▼食べられる火山で防災教育
火山地質学が専門の秋田大学の教授による出前授業が25日に秋田市の中学校で
行われ、中学生がちょっと変わった方法で火山の仕組みを学びました。
この出前授業は、火山地質学が専門の秋田大学教育文化学部の林信太郎教授が
秋田市下北手松崎の下北手中学校で行いました。
授業に参加したのは1年生19人で、はじめに火山が爆発する仕組みなどについて学びました。
このあとココアと練乳を使って地下のマグマが噴出した後に地表が陥没してできる
カルデラの仕組みを知る実験をしました。
マグマの代わりには練乳を使い、火山はココアで作ります。
まずアルミはくでアクリル板の上に丸い枠を作り中にマグマの代わりとなる練乳を入れたあと、
上からココアの粉を振りかぶせて山の形を作ります。
そして下に穴を開けて練乳を抜くとココアの山の表面が陥没して「カルデラ」が出来上がります。
ココアの山が陥没すると中学生の間からは「すごい」という声が上がっていました。
女子中学生の1人は「こうした実験は初めてだったので、思い出に残る授業になりました」
と話していました。
ソース
http://www.nhk.or.jp/akita/lnews/06.html