【妄想】SIREN(サイレン)2の予想スレ【専用】
1 :
なまえをいれてください:
2 :
なまえをいれてください:2005/09/30(金) 17:54:05 ID:cuG02AEN
おつ
3 :
なまえをいれてください:2005/09/30(金) 18:44:30 ID:yGASIZ3F
フェリーでポセイドン・アドベンチャーごっこをやりたいな。
4 :
なまえをいれてください:2005/09/30(金) 22:35:28 ID:ow84TJlp
ほんとに立てたのかよ。
とりあえず乙?
(´,_ゝ`)プッ
6 :
なまえをいれてください:2005/10/01(土) 11:26:04 ID:67yxwIsn
船内でのミッションがあると思う。
闇人のステージではたぶん闇人をつかった面白いバグ遊びができるんじゃないかと。
SIERN3ではキャラクターを選んでネット上で何人かのグループでウロウロできたり
するんじゃないかと!!!
7 :
なまえをいれてください:2005/10/01(土) 13:01:31 ID:ZcUrbtWU
なんで夜見島に闇人と屍人という異なる存在がいるのかについての妄想
1976年の大津波に呑み込まれたときに
>土着の巫女に関係ある一族や血族が闇人に、その他の島民や移住者が屍人になった
>島民全員が闇人に、停電後に近海を航行する漁船や島に上陸した人が定期的に呑み込まれて屍人になった
闇人の特殊性から上のほうがしっくりくるかな。
情報出始めの頃はしびんちゅがやみんちゅに進化するんだと何故か思ってた覚えがあるな…つかもうサイレンスレは妄想スレだけなんかorz
9 :
なまえをいれてください:2005/10/01(土) 13:56:56 ID:ZcUrbtWU
自衛隊が何故あんなに重武装でいるのかという疑問から辿り着いた妄想
1976年:夜見島大停電前、百合?、シュウ、眼帯、短髪女、島民
2003年:夜見島上空、春海、自衛隊
土砂流災害とはいえ、いわくつきの羽生蛇村であると軍部も周知であるから当然重武装で救助へ
その帰還中に春海を再び巻き込んで異界へ呑まれて墜落。
2005年:夜見島上陸、守、脩、百合?、市子、倉司、その他(サバイバルゲームに来た軍事マニア)
外見から判断して極端な年齢差、髪型、服装など若干おかしな点から↑
ただ素人があそこまで出来るか疑問ではあるけど…
舞台は無印と違い全て独立的に3つ、
2005年の異界で2003年に異界へ呑まれたヘリのボイスレコーダー、銃器を発見(マニアにはたまらんだろな)など
なんか俺にとって良スレになりそうだ…はたして妄想がいくつあたるか
そーいや現役自衛官が言ってた予想はリアルだったなぁ。
俺としては、科学的に証明されていない存在に警戒して重武装で行くよりも、
某国の存在を警戒して行く方が現実的で好き!かなり無理があるケド。
出来たら普段警戒してるものに対していつも通り出動して欲しいな。
11 :
なまえをいれてください:2005/10/01(土) 15:19:40 ID:ZcUrbtWU
巫女の存在を疎ましく思う美しい少女が島民を扇動
占いで島が大津波に呑み込まれるとお告げがあった
助かるには島で延々と命をつないできた巫女(神あるいは八尾のような存在)を殺せ
これは彼女の呪いでありそれを断ち切れ…みたいな
一部の島民が死を恐れて巫女を殺害、その肉を奪い合い食す…オエッ
それを知った「もう1人の自分、神?」が大いに嘆き悲しみ島を大津波で呑み込む
呪いにより肉を食した者は闇人へ
しかし誰も来ないな…ツマンネ
12 :
なまえをいれてください:2005/10/01(土) 15:44:36 ID:6Jl4Jj4Q
宗教的でない、もっと人間の根源的なものという条件つきだからな。
なかなか妄想も難しい。
>>10 そのレス、見逃した。どんな内容だったの?
>>14 総合スレ20の
>>750あたりが熱かった。
756 名前:なまえをいれてください[sage] 投稿日:2005/09/22(木) 20:34:05 ID:hUQIUCK7
実弾については、演習用の弾薬を輸送中だったヘリがトラブルを起こし、
警護隊員(武器・弾薬を輸送する際、安全確保上、護衛をつける場合がある)らと共に夜見島へ……警護隊員でなくても、演習参加のために武装した状態で積荷の合間に相乗りすることは珍しくないですし。
だいたい、中くらいの木箱に七・六二ミリ弾で一千発ほど入ってるから、演習用に積荷の半分が弾薬だったとしたら一個小隊が持つには余る程の弾薬があることになる。ムービー内で撃ちまくっても、生き残り二〜三人が使う分には違和感ないかと。
弾薬の運搬等には防秘が多いので詳しくは書けないんですが、一サイレン・ファンの自衛官の考察でした。
>>7 俺は闇人が光に弱いという関係から考えて下が近いんじゃないかと思うな。
お!隔離スレGJ
2では服縫いで血止めたりするコマンド欲しいよ。
>>17 何回でも使えるコマンドではないな。
女性キャラはハンカチとかで血止め?
19 :
なまえをいれてください:2005/10/02(日) 16:20:00 ID:w39IbFnz
闇人と屍人の製造方法についての妄想
闇人は土着の島民で既に死亡している者。
島の因習に従って伝統服(黒衣)と拘束衣(蓑虫闇人)を着装され
島のある一箇所(地下、洞窟など暗がり)に火葬や土葬などせずに葬られる
それはいわゆる「夜見還り」を願って
津波の影響は受けず赤い海へ押し流されることがない。
SIRENにより蘇り闇人へ、赤い水の影響はない
屍人は島を襲う大津波によってそのまま赤い海へ押し流された者
1で言う「海還り」のような状態
SIRENにより蘇り屍人へ、赤い水の影響はもろ(脳ミソとけてんじゃねえの?)
屍人の知能が低くなったのは闇人に支配されてるからと予想。
糞スレ
23 :
なまえをいれてください:2005/10/10(月) 01:13:27 ID:/n+4C8A9
スレ立てた奴はいずこ?まぁいいや、俺だけの妄想スレにしちゃおうっと
つうわけで暇だからPVを考察
女性の声 「わたしじゃない!」
男性アナ 「ひるくのかわべで」頭ききづれぇな
テロップ 「蛭区」おそらく蛭だろうSIRENで使いそうな漢字だし
テロップ 「へで女性の変死」まぁ変死体だな。
まとめると 「・・・蛭区の川辺で女性の変死体が発見され・・・」まぁこんな感じだろう
しかし「へで女性の変死体」「で」の前はどう考えたって「へ」だよな・・・どういうことだ?
「かわべ」「かわへ?」はぁ?
辞書で検索してみよう
かわべ かは―【川辺】〔古くは「かわへ」〕川のそば。流れのほとり
ん?古くは「かわへ」・・・・・・いつの時代だっつうの。SIRENの世界では表記が古いのか?
24 :
なまえをいれてください:2005/10/10(月) 01:16:06 ID:/n+4C8A9
そうするとあのテレビ放送と事件は少なくとも1976年以前、大停電の前って事か・・・
そもそもあれが夜見島での事件なのか、本島の事件なのかそれがわからん
しかし離島で「区」は使わねぇよな。それとも夜見島の因習では使うのか?
あと「女性」っていうからには成人した人の事だよな
気になるのは「変死」。以前、妊婦の話があったっけ・・・遊覧船から転落したって話
母体にいるべきはずの胎児が忽然と消えていたらいわゆる「変死」だよな
遊覧船は川も運航するから「女性」=「妊婦」でほぼ間違いないだろう
謎はこの胎児がどこにいったかってことと、「わたしじゃない!」の意味するものが何かってこと
殺したのは「わたしじゃない!」、死んでいるのは「わたしじゃない!」、果たしてつながりがあるのかさえ・・・
まぁ疲れたし少ない情報ではここまでが限界だな。ただあのニュースはきっと音声アーカイブの一部に違いない
幻視の代わりに幻聴でクリーチャーの位置を把握する。
26 :
なまえをいれてください:2005/10/10(月) 14:34:24 ID:/jqS8IQ3
>>1 このスレが紙で出来ていたら、私は迷わずに便後に尻を拭く紙に利用していただろう。
27 :
なまえをいれてください:2005/10/10(月) 14:44:47 ID:DibPO7Pd
おもいっきし易しいモードをつけてくれ
最初から全部の面できるようにしてくれ
いや
冗談ですって
29 :
なまえをいれてください:2005/10/12(水) 00:27:38 ID:oOEgl7vE
自衛隊重武装は止めて欲しい。
非力を楽しむゲームなのに、激しくイメージが崩れる。
そもそも、現行法で小銃持って治安活動に行くのは不可能だろう。
リアルさを損なう。
もう武装でも何でもいい
外山さんを信じて待つのみ
32 :
なまえをいれてください:2005/10/13(木) 22:35:38 ID:Xt1Xmhja
2でも春海タンが登場する理由は何なのか・・・の妄想
1と同じ格好でしかも自衛隊員が脇にいるということは羽生田村脱出後と考えて間違いない。
じゃぁ、あの赤い海からたくさんの手が伸びてくる描写は何なのか?
羽生田村の村民と屍人化していったプレイヤー達の怨念だろうか・・・
あの描写は非常にゆらゆらしているが、赤い海に呑まれている・・・水中に漂っているという感じは全くない。
確実に地上に立っていて急に地面に変化が起きた感じ。いわゆる誰かの幻想のような・・・
つまりは、あれは春海タンの不安定な精神状態をイメージしたものなのだろう。
あれだけの恐怖を体験して平静でいられるはずがない。ましてや小学生であればなおさら。
いわゆる心的(ry
では羽生田村脱出後の春海タンはどうなったのか?
事情聴取が受けられるほど回復した・・・と仮定して、異界の存在が再び軍部他に知れ渡る。
29年前に夜見島で起きた大量消失も同様の事件ではないかと疑い始め調査へ。
>つまり夜見島へ自衛隊を派遣するきっかけとなった。
33 :
なまえをいれてください:2005/10/13(木) 22:37:14 ID:Xt1Xmhja
あれから2年後、春海タン中学生。おさげの女の子として登場。
自衛隊に同行し夜見島へ。
羽生田村の呪を背負った唯一の人物春海タンの上陸により、29年後の今再びサイレンが鳴り響く。
>つまり2のサイレンを鳴らした張本人。
今まで無人島であった夜見島で29年後の今サイレンが鳴るということは、その時何らかの変化があったということ。
そうすると誰かの(再)上陸か電力復旧しか考えられないんだよな。
脩か・・・守か・・・
まぁ誰だかわからんが、今回は春海タンをきっかけにして妄想してみた。
34 :
なまえをいれてください:2005/10/13(木) 23:37:44 ID:y+9BKs4K
災害救助ならともかく、失踪事件なら、普通は警察が出る。
自衛隊は治安組織じゃ無いからな。
35 :
なまえをいれてください:2005/10/14(金) 04:07:39 ID:2Cw3Psxe
いやね、そりゃそうだよ。
春海タンが生還する以前の27年間は謎の消失事件として警察が担当していたでしょう。
でも羽生田には以前軍の関与があったわけでしょ・・・・・・ん?
屍人の軍事利用ってやつ・・・これあってるよね。
そこで生還者の春海タンの証言で異界と屍人の存在が明らかになった今、
夜見島で同じような事件が当時の27年前(今で29年前)におきている事と
再び軍事利用できるのではないかと考える輩がいたら
やっぱり飛びつくんでないの?
>>24 いや、田舎では普通に「区」は使うよ。
もちろん政令指定都市のような「区」ではなくて、「地区」という意味合い。
うちの地元も「一区」「二区」とかあるし。
自衛隊が軍事利用って、非現実的じゃない?29年前の調査で上陸って方がしっくり来る。
軍事利用が目的じゃないケド、旧日本軍がどの様な計画を立てていたのを調査するのは、
自衛隊としてはありそうな感じがする。
にしても
>>32-33,35はイイ意味で楽しませて貰った。。妄想GJ
まあ重装備なのはいいとして、弾薬は足りるのかな?
あの島が元軍事施設とかならまあゲームだしきっと
そこら中に落ちてるからいいか。
じゃなきゃ補給大変だな。
限られた弾薬数で先へ進むとかちょっとおもろいかも。
39 :
なまえをいれてください:2005/10/15(土) 10:04:43 ID:t/1i/KGh
>>38はサイレンはやったのか?
サイレンでも弾丸の補給はほとんどできませんが(竹内多門の頭脳屍人ステージ除く)
妄想全開で書いてみた自衛隊の夜見島到着過程……
SIREN2 鳩は降り立った
それは一時間程度で終わるはずの、簡単な輸送任務のはずだった。
昨今の自衛隊内の旧態依然とした訓練の改革に伴い、縄張り意識の強い西部・中部・東部・東北・北部の各方面隊の部隊をそれぞれ遠方へと機動させ、新鮮な環境下で演習を行うという機動展開演習の一環として、某国特殊部隊が離島山中に潜伏していることを想定。
補給路の確保が困難である地域への迅速な補給及びその物資の警護という多目的、言い換えれば実戦的な訓練を行うため、彼らは動いていた。
他部隊との連携を図るための総合演習のため、実際に演習に使用する実弾を輸送するという緊張感のあるものではあったが、訓練に違いはない。
夕暮れに双発の大型ヘリに乗り込む隊員らも、むしろ何が起こるわけでもない空路での輸送任務とあり、特別な意識を持つ者はいなかった。
若い陸士に至っては、ヘリに初めて乗るとあってか遊覧飛行気分でさえある。
離陸してからの飛行は順調。
会話のない機内でしばしの仮眠を取る隊員も多かった。
だが、あれは深夜零時くらいだっただろうか。
あれは……一体……
ヘリの不調を伝える機内放送。
けたたましく鳴り響くアラーム。
巨大な機体が枯れ葉のように揺さぶられ、そして、視界に広がった、赤い光と……
獣の鳴き声にも似た、脳内まで侵してくるサイレンの音。
……俺は、何を見た?
「先任、どこだ!」
混濁する意識の中、自分の役職を呼ぶ声がする。
いや、意識の中ではない。彼は覚醒していく中ですぐにそれを悟った。
「……現在地」
ようやく意識を取り戻し、現在地、など今時の隊員の使わない古い自衛隊用語で彼は身を起こして答えた。
体中が痛んだが、軽い打撲だ。問題はない。
自分の身体の状態を把握し、彼はすぐに周囲の状況の確認をする。
機内は蛍光灯も消え、静まり返り、先刻までの喧噪が嘘のようだった。
先刻、そうだ、今この機はいったいどうなっている?
墜落だけは免れたようだが、いったいあんな海上上空でどこに不時着したというのか。
「先任、無事か?」
ごそごそと闇に閉ざされた機内で誰かが動く気配と、聞き慣れた声。
「小隊長、怪我は?」
「俺は大丈夫だ。それより……」
影が何かを探り当てたのか、かちゃかちゃと手にしたものを苛立たしげにいじっている。
ややあって、影が光に照らされた。
軍用のL字型ライトを手にした、小隊長の上半身が見える。
曹学出身の叩き上げ幹部の精悍な顔が、いつになく険しい。
「部下の安否を掌握しろ」
そう言い残し、途中、意識を取り戻した部下に怪我をしていないかと尋ねながら、小隊長はコックピットの方へと歩いていく。
「安藤一曹!」
「は、はい……無事です!」
「今岡二曹!」
「だ、大丈夫です」
「二人は各自の隷下の者を確認しろ!」
大型ヘリに搭乗していたのは彼ら二人を分隊長とする二個分隊。
掌握は彼らに任せると、すぐに暗闇の中で点呼が始まった。
起きあがり、機内から出ようとする彼は、彼の足下に倒れる一人の隊員に気付いた。
慌てて戦闘装具の中からライトを取り出し、スイッチを入れて照らす。
胸元から覗いた赤いシャツが目に飛び込んでくる。
軽薄そうな若者の姿がそこにはあった。
「おい!? 大丈夫か!」
慌てて抱き起こし、頬を叩く。
まだあどけない少年の面影を残す陸士。小隊でも最年少の隊員だった。
ほんの一ヶ月前、教育隊を卒業して配属されてきた、『新兵』。
ヘリに乗る前の笑顔を思い出す。ヘリに乗れるなんて、自衛隊に入って良かったと。
事故死。
彼の脳裏に一瞬嫌な予感が過ぎる。
彼の長い自衛隊生活の中で、訓練中に事故死した隊員は何人か知っている。
同期の隊員の葬式に出たことも、あった。
死ぬな。生きるんだ。
こんなところで死んで、俺は親御さんになんて言えばいいんだ。
遺族への説明をするのも、先任陸曹である彼の役目の一つである。
そしてこんな若い息子を失う親の気持ちは、同じく子を持つ親として痛いほど分かる。
すがるような想いで、彼は陸士をゆさぶった。
「う……」
思いが通じたのか、陸士の顔に苦悶の表情が浮かんだ。
「あ、あれ? 先任?」
垂れ目がちの憎めない容貌の陸士が、きょとんとした顔で彼を見つめる。
あまりにも呆気ない結果に、彼は安堵すると共に軽い怒りを覚えた。
「いってぇー テッパチ脱いでたから頭もろにうっちまったよ……」
頭をさすりながら、陸士はそんなことを漏らす。
テッパチ、戦闘用ヘルメットの自衛隊内での通称だ。
「この馬鹿たれが! 死ね!」
レンジャー仕込みの重い拳骨を頭に喰らわせ、彼は立ち上がった。
鈍痛にのたうつ規則違反の赤シャツを着た陸士。
心配させやがって、と心の中で呟き、彼はヘリの外に出て行く。
貨物室からの出入り口である後部ハッチは閉まっている。緊急用と記載された側面ドアのノブを力強く回し、ドアを開ける。
機内同様、ぽっかりと闇へと誘うかのような夜の暗さが広がっている。
ライトを照らし、地面を確認してから彼はヘリから飛び降りる。
半長靴が地面を踏み、彼は島らしき地へと降り立った。
こんな感じだったら自然かつ彼らの恐怖心も倍増なのでは?
演習でも、いきなし不測事態対処入れられたら怖いのなんの……それが怪物相手なんて身の毛もよだつ。
むしろあの赤シャツが幹部じゃないかとも思ってんですけどね、拳銃持ってるし、
(拾っただけかもしんないけど)
48 :
なまえをいれてください:2005/10/15(土) 20:41:10 ID:fCxmM1Gl
今回の情報で判明した闇人の格好をした自衛官は一体「何」?・・・の妄想(これ長いよ)
【自衛官の視点】
自衛官が闇人を始末→闇人に擬装→何故?
その1:自衛官を油断させる→意味がない。敵として殺される>ハイ消えた
その2:闇人等を油断させる→当然の擬装。強襲・脱出が目的>〇
妄想A:闇人に擬装したら本当になった「闇人」自衛官
擬装したところ、闇人の服の呪い(黒い煙等)が体を徐々に蝕んだ
妄想B:闇人に擬装したまま殺害された「屍人」自衛官
擬装した状態で、屍人に殺害された
49 :
なまえをいれてください:2005/10/15(土) 20:42:28 ID:fCxmM1Gl
【屍人の視点】
屍人が自衛官を殺害→闇人の格好→何故?
その1:闇人に対する憧れ→他の屍人にはそういう傾向がない>ハイ消えた
その2:ある自衛官の性癖→または習性、あくまで個人的な物>〇
その3:闇人に支配される→闇人の擬装をして人間を襲う命令>〇
妄想C:生前から擬装が大好きな「屍人」自衛官
ある意味いちばん可能性が高いかな?
妄想D:闇人によって擬装をさせられた「屍人」自衛官
50 :
なまえをいれてください:2005/10/15(土) 20:43:54 ID:fCxmM1Gl
【闇人の視点】
闇人が自衛官を殺害→闇人の格好→何故?
その1:闇人であることの証明→人間を遥かに凌駕する知性と能力の持ち主が区別つかないの?>ハイ消えた
その2:島の風習で着装の義務→えぇと………うぅん…………なんて言うか……ありえないだろ>ハイ消えた
その3:屍人に擬装させている→闇人の擬装をして人間を襲う命令>〇
妄想D:闇人によって擬装をさせられた「屍人」自衛官
妄想A:闇人に擬装したら本当になった「闇人」自衛官
妄想B:闇人に擬装したまま殺害された「屍人」自衛官
妄想C:生前から擬装することが大好き「屍人」自衛官
妄想D:闇人によって擬装をさせられた「屍人」自衛官
さぁ、どれでしょう?
つづく
51 :
なまえをいれてください:2005/10/15(土) 22:15:11 ID:g7kSydm0
答え、妄想D:闇人によって擬装をさせられた「屍人」自衛官
【闇人の学習ノート】
人間が唯一の弱点「光」を所持→「光」の破壊と安全確実な殺害は困難
屍人は「光」に対し抵抗できる→人間は物理攻撃で抵抗することを認識
人間が「闇人」と「屍人」を見分けて攻撃方法を変えていることも認識
闇人がこの二者択一の攻撃方法を崩すには
その1>闇人の格好をした屍人→闇人には「光」を照射するという固定観念を利用し終日だまし討ちが可能
その2>屍人の格好をした闇人→ライトを点灯させたまま攻撃される可能性があるから夜なんか非常に危険
つうわけで1を採用
闇人(の格好をした屍人)を人間が発見→脳内は物理攻撃から「光」攻撃へ発想転換
人間が「光」で抵抗→闇人に効果無し…ん?→「光」→効果無し…え?→「光」→効果無し…は?→パニック!!
「お前、本当は屍人だったのかあぁぁぁぁ……ぐふっ」
ただし重要なのはここから
「光」が無効な「闇人」と呼べる自衛官の存在、それはつまり…
つづく
52 :
なまえをいれてください:2005/10/15(土) 23:18:00 ID:CzxMmcx9
答え、「闇人」なんていない
……あぁ待って、いたって正常です
つまり何が言いたいかっていうと、闇人は「闇」+「屍人」だってこと
それは以下の2点から推測できる
・今迄、闇人と呼ばれてきたいわゆる黒装束達に物理攻撃が有効な点
(「闇」に抵抗する唯一の手段は、「光」と公表しているにもかかわらず、ハゲのナイフ攻撃、銃撃が有効)
・そして「光」もまた有効である点
(発砲の際の光が有効、ただあれは銃撃による物理的なものと二重のダメージであるかもしれない)
すると導き出される答えは…
つづく
53 :
なまえをいれてください:2005/10/15(土) 23:28:53 ID:CzxMmcx9
答え、「闇」という独立したエネルギーが存在する
疲れたから続きはまた暇なとき書く
そうか
55 :
なまえをいれてください:2005/10/16(日) 00:47:14 ID:kiCHui9f
答え、「闇」という独立したエネルギーが存在する
「闇」の濃度が低、「闇人」へ擬装させるぐらいは可能
ほぼ屍人であり、だまし討ち、物理攻撃が中心、今回の自衛官
「闇」の濃度が中、「屍人」の精神を支配、耐久力UP
いわゆる真闇人、頭脳プレイ、今迄に登場した黒装束の島民達
「闇」の濃度が高、もう「闇」そのもの、幽霊の状態
PV最後の奴、幻視返し、チャンネルが合った途端に眼前に出現…もう想像つかない
だから「闇人」には2つの攻撃方法が有効となるのだろう
それは光と物理攻撃で「闇」を放出させることが目的
強い光にあたることで体内から「闇」が一気に放出、一撃に近い
ナイフで切り刻んだり、銃撃を受けたりする事で体内から徐々に「闇」が放出、かなりきつい
放出した「闇」が体内に戻る事で復活
つまり導き出される結論は
つづく
56 :
なまえをいれてください:2005/10/16(日) 00:59:08 ID:kiCHui9f
・「闇」を蓄積する事で「闇人」になる
可能性1:闇人に殺害された者が闇人になる
可能性2:屍人もいずれ闇人になる
可能性3:闇を受け入れる「器」をもつものだけが闇人になる
・自衛官の所持する銃火器は今作でやはり最強となる
同時に光と物理攻撃の2つの能力をあわせもつため、夜と暗がりに限って
闇人が「もどき」かどうかのを判別する必要がなく、二者択一の攻撃方法を完全無視する
>>48 >【自衛官の視点】
>自衛官が闇人を始末→闇人に擬装→何故?
>その1:自衛官を油断させる→意味がない。敵として殺される>ハイ消えた
その1:自衛官を油断させる→闇人研究の極秘任務がある為
何かダサいな^^;
58 :
なまえをいれてください:2005/10/16(日) 01:12:25 ID:kiCHui9f
・倒すべきはその「闇」まさに黒幕
人間<屍人<もどき<闇人<闇
「闇」の蓄積は「黄泉」からの夜見還り
59 :
なまえをいれてください:2005/10/16(日) 09:16:12 ID:x50Al/Nz
サイレントヒル4に近いかもな。
段々『闇』に侵蝕されていくんだよ。
で、一定の侵蝕度までいったら闇人になっちゃうんジャマイカ?
つーかなんで本スレでやったら駄目なんだ?
更に寂れるだけだろ、馬鹿じゃないのか?
61 :
なまえをいれてください:2005/10/16(日) 10:36:17 ID:E1hlA/Sv
いいんだよ、自己満足の世界だからね。興味持った人だけ立ち読みしてくれればいい
今回の情報でわいた新たな疑問
今作のテーマが神話的世界観であることから、夜見島にはおそらく「神の社」がある
今回の妄想による「夜見還り」を行なう者は、土着の島民で島の因習に縛られており
その何かを奉った「島の神」に対し強い信仰心を抱いていた者達だと思っていた
つまり生前からその「社」へ何度も「詣で」ていた者が闇人「夜見人」になるのだと…
そう思っていた……がしかし
土着の島民でない「闇人自衛官」の存在とその「闇人化」のスピードが速い点
いまだに「屍人」のままでいる島民が存在するという矛盾点が現れた
ただ後者は島への移住者である新参者である為「信仰心」がない、薄い者達という点で納得いく
当然「夜見還り」も行なわないだろう「屍人」のままでいるのだ
ということは、やはり「信仰心」が問題なのだろうか?…それはいわば「器」に近い
つづく
屍人
63 :
なまえをいれてください:2005/10/16(日) 10:43:25 ID:E1hlA/Sv
ここからはある種の偏見になってしまうがスマソ、この世界の事もよくわからない
古来日本人、特に旧日本軍の軍人には「天皇崇拝」と「神社信仰」という「信仰心」が当然の精神だった
現代にもそういった「天皇、神」への「信仰心」が強い人は多くいるが、特に軍事関係の方に多い気がしている
だからこそ、あの自衛官は日本人古来の「信仰心」、神を崇めるという行為が強く
島民でないにもかかわらず「夜見還り」を行っているのではないかと妄想に至った。つまり「器」の持ち主だった
するとここからわかることは
闇人化には「赤い水・赤い雨」との因果関係はない
プレイヤーキャラ、サブキャラ達には闇人になる素質「器」があり、「器」を持つものは「夜見還り」を行なう
いままで屍人でいた者、今でも屍人でいる者に闇人になる「器」はない「信仰心」がない。ずっと屍人のまま
>>61 電波搭を忘れてないか?ストーリーにはかなり重要らしいぞ?
>>63 いや、自衛官が信仰心強いとゆーのは都合が良すぎるような気がする。
でも妄想GJ!!
65 :
なまえをいれてください:2005/10/16(日) 11:25:41 ID:E1hlA/Sv
遅れた。本当にいいたい事は
そういった日本人としての「根源的」なものをもつ者は皆「闇人」になってしまうという絶望感
それはつまり、日本人(人間)の誰しもが「器」を秘めているわけで、
本来ならば、誰しもが「闇人」になってしまうということ。ある意味で「屍人」は新人類?
だからプレイ中に島内でなんらかの驚異、神がかりを体験すると
内に宿す何かが目覚めて、殺されてからやばいことになるかもよ…
ツッコミしかしてなくてスマソ。。
67 :
なまえをいれてください:2005/10/16(日) 11:41:45 ID:E1hlA/Sv
>>64 そうなんだよね。マテリアル60の鉄塔の画像がずっと気になっているんだけどさ
鉄塔の上に「何か」がいてそいつが降らす「赤い雨」もしくは「赤い光」に
天高く手を掲げて、「何か」を崇めている闇人達というのを想像したこともある
その「何か」ってのは、ケーブルを切断した際に体を傷つけた
「何か」の血で海が紅く染まる。その波に飲まれた者達が闇人になった
「何か」は高波と一緒に押し上げられ、いまだに鉄塔のテッペンに引っ掛かっている、あるいは天に…
電力が復旧したらあまりの苦痛からサイレンとして悲鳴を上げた
「何か」の血は雨として光として侵食をつづける…とかね
ただ「冥府へ連なる七つの門」と「闇」というキーワードの方ががより気になったからさ
68 :
なまえをいれてください:2005/10/16(日) 11:45:18 ID:E1hlA/Sv
>>66 いやいや全然かまわない。むしろ妄想を読んでくれてるだけでこっちが感謝
闇人ってやっぱもとは普通の人間なのか?
70 :
なまえをいれてください:2005/10/16(日) 16:24:06 ID:aFgqZAJ/
ぐだぐだ書いてきたから妄想の【まとめ】
「闇人」はあくまで「闇」+「人(屍人)」である。「闇」という独立したエネルギー体が存在する。
「闇人」は「夜見還り」で「闇」を蓄積する事で完成。しかしあくまで成長過程である。頂点は「闇」そのもの。
だからこそ今作では「闇人」にも種類があると公表したのだろう。
「夜見還り」は「神」に対する「信仰心」からおこなう。その強さによって個人差があり成長速度も変わる。
「神への畏れ」「信仰心」は全ての者に内在しているものであり、全ての者が「闇人」になる可能性がある。
今回の自衛官は「信仰心」が強い者であった。
ただもう1つの可能性として人間の持つ「恐れ・畏れ」という感情そのものが侵食を始めるのかもしれない。
死は必ずしも必要な要素ではなく、その者の心に宿す「おそれ」が大きくなることで「闇」が広がるのかも。
こうなるともう絶望そのもの生き残る術はない。ただしそれだと「そのまんま屍人」の存在意義がなくなる。
俺の妄想で最大の邪魔者がこの「屍人」なんだよな。どうもうまく繋がらない……orz
また信仰宗教か
72 :
なまえをいれてください:2005/10/16(日) 17:33:13 ID:aFgqZAJ/
>>71 うぅん……宗教色を強く書いたつもりはないんだけど…
日本には八百万の神が宿ってるっていうし、そういう精神で何事にも「信仰」が生まれるというか
日本人に内在する神々への「畏れ」というか、特に自然神に対する……ムズイ、誰か説明してくれorz
たとえばSIRENの世界では
夜見島海岸にいて、海の彼方から島を飲み込むだけの高波が迫ってくるのを見たら
その圧倒的な自然の驚異に対して抵抗することもかなわず傍観するしかないでしょ
まさに神のなせる業というか…そういうものに対し抱くのは「畏れ」と「絶望感」
その何度も繰り返される「神の御業」に対し心の「闇」がどんどん広がっていく「闇人化」していくと言うか……
………え?
そういうことか?
73 :
なまえをいれてください:2005/10/17(月) 01:07:40 ID:x1Mg3M+8
影の政府からの指令で、自衛隊の人型決戦兵器が
闇人と戦うストーリーをキボン
最後の敵は、巨大闇人となり、世界支配をもくろむ将軍様
74 :
なまえをいれてください:2005/10/17(月) 07:08:30 ID:ENGdaWnE
75 :
なまえをいれてください:2005/10/17(月) 10:58:07 ID:uHMaG6pl
2年の歳月を費やし、春海タンが対屍人軍事兵器として自衛官を引き連れ荒野に降り立ちます
唯一の生還者、春海タンの血が屍人を浄化する
76 :
なまえをいれてください:2005/10/17(月) 11:31:32 ID:O5wXhl5p
自衛官の所持する銃火器の弾薬には、対屍人用の特殊弾が含まれます
春海タンが生還して直後、事情聴取と精密検査を行い
彼女の証言から羽生田村の怪異を軍が認識
着衣の付着物を分析し身体検査を繰り返しました
証言から夜見島の怪事件も同一のものであると判断
自衛隊が屍人を壊滅させるべく夜見島へ向かいます
任務には春海タンの血から精製した特殊弾を使用
異界への突入方法も春海タンの証言から
数度の現地調査を行いあるひとつの確信(何かわからん)に至りました
現地へ到着し異界への突入も成功
屍人を殲滅すべく任務開始し次々と屍人を浄化
ですから序盤で屍人は全て姿を消します
ただ闇人の登場は予想だにしなかった誤算でした
自衛隊の登場はこんなぶっ飛んだ事も可能だから嫌なんだ…
自衛隊員の必殺技コマンド詳細きぼん
78 :
なまえをいれてください:2005/10/17(月) 21:08:11 ID:uGQFgysP
幻視でマップに点在する敵の状態を闇の濃度によって判別できるかも
視界良好→屍人、視界に影→闇人、視界真暗→闇
幻視中「うわっ暗い、まずは闇人一匹」って感じ
79 :
なまえをいれてください:2005/10/17(月) 21:15:43 ID:FrF0aCct
さんざんサードパーティの残虐表現を規制してるソニーが、どんな表現するか見物だな。
80 :
なまえをいれてください:2005/10/17(月) 22:15:08 ID:UMbJoIWO
宮迫が出る
81 :
なまえをいれてください:2005/10/18(火) 01:26:57 ID:TzOokgwF
暇だからチームSIRENが使用したかもしれないネタ2つ拾ってきた。
1つ目「赤い蝋燭と人形」 作者:小川未明
冷たい北の海に暮らす人魚が、人の心の美しさを知り
人間の暮らす町に赤子(娘)を産み落とします。
娘にだけは幸せになってほしいという願いからです。
その娘は蝋燭屋の老夫婦に拾われます。
娘は仕事を手伝うようになり、蝋燭に美しい絵を描きます。
そして娘の蝋燭には不思議な力が宿りました。
神社に供えた燃えさしの蝋燭を持っていると、(燃えさし:燃えのこり・カス)
海では決して遭難せず、どんな暴風雨でも転覆しなくなりました。
この噂はあっというまに広まり、蝋燭屋は大いに繁盛します。
老夫婦は味をしめ、娘に絵を描きつづけさせます。
ある日、南からやってきた香具師に「人魚は不吉」だと言われます。
香具師のその言葉と、見世物として大金が手に入るということから
老夫婦は娘を売ることにします。
82 :
なまえをいれてください:2005/10/18(火) 01:28:32 ID:TzOokgwF
娘は不安から蝋燭に絵が描けず、最後の一本をただ赤く塗りつぶしました。
娘が売られていく夜、その赤い蝋燭を買い求めて人魚の母が訪ねてきます。
老夫婦は不振に思いながらもその母に蝋燭を売ります。
その夜、海は荒れて大きな嵐が起こり、多くの船が呑み込まれました。
夜が明けても空は晴れることなく、闇に閉ざされたようでした。
それからというもの、神社に赤い蝋燭が灯る度に海は荒れ大嵐を起こし
災いをもたらし続けます。人々は幾度も恐怖に怯えたそうです。
そして暫くしてから町は滅び、あとかたもなく消えてしまいました。
…とさ。
83 :
なまえをいれてください:2005/10/18(火) 01:29:20 ID:TzOokgwF
以下SIREN2で既出の情報】
・遊覧船から妊婦が転落
・海岸に漂流した少女
・海底ケーブル切断前の大嵐
・闇に閉ざされた異界
・数度にわたり夜見島を呑み込んだ高波
・島民消失、町の廃墟化
・三上脩「人魚の涙」
・灯台の光、赤い光、サイレン
・もうひとりの自分(母娘?)
・狂気の島民による「誰か」の殺害映像
辞書検索:香具師→香具→香具山→天香具山→高天原→日本神話の天上世界
この辺使って、うまくあてはめて妄想してみてください。
つかえるのは最初と最後の部分ぐらいで、中盤は似たような情報がでてないから難しいな。
あともう1つあるので、また後ほど。
84 :
なまえをいれてください:2005/10/18(火) 01:34:45 ID:TzOokgwF
あぁ!!題名の「人魚」が「人形」になってるぅ
orz
85 :
なまえをいれてください:2005/10/18(火) 02:07:34 ID:hB0Es5Cw
うほっいい空想
86 :
なまえをいれてください:2005/10/18(火) 02:18:30 ID:TzOokgwF
もう1つ【鵜の浜人魚伝説】
これ書くの面倒くさいから、ググってね。
妄想だけ書く。ぜんぶ部分的にばらばら。今は矛盾だらけ
・若者と母親→夜見島島民である脩の父と母親
・ひとりの美しい娘→岸に流れ着いた黒髪の少女(PV第一弾)
・若者→灯台の見張り番で脩の父
・若者と娘→夜見島の若者と黒髪の娘が夜這い
・いいなづけ→写輪眼親父の縁談話「自分の好きにはさせん」脇の女(PV第三弾)
・海辺の村民→島民五、六人が人魚(黒髪の少女)を発見
・若者が海へ身投げ→脩の父が身投げ
それに絡んで三上脩「人魚の涙」切なく儚い…奇蹟を描く至高の恋愛小説
幼い頃見た父と母、もしくは誰かの儚い物語
脩の父と母は妄想100%、どれかが岸田でどれかが脩を抱きしめた女(IGN動画)
かもしれない。ここに島民による惨殺シーン (PV第一弾)を加えて更に
【赤い蝋燭と人魚】も組み込んで完成?
これらを無理なくつなげる作業がすごく面倒くさい。いつかやる。
87 :
なまえをいれてください:2005/10/18(火) 02:24:46 ID:TzOokgwF
ええと脩はシュウの事で…シュウの父と母親ってのはシュウの父と祖母って事で…
あぁもっと見直して書けよ俺…わかりづれぇなもう。orz
88 :
なまえをいれてください:2005/10/18(火) 02:30:14 ID:viHopRAv
規制してるソニーがお手本を見せる為、敵は全てやられると爆発するみたいですね。
>>76 舞台がアメリカなら、十分ゾンビ映画として作れそうな話だけどなぁw
確かにそんな非現実的な登場の仕方はイヤだ。。
>>83 >・遊覧船から妊婦が転落
>・数度にわたり夜見島を呑み込んだ高波
これは知らなかった。どこに載ってました??
90 :
なまえをいれてください:2005/10/18(火) 14:29:52 ID:QkOKuwvo
>>89 それですね、たしかファミ通に記載された情報らしいのですが…
又聞きでして、わたくし購読してないので実は本当かどうかわからんのです
混乱させてスマソ…orz、本スレなら誰か知ってるかも
91 :
なまえをいれてください:2005/10/18(火) 14:31:48 ID:QkOKuwvo
その本スレで屍人が噛むの噛まないだのやっていたから、その妄想…
まぁ、ありきたりのネタだが「狂犬病」。ゾンビっていったらやっぱりこれ。
SIRENマテリアル49で
「他にも、犬がパートナーとして新たに加わったり、辺りを様々な動物が徘徊していたり…」
って何かが徘徊しているそうだし、異界で咬まれたか、現代で咬まれたかはわからないけど…
もしかしたら現代で治療もされず、隔離されていたところ異界に飲み込まれたってオチかもね。
で発症したら死亡率100%にもかかわらず、異界にいるから死ぬこともできないってとこかな?
別名「恐水病」。夜見島は雨がよく降るみたいだし、ウィルスを持った屍人と動物の一定範囲を
轍や赤い水溜りで囲えば行動範囲を制限できる。だから発症者第1号がいた隔離病棟の付近
にしか出現しないということも可能。でも遊園地にもいたし…港付近にもいたし…動物が勢力
を拡大したのかな?それとも施設に近いのかな?
雨が降っても霧がでても出現できないから普段は建物の中にいるのかもしれない。
あぁ、あとウィルスが持ち込まれた経緯とか発生源は無視で。
29年以前〜29年前迄の妄想
(これはある方の話をかなり参考にして書いたもの。もとの話はそのまま使えそうです。)
一、夜見島では古来より岸田家の「巫女・神和」が「祭り事・政」を行なってきた。
(何らかの特殊な血筋。八尾に通ずるもの…まぁ不死とまではいかない)
巫女は生涯のうちで、女子をひとりだけ儲ける。能力も一子相伝。
先代の巫女が双子姉妹を出産→【禁忌1】島民混乱「不吉だ殺せ!」
一方は呪い子、一方は巫女。判断つかず継承式で神託が下るのを待つ。
二、13〜15歳(だいたいこんぐらい)に成長。姉の能力は非常に強く、妹の能力は弱かった。
妹は慈愛に溢れ慕われ、近年増えてきた夜見島への移住者との間に子を宿す。
本来は島の長が相手を決める→【禁忌2】島民暴動「はぁぁぁ?!」
巫女の可能性がある以上、堕胎させられず出産を容認。産まれたのは男子。
巫女の血がさらに穢れている→【禁忌3】島民狂気「父親を殺せ!」
島民達は父親を惨殺した後、妹と男子を夜見島の隅へ追いやる。
三、時が経ち巫女の継承式。夜見島の「社」には先代と姉のふたり。
神託で妹に巫女が継承される→姉の醜い心・野心を見抜いた。
姉が激昂して先代巫女を殺害→【禁忌4】島民扇動「妹が殺した!」
島民が暴徒化し妹の家へ押し寄せる。
危険を察知し妹は男子を夜見島から逃がす。妹は捕まり(とりあえず)牢獄へ。
四、まもなく継承式の失敗により、殺害された先代から妖気が溢れ出す。
次第に化物へと姿を変え、周囲にいた島民達とともに冥府(黄泉・夜見)へと落ちていく。
やがて夜見島はサイレンと共に高波に呑まれた。
母になんとか命を救われたシュウこと三上脩。
母への思いを胸に29年後の今、再び夜見島に帰ってきた。
だいたいPVで思い当たりそうな部分を組み込んでみたが、本当こういうのムズイな…
誰かうまいことやってくれ、ヨロシク!
>>92-93 おお!俺の妄想にかなり近い!ナイス妄想!
ついでに闇人と屍人の違いについても妄想してみてくれないか
まだやってんのか
97 :
なまえをいれてください:2005/10/19(水) 15:00:21 ID:kR7wEy3K
【最初に片付けなければならない子供達】
特に幼児期の子供を登場させることができない
・夜見島全体を異界へ呑込むのであれば絶対避けられない(村とは規模が違う)
・プレイヤーキャラとして「シュウ」ひとりを登場させるのが限界(しかも異界化前)
・呑込まれた時点で消滅させるか、異界化迄に夜見島の外へ全員脱出させなければいけない
しかし、これにはかなり無理がある。修学旅行・(逆)学童疎開・本島で検診…ありえない
島の全ての子供を残虐性がないように登場させる、考えられる一応の可能性
・全ての子供が闇人の巣窟「冥府・黄泉・夜見」にいる
・そこで稚児舞の舞手として巫女装束に身を包み「ラスボス」の周囲を取り囲んでいる
・「ま〜え〜ま〜え〜こ〜なぁぎ〜」って合唱中w
・もちろん敵としての対象ではない。だから闇人の黒装束でなく巫女装束
どっちにしろ攻撃することなくいずれ昇天させるか、浄化させないといけない
98 :
なまえをいれてください:2005/10/19(水) 15:29:37 ID:kR7wEy3K
【次に屍人と闇人の違い】これ本当にむずかしい
何度も書いたが、やっぱり一番初めに浮かんだのは土着者と移住者の違い
・屍人と闇人の格好があきらかに違う。生活感のある格好と黒装束(民族衣装?) である
・移住者が屍人になり、土着者が闇人になった
では何故、能力に違いがあるのか?
・夜見島の土着者の血が濃すぎる。もう近親相姦に近い
・相容れない立場。古来日本の精神主義と近代日本の物質主義みたいな…遊園地なんて要らんby土着者
夜見島への移住が盛んになった1970年頃の時代では特に?(幸福は物質から…↑)
その体質的な要素と精神的な要素の違いだと妄想している
特に後者が大きな能力の「差」を生じさせているのだと…
99 :
なまえをいれてください:2005/10/19(水) 15:32:23 ID:kR7wEy3K
つまり屍人は精神「信仰・畏れ」が死んだ状態。この手の話は俺も含めて敬遠しがちだが
日本人の「八百万の神」という万物信仰は各地の「祭礼・儀礼」にも残っているわけだし
日本人の最も根底に存在する精神だと思う。移住者はそれがなかったとまでは言わないが
土着者のそれがものすごく強かったのだということ。物質世界に溺れた者がいかに虚しい
末路(ゾンビ)を辿るかという戒め…俺こういう話得意じゃないからムズイ、伝わるかな…
闇人は一応化物だけど…人間を凌駕しているという部分である種の進化・神化?だからね
しかし、ここでの矛盾点と問題点は
「血縁」であれば、闇人自衛官の存在が説明できない(もと島民です。なんて都合よすぎ)
「信仰」であれば、あまりに繊細で微妙なものであり、腑に落ちない展開ばかり
100 :
なまえをいれてください:2005/10/19(水) 15:40:13 ID:kR7wEy3K
つまり言いたいことは、やはり「わかんねぇ」ってことです
全屍人→闇人って流れがあればこんな妄想は必要ないし、本当に楽なんだよ。
屍人と闇人には繋がりがないって言ってるけど、実は全屍人→闇人でしたなんてオチはやめてくれ
あと考えられるのは、ゲーム的に安易な妄想がひとつ
島の中心に「ラスボス」がいて、その中心から多重の円を描く感じ
エネルギーの強さが違うということ。中心から離れれば屍人になり、近づけば闇人になる
101 :
なまえをいれてください:2005/10/19(水) 15:47:24 ID:kR7wEy3K
先ほどの話を強引に続けると
【子供達が区別なく全員「冥府」にいるのは何故か?】
以下、日本での古くからの観念
・まだ世の中の穢れをしらない清浄な魂の持ち主。
・神霊が宿りやすく、あるいは神霊そのものである。神の依代である。
移住者・土着者双方の子供達であっても、より神に近い存在であるために
分類的には闇人だが、それ以上の存在で「ラスボス」の精神支配下にある
稚児舞では魂にエネルギーを戻す、蓄えるという意味合いもあるそうです
その為にずっと手元に置いているのだろう。
爆笑問題の番組でこういう世界の話をこの前やってた
そこであなたに内在する日本人の「畏れ」をチェック
一、ゴミ捨て場でない場所に、ゴミが大量に捨ててありました。
一、あなたも軽い気持ちで捨ててしまいました。
一、そのゴミを全て撤去して、小さな鳥居をたてました。(最近流行ってるらしい)
あなたは、そこに再びゴミを捨てられますか?
このチェックからわかる事は簡単に言えば
捨てる→屍人、捨てない→闇人
ってことです。どうやら俺は死んだら闇人になれそうです…orz
104 :
なまえをいれてください:2005/10/21(金) 16:22:14 ID:zraavbP2
【○○】←副題が思いつかん
夜見島は29年前の全島民消失事件から、立入禁止区域に指定されている。
しかし昨年、この奇異な事件を取り上げたテレビ番組が放送され、
多くの反響を呼び、設定を架空の島にして映画化される迄に至った。
そして今年に入り、いまだ熱は冷めやらず。
その奇異な事件が起きた島をひと目見たいとの声が数多く寄せられ、
島の周りをぐるりと1周する、船上からの夜見島ツアーが組まれた。
2005年、×月×日
16:00(晴)
様々な思いを秘めて、観光船「羽生丸」へ乗船していく人々
雑誌「アトランティス」編集者、「一樹守」も取材のために乗船
17:00(曇)
船が夜見島へ向けて出航
映画がアーカイブ扱いになればいいのにな。。
106 :
なまえをいれてください:2005/10/21(金) 16:25:46 ID:zraavbP2
18:00(雨)
夜見島近海にて、船の計器類・エンジンにトラブル発生
船長が救援を要請、遭難信号を発信
同時刻、遭難信号をキャッチし(海上?陸上?)自衛隊の(捜索?救難?)ヘリが羽生基地を離陸
19:00(嵐)
船の眼前に夜見島が突如として現れ、船が暗礁に乗り上げる
同時に乗客数名が海へ投げ出され、「一樹守」は船上から落下
負傷者多数、死亡者あり、生存した乗客達は錯乱状態で次々と下船を開始
20:00(嵐)―サイレン―
夜見島港に漂着し、大きなサイレンで目を覚ました「一樹守」
状況を把握できぬまま、夜見島の奥へと足を踏み入れる…(IGNの動画より)
自衛隊のヘリが夜見島で座礁した船を発見
災害派遣を本部へ要請、情報収集と状況把握のため着陸を試みたところ、大きなサイレン
計器異常、操縦が効かず、夜見島へ墜落、連絡が途絶える…(ここで一応ヘリの墜落をクリア)
一方、船内にいたはずの死亡者の姿が忽然と消えた…
107 :
なまえをいれてください:2005/10/21(金) 16:27:00 ID:zraavbP2
21:00(雨)
「“あの”夜見島で連絡が途絶えた」
そのただならぬ事態から武装した自衛隊員を夜見島へ派遣
……夜見島を徘徊する者あり(屍人)
22:00(曇)
自衛隊のヘリが到着、武装した隊員達が夜見島へ降下を開始
島をつつむ異様な空気を感じつつ座礁した観光船の船内を捜索
しかし、ひとの姿はどこにもなく、乗客の全員が消失
……!!
突如、外で悲鳴があがる
船内をとび出し隊員達が目にしたものは、観光船の乗客達が隊員を襲う姿
薬物中毒者のそれに似た乗客達の変容に、事態が飲込めず隊員達は混乱
ヘリに逃げ戻り異常事態を本部へ連絡…
……通信機器が破壊されている
次々と襲われる隊員達、統率は乱れ、クモの子を散らすかのように逃げ惑う
108 :
なまえをいれてください:2005/10/21(金) 16:28:43 ID:zraavbP2
23:00(黒)
ちりぢりになって逃げた隊員達、その大半が屍人の手にかかる
……草陰
息を殺し、身を潜める隊員がふたり
先ほどの事態が理解できないまま、隊長が若い隊員の背中を叩き、表へ押し出す
ふたりは決意し、ある行動を開始する…
それは通信手段の確保、夜見島中心に天高く聳え立つ「電波塔への到達」である
異形へとすり替わったかつての部下と仲間に銃口を向け、ふたつの影が闇へと消えていく…
00:00(闇)―サイレン―(二回目)
赤い海からサイレンが響き渡る
屍人となった乗客と隊員達は姿を消し、夜見島は完全に異界に呑まれる。
闇の中に浮かぶ多くの人影、29年前に消えた筈の彼らが帰ってきたのだ。
人としての生き残りをかけた絶望的な戦いが…、絶望への抗いが…、今はじまる。
ふぅ、疲れた。
他のキャラクターは、それぞれ何をしているかわかりません。
あまりに情報が少ないので書けません。ですから省略します。
隊員達の情報だけやたら多いので彼らを中心に妄想しました。
陸自、海自、災害派遣に詳しい人、細かく突っ込んでくれ、どこで何を使えばいいのか…
>>104-109 その妄想好き。ケド、なぜ自衛隊員が武装していったのか?そんな簡単に武装していけるのか?
という疑問が出るな。
>>108の自衛隊員は普通にカッコいい!
てか、自分ほんまがんばるなぁw
>>110 まぁ、せっかく1が立ててくれたスレだからな、やはりもったいない。
こうなったら、本当に俺ひとりの妄想で埋め尽くしてやる!…かもね。
自衛隊武装に関しては「夜見島」だから。
全島民消失事件が起きた「あの夜見島」だから。
羽生蛇村と同様の事件が起きた「その夜見島」だから。
くどく、春海タンの証言から裏付けある「この夜見島」だから。
妄想とは言ってもあまりぶっ飛んだ書込みはしないように
サイトや雑誌に載っているばらばらの情報を繋ぐ作業と
その為の多少の穴埋め作業に徹する事を心掛けています。
だから「こいつ頭おかしいんじゃねぇの」とあまり倦厭しないでくれ。orz
112 :
なまえをいれてください:2005/10/22(土) 11:30:47 ID:JNxrLleT
しまったあぁぁぁ!!サイレンもう一回鳴らすべきだったorz
初めに夜見島の呪いを解放しないといけないな、あれじゃ単なる異常気象だ
というわけで追加
2005年、×月×日
16:00(晴)―サイレン―(ここで一回目)
様々な思いを秘めて、観光船「羽生丸」へ乗船していく人々
雑誌「アトランティス」編集者、「一樹守」も取材のために乗船
一方、その頃夜見島では…
夜見島港の穏やかな波に揺れる一隻の漁船
帽子を目深にかぶり、工具を手に、夜見島にある(予備)発電所に向かう影がひとつ…
島の「命の灯」が消えてから29年間、一度も灯ることのなかった夜見島灯台
その灯台を見上げつつ、修理を始めた男
今日の夕刻、この夜見島にやってくる観光船の安全と
ツアー客を驚かすための演出として、灯台と一部の街灯に「命の灯・火」を灯すのだ
(この「灯」が主人公達の命を救う唯一の「灯」であって、闇人を生き返らせてしまった「灯」でもあるという深い意味)
こんな島を見学したいとは、なんとも奇特な連中がいるものだと呟きながら修理を続ける
113 :
なまえをいれてください:2005/10/22(土) 11:32:25 ID:JNxrLleT
……修理完了、汗を拭い、男が電源に手をかける
ガコン、鈍い音を立ててモーターが回る、発電所が命の火を燃やしはじめた…
ウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ……
突然灯台の灯りと共に、耳を劈くサイレンが鳴り響く
同時に地面が地鳴りをあげ、男は思わず外へとび出した
突如地面が激しく揺れだし、男は自力で立つことができない
そして何かに導かれるように、崖の下へまっ逆さまに落ちていった…
夜見島が胎動をはじめる
徐々に島全体を霧が覆い、気のせいか海が紅く染まっていく…(男の血が赤く染めるって意味でもある)
闇の中に灯った小さな光、この光を目指すかのごとく「一樹守」達は夜見島へ向かう
それは闇をかき消す救いの光か、それとも絶望に消えゆくともしびか…
男は漁師役の江戸さん?て言ったっけ?やはり、今作でも最初に死亡という重要な役割にしました。
さらに異界化のきっかけを作った張本人です。工具も携帯させたので、そこそこPVに忠実じゃないかと思うのだが…
しかし、こういうもの書き出すと、描写が細かくなってしまうんだなと気付いた今日この頃。
深夜00:00までにサイレンは三回鳴ります。徐々に異界化するという設定です。
1にこだわれば、可笑しい現象ですが、2でもその設定は同じだとは言い切れないので…
映画でもたしか三回鳴るんだよね。そうすると映画はネタばれか?
115 :
なまえをいれてください:2005/10/22(土) 15:05:50 ID:FCq/WHOU
>>111 島民が失踪しても、武装した自衛隊は行けない。
非武装の自衛隊なら話は解るけど。
自衛隊はあくまでヘリのトラブルでの着陸らしいから武装の理由に関しては
戦国自衛隊のようにたまたま武器弾薬輸送中に巻き込まれたって事なのでは?
>>115 ふ〜ん、そうなんだ。春海タンの証言でもダメか…じゃぁテロは?
どういった場合に武装が許可されるのかな?
>>117 本スレでも妄想スレでも、その意見は多いね。
でも、それだと同日の同時間に夜見島へ20名近くの大人数を
集結させる動機があまりに偶然に頼りすぎている気がしてさ…
悩んだ末、自衛隊を強制的に呼んでみたわけ…そうか、トラブルか…
じゃぁ、最初の自衛隊機を島に着陸させて、状況報告の通信中に発砲音を入れればいいのかな?
屍人に撃たれたという事で。
船の座礁と通信中の発砲音、連絡が途絶えたとなればテロと判断するかな?武装する?
銃器は「新要素」の「新機能」四枚目でも屍人が落としているし、猟銃だって何挺かあるだろ。
…てか、この推測はまずい、俺自身納得できん
щ(゚д゚щ)
妄想しようにもネタが完全に尽きたな、新情報まだかね
新要素の4枚目、三上脩が屍人と対峙しているのを愛犬の幻視で見るの図ぅ
これ姿は闇人っぽいけど街灯の下にいるから屍人だよな…防災頭巾被っているのか?
しかし俺こういうの好き
真暗闇の中に街灯がひとつ、その明かりの中に佇む人。さらに雨音があれば最高だね
こういうの見ていると飽きないし、なんかほっとして眠気を覚える。
それに屍人とわかっていても思わず声を掛けてしまいたくなる
「わたし、きぃれ〜いぃぃぃ!?」って古典的お化けの誘い方そのものだけど…
必ずなにかあるって期待してしまう。光って不思議やね
あの場面周りの様子が完全にわかるけど、俺としてはできれば何にも見えない程真暗にしてほしいな
妄想を読み返したが、いまいち伝わりづらいな
一樹守と自衛官は登場したけど、他キャラも登場済みですからね
脩と愛犬、市子、倉司他は観光船の乗客で下船した人達です
座礁したときの生存者が他キャラ(76年登場のキャラを一部除く)で死亡者が後に屍人になります
20:00の二回目のサイレンで死亡した乗客と修理男(漁師?)が屍人化
まず手始めに捜索にやってきたヘリの自衛官を始末します…って流れで続きます
さびしいなぁ、妄想はもうよそう…orz
125 :
なまえをいれてください:2005/10/26(水) 22:22:21 ID:2ppZZEeI
さて、本スレで動画の新情報が入ったわけだし、ひとりで盛り上がりますか…orz
とりあえず細部まで何度も見てみた。おかげで目がイテェよ
妄想はひとまず置いといて、見たものを「なるべく」忠実に書きます
126 :
なまえをいれてください:2005/10/26(水) 22:30:38 ID:2ppZZEeI
海岸の岩場にシュウと男が2人
(シュウだと断言したのは女を見上げた場面のシャツが全く同じだから。男は高確率で父親)
シュウの格好:白と青?のストライプのシャツ(大きな白の襟)、白のショートパンツ、白の靴下(太い横縞有?)
父親の格好:短髪、白のシャツ、白のパンツ
洋服の色についてはあくまで予測。すべてが白っぽく見える
シュウの背は父親の肩くらいある。シュウはたぶん小学校4年生
最初5歳くらいだと思っていたが…はずれた。これは後々説明
1、最初の場面で岩場を歩いているのもこの2人。奥にシュウ、手前に映っている後ろ姿が父親
2、開けた場所でシュウと父親が何かを見つける
3、人間の上腕。肉付きからして女性の可能性が高い→この女を仮にK田
シュウを見下ろすK田(若干冷徹さが見えたような)。K田を見上げるシュウ
127 :
なまえをいれてください:2005/10/26(水) 22:33:11 ID:2ppZZEeI
「シュウの父親殺される」
1、同じ形と色のパンツを穿いた血まみれの下半身が映る場面がある
2、パジャマ姿のシュウも現場に居合わせている(公式PVと同じ場面)→あの大腿部は「父親」だったか…またはずれた
3、シュウが突き飛ばされている?その後に部屋を飛び出す(ここは公式PVより)
4、犯人であろう人物の手が映っているが「あぁ、なんてことを…」ってアンビリーバボー感が読み取れる→恐らくK田
パジャマ姿のシュウとK田が逃げる(これは今までにも何度か見た)
128 :
なまえをいれてください:2005/10/26(水) 22:39:25 ID:2ppZZEeI
「日記をつける女」
部屋はマテリアル13(配置が若干違う)と同じ。82も怪しい
○月○日→日付不明
倉司の、お店の人達も、こんな私のこと
こうして、すべてを消し去り、この暮らしを
7月30日(土)
時々、急に不安になる。
ここでこうして暮らして
○月31日(日)→どう考えたって「7」だろ
彼女は、私と同じ。ただ
彼女にはあのままでいて欲し
目を覚ますよりも、深い眠
129 :
なまえをいれてください:2005/10/26(水) 22:40:38 ID:2ppZZEeI
○月1日(月)→「8」だろうけど字体が変だ、何にも合致しない
ぼんやりとした不安。
もう一人の私が、
○月○日→日付不明…つうか日付なし
○奈さんからの電話→「奈」っぽい
倉司は、黒子さんの→「黒」っぽい
○○○な○○を○い→この行ほとんどワカンネ
130 :
なまえをいれてください:2005/10/26(水) 22:50:14 ID:2ppZZEeI
「テレビニュース」
新宿区→うおぉぉぉ、>23はずれた。新宿ってそのまんまかい!
アパートで女性の変死体
阿部倉司容疑者(24)無職
マテリアル26はやはりこいつの物だろう
航行する漁船の中に阿部倉司らしき姿がある
変死体は日記をつけていた女性でほぼ間違いない。日記の内容からも阿部倉司と同棲していた模様
阿部倉司はおかげで指名手配犯。ただ真犯人は別の人物である可能性は残っている
131 :
なまえをいれてください:2005/10/26(水) 23:01:57 ID:2ppZZEeI
「四開新聞」
1976年(昭和51年) 8?月3?日(火?曜日) 夕刊
夜見島の集団失踪
海底ケーブル、切断される
観覧船から妊婦が転落
「社員証」
式会社 超科学研究所
号 00001044
名 一樹 守
属 超科研アトランティス編集部
132 :
なまえをいれてください:2005/10/26(水) 23:02:49 ID:2ppZZEeI
「誰かの作文?」
六月三日
くみち→くみちゃん?
きのうと
んのおと→だいぶ癖のある「ん」の字だな、「お」の下は「そ」か「と」→○○君のお父さん?
島のおそ→お外、お葬式?
「陸上自衛官身分証明」
記の者は陸上自衛官であ
証明する 「防衛庁」
ER IS MEMBER OF THE GR
133 :
なまえをいれてください:2005/10/26(水) 23:09:42 ID:2ppZZEeI
「最後の文字がたくさんでる場面」
虚無、予兆、喪失、代役、苦悶、崩壊、呪詛、殲滅、過去、疑惑、カモシカ学習帳(変なマーク付)、悪夢、消失
夜見島小学校4年1組、模倣体、悔根、奇憶(造語?)、○視感(○は読めん)、研究社、アトランティス、迷道、憎悪
このカモシカ学習長と夜見島小学校4年1組は「シュウ」のものだと推測。だからシュウは当時で9〜10歳
「その他」
船内?に銃を携帯した自衛官と一樹守。守は胡坐に近い左膝立てて左腕のっけた格好
なんか和やかムード?→一緒に夜見島に来た?船で?
とりあえず以上
>>133 既視感じゃ? デジャヴ。見てないからわからんが
135 :
なまえをいれてください:2005/10/26(水) 23:40:11 ID:N5giGr4f
>>134 おぉ!!それそれ。左が門構えっぽくて、右は外にはねた文字だった。
あの情報で当てるとはなかなかやりますな!俺が馬鹿なだけなんだけどねぇ…orz
「妄想タイムテーブル」1976年
女性の日記より(句読点がやたら多いな…何だ?精神的なものか?)
7月29日頃〜8月2日頃迄はアパートの女性は生存していた
8月2日頃、阿部倉司が女性を殺害し夜見島へ。内容から他の女性の影が…
8月3日(とすると水曜日だな)、海底ケーブル切断「四開新聞」より
どうも阿部倉司と女性も1976年の登場人物っぽいな
ただ当時「水のペットボトル」ってもうあったんだっけ?部屋の中にあるんだけど…
何気に飛躍してるこのスレいい!最初糞スレだと思ったが
次の妄想マダー?( ・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
でもなんで毎回ageるのかわからない
>>137 あぁ、それねぇ。おれ初心者なんでよく意味わかってないのよ。
スレたった時に皆がよくageてたから何となくさ。
ageるとどうなって、sageるとどうなるか初心者版読んでもよくわからないんだ
さて関連あるかわからんが
「羽生田村」
1976年(昭和51年)8月2日、土砂流災害
「夜見島」
四開新聞8月3日の夕刊の記事…てことは事件が起きたのは恐らく前日
朝刊でなく夕刊なのはただ間に合わなかったから
1976年(昭和51年)8月2日、海底ケーブル切断
同日か…やっぱり気になるな…
1976年(昭和51年)
6月3日(金)
【誰かの作文】
内容不明だがシュウのものだろう
7月30日(土)
【女性の日記(1)】
新宿区のアパート在住。もと夜見島の島民である可能性が高い。阿部倉司(24)と駆け落ち?
消し去りたい過去がある模様
7月31日(日)
【女性の日記(2)】
文面から友人というよりは姉妹の存在が窺える(一卵性双生児だろう。一つの卵子が二つに分かれる映像あり)
ある症状・能力が見え隠れしている(恐らく解離性同一性障害)
8月1日(月)
【女性の日記(3)】
文章が途切れる。もう一人の私とは自分の中の何かが目覚める不安か…姉妹の身に及ぶ危険か…
彼女が死亡したのはこの日だろう“変死体”が引っ掛かる(川辺)
【阿部倉司失踪】
倉司に電話。誰かに呼び出されたか、自分から会いに行ったか…目的地は夜見島?
とすると倉司も夜見島の島民であった可能性が高い。もう一人の私「姉・妹」に会いに行ったのか…
あるいは彼女が胸騒ぎを覚えて倉司を夜見島へ行かせたのかもしれない(双生児特有の理解しがたい能力)
8月2日(火)
【海底ケーブル切断】
自然災害ではなく人為的なものだとすると阿部倉司の仕業(長への怨恨)か?
「密談」
島の長(角刈り、左眼に眼帯、紺系の和服、腰帯は白色系、中肉中背)
長の娘(衿程の短髪、布製の髪飾り、白か桃色系の和服)この後何度も出てくる
謎の男(3名〜、覗かせる顔は非常に若い、気のせいか全員が同じ顔立ち、青系の雨合羽)
和式の部屋(中央に蝋燭←謎1、衝立、畳、襖)
長「自分の好きにはさせん!」
「襲撃」
ひとりの男が片手斧を左手に携帯(4名〜)
先頭に眼帯の長(長と男4名〜、奥の街灯は電球切れなのか消灯している←謎2)
謎1と謎2から既に海底ケーブルは切断されている可能性がある
しかし、謎1はあくまで部屋の雰囲気に合わせたものかもしれないけど…
【島民の集団失踪】
赤い海の高波に呑まれた?
8月3日(水)
【四開新聞】
夕刊で夜見島の海底ケーブル切断・夜見島の集団失踪の記事
捜査途中であるため、「消失」でなく「失踪」という言葉を使っているのだろう…何年だっけ?
なんかこのスレに書いてあることで別の小説とか出来そう
>>142 わざわざサンクス。
やっぱりそうだよな。子供の頃よく瓶で飲んでたもんな。
駅弁のお茶も焼き物だったような希ガス…80年代だったか?
あれ?「美味しんぼ」で読んだ記憶が自分のものになってるのか?
とすると、あの場面がますますわからなくなった。2005年…か?
>>144 サイト良く見ずにURL載せてしまったが、肝心の年代が書かれてなかったな。ごめ。。
妄想しようにも情報が多すぎて処理しきれないので、また気付いたことを詳細に書きます
【1:13〜14にかけてのノイズ画面】
自衛隊機のヘリの「ウインチ」ってやつ?浮き輪のようなもの(何か文字が書いてある)で誰かを吊り上げている
その浮き輪を背中の辺りにあてて両手で掴んでいる状態。白の半袖シャツ着ていてショートカットの…たぶん女性
浮き輪に掴まりながら俯いている。ん?この服装はもしかしたら制服かもしれない。女子中高生か?
正面にいるのは自衛官だろうけど非常に見づらい。その救助者にいくつもの手が群がっているシーン
その後の口を大きく開けている人物はおそらくヘリの操縦士か救助にあたった隊員
操縦士が耳にあてるやつ(通信機?)がちょっとずり落ちている
救助にあたる隊員もこれをつけるのだとしたら後者のほうが可能性が高い
非常に重要なシーンだと思うがやはり時代が見えない。1976年と2005年の救助装備の違いをしらないから
ただ妄想ネタとしても非常に大きい
【1:21〜22】
「もう一人の自分」鏡の正面に立っているシーン
誰か本スレで天使の輪って書いた人がいたが、あれ蛍光灯だろ。
【1:22〜26】
耳を塞いで逃走するシーン(上記の救助される女性がこの女性とよく似ている)
腰に手をあてている(威圧?)女子学生がぼんやりと登場する。顔は全く見えない。髪はロング
腰に手をあてている(高圧?)女子学生がぼんやりと登場する。顔は全く見えない。髪はお下げ
同じ人物かもしれないが髪型が微妙に違う気もする。これはよくわからない
【1:29】
夏服の自衛官(警察官?)が映る。白シャツで肩に黒い階級章がついている。見た感じかなりの年配
【2:56〜57】
たぶん阿部倉司(ニュースの写真に非常に近い)が壁板に手をついてうなだれている…ゲロ吐いている感じ
ファミ通のプロモ映像に出た「殲滅」って言葉が気になる。闇人にあてはまる言葉ではないし。
もしかして、あの二人の自衛隊員らが、脱出・闇人への攻撃のために行動するのでは?
それを匂わせる映像や情報もないわけではない。
随分前の「重火器や爆薬を扱える登場人物」という情報、
島に炭坑があること、炭坑内らしい場所で芋虫(?)闇人と戦う隊員の映像など、
もしかして、あの島にそびえる奇怪な塔や冥府へ連なる七つの門を爆破し、
闇人に致命的なダメージを与えるために炭坑内に残された掘削用の爆薬を入手に行ったのでは?
自衛隊員としての絶望への抗い。自分達にしかできない、闇人への決死の攻撃……だと凄く燃える。
なんか自衛隊員の生還は絶望的だな・・・、
それと、29年前らしき映像に出てくる眼帯の男の隣に座っていた和服の少女が、
あの隊員二人に追われている(?)映像もチラリと確認できました。
矢倉市子は彼女のことなのでは?
森の中で彼女は自衛隊員らに出会い、奇怪な服装(に彼女には見えた)の男達に驚き逃げ出してしまう。
「自分達以外に、それも民間人が!?」と安全確保のために彼女の後を追う隊員達。
そんな展開なのでは?
>>148 あっ、それ同じく気になってる。後で書くけど…
他には特に「代役、模倣体、呪詛」これらの文字がどう絡んでくるかだな
>>150 確かに踵を返して逃走するシーンはあるけど、自衛官の姿はわからなかったなぁ
最後のビックリ顔?憎悪?非常に判断に難しい表情しているのも彼女だろうな
というか久しぶりのカキコですね
>>151 どうもです。
踵を返して逃げ出す直前に、微かに赤いシャツと六四式小銃を手にした二人の姿らしきものが見えますよ。
あぁ、なるほどね。このシーン繋がっているとは思ってもみなかった
岸田?以外の全島民が既に死んでいるという固定観念があったものだから…
そうか、これは盲点だった。
追加【2:59】
眼鏡をはずした(無くした?こいつほとんど眼鏡かけてねぇじゃん)一樹守が何かに驚いているシーン
一樹守の奥にマテリアル35の女性がいる。彼女に多くの手が伸びてくるシーンがよくあるが、既に死んだ者と思っていた
少なくとも守に会うまでは無事のようだ。IGNの動画の最後(SIRENの文字が出る直前)で倒れている女性もこの人
あと何かの「海洋類」が一瞬映る。ただ確信がないのでどこかは伏せておく
しかしヘリのトラブルで島へ不時着したなら、あの映像でホイスト(あの輪っかです)を降ろして救助しているヘリは??
整備して故障を直し、再び離陸して救助しに来たのなら、パイロットは?
あの赤シャツ隊員、実はパイロット? でもフライトスーツ着ていないし……
誰が操縦しているんだろう?
謎が謎を呼びますね。
カッコエエw
クリアしたものはあのサイレンだった…という記憶と自信が一瞬でぶっ飛ぶなw
日本に限らず太古から古代にかけて神は蛇体であった
脱皮する姿が死と再生を、光輝く体が太陽を象徴する。などなど…
しめ縄は蛇の交尾している姿であるとか起源説においても色々用いられている…そうです
「神」は「蛇身(カミ)」:蛇の古代後は「カ(カ)」+「ミ」の意
「禊」は「身削ぎ」:脱皮して自身が蛇となり蛇身の妻となるの意
「鏡」は「蛇見(カカミ)」:身か見でその分野で色々と論議があるらしい「蛇を見る、蛇が見る」→「神を知るの意?」
「美しい少女の存在が破滅へと誘う」
夜見島には代々神事を司り、島の政を執り行ってきた家系がある…岸田家(仮)
岸田家の神事には残虐な儀式がいまだに残っている。生贄である(1と同じだな。ココから抜け出せねぇ)
夜見島に住むといわれる「蛇身(カミ)」に岸田家の長女?の命を捧げてきた…それは夜見島の安泰を願っての事
その「蛇身(神)」の妻になるべく女性は「禊(身削ぎ=脱皮)」をし、海に身を投げてきたのである
妄想屍人きめぇ
1976年某日、
再びあの残虐な神事が行なわれた。海に身を投げたのは「岸田百合(仮)」
決して生きては戻れない、深い深い海の底へと沈んでいった…
…はずだった
――夜見島海岸
岩場にシュウと父親のふたり。何かを見つける。
…人だ…女性?
まだ息があることを確認し、シュウと父親はひとまず家へ連れ帰ることにした
――岸田百合が意識を取り戻す
初めこそ恐怖に怯えていたが、シュウと父親の暖かさに触れ、徐々に平静さを取り戻す
自分の生い立ち、境遇、運命その他全てを隠さず話した岸田百合。父親は彼女をかくまう事を決意
シュウと父親はこの夜見島への移住者である。父親はそんな理不尽な儀式を許せなかったのだ
――海岸に岸田百合とシュウ
寂しい表情で遠くを見つめ、生きている事にどこか後ろめたさのようなものを感じさせる岸田百合
その表情を見上げ、幼いシュウはその真意がわからずにいた
疲れたからまた今度
>>159 なんだ、再ベスト買うの?
こんなスレ覗くとは暇ですね。本スレもさびれているからな…しょうがねぇか
【1:17】ピンクの走査線が上がっていくシーン
暗闇で蝋燭が灯っていて、何かバタバタしている
左下に「VHS」の表示がでる「音声・映像アーカイブ」か?
右上に「女性の顔」がその部分だけ歪んで映る。鏡台に映った顔?黒いネックレスしているような気がする
白いインナーに紺か黒か赤の服を羽織っている
自衛官が一緒?迷彩服だと思うのだが白い模様が点々として見える
最初誰かに蹴られているような気がする。後ろ姿?はお下げ髪だったような…自衛官が襲った?
何故こんな場面ビデオに収めてんだろう?
流石だな。普段目にする機会はないがこういう訓練を重ねてるんだな。いやぁ感服するよ。
しかしSIREN2に出てくる自衛官は誰一人メットを被らないのな(遊園地の屍人だけ真面目)
こういうのってどういう状況が考えられるの?メットを被る余裕すらない状況って…
ただゲーム的に顔を出した方がいいってことなのかね。だとしたら物凄く安易だ。
あとハゲと若造はキャラの切り替えができそうだね。
ハゲは自分で行動の全てを選択。若造は命令にしたがって屍人を撃って、ただひたすら付いて行くだけ。
あるいは頻繁に切り替えて、ふたりを交互に進めていく感じか。若造は屍人になったら、ただひたすら憑いて来るんだろうな…コワ
終了条件2によくあるタイムアタックはあれだ。ふたりの時計を合わせてカチッってやつ
二手に別れて夜見島小学校に到達。ちょうど3分後に同時に教室内へ突入…とか
でもこういう統率力っていうの?…あのSIRENの世界では不必要なものかもしれないね
ヘルメットは今までアーカイブやら動画やらで落ちてる所よく映るがなんかあるのかね。
自衛隊屍人・闇人の持つ小銃の弾はあのヘルメットと防弾チョッキでは止まらないんだよな。
どこの国のやつでもそんなもんだが。ただ打撃武器とかけん銃弾の防御ぐらいにはなるから
装着してたほうが良いと思うんだが。
屍人は銃器必要だろうけど、闇人は弾薬さえあればいいって感じだ。
投げるだけで軽く人体を貫通させてきそう。
昔テレビでガラスに向かって針を投げて貫通させてる人を見た事がある。
普通の箸を「箸手裏剣」とか言って投げて木の板に突き刺してるのを見たことがある
そんなMGSのボスキャラみたいな超人軍団出て来たら萎えるよ・・・、
久しぶりにIGNの動画見てみた。最近ハミ通のプロモを詳細に書く事と妄想しかしてなかったから…
…で見つけた。
Hint1
○○を○○○○○○たちの目を逃れ、
加奈日子探し出して合流してください。
新機能
シナリオ開始前に攻略の
ヒントを表示可能。
に被さっているので非常に見にくい。「加」と「日」は自信がない。
「日」の下の線が多少左にはみ出しているし、「加」は右が「おおざと」に見えなくもない。
アパートの女性の日記で「○奈さん」の字が見えたと上で書いた。
ただあれもあくまで予想なので確信はないが、もしそうだとしたら同じ人物だと思う。
あのヒント状況からすると初期ステージ。一樹守が起こした赤い服の女性の名前だろう。
誰か○を埋めてください。
加奈日子「を」が抜けてた…orz
>>164>>165 たぶん顔を見せたかったって理由はあると思いますね。
目深に被ると表情の判別難しいですし。
闇人(屍人?)襲撃時に待機中などでテッパチを脱いでいて、
慌てて武器のみを手に駆け出したって感じじゃないでしょうかね。
【追加】ハミ通の方
愛犬連れた盲目の作家には眉毛がない。
モミアゲの自衛官もボタンをかなり下まではずして、中に赤いシャツ(赤系)を着ている。
ジッパーだろ
>>173 そうなのか。恥ずかしい…orz
テッパチ(って言うんですね)脱いでいてこそ、仲間が屍人化しているかどうか
わかりそうなものだけど、屍人だと即決して撃っているようなあの躊躇のなさが恐ろしい。
いや、相対すれば屍人かどうかすぐわかるかもしれないけど…挙動が可笑しいからね。
遠目には判断難しいと思うのだが。どうなの?
>164
やべ、あれじゃタイムアタックにならねぇや。3分ジャストに突入だから遅くても早くてもダメだ。
確か、ゲームショウの最後に流れるPVで、
ヒロインが「ずっと私は、私と一つになってくれる人を探していた」とか言ってなかったか?
ヒロインが「常世の存在」なんじゃね?
「美しい少女の存在が、村に破滅を(ry」にしても、少女を巡って争いが起きた、
ではなく少女が滅ぼそうとする、みたいな。
闇というエネルギーはあるんじゃね?どういう人かは不明だけど、
それに包まれた人間が闇人になる
>>175 よくこんなもの見つけましたね。中国版妄想スレじゃないですか?
第二外国語は中国語だったけど、英語と同じだ全く身についてねぇ。全然ワケワカメ
>>176 なんか色んな感情が見え隠れするよな…あの女
彼女の幼少時代か?左手に何か持っている場面がある。
ケツが見えそうなぐらい短い紺のパンツ穿いている。
気のせいか所持している棒状のものは炎をまとった感じに見える。
幼い頃誰かを殺したか?
PV中で腕がいっぱい出てくる、赤みがかった空間が「冥府」?
1と違って神話的世界観と言うからには、
「人間が通常存在しない常世」よりは「現世以外の人間がよくいる空間」として「冥府」が存在するのやも。
「屍人」=常世の神々の力を得た人間。上位の神々への同化の前段階。
「闇人」=常世の神々の力を得れず、普通に死に絶え、冥府へと堕ちた人間。
自衛隊に関しては、確か前作で八尾の勢力は政界にまで及ぶとか書かれてるし・・。
常世について知識のある一部の人間が、自衛隊を送った可能性もあるな。
>>176 それって今SIRNE2のサイトで公開されてるムービー?
ヒロインってあれどう見ても29歳以上には見えない。
だけど、倒れてたって事は主人公みたいに島の外部からやって来た訳ではないな
いや、寧ろ
>>177だし・・・すまそ。
闇人の服装や装備が屍人と違って統一されてるのは知性がある証拠なのかも。
ただ、人間とはコミュニケーション取れなさそうだな。
う〜ん、俺も数々のクソ妄想を上で羅列させてきたけど…
最近はね、鏡が引っ掛かっているのよ。
女が「もう一人の自分」の場面で鏡の正面に突っ立っているシーンがあるけど…非常に気になる。
この世とあの世を結ぶ道具としてよく鏡が用いられるそうだし。
鏡は>158のような意味があるそうだから。
SIREN的に言えば今生と「夜見(黄泉)」とを結ぶ門になるのかな?
ある特殊な鏡があって、そこに姿を映すと肉体と霊体?(こういう話苦手)が分離
肉体が屍人として、霊体が闇人として、いやむしろ「闇」として世界をまたいで分離
二つの世界に同じ人物が存在するという…ムズカシイ展開。
つまりこの世に屍人、あの世に闇人っていう二つの自分が生まれるんジャマイカという風に最近思ってきたところ。
だからあのヒロインもある種の不完全体なんじゃないかと…
>>178 いやいや、ハミ通のプロモ映像です。俺は本スレで拾いました。
だから脳ミソ溶けたアホ屍人がいっぱい登場するんじゃないかと…精神がないからね。
しかしこの妄想だと屍人と闇人は一緒に出てこないという事態になってしまうな……こりゃないか?
でもこれだと、何故屍人のままでいる自衛官がいるのに、闇人になる自衛官も存在するのかという
屍人→闇人という過程の問題が省略できるし、全く別の存在という情報にも一応適合するんだけど…
(これ妄想書いていて毎回頭が痛くなった。二つの存在の製造方法の違いは本当に難しいのよ。)
それに一樹守がいる世界とハゲが闇人と闘っている世界はどうも違う感じがしてしょうがないんだよ。
>>178 自衛隊に関しては、確か前作で八尾の勢力は政界にまで及ぶとか書かれてるし・・。
それどこに書かれてたの?
>>182 ハゲが戦ってた赤っぽい荒野はいきなり現れたものの行けば誰でも入れるっていう感じの世界。一樹がいたのは隔絶されたって感じの方
>>183 攻略本の「村の警察、役所にまで及ぶ」ってのを拡大解釈っつうか勘違いしたんじゃない?
そういえば闇人にも、おぼろげな状態と実体を持ってる状態ってあるよな。
一体何で人間を襲うんだろう・・。
闇人と屍人ってどっちも「常世(冥府)の力を得た人間」で、
それぞれ、「光に弱い」と「不死」の特性を受け継いでいるのは多分本当だとして。
あ、それと宇理炎が「煉獄の炎」って言われる場合もあるけど、
「冥府」と「常世」とは別にさらに「煉獄」があるのかも。
もしあるとしたら、他の2界に比べたら人間には優しい空間かも。
>>183 マニアックスか攻略本。
>>169の「加奈日子」だけど…まぁ、まだそうと決まったわけじゃないんだけどね。
これ「カナヒコ」って読むでしょ?それで調べてみたんだけど
この「カナヒコ」というのは、若い頃の「カナサキの神」の名前なんだって。
「カナサキの神」は「住吉の神」と書きます。「住吉神社」は皆知ってるでしょ?そこの神様です。
で「住吉の神」はどういう神かって言うと
イザナギの神が黄泉の国から戻って禊をした時に誕生しました。
底筒男命、中筒男命、表筒男命の三柱の神様の総称で、「海の神」「禊・祓の神」だそうです。
ただ性別がわからない。たぶん男神だと思うんだけど…
あと住吉大社の巫女さんには特徴があるようで、頭に飾りをつけて舞うみたいです。
公式の歌で流れる「頭の飾りをうち振るい〜」のやつですね。
頭上に鏡を中心にして神木の松を掲げ、神使の白鷺を飾りつけるそうです…イメージが湧かない。だからよくワカラン。
恐らくあのヒロインがそのような物を付けて舞うのでしょう。これは以前からよく言われていたことだけどね。
>>181は「姿をとどめようとする世界」で世界の歪みとして解決出来そうな気がしてきた。二つの世界が繋がろうとしている…みたいな。
今は何気なく見ているが、鏡って物凄く神聖で神秘なものに思えてきた。
太古の時代であれば他人の姿は見えても、自分の姿…特に顔なんて
まず見る事なんてできなかったわけだし、それこそ水鏡しかない。
水面に自分の顔を覗き見て、もう一人の自分→もう一つの世界→あの世とこの世
→死の世界→黄泉というイメージの連鎖は当然の流れだと思う。
冥府へ「つ・ら・な・る」七つの門
この文字が出る直前、「闇に閉ざされし人」の文字が出た直後、鏡に手が連なって映るシーンがある
鏡を2枚向き合わせると起こる現象のやつ。これは冥府への入口が七つなのではなくて、七層ってことなのか?
方法・手段
1、最下層まで七回鏡を通る、鏡に姿を映す、鏡に光を当てる→その層が消失、などなど
2、SIRENが鳴るたびに上から一層ずつ夜見島へ迫り上がり、島と世界が同化していく。最終的に最下層と同化
3、水鏡を覗く。落水するたびに下層へ(理由は落ちる海の色が違うから。セーラー服は赤い海、盲目の作家は青い海)
しかし、これだと敵が七種存在するという事になるよな…世界が多すぎだ
全員を一斉に同じ世界に呼び寄せるのであれば2が楽だな。一層めで屍人化、三層めで闇人化…これ、ないな
1:51あたりで画面下に某所で闇文字と呼ばれている文字が一瞬出るぞ
重要かも
既出の内容ですね スマソ
こんとん に うごめく
こうざい に おわれ
にげおくれたものたちはふかいみなそこにもぐった
こんとんにうごめくものたちはひかりのこうざいにおわれちのうらがわへのがれた
SIREN3はPS3でやって、
都会が一気に赤い海になって欲しいな。
>>190 確かに、パジャマの子供の操作の時、海は普通に青いよな?
あれは怪異に飲み込まれる前だからって可能性もあるけど、海の色が変化するのもありうるな。
で、闇人ってもしかして赤い海の彼方からやってくる?
公式サイトのトップの闇人の絵、赤い海の上で大挙して存在してないか?
リアルタイムで周囲の海が真っ赤になったり、闇人が出現したら怖いなw
>>194 違う違う。シュウが嵐の中を歩いているのはIGNの動画
盲目の作家が落ちていくのはハミ通の特典DVDの動画(終盤2:59の辺り)
前者は児童。後者は成長した長身の青年(愛犬といる奴と着ているものが一緒だからそう判断した)
シュウと三上脩は同一人物ということでもう決定していいのかね
眼帯の親父が「自分の好きにはさせん!」と言っていると昔書いた事がある
でもこれは文章的におかしい。そこは「お前の〜」と言うべきだと思った
で聞きなおした。コマ送りにして何度も…そこで【訂正】「村民の好きにはさせん!」
標準の速度で聞くと「住民の〜」「自分の〜」と聞こえるのだが、遅くすると「村民の〜」に聞こえた
どういう事だ?あの親父達を土着者として考えていたことは間違いだったか?本当は移住者なのか?
最高の台詞は「羽生蛇の村民の好きにはさせん!」…やはりどこかで繋がっていて欲しいな
白シャツで紺の短パン娘が所持していたのは「草薙剣」ぽい
夜見島にはきっと「八咫鏡」もある。「夜蛇鏡」とかアレンジして。鏡はこの世とあの世を結ぶ門
だから「八坂瓊曲玉」もある。「あの女」が所持。あるいは体に埋め込んでいる。通行証みたいなもの
岩場でシュウと父親が見つける漂着した「あの女」の手の先に何か落ちている。これが「八坂瓊曲玉」」かもしれない
鏡を覗くたびに人格の陰と陽、正と負が入れ替わってもいい。入れ替わった人格は殺人だって余裕で行なう
でも神和(巫女)というキーワードから「呪詛」が妥当。ある時から「もう一人の自分」がこの世に姿を現してもいい
知らない間に「呪詛」で島民を次々と呪い殺し始める「あの女」
自分であって自分でないものが続ける犯行に「わたしじゃない!」といっても島民は聞く耳もたず
アパートの女性は前の「八坂瓊曲玉」の持ち主だったかもしれない。日記の内容からある「悔恨」を抱えている模様
以前に「呪詛」を行なっていて多くの人を呪い殺しているのではないかと…
もしかしたら、そういうものを一手に引き受ける集団、あるいは村が夜見島には存在するのかもしれない
で彼女はそれに耐え切れず阿部倉司と共に逃亡。そこで「代役」となったのが「あの女」
女性の日記とハミ通の動画から「加奈」(かな?くわな?)だと思う
三人は面識があり同じ島民である可能性が高い。阿部と一緒に逃亡し、自分にこんな「代役」を
与えたアパートの女性を「加奈」は許すことができず、激しい憎悪から彼女に対して「呪詛」を決行
自殺か他殺か…とにかく原因不明でアパートの女性が死亡。死因が特定できないのでメディアは変死体として発表
失踪した同居人、阿部倉司に容疑がかかり捜索開始
眼帯の親父達が「加奈」と村民を襲撃した際にどさくさに紛れて、あるいは後々何かをきっかけに鏡は割れる
途端に世界が歪み始める。光の三原色みたいに赤と青と緑に分かれる感じ。一つの世界が完全に分離
でもどの世界にも自分が存在する。「肉体の屍人」「幽体の闇人」「霊体の闇」(ほぼ全てのPVで必ず最後に出る奴)の三つ
この三つの体はある種の崩壊状態。だから自分の残りの体を捜して彷徨い続ける
しかし女だけは「八坂瓊曲玉」を所持しているので原形を留める。でも性格はどこかおかしい。情緒不安定?
【雑学のコーナー】
幽体は肉体と霊体の中間媒体だそうです。しかも物質的な性質を持つので触れる事も可能なのだとか…
だから「幽体の闇人」には物理攻撃も可能なんじゃないかと思うのだが…どう?
阿部倉司は自分の意志で犯罪を犯したのではなく
何らかの事件に巻き込まれ容疑者扱いされてるんだと思ってたがさすが妄想スレだ
一歩先をいってる
分離した世界、赤青緑を一つに戻せば天照が復活
世界を無限の光矢が射し貫く…なんて事ないただの太陽の光…いやぁ太陽って有難いね
あっ、今恩田姉妹の顔が浮かんだ
>>195 眼帯の親父の思惑と、親父が望まない「(村人?)の思惑」って何に関するどういう違いなんだろうな?
それは多分、島独自の因習に基づくものなんだろうけど。
動画で村人が黒っぽい服で座ってるシーンがあるけど、あれは闇人を真似てる=闇人を信仰しているって事なのかな。
で、ヒロインが常世の存在であれ、常世の物品の所持者であれ、
何で、「ずっと一緒になってくれる人を探してた」んだろう?
ずっと。っていうからにはSIREN的には何百年も待っていたげな気がw
人間を取り込む事は、常世の存在に取って、その性質を更に上位にする事になるのかな?
う〜ん、ムズイ
死者の扱いとか信仰とか?…いずれにせよ外部から持ち込まれるものはまず拒絶するよね
日本人ほど宗教に対して曖昧で寛大な民族はいないと言いながら、一部では物凄く排他的になるから
夜見島の島民達は本来であれば移住者そのものを拒絶したかったのだと思う
でも時代の趨勢に押し切られた感じで仕方なく受け入れざるをえなかったのだろうけど…
当然その背景には島民同士の意見の対立「受け入れるべきだ」「いや受け入れるべきでない」があったはず
結果として島内が分裂して、一つの村が二つに割れる事態もあったと十分考えられる
もちろんこの関係は1976年の事件直前まで続いていて、ある事がきっかけで限界点を超えたのではないかな…
一方の村民を殲滅させるぐらいの憎悪を抱く「何か」…その発端があの女かもしれないし、それはわからない
だから夜見島は一方で物凄く近代化した村がありながら、一方で物凄く古い因習や様式に縛られた村があると思う
完全に二極化していて、縛られた村はそれこそテレビも電話もない。たとえ病気に罹ろうとも絶対病院にいかない
重い病に罹れば死あるのみ。運命をただただ受け入れる人達という感じがする
動画で津波が押し寄せるシーンがあるが、移住者と共に暮らす村民達はそれこそ何らかの「予兆」があれば
救助隊を呼ぶくらいの事はするだろう。自分が助かる事だけを考えて救助に群がるはず
一方で縛られた村民達はそれもまた運命と捉えて(まぁ押し寄せる津波を傍観するだけということはないだろうけど)
島の地下なりに身を隠すぐらいの行動で済ますと思う。決して島の外へは出ようとしないはず
まぁ、これは極端な例かもしれないけど、要するに島民の内部対立は当然あったはずで、積もり積もってどちらかが
どちらかの村民を殲滅させてしまったのではないかという妄想です
自衛隊員と闇人の戦闘シーンで盛り上がるのはやっぱり、
ハイテク装備に身を包んだ自衛隊員という現実世界の規律の象徴と、
奇怪な古来よりの独自の因習によって生み出された、理屈の通じぬ怪物とのまさに
「陰と陽」のような構図だからじゃないかな、と思ったり。
>>204 う〜む、パッと見た感じSFですな。
自衛隊と闇人の死闘か…
いずれにしろSIREN2は楽しみです。
【気になる事、その一】
IGNの動画から一樹守は前日20:00の時間帯で既に武器を所持している
恐らく夜見島に上陸後、最初のステージのヒントであろうが、いずれにも「幻視」の使い方がない
つまり「幻視」が使用できる様になる完全な異界(あくまで無印が基準だけど)、そこに呑まれる前に数ステージこなさなければいけないという事である
動画で流れる順でゲームが進行するのであれば、深夜0:00を前に「屍人」と遭遇し戦闘を行なっているという事にもなる
もちろん「あの女」と出会うのも前日である
ということは深夜0:00を前にサイレンが既に何回か鳴っているという事?「屍人」を呼び寄せた一発目が何時かに鳴ったのか?
だから一樹守が夜見島港に漂着した時点で一回鳴っていると予想
>>106
【気になる事、その二】
SIREN2では無印の様に異界に呑まれる前から「幻視」が使える人物がいるのかな?
眼体の親父といい、格好を統一している男達といい、何か「幻視」能力を恐れている気がしないでもない
とにかく目を隠す事にやたらと神経を使って、誰が誰だか判らなくしているよう気が…でも隣の娘は普通だからなぁ
まぁ、いいや。強引に続けるけど、その恐れは「幻視」能力者の存在を知る夜見島の土着者達だから…
かつては「幻視」能力者を有していた村の村民達だから。移住者達は当然知りえない能力である。知らぬが仏
とすると、こちらの村民達は能力を失ったのかもしれないな。誰一人使える者がいなくなったというか
片方にしか「幻視」能力者が存在しなくなった。均衡が崩れた状態になるな…ということは単なる「嫉妬」か?
でもやっぱり精神がおかしくなるよな。こんな能力持っている奴がいるなんて知ったら
俺なんか「幻視」能力者の存在を知った日にゃ「プライバシーの侵害だ!俺のナニ見たろ!」って訴える
いまだに「発煙筒」の使い道がわからない。
「投げる」と「置く」の違いもわからない。だいたい一緒じゃないの?
「置く」には時間差的な使用方法でもあるのかな。
だいたい何に対して使うものなのかさえ…
矢倉市子がそれを見て近づいて来る。仲間の自衛官がやって来る。闇人の退路を塞ぐ。
最後のは自分で書いてて意味がわからん。ただなんとなく。
「発煙筒」は全ての自衛官が常備しているものなのですか?どう使うのですか?
うーん。演習の時に手榴弾と想定して使ったり、自分の位置を知らせる本来の用途で使ったりと普通はしてますけど……。
意外と開豁地なら相当遠くからでも見えますよ。
でもSIREN内では何の意味で使用しているのかは謎ですねぇ……。
もしかしたら、発煙筒を道しるべにして矢倉市子や仲間の隊員を無線で「来い」と呼んだら発煙筒を頼りにやってくるとか、
投げるコマンドは手榴弾とか石とかダイナマイトとか他のアイテムにも使用できるもので、発煙筒はわざわざ投げる必要のあるものでもないとか?
もしや狙撃手対策では?例えば突撃する際に敵の狙撃を受けないように
煙幕を張るとか・・・、
閃光手榴弾があれば闇人の口にねじ込んで爆発させれば倒せそうだけど・・・、
これじゃバイオだな。
屍人の聴覚は生きているそうだから、闇人と屍人に囲まれたら
閃光音響手榴弾があれば尚更よい
闇人はともかく、痛みに鈍感な屍人がスタングレネードの音で無力化されるかどうか疑問
また周囲の屍人を呼び込む危険性があるため使いにくいと思う
発炎筒ってただの車とかについてるやつだろ
そうそう俺の車にも付いている。一度だけ古くなったのを処分するために使ったんだけど…
結構長い時間使えるんだよな。庭で使ったものだから煙もあがってちょっとビビった。
近所のオバハンの目が気になって……っておい!字がちげぇよ!
でもあの白い軽トラにも付いているんだろうな。もしかしたら使用出来るかもね。
第一普通の隊員が特殊音響閃光弾なんて持ち歩かないしなww
おっ、その辺詳しいの?
この妄想スレ元自衛官の方とか知識のある人が多いんだよね。
さっき、この前テレビでやった「踊る2」を見ててSATだかSITだかが使っているのを見たからさ…
俺の中でSIRENに登場する自衛官達は特殊な気がしたからさ。
>>216さっさと退官しちゃったのでただのマニアさんとあんまり変わらないけどねw
あの手榴弾はゲリ・コマ等が篭城した建物に突入する作戦等で持っていくくらい。
あと「踊る2」のSATの隊長?が持ってた馬鹿でかい無線機には笑ったw
もし万が一にも無印と2に接点があるのだとしたら(無いとは言いつつ、あのチームはやると思うんだよなぁ)
幻視という特殊能力を持つ者が、神代家以外にも多く存在するという設定はまず作らないと思う
そこで妄想と願望。無印で登場した先代の神代美耶子は実は三人姉妹だった(長女と次女の生まれ年と次女の名前は適当)
長女:神代佐矢子1956年生まれ→亜矢子、美耶子の母
次女:神代美奈子1959年生まれ→逃亡(夜見島へ漂着)か養子縁組、いろんな意味で不要、戸籍もなし、無印では完全消去
三女:神代美耶子1962年生まれ→儀式失敗、異界へ
つまりヒロインは神代家の次女。1976年で17歳ぐらいか?
「加奈日子」→本当は「加奈白子」→「加」奈「白」子→「神」○「代」○(ここまでやるとちょっとやり過ぎだな)
あの男達は是非、羽生蛇からの追っ手であってほしい……漠然と羽生蛇村と夜見島は地理的に近そうな気がするし
同日、同時刻の大規模地震と大津波
「赤い海からサイレンが響き渡る」とあるし、羽生蛇のサイレンが夜見島まで………届かないよな
パジャマ姿の子供って、よく考えてみると廃墟の島にいるなんてありえないよな?
もしかして、29年前の人間?
そしたら、それと親しいヒロインも29年前の人間なんだろうな。
>>218 「赤い海」と「サイレン」はそれぞれ神の血と神の鳴き声だったよな?
堕辰子と同じように、2の赤い海とサイレンも「夜見島の神」の血となき声なのかな。
神代美奈子がもしいるとして、それは神の呪いを受けた特別な人間だから、
堕辰子ではなく「夜見島の神」の生贄になったってのはありえるよな。
>>217 退官を決めたとはいえまだ辞めてないですけど……
でも珍しい進路を歩んだんで一般の隊員じゃできない体験をたくさんしましたよ。
幹部でもないのに拳銃や機関けん銃を撃ったり近接戦闘の訓練に参加したり。
どうでもいい話ですがSIREN2のプロモを見てゲームとかに興味がない上官がやってみたいってこないだ言ってますた。
スレ違いスマソ
>>220 自衛官で小説家を目指す隊員ってのも珍しいものですな。
近接戦闘の訓練もしたとは良い経験ですな。
某スレで機関拳銃の反動の強さを知った時は驚きましたよ。
そんなに反動あるものなんですね。
SIREN2でもスキンヘッドの自衛官が9ミリ機関拳銃みたいなものを撃ってるけど、もし他のキャラが使用するとしたらあまりにも反動が強すぎて弾の命中率が下がる…ってことになったりするかも?
>>209 ああ違う違う。
>>215書いたのは俺なんだけどだけど自分自身のこと言ったの。紛らわしい文でスマソ
>>220 へぇ〜現役自衛官の方の私生活を覗いた気がして一番の収穫かも。
訓練中以外は普通なんですね…当然か。画面を後ろから覗き込む上官もなかなかw
>>219 嵐の中を歩くパジャマは「シュウ」で、あれは29年前の事件直前・直後だと予想されています。
盲目の作家「三上脩」が「シュウ」の29年後の姿だとも言われています。俺的には微妙。
ようするに「シュウ」は29年前の「惨劇の夜」を、事件の発端を知る重要なステージをプレイするのだという事です。
何かをきっかけにフラッシュバックした「三上脩」の「過去幻視」とも考えられるけど、あんなにはっきりは見えないだろう。
あとねぇ、俺的には「シュウ」は父親とふたりでたまたま夜見島観光に来ていたのではないかと…
それは夜中に海岸をふたりで歩いていたり「星を見る会?」、格好が若干おめかししている様な気がしたから。
俺が子供の頃、旅行へ行った時に着ていた服によく似ているんだよなぁ。
じゃぁ母親はどうしたの?あの女は若すぎだし、姉貴でもなさそうだし。
ただ、あの女の行動を見ていると「姑獲鳥」を思い出す。
>>221 夜見島でもし隊員が9ミリ機関けん銃を手に入れたらやること。
1,機関けん銃の弾倉を抜く。
2,弾倉から弾を抜く。
3,抜いた弾を9ミリ拳銃の弾倉に入れ替える。
4,9ミリ機関けん銃の部品を適当に抜き、安全装置をかけて捨てておく。
(闇人が拾っても、この銃の安全装置は特殊な解除の仕方なのですぐにはわかんないだろうし、部品抜いておけば弾こめていざ撃とうとしたとき撃発しない。最悪暴発して闇人ダメージ)
ただ、他の一般人の生存者が拾うと極めて危険なので、拾う可能性の低そうな時のみかな。
薬室への初弾の装填の仕方も89式小銃などのアサルトライフルとは違うし、素人が扱うのは冗談抜きで危険。
一樹守が見てくれだけで「サブマシンガンだやった!」なんて拾うと多分、怪我するか岸田百合を誤射する可能性大。
>>225 誤解でした。すみません……。
退官を前にちょっと神経質になってたんです。
更にどうでもいい話なんですが、また違う上官やら先輩やらがやってきてプロモを見て口々に、
「おいおい。六四をこんな連射したら弾詰まり起こすぞ」
「おー。銃格(銃での打撃攻撃)かぁ。ようできとる」
「銃剣(コンバットナイフ)は斬るより刺すもんだぞ」
「元1だおー士長、これいつ発売?」
「2月9日だそうです」
「へー。満期金出たら買お」
意外な盛り上がりですた。
>>227いえいえ。
俺も64はもっと指切り点射したほうが良いと思った。銃剣についても同感
ただ闇人は元は自衛隊員だったやつが多そうなので機関けん銃の操作については分かっちゃうかも
>>227 310さんの「自衛隊」取材の努力が報われたわけですな。
現役の方からするとおかしな点も多々あるのでしょうけど…
でもあの部分はSIRENの本質ではないからなぁ。
前もって無印の「どうあがいても絶望」を体験してもらったほうがいいかと…
専門用語が飛び交う中でみんなでプレイするのってなんか見てて楽しそうだな。
射撃でしくじるとそこら中から突っ込まれそうでw上官ならなおさらw
>>228 難易度設定はあるし無印のムズさも保証済みだろうから、その上を行く超HARDでは究極まで行っていいと思う。
闇人自衛官達によるトラップ、陽動とか、屍人を囮になんでもやってきそうだし、あっというまに蜂の巣だろうな。
「あがくことすら許されない絶望」新たな話題作りになるでしょ。このご時世クリア不可能な難易度って…それが新たなSIRENブランド
あっそうか。難易度設定に「難」クリア→「絶望」が出ればいいのかな?
いかに潔く美しく死ぬか。死に場所を見つけるか………何かいろんな意味で問題だ。
>>227 ほほぅ、やはり現役の自衛官の方々からも注目されているようですな。
いろいろツッコミどころがありそうな感じだけど、それはそれで。
これはSIREN2っていうホラーゲーム。
余談だけどこのスレ、軍板や自衛隊板に雰囲気が似てるなぁ…。
え!そりゃまずい。方向修正しようにも既にネタ切れ。妄想もあれはあれで重労働。
これが…これが侵食か!俺の中でどうあがいても絶望!
あ、別に迷惑していませんよ。本スレはすぐ退去させられるような雰囲気になりますけど…
屋内と屋外を問わず、たとえ雨が降っていても飛んでいるあの白い虫(蛾)は一体何?
無印では屍人になるとクリオネが見えたけど、2では闇人になると何が見えるんだろう。
俺は蛍がいいなぁ。儚い光が幻想的でよい。あれぐらいの発光なら闇人も大丈夫だろう。
「火垂る・火照る」だと夜見島を浮遊する島民達の霊魂みたいだけど「星垂る」だと「宇理炎」みたいに何か武器っぽい
炎多留?
2のテーマが神話的世界観だからね。日本神話が書かれた日本書紀にも「ほたる」は登場するそうだし…
>233は「ほたる」の名前の由来として可能性が高い三つだそうです。他にも色々当て字ができそう。
例えば「星多流」う〜んロマンチック!
でも実は地球に降り注ぐ「隕石群」だったりして…夜見島を呑み込む大津波も起こせそうだ。
青白い流星が天から降り注ぐ……ん?どこかで見た希ガス…
あっ「宇理炎」そのものだ。
闇人の唯一の弱点である懐中電灯が壊れても電池が切れても、この新たな神の兵器「ほたる」があればもう大丈夫。
灯りが消える事は絶対ない。火種はそこら中を浮遊する魂だから。
この「ほたる」を構えて「みんな、オラに元気をわけてくれ!」と二言ハッスルハッスルと
「ほたる」が浮遊する魂を集約。巨大な光の塊「源気魂」が闇人に向かって放たれる。
死んでいった人達も、こういった形で一矢報いればきっと浮かばれる事だろう。
死者は全員が屍人か闇人になるから「魂」なんかねぇよって突っ込みはナシよ。
なんかありそで笑炎
またひとりか…寂しいのぉ
再び「加奈日子か那奈日子」の妄想だけど、「日子」で検索かけると色んな神様がいるのね。
とすると名前は「日子」であっているということか?神そのものか神に関わる存在である可能性は高そうだし。
ただこの「日子」は男神の名前によく「彦」という字で用いられるそうです。
異界(冥府)であいつが服を脱ごうとするシーンがある。当然ながら色んな期待と妄想で俺のナニが(ry
と思っていたわけですが……ということはいざ蓋(胸元)を開けてみたら?
「ちょwwwおまwwwええぇ!!胸ないじゃねぇか、なんだよ男かよ!」orz
って展開が待っているかも。以上くだらない妄想でした。
ヤミピカリャーって何なのよ!?UMAだって?
気になったからひとりで妄想。恐らく動画の【0:50】に一瞬映る魚類の事だと思う。
まぁ「ピカ」で最初に想像するのは「雷(かみなり)」だけど「神鳴」とも書くからねぇ…
という事は今回の神役はヤミピカリャーなのか?一応「神が(ヤミピカリャー)鳴く(サイレン)」と捉えられるし、
こいつが海洋類であれば当然サイレンは「赤い海から響き渡る」からね。
でも「雷(いかづち)」と読む場合は「イカ:厳(怒)の義、ヅ:助詞、チ:大蛇系の化物(オロチ、ミヅチ等)」だから、
魚類だけど大蛇のような…つまりは「レヴィアタン(七つ首)」みたいな奴って事か?
ただ「八岐大蛇(八つ首)」ではないと思うんだよな。それは「冥府へ連なる七つの門」の「七」が引っ掛かるから。
最初に考えたのは黄泉にいるイザナミの体の雷神だったけど、あれも数は「八」だからなぁ…
説明は省くけど「黄泉の国」は実際は地下ではなく、坂の上・山の上にあるそうだ。
となると最終目的地点はやはりあの「天高くそびえる鉄塔」になるな。島にある「七つ」のものの解放・破壊…
海底ケーブル切断もあるしやっぱり電気関係だよね。それによってヤミピカリャーが降臨するのか?
まぁいいや、今回はこのへんでやめとこ。
そういや羽生蛇村には「理尾や丹」の伝承があったな。「光柱現象」と共に現れるんだっけ?
ただ堕辰子と八尾に関連する現象だった気がするのだが…実際は夜見島で起きた現象として使えそう。
羽生蛇村は海に近いような気もするし、天気が良い日は高台から見えそうだ…と妄想。
あと無印の「木花咲耶姫伝承」も羽生蛇村と夜見島の間の縁談としてそのまま使えそうだ。
>>241 羽生蛇村は三方を山に囲まれた内陸に位置する村だが。
色んな意味で。・゚・(つД`)・゚・。
244 :
なまえをいれてください:2005/11/09(水) 17:22:42 ID:wcF1lLm/
やっぱ1も2も話はつながっているんですよね?
何も関係なくて類似した出来事だったら嫌だな。
ちょwwww私じゃないwwwwwwwwwwww
1と同じような世界観を再び作り上げるには多少のネタの使いまわしは止むを得ずというところでしょう。
それに羽生蛇と夜見島の村民消失を1976年で一致させる事に開発者が何かこだわっているようだし。
日記の内容
>>128-129と四開新聞の日付
>>131から推測するに事件の発生日も8月2日(火)という点で同じだからね。
世界観へのこだわりとネタの共有を考えた場合、二つの事件をどこかで繋げないとやはり成立しないんじゃないかな…
ここまでの一致で全くの別物、繋がりは微塵もないという事であれば、正直なところ俺は馬鹿にされているとさえ感じる。
「その意味のないこだわりは一体何?誰かの誕生日なの?」ってね。それは絶対ないと願いたい。
と言ってみたところで夜見島の8月2日(火)に関しては現時点では妄想に過ぎないんだけどさ。
【訂正】四開新聞の8月3日は「水曜日」
暇だったから「〜失踪」の下の記事の読める部分だけ…意味不明(右から縦読み)
寺開視転ド送ク5り故る運パ自とを物た校べか夜三
生及覚○ラ事シ支かをも転|動こ発置っ舎約ら見十
○び○○イ故|○○○の○○車○見○○○○○○○
ぎゃあああぁぁぁぁぁ!!読みにくいぃぃぃ!!orz
とりあえず端っこから並び替え。
三十○ 夜見○(島) から○ (の)べ約○ 校舎○ たっ○ 物置○ を発見
とこ○ 自動車 パー○ 運転○ るもの (事)故を○ りか○ 5支
(タ)クシー (放)送事故 ドライ(バー) 転○○ 視覚○ 開及び 寺生○
()中は予想
おぉ!すばらしい。非常に読みやすいです…でも何のことかサッパリですな。
もし二つの事件に密接な繋がりがあるのだとすれば…の妄想
1976年8月2日、羽生蛇(地震)→夜見島(津波?)
2003年8月2日、羽生蛇(地震)→2年のタイムラグ→2005年8月2日、夜見島(津波?)
1976年に適わなくて2003年に適った事…羽生蛇から夜見島への呪いの伝播を阻んだ人物…須田と……春海の唯一の生還劇…
あの二つ。特に後者は偶然でなくて必然だった?最初から堕辰子・八尾の筋書き通り?舞台をもう一つ用意していた…
2003年、異界から脱出する際に春海に呪いをかける(PVで登場する下半身は今でも春海だと思っている。どうも精神障害・PTSDみたいだし)
二年間の空白は春海の精神的・身体的なもの。回復に至るまでに二年費やしたという事。
2005年、呪いを背負った中学生の春海が夜見島に上陸。再びサイレンが鳴り響く…
だめだ頭痛い。問題点多すぎだし腑に落ちない事ばかりだ。前言撤回もう別物で結構です。
頭の中で一応の整理がついた
八尾は堕辰子が須田によって討たれる事を「予兆」していた。
延々とループし続けるという点に注視すれば、ある種の情報の共有(過去の八尾へ⇔未来の八尾へ)で「確信」になるかな?
ループの中で、あるいはループから外れて、確実にひとりの八尾が現在「奈落(黄泉・夜見)」にいる。
「ずっと待ってた(る)…」状態。
須田によって堕辰子が討たれたいま、八尾自身にかけられた呪いを解くためには儀式以外の方法が必要。
八尾が自身の実を捧げるときに祈った堕辰子よりも上位の存在…ヤミピカリャー?
水鏡に別の出口があれば夜見島に出入りする事も可能だった?八尾は事前準備をしていた。堕辰子に見切りをつけていた。
それには神代家の人間がひとり夜見島にいれば楽だろう。
>>218 (ゲーム的に幻視の能力を夜見島に持ち込む口実)
でもこれは絶対に必要な要素ではなさそう。八尾ひとりがいれば幻視は可能だからね。
(あ!でも堕辰子がいないと使えないか…まぁいいや。あれ?ループの最中だから生きている…から可能なのか?ムズイ)
夜見島の誰かに狙いを絞り「洗脳」したり、鏡を通して支配下に置くことでもいいかも。あまり面白くないけど…
八尾の描いたシナリオ
1976年の時点で三隅群のついでに津波で夜見島を潰しておく(わかるかな?2003年では間に合わない…等々)
2003年に予定通り須田恭也に堕辰子を始末させる
四方田春海をひとり生還させる(呪いの伝播)→舞台を堕辰子より上位の存在(ヤミピカリャー?)がいる夜見島へ移す
八尾自身も奈落「夜見」へ落ちていく→体はボロボロなのでやはり代行人が必要か?
本来はすぐにでも春海を夜見島へ呼び寄せる必要があったが製作の都合で二年後
という事は八尾の復活劇(というか彼女は死を望んでいるんだよな)に用意された役者は
2のキャラクター(一樹守ほか)、夜見島の元島民達(闇人・屍人)、ヤミピカリャー、四方田春海、という事になるけど…
そうなるともう八尾は神そのもの。全てが八尾の手の平で転がされている状態だねこりゃ。
わからない事
四方田春海にかけられた呪いの種類(正直、春海は必要ない気もする…生還させた事に意味を持たせるなら…これかなぁ)
どういう手段で八尾の呪いが解けるのか。一体何を考えているのか。
なんで俺はこんなに必死なのかw
という事でSIRENの世界はシリーズを通して八尾の呪い一本に絞ればいいんじゃないかな
八尾の異形の姿、成れの果てが実は堕辰子で(神代家の誰かも子役に)、何作目かの主人公によって684年に送り返される
その神代家子役をアホ八尾が食す。堕辰子八尾の叫び再び「サイレン」鳴動
八尾堕辰子「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!またル――――――――プッ、再・突・入ぅぅぅ!!」(゚∀゚)アヒャ アヒャヒャ
つまり子を食われた事への怒りではなくて、もういい加減にしてくれと…
自分自身に対する失望と嘆き…私ってバッカじゃねぇの!って
そういう感じでまとめればいいかと思う。もうスケール大きすぎ、壮大過ぎて理解不能。
でもそれがSIRENの醍醐味「ウロボロス」
だから決して呪いは八尾ひとりのものではなく、関わる者全てに与えられた地獄……そしてあなたも
今日は終わり
被災地で自衛隊のヘリに発見され救出された春海。
彼女は身寄りが無かったため自衛隊員の子供になる事に。
春海は被災による相当のショックを受けたようで、
どうも精神が安定せずほとんど喋る事は無かった。
しばらくして春海は親の自衛隊員と話をするようになった。
しかし彼女が話す内容は恐い妄想話ばかりだった。
そのせいか、自衛隊員本人までもが毎晩悪夢を見るようになってしまった。
赤い海から伸びる無数の手に引っ張られる春海。
それを助けようとする迷彩服姿の自分…。
嫌な予感がするものの、彼はヘリによる武器の輸送任務に就く事になった。
輸送日は8月2日。偶然にも2年前に春海を救出した日だった。
>>257 ヤヴァイ。
そのシナリオ凄くいいです!
で、不真面目な赤シャツ隊員のことを嫌っていたが、怪異の中で互いを信頼しあい、
最後は「この子を頼む!」と子供(シュウ?)を託し、無数の手に引きずり込まれていくとか……
「余所者の好きにはさせん」と闇人。
「てめえらの好きにはさせねえ!」彼の残した六四式自動小銃を手に、
一樹ら生存者を脱出させるため、異界に取り残されるのを覚悟で闇人との最後の決戦に挑む若年隊員。
……あー自衛隊マンセーな妄想ですとも(涙
夜見島での出来事は一樹君の頭の中で作られた妄想。 (静岡2風)
岸田百合は一樹君の脳内にいるAIの擬似人格。 (MGS2風)
研究所から脱出した一樹君が悪の企業を潰すと宣言。 (バイオ2風)
さてSIREN2はどんな結末になるかな?1の虐殺エンド以上の驚きを期待。
さっきマジックの番組に出てた希ガス
261 :
なまえをいれてください:2005/11/13(日) 12:57:41 ID:tJuJ1XBX
どうせサイレンは堕辰子の鳴き声なんだろう?
トレジャーハンターの登場を希望。
隠された真実(たから)を探し出せみたいな感じで。
263 :
なまえをいれてください:2005/11/17(木) 20:46:05 ID:JU+vLwiK
漏れは是非とも須田の兄貴を出演させてほしい。
>>263 オレも同感。主人公がああいうタイプだとたやすく感情移入できる。
265 :
なまえをいれてください:2005/11/19(土) 18:14:04 ID:Siclsof5
1のキャラの身内なんか出たら、バイオ路線いっちまうよ。
266 :
なまえをいれてください:2005/11/19(土) 22:06:04 ID:TC+y2Obr
もし、1とまったく話がつながってないのだったら嫌だな。
だったら2じゃなくて他の単語を使ってほしい。
1のアーカイブと2のキャラ設定見てごらん
今のところ直接的な関係は無いがちゃんと世界観と微妙な繋がりがある
268 :
なまえをいれてください:2005/11/22(火) 18:28:07 ID:FcrMiBB6
絶対無いと思うけど、終了条件2に「〇〇と無傷(ノーダメージ)で□□に到着」とか「闇人に見つからずに〜〜に到着」とかあったら嫌だな…
臆病な俺はただでさえ無印の須田の前日を苦戦したのにそんなの出た日には…
269 :
なまえをいれてください:2005/11/22(火) 19:20:55 ID:W2IR2cYJ
あと2ヶ月ちょっとか・・・。
またゴルゴ屍人に泣かされる日々が来るのか・・・。
一樹君は百合を殺した後車で入水自殺すると見た。
晴海は本当にほんのちょっと出て欲しいかな。
ストーリーに深くかかわってたりして欲しくは無いです。
みんな妄想してるけど、2は宗教的な話じゃ無いんだよね?
>>271 「宗教的ではなく、根源的に全ての人間に訴えかける神話的」らしいよ。
SIRENでは羽蛇村とそれが信仰する神、というものだったけど
人類全体と常世の神々、って事になるんじゃない?
ところで、三上が「記憶を失った事件」って「29年前の事件」とおんなじかな?
春海的に現世に戻って来たって事もある。
パジャマ姿の子供が29年前の三上の「もうひとりの自分」ってのもありうるな。
>>268 サイレンに見つかったらアウトなやつあったよ
274 :
なまえをいれてください:2005/11/26(土) 10:03:29 ID:bTVm0TaC
闇人は知能が高いから
一人くらい仲間になると見た!
知能が高いからこそ〜〜〜なんじゃないのか?
「冥府へ繋がる7つの門」だっけ?
古神道で「神界へいたる7つの鳥居」ってあるからそのパロディかも
今回はしょっぱなイージーモードで行かさせていただきます
278 :
なまえをいれてください:2005/12/03(土) 21:52:49 ID:K4PwNAwU
SIREN3はオンラインの複数人同時プレイアクションになるな!
屍人、人間、闇人が延々殺しあうゲームに!
ところで2って闇人を殺せるの?
279 :
なまえをいれてください:2005/12/10(土) 17:44:44 ID:KD1vEmFE
アゲ
さげ
てか、昨日久々にサイレンやったけど怖くて怖くて宮田の変な所でやめた。
何だっけ、車から発煙筒見付けて、で
それ使って誘き出すやつ。何とか脱出だっけ。
もう誰か代わりにやって下さい…orz
宮田ステージかくれんぼ感が楽しいじゃん。
2は1で活躍したヤシ等の裏で活躍してたヤシらのはなしだよ。
まぁ最終的には須田の放ったうりえんで村ごと消滅するんだが
284 :
なまえをいれてください:2005/12/13(火) 19:37:31 ID:lnKC0cH3
質問だけどSIREN2のマニアックス出たら皆は買う?ちなみに値段は前作と同じ
285 :
なまえをいれてください:2005/12/15(木) 12:06:00 ID:2gu69HF3
もち!
公式HPのSIREN2SLEEP WALKER って、アレ何だ?
PCのパフォーマンスが悪くプレイできないので、
誰か教えてほしいです。
気になる。
287 :
なまえをいれてください:2005/12/16(金) 20:58:04 ID:r0lvsa9P
>SLEEP WALKER
プレー中。
闇島の一部を探索できるような感じなのだけど・・
クリアあるのか不明。いま進展無くて行き詰まり中。
288 :
なまえをいれてください:2005/12/16(金) 21:15:11 ID:r0lvsa9P
>SLEEP WALKER
スタート地点
・右下 パソコン(消えた村を探しに行って〜
・左下 携帯電話(先輩達は〜
・携帯の右 新聞
・左の壁 謎の文字
@時々、画面奥に屍人が。放置すると消える。
焼け落ちた部屋?
・右下 人魚の絵
・左下 宝箱(後述の鍵で開く。中にテープレコーダー
・右手の障子 ムービー
・正面ちょい右 謎の文字
正面壁に赤い手が沢山書いてある部屋
・左下 携帯電話(先輩からの連絡
・正面の壁のくぼみ (レコーダー
@時々闇人が出てきて悲鳴上げる
机のある部屋
・机上の貯金箱 (ハンマーで割ると鍵が床に落ちる
・机左 電話
・床 タロットカード (4種ランダム
・机の下 本(人魚の涙
他に何かめっけた方いたら情報ヨロス。
289 :
なまえをいれてください:2005/12/16(金) 21:26:00 ID:Si6txnEX
サイレン2の体験版(?)を見た
正直イマイチだった
新しさがなかったというか
前作そのまんまというか
290 :
なまえをいれてください:2005/12/17(土) 10:19:43 ID:p+5Sj/Og
サイレン2の夜見島の島民集団失踪事件って
本当にあった話なのか?だれか詳細キボンヌ
ない
292 :
なまえをいれてください:2005/12/18(日) 01:56:35 ID:f1iXN2Fi
>>288 なぞの文字は50音に対応してるっぽい。
凵≠, ┐=い, 」=う, フ=え, D=お
コ
for example... t凵≠ス
がんばって解読したけど、たいした事分からんかったorz
終わりがないのが終わり
それがサイレント2スリープウォーカー
×サイレント
○サイレン
295 :
なまえをいれてください:2005/12/19(月) 01:07:14 ID:tbaOe7zc
たしかSLEEP WALKERで「村人33人殺し」がどうのって言ってたから、やっぱり無印と関係あるんかな?
てか、昨晩「SIREN2をやる」っていう今年一番の悪夢を見て、
久々に早起きの俺が来ましたよ。
屍人や闇人に攻撃されている日本の、北海道編とか言うの・・。
一番最初は、闇人化した祖母や父親が帰ってくる前に、
丘の上にある家からの脱出ってヤツで・・。
次に街中に自衛官屍人が奇声を上げてうろついてる住宅街が舞台で、
終了条件が「PS2の電源を切り、ゲームを終わらせる」で・・orz
適当な家に入ってPS2を見つけても、電源が元から入ってなかったりして、
「あ、電源のついたPS2が、この住宅街のどれかの家にあるんだ・・」とか自覚した後に闇人に捕まる。
捕まった後も続くんだけど書かないどく・・。orz
何かSIREN2やりたくなくなってきた・・。
>>295 33人殺しは、確か永遠に繰り返される「ジェノサイドエンド」を、
無関係な第三者が偶然目撃したのが、噂化して生まれた都市伝説・・って設定らしい。
だんだん予想スレじゃなくなってるw
サイレン2スリープウォーカーの謎の文字、ある程度解けたけど、
結局、カセットから流れてくる歌詞なだけなのかな。
岩の文字と壁のと微妙に違うのも気になる。
299 :
なまえをいれてください:2005/12/19(月) 21:57:54 ID:x7WycCsT
SIREN2スリープウォーカー恐っ!!
途中で止めたくなったよ…
夜にはやりたくないなこういうの…
主人公って一樹守って奴なの?
こんなアネハみたいなの嫌なんだけど・・
301 :
なまえをいれてください:2005/12/20(火) 01:05:41 ID:avC3Y3aJ
>>300 最初、インチキハリーポッターかと思った。
四様みたいって言ってあげようぜ
都市伝説調査隊のページが更新されてるのはガイシュツ?
屍人対闇人は無いのか
イメージで近いのは「ブレイド」の吸血鬼vs死神族
冥府?らしき手がいっぱい生えてるトコは、
諸星大二郎の「生命の樹」の影響だろうか。
じゃあ、今回屍人は死体に宿った擬似生命体?
公式サイトリニューアルされてるな
>>306 そんな感じ。
憑依とかとりつくとかそっち系。
屍人.comで羽生と夜見島の関係性みたいなのが公開されてるが、
どうなんだろ・・?
主人公は結局生きて帰ってこないっぽけど
闇人来る→ライト使う→屍人に見つかる→ライト消す→(ry
タイミング良く闇人と屍人を誘導して鉢合わせさせれば
お互いに殴り合ってる横をプレーヤが悠々と歩けるかもな。
やっぱりスレのびてないね。11月以来か…
新情報も入ったようだし、ひとりで妄想再開。
とりあえず、「日本の黄金郷」夜見島金鉱で妄想の連鎖
金鉱、金、精錬、水銀使用、毒物劇物、気化、神経系への影響、後遺症、死者、ん?水銀かぁ…
水銀と神で検索したら何かいろいろ出てきた。なかなか深い繋がりがあるようだ。
禁足地(碑足の地)、聖域、丹、水銀朱、赤い水、儀式、酒船石、不老不死の薬、飲、みずがね
鏡、水鏡、丹生都比売(天照大神の妹で水銀を司る神)、金は不変、水銀は変化
あの女が丹生のような存在で金の精錬に必要不可欠な要素だったら……島を破滅に導く存在になりうるか?
カネの亡者共が集まる島、夜見島…最終的に本当の亡者ってか?
暇だから公式の既出情報(正確ではない)
「夜見島の廃校全焼」(1975年7月31日、○曜日の夕刊記事)←76年8月から逆算で「金」、75年2月が閏年で「木」。見た目は「木」
校舎に放火、28歳男を逮捕
「夜見島島民消失事件」
1976年8月におきた前代未聞の島民消失事件。一夜にして島民が消え、その後の行方もまったく○○されていない。
別名「日本のロアノーク島事件」とも呼ばれている。
「夜見島海底ケーブル切断事件」(1976年8月3日、火曜日の夕刊記事)
島民消失事件と同時に起きた怪事件。海底ケーブル切断○に謎の○○が○○していた事から、様々な○○を
呼び○○○。
「夜見島沖ブライトウィン号消失事件」(1986年8月○日、○曜日の朝刊記事)
1986年8月夜見島沖にて起きたフェリー消失事件。某情報によると「女の……」という謎の言葉が○○の
通信記録に残されているらしい。
「夜見島沖羽生丸消失事件」(2003年○月○日、○曜日)
2003年○月夜見島沖にて起きた○○○○○事件。
2の異聞みたいなのを公開してほしい
三上脩(シュウ?)
1972年7月7日、四開地方にて生誕(この情報が既に怪しい)
1973年、シュウ1歳、母が急逝(何で?)
1976年7月、シュウ4歳、父が急逝(PVでは殺害されている?)
――空白――
1976年8月、養父母の元へ
1991年4月、大学入学
2002年、処女作「海境」
2003年、「海境」第444回塵芥賞を受賞
2005年7月7日、恋愛譚「人魚の涙」、公式サイト(管理人:タカハシキミコ)
2005年7月24日「アフタヌーン王子」ゲスト出演、BBS設置(松子の投稿日が変)
2005年7月31日、ツカサ(作家・サッカのアナグラム?)と共に二人旅、夜見島上陸、怪異前日
三○港付近で消息を絶つ(噂)、マテ93一樹メモ「夜見島行、三○港から?」と一緒。○がいまだにわからん
2005年8月、捜索願
2005年10月31日のBBS「復活ですか?」投稿時間が4:44だから恐らく死んでいる(考えすぎ)…星になった
ぶっちゃけハゲ自衛隊は赤シャツのミス庇って屍人化
赤シャツは他のキャラと合流して「ここは俺に任せて逃げろー!!」的シチュで健闘、だがその際に
屍人化したハゲと再開、呆けてる間に襲われて屍人化
最後の方の誰かのシナリオでタッグ屍人として登場、な気がする
三上脩メッセージより
「勿論、事件前後の記憶を失っている為、世間一般で知られる以上の事は、私にも謎のままなのは事実です。」
三上脩は幼い時にある事件に巻き込まれた事を認識している。そこには微かな記憶として美しい少女が存在する。
しかし、事件そのものと前後の記憶がない。それがどんな事件だったのか、果たして彼は認識しているのだろうか?
「人魚の涙」の発表とともに世間に公言したのは、ある事件に巻き込まれた事、記憶の中の美しい少女の存在の二点……
三上脩の公式サイトを見た。BBSの投稿者たち、そして管理人も三上脩の行き先がわからないようだ。
この事実から三上脩は「夜見島」の名を公言していないことが推測できる。
というよりも、三上脩自身が事件の舞台が「夜見島」であるという事実を知らないのだろう。
ましてや「夜見島の集団失踪事件」なんて尚更。そもそも自身がどんな事件に関わったのかを知らないのだ。
四開新聞には「夜見島の失踪事件で生存者(?)がいた」などの記事はない。恐らくテレビでも放送されていない事実だろう。
真実を知っているのは、事件後に上陸した捜索隊・救助隊と養父母。 (報道規制か?)
三上脩は完全に夜見島を意識し、そこを目的地として船を出したのではない。
美しい少女の記憶と同じく、微かな記憶を頼りに、自分の中の何かに導かれるように「故郷」へ向かったのだ。
シュウは事件当夜に「夜見島」に存在し、唯一助け出された人物である事は間違いない。
それはシュウが異界に呑み込まれなかったからなのか……いや、異界は完全に島を包み込んだ。
つまり、シュウは異界から脱出したのだ。そう、シュウは唯一人の異界からの生還者なのだ。
要するに何が言いたいかというと、1976年の時点でシュウは一度異界に呑まれて生還したってこと。
1976年8月、シュウが異界に呑み込まれる。
↓2005年8月、異界に呑み込まれた脩がシュウを救い出す(或いは一樹守ほか)
1976年8月、シュウは晴海と同じように唯一の生還者となるが記憶がない。捜索隊により救助される。
――そして時は経ち――
2005年8月、三上脩が再び夜見島へ
つまりループだね。
>>319 ウロボロスの輪、再びか
ここの輪はなにが起点になってるのか
このループは無印より理解が難しいよ。
@2005年に脩が異界でシュウを救い出すまでは、シュウは異界に存在するので、その間の記憶は現世の脩には戻らない
A1976年にシュウが脩に救い出されても、そのシュウが脩として再び2005年に異界に呑み込まれる事で@の状態に戻る
つまり、三上脩は現世にいる限り事件前後と異界にいる間の記憶は戻らない。記憶を戻すには同じ異界の中で過去幻視するしかない?
このループは決して断ち切れない。それは……
美しい少女の微かな記憶があるかぎり、2005年に三上脩は夜見島を目指してしまうから。何て悲しく切ないんだ。
三上脩のメッセージで言うところの織姫と彦星か?
(この記憶がなければ、シュウ・脩は晴海のようにループを断ち切れた。わかるかな?)
分身…過去と現在に分かれた体と魂…つまり二つに割れた状態。だから視力低下の他にも肉体的にかなり脆弱だと思う。
補足
三上脩は「人魚の涙」を書き上げた
頭の中に存在する美しい少女の微かな記憶→なぜ微かな記憶なのか…
それは異界に呑み込まれる少し前の出会いだから。或いはその出会いが既に異界化の前兆にあったから。
生誕から夜見島にいるのであれば、夜見島での生活の記憶があるはず…でもそんな感じはない。
それは夜見島へは事件の直前に来たから。或いは上陸した時に既に異界化の前兆にあったから。
(前兆中に記憶の分離がもう始まっている)
まとめると、事件の前日ぐらいにシュウは父親と共に夜見島へ来たのではないかという妄想。
あっ、後、異界の脩は死んでおくべきだな。ループ毎に人ひとりと犬一匹が増えてしまう……あれ?そんなことないか?
ああぁぁ、頭痛ぇ。
>>320 起点かぁ…わからん。輪だからねぇ。
ナイス誤爆。本スレにまだ学生さんいるんだ。懐かしい(笑
WHEEL OF FORTUNE(10)
天空を回る大きな車輪、永遠のものは存在しない、大きな変化?
DEATH(13)
悪い知らせ、悪夢、嫌な予感、急降下、死の知らせ、「りゅうこちゃん……いったい何があったの?」
THE TOWER(16)
天高くそびえる塔、落雷、人知の及ばぬ災厄、「わからない、怖い」
THE WORLD(21)
未完成、計画の中断、成就しない願い、悪い場所への旅、夜見島
錬金術「男」水、「鷲」硫黄、「牛」塩、「獅子」水銀
「男」生殖、「鷲」知恵、「牛」財力、「獅子」勇気、カードの花「百合」
「完結した世界」を象徴する女性。女性は全ての生産を意味する。
タロットって難しくてよくわからん。
でも金と水銀は>312でも書いたけど重要なキーワードになりそうだ。
ここで、しゃべっている女の声とテープで巫秘抄歌を歌っている女の声は同じ?
占い師、「あのインチキ女…」、リュウコ(日記女)の知り合い
阿部倉司?
「ああ、りゅうこいる?俺だけど………
何だよ、いねえのかよ、どこほっつき歩いてるんだよ!まさかあのインチキ女と会ってんじゃねえだろなぁ。
まじ、いい加減にしとけよ。俺はああいう胡散臭え奴死ぬほど嫌いなんだよ!何度も言わせんじゃねえよ。
調子のってっとぶっ殺すぞ、じゃあな」
で新宿区のアパートで本当にぶっ殺されたわけ?
でも倉司が漁船の中にいる場面で、船首にいる黄色い服着た奴って日記女だよなぁ…どういう事だ?
この場面のせいで、実は二人で夜見島に向かったんだと思ってしまった。
まぁ、日記が血まみれなんだから実際殺されたんだよな。倉司は濡れ衣だとも思ったんだが。この口調じゃねぇ、疑うよな。
310さんが言ってたミステリー要素って、この真犯人探しかな?
PVの第一弾からあった情報だからな。「交際していた…の男性…」だっけ…よく覚えていないけど
物語の根幹だよな。たしか三上脩も東京在住……まさかね。
とすると、7月31日の日記「○○さんからの電話…」は占い師からってことか?
情報がなくなったので、いまさらながら映画サイトを初めて見た。
そっか、SLEEP WORKERに落ちている「世界各地に残る神木樹神話の痕跡」の記事って
天本真一(森本レオ)が書いた記事なんだ。俺気づくの遅いよorz
雑誌「アトランティス」のフリーランスライター?……ええと、自由契約って事か。
とすると、都市伝説調査隊の「新説夜見島事件」の文章は
「ライターの天本さんが行方不明です。SHIBITO(筆者)さんと…」ってことになるのかな?
美しい少女(岸田?)も出るようだし、やはり映画サイトもきちんと見ておくべきだと反省
shibito.com更新されてたんだ。
他にウェブ上にスタッフが作った設定サイトない?
>>327 う〜ん、後は三上脩の公式サイトぐらいしか知らないなぁ。
三沢「…ぁぁぁああいや」
屍人「あぁうぁ」(誰?)
三沢「岳明だけど」
屍人「あがぉあうぅお」(岳明?)
三沢「ここさ、現世の出口になってんの。いま何年?」
屍人「いやぉぐえぉあぁ」(1976年だけど…)
三沢「おおぉぉ!やった異界じゃん。てことは屍人?はっはぅはぁぁ」
「なにぼぉっとしてんのぉ、赤い水でも入れてよぉ」
――闇人が来ました。
「うわ!しゃぶった、しゃぶった。誰こいつ」
屍人「ぴぴっと……」
やめた。われながら本当センスない。
ネタつきたし、誰もこねぇし、もうくだらない発想しかでねぇよ。
まぁ、散々妄想したので満足だ。また暫く書き込めないのでこのスレを>333に託します。
>>255 手塚治虫の火の鳥を思い出した。
あれに出てくる八百も
自分を殺すループになってるからなぁ。
このスレは↓に託されるようです。
じゃあ、時流に逆らってこのスレを官営化。
異界版「三位一体の改革」ということか!?
…ほら、前作で数字の3がしつこく出てたからさ。
335 :
なまえをいれてください:2006/01/11(水) 11:11:35 ID:WxcRMqFk
サイレンのデモが無かったのが残念なので…
ぜひ、2ではデモ付けてほしいス!
336 :
なまえをいれてください:2006/01/13(金) 01:32:08 ID:e0Nlb3iH
このゲームのモデルって、八つ墓村のモデルになった事件?
・・・
…………………………
339 :
なまえをいれてください:2006/01/13(金) 15:28:18 ID:y8YsUsGg
340 :
なまえをいれてください:2006/01/13(金) 15:41:23 ID:rTQekFoQ
チョソがSIREN2をプレイ
〈ヽ`∀´〉 イルボン自衛隊ガ ツヨイワケガナイニダ
と言って一生ゲームはクリア出来ない。
ぶっちゃけ欲しい
>>340 ホラーのお約束で
生存有利と思われた自衛官二人が案の定屍人化して喜ぶんじゃないの
345 :
なまえをいれてください:2006/01/16(月) 22:05:54 ID:IuHAzjcy
SIREN3に俺出演するから。
/⌒ ̄ ̄ ̄\ ρ 「う〜〜トイレトイレ」
/川‖‖| ‖| ゝ 今真実を求めて全力疾走している私は
〈巛《〈〈 \巛 | 占いを営むごく一般的な女の子
│个 个 ヘ | 強いて違うところをあげるとすれば
│┌− )/ 過去を視る力があるってとこかナー
ヽヽ 丿// 名前は喜代田章子
┼┬┼
/┴┴┴┴┴ ̄\
| │ ┤ \
| │ │\ \
| │ │ \ \
| │ /│ │ │
| │ / │ │ │
┌─ヽ 」 │ │
│ ├┴┴┴┴┤ 田田
│ │ ‖ ヽ / │
├-┤ / / LllLノ
;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_, そういえばこの夜見島は
,、,、,ミッン、,._ _,、-'゙_,、-'゙. 島民の集団失踪があったことで
、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙ __, 有名なところだった
}; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_|
ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_ いい手配犯に弱い私は誘われるまま
,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴ ''"_|_| ホイホイと夜見島に
└i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴ ''"_|_ ついて行っちゃったのだ
|エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ __.|_|_
|エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _|
|エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
|エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
|エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__|
|エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
|エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__
予約して買うか廉価版まで待つか迷いまくりんぐ
351 :
なまえをいれてください:2006/01/19(木) 13:05:15 ID:pE4SqZX6
セーラー服は晴海タン?
352 :
なまえをいれてください:2006/01/19(木) 19:33:08 ID:dyjqlMwp
年齢を考えれば違うとわかるだろ
Tom Clancy's SIREN2
サイレン2買って、いきなりハードモードからやる猛者いる?
久々に覗いたけど、あんまり新情報ないのね。俺の中では喜代田の名前ぐらいか。
とりあえず気になる事があったから軽く妄想を申そう。
喜代田の年齢29歳→29年前の集団失踪時に生誕?
特殊能力をもち、過去幻視ができる→夜見島の土着のある血筋?
過去を幻視すると自分が体験した事のように感じられる→デジャヴュ?(既視感…PVの文字にも出た)
四開新聞の記事「観覧船から妊婦が転落」→行方不明?胎児は?
デジャヴュと妊婦(胎児)を考えると「転生」という妄想がでてくる。
能力的には岸田百合と対抗馬になりそう。善悪で言えば岸田が悪で、喜代田が善ぽいな。
おそらく夜見島で自分の能力と運命(宿命かな?)を知る事になるんだろうな。
あと単なる予想だけど、たぶん多河も29歳だと思う…それはねぇ……なぜかというとぉ…
いずれ書く
…ともったいぶったところで、誰も興味ないだろうから今書く
「多河柳子(本名:○○○○)」
夜見島島民、二卵性双生児、現在東京在住
母親達の記憶を宿す特殊能力者(転生者…そんな言葉ある?)
母は29年前に観覧船から転落。その後は行方不明に。詳しい出生については謎
母体がうけた衝撃により、能力の開花が大幅に遅れる
「多河柳子」29歳
次第に自分の中に湧き上がる夜見島の記憶。それは母の記憶、祖母の記憶……
夜見島で母たちが行ってきた事、受けてきた仕打ち、自分の役目と宿命を知る(それが何かは知らん)
それなのに倉司と二人で幸せに暮らしている私→罪悪感と不安感
でも、彼女にはこんなつらい記憶・能力…決して蘇ってほしくない。彼女はもう一人の私だから
私は彼女をみつけた。私の不安をよそに彼女は能力の片鱗を見せていた
私は彼女を監視する事にした。倉司は「あのインチキ女」と呼ぶ。私が彼女と会う事を快く思っていないようだ
「喜代田章子(本名:○○○○)」
夜見島島民、二卵性双生児、現在東京在住
母親達の記憶を(ry
「喜代田章子」29歳
まるで姉妹のように親密な仲だった「多河柳子」が殺害される
阿部倉司が訴える。犯人は俺じゃない!能力の片鱗…「多河柳子」の持ち物から「夜見島」が浮かび上がる
「多河柳子」の夜見島の記憶に抱いた不思議な感覚…懐古?既視感?
とにかく真相を確かめるために、倉司とともに夜見島へと向かう
そこで知るおぞましい事実。そして自分の役目と宿命さえも(それが何かは知らん)
肝心な部分、何故「多河柳子」が殺されたかについての妄想はわからん
犯人は果たして…喜代田?多河?(自殺という意味じゃないよ)
一卵性双生児だったら倉司が見てすぐわかるから二卵性にした
うーん、取り合えず、
「人間」と、
「人間」の代表として占い師や神官である「超能力を持つ人間」(喜代田、美那子)
「人間」を利用する「常世の神々」(堕辰子、加奈江?百合?)と
「人間」であった「神々の下僕」(屍人、闇人?)がいたと。
で、堕辰子の子孫である美那子が幻視が出来たように、
喜代田も神々の子孫っていう可能性は強いな。
そもそも、2でも幻視って屍人化への予兆なのかな?
>>358 多河柳子を殺したのは喜代田章子で、
もっと深い目的があって夜見島に侵入してても面白いよな。
一番知りたいのは、
「何故主人公達が集まった時点でサイレンが響いたのか」
「自衛隊が夜見島とどう関係しているのか」
かな。
後、「主人公が集まった時」から、
物語が進行するにつれ、時間が、29年前に向かって遡ってくって考えられないかな?
何か体験プレイの時に、
一番最初の時間の桁がマイナスで、凄い速度で秒が進んでた気がするんだよなー。
お、スルーされなかった。感謝。
>>360、以前PVに春海の下半身が映っていたから、
春海の再上陸をきっかけにしてサイレンが鳴ったと
妄想した事があったけど…今はどうだかなぁ
まぁ、確実に29年後の深夜0:00に「奴」が再上陸した事がきっかけだろう。
どうぞ「奴」をあててください。
362 :
360:2006/01/21(土) 18:39:31 ID:NB/dab5/
>>361 春海の上陸って何時のPV?
まあ、無人の島で1のように儀式が失敗するわけでもないし、
絶対誰か人間の上陸が原因だよな。
もしくは自衛隊の運んでたモノ。
で、「奴」の影響で「超能力を持った人間」=喜代田章子が生まれるのか?
「奴」は、海底ケーブルを切断できるような巨大な「常世の存在」?
それとも、闇人とかが泳いで(?)切断したのかな?
どちらにせよ尋常じゃない力がちぎったんだろうな。ケーブルを。
(もしくはケーブルの切断箇所は異界と現世のハザマだった。)
363 :
360:2006/01/21(土) 18:43:18 ID:NB/dab5/
で、前の続きだけど、時間が逆行(物語が進行)するにつれ、
1屍人出現。
2サイレンが鳴り響く。周囲が赤い海になる。
3赤い海から闇人が現れる。(ここらへんでヒロインが意味不明な事言い出す)
4「赤い光(サイレンの発信源?)」が発生する。
5自衛官や主人公達が「異界」へ行く。
6「異界」の深部でヒロインが脱ぐ。(PVの最後の。)
赤い光は前作で言うりおやたん。「異界」が屍人の巣ってトコか。
ところで、オレ諸星大二郎読んでたら、「海竜祭の夜」の島の名前が考えてみたら、
加美島だった・・。微妙に近いなw
初期のショートPV。今でも公式で見られるんじゃないかな?
本スレでも検証を頼んだけど、その時は学生(笑がスレをのっとる
とか「?」な事を言い出して霞んじゃったんだよね。まぁ、今でも
あれは春海の下半身だと思っているんだけど・・・両隣に自衛官もいるし
自衛隊に関しては、夜見島に「明治時代」だっけか・・・軍隊が残していった
砲台があるってハミ通で読んだ気がする。
春海は救助後にある自衛隊員に引き取られ、でその後の「2」の世界では
隊員に同行して登場するのでは…とか、八尾の呪いを背負った異界からの
唯一の生還者である為、彼女の上陸が「サイレン」を鳴らした…とか、
それは羽生田と夜見島の事件の首謀者が一緒だから…「八尾」は春海を
あえて生還させた…など色々と妄想はあったが、今はそれはない気がする。
あくまで妄想ってことだね。それもこれもあのPVのせい
長文だらけだ・・・
366 :
なまえをいれてください:2006/01/23(月) 02:35:03 ID:hezFk6E8
だんだん春海どころか、前作と何の繋がりもない気がしてきたのはオレだけか
繋がりはないと発表されてたと思ったが。
368 :
なまえをいれてください:2006/01/23(月) 08:42:16 ID:v7UEBxbp
繋がりがあると思ってたのか。
369 :
なまえをいれてください:2006/01/23(月) 10:15:03 ID:E8o2DYFL
なんとしても前作と繋げたい厨がいるみたいだな
ゲーム版にはなぜ市川由衣は出ないんですか?
高橋真唯っぽいキャラは出てくるのに。
「CMが怖い」との苦情の電話がついに2桁に達する
372 :
なまえをいれてください:2006/01/23(月) 21:09:49 ID:EhP1qDeQ
阿部は何かのはずみで現世に戻る。
が、そこで捜索に来ていた警官隊にタイーホされて有罪。
屍人や闇人化するより、阿部にとってはこっちのほうがどうあがいても絶望だろうなぁ。
阿部倉司は『銀と金』の有賀みたいな快楽殺人者に違いない。
屍人とのサバイバルを通じて殺人の快楽に目覚めた阿部は、手始めに
喜代田章子を手にかけ、三上修も襲うがツカサに返り討ちに遭い、
ほうほうの体で逃げたところを屍人になった章子に殺される。
阿部が視界ジャックを駆使して章子を追いつめるステージとか面白そうだな。
終了条件「喜代田章子を殺害」とか……さすがに公序良俗に反するか。
まあ終了条件「章子と合流」で、章子サイドのプレイで屍人になった阿部が
追っかけてくるみたいなのはありそう
はじめてパンフ見たけど、
「超能力者による惑星の念写」は、常世とは関係抜きに、
人間の中には超能力者がいる=「喜代田章子の過去は島とは無関係」って事なのかな?
屍霊ってのがあの霧状の闇人っぽいのって何処かで聞いたのが本当ならば、
後、屍人を倒した後、屍霊が次の死体を捜す間に見えるようになるのかな?
屍霊を光に当てれば消滅するなら、
「屍人を倒した後、出てきた屍霊にライトを当てれば屍人は死亡」だな。
で、闇人は人間の肉体とは関係なしの海底の擬似生命体?
柳子が倉司と同棲するアパート。日記を書いているのはおそらく昼間。
なのにカーテン締め切っているのは加奈江と一緒で光に弱いから。
あの俯いた顔を上げたら・・・
多分異界で遭遇すると思う。倉司「えっ・・・柳子?」って。果たして誰だろう・・・
しかし>169はおしかった。加奈日子って。そうすると「江」の次の文字がわからん。
「加奈江○を探し出して…」う〜ん何だろう。確実に「達」じゃない。
どっちにしても、それは一樹守のステージの終了条件に「加奈江」が登場するって事だよなぁ。
それともただの開発段階用のPVだったってことか?
あっ、違う「シュウ」だ。子供だけに攻略ヒント満載ってやつだ。
とすると「○○を○○○○○○たちの目を逃れ…」の○には、あの眼帯の長と黒合羽たちが入るって事か。
378 :
なまえをいれてください:2006/01/25(水) 13:15:08 ID:ViTrI8PJ
380 :
なまえをいれてください:2006/01/25(水) 19:18:23 ID:wc32ng2K
自分なりに予想。
前作で神の花嫁となることに抗い逃げ出し、澄子(八尾)の策略にて
捕らえられ、体が朽ちても魂はあり続けるという状態になってしまった美耶子で
あったが、そんな彼女が執念の中でもう一人の自分を作り出してしまった。
それが夜見島で三上夫妻に助けられた加奈江である。しかしもうひとつの「神の花嫁」の
魂があると知った神(堕辰子?)は彼女を執念に追う。そして起こったのが
夜見島の全住人消失事件である...
公式初めて見たけどなんか柳沢敦みたいな顔の奴いるな
>>380 前作と繋がりを仮にもたせるなら彼女しかいないんだよね。
俺なんか>218で次女まで持ち出したからね。しかも加奈江だってのに
わけわからんこじつけまでしてさ…orz
須田に堕辰子を始末させて春海に呪をかける。
白髪八尾が黄泉「夜見」へと堕ちる。事前に神代家の人間を夜見島へ送り込む。
全ての偶然は必然で、八尾の筋書き通り。
2006年に再び春海を呼び寄せれば、舞台と役者は全て揃う……けどねぇ、どうだか
383 :
なまえをいれてください:2006/01/26(木) 15:55:04 ID:IvOQaF+D
八尾さんは澄子で出ると聞いたが>2
384 :
なまえをいれてください:2006/01/27(金) 16:50:58 ID:sNHzIFSd
SLEEPWALKERで入り口のところでずーっとほっといたら屍人でてきたw
385 :
なまえをいれてください:2006/01/28(土) 11:50:13 ID:tJXLjFkU
ヒント:細木数子
386 :
なまえをいれてください:2006/01/28(土) 13:56:50 ID:arwa6jd/
>>377 動画を確認したら
周囲を徘徊する漁師たちの目を逃れ、
「加奈江」を探し出して合流してください。
だったぞ。
387 :
なまえをいれてください:2006/01/28(土) 16:16:30 ID:s7ACsVpK
今日、久しぶりにサイレン2の公式サイト観たけど、
上の方で誰かがレスしてた、輸送ヘリ墜落の予想が当たってたな。
あと、上で前作との繋がりが無いとか言っているが、
犬連れた兄ちゃんが倒れている階段は、どう見ても眞魚川岸辺に
見えるんだが。。。
>>386 d そうかぁ、もっと早くわかれば妄想も変わっていたかもなぁ・・・
という事はあの黒(紺?)合羽達は「漁師」と呼ばれているわけか。
一時期、夜見島からの「追手」とか「軍人・自衛官」とか妄想されたけど
すると眼帯の親父との関係は網元と網子ってことか?
>>387 以前
>>242に突っ込まれた
>388
ぶぇ!間違えた。
「羽生田」からの追手
ぶぇ!
( ´,_ゝ`)プッ
自衛官二人がナース服を着て追い掛けてくる
自衛隊にも衛生兵はいるでしょ。名称は違うだろうけど。
そこに所属してる女性隊員が屍人化すれば…。
ナイチンゲール屍人か
妄想できるのもあと一週間ぐらいか。
新たな妄想の材料としてこのスレ全部読み返したけど……何もねぇ。
でも気になる事がひとつ。それは三沢岳明(38)の年齢。
PVに>133の部分で「夜見島小学校4年1組…」が一瞬映るのは既出。
10月頃は「シュウ」の物だと妄想していたがこれは間違い。春海は当然違う。
1976年(仮に)小学校4年生だとすると当時で9才か10才
そいつが2005年になると38歳か39歳…38か39……「38歳っ」!
ってことなんですけど、どうですか?
もうひとつ。四開新聞のある記事がずっと引っかかっている。
1975年7月31日「夜見島の廃校全焼」校舎に放火、28歳男を逮捕
最初は隆平かと思ったけど、三沢の親父としても年齢的に問題ない。
親父を逮捕したのは藤田。でも>147で見た奴は新しい制服を着ていた希ガス(その辺よくわからないけど)
こっからは妄想
親父は実は誤認逮捕。島民の冷たい視線。蔑まれる岳明。石つぶてを投げられ島民を睨みつける岳明。
怒り爆発。毛もスポーンと抜け落ちる…
事件当夜、もしくはそれ以前に岳明は夜見島を離れる
そして、2005年運良く巡ってきた絶好の機会。島民への恨みを晴らすチャンス。
これが意味するのは須田をも上回る(ry
それと藤田との対決。
やべぇ、楽しくなってきた。
志村=藤田、竹内=三沢って関係かな?
1975年に22歳の新卒?の藤田が若さのあまり誤認逮捕したか、
あるいは1975年に既に52歳の藤田が行った過ちかどっちか。無印にあわせると
前者だけど。夜見島で阿部を追跡中にばったり再会みたいな感じかなぁ。
でも藤田はあのハゲを見ても最初気づかないだろうね。
藤田「えっ、三沢さんの息子さん…岳明君かい?」
屍人・闇人になった藤田が執拗に三沢に謝罪すべく追い回すか、
あるかはその逆か。いずれにせよ二人は関係あるのではないかという妄想でした。以上
誤字バンザーイ!
しかし、そうなると一体何人が夜見島から脱出したんだろう。
ヘリに誰かが救助されるシーンも含めて考えると、公にされてない事実が
たくさんありそうな気がする。新聞記事は島民集団失踪と書いてあるけど、
島民全員が消失とは書いていないし、シュウが生存しているわけだし…
誰かが真実を隠しているとしか思えん。
こころで、発売された後の考察スレはゲームサロンにできるの?
さっき部屋を覗いた。
そっかぁ、俺の妄想は槍玉に挙げられてたのかぁ。orz
401 :
なまえをいれてください:2006/02/01(水) 17:27:55 ID:RziZH4GB
怖いの?
402 :
なまえをいれてください:2006/02/01(水) 17:33:14 ID:RziZH4GB
最連載連載連載連載連載連載連載連載連載連載連載連載れんさいれんさいれんさいれんさいれんされい
403 :
なまえをいれてください:2006/02/01(水) 17:35:03 ID:RziZH4GB
衣に何疎なはかなし日なのに巣何ナスはすしまき的な捨てすなすしてんなすはなのてんすなんにはい
>>394 なるほど、相関図によると三沢は岸田百合を疑ってるそうだが
三沢が夜見島出身で、加奈江を知っていたとすれば合点がいくなあ。
恭也タン(;´Д`)ハァハァ
恭也タン(;´Д`)ハァハァ
冥府へ連なる七つの門
これがどっかで聞いたような響きで気になってたんだが、
クトゥルー神話のヨグ・ソトースではないか?
公式サイトのスリープウォーカー更新されてたw
うはwwwwコワスwwww
特典ムービーがおもしろかったので良し。
今回の映像と情報のせいで疑問だらけ。
木船郁子が耳を塞いでいるのは幻視ならぬ、まさに幻聴ができるから?
三上脩の視力が異界で回復している?
ブライトウィン号が消失したのは1986年8月。という事は矢倉市子は1986年に異界に呑まれた?
2003年に羽生丸が消失した時に乗船していたのが実は藤田茂?
何年に消失しようと時間という概念がない異界に飛ばされる?
1986年に中学生。なんか近い人物が無印でいたな。
年齢詐称してた奴。それでも一年ぐらい足りないけど。マリコもこいつに関連する言葉だし。
今作にもこの役者が登場するって聞いた覚えもある。
友人?それとも本人?まぁこれはいくらなんでも考えすぎだろう。
ちなみにヨグ=ソトースについて説明しておくと
千にして一、一にして千の存在
どの時間、どの場所にも存在する
異世界への門
という性質をもっている。
確か1の頃もマニアックスに載ってた参考資料にクトゥルフ神話関連の本が出てたな
海って言うとダゴンか、闇人はダゴン教団だったんだよ!とかは明らかに飛躍しすぎだな…
「七つの門」はメソポタミア起源のタームだと
どこかのスレッドに書いてあったな。
googleで軽く調べた時は、うまくヒットしなかったけど。
ヨグ=ソトースの話としては「銀の鍵の門を越えて」で
主人公がいくつもの門を通っていく手続きが
「冥府に連なる七つの門」って言葉に共鳴する感じはある。
クトゥルフ神話については、アトランティス特別号
(SIREN2の広告パンフレット)Vol.2にも言及があったし、
意識してるとは思うけど、ゲームのストーリが
クトゥルフ神話の新解釈という安っぽい基盤で
組み立てられるとは予想したくなかったり(あくまで願望)。
木船郁子=木の船=ノアの方舟という繋がりかな?
それと山の上にあるフェリーもノアの方舟を模してるのかも。
あとムービーでガキンチョ脩が大洪水みたいなのを見てるからそこら辺の
方舟伝説も物語に絡んできそう。
巫秘抄歌には「焔」「風音」「水面」という言葉が入ってるけど、
これはやはり「火水土風」?
イシュタルの冥府下りが元ネタとすれば七番まであることになるが、
そうすると「火水土風光闇」と後一つで七大元素というところか。
ウリエンの双子天使は旧き神々
ダタツシは外なる神々、
屍人は眷属化した崇拝者って言えなくもないからな
クトゥルフって名言してないし、
それっぽい構図ならどこでもありそうだけど
予想・妄想というか…
もう既に考察っぽい流れだなあ
しかも話の内容がかなり高度だ…
ついていけねー('A`)
417 :
なまえをいれてください:2006/02/04(土) 12:52:49 ID:SjNrv/pE
SIREN2のポスター見てて思ったんだけど
闇人には厚着のやつと薄着のやつがいるみたいだな
ソウカ! きっと厚着なやつ程光をシャットダウンするんだ
だからきっとダウンジャケットを来た奴が最強なんだよ!
と、頭悪そうな発言をしてみる
419 :
なまえをいれてください:2006/02/04(土) 15:04:28 ID:1WPf0oNn
サングラス最強説
と便乗してみる
全裸のおっぱい屍人まだーチンチン
夢にいきなりリアルなシーンが浮かんだので
できるだけ思い出して書いときます。
一樹と岸田が歩いていると不意に懐中電灯で照らされる。
一樹「誰だ!」
それは三沢と永井の自衛隊コンビだった。
一樹「なんだ人間か……良かったあ」
三沢「……お前らこんなところで何してる」
一樹「……それは……えっと……」
三沢「後ろにいるのは?」
岸田「いや……」
三沢の懐中電灯におびえて一樹の後ろに隠れる岸田。
三沢「おい、顔を見せろ」
岸田「いやっ……」
一樹「ちょっと、やめてくださいよ。怖がってるじゃないですか」
にらみあう一樹と三沢。
唐突に終わる。
クリア後の特典
・走っても疲れなくなる
屍人を操作できる
明日からSIREN2がプレイ出来る者は幸いである。
何故なら、俺は家に届いても忙しくて3月まで出来ないからだ。orz
このスレ、明日以降どうするんだ?
クリア後の特典として2周目以降ピエールが竹内のヅラを被って登場します。
重武装のSDKを出してほしいな。
クリア特典に某ホラーアクションゲームのようなマーセナリーズが欲しい
クリア後の特典
ステルス迷彩と魔人化が使用可能。
クリア後の特典
一樹はメガネからオプティックブラストを発射可能
自衛隊ハゲは身体が機械化し、その身体に内蔵した強力ライトを
「自衛隊の化学は世界一ィィィィィ!」
と叫びながら闇人に照射し瞬殺可
429
オプティックブラスト最高
殺陣使用可能 4CH視界ジャック
化学なの!?
何故かルミノール反応思い出したww
隠しキャラ
波紋戦士としゅとろの追加
逃げるんだよスモーキィィィ!!
闇人「太陽がアレルギーなんだ…」
後半は時間止めたりナイフ投げたりロードローラー落としたりします。
無駄無駄無駄ぁ!とか時よ止まれ!って闇人が言うのか・・・
URYYY!は不自然じゃないか。
そこは「WRYYYY」じゃなく「UREEEYAAAA」がしっくりくる
自衛隊どころか
アメリカ軍一個師団でも勝てねぇ
闇人+赤い光=究極生物カーズ
ジョジョ2部 完
屍人が石仮面つけて闇人になるんだな
と、またジョジョネタに持っていこうとしてみる
クリアー後は1、2のキャラそう出演のハニウダ村〜夜見島を横断するスティールボールランレースが開催される。
SDKとキバヤシのタッグヒャホィ
ハードモードクリアでファニーモード出現とかないかね。
SIRENの世界でトリックやる感じ。
屍人闇人を含め、全登場人物が大マジでホラーやってるのに
何故か笑えるストーリーになってしまうモード。
元が怖ければ怖いほど面白い状況になると思うんだよね。
メタルギア3SSにある面白ムービーみたいに、
プレイできなくてもいいかも。
あまり要領とって本編がおざなりになると嫌だから、
ほんとオマケ程度で良いんだけど見てみたいんだよね、バカモード。
「水が入っても、○○は○〜〜〜〜〜○だよ!」
>>443 .hackのクリア後に全台詞がバカになるモードがあったな…
そんな台詞とデータぶち込めるなら全4巻なんていう膨大な量にならずに済んだのにと思ったもんだが。
>>445 いやー、,hackのセリフ入れ替えただけの奴は駄目だよ。
バカなセリフ言えばよいだけなら、
音消して自作バカ音声流しながらやっても同じだしね。
やっぱ、本編には登場しない隠しキャラでやるとか、
MGS3SSのムービーみたいにモーション付きで
本編のコラージュやってくれなきゃ。
本編おざなりになったら嫌だから、
予約特典として付けるのみ良いかもね。
クリアデータがある場合のみプレイできる
予約特典ディスクってのも変な話だが・・・。
と言って、発売後1年たって
"SIREN2 Complete Edition"とかタイトル付けて
売り出されてもイヤだけどね。
SIREN1&2バリューパックに猛将伝とかどうよ。
どうもズバリ正夢だったらしいねw
451 :
!!!SIREN2ついに本日発売!!!:2006/02/09(木) 06:09:11 ID:c2FVV8KP
一、舞え舞え巫 頭の飾りを打ち振るい 焔見遣って踊りゃんせ
二、舞え舞え巫 耳の飾りを鈴鳴らし 風音尋ねて踊りゃんせ
三、舞え舞え巫 首の飾りを打ち鳴らし 水面覗いて踊りゃんせ
四、舞え舞え巫 胸の飾りを揺り捨てて 頭を真似て回りゃんせ
五、飛べ飛べ使い鳥 錦の腰帯揺り解き 土を求めて羽撃かん
六、揺り揺られ箱の舟 腕の飾りが拍子打つ 霧を待ち侘び揺られけん
七、舞え舞え巫 天の衣で舞い踊り 舟を背にして踊りゃんせ
【呪いの巫秘抄歌】
このレスを見た人は、口にするだけで数々の不幸に見舞われるという、
呪いの「巫秘抄歌」を最後の七番まで唄ったも同然です。
七番まで唄いきるということは、即ち死を意味します。
この死の呪縛から逃れたい人は、33分以内に3つのスレへコピペしてageてください。
そうしなければ、あなたは一週間後に1分55秒の間、苦しんで死ぬことになります。
ある程度プレイしたけど、やっぱり妄想のフリしたバレが交じってたのね。
このスレ。
サイレン2,今買ってきました多分、日本で今サイレン2を持ってるのは私だけでしょう、皆さんは運がいいですね。
3割ほど進みましたがこのゲームが気になってる方、聞きたいことありますか?
俺も持ってるぞ
まさか本編削って頭脳ゲームをメインに持ってくるとは…恐れ入ったぜ
1と2だったらどっち買ったほうがいい?
俺も2買ったけど、このゲームモンスターハンターになってるね、鉄パイプ片手に今1000人切りしたところ
サイレン2のいいところは?
>>460 マジレスすると雰囲気、ジャック、箱庭、快適ロード、群像劇、シビアな設定、美化しない人物像、アーカイブの凝りようetc…
語れと言われれば延々語れるが、ウザがられるのでやめとく
462 :
なまえをいれてください:2006/02/09(木) 10:22:40 ID:mJ/CFar3
464 :
なまえをいれてください:2006/02/09(木) 22:26:05 ID:TL6Wacrt
緊急浮上
さっさとスレ立てろカス
466 :
なまえをいれてください:2006/02/09(木) 22:30:26 ID:yDL6DMsq
スレ立てろゲス共
467 :
なまえをいれてください:2006/02/10(金) 00:56:26 ID:R3wp+HWn
取説に中川翔子の名前が・・・
出演してるの?!それとも声だけかな。
CMがウザい・・・
クソガキからの苦情が嫌だからって、夜中に乱発せんでも・・・
何気なく廃屋の方をジャックしてみたら、
セックルしてるカッポーハケーーーン!!(゚∀゚)
妄想ですたorz
羽生蛇村の小学校を襲撃ぃ♪
これで羽生蛇村が、本当にあったら、私はタイーホ祭りの主役
(´ι _` ) あっそ
473 :
なまえをいれてください:2006/02/10(金) 02:12:20 ID:tat4rPK9
羽生蛇小学校の春海を襲撃します
やっぱり俺の予想通り、奴が生き残って1と繋がるのな
サイレン2はボリュームは前作に比べてどうなの?
478 :
なまえをいれてください:2006/02/12(日) 06:31:43 ID:g/DGxbWt
映画サイレンは名前倒れだった。
登場人物が誰も殺されないし、殴られるシーンもない。
torik劇場版の宣伝(前座)という感じ。。。
ジュオンや着信アリのような展開を期待していただけに
がっかり(金返せー!)
ストーリの背景に拘り過ぎて、話に全く展開がなく
鉄塔のサイレンにのみ拘り過ぎる。
駄作だ。
>>478 正:TRICK
堤監督はホラー専じゃないし。
※うっそで〜す
481 :
なまえをいれてください:2006/02/13(月) 03:58:34 ID:ud/GZtUI
冥府の門がわかりません。誰か教えて下さい。
忘れないうちに書き込んでおく
さっきまでSIREN3をやってる夢をみた
叫ぶを使って敵を倒せるあたりから俺の夢の中の新しい敵は音に弱いらしい
壁に押し付けて気絶させることもできた
スレ違いとはわかってるさ…orz
でも、なんとなく書き込んでみたw
>>482 サイレン鳴らしたら全滅しそうな敵だなw
>>481 冥府とは魂を無に返す場所のことと一般的には言われています
宗教によって解釈が変わるらしいです
その門を潜ってしまえば、もう元には戻れないそうです
で、合ってるよな?
>>478 ジュオンも糞映画だっただろw
なんか脈略のない話だったし
それより酷いのか?
SIREN3の主人公は須田
闇人が恐れる男がいた・・・。
全世界二万本の男
スタイリッシュホラーアクション
須田「イカれたパーティーのはじまりだ」
SUDA MUST DIE!!
Si Re N 3
>>485 日本のホラーってお化けそのものを怖がるって感じ
だから怖くない
逆にハリウッドはお化けや殺人鬼より、そいつらに追われる恐怖や生命の危機を前面に出してる
だから怖い
サイレンは後者であるべき作品
ゲーム作る人に映画も作らせればいいんだよ
ハリウッドのホラーが怖い?
エエエェェェェェェェ
敵が見えてると全然怖くないよな。ホラーって。
490 :
なまえをいれてください:2006/02/13(月) 18:22:57 ID:YI2l6xVh
>>489 いや、敵が見えないホラーは最低だった
つ参考ゲーム【エネミー0】
492 :
なまえをいれてください:2006/02/13(月) 19:12:46 ID:z1AMOV0M
まぁハリウッドがジャパニーズホラーの、心理的な恐怖に目を付けたがこけたもんな。
妄想厨の俺が『サイレン オンライン』なるものを提唱
屍人になって仲間を襲うことも可能
顔写真はeye toyカメラで撮影した自分の顔がプレイヤーキャラに
494 :
なまえをいれてください:2006/02/13(月) 19:29:37 ID:5dqOmIvY
なんでもかんでもオンラインか!!
・・・といわれたMGSもオンラインしたしな・・・・
495 :
なまえをいれてください:2006/02/13(月) 19:31:22 ID:TtkL0qdQ
闇人人口が多すぎな状態になりそうだ
じゃあ混んでる時は
『人大杉』じゃなく
『闇人大杉』になるのか
漏れは、阿部みたいに誰もいない世界に行きたいな。須田付きでwムフ(゚∀。)
rain
>>497 阿部の世界には他の人もいるぞ。
ブライトウィン号の転覆事故がなかったり歴史は変わってるけど。
500 :
なまえをいれてください:2006/02/14(火) 21:46:44 ID:RGlNC2KO
さあ、「SIREN3」の舞台でも決めようか。
舞台としては、日本版マチュピチュと称される巨大廃墟のニュータウン(モデル
は多摩ニュータウン)、建設途中の高速道路、廃墟ヘルスセンター、ジェイソン
村と化した避暑地の別荘群、殺人事件あった山小屋。
いま思い付くのこれくらいかな。
輪廻に出てきたあれ
舞台として思いつくのは
季節は夏の夜のじめっとした感じの現代か
もしくは大正時代が舞台(現代とリンク)
SIREN ON LINE
何?そのメタルギア3
おまいたちはスレッガーさんかい? 早い、早いよ
着火装置を一階に設置したけど着火出来ない。
どうしたら着火出来るの?
>>506 その棟の入り口のすぐ右横にあるガスボンベを開け。
あと、こういう質問は攻略スレでしろ。
地震、津波と来たので次は嵐
風の音が強すぎて走っても屍人こっちにきづきゃしねえ
どうせサイレン3も舞台は小野不由美の新刊からパクるよ
510 :
なまえをいれてください:2006/02/16(木) 21:43:28 ID:CCJvIGZ9
SIRENネタバレスレができてから入れなくなったよぉ。・゚・(ノД`)・゚・。
総合スレも危ないよな
512 :
なまえをいれてください:2006/02/16(木) 21:54:32 ID:KT2KhRf4
さっき白夜行みていたんだけど最後に女主人公を食事に誘ったのってさ
永井役の人?
513 :
なまえをいれてください:2006/02/17(金) 20:04:17 ID:1XExcWtJ
サイレン3では、1でボツになった珍走団を登場させて欲しい。
人数は、リーダー、リーダーの女、キレやすい奴、パシリの奴の4人。
プレイヤーキャラ全員が珍走団を目撃するが、後に屍人化して襲ってくる。
リーダーとリーダーの女は、改造バイクに乗って襲ってくる。
キレやすい奴は、ランダム因縁付けキャラ。プレイ毎に因縁を付けるプレイヤー
が違うという困ったキャラ。
パシリな奴は、屍人前と屍人後もやっぱりパシリな奴。プレイヤーもパシリに使える。
515 :
なまえをいれてください:2006/02/19(日) 22:50:08 ID:R4GV+vPW
Sleep Walkerでさぁ・・・
アレ、なんかよくわからんのがヴァーってでてきて、サイレンプロジェクトのロゴ
出てきたとおもったら、壁紙やらPVやらのDLコーナー?がでてきたんだが、
これってクリア?
>>515 クリア
Sleep Walker
深夜12時になると何か特別なこと起きるって聞いたんですが
本当?
3では小泉総理が出演しますよ
>>516 専用のムービーが出るよ。PCの時計で見てるから、時間いじって
スリープウォーカー始めれば見れるよ。
519 :
515:2006/02/20(月) 15:54:39 ID:jgnTRA3z
うわあsage忘れすまん。
Sleep Walkerは私的に全然怖くなくて期待はずれだったんだが、
おまいらどーよ?
>>519 購入前に何となく雰囲気味わえるくらいの価値があったかな
購入後にはあまり価値は無い
sleepwalkerて何?
公式サイトにあるフラッシュ。
このスレの住民に考えてもらうのが一番良さそうなんで質問。
結局、屍人は誰の支配化にあったの?堕慧児?それとも母胎?
自分は屍人が堕慧児(海底ケーブルの切断によって出た血から)で闇人が母胎(冥界の扉が開いてから出現)だと思ってるんだけど、
堕慧児の姿はどうみても闇人の乙と甲足したような感じだし、光にも弱い。
堕慧児が口から吐いてたのは闇霊だよね?赤い水は関係なく、あれが乗り移ってるってのが正解?
闇霊は昔の疫病が流行った時代に人魚食った奴らかな?そうするとその時の人魚=堕慧児?母胎はずっと地下だよね?
屍人の「この身体ガタが来てるな」とか「いい皮だ」みたいな台詞聞いてると生前の記憶はあるけど、思考は闇霊が支配って感じなんだが、
そうすると、なんで屍人と闇霊が争ってたの?あれは他の闇霊に身体を奪われたくないから?
だとすると一藤ニ考のシナリオが判らない。あれはどうみても前作タイプの屍人の思考だw
で、前作の堕辰子は今作のどれと同格なの?
大きい魚>母胎=堕辰子>堕慧児?それとも
大きい魚>母胎>堕慧児=堕辰子?前者だとすると、堕慧児と堕辰子が兄弟みたいな紛らわしい名前なのは何故?
前作の堕辰子が人間界に迷う?形で落ちてきたとか、赤い水をずっと辿っていくと神に近い存在(屍人としてだが)になれるとかいう設定は何?
今作の大きい魚の概念とは全然違う。
神木の正体って何?なんで冥界に顔みたいな根本付けて生えてたの?
大きい魚の骨が刺さってたのも何故?鉄塔と融合してたのも何故?あれに名前書いて闇人に刺すと浄化されるのも何故?
525 :
なまえをいれてください:2006/02/24(金) 19:49:42 ID:86cB2zDQ
大きい魚は邪属性で母胎よりも力が強いから攻撃出来る。
神木は吸収属性で闇を吸って成長する。だから冥界や鉄塔にも融合してたりするし、
大きい魚の骨も取り込んでるが、闇人は神木と比例すると力が弱すぎるので一発浄化。って感じ?
結局、鳩の顔のモデルはなんなの?百合がメッセージボトルで私の顔を盗んだとか書いてたけど、
元々の百合は眼鏡っ子って感じなんだが。それとも母胎がもともとあんな顔してたの?
シュウの母親の若い頃と顔が同じなのは何故?シュウの母親は何故死んだの?
シュウの母親は鳩だったの?
前作と違って今作は詰めが甘いってか、ワケワカメ。でage。
ID変わっちまったが、もう1つ質問。
市子は堕慧児に喰われたが、三沢はどうなったの?神木も刺してないし、発破もしてない。
あれは単純に一緒に喰われたって脳内変換してりゃok?
でもっと疑問なのが、喜代田章子。
結局どうなったの?カナエの顔に変わってからの展開が全然無い。
市子が覚醒しても最後までカナエの顔に変わらなかったのは何故?
527 :
なまえをいれてください:2006/02/24(金) 19:55:23 ID:jJAd3agP
俺が売った中古買った奴はラッキーだろうな、説明書一回も触ってないし、Diskもケースも綺麗に扱ったからな。
>>ID:86cB2zDQ
スレ違い。wiki一回読んでからネタバレスレに行け。
>>528 攻略スレで暴れてた奴か?
wikiでは全然補完されてないよ。
何日もスレ止まってるからネタ投下したわけだが、
サイレン発売された今、サイレン2の疑問点以外に妄想できる内容があるのかい?
>>529 妄想と考察は違うぞ
サイレン2の疑問点を妄想でいいなら答えてくれってことは、
デタラメを吹き込まれてもいいってことじゃないか?
>>529 攻略スレは知らん。ネタ投下ってスレ違いのネタ投下してどうする。
妄想スレなら妄想しろよ。お前の単純な疑問を羅列してどうするんだ。
それに見落としが結構あるぞ。堕慧児に食われたのは市子じゃなくて三沢。
三沢3佐、藤田巡査部長の両2名、
「プレイヤー殉職」
3が出たらサイドストーリーとして須田と永田の闇人共同殲滅するストーリーがほしい。
屍人を殲滅しに2のミニゲームみたいに時空移動してきた須田が永田と出会う。
2人で闇人殲滅していくんだけど元々須田は屍人を滅ぼしにきたから永田と対立してきて、
最終的には2人ともお互いを葬ろうとする展開がほしい。
須田「悪いけど、これは美耶子との約束だから。」
永田「逆ギレの方がつえーんだよ!」
で戦闘開始。
534 :
なまえをいれてください:2006/02/26(日) 14:07:39 ID:2hb0rAi9
須田「悪いけどコレは美耶子との約束だから」
永田「ディィィィ!」
永田は議員だと思われ
スパナのリーチみじけぇーーーwwwww
特攻wwwwwwww百合の話に聞く耳持たずwwww
永田がかわいそ過ぎる・・orz
SIREN2では何か是非また出てきて欲しい。
永田って可愛そうだよな、永田って
>>540 下手なことした所為で、党内でも立場無いだろうしな…
なあ、もう発売されてかなりたつし、予想も何もないからさ。
これからは、【妄想】SIREN(サイレン)3の予想スレ【専用】にしねえ?
543 :
なまえをいれてください:2006/03/07(火) 01:34:34 ID:OQKSz6ga
騒音引っ越せおばさん
0:00〜
終了条件1 近所に屍人の侵入を伝える
侵入条件2 騒音を鳴らす
初期武器 鉄製ふとんたたき
>>543 あのおばさん、すでに屍人になってるとしか思えんw
ラジカセが鳴ってる瞬間を狙って後ろを通り抜けるとか、
失敗するとふとんたたきの3連コンボで瞬殺されるとか。
545 :
なまえをいれてください:2006/03/08(水) 05:33:15 ID:+zqhCj1z
>>542 サイレン2はなかったということにして、
おのおの理想のサイレン2を語るスレ でもいい。
546 :
なまえをいれてください:2006/03/08(水) 06:34:58 ID:jlYjlJ3T
CM
「引っ越し引っ越しさっさと引っ越し!!」ドンドンドンドン
キャーー
引っ越しオバサンが狙撃ライフルで布団叩きながら見張ってるのを想像した
「なんとかして注意をそらすんだ!」
小目標 ラジカセの電源を消す
Hint ラジカセの狙撃
ていうか引っ越しオバサンは闇人になったら大好きな布団干しが出来なくてカワイソス
550 :
なまえをいれてください:2006/03/08(水) 23:26:01 ID:2LQhVLwh
終了条件2 騒音防止条例の施行
『ミヨコ無事だったか!』
ミヨコ「布団叩きが…形見の布団叩きが無いの…」
『俺にまかせな!』
小目標 布団叩きの捜索
創作サイレンってことか?>> 542>> 545
サイレン
赤い水
幻視
しびと
これだけあればとりあえず作れるな。
553 :
なまえをいれてください:2006/03/14(火) 11:52:04 ID:1sqlyV74
(;´Д`)ハァハァ
554 :
なまえをいれてください:2006/03/14(火) 13:47:38 ID:dBXaa4KC
555 :
なまえをいれてください:2006/03/14(火) 21:20:37 ID:UE6zyWXg
555GET!
終了条件:「近所」の引越。
小目標 :騒音を出す物を探す。
河 原 美 代 子 性別 女
年齢 58歳
職業 主婦
┌───┐
| |
| |平群町/河原家2Fベランダ
└───┘-1:32:44
|Weapon |Location and Date
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミヨコ乙「布団叩き返してよ!」
↑
個人的には指名手配犯のポスターと現地に伝わる伝説を記した本なんかが
放置されているのがSIREN的でイイ。
でも基本的には廃墟探索は超危険なので良い子は絶対真似せぬ様。
永井
562 :
なまえをいれてください:2006/05/01(月) 17:56:38 ID:jYpZ3cHS
笑い声がムカつくんだよ
563 :
なまえをいれてください:2006/05/05(金) 14:25:12 ID:ifSlQOya
永井が百合と一緒に船から脱出していたら、冥府の門は永井が開いていたかもな、下手したら母胎に取り込まれていたかも。そうすると三沢に感謝だな、しかし、恩を仇で返すとは無礼にも程があるな
ああ
565 :
なまえをいれてください:2006/05/05(金) 16:34:30 ID:ifSlQOya
つーか、夜見島に駐在警官とかいなかったのか?
三沢 「どうしてそんなに嫌うかな、…かな?」
567 :
なまえをいれてください:2006/05/06(土) 00:54:03 ID:OumQIWgV
永井:みぃぃぃさぁぁぁわぁぁぁ
永井頼人と前原圭一の共通点
・トレードマークは襟元からのぞく赤シャツ。
・イカレた女子中学生にエライ目に合わされる。
・物語後半にはブチ切れて豹変、暴れまくる。
・主人公としてはあまりに悲惨で報われない末路を辿る。
おおおぉ?
570 :
なまえをいれてください:2006/05/06(土) 23:37:21 ID:OumQIWgV
藤田っていつ警棒棄てた?市子の初ステージ?
そう
屍人に追い掛けられ、機関制御室で殴られたとき落としたんじゃ?
何故放棄したのか…?
572 :
なまえをいれてください:2006/05/15(月) 20:54:49 ID:aZGnZxJe
俺、個人的に藤田をもっと使いたかったな、つーか郁子藤田を殺した時に藤田の銃なんでとらなかったのかな?
574 :
なまえをいれてください:2006/05/15(月) 22:01:13 ID:aZGnZxJe
市子はアイロンで充分だな
三沢さんもっと使いたかったいい味出汁てたのになぁ
576 :
なまえをいれてください:2006/05/15(月) 23:13:51 ID:aZGnZxJe
神代淳も使いたいなもちろん屍人として
578 :
なまえをいれてください:2006/05/16(火) 20:56:06 ID:jpKCVGN+
沖田って意外に射撃能力、狙撃能力良くない?
579 :
なまえをいれてください:2006/05/17(水) 14:32:41 ID:RCESYzpl
2をやってから1を買ったんだが、1も2の巫秘挫歌みたいな奴があるんだな
>>579 マジで?
俺も2やって今1やってるんだけどああいう歌嫌いなんだけど。
怖いから・・・。
581 :
なまえをいれてください:2006/05/17(水) 15:50:13 ID:RCESYzpl
須田の初シナリオで石田巡査に見つかる前のムービーに唄が聞こえるよ、童歌?それとも墜辰子になんか関係あるのかな?
>>575 三沢の中の人ならリアルで色々な汁出してるな
585 :
なまえをいれてください:2006/05/17(水) 17:57:44 ID:RCESYzpl
八尾さんとアーカイブ30に出てくる尼って同一人物何ですかね?
>>585 八尾さんは1400歳くらいじゃなかったっけ?
長生きしすぎで、精神と記憶が綻んでいて
自分でも何をやっているのか分からなくなってきてる状態じゃなかったっけ?
587 :
なまえをいれてください:2006/05/18(木) 14:41:10 ID:mtIAKMTf
まだクリアしてないからわからないが、つーかなんで村人が屍人化しているわけ?2は赤い津波に襲われて大半が死んでしまい、そこから屍霊が憑依したという設定だしな
考えるのは後だ、まずはクリアしろ
589 :
なまえをいれてください:2006/05/18(木) 17:56:52 ID:mtIAKMTf
高遠先生の学校ステージ普通に難しい、志村や竹内はまだ銃があったが先生はバールだもんな、校長の金属バットの方が使いやすそうだし
せっかく井戸に屍人落としてバルブも回したのに死んだ・・・・
チキショーーー
591 :
なまえをいれてください:2006/05/29(月) 20:42:13 ID:X1jv9Crk
奉神御詠歌って巫秘挫歌みたいに歌詞のアーカイブあるのかな?
敬い申し上げる
天におわす 御主(おんあるじ)
光り輝く御姿で 現れ給う
ぐるりや 3つの御印を 持って 拝み奉る
1つや 2つ 3つを 過ぎたれば 天の理(ことわり)
我ら 父母の咎(とが)に 罰を加え給うことなし
御主(おんあるじ)のおいでます 楽園にお連れ給う
593 :
なまえをいれてください:2006/05/30(火) 17:19:54 ID:GcVr4ae8
歌詞、有り難う。やはり巫秘挫歌みたいに物語を語る上で必要不可欠な存在なのだろうな
そうだね
595 :
なまえをいれてください:2006/05/31(水) 23:42:50 ID:1biS7LUT
奉神御詠歌って須田のエンディングには流れないんだな
え?
このスレ埋めたらどうだ?
もう2発売されたし,やたらSIRENスレ多いし。
598 :
なまえをいれてください:2006/06/21(水) 21:32:30 ID:rixVljh6
怖くて公式見られません(><)
600ゲトー
埋めるかな。
小ume太夫
宮田〜先生〜〜〜!!彼女と同じようにこのスレを埋めて!!
604 :
闇人:2006/07/02(日) 01:08:03 ID:M0Zuy/Ae
うおっ、まぶし!
ま〜え〜ま〜え〜う〜しろ〜〜〜ちょん。
606 :
道化:2006/07/03(月) 07:24:05 ID:tff4wDio
…僕はただの道化だった
「さよなら兄さん」
さぞ憎かっただろう。苦しかったのだろう。光の中の僕をきみはいつも恨んでいたんだね…
許して欲しかった。彼は銃口を此方に向けた。この人形みたいな僕を破壊するようだ。しかし,手が震えていてじっと此方を見るだけだ。
何も,誰も助けられなかった。ただ恨みを買うことしか出来なかったんだ。だから,僕は君を最後に助けたい。それが僕にできる兄らしいことなんだ。
僕は笑っているようだった。静かに目を閉じた。
途切れる感覚の中で,彼が少しだけ泣いていた。
「俺も道化,あんたもな」
最後に自分は理解した。
彼も道化だったんだ。
607 :
埋葬人:2006/07/03(月) 15:26:25 ID:tff4wDio
このスレを埋めるために,SIRENの小説を書こうと思う。
>>606は手始めに双子書いてみた。
つーか埋めるためならなんでもいい。なんかこのスレを早く消したいので協力を願いたい。
あの箇条書きの独白を小説だなんて…。
ちゃんと人物の動作や、周囲の様子も表現してくださいな。
609 :
埋葬人:2006/07/03(月) 19:44:25 ID:tff4wDio
了解。射殺…いや,じゃ注意して書いてみます。と言っても,だいぶプレイしてないからパラレルワールドになりそうだが。
610 :
埋葬人:2006/07/04(火) 18:06:49 ID:hUnOqbOd
めんどくさくなった。
もういいや
あまりの諦めの早さっぷりにwarota
PSP版出て欲しいなぁ…
う
め
だ
?
す
だ
こ
!
うざい
おっしゃるとおり。
取り合えず,行く手を阻んだのは誰だね?ネイルハンマーの刑だ
ほしゅ
保守しなくていいよ。
625 :
sage:2006/07/25(火) 21:02:41 ID:qTkc0oN8
・・・・・・このスレまだあったのね。
しょうがねぇ。このスレで散々妄想してきた俺が発売前の俺にループして、
少しずつ埋めてやる。>104->113をより細かく、本作は無視。
やべぇ、ひさしぶりなんで書き方忘れてた。正直言ってハズカシイ!
さ
い
と
また行く手を阻まれた。
さよなら…このスレが消える頃また来る。
じゃあ、文才ゼロだけど少しずつ埋めますか
何千…何万回…あの忌まわしい時を…
何度あの業火に……身をやかれたか… あの神体は…器は…もう…
…知らない……あいつは知らない
私は…ここに…
――― いんふぇるの
堕辰子に絡みつく青白い炎 神体から立ち上る黒く細い―― 影
その髪の毛ほどの黒い影は神体を焦がすたびに水鏡へと吸い込まれていた
何千…何万回…
魂の抜けた首肉の塊を胸に抱え、白髪となった比沙子は奈落へと落ちてゆく
1976年7月未明 夜見島港 北端岩場
そこには自由研究として星を観察しに来た親子の姿が
「シュウ」
「…」
「シュウ」
「……」
「シュウ!」
「…おとうさん? あれ、あそこ…」
「ん? どうした」
――― !! 突然目の前が真っ暗になる
「なぁに? どぉしたの?」
「シュウはここにいなさい。いいかい ここでまっているんだよ」
「えぇ なんでぇ? ぼくもいく」
「いいからっ!!」
父の怒号がとんだ
ぼくが指差したのは――― 黒い塊
おとうさんはぼくひとり置いてその黒い塊を見に行ったんだ
だけどすぐ戻ってきてぼくの腕を掴んで家に帰るって…
痛いって言ったのに離してくれなかった
その後すぐに、おとうさんの腕を掴んで黒い塊を見に行った。
「おとうさん!」
「なんで連れてきたんだ!!」
635 :
ちんぽっぽ:2006/08/14(月) 13:10:22 ID:xUFMbC/u
鳴子ハナハル「紅い水」
Koei「紅の海」「紅の海2」
は無関係ですか???????
636 :
なまえをいれてください:2006/08/14(月) 21:29:20 ID:wWf65H75
無関係だよ
以下>633のつづき
1976年7月未明 網元屋敷
黒尽くめの者達が居並ぶなか、眼帯の初老と警察官が対座している
「で、どうなんだ」
「はい 特徴も一致しています。発見者の様子からしても贄だと思われます」
「……」
「ただ……」
「ただ 何だ」
「はい 流れ着いた贄には胎が――― 下半身がないようです」
「どういうことだ」
「さぁ 鮫でしょうか。発見者もかなり狼狽しておりまして真偽の程は…
女を見にいったたところ下がなかったと、それなのに女がこっちを見て何か喋ったと…」
「見つけたのは」
「はい 移住者です。名前は三上。夜見島港の一角に息子とふたりで暮らしております」
「……」
「どうされますか」
「とにかく贄を探し出せ 外の者はもちろんだが島民の目にも絶対に触れさせるな」
黒尽くめの者達が一斉に部屋をとびだした
羽生蛇村 眞魚川の岸を徘徊する女がひとり
あれから何年の時が過ぎたのか…
己の朽ち果てた肉体を見れば自ずとわかりそうだが……でも、そんな事はどうでもいい
彼なら、彼らなら“あいつ”の呪いを解いてくれる。わたしの役割は……贖罪は終わった
ドオオオオオオオオオオォォォォォンンン―――
その時雷鳴のような耳をつんざく爆音が村中に響いた。方角は上流の眞魚川水門の辺りだろうか
まもなく大きな地鳴りとともに、川上から赤い水壁が押し寄せてきた
逃げるまでもない。もう全てが終わる
女は迫り来る壁を―― わが子を抱きいれるかの如く両手を広げた
と、両手を広げたと思いきや、女は力の限りに
鉄砲水を押し返した。
まだ・・・まだ終わらない・・・!!!
モーセの十戒のように、迫り来る水の波が二つに
割れて、辺りは巨大な飛沫に包まれる。
――この因果律に、終わりが来るとは思えない・・・――
S
M
以下>639のつづき
1976年7月未明 夜見島港 北端岩場
黒い塊に近づき呆然と立ち尽くす父
「…………………………」 ―― ぅぅ
「あ、警察 そうだ駐在所の……ん?」 ―― ぅぅううう
「うわぁあああ!!!!」 ―― ぅう
「見た見た、見るな!!!こっち見る うわっ」
シュウのもとへ駆け戻る
「こいっ、いくぞ!」
「痛い痛い」
―― ここはどこだろう 今だれかいたような 目をあけているのに 真っ暗だ
わたしは生きている? ―― そうだ水に押し流されて……
ちゃんと書かないから一文字野郎に埋められるんだ。
ケ
やっぱり面倒くさいわ。書いてみてわかった。
ようするに
いんふぇるので堕辰子が首を落とされ、焼け焦げになるたびに黒い執念
(幽体・霊体みたいな)が羽生蛇を徘徊する先代美耶子の体に取り込まれる―
容姿は美耶子だが堕辰子の新たな完全体
水門の爆破で下流へ押し流され、気づいたら夜見島の岩場に流れ着く―
時代は1976年 春海が2004年に戻った様にそれぞれが生きていた時代に帰る
夜見島へは今までにも何度か羽生蛇からの漂着物・人などがあり、血は薄いが幻視を
使える人間もいる 眼帯の親父他 羽生蛇丸など
気づいたら胎の子が鮫に食われている―
志村の子? 子を食った鮫は暗い海の底で徐々に異形の姿へ(魚人かな?)
事情を知らない移住者達は、そんな姿でも生きつづける美耶子を化物として滅多刺し―
刺し傷から堕辰子の執念(幽霊・霊体)が溢れ出す
肉体・幽体・霊体の分離により夜見島の世界が不安定に(何故?とか突っ込みなし)
その様子を海の中から遠目に見ていた異形の子は狂乱 ケーブル咬み切り大停電―
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオンンン―――― SIREN
激しい痛みに子が泣き叫ぶ もがき苦しみ海が赤く染まる 夜見島を高波が襲う
赤い水を浴びる住民達(屍人)
子が上陸し夜見島の生き人を次々と食い殺し巨大化―
美耶子も縁遠い血筋の者達もついでに食っとけ
堕辰子の執念を浴びた住人は闇人へ 彷徨う執念はただの闇へ(幽霊みたいな闇人)
夜見島の世界に3つの住人誕生 屍人・闇人・闇霊
屍人の頂点にたつ不完全な肉体「美耶子の子」
闇人の頂点にたつ幽体「?」 闇霊の頂点にたつ霊体「?」
全島民消失―
世界から神代の血筋が消え失せる 完全体喪失
―――――― 沈黙
2006年 テレビ・雑誌で話題騒然の人が消える島「夜見島」
夜見島観光ツアーが組まれる 乗員の中にあの少女の姿――四方田春海
夜見島近海
――――― いた
神代の血を引く者が帰ってきた
執念(幽体・霊体)となった堕辰子が完全体となるため神代の肉体(春海)を呼び寄せる
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオンンン―――― SIREN2
加えて夜見島を徘徊する美耶子の執念(幽体・霊体)は水先案内人
異形の子はもともと美耶子の子なので、堕辰子の執念(幽体・霊体)とは対立
屍人(単なる肉塊=バカ)VS闇人・闇霊(堕辰子=人間超越)という構図
という妄想を書きたかったのです これじゃ書き足りないけどね
途中までシナリオの真相かと思ったじゃないか。
でも続きはチラ裏かな。
そっか はしょりすぎか まぁ書いてもチラ裏にはかわらないかな
2006年 全島民消失のその後も相次ぐ夜見島近海での失踪・消失事件
船舶・漁船はもとより・自衛隊機(武器弾薬の輸送中)までも
漁船の船員の証言 おらぁ夜見島に女が佇んでいるのを見ただぁ
夜見島で続く怪異をマスコミが取り上げ お茶の間騒然 なんと映画まで公開 大反響!?
一方、ある自衛官宅
羽生蛇の惨劇の後、心的外傷w)により心を閉ざした少女
テレビで流れる夜見島の映像を眺めていたところ、あるシーン(佇む女、春海だけが見えた)でテレビにかぶりつき
あああああああぁぁぁぁぁ
夜見島を見たいと視聴者の声 夜見島観覧ツアーが組まれる
雑誌記者 一樹守が取材命令により乗船
春海と自衛官も乗船 春海が「ああぁぁ ああぁぁ」喚くので仕方なく
加えてプレイヤーキャラ他数名
で>112−113 ビックリ企画で灯台を修理
日暮れ時 夜見島を眼前に多くの乗客が興奮気味
灯台のスイッチON 灯台・街灯の灯りにどよめく乗客達 オオオオオォォォ
突如 夜見島からたくさんの通信が飛び交う 各所で傍受
「こちら○○丸、現在夜見島にて…」
「あぁ、もしもし、こちら…」
「なんたらかんたら」←自衛隊のやり取り 難しいのでわかりません
内容は「輸送ヘリが墜落した、負傷者が何名だ」とか「お前等今までどこに」みたいな感じ
ただし、一方的であって会話にならず
と思った矢先に島の灯りが全消灯 通信もぶっつり切れる
乗客“ざわざわ ざわざわ”
ドォォォォォォォォン―――
すさまじい衝撃が船底を突き上げる 座礁?(肉塊の子です)
船は舵をとれず甲板の乗客を海に放り込みながら夜見島へ乗り上げる
またいずれ書く
653 :
なまえをいれてください:2006/09/16(土) 11:59:55 ID:Dc4r2vSu
期待age
― 自衛官
船が乗り上げた衝撃で頭を打ち失神 目が覚めて目の当たりにする惨劇 阿鼻叫喚
「…る…み はるみ? おいっ はるみ! はるみぃぃぃっ!!」呼び続けるが返事無し
(春海は何者かに手を引かれるように闇の濃度が高い夜見島の中心部へ移動中)
頭を打ったせいか、傾く船内のせいか、三半規管が狂わされる
呻く乗客達を尻目にやっとの事で外へ抜け出す
海は見渡す限り真っ赤に染まり、既に死人となった乗客達で埋め尽くされていた
ドオオオオオオオンンン!!! 甲板を突き破り姿を現した黒い―― 臓物?化け物?
なんとも形容し難い塊がそこに蠢いている
!!
突如発せられた身の毛もよだつ骨をも揺さぶる咆哮―― SIREN
!?
ゴミのように波打ち際でゆれていた死人達が起き上がる―― 屍人
状況を呑み込めないまま自衛官は走りだす 島の中へと向かう影は漆黒の闇へと呑み込まれていく
屍人の集団はひとつの意思をもったかのように島の中心部へと歩き出す
夜見島の中心部に高く聳える鉄塔 その眼下には光を喰らう巨大な穴―― 黄泉
生きる屍となった乗客達の“夜見還り”が今始まる
つづく かも
春海が上陸で全てが同一スタート 以前に墜落した自衛官達も一緒
異形の子の目的は中心部へ向かう晴海を“喰う”こと―― 堕辰子の完全体阻止
彼は不器用っすから“喰う”ことしかできません。
“夜見還り”の屍人の中には途中で見つけた廃屋を自分の住いにして生活を営む者もおります
とんだ失態 晴海 → 春海
― 雑誌編集者
甲板で多くの乗客に揉まれながら夜見島を前に鞄からカメラを取り出す
と次の瞬間 船を襲った衝撃で海へ転落
夜見島埠頭
ザ…ザッザザザァァァ…ザザッ(チャンネルリンク)
「はぁはぁはぁ……んっ はぁはぁ…」
ガサッ!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
…うぅぅん
突然の叫び声に目を覚ます しかし周囲には誰もいない― 夢?
頭の中にはっきり聞こえた確かな声と“映像”に戸惑う
― 現況把握
船から落ちた事を理解 体を触り傷がないことを確かめる 但しまさか夜見島にいるとは思っていない
荷物は……あった カメラは何とか使えそうだ(?)
懐中電灯を取り出し周囲を確認 海が真っ赤に染まっている事に気づく― 錆?
臭いを確かめる― 鉄臭い
どうも脚本家ではなく監督向きの人物のようだ。
絵コンテなら面白いスレになると思うのだが
字で読まされると辛いだけだな。
そもそも独自解釈・設定を文字でなく絵コンテで語るのも
どうかと思うが。
ソレモアリカモネ
ヤッテミテハイカガ?
661 :
なまえをいれてください:2006/09/22(金) 14:53:14 ID:E+6Yr568
ξξ
orz
だってさぁ、オレ語彙が貧弱だし、文章力ないし、なにしろ飽きっぽいし。
何しろ妄想家だからイメージのみなんだ。曲は作れるけど楽器は弾けない。
でも、色んな所で小説だとか3の世界だとかで盛り上がってるみたいだし。
こうなったらオレも妄想を書かずにはいられない。これが最後の妄想です。
SIRENチームが次のネタに使いそうなものを2の世界で表現しました。
この妄想スレで以前にも使用したネタを再び掘り起す。それが SIREN
このスレを覗く奇特な奴がほとんどいなくなった今だからこそ チャンス!
どうも妄想っぽくなくなってしまった。
とりあえず、また気長に書いていこうと思った。
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夜見島民話集 −第二巻− 『 赫夜ノ伝説(カクヤノデンセツ) 』
昭和45年 夜見島小学校卒業生寄贈 −改訂版−
【初ノ章】
それはむかしむかしのお話。 ちいさな村にひとりのおじいさんがいました。
ある日の宵のことです。 山しごとからかえろうとすると、天から星がひとつふってきました。
星はまばゆくひかり、おじいさんをよんでいます。
おそるおそる近づいてみると、おじいさんはびっくり。
なんと、それはそれはかわいらしい女の子ではありませんか。
おじいさんには子供がいませんでした。
たいへんよろこんだおじいさんは、女の子を【かくや】と名づけて育てることにしました。
それからというもの、おじいさんは山へいくたびに、お金を見つけるようになりました。
おじいさんは、村いちばんのお金もちになりました。
【次ノ章】
女の子はすくすくと育ち、とてもうつくしいむすめになりました。
そのうつくしさを知った村の男たちは、【かくや】をおよめさんにしようとしました。
しかし、【かくや】はだれのおよめさんにもなりません。 いつも天を見ては、かんがえごとをしていました。
おじいさんは宝物をもってきた男を、【かくや】のおむこさんにすると言いました。
男たちはたくさんの宝物をもってきましたが、【かくや】 は気にいりません。
そして月を見てはかなしい顔をします。
おじいさんが聞きました。 「かくや、何がそんなにかなしいのだい?」
【かくや】が言いました。 「わたしは今夜、あの月にかえります。おむかえがくるのです。」
おどろいたおじいさんは、ついにおこりました。 「かくやはわたしのむすめだ。月へはかえさないぞ!」
【終ノ章】
おじいさんは村の男たちをよんで【かくや】を守ろうとしました。
おじいさんは【かくや】とわかれたくありません。
その夜のこと。 月が山の上にのぼると、まばゆい光がたくさんふってきました。
男たちは光にむかって石をなげます。 しかし、光につつまれると、男たちはみんなたおれてしまいました。
天子さまが光の中からあらわれ、【かくや】の手をつかみます。
おじいさんはどうすることもできません。
【かくや】はおじいさんに光のたねをわたし、それをのませました。
するとふしぎなことに、おじいさんは少年のすがたになりました。
星となった【かくや】は、ひとすじの光となって、天へとかえっていきました。
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真説 『 赫夜ノ伝説(カクヤノデンセツ) 』 翻訳者:不明
大正12年 夜見島西部 【岳酉村】 の倒壊家屋より発見
【初ノ章】
ある夜、ひとりの男が山奥で光る物を見つけました。 それは今までに見たこともない美しさでした。
男は考えました。 それは陽の光りにあたると、目の前から姿を消してしまうのではないかと。
その神秘な光に魅せられた男は、それを洞窟に運び、祭壇をつくって祀ることにしました。
するとどうでしょう。
毎夜、男が洞窟に足を運ぶ度に、眼も眩むような黄金が出てくるではありませんか。
男はあっという間に村一番の長者となり、贅沢な暮らしを続けました。
【次ノ章】
当然、村の者達は不思議でなりません。
村人達は男に尋ねます。 「どこにそんな黄金があるのだ。 われわれにも在り処をおしえろ!」
その村人達の殺気は男に死を感じさせるに十分なものでした。男は止む無く洞窟へと案内します。
祭壇に祀られたその神の輝きに村人達は狂喜しました。彼らは一瞬にして心奪われたのです。
祭壇には酒、食べ物、ありとあらゆるものが供えられました。 中には我が子を生贄にした者まで。
それは狂気の沙汰でした。
一部の村人達がよからぬ事をかんがえます。 この神の奇跡と寵愛は我々のみが授かるものだと。
【終ノ章】
一部の村人達は神を連れ出すことにしました。
彼らは鍬や槍を手に、まずは自分達以外の村人達を殺しました。
男は洞窟にいます。 こちらに向かってくる血まみれの村人達の前に立ちはだかったのです。
男は必死に訴えますが村人達の耳には届きません。 男は無残にも殺されてしまいました。
かくして、彼らは神を洞窟から連れ出すことに成功したのです。
しかし次の瞬間です。 神はその姿を【蛇】へと変え村人達に次々と襲い掛かったのです。
変貌した神【蛇】は村人達の刃を体中に浴びますが全く倒れません。
村人達の誰もが倒れかけたその時です。
山東の地平線から陽が昇り、無限の光りの刃が【蛇】を刺し貫きました。
【蛇】はけたたましい奇声を発し、まばゆい銀色の光りを放ちます。
灼熱の炎に体を焼かれ、その体から溢れる蒸気は辺り一面を真っ白に包みました。
最後に【蛇】はまるで龍の如く、一筋の光りとなって天へと昇っていったのです。
【後ノ章】
村人達は 【蛇】 の光りに眼を潰された。 眼は闇に閉ざされ、二度と光りが灯ることはなかったという。
村人達は 【蛇】 の業火に体を焼かれた。 体は真っ赤に爛れ、二度と陽の下には現れなかったという。
村人達は 【蛇】 の蒸気にW、` を得た。 神の呪いを浴び、二度と 、 ゛ 、 ` なかったという。
その後彼らがどこへ消えたのか、今どこで何をしているのかは誰も知り得ないのだ。
そうそう、村人に殺されたはずの男の姿も忽然と消えていたそうだ。
メモ書きがはさまれていた
○ 現代訳は 富士原氏 によるもの。
○ 翻訳者とはいかに。そもそも外国の話だとでもいうのか。
○ 一部だれかの悪戯だろうか、文が消されていて読めない。
○ 後ノ章は誰かが書き足したものか、どうも文体が違うようだ。
○ 夜見島は辰砂の生産地 金の精製
○ 不老不死の研究
つづく
夜見島郷土史家 丹羽氏 による民話解釈
夜見島は朱の原料である辰砂の主要産地であった。島のある特定の地域の住居跡
からは出土品として辰砂をすりつぶす為の石臼、杵が大量に発見された事もある。
今現在でも村の神事において、氏子が顔に朱を塗る慣習が残っているが、これは邪
(蛇であろうか)を祓う呪術的な意味である。血の色である朱(丹)は、再生を願い、
死霊を封じるために、かつては遺体にも施朱する事があった。近代ではそのような
風習は皆無となったが、この島の一部では数年前までそうした埋葬をしていた事実
がある。これは夜見島が海に囲まれた孤島であり、永きにわたって外界との接触を
拒んできたことが起因していることは明白であろう。
また辰砂(朱)は水銀鉱石であるが、水銀は金の精錬(アマルガム)に使用される。
夜見島では金の精錬が大量に行われ、1960年代には夜見島金鉱資本の金発掘事業
により「日本の黄金郷」とまで呼ばれたことは周知だが、これは金の発掘に加えて、
水銀を用いての精錬が島内で同時に行えたことが大きい。
さて、夜見島民話集の「赫夜ノ伝説」であるが、これは夜見島で採取される辰砂について
の物語であると私は考えている。
つづく
参考文献:ネット
難しい話でまとめられんが、詳しく知りたい人は色々と検索してください。
次は民話解釈
銀歯の話はもういいよ。さ、次行ってみよ〜!
最初に【赫夜ノ伝説】訂正:陽の光で焼けたのではなく【落雷】で焼けたに変更
ダメだ、伝えきれない。感想文にしかならなかった。頭いてぇ。専門家がみたら呆れるだろう。
そもそも、どうしてこのような構成なのかは研究中だが、この夜見島には多くの金鉱があり、
辰砂が産出されていたことから、山奥でみつけた光る物は金か水銀で間違いないだろう。
見た目の不可思議さで言えば後者であろうか。その見る者を魅了する妖しい光に信仰心
が芽生えた事も容易に窺える。村の者が私欲のために目の色をかえる事態がおこっても
何ら可笑しくない。 その神の如き輝きは村民を惑わし、かくして多くの血を流してきたの
だろうか。その誘惑はひとりの美しい女性として例えられたという事か。
私には想像できる。村の轍などにたまった雨水が辰砂で真紅にそまり、見渡す限り真っ赤
な大地が広がっている光景を。それはまるで戦場のようである。
水銀は一方で強い毒性を持つという。吸気した場合、人体への影響は甚大だそうだ。
水銀は400〜600度の熱で蒸発するらしい。落雷によって気化した水銀を吸気した
村人達はその後もがき苦しみ、死んでいったということであろうか。つまりは既に水銀の
毒性に気づいていた事を意味する。(前三章と後ノ章が同年代のものだと仮定して)
しかし、水銀・金の精錬法はどのように知り得たのだろう。果たしてどこからもちこまれた
技術なのだろうか。
また一方で水銀・水銀朱は不老不死の薬として用いられていた。これは日本に限った事
ではない。中国のミイラからは水銀・鉛等が検出されているが、この夜見島の鍾乳洞で
発見された遺体からも大量の水銀が検出された事は記憶に新しい。本島からの調査団が
発掘調査を行ったところ、医師の報告ではとてつもない量が検出されていたそうだ。
これは夜見島でも不老不死の研究が行われていた事を意味するのか。赫夜ノ伝説の一節
に殺されたはずの男が消えていたという部分があるが、これは不老不死の薬を飲んでいた
事を匂わせる。
何故【蛇】へと姿を変えたのかという点については、これは蛇=金属神という考えがあるらしい。
蛇は雷が消えると共に天へ上っていったのだろう。
要するに人間の強欲はやがて神の怒りをかい、最後には己の身を滅ぼすという戒めの話なのだ。
妖艶な光の裏側には、恐ろしい闇もまた潜んでいるということだ。
のわぁぁぁぁぁぁ、ぶべしっ ぐわっ 熱がでそう!
イメージ先行型 今後書く予定
隔離病棟 カルテ 実験 不老不死研究 大量の水銀蒸気 真っ赤にただれた死人
黒衣で埋葬 夜見島は生きている、血を流す島 島の中心部に大量の実験体を埋葬
中心部に鉄塔の建設 落雷 陥没 冥府 天と黄泉を結ぶ道 など
暫く書きません。
妄想は暫く置いておいて
システム
闇人は視界ジャックをしてきます。前半は屍人に対してのみです。
闇人一匹は、屍人一匹のみをジャックでき、一同に複数をジャックする事はできません。
これはつまりプレイヤーと闇人の視界ジャック合戦を意味します。
プレイヤーがある一匹の屍人の視界をロックしても、他の屍人の視界をジャックしている最中に
闇人によって乗っ取られることがあります。それは闇人による視界のロック解除です。
まずは闇人を倒す事が先決です。闇人の位置は屍人の視界をジャックする事であきらかになります。
たいてい暗がりにしかいません。屍人の視界から暗がりを探してください。
プレイヤーは闇人に対して通常は視界ジャックを使えません(後説明)。
闇人は目がほとんど見えないからです。
闇人は屍人の視界ジャック中は動けません。視界ジャックは屍人一匹に対して1〜2分ほどです。
当然、休息もあります。いつも視界ジャックをしているわけではありません。
休息中はほぼ無敵です。暗闇の中を一瞬で移動し、捉える事は容易ではありません。
闇人は目が見えませんが、こちらの気配を感じます。
闇人の赤い目に睨まれた場合、徐々に闇が体を侵食し、体力を奪われます。
絶対に闇人の目の前までは辿りつけません。走らずに息切れ状態になります。
その状態で近くに屍人がいた場合、接近されて殴打されると、一撃で死亡します。
その状態を解除するには、闇人の視界をジャックして下さい。
この時だけは闇人がプレイヤーに意識がありますので、闇人の視界がジャックできるのです。
視界ジャックが成功すると、闇人は闇の中へ姿を消します。その場所から移動する事もあります。
元の場所に戻って来る事もありますので、とにかくその場から遠ざかって下さい。
ごり押しでは倒せません。
闇人が視界ジャックしている屍人に対しては、プレイヤーは視界ジャックできません。
それはつまりステージに闇人が一匹いる事で、確実に一匹の屍人の行動が把握できない状況が
生まれることにつながります。闇人が2匹いれば、屍人2匹の行動がよめなくなります。
闇人が増えれば増えるほど、難易度があがります。
闇人がどの屍人を視界ジャックしているのか推測して下さい。
闇人が屍人の視界ジャック中で、その動けない隙を狙って光で倒すのです。
このシステムも つづく
【一例】
ステージは単純な一本道 プレイヤーひとり、屍人一匹、闇人一匹
避難場所、障害物、陽動アイテム、街灯(点灯、消灯)あり
ゴール地点の前に闇人(真暗)、スタート地点とゴール地点の中間に屍人(懐中電灯、鈍器所持)
終了条件 「闇人を倒し、○○○への到達」
一、とにかくごり押し。“タイミング”が合えば懐中電灯つけっ放しで突っ切りゴールが可能。
たいていの場合、闇人に睨まれ徐々に闇(病み)が体を侵食。
それは心臓を締め付けられるかのような苦しさ。息切れ状態。屍人に見つかる。殴打。死亡。
一、まずは屍人の視界をジャック。視界の中に闇に光る赤い目を発見。闇人の存在を確認。
ロックせずに待機。しばし待て。再びジャック。ジャックできない!
という事は闇人が屍人の視界をジャック中。懐中電灯つけっ放しで道を突っ走りゴール。
一、闇人のそばに灯りの消えた街灯があることを発見
こちら側にあった配電盤?を修理。街灯が点灯。闇人即死。ゴールへ走り終了。
一、近くに落ちていた空き缶を闇人の方へ投げる。屍人の頭上を越えて飛んでいく。屍人が気づく。
懐中電灯を手にした屍人が闇人の方へ。屍人によって闇人消去。ゴールへ走り終了。
条件 光は顔にあてること。黒装束にあてても効果はない。
闇人は屍人の視界ジャック中に、プレイヤーがたとえ走って近づいてきてもジャックを
解除しない。あくまで時間によるランダム解除のみ。(難易度が高すぎる)
闇人の睨みは屍人に対しては通じない。アホな屍人によってあぼーん
しかしこんな事書いていてなんになるのか…
【傘もち闇人との一騎打ち(何らかの時間制限付)】
白銀等(もの凄い微光)が明滅する密室空間。隠れる場所、障害物などは一切ない。
点灯中、闇人は動けない。睨みを受けたらとにかく視界ジャックで解除。
解除後には、電コケのように蠢き、その場を動けないのでその間がチャンス。
このステージでは終始息切れ状態が続きます。走れません。
もう少しで懐中電灯の明かりが届きそう……という所で消灯。闇人は瞬間移動でその場を去る。
消灯中は闇人の世界。睨みをうけたらとにかく視界ジャックで解除。
解除後には、再び瞬間移動。またもや睨み。解除。睨み。解除。繰り返し。
消灯中に倒すには出現先の先読みのみ(それは神の御業)
闇人の睨みを視界ジャックで解除せずにいると、闇(病み)が侵食し続け、そのまま死亡です。
【上の一例の補足】
なぜ屍人が闇人を倒せるのかは、屍人(そもそも死人)には睨みが効かないうえ、プレイヤーのように
視界ジャックで解除しようとしないからです。屍人が視界ジャックをしてくれれば、闇人の瞬間移動
による逃げが可能なのですが、屍人がそれをしてこないのでその場に止まらざるをえないのです。
屍人接近中
闇人睨みギラギラ「ほぉれほれほれ、どうだ……………え、ええ?え、ええええええぇぇぇぇぇ!!」
つづく
あぁ、白銀灯じゃなくて水銀灯ね。どうでもいっかぁ、そんなこと。
「赫夜ノ伝説」の真実
― すべてのはじまり ―
それは文安元年(1444年)、現在の「蛇化ノ祠 (タケノホコラ)」にて、ひとりの男が木乃伊(ミイラ)を発見した事に始まる。
「蛇化ノ祠」:全長4.44kmに及ぶ夜見島鍾乳洞の一部。島の中心部の洞窟より約150mほどに位置する。
夜見島西岸の海岸出口より島の中心へと延びるこの道は、海のカミ(神蛇)が掘った道、カミそのものだと信じられている。
偶然見つけた洞窟に男が足を踏み入れたところ、松明の明かりに照らされ、それは突如姿を現した。
長い黒髪、白い肌、半身は裸体で半身は壁に埋もれた、それはそれは美しい女性であった。
壁画から飛び出し、今にも動き出しそうなその女性の艶やかさに男は息を呑んだ。
ポタッ……………、ポタッ…………
一定のリズムで洞窟に響く水滴の音―
……… !?
男は気が付いた。天井から一本の鍾乳石が女の背中へと伸び、それは腹を刺し貫いていたのだ。
そんな事がありえるのか。一体どれだけの刻をここで越えてきたというのだろうか。男は混乱していた。
……… !!!
「血……、血だ!」
女を刺し貫いた鍾乳石の先端から、何と真赤な血が流れているではないか。男の思考は停止していた。
男は滴り落ちる血の一滴、一滴を見つめ、震える両手を差し出した。
真赤に染まる自分の手を暫く見つめていた………、と次の瞬間、男はその血を口へと運んだではないか。
しかし、その神の如き容姿と目の前で起こる奇蹟の数々に、男の行為は至極当然の事にように思えた。
やっぱ、こういう書き方だと長ぇんだよな。すぐ疲れる。
しかし誰もこねぇな。このスレには今までにも何度となくこういう状況があったけか。オレは平気… ・゚・(つД`)・゚・
あぁ、やめだやめだ 仕切り直し!!
693 :
659:2006/10/06(金) 17:51:52 ID:2ruowxhE
待ってるよ。読んでるよ。ちゃんと良い意味で応援してるよ。
。・゚・(ノ∀`)・゚・。
― S I R E N ―
【 面 影 】
ガタガタ、ガタッ、ダン!――― カチャッ
「おかあさん 閉めたよ」
「そう じゃぁ、こっちへおいで」
母の手招きに誘われ、裸電球が淡く灯る部屋へと足を踏み入れる
「んふふ」
「どうした そんなにうれしいか」
大好きな父と母 ふたりの優しい眼差しに自然と笑みがこぼれた
「いいかい 今夜はこの部屋から出てはいけないよ」
「んふふ」
――― あのころは
母に促され、陽の光りをたっぷり吸い込んだ蒲団へと潜り込む
「おい 聞いているのか?」
「いいじゃないの また明日ね」
――― なにもかもが
瞼を貫く淡い光り 眩しいと感じながらもぬくもりが眠りを誘う
「おやすみ」
「んふふ おやすみなさい」
――― 暖かかった
ウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥッッッ
微かに聞こえたサイレンの音 それは躊躇う私を一瞬で常闇へと引きずり込んだ
――― おとうさん、おかあさん どこへ行ったのですか………
【 呪 灰 】
呪灰町の広報誌:町報「呪灰(ジュカイ)」
消神村の住民333名 全員の死亡を確認― 死因は火山ガス中毒によるもの
―事件概要―
…1976年8月3日未明、県道333号線 比良坂付近の道路上で消神村の住民3名が倒れているのを
トラック運転手の男性(33)が発見し110番通報した。
県警は消神村の駐在所員と連絡がつかない事から夜真中署の署員2名を派遣。 同署員が駆けつけた
ところ、3名以外にも多くの住民が路上に横たわっているのを発見。
直ちに県警本部に応援を要請。 消神村へ続くトンネルは封鎖され、一切の立ち入りが禁止された。
県警による大規模な捜索にもかかわらず生存者はひとりも発見されず、消神村の住民は次々と遺体
として発見された。その数333名。
8月10日、県警は捜索の打ち切りを発表し、駐在所員を含む消神村全住民が死亡と断定した。
中略
当初、発見された全ての遺体に外傷がなかった事から、警察は事件・事故の両面で捜査を進めていた
が、不死医科大学の検死報告によりこの度事故として処理される事となった。
遺体から採取した血液や尿などから、大量の硫化水素の成分が検出されたのだ。 警察は硫化水素の
発生源の特定を急ぐとともに、消神村への立ち入り禁止を検討している。
※ 硫化水素:火山ガスなどに含まれる腐った卵のような臭いで無色の有毒気体。
【消神村:ショウジンムラ】
不死山麓の村のひとつ
本来は旧消神村。 町村合併により呪灰町となったが、以前として旧い呼び名で通っている
夜真中村(ヤマナカムラ)もそのひとつ。合併前の呼び名
消神村の村道は県道333号線へと合流する。 消神湖を目当てに毎年多くの観光客で賑わう
消神村のトンネルを抜けた県道333号線は羽生蛇村へとつながる
羽生蛇村は町村合併を頑なに拒みつづけている
【消神湖:ショウジンコ】別命:紅血の湖
不死五紅の中で最も小さく最も美しいとされる湖
夕日に染まる赤不死、湖水に映る深紅の逆不死は不死五紅一の絶景である
ここまでの元ネタ
富士山・樹海・富士五湖(精進湖・山中湖)・火山ガス中毒(硫化水素)・赤富士・逆富士・火山灰
ズサーc⌒っ゚Д゚)っ 700ゲトー
ネーミングが厨房っぽくなってきたな
ここらが限界だろうな
…そうか。 ネーミングもそうだが、漢字の選択には相当悩んだんだが
「呪灰」ひとつにしても辿り着くまでに小一時間だぜ。 ストーリーと合わせる作業もあるし
「羽生蛇、夜見、呪灰、並べてみて……… うぅん、いいかな」っておい! アホか俺!
うん、その通り。 正直限界です
とか言いつつ投下
【 疑 惑 】
消神村のトンネルからは棺が長い列をつくり、粛々と県道333号線を進んでいた
陸辺「なぁ、なんかおかしくないか?」
沢樹「え? 何がですか?」
陸辺「棺桶だよ」
沢樹「はぁ、そうですか」
陸辺「………」
陸辺は次々と搬出されてくる棺にある違和感を覚えていた
沢樹「そういえばこの村ですよね」
陸辺「………」
沢樹「ほら、去年の落盤事故ですよ。 観光バスの。 ちょっと 陸辺さんの記事じゃないですかぁ」
陸辺「……あぁ」
沢樹「どうしたんですか?」
陸辺「いや……、行こうか」
沢樹「え!でも、まだ何も……、ちょっと陸辺さん!」
陸辺の違和感はある疑惑へと膨れ上がった
【 神 隠 し 】
「エデン」:樺エ科学研究社出版の季刊誌 昭和51年にミステリー科学雑誌「アトランティス」へ誌名変更
― 火岩トンネルにて落盤事故が発生 観光バスが巻き込まれる―
…1975年7月7日、消神村の火岩トンネル内部にて落盤事故が発生。 地元警察と青年団により土砂の撤去
作業が行われた。
作業も終盤に差し掛かった頃、最深部に1台のバスを発見。 撤去作業は直ちに救出作業へと切り替わった。
車内からは不死交通の運転手(32)が残念ながら遺体として発見された。乗客の物と思われる大量の荷物も
散乱していたが、その持ち主は誰一人として車内にいなかった。 しかし、持ち主の身元は簡単に割れた。
荷物に小学生の名札が付いていたのだ。 持ち主は賽村小学校4年生の児童22名。
警察は不死交通と賽村小学校に連絡をとり事実確認を行ったが、既に不死交通からは警察へと通報があり、
賽村小学校からは捜索願が出されていた為、確認に時間は要さなかった。
その後、同バスは賽村小学校の児童22名を乗せ、消神湖観光へ向かう途中だった事が判明。
トンネル内はもとより消神村の隅々まで再捜索が行われたが、児童22名の姿を見つけることは出来なかった。
遺体で発見された運転手には目立った外傷はなく、死因も特定できない事から警察は変死として処理。
中略
この事件に残された謎は以下の二つである。
一、男性教諭を含む児童22名の行方
一、運転手は何故火岩トンネルへとバスを進めたのか
この謎が解けない限り事件の解決はない。 今はただただ児童22名が元気な姿で帰る事を祈るのみである。
【火岩トンネル】:全長約100mの未開通トンネル
元々は戦時中に防空壕として使われていた洞窟
消神村を抜ける鉄道トンネルとして昭和33年に着工
―追記―
度々の落盤事故により昭和50年7月をもって掘削作業は完全に中断された
ここまでの元ネタ
彼岸、富士五湖(西湖)
長文になってしまった。しかも作文調です。 orz
【 消神村 歴史民族資料館 】
「消神湖の伝説」
…村の中心部に満面と水を湛える消神湖。 紅血の湖と呼ばれ、その美しさは不死五紅一と謳われて久しい。
しかし、この湖はもともとは無色透明であり、空の色を写し取り、神の住まう高潔の湖と呼ばれていたのだ。
湖には美しい白蛇が住んでおり、村人はその白蛇を信仰の対象、村の守り神として祀ったそうである。
以下は湖が消神湖と呼ばれるに至るまでの物語である。「消神村伝奇」
ある日のこと、村の男が神の住まう湖へとやってきた。
男は持ってきた供物を湖へと沈め、神の出現を願い祈りはじめた。
「身籠った妻が病にかかっております。 どうか妻と子をお助けください。」
男には妻がおり、その妻は大きなお腹を抱え、高熱にうなされ死の淵を彷徨っていた。
男は妻の回復を願って八方手を尽くした。 にもかかわらず、妻の病は一向に治らなかったのである。
男にはもうなす術がなく、ただひたすら神に祈る事しか残されていなかった。
男が祈り始めてからどれほどの刻が経ったであろうか。 陽は傾きすでに夕刻となっていた。
陽が沈みかけた頃、なんと男の祈りが通じたのか美しい白蛇が目の前に姿を現したではないか。
透けるような白い体が夕陽の光りを浴び、その姿は神々しいまでに輝いていた。 男は息を呑んだ。
神の輝きが眩しいのか、男は黙って俯いている。 次第に男の体は震え始めた。
白蛇は沈黙を続ける男に興味を無くしたのか湖へ帰ろうとした。 男の表情に陰りが見えた…
……と次の瞬間 男はどこから取り出したのか、鋭い刃を手にし、それを白蛇の体へと突き立てたのである。
白蛇は鳴いた。 その声は天まで届くかのように大きく、それはそれは悲しい声であった。
神と呼ばれた白蛇は男の手によってただの肉片と化した。 男の体は鮮血を浴びて真赤に染まっていた。
男は妻の元へと戻り、白蛇の肉片を妻の口へと放り込んだ。
「さぁ、しっかり食べるんだよ。 お前もお腹の子もこれで必ず元気になるから。」
しかしである、白蛇の肉を飲み込んだ妻は突如奇怪な声を上げ、もがき苦しみ始めた。
白目を剥き、床を這いずりまわっている。 男は呆然とその様子を眺めるしかなかった。
男の願いも虚しく、妻と子は息絶えた。 男は大いに泣き、神殺しのその罪の重さに嘆き苦しんだ。
男は何を思ったか妻の遺体を湖へと沈めた。 それは男なりの既に亡き神への償いであったのだろうか。
子は妻の胎から取り出され、湖を見下ろせる不死の山へと埋葬された。(注1)
翌日の事である。 男が湖へと足を運ぶと、なんと妻の亡骸を沈めた湖が深紅に染まっているではないか。
それは神の流した血であろうか。 高潔の湖が紅血の湖へと変わった瞬間である。
「湖」から「神」が「消」えた
男はそれから何度も湖へと足を運び、供物を捧げ、神への贖罪を続けたと言う。
―おわり―
注1:胎児を母親の胎の中にいれたまま埋葬すると、子供が怨霊としてこの世に止まってしまうそうです。
妊婦と胎児の分離埋葬は人形を用いました。 縄文土偶はその為の代替だという考えがあるそうです。
現代では死体損壊罪になりますのでご注意を。
【消神村の神殺し】
「エデン」:樺エ科学研究社出版の季刊誌 秋号
一部抜粋
その後については、男の妻が新たなる湖の主として村人を見守るようになったとか、我が子を捜し求め
湖を彷徨っているなど、色々な話が伝えられている。
今でも湖から女性のすすり泣く声が聞こえたという話を耳にするが真実の程はわからない。
消神村には早くして亡くなった子供を消神湖へ葬送する慣習があったが、この伝説とも深い関わりが
ある事は間違いないであろう。 動機には二つの説がある。 それは「生れ変っても同じ母の元へ還って
くるように」との願いを込めたとする説と「子を沈める事で神の怒りを静める」(ほぼ駄洒落であるが)
という神罰への畏れからだとする説である。 私は前者のように我が子を想う母の愛から生まれたもの
だと信じている。 とにかくも、消神村にとっての消神湖は切っても切り離せない神聖なものである事
は確かなのだ。
一部抜粋
鏡のように世界を映しこむ消神湖は、常世への入り口だとよく言われる。 逆不死を見ている者は次第に
自分のいる世界、自分がどちらの住人なのか解らなくなる時があるそうだ。
もしかしたら我々が立つこの世界は既に常世なのかもしれない。
ここまでの元ネタ
黄泉戸喫・常世・分離埋葬・縄文土偶
【 呪灰町町役場 文献資料 】「宝永噴火」← 年号なのでそのまま引用
―宝永噴火〜赤灰と呪灰町−
…1707年12月16日(宝永4年11月23日)、不死山の南東斜面の宝永火口が開き、プルにー式噴火が発生。
噴煙が空を覆った場所では、昼間にも関わらず夜のように暗かった。
夜に入ると火山灰の色が赤色に変色し、それは まるで血の雪が降っているかのようだと伝えられている。
現在の呪灰町は、その噴煙の被害を最も強く受けた地域である。 町の文献にも赤灰について書かれた資料が
数多く残っているが、なかでも興味深いのは、赤灰を浴びた者が精神異常を起こしたと記された資料が存在
する事である。 それも一冊どころではない。 呪灰町の呪灰という名は、昔よりこの辺の地域で生活していた
人々が知らず知らずのうちに口にしていた言葉であり、不死山から見下ろすこの地域一帯を指すものである。
地元の人間に馴染み深いことから町の名称として使用するに至ったのだが、もしかすると、呪灰と言う言葉は
赤灰が及ぼした人体への影響を、当時の人々が忌み嫌い名づけたものであるかもしれない。
赤い雪が降る。 想像してみるととても幻想的な光景であるが、一方である種自分の中の狂気が目覚めそうな
気がしないでもない。 当時の人々はどういった面持ちでその光景を眼にしていたのだろうか。 同じ光景を
眺める日が私にも果たして訪れるであろうか。
とりあえず、ここまでの
【 妄想バレ 】
常世の存在(白蛇)は出現済みです。 黄泉戸喫も行いました。 男と妻と子は全員生きています。
「消神湖の伝説」には歴とした真実があります。
【妻:伊弉冉尊(イザナミ)】
妻は白蛇の肉を食したため、異形の姿となり黄泉の世界に君臨しています。 黄泉は当然漆黒の世界です。
黄泉への入り口は呪灰町旧消神村の消神湖です。 湖の色が深紅から漆黒へと変わった時がその時です。
光りは届きません。 懐中電灯の光りでは1cm先も照らせません。 妻は追手(ある集団)を定期的に放ちます。
モデルは蛆が湧いた「イザナミ」です。 イメージはものすごく巨大な大蛇で、蛆には顔があります。
【男:伊弉諾尊(イザナギ)】
男は肉こそ食していませんが、常世の存在の血を浴びたために不老となりました。 不死ではありません。
肉体が朽ちることで死を迎えます。 しかし肉体が朽ちることがないので実質不死と言えます。
いまだに贖罪を続けています。 供物は「子供」です。 呪灰町で起こる「神隠し事件」は男が関係しています。
昭和19年 学童疎開 男性教諭を含む国民学校初等科三年生33名が消失
昭和50年 観光バスの落盤事故 男性教諭を含む小学四年生22名が消失 などなど。教諭はこの男です。
(ひとりのアトランティス雑誌記者が事件の背後にある闇に気付き、真実を明らかにしようとします。)
【子:火之迦具土神(ヒノカグツチ、火の神であり赤灰・呪灰にも関係してきます)】
子は人間であって人間ではありません。 不死山に埋められましたが、ある事がきっかけで、呪灰町の歴史民族
博物館に展示されることとなります。 黄泉の母を殺すための“最終兵器”とでも言えるでしょうか。
小さな胎児の姿です。 竜の落とし子のようであり、見ようによっては勾玉です。 ものすごい光りを放ちます。
神殺しの武器として使用しますが「宇理炎」のように生命力を引き換えとしますので、現段階で使用できるのは
男(父)のみです。 使用すると急速に老化が進みます。 普通の人間が使用すると即死です。
老化という経過が一瞬のうちに起こるため、即死として感じられますが、遺体は白髪のミイラとなります。
浦島太郎が受け取った「玉手箱」のような役割です。
自分の愛するものが次々と死んでいく中、ひとり残され孤独の中に生き続けることの悲しみ。 千数百年の間
続けてきた贖罪からの解放、死への憧れを常に抱き、死という幸せをいつも願っていた。 そんな男の願いを
叶える事が出来る唯一の遺産です。 それは妻が夫に残した愛の結晶(子)とも言えます。
父子は不老の存在です。 父子は不死ではありません。(これが言いたかった)
テーマは家族愛です……かなり歪んでいますけどね。
悲しい運命を背負った家族を、千数百年の呪縛から解き放つ事が目的です。
3人が再び巡り逢えたとき、それは3人の死を意味します。 本当の幸せが3人の死をもって訪れるのです。
どうでしょう、何となく想像できますか?
日本神話を取り入れるなら、ヒノホノニニギやらウガヤフキアエズやらオオヒルメノムチやら
もちろん造化三神であるタカミムスヒ、アメノミナカヌシ、カンムスヒは外せないだろ。
カグツチやらイザナミなんて言ってるとメガテンオタって言われるぞ。
( ゚д゚)ポカーン
あんたすげぇな。 一瞬昆虫名が羅列しているのかと思った。オオルリアゲハとか
神話というより、サイレン2のキーワードであった夜見(黄泉)を使用したいと思ったら、
誰でも知っているその2神を出すのが一番理解しやすかったのです。 神話の神さん達を
引用し出したら多すぎてもうきりないし。 俺の頭ではまとめきれません。
俺の妄想の出発元は黄泉なので、造化三神をネタとして使用することは無理。
完全に日本神話を元に始めたら………まぁ、やっぱ無理だわ。
高天原の司令官をサイレンにどう使えばいいのか。 もう出発点からつまづいちゃう。
ちなみにイザナミ・イザナギ・ヒノカグツチは全て後付けです。 あ?イザナミは違うか。
そういえばサイレン2の世界観は宗教色のない神話的世界観だったはずだよなぁ。
そんな印象なかったけど。
造化三神・・・ぐぐったら創造神らしいな・・・。いざなぎいざなみの親かよ!
>>720お前何オタだよw
いざなみが設定としては最適かもな。ひのかぐつちを生むときに死んでしまい、
黄泉の国からいざなぎが連れ戻そうとしたけど、屍人みたいになってて、結局
連れ帰らなかったんだっけ?
というわけで
>>721続きをドゾー (´・ω)つ旦~オチャモドゾー
ググってすぐ分かる程度の事は頭に叩き込んでおかないと、
ネタとして使う使わんの判断もできんぞ。
何かの話を考えるなら引き出しはたっぷり無いと。
人間、ゼロからの想像力なんてほとんどないんだから。
物知らずの奴が知ってる知識だけしか使わんで作品を作ると
パクりっぽいものにしかならない。
SIREN1のキャラ設定のためにAVを見た(見せられた)佐藤直子氏を見習え。
と、>720でも >721でもない俺が呟いてみる。
>SIREN1のキャラ設定のためにAVを見た(見せられた)佐藤直子氏を見習え。
kwsk
>>723 とても見習えるほどのことだとは思えないが・・・
恩田理沙の設定を考える際に
田舎から上京
↓
普通の仕事に挫折
↓
AV業界の人にスカウトされ、デビュー
というドキュメンタリーとしてAVを薦められたそうな。
外山ディレクター→佐藤プランナー
※見たかどうかは発言が無かった。「薦められた」までですね。
「ネタ書くためにAV見ろ!」なんてアホな事は言わんが、
「AVでさえホラーゲームのネタになる(する)」くらい貪欲な方が
良い設定厨になれるんじゃないか、と割と本気でそう思ってる。
引き出しを多く持って置いて平面的に組み合わせられる方が、
狭い世界で妄想オナニーするより面白いと思うぞ。
>722 旦⊂(Д` )ドモー
>726 ふ〜ん、そうかぁ。勉強足らずっつう事ですな。
とりあえずまたぐだぐだ書いた。つうか眠!
【 悔 恨 】
1976年8月7日 呪灰町町役場 町長室 応接間
陸辺「もともとは消神村のご出身だそうですね。」
河口「………」
陸辺「消神村の秘儀についてご存じないですか?」
河口「………」
陸辺「つい最近、消神村で行われたと耳にしたのですが。」
河口「…知らんよ」
カタカタカタ…
陸辺「ご子息を亡くされたそうですね。」
河口「は?」
陸辺「納骨はどちらに?」
河口「あんたに関係ないだろう!」
カタカタカタカタ…
陸辺「見せていただけませんか?」
河口「な!!」
沢樹「え? ちょ…」
ガタン!!!
河口「ふざけるな! 急に押しかけて来て何かと思えば 無礼にも程があるだろ!」
陸辺「ですが、ある…」
河口「うるさい! お前等の質問に答える必要などない! 下らん雑誌記者が! 出ていけ!!」
沢樹「お、お、陸辺さん! 行きましょう。」
陸辺「そうですか…、それではまた、改めてお伺い致します。」
河口「あ? こ、この野郎…」
沢樹「陸辺さんっ!! どうも失礼しましたぁ。」
バタン!!
河口「はぁはぁはぁ……はぁ……ふぅ。」
河口「くそっ、何であんな事に……、あの男だ…、そうだあの男のせいだ…、全てあいつのせいだ!」
河口「………潤(ジュン)」
町長室を出た陸辺の手には新聞が握られていた
【 呪灰新聞 】1976年8月2日 朝刊
…8月1日午後、呪灰町の小学4年生男児(10)が賽の河原で遺体となって発見された。
男児は課外授業として河原を清掃中だったが、突如行方がわからなくなったという。
男性教諭が警察に捜索願を依頼、2時間後に清掃場所から2km離れた下流にて男児が
浮いているのを通りがかりの男性 (32)が発見し警察に通報した。
司法解剖の結果、外傷もないことから、死因は水死として断定。 清掃中に過って河に
転落したものと見られる。 警察は引率の男性教諭を業務上過失致傷で書類送検……
【奈堕葬送(ナダソウソウ)】← 反感を買いそうだが、自分的には秀作
消神村秘儀。 消神村に伝わる葬送であり、長い間秘密裡に行われてきた。 現在でも詳細を知る者は
消神村の村民とごく一部の関係者のみである。 村民がこの秘儀について語る事はなく、頑なに口を
閉ざしてきた。なんとこの度、その関係者のひとりに話を聞くことが出来た。以下はその会話の一部
始終である。
○○村住職A氏
「奈堕葬送の起源は消神湖の伝説ができた西暦600年代まで遡ると言われております。 葬送される
のは子供のみです。 当時の子供の生存率は極端に低く、この葬送が何度も行われていたそうです。
葬送には早くして亡くなった子供を再び母の元へと還すという意味が込められておりました。(これ
については諸説あり) 子供の存在は村の将来、行く末に関わる一大事ですから、村人の願いは相当
なものだったのでしょうね。
亡くなった子供を船に乗せ消神湖へと流すのですが、不思議な事に湖の中心へと流れ着くと自然と
湖底へ沈んでいくのです。但し、実際には亡くなった子供の遺体を流すという事はなく、人の形を
模った土偶を流します。子供に外傷があれば土偶の同じ箇所にも傷をつけます。そうして、消神湖
の神に子供の早い蘇りを願うのです。」
A氏は最後にある重大な事を語った
「この葬送には禁忌があります。 消神湖へは土偶しか流してはいけないのです。 万が一、本当の
子供の遺体を流した場合、それは神への冒涜となり、神より天罰を受けると言います。 果たして
どのような天罰なのかはわかりませんが、大昔にはその禁忌に触れた為に、村人達全員が重い病に
倒れたと言われております。 その後、村人達はこの禁忌を畏れ、絶対に破る事のないように秘儀
を執り行ってきたそうです。 あ、そうそう、何でも消神村の民謡には葬送曲があるそうですよ。」
「奈堕葬送」
流行りの「ふ〜るい〜、あ〜るば〜む〜」のやつ
七堕葬送:冥府へ繋がる七つの門。 黄泉への葬送に七つの試練、門をくぐるという意味
奈堕葬送:奈落へと堕つる過程。(七蛇など、これ良い当て字が結構あってかなり悩んだ)
最終的に後者にした
【 黄 泉 】
1976年 8月3日 0:00 消神村 宮世道安 (クゼミチヤス)宅
ウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥッッッ
消神村に響き渡るサイレンの音 それは奈堕葬送の開始を報せる合図である
「始まったな」
「ええ、潤君も早いこと知矢子さんの元へ還れるといいわね」
ふたりの視線が寝息を立てる我が子へと注がれる
「あぁ…、そうだな」
今この瞬間の小さな幸せを噛み締める
「晴汰(セイタ)……、ありがとう」
そして、ふたりは手を合わせ、今は亡き幼子へ祈りを捧げた――
―― ドオオオオオォォォォォンンン!!!
「え! なに?」
大きな地鳴りと共に、家族を包んでいた暖かい光が、突如 漆黒の闇に喰われた
「なんだ、停電か?」
―― バタン、ドタン、バン! 何やら外が騒がしい
ぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…… 遠くで悲鳴があがる
「なんだってんだ! くそっ、なにも見えん!」 ガン! ガシャン! 「つぅ!」
カチャカチャ、ガラッ! やっとのことで玄関から飛び出した―
「な!!」
宮世の目に飛び込んできたのは山の稜線を深紅に染めた不死の山であった
「噴……火…しているのか…、まさか…」
天からは火山灰が降り注いでいる。 不死の山が流した血であろうか、その灰は真赤に染まっていた
「おい、きよ子! きよ……こ…」
宮世が何かに釘付けにされた。 それは列を成しこちらへと向かってくる
黒い装束に身を包み、傘を差し、まるで実体がないかのように視界の中でゆらゆらと揺れていた
「葬列者?」
次の瞬間、葬列者のひとりと眼が合った。 宮世は一瞬にして理解した
「禁忌を犯したのか…」
彼らの眼が深紅に染まっていたのである。 言い伝えに聞いていた、消神湖の蛇神の眼は深紅であると…
「くっ、なん…でぇ……」
―― !? 宮世が何かに気付いた
「こ、こど…も?…ぐっ」
心臓を鷲掴みにされたかのように苦しい。 呼吸ができない。
「く、ぐぅ…くっ……はぁ、ぐあぁぁぁ!!!」
倒れた宮世の背中に不死の灰が積もる。 深深と降る雪のように…、真赤な灰が村中を覆い尽くしていく
父が起き上がる事は二度となかった…、私の前に姿を現す事は二度と無かった……、人間として…
…でもね、父と母は今でもあの世で とても幸せに暮らしているんだよ。
なんか、最後わけがわからなくなった。 しかし、俺が書く文章は毎回毎回無駄に長ぇこと…
とりあえず、確認の意味も込めて
【 妄想バレ 】
サイレンシリーズ定番の「1976年8月1〜3日」の事件は、奈堕葬送の禁忌から始まります。
と言うよりむしろ、すべては町長の息子の事故死から始まったといった方かいいでしょうか……事故死?
消神村出身の旧い人間である町長は、旧い儀礼に則り、消神湖の奈堕葬送を一時的に復活させます
本来、土偶で執り行うはずであった奈堕葬送ですが、突然現れたイザナギ(仮名)の甘美な誘惑によって、
遺体そのものを流すことになります。町長は葬儀に立ち会っていません。
8月3日 0:00 サイレンの合図と共に儀式が執り行われますが、禁忌を犯した罪により現世が常世に
取り込まれます。イザナミ(仮名)がいる黄泉への門も開かれます。
黄泉への門となった消神湖から湧いて出てくるのは「闇人」です。イメージはそれこそ2の初期設定の奴
です。当然「屍人」もいますが、彼らは大昔に同じ様に禁忌を犯した当時の村人です。「闇人」に殺された
後に赤灰を被った事で「屍人」となりました。
実世界である現世においては、火山ガスによる中毒死として333名が遺体となって発見される事となります。
但し、333名の遺体に子供はひとりもいません。陸辺は運ばれてくる棺にある違和感を覚えました。沢樹と
共に呪灰町で相次ぐ神隠し事件との繋がりを探り始めます。
神隠し事件の黒幕であるイザナギ(仮名)はあらゆる時代において、大勢の幼い子供達をイザナミ(仮名)へと
捧げてきました。しかし、今までに村が呪われるという事は“まず”ありませんでした。それは遺体ではなく、
生きたままの生贄を捧げてきたからです。(不謹慎だなぁと思いつつ書いています)
イザナギ(仮名)が何故1976年に黄泉への門を開放したのかはまだ謎です。
1707年の宝永噴火で赤灰が降ったのは、噴煙により昼夜問わずヤミが訪れた事と、現世の不死の山だけで
なく、常世の不死の山が常に火山灰を降らせている事がある種の同調を呼んだようです。夜から現世に赤灰が
降ったのはそのせいです。
200×年の登場人物
1976年 消神村より唯一生還した:宮世晴汰 ― 常世で父母とご対面
旧呪灰町町長:河口宗五郎 ― 常世で息子とご対面
ミステリー科学雑誌「アトランティス」編集長:沢樹春治 ― 常世で○○とご対面
あぁ、俺って名前のセンスないなって感じた。名前は無視して下さい。
>>726 貪欲って…オマージュしかない佐藤氏のシナリオを賞賛出来る
あんたは凄いな。パクリと言われる前にオマージュオマージュだぞ?
>741
初代ドラクエはパクリの塊だぞ。
見た目を子供向けにすることに心を砕いてはいるが。
でも面白いし優れた作品だ。
シナリオがどこかで見たアイデアの寄せ集めなのはOKだと思う。
悪いのはコピー商品で儲ける奴らだ。
その意味で佐藤氏が「ホラー小説」「ホラー漫画」からもろパクってるのは
良くないと思うけどね。
その点はぜんぜん「視野が広い」とは言えない。
いつも流れをぶった切ってすみません
【 死 期 】
1976年8月3日 常世 26:32
ザッザッ…
「なぁ……、知っているか? 子供って…、純真で、無邪気で……、本当にかわいいんだ…」
ザク、ザッザッ…
「先生、先生って…、駆け寄って来て抱きついて来るんだ……、暖かくて…、柔らかくて…」
ザッ、ザァァ…
「お前は……、子供を抱いた事なんて……ないよな……」
ザッザッ、ズン…
「あれから何人の幼い子を…お前に捧げてきたか……、お前は…、わかっているのか?」
ザァァ、ザァァ…
「…999、……いや、1000人だ…、愛おしい子を、騙し、穢し、お前に捧げてきた……」
ザザァァ、ザァ
「なぁ……もう、いいだろう…… 神に許しを請おうなんて、決して思わない……」
バンバン、バン…
「ただ…、ただお前にだけは……、許してほしい…、みんなのことを………、そして…」
男の目の前には、墓標の列が延々と広がっていた―― 名前もない、ちいさなちいさな墓標の列が…
―― わたしのことを
男の腕の中にはかつては“人”であったであろう、愛しい“我が子”が大事に抱かれていた
―― これで最後だ…、お前に…、お前の元に還そう
会話を書くと、どうしてもしゃべりすぎるんだよなぁ 内容も何か自分勝手だし
上記は男の背中とズームアウトがあれば、全て沈黙で充分なんだけど…俺の表現力では無理でした
【 鬼 畜 】
1976年8月3日 常世 24:37
赤灰が降り積もる消神村にひとりの男が堕り立つ
「早いな、すでに連れて行かれたか……」
村道にはすでに死体となった村人達の赤い塚が幾つもできあがっていた
「黄泉帰りはまだ始まっていないが、そろそろだろう…」
音の無い世界…、降り注ぐ赤灰が、全ての喧騒を攫っていく
「しかし…、こんな世界でも不思議と懐かしく…」
風の無い世界…、舞上がる赤灰が、湖底の泥のようにゆったりと上昇していく
「…不思議と美しい」
ガンッ!! 脳が揺れ、視界が真赤に染まり天地が逆転した。 鼻腔から血が滴る。
「ひゃぁぁはははぁ! おほほぁへぇぇえ、ふぃひぅ…」
男が振り向くと、白目を剥き恍惚の表情で男を歓迎する村人の姿があった
「……あぁ、勘造か、相変わらずうるさいな……、しかし酷い姿だ…」
ヒュッ! 勘造と呼ばれた村人の頭が消し飛んだ
とここまで書いて、須田と宮田を足した者になってしまったのでやめました。
イザナギ(仮名)はかつて常世に取り込まれた屍人達を殲滅後、亡き子供達の墓標を建てて、黄泉へと
向かいます。
闇人(実際は闇子)によって連れてこられた消神村の子供達をイザナミ(仮名)が摂り込んでいる最中に
我が子(胎児・火照ル)を抱えたイザナギが姿を現します。そこで宮世が助けられることになりますが
イザナギは既に老化が始まっており、結果イザナミ殺しに失敗します。現世には宮世晴汰が唯一の
生還者として帰ってきます。
イザナギは我が子を胸に抱えたままミイラとなり、消神湖の水面に浮かんでいる所を、警察により
発見され、呪灰町の歴史民族博物館に展示される事となります。子(火照ル)を使いこなすには完全
な不老不死でないと無理なようです。イザナミ殺しの失敗は1976年の村人を新たな屍人として
誕生させてしまいました。彼らは200×年まで常世で“幸せに”暮らしています。
200×年、再び起こる悪夢は、封鎖された消神村に女性の死体を殺人犯(びびりのふたり)が運んで
来たことに始まります。死体を穴の空いた船へと乗せ、消神湖の中心へと沈めますが、ふたりは車を
飛ばしてその場を離れてしまいます。今回、死体を沈めた事に加え、成人を流した二重の禁忌により
消神村だけでなく、呪灰町全体へと常世の侵食が始まります。呪灰町は観光地です。旅館、温泉街等
もあり、古い町並みから新しい町並みまで一通り揃っています。各人が呪灰町の各所であがきます。
殺人犯ふたりは間違いなく殺した女にストーキングされる事でしょう。
他にも書き足りない妄想が沢山あるのですが、理由あってこの辺で一先ず区切りたいと思います。では
火照ル・カリフォルニア
>749 あぁ、違う違う「ホタル」です。発売前の妄想で一度出しました。
【 言い訳 】
妄想の中で闇人は闇子に変えました。撲殺・銃殺など、子供に対する暴力表現は使えないという事で
完全に光りによる“浄化”での処理と考えました。浄化後は小さな光りの玉(蛍)となり博物館に眠る子
(火照ル)へと集約されていきます。不老不死でない人間が使える為の伏線です。持ち球999発。
千という数字はおわかりでしょうが、イザナミが一日に千人殺しましょうという一説からとりました。
2の闇人は肉体がありましたが、闇子は肉体を持たず、はっきり見える屍霊に近い感じです。
肉体はイザナミの一部となり、怨念(闇子)は消神村・呪灰町全体を縦横無尽に徘徊します。なにしろ
好奇心旺盛な子供ですから。
肉体の一部となった子供達は唱歌しているのが望ましいですね。戦闘時のバックコーラスで使えます。
闇子による人間の殺害方法は以前にシステムで書き連ねました。
闇子と屍人(子供と大人)の完全な差別化を図るために、なるべく矛盾の無い様に背景を設定しました。
子供の屍人はひとりもいません。もれなくイザナミに摂り込まれています。頭脳屍人のように大人の
闇人は存在していてもいいですね。誤って消神湖に葬送された大人が何人かいたでしょうから。
黄泉からの追っ手として黄泉醜女と雷神(羅異人等)が丁度よく存在していますので、雷神(異形8体)が
闇子(999人)を引き連れてくるという設定でもいいかもしれません。但し、実際には1000でなく
1500の化物だという事で、この時点で設定ミスが既に発生しています。
(999なのは生還した宮世をカウントしていないからです。)
イザナミに摂り込まれた子供の顔を1発につき1つ消せるとしたら……、最後は自分の命を燃やし
尽くすしかないなぁ。でもそうなると漆黒の黄泉にいるイザナミの元へ辿り着けないという矛盾が…
不老不死であれば無制限に使用可能なんだけど…、不老不死ってあまり使いたくない。
あ、でも光を蓄積した火照ルが通常時も光輝いていれば、1発も消費せずに辿り着く事が可能か…
消費する度に光量が落ちていくという設定にすれば矛盾無いのかな?難易度も徐々に上がっていくし。
(「火照ル」使用方法 光魚:誘導型 と 千光:炸裂型 の二つ、など厨坊っぽい事も考えていた。)
ようするに、妄想の中でたくさんの矛盾が発生した為の挫折です。
妄想も止めたし、スレを覗く人もほとんどいないからいいだろう。
ぜんぜん関係ないが、今日の深夜「放送禁止5」という番組を見た。
うまく伝えられないが、恐怖の種類がSIREN無印と似ていた。
ホラーを好んで、見たり、読んだり、遊んだりする事はないが、今までに怖いと
思ったのはSIREN無印ぐらいだった。
しかし、この度「放送禁止」が自分の中に新たに追加されました。
何の知識もなくドキュメンタリー番組として見ていたのだが、深夜という事もあり
相当やばかった。ちびるかと思った。こうしたお蔵入りのテープが実際に在るのだと
本気で思った。(まぁ、よくよく考えるとおかしな部分もあるのだけど…)
真実を知ってしまったので、次回からは今回程の恐怖は感じないだろうが、それでも
別のシリーズをぜひ見てみたいと思った。消化しきれない恐怖も未だに後を引いている。
考察スレなんかもあって、そういった部分でもSIRENと酷似していると思う。この考察スレが
またオモシロイ。
見たことのない方、ぜひご覧になってみて下さい。かなりオススメです。
そうそう、「しじんの村」を脳内で漢字変換して最初に出てきたのは、当然
「屍人の村」でした。
あらららららら、誰も来てないのね。
放送禁止5がようつべにあった。改めて見たけど… (((( ;゜Д゜)))
放送禁止5消されてる…・゚・(ノД`)・゚・
ほんとうだ。検索かけるとSIRENのCMもでるのね。久しぶりに見た…懐かしかった。
758 :
なまえをいれてください:2006/10/21(土) 01:03:39 ID:PpkFvpq3
>>758 ね!あの曲いいよね!あの曲聴くためになんど2のアーカイブ繰り返し聴いたことかw
私の記憶の始まりは瓦礫。
とにかく早くSIREN3出ないかな
2以上に時間を掛けてもいいから、シリーズ史上最高の出来を。
色んな意味で寒くなってきたねぇ。こんな時はまったりと妄想に耽るのがよろし。
【 廃 村 】
1976年に起きた火山ガス中毒による消神村の村民333名の事故死以来、同村への立ち入りは禁止されてきた。
人の立ち入りを拒まれた村は既に廃墟と化し、多くの観光客で賑わっていたかつての面影はどこにもない。
不死五紅随一の美しさを誇る消神湖だけが、今も変わらず満々と深紅の水を湛えている。
【 禁 忌 】
2008年、8月2日、23:38 ― 消神村を疾駆する黒い塊がひとつ
ガタガタガタ…
男A「……あのぅ、まだですかねぇ?」
男B「うるせぇなぁ! だからもうすぐだって……」
道に生い茂った草花を踏み潰し、何かに追い立てられるようにどんどんとスピードをあげていく
男A「……あのぅ、まだ…」
男B「お! あれじゃねぇか?」
漆黒を切り裂く車のライトに照らされ、深紅の湖が“3人”の前に姿を現した
つづく
要望スレに1秒の差でヤクザ出された…上記ネタバレ orz
つうか、みんな考えてる事は一緒って事だ。一般的な自分に万歳!
>>765 そのレスのもうちょい前のレスにも概出なわけだが…
おまいは頑張ったよ 誰も責めやしない だって同じサイレンファンだもの!
(つД`)
湖畔に蠢く影ふたつ
男B「おい! 早く降りろって!」
男A「は、はい、お、降りますから、イタイタイ…」
運転席のハンドルを握り締めたまま動かない男を、もうひとりの男が無理やり引きずり出す
トランクの荷物を前にして躊躇うふたり
男B「おい、お前がそっち持て」
男A「え! か、勘弁して下さいよぉ…兄貴頼みますって、このとおり…」
両手を合わせ懇願する男
兄貴「は? ば、馬鹿野郎! 足の方が重いから…だから俺がこっち持ってやろうってんじゃねぇか…」
男A「……怖いんでしょ」ボソッ
― パァァン!! 乾いた音が消神湖に響き渡る
細く長い肢体も人形のように硬直し、男ふたりの力で運ぶには何の造作もない
男A「あぁぁ兄貴ぃ、こっち、こっち見てますって、ちょ…見てる見てるぅ!」
兄貴「うるせぇよ! 見てるわけねぇだろ、死んでんだぞ!」
大きく見開かれた女の白眼が男の目を捉え、長く艶やかな黒髪が男の手に絡み付く
男A「あぁぁぁぁ兄貴ぃ、だめだぁ、替わってくださいぃぃ!!」
兄貴「ちっ、ほんと面倒臭ぇ奴だなぁ、下向ければ文句ねぇだろ」
― ガサッ! 背後で音がした拍子に男は反射的に手を離した
男A「ひぃぃぃ!」
兄貴「うわっ! ば、馬鹿野郎! 離すんじゃねぇって!」
男A「だって…」
兄貴「あ〜あ、仏さんの顔潰れたんじゃねぇの?」
つづく
消神湖の桟橋までやって来た“3人”
兄貴「おい、カズ! 見てみろよ、スワンがあるぜ…乗るか?」
和真「……」
死んだ女の冷たい視線が突き刺さる
兄貴「……さ、さぁて、さっさと片付けるか」
桟橋には4艘のボートが繋留されている
―― パン! パン!
波紋と共に二発の銃声が消神湖の湖面を駆け抜けた
ボートの底にふたつの穴が開き、すぐに赤い水が浸水を始める
どくどくと絶え間なく、そして勢いよく溢れ出す赤い水―― それはまるで人の生き血の様である
…23:51
兄貴「おい、早くしねぇとここで沈んじまうぞ」
ふたりは女を穴の開いたボートに乗せ、消神湖の中心部へ向けて力一杯押し出した
和真「さ、さぁ、早いとこ戻りましょうよ」
兄貴「お、おう、そうだな…」
ふたりはボートが沈むのを見届ける事無く、簡単に手を合わせると、そそくさと来た道を引き返した
兄貴「なぁ、むかし俺の爺さんに聞いたんだけど、あの湖に沈んだ死人は……甦るらしいぜ…」
和真「えええぇぇぇぇぇ!!!」
兄貴「あの女……お前を追ってくるかもしれないぞ…」
和真「ちょ、やめてくださいって!」
兄貴が突如後ろを振り返る
兄貴「ほらぁ、きたぁぁぁぁぁ!!!」
和真「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
兄貴をひとり置き去りにし、和真は全速力で駈け戻って行く
兄貴「おい、カズ… 嘘だって… おぉい、和真くぅん…」
― ガサ!
兄貴「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
つづく
せりふばっかで何が何だかわかんねぇぇぇええええええええ!!!!!
>771 あぁ、当然の感想ですね。稚拙なのも勘弁してください。小説ではなく、あくまで妄想なので…
1割書いて9割は人様の想像に委ねています。情景などは描きません。いやいや、描けません。
行間約20行程を読んでください。これは“言い訳”です
― つづき
和真の運転する車は消神村の村道を抜け、県道333号線 ― 比良坂付近を走行中
兄貴「それにしても、あの町長とんだ悪党だぜ。うちの親父の方がよっぽど善人だよなぁ」
和真「ですねぇ」
和真「しかし、いいんですか? あんな罰当たりな事して……兄貴の実家はお寺でしょ?」
兄貴「はぁ? 俺と家は関係ねぇだろ。第一、罰を受けるべきは当然あの女を殺した町長だろうが…」
…23:59:02
罰当たりとう言葉が引っ掛かったのか、兄貴(大悟)の顔が少し曇った
大悟「…というか、むしろ都合がよかったんじゃねぇの? 寺の息子に見送られてさぁ…おれ坊主じゃねぇけど」
和真「成仏出来たって事ですか?」
…23:59:13
大悟「…いや、まぁ…うん…」
和真「女もそうですけど、何よりお腹の子が早く生まれ変わる事を祈りますよ」
大悟「……あぁ、そうだな……」
寺の跡継ぎという役目を捨てヤクザとして生きてはいても、幼少時から寺で培われた良心が時折顔を出す
今でもびっしり頭にこびり付いている… せめて経でも唱えてやるべきだったか…
言いようのない罪悪感に襲われた大悟はすっかり消沈した
県道333号線 ― 比良坂を越え、消神トンネル ― 呪灰町側出口にさしかかる
出口周辺にはふたりが破壊したバリケードの木片が散乱していた
…23:59:57
大悟「…なぁ、カズ……」
…00:00:00
大悟「…戻ろうか…」
――ウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッ!!!!!
和真「えぇ? 何ですかぁ? 聞こえませぇん…」
消神トンネルの反対側 ― 消神村側から突如鳴り響いたサイレンの音
そのけたたましい大音響は大悟に芽生えた良心の小さな芽を一瞬でもぎ取った
とりあえず、おわり
またワケがわからないと思いますので、一応書きます
【 補足説明 】
「禁忌」はサイレンシリーズの悪夢再び ― 現世が異界に呑み込まれるきっかけとなる事件です
まず、呪灰町(
>>699、
>>714‐715)の現町長が妊娠した元愛人を殺害する事から事件は始まります
(不祥事による退陣を恐れて) 彼は次に、小中と同級生であり未だに親交の深い地元ヤクザの組長に、
殺害した愛人の遺体処理を依頼します(こんな交友関係を持つ事こそ不祥事ですが、そこはスルーで)
親友の頼みと言う事で組長は快諾。組長は「四峰院大悟」「比野和真(ヒノ カズマ)」のふたりに遺体の
処理を命じます。四峰院大悟の実家は由緒あるお寺です。祖父は不死寺第二十八代住職 四峰院洞寛
洞寛は奈堕葬送(
>>730)の詳細を知る人物であり、エデン(
>>705)の雑誌取材(
>>731‐732)で口を滑ら
せた人物です
2008年8月2日深夜
1976年の事件(
>>697-698)以来、消神村(
>>699)への入村は禁止され、消神トンネルの出入口は封鎖
されてきました。大悟と和真は人目につかない様にと廃村と化した消神村に侵入し、消神湖(
>>699)
に女を沈めようと考えます
車のトランクに遺体を乗せ、県道333号線を走り、消神トンネルのバリケードを破壊
消神湖まで運んだところで穴を開けたボートに遺体を移し、消神湖の中心部へと押し出しました
この行為は消神湖の禁忌(
>>732)に触れますので、1976年の禁忌(
>>738-739)と同様に現世が異界に
呑み込まれる事となります。ふたりは当然禁忌については何も知りません
ふたりが消神トンネルを抜けた所で女は完全に水没。奈堕葬送を告げるサイレン(
>>734)が鳴り響き異界化開始です
しかし、今回の禁忌は成人・死体・しかも妊婦と言う三重の罪に触れますので、異界化は消神村だけでは収まらず
呪灰町全体へと徐々に広がっていきます
ぎりぎりの所で消神村から抜け出た大悟と和真にも、やがて女と闇子(
>>750)、1976年の屍人(
>>747)、更には赤灰
(
>>714-715)の恐怖が次々と襲い掛かります。ちなみにこの時のサイレンはサイレンにあらず、黄泉にいる伊弉冉尊
(
>>716)の咆哮です。1976年の禁忌の時も同様です
※ 消神村への侵入は消神トンネルを利用する以外に方法はありません(幽霊スポットのジメジメしたトンネルを
を想像して下さい) 呪灰町全体が異界に呑み込まれた後、消神村への侵入を試みる勇気ある者達がいるとすれば、
彼らはきっと更なる恐怖を目の当たりにする事でしょう。トンネルを抜けた先にはすっかり変わり果てた消神村
― 常世が待っています。赤灰に染まった紅蓮の世界は地獄とも呼べるでしょうか…
そして伊弉冉尊の待つ消神湖(黄泉)へと繋がります
この時点で消神湖の色は深紅(血の色)を通り越し、どす黒い(闇)方がいいですね。ドライアイスのように湖から
黒い怨念が噴出しているのが望ましい
奈堕葬送(禁忌)で葬られた女は妄想の中でかなり手強いです(頭脳屍人のように)
男を見つければ誰彼無しに「ほら、あれがあなたのお父さんよぉぉおああぁ!!!」みたいな…
四峰院大悟は拳銃を手にした“坊主”をプレイヤーとして使いたいという願望と妄想から生まれました
「三十代目は住職」(映画にあった「○代目はクリスチャン」が妄想ネタ)て感じです
元(現在も?)ヤクザが袈裟を身にまとい、左手に数珠、右手に拳銃、その何とも不釣合いな様が面白いかなぁと…
彼の中には様々な葛藤もあるでしょうし、それもまた…
(ただ、よくよく考えればただの牧野・宮田じゃねぇかとも思ったわけですが…)
…以上で自慰終わります
780 :
なまえをいれてください:2006/11/17(金) 19:12:22 ID:/uvEnZ/P
うそです
本当です
何が?
783 :
なまえをいれてください:2006/11/20(月) 03:51:11 ID:DS60kRjL
実はしょこたんのファンだったこと
わざわざオナニーで埋めなくても…と思った俺エドモンド
誰か読んでるのか?
当人には悪いが、リライトしたら面白いのかもな…と思いながら流し読みしてるw
786 :
申そうか?:2006/11/26(日) 23:30:29 ID:K/vOGcj0
『前説』
「SIREN」・「SIREN2」の世界観は非常に難しく、理解するには困難を伴います。(私だけ?)
当然それがSIRENシリーズの魅力でもあるわけですけど……。
ちなみに私は理解する事を諦めました。 マニアクスも買いませんし、考察スレも覗きません。
それで構わないと思っている人間です。 たぶん今後もないでしょう……。
「SIREN妄想」は「SIREN」の「虚母ろ主」が基本となります。
これは「虚母ろ主」を引用すれば、理解し難い物語が簡単に作れるだろうとの安易な発想によります。
『どっぺるげんがぁ』は「SIREN妄想」の世界観を書き連ねたものです。
(私自身、この世界観をほとんど理解できていません。 シリーズ同様放棄しましたのであしからず。)
すべての前提となりますので“出来れば”頭に入れてください。
『どっぺるげんがぁ』:そのうち投下
787 :
申そうか?:2006/11/26(日) 23:35:01 ID:K/vOGcj0
『落陽』 −其の壱−
羽葉佳美(ハバヨシミ) 、 不死山麓/高潔ノ湖 、 天智5年/17時18分24秒
霊峰不死の稜線に沈みゆく太陽。 放出される金色(コンジキ)の矢は侵食する闇夜への最期の抗い。
手薬煉(テグスネ)引く闇の使者共を射殺そうと、頭(コウベ)が垂れかかる世界へ容赦なく降り注ぐ。
――漆黒の世界
目覚めを拒むように湖底の深淵に身体をうずめ、佳美は死者の如く眠り続けていた。
既に闇の住人と化した妖(アヤカシ)に狙いを定め天兵達は弓を絞る。
熱を帯びた無数の光矢が佳美を射し貫いた。 身体が波打ち熱い血が全身を駆け巡る。
次第に息苦しさを覚え手足が硬直を始めた。
――うぅぅん……。
1本の矢が瞼を貫通し網膜へと突き刺さった。 佳美はたまらず目を開ける。
「うわっ!」
あまりの眩しさに顔が歪む。 眼前に手を翳し、おもわず顔を背けた。
佳美はせわしく瞬きを繰り返し、何とか外界を覗き見ようと試みる。
胸に襲い掛かる激しい動悸、どうやら呼吸を止めていたようだ。
788 :
申そうか?:2006/11/26(日) 23:45:00 ID:K/vOGcj0
『落陽』 −其の弐−
息を整え、ようやく目が馴染んできたところで、佳美はゆっくりと上体を起こした。
――あぁ……。
感嘆の溜息が漏れる。 目に飛び込んできたのは、この世のものとは思えない美しさに満ちた世界。
湖面は黄金に煌めき、空は極彩色を滲ませた水彩画が見渡すかぎりに広がっていた。
(きれい…)
吹き抜ける風が長い黒髪を撫で、やさしく頬をくすぐる。
夕陽のやわらかい光に包まれ、佳美は至福の時に酔い痴れた。
ひと通り感動を消化すると、感性を押し退け、理性が顔を覗かせる。
強制的に眠りから醒まされた為だろうか、どうやらひと足遅れたようだ。
(ここは……、どこだろう……。)
記憶の糸を手繰りだす――。
(……だめだ、思い出せない。)
湖面に浮かぶ小さな木舟。 その上でいつの間にか眠ってしまったらしい事は確かだ。
――どうして……何で、こんなところに……。
自分の置かれた状況が全く理解できない。
だが、天照の温もりに抱かれているせいか、不思議と不安はなかった。
『常闇』につづく
ずばり書き直しです。物書きの苦労を痛感しました。日本語って本当に難しい!
おっと忘れてた。それではまた来週。
なだそうそうワロタwww
>786
読んで理解できないならまだしも(対象との相性もあるだろうから)
読まずに理解しないと宣言するのは愚かすぎる。
SIRENを掘り下げるスレかと思っていたが、
「俺がSIRENをちょっとだけやった感想」スレなら掲示板でやるネタでも無い。
勉強してから戻って来い。
読んでも分からないならあきらめろ。
お前の見ているものは少なくとも俺が見ているSIRENではない。
残念だがもうここには来ないよ。
>792
もっともな意見です。 ただ、「マニアクス」にしても万人の手に渡るものではありません。
当然、ゲームのみの情報で理解できないというのは、私自身の思考力の問題もあるでしょう。
ただ、そういった理解できない、消化しきれない部分が多いからこそ、「SIREN」シリーズは
私の中で「神ゲー」として君臨しているわけです。(逆に消化できてはいけないのですけどね)
純粋にゲームのみを体感した者の知識では、「SIREN」を語るに値しないという事ですね。
それはどうも失礼しました。 でも、妄想はつづけますよ。
(このスレが好きで>4からいますので、どうかご勘弁を)
794 :
申そうか?:2006/11/28(火) 00:55:00 ID:CjwDJ2j9
『常闇』 −其の壱−
羽葉〃美 、 不死山麓/高潔ノ湖 、 天智5年/17時22分35秒
(何で……、何で舟の上にいるんだろう……。)
〃美の思考は相変わらず同じ疑問を処理しようと奮闘している。 記憶の糸はぷっつりと切れていた。
――穏やかな湖面の上、いつまでも舟に揺られているわけにはいかないのだ。
しかし、現状を把握できない〃美の頭では、陸に上がろうなどという簡単な答えすら弾き出せない。
――風が吹き抜ける……、波紋が押し寄せる……。
――あ。
視界の中に人影を捉えた。 湖畔に佇み、こちらの様子を窺っている……おそらく釣り人であろう。
(あの人に聞いてみようか……。)
795 :
申そうか?:2006/11/28(火) 00:57:29 ID:CjwDJ2j9
舟を漕ぐべく櫂を探す――いや、探すまでもなかった。 それは〃美のすぐ傍に転がっていた。
眠りつづける〃美に寄り添うかたちで彼女をずっと見守っていたらしい。
櫂を手に取ると、やさしい木の温もりが掌から伝わってくる。
かなり使い込んだのだろう。 柄は若干黒みを帯び、すべすべとした感触が小気味良い。
(あれ?……1本しかない……。)
いくら探しても2本目が見つからない。 半分に折れた竿が舟底にあるだけだ。
(だめ……、使い方がわからない……。)
〃美は仕方なく、4尺程の櫂を持ち上げた――ずしりとした重みが上半身を震わせる。
両脇をしっかりと締め、たった1本の櫂を離さぬよう、〃美は力いっぱいに舟を漕ぎ出した。
796 :
申そうか?:2006/11/28(火) 01:00:30 ID:CjwDJ2j9
『常闇』 −其の弐−
羽〃カ美 、 不死山麓/高潔ノ湖 、 天智5年/17時29分51秒
天照の攻勢は衰え、天兵達は守勢に転じようとしていた――黄金の世界を夕闇が包み込む。
湖岸までの距離はたいしたものではなかった――が……、
重い櫂が握力を奪い、水の抵抗が腕力を奪う。
カ美の上半身は湖水を掻く度に痙攣を起こした。 全身からは絶え間なく汗が噴き出す。
湿気を帯びた黒髪が首に絡まり、白いワンピースが体を締め付ける。
「はぁ…、はぁ……、もう…すこしぃ……、ふぅ……。」
797 :
申そうか?:2006/11/28(火) 01:02:30 ID:CjwDJ2j9
――櫂が湖底の砂利を掬った。
すべての体力を使い果たした――カ美はうな垂れ、肩を上下に揺らしている。
(どれくらい漕いだだろう……、30分くらいかな……。)
――ほんの数分間の出来事……、全身に蓄積する疲労が時間の感覚をも麻痺させる。
――!!
ふと、自分に注がれる視線を感じ、カ美は顔を上げた。
(あ……、さっきの……。)
視界の先にひとりの男が立っている――湖畔に佇み、こちらの様子を窺っていた――釣り人……。
すっかり忘れていた……。 どうやらここまで駆け寄ってきたようだ。
つづく
なんか…、忘れそうだし…、ついでなので書きました……。 おやすみなさい。
799 :
申そうか?:2006/11/28(火) 21:30:45 ID:YAqmELAN
『常闇』 −其の参−
羽ハカ〃 、 不死山麓/〃潔ノ湖 、 天智5年/17時32分01秒
天照は堕ちた。 天の残兵達に闇の使者共が喰らいつく――常闇迫る黄昏時。
男は一瞬たりとも目を逸らさず、カ〃の様子をじっと窺っている。
カ〃もまた、男の容姿を上下に嘗め回すように観察している。
男は裸足だった。 服装はそれこそ薄い布を体に巻きつけただけ――はたして服なのだろうか……。
その“服”からは長い四肢が覗いている。 手には何も持っていない。
顔を凝視するがはっきりとわからない。 暗さのせいもあるが、何よりも男の顔が“黒い”のだ。
男は頬から顎、口の周囲にたっぷりと髭を蓄えていた。 長い頭髪を後ろに束ねている。
――釣り人じゃない……。
(なに……、この人……。)
男の醸し出す不気味な様相。 カ〃は寒気を覚え身構えた。 手にはじんわりと冷たい汗が滲む。
握っていた櫂に再び力がこもった。
――男と目が合った。――いや、合った気がした……。
――と、突然、男が舟に向かって走り出した。
800 :
申そうか?:2006/11/28(火) 21:32:45 ID:YAqmELAN
「きゃぁあああ――!!」
カ〃は唐突の事態におもわず悲鳴を上げる。
それでも男は怯むことなく水飛沫(シブキ)をあげ、カ〃のもとへと向かってくる。
男の体が腰まで浸かる――が、勢いは止まらない。
両腕を前後に振りながら水を掻き分け突き進んでくる。
「いやぁあああああ!!!」
目と鼻の先――手を伸ばせば届きそうな距離まで男がやってきた。 恐怖が眼前に立っている。
(なに…よ……。)
声にならない。 カ〃は小刻みに震えている。
汗で濡れた黒髪と白いワンピースの冷たさがその震えを助長する。
男は何を思ったか船首をむんずと掴んだ。 細いながらも逞しい茶褐色の腕が船体を捕えて離さない。
「あぁっ!」
小さな舟が左右に大きく揺れる。 カ〃は握り締めていた櫂を離してしまった。
(なになになに……、なにするの……。)
抵抗しようにもカ〃の腕力では結果が見えている。
確実な損傷を与えられたであろう櫂は湖底に沈んでしまった。 恐怖が諦めへと変わろうとしている――
――!?
――男は舟を陸へと曳き上げはじめた。
つづく
801 :
申そうか?:2006/11/30(木) 20:15:15 ID:dfywZtsi
『常闇』 −其の死−
〃ハカミ(〃) 、 不死山麓/紅〃ノ湖 、 天智5年/17時32分58秒
――カミを乗せた舟が陸へと上がる。
船底が砂浜へと深く食い込み、水を失った舟は完全に動きを止めた。
――これで、あの美しき湖へはもう戻れない。
光に満ちた黄金の世界へは二度と帰れない。
そう、光の国は滅んだ。 天はすでに落ちたのだ――。
予想だにしなかった行動。 カミは男に犯されるものと覚悟していた……
ひとまず胸を撫で下ろす。 だが決して安心はできない。 警戒も怠ってはならない。
カミは男の一挙手一投足を監視し続けた。
「あ…、ありがとうございました……。」
礼を述べ男の善心を刺激する。 よからぬ犯行を思い描いているのであれば抑制できるかもしれない。
しかし、男に反応はなく、俯き加減でただただ立ち尽くしている。
1/5
802 :
申そうか?:2006/11/30(木) 20:20:01 ID:dfywZtsi
――と、男が地面に両膝をついた。
広げた両手を頭上に掲げ前方へと突き出す。 額が地面につく程の低頭――
なんと、男はカミに向かって拝礼をはじめたではないか。 男はその姿勢のまま動かない。
(……は?)
カミは呆気にとられた。 男が繰り返す奇行に次第に頭が混乱を起こす。
「ちょっと……、どうしたんですか……。」
おもわず舟から身を乗り出す。 反射的に男に駆け寄ろうとし、舷に手を掛けたところで思い留まった。
「あの……、顔を上げて――
...にぃ.....げぇ.....ろぉ...
――え!?
唸る様な低い声がカミの言葉を詰まらせた。 その声は耳を介さず直接脳内へと侵入してくる。
(……なに?)
声の主は男ではない。 それはカミ自身の声――第六感? 或いは神の声か……。
声は地鳴りのような振動を伴い意識を揺さぶる。 木霊のような反響音が目を眩ませる。
カミは船端(フナバタ)を両手で掴み、昏倒しかける体を必死に支えた。
2/5
803 :
申そうか?:2006/12/09(土) 00:50:30 ID:eAwTMOF4
(――にげろ)
止まない声に身体が呼応した。 心臓が早鐘を打ち血流が爆発的に上昇する。
一切の感情は遮断され本能のみがカミを支配し、研ぎ澄まされた感覚が男ひとりを捕捉する。
男を刺激しないよう間隔をとりつつ、ゆっくりと地面に足を伸ばす。
瞬きを忘れたカミの眼が……蛇の目が男を捕らえて離さない。
カミは男を中心とする大きな楕円を砂浜に描いていった。
徐々に距離を延ばし背後に回ったところで一気に駆け出す……。
(――!)
カミがある変化に気付いた――拝礼を続ける男の顔が僅かに上がっている。
暗闇に灯るふたつの眼光。 進める歩に追従するように男の頭が少しずつ回転している。
どうやらカミの足を目で追っているようだ。
足元に注がれる男の視線がカミの体を硬直させた。 杭を打たれたが如く足の運びが急停止する。
――しまった!
それは一瞬の好奇心であった。 事実を確かめたい――男の視線の確かな先を……。
804 :
申そうか?:2006/12/09(土) 00:55:01 ID:eAwTMOF4
――男の動きが止まる。
はじめからわかりきったこと――好奇心の欠片が大きな後悔へと膨らんだ。
カミの体は硬直を続けている。 再び歩みを進めることは適いそうもなかった。
眼球に渇きを覚えるが瞼を閉じる事ができない。 状況は瞬く間に一変する。
カミの理解を超える常識外の男の行動――それは経験値として既にカミの身体に刻み込まれている。
――男から眼を離すな!
本能が身体に警告を与える。
――張り詰める空気、一時の沈黙――。
――ザザザザザッッッ!!!
突如、男の手足が暴れだした。 両手の五指を砂に突き刺し、両膝で砂を穿りながら体の向きを変える。
――ザザッ!ザザッ!
男はその姿を四足のケモノへと変貌させた。 頭を下げ四つん這いで地を這う――まるでバケモノ……。
せわしく手足をばたつかせ、凄まじい勢いでカミのもとを目指してやってくる。
3/5
805 :
申そうか?:2006/12/11(月) 21:02:30 ID:Zx5/G4k+
「ひぃぁぁぁ―――」
想像を超えた恐怖が声帯を握り潰し、喉笛が掠れた吸気音を奏でた。
恐怖は凄まじい力で気管を締め上げ、カミの呼吸を停止させようとする。
(……しい……、くるしい……。)
カミの意識が落ちかける――
――――――――――ィィィン!
突然、カミの頭蓋に高周波音が響いた。
針が鼓膜を突き破り内耳を掻き回すような、狂乱するほどの激痛に襲われる。
(くぅぁぁぁ……)
針が脳を刺し貫いたところでカミの頭部が痙攣を始めた。
激しく開閉を繰り返す瞼の奥では眼球が白目を剥いている。
――ザァァァ――ザァァァ――
(――!?)
痙攣するカミの眼前にもうひとつの世界が出現した。
眼が現実に見ているのか、脳が虚像を見せているのか――とにかく、いままでの世界とは別の世界。
高周波音――針が脳を刺激するたびに、もうひとつの世界がカミの前に現れる。
どうやら痛みの強弱、つまり周波数の高低で受信される映像と音声が変わるらしい。
――そう、まるでテレビにでもなったかのようだ。
しかし、アンテナが悪いのか鮮明な映像・音声は一向に受信できそうもない。
806 :
申そうか?:2006/12/11(月) 21:05:01 ID:Zx5/G4k+
――ザザッ…ザッ……
――と、画面にひとりの男が映し出された。 スピーカーからは男の声が漏れている。
「――すま…い……どう……ゆるし…くれ――」
顔はぼやけ、声は途切れ、まったくはっきりしない……が、見覚えのある顔に聞き覚えのある声……。
(…だ…れ?)
男は問いに答えない。 その問いを封じ込めるかのように、男の大きな手がカミの細い首へと伸びる。
蛇のように長い指を肉に絡ませ、万力のように硬い力で骨を軋ませる。
(……しい……、くるしい……。)
カミの意識が落ちかける――
(――ひっ!!!!!)
――――――――――ィィィン……………。
カミの頭蓋から高周波音が消えた……と同時に映像と音声の受信も止まる。 もちろん痛みもない。
カミはふたたびひとつの世界――現実の世界へと戻ってきた……
……いや、ちがう……。
カミは強制的に現実に連れ戻された――テレビのプラグが何者かに引き抜ぬかれたのだ。
807 :
申そうか?:2006/12/11(月) 21:07:30 ID:Zx5/G4k+
犯人はカミの真下にいる。
カミの足下に漂う不快感。 冷気と湿気を帯びた粘着質の触感が足の甲から伝ってくる。
カミは恐る恐る眼下を覗き見た……。
「――ひぃぁぁぁっ!!!」
そこには四つん這いの男が――四足のケモノがカミの進路を塞ぐ形で蹲っていた。
男はカミのもとへといつの間にか辿り着いていたのだ。
男は相変わらず拝礼を続けている――
だが、先程までのものとは明らかに意味合いが異なる……そこには“ある感情”が込められているのだ。
――カミの足の甲にそっと被さる男の手……。
その優しく添えられた掌から滴る汗は、波紋となって全身の表皮を走り、次々と柔肌を粟立たせていく。
波紋はやがて脳天へと達すると、カミの長い黒髪さえも逆立たせた。
拍動、体温、呼吸、それら男の生命活動すべてがカミの身体へと侵蝕してくるようだ。
目が眩み体中の筋肉が弛緩していく――
――ズサッ!
カミはたまらず尻餅をついた。
4/5
808 :
申そうか?:2006/12/17(日) 21:25:00 ID:PLP00+WG
――うっ!
男が足を押さえているために、カミの上半身は勢いよく後方へと崩れ落ちた。
落下の衝撃は尾骨から頭骨へと伝播し、頚椎を折らんばかりに顎が仰け反る。
(――いたっ!)
崩れ落ちる体を支えようと反射的に伸ばした手からは鋭い痛みが伝ってきた。
両の掌にはたくさんの砂利が食い込み、右の手の腹には鋭利な石が描いた紅い線が滲んでいる。
(……なに……、なんなのよ……。)
いいようのない悔しさが込み上げてきた。 悔しさは悲しみとなって頬を濡らす。
零れる涙……それは男に対する怒りでもなければ掌の痛みでもない――
――それは身に降りかかる理不尽な仕打ち……記憶のない自身に対する嘆きであった。
809 :
申そうか?:2006/12/17(日) 21:30:01 ID:PLP00+WG
――失われたカミの記憶。
自分は何者なのか、どうしてここにいるのか、そしてなにをするべきなのか……。
カミは己の過去・現在・未来の姿を消失したことで、自己の存在と価値を見出すことができなかった。
それはつまり、男の行為に対してカミは完全な拒絶ができないことを意味するのだ。
もしかしたら、カミは男に対して償うべき罪があるのかもしれない……。
だとすれば、男の仕打ちは自然なもの……、カミが受容すべき当然なもの……。
カミは傷ついた手で小石を掴むと、男へ向けて力なく投げつけた。
“自問”は飛礫(ツブテ)となって弧を描き、やがて男の背中で音もなく弾かれると、地へと転がり落ちていった。
――どうすればいいの……、わからない……、
わからないよ……、だれかおしえてよ――。
810 :
申そうか?:2006/12/17(日) 21:35:00 ID:PLP00+WG
湖上での目覚めからまもない間に、男を通してカミはあらゆる感情に踊らされた。
脳は混乱し神経は疲弊しきっている。 そんな非常に危うい情緒に不安という要素が新たに加わった。
脳は精神の崩壊を防ごうと悲しみに支配権を与える。
――止め処もなく溢れる涙。
睡眠以外の方法で脳を鎮めるために、他の一切の感情を刺激しないよう外部の情報を涙で遮断したのだ。
「うぅぅ……うっ、うっ……。」
カミは嗚咽を漏らし、やがて恐怖などすっかり忘れたように声をあげて泣き出した。
――湖を見下ろす漆黒の山々、深緑の木々はすでに眠りにつこうとしている。
カミの泣き声は木霊することなく、次々と闇に呑まれていく。
助けなど来ない……その悲しき泣き声は男以外の誰の耳にも届いていないのだから……。
811 :
申そうか?:2006/12/17(日) 23:35:00 ID:PLP00+WG
すると、カミの泣き声を平伏して(ヒレフシテ)聞いていた男が小刻みに震えだした。
止まない泣き声に堪らなくなったのか、カミの足から手を離すと、今度は自分の両耳へとあてがう。
渾身の力で塞いでいるのだろう、上腕はより一層の震えを持ち、その震えは上下の歯をカタカタと鳴らす。
男が手を離した理由などどうでもよかった。
涙で溢れたカミの視界の中では、男は単なる黒い塊にすぎない。
カミは開放された足を急いで抱き寄せると、抱え込んだ膝に顔をうずめる格好で泣き続けた。
不安定な情緒はいまなお悲しみに支配されている。 逃げる気力などとうに消え失せていた。
「ォォォォォ……ォォォァァァ……。」
地鳴りのような響きが周囲を包み込む。
812 :
申そうか?:2006/12/17(日) 23:40:00 ID:PLP00+WG
「…ゥゥ…ゥゥ……カ…カ……。」
それは男の腹の底から響いてくる――苦し悶えるかのような低い呻き声。
「……カカ…さまぁ…………………。」
男が何か言葉を発した。 弱々しく、悲哀に満ちた声――が、すぐにカミの泣き声に掻き消される。
――と、耳を塞ぎ蹲っていた男の顔が徐々に上がりはじめた。
それは果たして男の意思なのだろうか……。
それとも、何者かが髪の毛を鷲掴み、男の意思に反して無理やり引き上げているのだろうか……。
ぶるぶると震えながら小刻みに上下運動を繰り返す――しかしながら、確実に上がっていく男の顔――。
――その顔には男の葛藤が見え隠れした。
813 :
申そうか?:2006/12/17(日) 23:45:01 ID:PLP00+WG
――カミは知らない。
ひとりの“人間”が自分の中の何者かと必死に戦っていることを……。
……そして……
勝者がその者の目に“ある覚悟”を宿したことを……。
男の顔は完全に上がっていた。 大きく開かれた目がカミを冷徹に見下ろしている。
男がカミに対して抱いていたのは崇拝と畏怖の念だった……。
カミが救いの手を差し伸べてくれる、愛するものを助けてくれると信じていた。
――なんたる身勝手な信念……卑しい人間の利己であることか――。
だが、どうだ……カミは願いを聞き入れることなく、湖へ還ろうとした。
それどころか、神経を破壊するような“奇声”をあげつづけ、男を死に追いやろうとしている。
814 :
申そうか?:2006/12/17(日) 23:50:00 ID:PLP00+WG
男の目に映っている者はもはやカミではない。 それは人間の皮を被った異形の者――。
男が見下ろしているのはこの世の “異物”なのだ。
目に宿った覚悟が男を行動へと突き動かす。
覚悟の裏に潜んでいた葛藤の勝者が顔をだした……それは―――――
「うわああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
――――― 殺 意 ―――――
――いまふたたび、終焉なき混沌の世が生まれる――
5/5
『黄泉』(終章)につづく
815 :
申そうか?:2006/12/18(月) 00:00:00 ID:iB0c5PXS
切りが無いので一旦強制終了させます。(ぐだぐだでスイマセン)
理解の参考となる妄想・関連する妄想
済 『消神湖伝説』 : 高潔の湖 、 紅血の湖
未 『黄泉』 : ハハカミ 、 不死山麓/紅血ノ湖 、 西暦666年/〃時〃分〃秒
未 『蛇神』 : ハハカミ 、 カカカミ
未 『解説』 : ‐@‐
予定 『櫂と舟』 : 呪灰町歴史民俗資料館 、 展示品(レプリカ)
予定 『タイムマシン』 :「エデン」樺エ科学研究社出版‐季刊誌
本当にだれもこなくなったんだねぇ。 まさに俺のための自慰スレになったわけだ……。
816 :
なまえをいれてください:2006/12/18(月) 10:49:09 ID:sa0swmHZ
きんもー☆
817 :
申そうか?:2006/12/18(月) 21:42:36 ID:6Q6S0btn
Σ(゚Д゚;)
な…何をいまさら……俺は妄想屍人だぞ。きめぇにきまってんだろ!!
きもい奴にきもいって当たり前じゃねぇか。俺にとっちゃ賛辞だぜ。
こんなスレに書き込むあんたもキモイわ!(つД⊂)ウワア―――――ン!!
な…何をいまさら……俺は妄想屍人だぞ。きめぇにきまってんだろ!!
きもい奴にきもいって当たり前じゃねぇか。俺にとっちゃ賛辞だぜ。
こんなスレに書き込むあんたもキモイわ!(つД⊂)ウワア―――――ン!!
818 :
申そうか?:2006/12/18(月) 21:50:30 ID:6Q6S0btn
アーカイブ No.005/『呪灰町歴史民族資料館 パンフレット』
〒2236-0679 不死郡呪灰町大字三頭字父之塚634
開館時間:午前9時から午後6時(但し、7・8・9月は午後7時まで)
入館料 :大人 \200、小中高生 \100
休館日 :毎週水曜日、祝祭日の翌日、年末年始
【呪灰町歴史民族資料館 1階展示室】
展示品 −漁具− 展示番号03:『櫂と舟』(舟は複製)
不死五紅のひとつである消神湖。その消神湖ではかつてシジミ漁が盛んであり、
他にも様々な漁具が今も数多く残されている。周辺では水滌貝塚が発見された。
消神民話の消神湖伝説(蛇神伝説、白蛇女人)では、此岸と彼岸を往来する
神の乗り物として神聖視され、消神村では葬送の葬具としても使用されていた。
出土した櫂には様々な幾何学模様や、舟や人間などの画が線刻されている。
【研究資料 一部抜粋】
櫂の線刻一部:「舟に乗った人間が櫂を振り上げ、巨大な蛇と対峙している画。」
櫂の解読一部:「陰の櫂を以て夜の海神となれ。陽の開を以て世は灰燼と帰す。」
>818
細かいけど訂正
「――陽の開を以て世は灰燼“と”帰す」を「――陽の開を以て世は灰燼“に”帰す」に。
後々、改めて登場した時に詳しく説明しますが、簡単に妄想バレを言ってしまえば、
「常世の得物を持って闇の支配者となれ、現世を切り裂けば光が世界を焼き尽くすだろう。」
みたいな感じです。要するに「櫂」が「宇理炎」の役割というわけです。空間を裂きます。
約4尺の櫂が「ゴォォォ――」と紅い炎を纏って燃えさかり、漆黒の闇を照らします。
一振りすれば周囲の空間が裂けて「ズド――ン!」と光柱が天まで突き抜けます。
(SIRENの世界に似つかわしくなくて、こういうのあまり好きじゃないけど……。)
当然、約120cmもある櫂を振り回せるのは男性でしょう。宮○武○さん……とか?
櫂の線刻一部:「舟に乗った人間が櫂を振り上げ、巨大な蛇と対峙している画。」
これはもうずばりラストです。舟に乗った状態での戦闘を意味します。
これから先、アーカイブも大量に投下しますが、ひとつひとつパズルのように組み合わせて
いって下さい。余計な情報と虫食いばかりですが、暇潰しにはなるかと……。
820 :
申そうか?:2006/12/19(火) 22:15:00 ID:rltOc2Bw
アーカイブ No.081/『季刊‐エデン‐』
株式会社 超科学研究社出版
季刊誌・秋号/昭和50年9月15日発行/定価:800円
【特集:日本各地に残るタイムトラベル物語とタイムマシンの実現性】
日本におけるタイムトラベル物語の歴史は古く、有名なものではお伽草子に登場する
浦島太郎が最たるものであろう。お伽草子は室町時代から江戸初期にかけて作られた
短編物語であるが、原型は平安時代の風土記や日本書紀、万葉集に登場する浦嶋子伝
とされており…… 〜中 略〜
(以下、祖先は月読尊・相対性理論・タイムパラドックス等々、延々と講釈が続く。)
そしてこの度、ある村を取材した結果から驚愕の事実が浮かび上がってきたのだ――。
【特集一部:「X村」取材記事 一部抜粋】
……行方不明者が相次ぎ、警察や地元消防団の懸命の捜索にも関わらず誰一人として
発見されず現在に至るというのだ。いわゆる「神隠し」事件である。
最近では「X村」へ向かった観光バスがトンネル内で落盤事故に遭い、運転手を除く
乗客全員が荷物を残したまま忽然と姿を消すという事件が起きたばかり……
821 :
申そうか?:2006/12/19(火) 22:42:30 ID:rltOc2Bw
アーカイブ No.082/『季刊‐エデン‐』
【特集一部:「X村」取材記事 一部抜粋 つづき】
‐前‐
……寺院には「X村」で出土した、およそ1300年前のものとされる木舟と櫂が奉納
されているのだが、木舟にはなんと「Y町観光協会」という文字が刻まれているのだ。
寺院の住職に聞くと、「これは誰かの悪戯であり、嘆かわしく非常に残念である。」と
答えるのみで、正直なところさほど興味も無い様子に窺えた。しかし私には、寺院と
「X村」そのものが、何らかの秘密を隠しているように思えて仕方がないのである。
というのも、「Y町観光協会」なる団体は存在しない―― いや、“まだ”存在しない
と言うべきだろうか――近々「X村」を含む近隣の村々が合併し新しい町が誕生する
ようなのだが、その町名の候補の1つにどうやら「Y町」があるらしいのだ。
つまり、今現在「Y町観光協会」なる団体は存在しないのだが、将来的に「Y町」に
決定したとすれば組織されるであろう…… いわば可能性の段階、つまり仮構なのだ。
822 :
申そうか?:2006/12/19(火) 22:55:45 ID:rltOc2Bw
アーカイブ No.082/『季刊‐エデン‐』
‐後‐
そこで、刻字の話に戻るのだが、私の見た限りではあの文字は最近刻まれたもの
とは到底思えず、もっと何十年も、何百年も昔に刻まれたようにしか思えなかった。
それは即ち「X村」には未来を予言する者がいたこと、或いは未来から1300年前へ
あの木舟を運んだ者がいたことを意味するとは言えないだろうか。
もしも後者であるとするならば、数年後の未来……「Y町観光協会」と刻まれた木舟
に乗って1300年の時を遡る者が現れるということになる。
頭が混乱するような話であるが、「X村」で起こる数々の不可解な事件を考慮すれば、
悪戯として処理するにはあまりに時期尚早ではないかと思うのだ……
〜中 略〜
……「X村」では日常的にタイムトラベルが行われており、帰らぬ者たちの隠れ蓑と
なっているのが、「神隠し」事件なのではなかろうか。 そして、「X村」の寺院に奉納
されている木舟こそがタイムマシンなのだと私は考える。 (編集者:陸辺 秀二朗)
823 :
申そうか?:2006/12/21(木) 01:10:01 ID:jcWiwh8w
『黄泉』
ク セ 、 不死山麓/紅血ノ湖 、 西暦666年/ 5時50分19秒
霊峰不死の稜線に沈んだ太陽。 世界に蒼黒の幕が下ろされた。
ひとは誰もが信じて疑わない――幕は上がり、光り輝く舞台が再び現れる――と。
眠りから醒めた時、暗黒が包む世は去り、白光に輝く世が待っている――と。
クセに用意された舞台――それは白光の世界ではなく……また、暗黒の世界でもなかった……。
そこは光と闇とが混然とした世界――
――灰煙の世界であった。
霊峰に祈りを捧げるべく不死の頂を望むが、その雄姿を拝むことは適わない。
クセの身体に降り注ぐのは暖かな日輪の光ではなく、冷たい鈍色の雨だった。
雨は心へと染み入り、頬を伝う涙となって溢れてゆく。
824 :
申そうか?:2006/12/21(木) 01:15:00 ID:jcWiwh8w
――湖畔
カミの鮮血が周囲を真赤に染め、撒き散らす臓物が悪臭を放っていた。
――たしかに、手を掛けたはずだ……。
しかし、降り止まぬ雨がすべてを洗い流したのか、カミの屍骸は跡形もなく消えていた。
――そう、初めから何もなかったかのように……きれいさっぱりと……。
クセは湖畔に佇み、波打つ湖面をただただ眺めていた……
……足下に横たわる、愛する妻の亡骸と共に。
――信じていた。
神ならば愛しい妻を必ず助けてくれる……未だ見ぬ子供を必ず助けてくれる……。
祈りを捧げ、その血肉を頂き、それを食すれば絶対救われる――――そう、信じていた。
しかし、そんな願いも空しく、妻のもとに戻った時には妻はすでに息絶えていた。
それでも、無理やり口に放り込み、喉の奥へ押しやった――――でも、駄目だった。
1/2
825 :
申そうか?:2006/12/23(土) 12:15:00 ID:ABypExEw
クセの妻は子供を身籠っていた。
ふたりは子供の誕生を待ち侘び、過ぎ行く日々に感謝を捧げ、幸せな暮らしを送ってゆく……はずだった。
――あの日が訪れるまでは……。
突然、妻は動かなくなった。 食事もとれず、排泄もできず、お腹の子供とともに刻々と衰えてゆく……。
白目を剥き、鼻と口からは絶えず粘液が溢れる。
愛する妻を前に何もできない――それどころか、妻の変わり果ててゆく姿に堪らず……
……目を背けた。
クセはあまりにも無力だった。 追い詰められ、我慢ならなくなり、その結果とった行動……それが――
――神卸し(神殺し・黄泉戸喫)――だった。
クセは妻の亡骸を抱き上げると、湖辺に沿ってゆっくりと歩き出した……。
826 :
申そうか?:2006/12/23(土) 12:20:01 ID:ABypExEw
クセが妻の顔を見つめ何かを呟いた。 視線は妻の下腹部へと移っていく。
――クセの顔が歪んだ。
そこにはとても凝視できない、痛々しい傷痕が残っていた。
それはクセ自身がつけた傷……、クセが行った儀式……。
妻の腹を真横に切り裂き、あるものを抜き取る――詰め物を施して、再び傷口を閉じる。
――胎児が母の胎に閉じ込められないように……子供が新たな世界に旅立っていけるように――。
そう願いを込め、永遠の眠りにつく子供を母親の胎から取り出したのだ。
クセは妻の胎を開いて愕然とした。 妻の胎にはふたつの命――双子が宿されていたのだ。
双胎妊娠――それは神の恩恵を賜った子供達である証――にもかかわらず……。
(救えなかった……。)
クセは妻から子供達を取り上げながら己を責め続けた。
(わたしには……神への崇敬が……神への信仰が足りなかった……だから……。)
――だから――!
827 :
申そうか?:2006/12/23(土) 12:40:01 ID:ABypExEw
降り頻る(シキル)雨ははいよいよ勢いを増し、クセの視界をどんどんと狭めてゆく。
――と、クセの前に“あの”舟が姿を現した。
陸に引き上げられ自由を奪われた――カミの舟。
激しい雨に打たれ、帰らぬ主を待ち続けていた舟には、すでにかなりの雨水が溜まっていた。
クセは雨水をそのままに、舟の中に妻を横たえると、頬を撫で腹をさすり、妻に別れを告げた。
……ズズズズッ……。
新たな主を乗せた舟を湖へと押し出し、果ての見えない世界へと解き放つ。
舟の中に満々と湛えた雨水が、やがて妻を湖底へと沈めてゆくだろう――。
神が住まう、この美しき湖――そこは新たな世界へ通ずる母なる途――。
妻の新たな命の誕生を願い、妻の新たな旅の門出を祝い、クセは涙を呑んで彼岸へと送り出す。
――そして、
妻は灰煙の湖へと舟を漕ぎ出し……、クセは深淵の杜へと歩き出す……。
828 :
申そうか?:2006/12/23(土) 12:45:00 ID:ABypExEw
互いに背を向けた、相反するふたつの命――ふたりの距離は天地を分ち、ふたつの運命が世界を別つ。
遠ざかるふたりの間には……
表も裏もない、小さな1本の櫂が……
悲しげに転がっていた―――――。
隔たる世界の境界には……
天も地もない、細い1本の橋が……
寂しげに架かっていた―――――。
ふたりに落つる無情の雨は、終焉なきふたつの宿命に流れる涙……無常の雨であった――。
‐終‐
2/2
『消神湖伝説の真実/落陽・常闇・黄泉』
1 官邸からの中継です New! 2006/12/23(土) 23:39:59 ID:rY2po0h20●
【私の主張】救急車の夜中のサイレン音がうるさい
寄稿者:匿名さん(28歳・主婦)
都内に住む28歳の主婦です。夫の転勤で約2年前に三重県から引っ越してきたのですが、
真夜中に、東京の狭い住宅街に響くサイレン音がどうにかならないものかと思っております。
私達が住んでいるのは都内の閑静な住宅街にあるアパートの1階です。隣の家とは壁を
挟んでも1メートルも間が開いておらず、最初はこの狭さに驚きましたが、お友達の家に
遊びに行っても同じような感じで、“こんなものか”とあきらめております。
半年ほど前、大きなサイレン音を聞いて私と夫は同時に目を覚ましました。
夜中の1時頃でした。びっくりした私は窓から外を眺めてみたら、道(といっても4〜5mの
細い道です)を挟んで向かいの家の誰かが読んだ救急車から聞こえたものでした。
何分か後に救急車が去って行く時も、眠りを妨げるほど大きなサイレン音を鳴らしていきました。
アメーバニュース
http://news.ameba.jp/2006/12/2309.php
830 :
なまえをいれてください:2006/12/28(木) 18:53:35 ID:K0h7uz2S
今度は誤爆ですか……勘弁してください。 orz
831 :
申そうか?:2006/12/28(木) 19:20:00 ID:K0h7uz2S
『わたあめ』 −異変@−
楠井かの子(9才・小4) 、 止衰神社(シスイジンジャ) 、 昭和82年/7月31日/17時59分21秒
――止衰の杜に沁み入るヒグラシの声。
一週間の余命を宣告された儚い命。 燃焼する魂の炎が天を橙色に染める。
――止衰神社境内。
堤燈の淡い明かりに照らされ、軒を並べるたくさんの露店はいよいよ活気付いていた。
周囲に立ち込める香ばしい匂い――胃袋を刺激された人々が誘われるがままに列を成す。
楠井かの子は本殿横の長椅子にひとりで腰掛け、地につかない両足を前後にぶらぶらさせていた。
金魚の刺繍を施した新しい浴衣に身を包み、体からは仄かに石鹸の香りを漂わせている。
「わた飴もいいなぁ……。」
露店裏の仕込みの様子を遠目で窺いながら、かの子は色とりどりの売店を楽しそうに物色していた。
母親から貰った僅かなお金を何に使おうか、友達がやって来るまでに決めてしまおうというのだ。
832 :
申そうか?:2006/12/28(木) 19:25:01 ID:K0h7uz2S
――と、ひんやり冷たい“何か”がかの子の首筋をくすぐった。
「ひゃっ!」
思わず頓狂な声をあげ長椅子から飛び降りる。 すぐさま後ろを振り返り、辺りを見回す……
……が、視界には神社に植えられた杉の幹しか入ってこない。
「もしかして……」
かの子はぱっと天を見上げ、呪灰町上空をぐるぐると見渡す。
天空には雲ひとつない晴天がどこまでも広がり、橙色と紺色の階調を見事に作り上げていた。
「な―んだ……よかった……。」
ほっと胸を撫で下ろす。
……待ちに待った年に一度の夏祭り。 それを雨なんかで中止にされてたまるか……。
かの子の顔には勝ち誇ったかのような表情が浮かんでいた。
833 :
申そうか?:2006/12/28(木) 19:30:01 ID:K0h7uz2S
要らぬ杞憂に終わったところで再び長椅子に腰を下ろす――
――ゾクゾク……
「...ぇ!?」
かの子の全身を冷気が包み込んだ。 急速な体温の低下が小麦色の肌を一瞬で粟立たせる。
足下を吹き抜ける冷風――小さな体がぶるぶると震えだし、細い手足はすぐに凍えはじめた。
何が起こっているのか全く理解できず、かの子は露店の方へと視線を移す。
しかし、そこには先程と何ら変わらぬ光景が広がっていた。
裸電球の灯下で交わされる露店主と客との談笑……行き交う人々の喧騒……。
それは、かの子の耳まではっきり聞こえてくる……。
急激な気温変化――それは、かの子の周囲のみで起きていた。
834 :
申そうか?:2006/12/28(木) 19:35:00 ID:K0h7uz2S
かの子は急いでその場から離れようと長椅子から再度飛び降りた――。
……かの……こ……ちゃぁぁぁ……ん……
突然背後から名前を呼ばれ、かの子の体は足を一歩踏み出したところで硬直した。
聞き覚えのある微かな声……懐かしい声……脳裏にひとりの友達の笑顔が浮かんできた――。
――椎乃まひろ(当時8才)
1年前に忽然と姿を消した同級生。 学校からの下校途中、友達と別れた直後に行方不明になった。
父親からは捜索願いが出され、当時は警察に加えて学校も動いたが結局発見できず現在に至る――。
「まひろちゃん!?」
かの子は声の主を探し出そうと、紺碧の杉林に目を凝らした。
835 :
申そうか?:2006/12/28(木) 19:40:00 ID:K0h7uz2S
寒さをこらえながら、暗がりを覗き込む。
「どこ? まひろちゃん……どこにいるの?」
――もう一度……、もう一度だけ名前を呼んで――
しかしその想いはまひろへは届かず、かの子の名前は二度と呼ばれることはなかった……。
自分に注がれる視線…・・・人の気配……かの子の体はそれをひしひしと感じている。
まひろは確かに“そこ”にいるのだ。 しかし、かの子にはその姿を見つけることは適わない。
「かのこちゃ―――ん!」
はっきりした声……いつも耳にしている声……待ち焦がれた友達が綿菓子屋の前で手を振っている――。
「あっ! いま行く―――!」
かの子は後ろ髪を引かれる思いで友達のもとへと駆け出した。
……まひろちゃん……ごめんね……
836 :
申そうか?:2006/12/29(金) 22:55:30 ID:n/GKrejk
かの子が立ち去った後には、一脚の長椅子だけがぽつんと置き去りにされていた。
祭りの賑わいに追いやられ、堤燈の灯りもない……そこは光の届かない空間――。
ヒグラシの骸(カラ)が地に落ちるたびに、一段と濃い闇が迫り、深閑の夜が訪れる。
大きな空を燃やした小さな命が……炎の最後の耀きが夕陽と共に地平線へと沈んでゆく……。
まるで手牡丹のような儚い命が……魂の最期の煌めきが目映い閃光を放って消えてゆく……。
蒼黒の闇が止衰の杜を呑み込んだ――。 (手牡丹:線香花火)
――止衰神社の一角。
かの子が座っていた長椅子は、深い闇の淵へと沈んでゆき、完全に闇と同化しようとしていた。
闇の濃度が上がるほどに、周囲空間の温度は一層下がってゆく。
澄み渡る寒気……、吹き荒ぶ寒風……それは、もはや夏の気象ではない。 それは……、
……厳寒の冬――。
しんしんと更けゆく夜が死を実感させる世界。
837 :
申そうか?:2006/12/30(土) 00:25:00 ID:B5UjUH8d
――と、蒼黒の寒天からひらひらと白い綿毛が舞い降りてきた。
音もなく長椅子に落ちると、じわじわと溶けては木目に滲みこみ、やがて跡形もなく消えていった……。
……ゆき――
――なんと、止衰の杜の片隅に雪が降っている。
深緑の枝木を縫うように次々と舞い降りる白い綿毛……深々と落ちる白い雪……。
そう、かの子の首筋をくすぐったもの――それは大きな牡丹雪であり――そして、小さく冷たい――
――綿雨だった――。
かの子の首筋に落ちた綿毛は、雨となって心身へと沁みこみ、何の痕跡も残さず消えていった……。
それは、まひろが流した涙のしずく……存在を示すメッセージだったのかもしれない――。
838 :
申そうか?:2006/12/30(土) 21:25:00 ID:ziiQo3pB
――盛夏に突如出現した厳冬の空間。
異常気象、神秘、怪奇……果たしてどんな言葉で片付ければよいのか。
自然界で共存することのない相反するふたつの季節――。
ふたつの世界の境界に立つ者あらば必ず真理を見失うであろう。
どちらが自然の摂理に沿い、どちらが世界の秩序を保つ世界なのか……。
そして、自分はいったいどちらの世界の住人なのか……。
しかし、この怪異に気づいた者、この霊異を目にした者は誰ひとりとしていなかった。
いや、気づけるはずなどない……、目にできるはずなどない……、それは絶対に不可能なこと……。
そう、光に満ちた世界からは、闇に埋れる世界を覗き見ることは出来ないのだ。
彼等は知っていた。 光の陰に闇という世界が存在することを……。
そこにあって、そこにない世界……、目には映らない虚無の空間があることを――。
839 :
申そうか?:2006/12/30(土) 21:30:00 ID:ziiQo3pB
だが、彼等は知らなかった。 闇の世界で何が起こり、何が流転しているのかを……。
闇に埋れる世界からは、光に満ちた世界を残らず見渡せるということを――。
――闇の世界。
そこは漆黒の夜……、厳寒の世……、繰り広げられる死の連鎖。
降り積もる手牡丹の灰燼……、降り落ちる牡丹雪の無常……。
あらゆる命が死に絶え、すべてが地へと堕ちてゆく死の世界――。
かの子は知らない。
自分が座っていた長椅子にいつの間にか誰かが腰掛けていることを……。
地につかない両足をだらりと垂らし、かの子の後ろ姿をじっと見つめる者がいることを……。
そして、青白く小さな手が、かの子の首筋を掴もうと宙を彷徨っていることに――
――かの子は気づいていない――。
−終−
書けば書くほど支離滅裂になるし、言葉を知らないから時間が掛かって仕様がない。 本当はもっと
長いのですが無理やり圧縮して今回も強制終了させます。年末なのに何でこんなことしてんだろうと
悲しくなったからだぁ!!!
さて、妄想の世界観をまだ書いていませんが、軸のひとつに「アイヌと縄文時代の世界観」があります。
もの凄く掻い摘んで言えば 「世界はこの世とあの世からなり、生死を繰り返すたびにふたつの世界を
行き来する。 営まれる生活はどちらの世界も同じ。 ただし時間、昼夜、季節などすべてがあべこべ。」
というものです。現在でも、死んだ人に死に装束を着装させる時は、生きた人とは逆向きにするという
のが残っていますね。
本スレで「雪を降らせて欲しい」とか「雪降る夕張がいい」とか言う意見が時々出ます。サイレン定番の
8月にそれは無理だという風にも思われますが、引用する世界観によってはそれも可能だということです。
ちなみに『わたあめ』は異界化(この世とあの世の同化)の前兆の妄想話です。
841 :
なまえをいれてください:2007/01/09(火) 18:34:51 ID:+6O40+8b
何かいつまでたっても妄想の軸が定まらないし、矛盾が一向に解決できない。
『終焉の誕生 −うろぼろす−』
【現世のハハカミ(16) 】
天智5年(西暦666年)の人間。妊娠中に原因不明の病にかかり瀕死の状態へ。
クセ(夫)が持ち帰った蛇神の肉を食したことにより死亡。木舟に乗せられ消神湖へ葬送される。
蛇神は黄泉の者、つまり黄泉戸禊をしたハハカミは消神湖にて新たな蛇神へと変態してゆく。
【黄泉の蛇神(∞)】
または母神。ハハカミ(カカカミ)と読む。
ハハ(カカ)は古語で「蛇」(ヤマカガシのカガ等)。カミのカは「蛇」・ミは「身」の意である。
鏡「カカミ」の語源はカカメ(蛇目)・カカミ(蛇身)とも。蛇=母「かかあ」のカカはその名残。
時間、空間、生死を超越する黄泉の支配者。蛇の容姿をした巨躯の神(化物)。
黄泉に時間の概念はないが、現世においては天智5年から約1300年間を生き抜いている。
昭和82年(西暦2008年)に倒されると、時間と空間を超えて天智5年へと堕ちてゆく。
何故に天智5年なのか…それは世界が元に戻ろうとする力により強制的に引き寄せられた。
或いはクセの神降しの成果、クセが呼び寄せたとも考えられる。
『超ゆる者 −蛇神降誕−』
その結果、約1300年に渡るウロボロスの輪が完成してしまう。
【時間を越ゆる者】昭和82年から天智5年への時間移動
記憶の一切を失っており、夫であるクセの姿も認識できない。
【空間を超ゆる者】常世(死者の国)の深淵・黄泉から現世(生者の国)への空間移動
力が弱まり体躯こそ人並みになったが、禊を行っていない為に姿形は蛇に近い。
宇宙人(グレイ)のような大きな黒い蛇目等の特徴が残っていた為に、クセの目には人間として
ではなく神(化物)として映ってしまう。誤認された末に殺害され肉塊と化す。
【生死を越ゆる者】死者と生者の融合
「現世のハハカミ」が「黄泉の蛇神」を黄泉戸禊した為に生と死が混ざり合う。
つまりは、ハハカミ=蛇神(母神)が自分自身を食することで繰り返される1300年の呪い。
『蛇神の血潮 −屍華繚乱−』
【消神湖】
消神湖と書いて「ショウジコ」と読む。(別名:高潔の湖/紅血の湖・消地湖/底無しの湖)
霊峰不死の北麓に点在する不死五紅(母渡子湖・消神湖・賽湖・火輪口湖・夜眞中湖)のひとつ。
普段は非情に透明度の高い湖であるが、周期的に湖面が真紅に染まる神秘の湖。
【蛇頭ノ華/ミズノハナ】
(正式名「水の華」:植物プランクトンの異常発生により、湖沼の水面が変化する現象を指す。)
湖面が真紅に染まる原因は、一種の植物プランクトンが起こす淡水赤潮だと考えられている。
消神村で「蛇頭ノ華」と呼ばれるプランクトンがそれである。消神湖にのみ生息する未知なる
生物で、はっきりした生態もわかっておらず、異常発生のメカニズムについても解明されては
いない。※有毒プランクトンの可能性がある。
(消神村では既知の事実。毒性に加えて形状が蛇の頭をしている事からその名が付いた。)
『極微の使者 −侵蝕する者共−』
【事例と通知】
「蛇頭ノ華の発生時期、消神湖で獲れた貝を食した者が精神異常を起こし病院へと搬送された。」
消神湖の植物プランクトンの中に貝毒プランクトンが存在する模様。同プランクトンを摂取した
貝が毒素を蓄積し毒化したものと思われる。貝毒は神経系の組織を破壊する強力なものである事
から、食用の禁止を検討すると共に地元住民に十分な注意を呼びかけられたし。
【蛇神様の御導き】
因果関係は定かでないが、蛇頭ノ華が湖面に発生する時期とちょうど重なる様に、消神村を含む
近隣村では数々の奇怪な事件(行方不明者・精神異常者の発生等)が起きている。消神村の村民は
そうした怪異を「蛇神様の御導き」と呼んでおり、同村に根付く宗教観に結び付けて神聖視して
いる。 消神村に伝わる秘儀にはこうした怪異及び淡水赤潮を鎮める力があると言われているが
真偽の程は定かでない。
『反転する世界 −偽りの水鏡−』
消神湖の湖面に映し出される世界は現世が反転した裏世界――常世として認識されている。
【現世と常世】−消神村の村民に根付く世界観と宗教観−
消神村の世界観では世界はふたつの空間「現世(此の世)・常世(彼の世)」で形成されている。
我々が考える現世=生者の国・常世=死者の国という分類とは異なる。
彼等は「現世=常世」だと考え、ふたつの空間は表裏一体・陰陽だと捉えているのだ。
現世の者も常世の者も各々の世界できちんと“生きている”のだと彼等は主張する。
常世にも時間・昼夜・四季の変化があり、人々はそれらにあわせた生活様式を造り上げている。
つまり、現世と常世はそこに住まう人々の種が違うだけで他は全く同じものだという事である。
ただし、現世と常世の昼夜・四季は逆であり、時間の流れも現世よりも常世の方が速いそうだ。
一方の世界で生命の終焉を迎えると、もう一方の世界で新たな生命として誕生する。
現世と常世のふたつの世界を往き来することで人間は終わりのない転生を繰り返す。
その転生の途が消神湖なのである。
『深紅の鏡面 −第三の世界−』
【黄泉】
消神湖で変態したハハカミは現世・常世に加えて黄泉という第三の世界を創りあげてしまう。
そこは時間、空間、生死を超越した混沌の世界。
本来は黄泉と常世は同義であるが、ここでは黄泉と常世は別世界として考える。
確かに黄泉も常世も彼の世に属するが、その彼の世が「常世と黄泉の二重層」で成立している
という意味である。
黄泉は常世の消神湖に存在している。しかしその消神湖は現世と常世を繋ぐ転生の途でもある。
という事は、黄泉は常世の消神湖だけでなく現世の消神湖にも存在するという事になる。
話がややこしくなってしまったが、仮に例えるならば――
「消神湖の湖面に“黄泉という油膜”が張った」という事であろうか(油膜=蛇頭の華)。
要するに、今までは消神湖の湖面を通れば現世から常世へ往けた(逝けた)のであるが、湖面に
油膜が張ってしまった為に、一度その油膜を通らないと常世へ往けなくなった。
つまり「現世→常世」という転生の流れが「現世→黄泉→常世」となったという事である。
(実際にはそんな簡単な話では済まないが……)
>【黄泉】
ばかだなー。異界では水は黄色じゃなくて赤色なんだぞー。
>847
ちょ……待て。あくまで例えですから。
(誤解を招く例えじゃ、例えじゃねぇってか?)
(油膜=蛇頭の華)と軽く妄想バレしているじゃありませんか。
蛇頭ノ華は赤潮ですよ。軽く伏せて植物プランクトンだとか書きましたが、
本当は蛇神の……いや、クセの妻の……もとい、ハハカミの血潮ですから。
蛇頭ノ華の一個一個が生命体であって、そのものずばり“黄泉”なのです。
「SIREN=赤い水」は重々承知です。もう少し先の妄想だったんですが…
でも、まぁいいや。なんかうれしいです。ありがとう。
おぉぉぉ……痛すぎる。orz
>848 でした。
『消神宗教 −蛇神崇拝−』
【母と父】
日本神話を構築する二元論
イザナミ・国つ神・黄泉・母性・陰・暗・被支配者・縄文文化:ハハカミ
イザナギ・天つ神・高天原・父性・陽・明・支配者・弥生文化:クセ
【母権宗教】
母権宗教は蛇を崇拝の対象としている。縄文時代の土器や土偶に蛇を模った物が多い事や、
遺伝学的に本土の人間よりも縄文人に近いとされるアイヌの人々の民族衣装に蛇の文様が
施されている事がそれを証明している。消神村に根付いているのはその母権宗教である。
消神村においては当然、消神湖に住まう蛇神が崇拝の対象にあたる。消神村には偶像崇拝
もあり、蛇の頭を持つ女像が数多く存在している。(消神村の民も遺伝的に縄文人に近い?)
【蛇頭の女像】
いわゆるメデゥーサである。大地・豊穣の女神。世界宗教が現れ、父権宗教となって後に
化物にされる。ギリシャ神話では三姉妹の怪物の1人。不死でなかった為に斬首された。
『消神宗教 −母神崇拝−』
【地母神崇拝】
また、地母神崇拝に於いては海・洞窟を母の子宮、海へと流れ込む川・洞窟への長道を膣と
して考えている。人間が生まれ変わる時――消神村やアイヌの世界観を用いれば、此の世と
彼の世を往き来する時・転生する時――は、この「膣から子宮へ」という出産とは逆の過程
を辿るとされる。つまり地母神崇拝は胎内回帰の思想と言える。
【地を這う神の化身】
そうした地母神崇拝に於ける胎内回帰の思想から派生したのが蛇信仰だとされる。
大地をうねるように流れる川・洞窟の長い道程が「蛇を連想させる」という事であろう。
【極楽浄土】
世界宗教(父権宗教)では極楽浄土(異界・理想郷)は天上界にあるとされ、地底は地獄(黄泉)と
されている。しかしながら世界各地に残る竜宮伝説では逆となる。極楽浄土は海・海底・湖
或いは島・洞窟などに存在する。日本での竜宮伝説は「浦嶋子伝」であるが、竜宮は海底に
存在している。人類が母権宗教から父権宗教へ移行する前の地母神崇拝の名残であろうか。
(身近なところでは、沖縄のニライカナイ・千と千尋の○隠し等)
だいぶ余談が過ぎましたが話を妄想に戻すと……
(本当は説明不足で書き足りません。詳しい方からの間違いの指摘は受け付けません。)
『転生の湖 −高潔の羊水−』
【胎内回帰】
消神村の地母神は消神湖に住まう「蛇神・母神/ハハカミ」である。
消神湖は現世と常世の狭間にある「転生の湖」。つまり胎内回帰での「子宮」にあたる。
しかし、消神湖には湖から伸びる川や洞窟といった「膣」となる部分が存在していない。
そこで消神村の民はその膣を「蛇神・母神/ハハカミ」に見出したのである。
つまりこういう事だ――
「此の世で死を迎えた者は転生の湖を越えて彼の世へ渡ってゆく。それには蛇神様という
膣(黄泉)を進まなければならない。そこを通り抜けられた者だけが、彼の世の子宮(消神湖)
へと辿りつき、新しい生命を持って迎えられる。」
すなわち「蛇神・母神/ハハカミ」は「生死の途、精子の道?」とされているのだ。
『汚濁の湖 −紅血の羊水−』
【生命帰還】
消神湖は周期的に真紅に染まる。これは蛇頭ノ華が湖面を侵蝕する現象であると述べた。
侵蝕が広がる程に消神村を含む近隣村で奇怪な事件が多発するにも関わらず、消神村の民は
この現象を神聖なものとして崇拝している。それは、その赤い色が母神の流す血潮であると
信じている為である。消神村の民は言う――
「常世から消神湖を通り、今まさに新たな生命が誕生する……」
つまり、湖面が真紅に染まる現象を母親の出産時における出血として捉え、そこに命の耀き
を見ているのだ。
【呪血】
しかしながら消神村の民は知らない。
己が崇拝しているものが邪神であり、眼前に広がる世界が地獄であるということを。
「蛇頭ノ華はハハカミの血潮。蛇頭ノ華は黄泉の世界。」蛇頭ノ華が消神湖の湖面を完全に
侵蝕した時、消神湖から巨躯の蛇が姿を現す。湖面を覆う薄い血膜からハハカミが出現する。
時間・空間・生死を超越した「超ゆる者」は現世と常世を融合させる。決して交わることの
ない、交わってはいけないふたつの世界が完全に同化した時、世界は崩壊し無に帰すのだ。
855 :
なまえをいれてください:2007/01/15(月) 20:26:32 ID:z41JF3gN
【嘘か誠か】
2ちゃんねるが閉鎖されると聞いたのでこれから書きなぐっていきます。
しどろもどろで相当意味のわからない文章になってゆくと思いますがどうかご勘弁。
書けども書けどもうまく伝えられない事がもどかしい。誰にも理解できないであろう事が残念。
とりあえずこのスレを早いとこ終わらせて俺の呪いを解こうと思う。妄想屍人はもう嫌だ。
『呪われた世界 −闇の牢獄−』
【閉ざされた扉】
常世は現世の対となる世界。人々は現世と同様の暮らしを営み、世界を繁栄させてゆく…
…はずだった。
消神湖の湖面に黄泉という第三の世界が出現し、ハハカミが降誕して以来、常世の世界は
侵蝕され続けてきた。人々は「生死を越ゆる者」に“死のない生”を与えられ、たとえ体
が朽ちようとも、霊魂となって世界を彷徨い続ける運命を授けられている。
消神湖はハハカミの闇で閉ざされ、彼等が現世に転生する途は完全に絶たれていた。
【失われた途】
転生の途が閉ざされているのは現世に於いても同様である。ハハカミの呪いの有効範囲は、
霊峰不死を中心とした半径数十kmに及ぶ。それは消神村を含む呪灰町全域を軽く呑込む
広さである。ハハカミの降誕から約1300年間に渡り、呪いの範囲内で死を迎えた者達は
現世から常世へと引き込まれ、体が朽ちてゆくのをただひたすらに待ち続けている。
常世に堕ちたら最後、ハハカミがいる限り二度と現世へは戻れない(転生できない)。
(ハハカミは現世の死者を死亡当時の状態で常世へと引き込む。仮に現世に於いて20歳で
死亡したとするならば、常世に於いても20歳の姿で現れる。本来であれば転生した者は
0歳からの出発となるが、現世と常世を結ぶ膣・産道が黄泉のハハカミに支配されている
ためにそうなってしまう。)
【常世の屍者】
常世の住人は主に以下の二種。
一、常世の人間:屍霊
約1300年経過した現在となっては、肉体を持った者はひとりもいない。
体が朽ちて果てて尚、転生する事が適わずに霊魂として常世を彷徨い続けている。
二、(元)現世の人間:屍人
ハハカミの呪いの及ぶ範囲内で死んだ者。或いは生きた状態のまま常世に引き込まれた者。
体が朽ち果てるのを待つ生きた屍となっている。常世の人間と同様に既に体が朽ち果てて
屍霊となった者もいる。
すなわち常世は、現世に転生できない者、現世からやってきた者、その両者を閉じ込める
牢獄の世界と化してしまったのである。
(あくまでハハカミの呪いの及ぶ範囲に限っての話。地球規模の話じゃありません。)
『蛇の尾を咬む者 −父神−』
【クセ(19)】
常世はハハカミの侵蝕によって既に崩壊しているにも関わらず、現世が未だにその世界を
保ち得ている理由はただひとつ――クセである。
クセはハハカミ(妻・妊婦)の夫であり、ハハカミ(蛇神・母神)を創りだした張本人である。
天智5年、神降しの際に黄泉から堕ちてきたハハカミの鮮血を浴びて不死の体となった。
【呪われた体】
妻の亡骸を消神湖に沈めて十数年――
クセは新たな妻とひとりの男児を儲けた。しかしその男児は奇形児であり、しかも普通の
人間の何倍もの速さで老化してゆく。それとは逆に老いが止まったかのような自分の肉体。
クセは己の体が呪われた事を知るのだった。
【異界化】
間もなくしてクセの周囲で奇怪な現象が次々と起こり始める。神隠し、精神異常者(屍人)
の出現、真紅に染まる消神湖、そしてハハカミの降誕。
ハハカミの降誕は現世と常世の融合が既に始まっている事を意味する。
現世と常世のふたつの空間はひとつの異界を生み出し、混沌の世界を創り上げてゆく。
そこは昼と夜、夏と冬、そして「現世の人間」と「常世の屍者」が混在する世界。
いたるところから沸いて出てくる常世の屍霊と屍人が、現世の人間に次々と喰らいつく。
死を許されない 命の朽ちた者共の手が、死を許された 命を輝かす者達の首を締め付ける。
彼等の手から伝ってくるのは――怨み、嫉み、憎しみ……あらゆる負の感情である。
【地母神に抗う者 −天父神−】
クセはそうした異常な光景を目の当たりにして、それがハハカミによる仕業だと理解する。
さらに、異界と化す世界に於いて未知なる能力(幻視等)を身につけると、ハハカミの心理を
探り取り、その目的を覚る事となる。
ハハカミの目的は現世と常世の融合――世界を“無”に帰す事。
クセはハハカミを退治する為、その呪われた体をもって、ひとりでハハカミに挑んでゆく。
【櫂と舟】
クセは一本の「櫂」を見つける。それはかつて“黄泉から堕ちてきたハハカミ”が消神湖
に落とした“黄泉の得物”である。神の如き力を持つその「櫂」は人間の生命を糧とした。
空間を切り裂き、現世の人間も常世の屍者も容赦なく消滅させ、光の全く届かない漆黒の
黄泉ですら煌々と照らす事を可能とする。使いこなせるのは不死の体を持つクセ唯ひとり。
クセは異界化が進行する消神湖の畔にて「舟」も見つける。これもまた、黄泉のハハカミ
がかつて現世に堕ちてきた時に乗っていた“黄泉の物”である。妻のハハカミを消神湖に
葬送した時にも使用された。ハハカミが変態している最中に、常世へと堕ちてしまったが、
現世と常世の融合が進み、両者の区別がつかなくなった異界に於いて、再び発見する事に
なる。それは黄泉――紅血の湖(蛇頭ノ華)――を割って進む事ができる唯一の舟である。
【諸刃の剣】
クセは消神湖を“割りながら”舟を進め黄泉へと侵入する。燃え上がる櫂に照らし出され、
闇の深淵から現れたのは巨躯の蛇だった。それがかつての妻の変わり果てた姿だと知って、
クセは心痛と恐怖で黄泉から逃げ出してしまう。(日本神話の黄泉のくだりを引用)
黄泉からの脱出に成功し、消神湖の畔に辿り着いたところで、クセは生命を爆発させる。
最大限の力を引き出された櫂(神の剣)は、消神湖の湖面に巨大な光柱を出現させた。
光柱は消神湖の湖面を一瞬で真紅から透明へと戻し、常世の屍者達を消滅させてしまう。
(中性洗剤のCM:洗剤を一滴垂らすと、油膜がパァ―っと広がってゆくあの感じ。)
融合しようとしていた現世と常世が乖離し、再び元の現世が戻ってきたのである。
しかしながら、異界の乖離と共に現世の人間の大半が常世へと堕ちていってしまった。
さらにクセの体にも異常が起きていた。力を使いすぎた為か、クセの体はもの凄い勢いで
老化を進行させていたのだ。(しわしわの爺さん。玉手箱の原理)
文章がおかしくなってきた。
【眠れる湖】
消神湖の湖面を覆っていた蛇頭ノ華が一瞬にして消える。それはハハカミの消滅を意味し、
黄泉の崩壊を示すはずだった…
…が、ハハカミは消えてなどいなかった。クセは湖(黄泉)に光の蓋をしたに過ぎなかったのだ。
所詮それは一時の気晴らしでしかない。時間の経過と共に蓋は錆びゆき、いつかは破られる。
蛇頭ノ華が消えた事で、消神湖は元に戻った様に思えた。だが、黄泉もハハカミも未だそこに
存在しているのである。再び湖面を紅血に染め上げるのに十数年。それは蛇頭ノ華と言う名の
血潮で満たす為に必要な時間。ハハカミが力を蓄えるのに必要な年月。
ハハカミは十数年の眠りについただけだったのだ。ハハカミ自身を滅さない限り、黄泉の扉は
何度でも開かれ、終わる事のない侵蝕が延々と続くのである。
ところで完結篇となるべき3は「3に因んでPS3で出しましょう(笑)」
とかないよな?
いや、SCEだから有り得ない方がおかしいのか・・・
↓続きドゾー
え? どういう事? SIREN3はもちろんPS3で出ると思っているんだけど……違うの?
でも、ハードの売れ行きの問題とか色々あるみたいだから、「小説‐SIREN3‐」なんて
ことで終わっちゃう可能性があるかも。
【1300年の時を生きる者】
その後も消神湖が紅血に染まる度に、クセは己の生命を犠牲にして消神湖を清めてきた。
つまりクセの存在がなければ、現世はとうの昔に常世と同じ道を歩んでいたのである。
クセの肉体は櫂の力を使う度に老化を招く。しかし、その老化を回復させる術をクセは
見つけ出していた。
それは自分の息子を喰らう事。数十年に一度、まるではかったかのように産まれてくる
奇形児。呪われた体はひとりの男児を儲ける事しか許さなかった。ふたり以上の子供を
授かった事は一度もない。クセに子供ができると、まさに草葉の陰から探っていたかの
ようにハハカミが現れるのだった。クセは再び力を使い……老いて……息子を喰らう。
(その繰り返し)
約1300年もの間、クセはそうして肉体を保持してきたのだった。
【真の呪い】
クセに当てつけるかのようなハハカミの呪い――。
ハハカミはクセによって黄泉戸禊をさせられた。しかも自分で自分の血肉を喰らうという
おぞましい行為。
――自然の摂理に反し、世界の秩序を乱す、まさに神罰に値する行為――。
しかし、それは愛しい妻子を救いたいというクセの切なる想いから生じた過ちであった。
そんなクセの想いも妻であるハハカミには届かなかったという事であろうか……。
クセは自分の分身である我が子を喰らい続けなければ、その肉体を保持できない身体と
なってしまった。それは同時に、自分の子孫をひとりもこの世に残せないという屈辱を
与えられた事を意味する。クセは寂しき孤独な運命を背負わされたのだ。
【真の呪い‐2‐】
生まれてくる息子は通常の人間の何倍もの速さで老化してゆく奇形児。それでもクセは
そんな我が子を愛し、慈しみ、何度もこの世に残そうとしてきた。
しかし、その度に消神湖からあの化物――ハハカミが現れるのである。
力を使い、老いるクセの肉体……息子を喰らう事を止めたとき……世界は終わる……。
クセはひとり地獄へと堕とされ、いつ終わるともしれない苦痛にもがき苦しんでいた。
クセの身体に纏わりついたハハカミ(蛇神)の呪いは、1300年間、クセの心を締め上げて
いたのだった。
(今日は終わり。なんか始まりの話から一向に先に進めない。)
妄想を確認する意味で、ここまでのまとめ
【本来あるべき世界の姿】
常世:人間が住まう美しき世界
↑|
転生の途=消神湖:人間はふたつの世界を往き来し、終りのない転生を繰り返す
|↓
現世:人間が住まう美しき世界
(※ 矢印は転生の流れを意味する)
【補足説明】
基本的にもの凄く単純な世界。世界は現世と常世のふたつの空間で成り立っている。
ひとつの空間で死を迎えた者は、もうひとつの空間で新たな生命を与えられる。
「現世=生者の国、常世=死者の国」とう考え方とは“びみょぉぉ”に異なる。
現世と常世は対である。現世から見た常世は“彼の世”であり、常世から見た現世も
また“彼の世”なのである。(これが理解を困難にする原因だろうか……)
つまり、あなた自身に置き換えてみれば、
――あなたは生者であり、同時に死者である―― (駄目だ、余計に混乱を招きそう)
現世に於いては当然「生者」であって、常世から見れば「死者」である。視点の違い?
現世・常世は同じ世界。時間・四季・昼夜等があり、雑多な人間・動物が暮らす世界。
ただし、季節・昼夜は逆転している。(現世が昼・夏の時、常世は夜・冬となる)
【混沌と化した世界の姿】
常世:ハハカミの侵蝕が完遂された世界
↑| 屍者が彷徨う牢獄の世界。既に崩壊してしまった地獄絵図の世
|× 「超ゆる者・ハハカミ/(地)母神・蛇神」に支配されている。
|↓
黄泉・蛇頭ノ華≠転生の途:常世と現世を侵蝕し、両世界を崩壊させるカミの「血潮」
↑| 「超ゆる者・ハハカミ/(地)母神・蛇神」の世界であり、ハハカミそのものでもある。
|× ・転生の途を闇で閉ざし、常世を掻き乱す者
|↓
現世:ハハカミの侵蝕が阻止される世界
人間が住まう美しき世界。いつ崩れるとも知れない砂上の楼閣
「抗う者・クセ/(天)父神・荒人神・伊奘諾尊→住吉神(海上の守護神)」が存在する。
・転生の途を光で抉じ開け、現世を清める者
・黄泉の「櫂/諸刃の剣」と黄泉の「舟/時空の船」を所持し、その力を引き出す者
・不死の体を持つ者(不老ではない)
【補足説明】
基本は「イザナミとイザナギ、地母神と天父神、母権と父権、陰と陽」といった二項対立。
現世・常世に加えて、第三の世界・黄泉が出現している。
(本来、常世と黄泉は同義です。しかし、その固定観念を捨てないと理解できません)
黄泉・常世は「ハハカミ」が支配しする世界。現世は「クセ」が守護する世界。
櫂と舟はもともと現世のもの。船体に「呪灰町観光協会」と刻まれている。ただし、世界は
1300年の時をぐるぐると回る「うろぼろす」であるので、いつ刻まれたものか分からない。
その後、黄泉へと堕ち、ハハカミに触れた事で「※ 黄泉の物・神物」と化した。
※ 妄想の世界観では「黄泉」は現世と常世の中間(狭間)に存在しています。
つまり「黄泉の物・神物」と化すという事は、両世界の中間物、両世界に影響を及ぼす物に
なる事を意味しています。現世の得物で常世の屍者達を完全に倒す事は不可能です。しかし、
黄泉の得物であればそれが可能になるわけです。櫂は二つの意味で諸刃の剣だと言う事です。
一、大きな力を得る代わりに、己の身を滅ぼす。
二、現世という表の世界を片刃で斬りつけ、常世という裏の世界を片刃で斬りつける。
(別に、現世が表・常世が裏という訳ではありませんが、その方が理解する上で楽なので…)
櫂と舟を引用した理由――
櫂には裏表がない事から、現世(表界)と常世(裏界)を超越した神物に成り得ると考えた為。
空間を引裂く櫂――それは両世界を繋ぐ架け橋であり、両世界を滅ぼす一刀でもある。
(>828 消神湖伝説の真実)
舟は単純に、現世と常世(両世界は時間の流れが違う)を往き来する乗り物としての発想。
時間を引裂く舟――それは両世界を紡ぎ、時間旅行を可能とする神の船である。
【余談】
妄想の世界観・宗教観は「アイヌの信仰」を主な軸としています。全く同じという訳では
ありませんが、かなり大きな影響を受けています。色んなところに散りばめてあります。
(ただし、浅はかな知識ですので正直間違いだらけだと思います。そこは誤ります。スマン)
例えば「消神湖伝説の真実」に於いて、クセは黄泉から堕ちてきたハハカミ(神)に対して
一方的な要求を求めますが、これは以下のような考え方から“派生”しています。
(どこぞの方の文章を引用した上、かなり省略してあります。アイヌのイオマンテ/熊送り・
狩猟の考え方・信仰 等を読めばわかるかと…)
人間と神はいわば対等であり、神は人間にとって絶対的な存在ではない。
神として崇められた霊魂は人間界に恩恵をもたらし返礼する。もしも、神に不手際があり
人間界に不都合が生じると、人々はその原因となった神に強い言葉で抗議を行う。
つまり、クセは一生懸命カミに対し祈りを捧げたのに、カミは妻子を見捨てようとした。
だから抗議した(殺してしまった)――という事です。さらに、アイヌの方の狩猟に対する
考え方を用いれば、クセの行動は当然の結果でもあります。
仮に獲物を鹿だとします。アイヌの人々はその鹿に対し「鹿の毛皮を纏った霊魂が、肉の
みやげをもって、人間界を訪れてくれた。」と考えるのだそうです。即ち、鹿を狩る事が
神・霊魂に対する礼儀だという事です。かなり面白い考え方だと思います。
(別にアイヌの方の考え方を批判するものではなく、悪意は一切含みません。)
アイヌの方々はその後、感謝の意を込め、儀礼を執り行った上で霊魂を彼の世へ送るのだ
と言う事を付け加えておきます。(イオマンテ/熊送り 等)
もうひとつ。母権宗教・自然崇拝では、地母神が豊穣を与えてくれるという考え方の下、
人間は神に対して現世利益を求めます。それは人間が自然に甘えた存在である事を意味
します。(父権宗教では神は人間に苦難を与えます。人間は自然を克服する存在です)
つまり、クセは母権宗教の考え方の下、「ハハカミが何とかしてくれるだろう」という
神に頼りきった、甘えた考えを持っていたという意味合いも含むのです。
おい俺!こんなの誰が読むんだよ。
877 :
なまえをいれてください:2007/01/17(水) 18:46:30 ID:idIALFh2
これから話を近年に進めます。
『秘村に潜む八岐大蛇 −消失した民−』
【消神村】
・昭和51年(1976年)
消神村は不死郡北西の山間部にあり、南西の母渡子村、東の賽ノ村に接している山村である。
南方に霊峰不死の頂を望み、同じく南部には不死五紅のひとつである消神湖が広がっている。
明治22年の町村制の施行により、標高 222m〜2,236mの山間に点在する22の集落を以て
消神村と命名された。(市制町村制:明治21年制定・地方自治制度)
昭和49年、消神村を東西に横断する県道333号線が開通。 同年、消神湖への観光客増加を
見込んだ不死交通が、消神湖への定期観光バスの運行を開始。
昭和51年、44の集落となった消神村は近隣村との合併により「呪灰町」へとその名を変え、
一大観光地として新たなスタートを切る……はずだった。
このゲームってOnlineに向いてるかもね
協力も裏切りも自由だと盛り上がりそう
↓つ旦~~オチャでも飲んで続きドゾー(がんばれ!)
>879 拙い妄想ですが、それなりに時間が掛かっているので そう言って頂くとありがたいです。
【省かれる者達 −八蛇身−】
明治22年の町村制の施行に伴い、消神村を名乗る土民達の間で“ある論争”が巻き起こった。
論題は消神湖に程近い「※ 八つの集落」についてである。
それは、ある集落の長が発した一言に起因する。
「奴等は村から除外すべきだ。我々と同じ村名を名乗り、同等の立場になるべき存在ではない!」
長は素性の知れない「八つの集落」の土民を嫌悪し、彼等を排斥しようと考えたのである。
この意見には多くの者が賛同したが、当然受け入れられる筈などなかった。
【※ 八つの集落】
蛇神信仰に偶像崇拝。自らを「蛇身ノ子(カミノコ)」、あるいは「雷ノ子(ミカヅチノコ)」と称し、
外部との接触を極度に忌避する者が集まる集落。
近隣の集落では、「八つの集落には不死の化物がいる」と専らの噂になっており、不気味な集落、
呪われた集落として忌み嫌われている。 あまりにも閉鎖的であり、近隣の者でも詳しい内情を
知らない事から、「消神の秘境」という異名が付けられた。また、八つの集落の土民に対しても
その姿を目にした者がほとんどいない事から「幻の民」、もしくは「ミカヅチノコ」を省略して
「ツチノコ」などと呼びつけ、揶揄する者もいる。
しっかし、長い文章が投下出来なくて本当に困る。もったいない。
ここから話があちこちに飛びますので大変読みにくいと思います。
【宮世 治日子/治彦】
・明治22年(西暦1889年)
クゼ ハルヒコ:クセが使用していた名前。時と場合によってふたつを使い分ける。
八つの集落のひとつ「天杜」にて神事を司る。八つの集落は宮世が作り上げたもの。
宮世は集落の民をあらゆる嘘で固め、蛇神信仰をうえつけ、彼等を思うままに操っている。
※ それは己の居場所を確保し、自己の存在を正当化すると共に、そこで“生き続ける”為である。
(詳細は後述)
『ちょっと余談』
【クセの宿命】1
不死の体となったクセはもはや人間ではない。人々が恐れ戦く一匹の化物である。
そんなクセにとって安住の地などなかった。俗世を離れ、じっと息を潜めながら此の世を彷徨い
続ける――それがクセに残された唯一の道だった。
しかし、クセは消神湖から決して離れようとしなかった。己がそこから立ち去る事、それは即ち
世界の崩壊を意味する。つまり、クセは世界を救うという大いなる宿命のもと、何百年にも渡り
消神湖にとどまり続けてきたのである。
それ故に、耀きに満ちた美しい世界が永いこと保たれてきたのである……。
【燃えあがる憎悪】2
……しかし、それはクセの本意ではない。それはひとつの結果にすぎなかった。
クセは世界を救うなどという“くだらない宿命”をとうの昔に握り潰していた。
クセを突き動かしていたもの――それはハハカミに対する“憎悪”である。
変わり果てた妻を己の手で始末すること、不死の体を与えた化物を完全に滅すること――
それこそがクセの“生きる意味”――天命となっていたのである。
世界の安寧はクセの憎しみの産物、ハハカミに対する執念から零れ落ちた仮初の平穏だった。
『己の居場所・存在の正当化 −神格化された化物−』
以下は、宮世が八つの集落の民に「蛇神信仰」という偽りの種を蒔き、心の深淵に根付かせ、
その結果育まれた“巨大な実り”である。
明治22年当時(クセ→宮世)
【四々守の支配者】
宮世は「四々守(八つの集落)」の村民から「蛇神の使者/生き神様・現人神」などと呼ばれている。
村民にとって不死の体を持つ宮世は化物ではなく、神に一番近い存在なのである。
宮世を尊び、宮世の発する一言一句に耳を傾け付き従う。彼等は宮世の忠実な僕であった。
【完全者】
西洋・東洋を問わず、蛇は古代より「不死と再生」の象徴とされてきた。脱皮を繰り返すさまが
永遠の生命を感じさせるのである。人間は脱皮することはできない。人間は生命の再生を母親の
出産に見出すしかないのである。
輪廻転生――それは絶え間ない生死の繰り返し。死を以て可能となる“不完全な再生”である。
そんな不完全な人間の前に、「不死と再生」を体現する完全な人間が存在する。
蛇神を信仰する村民にとって眼前の宮世は化物に非ず、人間を超越した神の化身なのであった。
※ つまり、クセが「蛇神信仰」を集落に根付かせ、彼等を洗脳してきたからこそ、化物のクセは
“ある種の人間”として受け入れられ、そこにとどまる事が可能となってきたのである。
(西暦666年/飛鳥時代から育んできた実りです。)
『ちょっと余談』
【それぞれの思惑】1
――ハハカミ(妻)を滅する、それこそ我が天命――
クセの若体はハハカミが出現する度に老体と化す。クセの体にはハハカミと闘う好機が一度しか
与えられていなかった。二度続けて対峙することは敗北を意味する。肉体の再生は緊急を要した。
――なんて忌々しい……はやく……朽ち果てろ!!!――(本当はしゃべりませんけど……心の声)
ハハカミの願いはクセが消えた時に成就される。ハハカミにとってクセは何よりも邪魔な存在で
ある。本来クセの足掻きは一度きりで終わるはずだった。不死の体を腐らせるためにハハカミは
あえて力を授けた。クセのもとに「櫂」を置いてきたのだ。
たった一度の辛抱で世界は崩壊する。たった一度の屈辱で世界は落ちる。力を蓄え復活を遂げた時、
クセの姿は消えるはずだった……
【拮抗する力】2
しかし、クセはハハカミの前に現れた。若さを取り戻した肉体に櫂を携え、再び消神湖に降り
立ったのである。二度…三度……四度………幾度となく現れては黄泉を消し去り、ハハカミを
焼き尽くす。クセは何度でも現れた。ハハカミが復活する限り何度でも……
ハハカミもまた焼け爛れた体を脱皮によって復活させ、黄泉を再生し、何度でも現世に現れた。
しかし、その度にクセが眼前に立ちはだかるのである。永い眠りから覚め、今度こそはと顔を
上げればクセがいる。再び体を焼かれて眠りにつく……その繰り返しだった。
2匹の化物の力は完全に拮抗していた。つまり、いたちごっこだったのである。
(1976年までは……)
【補足説明】3
ハハカミはクセがとるであろう行動を先読みし、ある程度感じ取っています。(これは説明が大変
難しいので、“約1300年の時を永遠に回り続けているから”とでも言っておきましょう。)
だからこそ「櫂」をクセに渡したのです。ハハカミにはクセが「櫂」を使い、それによってクセの
体が朽ちてゆく様子が見えていました。しかし、ハハカミに見えたのはそこまでです。
それより先のことが見えなかった為に大きな誤算を招いてしまうのです。
ここから2匹の化物の、いつ終わるとも知れない闘いが繰り返されてゆくのでした。
かつて夫婦だった2人の距離は天と地ほどに広がり、お互いを憎しみ合う事でしかその存在を
確かめられなくなってゆきます。2人の真の姿を知る者は2人しかいません。
どちらか一方が消滅した時、残された者は果たして本当に満足するのでしょうか……
【四々守】
八つの集落(村落)の総称。各集落は個々の村名を持つが、総じて四々守村とも呼ばれる。
【四々守の民】
四々守村(8村落)に住まう者を指す。
消神湖の地母神「ハハカミ/蛇神」を信仰し、究極の偶像である不死山を崇拝する者。
山と湖の蛇に見守られ、天と地の神を望めるこの地は、彼等にとってまさに理想郷である。
信仰心のない集落には閉鎖的であるが、8村落の繋がりは非常に深い。
自らを「蛇身ノ子・雷ノ子」と称し、この地を守護する者であるという自負を持っている。
宮世を「蛇神の使者」として尊び、集落の神事・政を宮世に託している。
各集落には「御子八界・男子八界」と呼ばれる女性が存在する。
(不死山・霊峰不死:円錐形成層火山、その形に“とぐろを巻く蛇の姿”を重ね合わせている)
【四々守の名称】
―偽−
本来は「八八蛇身(ハハカミ)」であったが、「四四蛇身」になり、やがて「四四守」「四々守」に
なった。これは一種の言葉遊びである。
四々守の民は消神湖に住まう「ハハカミ/(地)母神・蛇神」を信仰すると共に、そのハハカミを
守護する者であるという自負を持っている。また、彼等は信仰心のない者達を近づけないように
消神湖をぐるりと包囲する形で集落を構えている。この事を踏まえて「四四守」の字は作られた。
○「四四」
仮名の「ハハ」を漢数字の「八八」に置き換え、国構え「□」で囲ったもの。即ち「ハハ」を
囲う集落の意である。
○「守」
「蛇身(カミ)」が余所者に見つからない様にと「蛇身」の漢字を伏せて「読み」の中に隠した。
さらには「ハハ」を守護する者の意で「守(カミ)」の字を当てたのである。
つまり「四々守(シシカミ)」には「ハハカミ」を囲い、守護する者という意味が込められている。
【四々守の名称】
―真―
上記は宮世が作り上げた“真っ赤な嘘”である。
真実は「ハハ」「八八」を両断し、真っ二つにするというごくごく単純な意味である。
「八」を割って「四四」にする。
ただそれだけの事である。宮世のハハカミに対する憎悪の現れと言える。
『蘇る腐肉 −命を貪る者−』
【御子八界・男子八界】
オシノハッカイ:各集落に存在する「御子胎(オシノハラ・ミコノハラ)」なる女性達の総称。
御子胎は「神の男ノ子(オノコ)・宮世の子供」を出産することを義務付けられた女性の意である。
宮世が作り上げた悪習のひとつ。
ある特定の血族・家系が担当するわけではない。宮世に選ばれた女性がその役目を果たす。
宮世は密かに御子胎を「蛇子胎」と表記し、蔑む意味で「ジャバラ」と呼んでいる。
○「御子胎・男子胎」
村民:オシノハラ・ミコノハラ、 宮世:蛇子胎/ジャバラ
【蛇子】
ミコ:御子胎が出産した宮世の子供。宮世は「ジャコ」と呼ぶ。
(ジャコ・ザコ/雑魚:“取るに足らない者”という本来の意味を込めて宮世が名付けた)
○「蛇子」
村民:ミコ 、 宮世:ジャコ
894 :
なまえをいれてください:2007/01/20(土) 19:25:00 ID:BXQPpky7
【鬼畜】
宮世は老化した肉体の再生に生贄を必要とした。しかし、それはただの生贄ではない。ある特定の
人間に限定されるのである。その人間――子供こそが蛇子なのである。
つまり、宮世は各集落の御子胎に蛇子を出産させ、その生まれてきた蛇子を生贄として己に捧げる
――喰らう――のである。
それこそが宮世の肉体を再生させる唯一の方法であった。
【偽りの奇跡】
蛇子は言わば宮世の分身である。新しい肉体を持った“もうひとりの宮世”が此の世に生れ落ちたと
いっても過言ではない。己の朽ちた肉体が母胎によって再生されて出てきたのだ。その新しい肉体を
吸収し、己と同化・融合させることで宮世の体は若さを取り戻すのである。
しかし、宮世が蛇子を喰らっている事実を知る者は誰ひとりとして存在しない。宮世は四々守の民に
真実を隠し続け、再生の奇跡があたかも自分の能力であるかのように見せつけているのである。
不死と再生の体現者、蛇神の使者――宮世が起こす再生の奇跡は全てまやかしなのである。
【呪われた体】
宮世の子供が産まれる確率はおよそ16年に一度、“ひとり誕生するかしないか”という非常に
低いものであった。それはハハカミが復活に要する年とほぼ一致する。宮世は何とかしてその
確率を上げようと、一つだった集落を八つにまで増やし多くの御子胎を抱えてきた。
しかし、子供の誕生はひとりが限界、ふたり以上生まれることは一度もなかったのである。
【蛇頭子】
ミズコ:御子胎の胎児。流産・堕胎してしまった蛇子。
宮世の子を孕んだ御子胎は“ほぼ全員”が流産してしまう。受胎から数週間も経たないうちに
急速な勢いで胎児が成長するため、母胎がその成長を受け入れられないのである。
また、成長した胎児が母胎で暴れだすことがあるのだが、そのような場合は胎児より御子胎の
安全が優先され強制堕胎させられる。(堕胎には「蛇血」が使用される)
【蛇血・母血】
カガチ:消神湖周辺に群生している多年草。(蛇血ノ華・母血ノ華)
6〜8月頃に赤い花を咲かせる。その実は蛇神の目のように真っ赤。花言葉は「偽り」。
食用・薬用として使用されているが、腹痛・堕胎作用があるため過剰に摂取すると危険。
御子胎を強制堕胎させる時に使用される。四々守の民が観賞用として好んで栽培している。
【焔月】
ホオズキ:御子胎が蛇子を産むと予想される月。出産予定月。または出産した月のこと。
御子胎は蛇子の完全体である「蛇堕児(ミズチ)」を出産すると同時に死を迎えてしまう。
それは、蛇堕児が出産時に物凄い高熱を発するためである。
蛇堕児は母胎の羊水を急激に沸騰させ、産道を通る際に母の陰部を焼き焦がす。
御子胎は胎と陰部を焼かれる苦しみに耐え切れず、やがて息絶えてしまうのである。
蛇堕児の出産は“焼け焦げる苦しみ”と“死”を引き換えとした。
そう言った意味で御子胎の出産には「臨月」とは別に「焔月」があてられている。
(元ネタ:火之迦具土)
※【カガチ・ホオズキ/鬼灯】
カガチは日本語の古語で蛇を指す。また「ホオズキ/鬼灯」の別名。
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の赤い目は“ホオズキのように真っ赤だ”と形容される。
・東南アジア原産。主に観賞用や食用として栽培される。
・多年草で6〜7月頃に黄色い花を咲かせる。
・腹痛や堕胎作用があるため多用は禁物。
上記は妄想ではありません。元ネタです。案外いい感じで使えました。
・花言葉は「偽り」。
ズサーc⌒っ゚Д゚)っ フライングー!!
バカ━━(゚Д゚;)━━ン!
901 :
申そうか?:2007/01/21(日) 01:10:30 ID:TS7lHos7
>896 「ホオズキ」じゃねぇや、「ホオヅキ」だ。勢いで書いたら間違えた。
「カガチ:花言葉は偽り」が消神湖に群生し、四々守の民がそれを好むのは
全てが「偽り」だと言うことを意味しています。ひとつの真実もありません。
村、歴史、慣習、あらゆる全てのことが宮世の嘘で固められているわけです。
村人が宮世の嘘を暴く日は果たしてやって来るのでしょうか……。
このスレもあと少し……永かった……
902 :
申そうか?:2007/01/22(月) 18:10:00 ID:sEy9xVEc
※【ミズチ/蛟・蛟龍・蜃(シン:蛟の属・巨大な蛤?)】
・想像上の動物。四本の足が生えた蛇。頭に角を生やし、赤い髭を蓄えている。
・通常は水中(湖・池)に棲んでいるが、時折雨雲に乗じて天に昇り雷雨を起こす。(別名:雨竜)
・蛇は500年で蛟になり、蛟は1000年で龍になるとされる。(龍は蛇が長い年月を経て成長した姿)
・中国古代の地理書「山海経(神話・伝説等収録、18巻)」では、池の魚が2,600匹を超えると蛟が
やってきて池の主になるという記述があるそうな……。
・燕の子(燕子花・杜若/カキツバタ)を食べると、毒気を吐き出して蜃気楼をつくる。
・蛇と亀が交わることで蛇・亀が生まれ、更にその蛇・亀が雉と交わることで蜃が生まれる。
・蜃の脂で作った蝋は“五百歩先まで届く香り”と“蜃気楼をつくりだす燭(ともしび)”を持つとされる。
注:上記は妄想ではありません。情報の寄せ集めです。
要するに「蛟は蜃気楼をつくる」ということを伝えたいだけです。
903 :
申そうか?:2007/01/22(月) 18:15:31 ID:sEy9xVEc
【蜃気楼】
密度が異なる大気中で光が屈折する現象。
本来見えないものが見える――「海岸越しに見える異国の風景」ってやつです。
「SIREN」的に言えば“彼岸に見える異界の風景”ですかね。
妄想の中では消神湖と同じような捉え方です。湖面に映し出される「逆さ世界」と、蜃気楼が
つくりだす「もうひとつの世界」が「彼の世」を連想させる共通イメージになります。
世界観でも説明しましたが、現世が盛夏の時、常世は厳冬となります。ハハカミ復活は現世と
常世の融合開始――つまり異界化を意味します。大気の温度差・密度差が激しい世界ですので
蜃気楼はつくりやすいと思います。言うなれば蛇墜児の世界ですね。
○ 蜃気楼 −実際の三種類−
・上位蜃気楼:物体の上方に幻像を出現させる。
・下位蜃気楼:物体の下方に幻像を出現させる。
・鏡映蜃気楼:物体の隣に幻像を出現させる。(不知火)
904 :
申そうか?:2007/01/22(月) 18:28:31 ID:sEy9xVEc
【蛇墜児】
ミズチ:御子胎から産まれた蛇子(異形の子)。此の世に生まれ落ちた蛇子の完全なる姿。
蛆に手足をつけたような身体で、成長するほどに長くなる(蛇体となる)。
腕は大変長いが、足は魚の鰭(ヒレ)のような形をしており非常に短い。手指・足指に水掻きを持つ。
体色は白く、目は真紅の色をしている。宮世の子供であり、また生贄でもある。
生存する蛇墜児は1976年に「辰谷弥々子」が産んだ1人(1匹)のみ。それは最初の蛇子誕生から
数えてちょうど2,600人目(蛇頭子・蛇墜児含む)にあたる。1976年に常世へと堕ちたが、腐肉を
喰らいながら“今なお成長中”。幻視の一種「蜃視(蜃気楼)」を使う。
(元ネタ:ミズチ/蛟・蛟龍・蜃)
ミズチもかなり強引な読み方だが、なんか「タラコ」とも読める……。書いていて気がついた。
姿形も似ているから……まぁいいか。
905 :
申そうか?:2007/01/22(月) 18:55:01 ID:sEy9xVEc
【蜃視】(模索中)
シンシ:大気の密度を変化させ、光を屈折・反射して幻(蜃気楼)をつくりだす幻視。
蛇墜児(常世に堕ちた化物)の他に人間で使用可能な者がいる。主に自分の姿を真横につくりだす
鏡映蜃気楼(不知火)を使う。
物陰に隠れたまま、路上に自分の姿を映し出せることから陽動に多用されている。
特に銃器を持つ相手に対しては効果が高い。発砲を促すと共に装填する隙をつくりだす。
【写視】(模索中)
自分の見ている風景を強制的に相手に“見せつける”幻視。強制視界。誘導・陽動に使う。
目を瞑った状態を相手に“見せつけれ”ば、自分も何も見えないというリスクは負うが……
注:上記はちょっとしたお遊びです。基本、幻視ひとつで十分だと思っている人間です。
ただ、“新しい幻視を考えるとしたら何か”という1つの案で書きました。
906 :
申そうか?:2007/01/22(月) 19:25:30 ID:sEy9xVEc
【母斬ノ剣・蛇斬ノ剣】
ハハキリノケン・ハバキリノケン: ハハカミが降誕した際に消神湖に落とした4尺の櫂。
(別名:天母斬・天蛇斬/アマノハハキリ・アマノハバキリ)
宮世が住まう「天杜」に保管されている。
常世の屍者を始末するとき、黄泉を閉じるとき、蛇墜児を生贄として喰らうとき、あらゆる場面で
使用される。
宮世だけがその名称で呼んでいる。ハハカミに対する憎悪の表れ。
※【天羽々斬・羽々斬の剣・天之尾羽張】
伊弉諾尊(イザナギノミコト)が火之迦具土神(ヒノカグツチ)の首を切り落としたときに用いた剣。
後に素戔嗚尊(スサノオノミコト)が伊弉諾尊から譲り受け、その剣で八岐大蛇を切り裂いた。
(別名:十拳剣・十握剣・十束剣/トツカノツルギ、柄が十握りある剣)
907 :
申そうか?:2007/01/22(月) 20:30:55 ID:sEy9xVEc
〜 明治22年(西暦1889年)
○ 不死郡北西山間部「22集落」
宮世 治日子:「クゼ ハルヒコ」八つの集落をつくり、支配してきた者
・四々守:「シシカミ」八つの集落の総称
御子胎:「オシノハラ・ミコノハラ」宮世の子供を孕む女性
・御子八界:「オシノハッカイ」御子胎の総称
蛇子:「ミコ」宮世と御子胎の子供(蛇頭子・蛇墜児)の総称
・蛇頭子:「ミズコ」流産・堕胎した御子胎の胎児
・蛇墜児:「ミズチ」御子胎が出産した子供、宮世の体を再生させる生贄
・蛇血:「カガチ」堕胎作用がある多年草
・焔月:「ホオヅキ」御子胎の出産予定月
母斬ノ剣:「ハハキリノケン」:宮世が所持する黄泉の櫂
908 :
申そうか?:2007/01/22(月) 20:49:00 ID:sEy9xVEc
明治22年(西暦1889年)〜
○ 不死郡北西山間部「消神村」:14集落+8集落「四々守」が合併。
町村制をきっかけとして、宮世の8集落は時代の趨勢に侵蝕されてゆく。
〜 昭和51年 (西暦1976年)
○ 不死郡北西山間部「消神村」:全44村落となる
宮世の8村落は僅か1村落となってしまう。
−母神の復活、クセ最期の抗い−
辰谷 弥々子:「シンタニ ヤヤコ」蛇墜児を最期に産んだ女性
最期の蛇墜児:常世へと堕ちる
消神村村民消失:消神村閉鎖(一部地域除く)
〜 昭和67年 (西暦1992年)
消神湖に……(後記)
〜 昭和83年 (西暦2008年)
−母神の復活……果たして−
サイレンってオンラインに向いてると思わない?
戦うの前提だったり、死にやすいとつまんないけど、
視界ジャックしながら目的地目指していくの。
1の頃の狙撃手の恐怖を再び味わいたいよ(´・ω・`)
オンラインゲームやったことないんで結末が想像つかないや。
その方が実現した際の旨味が強いと思うけど。
↓続きドゾー
910 :
申そうか?:2007/01/23(火) 20:16:21 ID:vTkkfr2V
>909
う〜ん、どうだろう。“向いているかどうか”で問われると難しいなぁ。
俺もオンラインゲームの経験がないし、その魅力をまだ知らない人間だからね。
でも、ひとつの試みとして『SIREN –On Line-』を出す価値は十分あるんじゃないかな。
視界ジャックは斬新なシステムだし、まだまだ色々な可能性を秘めていると思う。
見せ方・使い方次第ではオンラインゲームの方が爆発的人気を得るかもしれないしね。
ついでなので個人的要望+妄想フルスロットル。
○「屍人」に対する「幻視」の使用は不可で!
ようするに「屍人」に対して「幻視」が使えて「攻略ルート」を探せたり「敵の隙」を
窺えたり出来るのならば“ひとりでも遊べる”じゃんって事になるからです。それでは
オンラインの意味が無い。「幻視」は「参加プレーヤー」に対してのみ使用可能でお願い
したい。
あと、いきなり“大人数参加型で自由度が高く何でも出来る……”てのは無理だと思う。
最初はステージをしっかり区切って、そのステージ毎に参加人数を設けた方が楽じゃないかな。
911 :
申そうか?:2007/01/23(火) 20:19:04 ID:vTkkfr2V
【例】初期ステージ
参加人数「3人」
終了条件「××から○○への到達。」
中継ステージ「3ステージ」「××〜△△、△△〜□□、□□〜○○」
(1つのステージが3つの中継ステージで構成されているという意味です。小目標が3つかな?)
・基本は“協力して攻略ルートを発見する”こと。敵を倒すことが目的ではない。
・緊張感を持たせるため、屍人に殴打・狙撃された場合は“一発で死亡”。(命中精度抜群)
・1人でも死亡した場合は“全員で最初からやり直し”。(中継ステージをクリアしていれば
その限りではない。中継ステージの初めからやり直し)
・各中継ステージは“非常に短い”。(眼前の屍人1〜2人をどのようにやり過ごすか。それだけ)
・各中継ステージの終わりには中継ラインがあり、そこを超えることで中継ステージクリア。
・中継ラインでは「簡易セーブ・人数補充(呼び寄せ)」が行われる。
・次の中継ステージへと進む。
・「現状把握、作戦会議、役割分担、行動、失敗(死亡)、やり直し、作戦会議……」この繰り返し。
912 :
申そうか?:2007/01/23(火) 20:23:26 ID:vTkkfr2V
【実際の流れ】
・「道の先に拳銃を持った屍人が1人。その奥に中継ライン(赤いライン)がある。」
・「陽動に使えそうなものは周囲にない。強行突破は無理。近くに2階建の民家がある。」
・「1人が屍人の監視役を買い、残りの2人はその1人の視界を幻視しながら、屍人の隙を見て
民家へ忍び込む。」
・「民家を物色したところ、バールと空き缶を発見。」
・「民家の2階で2つのアクションコマンドが起動。」
・「アクションコマンド 窓:◎投げる、電気:◎点ける 」
・「1人がバールを持って門扉へ潜み、もう1人は2階で待機。」
攻略@
・「2階で待機している1人が空き缶を屍人の後方へ投げる。」
・「空き缶の転がる音に陽動され屍人が後ろ振り向く。」
・「門扉に潜んでいたもう1人が屍人に近づき、後頭部にバールを振り下ろして、中継ラインに
駆け込む。」
913 :
申そうか?:2007/01/23(火) 20:27:04 ID:vTkkfr2V
攻略A
・「2階で待機している1人が電気を点ける。」
・「電気の明かりに陽動され、拳銃を持った屍人が民家に侵入してくる。」
・「門扉に潜んでいた1人、もしくは監視役だった1人が隙を見て中継ラインに駆け込む。」
――中継ステージクリア―― (攻略の方法は他にも様々)
・「簡易セーブ」及び「※ 人数補充(呼び寄せ)」が行われる。
※ 民家に待機している1人と、監視役だった1人を中継ラインに呼び寄せること。
要するに、誰かひとりが中継ラインを通過すればクリアってことです。
一番重要なのは各ステージが“み・じ・か・い”こと。長いとやり直すのが面倒だから。
短いながらも頭を使ってどう切り抜けるか、それが重要!
与えられた条件、見つけた物、それらをどう使い、どう進めて行くか。(詰め将棋の要領)
それを数人で思案しながら遊ぶのが俺は面白いと思います。
914 :
申そうか?:2007/01/23(火) 20:30:39 ID:vTkkfr2V
あと「幻視」を使っての会話には問題が……
ごめん、俺書き出したらきりが無いからこの辺で止めます。
SIRENのオンラインスレでも立てたら盛り上がるかもね。でも、本スレにはあまり
好意的な印象を持っている人たちがいないみたいだから……やめた方がいいかな?
荒れるかもしれないしね。
なるほど。
多人数前提だから、一人ではクリアできない状況が必須か。
クリア後は、一緒に生き残ったプレイヤーと進行できるけど、
倒れたプレイヤーは別のタスクでやり直しとか、倒れるたびに屍人に
近づくから攻撃力は上がるけど、視界に映るプレイヤーとNPC屍人の
区別がつきにくくなるとか。
でも他のプレイヤーに攻撃できたら、市子みたいなことするやつが
出てきそうだなぁ…。
オンラインだから、回線が途中で切れたらグダグダになりそうだなぁ…。
「ちょっと用事が…」とか言って、陽動担当や攻撃担当が突然いなくなる
のも恐ろしいし。みんながみんな同じ時間に集まれるとも限らないから
なぁ。人がいない時間帯とか、いろんな意味で恐ろしすぎる。
申そうか?ちゃんが今日も来なかった(´・ω・`)
917 :
申そうか?:2007/01/28(日) 23:39:43 ID:GULU1R7S
いやぁ、まいった、まいった。
下記の妄想をウロボロスの輪を含めて説明しようと思ったら、全然書けねぇでやんの。
何日掛かっても駄目だった。仕舞いには頭が考える事を放棄したので諦めました。下記の妄想はそんな
状態で書いたものなので意味が全くわからないと思います。話もなんか途中で終わってる感じだし……
【慈母の歪んだ愛】
ハハカミが「彼の世」の人間に永遠の命を与え、「此の世」を侵蝕(奪取)し続ける真の理由。
妄想の世界に於いて「クセ(男性・父・夫・支配者 等)」は「命を狩る者」の象徴です。彼は自分の
目的を遂行するために人を欺き、さらには自分の子供さえも利用します。命を弄び、多くの血肉で
世界を汚す鬼畜のイメージです。
対して「ハハカミ(女性・母・妻・被支配者 等)」は「命を育む者」の象徴となります。命を慈しみ、
多くの子を産み落とす慈母です。同時に化物でもありますが……
918 :
申そうか?:2007/01/28(日) 23:42:09 ID:GULU1R7S
ハハカミは666年から2008年までの約1300年間に渡って「此の世」を見続けてきました。彼女が
見てきた「此の世」――それは尊き命が奪われ、多くの血が流される戦乱の世――地獄でした。
母として数多の命を奪われる事を嘆き、それと同時に「命を狩る者」――父に対して激しい憎しみを
抱きます。この「命を狩る者」に対する憎悪という感情が、約1300年のループのいずれに於いても、
常に彼女の行動規範となってゆきます。
彼女は「命を狩る者」に対抗する手段として、ある究極の加護を人間に与えることを思いつきます。
それが――「永遠の命」――です。
「命を狩ろうにも、その命が狩れなければ、命を狩る者は現れないだろう」と彼女は考えたわけです。
結果、彼女の手中にある「彼の世」からは「命を狩る者」は消えました。彼女の願う理想郷が生れた
のです。
しかし、流れない水は黒く澱み、やがて腐敗してゆくもの――
919 :
申そうか?:2007/01/28(日) 23:45:56 ID:GULU1R7S
永遠の命を与えられた人々は、その体が朽ちてなお「彼の世」を彷徨い続ける運命を授けられました。
彼等は転生する事が出来ません。「彼の世」という牢獄に閉じ込められた状態です。「彼の世」は屍人と
屍霊で埋め尽くされ完全に荒廃しました。ハハカミは「此の世」を地獄だと言いますが、「此の世」の
人間にしてみれば「彼の世」こそ地獄と言うべきでしょうか。
そんな状況を目の当たりにしてもハハカミの考えは揺らぎません。命を狩る者がいない――永遠の命に
満ちた「彼の世」こそ人間の理想郷(ぱらいぞ?)だと信じているからです。
つまり、彼女が「此の世」へ侵蝕を続ける理由はそこにあります。彼女が信じる「人間の理想郷」――
永遠の命に満ちた世界を「此の世」にも“押し付けよう”としているわけです。
920 :
申そうか?:2007/01/28(日) 23:49:16 ID:GULU1R7S
――話が飛びます。
早い話が、ハハカミは尊い命が奪われる事が怖いのです。見ていられないのです。
だからこそ、「此の世/現世」と「彼の世/常世」のふたつ世を己の手中に収めようとするのです。
だからこそ、「永遠の命」を人間に授けようとするのです。
ハハカミの真の目的は、クセを滅する事にあらず、此の世の人間を滅ぼす事にあらず、永遠の命に
満ちた世界――理想郷(ぱらいぞ?) をつくりあげる事にあります。
ハハカミは化物ですが、「命を育む者」――母でもあります。(元々妊婦ですし……)
つまり、「永遠の命」を与えるという彼女の愚行は、母ゆえの悲しき愛の結果だと思ってください。
……かなり歪んでいますけど。
そういう事が出来る“力”を持ってしまったのがいけなかったんですかねぇ。
ハハカミは化物ですが、ただの化物ではなく、歪んだ愛を持った化物・母だと認識してください。
921 :
申そうか?:2007/01/28(日) 23:52:22 ID:GULU1R7S
(余談)
しかし、ハハカミは知りませんでした……ふたつ世の融合(異界化)で凄惨な状況が生れることを。
「彼の世」はハハカミがつくりあげた理想郷――命を狩る者がいない世界です。
そんな彼等が「此の世」の人間と対峙した時、彼等の中には“嫉妬”という感情が芽生えてしまいます。
「此の世」の人間が持つ「有限の命」が憎いのです。突如、彼等は感情を剥き出しにして「此の世」の
人間達に襲い掛かります。
ハハカミがつくりあげた理想郷の屍者達が、彼女が憎むべき「命を狩る者」に豹変する瞬間です。
ハハカミのとんだ誤算てやつですかね。
その状況を前にハハカミが取った最後の行動が ○※△×□♯ というわけです。
以後、1976年と1992年は飛ばして2008年に入ります。残りが少ないんで。
922 :
申そうか?:2007/01/29(月) 00:05:00 ID:oxaIOVXL
彼の世へ消えゆく儚き命に母は血の涙をながす。涸れることのない血潮が湖面を深紅に変える。
湖に咲き乱れる蛇頭ノ華――それは死にゆく者へ捧げる手向けの花。
此の世へ出づる新しき命に母は己の肉をわかつ。止まることのない鮮血が地表を真紅に染める。
大地に咲き誇る蛇血ノ華――それは生まれ来る者へ贈られる誕生花。
再び訪れし紅血の世――ふたつ世を隔てる門は朽ちはて、混沌という名のひとつ世が生まれる。
そこは生者と死者が行き交う至上の楽園。
やがて滅する虚無の空間……
923 :
申そうか?:2007/01/29(月) 00:08:00 ID:oxaIOVXL
――2008年 8月2日――
赤錆びた鏡面を打ち破り、巨躯の白蛇(ハクジャ)が現れる。
此の世のすべての命が母へと回帰し、彼の世のすべての魂が無に帰すとき――
世界は終焉を迎える。
00:00:00
――天地に轟く咆哮――
人類最期の足掻きが今、始まる――。
(大袈裟)
924 :
申そうか?:2007/01/29(月) 20:25:00 ID:hMrf0Qmq
『失踪』
八奈 美夏/ヤナ ハルカ
呪灰町/県道88号線沿道 2008年 7月31日/18時42分33秒
県道88号線 ・双縄呪灰線 :双縄町(ソウジョウマチ)と呪灰町を結ぶ地方主要道
――朽ノ畝(クチノセ)
そこは道幅4メートルの舗装道路が東西に走る、双縄町と呪灰町のちょうど中間地点。
道路の北側には深閑の山林が連なり、南側には肥沃な田畑が広がる農村地帯である。
夏の盛りのこの時期、新緑に溢れる朽ノ畝は、それはそれは美しい田園風景をつくりあげる。
眼球を刺激する日差しの眩さも、煌く青葉の前では不思議と心地よく、水田に敷き詰められた緑の絨毯は
目に見えぬはずの薫風の姿を写し取り、道行く人々を楽しませてくれる。
唯一、山林の地肌に張られた落石防止用のネットが見苦しい印象を与えるが、それもまた一興であろう。
遂に創作も佳境に来た訳ですな。
終了の暁にはサイレンマニアックス外伝として刊行しましょ。
( ;´_ゝ`)
こそばゆい御言葉ありがとうごさいます。でも期待は無用ですよ。これから先大いに裏切る事になりますので。
妄想が字に起こせなくて既に行き詰まってますから……
むむぅ。スランプに陥ったわけですか。
妄想を再燃させるには今一度サイレンをプレイしてみることを
お勧めしますよ。
攻略本やマニアクスには詳細や語られなかった部分がありますが、
インスピレーションはあの空気感に触れることで湧いてくるはずですよ。
928 :
申そうか?:2007/02/02(金) 22:28:16 ID:gwYIapOx
『失踪』 −A−
だが、そんな自然の風趣に富んだ美しい朽ノ畝には、もうひとつの顔――おぞましき過去が隠されていた。
それは県道88号線の北側、濃緑の雑木が生い茂る朽ノ畝の山中に、忌まわしき名と共に封じられている。
朽ノ畝が隠したおぞましき過去……朽ノ畝が封じた忌まわしき名……それは――
―― 消 神 村 ――
……昭和51年 8月 3日、消神村朽ノ畝は多くの警察官と報道陣でごった返し、早朝から異様な雰囲気に
包まれていた。 消神村全22集落のうち、最南端に位置する1集落(朽ノ畝)をのぞいた、山間部すべての
集落で村民の大量虐殺・大量失踪事件が発生したのだ。
警察・消防に通報があったのは 3日明け方の午前4時過ぎ。消神村の隣村、母渡子村の猟師からだった。
猟師は消神村の山中から何本もの白煙が立ち上っているのを発見し、同村の集落(火輿里)へ駆けつけ
そこで惨憺たる光景を目にした……
929 :
申そうか?:2007/02/02(金) 22:53:57 ID:gwYIapOx
>927
色んな意味でありがとうございます。やる気でました。
妄想は溢れるほどあるんですけど、文章にする能力が欠けているので時間掛かってしょうがないんですよ。
何度も書き直しているうちに、だんだんと飽きてきちゃうんですよねぇ。
なので、ちょっと書き方をかえて、もっと簡潔にしてみようと思います。これから仕切り直しです。
『失踪』はここで強制終了させます。
sdfh
931 :
否、妄想家!:2007/02/05(月) 18:44:38 ID:VRaU6VC+
sdfh? なんかよくわからんが、いい意味じゃない気がする。
妄想の世界観を伝えるのに良い物を見つけました。
【3Dメガネ・赤青メガネ】
レンズ部分が透明のものではなく、よく付録なんかでついてくる赤と青のものです。
仮に「赤=常世」、「青=現世」、「赤青=異界」としましょう。
・正常な世界は「片目で見た世界(常世/現世)」です。
ふたつの世界は決して交わることはありません。赤と青の2色が、それぞれ独立した世界を
つくりあげています。(単色世界×2)
しかし、ふたつの世界に存在するものは共通です。(角度は違えど、両目には同じものが映るように……)
932 :
否、妄想家!:2007/02/05(月) 18:49:22 ID:VRaU6VC+
・異常な世界は「両目で見た世界(異界)」です。
赤と青が交じり合った不快な世界です。(目がちかちかするように……)
ここで重要なのは赤と青、ふたつの世界を同時に見ても決して「紫」とはならない点です。
赤があったり、青があったり、それはなんとも言えない不思議な混ざり方です。
つまり、夏があったり、冬があったり……、生者がいたり、死者がいたり……、って事です。
更に言えば、「瞼=消神湖」、「開閉=ハハカミ」、「闇=黄泉(無)」となります。
・「片目で見た世界」には必ず暗い部分――「闇」があります。
これは左右どちらも同じです。片目を瞑れば、片目では絶対に見えない部分――「闇」は必ず現れます。
つまり、ふたつの世界には少なからず、常に「闇」が存在しているという事になります。
933 :
否、妄想家!:2007/02/05(月) 18:54:59 ID:VRaU6VC+
ハハカミ(母神・蛇神)の目的は下記のようになります。
1、両目の「瞼=消神湖」を徐々に開けて、「赤=常世」と「青=現世」融合させます。
2、両目の「瞼=消神湖」を完全に開き、「赤青=異界」を誕生させます。
3、最後に「瞼=消神湖」を閉じて、世界を完全な「闇=黄泉(無)」に帰します。
おわかり頂けたでしょうか。
【足掻き】
妄想での“足掻き”は、2008年7月31日、8月1日、8月2日の3日間で展開します。
7月31日、「赤(常世)/青(現世)」
8月 1日、「赤〜青(異界化)」
8月 2日、「赤青(異界)」+「ハハカミ出現」+「ループ」
舞台も3世界です。
「現世」屍人・屍霊・蛇堕児の現世への出現。
「常世」現世の人間が常世へ堕ち、屍化する。
「異界」ちゃんぽん。
次からは妄想話です。
934 :
否、妄想家!:2007/02/05(月) 19:08:43 ID:VRaU6VC+
楠井早枝子(クスイサエコ) 呪灰町/朽ノ畝/『現世』/ 7月31日/19:08:42
−@−
――県道88号線上、
楠井早枝子は朽ノ畝にある自宅を目指し、人気のない夜道をひとり寂しく歩いていた。
県道88号線は双縄町と呪灰町を結ぶ道だが、この道を利用する町民はほとんどおらず、
車の往来も皆無に等しかった。
町民の大多数が朽ノ畝の南にある国道666号線を利用するためだった。
そんな既に廃道と化したような道を、早枝子は通学路として利用している。
早枝子は双縄町にある「母渡子農林高等学校」の1年生だ。
高校までは県道88号線を通るだけで辿り着き、自転車で片道およそ30分の距離だった。
現在、高校は夏期休暇中であるが、早枝子は毎日のように高校に通い詰めていた。
早枝子の所属する吹奏楽部が8月のコンクールに向けて猛特訓を開始したためだ。
935 :
否、妄想家!:2007/02/05(月) 19:13:01 ID:VRaU6VC+
−A−
――朽ノ畝西部、
早枝子は校門を出てから1時間以上も歩き続けていたが、自宅へは未だ辿り着けずにいた。
(あ゛ぁぁ、もう!)
部活の練習に加え、歩き続けた疲労が蓄積したのか、早枝子は機嫌が悪かった。
(……何でバスが走らないのよ、ほんと、腹立つ。)
疲労は愚痴となってあふれ出す。
(ハルカはひとりでさっさと帰っちゃうしさぁ、ひどいよ……。)
早枝子の愚痴は親友の八奈美夏(ヤナハルカ)へと飛火した。
――八奈美夏は早枝子と同校の1年生で、クラスも部活も一緒だった。
自宅は朽ノ畝の東方、呪灰町の三頭にあり、片道1時間を掛けて高校まで通っている。
毎朝定時に早枝子宅を訪れ、早枝子と並んで登校することが日課となっていた。
美夏は父親と二人暮しであるが、ふたりに血の繋がりはない。
父親は呪灰町の歴史民俗資料館の職員である。
936 :
否、妄想家!:2007/02/05(月) 19:18:00 ID:VRaU6VC+
−B−
早枝子は美夏のことが大好きだった。
毎朝きっかり同じ時間に迎えに来てくれて、登下校を共にしてくれることへの感謝もあるが、
何より美夏自身に大いに心惹かれるのだ。
決して楽とは言えない境遇にあって、それをおくびにも出さず、美夏はいつも微笑んでいる。
清楚で優しく、落ち着いていて、まるで母のような慈愛にあふれ、傍にいると心が安らいだ。
本当に同い年かと疑うほどの豊かな母性の持ち主なのである。
――可笑しな話、早枝子は美夏と目が合うと時々気を失いそうになる。
それは自分の体に美夏が入り込み、心の内を見透かされるような不思議な感覚だった。
―――朽ノ畝水田地帯、
早枝子は美夏のことを考えていた。
本当なら今この瞬間、この暗い夜道には、ふたりの明るい笑顔が花開いているはずなのだ。
(……ハルカ、どうしてるかなぁ……。)
早枝子は美夏の今までにない意外で唐突な言動を思い返していた。
937 :
否、妄想家!:2007/02/05(月) 19:23:30 ID:VRaU6VC+
−C−
―――――遡ること数時間前―――――
――早枝子は音楽室にいた。
部活の練習が終了したのはぴったり16時。
解散後はそれぞれが思い思いに過ごし、帰宅する者、遊びに行く者、居残る者と様々だった。
早枝子は美夏と共にそのまま音楽室に残り、部活の仲間と一緒に談笑に耽っていた。
会話の主導権はほとんど早枝子が握り、音楽室には早枝子の笑い声が一際大きく響いていた。
美夏は終始聞き役に徹し、早枝子の楽しそうな様子を見つめながら、嬉しそうに微笑んでいた。
そんな中、1時間ほどが過ぎた頃であろうか、美夏の目付きが一変した――。
一体何を捉えたいのか、目の焦点が全く定まらなくなり、眼球が小刻みに震えだしたのだ。
だが、美夏は取り乱すことなくゆっくり瞼を閉じると、痙攣が治まるまでじっと待ち続けた。
この時、美夏に起きている異変に気付いた者は、早枝子を含め誰ひとりとしていなかった。
938 :
否、妄想家!:2007/02/05(月) 19:28:00 ID:VRaU6VC+
−D−
――と、今まで沈黙を守っていた美夏が突然に言葉を発した。
「……わたし、帰る。」
「え?」
早枝子は美夏が口を開いたことに驚き、そして、その言葉の主張の強さに戸惑った。
「ハルカ? どうして……。」
美夏は早枝子が理由を尋ねる隙も与えず、あっという間に帰り支度を整えると、
「みんな、ごめんね。」
皆に一言謝り、
「……サエちゃん、ごめんね…………、バイバイ!」
早枝子に別れを告げて、音楽室の廊下へと消えていった――。
939 :
否、妄想家!:2007/02/05(月) 19:32:00 ID:VRaU6VC+
−E−
早枝子は美夏らしからぬ、その余りに唐突な言動に呆然となり、
風のように去ってゆく美夏の後ろ姿を、ただただ黙って見つめるしかなかった。
「……うん、じゃぁ……ね。」
別れの言葉が無意識のうちに口から零れた。
引き止める理由もないし、恐らく引き止めても無駄だろう――そう思った。
早枝子は美夏の後ろ姿に強い意志を感じ、美夏という確かな“個”を初めて見た気がした。
――美夏は大空を漂う真っ白な雲だった。
ふんわり柔らかく、ゆったり穏やかで、いつも気持ちよさそうに宙を泳いでいる。
そこにいるけど、そこにいない……、目に見えるけど、触れられない……、
触れようと手を伸ばせば、そのまま突き抜けてしまいそうな……そんな感覚――。
――バイバイ!――
早枝子は大空から真っ白な雲が消えた気がした……。
940 :
否、妄想家!:2007/02/06(火) 20:43:30 ID:WIUcLZYm
−F−
―――――再び、県道88号線上―――――
――朽ノ畝水田地帯、
早枝子は美夏に電話しようかどうか思い悩んでいた。
(……やっぱり考えすぎかなぁ。)
美夏が音楽室を去った後、その場にいた部活の仲間は口々に心配ないと早枝子に告げた。
――明日また会えるから――と。
(でもなぁ…………。)
早枝子は携帯電話を取り出すと、アドレス帳から美夏の名前を抜き出した。
画面には教室で撮った美夏の笑顔と、「10桁」の番号が映し出された。
画面に映る番号は携帯の番号ではなく、三頭にある美夏の自宅の番号だった。
「ねぇ、ハルカ、携帯持たないの?」
早枝子は美夏に何度この台詞を吐いたことか。
「――うん。」
美夏の答えは一言、いつも一緒だった。
941 :
否、妄想家!:2007/02/06(火) 20:48:00 ID:WIUcLZYm
−G−
画面に映る美夏の笑顔を見ているうちに早枝子の頬が緩んできた。
(……よし、1回だけ。)
早枝子は意を決したように[発信]ボタンを押した。
――プップップップップッ、ピィ―――――――――――
(あれ?)
早枝子の携帯電話から聞き慣れない音が聞こえてきた。
[終了]ボタンを押し、もう一度初めから掛け直す。
――プップップッ、ブブブブブブブブブブブ………
(……だめだ、何で?)
アンテナの受信状況を見たが、3本の線がしっかり表示されていて問題はなかった。
※(やっぱり壊れちゃったのかな……。)
早枝子は美夏へ電話を掛けることを諦めた。
(そうだよね、明日また会えるし……。)
そう自分に言い聞かせると、携帯電話と共に美夏の笑顔を胸にしまいこんだ。
※ 別話:「怪音」
942 :
否、妄想家!:2007/02/06(火) 20:51:00 ID:WIUcLZYm
−H−
――朽ノ畝水田地帯・六地蔵前、
早枝子が校門を出てから1時間半が過ぎようとしていた。
(あぁ、ようやくお地蔵さんの前だ……。)
早枝子の前に六体の地蔵が現れた。
六体の地蔵は地元民から六呂地蔵(ロクロジゾウ/六音地蔵・抜首地蔵)などと呼ばれ、
朽ノ畝に伝わる七不思議のひとつとして数えられていた。
夜な夜な歩き回っては不思議な六音(十二律のうちの陰音・呂)を奏でる――だとか、
首が伸びては外れ、蛇(ろくろ首)のように地面を這いだす――などの噂があるのだ。
県道88号線はこの六地蔵から大きなS字を繰り返し、やがて呪灰町の中心へと続いてゆく。
早枝子の自宅はそのS字の途中にあった。
目標地点に近づき、やっと終わりが見えたことで、早枝子の足取りには力強さが戻ってきた。
(――おし!)
早枝子はひとつ気合を入れると、蛇のようにうねる道を軽快に歩き出した――。
−前説 終−
943 :
否、妄想家!:2007/02/06(火) 20:55:15 ID:WIUcLZYm
−補足−
・楠井早枝子と八奈美夏が『現世』で出会うことは二度とありません。
・本当は8月1日から8月3日まで部活休暇、翌4日からは夏合宿の設定でした。
・楠井早枝子が歩いている理由は自転車のパンクです。
うまいこと差し込めなかったので別話:「怪音」に書きます。
「怪音」は文章をかなり削りました。行間を読んでください。
妄想ちゃん名前変えたのか。
4月下旬に2のBESTが発売されるようですな。
1のベスト版を探しているんだが取り扱う店が少ないんだよね。
売れてるんだか入荷が少ないんだか・・。
945 :
否、妄想家!:2007/02/06(火) 22:18:11 ID:WIUcLZYm
>944
スレの終わりの方でもう一度だけ変わります。この名前はお遊びなので。
そうねぇ、1のベスト版かぁ。
ベスト版には一度も手を出したことがないから、注意深くは見てないけど、
最近見た記憶はないですね。やっぱり、入荷が少ないんじゃないでしょうか。
946 :
否、妄想家!:2007/02/06(火) 22:21:30 ID:WIUcLZYm
楠井早枝子(クスイサエコ) 双縄町/母渡子高校/『現世』/ 7月31日/17:54:21
『怪音』
一、
――母渡子農林高等学校・校庭、
楠井早枝子が帰宅の途に就く頃には、時計の針は18時を回ろうとしていた。
「わたし、そろそろ帰ろうかな……。」
誰かが発したその一言がきっかけで、音楽室に残っていた全員が帰宅することとなった。
音楽室を後にし、昇降口で互いに別れを告げると、それぞれの家路へと向かって歩き出す。
早枝子は自転車置場へと向かいながら、夕陽の様子を窺っていた。
(……うん、何とか間に合いそうだ。)
自転車を飛ばせば明るいうちに帰宅できる――早枝子はそう判断した。
だが、早枝子の判断は校門をくぐる前に脆くも崩れ去ってしまう。
947 :
否、妄想家!:2007/02/06(火) 22:24:30 ID:WIUcLZYm
二、
自転車置場から自転車を引き出し、サドルに跨り、いざ出発――
――ガクン!
(え?)
尾骨から進入した衝撃が脳天を突き抜けた。
(うそぉ……。)
原因はすぐに分かった。その何ともいえない妙な感覚は今までにも何度か経験している。
早枝子は自転車から降ると、後輪の前に屈みこんだ。
(……あぁ、やっぱり。)
――パンクだ。
(どうしよう……。)
早枝子はパンクした後輪を見つめながら、訳もわからず自転車を前後に動かし始めた。
(学校には置いて行けないし、修理するには駅まで行かないとだめだし……、うぅん……。)
色々と思案した挙句、自分で押して帰ることを決意した。
948 :
否、妄想家!:2007/02/06(火) 22:33:00 ID:WIUcLZYm
三、
――17:58:45…
(とりあえず、家には連絡しておこう。)
早枝子はバックから携帯電話を取り出すと、アドレス帳から自宅の番号を抜き出した。
No.001[****‐***‐****]・[発信]
――プップップッ………、プルルルルルル………、プルルルルルル……、プッ――
「……ぁい、もしもし、クスイです。」
電話口に出たのは早枝子の母親だった。
――17:59:04…
「あ、お母さん? サエコだけど……。」
「え? あ、サエコ、どうしたの?」
「うん、これから帰るんだけどさぁ、自転車がパンクしちゃって……。」
「パンク? あらぁ、たいへんねぇ。」
本当に心配してくれているのだろうが、母親の物言いが何故か早枝子の気に障った。
949 :
否、妄想家!:2007/02/06(火) 22:37:30 ID:WIUcLZYm
四、
「……うん、でさぁ、ちょっと遅れるから。 何時になるかわからないけど……。」
「え、危ないんじゃないの? お父さんに迎えに行ってもらう?」
――先ほどの決意が早くも揺らぎ始めた。
――17:59:27…
「ちょっと、お母さん。 わたし高校生だよ、平気だって。」
(……平気じゃない。)
「でも、ほらぁ、あの道は夜になると真っ暗になるし、怖いでしょ?」
「だからぁ、大丈夫だって。」
(……大丈夫じゃない。)
「お父さん、お祭りに出掛ける準備しているけど、まだ家にいるからお願いしようか?」
「え、お祭り!?」
すっかり忘れていた――。
今日から8月2日までの3日間、呪灰町の止衰神社で「止衰祭り」が開かれるのだ。
妹の瓜之子(カノコ)がこの日をどれほど待ち焦がれていたことか。
950 :
否、妄想家!:2007/02/06(火) 22:42:31 ID:WIUcLZYm
五、
――17:59:40…
「あぁ、そっかぁ。 お祭りかぁ……、お祭りねぇ……、お祭り……。」
(迎えに来てもらったついでに、お祭りに行ってもいいなぁ。 どうしよっか……。)
「……ぅん、でも、いいや、歩いて帰る。」
(何だ!? わたしのこの頑ななまでの意地は……。)
――18:00:00…
「そぉ、じゃぁ、気をつけぇ―――――――――――――――」
「…………ゥゥゥォォォォォ―――――――――――――――」
(――ん?)
母親の音声が間延びした状態で固まった。
「もしもし、お母さん? もしもし?」
(あれ? 電波が悪いのかな……。)
早枝子は携帯電話のアンテナを何度も伸縮させた。
951 :
否、妄想家!:2007/02/06(火) 22:47:30 ID:WIUcLZYm
六、
「もしもし、お母さぁん、もしも――し。」
(……だめだ、何でだろう。)
今度は携帯電話を激しく上下に振りだした。
「もしも――し、お母さ――ん。 お――い。」
(あれぇ? 切れてるわけじゃないし……、まさか、壊れた?)
早枝子は携帯電話を叩き始めた。
――18:00:31…
「――――――――――ぇて帰ってきなさいね。 わかった?」
「――――――――――ォォォ………………………………… 」
「もし……、あぇ?」
(あれ? つながった……。)
「……もしもし、サエコ? もしもし、聞いてるの?」
「あ……、うん、聞いて……る。」
(……いまのは何?)
952 :
否、妄想家!:2007/02/06(火) 23:00:00 ID:WIUcLZYm
七、
――音声は30秒近く止まったままだった。
それにもかかわらず、電話が再び繋がるのと同時に母親の言葉も繋がった……。
(……どういうこと?)
「ねぇ、お母さん。いま何か……、電話おかしくなかった?」
「え? そぉかしら。 どうして? 普通じゃないの?」
「うそ、いま変だったよ。 1回電話切れたじゃん。」
「えぇ? 切れてないでしょ。 こうして話しているじゃないの。 おかしなこというわねぇ。」
(……うん。そうだ、確かに……。)
早枝子はだんだんと頭が混乱してきた。
(でも、1回切れ……、あ、そういえば……。)
「ねぇ、お母さん、何か後ろで変な音してなかった?」
「……変な音? あぁ、何か聞こえたけど。 何だろう、犬じゃないかしら。」
(……いぬぅ?)
953 :
否、妄想家!:2007/02/07(水) 21:29:30 ID:JRmmaGTx
八、
「何だか今日はパトカーがよく走ってるみたいだから、どこかの犬が吠えたんじゃないの?」
(……あぁ、そういうことか……、確かに遠吠えのようだった……。)
「とにかく、本当に気をつけなきゃだめよ。 外も騒がしいみたいだし……。」
「はいはい。 わかりました。」
「お母さんとお爺ちゃんは家にいるから、何かあったらすぐ電話しなさいね。わかった?」
「……わかったから!」
早枝子は母親の心配ぶりに煩わしさを覚え語気が荒くなった。
「じゃぁ、いい? 切るからね。」
「はい、じゃぁ。」
ピッ――
早枝子は携帯電話を切った。
(ほんと、しつこいんだから。 カノコならまだしも、わたしはもう子供じゃないっての。)
954 :
否、妄想家!:2007/02/07(水) 21:33:16 ID:JRmmaGTx
九、
早枝子は母親に対する苛立で、先ほどの不可解な電話のことなどどうでもよくなった。
(……さて、歩いても1時間は掛からないだろうし、そろそろ行きますか。)
早枝子は夕陽に映える真っ赤な校舎を後にし、足下から伸びる漆黒の影法師を追い掛けながら、
県道88号線へと消えて行った――。
……早枝子は知らない。
自分に救いの手を差し伸べてくれる者がいることの有難さを……。
自分のことを気遣い、心配してくれる者がいることの喜びを……。
心から助けを求めたとき、己の命を投げ出してでも自分を救ってくれる者がいるということを……。
無償の愛を持って自分を守ってくれる者がいるということを……。
――そして、その者が既にこの世から消えようとしていることを……。
子供の早枝子は何も知らない……。
−『怪音』終−
955 :
否、妄想家!:2007/02/07(水) 21:35:30 ID:JRmmaGTx
ちょっと文章を削り過ぎたため、投げ遣りな感じになってしまいました。
−補足−
・楠井早枝子の妹、楠井瓜之子は
>>831-839 の『わたあめ』に登場済みです。
姉妹だけに仕舞い(終わり部分)は同じような文体にしました。
・18:00:00の怪音は“何か”の鳴き声です。サイレンではありません。
・家族構成は、父・母・祖父・サエコ・妹、の五人家族です。
・次は本編です。まだまだ妄想は尽きませんが、それで終わりにしようと思います。
956 :
否、妄想家!:2007/02/08(木) 19:30:00 ID:AknIBeco
楠井 早枝子
呪灰町/朽ノ畝/2008年 7月31日/19:30:00
終了条件1:「止衰神社への道」へ到達。
――朽ノ畝水田地帯・常夜燈付近、
(……何か、おかしい……。)
楠井早枝子は六呂地蔵を過ぎた辺りから、ある違和感を覚えていた。
眼前に伸びる道を歩き進むほどに、周囲空間の闇がどんどんと濃くなってゆく気がするのだ。
沿道に立ち並ぶ電灯はどれもが弱々しく明滅し、灯下には大量の虫が無音で飛交っている。
先程まで聞こえていた蛙の合唱も、今はまったく耳に届いてこない。
まるで闇という化物が音を呑み込みながら大きく成長しているようだった。
――と、早枝子が何かに気付いた。
(……うわぁ……。)
歪んだ表情からうめき声が漏れ、思わず身体が後退る。
道の先、山林側の沿道に立つ常夜燈、そのすぐ傍の電灯の灯下に巨大な黒影が聳えていた。
終了条件1:「止衰神社への道」へ到達。
其の弐
(……うそでしょ、あんなに……。)
巨大な黒影は陽炎のようにゆらゆらと揺らめき、竜巻のようにぐるぐると渦巻いていた。
電灯の前に停滞しながら分裂と融合を繰り返し、その姿をどんどんと膨張させている。
まるで影という1つの生命体が光を喰らいながら大きく成長しているようだった。
(やだ、どうしよう……。)
早枝子の歩みが完全に止まった。
その巨大な黒影の正体が分かっているだけに、足がまったく前に進まない。
早枝子の足を止めたもの、微光の中で不気味に蠢動する巨影、それは――
――大量の揺蚊(ユスリカ)だった。
極小の揺蚊が群れ固まって、巨大な蚊柱(カバシラ)を作りあげていたのである。
朽ノ畝の水田や用水路などで一斉に羽化したのだろうが、早枝子はこれほど大量に飛交う揺蚊を、
今まで一度も見たことがなかった。
終了条件1:「止衰神社への道」へ到達。
其の参
(……うぅ、気持ちわるいよぉ……。)
早枝子は不気味に蠢く蚊柱を見つめながら電灯の向かい側――、水田側の沿道へと移動した。
なんとなく後ろを振り返り、しばらく考え込んだかと思うと、前を向いて溜め息をつく。
(はぁ……、あるわけないか……。)
巨大な蚊柱を何とか回避できないかと、別の道を探してはみたが、そんな道などあるはずなかった。
自宅に通ずる道は眼前に伸びる県道88号線、ただ1本なのである。
他に進むべき道がないことを改めて認識し、早枝子は歩み出す覚悟を決めた。
――ふと、早枝子は妙なことに気がついた。
再び後方を振り向くと何かを確認する仕草をとり、今度は前方へ向き直って首をかしげる。
(……何で、あそこだけなんだろう……。)
不思議なことに、巨大な蚊柱は常夜燈のすぐ傍の電灯にしか立っておらず、
来た道、行く道、いずれの灯下にもそれほどまでに巨大なものは存在しなかったのである
終了条件1:「止衰神社への道」へ到達。
其の四
(まぁ、いいか……、そんなこと……。)
早枝子はポケットからハンカチを取り出し、そのハンカチで口と鼻を包み隠すように押さえると、
巨大な蚊柱に向かってゆっくりと歩き始めた。
一歩一歩と近づくにつれ、その全貌が次第に明らかになってくる――。
(――ひゃぁ、すごい、あんなのありえない……。)
その異常なまでの大きさを目の当たりにし、早枝子は次第に恐怖を感じ、吐き気を催してきた。
蚊柱は早枝子の身長を優に超える高さを持ち、近づいた人間を一瞬で喰らい尽くすかのような――、
そんな殺気を帯びている。
早枝子は蚊柱を凝視しつつ、いつでも駆け抜けられる体勢を取りながら徐々に間合いを詰めてゆく。
.......50メートル.......45メートル.......40.....35.....30...
しかし、蚊柱との距離が縮まるほどに早枝子の体は強張り、足はどんどんと竦んでいった
終了条件1:「止衰神社への道」へ到達。
其の伍
.....29.....28.....27...26...25...
(……え!?)
25メートルほどの距離に近づいた所で、早枝子の足がピタッと止まった。
早枝子の目が蚊柱とは別の“何か”を捉えた。
(……な……に、あれ……。)
蚊柱が聳える電灯の奥――、ちょうど常夜燈の辺りの空間が不自然に揺れ動いている。
まるで炎熱が充満しているかの如く、そこ一帯の空気がゆらゆらと揺らめいているのだ。
(……よく……見えない……。)
早枝子は目を細め、一生懸命にそれが“何か”を探ろうと試みるが、一向に見えてこない。
何度もまばたきを繰り返すが、それでもやはり見えてこない。
空間の中の景色が歪んでいるせいか、次第に異世界を見ているような奇妙な感覚に囚われてきた。
終了条件1:「止衰神社への道」へ到達。
其の六
(――あ。)
常夜燈の辺りで揺らめいていた“何か”が突然動き出した。
早枝子は慌ててその場にしゃがみ込むと、不安定に揺れ動く自転車を左手1本で必死に支えながら、
“何か”の様子を息を凝らして見つめ始めた。
(……もしかして……幽……霊?)
早枝子は心霊・霊魂といった非現実的な存在を信じたことはないし、今までに見たこともなかった。
だが、眼前で揺らめく“何か”を見て、幽霊だと思い込んだ途端、言い知れぬ恐怖が襲ってきた。
全身の毛は一瞬で逆立ち、顔はみるみるうちに青ざめてゆく。
早枝子の目は“何か”に完全に釘付けになり、巨大な蚊柱のことなど、もはや眼中になかった。
“何か”は常夜燈の背後の茂みから溢れるように路上へ飛び出すと、すぐ傍にある電灯に近づき、
そこに聳える巨大な蚊柱を“何か”で包み込んだ。
もうすぐ終わりか・・・。
種子島沖で漁船が行方不明だってね。
なんとなくサイレン2を連想してしまいます。
なんか……飽きてきた……。
“何か”の妄想バレ=
>>902-905 終了条件:「蛇墜児」を「朽ノ畝の水田」に誘き出す。(という妄想もありました)
・「蛇墜児(ミズチ)」の姿は肉眼ではほとんど見えませんので、水稲が揺れる水田地帯に誘い込み、
その姿を水田に映しこませないと倒せません。目が退化しているので「幻視」も無効です。
・蛇がもつピット(赤外線探知器官)のような器官で、相手の体温を感じ取ります。
・全身から「冷気」と「熱気」を放出します。使い分けて「蜃気楼」を作り出します。
・「蛇墜児」は恒温動物と変温動物が融合した「超温動物(造語)」です。
・「蜃気楼」作り出して姿を隠し、「冷熱変化」と「ピット」を使って襲い掛かります。
・「クセ(化物)」と「辰谷弥々子(人間)」の子供ですので人間的な一面も持っています。
妄想の中では3日目――「現世」と「常世」が融合した「異界(真紅に染まった世界)」の水田で
「須田」や「永井」のような奴とドンパチやっているんですけどねぇ。(唯一のアクションステージ)
関連妄想:「絶死」・「忘れ形見」(書けませんけど……)
終了条件1:「止衰神社への道」へ到達。
其の七
――と、次の瞬間、今までそこに聳えていたはずの巨大な蚊柱が跡形もなく消え失せた。
一瞬の出来事に、早枝子は一体何が起きたのか理解できなかった。
早枝子は未だそこに居る“何か”を捉えつつ、周囲の状況を窺う。
すると蚊柱があった電灯の下、薄明りに照らされたコンクリートの道路上に1つの黒山ができていた。
(……え、うそ……。)
早枝子は理解した。
先ほどまで、あれだけ勢いよく飛び交っていた揺蚊が、“何か”に触れた途端に死滅してしまったのだ。
早枝子は口と鼻を覆っていたハンカチを隙間なく、そしてより強い力で押さえつけた。
火山ガスのような毒性を持った気体かもしれないと考えたからだ。
しばらくすると、電灯の前に居た“何か”が再び動き出し、水田に向かって道路を横断し始めた。
早枝子の眼球が“何か”に釣られるように、左から右へとゆっくり動いてゆく。
終了条件1:「止衰神社への道」へ到達。
其の八
(……さ、さむ……い。)
早枝子は“何か”の姿を目で追ううちに、寒さで体がぶるぶると震えてきた。
それは恐怖という感情からくる寒さではなく、気温の低下からくる本物の寒さだった。
“何か”が早枝子の前で揺らめくたびに、とてつもない冷気が早枝子の体を吹き抜けてゆくのだ。
(は、はやく……はやく……。)
早枝子の手足はみるみるうちに冷たくなり、ハンカチで押さえた口と鼻からも冷気が進入してくる。
“何か”が道路を完全に横断しきるまでには数十秒を要した。
“何か”が水田へと消えてゆき、周囲の温度が上昇しても、早枝子の体はがたがたと震えたままだった。
(……な、何なのよ……、い、意味わか、わかん……な……い。)
早枝子は小さな体をより小さく縮こませ、その場に10分近くへたりこんでいた。
目の前で起きたことが頭の中で整理つかず、ついには放心してしまったのだ。
終了条件1:「止衰神社への道」へ到達。
其の九
10分後、早枝子はようやっとのことで立ち上がると、県道88号線を自宅へ向かって再び歩き出した。
しかし、その足取りは鉛のように重く、全身はとてつもない疲労感に包まれていた。
早枝子は恐怖が蘇らないよう、“何か”が居た常夜燈付近から目を逸らし、俯きながら進んでいった。
――と、早枝子の視界の左端に赤いものが映った。
反射的に視線がそちらに引っ張られ、早枝子は思わず顔を上げてしまった。
(――うわぁ!)
早枝子は視界に飛び込んできたものに衝撃を受け、驚きの余り自転車のハンドルを放し、
沿道の草地に片足を突っ込んでしまった。
――ガシャァァァァァン!!!
自転車は激しい音を立てながら転倒すると、籠の中の荷物を道路上にぶちまけた。
終了条件1:「止衰神社への道」へ到達。
其の十
――早枝子の目の前に真紅の道が現れた。
常夜燈の横には今は使われなくなった山道があり、その道が血の色に染まっていたのだ。
(……血……かな……。)
早枝子はゆっくりと自転車を起こし、散らかった荷物を拾いながら、その色が何なのか見定めようと、常夜燈に近づいていった。
(……何だろう、この……匂い……。)
仄かに甘い匂いが早枝子の鼻腔をくすぐった。
山道の奥から吹きぬける風と共に、何ともいえない心地よい香りが漂ってくる。
(あ……これ、花だ……。)
山道を真紅に染め上げていたもの、それは一面に咲いた真っ赤な花だった。
何かがその上を摺り歩いたのだろうか……、真っ赤な花はほとんどが潰れされていた。
(こんな花、昨日まで見なかったけど……。)
早枝子は初めて見る花に興味津々の様子で、潰れた花の中から、形の崩れていない花を探し始めた。
(……あ、あった。)
◎ 拾う 『蛇血ノ華(カガチノハナ)』を手に入れた。(
>>896-898)
早枝子は真紅にそまった山道を眺めながら、その道がどこまで続いているのか気になった。
道があることは以前から知っていたし、今は利用されなくなった廃道だということも分かっていた。
親からはその道には熊が出るから絶対に足を踏み入れてはいけないと教えられている。
(……この先、何があるんだろう……。)
早枝子は山道を覗き込むが暗闇の中では何も見えない。
――ゥゥゥゥゥン。
(うわっ!)
突然、早枝子を大量の虫が襲った。手で必死に払いながら後方へ飛び退く。
(また、あの虫だ……。)
早枝子を襲ったのは先ほどの揺蚊だった。
山道の奥から再び大量に押し寄せてきたらしい。
揺蚊といい、花といい、そしてあの“何か”といい、すべてが山道から現れる。
早枝子はその先に何があるのか気になりつつも、早いとこ退散した方がようさそうだと考え、
常夜燈を後にし、家路を急いだ。
早枝子の手には8枚の花弁をつけた真紅の華が握られ、県道には甘い残り香がいつまでも漂っていた。
……朽ノ畝の廃道、
県道88号線とぶつかるように、また同線を起点とした廃道が朽ノ畝には2本ある。
1本は山の起伏に沿って走る山道である。沿道には常夜燈が立てられ、夜間の通行も可能であった。
1本は山に穴を開けたトンネル道である。車一台分が通れる程の幅と高さしかない。
2本は旧消神村の平野部と山間部の集落を繋ぐ重要な交通網であったが、いずれも1976年に閉鎖された。
早枝子は自宅まで後300メートル程の距離までやってきた。
左手には杉林があるのだが、カーブを曲がりきるとその杉林の陰から自宅がひょっこり顔を出す。
楠井家は朽ノ畝の旧家であり、代々この土地を守ってきた由緒ある家柄である。
居宅は朽ノ畝の水田の中にあり、県道88号線からは水田を突っ切る形で私道が走っている。
沿道に建てられた楠井家含めた4件の家がその道を利用している。
私道はそのまま真っ直ぐ突き進むと、やがて国道666号線へとぶつかる。
カーブを曲がりきった早枝子の目の前に自宅が姿を現した……
(……あれ、見えない……。)
道が開け、広大な水田の中に現れるはずの早枝子の家が見えない。
(え……、どうして……。)
普段であれば玄関には明りが灯り、居間の光も外に漏れているはずなのだ。
ひと目で自宅がそこにあると分かり、早枝子はその光に導かれるようして自宅に向かうのだ。
しかし、今日は玄関の明りも灯っていなければ、居間の光も外に漏れていない。
しかも早枝子の家だけならまだしも、隣家3件すべてが真っ暗なのだ。
やべぇ、マジで苦痛だ。