サザエカレーを隠岐諸島の名物料理として定着させようと、島根県隠岐の島町や隠岐の
島町商工会の職員ら7人が「みんな大好きサザエカレー実行委員会」をつくった。
島前、島後の飲食店に定番メニュー化を働きかけ、隠岐3町などの17店を紹介する
「さざえカレーMap」を近く発行する。
「島じゃ常識さざえカレー」。
赤いパッケージに黒字でそう書かれたレトルトカレーを、隠岐どうぜん農業協同組合(西ノ島町別府)が
売り出したのは99年。みやげ物店などで年間約2万箱が売れる人気商品になった。新谷代表理事
専務(58)は「海に囲まれた島で肉は貴重だった。今でも家庭でつくるカレーの具材にサザエを
使うのは島前では常識」と話す。
一方、隠岐の島町定住対策課の藤野さん(41)は以前、町を訪れたビジネスマンから
「サザエカレーはどこで食べられるの」と聞かれ、返答に困ったことがあった。
「島後でサザエカレーを出す飲食店が思い当たらなかった。内陸部ではほとんど食べられていなかった」
藤野さんは昨年10月、知り合いの有志7人で実行委を発足。サザエカレーを出している飲食店が
島前に4軒、島後に4軒、鳥取県伯耆町に1軒あることを探し当てた。
西ノ島町別府のレストラン「コンセーユ」もその一つ。海士町産のコシヒカリと地元の漁師が
別府の海で素潜りで採ったサザエを使ったカレーを20年前から提供している。同店の渡部代表(58)は
「コクがあってサザエの量が多く、柔らかい、と人気メニューになっています」と話す。
実行委は、隠岐産のサザエと米を使ったサザエカレーづくりを島前島後の喫茶店やレストランに
働きかけ、これまでに8店が新メニューに採用。
これら17店が一目で分かる「さざえカレーMap」(A4判)を約千部作成し、近く観光協会や
隠岐空港、西郷港などに置く。17店には「隠岐名物さざえカレーあります」と書かれたサザエの
イラストつきののぼり(長さ2メートル、幅30センチ)を配る。
藤野さんは「マップを見ながら食べ歩きなどを楽しんでもらい、隠岐に多くの人を呼び込むきっかけに
なれば」と話す。
実行委は9月、飲食店がサザエカレーを出し合い、一般の人に投票してもらうコンテストや
シンポジウムを計画し、マップに掲載を希望する飲食店を募集している。
問い合わせは隠岐の島町役場内の実行委(TELはソース参照)へ。
ソースは
http://www.asahi.com/food/news/OSK200903180001.html レストランコンセーユのサザエカレー
http://www.asahi.com/food/news/images/OSK200903180003.jpg dat落ちしていますが、関連スレは
【食べ物】カレーに異変?続々登場する珍カレー [07/09/20]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1190708787/ 【家庭の味】サザエカレー、隠岐の“常識” うまみ成分たっぷり、美容にも
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1227753637/l50