID:E+3OBDKh
>>457 読みました。
素晴らしいですね!!
作者は刑務官の経験があったんでしょうかね。
知識と経験?に基づいた描写は一味も二味も違います。
女囚版も読みたいです。
459 :
. :05/01/03 23:58:05 ID:5lz0Mg0y
>457,458 素晴らしいも何も、スレタイトル確認してからカキコしてる?
460 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 00:46:53 ID:RKfHLFY0
>>459 もちろんです。
指摘箇所は理解しています。
ですが、せっかくよいスレですので、
女囚・男囚こだわらないで行きませんか?
461 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 00:50:11 ID:RKfHLFY0
カンカン踊りに興味があります。 女囚はそういうのはありませんよね? お勧めの漫画は、暴力株式会社です。
462 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 00:53:52 ID:RKfHLFY0
男囚の書き込みも可としませんか? せっかく、囚人の哀愁をテーマといた珍しく、 素晴らしいスレですし、興味のある人は沢山いると思います。 阿部譲二や花輪さんの描写には飽き飽きしていました。 こういう切り口もあったのは発見でした。
463 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 00:55:24 ID:b2qgS40A
>>460 良いですね!男囚をテーマにした小説は結構ありそうです。
464 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 00:57:03 ID:GZ789Saw
465 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 00:58:02 ID:GZ789Saw
>>462 >>男囚の書き込みも可としませんか?
賛成!!!!
466 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 01:01:15 ID:GZ789Saw
洸森はもう何も感じなかった。老人は看守ではない。わかっていて、洸森は老人のなす がまま体中を撫でさすられても、じっと耐えていた。地下牢へ入れられてから三日目に ようやく後ろ手の手錠が前に掛け直されたが、それだけだった。全裸に紙オムツ姿は変 わらない。排泄は垂れ流し状態だ。食事も相変わらずオートミールだけ。水を飲む量も 制限されている。そんな環境にも人間はなれてしまうのだろうか、いや、自分だからこ そこんなに惨めな状況にでも慣れてしまうのだろうか。いつここから開放されるのだろ う。一生この地下牢へ閉じ込めておくつもりだろうか。洸森の脳裏に自分がやせ衰えた幽鬼のような姿で死んでゆくさまが浮かび上がった。 いったい地下牢へ入れられてどれだけたつのか、洸森にはもうわからない。 洸森は老人の足音を心待ちにするようになっていた。その時もすぐに老人の足音だとわ かった。いつものように、廊下に電気がともるスイッチ音がして、金属が擦れ合う音は 閂が外される音だ。洸森は横たえていた身を起こして、老人の登場を待つ。
467 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 01:01:41 ID:GZ789Saw
老人が現れた。しかし、手に持っているはずのボウルがない。老人はいつもと違い、扉 を大きく目いっぱいに開いた。牢の中が完全に明るくなる。 洸森の前に現れたのは、看守の磨き上げられた黒靴だった。 「ほう、良く仕込んだものだな」 看守の嘲りに満ちた声。 まるで飼いならされた犬同様に、あさましく這いつくばって、メシをもらおうとする洸 森の姿。 看守が洸森の目の前にかがみこんで、頭髪を掴み上げた。 「2242号、沈黙の規則を守ると約束するなら口枷を外してやってもいいぞ」 洸森は必死にうなずいた。 このことがあって、口枷はどうにか外してもらえたとはいえ、さらに1週間はそのまま 地下牢へ監禁された。ようやく地上へ洸森が戻されたのは1ヶ月という期間が過ぎてか らだった。1ヶ月間、コンクリートの棺桶のような穴倉で、立つことさえ許されなかっ た洸森は懲罰が終わったからといって、すぐには立って歩けなかった。
468 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 01:02:48 ID:GZ789Saw
刑務所内の病棟へ入れられて、今度はベッドに鎖で繋がれることになった。もう鎖が何 処にいてもついて回ることに慣れっこになっていて、全く気にならない。地下にいる時 には両足をまとめて拘束されていたのが、今は片足がベッドの支柱へ繋がれているに過 ぎない。それはとても感謝すべきことだった。口枷も手錠もなく、清潔なシーツのベッ ドにこうして横たわっている自分がどれほど幸福な気持ちに満たされているかは誰にも 想像つかないだろうと洸森は思う。 点滴が終わり、看護士が注射針を抜き、脱脂綿を渡した。 「手錠によってできたと思う手首の傷と、足枷が擦れてできた足首の傷は、日にちが立 てば治ってくるから心配はない。化膿したり、腫れたりしたら即座に看守に言ってくれ 」 「・……………」 「足の方は運動の時間を有効に使ってリハビリあるのみだ。衰弱もかなり元に戻ったか ら、それなりに体力がつけば昔と変わらず歩けるようになる。以上だ。君の監房へ戻っ ていい」
469 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 01:03:16 ID:GZ789Saw
ベッドの支柱から鎖が取り離された。 洸森は両足を床へ着け、恐る恐る立ってみる。大丈夫だ。看護士に向かってペコリとお 辞儀をする。感謝の言葉を口にすることはなかった。 「ドクターお世話様」 礼を言ったのは傍で腕組みをしている看守だった。 「2242号両手を後ろへ」 看守の命令。反射的に従う洸森の手首には包帯が痛々しく巻かれていた。その上から、 情け容赦のない手錠が食込む。一瞬、洸森が痛みに顔をしかめる。構わずその顔に袋が かぶせられた。 足元の感じで外に出たのがわかる。初めて自分がまだ自分の監房へ帰れないことを悟っ た。きっと所長のところへ連れて行かれるのだろうと、視界のない袋の中でぼんやりと 思う。 洸森が思ったとおり、袋を取られると、そこには所長がいた。 「気分はどうだ?2242号。反省房を経験したそうじゃないか。貴重な体験だ。今後 の刑務所ライフにとてもよい教訓になったことだろう。二度と看守に逆らうような愚か なことはせんことだ。」 「………………」 洸森は小さくうなずいた。
470 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 01:03:43 ID:GZ789Saw
「ほう。素直になってるじゃないか。ここに来たころと姿勢が違うね」 指摘されたとおり、洸森は所長を見てはいなかった。視線は常に自分のつま先あたりの 地面にあった。うつむいて、うなずくのが精一杯の洸森の意思表示となっていた。もう 、沈黙の規則を犯して、反省房行きはごめんだった。 「これで娑婆の思い出や娑婆での生活はキレイさっぱり忘れてもらえたことだと認識し ている。ここは刑務所だ。娑婆での理屈は通用せん。わかったか」 「・・………」 うなずく洸森。口枷がなくとも、洸森がもう許可なく話すことはない。 洸森の目も感性も死んでいた。今所長の前にいるのは、洸森の抜け殻だった。 今しがた、点滴から開放されたところの洸森の足はまだおぼつかない。所長の前で不動 の姿勢を保っているのはとても困難だった。 洸森の意思とは関係なしに、膝の力がふっと抜けた。跪く格好になった洸森を看守が立 ちあがらせようと腕をとった。 「いい。そのままにしておけ。看守は少し席を外してくれないか」 看守を制し、ドアの向こうへ追い出してから、所長はテーブルの向こう側から洸森の傍 に寄った。 「罪を償うと言うことがどういうことか、わかるか?」 「・・・すみません」 床に向かって吐きこぼれた小さな言葉。 「まったく、お前は何にもわかっちゃいない」 所長は首を振った。
471 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 01:06:43 ID:k6FtMmhA
(・∀・)イイ!! GJ!!
472 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 01:09:13 ID:fzdWa5yq
新しい小説キター!!ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ
473 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 01:12:26 ID:VkOY0jQD
474 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 01:16:45 ID:rPw5EK38
スレのタイトル違いだか、意外と男囚の話題も面白いかもな。 あくまで女囚にこだわるヤシがいると思うが、脳内で変換すれば問題ないだろ。 屈強な看守に虐げられる囚人の小説は読みたい。
475 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 01:19:36 ID:rPw5EK38
>>465 女囚に関してはネタも尽きたみたいだし、漏れも賛成。
テニプリをモデルにした囚人モノ書いてくれるヤシいないかな・・。
476 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 01:46:21 ID:rPw5EK38
>>457 そのサイトのてっぽう責めは江戸時代に行われたもの と聞いています。 今行えば、明かに拷問です。 もう少し現実に基づいた描写にして欲しかったです。
477 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 21:31:06 ID:JN3FGMLD
続きが読みたい!!
479 :
名無しさん@ピンキー :05/01/05 00:47:09 ID:ad6EARAV
25は逃げた?
480 :
名無しさん@ピンキー :05/01/05 00:49:07 ID:ad6EARAV
ファカナリーヌさんを呼び戻そうぜ? 絶対盛り上がるべ?
>480 隔離スレへ行って。
483 :
名無しさん@ピンキー :05/01/05 20:56:52 ID:sHS/BvqD
(・∀・)イイ!!
484 :
名無しさん@ピンキー :05/01/05 21:01:49 ID:mXERjHdk
どこだ? 教えれ!
485 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 00:16:34 ID:10D/zSNL
「ここは男子刑務所?しかも死刑囚専門の特別監獄じゃ?どうしてこんなところに?」 大学生だった雅子が不注意からとはいえ人身事故を起こし、実刑を受けることになって 数週間が過ぎていた。元々まじめな彼女が模範的な態度で刑に服し、特別恩赦を うけることになったのは不思議ではない。看護士に恩赦を受けるためにと試験的な 収容所に移送する旨の説明を受け、進められるまま膨大な書類にサインをしたのが 昨昨日。 雅子は移送される前に噂で聞いことのあるその物々しく聳え立つ特殊収容所の建物に まさか自分が特別恩赦を受ける為とはいえ移送されることに驚きを隠せなかった。
486 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 00:38:28 ID:BBW3Gt+J
>>485 新しい小説キター!!ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ
やはり、♀が主人公だともっとイイ。
487 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 00:44:36 ID:g3l8s5nd
当方女ですが、女が主人公の小説だと自分を重ね合わせて興奮します。 あ、男の子が主人公だとしても好きです。^-^; でも、ここのスレは女の子の囚人服のスレだから、 やっぱり女の子が主人公だと良いと思います。 小さい頃鎖に繋がれたいとか思ってました。・・^-^; なにいってるんだか^-^;
488 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 01:35:09 ID:10D/zSNL
当惑を隠せない雅子が無理矢理連れて来られた部屋には一人の女性が待っていた。 「どうして私はこんな所に?特別恩赦を受けられると聞いて試験的な収容所に移送 されると聞いてたんですが」 「はじめまして雅子さん。そうです。貴方は特別恩赦を受ける為にこの特別監獄に移送 され収監されます。正確には男女の性差別を取り除く為に、試験的に女性を男子刑務所、 しかも、もっとも厳しく過酷な特別監獄で男性と共に収監する。その為の特殊囚人服を を作製しました。その着用実験囚として貴方はここに移送されました」 性差別?男性と共に?特殊囚人服?いったいどんな?私がその着用実験囚? 淡々と語る女性の言葉が雅子の意識を上滑りしていく。
スゲー 展開がヨメナイ(w
490 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 02:00:47 ID:10D/zSNL
そんな雅子に気を留めることなくその女性は続ける。 「問題はやはり性差による暴力です。どれほど監視の目を光らせても行き届かない こともありうるでしょう。そんなときにも女性の囚人が危険な目にあうことなく 刑に服すことのできる囚人服を開発しました。貴方にはその第一被験者となってもらいます。 もちろん貴方が死刑囚であることには変わりはありませんのでここでの生活は 決して楽なものにはならないでしょう。ただし、着用実験囚として献身的態度で 十全なデータ提供をいただければ、貴方には大幅な減刑、そして特別恩赦が与えられる でしょう」 一体この女性が何をいいたいのか雅子には全く理解出来なかった。それよりも、と 彼女は思った。私が死刑囚?これは何かの間違いだ。手違いで連れてこられたんだ。 雅子が抗議しようとした時、別の女性が、何か黒いゴムのような塊と異様な器具のようなもの、 これが特殊囚人服?をもって部屋に入ってきた。そして雅子は・・・
491 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 02:26:42 ID:10D/zSNL
とりあえず今日は寝ます。 ってこれ面白い。勢いだけで書いてるんで。ちゃんと日本語になってるのか もよくわからん。駄目なら駄目でまあ・・・
492 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 02:32:58 ID:5XzvwRcM
>491 面白いですよ 特殊囚人服に興味があります 構造などの描写に期待しています
493 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 02:36:59 ID:obm8g9wF
>>491 25を超えろ。
気合入れて頑張れ。
厳しい意見もあるだろうが、応援する。
折れのよう潰れるな。
494 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 07:18:29 ID:10D/zSNL
「まずは、この特殊囚人服について簡単に説め・・・」「い、い、いやです。 こ、これは何かの間違いです。確認してください。私は、し、死刑囚じゃありません。 そんな、そんなものっ」たまらず叫んでしまった雅子の背後に先ほど部屋に入ってきた 女性が無言で近づき、手に持った何か小さな器具で彼女の首筋に注射した。 「いっ、あ、い、今何を注射したんですか?」 「雅子さん落ち着きなさい、軽い精神安定剤です」
495 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 07:35:04 ID:10D/zSNL
「まず、この特殊囚人服は基本的には特別死刑囚の貴方に24時間着用を 義務付けられた完全拘禁服です」 雅子は先ほど打たれた薬物の影響か、身体の動きが緩慢になり意識が集中 しないながら、着々と準備を始める女性が広げている先ほどのゴムの塊から 目が離せなかった。 「24時間着用?完全拘禁服?」ひとりごちた雅子に、彼女は驚くべき説明を 続けた。
496 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 08:11:06 ID:10D/zSNL
「罪を犯した死刑囚とはいえ、女性がたった一人この厳しい男子刑務所で刑に服し、 死刑を迎えることは容易なことではありません。男性からの直接的な暴力から身体 を保護する目的はもちろん、好奇な目や様々な嫌がらせで精神的に追い詰められ、 貴方が所内の規律を破ってしまったり自傷行為に走ることを未然に防ぐ為のもの なのです。そのためこの拘禁服により若干自由を剥奪され、貴方の全てがこの特殊 囚人服の管理下におかれることになります。しかしそれは貴方の安全を保障するための 非常措置であり、これからの貴方のため、そして今後の女性服役者のためなのです。 それを忘れてはいけません」
497 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 21:19:02 ID:10D/zSNL
「そろそろ先ほどの薬が効いてくる頃かと・・」雅子に注射した女性がもう一人に 小声ではなしかける。ただの安定剤じゃ・・・彼女に不安がはしる。 「そうですね。雅子さん、貴方はこの特殊囚人服を、我々実験スタッフが月に一回こちらに 訪問し点検メンテナンスを行うとき以外は、ずっと着用し続けることになります。その為に 身体的な問題で幾分施す処置が必要になります。わかりますね。 まず第一に衛生管理の面から全ての体毛を頭髪も含め、一時的に完全脱毛します。先ほどの 精神安定剤に専用の脱毛薬を混入しておきました」 驚いた雅子が反射的に頭に手をやると苦も無く大量の髪の毛が抜け落ちていく。 「あ、あ、わ、私の、か、髪が、髪が」短くもツヤのある雅子の黒髪が瞬時に全てなくなり 形の良い頭があらわになっていた。 「それでは着用処置を行う前に全身消毒を・・・」全てを聞く前に雅子の意識はなくなった。
ものすごい薬だなぁ。特に男としては恐怖な。 服関係は好きなので期待させていただきますね。
499 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 22:03:32 ID:10D/zSNL
朦朧としながら意識を取り戻した雅子は裸で室内にいた。特別な薬物によって 全ての体毛を失った彼女はまるで生きたマネキン人形のようだった。 「気が付いたようね。もう全身消毒は終わりました。これから着用処置を始めます。 まだ、興奮状態が治まりませんね。それではまず、この防声マスクの装着から始めましょう」 そういって雅子の眼前に持ち出されたそれは、ちょうど口元から鼻を覆う小さめの 風マスクのようなものだった。但し材質は何か固めのゴムのような感じで左右と鼻の上から後頭部に かけて固定する為のベルトが付いている。表の口の部分には丸い栓のようなものが見受けられたが 真に彼女をおびえさせたのは裏側の異様な三本の突起物だった。
500 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 22:20:37 ID:10D/zSNL
その突起物がどこに納まるかは雅子にも恐ろしいことでは在るが容易に想像が付いた。 二つは小さく横に並んでおり、その下に特別太く長くまるで男性の象徴を彼女に想起させた。 反射的に逃げようとした彼女の頭を一人が固定しもう一人がその器具を雅子の口元に 捻り込んでいった。口からのど元に深々と進入する異物、もがき嗚咽を繰り返す彼女の小ぶりな鼻の 穴を大きく広げようと、もう二本の突起が挿入されその上からマスクが覆いかぶさる。そのまま三本の ベルトが頭頂部と耳の下を経由して後頭部で固定される。 「おご、うごっ、お、お、あおおおお」(これは一体何?どうしてこんな?)
501 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 23:09:03 ID:10D/zSNL
「お、お、おう、ぼぼ、ごあお、おっ」強制的に装着された防声マスク。鼻の穴と口を みっちりと異様な突起物に塞がれ息も出来ずパニックを起こす雅子にその女性は 説明を始めた。 「落ち着いて雅子さん。落ち着いて、ゆっくりと鼻で息をしなさい。そう、そうです。 ゆっくりと規則正しく。その鼻に挿入されたものは過不呼吸抑制装置です。精神の不安定に なるであろう特殊囚人服着用者の呼吸を抑制調整し落ち着かせるためのものなのです。 極度な興奮状態になると酸素供給が出来なくなり、意識を失ってしまいます。常に平静心を もち規則正しい呼吸を心がけなさい」
502 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 23:25:49 ID:10D/zSNL
「防声具ですが、女性の声はやはり男性囚人をどうしても刺激することでしょう。 ですから貴方はこの収容所では声を出すことは許可されません。そして慣れるまでは 少し苦しいでしょうが、喉奥まで挿入されたものは特殊栄養剤授飲用具です。 この特別防声マスクも特殊囚人服の一部であり、いかな理由でも点検メンテナンス時 以外は外すことが出来ません。永続着用の衛生管理面で難しいことのひとつに食事摂取 による口内の菌、虫歯の予防です。そのため、歯を一切使わず、特殊栄養剤を喉奥から 直接摂取する為の器具です。マスクの表面の栓は特殊弁になっていて栄養剤容器からの 注入バルブでないとあけることが出来ないのです。よって貴方が女性だからと言って男性に 性的なことを強要されることが無いのです」
503 :
名無しさん@ピンキー :05/01/07 00:43:23 ID:Ccee4Ki6
ラバーボンテージ愛好家?
504 :
名無しさん@ピンキー :05/01/07 00:45:56 ID:Ccee4Ki6
505 :
名無しさん@ピンキー :05/01/07 08:01:32 ID:Sz1iQQJq
雅子への特殊囚人服着用処置は無常に続く。 次に取り出したものは太目の革ベルトに二本の棒状のものが付いた奇妙な器具 だった。 「これはわかりますね、女性にとって一番大切なものを守る為のものです。 そうです。貞操帯です。但し通常のものとは少し違います」
506 :
名無しさん@ピンキー :05/01/08 16:11:03 ID:Wn1nScWT
「な、なぜわらわがこのような辱めを受けねばならぬのです」 妃のたおやかな白い手首に手錠がかけられる……そんな事態を誰が想像したであろうか 。あまりの事態に我を忘れ、自力で外すことのできるはずもない手錠を外そうと手首を 必死に揺すったが、もとより金属の擦れる音が響くだけだ。 「連行せよ」という大尉の命令に応じて、「歩きなさい!」と命じた女性兵士の口調に は有無をいわさぬ冷たい響きがあった。またそのような口調で命令されること自体、彼 女の妃としての誇りを踏み躙るのに十分だったのである。 男女の兵士に両側から腕を掴まれ、背後から別の兵士に銃口で背中をつつかれながら 部屋から出され、足早に階段を下ろされて行く哀れなソフィア。
507 :
名無しさん@ピンキー :05/01/08 17:03:36 ID:y3jlNgSJ
1階の広間には、最後まで彼女を警護して力尽き射殺された親衛隊員の血まみれの死体 が仰向けに並べて転がされている。二人とも全身に十数発の弾丸を撃ち込まれ、息耐え ていた。カニンガムは、妻と一人娘、モーリスはソフィアと同様妊娠中の若い妻を残し て無念の最期を遂げたのであった。ソフィアは、死を賭して自分のために戦った親衛隊 員の無惨な姿を見て、思わず目を背けた。傍らでは、牧師とその妻、それに十七歳にな るアイラという娘が、機関銃を突きつけられ、兵士らに取り囲まれている。 「ああ、ソフィア様、何というおいたわしい」 兵士に曳きたてられてきたソフィアの姿を見て、牧師が声をかけた。なにくれとなく ソフィアの身を案じ、献身的に尽くしてくれたその妻と娘ともども手錠をかけられてい る。
508 :
名無しさん@ピンキー :05/01/08 17:04:47 ID:y3jlNgSJ
「お、お妃様、申し訳ありませぬ。下男がこの場所を密告したとのこと…」 教会の下男の密告であったのだ。デュカという名の下男は、数年前盗みを働いたかど で逮捕され、釈放後、よるべなき身を牧師に拾われ、この教会で働いていたのであった 。この男は、金に目がくらみ、恩を徒で返したのである。デュカが用事で出かけると言 って教会を出たまま、この時間になるまで姿を見せず、牧師夫妻もいぶかしげに思って いた矢先の出来事であった。 「そ、そなたたちまでこのような目に……お、お願いです。この者たちはなんの罪もあ りません。どうか、どうか許してあげて」 自分をかくまってくれた牧師一家の身を案じてソフィアは必死に哀願した。 「うるさいわね。静かにしないと痛い目にあわすわよ」 左腕を掴んでいた女の声が冷酷に響いた。 「こいつらを護送車に乗せろ」
509 :
名無しさん@ピンキー :05/01/08 17:06:05 ID:y3jlNgSJ
教会の外には、深夜の突然の銃撃を聞いて集まってきた村人たちが、心配そうに回り を遠まきに取り囲んでいる。館の外へ連れ出されたソフィアは、村人たちの姿を見て一 瞬ひるんだ。 「お、お願いです。手錠を布でかくしてくださいませ。これではあまりに恥ずかしうご ざいます」 そんな彼女の願いも完全に無視された。それどころか、顎を押えられ、口に特殊なガ ムテープでできたバンド状のマウスピースがはりつけられ、口を封じられたのである。 (むぐぐっ……このような格好を…恥ずかしい!) 何かを訴えようとしても、ただ声にならぬ呻きが聞こえるばかりだ。これは、捕えた 囚人を連行するとき、声を立てるのを防ぐとともに、舌を噛んで自殺せぬような役目も 果たす猿轡の一種であった。
510 :
名無しさん@ピンキー :05/01/08 17:06:51 ID:y3jlNgSJ
「ああっ、ソフィア王妃様!」 暗闇の中で、玄関から曵き立てられて出てきた女の影に装甲車のサーチライトがあた り、息をのむばかりの美貌が浮かび上がったときの村人の驚きはいかばかりのものがあ ったろう。善良な彼らは一瞬の内に事情を悟ったのである。 報償金付きで全国に指名手配されている王妃が自分たちの村にかくまわれていたこと への驚きと、その王妃が複雑な表情を浮かべ、迷彩服の兵士が居並ぶ中を、手錠をかけ られ拳銃を突きつけられて今まさに目の前を連行されていくことへの怒りが重なった重 苦しい空気が辺りを支配した。
511 :
名無しさん@ピンキー :05/01/08 17:07:42 ID:y3jlNgSJ
村人が呆然と見守る中、ソフィアは外にとめてあった装甲車に荒々しく乗り込まされた 。別の装甲車には、牧師一家と息を吹き返したイボンヌ、そして首輪をはめられたペロ ーまでもが乗せられた。8時40分過ぎに一行は、教会を後にした。 教会の裏にある納屋に隠されていた、脱出の時使った王室専用のリムジンも発見され て没収された。そして、王家の紋章である白薔薇をあしらった王冠も、徹底的な牧師館 の家宅捜索の結果発見された。 これより1時間40数分後、王妃救出のために地下に潜ったランドルフ派組織の兵士 たちが教会に到着した時、既にソフィアたちは連れ去られ、もぬけの殻となった館は、 戦闘の後を物語る銃痕と二人の護衛兵の無惨な射殺死体が転がっているばかりだったの である。
512 :
名無しさん@ピンキー :05/01/08 17:08:30 ID:y3jlNgSJ
モーリス少尉が交信したのはやはりランドルフ派組織だったのである。だが、いかん せん遅かった。もう少し早く救援隊が教会に到着していれば、王妃ら一行は憲兵隊の急 襲を受けることなく、危機一髪の所で、無事、地下組織の保護下に入り、その手引で国 外へ脱出することができたはずだ。だが、救援組織も手勢を集めるのにどうしても時間 がかかったのである。 悔やまれることはまだある。そもそも、下男の密告があと1日、いや数時間遅れてい れば、救出されていたはずだ。だが、運命は彼女の味方をしなかった。わずかな時間の 差がその後のソフィアの運命を大きく、しかも決定的に狂わせることになったのである。
513 :
名無しさん@ピンキー :05/01/08 17:09:25 ID:y3jlNgSJ
いったんガロンヌ方面憲兵隊支部に連行されたソフィアは、薄汚れた取調室に付き入れ られた。そこで、身長と体重の測定、身長を表す目盛りのついた横木に立たされての写 真撮影、さらに、狡猾そうな軍医に腕を取られての脈と検温、更には指紋の採取などが おこなわれたが、それだけでもこの高貴な女性の誇りを奪うのに十分だった。すべて手 錠をかけられたまま行われたのである。 「取調室での検査は終わったようね。これから尿検査を行うわ。リモージュまで身柄 を移送するけれど、途中トイレの機会はないから、ここで用足しも兼ねてしておけばち ょうどいいわ」 (尿検査ですって!) 何のためにそのような検査を行うかなぞ、ソフィアには分かろうはずもない
514 :
名無しさん@ピンキー :05/01/08 17:15:07 ID:y3jlNgSJ
>514 広告ウザイ。
516 :
名無しさん@ピンキー :05/01/09 00:09:11 ID:8LvNv3yv
>>515 有料のサイトの方がわずかな金額で最後まで読めます。
無料の小説は、途中で終わっているのばかりですよ。
>516 オメーバカカ? ココノスレノナガレヨメバカ ココデハ、オマエノソンザイハ アラシトオナジ ナンダヨ オメーノタメニイッテヤルト ショウセツ ノ トチュウ ニ ベツノショウセツ ヲ マゼコムノガ オマエノヤリカタナノカトイッテイルワケダ?
518 :
名無しさん@ピンキー :05/01/09 01:35:33 ID:LIDajvQc
>>517 そのカタカナは見にくいが、
言ってることには賛成。
せっかくの小説の流れが遮られてしまうし、
続きキターって期待して損したよ。
前から514のサイトは知ってたけど、
こう言うことするならもういかないって思った。
マナー悪い。
519 :
514 516 :05/01/09 11:37:22 ID:rw41wiyL
>>517 広告じゃないです。
読者として、素晴らしい小説を読めるサイトをご紹介しただけです。
なお、私は管理者の方とは一切関係がございません。
せっかく紹介したのに、叩かれるのは心外ですね。
もう来ません!!!!!
520 :
514 516 初心者です :05/01/09 11:45:03 ID:rw41wiyL
>>519 ホームページの文章は改行がなかったので、
一つ一つつけて、分割してアップしました。
こういう苦労もあったんですがね。
他にも紹介している人もいるじゃないですか!!
確かに私紹介したところは会員制ですが、
無料サイトより、有料の方が面白いという事を
言いたかったのです。
フリーソフトよりシェアーウエアソフトが優れているのと
一緒と言ったら分かっていただけるでしょうか・・・。
初心者ですので、誤解なされた方がいたら謹んで
お詫びいたします。
>>519 ,520
2ちゃんへの投稿小説と同じ書式で、つまりこれまでの小説と同じように
楽しめると思っていたところに、「ここからは有料で」となったから、
みんな怒ったんだと思う。
というかいくら悪意が無くても、そういうやり方だとサイト主の宣伝だと
思われてもしょうがないよ。
あと有料か無料かと文の面白さは無関係だと俺は思うし、シェアウェア>フリーウェア
とかうかつに言い出すとオープンソース系の人が黙ってないぞ。
まあ以前いた意志の疎通の難しい種類の精神構造のコテハンに
からまれなかっただけでも吉だと思うが。
522 :
名無しさん@ピンキー :05/01/09 16:34:35 ID:nqQG4DyR
「い、嫌です。なぜわらわがそのような検査を受けねばならぬのです」 「これは命令よ。拒むことができると思っているの。ここにある溲瓶でさっさと用をたして」 「そ、そのような!検査は受けますのでおトイレに連れて行ってください!」 「男女別に分かれたトイレなんてここにはないの。軍医には部屋から出てってもらうから早くなさい」 女兵士に促されて軍医が舌打ちしながら部屋から出ていった。 「手錠を外してください」 「何を言ってるんだい、外せるわけがないじゃないか。検査用の尿を取るんだから溲瓶の中にするのよ! ほら、こうやって手助けしてあげるから」 「ああっ!」 女性兵がソフィアのスカートとパンティをずり下げ、部屋の隅に溲瓶を置き、跨るように命じると、彼女はあまりの恥ずかしさに白い顔をパッと赤らめた。同性とはいえ、このような場面を見られるのは、王妃という高貴な女性にとって羞恥の極みであろう。 「はやくすまさないとまた軍医が入ってくるわよ」 ソフィアは意を決してためらいがちに尿を放出し終えた。 「ウンチはすましてあるの。まだなら今やっておくことね」 「そ、そんな。結構ですわ…」 ソフィアの白い顔が恥ずかしさにぱっと朱に染まる。 「本当にいいんだね。車の中でもよおしても知らないから」 「け、結構です」 「それならさっそく早速出発よ。みんなお待ちかねだわ」
524 :
名無しさん@ピンキー :05/01/09 16:41:29 ID:nqQG4DyR
それから彼女は窓に小さな鉄格子の窓のついた灰色の囚人護送車に乗せられた。ソフィアを乗せた1台とイボンヌや牧師一家の1台の計二台の移送車の前後にはジープと武装した兵士を満載した軍用トラックが挟むという物々しさであった。 兵士らの汗くさい体臭で充満する狭い車内で、両側に先ほどの男女二人の兵士が付添っつている。脇腹には、威嚇のためであろうか左側にいる女兵士の手にした拳銃が突きつけられていた。 (いったいリモージュのどこに連れて行かれるのかしら。……逮捕というからには牢に入れられるのかしら。イヤッ……そんなこと絶対に嫌。でもまさか、ダンテスがわらわにそんなことをするはずはないわ) ソフィアはじっと目を閉じて気持ちを落ち着かせようとするのだが、心は千々に乱れていた。恐怖と屈辱、これから待ち受けるであろう何か得体の知れない事態をあれこれ想像して、深い闇の淵に追いやられるような予感で胸がふさがれる思いでいっぱいのソフィアであった。 それは、クーデター勃発から約1か月後の、7月13日の出来事であった。 (終了です)
525 :
名無しさん@ピンキー :05/01/09 19:55:25 ID:psXqRqXn
526 :
名無しさん@ピンキー :05/01/10 00:46:31 ID:kIEEAIb7
527 :
名無しさん@ピンキー :05/01/10 00:47:17 ID:kIEEAIb7
505はファカナリーヌさんも好きじゃないみたいだし、 続きはいいよ。。
528 :
名無しさん@ピンキー :05/01/10 00:48:13 ID:kIEEAIb7
505さん、スレにあわせて、足かせ手かせ、牢屋の小説を書いて下さい。
529 :
名無しさん@ピンキー :05/01/10 00:50:14 ID:kIEEAIb7
いくら素晴らしい小説でも、スレ違いの小説は 駄目だと思う。もしプロを目指しているのなら ご理解下さい。
>>505 は別にスレ違いじゃないんじゃないの?
ファカナリーヌ氏はなんにせよ一言いわなきゃ気が済まない人だし、
スレ違いのことを語らせたらあの人より上はいまい。
502=505なのか?
>487 >>小さい頃鎖に繋がれたいとか思ってました。・・^-^; どういう状況を想像した?
533 :
名無しさん@ピンキー :05/01/10 19:23:11 ID:iqrkZhoD
「おお、んくおあ、ほああ、ほあああ・・ああ・・・・」 貞操帯、その名ばかりの責具が、まだ若く経験の少ない雅子にとっては未知の 大きさものが、しかも二本ものプラグが、挿入されていく。二度と抜けないように深々と、 この責具以外の全てを強制的に拒絶させる為に。 その残酷な特殊器具が、雅子のへその下あたりからT字になったベルトによって腰へまわされ頑丈に固定される。 「二本のプラグには排泄物を自動的に吸収圧縮する為のカートリッジが内臓されています。 貴方はこれを装着したことにより排泄行為を自分で行うことは一切出来ません。 担当刑務官が三日に一度、カートリッジの排出と洗浄を行うだけなのです。 貴方が摂取する栄養剤の効果で排尿量は常人の三分の一に抑えられますし、排便も全て液状の 軟便になるよう薬剤を混ぜてあります」 「ほはあ、ほはあ、ほはあ・・・こほおお・・・ああおほああ・・・」
534 :
名無しさん@ピンキー :05/01/10 23:27:29 ID:quGgh2R4
>>532 えーとねえ・・牢屋に入れられて、
あたしは姫なの。
鎖に繋がれて、ずっと一人ぼっちで身動きもできないまま。。
そういう事を想像したらドキドキしたんです。。
535 :
名無しさん@ピンキー :05/01/10 23:42:47 ID:iqrkZhoD
食事はおろか、呼吸、排泄行為までも恐ろしい器具により奪われてしまった雅子には 抵抗する力はもう残されていない。そのまま囚人服の中に身体をおし込まれていくのに みをまかせるしかなかった。その特殊囚人服は足から頭まで全身を包み込むように なっていて股間と顔の目と鼻口元部分に穴が開いていた。もちろん雅子のその部分には 既に黒く異形の責具が装着されているのだが。ざっくり開いた背中部分から足、手、頭と 身体を滑り込ませられ、即座に閉じられてしまった。肉厚のゴムか革のような伸縮性の無い 材質のスーツなのに測ったように雅子の身体に吸い付くようにピッタリだった。 そして特殊囚人服に覆われた雅子は小さく開いた楕円の穴から覗く両目以外は 鈍く光る黒い一体のゴム人形と化してしまったのだ。
>>535 おお、すばらしい。
仕上げには
真っ黒のゴム人形に銀色に光る鉄枷と鎖をお願いします。
どんな恐ろしい鉄枷と鎖も
ゴムのおかげで体を傷つける心配はありませんから
遠慮せずお願いします。
537 :
名無しさん@ピンキー :05/01/11 00:40:32 ID:YVRSGgNo
小説はマンセー感想だけじゃなく、 たとえ批判でも構わない。意見も書いて欲しい。 スレが止まるより100倍良い もちろん、作者には最大限の敬意を払う。
本スレの皆様が楽しければそれで宜しいと存じますよ。 隔離スレの方では、科学考証の方に行ってしまっているので なかなか本題に入れませんから。
539 :
名無しさん@ピンキー :05/01/11 20:03:54 ID:4W/Dwc0U
>>538 また、マイクを独り占めするやつがきた。
540 :
名無しさん@ピンキー :05/01/11 23:30:20 ID:eKJtjm4B
雅子は次に更に、分厚く重い長手袋(二の腕までを覆い手首と二の腕部分を 鉄枷で固定すし、手先はきつく袋状になっている為指が一切使えなくなる)と 太腿まで締め付けるロングブーツ(つま先部分から太腿までをギチギチに 革紐で編み上げられ、足首と腿を同様に鉄枷で施錠)を着用させられた。 そして身体部分は、まるで亀甲縛りのように縦横に締め上げることが出来る 極太の革ベルト状の拘束具で特殊囚人服を絶対に脱げないよう固定された。
541 :
名無しさん@ピンキー :05/01/11 23:44:23 ID:eKJtjm4B
「こほあ、こほあ、こほあ、おごう、おごう、おごう、おごう・・・・・・・ ・・・うおおおああ・・・・おおおああああ・・・・・」 (いや、いや、どうして、どうしてこんな・・・・これは一体どういうことなの? ああ、私の顔が、身体が、あああ、きつくて、重くて、感覚が、自分が自分では ないような、全く別の物体になったような・・・ああ・・た・す・・け・・・て・・・・・)
542 :
名無しさん@ピンキー :05/01/12 00:33:16 ID:qM+Dz/Rs
「今から貴方は特殊囚人服着用実験用特別拘禁対象死刑囚、M−零参伍号です。 特赦が与えられるまで、プライバシー保護も兼ね、貴方に関する書類は社会生活に 於いても全て破棄されました。雅子という人物はこの瞬間からこの世から抹消されたのです。 ではこれから、M−零参伍号の収監引渡しを始めます」
>538 ここのスレに出て来ないって 宣言したのは嘘か? 自分専用の2chスレ持ってるんだから、 人に迷惑掛けるために、出てくんなよ。
544 :
名無しさん@ピンキー :05/01/12 22:36:18 ID:b0Aw1rdq
545 :
532 :05/01/13 23:58:47 ID:PCw3JEPW
>534 う〜ん、鎖でどんな具合かもちょっと詳しく。 それで、大人になっても色んな想像ってしてるん?(w
test
547 :
名無しさん@ピンキー :05/01/17 20:54:56 ID:3oqdEbCs
特殊囚人服・・・・その後を期待
548 :
名無しさん@ピンキー :05/01/18 01:25:57 ID:zbEkG09B
特殊囚人服はスレ違いだと思う。 哀愁が感じられない。
549 :
名無しさん@ピンキー :05/01/18 13:11:42 ID:IlvDGyjk
25さん戻ってきてage
550 :
名無しさん@ピンキー :05/01/18 20:47:38 ID:zCb2ukQ5
推奨小説を何度かアップしてみたが、 やはり、25氏は偉大な小説家という事に気づかされる。
やっぱり女だけの世界じゃないと萌えない。
有紀はどうなったんだ?
ほしゅ
555 :
名無しさん@ピンキー :05/01/22 07:28:07 ID:cybV1iMa
>548 哀愁が感じられないとスレ違い扱いになるのか?
556 :
1 :05/01/22 23:10:10 ID:vdaXFeFD
557 :
名無しさん@ピンキー :05/01/23 18:12:40 ID:Ug7K+fw0
558 :
555 :05/01/24 02:34:16 ID:RF+y9l+M
ということで、ここは「囚人服の女の子に萌えるスレ」から 「1が哀愁を感じられる書き込みをするスレ」に 変わりました。 1が哀愁を感じない書き込みは、一切禁止です。
男性が主人公の小説は、哀愁が感じられないので不可です。
多数派ではないことを承知で言えば、 男性が「女囚化」される哀愁はかなりなものだと思うけどな。 しかしこのスレにまだ1がいるとは思わなかった。
561 :
555 :05/01/26 03:20:43 ID:+OHWZNsB
>559 君が哀愁を感じられるかどうかではなく、1氏が哀愁を感じるかどうかだ。 そこんとこを間違えないように。
それにしても、
>>556 =1だと思ってる人がいるとは思わなかった。
564 :
名無しさん@ピンキー :05/01/27 00:08:58 ID:81xBkwKN
最近女囚モノのマジメなDVDが沢山発売されていてうれしい。 ツタヤへ急げ!
565 :
名無しさん@ピンキー :05/01/27 00:09:57 ID:81xBkwKN
>>564 実録・プロジェクト893XX 女子刑務所 女囚・その後の人生. 2004 日本 オリジナル
教養・ドキュメント. 出演:岡崎二朗 , 中村晃子
☆
567 :
名無しさん@ピンキー :05/01/30 11:43:44 ID:dgK5irjb
568 :
1 :05/01/30 23:38:48 ID:oeFx3TTz
570 :
名無しさん@ピンキー :05/02/07 10:09:04 ID:MScYe+v0
ホシュ
>571 すれ違い
スレ違いの保守ってあるのか……
576 :
名無しさん@ピンキー :05/02/19 08:38:37 ID:iRMC9a6P
看守
577 :
名無しさん@ピンキー :05/02/25 20:23:40 ID:S853E4AQ
保守
578 :
名無しさん@ピンキー :05/02/28 10:19:23 ID:CSGWzGUn
579 :
名無しさん@ピンキー :05/03/03 00:20:28 ID:A1JVvPjF
580 :
名無しさん@ピンキー :05/03/03 21:16:19 ID:SDF/i4rd
田代砲の使い方を教えて
581 :
名無しさん@ピンキー :05/03/03 22:35:45 ID:tydc1UoH
582 :
名無しさん@ピンキー :05/03/03 23:42:05 ID:D0/47NDi
女囚もっときぼんぬ
近日復活したいと思います。
帰ってきてくれて嬉しいです。 楽しみにさせていただきます。
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!
今日の18:55からTBSで女子少年院の特集があるみたいだね。
もち録画です。
590 :
名無しさん@ピンキー :05/03/19 00:23:30 ID:iJvq0qxn
琴羽タン萌え〜 みんなが待っている。
591 :
名無しさん@ピンキー :2005/03/21(月) 10:49:58 ID:p08LAdcA
25さんがんばれage
4月にはと思います。
お帰りなさい〜期待してまつ。
ほしゅ
age
「301番。本日からあなたを別の監房に移します」 終身禁固刑を宣告された少女囚・楢原琴羽が月片女子刑務所に収容されてから1箇月。 初期囚人教育期間の終了が告げられた。 「立ちなさい。そして壁に手を付きなさい」 看守が鉄格子の中で寝台に座っている琴羽に命じた。 琴羽は両手足の枷に結わえ付けられた鉄鎖をじゃらりと鳴らしながら、 ゆっくりと立ち上がる。
まだ幼さの残る彼女のその顔には、革の防声具がきっちりと嵌め込まれている。 彼女の小さな胸の膨らみとその先端を覆うのは、薄い囚衣一枚だけ。 琴羽は冷たく硬い壁に描かれた、白い手形に合わせて手を付いた。 身体検査を受ける時は必ずこうすることとなっているが、 手形はかなり低い位置描かれていて、これに手を合わせなければならないため、 必然的に尻を突き上げるような姿勢を強いられるのである。 毎日のこととはいえ、琴羽にとって、耐えがたい屈辱の時間である。
3重の鍵を開け、看守が苦しい姿勢のままじっと耐える琴羽に近づいてきた。 無言のまま看守は、琴羽の囚衣の裾を捲り上げた。 少女らしい、形の良い臀部が露にされた。 深々と彼女の2穴に挿し込まれている2本のプラグは、股に通された革のベルトで 固定されている。看守は革手袋のまま簡単に点検を行った。 「異常なし。それではあなたを査問室へ連行します」
看守は琴羽の姿勢を正すと、彼女の足元に薄い布靴を用意した。 「これを履いて。少し歩きますよ」 琴羽は独房用の手枷から移送用の手錠に掛け替えられ、きつく腰縄も施された。 房の外で待機していたもう一人の看守とともに、暗く長い回廊をゆっくりと琴羽が 連行されていく。 看守の履いているブーツと琴羽の足音、そして引きずられた鎖の金属音が響き渡る。
査問室に入ると、琴羽は用意された椅子に腰掛けるように命じられた。 縄尻を看守がしっかりと椅子に結わえ付けている。 ここでようやく、琴羽の口から防声具が外された。 「301番、本日からのあなたの処遇を発表します。心の準備はよろしいですか」 「はい・・・。お願い致します」 弱々しいながらも琴羽ははっきりと答えた。 この一箇月間、とにかく看守には従順にふるまい、命令や規則に従ってきた。 きっとこれまでの厳しい処遇はもう終わるんだ。 あの苦しいプラグも、拘束衣も、すべての自由を奪われた生活も。 普通の囚人としての生活をおくることが、今の琴羽にとっての唯一の憧れであった。
琴羽は淡い期待を込め、看守長を見上げた。 30台半ばであろう、その女性看守長は用意された書類に眼を落とし、 ゆっくりと琴羽に告げた。 「囚人番号301番、楢原琴羽。本日付で新入囚監房から、厳重拘禁監房への移送を 命じます。今後は更に厳しい拘禁生活のなかでその罪を償いなさい」 「えっ・・・。」 琴羽は一瞬にしてその表情を強張らせた。 全身から力が抜けていくような感覚。 両足は小刻みに震え出していた。
602 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/04(月) 22:48:30 ID:D0icp5Ir
おかえりなさい。 すごい楽しみです。がんばってください
「何か質問はありませんか。」 看守の問いかけにも琴羽は硬直したまま動けないでいた。 厳重拘禁監房。 更に厳しい拘禁生活。 突きつけられた現実のあまりの重さに、琴羽は涙すら流さずに立ち尽くす。 「それでは直ちに移送に移ります。口を開けなさい」 再び琴羽に防声具が装着される。 そして性急に立たされると同時に、プラグの点検が行われた。 「・・・・。」 様子を見ていた看守長は琴羽に視線を戻した。 「あなたは若くして終身禁固刑に処せられましたが、今後の受刑生活態度次第では 仮出所も認められない訳ではありません。希望は捨てないように・・・。」
>>602 さん
ありがとうございます。
なかなかまとまった時間が取れなかったので。
今回もよろしければ、脳内妄想爆発劇場ににお付き合いください。
(希望を捨てないように・・・か・・・) 琴羽は厳重拘禁監房のある獄舎への連行中に、最後の看守長の言葉を反芻していた。 罪を犯したことは後悔している。 ただ素直に刑に服すと決めたことに悔いはない。 「301番、どうしましたか。歩きなさい」 看守が、急に歩みを止めた琴羽の縄尻を揺さぶりながら急き立てる。 琴羽はハッとして再び歩みを進める。 (もう一度・・・わたしも自由を手にすることができるのかな・・・・) 高い位置に設けられた格子入りの窓を見上げながら、琴羽は目を細めた。 かすかに見える蒼い空に舞い上がる鳥達の影が見えたような気がした。
看守に引き立てられた琴羽は、いくつもの獄扉を通りぬけ、 厳重拘禁監房のある獄舎にたどり着いた。 「ここがこれからあなたの生活の場となる厳重拘禁監房棟、通称『A棟』です。 看守の一人が琴羽の耳元でそう告げた。 北A棟は50m程の直線的な通路の両側に、非常に狭い間隔で鉄格子扉が並んでいる。 その数は合わせて30ほどだろうか。 収容されている囚人は思いのほか少ないようだ。 在監中を示す表示は4・5枚ほどしか見られない。 琴羽が収容されることになったのは、最も端にある、A01号と記された監房だった。
607 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/05(火) 00:19:42 ID:Hk0CUoFr
じっくりと煽られてハアハアします 厳重拘禁とはどんな刑罰か、きになりますね。
監房に入った琴羽は一度拘束を解かれ、身に着けていた囚衣も脱ぐように命じられた。 「これからあなたは厳重拘禁服に着替えなければなりません。」 看守は琴羽の足元に、ドサッと黒い塊のようなものを放り投げた。 「これは・・・・?」 琴羽は恐る恐るそれを掴み取る。 「革の拘束衣です。ここでは日中の間、それを身に着ける規則となっています」 それは、爪先から首まで隙間なく身体を覆い尽くす構造の拘束衣だった。 戸惑う全裸のままの琴羽に、看守は顔色一つ変えずに続けた。 「さあ、早くしなさい。足から入れるのです」 琴羽は促されるがまま、両足を革の拘束衣の中に挿しいれていく。 まるで厚手のストッキングを穿いているかのようだ。 キツく締め上げられた両足の次は胴、そして両腕・・・と、琴羽の身体は禍々しい 黒革の拘束衣に包まれた。 股に設けられた裂目からは再び2本のプラグが挿入され、そして両胸の部分に穿たれた 開口部からは形よく搾り出された乳房が晒しだされた。
>>607 さん
いちおう「囚人服の女の子」スレですのでこんな形の淫囚衣を出してきてみました。
このあとはどうしようかなあ・・・。
というわけですみません、今日は寝ます。
611 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/05(火) 01:37:21 ID:Hk0CUoFr
黒革の淫囚衣… いいですね。更なる脳内妄想が何処まで行くか しっかり読ませてもらいます。
612 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/05(火) 02:11:43 ID:qJQpi8Q8
他の女囚との関係もきになるな、楽しみだ! 琴羽と同世代がいれば関係も微妙だな・・・ キャットファイトみれるかも!
「あぁ・・・・ぅ・・・・。」 琴羽の小さな口から、苦しげな喘ぎ声が漏れ零れる。 挿入されたプラグは、サイズが少し大きくなったようだ。 「301番、苦しいのですか。」 プラグ固定用のベルトを締め上げていた看守の手が一瞬止まった。 「は・・・はい・・・、少し・・・・っ・・苦しい・・・・です・・・」 革の囚衣による強力な締め付けと、2穴に容赦なく侵入してくる責具の圧迫。 琴羽の表情が更に歪む。
「ここでの挿入具は、以前の監房でのものよりも径の太いものを使っています。 最初のうちは辛いかもしれませんが、じきに慣れるでしょう」 看守は琴羽の両手を取り、彼女の華奢な細腕を、天井から吊り下げられている 鉄の手枷に繋ぎとめた。 琴羽は冷え切った石床に直に座る体勢で吊るされ、革拘束衣に包まれた両足にも 厳重に鎖付きの枷を施された。さらに両足枷には錘も結わえ付けられた。 最後に見慣れぬ形の拘束具を手にした看守が、静かに説明をする。 「この監房内では、私がいまあなたに施した拘束が基本となります。 起床から正午までの3時間と、午後の懲罰時間をはさみ、就寝時刻までの3時間。 拘束具や姿勢の点検は15分おきに行います。」
琴羽を見下ろして立っていた看守は、一通りの説明を終えると、おもむろに琴羽の顎に 黒い革手袋の手をあてがいながら命じた。 「口を大きく開けなさい。最後にこの囚人マスクを被せます。」 琴羽の半ば無理やりに開けさせられた口に、固く太長い食みが押し込まれ、 彼女の小さな頭部は、長く伸びた髪を一つに束ねられたうえでマスク後部の孔から 引き出されている以外、全て拘束衣と同素材で作られたフード状のマスクに覆われた。 「それでは、これより301番に対する厳重拘禁刑の執行を開始します・・・」 看守は複数の尾錠を完全に締め上げながら、琴羽に刑の執行を宣言して立ち去った。
>>611 さん
ありがとうございます。「淫囚衣」は私の造語ですが、なかなかそそる語感だと自分でも思います。
>>612 さん
他の女囚はもう少しで出てくる予定です。
ギシッ・・・・。 暗く閉ざされた厳重拘禁監房。頑丈な鉄格子の中には、耐えがたい孤独と痛みと屈辱に 打ち震える一人の少女囚の姿がある。 ギシッ・・・・。 革の全身拘束衣を着せられ、複数の戒具により厳しく拘束されている琴羽が僅かに 姿勢を変えるたびに、革特有の軋みが房内に響く。 くちゅ。 くちゅ。 そしてたっぷりの潤滑剤と共に、彼女の秘所へと挿入されている2本のプラグも 淫音と共に琴羽を責め苛んでいた。
キタ-*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!! 最高でつ( ;´Д`)
619 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/06(水) 00:17:16 ID:9VZbx6e+
い、いかん。続きが気になって仕方がない。
極度の緊張と疲労で失いかけた琴羽の意識は、胸の先端に触れる冷たい感触で引き戻された。 「ンッ・・・・ン・・・・!」 囚人マスクに阻まれ声にならない声を絞り出す琴羽。 先ほどとは別の女性看守が、冷たい手袋のままの手で、乱暴に琴羽の敏感な先端を弄ぶ。 「あら、301番。目が覚めたようね。厳重拘禁中の囚人であるあなたには、自由に 眠ることは許可できないの。少し気持ちを昂ぶらせてあげる必要がありそうですね」 「ン・・・・・ッ・・・・アン・・・・・」 更なる看守の「責め苦」に琴羽は身を捩じらせながら抵抗する。 ピシィッ! そして鞭での激しい打擲。 「ッ・・・・!!・・・・・・」 「必要以上に動くことは認められていないはずです。気をつけなさい。今後も301番、 あなたには厳しい監視が必要ですね。」
>>618 さん
( ;´Д`) これかわいいですね。萌えていただけていますか?
>>619 さん
すみません、今日はここまでにします。ねるぽ。です。
また明日も(たぶん)書きますので・・・。
622 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/06(水) 00:29:35 ID:iRBmn3sJ
いけますねえ! > 「あなたは若くして終身禁固刑に処せられましたが、今後の受刑生活態度次第では >仮出所も認められない訳ではありません。希望は捨てないように・・・。」 と言うことは、未成年に与えられた特例なんだろうか? その辺を詳しく説明が欲しいな。 琴羽は終身禁固刑でいてほしい・・・
>>622 さん
えと、ですね。まず仮出獄云々については「未成年囚特例」ということで・・・。
で、なんでそうしたかというとですね、
一つは「仮出獄」という、漠然とした希望を与えることで、これから科せられるあらゆる責め苦に対して
琴羽が必死に耐え続けるという状況を作りたかったということですね。
もう一つは、単純に年とってしまうと、いまいち萌えんなーという自分勝手な理由です。
ああ、すみませんすみません。もうねます。明日も早いので。
それでは妄劇にお付き合いありがとうございました。
624 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/06(水) 01:22:31 ID:iRBmn3sJ
>>623 どうもありやとした。
「未成年囚特例」があるわけですな。
じゃ未成年以後はそれが適用されないと言うことになるのかな・・・
琴羽の服役態度の減点しだいで仮出獄の望みも消滅か!
>単純に年とってしまうと、いまいち萌えんなーという自分勝手な理由です。
若ければ萌えるからもっと多くの未成年囚が出るといいんじゃない?
元クラスメートとの面会シーンとか見たいな、どんな会話するのかドキドキしそうだ。
> それでは妄劇にお付き合いありがとうございました。
ご苦労様です。次回、よろしくお願いします。
625 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/06(水) 01:44:07 ID:9VZbx6e+
次回までおあずけか〜もどかしい やっぱ、耐え続けながら、それでも更なる厳しい拘禁が課せられる絶望的な 展開がいいな。
626 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/06(水) 22:37:27 ID:NGw5PD2C
この小説いいね。 >生きるために、琴羽は、自ら一生鎖と枷に繋がれる生活を選択したのだった。 >普通の囚人としての生活をおくることが、今の琴羽にとっての唯一の憧れであった。 >もう一度・・・わたしも自由を手にすることができるのかな・・・・) 琴羽タンの本音は後者か? 中学か施設の友人がアクリルガラス越しの面会ってのが見たいな、 拘禁生活と自由な生活をしている差をアクリルガラスと言う遮断で、 複雑な心境になる終身刑の琴羽タンの葛藤が面白そうだって事だな。 ドラマのそういうシーンで時間ですって言葉が萌えてたからな。 期待したいところ。 歳魔園より若くてピチピチのが見たいから、 琴羽タンと同年代か近いのがいいな。 どんなのが出るんだろう。 期待してま〜す。ぺこり
正午を告げる鐘が鳴り響く。 「301番、食事の時間です。」 大きな鍵束を手にした看守が鉄格子の扉を開けて、厳しい戒めを施されたままの琴羽の 元へ近づき、彼女に装着されていた手鎖と革のマスクを解いた。 「はぁむ・・・」 長時間咥え続けた革棒の食みが、大量の唾液を垂らしながら引き剥がされる。 糸を引くように彼女の小さな口から漏れ零れた唾液は、琴羽の漆黒の拘束衣の上を ねっとりと濡らしている。
与えられた食事は、固いパンや薄いスープ状の汁物などの、きわめて粗末な物であった。 ただ、労働を科せられていない厳重拘禁中の女囚にとっては十分ともいえる量ではある。 琴羽は、ぴっちりと革に覆われた指先で小さなパンの塊を摘み上げ、口に運ぶ。 咽返る様な革の匂いに躊躇いながらも、それをゆっくりと噛み砕き、嚥下する。 ただ生命を維持するだけの食事。 そこには、味わうことの悦びも快楽も存在しない。
厳しい監視のもとで食事を終えた琴羽は、看守に排泄を促された。 「今のうちに出すものはしっかりと出しておくほうが良いでしょう」 「はい・・・。そうします・・・。」 琴羽は力なく答え、そして続けた。 「・・・プラグを・・・・外してください・・・。」 琴羽は看守に挿入具を引き抜いてもらい、房内の隅にある排泄孔の元に移動した。 以前の房とは違い、一切の衝立や遮蔽物の存在しない状態での排泄。 監視の目が光る。 琴羽は静かに目を閉じて、静かに排泄孔の上に立ち膝を折った。 「・・・・・うぅ・・・・・」
630 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/07(木) 00:01:44 ID:MlnD3CgB
萌えますねえ。 > 琴羽は静かに目を閉じて、静かに排泄孔の上に立ち膝を折った。 >「・・・・・うぅ・・・・・」 あり?手は手錠で拘束? どうやって拭くんだ?してもらうの? 屈辱的だろうな、面白い。 次回が楽しみですね。
何もかもが耐えがたい苦痛と計り知れない屈辱に満ちた生活。 琴羽は最後まで目を閉じたまま、看守に請願をする。 「・・・終わり・・・ました・・・。拭く物を・・・・お願いします・・」 看守は無言のまま、使い古した布のハギレを一枚、琴羽に手渡した。 「よろしいですか」 一部始終を見ていたであろうその看守は、何一つ表情を変えることなく冷静に 問い掛けた
「・・・・」 琴羽は眼を伏せながら静かに頷くだけだった。 自分とさして年齢の違わない女性看守。 まだ少女ともいえるその顔立ちはまにさ十代のそれであった。 しかしその関係は、看守と囚人。拘束者と被拘束者。鞭を振るう者とそれを打たれる者。 そして、命じる者と、それにより辱められる者。 琴羽は、改めて今の自分の置かれている圧倒的な被虐的立場を思い知る。
「これより懲罰室へ移送します。」 琴羽は再びプラグを挿入された後、後ろ手に重手錠を掛けられた状態で房外に立たされた。 見ると何人かの拘束姿の若い女囚たちが、琴羽と同じように立たされている。 「あなたはここが初めてですので、簡単に説明をします。」 看守の少女は、琴羽の拘束衣を点検しながら告げた。 少し乱暴に、少女看守は琴羽の拘束衣の開口部から晒し出されている乳房を、 再びベルトで締め上げる。 「うぅッ・・・・・・ンッ・・・・」 少女看守は琴羽の後ろに回り、琴羽のピンと立った胸飾りを革手袋の指で挟みながら 説明を続ける。
634 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/07(木) 00:17:34 ID:MlnD3CgB
>>632 GJ
面白く、萌えます。
お忙しい所、書き込んで頂いて恐縮です。
>>624 さん
同世代の登場人物ももっと出したいと思います。
>>625 さん
もどかしくてすみません。絶望的な拘束って、激しく萌えます。
>>626 さん
面会シーンって良いですよね。今後そんな場面も妄想したいです。
>>630 さん
とりあえず食事の直ぐ後なので手は自由です。ちょっと分かりにくくてすみません。
また明日・・・。
>>634 さん
ありがとうございますー。やっぱり反応があると創作意欲(妄想意欲)UPしますね。
637 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/07(木) 00:33:37 ID:dIWF4lux
毎日、乙です。 これから懲罰室ですか、たのしみですね。 首を長くして今晩も待っております。
638 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/07(木) 00:53:20 ID:MlnD3CgB
>>635 >同世代の登場人物ももっと出したいと思います。
それはGJです。
琴羽タンより、若い子がいると萌えだね。
終身刑だとゾクゾクする。
>面会シーンって良いですよね。今後そんな場面も妄想したいです。
面白そうなので期待します。
明日も楽しみです。
「懲罰室では、さまざまな責具が使われることでしょう。覚悟を決めておくことです」 「・・・・」 「移送、開始します」 琴羽は看守の手際よい手捌きで他の少女囚と鎖で繋がれ、 鞭を翳す看守の号令に従いながら懲罰室への回廊を進んでいく。 厳重拘禁監房のある北A棟から懲罰室へは、50m程の地下通路を通り、 さらに一般囚の作業場の横を通り抜けなければならない。 琴羽は移送される4人の少女囚の中で、一番後ろの位置に繋がれていた。 直前を歩く囚人は、自分よりもやや小柄な少女。後ろ手に厳しく戒められた手首には 薄っすらと血が滲み出しているようにも見える。 恒常的に着装を強いられている拘束具のためだろう。
641 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/07(木) 22:28:54 ID:R45UwOD6
642 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/07(木) 23:09:42 ID:pCTDSqDk
>>640 いいなぁあ、これ!
>琴羽は移送される4人の少女囚の中で、一番後ろの位置に繋がれていた。
>直前を歩く囚人は、自分よりもやや小柄な少女。
4人の生い立ちと境遇が興味ありますね。
続きを楽しみにしております。
643 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/07(木) 23:13:35 ID:dIWF4lux
早く懲罰してください。ハアハア でもあんまし痛いのは嫌だなあ
看守の目を盗むようにして、前を歩く少女囚が振り向いた。 長期の厳重拘禁で多少やつれているものの、長い栗色の髪の整った顔立ちの少女だった。 年は17・8くらいだろうか。 お互いに防声具で口を封じられているので、思うように会話を交わすことができないのがもどかしい。 琴羽にとって、看守以外の人間とここまで近くで顔を合わせるのは、実に1箇月ぶりのことだった。 しきりに琴羽のことを気にしているのか、299と番号の打たれた腕輪をつけた その少女囚は、その後も時折振り向き、まっすぐな瞳を細める。
少女囚は不自由な口を懸命に動かし、くぐもった声でかすかに囁いた。 「(よろしく・・・・ね・・・)」 不明瞭だが確かにそう聞こえる。 琴羽も軽く頷くことで、299番に答えた。 彼女は一体どのような罪を犯し、ここで罰せられているのだろうか。 いや、そんなことはどうでもいい・・。 琴羽はそう思い、もう一度振り向いてきた299番の少女囚に、今度は出来る限りの 笑顔を見せた。 厳重拘禁中の身である琴羽たちにとって、同じ境遇に置かれている囚人の存在を感じることができ、 僅かではあるが心強さを感じることができた瞬間だった。
うわ、なんか良いですな。こういう少女囚の心が繋がる暖かい感じ。 まあそれとは別にその後の過酷な懲罰に期待してもいるんですが。
琴羽たちは、複数の鉄檻が並ぶ、暗い色の壁に囲まれた空間へと連れられてきた。 厳重な管理の獄扉を抜け、その部屋の中央に集められた4人の少女囚は、それぞれ 別の檻の中に入れられた。 「拘束具・拘束衣、開放!」 リーダー格と思われる長身の女性看守の命令で、それぞれの少女囚に付き添っている 看守達が、手枷足枷、そして革の拘束衣、防声具に挿入具を外していく。 「今日は新しい子が入ってきたんだね」 長身の看守がブーツの踵を鳴らしながら琴羽の檻の前に近づいてくる。 「301番・・・だな。さあ、初日ということでお前を歓迎しなければならない。 結城。例の準備を。」 長身の看守は琴羽の担当をしている看守・結城に命じた。 結城は全裸となった琴羽を部屋の中央に据えられた拘束台に繋ぎとめた。 「椿原看守長、準備が整いました」
648 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/07(木) 23:58:39 ID:pCTDSqDk
うぁあああ燃えに萌えます。 > 少女囚は不自由な口を懸命に動かし、くぐもった声でかすかに囁いた。 >「(よろしく・・・・ね・・・)」 刑期がすっごく長そうな、雰囲気だなあ、 何年暮らしているんだろう? GJです
結城が敬礼をして一歩引き下がる。 琴羽の身体は、木製の刑架に拘束帯によってキツく固定されていた。 両脚は肩幅よりやや広めに開かれた状態で、両腕は水平にされている。 「恥かしい姿だね。・・・さっきまでこれを、ココに咥えていたんだろう?」 椿原看守長は、ぬらぬらと光る粘液を纏った2本のプラグを 琴羽のひくついているピンク色の性器に無造作に押し当てた。 「あ・・・ぁあああ・・・・」 琴羽は思わず嬌声をあげる。 「なんて声を出すんだろうね、301番。他の囚人もみんなお前の様子を見ている。」 ぐいぐい、と。 椿原看守長の操る禍々しい挿入具の先端が、琴羽の濡れそぼった肉襞を苛め抜く。 「うぅぅ・・・・ン・・・っああ!!!」
「・・・全く近頃の若い子ときたら。こんな状況でも感じてしまうのかい?」 ピシィッ! ピシィッ!! 乾音と共に鋭く振り下ろされる革鞭。 椿原看守長の一閃は、琴羽の頬を僅かに掠めて冷たい床を打ち付ける。 「・・・ァッ・・・・・・・」 琴羽は一瞬にしてその表情をを凍りつかせた。 「さあ、早いところ済ませましょう。・・・結城、あなたがやりなさい」 「はい。」 結城は何かの道具の入った箱を手にして、怯える琴羽に近づいてきた。
「301番、直ぐに済みますから、動かないように。」 結城が取り出したのは、剃毛用の道具だった。 「さあ、綺麗にしてもらいなさい」 椿原看守長は腕を組んだまま、刑架に向き合うように置かれた椅子にドッと座った。 一瞬にして静寂が空間を包み込む。 刑架を取り囲むようにして設置されている鉄檻の中で、待機している少女囚たちも その様子を見つめている。 先ほど目を合わせた299番の少女囚は、たまらず目を背けた。
「あ・・ぅ・・・・・・・」 他に喩えようのない冷たい感触が、琴羽の一番敏感な部分に襲い掛かる。 しゃり・・・・しゃり・・・ 結城の手にした剃刀が一定の律動を保ちながら、確実に琴羽の秘所の茂みを無慈悲に伐採してゆく。 「(・・・・なぜ・・・なぜ・・・こんな・・・ことまで・・・・)」 強烈な屈辱感。 あまりにも若い少女に対する、あまりにも残酷な辱め。 「い・・・いやぁ・・・・みえ・・・・ちゃ・・・・う・・・」
>>637 さん
こんな展開はいかがでしょうか。
>>638 さん
楽しみにしてくださってどうもです。すみません、何日かお休みします。
>>641 さん
推奨小説読みました。なかなか良いですね。
>>642 さん
まだ他の囚人との絡みまでたどり着けないですー。早く書きたいんだけど・・。
>>643 懲罰しました。まだまだこれからです。
>>646 さん
過酷な懲罰、しちゃいます。
>>648 さん
萌えに萌えてくれてどうもです。
ちょっとお休みします。
反響があれば、また続きを書きたいと思います。
654 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/08(金) 01:58:31 ID:HwPQOrXx
>>653 いよいよですね!
推奨小説読の焼き印のシーンは良いですね。
でも、もうすでに押されているんじゃ無いかと期待しますね。
お風呂のシーンでお尻を見て複雑な気持ちになりそうですね。
> ちょっとお休みします。
>反響があれば、また続きを書きたいと思います。
どのくらいのお休みなのか気になるところですね。
次回作、待ってまーす。
ありゃ
656 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/08(金) 12:35:53 ID:3yz08Ha9
そっち系に来たかあ。個人的には前半の方が好きだなあ。 でも続きが読みたい。毎日楽しみだったのに
657 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/09(土) 00:33:03 ID:Dvn5hsYc
>>656 確かにいいな。
俺はスカネタを少し欲しいと思っている。
紙なんて使わせない、嘗めな!とかね。
他人の履いた下着を着用ってのも屈辱的で良いと思っている。
これは、女子刑務所では洗濯したてのは履くけどな。
658 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/09(土) 01:28:43 ID:Dvn5hsYc
琴羽の逮捕された時の状況と、 終身刑が求刑、確定したときの模様を思い出すという状況で、 出てくるといいな。 手錠姿は制服姿でなんだろうか?ブレザー?それともセーラー服?
書き込みテスト
ちょっとPCの調子が悪かったのでOS入れ替えてました。これでまた復活できます。
>>654 さん
上記の理由でお休みでした。早ければ今晩からまた書きたいと思います。
>>655 さん
ありゃりゃ。
>>656 さん
前半のほうがお好みでしたか。すみません毎日楽しみにしてくれたのに。
>>657 さん
きましたね、スカネタ。好みの分かれるポイントですので「導入」するかどうかちょっと検討します。
>>658 さん
回想シーンですね。個人的には 出廷→裁判→刑の確定→収監 というながれが好きなので
いずれどこかで出してみたいです。
それでは夜に。
661 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/09(土) 23:00:40 ID:/5xrJ97f
>>660 楽しみですね!
スカネタは紙の使用が制限されているので、
共用の下着を汚さないために他の299番の少女囚が琴羽の、
大事なのを綺麗に嘗めてあげるとかいいなと思う。
共用の下着の内側を汚すと罰があるので、
少女囚の連帯感ですか・・・
小用も飲んであげると良いなと思う。
でも愛し合って初めてのキスの味って・・・謎
出廷→裁判→刑の確定→収監 というながれが好きなのですか、
逮捕時のシーンもあると良いと思う、
両手を出しなさいなのか、身柄を押さえられて強制的にガチャリなのか?
興味のあるところです。
では、楽しみにしています。
さげ忘れ・・・orz
琴羽は、木製の刑架に縛り付けられている両脚を、必死に振りほどこうと懸命に足掻き続けた。 もちろん、少女の力では到底その戒めを引き剥がすことができるわけもない。 ピシャッ。 綺麗に剃り上げられた琴羽の股間に、結城は冷たい水を掛けて簡単に洗い流した。 「完了です」 結城は露にされた琴羽の裂け目を、再度革の手で撫で上げるように確認をする。 「良いでしょう。・・・さあ、301番を再び檻の中へ」 椿原看守長の命令で、拘束台から下ろされた琴羽は、最初の檻の中へ戻された。 ほかの少女囚たちが、あまりにも無慈悲に辱められた琴羽を痛ましげに見つめていた。
「これから懲罰を開始する。」 椿原看守長の良く通る声が、薄暗い懲罰室内に響き渡る。 「本日の懲罰内容を言い渡す。まず102番」 番号を呼ばれた少女囚を、その担当看守が看守長の前に引き立たせる。 102番は細身の背の高い少女だった。彼女の雪のように白い背肌には、幾筋かの 鞭跡が痛々しく残されている。 「102番、本日は公開牢での全裸緊縛を命じる」 看守長の命令。102番の少女囚は軽くうなだれると、力なくその両手を後ろに組み、 担当官に背を向けた。その動作は思いのほか慣れているようでもあった。
担当官は、良くなめされた長い麻縄を手際よく使い、102番を高手小手に縛り上げ、 きつく股縄を施した。当然彼女の秘部も綺麗に剃りあげられている。 「くぅ・・・・・ン・・・・」 102番の口から漏れる小さな喘ぎ声。 「連れて行きなさい。」 命令が下る。 公開牢とは、この懲罰室に通ずる回廊に設置されている、狭い鉄の檻のことで、 一般囚が強制労働を行う作業所から見えるようになっているために、 一般囚に対する見せしめと、囚人自身に対する恥辱刑の意味合いを持つ。 これから辱められた姿を晒け出さなければならない、哀れな少女囚を琴羽は息を飲んで 見つめていた。
102番の尻には囚人番号の焼き印の跡があるんだろうか? あったら萌えです。 いいですね、次回作お待ちしてます。
「次に111番。」 担当官とともに引き立てられた111番の少女囚。 琴羽よりもさらに若く、幼ささえも感じられるその囚人に対しても、厳しい懲罰が 言い渡されることとなる。 「111番、本日の懲罰は『木馬責め』を行うものとする。」 冷たい椿原看守長の言葉。 少女囚の顔色が変わった。 「い・・・いゃ・・・・・・。」 有無を言わせず、担当官は111番の手を引き、奥に備えられた大型の刑具まで 連れて行く。 そして懲罰用の『木馬』に、幼い少女囚が跨がせられる。 両手は後ろで戒められ、両足には鉄枷に結わえ付けられた錘を下げられた。 木馬の座面は、長時間の責め苦に耐えられるように微妙に丸みを帯びているものの 少女囚のまだ成長しきっていない、秘裂に食い込み、責め苛む。
「256番。」 次に呼ばれたのは、長い髪を後ろで束ねた少女囚だった。 年は琴羽と同じくらいか。 大きい瞳をまっすぐ椿原看守長に向けて、これから下される懲罰を待っていた。 256番の形の良い臀部には、くっきりと焼印が施されている。 反抗的な態度や暴力、逃走を図った囚人に対して施される、屈辱の烙印。 赤黒く変色したその部分を目にした琴羽は、思わず目をそらした。 「256番、本日は屋外の磔台での拘束を命じる」 256番は静かに目を閉じると、担当官に両手を差し出した。 全裸の少女囚の両手に冷たい鉄枷が嵌められ、そのまま奥の獄扉から担当官と ともに静かに消えていった。
>>668 256番の臀部にある焼き印の印はなんて文字なんでしょう?
かなり、気の強い性格だと思います。
琴羽タンも焼き印を押されそうな気がする。
だって、こんなの嫌だっていう気持が強いと思うから、
そのうち暴れると思うんですけど。
111番って終身刑だと萌えます。
彼女も焼き印を何かと理由を付けて押されるんだろうなあ。
焼き印のリクエストどうもありがとさんです。
「299番。」 琴羽と何度か目を合わせ、不自由ながらも言葉を交わした少女囚が呼ばれた。 残っているのは、彼女と301番の琴羽だけ。 「それと301番も」 「!・・・・」 意外な命令に琴羽は急激な鼓動の高鳴りを感じた。 檻の鍵が開けられ、担当官に付き添われ、299番の少女と並んで看守長の前に立つ。 「299番、301番の両囚人には、これより屋外での公開『調教』を行う。 準備が整うまで再び待機房内で拘禁する」 調教・・・? 聞き慣れない語句に、琴羽の思考は一瞬停止した。 待機房の中へ299番とともに入れられた琴羽は、震える体のまま、冷たい床に座り込んだ。
琴羽タンの番なんですね、いよいよ。 どんなのかな? 楽しみです。
「今日が初めてなのね・・・。」 か細い声。 「え・・・?」 琴羽は一緒に檻の中に押し込まれた少女囚を見つめた。299番の声に間違いない。 「さっきは防声具つきだったからうまくお話できなかったけど・・・。」 担当官は懲罰準備のためか、その場を離れているようだった。 「私は、綾瀬さくら。ここにきて、もう1年になるわ・・・。ほかの囚人さんとお話 するのって、すごく久しぶりよ」 さくらと名乗ったその少女は、拘禁中とは思えないほどの笑顔で、琴羽の手をとった。 「あ・・・、あの・・・。私は・・・。楢原琴羽っていいます。」 琴羽は、周囲を気にしながらできるだけ小声で、さくらに名乗った。 「私たち、毎日こうして懲罰を与えられているのよ・・・。でも仲間が増えて、うれしい。 琴羽・・・・って呼んでもいいのかな・・・?」 さくらは琴羽の左手に軽く接吻すると、琴羽の目を見つけて言った。 琴羽は無言で頷いた。
>>661 さん
ちょっと検討中ですので、すみません。何とか描写できれば・・・
>>666 さん
焼印ちょっとだけ出しました。どうかな。
>>669 さん
そうですね、琴羽はそのうち暴れるかも・・・。そしたらさらに厳しい懲罰が・・・?
>>671 さん
いよいよ琴羽タンの懲罰ですが、力尽きました。すみません、今日は寝ます。
今日は酒の勢いで無茶苦茶書いてるかもしれません。 お目汚しすみません。
小説は、若干、インフレ状態かな。 少年漫画で、強い敵を倒すと、次からは、 それ以上、それ以上、強い敵を出さなければ読者が納得しないって奴です。 今のは、SM系で、ちょっとありがちかなと。 個人的には、前半の収監から、鎖に再度繋がれるのを拒否して、 懲罰房に入れられるシーンまでが哀愁が感じられ一番良かったです。 感想でした。
>>674 酒の勢いでなんですか・・・
どうりで熱い情熱を感じました。
感動をどうもありがとう。
4人の罪状と刑期を表示してもらえると嬉しいですね。
102番は彼氏が居て問題を起こした感じに見えるし、
111番は、中学生かな?終身刑だと萌えますね。
256番は、気の強い姉御肌って感じに思える。
299番は、琴羽と仲良くなれる気がする、恋人になるといいな、
レズシーンもいいんだなあって思います。
琴羽はそのうち暴れると思いますよ、
他の罰を見て驚きの表情をしていますから、
看守長に暴行するんじゃないかと思う。
結果、尻に焼き印が・・・GJ
尻にお灸と笞が飛ぶ、冷たい水のかん腸を我慢させられる、
看守のタバコの火をお尻で消されるなんていいかもなあって思っています。
本日はお疲れ様でした。
>>675 さん
そうですねー、確かにご指摘のとおり。ちょっとフェチというよりSM寄りですね。
哀愁を感じさせるようなシーンは、なかなか難しいです。
>>676 さん
各女囚さんのイメージは大体そんなかんじです。
上にも書きましたが、フェチ板なんで、SM的要素は どの程度までに
抑えればよいのか思案中です。
時間があれば今日も。
678 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/10(日) 12:33:41 ID:naNKm7Ok
せっかくフェッチっぽい顔まで覆う拘束服が出てきたのに前部脱がしちゃうのは 残念ですね。例えば太陽の照りつける屋外で水分を吸った革の拘束服を着せられ ギチギチに縮むとか・・・どうでしょう。 とりあえず復活していただいたんで続き待ってます
679 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/10(日) 21:18:25 ID:Eu44JRAs
>>667 小説投稿ご苦労様です。
>SM的要素は どの程度までに抑えればよいのか思案中です。
そですね。人により差があるのは当然ですけど俺の感じでは。
スカだと仕方なく綺麗に嘗めてあげる感じで、
そうしないと、罰があるから・・・この子が気に入ったからって感じ。
それに共用の下着も模範囚以外は洗濯無しのを着用とかいいんでないの?
罰に尻にお灸と笞が飛ぶ、冷たい水のかん腸を我慢させられる、
看守のタバコの火をお尻で消されるなんていいかもなあって思っています。
こんなぐらいまでいいんじゃないかな?
そだな、服装もセーラー服みたいでマイクロミニで、
汚れた下着が可愛く見えるのがいいと思う。
それと尻の笞の跡を見るシーンとかあると萌えるのでいいかなと。
>>679 の続き
> 各女囚さんのイメージは大体そんなかんじです。
やはり、そうなんですね。
それで自分なりのイメージはこうですね。
この二人には興味があるのですな。
111番は、多分、給食に毒物をいれてって感じだろうな、
じゃなければ薬物で琴羽と同じかも?
閉ざされた性格って感じかな?
299番は、変わり者の気がする、
> 「今日が初めてなのね・・・。」
こんな挨拶するのは相手の事に興味があるからじゃないかな?
だからレズ気がありそうだと思った。
どんな罪かなって想像するとかなり自己中心的な犯罪じゃないの?
二重性格と言うかなんか、
自分に対して好意を持たない相手はすべて敵って感じ、
気に入らないから消えてもらった。
琴羽は好きだから守るって感じになると思う。
琴羽タンはこれ理解したら怖くて離れないだろうな・・・
面会シーンでなんて言うか面白そうだ。
> 時間があれば今日も。
楽しみにしております。
さくらと琴羽は看守の目を盗みつつ、会話を続けた。 「へぇ・・・。琴羽は、わたしより3つも下なんだ。そうは見えないな。なんか大人っぽくて」 さくらが感心したように目を丸くし、琴羽の身体を上から下まで眺めるように見つめた。 「そんなことないですけど・・・ちょっと・・・恥ずかしいです」 琴羽は無意識に両手で胸先を隠す。 琴羽を見つめる、さくらの明るい表情は、整った顔立ちも手伝い長い拘禁生活を感じさせないものだった。 さくらは続けた。 「琴羽の罪名は?刑期は?・・・わたし、刑期長いんだ。しかも厳重拘禁にされちゃって」 明るく笑うさくら。
しかし琴羽は、さくらの問いには答えることができなかった。 深く俯き、静かに目をそらす琴羽に気づいたさくらは、咄嗟に話を変えた。 「さっきは見ていられないほどかわいそうだった。ひどいよね、あんなこと・・・。 でも、わたしも初日に琴羽と同じことをされたの。さすがに辛かったな・・・。」 さくらは自分の股間に左手を当てた。定期的に処理されているのだろうか。剃り跡が生々しい 「さくらさんも・・?私だけじゃないんだ・・。」 琴羽は顔を上げ、さくらに向き直った。 「琴羽、私のこと、さくらでいいよ。堅苦しいのなしにしよう?」 さくらはそっと琴羽の手をとり、引き寄せた。 久しぶりに感じる人の手の温もり。 琴羽は静かにうなずいた。
「琴羽、これから私たちに与えられる懲罰って、知っている?」 首を横に振る琴羽。 「公開調教・・・。このあと、調教服に着替えさせられるのよ。とっても息苦しい服。」 琴羽がその内容をさくらに問おうとした瞬間、再び現れた看守の号令が響き渡った。 「299番、302番。調教服着装!」 299番のさくらが最初に檻から引き出され、懲罰室の中央に引き立てられた。 用意されていたのは、膝上まである革のブーツ、幾つもの尾錠が付けられた革のボディスーツ、そして革と金属の戒具。 さくらは慣れた様子でブーツをゆっくりと履きこみ、ぴっちりとしたボディスーツを身に着けた。 それを見届けた看守が、革スーツの尾錠を一つ一つ念入りに締め上げていく。 「調教服」の着装が終わると、さくらには手枷、足枷、そして囚人用マスクが施された。
さくらは天井から吊り下げられている繋鎖に手枷を結わえ付けられた。 「302番、次はあなたの番です」 看守・結城の命令。 琴羽は、さくらと同じように用意されていた「調教服」が準備された部屋の中央に引き立てられる。 「299番の様子は見ていたでしょう。あなたも彼女と同じようにこれを身に付けてもらいます」
ちょっと時間がなかったので今日はここまででした。
>>678 さん
アイデアいただきました。
>>679 さん
琴羽とさくら、いずれ下着共用させますか?
>>680 さん
なんかそんな感じになってきました。やっぱりいろいろな方のご意見は
参考になります。
ねりゅ。
686 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/11(月) 00:46:55 ID:coDWRA1q
明日も来てね
さくらと琴羽タンの会話は良かったです。 でも、もう少し聞きたかったなと思うところ。 > 「琴羽の罪名は?刑期は?・・・わたし、刑期長いんだ。しかも厳重拘禁にされちゃって」 もし終身刑を刑期長いんだと言っていたら、 あの 「未成年囚特例」を期待しているんだろうなと思う。 厳重拘禁になるんだから、なにか爆弾抱えていそうですね。 それだけに終身刑の可能性があるなと思う。 理由は「月片刑務所」に収監された事。 未成年が少人数だけ分離されているって事は重犯罪者なんだろうなあって思う。 軽い刑期の子はもっと緩やかな所に収監だと思う。 琴羽タンはこの「調教服」の罰を耐えられるんでしょうか? さくらタンに親近感を持ったからには、 頑張らなくちゃと心の中で思っていると思う。 次号、乞う、ご期待って感じですね。
>>685 >なんかそんな感じになってきました。やっぱりいろいろな方のご意見は
>参考になります。
111番は大人しいけど、感情が爆発するタイプでは?
だから、もめ事を起こして罰でお尻に焼き印がありそう。
つまり、看守に物を投げる、蹴り上げるなんてしてた、
でも焼き印を押されてから大人しくしているだけ。
更に中学校時代に虐め、リンチでお尻に押されたタバコの根性焼きがありそう。
それも文字になっているとか・・・あると良いな。
女の子同士のはこういう見えない所にやるのでありそうですね。
終身刑なら琴羽タンはこれを知って同情するでしょうけど、
歳が近いだけに反発されてキャットファイトになりそうかな?
つまり、今まで自分が同情されていた立場を取られてしまうので、
そうなるというわけですか・・・
>琴羽とさくら、いずれ下着共用させますか?
そうしてもらえると嬉しいです。
それも汚れているといいなあ!
111番も誰かと下着共用だといいなと思う。
ついでに罰にお尻に鞭とお灸があると良いですね。
四つんばいになって我慢する姿が萌え〜ですから。
小説良かったです、ご苦労様でした。
689 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/11(月) 16:56:31 ID:LQyoxGaW
25さんGJです。 今後も楽しみです ところで髪型に関しては学校の方が厳しい所もあるよね おかっぱと三つ編み以外禁止もあるし ここは地味ならOKみたいだから
690 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/11(月) 23:05:42 ID:maYanJFV
691 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/11(月) 23:50:16 ID:coDWRA1q
まだか?
692 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/12(火) 00:11:11 ID:YBrcXRXL
待ち遠しいですね、力作をお待ちしています。
ええけつしとるのぉ(*´Д`)ハァハァ うはっwwwおkwww??
既に調教服で拘束された姿のさくらが、囚人マスク越しに琴羽の様子を窺っていた。 琴羽は最初に、太腿まで覆う長さのブーツを手に取った。 「・・・・。」 戸惑い、動きを止めた琴羽に結城は命じた。 「さあ、早くしなさい。身に付け方は判っているはずです」 琴羽はブーツのファスナーを下げきった状態にして、そっと足を入れた。 左足、右足と、ゆっくりした動作で足入れを終える。 その状態を確認した結城が、すかさずファスナーをあげていく。 琴羽のか細い脚は、光沢のある黒革によって、ぴっちりと締め上げられた。 「あ・・・・ぁ・・・・」 狭窄された両脚は、今までに感じたことのないほどの強い拘束感を琴羽に与える。 すべての感覚を遮蔽し、皮膚呼吸をも許さないほど琴羽の両脚に密着した黒革のブーツ。 さらにその足首には、鉄の枷が施された。
次に同じ革の素材で作られたボディースーツを穿きこむようにして身に付ける。 革のクロッチ部分が、剃りあげられたばかりの琴羽の股
むう、まだPCの調子が悪くて今書いたとこが消えちゃいました(涙) すみませんが、また明日。
697 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/12(火) 00:31:19 ID:YBrcXRXL
>>696 毎回、楽しませて頂き、ありがとうございます。
良いところなんですけど、PCの状況からして仕方ありませんね。
OSを入れ直してそれなら、HDDを疑ってみるのもいいかと思います。
データークラッシュは嫌ですからね。
革のクロッチ部分って言葉って良いですね。
そうですね生理の時の処理はどうするんでしょう?
これも興味ありですから楽しみとしますか!
それではまた、明日!
698 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/12(火) 23:27:38 ID:kXuJTgOV
次に同じ革の素材で作られたボディースーツを穿きこむようにして身に付ける。 革のクロッチ部分が、剃りあげられたばかりの琴羽の股間に、キツく食い込んできた。 ぐちゅり。 常にプラグを挿入され続けていた秘部は、意に反して濡れてくる。 そこに、調教衣の圧搾。 平然としてこの淫衣を身に着けたさくらが、信じられない。 身体の、すべてが、敏感になる。 「あぁ・・・ぅ・・・」
「身に着けましたね?」結城が、琴羽の調教衣の最終的な確認を行う。 「はい・・・。」 「それでは口を開けなさい。マスクを被せます」 監房内で使われているものよりも、さらに拘束力の高い全頭マスクが琴羽に装着された。 開けさせられた口腔内には、太く、長さのある、革製の食みが押し込まれ、全体の装具は革紐により堅く編上げられていく。 両目に当たる部分だけには開口部が設けられているが、琴羽の目に映るのは、鞭を手にした看守たちと、懲罰を受ける少女囚の姿だけであった
さくらと琴羽は、屋外での公開調教を受けるため、その身柄を複数の看守に付き添われて 刑務所内の中央部に位置する中庭に引き立てられていく。 中庭には、高い金網の張り巡らされた運動場があり、ここで厳重拘禁中の囚人たちへの、 調教と称される厳しい懲罰が行われる決まりとなっている。 一般囚人たちのすべての作業場から見渡せるような場所において行われるこの懲罰は おそらく見せしめの意味も込められているのだろう。 鎖に繋がれた二人が金網の中に引き立てられてくると、けたたましい鐘の音とともに 館内放送が響き渡った。 「――― 全囚人に告ぐ。只今より厳重拘禁囚の公開調教を開始する。看守の指示に従い 速やかに中庭に集合しなさい。繰り返す・・・・」
702 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/13(水) 00:14:31 ID:pJ6rQ3rp
早くはじめてくれ〜
二人は十字状の刑架に、股を開くような姿勢で縛り付けられ、その姿を晒しだされた。 そして、調教官の女性刑務官が1名ずつ、これから辱められる二人の少女囚の側についた。 調教官の制服に付けられた名札には、「東」と「近野」と書かれている。 いずれの刑務官も、見た目は20代前半くらいの若さだが、その表情の厳しさからは、相当の経験を積んでいるような貫禄も感じられる。 東の手によって、琴羽の身に付けている調教衣の、クロッチ部分の金具が外され、 彼女の最も無防備な部分が露にされた。
ピシィッ!ピシイッ!! 突然の鞭の一閃。 「あぁっ!!!」 縛り付けられ、身動き一つ許されていない琴羽の身体に降り注ぐ革鞭。 東刑務官は、目深に被った制帽の奥の鋭い目で琴羽を見下ろしながら、さらに激しい打擲を続ける。 使われている鞭は、細身の1本鞭だろうか。打ち据えられるたびに、鋭く熱い痛みが 全身を奔流となって巡る。 いくら革のボディースーツを身に着けているとはいえ、肌の露出した部分も多い。 切り裂かれるような激痛が、執拗に反復される。 「いッ・・・!・・・・あああッ!」
ちょっと痛いのは控えめなほうがいいのかな?
>>697 さん
毎回レスありがとうございます。
>>698 さん
なかなか読み応えのある文ですね。萌えます。萌えます。
ねりゅ。
707 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/13(水) 00:44:39 ID:diD46qbl
>>705 このぐらい痛いのは良いかと思いますよ。
尻にも良いと思うしお灸、お線香でなども良いと思う。
はい、人物の配置にはすごく良い線を行っているなと思っています。
PCは多分、HDDの作業領域(テンポラリ)あたりではないかと、
思うんですが・・・
具合が悪いようなら載せ替えした方が良いと思います。
自分もHDDを成仏させていま。しかもマスターですね。
では、明日もお待ちしています。
709 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/13(水) 00:49:18 ID:diD46qbl
>>708 これいい!
いいですGJ、作品はなんだろう?
好きだなあ、このお尻、萌える。
どうもありがとう。
710 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/13(水) 00:54:14 ID:diD46qbl
clock up の ECLYPSEなのか。 うん、いいなあ。
711 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/13(水) 01:10:03 ID:pJ6rQ3rp
712 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/13(水) 15:25:28 ID:pJ6rQ3rp
713 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/13(水) 21:09:07 ID:9uJ2fSjr
またしばらくの間休眠します。 次は2ヶ月後あたりに、生きていたらまた来ます。
716 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/13(水) 23:57:10 ID:1A48dTRv
>>715 25氏
書き込みの出来る時を、お待ちしております。
書き込みは無理でも、時々、見てやってください。
ではごゆっくり・・・
>>715 25さん
ありがとう。感謝。あなたはオンリーワンです。
718 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/15(金) 12:49:26 ID:oQ9tUfGc
719 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/16(土) 19:14:24 ID:bYHdEwxc
いいからエロパロ板の恵美破スレにでも行ってろよ。 忍者スーツはどう考えても囚人服じゃないだろ?
721 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/18(月) 12:15:22 ID:gLGLfeXG
彼女の裁判は裁判は驚くほど迅速に行われた。 昨日、哲山も闘破もいない早朝の戸隠流正統道場に警察が大挙して強制捜査が 実施された。逮捕者はまだ中学生である山地哲山の長女、山地ケイだった。 彼女は未成年者であるにも拘らず、戸隠流忍者の末裔であることを考慮し、 厳重拘束つまり手錠のかわりに手枷、足枷、鋼鉄製の首輪を装着され、その上 各々を極太の鎖で頑丈に繋がれた姿で連行されたのだった。
722 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/18(月) 12:39:04 ID:gLGLfeXG
通常の手続きを一切省いた妖魔裁判は弁護人も陳述もなく、拘留二日目の 夕方には、有罪が確定し彼女に対して恐ろしい拘禁刑が実施されることに 決まった。 「待って。これは妖魔の罠よ。私は無実よ、何もしてないわ。こんな裁判 馬鹿げてるわ、うっ、きゃあっ?!あああああっ!!!」 彼女に装着された首輪に仕掛けられた電流が繋がれた手枷、足枷を媒介して 全身に駆け巡る。 「被告山地ケイを特別永久拘禁囚として、特殊拘束忍者スーツを公開強制装着 を実施し、全ての人権を剥奪した奴隷姫忍恵美破を与えるものとする」
妄想。乙、
やっぱり25氏の有紀ようなリアリズムがある小説が良い。
725 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/18(月) 21:54:03 ID:pJnbsa89
>>721 なんだか、スケバン刑事の何とか編の3姉妹みたいだ・・・
726 :
午後 :2005/04/18(月) 22:14:17 ID:Wvk2GeNf
1 はあ・・・。はあ・・・。 全力で長時間走り続けたせいか、胸を突き破りそうな呼吸の荒さだ。 はあ・・・・・・・。はあ・・・・・・。 少女は苦痛に顔を歪めた。長く伸ばし、後ろで束ねた、しなやかな金髪が激しく上下する。 まだ若い、いや幼いといってもいいくらいだが、整った美しい顔立ちの少女。 着飾れば、さぞかし美しいであろうその少女は、しかしながら肌蹴た粗末な衣服を1枚無造作に身に着けているだけだった。 はあ、はあ・・・。
少しずつ呼吸を整えた少女は、血の滲む、自分の裸足をゆっくりとさすりながら、静かにその目を閉じた。 指先に、ざらりとした冷たい感触が伝わる。 少女はその手を反射的に跳ね除けた。 鉄の枷。華奢な少女の脚に冷たく嵌めこまれた戒めの封印。 くっ・・・・。 少女は薄い唇をかみ締めた。 昨晩からの出来事が蘇る。
それは、ほんの一瞬の隙を突いての逃走だった。 裁判前夜、法廷のある建物の地下牢に連行され、収容されていた少女。 食事を運んできた若い看守に、少しだけ芝居を打った。 うつ伏せになりひどく咳き込むふりをして、そして、丈の短い囚人服の裾を捲くっておいた。 その下は何も身につけていなかったが、かえって好都合だ。 健全な男なら何事かと近寄ってくるに違いなかったから。 華奢な少女である、自分を見縊っていたのだろう。 実にあっさりと、看守を打ちのめすと、奪った鍵束を使っての逃走に成功したのだった。 件の看守は、今頃厳しく叱責されているに違いない。
監房内では、手枷を外されていたのも幸運だった。 途中で奪った短剣を力に任せて、足枷の鎖に何度も突き立てると、両脚を繋いでいた重い鎖を断ち切ることができた。 自由に動く足で、とにかく少女は走った。 鉄枷に結わえ付けられた重い鎖は、邪魔なことこの上なかったが、それでも繋がれていないだけ上等だ。
帰るんだ。 生まれ育った村に。 美しい湖と、森と、山に囲まれたあの村。 幼いころに両親を失った自分を、暖かく育んでくれた里親と、気のいい村人たち。 少女は、必死に、休みなく走った。 なんで、なんでこうなってしまったのだろう。 頬を伝う涙が、夜風に飛ばされる。 少女の引きずる鎖が、冷え切った金属音を、月明かりの照らす夜の街道に響かせていた。
貧しい里親のために、町へ出たのが1年前。 しかし、待っていたのは厳しい現実。 いつしか少女は生きるため、その身体を売り物とする日々に明け暮れるようになっていた。 売春宿に身を置き、夜の通りで客を引く毎日。 つらい「仕事」のわりに対しあまりに少ない実入りに嫌気が差し、泥酔して寝入った客の金貨に手を付けたのが始まりだった。 自分の容姿をもってすれば、たいていの男は警戒を解く。 これは自分に与えられた武器ともいえるだろう。 少女は同じ手口で、何人もの愚かな金持ち貴族から金貨をせしめるようになっていた。 まるで罪の意識はなかった。 何て馬鹿で愚鈍な男たち。 痛快だった。面白いように「獲物」は毎日やってくる。
しかし、それは当然長くは続かなかった。 先週ついに通報を受けた警備兵に、少女はその身柄を捕らえられたのだった。 「名前は・・・・『レイ』と言うのか。かわいい顔をして、ずいぶん大胆に荒稼ぎしていたようだな。」 獄に引き立てられたレイという名の少女は、後ろ手に縛られた両手を震わせ、深く俯いていた。 「もっと顔を良く見せてみろ。」 革鎧を着込みんだ兵士長らしき男が、部下に命じた。 部下の兵士はレイの顎を手荒に持ち上げる。 『うっ・・・・』レイは軽く抵抗したが、縛られていては男の力にかなわない。 レイは兵士長を睨み付けるように凝視した。 一呼吸をおき、諭すような口調で、彼は続けた。
「うむ・・・・。少しばかり度が過ぎたようだな。レイ。見たところかなりの苦労をしているようでもあるが・・・犯した罪は必ず償わなければならない。きちんと裁きを受け、監獄の中で反省することだ。」 裁き、監獄・・・・? レイはこれから自分のみに起こるであろうことを瞬時に理解し、そして例えようのない恐怖と不安に襲われた。強がっていた彼女の表情が、一転する。 『い・・いや・・・・、許してください!もう・・・もうしませんから・・・!』 兵士長は溜息とともに苦笑して言った。 「残念ながら、それでは済まないのだよ。これから調べもある。尋問も行う。その上でしかるべき罰をキミに与えるのが我々の役目だ。解るだろう、お嬢さん」 解る。当たり前のこと過ぎて、とてもよく解る。しかし・・・。 『本当に・・・もうしませんからッ!だから・・・だから・・・』 レイは潤んだ瞳を大きく見開き懇願した。 「・・・・連れて行きなさい」 『いやッ!まって!・・・・・許して・・・ください・・・・!』 レイの高い声が、薄暗い牢獄の中に響きわたった。
監房につながれることとなったレイは、身につけていた小奇麗な衣服を、全て取り上げられた。 代わりに渡されたのは、目の粗い麻布でできたチュニック丈の囚人服一枚だけ。 腰の部分を革紐で締めるだけの、簡単な構造の服だった。 必要最低限、辛うじて両胸を覆い隠すだけの服。 見張りには背の高い女性兵が付けられた。 「さあ、それを着たらこれを付けてもらうからね。」 女性兵は鉄枷を無造作に石床に投げつけた。長い鎖の結わえ付けられた枷。 手荒く女性兵はレイの手足にそれらを取り付けていく。 「暴れるんじゃないの!綺麗な顔をしているのに意外と力が強いのね」 革鞭が勢いよく振るわれる。 レイはとりあえず抵抗したものの、鞭の威嚇で、その後は素直にその戒めを受け入れた。
735 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/18(月) 23:17:26 ID:pJnbsa89
尻に焼き印、まだぁ〜
連日の尋問と取調べが終わり、翌日に開かれる裁判のため、レイは別の場所に移されることとなった。 レイは荷台が鉄檻となっている囚人用の馬車に乗せられた。 白昼の街中を、晒し者にされながらの護送だった。 ゆっくりと進む馬車に乗せられた、囚衣の少女。その姿を見ようと次第に人が馬車を取り囲むように増えていく。 手足を枷と鎖に戒められ、厳しく口を塞がれた姿でおとなしく座っているレイを、集まった観衆が囃し立てる。 レイは必死に目を閉じ、その顔をひたすら不自由な両手を使い隠していた。
今までに味わったことのない最低の屈辱。 しかし馬車はさらにそのスピードを緩めた。 「ほら、そのかわいい顔をみんなに見てもらいな。」 移送を担当する女性兵が、鞭の柄を使いレイの額を小突く。 『う・・・・うぅ・・・・』 レイは兵士を恨めしげに睨み付けた。 「なんだいその目は!自分の立場というものがわからない子だね!」 兵士は挑発に乗ってしまったレイを、愉しげに見下ろし、彼女の背に革鞭を一閃した。 「観客」から歓声が上がる。 娯楽に飢えた連中は、この見世物を楽しんでいるのだ。
738 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/18(月) 23:32:25 ID:pJnbsa89
尻に焼き印の娯楽がいいかな・・・
馬車はようやく法廷へと到着した。 日は西に傾きかけていた。 何度鞭打たれただろうか。既にレイの囚衣はところどころ千切れかけている。 ぐったりしたレイは、そのまま地下牢に移された。 「裁判は明日の正午から。それまではここで大人しくしていなさい」 女性兵はレイの手枷だけを外した。 「残念だけど、決まりで足枷はそのまま。ちょっとでも変な動きを見せたらまた手枷を嵌めてあげるからね」 そういい残し女性兵は地下牢を後にした。
そして数時間後、若い看守が食事を運んできた。 「おうい、大丈夫かい・・・?」 聞き慣れない男の声。レイは咄嗟にその身を縮めた。 『は、はい・・・今は・・・平気です』 声が震える。 この機会を逃せば、多分後はない。 レイは先ほど見つけたこぶし大の石を悟られないように握り締めた。 「そうか、良かった」 気のよさそうな看守は、暢気に鍵束を探りながら監房の扉を開けた。 「水とパンをここに置くから、少しでも食べたほうがいい」 『は・・・・い・・・』 いけそうだ。相手は若い。 レイは周囲を窺った。他に気配はない。
『うぅ・・・ごほっ・・・でも・・・やっぱり・・・ちょっと・・うう・・・』 レイは瞳を潤ませ、看守の男を見つめた。 「・・・・・あ・・・」 計算どおりだ、わざと捲くった囚衣の裾から見せた脚の付け根に彼の目が移る。 誘惑というやつかもしれない。 『すみません・・・少し気分が・・・』 レイはさらに火照った表情を作り、目を細めて若い男を見上げた。 「そ、そうかい。ちょっとまってくれ、今・・・」 レイはその隙を見逃さなかった。 思い切り両手を上げ、石を看守めがけて振り下ろした。 その後はよく覚えていない。 気がつけば、夜の街道をひた走っている自分がいた。
はあ・・・・、はあ・・・・。 レイは意識して呼吸を整える。 もう丸1日の逃走だ。 何とかこの廃屋を見つけて身を隠したはいいが、既に体力の限界だ。 思ったよりも、遠くまで逃げることはできなかった。 裸足だし、鉄枷は嵌められたまま。 追っ手も近くまで来ていることだろう。 『・・・ふ・・・ふふふ・・あははは・・・』 それでもレイは愉しかった。 こんな少女囚に脱獄を許し、翻弄された兵士たち。 そのことを思うと愉快でたまらなかった。
『あはは・・・・・・痛いよ・・・はは・・・・・』 レイは右腕であふれる涙を拭いながら、囚人服の袖を千切り、出血していた足首に巻きつけた。 気がつくと、幾人もの足音がこの廃屋に近づいてきていた。 もう、どうなっても良かった。 逃げ切ることなんて、最初から無理だったんだし。 むしろ逃走を続けるより、ここで捕らえられたほうがどんなにか楽なことだろう
「どうだ?ここが怪しいと思うのだが。」 「ああ、探してみよう」 耳を欹てるとそのような兵士たちの会話が聞こえてくる。 ああ、もう終わり。 レイは静かに目を閉じた。 優しく自分を包み込む、生まれ育った村の風景が、瞼の裏に広がる。 ついにたどり着けなかった場所。あまりにも遠すぎた、故郷。 『だめだった・・・よ・・・・ごめんなさい・・・・みんな・・・』
745 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/19(火) 00:19:03 ID:3ZvQphwP
午後氏 これからの展開が面白くなりそうですね。
さげ忘れた
第一部・逃走編でした。
今までのとはちょっとテイストが違うので、住民の皆様の趣向に合わなければすみません。
>>738 第二部・懲罰編(書ければ)で焼印しちゃいましょう。
>>745 ありがとうございます。酒の勢いです。これからどうしよう。
囚人服に拘って書くと、難しいですね。寝ます。 スレ汚しスマソ。25改め午後でした。
>>748 〜749
25氏改め午後午後氏
『特別永久拘禁囚』と言う呼び名よりも、
終身刑の呼び名の方が萌えやすいですね。
妖魔裁判という状況なので背景が分かりにくいです。
ファンタジーを含んだ現代ものかなって、考えてしまったんです。
>第二部・懲罰編(書ければ)で焼印しちゃいましょう。
まず囚人番号の焼き印を尻に押される。
後から逃亡の罰も焼き印も後から押される。
同世代の女の子と一緒になるといいな。
囚人服って確かに拘ると書きにくいですね、
制服の様な物だと割り切っていますけど。
酒の勢いですか、いいですよね、こういうのは♪
PCの具合はどうなりました?
> スレ汚しスマソ
いえいえ、楽しませて頂きました。
第二部を楽しみにしております。
>>750 おりょ??
>>721 から
>>722 までは
まったく別の方の作品です。
レスにある、前半部分の妖魔裁判云々はそちらの小説についてかと・・・。
2 再びその身を捕らえられた、レイ。 彼女を待っていたのは、脱獄囚としての厳しい現実だった。 「まったく・・・・。大変なことをしてくれたものだ。」 後ろ手に縛り上げられ、全裸で引き立てられたレイを、難しい表情の兵士長が見下ろしている。 「おとなしくあのまま裁きを受けていれば、それほど重い刑に処せられることもなかっただろうが・・・」 兵士長は深い溜息をつき、そして言葉を続ける。 「こうなってしまった以上、厳罰は覚悟したほうがいいだろう。・・・連れて行きなさい」 兵士長はレイを挟み込むように立っている、2名の女警備兵に命じた。 レイとさほど年の変わらない少女兵と、二十歳くらいの女兵の2名は兵士長に敬礼を行った。
複雑にレイに掛けられた縄の端を手にした方の女兵が、その捕縄を勢い良く引っ張る。 「さァ、行くよ!さっさと立ちな」 『・・・っ・・ああ・・・・ン!』 股にまで通された麻縄が、キュッと引き締められ、レイの最も敏感な部分を責め立てた。 レイは思わず腰を捻らせる。 さらに食い込む縄。 『ああ・・・そ、そんなに引っ張らないで・・・くだ・・・・さ・・・』 その刹那。 もう一人が革鞭をレイの剥き出しの背に振り下ろす。 『っ!・・・い・・・・っ!』 ピシッ!!ピシィッ!!! 無言のままの少女兵から繰り出される、激しい打擲の嵐。 空を切る乾音と共に、熱く鋭い痛みが激しく全身を駆け抜ける。
「リィズ、その位にしておけ。あまり傷跡が残ると面倒だ。私たちが咎められるぞ」 「・・・・はい、解りました。」 リィズと呼ばれたその若い少女兵は、素直に指示に従い鞭を収めた。 その表情は少し不満げだ。 『はぁ・・・・はぁ・・・・』 レイはふらつきながら、ようやく背を起こして立った。 「鞭は痛かったろう?だがこれから、さらに痛い目にあうことになるから覚悟しな…」 縄尻を確りと握り締めた女兵は、苦痛に身を捩るレイの耳元で囁いた。 その言葉の意味することを、このときのレイは、未だ理解することができなかった。
レイが連れられてきたのは薄暗く、ひんやりとした空気に包まれた、石壁の空間だった。 リィズが壁面の蝋燭に明りを灯していく。 レイの目に、その部屋の天井から下げられた一対の吊手鎖が飛び込んできた。 「暴れるんじゃないよ」 女兵はそういいながらレイの縄を解き、そのまま彼女の両手首に鉄枷を嵌めた。 ギリ・・・・ギリ・・・・。 鎖は少女兵・リィズの手によって、少しずつ引き上げられていく。 微かに爪先が冷たい石床に触れる位のところまで引き上げられ、そこで固定された。 「ふふ・・・恥ずかしい格好だね、綺麗な娘さん。」 女兵は縛り痕が生々しいレイの素肌に、革手袋の手を這わせる。 つい今まで、縄がキツく食い込んでいた場所を弄る。
「なんだかずいぶんと湿っているようだね。大した子だよ、そんなに股縄が気持ち良かったのかい!?」 女兵の嘲笑。 『・・・・いえ、そんなこと・・・・ないです・・・』 搾り出すようなか細い声で答えるのが精一杯だ。 揺らめく蝋燭の炎が、不気味に部屋の中を照らし出している。 「リィズ。準備を」 「もうすぐできます、先輩」 短いやり取りの後は、無言のまま何かの準備作業が続く。 かちゃり。数分の後、何かの金属音が耳に届いた。 ジジッ・・・・・。 聞き慣れない音。何かの軋む音が、一定の律動で小さな唸りをあげている。 「それでは、レイ。」 女兵はゆっくりと鎖に吊るされた哀れな少女に向き直った。 「脱獄囚としての烙印をあなたに施します。」
757 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/19(火) 22:35:54 ID:ckPtLDv4
いよいよ焼き印を押されるんですね。 お尻に焼き印の跡をって萌えちゃいます。
『あ・・・・あぁ・・・・・・・・』 高温に熱せられた鋼鉄の烙印。 リィズが、長い柄の先で鈍く光る赤黒い部分を、スッとレイの目の前に翳し上げた。 同時に女兵が、レイの両脚を鎖で縛り固定する。 「この烙印のある限り、あなたは脱獄歴のある反抗的な囚人とみなされることでしょう」 女兵はリィズに目で合図を送った。 リィズは、静かにレイの後ろに回りこんだ。 「痛いのは一瞬。ただその痕は永久に残ることになります」 『い・・・いや・・・・やめ・・・・・て・・・・・』 極度の恐怖にレイは、打ち震える。 剥き出しの、形の良い臀部に、リィズの手にした烙印がその距離を徐々に詰めていった。 『やめ・・・・て・・・・・おねがい・・・・です・・・・』 レイは大きな瞳にいっぱいの涙を溜めて懇願する。 しかし女兵は表情をまったく変えることなく、リィズに命じた。 「やりなさい」
『いっ・・・! いやああああああああああッ!!!!』 リィズの手にした烙印は、無慈悲に少女囚へと襲い掛かった。 数万本の鋭い針が、一点を目がけて突き刺さるような激痛。 硬く閉じた瞼の裏に迸る、幾筋もの閃光。 追って、堪えようのないほどの猛烈な疼痛が、全身の神経を奔流となって駆け抜ける。 そして、鼻につく何かが焦げたような臭い。 『い・・・・あぅ・・・・い・・・たい・・・・よぅ・・・・』 津波のように襲い掛かる今までに味わったことのない壮絶な苦しみに、レイは鎖に繋がれた不自由な身体を、必死に捩じらせ続けた。 鋼鉄も溶けるほどまで熱せられたその烙印は、レイの白く引き締まった左の臀部に、赤々とした百合の花を一瞬のうちに描いたのだった。
760 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/19(火) 23:35:58 ID:ckPtLDv4
>>759 午後氏
レイタンの左の臀部に百合の花ですか♪
『砂の薔薇』のマリー・ローズバンクの背中の薔薇の傷跡を思い出しますね。
リィズの印象は、命令に忠実ですね。
レイタンの焼き印をするときに
このお尻に押された焼き印の跡を見てみたいと興奮して、
いるんじゃないかと思う、
だって、普段、みれない物をみるんですから。
先輩と呼んでいる関係もいいなと思う。
だから命令に忠実なのか・・・
レイタンのお尻の焼き印、良いですね。
とても良かったです。どうもありがとう。
>>760 さん
どうもです。女囚への焼印はやっぱり薔薇だの百合だのというイメージですね。
762 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/20(水) 22:37:58 ID:Hb9cAGnh
女囚への焼印は人により好みがあり、意見も分かれるところですね。 刻印の印の種類で罪状が分かるということかなと思いますね。
さげ忘れ・・・orz
764 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/22(金) 01:46:41 ID:j1mgIhCV
続きが読みたい・・・
3 「ああよかった…。気がついたみたい」 聞き慣れぬ若い女の声。 『・・・誰・・・・?』 声が掠れているようだ。 二三度軽く咳払いをして、喉の調子を整える。 レイは横たえていた身体をゆっくりと起こしにかかった。 ずきり。 それと同時に、激しい頭痛の波が、堰を切ったように押し寄せる。 『う・・・・っ・・・・。』 レイの動きが止まった。 頭痛だけではない。身体全体が、ひどく、だるい。 どれほど、気を失っていたのだろうか。
昨夜からの記憶が無い。 自分がどのような状況に置かれているのかも、わからない。 「辛いのね。…まだ動かないほうがいいよ。お姉ちゃん」 声の主はレイをそう呼んだ。 『あなたは・・・・』 レイは何度か強めに瞬きを繰り返す。 霞がかったような視界が次第に晴れ上がり、目の前に心配そうに自分の顔を覗き込む、一人の少女の姿が現れた。 長い栗色の髪。 薄い灰色の瞳。 透き通るような白い肌。 『あなたは、誰なの・・・?』 レイは呻くような声を絞り出し、問いかける。いまだ頭痛は治まらない。
「無理しないで。お姉ちゃん。」 少女は本当に不安な表情を見せる。 綺麗な子だ。 いまだ鮮明ではない意識の中で、レイは素直にそう思った。 『・・・・大丈夫。心配してくれてありがとう。』 レイは再びゆっくりと身体を起こしにかかった。 起き上がったレイは、少女の全身の姿を見て驚きの声を上げた。 太腿の上までをぴっちりと覆う、幾本もの尾錠で締め上げられた黒革のブーツ。 上半身には黒革で作られた、身体に密着する構造のコルセット付き胴衣を着け、 少女にしては大きめの胸は、革の胴衣から絞り出されるようにして露にされている。 両手足には鎖付きの鉄枷が施され、そして、股間には貞操帯がはめ込まれていた。
「どう・・・、驚いた?」 その姿を目の当たりにして固まったように動かないレイに、少女は意外なほど平然として続けた。 「私はもう慣れちゃった。ここの拘束衣って、キツくて動きにくいし、蒸れちゃうけど。」 レイは慌てて自分の身体を確認する。 がちゃり。 鉄足枷の鎖が冷たく鳴る。 しかしそれ以外に拘束具は付けられていないようだ。 丈の短い麻の囚衣もそのままだった。 少女はクスリと笑う。 「慌てなくても大丈夫だよ、お姉ちゃん。まだお裁きを受ける前なんでしょう?」
『どういうこと?』 頭痛はようやく収まりつつあった。 「私、もう刑の宣告を受けちゃったの。今は牢獄への移送待ちというわけ。だからこんな格好をさせられているんだ。」 拘束衣の少女は、隅の粗末な寝台にスッと腰を下ろした。 少女が歩き、動くごとに、彼女の全身を包み覆う革がギシギシと軋む。 「看守から聞いたよ、お姉ちゃんのこと。結構すごいことしちゃったんだね」 レイは今まで身体を横たえていた、少女と反対側の位置にある寝台に無言で腰掛ける。 「とてもそんな風に見えないけどなあ・・・」 少女は、小さな顔を鎖付きの両手に乗せてレイを見つめていた。
『あなただって、』 レイが言いかけると同時に少女が言った 「待って、私、シルフィールっていうの。シルフでいいよ」 シルフと名乗った少女は、牢獄への移送を待つ囚人らしからぬ目の輝きで、レイを見つめ続ける。 『シルフ、あなただって、こんな所に入るようなことをするようにはとても…』 「さあ。人は見かけだけでは、わからないっていうしね。」 シルフは明るく振舞いつつ、さりげなく質問をはぐらかす。 「私、うれしいんだ。一人じゃなくなったから。」 シルフはレイに近づき、隣にちょこんと座った。
「お姉ちゃんは、明日お裁きを受けるんだよね?看守がいってたよ。」 初耳だ。というか今まで気を失っていたから当たり前だが。 ただ看守の言うことなら間違いは無いだろう。
ガシャン。 突然鉄格子が鈍い大きな音を立てて開かれた。 「巡回の時間だ。」 鞭を手に立っているのは、少女警備兵のリィズだった。 リィズはレイに寄り添っていたシルフを引き離し、反対側の寝台へと突き飛ばした。 「囚人同士の会話は許可されていない。心に留めて置くように」 リィズは二人に一度ずつ、鞭を振るった。 シルフは慣れているのか、頬を膨らませリィズから視線をそらした。 「・・・・、異常無し。」 リィズがシルフの拘束衣を丹念に調べ上げていく。 「立ちなさい。少し静かになってもらいます」 リィズの命令に、渋々従うシルフ。両脚を鎖の幅いっぱいに広げ壁に手をつく姿勢をとった。 「お姉ちゃん、ちょっとだけあっち向いてて・・・」 シルフが振り向き、先ほどと違った弱弱しい声で言った。
パシッ! 平手打ちがシルフに飛ぶ。 思わずレイは顔を背けた。 カシャ。 何かが外される音がした。 シルフの股間に装着されている貞操帯の鍵だった。 リィズが、やや乱暴な手つきでシルフの秘所に手を伸ばす。 「はぁうっ・・・・・!」 か細いシルフの喘ぎ声。 貞操帯のベルトが緩められ、そこからシルフの膣に挿入されていたディルドゥが透明な粘液をまとって現れた。 無言のままリィズは、張り型の圧迫から開放された直後の、痙攣しているシルフの隋道に、なにやら白い粒状の薬品を挿入した。 そしてまた、ディルドゥで栓をする。
「あ・・・・・・・ぁ」 シルフは再び貞操帯の鍵を施され、ようやく座することを許された。 紅潮した顔。瞳からは薄っすらと一筋の涙が零れ落ちていた。 シルフはその様子から目を離すことができなかった。 「鎮静剤です。シルフ、あなたはもう少し囚人らしく振舞うことを覚えたほうがいいでしょう」 リィズはそういうと、レイのほうに向き直った。 「レイ。もうじきあなたにも、彼女と同じ拘束衣を用意しなくてはね」 その言葉の意味することを、レイは理解することができたような気がした。
「裁判は、明日の正午。今度おかしな真似をしたら、どうなるかは解っていますね」 リィズはそういい残し、二人の収容されている監房を後にした。 「えへ・・・お姉ちゃん、見ないでって言ったのに・・・。」 シルフは俯きながら小声で呟く。 「やっぱり、ちょっと恥ずかしいよ・・・・」 レイはシルフの溢れる涙を見かね、気配を窺いながらそっと拘束衣の少女に近づいた。 『大丈夫・・・。私も、多分これから・・・・。だから泣かないで・・・』 「お姉ちゃん・・・・。」 鎮静剤の影響だろうか。 その意識を失いかけたシルフのしなやかな髪を、レイは優しく撫で続けていた。
冷たい鉄格子の奥。 革の拘束衣姿と、麻の囚衣姿の、二人の少女囚は、 その過酷な境遇の中にありながらも、確かな絆の芽生えを微かに感じ取っていた。 第3部 了
>>762 さん
まさにその通りです。人の好みというのは千差万別なんですよね・・・。
>>764 さん
とりあえず、続編です。
スレの趣旨に沿って書いていますけれど、どうなんでしょうね・・・。
たびたびスレ汚し失礼。
シルフいいねー 彼女のことをもっと知りたいな
4 翌日の早朝。 硬いパンと水っぽいスープだけという粗末な食事を終えたレイは、 前回と同様に、裁判所までの移送のために囚人用の馬車へ乗せられることとなった。 「さてと、まずそっちの子をどうにかしないとね」 リィズは監房の中に入り込むと、ブーツの足で木皿を蹴飛ばしながら、怯えたような表情のシルフに近づいた。 「しばらく大人しくしていなさい」 リィズはシルフの手枷を、石壁の繋具に固定する。 「あぁ・・・」 シルフはその両手を高く吊り下げられた状態で拘束された。
「いい格好ね。ちょっとこうしてみようかしら」 リィズは、革の拘束衣からギュッと搾り出されるように露にされているシルフの胸先を、 指で何度も撥ね上げるようにして弄んだ。 「うっ・・はぁン・・・・」 シルフは太腿まで覆う拘束ブーツをばたつかせて暴れた。 ぎしぎしと、革の軋む音。 そしてそれと同時に、シルフの股間にぴったりと嵌められている貞操帯の奥に仕込まれたディルドゥが、 くちゅくちゅと淫猥な音を立ててシルフの膣を掻き回す。 もがけば、もがくほど。 シルフのその顔は紅潮し、薄い桃色の先端がピクンと屹立している。 「はぁ・・・・はぁ・・・・ぁああ・・・。」 リィズは、熱い吐息とともに小さな喘ぎを繰り返すシルフに背を向けた。
「今回は、もう少し恥ずかしい姿を晒してもらうからね」 リィズの手によって、レイの囚衣が剥ぎ取られた。 露になる胸。烙印の痕が生々しい臀部。 咄嗟に下半身を覆い隠したレイの指先は、リィズの革手袋の手で引き剥がされ、 そのまま無情にも、後ろ手に鉄枷の戒めを受ける。 『く・・・・・』 どうもこのリィズという少女兵士は、人の扱いが乱暴だ。 抵抗はしないつもりだったが、腕に感じた痛みに思わず大きく身を捩る。 「こらッ!動くなッ!・・・・ちょっと手伝いなさいよッ!」 リィズが、監房の外で待機していたもう一人の女看守を呼ぶ。 レイは二人がかりでその身を厳しく拘束された。
その様子をシルフは、不安げに見つめていた。 「お姉ちゃん・・・。」 シルフは微かに涙ぐむ声を、くっと詰まらせた。 『大丈夫、心配しないで』 レイは、この暗い監房に一人残されることになるシルフに、精一杯の明るい表情を作って言った。 ピシィッ! 『ッ・・・!』 「声を出さないように」 間髪をいれずにリィズの革鞭が飛ぶ。 「やめて!お姉ちゃんがかわいそう!」 シルフが叫ぶ。 鎖に繋がれていなければ、飛び掛ってきそうなほどだった。
リィズはシルフを一瞥すると、再びレイに向き直った。 「さァ、お口を開けなさい。」 リィズはレイの小さな口に、緘口具を嵌めこんだ。 頭の後ろで、何本かのベルトが強く締め上げられる。 口の中に進入して来た棒状の挿入具は、ひどく革の味がした。 「移送準備完了。」 もう一人の女看守が、きわめて事務的に告げると同時に、レイの華奢な両腕をがっしりと掴む。 そしてレイは、屋外に準備された囚人移送用の馬車へと連れられていった。
784 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/24(日) 23:45:16 ID:KKDkoUa7
午後氏 シルフの刑期ってどれぐらい長いのかな? 長期だと思うんだが知りたい。 この状況だとシルフがリィズに暴行するのもあり得るなって思う、 罰よりもレイを選んで優先するだろうな。 状況の流れの感じがいいですね。
>>784 さん
即レスありがとうございます。結構乗ってきました。
お話の中では、少女囚たちの刑期はまだ明らかになっていないのですが
一応「かなりの長期」ということで。
イメージとしては中世欧州に近い感じの、架空の世界です。
786 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/25(月) 00:17:17 ID:Zlxylm4N
787 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/25(月) 01:06:51 ID:/LlfNS5R
>>785 午後氏
>即レスありがとうございます。結構乗ってきました。
>お話の中では、少女囚たちの刑期はまだ明らかになっていないのですが
>一応「かなりの長期」ということで。
シルフの罪と刑期が明らかになるのも萌えですね。
そこで気になるのは何でレイを気に入ったのかな?
罪を犯した背景と関係がありそうで萌えなんですね。
罰の焼き印に種類があるのなら、
お尻に囚人番号の焼き印もあると思うんだけど、そうなると、
リィズが番号を見て呼びだしやすいと思うんだけど、
どうなんでしょう?
788 :
午後 ◆2UUWTXdZbE :2005/04/26(火) 00:48:35 ID:NzWYBB9s
5 午前の移送中に、市街地を護送用の馬車で晒されていたレイ。 当然その美しい容貌と、脱獄という罪状で既に巷の大きな噂となっており、 公開された法廷には、多くの見物人が訪れていた。 もちろん彼らの目的は、美しい少女囚が厳しく拘束され、鞭打たれ、 辱められたその姿を一目見ること。 彼らにとって、これ以上の見世物はなかなかお目にかかれないだろう。
正午を告げる教会の鐘が遠くで鳴り響くと同時に、一人の裸の少女が入廷してきた。 その姿を目の当たりにした観衆が、どっとどよめく。 鞭を手にした女性兵士に、その両脇を固められたレイ。 その華奢な身体には、全身を厳しく締め上げる革のハーネスが装着されている。 股には深く食い込むように革の拘束帯を通されて、その口は緘口具で封じられている。 足枷に結わえ付けられた鎖を、重そうに引きずりながらゆっくりとレイは前に進み出た。 レイの白い太腿には、股に通された革帯の刺激で溢れ出た、透明な粘液が光っている。
よほど刺激が強いのか、レイは一歩進むごとに身体を苦しそうにくねらせる。 彼女の、葡萄の実のようにプクリと起ち上がった乳首は、ハーネスの金具によって摘みあげられた状態にされている。 早くしろとばかりに追い立てるリィズの鞭が、レイの小ぶりな尻に当てられた。 赤黒く痕の残る烙印が痛々しい。 その姿に興奮した観衆が、レイを囃し立てる声が錯綜している。 そしてレイは看守に促され、罪人席として設けられた木製の椅子に腰を下ろした。 開廷の時が来た。
sageわすれたorz
>>787 さん
まだそこまでたどり着けません〜。背景などもかんがえているんですけど。
とりあえず書き込めるのもあと1日です。また長期のお仕事ですー。
今度は7月くらいですかね。
このスレはとても自分好みなんで、なくなっていなければまた来ます。
ごめんなさい、自己満足だけで書いて。
792 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/26(火) 22:43:52 ID:ALFuMue3
>>791 午後氏
> ごめんなさい、自己満足だけで書いて。
午後氏に謝れて申し訳ない。
それを言うなら俺の方も、遅くなったが、午後氏、その他に詫びます。
午後氏は、和の人、揉めるのも嫌い。
このスレファカナリーヌ氏をネットに誘導した俺が、
このスレで発見してマジ切れしてたんですまない。
午後氏は、最近、スランプ気味だなって感じてたんですよ、
仕事のストレスもあるだろうなって気にしていますたよ。
>このスレはとても自分好みなんで、なくなっていなければまた来ます。
了解、スレは時々見るだけでもしてもらえればと思います。
2番が出来ているかもしれませんけど〜ne。
お仕事大変ですが、お待ちしております。
>>792 レスありがとうございます。スランプ気味というか、ネタが貧弱と言いますか。どうでしょうかね。
まあ単純に、自分が萌える設定はいろいろあって、これは他の人にわかってもらえるかなァという
好奇心とともに、いろいろな小説まがいを書き込んだ次第です。
こんなので萌えるなんて、俺しかいないんじゃないかって思っていましたし。
それではまた(こんどこそ)数ヶ月後に。生きてたらまたきます。
ノシ
794 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/27(水) 01:17:39 ID:51rb9Ta9
>793 朝、見ているかなと思います。 >スランプ気味というか、ネタが貧弱と言いますか。どうでしょうかね。 うん、小説の傾向が移送後に一悶着あってから、尻切れトンボになっているんです。 これは、キャラクター設定が無理なのではなく、 午後氏が何をしたいのか方向性がハッキリしていないんだと思うんです。 キャラの設定と状況はとても良いんです、でもそれが生かし切れていない。 これを書いていて気が付いたんだけど、 看守が同じパターンになっているなって感じるんですが、 特に私語禁止と言う状態から詰まりだしている気もする。 ここはある程度、キャラに会話させる状況を作った方が、 ストリーを進行させるのに楽じゃないかと思うんですよ。 午後氏の作品って、キャラの流れが良いんです。 ここらへんは、シリアス路線でいいなあって感じるんですね。 キャラの個性もちゃんと出ていて良いと思いますよ。 >こんなので萌えるなんて、俺しかいないんじゃないかって思っていましたし。 指向性が自分と午後氏とは同じ方向を向いていると思う、 ただ、そこに個性的な違いはありますけどね。 >それではまた(こんどこそ)数ヶ月後に。生きてたらまたきます。 >ノシ 了解! 風邪気味なんですよ・・・、午後氏も健康に気をつけて、 ここに無事に帰還してくださいね。
さげ忘れた・・・orz 午後氏、元気で行ってらっしゃい(^_^)v
796 :
あ :2005/04/29(金) 16:26:48 ID:XtROEuwr
じゃ、女強盗の話。 「さうですか、それは大層、難儀のことでせうね」 乗合馬車の座席で向いの親切な若い婦人が、ねぎらったのは、ほかでもない、銀行の支配人夫人で、ガタガタ揺れ放しの行程ですっかり車酔いしてしまったのである。 太い胴体に豊かな胸が車の振動に合わせて揺れるさまは、なかなかの見ものであったが、特に乳首が突き立っているさまが、薄いブラウスの上からあからさまに覗(うかが)えるのは、隣の席を占領している銀行支配人の愛欲が夜毎どれくらい激しいかを物語っていた。 「今度の驛逓(えきてい)に着いたら、冷たい氷と大枕を頼んでみましょうね」 向かいの若い婦人は、そう提案した。 「けれど、その前に一度馬車を停めて、横におなりになったほうがよろしいですわ」 若い婦人の隣で居眠りをしていた年寄りの司祭が、吃驚したように起き直って 「そんな融通が利くのかね」と若い婦人に訊いた。 「ええ、ききますとも、この馬車の馭者は、あたしの知合いでございますから」
797 :
あ :2005/04/29(金) 16:37:01 ID:XtROEuwr
と云う間もなく、馬車は丘を降った窪地にさしかかり、乱暴に道を外れて、砂礫を巻き上げながら手近の森の中に進入していった。 「あれ」銀行支配人夫人 「うむ?」銀行支配人 「あ」司祭 「い」銀行支配人の子供(男の子と女の子) 馬車の窓から逆さになった顔が覗き込んで、それは馭者だったが、 「さあ、みなさん、お降りください、終点です」 扉が開くと、森の鬱蒼とした梢の頂から小さな青い空が見え、木漏れ陽が苔の生えた地面に差し込んでいた。 若い婦人は、見ると、黒いレースの手袋を嵌めた手に拳銃を持っており、 「さあ、お降り遊ばせ」と、紅い形の良い唇を小さな薄い舌で舐めながら、ニッと笑った。
798 :
あ :2005/04/29(金) 16:51:04 ID:XtROEuwr
乗客は銀行支配人一家と司祭が二等乗客で、屋根のうえに三等乗客が幾人かいたのだが、見ると皆折り重なって倒れ込んでいて、血の流れが幾筋か馬車の側面を滴り落ちていた。 馭者が赤く染まったサーベルで、犠牲者をつつくと、まだ動く者がおり、それは三十すぎの屈強な農夫だったが、哀れにも屋根から蹴落とされて大きな車輪に引っかかり、呻き声をあげた。 「貴様、革の胴着(チョッキ)なんぞ着込みやがって」馭者は屋根から飛び降りると、命拾いした農夫の顔を蹴り上げた。 乗客はことごとく、子供に至るまで後ろ手に皮紐で両手首を括りあげられ、地面に並んでうつ伏せになっている。
799 :
あ :2005/04/29(金) 17:06:30 ID:XtROEuwr
「さあ、銀行屋さんと司祭さまは、身代金が取れるから、洞窟に連れていって牢屋に入れてさしあげませう」 若い婦人は、手早く指示を出すと、どこから湧いてきたのか配下のむくつけき山賊どもが5人ほど、わらわらと群がって捕虜をひったてていこうとした。 どこかでパンと云う破裂音がして、森にこだました。 「あ、首領、こいつあ罠ですぜ」馭者が若い婦人に叫んだ途端に、 「ぐえ」馭者は背中に深々と投げ込まれた短剣に心臓を射貫かれて、サーベルを持ったまま昏倒した。 他の配下どもは、よほど若い婦人に心酔しているのか、逃げもせず、馬車を砦に円陣を作り、銃の装填を確かめた。 「ぬかった」若い婦人はフカートの裾を掴むと、くるりとドレスを捲りあげ、脱ぎ捨てた。 革鎧を隙無く着込んだ引締まった肢体が露になった。いっけん無邪気そうな貌には、冷笑が浮かび、 「しようがない、捕り手がここまで来るのには、まだ間がある。野郎供、始末を始めろ」急に乱暴な口調に切替って命令を発した。
800 :
あ :2005/04/29(金) 17:35:29 ID:XtROEuwr
そして馭者の屍体に片足を掛け、力を込めて背中の短剣を引き抜くと、それを投げた三十すぎの頑丈な農夫が馬車の車輪に凭れ掛って座り込んでいるのに近寄り、 「あんた、農夫じゃないねえ。賞金稼ぎかい?あたいを牢屋に連れ戻しに来た裁判所の執達吏かい?」 三十男は袴の前を明けると、自分の逸物をひきだし、硬く張詰めた異形のそれには三箇所ばかりツボに真珠のような大きなものが嵌めこんであった。 若い婦人はニッと笑うと「今生のおさめに、味わせてくれるってのかい、いいともさ」 まだ遠いとは云うものの四方八方から喚声があがり、配下どもは一斉に服を脱いで屈強な裸になった。 そのうちの小頭が叫ぶ。「首領、もう逃げられませんぜ。護郷軍の一箇大隊を繰出してきたらしい」 若い婦人は、「よし始末を始めろ」と高い声で命令したが、抑揚に甘い響きが混じっていて、配下どもを奮い立たせた。
801 :
あ :2005/04/29(金) 17:57:12 ID:XtROEuwr
頑丈な大樹の枝に銀行家の肥満体が吊り下げられ、首に懸かった縄が息を止めるのに20分は掛かった。 みっともなく大小便を垂れ流し、舌を垂らして、幾度も体を跳ね上げる軽業をみせたが、隣の老司祭は至極大人しくぶら下がり、ほんとに極楽に召されたのかどうか疑わしいほどだった。 若い婦人は革鎧を脱ぎ捨て、筋肉でみっしりと張りつめ、その上を豊かに柔らかく覆っている乳白色の肌をあらわにすると、三十男の逸物を片手でつかみ、股間に呑み込んだ。 そうするうちにも、銀行家夫人は猿轡を嵌められて、盗賊どもに順繰りに犯され、今まで味わったことの無い、あまりの刺激に全身を激しくのたうちまわらせていた。 銀行家子供二人は尻に棒をねじ込まれ、ことに男の子はコックの皮を無理やり剥かれて血まみれになりながら、縄でぐるぐる巻きになって馬鞭でさんざん叩かれた挙句、枝に吊り下げられた。 「大人しくあの世にな、いきな」盗賊が哄笑すると、厳重に縛られた三十男は喘ぎながら抵抗の声をあげた。 三十男と連結している若い婦人、盗賊の女首領は、一見無邪気そうな顔つきをのけぞらせ、銀行家の吊るされた女の子の首の骨が折れる音がした瞬間に3度目の高揚を迎えていた。
802 :
あ :2005/04/29(金) 18:04:14 ID:XtROEuwr
とうとう三十男が吊るされる番になったが、女首領は快楽に顔を紅潮させ、瞳を濡らしながら、絶頂に上り詰めようとしていた。 配下どもは「首領、当分は味わえないから、たっぷり呑み込んでおいきなせえ」と口を揃え、首領の肢体の美しさにうっとりと見入った。 これがこの世の見納めとなった。
803 :
あ :2005/04/29(金) 18:18:30 ID:XtROEuwr
女首領が捕縛された時には、配下どもの抵抗はやんでいて、すなわち全員が戦死していて、その周りには恐ろしい死体の山が築かれていた。 このため派遣された大隊は、一年間は欠員のため解隊寸前となっていた程の損害を受けた。 女首領は少なくとも30数名の捕り手を殺害し、その数倍に重軽傷を負わせた。中には手足の切断のため廃兵となる犠牲者もでた。 拳銃の弾丸が尽き、山刀の刃がギザギザにこぼれ、刀身が折れ曲がり、 「生け捕りにせい」と隊長が命じたため、無数の投石を浴びて、頭部を強打し地面にうち倒れた女首領に大勢がのしかかり、身動きがとれなくなった。 早縄で両手両腕を後ろに括りあげられた女首領は、粘液でぬらぬらした裸体を腰縄で絞られ、そこから伸びた鎖で馬車の後ろに繋がれ、連行された。
804 :
あ :2005/04/29(金) 18:56:42 ID:XtROEuwr
女首領は無表情で大人しく馬車に引かれた鎖をたわませながら、裸足で街道の砂埃の上をしなやかに歩いていく。 そのうち女首領は肩を奇妙な具合に捻ると、するり高手の縄が緩み、手首の縄が抜けた。 それを発見した背後の捕吏が慌てて、サーベルの背で女首領の太腿を殴り、よろよろと膝をついたところを捕らえて固く縛りなおした。 かろうじて命ながらえた三十男が、憔悴した顔つきで隊長と馬を並べて後ろからやってきたが、 なにやら意見具申したらしく、隊長が捕吏に指示した。 「それでは縄抜けの惧れがある。厳重に縛れ」 捕吏が女首領の縄を締めなおし、新たに長い縄で小手を二重に縛り、そのまま尻の間に通し、前に引き上げて 腰縄に連結し、余った縄で首を縛り、両肩の後ろに廻して再び小手の位置まで持ってくると、腰縄の後ろに固縛した。 更に別の縄を取りだして、今しがた縦に通した縄の要所に引っ掛けながら、横に引き絞り丁度網目のように体を緊縛した。 横縄の引き締めは力いっぱい梱包を作る時のように肉に喰い込んだので、囚人は思わず声をあげた。 乳房は左右に縊り出されて、紅い両乳首が揃って天を向き、腰は蜂のようにくびれ、 縄は股間に食いつき裂け目の中に嵌めこまれ、歩くたびにギシギシと周りの肉を擦り削った。 道中は急に過酷な拷問と化した。 そのまま2里半の行程を終えた時、囚人の脚は油でも塗り込めたように濡れそぼち、 呼吸するたびに乳房は縄目の鷲掴みになってひしぎ、乳首は風と太陽にあぶられて息継ぎの上下に伴って 恐ろしい刺激を心臓に伝えた。行程の途中で5度も痙攣しては絶頂に上り詰めた囚人は、髪を振り乱し、 獣のような息遣いで喉を鳴らし、額に受けた投石の傷から血が流れ出して肩を赤く染め、 サーベルの峰打ちされた太腿が青く腫れ、グロテスクな凸凹にしている縄目の喰い込みからも血を流し、 とても若い正常な女体とは見えないほど変形していた。
805 :
名無しさん@ピンキー :2005/04/30(土) 23:50:22 ID:vG/mMBhn
あ氏 お初ですね、まずは小説投稿をどうもありがとう。 女強盗と言うと『プーラン』を思い浮かべますね。 女強盗は、サドで自分の欲望を満たすことに関しては、 手段を選ばないって感じですか・・・ でも年齢がどのくらいなのかイメージしにくいなって所があるんですが、 どうなんでしょう? それに大隊を投入されたぐらいだから、 部下の数も相当多いと思うし、その守備隊もいるだろうから、 そうとうの捕り物だと思いますね。 この捕まった後はどうなるんでしょう? 以後、続きを宜しくお願い致します。 改行がちと見づらいって気がする、 行が長いので『、』を入れてくれると読みやすいと思う。
sage忘れた!
807 :
あ :2005/05/01(日) 00:51:34 ID:NgSGON9K
村の一等巡査駐在所の前には、護郷軍の予備中隊が銃を装填したまま整列していた。 見物衆は誰もおらず、広場は囚人が到着したというのに、兵士と巡査だけで、露天市場も店じまい、ただ麗らかな陽射しが照付けているのみだった。 後難を恐れた村人はただ家の窓の隙間から様子を見るのみだったが、照りつける陽の中に女盗賊の白い裸身が、縄掛けのために奇妙なくびれを見せて、馬車の後ろに繋がれて到着したのが、くっきりと人々の記憶に焼付いた。 女盗賊は大勢に取囲まれ、足早に駐在所の留置場に押し込まれたが、逃走を怖れて一等巡査は厳重に鍵を二重の掛け、ぶざまな緊縛はそのままにしてしまった。 囚人は膝を床につけるのも大きな苦痛を味わわなければならなかった。 「あう、ぐえ」 獣のような低い声をあげ、崩れ折れた時、弾力のある熟れた女の肉が石床にぶつかり、弾けて、重い音がした。 それきり観念したのか、目を開けたまま、この稀代の女盗賊は裸身が冷えるままに、身を横たえていた。 しかし依然として続く縄目の苦痛に荒い息を収めることができなかった。 激しく上下する乳首が真紅に充血し、悶える度に縄は秘所を苛んだ。 既に五十がらみの一等巡査は、部下に命じて裸体に毛布をかけてやろうとしたが、先ほどの農夫に化けていた三十すぎの男が許可しなかった。 「あの裸は公序良俗に反するじゃないか、君はいったい何者のつもりかね。裁判所の執達吏助手ふぜいが何を云う」 老巡査は抗議したが、三十すぎの男が身分証書を見せると、急に黙って直立不動になってしまった。 男は低い声で命令した。 「そのままに、放って置き給え」 男は多分、検事局から派遣されてきた密行の捜査検事なのだろう、れっきとした高等官で、田舎の小役人などは眼中にないかのようだ。 鉄格子の中の狭い空間に閉じ込められてしまった、がんじがらめの女を舐めるように仔細に観察した。 相手が自分に気がつき、悩ましげな目を向けた時でさえ、その無表情を崩さなかった。
809 :
あ :2005/05/01(日) 01:13:26 ID:NgSGON9K
治安判事が到着したのは、それから2時間ほとたってからだった。 ちょうど昼餐の最中だったので、田舎の地主屋敷から出るのに手間どったのだが、デザートのクリーム添え氷菓子を省略して、とうとう不承不承こうやって駆けつけたのであった。 こういう大事件に関わりを持ちたくないという姿勢が、この中年の肥満した男の膨らんだ頬を無表情にさせていた。 一等巡査駐在所の屋内にしつらえられた執務室兼簡易法廷に黒服を着て鎮座した治安判事は、 「被疑者をこれえ」と芝居がかった声で重々しく廷吏を兼ねる護郷軍の伍長に命じた。 留置場の鉄格子の扉が開く軋んだ音が、ここまで聞こえてきた。大勢の足音が入り乱れて、一斉にこちらに向かってくるのに耳をそばだてた治安判事の栄養過多の頬が痙攣した。 大きく息を吸い込んだ途端に執務室の扉が開き、巡査や兵士や書記や雑多な人間がもつれこんできた。 その真ん中に白い素っ裸の女が早縄を体中に喰いこませ、その上に凶悪現行犯人用の残酷な菱縄に喘ぎながら、血と汗と粘液に汚れた恐ろしい姿で現れた。 乱暴に押し出されると、酸味の強い女の臭いが立ち上り、治安判事は思わず汗が薄い髪の中を伝わるのを覚えた。 奇妙に凛とした引き締まった美貌のせいで、まだ若く見えるが、たぶん27、8の、これから熟れ盛りに入る年頃だろうと思われた。 「氏名、職業、を云いなさい」
810 :
あ :2005/05/01(日) 01:26:18 ID:NgSGON9K
女は低い声で、 「アーシュラ・マリーア・ペルシカ・デ・オルキデーオ」と答えた。 治安判事は、書記がちゃんと速記にとりかかっているかどうか確かめると、 「年齢は?」 被疑者は存外しっかりした頭脳の持ち主らしく、しわがれた喘ぎ声にもかかわらず明瞭に答えていく。 「27歳」 「現住所、本籍を云い給え」 「住所は不定、本籍はH県O郡オルキデオ村」 「小区の番号は? 何番地なのかね?」 「そのようなものはない」 被疑者の姓と村名が同じであった事に気がつき、治安判事はカラカラに乾いた口を無理に動かした。 「オルキデオ村の領主の館が本籍地なのか?オルキデオ伯爵に仕えていたのか、小間使いか何かしていたのかね」 「私は、領主の長女だ」 治安判事は思わず尿意を催した。
811 :
あ :2005/05/01(日) 01:37:32 ID:NgSGON9K
「伯爵は、先住民の大規模な叛乱の頭領として死刑になったはずだ」 被疑者は形の良い口をゆがめて、嗤(わら)ったように見えた。 「そのとおり。父は八つ裂きの刑に処せられ、一族は総て子供に至るまで晒台の上で拷問のうえ、釘付けの磔になった」 治安判事は、はっきりと震えていると分かる手で、槌を握り、力なくそれを机に打ち付けると、休廷を宣言した。 廷吏の伍長が扉を開け合図をした途端に、大勢の兵士や巡査が狭い執務室になだれこんできた。 また同じ、どやどやした光景が再現され、被疑者の裸は、制服の壁に囲まれたまま、扉の向うに見えなくなった。
812 :
あ :2005/05/01(日) 01:54:23 ID:NgSGON9K
治安判事は、一等巡査の細君が持ってきた、生ぬるい、錆びの浮いた水を飲み干した。 「あ、職業に答えなかったな、あれは」 早く訊問を終えて告発状を完成し、送検しなければならなかった。 こんな事にかかわるのは、よほど運が悪いのだ。よりによって、この村で捕まってくれなくとも良いのに。 ただの盗賊とは素性の違う、全国の山岳地の先住民の支持を得ている徒党の首領なのだ。 もし、それが、何かのきっかけで、先住民が再び叛乱して、山を降り平地に攻め込んできたら、この村の住民に復讐することなど、当然と考えている連中なのだ。 さしずめ、わしなどは、腹を割かれて蝋燭を立てられ、照明かわりに、この駐在所の門にひっかけられることだろうて。 治安判事は、一刻も早く責任を上級の法廷に移すべく、簡易法廷の再開を書記に命じた。 太っちょの、のんびりした田舎地主の彼にしては、その生涯で最も素早い決断だった。
813 :
名無しさん@ピンキー :2005/05/01(日) 21:34:02 ID:Gv9VuF59
あ氏 この後の展開はどうなるんでしょう? 宜しくお願いいたします。
814 :
あ :2005/05/01(日) 23:25:08 ID:ya7Ntj9z
「職豪を云い給え」治安判事は忘れないうちに質問を発した。 「ない」 「よし、ない、だな」書記が書き終わるのを確かめてから、治安判事は汗をぬぐった。 「よろしい、証人を呼びたまえ」 廷吏の伍長が扉を開けると、既にそこには、あの三十からみの男が待っていて、無造作に入ってくると、被疑者の肉体の横に立った。 被疑者の息が荒くなり、顔面と乳房の上あたりが紅潮するのが分かったが、治安判事の鈍い頭はひたすら職務に向けられていて、 「証人、姓名と職業を仰ってください」言葉つきを改めて、両手を組み、判事席から身を乗り出した。 男は答えた。 「バシーリー・ゾシモ法学士。A控訴院検事局検事。高等官5等、ニールス戦役勲爵士、陸軍豫備役中尉」 治安判事は疑わしげな顔付で、書記がそれを書取るのを確認した。 「わたくしゾシモが三等乗客として乗車した、午前9時バライール発P町行旅客馬車は、B村駅逓を午前10時通過の後30分後に国道を外れ、森の中に突入し、馭者と護衛人が馬車屋上の三等乗客を山刀にて殺害し、私だけが生き延びました。」 ゾシモと名乗った顔の筋肉ひとつさえ動かさない男は、ここで更に無表情となった。 「待ち構えていた山賊どもが5人おりました。彼らは一等乗客も、ことごとく縛り首にして殺害しました。」 「で、そこの被疑者は、その間中なにをしとったのですか」治安判事は罪状を当てはめようと注意深く訊いた。 「被疑者は私に拳銃を突きつけ監視しておりました」 被疑者がチラとゾシモの顔を横目で見ようとしたが、昼食の消化のために頭に血が巡らなくなっていた治安判事は、もちろん気がつかなかった。 「その後、護郷軍が救援に駆けつけたという訳ですな」 「その通りです」 「よろしい」治安判事は、せかせかと刑法典の頁を繰り、途中で書記に「おい、ちゃんと書き付けたか?」と詰問した。 「証人、ご苦労様でした。ご協力感謝します。喚問は終わりです。そこで控えて居て下され」 ゾシモは被疑者を見もせずに、隅の椅子に座った。 「次の証人」治安判事は、そういうかたわら、せわしなげに刑法典の犯罪条文に鉛筆で線を入れていった。 将校が入ってきて、15度に頭を下げて、室内の敬礼をした。
815 :
あ :2005/05/01(日) 23:40:39 ID:ya7Ntj9z
「第1軍隷下、護郷軍A旅団A歩兵聯隊第1中隊長代理、陸軍予備役中尉パシュトー・コトナルバル、79年戦役勲爵士」 治安判事は片目の中尉が血のにじむ包帯で手をくるんでいるのにも、美麗な軍服が泥だらけであるのにも頓着せずに、 「逮捕の時の状況を仰ってください」 中尉は、正面を向いたまま、 「自分の中隊が突撃隊を大隊長に命じられ、3箇小隊で同時に犯人どもの方陣につっこみました。この時、中隊長が戦死。私が第1小隊長として犯人どもの抵抗を排除した時には、この被疑者とそこにおられる人が生き残っておりました」 「そこに人とは、ゾシモさんのことですかな」 「そうであります」 「指差してください」 中尉に指差されて、ゾシモは、かすかにうなずいた。
816 :
あ :2005/05/01(日) 23:50:20 ID:ya7Ntj9z
「その時、被疑者はゾシモ氏に危害を加えようとしていましたか」 治安判事にしては、なかなか鋭い質問をしたのは、ただ罪状を確定しようとして、あせった結果だった。 中尉は説明した。 「被疑者は、ゾシモ氏の上に全裸で馬乗りになって、まさに拳銃を発車せんとするところでありました」 「で、中尉殿はどうしましたか」 「中隊長の大尉殿がゾシモ氏の救援に駆け寄りましたが、被疑者に射撃され戦死されました。続く軍曹が被疑者から凶器を取り上げ、全小隊が殺到してひっ捕らえたのであります」 「小隊の兵隊は、なぜ被疑者を、その時に殺さなかったのかね」 「あらかじめ、生け捕りにせよと厳命されておったからであります」
817 :
あ :2005/05/01(日) 23:53:41 ID:ya7Ntj9z
ゾシモが発言した。 「治安判事殿、よろしいか」 治安判事は、びっくりしてゾシモを見つめた。 「私、ゾシモが大隊長に命じたのです」 「う、うむ、そうですか」 治安判事は、その時に、やと罪状をメモし終えて、溜息をついた。
818 :
あ :2005/05/02(月) 00:16:24 ID:59svExyH
「A県B郡E村、治安判事は、○年○月○日、住所不定、無職、女、27歳、アーシュラ・マリーア・ペルシカ・デ・オルキデーオを、謀殺、傷害、暴行、脅迫、誘拐、交通破壊、反逆首魁、公務妨害の罪を犯した疑いにより、管轄検事局に告訴する。 被疑者に、○月○日午後3時24分これより24時間の勾留を行う」 横目で書記が書取るのを確かめながら、脳髄を振り絞って、宣言すると、ニ三度机の上の木槌をまさぐって、やっと手に持ち、ドンと音をたててふりおろした。 「閉廷する。廷吏、被疑者を連行して留置場に監禁せい」 その時、被疑者は生ける彫像のようになってしまい、歩くことが困難で、兵士や巡査の無骨な手であちこちを支えられ、呻き声も発せずに連れ去られていった。 ゾシモは治安判事が大汗を拭っているところに、やってくると、 「治安判事さん、告訴状はともかく出来たようですが、時間がもったいない。すぐに取調に入ります」
819 :
あ :2005/05/02(月) 00:42:47 ID:59svExyH
ゾシモは、いつの間に現れたのか、がっちりした体格の男に顎をしゃくった。 それは検事局の書記であったが、擦り切れた革の書類挟みから文書を取り出した。 「小官が担当検事となる旨の証明書です」検事正の署名がある文書に見入っていた治安判事は、不安そうに聞いた。 「ここで取調をするのですか」ゾシモは答える。 「あれでは移送ができないでしょう、あの、みっともない縄掛けでは。人体構造を無視した拷問ですよ、あれでは。」 「では、縄を掛けなおしましょう」 「いや、誰が掛けても同様の結果になるだけです。監獄から刑吏を寄越してくれるよう頼んであります。」 「縄掛けのためだけに、遠いところを、ご苦労でございますな。」 あまり刑吏に縁のない治安判事は、もう逃げ腰で、自分の屋敷に返ることしか考えていなかった。
820 :
あ :2005/05/02(月) 00:45:54 ID:59svExyH
「あ、検事さま、その刑吏というのは、もしかしたら、首切り役人の、あの赤服の親方のことですか」 「いや、治安判事殿、なにか誤解をしておられるようですが、首切りではなく、拷問です」 「ここじゃ声がまる聞こえになりますが」 ゾシモ検事は落ち着き払って、無表情のまま指示した。 「それでは、領主のお城を借りましょう。地下牢と拷問質がまだ保存されえいるはずだ」
821 :
名無しさん@ピンキー :2005/05/02(月) 01:04:56 ID:C9e8XZxD
あ氏 いよいよ、アーシュラ・マリーア・ペルシカ・デ・オルキデーオが、 留置場に入るんですね!楽しみです! お待ちしております。
822 :
あ :2005/05/03(火) 01:46:32 ID:EEHQMAvt
既に夕闇が野を覆い、被疑者を閉じ込めた警察護送馬車が領主の館にゆっくりと向かっていた。 馬車の中は単なる鉄板張の四角い空間で、天井の鉄環から頑丈な鎖が伸びており、被疑者は昼間の不細工なグルグル巻きの捕縄の後ろを鎖でつながれた格好になっていた。 余り鎖が短いので、爪先立ちしなければ両脚で立っておれず、腕はねじ上げられて、馬車の振動につれ体が捩れた。気丈な被疑者は、それでも声を立てず、20分ばかりの行程を耐え忍んだ。 ガラガラと車輪が城の濠(ほり)に架けられた橋を渡る音が響き、やがてデコボコした古い石畳の中庭に乗り入れ、停止した。10人ばかりの兵士と執達吏が女の鎖を解き、馬車から抱え降ろすと、先程の検事が、三十過ぎの男が、待ち構えていて、館の通用口から中に導きいれた。 陽が沈み黒々とした闇が冷気を伴って、女の裸に無数の針を差し込むように襲いかかり、急激に下がってきた気温のため、どの者も白い息を盛大に吐いた。
823 :
あ :2005/05/03(火) 02:17:02 ID:EEHQMAvt
館は中世に建てられて、そのまま代官所として使われていたが、今では借金だらけの領主が閉じ籠って濠の跳ね橋をあげ、債権者どもを遮断しては、護衛の家来に空砲を撃たせて悦に入る場所となっていた。 なに、快適な邸宅は首都にあって、領主は村を顧みず、専らそこで社交と宮廷のご機嫌伺いに明け暮れる優雅な消費生活を送っているのである。 大抵の検事局は、こうした館を有料で代用訊問室として指定していた。 被疑者は石壁の通路を幾度か曲がり、石段を降り、幾度もこれを繰返してた。 錆びた鉄扉の前に連れ込まれた。高い段をひっきりなしに降りたせいで亀甲緊縛の捕縄が生き返った。 股から臀(しり)の間に食い込んで、ほとんど複雑な襞の中に埋め込まれてしまってい幾筋かの縄は、 段を降りる太腿の動きにつれてチリチリとした疼きで被疑者の女の血を徐々に蘇らせていった。 縄尻を捕らえている間抜そうな兵卒は、被疑者の息が荒くなってくるので、鉄扉に到着した時には、恐怖の為と思い込み、 「へへへ。こいつ、怖がってますぜ」と伍長に報告した。 伍長の代わりに検事の低い声が返ってきた。 「黙れ。余分な事を云うな。」 伍長が手帳に兵卒の名を控え、勤務点数をさげた。 全員が直立不動となって、シンと静まり返りかえった。 被疑者の丸みを帯びた顔が白く浮き出て、乱れた髪が角灯の黄色い光にもつれた蛇のように揺れた。
824 :
あ :2005/05/03(火) 02:39:26 ID:EEHQMAvt
検事は無表情に被疑者を観察していたが、女の眼は湖底のように深く、 どこを見ているのか判らなかった。首から胸にかけて紅潮しつつあり、 乱暴に幾重にも掛け廻された早縄からくびりだされた変形した乳房からは 勃起した尖った乳首が天井を向き、大理石の円柱のように揃えた太腿は、 これから待ち受けている陵辱をまるで期待しているかのように輝き震え、 半開きになった紅い唇からは、声にならない声が、 「はやく、わたしを鞭打って、血まみれにして、あたしを枷に嵌めこんで堅く締付けて、あなたの手で、お願い」 検事の耳は無言の請願を眼前の女が荒々しく発し続けてくるのを聴いたのかも知れない。 冷たい声で、「鉄扉を開けろ」と伍長に命じた。 その向ふは何やら事務的なせわしなさが支配しているらしく、数人の奇妙な格好をした人間が、 金属のすれる音をさせて道具を組み立てていたり、明らかに重い鎖と分るジャラという音をさせて 滑車の輪に嵌めこんでいたりした。ブンブンという奇妙な器械の唸りや、検事の書記が書類をそろえる がさがさという音さえあった。
825 :
あ :2005/05/03(火) 03:06:21 ID:EEHQMAvt
805>この掲示板への記入方法はルールがもひとつ分らないので、ご迷惑をおかけしております。読みずらいと思いますが、しばらくご辛抱を。 813>囚人服がテーマなのに、法廷プロセスばかり書いていて申し訳ございません。女囚にとっては、拘束戒具こそ囚衣であると思っていますが、まとこもな囚衣もそのうち出します。 821>拷問場面は極く即物的になる予定です。なにしろ顔が青くなるほど痛い〜んですから。
826 :
名無しさん@ピンキー :2005/05/03(火) 23:56:36 ID:Sk+1BCow
>>825 あ氏、小説投稿をありがとうございます。
法廷の場面は結構リアリティがあって良かったです。
ただ、文章の長さが長すぎて『、』をもうちょっと入れて区切りがよければ、
読みやすいと思います。
囚人服がテーマですが、これは人によって好みと解釈が違うと感じるんですね。
俺にとってはお気に入りの服を着れない人の履いた下着も身につける屈辱の、
生活をする、哀愁のある、世界観と懲罰が好みです。
女囚にとっては、拘束戒具こそ囚衣なんですが、
これ、やりすぎると調教、館物とそう変わりのない物になってしまうと思うんです。
管理される、管理する側、を支配と言葉を変えれば同じですから。
同じ囚われの身でありながら、何故?そこに居るのかという理由は、
『罪』なんです、この『罪』に対して女囚がどう対応するのかというのも好きな所ですね。
館だと逃げることしか無いと思いますから。
手錠と足枷に鉄球が自分としては好みですね。
あまり、特殊な拘束具だと現実離れしているのと陵辱しているのか境界が曖昧になると思います。
あ氏の好みの世界観がどんな世界観か解りませんが、
作品を通してみるとかなりの拘りのある世界観があるなあと思います。
楽しみにしていますので、続きを宜しくお願い致します。
ここのスレはそれほど細かいルールを定めていません。
女盗賊が牢に入って囚人服を着て萌えるなら良いと思いますから。
楽しみながら続きを書き込んでもらえれば良いと思います。
827 :
あ :2005/05/04(水) 00:39:22 ID:ClertLse
ゾシモ検事は、警備の隊長から、伍長と信頼の置ける兵卒2名を借りると、 あとの護郷軍兵士を扉の外に締め出してしまった。検察の取調は秘密糾問主義 なので、当然の事とはいえ、被疑者は密室に閉じ込められ、これからどうなる のか、ものものしい拷問道具を前にして、何をされるのか、恐怖に捉えられる のが常であった。しかし今度の被疑者は違った。使用法が分らない拷問道具が 石牢のあちこちに据えつけられえているのをゆっくりと眺め回すと、思わず、 「うう」と喉から声にならない叫びを洩らした。それは魂が萎縮する音である かのように聞こえた。しかし、検事の耳には、そこに微かな悦びの意味合いを 認め、無表情な顔付に苛立ちが浮かんだ。
828 :
あ :2005/05/04(水) 00:50:25 ID:ClertLse
石牢の床に正座した被疑者は、兵士に取り押さえられて屈んでいたが、 刑吏が、黒い股引に、黒いシャツをピッタリ体に張り付かせ、黒マスク から両眼を覗かせてた姿で、むき出した毛むくじゃらの両腕を垂らし、 片手に肉切包丁を持って、被疑者に近づいてきた時には、兵士どもは 思わず、不吉な予感に体をすくめた。 そのまがまがしい筋骨隆々の役人は、無言で被疑者の縄に手を掛けると、 包丁の刃先を僅かな隙間に差し込んで、ブツブツと菱縄と早縄を切り、 最後の腰縄と後ろ手に重ねた手首縄だけを残した。
829 :
あ :2005/05/04(水) 00:58:03 ID:ClertLse
地獄のそこから声が沸いてきた。 「しっかり、とりおさえておけー」 刑吏は、新しい縄で女体を手早く縛り上げた。正面から見ると両肩を たすき掛けにしたように見え、手が後ろに廻っているだけで、他の縄 は見えないので、まるで縄が施されてないような、簡易な早縄だった。 拷問に掛ける際に常用される。体に余分な圧迫を加えないように工夫 されていた。
830 :
あ :2005/05/04(水) 01:08:42 ID:ClertLse
刑吏は次に、検事が座っている所まで近づき、小声となった。 「やれますぜ。何から始める?」 言葉遣いが乱暴なのは、刑吏の特権だった。不測の事態に素早く対応 しなければならないから、敬語抜きで喋るのを認められていた。 ゾシモ検事は指示を与える代わりに質問した。 「君の計画はどうか、聞かせてくれ。お定まりの順序でいくか?」 刑吏は頷いた。「状況に合わせて、お気に入りをはめ込む。」 検事は許可した。「よいだろう。何を入れるかは任せよう。」
831 :
あ :2005/05/04(水) 01:37:49 ID:ClertLse
検事は、教会の説教壇のような訊問台に上ると、被疑者をその下に引据 えさせた。女体は厳しい戒めを解かれて、むしろ柔らかいとさえ云える たすき縄に縛られ、両膝を石畳に突いて検事を見上げた。縄目の傷跡が まがまがしく乳房の上下や腰に走り、楽になった呼吸に、いくぶん頭も 清明になってきたようだった。 「オルキデーオ嬢、貴女は治安判事から告訴されている。罪状は重罪を 構成するものばかりだ。このような重大な犯罪被疑者は、24時間のうちに さらに上級の審問官である予審判事に、身柄を引渡さなければならない 規則になっている」 検事は言葉を切って、被疑者の顔に見入った。 「そこで検察調書を書く間に、いちおう検事においても、取調を行う。 非常に形式的なものにすぎないのだが。」 検事の云う事は、奇妙に分り難かった。
832 :
名無しさん@ピンキー :2005/05/04(水) 01:52:09 ID:gp+ja2GG
あ氏 投稿をどうもありがとうございます。 前回と比べるととても読みやすくなって背景が掴みやすいですね。 拷問に、う〜ん、尻に焼き印があると萌える♪ あ氏の好みの展開ってどういうのだろう? 楽しみにしております。
833 :
あ :2005/05/04(水) 02:36:39 ID:ClertLse
そして、いつの間にか被疑者の背後に立っていた刑吏とその助手が、女体を滑車の舌に連れて行った。足首に太い縄を幾重にも回し、 しっかり結び合わせると、いきなり滑車の鎖を引き始めた。 ガラガラガラガラ。足首が空中に持ち上げられ、折れ曲がった膝がまっすぐになり、腰が浮き、体が石畳を擦って、くるりと、うつ伏せに なったが、すぐに胸が床を離れ、一瞬の間、顎と額が床に圧しつけられた。足首に重く縄が喰い込んで、身体は空中に逆さ吊りとなって、ゆっくり回転した。 「う、うう〜」 血が逆流し、頭の中がジンジンと鳴った。刑吏が近づいてきて、被疑者の首に太い革の輪を装着した。尾錠をかけ終えると、すこし息が 詰まるようだった。刑吏の太い指が器用に動き、首輪に附けた金輪に鎖を結びつけ、ジャラジャラと伸ばすと、手を放した。 「ぐ、うぐ、あ」 鎖の先には鉄球がぶら下がっており、喉を圧迫して、息を吸い込むのに普通の2倍の努力が必要になった。身体をひねって抵抗しようとしたが、 よけいに苦しくなるのが分ったため、身動きもせず、逆さ吊りの屈辱に絶えるのであった。 刑吏は鞭を、これ見よがしに、ひとふり空打ちした。空氣を裂く鋭い音が響き渡り、石床に撃ち当たる、ビシッと云う非情な炸裂音が、他のも者を 緊張させた。 鞭を受けるために身構えようとした女体は、しかしながら、わずかに身じろぎをしただけだった。それは犠牲者がどのような苦痛を受けよう とも、身動きできない状態に保っておくのが、逆さ吊りの残酷な目的だったからである。 刑吏は最初の一発を、ふくらはぎに打ち込み、2発目で、太腿の後ろを強く打撃した。不思議な沈黙が石牢を支配した。 3発目は尻に喰い込み、以降12発目まで、同じ箇所に縦に横に斜めに執拗な攻撃が加えられた。刑吏が前面にまわり、太腿の付け根と乳房を 同様に執拗に打ち据え始めると、50発目あたりから最後には、あえぎが漏れ、逆さになった頭を打撃を受ける毎に左右に振るようになった。 刑吏は打ち方を変えた。全身に鞭が入念に打ち込まれ始めた。 1発入るごとに、喉の奥から、「あっああー」と云う声が絞り出され、しきりに身をもんで、容赦ない打撃から逃れようとした。
834 :
あ :2005/05/04(水) 03:09:39 ID:ClertLse
100発目から、鞭が取り替えられた。汗と体液を吸って柔らかくなりすぎたからだ。 太さも細くなり、丈も短くなった。そして堅さは以前の比ではなかった。中に金属でも仕込んであるのかと思えるほどだった。 刑吏は、かるくしなわせて調子を見ていた。今度は、どこに打ち込んで、いたぶっていったら好いのか、しっかりと分っていた。 助手が女の乱れた髪をわしづかみにして顔を後ろに引くいた。乳房と鎖骨と脇の間にある胸の肉に、鞭が入った。 数発づつ左右の胸筋が打撃を受け始めた時に、隠れた最も敏感な箇所を苛め抜かれている女体は、大きく背が反り返って、痙攣を始めた。 鎖もゆれ、鉄球もゆれ、激しく膝を曲げては伸ばし、獣のような声が、 「ぎあ、あ、あ、ああー」 石牢に響き渡った。 硬直したまま、女体は10分ほど吊り下げられていたが、とうとう刑吏助手が滑車の鎖をゆっくり緩め始めた。 刑吏は、助手につぶやいた。「ちょっと早かったようだなー。こいつの肌は珍しくも、鞭をくれ、くれ、という類(たぐい)だ。よく頭にきざんどけ。こういうのには、この責め方は無効だ。」
835 :
あ :2005/05/04(水) 20:01:05 ID:sSJOHuoU
午後9時より再開された訊問は、案外に手早く済んだ。 三角の木材が平行に並んだ台の上に正座させられた被疑者は、鋭い木材の背が、すねに食い込んでくるため、立ち上がろうとした。 しかし首と二の腕に掛けられた縄が、台の背後で被疑者の背中を支えている柱に固定されていて、それだけの仕掛けのために立ち上がることができなかった。 脚をずらそうとしたが、両膝を縛っている縄が台の前にはめ込まれた金環に結び付けてあり、折りたたんだ脚部全体を前方に引っ張っていた。 両足首も一緒に縛られて背柱のほうに引っ張られており、どのようにしても脚を三角棒の並んだ台から外すことができなかった。 「ひ」 思わず声が洩れ、自分のどこからそんな高い切ない声が出てくるのだろうか、この女盗賊でならしたアーシュラが素裸で地獄の苦痛に絶えようとしているにもかかわらす、敏感な肉体は誇りを捨てようとしている。 そう自覚すればするほど、むしろアーシュラは肉体を統御できなくなりそうな自分を罰するために、疼痛を深く味わおうとした。 そうすることでしか、今の状況を耐え忍ぶすべがなかった。 助手どもは、慎重に石盤を被疑者の膝の上に載せた。 「ああーー」 とたんに被疑者は身をかがめようとし、首の縄がそれを阻んだ。 重量35キロばかりの石盤の両端には切込がいれてあり、そこに縄を嵌めこんで、台座に固縛し、被疑者の膝から滑り落ちないようになっていた。 最初の苦痛の波は5分ほど続き、無言で歯を食いしばり、首を傾け、顔が紅潮していった。 詰めていた息が思い出したよう再開され、よどんだ地下牢の空気をむさぼった。 その時を待っていた刑吏が間髪をいれず 「よし、次」と指図すると、 助手どもが二枚目の石盤を乗せ、縄で一枚目と連結し、台座に固定した。 「ひいー」 高い声が石牢に響き、新たな重量が脛の骨に喰い込んで、アーシュラの理性を失わせようとした。 しかし、彼女は存分に、自分に加えられた苦痛を味わおうとする姿勢を崩さなかった。 「はあ、はあ、はあ」 紅潮は胸から肩に広がり、汗が石盤に斑点をつくり始めた。 刑吏が指示した。 「もう一枚のせい」
836 :
あ :2005/05/04(水) 20:17:06 ID:sSJOHuoU
「ひいいいいいい」 3枚目を受入れた時は、いちだんと悲鳴が高かったが、 「ずいぶん、元気がでてきたじゃないか。お姫様、お気に召したか。」 そうつぶやいた刑吏は、ここで石責拷問を中止する理由をもたなかった。かえって闘志を燃やしたらしく、 「あと一枚のせい」 さらに加わった重圧は、アーシュラの喉から絶えず、 「ああ、ああ、ああ」と云う呪のような喘ぎを搾り出した。積み重なった石盤は4枚に達して胸の上まできており、乳房を押し潰し、そして何よりも脛の骨を砕こうとした。
837 :
あ :2005/05/04(水) 20:28:23 ID:sSJOHuoU
5枚目が加えられた時、石盤の厚みは顎まで達していたが、アーシュラは既に苦痛を感じない段階にきていた。 首を左右に向けて、刑吏や助手や兵士や書記を眺めまわし、鼻から水を流し、口を開け、血の混じったよだれを垂らした。 顔が青くなっており、唇も白く、ぜーぜー、と思い出したように息をした。 刑吏が命令した。 「よし、石をのけろ」 こうして急速な拷問が、小一時間ほどで終わった。最初に訊問もせずに、いきなり極大まで苦痛を与えるのは、拷問の常套手段だった。 再び同じ拷問を施す時には、被疑者は恐れおののいて、なにもかも自白してしまうからである。 刑吏の頭の中では、次の石抱き責は、せいぜい3枚で被疑者は崩れるだろうと踏んでいた。
838 :
あ :2005/05/04(水) 20:45:07 ID:sSJOHuoU
アーシュラは石責から解放された時、奇妙な満足感を味わっていた。 刑吏が意地悪そうに休憩をすすめた。 「さあ、お姫様、さぞや難儀をなさったでしょう。あそこの台の上で少し、お休みになってくだされ」 助手が待ち構えている、その台とは、木馬の形をした太い木組みの台で、そばに踏み段があった。その下で助手が腰縄を掛け、そこに連結して股縄を締めた。 ちょうど谷間のところでX字になるように縄を交差させ、ずれないように結び目をつくった。股縄そのものは緩いものだったが、縄と肌の間に指一本も差し入れられないように引き絞ってあった。
839 :
名無しさん@ピンキー :2005/05/05(木) 00:09:23 ID:3y2ekdt8
あ氏 投稿ご苦労様です。 アーシュラはねばり強いなって感じますね。 これだけ責められて漏らしたり涙で一杯だと思うのですが、 どうなんでしょう? 知りたいです。 投稿、どうもありがとうございます。
sage忘れ
841 :
あ :2005/05/05(木) 00:29:18 ID:YsfJ94t7
826> 「何故?そこに居るのかという理由は、『罪』なんです、この『罪』に対して女囚がどう対応するのかというのも好きな所です。」 同感です。ほんらいは、罪と刑が対になって展開すべきなのですが、その前段階の治罪法プロセスもたどりたかったので、女囚対治罪制度、という展開になってしまいました。 832> 焼印はいったんつけると消えないので、容疑者の段階では残念ながらつけるわけにはいきませんが、(無罪だったら賠償問題になりますので)、重罪の付加刑としてあります。最後の処刑場面で烙印刑がでてくる予定です。 839> アーシュラ嬢の気質は相当ドライで、コワいです。こういうのは「悪女」と云うのでしょうね。
842 :
あ :2005/05/05(木) 01:28:03 ID:YsfJ94t7
両足首に別々に革の太い環がはめられ、助手は力任せに尾錠を締め付けた。膝の上の腿にも同様に頑丈な革環が嵌められ、鎖が腰縄まで延びて、小型の錠前で連結された。 これは膝の上の革環がずり落ちないためである。 刑吏は、助手どもを使って、アーシュラを踏み台の上に追い上げた。というより、引きずりあげたと、いうべきか。助手どもは彼女の太腿を抱え、脇を支え、足首を引っ張って、木馬の背に跨らせた。 同時に素早く後ろ手に縛られた上体を木馬の後ろ側に立てた短い柱に結びつけた。首輪を嵌め鎖を柱に結び付けたが、それは少したわんでいた。 上体はかなり自由に動かせるようにしてあった。
843 :
あ :2005/05/05(木) 01:31:41 ID:YsfJ94t7
木馬の背は1センチくらいの幅で丸みを帯びていたが、さっそく股に喰い込んできたが、全体重をそこで支えなければならなかった。 アーシュラは両脚をすくませ、木馬の両側を腿で力一杯にはさみこんで、体を木馬の背から浮かせようとした。 それは成功したかに見えたが、助手どもが急いで両足首の革環に附いた金具に縄を通して、下に伸ばし、縄の先端を床についている突起に固定してしまった。 アーシュラは伸ばした両脚を前方に投げ出すフランス式の乗馬姿勢となった。ただし鞍がない。
844 :
あ :2005/05/05(木) 01:35:16 ID:YsfJ94t7
さいわい、木馬の堅い稜線は秘所に割り込んでくる兆候がなかった。助手が股縄を谷間で十文字に交差させたのは、そのためである。 この程度で秘所が傷つくことはないが、この程度以上の仕掛けが予定されていたため、あらかじめ、このような防護が施されたのであった。 刑吏と検事は、何やら話しを交わしており、書記は訊問が始まらないので、所在なさげに羽根ペンを削っていた。 股間を強く圧迫されているので、息が荒くなり、体の位置を変えると、新たな疼痛を味わなければならなかった。 思わず呪いの声を発したのに、刑吏が気付き、こちらにやってくると、膝を観察し、先ほどの石責でついた無残な傷跡が早くも血糊で固まっているのを確認した。 「なるほど、女盗賊をするだけあって、お体は丈夫そうだな。傷跡もすぐふさがってきているし。」 湯気が出るような女体を執拗に撫で回したが、ツボを心得ていると見えて、アーシュラは身をよじって、それに耐えた。 「ああ、胸が淋しいだろう。ちょと飾りをつけてやりましょうぜ」 思い出したように助手のほうを見ると命じた。 早速、両乳首が糸でくびりあげられ、勃起したまま、もとにもどらなくなった。 刑吏が野イチゴそっくりになった乳首をつまむと、アーシュラが投げ捨てていた羞恥がよみがえってきた。 体をひねって、刑吏の手をかわしたが、この気味の悪い役人の手はそれ以上の追及をせず、 「よし、足の始末もせい」 命ぜられた助手が大きな砲丸を抱えて、足首の革環に鎖で結びつけるのをアーシュラは見た。途端に木馬の背が股間に食い込んだ。 膝の上の両腿の革環にも小型の砲丸が、それぞれ付けられると、アーシュラは声なく、すすり泣いた。 刑吏は検事のほうに去っていき、助手が時折、長鞭の先で、くびりだされた乳首を突いていたぶった。 熱い時間が、ゆっくり過ぎていった。
>>841 あ氏
いつも小説投稿をありがとうございます。
> 同感です。ほんらいは、罪と刑が対になって展開すべきなのですが、
>その前段階の治罪法プロセスもたどりたかったので、女囚対治罪制度、という展開になってしまいました。
館物と刑務所物はここの『罪』と『哀愁が』違う物だと思っていますよ、
館物の監禁陵辱は支配する側の征服欲を満たす監禁場所、
それに比べて刑務所物は、過去との対面なんです。
罪と刑が対になるのは、罪悪感があるから、
でもそれの無い人は?絶望感とあきらめしかないと思っています。
焼印は確かにそうですね、あ、この時代だから人権の意識からして、
拷問するぐらいだからあるのかなと思ってしまったんです。
最後の処刑場面ですが、死んでしまうのはなあ、
終身刑がいいかなと個人的に思うんです、あ氏にお任せしますね。
烙印刑ですか囚人番号の方が裸でも番号で呼ぶのに都合が良いと思いますね。
>アーシュラ嬢の気質は相当ドライで、コワいです。こういうのは「悪女」と云うのでしょうね。
それって、姉御肌でありながらサドって事ですか・・・
マジで怖い・・・サイコパスでしょうか。
846 :
あ :2005/05/06(金) 22:01:28 ID:gY55a9SY
検事は木馬の下に立って、アーシュラの喘ぎ声に向かって云った。 「さて、アーシュラ嬢、貴女は今度、罪の無い善良な男女子供を10人を、配下に命じて冷酷に殺害している。これは謀殺罪に該当する」 検事は木馬の周囲をゆっくりと歩き、またもとに戻ってきた。 「乗合馬車の屋上の三等乗客は有無をいわさず、心臓に短剣を突きたてられ、喉を切り裂かれて無残に殺害された。これはあらかじめ、そう計画しての犯行だ」 アーシュラの肉体が木馬の上できしみ、砲丸のために腿と足首の革環が喰い込み、鎖が悲しく音を立てた。 「従って、これは明らかに謀殺罪だ。極刑に値する。しかも二等乗客は追っ手がかかると見るや、陵辱の上やはり、ことごとく殺害している」 一瞬の沈黙の中で、書記が調書の用紙を新しく追加する音がした。 「冷酷極まりない。貴女は、ただ口封じのためだけに殺害したのだ。ただの殺人ではない。わざと殺したのだ。故殺罪だ。しかも、そういう場合には、こうしようとあらかじめ計畫していたのだから、立派にひとつ重い謀殺罪だ」 検事は罪状を述べてゆき、アーシュラに罪を償わせるために、極めて重い刑罰を求刑するつもりであるのは明らかであった。 アーシュラが股間にかかる逃れられない重圧に、呪いの声をあげた。検事は無表情で、状況の説明に移り、彼女がすべてを認めるよう迫った。 「みず、あうう、みず、おねがい」 アーシュラの懇願に、検事はうなづいた。 「そうだったな、昼から自分の汗と涙以外は水を一滴も飲んでいなかったのだな」 アーシュラが、「うう、うう」と必死に肯定すると、 「では、調書を読み聞かせるから、それを認めるむね、署名をし給え。そうすれば水を腹いっぱいのませてやろう」 アーシュラは、与えられるものが匙いっぱいの水であったとしても、署名したはずだ。
847 :
あ :2005/05/06(金) 22:25:11 ID:gY55a9SY
書記がインクにひたしたペンを、木馬から解放されたアーシュラの手に握らせた。 おぼつかなく調書に署名した花押は、オルキデーオ伯爵家のそれであり、姓名は古式正字法だった。 検事が調書の全ページに自分の署名を書き加えながら、感嘆した。「ほほう、貴女はすこぶる教養がおありのようですな。これは貴族女学院でしか教えない書法だ」 続いて書記が同様に署名を始めた。 アーシュラは再び、もと通りに、たすき縄をかけられて、刑吏がいたわるように、 「では、水をたっぷり、のませてやろうな、お姫さま」 アーシュラが、水を求めて刑吏の方ににじり寄ると、助手どもが石牢のすみにある水槽に導いた。 そこで足首に縄を幾重にも巻きつけると、首にはひどく狭い鉄環をはめ込み、固く閂をかけて外れないようにした。 足首の縄が天井の滑車から垂れ下がっている鎖に連結されて、手早く逆さ吊りとなったアーシュラは、これから何をされようとしいるのか悟った。 抗議と憤怒のため逆さになったまま、暴れるので、体重を支えている鎖がしなって揺れた。 「それ、おまちかねの、水だ」 ガラガラと鎖が降りてゆき、アーシュラの頭部が水槽の水に漬かり、耳、鼻から水が容赦なく侵入してきた。 水槽に大きな波紋と気泡がたち、彼女が暴れるにまかせて、3分、5分と時間がたっていった。
848 :
あ :2005/05/06(金) 22:50:15 ID:gY55a9SY
「あれだけ責められているにもかかわらず、自分が欺かれると、いきどおって、こうやって釣上げられた人魚のように暴れる」検事が呟いた。 もともと貴族の血を引く者は、尋常の気持ちを持たず、娘でも強い芯があったが、これほどまでとは、庶民出身の検事は内心、感銘を受けた。 刑吏は「まったく、気性の荒い娘だて」と、やはり感に堪えた口ぶりで、 「これが男の子で極刑になる身でなかったら、わしの助手に採用して、仕込んでやったになあ。よ〜し、引き上げい」 水槽から吊り上げられたアーシュラは、激しく咳き込み、水を吐き、全身で身悶えした。 刑吏がからかい声で、「たっぷり、水を飲んだろう、もう少し飲みたいか、え? どうだ」 アーシュラは歯を食い縛り、なおも刑吏と検事を睨みつけたとみるや、大声で訳の分らぬ憤怒の叫びをあげながら、再び全身で暴れ始めた。 検事が嗤(わら)った。「なかなか可愛いじゃないか。その怒った顔は」 刑吏も口を開けたまま、吊るされた白い肉体が身も世も無く空中いっぱいに跳ね返るさまを、眺めていた。 ただ、助手も兵士も従順な哀れな囚人ばかり見てきたので、そのような誇りの異常に高い娘の狂乱と憤怒に始めて接し、柄に無くガタガタと震えだしたほどだ。
849 :
あ :2005/05/06(金) 23:09:55 ID:gY55a9SY
すでに深夜というより明け方に近い時刻だった。 「もう、一杯飲ませてやれ」刑吏が助手に命じた。 アーシュラは、それを聴いて、ワッと泣き出した。 しかしその発作が収まると、表情がなくなり、濃い睫毛を伏せて、どんな責苦も甘んじて受けようという決意がみなぎってきた様子だった。 こんな他愛の無い騙(だま)されかたをして、自分を責めているのだろう。苦く熱い涙が水槽に波紋をいくつも浮かべた。 再び水に漬けられ、窒息寸前まで幾度も追いやられては、水を吐き、鎖に吊られて、のたうちまわるうち、夜が明けてきた。 彼女は自分で無様(ぶざま)な自分を熱心に罰しているかのようだった。
850 :
あ :2005/05/06(金) 23:25:55 ID:gY55a9SY
石床に正座させられたアーシュラは、検事が話しかけても、まったく返事をしなくなった。 「よし、いったん小休止だ」 検事は刑吏と助手、兵士に交代で食餌と仮眠をとるよう命じた。 その間に予審請求書、押収証拠一覧表など、24時間の勾留期限がきれるまでに完成させておかなくてはならない書類があった。 遅くとも朝食後、午前10時には町の区裁判所にいる予審判事のもとに届けられるはすだ。 まだ時間はたっぷりあった。
851 :
あ :2005/05/06(金) 23:38:53 ID:gY55a9SY
845> 罪と刑が対になるのは、罪悪感があるから、でもそれの無い人は?絶望感とあきらめしかない たしかに、そうですね。 ところが罪悪感の無いコワいアーシュラ嬢が、いかにして極悪人に課せらる恐ろしい刑罰を甘受するに至るか、 をうまく出せればよいなーと思っております。 この人、異常にプライドが高いというか、割切りがよいというか、狩猟民族なので、そのへんがヘンなんです。 烙印、囚人番号、了解しました。けれどほんとに死んでしまうまでには、長いつらい刑罰が待っています。
>>851 あ氏、いつも投稿、ご苦労様です。
話数を重ねていくとだんだんハッキリして行って、
なるほどなって感じて来ました。
よくこれだけ重い場面を書けるなあって感じました。
>アーシュラは、それを聴いて、ワッと泣き出した。
>しかしその発作が収まると、表情がなくなり、濃い睫毛を伏せて、
よくよく考えたら、怖い・・・orz
アーシュラ嬢は、幼少時に何か虐待か、
それともコンプレックストラウマがあるんでしょう、
ちなみに小言を言われて育った子は親になると同じ事を子供にしているとか、
いう話を思い出しますが、アーシュラ嬢の親ってどうなんでしよう?
>烙印、囚人番号、了解しました。
>けれどほんとに死んでしまうまでには、長いつらい刑罰が待っています。
了解、どうもありがとうございます。
他の女囚も出ると良いかなって思うんです。
アーシュラの事を話すだろうしエピソードもあるだろうから。
853 :
あ :2005/05/07(土) 19:04:51 ID:k0vn+aky
検事は6時に起こすよう命じて、別室で仮眠に入った。領主は首都にいて不在だったが、この小城の留守居役の家令が小奇麗な乾いた寝床と簡単な朝食を用意した。 厨房では兵士と刑吏助手のために、料理番が腕をふるって具沢山の煮汁が大鍋で調理され、新しい火酒が樽に注がれ、水で割ってふるまわれた。 ところが、刑吏は、一向に賑わう食卓に現れなかった。助手が一人ずつ地下の石牢の階段を登ってきては、10分もかからずにパンと肉汁を詰め込み、酒には口をつけずに、大急ぎで戻っていった。 護郷軍の中尉が兵士どもから離れた席で、特務曹長を相手に焼きたてのパンをかじっている時に、朝陽が高い窓から差し込んできた。 ちょうど、その時、刑吏はアーシュラの足と手に奇妙な金具を取付けて、大きなネジを自ら廻しているところだった。アーシュラは総ての手指の間にはさまった鉄輪が、ゆるゆると締まってくるのを感じていた。 顔が蒼白になり、唇は白くなっていた。既に足指が同じ金具のために紫色となっていた。ネジが締り、両手の小指と薬指を痛めつけ始めた。鉄輪が指の骨をたわませた。 アーシュラは声も出さずに、歯を喰い縛り、大きく目を見開いて上体をのけぞらせた。 刑吏は、その表情を見つめながら、なお金具を締めていった。
854 :
あ :2005/05/07(土) 19:33:02 ID:k0vn+aky
午前9時には、兵士どもの食事が済み、城の中庭で朝の点呼が行われていた。 特務曹長は点呼簿を片手に、高く登った太陽に照らされる古びた城の塔を見た。その地下では女囚が食事と仮眠を貪っているはずだった。 昼夜の区別がつかない石牢では、アーシュラが指締めの責苦を終えて、石に床に投げ出されていた。足と手の指を痛めつけられたので、歩くこともできず、腰を柱につながれ、肩で息をしながら、鋭い目を刑吏に注ぎ、次に襲いかかってくる責苦に身構えていた。 検事が書類仕事を終え、書記を従えて現れた。片手にぶらさげた熱いパンを、無造作にアーシュラの体の前の濡れた石床に投げた。焼きたての香ばしいパンは、アーシュラには魅力的に見えた。これからの長い責苦に耐えるには何か摂っておく必要があった。 思わず手を伸ばし、焼きたての香ばしいパンの塊をつかもうとした。しかし指の自由がきかなかった。両手でパンをはさむように持ち、一片を噛みちぎって、口にいれた。 「うう、うう」 それは子供の時に捕吏の手を逃れて放浪していた頃に、さんざん苛められた後で、代償に投げ与えられたパンと同じ味だった。 アーシュラは泣いた。哀れだった自分の生きざまを、このようにして再び見せ付けられ、再現されると、もう自分をなだめることができなかった。
855 :
あ :2005/05/07(土) 20:05:17 ID:k0vn+aky
涙で塩味のついたパンを貪り食べると、アーシュラは再び縛り上げられた。 アーシュラは否応なしに、次の責苦に身構えなければならなかった。 刑吏には最後に試してみたい拷問があった。それは石壁の際に置かれた装置であって、 「よし、始めろ」 命令された助手どもがアーシュラを「キ」の字の形をした柱に両腕両脚を一杯に広げさせて縛り付けた。 手首と足首、腰と太腿の付け根が、柱に固定され、素早く胸の乳首が金具で強く挟まれた。線がのびて小箱の形の器械に繋がっていた。 その横には転把(ハンドル)のついた箱が附属しており、何本かの線で器械に結ばれていた。 膝にと首に銅線が巻かれ、外れないように締付けられた。助手がハンドルを廻し始めると、器械からブンブンと音がして、チリチリと乳首が刺激された。 「あ」 両乳首の刺激は、針を刺す痛みに変わり、やがてヤスリで削るような衝撃が加わるようになった。 刑吏が注意深くアーシュラの全身を見ながら、器械を操作した。 ビ、ビ、ビ、 ウ〜〜ンン 電流が乳首から心臓を貫いて、喉を焼いて駆け抜けていった。それは幾度も続き、そのたびに女体は弓なりに反り返り、髪の毛が逆立った。 刑吏は、小休止をおくと、アーシュラの股間を2個の金具で留めた。電流が通った時、尿が漏れ出し、火花が散り、乳首が焦げる匂いがした。 刑吏は、 「どうも、うまく、いかねえな、電気が強すぎるんだ」 発電ハンドルを廻していた助手が、正確には刑具工なのだが、 「テイコーを細かく何段か入れとかないと、いきなり、ああいう状態になっちまう」 と難しいことを云った。
856 :
あ :2005/05/07(土) 20:46:48 ID:k0vn+aky
既に午後2時になっていた。予審判事が到着したとの報せが、もたらされた。 「いやに早いな」 検事は書記を伴って、石牢を出て行った。アーシュラは十字架から降ろされ、黒ずんだ歯型のついた乳首を搾り出すように胸に縄を掛けられた。 時間をかけて新しく菱縄が施され、清潔な白色の股縄が喰い込み、高手小手に纏め上げられた両腕は背中に密着するよう組み合わされた。 両足は、それぞれ鉄の輪を嵌め込まれて、ネジで隙間のないように締めつけられ、太く短い鎖で互いに連結された。重いので足を持ち上げるにも努力が必要だった。 ゆっくりとしか歩けなくなったアーシュラの縄尻は二本あって、二人の兵卒が手にまきつけて押送した。 昨夕おりてきた石段をたどって、登っていくと、城の中庭に面した集会室に出た。昼の明るさに目のくらんだアーシュラは、検事が黒服の髭だらけの男と話しているだけを認めた。 黒服の髭男は、こちらにやってきて、 「アーシュラ嬢、私は当地を管轄する地方裁判所の予審判事だ。検事正の請求により、貴女は重罪を犯した嫌疑で予審に掛かることになった。これより地方裁判所に出頭し、拘置期間を決定するから同行願う。」 顔付に似合わず柔らかい声で、ゆっくり云うと、アーシュラの陽光に晒された白い裸身に目をやった。 「その戒具は、貴女が凶悪現行犯人であって、逃走、反抗の惧(おそ)れがあるため、施してあるのだから、まあ着物代わりに身につけておき給え」 予審判事は、ふと後ろを向いて、検事に会釈した。 アーシュラは兵士どもに背をおされて、青塗りの護送馬車の踏み段を登り、中に押し込まれた。
857 :
あ :2005/05/07(土) 20:58:53 ID:k0vn+aky
852>アーシュラ嬢の親ってどうなんでしよう? アーシュラは山岳地の小領主(オルキデオ伯)の家にうまれたので、ほんとうならばお姫様なんです。 ところが伯爵家が先住民の叛乱に加担して、一族は刑死。かろうじて逃れた幼いアーシュラは放浪の末、山賊の女首領になったわけです。 それで、幼少時から惨めな仕打ちに散々あってきたので、そういう事を思い出させると、途端に弱くなって、自我崩壊寸前までいくことがあるのですね。 盗賊として、残虐な行為も平気でするのは、愛から遮断されて彷徨っていた子供時代の反動で、社会への復讐心に燃えるのだと推測されます。
>1 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:04/09/08(水) 03:13 ID:QoMr7OSk >女子刑務所に入っている女の子、 >手錠姿に萌える、足枷に萌える牢屋の中に入っている >女の子に萌える、女囚が好きな人書き込んで<(_ _)> このスレはこういうスレです。
859 :
名無しさん@ピンキー :2005/05/08(日) 04:47:48 ID:p63hP22J
Ricardo氏以外で、萌えてるやつっている?
超萌えです>>あ氏。 元お姫様の女盗賊が捕らえられて、逆さ吊り、鞭打ち、石抱き、木馬責め、 電気責め、水責めと、拷問フルコース。気丈に耐えるが、屈服しそうになる。 もお、考えられる最高のシチュエーションでつ。 ……でも、SM板の囚われのお姫様スレのほうが相応しいかもしれませんね。
862 :
Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/08(日) 12:38:31 ID:dfuAk2rV
>このスレはこういうスレです。 確かに指摘されている事は、現状ではそうとも言えるんだけど。 俺としては正直、言ってとまどっている部分もあるんだよ。 それは、午後氏がお仕事の都合で書き込みが停止、減少しているところに、 書き込まれた小説のストリー展開の巧さと内容に期待してたのですね。 このアーシュラ嬢の生活環境と何故?こうなったのかちゃんと、 理解して書き込んでいるので、その点でしっかりしていると思います。 だから、このスレにあうようにこの後の移送先と、 他の女囚との関係を期待したわけです。 確かに今の拷問状態だとSM板の囚われのお姫様スレが良いのではと、 言われるのも確かにそうなんだけど。 この作品に、超萌えの方も居ますし、 あ氏にちょっと流れを考慮して頂けると皆さんも納得すると思うんです。 あ氏の熱意も考慮してもう少し、暖かく見てあげられませんか? 俺としては、あ氏の作品になるほどね、と感じるものがあると思うので、 意見など交換したいんだけどね。
863 :
あ :2005/05/08(日) 17:46:56 ID:cawNHopC
午後遅く町に到着した護送馬車は、警戒厳重な囚徒専用門から入ると、平らな石畳の中庭に停止した。 アーシュラは狭い車内の腰掛で眠っていたが、原野を全裸で走っているという奇妙な夢を見ていた。 馬車の外は寒かった。石畳が裸足に痛く、手近の建物の長い廊下をたどって、小さな法廷に着いた時には、すっかり感覚がなくなっていた。 ガランとした法廷の一段高い裁判官席に、退屈そうな黒衣の老人が座っており、アーシュラが被告席に引き据えられると、 「これより予審勾留期間の申渡しをする。被疑者第五ノ76番を、○年○月○日午後3時より起算して2年間の勾留とする。」 老判事は、関係各官を眺め回し、 「この決定に異議ある者は申し出よ。」 そこには黒服の豫審判事、ゾシモ検事、それに見知らぬ眼鏡の若い男がいたが、みなデク人形のごとく無言であった。 「異議ないものと認める。閉廷する」 廷吏が2人でアーシュラの背後に廻り、縄尻をとった。両脇を更に左右2人づつが固め、前方には菱縄の胸と腰から引き縄を延ばして、端を握った廷吏が先導した。 金の徽章をつけた執達吏代理が指揮をとった。再び護送馬車に押し込められたアーシュラは、10分もかからず、次の場所に到着した。 3メートルはあろうかと思われる高い煉瓦塀に囲まれた未決監獄の門内で馬車は停まり、引出されたアーシュラの目に入ったのは、陰鬱な苔むした四角い石の建物で、剣を吊った看守が数人玄関で出迎えた。 互いに敬礼して囚人の受け渡しをすると、看守どもは腰の剣をガチャガチャと鳴らしながら、ガランとした事務室にアーシュラを連れ込んだ。
864 :
あ :2005/05/08(日) 18:41:02 ID:cawNHopC
囚籍主任の看守長は、型どおり姓名・性別・住所・本籍地・職業を問うと、予め準備してあった囚籍簿の記入と比べ、確認を済ませた。 「君は本日この時より、姓名で呼ばれることはない。未決囚78号と呼ばれるから、自分の囚人番号をよく覚えておけ。では、囚人番号を言ってみろ」 アーシュラが茫然としていると、 「そら、78号だ、こんな簡単な数字が覚えられんのか?」大男の看守長は、こぶしを固めて、机をドンと叩くと、席をたって、こちらに迫ってきた。 その時、新たに女看守が入ってきて、脇に立った。看守長は、そちらの方をチラと見ると、態度を変えた。 「ま、よいだろう。78号は受刑者というわけではなく、重罪被疑者なのだからな。」 女看守が領置物の手続に入ったが、相手が何も身に着けていない裸体だったので、原簿に領置物なし、と記入するほかは何もすることがなかった。 続いて、アーシュラは地下室への階段に押送され、そこを降りてから、縄を解かれ、かわりに後手に重い鎖つきの手錠をかけられた。それは自然に両手が下に引っ張られ、肩が下がる程、太い鎖であった。 再び拷問が始まるのかとアーシュラは身構えたが、そこは単なる浴場であった。
865 :
あ :2005/05/08(日) 18:42:16 ID:cawNHopC
2人の女看守が突っ立ており、1人が時計を手にしていた。アーシュラを押送してきた看守どもは引き上げてしまい、入れ替わりに新たに女看守が2人加わった。 浴槽には髪を伸ばした子供が二人、首までつかっており、アーシュラが足枷をしたまま、鎖を引きずりながら、湯につかると、そろって怯えた目でこちらを見た。 湯は非情に熱く、傷口にひどくしみた。子供と見えたのは間違いであって、湯から下の白い細い裸体には胸の紅い突起が見え、下腹部は発毛して、湯に揺らいでいた。 金茶色の髪と、薄い黄色い髪の二人の少女は、何の罪でここに連れてこられたのか、赤く晴らした瞼から涙をこぼし、向かいのアーシュラを恐怖の目で凝視していた。 予審にかけられ、勾留されるくらいだから、重罪か、3年以上の自由刑相当の軽罪に違いなかった。 アーシュラが体中にまとわりついた粘液をおとすために、ゆっくり皮膚をこすっていると、少女の一人が、金茶色の髪のほうが、おそるおそる、 「あのー、ねえさん、あたしたち」 ここまで云った時、 「だまれっ! 口を利いてはならん」 女看守の一人が鋭い、モズの叫ぶような声で、注意した。 「56号、最初だから云っておく。許可ある時以外は、勝手に口をきいてはならん・いいな?」 金茶色の髪の少女は、それだけで怯えて、両腕で胸を抱くと、首をちじめ、半泣きになった。 薄利黄色い髪の少女は、すでの口をゆがめて、ボロボロと涙を流していた。 アーシュラは、二人の少女の童顔を不思議なものを見るように眺めながら、なおも手を動かして体を清潔にする作業を続けた。 時計を手に持っていた女看守が、 「よーし、56号、35号、湯からあがれー。」 少女たちは、あわてて、浴槽のフチに、こもごも丸い手をかけて、よじ登り、のぼせて青くなった顔を女看守の前に並べた。
866 :
あ :2005/05/08(日) 20:01:42 ID:Bs09EYNl
訂正 >薄利黄色い髪の少女は、すでの口をゆがめて、ボロボロと涙を流していた。 →薄い黄色い髪の少女は、すでに口をゆがめて、ボロボロと涙を流していた。
867 :
あ :2005/05/08(日) 20:22:52 ID:Bs09EYNl
二人は長い湯漬けで青ざめた幼さの残る裸形で、渡された石鹸を頭や胸や脚に塗りつけた。 金茶色の髪の子は、まだ堅そうな乳房が胸から突き出して、しっかりした腰つきが、青いながら既に豊満とさえいえる体つきをしていた。 薄い黄色の髪の方は、案外に背が高く、釣り合いの取れた、しなやかな姿態で、まだ15、6になるか、どうかと思われるのに、女の匂いが漂いだしていた。 四角い顔の、いかつい女看守が長い乗馬鞭で、洗い残した部分をつついては、 「そら、そこ、よく洗う。」と指示すると、女の子は必死で、そこをゴシゴシと大きなスポンジでこするのであった。 アーシュラは湯に漬かっているのが、熱くてたまらなくなった。浴槽の脇に立っている温度計は43度を示していたが、実際にはもっと熱いのではないかと思えた。
868 :
あ :2005/05/08(日) 20:38:23 ID:Bs09EYNl
ゴム引きの胸まである前掛けをつけた女看守が現れ、金茶色の髪の少女に、おいでおいでをした。 他の女看守が少女を取押さえ、手早くたすき縄をかけると、床に転がし、左右の足首を交差させ、捕縄でしっかり縛り上げた。 少女は驚きの余り目を見開いて、口をパクパクさせたが、足首の縄尻は首に廻されて、力一杯引き絞られた。 「ぐ、ええ、うぎぇ」丸められた少女は、床に胡坐(あぐら)をかいて背を丸め、恐怖の呻きを洩らした。 女看守が少女の肩を後ろにひくと、ゴロンと仰向けに転がった丸められた身体はその秘所をさらけ出し、そのまま身動きが取れなくなった。 前掛けの女看守が手早く石鹸を股の間に塗りこみ、剃刀で赤みがかった黒い恥毛を剃っていった。
869 :
あ :2005/05/08(日) 20:53:32 ID:Bs09EYNl
丸見えになった性器に熱い湯をかけると、もう同じ状態にされている黄色い髪の女の子に歩み寄り、作業を始めた。 金茶色の髪の毛の方は、バリカンでジャキジャキと頭を刈られていた。 「うう、うわう、うわう」 少女たちの洩らす悲嘆の呻きが、浴場に響き、刈り取られた髪の毛が側溝に流れていくのをアーシュラは、ぼんやりと眺めていた。 拷問の疲れが襲いかかってきて、その場のすべてが歪み揺らいだ。 再び前掛けの女看守が、金茶色の髪の残りを剃刀で残らず剃りとってしまった。 縄を解かれた金茶色の髪を持っていた少女が、自分のツルンとした裸の頭に石鹸を塗りつけ、洗うよう指示された。 少女は指を頭に這わせて、震えながら、 「おお、おお」 と恐怖の声をあげた。黄色い髪の方は、涙にむせんで、床に座り込んだまま立てなくなった。
あ氏、投稿、ご苦労様です。 ちょっとゴタついたところもありますが、 堅くならずに、午後氏の小説を参考にしていただければ良いと思います。 この二人の少女はほのぼのとしていますね、 「あのー、ねえさん、あたしたち」 と言っている所を見ると、 アーシュラが何者か知らないって事みたいですね、 知っていたら、怖がっていると思う。 恐らく長期の刑だと思う、不安を取り除くために、 会話を求めたんだと思う、不安だと何も喋らないか、喋りまくるかしますから。 こういう緊張する場所で、思わずニヤリですね。 >女看守が現れ、金茶色の髪の少女に、おいでおいでをした。 ここ、子供扱いされていますが、罪人でも子供扱いはしているって事ですね。 トリップ付けてみてはいかがですか? あ#半角8文字まで、です。
このスレでいいと思うよ。近代イタリアの山賊の反乱にヒントを得て 書いている小説も珍しいから。ただ、イタリア語読みのウルスラではなくて 英語読みのアーシュラにしてるほうが、さる往年の大女優を思わせて萌えるね。 憎いョオ、このど根性ガエル、じゃなかった、「あ」さん!!
>>871 あ氏を認知してくれてありがとう。
>イタリア語読みのウルスラではなくて、
>英語読みのアーシュラにしてるほうが、
これと近代イタリアの山賊の反乱は知りませんでした。
>さる往年の大女優を思わせて萌えるね。
ソフィアローレンの事ですか?
脱税容疑で逮捕、収監。 1983年してますが、
確かに女子収容者だが・・・
認知してもらってホッとしたよ。
あ氏、とても良かった。
873 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/09(月) 00:57:17 ID:+RgCo8pH
870,872> お騒がせして申し訳ありません。午後氏のプロ並の(もしかしたらプロなのかも)レベルにはとても達しませんが、なんとか、やっとこ監獄の中に到達しました。 ほんとに書きたかったのは、これからだったのですが、午後氏のお帰りまで、ちょと箸休めに御笑覧くださいませ。 >罪人でも子供扱いはしている 看守や刑吏にはユーモア・センス(ブラックですが)のある者が多く、これもその手のひとつと思って頂ければ有難いです。 特にこの女看守は、剃りのエキスパートで余裕しゃくしゃく、他の看守もその技倆に免じて、多少の茶目は許しているという状況です。 お勧めに従いまして、トリップつけました。 ソフィア・ローレンを受入れた監獄では、さぞや泡食ったでしょうね。典獄なんか世間の重圧に夜も眠れなかったのでは。 871> 有難うございます。名前に迷って辞書を引くと、この名前が出てきたので、つけてみました。恐ろしいインド女性神の阿修羅を連想させるので、あえてアーシュラとしてみました。
>>873 午後氏はキャラの場面に合わせた、感情の描写が上手いのですよ、
それと、キャラの配役がとてもバランスが良いのです。
ただ、最近はスランプのようですが、
無事に帰国して活動を再開できるかどうかは、
精神的に安心できてからだと思います。
阿修羅を初めから狙っていたんだとばかり思いました。
>帝釈天と戦争をするが、常に負ける存在。この戦いの場を修羅場(しゅらじょう)と呼ぶ。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E4%BF%AE%E7%BE%85 この責められている状態、すでに修羅場なんですが、
偶然だったんですか・・・orz
ブラックユーモアのセンスは、面白いですね。
この二人の少女のは、尻に囚人番号の焼き印を押されていくと思いますから、
成り行きが興味深いですね。
ソフィア・ローレンの脱税事件は報道された時に、
囚人服を着るんだろうか?しかし有名人なので、
一般とは隔離されているだろうなと、思うのですよ。食事は特別食かもなあ?
あ氏は、コリンウイルソンなどに興味はおありですか?
そうでなかったら桐生 操になんですが?
小説の出だしと拷問の設定からそう感じたのですが、どうなんでしょう?
あ氏に敬意を表して、正直に言いましょう。
今更、隠していても仕方ないのですが、スレ主は俺です。
こんなに 女子刑務所、女囚に萌える方がいるとは思っていませんでした。
一時、トラブルはありましたけど、みなさん、どうもありがとう。
875 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/09(月) 21:50:59 ID:Hof9iwtP
わきの下もきれいに剃られて、少女たちは、次の部屋に連れて行かれた。今度はアーシュラの番になったが、浴槽からあがってきた前手錠の姿を見て、年長の女看守が疑問を呈した。 「確かここに連れてきた時は、後ろ手錠だったが」 肩章の金筋についた水滴をレースつきの濃い紫色のハンケチで丁重にぬぐいながら、彼女は眉をひそめた。
876 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/09(月) 21:55:08 ID:Hof9iwtP
アーシュラは胸や腹部をこするため、腕を脚にくぐらせて、簡単に前手錠にできたが、それは誰でもしようと思えばできることだった。ただ余り思いつかないだけだ。 子供の頃に放浪していて拾われた曲馬団(サーカス)では、曲乗りをまじえた縄抜け芸を披露して、団長に稼がせていたが、代償に投げ与えられるものは、酢にひたしたパンと豆だけで、それを毎日むさぼり食っていたから身体が柔らかくなった。 ときおり観客から舞台に投げられた果実や菓子は、その場で犬のように、ことごとく食べてしまい、なんとか栄養を補った。時折、土地の金持が余興に座敷に呼んでくれ、芸を幾つか演じて、ご馳走にありつくこともあった。 しかしアーシュラは、食べる前に必ず祈ることを忘れなかった。その姿が余りに可憐だったので、客はみな満足した。 自分が哀れな堕天使に、この人間の形をした蠢(うごめ)く虫にような存在に、魂の施しをしたような気分になれた。それは料金以上の価値があった。
877 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/09(月) 21:56:57 ID:Hof9iwtP
顔の四角い女看守が、あわてて腰の革帯に結びつけた鍵束をまさぐった。 手足の錠を外され、海老責の格好に縛られたアーシュラに、先ほどの前掛けの女看守が、にんまり笑いながら取り付いて仕事を始めた。 「参考に聞かせておくが、これはね、衛生と検身のためにするのだ。頭の髪にヤスリを隠すのもいるし、股の間に何かはさむのもいるからね。」 その間にも手早く股間を剃られ、頭髪を刈られていく。仰向けに転がされたアーシュラは最後の髪の毛が床に落ちた時、フツウの人間の姿を失ってしまったので、我れ知らずかすかに身震いした。 年配の女看守が、だみ声で、 「ロストラ看守、3号枷を持ってきなさい」と命じた。
878 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/09(月) 21:58:36 ID:Hof9iwtP
肩章に何の印もない若い下級看守が、 「3号枷を持ってきます」とアルト・ソプラノで復唱して、部屋を出て行った。紅い唇をもった金髪で、制服に柔らかそうな身体を包み、美人といってよい顔立ちだったが、惜しいことに頬に、あばたが多数あった。 次の部屋から、 「ひええ〜〜ん」と云う声が聞こえてきた。少女の一人が、何かに抵抗しているのだ。
879 :
名無しさん@ピンキー :2005/05/09(月) 21:59:28 ID:IXo8UgU3
アーシュラに何が起きたのか?
880 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/09(月) 22:22:27 ID:Hof9iwtP
874> ありり、スレ主さまだったのですか。これはご迷惑をおかけしました。(汗) 桐生操は「美しき拷問の本」を立読み(桐生さま買わなくてすいません)した程度ですが、この手の本は一時ブームでしたね。 コリン・ウイルソンの殺人百科は買いましたが、データ集としては面白かったです。 贖罪と刑罰の幸福な一致というのを考えていたのですが、 このアーシュラさんの場合、常人とは違って、ひどく割切ったところがあるので、どうなりますやら。 みなさま、こういう場面を、というのがありましたら、リクエストにお答えします。
>>880 >>手足の錠を外され、海老責の格好に縛られたアーシュラに、
このあたりの過程の描写がキモだと思う。
882 :
Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/10(火) 00:04:59 ID:GLStb1AL
>>880 >これはご迷惑をおかけしました。(汗)
いえ、あ氏が叩かれているので、俺が焦りましたよ。
誰がスレ主なのか解らない方が良いかなとも思ったんだけど、
あ氏に、わざわざ書き込まれているので、名乗り出ました。
ついでにmintでもあります、続きは希望があれば書きますよ。
何か質問あれば出来る範囲でお答えします。
やはり、(^^;) コリン・ウイルソンと桐生操には手を出していますか♪
ストリーと解説を読んで、話が合いそうだなって感じたんです。
>データ集としては面白かったです。
確かにデータ集の意味もあって面白いですね、
この中から心理分析、解析物するのが、好きなんですよ。
少女の刈り込みは、なんだか羊の毛を刈り上げる感じみたいですね、
リクエストですが。
もっと少女囚をだして欲しいなできれば、
終身刑少女の年齢が12歳か14歳ならいいなあって思うのも、
まだ未発達な体と感情のバランスがあるからなんです。
下着は共用で刑期の長短での嫉妬、妬みと普通の女の子に戻れない悲しみと哀愁ですね。
そういう面が見たいです。
無茶言っているかと思いますが、すいません、宜しくお願いします。
883 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/10(火) 23:16:37 ID:+OzdXVNh
ロストラ看守が3号枷なる鎖と鉄輪の束を、肘を突っ張りながら運んできた時には、すっかり剃毛・剃髪が終わり、身体も石鹸で磨かれていた。 白い艶やかな肌が、みずみずしく輝き、女看守どもはその神々しさに息を呑んで見入った。 生ける女神が、恐ろしい古代の記憶を呼び覚ます美しい阿修羅神の、これが再臨かと思われた。 3号枷は、首輪・腕輪(二の腕が上下2箇と、手首の計3箇から成っていた)・足輪・腿輪(膝の上と、太腿の2箇組になっている)・腰輪・胸輪と、 夫々を順に繋ぐ太い鎖(特に胸と背にはX字の形に鎖が交差するようになっていた)からなっており、総重量が24キロばかしあった。 年配の女看守が、その魔神の呪術を振り払うように、大声で叫んだ。 「78号、おまえは縄抜けの惧(おそれ)があるから、それを予防するために、鎖で縛る」 女看守どもが、よってたかって、鉄輪のネジを締め上げ、鎖が身体にピッタリト巻きつくように整えた。 歩くたびに、ジャラン、ジャランと鎖のすれる音がし、輪が嵌められたところに重量がかかり、肌に喰い込んだ。 アーシュラは厳重な拘束姿のまま、次の部屋に押送されていく。
美熟女のウルスラ・アンドレスに脳内変換して萌えていいでつか。
885 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/11(水) 02:00:41 ID:6XEWWaRk
ウルスラ・アンドレス、ursula andress、アーシュラ・アンドレスとも呼ばれていましたね。 このアンドレスは、undresss のスペル・ミスではないかと、真剣に考える人もいたようです。 あの大きな身体には、鎖がたくさん要りそうです。
886 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/11(水) 02:05:22 ID:6XEWWaRk
882> 了解しました。あさっては金茶と黄色の髪(だった)ふたりが出ます。お風呂の次は身体検査。
>>886 アーシュラさんは、手足の錠を外されてる状態で、、
ロストラ看守が3号枷を持ってくるまでは素直に処置を受けて居るんですね、
う〜ん、剃り上げる方の腕前が相当良かったのだと思う。
考えてみるとこの時代はシェーバーなんて無いし、
ナイフのような剃り込み刃でしょ?
つまり、抵抗されれば相手に武器を取られるはずだから、
周りの方は、それを考慮しているのかな?
どうなんでしょ?ここの解説をお願いします。
思うんだけど、前掛けの女看守の方は、物わかりが良さそうだって感じる。
反対に、年配の女看守って頭が固そうだなって気がする
それもステレオタイプみたいな感じで頭ごなしに物事を進めて、
部下に責任転嫁していく気もするんだが・・・
こういう上司に付いていく部下も大変ですね。
>了解しました。あさっては金茶と黄色の髪(だった)ふたりが出ます。お風呂の次は身体検査。
どうもありがとうございます<(_ _)>
身体検査ですか・・・次は多分、尻に焼き印なんだろうなあと思っていたら、
この二人ってまだ未決囚なんですか?
アーシュラさんに話しかける所を考えると、一生、牢の中になるかもしれないから、
不安で仕方が無かったのかも?
楽しみなので、あ氏の投稿お待ちしております♪
888 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/11(水) 17:27:18 ID:urk+sB/x
887> 先ほどの少女同様、海老責の形に縛られて剃毛されるのですが、こちらの方が拘束力は強いので(手足を拘束し、身体はダンゴ虫状態)、作業中はこれで看守は安心してられます。 けれど鎖と枷をつけるのは、捕縄と違って、きちんと規則どおり拘束してましたという證拠になるので、看守は囚人が立ち歩きする場合には必ずそれを附ける必要があります。 もし囚人の立ち歩き中に、枷鎖を施していなかった場合は、看守が減点となり、減給・左遷・降格などの懲罰を受けなければならないわけです。 監獄内部だけで不始末を処理しようとすれば、看守が体罰(何度も過重な徒手教練をさせる、連続門衛勤務など)や休日取消、などのお仕置きで済ませることもありです。 「技術系」「特技系」の看守は、出世とは無縁で、ひたすら自分の特技に誇りを持っている変人(笑)が多いので、ちょっと出してみました。 剃毛係、身体検査助手、懲罰係、刑具係などがいます。 年配の女看守は、よくあるタイプで、職務忠実、精励恪勤、規則の鬼、叩き上げなので、 看守のことも囚人のことも、その行動パターンを良く知っていて、皆から怖がられている、ヒトです。 これの古びたのが女看守長や女監取締というエライさんです。 けれど、いちど気に入られると、これがまたコワい(笑) ほとんどがレズ趣味なので、それもコワイ。 >部下に責任転嫁していく気もする そうです。気に入られないと、みなアイツがいるから、こうなったんだ、と考えるので、そうなった部下は悲惨です。 もちろん囚人も。 >尻に焼き印なんだろうなあと思っていたら まだ未決監のところなので、ジュジュ〜は、死刑や無期徒刑や無期禁獄の判決がおりた時になります。すいません。 少女たちはそれだけの罪を犯しているので、ず〜と監獄暮らしになる可能性大ですね。 若いみそらで、かわいそー・
889 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/11(水) 18:37:31 ID:urk+sB/x
次の部屋は、ガランとしたタイル張の細長いところで、さっきの金茶色の髪だった少女が(今は栗みたいな坊主頭になって、ひどく幼く見えた)、手錠と脚錠を掛けられて、体重計に乗ったり、身長を測られていた。 脚錠は、足首にではなく、太腿に鉄輪を嵌めて、そこに手錠を鎖で繋ぐ式で、腰縄よりも拘束効果が大きい、 両腕を脇に垂らし、ちょうど手首の錠が太腿の鉄輪と接触するところで、太い短い鎖が両者を連結していた。 身体検査を終わった金茶色の髪だった少女は、所在なげに控え位置に立って、手指の先で、太腿の後ろを触ったり、鎖をつまんで、鉄輪の位置を気にしたりしていた。 部屋の奥では、黄色い髪だった少女が、床に置かれたスタンド電灯に照らされて、奇妙な格好で吊り下げられていた。 ちょうど鉄棒に膝をひっかけて、逆さにぶらさがった格好で、両膝は一杯に左右に開かれていた。
890 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/11(水) 18:39:29 ID:urk+sB/x
その股間に顔を近づけて、衛生技手が、ちょうどカラスの嘴そっくりの開膣具の先端で、堅く閉じた、薄いピンク色のつぼみをこじ開けようとしていた。 「うあ、うあ」 少女は動揺して、身をよじったが、衛生助手に取押さえられて、むなしく太腿に連結された手錠の鎖を鳴らすことしかできなかった。 よく見ると、首が捕縄で縛られて、床の杭に留められていた。 開膣具のネジを締めていくと、カラスの嘴が徐々に開いていった。 「う〜んん、あー、あっ」 衛生技手が額の反射鏡を目に降ろして、中を観察し、ゴムを嵌めた指で、乱暴に触診した。 ついで、手近の器具台から太いガラス棒をとりあげ、適当に軟膏を塗ると、尻の後ろにねじ込んだ。 「ぎ、ぎああ」 少女が身体を反らせた。助手が腰を抑えたので、いったんは拒絶されたガラス棒は、再びねじ込みを始めた。 「う〜、」 ガラス棒は、あっという間に根元まで押し込まれ、少女の顔が紅潮し、眉がしかめられて、喉からあえぎ声が洩れた。 「い、いたいー」 技手はガラス棒の端を握って、こねまわすと、いっきに引き抜いた。 「あーー」 少女は、すぐに床に降ろされ、解放されたが、すぐには起き上がれず、看守が2人かかりで、控え位置まで引きずっていった。 衛生技手は、 「性器、肛門とも異常なし。処女膜保存あり。」 助手が記録した。
891 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/11(水) 18:40:24 ID:urk+sB/x
アーシュラの検査は更に念入りだったが、技手の聴診器は右胸に多少の喘音を 聴き、これは拷問による内傷と考えられた。 外性器は、長時間に及んだ木馬責のために踏みにじられた花も同然になっていたが、強健な体質のため回復は時間の問題だろうと思われた。 その間に、黄色い髪だった少女は、手足や胸まわり、腰まわり、首、腿、股間など、将来、枷が当てられるべき箇所に巻尺をまかれて、寸法をとられていた。 刑具工が、皮膚を圧し、肌をなぞってみて、実際には、どの寸法で鉄輪を作れば、隙間なくピッタリ嵌められるかを、確かめていた。 待機してる金茶色の髪だった少女は、すでに恐怖心が麻痺してしまったらしく、しきりにアーシュラのほうを見ていた。 少女の脚には、無残な青痣が、あちこちに広がっており、細い紅い生々しい傷跡も太腿の内側から見え隠れしていた。 警察署の取調が過酷だったに違いない。 そのような扱いにふさわしいと刑事が思うような低い身分の出か、 あるいは、ひどく強情で愚かなところがあるのかもしれない。あるいは濡れ衣を着せられて、告発されたのかもしれない。 それにくらべ、黄色い髪だった少女は無垢な裸体を保っており、おろらく身分も上のお嬢さんで、自ら自首して率直に罪を認めたに違いない。
>>888 なるほど♪
>「技術系」「特技系」の看守は、出世とは無縁で、
>ひたすら自分の特技に誇りを持っている変人(笑)が多いので、ちょっと出してみました。
いわゆる、職人なんだけど、この手の人ってひねくれ者というか、
へそ曲がりが居ますよね、自分の仕事にプライドがあるので。
>肩章に何の印もない若い下級看守が、
>「3号枷を持ってきます」とアルト・ソプラノで復唱して、部屋を出て行った。
>紅い唇をもった金髪で、制服に柔らかそうな身体を包み、
>人といってよい顔立ちだったが、惜しいことに頬に、あばたが多数あった。
これってこういう部下は、上司からすれば、完璧に欠点だらけの相手よりも、
よく見れば、ブスと言う相手の方が心理的に安心感があると言えそうですね。
これ、人事部にゴネてこいつが欲しいと要求しそうですね。
キャラの配置がすっごく面白いです。
>ジュジュ〜は、死刑や無期徒刑や無期禁獄の判決がおりた時になります。
終身刑ってないのかな?
>「あのー、ねえさん、あたしたち」と言っていたので、
『あたしたち』?あたしはじやなくて達って事は同じ事件で共犯ってことかな?
少女未決囚の番号は、56号、35号でしょ、
と言うことは35号が先に逮捕されて、その後56号が自主って事かな?
すると、主犯が35号でそれを庇っているのが56号じゃないかな?
金茶色の髪だった少女は→35号
黄色い髪だった少女は→56号
どうなんでしょ?
>少女たちはそれだけの罪を犯しているので、ず〜と監獄暮らしになる可能性大ですね。
>若いみそらで、かわいそー・
あ氏も好きですね〜♪
それだから、コメントも嬉しくて書き込みしたくなります♪
間違えました。 誤: すると、主犯が35号でそれを庇っているのが56号じゃないかな? 正:すると、主犯が56号でそれを庇っているのが35号じゃないかな?
>>891 GJです。
萌えました。
以前は苦言を書いてしまい申し訳ございません。
>>894 あ氏を暖かく見守ってくれて、ありがとう。
スレ主としてお礼を申し上げます。
あんたがスレ主だったのか。
897 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/12(木) 21:47:48 ID:WMWkpqAF
刑具工が、金茶色の髪だった少女に再び近寄り、その腿を撫でたり、つまんだりしながら、のんびりと南方訛で歌うように云っていた。 「なんて、肉付きのよい、子豚だろう。脚なんか、つやつやして、抱いて寝たいくらいだよ、うふふ〜」 その場の誰も反応しなかったが、収監者の肉体の特徴に簡単な感想を述べるのは、この古参の刑具工の特権であるらしかった。 金茶色の髪だった少女は、身体を固くして、執拗な愛撫に耐えていたが、 睫毛でふちどられた黒目がちの眼を上目使いにして、アーシュラの方を眺め、やがて、よこ目使いとなり、黄色い髪だった少女の方を気にした。
898 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/12(木) 21:49:36 ID:WMWkpqAF
刑具工が、 「なんだい、気になるのかい。おまえあ友達思いだね。 けれど、おまえだって、さっき、同じ目にあっている時には、ひえええ〜んん、て叫んでいたじゃあないか」 うまく声色(こわいろ)を使ったので、今度は全員が微かに笑った。 金茶色の髪だった少女は、赤くなった顔を伏せて、口をとがらせた。 黄色い髪だった少女は、酔ったような顔つきで、将来、枷が嵌められる予定の箇所を計測されたが、唇の大きさを測られる時には、頬をそらせようとした。 刑具工は、少女の顔をしっかり向けなおすと、 「こんなに細いと、特別誂えで枷や錠を造らないと、常用のでは、太すぎて、いくら尾錠を絞っても、スポスポ抜けてしまうね、ひと仕事だわ」 と、感想を述べた。
899 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/12(木) 21:51:25 ID:WMWkpqAF
「けども、このひっこんだ腹やら、絹みたいな肌が、うらやましーねー。 そーゆーの、もう一度もらえたら、あたしわ磔柱に釘付けになっても構わないね」 まだ若いくせに、刑具工は、そんなことを云った。 「さー、あねごの番か、計らせてもらうよ。ああ、なんて、みっしりした、腰つきだろう」 年配の女看守は、うんざりした顔で、腕組みをした。 「特技章持ちの連中は、こまる。剃毛係にしたって、この刑具工にしたって・・・、 職務規律をなんと思っているんだ」 そうこぼす囁き声が、アーシュラの鋭敏な狩人の耳に微かに聴き取れた。 「終わったら、被服庫に連れて行け。」 年配の女看守が命令した。
900 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/12(木) 22:14:10 ID:WMWkpqAF
888> >この二人ってまだ未決囚なんですか? 未決監(今の拘置所)なので、予審と裁判を待つ身です。 裁判所の監督下に入れば、もう拷問はありませんが、 予審判事は検事局の調書を尊重しますし、弁護士はたいてい国選なので、 量刑を負けてくれ、くらいしか公判で云いません。 892>終身刑ってないのかな? 無期流刑や無期徒刑がそれにあたります。この国では古式の刑罰が残っていて、 贋金造りは右手切断、火付は火刑、王様を殺傷する大逆罪は磔刑、 付加刑には笞刑や晒刑・引廻刑、入墨刑、烙印刑など豊富に取り揃えています。 そのため、専門の刑吏役場があり、コロシアムみたいな公開処刑上もあります。 などがあります。
901 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/12(木) 22:29:35 ID:WMWkpqAF
892>35号が先に逮捕されて、その後56号が自首 囚人番号は確かに受入順なのですが、それは未決監に入った時点での順番で、 35号(黄色)より56号〔金茶色)が先に逮捕されていて、24時間の訊問 を受けたあと、なお検事正がエキストラ24時間勾留を請求(することができるので) して、引き続き訊問を受けたので、35号より先に逮捕されたにもかかわらず、 56号遅れた番号をもらったとも考えられます。 けれど両者とも互いに関係がなく、女の子特有の連帯感から「あたしたち」(アーシュラも含めて) どうなるんでしょう、と口にしたと、思っていましたが、そういう読みもあったのですね。 リカルドさんの、14歳くらいの女の子どうしの絡みって、おそろしく難しいです。 これは是非、離れ離れの独房ではなく、雑居房で、お二人に絡んで貰う必要があるでしょう(笑) 友情が、嫉妬と対決に進み、和解に至る、という筋立てになりましょうか。 ところで、これに牢名主と看守長のレズ趣味をからませると、いうのはお嫌いでしょうか。
902 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/12(木) 22:32:25 ID:WMWkpqAF
894>どうも有難う御座居ます。せっかくの囚われの女の子スレなのに、 拷問の連続で申し訳ありませんでした。心を入れ替えて、女の子囚人に 専念いたします。
>>896 ま、そういう事だ。
ここ以外にも複数、立ててあるよ。
多分、解らないと思う。
その理由はね。
ここは文章解析のソーシャルハッキングのスレにもなってしまったがな。
俺のスレに飛び込んで来るなんて考えもしなかったよ。
迷惑なあれのおかげで、半年以上睡眠薬漬けだよ、参ったね(>_<)
知っている相手だから解った訳でもない、
文章の特徴をロジック系パズルのように読み解いていくのだが、
逆に言えば、これだと『名無しでも』特定できてしまうので、
俺はそれを注意しながら書き込んでいるから。
つまり、コントロールしている。
ついでに巨乳萌がああなるのをどういう変化が必要かって事も、
ちゃんとロジックで解いてある。
だから本人と特定出来たわけだな。
キーホルダーの鍵から生活環境を読み解くのも得意なんだけどね。
お願いがある。
午後氏が帰還したら、『お疲れ様、お待ちしてました』と、
言ってくれないかな?お願いしたい。
特定されないための防御策を教えておく。
1:感情を出さない、2:敵を作らない、3:接続詞、動詞、文末に注意する。
この3つが重要。
仲良くしたいので今後とも宜しく。
>>900 >心を入れ替えて、女の子囚人に専念いたします。
真面目な話、正直な方だと思う。
好感持てますね。
> 量刑を負けてくれ、くらいしか公判で云いません。
じゃあ、国選どころか酷選ですな・・・
>無期流刑や無期徒刑がそれにあたります。
この二人は一生収監が萌えるんだが、
昔の呼び名なので解りにくい所もありますけど、
種類が豊富なので、あ氏の展開に期待しましょう。
終身刑って言う言葉の響きと若くして、
普通の女の子の生活の道から外れてしまって、
牢の中で一生過ごす女の子の複雑な感情が好きなんだけどね。
哀愁が良いなあって思う。
この高い堀の中から見上げる青空の下に尻に番号のある罪を背負った女の子達が、
辛い服役と言う青春を送っているって萌えです。
>>901 > けれど両者とも互いに関係がなく、女の子特有の連帯感から「あたしたち」(アーシュラも含めて)
>どうなるんでしょう、と口にしたと、思っていましたが、そういう読みもあったのですね。
俺の読みと逆もありかなと感じていたんだけどね。
この『女の子特有の連帯感』が、あ氏の言う通りって恐ろく難しいです。
『竜巻岬』って作品を読んでもらえると解ると思うんだけど、
ttp://www.harukaze.net/~cat9tail/cat9tail/INDEX-2/japan/to_ko02/mikami/t_all/t_index.htm この作品を書いた人は、14歳位の女の子の感情表現とコミュニケーションが上手いんだな。
だから、筋道の建て方が上手い、あ氏に期待してしまった所もあるんです。
すみません・・・Orz
一言で言ってしまうと連帯感と険悪感が同居している感じ、
これを書き表すって難しいですね。
>これは是非、離れ離れの独房ではなく、雑居房で、お二人に絡んで貰う必要があるでしょう(笑)
こういう言う事も解ります。
雑居房でお互いの身の上を話しながら、友情と連帯感と運命共同体が恋愛意識になって、
堀の外で出合いたかった人って思いながら複雑な恋愛観を持つのも萌えるなあって思います。
こういうのはどうかと思うんだけど、
刑が確定後に尻に焼き印されて、
収監先に行く前に民衆の前で、さらし台で顔と尻を晒し者にされて、
さらにそこに浣腸をされて恥をさらされると言う可愛そう萌えですな。
幼い女の子に、ああ、あのおねえちゃん、お尻に番号があるとと指を指されたり、
そして、漏らしているところを身内の女の子に見られて、
見ていた身内が目をそらして人混みに消えていく、
これに気づいた少女囚はふっ、と悲しんでいく、どうでしょうかね?
かってのレズの相手、それ以外に先輩と後輩の仲ですか?、
みっともない姿を見て失望されたと言うショック、
面会も差し入れも無くなっちゃった・・・とかね。
こういう感情の起伏を与えるシーンっていいなあっておもうんですよ。
>>901 >ところで、これに牢名主と看守長のレズ趣味をからませると、いうのはお嫌いでしょうか。
牢名主ってあまり良い印象が無いんですよね、
B級女囚映画でも牢名主って悪役だし、所長とか看守長が絡むと、
なんだか、品位を下げて終いそうで怖いって感じがするんです。
ここは女の子同士の、『もう、出ることも無いんだ、恋人作れないんだ』って感じで、
同情、友情の仲間意識が恋愛に発展してしまい、
レズなの?普通の女の子に戻りたいのに無理なの?
こういう複雑な心理展開の方が好きなんですよね。
あたし普通の女の子なの?それともおかしいの?・・・って展開の方が良いと思うんだけど、
難しそうだなこの『牢名主』をどういうキャラにするかで決まると思うんです。
悪役にするか、そうでなくても、悪役ならヒロインを喰ってしまうほどの印象を持つ、
キャラじゃないとなあって気もする。
例えば『リフオームスクールガール』のあの悪役の少女が良いかなあって思う、
この悪役の少女は気に入った子の尻に丸〜るい輪の焼き印尻に押します。
看守長の性格一つで物語が決まってしまいっそうで、
一つ間違えば展開が読めてしまう感じになりそうです。
907 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/13(金) 21:17:23 ID:5LOYC9VV
被服庫の梁から裸電球が吊るされ、大きな棚が平行に並んでいた。 どの棚も、これ以上の整理整頓はありえないと、いうくらいに、 真四角に衣類がたたまれ、積み上げられていた。 「収監者用の被服を貸与する」 年配の看守の云い廻しを、少女たちは正確に理解できなかった様子だ。 もう牢屋で着る衣服が用意されていて、机の上に三つに分けて置いてあった。 「下着から付ける」 被服係の女看守が、着衣の方法を教え始めた。 尾錠付きの短い皮紐のついた三角形の小さな布切を取り上げ、 被服係の助手が、アーシュラに下着をとりつけた。
908 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/13(金) 21:19:38 ID:5LOYC9VV
「こうやって、留める」 三角形の布切が下腹の底の谷間を覆うようになっていたが、 布はそれだけで、尻の割目から紐を通し、T字に分岐した紐の両端を腰に廻して、 前にもってくると、臍の下で再び布切に連結して尾錠を留めるようになっていた。 布切は、どうやら青色をしていたらしいが、幾度も洗い重ねてきたので、薄い水色になっていた。 ところどころ白くなった部分もあった。真ん中あたりに大きなシミが幾重にも付いていた。 それは洗っても落ちないたぐいのものと、すぐに判った。 これを穿いてきた歴代の女囚の体液が様々な形と色となって、痕跡を残しているのだ。 もはや10年は経っているかと思われた。頑丈な金属糸で番号が刺繍してあった。
909 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/13(金) 21:21:31 ID:5LOYC9VV
「ここの被服は、3日ごとに洗濯済のものと取替える。使い廻しだから、番号は覚えなくてよい」 被服係が説明した。 尾錠は、自分で開閉できたが、皮紐が必要最小限の長さしかないので、 きつく引き絞らないと、留められないのだった。 カチと音がして、尾錠が留まると、革紐が腰骨や尻の谷間をジワリと締め付けてきた。 尾錠は、いったん留めると、めったな事では外れない頑丈なものだった。 股間に喰い込んで来る三角形の布切は、荒い織目が硬直して棒のように固い代物(しろもの)で、 すこし脚を動かすと、余分な布地が股間でねじり集まって、しめ縄のようになってしまうのだった。 それは敏感な箇所に絶えず攻撃をかけてきて、アーシュラの顔をわずかに上気させた。
910 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/13(金) 21:23:32 ID:5LOYC9VV
被服係は、それを見逃さなかった。 「最初はキツイかも知れないが、動き回っているうちに、なれてくる。おまえたちも、早くつける」 手錠の鎖を緩められた少女たちは、仕方なく、うつむいて、 その下着と呼ぶしろものを身につけるべく、手を動かした。 金茶色の髪だった少女は、無造作に下着をつけてしまったが、黄色い髪だった少女は、 布切を間近に見た途端に躊躇を繰り返した。四角い顔の看守が怒鳴った。 「おそい。早くする」 ビシリ、鞭で尻を叩かれると、飛び上がって口をゆがめ、いやいやながら身につけた。 恐ろしく不潔な布で大事なところを締め付けなければならないのが、耐え難かったに違いない。 新たに涙が一筋、大きな瞳からあふれ出た。
911 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/13(金) 21:25:31 ID:5LOYC9VV
やがて尾錠を留めるカチという音が響くと、助手が背後にまわり、 二人の腰の後ろの皮紐をつかんで、上にひきあげ、きちんと絞まっているか確かめた。 少女たちは、力持ちの助手のために、ほとんど吊り上げられ、 「ぎあ」 「あああ」 と悲鳴をあげた。助手は非情にも、 「まだ緩いな。皮紐を締めなおせ」 と命令し、少女たちは、顔を赤くして、眉根を寄せながら、皮紐を引締めた。
912 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/13(金) 21:27:05 ID:5LOYC9VV
尾錠を再び掛けなおし、カチ、カチと留まる音がすると、腿をせつなそうに寄り合わせ、 「あ、う〜ん」 「い、いたーい」 と、それぞれ感想を述べる吐息を漏らした。 黄色い髪だった少女が、こんなのは、とても耐えられないと思ったらしく、 発作的に下着の尾錠を外そうと、手を忙しく動かし始めた。 しかし、いったん嵌った尾錠はコツをつかまないと、簡単には開けられなかった。
913 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/13(金) 21:28:19 ID:5LOYC9VV
皮紐を引っ張ると、日干しにした古雑巾そっくりの硬い布地が、縄をよじり合わせたようになり、 余計に股間にはまりこんでしまうのだった。少女はフタフタとしゃがみ込み、 余計に布地が喰い込むので、 「い、いやだあ〜、ひいい」激しく頭を振って、嗚咽した。 とうとう助手と看守が脇に手を差し込んで、無理やり立たせてやらなくてはならなかった。
914 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/13(金) 21:30:58 ID:5LOYC9VV
金茶色の髪だった少女が、なだめるつもりで、 「ちゃんと、洗濯したあるから、だいじょーぶよ、ね」 と云うと、その軽率な発言には、たっぷりお返しがきた。 「しゃべっては、ならん!」 四角い顔の女管守の長い乗馬鞭がしなやかに飛び、小気味よい音を立てて、 少女の脹脛(ふらはぎ)にあたった。 「ピシーン」 派手な音がして、少女が飛び上がり、2発目が、まったく予期しないところに、 幼い胸の乳首に正確に喰い込んだ。 少女は無言で奇妙なステップを踏み、
915 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/13(金) 21:32:19 ID:5LOYC9VV
バチ〜ン 3発目を二の腕に受けて、やっと、 「ぐあ」 と苦しげな声を絞り出した。息が詰めて苦痛をこらえていたらしく、 「はあ、はあ、はあ」と肩が上下した。 四角い顔の看守が、鋭く怒鳴った。 「許可なく口を利いてはならん。さっきも注意したはずだ。 もう一度、同じことをすると、反抗の咎(とが)で懲罰にかけるぞ! わかったな」 震えて、涙目になった金茶色の髪だった少女が、こくこくと、うなずくと、
916 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/13(金) 21:33:40 ID:5LOYC9VV
「はい、わかりました、先生、と云うんだ」再び、怒声が浴びせられた。 少女は、忙しく頭をさげながら、 「あう、あいい、あい、わかるまひた、せんせー」 と、苦痛のあまり回らなくなった舌で、いそがしく答えた。 「頭はじっとしている。目を動かしてはいけない。気をつけの姿勢を、とれ」 少女は、気をつけが、どのような姿勢か理解できなかったらしく、胸を抱いて、 それが彼女の癖らしく、首をわずかにかしげて、口を開けたまま、 黒目がちの目を丸くして、恐ろしい鞭を持った看守を呆然とみつめた。
917 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/13(金) 21:56:23 ID:5LOYC9VV
脇に寄ってきた若いロストラ看守が、 「ほら、こうする」 少女の腕を胸から離し、首をまっすぐに直し、両足の踵をつけて、曲りなりにも「気をつけ」の姿勢をつくってやった。 「はい、わかりました、先生、と云うのはどうした?」 少女は、あわてて、痺れた口で機械的に繰り返した。 「あい、わかりまひた、せんせー、ううう」 四角い顔の女看守も、あきれて、両手で鞭をたわませると、 「よし、気をつけて、看守の命令・指示に従うんだ」 と低い声になって、少女の顔を睨み付けた
あ氏、いつも小説どうもありがとうございます。 金茶色の髪だった少女は、諦めの感じなんでしょうね 黄色い髪だった少女は、以前の綺麗な被服の感覚から抵抗が強いなあって、 感じが良く出てますね。 金茶色の髪だった少女の、軽率な発言する幼さもまだあるので、 この先とても苦労すると思う。 >「あい、わかりまひた、せんせー、ううう」 これ、とてもいいですね。 若いロストラ看守、中年じゃないかと思ったんだけど、 意外と若いんだなあ。 少女の裁判の方も楽しみですね。
920 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/14(土) 04:09:46 ID:MERE58tc
904> >普通の女の子の生活の道から外れてしまって、牢の中で一生過ごす女の子の複雑な感情 これには、たぶん娑婆との対比場面が必要でしょうね。黄色い髪の方には。ちょっと工夫を してみますが。 金茶色のほうが本当は可哀想なんです。アーシュラ嬢は牢屋の中で また何かしでかすかもしれません。視点が少女たちのほうにむいてしまうと、 物語としてはヘンになるのですが、これは神の視点を使うしかないです。 >連帯感と険悪感が同居 これは、なかなかよいですね。そこに運命的なものを織り込めば面白いのですが、これが難しい。 娑婆での体面を全部否定される晒刑ないし、それに似た状況はぜひ入れたいですね。 >牢名主 派手なキャラではないですが、房内の悪徳の管理人とでも云いましょうか。 本人は悪気がないので、余計こまった人なのです。
921 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/14(土) 04:14:52 ID:MERE58tc
竜巻岬、なかなかファンシーでした。 面白い発想ですね。勉強になります。
922 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/14(土) 15:23:31 ID:eNYFDhtW
アーシュラは女看守どもに寄ってたかって鎖と枷を外され、助手は机から、今度は腰衣をとりあげた。 自由になった脚に腰衣を突っ込むと、それは頑丈な革パンツだったが、丈がひどく短く、 股下は1センチしかないことが分かった。おまけにサイズがひとまわり小さいのを選んであり、 履くときには力を入れて引っ張りあげないと、とても腰を通過しなかった。 不用意にかがむと、裾が上に引っ張られ、尻が半分くびれて端からはみ出る代物(しろもの)だった。5個の錫製の大きな前ボタンを掛けると、腰全体がひどく圧迫され、尻が押し上げられ、 身動きすれば股間が擦れて、走ることなどは到底できない。固くかがった裾が太腿の付根に 枷のようにピッタリ嵌って、ベルトがなくても、ズリ落ちる心配は皆無だった。これが濡れて乾くと、 革が縮んでしまうので、脱ぐのが困難だろうと思われた。その時には、どのような苦しみを味わう ことになるかは、考えるだに恐ろしかった。
923 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/14(土) 15:26:01 ID:eNYFDhtW
少女たちも古びて黒ずんだ革パンツを穿いたが、やはり、ひとまわり小さいサイズとなっていた。 黄色い髪だった少女は、このようなたぐいの拘束を受けるのは始めての体験らしく、 肩で息をしながら、頬を紅潮させ、両腿を重ねて、恥ずかしい疼きを隠そうと努力していた。 金茶色の髪だった少女は、しきりに湧いてくる唾を飲み込みながら、口を半開きにして、 目の焦点が定まらず、かすれた息を継ぎながら、さっき教えられたとおりに、 懸命に「気をつけ」の姿勢をしていた。
924 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/14(土) 15:28:51 ID:eNYFDhtW
上衣は丸首で、袖がなく、肩と腋の下がむき出しになり、裾が臍のところまでしかなかった。 これだけサイズを合わせてあったが、布地が硬いので、ボタンをかけると、 包んだ胸のふくらみが押し潰されて、息苦しいのだった。 腕も脚も剥き出しで、坊主頭のせいで、未決監収監者用の被服を知らない人間にとっては、 アーシュラと少女たちは、もしかしたら異国から買ってきた珍奇な奴隷ではないのかと思わせた。 被服係の女看守が訓戒した。 「今に被服が伸びて、おまけに身体もやせて、ちょうどよい寸法になる。 身体を囚衣に合わせるんだ。」 少女たちは首を縮め、謹聴している。
925 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/14(土) 21:01:14 ID:eNYFDhtW
最後に、木製の靴があたえられた。筒を斜めに削ったような形で、踵が重く、ひどく高いので、 常に爪先立ちしている状態になった。甲を細い革の尾錠で留めるようになっていた。 窮屈な硬い木の靴の中で、親指の付け根に体重のほとんどが集中した。 しかっりした腰つきの、金茶色の髪だった少女でさえ、腰が浮き、最初はまっすぐ立っていられず、 足取りが乱れた。 黄色の髪だった少女は、思わぬ足指の苦痛に腰を浮かせ、倒れこもうとした。 周囲の看守が脇を抱え、そのうちに身体がバランスを覚えて、数分後には なんとか自力で歩けるようになった。 この種のかかとの高い靴を履きなれているのかもしれなかった。
926 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/14(土) 21:02:57 ID:eNYFDhtW
しかし、このように極端なものをはくのは、バレー舞踏者くらいだから、家で暮らしている時には、 舞踏教師のところにかよって、レッスンを受けていたのではないだろうか。 直立すると、のけぞった形になるので、胸と尻が突き出され、きつい囚衣が余計にそこを締め付けた。 身体の動きを奪うことで、逃走を防止しようとする、念の入った手段が重ねてとられているのだった。
あ氏、いつも楽しませて頂いてどうもありがとう♪ >これには、たぶん娑婆との対比場面が必要でしょうね。 牢の扉の鉄格子を両手で掴んで、涙ぐむ感じもあると良いんだけどね。 そろそろ名前が解ると色分けより説明しやすいと思います。 黄色い少女はお化粧が出来ない、生理用品に不満があるとか感じると思うし。 面会に来た同じ年頃の女の子の服装、お化粧を見て、 もう普通の女の子の生活は終わったんだと感じると思う。 > 金茶色のほうが本当は可哀想なんです。アーシュラ嬢は牢屋の中で 確かに恵まれていない環境だと思うんだけど、 この子の場合、『軽率な発言』を考えると、姉的な立場じゃないかなって思う、 下の子を思いやる癖が出たのかなって感じですね。
> そこに運命的なものを織り込めば面白いのですが、これが難しい。 >娑婆での体面を全部否定される晒刑ないし、それに似た状況はぜひ入れたいですね。 連帯感は収監されていると言う立場、でも罪状では険悪感はあるはずです。 そう思うのは、女子刑務所で窃盗犯の隣に殺人犯が寝ているのは怖いと看守に言ったら、 『貴方達は犯罪者でしょ』と言われてる話を思い出すからです。 だから、女囚同士の刑期と犯罪歴の感情のぶつかり合いってあると思う、 『なんで、同じ窃盗であいつが5年で、あたしは10年なんだって』感じで、 罪の意識の有る無しでもそうなりそうですね。 う〜ん、ここだと判決後に晒し者にされた方が、可愛そう萌えしやすいですね。 恥ずかしい晒し者だともう二度と悪いことをしたくないって思う。 体面を全部否定しますけど、真面目に服役して更正した女囚の保護法があって良いんじゃないかな? その印か何かあると一般人としての身分が限定されているけど、 法律である程度立場を最低限保護されるとか、 刑期は終えたけど、粗暴、素行不良なら保証する事もないと思うんです。 尻の焼き印の番号で元女囚って解るけど(規則で超ミニスカなど)、 更正した印があるので、酒場などで働き口が見つかるとかですね。 ここで同じ境遇の女の子達が集まって、 そうでない者はそれで集まる店とかですね・・・ これも運命的な物なんだろうけど。 > 本人は悪気がないので、余計こまった人なのです。 これは、長期の刑で服役中の人ですね、 女の子同士の中ではリーダー格の人が出来ますよね、 多分、そういう立場だと思う、なら楽しみですね。 それだと、○○派とかグループもありそうで、楽しみです♪ 思ったんだけど、刑務所は未成年から35歳ぐらいまでの集団と、 これ以降の集団に分けて管理されている方が、余計な年齢の絡みが限定されるので、 萌えやすいのではと思います。 だって、ストレートに老人を出したら萎縮するじゃないですか、汗♪
>>919 はあ、困った事件なんですけどね、
最初、金はそんなに無いだろうけど、
マンションっていくらの?って思ってたんだけど、
とんでもない事が出てきたな、唖然だね。
930 :
Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/15(日) 12:57:04 ID:ltX4kCMI
>>921 >竜巻岬、なかなかファンシーでした。
>面白い発想ですね。勉強になります。
この小説ってこのスレの住民にとっても萌る物だと思う。
飼育、収監、お仕置きなど盛り込んでいて、
一般社会から隔離された女の子達の、巧みな心理描写と無駄のない文章。
これを読んでから少女刑務所に収監中の女の子の物語が、
出ててもいいんだけどなあって思いました。
へそ出しに木靴ですか、オランダの木靴を思い浮かべるんだけど、
集団ヒステリーになってタップしたら、
やたら五月蠅い気がする。
と言うことは裁判に出るときもこの服装かな?
931 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/15(日) 17:04:42 ID:vieBz1uS
年配の看守が被服係に近寄って、なにやら耳打ちした。重要な説明を忘れていたのを注意したらしかった。被服係は、そんなことは忘れてはいない、最後までとっておいたのだ、といわんばかりに、まるで悪びれた様子を見せず、口を開いた。 「では、最後に云っておく。一番知りたかった事だろうが、外出や予審尋問、法廷に出かける時には、更に厳重な外出用被服を貸与する。歩くたびに身をよじるわよ、ふふふ」
932 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/15(日) 17:12:02 ID:vieBz1uS
被服係は、満足げな顔つきで続けた。 「ただし新品同様の、ちゃんと紺色をした未決服だ。楽しみにしておけ。 娑婆(しゃば)の善良な皆様に、立派な未決囚ぶりを見せてやれ。 剥出しのむっちりした太腿に、ふと腕だ。 懲罰を受けて、せっかくの肌に、鞭の痕(あと)をつくらないように、気をつけるんだ。 帽子は無し。未決囚は被り物はしない。外では胴衣も無しだ。 無垢な胸を予審判事殿にさらけだして、正直に何もかも申し上げるんだ。 昔からそう決まっている」
933 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/15(日) 17:15:10 ID:vieBz1uS
それを聞いて、金茶色の髪だった少女は、喉をごくりと鳴らし、 黄色の髪だった少女は、わなわなと身体を震わせた。 年配の女看守はうんざりした様子で、配下の監房係の女看守どもに、 「装備終了、戒具を確認しなさい」と命令した。 被服係は、まだ云いたいことがあったらしく、 自分の名演説を中断した年配の女看守を腹立たしげににらんだ。
934 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/15(日) 17:20:08 ID:vieBz1uS
四角い顔の女看守が、金茶色の髪だった少女の手錠と腿枷を素早く点検し、 「異状なし」と報告し、腰に改めて捕縄を打ち、縄尻をとった。 点検に手間取っていた金髪美人のロストラ看守が、聖歌隊向きの澄んだ声で、 「異状なし!」と必要以上の大声で叫び、黄色い髪だった少女の縄尻をとった。 最後にアーシュラ担当の女看守が、煙草の吸い過ぎか、火酒の呑みすぎらしく、 錆びの浮いた声で、「異状なし。点検終了」 と、アーシュラの縄尻をとり、身体を覆った何条もの鎖がジャランと鳴った。
935 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/15(日) 17:27:05 ID:vieBz1uS
それを待っていた年配の女看守が、号令をかけ、 「押送! 押送伍、収監者、前にいー、進め」 収監者と女看守の列が、鉄格子の扉をくぐり、長い廊下を練り歩いていった。
936 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/15(日) 17:32:01 ID:vieBz1uS
時々、アーシュラの縄尻を取っている女看守が、捕縄を強く引いて、 歩度を落とすよう無言で指示した。 盗賊の女首領の強健な脚は、いさぎよく、早く進みすぎたからだ。 少女たちは、その後をゴトゴトと木靴の踵を踏みしめながら、追い立てられていった。 閂(かんぬき)が厳重に掛かった鉄扉が並んだ殺風景な廊下を何度も折れ曲がり、 やがて鉄格子の列の続く区画に入った。
937 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/15(日) 17:33:06 ID:vieBz1uS
黄色い髪だった少女が、余りに長い道中の不安に耐え切れず、嗚咽を漏らし始めた。 「うう、うう、うう」 途端に女看守の鋭い注意がとぶ。 「静かに!」 ピシャと、ふくらはぎを鞭で叩く音がし、 「あ、あっあ〜」押し殺したあえぎ声が続いた。少女のなめらかな脚に赤い筋が浮かぶ。
>>937 なんかしばらく来ない間に読ませていただいたのですが、すごく良いです。
イイ!!!!!!
女囚に強く言えず、戒具さえも上手に扱えられない、
新人の女看守という設定は如何でしょうか?
思わず敬語を使ってしまうとか(w
939 :
Ricardo ◆JDrajVT7Lo :2005/05/15(日) 22:46:45 ID:948nMBO1
あ氏、本日もありがとうございます。 新品同様の紺色の未決服ですか、良いですね。 この被服係は、相当、ひねくれ者って感じがする。 だって、わざとどうなるか教えているから。 > 自分の名演説を中断した年配の女看守を腹立たしげににらんだ。 ってことは、被服係は、年配の女看守に反感を持っているってことかな? なら、この展開楽しめそう(^^;) > 閂(かんぬき)が厳重に掛かった鉄扉が並んだ殺風景な廊下を何度も折れ曲がり、 >やがて鉄格子の列の続く区画に入った。 このシーンって好きなんですよね。 鉄格子の扉が閉まったときが、外の世界との精神的な繋がりを絶つ感じですね。 法廷での事でどうなるか頭がいっぱいで、不安でしょうがないと思う。 こういう緊張状態でやたら話し出すか、じぃーっと黙んまりを決め込んでしまうかするんだけど、 アーシュラは黙りするのだろう、二人の少女は? お楽しみですね♪
さげ忘れ・・・・・・・・orz
941 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/15(日) 23:40:15 ID:ohcAr242
927-928> その印か何かあると一般人としての身分が限定されているけど、 法律である程度立場を最低限保護されるとか、 尻の焼き印の番号で元女囚って解るけど(規則で超ミニスカなど)、 更正した印があるので これはグドアイデアですね。無期刑の重罪囚には烙印・入墨なのですが、 成績良好で仮釈放になると、南洋の孤島に追放されて、そこの酒場や女郎屋 で訴訟費用や保釈金返濟(保釈金業者が借してくれるので、利子がたまる)、 民事弁済金(被害者の損害賠償は刑事訴訟とは別に民事で行う) を支払うために働くというのは、いじめすぎでしょうか。金持ちは自費で 返濟するので、そういう過酷な目に会わなくてもよいし、整形医に烙印を 消してもらう手もあります。当時の医療技術では、醜い傷跡は残るけど。 牢名主は色気たっぷりの30後半です。 938>戒具さえも上手に扱えられない、新人の女看守 どうも有難うございます。新人看守、いいですねえ。もうロストラ看守が 出てますので、未決監が終わって、本格的な監獄に入ってから、ぜひ だします。どんな顔立ちや性癖がお望みでしょうか。新人なので、 年頃は17〜20くらい。ヘマをして、自分も懲罰にあってしまうとか。 939> 実はアーシュラは世間に聞こえた大悪人とされているので、案外に牢内では 同房に怖れられる存在なのです。まだ隠れた配下がいて、復讐されそう。
>>941 >これはグドアイデアですね。
こういう感じでどうでしょう?
受刑者はすべて尻の焼き印で囚人番号が解るといいなと思う。
尻の焼き印で窃盗をしたことを悔やむ若い娘がいたりできるから。
体力的に耐えられると判断されたら焼き印、それ以外は入墨でというのもいいかな。
一般社会でも、ああ、うちで働きたい?尻の模範囚の印があるんならいいよと、
受け入れる保証をするんだけど、もちろん否定もできるけど、
きつく否定してはいけない、短期間でも雇わなければいけないと法律で保護する。
元の一般人とちがい2級、3級市民にされるので、なにかと権利が限定されてしまう。
尻をみれるように規則で超ミニスカでTバックショーツ姿。
トイレも一般の1級用が使えないので、数が少ない2級、3級市民のトイレを探すしかない。
無ければ大勢の人の前で・・・汗
2級、3級市民は両手錠、足枷の付いた姿で決められた年数の期間それをはめたまま。
被害者の意志により一生付けたままの女の子も・・・汗
生活の場所は自宅か収監所で、外出は自由にできるので門限を気にするだけ、
1級市民との結婚により、準1級とされることもあるが、
裁判所で判断をくだされた者のみ。
>>941 >民事弁済金(被害者の損害賠償は刑事訴訟とは別に民事で行う)
>を支払うために働くというのは、いじめすぎでしょうか。
どのみち生活の為に働かなければならないので、いじめでもないでしょうね。
人気のある元女囚は稼ぎも良いと思うんです。
金持ちならそこで働かなくても良いはずだと思う。
>整形医に烙印を消してもらう手もあります。
これだと前科者の印を偽証すると思うんですけど、
南洋の孤島に追放されると一般人がもと受刑者を見る機会が少なくなるし、
この場所の酒場の収入が不安定だと思う。
身近な所の酒場などを仕事先に斡旋されたり、、
保養地の酒場で働くと言うのが良いかと思う。
両手錠、足枷の付いた姿で酒場で働く萌える職場。
そこで訴訟費用や保釈金返濟を稼ぐのですね。
成績良好でない印がある元女囚は、お仕事探しで苦労する、
3級市民となって2級よりもっと制限される。
生活の場は収監所でそこで暮らしてお外で働く、
門限があるので、遅刻だと罰があるので時間を気にする。
収監所の中でのお仕事もあるが、
この場合、安くて規則で外に出る事が制限されて殆ど出られない。
>牢名主は色気たっぷりの30後半です。
ガキの頃から入ってるんだというのがいいかな、
944 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/16(月) 21:20:14 ID:IRse7YZ3
廊下側には鉄格子しかないので監房の中が丸見えになっており、、誰もいないところもあったが、 囚人をギッシリと詰め込んである監房も幾つかあった。5本の通路が交差する広間に出た。広間に面して検身場の札が下がっている空き監房が幾つかあり、戒具と木靴が一杯に吊るされている部屋もある。 監視台が中央におかれ、5人の看守が各々受持の通路に向って座っていた。さらに5人ばかりが控えており、別に主任看守と副主任が台帳を開いたまま待ち構えていた。年配の女看守が号令をかけた。 「全隊いい、止まれ」
945 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/16(月) 21:21:13 ID:IRse7YZ3
女看守どもは急に立ち止り、収監者の縄尻を持つ手に力を込めた。 号令の意味がよく理解できない収監者は、みな縄尻を引っ張られ、やっと立ち止まった。 年配の女看守は、主任看守に向かって気を付けの姿勢をとり、敬礼した。 相手の答礼が終わるのを待って、 「未決監収監者、第35号、第54号、第76号を押送しました。全員装備終了。異状なし」
946 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/16(月) 21:24:54 ID:IRse7YZ3
主任は、端正な顔付の小柄な女看守だったが、古強者らしく肩章に金筋が2本入っていた。 「ご苦労さまでした。直ちに入房させなさい。第13雑居房です」 「はい。第13雑居房に入房させます」 年配の女看守は、ここでは、すこぶるテキパキと動いた。 女看守どもは全員一糸乱れず、歩調をそろえ、13雑居房と呼ばれた、鉄格子で廊下とさえぎられた部屋に収監者をつれてくると、年配の女看守が、 四角四面に命令した。
あ氏、いつも小説を楽しませて頂いています。<(_ _)> >誰もいないところもあったが、 >囚人をギッシリと詰め込んである監房も幾つかあった。 どんな年齢の未決女囚が入って居るんだろう? 興味ありますね。 3人は、第13雑居房に入るんですよね。 雑居房での会話が楽しみです、 ここの牢は地下牢なんでしょうか? それとも窓から空を見上げる事ぐらい出来るのかな? ここからの展開も楽しみです。
948 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/17(火) 20:55:33 ID:LOioYpQd
「入房! 解縛、解錠。枷、囚靴、回収確認」 女看守どもは、腰縄を解き、手錠を外した。木靴も脱がされて、回収された。 それらは再び監房を出る時には、保安のため装着されるのだ。 一緒についてきた当直の女看守が、腰の革帯からぶらさげた大きな鍵束から、 ひとつ選んで、隅の閂(かんぬき)に差込み、ガチャンと潜り戸式の狭い鉄格子の扉を開けた。
949 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/17(火) 21:00:23 ID:LOioYpQd
順々に肩と背中を押されて、部屋の中に押し込まれると、 中は案外に奥行が広く、壁際にはズラリと女囚が座り込んでいた。 その数おおよそ50人ばかり。裸の脚と腕を折り畳んで、いっせいに こちらを睨んだ。なかにはニヤニヤしているのもいる。 担当看守が鉄格子の錠を閉め、施錠した。 重い鉄の音が、通路に響き渡った。
950 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/17(火) 21:01:18 ID:LOioYpQd
担当の女看守が宣言する。 「本日から入房の第35号、第54号、第76号だ。部屋長!」 奥の薄暗いところから、ツヤのある声が応答した。 「はい、これにおります」 「よく面倒をみてやれ」 扉のところに控えていた別の女囚が、声を張りあげ、 「おありがとーございます」 すると、監房内の一同が揃って、 「うえーいいいいい」 と唱和した。異様な合唱は、監房に殷々(いんいん)と響き渡った。 地獄の一丁目とは、このあたり、に違いなかった。
951 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/17(火) 21:19:25 ID:LOioYpQd
941>尻をみれるように規則で超ミニスカでTバックショーツ姿 これよいですね。 947>ここの牢は地下牢なんでしょうか? 未決監なので、普通の放射状獄舎で、地下牢は懲罰用ですね。 重屏禁に使うのは、鉄の小さい箱でもよいのですが、 地下牢は案外暖かいのが玉に瑕です。
952 :
名無しさん@ピンキー :2005/05/17(火) 21:37:45 ID:fRHaZKr1
妄想いいから、早く 写真くれ 写真を
>>951 約50人もいるんなら同年代、再犯者などといろいろとありそうだな。
再犯者から尻の焼き印の囚人番号を見せられて、
押されるんだよ、と知り、青ざめる所も・・・
見たいですね、こういう感じのって。
>「うえーいいいいい」
これってここに牢名主が居るって事ですか?
>重屏禁に使うのは、鉄の小さい箱でもよいのですが、
これだとフォークリフトで段重ねにしたり移動したり、
重ねていたら上の段の女囚のお漏らしが降ってきて、
相手の尻を抓りまくるなんて・・・あはは。
ハプニングが面白そう。
木の小さい箱なら、昔映画で見たけど入っているのは男でした。
重屏禁は独房でも良いと思う、鉄格子の扉の向かいの独房にも、
入っている子がいてっていうシーンって好きですね。
N○Kがアホでなければ牢のシーンは、萌えなんだけどなあ。
>>952 >妄想いいから、早く
>写真くれ 写真を
ご自分で探してください。
翻訳で探すのもいいんだけど、
自分の言葉で翻訳してから英文で探すのも良いんですけどね。
956 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/18(水) 22:58:42 ID:uTq0dj98
「さあ、きた。さあ、きた」の声に誘われ、扉を潜った途端に、 控えていた女囚が首を抑えて引き込んだ。 もうそれだけで黄色い髪だった少女は顔が青くなって、 冷たい石床にふたふたと、両手をつき、膝を折って、這いつくばってしまった。 金茶色の髪だった少女は、悪びれもせず、挨拶したが、 「ご 54号です。どうかよろしく、う・・・」 と我知らず言葉尻が震えた。アーシュラは無言だったが、 角役(受入係)の女囚は、その拷問の生々しい打撲の痕に目を見張った。
957 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/18(水) 23:00:42 ID:uTq0dj98
一番奥の正面に寝具用のマットを10枚重ねた見張台の傍で、 新入りを観察していた少し年季の入った三十台の年増女囚が部屋長だったが、気楽そうに笑っていた。 驚いたことに葡萄の大きな房を手にもち、同囚から集めた枕をいくつも壁に重ねて、 安楽に背をもたせかけて、くつろいでいた。 「そこの鉄格子の端が、新入りの場所ね。お疲れさまだねえ、まあ、ゆっくり慣れていけば、よいわよ」 部屋長は、鷹揚(おうよう)な口調で、やさしくものを云ったが、視線はアーシュラの上に注がれていた。
958 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/18(水) 23:02:13 ID:uTq0dj98
「じゃーと、まー、その、儀式を済ませておこうね、こういうのは、わたしは、苦手なんだけど。二番役!」 隣の3枚重ねマットから青い顔色の大きな女囚が降り立ち、左右の壁際からも数人が立ち上がってきた。 片手に便器の琺瑯(ホーロー)バケツの重そうなフタを振り上げ、額に青筋の立った女囚が、 キンキン声を振り絞って、唱え始めた。
959 :
あ ◆OLgrqsfTNM :2005/05/18(水) 23:02:51 ID:uTq0dj98
「やいやい、おまえら、娑婆で何をしでかして、地獄の入口に、這いこんできた。曲がった松の木、かえでの木、花が咲かないこの世の隅に、やってきた手土産かわり、さあ、聞かせてみろ。正直に申し上げないと、この鉄の角が、可愛いお顔をぶちこわすぞ」 なんと、芝居がかったご挨拶、「しゃくり」という中世以来、語り伝えられてきた独特の口上なのだ。
960 :
あ ◆OLgrqsfTNM :
2005/05/18(水) 23:04:31 ID:uTq0dj98 これも仕来りなので、アーシュラも仕方なく、相手をする。窮屈な囚衣が身体を締め付けてきた。 「76号、アーシュラ・ド・オルキデーオ。娑婆では、つまらない山賊の真似ごと、運悪く捕まり、ここに連れてこられました。」 部屋長は、オルキデオと聞いて、思わず手の葡萄の房をとりおとし、