公明党が10月の党大会に向け憲法改正論議を本格化させている。
焦点は憲法九条に追加的修正を行うかどうか。「加憲」を基本とする同党は、
公式には九条も見直し対象に含めているが、党内では「手を加えるべきでない」
との慎重論が強い。改憲を主張する自民党との摩擦回避と、党の独自性確保の
はざまで対応に苦慮しそうで、党内には九条見直しと堅持の
「両論併記になるのではないか」との声が出ている。
「戦後平和で九条の果たした役割は大きい。党も原則を貫くべきだ」。
25日に開かれた党憲法調査会では、出席者の多数が、九条を改正すべきでは
ないとの考えを述べた。
党内は、九条一項の戦争放棄、同二項の戦力不保持を堅持する点ではほぼ一致
している。しかし、専守防衛組織としての自衛隊の認定、国際貢献任務の明記
を追加する「九条加憲」については意見が分かれる。
ソースは
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MYZ&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2004082801002957