1スレ毎にテ-マを変えるロワ開催議論スレ【機械知性体】
で、どれを乗っ取る?
個人的に創発はGGGと交流所に任せて、カオスロワは他の乱立を消化した方がいいんじゃと思った。
スレ乗っ取り…… は如何すればいいか。
まだ余裕か。
乙です
「少し投下数が減ってきたなあ……」
そう思ったスレを探して乗っ取った俺は旅に出ることにした。
次の話で自分が殺されるかとを信じて……
【一日目・午後22時41分/アメリカ ハワイ】
【プーチンと女性化の人@カオスロワ】
[状態]:健康 過疎や停滞が怖い
[装備]:ルー大芝のサイン
[道具]:ノートパソコン
[思考]基本:カオスロワの繁栄を願う
1:次の話で殺されていることを願う
休み明けだから仕方がない
598 :
まさに外道U:2009/01/10(土) 20:59:13 ID:S7HWMTdd
「あけましておめでとう!!
お前らお年玉はもらったか?
俺からもお年玉をプレゼントしてやるぜ。
鉛弾をな!!!」
ま さ に 外 道
【一日目・午前23時10分/アメリカ ハワイ】
【赤さん@まさに外道】
[状態]:健康
[装備]:アサルトライフル
[道具]:支給品一式、ボート
[思考]基本:まさに外道なことをする。
1:外道王を超える
【プーチンと女性化の人@カオスロワ 死亡確認】
【ジノ・ヴァインベルグ@コードギアス 死亡確認】
「シマリス君! 今主催者はアカギとキョン子の二人しかいないのです!」
「それがどうかしたのでぃすか? ハム太郎?」
「つまり今主催を打ち倒す大チャンスなのです!」
「そうでぃすか! ならあの憎き人間どもを撃ち殺しに行くでぃすか!」
そう言って彼らは先ほどまでいた主催本部に行こうとした……が。
「ハム太郎! 気をつけるでぃす! ここに誰かいるでぃす!」
「そんな馬鹿なです! 主催者は2人しかいないはずです!」
「しかしでぃす…… 実際今ここに気配がするでぃす…… 警戒しておくでぃす」
2匹は警戒しながら主催者の元に行こうとした。
しかしそれは無駄であった。
「あれシマリス君!? シマリスくーん!?」
なんとシマリスの首が、一瞬にして胴体と切り離されてしまったのであった。
「クッ…… こそこそしてないでさっさとぼくの前に出てくるです!
そしてぼくのひまわりの種の暗殺術で死ぬです!」
ハム太郎は辺りを見回した……しかしどこを探してもシマリスを殺した奴はいなかった。
チャンスを逃してはいけない焦りと、ハム太郎は正常な判断を失っていた。
そして、気づく。
「ハッ! しまったです! シマリス君を殺した奴! 僕の視覚を奪っていやがったです!
そうすると奴は実質透明人間……」
「ご明察、じゃあ死になさい」
ハム太郎とシマリスは視覚奪われていた、普段の彼らならこのような攻撃に対して
すぐに対処出来た筈であった。しかし2匹は主催者が2人しかいないことを知っていたため
油断をしてしまったのであった。
その結果が、主催以外からの第三者からの攻撃をまったく警戒していなかった為の死、
いわばこれは必然であった。
★ ★ ★
場所は変わり、主催者本部。
「おいおい…… いくらなんでも2人で運営は危険だと思うぜ……!」
「ごめんなさい…… こ゛め゛ん゛な゛さ゛い゛……」
「おいおい泣くなって。俺はお前のメンテナンスに自信がない、
だからいつ何時でもお前をメンテナンス出来る奴らだけは残しておきたかっただけだ。
それにお前が殺した奴らは空気だった、何の問題もない」
「う゛う゛……」
「泣くな泣くな、お前のやる気はわかったさ、だから元気を出せ」
「私の事嫌わない?」
「ん? 当たり前だろう…… これからも俺のために(主催的な意味で)その力をつかってくれ」
「うん! わかった! これからもアカギのために(好きな人的意味で)がんばる!」
赤木しげるはキョン子が他の主催者殺したことを責めていた……
と言っても、もともと空気だった彼らを殺したって何の問題もなかったので、
自重させるためにもとアカギは一応説教をしていたのであった。
「さて…… まずは人材集めと……」
「ごめんください? 主催者様」
「「!?」」
アカギが人材集めようとしたそのとき、目の前に若い女性が現れた、
同時にキョン子はアカギをすぐ守れるように、戦闘態勢をとった。
「お前は…… 何者だ?」
キョン子はその女に話しかける。
キョン子は少し驚いていた、なぜならこの場所は自分達主催者と
引退した二人、それと逃げ出した奴らしか知らないはず。
では目の前にいるこの女は何故ここにいる?
キョン子は続けて話しかける。
「お前がもし…… アカギの命を狙うのであれば…… 私はお前を殺す」
「あらあら…… お客さんをお出迎えする態度としては0点よ? それに女の子がそんな顔を
しちゃ駄目よ? 綺麗な顔が台無しよ?」
女はキョン子の行動に少しだけ文句を言った。
「大丈夫よ、私は主催人に入りたいだけよ。腕っ節も機械の知識もある、
まあ信用してくれないと思うから手土産を先に出すわ」
そう言って女が投げ出したもの…… それはシマリスとハム太郎の首から上であった。
「うっ……」
キョン子は驚いた、自分の最大限の力を出しても倒せなかった2匹の亡骸あったからではなく、
2匹を殺しても女が無傷であったことに対して驚いていた。
「フフ…… これで信用してくれた? 大首領さん?」
女はアカギに自分を主催陣に入れるかどうかを聞いてきた。
「ククク…… 面白い、ならばその自信、買ってあげよう……!
あんた……? 名前は?」
「草薙素子、少佐って呼ばれているわ」
アカギはこの女──草薙素子を主催者に加えた。
「そうか…… じゃあ少佐、あんたはどの役職を希望する?」
「そうね…… 電力その他は私の部下であるタチコマを配備させる、
だから私はそこのお嬢さんと一緒に本部を護衛する。これが私の希望ね」
「そうか…… だが少佐、一つだけ頼まれてくれないか?」
「あら? もっと堂々としてて良いんじゃない? なにかしら?」
「どうやらあんたは義体使いみたいだな……だからキョン子を、
今よりも強い体にしてほしいのだが…… 出来るか?」
「できるわよ、ただお嬢さんはどうなの?」
アカギは素子にキョン子を強化させることを頼んだ。
「アカギが私のことを考えて言っているのなら……
私はそれに賛同するしかないだろ。だからよろしく頼むよ、少佐」
「OK じゃあ早速今から始めましょう」
キョン子は素子の意見に承諾した。
よって素子によるキョン子改造手術が始まった。
そして数分後
「アカギ? どう?」
キョン子はガンダムの力を失った変わりに、
跳躍役1000メートル以上、握力5トン以上、
そして核が飛んできても生きていられる体を手に入れた。
(ちなみに服装は北高のセーラー服)
「クク…… これは期待できるな…… キョン子期待しているぞ、
そして少佐、改造に感謝する」
「フフ……私は当たり前のことをするだけよ、それに私はキョン子ちゃんに頑張って貰いたいからね」
「改めてありがとう、少佐」
(ん? 2人は仲良くなったのか、早いな)
少佐はキョン子のアカギを思う気持ちを察したため、
自分はアカギに恋をしないこと、そしてキョン子の恋を応援することを伝えた、
その結果キョン子はヤンデレから恋する乙女に変化したのであった。
今ここに新たな主催組の歴史が始まる。
【23時30分/主催本部】
【キョン子@性転換ハルヒシリーズ】
[状態]:カオスロワ主催アカギ護衛 性転換 強化義体
[装備]:北高セーラー服
[道具]:不明
[思考]基本:アカギを護衛する アカギと結婚する
1:アカギと少佐と一緒に主催を運営する
2:アカギは鈍感だからな……どうやって振り向かせようか……
3:アカギの障害となりえる奴は絶対に殺す
4:少佐とうまくやって行きたい
※強化義体は、跳躍1000メートル以上、握力5トン以上と
核を耐えられる体、そしてそれを性格に制御できる力を持っています。
【赤木しげる@アカギ】
[状態]:健康 カオスロワ主催者大首領
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]基本:カオスロワを運営する。
1:対主催には頑張ってほしい
2:参加者には狂気の沙汰を俺に見せてもらいたい
3:主催者は何時か死ぬ……それはいつの日か……
4:少佐とキョン子に期待
【草薙素子@攻殻機動隊】
[状態]:健康 カオスロワ主催者本部護衛 参謀
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]基本:カオスロワを運営する。
1:キョン子の恋を応援……そうしろと私のゴーストが囁くの
2:何気にカオスロワ初参加?
【タチコマ×沢山@攻殻機動隊】
[状態]:健康 カオスロワ主催者本部電力その他担当
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]基本:カオスロワを運営のお手伝いをする。
1:少佐の言う通りにします
2:何気にカオスロワ初参加かなあ?
※素子が死んだら全部壊れます
【シマリス@ぼのぼの 死亡確認】
【ハム太郎@とっとこハム太郎 死亡確認】
死因 惨殺
ちゃんと次の話で殺された俺ことプーチンと女化はソマリアにいた。
「う〜ん次スレ立てたのになかなか埋まらないな…… 早すぎたかなあ……」
そうぼやきながらも俺は脚を進めた。
しっかしどこを見てもどっかで見た事あるキャラがゴロゴロいる。
例えば波紋使いとか、アルター使いとか、遊戯王カード使いなど、
言うならカオスロワ常連の方々…… 常連って良いことなのか?
あ、右の川に笑天のピンクの死体がある。
(でもすぐにどっかで復活するのかなあ)
「あ〜あ、俺も書くこと以外の力があればなあ……」
今ここで俺が襲われたら何も思わず、何も感じず死ぬのだろうか。
でもかの有名な書き手、6/氏、ジャイアンの母書き手何度も何度も死んで蘇ったりしているんだから
その人たちに聞くのが一番良いのかなあ。
でも6期じゃまったく見かけないし。
「汚物は消毒だー!」
で…… でました! 火炎放射器男! 死んだー! 俺死んだよー!
……………………………あれ?
死んでない? なんで?
『聞こえるか? プーチンと女化……?』
こ……この声はプーチン!?
『貴様に俺の力を与える…… そしてカオスロワを繁栄させろ……』
な…… なんだかワケがわからねえけど、とにかく俺は力を手に入れたか!?
は! 手には暗殺用針が!? ならこれで……
「汚物は…… お前だああああああああ」
俺は火炎放射器男めがけて暗殺用針投げた
「ん? ぎゃあ! 」
プスっと言う音が聞こえたあと、男の断末魔が聞こえた、
つまり奴は死んだのであった。
「やった、勝った! 仕留めた!」
けどなんか虚しい。
「よし、せっかくこの力を手に入れたんだ! あの有名な書き手2人に会いに行こう!」
ということで俺はカオスロワで有名な書き手、
6/氏とジャイアンの母書き手を探すことにした。
「会って、アドバイスを貰う! それが俺の夢!」
【23時40分/ソマリア】
【プーチンと女化書き手@カオスロワ】
[状態]:健康 プーチンの力
[装備]:スーツ 暗殺用針
[道具]:水と食事
[思考]基本:アカギを護衛する アカギと結婚する
1:6/と母書き手を探す
2:そしてアドバイスを貰う
【火炎放射器男 死亡確認】
死因 暗殺用針で一撃
作品名忘れとるべ>火炎放射器男
修正
【火炎放射器男 死亡確認】
【火炎放射器男@世紀末 死亡確認】
状態表ミスってた
【プーチンと女化書き手@カオスロワ】
[状態]:健康 プーチンの力
[装備]:スーツ 暗殺用針
[道具]:水と食事
[思考]基本:カオスロワの繁栄を願う
1:6/と母書き手を探す
2:そしてアドバイスを貰う
アンデルセンと式は苦戦していた。
テラカオスはエクスカリバーを打ち過ぎてしまいもう使えない。
もともとエクスカリバーは消費の激しい武器である。本来の使い手であるセイバーでさえ何発も打つことはできない。しかも今のテラカオスは本来の力を持っていない。数発の内の一発が隠れていた雨蜘蛛に当たったのは誰も知らない。
「く・・・バリヤーだと・・・」
しかしその後テラカオスはバリヤーを張ったのである。アンデルセンの攻撃すら防ぐそれをまとい、テラカオスは邪悪な笑みを浮かべている。
「式どうする?あれは生半可の攻撃では壊せんぞ。」
「まかせろアンデルセン。ようはあれは一種の結界だろ?なら問題ない。」
式は構えた。
「・・・いくぞ。」
テラカオスは何が起きたかわからなかった。式が攻撃してきたからバリヤーで防いだ後切り返そうと思ったが、奴はまるで紙のようにそれを切って弐撃目で自分を切った。
「万物には全て綻びがある。」
消えゆく意識の中そんな声が聞こえた。
「生きているのなら、神様さえ殺してみせる。」
こうして混沌の象徴の幻は消え去った。
「ち。」
ランサーは今の状況に舌打ちをした。凛が冬馬を護るように前に立ち、更にその前、自分の前にきぐるみが立っている。
この状況ではゲイボルクは使えない。投げるのにも刺すにも、溜めと真名開放をしないといけない。もししたら、銃で撃たれる。さすがに溜めている時はかわせない。
ならば目の前の奴を倒し、凛たちに突撃するしかない。
ランサーは風の如く突撃した。それはまさに風のように速かった。
そして槍が目標を捕らえた瞬間李、謎の力場に止められた。
(誰かは知らんがラムダ・ドライバをつけっていたとはな。)
支給品として配られたこれを着てすぐに気づいた。なぜなら、
「ラムダ・ドライバ発動確認。」
あのどうしようもなくうるさいAIがついていたのだから。
あとは簡単だ。彼女が教えてくれたように思いを、千秋を助けたいという思いを弾丸にのせるだけ。
「ラムダ・ドライバ発動確認。」
宗介の思いをのせた弾丸はランサーの心臓を貫いた。
【一日目・午後22時00分/ブラジル】
【アレクサンド・アンデルセン@ヘルシング】
[状態]:超若本、血まみれの神父服着用、傷は再生中
[装備]:金属バット、鉄パイプ
[道具]:支給品一式
[思考]基本:千秋とともに罪を償う。
1:できればアーカードと決着をつけたい
2:千秋につき従う
3:光龍である千秋を守ろう、ついでに他の仲間も守ろう
4:テーマソング『天罰のアンデルセン伝説(仮名)』を創作することも忘れない
5:千秋を探す
※園長先生@クレヨンしんちゃんに殺人鬼だと誤解されてます。
もしかしたら他にも誤解されているかも知れません。
【両儀式@空の境界】
[状態]:健康
[装備]:刀
[道具]:支給品一式
[思考]基本:仲間探す
1:とりあえず千秋たちと行動する。
2:千秋を探す。
【遠坂凛@Fate/stay night】
[状態]健康
[装備]拳銃
[道具]支給品一式、他不明
[思考]基本:殺し合いを止めさせる
1:千秋、アンデルセン、冬馬、式、相介と行動
2:千秋を追う
※式の魔眼やテラカオスのタタリに気づいたかは次の人に任せます。
【南冬馬@みなみけ】
[状態]健康、少年物の服
[装備]チェーンソー、ワルサー
[道具]食料一式、その他不明、トウマ(@スパロボ)のデイパック
[思考]基本:殺し合いには乗らない
1:千秋、アンデルセン、凛、式、相介と行動
2:千秋を追う
【相良相介@フルメタル・パニック!】
[状態]健康
[装備]ポンタ君スーツ、ショットガン
[道具]食料一式
[思考]基本:殺し合いには乗らなず仲間とかなめを探す。
1:千秋、アンデルセン、冬馬、凛、式と行動
2:千秋を追う
3:ふも、ふもっふ。
【雨蜘蛛@砂ぼうず】
死因:エクスカリバー
【テラカオス@テラカオスバトルロワイヤル 消滅確認】
死因:斬殺
【ランサー@Fate/stay night 死亡確認】
死因:射殺
作者です。すみませんが修正です。
そして槍が目標を捕らえた瞬間李、謎の力場に止められた。
→そして槍が目標を捕らえる瞬間、謎の力場が発生した。
すみません.また修正です。
【一日目・午後22時00分/ブラジル】
→【一日目・午後23時00分/ブラジル】
617 :
大鵬の背に乗って:2009/01/12(月) 02:02:16 ID:RdNZW/h/
夜も深くなり、草原には星空と月明かりが広がっています。
その中に、小さな篝火が一つと人影がありました。
この無意味な争いの生存者がいるのでしょうか。
そして、どのような人物なのでしょうか?
私は確認するために近くに降りてみることにしました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「やはり、少し寒いですわね…」
私は先程狩った牙獣種の毛皮とその戦いで破れたドレスの布を使い、簡素な外套を作って羽織っている。
最初は戦いで傷ついたものが相手だったから良かった。
しかし、先程の相手はこの毛皮で貫通矢まで跳ね返して見せた。
水に濡れるとその防御力が無くなると言うことに気が付かなければ、死んでいたのは私のほうでした。
ハンターは依頼を受けるたびにあのような死線を潜っているのでしょうか?
そう思うと、今までハンターの方々に相当な苦労を掛けたことを少し反省しなければなりませんね。
それから、もう一つ彼らに尊敬することがあるのです。
「もう歩き疲れましたわ…ここに居てもいつ獲物に出会えるか分かりませんし、何かいい移動手段は無いかしら?」
618 :
大鵬の背に乗って:2009/01/12(月) 02:03:05 ID:RdNZW/h/
そう、普段から武術を嗜みとして運動はしていますが、こんなに長い距離を歩いたことはございませんでした。
碌に休みも取らずに何日も獲物を狩るために走り続けるハンターの方々を心から尊敬いたします。
所持品を確認しても、移動に使えそうなものはありません。
地図に方位磁針、先程湖水を汲んだ瓶のような蓋付きの容器、裁縫道具、砥石、それから先程のお肉とお団子があるだけでした。
―――少し甘いものが食べたいですわ。
そう思ってお団子を取り出し、食べようとしましたが、近くに大きな羽音と共に何かが降りて来るのを感じました。
この大きさ…もしかして飛竜!?焚き火のせいで見つかったのかしら!?
しかし、目を合わせても不思議と敵意を感じませんでした。
むしろ、どこか穏やかな感じが致します。
「あの…お食べになりますか?」
私は気が付いたらそんな事を口にしていました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
619 :
大鵬の背に乗って:2009/01/12(月) 02:03:38 ID:RdNZW/h/
篝火の傍に降りてみるとそこにいたのは一人の少女でした。
毛皮のマントは先程見つけた虎のような生物の死骸から作ったのでしょう。
近くには手入れの行き届いた弓とナイフとフォークがありました。
聞こえてきた話から察するに食べるために狩ったものでしょう。
街が街として機能していませんから仕方の無いことです。
着ているドレスはボロボロ、彼女自身も傷だらけで、かなり激しい戦いをしたことがわかりました。
しばらく彼女を見ていると、
「あの…お食べになりますか?」
と言ってお団子を差し出してくれました。
どうしましょう、折角の好意を無碍にするのは気が引けます。
少し考えましたが、私はそれを頂くことにしました。
それは、とても美味しいお団子で、彼女がとてもいい人だと思いました。
このとき、私は彼女についていくことを決めました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
これは一体どうしたことでしょうか?
目の前の大きな鳥にお団子をあげた途端、私に寄り添ってきました。
そして、私に背を向けて腰を下ろしました。
「乗せて行って下さるのですか?」
そう尋ねると鳥は頷いたかのように見えました。
恐る恐る乗ってみると、ゆっくりと飛び立ちました。
不思議と乗っていても寒くはなく、優雅に、それでいて速く景色は移っていきました。
そして、私は素敵な移動手段が見つかったことに安堵し、その気持ちのいい背中で眠ることにしました。
620 :
大鵬の背に乗って:2009/01/12(月) 02:04:05 ID:RdNZW/h/
【一日目・午後23時45分/インド】
【食道楽を究めた貴婦人@モンスターハンター ポータブル 2ndG(以下MHP2G)】
[状態]疲労、腹八分目、超ご機嫌 、肉体年齢18歳
[装備]シエロツール、覇滅弓クーネレラカム@MHP2G、ムックルの毛皮で作ったマント
[道具]肉焼きセット、桃太郎印きび団子、その他
[思考]基本:様々な肉を食べる
1:次の得物を捜す
2:料理が上手い人を捜す
3:出来れば着替えも探す
【ラーミア@ドラゴンクエストV】
[状態]洗脳、健康
[装備]無し
[道具]不明
[思考]基本:食道楽を究めた貴婦人に従う
1:とりあえず何処に行けばいいのかしら?
2:…?何かおかしいような気がする??
千秋は戦慄を覚えていた。なぜなら、言峰は麻婆豆腐 を食べた後本を読み始めたからだ。まだそれが普通の本ならよい。
彼が読んでいたのは千秋ぐらいの少女が禁則事項のような目にあう本だった。それをにやけながら読んでいる。
(こんなやつのいうことを信じていいのか?)
千秋は考え始めた。もともと怪しい奴だったし、なんか麻婆豆腐だし、完璧なロリコンだし。
(アンデルセン・・・)
もし彼や仲間達が助けに来たら自分はどうしよう。
(・・・いや、もう決めたじゃないか。人類を救うと。)
しかし彼女の決意は外道神父の一言で粉々に粉砕される。
「千秋。」
「・・・何だ。」
「千秋タンとよんでいいか?」
その一言が決定的だった。
「お前の言うことなんか信じるか馬鹿野郎!!」
千秋は即発砲し、言峰がそれをかわした隙に光龍に変身し、アンデルセン達のいる場所に飛びたっていった。
「ふむ、逃がしたか。ランサーも死んだようだ。雨蜘蛛も死んだかもしれんな。」
言峰は顔をしかめた。
「ならば奴等は諦めるしかないな。梨花、出発するぞ。」
言峰と梨花は準備を始めた。
「しかしなぜ千秋タンは逃げたのだ?」
「・・・そりゃ逃げるわよ。」
【一日目・午後23時10分/ブラジル】
【言峰綺礼@Fate/stay night】
[状態]健康 ロリコン
[装備]不明
[道具]支給品一式、麻婆豆腐、禁則事項な本
[思考]基本:絶望を見たい
1:とりあえず出発する
2:千秋タン・・・
3:幼女を見つけたら保護
※千秋に話したことはほとんど嘘だと思われます
【古手梨香@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:健康 言峰に呆れている
[装備]:スタンガン
[道具]:支給品一式 、キョンの妹
[思考]基本:雛見沢に訪れる惨劇を回避するために言峰についていく。
1:とりあえず出発する
2:言峰・・・
「アンデルセン。」
「あ、千秋!」
とりあえず千秋は仲間達と合流した。
しかしまだ誤解の種を残して。
【一日目・午後23時20分/ブラジル】
【南千秋@みなみけ】
[状態]:健康、光龍に変身中、落ち着いたが少し混乱中 言峰に嫌悪感
[装備]:拳銃(スパイダーマからルート)
[道具]:支給品一式×2
[思考]基本:殺し合いを終わらせて罪を償う?
1: アンデルセン達と話し合う。
2:これからどうしよう・・・
3: 言峰死ね。
※言峰の言葉を信じていませんが、信頼出来る者からおなじことを言われたら信じるかもしれません。
※他の仲間達の状態表は前と同じです。
「よくもエリア11では殺してくれたなぁ!イレヴンめ!
お前はピーーーーだ。お前のピーーーーをピーーーーしてやるぜ!ふひひ」
「だめですよぉ・・はあはあ・・あはん・・・んふ・・・あふん、あああああああ」
【一日目・午後23時40分/アメリカ】
【ルキアーノ・ブラッドリー@コードギアス】
[状態]:変態
[装備]:騎英の手綱ベルレフォーン、SMプレイセット
[服装]:全裸
[思考]基本:全ての女を調教する。男は例外なく殺す。
1:このロワで優勝して世界の頂点に君臨する。
【カレン・シュタットフェルト@コードギアス】
[状態]:調教済み
[装備]:得体の知れない武器
[服装]:全裸
[思考]基本:ルキアーノに忠誠を誓う。
1:ルキアーノ様万歳!
625 :
全軍突撃:2009/01/12(月) 20:19:53 ID:mTXubcek
新生ケロロ小隊は幽霊船で移動していたが、陸地を見つけるとそこへ上陸した。
「ここは一体どこらへんでありますか?」
真っ先に話しはじめたカエルの生物はケロロ軍曹。新生ケロロ小隊の隊長である。
隊長ではあるが、部下が怖くて逆にこき使われそうである。
「まぁ何はともあれ、まずはここを徹底的なまでに占拠して主催本部を炙り出してしまおうではないか。」
次に言葉を話しはじめた赤いコートの男はアーカード。最強の吸血鬼である。
「アメリカ地方のどこかということは確かだ。おいスバル、貴様ここがどこだか分かるか?」
「すみませんがネウロ様、私はここの世界については何も知りませんすいません。」
片手で少女の頭を掴んでいるのは異世界からやってきた魔人ネウロ。
そしてそのネウロに掴まれている少女の名はスバル・ナカジマ。
ネウロとアーカードを発見して幽霊船にしがみついて尾行していたのを発見されて
ネウロとアーカードの下僕にされてしまったが、本人は幸せそうである。
「ケロッ!!」
ケロロはあることに気付く。
「アーカード殿、ネウロ殿、スバル殿、首輪はどうしたのでありますか?」
そう、アーカード、ネウロ、スバルには殺し合いのときに付けられた首輪がついていなかったのだ。
スバルにいたっては元の首輪の代わりにSMプレイに使うような首輪がつけられている。
まずはアーカードが答える。
「あぁ、私が首を刎ねられたときに取れたんだろう。」
次にネウロが答える。
「あぁ、邪魔だったから分解しといたのだ。スバルにはもっと似合う奴を付けておいた。」
よく見るとネウロが座っていたテーブルに分解された何かの部品が置かれていた。
「それではネウロ殿!!我輩のも外してくれであります!!」
ケロロがネウロに首輪の解除を頼むが、ネウロは邪悪な笑顔を浮かべ
「ケロロ…人に頼む時は頼む時の態度があるのではないか?」
「ケロッ!?どうか我輩目の首輪を解除なさって下さい…お願いします。」
ケロロは地面に額をこすりつけてネウロに懇願する。
「ふん、物分りのいい奴だ。貴様の態度に免じて首輪を外してやる。」
「ははーっありがたき幸せ!!」
ネウロはケロロの首輪を外そうとケロロの首輪に手を伸ばすが…
「…飽きた。」
「ケローッ!!!?」
626 :
全軍突撃:2009/01/12(月) 20:22:10 ID:mTXubcek
★ ★ ★
「まぁ気を取り直して…我々は各地を占拠して主催本部を炙り出し…
主催本部を見つけたら我々の力を持って主催本部を乗っ取り、
我々がカオスロワ主催に成り代わる、そして世界征服!!何か質問は?」
「一つよろしいかケロロ…。」
「アーカード殿。どうしたでありますか?」
「私達に逆らう参加者がいる場合はどうする?」
アーカードは笑顔を浮かべながらケロロに質問する。まるで何かを期待しているようである。
「そんなもの全て蹴散らしてしまうのであります!!見敵必殺、見敵必殺であります!!!」
「HAHAHAHAHAHA!!流石は軍人の端くれ、そうでなくてはな。」
「だがアメリカ地方はとても広い、これはかなり手間がかかるでありますな…」
「何も問題はない。人手ならすぐに足りる。――――拘束制御術式第零号開放」
アーカードは謎の呪文を詠唱する。
すると亡者の軍勢が死の河の様に沸いて出てきた。
男だったり、女だったり、どこかの騎士だったり、亡者の軍勢の中にはカオスロワで死んだ参加者の姿もあった。
小国ひとつを埋め尽くしてしまうのではないかというほどの亡者の軍勢はアメリカ地方を闊歩していった。
その様子を見てケロロ、アーカード、ネウロは共鳴を始める。
「ケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロ」
「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
そして新生ケロロ小隊は闊歩する亡者の軍勢の後を歩き始めた。
とんでもない奴らがアメリカ地方に上陸した――
627 :
全軍突撃:2009/01/12(月) 20:25:18 ID:mTXubcek
【一日目・23時50分/北アメリカか南アメリカ地方のどっか】
【新生ケロロ小隊】
目的:世界征服、主催を乗っ取って自分達がカオスロワ主催に成り代わる
【ケロロ軍曹@ケロロ軍曹】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催本部を乗っ取るために世界中を回る
1:部下が怖い
2:ケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロ
3:アメリカ地方を洗いざらい探して主催本部を炙り出す
4:お願いだから我輩の首輪も外してほしい
【アーカード@HELLSING】
[状態]拘束制御術式第零号開放、首輪なし
[装備]ジャッカル
[道具]支給品一式、その他不明
[思考]基本:主催を乗っ取る
1:自分が楽しけりゃいいや
2:邪魔する奴らはサーチアンドデストロイ
【脳噛ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ】
[状態]魔人、首輪なし
[装備]不明
[道具]支給品一式、魔界777ツ道具
[思考]基本:主催を乗っ取る
1:自分が楽しけりゃいいや
2:邪魔する奴らはお仕置き
628 :
全軍突撃:2009/01/12(月) 20:25:49 ID:mTXubcek
【スバル・ナカジマ@リリカルなのはシリーズ】
【状態】必死
【装備】マッハキャリバー、首輪@パロロワの代わりにSMプレイの首輪
【道具】支給品その他不明
【思考】基本:ネウロかアーカードと恋愛フラグを立てたい
1:カップルを発見したら女のほうを重点的に殺す
2:ウホッいい男…(ネウロとアーカードのこと)
3:ネウロとアーカードの言うことは聞く
「イリヤは俺の嫁!今のうちにピーーーーしたるわああああああ!」
「んなもん入るか!無理無理無理無理ぃぃ!うぅ…うあああああああああああ」
【一日目・午後23時50分/アメリカ】
【バーサーカー@Fate/stay night 】
[状態]:超ロリコン、
[装備]:地対空ミサイルテポドン
[服装]:うさみみ装備、あとは裸
[思考]基本:全てのロリっ娘をピーーーーする。
1:セイバーもピーーーーしてやるぜ!ふひひひ…
【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/stay night 死亡確認】
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命ずる。お前達は我が性奴隷となれ!!」
「イエス・ユア・マジェスティ!」
「オール・ハイル・ルルーシュ!」
【ロリカード@HELLSING外伝】
[状態]ロリっ娘、性奴隷
[装備]紅蓮聖天八極式、パニッシャー
[道具]支給品一式、その他不明
[思考]基本:ルルーシュ様に仕える
1:ルルーシュ様に危害を加える者はサーチアンドデストロイ
【篠崎咲世子@コードギアス】
[状態]性奴隷
[装備]ガウェイン、フレイヤ
[服装]スクール水着
[思考]基本:ルルーシュ様の欲求を満たす
1:ルルーシュ様こそ世界を支配するべき人間である
皇帝シャルルはロリを求めた
シュナイゼルはSМ
私は奴隷
「だから…」
「俺はいかなる性癖を持つ人間であろうとも差別されない世界を創り上げる!」
【ルルーシュ@マルチジャンルバトルロワイアル】
[状態]現人神
[服装]スキンヘッド
[道具]空中要塞ダモクレス
[思考]基本:世界を支配し、いかなる性癖を持つ人間であろうとも差別されない国家を創り上げる
1:性奴隷達といちゃいちゃする
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命ずる。お前達は我が性奴隷となれ!!」
「イエス・ユア・マジェスティ!」
「オール・ハイル・ルルーシュ!」
【一日目・午後23時50分/アメリカ】
【ロリカード@HELLSING外伝】
[状態]ロリっ娘、性奴隷
[装備]紅蓮聖天八極式、パニッシャー
[道具]支給品一式、その他不明
[思考]基本:ルルーシュ様に仕える
1:ルルーシュ様に危害を加える者はサーチアンドデストロイ
【篠崎咲世子@コードギアス】
[状態]性奴隷
[装備]ガウェイン、フレイヤ
[服装]スクール水着
[思考]基本:ルルーシュ様の欲求を満たす
1:ルルーシュ様こそ世界を支配するべき人間である
皇帝シャルルはロリを求めた
シュナイゼルはSМ
私は奴隷
「だから…」
「俺はいかなる性癖を持つ人間であろうとも差別されない世界を創り上げる!」
【ルルーシュ@マルチジャンルバトルロワイアル】
[状態]現人神
[服装]スキンヘッド
[道具]空中要塞ダモクレス
[思考]基本:世界を支配し、いかなる性癖を持つ人間であろうとも差別されない国家を創り上げる
1:性奴隷達といちゃいちゃする
「主人公になりてええええええええええ」
ワルイージはそう叫ぶと、自分を主人公にしてくれそうなゲーム会社を探すことにした。
【一日目・午後23時55分/アメリカ】
【ワルイージ@マリオテニス64】
[状態]ハイテンション
[装備]テニスラケット、テニスボール×5
[思考]基本:主人公になる
1:主人公になるためには手段を選ばない
636 :
太古との邂逅:2009/01/13(火) 02:34:57 ID:OETepOCW
「この釣り場は小物しかおらへんな〜」
「仕方があるまい。このあたりは遠浅であまり大きな生物はいないようだしな。」
そんな相方の言葉を聞きつつ、竿を戻す。
ふむ、またサハギンか。確かに小物ばかりだ。
釣り上げたところを襲い掛かってくる前に矢を打ち込み黙らせる。
最初に襲われた時はうっかり「偽・螺旋剣(カラドボルグ)U」で木っ端微塵にしてしまった。
やはり凛のうっかりが写ったらしい。これは危険だ、即刻伝染病認定するべきであろう。
「さっきから半漁人ばっかや。またガノトトスみたいな奴来んかな〜?」
「共感は出来るが、あのような大物そうそうそう簡単には居るまいよ。」
サハギンを銛に刺しながら話す優に相槌を打つ。
ガノトトスを釣り上げた時のような感触は滅多に味わえまい。
だとしても、釣れている魚は明らかに小物だらけだった。
しかし、何かおかしい。海の中を棲家にしているサハギンが何故このような沿岸にいるのだろうか?
「おい!大物が二匹居ったで!半漁人を食いまくっとる!!」
何だと?なるほど、サハギンはそいつから逃げるために此処まで来たということか。
ふむ、これは釣り上げるほかあるまい。
幸いにして餌は新鮮なサハギンが私と優が獲ったもので5匹程いる。
木っ端微塵となったものの肉片を餌として使うとしよう。
「いざ勝負!!」
私は竿を振り、掛かるのを待つことにした。
* * * * * * *
637 :
太古との邂逅:2009/01/13(火) 02:35:39 ID:OETepOCW
そのころ海の中では、濱口優と巨大魚が戦っていた。
その大きさは10m以上、顎の大きさはおよそ3m。
間違いなく獲物は人間であり、狩人は魚の方であった。
…相手が濱口優でなければ。
彼は、強化された己の肉体を活用し、その魚に喰らいついていった。
「(速い…しかし、こないな大物、逃がさへんで!)」
しかし、いかに相手が大きくとも、素早く動く相手では銛を当てるのは難しい。
濱口は疲れたのか、段々と動きが緩慢になっていき、遂には静止した。
次の瞬間、相手の巨大魚は容赦なく襲い掛かっていった―
* * * * * * *
「―掛かった!く、かなり強い引きだな。」
思わず出た独り言と共に私は大物を確信した。
サハギンの肉を使ったのだ、間違いなく掛かったのは報告にあった奴であろう。
しかし、ガノトトスの時ほどではないが、引きの強さが並みの魚のものではない。
次の瞬間、獲物が跳ねた。明らかに魚の頭ではなかった。あれは確か図鑑で見た―
「―クロノサウルス。太古の生物まで居ようとはな。」
まあ、どう考えても空想の生物が居たのだから別段驚きもしまい。
竿が軋み、糸は鳴る。久々の大物、逃がす手はない。
「―強化(トレース)、開始(オン)」
慣れ親しんだ言葉と共に全身を強化する。
この身は剣だが、今は竿。獲物は必ず釣り上げてみせる!
相手が段々弱ってきた。全神経を集中し一気に引き上げる―
「フィィィィィィィッッッッッッシュッッッッッ!!!!」
* * * * * * *
638 :
太古との邂逅:
「(く、来る…)」
巨大魚が迫ってくる。正直疲れてきた。
あいつは俺を食おうとするんやろな。
―なら、勝負や。次の一撃で決める。
あと少しで奴の大口が開く。
―今や!
相手が噛み付く前に下に少し潜る。
掠った肌は鮫肌というよりかはトカゲみたいなもんやった。
そいで、無防備な腹に銛を刺して、後は…
「(喰らえや!!)」
手元のボタンを押して高圧電流を流したった。
そしたらピクピクと痙攣しながら腹を向けて浮き始めた。
終わった。俺は水面に上がり―
「獲ったどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
* * * * * * *
干将莫耶でクロノサウルスを捌いていると、優の叫び声が聞こえた。
…宝具を何に使ってるんだとか言う突っ込みは無しだ。包丁では歯が立たん。
どうやら優も仕留めたようだ。こちらに向かって手を振っている。
ふむ、少し手助けをしてやろう。そう思い私は釣竿を持った。
ククク、やはり私が何をしたいか分かっていないようだな。
私は優の銛を目掛けて釣竿を振った。
見事に銛に絡まり、優のウエットスーツを引っ掛けた。アーチャーの名は伊達ではない。
そして驚く優を一気に引き上げる!
「フハハハハハハハ!!フィィィィィィィッッッッッッシュッッッッッ!!!!」
「うぉわあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」