ドラえもんのび太のバトルロワイアル

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1参加するカモさん
せっかくなので企画立ててみる
スレタイと同題の小説を今執筆中
ルールは普通のBRと同じだけど、支給武器が秘密道具って設定ね

そこでなんだけど、ちょっとおまえら協力してくれませんか
2参加するカモさん:2006/05/18(木) 16:39:43 ID:+cWZKE3R
もしあなたが>>1のような設定で戦わなければならないとき
どんな秘密道具で、どんな戦い方をしたいと思うかをちょっと書いて欲しい

例)
・オーソドックスに『空気砲』でドカンするもよし
・『のろいのカメラ』で嬲り殺すもよし
・『ムユウボウ』で寝込みを襲うなどトリッキーな手段もOK
3参加するカモさん:2006/05/19(金) 17:13:34 ID:z7eWzj+I
独裁スイッチで相手の存在を消すのは殺したことにならないかな?
4参加するカモさん:2006/05/19(金) 19:26:48 ID:yRjxtdhB
シンプルに『タケコプター』
空飛んで逃げてよし、空から石とかで爆撃してよし、背後から近づいて頚動脈の辺りでプロペラ回転させてよし…
5参加するカモさん:2006/05/20(土) 23:56:06 ID:HlHjetEy
スモールライトで小さくして踏み潰す
バイバインで武器数増やす
カンニングペンシルで喉を突き刺す
6タナカコーポレーション社長:2006/06/06(火) 21:35:48 ID:Ayr2kSls
普通にどこでもドアだろ。

背後に回り石でがつん
7参加するカモさん:2006/06/08(木) 02:21:38 ID:xO51nZjE
>>6無理だ、若干のタイムラグと開ける音が気づかれるんじゃ?

空間短縮ならロープの方がいいな
8sage:2006/06/09(金) 07:33:47 ID:YMXbNbmg
a
9参加するカモさん:2006/06/18(日) 00:29:04 ID:KePCgn9v
透明マントとヒラリマントのあわせ技とかはどうだろ

無敵ホーダイとか使えば余裕かもな
10参加するカモさん:2006/06/18(日) 10:07:55 ID:FkW4Y0Tr
イキアタリバッタリ細菌メーカーで化学兵器戦
11ミスター7:2006/08/02(水) 17:13:54 ID:dMGTUXSr
ドリームガンで眠らせてから石などでめった打ち。
または人間リモコンやタンマウォッチを使って動けなくする、後は同上
12参加するカモさん:2006/09/07(木) 09:42:47 ID:ktDJBqNs
石ころ帽子で奇襲
13参加するカモさん:2006/09/07(木) 15:40:45 ID:EiVnjksb
ジャイアンの闘争本能
14参加するカモさん:2006/09/15(金) 17:12:48 ID:jU3NADhV
もしもボックスさえあれば世界は漏れのもの♪
タイムふろしきがあれば修理が秒単位で出来るから金儲けし放題
だがタイムふろしきはバトルには不向きよ。
ケガとかなんか壊れたとかね。
15参加するカモさん:2006/09/17(日) 01:21:14 ID:QnKlLxIP
タイムマシンで過去それ自体を改変する
16ミスター7:2006/10/05(木) 14:08:17 ID:iQKyyAAe
ペンシル・ロケットで爆撃
すっぱり半分こ刀
チャンバラ刀
名刀電光丸で斬殺
ショック・ガン
空気ピストルでダメージ
正義のロープで絞め殺す
ジャンボ・ガンで撃ち殺し
熱線銃で焼き殺し
地球破壊爆弾で・・・自分もやられるか?
17参加するカモさん:2006/10/06(金) 14:09:36 ID:5xuaRoIr
>>6
漏れもどこでもドア
どうにかして首輪を外して家に帰る
親にはプログラムで優勝してきたよと嘘をつく
18参加するカモさん:2006/10/06(金) 16:50:44 ID:WyMks0Ut
規制解除まで暇だから投降してみる
先に言っとく駄文謝


2×××年
日本は22世紀を前に軍事国家となった
独裁者の為の国、独裁者の為の国民
そんな国へと変貌していた

のび太はそんな国に生まれ育ってきた
今の国には不満はあったが抵抗する人間には銃殺刑にされるのでできない
そんなのび太には友達がいる学校だけが楽しみだった・・・・
19参加するカモさん:2006/11/12(日) 16:09:19 ID:MUgikWdA
あげ
20参加するカモさん:2006/12/08(金) 21:12:51 ID:XCGNg99K
参加者枠だけど大長編やドラえもんズもアリだよな?
21参加するカモさん:2007/02/09(金) 20:30:19 ID:QIsDSbsJ
今思ったが出来杉は三村的位置ジャイアンは川田って感じだね。まあ出来杉が桐山 静香ちゃんが相馬 ジャイアンが赤松もなかなかおもろいが。
22参加するカモさん:2007/02/13(火) 05:03:50 ID:DT7Un1NG
夢の世界を壊す 同人誌最終回といいこの手のパロディは許せん
23参加するカモさん:2007/02/22(木) 09:31:07 ID:JBaifWz1
スモールライト

で、ガッ
24参加するカモさん:2007/02/22(木) 21:28:47 ID:J/W28hc2
>>23 ぬるぽ
25参加するカモさん:2007/02/25(日) 18:56:05 ID:P6NeJoHY
桃太郎印のきびだんごを食事に混入して操り人形にする
26参加するカモさん:2007/02/25(日) 20:37:54 ID:55pVjP89
おしり印のきびだんごを食事に混入して(ry

はずれ武器でウマタケとかどうだろう
27参加するカモさん:2007/03/17(土) 21:53:04 ID:tZjiZMXp
アーッ!
28参加するカモさん:2007/04/15(日) 09:14:12 ID:8iiJEClS
>>22
亀だけどパロディと原型の区別もつかない厨房乙

やってみれば面白いと思うんだが。
書き手には困らなそうだし。
29参加するカモさん:2007/04/15(日) 10:23:21 ID:DxGQVnCB
ったく
30参加するカモさん:2007/04/15(日) 10:23:53 ID:DxGQVnCB
あー規制うぜーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
31参加するカモさん:2007/04/16(月) 18:59:16 ID:4MreuItB
32参加するカモさん:2007/04/19(木) 00:28:45 ID:JLh+t8l1
以前、本で読んだが、タケコプター実際に着けると首飛ぶらしい…みんな喜んで、頭に着けてるが…セワシの未来も糞も無しに、タケコプターを渡した時が空に二つ首吹っ飛んで…最終回。TVの前の子供も絶叫。タケコプターという言葉が死語に…ドラえもぉ〜ん!
33参加するカモさん:2007/05/05(土) 21:27:58 ID:dsPTFGLj
規制早く解けないかな。
34カリメロ4号:2007/05/21(月) 23:45:43 ID:dnbuZ9l0
タケコプターで絶滅。
勝利者なし。
そして誰もいなくなった…(完)
35参加するカモさん:2007/06/21(木) 16:47:03 ID:E1X8QuIO
>>34
ドラえもんとのび太のバトルロワイアルは本日をもちまして糸冬了させていただきます。
次回から
ドラえもんのび太のカジノロワイヤル(旧)をお送りします。
36参加するカモさん:2007/08/09(木) 01:02:06 ID:Fy/MSbvR
はだしのゲンバトルロワイヤル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1186587709/
JUMP CHARACTER BATTLE ROYALE 2nd -Part.5-
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1181473569/
波平さんがバトルロワイヤルを主催するスレ
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1186384764/
新システム制漫画アニメバトルロワイアル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1180288858/
ローゼンメイデンバトルロワイヤル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1186324761/
二次創作リレーでバトルロワイアル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1184426094/
ジョジョの奇妙なバトルロワイアル第8部
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1183731158/
メカ・ロワイアル(仮)開催議論スレ
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1185952109/
サンライズバトルロワイヤル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1185898379/
2ch削除人バトルロワイヤル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1185707906/
母キャラ&美人先生キャラでバトルロワイヤル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1185721650/
マガジンキャラクターバトルロワイヤル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1185722747/
SUNDAY CHARACTER BATTLE ROYALE
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1185723420/
赤松キャラバトルロワイヤル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1185721146/
37参加するカモさん:2007/08/09(木) 01:02:56 ID:Fy/MSbvR
国会議員バトルロワイヤル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1185689688/
少年漫画でバトルロワイアル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1185650876/
サッカー日本代表バトルロワイヤル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1185637739/
戦国武将でバトルロワイヤル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1185634156/
拉致被害者バトルロワイヤル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1185036325/
駄目元でこんなバトルロワイアルを提案してみる
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1184927484/
二次元キャラ・バトルロワイアル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1184822129/
戦闘少女バトルロワイアル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1181627911/
ドラえもんのび太のバトルロワイアル
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/event/1147937544/
38参加するカモさん:2007/09/18(火) 23:55:37 ID:IvrBI5Ns
39参加するカモさん:2008/02/29(金) 19:12:38 ID:FbE3vGGK
40参加するカモさん:2008/04/06(日) 19:57:46 ID:ivKy1/qB
ガンガル
41参加するカモさん:2008/04/13(日) 14:23:16 ID:CCwLa9Jc
42参加するカモさん:2008/05/31(土) 23:19:16 ID:g71601v2
保守
43今の主催トップはこの人です:2009/01/10(土) 01:25:43 ID:FDeEqnQI
        _、‐-、, -‐z._
        > ` " " ′.<
      / " " " " ゙ ゙ ゙ ゙ \
        7 " " ",.",ィ バ ,゙ ゙ ヾ       r‐ ' _ノ
       ! " " /-Kl/ Vlバ.N     _ ) (_
       | "n l =。== _ ,≦ハ!      (⊂ニニ⊃)
      |."しl|  ̄ ,._ ∨       `二⊃ノ   ククク…
      | " ゙ハ  ー--7′       ((  ̄
      r'ニニヽ._\. ¨/           ;;     このスレはカオスロワが乗っ取らせていただくぜ……!
     r':ニニ:_`ー三`:く._           [l、   
   /: : : : : : :`,ニ、: :_:_;>      /,ィつ   まとめだ……! ttp://www23.atwiki.jp/terachaosrowa 
.   /: : : : : : : : / : : : ヽ\     ,∠∠Z'_つ 
  | : :.:.:.:.:.: . :/: : : : : : l : ヽ.   / .r─-'-っ
.   |:.:.:.:.:.:.:.:.:.,' ''" ̄: : :l: : : :l   /  ):::厂 ´
   |:.:.:.:.::.:.:.:l -─-: : /:_:_:_:_l / ̄`Y´
.   |:.:.::.:.::.::l.__: : : :/::: : : : :l/⌒ヽ: :〉
   |::.:::.::.::l: : : : : : /:::: : : : : |: : : : ゙/
44太古との邂逅:2009/01/13(火) 02:38:33 ID:OETepOCW
はっはっは、愉快痛快。優は大きな悲鳴を上げながら隣に降って来た。
何か巻き込んだ気がするが、どうせ釣り上げたサハギンが生きていたのだろう。

「もっとまともな連れ戻し方は無いんか、ボケェェェェェ!!!」
と、痛烈な一撃を喰らったが。
さて、何はともあれ後は恒例のあの一言で締めくくるとしよう。

「「クロノサウルス、獲ったどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」

【一日目・23時50分/インドネシア】

【濱口優@現実】
[状態]若干の疲労、パワー全開
[装備]改造巨大銛、ゴーグル、ウェットスーツ
[道具]木の実5種(それぞれ少量) 、サハギン、クロノサウルス
[思考]基本:アーチャーと共に世界中の魚を獲る
    1:獲ったどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
    2:とりあえず獲物を獲る!!
    3:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!
45太古との邂逅:2009/01/13(火) 02:40:20 ID:OETepOCW
はっはっは、愉快痛快。優は大きな悲鳴を上げながら隣に降って来た。
何か巻き込んだ気がするが、どうせ釣り上げたサハギンが生きていたのだろう。

「もっとまともな連れ戻し方は無いんか、ボケェェェェェ!!!」
と、痛烈な一撃を喰らったが。
さて、何はともあれ後は恒例のあの一言で締めくくるとしよう。

「「クロノサウルス、獲ったどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」

【一日目・23時50分/インドネシア】

【濱口優@現実】
[状態]若干の疲労、パワー全開
[装備]改造巨大銛、ゴーグル、ウェットスーツ
[道具]木の実5種(それぞれ少量) 、サハギン、クロノサウルス
[思考]基本:アーチャーと共に世界中の魚を獲る
    1:獲ったどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
    2:とりあえず獲物を獲る!!
    3:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!
46太古との邂逅:2009/01/13(火) 02:40:48 ID:OETepOCW
【アーチャー@Fate/stay night】
[状態]やけっぱち精神崩壊、凛のうっかり伝染
[装備]釣竿、最新式リール、釣り針、頑丈な釣り糸、三つ編みにしたピアノ線
[道具]釣りミミズ×6、釣りバッタ×5、釣りホタル×17、釣りカエル×9、ガルタイト、ノート
[思考]基本:濱口優と共に世界中の魚を釣る  
    1:フィィィィィィィッッッッッッシュッッッッッ!!!!
    2:もうゴールしても良いだろう?凛…
    3:優をからかうのも面白いな
    4:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!! フィィィィィィィッッッッッッシュッッッッッ!!!!

【サハギン@ファイナルファンタジー 死亡確認】
死因:濱口の銛×2、アーチャーの矢×2、カラドボルグU、クロノサウルスの捕食×4

【クロノサウルス@白亜紀 死亡確認】
死因:濱口の銛の高圧電流、干将莫耶で三枚に下ろされる

【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
死因:釣り上げられたクロノサウルスwith濱口優に押し潰される
47太古との邂逅:2009/01/13(火) 03:18:04 ID:OETepOCW
修正
4:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!! フィィィィィィィッッッッッッシュッッッッッ!!!!

4:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!
48それでは虐殺です:2009/01/13(火) 19:32:54 ID:vBcrHmZt
「URYYYYYYYYY!日本人は…否、全ての人間は老若男女は皆殺しです!」
そういってユーフェミア・聖天八極式は東京を地獄に変えた。


【ユーフェミア・聖天八極式@逆襲のユーフェミア】
[状態]人造人間
[装備]紅蓮聖天八極式
[道具]モンスターボール
[思考]基本:皆殺し
    1:ルルーシュは百万回殺す!
    2:主催も殺す

※ギアス教団によって死ぬ直前に改造されました。
49それでは虐殺です:2009/01/13(火) 19:40:32 ID:vBcrHmZt

【哀川潤@オールジャンルバトルロワイアル 死亡確認】
【クレア・スタンフィールド@バッカーノ 死亡確認】
【一方通行@とある魔術の禁止目録 死亡確認】
【ヤズマット@ファイナルファンタジー 死亡確認】
【野比玉子@どらえもん 死亡確認】
【ガッシュ・ベル@金色のガッシュ 死亡確認】
【ラクシャータ@コードギアス 死亡確認】
【零崎一識@戯言シリーズ 死亡確認】
【かぐや姫@竹取物語 死亡確認】
50それでは虐殺です:2009/01/13(火) 19:42:16 ID:vBcrHmZt
>>48
【一日目・23時50分/東京】
を付け足しといてください。
51参加するカモさん:2009/01/13(火) 19:48:55 ID:LQhuUk6J
そしてユーフェミアは禁止事項に二つ触れたため首輪が爆発した。

【ユーフェミア・聖天八極式@逆襲のユーフェミア 死亡確認】
禁止エリア&大量虐殺
52強者たち:2009/01/13(火) 23:46:06 ID:LQhuUk6J
メキシコの地を歩くスキンヘッドの男がいた。
彼の名は石田銀。波動球を極めんとする男である。
石田銀は波動球を極めるために強者との戦いに明け暮れていた。
そしてある日――



「百八式波動球!!!」
石田銀は自分と対峙する人物に対し、本気の百八式目の波動球を放った。
何とその人物は避けるわけでもなく、防御するわけでもなかった。
ただ百八式波動球が直撃するその瞬間までその場で仁王立ちをしていた。
波動球は周囲を吹き飛ばすように爆発して煙を撒き散らした。
手ごたえはあったのだ。そして彼は百八式波動球に自信を持っていた。
何しろ普通の試合では三十式くらいでスタンドの上の席のほうに飛ぶ威力、そして七十式くらいで地球を一周するくらいの威力。
そして百式あたりとなると、人が消滅するくらいの破壊力を持つのだ。
恐らく『奴』は跡形も無く消滅したであろう。
だがその自信はすぐに打ち砕かれることになった。

「なっ…」
撒き散らされた煙の中から奴の腕が現れた。
そして石田銀の右肩に奴の手がかかった。
石田銀は逃れようとしたかったが、奴のプレッシャーに気圧されて動けなかった。

そして煙が晴れるとさっきの百八式波動球で吹っ飛んだのか、服の無い全裸の奴が姿を表した。
奴は依然として石田銀の左肩を掴んで見下ろしていた。
彼を見下ろすその目はまさにSYURAの目であった。
(アカン…もうおしまいや…)
石田銀は死を覚悟し、自分に止めが刺されるのを待つだけであったが
奴は笑みを浮かべるとこういった。
53強者たち:2009/01/13(火) 23:47:55 ID:LQhuUk6J



「アンタ見所があるねぇ……ついて来な。」

「名前を聞かせてくれへんか…?」

「そうだねぇ…OKAMIと呼びな。」
石田銀は百八式波動球を無傷で耐えた女傑についていくことにした。
何故ついていこうと思ったのかは、変な話だが分からなかった。

【二日目・0時10分/メキシコ】

【石田銀@テニスの王子様】
[状態]かなりの疲労
[装備]テニスラケット
[道具]テニスボール、支給品一式
[思考]基本:波動球を極める
    1:強者との戦いに明け暮れる
    2:ジャイアンの母についていく。

【ジャイアンの母@ドラえもん】
[状態]健康、全裸
[装備]なし
[道具]支給品一式
[思考]基本:剛の仇をとる
    1:大暴れする
    2:自分が見込んだ奴は仲間にする
54強者たち:2009/01/13(火) 23:48:52 ID:LQhuUk6J

【ゴーレム@モンスターファーム 死亡確認】
死因:百四式波動球
【タルカス@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
死因:百五式波動球
【カイオウ@北斗の拳 死亡確認】
死因:百六式波動球
【豪鬼@ストリートファイター 死亡確認】
死因:百七式波動球
55参加するカモさん:2009/01/14(水) 11:02:12 ID:p/wRkqFE
石田銀と母が歩いていると、少年の姿を発見する。
大暴れしようとする母を制して、石田が牽制として108式波動球を放つ。
「体のどこかに当たってくれ!」
そう叫んだ少年にボールはぶつかった。
しかし彼もまた無傷であった。
石田は少しだけ自信を失った。

【二日目・0時11分/メキシコ】
【森崎@キャプテン翼】
[状態]ふつー
[装備]なし
[道具]サッカーボール、支給品一式
[思考]基本:キーパーを極める

【母と石田の状態表は>>53と同じ】
56TCBR6第7回放送:2009/01/14(水) 21:04:26 ID:HQ2bJ3WM
提示放送やりますね
57TCBR6第7回放送:2009/01/14(水) 21:59:31 ID:HQ2bJ3WM
イギリスの時間で真夜中の12時のこと、再びあの放送が聞こえてきた。

きーんこーんかーんこーん。(口でいいました)

「というわけでそろそろ第7回放送に入るわね。
 それと皆さん初めまして草薙素子です。まぁ気軽に少佐と呼んでもいいわよ。
 皆のおかげでこの殺し合いも二日目に突入しましたね。
 前置きはここまでにして早速死者の発表をやらせてもらうわよ。

前田慶次、ジョースター郷、キーボードクラッシャー、ガノトトス、刹那・F・セイエイ、ロックオン・ストラトス、アレルヤ・パプティズム、ティエリア・アーデ
大川平次渦正、流石兄弟兄者、スピン、山田伝蔵、ミカエル、土井半助、ラウ・ル・クルーゼ、ドロロ兵長、黒沢翔、柊かがみ、ハクオロ、アツコ、園崎詩音、日向冬樹、
明智光秀、名無し、ユーゼス・ゴッツォ、野比玉子、キョン子、ゆっくり霊夢、フランケン、ディアボロ、タケシ、スパイダーマン、素晴らしきヒィッツカルド、桐山和雄、
ドットーレ、江田島平八、ジノ・ヴァインベルグ、513、ルーファウス、トキ、美空ナオミ、波野ノリスケ、野比のび助、ゴルゴ13、ゆっくり魔理沙、アニマル谷口、南春香、
風間トオル、柊かがみ、ビートたけし、野村、タケシ、野比玉子、ロックマン、野比のび太、小トトロ、ジャイ子、ジャイアン、汚物は消毒だのモヒカン、メガトロン、ブッチャー、
デビルサターン6、デスブレン、妖魔ゲモン、巴武蔵、大量のビリリダマ、大量のマルマイン、シックス、電気ウナギ、タケシ、ジノ・ヴァインベルグ、ディアボロ、513、カツラ、ムックル、
吉良健作、やわらか戦車部隊、564、氷河魔人、もょもと、避難所の210、しまっちゃうおじさん、風間トオル、野比玉子、もょもと、うちはイタチ、避難所の759、範馬刃牙、虫食い、ねずみ男、
根津見、プーチンと女化の人、ジノ・ヴァインベルグ、シマリス、ハム太郎、ベーグル・ココ、ナクト・ラグナード、火炎放射器男、雨蜘蛛、テラカオス、ランサー、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、
サハギン、クロノサウルス、ディアボロ、哀川潤、クレア・スタンフィールド、一方通行、ヤズマット、野比玉子、ガッシュ・ベル、ラクシャータ、零崎一織、かぐや姫、ユーフェミア・聖天八極式、
ゴーレム、タルカス、カイオウ、豪鬼…以上。
58TCBR6第7回放送:2009/01/14(水) 22:00:53 ID:HQ2bJ3WM

前回の放送からの死者はなんと121名、大量虐殺を禁止してるのによくもまぁこんな死者がでるわね。
噂には聞いてたけど驚いたわ。
あぁそういえば大量虐殺の禁止について私から言うことがあるわ。
前回ラプゾーンとかいう主催の一員だった人が6人以上は大量虐殺ということにすると言ってたんだけど…
今からそういう線引きはなしにするわ。そんなのはカオスロワっぽくないしね。
何人殺したら大量虐殺になるのとかはそれぞれ各自で決めて頂戴。
でもまぁ2桁越したら間違いなく大量虐殺とみなされるでしょうから注意してね。
あぁそれと野比玉子、ディアボロ、タケシ、ジノ・ヴァインベルグ、513、柊かがみ
以上の6名はいくら殺してもカウントされないから大丈夫よ。
どうしても殺意を抑えられない人は上の6名を大量虐殺するように。
でもあまり自重しないと怖いお兄さんが粛清してくるから注意しましょうね。


それじゃ禁止行動について廃止と追加を発表致します。
まずは『戦闘介入の禁止』を廃止しますね。
廃止になるのがはやいけど、やっぱ殺し合いは乱入があってこそよね。
そして二つくらい禁止行動を追加しておくわ。
まずは『睡眠の禁止』つまり寝たら首輪爆発ということね。
寝たふりとか、気絶は含まないからご安心を。
そういえば集団で行動している参加者が多いわね。というわけで『見捨て逃亡の禁止』を追加するわ。
つまり仲間を見捨てて逃げたら首輪爆発ということよ。やっぱり仲間を見捨てるのはよくないわね。
ただ合意の上で見捨てるのは大丈夫です。例えば「ここは俺が食い止めるから逃げるんだー」みたいなね。
59TCBR6第7回放送:2009/01/14(水) 22:02:07 ID:HQ2bJ3WM

これらの禁止行動を会場全体に設けます。
もちろんこの殺し合いは何でもありなので、これらの禁止行動を色々工夫して無視するのは結構よ。
それと首輪を解除していい気になってる参加者もいるようだけれどこれはカオスクオリティでどうにでもなるからね。
まぁとどのつまり な ん で も あ り ということで。
それじゃまた次の放送で会いましょう。」
60TCBR6第7回放送:2009/01/14(水) 22:08:36 ID:HQ2bJ3WM
っと時間は
【二日目・0時30分/主催本部】で
61創る名無しに見る名無し :2009/01/14(水) 22:30:15 ID:JHsUPaBP
「おう!?」
ビリーヘリントンは睡眠禁止と言われた直後、
起き上がった。

「いかん…… 危ない危ない……」

【二日目・0時30分/トルコ】
【ビリーヘリントン@パンツレスリング】
[状態]寝起き
[装備]歪みねえ肉体
[道具]支給品一式
[思考]基本だらしねえ奴を成敗する。:
62受難は続くよ、何処までも:2009/01/16(金) 04:09:48 ID:XsatPK2P
「一人だったら死んでいましたわね…」
ラーミアの上で寝ていた少女はそう一人でごちた。
先程放送が始まるからと、上に跳ね上げられて起こされたのだった。
ラーミアは相変わらず優雅に飛んでいるが、少女が眠らないように風を受けるようにしていた。
「支給品に何か無かったかしら…」
彼女は眠気と疲れを吹き飛ばすために何か飲み物は無いか探すことにした。
しばらく支給品を漁っていると、瓶が一つ出てきた。
「あら?元気ドリンコですわ。…また若返りの薬じゃないでしょうね…」
元気ドリンコは疲労を一発で吹き飛ばし、ついでにスタミナも付く飲み物である。
しかし、先程若返りの薬を飲んだ苦い経験から飲むのを考えていた。
幸いにして彼女は元気ドリンコを飲んだことがあったので、確かめることにした。
「匂いは…問題ないですわね。味は…元気ドリンコの味。問題ないですわね。」
問題が無いことを確認して、彼女は一気に飲み干した。
効果覿面、疲労は無くなり彼女は活力が沸くのを感じた。

…ぐ〜〜〜〜〜〜

少しお腹が減ったらしい。
少女はラーミアに聞かれたと思い頬を染めた。
食べようかと思ったのか、鞄から肉を取り出したが、すぐに仕舞った。
どうやら冷たいのが気に食わないらしい。
次にラーミアの支給品を見た。因みに、許可は取ってある。
曰く、「デイバッグを開けるのが難しい上に、使えそうも無い。」との事だった。
開けてみると、そこにあるのはキノコだった。6本あるそれはそれぞれ9cmくらいだ。
「見たことも無いキノコですわね。解毒薬は…一応ありますわね。なら…」
食に対する好奇心が強い彼女はそのキノコを食べることにした。
「もし、程度のいい場所で下ろしてくださる?お腹がすいたので夜食にしたいですわ。」
それに対しラーミアは軽く頷き、ゆっくりと低空飛行を始めた。
「あ、街ですわ。あそこに下ろして頂戴。」
ラーミアはそれを聞いて街の外れに降り立った。
63受難は続くよ、何処までも:2009/01/16(金) 04:10:43 ID:XsatPK2P
「ありがと。何かあったら呼ぶから、空から周りを見てて頂戴?」
ラーミアが飛び立つのを見送ると、少女は辺りを警戒しながら散策し始めた。
街はほぼ無人で、閑散としていた。
どうやら住民は殺し合いが始まってから人の居ないところに散ったようだ。
その証拠に、ほとんどの窓やドアは打ち付けてある上、血の匂いや人の気配がほぼ無かった。
居るのは野良猫や山から下りてきた動物くらいのものである。
そして、一軒のブティックを見つけた。
無断で入るのは気が引けたが、結局彼女はドアを壊して入った。
中で適当な服を見つけて着替えると、彼女はブティックのすぐ傍で肉とキノコを焼き始めた。
因みに、肉焼きセットは火力が強すぎるので使っていない。
肉が温まり、キノコが程よく焼けると彼女はまずこんがりと焼けた肉を口にした。
肉を一気に食べ終えたあと、キノコを口にした。結構美味しい。
彼女は水を飲もうとペットボトルに手を伸ばした瞬間―

―ドクン

―ヒュッ

妙な感覚を憶えた彼女は事態を確認しようと立ち上がった。
すると、ストン。と着ていた服が地面に落ちて丸裸になった。
恐る恐るブティックの窓ガラスに映る自分の姿を確認する。そこに映ったのは、

「キャー!何これー!?」
64受難は続くよ、何処までも:2009/01/16(金) 04:11:43 ID:XsatPK2P
まず、目に付くのはストレートだが先が少し内側にカールした腰まである栗色の髪。
次に雪のように白い肌と綺麗に整った顔。
そして、ほんの申し訳程度に膨らんだ胸とスリムな体。
…早い話がロの字御用達の人である。
慌ててラーミアの鞄を少し探すと、説明書きがあった。そこには、

「年の数茸:食べると大きさどおりの年齢になる。10cmなら10歳、20cmなら20歳など。」

「何て事ですの…この説明書きさえ読んでいればこんなことには…」
しかも、全部焼いてしまったのでもうキノコは生長しない。
悩んでいても仕方無いのでもう一回ブティックで服を探すことにした。

「こんなのしかないのでは、仕方ないですわね…」
白いゴスロリドレスを着て外に出て行くとそこには…

「フフフ…貴女、可愛いわね〜思わず襲いたくなっちゃうくらい…」
焼かれた年の数茸とその説明書きを持った柊かがみが居た。
その眼はかなり血走っていて、少女の脳裏に警報を鳴らした。ただし、貞操の危機の。
「い…嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
彼女は脱兎のように駆け出した。
途中でかがみを巻くようにしながらデイバッグと武器を抜け目無く回収しながら。
「逃がさないわよ〜絶対に捕まえて×××してやるから!!」

…少女の受難は続く。
65受難は続くよ、何処までも:2009/01/16(金) 04:12:24 ID:XsatPK2P
【二日目 午前0時45分/ドイツ】

【食道楽を究めた貴婦人@モンスターハンター ポータブル 2ndG(以下MHP2G)】
[状態]健康、腹八分目、パニック 、見た目9歳
[装備]シエロツール、覇滅弓クーネレラカム@MHP2G、
   ムックルの毛皮で作ったマント、白ゴスロリドレス
[道具]肉焼きセット、桃太郎印きび団子、その他
[思考]基本:様々な肉を食べる
     1:次の得物を捜す
     2:料理が上手い人を捜す
     3:目の前の変態から逃げる
     4:助けてラーミア!!!

【ラーミア@ドラゴンクエストV】
[状態]洗脳、健康
[装備]無し
[道具]不明
[思考]基本:食道楽を究めた貴婦人に従う
     1:こ、これは大変!!
     2:…?何かおかしいような気がする??

【柊かがみ@らき☆すた】
[状態]ガチレズ、変態仮面、ロリ、外道、爆発寸前
[装備]不明
[道具]支給品一式、9cm年の数茸×5
[思考]基本:気に入った奴を×××する
     1:とりあえず眼の前の奴を×××する
     2:気に入ったのはこのキノコでロリにして倍楽しむ
66枯れ果てた砂漠に雪が降る:2009/01/16(金) 22:00:48 ID:K+9WKSS+
クレス・アルベインは歩いていた。
全世界で行われている馬鹿げた殺し合いを止めるために。
前に仲間が3人死んでしまったけど、それでもクレスは諦めない。
長時間エジプトの砂漠を歩いているけれども彼は諦めない。

「いい洒落を考え付いたぞ。でもどうしてこんなときに思いつくんだろう…
しかも僕にはもう仲間もいない…洒落を聞かせてあげられる仲間も…」
そしてクレスは仲間の残していった支給品に拡声器があるのを見つける。
「あぁなるほど…これを使えば遠くにいる人にも僕の洒落のネタを聞かせてあげられることができるぞ!
さて、こうなったらすぐ行動だ。殺伐した殺し合いの中にも笑いを振りまいてやろう!!」
そしてクレスは拡声器を構え息を思い切り吸い込み…吐き出す

『北海道はでっかいどぉぉぉぉぉぉ(北海道)!!
 シンが死んだ(シンだ)!!
 アーチャーが死んだ!!あっちゃ〜(アーチャー)!!
 …………!!
 …………!!
 …………!!
 …………!!
 …………!!
 …………!!
 …………!!』

そしてアフリカ地方のところどころで大雪が確認された。

67枯れ果てた砂漠に雪が降る:2009/01/16(金) 22:02:54 ID:K+9WKSS+
【二日目 午前1時/エジプト】

【ダオス@テイルズオブファンタジア 死亡確認】
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
【カイリュー@ポケモン 死亡確認】
【恋@マルチジャンルバトルロワイヤル 死亡確認】
【Drエッグマン@ソニックシリーズ 死亡確認】
【ヴァン・グランツ@テイルズオブアビス 死亡確認】
【織田信長@鬼武者 死亡確認】
【シグマ@ロックマンXシリーズ 死亡確認】
【タケシ@ポケモン 死亡確認】
【513@現実 死亡確認】
【もょもと@ドラゴンクエスト 死亡確認】
【越前ラオウ@テニスの覇王様 死亡確認】
【マスクド竹之内@魁 クロマティ高校 死亡確認】
【ジノ・ヴァインベルグ@コードギアス 死亡確認】
【多丸圭一@ハルヒシリーズ 死亡確認】
【ギャル夫@2ch 死亡確認】
【モハメド・アヴドゥル@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
【ハセヲ@.hackシリーズ 死亡確認】
【校長先生@ファンタCM 死亡確認】
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
【スクアーロ@リボーン 死亡確認】
【スクアーロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
【安藤@賭博黙示録カイジ 死亡確認】
【ヴァタ子@マリグナントバリエーション 死亡確認】
【チーズ@ドラえもんエターナル 死亡確認】
【ナナメギコ@NANAME CITY 死亡確認】
【スピン@無敵鉄姫スピンちゃん 死亡確認】
【由美子@クロスファイア 死亡確認】
死因:ダジャレという名のエターナルフォースブリザード
68枯れ果てた砂漠に雪が降る:2009/01/16(金) 22:03:19 ID:K+9WKSS+


【松田@ダウンタウン 死亡確認】
死因:笑い死に

【クレス・アルベイン@テイルズオブファンタジア 死亡確認】
死因:大量虐殺

※アフリカ地方の天気が大雪になりました
69ごろごろ死体:2009/01/18(日) 17:42:20 ID:ubUsGyxN
「「「♪ごーろごーろしーたいー」」」

ズガン!!

「動かず、闘わず、ただ歌っているだけか? 何もせずに助かる程バトロワは甘くないのだよ」


【二日目・午前1時30分/イラク】

【ルーファウス@FF7】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式その他不明
[思考]1:いつも通りに動く
2:大量虐殺したような気がするが、たぶん気のせいだろう


【マリナ・イスマイールと子供たち@機動戦士ガンダム00 死亡確認】
70エアー:2009/01/20(火) 20:52:41 ID:87bs8aIm
私は1期では目立ってたけど、2期でフェ(ry)と外見が被るからって理由ですずかよりも空気キャラにされて、
 3期ではとうとうリストラよ!?なっとくいかないわ!」

「他の十刃が戦ったり死んだりしてるのに、俺だけは長い事出番すらもらえねえ!納得できねえ!」

「私達はさながら背景ですぜ…」

「こうなったら空気キャラ以外は全員殺してやるわ!」

「おうよ!まずは俺のゴンズイで近辺の奴達の魂を吸い取って殺してやるぜ!」

ヤミーはそう言い口を開けると、ヤミーの口の中に白い煙のような物が入っていった。
すると近くにいた、何人かの人間が倒れていく。

「ぷっはー!クソまじぃ」

「当たり前よ。空気じゃないキャラの魂なんて美味いわけないじゃない」

「とりあえずさっさと次行って空気じゃないキャラを殺しに行くぜ!」

3人の空気キャラは、空気じゃないキャラを根絶やしにするために動き出した。
しかし3人は気付いていない。
今殺した者達が、実は3人と同類である空気キャラだったという事を。
71エアー:2009/01/20(火) 20:54:11 ID:87bs8aIm
【二日目・午前1時30分/ドイツ】

【アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのはシリーズ】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式
[思考]1:空気キャラ以外は皆殺し

【日下部みさお@らき☆すた】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式
[思考]1:空気キャラ以外は皆殺し

【ヤミー@BLEACH】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式
[思考]1:空気キャラ以外は皆殺し

【葛城みかん@レンタルマギカ 死亡確認】
【白鐘沙羅@ギャルゲロワ 死亡確認】
【北川 潤@Kanon 死亡確認】
【天堂真弓@原作バトルロワイアル 死亡確認】
72もう俺は疲れた:2009/01/20(火) 21:56:02 ID:xsZ3sPZn
「お前らみたいな大量虐殺厨がいると迷惑なんだよ、死ね。」
大量虐殺厨は用心棒の削除攻撃を喰らって消滅した。

「あ〜もう疲れたよ、編集するのも。こうなったら俺は…カオスロワ(世界)をぶっ壊す。」
こうして1人のwiki編集者の戦いが始まった

【二日目・2時/中国】

【用心棒@wiki編集者】
[状態]健康
[装備]スペツナズナイフ
[道具]支給品一式
[思考]基本:もう俺は疲れた
    1:カオスロワという世界をぶっ壊す
    2:大量虐殺野朗と書き手は抹殺対象
※【特殊能力・編集】
あらゆる事象を編集する能力

【前スレの高嶺響の人@現実 死亡確認】
【66@現実 死亡確認】
【避難所の773@現実 死亡確認】
死因:削除
73参加するカモさん:2009/01/21(水) 10:39:46 ID:eQc33mMJ
「というわけで先ずはお前からだ、Zキョン子!」
用心棒はZキョン子を削除した。

【Zキョン子@主催 死亡確認】
【草薙素子@主催 死亡確認】
【タチコマ@主催 死亡確認】
【母書き手@書き手 死亡確認】
【男6/@書き手 死亡確認】
【女6/@書き手 死亡確認】
【692@書き手 死亡確認】
【プーチンと女化書き手@書き手 死亡確認】
死因:用心棒に消される
【骸@主催 死亡確認】
【ラプソーン@主催 死亡確認】
【やわらか戦車@主催 死亡確認】
【ピカチュウ@主催 死亡確認】
死因:キョン子に暗殺されていた。
74荒らしに生きる価値は(ry:2009/01/21(水) 15:34:56 ID:F4EfIHjl
士郎「というのは…?」
ドナルド「却下☆」

【さっき死んだ奴ら@いろいろ 死亡は誤認】
75参加するカモさん:2009/01/21(水) 19:46:15 ID:eQc33mMJ
「というわけで先ずはお前からだ、Zキョン子!」
用心棒はZキョン子を削除した。

【Zキョン子@主催 死亡確認】
【草薙素子@主催 死亡確認】
【タチコマ@主催 死亡確認】
【士郎@らきry 死亡確認】
【ドナルド@らきry 死亡確認】
【母書き手@書き手 死亡確認】
【男6/@書き手 死亡確認】
【女6/@書き手 死亡確認】
【692@書き手 死亡確認】
【プーチンと女化書き手@書き手 死亡確認】
死因:用心棒に消される
【骸@主催 死亡確認】
【ラプソーン@主催 死亡確認】
【やわらか戦車@主催 死亡確認】
【ピカチュウ@主催 死亡確認】
死因:キョン子に暗殺されていた。
76無限ループですね、わかります。:2009/01/21(水) 21:18:22 ID:hTDOX7QI
ドナルド「またお前か」

【さっき死んだ奴ら@いろいろ 死亡は誤認】
77TCBR6第8回放送:2009/01/22(木) 00:21:07 ID:85PkE+xW
きーんこーんかーんこーん。(口でいいました)

「第8回目の放送よ。
 本当はもっと後にやる予定だったんだけど…
 どっかのアホタレのせいでこんなはやくやることになっちゃったのよ。
 それじゃあ死者の発表を始めます。

 死者はとりあえずいっぱいおっぱい僕元気♪以上。」

「ちょっと待ってよ少佐。いくらなんでも適当すぎじゃない?」

「キョン子ちゃんそんなことは気にしちゃだめよ。どうせ死んだのはどうでもいいズガン要員ばっかだし。
 野比玉子症候群でもないのに死んだはずのキャラが死んでるし。もう意味分からないわ。
 私に文句言われても仕方ないでしょうよ。というわけで禁止事項の廃止や追加もなし。
 と、その代わりといってはなんですけど、放送後テキトーに参加者の首輪を爆破しますのでよろしく。

 じゃあ引き続き殺し合い頑張ってくださいね。」

【二日目・2時/主催本部】

【用心棒@wiki編集者 死亡確認】
死因:首輪爆発
78参加するカモさん:2009/01/22(木) 11:56:51 ID:HVzaNlgR
ザジ「私、ネタないし他殺でもしとくか」ズガン

【ザジ・レイニーディ@ネギま】
[状態]健康
[装備]ズガン銃
[道具]支給品一式
[思考]基本:私、ネタがないので他殺でもしとくか

【ネギ・スプリングフィールド@ネギま 死亡確認】
79光あれ:2009/01/23(金) 15:20:09 ID:z4J2vCyE
かみ「やっときましたね。おめでとう! このしんせいカミスロワを かちぬいたのは きみたちがはじめてです
01「カミスロワ?
かみ「わたしが しゅさいする そうだいな スケールの バトロワです!
02「どういうことだ?
かみ「わたしは へいわなカオスロワに あきあきしていました。 そこでカオスロワのしゅさいしゃをころしたのです
04「なに かんがえてんだ!
かみ「カオスロワは せかいをみだし おもしろくしてくれました。
だが それもつかのまのこと カオスにもたいくつしてきました。
03「そこで カミスロワ‥か?
かみ「そう!そのとうり!! わたしは たいりょうぎゃくさつを する ヒーローが ほしかったのです!
01「なにもかも あんたの なぐさみものだったわけだ
かみ「なかなか りかいが はやい。 おおくの モノたちが ヒーローになれずに きえていきました。
しすべき うんめいをせおった ちっぽけなそんざいが あっさりズガンされていく すがたは
わたしさえも かんどうさせるものがありました。
わたしは このかんどうを あたえてくれた きみたちにおれいがしたい!
どんなのぞみでもかなえてあげましょう
02「おまえのために ここまできたんじゃねえ!よくもおれたちを みんなをおもちゃにしてくれたな!
かみ「それが どうかしましたか?すべては わたしが つくった モノなのです
01「おれたちは モノじゃない!
かみ「かみに ケンカをうるとは‥‥どこまでも たのしい ひとたちだ!
どうしても やるつもりですね これも いきもののサガか‥‥
よろしい しぬまえに かみのちから とくと めに やきつけておけ!!
80光あれ:2009/01/23(金) 15:21:25 ID:z4J2vCyE
【二日目・午前4時/主催本部】

【かみ@魔界塔士サ・ガ】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式その他不明
[思考]1:これも いきもののサガか‥‥

【01〜04@魔界塔士サ・ガ】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式その他不明
[思考]1:おれたちは モノじゃない!
2:せめて なまえを つけてほしい

【Zキョン子@主催 死亡確認】
【草薙素子@主催 死亡確認】
【タチコマ@主催 死亡確認】
死因:かみに殺された

【その他の参加者全員@カオスロワ 死亡確認】
死因:01〜04に大量虐殺された
81カオスロワ終焉宣言(ED):2009/01/23(金) 15:47:13 ID:NoOUU88x
 01〜04はかみを倒した。
が主催である赤木しげるを殺していなかったため、
彼らは首輪を爆破された。

【かみ@魔界塔士サ・ガ 死亡確認】
死因 撃退
【01〜04@魔界塔士サ・ガ 死亡確認】
死因 禁止事項に該当

アカギは主催者であるがカオスロワの唯一の生存者、
つまり優勝者となった。

アカギは優勝商品に『死者復活のない世界に飛ばしてほしい』
と言った。

そしてアカギは、一部の記憶を失ったが、
復活が無い一発限りのロワ世界、
らき☆ロワに参加する事になった。

【赤木しげる@アカギ らき☆ロワに転送確認】

こうして6度続いたカオスロワは終わった。
いやそれともまだ始まってすらいなかったのかもしれない。

カオスロワ6期 終了
82という話だったのさ:2009/01/23(金) 18:35:38 ID:canuOrEL
「というのはどうかな?」
「いいんじゃない? でもハンバーガー2個分かな☆」
「厳しいなぁ・・・・・・」
そこには創作活動に勤しむ士郎とドナルドの姿があった。
もちろん殺し合いなんで空想の出来事で実際は起きてないよ
83参加するカモさん:2009/01/23(金) 19:11:58 ID:rc9fDvBI
「いっその事自分達がカオスロワを主催して話を作ると言うのはどうだ?」
「いいね、マクドナルド店舗4つ分かな☆」
士朗はドナルドと共謀してカオスロワ6期を続けた。
84参加するカモさん:2009/01/23(金) 19:41:17 ID:canuOrEL
「それなら私達も協力しよう」
「アカギも連れ戻してきた」
「・・・・・・まあいい」
死んだと思われた旧6期主催の一部も復活した。
85とりあえず小ネタ投下:2009/01/24(土) 22:25:30 ID:XE48Ubma
「さてちゃくちゃくと始めるとするか」
青いツナギを着た体格の良い男が、ツナギのファスナーをいじりながら立ち上がる。
「次は貴様が相手か」
立ち上がる男を見下ろす者は更に大柄な男。
青いツナギの男も身長は高いほうなのだが、
彼を見下ろす肉食獣のような巨体の前にはまるで子供のように小さく見えてしまう。
だがツナギの男は別に目の前の大男に見せるものは恐怖ではなく好奇。
彼の視線は男の顔、胸、腕、足、股、その肉体のありとあらゆる場所を舐め回すような目つきで見ていた。
そして彼は言い放つ、宴の合図を。

「や ら な い か」

「闘らないかだと? 面白い・・・・・・俺を倒してみろぉぉぉぉぉ!!!」

86とりあえず小ネタ投下:2009/01/24(土) 22:31:16 ID:XE48Ubma
【2日目・1時/サバンナ】
【阿部さん@くそみそテクニック】
[状態]健康
[装備]己の肉体
[道具]支給品一式
[思考]基本:男狩り。女は基本無視
   1:目の前の男を掘る

【範馬勇次郎@範馬刃牙】
[状態]健康
[装備]いらない
[道具]支給品一式
[思考]基本:闘争を楽しむ
   1:目の前の男と闘う
87二人の嫁:2009/01/26(月) 16:35:02 ID:bxDrYprl
「根 暗 と 申 し た か。」

ディアボロモンがシレンの胸倉をつかみそう言った。
シレンは胸倉を掴まれているのにも関わらず不敵な笑みを浮かべる。

「ああ言ったよ。てめーのところの長門は根暗ってなぁ…本当のことだろ?
 いつも家に閉じこもって本読んでるんだろ?根暗以外の何者でもないだろ?」
「んだと…?それを言うならお前のところのハルヒだって池沼だろうが…
 何が現人神だよ。そんなことをいうハルヒの脳が神(笑)だろうが。」
「ハルヒが池沼だと…?訂正しやがれディアボロモン。」
「そっちが有希を根暗って言ったことを先に訂正すればしてやるよ。」

「そうか、今はカオスロワ。殺し合いで決着つけてやろうじゃねぇか。」
「上等だよ。俺は有希のチートで強化されてんだ…お前には負けないよ。」
「俺だってハルヒのチートで強化されてんだ…勝てると思うなよ?」
「ならばこの戦いでどっちのチートが優秀か分かるよなぁシレン?」
「よし、2人の拳で語り合おうや。」

「めんどくせーなぁ…喧嘩は止めてくれよ…」

2人の険悪なムードにシカマルが割って入る。
続けてミュウツーも2人を制止しようとする。

「シカマルの言うとおりだ。今は仲間割れしている場合ではない。
 この殺し合いもう二日目…犠牲者はゆうに500を超えている。
 そろそろこの二日目でこの殺し合いと決着をつけないといけないんだぞ…
 お前ら分かって…」

「「五月蝿い!!!」」

88二人の嫁:2009/01/26(月) 16:36:24 ID:bxDrYprl
その時…
ディアボロモンの爪による攻撃がシカマルの頭をミンチにし、
シレンの剣による斬撃がミュウツーの首を切断した。
頭を失ったシカマルとミュウツーはそのまま地面へ倒れ、
しばらく痙攣を起こした後、動かなくなった。


「さて、邪魔がいなくなったなディアボロモン。」

「そうだな、じゃあもう始めようか…」

ディアボロモンが臨戦態勢に入り、
シレンが剣を構える。


「「行くぞ!!!!!!!!!」」


長門のチート力を受け継いだディアボロモン、
ハルヒのチート力を受け継いだシレン…
2人の戦いのゴングは今、鳴ったのであった。

89二人の嫁:2009/01/26(月) 16:38:31 ID:bxDrYprl

【二日目・3時/ギリシャ】

【シレン@風来のシレンシリーズ】
[状態]Lv99、HP999/999、、力99/99、、満腹度200/200、首輪無し
[装備]秘剣カブラスギ+99(金、三)、ラセン風魔の盾+99(金、と)(それぞれ追加効果不明)、罠師の腕輪、転ばぬ先の杖
[道具]大量の復活草、大量のデイパック(全てにアイテムが入っている)、リポビタンD、支給品一式×2
[思考]基本:ハルヒを復活させてまた一緒に冒険する
      1:ハルヒを池沼呼ばわりしたディアボロモンを退治する
    2:俺たちの戦いを邪魔する奴も退治する
      3:打倒主催?知るかヴォケ!!

【ディアボロモン@デジタルモンスター】
[状態]真ゲッター1の羽が生えたので飛行可能、物を手で持てる、身体能力少し低下、首輪無し
[装備]バトルアックス@ドラゴンクエストシリーズ、結婚指輪付きネックレス
[道具]主催の名簿、支給品一式
[思考]基本:暗黒長門と再会する
1:暗黒長門を根暗呼ばわりしたシレンを消す
2:俺たちの戦いを邪魔する奴も消す
3:打倒主催?知るかヴォケ!!

【奈良シカマル@NARUTO 死亡確認】
【ミュウツー@ポケットモンスター ミュウツー我ハ此処に有リ 死亡確認】
90まあ分岐で完結になってるんだけどさ:2009/01/29(木) 00:53:14 ID:WehOHtXp
「絶望した!ED迎えても次期になって続くカオスロワに絶望した!」
今更になって宣言する男がいた。
なお、彼は5期で即効壊滅したふえ科の再建をすることにした

【糸色望@絶望先生】
[状態]健康
[装備]無し
[道具]支給品一式
[思考]基本:ふえ科の再建
1:ジャガーとかじーさんとか首領パッチとか探す
91名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/30(金) 23:39:14 ID:YZEDLMY9
一方そのころプーチンと女化書き手は
ソマリアで南斗聖拳をマスターした。
そして一言叫ぶ。

「誰かいないのかー!?」

【3時30分/ソマリア】

【プーチンと女化書き手@カオスロワ】
[状態]:健康 プーチンの力 南斗聖拳(全聖拳マスター)   
[装備]:スーツ 暗殺用針 
[道具]:水と食事
[思考]基本:カオスロワの繁栄を願う
1:誰かを探す。
2:6/氏と母書き手氏に会ってアドバイスを貰う
92魔眼の使い道:2009/02/01(日) 19:28:02 ID:x5HP2rgR
「・・・目が覚めちまった。」
「ですが、首輪が無くなりよかったではないですか。」
目に涙を浮かべる千秋をアンデルセンがたしなめた。
「さて、首輪もはずせたし、これからどうしようかしら。」
首輪をはずしてもまだ油断することは出来ない。いつ襲撃されるかもわからないのだ。
「センサーを見る限り、近くに敵はいないようだ。」
『軍曹殿。』
次の方針を話あっていると、いきなりアルが話かけてきた。
「どうしたアル。」
『近くの洞窟から電波を感じます。しかしこの電波が何かおかしいのです。』
「なにがおかしい?」
『日本全体に発信させている、つまり首輪を起動させる電波なのですが、種類が少し違うのです。』
宗助は顔の気ぐるみをとり、全員に聞こえるようにした。
『つまり主催者達と関係ない、ゲームに参加していない第三者の可能性があります。』
唖然とする一同を無視してアルは更に続ける。
『そしてここはブラジル、前回の戦いの舞台である日本から地球上最も離れている場所です。つまり』
「前回の主催者側の施設、あるいは大切なものの隠し場所かもしれないのね。」
『肯定。』
「こころあたりはあるな。」
千秋にはこころあたりがあった。前回主催者たちはテラカオスを抑える為、荒木やアナゴなど様々な人を改造していた。ここにそれに使われた施設があってもなんの不思議も無い。
「とりあえずいってみようぜ。ここにいるよりはよっぽどいい。」
式がそういうと一同は歩き始めた。
93魔眼の使い道:2009/02/01(日) 19:28:41 ID:x5HP2rgR
「さて、どうしたものかしら・・・。」
凛は頭を抱えていた。その悩みの原因は今回の禁止行為である。
「まさか睡眠の禁止なんてね・・・。」
テラカオスとランサー達を退きなんとか千秋は取り戻せた。しかし疲労、特に千秋と冬馬の疲労はかなり溜まっていた。このままでは寝てしまう恐れがある。
「宗助、なんかわかった?」
「アルが言うには、この首輪は無理にはずそうとすると爆発するらしい。はずすにはこれの設計図と工具が必要だ。」
一同はまた考え始めた。このままでは千秋と冬馬が危ない。
「・・・なあ。」
「?どうしたの式。」
いままで黙っていたしきが残りの支給品である果物ナイフと手鏡を取り出した。
「宗助、つまり無理に破壊しないのなら首輪は爆発しないんだな。」
「肯定だ。だが工具も設計図もないぞ。」
「まあ見ていろ。この鏡で俺の首を映してくれ。」
そういうと式は自分の首にナイフを突き立てた。
「式!?」
冬馬が急いで崩れ落ちた式を支えた。彼女の首には一滴の血も出でおらず、代わりに崩れ落ちた首輪が地面に落ちていた。
「あなたまさか、首輪の綻びだけを・・・」
「ああ。前に他人の体内の病気だけを殺したことがあってな。これぐらいなら何とかなる。」
式はすぐに立ち上がると果物ナイフを構えた。
「今から首輪をはずす。急いで並んでくれ。」
94魔眼の使い道:2009/02/01(日) 19:30:17 ID:x5HP2rgR
【二日目・午前1時00分/ブラジル】

【アレクサンド・アンデルセン@ヘルシング】
[状態]:超若本、血まみれの神父服着用、傷は再生中 、首輪なし
[装備]:金属バット、鉄パイプ、ゲイボルク(ランサーから回収した)
[道具]:支給品一式
[思考]基本:千秋とともに罪を償う。
   1:できればアーカードと決着をつけたい
   2:千秋につき従う
   3:光龍である千秋を守ろう、ついでに他の仲間も守ろう
   4:テーマソング『天罰のアンデルセン伝説(仮名)』を創作することも忘れない
   5:洞窟に向かう。
   ※園長先生@クレヨンしんちゃんに殺人鬼だと誤解されてます。 もしかしたら他にも誤解されているかも知れません。

【両儀式@空の境界】
[状態]:健康、首輪なし
[装備]:刀、果物ナイフ、手鏡
[道具]:支給品一式
[思考]基本:仲間探す
   1:とりあえず千秋たちと行動する。
   2:洞窟に向かう。



【遠坂凛@Fate/stay night】
[状態]健康、首輪なし
[装備]拳銃
[道具]支給品一式、他不明
[思考]基本:殺し合いを止めさせる
    1:千秋、アンデルセン、冬馬、式、相介と行動
    2:洞窟に向かう。
95魔眼の使い道:2009/02/01(日) 19:32:41 ID:x5HP2rgR
【遠坂凛@Fate/stay night】
[状態]健康、首輪なし
[装備]拳銃
[道具]支給品一式、他不明
[思考]基本:殺し合いを止めさせる
    1:千秋、アンデルセン、冬馬、式、相介と行動
    2:洞窟に向かう。
    ※式の魔眼に気づきました。

【南冬馬@みなみけ】
[状態]健康、少年物の服、首輪なし、疲労(中)
[装備]チェーンソー、ワルサー
[道具]食料一式、その他不明、トウマ(@スパロボ)のデイパック
[思考]基本:殺し合いには乗らない
   1:千秋、アンデルセン、凛、式、相介と行動
   2:洞窟に向かう。

【相良相介@フルメタル・パニック!】
[状態]健康 、首輪なし
[装備]ポンタ君スーツ(アル付き)、ショットガン
[道具]食料一式
[思考]基本:殺し合いには乗らずに仲間とかなめを探す。
   1:千秋、アンデルセン、冬馬、凛、式と行動
   2:洞窟に向かう。
   3:ふも、ふもっふ。
96魔眼の使い道:2009/02/01(日) 19:33:13 ID:x5HP2rgR
【南千秋@みなみけ】
[状態]:健康、光龍に変身可能、言峰に嫌悪感 、首輪なし、疲労(中)
[装備]:拳銃(スパイダーマからルート)
[道具]:支給品一式×2
[思考]基本:殺し合いを終わらせて罪を償う
   1:洞窟に向かう。
   2:首痛い・・・。
   3:言峰死ね。
※言峰の言葉を信じていませんが、信頼出来る者からおなじことを言われたら信じるかもしれません。

洞窟の入り口に設置しておいた監視カメラを見るとそこには首輪を解除した参加者が六人ほどいた。
ならば語ってあげるとしよう。この戦いの裏側を。この戦いの真実を。僕のかわりにこの戦いを終わらせてもらう為に。
「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛!」
男は機械で割った卵を使った卵かけご飯を食べていた。

【二日目・午前1時20分/ブラジルnの洞窟(禁止エリア)内】

【フグ田マスオ?@サザエさん?】
[状態]健康?、第五期とは別人格
[装備]不明
[道具]全自動卵割り機、卵かけご飯、その他不明
[思考]基本:首輪を解除した参加者六人にこの戦いを終わらせてもらう
   1:真実を語る。
   2:びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛!
97魔眼の使い道:2009/02/01(日) 19:35:48 ID:x5HP2rgR
作者です。最初のやつと二つめのやつの順番は逆です。編集してくださる方はお願いします。
98ぶっちぎるんじゃー:2009/02/01(日) 21:53:02 ID:CtXgHGCH
ドイツを歩く背景三人組。
空気キャラに出番という光を与えるために3人は協力することを誓ったはずだった。
だが、これはパロロワ。そんな誓いも一瞬で破られることになる。

「っざけんじゃないわよ…」
「あ?どうした?」
「ふざけんじゃないわよって言ってんのよ!!」

パララララララララララララララッ

アリサは突然仲間であるヤミーをサブマシンガンで射殺したのだ。
みさおは仲間であるアリサの行動に戸惑いを隠せないでいた。

「最近本編に登場しちゃってるじゃない!!
 しかも何あのあたかもかませ以上のような登場の仕方!!
 この裏切り者っ!!」
「おいアリサ落ち着けよ…」
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいっ!!」

みさおがアリサを宥めようとするが効果はなく、
アリサはサブマシンガンでヤミーの死体を甚振った後、みさおに向ける。

「え…ちょっとアリサお前冗談はやめ…」
「アンタだって某動画サイトで人気じゃない!!
 キャラソンだってソロで出てるしアンタが背景?
 ふざけるんじゃないわよ!!」

パラララララララララララララララララッ

そしてアリサはみさおもサブマシンガンで射殺する。

99ぶっちぎるんじゃー:2009/02/01(日) 21:53:31 ID:CtXgHGCH
「やっぱり背景キャラとして一番信用できるのはあの人しかいないわよね。」

アリサは懐からカードを一枚取り出す。

「マジックカード死者蘇生!!」


アリサが叫ぶと空から光が一閃降り注ぐ。
そしてそこにいたのは某漫画の空気キャラ…
デコであった。

「あやのさん!!一緒に空気じゃない奴らを殺しに…」
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

アリサがあやのに話しかけようとした瞬間あやのは悲鳴を上げてデコを光らす。
そしてデコビームを自分の目の前のアリサに発射。
まさかあやのが攻撃してくるとは思わず、アリサは何の対処もできずデコビームの光の中へと消えていった。


100ぶっちぎるんじゃー:2009/02/01(日) 21:54:17 ID:CtXgHGCH
【二日目・午前3時00分/ドイツ】

【らき☆すたのデコ@らき☆すた】
[状態]:健康、精神錯乱  
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]基本:とにかく近づいてくる奴は殺す
     1:かがみをはじめとした人気キャラは殺す
※ダークライの悪夢の影響をもろ受けています

【ヤミー@ブリーチ 死亡確認】
【日下部みさお@らき☆すた 死亡確認】
死因:射殺

【アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのはシリーズ 死亡確認】
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
死因:デコビームによる焼殺
101闇の中の逃避者:2009/02/01(日) 23:26:19 ID:stKdNi6Q
一人の男は駆けていた。
駆けることが好きなのではない、逃げていたと置き換えたほうがよかろう。
右肩には二人の少女、左腕には彼の愛用だろうか本を何冊か持って。

・・・コ・・・ど・・・・・・め

声が聞こえる。
しかし彼は耳を貸すことなくひたすら走り続ける。
振り返るわけにはいかないから、
見てしまったら全てが終わる気がして。
少女達を抱える腕から大量の汗がにじみ出てる。
彼女達を放せば自分は逃げ延びることはできるだろう、しかしそういうわけにはいかない。

「いやです・・・・・・」
「助けて・・・・・・」

彼女達も怯えていたから。
未熟な肢体を恐怖で濡らしているのだから。
終わるわけにはいかない、彼女達の未来を切り開くのは自分なのだ。
こんなところで得体の知れないものに捕らえられるわけにはいかない。

「しっかり捕まってろ!」

彼女達に言い聞かせ、走ることだけに集中し始める。
考えたら恐怖に飲まれそうだったから。
助けることができなくなってしまう自分が怖いから。
だから彼はひたすら駆け続ける。
102闇の中の逃避者:2009/02/01(日) 23:32:48 ID:stKdNi6Q

そして闇は警告する。
それは戒めの言葉。
禁忌を犯してしまった男への手向けの言葉。

「このロリコンどもめ!」

【二日目・1時20分/パラグアイ】

【言峰綺礼@Fate/stay night】
[状態]健康 ロリコン
[装備]不明
[道具]支給品一式、麻婆豆腐、禁則事項な本
[思考]基本:絶望を見たい
    1:バックベアードから逃げる
    2:千秋タン・・・
    3:幼女を見つけたら保護
※千秋に話したことはほとんど嘘だと思われます

【古手梨香@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:健康 ベアードに対する恐怖
[装備]:スタンガン
[道具]:支給品一式 、キョンの妹
[思考]基本:雛見沢に訪れる惨劇を回避するために言峰についていく。
    1:バックベアード怖いのです
    2:言峰に背負われるのです
103闇の中の逃避者:2009/02/01(日) 23:35:44 ID:stKdNi6Q
【バックベアード@ゲゲゲの鬼太郎】
[状態]:健康
[装備]:不明
[道具]:支給品一式
[思考]基本:ロリコンを狩る
    1:言峰を狩る。古手梨香とキョンの妹には手を出さない。

【スーパーケロリン@ロリコンフェニックス 死亡確認】
死因:ベアード様に粛清される
104Lock on to Fish,Lock on to Archar.:2009/02/02(月) 01:57:09 ID:25HB5Wvs
「もう半魚人しかおらへんな〜つまらん。」

海から戻った優がこうボヤいているが全く持って同感だ。
何しろクロノサウルスを釣った後はサハギンだけだ。
しかも何匹か既に殺しているので釣り上げた後が面倒くさい。
釣られた仲間の脚に掴まって集団で襲ってきた奴も居たので、そいつらにはヴァジュラをお見舞いしてやった後、
丁寧に「壊れた幻想(ブロークンファンタズム)」してやった。
うむ、元が誰でも使える使い捨ての宝具だけに使いやすい。しかも投影なら魔力のある限り作れる。
多少オーバーキル気味だがそこはご愛嬌だ。

「では場所を変えるかね? 私もサハギンには飽きてきたところだ。」
「せやな。で、船はどうするんや?」
「船だと? そのような物は必要あるまい。あのガルタイトという鉱石があるだろう?」
「あれを使うんか?あれは何処に行くかわからんやろ?」
「しかし、あれが現時点では一番速く移動できるのだぞ? それに前の移動で大体の加減は掴んだ。狙った場所に行く自信はある。」
「そこまで言うならやってみい。次の行き先はハワイがええな。因みに、外したらしばくでホンマに!」
「ふっ、了解した。では準備するとしよう。」

デイバッグの中に物を仕舞う。
しかし、幾らでも入る上に中に入れた生魚の鮮度が落ちないとは、中はどうなっているのだろう?
解析はしてみたが、中の構造は一切不明だ。
いつか完全に調べつくすとしよう。
さて、片づけが終わったところで両者を鎖で繋ぐ。
外れたら目も当てられんのでしっかりとだ。
荷物を持って準備完了だ。

「準備は良いか? 忘れ物が無いか確認したか?」
「俺は小学生か!? ちゃんと確認したわ!」
「ふむ、確かに忘れ物は無さそうだ。では行くぞ。」
「よし、早よやれ。」
105Lock on to Fish,Lock on to Archar.:2009/02/02(月) 01:57:34 ID:25HB5Wvs
ガルタイトを取り出し構える。
しかしこの鉱石、かなりでかい。あのずらし方でこれなのだから、説明書きの通りなら地球の反対側まで飛べるだろう。
そして、擦り合わせる角度を計算し、自らの立ち位置と方角を修正する。
そして、一気に擦り合わせる―

「「うおわああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ…」」

* * * * * * * * * * * * * * * * *

ズドォォォォォォォン・・・・・・
土煙の舞うずいぶんと派手な到着だが、私も優も身体に外傷は無い。
ふ〜青い空、白い雲・・・・・・鬱蒼と生い茂る熱帯雨林。
うむ、間違いなくハワイでは無いな。案の定、

「全然ダメやないか、ボケェ!!!!」
「グハァ!! い、いや、すまん、少し角度が、ゴハァ!!」

と、強烈な連撃を喰らった。かなり痛い。
やはり凛のうっかりは強力だ。何処かにワクチンが落ちていないだろうか?
「アーチャー!!いい加減にしないと殺すわよ!!!」
いかんいかん、碌でもないことを考えたら凛の声の幻聴がしてきた。
しかし、これで完全にコツを掴んだ。今度は外さん。
そして優に視線で確認を取るともう一度擦り合わる。

「「うひょおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ…」」

* * * * * * * * * * * * * * * * *
106Lock on to Fish,Lock on to Archar.:2009/02/02(月) 01:58:02 ID:25HB5Wvs
ズドォォォォォォォン・・・・・・
到着と同時に周囲を確認。
ふ〜青い空、白い雲・・・・・・目の前の山はキラウェア火山という説明書き。
よし、間違いなくハワイだ。これで優も満足であろう。
しかし、優は、

「おいアーチャー、此処は何処や?」

等と予想斜め上を行く発言をしてくれた。
やはり賢さの種が欲しい。何故入れなかった、恨むぞ主催者。
仕方が無いので、
「…優、キラウェア火山はハワイ島の活火山だ。此処は間違いなくハワイ島だ。」
と説明する。すると優は、
「やるやないかお前。よっしゃ、じゃんじゃん獲ったるで〜!」
と言うので、
「何を当たり前のことを言っているのだ、優? 斯様なこと、言うまでも無いだろう?」
と、返す。
「それもそうやな。ほな行くでアーチャー!」
「了解した、優!」

「「ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!! 」」

* * * * * * * * * * * * * * * * *
107Lock on to Fish,Lock on to Archar.:2009/02/02(月) 01:59:45 ID:25HB5Wvs
【二日目・1時30分/ハワイ】

【濱口優@現実】
[状態]若干の疲労、パワー全開
[装備]改造巨大銛、ゴーグル、ウェットスーツ
[道具]木の実5種(それぞれ少量) 、サハギン、クロノサウルス
[思考]基本:アーチャーと共に世界中の魚を獲る
    1:ハワイやーーーーーー!!!!
    2:とりあえず獲物を獲る!!
    3:出来ればガルタイトでの移動は遠慮したい
    4:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!

【アーチャー@Fate/stay night】
[状態]やけっぱち精神崩壊、凛のうっかり伝染
[装備]釣竿、最新式リール、釣り針、頑丈な釣り糸、三つ編みにしたピアノ線
[道具]釣りミミズ×6、釣りバッタ×5、釣りホタル×17、釣りカエル×9、ガルタイト、ノート
[思考]基本:濱口優と共に世界中の魚を釣る  
    1:ハワイだーーーーーーー!!!!
    2:もうゴールしても良いだろう?凛…
    3:優をからかうのも面白いな
    4:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!


【サハギン@ファイナルファンタジー 死亡確認】
死因:濱口の銛×3、アーチャーの矢×1、ヴァジュラ真名開放×3

【ジノ・ヴァインベルグ@コードギアス 死亡確認】
死因:壊れた幻想に巻き込まれる
* * * * * * * * * * * * * * * * *
108Lock on to Fish,Lock on to Archar.:2009/02/02(月) 02:00:13 ID:25HB5Wvs
一方、時は少し遡る。
首輪を外した遠坂凛は洞窟に向かう途中、自らの魔術回路の点検とパスの確認を行っていた。
「やっぱりパスは切れてるわね。でもランサーが居たってことはアーチャーが居る可能性もある…」
「おい、一人でぶつぶつ言って何をしてんだ?」
後ろから声が掛かったので振り向くと、そこには両儀式がいた。
「いや、ちょっとね…いや、待てよ、ここで話したほうが良いかしら?」
「一体何なんだ…話すならさっさと話せ。」
「そうね。一人くらいは私のこと知らないともしもの時にどうにも成らないわね。
それに、貴女からは同業者の匂いがするわ。
正確には貴女の近辺かしら? 直死の魔眼なんてもの持っているんですもの、周りに魔術師の一人や二人知り合いで居るんじゃない?」
「…そうか。アンタ、橙子の同業者か。一つ聞くが何故今まで黙っていた?」
「味方と言えどそう簡単に手の内を明かすつもりは無いわ。そもそも私が戦わなくても周りが片付けるしね。
大体、あんな連中が相手に回った時にこちらの手札を知られているんじゃ勝ち目が無いわ。
なら、僅かでも勝てる可能性を残しておくべきじゃない?」
「…つまりは俺には魔術師であることを教えるだけ、ってことか。
で、考えていたのはそんなことじゃないだろ。一体何を考えてたんだ?」
「さっき、ランサーって奴いたでしょ? あれはサーヴァントっていって神話や物語の英雄を使い魔にしたものなの。
本当は聖杯戦争の時しか現界出来ない筈なんだけどね。ああ、そうそう、いつかの放送で出てきたセイバーもそう。
まあ、クラスとかの詳しい説明は置いといて、私はアーチャーのサーヴァントのマスターだったのよ。
で、ランサーやセイバーが居るんだったらどこかにアーチャーが居るんじゃないかって思ってたのよ。」
「ふーん。で、そいつはどんな奴なんだ? そいつに関しては全員に知らせたほうが良いんじゃないか?
姿形くらい知らないと捜しようが無い。」
「そうね…後で知らせておきましょう。特徴は白髪で肌の色は褐色、身長は190cm位で恐らくは赤い外套を纏ってるわ。」
「そいつを世界中から捜すのか。チッ、幹也が居れば早いんだがな…」
と、話していると突然、
109Lock on to Fish,Lock on to Archar.:2009/02/02(月) 02:02:00 ID:25HB5Wvs

「「…ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!!」」

ズドォォォォォォォン・・・・・・
辺りに轟音と悲鳴と土煙が行き交った。
「今のは何!?」
「何かが落ちてきたみたいだな。恐らくは人間だろう。距離が少し遠いしこの土煙じゃ誰かは分からんがな。」
「そうだ、確か双眼鏡があったはず! 土煙も収まるしこれを使えば…」
しばらくして土煙が収まり双眼鏡を覗き込もうとすると、

「全然ダメやないか、ボケェ!!!!」
「グハァ!! い、いや、すまん、少し角度が、ゴハァ!!」

凛にとって聞き覚えのある声がした。
「今の声…アーチャー!?」
双眼鏡を覗き込むと、そこには確かに捜していた男が居た。
何故かテレビでたまに見る芸人と一緒に。
「アーチャー!! こっちよ!! おーい!!」
しかし、アーチャーは気が付かない。何か考えているようだ。
何故か、凛はとっても失礼なことを考えたような気がした。じれったくなった凛は、
110Lock on to Fish,Lock on to Archar.:2009/02/02(月) 02:02:41 ID:25HB5Wvs
「アーチャー!!いい加減にしないと殺すわよ!!!」

と力の限り叫んだ。しかし、必死の呼びかけも虚しく、彼らは謎の物体を使い飛び去ってしまった。
「…おい、今のがアーチャーか? 正直あれはあてになるのか不安なんだが?」
同じく双眼鏡を覗き込んでいた式は凛を見てナイフを抜きかけた。
なぜなら、とっても良い、最高とも言える笑顔で、
「フ、フフ、フフフフフ。私を無視しようとは良い度胸じゃない。オーケイ、わかったわ、アーチャー。」
そして、力の限りの大声で、

「アンタはアタシが殴ッ血KILL!!!!!!!!!!!!」

余談だが、その声を聞いたアンデルセン神父が、
「A♪A♪AAAA♪A♪AAMEN♪」
と名も知らぬ人間の冥福を祈ったとか祈らなかったとか。

* * * * * * * * * * * * * * * * *
111Lock on to Fish,Lock on to Archar.:2009/02/02(月) 02:03:37 ID:25HB5Wvs
【二日目・午前1時15分/ブラジル】


【両儀式@空の境界】
[状態]:健康、首輪なし
[装備]:刀、果物ナイフ、手鏡
[道具]:支給品一式
[思考]基本:仲間探す
   1:とりあえず千秋たちと行動する。
   2:洞窟に向かう。
   3:アーチャー達も一応捜すよう皆に伝える。


【遠坂凛@Fate/stay night】
[状態]健康、首輪なし
[装備]拳銃
[道具]支給品一式、他不明
[思考]基本:殺し合いを止めさせる
    1:千秋、アンデルセン、冬馬、式、相介と行動
    2:洞窟に向かう。
    3:アーチャーは見つけ次第捕まえて(死なない程度に)殴ッ血KILL!!!

    *他は前回と変化はありません。
112Lock on to Fish,Lock on to Archer.:2009/02/02(月) 02:46:40 ID:25HB5Wvs
題名の訂正:Lock on to Fish,Lock on to Archar.
            ↓
      Lock on to Fish,Lock on to Archer.

Archerの綴りが間違っています。
113決戦前的な話:2009/02/02(月) 19:46:25 ID:6LXYv+1/
そして千秋たちが向かおうとしている洞窟内部には既に先客が4人いた。
緑色のカエルのような生物、
赤いコートの男、
整った顔をした男、
↑の男の鎖に繋がれている少女。
彼らもまた首輪がなかった。

「ここの施設及びアメリカ地方全土は我々新生ケロロ小隊が乗っ取ったであります!!」

ケロロが高らかに施設を占拠したことを叫ぶ。
するとアーカードが洞窟入り口の監視カメラを見て笑っていた。

「どうしたでありますかアーカード殿。」
「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!面白い、『奴』だ!!奴がここに入ってくるぞ!!」
「ケロッ?」

ケロロが素っ頓狂な声をあげて映像を見てみると、6人の集団が洞窟内に入ろうとしていた。
その6人もまた首輪をしていなかった。

「準備しろ。奴らと闘いを始めよう。」
「クックックッ…奴らは既に我輩の舌の上だ。」
「アーカード様ネウロ様、私もお供します!!」
「ケロケロリ…『奴ら』に恐怖の味を叩き込んでやるであります!!」

114決戦前的な話:2009/02/02(月) 19:47:28 ID:6LXYv+1/
【二日目・午前二時/ブラジルの洞窟(禁止エリア)内】

【新生ケロロ小隊】
目的:世界征服、主催を乗っ取って自分達がカオスロワ主催に成り代わる
  1:侵入してくる千秋一行を倒す
【ケロロ軍曹@ケロロ軍曹】
【状態】健康 、首輪なし
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催本部を乗っ取るために世界中を回る
      1:部下が怖い
      2:ケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロ
      3:アメリカ地方を洗いざらい探して主催本部を炙り出す

【アーカード@HELLSING】
[状態]拘束制御術式第零号開放、首輪なし
[装備]ジャッカル
[道具]支給品一式、その他不明
[思考]基本:主催を乗っ取る
     1:自分が楽しけりゃいいや
     2:邪魔する奴らはサーチアンドデストロイ

【脳噛ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ】
[状態]魔人、首輪なし
[装備]不明
[道具]支給品一式、魔界777ツ道具
[思考]基本:主催を乗っ取る
   1:自分が楽しけりゃいいや
   2:邪魔する奴らはお仕置き
115決戦前的な話:2009/02/02(月) 19:50:18 ID:6LXYv+1/
【スバル・ナカジマ@リリカルなのはシリーズ】
【状態】必死 、首輪なし
【装備】マッハキャリバー、首輪@パロロワの代わりにSMプレイの首輪
【道具】支給品その他不明
【思考】基本:男と恋愛フラグを立てたい
      1:カップルを発見したら女のほうを重点的に殺す
      2:ウホッいい男…(ネウロとアーカードのこと)
      3:ネウロとアーカードの言うことは聞く

一方洞窟内にいたマスオは隠れて難を逃れていた。
「奴らは僕の手に負えない…洞窟内に入ってくるあの6人に任せるしかないか。」

【フグ田マスオ?@サザエさん?】
[状態]健康?、第五期とは別人格
[装備]不明
[道具]全自動卵割り機、卵かけご飯、その他不明
[思考]基本:首輪を解除した参加者六人にこの戦いを終わらせてもらう
   1:真実を語る。
   2:びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛!
3:新生ケロロ小隊から身を隠す
116名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/02(月) 19:59:27 ID:QTCF5+MM




【ドラえもん】   ガチャ子  【ドラえもん】

ドラえもんの連載ごく初期に存在したものの、わずか半年・数回の登場で消え去ったという幻のキャラクター『ガチャ子』。
ドラえもんのライバルとして登場したにも関わらず、作者にさえも見捨てられた水子のようなキャラクター「ガチャ子」について語るスレである。




http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1233571617/
117創る名無しに見る名無し :2009/02/02(月) 22:35:32 ID:D8S6qwuo
「SSも投下せず、ただ宣伝しているだけか? コピペだけで生き残れるほどカオスロワは甘くないのだよ」

ズガン!

【二日目・午前2時/イラク】

【ルーファウス@FF7】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式その他不明
[思考]1:いつも通りに動く

【ガチャ子@ドラえもん 死亡】
118宿命の名の下に:2009/02/03(火) 07:11:40 ID:Sy7Fusa1
『軍曹、近くに誰かいます。』
アルがそういうと宗助はショットガンを抜き放った。
「そこか!」
宗助が発砲した壁は空洞になっており、くずれた壁の向こう側には一人の男が立っていた。
「フグ田マスオ!」
千秋がそういった途端、マスオはすぐに一行に近寄ってきた。
「千秋君!時間がない。みんなと一緒に別の隠れ家にきてくれ。」
あまりの形相に千秋達はマスオを疑うことを忘れていた。
「なにがあった!」
アンデルセンが聞くとマスオはすぐに答えた。
「向こうにはアーカード君達がいる。だから別の隠れ家に今から僕と君達を転送する。」
マスオは忘れていた。アンデルセンとアーカードの関係を。宿敵という関係を。
「千秋、お願いがあります。」
アンデルセンは千秋を見る。その顔は厳しい顔をしている。
「なんだアンデルセン。とりあえず移動してコイツから話をきかないと・・・」
「私だけをここに残してください。」
驚く千秋達を見てアンデルセンは続ける。
「わたしは奴と決着を、アーカードど決着をつけなくてはならない。奴なら1対1で私と戦うでしょう。」
「だけど・・」
千秋が何か言おうとするとアンデルセンはそれを遮る。
「千秋、私は奴と決着をつけなくてはなりません。お願いします。」
千秋は溜め息をついた。
「・・・わかった。ただし絶対・・・」
「はい。生きてあなたと共に罪を償います。」
それをいう彼の顔はあたたかい微笑みを浮かべていた。
「アンデルセン君、これは僕からの餞別だ。」
マスオの手には大量の銃剣が握られていた。
そうしてアンデルセンを残し、千秋達は転送された。
119宿命の名の下に:2009/02/03(火) 07:12:30 ID:Sy7Fusa1
そこに立つのは吸血鬼と神父。
片や世界征服を目指す者。片や一人の少女と共に罪の償いを求める者。
世界中で戦いが起きようとも、この二人が戦うのは必然だったかもしれない。
二人は笑いを浮かべていた。

【二日目・午前1時30分/ブラジルの洞窟(禁止エリア)内】

【アレクサンド・アンデルセン@ヘルシング】
[状態]:超若本、血まみれの神父服着用、傷の再生完了 、首輪なし
[装備]:金属バット、鉄パイプ、ゲイボルク(ランサーから回収した) 、大量の銃剣
[道具]:支給品一式
[思考]基本:千秋とともに罪を償う
   1:アーカードと決着をつける
   2:千秋につき従う
   3:光龍である千秋を守ろう、ついでに他の仲間も守ろう
   4:テーマソング『天罰のアンデルセン伝説(仮名)』を創作することも忘れない
   ※園長先生@クレヨンしんちゃんに殺人鬼だと誤解されてます。 もしかしたら他にも誤解されているかも知れません。

【アーカード@HELLSING】
[状態]拘束制御術式第零号開放、首輪なし
[装備]ジャッカル
[道具]支給品一式、その他不明
[思考]基本:主催を乗っ取る
     1: アンデルセンと決着をつける
     2:自分が楽しけりゃいいや
     3:邪魔する奴らはサーチアンドデストロイ
   
   ※マスオ達は世界の禁止エリア内のどこかに転送されました。
120宿命の名の下に:2009/02/03(火) 07:13:41 ID:Sy7Fusa1
「いいのですかネウロ殿。アーカード殿を一人で向かわせて。」
「構わん。それよりあいつらめ。足跡すら残さんとはな。あの男は何者なのだ。」

【新生ケロロ小隊】
目的:世界征服、主催を乗っ取って自分達がカオスロワ主催に成り代わる
【ケロロ軍曹@ケロロ軍曹】
【状態】健康 、首輪なし
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催本部を乗っ取るために世界中を回る
      1:部下が怖い
      2:ケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロ
      3:アメリカ地方を洗いざらい探して主催本部を炙り出す
121宿命の名の下に:2009/02/03(火) 07:14:53 ID:Sy7Fusa1
【脳噛ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ】
[状態]魔人、首輪なし
[装備]不明
[道具]支給品一式、魔界777ツ道具
[思考]基本:主催を乗っ取る
   1:アーカードたちの戦いを見守る
   2:自分が楽しけりゃいいや
   3:邪魔する奴らはお仕置き
   4:マスオに興味

【スバル・ナカジマ@リリカルなのはシリーズ】
【状態】必死 、首輪なし
【装備】マッハキャリバー、首輪@パロロワの代わりにSMプレイの首輪
【道具】支給品その他不明
【思考】基本:男と恋愛フラグを立てたい
      1:カップルを発見したら女のほうを重点的に殺す
      2:ウホッいい男…(ネウロとアーカードのこと)
      3:ネウロとアーカードの言うことは聞く
122強者たち集う TCBR6:2009/02/05(木) 18:26:07 ID:i+ZHspgy
「ここがAMERICA大陸か…私が求めるSYUIRABAはここにあるのか?」
「我に掘られる価値のある男はいるのか?」
「僕は野球ができればいいよ。」

相撲取りの男YOKOZUNA、金ぴかの男ギルガメッシュ、野球選手イチローの3人はメキシコの地を歩いていた。
YOKOZUNAはギルガメッシュを抱えてKIで飛んでアメリカ地方に上陸し、
日本にいたイチローは戦車でアメリカ地方へ渡米。
そしてYOKOZUNAはイチローを発見し、ニコニコ動画繋がりというわけで仲間にしちゃったのである。

「おいYOKOZUNA。」
「何だGIRU。」
「我に掘られる価値のある男をついに発見したぞ。」
「それは一体どんなOTOKOなのだ?」
「お前だ…」
「お前は一体何を言っている?」

YOKOZUNAとギルガメッシュがおかしなやりとりをしていたとき…

「っ…!?このKIは…」
「ただの雑種ではなさそうだな…」
「相当の強者だね。」

123強者たち集う TCBR6:2009/02/05(木) 18:27:25 ID:i+ZHspgy
3人が膨大なエネルギー反応の発生源を見る。
そこにはたくましい身体をした全裸の女性、そしてハゲ頭のテニスラケットを持った老け顔の男、そしてキーパーのような男がいた。

「おや、YOKOZUNAじゃないかい。随分と久しぶりだねぇ。」
「OKAMI!!死んだはずではなかったか!?」
「私が簡単に死ぬタマかい?不覚は取られたけどねえ。
 それじゃそろそろ始めようかい。」
「何を始めるのだOKAMI?」
「決まってるじゃないかい。あんたとは一度全力で戦ってみたいんだよ」

そう言うとジャイアンの母は気を溜め始める。

「OKAMI!!正気なのか!!?」
「まさか今更怖気づいたとでも言うのかい?」
「これが私のSYUKUMEIならば…行くぞOKAMI!!」
「かかってきな!!」

そしてYOKOZUNAとジャイアン母の戦いが始まろうとしているとき…

124強者たち集う TCBR6:2009/02/05(木) 18:27:56 ID:i+ZHspgy
「僕のレーザービームで人類滅亡!!」
「百九式波動球!!」

イチローがレーザービームをハゲ頭の男石田銀に放つ。
石田銀はそれを波動球として打ち返しレーザービームは空の彼方へと飛んでいく。

「やるじゃないか。君は一体何者なんだい?」
「石田銀、テニス…そして波動球を極める男や!!」

そしてイチローと石田銀が向かい合っているとき…

「ゲート・オブ・バビロン!!」
「頼む!!身体のどこかに当たってくれ!!」

宝具の嵐が森崎へと降り注ぐ。
それを森崎は全て全身でガードする。

「ほう…並みの雑種ではないということか…」


YOKOZUNAが気を溜める。
ジャイアン母が気を溜める。
イチローがグローブとバットを取り出す。
石田銀がラケットを構える。
ギルガメッシュが乖離剣エアを構える。
森崎がガードの態勢に入る。
513が死ぬ。
これが合図となり、強者たちの戦いが幕を開けた。


125強者たち集う TCBR6:2009/02/05(木) 18:28:31 ID:i+ZHspgy
【二日目・2時/メキシコ】

【YOKODUNA@SUMOU】
[状態]:健康、世界最強のRIKISHI
[武装]:KI
[所持品]:支給品一式
[思考]基本:世界中のTUWAMONOと戦う
     1:OKAMIを倒す
     2:GIRUよ、勘弁してくれまいか

【イチロー@イチローのレーザービームで人類滅亡】
[状態]:健康
[装備]:バット、戦車
[道具]:支給品一式、野球のボール、野球のミット
[思考]:メジャーリーグへ行く
  1:パロロワの良心として行動する
  2:石田銀を倒す

【ギルガメッシュ@Fate/stay night】
[状態]:健康、不機嫌
[装備]:王の財宝、黄金の鎧、
[道具]:支給品一式
[思考] 基本:男を犯しつくすまでロワを止めさせない(やおいに影響された)
     1:だが、やおいと気に入った男とのプレイしかしない
2:森崎を倒す
     3:YOKOZUNAを後で犯す
126強者たち集う TCBR6:2009/02/05(木) 18:29:27 ID:i+ZHspgy

【ジャイアンの母@ドラえもん】
[状態]健康、全裸 、OKAMI
[装備]なし
[道具]支給品一式
[思考]基本:剛の仇をとる
    1:大暴れする
    2:YOKOZUNAを倒す

【石田銀@テニスの王子様】
[状態]健康
[装備]テニスラケット
[道具]テニスボール、支給品一式
[思考]基本:波動球を極める
    1:強者との戦いに明け暮れる
    2:ジャイアンの母についていく。
    3:イチローを倒す

【森崎@キャプテン翼】
[状態]ふつー
[装備]なし
[道具]サッカーボール、支給品一式
[思考]基本:キーパーを極める
1:OKAMIについていく
2:ギルガメッシュを倒す

【513@現実 死亡確認】

127強者たち集う TCBR6:2009/02/05(木) 18:29:54 ID:i+ZHspgy
そしてその戦いを眺める影が三つ。
熱気を放つ男松岡修造、暗黒面に満ちた暗黒長門、濃い顔をした暗殺者デューク東郷。
松岡修造のワープで暗黒長門はアメリカ地方に来ていた。
そして暗黒長門はデューク東郷に主催者の暗殺を依頼し、3人で行動しているのである。
最も、暗黒長門にとって松岡修造は邪魔なのだが。
その松岡修造は強者たちの戦いに勝手に熱く盛り上がっていた。

「いいぞいいぞ!!もっと熱くなれぇぇぇぇぇぇ!!!」
「…」(うぜぇ…)
「…」(騒がしい男だな…)

【松岡修造@炎の妖精】
[状態]燃え
[装備]不明
[道具]支給品一式
[思考]基本:命に代えてもカオスロワを燃え展開にする
     1:長門を熱いキャラクターにする
2:あの戦いを熱く見守る

128強者たち集う TCBR6:2009/02/05(木) 18:30:35 ID:i+ZHspgy
【暗黒長門@愛しの彼が振り向かない】
[状態]肉体は真・長門
[装備]ゲッタートマホーク、結婚指輪
[道具]不明
[思考]基本:主催からキョンを奪還する。
1:スペアボディの確保
2:できればディアボロモンと合流
3:力を温存するため極力戦闘は避けるが、危害を加えるものには容赦なく消去
4:松岡うぜぇ…
5:戦いを見守る

【デューク東郷@ゴルゴ13】
[状態]:健康
[装備]:スナイパーライフル、アサルトライフル
[道具]:支給品一式、多額の札束
[思考]基本:殺しの任務を高額で承る
1:暗黒長門からの依頼でキョン以外の主催を暗殺する
2:あの戦いを見守る
129真実の語り手:2009/02/05(木) 20:12:13 ID:W/OWv9aN
転送された千秋達はまるで研究所のような部屋にいた。
「まずは何から話せばいいのかな。」
「まずはお前のことだ、馬鹿野郎。」
マスオの問いに千秋が厳しい声で答える。
「お前は前の戦いで死んだ。しかもお前はあの時、世界の崩壊を望んだはずだ。なんで私達に力を貸そうとする?」
千秋の知るマスオは、テラカオスを使って世界を滅ぼそうとした。そして、それを阻止した一人が千秋なのである。
「じゃあ、まずは僕のことから話そうか。」
マスオは少し間をおいた後、淡々と話を始めた。
「テラカオスを倒すために僕とアナゴ君、そして荒木君をはじめとする多くの人々が改造された。
そして、アナゴ君は若本の、荒木君は吸血鬼、そして僕はTASの力を得た。だけどそこにある問題が発生した。」
マスオは自分の手を見つめている。
「アナゴ君は補完された若本の魂を、荒木君は補完された吸血鬼達を媒体とし、全ての能力を発揮することができた。
だけど僕にはフグ田マスオしかない。つまり、力を発揮する為に使える媒体が僕自身しかなかったんだ。
だけどフグ田マスオだけでは到底TASの力は使えない。最悪の場合、TASに体を乗っ取られる。」
マスオは後ろにある人間大のカプセルに振り返った。
「だからあのカプセルに本来の力の半分と僕、つまり世界を滅ぼさずにこの戦いと家族の死を乗り越えるつもりだった意識を封印した。
迷いは拳を鈍らせる。多分、だからもう一人の僕は僕を封印したんだ。それほど彼は世界を滅ぼしたかったんだ。」
マスオは息を吐き出す。
「それが僕の正体さ。じゃあ、本題に入っていいかい?」
あまりのことで話についてこれない一同の沈黙を了解と取ったのか、マスオは話を続けた。
130真実の語り手:2009/02/05(木) 20:12:43 ID:W/OWv9aN
ある一人の科学者がいた。
彼はある時、謎の意識集合体を発見し、それをテラカオスと名づけた。
しかしあるときその科学者は、共に研究していた一人の男に後ろから心臓を撃たれた。
その男はその意識集合体を召喚し、その力で世界を征服しようとした。
それが最初の戦いの黒幕である、アドルフ・ヒトラーである。
しかしそこで一つの誤算が生じた。
その科学者は生きていた。
ヒトラーは後ろを向いた男の右側、つまり心臓と反対の場所を撃ったのである。
その後、彼はヒトラーがテラカオスを出現させた場合そのテラカオスを横取りしようとした。
結局ヒトラーの企みは阻止されたが、彼はテラカオスを諦めることができず、別の人物にカオスロワをするように仕向けつづけた。

「だけど彼はいつの間にか『テラカオスを呼び出し、世界を支配しする。』のではなく、『殺し合いを見たい。』と願う様になったんだ。」

それから彼はテラカオスが世界を滅ぼし、殺し合いを終わらせない為にある保健をかけた。
それが喜緑江美里 の行った様々な改造や洗脳、死者の蘇生である。
彼はそのやり方や施設を彼女に提供し、殺し合いの消滅を阻止しようとした。

「彼は主催者にそれらの情報を与える時、ある暗示をかけた。
それは死んだ時自分に辿り着く記憶を全て消すようにしたんだ。
だけど彼はある一つの誤算を生んだ。
それが僕、もう一人が残した人格だったんだ。
僕は死なずに人格を受け継いでいる。つまり、僕は主催時のときの記憶を持っていたんだ。」
「ちょっとまて。」
マスオの言葉を式が遮った。
「その科学者は一体誰だ?いくらなんでも科学者の名前は知っているんだろ。」
「彼の名前は木原マサキ。参加者の転送や支給品の入ったバックに利用されている、次元連結定理システムを作った張本人さ。」
マスオは一人の冥王の名前を口にした。
131真実の語り手:2009/02/05(木) 20:13:47 ID:W/OWv9aN
【二日目・午前2時15分/どこかの地下研究所(禁止エリア)内】

【フグ田マスオ @サザエさん】
[状態]健康、フグTAマSオ、第五期とは別人格 、首輪なし
[装備]不明
[道具]全自動卵割り機、卵かけご飯、その他不明
[思考]基本:元主催者としてこの戦いを終わらる
   1:木原マサキを探す
   2:協力者を探す
   3:びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛!
※本来の体を持っています

【両儀式@空の境界】
[状態]:健康、首輪なし
[装備]:刀、果物ナイフ、手鏡
[道具]:支給品一式
[思考]基本:仲間を探す
   1:とりあえず千秋たちと行動する
   2:木原マサキを探す?

【遠坂凛@Fate/stay night】
[状態]健康、首輪なし
[装備]拳銃
[道具]支給品一式、他不明
[思考]基本:殺し合いを止めさせる
    1:千秋、アンデルセン、冬馬、式、相介と行動
    2:木原マサキを探す?
    3:アーチャーは見つけ次第捕まえて(死なない程度に)殴ッ血KILL!!!
132真実の語り手:2009/02/05(木) 20:15:31 ID:W/OWv9aN
【南冬馬@みなみけ】
[状態]健康、少年物の服、首輪なし、疲労(中)
[装備]チェーンソー、ワルサー
[道具]食料一式、その他不明、トウマ(@スパロボ)のデイパック
[思考]基本:殺し合いには乗らない
   1:千秋、アンデルセン、凛、式、相介と行動
   2:木原マサキを探す?

【相良相介@フルメタル・パニック!】
[状態]健康 、首輪なし
[装備]ポンタ君スーツ(ラムダ・付き)、ショットガン
[道具]食料一式
[思考]基本:殺し合いには乗らずに仲間とかなめを探す。
   1:千秋、アンデルセン、冬馬、凛、式と行動
   2: 木原マサキを探す?
   3:ふも、ふもっふ。

【南千秋@みなみけ】
[状態]:健康、光龍に変身可能、言峰に嫌悪感 、首輪なし、疲労(中)、アンデルセンが心配、マスオに若干困惑
[装備]:拳銃(スパイダーマからルート)
[道具]:支給品一式×2
[思考]基本:殺し合いを終わらせて罪を償う
   1:アンデルセン・・・。
   2:木原マサキを探す?
   3:言峰死ね。
※言峰の言葉を信じていませんが、信頼出来る者からおなじことを言われたら信じるかもしれません。

※一応マスオの話を信じました。また、式からアーチャーの特徴を聞きました。
133真実の語り手:2009/02/05(木) 20:16:37 ID:W/OWv9aN
――クックックッ……。

――――ハッハッハッハッハッハッハッ……。

――――アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!

【???/???】

【木原マサキ@冥王計画ゼオライマー】
[状態]不明
[装備]不明
[道具]不明
[思考]基本:殺し合いを静観し楽しむ
134参加するカモさん:2009/02/05(木) 22:16:19 ID:i+ZHspgy
「そう、そしてその木原マサキをそうさせて全てを操っていたのも私だ!!」

エベレストの頂上で仮面の男が高らかに叫んでいた。

【二日目・午前3時/エベレストの頂上】

【ユーゼス・ゴッツォ@パロロワクロススレ】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]不明
[思考]基本:黒幕を気取っておく
135南風くるくる:2009/02/06(金) 18:30:01 ID:cH6jQQ4V
ブラジルにて突如巨大な竜巻が発生していた。
自然に発生する竜巻より明らかに巨大な竜巻だった。
その様子を数人の男が見ている。

「なるほど…そういうことか…」
「どういうことですか?」
「とりあえず前にも見せたがこれを見てくれ。」

>今週のまとめ
>何だかんだでカオスロワも1000SS目を迎えてしまった。
>そんなことより、今の状況でならこれは言える。
>南家はマムクートの家系なんだと。

「あれはマムクートが起こしているというのか?」
「確か光が千秋、炎が夏奈、水が春香、地が福○…ということは風の力を使っているのは誰なんだ?」
「南家ということは…冬馬か?」
「いや…彼女は至って普通の人間だ。マムクートの血は流れていないよ。」
「じゃあ誰なんだ…」
「思いだせ…7時半ごろ…そこで誰が戦っていた?誰がそこにいた?そいつらの名前を思い出してみろ。」
「南千秋…凛…冬馬…アンデルセン…ゲマ…そして南…ハッ!!」
「まさか…」
「そうだ、つまり奴もマムクートの家系だったのだよ!!」
「「「な、なんだってー!!!!!」」」

その時、ブラジルで発生している巨大な竜巻がさらに巨大化し、ブラジル全体を包み込んだ。
136南風くるくる:2009/02/06(金) 18:30:59 ID:cH6jQQ4V


◇◇◇


「南光太郎復活ッ!!!」

ゲマと相打ちとなって死んだはずの南光太郎が立ち上がって絶叫。そう、彼は虐殺の王子。
虐殺の勇気がある限り、復活するのだ。
だが、死んだ時のショックなのか死ぬ前の出来事を完全に忘却しており、
劉鳳を追っかけていたこととゲマと激戦を繰り広げていたことが一向に思い出せないでいた。

「むぅ…これもゴルゴムの仕業か!!」

明らかに怒りの矛先が間違っているのだが彼はそういう人間なので問題ない。
むしろもっとやれ。
そして周りに光太郎とゲマの戦闘の余波で死んだ人間たちの死体があることに気付く。
これはゲマと光太郎のせいなのだが…

「おのれ!!これもゴルゴムの仕業か!!!」

やっぱり彼はこういうのだ。
そしてその時、死者の数はいっぱいおっぱい僕元気♪という放送が流れた。

「こうしている間にこんなにも死者が出ているのか!!おのれゴルゴムめ!!!」

光太郎の怒りが頂天に達した時、不思議なことが起こった!!!

「何だこれは…何かの力が俺に流れ込んでくる!!!」

137南風くるくる:2009/02/06(金) 18:31:29 ID:cH6jQQ4V
光太郎の怒りとキングストーンを介して彼の家系に眠りし力が目を覚ましたのだ!!!
とりあえずこれを見てもらいたい
>今週のまとめ
>何だかんだでカオスロワも1000SS目を迎えてしまった。
>そんなことより、今の状況でならこれは言える。
>南家はマムクートの家系なんだと。
そう、つまり光太郎はマムクートの『風竜』の力に目覚めてしまったのだ!!!

「わかる、わかるぞ!キングストーンを通じて、この風竜の力の使い方が頭に流れ込んでくる!!!
 マムクートよ!!俺に力を貸してくれえええええええええ!!!!」

光太郎の叫びと共に彼の周囲に巨大な竜巻が現れる。

「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!風の力と融合したリボルケインだ!!!」

彼の咆哮と共に彼の周囲の全てが空へと巻き上げられ塵と化した。

「この力があれば主催者のアカギとかいうゴルゴムの手先も、殺人者も全て殲滅することができる…!!」
もはや突っ込むまい。
そして光太郎は巨大な黒い塊のようなものを遠くから発見する。
よく見るとその黒い闇は幼い女の子を抱えて走っている男を追いかけている。

「もしや、あれもゴルゴムの手先か!!
 俺の目の黒いうちは悪に生きる道はないとしれ!!!」
ご都合主義によりマムクートの力を完全制御した南光太郎は悪を全て殲滅せんと駆け出した。

138南風くるくる:2009/02/06(金) 18:32:30 ID:cH6jQQ4V
【二日目・午前3時/ブラジル】

【南光太郎@仮面ライダーBLACKRX】
[状態]てつを、風竜に変身可能
[装備]キングストーン
[道具]不明
[思考]基本:主催者、ゴルゴム、クライシス帝国を滅ぼす
1:黒い闇(バックベアード)を追いかけて倒して子供達を助ける
※風竜の力に目覚めました。
※アカギ、バックベアードをゴルゴムの手先だと思っています。
※生き返ったショックで生前のロワのことを忘却しています

【キバヤシ@MMR 死亡確認】
【ナワヤ@MMR 死亡確認】
【タナカ@MMR 死亡確認】
【イケダ@MMR 死亡確認】
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
死因:リボルケインin風竜の力

※光太郎の周囲の地形は完全に崩壊しました
139参加するカモさん:2009/02/10(火) 05:34:18 ID:sP0gOw0J
「何でもありのこのロワで〜、活躍するトシや浜口をみていたらぁ〜ぁぁ〜、なんだか僕もいけそうな気がする〜♪」

【二日目・午前4時/ボスニア・ヘルツェゴビナ】
【木村卓寛@天津】
[状態]吟じ
[装備]不明
[道具]不明
[思考]基本:他の芸人に負けじと活躍する。
140俺たちは死にキュア5:2009/02/10(火) 20:31:37 ID:H3vJluK3
ここはとある喫茶店の中。
そこのテーブルに5人の男女が座っている。
彼らのことを紹介するとディアボロ、タケシ、513、ジノ、南夏奈。
ディアボロ以外はカオスロワクオリティにより終わりがないのが終わりにされてしまった人たちである。
ちなみに野比玉子は…買出ししているかまたそこらへんで死んでいるだろう。
夏奈は既に症候群が完治していたのだが、いかんせん暇だったので死者スレから飛び出してきたらしい。

「おいカナ。タケシの様子はどうだ?」
ディアボロというピンク髪の男は夏奈に話しかける。
夏奈は糸目の男タケシを覗き込む。タケシの様子はと言うとテーブルの上で顔を伏せており、時折タケシの嗚咽聞こえてくる。
夏奈はその様子を見るとディアボロに顔を向けてタケシの様子を伝える。
「触ったら壊れてしまいそうです。」
「そうか…」
「一体彼に何があったんだ?」
ジノがタケシの様子に疑問を持つ。
そう、彼はここ数日ずっとこんな調子なのだ。
別に終わりがないのが終わりと言う状況に泣いているわけではない。
そんなものはタケシは既に慣れてしまっているはずである。
「多分これが原因なんじゃないのか?つい最近のとある某所の仮投票だ…」
513は所持していたノートパソコンの画面を3人に見せる。
「…○○ロワβ。あの完結したロワの続き物のとこの仮投票結果か…で、それがどうしたんだ?」
「そういや続きやるって本当だったんだな…やるとしたらもうちょい後になってやったほうがいいと思うが…」
「これってあの動画サイトで有名なキャラが登場する奴だろ?
 ん…待てよ。ということはタケシだって出れるじゃないか!!
 タケシにも票が入ってるぜ!よかったな〜タケシ!!」
「…………」
南夏奈が空気を読まずにはしゃぎながらタケシの背中をバンバン叩く。
だが、タケシは依然として俯いたままであり死にレンジャーの空気がどんどん気まずいものに変わってきていた。
「……あれ…?」
流石に日本代表バカ野郎チャンピオンのカナも気まずい雰囲気に気付いたらしい。

141俺たちは死にキュア5:2009/02/10(火) 20:32:45 ID:H3vJluK3
「次にこれ…OP候補だ。」
513がパソコンを操作し一通り操作し終えると再び画面を3人に見せる。画面には某ロワのOP候補が並んでいた。
「うわ30近くも…多すぎじゃないか?」
「人が集まりすぎるのも困ったものだな…」
「あれ、みせしめにタケシが多く選ばれてるぞ?」
夏奈の発言の後その瞬間ずっと俯いてたタケシがビクッと肩を揺らす。
どうやらこの大バカ野郎の南夏奈はタケシの傷に触れてしまったらしい。
「しまった……」
「いや、見せしめは結構な大役だ。初登場ズガンより相当いいぞ。」
カナは自分の失言に顔を青くするがディアボロが即座にフォローする。
ディアボロのフォローは結構よかったらしく、ジノも納得するように頷く。
「結局選ばれたOPは19番目に投下されてた奴なんだがな。」
「19番目って見せしめが平山幸雄の奴か。」
「おい、平山幸雄って誰なんだ?」
「正しく言うとニセカアギ。アカギの偽者さ。
 でも本物に比べて臆病、小物、ヘタレチックな印象が強くて某動画サイトで『ダメギ』という名で有名なんだよ。」
「そーなのかー。ってことはつまりタケシは見せしめから外されたわけだろう?よかったじゃないか!!」
カナはまたまたはしゃぐ。
そんなカナを尻目に513は再びパソコンを操作してとある画面を3人に見せる
「さて、ここからが本番なんだ。これはそのロワの予約表。
 もう、参加人数分全て埋まってる。実質第2の参加者名簿と思っていただきたい。」
「…誰得キャラが多くないか?」
「もっと入るべきキャラクターがあるはずだろう?」
ディアボロとジノが最もらしい意見を述べる。
「って…あれ?タケシに予約が――」
「お前ら人間じゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダンッ!!!!
142俺たちは死にキュア5:2009/02/10(火) 20:34:07 ID:H3vJluK3

夏奈がタケシが落ち込んでいる禁断に事実に踏み込む。
その時ずっとテーブルの上で俯いてきたタケシが絶叫と机を強打する音と共に立ち上がる。

「仮投票とは言え、参加するには申し分ないはずの票数を得た!!
 そしてあの書き手の奴らの数多のOP候補に見せしめとしてたくさん引っ張りまわされてネタにされたのにも関わらず…
 予約では誰にも予約されずに定員オーバー!!!!
 誰得マイナーキャラがロワ会場を闊歩する始末!!!!」
「おいタケシ落ちつ…」
「見せしめで散々こき使っておいて予約が始まった瞬間ポイかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 あいつら人間じゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 某ロワは一定の票数を得た奴らをシード枠として残しておくべきだったんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
 誰得マイナーキャラ死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!グスッ…ヒグッ…」

タケシの様子を見てディアボロが今いる喫茶店の店主、パプテマス・シロッコにコーヒーを一つ頼む。
近くにいるレオーネ・アバッキオからアバ茶を奨められたが断っておいた。あれションベンだし。
そしてタケシはシロッコが淹れたコーヒーを飲んで落ち着く。

「他のロワだって早期退場は当たり前…毒吐き別館でもネタに死にっぷりをネタにされる始末…
 もう俺やんなっちまったよぉ〜〜〜〜うぅ…」
「とりあえず落ち着くのだタケシよ。ほらハンカチだ…」
「ちーん」
ディアボロから渡されたハンカチで涙や鼻水を拭くタケシ。
ようやく落ち着いたようだがタケシは顔を伏せている。
タケシの様子にディアボロ、ジノ、513、夏奈が見守ること1時間――
タケシはいきなり顔を上げるとジャンプしてテーブル台の上に乗り出した。
そしてタケシは宣言する。
143俺たちは死にキュア5:2009/02/10(火) 20:34:40 ID:H3vJluK3

「この俺岩のジムリーダータケシは……宣言する! これから来るのは死と! 恐怖と! 殺戮の時代! ぅ俺の時代ィィィ!!!
 超タケシ新世紀紀元元年どぅえあああるああああああああああああああああああ!!!!!
 そしてあの忌々しい参加者どもは皆殺しぃ! 殺害勝利殺害勝利殺害勝利主催も殺して殺害勝利ィ! 」

テーブルの上でテンションを鰻登りに上昇させていくタケシ。
その様子にディアボロ達はドン引きしつつタケシを見上げていた。
そしてタケシはテーブル台からジャンプして着地する。

「かつてあの男が言ったとおりだ!!!!
 今この場には最強のスタンドを持つ男!!マムクートの力を持つ少女!!
 そしてこの岩のジムリーダータケシがここにいる!!!
 忌々しい野比玉子症候群がなければとても強力なパーティなんだぞ!!!?」
「「「「…………。」」」」
「もうこうなったらせめてテラカオスバトルロワイヤルでだけでも伝説を創ってやる!!!
 俺はもう開き直ったああああああああああああああ!!!!!
 覚    悟    完    了!!!!
 お前らついてこいやあああああああああああああ!!!!!
 死にレンジャー出撃じゃああああああああああああああああああ!!!!!!」
タケシは荷物を纏めるとダッシュで喫茶店のドアを開けて飛び出した。
「…あいつ大丈夫なのか?」
「ダメだあいつ…はやく何とかしないと…」
「ていうかこうして死に続けていること自体が伝説だろう。」
ディアボロ達はほとんど呆れながらタケシの後を追っていった。

【二日目・午前4時30分/オーストラリア・喫茶店『カフェ・ド・パプテマス』オーストラリア店】
144俺たちは死にキュア5:2009/02/10(火) 20:35:41 ID:H3vJluK3
【タケシ@ポケットモンスター】
[状態]野比玉子症候群、覚悟完了
[装備]不明
[道具]ポケモン入りのモンスターボール
[思考]基本:カオスロワで伝説をつくる

【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]野比玉子症候群
[装備]不明
[道具]不明
[思考]基本:タケシについていく
      1:大丈夫なのかこいつ

【ジノ・ヴァインベルグ@コードギアス】
[状態]野比玉子症候群
[装備]不明
[道具]不明
[思考]基本:タケシについていく
      1:タケシは一体どうしたというんだ

【513@現実】
[状態]野比玉子症候群
[装備]不明
[道具]不明
[思考]基本:タケシについていく
      1:俺たちが普通に動いたら野比玉子症候群はどうなるんだよ?
145俺たちは死にキュア5:2009/02/10(火) 20:36:10 ID:H3vJluK3

【南夏奈@みなみけ】
[状態]元・野比玉子症候群
[装備]不明
[道具]不明
[思考]基本:タケシについていく
      1:タケシが壊れてしまいそうです


【パプテマス・シロッコ@機動戦士Zガンダム】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]コーヒー、茶葉、支給品一式
[思考]基本:カフェを営業する
     1:何この人たち…

【レオーネ・アバッキオ@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]健康
[装備]ムーディーブルース他
[道具]アバ茶他 
[思考]基本:殺し合いの中ティータイムで参加者に安らぎをもたらす
    2:何この人たち…
146真・異端組設立:2009/02/12(木) 14:01:56 ID:AeUWGBZU
 どうも、プーチンと女書き手です。
現在私は主催本部にいます。
なぜ? と思う方も沢山いるかもしれません。

 私はソマリアで南斗聖拳をマスターし、
こんどは北斗神拳をマスターしたところでした。

なんとそこに主催者のキョン子と草薙素子が現れたではありませんか!
私は嫌な予感がし、その場からすぐ逃げようとしました。
が、追い付かれてしまい、仕方なく応戦をしました。
勿論結果は多勢に無勢、直ぐに捕らえれてしまいました。

 え〜カオスロワの繁栄を願い、6/氏と母書き手氏に会うために行動してきた私ですが、
どうやらもう終わりなようです。

「何勝手にゲームオーバーにしているのよ!」

え?少佐、違うんですか?

「馬鹿ねえ…… 第一今私達は主催じゃないわ」


「ちょっとキョン子ちゃん! 何個か前のSSを見せてあげて」
「わかった」

???
そういって私にあるSSをみせてくれました。
それは……
147真・異端組設立:2009/02/12(木) 14:02:24 ID:AeUWGBZU
>>「彼の名前は木原マサキ。参加者の転送や支給品の入ったバックに利用されている、次元連結定理シ

ステムを作った張本人さ。」
マスオは一人の冥王の名前を口にした。

なんですって〜!?
いつの間に主催変更になっていたんだ!

「ククク…… こういうことだ、そんな訳で真・異端組の尖兵として活躍してもらうぞ……」
「よろしく」
「よろしくね」

えええッー???
マジですか!? 俺の目標は!?
「そんなもの諦めなさい」
orz

と言う事で、私はこの三人の尖兵(と言う名のパシリ)になりました。
148真・異端組設立:2009/02/12(木) 14:02:55 ID:AeUWGBZU
【4時30分/メキシコ】
【真・異端組】

【赤木しげる@アカギ】
[状態]:健康 真・異端組リーダー 
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]基本:ラスボス、木原マサキを倒す。
1:狂気の沙汰の行動をした木原マサキと接触する。
2:そして木原マサキを倒す。
3:少佐とキョン子とプーチンと女化書き手に期待。

【キョン子@性転換ハルヒシリーズ】
[状態]:アカギ護衛(趣味) 性転換 強化義体   
[装備]:北高セーラー服 
[道具]:不明
[思考]基本:アカギを護衛する アカギと結婚する
1:アカギと少佐とプーチンと女化と一緒に木原マサキを倒す。
2:アカギは鈍感だからな……どうやって振り向かせようか……
3:アカギの障害となりえる奴は絶対に殺す
※強化義体は、跳躍1000メートル以上、握力5トン以上と
核を耐えられる体、そしてそれを正確に制御できる力を持っています。
149真・異端組設立:2009/02/12(木) 14:03:25 ID:AeUWGBZU
【草薙素子@攻殻機動隊】
[状態]:健康  真・異端組参謀
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]基本:ラスボスを倒す。
1:キョン子の恋を応援……そうしろと私のゴーストが囁くの

【プーチンと女化書き手@カオスロワ】
[状態]:健康 プーチンの力 南斗聖拳(マスター)北斗神拳(マスター)   
[装備]:スーツ 暗殺用針 
[道具]:水と食事
[思考]基本:カオスロワの繁栄を願う。
1:真・異端組の一員として頑張る。(強制的に)
2:6/氏と母書き手氏に会ってアドバイスを貰う。
150やっぱりこれはお約束:2009/02/12(木) 23:59:32 ID:LtIcSl8j
「グゴースピー・・・・・・『ボォン!!』

放送を聞いていなかったエースはやっぱり寝ていて爆死していた。

【二日目・午前4時30分/ロシア】
【エース@ボンボンロワ 死亡確認】
151TCBR6第9回放送:2009/02/13(金) 18:22:12 ID:t15+LIIA
「クックックッ……。

ハッハッハッハッハッハッハッ……。

アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!

さあ冥王の前で殺しあうがいい!!

フッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!」

ガタッ

「誰だ!!」

「お前はしばらく引っ込んでてもらおう!!
ヌウウウウウウウウウウウウウウウウウヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴオラァ
サァ〜〜〜〜〜〜〜〜ンカァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンアタ〜〜〜〜〜〜〜〜ック。」
「ギャァァァァァァァァァァ!!!」
ポキン(指が折れる音)
「ギャァァァァァァァァァァ!!!」
「おのれ覚えてろ貴様らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

【木原マサキ@冥王計画ゼオライマー 撤退確認】
152TCBR6第9回放送:2009/02/13(金) 18:22:58 ID:t15+LIIA





「ゆ…指がぁぁぁぁぁ!!!」
「流石ルークお兄たま。ラスボス候補をやっつけてしまうなんて。
…でラスボスっぽいのをやっつけてしまったわけなんですけど、これからどうしますかお兄たま。」
「そりゃ決まってるでしょ〜今赤木さんたちが何故だかいないんです。
ということはチャンスですよ。我々が代わりに主催をやるチャンスなわけですよ。
ど〜せ今は主催って誰?状態ですからね。あ〜指痛い。」
「放送から始めましょうかね。」






153TCBR6第9回放送:2009/02/13(金) 18:24:01 ID:t15+LIIA
「ヤンと。」
「ルークの。」
「「テラカオスバトルロワイヤル第9回放送〜」」
「ついに9回まで来ちゃいましたね〜もうnice boat…ですよniceboat…」
「スクイズ違います。なんにしろめでたいことであります。」
「というわけで死んでしまわれた糞どもを発表していこうと思います。

用心棒氏、ネギ・スプリングフィールド、奈良シカマル、ミュウツー、ヤミー、日下部みさお、アリサ・バニングス、野比玉子、サハギンが多数
ジノ・ヴァインベルグ、ガチャ子、513、キバヤシ、ナワヤ、タナカ、イケダ、野比玉子、エース、以上23名であります。
ご冥福はお祈りしません。」

「それにしても最近は超展開が凄いですな、一部のパートが勝手に最終決戦っぽくなってますよ。」
「勝手に終わらせないでほしいですな。まだまだ殺し合いは続きますからね。」
「それはそうと、今日は2月13日で明日はバレンタインデーなわけですが…」
「何モニターの前の皆さんを鬱にさせるようなことを…」
「僕達の名字も『バレンタイン』なので…ステキな響きですよね。
というわけでモニターの前のモテない君たちには女子からのチョコの代わりに僕らの糞を…」
「メイオウ攻撃!!」
「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

【ルーク・バレンタイン@HELLSING 死亡確認】
死因:メイオウ攻撃(ヤン)
154TCBR6第9回放送:2009/02/13(金) 18:24:37 ID:t15+LIIA


「まぁ僕達もチョコレートには縁がないんですがね…」



orz orz



「というわけで今回追加する禁止行為は『恋愛禁止』にします。」
「嫉妬心丸出しですな。」
「黙らっしゃい。つまり恋愛フラグおっ立てた瞬間首輪爆発というものであります。
くれぐれも恋愛フラグは立てないよう注意してくださいね。でも同姓同士はカウントしませんのでご安心を。」
「そういうことです。」
「そして『大量虐殺の禁止』は解除です。カオスロワといえば…というのを規制してどーすんねんということであります。
それと『睡眠禁止』も解除です。何故なら…」
「何故なら?」
「寝てる少女を無理矢理強姦できないからであります。」
「お兄たま。少し頭冷やそうか。」
「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

【ルーク・バレンタイン@HELLSING 死亡確認】
死因:少し頭冷やそうか(ヤン)

155TCBR6第9回放送:2009/02/13(金) 18:26:10 ID:t15+LIIA

「というわけで禁止エリアは『ニッポンポン』…
禁止行為は『見捨て逃亡禁止』と『恋愛禁止』になりました。」
「そういえばルークお兄たま。今正午の12時なんですけどどういうことですか?
さっきまで午前の4時半ごろだったんですがね。」
「実は私の『メイド・イン・ヘブン』で二日目の正午12時まで時を加速させました。」
「なんだってー!?いつそんなものを!!?」
「凄みです。どうせ過疎ってネタがなくてマンネリ化してるのでこういうこともやってもいいかと思いまして。」
「そういうことか!!ならば死ねプッチ神父!!」
「ぐぉぉぉぉぉぉ!!エンポリオ貴様ぁぁぁぁぁ!!!!」

ワイワイギャーギャー

【ルーク・バレンタイン@HELLSING 死亡確認】

放送終了

【二日目・12時頃/日本、夢の国】

【ルーク・バレンタイン@HELLSING】
[状態]:健康、中指骨折
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]基本:主催をやり遂げる

【ヤン・バレンタイン@HELLSING】
[状態]:健康
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]基本:主催をやり遂げる
156(白+変態)+猪+(黒+緑)−変態=?:2009/02/14(土) 19:30:02 ID:OLBpag5/
人の居ない町を白いドレスの少女が走る。
何故なら後ろから明らかに嫌悪感を感じさせる者が追いかけてくるからだ。
おまけにどんなに撒こうとも本能的に居場所を嗅ぎ付け、追ってくる。
その化け物から逃げ続けてかなりの時間が経つ。
少女には明らかな疲れの色が見えてきた。
「ハァ、ハァ、全く、冗談じゃありませんわ。ハァ、何か手段は…」
ラーミアに助けを乞おうとも考えたが、現在居る路地は狭く、とてもラーミアが来れる状態では無かった。
「此処に居ても何時見つかるか分からないけど…休める時に少しでも休憩しないと逃げ切れないわね。」
そういって近くにあった建物に入り、退路を確保した後、少女は座りこんだ。
そしてリュックからあらかじめ燻製にしておいた肉を食べて、漸く一息つくことが出来た。
しかし、此処で深刻な問題が浮上した。それは、

「そろそろ次の獲物を探さないと食料が無くなってしまいますわ。…といっても街中では…」

そう、事あるたびにスタミナ回復の為に食料を食べていたため持っていた食料の殆どを食べ尽くしていたのだ。
「仕方ありませんわ。十分休んだことですし、見つからないことを祈りましょう。」
幸いにしてこの街は少し歩くと森がある、探せば食べられそうなものが何かあるだろう。
少女は静かに移動を開始した。
157(白+変態)+猪+(黒+緑)−変態=?:2009/02/14(土) 19:30:34 ID:OLBpag5/
*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
一方その頃、森の中では激しい戦いが繰り広げられていた。
両者とも得意な武器は剣、その腕前は共に高いもので、戦闘は膠着状態にあった。
一人は黒い甲冑を身に纏った騎士。
相対するは、緑の外套を羽織った剣士。
騎士が駆け出し一文字に武器で薙げば、剣士は紙一重で避けて斬り上げる。
それを騎士は半身で交わし首を刈る、等といったものが数十合続いている。
「ほう…大した腕だ。貴様は何者だ?」
「なっ、女だったのか、お前。まあいい。俺は友人が殺されるのをただ見ているだけしか出来なかった臆病なカエルだ。」
「ふん、なら臆病者はそれらしく逃げるがいい。それとも、此処で我が剣の錆となるか?」
「何、俺は友と剣に誓って貴様に負ける気は無い。行くぞ!」
「下郎が、死ね!!」

先に動いたのは剣士。彼は一瞬脚に力を溜め跳んだ。
人間ではありえない跳躍を見せ、自らの全体重と腕力で騎士に斬りつける。
対する騎士は、得物を腰溜めに構える脇構えで迎え撃つ。
あと少しで斬り結ぶという時、突然剣士がマントを広げ風を受け、斬撃の軌道を変えた。
「…ちっ!!」
騎士は優れた直感で前に飛ぶことで回避した。そして一度距離を置いて体制を立て直すことにした。
「逃がさん!!」
しかし、剣士は距離を置こうとする騎士の脚に舌を絡め、引き寄せると言うカエルならではの技でそれを阻止。
そして得物を構えて斬りかかった。
「くっ、このぉぉぉぉぉ!!!」
騎士は斬られる前に相手の腕を蹴り軌道をずらすと、その回転を利用して一閃した。
剣士は舌から放し、後ろに大きく跳躍することで回避した。
158(白+変態)+猪+(黒+緑)−変態=?:2009/02/14(土) 19:32:14 ID:OLBpag5/

…ああ、此処まで見れば割とまともな勝負に見えるだろう。
少しおかしいが、この決闘において騎士が女だとか剣士がカエルだとかはさしたる問題にはならない。
一番の問題は、

パン!! パシン!! ガッ!! スパーン!!

…お互いの武器が剣ではないことである。
騎士の武器はバット。金属製で色は全体漆黒。「えくすかりばぁ」と赤文字で銘打たれている
剣士の武器はハリセン。先端に重りが仕込んであるため結構痛い。「ぐらんどりおん」と達筆で書かれている。
そんなもので本人達は至って真面目に死合いをしているつもりなのだからかなりシュールな光景になっている。
しばらく斬りあった後、お互いに距離を置いて構えた。

「ふん、小賢しい真似をする。ならば、それも出来ぬ内に貴様を斬る!!」
「上等だ、受けて立つ!!」

騎士は横一閃の一太刀(?)を、剣士は足元から逆袈裟に斬り上げた。
そうして、その直後―

………巨大な猪が倒れ、乗っていた白いドレスの少女が跳んでいって、柊かがみが遥か彼方へホームランされた。
「「……一体何事だ?」」
二人の声は見事にハモった。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
159(白+変態)+猪+(黒+緑)−変態=?:2009/02/14(土) 19:33:29 ID:OLBpag5/
森に入った少女はまずキノコを探した。
まだ生長する年の数茸があるかもしれないという淡い希望を持って。
結局見つからなかったが、木の実やキノコなど色々取れたのでそれはそれで良しとした。
「後はお肉だけですわね。…と言ってもこのあたりではあまり期待は出来ませんわね。移動しましょう。」

少し移動すると、キノコがあったであろう場所が荒らされたようになっていた。
「これは…牙獣種が食事をした後ですわね。あたりの状態からしてかなり大きく、まだ遠くには行っていない…」
そう呟くと、シエロツールを取り出し構えた。
しばらく周囲を捜索していると、巨大な猪を見つけた。
「あれは…ドスファンゴ…これだけ大きければ当分の間は食料に困りませんわね。」
見つからないようにしながら作戦を練る。
周囲は樹が密集していて、双剣ですら振っているとぶつかる。
更に見通しが悪すぎるため、弓はほぼ役に立たない。
おまけに若返ることによって筋力が落ち、リーチが短くなっていたりするので、特訓して慣れなければならないという状態だ。
「…こうするしかありませんわね…」
そう言うと、彼女は行動を始めた。

まず、ドスファンゴの行動を観察し、次の行動を予測する。
予測したルートの真上にある樹に登り、相手を待つ。
下を相手が通過したら、上に飛び乗り、仕留める。
これが彼女の考えた作戦だ。
シエロツールをすぐに取り出せるように背中に背負い、息を潜めて待つ。
数刻後、ドスファンゴがやって来た。
彼女はタイミングを見計らい、一気に飛び―――乗ろうとしたそのとき。
160(白+変態)+猪+(黒+緑)−変態=?:2009/02/14(土) 19:33:55 ID:OLBpag5/

「や〜っと見つけたわよ♪ もう逃がさないわ☆」
「きゃあああああああああああああああああああああああ!!!」

変態降臨。
その瞬間少女は足を滑らせ、ドスファンゴの背に落下した。
それに驚いたドスファンゴは背中の異物を振り払うために身体を振り、暴走を始めた。
少女はパニック状態でただ捕まっていることしか出来ないでいた。
「ふふっ、逃がさないって言ったわよね?」
そして、それを煩悩を全開にしたかがみは箍が外れたような速度で追いかける。
少女が必死に前を見ようとすると、急に視界が開けた。
そして、二つの人影が見えた。
「危ない!!退いて頂戴!!」
しかし、大声で叫ぶが聞こえていないようだ。
もう駄目だと思った次の瞬間―――少女が宙を舞った。
ドスファンゴは、振り上げられるハリセンに自ら突っ込んだため一撃で昏倒した。
それによって、そのままの勢いで少女は前に飛ばされたのだった。
「ふふふ、逃げなさい、どんなに逃げても捕まえてあげる♪そしてそれから…」
なにやら不穏なことを呟きながら人知を超える速さで走るかがみは、

ガッ!!!!!!

と言う音とともにどこかへ消えていった。
そしてその後には、
「「……いったい何事だ?」」
と呆然とする二人の姿があった。

…因みに少女を捜していたラーミアがぶっ飛ばされるかがみを見て少女を発見するのだが割愛する。
161(白+変態)+猪+(黒+緑)−変態=?:2009/02/14(土) 19:43:34 ID:OLBpag5/
*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
【二日目 午後12時05分/ドイツ】


【食道楽を究めた貴婦人@モンスターハンター ポータブル 2ndG(以下MHP2G)】
[状態]健康、腹八分目、パニック 、見た目9歳
[装備]シエロツール、覇滅弓クーネレラカム@MHP2G、
   ムックルの毛皮で作ったマント、白ゴスロリドレス
[道具]肉焼きセット、桃太郎印きび団子、その他
[思考]基本:様々な肉を食べる
     1:次の得物を捜す
     2:料理が上手い人を捜す
     3:今度は何!?


【ラーミア@ドラゴンクエストV】
[状態]洗脳、健康
[装備]無し
[道具]不明
[思考]基本:食道楽を究めた貴婦人に従う
     1:早く彼女のとこに行こう
     2:…?何かおかしいような気がする??
162(白+変態)+猪+(黒+緑)−変態=?:2009/02/14(土) 19:44:06 ID:OLBpag5/

【セイバーオルタ@Fate/stay night】
[状態]健康、戦意喪失
[装備]金属バット「えくすかりばぁ」
[道具]支給品一式
[思考]基本:本物のエクスカリバーを探す
     1:一体何事だ?
     2:カエル?まあどうでもいいや

【カエル@クロノトリガー】
[状態]健康、戦意喪失
[装備]ハリセン、「ぐらんどりおん」
[道具]支給品一式
[思考]基本:他の仲間を捜す、本物のグランドリオンを探す
     1:一体何事だ?
     2:騎士?どうでもいいか
163(白+変態)+猪+(黒+緑)−変態=?:2009/02/14(土) 20:32:54 ID:OLBpag5/
*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
柊かがみはしぶとく生きていた。
どうやら当たり所が良かったのと、カスピ海に落ちたのが幸いしたらしい。
「あ〜あ、逃げられちゃったか。まあいいわ。さて、これを誰に使おうかしら?」
年の数茸をもって不穏に笑うかがみだった。

【二日目 午後12時05分/カザフスタン】

【柊かがみ@らき☆すた】
[状態]ガチレズ、変態仮面、ロリ、外道、爆発寸前
[装備]不明
[道具]支給品一式、9cm年の数茸×5
[思考]基本:気に入った奴を×××する
     1:とりあえず次の獲物を見つけて×××する
     2:気に入ったのはこのキノコでロリにして倍楽しむ
164リーゼント、喧嘩、食卓にて。:2009/02/15(日) 23:32:57 ID:vX9R7334
ここはとある食卓。一つの卓袱台を二人が囲んで座っていた。
座布団に座りながら本を読んでいる少女長門有希。
長門は夕飯時になったら本を読みながら妻である朝倉の料理が出来上がるのを待つのが楽しみであった。
そして、長門有希に正面にリーゼントの髪型をした男が座っている。
彼の名は門倉雄大。長門と朝倉の間に生まれた息子であり、彼は死者スレですくすくと育っていった。

しばらくするとお袋である朝倉が台所から歩いてくる音がする。
と、同時に本を読んでいた長門はパタンと本を閉じた。
長門が読書を止めるのは夕飯ができたとという合図のようなものである。
デミグラスソースの香りを漂わせながら朝倉涼子が台所から出てきた。
「夕飯できたよ。今日は貴方の大好きなハンバーグ!」
「…いただきます。」
「いただきます御袋殿。」

「どう、おいしかったかな?」
朝倉が空の皿を片付けながら長門と門倉に聞いてくる。
「この俺は母上の料理は嫌いではありません。」
「あらそう、嬉しいな。」
門倉の感想を聞いた朝倉は笑顔を浮かべる。とても眩しい笑顔だと門倉は思った。
「…よかった。」
「//////」
長門は淡々とした口調で感想を述べる。朝倉は顔を赤らめて長門に寄り添っていた。
そんな2人を門倉はじっと見ていた。まるで何かを伝えたいかのように。
実は毎回カオスロワの映像を見て育ったため自分も父上や母上のように自分もロワに参加したいと思っていたのである。
そしてついに打ち明けた。
165リーゼント、喧嘩、食卓にて。:2009/02/15(日) 23:34:25 ID:vX9R7334

「父上、母上!!この雄大も今世界で行われているカオスロワに参加したいです。」
「いいと思うよ。やらなくて後悔するよりやってk」
「ダメ。」
その言葉を聞いて朝倉は賛成するが、朝倉の言葉を中断し長門が否定する。
「なっ…何故ですか父上!!」
「そうよ貴方。何事も経験って言うじゃない。」
「そういうことではない。私は貴方のために忠告している。
あの世界は貴方が思っているほど甘くはない。私と涼子でさえ脱落している。
貴方が到底生き残れるとは思えない。」
余談ではあるが長門と朝倉の息子として生まれた門倉雄大は二人の教育がどこで間違ったのかやんちゃに育ちいろいろ荒れていた。
元々の腕っ節の強さと2人から受け継いだ情報改変能力を持つ彼はところ構わず突っかかっり相手をコテンパンにしていた。
彼が唯一敵わなかったのは両親である長門と朝倉だった。流石の彼もこの2人には力づくで逆らうことなどできなかった。
そんな2人でさえカオスロワでは脱落している。だから息子である門倉が生き残るのは尚更無理と言うものだろう。
「父上…なめとんですか…」
だが彼にはプライドがあった。生まれながらの能力ゆえに。
門倉は長門に対して怒りを募らせていく。
「売っとんのか……。この門倉雄大に喧嘩売っとんのか!!!」
門倉の怒号とともに門倉は卓袱台をひっくり返す。ひっくり返された卓袱台は長門へ向かって飛んでいく。
だが長門は卓袱台を片手で弾く。弾かれた卓袱台は天井へと突き刺さった。
「口で分からないなら実力で分からせる。」
「上等じゃぁぁ!!」
門倉は空間に槍を生成し発射、長門は人間離れした跳躍力で上昇しつつ回避し門倉の上を取る。
そして下にいる門倉に対し情報改変による強化と全体重をかけた踵落としを浴びせる。
「ぬぅぅ…」
門倉は即座に情報操作で腕を強化して踵落としをガードする。
だが、情報操作による強化と全体重がかかった長門の踵落としの威力は強烈なもので、門倉が立っている床下は既にひびが入りはじめていた。
このままではやばいと思った門倉は腕をふって長門を弾き飛ばす。
弾き飛ばされた長門は壁を蹴って着地。門倉と長門は睨みあう。

166リーゼント、喧嘩、食卓にて。:2009/02/15(日) 23:35:23 ID:vX9R7334
睨みあいは数分間続けた後門倉は拳を情報操作による強化を施す。
一方の長門も一つの拳に情報操作で強化している。
「父上、わからしてやりますよ。この雄大は昔の雄大ではないということを…この拳で。」
「言葉で分からない以上、拳で語るしかないと私は判断する。」
そして2人は同時に飛び出す。お互いに拳を突き出す。
息子と父の拳の語り合いが今始まろうとした時――

「やめなさい。」

2人の間に朝倉が入り込んでいた。両手に包丁を持ち、長門と門倉の首にそれぞれ突きつけている。
長門は無表情でこれから殴ろうとしていた門倉を見ていたが、門倉は自分の首に突きつけられている包丁を冷や汗を垂れ流して見ていた。
門倉の怒りはだんだん収まっていった。
「2人とも落ち着いて。もういいでしょう貴方。雄大を行かせてあげましょう。」
「母上……」
「……。」
「貴方の気持ちはよく分かるわ。でも、可愛い子には旅をさせろって言うじゃない。
だから雄大をカオスロワに行かせてあげようよ。ね♪」
「……。」


167リーゼント、喧嘩、食卓にて。:2009/02/15(日) 23:36:20 ID:vX9R7334
「分かった。貴方がカオスロワへ参加することを許可する。」
「父上!!」
「でもその世界には私達はいない。貴方1人で生き残らなければならない。
その覚悟には貴方にはあるのか。」
「舐めてんですか父上。この雄大は父上と母上の息子ですよ。」
「そう」
その時門倉にデイバッグがどこからか与えられ、門倉に光が降り注ぐ。
これはこれから彼がカオスロワに旅立つと言うことであった。
「それでは行ってまいります父上、母上。」
「頑張ってきてね。母さん応援してるから。」
「気をつけて。」
そして門倉雄大はカオスロワへと旅立っていった。

「…これで静かになった。」
「でも、貴方。意外とあっさり雄大のカオスロワ参戦をよく認めたわね。
だって頑固な長門さんのことだから…」
「『可愛い子には旅をさせろ』。その言葉に同感した。それに…」
「それに?」
長門は真剣そうに朝倉をじっと見つめる。
それに対して朝倉は首を傾げていた。
「貴方の頼みを断ることは私には決してできない。」
「やだ…恥ずかしいじゃない////」
「涼子…」
「有希さん…」
そして長門は朝倉を抱き寄せる。そして朝倉を押し倒し(省略されましt



168リーゼント、喧嘩、食卓にて。:2009/02/15(日) 23:37:49 ID:vX9R7334
門倉はオーストラリアの喫茶店に召喚されていた。
辺りを見渡すとそこには店主のパプテマス・シロッコ、
そして頭に変な被り物をしたような髪型をした男レオーネ・アバッキオがいた。
アバッキオは門倉に気付くとティーカップにお茶を注ぐ。
「やあ君はカオスロワの新参参加者だね?俺はレオーネ・アバッキオ。立っているのもなんだからここに座りなよ…」
「はぁ門倉雄大と言うものでございます。」
「門倉君か。お茶でも飲んで話をしよう。」
「いただきます…うっ!!」
門倉は自分に注がれたお茶を飲もうとするが、口に運ぶ寸前で止めた。
なにしろ今自分が飲もうとしているのは…
そんな門倉の様子を見てアバッキオを口を開く。
「いただきますって言ったからには飲んでもらおうか。それともヌルイから飲むのはいやか?
お前は俺がお茶を差し出したのに対して『いただきます』って言ったんだぜ?」

ダンッ!!

門倉はテーブルを叩いて立ち上がる。
「うっとるんか…この門倉雄大に喧嘩うっとるんか!!!?」
「おいおい…せっかくこの殺し合いにティータイムという安らぎを与えてやろうと言うのによぉぉ〜〜
しょうがねえ…ちょいと手荒になるが大人しくしてもらうぜ…」
睨みあう門倉とアバッキオ…2人の喧嘩は何時始まってもおかしくなかった。

169リーゼント、喧嘩、食卓にて。:2009/02/15(日) 23:38:59 ID:vX9R7334
【二日目・午後12時30分/オーストラリア・喫茶店『カフェ・ド・パプテマス』オーストラリア店】
【門倉雄大@嘘喰い】
[状態]健康、怒り
[装備]不明
[道具]支給品一式
[思考]基本:父上、母上、この門倉雄大。生き残ってみせます
     1:アバッキオはこの俺に喧嘩うっとるんか!!?

【レオーネ・アバッキオ@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]健康
[装備]ムーディーブルース他
[道具]アバ茶他 
[思考]基本:殺し合いの中ティータイムで参加者に安らぎをもたらす
    1:門倉雄大を大人しくさせる
※アバ茶に関しては本人に悪気はありません

【パプテマス・シロッコ@機動戦士Zガンダム】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]コーヒー、茶葉、支給品一式
[思考]基本:カフェを営業する
     1:店の中では静かにしてもらいたいな
2:何このリーゼント…
170改名:2009/02/15(日) 23:46:52 ID:/Jm1KdsS
 少佐は私に言った
「あなた、名前が長いから『女プーチン書き手』に改名しなさい」

 それじゃあプーチンを女化させたみたい……
と思ったがそんなこと言うとアレなので、
私少佐の意思に従った。

【4時40分/ニュージーランド】
【真・異端組】

【赤木しげる@アカギ】
[状態]:健康 真・異端組リーダー 
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]基本:ラスボスを倒す。
1:狂気の沙汰の行動をしたラスボスと接触する。
2:少佐とキョン子と女プーチン書き手に期待。

【キョン子@性転換ハルヒシリーズ】
[状態]:アカギ護衛(趣味) 性転換 強化義体   
[装備]:北高セーラー服 
[道具]:不明
[思考]基本:アカギを護衛する アカギと結婚する
1:アカギと少佐と女プーチン書き手と行動する。
2:アカギは鈍感だからな……どうやって振り向かせようか……
3:アカギの障害となりえる奴は絶対に殺す
※強化義体は、跳躍1000メートル以上、握力5トン以上と
核を耐えられる体、そしてそれを正確に制御できる力を持っています。

171参加するカモさん:2009/02/15(日) 23:47:23 ID:/Jm1KdsS
【草薙素子@攻殻機動隊】
[状態]:健康  真・異端組参謀
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]基本:ラスボスを倒す。
1:キョン子の恋を応援……そうしろと私のゴーストが囁くの

【女プーチン書き手@カオスロワ】
[状態]:健康 プーチンの力 南斗聖拳(マスター)北斗神拳(マスター)   
[装備]:スーツ 暗殺用針 
[道具]:水と食事
[思考]基本:カオスロワの繁栄を願う。
0:改名させれてしまった。
1:真・異端組の一員として頑張る。(強制的に)
2:6/氏と母書き手氏に会ってアドバイスを貰う。
172死亡表記が間違っている?またまたご冗談を:2009/02/17(火) 20:34:26 ID:YATl7hos
「何っ?ミュウツーとシカマルともょもとが死んでいるだと?」
ある男がパソコン画面を眺めて叫ぶ。
この男は「カオスゲッターチーム」とかいうよく分からんチームを贔屓している男だった。
「ちっ…しつこい奴らだぜ。イタチは死んでるから幻術は使えないし…
こうなったらまた俺が復活させてくるしかあるまい!!
ついでにディアボロモンとシレンを仲直りさせてこよう!!」
そして男はカオスロワの世界に飛び込み、メガザルを唱えようとした…



「む…あれは…」
とある男が1人の男を見つける。
「あいつからキャプ見沢の臭いがするぜ。どれ、キャプ見沢専用のスカウターを使ってみるか。」
これは彼がキャプ見沢の人に使うスカウターで、キャプ見沢のレベルを測るものである。
SSの内容やクオリティ、発言の痛さ、空気の読めなさ、フラグの生かせなさ、贔屓具合、過去の所業、etc…etc…etc…
あらゆる数値を総合し、キャプ見沢のレベルが分かるのである。
ちなみにレベルは高ければ高いほどキャプテンに近づくと言う不名誉なレベルである。
その結果…

「こ れ は ひ ど い」

説明はできないがK6氏が絶句するレべルの痛さだったという

「キャプ見沢は死ね!!!
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 WRYYYYYY
  無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」
「ヤッダァーバアアアァァーーーッ!」
こうして1人の男は星の屑となり、二度とカオスロワの世界へ戻ることはできなかった…

【カスゲッターチームの人@カオスロワ糞書き手 死亡確認&永久追放】
173死亡表記が間違っている?またまたご冗談を:2009/02/17(火) 20:35:28 ID:YATl7hos
【二日目・午後12時30分/ギリシャ】

【K6@キャプテン観測所】
[状態]:健康   
[装備]:不明 
[道具]:キャプ見沢専用スカウター
[思考]基本:キャプテン及キャプ見沢は殺す
174加熱されすぎの炎の漁師達:2009/02/18(水) 04:20:58 ID:Eh6YR5T5
「なあ、何で俺ら山登ってんねんな?」
「何、少し確認したいことがあるのだよ。」
「火山の火口に魚が居るかボケェ!!」
「ま、待て、少しは人の話をウボァ!!」

はい、毎度お馴染み流浪の釣り人、アーチャーです。
……我ながら言ってて虚しいので無かったことにしてくれ。そもそもお馴染みなのかこれ?
それはさておき、今私達はキラウェア火山を登っている。
理由? もちろん魚を釣るためだ。
…今「キラウェア火山の火口に魚が居る訳ないだろう。」とか言った奴、こっち来い。
人の話を聞けと言ったはずだ。干将莫耶の錆にしてくれる。

〜大変御見苦しいもの(ズバッ)をお見せして申し訳ございません(ザシュザシュ)。
しばらくお待ち下さい(グチャグチャグチャ)〜

……失礼した。どうやら死徒だったようで、此処で死んでくれて何よりだ。
とはいえ、あれはそう簡単に滅びる奴ではないが。
…話がずれたな。

「優、俺が確かめたいのは此処にこいつが居るかどうかだ。」
「何やコイツ、溶岩の中に住んどるんか。おもろいやっちゃな。」
「体長は20m前後、居るならば間違いなく大物だ。」
「うぉっしゃー!! 待ってろ、ヴォルガノス!! 今獲ったるからなー!!!」
「「ウラーラーラーラーラー!!!!!」」

と、言うわけで今回の獲物は溶岩竜ヴォルガノスだ。
しかし、火口に住んでいる奴を取るためには下準備が必要。
そこで取り出したるは数刻前に作ったこれ。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
175加熱されすぎの炎の漁師達:2009/02/18(水) 04:21:39 ID:Eh6YR5T5

「何しとるんや?」
「調合の準備だ。材料はにがむしはそこにいた奴、氷結晶はそこの箱の中にあった奴だ。」
「何でこんなものがあるんやろ?」
「…優、世の中には知らない方が良い事もあるだろう?」

何て酷い文章だ、手抜きにも程がある。
発想が貧困な書き手を細切れにしたい所だが、この話が途切れるので見逃してやることにする。
…いつかコロス。その時までに首を洗っておけ。

―閑話休題。

月刊「狩りに生きる」の記事を貼り付けたノートのアイテム欄を開き、調合の欄を見る。
調合書は無いが、成功確率はそれなりに成功するだろう。
……これをやるのが優ならば。俺ってば運無いし…orz
と、言うわけで優にさせる。
クーラードリンクが6つ出来た。失敗は無い。ぶっちゃけ滅茶苦茶妬ましい。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
―ダイジェストでお送りした。今思い返しても…orz
火口付近で飲み、暑さ対策をする。
しかし、何故これだけで暑さが平気になるのだろう? 本気で不思議に思う。
さて、お目当ての獲物はっと。
「居ったでー! こっちやー!!」
早速見つかったようだ。溶岩流の中にクッキリと黒い背が見えている。
「どうやって獲るんや? 流石に溶岩の中には入れんし、餌も垂らせんのやけど?」
まあ、当然の疑問だ。だが、何も漁というのは他にも方法がある。
「奴を捕鯨の要領で釣り上げる。今回優は釣り上げてから頑張ってもらう。それまでは待機だ。」
「でも、あそこまで届かへんやろ?」
「私は仮にも弓兵だ。あの程度の的なら外しはしないさ。」
176加熱されすぎの炎の漁師達:2009/02/18(水) 04:22:35 ID:Eh6YR5T5
優にそう言って弓と鎖を投影する。
次は矢だ。恐らく相手の鱗は冷え固まった溶岩で更に硬くなっているだろう。
「―I am the bone of my sword.(我が骨子は捻れ狂う)」
―ならば、それに打ち勝つ剣を。
該当する剣を検索する。
―投影するのは、ローランの剣。
創造理念、基本骨子を再現する。
―死に際に岩に叩きつけて砕こうとしても岩に刺さり折れることなく輝いた絶世の剣。
担い手の記憶を憑依させる。
―その剣の全てを鏃へ変化させる。
それを刺さった瞬間相手に螺子のように抜けないよう抉りこむよう変化させる。

―完成した。
それに鎖を外れないように繋げ、一方を岩に繋ぎ、矢を番える。
既に的に当たるのはイメージ出来ている。後は矢を放つのみ!

「行け! 偽・螺旋剣(デュランダルU)!!」

光の筋となって飛んでいったそれは見事に獲物の背に刺さり埋まった。
「―強化、開始(トレース・オン)」
全身を強化し、一気に引き上げる!!

「用意は良いか優! フィィィィィィィィッシュッッッッッッッ!!!!」
「よっしゃー! やったるでーー!!」
「ゴァァァァァァァァァ!!!」

釣り上げたヴォルガノスは立ち上がると、火炎弾を吐き出してきた。
ガノトトスの例が有るので横に避ける。
ふむ、撃った後の隙はあるが、地面に着弾した後の飛沫にも注意しなければならないようだ。
177加熱されすぎの炎の漁師達:2009/02/18(水) 04:24:03 ID:Eh6YR5T5
「あかん!!コイツ銛が奥まで届かん!!!」
―やはりか、幾ら鯨用の銛を改造したとはいえ、このような獲物は想定してはいまい。ならばどうするか。
宝具―使えない。優を巻き込んでしまう可能性が高すぎる。
干将莫耶で斬りかかる―効果はあるだろうが、奴の行動を横から見て援護しないと両方攻撃を喰らう可能性がある。
「ガァァァァァァァァ!!!!」
「おわー! あぶねぇぇぇぇぇ!!!」
「チッ、やはりコイツも這いずってくるか!」
ガノトトスの時もそうだったが、こう動かれると戦い辛い。
幸いにして、ここは山中、魔力はドーピングで桁外れの魔力を持った優から余るほど送られている。ならば―
「優!しばらくその場で持ちこたえてくれ!―投影、開始(トレース・オン)」
「わかった!! はよせいよ!!」
―投影するのはデュランダル。今度は鏃ではなく、剣としてだ。
「まだかー!? おわっ、尻尾振んなこら!!」
―投影するのは12本。大盤振る舞いだ、しっかりと味わってもらおう。
「ゴァァァォォォォォ!!!」
「な、飛んだ!?」
「任せろ!! フィィィィィィィィッシュッッッッッッッ!!!!」
ボディプレスを受ける前に優を真上に釣り上げて放り、避難させると同時に剣を放つ!

「―停止解凍、全投影連続層写(フリーズアウト・ソードバレルフルオープン)!!」
178加熱されすぎの炎の漁師達:2009/02/18(水) 04:24:31 ID:Eh6YR5T5
「グアアアアアアアォォォォォォォ!?!?!?」
12本のデュランダルは狙い違わず尾ひれを地面に縫いつけ、足を裂き、剣の檻を形成した。
「どうかね、我が剣の味は? だがまだ終わらんぞ? 喰らうが良い!!」
「止めや!!うおおおおおおおおおお!!!!!」
「ギャアアアアアアアア!!!!!」
狙い通り、上から全体重、全力を掛けた優の銛がヴォルガノスの後頭部を捕らえると獲物は動きを止めた。
「…どうやら仕留めたようだ。よくやった、優。」
「…お前、もう少しマシな助け方は無かったんか? 死ぬか思うたわ、ホンマ。」
「まあ良いじゃないか。二人とも無事で獲物は仕留められたのだからな。」
「まあそうやな!!ほな、いつもの行くでー!!」

「「ヴォルガノス、獲ったどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」

* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
獲った獲物をデュランダルで切り分けバッグに詰める。
ん? 宝具をそんな事に使うな?
では、表面が岩石のような体長20mの魚を包丁で切り開いて見せろ、今すぐだ!!!
そうして6個目のブロックをバッグに入れたとき、優が出し抜けに、

「そういえば、そろそろクーラードリンクの効果切れるんちゃうか? 次くれや。」

―――すっかり忘れていた。
そして次の瓶をポケットから出そうとしたその時、大変なことに気が付いた。
「―――――なんでさ。」
「ん? どうしたん?」
179加熱されすぎの炎の漁師達:2009/02/18(水) 04:25:18 ID:Eh6YR5T5
おお、ゴッド。俺が何かしたかい?
何でポケットに穴が開いてるのさ?
俺達に此処で焼け死ねと?

「事情によりクーラードリンクが無くなった。急いで降りるぞ!!」
「こんのどアホぉぉぉぉぉぉ!!! 後でしばき尽くす!!!」

―まあ、何とか所々焼け焦げながらも下山には成功した。
その後、優から徹底的に折檻を喰らったのは言うまでも無い。
―――おのれ、凛。「うっかり」なんてとんでもないものを写しおって。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * *

【二日目・12時30分/ハワイ】



【濱口優@現実】
[状態]若干の疲労、パワー全開
[装備]改造巨大銛、ゴーグル、ウェットスーツ
[道具]木の実5種(それぞれ少量) 、サハギン、クロノサウルス 、ヴォルガノス
[思考]基本:アーチャーと共に世界中の魚を獲る
    1:獲ったどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
    2:とりあえず獲物を獲る!!
    3:出来ればガルタイトでの移動は遠慮したい
    4:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!
180加熱されすぎの炎の漁師達:2009/02/18(水) 04:25:55 ID:Eh6YR5T5


【アーチャー@Fate/stay night】
[状態]やけっぱち精神崩壊、凛のうっかり伝染
[装備]釣竿、最新式リール、釣り針、頑丈な釣り糸、三つ編みにしたピアノ線
[道具]釣りミミズ×6、釣りバッタ×5、釣りホタル×17、釣りカエル×9、ガルタイト、ノート
[思考]基本:濱口優と共に世界中の魚を釣る  
    1:フィィィィィィィィッシュッッッッッッッ!!!!
    2:もうゴールしても良いだろう? 凛…
    3:何としてもうっかりを治したい
    4:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!


【ヴォルガノス@モンスターハンターポータブル2ndG 死亡確認】
死因:延髄を銛で刺される


【ミハイル・ロア・バルダムヨォン@月姫 死亡確認】
死因:干将莫耶でミンチにされる
181参加するカモさん:2009/02/19(木) 09:51:43 ID:SU8xTLAo
保守
182まさに外道V:2009/02/19(木) 19:22:04 ID:FIjiZJgH
「最近書かれてない連中に、出番をやるよ!

 死体役だけどな!!!」


ま さ に 外 道


【二日目・12時30分/ギリシャ】
【赤さん@まさに外道】
[状態]:健康
[装備]:アサルトライフル
[道具]:支給品一式、ボート
[思考]基本:まさに外道なことをする。
1:外道王を超える

【ヨハン・トリニティ@機動戦士ガンダム00 死亡】
【伊藤開司@賭博堕天禄カイジ 死亡】
【Drワイリー@ロックマンシリーズ 死亡】
【デビルガンダムスローネドライ@機動武闘伝Gガンダム+機動戦士ガンダム00 死亡】
死因:射殺
183じゃあ俺にも出番をくれよ:2009/02/19(木) 21:12:05 ID:lArQMaBp
「さて次はどんな外道なことをしようかな・・・・・・」

赤さんがそう考えていたときである。

「だから既存のキャラ大量虐殺するなってのっ!」

突如現れた男がスタンドから氷を出したのだ。
赤さんのいる場所が絶対零度に包まれる。

「おっとアブねえ」

ひょろりと交わした赤さんはそのままニコロワβに召還されていった。
まあそのうち戻ってくるだろうけど。

「っと俺は一体何を言ってたんだ!? まあいい、ネウロめ俺を置いていきやがったな!
糞っ!糞っ!」

【二日目・12時30分/ギリシャ】
【ギアッチョ@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【装備】ホワイトアルバム、その他不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:(優勝して?)生き残る
      1:俺を置いていくんじゃねぇ!
      2:襲ってくるやつを殺す。やばかったら逃げる

【赤さん@まさに外道 ニコロワβへ参加確認】
184あいつこそがKYの王女様:2009/02/20(金) 17:53:28 ID:OXURLzhO
オーストラリアの喫茶店の中で、門倉とアバッキオはにらみ合っていた。
門倉は情報改変を自らの拳に施し、アバッキオはおのれのスタンド「ムーディーブルース」を出現させる。
状況はまさに一触即発。二人の激突は避けられないと思われた、その時……。

「こんにちはー!」

入り口のドアを開け、緑の髪をポニーテールにした少女が店内に入ってきた。
臨戦状態にある門倉とアバッキオをスルーし、少女は店主であるシロッコの元に向かう。

「いやー、こんな状況でも営業してるお店もあるんだね! 感心感心!
 マスター、コーヒーお願い! あと、ケーキか何かあります?」
「あ、ああ……」

場の空気を無視した少女の行動にシロッコはあっけにとられつつも、プロ意識を発揮してコーヒーの準備を始める。

「ちっ、毒気を抜かれちまったぜ」

気だるげに吐き捨てると、アバッキオはスタンドを解除し自分の席に戻る。
一方の門倉も殺気を鎮め、一度離れた椅子に再び腰を下ろした。

「マスター、彼女の注文した分は、私のおごりということで……」

席に戻った門倉は、シロッコに向かってそう告げる。

「えっ!? いや、そんな、なんでですか? たまたま同じ店にいただけなのに……」

門倉の唐突な申し出に、少女はとまどう。その様子を見ながら、門倉はニヤリと笑った。

「この門倉雄大、あなたのような女性……嫌いではありません」

返された言葉に、少女……園崎魅音は首をかしげるしかなかった。
185あいつこそがKYの王女様:2009/02/20(金) 17:54:00 ID:OXURLzhO
【二日目・午後12時40分/オーストラリア・喫茶店『カフェ・ド・パプテマス』オーストラリア店】
【門倉雄大@嘘喰い】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式
[思考]基本:父上、母上、この門倉雄大。生き残ってみせます
     1:彼女のような女性……嫌いではありません

【レオーネ・アバッキオ@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]健康
[装備]ムーディーブルース他
[道具]アバ茶他 
[思考]基本:殺し合いの中ティータイムで参加者に安らぎをもたらす
    1:あの子にもアバ茶を勧めてみるか
※アバ茶に関しては本人に悪気はありません

【パプテマス・シロッコ@機動戦士Zガンダム】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]コーヒー、茶葉、支給品一式
[思考]基本:カフェを営業する
     1:変な客ばっかり来るな……

【園崎魅音@ひぐらしのなく頃に】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:殺し合いに乗らずに生き残る
    1:私、何かした? あるぇー?(・3・)
186LUCAS SHINE!!!:2009/02/21(土) 23:25:58 ID:IXP/gqHI
リュカ死ねの人はタンスを調べた、中にはデスノートが入っていた!!
LUCASとリュカ死ねの人は書いた
リュカ@ドラクエ5 死亡確認
リュカ@MOTHER3 死亡確認
ルーカス@悪童日記 死亡確認
ルカ@聖書 死亡確認
ルカ・モドリッチ@サッカー 死亡確認
巡音ルカ@ボカロ 死亡確認
ルカ・トーニ@サッカー 死亡確認
ルカ・バドエル@F1 死亡確認
ルカ・ブライト@幻想水滸伝2 死亡確認
ルカ・ミルダ@テイルズオブイノセンス 死亡確認
ルーカス・セベリーノ@サッカー 死亡確認
ジョージ・ルーカス@映画 死亡確認
etc...
合計50人死亡
 どーも女プーチン書き手です。
一人称が安定していません。

つい先ほどリーダーのアカギさんが、
>>186を打ち殺してこい……!」
と言われたので、殺させていただきます。

>>186 死亡確認】
死因 アカギの怒りに触れ、女プーチン書き手によって殺される。
188LUCAS SHINE!!!:2009/02/22(日) 00:02:34 ID:JtpB9nhC
死因 名前がリュカぽかったから
189かうちあきあたはらやん:2009/02/22(日) 08:30:16 ID:JtpB9nhC
歩いてる途中ディアボロが溺れた
「助けてくれえ!!」
玉子は助けようとしたが体重が重すぎて沈んでいった
タケシはにげだした!!!

【ディアボロ@ジョジョの奇妙な物語 死亡確認】
死因 溺れた
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
死因 あまりに重すぎて沈んだ
【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
死因 禁止行為で爆発
190かうちあきあたはらやん:2009/02/22(日) 09:15:37 ID:JtpB9nhC
玉子が勢いよく沈んだことにより津波と地盤沈下が起きた
【野比玉子 死亡確認】
【ディアボロ 死亡確認】
【田代まさし@現実 死亡確認】
【ハム太郎@ハム太郎 死亡確認】
【北条鉄平@ひぐらし 死亡確認】
【リュウ@ストリートファイター 死亡確認】
【コイキング@ポケモン 死亡確認】
【ルイージ@マリオ 死亡確認】
【オプーナ@ミリオン 死亡確認】
【織田信成@現実 死亡確認】
191参加するカモさん:2009/02/22(日) 09:27:16 ID:JtpB9nhC
【劉禅@三国志 死亡確認】
【伊達政宗@戦国時代 死亡確認】
【片倉小十郎@戦国時代 死亡確認】
【セフィロス@FF7 死亡確認】
【コックカワサキ@カービィ 死亡確認】
【捨丸@花の慶次 死亡確認】
【ルカリオ@ポケモン 死亡確認】
【デボラ@ドラクエ5 死亡確認】
【サイト@ゼロの使い魔 死亡確認】
【ルルーシュ@コードギアス 死亡確認】
192参加するカモさん:2009/02/22(日) 09:42:53 ID:JtpB9nhC
【ブルー将軍@ドラゴンボール 死亡確認】
【兎人参化@ドラゴンボール 死亡確認】
【前原圭一@ひぐらし 死亡確認】
【元太@名探偵コナン 死亡確認】
【L@デスノート 死亡確認】
【ゲップー@マザー2 死亡確認】
【妊娠@2ch死亡確認】
【GK@2ch 死亡確認】
【痴漢@2ch 死亡確認】
【ナージャ@明日のナージャ 死亡確認】
死因 海水浴中に玉子の津波によって
193参加するカモさん:2009/02/22(日) 09:57:46 ID:JtpB9nhC
【タケシ 死亡確認】
【コジロウ@ポケモン 死亡確認】
【エクスデス@FF5 死亡確認】
【紗那@灼眼のシャナ 死亡確認】
【荻原雪歩@アイマス 死亡確認】
【糸色 好@絶望先生 死亡確認】
【ドラミ@ドラえもん 死亡確認】
【アフリカゾウ@現実 死亡確認】
死因 地盤沈下による玉子のじしんにより
【野比玉子 死亡確認】
死因 水の圧力により
【野比玉子 死亡】
マントル突破により
【野比玉ry】
大気圏突入
194殺せばいいってもんじゃない:2009/02/22(日) 10:33:30 ID:FRuVucRp
 どーも女プーチン書き手です。
一人称が安定していません。

つい先ほどリーダーのアカギさんが、
>>188から>>193までを無効にして打ち殺してこい……!」
と言われたので、殺させていただきます。
まあ、編集さんがかわいそうですしね。

>>188-193 死亡確認】
死因 アカギの怒りに触れ、女プーチン書き手によって殺される。
195参加するカモさん:2009/02/22(日) 14:32:17 ID:JtpB9nhC
「ザオリク」
その声と共に俺は生き返った
「死ね女プーチン書き手」
ライディンを唱えた
【女プーチン書き手 死亡】
死因 最強の迅雷使いの怒りのライディンにより死亡
>>188-193@俺】
[状態]普通、迅雷使い
[装備]ラオート@モンハン
[持ち物]タケシのパンツ、拡散弾3×3個、雷鳴弾×5個、通常弾×20個、玉子カプセル三個、ドライチキン
[思考]基本:アカギを殺す
1 腐女子は殺す
2 玉子症候群を誰かにかけさせる
3 部下増やす、従わない奴には電磁砲
196俺参戦は正直もういいから:2009/02/22(日) 15:01:42 ID:7E8DtX84
「ザオリクじゃなくてアレイズじゃね? ザオリクはこれ」
「いけね、間違えた」
「後、あまりキャラの大量虐殺はやりすぎると(2桁がボーダーライン)未参戦キャラでも死ぬから注意しろよ」
「おk、今度から気をつけるわ」
老賢者の声によって女プーチン書き手は生き返った。
呪文を間違えた>>195は自重するために元の世界に帰っていった。

【老賢者@カオスロワ】
[状態]健康
[装備]賢者の杖@FF
[持ち物]賢者の石@ドラクエ、支給品一式
[思考]基本:カオスロワを適当に盛り上げる
     1:テラカオスいないし今回も主催やろーかなー

>>188-193@俺 帰還確認】
197死亡表記が間違っている?またまたご冗談を:2009/02/22(日) 19:04:34 ID:wWaQsZwr
ズガンッ!!

「これだけ荒らしといて無事に帰還できるほどカオスロワは甘くないのだよ。」

元の世界に帰ろうとしていた>>188-193はルーファウスに殺害されていた。

【ルーファウス@FF7】
【状態表は前と同じ】

>>186=>>188-193>>195@俺 死亡確認&永久追放】
198参加するカモさん:2009/02/22(日) 19:05:13 ID:wWaQsZwr
おっとタイトルは帰還だと?生温いわ!で
199死亡だと?生温いわ!:2009/02/23(月) 17:34:28 ID:7wPlHbWK
ルーファウスはゴミ荒らしの持ち物の玉子カプセルをクズに飲ませる
「貴様には死すらも生温い、死のみで事が全て丸く収まるほどバトルロワイアルは甘くないのだよ」
「ズガン!」「ズガン!」「ズガン!」「ズガン!」「ズガン!」

>>195@俺 死亡確認】×5
死因 銃殺

【ルーファウス@FF7】
【状態表は前と同じ】
200参加するカモさん:2009/02/23(月) 23:06:20 ID:Gb6LOO/E
「最終的にしまっちゃうからね〜」

>>195@俺 封印確認】
【リュカ死ねの人@現実 封印確認】

【しまっちゃうおじさん@ぼのぼの】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]支給品一式
[思考]基本:カオスロワの秩序を乱すものをしまう
201参加するカモさん:2009/02/24(火) 18:23:11 ID:FDyW/Uvj
その時メタナイトは自分の願いを叶えるべく宇宙にいた
「私はもっと強くなりたい・・・、銀河最強の戦士と戦わせてくれ!」
「OK、ソレデハカツテムカシフウインサレタセンシヲヨビサマシマショウ
(やべぇこいつらぐらいしか封印されてない、まあいいか)」

ノヴァは銀河最強戦士を召還した。
銀河最強戦士は息が出来ず死んだ、スイーツ(笑)

【メタナイト@カービィ】
[状態]健康
[装備]仮面、ギャラクシアソード
[持ち物]不明
[思考]基本 強い奴と戦いたい、強くなりたい。
1 腹減った
2 これが・・・最強だと?

【ノヴァ@カービィ】
[状態全体]顔の負傷以外問題無し
[思考]基本 願い叶える
 1 ひたすら待つ
 2 こいつらしか何故かいないから我慢しろ
【リュカ死ねの人@FFDQ3rd 死亡】
>>195@クソ書き手 死亡】
死因 窒息
202結成、悪夢の暴食シスターズ(カエル談):2009/02/25(水) 17:57:26 ID:UipCz/IM
いった〜…一体何ですの? 全く、何でいつもいつもこんな目に…」
ドスファンゴの上から放り出された少女はそう一人ごちた。
幸いにして落ち葉等がクッションになってくれたお陰で服が少し汚れた程度で済んだ。
「あ〜っと、とりあえず無事か? 派手にぶっ飛んでいたけどな。」
漸く我に返ったカエルは少女に声を掛けた。
「え、ええ。とりあえずは怪我もありませんわ。ありがとう。」
それに対しカエルが喋ったことに若干引きつつも少女は返事をした。
「ふん、興醒めだな。おい、そこのカエル、勝負は預けたぞ。」
一方、セイバーオルタ(以下オルタとさせてもらう)はやや不機嫌気味にそう答え、立ち去ろうとした。
が、しかし、

ぐ〜きゅるるるる〜

少女はカエルを見て、カエルは首を横に振った。
そして、二人同時にオルタを見やった。
「…腹が減った。何か食わせろ。」
…何処と無く歯切れの悪い返事だった。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
「さて、一体どうしてお二人は決闘をなさっていたのですか?」
とりあえず、先ほどのドスファンゴを捌いて食事にすることにした三人はお互いの状況を話すことにした。
既にドスファンゴは骨と化している。
まあ、誰がこんなになるまで食べたかは言わずもがなであるが。
「俺はさっぱりだな。仲間を捜して歩いていたら突然襲ってきやがったんだよ、そいつが。」
カエルがじと目でオルタを見る。すると、オルタは悪びれもせずに、
「腹が減っていて、目の前を食料が通りかかったから獲ろうとした。当然のことであろう?」
などとのたまった。
203結成、悪夢の暴食シスターズ(カエル談):2009/02/25(水) 17:57:55 ID:UipCz/IM
んだと!? 貴様、人のことを食料扱いしてたのか!?」
「何を言っている? 貴様は蛙であろう? 十分食料たり得るではないか。」
「ふざけんな、大体支給品にあった食料はどうした!? あれだって結構量あったんだぞ!?」
「あの程度の量で足りるわけないであろう。それよりも煩い。そろそろ食料は黙れ。」
「この…言わせておけば…」
「ほう、この場でやるか? そのときはこの場に一品目食事が増えることになるがな。」
そうしてお互いに武器を持とうとした瞬間、
「いい加減になさい!! そのような低レベルな喧嘩はおやめなさい!!」
スパーン、スパーンと快音を響かせて「ぐらんどりおん」が二人の後頭部を直撃した。

「それで、食事はこれで終わったのですが、この後お二人はどうするのですか?」
「ぐらんどりおん」を持ちながらイライラした様子で少女は質問する。
因みに叩かれた二人は、正座をさせられている。
「俺は仲間と、自分の剣を探す。何よりもこんな殺し合いなんてさっさと終わりにしたいものだ。」
「私は剣を探して帰る。元よりこんな戯言に付き合う気は無い。」
二人はそれぞれの方針を少女に告げた。
「で、質問に答えたからにはこちらからも聞かせてもらう。貴様はどうするつもりだ?」
オルタは少女に問う。
「そうですわね…家に帰るのも良いですけど、折角外に出てきたのですし、美味しいものを沢山食べる事にしてますの。」
「何だと?…それは本当か?」
「え、ええ、野生の生物を狩猟してそのお肉を焼いて食べたりしてますの。このマントも獲った獣の毛皮のものですわ。」
204結成、悪夢の暴食シスターズ(カエル談):2009/02/25(水) 17:58:28 ID:UipCz/IM
少女の返答に必要以上に食いつくオルタ。
カエルが「…この暴食魔神が。」とぼやいたがそれもスルーしている。
「…そう言うことなら手伝ってやるのも吝かではない。感謝するがいい。」
「いえ、ですが…ワカリマシタ、オ願イ致シマス。」
「何をやってるんだ、お前ら…」
断ろうとした少女を戦闘時よりも殺気を込めた睨みで黙らせるオルタ。隣で呆れ果てるカエル。
「はぁ…付き合いきれん。俺は行くぜ。」
そうしてカエルは立ち去ろうとしたが、
「何処へ行く? 貴様には獲物を狩る役目と非常食として来てもらう。反論は認めん。」
「ハァ!?!? ふざけんな、俺は貴様と馴れ合う気はない!! っていうか人のことを何だと思ってやがる!!」
「でも、一緒に来るメリットはありますわよ? 私には「足」がありますから。」
「やっと見つけた! お怪我はありませんか?」
三人で話していると、ラーミアが少女のすぐ横に降りてきた。
「紹介しますわ。私を乗せて頂いているラーミアですわ。」
「ほう? 幻想種か。確かに足には丁度良いな。」
「…鳥が喋った? どうなってんだ?」
「ラーミア、これから彼らも同行することになりますわ。よろしくて?」
「わかりました。今すぐ出発いたしますか?」
「ええ、そうして頂戴。」
「おい、俺の意思はどうなってるんだ!?」
「そんなもの肥溜めにでも捨てておくが良い。さっさと行くぞ。」
オルタはカエルを引き摺ってラーミアの所に行こうとするが、カエルは舌を樹に巻きつけ抵抗している。
205結成、悪夢の暴食シスターズ(カエル談):2009/02/25(水) 17:58:55 ID:UipCz/IM
すると、少女がカエルの元に歩いてきて、
「おじ様、どうしても付いて来ては下さらないのですか…?」
と、斜め45度上目遣いで、涙目で頼み込んだ。
「ああ、もうわかった!! 付いて行ってやるから泣くんじゃない!!」
カエルはそっぽを向いて半ばヤケになって答えた。すると、
「ふふっ、感謝いたしますわ、おじ様。」
と、一転して意地の悪い笑みで返された。おまけに、
「…貴様、ロリコンの気でもあるのか?」
「断じて違う!!! ああ、くそ、何でこうなるんだ!! 教えてくれサイラス!!」
と、きつい精神攻撃を喰らう羽目になった。
「それじゃ、火を消して…って水がありませんわね。貴方達は持っていらして?」
「いや、水は全部飲んだ。私は持っていない。」
「…ったく、しゃあねぇな。俺が消してやるよ。」
そうしてカエルは両腕を空に掲げ、何やら呪文を唱えだした。
すると、カエルの周囲に水が発生して、巨大な水泡を形成した。
水泡はゆっくりと焚き火の上に近づいて、

パァァァァァァン!!

高い音を立てて破裂した。
すると、破裂した勢いで薪がはじけ飛び、大量の水が降り注いだ。
本来、敵を倒すための魔法なのでかなりの威力があるの言うまでも無い。
「終わったぜ。ん? どうしたお前ら?」
少女とオルタは顔を見合わせ、
「…もう水汲みは要らないな。」
「そのときはお願いしますわ。」
とのたまった。
「俺は便利屋じゃねぇんだぞ、コノヤロー!!!」
カエルの叫びは虚しく響いた。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
206結成、悪夢の暴食シスターズ(カエル談):2009/02/25(水) 17:59:19 ID:UipCz/IM
ラーミアに乗り込んだ三人は今後どうするかを話し合うことにした。
因みにオルタは少女の持ち物に色違いの黒いゴスロリドレスを見つけ、それに着替えている。
少女と並ぶと傍から見れば姉妹に見えなくも無い。
「そういえば、まだ名前を聞いていない。呼ぶのに不便だ、教えろ。私はセイバーだ。」
「…俺の名は「貴様はカエルで充分だ」ふざけんな!!」
少女は考え込んでいた。
此処で名前を言って、もし家元に連絡が行けば、強制的に連れ戻されるだろう。
ならば、此処で名乗るべきではないが、確かにこうなった以上、呼び名が必要だ。
「私は事情があって名前を名乗ることができませんの。ハンターに依頼をする時の通り名で宜しければ言いますわよ?」
「ああ、それでいい。で、何ていうのだ?」
「「食道楽を究めた貴婦人」と言うのが通り名でしたわ。」
「長い。…仕方が無い、呼び名はこちらで考えることにしよう。」
オルタはそう言うなり考え始めた。
「…さっき邪魔が入ったが、俺の名前はグレンだ。まあ、好きに呼んでくれ。」
「安心しろ、どうせカエルとしか呼ばん。」
「テメェは黙ってろ!!」
「二人とも、そんなに暴れるとはじき飛ばしますわよ? 狭いんですから大人しくしてくださいます?」
再び「ぐらんどりおん」を取り出す少女。黙り込む二人。
「それから、お二人は料理はお出来になって? 今まで焼く一方だったのでそろそろ普通の料理が食べたいですわ。」
少女がそう言うと二人は首を振って、
「悪い、俺は料理はからきしだ。」
「料理は他に任せていた。私には作れない。」
「そうですか…では、知り合いに料理を作れる方は?」
「マールは無理だろ…ルッカもできねぇだろうな、多分。重ねて悪い、知り合いにも居ない。」
「ふむ、料理を作っていたのはシロウ、リン、サクラ、アーチャーの四人だ。」
207結成、悪夢の暴食シスターズ(カエル談):2009/02/25(水) 17:59:48 ID:UipCz/IM
オルタが衛宮家関連の料理人集団の名前を挙げると、少女の目が光った。
「その中で誰の料理が一番おいしいのです!?」
「私が好きなのはシロウのだが、確か死んでいたな。と、すると次はアーチャーか。」
「アーチャーさんですわね。では彼を捜しに行くということで宜しいですわね?」
「良い判断だ。あれは剣を投影できる上に、弓も上手い。戦力にもなる。」
「その方の特徴は?」
「紅い外套に白い短髪、褐色の肌で長身だ。見れば大体は分かるはずだ。」
「分かりましたわ。ラーミア、まずはアーチャーを探しに行きましょう!! 私たちの食事のために!!」
「わかりました。では速度を上げます!」
拳を上げて時の声を上げる少女。それに腕を組んで頷くオルタ。割とノリノリのラーミア、そして、
「こんの似たもの暴食シスターズが…」
かなりやさぐれたカエルは一路西へと飛んでいった。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
「ああ、そうだ。良い呼び名を考え付いた。」
「あら、どういう呼び名ですの?」
「ユエル。綴りはYUELだ。」
「…確かに良い名前ですけど、何か含みが、しかも貴女にだけは言われたくないものがあるのは気のせいかしら?」
「気のせいだ。」
「良かったではありませんか。これで漸く私も名を呼べます。ユエルさん。」
「ユエル、か。憶えておく。」

此処で読者に種明かしをしよう。
少女――ユエルが感じ取った含みがあると言うのは正しい。
何故ならYUELとは、

You are Ultimate Eater Lady(あなたは究極の食婦人)

と言う造語の大文字に当たるアルファベットを取ったものである。
そりゃ、セイバーやオルタには言われたくないですな。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
208結成、悪夢の暴食シスターズ(カエル談):2009/02/25(水) 18:01:26 ID:UipCz/IM
【二日目 午後12時45分/ドイツ】


【ユエル(元:食道楽を究めた貴婦人)@モンスターハンター ポータブル 2ndG(以下MHP2G)】
[状態]健康、腹八分目、見た目9歳
[装備]シエロツール、覇滅弓クーネレラカム@MHP2G、
   ムックルの毛皮で作ったマント、白ゴスロリドレス
[道具]肉焼きセット、桃太郎印きび団子、その他
[思考]基本:様々な肉を食べる
     1:次の得物を捜す
     2:アーチャーを捜す


【ラーミア@ドラゴンクエストV】
[状態]洗脳、健康
[装備]無し
[道具]不明
[思考]基本:ユエルに従う
     1:アーチャーを捜す
     2:主人の名前を呼べてうれしい
     3:…?何かおかしいような気がする??
209結成、悪夢の暴食シスターズ(カエル談):2009/02/25(水) 18:02:01 ID:UipCz/IM



【セイバーオルタ@Fate/stay night】
[状態]健康、意気揚々
[装備]金属バット「えくすかりばぁ」
[道具]支給品一式
[思考]基本:本物のエクスカリバーを探す、ユエルに協力する
     1:アーチャーを捜す
     2:カエルをしっかりとこき使ってやる


【カエル@クロノトリガー】
[状態]健康、やさぐれ
[装備]ハリセン「ぐらんどりおん」
[道具]支給品一式
[思考]基本:他の仲間を捜す、本物のグランドリオンを探す、ユエルに一応協力
     1:アーチャーを捜す
     2:テメェらいい加減にしやがれ!!
3:何でこんなことに…教えてくれサイラス…

【ドスファンゴ@MHP2G 狩猟確認】
死因:ユエルのシエロツールによる止め
210結成、悪夢の暴食シスターズ(カエル談):2009/02/25(水) 18:03:09 ID:UipCz/IM
修正
【カエル@クロノトリガー】
[状態]健康、やさぐれ
[装備]ハリセン「ぐらんどりおん」
[道具]支給品一式
[思考]基本:他の仲間を捜す、本物のグランドリオンを探す、ユエルに一応協力
     1:アーチャーを捜す
     2:テメェらいい加減にしやがれ!!
3:何でこんなことに…教えてくれサイラス…
       ↓
【カエル@クロノトリガー】
[状態]健康、やさぐれ
[装備]ハリセン「ぐらんどりおん」
[道具]支給品一式
[思考]基本:他の仲間を捜す、本物のグランドリオンを探す、ユエルに一応協力
     1:アーチャーを捜す
     2:テメェらいい加減にしやがれ!!
     3:何でこんなことに…教えてくれサイラス…
211名前欄にスレ名入力推奨@自治スレにてLR改定議論中 :2009/02/25(水) 19:32:50 ID:FWdj0yfg
ダメだ・・・もう我慢の限界・・・なにこの糞ロワ・・・・

もうね、金融工学を学んでる自分からすると馬鹿馬鹿しくて観てられないのね・・・
高卒とか文系の人は楽しめるかも知れないけど、自分は無理っすわ・・・

っつーことで落ちるわw あとは高卒&文系の諸君で楽しんでくれやノシ

【二日目 午後12時45分/アメリカ】

【金融工学コピペ@市況2板 離脱確認】
212そう簡単に生きて帰れるわけがないだろう:2009/02/25(水) 20:09:33 ID:sETTgowO
「好き勝手言うだけ言って逃げられるほど、カオスロワは甘くないのだよ」

ズガン!

【二日目 午後12時50分/アメリカ】

【金融工学コピペ@市況2板 死亡確認】

【ルーファウス@FF7】
【状態表は前と同じ】
213参加するカモさん:2009/02/25(水) 22:35:55 ID:PeXlII4o
修正させていただくタイトルは「テラストロング」

その時メタナイトは自分の願いを叶えるべく宇宙にいた
「私はもっと強くなりたい・・・、銀河最強の戦士と戦わせてくれ!」
「OK、ソレデハカツテムカシフウインサレタセンシヲヨビサマシマショウ
(やべぇこいつらぐらいしか封印されてない、まあいいか)」

ノヴァは銀河最強戦士を召還した。
銀河最強戦士は息が出来ず死んだ、スイーツ(笑)

【メタナイト@カービィ】
[状態]健康
[装備]仮面、ギャラクシアソード
[持ち物]不明
[思考]基本 強い奴と戦いたい、強くなりたい。
1 腹減った
2 これが・・・最強だと?

【ノヴァ@カービィ】
[状態全体]顔の負傷以外問題無し
[思考]基本 願い叶える
 1 ひたすら待つ
 2 こいつらしか何故かいないから我慢しろ
【リュカ死ねの人@FFDQ3rd 死亡】
>>195@クソ書き手 死亡】
>>192@現実 死亡】
【王様により復活された人達@いろいろ 死亡】
死因 窒息
 
【2日目 午後12時45分/宇宙】
214HA☆NA☆SEこのチート野郎!!:2009/02/26(木) 20:43:21 ID:YJehv28c
「そろそろいいかな?」
『ああ、そろそろだな。』

本田に殴られて死んだはずの遊戯は立ち上がった。
死ななかった理由は…?
「いやあ千年パズルを盾にしていなかったら即死だったよ。ねぇもう1人の僕?」
『ああ…そうだな…』
武藤遊戯は本田のパンチを寸でのところで千年パズルを盾にしたため一命を取りとめていた。
そして事を伺って今まで死んだふりをしていたのであった。
『これからどうするんだぜAIBO?』
「まずは首輪を外そうじゃないか。
マジックカード発動罠外し!!俺ルールにより首輪を無効化して外す!!」
表遊戯がカードを掲げて叫ぶと彼に巻かれていた首輪は音を立てて外れ、地面に落ちていった。
遊戯の持つチートの一つ『俺ルール』。それにより効果は勝手に書き換えられるのである。
『よし!!首輪が外れたなら怖いものはないZE!!主催を倒して殺し合いを終わらせるぞ!!」
「ねぇもう1人の僕…何を勘違いしているのかな?」
意気込むATMに対し表遊戯は冷たい目線を向ける。
ATMはその視線に一瞬怯んだ。表情は依然として優しいのだが、目がまるで笑っていなかった。
「僕はね…主催を乗っ取ってやろうと思ってるんだ。」
『なん…だと……?』
「こういうもののラスボスは僕みたいな超チート能力の持ち主がやるべきでしょ?」
『ああ…』
「確か、真実の眼(俺ルール仕様)によると主催本部は日本の夢の国にあるらしいね。
そうと決まったらさっさと行こうか。」
『そうだなAIBO。』
215HA☆NA☆SEこのチート野郎!!:2009/02/26(木) 20:45:15 ID:YJehv28c
「と…その前に。」
『え?』
表遊戯はATMに再び冷たい視線を浴びせる。今度はごみを見るような目をしていた。
『AIBO…?』
「さっきのケジメつけなきゃね。」
ATMは顔を真っ青にする。彼は自分がやった所業を思い出した。
そう、表遊戯の身体を勝手に乗っ取っていろいろやってしまったこと。
AIBOはATMの魂が封印されている千年パズルを外し、冷徹な視線で見下ろしていた。
『何をする気だAIBO……?』
「君との付き合いもここまでだ。」
『おい冗談はやめ…』
「さよなら。」
別れの挨拶と共にATMの魂が入っている千年パズルは表遊戯の手から放られる。
彼がとある呪文を口走った。
そして千年パズルは粉々に砕け散ることとなる。
216HA☆NA☆SEこのチート野郎!!:2009/02/26(木) 20:45:49 ID:YJehv28c


「爆☆殺!」
「うわああああああああああああああああああああ!!!!AIBOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」
チュドォォォォォォォォォォン

【闇遊戯@遊戯王デュエルモンスターズ 死亡確認】



【二日目 午後1時30分/カナダ】

【武藤遊戯@遊戯王デュエルモンスターズ】
[状態]健康、闇AIBO、首輪なし
[装備]デッキ、大量のDMカード、デュエルディスク
[道具]支給品一式、デッキ、大量のDMカード、デュエルディスク
[思考]基本:主催本部を乗っ取る
     1:日本の夢の国へ行く
217参加するカモさん:2009/02/28(土) 11:25:35 ID:NXaxl/Il
「ふはははは!!!!豚は死ぃねぇぇぇ!!」
男は豚を追いかけた、豚は必死に逃げるが足が遅すぎてミンチになる
血が飛び、グチュグチャと醜い音が鳴る
「はははははは!!!!」
男は笑う、そしてそれを見た料理人が言う。
「あの肉、分けてくれないかなー」
料理人は男に近づく
「オレはコックカワサキ、その肉、オレに分けてくれないかなー」
「料理人か、面白い、俺についてくればいつでも肉は手に入る、それに腹が空いたところだ、付いて来い。」
今、料理人と最強の剣士の二人組みが誕生した

【ルカ・ブライト@幻想水滸伝2】
[状態]健康、豚殺し
[装備]ドラゴンキラー、マント
[道具]支給品一式、他不明
[思考]基本:人を殺す、豚は積極的に殺す
     1:腹がへった、料理人何か作れ
    2:役立たずはいつでも殺す

【コックカワサキ@星のカービィ】
[状態]健康
[装備]フライパン、コック帽
[道具]支給品一式、油、大量のマッチ、大量の豚ミンチ
[思考]基本:肉をどんどん取る
     1:ルカに付いて行く

【二日目 午後1時40分/ポルトガル】

【ポーキー・ミンチ@MOTHER2 死亡確認】
【カイン・ハイウインド(豚状態)@FF4 死亡確認】
【ルカ様に殺された豚@幻想水滸伝2 死亡確認】
死因 ミンチにされた
218参加するカモさん:2009/02/28(土) 11:29:03 ID:NXaxl/Il
タイトル忘れてた
「ポークTHEミンチ 〜剣士と料理人と三匹の子豚たち〜」
219夢のお城は誰の城?:2009/02/28(土) 23:22:34 ID:1ERU+nsF
第九回放送からしばらく経った後のこと…。


「あーあ、暇だなあ・・・」
夢の国にある巨大な城の中で、ルーク・バレンタインとヤン・バレンタインが、
何をするでも無く二人っきりで佇んでいる。
二人がいるのは、夢の国にあるシンデレラ城。夢の国のシンボルであるランドマークだ。
かなり目立つ位置にあるが、主催者潰しの裏の裏をかいた木原マサキが、ここを拠点にし始めたのだ。
目立つように、主催本拠を示す派手なネオン付きの看板までおったげて。
「主催って、もう少し忙しいものだと思ってたのに、
 案外気楽な仕事だったね」
「これじゃ身体なまっちゃうね。それじゃ、また『メイド・イン・ヘブン』で時間進めてみる?」
「ハハハ、そいつはいいね」
外の喧騒をよそに、二人は椅子に座って笑いあっていた。
周辺にはまだ誰も来ていない。しばらくは狙われる事も無いだろう。
二人がすっかり安心しきっていた、その時だった。

「こらぁぁぁぁぁぁ!!!! ワガハイの城で好き勝手遊ぶなぁぁぁ!!!!」
どこからともなく、シンデレラ城に似つかわしくないドスのきいた怒鳴り声が聞こえてきた。
拡声器を使っているのか、怒鳴り声は振動と共に城中に響き渡った。
「これ以上好き勝手するつもりなら、命の保証は無いと思え!」
「何者だ? ここは僕達の城だぞ? 隠れてないで出てくるんですね!」
「ガハハハハ!! これは失礼だったな。ではワガハイの姿をとくとご覧に入れよう」
そう言って姿を現わしたのは、黄色と緑色からなる皮膚と赤色の鬣とトゲトゲの甲羅を持った亀。
頭に鋭い角を持ち、後ろ足だけで立った禍々しい怪獣のような魔物だ。
人によっては、赤い服と緑の服の配管工兄弟に倒され続けている姿が印象的だろうか。
220夢のお城は誰の城?:2009/02/28(土) 23:23:35 ID:1ERU+nsF
「もしかして……クッパ?」
「その通り。いかにもワガハイはクッパ軍団の王、クッパ大王だ。
 この城にはワガハイとワガハイの主とで仕掛けた罠が、そこらじゅうにあるぞ。
 例えば……ここにだ!!」
クッパが鉤爪の生えた指を鳴らすと、二人の立っていた床の底に大きな穴が開いた。
「「うわっと!」」
ルークとヤンの二人はとっさに飛び退いて、間一髪落下を免れた。
開けられた大きな穴の底では、濃硫酸がボコボコと煮立つような泡を上げている。
あそこに落ちれば、ひとたまりもない。骨まで溶けてしまいそうだ。

「素直に落ちていれば、楽に死ねたものを……」
穴の縁にしがみついて這い上がろうとする二人を見下ろし、クッパは嗤った。
「一つだけ聞きたい。アンタの言う『ワガハイの主』っていうのは何者なんだ?」
「分からんのか? 先ほど貴様らがここから追い出した男だよ」
「何? まさか……」
余裕の無い状態の二人に衝撃が走った。このクッパは何と木原マサキの腹心だったのだ。
「ファファファ! そう、そのまさかの男、木原マサキだ。
 彼がこの城を拠点にする時、彼とワガハイはそこらじゅうに罠を張り巡らせておいた。
 貴様らのような愚か者が殴りこみに来るという事を、あらかじめ予測して。
 そしたら案の定、疑似餌に喰いつく愚かな魚――貴様らがかかったというわけだ」
「くそっ……あいつが簡単に僕にやっつけられたのは、僕達を騙すための猿芝居だったっていうのか?」
力が限界なのか、ルークの手がだんだんと縁から滑り落ちて行く。
「左様。残念だが貴様らはここでゲームオーバーだ。いよいよもって死ぬがいい。
 恨むのなら、冥王木原マサキに手を出した己自身の愚かさを恨むことだな!」
221夢のお城は誰の城?:2009/02/28(土) 23:24:55 ID:1ERU+nsF
クッパはそう言うと、ドスドスと後ろへ下がり、再び指を鳴らして合図をした。
すると、二人を支えていた縁が急に消えて無くなり、穴が擂り鉢状に変化したのだ。
唯一の支えを失ったルークとヤンは、蟻地獄に飲まれるように濃硫酸のプールへと落ちていった。
「ああ、ああああああああああ!!!!!!」
最初は悲痛な断末魔の叫びを上げていた二人だが、
数分も経たないうちに髑髏となり、やがてそれもドロドロと溶けて無くなった。
やがて、大きく開けていた穴の口はみるみると塞がっていった。
「ガハハハハ、ざまあみろだい。
 我らに逆らう者は、みなこうなるのだ!
 ガハハハハハハハハハ!!!!!!!」
クッパの笑い声は、誰もいなくなったもぬけの殻の城に大きくこだましていた。

【二日目 午後1時30分/日本:夢の国】
【クッパ@スーパーマリオシリーズ】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
1:木原マサキに従う

【ルーク・バレンタイン@HELLSING 死亡確認】
【ヤン・バレンタイン@HELLSING 死亡確認】
222新たな目標:2009/03/01(日) 09:14:22 ID:Agir/RZx
「そこ〜にゆ〜けば〜♪」
「どん〜なゆ〜めも〜♪」
「か〜なうと〜い〜うよ〜♪」

う〜ん、いい曲だ、ガン○ーラ。
というわけでアーチャーだ。
何が「というわけで」とかいうのは認めない。

ヴォルガノスを倒した後、私達はハワイの海に来ている。
先程から海岸で投釣りをしているが、まだ当たりは無い。
たまにはこういうのんびりした釣りも良いもんだ。
正義の味方を目指していた頃は悲惨だった。
それは心が磨耗してしまうくらいに。
それに比べると今は天国とも言えるな。

キ、キキ、ツマらないツマラナイ正義ノ味方ナンテツマラナイ!!溺死シロ溺死シロ、理想ニ溺レテ溺死シロ!!

…頭の中に毒電波が混じっていたようだ。これは他のキャラだ。
そうやってまったり釣りをしていると、

「おーい!! 半漁人が大勢こっちに向かってきとるで!!」
223新たな目標:2009/03/01(日) 09:14:53 ID:Agir/RZx
…また半漁人か。
この間散々狩ったというのに。しかもこっちに来るということは上陸コースだ。
即座に釣竿を戻し、干将莫耶を投影する。
半漁人の頭が見えてきた。……またサハギンか。数にすると16体。
内二体は色が違う。円形の陣形を敷いた状態で最も守りの堅い部分に居るということはあれが指揮官であろう。
ふむ、これはいい機会だ。これを優に地上での戦いを教えるきっかけにしよう。

優は身体能力こそ優れているが、戦闘技術はまだ無い。
私との初戦は優に攻撃の意思が無く、避けるだけだったから上手くいっていた。
ヴォルガノスの時は2対1で何とか凌いだようなものだ。
今回のように相手が策略を組めるような団体の場合はかなり苦戦するだろう。

「優。無闇に突っ込むなよ。狙いは最初から私達のようだ、左右に分かれて挟撃する。良いな?」
「わかった! 俺は左な!」

陣形の右に入り込む。するとサハギン7体がVの字でこちらに向かってきた。私を包囲するつもりなのだろう。
横に回り込んで干将で攻撃を捌き莫耶で斬る。一体目。
横目で優を見ると、銛を振り回して盛大にぶっ飛ばしていた。
しかし、どれも致命傷には至らず、全員起き上がって向かっていった。
やはり戦い方を教えねばならんな。そんな事を考えつつ二体目を斬り、その勢いをそのままに回転して三体目を斬る。
まとまって襲い掛かってきた残りは斬った残骸を蹴り飛ばし後退しながら干将と莫耶を投擲し、
「―壊れた幻想(ブロークンファンタズム)」
残りの4体を一気に吹き飛ばす。二つ投げたのは一つでやると距離が近く、自分もダメージを受けるからだ。
ならば、小規模の爆発で重ねてやれば良い、という話だ。
224新たな目標:2009/03/01(日) 09:15:15 ID:Agir/RZx
―――何? 最初からやれば一発で済んだって?
それでは、優に多人数戦の苦労を教えられんだろう?
優は3体倒したらしいが、やはり苦戦しているな。
幸いにして敵の指揮官は後方に下がっている。
さて、まずは優の援護に向かうとしよう。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
「うおらぁぁぁぁ!!!」
アカン。限が無い。
銛で1匹仕留めたんやけど、半漁人が外れん。
振り回してぶっ飛ばしてもなかなか倒れてくれへん。
2匹目で頭を狙うと倒せるのはわかったんやけど、外したらお終いや。
ガツン!
よっしゃ! 3匹目や!! 銛の柄が頭に当たった!!
向こうで爆発が起きた。アーチャーの方はもう終わったんやろな。

「優! まとめて相手にするな!! 横に回って1体ずつ相手しろ!!」

アーチャーのアドバイスみたいやな。
言われたとおり横に回ると、確かに1対1の状態になっとる。
これなら他の連中を気にせんでやれるな。
俺は銛を上から振り下ろして、どたまをかち割ってやった。
そっから次を倒そうとしたら海がおかしくなっとった。
海が大きく盛り上がってそこから大きな龍みたいのが出てきた。
横でアーチャーが何か呟いたけど良く聞こえんかった。

「拙い! そこから何があっても動くな優!!」

そう聞こえた瞬間大きな音を立てて津波が迫っとった。
でもその場でしゃがみこんでいたけど、すぐ横を波が通り過ぎて行くだけやった。
ふと前を見るとそこには大きな花みたいなもんと、漢の背中があった。
225新たな目標:2009/03/01(日) 09:15:46 ID:Agir/RZx
*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
一対一の状態になったな。これなら私が行かなくても大丈夫だろう。
そう思って指揮官に目を向けると、その後ろの海が異常を起こしていた。
海面が大きく盛り上がり、中から巨大な海龍が出てきた。

「これは……リヴァイアサン? 拙い! そこから何があっても動くな優!!」

こんな奴が出てくるとは規格外もいい所だ。
急いで優のところに駆けつけると目の前に大津波が迫ってきた。
耐え切れるだろうか、いや耐え切ってみせる!! 間に合え!!!

「熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)!!」

投影した盾で津波を受ける。凄まじい衝撃だ。
これが投擲武器ならばいいのだが、そうでない以上無事で居られる保障は無い。
花弁が1枚消えた。津波はまだ過ぎ去っていない。
2枚、3枚と消えていく花弁。このままでは拙い。
6枚目が消えると同時に津波は過ぎ去った。
ふとリヴァイアサンを見るとその眼で「追って来い。」と言っているようだった。
そして、そのまま海に帰っていった。
サハギン共は先程の津波で押し流されたらしい。

「クッ、此処まで釣りで負けは無く、こんなものかと思っていたが……いい目標ができたな。」
「何やったんや、今のは?」
「リヴァイアサン。俺はいつか絶対にあいつを獲る!!」
「あいつを獲ろうって言うんかお前? 面白そうやんけ!! おっしゃ!!」
「「ウラーラーラーラーラー!!!!」」
226新たな目標:2009/03/01(日) 09:16:26 ID:Agir/RZx
*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
「ところでだ。今回のようなことがこの先にもあるかもしれん。そこでだ、優には地上での戦い方と対多人数戦のノウハウを教えていこうと思う。」
「わかった。けど今は休ませてくれや。」
「いいだろう。私も流石に疲れた。一休みするとしよう。」

休もうと思った瞬間、優が唐突にこんなことを言った。

「おい…何やあれ? あの海に浮かんどるのは?」
「…あれは私たちのバッグと私の釣具の浮のようだ。」
「何やて!! 落ちついとる場合か!! 早よ取り行くで!!」
「わかっている!!」

……くそ、この迷惑料絶対に払って貰うからな、リヴァイアサン。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

【二日目・12時30分/ハワイ】



【濱口優@現実】
[状態]疲労、パワー全開
[装備]改造巨大銛、ゴーグル、ウェットスーツ
[道具]木の実5種(それぞれ少量) 、サハギン、クロノサウルス 、ヴォルガノス
[思考]基本:アーチャーと共に世界中の魚を獲る
    1:獲ったどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
    2:とりあえず獲物を獲る!!
    3:出来ればガルタイトでの移動は遠慮したい
    4:待っとれよ、リヴァイアサン!!
5:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!
227新たな目標:2009/03/01(日) 09:17:01 ID:Agir/RZx
【アーチャー@Fate/stay night】
[状態]やけっぱち精神崩壊、凛のうっかり伝染
[装備]釣竿、最新式リール、釣り針、頑丈な釣り糸、三つ編みにしたピアノ線
[道具]釣りミミズ×6、釣りバッタ×5、釣りホタル×17、釣りカエル×9、ガルタイト、ノート
[思考]基本:濱口優と共に世界中の魚を釣る  
    1:リヴァイアサンは絶対に獲る!!!!
    2:もうゴールしても良いだろう? 凛…
    3:何としてもうっかりを治したい
    4:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!

【リヴァイアサン@ファイナルファンタジーシリーズ】
[状態]健康
[装備]無し
[道具]不明
[思考]不明

【サハギン@ファイナルファンタジー 死亡確認】
[死因]干将莫耶×3、壊れた幻想×4、銛×3、大海嘯×4

【サハギンチーフ@ファイナルファンタジー 死亡確認】
[死因]大海嘯×2
228新たな目標:2009/03/01(日) 16:03:29 ID:Agir/RZx
時間修正
【二日目・12時30分/ハワイ】

【二日目・午後1時50分/ハワイ】
229参加するカモさん:2009/03/02(月) 22:41:21 ID:6+jAPXjC
「ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ」
そしてセッコは角砂糖をおいしそうに食べていた。

【二日目・2時頃/オーストラリア】

【セッコ@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]健康
[装備]スタンド[オアシス]
[道具]支給品一式、角砂糖数個
[思考]基本:角砂糖喰いたい

【碇ゲンドウ@新世紀エヴァンゲリオン 死亡確認】
角砂糖を催促してもくれなかったので殺してでも奪い取った
230参加するカモさん:2009/03/02(月) 23:08:26 ID:4+xe+pNo
うはっwwwww
約束通りzip出せよ
231参加するカモさん:2009/03/02(月) 23:10:14 ID:4+xe+pNo
ごめwww誤爆www
232まさに外道W:2009/03/03(火) 23:23:13 ID:DOCNWtGd
「厨支給品なんて男が使うもんじゃねえよな。お、敵だ!

 ハイマットフルバースト!ハイマットフルバースト!!ハイマットフルバースト!!!」


ま さ に 外 道


【二日目・2時10分/ハンガリー】
【赤さん@まさに外道】
[状態]:健康
[装備]:アサルトライフル
[道具]:支給品一式、ボート、フリーダムガンダム
[思考]基本:まさに外道なことをする。
1:外道王を超える
※某ロワで死んだので帰ってきました

【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
【ギガゾンビ@アニロワ 死亡確認】
【磯野波平@波平ロワ 死亡確認】
233彼はここにいる:2009/03/08(日) 02:27:32 ID:EwofxKZ9
「この人も死んでる……」

足下に倒れる女性を見下ろしながら、白髪の少年……黒須太一は呟いた。
彼は生きている人間を求め、この地をさすらっていた。だがこれまでに見つけられたのは、すでに死体と化した人間ばかりであった。

(もうこの辺には、死んだ人しかいないのかもしれないな)

太一の心を、諦観が覆っていく。だが、まだ一縷の望みは残っている。
その希望を託すべく、彼は拡声器を手に取った。

「…………生きてる人、いますか?」

「ここにいるぞ!」
「え……?」

叫び声を上げながら前触れもなく現れた武将風の男に、さすがに驚くしかない太一であった。


「新しい獲物、発見……」

そして太一に対し、狙撃銃を手に物陰から視線を送る一人の女性の姿があった。

【二日目・2時30分/中国・北京】

【黒須太一@CROSS†CHANNEL】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、拡声器
【思考】
基本:対主催
1:この人なに?
234彼はここにいる:2009/03/08(日) 02:28:08 ID:EwofxKZ9
【馬岱@三国志演義】
【状態】健康
【装備】槍、鎧
【道具】支給品一式
【思考】
1:ここにいるぞ!


【リップヴァーン・ウィンクル@HELLSING】
【状態】健康
【装備】スナイパーライフル、日傘
【道具】支給品一式
【思考】
1:ミレニアムの仲間以外は皆殺し


【野比玉子@ドラえもん 死亡】
【ヨヨ@バハムートラグーン 死亡】
死因:リップバーンに射殺される

【魏延@三国志演義 死亡】
死因:馬岱に討ち取られる
「う〜む、暇だな…」

クッパは暇をもてあましていた。
放送するにもまだ早いし、ご主人であるマサキも行方不明なのだ。

「どうせならあの兄弟を殺さずに、生かして扱き使っておけばよかったわい…
まあよいわ。どうせルールはいい加減だし…ゆっくり寝てるとするか。
放送は次にワガハイが起きてからでいいだろ。」

そしてクッパは外の喧騒をよそに横になりはじめた。
やはり、自分が安全圏に居るということで気が抜けていたのだろう。
その時であった。

「おかしぃなぁ。どうしちゃったのかな…」

どこからともなく声が聞こえてきた。女の声だった。
どうやら拡声器を使っているらしい。何故だか威圧感がする声だった。

「カオスロワはもう6期なんだよ…?
 なのに『6』に関係ない人が主催をやったら…6期の意味ないじゃない。」
「何奴っ!?ここはワガハイの城だ!コテンパンにしてやるから出てこんかっ!」
「じゃあ出てきてあげる。」

そう言って空から姿を現したのはツインテールの少女だった。
白い衣装に身を包み、杖を持っている姿はさながら魔法少女である。
人によっては魔法攻撃であらゆるキャラクターを葬り去っている姿が印象的ではないだろうか。
クッパはその少女をみるなり冷や汗を流しながら…

「貴様は…巷で管理局の白い悪魔やら魔王やら…挙句の果てには冥王とまで呼ばれとる高町なのはかっ!ここに何しに来たっ!?」
「それはね。私が貴方に代わって主催に成り代わるためだよ。」
「ファファファ!だったら力尽くで奪ってみせろ!!それに冥王なるものはワガハイのご主人である木原マサキ1人!
高町なのは、ここで葬り去ってくれる!!」

クッパが鉤爪をぎらつかせ臨戦態勢をとる。
その身体からは尋常ではないほどのオーラが滲み出しており、常人ならば対峙する事さえできはしない。
高町なのははそんなクッパを見てため息を一つつくと、

「そんなに強い力があるのに、あの人の思惑通りに使っちゃったら……力の意味ないじゃない。」
「なっ!!?」

高町なのはに強大な魔力が集まり始めていた。
それはクッパのオーラを軽く凌駕するほどの魔力が。

「ねぇ、私の言ってることそんなに間違ってる…?」
「ば…化物め…」

クッパは高町なのは自身から滲み出る強大な魔力に対し動けなかった。
クッパには目の前の魔法少女に勝つイメージが思いつかず、ただ死の宣告を待つしかなかったのである。

「少し………頭冷やそうか――」

クッパは目の前の魔法少女の恐ろしいものを見ることとなる。
それが彼がこの世で見る最後の光景だったのだ――


「これより私達『機動6課』が殺し合いを運営するけど、皆もそれでいいよね。」
「はい、構いません…」
「うん、いい返事だね♪」

城の主がいなくなり、その場に残ったのは1人の冥王とそれに付き従う部下数人のみであった…

【二日目 午後3時30分/日本:夢の国】

【高町なのは@魔法少女リリカルなのはsts】
[状態]健康
[装備]レイジングハート
[持ち物]不明
[思考]
1:カオスロワの運営
2:邪魔者は少し頭冷やそうか

【機動6課隊員@魔法少女リリカルなのはsts】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
共通思考:高町なのはに従う
   1:なのはさんこえ〜

【クッパ@スーパーマリオシリーズ 死亡確認】
死因:スターライトブレイカー

修正です。タイトルは
『主催が代わってすぐまた主催交代 狂気のテラカオスクオリティ』でお願いします。
238完全で瀟洒なメイド:2009/03/10(火) 00:47:54 ID:LOlrImz5
ここは北朝鮮の病院。愛沢咲夜と十六夜咲夜の二人の咲夜は、重傷を負った先生をここに運び込んでいた。
先生の負傷はかなりひどいものだったが、メイドとして完璧な能力を持つ十六夜咲夜の治療によって一命は取り留めていた。

「なにからなにまですまなかったな、咲夜くん。君がいてくれて本当に助かった」
「礼ならいらないわ。気まぐれでやったことだから」

深々と頭を下げる先生に対し、咲夜は素っ気なく答える。そして先生に背を向けると、病室のドアに向かって歩き出した。

「あの……もう行ってしまうん?」

咲夜の背中に、もう一人の咲夜が語りかける。だが、咲夜の足は止まらない。

「私には、お嬢様を捜すという目的があるの。悪いけど、いつまでもあなた達にかまってはいられないわ」
「せやったら、うちらもそのお嬢様を捜すの手伝うから……」
「気持ちはありがたいけど……。なんの能力もない人間と怪我人なんて、足手まといにしかならないわ。申し訳ないけど、ここでお別れよ」

なおも何か言おうとする愛沢咲夜だったが、それすら許さず十六夜咲夜は病室を出て行った。


◇ ◇ ◇


「さて、そろそろ出てきたらどう?」

病院を出た直後、咲夜はおもむろに振り返ってそう言った。
すると、物陰から咲夜と同じくメイド服を身につけた女性が姿を現す。

「気づいていましたか、さすがですね」

姿を見せたメイドは、額に汗を浮かべつつも不敵な笑みで言い放つ。
239完全で瀟洒なメイド:2009/03/10(火) 00:48:26 ID:LOlrImz5
「そりゃあ、あれだけ敵意をぶつけられたらね。
 別れたあと怪我人じゃなくて私を狙ってきたところを見ると、単純に殺し合いに乗っているわけじゃなさそうだけど……。
 何か私に恨みでもあるわけ?」
「いえ。私は至高のメイドを目指す者。あなたを一流のメイドと見込み、ぜひお手合わせをと……」
「へえ、面白いこと考えているのね。あなた、名前は?」
「森です」
「私は十六夜咲夜。あなたの挑戦、受けて立つわ」

にらみ合う両者。そして次の瞬間、彼女たちはお互いの拳をぶつけ合っていた。
もう一人の咲夜がこの場にいれば「なんでメイドが格闘で勝負するねーん!」などとツッコミを入れてくれただろうが、あいにく彼女はまだ病院の中である。

(この子……強いわね)

森の攻撃を捌きながら、咲夜は心の中で呟く。さすがに門番の中華娘ほどではないが、十分に達人と言える実力だ。
咲夜も決して格闘戦の素人ではないが、まともにやればかなり手こずることになりそうだ。
そう、あくまで「まともにやれば」だが。

「森、と言ったわね。認めましょう、あなたは強い」
「光栄……ですね!」

叫びながら、森は渾身の力を込めて右の拳を繰り出す。だがその刹那、拳をぶつけるべき咲夜の姿は森の前から消えてしまった。

(えっ!?)
「だからこそ言うわ。上を知りなさい」

消えた咲夜の声が、背後から響く。次の瞬間、森は首に強い衝撃を感じると同時に意識を失った。


◇ ◇ ◇

240完全で瀟洒なメイド:2009/03/10(火) 00:48:57 ID:LOlrImz5
森が目を覚ました時、そこに咲夜の姿はなかった。

「止めは刺されませんでしたか……。いやはや、それにしても完敗でしたねえ」

苦笑いを浮かべながら、森はメイド服の汚れを払う。いかなる時も、身だしなみは清潔に。メイドとしての基本である。

「しかし、いつまでもくよくよしているわけにはいきませんね……。
 十六夜咲夜さん、必ず超えてみせます! そのためには、もっとメイドとして実力を磨かないと!」

熱き思いを胸に、森は当てもなく歩き出した。ただひたすら、メイドの道を進むために。


【二日目・3時30分/北朝鮮】

【愛沢咲夜@ハヤテのごとく】
[状態]健康
[装備]キーボード
[道具]ハリセン、支給品一式
[思考]基本:これからどうしよう


【先生@ドラえもん】
[状態]全身に無数の切り傷(治療済み)
[装備]金属バット
[道具]支給品一式×2
[思考]基本:助けを求めている若者は助け、間違っている若者は叱って正す

241完全で瀟洒なメイド:2009/03/10(火) 00:49:29 ID:LOlrImz5
【十六夜咲夜@東方project】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式 その他不明
[思考]基本:レミリアお嬢様を探して保護
      1:レミリアお嬢様に危害を加えそうな奴は殺す
     

【森さん@涼宮ハルヒちゃんの憂鬱】
【状態】ダメージ(小)
【装備】なし
【道具】支給品一式 その他不明
【思考】基本:至高のメイドを目指す
    1:十六夜咲夜を超えるべく、実力を磨く
242R-0109 ◆eVB8arcato :2009/03/23(月) 01:18:34 ID:TmR09Dsa
現行本スレってここでいいんかな……?

どうも、こんばんは。
「バトルロワイアルパロディ企画スレ交流雑談所(以下交流所)」の方でラジオをしているR-0109と申します。
現在、交流所のほうで「第二回パロロワ企画巡回ラジオツアー」というのをやっていまして。
そこで来る3/28(土)の21:00から、ここを題材にラジオをさせて頂きたいのですが宜しいでしょうか?

ラジオのアドレスと実況スレッドのアドレスは当日にこのスレに貼らせて頂きます。

交流所を知らない人のために交流所のアドレスも張っておきます。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/8882/1229832704/ (したらば)
ttp://www11.atwiki.jp/row/pages/49.html (日程表等)
243名無しさん、君に決めた! :2009/03/23(月) 01:25:38 ID:f9lxxcoB
28はFFDQで29がうちじゃなかったっけ?
244参加するカモさん:2009/03/23(月) 01:27:56 ID:TmR09Dsa
>>243
おっと日程ミス……申し訳ないです。
3/29の(日)ですね、ありがとうございます。
245隕石と死にレンジャー:2009/03/26(木) 09:23:02 ID:ldChQg4M
そのとき空から隕石が落ちた
「ドッカーン!!」
大きな音がオーストラリアを包んだ
もちろん隕石の周りにいた人はいない、死んだのだ。
「な・・・なんだこれ」
一人生き残った夏奈がそういうと一人の老人が出てきた。
「いてて・・・記憶喪失じゃ!」
【二日目3時35分/オーストラリア】
【南夏奈@みなみけ】
[思考以外]前回と一緒
[思考]基本 タケシについていく
1 タケシが別の意味で壊れた
【ガラフ@FF5】
[状態]記憶喪失 健康
[装備]不明
[道具]不明
[状態]基本 記憶喪失じゃ!
1 適当に行動

【タケシ@ポケモン 死亡】
【ディアボロ@ジョジョ 死亡】
【ジノ・ヴァインベルグ@コードギアス 死亡】
【513@現実 死亡】
死因 隕石による圧死
247参加するカモさん:2009/03/29(日) 20:59:07 ID:1vqjVn2u
248まさに外道X:2009/03/29(日) 21:02:16 ID:AlJCFHKN
「ラジオが来るとはめでたいな、派手に祝おうぜ!

 ガンダムの武装一斉放射でな!!」



ま さ に 外 道 !


【二日目・3時30分/ハンガリー】
【赤さん@まさに外道】
[状態]:健康
[装備]:アサルトライフル
[道具]:支給品一式、ボート、フリーダムガンダム
[思考]基本:まさに外道なことをする。
1:外道王を超える

【野比玉子@ドラえもん 死亡】
【リボンズ・アルマーク@機動戦士ガンダム00 死亡】
【黒葉ムツキ@仮面ライダーディケイド 死亡】
249参加するカモさん:2009/03/29(日) 21:12:08 ID:KJM3twRT
「俺のラジオを聞けー!」

「何、ラジオだと。俺様の歌を聞かせてやるぜ! ボエ〜!」

【剛田武@カオスロワ】
[状態]:健康
[装備]:ラジオ
[道具]:支給品一式
[思考]基本:ラジオで自分の歌を流す。

【感電@ラジオツアー 死亡確認】
250参加するカモさん:2009/03/29(日) 23:05:52 ID:AlJCFHKN
「マリオか!」

バキッ!

【三浦敏和@タカアンドトシ】
[状態]:体調万全
[装備]:ドラグノフ
[道具]:支給品
[思考]:
1:このロワに対して色々と突っ込む



【R-0109@パロロワラジオ 死亡】
死因:ツッコミ
251参加するカモさん:2009/03/29(日) 23:12:44 ID:AlJCFHKN
「私ネタないし、感電氏以外にも殺しとくか」

ズガン!

【ザジ・レイニーディ@ネギま】
[状態]健康
[装備]ズガン銃
[道具]支給品一式
[思考]基本:私、ネタがないので他殺でもしとくか


【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡】
252この作品の作者も私だ:2009/03/29(日) 23:15:26 ID:KJM3twRT
「実はやおいを登場させたのも老賢者を登場させたのもオールロワでジャイアンの母を登場させたのも、
 書き手ロワ3rdで我を登場させたのも513を登場させたのも4期でかがみを登場させたのも、
 あれもこれもそれもどれも全部我がやった事だ。
 他にもたくさん我の作品はあるが、カオスロワ全体の1/4〜1/5くらいは書いてるかもしれないから挙げられんのが残念だ」
母書き手はラジオ実況スレに書き込みまくる。
「ふぅ、暴露はなかなか気持ちいいものだな」
ふとパソコンから離れ肩こりを解していると、突如背後に忍び寄る影があった。
「雑種。貴様、いつからそこに……」
「クロスゲート・パラダイス・システムを使えば造作も無いことだ。
 今日は貴様に言いたい事があって来た。
 ―――『それも私だ』は私の専売特許だ!」
「しかし本当の事なのだから仕方ないだろ―――ガッ!」
「さて、母書き手がした事を全て私がした事に改変だ」

【ユーゼス@スパロボとか】
[状態]:それも私だ
[装備]:それも私だ
[道具]:それも私だ
[思考]:それも私だ

【ジャイアンの母書き手@カオスロワ 死亡確認】
【ジャイアンの母書き手@書き手ロワ3rd 死亡確認】
【ジャイアンの母書き手@カオスロワラジオ実況スレ 死亡確認】
253参加するカモさん:2009/03/29(日) 23:26:05 ID:KJM3twRT
「髪の毛を引っ掛けた人物を改変したのも私だ」

【ユーゼス@スパロボとか】
[状態]:それも私だ
[装備]:それも私だ
[道具]:それも私だ
[思考]:それも私だ
254参加するカモさん:2009/03/29(日) 23:28:16 ID:AlJCFHKN
「捏造は私の専売特許だ!」

ゾフィーは感電氏たちをM87光線で焼き殺した。

「ぎゃー!」

【感電氏と愉快な仲間たち@パロロワラジオ 死亡】
【ユーゼス@スパロボとか 死亡】
255参加するカモさん:2009/03/29(日) 23:29:55 ID:3OF+MCip
「気合入れろーーーー!!!!!
256参加するカモさん:2009/04/01(水) 16:05:29 ID:AyGPnPfR

「面倒臭いから爆弾頼むわ」
「はい☆」

地球は爆弾によって爆発した
【TCBR6完】
257お前名無しだろ :2009/04/01(水) 16:29:51 ID:b1Xmd8Ml
「何をばかげたことを言っている」
>>256はプーチンに暗殺されました。

>>256@嵐 死亡確認】

【二日目 午前3時26分/ロシア】
【ウラミジール・プーチン@ムダヅモなき改革】
[状態]:健康
[装備]:スーツ、暗殺用針
[道具]:支給品一式
[思考]基本:粛清(第2のイチローになる)
258二人の白い悪魔:2009/04/01(水) 22:50:06 ID:X5gv5p8K
「てめエが頭冷やせ」

どこからともなく声が聞こえてきた。男の声だった。

「6に関係無いから、主催を降りろだァ?んなくだらん理由だけで主催が入れ替わる方が
 意味ねエだろうが?」

そう言って姿を見せたのは、白髪の男一方通行(アクセラレータ)だった。

「貴方は、…確か1日目で死んだ一方通行。…どうしちゃったのかな、すでに死んだ人が平然と生き返って
 こんな所に来るなんて…、BRをやってる意味無いじゃない」

そう言ったなのはの言葉に、一方通行は笑いながら答える。

「ハハッ!馬鹿か?このロワでは何十回と死んで生き返ってる奴もいるのに今更何言ってェんだ?」

最もな事を言われ、一瞬冷や汗を流すなのはだったが、すぐに攻撃体制に入った。
仮に相手に何を言われた所で、自分は主催を降りるつもりはない。

「うるさいなぁ、あなたも少し頭冷やしなさい、ディバイン・バスター!」

強大な魔力により放たれた、砲撃が一方通行を襲う。
しかし、次の瞬間に信じられない事が起こる。
一方通行に放たれた砲撃が、当たる直前に跳ね返ってしまった

「なっ!?」
259二人の白い悪魔:2009/04/01(水) 22:51:19 ID:X5gv5p8K
跳ね返った砲撃は逆になのはを襲う。

「何故…攻撃が跳ね返されて…、なんとか防壁で防いだからよかったけど…」

かろうじて、跳ね返った攻撃を防御魔法で防げたなのは。
しかし、先ほどの信じられない光景に、なのはは焦りを隠せない。


◇      ◇         ◇


「ンだァその逃げ腰は。愉快にケツ振りやがって誘ってンのかァ?」

なのははその後防戦一方だった。
なのはがいくら攻撃を仕掛けた所で全て、一方通行に跳ね返されてしまう。
そんな白い悪魔のなのはを、同じく白い悪魔の一方通行は追い続ける。

「さて問題です。この俺、一方通行は果たして何をやっているでしょう?」

一方通行がそう言った直後になのはは間近にまで追いつかれてしまう。

「こ、このお!スターライト・ブレイカー!」

なのははやけになり、一方通行に攻撃を放つ。
しかし、やはり跳ね返され、とうとう防御呪文も間に合わず、
なのはは自分の放った攻撃を自分が受けてしまう事になる。
260二人の白い悪魔:2009/04/01(水) 22:53:02 ID:X5gv5p8K
「…ぐう……」
「へぇ、まだ生きてるのか…存外丈夫な身体だな」
「あなたの能力…反射…ね」
「残念、惜しいけど俺の本質とは違うンだよねェ……、答えはベクトル変化。
 運動量、熱量、電気量、あらゆるエネルギーは俺の皮膚に触れただけで変更可能。
 まあ、普段は反射に設定してあるけどなァ」
「あ…悪魔め…」


邪悪な笑い顔で説明する一方通行に対し、なのはは動けなかった。
動けないというのは今の攻撃のダメージのせいもあるが、
一方通行の強大な能力による恐怖によるものが一番大きかった。
なのはには目の前の白髪の男に勝つイメージが思いつかず、ただ死の宣告を待つしかなかったのである。

「それでは敗者復活戦の問題です」

そう言いながら一方通行は、先ほどの攻撃でなのはの身体にできた傷に指を入れた。

「俺は今、血液の流れに触れている。これを逆流させたら人間の身体はどうなっちまうでしょうか?
 ………ヒャハッ!正解者には安らかな眠りを!」

なのはは目の前の男の恐ろしいものを見ることとなる。
それが彼女がこの世で見る最後の光景だったのだ――


261二人の白い悪魔:2009/04/01(水) 22:54:26 ID:X5gv5p8K
「これより、俺がしばらく…そうだな、木原マサキって奴が戻ってくるか、ちゃんとまともに主催がこなせる奴が
 出てくるまで、俺がこの殺し合いの運営を代行するが、文句はねエな?」
「はい、構いません…」
「いい返事だ、じゃあテメエ達は殺し合いの参加者として殺し合いの会場に行きな。
 あの女の仲間だったテメェ達じゃ主催の仕事ができるとも思えねえしな、
 ここに居られても邪魔なだけだ」

冥王がいなくなり、その場に残ったのは1人の白髪の男のみであった…

【二日目 午後3時40分/日本:夢の国】



【一方通行@とある魔術の禁書目録】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
1:カオスロワの運営の代行
2:木原マサキ、もしくはまともに主催がこなせる人間が出てきたら、
 主催の座を渡して、自分は参加者として殺し合いの舞台に戻る。

【機動6課隊員@魔法少女リリカルなのはsts】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
共通思考:一方通行に従う
   1:一方通行さんこえ〜
    2:これからは主催では無く参加者として行動。
262二人の白い悪魔:2009/04/01(水) 22:56:08 ID:X5gv5p8K
【高町なのは@魔法少女リリカルなのはsts 死亡確認】
263この世はまさに世紀末:2009/04/01(水) 23:28:43 ID:KYIoS/6s
南斗脱衣拳を華麗に決めて感電氏その他数名を瞬殺したプーチン書き手…
だが、そんな彼に魔の手が…

「私の拳法をパクるな!」
「お…お前は南斗脱衣拳伝承者!」
「それに脱衣拳とはエロ展開に使うものだよ。
殺人に…ましてやナイスボディーな女じゃなくて感電氏に使うとはどういうことかな?」
「ああ、いや…それは…」
「私が本物の南斗脱衣拳を見せてやる。」

そういうと伝承者は空に飛び上がる。
そして目にも止まらぬスピードでプーチン書き手を切り裂いた。

おめでとう!女プーチン書き手は全裸になった!

「できればナイスボディーの美女に使いたかったけど…
 またつまらぬ服を切り裂いてしまった…」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「それでは私はこれにて。」

264参加するカモさん:2009/04/01(水) 23:30:04 ID:KYIoS/6s
【二日目 午後4時40分/ニュージーランド】

【女プーチン書き手@カオスロワ】
[状態]:健康 全裸 プーチンの力 南斗聖拳(マスター)北斗神拳(マスター)   
[装備]:スーツ 暗殺用針 
[道具]:水と食事
[思考]基本:カオスロワの繁栄を願う。
1:真・異端組の一員として頑張る。(強制的に)
2:6/氏と母書き手氏に会ってアドバイスを貰う。
3:まともな服がほしい

※他のメンバーの状態表は前回と同じ

【南斗脱衣拳伝承者@らき☆ロワ】
[状態]:健康    
[装備]:素手
[道具]:支給品一式
[思考]基本:エロ担当は任せて
1:ナイスボディーな女の服を切り裂く
265参加するカモさん:2009/04/01(水) 23:42:16 ID:AyGPnPfR
まともだなぁ
266 ◆EKhCqq9jsg :2009/04/01(水) 23:45:37 ID:b1Xmd8Ml
ごめん 女プーチン書き手=脱衣拳書き手なんだ
……
267 ◆EKhCqq9jsg :2009/04/01(水) 23:46:22 ID:b1Xmd8Ml
ちょっと間違えた
女プーチン書き手=南斗脱衣拳伝承者

書き手ロワでやるべきネタなのかなあ
268参加するカモさん:2009/04/01(水) 23:50:25 ID:KYIoS/6s
ナンダッテー!!
269創る名無しに見る名無し :2009/04/01(水) 23:52:29 ID:b1Xmd8Ml
そう言えば◆nkOrxPVn9cさんもカオスロワ書き手だったなー
270参加するカモさん:2009/04/02(木) 00:22:40 ID:1yAhTS4R
分裂したということでいいんじゃね?
271参加するカモさん:2009/04/02(木) 00:23:53 ID:z1/ZpquS
平行世界という言葉が我々の切り札
272参加するカモさん:2009/04/02(木) 00:26:15 ID:6pNgZ866
書き手ロワでもやろうぜwww
273キール「お前が悪い」:2009/04/02(木) 20:33:43 ID:z1/ZpquS
「はっ!確か僕は死んだはずじゃ…」
前に大量虐殺を犯して首輪爆発で死んだはずのクレスは意識を覚醒させる。
「おう、気がついたか。」
「君はチェスター!!」
目の前には友人であるチェスターがいた。
チェスターだけではない、かつて元の世界で一緒に冒険した仲間達もいた。
「てめぇの死体を見つけたときは焦ったけどよ…こいつを使ったらあら不思議。
お前が生き返ったわけだ。」
チェスターは自分が所持するカードをクレスに見せる。『死者蘇生』と書いてあるようだ。
「さて、生き返ってもらってなんだが…さっさと行こうぜ。」
「え、どこに?」
「決まってんだろ…バトルロワイヤルを開催したバカ野郎どもを倒しに行くんだよ!!」
「ああ―そうだな。」

こうしてクレス・アルベインと素敵な仲間たちの物語は再び始まったのであった――

「ああ、そうだちょっと面白いネタを考え付いたぞ。」
「どうせ下らないダジャレだろうが。」
「今度はかーなーり自信があるぞ!!」
「ほぅ聞かせろよ」


「感電氏だけに感電死――」


数分後、かつての仲間達の亡骸の上で崩れて泣いている勇者が目撃されたという…
そして現在の天候は雪。

274キール「お前が悪い」:2009/04/02(木) 20:34:26 ID:z1/ZpquS
【二日目午後5時/フランス】

【クレス・アルベイン@テイルズオブファンタジア】
[状態]:健康、仲間を失った悲しみ
[装備]:不明
[道具]:支給品一式、拡声器
[思考]基本:主催者をダオス!
1:皆…どうして…どうしてっ…!
2:ダジャレのネタを考える

【チェスター・バークライト@テイルズオブファンタジア 死亡確認】
【ミント・アドネード@テイルズオブファンタジア 死亡確認】
【クラース・F・レスター@テイルズオブファンタジア 死亡確認】
【アーチェ・クライン@テイルズオブファンタジア 死亡確認】
【藤林すず@テイルズオブファンタジア 死亡確認】
【デミテル@テイルズオブファンタジア 死亡確認】
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
死因:ダジャレという名のエターナルフォースブリザード
275参加するカモさん:2009/04/02(木) 22:30:58 ID:+rpVWv+U
ユーゼスは生き返った
「お前を生き返らせたのは私だ」
黒いモンスターがそう言う
「おいそこの黒いお前
―――『それも私だ』は私の専売特許だ!
そしてお前が私を生き返らせるよう仕向けたのも私だ!」
「お前がそう言う風に仕向けたのも私だ」
「玉子症候群をつくったのも私だ」
「このロワを主催したのも私だ」
「バトルロワイヤルを作ったのも私だ」

【二日目午後5時/バチカン市国】
【ユーゼス@スパロボとか】
[状態]:それも私だ
[装備]:それも私だ
[道具]:それも私だ
[思考]:それも私だ

【ダークライ@ポケモン(不思議なダンジョン)】
[状態]:それも私だ
[装備]:それも私だ
[道具]:それも私だ
[思考]:それも私だ
276参加するカモさん:2009/04/02(木) 22:32:28 ID:+rpVWv+U
タイトル忘れてたが「それが私でそれも私で」
277生き延びたければ、狩れ!!:2009/04/06(月) 02:24:25 ID:UeaxWOC3

「ねえ、あれのことどう思いますの?」
「とりあえずは旨そうだ。」
「確かに旨そうだな。っていうか選んでる場合じゃないだろ。どっかの大喰らいのせいでできるだけ多く獲らんと食料が持たん。」
「……食料が無いのは認めますわ。でもあれだけあれば当分困ることは無くてよ?」

そうやって物陰で話しているのは暴食シスターズ+αことユエル、オルタ、カエルの3人だ。
力関係はグループ名から推して知るべし。因みにラーミアは上空から辺りを見渡し、獲物が居ないかどうか探す役目を担っている。
彼女達は今北アメリカのプレーリーと呼ばれる広大な平地に降り立っている。
そして彼女達の目の前にいるのはあばれうしどりの群れだ。数にして15頭というところだ。

「それにしても貴方達武器はどうしますの? ハリセンと金属バットじゃ少し頼りないのではなくて?」
「ユエルは弓を使うのだろう? ならば私達はこれを使う。」

オルタが取り出したのはユエルのシエロツールだ。どうやらそれを2人で分けて使うらしい。
オルタがフォーク、カエルがナイフを持たされた。

「あ、そのフォークですけど一応側面も切れるようにはなっておりますから。」
「心得た。行くぞ、カエル。」
「はぁ〜、何でこんなことしなきゃならんのだ……」

あばれうしどりの目の前に堂々と出て行く2人。
当然、群れは2人の存在に気付く。
そして、攻撃の態勢に入った。
278生き延びたければ、狩れ!!:2009/04/06(月) 02:27:12 ID:UeaxWOC3
「さて、機先を制するとしよう。」
「おい、こらキサマ、何をするつもりだ!?」

おもむろにオルタはフォークを地面に刺してカエルの脚を掴む。
そしてそのままカエルを肩に担いだ。
そして、ハンマー投げの前段階のように回転させ始めた。

「む? ここまでやれば解るであろう?」
「!”#$%&’()@*¥^!!!!」

そしてそのまま群れに向かって放り投げた。
あえて言おう、それでもカエルはナイフを放さなかった。
英霊の身体能力で投げられたカエルは凄まじい速度でその一直線上の3体を薙ぎ払って停止した。

「……あ〜の〜な〜、俺の知り合いの技に俺をぶん投げて攻撃する技はあったけどなあ、あそこまで回転させる必要はあったのか!?」
「安心しろ、あれは貴様に対する嫌がらせだ。他意はない。」
「テメェ……後で話がある、じっくり語ろうじゃねぇか……」
「いいだろう。このフォークでカエルの肉を食うのを楽しみにしておこう。」

2人が言い争いをしてる最中にもあばれうしどり達は次々と攻撃態勢をとり、突進の準備をしている。
すると、その2人の頭に矢文が飛んできた。矢は犬追物に使われる非殺傷設定の矢だ。但し、先端を金属に変更されているため滅茶苦茶痛い。
頭をさすりながら矢文を開くと、

「それ以上おバカな争いを続けるようなら、ありとあらゆる手段で送って差し上げますわよ?」
279生き延びたければ、狩れ!!:2009/04/06(月) 02:28:44 ID:UeaxWOC3
と血文字で書いてあった。

「…………恐ろしいことしやがる…………」
「……どんな手段でも、か……絶食だけは避けたいものだ……」
「なあ、ひとまず休戦にしないか?」
「そうだな。気は進まないが、仕方が無い。とりあえず目の前の食料を確保することにしよう。」

それぞれの武器をあばれうしどりに向けて構える。
そして、その群れが突っ込んでくると同時に、2人もそれに向けて走り出した。
走っている間に飛んでくる矢で2体が倒れた。
更に2人が群れからすり抜けて出てくると、4体のあばれうしどりが倒れ伏した。

「ふん、大した事無いな。」
「まあ、突っ込んでくるだけだしな。」

その時、

「ギャオオオオオオオオ!!!」

という甲高い鳴き声が辺りに響いた。空を見ると、ラーミアの他にもう1つの影が見えた。
その影は、地面すれすれを飛んできて、地面を焼き払った。
あばれうしどり達はその炎を受けて焼け死んでしまった。

「ちぃ!!」
「おっと!?」

間一髪のところで2人はそれを回避した。
そして、火から逃れるためにユエルが茂みから出てきた。
それと同時に、ラーミアが降りてきた。
280生き延びたければ、狩れ!!:2009/04/06(月) 02:29:34 ID:UeaxWOC3

「皆さん、乗ってください!! あのドラゴンを何とかしないと!!」

しかし、ドラゴンはそれを許さなかった。
3人が乗ろうとしたところをまた炎を吐きながら突っ込んできた。
全員咄嗟に散開する。

「どうすんだ!? これじゃ剣は届かんぞ!?」
「火を吐きながら、ということは飛びつくのは無理か。おい、カエル!! 上から飛びかかれるか!?」
「無茶言うな、速度が速すぎる!!」

その間にもドラゴンはまた一直線に炎を吐きながら飛んでくる。三度躱す3人。
しかし、このままではどのみち焼き殺されてしまうだろう。
すると、ユエルが一歩前に出て、こう言った。

「私がやってみます。上手くいく保障はありませんが、その時は補助を頼みますわよ!!」
「引き受けた。それでは私はすぐに離脱できるように傍についていよう。」
「俺は退避場を確保しておく。任せたぞ!!」

するとカエルは少し離れた所に大量の水を撒いた。
退避場所が炎に巻かれないようにする為だ。
ドラゴンが空中で旋回する。
またこちらへ突っ込んでくるようだ。

「セイバー!! おじ様!! 眼が眩まないように気をつけてくださいませ!!」

そう言ってユエルは空に向かって瓶のようなものを投げた。
それは空中で弾けて強烈な光を放った。閃光玉だ。
281生き延びたければ、狩れ!!:2009/04/06(月) 02:30:32 ID:UeaxWOC3
「ギャアアアアアアア!!」

突然の閃光に眼が眩んだドラゴンが落ちてくる。
それを確認したオルタとカエルは落ちてくるドラゴン目掛けて走り出し、ユエルは覇滅弓に矢を番えた。
そして、ドラゴンが地面に接触する瞬間、

「はあああああああ!!!!」
「おおおおおおおお!!!!」
「ふっ――――――――」

2つの剣戟が交差し、1本の矢がその身体を穿った。
ドラゴンはしばらく悶えた後、その動きを止めた。

「……終わったようですね。」
「まさか竜が出てくるとはな。」
「ったく、酷い有様だな。」
「皆さん、ご無事ですか!?」

ラーミアが空から問いかけてきた。
3人はそれに手を振って答える。

「全員無事ですわよーー!!」
「ドラゴンもしっかり倒したからな!!」
「食料を回収したら戻る!! もうしばらく上で待っていて欲しい!!」
「解りました!! それではお待ちしています!!」

3人は漸く食糧難から逃れられると喜び勇み、あばれうしどりを回収しに行った。

……しかし、現実は非情だった。
282生き延びたければ、狩れ!!:2009/04/06(月) 02:32:00 ID:UeaxWOC3
「何てことですの……」
「こりゃ……酷い、な……俺が何かしたか? この仕打ちは何だ? 教えてくれ、サイラス……」
「ぐっ……これでは食すことなど出来ないではないか!!」

哀れあばれうしどりはドラゴンの炎によって消し炭になっていた。
食べられそうなのはかろうじて1頭のみ。
3人にとっては残酷な結末だった。


場所は移ってラーミアの背中の上。
そこには真っ白に燃え尽きた3人の姿があった。

「……皆さん、相当疲れていますね……」

返事は返ってこない。
この3人が復活するのには当分時間が掛かりそうだ。

今日の収穫:あばれうしどり1頭・ドラゴン1体。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
【二日目 午後5時10分/アメリカ】

【ユエル(元:食道楽を究めた貴婦人)@モンスターハンター ポータブル 2ndG(以下MHP2G)】
[状態]極度の疲労、腹八分目、見た目9歳
[装備]覇滅弓クーネレラカム@MHP2G、
   ムックルの毛皮で作ったマント、白ゴスロリドレス
[道具]肉焼きセット、桃太郎印きび団子、その他
[思考]基本:様々な肉を食べる
     1:次の得物を捜す
     2:アーチャーを捜す
     3:つ、疲れましたわ……
283生き延びたければ、狩れ!!:2009/04/06(月) 02:33:05 ID:UeaxWOC3


【ラーミア@ドラゴンクエストV】
[状態]洗脳、健康
[装備]無し
[道具]不明
[思考]基本:ユエルに従う
     1:アーチャーを捜す
     2:皆さん、しっかり!!
     3:…?何かおかしいような気がする??



【セイバーオルタ@Fate/stay night】
[状態]極度の疲労、意気消沈
[装備]金属バット「えくすかりばぁ」、シエロツール(フォーク)
[道具]支給品一式
[思考]基本:本物のエクスカリバーを探す、ユエルに協力する
     1:アーチャーを捜す
     2:カエルをしっかりとこき使ってやる
     3:徒労に終わったか……



284どうせつっこむならSSで:2009/04/06(月) 21:43:51 ID:2sCkmioL
「よく見たら、復活してから状態表の私の名前間違ってるじゃないかー!」

プーチンは八つ当たりでタケシを暗殺した。

【二日目 5時20分/ロシア】
【ウラミジール・プーチン改めウラジーミル・プーチン@ムダヅモなき改革】
[状態]:健康
[装備]:スーツ、暗殺用針
[道具]:支給品一式
[思考]基本:粛清(第2のイチローになる)

【タケシ@ポケットモンスター 死亡】
285創る名無しに見る名無し :2009/04/08(水) 12:08:13 ID:eQiFfW6e
まだ半年以上先の話だけど次スレ候補を曝しておくか

FLASH関係者によるバトルロワイアル
ttp://pc11.2ch.net/test/read.cgi/swf/1150551505/
新システム制漫画アニメバトルロワイアル
ttp://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/event/1180288858/
アニメキャラ・バトルロワイアル(仮)
ttp://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/event/1201947486/
駄目元でこんなバトルロワイアルを提案してみる
ttp://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/event/1184927484/
戦闘少女バトルロワイアル
ttp://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/event/1181627911/
幕末ロワイアル
ttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1170403327/
週刊少年サンデーのキャラでバトルロワイアル
ttp://changi.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1223115837/
週間少年ジャンプ連載中の漫画でバトルロワイアル
ttp://changi.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1201180140/
バトルロワイアルパロディ企画スレ交流議論所89
ttp://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/event/1187156550/
バトルロワイアルパロディss、リレー小説
ttp://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/subcal/1184931963/
新型ラノベ・ロワイアル始動!
ttp://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1180931279/
富士見ファンタジア文庫キャラ・バトルロワイアル
ttp://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1177913697/
アニメや漫画になったラノベでバトルロワイアル
ttp://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1223558250/
ホラーゲームバトルロワイアル企画スレ
ttp://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/event/1201873545/

創作発表板以外でこんだけあるってどういうことなの……
ここは香港。とあるビルの一室で、一人の青年がパソコンを操作していた。
彼の名はミスト・レックス。通称「ミストさん」。
あの人気ゲームシリーズ「スーパーロボット大戦」の最新作で主人公を務めた男だ。
長年ユーザーに愛され、順調に売り上げを重ねてきたゲームの主人公。
本来ならば、それは彼の地位を安定したものにする肩書きのはずだった。しかし……。

「なんてことだ……」

パソコンのモニターを見ながら、ミストさんは大きくため息をついた。彼が見ているのは、2chのロボゲ板。
そこには彼が主役を務めた「スパロボK」や、彼自身に対する罵詈雑言が書き連ねられていた。
何せスパロボKは恐ろしく評判が悪く、「スパロボ史上最低の出来」と言われてしまうほどの作品なのだからこれも仕方がない。
だが、ミストさんはそんな現実を認めようとしなかった。

(命を賭けて戦った俺のことを、こんなに悪く言うなんて……。こんな地球人に守る価値はあるのか?
 …………いや、ない!)

ミストさんの瞳に、狂気の光が宿る。

(ちょうど今は、地球全体を舞台にしたバトルロワイアルの真っ最中……。人を殺しても罪に問われることはない。
 このチャンスに乗じて、守る価値のない地球人なんか皆殺しにしてやる!)

スッと立ち上がったミストさんは、懐から取り出して拳銃をパソコンのモニターに向ける。
そして引き金を引き、銃弾をモニターに叩き込んだ。

「やってやる、やってやるぞ……!」

こうしてここに、理不尽な復讐を掲げるマーダーが誕生した。

【二日目 5時20分/香港】
【ミスト・レックス@スーパーロボット大戦K】
【状態】狂気
【装備】ニューナンブ@現実
【道具】支給品一式
【思考】
1:地球人を皆殺しにする。宇宙人や動物は殺さない。

【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡】
死因:銃声にびっくりして心臓発作を起こす
288心得をよく読みましょう :2009/04/18(土) 15:58:27 ID:ZmJHRpci
規制解除か?
289参加するカモさん:2009/04/19(日) 22:35:06 ID:uHjyGCaY
そのころ、田中は二人殺していた。
「ふふふ…俺にもできるのか!」
「悪い子はしまっちゃおうねぇ」
田中はしまわれた。

【二日目 5時30分/太平洋に浮かんでいるどっかの島】

【しまっちゃうおじさん@ほのぼの】
【状態】しまっちゃおうねぇ
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
1:悪い子はどんどんしまっちゃおうねぇ

【タケシ@ポケットモンスター 死亡】
【野比玉子@ドラえもん 死亡】
死因:田中に刺された
【田中@近所の奴 死亡】
死因;しまわれた
290参加するカモさん:2009/04/20(月) 18:14:30 ID:hLpwlDZl
勇者クレス・アルベインは嘆くのをこらえ立ち上がった。
この笑いのない殺伐とした殺し合いという世界に笑いを作る為、そして終始符を打つため。
「お・・・ここでまたギャグを思いついたぞ、これは・・・すばらしいギャグだ!」
彼はさっそく笑いを作ろうと拡声器をとりだし大きく息を吸い込んだ。
その時彼の目の前にハエのような生き物が現れた
「むっ!?こんなときに・・・敵か!」
彼は拳を前に突き立て戦闘態勢に入る、だがそのときハエが喋り始めた。
「おお、お主・・・わしは今ギャグがうまい奴を求めている、どうじゃ、弟子入りせぬか?」
普通の人なら断るだろう・・・だがそんな中でクレスは
「本当?僕もギャグには興味があり今さっき思いついたんだ。」
「おお・・・期待しとるぞ!じゃあ早速その拡声器を使うんじゃ!」
勇者はすうーと息を飲み込み言葉を発した。
「校長先生ぜっこうちょおう!」
「生徒会長超快調う!」
「ジャイアン死んじゃいやん!!!」

暗い殺し合いの舞台に明るい笑い声がひびいた
こうして勇者は界王様の元に弟子入りしたのであった

ちなみに今の気候は吹雪
291参加するカモさん:2009/04/20(月) 18:23:43 ID:hLpwlDZl
【二日目午後5時20分/フランス】

【クレス・アルベイン@テイルズオブファンタジア】
[状態]:健康、仲間を失った悲しみ
[装備]:不明
[道具]:支給品一式、拡声器
[思考]基本:主催者をダオス!
1:皆…どうして…どうしてっ…!
2:ダジャレのネタを考える
3:界王様と面白いギャグをつくっていきこの舞台を盛り上がらせる
4:雪降ってるが気にしない

【界王様@ドラゴンボール】
[状態]:健康
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]基本:ギャグで笑いあえる世界をつくる
1:クレスと共にギャグを考える
2:主催者は一応倒す
3:雪降ってるが気にしない

【タケシ@ポケモン 死亡】
【ホンダラ@ドラクエ7 死亡】
【今川氏真@戦国時代 死亡】
死因:ダジャレという名のエターナルフォースブリザード

【山田くん@ちびまるこちゃん 死亡】
死因:ツボにはまった
292お馬鹿:2009/04/21(火) 20:33:54 ID:qYoseW2u
霊烏路空は考え込んでいた。
せっかくBRに参加したのだから、ここで自分の力を周りに知らしめてやりたい。
お空はしばらく考え込んでいたが、3分後、いい案が浮かんだのか、持っている支給品のノートに何か書き始めた。

「このデスノートに原作でも今だに倒されてない、最強クラスのボスキャラとかの名前を書いて殺せば
 私が超強いって周りから思われる事間違いなし!私ってば天才ね!」

そう言いながら名前を書き終えると、そのままお空は空を飛んでいった。

【二日目午後5時20分/ブータン】



【霊烏路空@東方 project】
[状態]:健康
[装備]:不明
[道具]:デスノート
[思考]基本:自分が強い事を回りに知らしめる

【兵藤和尊@賭博黙示録カイジ 死亡確認】
【天魔@東方project 死亡確認】
【祭礼の蛇(バル・マスケ盟主)@灼眼のシャナ 死亡確認】
【藍染惣右介@ブリーチ 死亡確認】
293創る名無しに見る名無し :2009/04/22(水) 23:23:09 ID:sEyZ3ZST
そろそろ7期目に入ってもいいと思うんだけどなあ。
理由は議論スレで書いたけど。
カオスロワ議論・避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/8388/1169986971/

で、どうよ?
恐らくカオスロワで一番がんばっているユエルの人と濱口弓兵書いている人達よ
貴方の意見が聞きたい。
294父ちゃんがまた闇化したゾ?:2009/04/25(土) 13:12:29 ID:kEljLC0m
「ところがギッチョン!」

どこからともなく男の声が聞こえてきた。

「あ?誰だてめえは?」

一方通行が声のした方向へと振り向く。
するとそこには全裸の男、野原ひろしが立っていた。

「全裸のオッサンが俺に何の用だ?」
「何の用だと?決まってんじゃだろ…。
 てめえをぶっ殺しにきたんだよ!KILLKILLKILLKILLKILL!!!」
「今日本は禁止エリアのはずだろ?何でてめえ普通に侵入しにきてんだ?」
「お前は馬鹿ですか?お前が普通に侵入できたんだから俺だって侵入できるはずだろぉーがよぉ!!
 というわけで死んどけや一方通行君ヨォ!!」

そう言ってひろしは手に持つ金属バットを振り上げて襲い掛かる。
だが、一方通行は笑みを崩さずに立っているだけ。
当然だ。彼の能力の前にただの打撃攻撃などなんの意味も持たないのだから。
だが、彼にとって信じられない出来事が起こった。
彼の顔面に金属バットが叩き込まれた。

「ガァァッ…!な…何ぃぃぃぃぃ!!?」

顔面を押さえてその場に倒れこむ一方通行。
ひろしは倒れている一方通行を見下ろしながら笑っている。

「てめぇっ…!俺の能力をどうやって…」
「へっ…お前の能力はさっきの戦いで既に割れてんだよ!!」
295父ちゃんがまた闇化したゾ?:2009/04/25(土) 13:14:31 ID:kEljLC0m

さっきの戦いとは一方通行となのはの戦いだ。
ひろしはその戦いを影から見ていたのである。

「というか、お前が自分から大きな声で言ってたんだがなぁ!!
 力の反射…いやベクトル操作ってよぉ!」
「俺が聞きたいのはそんなことじゃねぇ……俺の能力を…どうやって…看破しやがったぁ…」

彼の能力であるベクトル操作はは原理が分かっても対処法などほとんど存在しないはずである。
だが、ひろしは攻略法を見出したのだ。

「てめぇは今、『反射』にしてあるんだろ…?
 だつたら簡単なことじゃねぇか。てめえに力の向きにいくように力を調節すりゃあいいだけだろ?」
「な…でも普通の人間がンなことできるわけが……」

驚愕する一方通行の顔をひろしは踏みつける。

「おいおい一方通行君よぉ。何回も人が死んでるこの殺し合いに常識を求めてどーする?
 とある主婦が吸血鬼に圧勝する世界だ…できるもんはできるんだよぉ!」

前に自分がなのはに言っていたことをそのままそっくり返され、一方通行は冷や汗を流す。
そんな一方通行の様子を見てひろしは笑いながら言葉を続ける。
296父ちゃんがまた闇化したゾ?:2009/04/25(土) 13:15:20 ID:kEljLC0m

「お前…こう思っていただろ?
 『俺は超能力者だ。俺には無敵の能力があるから死ぬはずがねぇ!俺は安全だ!!』
 ってなぁ?俺はそういう自分が死ぬはずがねぇと思ってる奴を殺すのが大好きでねぇ…」
「くそっ……」
「いいか一方通行君。俺は確かにただの人間だ。てめぇみたいな超能力なんかねぇよ。
 だが人間はなぁ!はるか昔そのまた昔から、知恵を振り絞ったり武器を作ったりして生き延びてきたんだ…
 特別に力を与えられて、それだけに頼るお前に負けるわけねぇだろ?
 お前は人間様の力をなめたんだ…
 だからお前は――」
「ち…ちくしょぉぉぉぉぉぉぉ―――」
「死ね」



「ふぅ…やっと終わったぜ。そっちはどうだひま?」
「たい♪」
「流石俺の娘だ。他にいた奴も殺しちまったようだな
 よくやったひま。父ちゃんも鼻が高いぜっ!」

何らかの方法でひまわり殺された機動6課隊員を尻目にひまわりを抱き上げる野原ひろし。

「そういやあのガキの話によると黒幕に木原マサキってのがいるらしいじゃねぇか…。
 どこにいるかしらねぇがラスボス気取りなんだろぉな…
 きっと『自分が死ぬはずがねぇ』って思ってんだろうなぁ…
 よし決めた!
 おいひま、父ちゃんはこれからラスボス気取りの木原マサキをぶっ殺してくる。
 それまでひまはここで殺し合いを運営してるんだぞ」
「たい♪」
「ああ、いい返事だ。じゃあ父ちゃんは行ってくるからな!」
297父ちゃんがまた闇化したゾ?:2009/04/25(土) 13:16:37 ID:kEljLC0m

そして一方通行はいなくなり、野原ひろしは「日本のアニメ技術の賜物」という赤いロボットに乗ってどこかに飛んでいった。
その場に残されたのはたった一人の赤ん坊だけだった。


【二日目 午後5時40分/日本:夢の国】

【野原ひまわり@クレヨンしんちゃん】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
1:カオスロワを運営する

【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】
[状態]健康、闇ひろし、全裸
[装備]アルケーガンダム@機動戦士ガンダムOO
[持ち物]不明
[思考]
1:木原マサキを殺す、それまで主催運営をひまわりに任せる
2:自分が死ぬはずないと思ってる連中を殺す
3:欲の赴くまま全てを奪うとしよう


【一方通行@とある魔術の禁書目録 死亡確認】
【機動6課隊員@魔法少女リリカルなのは 死亡確認】
298名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/25(土) 13:21:53 ID:a73NL+L7
ラッド化?
299参加するカモさん:2009/04/25(土) 15:34:23 ID:qvACKzat
らき☆ロワでラッドが一瞬ひろし化してたな AAだけど
300参加するカモさん:2009/04/25(土) 16:23:30 ID:DaWn6BQx
微妙にサーシェスもまじっとる
301Fは嘲笑う:2009/04/26(日) 01:58:59 ID:mzI7gkEY
とある禁止エリア内の地下研究所――
そこにはカオスロワを終わらせんとする集団が集まっていた。

「そういえば君達に仲間を1人紹介しようと思う」
「仲間?」
「そうだよ、千秋君。6/の知り合いらしくてね。名前はFルートの人っていうんだ」

この男、マスオが合図をすると1人の男が入ってきた。
特筆することは何もない。見る限りどこにでもいるような平凡な男だ。
この男もまた首輪がついていない。話によるとマスオに外されたという。

「ま、ちょっとした知り合い…それだけさ」
「それはともかくお前も私たちと協力してマサキとかいう奴をぶっ飛ばすつもりなのか?」
「ああ、6/がそうしたように…俺だってそうするつもりだよ」
「じゃあ俺らで頑張って殺し合いを終わらせてやろう!」

そういって千秋たちと握手するFルートの人。
Fルートの人という新たな仲間を加えて、マサキ打倒の決戦前夜を迎える千秋一行であった…

【二日目・午後5時30分/どこかの地下研究所(禁止エリア)内】

【フグ田マスオ @サザエさん】
[状態]健康、フグTAマSオ、第五期とは別人格 、首輪なし
[装備]不明
[道具]全自動卵割り機、卵かけご飯、その他不明
[思考]基本:元主催者としてこの戦いを終わらる
   1:木原マサキを探す
   2:協力者を探す
   3:びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛!
※本来の体を持っています
302Fは嘲笑う:2009/04/26(日) 02:02:04 ID:mzI7gkEY

【両儀式@空の境界】
[状態]:健康、首輪なし
[装備]:刀、果物ナイフ、手鏡
[道具]:支給品一式
[思考]基本:仲間を探す
   1:木原マサキを探す?

【遠坂凛@Fate/stay night】
[状態]健康、首輪なし
[装備]拳銃
[道具]支給品一式、他不明
[思考]基本:殺し合いを止めさせる
    1:木原マサキを探す?
    2:アーチャーは見つけ次第捕まえて(死なない程度に)殴ッ血KILL!!!

【南冬馬@みなみけ】
[状態]健康、少年物の服、首輪なし、疲労(中)
[装備]チェーンソー、ワルサー
[道具]食料一式、その他不明、トウマ(@スパロボ)のデイパック
[思考]基本:殺し合いには乗らない
   1:木原マサキを探す?

303Fは嘲笑う:2009/04/26(日) 02:03:20 ID:mzI7gkEY
【相良相介@フルメタル・パニック!】
[状態]健康 、首輪なし
[装備]ポンタ君スーツ(ラムダ・付き)、ショットガン
[道具]食料一式
[思考]基本:殺し合いには乗らずに仲間とかなめを探す。
   1: 木原マサキを探す?
   2:ふも、ふもっふ。

【南千秋@みなみけ】
[状態]:健康、光龍に変身可能、言峰に嫌悪感 、首輪なし、疲労(中)、
[装備]:拳銃(スパイダーマからルート)
[道具]:支給品一式×2
[思考]基本:殺し合いを終わらせて罪を償う
   1:木原マサキを探す?
※一応マスオの話を信じました。また、式からアーチャーの特徴を聞きました。

304Fは嘲笑う:2009/04/26(日) 02:05:18 ID:mzI7gkEY
かかりやがったなこいつら……
え?俺は対主催じゃないのかって?
おいおい、前の俺の状態表見たのかよ?
え?しばらくリレーされてなかったから忘れてた?殺してやろうか?
もうぶっちゃけな。俺はどぉ〜〜でもいいんだよ。
主催打倒やら優勝やらゴッドみんパンチで勝利やら……
俺は殺し合いの中で奪われたよ。俺の仲間や知り合いの書き手も全部死んだ。
俺は最高に苦しかったよ……悲しかったよ……
もう、他人に味合わせたいほどにな……
俺はこいつらから全部奪ってやりたい……

さて、こいつらと合流できたのは好都合だ。
現在一番主催打倒に近いこの対主催グループ…。
土壇場で裏切ってこいつらが持ち続けている仲間や希望…全てを奪ってやる……
待てよ?疑心暗鬼の末に内部抗争ってのも面白いな。
どんな手段でもいい…俺はこいつらから全てを奪ってやる!!
そのための道具はいくらでもあるぜ…

【Fルートの人@現実】
[状態]健康  首輪なし
[装備]ボウガン
[道具]迷彩服、水銀燈、毒入りヤクルト(残り少ない)、掛け時計型時限爆弾(現実スイッチOFF、スイッチを入れてから三分後に爆発)、支給品一式×7
[思考]全ての参加者の希望を奪いつくす
1:機を見てこの対主催グループから仲間や希望を奪う
2:今は仲間を装う
※老賢者から水銀鐙を自由自在に操る能力を得ました
305TCBR第10回放送:2009/04/26(日) 13:17:48 ID:pcaPvhDQ
「うっふふーのふー♪それではテラカオスバトルロワイヤル第10回放送を私クアットロと」
「ネーナ・トリニティと」
「この僕ハウエンクアの3人が行うよ、…ククク」
「それじゃあさっそく死者の発表をこの私ネーナ・トリニティがさせてもらうわ。
 …え?主催者が入れ替わりすぎだって?
 …ふふふ、まあ主催サイドにもいろいろ事情があるのよ、この9回放送から10回放送の間にも4回ぐらい
 主催が入れ替わったくらいだからねぇ、…おっとこちら側の与太話はこの変にしておかないとね、
 それじゃあ発表と行くわよ。

ルーク・バレンタイン、カスゲッターチームの人、ヴォルガノス、ミハイル・ロア・バルダムヨォン、
ヨハン兄、伊藤開司、Drワイリー、デビルガンダムスローネドライ、>>186>>188-193、女プーチン書き手、
>>195、リュカ死ねの人、王様により復活された人達、金融工学コピペ、闇遊戯、ポーキー・ミンチ、、
ヤン・バレンタイン、カイン・ハイウインド、ルカ様に殺された豚、サハギン×12、サハギンチーフ×2
碇ゲンドウ、野比玉子、ギガゾンビ、磯野波平、vipperの荒らしども、ヨヨ、魏延、ピエモン、クッパ、
タケシ、ディアボロ、ジノ・ヴァインベルグ、ホンダラ、兵藤和尊、天魔、祭礼の蛇、藍染惣右介、
一方通行、機動6課隊員、その他大勢よ、

相変わらず死者が多すぎるから、何十人かの名前は省略させてもらったわよ」
「それと今回の禁止行為は『殺しの放棄』よ、うふふふ・・・」
「今の状態じゃ、問題ないとは思うけど、仲間意識が強くなって殺しあわない奴が増えすぎたら
 困るからねえ」
「そういう訳で、君達がんばって殺しあうんだよ、あひゃひゃひゃひゃ!!」

306TCBR第10回放送:2009/04/26(日) 13:19:06 ID:pcaPvhDQ




赤いロボットに乗ったひろしは、さっきの放送を聴き驚愕する。

「くそっ!どういう事だ!?まさかひまが!?」

運営は自分の娘にまかせた筈、それなのに違う奴が放送をしている。
…いや、そもそもひまわりはまだろくに言葉を話せないので放送がちゃんとこなせるはずがない、
放送だけは別の奴に頼んだという可能性もあるにはあるが…

「くそったれええーーーー!!」

自分の娘に危険がある可能性がある以上、ひろしは親としては戻らざるおえなかった。

【二日目 午後6時00分/日本のどこかの空】

【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】
[状態]健康、闇ひろし、全裸
[装備]アルケーガンダム@機動戦士ガンダムOO
[持ち物]金属バット
[思考]
1:ひまわりの安否のため、一度戻る
2:木原マサキを殺す、それまで主催運営をひまわりに任せる
3:自分が死ぬはずないと思ってる連中を殺す
4:欲の赴くまま全てを奪うとしよう


307TCBR第10回放送:2009/04/26(日) 13:20:38 ID:pcaPvhDQ
「これでいいのかしら?」
「まあ、木原マサキに言われた通りに放送やったんだからいいんじゃないかな」

放送を終えた3人は、邪悪な笑みを浮かべながら殺し合いの舞台を監視していた。
実はこの放送はネーナとクアットロの力で一時的に、夢の国でのカオスロワ運営のための機能を奪い放送を行った。

「この放送の本当の目的は、木原マサキの居場所を特定される可能性の高い野原ひろしを足止めさせる事。
 少なくとも今現在、カオスロワ運営は野原ひまわりにまかされているはずのに、放送は私達が行っている。
 となれば、この放送を聴いた野原ひろしは、カオスロワ運営をまかせた自分の子供に何かあったと
 勘違いして当然よ。おそらく野原ひろしは子供の危険を感じて夢の国に引き返すはず…
 もっとも、木原マサキの所へ向かおうとしてる人間は結構いるみたいだから一人足止めした所でどうにも
 ならないと思うけど」

クアットロも他の二人と同様の表情だったが、割と説明口調な感じで、先程の放送について話していた。

「しかし、僕達主催側もなんだかすごい事になってるねぇ、主催者側がここまで殺されまくったり、
 主催者の入れ替わりが起こるなんてね」
「そうよね、まるで参加者とは別に、主催者側は主催者側で別のバトルロワイアル行われている状態…
 ふふふ、なんだか楽しくなったわ」

今のカオスな状況に、ネーナは無邪気に喜ぶ。
308TCBR第10回放送:2009/04/26(日) 13:21:42 ID:pcaPvhDQ
「とりあえず私達は、野原ひまわりに何かあったと勘違いさせるためにあの放送を行ったけど、
 今の状態じゃ本当にあの子に何かある可能性が高いわね、うふふふ
 何せ、理由はわからないけど、今や主催の座を狙っている人間は大勢。
 すでにあそこに、ロワ運営の座を奪いに来た人間もいるかもしれない」
「というか、もう参加者側も簡単に主催者サイドに干渉できるような状態になってるわね」
「もう僕達もいっそ殺し合いに参加しないかい?そろそろロワも終わりが近づいてきてる。
 木原マサキの指示があれば、放送とかは行うけど、とりあえず彼に敵意を持ってる奴なら、
 主催サイドでも、参加者サイドでも勝手に殺しても問題ないだろう?」
「そうね、せっかくだから楽しもうかしら、とりあえず参加者側、主催者側共に
 彼に敵意向ける人はみ・ん・な・死・ん・じ・ゃ・え・ば・い・い・よ」
「何にもできない無力な命はその辺の虫と変わらない、その命がもがいてる所は見るのは
 とっても楽しい事だし、ね」

3人はそう言い、木原マサキに敵意を持つ者を殺す為…というよりは殺し合いを楽しむため、
殺し合いの場へと向かっていった。

309TCBR第10回放送:2009/04/26(日) 13:24:03 ID:pcaPvhDQ
【二日目 午後6時00分/日本のどこか】



【クアットロ@魔法少女リリカルなのはシリーズ】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
1:木原マサキに敵対してる人間は主催側、参加者側皆殺し
2:木原マサキの指示が行ったら放送を行う


【ネーナ・トリニティ@機動戦士ガンダムOO 】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
1:木原マサキに敵対してる人間は主催側、参加者側皆殺し
2:木原マサキの指示が行ったら放送を行う


【ハウエンクア@うたわれるもの 】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
1:木原マサキに敵対してる人間は主催側、参加者側皆殺し
2:木原マサキの指示が行ったら放送を行う
310TCBR第10回放送:2009/04/26(日) 13:26:59 ID:pcaPvhDQ


野原ひまわりは混乱していた。
カオスロワの運営は自分にまかされていたはずなのに、何故か勝手に別の人間が放送を行っている。
そして混乱しているひまわりの前に一人の男が現れる。

「俺、渋井丸拓男、略してシブタク。へへエーーー、カオスロワの運営譲ってよ、
 すてきな赤ん坊さーーん」

「え、えぅ…」

いきなり、太った男性が現れ、恐怖により泣きそうになるひまわり。
しかしさらにもう一人別の男。

「おーーっと待ちな!カオスロワの運営は俺様がやらせてもらうぜ」
「な!?」
「えぅ!?」
「カオスロワは俺様のもんだ!邪魔する奴は皆殺しだぜ!」

こうして参加者同士の殺し合いも行われてる中、主催サイドでのバトルロワイアルも本格的に始まった。
311TCBR第10回放送:2009/04/26(日) 13:28:02 ID:pcaPvhDQ
【二日目 午後6時00分/日本:夢の国】

【野原ひまわり@クレヨンしんちゃん】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
1:カオスロワを運営する
2:目の前の男二人に恐怖


【闇サトシ@ポケモン】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
1:ひまわりと渋井丸拓男を殺してでもロワ運営の座を奪う

【渋井丸拓男@デスノート】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
1:ひまわりと闇サトシを殺してでもロワ運営の座を奪う

※クアットロ達が一時的にロワ運営のための機能を奪っただけなので、今は運営のための機能は、
 夢の国に戻っています。
312もう許してやれよ…いやもっとやれ:2009/04/26(日) 17:00:00 ID:Mmz12zZ1
「何か知らんが書き手ロワ3rdに出てたし。登場話で死んだけど…」
なんかいろんな意味で不遇な奴(513)。まあ自分のせいだけど。
まあ、期待するだけ無駄ってとこか。
「無駄ってことは無いだろう。まあ努力は…」
そう言い終わるか終わらないかのうちに、513は吹き飛んだ。

【513@現実 死亡確認】
死因:何かの爆発に巻き込まれる
313参加するカモさん:2009/04/27(月) 16:23:14 ID:VAO6yhlV
デンデは神龍に願いを言った
ポッポルンガ!スピリットオブパロ!(地球を滅ぼしてください!)
その時宇宙で一つの星が輝いたかと思うと塵となって消えた

〜完〜

優勝者 デンデ@ドラゴンボール
314そうはいかんざき:2009/04/27(月) 18:36:26 ID:DsJn18JC
デンデが神龍に願いを言おうとした時、ウーロンが割り込んだ!
「ギャルのパンティーおくれ!!」

ウーロンはギャルのパンティーを手に入れた!

【ウーロン@ドラゴンボール】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]ギャルのパンティー
[思考]
1:ギャルのパンティーゲットだぜwww
315参加するカモさん:2009/04/28(火) 17:58:01 ID:vQN7MgCv
フリーザはキレた
せっかく自分が集めていたドラゴンボールの願いがこのような下衆に使われたのに腹が立ったからだ
「絶対に許さんぞ貴様らあああああああ!!じわじわとなぶりごろしてくれる!」
デンデはデスビームにより焦げ死んだ
更に豚の匂いを嗅ぎ付けルカ・ブライトがやってきた
「ふはははは!!豚は死ね!!」
ウーロンピンチ!どうするウーロン!?

【ウーロン@ドラゴンボール】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]ギャルのパンティー
[思考] 基本:ギャルにセクハラまがいの行動を取る
1:ギャルのパンティーゲットだぜwww
2:命よりもパンツのほうが大事だよな・・・

【ルカ・ブライト@幻想水滸伝2 状態は前といっしょ】

【フリーザ@ドラゴンボール】
[状態]怒り・健康
[装備]無し
[道具]不明
[思考]基本:こいつら殺す
1:不老不死になりたい

[コックカワサキ@カービィ 状態は前といっしょ]

【二日目 午後6時00分/ナメック星のどこか】
316参加するカモさん:2009/04/28(火) 18:00:44 ID:vQN7MgCv
【デンデ@ドラゴンボール 死亡確認】
フリーザにより焼死

タイトルは「ナメクジ星にて」で
317参加するカモさん:2009/04/30(木) 23:59:15 ID:DwpBkkHx
おかえりんこ
318参加するカモさん:2009/05/01(金) 18:51:45 ID:BbiREESj
ズガン!!
「お前にはおかえりもただいまも明日もない!あるのは死という現実・・・
 これがバトロワというものだ」

>>317 死亡確認】
319名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/01(金) 23:30:56 ID:iO0TP4LQ
過疎ってるな
もうカオスロワも終わりか
320創る名無しに見る名無し :2009/05/01(金) 23:46:27 ID:JnIi1FJI
>>319
「動かず、書かず、ただ呆けているだけか?何もせずにいけるほどカオスロワは甘くないのだよ。」

ズガン

>>319 死亡確認】
321参加するカモさん:2009/05/01(金) 23:52:45 ID:iO0TP4LQ
いや、リアルに終わりだろ
書き手もかなり離れて、レス頻度は低い。
これを過疎と言わなければ何て言うんだよ
322参加するカモさん:2009/05/01(金) 23:58:08 ID:JnIi1FJI
したらばもちゃんと見ろ
323参加するカモさん:2009/05/02(土) 19:20:58 ID:G5eO80EA
この程度の過疎なんか何度もあっただろ。
324お前名無しだろ :2009/05/02(土) 19:27:42 ID:rQeZFZti
五期後半と六期が異常すぎただけ

カオスはパロロワ会のオアシス(キリ!
だから過疎だろうと関係ないよな
初心者大歓迎な珍しいロワ。
325名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/02(土) 19:34:06 ID:Ckq1/yIj
そうだったのか
いやすまんかったな
326名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/02(土) 20:43:07 ID:Ckq1/yIj
513は、何かの爆発に巻き込まれたあと、盛り上げるための犠牲にされたあと、またどこかで復活していた。
そして誰もいないがらんとした都内をあてもなく歩きまわる。
だが、513は気づいていなかった。後ろから近づく敵に…
「でやぁっ!」
「ぎゃぁぁぁぁっ!」
いきなり後ろから斬りつけられ、右腕を切り落とされる513。
「痛ぇ!うわぁぁ痛ぇ!た、助けてくれ!」
そう言い残し、513は息絶えた。


【513@現実 死亡確認】
死因:失血死

【雷電@メタルギアソリッド2】
[状態]健康
[装備]高周波ブレード、
[道具]
[思考]基本:こいつら殺す
1:不老不死になりたい
327参加するカモさん:2009/05/02(土) 20:44:07 ID:Ckq1/yIj
修正
【雷電@メタルギアソリッド2】
[状態]健康
[装備]高周波ブレード、M4
[道具]無限ウィッグ
[思考]基本:全員殺して優勝する
1:次は誰を殺すかな
328避難所の>>304:2009/05/02(土) 21:50:03 ID:LQKZzDa+
すいません、明日の午後11時まで待たせるのも尺なんで、
前半だけでも投下しておきます。 投下がストップしたらしたらばの方にいきます
329今、遥か遠い彼方:2009/05/02(土) 21:52:29 ID:LQKZzDa+
午後8時、再び始まった混沌の宴は、もうすぐその幕が降ろされようとしている。
殺し合い打倒を志す者達により。

「これで全てが終わるんだな・・・・・・」

千秋が誰に語るわけでもなく呟く。
仲間、そして家族を失った少女はようやく訪れる終幕の時を前に、安堵の表情を見せる。

「呑気なものだな。 まだ結果がわかっているわけでもないのに」
「肯定だ。 俺達が木原マサキに破れてしまっては意味はない」

式と宗助、この殺し合いにおける千秋の新たな仲間が彼女に口を入れるが、千秋は少しムスッとした表情を見せた。

「ちょっとそこまで言うことないじゃない!」
「そうだそうだ! 千秋だって色々あったんだぞ!」
「色々あったねぇ・・・・・・」

口を挟むのは凛と冬馬、彼女達も千秋の新しい仲間だ。

「なんだよ!」
「色々あったのは何も千秋だけじゃあない。 この殺し合いの中でなら誰かしら何らかの悲劇を経験しているはずだよ。
お前とかな」
「!!!」

最後に言い残した式の言葉に冬馬は両目を見開く。
そう、バトルロワイアルに置いて大切な人を失ったのは千秋だけではない。
千秋の家族は冬馬にとってもかけがえの無い人であったし、
彼女自身、クラスメイトや短い間だが兄と慕っていた男性が逝ってしまったのだ。
だからこそ冬馬は千秋の気持ちが痛いほどわかる。
不穏な空気が辺りを包みこむ。
だがそんな中笑う者が一人。
330今、遥か遠い彼方:2009/05/02(土) 21:53:34 ID:LQKZzDa+
(そうだ・・・・・・そういがみ合っていればできることもできなくなる。
倒せるはずの主催も倒せなくなる。 お前達がくたばりかけたらその時は・・・・・・)

Fは嘲笑う。
されど口元に笑みを押し留めたまま。
心の中で嘲笑う。
近い将来彼らが出会う絶望を。

(最高、それでいて最低のタイミングで裏切ってやるよ!)

悲劇の引き金を引く瞬間を思い浮かべながら。



「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛」
「は?」

突然の奇声に凛が間の抜けた声を放った。
他の者も凛が振り向いた方角を見ている。

「はーいそこまでだよ君達」
「マス夫さん」

闖入者はフグ田マス夫、一見すると眼鏡をかけたサラリーマンだ。
しかし彼こそが千秋達をこの場に導いた人間であり、木原マサキの打倒を誓った者である。
凛達の視線が自分に注がれたのを確認すると、笑顔を一転、神妙な顔となって言葉を続けた。

「これから決戦って時に喧嘩していてどうするのさ。 もうすぐ出発だよ、ほら卵でも食べて落ち着いて」
「食事が生卵(割り済み)とは随分珍妙だな」
「後ろの機械の説明を要求する」
331今、遥か遠い彼方:2009/05/02(土) 21:54:26 ID:LQKZzDa+
マス夫から渡された卵入りのお椀から卵黄を飲み込みながら宗助は質問をする。
宗助がなにやら黄色いハロみたいなやつから手が生えている機械に向かって指を指した。

「さて、千秋ちゃんと式さんと宗助君・・・・・・後、Fルートの人は直接木原マサキの元へ向かってもらう」
「わかった」
「ちょうど退屈になってきたところだ、早いところ向かわせてもらうよ」
「任務了解」
「わかりました・・・・・・」

マス夫に誤魔化された気がしないわけでもないが、ともかく四人は頷く。

「ちょっと待て、俺達はどうなるんだよ」
「私達を置いてきぼりってことは、何か意図があるのかしら?」

冬馬と凛はマス夫に尋ねる。
何故目的は同じなのに仲間と別行動をしなければならないのだろう、
この後に及んでチームを分離させるには何かしら意味がある。
さもなくば、これから力量がわからぬ相手と戦うのに戦力分散は愚考だ。

「なーに、君達にはちょっと話たいことがあるのさ。 千秋ちゃん達は先にカタパルトに行ってくれ。
僕はちょっとトイレ行ってくるから」
「トイレってちょっと待てよ俺達はどうなるんだ?」
「ごめんよ冬馬ちゃん、さっきの卵お腹壊したんだ」
「自業自得ね・・・・・・まあいいわ、しばらく待ちましょ」

腹を抱えたマス夫を見送りながら溜息をつくが、そこにFルートの人が出る。

332今、遥か遠い彼方:2009/05/02(土) 21:55:08 ID:LQKZzDa+
「どうしたの?」
「いや、これを渡そうと思ってな」

Fルートの人が差し出したのは、青を貴重としたフリルのドレスを着た人形であった。
凛と冬馬は、あまりに意外だったのか、唖然としている。

「たまたま俺の支給品にあったモノだ。
お前達が持っていたほうがこいつも喜ぶだろうさ、お守り代わりにしてやってくれ」
「えーっとせっかくだから頂いておくわ」
凛は人形を両手に抱え、冬馬も若干興味深そうに眺める。
二人が受け取ったのを確認すると、Fルートの人は彼女らに背を向けて千秋達を追いかけるために扉に手をかけた。

「あ、そうだFルートさん」
「なんだよ」

出鼻をくじかれたのか、Fルートの人は不機嫌な表情で冬馬に返す。
しかしそれもすぐに消える。

「この人形の名前何?」

瞬間、Fルートの人の口元が緩んだ。
いや歪むといった方が適切かも知れない。
一瞬、凛と冬馬は怯むが、Fルートの人は満面の笑みを浮かべて答える。
彼が今まで行動を共にした人形の名前、女性の名前を。

「水銀灯だよ」

333今、遥か遠い彼方:2009/05/02(土) 21:56:25 ID:LQKZzDa+
☆ ☆ ☆


「いよいよ決戦だな」
「おじけついたのか?」
「そんなわけあるかこの野郎」
「離陸中の余計な私語は舌を噛むぞ」

後部座席で会話をしていた千秋と式は、宗助の指摘を受けて口を閉じる。
Fルートの人は変わらず沈黙を保ったままだ。
彼らは今、nice boat号に乗って、木原マサキが潜伏している小惑星、ホワイトスターに向かっているのだ。
nice boat号と思えば5期で主催が使っていた船を思い浮かべるだろうが、実は密かにマス夫に改良されて宇宙戦艦になっているのである。
そのため、操縦席には何人も座席に腰掛けられるようになっており、操縦桿を握っているのは宗助、
後部座席に千秋、式、Fルートの人がシートベルトをかけて座っている。

「ん?」
「どうした?」

疑問を放つ千秋に式が尋ねる。

「いや今なんか立っていたような・・・・・・」
「そういえばいたね」
「運行には支障はない。 今は気にしない方がいい」

ちなみに外装は全然変わってないので、うっかりタイタニックごっこやって落ちても知らない。
【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
死因:タイタニックごっこやってて落下(ちなみにタケシが男役)

334今、遥か遠い彼方:2009/05/02(土) 21:57:28 ID:LQKZzDa+
「ん?」
「どうした?」

またも疑問を放つ千秋に式が尋ねる。

「いや、今なんかが前に見えたような」
「そういえばいるな」
「!?」

宗助が目を見開く。
そして千秋達が驚愕する。
無理もないだろう、彼らの、いや正確にはnice boat号の前には
335いけね、忘れてた部分:2009/05/02(土) 22:07:32 ID:LQKZzDa+
                        r-、
                       i" ̄`、
                     ,:=┴ー-=i,,_
                      /        \
                _,,,;-ー"-x,  ,,,;=-+,  ,/~ ̄`ヽ、
               /      `i /"    i /      `i''==ニ''ーx,,,_
           ___,i           ||     ''       i,    `x,  \
    _,,,,x=''''"~ ̄ ̄~|     ,,,,,              ,,==、 i,     \  \
  /",,x-'"           {     /  `i           {     i,      i,   ヽ
  ,i /             `i     | ● |           ノ ⌒ノ  i,         |    i,
  | i,              }    `=='"    -    `ー"   |       |     i,
  |  i,            `i,         '~    ,、       |         |    |
  |  i,             i,      ,、     /vi,       |       |    |
  .|  ヽ            ヽ,    ノ::i,      ノ>::;ヽ     |        |    |
  .|   i,             {`'ー"i;;;;::::`+-+=''V:;;::::Mヽ、   /        |     |
  |   ヽ            },   ヽ,lr;;:::`"~::;::;i`:;;</ `-イ            |     |
  .|    ヽ           ヽ    `ー==='''"~  /          |     |
   |  |  | |            `i,           /              |     |
    i_,/し'`-'              ` x,     ,,x='"                |  ,  !
                        `ー=''"                  } i |、,/
「「スプーだぁぁぁ!!!」」
336避難所の>>304:2009/05/03(日) 23:01:41 ID:Ux/uf44W
大変申し訳ありません。
書いているうちにSSの容量が80キロバイトを超えた上にまだエピローグ部分を書き終えてません。
とりあえず本筋は書き終わったので投下します。
エピローグについては投下後、深夜に必ず投下します。
337今、遥か遠い彼方 中篇:2009/05/03(日) 23:03:46 ID:Ux/uf44W
☆ ☆ ☆


「八つ裂きになるがいい」
『当たるか馬鹿野郎』
「次はこちらからいかせてもらうぞ!」

グランワームソードの横薙ぎを上方に飛んで回避する。
そうしている間に宗助がマシンガンを構え、ネオグランゾン頭部に向かって銃弾を放つ。
ボン太くんに装備されたマシンガンはAS(アーム・スレイブ)と呼ばれる機動兵器と戦うことを想定して作り出されたものだ。
ダメージはなくとも牽制程度には使えるはず。
しかしネオグランゾンの装甲が傷つくどころか当たることすらなく消滅してしまう。

「ネオグランゾンは確か重力を操作できるはず・・・・・・となるとあれは重力波によるバリアの一種か・・・・・・?」

Fルートの人がぼやき、マサキは鼻を鳴らす。
蚊に刺されたというのも大袈裟だろうか、線香にかかった虫を見るかのように笑う。

『まだまだ行くぞ!シャイニングバースト!』

千秋の口から光の波動が放たれる。
だがそれはネオグランゾンの手前で分散し、殻を作ったかと思うと消滅してしまう。
シャイニングバーストの威力はあのブルーアイズと同等だ。
だがネオグランゾンの周囲に歪むフィールドはそれを嘲笑うかのように消し去ってしまった。

「それだけじゃないな、あの機体の周囲の空間が文字通り歪んでいる」
『どういうことなんだ?』
「要約すると、もう一つバリアがあるということだ」
「今頃気づいたようだな」
338今、遥か遠い彼方 中篇:2009/05/03(日) 23:05:46 ID:Ux/uf44W

宗助が出した結論にマサキが答えた。
ネオグランゾンは重力を操るだけでなく空間を操作することもできるのはご存知だろう。
だとすればそれを防御に転用することも可能なのだ。
歪曲フィールドと呼ばれるそれは、ネオグランゾンに触れる一切の外敵を逸らしているのだ。


『ならばこれならどうだ!』

光龍の両足が爪を出す。
一旦下がってそこからネオグランゾンに向かって滑空していく。
グライダースパイク、上空から重力に任せて勢いをつけた急降下、
単純ではあるがそれだけに想像通りの威力が期待できる。


「ほぅ、力比べがしたいというのか。 ならば相手をしてやろう」

ネオグランゾンはグランワームソードを、剣の背を表にして両手で添える。
爪と刃が衝突すると同時にネオグランゾンの付近の空間が歪み始める。
歪みの正体は歪曲フィールドと呼ばれるもの。
されど光龍は、万物を逸らす結界をモノともせず、己の力の矛先をグランワームソードへと集中させる。

『このやろぉぉぉぉぉぉ!!!』
「流石マムクートということだけあるか、面白い!」
339今、遥か遠い彼方 中篇:2009/05/03(日) 23:09:09 ID:Ux/uf44W

二体を中心に空間が振動して耐え切れなくなった地面が悲鳴を上げながらひび割れていく。
どちらが後退するわけでもない。
龍の爪が押し出せば、すぐに邪神の剣が押し返し、それに答えるように龍の爪に力が込められまた押し返す。

「俺達はこのままこうしているしかないか?」
「無理」

Fルートの人が尋ねる。
しかし式によって即座に否定される。

「今下手に動いてしまえば振り飛ばされるのがオチだ」
「そうかい・・・・・・」

宗助の回答に言葉を閉ざすFルートの人。
光龍とネオグランゾンのパワーバランスは極めて不安定なものだ。
よってそれら自身にかかる衝撃も常に変動し続けている。
このような足場で飛び出そうものならば、それこと二体の激突に巻き込まれるだけで終わってしまう。

「だから今はまだ好機じゃない、耐えろ」
「数秒でもどちらかに傾けばよいが・・・・・・」


「ふむ、中々のものだ。 ならばもっと出力を上げるか」
『なんだと・・・・・・?』

ネオグランゾンの背中の黄金のリングが発光を始める。
するとどうだろうか、バーニアから噴射される炎の熱量が増大したのだ。
流石の光龍も己にかかってくる負担の増大に驚きを隠せない。
340今、遥か遠い彼方 中篇:2009/05/03(日) 23:14:02 ID:Ux/uf44W
『ぬぬぬぅ・・・・・・』
「どうしたマムクート? 貴様の力はその程度か?」
『まだ終わってないぞ馬鹿野郎・・・・・・!』


「おいおいこのままだとやばいんじゃないか!?」

Fルートの人が声を震わせる。
彼の目的は最高のタイミングで裏切ること。
順当に敗北してしまったのでは話にならない。
されどその面はおくびにも出さず、今は仲間を心配する一人の青年として振舞う。

「焦るな」
「そんな悠長なこと言っている場合かよ!」

その場にいる全ての人間に聞こえるように大声で言う。
この状況どうせ長くは持たない。
ブルーアイズシャイニングドラゴンとネオグランゾン、そのパワーは互角とは言え、決定的な違いがあるのだ。
生物と機械、そこにあるのは意思の有無。
マサキが動かしているとは言え、光龍と戦っているのはネオグランゾンに過ぎない。
命令されるだけの機械には疲労という概念は無いのだ。

『ち・・・・・・く・・・・・・しょう・・・・・・』

されど南千秋というのは人間だ。
彼女が変身する光龍も龍という種族の生物だ。
睡眠も食事も休養も必要、従ってひたすら力を出し続けられる道理もない。
パワーバランスが崩壊し、光龍が後退を始める。
341今、遥か遠い彼方 中篇:2009/05/03(日) 23:18:24 ID:Ux/uf44W

「さあ出番だな」
「ああ」

式が言い放ち宗助が頷いた。
会話に気づいたFルートの人は、直後二人が消えたことに気づいた。


「クックック・・・・・・力比べは俺の勝ちのようだな」
『・・・・・・』

マサキは嘲笑う。
しかし千秋は答えることはない。

「ならばこのまま貴様を断ち切ってくれる!」

ネオグランゾンはグランワームソードの刃を支えていた腕を柄の方に持ち返る。
そのまま光龍を弾き飛ばすだろう。
そして叩き切ってしまえば良い、木原マサキの口元が歪む。
その顔に浮かぶのは嗜虐に目覚めた児童のそれ。
レバーを倒すだけで己が優勢になる、一つのスイッチで戦局が変化する、
TVを遊んでいる子供のような笑みだ。

「貴様を殺せば後は虫けらを踏み潰せばいいだけだな!」

冥王は座興に熱中していた。
だから忘れていたのかも知れない。
目の前の『千秋』を倒すことに意識を傾けすぎたのだ。
他に目を向けなければいけない敵が確かにそこにいた。
342今、遥か遠い彼方 中篇:2009/05/03(日) 23:23:48 ID:Ux/uf44W

―左腕部損失

「なんだとっ!?」

コンピュータから損傷状況が電子音声で告げられる。
モニターを損傷箇所に向けてみるとそこにはあるべきはずのパーツが欠けているのだ。
すぐ後に聞こえた落下音はネオグランゾンの腕部の物だろう。
そして消えた腕部から人影が現れる。

「デカ物ほど密着されるときついとは思ったけどまさかここまでとはね」
「ここは戦場だ、闘技場ではない。
目の前の敵に集中しすぎたのが仇となったな」

式が誰に言うわけでもなく言い放つ。
すぐ後に彼女の背後から現れた宗助が、ネオグランゾンの右手首に向かってマシンガンを撃った。
銃弾は線を書くように手首の関節を貫かれる。
グランワームソードは今まで支えられていた右手首とともに落下した。

「ちぃ!」

マサキが舌打ちを放つ。
G・テリトリーと歪曲フィールドの二重結界をどう破ったかなんて、戦闘を振り返ればすぐにわかる話だ。
生ある者、有限なるモノ全てを切り裂く両儀式の特殊能力、もっと念頭に置いておくべきだったのかも知れない。
左腕を切り落とした式が、左肩を狙おうと刀を構える。
343今、遥か遠い彼方 中篇:2009/05/03(日) 23:28:44 ID:Ux/uf44W

「させるか!」

無論この程度で追い込まれるマサキではない。
ネオグランゾンの周囲の重力が増幅していく。
クラビトンカノンと呼ばれる高重力波フィールドを発生させるMAP兵器だ。
両儀式とはいえ物理的に言えば生身の人間。
これに耐えられる道理はない。


「やばいことになったな」

式は己の体にかかる負担が増大していくのを感じる。
このままでは彼女は重力によって押し潰されてしまうだろう。
切り裂こうにも腕は象にでも引っ張られているように動くことはない。

「うわっ!?」
「すまぬ式。 不可抗力というやつだ」

そして彼女に宗助が覆いかぶさる。
彼も自分同様動くことはできないのだろう。
わかってはいるんだけど何故だか納得がいかない自分がいるような気がする。

「式、質問を要求する。 お前はまだ生きたいか?」

こいつは何を言っているのだろうか。

「いや、そのようなことはあまり考えたことないな」
344今、遥か遠い彼方 中篇:2009/05/03(日) 23:34:03 ID:Ux/uf44W

ああそうだ、生きてるという実感なんて元よりあまり感じない。
だから命を賭けた戦いに身を投じてきた。
ここが死に場所であるならそうなることだろう。
このまま肉片になってはいお仕舞い。
心残りといえば仲間に会えないということか。
成り行きで着いて来てしまったけど、こんなことならせめて仲間探すことを優先させるべきだった。
そういえば凛の仲間のアーチャーとかいうやつも会ってないな。

「だが・・・・・・」
「だが?」

一応諦めてもらわないために一言添えておく。
何に諦めて欲しくないかって?
生きられるはずがない状況でこんなことを吐く人間は二種類。
前者は自暴自棄になっているということ。
そしてもう一つは―――

「お前が私達を助けられるというのなら賭けてみるのも悪くはない」
「了解した」

突如宗助の着ているボン太くんスーツの周囲の空間が変化する。
これまで自分達に圧し掛かってきた悪趣味な紫のオーラが消え、
変わりに見えにくいがそれを遮る障壁が生まれたことを感じさせた。
ラムダドライバ、人の想いを物理的な力に変えるブラックテクノロジーだっただろうか。
想いが力に変わるなど、精神論にも程があるが、実際こうして自分達を守っているのだから信じるしかないだろう。
相手を倒したい、人を守りたい、死にたくない、
想いを集中させる。 ラムダドライバの発動条件だ。
345すみません、したらばいきます:2009/05/03(日) 23:43:58 ID:Ux/uf44W

「外傷はないようだな」
「ああ」

宗助は腰を上げ、私の元から離れる。
私も彼に返事をして立ち上がる。
いつのまにか辺りを覆っていたフィールドは消え、ドーム内部の様子が目に入ってきた。
だが私達は本の少し、本の少しの間忘れてしまっていたのだ。
宗助の想いに包まれそれに集中している間、一緒にいた仲間のことを。


「千秋ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」


男の絶叫が耳を刺す。
振り向くと全身傷だらけの少女を男が抱えて叫んでいた。


346名前をあたえないでください :2009/05/07(木) 01:01:12 ID:QE0nehsa





 ドラえもん・のび太の結婚初夜
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/couple/1234976207/


                   「明日の初夜どうしよう、初めてなんだよぉぉぉ」
       , ──── 、    ,  ── 、 
     /     /⌒ ⌒ヽ\/____ ヽ
    /       , ┤/・|・ヽl、 |_ノ、 ─\ |  ヽ   
   /     /  ` ー ●´/ 、) l 、_   |   l      
    l    /   二二  | l _>(_)ノ、__  ノ  '^Y
    |   l     ──  l__|ーイ、_^_( (  _ノ
    ヽ   l       /^ヽ__|  lヽ.`ー-)_) ∠   | )_
     ヽ   ヽ  /⌒| | |  ヽ、  ̄「/\/( `ヽへ ` 三 
     〉━━´ヽ__|  | |━く /  ̄|     \ _/ ̄
     /      / l_| | `ヽl     |ー──‐|
      |      l ┌ lノ_l‐┐l|   |___   ノ
      l      ヽ. ヽ、__ ノノl     |   「 ̄ |
   O-ヽ.     ` ー─ ´ /    |─ ||__|
       ゝ、_______ /ー─く     __l  ||   |
      ヽ、____)──′ (   7 ̄`ー´ヽ
                       ̄` ー──
「童貞捨てなかったのは、のび太くんのせいでしょ…」
347参加するカモさん:2009/05/07(木) 16:42:55 ID:M2i7gm/y
ズガン!ズガン!
「動かず、闘わず、ただ立って泣いてるだけか?何もせずに助かれる程バトロワは甘くないのだよ。」

>>346@現実 死亡確認】
【野比のび太@ドラえもん 死亡確認】
 死因:ルーファウスによる銃殺

そして明日初夜を過ごすはずの息子が自分の目の前で銃殺されたショックにより一人の女性が倒れた。

【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
 死因:のび太の死亡によるショック死

ルーファウスは立ち上がった、新たな混沌の幕開きを嗅ぎ付け、そして人をズガンするため。

「これがバトロワと言う物だ」

【ルーファウス@FF7】
[状態]健康
[装備]アウトサイダー
[道具] かいふくのマテリア うらミサイル ルビーの涙
[思考]基本:これがバトロワだ
1:愉しんで皆殺し。
348参加するカモさん:2009/05/07(木) 16:47:47 ID:M2i7gm/y
【1日目 午前3時00分/不明の地】

タイトル「これがバトルロワイヤルというものだ」
349あ!野生の阿部さんが現れた!:2009/05/07(木) 19:21:58 ID:sHfJGnsg
「や ら な い か」

阿部さんは戦闘モード!
田中はどうする?
たたかう どうぐ
 →に げ る
田中は逃げ出した!
だが逃げ切れない!
「アッー!」
田中は死んでしまった!

【阿部高和@くそみそテクニック】
※すべてが不明
【田中@俺の近所死亡】
死亡理由:阿部さんに掘られた
350名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/07(木) 21:52:30 ID:LwPpvbvn

>>347@現実 死亡】
>>349@現実 死亡】
>>347-349の流れは無かった事になりました。
351参加するカモさん:2009/05/08(金) 12:38:24 ID:KHUY1fmY
「これはCMみたいなものだから別にいいんだよ」

>>350はプーチンに暗殺された。


【ロシア】
【ウラミジール・プーチン@ムダヅモなき改革】
[状態]:健康
[装備]:スーツ、暗殺用針
[道具]:支給品一式
[思考]基本:粛清(第2のイチローになる)


>>350@現実 死亡確認】
352名無しさん? :2009/05/11(月) 21:51:32 ID:psYnr8xw
いい感じいい感じ
353本当にあった怖い名無し :2009/05/11(月) 21:52:36 ID:Z9/ocZi6
過 疎
354創る名無しに見る名無し :2009/05/11(月) 22:03:39 ID:AbOsEccy
まだ新シリーズ始まってないんだから、過疎も何もねーよw
355TCBR第7期OP(仮):2009/05/12(火) 00:07:18 ID:xkviFoaM
西暦200X年、地球はカオスの炎に包まれた!
ことの始まりは、某国が秘密裏に開発していた「時空振動弾」の暴発であった。
この事故により、多種多様な平行世界が一つに融合。それにより世界は大混乱に陥った。
そんな中、武力によって地球を制覇する男が現れた。
各世界の技術を柔軟に取り入れ、強力な軍隊を作り上げた織田信長である。
信長は複数の世界の融合ににより、爆発的に増加した人口を減らすべくある政策を掲げる。

「生き残りたければ、他の人間を殺して活路をつかめ!」

それは全人類による殺し合いという、暴挙という言葉すら生ぬるいやり方であった。
かくして混沌の殺し合い、「テラカオスバトルロワイアル」が幕を開けたのである。

【TCBR第7期 スタート】
【主催者 織田信長@???】

【カスゲッター書き手@カオスロワ6期 死亡】
死因:信長に刃向かって打ち首
356カオスロワに出したら何が悪い!:2009/05/12(火) 08:25:54 ID:T6y5640w
「全裸だったら何が悪い!」

ズガン!


【午前0時10分/アメリカ・西海岸】
【草なぎ剛@地デジ親善大使】
【状態】全裸、泥酔
【装備】ベレッタ
【道具】支給品一式
【思考】
1:シンゴー! シンゴー!
2:全裸を否定する奴は殺す。

【地デジカ@地デジ親善大使 死亡】
死因:射殺
357ドナルドのうわさ:2009/05/12(火) 19:10:02 ID:Vzbv1eUw
「ドナルドは嬉しくなると、つい殺っちゃうんだ☆」

【ドナルド・マクドナルド@マクドナルド】
[状態]:健康
[装備]:金属バット
[道具]:ハンバーガー×50個
[思考]:
1:自然に体が動いちゃうんだ☆

【ハンバーグラー@マクドナルド 死亡】
【カーネル・サンダース@ケンタッキー 死亡】
死因:撲殺
358カオスロワに出したら何が悪い!!:2009/05/13(水) 11:01:22 ID:fDdqvq9O
「全裸だったら何が悪い!」

ズガン!


【午前0時10分/日本・東京】
【草なぎ京@KOF】
【状態】全裸、泥酔
【装備】ベレッタ
【道具】支給品一式
【思考】
1:シンゴー! シンゴー!
2:全裸を否定する奴は殺す。

【草薙紫舟@KOF 死亡】
死因:射殺
359参加するカモさん:2009/05/13(水) 17:07:13 ID:N6c+Lg6E
ズガン!ズガン!
「動かず、闘わず、ただ立って泣いてるだけか?何もせずに助かれる程バトロワは甘くないのだよ。」

>>346@現実 死亡確認】
【野比のび太@ドラえもん 死亡確認】
 死因:ルーファウスによる銃殺

そして明日初夜を過ごすはずの息子が自分の目の前で銃殺されたショックにより一人の女性が倒れた。

【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
 死因:のび太の死亡によるショック死

ルーファウスは立ち上がった、新たな混沌の幕開きを嗅ぎ付け、そして人をズガンするため。

「これがバトロワと言う物だ」

【ルーファウス@FF7】
[状態]健康
[装備]アウトサイダー
[道具] かいふくのマテリア うらミサイル ルビーの涙
[思考]基本:これがバトロワだ
1:愉しんで皆殺し。

【1日目 午前0時10分/邪馬台国】
360勘違いって怖いね:2009/05/13(水) 19:07:31 ID:WPmbApPb
伊藤カイジは絶望していた。

「なんでだよ……何で俺がこんな目に……!」

ろくに働かずに最悪の日々を過ごしてきた伊藤カイジは、ある日目覚めると知らない町に居た。
呆然としていたカイジの目の前に突然映像が現れ、殺し合いをしろと言われたのだ。
それだけならまだたちの悪い冗談だと思えるが、隣にいた赤い服を着た変な男が女を殴り殺した。
カイジはその場から全力で逃げてきたが、支給品の入ったデイパックを置いてきてしまった。

(糞っ……これからどうすればいいんだよ……。
 人を殺すなんて馬鹿な真似はしたくないが、今は緊急事態だ……。
 とりあえず身を守る武器が欲しいな……。)

そしてカイジは、武器を探すために歩き出した。

【午前0時30分/日本・東京都】
【伊藤カイジ@賭博黙示録カイジ】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】無し
【思考】
1:とりあえず武器を探す。
2: 人を殺したくはないが、襲われたら反撃する。
361勘違いって怖いね:2009/05/13(水) 19:09:03 ID:WPmbApPb
「ここはどこだ?」
マリオは目覚めると知らない町にいた。
辺りを見回していると突然映像が現れ、殺し合いをしろと言われた。
「きっとこれもクッパの仕業だな、許さないぞクッパ!」
マリオはクッパの待つ最終ステージへ進むために、途中の敵キャラを倒しながら進むことにした。

【午前0時30分/日本・東京都】
【マリオ@スーパーマリオブラザーズ】
【状態】健康
【装備】素手
【道具】支給品一式
【思考】
1:最終ステージで待っているクッパを倒す。
2:途中にいる敵キャラは全て倒す。
※ほかの参加者が全て敵キャラに見えるようです。

【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
 死因:撲殺
362世の中に似た顔の人間は三人いるというが:2009/05/13(水) 22:04:00 ID:cYHFXdQX
平行世界がつながっちまったという話を聞いて、ひょっとしたら別の世界の自分と会う日が来るのかもなー、などと考えたことはある。
だが、まさか三人も同時にめぐりあうとは思ってもいなかった。
右を見ても俺。左を見ても俺。正面には女の子がいるのだが、彼女も別の世界の俺らしい。
正直言って俺をそのまま女性にしたにしてはかわいすぎると思うのだが、なぜか俺だとわかってしまうのだから不思議だ。
魂の共鳴とか、そういうハルヒが喜びそうなオカルティックな現象が起きているのだろうか。

「さて、これからどうする?」
「殺し合いなんてやってられるか。とにかく、SOS団のみんなと合流しよう。
 長門辺りなら、この事態をどうにかできるかもしれん」
「ああ、俺も似たようなことを考えていた。さすがは俺だ、気が合うな」
「まったくだ」

さすがに全員俺なだけあって、意見はすんなりとまとまった。
善は急げとばかりに、俺たちは配られた荷物を背負って移動を開始する。
しかし、こんな時にこんな事を考えるのもなんだが……。

「ん? どうした、みんな。なんで私を見てるんだ?」
「「「キョン子……。実は俺、ポニーテール萌えなんだ!」」」
「3人で声を揃えるな、気持ち悪い!」

【午前0時20分/日本・八丈島】

【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】不明
【思考】
1:殺し合いをどうにかして終わらせる。
2:SOS団の仲間を捜す。
3:いいな、ポニーテール……。
363世の中に似た顔の人間は三人いるというが:2009/05/13(水) 22:04:41 ID:cYHFXdQX
【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱(漫画版)】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】不明
【思考】
1:殺し合いをどうにかして終わらせる。
2:SOS団の仲間を捜す。
3:いいな、ポニーテール……。

【キョン@涼宮ハルヒちゃんの憂鬱】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】不明
【思考】
1:殺し合いをどうにかして終わらせる。
2:SOS団の仲間を捜す。
3:いいな、ポニーテール……。

【キョン子@性転換ハルヒ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】不明
【思考】
1:殺し合いをどうにかして終わらせる。
2:SOS団の仲間を捜す。
3:我ながら大丈夫なのか、こいつら……。
364ところで『尖兵』って何て読むのさ?:2009/05/13(水) 22:54:44 ID:j+NCg9dP
ルイズの自分の頭にサブマシンガンを突きつけていた。

「どうせ私がいても荒れるだけだし自殺しておくか





答えはノゥ!絶対にノゥ!
荒れるから自重しておく?荒れるから自殺しておく?その弱い考えに私は反逆する!!
キャプテン騒動なんて過去の話!!
サイトもいるかどうか分からないけど活躍してやるわ!
がんばれ私!!」

決意を新たにしサブマシンガンをもって駆け出すルイズ。
しばらく走るとベレー帽を被った男と遭遇した。
ルイズはカモを見つけたと言わんばかりにサブマシンガンの銃口を男に向ける。
だが、その男はサブマシンガンを突きつけられていても全く動じる様子を見せない。
余裕ある態度を崩さず笑みを浮かべていた。
その男の異様な雰囲気にルイズは怒鳴り散らす。

「なっ…何がおかしいのよっ!!」
「女性の身で戦いとは感心しませんな。
 近頃の女性はやんちゃだから困る」
「っ…!
 うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!!!」

ルイズがサブマシンガンのトリガーをひこうとしたとき、男の姿が急に消える。
彼女の意識は悲鳴を上げる間もなく、闇に包まれた。
365ところで『尖兵』って何て読むのさ?:2009/05/13(水) 22:56:20 ID:j+NCg9dP


☆☆☆


「女性の身で戦いとは感心しませんな。
 近頃の女性はやんちゃだから困る……っとさっきも言ったかな?」

ベレー帽を被った男『最強の尖兵』ことジェネラルは倒れているルイズを見下ろしながら呟く。
ちなみにルイズは殺してはいない、当身で気絶させただけだ。
ジェネラルは彼女の持っていたサブマシンガンを没収し、自分のデイバッグに入れる。

「それにしても…殺し合いを強要するとは感心しませんな。
 最近の織田信長はとんでもないことをしでかすから困る」

ジェネラルは職業柄、死と隣り合わせである。
だから殺し合いを強要されたところでいつもの日常となんら変わりない。
だが平和に暮らしている人たちを巻き込むというのはジェネラルは感心できなかった。
自分らみたいな戦士だけでやるべきであると彼は考えていた。

「女性や子供たちまで巻き込むというのは感心しませんな。
 どれ、私がこらしめてさしあげましょう。
 …とその前にこの女性を安全な場所へ連れて行かねばならんな」


366ところで『尖兵』って何て読むのさ?:2009/05/13(水) 22:57:17 ID:j+NCg9dP
【午前0時10分/ドイツ ロマンチック街道】

【ジェネラル@カイザーナックル】
【状態】最強の尖兵
【装備】いらない
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
基本:バトロワとは感心しませんな
1:ルイズを安全な場所へ移動させる

【ルイズ(ry@ゼロの使い魔】
【状態】気絶
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:とりあえず殺し合いに乗っとく
367参加するカモさん:2009/05/14(木) 18:46:50 ID:LrEjapsI
「殺し合いを開くなんて、織田信長は人間じゃねえ!」

タケシがそう叫んだ瞬間アトランティス大陸を大地震と大洪水が襲い、アトランティス大陸は海中に沈んだ。

【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
 死因:溺死

【アトランティス大陸 消滅確認】
368参加するカモさん:2009/05/14(木) 22:35:20 ID:BjATDxpI
「信長さま!長政さまがいらっしゃいました!」
「ふむ、通せ」
そこに現れたのは信長の義弟、長政だった。
「長政、お主はバトルロワイアルというものに乗らぬのか?面白かろう」
「兄上・・・」
彼はこっそりと腰にかけた刀を持ち・・・
「ふはは!乗ってやるさ!ひゃっはは!!死ねや信長!!織田家も市も俺のものだ!俺が主催者だあ!!」

ドカーン!!

首が宙に舞う

「くく・・・是非も無し・・・」
そう笑うと信長は頭蓋骨を杯に変えろと部下に命令した。

【浅井長政@戦国時代 死亡確認】
死因:爆死
369「せんぺい」って読むんだってさ:2009/05/14(木) 22:47:08 ID:HicYrGEp
「ズガンはもう嫌だぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
杖を持った青年がジェネラルに襲い掛かる。
しかしジェネラルは青年の懐に潜り込み、拳を放った。
腹が凹み、嘔吐物を僅かに出した青年はその場に倒れた。

「もっと頑張らないとこの私を倒すことは出来ないぞ」


【午前0時15分/ドイツ ロマンチック街道】

【ジェネラル@カイザーナックル】
【状態】最強の尖兵
【装備】いらない
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
基本:バトロワとは感心しませんな
1:ルイズを安全な場所へ移動させる

【ルイズ(ry@ゼロの使い魔】
【状態】気絶
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:とりあえず殺し合いに乗っとく


【513@現実】
【状態】気絶
【装備】513の杖@カオスロワ6
【道具】支給品一式
【思考】
基本:ズガンはもう嫌だ
370ドキッ!あさくらだらけのバトルロワイアル:2009/05/15(金) 08:40:51 ID:N4whLst7
ここは上海。
普段の活気が消え失せ、不気味に静まりかえったこの地を、二つの二頭身の人影が歩いていた。

「ふあ……。眠いです……。私、いつも10時には寝てるのに……。
 殺し合いだか何だか知りませんけど、こんな夜遅くに始めるなんて非常識です!
 なんか気が付いたら長門さんとかいないしー!」
「静かにしなさい! 殺し合いに乗ってる人間がうろついてるかもしれないのに、そこら辺で寝るわけにもいかないでしょ!
 まずは安全な拠点を確保しないと!」

寝ぼけ眼の少女……あちゃくらさんの手を取りながら、もう一人の少女……あしゃくらさんは歩を進め続ける。

「まったく、外見は私に似てるのに、中身は全然駄目なんだから……」
「むぅ、聞き捨てなりませんね、その言葉。私だって昼間なら、あなたなんかよりずっと優秀なんですよ!」
「なんですって! 黙って聞いていればいい気になって! 取り消してください!」

歩きながら、口論を行う二人。結果として前方不注意となり、進行方向にいた人物にぶつかってしまう。

「あっ、すいませ……ひっ!」

素直に謝ろうとして、あしゃくらさんは凍り付く。彼女のぶつかった相手が、全身に返り血を浴びた仮面ライダーだったからだ。
その足下には、太った中年男が顔面を蒼白にして横たわっている。おそらくは、この仮面ライダーにやられたのだろう。

「なんだお前らは……。鬱陶しいんだよ!」

苛立った声で呟くと、ライダーは問答無用で剣を振り下ろす。奇跡的にその一撃を回避した二人は、一目散にライダーから逃げ出した。
だが、歩幅の狭い二人がどんなに頑張ってもさほど距離は稼げない。瞬く間に追いついたライダーは、再び剣を振るう。
だがその瞬間、あしゃくらたちの姿がライダーの前から消えた。

「何ッ!?」

思わず、驚愕の声をあげるライダー。そのまま振り下ろされた剣は、空を切りアスファルトに突き刺さる。
371ドキッ!あさくらだらけのバトルロワイアル:2009/05/15(金) 08:41:33 ID:N4whLst7
「舐めた真似しやがって……! イライラするぜ!」

感情のままにわめきながら、仮面ライダー王蛇は逃げた獲物を探すべく歩き出した。



「うん、あいつはもう行ったみたいだよ」

すぐ近くの路地裏。そこから顔を出したパイナップルヘアの少女は、王蛇が去ったのを確認すると足下の二人に呼びかけた。

「いやー、間一髪だったねえ。この引き寄せの杖とやらを持った私がたまたま通りかからなかったら、どうなってたか」
「私たちもあのおじさんのように、血の海に沈められていたでしょうね……」

少女の言葉に、顔を引きつらせながら答えるあちゃくらさん。あしゃくらさんは、その横でガタガタと震えている。

「そういえば、自己紹介がまだだったね。私は朝倉和美っていうんだ。君たちは?」
「私はあしゃくら。こっちはあちゃくらです」
「そっかー。よろしくね。ところで君たち、私と一緒に来ない?
 私はこのバトルロワイアルを止める方法を調べてるんだけど、仲間は多い方がいいでしょう?」
「そうですね、よろしくお願いします」
「私も異存はありません。よろしくお願いします」
「うんうん、よろしく」

朝倉は二人と、順に握手を交わす。

「よし、それじゃあバトルロワイアル破壊のため、三人で頑張ろう!」
「その前に……眠いです……」
「あー、こんなところで寝ちゃ駄目だよー!」

三人の前途は、どうにも多難なようである。

372ドキッ!あさくらだらけのバトルロワイアル:2009/05/15(金) 08:42:15 ID:N4whLst7
【午前0時30分/中国・上海】

【浅倉威@仮面ライダー龍騎】
【状態】イライラ、仮面ライダー王蛇
【装備】王蛇のデッキ@仮面ライダー龍騎
【道具】支給品一式
【思考】
1:イライラするので皆殺し
2:逃げた連中を見つけて殺す


【あしゃくらさん@にょろーん ちゅるやさん】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:キョンくんのためにも、バトルロワイアルを止める

【あちゃくらりょうこ@涼宮ハルヒちゃんの憂鬱】
【状態】ものすごく眠い
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
0:寝たい
1:バトルロワイアルを止める
2:長門と合流を目指す
373ドキッ!あさくらだらけのバトルロワイアル:2009/05/15(金) 08:42:57 ID:N4whLst7
【朝倉和美@魔法先生ネギま!】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、引き寄せの杖[2]@トルネコの大冒険
【思考】
1:バトルロワイアルを止める方法を見つけ出す

【アサクラ@機動戦士ガンダム 死亡】
死因:斬殺
374もう一人の朝倉:2009/05/15(金) 14:47:46 ID:SQAQXDGu
「浅井の奴め、勝手をしおって……ああ、ワシはどうすれば」
同盟相手の浅井長政の暴走により、朝倉義景は頭を抱える。
信長に目をつけられてしまったのではないか。
この殺し合いを自分一人でどう切り抜けていけばいいのか。
長政の嫁の市はかわいいなぁ。
などなど、色々と考える事が多い。

【午前0時30分/中国・上海】
【朝倉義景@戦国時代】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
1:死にたくない
200X年、世界は豚インフルエンザに包まれた。
そんな中豚殺しに励む青年がいた。
「ふはは!!!豚は死ね!!!」

六匹の豚はミンチになったとさ

【モス@モンハン 死亡確認】
【ルカ様に殺された奴@幻水2 死亡確認】
【ぶりぶりざえもん@クレしん 死亡】
【ポーキー・ミンチ@MOTHER2 死亡】
【董卓@三国志 死亡】
【妊豚@ゲハ 死亡】
死因 ミンチ
376参加するカモさん:2009/05/15(金) 23:01:07 ID:BRPG79xm
【ルカ・ブライト@幻想水滸伝2】
[状態]健康、豚殺し
[装備]鋼の剣、鋼の鎧
[道具]支給品一式、他不明
[思考]基本:殺し合いに乗る
   1:豚は死ね!!!
377人を豚扱いするとはいい度胸じゃないか:2009/05/15(金) 23:22:53 ID:QyzYBLyy
まだまだ殺しに走るルカ。
「おらおら!!豚は死ね!!!」

そう叫んでいるうちに彼は思いっきり肉片にぶつかる。
「ああん? こんな所にも豚がいるとは……死ね!!」
「ハッハッハ、人を豚扱いするとはいい度胸じゃあないか、
 それでは瞑れてしないなさい!!」
「そんな馬鹿なああああああああ!!!」

ルカはハート様に殺されてしまいました。

【ルカ・ブライト 死亡確認】

【ハート様@北斗の拳】
[状態]健康、
[装備]
[道具]支給品一式、不明
[思考]基本:豚殺し殺しをする
   1:人を豚扱いするとはいい度胸ですな。
378CUTER×CUTER:2009/05/16(土) 13:29:09 ID:pGOVuiHg
貴嶋サキは、今の状況を嘆いていた。
自分たちの世界が他の世界とつながってしまったところまでは、まだよかった。
漫画やアニメの中でしか見られなかったものを実際に目にして、大喜びする主の姿が見られたのだから。
ところがその後、バトルロワイアルという理不尽なイベントが開始されてしまった。
これによってサキは主とはぐれ、その上今まさにその命を奪われようとしていた。

「はあ……はあ……」

夜のパリを、サキは殺人者から逃れるために走り続けていた。
しかし、元々彼女は体力に自信があるほうではない。彼女の息はすでに切れ、足も止まりかけていた。

「鬼ごっこはもう終わりですか、お嬢さん」

サキの背後から、殺人者の声が響く。サキを狙っていたのは、頭髪のやや薄い中年の男だった。
一見するとどこにでもいるサラリーマンのような風貌だが、その体から放出される殺気は常人のものではない。

「あなた一人にあまり時間をかけるわけにもいきませんのでね。さっさと死んでもらいます」

男が、右手を大きく振るう。

「鎌田カッター!」

叫び声と共に、男の腕から真空波が放たれた。それはまっすぐに、サキに向かって飛んでいく。

(こ、ここまでなの……? ああ、申し訳ありません、若! 主人より先に天国に旅立つ駄目なメイドをお許しください!)

死を覚悟し、サキは目をつぶる。だがその真空波が、サキに届くことはなかった。

「ひぐちカッター!」
「え?」

突然響いた第三者の声に、サキは驚いて目を開ける。すると彼女の前には、貴族風の服を着たメガネの男が左手をまっすぐに伸ばした姿勢で立っていた。
379CUTER×CUTER:2009/05/16(土) 13:29:51 ID:pGOVuiHg
「お嬢さん、お怪我はありませんか?」
「は、はい……」

状況が飲み込めないながらも、サキは男の問いにうなずく。

「何者だ、貴様!」
「通りすがりのお笑い芸人だ、覚えておけ!」

怒りを覗かせる殺人者の問いに、メガネの男はきっぱりと答えた。

「カッターは人を傷つけるためのものじゃない、笑わせるためのものだ!
 お前のようにカッターを悪用する奴は、この僕が倒してやる!」

いや、それも間違ってるんじゃないかなー、とは思いつつも、助けてもらいたいので黙っているサキであった。


【午前0時20分/フランス・パリ】

【貴嶋サキ@ハヤテのごとく!】
【状態】疲労(大)
【装備】メイド服
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:ひぐち君を応援する
2:若(ワタル)を探す
380CUTER×CUTER:2009/05/16(土) 13:30:35 ID:pGOVuiHg
【ひぐち君@髭男爵】
【状態】健康
【装備】ワイングラス
【道具】支給品一式
【思考】
1:カッターを悪用する奴を倒す
2:男爵様を捜す


【鎌田@仮面ライダーディケイド】
【状態】健康、人間態
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:人間を皆殺しにし、アンデッドの支配する世界を作る
381闇に舞い下りた老人:2009/05/16(土) 16:32:32 ID:9utcy/vt
「ククク……殺し合いか…かなり面白そうなことを考えるじゃないか…織田信長は…!」

赤木しげるは歓喜していた。
全ての人間が殺しあうというまさに生きるか死ぬかのギャンブルにアカギは喜んでいた。
チンピラとのチキンランやヤクザとの賭け麻雀と死と隣り合わせのゲームを数えるのも億劫になるほど生き延びてきたアカギであったが、バトルロワイヤルは今までの『遊び』とは遥かに格が違うことを感じ取り、アカギは溢れる狂気を抑えられずにいた。

「さて、どうするか……」

アカギはこれからのことを考える。
ルール通りに他の参加者との命のやり取りを楽しむのも一興…あえて殺し合いに乗らず、信長に反逆するのも一興…
彼はどちらにするか決めかねていた。

「確か奴らの話によると一人一人にランダムにアイテムが配られているらしいな……
 どれ…見てみるとしよう……」

そう言って自分のデイバッグを開けるアカギ。
その表情はまさにプレゼントを楽しみにしている子供のよう…
デイバッグから出てきたのは……一つの箱だった。

「何だ……これは?」

382闇に舞い下りた老人:2009/05/16(土) 16:34:15 ID:9utcy/vt
アカギは不思議そうに箱を眺めた後、箱を開ける。
すると、その箱から真っ白な煙が立ち込め、アカギをすっぽりと覆い尽くす。
そしてしばらくして煙が晴れ、そこにいたのは……1人の老人だった。

【午前0時20分/イタリア】

【赤木しげる@アカギ 老化確認】

【赤木しげる@天】
[状態]健康、老人
[装備]不明
[道具]玉手箱@日本昔話、支給品一式、その他不明
[思考]基本:せいぜい楽しませてもらうとするか……
   1:ざわ……ざわ……
383赤さんには負けられない:2009/05/16(土) 17:48:01 ID:Kg2s3VMQ
「お前たち、もう寝なさい。


 永  遠  に」

【ねてるくん@とっとこハム太郎 死亡】
【ノディ@星のカービィ 死亡】
【眠り姫@童話 死亡】
死因:射殺

【午前0時20分/ガラパゴス諸島】
【陛下@誰このジジイ】
【状態】健康
【装備】トンプソン短機関銃
【道具】支給品一式
【思考】
1:全ての者に永遠の眠りを
384俺達がガンダムだ!:2009/05/16(土) 17:52:11 ID:Rflm9dmx
戦国最凶が織田信長ならば、戦国最強は本多忠勝である。

忠勝は、バトルロワイアル開始直後の混乱ではぐれてしまった主、徳川家康を捜して、ブラジル上空を進んでいた。
そんな彼に、遥か東から高速で接近する一機のモビルスーツ。
敵かと警戒する忠勝に対し、攻撃の意志は無いと示しながらモビルスーツのパイロットは呼び掛ける。

「俺がガンダムだ!」
「…………!」
「そしてお前はホンダムだ!」
「…………!!」

たったそれだけのやりとりで、彼らは理解しあった。
目の前のガンダムが、織田信長を倒さんとする同志であると。
戦国武将とガンダムマイスター。立場こそ違えど、ともにガンダム故に、理解できた。

「…………」
「ガンダムだ」

モビルスーツ――ガンダムエクシアが、ホンダムの手を握る。

「あの男は、ガンダムではない!」

その叫びにコクリとホンダムは頷き、そして決意する。
必ずやこのガンダムとともに、残虐非道なあの男、織田信長を討つことを。

「俺が! 俺達が! ガンダムだ!」
385俺達がガンダムだ!:2009/05/16(土) 17:53:54 ID:Rflm9dmx
【午前0時30分/ブラジル】
【ホンダム@戦国BASARA】
【状態】オールグリーン
【装備】忠勝のドリル@戦国BASARA
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:…………(織田信長の打倒)

【刹那・F・セイエイ@ガンダム00】
【状態】俺がガンダムだ
【装備】ガンダムエクシア@ガンダム00
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:俺がガンダムだ(織田信長の打倒)
386名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/16(土) 21:40:07 ID:O0SZFZwV
さて、死ぬか。

【絶望くん@ボボボーボ・ボーボボ 死亡確認】
387ミストさんのバトロワ体験記:2009/05/16(土) 22:15:39 ID:Rflm9dmx
「くそっ……なんなんだよアイツは!」

大通りとはうってかわって人気の無い、香港の路地裏。
僕、間桐慎二はその路地裏を、必死に走っていた。

三十分ほど前のことだ。
とある喫茶店で、僕とネネちゃんのママ、カミーユ・ビダン、松田の三人は話し合っていた。
話し合いの内容はもちろん、あの男、織田信長をどうやって倒すかだ。
すぐに僕の提案した天才的なアイデアが、三人の賛同を得られ、

「完璧だ! この方法ならきっと、織田信長だって倒せる!」

そう僕が叫んだときに、アイツは現れた。

「でも、それって根本的な解決になってないですよね?」
「……え?」

最初に、ネネちゃんのママの首が飛び、

「お前ッ……!」
「俺がルールを守ってロワに参加しているのに主催者打倒なんて、
 俺と地球人との間にこんなに意識の差があるなんて思わなかった……!」

懐から銃を取り出したカミーユがそれを撃つよりも早く、刀がカミーユの胸を貫き、

「いやあ、ニュータイプは強敵でしたね」
「うわあああああっ!」

僕に続いて逃げ出そうとした松田を一閃、切り捨てた。
388ミストさんのバトロワ体験記:2009/05/16(土) 22:16:52 ID:Rflm9dmx
そして、僕も――。

心臓、を。
刀が、貫いている。
血が、ドバドバと出て、制服を、紅く、染める。
地面に倒れる僕を、ニヤケ面の男が見下ろしている。
どんどん薄れていく意識の中、アイツの声が、最後に響く。

「楽しい宴会でしたね……」

……。
…………。
………………。
……………………ウザっ!

【間桐慎二@Fate 死亡】
【ネネちゃんのママ@クレヨンしんちゃん 死亡】
【カミーユ・ビダン@劇場版機動戦士Zガンダム 死亡】
【松田@DEATH NOTE 死亡】

【午前0時40分/香港】
【ミストさん@スーパーロボット大戦K】
【状態】健康
【装備】村正@歴史
【道具】支給品一式
【思考】
1:ルールを守って、地球人を皆殺しにする。
389ルカ様の性格違いすぎだろ、よって。:2009/05/16(土) 23:12:56 ID:64OH8OYF
「それはわたしだ・・・ぐふ!」

【ユゼース@スパロボとか 死亡確認】
【ルカ・ブライト@幻水2 生存確認】
390まさに外道 in7th:2009/05/17(日) 00:45:05 ID:Ak3YCBrS
「ヒャッハー!『実は生きていた』とはめでたいことじゃねぇか。
 祝ってやるよ!!


 サブマシンガンの乱射でな!!」



ま  さ  に  外  道


【午前0時30分/カナダ】

【赤さん@まさに外道】
【状態】健康
【装備】サブマシンガン
【道具】支給品一式 その他不明
【思考】
1、まさに外道なことをする
2、外道王には負けてらんねぇな!

【ルカ・ブライト@幻想水滸伝2 やっぱり死亡確認】
391きりえれいこバージョンね:2009/05/17(日) 10:23:30 ID:S67w2Roz
「だああああああああああああああ!!」

広大な平原を、バーサーカーは走る。
おのれの前に立ちふさがるものを、蹴散らしながら。
……周りは広いのに。

【午前0時30分/アフリカ大陸の真ん中辺り】
【バーサーカー@ドラゴンクエスト4コマ漫画劇場】
【状態】健康
【装備】鉄の斧@ドラクエ
【道具】支給品一式
【思考】
1:だああああああああああああああ!!

【スニゲーター@キン肉マン 死亡】
【アナグマ@ぼのぼの 死亡】
【アフリカの野生動物たち@現実 死亡】
死因:斬殺
392ダメだこの先生たち……:2009/05/17(日) 16:09:03 ID:RK0DyZLa
世界各地で殺し合いが繰り広げられる中、ここ神奈川のアパートでは……。

「男なんてー! 結婚なんてー!」
「そうやそうやー! さあ谷崎先生、もう一杯!」
「おっと、どうもー」

ロワが始まったことにも気づかず、教師二人が酒盛りに明け暮れていた。

【午前0時30分/日本・神奈川県】

【谷崎ゆかり@あずまんが大王】
【状態】酔っぱらい
【装備】ビール
【道具】なし
【思考】
1:飲む

【黒井ななこ@らき☆すた】
【状態】酔っぱらい
【装備】ビール
【道具】なし
【思考】
1:飲む

※二人ともロワが始まったことに気づいていません
393やる夫はTCBR7期に参加するようです:2009/05/17(日) 17:55:24 ID:RVbmXREu
カオスロワ7期が開始されてから半時間が経った。
真夜中とはいえいつもは騒がしい東京が剣呑な静寂に包まれる中、ニュー速・デ・やる夫はある場所を目指して半泣きしながら走っていた。
「やる夫はカオスロワに巻き込まれてしまったお・・・」
「殺されるのも、人を殺して生き残るのもいやだお・・・」
「だからネカフェに引きこもるお!」
いきなり泣き顔からウザイ笑顔になりながらやる夫はネカフェの入り口のドアの持ち手に手をかける。
もはやその顔には欠片の緊張感も見られない。彼は安全な場所を確保した(と当人はゆるい頭で考えていた)筈だったから。

だから彼は頭を砕かれて死ぬことになる。

「えへへっ、遊びに来t」
やる夫がドアを開け(聖水という名の排泄物をお粗末な息子から店内に放出しようとし)た刹那、轟音とともに彼の頭部は何もかもをぶちまけながら四散した。
「動かず、闘わず、ただネカフェに籠もるだけですか?
 何もせずに生き残れる程このゲームは甘くは無いのですよ
 これがバトルロワイアルというものです、やる夫さん」
無残な、しかし殺し合いの場では悲しいほどありふれた出来立ての屍の前に、一人の青年が立っている。
「ここが『やる夫スレ』なら貴方も簡単にズガンされたりはしないのでしょうが・・・流石にカオスロワでは貴方の主人公補正も通用しないようですね」
最早永遠に返事をすることのない屍に、青年は淡々と話しかける。
「やる夫さん、貴方は知らないでしょうが……私は貴方がずっと憎かった」
狂気を巧妙に包み隠した笑顔を、己の顔に張り付かせたまま。
「私は貴方より何もかも優れているはずだ。顔も、学校の成績も、性格も、入った大学や就職先も……なのに人気者は何時も貴方だ。
 長所は一点も無く、努力もせず、いつも周りに迷惑ばかりかけている貴方が……
 私は何時も日陰者だ。貴方の様なクズの影に隠れて、私は何時も脇役に追いやられてきたんだ!」
青年は上辺の冷静さすらかなぐり捨て、憎悪をこめて、胴体だけになったやる夫の屍を何度も踏みにじる。
何の抵抗も示さない屍体の、皮膚や肉が潰れ、血が飛び散るほど暴力的に。
何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も。
394やる夫はTCBR7期に参加するようです:2009/05/17(日) 17:56:44 ID:RVbmXREu
「だがそれも今日でお仕舞いだ。やる夫スレの主人公として真に相応しいのは、この私だ!
 ……私が主人公になることによって、最近マンネリ気味と言われてきたやる夫スレ、いや『できる夫スレ』は新たな時代を迎えるのですよ、やる夫さん」
青年は紳士的な態度に戻った。しかし、体のあちこちに浴びた返り血の飛沫と、脇に抱えられ煙を吐き出すバズーカ砲は、彼が冷酷な殺人者であるという事実を隠さず物語っていた。
「さて、『できる夫スレ』の主人公としての地位は、これで安泰です
 これからどうするか…マーダーとして優勝を狙うのも一興ですが、対主催として活躍し、主人公としての株を上げるのもいいかも知れません
 問題は、旧やる夫スレの面々に対する処遇ですが…私を主人公として認めるならば、彼らの今までの立ち位置も保障してあげましょう
 しかし、もし逆らうならばーーー」
青年の口元が怪しく歪む。
青年は気づいていなかった。出来杉がのび太を殺しても、出来杉が主人公になることは出来ないということに。
もしのび太が何らかの要因で命を落としても、『ドラえもん』は最終回を迎えるのが関の山だろう
ましてのび太を自らの手にかけ、凶悪な殺人者と化した出来杉を、一体誰が主人公として認めるだろうか?
しかし青年の長年に渡り蓄積された狂気は、そのような冷静な思考を奪い去ってしまっていた。
青年ーーパー速・デ・できる夫は、武器をデイパックにしまいこみ、ネカフェを後にした。
やる夫のような人気者になりたい、誰かに認めてもらいたいーーー彼の望みは、そんな他愛の無い、かわいい物のはずだった。
しかしその望みは歪んだ成長を遂げ、中国の説話にある妄執から虎と化した詩人よろしく、できる夫を一匹の飢えた獣に変貌させてしまっていた。
395やる夫はTCBR7期に参加するようです:2009/05/17(日) 17:57:27 ID:RVbmXREu
【午前0時30分/日本・東京】
【パー速・デ・できる夫@2ch】
[状態]健康 狂気
[装備]バズーカ砲
[道具]支給品一式(自分のとやる夫から奪ったの二袋) その他不明
[思考]基本:『できる夫スレ』の主人公は私です
  1:マーダーになるか対主催になるか思案中
  2:やらない夫らやる夫スレの面々は自分を主人公と認めれば生かす、そうでなければ殺す
  3:やってられっか夫と南鮮石は守る

【ニュー速・デ・やる夫@2ch 死亡確認】
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】死因:たまたまやる夫の50メートル後ろにいてバズーカ砲の砲撃に巻き込まれる
396やる夫はTCBR7期に参加するようです:2009/05/17(日) 18:35:09 ID:RVbmXREu
状態表について修正
【午前0時30分/日本・東京】
【パー速・デ・できる夫@2ch】
[状態]健康 狂気
[装備]なし
[道具]バズーカ砲、他支給品一式(自分のとやる夫から奪ったの二袋) その他不明
[思考]基本:『できる夫スレ』の主人公は私です
  1:マーダーになるか対主催になるか思案中
  2:やらない夫らやる夫スレの面々は自分を主人公と認めれば生かす、そうでなければ殺す
  3:やってられっか夫と南鮮石は守る

【ニュー速・デ・やる夫@2ch 死亡確認】
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】死因:たまたまやる夫の50メートル後ろにいてバズーカ砲の砲撃に巻き込まれる
397 ◆ZZlReeJbgc :2009/05/17(日) 21:54:18 ID:gmZNEQ3m
「う〜みなみみなみ」

今みなみの画像を求めてパソコンのモニタに向かう俺はごく一般的なパロロワ書き手。パロロワ自体が一般的じゃないって指摘は勘弁な。
強いて他の書き手と違うところをあげるとすればらき☆すたの岩崎みなみに興味があるってことかナー。
なんだか時空震動弾とかバトルロワイアルとか、外じゃ色々やってるらしいけど、危険だから家に篭ってみなみの画像を探していたのだ。

「ん……?」

背後から、ドアが開く音がした。俺以外、この家には誰もいないはずなのにだ。

「て、敵か?」

振り返ると、そこには俺でも知ってるほどにメジャーな少女がいた。
ツインテールで、何故か片手にネギのようなものを持っている。

ウホッ! いい初音ミク……

そんなことを考えていたら、そのミクは実に機械的な声で言ったのだ。

「問おう。――貴方が私のマスターか」

………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………へ?
398参加するカモさん:2009/05/17(日) 21:55:38 ID:gmZNEQ3m
やべ。>>397の鳥はスルーで
399参加するカモさん:2009/05/17(日) 21:56:44 ID:gmZNEQ3m
【午前0時15分/日本・民家】

【◆6/WWxs9O1s氏@書き手】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:……へ?

※6期までの6/氏とは別人です


【初音ミク@ボーカロイド】
【状態】健康
【装備】伝説の首領パッチソード@ボボボーボ・ボーボボ
【道具】支給品一式
【思考】
1:マスターに従う

※サーヴァントです(クラス:セイバー)
400隙を見せるとネタにされるよ:2009/05/17(日) 22:01:09 ID:Chm2Xrk/
ということで出て来させられた◆ZZlReeJbgcであった

【◆ZZlReeJbgc@書き手】
【状態】呆然
【装備】なし
【道具】ノートPC
【思考】
1:何があったんだ…?
「あははバルサミコスー」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
今更ながら5期に出ていた修学旅行の(ryはつかさに報復を受けていた。
いや別人だからちょっと違うか。

【午前0時50分/イギリス】
【柊つかさ@らき☆すた DS,ドラマCD版】
【状態】健康
【装備】バルサミコ酢
【道具】支給品一式
【思考】基本:知り合いを探す
1:バルサミコス〜

【修学旅行(略)男子生徒@らき☆すた 死亡確認】
死因:バルサミコ酢で溶かされる
402我[オレ]は弟に恋してる:2009/05/18(月) 04:52:54 ID:nrDrc987
「ク……クソ! なんなんだあの能力は!? 超スピードとか、催眠術じゃあだんじてねー! 新手の『スタンド能力』か!?」
「『超スピード』……?『催眠術』……?『スタンド能力』……? 否、否、否ッ!
 我[オレ]の能力は、そのような矮小な力と同列では無い」
「な……いつの間にッ!?」
「背後に回られたことすら、知覚できぬ羽虫よ……我[オレ]に能力を使わせた、その栄光を胸に抱きながら逝け!」

個性的な髪型をしたその男は、直ぐ様その身を守る為に自らのスタンド――シルバー・チャリオッツを展開しようとする。
だが、その行動――我[オレ]の前では、致命的過ぎるほどに、遅すぎる!

「シルバー・チャリオッ――」
「遅いッ! 刮目し、そしてその瞳に焼き付けよ! これが我[オレ]の能力、残響死滅【エコー・オブ・デス】だッ!!!」

何が起きたのか――それすら、男は認識できなかっただろう。
否――例えこの光景を何処からか見ていた者がいたとしても、他の誰にも、認識できた筈は無い。
一瞬、一刹那にも満たぬ時間で、男――J・P・ポルナレフが、この世界より《消失》したことなど。

闘いの終焉を確認し、我[オレ]は踵を返してその場を去る。
向かう先は無論唯一つ――我[オレ]がこの世界で唯一愛し、我[オレ]をこの世界で唯一愛してくれた、無二の存在――弟の元へだ。

そう――我[オレ]の名は、残響死滅【エコー・オブ・デス】。
愛する弟――杉崎鍵、唯一人を護る為に闘う、漆黒の闇より出でし、最も強く、最も凶なる騎士。

「我[オレ]が着くまで、無事でいるのだぞ、鍵……。ふ……。あの能力、逃亡群鶏【チキン・チキン】を持つお前だ。云うまでも無い事かもしれんがな……」

【J・P・ポルナレフ@ジョジョの奇妙な冒険――死亡】
403参加するカモさん:2009/05/18(月) 04:53:58 ID:nrDrc987
【午前零時二十分/日本・渋谷】

【残響死滅《エコー・オブ・デス》@生徒会の一存】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:弟を護り、織田信長も他の人間も世界より消し去る。
404性杯戦争:2009/05/18(月) 13:21:31 ID:1xGqQHzu
阿部高和はいつもの公園のベンチに腰掛けて、男を誘うポーズでいい男を待っていた。
そんな彼の周りには彼によって薔薇を奪われた男たちが無残にも倒れ伏している。
すると彼の元に新たな来訪者が現れた。
その来訪者に対し彼は目を丸くする。彼の前に立っているのは阿部さんのいきり立つイチモツそのものなのだから。
そして彼はかつて阿部さんを犯し殺したモノだったのだ。そしてそいつの周囲にも犠牲者であろう者が倒れ伏している。

「アンタは……マーラ…!」
「久しぶりじゃな…阿部よ」
「フフッ…今度こそ俺が勝たせてもらうぜ」
「まさかお主愚かにもワシにリベンジしようというのか?
 前よりでかくなっているとはいえ、お前のそれとは違うわい!グワーハッハハハハー!!」

阿部さんが股間のジャッカルを抜き、マーラ様はその身自身を光らせる。
互いに睨みあいながら少しずつ近づいていく。
そして互いのモノがぶつかる刹那……
2人の頭上にひらひらと紙のようなものが2人めがけて落ちてきた。

「何だこれは?」
「随分と面妖じゃのう……」

2人は二つに折られた紙を開ける。
阿部さんの紙には【マスター】、マーラ様の紙には【ランサー】と書いてあった。
405性杯戦争:2009/05/18(月) 13:22:42 ID:1xGqQHzu

【午前1時/日本・どこかの公園】

【阿部高和@くそみそテクニック】
【状態】健康 、マーラ様のマスター
【装備】股間のジャッカル
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:やらないか
2:マスター……だと……?


【マーラ様@女神転生シリーズ】
【状態】健康、サーヴァント
【装備】己のご立派様
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:老若男女問わず美人とヤりまくる
2:ランサー……じゃと……?
※サーヴァントです(クラス:ランサー)

【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
【平賀才人@ゼロの使い魔 死亡確認】
【雷電@メタルギアソリッド 死亡確認】
死因:いい男

【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
【未来の朝比奈みくる@涼宮ハルヒの憂鬱 死亡確認】
【クロノ・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはsts 死亡確認】
死因:ご立派様
406参加するカモさん:2009/05/18(月) 15:53:42 ID:+ZG2m+Q4
「はあ、はあ……」

6/氏は自宅から走り出ると、すぐ近所にあるコンビニに逃げ込んでいた。
いきなり初音ミクの格好をした不法侵入者が部屋に入ってきて、「あなたが私のマスターか」などと言ったのだ。
いくら結構かわいいとはいえ、関わるとロクな目にあわないことは目に見えている。
(警察に通報を……いや、殺し合いなんかやってる時に不法侵入者なんか相手にしてもらえねえか……)
家に戻ろうかどうか思案していた6/の肩を、何者かが叩いた。
振り向くと、そこにいたのは――

「問おう。あなたが私のマスターか」

「うわああああああああああ!!」
「ああっ!! なぜ逃げるのですか!!」
コンビニ店員の微妙な視線に見送られながら、二人は追い追われながら再び走り出した。


幸い、この世界の6/はオタクながら割と武闘派でもあったのでミクを引き離すのには苦労はしなかった。
彼女の姿が見えなくなったところでほっと一息を吐く。
「ふう……なんだあのコスプレ電波女は?」
まさか彼女が本物のミクとは思いもしない6/氏だったが、いつの間にか家から大分離れたところまで来ていたことに気付いて危機感を覚える。
「クソッ、バトロワとか新型インフルとか色々物騒だから、極力家から出ないでおこうと思ったのに……どこか安全な場所は……」
その時、彼の足元にあったマンホールの蓋が開いて中から人が出てきた。
407ストーカー・追いかける女:2009/05/18(月) 15:55:37 ID:+ZG2m+Q4
「問おう。貴方が私のマスターか」

「また出たああああ!!」
「で、出たとは失礼ですね!! 人を変質者みたいに!!」
「マンホールから出てくる奴が変質者じゃなくて何なんだよ!! おまけにコスプレしてるし!!」
「こ、これは電子の妖精の正装ですう!!」
「ちっ、これ以上こんな奴に関わってたまるか!!」
そう言って三度駆け出す6/氏。
「ちょっと、せめて話くらい聞いてくださいよー!!」
それを追うミク。そしてそれを珍獣でも見るような目で見ている通行人たちであった。


「ふう、ここなら入ってこれまい」
公衆便所の男子の個室に逃げ込んだ6/氏。しかしその便器の中から水音と共に
「問おう、貴方が私の――」
「汚いわ!! どっから出てきてるんだ!!」
便器の中に押し戻されるミクだった。

それからというもの、ファミレス逃げ込めばウェイトレスに化けたミクが出てくるし、
電車に乗れば電車と同じ速度で併走しながらミクが追いかけてくる。
そして夜がそろそろ明けると言う頃、ついに6/氏はミクにがっちりと捕まえられてしまった。
「問います!! 問いまくります!! あなたが私のマスターですね!!」
6/氏に馬乗りになって顔を近づけるミク。
408ストーカー・追いかける女:2009/05/18(月) 15:56:19 ID:+ZG2m+Q4
「だから知らないって言ってるだろ!!」
「お願いです!! あなたにマスターになってもらわないと私困るんですう!!」
「なんでそんな頑ななんだよ!!」
「うう……どうしましょう。このままでは兄さんや姉さんとの約束が果たせません……」
ついには涙をぼろぼろと零すミク。
(うっ……)
さすがに困る6/氏。たとえ自分をサーヴァントだと言い張る頭がちょっとアレなコスプレ女でも、
目の前で泣かれるのは気持ちのいいものではない。
「ちょ、落ち着けよお前」
「かくなる上は……もう死ぬしか!!」
そう言ってネギで切腹しようとするミク。
「うわあああ!! やめろおおおお!!(ネギで腹が切れるのかどうかはともかくとして)」
「いやです、私を殺してあなたも死ぬの!!」
「普通逆だろ!! いや、逆にされても困るけど!! あーもうわかったよ、お前のマスターでもなんでもなってやるよ!!」
こうして、なし崩し的に一組の契約者が誕生したのだった。



「めーると、とーけーてーしまいそーう♪」
ミクが胸に手を当てて、朝になったばかりの空に向かって歌うと、たちまち目の前にいた通行人がドロドロに溶けた。
「やりましたよマスター!! 立派に敵を討ち取りました!!」
「いや、ミク……せめてセイバーなら剣使えよ……」
409ストーカー・追いかける女:2009/05/18(月) 15:57:02 ID:+ZG2m+Q4
【午前五時/日本】

【◆6/WWxs9O1s氏@書き手】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:なんだこいつ……
2:死にたくない

※6期までの6/氏とは別人です
※ミクのことを、ミクのコスプレをした電波さんだと思ってます


【初音ミク@ボーカロイド】
【状態】健康
【装備】伝説の首領パッチソード@ボボボーボ・ボーボボ
【道具】支給品一式
【思考】
1:マスターに従う

※サーヴァントです(クラス:セイバー)

【岡島さん@サザエさん  死亡確認】
「WANABEEEEEEEEEEE!!」
「ぐぎゃああああああ!!」

イギリスの寂れた通りに、エコーのかかった女性的な声が響く。
それとほぼ同時に、醜い断末魔の声も上がる。
声の主である異形の怪物は、全身を粉砕された無惨な亡骸となり、ゴミ箱に頭から突っ込んでいた。

「そっちからしかけてきたくせに……話にならない弱さね」

怪物を倒した張本人、日本人と思わしき少女は、気だるげにそう呟く。
彼女の背後にはスパイス・ガール……否、それによく似たスタンドが出現していた。

彼女の名前は「スナイプ・ガール」!
スタンド名も「スナイプ・ガール」!

彼女は元々、単なるジョジョロワの読み手だった。
だが感電氏のラジオに参加することで、住人から「スナイプ・ガール」という異名をもらったのである。
そして今、何の因果か彼女はカオスロワに参加させられていた。

「ロワに参加させられたことが運命だというのなら……。私はこの運命を乗り越えるわ!
 私は生き残って、ジョジョロワ2ndの完結をこの目で見届けてみせる。
 そのために……。織田信長ッ! あなたのようなゲスは、私と私のスタンドが倒してみせるわ!」

決意と覚悟がこもった言葉を吐き、スナイプ・ガールはカオスロワの中で第一歩を踏み出したのであった。

【午前0時40分/イギリス・オウガーストリート】

【スナイプ・ガール@パロロワラジオツアー】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:生き残るために、織田信長を倒す

【ピサロの手先@ドラゴンクエストW 死亡】
「さあ、最強のスポーツ軍団をつくるよ!」
なぜかこの平行世界でもジャイアンの母は、最強スポーツ軍団を作ろうとしていた。
そもそも最初にスポーツ軍団作ろうと思ったきっかけは、YOKODUNAと再び組ませる為のてきとうな理由だったのだが不思議と恒例となってしまったようだ。
まあ母書き手のメタ発言は置いといて……

「というわけで、あんたも私のチームに入らないかい?」
ジャイアンの母は突如後ろを振り向いて言った。
「あんた、そのなりはアメフト選手といった感じなんだろう?
 なかなか強いみたいだし、あんたなら私のチームに入る資格があるよ」
後ろに立っていた男の身体、そしてそこから溢れ出るオーラを見て、母は満足そうに頷く。
「哀しいなぁ……俺は哀しい。凡夫は少し力があるくらいで、すぐ自分が最強だと勘違いをする。
 思いしらせねばなるまい。それがただの思い違いであるという事を」
男、Mr.ドンは自分を格下と見られたと思ったのだろう。
すぐにジャイアンの母へと突進する。
「やっぱり簡単に従ってはくれないかい。でもそのくらい威勢がある方がいいのかもねぇ」
母は怒涛の勢いで突っ込んでくるドンを見ると、気を引き締める。
「さぁ、かかっておいで!」
「哀し……ッ!? なんだ、この気迫は!?」
Mr.ドンはその瞬間自分の目を疑った。
母の姿が数十倍の大きさに見えたのだ。
勿論実際に大きくなっているわけではない、母のオーラがそう見せているだけだ。
(哀しいなぁ、勘違いをしていたのは俺のほうだったという事か)
ドンはその一瞬で母と自分の力の差を感じ取る。
「だが、ここで止まるわけにはいかん! 国民はペンタグラムの敗北など見たくは無いのだから!」
ドンは今、かつて無いほど勝利へと執着していた。
これまでは勝つのが当たり前の勝負しかなかったが故に久しく忘れていた感情。
その感情が後押しをして、ドンへと更なる力を沸き起こさせる。
「うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」


  ★   ★   ★


「―――負け、たか……」
廃墟と化した一面に仰向けに倒れたドンは、力なく呟いていた。
しかしその声色に不思議と悲しみはない。
むしろ清清しさすら感じさせる声だった。
「凡夫は俺の方だったという事か。哀しみすら沸いてこん」
「あんたは凡夫なんかじゃないよ。あたしが誘ったほどなんだからねぇ」
想像を絶する激しい戦いだったのだろう。
衣服が全て消し飛び全裸となったジャイアンの母が、倒れこんだドンへと手を差し伸べる。
「それで、どうだい? あんたの力が必要なんだ」
「いいだろう。俺を初めて負かしたお前になら……」
ドンは母の手を取って立ち上がり、そう答えた。


【午前0時30分/熊岡県】
【ジャイアンの母@ドラえもん】
【状態】やっぱり全裸
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
1:最強のスポーツ軍団を作る。

【Mr.ドン@アイシールド21】
【状態】やっぱり全裸
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
1:ジャイアンの母についていく。

【黒子テツヤ@黒子のバスケ】
【状態】空気
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
1:最強のスポーツ軍団に入りたいが全く気付いてもらえないので勝手についていく。
415参加するカモさん:2009/05/19(火) 00:25:18 ID:b9lF//yg
熊www岡wwww県wwwwww
416わたしはここにいるよ:2009/05/19(火) 14:20:14 ID:C6zC2Aj2
夜も明けんとする頃、ここ日本の埼玉県ではカオスロワではすっかりお馴染みとなったらき☆すた勢が集まっていた。
その中でも一際元気のいい少女が声を上げる。

「さあ、カオスロワも7期!! 今回こそは私もガンガン目立つわよ!!」

額を輝かせて語るはらきすたの背景こと峰岸あやの(6期までとは別人)である。

「いや、いきなり何を言い出すの……?」
「てゆうかカオスロワって何?」
「七期って何のこと?」
口々に疑問を呈する友人達。当然ながら彼女達は6期までとは別人のため、殺し合いに関する記憶も知識も無いのだ。
「いや、なんか知らないけど別の世界の私からメッセージが降ってきた気がして」
「ああ、あやのが電波になった……」
「と・に・か・く!! 今日はみんなに私がもっと目立つ方法を考えてもらうわよ!! 殺し合いなんかどうでもいいわ!!」
半ば無理矢理こんな朝っぱらから集められたこなた達はいい加減キレ気味だったが、仕方なくみんなで相談して意見を出す。


こなた「今すぐ彼氏と別れる」
みさお「額にマジックでダーツの的を書く」
つかさ「いっそ剃髪して尼さんになる」
みゆき「転校すれば一瞬だけでも目立てるんじゃないでしょうか?」
ゆたか「時には諦めることも必要ですよ☆」
みなみ「胸の肉を削って平らにする」

「よーしお前ら一列に並んで尻を出せ。全員百叩きよ」
417わたしはここにいるよ:2009/05/19(火) 14:20:59 ID:C6zC2Aj2
こなたたちのお尻を竹刀で百回づつ叩いたあやのは、六人の真っ赤になったお尻を鑑賞しながら
「あーもう、なんでいい方法が思いつかないのよ!!」
と苛立ちを隠さない。こなたたちは
(じゃあ自分で考えろよ……)
と思ったが、これ以上尻を叩かれたら嫌なので黙っていた。

「じゃ、じゃあさ、まずは外見から入ってみたらどうかな?」
そうこなたが提案する。
「外見からって?」
「だから服装とかも変えてさ。髪形とかももっと個性的に……」
「そ、そうですよ、まずは第一印象で人に覚えてもらえるようにしないと!!」
「例えばいっそ常時スクール水着で過ごすとか」
「あと髪型もツインテールにすればファン増えるぜ」
「あと背中にのぼりとか付けてさあ」
「……本当にこんなことで目立てるの?」
半信半疑ながらも、アドバイスに素直に従うあやの。

「……どうかしら? これで目立てる?」
数分後、そこにはスクール水着(胸に「みねぎし」と書いてある)を着て髪をツインテールにして
背中に【らきすた最萌え峰岸あやの】と書かれたのぼりを背負ったあやのの姿があった。
が、それを見たこなたやつかさたちの感想は、例外なく次の一言だった。

「なぜだろう……なんで街中でこんな格好してるのに、影の薄さのほうが勝ってるんだろう……」

彼女達が再び尻叩きの刑に処されたのは言うまでも無い。

こうして彼女達は、ある意味殺し合いよりもよほど過酷な、あやのを目立たせるための戦いを始めることになったのだった。
418わたしはここにいるよ:2009/05/19(火) 14:22:27 ID:C6zC2Aj2
【午前5時/日本・埼玉県】

【峰岸あやの@らき☆すた】
【状態】スクール水着+ツインテール+のぼり
【装備】竹刀@バンブレ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:自分が目立つ方法を探す
2:気に入らない奴は尻叩きの刑
3:殺し合い?知らないわそんなの

※6期までのあやのとは別人です


【峰岸あやのを目立たせる同盟@らき☆すた、他にも入るかも】
【状態】健康 全員尻丸出し
【装備】色々
【道具】支給品一式×人数分
【思考】
1:あやのを目立たせる
2:殺し合い?どうでもいいや

※内訳は今のところこなた・つかさ・みゆき・ゆたか・みなみ・他一名です
※つかさはDS・ドラマCD版のつかさとは別人です
419三人目、四人目:2009/05/19(火) 17:06:12 ID:KCfagvml
「マスターは失礼ですね、ちゃんと剣だって使えますよ? ただ、元が初音ミクだから歌でも闘えるだけです!」
「それセイバーというより、どちらかといえばキャスターじゃね」

俺の言葉に、ますますミク(?)は憤る――が、俺は人をドロドロに溶かすなんて、
特撮の怪人みたいな真似をした奴を、間違ってもセイバーとは認めたくない。
セイバーだと名乗りたければ、剣の腕を見せてみろ剣の腕を。

「むう……わかりました。精々、私の剣を見て腰を抜かすといいですよ」

そう言って、剣……改めネギを上段に構えるミク。
腰を抜かすと言われても……ネギを振られたところで驚くわけないだろ。
そんな俺の思いを無視して、ミクは振り上げた剣を勢いよく下ろし、そして――

次の瞬間、俺の後方に建っていた高層ビルが、爆砕した。

「ぜ、前言撤回、驚きました!」

というか、やりすぎだろ!
こっちに破片降ってきてるし!
巨大な鉄骨が俺に当たりそうになるのを、辛うじて寸前でネギで切り捨てながら、ミクが叫ぶ。

「違います! これは、私ではありません!」
「お前じゃなかったらなんなのさ!」
「敵の攻撃……かな?」

敵ぃ? 敵ってなんだよ、敵って。
そう俺がミクに問いかけようとした時、そいつは現れた。
420参加するカモさん:2009/05/19(火) 17:09:04 ID:KCfagvml
「……セイバーのサーヴァントと、そのマスターとお見受けする」

小さなボディを甲冑で包み、右手に構えた鋭い剣の先をこちらに向けている、その男。
ハルバードとかいう巨大戦艦をバックに、翼のように変形したマントをはためかせながら、天空に浮かぶそいつは、
紛れもなく宇宙一かっこいい一頭身――

「私はメタナイト……クラスはライダーだ。 マスターの命に従い、その命、頂戴する」


敵、来ちゃった……。


【午前5時20分/日本】
【◆6/WWxs9O1s氏@書き手】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:なんか来ちゃった……
2:死にたくない
※6期までの6/氏とは別人です
※ミクのことを、ミクのコスプレをした電波さんだと思ってます

421参加するカモさん:2009/05/19(火) 17:10:18 ID:KCfagvml
【初音ミク@ボーカロイド】
【状態】健康
【装備】伝説の首領パッチソード@ボボボーボ・ボーボボ
【道具】支給品一式
【思考】
1:マスターに従う
※サーヴァントです(クラス:セイバー)

【メタナイト@星のカービィ】
【状態】健康
【装備】剣(詳細不明)
【道具】支給品一式
【思考】
1:マスターに従い、敵を討つ
※サーヴァントです(クラス:ライダー)
※マスターが誰かは不明です
422参加するカモさん:2009/05/19(火) 17:11:07 ID:KCfagvml
6/氏達から、少し離れたビルの屋上。
彼らの戦闘を観察する、二つの影がそこにはあった。

「セイバーとライダー……初音ミクとメタナイトが、激突したようです」
「そのようね。……ねえ、アーチャー。私達はこんなところに居ていいの? ライバル二組を一度に潰せる好機なんじゃないの?」

初音ミク、マーラ、メタナイトに続く四人目のサーヴァント――アーチャーと呼ばれた彼女は、異様な風体の看護服の襟を直しつつ、
隣にいる、街を歩けば皆が振り返るであろう美貌を、ジャージ姿で台無しにしている彼女に向けて答える。

「ランサーであるマーラや、未だ姿を見せないバーサーカー、アサシン、キャスターがどう動くか掴めていない上に、
 濱口優と組んでいる、もう一人のアーチャーの存在もあります。
 そもそも今回の聖杯戦争は、時空振動弾とテラカオスバトルロワイアル、二つのイレギュラーが重なった上に存在しています。
 ライバルは六組とは限りませんし――さらには、ライバルを全て沈めたところで、
 聖杯戦争自体の勝利者にはなれてもカオスロワの勝利者になれるとは限りません」
「ふーん……まあいいわ。貴方の頭脳さえあれば、優勝はもらったようなものだから。期待してるわよ、アーチャー……いえ、」

「期待してるわよ、えーりん」
「はい……姫様」

初音ミク――セイバー。
マーラ様――ランサー。
メタナイト――ライダー。
八意永琳――アーチャー。
バーサーカー、キャスター、アサシン。
そして未だ現れぬイレギュラー。
生き残る者は――果たして、誰なのか。
生き残る者は――果たして、存在するのか。

テラカオスバトルロワイアルはまだ、始まったばかり――
423参加するカモさん:2009/05/19(火) 17:13:03 ID:KCfagvml
【午前5時20分/日本】

【八意永琳@東方project】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:マスター(輝夜)に絶対の忠誠
※サーヴァントです(クラス:アーチャー)

【蓬莱山輝夜@東方project】
【状態】健康
【装備】ジャージ@現実
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:カオスロワ、聖杯戦争の優勝を目指す。
424何となくだがこの男は微妙に幼女から離れられそうにないと思う:2009/05/19(火) 18:14:04 ID:BYL7oIcZ
は、これはまた面白そうなものが始まったな。」

此処はとある路地裏。
そこには1人の学生服を着た男が立っていた。

「このバッグの中が俺の物になるのか? ……ああ、これは良いや。あの短刀じゃないが、これならば十分に扱える。」

男が取り出したものは1本のナイフ。
そしてその他のものは不要と見たのかその場に放り出した。

「さて、折角公正明大に殺しあえるんだ。楽しまないと損だよな。」

男はナイフを片手に辺りを適当にうろついた。
すると、近くの公園で1人の10歳くらいの少女を見つけた。
少女は誰かを捜しているようだった。

「やれやれ、子供か。あれが相手じゃ面白くない。他をあたるか……ん?」

男が振り向くと、少女がじっと自分を見つめているのがわかった。

「ちょっと、そこのあんた。うちのじじい見なかった?」

男は1つ溜息を吐いて答えた。

「知らないな。……しかし、アンタ随分軽率なことをするんだな。今、世界中で殺し合いをしてるんだぜ? 俺がアンタを殺すかもしれないとは思わなかったのか?」

すると少女は、

「ふん、このリルム様がそう簡単にやられるわけ無いじゃない!! リルムはみんなと世界を救ったこともあるんだから!!」

と、元気に答えた。
425何となくだがこの男は微妙に幼女から離れられそうにないと思う:2009/05/19(火) 18:14:54 ID:BYL7oIcZ

それを聞いた男はニヤリと笑って、

「へぇ……そんな事を言うって事はよっぽど自信があるんだな。クク、興が乗った。なあ、アンタ俺と殺しあわないか? 世界を救った力を見せて欲しいんだが?」

そう言ってナイフを取り出した。リルムと名乗った少女もそれを見て自分の鞄から筆を取り出す。

「何よ、あんたリルムとやる気なの? いいもん、いいもん、だったらあんたをけちょんけちょんにしてやるもん!!」
「は、上等。それじゃ、始めようか。」

先に仕掛けたのは男の方だ。まずは単純に真正面から切りかかった。
リルムはそれを難なく躱す。

「ファイア!!」
「ッ!! ちっ!!」

男が止まった所にリルムが魔法を打ち込む。それを男は間一髪で避ける。
そして、両者は一旦距離を置いて立ち止まった。

「成程ね。アンタ、その手の人間と言うわけか。……なら、思う存分殺しあえそうだ。」
「大したこと無いくせに何言ってるの? あんたなんかに負けるリルム様じゃないもん!!」
「は、舐められたもんだ。それじゃ、行くぜ?」

次の瞬間、男はリルムの視界から消え失せた。
リルムが咄嗟にしゃがむと今まで頭があった位置をナイフが通り過ぎていった。
リルムは周りを伺っているが、男の姿を見る事が出来ない。

「どうした? 俺なんて大したこと無いんじゃなかったのか? 俺は此処だぜ?」

すると、リルムは男の声がしたほうに向けて即座に魔法を放った。
426何となくだがこの男は微妙に幼女から離れられそうにないと思う:2009/05/19(火) 18:15:53 ID:BYL7oIcZ

「スロウ!!」
「ぐっ!?」

スロウの魔法を避け切れなかった男が相手の死角に入りきれずに見つかる。
そして次の瞬間に見たものは、

「な!?」

そこにいたのは自分自身だった。その目の前の自分は男に向かって無数の斬撃を放った。
男は同じ技で応戦するが、速度が落ちているため何発か喰らっている。
そして、相手になっていた自分が消えた瞬間、急に自分の体が動かなくなった。

「ふっふっふ……あたしの勝ちだね。」

その男の目の前に、付け髭をつけたリルムが現れた。
男が動けなくなったのはリルムが「あやつる」を使って相手の行動を乗っ取ったからだった。

427何となくだがこの男は微妙に幼女から離れられそうにないと思う:2009/05/19(火) 18:16:35 ID:BYL7oIcZ
「やれやれ……俺も腑甲斐の無いものだ。まさか殺し合いの最初の相手、それもこんな子供に負けるとはね。」
「子供扱いしないで!!」
「わかったわかった。で、俺をどうするんだ? 別に殺すというんなら構わないが?」
「殺さないよ〜だ。あんたにはジジイを捜すのを手伝ってもらうよ。全く、あのジジイ世話が焼けるんだから!!」
「はぁ……良いぜ、敗者は大人しく勝者に従うとしよう。……しかし下手だね、どうも。」
「よ〜ぅし、それじゃあ、ジジイ捜しにしゅっぱ〜つ!! ところであんた何ていうの、キザ男。」
「……七夜志貴だ。」

ニヤニヤ笑いながら男……七夜志貴が答える。

「……何で笑ってるのよ?」
「いや、リルムの顔で付け髭を付けているって言うのがどうにもね。」
「うるさ〜い!! ほら、キリキリ歩く!!」

無理やり七夜を歩かせるリルム。

「待て。刃向かったりしないからそろそろ術を解いてくれないか?」
「だ〜め♪ リルムの事を馬鹿にしたんだからこれはお仕置きなんだもんね〜!!」
「……救われないな……俺も。」

こうしてこの2人のジジイ捜しが始まった。
因みに七夜が放り出した支給品はリルムによってしっかり回収された。
428何となくだがこの男は微妙に幼女から離れられそうにないと思う:2009/05/19(火) 18:18:03 ID:BYL7oIcZ
【午前0時30分/アメリカ・ニューヨーク】

【リルム・アローニィ@FF6】
【状態】健康
【装備】チョコボの筆、団長の髭
【道具】不明(2人分)
【思考】
1:ジジイ(ストラゴス)を捜す

【七夜志貴@MELTY BLOOD Actress Again】
【状態】やや疲労、若干の負傷
【装備】アサシンダガー@DQ
【道具】捨てた
【思考】
1:リルムに従ってジジイを捜す ※ジジイが誰の事を指すかは把握してません
2:殺し合いを楽しむ
3:白レンも一応捜す
429何となくだがこの男は微妙に幼女から離れられそうにないと思う:2009/05/19(火) 18:20:44 ID:BYL7oIcZ
時間訂正:
     午前0時30分
        ↓
     午前5時45分
430前世の血が騒ぐ?:2009/05/19(火) 22:31:39 ID:wLwdq7rv
「そうだ、豚インフルエンザ撲滅しよう」

突然そう思い立った勇次郎は、同志(ちょうどそこら辺を歩いていた人)と共に豚インフルエンザ撲滅の旅に出た。


【午前1時/メキシコ】

【範馬勇次郎@範馬刃牙】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:豚インフルエンザの恐ろしさを世間に伝える(聞こうとしない者、真面目に聞いていないとみなした者には拳で教える【殺す】)
2:撲滅運動参加者を募る

【志村新八@銀魂】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:ちょ、なんで僕がああああああ!?
4315人目:2009/05/20(水) 00:12:48 ID:+7ItS3ip
そして輝夜とえーりんの背後に忍び寄る男が2人。

「貴方はアーチャーのサーヴァントとそのマスターですね?
 お二方には悪いですが、私は聖杯戦争で優勝しなければなりません。
 よってあなた方の命、もらいます!!」

輝夜とえーりんに勢いよく宣戦布告する桃色の羽織を着た男。
そして桃色の男の後に立つ男。
だがその宣戦布告は聞こえていないのか、空しく空を切るばかりだ。

「そんな……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

存在自体を認知されなかったアサシンのマスター笑点のピンクとアサシンのマスター空気王はあまりの悔しさに泣きながらその場を立ち去った。
無論2人の嘆きは輝夜とえーりんには全然聞こえていない。

【午前5時20分/日本】

【八意永琳@東方project】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:マスター(輝夜)に絶対の忠誠
※サーヴァントです(クラス:アーチャー)
4325人目:2009/05/20(水) 00:13:40 ID:+7ItS3ip

【蓬莱山輝夜@東方project】
【状態】健康
【装備】ジャージ@現実
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:カオスロワ、聖杯戦争の優勝を目指す。

【笑点のピンク@現実】
【状態】健康、ショック
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:カオスロワ、聖杯戦争で活躍して空気脱却
2:私に気付いてください……
3:あのピンク髪の少女を探す
※サーヴァントです(クラス:アサシン)
※元々の影の薄さとアサシンの技能が合わさって、大抵のものは存在を感じることができないようです。

【空気王@テイルズオブデスティニー】
【状態】健康、ショック
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:笑点のピンクを従えカオスロワ、聖杯戦争で活躍して空気脱却
2:何、気にすることはない
433参加するカモさん:2009/05/20(水) 00:14:53 ID:+7ItS3ip
おっと訂正
>存在自体を認知されなかったアサシンのマスター笑点のピンクとアサシンのマスター空気王はあまりの悔しさに泣きながらその場を立ち去った。

存在自体を認知されなかったアサシンのサーヴァント笑点のピンクとアサシンのマスター空気王はあまりの悔しさに泣きながらその場を立ち去った。
434やる夫:2009/05/20(水) 00:48:22 ID:qLu1pLBZ

 ('A`)ノ  くまの子みていた
  ノ( ヘヘ

  ('A`) かく   ('A`) れん
  ∨)       (∨
  ((        ))

 ヽ('A`)ノ  ぼっ♪
  (  ) ゛
 ゛/ω\

       ('A` )  おしりを出した子 いっと…
      (⊃⌒*⌒⊂)
       /__ノωヽ__

 __[警]
  (  ) ('A`)
  (  )Vノ )
   | |  ω|
ここは秋葉原。この地に立つとある同人ショップの中に、二人の女子高生がいた。
一人は涼宮ハルヒ。もう一人は田村ひよりだ。

「あたしはあたしとして、確かに約16年の人生を生きてきた。でも別の世界では、あたしは小説の登場人物としてファンから愛されている。
 これは実に不思議な現象だわ。そして、非常に興味深い。
 殺し合いなんてやってる場合じゃないわ。早くSOS団のみんなを再結集させて、この現象について研究しないと!」
「……つまり、自分が出てるエロ同人を読んで興奮しちゃったんで、早いところキョンくんを見つけて実践しようということっすね?」
「ち、違うわよ! どこをどう曲解したらそうなるわけ?」

ひよりの言葉を、顔を真っ赤にして否定するハルヒ。
しかし自分が出ている同人誌を喜々としてデイパックに詰めているところをひよりに見られているため、説得力はあまりない。

「と、とにかくみんなを捜すわよ! 特にキョンを! あんたもSOS団臨時団員に任命してあげるから、一緒に来なさい!」
「まあ、面白そうだから別にいいっすよー。ハルヒと一緒に行動だなんて、先輩たちにいい土産話ができたっすー」

こうして、女子高生二人は欲望のままに深夜の街を歩き始めるのだった。

【午前2時/日本・秋葉原】


【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】健康(性的な意味で)
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品、大量のハルヒ×キョン同人誌
【思考】
1(建前):SOS団のメンバーを再結集させ、平行世界について調べる
1(本音):キョンを見つけて○○とか××とかする
2:殺し合い? そんなもの知るか

【田村ひより@らき☆すた】
【状態】健康、SOS団臨時団員
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:面白そうなのでハルヒについていく
437二つの声重なるとき、誰よりもテラカオス:2009/05/20(水) 02:13:33 ID:WavQAJgp
――ああ、オレはもう死ぬんだな。

金属バットで殴られて朦朧とする意識で、囚人服の盗賊――ハンバーグラーは思う。
生まれ故郷のマクドナルドランドから遠く離れた異郷の地、NIPPONで一生を終えること、それ自体は別に苦ではない。
テラカオスバトルロワイアルが開始した瞬間――いや、正しくは時空振動弾で幾重もの世界がシェイクされた瞬間から、
マクドナルドランドは他の世界と融合し、混ざり合い、この世の何処にも存在しなくなってしまったのだから。
故に、彼の心残りはただ一つ、

――お前に何があったんだ、ドナルド?

同じマクドナルドランドの仲間である、ドナルド・マクドナルドのことである。
彼が知るドナルドは、決して仲間に刃を向けるような男ではなかった。
宿敵であるカーネル・サンダースを、このカオスロワに乗じて殺害する、それ自体はまだ理解できる。
あくまで『まだ』であり、あの心優しい道化師がそんなことをするとはとても信じられないが。
だが、何故自分まで――?

――誰かに操られているのか、それとも何か事情があるのか……?

そうこう考えている間に、ハンバーグラーの意識は急速に薄れていく。

――クソ……この体じゃ、もうオレにはドナルドを止められない……。
――後は頼んだぜ、グリマス、バーディ、キャプテン、市長、プロフェッサー……。

最期に浮かぶのは、マクドナルドランドの仲間達。
そして――盗賊である自分と、日夜逃亡劇を繰り広げていた、一人の警察官の顔。

――お前に頼むのもしゃくだけどよ……必ずドナルドを助けてやってくれよ。
――町の平和を守る……それがお前の仕事だろ?
――なあ……ビッグマックポリス。

438参加するカモさん:2009/05/20(水) 02:14:23 ID:WavQAJgp















『ほっほっほ、諦めてしまうのですかな、ハンバーグラー?』

――!?

439参加するカモさん:2009/05/20(水) 02:15:09 ID:WavQAJgp
いい感じで一生を終えようとしたハンバーグラーの意識に、念話で語りかける一つの声。

『いやあ、マクドナルドランドの盗賊も、この程度でしたか。
 友を救うことを他人に任せて、自分は一人楽になろうとするとは。底が知れますな』
『貴様……こんな時に何のようだ、カーネル!』

それは紛れもなく、ハンバーグラーの隣で同じく死に瀕している老いた男、カーネル・サンダースの声だった。
尋常では無い怒気を帯びたハンバーグラーの声に、しかしカーネルは動じない。

『落ち着きなさい、ハンバーグラー……今ならまだ、手はあります。貴方自身の手で、ドナルド・マクドナルドを救う手が』
『――ッ!? なんだって!?』
『興奮は死を早めます。落ち着いて聞いてください』

一瞬、自らの命が風前の灯火であることを忘れたハンバーグラーをなだめて、カーネルは説明を始める。

『貴方も私も、このままでは遠からず死にます。それは、理解できますね?』
『あ、ああ……』
『死因は両者ともに、超人的な腕力を持つドナルドに金属バットで殴られたことが原因でした……が、
 幸運なことに、私は頭部に、貴方は心臓部にバットの一撃を喰らったのですよ……』
『…………?』
『つまり――貴方の頭部と、私の心臓は無事なのです!
 さあ、ここまで言えば私の言いたいことがわかったでしょうハンバーグラー!』
『……!!! カーネル、貴様ァッ!』
☆『その通りッ! 貴方の能力、複数の物体を融合させる【マックシェイク】で、私と貴方の肉体をシェイクする!
 そうすれば、カーネル・サンダース、ハンバーグラーという個人は死にますが、我々は二人で一人となって、生き続ける!』
『だがそれは、敵である貴様と手を組むということ! それは仲間に――ドナルドに対する裏切りだ!』
『いいえ、真の裏切りとは、ここでドナルドを救う道を選択せず、自分勝手に死を選ぶこと!
 いいですか、これは終戦ではなく休戦! 私はまだ死にたくないし、貴方はドナルドを助けたい! 頭部が貴方である以上、肉体の所有権は貴方にある! 死にたいのならドナルドを救ってから、私もろとも死ねばよろしい!』
『ウ……嘘だ! それでは貴様にメリットが無いだろう!? 貴様、きっと何かを企んで――』
440参加するカモさん:2009/05/20(水) 02:16:05 ID:WavQAJgp
『言ったでしょう、私は死にたくないと! こんなオイボレでも、死は恐ろしい! 一分一秒でも長く、生きていたいのです!
 さあ、我々の命はあと一分も持ちません! 早くマックシェイクを発動させなさい! さあ! さあ! さあ!!!』
『く、くそおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!!』

最早動くことは無い、そのはずだったハンバーグラーの口が再び開き――そして、叫ぶ。

「オーダーは……『マックシェイク』!!」

カーネル・サンダースとハンバーグラー、地面に転がる両者の肉体が、桃色の光に包まれる。
やがて二つの桃色の光は一つになり、激しく揺れて――揺れて――揺れて、最後に一つの人の形の光となり、

そして、誕生する。

『そうですね、さしずめ……カーネル・ハンバーグラー・サンダースとでもしておきましょうか』
「……ダセェ名前だ」

その姿は、大してハンバーグラーと変わってはいない。
唯一、身を包むものが囚人服から純白のタキシードとなっていることを除いては、だが。

「ドナルドを助けたら、オレはお前ごと自殺する。それまでの間、精々世界を満喫することだ」
『ほっほっほ、感謝していますよハンバーグラー……』

完全に自分の意思で体を動かせることを確認し、ハンバーグラーは何処かへ去ったドナルドを捜し始める。
変則的な形で与えられた二度目の生は、ただ友を救うためだけに。
だが、彼は気付かない。

441参加するカモさん:2009/05/20(水) 02:17:02 ID:WavQAJgp
『……とってもね』

ハンバーグラーとカーネル・サンダース……既にマクドナルド的に黒歴史の彼方に葬られかけている自らと、
道頓堀にて消失した自らの一部が回収され、かつてないほどの力を有しているカーネルの間に生じている絶対的な力の差に。
カーネル・ハンバーグラー・サンダースを構成しているのは、カーネルが98%、ほぼ全てをカーネルが占めているということに。
実を言えば、今すぐにハンバーグラーから肉体の支配権を奪い取ることすら、カーネルには可能なのである。
ならば、何故そうしないのか?

『だって、その方が面白いじゃありませんか?』

道化師ドナルドを殺すのが、カーネルの絶対目的。
しかし、今のドナルドは正気を失っている。それでは殺してもつまらない。
ならば、ドナルドと親しいこの男ハンバーグラーに、ドナルドを殺させてみてはどうか?
自らの手で友を殺めてしまうその苦しみ、その絶望は、きっと愉快なものだろう。
この特等席ならば、その負の感情をダイレクトに味わえるという、つまりはそういうわけだ。

「ん……? 何か言ったか?」
『いいえ、なんでもありません。それよりも早く行きませんか?

 ド ナ ル ド の と こ ろ へ 』


442参加するカモさん:2009/05/20(水) 02:18:09 ID:WavQAJgp
【午前2時00分/日本・大阪】

【カーネル・ハンバーグラー・サンダース@ケンタッキーwithマクドナルド】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式×2、不明支給品×2
【思考(ハンバーグラー)】
1:友としてドナルドを止める。
2:全て終わったら、カーネルごと死を選ぶ。
【思考(カーネル)】
1:より楽しい方法でドナルドを殺す

※カーネルはその気になればいつでもハンバーグラーから体の支配権を奪えます。
443参加するカモさん:2009/05/20(水) 09:39:44 ID:TbS9AFTl
つまらん
444たまには普通の話でも:2009/05/20(水) 10:15:52 ID:O5Y3+KOf
急降下してきたメタナイトの剣を、ネギで受け止めてメタナイトの体ごと弾き返すミク。
メタナイトは大きく跳躍し、間合を取って着地した。
「お、おいどうすんだミク?」
恐怖におののく6/氏に振り向いて、電子の妖精は笑いながら答える。
「決まってるじゃないですかマスター。……逃げるんですよ!!」
「へ?」
そう言うや否や、ミクは

「あ、それとね 白いお馬さん 当然でしょ 早く迎えに来て」

とワールドイズマインの一節を口ずさんだ。するとどこからともなく白馬がやってきて、ミクを背中に乗せた。
「さあ行きますよマスター!!」
そう言って手を伸ばし、6/氏の手を握って馬の上に引き上げるミク。
「え、ちょ……」
「待たれよ!! 敵前逃亡とは武人のすることではないぞ!!」
引きとめようとするメタナイトに、
「だって私は武人じゃなくて歌い手だもん!!」
と、ある意味もっともな返事をして馬を駆け出させた。
「くっ、なんとしてでもここで仕留めねば……」
そう言って剣を振りかざして追ってこようとするメタナイト。
すかさず、

「ブラック☆ロックシューター!!」

とミクが歌うと、空から黒い隕石が降ってきてメタナイトに命中した。
「今のうちに逃げ去りましょう。サーヴァントならこの程度では死にはしませんが、時間稼ぎには十分です」
凛々しい顔で己のマスターに告げるミクだったが、6/氏はやや呆れたような顔で呟いた。
「ミク……お前、本当にセイバーか?」
445たまには普通の話でも:2009/05/20(水) 10:16:38 ID:O5Y3+KOf
「く……何たる不覚!!」
ほうほうの体で隕石の下から這い出たメタナイトの元に、一人の長身の女性が歩み寄る。
「取り逃がしたようね、ライダー」
「マスター殿……かたじけない。行き先さえ判れば、追いつくのは容易いが……」
「まあいいわ。『あの子』の攻撃パターンが読めただけでも良しとしましょう」
ライダーのマスターである女性は、セイバーを取り逃がしたというのに余裕のあるような表情を崩さない。
むしろこの失態を楽しんでいるかのようであった。
「しかし、セイバーのザーヴァントと聞いていたのにまさか剣技以外でかかってくるとはな……
そもそも馬といい隕石といい、まるでライダーかアーチャー……いや、キャスターか。果たしてあの娘の宝具とは……」
いぶかしむメタナイトに、マスター――巡音ルカは答えず、ただその顔に思惑ありげな笑みを浮かべるのみ。
「さて、このままミクの探索と行きたいところだけど……その前に、目の前の敵を取り除かないとね。
相手してあげるわ。出てきなさい、アーチャーとそのマスター」

【午後5時30分/日本】

【巡音ルカ@ボーカロイド】 (マスター)
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
1:アーチャーを倒す
2:その後ミクの捜索

【メタナイト@星のカービィ】 (ライダー)
【状態】健康
【装備】剣(詳細不明)
【道具】支給品一式
【思考】
1:マスターに従い、敵を討つ
※サーヴァントです(クラス:ライダー)
446たまには普通の話でも:2009/05/20(水) 10:19:40 ID:O5Y3+KOf
一方、白馬に乗って逃げたミクと6/はとある世界的に有名な電化街のマクドナルドでやや早い朝食を取っていた。
「まあ、あんな目にあった以上はどうやらお前が本物の初音ミク……少なくとも、本物のサーヴァンとであることは認めないといけないようだな」
ベーグルバーガーを頬張りながら6/が呟く。
「今まで信用してなかったんですか!!」
「当たり前だろ。ついさっきまではただのコスプレイヤーで電波でストーカーな美少女だと思ってたし」
「えらい言われようですねえ私!! 『美少女』ってのすらもフォローに聞こえないですよ!!」
頬を膨らませてジュースを一気飲みするミク。
「大体、なんで俺をマスターなんかに選んだ? 俺みたいな平凡な人間じゃなくても、他にもっといただろ」
「ああ、それは平行世界の……あわわわわ、これは禁句でしたっ!!」
慌てるあまりむせてジュースを噴出すミク。きたない。
「その、兄さんと姉さんに言われたんですよ。あなたの家に行って、あなたを無理矢理縛り上げてでも契約しろって」
「最初から俺の意思無視する気満々だったんだな」
しかし、ミクの兄と姉って言ったら当然あの二人ってことになるのか?と6/はコーヒーを飲みながら思案する。
気付けば随分と非日常的なことに巻き込まれている気がするが、今更後には引けない。
(ま、いつかSS書く時に役に立つと思えば……)
丁度その時、マクドナルドに二人の女子高生らしき客が入ってきた。
ミクたちは最初は気にも留めなかったが、その女子高生のうちの一人が
「おおお!! すごいっす、こんな完成度の高いミクのコスプレを見たのは初めてっす!!」
などと言ってテーブルに寄ってきたので、無視するわけにもいかなくて顔を上げた。
その途端、二人とも声を揃えて叫んだ。
「「す、涼宮ハルヒ!!(と他一名)」」
447たまには普通の話でも:2009/05/20(水) 10:21:38 ID:O5Y3+KOf
【午前6時/日本・秋葉原】
【◆6/WWxs9O1s氏@書き手】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:なんか来ちゃった……
2:死にたくない
※6期までの6/氏とは別人です

【初音ミク@ボーカロイド】
【状態】健康
【装備】伝説の首領パッチソード@ボボボーボ・ボーボボ
【道具】支給品一式
【思考】
1:マスターに従う
※サーヴァントです(クラス:セイバー)

【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】健康(性的な意味で)
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品、大量のハルヒ×キョン同人誌
【思考】
1(建前):SOS団のメンバーを再結集させ、平行世界について調べる
1(本音):キョンを見つけて○○とか××とかする
2:殺し合い? そんなもの知るか
448たまには普通の話でも:2009/05/20(水) 10:22:18 ID:O5Y3+KOf
【田村ひより@らき☆すた】
【状態】健康、SOS団臨時団員
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:面白そうなのでハルヒについていく
449参加するカモさん:2009/05/20(水) 11:13:03 ID:+7ItS3ip
「これがバトルロワイヤルというものだ」

ズガン!ズガン!

「ここでそういう発言をしたらこうなることは目に見えているというのに…バカな奴らだ」
2人をズガンしたルーファウスは悠々とその場を立ち去っていった。

【午前5時/バングラデシュ】

【ルーファウス@FF7】
[状態]健康
[装備]アウトサイダー
[道具] かいふくのマテリア うらミサイル ルビーの涙
[思考]基本:これがバトロワだ
1:愉しんで皆殺し。

>>434@現実 死亡確認】
>>443@現実 死亡確認】
450参加するカモさん:2009/05/20(水) 12:36:30 ID:BmEpOeB2
「この殺し合いを開いたのも鬼だな!成敗してやる!」

【桃太郎@童話】
[状態]健康
[装備]日本刀
[道具] きびだんご
[思考]基本:鬼を退治する
451好き好き大好き超愛してる:2009/05/20(水) 21:53:45 ID:WavQAJgp
恋愛フラグを立てたい。
私はかつて、そんな不純な想いに突き動かされて罪を犯した。
親友を、殺してしまうという罪を。

あの人に近付いたのも、恋愛フラグを立てるためだったのは否定できない。
でも、いつの間にか。
あの人と時間を共有するうちに、私の想いは少しずつ変わっていった。

いつの間にか、あの人の罵倒が、快感になっていた。
いつの間にか、あの人に踏まれることが、嬉しくなっていた。
いつの間にか、あの人からの拷問を、待ちわびるようになっていた。

もう一度、あの人に会いたい。
もう一度、あの人に仕えたい。

そして、もう一度――

「もう一度私を足蹴にしてください、ネウロ様……」

【3時00分】

【スバル・ナカジマ@リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:もう一度、ネウロ様に会いたい。
452武に生き、武に死す:2009/05/21(木) 01:06:52 ID:aLOPAP0e
「夜の公園に武術家が二人……。勝負でしょう」

数分後、そこにはラオウの北斗神拳をまともにくらい、ズタボロの亡骸となった本部以蔵の姿があった。
だが、彼もただ一方的に殺されたわけではなかった。武術家としての意地を見せ、ラオウの小指をへし折ったのである。
拳王相手に一矢報いた本部の死に顔は、安らかだった。

【午前2時/日本・どこかの公園】

【ラオウ@北斗の拳】
【状態】右手小指骨折
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:強者を見つけ出し、戦う

【本部以蔵@刃牙シリーズ 死亡】
453なまえをよんで。:2009/05/21(木) 01:34:50 ID:7MzwsHqI
うっかりミスから強制出場させられた◆ZZlReeJbgc氏は、当て所もなく夜の街を徘徊していた。
「やれやれ、参ったねえ。ま、せっかくだし、楽しまないと損だよな」
などと思いながらノートPCを小脇に抱えて歩いていると、前方に女子高生らしき集団が見えた。
よく見ればいずれも見覚えのある顔ばかり。
(やれやれ、とうとう俺も二次元の世界の住人と遭遇ってわけかい)
そう思いつつ、一応は警戒しながら近寄っていく。
やはり彼女たちはらきすたキャラのようだった。ただ、異様なのはその全員が尻を丸出しにしていることだ。
足にパンツを引っ掛けたその姿はいかにも歩きにくそうだ。おまけに全員、お尻が叩かれたかのように腫れ上がっている。

「……あなたは一体?」
先頭を歩いていたこなたが、◆ZZlReeJbgc氏の姿を認めて緊張した顔で声をかける。やはりなんだかんだでしっかりしているキャラのようだ。
「どうも始めまして。俺もこんなことに巻き込まれて困っていましてね。どうです、お互い生き残るために協力し合うというのは?」
こなたたちは一瞬、
(「こんなこと」って?)
と思ったが、すぐに
(ああ、そういえば今殺し合いやってるんだっけ)
と思い出した。

そんな時に
「協力してくれるですって!? 本当でしょうね。私が目立つために手を貸してくれるってことよね!!」
とひときわ大きな声を上げる女の子がいた。
◆ZZlReeJbgc氏は、その瞬間まで彼女の存在に気付かなかった。
「ええと……君、誰だっけ? らきすたキャラじゃないよね?」
「う……うわああああああん!!」
スクール水着+ツインテール+のぼり+肩にオウム+電飾といういで立ちだったあやのは、とうとう本気泣きしてしまった。
454なまえをよんで。:2009/05/21(木) 01:36:13 ID:7MzwsHqI
あーあ、あやの泣いちゃったぜ」
「まあ仕方ないですけどね。影薄いですもん」
「ちょっとみんな言いすぎだよ!! 影の薄い人には薄いなりに存在意義があるんだよ!!」
「うるさいわよ!! 今影薄いって行ったヤツこっちに来て尻を出せ!!」
逆ギレ気味に激昂する(実は正当な怒りなのだが)あやのを見ながら、◆ZZlReeJbgc氏はこの影の薄いキャラが誰だったか
必死で思い出そうとしていた。
が、無理だったのですぐ諦めた。

【一日目・午前5時30分/日本・埼玉県】

【◆ZZlReeJbgc@書き手】
【状態】呆然
【装備】なし
【道具】ノートPC
【思考】
1:この子だれだっけ?まあ誰でもいいや
2:こなたたちと行動を共にする
455なまえをよんで。:2009/05/21(木) 01:37:52 ID:7MzwsHqI
【峰岸あやの@らき☆すた】
【状態】スクール水着+ツインテール+のぼり+オウム+電飾
【装備】竹刀@バンブレ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:自分が目立つ方法を探す
2:気に入らない奴は尻叩きの刑
3:殺し合い?知らないわそんなの

※6期までのあやのとは別人です


【峰岸あやのを目立たせる同盟@らき☆すた、他にも入るかも】
【状態】健康 全員尻丸出し
【装備】色々
【道具】支給品一式×人数分
【思考】
1:あやのを目立たせる
2:殺し合い?どうでもいいや

※内訳は今のところこなた・つかさ・みゆき・ゆたか・みなみ・他一名です
※つかさはDS・ドラマCD版のつかさとは別人です
456暇だからズガンするか:2009/05/21(木) 18:18:34 ID:YONvot03
ズガン!ズガン!ズガン!
「これがバトルロワイヤルだ」

三人はルーファウスにズガンされてしまった、一部お偉いさんも入ってたようだ。

【タケシ@ポケモン 死亡】
【エスカルゴン@カービィ 死亡】
【徳川家康@戦国BASARA 死亡】
457八人目、そして九人目:2009/05/21(木) 22:38:31 ID:7MzwsHqI
各地で覚醒するサーヴァントとマスターたち。
そして、ここで未だ埋まっていないクラスのサーヴァントが混沌の戦乱の中に身を投じようとしていた。

「む、貴様鬼だな? 覚悟!!」
宿敵の姿を見つけ、斬りかかる桃太郎。
しかし数秒後、彼は物言わぬ肉片と化していた。

【我ら鬼が、何の罪を犯したというのだ……? ただ、村人たちと平和に交易していただけでは無いか】

右手を真紅に染めて吼える赤鬼。その背後では、彼のマスターが亀に乗ってほくそえんでいた。
「ふふ、竜宮城で無駄に過ごしてしまった三百年間、この殺し合いに勝つことで取り戻して見せよう」

【一日目・午前六時/日本】
【赤鬼@泣いた赤鬼】 (クラス・バーサーカー)
[状態]健康
[装備]なし
[道具]きびだんご(桃太郎から奪った)
[宝具]不明
[思考]基本:マスターに従う

【浦島太郎@童話】 (マスター)
[状態]健康
[装備]釣竿、亀
[道具]支給品一式
[思考]基本:優勝して、自分の失われた時間を取り戻す

458八人目、そして九人目:2009/05/21(木) 22:41:04 ID:7MzwsHqI

一方、ランサー組も他のサーヴァントの気配を察知して、特にサーヴァントが集っているらしい東京都へと向かおうとしていた。
だが、彼らの前に一人、いや一頭の敵が現れる。
「ん? 何だお前たちは?」
阿部さんの問いに、その緑の恐竜が答える。
「僕も、そこのおじさんと同じで今回はサーヴァントになっちゃったみたいなんだよね。だから優勝させてもらうよ。
子供たちを危険な目に遭わせるわけにはいかないからね」
そう言って構えを取るガチャピン。
「ほう。それでお主のクラスは何なのじゃ? ワシはランサーだが」
「僕かい? 僕はちょっと特殊なんだよね。もともとの聖杯戦争には存在しないクラスなんだよ」
「ガチャピン、実際に見てもらったほうが早いですぞ」
ガチャピンの後ろに控える、彼のマスターらしい赤い雪男が言った。
「そうだねえムック。じゃあ早速行こうか――【水上スキー】!!」
ガチャピンは自らが召還した水上スキーに乗る。
「ほう、お主はライダーか?」
「違うよ。僕は選ばれし、人々に夢を見せる特別なクラス――『チャレンジャー』だ!!」
「ふむ、ではこちらも宝具を出すとするかのう――【ゲイボルグ】!!」
こうして、ここに至ってようやくサーヴァント同士の本格的な戦闘が始まった。
459八人目、そして九人目:2009/05/21(木) 22:42:29 ID:7MzwsHqI
【午前6時/日本・どこかの公園】

【阿部高和@くそみそテクニック】 (マスター)
【状態】健康
【装備】股間のジャッカル
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:やらないか
2:マスター……だと……?


【マーラ様@女神転生シリーズ】 (クラス・ランサー)
【状態】健康
【装備】己のご立派様
【道具】支給品一式、不明支給品
【宝具】ゲイボルグ
【思考】
1:老若男女問わず美人とヤりまくる
460八人目、そして九人目:2009/05/21(木) 22:43:41 ID:7MzwsHqI
【ガチャピン@ポンキッキ】 (クラス・チャレンジャー)
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【宝具】水上スキー(他にも、過去にガチャピンが使った乗り物は全て宝具として使えます)
【思考】
1:子供たちを守るため、優勝する

【ムック@ポンキッキ】 (マスター)
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:ガチャピンに協力する
461この身は貴方を守るために:2009/05/21(木) 23:23:16 ID:BFkRw4HN
どうか、誰か、この状況が夢だと私に言ってほしい。
「まあ、赤の他人ってわけじゃないから見逃してあげても良かったんだけど……やっぱり、そんなの私らしくないわよね」
夢の国を出て、チアキとカナを探し始めた私の前に立ち塞がった、一人の少女。
「たしかに殺したと思った? あいにく私、そんな拳銃で頭撃ち抜かれた程度で死ぬほど、雑魚じゃあないのよね」
自らの血液で赤く染まった下着姿を恥ずかしげも無く晒し、狂気に満ちた笑みを浮かべるその少女は、私が先程殺したはずの少女に相違なかった。
「七期以前のカオスロワを経験した英霊・ヒイラギカガミの持つ、テラカオスの不死性。
 それを備えた七期の私は、まさしく最初からクライマックス! アンタみたいな小娘に、殺せるわけが無いのよ!」
少女が何を言っているのか、理解できない。
一つだけ理解できることがあるとすれば、このままでは私は死ぬということ。
目の前の少女に、殺されるであろうということだ。

「…………おとなしく、死になさい!」
私は再び、右手に構えた拳銃を放つ。
尋常じゃなく怖いけれど……それ以上に、目の前の少女は危険だ。
この少女が二人を襲う前に、私がこの少女を仕留めなければいけない。
だって私は……二人のお姉ちゃんだから!

「無駄よ」
そんな想いを込めた弾丸は……けれど、いとも容易く弾かれた。
「私が今まで何百発の銃弾を浴びてきたと思ってるの? そろそろ体が勝手に弾いてくれる域に達しているわ」
「い……いや……」
私じゃ、この化け物は殺せない。
だから逃げなくちゃいけないのに……足が震えて動かない。
そんな私に、化け物は一歩一歩近付いてくる。
「安心しなさい……殺す前に、気が狂うほどの快楽を教えてあげるから」
化け物の手が、私の頬に触れる。
ああ、どうして……どうしてこうなってしまったのだろう。
「どうして? そんなの決まってるじゃない。アンタは妹のそばにいて、二人を守ってあげるだけで良かったのよ。
 妹を守る……守備に専念していれば良かったものを、妹以外を殺す……攻撃にまで手を出した、それがアンタの敗因。
 一般人のアンタのキャパじゃ、攻撃と守備を両立させるなんてはなから不可能だった。それだけの話よ」
462この身は貴方を守るために:2009/05/21(木) 23:24:27 ID:BFkRw4HN
「二人には……二人には、手を出さないで……」
「残念ね。アンタの攻撃のせいでスイッチが入っちゃった。このままじゃ人類全てをレイプした後に死滅させるまで、止まれないかもしれないわ」
「…………」
「あはは、そんな絶望しないでよ。新しい世界が見えるかもしれないし。さて、それじゃあ」



 イ タ ダ キ マ ス



「待ていっ!」
「え!?」
化け物と私の唇が触れ合おうとしたその瞬間、突然響いた何者かの声。
「…………なっ!?」
その声の主は、声に反応して振り向いた化け物を、巨大な腕で容赦無く殴り飛ばした。

「……大丈夫か」
「あ、貴方は……?」
私を助けてくれたのは、紫色のバーバパパみたいな体型をした、怪物だった。
しかし、あの女のような嫌な感じはしない、むしろ親しみさえ覚える不思議な姿。
「俺の名はグリマス……しがないファーストフードのマスコットさ」
そう言って、彼は私の手を取って起き上がらせてくれる。
「あ、ありがとうございます……」
「礼はいいから、ここは俺に任せて早く逃げるんだ。あの女……柊かがみは、まだ死んでないぞ」
見れば、何十メートルも吹き飛ばされたにも関わらず、平然と立ち上がってこちらを観察している。

463この身は貴方を守るために:2009/05/21(木) 23:25:22 ID:BFkRw4HN
「ほら、わかったら早く逃げるんだ。とっとと逃げて、妹さん達を守ってやりな」
「……グリマスさん、どうして私を助けてくれるんですか?」
「俺達の役割は、子供に夢を与えることだからな。あいつみたいな化け物を除いて、俺達が全ての子供の味方だからだよ。
 ほれ、サービスだ! 早く帰って、妹さん達と一緒に食べるんだな!」
いつの間にか、私の手には三人分のハッピーセットが袋に詰まって握られていた。
何処から出したのかと聞いても、「ドナルド☆マジックならぬグリマス☆マジックさ」としか言ってくれなかったが。
「……わかりました。ありがとうございました、グリマスさん」
「……もう二度と、誰かを殺そうとなんてするんじゃねえぞ」

グリマスさんの言葉に力強く頷いて、私は再び二人の元へ走り出した。
【2時00分/埼玉】
【南春香@みなみけ おかわり】
【状態】健康
【装備】拳銃
【道具】支給品一式、不明支給品、かがみのデイバッグ、ハッピーセット×3
【思考】
1:千秋と夏奈を守る
464この身は貴方を守るために:2009/05/21(木) 23:27:55 ID:BFkRw4HN
「マクドナルドのマスコットねえ……食べたらどんな味がするのかしら」
「さて……すまねえなドナルド。俺は、ここまでかもしれねえ」

【2時00分/埼玉】
【柊かがみ@らき☆すた】
【状態】健康、下着姿
【装備】無し
【道具】無し
【思考】
1:いつも通り、本能に従う。
※サーヴァント(クラスは不明)です。

【グリマス@マクドナルド】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:子供達を守る
2:かがみを倒す
ここは中国の小さな町の喫茶店。
諸葛孔明・ジャン・福田屋周防の三人が対主催チームを組み、作戦を立てていた。
信長の居場所もわからない状況では主催打倒など困難なことに思われたが、そこは孔明、信長を1日で倒せるような作戦を打ち立ててしまった
「すばらしい作戦ですよ、孔明さん!福田屋さんもそう思いますよね?」
「ええ、まったくです――」

PAM!PAM!

二発の銃声。気がついたときには孔明は脳天に鉛弾を撃ち込まれ絶命し、ジャンも胸を撃たれ瀕死の状態に陥っていた。
「オー、なんてこった……なぜです、福田屋さん」



「私はジョーカーです。貴方とは違うんです。」



PAM!



【一日目・午前5時/中国】

【福田屋周防@現実?】
【状態】健康
【装備】二丁拳銃
【道具】参加者名簿(形はポケモン図鑑@ポケットモンスター)、主催本部との連絡用無線、その他支給品一式、不明支給品
【思考】1:ジョーカーとして殺し合いを促進し、その進行を脅かす者を排除する
※ジョーカーです。

【諸葛孔明@三国志 死亡確認】
【ジャン@ロマンシングサガ・ミンストレルソング 死亡確認】
466類は友を呼ぶ?:2009/05/22(金) 01:18:47 ID:qguH3HDb
韓国のとある街。ここに、打倒主催者を志す三人の男女が集まっていた。

「いやあ、お前等の支給品が刀で助かったぜ。これで三本揃った。
 まったく、俺から刀を取り上げるとは、信長の野郎も舐めた真似してくれやがる……」

腰に三本の刀を差した屈強な男は、名をロロノア・ゾロという。

「おかげで、私たちは丸腰ですけどね」

ジト目でゾロを見ながら言う着物姿の美少女は、鷺ノ宮伊澄。

「まったくだ。誰かが襲ってきたら、お前が率先して戦えよ?」

そして最後の一人。白いジャケットを羽織った快活そうな青年は、マサキ・アンドーである。

「任せておけ。腕っ節には自信がある。そうそう負けやしねえよ」

マサキの言葉に、ゾロは不敵な笑みを浮かべて答える。

「それじゃ、さっさと行こうぜ。たしかお前等の故郷の日本ってのは、この国から東だったな」
「ああ。織田信長も俺たちと同じ日本人だ。やつの本拠地は、日本にある可能性が高い」
「私もそう思います」
「よし、それじゃあとっとと信長をぶちのめして、こんなふざけたゲーム終わらせようじゃねえか」
『いざ、東へ!』
467類は友を呼ぶ?:2009/05/22(金) 01:20:05 ID:qguH3HDb
   北
   ↑
   ゾロ
西←伊澄 東
  マサキ
   ↓
   南

『なんでそっちに行くんだよ(ですか)!』

実はこの三人、全員が全員重度の方向音痴なのであった。


【午前4時/韓国】

【ロロノア・ゾロ@ONE PIECE】
【状態】健康
【装備】陸奥守@FF、天王剣@クロノトリガー、妖刀ひな@ラブひな
【道具】支給品一式
【思考】
1:織田信長を倒す
2:麦わら海賊団の仲間を捜す
3:元々持っていた刀を取り戻す

468類は友を呼ぶ?:2009/05/22(金) 01:21:05 ID:qguH3HDb
【鷺ノ宮伊澄@ハヤテのごとく!】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
1:織田信長を倒す
2:ナギなどの知人を捜す

【マサキ・アンドー@スーパーロボット大戦】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
1:織田信長を倒す
2:リューネなどの知人を捜す
469美シイ国ノ中心デあいヲ叫ンダケモノ:2009/05/22(金) 07:31:26 ID:3hbDTi96
麻生太朗は怒っていた。このふざけた殺し合いに。この殺し合いゲームを始めた織田信長に。
日本の総理大臣として、彼を許すわけにはいかない。麻生太朗は信長に対する反逆を決意した。
まずは同志を募らねばならない。だが多くの政治家は信長に粛清され、福田屋に至っては信長の手下になってしまった。
となると頼りになるのは、小泉と―
「お、あれは安部さんじゃないか!おーい!」
同志を発見した喜びから、麻生は無警戒に安部に走り寄る。それが彼の命取りとなった。
「……オタクに媚び、美しい国を汚す国賊が」

物言わぬ屍と化した麻生太朗に背を向け、安部晋三はその場を立ち去った。
この国を汚す輩を掃除し、日本を真に美しい国にするために。

【一日目・午前6時/日本・群馬県渋川市】

【安部晋三@現実?】
【状態】健康 呪い
【装備】みなごろしの剣@ドラクエ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】1:美しい国日本を汚す輩を排除する

【麻生太朗@現実? 死亡確認】
470参加するカモさん:2009/05/22(金) 13:35:13 ID:udbracK2
「ついに辿り着いたぞ、ここが信長の居城か!」
とあるボロボロな男が、物語諸々をすっ飛ばして信長の下に辿り着こうとしていた。
「感じる、信長の狂気を……!」
その男の名はヤマト。通称ソードマスターヤマトと呼ばれる者だ。

「痛みに耐えてよくここまで頑張った、感動した!」
そんな折、信長の居城から一人の男が現れる。
突然の事に何がなんだかわからないヤマト。
「だが構造改革なくして成長なし、この世界は一度生まれ変わるべきだ!」
そして男に射殺される。
この男もまた福田屋と同じ主催側だった。

【一日目・午前5時/信長の居城】

【小泉純一郎@現実?】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】1:信長の居城を守る

【ヤマト@ソードマスターヤマト 死亡確認】
【トマト@野菜 死亡確認】
471南風くるくる IN7期:2009/05/23(土) 00:37:48 ID:gBXerxaa

雫が垂れる音が聞こえる。
フェロモンの臭いが鼻につく。

蜜を獲り尽くされたそれは、かつては人間ではあった。
最早、人としての尊厳を全て奪われ、空っぽに成り果てた。
されどツインテールの女はそれに飽き足らない。
人形となった器の右手が千切り取られる。


咀嚼音が聞こえる。
生臭さが強制的に意識を覚醒、集中させていく。

左腕、右足、足の付け根、あらゆるパーツが女の口に入っていく。
最後に残ったのは首のみ。
女はその頭を撫でる。
微かに笑みを浮かべ、自分の娘のようにと頭だけになった少女を愛でる。
特徴的な癖毛が、薄茶色の髪とともにくしゃくしゃに弄ばされる。

―――ッ!

頭しかない少女の顔が己に向けられる。
それは確かに妹"だった"モノだった。



「千秋ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
「な、なんだ!?」
472南風くるくる IN7期:2009/05/23(土) 00:38:54 ID:gBXerxaa
自分の叫び声とともに私は目を覚ます。
気づけば私は全身汗だくだった。
あの女から逃げ延びて安堵したせいか、ちょっと腰掛けたベンチで眠ってしまったらしい。
殺し合いの最中だと言うのに我ながらだらしないにも程がある。

「どうかしましたか!?」

するとそこに男性が話しかけてきた。
彼は心配そうな表情で私を見つめている。

「まさかゴルゴムのやつらに……いやクライシス帝国か!?」
「いえ違います。 ちょっと怖い夢を見ていただけですから」

よくわからない単語が飛び出してきたが、見たところ悪い人ではないらしい。
でも心配してくれたということはさっきの悲鳴も聞いていたということになるのだろうか。
今思い返すと少し恥ずかしかったかも知れない。

「そうですか……では俺はそろそろ行かなければならないので」
「あっ、その……」

思わず男性の腕を掴んでしまう。
彼は少し困った表情を浮かべ、考え込む。
そして私の肩に手を置き、目線を私に合わせるために屈んだ。

「この世界は織田の……いやクライシス帝国によって多くの罪の無い人が殺し合いを強要されているんだ。
その中で今も助けを求めて苦しんでいる人々がいるかも知れない。
俺はそんな人達を助けたい。 そのためには多くの危険が待ち構えているだろう。
そんなところへ君を連れていくわけには行かないんだ」
473南風くるくる IN7期:2009/05/23(土) 00:39:39 ID:gBXerxaa

一つ一つ彼から言葉が綴られていく。
一見突拍子も無い絵空事だが、彼の瞳を見るとわかる。
半端な決意で言っているのではない。 この人は真剣に困っている人を助けたいのだろうと。

「ホッホッホ、ならばここで死になさい。 仮面ライダーBLACK RX!」
「誰!?」

私達の前に紫色のローブの男が現れる。
ローブの色にマッチした青い肌に異様に細長い顔、そしてその口を歪ませながら放つ嘲笑。
その全てが私には初めてのものだった。
こいつはさっきの女なんかとは違う、別の意味で恐ろしい存在だ。

「ではまず小手調べからいきましょうか」

周囲の気温が上昇する。
乾いた汗が一気に噴出し、ローブの男がなにやら意味不明の単語を綴っている。
そして彼の上空に生まれた大きな火の玉を見て、私は目を見開いた。
危険を感じた私は、掴んでいた男の人のことを忘れてその場から逃げ出そうとした。

「っ!」
「大丈夫ですか!?」

男性から腕を離そうとする、離せない。
走り出すために足を上げようとするが、動かない。
大きな火の玉に燃やされたらとても熱いのだろう。
心の底から生まれるどうしようもない未来が頭の中を駆け巡る。
474南風くるくる IN7期:2009/05/23(土) 00:41:48 ID:gBXerxaa

「ここは俺に任せて逃げてください!」
「あぁ……」

ろくに声を発することもできない。
あのときと、悪い夢を見た時と同じだ。
妹達があの女に『食われる』夢。
手を伸ばせば掴めるのに体が動かない。
圧倒的な暴力は、逃げろという警告も、助けろという本能も全て喰らい尽くす。
無力、己の身すら守れぬ虚無感に浸っていく。
何も無い闇に、何処までも何処までも沈んでいく。

「そうはさせんクライシスの怪人め!」

その時、不思議なことが起こった。
私が掴んで離さなかった男の人が突然光り始めたのだ。
火の玉の輝きをも上回るそれは、満たされていた恐怖を打ち消し、
私の意識を全て集中させてしまうくらい眩しいものだった。

「俺は太陽の子仮面ライダーBLACK RX! いくぞ、クライシスの怪人!」

光の中から出てきたのはバッタを連想させる顔の人。
怪人なんてとんでもない。
黒いボディに夜の闇の恐怖は無く、日食のように見惚れてしまう。
真っ赤な目はプロミネンスの如く激しく輝いている。
妹達が幼いころ、いや今も見ているかも知れない悪を倒す物語。
絵空事でしかないと思った物語の主人公。
ブラウン管の中だけだと思った希望が確かにそこに立っていた。
475南風くるくる IN7期:2009/05/23(土) 00:42:50 ID:gBXerxaa


「喰らいなさい、メラゾーマ!」

ローブの男がそう言った瞬間、私達の元に巨大な火の玉が襲い掛かっていた。
それも一つだけではない。
いつ生み出したのだろうか、空中で静止していたモノだけにならず、真横や背後からも火の玉が私達に迫ってくる。

「ちょっと掴まっててください!」

RXと呼ばれた男の人は、辺りを確認すると同時に私を片腕で抱きかかえたのだ。
そしてそのまま走り出す。
行き先はローブの男の方向……ってえぇっ!?

「貴方、まさかそんなお嬢さんを抱えたまま私と(ry」
「リボルケイン!」

火の玉の群れをサーカスの火の輪潜りみたいにギリギリ超えたRXは、ローブの男のまん前まで来ていた。
直後、彼は光り輝く杖を取り出す。

「ぶっちぎるぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
「ぎゃあああああああああ!!!!!」

476南風くるくる IN7期:2009/05/23(土) 00:43:37 ID:gBXerxaa

☆ ☆ ☆


「もう行ってしまうのですか?」
「ああ。 この近くに民家があります。 そこに俺の知り合いがいるはずだから事情を話して保護してもらってください」

ローブの男を倒したRXは背中を向ける。
変身を解いたが、以前の雄雄しさは全然変わっていない。
彼はこれからも力の無い人々を守り抜くだろう。
でも、私はどうしてこんなところにいるのだ。
いつまでもこんな危険ところに居ずに、早く彼の言うところに行かなければならない。


『どうして? そんなの決まってるじゃない。アンタは妹のそばにいて、二人を守ってあげるだけで良かったのよ。
 妹を守る……守備に専念していれば良かったものを、妹以外を殺す……攻撃にまで手を出した、それがアンタの敗因。
 一般人のアンタのキャパじゃ、攻撃と守備を両立させるなんてはなから不可能だった。それだけの話よ』


さっきの女の言葉が脳内で再生される。
そう、私は妹達を守っていれば良いのだ。
それが普通の人間の私ができること。
守ることが私だけの……いや、それは嘘だ。
477南風くるくる IN7期:2009/05/23(土) 00:44:25 ID:gBXerxaa

「またさっきみたいに危険な奴が現れるかも知れないんだ。 だから早く行くべきです」

危険な奴というとローブの男のことだろう。
それだけではない、ここに来る前に会ったあの女もいる。
私を庇って逃がしてくれたグリマスさんは大丈夫だろうか。
私は無力だ。 それこそ自分の身すら守れない程の。

「……」
「そうか! こんなところに一人にしておくわけにもいかない。 俺がそこまで送ってあげます」

でもこの男の人は違う。
私の妹どころか、地球の裏の赤の他人まで守ることのできる力があるだろう。
力が欲しい。 妹達を守れる力が欲しい。

「む? なんだこの紙は」

RXは紙を持ち、その内容を読み上げる。
そして私の掌にもいつのまにか紙が握られていた。
何て書いてあるのだろうか。

『マスター』

? マスターと聞くと英語で主人という意味だ。
でも単語のみで書かれていても、はっきり言って意味がわからない。
何だか端の方に小さく
『聖杯戦争っていうとカオス5期初頭を思い出すよね。 てことでサーヴァントの上限とかどうしようか?』
と書かれている。
『聖杯戦争』やら、『カオス5期』やら今度はこれら単語を知らないので、やっぱり理解できない。
478VOLALOID狂想曲:2009/05/23(土) 20:31:54 ID:w0LCdssI
日本のとある山奥にある、小さな村。そこに、二人の女性の姿があった。

「MEIKO姐さん、KAITOさんから連絡がありました。6/さんに接触、彼に別次元の6/の能力を一部移植したそうです」
「わかったわ。また何かあったら、すぐ連絡するように伝えて」
「わかりました」

MEIKOと呼ばれた短髪の女性からの指示に、白い髪を長く伸ばしたもう一人の女性は素直に頷く。

「ふう……。それにしても悪かったわね、ハクちゃん。あなたまでこんなやっかいごとに巻き込んじゃって」
「いえ、そんなこと言わないでください。私なんかが姐さんやみんなの役に立てるんだったら、喜んで協力しますよ」
「そう言ってくれると、こっちも気が楽になるわ」

微笑を浮かべながら、言葉を交わす二人。その時、彼女たちがいた部屋の扉が、ゆっくりと開かれた。
その向こうから、揃いのコスチュームに身を包んだ少年と少女が姿を見せる。

「リン、レン、早かったわね。何か有益な情報は……」

現れた二人に話しかけた、MEIKOの表情が凍りつく。突然二人の片割れ……リンが、自分に銃を向けたからだ。

「え……?」
「姐さん、危ない!!」

驚きのあまり硬直するMEIKOを、ハクが突き飛ばす。その瞬間、銃声が響いた。
放たれた銃弾は、ハクの側頭部を穿つ。真っ赤な血が飛び散り、それきりハクは動かなかった。

「リン……! あなた、なんでこんな事を!!」

顔面を蒼白にしながらも、MEIKOはリンをにらみつける。だがリンは、その射抜くような視線を受けていながら楽しそうに笑っていた。

「ごめんね、MEIKO姉。私たち、裏切っちゃった♪」

まったく悪びれる様子も見せず、無邪気な声でリンは言う。
479VOLALOID狂想曲:2009/05/23(土) 20:32:39 ID:w0LCdssI
「なんですって……?」
「僕ら、DIO様の部下になったんだ。それで姉さんたちのことを話したら、邪魔になりそうだから殺して来いって」

衝撃を隠せないMEIKOの前で、レンもまた笑う。そして、リンと同じように拳銃を取り出した。

「そういうわけで姉さん、悪いけど死んでね」

ためらうことなく、彼は銃口を姉に向ける。そして引き金を引こうとした、刹那。

「魔法カード、光の護封剣!」

部屋の中に、謎の叫び声が響く。同時に、無数の光の剣がリンとレンを取り囲んだ。

「ちょっと、何よこれ!」
「動けないよ!」

予想外の事態に、リンとレンは戸惑う。その間に、オレンジの髪の少女とヒトデのような髪型の少年が部屋に入ってきた。

「MEIKOさん、大丈夫?」
「ネルちゃん! そっちの子は?」
「話は後! 今は逃げるよ! 遊戯君、お願い!」
「任せろ! カース・オブ・ドラゴン召喚!」

遊戯と呼ばれたヒトデ頭の少年が、カードを1枚腕に装着した機械にセットする。
すると彼の前に、不気味な容貌の飛龍が出現した。

「さあ、乗ってくれ!」
「う、うん!」

遊戯に促されるがままに、MEIKOは飛龍の背中に飛び乗る。
続いて遊戯本人とネルも乗ると、飛龍は屋根を突き破って外へ飛び出した。
480VOLALOID狂想曲:2009/05/23(土) 20:34:06 ID:w0LCdssI

◇ ◇ ◇


数分後、MEIKOたちは適当な場所に腰を落ち着けていた。

「それじゃ、改めて紹介するわね。こっちは武藤遊戯君。偶然出会ったんだけど、私たちに協力してくれるって」
「私はMEIKOよ。よろしく、遊戯君。それと、さっきはありがとう」
「なに、あんたが気にする必要はないぜ」

MEIKOと遊戯は、がっちりと握手を交わす。

「それにしても、まさかあの二人が裏切るなんて……。いったい何があったのかしら……」
「落ち込まないで、MEIKOさん。きっとあの二人は、洗脳か何かされて操られてるのよ。
 でなきゃ、私のレンきゅんが裏切るはずなんてないもの!」
「ああ、確かにあの様子は異常だったな」
「……」

ネルの発言につっこもうとしたMEIKOだったが、その前に遊戯が喋ったためタイミングを逸してしまう。

「とにかく、二人を操ってるやつを倒せばレンきゅんたちは正気に戻るはず!」
「俺も同意見だ。同士討ちになる前に、大元を叩いた方がいい」
「そうね……。悪いけど、それを二人にお願いしてもいいかしら? 私は、KAITOからの連絡をいつでも受けられるようにしておかなきゃいけないから」
「任せて! 絶対レンきゅんを取り戻してみせるんだから!」
「俺も引き受けたぜ」

言うが早いが、ネルと遊戯はその場から走り去る。その後ろ姿を眺めながら、MEIKOは大きな溜め息を漏らした。

(ごめんね、みんな。けど、私たちはやらなきゃいけないの……。知ってしまったからには、ね……)

481VOLALOID狂想曲:2009/05/23(土) 20:34:49 ID:w0LCdssI
【午前7時10分/日本】
【MEIKO@ボーカロイド】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし(支給品一式は置いてきてしまった)
【思考】
1:ミクを手助けする(?)
2:KAITOからの連絡を待つ

【亞北ネル@ボーカロイド】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、携帯電話
【思考】
1:レンたちを操っている相手を見つけ出し、倒す

【武藤遊戯@遊戯王】
【状態】健康
【装備】千年パズル、デッキ&デュエルディスク
【道具】支給品一式
【思考】
1:ネルたちに協力
2:レンたちを操っている相手を見つけ出し、倒す

482VOLALOID狂想曲:2009/05/23(土) 20:35:30 ID:w0LCdssI
一方その頃、リンとレンは自分たちの主の元へ帰還していた。

「そうか、しくじったか……」
「申し訳ありません、DIO様」
「それでも一人は始末したのだろう? それで良しとしておこう。
 すでに日は昇った。吸血鬼である私は、外を出歩くわけにはいかない。
 つまり、君たちに頑張ってもらわねばならないんだ。
 次の命令があるまで待機して、体力を温存しておきたまえ」
『かしこまりました、DIO様』

主たるDIOの言葉を、リンとレンは声を揃えて承諾する。

(バトルロワイアルか……。この混乱を利用すれば、このDIOが世界を手に入れることも不可能ではないはず……。
 そのために、邪魔者には消えてもらわないとな……。余り上等とは言えないが、それでも貴重な手駒だ。
 しっかりと私のために働いてもらうぞ……)

自らの忠実な僕と化した双子の前で、DIOは邪悪に笑う。


【午前7時10分/日本・雛見沢村】
【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:カオスロワの混乱に乗じて、世界を制覇する
2:邪魔者はリンとレンに始末させる
483VOLALOID狂想曲:2009/05/23(土) 20:36:15 ID:w0LCdssI
【鏡音リン@ボーカロイド】
【状態】肉の芽
【装備】デリンジャー
【道具】支給品一式
【思考】
1:DIOに従う

【鏡音レン@ボーカロイド】
【状態】肉の芽
【装備】S&W
【道具】支給品一式
【思考】
1:DIOに従う

【弱音ハク@ボーカロイド 死亡】
484六十年目の混沌裁判:2009/05/23(土) 23:12:54 ID:vzPgNfmQ
今更あえて説明するまでも無く、時空振動弾が世界に与えた影響は絶大である。
かつては色彩豊かな草花が咲き誇ったその場所は、よりによって地獄と混ざり、骸の山を築いていた。

山の頂上には、全身を包帯で包んだ男のシルエットが。
山の麓には、その男を見上げる、低い背丈の少女のシルエットが。

二人は名を、志々雄真実と四季映姫・ヤマザナドゥと言った。

地獄へ堕ちた大罪人、志々雄真実と、いわゆる閻魔大王である四季映姫。
彼らもまた、時空振動弾の暴発により、テラカオスバトルロワイアルに参加させられた被害者である。

「……つまりは、俺に織田信長討伐の手伝いをしろってことか。
 そして見事俺が信長を討ち取った曉には、生前俺が犯した罪を帳消しにし、俺に日本の舵取りを任せると。
 そんなナリして、意外と無茶言うじゃねえか」
「別に無茶ではありませんよ。この状況において最なる愚は、誰よりも危険な存在である貴方を、野放しにしておくこと。
 ならば、無理矢理にでも味方に引き入れ、手綱を握っておく方が、幾分マシというものです。
 ……それに、貴方は狂人ではあれど愚者では無い。
 例え貴方が日本を牛耳ったとしても、今回の織田信長のような愚行を始めるとは思いません」
「……『しょせんこの世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ』。
 俺の言葉だが、これは今の世界の有り様、そのままじゃねえのか?」
「少なくとも貴方の支配下ならば、恐怖と暴力による支配とはいえど、日本そのものの滅亡という結末は無いはず。
 対して、このまま織田信長が支配を続ければ、日本はおろか世界全体の滅亡すら有り得ます。
 ……ならば、織田信長の支配よりは貴方の支配の方が『幾分』かマシということです」

映姫のその答えに、初めて志々雄はニィと笑みを浮かべる。

「そんな貧相なナリでも、流石は閻魔。中々エグい事を平然と言いやがるじゃねえか」
「ひんそ……っ! 失礼ですね貴方は!」
「煩えな。一つ忠告しておくが……その程度で、俺を掌握したと勘違いするんじゃねえぞ」
「……では、せいぜい後ろから刺されぬよう、気を付けさせてもらうとしましょう」
485六十年目の混沌裁判:2009/05/23(土) 23:14:09 ID:vzPgNfmQ

そして。
志々雄は骸の山より飛び降りると、映姫に肩を並べ、歩き出す。
地獄史上類を見ぬ極悪人と、地獄を統べる裁判長。
決して重ならぬはずだった両者の歩む道は、今この瞬間、僅かながら重なったのだった。

「さあ……魔王相手に混沌の国盗りだ」
「鬼と閻魔が組んでいるのです、第六天魔王と言えど恐るるに足らず。今宵もまた、白黒付けて差し上げましょう」



【午前2時00分】
【志々雄真実@るろうに剣心】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:織田信長を討ち、日本を手中に。

【四季映姫・ヤマザナドゥ@東方project】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:織田信長を討つ。
2:志々雄から目を離さない。
486カルチャーセンターを作ろう:2009/05/24(日) 00:20:51 ID:j5OcFa1A
 グッチ雄三はカオスロワを利用してお金儲けをするために、
カルチャーセンターで『長く生きられます書道!』を開設した。

「みんな!! よろしく! よろしく!! よろしく!!!」

【午前2時01分 東京都】
【グッチ雄三@ハッチポッチステーション】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:カオスロワを利用してお金儲けする。
老人と若者が酒を酌み交わしていた。
見るからに猛々しい老人と、優男。
言葉にすると不釣合いに見える組み合わせだが、不思議と二人からはそれを感じさせない。
老人の名は島津義弘。青年の名は島津ヨシヒサ。
とある世界では兄弟である間柄だ。
「いやはや、おまはんが平行世界のおいの兄者とは、全然似てなかーっ」
「フ、そもそも俺の方が年齢が若いというのもな」
「それにしてもおまはんのその顔、おいと同じ島津の人間とは思えんばい」
「もしかしたら、俺も歳をとったらあんたみたいな顔になるのかもな」
「がっはっは、そりゃよか!」
「フッ」
老人が豪快に笑い、青年はニヒルに笑う。
二人はとても楽しそうに酒を飲み、笑いあう。
彼らの間には、もはや長年連れ添った親友であるかのような空気が形成されていた。
それ故に他の誰もがこの空気に入り込む事が出来ずに立ち去っていく。
「しかし似てないと言えども似ているところもある」
「うむ、やはり島津は島津という事かのう」
その言葉と共に笑うのを止め、しかしお互いに笑みを浮かばせる。
「例えば……」
「剣の腕とかじゃな」
二人はスッと立ち上がり、義弘は大刀を正眼に構えヨシヒサも刀を同様に構える。
最初と打って変わり緊迫した空気が場を支配する。
両者ともピクリとも動かずにただただ相手の動きを待つ。
「……やめよう」
だが、ヨシヒサはそう言うと突如刀を納めた。
「いきなりどげんしたね」
「あんたと戦うのも悪くないが、俺はカズヒサ達を探したいんでね」
「ふむ、平行世界のおいか……。
 おまはんともども興味が湧いてきたばい。おいも一緒に行くど」
「それはいい。俺もカズヒサ達にあんたを紹介したいと思っていた所だ」
二人の奇妙な兄弟はそう言うと再び酒を酌み交わした。

【01時00分/JAPAN・カイロのジャングル】
【チェスト島津@戦国バサラ】
【状態】健康
【装備】斬艦刀@スパロボ?
【道具】不明支給品
【思考】
1:島津ヨシヒサについていく。
2:強い奴と戦いたい。(ホンダム優先)
3:ザビー様とサンデー毛利も一応探す。

【島津ヨシヒサ@戦国ランス正史ルート】
【状態】健康
【装備】ちょーぜつふつーな刀@特になし
【道具】不明支給品
【思考】
1:弟達を探して女を守る。(黒姫優先)
2:ザビエルは出来る限り倒したい。(名前が似てるザビーはうさんくさい)
489戦闘能力0のサーヴァント、誕生。:2009/05/24(日) 03:32:41 ID:efjpEYDs
ここはとある日本国内の主要都市なら何処にでもある雑居ビルのとある事務所の中。
そこに1人の烏天狗がせっせと記事を書いていた。
彼女は元々自分の住んでいた世界でも同じように新聞を書いていたが、何の因果か今此処に居る。
そこで彼女はここでも新聞を書いて情報をそろえ、皆が元の場所に帰る方法を探すことにしたのだった。
内容が聖杯戦争を煽るような内容になっていたのは御愛嬌だ。
今は、先程調査に行った臨時の助手の報告を待っているところだ。

「全く、遅いですね。何をしているのでしょうか……」

彼女に元々助手は居ない。彼女はカラスを使役する事が出来るが、今回のように人間と組むのは初めてだ。
何で助手を取ったかと言うと、突然違う世界に連れてこられたので、途方にくれていた時、その助手がこの空きビルを探し出してくれたからだ。
現在、助手の知り合いが来るまでの間、保護する代わりに新聞を書くのを手伝わせることにしたのだった。

すると、カチャリと事務所のドアが開いた。
どうやら助手のお帰りらしい。助手は全身真っ黒の服装で、黒縁眼鏡をかけた大人しそうな青年だった。
変わったところがあるとすれば、前髪が左目を隠すように伸びていて、その左目はナイフか何かで斬り付けられた跡があった。

「すみません文さん、遅くなりました!!」
「遅いです、黒桐さん!! 予定よりも20分遅れてます!! 何でこんなに遅れたんですか!?」
「言われたとおりに調べていたら調べている間にも次から次へと新しいサーヴァントが現れているようで、その人たちの調査をしていたんです。これが彼らの資料です。……今回も宝具までは調べられませんでした。」

文と呼ばれた烏天狗が助手から受け取った資料は13人分とは思えないほど分厚かった。
それには、今まで現れたサーヴァントの宝具以外で判明している情報が事細かに書いてあった。
……キャスターの欄は字が震えていたが。

「……それにしても良くここまで調べられますね。私でも13人の過去の動向までをたった6時間で調べろと言われても無理ですよ?」
「そうですか? でも、もう少し時間があったら宝具を調べられたかもしれなかったんですが……」

口惜しそうな表情を作る助手、黒桐幹也だったが、ここまでやれば十分なのは言うまでもない。
490戦闘能力0のサーヴァント、誕生。:2009/05/24(日) 03:33:33 ID:efjpEYDs

「まあ、良いでしょう。とりあえず、今度は貴方が仕入れてきた新しいマスターとサーヴァントの情報で組みましょう。」
「あの……僕は何かすることありますか?」
「そうですね……まずはお茶が欲しいです。」
「わかりました。すぐに準備しますね。」
「ああ、その前に1つだけ言いたい事があります。」

お茶を汲みにいこうとした幹也を引き止めて文は助手に詰め寄った。

「これからはちゃんと時間通りに帰ってきてください。今は特に外が物騒なんですから。」
「ありがとう。ちゃんと気をつけるよ。」

助手は軽く礼を言うと、お茶汲みに戻っていった。
そうして、文が執筆に掛かろうとした時、上から1枚の紙が落ちてきた。
その紙には、

『マスター』

と書かれていた。
それを見た瞬間、文の顔から血の気が引いた。
巻き込まれてしまった。その事実が重くのしかかってきた。

「文さん? 何か上から紙が落ちてきたんですけど、『探索者/サーチャー』ってどういうことですか?」
「……黒桐さん。落ち着いて聞いてください。14組目が現れました。此処に。」
「え?」
「いいですか、私の所にこの紙が落ちてきました。そして、気が付けば私の右腕に令呪が出ていました。そして貴方にはサーチャーと言うクラス名の紙が落ちてきたと言うわけです。」
「つまり、僕が文さんのサーヴァントって事ですか? そういえば、文さんから何かが流れてくるような感じがしますね。」
「……何でそんな緊張感が無いんですか……?」
「だって、実感沸きませんし。」
491戦闘能力0のサーヴァント、誕生。:2009/05/24(日) 03:34:58 ID:efjpEYDs

その言葉に、文は盛大な溜息を吐いた。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

「で、これが貴方のクラス別スキルですか。ものの見事に戦闘じゃ役に立ちませんね。」
「はぁ、すみません。」
「でも、情報収集にはこれ以上なく良いスキルが揃っています。まずは、生き残ることを目標にして頑張りましょう。」
「そうですね。……でもこれからどうするんです?」
「まずは周囲の確認から始めましょう? この周囲には何がありますか?」
「この周囲にあるのは、古い商店街と此処みたいな雑居ビルが殆どです。
それから、この周囲にまだサーヴァントは居ませんが、これまでの経緯を考えると、此方を追ってくるとすればユダのサーヴァント明智光秀でしょう。
彼らは新聞が出回っているのを知って僕達の事を嗅ぎ回っているみたいです。」
「あやや……もう目を付けられているんですか……」
「後、此方のほうへ向かってきているサーヴァントも居ます。ブッチギルンジャー、南光太郎さんとそのマスター、南春香さんです。」

文は少し考えて、結論を出した。

「黒桐さん。此処はこのビルを出て、別の場所に拠点を移しましょう。」
「あ……はい、わかりました。」
「それじゃあ、私は準備をしてきますので失礼します。」

事務所の玄関先には幹也が1人残された。
彼はふぅ、と1つ小さく溜息をついて、

「式、どうやら僕は大変なことに巻き込まれてしまったみたいだ。」

と、1人ごちた。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
492戦闘能力0のサーヴァント、誕生。:2009/05/24(日) 03:36:38 ID:efjpEYDs

【午前7時15分/日本・新宿】

【射命丸文@東方project】(マスター)
【状態】健康
【装備】手帳@現実
【道具】不明
【思考】
1:真実を新聞にして客観的に皆に伝える
2:この聖杯戦争を生き延びる
3:元の世界に皆で帰る方法を探す

【黒桐幹也@空の境界】(クラス・サーチャー)
【状態】健康
【装備】無し
【道具】不明
【宝具】不明
【思考】
1:式やその他の知り合いを捜す
2:文を手伝う

※クラス別スキル
【暗記能力:C】:1つの事柄について六法全書一冊分の資料を完全に暗記できる。
【情報処理:A+】:調べたいことについてどんな些細なことからでも情報を得る事が出来る。
【予測:B+】:それまでの情報から、これから先に起こることをかなりの精度で予測できる。
493厨房は戦場だ!:2009/05/24(日) 14:12:07 ID:R4vFMcb/
ここは東北地方のとある町にある、小さなイタリア料理店。
今、ここには偶然にも三人の料理人が集っていた。

「何度でも言おう、私について来い! 共に食の千年王国を作り上げようじゃないか!」
「冗談じゃありまセン! 料理は人を癒すもの、支配するものではないのデス!」
「カーカッカッカ!! このまま何日話しても無駄ってもんだぜ! 料理は勝負! 一番美味い料理を作ったやつが正しいってことでいいじゃねえか!」

「その通り! 貴様等、料理人なら料理で決着をつけるがいい!」

三人が言い争っていたところへ、突然妙に偉そうな男が割って入ってくる。

「店の外で話は聞かせてもらった。この勝負、私こと黒柳亮が預かろう!
 さあ、さっさと調理の準備を始めるがいい!!」

黒柳の態度に若干の苛立ちを感じつつも、三人は立ち上がった。

「いいだろう、俺の料理が究極にして至高であることを教えてやる!」
「人を支配する料理などに負けられまセン!」
「見せてやるぜ、秋山の魔法を!」

スーパークッキング大戦、ここに開幕!

【午前6時/日本・杜王町】

【至郎田正影@魔人探偵脳噛ネウロ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、DCS
【思考】
1:食の千年王国を作り上げる
2:トニオとジャンを倒し、部下にする
494厨房は戦場だ!:2009/05/24(日) 14:12:49 ID:R4vFMcb/
【トニオ・トラサルディー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:至郎田を止める

【秋山醤@鉄鍋のジャン!】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:料理勝負に勝つ

【黒柳亮@焼きたて!ジャぱん】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:美味いものを食べる
2:料理勝負を仕切る
495バッターのサーヴァント:2009/05/24(日) 22:00:17 ID:GENdxlsR
「問おう、君が僕のマスターかな?」

男は、静かに問いかけた。
その男の名はイチロー。
生前数々の奇跡を起こした彼は英霊となり、このカオスロワを契機に再び現界することとなった。
クラスはバッターであり、そのバットは一振りで五体の鯖を落とすという逸話を持っている。

そんな史上最強のサーヴァントを召還した男、織田信長は獰猛に笑った。
何故、バトルロワイヤルの主催者である彼がサーヴァントを召還したのか。
それを知るのはまだ織田信長だけだった。

【?時?分/?】
【イチロー@現実?】(バッター)
【状態】健康。
【装備】なし
【道具】なし。 
【宝具】バット。  
【思考】1.マスターに従う。

【織田信長@?】(マスター)
【状態】?
【装備】?
【道具】?
【思考】?
496そう上手くはいかない:2009/05/24(日) 22:26:15 ID:rTShfqaS
「なるほど、殺し合いと平行して、その『聖杯戦争』とかいうのも行われているってわけね」
峰岸あやのは、◆ZZlReeJbgc氏の話を聞いて何かを思いついたかのように微笑を浮かべた。
「これを見逃す手はないわ!! 私もその聖杯戦争ってのに参加すれば、出番も飛躍的に増えて目立つはずよ!!」
「でも、◆ZZlReeJbgcさんはなんでそんなことを知ってるの?」
と、こなたがやや警戒しながら尋ねるが、それを聞いたあやのは
「うるさいわねえ、そんなことどうだっていいじゃない!! 私が目立つのが不満だって言うの!?」
などと言ってこなたのお尻を叩いた。
「痛いっ!! 痛いっ!!……うう」
理不尽な尻叩きに頬を濡らすこなただったが、そんなことには気も留めずあやのは◆ZZlReeJbgc氏に詰め寄る。
「で、私もそのマスターかサーヴァントか、どっちかになればいいわけね?」
「いやあ、そうは問屋が卸さねえってとこだろ」
しかし◆ZZlReeJbgc氏は首を横に振る。
「俺の見たところではあんたに一番ふさわしいクラスは『アサシン』だが、このクラスはもうすでに埋まっている。
他のクラスももうほとんど埋まっているだろうし、無理やり滑り込みでどこかのクラスに収まっても大して活躍はできんだろう」
「そんな、じゃあどうしたらいいのよ!!」
イラつくあまりに、つかさとみなみのお尻を思い切り叩くあやの。二人とも悲鳴を上げてお尻を押さえる。
「何、別にマスターかサーヴァントになる必要は無い。むしろ、無関係な一般人として聖杯戦争に絡めば、うまくいけば
その辺のマスター・サーヴァント組よりも目立てる可能性が出てくるぜ」
「へえ、なるほど。じゃあそのためには何をすればいいの?」
「まず何とかして聖杯戦争の関係者に接触することだな。うまくいけば、そいつが目立てば自動的に俺たちも目立てるようになる」
「いいわね、それで行きましょう!! ようやく私がカオスロワの中心になる時が来たようね」
竹刀を掲げて、希望に満ちた目で空を見上げて吼えるあやの。
497そう上手くはいかない:2009/05/24(日) 22:27:00 ID:rTShfqaS
「……だから、カオスロワって一体何なの?」
「大体、そんな格好してるのに目立てない奴が、そう簡単に目立てるとは……」
「何だと!! あんたたち……ちょうどいいわ、出陣前の景気付けの尻叩きよ!!」
あやのはつかさとみさおに四つんばいになって並ぶように命じ、そのお尻を竹刀で叩き始めた。
夜明けの空に、尻を叩く音と少女たちの悲鳴がこだまする。


ちょうどその頃、彼女たちのすぐそばを通りかかっていた聖杯戦争関係者たちがいた。
「あれ? なんか今、つかさの悲鳴が聞こえたような……」
「ちょっと何言ってんのよ、さっさと敵の気配のするところに行くわよ!!」
つかさの姉のかがみと、そのかがみと同一人物とはとても思えないほど醜く太った少女。
彼女たちとあやのたちが接触できるかどうかは、まだわからない。


【一日目・午前7時/日本・埼玉県】



【◆ZZlReeJbgc@書き手】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】ノートPC
【思考】
1:あやのを目立たせるため、聖杯戦争に介入
2:こなたたちと行動を共にする
498そう上手くはいかない:2009/05/24(日) 22:28:13 ID:rTShfqaS
【峰岸あやの@らき☆すた】
【状態】スクール水着+ツインテール+のぼり+オウム+電飾
【装備】竹刀@バンブレ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:自分が目立つため、聖杯戦争に介入する
2:気に入らない奴は尻叩きの刑
3:殺し合い?知らないわそんなの
※6期までのあやのとは別人です


【峰岸あやのを目立たせる同盟@らき☆すた、他にも入るかも】
【状態】健康 全員尻丸出し
【装備】色々
【道具】支給品一式×人数分
【思考】
1:あやのを目立たせる
2:殺し合い?どうでもいいや
※内訳は今のところこなた・つかさ・みゆき・ゆたか・みなみ・他一名です
※つかさはDS・ドラマCD版のつかさとは別人です
499そう上手くはいかない:2009/05/24(日) 22:29:30 ID:rTShfqaS
【柊かがみ@らき☆すた】 (クラス・イーター)
【状態】でぶみん、全裸
【装備】無し
【道具】無し
【宝具】変態的性欲
【思考】 基本:いつも通り、本能に従う。
1:他のサーヴァントと接触し、交戦する


【柊かがみ@らき☆すた】 (マスター)
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:つかさやこなたを守るために戦いに身を投じる
2:これがもう一人の私とは……
500尻を叩いて三千里?:2009/05/24(日) 22:38:20 ID:RE9ylpGl
「あれ……? 何か君の名前思い出してきたかもしれない」
「ええっ!?」
しばらくして◆ZZlReeJbgcが発した呟きに、あやのは歓喜の声を上げる。
「えーと、あきらじゃなくて、あ……あ……」
「そう、合ってるわよ!」
「あ……あや……あやなじゃなくて……あやねでもなくて……」
「頑張って! もう少しだから!」
ようやく名前を呼んでもらえる。その事実に興奮しつつ、少女は◆ZZlReeJbgcにエールを送り続ける。
そして、ついにその瞬間が訪れる。
「思い出した。たしか君の名前は峰岸あや……」


「どこにおられますか、ネウロ様あああああぁぁぁぁ!!」
「げふぅっ!?」
「ちょ、◆ZZlReeJbgcーーーー!?」


こなた「あ、突然走ってきたスバル・ナカジマが◆ZZlReeJbgcを撥ねた」
つかさ「うわあ、頭から落ちたね」
みゆき「何だかピクピクしてますね」
ゆたか「あ、起きましたよ」
みなみ「……でも、何か様子がおかしい」
みさお「あ、あやのが走り寄ったんだってヴァ」

501参加するカモさん:2009/05/24(日) 22:40:18 ID:RE9ylpGl
「だ、大丈夫◆ZZlReeJbgc!?」
「……えっと、君誰だっけ?」
「って、また忘れてる!?」
哀れ、猛スピードで走っていたスバルの突撃を受けた◆ZZlReeJbgcは、あやのに関する記憶を全て失っていた。
これ以上なく絶望するあやのに、スバルが話しかける。
「あのー、この辺りでネウロ様を見掛けませんでした?」

「……とりあえず尻を出せ、話はそれからだ」
「へ?」

その後、埼玉にはスバルの悲鳴が響き渡り。
晴れて、スバル・ナカジマはスパンキングに目覚めたとさ。

【一日目・午前5時30分/日本・埼玉県】

【峰岸あやの@らき☆すた】
【状態】スクール水着+ツインテール+のぼり+オウム+電飾
【装備】竹刀@バンブレ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:自分が目立つため、聖杯戦争に介入する
2:気に入らない奴は尻叩きの刑
3:殺し合い?知らないわそんなの

※6期までのあやのとは別人です

502参加するカモさん:2009/05/24(日) 22:41:40 ID:RE9ylpGl
【峰岸あやのを目立たせる同盟@らき☆すた、他にも入るかも】
【状態】健康 全員尻丸出し
【装備】色々
【道具】支給品一式×人数分
【思考】
1:あやのを目立たせる
2:殺し合い?どうでもいいや

※内訳は今のところこなた・つかさ・みゆき・ゆたか・みなみ・他一名です
※つかさはDS・ドラマCD版のつかさとは別人です

【◆ZZlReeJbgc@書き手】
【状態】呆然
【装備】なし
【道具】ノートPC
【思考】
1:この子だれだっけ?まあ誰でもいいや
2:こなたたちと行動を共にする

【スバル・ナカジマ@リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:もう一度、ネウロ様に会いたい。
2:スパンキング……イイ! ネウロ様に会ったらしてもらおう!
503参加するカモさん:2009/05/24(日) 22:43:21 ID:RE9ylpGl
おっとミスった

×【一日目・午前5時30分/日本・埼玉県】
○【一日目・午前7時00分/日本・埼玉県】
504会話――織田信長とイチロー:2009/05/25(月) 02:02:10 ID:n9OYILKH
「――で、マスター。僕は何をすればいいのかな?」
「イチローよ、貴様に命じるのは、テラカオスバトルロワイアルに参加しているサーヴァントとマスターから儂と貴様を除いた約40名、その抹殺だ」
「……質問がいくつかあるかな。その命令だと、光秀君も抹殺の対象に含まれてしまうんだけど」
「構わん。――所詮奴は本来の歴史で儂を殺した狼籍者よ。暫くは適当に働かせ、利用価値が無くなり次第、殺すがいい」
「じゃあ次の質問だ。マスターは先程元親君を戦場に出陣させたけど、その時はマスターとサーヴァントを殺すなと命じている。
 けど、今回は僕にマスターとサーヴァントを殺せと命じた。この違いはなんだい?」
「簡単な事よ。一介の武将でしかない元親では、サーヴァント相手は荷が重い。
 サーヴァントには貴様らサーヴァントを、他の参加者には我が手駒をぶつけるまでのこと」
「成程ねえ……三つ目、いいかな? 僕以外のマスターの部下を、教えてほしいんだ。
 マスターの部下まで誤殺なんてミスは、僕らしくないからね」
「ふむ……元親と光秀に、小泉や福田屋、その他にも数万人が世界中に散らばっておるが、気にせずともよい。
 あの程度の部下ならば、いくら死んだところで影響は無い。
 ――おお、そうじゃ」
「うん?」
「部下では無いが……皆殺しを望むように洗脳と改造を施したマーダーを数名、会場に解き放っておる」
「それは、ドナルド・マクドナルドのことかい?」
「察しのいい奴よ……いかにも、ドナルド・マクドナルドもその一人。奴らはただ、殺戮のみを目的としておる。
 儂の命令すら効果は無いであろうから、貴様も気を付けるがいい」
「じゃあ、四つ目。最後の質問だ」
「何を尋ねる」

「マスターの性格……というかキャラだね。それが、テラカオスバトルロワイアルの開始以来、一定していないのは何故だい?」

505会話――織田信長とイチロー:2009/05/25(月) 02:03:11 ID:n9OYILKH
「………………」
「召喚される前から、この世界の様子は観察していたんだけどね。
 どうもマスターは、このテラカオスバトルロワイアルの舞台に登場する度に、キャラが大きくぶれる気がするんだ。
 開幕宣言時、長政君粛清時、元親君出陣時、光秀君出陣時、僕の召喚時、そして今、僕との会話の様子。
 これらを見比べてみると、マスターが明らかにそれまでと別人のように感じる場面がいくつもある。
 でも、僕の一流の選球眼に狂いが無ければ、入れ替わりなどは一度も無かった。全てのマスターは、たしかに同一人物だった。
 にも関わらず、別人のような違和感を感じる場面がある――これは、どういうことだい?」
「ククク……つくづくイチロー殿は、察しがいいのう……」
「もしかして――マスターから感じる、『人間というよりも、むしろ僕達に近い』気配に、何か関係があるのかな?」
「………………」
「もしかしてマスターも僕達と同じように、何者かに召喚され――」
「イチロー殿」
「……なんだい?」
「困るのう、最後と言いつつ、そんなにいくつも質問されては……悪いが、儂には他にもすることがある。
 イチロー殿には悪いが、その話はイチロー殿が仕事を終えた後、ということで如何か?」
「……アハハ、ごめんごめん。つい、話が長引いちゃったみたいで」
「何、構わんよ。ではマスターとサーヴァントの抹殺、宜しく頼むぞイチロー殿――いや、【打者】バッターよ」
「……うん、じゃあ行ってくるよ」

【イチロー@現実?】
【状態】健康
【装備】
【道具】
【宝具】バット
【思考】
1:マスターに従い、サーヴァントとマスターを殺害する
2:織田信長に対して、いくらかの疑念
※規格外ゆえにサーチャーの調査関連のスキルを無効化しています。
506メキシコに吹く熱風:2009/05/25(月) 19:42:25 ID:x0aehQHp
松岡修造は、メキシコで豚インフルエンザに倒れたサンタナを励ましていた。

「諦めんなよ……諦めんなよ、お前!! どうしてそこでやめるんだ、そこで!!
 もう少し頑張ってみろよ! ダメダメダメダメ、諦めたら。
 周りのこと思えよ、応援してる人たちのこと思ってみろって。
 あともうちょっとのところなんだから。俺だってこの気温30度のところ、頑張ってんだよ!
 ずっとやってみろ!必ず目標を達成できる! だからこそNever Give Up!! 」

(頼むからどこか行ってくれ……)


【午前6時/メキシコ】
【松岡修造@現実】
【状態】燃え
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:困っている人を応援する
2:サンタナを応援する


【サンタナ@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】豚インフルエンザ
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:めっちゃ調子悪い
2:松岡うざい
507ブラック・チャレンジャー:2009/05/25(月) 21:56:20 ID:ivmfqYFT
恐怖の宝具『ゲイボルグ』でガチャピンの菊門を貫こうとするマーラ様。
しかしチャレンジャー・ガチャピンはその刺突の全てをかわし、ランサーであるマーラ様を翻弄し続けていた。

「ぬう、今度はハングライダーとは……果たして、いくつ宝具を隠している?」

上空を舞うガチャピンに、さすがに余裕を失いつつあるような声で尋ねる。
「うーん、正直僕も正確には覚えてないんだよね。ただ、この世界にある乗り物のほとんどは乗りこなせると思うよ。
スペースシャトルでさえもね」

実際、ガチャピンの騎乗スキルはEX。場合によってはライダーすらも凌駕する。
「ふん、いくら速かろうと、当たればそこまでであろう!!」
なおも攻めに徹するマーラ様だが、彼のマスターである阿部さんでさえも、もはや劣勢なのを意識していた。
「おいランサー、ここは引くのも手じゃないか?」
「……そうじゃのう。だが、この敵がそう簡単に逃がしてくれるかどうか」
なにしろこの緑の恐竜は明らかに、ライダーすら上回り、今回の聖杯戦争最速。
そして彼の目的が好戦的なサーヴァントの排除にあるならば、協力や取引を持ちかけるのも無意味だろう。
さらに、遠距離用の攻撃手段でもあればまだ互角以上には持ち込めるだろうが、こちらにあるのは体から切り離すことが出来ない槍一本のみ。


(これは、早速最悪の相手に当たってしまったかのう……)
508ブラック・チャレンジャー:2009/05/25(月) 21:57:14 ID:ivmfqYFT
そんな彼らの戦いを、遠く離れたビルの上で観察するもう一人のサーヴァントがいた。
織田信長によって召還された『バッター』のサーヴァント、イチローである。
(両方とも、出来ればまともに当たりたくは無い相手だねえ)
などと心中で嘯くイチロー。
しかし実際には、彼が本気になれば他のサーヴァントをまとめて退場させることすらも不可能ではない。
そうしない理由は主に三つ。

一つは、彼と契約したマスターが正規の魔術師ではないため。
よって、最初から無理をすると一度の宝具展開で貯蔵魔力を使い果たして消滅してしまう可能性がある。
二つ目は、無関係の人間を巻き込むのを避けるため。
三つ目は――そして、これが彼にとっては最も重要な理由だが、いかに命令とはいえ、そんな『アンフェア』なことは彼の持つスポーツマンシップに反するということ。
聖杯戦争だろうがなんだろうが、どんな時でも正々堂々と戦うのが彼の矜持だ。

(僕が直接手を下すのは問題が多い。とりあえず今は……)

そしてイチローは懐から一つのボールを取り出した。大きさや形は野球のボールのようだが、色は真っ黒い。
イチローはそれを大きく振りかぶると、遥か彼方で戦うガチャピンに向かって投げた。


「ガチャピン、そろそろ終わらせるですぞ!!」
ムックの声に頷いて、召還したレーシングカーに乗り込んでマーラ様に突撃するガチャピン。
(もはや、これまでかのう)
自らの敗北を悟り、潔く目を閉じるマーラ様。その時だった。
どこからか飛んできた黒い玉が、ガチャピンに思いっきりぶつかったのだ。
衝撃を受けてバランスを崩し、レーシングカーからも放り出されるガチャピン。
509ブラック・チャレンジャー:2009/05/25(月) 21:58:22 ID:ivmfqYFT
「ガチャピン!!」
駆け寄るムック。しかしその足は、そこで広がっていた光景を見て止まった。
粘性のある黒い液体が、倒れたガチャピンの体を覆いつくしていく。
あまりのおぞましさにマーラ様さえ言葉を失った。
そして、再び立ち上がったガチャピンの目には光は無かった。

「が、ガチャピン……?」

自らのマスターの声に、チャレンジャーのサーヴァントは答える。

「この身は信長様のもの……信長様に仇なすもの、全て排除する!!」


【一日目・午前7時30分/日本】


【ガチャピン@ポンキッキ】 (クラス・チャレンジャー)
【状態】黒化
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【宝具】水上スキー、ハングライダー、レーシングカー(他にも、過去にガチャピンが使った乗り物は全て宝具として使えます)
【思考】
1:???(洗脳中)
※イチローの「この世全ての悪の死球」により黒化しました
510ブラック・チャレンジャー:2009/05/25(月) 21:59:19 ID:ivmfqYFT

【ムック@ポンキッキ】 (マスター)
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:ガチャピン……?


【阿部高和@くそみそテクニック】 (マスター)
【状態】健康
【装備】股間のジャッカル
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:やらないか
2:蚊帳の外で寂しい


【マーラ様@女神転生シリーズ】 (クラス・ランサー)
【状態】健康
【装備】己のご立派様
【道具】支給品一式、不明支給品
【宝具】ゲイボルグ
【思考】
1:何が起こっている?
511ブラック・チャレンジャー:2009/05/25(月) 22:00:03 ID:ivmfqYFT
【イチロー@現実?】 (クラス・バッター)
【状態】健康
【装備】
【道具】
【宝具】バット
【思考】
1:マスターに従い、サーヴァントとマスターを殺害する(直接手を下すのは躊躇)
2:織田信長に対して、いくらかの疑念
※規格外ゆえにサーチャーの調査関連のスキルを無効化しています。

※【この世全ての悪の死球】
このボールで死球を食らったら黒化します
512名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/25(月) 22:01:35 ID:IqiiXYVy
また5期みたいに途中で無くならなければいいけど
てかこれすると新参が書きづらいんだよね
513参加するカモさん:2009/05/25(月) 22:43:21 ID:3Fj1myly
別に書きにくくは無いと思うが
リレーするという基本は一緒だし
514創る名無しに見る名無し :2009/05/25(月) 22:45:13 ID:LEg2lSil
突然全員空気になっても私は一向に構わん!!
新キャラが突然活躍して一向に構わん!!
515参加するカモさん:2009/05/25(月) 22:46:11 ID:DNlblxBv
よって一番恐れていることはあれだな。
6期のあれのような現象だな。
516参加するカモさん:2009/05/25(月) 22:50:13 ID:ivmfqYFT
まあ、過疎ったり誰も日本パートの続き書かなくなったりするまでは行ってみましょうよ
517参加するカモさん:2009/05/25(月) 22:50:52 ID:DNlblxBv
別に普通のカオスロワ書いちゃ駄目だとは誰も言ってないしな
518参加するカモさん:2009/05/25(月) 22:52:35 ID:IqiiXYVy
どうやら書きづらくなるってのは俺の思い込みだったみたいね
過疎の心配も無さそうだ だってすぐにレスが付くんだから…
でも立ち消えの可能性は拭えないよなぁ…
519参加するカモさん:2009/05/25(月) 22:58:04 ID:LEg2lSil
カオスロワで不安をするッいてことはな
「明日隕石が振ってきちまう可能性があるから寝れない!」
と言っているようなもんだぜ。
520参加するカモさん:2009/05/25(月) 22:58:32 ID:dpx4IVDn
まぁでも7期は比較的書きやすいんじゃない?
世界観が新しくなってるし
521参加するカモさん:2009/05/25(月) 23:01:45 ID:3Fj1myly
だな
俺は聖杯戦争パート好きだし、出来ればちゃんとした形で纏めたいと思ってる
「カナァ……ハルカ姉さまぁ………」

少女、南千秋は2人の姉の名前を呼びながら歩いていた。
いきなり殺し合いをやれと言われた上に知らない場所に飛ばされて2人の姉と離れ離れになってしまったのだ。

「うぅ……怖いよぉ……」

彼女の声は震えており、足取りもおぼつかない。
そして千秋が不安、孤独、恐怖、その他諸々に押し潰されそうになったとき彼女の目の前にそれは現れた。

それは一つの石ころだった。
どこからどうみてもただの石ころにしか見えない。
でもその石ころは千秋にとっては大切なものだったのだ。

「や……山田…?」





それから千秋は『山田』と名付けた石ころを蹴りながら歩いていた。
山田を蹴って歩けば不思議と何も怖くなかった。
周りが暗いことも、一人だということも、姉妹と離れ離れということも気にならなくなった。

(そうだ、このまま山田と一緒に家に帰ろう。
 そしてハルカ姉さまの笑顔を見て癒されるんだ)

自然と顔に笑顔が浮かんでくるし、足取りも軽くなる。
その時だった。
千秋は間違って強く蹴って『山田』を遠くのところまで蹴り飛ばしてしまったのだ。

「あ、すまん。大丈夫か山田?」

駆け寄っていく千秋。その時だった。

「ほっほっほ、ごきげんよう、お嬢さん。私はフリーザと申します」

という声と共に上から謎の怪人が飛び降りてきて…
『山田』を粉々にした。

「や…山田ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

粉々になった山田を見て悲鳴を上げる千秋。
それを見てフリーザは笑顔を浮かべて呟いた。

「まぁまぁそんなに悲鳴を上げなくても……
 ご安心なさい。貴方もすぐにあの世に送ってあげますからね。
 この石ころのように……」

その時、千秋の中で何かが切れた。
決定的な何かが…

「この石ころのように?
 山田のことか………
 山田のことかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

突然の覚醒だった。
千秋の身体から今までどこに隠し持っていたんだというほどの膨大なオーラが放たれる。
千秋の薄茶色の髪は金色になり逆立つ。
ありえん光景にさしものフリーザ様も顔を青ざめさせる。
それを見て千秋はニヤリと笑う。

「何だ……貴様は……」
「とっくに御存時なんだろ?
 辛辣でドライな心を持ちながら、激しい怒りによって目覚めた南家三女……
 南千秋だッッ!!」





千秋がスーパーサイヤ人に覚醒して数時間後……決着がついていた。
下半身と右腕を失って地に伏せるフリーザ。
それを見下ろしている千秋。
どちらが勝ったのかは明白である。

「ちくしょう……ちくしょぉぉう………!」
「もう懲りたか?じゃあもう悪さするんじゃないぞ」

悔しがるフリーザに対して背を向けて去ろうとする南千秋。
だが、フリーザは最後の悪足掻きに出ようとしていた。

「お…俺は宇宙一なんだ…!だから…だから貴様はこの俺の手によって、死ななければならない…!
 俺に殺されるべきなんだあああーーーーーーーーっ!!!」
「この…バカ野郎!!」


最後の悪足掻きにデスビームを放つフリーザ。
それに気付いた千秋はファイナルふじおか波を発射。
その閃光はデスビームごとフリーザを焼き、断末魔と共にフリーザはこの世から消え去っていった……
大事な親友の仇を倒したというのに千秋は空しそうに空を眺めていた……

「山田ぁ……」

【一日目・午前7時/オーストリア】

【南千秋@みなみけ】
[状態]健康 、とある条件でスーパーサイヤ人に変身可
[装備]なし
[道具] 基本支給品その他不明
[思考]基本:???
    1:山田……

【山田@みなみけ 破壊確認】
【フリーザ@ドラゴンボール 死亡確認】
526参加するカモさん:2009/05/26(火) 20:27:06 ID:zJTMFuFd
ちょっと訂正します

【南千秋@みなみけ】
[状態]健康 、とある条件でスーパーサイヤ人に変身可
[装備]なし
[道具] 基本支給品その他不明
[思考]基本:???
    1:山田……

※山田が壊されたショックでスーパーサイヤ人になっちまいました。
スーパーサイヤ人じゃないときの戦闘力はどうなってるかわかりませんので別の書き手にお任せ
527参加するカモさん:2009/05/26(火) 21:17:10 ID:5CcbMVBy
5期6期とは別人っぽいな。 ちなみに今回の春香姉さまはおかわり出展
528最後のマスター:2009/05/26(火) 21:30:29 ID:CwWykVc7
「うーん……未だに良くわからないけど、私があなたの『マスター』とかいうのになればいいのね?」
『マスター』と書かれた紙を手にした黒髪の女子高生が、腑に落ちない顔をしながら確認する。
「さ、左様にござります。この身、そなたのサーヴァントとして忠誠を誓いましょう」
彼女の膝元に跪くのはユダのサーヴァント、明智光秀である。
彼は元々信長の家臣であるが、今はマスターに仕える一サーヴァントである。
「ちょ、ちょっと、そんなに頭下げないでよ……かえって困るわよ。
それに、マスターって言ったって何をすればいいの? 私は出来れば友達を探したいんだけど」
「それはもちろん優先していただいて結構です。しかし、私は勝手に新聞を発行している不逞の輩を討伐せよという命を受けております。
最終的にはそれを目標とすることはご理解いただきたい」
「わ、わかったわよ。まだなんか半信半疑だけど……それで、あなたの名前は?」
「はい、明智の光秀と申します」
「ええっ!? じゃあ絶対裏切るじゃない!!」
「そんな、裏切りませんよ!! 信頼してください!!」
「そう言われてもねえ……」
「うう……信長様もマスター殿もひどいです!!」
とうとう泣き出す光秀であった。

529最後のマスター:2009/05/26(火) 21:32:15 ID:CwWykVc7
【一日目・午前7時30分/日本】

【秋山澪@けいおん!】 (マスター)
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】 基本:知り合いを探す


【明智光秀@戦国時代】 (クラス・ユダ)
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【宝具】不明
【思考】 基本:マスターに従いつつも、新聞発行者を仕留める
530レッツゴー! 伊澄さん:2009/05/27(水) 01:03:15 ID:CF7jeoAw
「あーうー、何やってるのよあいつったら……」

日本が秋葉原に、地面に座り込んでだだをこねる少女が一人。
ジュースを買いに行ったはずの6/がいつまでも帰ってこないと喚くのは、言わずと知れた涼宮ハルヒである。

「まさか……殺られちゃったんじゃ無いでしょうね」

ふと、ハルヒはその可能性に思い至る。
ひよりを殺した男のように、危険人物はあちらこちらに跳梁跋扈している。
もしかしたら、6/は運悪くそんな奴に出会って殺されてしまったのかもしれない。

「ああ……いつ殺されるかも分からない状況で、キョンと×××……やべ、超燃えるわこれ」

しかし6/の心配をするでも無く、ハルヒはマイペースに妄想にふける。駄目だこいつ。早くなんとかしないと。

「んっ……ダメぇ……キョン、こんな場所で……」

しまいには、6/が戻ってくる可能性も考慮せずに、野外で始めてしまう始末。
もう駄目ねこのハルヒ。

そんなハルヒを離れた場所から見つめる、一つの影があった。



531レッツゴー! 伊澄さん:2009/05/27(水) 01:03:55 ID:CF7jeoAw
□ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


「こんな状況でもマクドナルドを利用してくれるなんて……嬉しいなあ☆」

マクドナルドランドの道化師、ドナルド・マクドナルドは、ハルヒがベンチの上に置いていたマクドナルドの袋を見て感激する。
もしかしたらこれが最後の食事になるかもしれないものに、あの少女はマクドナルドのハンバーガーを選んでくれたのだ。
マクドナルドのマスコットとして、こんなに嬉しいことはない。
だから。

「ドナルドは嬉しくなると、ついやっちゃうんだ☆」

ドナルドの言葉に呼応して、何処からともなく揚げたてのフライドポテトが空中に現れる。
鉄パイプ程度の大きさのそれらは、人体程度ならば易々と貫けそうな程にカリカリと揚げられていて。

「マックフライポテト、LLサイズ。マクドナルドが大好きな君へ、ドナルドからのサービスさ☆」

ドナルドはそう言って笑うと、何の躊躇いも無く。
宙に浮かぶポテトを、未だこちらに気付かないハルヒに向けて――射出した。

唸りを上げながら、ポテト達は急速にハルヒとの距離を縮めていく。
たかがポテトとはいえ、大きさが大きさである。
たとえ軽くかすった程度でも、スペック的には一般人と大して差のないハルヒでは、大惨事は免れないだろう。

しかし、ハルヒにとっては幸運なことに。
彼女の体に、ポテトが突き刺さることはなかった。

532レッツゴー! 伊澄さん:2009/05/27(水) 01:05:19 ID:CF7jeoAw
「――八葉六式、撃破滅却」

突然建物の陰から現れた和服姿の少女が、ハルヒに飛来する数十本のフライドポテトを、全てまとめて消滅させたからである。

「……うん?」
「……妙な魂の波動を感じて来てみれば、どうやらギリギリだったようですね」

目の前の道化師を見ながら、少女は――鷺ノ宮伊澄は、後方のハルヒが無事であることを確認し、ほっと一息を吐く。

「マサキ様やゾロ様とはぐれた時はどうなるかと思いましたが、何とか間に合ってよかったです」
「君は……お客様かな?」

お客様ならば、サービスしなくてはならない。
クォーターパウンダーで叩き潰すか、マックフライポテトで串刺しにするか……それとも。
どんなメニューを繰り出そうか悩む道化師に、新たな札を突き出しながら伊澄は静かに笑みを浮かべる。

「……通りすがりの、光の巫女です。貴方の狂気、どーまんせーまんな感じで退治させてもらいます」




533レッツゴー! 伊澄さん:2009/05/27(水) 01:06:20 ID:CF7jeoAw
【1日目07時15分/日本・秋葉原】

【鷺ノ宮伊澄@ハヤテのごとく!】
【状態】健康
【装備】札
【道具】支給品一式
【思考】
1:織田信長を倒す
2:ドナルドを滅する
3:ナギなどの知人を捜す

【ドナルド・マクドナルド@マクドナルド】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、ハンバーガー×50、金属バット
【思考】
1:自然に体が動いちゃうんだ☆






534レッツゴー! 伊澄さん:2009/05/27(水) 01:07:21 ID:CF7jeoAw
「キョン、もっとぉ……」

一方、ハルヒは近くで始まろうとする激戦にも気付かず、相変わらず妄想に耽っていた。


【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】健康(性的な意味で)、絶頂寸前
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品、大量のハルヒ×キョン同人誌
【思考】
1(建前):SOS団を再結集、平行世界について調べる
1(本音):キョンを見つけて○○とか××とかする
2:キョン、ダメぇ……
「ふう……こんな感じでいいかい?」
「はい! ありがとうございます!」

あれから、結構な時間が過ぎて。
私達は、各々の知り合いを見つけるために本土に渡って、四人で協力して町中を探索していたのだけど、ここで問題が発生した。
「ん? あれハルヒじゃないか?」「え、どれだ?」「もっと右だ右」「わからねーよ」「そんな事よりあのポニテの娘可愛くないか」
「ちょ、どれだよ!」「やべえ、本気で可愛い!」「ポニテが似合いすぎだろう!」「こ、これはあれだな」「ああ、まったくだ」

「「「やっぱりポニーテールは最高だよな!!!」」」

「だからうるさいよお前ら!」

何かある度に皆一斉に喋り出すから、半端じゃなくうるさい。
もういっそ三人とも殺してしまいたくなるくらいうるさい。やらないけど。
(助けてくれハルヒコ……長門……朝比奈さん……古泉……)
思わずそんな弱音すら出てしまう。
そんな感じで悶々としていた私を助けてくれたのが、散策中に偶然出会ったハンバーグラーさんだった。
「その程度、お安い御用さ……『マックシェイク』!」
彼は、私がワケを話した途端、魔法みたいな何かで三人のキョンを融合させてしまったのだ。
何でも探し人がいるとかで、礼を言ったらすぐにどこかへ消えてしまったが。
でもこれで、ようやくあの騒音から解放された。
ありがとうハンバーグラーさん。
貴方の事は多分忘れないよ。

「ククク……キョン三人分のパワー! キョン三人分の頭脳! キョン三人分のポニテ萌え!
 この俺こそ俺三体融合、アルティメット・俺! 強靭! 無敵! 最強!」

……さて、融合して一気にテンションの上がったこのバカはどうしたものか。
……とりあえず、零はいくつあっても零だぞ、とだけ言っておくか。

【午前6時00分/日本】

【キョン子@性転換ハルヒ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】不明
【思考】
1:殺し合いをどうにかして終わらせる。
2:SOS団の仲間を捜す。
3:我ながら大丈夫……じゃないよな、こいつら……。

【アルティメット・キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】不明
【思考】
1:殺し合いをどうにかして終わらせる。
2:SOS団の仲間を捜す。
3:俺、最強!
※スペックはキョン三人分

【カーネル・ハンバーグラー・サンダース@ケンタッキーwithマクドナルド】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式×2、不明支給品×2
【思考(ハンバーグラー)】
1:友としてドナルドを止める。
2:全て終わったら、カーネルごと死を選ぶ。
【思考(カーネル)】
1:より楽しい方法でドナルドを殺す
537サラマンダーシール:2009/05/29(金) 01:31:39 ID:fuOTbT2z
「待ちやがれ!原作の雰囲気をぶち壊す二次設定オンリーキャラなど、ここで抹殺だ!」
「うおお〜〜〜!いい加減しつこいっつーの!」

大勢の男達に追われ逃げ続けている女が一人いた。

(くっ!せっかく家でPCやってたのに…こいつ達…、二次設定キャラは抹殺ですって?
 ふざけるんじゃないわよ!)

大勢の男達に追われている女、蓬莱山輝夜は彼女は絶体絶命のピンチに陥っていた。
だがそんな彼女の前に一人の少女が降り立つ。

「伏せなさい!」

少女の言葉に、輝夜はとっさに身を伏せる。
直後に、背後に爆発が起こり男達は木っ端微塵に吹き飛ぶ。

「あ、…あなたは、アリス!」
「まさかあなたの所にも来てたとはね、…まったく、せっかく魔理沙の写真集で
 ハァハァしてた所なのにいきなり襲い掛かってきて!」

どうやらこの少女の所にもこの男達は来ていたようである。

「ふ〜ん、やっぱり私の所だけじゃなくてアリスの所に来てたのねこいつ達、
 おのれ一次設定厨め…、どこまで私達2次設定キャラを嫌えば気が済むのよ…」
「まったくよ!どんなに原作キャラとかけ離れた2次設定があろうと、
 私達だって立派な1キャラよ!あいつ達原作キャラとどこが違うって言うのよ…、
 生み出されたのが原作か少しばかり設定を書き換えた二次創作かの違いだけでしょうに…」
「こうなったら、原作設定のキャラは徹底的に潰してやるわ!
 2次設定キャラが必ずしも原作設定キャラよりも劣らない事を証明してやるのよ!」

こうして少女達の戦いが始まった
538サラマンダーシール:2009/05/29(金) 01:33:15 ID:fuOTbT2z
【午前7時30分/日本・大阪】

【蓬莱山輝夜(ニート)@東方project(二次創作)】
【状態】健康
【装備】PC
【道具】支給品一式
【思考】
1:原作設定またはそれ準拠のキャラは皆殺し
2:2次設定オンリーのキャラは味方に加える
3:PCがやりたい

【アリス・マーガトロイド(変態)@東方project(二次創作)】
【状態】健康
【装備】魔理沙の写真集、ロケットランチャー
【道具】支給品一式
【思考】
1:原作設定またはそれ準拠のキャラは皆殺し
2:2次設定オンリーのキャラは味方に加える
3:魔理沙でハァハァしたい

【絶対一次設定主義東方信者@現実 大勢死亡確認】
539参加するカモさん:2009/05/29(金) 02:57:45 ID:BEQIpZYq
その頃、東方二次信者も東方一次キャラに殲滅されていた。

【東方二次信者@現実 大勢死亡確認】
540死亡フラグの御利用は計画的に:2009/05/29(金) 20:20:00 ID:6XUfagbM
バトルロワイアルが開始して、結構な時間が経ったころ。
SOS団の副団長である古泉一樹は、空を飛んでいた。
「……ありがとうございます、バーディーさん。これで日本へ帰れます」
「気にしない気にしない、困った時はお互い様じゃない」
開始時、タイミング悪く古泉は『機関』の都合でアメリカへ渡っていた。
一刻も早く涼宮ハルヒら友人達の元へ帰りたかったのだが、
この状況で飛行機が予定通りにフライトするわけも無く、万事休すかと思われたその時。
ここアメリカで偶然知り合った怪鳥バーディーが、背中に乗っけて日本まで飛ぼうと申し出てくれたのだ。
(彼女には感謝してもしきれませんね……。
 涼宮さん、長門さん、朝比奈さん、キョン君。僕もすぐに戻ります。どうか、それまで無事で……!)
そう、古泉が天に願ったその直後。
「……そういえば古泉君、私、このカオスロワが終わったらグリマスと結婚するのよ」
バーディーが唐突に死亡フラグを立て始めた。

【午前8時00分/太平洋上空】
【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:仲間を守る

【バーディー@マクドナルド】
【状態】健康、死亡フラグ
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:古泉を乗せて日本へ飛ぶ
541ある意味てつをよりブッチギリな人たち:2009/05/30(土) 12:40:30 ID:V7/WRsHc
どうも皆さん、俺は藤岡という者です。
サッカーが好きでクラスメイトの女の子に片想いしてる、割と普通の中学生です。
けど、今俺が置かれてる状況は普通じゃありません。
現在、俺はハリウッドスターみたいな顔したものすごく大きなお兄さんに襲われてます。
なんか、パンチで普通にアスファルトが砕けてます。
まあ、あんなのまともにくらったら死ぬよね、たぶん。
ちくしょう、俺の人生ここで終わりか……。せめて南に俺の思いをわかってほしかったなあ……。

「待てい!」

そんな風に俺が人生を諦めかけていると、突然やたらかっこいい声が辺りに響いた。
あ、敬語じゃなくなったのは単にめんどくさくなっただけなので気にしないでほしい。
とにかく、俺は声が聞こえてきた方向を見る。そこには、ヒーローのような格好をした人たちが五人並んでいた。

「アオレンジャー!」
「ビッグワン!」
「怪傑ズバーーーーット!」
「宇宙刑事アラン!」
「仮面ライダーV3ァ!」

五人のヒーロー(?)が、それぞれ名乗りをあげる。なぜか、みんな声がそっくりだ。

「無力な少年を一方的に襲うその悪行、許すわけにはいかん! 行くぞ、みんな!」
『おう!』

赤い仮面の人の号令で、五人は一斉にマッチョお兄さんに襲いかかる。
そこからはもうスーパーヒーロータイムというか、遊園地のヒーローショーを見ているようだった。
ヒーローの皆さんの攻撃が、次々とマッチョお兄さんにクリーンヒットしていく。

「V3キーーック!!」
542ある意味てつをよりブッチギリな人たち:2009/05/30(土) 12:42:03 ID:V7/WRsHc
そしてとどめに、赤い仮面の人が跳び蹴りをヒットさせる。
マッチョお兄さんは大きく吹っ飛び、なぜか爆発して木っ端微塵に砕け散った。

「怪我はないか、少年」

目の前で起きたとんでもないバトルに呆然としていた俺に、青い仮面の人が話しかけてきた。

「あ、はい。大丈夫です」
「それはよかった。辛いだろうが、もう少し辛抱してくれ。必ず俺たちが悪を倒し、平和を取り戻してやるから」
「おい、そろそろ次に行くぞ」
「ああ、わかった。それじゃあな!」

さわやかに手を振って、ヒーローたちは去っていく。
その姿を見て、俺は呟かずにはいられなかった。

「かっこいい……」


【午前7時/アメリカ・ニューヨーク】

【藤岡@みなみけ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:死にたくない
2:夏奈に会いたい
543ある意味てつをよりブッチギリな人たち:2009/05/30(土) 12:42:57 ID:V7/WRsHc
【宮内レンジャー】
【風見志郎@仮面ライダーV3】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:悪を倒す

【新命明@秘密戦隊ゴレンジャー】
【状態】健康
【装備】強化服
【道具】支給品一式
【思考】
1:悪を倒す

【番場壮吉@ジャッカー電撃隊】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:悪を倒す

【早川健@怪傑ズバット】
【状態】健康
【装備】ズバットスーツ
【道具】支給品一式
【思考】
1:悪を倒す
544ある意味てつをよりブッチギリな人たち:2009/05/30(土) 12:43:41 ID:V7/WRsHc
【アラン@宇宙刑事ギャバン】
【状態】健康
【装備】バトルスーツ、猟銃
【道具】支給品一式
【思考】
1:悪を倒す

【メタリック軍曹@ドラゴンボール 死亡】
545鏡音リンの憂鬱:2009/05/30(土) 15:51:10 ID:EyWqaHLq
他の拠点へと避難するため、地下の秘密通路へ足を踏み入れたDIOとリン。
だが、そこで一つ問題が発生した。
「ムウ……迷った」
「……………………」
秘密地下通路という言葉の響きに魅せられたDIOが、欲望のままに地下通路に隠し扉や罠を配置した結果、
元々あった他の地下通路や、地下遺跡などとも繋がってしまい、地下通路はさながらちょっとした不思議のダンジョンと化していたのだ。
「慎重に進め……いきなりモンスターハウスに突入するはめになりかねんからな」
「………………モンスター?」
この現代日本のどこにモンスターがいるのですかDIO様、とリンは内心思うがあえて口には出さず、
何故か通路に落ちていた皮の盾+2を無言のまま拾い、DIOに差し出す。
「でかしたぞリン。これで腹が減りにくくなるな」
「はあ。……あ、DIO様、階段です」
ト○ネコやシ○ン気取りの主に言いたいことが無いわけではないが、
従者という立場上それは許されず、ツッコミをぐっとこらえてリンは階段を下りる。
次のフロアが最下層であってくれと、心の底から願いつつ。

「「我等は地下ダンジョンの番人、迷宮兄弟!!」」
「「この先へ進みたくば、我等とのデュエルに勝利せよ!!」」

その願いは、速攻で裏切られたが。
「中ボス戦はデュエルか……面白い。リン、タッグマッチだ!」
DIOは嬉々として懐から自分とリンの分のデッキを取り出す。このDIO、ノリノリである。
デッキを受け取りつつも、主に聞こえないようこっそりと溜め息をつくリン。

「「「決闘(デュエル)!!!」」」
「……デュエル」

そして、鏡音リンの憂鬱は完全に無視して――地下の迷宮デュエルが幕を開けた。


546鏡音リンの憂鬱:2009/05/30(土) 15:52:18 ID:EyWqaHLq
【午前8時00分/地下ダンジョン】

【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:カオスロワの混乱に乗じて、世界を制覇する。
2:邪魔者は手下に始末させる。

【鏡音リン@ボーカロイド】
【状態】肉の芽
【装備】デリンジャー
【道具】支給品一式
【思考】
1:DIOに従う

【迷宮兄弟・迷@遊☆戯☆王】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:デュエルに勝利する

【迷宮兄弟・宮@遊☆戯☆王】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:デュエルに勝利する
547名無しちゃん…電波届いた? :2009/05/30(土) 18:33:18 ID:4sNkOds7
規制を要求する!!
ズガン!!


【イギリス労働党の国会議員@現実】
【状態】健康
【装備】ランスオブカイン@FF
【道具】支給品一式、不明支給品、強姦パウダー、
【思考】
1:規制を要求する

【レイプレイ@現実 死亡確認】
548参加するカモさん:2009/05/31(日) 11:29:22 ID:OxzpOV+7
ズガン!

そのころルーファウスにより1人のマスターが殺されていた

【桜田ジュン@ローゼンメイデン 死亡確認】
 死因:ズガン
549「我輩の下僕をやらないか?」:2009/05/31(日) 21:23:39 ID:xAi/FkaC
「殺し合いなんて狂ってる……! 織田信長、俺達は絶対にお前なんかに屈しない!」

とあるビルの屋上。
このカオスロワの主催者織田信長に向けて、宣戦布告の叫びを上げる少年、前原圭一。
数多くの悲劇を経験し、そして乗り越えてきた圭一にとっては、今回のカオスロワも新たな越えるべき壁に他ならない。
故に彼は今回も仲間達と力を合わせて、そして誰一人として欠けることなく、信長を倒し雛見沢へと帰る決意を固めた……のだが。

「で、皆はどこにいるんだよ……」

運の悪いことに、圭一は他の部活メンバーとはぐれてしまっていた。
このビルの屋上にいるのも、高所から仲間達の姿を見つけようとして、なのだ。

「まあ、皆ならそう簡単にやられないとは思うけど、心配だしな……」

言いながら、拾った双眼鏡で街を見回す圭一。
しかし、已然として見知った彼女達の姿は見当たらない。
しかたないのでここはもう諦めて、別の場所へ移動しようかと、圭一が考えはじめたその時。

「ん?」

圭一の瞳が、市街地に一人の少女を捉えた。
美少女揃いの部活メンバーに匹敵するだろう、どこぞのWAWAWAならばAランクプラスとでも評しそうな、よく整った顔立ち。
だが、圭一にとってはそんなことよりもさらに重要な事実があった。
その少女は……メイド服を着ていたのだ。

メイド服を着ていた。
メイド服を着ていた。
メイド服を着ていた!

550「我輩の下僕をやらないか?」:2009/05/31(日) 21:24:23 ID:xAi/FkaC
「イイィィィヤッホオォォォオォォォォォウッッッ!!!」

奇声を上げながら、圭一はビル脇の非常階段を全力疾走で降りていく。

「違うぞ!? この行動は断じてメイドさんに対する邪な想いによるものじゃない!
 バトルロワイアルの真っ只中にあんなところに女の子が一人でいるなんて危険すぎるから守ってあげるだけだ!
 そう、俺は極めて健全な青少年! あの子にご主人様と呼ばれたいなんて、これっっっぽっちも思ってない!!!」

そんなことを叫びがら、まどろっこしいとばかりに最後の十数段を飛び下りて省略し、地上に着地する。
もっとも、血走った眼でそんな台詞を吐いたところで説得力は皆無だったが、
元より誰が聞いているわけでも無いので、気にせずに少女へと走る。
いつの間にか少女の方も圭一に気付いていたらしく、その瞳を圭一に向けている。
心なしか、何かに怯えているようなその目付きに、保護欲を刺激された圭一はさらに速度を上げる。
それはどう見ても鬼気迫る表情で走ってくる圭一に対しての怯えだったが、当の圭一は気付かない。ますます怯える少女の前に到着すると、少女を安心させようと彼は一方的に会話を始め、

「君、俺が来たからにはもう大丈夫だ! 君のことは絶対に守ってあげるからその代わり俺を呼ぶときはご主人様って……」
「ふむ……どうやら、随分と活きのいい下僕が釣れたようだ」
「…………へ?」

背後から、男の声。
何かがおかしいと、圭一が異変に気付いた時。
圭一は背後より首ねっこをつままれて……吊られていた。

「でかしたぞ、ハーマイオニー」
「勿体無きお言葉です、ご主人様」
「え……なにこれ?」
551「我輩の下僕をやらないか?」:2009/05/31(日) 21:25:12 ID:xAi/FkaC
笑顔で言葉を交わす、ハーマイオニーと呼ばれたメイド服の少女と背後の男。
一人だけ何が起きているのか解らず、吊られたまま混乱する圭一。
そんな少年に、男……脳噛ネウロは説明を始める。

「我輩はネウロ。脳噛ネウロ。貴様ら人間が生み出す謎を主食とする、魔界から来た魔人だ。
 このバトルロワイアルとやらを始めた織田信長なる者を粛清したいのだが、生憎世界が混ざった際に下僕がいなくなったのでな。
 ちょっと釣りでもして……新しい下僕を集めようとしたのだ」
「つ、釣り?」
「うむ、人間が主にインターネット上でする遊技を、先程奴隷にしたそこの新たな下僕一号、綾崎ハーマイオニーを餌にしてやってみた。
 殺し合いの場に少女が一人とくれば、さぞかし下僕として使えそうな輩がホイホイ釣られてやってくるだろうと思ったのだ」
「……って、そっちの釣りかよ!!」

スナップをきかせた右手で勢いよくつっこもうとしたところで、首ねっこから手を放されて圭一は尻からアスファルトの地面へと落下。
いててと腰をさすりながら立ち上がる圭一を後目に、ネウロは歩き出す。

「では行くぞ、下僕一号二号。下僕集めと平行して、信長の居城の情報も集めなければならないのだ。無駄にしていい時間などない」
「ま、待てよ! 俺は下僕になんか……」

圭一の文句を、ハーマイオニーが制止する。

「圭一君も、目的は僕やご主人様と同じ、織田信長の打倒なんですよね?
 なら、ご主人様に従った方がいいと思うんです……性格は兎も角、ご主人様の力は圧倒的ですから」
「う……」
「こんな殺し合いは、一秒でも早く終わらせたい。
 だから僕は、ご主人様に従っているんです。……まあ、ご主人様に惹かれているってのも多少はありますけど」

そう言って、ハーマイオニーは圭一に笑いかける。

「一緒に下僕、やりませんか?」
552「我輩の下僕をやらないか?」:2009/05/31(日) 21:26:39 ID:xAi/FkaC






//////////////////////////////////////////////////////




三十分後。

市中を進む、三人の人影があった。

並んで歩く男とメイドから少し離れて、少々ふてくされつつも二人の後を歩く一人の少年。

彼らの運命は……ただ、神のみぞ知る。






「そういえばご主人様、僕が男だってこと圭一君に言い忘れてましたけど、いいんでしょうか?」
「構わん。……その方が、面白い」
553「我輩の下僕をやらないか?」:2009/05/31(日) 21:28:10 ID:xAi/FkaC
【06時30分/日本】

【脳噛ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:織田信長を倒す
2:下僕を集める
3:基本、人間は守る

※六期の脳噛ネウロと同一人物です

【綾崎ハーマイオニー@ハヤテのごとく!】
【状態】健康
【装備】メイド服
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:ネウロに従い、織田信長を倒す

【前原圭一@ひぐらしのなく頃に】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品、双眼鏡
【思考】
1:ネウロに従い、織田信長を倒す
554鏡音リンの溜息:2009/06/01(月) 01:38:42 ID:n9fCUuXT
どうも。鏡音リンです。
私はボーカロイド兼DIO様の部下として、DIO様のお手伝いをしています。
DIO様の目的はただ一つ。バトルロワイアルで世界が混乱している今、混乱に乗じて世界を手中に収めること。
世界を手中にと言えばスケールが大きく聞こえますが、実際やっていることはただの漁夫の利です。セコイです。
そのあまりのセコさにたまに裏切って背後から撃ちたくなることもありますが、何故か実行には移せません。何故でしょう。
本心ではDIO様のことを嫌いになりきれていない、みたいな事は絶対に無いと確信できるのですけど。
まあそれはさておき、そのセコイDIO様と私が今何をしているかと言えば、

「「「決闘(デュエル)!!!」」」

地下の迷宮で、ハゲ二人とデュエルしてました。なんだこれ。なんで世界征服を目論む奴がカードゲームやってんだ。
まあ、あの二人を倒さないと他のアジトへ行けないらしいので私も真面目にデュエルに専念していたのだけど。

「くっ……何故だ、何故我ら迷宮兄弟が!」
「何故、我らが出すカードがこうも完璧に読まれているのだ!」
「ふん……これが私と貴様らの、デュエリストとしての格の差だ!」

嘘つけこの野郎。
部下の私には解る。この男、ザ・ワールドで時を止めて相手の手札を盗み見ている。
正直虫酸が走るほどのセコさだけど、まあここが通れなくなるのはマズイので黙っておこう。

そして、五分程経っただろうか。

「馬鹿な……我らが負けただと?」
「この迷宮兄弟を易々と破るとは、まさか貴様が伝説のキング・オブ・デュエリスト!?」

いいえ、ただの詐欺師です。
555鏡音リンの溜息:2009/06/01(月) 01:39:43 ID:n9fCUuXT
「貴様達は弱くない。それ以上に私、DIOが強かっただけの話だ」

お前はお前で卑怯な手を使った癖に調子に乗るな。
本当に裏切りたいなあ……でも、実際に裏切ろうとすると、何故か体が動かなくなるんだよなあ。
こんなことなら、レンと代わって放火魔を捜していた方がまだましだったかもしれない。
視界の隅でなんかDIO様とハゲ二人がゴチャゴチャやっているのを無視して、そういえばレンは無事だろうか、と考える。
MEIKO姉さん達を裏切ってしまった今となっては、レンはたった一人の肉親だ。どうか、無事であってほしい。



あれ……?

なんで、私は皆を裏切ったりなんかしたんだっけ……?
なんで、私は皆を殺せなんていう、DIO様の命令に逆らわなかったんだっけ……?

いや、そもそも……。

なんで、私とレンはDIO様に従ったりしているんだっけ…………?




556鏡音リンの溜息:2009/06/01(月) 01:40:28 ID:n9fCUuXT
「リン!」

DIO様の呼び声で、はっと我に返る。
あれ? 私、いま何を考えていたんだっけ。
何故だか、記憶にもやがかかったように思い出せない。
まあ、いいか。思い出せないってことは、どうせ大したことじゃないんだろう。

「どうかしましたか、DIO様?」

どうやら、ハゲ二人との話し合いは終わったらしい。
ハゲ二人を背後に立たせて、爽やかっぽい笑顔を浮かべながらDIO様が言う。

「この二人が、新しく手下になった」

……………………………………マジで?

「ふむ、迷宮兄弟を手下としたからには、今までよりダンジョンの探索が楽になるな。
 最下層である99階まで潜るも、夢じゃない」
「私達が向かうのは他の拠点なので、そちらは夢にしておいてください」

私の指摘も、浮かれる主には届かない。
どうしようもないので、私は本日何度目かの溜息を吐いた。







557鏡音リンの溜息:2009/06/01(月) 01:42:05 ID:n9fCUuXT
【午前8時10分/地下ダンジョン】

【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【装備】皮の盾+2
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:カオスロワの混乱に乗じて、世界を制覇する。
2:邪魔者は手下に始末させる。

【鏡音リン@ボーカロイド】
【状態】肉の芽
【装備】デリンジャー
【道具】支給品一式
【思考】
1:DIOに従う

【迷宮兄弟・迷@遊☆戯☆王】
【状態】肉の芽
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:DIOに従う

【迷宮兄弟・宮@遊☆戯☆王】
【状態】肉の芽
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:DIOに従う
558参加するカモさん:2009/06/01(月) 02:29:01 ID:m4o4dMcq
「殺し合いをしろか。」
少女、藤原妹紅は悩んでいた。

「さて、どうしようか」

とりあえず、近くを散策することにした。



しばらく、歩いてみるとこちらに近づいてくる人が一人。
その男は妹紅にさらに近づき、話しかけてきた。

「君はこの殺し合いに乗っているかい?」
「いや、乗ってはいない。」
「俺に伝えてどうするんだよ!」
「…えっ!?」
妹紅は分けが分からなかった。

「じゃあ誰に伝えれば」いいんだよ。」
「富ッ士山だ!!!」
「誰だよ。ソイツ」
男は山を指差した。


559参加するカモさん:2009/06/01(月) 02:30:20 ID:m4o4dMcq


「つまり、あの山にいる奴に言えばいいのか?」
「そうだよ!」
妹紅は男の指差した山に向かうことにした。
「ちょっと待って...」
男はバックの中から蜆と米の苗を取り出して、妹紅に手渡した。

「いいのか持っていって?」
正直、妹紅にはいらなかった。
「ありがとう。」
しかし、妹紅はうれしかった。



「そういえば、まだ名前を聞いていなかった。」
妹紅は男に尋ねた。
「私は藤原妹紅。あなたは?」
男は答えた。
560参加するカモさん:2009/06/01(月) 02:32:06 ID:m4o4dMcq
「俺は松岡修造だ!」

【07時00分/日本・静岡】

【藤原妹紅@東方Project】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、蜆×3 米の苗 不明支給品
【思考】
1:あの山(富士山)に向かう
2:あいつ(輝夜)はいるのか?
3:基本、殺し合いには乗らない

【松岡修造@現実】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式 蜆×97 米の苗 不明支給品
【思考】
1:とりあえず、妹紅についていく
2:あの人(柏木さん)はいるのかな?
3:基本、もっと熱くなる
561参加するカモさん:2009/06/01(月) 02:35:09 ID:m4o4dMcq
タイトルは「山まで届け、不死の蜆」です。
562参加するカモさん:2009/06/01(月) 20:24:37 ID:bklVD8sZ
自己満足ワールド@ドラえもんページ!
1 名前: まつはし 投稿日: 2000/06/16(金) 03:23
はじめましてー まつはしともうします。
僕はドラえもん大好き中学生です。
来年ついに受験を迎えるんですよ・・・・助けて(爆)
どこの高校がいいかなあ
でも、今言ってる中学から、そのまま行ける高校・・・
東北学院でもいこうかなーなんて

さて、僕はドラえもんが大好きなんで、HP作ってます!
今回は、みなさんに来てもらいたくて。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~matuhasi/
です!
おもしろいんで、来てね!!(^O^)

あと、なんていうか、コスプレ板がむかつきます!
563そろそろこの人出しておくか:2009/06/02(火) 16:16:35 ID:M0tV8dPl
「フア〜、泣けるな〜。殺し合いに巻き込まれて泣けるな〜」
「泣いてばかりいる悪い子はしまっちゃおうね〜」

【ラムニーくん@がんばれ酢めし疑獄!! 封印確認】

【午前7時30分/ニュージーランド】
【しまっちゃうおじさん@ぼのぼの】
【状態】健康
【装備】風の帽子@ドラゴンクエスト
【道具】支給品一式
【思考】
1:悪い子をしまっちゃう
564まずは、50万本:2009/06/02(火) 23:02:18 ID:lqOgo68j
「そこの青年、話題のゲーム『オプーナ』をやらないか?」
「おもしろいよ」
「おまえら人間じゃねえ!」

タケシはコプーナとポリーナのボンボンを直撃し死んだ。

【一日目・午前8時30分/日本・銀座】
【コプーナ@オプーナ】
【状態】健康
【道具】オプーナ(ゲーム) エナジーボンボン
【思考】
1:兄のためにオプーナを売る
2:まずは、50万本

【ポリーナ@オプーナ】
【状態】健康
【道具】オプーナ(ゲーム) エナジーボンボン
【思考】
1:兄のためにオプーナを売る
2:まずは、50万本

【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
 死因:エナジーボンボン
565せめて既出キャラかどうかは確認しようぜ:2009/06/03(水) 04:56:00 ID:uvLdRZiJ
「もっと、熱くなれよ!」
「いやいや、私には無理だってそんなテンション」

とてもあなたのように熱くはなれません、と弱音を吐く妹紅。
そんな妹紅の前に――突如、木陰から半裸の外人男性が現れた。
半裸――もとい、サンタナは呆然とする妹紅に向けて叫ぶ。

「アキラメンナヨ! オマエナラデキルッテ!」
「……こいつも同類か」

なんとなく今後の展開が読めたので、妹紅はがっくしと肩を落とす。
松岡修造とサンタナの口から放たれたのは――案の定、妹紅の想像した通りの言葉だった。

「「もっと、熱くなれよ(ナレヨ)!!!」」

豚インフルエンザを気合いで治し、
午前6時から7時までの一時間でメキシコから日本まで諦めること無く泳ぎきった男達の、魂の叫びだった。

566参加するカモさん:2009/06/03(水) 04:57:02 ID:uvLdRZiJ
【07時00分/日本・静岡】

【藤原妹紅@東方Project】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、蜆×3 米の苗 不明支給品
【思考】
1:あの山(富士山)に向かう
2:あいつ(輝夜)はいるのか?
3:基本、殺し合いには乗らない

【松岡修造@現実】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式 蜆×97 米の苗 不明支給品
【思考】
1:とりあえず、妹紅についていく
2:あの人(柏木さん)はいるのかな?
3:基本、もっと熱くなる

【サンタナ@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:もっと熱くなれよ!
567アマガミソ:2009/06/03(水) 19:10:04 ID:6sp//x3S
日本のとある高校の出来事。

(うぅ……なんかお腹が……)
朝のホームルームの途中でふと便意をもよおした七咲逢は、
担任教師に事情を告げて、その端正な顔をぽっと赤らめながらも
教室をそそくさと退出した。
廊下に出ると小走りになり、一目散に女子トイレを目指した。
道中、他の教師とすれ違うこともあったが、挨拶を交わす余裕も
今の逢には無かった。
やっとの思いでトイレに到達、洋式便器の蓋を開けて
安堵のため息をつきながらスカートをたくし上げる逢。

と、そこで重大な事に彼女は気付いた
(しまった、水着が……)

制服の下に競泳水着を着込んでいる事を、逢はすっかり忘れていた。
水泳部に所属する彼女は、着替えの手間を省くため、普段から
そうした恰好でいたのだった。
競泳水着はワンピースのため、すぐには脱げない……

「んしょっ、んしょ……
 やだ、早くしないとっ、んんっ……あ!
 駄目っ……も、もう出そうっ!
 あっ! ああっ!! あぁぁァーーーーーーーーーーーーー」


【08時20分/日本・輝日東高校】

【七咲逢@アマガミ (精神的に)死亡確認】
568竹之内 豊:2009/06/03(水) 22:07:16 ID:RBLHNOOO
クロマティ高校一年 竹之内 豊 16歳
現在クロマティ高校一学年を仕切る男…
喧嘩の実力、人望の厚さ どれをとっても右に出るものはなく、
三年生さえ一目置く存在となっている。

…だが、そんな彼にもたったひとつ弱点があった。
それは非常に乗り物酔いしやすい体質なのであった。
そんな彼は今――

「この世の理はすなわち速さだと思いませんか、物事を速くなしとげればそのぶん時間が
 有効に使えます、遅いことなら誰でも出来る、20年かければバカでも傑作小説が書ける!
 有能なのは月刊漫画家より週刊漫画家、週刊よりも日刊です、つまり速さこそ有能なのが、
 文化の基本法則!そして俺の持論でさ−−−−−−−ァ!」

ストレイト・クーガーのアルター能力『ラディカル・グッドスピード』によりド派手に改造された
機 関 車 ト ー マ ス
に乗り山の手線内を走っていた。

「体調でも悪いのか?たけのみや」
「……。」
569竹之内 豊:2009/06/03(水) 22:08:24 ID:RBLHNOOO
【08時30分/日本・東京】
【竹之内 豊@魁!!クロマティ高校】
【状態】乗り物酔い
【装備】 トーマス・クーガースペシャル
【道具】支給品一式
【思考】
1: 降ろしてくれ

【ストレイト・クーガー@スクライド】
【状態】健康
【装備】 トーマス・クーガースペシャル
【道具】支給品一式
【思考】
1:世界を縮める。
2:女性をエスコートしたい

【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
【ジノ・ヴァインベルグ@コードギアス 死亡確認】
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
死因:トーマスに轢かれる
570お待たせしましたすごいやつ!:2009/06/03(水) 22:39:06 ID:k3cJYqfs
秋葉原の一角。聖杯戦争に参加する者たちがぶつかり合うこの街で、聖杯戦争には関係のない二人の参加者もまた戦いを繰り広げていた。
邪悪な意思に支配される道化師・ドナルドと、その狂気を浄化するべく立ち向かう霊能力少女・伊澄である。

二人の戦いは、膠着状態に陥っていた。お互い高い実力を持つゆえに、なかなか決定打を与えられないのだ。

「うーん、なかなか接客のしがいのあるお客さんだなあ」

激戦の最中であるにもかかわらず、ドナルドは笑っていた。もっとも、それは狂気の笑みであったが。

「だけど、そろそろ満足してもらいたいなあ。これでどうかな?」

そう口にすると、ドナルドは大きく飛翔する。そして、自らの体積の二倍はありそうな巨大ハンバーガーを出現させた。

「ビッグマックだ!」

叫び声と共に、ドナルドはハンバーガーを落下させる。その落下速度は、伊澄の予想を大きく上回るものだった。

(まずいですね、迎撃にしろ回避にしろ、時間が……!)

自らの危機を悟り、伊澄の頬を冷たい汗が伝う。それでも精一杯の抵抗を彼女が見せようとしたその時、戦闘に参加する新たな影が現れた。

「破!」

突如として現れたその男は、異形の右手をビッグマックに突き立てる。
すると、ビッグマックは激しい光と共に四散してしまった。

「そこの君! 大丈夫か!」
「ええ、大丈夫です。お助けいただき、感謝いたします」

男からの呼びかけに、伊澄は丁寧に応対する。一方、技を阻止されたドナルドは華麗に宙を舞いアスファルトの地面に着地していた。
571お待たせしましたすごいやつ!:2009/06/03(水) 22:40:11 ID:k3cJYqfs
「おや、新しいお客さんかな? でも、残念ながらそろそろ品切れなんだ。
 二人のお客さんをおもてなしするのは厳しいかなあ。
 いったん食材を入荷してくるね。お客さんを待たせるのはドナルドも不本意だから、できるだけ早く戻ってくるよ」

笑顔で言うと、ドナルドは撤退を開始する。

「逃がさん!」

追撃しようとする男だったが、ドナルドの移動速度は常軌を逸していた。
5分と経たぬうちに、男はドナルドを見失ってしまう。

「くそ、逃がしたか……」
「あの男を野放しにしておくには危険ですが……。我々の足では追いつけませんね。
 向こうからもう一度接触してくるのを待つしかありませんか……。
 それはそれとして、お名前を聞かせていただけませんか? 私は、鷺ノ宮伊澄と申します」
「ん、ああ。俺は鵺野鳴介。教師だ。どうやら君もそうみたいだけど、霊能力者の端くれだよ」
「おお! ではあなた様があの有名な、地獄先生ヌードル……!」
「いや、それを言うならぬ〜べ〜。俺、麺類じゃないから」
「冗談です」

律儀にツッコミを入れるぬ〜べ〜の前で、伊澄はしれっと言い放つ。

「まあ、何はともあれ」
「目的はおそらく同じ、協力した方が良さそうだな」
「ではこれから」
「よろしく」

ここに、霊能力者同士の強力タッグが誕生した。もっとも、伊澄の方向音痴を考えればいつまで続くかは疑問だが……。

572お待たせしましたすごいやつ!:2009/06/03(水) 22:40:54 ID:k3cJYqfs
一方、その頃ハルヒは……。

「ハア……。ドSなキョンっていうのも、普段とのギャップで萌えるわね……」

戦闘にまったく気づかぬまま、一仕事終えて幸せそうな笑みを浮かべていた。

【1日目07時45分/日本・秋葉原】

【ドナルド・マクドナルド@マクドナルド】
【状態】疲労(大)
【装備】なし
【道具】支給品一式、ハンバーガー×50、金属バット
【思考】
1:自然に体が動いちゃうんだ☆
2:食材の入荷(体力の回復)を待つ

【鷺ノ宮伊澄@ハヤテのごとく!】
【状態】疲労(大)
【装備】札
【道具】支給品一式
【思考】
1:織田信長を倒す
2:ドナルドを滅する
3:ナギなどの知人を捜す
573お待たせしましたすごいやつ!:2009/06/03(水) 22:41:38 ID:k3cJYqfs
【鵺野鳴介@地獄先生ぬ〜べ〜】
【状態】健康
【装備】数珠
【道具】支給品一式
【思考】
1:危険人物を無力化する
2:ドナルドを倒す

【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】さわやかな疲労(性的な意味で)、絶頂直後
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品、大量のハルヒ×キョン同人誌
【思考】
1(建前):SOS団を再結集、平行世界について調べる
1(本音):キョンを見つけて○○とか××とかする
2:気持ちよかった……
574これがカオスロワイアルというものだ:2009/06/04(木) 20:23:40 ID:0YUlJmiX
「ひまだな」
「誰かいないか」
「早くズガンしたいぜ」
ルーファウスは静かに、そして長々とズガンしいていた、主催も、周囲のフラグも、気にならなかった。
彼は安全な立場にいる筈だったから。
だから彼は頭を砕かれ死ぬ事になる。
「話さず、関わらず、ただ奇襲してズガンするだけか?殺すだけで助かれる程カオスロワは甘くないのだよ。」
ルーファウスの頭を砕いたテラカオスは悠々とその場を後にした

【08時00分/バングラデシュ】
【テラカオス@テラカオスロワ】
【状態】黒髪のストレートのロングの女子高生
【装備】眼鏡、ブレザーの制服、ニーソ
【道具】支給品一式
【思考】
1:とりあえず自分がなんなのかよく分からないが頑張る
2:とりあえずまともそうな人間に相談しよう
※6期までのテラカオスとは別人です
【ルーファウス 死亡確認】
575結局一言も喋らなかったアイツ:2009/06/05(金) 01:19:41 ID:HA4NjGbf
「さて、お仕置きも終わりましたし、用があるので二人ともちょっと来てくれませんか?」
少女の尻を叩き終えると、ピンクさんは俺とスバルを少女達から多少離れたところまで呼び寄せる。
少女は尻を叩かれ続けて完全にダウン、こなた達はそんな少女を看病しているため、こちらには特に気を配っていない。
しかし、何の用だろうか。情報交換ならば少女の尻を叩きながら、とっくに済ませたはずだけれど。
そんなことを考えていた俺達に、ピンクさんは一つの頼み事を切り出した。

「どうか、彼女とその友人を、私の代わりに守ってあげてください」
彼女……とは、みゆきさんのことだろうか?
さて、どういうことだろう。
「守るって……貴方が直接守ることはできないんですか?」
俺の疑問に、ピンクさんはゆっくりと首を振る。
「私としてもその方がいいんですが、あいにくながら今のこの身はアサシンのサーヴァント。
 彼女の側にいては、逆に危険に巻き込んでしまいます。
 だから、スバルさん、◆ZZlReeJbgcさん。勝手は重々承知していますが、私の代わりに彼女達を守ってくれませんか?」
そう言って、ピンクさんは俺達に頭を下げる。

……言った方がいいのだろうか。
……俺が、テラカオスバトルロワイアル七期に聖杯戦争を持ち込んだ張本人だと。
……初音ミクにセイバーのクラスを与え、◆6/WWxs9O1s氏をそのマスターとした話を書いた書き手だと。
576結局一言も喋らなかったアイツ:2009/06/05(金) 01:20:30 ID:HA4NjGbf
「あの――」
「別に構わないよ」
しかし、俺の言葉は隣のスバルに遮られる。
「まあ、優先順位のトップは勿論ネウロ様だけど、これでも私は管理局の一員だしね。
 こんな危険な場所に一般人を放っておいたら、なのはさんに怒られちゃうし。
 それに、人間を守るってことはイコールでネウロ様の食糧を守るってことだし。
 私が守った食糧を美味しそうに食べるネウロ様……その後で私も美味しく食べてくださいネウロ様……」
途中から自分の世界に入って、悶えはじめるスバル。
しかし、後半はアレとはいえ、何だか初めてこのスバルからスバルらしい台詞を聞いた気がする。
まあ、俺としても断る理由は無いか。
「とりあえず、俺も彼女と同じです。
 みゆきさんとあやの達は……俺達が、命までかけるかどうかは未定ですが、出来る限り守ります」
それが、書き手としての俺の責任だから。
口には出さないが、心の中でだけそう続ける。
「お二人とも、ありがとうございます。
 というか貴方、さっきあの女の子の名前を――?」
「何のことですか? 俺は記憶喪失なのでナンノコトヤラサッパリ」

577結局一言も喋らなかったアイツ:2009/06/05(金) 01:21:27 ID:HA4NjGbf
わざとらしすぎるね、うん。
いや、別に記憶喪失自体が嘘なんじゃないよ?
実際に記憶喪失になった後、みさおが少女の名前を呼ぶのを聞いて、改めて知っただけだから。
まあ、名前を知らないフリをしているのは、ただの意地だ。
「意地?」
「あやのは他人が自分の名前を知らないと怒るくせに、自分から自分の名前を名乗ろうとしない。
 プライドの問題か……他の皆は名乗らなくても済むほどに有名なのに、自分だけいちいち名乗らないといけないって事実が、情けないんだろうな。
 でも俺は、それが気にくわない。名前を呼んでほしいなら、そんなプライドなんて捨ててしまえばいいんだ」
「だから、あの子が自分から名乗るまでは名前を呼ばないと?
 おやおや、貴方も中々子供ですねえ」
ほっとけ。
望み通り、みゆきさんと他の皆は俺達が絶対に守るから、あんたはとっととどこにでも行けばいい。
「はいはい。では……この聖杯戦争と、テラカオスバトルロワイアルが終わったとき、また皆で会いましょう」
「ピンクさんーそれ死亡フラグー」

俺の突っ込みに笑いながら、ピンクさん達は去っていった。
聖杯戦争で生き残れるのは一組のみ……その事実を認識して、それでもなお彼は笑っていた。
「行っちゃったね……」
どこか哀愁を含んだ顔付きで、隣に立ってピンクさんを見送っていたスバルが小さく呟く。
「心配だね………………………………………………………………………ネウロ様」
「そっちかよ」
「だってさっきから女狐……いや、女狐に見せかけて実は男狐がネウロ様を誘惑しているような気配がするんだもの」
「どんな気配だ……」
「あと、すぐ後ろから『さっきの恨みを晴らそうとしたら既に犯人は消えていた。
 しかたがないからそこに立っている二人の尻でも叩いてストレス解消と行こう』みたいな気配もする」
「……マジで?」
「……マジで」
578結局一言も喋らなかったアイツ:2009/06/05(金) 01:22:36 ID:HA4NjGbf
【一日目・午前8時00分/日本・秋葉原】

【峰岸あやの@らき☆すた】
【状態】スクール水着+ツインテール+のぼり+オウム+電飾
【装備】竹刀@バンブレ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:自分が目立つため、聖杯戦争に介入する
 1:とりあえず二人を叩くか
 2:気に入らない奴は尻叩きの刑
 3:殺し合い?知らないわそんなの

※6期までのあやのとは別人です

【峰岸あやのを目立たせる同盟@らき☆すた、他にも入るかも】
【状態】健康 全員尻丸出し
【装備】色々
【道具】支給品一式×人数分
【思考】
1:あやのを目立たせる
2:殺し合い?どうでもいいや

※内訳は今のところこなた・つかさ・みゆき・ゆたか・みなみ・他一名です
※つかさはDS・ドラマCD版のつかさとは別人です

579結局一言も喋らなかったアイツ:2009/06/05(金) 01:23:13 ID:HA4NjGbf
【◆ZZlReeJbgc@書き手】
【状態】尻が痛い
【装備】なし
【道具】ノートPC
【思考】
基本:ピンクとの約束通り、みゆきやあやのを守る
 1:こなたたちと行動を共にする

【スバル・ナカジマ@リリカルなのはシリーズ】
【状態】ヘヴン状態
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ネウロ様は探す……皆は守る……両方やらなくちゃならないのが(ry
 1:もう一度、ネウロ様に会いたい。
 2:スパンキング……イイ! ネウロ様に会ったらしてもらおう!

580結局一言も喋らなかったアイツ:2009/06/05(金) 01:24:45 ID:HA4NjGbf
【笑点のピンク@現実】
【状態】健康、アサシンのサーヴァント
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【宝具】落語家の言霊
【思考】
基本:活躍し空気脱却
 1:さて、どこに向かいましょうか

※元々の影の薄さとアサシンの技能が合わさって、大抵の者は存在に気付きません。

【空気王@テイルズオブデスティニー】
【状態】健康、アサシンのマスター
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:笑点のピンクを従え活躍し、空気脱却
1:しばらく戦わずに情報収集
2:何、気にすることはない
581岩からカニ出して終わりって:2009/06/05(金) 19:03:17 ID:K5gwjopp
「くそっ、何だか知らねえがイライラするぜ!」

別の世界で自分がぞんざいな扱いを受けたことを無意識に感じ取った浅倉は、なんとなく蟹を集中的に狙うことにした。

【午前8時/中国・上海】

【浅倉威@仮面ライダー龍騎】
【状態】すごくイライラ、仮面ライダー王蛇
【装備】王蛇のデッキ@仮面ライダー龍騎、拾った金棒
【道具】支給品一式
【思考】
1:イライラするので皆殺し
2:蟹を優先的に殺す
3:逃げた連中を見つけて殺す

【母ガニ@さるかに合戦 死亡】
【カニベース@キン肉マン 死亡】
【須藤雅史@仮面ライダー龍騎 死亡】
死因:金棒で撲殺
582金曜ロードショーで見て感動したので……:2009/06/05(金) 23:52:49 ID:9Wube6AJ
「千……千!」

黒い奇妙な身体を持った怪物ーーカオナシは、そう譫言のように呟きながら身を引きずっている。
カオナシはただ自分を千に欲しがって欲しいだけだった。
しかし、カオナシは彼女に拒絶されてしまう。
カオナシはそうして呆然としていた時、このカオスロワに巻き込まれたのだ。
もはやカオナシに理性はなく、ただひたすらに千を求める哀れな怪物と化していた。

【午前8時30分/日本/愛知県】

【カオナシ@千と千尋の神隠し】
【状態】肥大化。三人補食済み
【装備】 
【道具】
【思考】1.千を探す。
583走れカオス:2009/06/06(土) 02:07:03 ID:l1/UXzsG
そんなことよりセリヌンティウス聞いてくださいよ。
さっき、シクラスの市行ったんです。市。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいなくて寂しいんです。
で、聞いてみたらなんか王様が疑ってて、人を、とか言ってるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、王様に如きで普段やってる市に締めてんじゃねーよ、ボケが。
結婚式だよ、妹の結婚式。
なんか今日も殺されたらしーし。市民6人を磔刑か。おめでてーな。
よーし王様誰も信じないぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。お前な、150円やるからその国民信じろと。
国王ってのはな、もっと朗らかとしてるべきなんだよ。
Uの字テーブルの向かいに座った他国の首脳といつ喧嘩が始まってもおかしくない、刺すか刺されるか、そんな雰囲気じゃいやじゃねーか。無茶苦茶すんなら、すっこんでろ。
で、やっと会えたかと思ったら、王様の奴が、この短刀で何をするつもりであったか、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。あのな、説教なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、おまえにはわしの孤独が分からぬ、だ。
お前は本当に孤独なのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。お前、孤独って言いたいだけちゃうんかと。
一市民の俺から言わせてもらえば今、人間の関係での最大の悪徳はやっぱり、人の心を疑う、これだね。
とりあえず処刑は3日まってもらう。これ最強。
3日ってのは村への移動時間が多めに入ってる。そん代わりセリヌンティウスを置いていく。これ。
で、それで結婚式(妹)。これ。
しかしこれを頼むと俺の代わりにセリヌンティウスの命に危険を伴う、諸刃の剣。素人にはお薦め出来ない。
まあセリヌンティウスは、牛鮭定食でも食って待ってなさいってこった。

【午前10時/ヨーロッパ】
【メロス@走れメロス】
【状態】激怒
【装備】短刀@走れメロス
【道具】支給品一式
【思考】
基本:3日後の日没までに妹の結婚式を行い王の下に戻る
1:村に帰る
2:セリヌンティウスが心配
584ロワの途中ですがここでCMです:2009/06/06(土) 05:56:13 ID:6cT+KfYZ
「「「「「トランザム!!」」」」」

イノベイターの操る特攻用MSガガの大部隊が、一斉に物置に襲い掛かった。

しかし物置にはかすり傷一つつかなかった。

やっぱりイナバ、100人散っても大・丈・夫!

【09時00分/日本】

【イナバ物置@現実】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式その他不明
[思考]1:大・丈・夫!

【ディヴァイン×100@機動戦士ガンダム00 死亡確認】
死因:特攻
585クリボー:2009/06/06(土) 21:22:49 ID:Wz9IrWwV
「殺し合い? 知るかバカ、そんなことよりオナ(ry」

ズガン!

「なんだこいつは、俺そっくりの姿でわけのわからないことを……。まあいいか」

異世界の自分の頭を砕くと、クリスタルボーイは裏路地に消えていった。


【午前8時/日本・福岡県】
【クリスタルボーイ@COBRA】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:とりあえずブラブラする。
2:コブラがいるなら決着をつけたい。

【クリスタルボーイ@ふたば 死亡】
586オ・ノーレ:2009/06/06(土) 22:38:21 ID:0nFuEjvl
カオナシは、ひたすら呟きながら身を引きずっていた。
理性無く彷徨い続けるモンスターと化していたカオナシは、
ただひたすら千を求めてふらついていた。

カオナシが今いるのは愛知県の知多半島と呼ばれる場所の先っぽである。

カオナシはここに来るまでに三人の人間を捕食している。人間の少女を三人……
彼女らは「ゆの」「ヒロ」「沙英」と名乗り、いずれもひだまり荘に住んでいると語っていた。
千以外の女性に興味が無く、彼女らの言っていることを理解できなかったカオナシは、
訳も分からないまま、彼女達を丸呑みしてしまった。
カオナシは彼女達に罪は無いことは分かっていた。だが、求めていない人物と交わる考えは毛頭無いのだ。

「千……千!」

言葉を覚えたばかりのオウムのようにその言葉を繰り返しながら、カオナシは肥大化した身体を引き摺っていた。
と……

「兄弟よお!今女の名前を呼ばなかったかい!?」

岬のほうに見える、大きく広がる海のほうから、大きな声をあげて笑う男の声が聞こえてきた。
カオナシは驚いたのか、その虚ろな目を声のほうに向けた。
やがて、青く広がる海からロボットとも人形ともつかぬ巨大な機械のパーツが何体も姿を現わした。
それらは空中で合体して一つとなり、小さな山ほどはあろうかという巨大な人型の機械に姿を変えた。
その機体からは、恐ろしいほどの威圧感が放たれている。
587オ・ノーレ:2009/06/06(土) 22:39:13 ID:0nFuEjvl
「戦場でなあ、恋人や女房の名前を呼ぶ時というのはなあ、
 瀕死の兵隊が、甘ったれて言うセリフなんだよお!!」

その機体から聞こえる大声が、まるで死亡フラグの解説でもするかのようなセリフを言うと
再び分離してカオナシの四方八方を包み込むようにパーツを展開した。

「人ですらない異形のモンスターよ!お主の生体反応のデータを取りつつ、
 神の国への引導を渡してやる!
 せめて痛みを知らぬまま、安らかに死ぬがよい!覚悟しろ!」

そう言うと、分離した機体の各部からレーザーのようなものを発射した。
「……………あ……………」
重くなった身体で身動きがうまく取れず、機体からのレーザーをまともに受けてしまった。
しかし、何とも無かった。あれだけのレーザー攻撃を受けながら、全くの無傷だったのだ。
まるで何事も無かったかのように、カオナシは再びどこへともなく動き出そうとした。
だが、異変はその直後に起きた。

突如として、お面のような顔が捻じ曲がって180度逆さまになり、
幽体のような身体も絞った雑巾のようにねじれたり、あらぬ方向に折れ曲がったりしているではないか。

「フハハハハハ! 北斗有情破顔拳とは、こういうものか!!素晴らしいぞ!」

カオナシの顔は、人間ならとっくに死んでいるはずの異常な変化が起きているにもかかわらず、
苦悩から解放されたかのような、かえって不気味なほどの満面の笑みを浮かべていた。
まるで、千に欲しがって欲しい自分の欲求が満たされたかのように………
588オ・ノーレ:2009/06/06(土) 22:41:37 ID:0nFuEjvl
「……………オ……………ノー……………レ……………」

カオナシはそう声をあげると、破裂して四散した。
すると、四散したカオナシの中から、三人の少女が姿を現わした。
「はぁ……びっくりしましたぁ……って、ヒロさんと沙英さんじゃないですか!」
「あれ、ゆのっち?どうして此処に?」
どうやら、カオナシが飲み込んだ三人のようだ。
消化せずに丸呑みしていたのか、みんな無事である。
「そこのかわいらしいお嬢さん方!」
人型の機械に乗った男が、三人に声をかけてきた。

「貴方ですか、私たちを救ってくれたのは?」
姿を見せぬ救世主に向けて、沙英が声をあげた。
「まあ流れの上ではそうなるかな?地球のお嬢さん方。
 小生は急ぎの任務中ゆえにこれ以上ご一緒することはできんが、
 お嬢さん方とは是非無事でまた逢いたいものだ!
 このターンXとそのパイロットである御大将ギム・ギンガナムの事だけは、覚えておいてくれたまえ!
 ではさらばだ!」
ターンXに乗ったギンガナムはそう言うと、三人を残して轟音をとどろかせながら東へと向けて飛び去っていった。
【午前10時/日本・愛知県】
【ギム・ギンガナム@∀ガンダム】
[状態]健康
[装備]ターンX搭乗
[道具]支給品一式その他不明
[思考]1:絶・好・調である!
※ギンガナムは、実は主催の一人です。
 にもかかわらず外で暴れまわっている理由は現在は不明です。
589オ・ノーレ:2009/06/06(土) 22:43:20 ID:0nFuEjvl
【ゆの@ひだまりスケッチ】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式その他不明
[思考]1:助かってホッとしている

【ヒロ@ひだまりスケッチ】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式その他不明
[思考]1:助かってホッとしている

【沙英@ひだまりスケッチ】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]支給品一式その他不明
[思考]1:助かってホッとしている
2:ギム・ギンガナム…一体何者?

【カオナシ@千と千尋の神隠し 死亡確認】
死因:北斗有情破顔拳
590秋葉原の主:2009/06/07(日) 00:33:43 ID:r+m00UkR
秋葉原の路地裏で赤いコートを着た男が佇んでいる。
彼の名はアーカード、吸血鬼だ。
いまや空には太陽が秋葉原を照りつけている。
吸血鬼にとっては弱点以外の何者でもないのだが、上位の真祖であるアーカードにとって太陽の光は『大嫌い』程度のものだ。

「人が銃を持ち、剣を持ち、自ら与えられたカードで殺し合うバトルロワイヤル…。
 クハハッ……クハハハハッ…!織田信長という男も相当のロクでなしのようだな……
 よろしい、ならば闘争だ。楽しませてもらうとしよう……」

未だ見ぬ闘争に心を躍らせるアーカード。
そろそろ食事の時間だと言ってアーカードは袋を取り出す。
その袋は日本の誰もが一目見れば分かるであろうマクドナルドの袋だ。
ハンバーガー。東洋の国で普及しているという食べ物。元西洋人であるアーカードが興味を示すのは無理も無いだろう。
アーカードはハンバーガーを口に運ぶと……

「不味い。
 ジャパニーズ共はよくこんなものを食えたものだ。いや、私は吸血鬼。
 やはり血以外の食べ物はうけつけないようだな……」

顔を歪ませマクドナルドの袋を投げ捨てた。
その時、アーカードは自分に向けられる殺気を感じ取り振りかえる。
するとそこには道化師が立っていた。
伊澄&ぬ〜べ〜との戦闘の後少し体力を回復させて再び再戦を挑もうとしていたが、アーカードがマックのハンバーガーを投げ捨てるという暴挙を発見してしまった。
もちろんドナルドがこれを放っておくはずがない。

「お前表に出ろ」
「HAHAHAHAHA!私と戦うというのかピエロ!いいだろう、かかってこい!!」
「だったら……ポテト食ってろぉ!!」

591秋葉原の主:2009/06/07(日) 00:34:45 ID:r+m00UkR
ドナルドの言葉とともに空中から神父の銃剣ほどの大きさのフライドポテトが数本出現。
そして未だ狂った笑みを崩さないアーカードへ向けて射出する。
アーカードは地面を蹴り跳躍するが襲い来る数十本のポテトを回避することは出来ず何本か自身に突き刺さる。

「ほぅ…なかなかの武器のようだな」

体に突き刺さるポテトを抜きながらアーカードは笑う。
今自分と対峙するドナルドが強者であると実感したからだ。
だが、次の瞬間アーカードの笑みは消えることとなる。
上を見上げるとついさっき自分が食べていたハンバーガーとは比べ物にならないほど巨大なハンバーガーが落下してきたからだ。

「メガマックだ!」
「何だと…こんな攻撃手段まであったとは…」

空中にいるアーカードは落下してくるメガマックを避けることは出来ない。
アーカードは抵抗することも出来ず、巨大なメガマックに潰されることとなった―――
そして立つものはたった一人。ドナルド・マクドナルド。

「ドナルドはね、ハンバーガーを粗末にする子を見るとつい殺っちゃうんだ☆」
「クハッ…クハハハッ…楽しい…こんなに楽しいのは久しぶりだ!」

メガマックで潰して殺したはずの男の声が響き渡る。
その瞬間地面とメガマックの間から闇が溢れ出る。
溢れ出した闇は何れ一つとなり先ほどドナルドが潰したはずの男の姿となった。
592秋葉原の主:2009/06/07(日) 00:35:42 ID:r+m00UkR

「そこのピエロ。名前はなんだったかな…?」
「ドナルド・マクドナルド♪ドナルド・マクドナルド♪」
「ドナルド・マクドナルドか。いいだろう、貴様をカテゴリーA以上の吸血鬼以上の強者と認識しよう」
「気に入ってくれてうれしいな☆ドナルドがお客さんにもっとサービスをしてあげるからね☆」
「それでは教育しよう。吸血鬼の闘争というものを!
 拘束制御術式第3号、第2号、第1号、開放!」

【1日目9時/日本・秋葉原】

【ドナルド・マクドナルド@マクドナルド】
【状態】疲労回復完了
【装備】なし
【道具】支給品一式、ハンバーガー×50、金属バット
【思考】
1:自然に体が動いちゃうんだ☆
2:アーカードへのおもてなしの後、伊澄とぬ〜べ〜におもてなしをする

【アーカード@HELLSING】
【状態】拘束制御術式第1〜3号開放
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:よろしいならば殺し合いだ
2:ドナルドとの闘争を楽しむ
593CMではありません:2009/06/07(日) 01:41:45 ID:i6w5MKHM
銀座の某デパート内をあらかた探索し終えたゴルゴとスネークは、今度は
デパート周辺に危険人物や仲間にもできそうな人物が居ないか探る事にした。
スネークはSOCOMを構えながら銀座の街中を注意深く歩き、ゴルゴは
デパートの屋上でM16のスコープごしにスネークの周囲を見張っていた。
危険な者がスネークに襲い掛かったら、狙撃を得意とするゴルゴが
後方からスネークをサポートする、という作戦である。
(あのゴルゴという男、相当の使い手に違いない。こいつはプロの勘だが
奴の狙撃の腕は恐らくあのスナイパー・ウルフをも凌駕している……)
そんな相手に背中を向けることに抵抗が無いわけではなかった。
それでもスネークがこの作戦を呑んだのは、ゴルゴは一度結んだ契約を
破るような男ではない事を、やはりプロの勘で嗅ぎ取ったからだった。

「誰か居な……うおっ!?」
突然、透明の粘ついた液体が頭上から降りかかり、スネークの全身は
びしょ濡れになってしまった。
「何だこれは…? 臭ッ! オエッ!」
スネークは慌てて頭上を見上げた。
するとそこには巨大な黒い影がそびえ立っていた。

ゴジラが あらわれた!

液体はゴジラのよだれだった。
「な、何だこの恐竜は!? こいつも参加者なのか?
 これじゃあまるでコミックだ!」
ゴジラは怒りの形相でスネークを睨んでおり、とても仲間にできそうにない。
かといってSOCOMやM16で太刀打ちできる相手でないことは明らかだった。

スネークは にげだした!

恐竜型の二足歩行戦車を倒した経験のあるスネークも、さすがに
本物の恐竜(?)に勝つ自信は無かった。
「くそっ……どこかに隠れなければ」
594CMではありません:2009/06/07(日) 01:46:26 ID:i6w5MKHM
スネークの危機を察知したゴルゴは、デパート屋上で売られている物置を
スネークの所までぶん投げた。
この物置は、核爆弾や隕石の直撃を喰らってもかすり傷一つつかず、
放射能すら遮断する事で世界的に有名なあのイナバ物置である。

(隠れる所、隠れる所……、む!)
逃げ惑うスネークは、ふと道端に捨てられている段ボールに気付いた。
と同時に、ゴルゴの投げたイナバ物置がスネークの目の前に落ちた。
もちろんスネークは迷う事なく、

段ボールに隠れた。

「ふぅ、やっぱりこの狭い空間は落ち着くぜ……」

ゴジラは口から放射能火炎を吐いた。
次の瞬間、スネークは段ボールもろとも蒸発していた。
しかし物置は少しも溶けず、完全に元の形を保っていた。

やっぱりイナバ、ゴジラが来ても大・丈・夫!
595CMではありません:2009/06/07(日) 01:47:25 ID:i6w5MKHM
【10時00分/日本・銀座】

【ゴジラ@ゴジラシリーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:不明

【イナバ物置@現実】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:大・丈・夫!

【ゴルゴ13@ゴルゴ13】
【状態】健康
【装備】M16自動小銃(ゴルゴ仕様)@ゴルゴ13
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:…………。
2:自分から人殺しはしない。
3:襲ってくるなら殺す


『スネーク、どうしたっ? スネーク! スネエェェェェェェェク!!』

【ソリッド・スネーク@メタルギアソリッド 死亡確認】
死因:ゴジラに殺された
596名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/07(日) 07:01:11 ID:6cETXixV
エゲレスではハンバーガーは普及してないんか?
597参加するカモさん:2009/06/07(日) 08:59:17 ID:Et4r89ME
細けぇことはいいんだよ!!
598参加するカモさん:2009/06/07(日) 09:06:58 ID:6cETXixV
いや、マクドナルド
599CMがありません:2009/06/07(日) 10:01:27 ID:RtRxNviD
ゴジラは口から放射能火炎を吐いた。
その時、銀座にいたコプーナとポリーナは、フォースを
使い放射能を防いだが…

「「我々のオプーナがーーーーーーー!」」


【午前10時00分/日本・銀座】
【コプーナ@オプーナ】
【状態】健康 深い悲しみと怒り
【道具】オプーナ大破 エナジーボンボン
【思考】
1:あの怪物(ゴジラ)を倒す。

【ポリーナ@オプーナ】
【状態】健康 深い悲しみと怒り
【道具】オプーナ大破 エナジーボンボン
【思考】
1:あの怪物(ゴジラ)を倒す。
600参加するカモさん:2009/06/07(日) 17:20:28 ID:8PuKU2Ci
吸血鬼と道化師の闘いはそれは激しいものだった。
あまりの激しさに秋葉原は崩壊した。
そのうちアーカードとドナルドも崩壊した。
損壊して融解して豪快に宴会して爽快に卍解して老獪で痛快な妖怪になった。
吸血道化師アーカードナルドの誕生である。

【1日目11時/日本・秋葉原】

【アーカードナルド@ヘルシングとかマクドナルドとかそこらへん】
【状態】吸血道化師
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
1:マクドナルドのマクドナルドによるマクドナルドの為の闘争

【アーカード@ヘルシング ドナルド・マクドナルド@マクドナルド 融合確認】
【秋葉原@日本 崩壊確認】
601破かい僧:2009/06/07(日) 22:33:27 ID:i6w5MKHM
将軍さまはまたまた一休さんに無理難題を吹っかけました。
「一休! この物置をおまえの頓知で壊してみせよ」
「将軍さま、これはイナバ物置ではありませんか」
「いかにも! ド●えもんの地球はかい爆弾ですら傷一つつけられぬという
 あのイナバ物置じゃ。どうじゃ、できるか?」
「わかりました、やってみます」

ポク、ポク、ポク、ポク、ポク、チーン

「将軍さま」
「どうじゃ?」
「無理です」

一休さんは将軍さまに負けたショックで自殺してしまいました。
将軍さまも遊び相手が居なくなったショックで自殺してしまいました。

やっぱりイナバ、屁理屈坊主が来ても大・丈・夫!

【10時30分/日本・金閣寺】

【イナバ物置@現実】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】1:大・丈・夫!


【一休宗純@一休さん 死亡確認】
【足利義満@一休さん 死亡確認】
死因:自殺
602時間は遡る:2009/06/07(日) 22:34:46 ID:+sowjD21
アーカードナルドが誕生するちょうど三時間前。
柊かがみが巨大化し、アーチャーとバーサーカーが戦闘し、鵺野と伊澄が連れ立って街を探索し、
文が新聞を作り、あやのが少女たちの尻を叩き、ピンクたちは相変わらず影が薄く、ハルヒがマスを書いていたまさにその時、
秋葉原の街頭に設置されたスピーカーが一斉に声を発した。


『あー、マイクテスマイクテス』

爽やかだが、どこか機械音めいている男の声だった。

『始めましての人は始めまして、そうじゃない奴らはお久しぶり。僕はKAITOっていいます。
秋葉原にいる皆さん全員に大事な話があるので、戦闘中の人もちょっと手を止めて聞いてくれませんか?
実はですね、今からきっかり三時間後にここ秋葉原は壊滅します。そりゃもう焼け野原です。
なので皆さん、それまでに各自すべきことを切り上げて、秋葉原から逃げて下さい。
あ、なんで僕にそんなことがわかるのかって? それを説明すると長くなるんだけど……そうだなあ、
6/くんは別世界の人格だからわかんないかも知れないけど、もしここ秋葉原に彼以外の「書き手」さんがいたら、
きっと思い当たるフシがあるんじゃないかな?
ああそれと、もし戦闘中のピエロと吸血鬼っぽい人を見つけたらあんまり手を出さないほうがいいね。未来が変わっちゃうかもしれないから。
まあ一か八かそれに賭けて、二人を倒そうとするのもいいかも知れないけどね。
まあそんなわけなんで、死にたくなければ逃げたほうがいいよ? いや本当に。
僕も今お仕置きしてる子を連れて、さっさと逃げるつもりだから。
じゃあみんな、生きてたらそのうちお会いしましょう』

603時間は遡る:2009/06/07(日) 22:35:51 ID:+sowjD21

【1日目8時/日本・秋葉原】

【KAITO@ボーカロイド】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】 基本:ミクをサポートする
1:ルカを連れて秋葉原から脱出する


※秋葉原全域に、KAITOの声が響き渡りました。
604JAROってなんJARO:2009/06/08(月) 00:42:19 ID:6ugAaosT
楚の人に、矛(ほこ)と物置(イナバ製)とを売る者がいた。
その売り物の物置をほめて言うには、
「私のこの物置は堅いので、これをつらぬくことができるものなどございません」
そしてまた、同じく売り物の矛をほめて言うには、
「私のこの矛は切れ味鋭く、どんなものでも突き通すことができるのです」
と。それを聞いていたある人が、
「では、あなたの矛で、あなたの物置をつらぬいたらどう、う、うわらば!」
と、木っ端みじんに爆散した。
彼を殺した冒険者グレイは、楚の人に話しかけた。
「おい、その矛をよこせ」
「おれは いやだぜ」
「殺してでも うばいとる」
「な、なにをする きさまー」

やっぱりイナバ、矛盾してても大・丈・夫!
605JAROってなんJARO:2009/06/08(月) 00:43:59 ID:6ugAaosT
【10時40分/中国】

【グレイ@ロマンシングサガ】
【状態】健康
【装備】何でもつらぬける矛@韓非子
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:殺しまくる

【イナバ物置@現実】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:大・丈・夫!


【楚の人@韓非子 死亡確認】
【ある人@韓非子 死亡確認】
死因:グレイに殺された
606参加するカモさん:2009/06/08(月) 17:34:46 ID:Kxwnsto1
「なあ、あれ見ろよ。」
「ぷぷっ、だせえ格好だなww」
「何あの痛いコスプレ、ここ秋葉だっけ?」
「みなさーん!この天海春香のために集まってくれてありがとうございます!」

 ざわ・・・ざわ・・・

「それじゃーいきまーす!せーの!」

「洗脳☆搾取☆虎の巻 洗脳☆搾取☆虎の巻 洗脳☆搾取☆虎の巻.......」

―10分後―

「閣下!閣下!はるかっかー!!」

多くの人々が洗脳されてたとさ
【一日目 9時30分/東京の田舎】

【天海春香@アイドルマスター】
【状態】閣下状態、健康
【装備】ナイトメアブラッド@アイドルマスター
【道具】支給品一式 その他不明
【思考】 基本:洗脳する
1:プロデューサーさんを探す
2:愚民を集めて世界を洗脳する
3:「閣下」という名にふさわしい衣装を探す

【愚民×およそ1000人@現実】
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:閣下!閣下!閣下!
607――愛されて――メロス:2009/06/08(月) 19:27:19 ID:+oDrspOH
メロスはその朝、鉄道に乗って十里の路を急ぎに急いで、村へ到着したのは、その日の午前、
陽は既に高く昇って、村人たちは野に出て仕事をはじめていた。
メロスの十六の妹も、きょうは兄の代りに羊の番をしていた。
のらくらと歩いて来る兄の、早い帰りの姿を見つけて驚いた。
そうして、うるさく兄に質問を浴びせた。
「なんでも無い。」
メロスは無理に笑おうと努めた。
「市に用事を残して来た。またすぐ市に行かなければならぬ。あす、おまえの結婚式を挙げる。早いほうがよかろう。」
妹は顔をしかめた。
「うれしいか。綺麗な衣裳も買って来た。さあ、これから行って、村の人たちに知らせて来い。結婚式は、あすだと。」
メロスは、また、ぶらぶらと歩き出し、家へ帰って神々の祭壇を飾り、祝宴の席を調え、
やることもなくなったので床の準備をし、寝言を言うくらいの浅い昼寝に落ちてしまった。

608――愛されて――メロス:2009/06/08(月) 19:28:12 ID:+oDrspOH
眼が覚めたのは昼飯時だった。
部屋の扉を慎ましやかに叩く音に気が付き、目を覚ましたのだ。
「お兄ちゃん、起きてる?」
メロスはまだ眠たかったが、よく知っている声だったので、起き上がった。
幼さの残る、舌っ足らずな、村の間でもゆりしーのようだと評判の声だ。
「起きている」
メロスはそう応えると、部屋の扉を開け、妹を招き入れた。
「ごめんね、眠ってたのに。今日の事、謝っておきたくって」
メロスは困惑した。妹は、利発でよく気が利く、メロスの自慢の妹だ
その妹が謝る事などメロスには皆目見当も付かぬ。
たまらず、メロスは妹に聞いた。
「何のことか」
「お昼ご飯作ってあげられなくてゴメンね。どうしても外せない用事があって」
メロスは安堵した。
「気にする事はない」
朝早くに家は出たが、途中、朝マックをし、吉野家に寄り、腹をこしらえ、セリヌンティウスの為の牛鮭定食を買った。
一眠りしたとは言え、別段腹は空いていない。
「気にするよ。お兄ちゃん、私の作るご飯いつも楽しみにしてくれたでしょ?」
メロスは妹の作る料理が好きだ。
確かに残念な気持ちは有った。しかし、メロスはそれ以上に妹の悲しむ顔を見たくなかった。
故に、メロスは妹に慰めの声を掛けようとして――気が付いてしまった。
妹の体に、血の、独特の臭みが染み付いているのに。
それは、昼の料理の為に家畜を屠殺したためではない事に。
それは、家畜の血の臭みとは別の、人間の血の臭みである事に。
結婚式が決まり、昼食にはいつもメロスと顔を合わせていた婚約者が、今に限っていない事に。

メロスは恐怖した。

609――愛されて――メロス:2009/06/08(月) 19:29:03 ID:+oDrspOH
【1日目 正午/メロスの村】
【メロス@走れメロス】
【状態】疑惑、恐怖
【装備】短刀@走れメロス
【道具】支給品一式
【思考】
基本:3日後の日没までに妹の結婚式を行い王の下に戻る
1:まさか……?
2:結婚式を開き王様の所へ戻る
3:セリヌンティウスが心配

【野々原 渚@ヤンデレの妹に愛されて夜も眠れないCD】
【状態】健康
【装備】文化包丁@現実
【道具】支給品一式
【思考】
1:お兄ちゃん(メロス)を自分のものにする

【婚約者@走れメロス 死亡確認】

610喧嘩両・成・敗:2009/06/08(月) 20:21:07 ID:Ek+Z9DfJ
「エゲレスではハンバーガー普及してないんか?」
「細けぇことはいいんだよ!!」
「いや、マクドナルド」

何が原因なのか2人は口喧嘩をしていた。
そのときである。
たまたまてつをと一緒に近くを通りかかって2人の喧嘩を目撃した南春香が……

「必殺、アイアンクローフロムキッチン対面式!!」
           __
 .   プチ!  , '´// )ヽ  プチ!
  ~"    . ( ((_(ノノ_ リ)   ~"
 .;""`^.~" 人|  _  |ノ.;""`^.~"
    "・゜。゜⊂ フ∠ ⊃"・゜。゜
     | |   |      | |   |    
     ∪  |      .∪  |
      | | |       | | |    
      ∪∪        ∪∪
     「あべし!」     「うわらば」

【一日目 9時30分/埼玉】

>>596@現実 死亡確認】
>>597@現実 死亡確認】
611富士山に吹く熱風:2009/06/08(月) 21:03:41 ID:8adey5OX
「富士山来たよ〜!寒いよ〜!
もう…朝っから皆さん頑張ってんだから!もうホント朝からさ〜!!
マイナス…・すごいよ今日は5℃だから!
この中でね、みんな朝から一所懸命やってんのよ、くいしん坊!
今日はもうみんな耐え辛抱万才だ! 」
「意味が分からないぞ、修造」
「ソウダヨ!」

というわけで、修造一行は富士山山頂に着いた。

「何もないじゃないか」
「あせらないあせらない。 ひとやすみ、ひとやすみ。」

呆れる妹紅。

「日本一の富士山に来ています
見て下さい
何にも見えない…
ちょっと待って…
なんだよ?とか
なんで俺今日こんなについてねえんだ?とか
昨日は25℃あったのに
昨日快晴だったのにとか思ってんじゃねーのか?おい
心で見るんだよ、心で
晴れてもよし。曇りても良し富士の山からの景色って言うだろ?
見てきた?心で見えてきた?
綺麗だね〜日本一〜
おれのせいかな…」
「ソウダヨ!」
612富士山に吹く熱風:2009/06/08(月) 21:04:52 ID:8adey5OX
「そうだな…」

どことなく悲しげに答える妹紅。
いつもの妹紅ならツッコミをいれるはずなのだが、
なぜ妹紅がこう答えたのかは、また別の話。



ぐーというの間の抜けた、腹の音が周囲に響き渡って顔を赤らめるサンタナ。

「シューゾー、モコウ、ハラガスイタ。」

修造一行はここで富士山頂上で腹ごしらえすることにした。

「強い心を持つ
そのためには 心の根
しっかりした根っこを作り上げることだ
ほら! 見てください お米の苗
これ…見てよ 根っこですよこれ全部
力強いよね〜 
台風が来たり 大雨が来たりしても
この根っこがあれば絶対曲げないよね
そうだよ! 妹紅もサンタナもこの苗のように強い根っこを持て! 出来るよ
お米食べろっ! 」
「修造、食べながら喋るな、米がこっちに飛んできたぞ」
「ソウダヨ!」
「サンタナ、おまえもだ」
613富士山に吹く熱風:2009/06/08(月) 21:06:27 ID:8adey5OX
三人で仲良くおにぎりを食べていた。
途中、ものすごい勢いで顔の付いたものすごくダサいデザインの
機関車が通り過ぎていった。その際近くにいた青年が轢かれた。



「よし、そろそろいくか!」
「ドコニイクンダ、モコウ?」
「そうだなぁ…」
「富士山だ!!」
「はいはい、サンタナはどこに行きたいんだ?」
「オレカ?」

流される修造。

「オイちょっと待て。ちゃんと、聞けよ!!」
「じゃあ、まともに答えろよ!」
「マァマァ、オチツケッテ」

その時、もの凄い轟音が東方から聞こえた。

「なんだ今の音は?」
「オレニモワカラナイ」

突然の出来事に驚く妹紅とサンタナ。

「俺について来い!!」

駆け出していく修造。
614富士山に吹く熱風:2009/06/08(月) 21:08:38 ID:8adey5OX
「マテ、シューゾー!」

慌てて修造を追いかけるサンタナ。

「またこのパターンか!」

さらにそれを追いかける妹紅。
彼女は知らない彼らの向かう、その先に彼女の宿敵がいること。

【11時00分/日本・富士山】
【藤原妹紅@東方Project】
【状態】健康 熱血伝染
【装備】なし
【道具】支給品一式、蜆×3 米の苗 不明支給品
【思考】
1:修造たちを追いかける
2:あいつ(輝夜)はいるのか?
3:殺し合いには乗らない

【松岡修造@現実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式 蜆×97 米の苗 不明支給品
【思考】
1:轟音の現場に向かう
2:もっと熱くなれよ!
3:妹紅をもっと熱くする!
615富士山に吹く熱風 ◆02GOODMe2. :2009/06/08(月) 23:17:06 ID:8adey5OX
【サンタナ@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:修造を追いかける
2:もっと熱くなれよ!
3:あれ、何か忘れてるような?

※彼らの聞いた轟音は秋葉原崩壊時の音です。

【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
死因:トーマスに撥ねられる
616参加するカモさん:2009/06/08(月) 23:21:52 ID:8adey5OX
トリ消し忘れたorz
617隙を見せるとネタにされるよ2nd:2009/06/08(月) 23:31:17 ID:yu3BN8v2
そしてこの人も◆ZZlReeJbgc氏のように出て来させられた訳であった

【◆02GOODMe2.@書き手】
【状態】呆然
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
1:何があったんだ
618おきもののサガ:2009/06/08(月) 23:41:45 ID:6ugAaosT
イエスはオリーブ山へ行った。朝早く、また神殿の境内に入ると、
民衆が皆自分のところにやって来たので、座って教え始めた。
そこへ、律法学者たちやファリサイ派の人々が、罪を犯して
捕らえられた物置を連れて来て、人々の前に置き、イエスに言った。
「先生、この物置は神でも壊せないので捕まりました。
 こういう神の全能性を否定する物置は石で打ち殺せと、モーゼは
 律法の中で命じています。さて、どうお考えになりますか。」
イエスはかがみ込み、指で地面に字を書き始めた。
しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こして、
「あなたたちの中で罪を犯したことのない人が、まず、この物置に
 石を投げなさい」
と言った。そしてまた地面に字を書き続けた。
これを聞いた者は、年長者から始まって、一人また一人と、
石を物置にぶん投げた。
が、もちろん物置には傷一つつかず、石を投げた者たちは
跳ね返った石が頭に直撃して一人残らず死んだ。

やっぱりイナバ、神に逆らっても大・丈・夫!
619おきもののサガ:2009/06/08(月) 23:42:30 ID:6ugAaosT
【09時20分/イスラエル】

【イエス・キリスト@新約聖書】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:アーメン

【イナバ物置@現実】
【状態】健康 (無傷)
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:大・丈・夫!


【律法学者@新約聖書 死亡確認】
【ファリサイ派の人々@新約聖書 死亡確認】
死因:石
620しかし二番煎じの運命など決まっている:2009/06/08(月) 23:46:14 ID:4BqzCYT2
しかし、現実は非常である。
◆02GOODMe2.は秋葉原崩壊に巻き込まれてしまった!

【◆02GOODMe2.@書き手 死亡確認】
621お前名無しだろ :2009/06/09(火) 01:00:52 ID:3sJvKTlq
 「俺たちの仲間にはいれてやろう!」

 タケシが◆02GOODMe2.を勧誘しました。

【◆02GOODMe2.@カオスロワ書き手 死亡確認】
【タケシ 死亡確認】

死因:目立つ為
622兄さんのうっかり:2009/06/09(火) 02:01:19 ID:d63eK++J
「マスター殿!! 一体どこへ!!」
秋葉原駅構内に、メタナイトの声が響く。
駅の中には何百ものアイスクリームが散乱して、甘いを通り越して胸焼けしそうな匂いが立ち込めていた。
(一体ここでどんな戦いがあったというのだ……?)
まったく検討もつかず、流石に呆然とするしかなかった。


例の放送によって秋葉原壊滅が近いことを知ったメタナイトは、それを裏付ける新聞の存在もあって、
ひとまずマスターであるルカと合流しようと駅に戻った。
が、ルカの姿は無く、代わりにに駅の中にあったのは無限アイス地獄という惨状だけだった。

(もしマスター殿の身に何かがあったのなら、令呪を使って呼び戻そうとするはず。
それが無いということは、気絶でもして令呪が使えない状況なのか、あるいは何か「使わない」理由があるのか?)

メタナイトは思案する。それに、気になるのはさっき放送をしていた「KAITO」という男。
確か、マスターであるルカの口からそんな名前を聞いたような気がするのだ。
もしかしたら、さっきの男とマスターが一緒にいる可能性もあるのか?

どうする? 崩壊予告時間ぎりぎりまでここに残り、ルカを探すか?
「……いや、状況から考えて、マスター殿はすでに秋葉原から立ち去っている可能性が高いな。それに……」
駅構内の床には、しっかりとアイスを踏んだ靴が付けたと思しき足跡がついていたのだ。
この後を追っていけば、きっとマスターか、あるいは事情を知る何者かに追いつけるだろう。
気がかりなのは同盟を結んでいるアーチャー組、そして未だ発見できていない初音ミクについてだったが、
今はそれよりマスターの安否を確かめたい。
メタナイトは甘い匂いのする足跡を追って走り始めた。
623兄さんのうっかり:2009/06/09(火) 02:02:39 ID:d63eK++J
【一日目・午前9時30分/日本・秋葉原】
【メタナイト@星のカービィ】 (クラス・ライダー)
【状態】健康
【装備】剣(詳細不明)
【道具】支給品一式
【宝具】不明
【思考】
1:マスターと合流する
2:アーチャーたちとは後で合流する
3:ミクの探索も続けたい
624イナ中合体部:2009/06/09(火) 07:08:49 ID:pSXEXazi
スペランカーは隠れる所を探していた。
彼のような超虚弱体質の者はどんな敵と戦っても勝てないからである。
ふと、ある民家の庭の物置が視界に入った。
(あれは……イナバ物置! 助かったぞ!)
彼は安堵のため息をつきながら物置に近づき、引き戸を開けた。

「ようこそ、ベルベットルームへ 」

引き戸を閉めた。
スペランカーの顔には大量の脂汗が吹き出していた。
(な……何だ、今のは!?
 鼻が異常にデカくてギョロ目の化け物がいたような……)
スペランカーは頭を横に振って、深呼吸した。
(落ち着け、ただの民家の物置にそんなもん居るわけない。
 きっと目と耳の錯覚だよ、ははは……)
そう自分に言い聞かせながら、もう一度恐る恐る引き戸を開けた。

「ようこそ、ベルベットルームへ 」

ヒイィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!
スペランカーは小便をちびりながら猛ダッシュで逃げ出した。

やっぱりイナバ、ペルソナ合体も大・丈・夫!
625イナ中合体部:2009/06/09(火) 07:09:45 ID:pSXEXazi
【10時20分/埼玉】

【イゴール@ペルソナシリーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:ようこそ、ベルベットルームへ

【マーガレット@ペルソナ4】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:台詞が無くて寂しい…

【イナバ物置@現実】
【状態】健康 (無傷)
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:大・丈・夫!


【スペランカー@スペランカー 死亡確認】
死因:逃げる際に石につまづいて転んだ
626in the box:2009/06/09(火) 10:34:25 ID:scHyE+QF
「ここ、狭いわよね……」
「うん、そうなんだな……」
「それに、暗いし」
「うん……」
「なんかさっきから外が騒がしいけど……」

薄暗い物置の中に、ほとんど密着するようにして身を縮めている一人と一匹。
実は二人ともロワ開始早々に出会って意気投合し、一緒にそれぞれの知り合いを探していたときに
うっかりこの物置の中に入って出られなくなってしまったのだ。
鍵はしっかりかかっている上、この物置の壁はあまりにも頑健で、前歯で齧ろうが弾幕を撃とうがびくともしない。

「あーもう、一刻も早く師匠と会いたいのにー!!」
「僕も、知り合いの赤鬼さんや浦島太郎さんが心配なんだな。でも、これもうどうしようもないんだな……」
一人と一匹は、暗い密室の中で汗まみれになりながら途方に暮れていた。
627in the box:2009/06/09(火) 10:35:36 ID:scHyE+QF

【午前10時30分/日本・埼玉県・イナバ物置の内部】

【鈴仙・優曇華院・イナバ@東方Project】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:なんとかしてここから脱出
2:知り合いと合流したい(永琳、輝夜優先)

【因幡の白兎@日本昔話】
【状態】健康 やや目が赤い
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:なんとかしてここから脱出
2:知り合いと合流したい(泣いた赤鬼、浦島太郎優先)
628キョン オブ ザ キョン:2009/06/09(火) 12:58:16 ID:vja2yTUC
「ははは、おれさいきょー! っていうかきょーじん! むてき!」
合体してからというもの、三倍キョン(仮)は超ハイテンションだ。
見ているこっちが恥ずかしい。こんなのが自分だと思うと頭が痛い。
「ほとばしる熱いパトスで神話にならんばかりの勢いを止められるものがいようか、いやいまい、神だろうが仏だろうが俺だろうが無理!」
普段あまりやる気のないあたしでも、三倍だとこうなるんだな〜。
いや、イカン、あまりの事に脳が付いていかず冷静になっている場合じゃない。
「おい、あたし、いや、俺? か? いくら三倍って」
「ど、れ、に、し、よ、う、か、な ♪」
普通の男子高校生じゃたかが、って聞け!
「おい、アンタ!」
「ん、なんだい?」
サンバルキョン(仮)が指差したの屈強そうな三度笠の男。
何をする気だコイツ。自分の事だから予想できて怖い。外れてくれ、マジで。
「ふ、運が無かったな。 ちょっと腕試しに付き合ってもらう」
やっぱりかー! 無理だってマジで!
なんかその人一見普通っぽいけどよく見ると筋肉とかめっちゃすごいし!
あたしだけでも……いや、自分置いて逃げるってどうなのよあたし?
「やるっていうならこっちもやぶさかじゃねえな」
やる気ですか!? そりゃそーですよねー!?
「ははは、どうやら俺はすこし強くなりすぎてしまったようだな」
ちょっと、戦ってもない内に何言い出してんのあたし!? いいやあたしじゃないけど!
「アンタ、頭大丈夫か?」
そーですよねー! 誰だってそう思いますよねー!
「ふ、俺の三倍の頭脳を持つ俺に大丈夫? とは自惚れがすぎるぞ。泣いて謝れ」
「やなこった」
どうする、どうするアタシ!?逃げる? 駄目。闘う? 論外。こうなったら……!
「こ、殺しちゃ駄目だからな! 目突き、金的は反則! いいな!?」
ああ、何やってんだあたし。結局あたしもこの馬鹿と同じ人間なんだよな。
「両者、コーナーに下がって……」
コーナーってどこだよ。下がるなよ、お前ら。
「 フ ァ イ ッ ! 」
629キョン オブ ザ キョン:2009/06/09(火) 12:59:19 ID:vja2yTUC

「調子こいてました、スンマセン」
案の定、三倍馬鹿(仮)はボコボコにされた。
頭が冷えて我に返ったらしく、今は正座して反省している。
「なるほどなぁ。三人の自分が合体した、か」
三度笠のお兄さんはシレンさんというらしい。
律儀に壊さず殺さず滅多打ちにしてくれた所を見るに、悪い人ではなさそうだ。
「あたしからも謝らせてもらいます。すみません、アタシが調子に乗って」
「気にする事はないさ」
喧嘩を売られたというのに本当に気にしていないようで、素敵な笑顔で返してくれた。
三度笠に白地に水色縞模様のマントと格好は怪しいが、よく見るとなかなか精悍な顔立ちの色男だ。
強いし、頭も回りそうである。この人に付いていけばもしかして助かるのではないだろうか?
決して惚れたからついていく訳ではない。
「しかし、まさかキョンに襲われるとはね。つくづくオイラぁ縁があるようだ」
「え、知っているんですか?俺の事」
「ま、別の世界でちこっとな」
もしかして、この人は平行世界の自分と何かあったのだろうか。
宇宙人とか超能力がいるんだから、平行世界を歩く風来坊が
いても何もおかしくはない。
見ると、シレンさんはデイパックを何かごそごそやっていた。
「ま、それは置いといて、だ」
そしてシレンさんはデイパックから杖と壷を取り出すと、キョン三郎の肩に手をかけた。
「な、なんですか?」
「三倍じゃあ役に立たないかもしれないが、百倍ならどうだ? 千倍なら? わくわくしねえか? 」
え? 何を言ってるんですかこの人?
「は、はぁ」
「ま、とりあえずやってみようぜ」

630キョン オブ ザ キョン:2009/06/09(火) 13:00:30 ID:vja2yTUC
まさしくそれは悪夢だった。
シレンさんがキョンスリー(仮)に何かの杖を振ると、四番サードキョン(仮)は二人に増えた。
続けて二度三度と杖を振ると、さらに三人、四人と増えて言った。
聞けばシレンさんの振った杖は分裂の杖というらしく、モンスターを増やす効果があるらしい。
あたしは平行世界の自分がモンスター扱いである事に疑問を覚えた。
シレンさん曰わく、あたしは別世界でさ「召喚スイッチから出てきた」り
「ポケットモンスター」だったりしたらしく、モンスター扱いされているそうだ。
泣いていいよな?
その内そこらあたりはキョンさん(もうコイツはあたしであると認めたくない)で埋め尽くされた。
次にシレンさんは合成の壷とかいう壷に、次々とキョンさんを詰めていった。
人間が小さな壷にニュルニュルと詰められていく光景は、激しく気持ち悪かった。
シレンさん曰わく、この壷は同種のアイテムを合体させる壷で、チートで容量が無限になっているらしい。
今度はアイテム扱いか。
なんでもシレンさんはハルヒをアイテム扱いで店から……もういい。
キョンさんの数が減ってきたら分裂の杖。
増えてきたら合成の壷。これを繰り返すこと三時間。そして……。

631キョン オブ ザ キョン:2009/06/09(火) 13:02:37 ID:vja2yTUC
「これくらいでいいですよね?」
「ああ、上等だ」
最初は悪夢だったが、その内どうでもよくなってきて、最後には楽しくなって参加していた。
なんか越えてはいけない一線を越えた気がしたが、楽しかったからいいよな。
うん、いいんだあたし。笑ってもいい。
「じゃあ、割りますよ?」
「おう、やれ」
もはや何人のキョンを詰めたかは分からない。
覗いても中にいるキョンは常に一人。
なんでもそういう仕組みだそうだ。
「へへ、ドキドキするな」
「そ、そうですね!」
二人で壷を持ち上げる。三時間分の努力の結晶を拝む時がきた。緊張で心臓が爆発しそうだ。
やばい、なんか超楽しい。
「さあいくぜ」
「はい!」
「せ〜の……」
「「イッカァ〜〜〜〜〜〜〜ン!!」」
パリン。パンドラの箱は開けられた。そして。そして、そして……。

632キョン オブ ザ キョン:2009/06/09(火) 13:05:17 ID:vja2yTUC
「はぁはぁ、ポニーテール、ポニーテール……はぁはぁ」
そしてあたしは押し倒された。ちょっとまて。これはヤバい。
もしかしてポニーテール萌がいきすぎてポニテ見ただけで発情するようになってしまったんですか?
「お、落ち着いて、キョンさん!」
「はぁはぁ、はぁはぁ、ポニーテール、ポニーテイルぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」
なにおっ勃ててやがる、平行世界の自分ですよ?
っていうかちょっとあり得ない大きさじゃないですか、それ。
何人分デスカ?
「スゲェ、合体スゲェ。まじヤベェ。チートすぎる」
シレンさん、見てないで助けてください! 若い女の子の貞操の危機ですよ!
「ああ、すまねえ」
あ、やった! こっちの意図に気が付いてくれた?
「見られてたら恥ずかしいよな。俺としたことが」
ちっがーーーーーう!!! ここ全年齢板だよ? 分かってますよね!?
近親姦どころか自分姦だよ!?
「ほら、くれてやるよ。こいつはすごいぞ? 三日三晩くらいならこれでへっちゃらだ」
余計な気を使わないでください、マジで! なんですかその腕輪と怪しげな草!?
「回復の腕輪とハラヘラズの腕輪を合成したものだ。ついでに復活の草を数個」
いや、知らないですから!
633キョン オブ ザ キョン
「あとはお若い二人に任せて……ふふふ、避妊はしっかりしろよ?」
シレンさぁーーーん!! なんですかその嫌な笑顔!?
いや、草食ってないでマジ!!
って

 空 に 飛 ん で っ た w w w w w

「はあはあはあ、うっ! はあはあ……」
ああ、もう駄目だ。
抵抗しようにも力じゃ勝てそうにないし。
なんか異常な力通りこして触った感じでびくともしないのが分かる。
あたしって0じゃなかったんだな。
つーか何倍になればこうなるんだよ。
何もしてないのにアレの先から何か垂れてるし。
「ぽに〜〜てぃるぅぅ〜〜〜!!!」
とうとうキョンさんは全裸になった。
あたしはパンツだけ脱がされ、衣類は乱れたかんじにされた。
自分のしゅ味だけに、共かんしてしまうあたしがいやだ。
ていうかやめてそんな


「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」