1 :
曹操猛徳(45) :
02/03/09 02:43 曹操「朝廷の諸大臣たる方々が夜は泣き、昼は悲しみ、集まれば愚痴ばかり」 諸大臣「だまれ!それではお前は今のこの世が悲しくないというのか!!」 曹操「それでは拙者からお聞きいたそう。ここで酒を飲み愚痴をこぼしていたら世の中が変わるとでもいわれるのですか 所詮あんた達は時勢を嘆いているだけで何も出来ぬ意気地なしよ」 諸大臣「ぶ無礼な!そのような広言を吐くからには何か考えがあってのことか!!」 曹操「拙者が董卓将軍に媚び諂って仕えているのは何も董卓将軍が恐ろしいからではない 隙あらば彼を一思いに刺し殺そうと狙っていたからこそ」 諸大臣「げえっ」
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
3 :
なまえをいれてください :02/03/09 02:43
الاعتذارلمشا الكرام،فحل من برنامج! (أكثر من رأي) كانت مخصصة لمن الصحراءρ والاتحاد المغاربي على خالتاريخية العاهل المغربي لموريتانيا، ولكن ل!!! الاعتذارلمشا الكرام،فحل من برنامج! (أكثر من رأي) كانت مخصصة لمن الصحراءρ والاتحاد المغاربي على خالتاريخية العاهل المغربي لموريتانيا، ولكن ل!!!
ふっ
5 :
なまえをいれてください :02/03/09 02:49
ハハハ
6 :
なまえをいれてください :02/03/09 02:50
ぎゃはははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの時35歳じゃなかった?
8 :
なまえをいれてください :02/03/09 02:57
げえっ
9 :
なまえをいれてください :02/03/09 02:58
董卓タソハァハァ・・・
時は後漢の末(2世紀末)のころ。 天下の政治は大いに乱れ、 毎年のように災害がおそって作物は実らず、 人々は苦しい生活を送っていた。
そのころ太平道と称して、怪しげな御札や水を与えて 病気を治す張角という男がいた。 もともと河北の鉅鹿郡の生まれで、薬草採りをしていたが、 なかなかの秀才という評判。
12 :
なまえをいれてください :02/03/09 02:59
はいはい、寒いから死んどけ
13 :
なまえをいれてください :02/03/09 02:59
ガハハハハ
14 :
なまえをいれてください :02/03/09 03:00
関羽のアイコラ・・・
15 :
なまえをいれてください :02/03/09 03:01
はははは・・・
奇跡のように病気を治すという太平道の人気は、 いよいよ高く、十年もするうちに、 北は河北から南は湖南まで、 張角を神のようにあがめる人々の数は、 数十万にも達した。
腐敗した政治、たびかさなる災害や疫病。 こんなとき、数十万の信者に支えられて 民心をつかんだと考えた張角は、 二人の弟、張宝・張梁とはかって、 「天下を狙うは今ぞ」とばかり、一斉に兵をあげた。
鄭問タソハァハァ・・・
彼らは黄色の湯の布を頭に巻いて目印としていたので、 <黄巾賊>とよばれた。 兵を上げて数日、黄巾賊の勢力は、四、五十万にも膨れ上がり、 あたるところ敵無く、政府軍は、 遥か彼方に黄巾賊を望み見ただけで、 雲を霞と逃げ散るありさま。
漢の皇帝、霊帝・劉宏は、 宮中にあって日がな一日有楽にふけるばかり。 政治はいっさい<十常侍>とよばれる十人の宦官にまかせきり。 その十常侍は、また法は曲げる、賄賂は取り込むで、 すこぶる評判が悪い。
「黄巾賊、兵を起こす」の知らせが洛陽の都に伝えられた。 大将軍・何進は帝に、 「各地の守備を固め賊を討て、との詔勅をすぐだされたい」 と奏上する。盧植・皇甫嵩・朱雋の三人に命じて、 三方に討伐の兵を差し向けた。
一方、幽州の長官・劉焉は、 「黄巾の賊、幽州に入る」の報告を受け、 守備隊長・鄒靖を召した。鄒靖は、 「わが兵力に比べ敵勢は強大。すぐ義勇兵を募るべきです」 と答え、各地の城内には義兵募集の高札が貼り出された。
24 :
なまえをいれてください :02/03/09 03:10
意図がわからねえ
ここ啄県の城内にも高札が貼り出され、 一人の男が食い入るように見入っている。 この人は姓を劉、名を備、字を玄徳という。 勝気な性格、堂々として大志を抱き、 天下の英雄を友とするのを好んだが、 家が貧しくわらじやむしろを売って暮らしを立てていた。
劉備は中山の靖王・劉勝の末孫で、漢の景帝の玄孫である。 早くに父を亡くし、母の手一つで育てられている。 啄県の楼桑村にある劉備の家には、一本の桑の老樹があり、 望み見るに、その形は馬車の幌のよう。幼い劉備は、 「大きくなって天下を取ったら、あの馬車に乗る」と大言を吐いていた。 十五歳のとき、母が劉備を遊学に出す。 盧植に師事して、文学と兵法を学ぶ。同門には、公孫讚がいた。
高札を読み終わった劉備は、長く、大きなため息をついた。 すると、後ろで突然大声をあげる者がいる。 「大の男が国のために力を貸そうともせず、 ため息をつくたぁなんだ」
28 :
なまえをいれてください :02/03/09 03:12
このまま最後まで語ってくれ
振り向くとこの人、あご髭は胸まで垂れ、 顔色は棗のように赤黒い。鳳凰のような眼に太い眉、 声は破れ鐘のようで、威勢のいいことこの上ない。 劉備は急いで相手の名前を聞いた。 「貴公のお名前は?」
「俺は姓は関、名は羽、字は雲長といってな、 代々ここに住んでおる。酒を売り肉を商っているが、 天下の豪傑が大好きでな。ところで、 なんで貼り札を読んでため息などつくのかね?」
「実は、俺は劉備といって、漢朝の血をひく者だ。 祖先は啄鹿の村長だったが、 宮中での収賄事件に連座して官位を召し上げられ、以来、 近くの楼桑村に住んでいるのだ。 今、天下はこのように乱れているのに、 俺にはなにもできない。それで嘆いているのだ」
聞くと関羽は、「よし、元手なら少しだが俺が出そう。 どうかね、その金で義勇兵を集めて一緒に旗揚げするってのは」 心を開いた劉備は大喜び、 あげくは関羽と共に村の酒店に入っていく。
酒が入って、二人の話はいよいよ熱をおびてくる。 その時、一人の大男が手押し車を店先に止め あわただしく入ってきた。 「酒をくれ。義勇軍に志願するのだ」
劉備が見ると、この人、身の丈は八尺、 豹のような頭にどんぐり眼、ほおは鋼のような髭だらけ、 どっしりとした風貌は、正に豪傑そのもの。 劉備は席を空けて招き入れ、「さて、姓名は?」と問うた。
「それがし姓は張、名は飛、字を益徳。 土地の豪族が権力をかさに民百姓をいじめるので、 一味を殺害して故郷を出た。以来、五、六年になる」 劉備はその人となりを聞いて、初めて我が志を告げた。 聞いた張飛も大喜び。共に一つ志に向かって進もうと、 酒店をあとに、三人そろって関羽の家に行く。
関羽の家の裏は桃畑で、今や一面の花盛り。 紅花緑葉は日に映えて、正に天下の春である。 関羽が、「我ら三人、共に志を同じくし道を同じゅうした。 明日は桃園に神を祭って義兄弟の契りを結ぼうぞ」と言い、 劉備と張飛も賛成した。
一夜明けて、関羽は神に生贄を捧げ、 三人そろって香を焚き、礼拝して誓いを立てた。 「我ら天の神に誓わん。 我ら三人、生まれた日は異なれども、 死する時は同じ日同じ時を願わん」
誓い終わると、三人は年の順に兄・弟を決めた。 二十八歳で最年長の劉備を長兄、 一番若い張飛を末弟とした。 桃園の誓いのあと、村の若者三百余人を招き、 桃花の下、用意した酒と肉で、飲めや歌えの大宴会。
39 :
なまえをいれてください :02/03/09 03:27
40 :
なまえをいれてください :02/03/09 03:29
なにがしたいのかわからんくてワラタ
・鄭問三国志のパラメータ(上限値30) ■劉備 戦闘 17 統率 10 知力 10 政治 19 ■関羽 戦闘 27 統率 12 知力 13 政治 13 ■張飛 戦闘 28 統率 10 知力 8 政治 5 ・・・弱いです
42 :
なまえをいれてください :02/03/09 03:31
43 :
なまえをいれてください :02/03/09 03:32
曹操は 戦闘 14 統率 30 知力 23 政治 29 孫堅は 戦闘 29 統率 21 知力 15 政治 10 強すぎです、はい。 数値は一部記憶があいまいですが
大宴会で終わりらしい。
46 :
なまえをいれてください :02/03/09 03:43
三国志 よーわからんけど べんき(字わからん) って武将は覚えてる
・・・FF・DQ板でも同じ様なスレが過去に立った事がある・・・。 馬鹿者。
48 :
なまえをいれてください :02/03/10 03:29
わはははは!! んまっんんん んまっんんん。
翌日はもっぱら武器集め。 ところが、なんとしても馬が集まらない。 そんな時、村人が来て言うには、 二人の旅商人が一群の馬を引き連れてやってくるという。 「これぞ天の助け」
劉備ら三人は、急いで村はずれまで商人を迎えに出た。 商人というのは、南隣の中山の豪商で、 毎年、北方に馬を売りに行くのだが、 近頃は黄巾賊に襲われるので、引き返してきたという。
酒席を設けた劉備は、酔った商人に剣を向け、 「お前の馬をよこせ」と脅した。 怯えた商人は、駿馬五十頭、金銀五百両、 さらに良質の鉄一千斤を献じましょうと申し出た。 劉備が喜んだこと、言うまでもない。
商人を送り出した劉備は、さっそく鍛冶に命じて鉄を打たせた。 劉備は一対の両刃の剣、関羽は八十二斤もある青龍偃月刃、 張飛は一丈八尺の、穂先が曲がりくねった鋼の蛇矛。 さらに、各々の体に合わせて鎧兜を作った。 三兄弟は、村の若者五百余名を集めて義勇志願隊を作り、 意気揚揚と啄郡の役所へと向かう。
役所に着いた三兄弟、 鄒靖に案内されて幽州の長官・劉焉に謁見した。 劉備が、自分は中山靖王・劉勝の血をひくものというと、 劉焉は、「うむ、それなら自分と同族である。 貴公を我が甥としよう」
あくる日、東南の青州の長官・壟景から、 「黄巾賊に城を囲まれた。救援を頼む」との伝令が来た。 劉備は休むまもなく、「それがし救援に赴きもうそう」 劉焉は鄒靖に五千の兵を与え、劉備らと共に青州に向かわせた。
55 :
なまえをいれてください :02/03/10 04:00
わはははは!! んまっんんん んまっんんん。
黄巾賊は、はるか鄒靖らの援軍が来るのを望んで、 兵馬の半分を城の包囲に残し、 あとの半分の兵力で援軍を迎え撃つ。この戦いは熾烈で、 双方とも多数の死傷者を出した。
57 :
なまえをいれてください :02/03/10 04:01
なんや!?なんやなんや!? 急にどうした!? みんな目を覚ませ!!
戦い終わってひきあげる鄒靖に、劉備は 「実は、兵法を学んだ師・盧植が、 黄巾賊の首領・張角と戦っているので、救援に行きたい」 と願い出て、別れて盧植の戦う広宗県に向かった。
張角の賊は十五万、盧植は五万、戦いは持久戦に入っていった。 盧植は、「張角の弟、張梁と張宝の率いる賊軍が、 潁川で皇甫嵩と朱雋の官軍と戦っている。おぬしは、 今ある手勢にさらに一千の兵を与えるから、 潁川で官軍とともに戦ってもらいたい」 命に従って劉備軍は、人馬を率い、夜を日についで潁川に向かった。
その頃黄河の南の潁川では、熾烈な戦いがくり広げられていた。 数ヶ所の陣地をたたきつぶされた黄巾の賊は、 北方の長社まで退却し陣をしいていた。 その陣のまわりは、一面、葦の生い茂る枯れ野原であった。
夜に入って皇甫嵩と朱雋の軍は、賊の陣地の四方から 火を放ち一斉に攻撃した。 一面の火の海の中で、黄巾兵は右往左往、四方に逃げ惑う。 戦いは明け方まで続いた。 賊将・張梁と張宝は、残兵をまとめ、闇雲に逃走する。
敗走する黄巾兵の前に、漢の旗印・紅旗を掲げ 行く手を阻む一隊が現われた。 将と目される男は、身の丈七尺、細く鋭い目に長い髭。 性を曹、名を操、字を孟徳。紅蘇の沛の国の出身。
曹操は智謀にたけた男。若い頃のこと、おじが、 曹操の不行跡を父に告げ口したところ、腹を立てた曹操。 ある日、おじがやってくるのを見澄まして、 地面に倒れて癲癇の真似。
驚いたおじが父に告げる。慌ててかけつけた父が見ると、 少しも普段と変わった様子がない。 それからというものおじの言うことは信用しなくなったということだ。
曹操は、黄巾の賊を討つということで騎兵隊の将となり、 五千の兵を率いて潁川を救いに行くところであった。 そして今、張梁・張宝の率いる賊軍とあいまみえたのである。
しかし、賊軍はすでに戦意を失い、ただ敗走を続ける腑抜け集団と化していた。 曹操は難なく一万余人を斬りまくり、大量の旗印や陣鐘・陣太鼓・軍馬を分捕った。 「気取りやがって。気に食わん。何者なのか」劉備は睨みつけていたが、 目線に気づいたか、曹操は「やあ」と劉備に声をかける。
曹操に馬上から見下され、劉備は不愉快な顔を露骨に表したが 曹操は涼しい顔で「我々はこのまま追撃戦に移る。失礼」と言い残し、 落ち延びる張梁・張宝に追いつくべく、あわただしくその場を離れた。
皇甫嵩・朱雋が兵を収め城に戻ってくるところで、 潁川に駈けつけた劉備軍と出会った。盧植の命で救援に来たと告げると、 「張梁・張宝はすでに敗走し、必ずや広宗県に陣をしく兄・張角の軍と 合流するであろう。劉備よ、すぐに引き返して盧植を救ってくれ」
劉備は。再び広宗県へと引き返す。 途中、一隊の軍馬が、囚人護送車を取り囲んでやってくるのに出会った。 近寄って、その囚人はと見れば、誰あろう我が師・盧植ではないか。 「盧植先生、一体これは」と問う。
「軍情視察に都から来た宦官・左豊に賄賂を要求されたが、 陣中の金銀はすべて戦につぎ込んで、ない袖はふれぬ。これを恨んだ左豊に、 わしが敵と戦わず士気もだらけている、と報告され、董卓と交代させられた。 これから罪を問われに洛陽に連行されるところだ」
聞くうちに劉備の両眼はかっと見開かれ、突然「キェーッ」と一声。 護送の兵を斬って盧植を助け出さんとする勢い。 関羽と張飛はあわてて、なおも暴れようとする劉備を引きとめた。 「早まってはいけません。朝廷にも正論があるはずです」 それを見て驚いた官兵は護送車もろとも一目散に逃げていく。
劉備は怒りがおさまらないまま言う。「盧植先生はすでに逮捕され、 広宗の砦の将は董卓に変わっておる。我々が今更身を寄せても、 どう扱われるか。いっそ故郷に帰って考え直そうではないか」 その言葉に関羽・張飛も従うことにした。
三兄弟が故郷啄県に向かって二日目、突如山の中に喚声がわきおこった。 急ぎ山腹をめぐって見下ろすと、広野いっぱいに、 官軍が黄巾の賊に蹴散らされている。賊の掲げる旗には <天公将軍>の文字が見える。
黄巾の首領・張角は天公将軍、弟の張宝が地公将軍、 末弟の張梁は人公将軍と称していた。 これぞまさしく敵の主力・張角の軍であった。
劉備ら三兄弟は軍兵を率い、飛ぶような勢いで馬を駆る。 張角はなんとしても董卓を倒し、勢いに乗じて 官兵を叩き潰そうとしてるところであった。そんなとき、 横合いから飛び出した三兄弟は獅子奮迅、張角軍は不意を突かれ 五十里彼方に引いた。
危ういところを助けられた董卓は、三兄弟と共に砦に帰り、 ほっとしたところで、「して、貴公がたの官職は」と劉備にたずねた。 劉備が、われわれは官兵ではない。義を見て立った私兵である。 これまでなんの官職にもついたことがない。と答えた。 董卓はとたんに尊大な態度を示し、三兄弟を外に置いたまま、 理不尽にも自分は幕舎に入ってしまった。
劉備の怒るまいことか。 「我らは死を賭して戦いにのぞみ、やつを救ったのだ。 それがこの扱いは何事か。八つ裂きにしても飽きたらん」 言いつつ刀に手をかけ今にも幕舎の中に押し入ろうとする。
関羽と張飛がすかさず止めようとする。が、劉備は暴れ狂って、 「もしもやつを生かしておけば、手下にされてこき使われる。 そんなのは御免だ」 言い終わるやいなや身をひるがえして馬に飛び乗り、 勝手に出ていこうとする。
劉備は「二人はここに残るがよい。俺は出ていく」と言った。 関羽と張飛はそれを追いかける。 「われら義兄弟、生死を共にすると誓った仲ではありませんか」 ややあって劉備は、三人一緒に出ていくならと納得した。 三兄弟は、朱雋の軍に合流しようと潁川に向かった。
朱雋は三兄弟を歓迎し、自室に通して手厚くもてなし、 さて、待ちうけていたかのように切り出した。 賊の首領、張角の弟の張宝が、八万の黄巾兵を率い、 陽城に立てこもってるという。 「劉備どの。ひとつ先鋒をつとめて張宝軍を破ってくだされい」 と申し出た。
その頃、広宗城の将・董卓は、連戦連敗その地位を外され、 代わって皇甫嵩が主になった。皇甫嵩が新任地に着いた時、 あたかも張角は病死した。張角の弟・張梁は、首領を失った張角軍を率い、 皇甫嵩と一戦を交える。両軍の死闘は数回に及んだ。 が、ついに官軍は張梁を討ち取り、張角の墓を暴いて晒し首にし、都に送った。
皇甫嵩は兵をまとめて都に凱旋。朝廷は皇甫嵩を元帥に任じ、 黄河の北の冀州長官とした。 また、曹操も戦功により済南の民政官に任ぜられた。 皇甫嵩はまた、盧植には功あれど罪はなしと上奏。 盧植ももとの官職に戻された。
さて、朱雋は、皇甫嵩が張梁を破ったことを知って、 遅れじとばかりに、張宝の立てこもる陽城を攻めたてる。 朱雋は城から十里ほど離れて陣をしいた。 その時、東の方から一陣の人馬がやってくるのが見えた。 率いる将は、額が広く大きな顔。虎のような体つきで腰は熊のよう。
この人、姓は孫、名は堅、字は文台といい、呉郡の富春の生まれ。 『孫子』の著者、孫武の子孫である。 十七歳の時、海賊数十人を相手に暴れて名をあげ、町の役人などを歴任した。 黄巾の乱で、紅南の兵一万を率い救援に駆けつけたのである。
喜びむかえた朱雋は、城攻めに参加するよう命じた。 南門を孫堅、北門は劉備、西門に朱雋、 そして東門は賊の退路に空けておく。 作戦は決まった。
まっさきに城壁を上った孫堅は、まず賊兵百余人を血祭りにあげる。 これを見た張宝は、馬を飛ばして矛を振りかざし孫堅めがけて突きかかる。 城壁から身をおどらせた孫堅は、張宝の矛を奪い取ると やっとばかりに逆に張宝を刺し殺した。
劉備は満を持して矢を放つ。あとから朱雋の大軍が襲いかかった。 賊の死傷者一万余人。あとは四散した。 ここに黄巾賊は滅び、周辺一帯の十数郡、 ことごとく平定されたのであった。
朱雋は都に凱旋し、功により元帥に昇進し、河南の長官に任ぜられた。 朱雋はまた、孫堅と劉備の軍功を述べ、恩賞を賜るよう上奏した。 朱雋は任地に赴いた。孫堅も手づるで他郡の部隊長となり赴任した。
劉備は安喜県の警備署長に任ぜられ、即日赴任することになった。 劉備は、共に戦ってきた義勇兵部隊を解散して郷里に引き上げさせ、 関羽と張飛、それに親しい部下二十数名を連れて赴任した。
赴任してからも、劉備は、人々に深く信頼された。 盗賊を捕らえると、見せしめに厳しい刑罰を与えた。 関羽・張飛は常に劉備とともに寝起きし、ともに食事し、 公務で劉備が民衆の前に立つ時は、 かならず関羽・張飛がかたわらに侍した。
ある時、監察官が劉備のいる安喜にもやってきた。 知らせを聞いた劉備は、関羽と張飛を連れて城外に迎えに出た。 馬に乗ってくる監察官に、劉備はうやうやしく一礼した。 ところがこの監察官、鞭を一振りしただであいさつもせず、 ふんぞり返って城中に入っていく。
劉備は、こしゃくなやつとばかりに色をなしたが、 関羽・張飛を先に帰らせ、自分は監察官に従って宿舎へと共をする。 宿舎につくと、監察官は一段と高い上座に腰を下ろす。 劉備は深深と敬礼し、さて何を言い出されるかと待ちうけた。
監察官はやおら切り出した。「劉署長は、いずれのご出身かな」 劉備は答える。「それがしは中山の靖王の末孫で、黄巾の賊と 戦うこと三十数回。いささかの功があって今の官職を拝命つかまつりました」 すると怒声が返ってきた。「お前が皇族の血を引くだと。 どだいどんな功績があったというのか」劉備はあえて逆らわずに退出した。
あくる日、監察官は県吏を呼びつけ、「劉備は民衆を害する悪徳人である。 都に訴え出るがよい」と強制した。 賄賂を渡さない劉備が悪いのだと思い、県吏はあえて逆らわなかった。 その頃、監察官の言動にむかっ腹を立てた劉備は、酒屋で何杯かひっかけていた。
さて宿舎の前を通りかかると、老人が五十数人集まって泣き喚いている。 何事かと劉備は尋ねた。 「監察官様があなた様を罪に陥れようというんで、それでわしら、 そんなこたぁやめてくだせえってお願いにあがっただが、 逆に門番にこっぴどく叩かれて。で、それを止めようとした 関羽様が捕まって、監察官様の前に引っ張り出されたので」
聞いた劉備、たちまち眼はまん丸、歯をきりきり、 馬を降りると大股に宿舎に向かった。 門番が止めようとして鞭を振り上げたが、劉備はこれを奪って、 腰の刀で門番を斬り捨てた。そのままずかずかと宿舎に入っていく。
宿舎の部屋では監察官が正面に座り、 関羽が縛られて床に転がされている。 劉備は大喝一声、むんずとばかり監察官の胸倉をつかむ。 監察官は口を聞く間もあらばこそ、髪の毛を引っつかまれ、 表に引きずり出された。
劉備はそのまま、役所の前まで引きずっていく。 集まっていた老人たちも、ぞろぞろ後につづいて快哉を呼ぶ。 劉備は監察官の髪の毛を、馬つなぎの杭に結わえ付け、 柳の枝を折り取ると太もものあたりめがけて、ぴしぴし叩く。 とうとう十何本の枝が折れてしまった。
縛り紐をといた関羽が役所の表に行くと、 監察官が縛られて劉備にめったやたらと叩かれている。 「兄者、なんでそんなことを」関羽が驚いて聞くと、劉備は、 「こんなやつ、生かしておくわけにはいかん」と言いつつ また叩き始めた。
張飛も出てきて言った。「大功のあった兄上が、今はたかだか 県の警備署長、しかもこんな監察官に侮辱されておられる。 いっそのこと、こやつを殺して職を辞し、故郷に帰って将来を考えては」
劉備はうなずき、刀で監察官を斬った。 そして署長の官印を取り出すと、死体となった監察官の首にかけ、 「貴様のようなやつは死んで当然だ。その官印はそちらにお返しする」 と言い、馬に飛び乗った。
劉備は、関羽・張飛以下二十余名を引き連れ、安喜県を去った。 監察官の部下たちは、劉備を恐れ役所に引き篭もり、 それを見送ることはしなかった。だが劉備を慕う民衆は 城の外まで見送りに出た。 第一部 完
103 :
なまえをいれてください :02/03/10 04:45
お疲れ様でした
うお、なに気におもろい
105 :
なまえをいれてください :02/03/10 11:48
わはははは!! んまっんんん んまっんんん。 って書き込んですみませんでした。
106 :
なまえをいれてください :02/03/10 12:15
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107 :
なまえをいれてください :02/03/10 13:44
なんかつい読んでしまった。劉備が悪人っぽくて面白いね。 正史準拠なのかな?第二部も期待。
108 :
なまえをいれてください :02/03/10 16:11
劉備がただのアホみたいだ。面白いね。板違いだけどね。
第二部が始まるまでに削除されませんように。sage sage
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はっはははこれがsageられずにいられますか
112 :
なまえをいれてください :02/03/12 11:08
はっはははこれが保守せずにいられますか
113 :
なまえをいれてください :02/03/12 11:25
早く呂布を出せ
>110
115 :
なまえをいれてください :02/03/13 09:43
気になるのでageとこう
116 :
なまえをいれてください :02/03/13 12:51
で、第二部はまだか? このままじゃ少年ジャンプの打ち切りみたいな終わり方だぞ
117 :
なまえをいれてください :02/03/14 00:43
118 :
なまえをいれてください :02/03/14 00:47
げえっ
119 :
なまえをいれてください :02/03/15 20:04
おおっとっとっとっと。
120 :
なまえをいれてください :02/03/15 20:30
失敗した奴が何を言っても無駄。
第二部を禿しくキヴォンヌ
122 :
なまえをいれてください :02/03/17 05:48
横山三国志じゃこんな悪人っぽい劉備でてこないんだな 暴れるのは専ら翼徳さん
123 :
なまえをいれてください :02/03/17 17:33
あわわ
124 :
なまえをいれてください :02/03/17 17:34
ジャーン!ジャーン!ジャーン!
125 :
なまえをいれてください :02/03/17 17:38
げぇ、張飛!!
126 :
なまえをいれてください :02/03/18 21:28
だまらっしゃい
127 :
なまえをいれてください :02/03/19 13:29
ひう
_,,,.,、、、、、、...,,_ .,,-‐'^ ̄ .´¨'''¬ー----、、.,_ .,,r'″ ¨┐ ../ (, ,r′ ,ノ‐'^゙¨'v .r冖''''''''''''v .} ./′ .| ゙l | 〕 } ヽv.,_ .ノ ,,v-| ″ }, ..r> .} .} ¨'''':i(,., ,/ \ _/゙'-、.,__ ,,/ ーーーー┐ .} .) .¨''ーv,_「 .¨'''.¨ア¨^''-、 `¨′ .___,,,,,,.〕,、、、v-ト冖'^¨ .| ..|^'‐、, | } ヾ⌒ .} .| ._ ( | .¨′ \..../ ----厶、、....i|,_ ´¨^^''''∨ー─┼v、 〕 .| ,厂 \ .ノ .| .^'''ーv. ノ ノ ._,ェ、レ‐ ‐------─------- .,ノ゙'ーvr′ ,.-'''^″ エ .,/′.,/ .¨''ー- ┘ ¨¬<ェミエ7'''''^^^^^¨¨¨¨¨¨¨¨¨'リ7ァz(″ ⌒^'''〜-------ー冖¨′
129 :
なまえをいれてください :02/03/20 12:51
鄭問ノーリセットクリア(セーブあり)なかなかできないね。 シナリオ1のバトウとリュウビでやったんだけど、それぞれ 小部隊での攻撃(強制籠城で一軍が・・・)、奇襲(一軍孤立)で リセットついつい押しちゃったよ。
130 :
なまえをいれてください :02/03/21 11:02
age
131 :
なまえをいれてください :02/03/24 02:54
う〜ん、鄭問三国誌クリアしました。ノーリセット(セーブあり)で。 上記の問題に気をつければ意外と簡単でした。でわ、このスレの最後のAGEをば。
132 :
なまえをいれてください :
02/03/24 10:12 日曜日の朝からage