怪傑!根府川(仮名)先生!

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5根府川(仮名)
>>3
わたしは専門科目が二つあるのですよ。

2-Aでは社会(中学社会・地理・公民・歴史)、2-Bでは国語を教えています

先日脱線してお話ししたように、わたしはあの全共闘世代の直後の世代なのです。
(全共闘、覚えていますか。試験に出しますよ。)

青春時代、私は日本浪漫派にいかれましてね。亀井勝一郎研究がしたくて、
大学も国文学科にしました。
国語の教職免許は取りました。しかしわたしは某セクトに属していたせいで、
公安に顔を知られてしまい、就職ができなかったのです。
学生集会で指導教授を吊し上げたことも痛かったです。
今後セクト活動はしない、という念書を書かされてどうにか卒業させてもらいました。

卒業しても行くところがないので、大学院に進むことにしました。
大学院では日本近代史を専攻しました。そもそもわたしが日本浪漫派に憧れたのは、
橋川文三というすぐれた歴史家の著作を読んだからです。どうせ暇な身、とことん日本の
近代史を勉強してやろうじゃないか、と思ったのです。
そこで社会の教職免許も取った、というわけです。また話が長くなりました。

私の専門は数学じゃないか、あるいはその他異論には、森繁ばりの恍惚ぶりで対応するので
みなさんその心積もりはしておいて下さい。
ホームルームでわたしに、「ばあさん、朝ご飯はまだかい」と言われたくなかったら、
この話はこれで終わりにしましょう。