フランスの印象派画家クロード・モネ(一八四〇−一九二六年)の「大睡蓮(すいれん)」
に描かれた青いスイレンの花が、今年も鳴門市鳴門町土佐泊浦の大塚国際美術館で咲いた。
白や赤、黄色の花とともに池を彩り、来館者の目を楽しませている。
青いスイレンがあるのは、モネの作品四枚を配置した屋外展示コーナーの池。青の十一鉢
を含めて、計三百十三鉢のスイレンが栽培されている。青は熱帯性の品種で例年六月中旬
に咲くが、今年は春以降の気温が低めで、開花が約二週間遅れたという。今月中旬に見ご
ろを迎える。
モネは、青いスイレンを自宅の庭園で咲かせようとして果たせなかったといわれ、生涯
二百点以上のスイレンを描いた。
http://www.topics.or.jp/News/news2006070503.html ※ご依頼頂きました。画像アリ。リンク切れの場合はご了承下さい。