>>100 ひとまず、扇形に足を開いて、上半身を床につけるストレッチをしてみよう。「ウッ、痛てて。あーでも効く効く〜」と、内股の筋が伸びてる感じがするはずだ。はいストップ。
実はコレ、ヤバいストレッチの最たる例なのだ! いまこの瞬間「まじかよ!」とショックを受けた人。そう、あなたたちだ。きっと当たり前に限界ギリギリまで身体を伸ばしていたはずだろう。
なぜこれがヤバいのか。『やってはいけないストレッチ』(坂詰真二/青春出版社)によれば、筋肉というのはリラックスしてこそ伸びるもので、痛みが生じると筋肉が緊張してかえって
身体が硬くなってしまうのだそう。さらに、この痛みのレベルは「痛気持ちいい」ぐらいでもアウト。痛みに耐えながら「ここにストレッチパワーが溜まってきただろう!」と、
ストレッチマンよろしく開脚や前屈にいそしんできた方々は全くの無駄、それどころか損してたわけだ。