「乳幼児連れでも周りに気兼ねなく、フランス料理を堪能できたら」
そんなママたちの願いをかなえる企画「Womama(ウーママ)レストラン」が
先月19、20日の期間限定で、東京・台場のホテル日航東京で催された。
「子供がいても着飾って出かけられるところを探していました」
そう話すのは、波賀野さん(35)。夫の功さん(31)と生後7カ月半の
お子さんとともに訪れ、次々と運ばれる手の込んだフランス料理に舌鼓を
打っていた。「目の届く範囲に遊び場があったり、授乳スペースもすぐそばに
あったりすることが決め手になりましたが、何より同じような子連れ家族ばかり
なので、気兼ねなく食事できる点がいいですね」と参加した理由を説明した。
料金は、ランチが大人8400円、ディナーが1万2600円、子供はどちらとも
4200円(すべてサービス料別)と決して安いとはいえない。ただ、「オースト
ラリア産牛フィレ肉のステーキ」など、子育て中には気軽に楽しみにくい手の込んだ
高級料理をゆっくり味わえるとあって、精神的にリフレッシュできるというママの声
が多数を占めた。開催したホテル日航東京の鈴木・営業部マーケティンググループマネー
ジャーは、「お子さんの目線でどれだけサービスできるかを心がけました。ホテルとしては、
宿泊だけでなく、ランチなどで子供連れでも飲食スペースを利用してもらいたいとも考えて
います。今回の経験を生かし、単発ではなくスペースを決めて定期化することも検討してい
きたいと思います」と言う。
今回の「Womamaレストラン」は、生活用品大手P&Gがメーンとなり1月に立ち上げた
「ママが女性として輝く」ためのさまざまな情報やサービスを提供するプログラム「Womama」
の関連イベントとして開かれた。プログラムにはP&Gのほか、大塚製薬、JCB、JTB、日比谷
花壇、TOHOシネマズが参画していることもあり、会場にはP&Gの「パンパース」など、参加
企業の商品が無料で利用できるサービスも用意された。プログラム開始当初から、美や食などの
情報発信だけでなく、会員(無料)対象にママの悩みに先輩ママたちがアドバイスするコーナーなど、
豊富なコンテンツを持つサイト「Womama.jp」(http://www.womama.jp/)
を提供。現時点で、会員数は4万人強にのぼり、アクセス数も累計75万強と、子育てママの心強い味方
となっているようだ。
会員からは、「母親だっておしゃれをしたいし、ダイエットもしたい、きれいでいたい、女扱いされたい、
という願望をちょっとずつ満たしてくれるサイトなので、焦ることなく無理なく向上心を持てます」といった
声が日々寄せられている。また、情報発信にとどまらず、日比谷花壇はママを笑顔にするWomamaブーケ
を企画販売しており、各社の強みを生かしたサービスも提供する。
(記事以下省略、詳細はソースで)
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200609100010a.nwc