怪傑!根府川(仮名)先生!

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86根府川(仮名)
>>81
わたしの知人が仕事の関係で小島先生にお目通りを願ったとき、
「わたしは幼少のみぎり先生の玉稿を拝読し、性に目覚めました。今のわたしがあるのも
先生のおかげです」と言ったところ、御大それに呵々大笑して悦び、
「今度銀座にでも飲みに行きましょう」と業界あいさつをかまされたということです。
御大ご本人の容貌は、吉行淳之介風の細身で洒脱なダンディーです。
そういう老人にわたしもなりたい。…手遅れですかね。
ただわたしが>>20で小島御大を評価したのは、あくまで富永と比較した場合における
女性の描き方でありまして、ストーリーに関しては漫画集団の同輩たちの域を超えるもの
ではありません。

たとえば地下鉄の排気口の上に立った女性のスカートがめくれて、男性が興奮するとか、
飲み屋でのホステスとのいちゃつきとか、たわいないものですな。
とはいえ、わたしどもはそうした人生におけるドロドロ(深み、渋み、セクハラと言い換えても
良いでしょう)を忘れてはならない。これは申し添えておきましょう。

意外なことですが、あの小島先生のドロドロ感を除くとわたせせいぞう「ハートカクテル」
になるのです。「ハートカクテル」では人生は分からない。…いま先生良いこと言いましたよ。
よし、今月のクラス標語にいたしましょう。
だめですか?空は青いですか?鳥は飛びますか?掃除機の吸い取りは良いですか?
とりあえず、根府川の話でもしておきましょうか。あのときわたしは根(略)