1 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :
2009/08/05(水) 02:15:42 ID:RAVLMqAd そんな需要ないものなのかな?
マリのウンカス食べたいお
ラブラブと言うより一方的にシンジがやりまくられるイメージしか湧かないな
4 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/05(水) 02:34:50 ID:meiSKcHK
きみ、うんこのにおいするね^^
スケベカップルだな
マリはただのLCLの匂いフェチ
シンジ「今日って、マリリン・モンローの命日らしいよ」 マリ「それは・・・嫌味なのかにゃ?」
>>1 シンジ絡みだと本編でもマリ→シンジフラグ程度はありえるだけに、
かえって好き勝手な妄想がしづらいです
マリの情報が乏しく先も分からない状態じゃ・・・
本編ではフラグすらありえないと分かってる、シンジ×ヒカリとか、マリ×アスカとかのほうが簡単
>>9 個人的には可能性があるんだったらそれを膨らませばいいと思うんだけどな
分からない所はもう分かるまで性格改変だとかで補完するしかないけど
何人もヒカリ侵すべからず
>>9 二次創作なんだから多少の「オレマリ」になるのは
仕方ないんじゃないか?
あまりにピーキーなのは受け入れられない可能性があるが
そもそもこの子達は互いをなんて呼ぶんだろな
「ゴメン!わたし女の子が好きなんだ、本当にゴメン!」 それマリによく似た別のマンガのキャラだろw
>>13 シンジなら「真希波」か「真希波さん」
マリなら「わんこ君」(機嫌のいい時)
「おらぁぁぁぁ!このワン公!」(機嫌の悪い時)
マリさん シンジ君
シンジがマリを呼ぶ場合「綾波」(姓呼び捨て) 「アスカ」(名前呼び捨て)とは被らないほうがいいよな
シンジ、頼むから「マッキー」とだけは呼ばないでくれ
雑誌のCMだかではマリって言ってたけど、CMだからな
「ねぇ、マリっぺ」 「にゃろぉー!なんてやつ!ワンコ君の方が昭和じゃん!」
こんなスレを待っていた!
ワンコ君とネコさんが一番萌えます 俺だけ?
犬と猫・・・ハァハァ
>>22 確かに、イイw!
ネコとマリのフルネームを上手く掛けられたら最高なんだが
「真希波・マリ・ネコイラズさん」(脱兎 「にげんなぁぁぁー!おらーー!」
吹いたwww
LMS書いたらここに上げてもいいのかにゃ?
勿論お待ちしてますワン
29 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/05(水) 22:54:01 ID:dcLByzvh
書いたけど、もうHPに載せたよ…… 早くこのスレに出会ってればよかた
ああつまり、早速次をここに載せるって宣言ですね
宣伝したら宣伝したで叩かれそうな気が
発情犬×発情猫
34 :
シンジ :2009/08/06(木) 00:43:06 ID:???
ワンワン!
「ねぇ、シンジくん!」 「真希波さん?どうしたの?」 「それだよ!それ!」 「そ、それって?」 「呼び方!いつまでも真希波さんじゃなくて、もうちょっと親密にならないかにゃ?」 「そんなこと急に言われても…どういうのがいいの?」 「名字じゃなくて、名前で呼ぶとかあるじゃん!」 「…マリさん?」 「なんかまだカタいねぇ…」 「なら…マリちゃん?」 「う〜ん…なんか私っぽくないかにゃあ…」 「ま、マリ…にゃん」 「そう!それだよそれ!これからそう呼んで!」 「い、嫌だよそんな!恥ずかしいよ…」 「ほら、男なんだからそんなことで恥ずかしがらないの!だから、もう一回、ね?」 「…マリにゃん」 「うんうん、よろしいよろしい。じゃあ…私もお返しに、これからシンジわんって呼ぶにゃ!」 「い、いや…それはちょっと…」 呼び方云々が話題に出てたから書いてみた やべぇマリが全然つかめない
でも乙w
暗く激しい雷雨のあとには青空がやってくる。澄み渡った空気が包む街を見下ろしながら、額の汗を拭った。 やっと梅雨明けとなったこの日の最高気温は36度。 溜息をつきたくなるような暑さの下で、僕は自転車を漕いで、高台にあるこの公園まで来た。わずかに吹く風がとても涼しい。 それにしても、なぜここが待ち合わせ場所に指定されたのだろう。わざわざ坂を上らせて呼びつけた本人はまだ来ておらず、気配さえ感じられない。 彼女が選んだのにはきっと何かしらの理由があるはずなのだが、そんな堅苦しい思考は容赦なく照りつける太陽の光で溶けて流れていった。 「や」 不意に声をかけられ、振り返ってみると。 右手を上げて遅れたことをまるで気にしていない――ここは嘘でも悪びれた表情を浮かべるときなのだが――笑みを浮かべて、マリが立っていた。白いシャツに深緑のネクタイといったいつもの制服ではなく、ピンクのキャミソールにショートパンツの涼しげな格好。 こうして見ると、とても同い年には思えない、大人っぽさがある。 僕は少しだけ目を泳がせながら、 「今日も暑いね」 ただその一言。それ以上、以下の上手い言葉など思いつく筈もなく。そんな僕を知っていながら、彼女は悪戯をする。 赤縁の眼鏡が光に透けて薄い茶色に見え、その奥にある空色の瞳は妖し気に輝き、いつものマリと変わらないことを示していた。 「はぁ。ま、よしとすっか」 時々、マリの流れにはついていけない。まさに今がそうだ。マリの頭の中ではきちんとした論理が組み立てられた結果、さっきの言葉を発しているのだろう。 しかし、残念ながらマリの思考パターンも何もかもわからない僕にとっては、どこからどうやってその溜息と共に出てきたのかがわからない。 これ以上突っ込む気などないけれど。
>>37 「それにしてもさ、なんでここにしたんだよ。こんな暑いのに」
マリは首を傾げて、なんでだろと呟きながら、自転車の荷台へ座る。ショートパンツから伸びた白い足をぶらぶらさせて、
「ただの気まぐれ、かにゃ」
ほらここ、来なさいと言わんばかりにサドルを叩きながら僕を呼ぶ。いつだってマリに勝ったことなどない。こういうときのマリの表情を見ると、白旗をすぐにあげてしまうのだ。絶対に。
サドルに腰をかけるとすでに焦げ付く様な暑さが支配しており、ズボン越しに暑さの棘が伝わってくる。しばらくして、マリの頭がこつんと肩に当たり、ゆっくりと重みがかかる。
公園の隅には、弱風に吹かれて舞い踊る緑の葉っぱ。
「キミの匂いはずっと変わらないね。あたしの大好きな、キミだけの匂い」
「褒め言葉として受け取っておくよ」
突然、汗ばんだTシャツの裾をぎゅっと握られ、目線を少しだけ下にずらしてみた。微かに目を閉じているマリの額に、普段の悪戯の仕返しにとデコピンをかましてやった。案の定、猫のようにがぶりと噛み付いてきた。
「やってくれるじゃん、わんこのくせに」
「いつもやられてるから、ほんのお返し。ああ、それと」
今日も可愛いです、と変な敬語口調でマリに微笑む。目の前の彼女は僕の口からはあまり紡ぎ出されることのない、可愛いという言葉に、少なからず驚いているようだった。
それはそうかもしれない。ネルフにはアスカや綾波、さらにミサトさんまで居る。そのなかでマリだけに可愛いと言えば、あとの2人が黙っていないだうし、家に帰ればミサトさんに酒の肴にされるのはわかっているからだ。学校ではトウジやケンスケにいじられるし。
だから、こうして2人だけのときにしか言えない、それでも大切な言葉。
「ふふっ、不意打ち。あたしとしたことがすっかりやられちゃったなぁ」
唇を尖らせながらも、弾んだ声音は隠せていない。やっぱり「可愛い」は女の子にとって重要なキーワードなんだろう。
「でも最近は言ってくれなかったから、結構不安だったりもしたのにさ」
僕の背中をとんとんと叩きながら、マリはなおも喋り続ける。
>>38 「なんでだろ、こう、キミに言われると……いろんなものが全部吹き飛んじゃうんだよね。上手く言えないんだけど」
乙女心は複雑なのよ、わんこ君。ちょっぴりずれた眼鏡を左手で直しながら、どこぞの教授みたくかっこをつけ、僕に言い放つ。
どこかずれた、空色の瞳に笑いを零して、
「乙女心ね。うん、乙女心……」
「ヤダ、あたしに似合わないとか思った顔してる」
そんなことはないと首を振って否定するも、マリの手が僕の頬に伸びてきて、思い切りつねられた。細い腕は白く輝いて眩しがらせる。
「わんこの分際でいっちょまえにあたしに逆らうなんて、えらく度胸があるじゃん」
痛みのせいで涙が滲む目の前で茶色の髪の毛が揺れる。微かに匂うは薄荷の香り。
「言っとくけど、キミの飼い主はずっとずっとあたし。逃げたら、どうなるかわかってるよね?」
「……想像したくもないね。でも好きな人から逃げる方法ってあるのかな」
「多分、ない。キミはあたしから逃げられないもん」
頭の中で、マリの乗った弐号機が僕を追いかけてくる場面が鮮明に映し出された。実際にはあってほしくない、嫌な想像。
「でもさ、それだとあたしもわんこ君から逃げられないじゃん」
「そうなるかな」
「あたしをここまで惚れさせたんだから、責任はとるに決まってるにゃ」
「責任?」
「そう。あたしがどこにも行かないようにしっかり掴まえておく責任」
この上なく破顔させ、背中にしがみつくマリ。
僕は、思っていたより、変で不思議な女の子を好きらしい。
ぐらつきやすい乙女心を抱きしめて、そっとキスをすれば、サイダーみたいに透き通った小さな泡が一つ。
夏空の唇は想いが焼けつくほどに爽快な、薄荷味。
>>39 マリが僕をここに呼びつけた理由は単純なものだった。ただ2人乗りがしたくて、それには普通の道じゃ楽しくないと、斜度のきつい坂の上にあるこの公園にしたらしい。やっぱり、エヴァのパイロットには普通の考えの持ち主はいないと改めて思った。
「こんなとこアスカに見られたら拳骨どころじゃ済まなさそう」
上手くバランスをとりながら坂を駆け下りれば、流れた汗も冷えていくような涼風が僕たちを囲む。
「式波大尉はわんこ君のこと大好きだもんね。ま、いつか言ってやればいいのにゃ」
あたしたち、彼氏彼女の関係ですって。後ろで聞こえる笑い声に、女の子はいつまでたっても怖いものと少しだけ身を震わせた。
そして、僕とマリの秘密の恋を打ち明ける日がそう遠くないことを直感的に感じ取っていたが、それはまた別のお話。
終わり
41 :
29 :2009/08/06(木) 07:09:42 ID:???
こんなんですけど許してください。 半年ROMってきます、ばーい
良いじゃない、乙!
GJ スレ立って間もないから、短時間で書いてるんだよなこれ?すげーわ シンジがちょっと貞っぽい感じなのかな ところで、本編だとマリが同い年かどうか不明のままだけど、皆のイメージ的にはどうなん?
GJ!楽しませてもらった 出来たらタイトルがあった方が良かったね また書いてたら読ませてください
俺も1,2歳年上だと思いまふ
やっぱり年上のイメージだなぁ あの年頃って1、2歳の差って大きいから それがマリ独特の「余裕」になっている、みたいなイメージ 後、俺の中ではシンジよりちょっとだけ背が高いw
フィギュアだとシンジと比べて背高いんだっけ
設定上14であってほしい ただ、お姐さんキャラだと思う
俺は逆にちょっと年上であって欲しい派
これで年下だったら・・・
「そういや、真希波さんっていくつなの?」 「私?えーっとねぇ…13」 「へぇ〜、13歳なんだ…えっ!13!?」 「な、なに?どうしたの急に?」 「い、いや…ずっと年上だと思ってたから…」 「あぁ〜、私もシンジくん初めて見た時、年下だと思ったにゃ〜」 「なんか、複雑…だな。年下に、わんこ君って言われたなんて…」 「まぁまぁ、世界は広いってことだにゃ〜」 「アスカと綾波が知ったら、多分僕より驚くんだろうなぁ…」
13であのスレンダー巨乳・・・グラビア界が黙っちゃいませんな
「わたし6歳。実はロリっ子」 「いらない属性まで付属した?!」
カヲルと同じで15くらいな気がする 高校生でも違和感無いけど
>>49 「姐御!」とか呼ぶとぶっ飛ばされそう
ミサトと気が合いそうなのが怖ろしい
二人に弄り倒されるシンジであった
シンジと一緒に暮らさないかなあ
マリは20歳過ぎでも違和感ないな 新劇場版はシンジたちも旧世紀版より1歳くらい年上のイメージだけど
>>57 ミサトとアスカにマリまで加わるのか
家事、ずっとシンジのターン!
「白がマリさんで、縞がアスカ。黒レースはミサトさんで・・・ マリさんとアスカは洗濯機でいいけど、レースは手押し洗いじゃなきゃ ダメだな。あ、買い置きの柔軟剤はどこだったろう・・・」 羨ましくも悲しいシンジ、日曜日の午後であった
「みんな、晩ご飯なにがいいかな?」 「私は別になんでもいいわ」 「ハンバーグに決まってるでしょ!」 「お魚がいい!…けど、シンジくんの愛情が入ってるなら、なんでもいいにゃ〜」 「マリさん…うん!じゃあ今日はお魚にするね!」 「なっ…!?」 「ほうほう…やるわね、あの子…」
お魚銜えた(ry
お魚くわえたマリさんを呆然と見送る気弱なシンジ君なわけですね
ポッキーゲームみたいにお魚を・・・
どこまでも蒼さが広がる、大空。小さい欠片のような雲が一つだけ浮かんで、風に吹かれて消えていく。それだけをただじっと見つめて、世界の向こう側を考えていた。 何時になったらこの退屈は上にある空のように晴れるのだろう。小さい頃に沸き上がっていた孤独感とはまた違う、なにか。エヴァに乗っていたときに感じていた、なにか。いろんなものが混ざって、心にある真っ白なキャンバスを奇妙な色で描いていく。 思ったことに小さく溜息をついたとき、空を見ていた僕の目に映ったものは。 真っ青な空から落ちてくる、赤縁の眼鏡をかけた可愛い女の子だった。 これまでの平凡な人生のなかで、いくつか大きな出来事があった。エヴァのパイロットとして正体不明の『使徒』と呼ばれるもの達と戦ったり、綾波やアスカとの出会いもある。 けれど、空から人が落ちてくるなんて初めての体験。僕は何をしていいかわからず、彼女が落ちてくる地点でおろおろしているだけだった。 「そっ、そこのキミ!」 遅かった。彼女が叫んだときには、全てが遅かった。 瞬間速度ならF1のマシンに匹敵するのではないかと思うほどの速さで彼女は僕の体目がけて飛び込んできたのだった。 「いてててて……当てもなく飛んじゃったのがやっぱ敗因かにゃ」 痛そうな表情を浮かべている割には、そうでもなさそうな声を上げる彼女。 ぶつかられた僕の方はごちんと頭をコンクリートにぶつけて、痛みのせいで頭のなかが爽快そのもの。 そして。 「ありゃ、地面がやけに柔らかいと思ったら」 ふと気づいたようにちらりと下を向いて僕を見つめる。ようやくわかった。今現在がどのような状況なのかを。 さっきの盛大な事故のせいで倒れてしまった僕の上に馬乗りになっている彼女。彼女は僕を見下し、僕は彼女を見上げるかたち。 誰も助けてはくれないのに思わず伸ばした手に触れるのは、感じたことの無い優しい柔らかさの二つのふくらみ。その感触で僕は一気に意識を引き戻された。
>>65 「ごっ、ごめん! これはその、不可抗力で」
急いで手を引っ込めて目をこする。初夏の柔らかな涼風に乗って彼女の匂いが鼻をかすめた。馨しく、そしてきつくもない、薄荷の匂い。
胸を触ってしまったことに弁明している僕には興味を示さず、体の上から離れ、そのままの格好――短めのスカートなのに四つん這い――で辺りを見渡しながら、
「メガネ、メガネ……吹っ飛んでどこにいったんだろ」
「これ、かな」
まだ痛む頭を抑えながら、差し出した赤縁の眼鏡。多分、彼女は相当視力が悪いのだろう、倒れていた僕のすぐ傍に落ちていたのに気づかないまま他の所を探していたからだ。
「これこれ! よかったにゃ、壊れてなさそうだし」
レンズや縁のあたりをじっくりと見た後、満足そうな微笑みをたたえながら掛けた。
眼鏡がないと本当の自分じゃないとか、身体の一部になっているという話を聞いたことがあるが、彼女の様子を見ると、どうやらそれは本当だったらしい。
しかし、彼女は一体どこからやってきたのか。空から落ちてくるのにはそれなりの理由があるはずだ。
白いシャツに深緑のネクタイ。
そして黄色で縁取りされた胸元のポケットには学校の名前の頭文字かはわからないが、大きく『J』がかかれており、黒みのある赤とネクタイと同じ深緑で構成されたチェックのスカートに、ニーハイソックスという、僕たちの学校ではまず見ることのない姿。
「何、なんかあたしの顔についてる?」
「そういう訳じゃないんだけど」
流石にこの状況じゃ、どこから来たのとは聞けなかった。変な返答が来ることが安易に予想できたからだった。
「うーん、日本にやってきたはいいけど全然わかんないや……あ、」
まだ起き上がっていない僕を見て、にやり。何かを企んで笑いが抑えきれない子供のよう。一筋、異様に冷たい汗がこめかみを通ってぽたりと落ちた。
>>66 「キミ、さっきあたしの胸触ったよね」
「へっ、あ、えっと……うん」
「その罰として、今日からキミはあたしのお世話係になってもらいます!」
びしっと人差し指を僕へ向けて言い放つ彼女。罰としては軽い様な、軽くない様な。それでもそのぐらいで済むならラッキーなのか。
「転校生の設定になってるはずの学校もどこにあるか分かんないし。本当、踏んだり蹴ったりだにゃ」
彼女は二つにくくった茶色の髪の毛をなびかせて、僕の傍に寄り、
「ちょっと、何してるんだよ!」
事も有ろうに、彼女は僕の首筋あたりに顔を埋めて、ふんふんと匂いを嗅ぎ始めたのだ。時折当たる、彼女の吐息がくすぐったく感じられる。
「いい匂い……キミ、L.C.L.の香りがする。もしかしてさ」
エヴァに乗ってるの。彼女は気後れもせず、単刀直入に聞いてきた。L.C.L.を知っているのは、エヴァのパイロットかネルフ関係者以外にはいない。ということは、目の前にいる彼女は。
「その、そういうことは機密事項だから」
「ふふっ、キミ面白いにゃ。それじゃエヴァに乗ってますって自分から言ってるようなもんじゃん」
僕の額を軽く弾いて、
「そうかぁ、キミがあのネルフのわんこ君なんだ。ちょっとわくわくしてきたかも」
「じゃあ君も、エヴァの?」
「本当は誰にも言っちゃだめなんだけどね。ほら、あの人来てるでしょ、式波・アスカ・ラングレー大尉」
あの人、ユーロで知り合いだったんだと自分で頷きながら彼女は喋る。アスカの知り合いなら案外話は早く進むかもしれない。きっと父さんは彼女のことを知っているだろうし、ミサトさんが知らないなんてこともないだろう。
>>67 「ま、とにかくよろしくね。わんこ君」
心の中で犬になった覚えなんてないと突っ込みを入れながら、まだ彼女の名前を知らないことに気づき、
「あの、名前。まだ聞いてなかったから」
「名前? 真希波・マリ・イラストリアス。普通にマリって呼んでくれたらいいにゃ」
やたらと長い名前なのはアスカも同じこと。彼女も日本とどこかの国のハーフかクォーターなのか。
ユーロに居たぐらいだから可能性がないわけじゃないが、余計なことを考えるのはもうやめておいた。面倒なことには巻き込まれたくないと思ったけれど、彼女と出会った時点で時既に遅し。
「わんこ君、名前は」
「えっと、碇シンジ。今さらだけどよろしく」
握手のために差し出された彼女の手が、真上の太陽の光に反射してきらりと輝く。
爽やかな薄荷の匂いが駆け抜ける、屋上での出来事だった。
所変わって、ネルフ本部の奥深い司令室にて。
「ついに彼女がやってきたらしいぞ、碇」
「ああ、知っている。全ては予定通りだ」
ユーロが送り込んできた、謎のベールに包まれた新しいパイロット。ゲンドウは手元の資料のなかで笑っているマリの写真を見ながら、
「シンジは感情を知らなかったレイを恋に目覚めさせた。誰にも心を開こうとはしなかった弐号機パイロットのアスカさえも手懐けた」
「そういうところは碇にそっくりだな」
「……そして真希波・マリ・イラストリアス。さて、シンジはどうでるかな」
似ていることを否定しなかったゲンドウに冬月は苦笑をこぼした。しかし、この展開は見物であることに間違いは無い。
「楽しみだな」
「ああ」
>>68 「喜べ男子、どこぞのアイドルがやってきたかのような可愛さの転校生だ!」
言動がミサトさんによく似た担任の一言に、クラスの男子は総立ち。そこやかしこで嬉しさのあまりに奇声を発している奴もいるし、泣きながら抱き合っている奴らもいた。
「ばっかみたい。アイドルなんかで嬉しがるなんてまだまだ子供ね」
僕の隣でアスカは鼻を鳴らしてそっぽを向いた。いつもより言葉が鋭く痛い。
「バカシンジもそういう奴のほうが好きなんでしょ」
「違うよ」
アスカの瞳――マリのそれよりか深く青さが際立った――に捕らえられ、次の言葉が出ない。機嫌が悪くなった証に、綺麗に整えられた眉毛がつり上がっている。
「慌てなくても転校生は逃げないから。じゃ、こっちに」
がらりと開いたドアから入ってきたのは屋上で出会ったばかりのマリ。一瞬、しんと静まった教室の空気も、
「うおおお、神は俺のことを見放してはなかった!」
「違うな、俺にやっと運がまわってきたんだ……」
などと狂喜乱舞の声が飛び交うなか、僕の驚きは最高潮に達していた。まさかな、そう思っていたのが実際に来てみると結構大きかったりする。けれど、僕なんか比にならないぐらいに驚いていたのは、
「ああああ、なんで!」
普段では見られないアスカの焦りよう。マリが言っていたことは本当だった。この反応を見れば、知り合いどころの関係じゃないこともわかる。
「落ち着け、落ち着け。自己紹介よろしく」
鼻息荒い男子たちを椅子に座らせて、担任はマリへと喋りを促した。
「真希波・マリ・イラストリアスです。日本語は喋れるけど、日本に来たのはまだ少しなんでお手柔らかにお願いします。以上!」
歓声が沸き上がると同時に、隣から盛大な溜息が聞こえた。
「どうかした?」
「よりによってマリが来るなんてってことよ」
あんたにもその内わかるわと、頬杖をついたアスカはまたも溜息をついた。ここまでアスカをアンニュイにさせるマリ、思った以上に強敵かもしれない。
>>69 「席はねえ、うん、碇くんの横がちょうど空いているからそこに」
「はい、わかりました」
赤縁の眼鏡の向こうで微笑をたたえ、僕たちの方へと歩いてくるマリ。アスカは依然として頬杖をついたまま、真反対の方向を向いていた。
「よろしくにゃ、わんこ君。そして、式波大尉」
マリはわざとらしく不格好な敬礼をしながら、僕とアスカに言葉をかけてきた。
「日本に来てまであんたの顔を見るなんて思ってなかったわ。大いなる誤算かしら」
冷静かつ的確な皮肉を言いつつ、アスカは何かに気づいたように目を見開いた。
「ちょっと待って、なんで日本に来たばっかのあんたがシンジのことを知ってんのよ」
「それは……」
「さっき衝撃的な出会いをかましたばっかで。大胆にも胸を触られました」
なんと語弊のある言い方なのだろうか。左を見れば、悪戯が大成功をおさめて目を輝かせたマリ。右を見れば、怒りのあまり顔の筋肉が引き攣って、逆に笑っているようなアスカ。
「違うんだ、それには深い事情があって」
言い訳を必死に組み立てる僕にずいと近寄ったマリは、
「何が違うのにゃ? しっかり感触を確かめてたでしょ、わんこ君」
「こおんの、エロシンジ!」
10秒後に、顔面へ突き刺さったのはアスカの鉄拳だった。
この瞬間、僕が生きる自信をなくしたことは言うまでもない。
続……かない。
またも投下すみません、29です。 ROMるとか言っておきながら、このスレの賑わいにでもなればと思ってしました。 是非お許しください。 気が向いたらまた投下させてください(何時になるか分かりませんがw) 最後に、マリばんざーい!
うめぇなー
是非とも続けてもらいたい
タリ・ホー!上手いよねぇ こんなにイイ話上げられたら俺なんか書けんじゃんw ぜひまた書いてください ちなみにこれで何枚?もしくは何文字?
ぃやっほーーーーっ!!!
76 :
29 :2009/08/08(土) 20:30:14 ID:???
>>74 これで4300字ほどです。
是非、是非書いてくださいw
FF投下は誰のであろうと俺は楽しみにしてるよ
よーやっとマリのフィギュアが届いた じっくりと堪能しつつネタを考えよう
「ち、ちょっと、そんなくっつかないでよ…みんな見てるし…」 「もう、ホントは嬉しいくせにぃ〜♪」 「そ、それに…その…あ、あたっ…てるし…」 「あれぇ〜?シンジ君もしかして、私の悩殺バディーにメロメロなのかにゃ〜?うりゃうりゃ」 「ち、違うよ!からかわないでよ!」 「まぁまぁ、怒らない怒らない。ね?」 「…もう、調子いいんだから…」 「あら、貴方たち仲がいいのね」 「あっ、リツコさん。おはようございます」 「どーも、赤木博士」 「貴方たち、仲がいいのはかまわないけど、あまりイチャイチャしないことね。見てて暑苦しいわ」 「ムッ!なんですかそれ!?暑苦しかったらダメなんですか!?嫉妬ですか!?ダメですよ!シンジ君は私のわんこ君ですから!赤木博士には渡しません!!」 「ち、ちょっと!マリ、それは…」 「私のわんこ君って…それじゃまるで、シンジ君がバター犬かなにかみたいね」 「「バター犬?」」 「わ、解らなければいいの。忘れて頂戴」 「リツコ、ブザマね」 「先輩…不潔です…」
ブザマすぐるww そしてマヤちんのツッコミ的確すぎwww
age
「にゃ」はそんなに多用しちゃいけにゃいと思うのですよ
ベストカップルだな
ところ構わずマリがシンジにニャンニャンしてて 周囲が(#^ω^)ビキビキしてるイメージ
マリは攻めるとは得意だが、攻められるのは苦手なイメージ
攻められてるのににこにこしててシンジの心折っちゃう感じだよな
アスカには到底かなわないが シンジは微妙にツッコミキャラかもしれない マリはボケかなぁ?
学芸会で漫才コンビを組ませてみたい
「シンジ!わいと組んで漫才やらへんか?絶対おもろぐはぁっ!」 「あ、ごめーん。足がひっかかったにゃ」(棒読み 「・・・さりげなくローキックで脛蹴り。やるわねあの女」
確信犯は怖いにゃ
あげっか
マリはすぐやらせてくれそうにみせといて焦らすタイプに違いない
シンジ「やめて! やめてよ!」 ビリビリビリ マリ「あと、いちま〜い♪」
俺の大好きなマリだけは何が何でもシンジにはやらん!
このスレ内ではマリとシンジはラブラブなのです
シンジとマリは性格も体の相性も最高
100ゲット
スタッフの誰かがマリとシンジの絵描いてくれないかな
102 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/11(火) 15:56:12 ID:HLoAeBWy
あげ
破の展開見てるとギャルゲー出せそうだな
「マリさんがハイヒール履くの・・・ちょっとヤだな」 「えぇ!に、似合わないかにゃ・・・」 「いや・・・男が背伸びしてキスするのって・・・ちょっと」 「(///)」
背の高い女性ってイイ
マリは泥棒猫って単語が一番似合いそうな気がする。
107 :
29 :2009/08/11(火) 19:37:47 ID:???
保守がわりに次のSSの序章?みたいなやつを。 短いけど許しておくんなまし。
湿り気を帯びた梅雨の暑さもようやく、肌が焦げ付く様な本来の暑さに戻って来た、ある日の午後。 前日の大雨で透き通った夏空は雲一つ浮かんでおらず、何者にも遮られることの無い太陽は嬉しそうに陽光を放っている。 第3新東京市、寂れた人気の無いビルの屋上にて。自殺防止を図る、白く塗装された柵に腰をかけて長い足をぶらぶらと揺らす女の子が一人。その端正な顔は退屈で曇り、彼女の表情を見た誰もがきっと話しかけるのを躊躇ってしまうほどに、刺々しい雰囲気を纏っていた。 「神様なんて、信じるだけ時間の無駄……か」 彼女は自嘲するような薄ら笑いをこぼし、ふと脳裏に現れた気弱で頼りない奴を瞼に映した。 今日はわんこ君と組んでテストするんだったっけ。 申し訳なさそうに近づいて、恐る恐る『マリさん』って話しかけてくる姿なんてまるで本当の犬みたいだし、式波大尉になんかほぼ下僕扱いされてるのも結構お似合い。
>>108 「ばっかみたい、なんてにゃ」
年下の大尉の口癖を真似て小さく呟き、すうっと深呼吸して数秒息を止めてみた。プールの中へ潜ったような、独特の静けさが訪れる。
そういえば、誰かが言っていた。『青春は一種の風邪みたいなもんだ。避けては通れない、必然的な病気さ』
いくら使徒が殲滅された平和な世の中になったといえども、小さな動乱が続くこのご時世に青春どうのこうの言うのは、どうしようもない馬鹿な平和主義者ぐらい。
不必要になったエヴァの訓練だって、まだし続けてるってのに。いー、と牙を、いや歯を剥き出してそいつに噛み付いたのもいい思い出なのかな。
彼女は静かに息を吐いた。いつの間にか退屈さは夏の蒼に吸い込まれて溶けていた。目の前に広がる、山とビルと一戸建ての普通の街。少しずつでも人の温かみが戻ってきつつある、優しい街。
『あ、それと。青春の恋は大人になってからの人生じゃ味わえない甘酸っぱさがあってだな。なんというか、その時の恋は病気なんだ、こじらせると風邪以上に尾を引く厄介なものだよ』
頑張れ、恋するハイティーン。どこぞの恋愛ドラマの臭い捨て台詞。ぞぞぞと背中に寒気が走ったのを思い出す。
「バカ、本当のバカじゃん……」
彼女はまたも自嘲気味に笑いながら言葉を吐き出した。でも、そいつもバカだったように、今の自分もバカなのだ。人生の設計ミス、恋の耐震偽装をしてしまった自分はなんとバカなのだろう。
「ま、なんとかなるでしょ。この病気も」
ひょいと柵から飛び降りて、誰に向ける訳でもなく、声を上げて思い切り笑った。こじらせたい病気がこの世にあるとは。そしてそれを身を以て知るはめになったとは、何と皮肉なものか。
真希波・マリ・イラストリアス、16歳。恋するハイティーンの目の前に積み上げられた恋の壁は、それはそれは果てしなく高いものだった。
110 :
29 :2009/08/11(火) 19:43:16 ID:???
こんな感じです。 年上ってレスがあったんで、それ含めてみました。 他の書き手さん浮上の為に一旦沈みます
GJ!!
いいよねぇ! 比喩表現なんかとても面白い 「書き慣れてる」感じがする 続きが気になります ハリー!ハリー! 俺・・・1年近く書いてないじゃん(涙
アニメディアのシンジはなぜ後ろなんだ
年上・・・たしかに新属性追加で他キャラとは被らなくなる 設定上疑問はのこるが、これはこれでアリだな
年下の意味も含めてのわんこ君発言だと思う
よっしゃ!設定変えるぜ!
雨の日はキライだ。 ココロの中だけが乾いていく気がする。 「行きたくないな……学校」 塗り潰された鉛色の空。傘を広げていても、したしたと降る小糠雨がシンジの身体にまとわり付く。 慣れた通学路。だが足は重い。湿度のぬかるみを歩っているようだ。 ――それでも行かなきゃ。ミサトさんが心配するし。 そんな義務感にも似た思いが圧し掛かり、ますますシンジの足取りを重くする。 そしてため息を吐く。いつもは歩道橋の前で待っていてくれるトウジやケンスケの姿も今日はない。きっと先に学校へ向かってしまったのだろう。 その代わりに。 意外な人影をシンジは見てしまった。 真希波・マリ・イラストリアス。 この雨の中、傘も差さずに電柱に寄りかかって缶コーヒーを飲んでいる。制服姿にも関わらず、鞄の一つも持っていないところを見ると学校をサボる気マンマンらしい。 ――相変わらず奇矯な人だな。 シンジは彼女が苦手だった。ユルくて奔放で頑固な上に平気で無茶はするし、どうにもシンジの理解の範疇を越えている。 一生、名前で呼び合うような仲にはならないだろう。 今も、雨など知らぬ気にマリは歌いながら。 「I'm singin' in the rain Just singin' in the rain♪」 飲み干したコーヒーの空き缶を、あろうことか車道の向こう側にあるゴミ箱にアンダースローで放り投げていた。小気味いい金属音を残して、見事に命中。 不意にマリが振り返った。どこか挑発的なふてぶてしい笑顔と共に。そして、右手を挙げながら。 「や、おはよう。いい天気だね、ワンコ君」
>>117 「真希波……先輩。雨の日なのに楽しそうですね」
シンジは精一杯の皮肉を込めたつもりだったが、マリには一向に通じていない様子。
「楽しいよ。うん、楽しい」
腰に手を当てつつ胸をそらすマリ。
――うわぁ、雨でブラウスが透けてインナーのラインが見えちゃってるよ。
いやいや、そんなこと考えちゃいけない、と必死に妄念を払うシンジに、不思議なものを見るような眼でマリは言った。
「ん? ワンコ君は雨が嫌いなのかにゃ?」
「……好きな人、いないと思います」
「あたしは日本の雨、好きだな」
笑顔を消して、マリはぽつりと言った。
――そんなのおかしいじゃないか。服はずぶ濡れになるし、それなのに、ココロは――
視線を逸らし、濡れたアスファルトを見ながらシンジは言う。
「僕には分からないですよ。なんで日本の雨が好きなのか……」
「暖かいから」
え、とシンジは面を上げた。マリが真っ直ぐに両腕を伸ばし、てのひらに雨を受けている。それは、あたかも恵みの雨を受け取るかのように。
明後日の方を向いて、誰にともなくマリは呟く。
「英国の雨は冷たいんだ。骨の芯が凍るくらい。我慢できなくなる」
その声音は驚くほど硬い。普段の気さくなユルさはなく、シンジが見たこともないマリがその場所に立っていた。
シンジは今さらながらにこの少女のことを何も知らないことに気付かされる。
「だから」とマリは振り向き、メガネを直しながら、いつもの表情で。
「あたしは暖かい雨が楽しい。蒸し暑いのも楽しい。第三新東京市、この街が楽しい」
――そんなこと言うひと、初めてだよ。
こんなにも楽しそうに生きている少女。
オトナのミサトさんはもちろん、綾波もアスカもそして自分も、何かを背負って、そしてそれに押しつぶされそうになりながら生きているのに。
彼女は、マリは、それすらも軽々と飛び越えて。
生きることを楽しんで、いる。
そして、シンジは軋むように自分に問う。
僕にそんなことが出来るだろうか、と。
>>118 「ねぇ、真希波……先輩。でも、そのままじゃ、風邪引くよ」
――せめて、このくらいしか僕にはできないけれど。
傘を差し出すシンジに、しかしマリは。
「相合傘かにゃ? うーん」
勢い良くその傘をひったくり、くす、と悪戯っぽく笑って、くるくると傘を畳むと。
「What a glorious feelin' I'm happy again♪ おりゃーっ!」
車道の向こう側目掛けて槍投げのごとく放り投げた。
「ちょ、あ、あぁーっ! い、一体何を……」
見事ゴミ箱に突き刺さった傘と、にまっと微笑むマリの顔を見比べながら、シンジはおろおろとうろたえる。
「あたしに傘を差し出すなんて、じゅーねん早いんだよ、ワンコ君」
あまりと言えばあまりの仕打ち。なんて容赦なし。この惨状に我を忘れて叫ぶシンジ。
「ひ……ひどいよマリさん! 僕の傘が……」
不覚にも彼女の名を呼んでいることすら気付かずに。
「ん。ちゃんと名前で呼んでくれたね、ワンコ君。嬉しいよ」
くすぐったそうに柔らかく目を細めるマリに、あ、とシンジの意識が向かう。
――乾いたココロに、雫のような水滴が一つ。
「じゃあさ、相合傘の代わりと言っちゃなんだけど、こんなのはどうかにゃ?」
マリがシンジの手を握る。暖かく優しく手を握る。
とくん、とシンジの鼓動が早くなる。
――雫は、乾いたココロに、染みて、沁みて。
雨の中、触れ合う指先で繋がるふたり。
シンジは思う。
僕には理解しがたい彼女の突飛な行動にも、彼女なりの意味があるならば。
僕はもっとこのひとのことを知りたいと、秘かに願うのも悪くはないだろう。
それにしても、自分の名前を呼ばせておいて、僕は「ワンコ君」のままとはいかがなものやら。
本当にこのひとにはかなわないな、とシンジは内心苦笑する。
>>119 「楽しいですか、マリさん?」
「楽しい! さいっこーに楽しい!」
西の空に薄日が差している。もうすぐ雨は上がるだろう。
歯車めいた日々の中、マリという少女がシンジの中で加速する。
マリは歌う。歌い続ける。
「The sun's in my heart And I'm ready for love♪」
――やがて降り続く雫は、乾いたココロを潤すだろう。
「マリさん、ちょっと急ごうよ。遅刻するよ」
「おっけー! サボるのやーめた。学校だって楽しいよね……くちゅん!」
あーあ、だから言わんこっちゃないのに……と、シンジ。
マリのリフレイン。
「The sun's in my heart And I'm ready for love♪」
シンジはマリの手を握り返し、そして一歩踏み出した。
見知らぬ恋までの、もう一歩。
久々にSS書きました
お眼汚し、すいませんです
GJ!!! マリが可愛すぎるw
>120 良かったです。もっと下さい!
GJ! なにげに良スレ化してるなここ
「にゃ」を多用するなとあれほど言ったじゃないですかー
まったりいこうよー
にゃ、、にゃ〜ん あずにゃんかわええええええええ
>>128 みたく
エヴァなんぞに乗らず
4人が揃って制服姿で学園生活を送れる世界は
来ないんだよなぁ…
>120 GJ!続き頼みますわ 良いテンポの文章だわ
ここまで作者自演
>120の人気に嫉妬
こんなの俺のマリじゃない
毎度どうも、29です。
>>109 の続きになります。次はお盆明けに投下できるかと。
こんなのマリじゃねえと思う方もおられましょうが、
しばし耐えてくださると嬉しいですw
「にゃんこがいないからって、何でアタシが代わりをしなきゃいけないのよ」 マリがやっとこさビルから出て行った、同時刻のネルフ。 謎の計測機械やモニターで埋め尽くされた殺風景なテストルームに響く、耳をつんざく様な怒声。 その怒声にうろたえるのはネルフ職員だけではなかった。 怒りに燃える真っ赤な弐号機の隣にいる、げっそりした紫色の初号機のパイロットの碇シンジも同じく。 きっと怒りは飛び火してくるだろうと、そして僕を薪にして燃え盛る火炎になるのだ。 そう思うと、マリを恨まずにはいられないが、さすがにそこはぐっと飲み込んでひたすら耐える。 ここで生きるには、慎ましくそして従うのが一番だと痛い程わかっていた。 「あのにゃんこ、帰って来たら本気でぶっ飛ばしてやるんだから」 「アスカ、ちゃんとマリさんって呼ばないと」 「あんなやつにさん付けで呼ぶなんて考えられないわね。第一、アタシの方が階級は上なんだもん、どう考えても言うことを聞くのはあっちでしょ」 式波・アスカ・ラングレー大尉は大層お怒りであらせられる、すみやかに全員退避。 そっと耳打ちで広まる、葛城ミサト三佐ネルフ作戦課長の命令に、首を傾げながらもそそくさと出て行く職員たち。 「マリさんにも遅れる理由があったんだよ。今度の訓練のときに代わってもらえば……」 「だからあんたは甘いのよ。あいつがユーロにいたとき、なんて呼ばれてたか知ってる? 遅刻、ずる休みのにゃんこよ。今思うとそんなあだ名をつけた奴のネーミングセンスを疑うわ」 ユーロでもあんなのだったんだ、とシンジはアスカに聞こえないように静かに笑った。
>>135 天衣無縫、天上天下唯我独尊、そして才色兼備。
マリに最後の四字熟語が当てはまるかどうかはわからないけれど、前者の言葉は見事に彼女の性格を表していると思う。
空から落ちて来た時点で奇怪な人だとは思っていたけれど、それが付き合ううちに、さらに奇妙奇天烈な印象に変わるのは必然と言えた。
僕が勝手なことを考えるに、マリさんはきっとタイムマシンが無くてもいろんな時空間へひとっ飛びが出来そうな感じ。ごめんなさい、マリさん。
「こら、ちゃんと聞いてんの! バカシンジ」
『聞いてますとも……えー、式波大尉』
2人のエントリープラグ内に聞こえるは、正に渦中の人物のやる気の無い声。
「あー、マリ。今日の訓練はアスカに代わってもらったから。後で生まれたことを後悔するかもしれないわよ」
作戦課長という高い地位につきながら己の仕事を放って逃げ出そうとしているミサトは、遅れて来たマリを哀れむようにぽんと肩を叩いて、テストルームを後にした。
「わかってますよっと。あーあー、マイクのテスト中」
『ちょっと、あんたいつの間に帰って来たのよ!』
「がるがる、今日はわんこ君の代わりに式波大尉がよく吠えますな。御苦労様です、今日のテストは終了」
くくくっと奥歯を鳴らして出す笑い声は、アスカの神経をさらに逆撫でする。
怒りの火炎が飛んで来ないうちに逃げ出そうと考えたシンジは、がうがう吠え続けるアスカにばれないように初号機のエントリープラグを射出してもらい、更衣室へさっさと逃げ帰った。
僕の平べったい精神力じゃ、あの2人についていくにはとてもじゃないが無理なことだ。ユーロはいろいろとレベルが高過ぎて困る、本当に。
シンジの溜息は、そこいらにいる魔神たちが吐いた凍える息より重たく、どんよりとした空気を背負っていた。
続く
支援
138 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/13(木) 17:19:28 ID:qcJToFo2
あげ
あげんなカススレ
>29 乙 面白いから、イイ! お盆明けの投下、楽しみに待っています
・数少ない登場シーンでは戦闘ばっか ・綾波、アスカたちとの絡みもないから、どんな行動をするのか分からない ・バックグラウンドも劇中での立ち位置も不明 こんなキャラでLMSやろうっていうんだから脳内補完で 「俺マリ」になるのはしゃーないわな
マリはシンジの童貞を奪う資格がある
まぁ制作者がシンジを寝取らせる構想もあったと言ってたからな ソレくらいやってのける空気はある
マリとシンジのラブラブって想像しづらいんだが・・・
マリって童貞キラーのイメージが強い ゼルみたいにシンジも補食したら …プイ!だろ
シンジの初キスを奪う時でもディープきめそうな感じ 負けじと舌を入れ返したら「おっやるねぇ♪」とか言われそう
段々と米倉けんごのキャラのようになっていくんだが。もっとも、ヨネケン化したら、シンジじゃなくトウジを襲うと思うけど。
米倉はあんましシンジの事好きじゃないらしいけどな ・・・と言っても、アスカ攻めのアスカ×シンジ本とか書いてるけどw マリでもやっぱりマリ攻めのマリ×シンジを書きそうだ (ただしふたなりとかにして)
何でアスカもマリも波が付くのだろうか
今日でマリしゃんとのデートも6回目 でもマリしゃんは手も握ってくれないんだ マリしゃんの勇士を眼に焼き付けて脳内妄想しよう ・・・マリしゃんのお相手はシンジなんだがなorz
股ユルそうで良いよね
と見せかけておいて一線は越えない それがマリにゃんクオリティ
ストレートに「SEXをしよう」と言いそうだぜ
ワーンコ♪SEXしよっ♪
箱根ラブストーリー
158 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/15(土) 10:41:11 ID:5H6SUnMT
マリ「わんこ君は真面目な顔して本当はド変態なんだよね?知ってるよ、セカンドの裸見てオナニーしたこと」 シンジ「なっ…いや、それは…」 マリ「大丈夫、秘密にしとくよ♪そのかわり私にもみせてよ、わんこ君が自分のいじってるの」
マリとシンジは本編でキス飛ばしてペッティングまでやってるから、成行きで一線をこえた2人が気持通わせキスする奴が見たい Qで
ドビュッシー
シンちゃんにデレンデレンなマリが見たいのん 略してシンデレ アレ?
ラ
シンちゃんの誕生日にリードと首輪をプレゼントしちゃうぞ
マリにも首輪をつければ・・・
167 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/17(月) 13:59:00 ID:eB/vwpdu
ベストカップル
168 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/17(月) 15:08:16 ID:2BHRjkmJ
なんとなく男でも女でもイケそうなクチではないかと… ケダモノだもの。
169 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/17(月) 15:38:31 ID:EZji8vZW
シンジの股間がビーストモード
シンジの首とか服に隠れてない場所でも平気でキスマークとか歯形とか残していきそうでいい
人前でいきなりシンジの唇を奪いそうなのがいい
そしてアスカがこの泥棒猫・・・・とかいう
黙ってマリの後頭部に三角定規を投げつけるレイ
>>173 そのままアスカまで襲いそうなんだよな…
拳で語り合う友情なのか
メガネ取って髪下ろしたら一番可愛い
>>176 それもまた良しw
キャットファイトしてもらおうか。
今のままでもマリさんは一番可愛いいよ YA見なよ
ヤングエースありません
メガネにぶっかけます
>>181 それ絶対もったいない
次号はマリさんが表紙だからな!
絶対買えよ!マリさんとの約束だ!
ニュータイプも表紙なんだっけ バイト受かったらなあ・・・
どういう生活してるか想像つかんなぁ 掴み所がない
表紙といえばシンジはハブられすぎだろ・・・ 人気投票1位取ってもハブられる主人公って、もうなにかの狙いがあるとしか
マリなら部屋の中では下着で過ごしていると言われても違和感ないな。
シンジは見るたび膨張
匂いフェチならシンジのシャツ盗むくらいするかもしれん 用途は…まぁ、アレなんだが
「シンジ君…良い匂い…うへへへへ」 「あのミサトさん、僕のプラグスーツが無いんですけど…」
ミサト(一応防犯カメラには記録されてるけど、ショッキング過ぎるから黙っておくべきかしら…)
吹いたww
>>188 実は家では和服をキリッと着こなす美少女だったらギャップ萌え
でもやっぱりおっさんくさいイメージしか浮かばない 薄着であぐらかいて野球or格闘技中継に激とばしてそう 一方シンジはエプロン付けて台所で家事
196 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/18(火) 10:22:41 ID:i47GXS5u
マリ「こんばんは、わんこ君」 シンジ「な、なんで君がここに!?」 アスカ「アタシが連れてきたのよ。これからアタシとマリとアンタの三人で楽しい事する為にね」 マリ「あら、気持ちいい事って聞いたからきたんだけど。ニヤリ」 アスカ「何ぼーっとしてんのよ!さっさと服脱ぎなさいよ!それとも脱がして欲しいって訳?マリ、やるわよ」 シンジ「やめてよ、二人ともやめてよ!」 マリ「わんこ君いい匂い。ムラムラしてきちゃった。」
シンジ×カヲル×マリorアスカが見たい
>>171 噛み痕だらけは良いな。
シンジ「あ…明日水泳あるから…!」
マリ「見せ付けちゃえばいいじゃん!」
噛み噛み
見せ付けちゃえばいいじゃんwww 良いな
自分がクラスにいないからって他人事だな ていうかマリはどこの学校なんだろ、そもそも年齢は… 制服は着ているが
14歳にきまっとるだろ そうじゃなきゃチルドレンの意味がない
むしろ41歳くらいがいい
41歳はなさすぎるだろ
S2機関搭載ならあり得るはず。
16くらいかと
>>198 寧ろ自分にも痕つけてって言いそうなんだ
少しジンジンするくらい強めに
>>197 アッー!
>>205 新劇場版では「14歳」の縛りはなかったのでは?
個人的には「ちょっと年上」がいい
>>208 うわー、すげーそれっぽいw
淡々とした表情が「独り暮らし」そのものだなー
ほら、シンジ!行って家事してこい!美味いもの作ってやれ!
・・・ミサトさんの部屋よりかはキレイなのがミソw
あまりにもリアルすぎるww さきいか好きなのか。ネコにはあげちゃダメだぞw
素性不明でも流石にマリも未成年だろう 寧ろ未成年が好奇心から飲酒するっぽいシチュなら好ましい 部屋にシンジ連れ込んで内緒で飲んじゃうって感じで、口移しで無理矢理飲ませたり
「大学生になったマリ」で脳内補完しますた
>>190 素肌にシャツ着て匂いをオカズにしてます
216 :
120 :2009/08/19(水) 21:03:13 ID:???
120です。 盆休み使い切ってLMS書きましたので投下します。 ちょっと長いですが、読んでいただけると嬉しいです。
スピードを上げろ、誰よりも早く。 走れ走れ! リニアモーターガール! 夏の日差しを残して陽は西へ。太陽光発電システムのミラーがゆっくりと閉じて行く。 自然と人工が調和した、雄大な第3新東京市の夕暮れ。 そんな景色の中の、あるビルの屋上。 茜色の空を背にして、たった独り立っている制服姿のマリ。 表情は見えない。 暮れなずむ街を気にも留めず、手元の携帯端末のモニタを凝視している。 ふと、言葉にする。それはかすかな痛みを伴っているかのように。 「……ワンコ君」
>>217 三時間前。
「まっさらのLCL、いい匂いだ」
プラグスーツを着用し、シミュレータに座るマリ。今日のスケジュールはエヴァの新装備を想定した模擬戦闘。
猪突猛進、正面突撃。一心不乱、喧嘩上等。真希波・マリ・イラストリアス。
誰が名付けたか、ユーロでの二つ名はリニアモーターガール。まともなチームワークが出来ないと誰にも言われている。
『マリ、シミュレータは2号機に合わせてあるから 、新装備の特性をよく考慮して模擬戦を行ってちょうだい』
葛城一佐の指示が飛ぶ。「はーい」と気のない返事をするマリ。
――この新装備、あんまりあたしの好みじゃないなぁ。
地上戦用高機動装備、通称H型装備。ウェポンラックを外し、肩部・背部に装備される高機動ユニット。
独立したジェネレ−タを内蔵し、背部にはメインブースタ、肩部は上下前後左右にサブブースタを有する。肩部下方ブースタを常時稼動することにより、機体は常に宙に浮いた状態となる。
文字通り三次元機動とスピードを優先した装備で、A.T.フィールドを展開し併用すれば、理論上は地上で音速を突破することも可能。
この新装備の装着により、対使徒戦において取りうる最良の戦術は、回避能力を最大限に生かしたパレットライフルによるドッグファイトである、とかなんとか能書きをたっぷりと説明された。
――ウンザリするなぁ。好きに闘わせてくれればいいのに。全然わくわくしなぁーい。
シミュレータのモニタが開き、新装備のおかげで上半身だけやたらマッチョになった2号機の姿がCGで表示される。
パラメータを与えられたプログラムをシミュレータ上で走らせているだけとはいえ、こんな機体はご勘弁願いたいマリではあった。
「ま、いーか。やってみなけりゃ分からないこともある、ってね」
>>218 『シミュレーション、開始』
葛城一佐の声と共に、眼前に第3新東京市の街並みが浮かび上がり、その中央に小さく使徒の姿が表示された。
「こちら2号機。状況を開始する」
そう言う間もなく、マリはスロットルをマックスにブチ込んだ。
「しっあわっせは〜あっるいてこない♪ お、センサに感。会敵(エンゲージ)」
酷く上下に機体が揺れる。コントロールがシビア過ぎて、全然姿勢が安定しない。
「マトモに動くの、コレ? そもそもターゲットにカーソルが合わないじゃん!」
口を尖らせて毒づくマリに、葛城一佐は。
『それを何とかするのがパイロットの役目でしょ』
などと涼しい声で答えやがる。
――にゃろぉー。そーゆーつもりかい!
そうこうしている内に使徒の姿がどんどん大きくなる。彼我の距離、既に1000を切った。
とりあえずノーロックでパレットライフルを乱射。その全てがA.T.フィールドによって阻まれた。
――集弾率悪すぎ! こんなんじゃぁA.T.フィールド貫通できるわけないじゃん!
使徒の眼が光る。判断するより先に反応し、マリはサイドブースタを二回吹かす。
「くっ! ジェネレータの容量が足りない! 回避に頼るとブースタがガス欠する!」
機体すれすれに輝く十字状の爆光を左目に見ながら、マリは装備していたパレットライフルを投げ捨てた。距離、300。
>>219 『ちょっと、マリ! あんた何やってるのよ!』
葛城一佐の声がマリには煩い。
――そっちがそーなら、こーれで行くかぁ?
「第四十八番と第六番の兵装ビル、シャッター開放!」
『マリ、答えなさい! マリ!』
――あたしの闘いの邪魔すんなあっ!
あてつけるようにマリはモニタを乱暴に切った。
第四十八番兵装ビルからショットガンを引き抜く。引き抜きざまポンプアクションをスライドさせ、シェルをチェンバに送り込む。
「うおぉりゃあぁぁぁぁ!」
すれ違いながらマリは散弾を使徒に叩き込んだ。しかも二度。
――よっしゃあ! A.T.フィールド削れてる!
使徒を置き去りにしてマリは第六番兵装ビルへと向かった。ショットガンを左手に持ち替え、兵装ビルの前で左前部と右後部ブースタを吹かしてクイックターンする。その瞬間、右手には魔法のようにE・ソードが握られていた。
「もういっちょおぉーっ!」
Uターンしながらフルブーストで再度マリは使徒へと向かう。左手にショットガン、右手にE・ソード。使徒はもたもたと向きを変えようとしているが、コア部分がガラ空きだ。
「逃げんなぁーっ! このやろーっ!」
ショットガンをぶっ放す。薄くなる使徒のA.T.フィールド。E・ソードを平突きに構え、マリは最大加速。ガス欠なんか気にしない。全質量を乗せてコアに向かって一閃。マリの絶叫が響く。
「ちきしょーっ! くたばれぇーっ!」
>>220 ネルフ内休憩室。
「……死んだ。完璧に死んだ」
制服に着替え、ソファにもたれて大の字に伸びているマリであった。半分白目を剥いている。その弛緩しきった首筋の神経に、不意に冷たい刺激が走る。
「にゃっ?!」
ばね仕掛けのように飛び起きるマリ。振り向けばシンジが缶コーヒーを手に、申し訳なさそうに立っていた。
「驚かせてゴメン。マリさん、訓練お疲れ様」
「……なんだ、ワンコ君か」
マリはシンジが差し出す良く冷えたコーヒーを受け取る。
「訓練で疲れてるんじゃないにゃあ。葛城一佐に……」
「ああ、ミサトさんのお説教かぁ」
その気軽な言い回しが、マリの神経を少しざらつかせる。
「ったく、いーかげんな装備のシミュレーションさせられて、何とかクリアしたと思ったらこってり絞られて……こんなの割に合わない」
吐き捨てたくなる気分を、シンジの前だから、となんとか抑えてマリは言う。
「で、ミサトさん、何て言ってたの?」
同じパイロット同士、ワンコ君が自分のグチを聞いてくれようとしているのはマリにも分かる。本当に変なトコ、優しいんだから、と少しだけ浮上した気分。
「あたしに向かって『ジョン・ウェインは要らない』ってさ」
「うん、僕もそう思う」
思いもよらないシンジの言葉。え、とマリは驚く。今、何て言ったの?
「僕もミサトさんと一緒にモニタ、観てたんだ。マリさん、突っ込みすぎだよ。上手く言えないけど……地に足が着いてない感じだった」
ひくっ、とマリの眉が上がる。思いっきり神経がざらついた。むしろ今の状態はヤスリそのもの。鋼だって削れそう。
「そっか、キミも葛城一佐と同じこと言うんだね」
すっくと立ち上がったマリは、表情を隠し。
「これ、返す」とシンジに向かって缶コーヒーを放り投げた。
きびすを返してその場を立ち去ろうとすると、マリの背中にシンジの声が聞こえる。
――聞きたくない。ワンコ君からだけは聞きたくない。
マリはその場を逃げ出した。ポツンとシンジを置き捨てるように残して。
>>221 「ヘコんだぁ。ただ今絶賛沈没中です。浮上できなーい」
どこをどう走ったのか、見知らぬビルの屋上にマリはいた。膝を抱えてうずくまり、まだ残るダメージを心の奥から追い出そうとする。
『ジョン・ウェインは要らない』と言った葛城一佐。
それに同意したワンコ君。
――上官に叱られるのなんていつものことじゃん。ユーロじゃ連携上手くないから、パイロットチーム内でも問題児扱い。それでもあたし、今までやってこれたんだし。
なのに、気分が晴れない。納得しているはずなのに、晴れない。
――なぜ、と自問する。
「ワンコ君に嫌われたかなぁ……」
多分、それが答え。
自分の闘い方を変える気はさらさらないし、そもそもそんな器用なことが出来るくらいなら、今日だってもっと上手くやれたはず。
マリの闘い方、それは。
「あたしってば全開で突っ走っちゃうからなぁ」
ただ、近接戦闘とは名ばかりの、使徒をど突き倒すマリの闘いぶりをシンジにモニタで見られていたのは大誤算だった。
――ドン引きだよね、あれじゃ。
「女の子扱いされなくなっても仕方ない、か」
闘うならば突っ走る。しかし、「恋も闘い」と呼ぶのならば。
――あたしには向いてないのかもね。
突っ走る恋なぞ、迷惑なだけ――特に、ワンコ君みたいなタイプなら。
ふ、とマリは小さくため息をついた。
その時。
携帯端末のコール音。あたしにゃ感傷に浸るヒマもないのかとメールを見ると。
件名は『動画を送信。よく観ること』。葛城一佐からだった。
>>222 凝視する。手元の携帯端末のモニタを凝視している。
目が放せない。ふと、言葉にする。
「……ワンコ君、凄い」
それは、以前の戦闘シミュレーションをモニタリングしたCG画像だった。初号機と2号機による使徒攻撃。2号機が前衛で大暴れしている。多分、式波大尉が操縦しているのだろう、さもありなん。
一見、派手な戦闘を繰り広げている2号機に目を奪われてしまいそうになるが、しかし、マリは初号機、碇シンジの戦闘を注視していた。
果敢に使徒への白兵戦を挑む2号機を、初号機は的確にフォローしていた。2号機が使徒から離れた瞬間、初号機は大火力のバルカン砲で確実に使徒にダメージを与え続ける。見とれてしまう、何て見事なコンビネーション。
――式波大尉はワンコ君に背中を預けている。
それはチームとしての信頼の証だ、とマリは思う。それと同時に感じるかすかな痛みは、軽い嫉妬なのだろうか。
『ジョン・ウェインは要らない』
一人で無茶な闘いをする必要はないんだよ、と。
――ならワンコ君はあたしの背中を護ってくれるかな。
歯を食いしばり、脚に力を込めて立ち上がる。立ち上がってみせる。
「こんな所でいじけていたって、前に進めねーじゃん」
モニタを閉じたマリは、ようやく笑みを取り戻した。あの、ふてぶてしいいつもの笑みを。
>>223 「マリさん、ここにいたんだ」
目の前にワンコ君、いや、初号機パイロットの碇シンジが立っていた。
――探してくれていたんだ。
呼吸が荒い。きっと走って来たんだろう、とマリは思う。エヴァのパイロットの所在は二十四時間絶え間なく把握され続けている。それなのに、わざわざ走って駆けつけるなんて――。
「マリさんのこと、怒らせちゃったみたいだから……ごめん」
そんなことないよ、と言いかけたマリを制し。
「でも、これだけは言わせて」とシンジは続ける。
「マリさんの闘い方、カッコイイと思う。僕にもあんな闘い方できればと思う。でも……マリさん一人が危険な目に遭うのはイヤなんだ」
男の顔だった。さながら闘犬のごとく、幾つもの修羅場をくぐった戦士の顔だった。
――そんな顔も出来るんだ。
マリは初めてシンジと会ったときのことを思い出す。
最初に好きになったのはあの匂い。LCLだけじゃないシンジの匂い。
それから、穏やかな笑顔と細い指。慌てた表情もかなり好き。
そして、今日。好きなところがまた一つ、増えた。
「だから匂いが違うのか……」
ぽつりと言葉をこぼすマリ。
――ねぇ、ワンコ君。突っ走ってもいいかい? むしろ突っ走りますよ?
戦闘も、恋も。それが、多分、自分らしい。マリはそう思う。
「気に掛けてくれてありがとう、ワンコ君。……おらぁ! 明日からもいっちょやるかぁ!」
大きく右手を振り上げてマリは気合を入れる。隣でワンコ君が微笑んでいた。
>>224 『今日の模擬戦闘はチームワークの評価を行います。碇シンジ前衛、真希波・マリ・イラストリアス後衛。両名指示に従って連携しつつ、ターゲットを撃破すること。以上』
二つ並んだシミュレータの中、マリは葛城一佐の声を聞いた。隣のシミュレータにはワンコ君が搭乗している。
――連携、か。後衛でフォローなんて出来るかな。
その時、モニタが開き。
「ミサトさん、提案があります」とワンコ君が真剣な顔で意見を述べた。
『何、シンジ君』
「マリさん前衛、僕が後衛。この方が良い連携が取れると思います」
にゃっ?! 突然何を言い出すのかとマリ。
「僕が一度先行して、敵A.T.フィールドを無効化します。その後、後衛に回ってマリさんのフォローをします」
――ワンコ君。キミって……。
『作戦立案の責任は私にあります』と葛城一佐は淡々と答える。
マリの表情が曇る。舌打ちしたくなるのを堪えたとき。
『よってシンジ君の提案を許可します。さらに、必要とあらばマリには白兵戦装備の使用も許可します』
――やった!
『まったく甘いわね、ミサトは』
『うっさいわねー』
赤木博士と葛城一佐の軽口すら、今のマリには心地いい。
>>226 さらには。
モニタの中ではワンコ君が片目をつぶっている。慣れないウインクなんかしちゃってさ……嬉しいよ、ワンコ君。
マリもウインクを返し、親指を立てた。自然と口元がほころぶ。
『えー、おほん。シミュレータ起動、模擬戦闘シミュレーション、開始!』
葛城一佐の指示。さあ、やってやろーじゃないの。
「こちら初号機。状況開始します」とワンコ君の声。
マリはゆっくりとスロットルを開ける。軽い。機体も安定している。赤木博士がリプロミングしたのだろうか。ならば、前回のブザマな闘いっぷりにも意味があったというワケだ。
とにかく、これなら楽しく闘えそう!
「こちら2号機、状況開始。飛ばすぞーっ! ワンコ君、付いて来れるかぁー?」
「ちょ、マリさん! 最初は僕が先行するってば!」
背中は預けるよ、ワンコ君。
これが、信頼。歪みなく揺るぎなく。そして……確かにあるのは、ほのかな恋。
戦闘も、恋も。
突っ走れ、リニアモーターガール。
お眼汚し失礼しました
乙! マリかわいいよマリ わんこ君かわいいよわんこ君
GJ!!! そのまま突っ走った後の結果が気になるw
おつかれさまでした!ドキドキしながら読ませていただきました!! しかしマリシンって、相棒って言う単語がよく似合う二人だのう
読んでいないけど お前のマリは俺のマリじゃないので 勘弁してください
>>230 まあまあ、そんなこと言わずに。
まったり行こうよ
「ワン子くん」は多用しないでってあれほどいったじゃないですかー
大事なとこでちょこっと使う方が好みなのだね
確かに大杉かもな 気になったワン子君
>>143 これはこのスレの中だけでも是非実行に移して頂きたい物だ
>237 その確認をするために我々はこのスレを覗いている。 今はそれでいい。が今後の本編の展開はこのスレの通りになってほしい。
自分に言い聞かせてみた。すぐに反省はしておいた。
「やっちゃったなぁ…」 黒い男性用のシャツを握りしめマリが呟く 少しボヤけた思考で荒い息を整えると、少しづつ体の熱が引いていく もう一度シャツに顔を近付け、確かめるように香りを吸い込む やっぱり良い、たまらない また少し興奮が戻る、頭に血が昇る LCLと、その奥にある匂い 初めて嗅いだ時から好奇心が抑えられなかった 「困ってるかなぁ…でもシャツ一枚くらいじゃ気にしないかな」 シャツの持ち主に思いを馳せる、見た目には大人しい、少し弱々しいような印象 こんなことバレたら物凄く驚くんだろうか、まぁそれはそうだろう その表情にも興味がある、どんな顔をするか想像するとまた熱を帯びてきた いつまでも嗅いでいたいと思ったけれど少しクラクラしてきた、ちょっとばかり酸素を吸い過ぎてしまった 身を預けていたソファから起き正気を保つ 「ふぅ、ちょっとやりすぎた」 反省反省っと呟き背筋を伸ばす、随分夢中になっていたらしく深夜になっていた 身体中甘やかな疲労に包まれている、よく眠れそうだ 「今度は、直に嗅いじゃいたいなぁ」 碇シンジの胸元へ顔を埋める妄想を抱きつつ、深く眠りの中へ落ちていった
考え無しに書いたらただの変態になっちゃった…
前スレ消しちゃった
242 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/20(木) 21:27:44 ID:8OZQw8lL
にゃーん
>>239 ちょびっと変態かも知れないがこういう切り口は結構好きだ
「一瞬の心情」を書くのもSSならではの良さだと思っている
マリはシンジのことを何と呼ぶのだろう 割とマジで悩んでいる
普段はキミって呼ぶ印象
『キミ』派だけど、多人数の会話だとどうなのかっていうのが悩みどころ。 そういう場合はすました顔で『シンジクン』、とかなのかね。 自分は、なんか勝手にオリジナルのあだ名みたいの作って、周りの目を気にせずにシンジを呼んでほしいな。 ああ、結局『わんこクン』からはなれられんw
マリもSEXする時洋モノみたいな喘ぎ声出すの?
基本シンジくんで感情が高ぶった時だけ呼び捨てとか
シンジ「マ、マ…マリッ!」 マリ「!!(ズキュゥーーーン)」 シンジ「…さん」 マリ「がっくり(でもキュンキュン)」 なんてやりとりはないかしら
シンジくんがマリさんに料理を教えています。 「まず、切り方はこんな感じで…」 「ほうほう…」 「…うん。こんな感じでやればいいよ」 「おっけー!もう分かったから、とりあえずやってみる!」 「え!?…大丈夫?マリさん、料理初めてなんでしょ?」 「なっ!バカにしてぇ〜…私だって、包丁くらい使えるにゃ!」 「わ、分かったよ。じゃあ、さっき僕がやったみたいにね」 「はーい!えーっと…右手がこうで…左手がぁ…痛っ!」 「あっ!?マリっ!!大丈夫!?」 「えっ!?」 「いや、だってケガ…」 「ち、違う!ケガのことじゃなくてさ!」 「ケガじゃない?…あっ!い、いや…あれは…その…とっさに…きゅ、急だったから…ご、ごめん!」 「いや!別に謝らなくていいよ!というかむしろ、私としては嬉しかったり…」 「「………」」 「つ、つづきしようか…」 「う、うん…」 なんか違う気がする
>呼び名 皆さんTHX! 「キミ」が多いようだ 「キミ」「シンジ君」「シンジ!」 ちょっとこれで考えてみる 再度、ありがとう
253 :
29 :2009/08/21(金) 20:54:40 ID:???
お久しぶりです、性懲りも無く29です。
>>136 の続きになります。
気に入らなかったら、月曜日のゴミに捨てておいてくだし。
「あんのバカシンジ、アタシに黙って逃げ出したって訳?」 エントリープラグから出て来たアスカの一声はそれだった。 エヴァの中で繰り広げられていた口論――といってもアスカが喚き散らしていただけだが――を知る筈もない作業員たちは首を傾げながら、初号機と弐号機の保全へと取りかかった。 いかにも不機嫌です、そんな雰囲気を醸し出しながら大股でエレベーターまで歩き、塗装が剥がれかけている上行きのボタンを押そうとしたとき。 脇から伸びてきた腕が何秒差で先にボタンを押した。 「お疲れさまです、式波大尉」 アスカの視線の先には、いつものようにどこか企んでいるような笑顔でUCCのブラックコーヒーを差し出すマリが居た。 遅刻したことを悪びれもしないその表情に、がごんと固いコンクリートの壁を蹴って、そっぽを向いた。 それでもちゃっかり、マリの手からコーヒーを奪い取ったのはご愛嬌。 「……あんたのせいで余計な体力使ったじゃない」 「そりゃどうも」 「誰も褒めてないわよ」 じじじっと天井の蛍光灯が身を焦がしながら光を放つ。 赤いプラグスーツと並ぶ、白シャツに深緑のネクタイ。 ずれた赤縁の眼鏡を左手で上げて直し、右手で持っている缶コーヒーに口をつけた。 脱力感が漂う、2人の沈黙。それを破ったのは、エレベーターが来たことを表す無機質な音だった。
>>254 「なんか、思い出したくもないんだけどさ。ユーロにいたときのこと、なんとなく思い出すのよ。あんたと居るとね」
「しゃあないじゃないですか、あたしもユーロ出身なんだし」
あたしの斜め後ろで、これ見よがしに大きな溜息をつく大尉……アスカ。
この際面倒くさいから階級名をつけるのはやめとこ。
大体、ユーロに居たときは呼び捨てだったし、今さらそんなこと気にする間柄じゃないだろうと勝手に思う。
「はぁ、あんたもアタシもユーロじゃない。日本の夏の暑さで頭沸いたんじゃないの?」
「アスカ、めちゃスラング出てる。暑いのはわかるけど、汚い言葉はさぁ、駄目でしょ。彼、気にしてるんじゃないの?」
「バカシンジにはスラングよりひどい言葉ばっかだから、耐性ついてるわよ」
「嫌な克服法……」
要するに、好きだけど素直になれない純粋な恋する乙女ってことね。
ふと安心した自分自身を馬鹿らしく思う。あんだけ荒れてた天才少女も人並みに恋して生きてるんだって。これまた失礼な考えで。
「ねえ」
「何」
アスカの透き通った空色の瞳が右に左に泳ぎ、仕方なしにマリを映す。目的の階にはまだ程遠い。
「好きなら好きって言っちゃえばいいじゃん。いろいろと溜め込むのは嫌いじゃなかったけ」
「あんたバカ? 誰があんなひょろくて気の弱い奴を好きになるなんて、絶対にないわね」
マリは飲み終えた缶コーヒーをからんと下に置いて、踏み台にするように片足を乗せた。
踏み台にされたスチール缶は勢いだけでつぶれそうな悲鳴を上げている。
にやりと口の端を上げながら、アスカの方へびしっと人差し指を向け、
「ならわんこ君はあたしが頂いても異存はない、と」
わんこ君が誰の――あたしの前で目を見開いて驚いている大尉殿も含めて――ものでもないなら、あたしのものにしたっていいはず。
何だって先手必勝って言うし。
「な、な……どういうことよ!」
>>255 予想だにしていなかったマリの『頂く』宣言に、アスカは動揺も動揺、驚きを全く隠しきれず、精神が身体から引きはがされそうになる感覚を覚えた。
マリを捕まえて事細かに問いただす為に伸ばした手も、わずか数センチ届かず。
神様が握る運もマリに味方したか、タイミング良くエレベーターの扉は開く。
スチール缶をサッカーボールの如く蹴り上げ、回転しながら宙に舞うそれを右手に収めて、一歩後ろに下がる。
「そゆことなんで、よろしく」
皮肉ともとれる左手の敬礼と見事逃げ切った勝利の笑顔は、閉るドアの向こうへ消えていった。まさに青天の霹靂。
一人取り残されたエレベーター内で、アスカはぼそりと呟いた。
「はぁ、あいつの本気顔初めて見たわ」
向こうにいたときには見ることのなかった、にゃんこの本気。
アタシがここに来る間、あっちじゃ仮設5号機で使徒とやらかしたらしいけど、きっとその戦いのときでもあんな目はしなかっただろう。
ゆるさが大半を占める空色の瞳があれだけ輝いて、牙をむく。
「でも、あんたにバカシンジを渡す訳にはいかないのよ。マリ」
ぐっと噛み締めた唇からはほのかに血の味がした。
>>256 アスカが固い決意を誓ったころ、マリは大きな溜息をついていた。
しかしそれは不安や憂鬱が混じったものではなく、ただ単に緊張して強張った体を緩める溜息だった。
ぐっと背伸びをして、リノリウムの床を歩く。ローファーが立てる音が静かに廊下に響く。
「こりゃ明日から式波大尉に会いにくいこと」
蒔いた種は85%ぐらい芽が出る。マリが蒔いた種は瞬間に芽が出てしまい、すでに取り返しのつかないものになってしまった。
「まぁ、誰が一番悪いかって言えば」
マリの靴音に重なるように聞こえる、向こうからやってくる足音。
瞬間に口を閉じて、いつもの真希波・マリ・イラストリアスの表情に戻る。
こんなところで恋する乙女のだらけた顔を見せるのは死に等しい。死といっても、恋の気持ちが死ぬだけだが。
「あれ、マリさん」
「訓練お疲れさまです、碇シンジくん」
「お辞儀してるのに声、笑ってますよ?」
「ばれちゃしょうがない。はい、コーヒー」
ありがとうございます、と笑顔で受け取るシンジの顔をマリはじっと見つめて、どこに好きになった要素があるのかと探してみた。
けれど、よくわからずぼやけるばかり。そういったところは、マリの恋も純粋なのか。
「あの、今日なんで来なかったんですか」
「ん、大したことじゃないよ。心を太陽の光で滅菌消毒してただけ」
「あんまりよくわかんないですけど……」
「わからなくて結構。恋の行方は風見鶏が示してくれるんだから」
ひらひらと手を振って先を歩くマリの後ろ姿を見つめるシンジはふと思い出した。
『夢見がちの午後はあっという間に過ぎて、恋の行方は風見鶏が知っていた』
一昔前に流行ったバンドのマイナーな曲の歌詞にある、風見鶏。
風に吹かれてきゅいきゅいっと音を立てて方角を示す鶏の形を思い浮かべながら、まだ見える後ろ姿を追いかけた。
それにしても気になるのは、あの奇妙奇天烈、天上天下唯我独尊の真希波・マリ・イラストリアスを恋へ靡かせた相手のことである。
それが自分だとは知らないシンジの安寧も、きっとここまで。
258 :
29 :2009/08/21(金) 21:01:29 ID:???
投下終了です。 これからどうなるんだろ、このマリとシンジ?
GJ!お疲れ様でした。いいですねー! 地の文の生き生きした感じがとてもナイス 次回作も楽しみです 章で区切っているためか、視点の移動がちょっとだけ気になりました
ぐじょーぶです! ついさっきレイトショウ見てきたばかりなのでセリフの再現度が半端じゃなかったですw 続き気になるので(*゚∀゚)ノC
261 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/22(土) 02:32:10 ID:0VxeVzZ0
オイラもエヴァに乗りたいでヤンス〜 ,.-―- 、, --― ー-、_ ,/ 、y'__ / ヽ,. ヽ, / / "' ,,.'" i i / l ,.ヘ,,.へ ヽ、 ヽ l / l l | l { } } } | { l l ,'ヽ/ヽ人' jノj_,.ノ ノ 〈 ` | ヽ,/,.===、 ',===、 ー ' く ゝ l { < {゚ } }---{ {゚ } >}-+jヾ ゝ `,>ヽ ー'- '-´ 」 ー -'- ' vへ _ー´ `ー { ' ヽ ' }_,> l , ー'、ゝ \ ヽニつ イ_、ゝ 丶 / | ` --, -=='" | | / >、_ ,.-― ニ l __ ,-‐ ' / ヽ ,..‐ / ┘ ヽ、 / `ヽ ヽ/
おまいは出る幕なし
ヽ、レ'´ ̄ ̄ ̄`丶 /.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:`ヽ _/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.`¬ {::.::.::.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`¬/.::.::.:.:.:.:.:.:{_ j::.::.::.::.::.::.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,ヘ }::.::.::.:.:::::::::::::} 〈::.::.::.::.::.::.::.::/.::.::.::.::.::./`ヽ/"ヽ::.::::::::::〈 ゞ:::::::::::::{::::{:: !::.::.|::{::ト、{ }::::::::::::: } ミ::::/`ヽ:: !-{,xニl_土‐ 、,xニ_二l::::::::: ハノ `レ{ r'} \{八_ノ_` }ァニ{_ノ_`ハ}/}/ ム.__. ゝ'_ ' .ノ { t.'__'/ノ _.. イ/ 、 、 ̄ ,\`く.√i シンジがうらやましいなんて _| { ヽ  ̄ ̄/^ヽ. \{ 言わないでヤンス _ノ | ヽ >-イ´─- ハ\ , ' ´ | \ { _| j -‐ } ヽ マリはQで小生の嫁になるでヤンス / | ヽ,ィ 7 ` '´ j { 、__,. / ', /  ̄`ヽ | } 〈‐-‐…' >‐{ ,' 、
やっぱりおまいは出る幕なし
K.O 「また負けた」 50連戦50連敗。 うーん、わんこくんはゲームでもとろいにゃー。 エヴァはうまく動かせるのになぁ。ぽりぽり、と。 「…マリさんもうちょっと手加減してくださいよ」 「全力出さないと面白くないもん」なにごとも、ね。 しかしうーむ。手を抜く気なんてさらさらないしなー。 けどこのままだとあれだしなー。おっし。いいこと考えた。 「さぁて――ばっつげーむっ」 「わ、そんなのいってなかったじゃないか!」 「勝負事には罰ゲームがつねに付属するのであります」 きりっ。そのほうがおもしろいでしょ?ってつけくわえとく。
「とゆわけでしばらく膝枕してもらうにゃー」 「えええええ…わっ」 ころん。 「眼鏡、預けとくね、あとよろしく」 「って、ちょ、ちょっ…もう寝てる……ものすごく真剣だったもんなぁ」 後先考えない全力疾走な生き方は、たとえゲームをするときもぜんぜん変わらないんだ。 ちょっとうらやましいや。 ところどころあやふやだけど、そんなような彼の独り言があたしの耳に入った。 けどいまはこのあったかいところにまるまってるのが優先だからそれについてはまぁ、あとで聞き返そう。 ダンボール箱から引っ張り出したばかりのゲーム機。 二人用に対応しているのにずっと一人でやっていたゲーム。 はじめて選んだ二人用。 目が覚めたら今度は何して遊ぼっか。
お目汚し失礼いたしました。 さらに内容の割に2レスも分割して申し訳ありません(´・ω・`) 改行が…改行が多すぎと言われるんです…
そうそう、泣く泣く改行減らして投稿しないといけないんだよね
>>269 GJ!こういうSSも好きだな
ゲーム機というアイテムがいい味出してる
投稿時
「内容長杉」「改行多杉」
イラッ・・・
眼鏡のくだりが好き
>>209 ピンポーン
「はいはいどちら様ー、ってわんこ君じゃん」
「急にごめん。ご飯まだかなと思って寄ってみたんだけどもう食べちゃった?」
「え、もしかしなくても作ってくれるの?やった!ささ、上がってよ」
「お邪魔します。…マリさんまた適当に済ませようとしてたの?」
「だって面倒だし!」
「ちゃんとバランス考えて食べないと…。それにこれ未成年なのに駄目じゃない
か!ああもうこんなに買い込んで…」
「若さゆえの過ちってやつ?あの苦みがクセになっちゃってさあ。シンジ君は気
になったりしないの?飲んでみる?」
「悪酔いして飲ませようとする人がいて困ってるよ…。お酒臭いし」
「ああ、そういう事ね。にしても葛城一佐と式波大尉が羨ましいにゃ〜。いっそ
あたしんとこに嫁に来なよ」
「僕男だよ?からかわないでよもう」
「むっ、至って大真面目ですが。ま、いーや。あたしも手伝うから早く作ろう!」
「?はいはい」
274 :
209 :2009/08/23(日) 19:43:36 ID:???
>>273 いい話を書いてくれてありがとう
マリはどう見ても料理とかマメにやるタイプには見えないから
シンジがごはん作ってあげないとダメだな
276 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/23(日) 23:13:45 ID:7XBjKL+O
イメージカラーは赤と緑とピンクだな
マリ「これがわんこ君のプラグスーツ。ハァ〜やっぱいい匂い。癖になるわぁ♪こいつを股間に挟んで引っ張りあげてっと。アッ///ダメよわんこ君、そんなに強く…アァ///」 冬月「変態だな///」 ゲンドウ「あぁ間違いない///」
淫靡な感じから突然の転換にワラタwナイスw
「バッグはそこらへんに。冷蔵庫に麦茶はいってるから適当に飲んでて」 エアコンをピッと。 「あたしの分、氷ふたつでっ」冷たい風が出てくるまでちょっと時間がかかるのがやだ。 「わかりました。あ、コップは棚にあるのでいいんで――」 ごそごそ、ぱさ、ぱさ 「って、え、あちょ、マリさんっ」 ?後ろ向いちゃった。 「ん。あー。ユーロの方でさー。男女関係なくずっと過ごしてたからねー」 とくに気にならないからだいじょーぶだよ、っと。 「僕がき、気になりますっ!せめて何か見えないようにしてくださいっ」 「お、赤くなってる?初々しいのう」 一人でこの部屋使ってるからそんなのないんだよなぁ。 「でもまぁ、すぐ終わるし。そこらへんでくつろいでー、着替えでも眺めてりゃいいじゃん」 「もうっそんなことしませんっ!」減るもんじゃないのになー。 「――あ。安心して。これでも生娘だから」正真正銘。 「…?き?」 わかんないか。 「処女ってことだよ」 「ああ、そうなん…だ、って、え、ええええええええ」 いちいちリアクション激し。あはは。おもしろいね。 「ちょっっっとっ、あ、っと、えっと」 ずずい 「――確認してみる?」 にんまり 彼の心臓がどきんとしたのが離れててもはっきりわかった。 「冗談だよ、わんこクン」
わ っ ふ る
今回ははじかれなかった(´・ω・)=3 相変わらずのお目汚しですが読んでいただければ幸いです。
うーん… 物書きとしてゆるせないんだが 何この幼稚な文章
何かゆるせないのか
作者コメントがうざい。 書くのはいいが出て来んなよ。
作者コメントがうざい。 書くのはいいが出て来んなよ。 あと会話文だけでいいし。下手な文章付くと萎える
そんなこと言わずにまったりいこうよー
ゲンドウ「シンジの私的占有、卑猥な恫喝、ラブホの一部破壊、これらは全て猥褻行為にあたる。何か言いたい事はあるかね?」 マリ「はい。私はもうワンコ君以外乗りたくありません」 ゲンドウ「そうか。ならば出撃!! シンジの童貞喪失まであと少しだよ、ユイ」
「私はもう」って既に乗ってないと出てこない台詞ですよ、司令… 息子さんは大人の階段上っちゃってます。
破の劇中でビミョーに上に乗っかっちゃたりしてるワケだがw
「キミ、肩車してくれない?」 「え?」
「ワンコ君」は多用しないでってあれほどいったじゃないですかー
マリ「さてと、これからワンコ君を夜ばいしにいきますか。先に式波さんが遊んでたりして」
マリは「キミ」って呼ぶと思う
>>290 「いいですけど、なにか高い所の者でも取りたいんですか」
「あー、違う違うそうじゃなくて」
「え?」
「私が下なの」
「え…」
「やっぱり下半身の方が匂い籠ってるからね〜」
「あの、僕担ぎますから」 「えー…」 「乗ってください」 「ちぇ、よいしょっと」 「スカート被せないで下さい…」 「えへへ」 「で、どうしたらいいんですか」 「んー別に目的無いんだよね」 「…」 「あぁでも首筋とか頭皮の匂いも悪くないね〜」 「…もう好きにしてください」
>頭皮の匂い 加齢臭かw
シンジに向かって「キミ」と呼ぶのはアリなんだが 例えばアスカと話しているときにはシンジのことを何と呼ぶのだろう 「シンジ君」あたりが妥当だろうか
シンジ、と呼んでアスカに剥き出しの対抗心を燃やして欲しい
「君、大きいね」
「マリさんのおっぱいだって」
「そんじゃキミの挟んでみっか♪」
ただのエロスレになっちまったな…。 まあもうSS師もこねーだろうけどw
投下までの間に合わせみたいなものさ 上げてみる
それは何か書けとゆーことか(汗
無理に書いてくれってのも厚かましい話だし気が向いたらで
正直SSより小ネタの方が好きな俺は異端?
それは人によるとしか
シンジがツッコミキャラだったらエヴァはどーなっていただろう
このスレはSS屋が投下しないと動かないのか?
>310 だったらネタふれよ
>>311 はあ?喧嘩売ってんの?
ヨシさん呼ぶぞ
いいのか?
ヨシさんだぞ、こら!
マリ「にゃんにゃん♪」 シンジ「わんわん♪」 マリ・シンジ「えへへ〜♪」 ミサト「一口酒飲んでこれとは…水ぶっかけてやろうかしらぁ…?」
わけわかんねwww
飲ますな
もうちょいネタ考えてきなよ マリシンが出てるだけじゃん、これ。
>>316 いちいちネタにケチつけてるばっかじゃ楽しくないよー
気にいらないなら、スルーか自分の理想ネタを書き込んだ方がお互い幸せだよな。 またネタ書き込もうかしら。
「ねぇ、キミ。いつもどんな曲聴いてるの?」 「バッヘルベルのカノンが多いかな。マリさんは?」 「トライアングラー!」 (うわぁ・・・)
だがしかしマリ→シンジソングすぎる
中の人繋がりだな
カラオケルームにて シンジをヘッドロックしながらトライアングラーを熱唱するマリ 歌詞はもちろん「わたし、それともわたし?」
>>323 そっぽを向いてふくれっ面のアスカ
自分の歌う曲を選びながらも「ムカムカするの」な綾波
「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」の擬音と共にマリの背後に立つカヲル
そして空気を読まないトウジとケンスケ
「夏も終わりだねぇ」 「うん」 「破も終わりだねぇ」 「うん マリ、結婚しよう」 なーんて、言ってくれないかにゃあ
329 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/08/31(月) 21:40:20 ID:B8FiZoRu
こいつらで「あねどきっ」をやってほしい
「もうすぐ秋だねー」 「うん」 「栗ご飯、サンマの塩焼き、マツタケの土瓶蒸し!わっくわくするなー!」 「・・・それ全部僕が作るんだよね」 こーゆー会話なら日常茶飯事だにゃ
シンジが一方的にやられる絵しか浮かんでこない
マリの私服姿ってどうよ? 脚が長いからスカートよりジーンズとかの方が似合うと思うんだが
制服以外でスカート履かない感じする
一応先月のCUT誌にマリレイアスカの(たぶん破打ち上げの)飲み会が描かれてたよ。マリにゃんかわえかった
オーバーオールのアレだな スタイルいいんだから体型隠さなくてもいいのに・・・ 言っておくが「露出度高くしろ」っていう意味じゃないぞ
意表を突いて胸が大きく開いたロングドレスなんてどうだ?
「ねぇねぇ、シンジくん!これどうかにゃ〜?」 「どうしたの?そのドレス」 「買っちゃった〜♪えへへ、キレイでしょ〜?」 「高かったんじゃない?お金、大丈夫だったの?」 「い、いや〜…実はそのことで、ちょーっと…」 「まさか…貯金使ったとかじゃ…ないよね?」 「いやー…そのー…ごめんね?」 「使ったの!?いくら…いくら使ったの!?」 「2万円…3万円だったかにゃ〜?」 「にゃーじゃないでしょ!二人で旅行しようって、貯めてたお金だったんだよ!?」 「はい…ごめんなさい…」 「…反省してる?」 「反省してます…」 「もうしない?」 「もうしません…」 「けど、2週間お肉禁止だからね」 「そんな!ひどすぎるよ!シンジくんの悪魔!」 「…なに言ってもダメだからね。反省しなさい」 「うぅー…」
「まぁ、いいや。シンジくんといっしょにいられれば。20万のドレス、お役目ごくろーさん」
一桁上がってるw!
「でもカレーにお肉が入ってないのは寂しいなぁ」 「厚揚げが入るから我慢してよ。精進料理だよ」 「それはそれで寂しすぎるにゃ・・・」
「あれ、今日はウナギ?!やったー!シンジくん愛してるー!」 「それも精進料理だよ。海苔と豆腐で作ってみたんだ」 (・・・料理が上手すぎるのも困りものだなぁ)
マリ切ないwww
「ちょっと狩してくる」 「やめてくださいっ!」
「お肉食べないとパワーが出ないんだよー!ジタバタジタバタジタバタ!」 「・・・マリさん元気ですね」
「モード反転っ!裏コード!不貞寝っ」 「はいはい、いいこいいこ」
「黒板で指の爪全部ひっかくにゃ…」 「ひっ!?」 「箪笥の角に思いっきり足の小指ぶつけるにゃ…」 「や、やめてよ…」 「ザックリ切れた傷口に麻酔注射…」 「いっ、痛い〜!」 「お肉が食べたいな〜♪」 「だ、だめ!負けちゃダメだ、負けちゃダメだ…」 「焼け石を…」 「は、ハンバーグでいいかな?」 「さっすがわんこ君!愛してるよ♪」
>>348 牛脂を入れた豆腐ハンバーグをヒヤヒヤしながら出すシンジくん
「ねぇ、わんこ君…」 「な、何かな…」 「これ、すっごく美味しいよ!」 「ほ、本当?よかった…」 「しかしだね、肉…入ってないよね?」 「ぎくっ!ちゃ、ちゃんと入ってるよ!」 「うん、確かに匂いはするんだよ。」 「でしょ?」 「でも残念!牛脂でカモフラージュしただけだから匂いが弱いにゃ♪」 「ごめんなさい…」 「今晩、わかってるよね?」 「はい…」 「寝かせてあげないにゃ♪」
肉食系女子
夜通しネコジャラシですねわかります
〜翌朝〜 「これは…昨日の夜の復讐だね?わんこ君。」 「ち、違うよ!昨日すごく疲れて寝坊しちゃって…」 「へぇ〜、それで朝ご飯が納豆なんだ?私食べれないのに。」 「えっ?納豆食べれないの?ごめん、時間がなくて…」 「ハンバーグが食べたいにゃ♪」 「で、でも学校が…」 「いいじゃん、今日は二人で学校さぼって家で…ね?」 「えっ?あっ、いや…えっと、、う、うん」 「わんこ君の扱いは本当に簡単だにゃ♪」
朝からハンバーグですか。ガッツリ行くねー。
だから「にゃ」は多用するなとあれほど言ったじゃないですかー!
なるほど…つまり壱作品に壱回がギリギリ許せる範囲と?
使い所によるなぁ
でもマリ情報が少な過ぎて個性だすのが難しいよね。 にゃ、以外だと何があったっけ… 後、ネタもあまりないし。
>>357 ってか、それぞれの俺マリが存在する中でなに制限しようとしてんのお前w
『にゃ多用すんな』っていうのは、それはお前の好みだろw俺ルールうぜえw
俺は『にゃ』多用してもいいと思うし、お前の好み自体には口出すつもりはない。
とりあえず適当にお前の好みのSSでも書いてあげてみれば?
>>361 おいおい、その割にはずいぶんほぐれてるじゃないか。
ネタにマジレスかこわるい
>361ってそんなに変なこと言ってるかな?自分も同じように考えてたんだけど。 >362、>363 良ければ煽られている理由を教えてくれまいか
なるほど、ありがとう!
いやー書き手にとっては案外「ネタです」じゃすまないんだなこれが 「こんなの○○じゃありません!」ってけっこー堪えるのよ これが酷くなると「○○と××のカプ以外認めません!」って 殴りこまれるハメになる
現実に投下師減ってるもんなー。 俺も個人的には書いてるけど、ここ怖いし。
「そんな、にゃんにゃん言うイメージしかないかにゃー…」 「まぁ、ネコっぽいイメージはあるよね。わがままだし、気まぐれだし、人に懐かないし…」 「にゃっ!シンジくん、私のことそんな風に思ってたの!?」 「い、いや…まぁ…チラっとだけ…」 「ひどい…泣いちゃいそう…にゃんにゃんにゃんにゃん!!」 「それ、なき違いだよ…」 「けど、やっぱりシンジくん好きー!にゃんにゃん♪」 「そういう所もネコっぽいよね…ぼ、僕はそれも含めて…す、好きぃ…だけど…」 「ふふふ、無理しちゃってぇ。可愛いにゃ〜もう!ちゅー♪」 「ち、ちょっと!んっ…もう、わがままなんだから…」
>>368 こんなの○○じゃありません!なんて誰が言ったww
多用しないでっていったじゃないですかーの流れは好きなんだけどなぁ
「ひぐっ!…すっげー痛い…でも、感じちゃうからイイッ♪」 「は、恥ずかしいから静かにしてよ!」 「だって〜、凄く気持ちいいんだよ♪」 「シンジくん、貴方の彼女変わってるわね」 「すみません、注射が好きらしくて…」
そんな流れが出来上がるから誰も投下しなくなるんだよ
>>369 同意
>こんなの○○じゃありません!
別の言い回しだが
現に喰らった俺涙目
そんくらいでショック受けるやつは2ちゃん来るなよ
>>378 叩き専門のカスこそこのスレ来るなヴォケナス
ネタだしされたら困る(?)同人屋が焦って荒らしてるのだと思ってた。 いちおう、マリシンってネタとしては時期的に稼ぎやすいカップリングジャンルだろうし。 上の方にいる(´・ω・`) の人が下手くそって言われた時そういうニュアンス漂わせてる煽りだったから。 俺は好きだったよ、(´・ω・`) の人の文。読みやすくてw
やった!見習え言われたよ!
「にげんなっ、オラぁーーーーッ!」 「…また逃げちゃったね、メタルスライム」
また暇だたら書いて投下する(´ω`)
それぞれに俺マリがあるってのは確かだが 外野にちょっと言われただけでグジグジと文句を言い もう投下しないっ うわーん ってなるならお前の 俺マリはその程度のもんってこったぁよ お前の 俺マリ 楽しみに待って待つ
>>378 そんくらいでショック受けるやつは2ちゃん来るなよ
>>379 そんくらいでショック受けるやつは2ちゃん来るなよ
投下してくれる書き手さん達は神ですお
まったり行こうよー
ですよね−
あちこちのスレでマリ出演の妄想を書き散らしてきたが どうしてもマリは、同性愛者とか、かなり年の離れてる子供を苛める (本人はかわいがってるつもり)とかいう役柄が似合う。
「今日も暑いね、マリさん」 「そう?…クチュンッ」 ニーソックスってあの世界だとすげー暑そうだよね。 マリにゃん上は半そでだけど、ところどころ寒がってる描写が気になるお。 >391 その趣味はその趣味でいいのだが、残念ながらスレ違いなんだ。
やはり情報が少なすぎるのが難点ではあるな マリが映画で対面してまともに会話した人間はシンジだけだし
ねーこはこったつぅーでまぁーるくーなるぅー
「出て来てくださいよマリさん、僕入れないですよ」
「コタツとあたしは一心同体なのにゃー」 5分後キッチンのテーブルにケーキを出したシンジ君に敗北。
ケーキを食い荒らしたあと、速攻でコタツに戻るマリ この間約3分
ここはどんなマリとシンジが見たいの? SSのネタにさせてもらうかもしれない
>>395 から
>>397 までループ
カヲル登場
「さぁ、シンジ君。今度こそ君だけはコタツに入れてあげるよ」
Qに続く
>>399 何故あんなにも彼はシンジラブなんだろう。
ガチホモだから。
>>398 一応ちょこちょこ願望めいた書き込みは多いからその辺から浚ってみたりとか
マリ「あっ…わ、わんこ君…そこ…気持ちいいにゃ♪」 シンジ「ちょっと、変な声出さないでよ!」 マリ「だって〜、わんこ君オイル塗るの上手なんだもん♪」 シンジ「そ、そうかな?初めてやったんだけど…」 マリ「海で水着と言えばやっぱオイルじゃん♪前も塗ってみる?」 シンジ「えっ!?いぃっ!あっ!えぇぇと!!」 マリ「あはは♪動揺しすぎだよわんこ君。」
マリ「さて!オイルも塗り終わったことだし、スイカでも割っちゃおっか♪」 シンジ「加持さんから貰ってきたけど…二人だと多すぎるよ?」 マリ「大丈夫大丈夫♪もうすぐ大尉たち来るし…よいしょっと」 シンジ「わぁぁあああっ!!」 マリ「あっごめんごめん、紐結ぶの忘れてたにゃ♪」 シンジ「膨張してしまった…」
はぁはぁ
シンジ「そ、それじゃあいくよ?」 マリ「あいよ〜、そのまま真っ直ぐね♪」 シンジ「う、うん!」 マリ「もうちょい右かにゃ♪そのまま三歩!そこだーっ!」 シンジ「やぁっ!」 マリ「あっ…」 パサッ… マリ「とか言うのを期待してるんでしょ〜♪全く君達読者は困った奴等にゃ…」 俺、貝柱五つ貯めたらry
集めてどうするにゃw
あげ
一通りスレ読ませていただいたが面白かった
特に
>>8 >>20 >>35 が良かった
にゃを沢山使う人は
ラーメンよりチャーシュー麺が好きなのタイプ
「はぁ〜…掃除終わらないにゃ〜…猫の手も借りたいってのは、この事だねぇ…」 「もう、まだ始めたばかりじゃないですか。猫の額も片付いてないって言うのに…」 「おっ、シンジくん。なかなか上手いねぇ〜」 「マリさんだって」 「「あはははははは」」 「「…………………」」 「…掃除、頑張ろうね」 「そうですね…」
413 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/09/21(月) 02:01:09 ID:XD8rUIW/
「う〜ん・・・」 「どうしたんですか?考え込んじゃって」 「ん〜?いやぁ、呼び方をどうしようかにゃ〜、と思ってさ・・・」 「・・・?」 「葛城一佐の”シンちゃん”みたいに」 「僕の呼び方?」 「そうそう。なんか、リクエストある?」 「リクエストって・・・べ、別に普通でいいんじゃないですか?」 「普通じゃ面白くないじゃん!!!オリジナリティがないとっ!!」 「面白くなくても・・・(汗)じゃあ、他の人の呼び方を参考にしてみる・・・とか?」 「ほうほう・・・・・んじゃあ、式波大尉辺りから借りるとすると・・・・・ ・・・バカわんこ?」
414 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/09/21(月) 04:30:29 ID:uSAgkz/h
このスレいいなw
貝柱ウマー
LRSなんだが このスレはいいものだ〜
「くんくん・・いいにお〜い♪」 「それ父さんのパンツだよ」
418 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/09/24(木) 01:25:07 ID:emf8jWaL
↑ んにゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜( ̄□ ̄;!?!?!?
「シンジくーん、ご飯作ってあげるから食べていかない?」 「え?じゃあ、お言葉に甘えて」 「貝柱入りの餃子に、貝柱のスープに、貝柱の炊き込みご飯!そして貝柱の姿煮だニャ!」 「………」 「ん?食べて食べて!」 「………」
ほのぼのしてるねw
「わ、私のアワビのほうが、い、いいのかにゃ?////」 「え?、あ、うん///」
ミサトさんよりおっさんだ・・・orz
,.-―- 、, --― ー-、_ ,/ 、y'__ / ヽ,. ヽ, / / "' ,,.'" i i / l ,.ヘ,,.へ ヽ、 ヽ l / l l | l { } } } | { l l ,'ヽ/ヽ人' jノj_,.ノ ノ 〈 ` | ヽ,/,.===、 ',===、 ー ' く 小生とマリ殿なら眼鏡キャラ同士お似合いでヤンス〜 ゝ l { < {゚ } }---{ {゚ } >}-+jヾ ゝ `,>ヽ ー'- '-´ 」 ー -'- ' vへ _ー´ `ー { ' ヽ ' }_,> l , ー'、ゝ \ ヽニつ イ_、ゝ 丶 / | ` --, -=='" | | / >、_ ,.-― ニ l __ ,-‐ ' / ヽ ,..‐ / ┘ ヽ、 / `ヽ ヽ/
マリとシンジのラブプラススレ かと思った
マリ「シンジ君が可愛すぎて画面舐め回しました」
夏祭りにて… マリ「あっ!わんこ君、次はあれ食べよう!あれっ♪」 シンジ「え?さっきタコ焼きたべたばっかじゃないか…」 マリ「夏祭りと言えば焼きそばでしょ!また半分こしよ♪」 シンジ「でも…」 マリ「親父ぃ!焼きそば一つ!メラ盛りで!後箸は二つね♪」 親父「あいよ!」 マリ「わんこ君どうしたの?はいっ、これ箸。」 シンジ「…。」 マリ「はいはい、わかりました!あ〜ん、ほら!お食べ〜♪」 シンジ「えっ!?いや…あの…ぱくっ…」 マリ「はい、次私ね♪あ〜ん♪」 シンジ「うん…」 マリ・シンジ (あっ、麺が繋がってる…) マリ(ニヤニヤ♪) シンジ(////)
マリがまんま田舎のお姉さんだな。
>>427 やべ、かわいいじゃないか。
干し貝柱を
>>427 なんだっけ…「わんわん物語」だったっけ?最後にチューするの
ねぇわんこ君
保守あげ
432 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/09/29(火) 01:17:24 ID:Sc56lSPQ
そのままシンジ喰われそうだなww
>>430 首輪欲しくなったり食い物が美味そうに見える映画だったな
マリ「手、大丈夫?」 シンジ「え?あ、はい」 マリ「そう……よかったにゃ」ぎゅっ シンジ「あの!………痛いです…」 マリ「ご、ごめんねっ!」 シンジ「あ、いえ………」 マリ「おつかれ」ナデナデ シンジ「………」
あげ
マリとシンジのラブプラススレ?
クリスマス マリ「にゃあ〜…」 シンジ(ここ最近コタツで丸くなってばっかりだなぁ…) マリ「猫はコタツで丸くなるものなのだよ!わんこ君♪」 シンジ(心を読まれた?それな…) シンジ「それならクリスマスプレゼントはこれでいいよね?」 マリ「むむ、わんこ君の癖に私に首輪をチョイスするなんて…やるね〜♪」 風呂上がり シンジ「いいお湯だった♪パジャマパジャマっと…」 マリ「にゃあ♪」 シンジ「うわっ!?びっくりした…なんで僕の部屋にって!そ、その格好…」 マリ「これは私からわんこ君へのプ・レ・ゼ・ン・ト♪ネコ耳も付けたんだよ♪」 シンジ「り、リボンみたいな下着しか付けてないじゃないか!風邪引いちゃうよ!」 マリ「暖房ついてるし♪それに…このリボンを引っ張ったら後は性なる夜になるだけにゃ♪」 シンジ「参りました…」
439 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/10/01(木) 23:25:20 ID:1+lEU94C
(うわぁ〜!遅くなっちゃったよぉ〜〜!!真希波、へそ曲げてなきゃいいけど・・・) 「ただいま〜!ごめん!遅くなっちゃって・・・」 ・・・・・・・ 「?・・・・・真希波・・・?いないの・・・?」 リビングへ 「真希波・・・?」 「おかえりなさ〜い」 「なんだ・・・いるんなら返事くらいしてよ〜」 「ごめんなさい。ちょっと、ウトウトしちゃってて・・・」 (なんか、いつもと違う感じ・・・?) 「そうなの?なら、ご飯まで・・・ウッ(−−;」 ぷ〜〜〜ん 「このにおいは・・・」
440 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/10/01(木) 23:26:39 ID:1+lEU94C
「まさか、お酒飲んだの!?!?」 「あ、でもちょっとだけしか・・・」 「ちょっとって量じゃないでしょ!?凄い匂いだよ!?」 「ごめんなさい・・・でも、私はなんともないから平気だよ」 (どこが平気なんだよ・・・・・ それにしても・・・・・い、意外すぎる(汗)真希波って酔うとおしとやかになるなんて。 もっとこう、「ほぉ〜ら、ほら♪わんこも、飲めぇ〜い(≧∀≦)」とか、なるかと思ってたのに・・・) 「でもほら、ちゃんとこの薬飲んで。」 「ありがとう。ごめんねわんこ君、迷惑かけちゃって・・・。いつもありがとう♪」 「(ぐっ・・・こういう真希波も・・・・・イイカモ・・・)・・・そしたら、ご飯までちょっと寝てなよ?」 「・・・・・(_ _ )ZZz」 「って、もう寝てるし・・・・・これって、布団までは・・・僕が運ぶしかないよね(汗)・・・ハァ」
441 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/10/01(木) 23:29:15 ID:1+lEU94C
翌朝 「わんこくぅ〜ん・・・お水〜」 「はいはい、どうぞ」 「わんこくぅ〜ん・・・頭いたぁい・・・・・」 「はい、頭痛薬。一応お粥作ったから、少しでも食べてから飲んでね。」 「わんこくぅ〜ん♪ベッドのスペース空いてて寂しいにゃ〜♪」 「それは、関係ないと思うんだけど・・・」
442 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/10/01(木) 23:30:58 ID:1+lEU94C
「頭まだいたぁ〜い・・・わんこくん、撫でて♪」 「いや、だからそれは・・・」 「痛いにゃ〜、痛いにゃ〜、痛いにゃぁぁぁぁぁ?」 「わかったよ・・・」ナデナデ♪ 「一緒にお布団入って撫でてくれたら、もっと良くなる気がする♪」 「だからそれは・・・」 「痛いにy」 「わ、わかったってば!」ごそごそ 「ん♪ありがとっ♪」 「・・・・・(////)」 「う゛っ!!ぎぼぢわるい゛っ!!!」 「ちょっ!?ストップ、ストップ!!ちょっとだけ我慢してっ!!!」 (なんてにゃ♪・・・・・あは☆わんこくん焦ってる、焦ってる♪)
443 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/10/02(金) 14:43:04 ID:f4M09qD1
どこかにLMS(マリ×シンジ)小説のサイトないんですかね?
姉ヶ崎寧々ちゃん、可愛いですよね!
マリ「ねぇねぇ、耳掃除してよ」 シンジ「はいはいどうぞ」ポンポン マリ「よっこいしょっと……クンカクンカ、足、いい臭いがするね」
シンジ「いくらキャミ着てるからって、その、下着を、付けて下さいよ///」 マリ「寒くて乳首立っちゃ…へっくしょい!」 マリ「あ゛ぁ〜、寒いわ〜、お風呂入ろ?一緒に」 シンジ「え、えぇ〜っ!」
シンジへの呼び方は「キミ」がいいような気がする
このスレ好き
マリ「メガネメガネ…」 シンジ「落としたのってコンタクトですよね?」
マリ「おやおやシンちゃんにも お泊まりセット持って遊びに来るガールフレンドがいるんだー! ほんじゃ邪魔者は退散退散! 明日、みんなに報告だー!」
メス猫「にゃー♪」 シンちゃん「にゃー♪」
マリシンジもいいな 早くマリにヒロインの座について欲しくなったぞ
455 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2009/10/14(水) 10:58:10 ID:x+pywHCz
バタバタバタバタ マリ「うにゃぁぁ!?わんこくーん!何か変なのがバスルームにいるぞー!!」 シンジ「(クスクス)ペンギンっていう鳥・・・・・うわぁぁっ!?」 ぶしゅー!←葛城宅リビングに弧を描くシンジの鼻血 マリ「およ?・・・・・あ〜♪わんこくんには、ちょい刺激が強いかにゃ〜?♪」 アスカの時の反省が全く活かせてないわんこくんwwwww
このスレ見てマリ育成計画がしてみたくなった///
ラブプラス
マリは(今のところ)裏表なくて気持ちに素直だから、その気になればシンジと 割と相性いいかもしれない。激突した時に謝ったりSDAT拾ってあげたりと気配りも出来そうだし
気配りvs気配りで撃沈されるシンジが見える
シンジ「くー…」 マリ「にゃ?」 シンジ「スー…」 マリ「寝てるにゃ。ちょっといたずらしちゃおうかにゃ♪」 シンジ「ぐー…」 マリ「チューしちゃおっ」 チューッ シンジ「!!ニャーッ!!」 マリ「あはっ☆口癖がうつったにゃ♪」 シンジ「//////」
萌える
可愛いw
マリとシンジのラブプラス
このスレ何人住人いんの?
ここに1人いますよ
まあほとんど俺の自演だけどね
いや、残念ながら俺の自演だ
いやいや俺だ
でもさぁ のび太=シンジ の場合 ジャイアン=マリ だよな
>>465-468 4人はいるのなw 俺で5人目ノシ
シンジは出来杉君でマリはプレデターって感じがする。マリだけ別世界の生き物
それでもマリシンジは面白いと思うんだよ、異質であるがゆえに
ここまで俺の一人5役
いやいや俺の自演ですよ
いやいや俺ですよ
ここはおもしろいところですね
マリとシンジならどんなデートをするか、どっちがどんなふうに誘うか、首尾はどうなるかを 妄想しようぜ、6・7・8人目あたりの俺
全部リストラされたイロウルの自演だろjk
残念ながら1人は学生ですよ^^
その一人は暇なマトリエルさんだ。
>>475 どう考えても誘うのはマリ
首尾はホテル
シンジが味噌汁ならマリは紅茶だな。イギリス式に午後ティーにシンジを誘ってデート
誰もいないな
いかんせん燃料が足りなすぎる エロ同人じゃアホみたいに絡みまくってんのに
エロ同人のシンジなんて竿要員だろ ラブが無いラブが
>>483 いいこと言った。まさにその通りだ。
過疎るのはやっぱマリの個人情報が全然ないもんな・・・
昨日真綾の古いアルバム買った マメシバはマリ→シンジ妄想には最高だわ てかシンジの事歌ってるようにしか思えない
真綾の歌に出てくる男ってシンジっぽいのが凄く多いよな まぁLRS的な曲が多いけど
過疎っ過疎
誰かなんか書けよ
sage
>>484 映画で対面して話した相手がシンジだけだからな
あまりに情報が少ない
いっその事好き勝手にキャラ改変してみるのも面白いかもしれん
ここって初心者でもSS投下しておk?
>>493 おk。やってみるといい。誰でも最初は初心者だから頑張って
>>493 です。
SS書くのも初めてなんで、見苦しいと思いますが投下。
心情表現あまり出来てなくてお目汚しですが。
「38度7分……こんな時期に高熱なんて、インフルエンザじゃない?」 シンクロテストの後、顔色が悪いとミサトさんから言われ半ば強制的に熱を計らされた僕は、その後あった定期検診を中止、マンションへと向かうミサトさんの車に乗っていた。 「家帰ったら部屋で寝ときなさいよー?晩御飯は出前とるから、気にせず休みなさい」 いつもなら多少具合が悪くても大丈夫です、と言って三人分の食事を作るのだが、今日という今日はかなりしんどい。 僕は素直にミサトさんの言葉に従う事にした。 「アスカは定期検診あるし……なるべく早く帰ってくるようにするけど、一人でも大丈夫?」 「平気ですよ。少し体調崩しただけなんで……きっと、すぐに治ります」 マンションの前まで送ってもらった僕は、感づかれないようにしてたけど、歩くのもかなりキツくて、家に帰り自分の部屋に入るなり、ベッドに突っ伏してしまった。 (しんどいな……今日の夜、洗濯しようと思ってたのに……明日の朝、まとめて洗濯しよう) なんて事を考えながら、この前買ったばかりの羽毛の掛け布団の上で体を冷やす。
その時、部屋に鳴り響く来訪者の合図。 ベッドから出るのも辛かったので、あまり使いたくない手だが、居留守を使う事にする。 ーープシュッ 自部の引き戸の向こうから、玄関のドアが開く音がした。わざわざインターホン押して入ってくるなんて……もしかしてミサトさんが気遣ってネルフの人でも呼んだんだろうか? 「おじゃましま〜す……入るよ?」 最近聞き慣れたばかりの声が聞こえ、焦っていると、自室の引き戸が5センチほど開く。 「ま、真希波さん……」 「あ、いたいたワンコ君〜……て、布団被っとかなきゃダメじゃん。熱あるんでしょ?」 真希波・マリ・イラストリアス、自分と同じ、エヴァのパイロットだ。年齢は知らないが、アスカや 綾波よりも少し大人びているように見える。その手には、何かが沢山入ったスーパーの袋があった。 「た、大したことないよ。それよりどうしたの?その荷物……」
「決まってるでしょー?ワンコ君の看病するために持ってきたんだよ♪」 「看病、って……ありがたいけど、インフルエンザかもしれないのに、感染するよ?」そう言うと、真希波さんは袋の中から冷えピタを取り出し、おでこに貼り付けるような仕草をしながら、 「大丈夫だよ、この前ユーロに戻った時ワクチンしてもらったんだ〜」 と、嬉しそうに言う。 「それに……悪いよ看病なんて。大したことことないのに」 「つべこべ言わない。おりゃっ!」 「うひゃ!?」 そういうと真希波さんは、ベッドに上って来て、両手に持ったまだシートの剥がされてない冷えピタで僕の頬を包んだ。 「あ、ほらー、すっごいほっぺた熱いじゃん」 そう言うと、自分のおでこと僕のおでこを重ねた。 「ん〜…やっぱり熱いね、顔赤いし、顔色悪い」 突然の真希波さんの行動にびっくりした僕は、かなり動揺してるのが自分でもわかった。 (やっぱり、外国に住んでた子って凄い大胆だな……) と、アスカとはまた違う大胆さに困惑する。
「ふふっ、ワンコ君ってやっぱりすっごいカワイイ。ほら、前髪あげて。」 それに、人をいじるのが好きらしい……。 冷えピタを貼った僕はベッドに寝かされ、布団を掛けられた。 「アスカは?」 「定期検診だって。今日は遅くなるんじゃないかな」 「ふーん、そう…」 アスカとはユーロにいた頃から知り合いだったらしく、この前のシンクロテストの時も、じゃれあいのような喧嘩をしていた。 「なら、ちょっとだけ失礼させてもらうね♪」 そう言うと、真希波さんは僕のベッドに乗り、あろうことか隣に寝転がった。 「な、真希波さん!?」 「ごめんね。今日ネルフでこき使われて疲れちゃった。酷いよね、いくらバックアップだからって」
言いながら、はは、と乾いた笑いを漏らす。 「……ワンコ君は凄いね。ネルフに入ってまだ間もないのに、シンクロ率、凄くイイ」 「……僕は、嬉しくないんだ。エヴァのパイロットなんてなりたくてなったわけじゃないのに……」 脳裏に父さんの顔が浮かび、それを消し去るように布団を顔まで被る。 「……ねぇ、ワンコ君」 そう真希波さんは言うと、布団を被っている上から、僕に手を回した。抱き付いた、と言うべきか。 「な、なな、真希波さんっ!?」 すると布団に顔をうずめながら、 「ん〜…やっぱり良い匂い。ワンコ君のカラダと同じ匂いがする」 と言い、さらに深く顔をうずめる。自分がベッドで寝るように言った訳でもないけれど、疲れた女の子の横で自分だけ布団を被るのは気が引ける。 「真希波さん、布団……被る?」 「ワンコ君って、意外に大胆だね。お言葉に甘えるよ」 そう言うと、真希波さんは僕の布団に潜り込んできた。 「はぁ……あったかくていい匂い。」 同じ布団の中で女の子と顔を合わせるのはさすがに恥ずかしいので、僕は壁側に寝返りを打った。 すると、今度は背中から直に真希波さんが抱きついてきた。 「な、ちょっ……僕はそんなつも」 「お願い、ちょっとだけこうさせて」 突然のことで体の筋肉がガチガチに固まってしまった僕は、身動きが取れなくなった。 「私はさ、ただのバックアップで……問題児だから、みんなから相手にして貰えないんだ。」 「そん、なこと……シンクロ率だって、僕よりも上なのに」 「シンクロ率良くても……実戦ではあまり役に立たないんだ。冷静な判断力がないから。だから、ワンコ君が羨ましいな。自分の居場所があって」
自分の居場所。 それは、自分に優しくしてくれる、気遣ってくれる人がいるということ。確かに、自分には居場所がある。迎えてくれる人がいる。 「……僕さ、真希波さんって、凄く良い人だと思う。だから……何か力になれることがあったら、なんでも言ってよ……」 「うん……じゃあ、さ。抱き締めてくれる?」 「なっ!?…げほっげほっ、そ、それは……」 すると、真希波さんが耳元で囁く。 「嫌……?」 耳元で囁かれ、耳までが赤くなってるのが自分でもわかった。 別に、嫌、じゃないけど。なんというか……いいんだろうか?僕がこんなことして。 「じゃあ、さ……」 真希波さんはベッドから起き上がり、上から僕の顔を覗き込む。 「……………キス、してもいい?」 「えぇっ!?そ、それは僕なんかとするべきことじゃ……っ!」 真希波さんが顔を近付けてくる。恥ずかし過ぎて、意識が朦朧としてきた。鎮まれ、鎮まれ……! 「……目、瞑って」 再び身動きが出来なくなった僕は、素直に目を瞑った。
ちゅ。 ほっぺたに柔らかい感触。 口にされると身構えていた僕は、自分が恥ずかしくなる。ほっぺたにされても充分恥ずかしいのだが。 「ふふ、口にされると思った?」 あっさりと見破られてしまった僕は、真っ赤になって目を泳がせる事しかできない。 「あ、あ、あの……」 「なんなら、口にキス、してもいいよ。ワクチンしてる私に移るくらいの……激しいの」 悪戯をするような猫のように鋭い目をしながら、僕の頬を優しく撫でた。 「あ、っ、真希波さ………」 「あ〜ら、随分とお盛んね♪」 この空気に突然割って入ったのは、家主のミサトさんだった。 かなり緊張してたこの空気にいきなり割って入られ、僕の心臓は壊れそうになった。同時に、反射的に僕の上半身も起き上がる。 「ミ、ミミ、ミサトさ、」 「私は全然構わないんだけど……アスカ、下にいるわよ。」ニヤリとした笑みを浮かべると、ミサトさんは部屋から出て行ってしまった。 アスカの帰りがこんなに早いのは予想外だ。真希波さんも、これには冷や汗を垂らしている。「は、はは……アスカにこんな状況見つかると厄介だね。葛城さんも帰ってきたし……そろそろ、おいとまさせてもらうよ」 そう言って真希波さんはベッドから降りると、自分の持ってきた袋の中身を見せた。 「これ、好みわかんなかったんだけどヨーグルトとか、買ってきたから。……お大事に、ね」 そう言って、寂しそうな笑みを浮かべる。 その場を立ち上がり、僕の部屋から出て行く真希波さんに声を掛けずにはいられなかった。
「こ、今度!ご馳走するから……晩御飯、食べに来てよ。待ってるから……」 さっきのこともあり、顔を合わせにくい僕は俯きながら言った。 「それは……誘ってるのかにゃ?なんてね。ありがとう。また来させて貰うよ」 ばいばい、と手をひらひらとさせながら、真希波さんは部屋から出て行ってしまった。 おじゃましましたぁ、と声が聞こえると同時に、玄関が開く音がした。 真希波さん……帰っちゃった。 さっきの事を思い出して、また赤面する。 その時、ミサトさんがひょっこりと顔だけ出し、僕の部屋を覗き込んだ。 「で、他にはどんなことしたの?」 その表情は、ニヤニヤ、という言葉が一番似合う笑顔だった。 そういや、なんでアスカにバレると厄介なんだろ。何かあるのかな。 次の日、僕は何事も無かったかのように熱が下がった。 真希波さんは、風邪引いて寝込んでるらしいけどね。 今度は僕がお見舞いに行ってもいいかもしれない。
終わりです。 小学生みたいな文章ですが、読んで貰えると嬉しいです。
>>504 面白かったよ。SS書くのが初めてでこれって、十分完成度が高いと思うよ。
他のマリシンものが書けたらぜひ投下してください。書いてくうちにどんどん旨くなるものだし
>>504 おもしろかった!
また来てくれることを信じてw
>>504 GJ!初めてとは思えない。とても面白かった。
「ねぇねぇわんこ君、今日の午後9時空いてる?」 「うん、空いてるよ」 「ホント!じゃあさ、一緒にテレビ見よ、テレビ!」 「別にいいけど…なに見るのさ?」 「フッフッフ…よくぞ聞いたなわんこ君!その名もズバリ!『マリと子犬の物語』だよ!」 「…それって確か、マリも犬の名前だったような…」 「え?そうなの?」
午後7時からは嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲を見て涙腺を弱らせ、 続いてマリと子犬の物語で崩壊させてそのまま介抱してもらうんだね?
クリスマスもの書くの忘れてた
はいはい うんちうんち
age
レイともアスカともミサトとも違う女性キャラでシンジとの組み合わせも面白いと思うんだがな DVDの追加シーンとQ、そして新劇以降の学園ものや派生ものに期待か
いつになったらマリとシンジだけの絵を見られるんだ
>>514 シンジが振り回されるのには変わりないな
ネルフからの帰り道。 今日は久々のテストということで少し遅くなるかなと思っていたけれど、案外早くケリがついたようで、こうして日が落ちる前に帰宅しているという訳。 晩ご飯の献立や明日のお弁当のおかずは何にしようなんて考えて歩いていると、 「や、わんこ君」 道路脇の白いガードレールに座って、ぽんと手を上げる彼女。 落日のせいか、いつもの赤縁の眼鏡がくすんだ茶色に見える。 「どうも。……ここで何してたんですか?」 ガードレールからひょいと飛び降りて、ぱんぱんとスカートを払いながら、 「キミ、待ってたんだよ」 「何の為に?」 即答した僕の顔をじろじろと眺め回した後、彼女は近寄ってきて僕の首もとをすんすんと匂った。 不意打ちにも不意打ちすぎる行動といろいろと近すぎる距離にどきどきしながらも、僕は彼女を押し返し。 「ちょ……、やめてください!」 彼女は離れてもなお、悪戯しちゃったと言いたげな小悪魔な笑顔を浮かべている。 この人の中に『申し訳ない』とかの感情はないのだろうか? 多分なさそうだけど。 「L.C.L.の匂いがしない、ってことは簡単なテストかにゃ」 「匂いで判断できるマリさんはすごいよ」 そうでもない!と嬉しそうに隣を歩く彼女に、褒めてるんじゃないんだけどとは言えなかった。 溜息を一つつけば、夕方特有の波状雲が一つまた一つと世界の向こう側へと流れて行く。 「マリさんは訓練行ってるの?」 「行ってるけど、式波アスカ大尉とは時間をずらされてるんだよ。あたし、アスカ大好きなのに!」 「まああれだけ二号機をむちゃくちゃにしたらね……」 「キミの匂いがする初号機でもいいんだけどなあ」 彼女は目をぎらつかせて僕を見る。 彼女が乗った初号機は初っぱなから暴走モードに入りそうで怖いと思うのは僕だけなのか。 「じゃあさ、もう一緒に乗っちゃえばいいんだよね」 「何が?」 「あたしと、キミ」 やっぱり彼女の考えにはついていけそうにもない。 でも、にひりと笑う彼女はとても可愛くて、まあいいかななんて思うのも仕方ないこと。
保守がわりのネタですた。 破DVD発売したら、またここもにぎわうか
GJ!小ネタだが、ほんわかした雰囲気がいい 乙でした
おつおつよ
今日か明日になんか書ければいいな
「ねぇねぇ、わんこ君」 「はい…なんですか?」 「週末空いてる?」 「すみません、その日はアスカと約束があって…」 「じゃあ、次の日は?」 「次の日は綾波と…」 「む…その次は?」 「次はまたアスカと…」 「むむっ…じゃあ次もまた?」 「はい…綾波と…」 「むむむっ!次こそは!どうだっ!?」 「そ、その日はアスカと綾波と3人で…」 「もーっ!大尉と綾波ちゃんばっかじゃんか!」 「ご、ごめんなさい!」 「もっと、私とも仲良くして欲しいにゃー!シンジ君のバーカバーカ!」 「えっ!?あっ…じ、じゃあ!今日、どうですか…?」 「へ?今日?」 「その…マリさんが良かったらですけど…」 「いいけど…今日だけじゃイヤ!」 「…なら、どうしたらいいですか?」 「他の空いてる日は、全部私と一緒!それなら許してあげるにゃ」 「わ、わかりました…」
エヴァ板良スレ保守党
>>522 「シンジ君のバーカバーカ!」に大萌え笑い
良スレあげ
シンジと一緒にそば屋に入ったら、わんこそばにハマるんだろな。
やっぱりマリはずいぶん背が高いなぁ しかし早いところDVDで追加シーンが見たいところだな 正直新劇は「謎」の解明よりも旧作で不幸だったキャラが幸せになるところが見たいって人が多いだろうから マリの名前すら呼ばれない上映版じゃ物足りないよ
>>528 「シンジくん、次まだ次?」
「次ったって…作るほうの身にもなってよ…」
「そんなこといいから、早く!!」
「そ、そんなことって…もうお蕎麦ないよ」
「えっ!?そんなぁ…わんこくんが作ってよそう、これこそ正にわんこ蕎麦なのに!!」
「…さっきから言ってるけど、それ、つまんないよ?」
↑シメはシンジ自身をいただくんですね、わかります。
いただくだと……
>>534 マジ。ソースは破のパンフの鶴巻インタビュー。エヴァを破壊する上でのマリの役回りは、
「極端にいうとシンジをマリが寝取る」なんてアイディアもあった、という感じの文脈
無論、却下されたのだろう
寝取ると言っても誰から?って話だけどな
>誰から 実際誰かと付き合ってるわけじゃないから「寝取る」は言葉の綾だろうけど、 シンジに気のある女達から、という意味でしょ シンジを横からかっさらえばこれまでのエヴァの人間関係がぶっ壊れるという主旨 まぁあくまで「マリを使ってどうやって壊すか」を色々考えた中の極端な例示という感じだったけど
マリは物語だけでなく本当にエヴァを破壊したな 2体も壊すなんて
そしてマリは俺のアスカへの恋心も破壊した。
改めて見ると、シンちゃんめちゃくちゃギョッとしてるなw
>>541 こう見るとなんかキスする直前みたいな絵だな
匂い嗅いでるシーンの小さい画像を見たときはキスしてるのかと思ったもんだ
にゃんマリ
>>547 すげー
こういうの引き当てる人もいるんだよなぁ
AR台本見たけどハートなんだね
新劇後の派生ゲームや漫画ではシンジ×マリルートもあったりするんだろうか
無いと、本編後のマリは影が薄くなる
この二人って、マリが押し倒してえっちな事はしそうだけど ラブラブというイメージも沸かない
まだほとんど面識がないからな シンジはハッキリとした好意に弱いから ゲームなんかでマリルートを作るのは簡単だろう
本編はもちろんだが、そういう派生も楽しみだ ・・・やるよな?
やるでしょう ファンサービスとして王道で誰でも考えることだし、作り手としても マリみたいなエヴァキャラを動かすのは楽しいだろ 今から期待しちゃうぜ
556 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2010/06/02(水) 22:00:59 ID:K/kU4/ht
ウホッ!いいチルドレン
同人で初めてマリを見掛けたクチだが、積極的にアプローチ掛けるタイプなんだな。 真綾の声を脳内再生しながら読み進めてるw
話の都合的なことを考えると、トラウマがなくて積極的に仕掛けるキャラだからこそ、 破の段階では恋愛模様に絡まないんだろうね。料理だのまわりくどいことせずに 告白して交際申し込めば恋愛要素が終わってしまう。におい云々は面白かったけど。 だからこそ、本編以降では正攻法でシンジを落としてほしい。 「キミ、頑張って戦うところがカッコイイよ。ビビビっときちゃった。 ・・・あたしと付き合お?わんこ君?」 ストレートだ。
やっと規制が解除された 記念になんか書いてみよう
「楽しかったね。わんこ君のお誕生日会!」 「僕のお誕生日会って言うより、宴会に近かったけどね」 「それにしても・・・料理作ったり、運んだり、日本のお誕生日会って、主役が大変なんだねー」 「そんなお誕生日会は日本中でも僕のだけだよ・・・」 「でも、良い思い出が出来たにゃ〜♪誘ってくれてありがとね!」 「そんな、僕の方こそありがとうだよ!マリさんが居てくれて、僕も楽しかったし・・・」 「シンジ君・・・ねぇ、プレゼントあげよっか?」 「マリさんからのプレゼントならもう貰ったよ?」 「これは今だけのスペシャルプレゼント!ほら、目瞑って・・・」 「目?・・・はい、瞑ったよ」 「おっ、じゃあ行くよー・・・チュー」 「!ち、ちょっとなにするんだよ!?」 「なにってチューだにゃ〜♪・・・嫌だった?」 「あっ、いやっ、べ、別にそういう訳じゃないんだけど・・・」 「じゃあ続きするよ。ほらほら、とっとと目瞑るにゃ〜」 「う、うん・・・はい」 「それじゃ失礼して・・・チュー・・・んっ」 「ん・・・ねぇマリさん、スペシャルプレゼントってこれのこと?」 「んー・・・あと一つあるけど、それはまだおあずけ!また今度に、ね?」 「今度って、いつ?」 「それはキミ次第かな?わんこ君」
これはGJ
GJ!
アスカやレイにバレないといいねシンちゃん!
564 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2010/06/24(木) 14:44:00 ID:ggWMXO9I
シンジとマリの絡みはラブラブというよりほのぼのっぽい気がする
引っ込み思案とサバサバ系だからねぇ マリがうまく気を利かせてやらんと・・・ マリリードのエロエロは同人で見飽きたな
シンジはマリの性格を把握すれば上手くやるんじゃない? 普段から親父くせぇミサトを相手にしてるんだから余裕だろう 性的なちょっかいはストレートにやってきそうだけどな
↑ 性的なちょっかい云々のところはマリがシンジに対して、という意味ね
>>565 エロ同人はマリであってマリでないというか、マリの人格は関係ないのがほとんどw
やはり丁寧に描写すればマリリードの恋愛関係もすごく面白くなるんじゃなかろうか
個人的にマリは付き合ってからシンジを褒めるようなイメージがある。容姿とか長所を。
レイとアスカはそういうのがなさそう
碇シンジ育成計画に出して欲しいね。 あの漫画の世界なら一番オイシイ(エロ的な面で)からな。
マリ好きなので保守
571 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2010/08/02(月) 04:21:21 ID:Y6yZEW+8
保守
>>569 うむ、やっぱお約束のシンジがマリに倒れこむっての。
「わっ!ご・・ごめん・・わざとじゃ・・」
「あ〜ん!わんこくん、意外と積極的だにゃ〜!」
「シンジ〜〜〜!!このどすけべやろ〜〜〜〜〜!!」
保守
海洋研究所見学の昼飯にマリも同行してて、加持の「台所に立つ男はもてるぞう」に反応して 「じゃあ私わんこ君のお嫁さんになろうかにゃ」とかいってシンジドキッとさせるそんな展開がみたかったです
全集はもう読んだ? そういう感じの没ネタがいっぱい
全集買いますよウヒヒ
ちくしょういいスレだなあ
579 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2010/11/28(日) 19:14:51 ID:3NRV+jA1
age
保守
SSだとエロパロに最近来てたのがよかった 親父なのに純情、なマリ
582 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2011/04/01(金) 06:08:36.96 ID:+gCbE2mr
age
ミサトのマンションに引っ越してきて欲しい
同居生活最高だよな
585 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2011/06/09(木) 17:41:01.20 ID:1T5nFepN
メガネメガネ〜で俺爆死。
かわいいね
587 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2011/08/18(木) 22:11:29.03 ID:Yd6ojAGS
来週TVでマリと会えるよ
588 :
猫神家 :2011/08/18(木) 22:26:01.20 ID:???
マリ、ちょっと来い 話がある シンジきゅんと何をした
マリあのまんま完結まで華麗にスルーされたら見る 破ではほぼスルーだし 思うに一人で納得して完結して後でいたっけ?って言われるタイプ 最後のセリフは エヴァなんか出るんじゃなかった…
映画やったってのに過疎だな
Qを待つしかない・・・って一年後かよおい
これはまた長いな…