■リフレッシュできる
「乳幼児連れでも周りに気兼ねなく、フランス料理を堪能できたら」−。
そんなママたちの願いをかなえる企画「Womama(ウーママ)レストラン」が
先月19、20日の期間限定で、東京・台場のホテル日航東京で催された。
「子供がいても着飾って出かけられるところを探していました」
そう話すのは、墨田区から来た波賀野詩子さん(35)。
夫の功さん(31)と生後7カ月半の日和(ひより)ちゃんとともに訪れ、
次々と運ばれる手の込んだフランス料理に舌鼓を打っていた。
「目の届く範囲に遊び場があったり、
授乳スペースもすぐそばにあったりすることが決め手になりましたが、
何より同じような子連れ家族ばかりなので、気兼ねなく食事できる点がいいですね」
と参加した理由を説明した。
料金は、ランチが大人8400円、ディナーが1万2600円、子供はどちらとも4200円
(すべてサービス料別)と決して安いとはいえない。
ただ、「オーストラリア産牛フィレ肉のステーキ」など、
子育て中には気軽に楽しみにくい手の込んだ高級料理をゆっくり味わえるとあって、
精神的にリフレッシュできるというママの声が多数を占めた。
開催したホテル日航東京の鈴木智貴・営業部マーケティンググループマネージャーは、
「お子さんの目線でどれだけサービスできるかを心がけました。
ホテルとしては、宿泊だけでなく、ランチなどで
子供連れでも飲食スペースを利用してもらいたいとも考えています。
今回の経験を生かし、単発ではなくスペースを決めて
定期化することも検討していきたいと思います」と言う。
今回の「Womamaレストラン」は、
生活用品大手P&G(プロクター&ギャンブル・ジャパン)がメーンとなり
1月に立ち上げた「ママが女性として輝く」ためのさまざまな情報やサービスを
提供するプログラム「Womama」の関連イベントとして開かれた。
プログラムにはP&Gのほか、大塚製薬、JCB、JTB、日比谷花壇、
TOHOシネマズが参画していることもあり、会場にはP&Gの「パンパース」など、
参加企業の商品が無料で利用できるサービスも用意された。
(那須慎一)
※以降を省略します。続きはソースをご覧下さい。
■ソース
FujiSankei Business i. [2006/9/10]
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200609100010a.nwc