そろそろ旬になりそうなこのカップリング トウジとシンジのあつい友情を語るも良し トウジとシンジの倒錯した愛を語るも良し トウジとシンジの爛れた情欲を語るも良し みんなLTS株を買っておけ 絶対得するから
2 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/04/12(水) 03:05:49 ID:zlJnUR9v
2
3 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/04/12(水) 03:07:45 ID:eWDsHBKU
2げと?
4 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/04/12(水) 03:08:54 ID:O8Ai1TZ6
Forth
5 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/04/12(水) 03:09:31 ID:eWDsHBKU
くそう… 規制されそうになったんだ… トウシン最近熱いよな
「あのさ……トウジって僕のこと好きなの?」 緊張しながら目線を合わせないまま言う。 「え?は?何?なんでそんな話になるんや?」 明らかに動揺が隠せていない様子のトウジ。 「だって…トウジ僕のこといっつも見てるだろ?授業中も昼ご飯食べてる時も水泳の時も…………………着替え…してる時も……」 上目遣いで恥じらったようにトウジの顔を見る。 「だから…トウジさえよければ……いいよ」 顔を真っ赤にしてトウジの手を握る。ごきゅっとトウジの喉が鳴る。 「いいって……何が…」 「……………えっち」 おやすみなさい
「シンジってホンマにええ匂いがするわあ」 「ち、ちょっと、くすぐったいってばっ!あっ」 「どうしたらこんなええ匂いがするんや?」 「やめてっ恥ずかしいよ、は、な、し、てっ」 「イヤや、はなさんで。ずっとこうしてシンジの匂い嗅いでたいんや」 「嗅ぐって…言いながら…あっ、やめっ」 「あんまりええ匂いがするから嗅ぐだけやなくて舐めたくなってもいたわ」 「そんな…だ…め…え…!」 「味も最高やで!たまらんわ!」
重複だけど職人いるしトウシン好きだから応援するぜ! とりあえず… 6巻最高!
こいつらはいいぞ… とくに友情から愛情に変わっていく描写がなんとも言えなくせつない…
いつものように左右の肉がワシ掴みにされ、ギュッと横に引っ張られる。 秘部が露になり、見られているであろうことを想像すると、体がカーッと熱くなる。 グニュグニュと引っ張られたまま揉みしだかれる両の丘の中心に荒い息を感じて、ゾクゾクと期待がわきあがる。 ゆっくりと、確実に中心を狙って尖った舌先が近づき、ついに鮮やかで、どこかグロテスクな内部へと侵入を果たす。 ゾワゾワと激しい悪寒が背中を駆け抜け、次に待っている激しい責めを期待して体が震え出す。 「く、ぅ、トウジッ、ぅ、く、くっ」 「なんやシンジ、もう漏らしとるで。舌くらいで感じ過ぎやでホンマ」 再び舌が侵入し、徐々に深い所へと入ってくる。そうかと思うと急に入口へ逆戻りし、ザラザラとした感触が、柔らかで敏感なシワのあたりを舐めまわす。 要領を得た絶妙な攻め口に、シンジのペニスの先には先走りが一筋ダラリと垂れ下がり、快感に震える体と共にプルプルと小刻みに揺れている。
>>6 (「えっち」て!!なんやこの可愛さはぁぁ!!!)
むにゅ
「なぁー!?」
股間をわし掴みされて後ろに倒れるトウジ。
「あは……ちょっと堅くなってる…」
馬乗りになり股間を揉むと照れながら無邪気に笑う。トウジの股間はさらに膨らみ完全に勃起していた。
(うー……このままやと勃起死してまう…)
「シ…シンジ?わかったからいっぺん退いてくれんか?」
おはようございます
ここは肉欲系トウシンスレなんだな…?
肉欲もいいけど後でちゃんとのほほんとしたシーンも頼むよ… とりあえずグッジョブ
>>13 に捧げる
シンジ「あっ!」
トウジ「ん…うまいなこの卵焼き。誰が作ったんや?」
シンジ「僕だけど…あっ!また!」
トウジ「んん…このハンバーグもうまい。これは誰が作ったん?」
シンジ「それも僕だけど……あぁっ!!もー!!なんなんだよトウジ!!」
トウジ「いやー…シンジの作るもんはみんなうまいなー思て…」
シンジ「…お世辞言ってももうあげないからね」
トウジ「ええで。将来シンジが飯作ってくれるんやったらな」
>>10 ようやく舌から開放された頃には、シンジのペニスは腹に張り付くほど固く反り返り、その下には透明な粘液がいくつも水たまりを作っていた。
「ハァッ!ハァッ!入れて!トウジ!入れて!」
「まだ舌だけや入らんやろ…」
今度はゴツゴツとした指がゆっくりと入ってくる。その緩慢さにシビレをきらして自ら穴を弛緩させ、多少強引に根元までしっかりと飲み込んでしまう。
思わず苦悶の声をもらしてしまうが、多少の苦痛を伴う荒々しい行為を何故か好んで求めてしまう。
「もう、次おねがいッ!」
「おいおい、傷ついてまうんやないか」
そうはいいつつも、求めに応じて先ほどよりも強く二本目の指が差し込まれる。
見た目同様男らしいトウジの責め方がシンジはたまらなく好きだ。
太く丸い指先が完全に埋まってしまうと今度はベクトルを変えて内壁の側面を攻撃される。
新たな快感に悶え、激しく収縮を始める穴にすぐさま次の指が滑り込み、攻撃に参加する。
すぼまろうとする入口を、強い力で引っ張られ、同時に内部にくまなく指が食い込んでゆく。
何度も行為を繰り返し、すっかり別の役割を果たすようになった穴からはもはや快感のみしか伝わらない。
四本目が加わり、完全に穴が開ききると、シンジは激しく腰を突きだし大量の精子を放出した。
6巻の84ページから先をエロにもっていけるやつは神
>>16 (*´Д`)ハァハァしてくれたお礼に
シンジ「…今日暇?」
トウジ「あぁ…特になんもないけど、なんや?」
シンジ「今日ミサトさん帰り遅いし、一人で晩ご飯食べるの味気無いから…」
トウジ「…行ってもええんか?」
シンジ「……カレーでいいんならね」
トウジ「ええで。シンジが作ったカレーならなんぼでも食うたる」
妹の転院を条件にエヴァのパイロットにならないかとリツコが… 「そんでワイ…引き受けてしもうた」 「怖い…ごっつ怖いんや…ワイ」 「最初はたいしたことあらへんと自分に言い聞かせてとったんやけど…見てみ、手ぇ、震えとる…震えが止まらん…」 そこでシンジが 「じゃあ今日だけは僕が忘れさせてあげる…」 ぺろぺろ とまあこんな感じで頼む…
「じゃあ今日だけは僕が忘れさせてあげる…」
そう言うとシンジはトウジにキスをした。愛撫するように、優しく、何度もキスを交わしそっと抱き締めた。
「心臓の音って、なんだか落ち着かない?」
>>20 の思惑通りになってしまうではないか
やめた
なんでだよ…いいじゃないか…
>>22 いや、あそこは神聖なページだから汚さずそっとしておきたいんだ…
とか言いながら続き 「大丈夫だよ……大丈夫」 おまじないのように囁き、トウジが落ち着くまで抱き締めた。 「スマン…ワシみっともないとこ見せてしもたな…堪忍や」 いつものトウジとは違って少し元気がない。 しかし先程よりも落ち着き、どこか安心した様子だった。 「シンジ…一つ頼みがあるんや」 下を向き手を額に合わせて祈りのような格好で言う。 「ワシが…ワシがエヴァを上手く動かせたら、さっきの続き…してくれんか?」
「…いいよ。じゃあ、上手くできるようにおまじない…」 もう一度キスをした。 少しだけ長く、触れる唇から自分の思いが伝わればいい、と… トウジとした最後のキスだった……… ごめん やっぱこのシーンは汚せない…
最後とか悲しいこというなよな… 泣いていい…?俺泣いてもいい…?
スレタイがめちゃくちゃカッコイイ!惚れた!
今年に入ってからすっかりゲイが大勢を占めちまったな 一種の革命とすら言っていいかも
いろんな分野に手を伸ばしてみるのいいものだと思うよ? 女キャラ達はもうあの手この手と穢しまくったし、次は男だw
この二人は穢すな。友情バンザイ
お?ターゲット変更か?
トウシンは結構神聖だからゲイでもなぜかキモくないんだ… カヲシンはきもいけど
トウシンはなんとなく清らかさが漂ってるからな 6巻のやつもエロとかなくても2人の表情見てるだけでむちゃくちゃ萌える
こんなにピュアな恋できるエヴァカプはそうそうないぞ… だって俺なんかエロ無しでも萌えれるもん…
>>19 シンジ「………」
トウジ「………」
シンジ「…ちょっと」
トウジ「ん?なんや?」
シンジ「離れてよ」
トウジ「イヤや。」
シンジ「離れて!料理してる時はくっつかないでよ」
トウジ「そんなにイヤか?」
シンジ「………イヤ」
トウジ「そんな可愛い顔されたら絶対離れん。」
ベタベタするのはけっこう好きだな… トウジは俺の予想だとかなりゴツイほうだと思うからシンジも喜びそう
>>36 シンジ「どう?」
トウジ「美味い!!」
シンジ「ただのカレーだけどね」
トウジ「そんなことあらへん!このカレーは今まで食うた中で一番美味いで!!嫁に貰いたいくらいや」
シンジ「…お世辞言っても何も出ないよ」
トウジ「世辞やないで。ほんまに嫁に来てくれへんか?」
トウシンはホモとかゲイじゃなくて違う称号を与えたい…
〜後片付け編〜 シンジ「あ、これしまって」 トウジ「おう」 シンジ「これも」 トウジ「あぁ」 シンジ「………」(皿を拭く) トウジ「なんや、新婚さんみたいやなぁ」 調子に乗ってごめん。 もうちょっとだけ書かせて
>>39 この二人はもっと神聖な感じだからな
プラトニック?とにかくホモ、ゲイは合わないよな
>>40 シンジ「お風呂沸いたけど」
トウジ「さよか。なら入ろうや」
シンジ「え?」
トウジ「一緒に入るやろ?」
シンジ「やだよ恥ずかしい…」
トウジ「恥ずかしいことなんてあれへん」
シンジ「……」
トウジ「シンジの全部見たいんや」
このまま参号機が来なきゃいいのにな…
44 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/04/12(水) 20:12:45 ID:R5KIZ8lw
カヲシンがキモイのは相手が人間じゃなくて使徒だからかな 庵カヲも貞カヲも得体のしれない気味の悪さを感じる トウジは爽やかでいいな
カヲル単体はきもくない カヲシンになると途端にきもくなる 得体のしれない気味の悪さ→人じゃないからな
じゃあカヲレイがあまり嫌われてないのは二人とも人間じゃないからかな?
どうでもいい。
カヲルの話はもういいよ…トウシン 早く たのむ…
シンジ「トウジ起きてる?」 トウジ「あぁ」 シンジ「なんか…楽しかった、今日」 トウジ「せやな。二人きりなんてあんまりならんしな」 シンジ「……おやすみ」 トウジ「あぁ…おやすみ」 シンジ「…何?」 トウジ「いや、一緒に寝ようかと…」 シンジ「いいよ、…ちょっと!入ってこないでよ」 トウジ「ええやないか今日くらい」 シンジ「狭いって…トウジ!」 トウジ「今日はシンジとくっついてたいんや」 シンジ「……今日…だけだよ」 トウジ「おおきに」 シンジ「………ト……ジ…」 トウジ「……」 シンジ「………すき…」 トウジ「……ワシもやで、シンジ…」 終わり
いや、つづく 「トウジ…ぎゅっ、して…」 「ええで…」 ぎゅ 「ああっ…あったかいよトウジ…」 「さよか…」 「僕、いつも一人だったんだ…」 「…なんや……?」 「トウジに会うまで、誰も僕を必要としてくれなかった…父さんも冷たいし…。」 「………。」 「寂しかったんだ…。でも…トウジは優しかった…今…すごく幸せだよ…」 「ワシもや、シンジ…」 ちゅ
「トウジ…僕のこと…嫌いにならないでね…」 「わかっとる…安心せえ…」 「今日は、僕が寝るまでずっと抱いててくれる…?」 「ええで…」 「僕…幸せ…」
ああ、凄くいい最高!他のカプではこんな雰囲気は出せないな。やっぱりシンジの一番好きな人はトウジだと改めて思うよ
>>50 お前がそう言うなら…
シンジ「…うわぁ!!」
トウジ「どないした?」
シンジ「………何…でもない」
トウジ「なんでもないことあらへんがな。汗ぐっしょりかいてんで」
シンジ「……嫌な…夢、見たんだ」
トウジ「………」
シンジ「母さんがいなくなって…父さんも…………ミサトさんもケンスケも…………トウジも、みんないなくなる夢…」
トウジ「…大丈夫や。ワシはずっとお前の側におる。大丈夫や…」
シンジ「…っトウジ…」
トウジ「泣かんでええ…ほら、寝るまで抱き締めてやるから」
シンジ「…トウジ…どこにも行かないでね……」
トウジ「あぁ…どこにも行かん」
この後どうなるかは言わない………哀しいから
素直に言っちゃえよ… 参号機と一緒にあぼーん!
>>54 お前ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
言っちゃやだorz
漫画版みたことないけど、アニメみたいに助からないの?
>>57 トウジはシンジの自らの手によって命を落とします
>>57 まあ原作にはないけどここはその前の日にトウジとシンジが愛し合ったことを語るスレです
まあ漫画見てからのお楽しみだな
「シンジ…シンジ…おい、シンジ!」「はっ!」 「ワシや」「トウジ!?どうして!…」 「お前にちゃんと言っとかなあかんことがあったんや」「…」 「シンジ、ワシは」「イヤだっ言わないで!」 「シンジ…」「聞きたくないよっ!」 「シンジ!」「ひっ!」 「逃げたらあかん!ちゃんと聞いてくれんと…ワシ」「…」 「シンジ、ワシはシンジのこと、これっぽっちも恨んでへん」「嘘だっ!トウジは…僕はトウジを…トウジをっ…!………殺したんだ…」 「アレに乗ったんはワシや、ワシが決めたことや。あんなことになったんはスマンかったけど、ワシの決めたことでシンジが悩むこたないんや」「やめてよトウジ!優しくしないで!僕がやったんだよ!僕がトウジを殺したんだ!それなのにそんなふうにしないでよ!」 「優しゅうしとるんやない、ワシの気持ちをちゃんとシンジに知っておいて欲しいんや…せやな、アレはもう済んだことや、変えることはできん…せやけどシンジがワシのことでこれ以上悩むんは見ておれんのや」「…」 「ほれ、そないな顔しとったらワシ、安心していけんやないか」「…いかないで…いかないでよお…」 「…それはできんのや…わかるやろ」「でもっでもっ!」 「ほんまにシンジは…」「…!」 「ワシはいつでもシンジと一緒や…ずっと、ずっとシンジのここにおるで…」「…とうじい…」 はっ! ビクリと体をふるわせ目を覚ますシンジ その頬には一筋の涙の跡がついていた…。
シンジ「夢か…」 トウジ「どないしたんやシンジ…?」 シンジ「怖い夢…見たんだ…」 トウジ「どんな夢なんや?」 シンジ「思い出したくない…もう二度とみたくないよ!!」 トウジ「す、すまんシンジ…そんな嫌やと思わんかったんや…」 シンジ「あっ…僕も…ごめん…」 トウジ「安心せえ…どんな怖い夢見てもワイが守ったるから…」 シンジ「トウジ…」
運命さえまだ知らないいたいけなシンジ・・・
だけどいつか気付くでしょう現実に…
PiPiPiPi シンジ「電話だ」 マヤ「シンジ君?大変なの!今すぐ本部に来て!」 シンジ「はい…」
エヴァに乗るシンジ ゲンドウ「使徒だ、たおせ」 シンジ「使徒って…あれはエヴァじゃないか…人が乗ってるじゃないか…」 ゲンドウ「かまわん、ヤレ」 シンジ「いやだ!人殺しなんかできないよ…」 ゲンドウ「だめだこりゃ、ダミーシステムに切り替えろ」 マヤ「でも…」 ゲンドウ「かまわん、やれ」 ゲンドウ「システム開放、攻撃開始!」 初「ウオーン!」 シンジ「なんだこれ、なんで勝手に動くんだよ…父さん、何をしたんだ!」 ゲンドウ「役立たずのパイロットは黙って座ってろ」 ドカッ!バキッ! シンジ「だめだ…止まれ…止まれよっ…どうしてとまんないんだよぉ…」
参号機からエントリープラグを取り出す初号機 シンジ「はっ…それだけは…」 ググッ… シンジ「やめろー!!!」 グシャッ! シンジ「あ…ぁ…」 青葉「エヴァ参号機、いや…目標…完全に…沈黙…」
やめろー!!! やめてください
思い出させないでっ!せっかく忘れようとしつるのに!思い出させないでよっ!
終りにしちゃイヤン
>>15 「いくで…」
低い声に込もった激しいトウジの欲情。シンジはそれを確かに感じてうれしくなる。
「はやくう…欲しいよ、入れて…!」
シンジの同意を得てトウジの熱い先端が押し当てられる。オイルをまとって妖しくヌメるペニスによる三度の刺激を求めて、シンジの口はせつなくあえぐ。
「うっうう!ああ!」
ついに大きくはりだした先端が侵入を開始する。内部へ一時でも早く迎えいれたいが、巨大なイチモツを前に流石のシンジも苦心する。
柔らかなひだがゆっくりと間隔を広げ、トウジにまとわりつきながら徐々に緊張をといていく。ハー、ハーと息を吐き出し、本能的に抵抗する体をなだめてやる。
そして、その時がやってくる。トウジに引きずられ、限界まで内部に引きこまれた入口がついにその手を離し、一気に大きな先端が入ってくる。
苦しい緊張から解き放たれ安堵のため息をつくのだが、同時にいつまでもその緊張を、トウジとのせめぎあいを楽しんでいたいとも思う。
「いいよ、動いて…」 「…まだや」 「いいから…!」 だがトウジは動いてくれない。いつだってそうだ。いつだってトウジは優しい…。 学校でも、こうしてトウジの家で抱いてくれる時も。 こんな時くらいもっと激しくしてもいいのに、決してトウジはシンジを傷つけない。 ギリギリの所で、最大限シンジの要求に応えるのだ。 「もう!」 もどかしくなって後ろに手を伸ばし、かたく発達したトウジの後ろをつかんで引き寄せようとする。 そうしてようやくトウジはゆっくりシンジの中へ入ってくる。 トウジの優しさを知りつつも、どうにももどかしくて今日は自分から迎えに行ってしまう。 「おいっシンジ!」 急に広げられた中から小さな悲鳴があがるが構いはしない。 後から徐々に伝わってくるジリジリと焦げるような感覚が胸を高鳴らせる。 「いいっていったでしょ、じらさないでよ」 少し怒ったような口調でトウジをけしかける。 「はやく、トウジと一つに…気持ちよくなりたい…」 顔が見えない代わりにおしりをゆっくりとくねらせ、おねだりする。 「…どうしたんや、シンジ…今日は…」 ゴクリとトウジの喉が鳴った音を聞き、とどめをさす。 腰を動かしながらゆっくりと後ろを振り向き、上気した顔とうるませた瞳を向け、だらしなく開けた口からそっと囁く。 「いいんだよ、トウジィ…我慢しないで…今日は、今日だけは滅茶苦茶にして…トウジの好きにしていいんだよ」
こりゃ騎乗位になりそうだな
目茶苦茶にしてやれトウジ
兄弟の様なほのぼのさが好き>トウシン
兄弟か。いい例えだ
俺は兄妹のような関係の方が好きだな
>>67 の続き
シンジ「ト……ジ……トウジ…いや…だ……いやだよ…目を覚ましてよ…いつもみたいに僕を抱き締めてよ…ねえ…トウジ…いや…僕を一人にしないで…」
加持「…シンジ君…指令から連絡だ…すぐ来るようにって…」
ゲンドウ「命令違反、エヴァの私的占有…これらは全て犯罪行為だ…、何か言いたいことはあるか?」 シンジ「父さんこそ…僕に言いたいことが…あるんじゃ…ないの…?」 ゲンドウ「何のことだ?今質問しているのは私だ」 シンジ「殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやる………」 シンジは懐からナイフを取り出すとゲンドウに襲いかかる ゲンドウ「な、何をする気だ…?!」 シンジ「うわぁぁぁぁぁぁぁー!!!トウジを返せ!僕のトウジを返せー!!!」 カチャッ 黒服警備員「貴様、動くな!」 銃を構える ゲンドウ「やめろ!撃つな!」 シンジ「うわぁぁぁぁぁぁあ!!!」 ダンッ!ダンッ! シンジ「ううっ……ゲホッゲホッ…」 ゲンドウ「シンジーっ!!!」
シンジ「ううう…トウジ…トウジ…」 ゲンドウ「おい何をしている、医者を呼べ!シ、シンジ…大丈夫か…どこを撃たれたんだ…」 バシッ シンジ「触るなーっ!」 ゲンドウ「?!!………」 シンジ「はあはあ…トウジ…ごめん…ごめんね…痛かったでしょ……僕も、すぐ行くからね…そしたら…天国で…一緒に…幸せ…掴もうね…愛してるよ…ト…ウ…ジ……」 ゲンドウ「シンジィー!!!」 シンジ「………。」 こうして、シンジとトウジの哀しい恋の物語は静かに幕を閉じた… お わ り
あああああああああああああああああああああああああああ ナンダヨソジャオjレオgジョ、kレcvyh。エtcryhvじょ
暴れすぎぃぇぁjadgdta.gjgjdp9.md a.djua6 tmd
それゲンドウも可哀想だな
ゲンドウのキャラがあり得ナス
>>73 少しの間を開けて意を決したようにトウジが動き始める。
圧迫感、充足感に思わず声をもらしそうになるが、ここで燃え始めたトウジに水をさしては台無しだ。
弱々しい動きを捕まえて、より激しく、より奥へと導くように尻を動かす。
まだ開ききらない中を強引にこすられ、いじめられる感覚に喜びを感じ、苦しいのに笑みがこぼれそうになる。
(これだ…そうだよ、ずっとこうして欲しかったんだ…。)
優しさの陰に潜んでいるトウジの強さ、激しさ、逞しさをシンジはずっと求めていたのだ。
獲物を狩る獣のように自分を押さえ付け、無理矢理に、抗うことが出来ないように完全に支配して欲しい…。
いつもと違うシンジにトウジも興奮し、はじめは申し訳なさそうにペチペチと当てられていた腰が、次第に勢いを増して力強く前後する。
シンジはトウジの動きに合わせて、弛めた内部を深くえぐらせ、今度は引き抜けないほどに強く噛みつく。
まだ完全に順応しない穴の中で少しずつ小さくなる痛みを名残惜しむように、わざとギュウギュウとトウジにまとわりつく。
「ウウッシンジ…アア」
シンジの細い腰をトウジの手がしっかりと掴み、狙いを定めたトウジのペニスがより確実にシンジを貫きはじめる。
いいね
>>86 激しくぶつかりあって、汗とオイルでジットリと湿った結合部からヒワイな音がたちはじめる。
それに合わせてハッハッとトウジの浅く熱い呼吸音が聞こえてくる。
シンジは腰を振るのをやめ、律動はトウジの手に全てを委ねる。代わりに巧みに穴を使ってトウジに、そして自分に出来る限りの快感を与えることに集中する。
今日はいつものような甘いセックスをする気はない、はずだったが、想像以上の激しい高ぶりと中で暴れる凶暴なトウジに、食いしばった歯の間から思わず小さく高い悲鳴がもれてしまう。
もはやトウジは完全に解き放たれ、雄の本能の赴くままに荒々しくシンジを蹂躙する。
硬く研ぎすまされた武器でまとわりつくシンジを振り払い、グイと深くはまりこむ場所へ攻撃を加える。
時折硬い先端を味わわせるように腰を回し、至るところをくまなくこすりあげる。
そうしてしばらくシンジの中を楽しんだ後、再び高速でピストン運動を開始する。
両手をギュッと握り締め、頭をベッドにこすりつけ悶えるシンジを見て、もっともっと耐えきれないほどの快感を与え、大きな悲鳴を上げさせてやりたくなる。
「ウウ!シンジ!もう!」
だがいつもとは逆に、先にトウジに絶頂が近づく。
指が食い込む程にガッチリと手に力を入れシンジの腰を掴み、望み通りに滅茶苦茶にペニスをつきたてる。
しかしトウジがラストスパートに入った瞬間、予想外に強い力でシンジはトウジをふりほどき、大きな声をあげて中のものを一気に吐き出した。
中のものって一体なんだろう…??
ちんちんをけつの穴からひりだしたってことじゃね? それかうんうん
じゃあうんうんで
スカトロやだなぁ… 801はファンタジーであるべきだ
トウシンは801じゃありませんから
え、801じゃないか 少年同士の愛でしょ?
トウシンはゲイだよ
冬月→ゲンドウならゲイでも分かるが、 少年同士のうちはまだ夢あふるる801って感じだ ゲイってのはヤマジュンとか熊先生なもんだと
よし、お前俺の中にションベンをしろ
少年愛や801は夢の世界の出来事で背景にバラが飛んでそうだw トウシンは現実ぽい&友情の延長線上ぽいとこが良い
まあ友人だったトウジとシンジの愛を妄想してる時点で夢見てんだから、 ゲイだなんて言ってないで801だと割り切ろう、な 壮年シンジとトウジの濡れ場をリアルに書いてくれる猛者がいるならもう何も言いませんが
まずは腸内洗浄から
>>99 腐女子の人じゃないんで801というよりゲイのほうがしっくりくる。
たぶん本物のゲイの人が見てたら怒るだろうな
むちゃ言わんでよ
>>88 ブルンっと音を立てるほどの勢いで飛び出したトウジのペニスを振り向きざま掴むと、ベトベトになった偽物の皮をひき剥がし、その辺に投げすてる。
思わずむしゃぶりつきたくなるほど旨そうにそそりたつ肉棒から手を離し、再び尻をトウジに奉げる。
その意味をわかりつつも唖然として固まるトウジに再度きっかけを与えてやる。
「はやく、来て、生でして…いいよ」
今度は自ら肉を押し分け、淫らに呼吸する穴を見せつける。トウジによって大きく口を開かされたままのそこを、ヒクヒクと動かし、誘惑する。
こんな状態でその誘いを断れる男がいるはずはない。
シンジの思惑通り、その誘惑をそう長く続ける必要はなかった。
先ほどより強く腰をつかまれ、押し当てられたかと思うと、次の瞬間には長大なペニスが根元まで挿しこまれている。
シンジの尻の肉をおしつぶすほど強く、深く打ち付けられた腰が、入ってきた時と同じ速さでギリギリまで引き抜かれ、また素早く中へ戻ってくる。
トウジの限界を前にシンジはその全てを残さず受けようと、ほてった内部を引き締める。
その行為がトウジにますます酷い快感を与える。
これ以上ないほどにパンパンに固くなった二つの球からエキスが唐突に流れだす。グワッとさらにシンジを押し広げた先端がついに大きく口を開く。
「う!うう、うお!うおおお!」
雄叫びを上げたトウジは、もう迷うことなくシンジの中へ多量のエキスを全て解放する。
すぐに満たされたシンジの中から溢れ出すエキスを塞き止めるように、痙攣する腰を深く熱く密着させる。
ついにシンジの全てを支配したトウジのペニスは悦びにビクンビクンと震えながら、ダラダラと射精を続ける。
確にゲイかもしれんけどどのカプよりも一番恋愛っぽい恋愛してるよトウシンは
>>105 キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!
勢いのあるセックスはいいね。
やらしい、やらしすぎー! このスレを筆頭としたゲイスレのお陰で 801とショタ以外完全に興味がもてなくなった…
俺はもっと体だけじゃなくてマッタリした感じのも見たい シンジのお弁当が見たい
昼は幸せな家庭生活 夜は濃厚な官能世界 リアルトウシンのカップルがいるが そいつにはもう3人目の子がいる。ここにそんなパワーを感じた
>>105 与えられた熱を発散する背中にトウジが覆いかぶさってくる。大胆にギュッと手がまわされると、まだ大きく膨らむトウジの胸の動きがよりはっきり伝わってくる。
ベッドから首をもたげると、すぐさま跡が残るほど強くキスをされる。
お互い言葉は交さないのに、まるで全てを理解したかのような錯覚に陥ってしまう。
シンジはまだトウジ以外の男の体をしらないが、トウジ以上に体も心も相性が合う相手などこの世の中にはいないと確信する。
そしてこれからトウジ以外の男に抱かれることはないことも…。
しばらくそうして幸せを噛み締めた後、ようやくトウジが腰をひく。
いつまでも中にいてほしい気持ちで一杯なのだが、あえてされるがままにしておく。
切なく寂しい一瞬に、思わず尻をすぼめてしまいそうになるのをぐっとこらえ、胸をまさぐるゾワゾワとした感覚に必死にたえる。
最後の関門をゆっくり時間をかけて出てくるトウジはまたその巨大な頭をもたげているのが分かり、シンジは懇願する。
(おねがい!もう一度…何度でも!犯して!!)
ここはまったりトウシン希望…… なんでもエロに結び付けるのいくない
まあまあ、まじめにトウシン思ってるから出た言葉だ、俺は悪くないと思うぞ、うん。でもエロイのもおもしろいじゃないか
>>112 (ええで、シンジが望むんなら…どんなでもしたる!)
シンジに構わず、自分だけイッてしまったことへの恥じらいを吹き飛ばすように心の中で叫ぶ。
シンジだけが望んでいたわけではない、自分もどこかでこんな風にシンジを犯してやりたいと望んでいたのだ。
二人の望みが重なった今、遠慮することは何もない。
シンジの期待を裏切らないように、自分の欲望を満たすように、荒々しくシンジをひっくり返す。
怯えながら誘うような、妖しくうんだ瞳をジッと見つめたままグイと両足を持ち上げ肩に担ぎあげる。
もう、自分もシンジも一時でも離れていることに我慢ができない。
あっと言う間も、生ぬるい前戯もなく、激しい先ほどの続きの部分から交わりを再開する。
お互い見つめあったまま、腰だけがものすごい勢いでぶつかりあう。
いやらしいあえぎ声も、お互いを呼び合う言葉もいらない。
ただただ激しさと苦痛、快感だけをむさぼるように分かち合い、与え合う。
GJ。
補完世界のセックスもそうであるといいな。 愛は壮絶が正しいと思う今日この頃
>>116 激しさの中でも正確に、冷酷にシンジを追い詰めると、先ほどまで半勃ちだったものがすぐに完全な姿へと変化する。
トウジは手の平にツバを吐きかけ、一気に捕まえる。そのまま握り潰すように、弾力を楽しむように、ギュウッと力を入れる。
それまで耐えていたシンジの口から再び苦悶の小さな叫びがあがる。だが予想していたような抵抗はない。
ついにトウジは男と女、2つの中心をおさめシンジの体を真に、完全に掌握する。
今までも前戯で軽く触れることはあったが、いつかシンジがチラリと除かせた嫌がるそぶりに、つい手を出せずにいた禁忌の場所。
今はそんなことはお構いなしに、思う存分下から上まで大きく、速い動きで責め続ける。
力強くシゴいた後、しつこく割れ目に指を立てると、液を出して大きくペニスが反応する。
それまでトウジの腰につき動かされていたシンジの腰も、合わせるように自律的に運動を開始する。
シンジの呼吸、上下する腰、シンジをシゴくトウジの手、絶えず打ち付けられるガッシリとした腰
全てが最高潮に達した瞬間、シンジの先から敗北の証が勢いよく飛び出す。
2度目とは思えない程の勢いで、第一弾は自らの顔へ、次は胸、腹へと白い粘液が飛び散りシンジを汚す。
その様子を手についたシンジの子種を舐めとりながら満足気に眺めた後、トウジはさらに激しく腰を振る。
射精して鈍くなったシンジの中を今度は自分のためだけに滅茶苦茶に突き続ける。
勢いづいた先端はあちこちの壁にぶつかり、その度にヌメリをまとった柔らかい肉にこすられる。
(ああ!ワシはシンジを、シンジを犯しとる!犯しとるんや!)
息も絶え絶えといった様子でうつろな目をしたシンジを見下ろしながら、トウジも再び勝利の雄叫びを上げる。
一度目に勝るとも劣らない濃厚な愛の証をたっぷりと最後まで注ぎ込むと、体をぶつけるようにシンジの上に倒れ込む。
汗に濡れた背中にグイグイと手を差し入れ、華奢なシンジの首に顔を埋めると、自然にシンジの足が腰に巻き付けられる。
疲労感と幸福感、お互いの熱を感じながら、いつまでも二人は互いをまさぐり合い、抱き合ったまま離れない。
(このまま一つになれたらいいのに…)
>>119 おぉ…ぉ?シンジおにゃのこなのか(´・ω・`)
でもよくやった!乙
興奮してきた
>>120 クシャクシャになったシーツの上で、昨日の格好のままのシンジが目を覚ます。
裸なのにまだ少し体が熱い気がする。胸に残ったトウジの腕から、ゆっくりと抜けようとすると、その腕の中にまた引き戻される。
その指先がいとおしそうにゆっくりとシンジの胸を優しくさする。
「トウジ、起きてたの」
「どこ…行くんや…」
「どこって、今日は学校だよ。お弁当…朝御飯も作らなきゃ…」
再び体を起こそうとするがトウジは離してくれない。それどころか昨日と同じようにのしかかってくる。
「ダメだよトウジ、時間が!あっ!」
熱い息がかかったかと思うと、耳たぶを口に含まれる。
(朝からまたする気なの?でも…)
困惑するシンジの耳にトウジが囁く。
「シンジの弁当もええけど、ギリギリまでこうしていたいんや」
「でも…」
「ええやろ?」
静かだが有無を言わせない強い意志を含んだトウジの口調。
困りながらもその言葉がうれしいシンジ。
「でも…朝御飯は一緒に食べようよ」
「…まあ、そんくらいならええで」
(もう…急に強気になっちゃって…)
いつもはアスカやミサトの世話でできない朝寝坊に、少し後ろめたさを感じながら、その幸せに身を委ねる。
>>124 「シンジ…」
「ん、なに」
「キスしたる」
「んっちょっと…んんっ」
大きくなった股間をゴリゴリと押し付けられ、強く唇を押し付けられる。
「んんっはっ!ダメだってば!」
「分かっとる、キスだけや…続きはまた…」
タッタッタッタッタッ…
「うそつき」
「何のことや?」
「キスだけって言ったじゃないか!」
「まあまあ、終わり良ければ全てヨシや」
「よくないよ!お陰で朝ごはん食べられなかったし」
「何ゆうとるんじゃ、シンジかて気持ち良いゆうてたやないか」
「ばか!もうさせてあげないから!」
「ワシは別に構わんで、せやけどシンジが困るやろ」
「ふんだ、バカトウジなんかいなくたって全然困らないんだから」
「どういう意味や」
「しらないっ!もう!学校にも遅刻しちゃうよ!」
「待てや!シンジ!」
もう静かになった通学路で初々しい痴話喧嘩を繰り広げる二人。
シンジもトウジも、半分は本気で、半分はその新しい関係を確かめながら、その行為を存分に楽しんだ。
>>119 シンジきゅん可愛すぎるうううううううううううう
シンジは女の子にするとめちゃめちゃおしとやかになりそう…
丸一日書き込みがなかったな…
そんな日もあるよ。
んん?かわいいやん?ここのシンジ
可愛いだろ、惚れたか?
思うに、125で 終 劇 なのではないのか?
じゃあ誰か一から書き直してください! トウシンの愛が見たい
暗いと不平を言うよりも進んで明かりをつけましょう
という訳で
>>133 、頼んだぞ
俺はあんまりうまく書けないんだよ…強いて言うなら… お昼休みの屋上にて 「あのね、トウジ…」 「なんや、シンジ」 「あ、あの…お弁当作ってみたんだけど、よかったら…食べる…?」 「ホンマか、ほな一緒に食べよや!」 「うんっ!」 こんな感じのが好きなんだ
>>125 「ほなまた明日な」
「うん、じゃあね」
いつものようにトウジと別れる。
別に不自然じゃない、ごく普通の友達同士、普通の会話だ。
(もう何日目だろう…
別に嫌われたわけじゃないと思うけど自信はない…。
でも今日だって別に変な意味じゃなく綾波を見つめていたらしつこく問いつめられたし、それになんとなく以前より学校でも体に触れらていれる気がするし…
まさかトウジなんていなくても、っていう言葉を本気にしてるわけでもないだろう…
それとも本部に行ってるから疲れてると思って…
いや、行ってない日もあったけどその日も誘われなかった。)
「ワシんち、来るか」
いつもなら、少し緊張したような、恥ずかしそうな声でそう言ってくれたのに…。
おっ、きたかこれ…また萌えさせてくれるか
惚れたというか、ここのトウシンは現実に存在しそうな愛情関係
>>135 に贈る(続)
シンジ「あのね、トウジ…」
トウジ「なんや、シンジ」
シンジ「あ、あの…お弁当作ってみたんだけど、よかったら…食べる…?」
トウジ「ホンマか、ほな一緒に食べよや!」
シンジ「うんっ!」
トウジ「おっ、デザートもあるんか!」
シンジ「はい…あーんして」
トウジ「って!!なんやコレ!」
シンジ「うさぎさんにしてみたんだけど…」
トウジ「こんなん男が食えるかい!!」
シンジ「…そうだよね…ごめんね…ごめん…」
トウジ「………っいや、よ〜見たら可愛らしいしこんなんもたまにはいいかもしらん」
シンジ「ほんと?」
トウジ「ん。うまいわ」
シンジ「トウジ大好き!!」
トウジ(ま〜たまにはこういうのも……)
ケンスケ(お前らキャラ違うから…ってゆうかまたシカトかよ……)
なんで弁当話好きな奴多いんだ?
>>139 どうもありがとう、萌えた・・・
いやごめん、シンジって料理上手いって噂があったから・・・どうかなぁと思って
シンジはカレーだけだ これ、俺設定。
いや、それはトウジだろ、6巻見る感じでは まあシンジはうさぎさんリンゴ作るのうまそうだな
とりあえず鰹節で出汁とって味噌汁作れる事は確か そんなシーンがTV本編にあったから
鰹節でダシを取る所から作り出すシンジには正直「嫁にきてくれ」といいそうになった。 母さんも姉貴もそんなことしねぇのに…。几帳面と言うか、なんというか。
>>136 (はぁ、はぁ・・・トウジ、っ・・・)
目をつぶってこの前の時のを思い出しながら手を動かしていると、すぐに膨らんで硬くなる。
こうして慰めてもらうことはもうないだろうと思っていたのに・・・
激しい交わりをすぐに終えてしてしまうのが惜しくて、服の上から股間をなであげ、お尻の間に手をこすりつける。
トウジの顔、体、声を思い浮かべると、なまやさしい刺激でも体はすごく熱くなってしまう。
しなやかで、それでいて自分とは違った強さ、たくましさを身につけ始めたトウジの体。
あの体に抱かれてひどく責められたとき、今までにないほど満たされるのを感じる自分がいた。
疲れていても、毎日でも、もっと強く抱きしめてほしい。
トウジに再び滅茶苦茶に貫かれ、その激しさに応えるように腰をふりまくる自分を想像して果てると、
取り込んだばかりのハーフパンツにすぐに染みが浮かんで広がっていく。
一瞬感じた少しの罪悪感も、射精後の開放感にどうでもよくなってしまう。
エロい… こいつらって俺の中では王道カップルだ
続き待ち
新しいトウシン トウジの家に遊びに来ていたシンジ。その日は何気無い会話で終り夕方… シンジ「そろそろ…帰るね…」 トウジ「おう、送るで」 シンジ「いい…、一人で帰れるよ」 トウジ「さよか…」 シンジ「じゃあ…」 ガチャ ドアの前で立ち止まりうつ向くシンジ… トウジ「どないしたんや…?」 シンジ「やっぱり…帰りたくない…」 泣き出すシンジ トウジ「どうしたんやシンジ?」 シンジ「と…泊めてくれないかな…?」 トウジ「ええで、ミサトさんにはワシから言っとくわ(ニヤリ」 まあ…ね。その後はね…あれなわけでやんすよ、はい
ふたりはホモキュア
PSP版エヴァ2で抱き合ったりキスしたりしております(;´д`) ハァハァ
PS2版はやった ありゃなかなか萌えるな
>>148 ハッ…ハッ…ハッ…
(アカン…アカンで)
シンジの姿を追い払おうと体を動かすが、頭の中に淫らなイメージが浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返す。
もうこうして欲望を誤魔化すのも限界かもしれない。
考えまいとするのに余計に鮮明に記憶が蘇ってくる。
ピンポ〜ン♪
(誰や?)うっすら汗をかいた上半身にタンクトップを身につけて玄関へ向かう。
キタキタキタ―――(・∀・)――――
「なんや…シンジ、どないしたん」 もっと違う反応を期待していたのにトウジは………フツーだ… 「ちょっと…暇だったから」 「そか…なら、遊んでくか?」 (暇だからなわけないじゃないか、トウジだって分かってるくせに…!) あえて平静を装っているかのようなトウジに、くるりと背中を向けた瞬間後ろから抱きつく。 久しぶりに触れたトウジの胸をつかんで体を密着させる。 (トウジ…早く…早くして…) 何故か落ちつくトウジのニオイと、頼りがいのある体に早く包まれたい…包んで鎮めてほしい… 一度出してしまえば落ち着くと思っていたのに、トウジを求める気持ちはひどくなるだけ…もう限界だった
「僕、トウジの背中大好きなんだ。大きいし。」
トウジのニオイを吸いこみながら、大きく開いた服に手を差し入れて胸をさわる。 「むっ!どうや」 ジャージを脱いで、力を入れた腕を得意気に見せる。パンパンにはった筋肉をさすって驚くと、トウジはいつも満足そうに頷く。 力が抜けていても胸の肉の下には大好きな、同じ固さを持った筋肉が感じられる。 どうしたらああいう体になるんだろう…自分も大人になればトウジみたいになれるんだろうか… 男くさいニオイ…たくましくて強い胸…広くて大きい背中… ぼんやりと、どこかで求めていた理想のカタチ。たとえ少しの時間でも離したくない。 自分がこれほど一つのこと、一人の人間に執着心を燃やすなどとは思いもしなかった。
手から鼓動が大きく伝ってくる もうトウジは十分なはずだ… 片方の手を引き抜き、ゆっくりと服の上から手を滑らせ、今度は下へと侵入を試みる 「…アカン」 (え…) 一瞬戸惑ったけれど再び手を差し入れる。 「やめえ!」 大きな声にビックリして手を離す。胸で固まってしまったもう片方の手を外すと、振り返ってトウジが言った。 「ワシは…シンジとする気はない」 冷たくなった体は状況を飲み込めずに立ち尽くす。 「ど、どういうこと」 それだけ尋ねるのが精一杯だった。 「そういうつもりで来たんやったら………かえ」 「イヤだっ!」 反射的にトウジに飛び付く。 どうしても、今すぐトウジが欲しいのだ。このまま帰れるわけがない。
おおっ!いいねいいね…
だがすぐに強い力で肩を掴まれ、ひきはがされる。 普段なら萎縮してしまうところだが、感情がむきだしになった今はそう簡単にひきさがらない。 押さえ付ける力に対抗して体を前に傾ける。 だが力では敵わない、すぐ近くにトウジがいるのに一歩も前に進めない。 「どうして!いつもみたいに…いつもみたいにしてよ!」 「…シンジ、何度も言わすなや」 「いいから!トウジだってホントはしたいくせに!早くしてよ!」 「シンジ!これ以上ダダこねるんやったら!」 「何だよ!殴る!?いいよまたなグッ」 「帰って頭冷やすんやな」 胸ぐらを掴まれ、やすやすとつまみ出される。 ガチャン! 空っぽになった頭に、乱暴に閉められたドアの音がこだまする。 トウジの信じられない行動に、ドアをしばらく呆然と見つめたまま動くことができなかった。
俺そんなの嫌だ・・・ シンジかわいそうだろ、抱いてやれよ・・・
つ、続きを早くっ・・・!
>>163 どうやって帰ってきたのか、気づくといつの間にかマンションへとたどり着いていた。
駆け出したくなる衝動を抑えていつものように重たいドアをくぐる。
バフッ…
まだ現実を受け入れられない…嘘だ…あんなの…嘘だ…!
必死に否定しようとしてもトウジの怒ったような顔、あれが本気だということは明らかだった。
天井の暗い灯りを見つめる目から自然に涙が流れ出す。
「うっ…ぐっ…」
こらえようと枕をきつく抱きしめても、一度溢れた感情は押し止めることが出来ない。
(トウジ…!トウジ…!)
口に出してしまったら大声で叫んでしまいそうで、心の中で愛しい名前を呼び続ける。
(また捨てられただけじゃないか…)
長い長い感情の爆発の余韻の後は、冷たい思考だけが残される。
(そう、あの時と同じだ…父さん…トウジ…結局いつもそうなんだ、僕は…)
涙はもう出ないけれど、また胸がキュウッと締め付けられる。
「うっ…うぅっ…うっ…」
いけないと思いつつ再びトウジに慰めてもらう。
怒ったトウジの顔を思い出し、怒りに満ちた激しい責めで自分を犯す姿を想像する。
(これで最後だから…お願い…!もっと…!)
出してしまえば残るものは何もないことなんか分かっている…それでも、手を止めることはできなかった…。
「トウジ、もっとして、もっとして…ああんっ…」 か、いいね!GJだよ
age
揚げ
_,,,,._ 、-r r--, 、-r ,.','" ̄',〈... _,,,_ _,,,_ _,,,,,| | ~`l | _,,,_ | |,,,,,_ { { ,___ ,'r⌒!゙! ,'r⌒!゙! ,.'r⌒| l .| | ,'r⌒!゙! ..| |⌒','i ゝヽ、 ~]| ,i i i l i l i i .i i .i .i .| | i i i l .| i .i | `ー-‐'" ゞ_,.'ノ ゞ_,.'ノ ゞ__,.',、'ュ ..l l ゞ_,.'ノ.. .L、-_,'ノ (~'-'ノ `~~
続き頼む
うひっ
続きマダー? ところで昔、男が描いたと思われるイチモツもしっかり描かれた シンジがトウジにぶちこまれてるエロ画像を見たんだが あれもう一回見てえなあ…
本郷は凌辱 トウジは愛 どっちかっつーとトウジの方が好きだな俺は
シンジとは全く異なる、男気溢れる真っ直ぐなトウジこそが シンジを幸せにしてやれると思うわけなんですよ
うんうん
誰か燃料をくれ
保守
保守
どうせならトウシン画像を貼れ
186 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/06/03(土) 18:18:46 ID:AoKHRnvH
あげ
保守
188 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/06/16(金) 15:00:15 ID:+etr6wf5
あげ
189 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/06/16(金) 21:52:31 ID:JRoS/nqZ
トウジ×トウジに見えた
>>189 トウジ「…はっ…ハァ…どやっ!」ズコズコ
トウジ「あ、あかん!出るゥ!!」
トウジ「イけや…っ」
トウジ「っあ…!」
ドピュピュ!
今日初めて卓エヴァ読んで、今6巻読み終わったんだけど…。 。・゚・(ノД`)・゚・。 トウシンは、もう萌えとか通り過ぎてる!! 7巻読んだらなんだか立ち直れそうにないんで、寝る。
卓て。 そんな江川な人みたいな、哀しい呼び方するなよ…
>>166 「うっ、ふっ、うぅ…」
トウジの大きく固いペニスが一気に入ってくる。
ペニスにぴったりとはりついた腸壁が出し入れに合わせて引っ張られる。
ひきつるような軽い痛みを感じながらもトウジを素直に受け入れる。
次第に消えていく痛みを取り返すようにトウジの腰の動きは速く、激しくなり、尖った先端は傷つけんばかりに激しくGスポットに突き刺さる。
「はッ!?はああッ!?ふあああぁ…ぁ…お…あ…!」
快感にたえ、固く閉じた瞳を開けるともうそこには愛しいトウジの姿はなかった…。
汚れた尻から指を引き抜き、かかった精液をぬぐうこともせず呆然といつもの天井を眺める。
ぼうっとしているはずなのにどうしても想いは脳裏に浮かんできてしまう。
トウジ…どうして…!!!
溢れる涙をふいたティッシュで後処理をするのは、分かっていたけれどもやはりとても虚しかった…。
>>194 チッ…チッ…チッ…チッ…
シンジのやつ…
おそらく来ない。もう時計の針がそれを確定しようとしている。
チッ…チッ…チッ…チッ…カシャ
ガラガラッ
「起立!礼!着席!」
いつもの声で授業が始まる。
…やっぱり休みおったな。
予想していたけれど、少し胸が痛い。
「なんや今日は一緒やないんか?」
一人で教室に入ってきたアスカにドキリとしながら尋ねる。
「知らない…アイツのうじうじになんて付き合ってらんないわよ…またお弁当抜きだわったく!」
鞄を叩きつけるように置いたアスカに、それ以上聞くのは止めておいた。
…原因なら分かってる、昨日のことに決まっている…。
一瞬ちらっとシンジのマンションのドアが頭に浮かんだが慌ててそのイメージを消去する。
あかん…一度決めたんや…行ったらアカン…!
折れてしまいそうになる心とたたかうように、一つだけ空いた机をジッと見つめる。
おお!キタ! どうしたっていうんだトウジ
>>195 「くさい・・・」
結局また、昼間から自慰にふけっている。
誰もいないのをいいことに出しっぱなしにしている下半身からの臭気が、部屋に充満している。
パリパリに乾いた、はしたない跡の上に、ドロリと新しい液体が落ちた。
やりすぎて力を失い、性器はジンジンしいるのに惰性でそれをいじり、回復すればすぐに出してしまう。
もういけないと自分をいましめることもなかった。
ただただ無為に時間と体を使って、オナニーをしているだけ。
トウジのことを思い描かなくても刺激すれば簡単に排出する。
「ううっ!うああっ!うっ、、、くっ、、、」
ぎゅっとしめつけたペニスは大した快感も残さず、あっというまに萎縮していく。
このまま寝てしまおう・・・。
ゆっくりと襲ってくる睡魔に身をゆだねようとしたが、さすがにこのまま寝て見つかったらではまずい。
「・・・とりあえずシャワーとファブリーズ・・・と選択・・・」
小心者な自分に嫌気がさしながら汚れたものを丸めて風呂場へ向かう。
>>197 修正
このまま寝てしまおう・・・。
ゆっくりと襲ってくる睡魔に身をゆだねようとしたが、さすがにこのまま寝て見つかったらまずい。
「・・・とりあえずシャワーとファブリーズ・・・と洗濯・・・」
小心者な自分に嫌気がさしながら汚れたものを丸めて風呂場へ向かう。
>>198 『あたためて食べてください』
アスカに書き置きを残して家を出る。
シャワーを浴びているうちに、寝て、起きて、アスカと顔を合わせるのがすごく面倒に思えてきた。
マンションを出るとそこはもう知らない街。ネルフと学校以外に、自分の知っている場所、居場所はない。
行く当てもなくダルい体でまだ暑い街を歩く気はしなかった。
無意識にこの前家出した時と同じ道をたどり、同じように電車に乗り込む。
もう考えることはない…この前の行動をトレースするだけ。
ただ時間をつぶすのに何をしたって変わりはない。
まだすいている座席に座ってウォークマンの再生ボタンを押す。
200げと
シンジ…
切ないな。ミサトと加持の関係みたい…
>>199 いつもの音楽…退屈な音楽…
別に聴きたいわけじゃない。
周りの声を気にしなくて済むから…
リモコンを、何かを握っていると心が落ちつくから…
そして、いつもと同じ行動をすることが心を落ちつかせるから…
いつも決まった通りに動いていれば何も起こらない、退屈で単調な毎日だけど、それでも良かった。
心の平穏を保てるから。
それなのに…
疲れからいつの間にか眠ってしまったようだ。
終点で乗客に起こされ、電車を降りると、夕陽のオレンジが目に眩しい。
トウジ、早く追い掛けてやれよ…。
>>203 「何だよシンジ、まぁた思いつめた顔しちゃっ…まさかまたコワ〜いオニイサン達…来ないよな?」
「…うん」
「なら良かった…あ、どうせ食ってないんだろ?メシ食ってけよ」
「…うん、ありがとう」
本当はありがたいなんて思ってないくせに作り笑いなんかしちゃってさ…嫌なヤツだな僕って…
心の中はご飯どころじゃないほどひどくズタズタだけど、お腹はいつも通りに働いている。
(ケンスケって素でこうなのかな?)
こっちは適当に相槌を打っているだけなのにケンスケは軍ヲタぶりをフルに発揮して一人でまくしたててる。
はじめは何か考えてそうしているのかと思ったけど、どうやら違うらしい。
それはそれで助かったけれど、すっかりご飯を食べ終えても延々と続く作戦立案に付き合わされるのはちょっと…
「おっともう真っ暗だ、泊まってくよな」
満面の笑みを浮かべて満足そうに伸びをするケンスケ。
意外と一番コドモっぽかったりして…
さっきまでのトゲトゲした気持ちはご飯とケンスケのおかげ?でほとんど消えかけていた。
綺麗…
>>205 さっきまでの饒舌なケンスケがウソみたいだ。
テントの中は凄く静か、風邪で草が擦れる音と、思い出したように鳴く虫の声が時々聞こえるだけ。
それとももう寝たのかな?吐息は聞こえるけれど背中を向けているケンスケは寝ているのかどうか分からない…でも…。
ごくり…
緊張で鳴った喉の音を聞かれたのじゃないかと思って、また余計に緊張しそうになる。
スス………スス………
衣ズレの音がやけに大きく聞こえる。
もう少し…もう少し…
>>207 「…シンジ、起きてるのか?」
起きてた!?
あまりのタイミングに驚いて、あと少しで触れそうになっていた手を引っ込めてしまった。
その動きをごまかすように寝返りをうちながら返事をする。
「う、うん…」
心臓がバクバクしている状態で余計なことは言わない方がいい、きっとしどろもどろになっちゃうから。
「眠れなくって」
それだけ言って、思わず握った手の中に浮かんだ冷や汗が乾くのを待つ。
「考えごとでもしてた?」
「え…!?いや…うん…まあ…そんなとこ、かな…」
短い会話の後にまた静けさが訪れる。
ドッ………キン…ドッ………キン…
ようやく落ち着いた体から熱く湿った息をフゥゥゥと静かにゆっくり吐き出す。
(びっくりしたぁ…ケンスケ後ろに目でもついてるのかな)
2巻のトウジがアニメよりえらいツンデレで禿萌えして、 6巻STAGE.40の表紙が激しくトウシンで萌えたなぁ…。 続きマダー?
6巻は、STAGE36「告白」とか萌え。 と同時に6巻は泣ける ・゚・(つД`)・゚・ 10巻より6巻の方が泣けるんだけど。同志はおらんか?
>>208 「シンジは何も言わないからなぁ」
また唐突にケンスケが口を開く。
「え?」
「一人で抱えこんじゃってさ、よくないぜそういうの」
自分でも分かっていながら、よくないなんて言われるとドキッとしてしまう。
「同じ三バカなのに水臭いじゃん。それともアレ?自分だけバカじゃないと思ってるわけ?」
「そ、そんなんじゃないよ!」
「ジョーダン、ジョーダン。まぁ話したくなったらいつでも聞くぜ…なんだったら今でもいいけど」
「え………ぅ……ごめん…いい…あ、でもありがとう」
「…やっぱシンジはシンジだよなぁ」
くるりとこっちを向いたケンスケが笑っている。
本当におかしそうなその笑顔に、思わずつられて笑ってしまった。
自暴自棄になっていたとはいえ、こんな良い友達をなぐさみものにしようとしたなんて…
ひとしきり笑ったあと、恥ずかしさで胸が一杯になる。
「ありがとう…おやすみ、ケンスケ」
「ん、おやすみ」
やっぱり眠れない気がしたけれども、ケンスケに背を向けて目をつぶる。
>>212 翌朝、学校からの帰り道で別れる時のように「じゃ、またな」とだけ言ったケンスケを見送ってマンションに引き返す。
やっぱりケンスケは大人だ…
学校について何も言わないケンスケの思いやりがありがたくもあり、また少しさみしくもあり…
「…ただいま」
アスカはいない…良かった…って、当たり前か、もう学校行ってる時間だ…
…ミサトさんはまだいるみたいだ、どうせ寝てるんだろうな
案の定、リビングには誰もいない。
明るいのにガランとしたリビングの居心地の悪さにも少し慣れてしまった気がする。
とりあえず冷蔵庫から適当に取り出したパンをお腹におさめて自室に引きこもる。
>>211 ここにいるよノシ
TV版でも泣いたが貞版はトウジが(ry
しかもシンジが知っているってのがなんとも…
自分にとっては貞版の一番の見所だな
知ってて握り潰すのと、知らないで握り潰すのと精神的に違うよね…。 ゲンドウは、何で倒せって命令したんだろうか? エントリープラグひっこ抜いて、パイロット救出って命令したら良かったじゃないか。 おかげでエヴァ2プレイしたら物凄く癒された…。 トウジ、そこにいたの…。
ゲンドウにとって使徒殲滅こそが第一 そんな命令出して作成が失敗したらユイに会えなくなっちゃう おまけにトウジなんて他人だからどうでもいいしシンジが悲しもうが関係ない エゴイストな人ねって言葉そのまんま、それがゲンドウ
エントリープラグ握り潰す前にダミーシステム停止させれば良かったのに。 直接的死因は、初号機にタコ殴りされたことじゃなくて、エントリープラグを 握り潰したことによる圧死だろうに。意識はあったのかな…?
>>215 凄く癒された…批判の声が多いけれど
トウジ&参号機好きな自分にとっては神ゲー>エヴァ2
>>217 ダミーシステムの実戦データの収集の為に止めなかったんだと思う
TV版は意識(記憶)が無かった
貞版はバルに寄生されていたが…
なんとなく意識あったっぽいな… STAGE39の扉の表情は
アニメはともかく、漫画は表紙見ると寄生されてるっぽいね…。
ダミーシステム止めても助からなかったのかも。
漫画はアニメより、シンジと仲良くみえたからよけい辛い…。
>>218 ノシ 同意。絵がちょっとアレだけど、エヴァ2は、自分も神ゲー。
トウジのATがえらい高いのでシンクロ率一番高くて大活躍。
参号機のデザインとカラーリングが好きなので嬉しかった。
シンジプレイで、いきなりキスされた時は萌えを通り越して驚いた。
ちょっと話した事あるだけなのに何故www
トウジはね 殴ったときから シンジ一筋
個人的にはアニメ3話のシャムシエル戦後 エヴァの中で泣いてるシンジを見たときかな。 あれでフラグが立ったね。
>>213 昨日あんなに悲しかったのが嘘みたいだ…。
同じようにベッドに寝っころがっていても何も感じない。…何も。
昨日の最悪な気分は一体なんだったんだろう。
人生最悪のひどい気分、あんなにひどかった苦痛をもう呼び起こせない。
トウジに対する執着も、怒りも、捨てられた絶望感も。
何もかもが失われてすがすがしいほどに胸の中には何もない、ただ虚無が広がっている。
なんだったんだろう………トウジ…。
とりあえずヒカリはシンジの敵!
つーか、トウジはいいんちょのことどう思ってたんだろ? 漫画もアニメも、ヒカリ→トウジはあったけど、トウジ→ヒカリがあまりなかったような…。
ヒカリはもはやいらない人間
いや、ヒカリも健気でいいキャラじゃないか。 トウジがヒカリをどう思っていたかは分からないが 気持ちには気付いていたんだろうか。 まあスレ違いなわけだが
そうだね。ここトウシンスレだし。 貞エヴァ1巻から6巻まで一気読みしたら泣きたくなった…。 トウシンサイトってぐぐっても3件しかヒットしないんだけど。 学園生活もの多いから、トウジ死んだあとのトウシンとか読みたい。
>>223 これは…シンジは吹っ切れちゃったのか?
こう、画像とか視覚的なものも欲しいんだが
トウジシンジはなかなかないな…
ないよなぁ…。カヲルや女性陣にハマってればどれだけ楽だったか…。 とりあえず、ガチャポン貞本シリーズ第五段のプラグスーツトウジとシンジを並べてほくそ笑んでみた。
つ エヴァ2とシンジ育成
>>232 これシンジ育成?
エヴァ2は知ってるけど、ジンジ育成ってトウシン展開ありなの?
あってもカヲシン展開かな?と思って買ってないんだけど。
ガチャはこの先トウジがフィギュア化なんてないだろうと思い、やってみた。
仮にもフォースなのにプラグスーツ姿の資料少なすぎるよ…orz
俺はクルシマのトウジガレキを持っている 無論シンジのも持っている。
トウジってプラグスーツ青系なのか、黒系なのか…。 ガチャは青だけど、エヴァ2は黒。 個人的に黒が好きなんだけど。 トウシン画像もないけど、プラグスーツの資料も本当にないよな。
>>234 某スレでシンジ育成でトウシンに目覚めたって言っていた人は見たことあるけど
詳しくは不明
自分もガチャやった。シンジは3発目で出たがトウジ出すまでに
何度白シャツレイと私服アスカが出たことやら…
>>236 エヴァ2のは何とも言えない濃い青だった様な…
そういえば貞版のも微妙にデザインが違うね
本編でも一瞬しか映らないしなあ その時は深緑っぽい色だったような気もする
>>237 自分はレイ、アスカは一発だったけど、シンジでるまでトウジ連続5体でた…。
とりあえず全部組み立ててみたけど、シンジ1:トウジ5
なんかもうシンジハーレム。
トウジだらけの天国。
>>223 「アイツずっと来ない気なんやろか」
「どうだろね」
「き…聞こえたんか」
「…独り言にしゃ大きな声だったけど?」
「…」
繰り返し繰り返し考えていた言葉がついこぼれた
「シンジ、この前みたいなひどい顔してたからなぁ」
「この前て…いや、アイツに会うたんか?」
「あれ?トウジんとこには行かなかったの?やっぱオレって頼りにされてるんだなぁ〜」
「…」
「…何だよトウジまで…もしかして…」
「な、何や」
「また殴ったの?」
「…」
「おい、まさか…図星?」
「んな、なわけないやろ!ただちょっと心配なだけや」
「まぁた…心配なら連絡とればいいだろ?」
「そうやけど……(できんのや…)」
「…ほらケータイ貸せよ、オレが代わりにメール打ってやるから」
「アカン!返せ!こらケンスケ!」
「必死になるのがア・ヤ・シ・イ・な!何か見られちゃマズイものが…イタッ!」
「アホか!返せや!」
「何だよムキんなって」
「……余計なことはせんでええんや」
「ちぇっ、友達甲斐のないやつ…分かったよ。ほっといてやるよ」
「すまんな…」
「…やっぱ変だよ、お前」
うわ、職人さんが来てた GJです
アンカー忘れたorz
>>243 は241さん宛てです
>>242 一番最後のやつ、なんでこの組み合わせになるんだwwww
>>242 今から襲います、みたいな奴が紛れてる件
4人で歩いてるやつ あれは絶対に手を繋いでるよね
下切れてるやつね。こっそり繋いで見えるよね。
>>242 鋼鉄2にこんなシーンあったのか…トウジとエレベーターに乗るしか見たことない
もう一周してみる
>>241 昨日から書きかけで保存してあったメール。何て書いたらいいのか…別に一言書いて送ってやるだけでもいいのかも知れない。
けれど、迷って迷って、結局文章にならないままのテキストがあちこちに散らばっている。
ワシってこんなに女々しいやつやったんやろか…
あらためて読んだメールはとても自分の書いたものとは思えなかった。
どうせこのメールはまとまりそうにない。
迷う間もないようにキーを連打して、思い切って削除する。
別に関係ないやろ、メールくらい…フツーに送ったれば…フツーに。
………せやけど何て書けばええんや…。
職人さんGJ。 映画でトウジはシンジが迎えに来てLCLになったと信じている。
>>251 「あれっ…ケンスケかな」
ペンペンと一緒にダラダラと下らないお昼のワイドショーを見ていると携帯が鳴った。
そこに表示されているものを見たとたん、何ともないと思っていたのに、またジメジメとした汚れた感覚が戻ってきた…。
携帯を壁にぶつけてやりたいと思ったけれどが、ペンペンが目に入って何とか思い止まり、自分の部屋にかけこむ。
「何だよ…!何でだよっ!大丈夫なわけ…そんなわけないだろ!」
ベッドは殴っても殴っても軽軽と拳をはねかえしてしまう。
そのことにまたイライラしてさらに激しく殴りつける。
「ウッ…ウクッ…ウッ…ハァッ…ハァッ…」
貞エヴァのトウジは、描写全くないけど、やっぱり密葬だったんだろうか? 頭部裂傷、右足切断、ひ臓破裂…。 酷い死因だよな。 アニメシンジだったらトウジ死んだ時点で25、26話になりそうだ。
またシナリオ作ってごまかしたんじゃないの? 隠蔽はオハコですから
漫画版は遺体が遺族のもとへ返されたかどうかさえ怪しいな。 アニメはトウジの見舞いとか行ったんだろうか…。 トウシン好きとしては、トウジの隣でシンジが寝ていたとき、 どちらかか何らかのアプローチがあるだろうと思ったのに何もなかったし。
先に退院したシンジは片足のないトウジを見たんだろうな…
うわー、それ痛いな。わざわざ同室に寝かされてたしな。 しかし、片足失う程の大怪我だったら普通個室じゃね? こう…、トウジ死んだ後とか、アニメだったら傷付けた後のトウシン読んでみたい。 バル戦無事で、トウジ普通にパイロットしてたら 映画はアスカじゃなくトウジと生き残ったかもね。
漫画版まだ読んだことないのですが、 トウジが死んでしまうのは何巻ですか?
6巻です。ぜひハンカチのご用意を。
アニメに比べて触れ合いの描写が多いだけに辛い
6巻だけ読むより、1巻から6巻って読んだほうが涙腺が大洪水。 ついでに7巻も。
>>260 >>261 ありがとうございます。とりあえず
6巻までAmazonで注文しました。
感想は追って書きます
感想は別にいらな(ry
(´・ω・`)ソレモソウダネ
まぁ、トウシン好きが増えるのはいいことだ。
>>253 トウジが……トウジが悪いんだっ!こんなの…こんなの!
・
・
・
「うぐ…ッ!シ、シン…!あぐぁあ!」
「トウジが!」ズンッ!「ひぃ!」
「みんな!」ズリリ…「ぁああッ!」
「トウジのせいだ!ズパンッ「あぁがあッ!」
無理矢理の挿入にトウジはうめき声をあげ、腰を引いて攻撃から逃がれようとする。
「何を………逃げてるんだよッ!」
そんなことはさせない…
しっかり腰をつかまえ、より深く、酷い力でペニスを捻りこむ。
「シンジイッ!許してくれえ!」「今更そんな泣きごとを言って…僕が許すと思ってるの…」
「頼む…!頼むうう!」
「だめだよ、トウジッ!」ズコンッ!「はぐっ…ぅうああ!」
怒りを飲み込んで真っ赤になったトウジの中をゴリゴリと傷つけるように責めたてる。
何も準備していないソコはしつこくまとわりついて気持ちいいのにうっとうしい…!
「トウジ!僕なんかに犯されて!うっ!恥ずかしく…うくっ…ないの!?うああ!ぁあイクッぁあ!ああっ!ああああ!」
・
・
・
>>267 「ハァアッ!ハァアッ!ウッ!ハァッ、ハァッ…」
妄想の相手に怒りをぶつけてもしょうがないのに…
次から次から怒りが湧いてどうしようもなくなっていた…
「く!くぅう…うっ!くっ!」
汚れた手で握りしめた携帯を床に叩き付ける。
ドンッと意外に小さな音を立てただけで、何ともないようにそこに転がる。
何だよ!バラバラに砕けろよ!何で壊れないんだよ!
「ふッ…ふぅウッ!くうぅう!ひ…ううっ」
両手で爪を食い込ませながらシーツを握りしめる。
隣にペンペンがいなかったらきっと大声を上げて部屋中に当たり散らしていただろう。
血管が浮き出るほど激しく指に力を込めて必死に漏れ出る嗚咽と衝動を堪える。
もう何に怒っているのかも分からない
何だよ…!何してるんだ!クソウ……!クソッ!チクショウ!
>>268 「おはよう」「お〜っすシンジ!」
「朝から元気だね…」「だってさ…イイモンが…ひひ…後で見してやるよ」
「…」
チラッ
予想通り固まってるもう一人にも声をかける…
「おはよう、トウジ」
「ォ…オウ」
「何だよもっとうれしそうにしろよ」
「こ、コラケンスケ!」
「あの、ごめんメール返せなくて」
「た、大したメールやなかったやろ」
「でも…ありがとうトウジ」
「………大丈夫か」
「…何が?」
「いやええんや、何でもない」
「変なトウジ」
次の日、驚くほどすんなりといつもの3バカに戻れたことに自分でも驚く。
心の中は昨日から変わらず、暗く冷たいままなのに…
続
トウジよ 中途半端な優しさは時に相手を傷付けるだけなのだ
え?これトウジ掘られる側になるの?
スレ違いっぽいような… つかトウジを掘っても面白くないな
シンジがトウジに乗っかって女役で逆レイプと脳内補完。
おまえ頭いいな
トウジって中学時代は比較的女子に嫌われるけど 高校入ったら俄然モテ始めるタイプだよな。
「トウジ。」 「なんやぁ?」 「あのさ、今日遊びに行ってもいい?」 「…」 一瞬トウジの表情がこわばる。じっと見つめる目で探っているのがわかった。 それを悟られまいとしてか、少し開いた間をつめるようにトウジが言う。 「ええで。」 たぶんトウジならそう言うと思った。 いつもの雰囲気を壊さないように…。 「何時くらいなら大丈夫?」 「ん〜、ワシは別にいつでも構わんで、どうせ暇やし。」 「よかった、じゃあマンガ持ってくね。」 「え?どないしたん…」 「実は、昨日…学校サボって買ってきちゃった。」 「なんやセンセやるやないか。心配して損…したわ。」 チラッと向けられた視線に気がつかないふりをする。 今日の僕は簡単にうそもつけたし…実は意外と器用なのかもしれない…。 「じゃ、あとでね。」 「おう、まっとるでぇ〜。」
ピンポーン ガチャリ 「早かったな。」 今度は僕がトウジの表情をうかがう。あくまでも気づかれないように。 「おっなんや!」 「これ、お菓子とジュース。買って来たよ。」 「そんなん…気ぃ遣わんでええのに。」 「いいのいいの。それにちょっと試したいアイスもあったし。」 「せやけど二人や食い切れんやろ?これ…。」 「いいよ残ったらトウジが食べて。いつからそんな遠慮するようになったの?」 「もとからやで?ワシはシンジより全然繊細なんや。」 「うそばっかり!」 ガッチャン… 大丈夫…みたい。 トウジは僕のこと、もう何ともないと思ってる…。
何かマジでトウジ掘られそうなんだけど( ;゚Д゚)
そもそも何故トウジはシンジを避けてるのか。
>>275 背もがっつり伸びるタイプだろうしな。
>>277 ゲームをして、おやつを食べて、またゲームをして…。
飽きたら寝っころがってダラダラとマンガを読む。
ついこの前まで、当たり前のようにしていたこと。
トウジと仲良くなってから、まっすぐマンションに帰ることはほとんどなくなった。
エッチをするようになってからはなおさら、トウジの家が自分の家みたいに思えてくるほど、毎日のように入り浸って、こうして遊んで……それから…。
やっぱり、無理だった。………家を出た時からこうなるのは分かってたんだ。どうしたって頭に浮かんでくる。
扉一枚隔てた隣の部屋、こうしてダラダラしてると、そのうちどちらからでもなく誘って、トウジの部屋に入る。
適当に服を脱ぎ捨てて、性欲が満たされるか、体力が尽きるか、あるいは夕飯の支度の時間になるまで抱いてもらう。
トウジに音をあげさせるほどセックスをしても、ちっとも飽きなかった。もっとしてほしい、ずっとしていたい。汗まみれで腰を降りながら、いつもそんなことを考えていた。
>>280 そ〜っと持っているマンガをずらしてトウジを見る。
……顔が見えない。
トウジの顔の前にあるマンガが邪魔だ。
トウジは単純なようで、実はよくわからない。僕があまり聞かないのもあるけど、自分の気持ちを話さないから。
笑ったり怒ったり、感情表現はすごく豊かなのに、何を思ってそうしてるのか、本当のところは知らないんだ。
どうして僕なんかと付き合ってるのかを聞いた時も、結局茶化して教えてくれなかったし。
男はそないなこと喋らんもんや、と言っていたけど、ほんとにそれだけなのかな…それもわからない。
ジッと見つめる視線を知ってか知らずか、トウジはゆっくりパラ、パラとマンガのページをめくっている。
大丈夫。今日はきっと…大丈夫。
その言葉を何度も繰り返す。
自分でもそれが単なる願望だと分かっているけど…。
「トウジ………しよっか…。」
抱いてやれよ!!!
イヤや
そう言わずに!
あなたとだけは絶対にイヤ
トウジ、助けてよ。ねぇ、トウジでなきゃダメなんだ。 お願いだから僕を助けて。 一人にしないで!僕を見捨てないで!僕を殺さないで!
>>281 パラ…
トウジがページをめくる。
聞こえなかった………わけがない。
「ねえ、トウジ……しよう。」
冷静に、冷静に、と思うと、逆に頭が少し熱くなるのがわかった。
今のははっきり聞こえたはずのに…完全に無視する気だ…。
待っても返事が返ってこない。
「トウ…!」「シンジ、まだ帰らんでええのか…」
さえぎるようにトウジが言った。
帰らなくていいのか?と聞いてるわけじゃない。
静かな口調で、きっぱりとトウジは言った。
帰れと。
今度は一気に血がのぼった。
僕の言葉を無視したこと、
相変わらずマンガを持ったままこっちを見ようともしない態度、
冷たく放たれたトウジの言葉、全てに腹が立った。
それでもまだ冷静に、体を起こしてトウジの手からマンガを取り上げる。
「してよ、トウジ…!」
>10 >15 >72 >73 >86 >88 >105 >112 >116 >120 >124 >125 >136 >148 >156 >158 >160 >161 >163 >166 >194 >195 >197 >198 >199 >203 >205 >207 >208 >212 >213 >223 >241 >251 >253 >267 >268 >269 >276 >277 >280 >281 >287
>>288 寝転んだままトウジの目が僕をとらえた。
真顔…だ。ゆっくりと体を起こしたトウジが、またまっすぐこっちを見てくる。
そんな風に見たってダメだ…!
はっきりと意思を込めてトウジを見つめ返す。
「帰るんやろ…。」
また突然トウジが口を開く。
そっちが勝手に決めたって、こっちの答えは変わらない。
「帰らない。」
「…おんなじやで、あん時」「帰らない…!」
「またワ」「帰らない…!」
「…」
よけいな言葉は聞きたくなかった。
ただ黙ってトウジの部屋に入ってくれればいい。
「分かったわ…」
えっ!?一瞬の驚きの後、すぐにその意味が違うことがわかった。
「そんなにワシに追い出されたいんやったら…追い出したる…!」
この前と同じ…立ち上がったトウジの顔には、はっきりと怒りが感じられる。
>>289 「待ってよ!どうしてだよ!!」
「遊びに来るゆうからええ言うたんや。」
「嘘だ!トウジはわかってた!」
「…」
「図星なんだろ!何も言えないくせに!」
「ワシは信じとったのに…シンジが裏切ったんや。」
「な、何だよそれ!僕を裏切ったのはトウジじゃないか!!全然分からないよ!」
「…前にも言うたやろ?シンジとする気はない。」
「どうして!」
「誤解させんようにはっきり言うわ。今日だけやない、これからもや。ワシはシンジとはセックスせんで。」
「だからどうして!こんなのずるいよ!卑怯だよ!」
「なんと思われてもええわ。とにかくワシの気持ちは変わらんからな。」
トウジが近づいてくる。
「待って!ちゃんと説明してよ!こんなのヤだよ!」
「…説明やなんて、そんなんしても無駄や。」
「そんなの、してみなきゃ分からないじゃないか!」
「…」
「どうして僕に何も言わないんだよ…一人で勝手に決めないでよ!」
俺ならすぐにでも抱いてやるのに。
>>290 「言うてもお互い傷つくだけや。…すまんな。」
僕の腕をつかまえながらトウジが言った言葉に耳を疑った。
傷つく………傷つく…すまない……………
「傷つく!?もうこれ以上どうやって傷つける気なんだよ!!」
完全に逆上して叫んでいた。
「昨日だって…!昨日だって!!」
思い出して全身に力が入る。
「あんなメール送ってきて!!ふざけるなよ!……いいよ、分かったよ!トウジがそういうつもりなら帰ってやるよ!」
「…」
「そのかわり…ちゃんと、ちゃんと責任取ってよトウジ…!」
シンジが可哀相になってきた。 トウジ、男を見せろよ。
>>292 トウジが…トウジがいけないんだ!こんなこと…トウジが訳分かんないこと言うから…!
「どないしたらええんや。」
「………脱いで。」
しばしの沈黙。
「トウジのせいで…こんな風になったんだから…当然だよね。今まで散々僕のこと抱いたくせに…いきなり捨てるんだから。」
「…」
どうして何も言わないんだよトウジ…本当に…捨てるんだ…
「…これっきりやで、わか」
「いいから早く脱いで!」
「………それでお前の気が済むんやったら…」
トウジは恥じらうこともなく下着まで潔く脱ぎ捨てる。
「これでええんか。」
「黙って…!」
本当に久しぶりの、生身の感触を素手で確かめる。
両手を逞しい胸に置いて、そのままゆっくりと筋肉を撫でながら背中へ回っていく。
回した腕でギュッと抱きついて頬を胸にこすりつけると、懐かしいトウジのニオイがした…。
やっと…やっと…!
ようやく手にした温もりに涙がこぼれそうになる。と同時に体の方も熱くなる。
少ししょっぱいトウジの乳首を口に含みながら、股間をこすりつけていると、あっという間に勃起してしまった。
それまで2日と空けずに抱かれていた体は、もう何日もほったらかしにされて、いくら自分で慰めても欲求不満で爆発しそうだった。
「ハァ…ッ!……ハァッ!…トウジ…して、抱いて…!」
イ、イタモノ…
痛い擦れ違いモノもいいが、たまにはほのぼのした和み系も読みたいな。
女シンジが苦手でなければ妊娠スレをおすすめする
ありがとう
漫画版のトウジはアニメより華奢で少年っぽい体系で好きだ。 あの茶髪には慣れるのに時間かかったけど。
続きはまだか
ほほっ
すすっ
続きどうなったんだろう?
トウジ「…なぁ」 シンジ「………」 トウジ「……なぁ」 シンジ「………」 トウジ「なぁて!!」 シンジ「………」 トウジ「……何怒っとんのや」 シンジ「……別に」 トウジ「『別に』やないやろ」 シンジ「なんでもないって言ってるだろ!!」 トウジ「……アレか?昨日」 シンジ「違うよ…!!」 トウジ「ほんならなんでそんなにぶっさいくな顔してんのや」 シンジ「元からだよ!!」 トウジ「いーや、俺の好きになったシンジはそんな顔せんかったしもっと可愛らしかったで」 シンジ「可愛くなくて悪かったな」 トウジ「……ぶすくれたシンジも可愛いけど笑とってくれや…なぁ」 シンジ「………」 トウジ「今度はちゃんと遊びに行こうな」 シンジ「………ぐすっ」 ショートだから投下した 反省はしてない
いや、続けて続けて。
職人こないかな
307 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/08/09(水) 17:06:35 ID:93TlsbZC
あげとこ
女シンジだったらトウジやばいでしょう。
トウジ「おい、こら、待たんかい!」 女シンジ「また叩く(ビンタ)気?別にいいわよ」 女シンジ「だけど、今度は手加減なしでやってよ、顔に傷を残すつもりでね」 女シンジ「いっその事、殴ってくれて構わないわ」
初恋の人を握り潰して殺すのか。 その前に一緒に綾波ん家行ったりちょっぴりいい感じに。 そりゃトラウマにもなるな。
トウジ「おい、こら、待たんかい!」 女シンジ「また叩く(ビンタ)気?別にいいけど・・・」 女シンジ「今度は手加減なしでやってよ、顔に傷を残すつもりでね」 女シンジ「トウジ君の気の済むまで、殴ってくれて構わないから・・・」 アスカっぽくなってしまったのでちょっと改造。
シンジって可愛くて大人しくて家庭的で、トウジにとったら理想のタイプだな。
キモい腐女子が集まるスレはここでつか?
腐女子をお探しなら カヲルスレへどうぞ
トウシンってマイナーなんだな。好きなんだけど。 ネットでもほとんど見かけたことが無い。もっと広まればいいのになぁ。 やっぱり腐女子はカヲシン好きが多いのか?
とりあえずホモはキモいからやめい!!!
>>314 カヲルスキーも、どのキャラとどのキャラだとしても、
男同士の恋愛を結びつけるキモい奴も、
みんな腐女子であることにはかわりねぇよ
男同士の友情=ホモと結び付けてんじゃねぇ!!! キモ腐女子め。 氏ねよ
ヌルーしろっての
「どないした?シンジ、じっと見て」 「え?あの、トウジは男らしくていいなぁって」 「何やねんそれ」 「体格いいからさ。僕なんて胸板とか薄っぺらだし…」 「まぁ、シンジは痩せ気味やしな。もうちょい肉付けたほうがええで」 「そうかな。鍛えようかな」 「もうちょい肉付けたら抱き心地もようなるんやろなぁ。ワシよりムキムキは嫌やけど」 「!!な、なに言ってるんだよバカ!」
「べ、別にトウジの為に鍛えてるんじゃないからね!」 と言いつつ毎日トレーニングルームに通うツンデレシンジ
「おっシンジ、ちょお肉ついてきたんやないか?」 「そ、そう、かな?」 「力入れてみ」 「ふっ…!」 「ほれ、筋肉ついとるやん」 「………ね、ねぇトウジ」 「なんや」 「そ、その………だ、抱き心地たしかめ…わあっ!」
そこで切るなよ…。
>>325 あれは泣けるね。もう一回6巻読んで欝に。
STAGE.40「黄昏を黒に染めて…」にどうしようもなく萌える。
あの表紙最高。
「ちょっと、ちょっと?トウジ!」 「何やシンジええ匂いするわぁ」 「そ、そんなわけないよ!さっきまでトレーニングしてたんだから。 汗臭くて恥ずかしいよ。離して!」 「ええやん。ワシシンジの匂い好きやで」 「好きって…。筋肉付いたか確かめるだけだろ!離してよ」 「確かめとるで。んー、腰細いなぁ。ケツもプリプリやーん」 「違う!何かちがーう?や、もぉ…離して…」 「嫌や、離さへん」 書いたぞ。続きをまかせた。
暗いと不平を言うよりも、自分で進んで明かりを付けましょう。 お前さんが続き書きなはれ。
「そ、そんなとこ、やめてよ!かがないで!!」 「ワシ脇フェチやねん…」 「ばかっ!ひっ…な、何してんだよ!」 「んん、何って…舐めとるんやで」 「や、ゃめ…ぁ…」 「匂いだけやのうて、んん…シンジの味も…」 「い、犬じゃ…や…ないんだから…ぁッ…!やめて!」 「そない言うて…シンジもメッチャ感じとるやん…」 「ぁあ…!だ、ダメ…」
トウジになってシンジの尻を触りたい。
シンジの尻に触っていいのはトウジだけです
じゃあトウジにシンジの桃尻触らせてあげてよ。
ケンスケ「トウジ、誰をそんなに熱心に見てるんだよ。惣流か?委員長か。」 トウジ「いや、シンジや」 ケンスケ「……へぇ〜」 トウジ「シンジの尻!シンジの太もも!シンジのふ・く・ら・は・ぎぃ〜」 ケンスケ「…へぇ〜」 トウジ「なぁケンスケ。ワシ、実はシンジの事好きやねん」 ケンスケ「…うん。知ってる」 トウジ「え!?なんで!?」 ケンスケ「何でって…。お前…。」
サービス心旺盛な職人だな 乙
でも触ってない…。
トウジ「なあ、ケンスケ。ワシ変か?」 ケンスケ「いや、変じゃないさ」 トウジ「ほうか…」 ケンスケ「見ろよ、あれ」 ▼ ▼ 男子A『よお、碇、宿題見せてくんない?』 シンジ『うん、いいよ。あれ? 前も言わなかったけ、それ? もう駄目だよ、自分でやらなきゃ。身に付かないよ』 男子B『なあ、碇…じゃなくてシンジ。今日、暇? 一緒に遊ばない?』 シンジ『あ、ごめん今日はエヴァの訓練が…』 男子C『碇ぃ〜、トイレ行こうぜ』 シンジ『え? さっき行ったばかりだけど…、いいよ、いこ』 ▲ ▲ ケンスケ「ことあるごとに男共がシンジに話しかけてるだろ。さりげなく触ってるし。 実は最近の写真の売れ行きはシンジが一番なんだ」 トウジ「くくぅ〜、あいつら〜、シンジはワシのモンやっちゅーねん」 ケンスケ「お前のじゃないだろ。でも、和解したからって、トウジはシンジの事を最初殴ったからなぁ〜」 トウジ「うっ」 ケンスケ「マイナスポイントだろ、明らかに」 トウジ「ぐっ」 ケンスケ「ところで、シンジの着替えの写真いる? 特別価格にしてやるけど」 トウジ「……なんぼや……」
商売上手なケンスケ
トウジとシンジを幸せにしてやってくれ
うっかりシンジの前で写真を落としてさらにマイナスポイントがついちゃうトウジ萌え
トウジ「シンジ…」 シンジ「トウジ、どうしたの?」 トウジ「し、シンジ!あー、その、初めて会った時殴って悪かったな」 シンジ「どうしたのさ。今更」 トウジ「いや、その…」 シンジ「それにね、今思えば僕少し嬉しかったかも」 トウジ「え!?」 シンジ「あんな風に真っすぐにぶつかって来た人なんて、今までいなかったから…」 トウジ「し、シンジ…!」 シンジ「トウジ…」 ひら シンジ「あれ?トウジ。何か落ちたよ」 トウジ「あ!そ、それは!!」 シンジ「………これ、僕の。トウジのエッチ!バカ!ハゲ!」 トウジ「は、ハゲちゃうわ!っじゃなくて、こ、これは違うんやぁ!」 シンジ「ナニが違うんだよ!これはもう没収!」 トウジ「えぇえぇええぇえええ!」 シンジ「えぇえぇええぇえええ!じゃない。…目の前に本物の僕がいるんだからいいだろ」 トウジ「えぇえぇええぇえええ!!!」 ちょっと幸せにしてみた
ほのぼの待ち
いいね、ほのぼの。弁当一緒に食べたりとか
ほっ
す
まだ友達同士でトウジ→シンジな段階の2人という設定で。 「シンジの味噌汁めっちゃ美味いなぁ!」 「そ、そう?別にこんなの普通だよ…」 「いや、かなりの腕やと思うで。シンジはええ嫁さんになれるやろな〜」 冗談ぽく笑うトウジに一気に恥ずかしくなってシンジは真っ赤になる。 「なっ…なに言ってんだよ!バッカみたい」 トウジの言葉が妙に嬉しかったことに戸惑って、シンジは慌てて目をそらした。 「…本気で言うてたら、引くか?」 「え…?」 急に真剣な顔つきになったトウジに一瞬ドキッとする。 「どうしたのトウジ…今日、ちょっと変だよ…?」
トウジは言いたかった。 『ワシの嫁はんになってくれ、シンジ!!』 と、ずっとずっと言いたかった。 でもさっきまで笑っていたシンジの表情が、自分を心配そうに見ていることに 決心は揺らぐ。 自分の気持ちを伝えてしまったら、きっと今までみたいに友達として付き合うことも できなくなるかもしれない。 あんな無愛想だったシンジが、この数日間でやっと自然に笑ってくれるようになった のに。 微妙なバランスで成り立っている今の友達関係を壊したくはない。 それほどシンジは繊細で、自分が一番苦手なタイプだとトウジはよくわかっていた。 だけど、放っておけない。 目が、離せない。 コイツの笑顔が見たい。 シンジを笑わせると、今までにないくらい最高に満足する自分がそこにいた。 「…シンジのメシ美味すぎて、ギャグ思いつかへんわ」 結局、想いは自分の心に押し戻す。 でも次の瞬間、トウジの一番好きなシンジの笑顔が見れた。 「もう。驚かさないでよ。急に真剣な顔するから心配しちゃったよ」 「あんなぁ、ワシかて真剣になる時もあるっちゅーねん」 (ホンマに…真剣に、好きやで、シンジ…)
可愛いね
351 :
348 :2006/08/31(木) 03:12:02 ID:???
(今日のトウジ、やっぱり何か変だったなぁ…) シンジはトウジが帰ってからも、そのことがやたらと引っかかっていた。 今までは一緒にいて楽しい、としか認識してなったけど、それはトウジが慣れない気を使って シンジが親しみやすくできるように頑張っていたからだった。 なるべく間を作らないように、シンジの入りやすい話題、シンジが構えないでいられる適度な距離、等々。 当のシンジはそんなトウジの苦労も知らず、その居心地の良さに多少は不信に思いながらも 流されていた。 だから気付かなかった。 (そういえば、僕はトウジのこと何にも知らないや) シンジにとってトウジもまた、苦手なタイプだった。 だからあまり関わりたくなかったし、興味もなかった。 だけど、トウジ特有のまっすぐな眼差しがいつしかシンジに忘れていた感情を与えていた。 自覚はしていなかったけれど、それは勇気とか希望とか、自信だったのだろう。 シンジがこの学校に来てから少しずつ明るくなったのは間違いなくそのせいだった。 シンジはこの時初めてトウジという存在が自分の中で大きくなっていることに気付いた。 トウジがおかしいと、こんなにも調子が狂う。 (明日、もっかい聞いてみようかな…はぐらかされたら、ケンスケに聞いてみよ)
352 :
348 :2006/08/31(木) 03:14:35 ID:???
翌朝、シンジはいつもの3人分の弁当にもうひとつ弁当を用意して行った。 もちろんそれはトウジの分。1日ぐらいならミサトにはバレないだろう。 こんなことをすると、トウジのことだから気を使いそうだけど、昨日自分の手料理を喜んで食べて いたのが嬉しかったので、ついやってしまった。 「よっ!センセ、おっはようさん!」 いつもの明るい挨拶が葛城家に響く。 「おはよう。トウジ、ケンスケ」 (はぁ…シンジ、今日もかわええなぁ…) トウジは相変わらず平静を装っていた。 (トウジ…いつも通りだ) いつもの道を3人で歩きながら取り越し苦労だったかな、とシンジは安堵する。 (でもお弁当は渡そう。せっかく作ったし…) 「トウジ、今日お弁当作ったんだけど食べない?」 その瞬間、トウジとケンスケの動きが止まった。 トウジの脳裏に今のシンジの言葉がリピートされる。 固まったまま動かないトウジにシンジが不安になる。 「もしかして…迷惑だったかな…?」 「いや…コイツ、たぶん嬉しすぎて半分気絶してんだよ」 ケンスケは真面目に言ったがシンジは冗談と思い笑ってみせた。
GJ!
乙彼 いいね、ほのぼの待ってた
355 :
348 :2006/09/01(金) 02:49:12 ID:???
授業が始まっても、トウジはシンジの作ってくれた弁当のことで頭がいっぱいだった。 (シンジがワシのために弁当作ってくれるやなんて…ひょっとしてこれ、夢ちゃうか?) 実際トウジはそんな夢をもう何度も見ていた。 自分の席から見えるシンジの後姿から目が離せない。 もしかしたら、シンジも自分のことを好きなのかもしれないと期待してしまう。 (いや、落ち着けワシ。そないな都合のいい話あるわけないやろ!けど理由ぐらい聞いてもええよな? それにしてもシンジの手料理が今日も食えるんかぁ〜。ワシめっちゃ幸せや〜〜) そうこうしているうちに昼休み。 3バカトリオはいつものように屋上へ。 予告通りシンジはトウジに弁当を渡した。 「はいトウジ、お弁当」 「シ、シンジ…ホンマにワシが食うてええんか?」 「うん。だってトウジのために用意したんだから」 「な…なんで…?」 「え?なんでって…」 困ったような顔をするシンジに、余計なことを聞いてしまったかと焦るトウジ。 シンジはただ、昨日のようにトウジに美味しいと喜んでもらいたかっただけだった。 でもそれを正直に言うのはかなり照れくさいと気付いて、答えられなかったのだ。 その時、焦っているトウジと目があってしまい、シンジは顔を真っ赤にしてごまかした。 「だ、だってトウジいっつもパンだし今日は期限切れの材料いっぱい余ってたから、 処理してもらおうと思って…!!」 「あ〜そ、そうやったんか!ほな急いで食わなアカンな!!」 (何やってんだよ、コイツら…) トウジとシンジの明らかに不自然な会話に、ケンスケは1人冷静に呆れていた。
356 :
348 :2006/09/01(金) 02:51:23 ID:???
ケンスケは、トウジの気持ちを知っている。 別に言われたわけではないが、トウジの態度を見ていたら一目瞭然だった。 ケンスケにとって、トウジもシンジも友達以外の何者でもない。 本来友達ならトウジを応援してやるべきなんだろうけど、相手がシンジとなるととてもそんな気には なれなかった。 それはシンジが男だから、という理由もあるが、シンジの内面自体に問題があると感じていたから。 察しのいいケンスケにはシンジがどれだけ深い愛情を求めているのか大体わかる。 (女だったら相当面倒臭いタイプだな。ま、俺は友達だからいいけど) それがケンスケのシンジに対する本音だった。 トウジが迫ったところで、シンジが受け入れるとも思えないし、ただ見守るだけに徹しようと ケンスケは思っていた。 (でもシンジがトウジに弁当作ってきたのは予想外の展開だったな…) シンジの本音を知りたくなったケンスケはちょっと探りを入れてみることにした。 一方、シンジは戸惑っていた。 自分がトウジに弁当を作ってきた理由が口に出したら恥ずかしいことだと思った時、 今までにない感情が自分の中にあると気付いた。 でもそれがはっきりとわからなくて、もどかしい。 (なんだろう…こんな気持ち初めてでよくわからない…どうかしてる) シンジの頭の中で、そのことと先程のトウジの顔が順番に回っていた。 焦りながらも、弁当を口にした途端感激していたトウジの顔。 嬉しかった。 他の誰よりも、トウジに食べてもらうことが一番嬉しいと思った。 大袈裟に誉めてくれるからとかじゃなくて、食べた瞬間の表情がたまらなく好きだと思った。 (あ。そういえば、トウジに昨日のこと聞きそびれちゃった…) そんな雰囲気じゃなかったこともあって、シンジはケンスケにそれとなく聞いてみようと思い 放課後を待った。
(゚Д゚)ウマー つづき待ってますー
ぐっじょぶ!
トウジがアホで、ケンスケが冷静な傍観者でイイ!
今日は早起きして、お弁当を作った。 アスカはまだ寝てて、ミサトさんはネルフ。 僕は二人とペンペンの昼食と夕食を作ると、冷蔵庫にしまって、アスカを起こさないようにゆっくりと家を出る。 マンションを出ると、そこにはトウジが待っていて 「おはようさん」 なんて、声をかけてくれた。 いつものジャージ姿じゃないトウジは、どこか別人みたいで、僕はちょっとトウジと目が合わせられなかった。 「これなぁ、妹が病室で選んでくれたんや」 僕が顔を見上げるとは、トウジは照れ臭そうに頬を掻いている。 やっぱりいつものトウジだったことに、僕は笑った。 「でもエヴァのパイロットっちゅーんは忙しいんやろ?」 「うん、でも今日は平気」 チルドレンが遠出できないことも知ってたけど、僕はミサトさんに無理を言った。 『仕方ないわねぇ…でも使徒が来たらすぐに帰ってくるのよ』 『じゃあ…』 『楽しんできなさい』 『本当ですか!?やったぁ…』 『ふふっ。でもシンジ君が遊びに行くなんてねぇ』 『え…?』 『最初の頃はそんなこと考えもしなかったんじゃない?』
ミサトさんの言葉は図星も図星で、昔の僕じゃ本当に考えられないことで… 「これって、トウジのおかげなのかな」 「ん?なんか言うたか?」 「あ、うぅん!なんでもない」 笑って誤魔化すと、トウジはちょっと納得いかない顔をする。 「ごめん」 「謝らんでもええわい」 申し訳なくて謝ったら、頭をくしゃくしゃされた。 「イジワル…」 「誰がイジワルや」 「そういうことをするトウジ!」 僕は頭をくしゃくしゃするトウジから逃げた。 嫌だったわけじゃない。だから、悪戯っぽく笑ってみせる。 「ちょっ、くぉら、待たんかい!」 「早くしないと間に合わないよ!」 そんなこと言い合いながら、僕等は駅まで走った。 「えっと、9:30か…あと5分くらいだね」 「なら売店でなんか買っていこうや」 「お弁当作ってきたんだけど」 「ちゃうちゃう。朝飯や朝飯」 そう言うとトウジは売店に行ってしまう。 仕方なく、僕は二人分の切符を買って、売店で店員のおばさんと話しているトウジを横目で見ていた。 プルルルルルル 『まもなく3番線に9:30発の…』 「トウジ、早くしないと!」 「せ、せやかて…ちょっと待ってぇな!」
売店で急いで買い物をして、トウジは僕と階段を駆け上がった。 列車が到着する音が聞こえる。 「乗ります!ワシら乗ります!」 大声を上げて、僕より後に来たのに、トウジは先に行ってしまった。 「ま、待ってトウジ!」 「はよせんかい!」 無理だよ。 トウジが早すぎる… トウジが列車に乗り込んだ。 ドアが、閉まる。 「トウジ!」 僕が叫ぶと、トウジの手が延びて、僕を引き寄せた。 「あっ…」 「アホ…遅いわ」 引き寄せられてそのまま抱き締められた。 列車は、ゆっくりと走り出す。 「遅いから罰や、もう少しこうさせぇ」 トウジに抱き締められてドキドキした。 トウジも顔を赤くしてて、でもやめる気なないみたい。 幸い、僕達の乗った列車には誰も乗ってなくて… 僕はその時、ずっとこうしていたいと思った。
リアルタイムで見れた いいねぇ、可愛いねぇ
364 :
348 :2006/09/02(土) 02:13:40 ID:???
「シンジ、ちょっと手伝ってほしいんだけど」 「あ、ケンスケ。何?」 「倉庫から新しい掃除用具取ってこいって頼まれてさー。いいだろ?」 「うん」 放課後、トウジよりも早くシンジに話しかけることに成功したケンスケは、呆然とするトウジを横目に シンジと倉庫へ向かった。 「…ちょうどよかった。ケンスケに聞きたいことあったんだ」 「へ?俺に?」 「うん…。トウジさぁ、最近なんか変だと思わない?ケンスケなら知ってるかなって…」 「…………」 シンジがトウジの気持ちに気付いてないのはいいことなんだろうけど、本当に全く気付いてないのも 凄いな、とケンスケは絶句した。 (ここまでお子ちゃまとはね…。だったら今日の弁当は一体どういう意味なんだ?) 「う〜ん…その前に俺も聞いていい?」 「え?…うん」 「シンジってさ、誰かを好きになったことある?」 「は、はぁ!?何だよそれ!?」 「関係あることだから答えてほしいんだけど」 「??……ない…よ…多分…」
365 :
348 :2006/09/02(土) 02:14:57 ID:???
「やっぱり…」 「やっぱりって何だよ…」 ケンスケは大きくため息をついた。 ここで本当のことをシンジに伝えるのは簡単だけど、それはトウジへの裏切りになってしまう。 でもシンジのこの鈍感さにケンスケは同情して、少しヒントを与えることにした。 「あのな、シンジ。恋をすると、誰でも今のトウジみたいになるもんなんだぞ」 「え…」 シンジの胸がちくりと痛む。 ひどく衝撃を受けているのに、妙に冷静になっていく自分がいた。 「じゃあ、トウジ…好きな人いるんだ……」 「ま、そーゆーこと」 「………」 明らかな作り笑いをして黙り込んだシンジに、ケンスケも黙ってしまった。 (シンジ…マジかよ…) 本人さえまだ気付いていないシンジの気持ちを見抜いたケンスケは、やっぱり見守るだけに徹しようと 再び決心した。
GJ!
乙 投下速度早くていいね
368 :
348 :2006/09/03(日) 03:40:26 ID:???
掃除用具を抱えて教室に戻った2人を、トウジが待っていた。 「おう、ごくろーさん。何やえらいかかっとったなぁ」 シンジが目を合わさないようにしているのにトウジはすぐ気付いた。 話しかけようとした瞬間、ケンスケがさりげなく遮る。 「ちょっとひっくり返しちゃってね。トウジも掃除当番だろ?ほい」 ケンスケが適当にごまかしながら、トウジにほうきを放り投げて目で合図を送った。 トウジはケンスケの意図がわかった訳ではなかったが、シンジに話しかけるのをとりあえず諦めて掃除にかかる。 (ケンスケの奴…シンジに何か言うたんか…?) 一向にこちらを見ようとしないシンジはまるで、転校してきたばかりの暗い雰囲気に戻ったかのようだった。 「さー掃除や掃除!ちゃっちゃと終わらすでー!!」 わざと明るい声を出してみてもやはり同じだった。 「ちょっと鈴原!!口だけ動かしてないで手を動かしなさいよ!!」 委員長がすかさずいつもの絡み合いにやって来る。 「あ〜…うっさいのが来た…」 「うるさいとは何よ!!あんたのせいでしょ!?」 「ちゃんとやってるやんけ〜!そこジャマやからのいてんか」 「なんですって〜!?」 ぎゃあぎゃあと普段通りの口喧嘩をする2人を見て、シンジはハッと気付いた。 (トウジの好きな人って…委員長……?) 色恋沙汰に鈍いシンジは、何の根拠もなく、ただトウジに近い異性の存在=委員長という安直な発想でそう 思い込むことにした。 そして、トウジへの想いに気付き始めていた心を無意識に閉ざしてしまった。
369 :
348 :2006/09/03(日) 03:42:09 ID:???
一方トウジはシンジに気付かれないように、ケンスケに小声で問い詰めていた。 「おいケンスケ!お前シンジに何か言うたやろ!?」 「べっつに〜?」 「しらばっくれんなぁ!!」 「ス・ズ・ハ・ラ〜〜〜!!!」 終わらない委員長とトウジの鬼ごっこを無視して、シンジは黙々と掃除を続けていた。 「ちょっとシンジ!」 そこに現れたのはアスカだった。 「ミサトったら今日も仕事で帰れないって言うのよ!?」 「そ、そう…大変だね」 「あんたバカ!?誰がミサトの心配しろっつってんのよ!!」 「…は?」 「この私が、なんで2日も連続でアンタなんかと2人っきりで夜を過ごさなきゃなんないワケ!? 昨日は昨日でそこの熱血バカ男も夕飯タカりに来るし、むさ苦しいったらないわ!!」 「そんなこと言われても…」 「という訳でヒカリィ〜〜!今日泊めてくれない?バカシンジのだっさい和食なんかより、ヒカリの作った パスタが食べた〜い!!」 委員長はあっさりOKして2人は仲良く帰っていった。 (なんだよ…別にいいけど) 一部始終を聞いていたトウジは、シンジにもの欲しそうな顔で目線を送っていた。 「………」 シンジはそれに気付いたけれど、今はトウジと顔を合わすのが嫌だった。 でも、どうしてそう思っているのかがわからない。 昼間はあんなにトウジのリアクションが嬉しかったのに。 これからずっとトウジを避けるわけにもいかない。 もしかしたら、また料理を食べてもらえば元の自分に戻るかもしれない。 そう自分に言い聞かせて、シンジはトウジを見た。 「……トウジ…今日も、ごはん食べに来る…?」 それを聞いた途端、トウジはおあずけから開放された犬のように喜んで、何度も首を縦に振った。
ワンコかわいい
ケンスケ…。 YOU!言っちゃいなYOー!!
GJ!
続きマダー?
374 :
348 :2006/09/05(火) 02:22:03 ID:???
「お、おじゃまします〜〜」 シンジと一緒に帰宅したトウジは浮かれていた。 昨日と違って今日はシンジと2人っきりなのだ。 「アスカもいないし、今日はもう残り物で簡単なのしか作らないよ」 「かまへんかまへん。シンジの作ったのやったら絶対美味いしな」 「………」 ぶっきらぼうに言ったはずの言葉にそう返されて、シンジは言葉に詰まる。 (トウジの…バカ。そんなこと、素で言われたら恥ずかしいよ……) 「なんや照れてんのかシンジィ〜〜〜?顔赤いで?」 「そっ…そんなんじゃないよ!!」 これじゃトウジのペースだ。 トウジに乗せられて、さっきまでの気まずい感覚が薄れて嬉しくなっていく。 胸がドキドキして、何かを求め始める。 (でも、僕は何を期待してるんだろう…トウジに喜んでもらいたいなんて…本当にそれだけなのかな?) ふとトウジを見ると、勝手にテレビをつけてけらけら笑っていた。 気が抜けたシンジはため息をつくと、エプロンをつけて料理にかかった。 タンタンタン、と手馴れた包丁の音が聞こえる。 うしろを向けば、エプロン姿のシンジが見える。 この状況にトウジが興奮しないはずがなかった。 (っくぁ〜〜〜!!!ええなぁ!!まるで新婚夫婦みたいやん!!こう、うしろから抱きしめてやな…) 『あっ…トウジ、危ないよ。今包丁使って…』 『すまんなぁ、シンジのエプロン姿があんまり可愛いさかい、つい…』 『もう…何言ってんだよ。ばか…』 『シンジ…好きや』 『トウジ…僕も……』 互いの唇が触れ合う瞬間(トウジの妄想内)遠くからシンジの声が聞こえた。
375 :
348 :2006/09/05(火) 02:23:33 ID:???
「トウジ!トウジってば!!」 「へっ!?な、何や?」 「できたよって、さっきから言ってるのに」 「もうできたんか?えらい早いなあ」 「だって湯豆腐だし」 何故この暑いのにそんなメニューなのかはさておき、シンジの得意な和食を存分に味わうトウジだった。 「やっぱシンジ料理美味いわ」 「だから、普通だって…」 「普通ちゃうて。今日の鍋も出汁自分で作ってんねやろ?」 「う、うん…。粉末だと味変えられないしね」 「昨日の味噌汁も最高やったし、あと、だし巻きと揚げ出し豆腐も絶品やったな〜」 「………」 照れくさそうにしていたシンジが、だんだん無口になっていくのにトウジは気付いた。 「…どないしたんや?シンジ」 「うん…。僕の料理ってアスカ達の口にはあんまり合わないらしくって、トウジみたいに喜んでもらったこと、 ないから…」 「そら…もったいないなぁ……」 寂しげに話すシンジの姿にドキっとする。 「トウジには、本当に作り甲斐があって嬉しいよ。…ありがと」 シンジの、かなり貴重な満円の笑顔。 トウジの心臓はすでに爆発寸前だった。 「シ、シンジ…」 「ん?」
トウジがアホっぽくていいな
そこがトウジの良いところだから
純情なんだよ
すれ違ってもいいから、最終的に幸せになっておくれ
380 :
348 :2006/09/08(金) 03:18:51 ID:???
「これからも…その、時々でええからお前のメシ食わしてくれるか…?」 「…いいけど……」 「ほ、ほんまか!?」 トウジが喜んでも、シンジは決まりが悪そうに俯いていた。 「シンジ…やっぱ、迷惑か?」 「あ、そんなんじゃないよ!ただ…」 「ただ…何や?」 「トウジ…本当は僕じゃなくて、委員長にそれ言いたいんじゃないのかな、って思って…」 「…は?」 トウジはシンジから思いがけないことを言われてまぬけな声を出した。 「は?って…。だって、トウジは委員長のこと…好き、なんだろ?」 シンジは自分で言って、泣き出しそうになっていた。 「ちょ、何でそないな話になってるんや?」 その泣きそうな表情に思わずトウジはシンジの肩を掴んで問い詰める。 「大体、見てたらわかるよ…」 「アホ。ええかげん気付けや…」 「え?」 「ワシが好きなんは、お前や。シンジ」
381 :
348 :2006/09/08(金) 03:19:47 ID:???
まっすぐに向けられた、トウジの言葉。 シンジの涙が、頬を伝った。 何も言えないでいるシンジを、トウジは力強く抱きしめる。 「お前はワシが守ったるから…せやからもう泣くな」 シンジは答えられなかった。言葉が出てこなかった。 涙だけが溢れ出して、ただ震えていた。 だけど涙の理由はもうわかっていた。 (嬉しいんだ…僕。嬉しくて泣くって、こんな気持ちなんだ……) そう確信したシンジは、遠慮がちにトウジの背中に腕を回した。 その瞬間トウジの鼓動が大きく跳ねる。 シンジが自分の想いを受け入れてくれたと判断したトウジは、ゆっくりと腕をほどいて 至近距離でシンジの目を見つめた。 「シンジ……」 「トウジ…本当に、僕でいいの…?」 トウジはシンジの涙を指で拭う。 「あたりまえやんけ」 優しく笑うトウジに、今度はシンジの方がドキドキする。 ドキドキしすぎて、トウジの顔がまともに見れなくなって俯くと、またぎゅっと抱きしめられた。 トウジは腕の中にすっぽりとおさまってしまう頼りない感触に、愛しさが込み上げる。
キタ!
良かった。でもシンジ、意味わかって言ってるのかな?w
ああっ!!最高だ!!このスレ!!ネ申万歳!!
このままチューくらいできるといいね
続きは?
あげ
ほ
す
390 :
348 :2006/09/19(火) 01:26:18 ID:???
(何でだろう…ドキドキするのに、凄く安心する。トウジだから、なのかな…?) シンジは抱きしめられる感覚にしばらく浸っていたが、相手が慣れ親しんだ友達だということを ふと思い出し、我に返った。 ばっと勢いよく顔を上げてトウジの腕から離れると、一気に恥ずかしくなってトウジから顔をそむけた。 「あ…あの…、ごめん……」 「な、何がや…?」 トウジはシンジが逃げてしまいそうで、その手をぎゅっと握った。 そのことでまた、シンジの鼓動はドクンと跳ねる。 「…触られるの…その…苦手だから……」 「…ウソや」 「えっ…?」 トウジはシンジの腕を引き寄せると、またぎゅうっと抱きしめた。 「お前は人の体温を、誰よりも求めとったやろ?せやけど、それを隠そうと必死やった」 「どうして…」 「わかるわ。シンジは全部、顔に出とる」 シンジの肩が震えた。きっとまた泣いてる。それがわかってトウジはシンジの背中をポンポンと優しく叩く。
391 :
348 :2006/09/19(火) 01:27:12 ID:???
「はっきり言うけどな、ワシは本気でお前に惚れとる。シンジのことしか、頭にないんや。 気色悪いって言われんのも覚悟しとる。それでも、お前がめっちゃ好きでどうしようもないねん」 「トウ…ジ…」 涙が止まらないシンジの震える唇に、そっとキスをした。 「あ……」 「す、すまん…勝手に……。嫌やったか…?」 真っ赤になって慌てるトウジがおかしくて、シンジは首を横に振って微笑んだ。 「嫌じゃないよ。トウジなら…」 「シンジ…」 シンジの言葉に嬉しさを隠せないトウジ。 もう一度シンジを抱き寄せて、真剣な眼差しで見つめる。 「ほな、もっかいしてもええ…?」 「うん…」 緊張気味に目を瞑るシンジに、もう一度ゆっくりと唇を重ねた。 幸せだと感じた。 お互い別々に抱えていた悩みも迷いも全て忘れてしまうほど幸せだった。 もっと、ずっと一緒にいたいと心から思った。
キター!起きてて良かった
ちゅーできて良かったね
394 :
348 :2006/09/20(水) 14:02:54 ID:???
「トウジ……」 「ん?」 「帰らないで…」 「!!!」 (シンジ…それはつまり…誘ってるってやつなんか!?) トウジの妄想が広がるのは致し方ないことだった。 好きになってしまった相手がシンジだということ以外は標準の、いや標準以上の健康的な中学生男子だ。 トウジは自分の気持ちに気付いてからというもの、性の対象はシンジであったことは事実だった。 友情や親愛の延長線でシンジを好きになったのなら、まだ格好はつくが、トウジの場合は一目惚れ的な 部分もあったのだ。 つまり、初めて会った時から『可愛えなぁ…シンジって』状態だった。 ベタ惚れである。 しかし相手は間違いなく男で、別にそういう趣味だったわけでもないトウジは苦しんでいた。 男なんだから、友達として接するのが一番だと信じて頑張ってきた。 しかし、シンジの持つ独特の繊細さやネガティブ思考、甘えたいのに甘えられない不器用さにますます トウジは深みにはまって、結局シンジに惚れこんでしまった。 そんなシンジのことを、想わない夜はなかった。 毎晩、毎晩、罪悪感とともに…。 「ええで。ほんなら今日は、泊まっていくわ」 精一杯平静を装って言ったが、トウジは全身が震えるほど緊張していた。 シンジにそれがバレないように、さりげなく離れて。 しかし、当のシンジは全く何も考えていなかった。 男同士でHをするなんて思考は残念ながらシンジにはまだなかったのだ。 ただ、トウジともっと一緒にいたかっただけだった。 「うん。あ、じゃあリビングに布団敷いて寝よっか」
395 :
348 :2006/09/20(水) 14:03:44 ID:???
「あ、ああ…せやな…」 (こんな広いとこで!?まあ2人きりやからええけど…) 「あ!」 「ど、どないしてん!?」 その時風呂場のカーテンが勢いよく開いて、ペンペンが出てきた。 「ごめん!ご飯用意するの忘れてた!」 「クェ〜〜〜!!」 (……せや…2人きりやなかった……) トウジはがっくりと肩を落とした。 しかし、ペンペンが寝てしまえばこっちのものだ。 「トウジ、お風呂入っていいよ。沸いてるから」 「…ほな入らしてもらうわ」 風呂に入ると、さっきのキスのことを思い出してしまう。 シンジの拒絶ではない涙と、自分を受け入れてくれた言葉。 そして、 『帰らないで…』 シンジは自分を求めてくれている。 両想いだと…思う。 でも、好きだとは言われていなかった。 シンジはただ、受け入れただけだ。 (ほんまに…このままヤってええんかな…) 繊細なのに、どこか投げやりなシンジの癖がトウジを悩ませる。 環境に流されてるだけでは同意とは言えない。 こういうことは、ちゃんと気持ちが通じ合っていないと駄目だ。 トウジは舞い上がっていた気持ちを落ち着かせて、風呂場を出た。
乙です。そしてGJ!
トウジ、若さで押すのもいいけど失敗しないようになww
398 :
348 :2006/09/22(金) 01:45:20 ID:???
「シンジ、風呂あいたで」 「あ、うん。じゃあ僕も入ろうかな」 リビングにはいつのまにかテーブルや座布団が片付けられて、布団が2つ敷いてあった。 それを見てトウジはリアルにドキドキしてしまう。 (シンジの奴…可愛い顔してめっちゃ大胆やなぁ…) ペンペンも寝ている。この状況下でトウジのエロ妄想が止められるはずもなかった。 たった今、冷静になってシンジに気持ちを確認しようと決めていたのに、これでは意味がない。 トウジは1人で色んな顔をしながら首をブンブンと振ると、両手で頬をバシッと叩き気合を入れた。 シンジは意外と早く風呂場から出てきて、布団でごろごろしていたトウジはどんな体制でシンジを 迎えるべきか決められずにうつ伏せで寝たフリをするしかなかった。 「トウジ…?寝ちゃった?」 シンジが近づいてきて、トウジの背中を軽く揺すった。 トウジは起きあがるタイミングが掴めないで困っていた。 「まだ寝ないでよ…僕、トウジと……」 「シンジ…!!」 シンジの寂しそうな言葉に我慢できなくなって、トウジは本能のままシンジを押し倒してしまった。 「トウジ…ごめ…起こしちゃった……?」 驚きながらもトウジに気を使うシンジ。 「最初っから寝てへんて。シンジのこと待っとったから…」 そう言うと、トウジは早急にシンジの唇を奪う。 さっきよりも深く、深くシンジの唇を貪って舌を侵入させた。 「…っん……、ふ……」 シンジの唇から苦しそうな吐息が漏れる。 押さえつけたシンジの肩が、緊張で強張っていることに気付いて、トウジはハッと我に返り唇を離す。
399 :
348 :2006/09/22(金) 01:46:13 ID:???
シンジは息が乱れて、目に涙を浮かべていた。 「シンジ…すまん…ワシ、また勝手に……」 「い…今のはちょっと、びっくりしちゃった…」 照れたように笑うシンジがあまりにも可愛くて、トウジはシンジをそのまま抱きしめて首筋に顔を埋めた。 「ぁ…ちょ、トウジ?」 焦ったようなシンジの声。 「シンジ…お前、いちいち可愛すぎやねん」 「トウジ…」 「アカンわ、ワシもう我慢できん…」 「な、何が…?」 「何て…決まっとるやん」 トウジはシンジの腹部に張り詰めた下半身を押し付けるようにした。 「えっ…ウソ…」 「…シンジ…嫌か…?」 シンジの頭は混乱していた。 トウジのことが好きだから、抱き合うのもキスをするのも自然にできたのに、それ以上の行為は想像も しなかった。それは延長線上にあるはずの行為なのに、シンジの頭からはすっぽりと抜けていた。 無意識のうちに男同士で恋愛することを否定していたのかもしれない。 それとも、そんなことをしなくても心が通じ合えば十分だと思い込んでいたのかもしれない。 自分の気持ちがわからないまま、シンジは今すぐ答えなければいけないこの状況にただ混乱していた。 「トウジ……あの……」
ここで切るのか!! 続きをwktkして待つ。
wkwktktkwkwktktkwkwktktkwkwktktk
やっちまえよ
403 :
348 :2006/09/24(日) 01:46:53 ID:???
「…ごめん……」 「……………」 目を伏せてシンジは呟いた。 トウジはその言葉にショックを受けると同時に冷静さを取り戻した。 シンジの上から離れて、後ろ向きに座り込む。 「すまんシンジ…ワシ、最低やな。お前の気持ちも考えんとこんなことして……」 「違うよ!トウジは悪くない!」 シンジは慌てて起き上がると、トウジの背中に向かって叫んだ。 「本当は嬉しいよ。トウジが僕を求めてくれてることが凄く嬉しい。だから、その…嫌じゃないんだ。 でも、こういうことする前に、僕はもっとトウジのことをよく知りたい。今までよりもっと、深い話が できる関係になりたいんだ。それからじゃ、ダメかな…?」 シンジは必死に話した。自分の気持ちをごまかさずに、はっきりトウジに伝わるように、丁寧に。 トウジはそんなシンジの想いを知った途端、自分の行動が恥ずかしくなってしまった。 これではまるで、シンジの体だけを求めているように思えて。 確かにシンジの体に今一番興味があるのは事実だ。 でも、そこにシンジの心が伴っていなければ、一生後悔することは目に見えている。 (シンジを守りたいと思ってる自分が、シンジを襲ってどないすんねん!) 黙って後ろを向いたままのトウジに、シンジは悲しい表情でまた誤る。 「ごめんね…僕の言ってること、自分勝手だよね……」 「いや…間違ってるんはワシの方や。告白して、いきなりやるやなんておかしいやろ」 「トウジ……」
404 :
348 :2006/09/24(日) 01:49:07 ID:???
「すまんかったな、シンジ」 やっと振り向いたトウジの表情は照れくさそうで、優しかった。 シンジは自然に微笑んで、小さく首を振った。 「ありがとう、トウジ」 誰にも見せたくないと思うほど、綺麗な笑顔だった。 多分、普段のシンジからは想像できない素直な姿だろう。 一番大切で、一番欲しいと思っているものが、トウジの中ではっきりとわかった気がした。 あのシンジが、本気で心を開きかけている。 それを確信した時、トウジは自分の身勝手な欲望を振り払っていた。 「よっしゃ」 トウジは突然気合を入れたかと思うと、灯りを消して布団に寝転がった。 そして座り込んだままのシンジに手招きをする。 「……?」 シンジは少し緊張しながらトウジの顔に近づいた。 「シンジ…さっき、ワシともっと話したいって言いたかったんやろ?」 「…うん…」 「ええで。何でも話してみ」 そう言ってシンジの手をぎゅっと握った。 「うん…トウジの話も聞きたい」 シンジは安心してトウジに寄り添うように横になった。
あー、可愛いな。この二人。 でもトウシンの何が辛いって結局バル戦が待ってるってことなんだよな…
トウジが先走らなくて良かったような、残念だったようなwww
あお
このスレはageないで
暇なので投稿してみます。 気がつけば3人でいる事が多くなっていた。 そう、僕が逃げようとしたあの日から。 友達? 僕の中にその概念がなかったのか、不思議な感じがした。 人の心に土足で入り込んできては、大人とは違う真っ直ぐな言葉を投げてくる。 正直それを疎ましいとも思ったが、どこかで心地良さも感じていた。 特に鈴原トウジに対しては。 こいつは僕を殴った。 何か理由があるらしかったが、そんな事はどうでもいい。 僕はあの得体の知れないに乗って戦った。 誰かを守ったはずなのにどうして殴られなきゃいけない? その時は、頬から伝わる痛みと矛盾に、ただ腹が立って仕方なかった。 そう、自分に
おお!頑張ってくれ! このスレ人増えて凄い嬉しい
そんな僕達が仲良くなるのにあまり時間はかからなかった。 初めは一歩引いたとこから見ていたけど、次第に打ち解けていく自分がどこかおかしくもあった。 だけど時々罪悪感に苛まれる事がある。 トウジの妹の件だ。 トウジは頻繁に病院に顔を出している。もちろん原因を作ったのは僕だ。 だけどトウジは何も言わなかった。 いや、むしろ僕を気遣う態度さえ見せてくれた。 トウジ…。トウジ…。 気がつけば僕はトウジの事ばかり考えている。 そう。この時すでに僕の中にある気持ちが芽生え始めていた。
乙。期待してる。 続きものなら348氏みたいにコテ名かタイトル付けたほうが分かりやすくない? 個人的な意見ですが。
413 :
ash :2006/09/28(木) 06:00:34 ID:???
そうですね。コテ入れます。 僕達はいつもの様に三人で帰っていた。 「あ〜あ、最近戦闘がないからつまんないなぁ」 「何言うてんねん。平和んなんが一番やないかい!なぁ、シンジ?」 「…えっ?あっ、うん、そうだね」 「何や気のない返事やなぁ…。パイロットがそないな事でどないすんねん!」 「ははっ、そうだね」 しばらく歩くとケンスケが 「じゃあ僕は寄るとこあるからここで!」 と足早に帰っていった。 トウジと二人。 考えてみればあまりなかったかもしれない。 「しっかしお前も可哀想な奴やなぁ」 「えっ、なんで?」 「あの無愛想な綾波とじゃじゃ馬に挟まれとるからじゃ。かなわんな〜ホンマ」 「確かに…。でも綾波もアスカもそんなに悪い子じゃないよ」 「優しいな〜お前は」 何気ない話がいつもより楽しく思えた。 少し前を歩くトウジの背中はどこかガッシリしていたのを僕は今でも覚えている。
乙。何か久々に見たら人増えてたww
GJ!シンジ視点いいね。 そして348氏の続きも待ってます。
416 :
ash :2006/09/28(木) 17:29:18 ID:???
その夜ベッドに寝転び天井を見上げていた。 月明かりに照らされた部屋で僕はトウジの事を想っていた。 トウジの事を…? 何故僕はトウジの事を考えてるんだろう。ただの友達に過ぎないあいつを。 友達? だったらケンスケだって。 いや違う。 トウジとそれ以外では明らかに違う“なにか”があった。 でもそれが何なのかは分からなかった。 いや、分からない振りをしていただけかもしれない。 嫌だ…もう寝よう。 明日になればきっといつもの僕達だ。 僕は無理矢理目を閉じた。明日が早く来るのをひたすら願った。 だけど、本能はいつまでも正直に僕を突き動すのをやめなかった…
gj!
418 :
ash :2006/09/30(土) 00:00:54 ID:???
それからは妙にトウジの存在を意識するようになってしまった。 トウジの行動、仕草がいちいち気になって仕方がない。目を一瞬合わせるだけでも心が高鳴る。 僕はやっぱりおかしいのかな… トウジにこんな感情持つなんて…。 シンジは葛藤を繰り返した。それは、もはや理屈では説明の仕様のない衝撃だった。 思えばこの街に来てから色々あった。ありすぎるくらいあったものだから、14歳の心ではなかなか整理できずにいた。 それでも日々は繰り返される。時が経てば使徒だってまた襲ってくるに違いない。そんな時、気持ちを乱していたらきっとエヴァにだって乗れない。 だが、そう簡単に割り切れる問題でもなく、シンジはただもがくしかなかった。 そしてこの後、シンジの気持ちに拍車をかける出来事が起きる事になる。
おっつ。 職人が増えていいね
次、バル戦か?
いいんちょの弁当かもしれん
422 :
ash :2006/10/01(日) 01:57:35 ID:???
ある日、ミサトさんの昇進祝いをうちで行う事になった。ケンスケが最初に気付かなければ僕では分からなかっただろう。 昼休み。 「全くケンスケもたまには役に立つもんやなぁ」 「なんだよたまにはって。まぁ今回は感謝して欲しいくらいだけどね!」 「ははっ。今日はやけに機嫌がいいんだね」 「当たり前やないかい!あのミサトさんにお近付きになれるチャンスなんて滅多にないで〜。あんな美人と一緒に暮らしとんのにお前はな〜んも感じんのかいな?」 「確かにミサトさんは綺麗な人だとは思うけどあの姿を見ると何とも言えないよ…」 「何やその意味深な発言は!あ〜なんか腹立ってきたわぁ。もうお前なんかこうじゃ!ほれっ!」 「いっ、痛いよトウジ!ごめん、ごめんってば!」 思えばこんな風に人と戯れた事はない。 相手がトウジだと余計にそれが印象づけられる。 そして何よりトウジが、健全な14歳、男子、という事実が僕には気になって仕方がなかった。 そして、その日の夜が来た。 毎回粗末な文章と展開が遅くて申し訳ないです。
乙
424 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/10/02(月) 03:24:45 ID:Oxy6jvyT
シンジが片思いなトウシンもいいな
そして348氏の
>>404 の続きも待っている
あげちゃった…。すまん…
426 :
ash :2006/10/02(月) 11:57:10 ID:???
アスカも一緒に暮らす事になり急遽歓迎会も兼ねて、パーティーは始まった。 その後、加持さんや委員長も加わって賑やかになってきた。 元々大勢で群れるのは好きじゃない。それは僕自身が扉を開けてなかったからだ。 でもその日は違った。 楽しかった。 何も難しいことは考えずに、場に溶け込んでいる自分がどこか心地良い気がしていた。 …何時間ぐらい経っただろう、ふと目が覚めた。薄暗い部屋を見渡すとミサトさんと加持さん、それにアスカの姿がなかった。他の皆は騒ぎ疲れたのかぐっすりと眠っている。 側ではトウジが寝ている。 その無邪気で無防備な姿を眺めていると、僕の中で何かが動めいた。 「触れたい」 僕はトウジの頬にそっと手を添えた。
キタ!?
キスでもかませ
早く早くぅ
どっちも続きをwktkして待ってる
続き町
433 :
ash :2006/10/05(木) 02:11:49 ID:???
右手から微かに伝わる体温が僕の体を駆け巡る。 それは今まで人との関わりを避けてきたシンジにとって、衝撃であり感動であった。 続いて左手も添えてみる。起きる気配はない。そしてシンジにある一つの気持ちが生まれる。 「もっとトウジを感じたい」 シンジの中で欲望と理性が対峙していた。 「このままずっとこうしていたい。いや、もっと別の場所で、もっと違うものを感じてみたい。」 「…ダメだ。ここを踏み越えたらきっと元には戻れないよ。だってトウジは男だし、男を好きになるなんてありえない」 「ありえない?だって現にこんなにも興奮しているじゃないか。それでも自分を否定するの?」 「否定?だってトウジは友達で…」 「友達を好きをなっちゃいけないのか?人を好きになっちゃいけないの?」 「だって…こんなの…」 「自分の気持ちに素直になるんだ。誰も僕を責めたりはできない筈だから…」 「すなおに…しょうじきに…」 そして理性が失われた瞬間、シンジは目を瞑り、その唇はトウジのそれと重なりあった。
起きてて良かった。 やっちまったなシンジ
トウジの口調が激しく違和感
本編でもそんなもんだwww
437 :
348 :2006/10/05(木) 03:21:30 ID:???
「ねえ、トウジ…」 「ん?」 トウジとシンジは手を繋いだまま暗闇の中で話し始めた。 さっきまでは恥ずかしくて、トウジと目を合わせることができなかったシンジだが、この暗闇なら トウジと密着していても不思議と羞恥心よりも安心感の方が上だった。 そのせいか普段なら絶対にタブーだと思っていたことを質問する。 「トウジは最初僕のこと恨んでただろ?今は?」 「男はな、拳で解決するモンや。それに、エヴァの中で苦しんでるお前を見てからは…ワシの方が悪かったって 反省してんねん。まぁそれもお前に殴ってもらってチャラにしたつもりや」 「そっか…。僕トウジのそういうとこ好きだよ」 「さ、さよか…そらおおきに…」 思いがけないシンジの言葉に心臓が跳ねて、握っていたトウジの掌に汗が滲んだ。 シンジはそのことに気付いたけど何も言わなかった。 嬉しくて、もっとトウジを好きだと言いたかった。 だけど、やはりどうしてもトウジが自分を好いてくれていることが信じられなかった。 コンプレックスの塊で、自分には何の魅力もないと思い込んでいるシンジにとって、それは仕方のないことだった。 トウジもケンスケも友達として、学校で会うだけの薄い関係だと思っていたし、いつかみんな離れ離れになって 時間が経てば忘れていく。それでも別に何とも思わない薄い関係、だったはずなのに。 シンジの、トウジの手を握る力がふいに強くなる。
438 :
348 :2006/10/05(木) 03:23:00 ID:???
「シンジ…?」 「本当に…僕でいいの?トウジ……」 「…お前、何回おんなじこと聞くねん」 「だって…僕なんかのどこがいいんだよ?全然わかんないよ」 「全部好きや」 ――――。 息が止まった。 声が出せなかった。 気が付いたら、そのままトウジにキスされていた。 また涙が溢れて止まらなかった。 トウジはシンジの涙を拭うように瞼にもキスをして、シンジの顔を覗き込む。 「これでわかったか?」 トウジの優しい声に、シンジは何度も頷いてトウジの胸元に顔をうずめた。 トウジは何も言わずに、ただシンジをあやすように抱きしめた。 「…どこにも行かないで、トウジ…ずっと僕のそばにいてよ……」 「お前がええなら、ワシはずっとシンジのそばにおるで」 その夜、シンジはずっと子供のように泣きじゃくっていた。 トウジはシンジが泣き疲れて眠りにつくまで、ずっと抱きしめていた。
二人とも来てた! ash氏、348氏、乙
440 :
ash :2006/10/05(木) 09:51:44 ID:???
どれくらいだっただろうか。少なくともシンジにとっては果てしなく長い時間のように思えた。 起こさない様に慎重に。息すら止めて触れ合わせた唇が熱くなっていくのが分かった。 初めてのキス。 いや、これはキスとは言えないかもしれない。ただ強張らせた唇と唇がぶつかっているだけ。向こうは気付いてすらいない。 でもこれでよかった。これ以上を求めたら、僕は僕のままで居られない気がしたから。 僕はそっと唇を放し、急いで眠ろうとした。 「トウジ、ごめんね。ありがとう」 心でそっと呟いて、その日は終わった。 それから数日、僕はいつも通りの日常を送っていた。僕自身もっとトウジに対して引け目を感じるかとも思ったが、それはなかった。 むしろ、いままで以上にトウジと真っ直ぐ向き合って話をする事ができる様になっていた自分に驚いた。 いま、シンジの心は満たされていた。
348氏待ってたよ! ash氏乙! 今日は何かたくさん投下されて良い日だ…
こんな日がずっと続きますように
443 :
ash :2006/10/05(木) 17:56:08 ID:???
学校。いつもの風景。 「なぁ、セ・ン・セ!」 「なんだよ気持ち悪い声出して。宿題なら見せないよ」 「んなっ、何て事言うねんな!いつもなら見せてくれるやないかい!」 「いつもならね。でも…僕が知らないとでも思ってる?」 「な、なんのことや?」 「テスト。確かトウジ君の平均点は…」 「わぁぁぁ!!ちょい待ちぃ!なんでセンセが知ってんねや!?」 「ふん、僕に分からない事なんて何もないよ。大体いつも見せてもらおうって考えが甘いんだよ」 「な、なんや今日のセンセはごっつ厳しいなぁ」 からかって慌てるトウジもまたいじらしく感じた。 今のシンジにとってはそれで十分だった。 ただトウジの側にいる事がシンジの幸せでもあったから。 「あれ、二人ともどうしたの?」 ケンスケが買ってきたパンを片手にやって来た。 「な、何でもない!はよ屋上行くで!」
どちらも続きをwktk
wktkwktkwktkwktk
ここって何気に良スレだな
何をいまさら
448 :
ash :2006/10/07(土) 00:46:28 ID:???
「あーはっはっはっ!」 清々しい青空にケンスケの笑い声が高らかに響き渡る。 「そりゃトウジの負けだね!」 「笑い事やないで〜ホンマ。惣流の性格移ったんちゃうかと思たわ」 「な、なんて事言うんだよ!(あれは比較になんないって…)ケンスケからも何か言ってやってよ」 「う〜ん、そこまで心配してあげてるならシンジが教育してあげれば?」 『きょ、教育ぅ!?』 その発言にはさすがに僕も驚いてしまった。 「そ、そんなに驚かないでよ。シンジがトウジに直接教えてあげればいいじゃないか」 「僕が…直接…」 「トウジだって文句はないだろ?」 「そりゃ…まぁな」 「はいっ、決まり!」 勢いで話は進み、結局僕がトウジの勉強を見ることになった。 時間は放課後。 僕の方に特に用事が無い時は、大体毎日勉強会を開いた。
乙。 何か進展がありそうですね
いいねほのぼの展開
451 :
ash :2006/10/07(土) 16:30:15 ID:???
とある日の放課後。教室にて。 「あかんっ!もうダメや〜」 「なんだ、もう疲れちゃったの?」 「こないな数字ばっか見よったら頭が痛なるわ」 シンジはすかさずトウジのノートを覗きこんだ。 「(薄々気付いてたけど間違いばっかりだな…)んっ?・・・トウジ、これ何?」 「見て分からんか?シンジの似顔絵や!どやっ、結構似てるやろ?」 「・・・」黙って俯くシンジ。 「あっ、あれ?」 「・・・」 「もしかして怒ってらっしゃる…?」 「ト〜ウ〜ジ〜!!」 「スマン!スマンて!あっ、脇はあかんっ!あひ、ぎゃははははは!か、堪忍してや〜」 その時教室のドアが開いた。 「…あんた達、何してんの?」 そこにはアスカと委員長がいた。 「何ってトウジの勉強見てたんだよ。アスカこそ帰ったんじゃなかったの?」 「アタシはヒカリの仕事を手伝ってあげてたのよ。ったく、そんな馬鹿に教えても時間の無駄じゃないの〜?」 いきなりの毒舌っぷりはさすがだ。 「んなっ、馬鹿とはなんや!馬鹿とは!」 「ほら、そうやってす〜ぐ頭に血が上る。だから猿みたいだっていうのよ」 「な、な、なんやて〜!」 「なによっ!!」 「ほらほら、もうそこまでにしときなよ!」 シンジとヒカリは似た者同士だと思った事を、さすがに口にはできなかった。
乙!GJです!これからも頑張って下さい!
両想いな348氏 片思いなash氏 両方続き待ってる
454 :
ash :2006/10/08(日) 13:58:54 ID:???
「碇君って鈴原と仲良いよね」 トウジとアスカが睨み合って最中に委員長がボソッと言った。 「えっ、そうかな?まぁ結構一緒にいるからかな?」 「なんか羨ましいな、そういうの」 「そういう委員長だってアスカと仲良いじゃないか」 「あっうん、そうね、そうよね、ははっ」 「ヒカリっ!そろそろ帰るわよ!シンジっ!あんた今日夕食当番なんだから早く帰りなさいよ!」 「あれっ?アスカまだ帰んないの?」 「女同士だと色々あんのよ。じゃね〜」 そして嵐は去って僕達も帰ることにした。 「ホンマ性格悪いな、あの女。よくもまぁヌケヌケと言えるもんや!」 「まぁね。でも意外と気が合ってるように見えたけどなぁ…」 「どこがや!しかしお前も大変やな。家事ほとんどやらされてんのやろ?」 「まぁ。ていうか僕がやらないとほとんどやらないから、あの人達」 「かぁぁ!男って弱いもんやなぁ…。おっとワシこっちやさかい、ほなな!」 「うん、また明日」 夕陽に照らされたトウジの背中。 そういえばこの背中を見てからだっけ、トウジに惹かれ始めたのは。 しばらく忘れていた感情が久々に顔を覗かせた瞬間だった。
乙 期待してるぞ
456 :
ash :2006/10/08(日) 21:43:46 ID:???
「うーん、なんかいまいちね。あんた手抜いたんじゃない?」 「…文句言うくらいなら食べなきゃいいじゃん…」 「な〜によ、文句があるならはっきり言いなさいよ!あっ、思い出した。あんた気付いてた?」 「何のこと?」 「ヒカリよ、ヒカリ!どうやら恋してるみたいなのよね〜」 「恋?誰に?」 「ほんとに分かんないの?馬鹿によ!」 「馬鹿?もしかして…僕?」 「だ〜れがあんたを好きになるってのよ!バカシンジ!」 「あイタっ!(馬鹿って言ってんじゃないかよ…)」 「鈴原によ!す・ず・は・らに!」 「…トウジに?」 シンジの中で一瞬時間が止まった。 「やっぱり気付いてなかったのね」 「い、委員長がそう言ったの?」 「言わなくたってわかるわよ。一日に一回は必ず話に出てくるもの。あれは相当入れ込んでるわね〜」 「そ、そうなんだ…あっ、僕風呂に入らなきゃ…」 アスカの思いがけない発言にシンジは動揺していた。 委員長はトウジの事が好きらしい。どうって事ない話なはずなのに、やけに苦しく感じられた。 委員長ならトウジと普通に結ばれるかもしれない。でも、僕がいくら想ったとしてもそんなことはありえない。 シンジはそこに超えられない壁があると改めて思い知らされた。
乙 なんかちょいリアルな話だな
乙。 これからの展開が楽しみだ
トウシンはトウジが馬鹿で初々しくて可愛いところが好きだ
460 :
ash :2006/10/10(火) 20:21:23 ID:???
翌日僕は何もなかったかのように学校にいた。 普通に授業を受けて、普通の話をして、普通に振る舞っていた。 あの事を考えたらきっと深みにハマッてしまう。 昔みたいな自分に戻ってしまうのが何より怖かった。 このままで…。 このままの日常を何より大切にしたいと、心から思っていた。 それから数日後。 「碇君っ!」 委員長が僕を呼んだ。 「今日の放課後この教室ちょっと使いたいんだけど…」 「そうなんだ。いいよ。今日はやめとくから」 「ほんとごめんね〜」 「ううん、気にしないで」 去っていく委員長を見つめていると、トウジが話しかけてきた。 「なんやなんや、デートの相談かぁ?」 「ば、馬鹿いうなよ!そんな訳ないじゃないか!」 「おっ、否定するんがまた怪しいなぁ…」 「もう勝手に言ってろよ。教室使えないんだって。今日はやめとこっか」 「何ぃ?ほんまかいな〜。せっかくやる気になっとったのになぁ」 「またまたご冗談を…」 「なっ、ほんまやで!せやっ!今日はお前んちでやろか!」 「どうせミサトさんに会いたいだけだろ…。残念だけど今日は無理なんだ」 「ほなんか〜。じゃうち来るか?」 「えっ、トウジの家で?」 「せや。何や
GJ! でも最後の方なんか切れてない?
462 :
ash :2006/10/10(火) 22:04:35 ID:???
「せや。なんや嫌か?」 「えっ?いや、そんな事ないよ」 「ほな決まりやな!」 シンジは不覚にもちょっと動揺してしまった。 すいません。ここまででした。
463 :
ash :2006/10/11(水) 00:43:59 ID:???
思い返してみれば友達の家に行った事などほどんど記憶にない。 それ故か、心はまるで幼い子供みたいに興奮していた。それと同時に緊張もしていた。 「お、お邪魔します…」 「そない他人行儀な事言わんとくつろいでってや」 「う、うん…」 もっと汚れた部屋を想像していたが意外と片付けられていた。 「今日は誰もいないの?」 「ん?あぁこの時間はな。ほな始めよか」 それから僕達はいつものように勉強を始めた。 2時間程経っただろうか。 「ふい〜終わった終わった!」 「へぇ、トウジもやればできるじゃないか」 「まぁこれがワシの実力や!ちぃ〜とだけセンセのおかげでもあるけどな!」 「素直にありがとうって言えないのかな…」 「なんか言うたか〜?このやろ!」 「イテテテっ!や、やめろよ!」 閉ざされた空間に二人きりだと戸惑うかと思ったが、すんなりと馴染めたのはきっと、今までの繋がりが間違いではないことの証明だと思った。 …プルルルルル… …プルルルルル… この電話が鳴るまでは
乙 毎日読めて嬉しいよ
465 :
ash :2006/10/11(水) 08:58:48 ID:???
こういうの初めてなもので拙い文章で長々となってしまいすみません… 読んでもらえて幸いです。
初めてなのかv文章うまいよ がんがれ〜
いいなあ…この二人 アニメと貞版の前半見るたび思う
最初敵→仲間ってなパターンが何気に好きだな
貞版のわざわざ屋上まで押し掛けてシンジに絡むトウジが好き そして相手にされないトウジ…
470 :
ash :2006/10/12(木) 02:28:17 ID:???
「」
471 :
ash :2006/10/12(木) 03:06:56 ID:???
「トウジ、電話鳴ってるってば!」 「ほんまや、こんな時間にかけてくるなんて誰やろ…」 トウジはリビングで鳴ってる電話を取りに行った。僕はトウジの手の感触が離れず、その場を動けずにいた。 すると、ドア越しから微かに漏れた声が聞こえてきた。 「はい、そう…けど。えっ!?ホン…すか?はい、はい。ほんで…は?はい、わかりました。…行きます」 …所々が聞こえずに、内容がいまいち掴めずにいたらトウジが戻ってきた。 「…シンジ、ほんますまんねんけど今日はもう帰ってくれるか?」 「えっ?あっ、うん。そうだね、もう遅いし」 「勝手言うて悪いな。ちょっと用事ができてしもたんや。また明日学校でな!」 「うん、また明日」 そう言って僕はトウジの家を後にした。 いや、そうするしかなかった。 トウジのあんなに神妙な顔は始めて見る。 そして僅かながら、唇が震えていることにも気が付いた。 「どうしたの?」 その一言が言えなかった。 どうしても言ってはいけない気がしてならなかった。
GJ!
モツカレー
474 :
ash :2006/10/13(金) 00:01:51 ID:???
翌日、学校にトウジの姿はなかった。 昨日の顔が頭に浮かんだが、なるべく考えない様にと努めていた。 昼休み。 いつも賑やかな屋上が今日は静かだ。 「こうやってケンスケと二人きりっていうのもなんか久々だね」 「そうだな〜。このところ碇とトウジがラブラブすぎて俺が入りこむ隙なんてなかったからな」 「ちょ、何言ってんだよ!そんな事…」 「ジョークだよ!ジョーク!相変わらずだなぁ」 「わ、わかってるよ。ちょっと大袈裟に言ってみただけだよ」 シンジは頬を赤らめながら食事を進めた。 「そういえばトウジも大変だよな」 「何のこと?」 「えっ、碇聞いてないの?」 「だから何のことだよ!」 「今日トウジが休んだ訳だけど…」 「いや、何も聞いてない…」 「そっか」 嫌な予感がした。 その先を聞いてはいけないと思ったが、次には聞いてる自分がいた。 「何かあったの?」 「・・・トウジの妹。急に容態が悪くなったんだって」
乙 いい感じな修羅場展開に そして348氏の続きはまだかな…
476 :
348 :2006/10/15(日) 02:58:20 ID:???
翌朝。 シンジが目を覚ました時、突然目の前にトウジの寝顔があったことに驚いてしまった。 (…夢じゃ、なかったんだ……) しっかりと握られていた手もそのままで、トウジの気持ちをいつまでも疑っていたシンジの不安を 力強く包み込まれている気がして、シンジは嬉しかった。 「トウジ……」 ドキドキしながらそっと顔を覗き込むと、トウジは幼い子供のように無邪気な寝息をたてていて、 自然に愛しさが込み上げてくる。 (好きって、こういうことなのかな……) シンジは今まで誰かを好きになったことがなかった。 性的な意味で女性に興味を持つことはあっても、愛しいと思ったことはなかった。 父親や、周りの人々に必要とされない精神的孤独の生活の中で、愛されることを知らないまま 育ったシンジにとって、人を愛する心を知らないのは当然だったのかもしれない。 初めてのことで、たくさん戸惑ったけど、自分はトウジが好きなんだとシンジはだんだんと 自覚してきたのだった。 トウジが委員長を好きなんだと勘違いして胸が痛んだ理由も今ならわかる。 「好きだよ………」 小声で呟いて、トウジの頬にキスをした。 そんなことをする自分が信じられなくて、目の前にいるトウジの存在が確実に自分の心を 変えている事実にシンジは不思議な運命を感じた。 (あ…そういえば今、何時だっけ…) ふと時計を見ると朝の6時をすぎた所だった。 ちょうど目覚ましが鳴る1時間前だったので、シンジは起きることにした。
477 :
348 :2006/10/15(日) 02:59:20 ID:???
どこからともなくいい匂いがしてきて目が覚める。 トウジは握っていたはずの手がはずされていることに気付いてがばっと起き上がった。 すぐに台所で料理中のシンジを見つけて安心するが、トウジもまた、昨夜のことが夢だったんじゃ ないかと疑った。 確認する方法はひとつしかない。 「シンジ…」 「あ、トウジ起きた?朝ごはんもうちょっと待ってね」 新妻のようなシンジの台詞に瞬殺されたトウジは、昨日の妄想をまた思い出してしまった。 (後ろから抱きしめたい!!!) 本能のままにトウジはその行動をとっていた。 「あ…」 シンジは突然のことに驚き小さな声を上げた。 心臓が急速に加速して、トウジの腕に伝わっていく。 「シンジ…ゆうべのこと、夢ちゃうよな…?」 「うん……」 「そぉか……よかった」 更に強く抱きしめて、シンジの首筋に顔をうずめると、シンジは慌てて抵抗した。 「ト、トウジ!作業できないよ」 「すまんすまん」 本当はこのままあの妄想通りにしたかったけど、昨夜Hを拒絶されたことを大分気にしていて トウジは踏み込めなかった。 シンジは意外とあっさりトウジが離れていったので少し寂しかった。
GGGGGJJJJJ!!!!!
乙です
GJです! ash氏もまだかな〜
481 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/10/16(月) 02:20:44 ID:tZJzQszu
期待age
あげないで
関西弁のエセ具合はともかく、関智の演技は素晴らしいと思う パチキかましたる!とか
484 :
ash :2006/10/16(月) 22:45:50 ID:???
それを聞いた時、一瞬意識が遠のく様な感覚に襲われた。 「碇?」 「あっ、ちょっとびっくりして…」 「まぁ命に関わるような事じゃないみたいだからそこまで心配しなくてもいいみたいだけどね」 「そっか…」 僕はただ呆然とする他なかった。こんな事態を引き起こしたのは僕自身だし、ずっとどこかで責任を感じていたのもわかっていた。 だけどそれより何よりこの心がモヤモヤする感じはなんだろう…。 怒りや悲しみに似た感情。 まるで何かに裏切られたような衝撃。 そして思い浮かべたのはあのトウジの顔。 ケンスケはトウジは僕の事を完全に許してると言ってたけど実際のところはどうなんだろうか。 僕に事情を話してくれなかったのはまだ許してくれてはないからではないのか。 心の底ではまだ…。 次々と溢れ出す後悔と不安が、僕をまた暗闇へとひきづり始めていた。
乙です!
486 :
ash :2006/10/17(火) 01:48:55 ID:???
次の日、トウジは学校に来た。 そして何事も無かったかのように話しかけてきた。 「おーっす、センセ。おはよーさん!」 「う、うん。おはよ…」 「なんや素っ気ない返事やなぁ。もっと盛り上げていこうや!」 どうして…どうしてそんなに明るく振る舞っていられるんだ。本当は僕にまた殴りかかりたいくらいムカついているんじゃないのか? 一度生まれた猜疑心は日を重ねる毎に強さを増していき、この日以降僕はトウジを避けるようになっていった。 「シンジ、飯食い行こうや!」 「ごめん、ちょっとやっておきたい事があって…」 「シンジ、また勉強教えて欲しいとこあんねんけどな」 「ごめん、今日も本部に行かなくちゃいけないから…」 「なぁ、シン…」 「あっ!ケンスケこの前貸したやつだけどさ…」 トウジに関われば関わる程嫌いになっていくのが怖くてたまらなかった。
GJ!
乙
489 :
ash :2006/10/17(火) 14:18:21 ID:???
トウジとろくに話をしなくなって一週間が経った。 自分が馬鹿な事をしてるって分かってる。 どんなに餓鬼っぽいかも分かってる。 だけど今はこうするしかないんだと言い聞かせるしかなかった。 毎晩ベッドの上ではそんな事ばかり考えていた。 「シンジく〜ん!夕食食べないの〜?」 「・・・」 「最近元気ないわね、あの子。シンクロ率も落ちてきてるし…。アスカ何か知ってる?」 「多分、鈴原との事が原因ね」 「鈴原君との事?」 「あいつ、最近鈴原を避けてるみたいなのよ。端から見ててもわかるわ。何でかは知らないけどね」 「そうなの…。最近忙しくてちゃんと見てあげられなかったから…。でもまぁ大丈夫でしょ!」 「どうしてよ?」 「だって今まであんなに仲良かったでしょ?それが急にってことは何か理由があるのよ。 それにあの子、本当にどうでもいいことに対しては無関心じゃない?でも避けてるってことは意識しているからこそやってることなのよ。 だからきっと大丈夫!今のシンちゃんなら自分でなんとかできるでしょ」 「どうかしらね〜。あのバカシンジのことだから自分で勝手にややこしくしてるんじゃないかしら…」 いまのシンジは幼い子供同然だった。 “拒絶”という壁を作って自らを守ることだけで精一杯だった。
おぉっ!乙! 悩めるシンジのその後気になるw
乙です 二つとも続きが気になる
乙です
493 :
ash :2006/10/18(水) 01:51:17 ID:???
晴天、雲一つ無い空、帰り道。 終礼後は一番に教室を出るのがここ最近の癖だ。 誰もいない通りが空虚な僕の心みたいで少し救われてる気がした。 俯き加減に歩いていたら誰かの影が目に入ってきた。 顔を上げると、そこにはトウジがいた。 「何か…用?僕急いでるから…」 「待てや」 振り切ろうとした僕の腕を、トウジが掴んだ。 「なんだよ!」 「何でや!何でワシを避けんねんな!」 「そんなこと…そんなことどうだっていいだろ!!」 「お前がよくてもワシは納得できんのや!白黒はっきりさせんとムシャクシャすんねん!言いたいことあるんやったら面と向かって言ってみぃや!」 その言葉で僕は激昂した。 「…そういうのが…」 「あん?聞こえんわ!」 「そういうのが鬱陶しいんだよ!」 「なんやて?」 「もう友達ごっこは疲れたんだ。楽しくないのに笑ったり、嬉しくないのに喜んだり。そういうのもう、疲れたんだ」 一瞬間が空いてトウジが口を開いた。 「…ほんまに、ほんまにそないなこと思っとんたんか?」 「あ〜そうだよ。その通りだよ!」 僕がそれを発したと同時にトウジの拳が僕の頬をぶった。僕は体がよろけて倒れこんだ。 「…殴れよ。それで気が済むならもっと…」 「もう…ええわ。お前がそないな奴とわ思わんかったわ。じゃあな」 そう言うとトウジは去っていった。 僕は不意に、大切なものを失った喪失感に襲われ、その後ろ姿を見つめることしかできないでいた。
シンジー!!
なぁに?
wktkwktk
うわうわうわうわ
498 :
ash :2006/10/20(金) 03:44:01 ID:???
嘘。嘘。全部嘘だ。 ごっこだなんて思った事はこれまで一度だってない。むしろ親友とさえ思っていた筈だ。 なのにくだらない意地を張って、関係を断つ様な事を言ってしまった。 シンジは心底自らの不甲斐なさを恨んだ。翌日はどうしても学校へは行けなかった。 でも、その一方でトウジもまた考えていた。 「碇が本当にそんな事言ったの?」 「せや。まさかあいつがあんなん思うとったとはな。ほんま腹立つわぁ!」 「ふ〜ん…」 「ふ〜ん、てそれだけかいな!!お前は腹立たんのかい!!」 「なんか碇がそういう行動とる時って引っ掛かるんだよね…。碇がトウジを避けだしたのっていつからだっけ?」 「いつからってそんなん覚えてないわ。まぁ2、3週間前からやった気もするけど…」 「…トウジ一度学校休んだだろ?病院に行った時」 「あぁ。せやけどそれが何や?」 「確かそれ碇には言わなかったんだよね?」 「そうや。お前にしか言ってないで。学校休むて先生か委員長に言ってもらおう思うたしな」 「もしかして、その時のことかな…」 「何やねんな!」 「あいつ、お前の休んだ理由知った時、必要以上に驚いてた」 「そ、それがどないしたんや…。ていうかあいつに話したんか!?」 「まぁ…成り行きでちょっと」 「ちょっとやあらへんがな!」 「とにかく聞けよ!」
499 :
ash :2006/10/20(金) 04:25:23 ID:???
更にケンスケは続けた。 「トウジが休む前の日、一緒にいたんだろ?」 「ワシの家で勉強教えてもろうとった」 「もしかして…だけど病院から連絡があったのはその最中?」 「その通りや。なんやはっきりせんなぁ。何が言いたいねん!」 「その時碇には何て言った?」 「何て…。用事ができたさかい帰ってくれるか?って言ったな」 「正直に言わなかったの?」 「んなもん言えるかい!」 「そうなったのが碇のせいだから?」 「そういう訳やあらへんけど…」 「やっぱりね…」 ケンスケは悟った。 「どういうことやねんな!」 「あいつきっと、トウジに責任を感じたんだよ」 「責任?どうしてそんなもん…」 「トウジが碇に理由を話さなかった事、トウジにしてみたらそれが優しさだったのかもしれないけど 碇はそれが逆に辛かったんだよ」 「何でや?」 「かぁぁ!分かんないかなぁ!トウジは同情されるのって嫌いだろ?そんな感じだよ」 「同情?別にそんなつもりじゃ…」 「ま〜これらはあくまで推論だけどね。これからどうするかは自分で考えなよ」 「なんやワシが悪いみたいやんけ!」 「全くどっちも子供なんだから…」 この日は、さすがにトウジも夜はなかなか寝付けなかった。
乙
501 :
ash :2006/10/20(金) 14:07:06 ID:???
何時間くらい寝ていただろうか。その次の日も僕は学校を休んでいた。 今はどうにも誰の顔も見れる気がしなかった。 喉が渇いて水を飲もうと体を起こした時、机の上の携帯が光ってることに気が付いた。 「6時、学校近くの公園で」 ケンスケからだ。 今は5時半。迷った。だけどケンスケとなら何か話せるかと思った。 急いで着替えて僕は家を出た。夕陽に照らされた道をただ駆け抜けた。余計なことを考えるとこのまま足が止まってしまいそうで怖かった。 10分も前に到着した。辺りに人影はない。どうやらまだ来てないらしい。僕はベンチに腰をおろして切らせた息を落ち着かせた。 ケンスケはもうトウジに言ってしまった事を知ってるだろう。 僕はどう接していいか困惑していた。 また酷い事を言ってしまうかもしれない。傷つけてしまうかもしれない。でもやっぱり前みたいに付き合っていきたい。 正直に言えるかな…。 そんな事を考えていた時、後ろから声がした。 「来たか」 聞き覚えのある声。 振り返るとそこにはトウジが立っていた。
頑張れ、トウジ。男を見せろ
この二人にエロスは必要かな?
エロでもプラトニックでも職人の好きな展開にまかせる でもトウシンってほのぼの多いな
age
506 :
ash :2006/10/21(土) 22:49:36 ID:???
「トウジ?なんでここに…」 「メール、送ったのワイやから」 「だって…」 「ケンスケの携帯ちょっと拝借したんや。ワシが呼び出したかてお前は来ん思うてな」 「そう…」 急な事態に僕はただ驚くばかりだった。心は乱れる。 「で、用は何?やっぱり許せない?」 「・・・」 「そりゃそうだよね。あんなこと言ったんだ、当然だよ」 「・・・」 「言いたいことあるなら全部言ってよ。殴ったって構わないよ。それでトウジの気が済むなら僕は…」 「すまんかったな…」 「・・・えっ?」 一瞬聞き取ることができなかった。 「すまんかった」 トウジが改めて照れ臭そうに言った。 「ちょ、ちょっと待ってよ!なんで、そんな…」 「最初はな、メチャメチャ腹立った。顔も見とうなかったわ。 でもケンスケに言われてん。お前がワイを避けんのはワイにも問題があるんやないかってな」 「(・・・違う)」 「んな訳あるかい!って思うたけど…もしそうやったらワイ自身納得できへんからな」 「(・・・違うんだ!)」 「殴っといてまぁなんやけど…悪かったな。今日言いたかったんはそれだけや。ほなな」 トウジが背を向けて歩き出す。 黄昏に染まるトウジの背中。ずっと憧れていたもの。去り行く背を前に、僕はもう嘘をついてはいられなかった。
507 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/10/22(日) 06:07:25 ID:ndmUfB1j
おおおお!
508 :
ash :2006/10/22(日) 08:09:39 ID:???
「待ってよ!トウジ!!」 自分でも驚くくらいの声で呼び止めた。足が止まり振り返るトウジ。 「な、なんや、そない大きな声出してからに…」 「違うんだ…」 「えっ?」 「違うんだよ!!」 トウジはきょとんとした顔で僕を見つめる。 「トウジは何一つだって悪くない。悪いのは全部僕なんだ…。勝手に怒って、勝手にイライラして、それで無視して、傷つけて…」 次々と言葉が溢れ出してきた。 「最低だ。謝らなきゃってどっかで思ってたけど、できなかった。また自分が変なこと言ってしまいそうで怖かったんだ。なのに…ずるいよ」 一滴。また一滴。 「トウジから謝ってくるなんて…ずる過ぎるよ!!」 「な、なんやねんな!ワシかて…」 そして、今までずっとせき止めていた気持ちが言葉と共に流れ始める。 「好きなんだよ!!」 「・・・はっ?」 「好きだったから!ずっと辛くて…」 「えっ、ちょ、ちょっと待ちいな!急に何言うて…」 「知り合ってしばらくしてからずっと思ってた。だけど、自分でも訳分かんなくなってきて…。トウジは男だし、僕だって…。 だけど!!こういうのって理屈じゃなくて…」 「シ、シンジ、お前…。ワシ…」 「ははっ、何言ってんだろ、僕。ごめん…ごめん!!」 「あっ、おいっ!!」 どうしてあの状況下で言ってしまったのだろうか。 僕はまた、逃げ出した。
509 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/10/22(日) 09:09:15 ID:ndmUfB1j
シンちゃんついに!言ったあああああ
きたあああああ!! けどageないで
age
かわいい…
シンジから告るのって少ないよな。すげぇいい。
515 :
ash :2006/10/24(火) 14:42:10 ID:???
こういう時、見慣れたこの部屋は僕に優しい。 暗闇に紛れていれば世界から切り離されたみたいで誰も邪魔をしないから。 でも今日ばかりはそうもいかない。 ずっと友達のままでいようと決めたのに。側でその笑顔を見ているだけで幸せだったはずなのに。 綺麗事を取り繕っても結局はその先を欲していた矛盾に気が付いた時、自身を咎めずにはいられなかった。 いくら手を伸ばしたところで届く事のない想いはいつしか衝動に姿を変えて、僕は僕を解き放つ。 「…はっ…はっ、くっ!あっ…。…ジ、ト…ジ、トウジ…!うっ、あぁっ!!」 後に訪れる想像以上の虚無感。本能に抗う術などなかった。 僕は頭の中でトウジと成される筈のない形を、今できる精一杯のイメージで繰り広げていた。 そして冷たくなった手に涙が次々と零れ落ちる。 その微かな温もりさえも僕を慰めてはくれなかった。
キター! シンジやっちまったな。
乙
518 :
ash :2006/10/24(火) 22:02:30 ID:???
学校。今は一番聞きたくない言葉だ。しかし本分が学生である以上行かなくてはいけない。 トウジにどんな顔をして会ったらいいんだろう。会えばきっとギクシャクするよな…。 シンジは学校へ向かう途中、今更ながら後悔の念に苛まれていた。 そして扉の前に立つ。一息ついて意を決する。 ─ガラッ─ 辺りを見渡すがトウジの姿はない。ホッとした。すると誰かが後ろから肩を叩いた。 「よっ!!碇」 「うわっ!なんだケンスケか…。おはよ」 「なんだよ!その残念そうな顔は…」 「なんでもないよ!なんでも…」 結局昼休みになってもトウジが来る気配はなかった。 「トウジが休むなんて久々だな」 「うん、そうだね…」 「碇が相手にしてやんないから拗ねちゃったんじゃないのかぁ?」 「ち、違うと思うよ!一応仲直りした訳だし…」 「あれ?そうなの?」 「うん、まぁね」 半分ホントで半分嘘だ。 「な〜んだ!一件落着か!」 「ははっ、嬉しそうだね」 「そりゃそうさ!二人とも扱い難いから板挟みの俺は大変も大変で…。何はともあれよかったな、うん!」 こいつとはずっとこのままでいたいな。 ふと友達の大切さを痛感した瞬間だった。
乙。続きが楽しみ
乙。 この先の展開が楽しみ 348氏の続きも楽しみ まだかなwktk
521 :
ash :2006/10/25(水) 00:43:29 ID:???
下校時、委員長に呼び止められた。 「碇くん!ちょっと待って!」 「委員長、どうしたの?」 「鈴原、休みだったでしょ?今日の分のプリントを渡しに行って欲しくて…」 「僕が!?い、委員長が直接行った方がいいんじゃないかな?」 「それが今日どうしても外せない用があって…。ごめんね、よろしく!」 「あっ!ちょっと…」 駆けてく姿を呆然と見つめることしかできなかった。 「あ〜あ、ヒカリも馬鹿ねぇ。みすみすチャンス逃すなんて…」 「あっ、アスカ!丁度いい所に…」 「い・や・よ!!アタシも暇じゃないんだから。じゃ〜ね〜♪」 「そ、そんな…」 なんとか説得してケンスケに付いてきてもらう事になり、トウジの家へと向かう事になった。 この時ばかりは、あまりのタイミングの悪さに神をも恨んだ。…と思う。 「なぁ、碇」 「な、何?」 「お前緊張してんの?」 「な、な〜に言ってんだよ、そんな事ないよ!」 「…ふ〜ん」 緊張しない訳がない。 シンジは正気を保つのに必死だった。 ただ、断ろうと思えば断れたはずなのに、それを受け入れた自分はどこかでトウジに会いたいと思っていたのかもしれない。
522 :
ash :2006/10/25(水) 01:36:04 ID:???
さすがにドアの前まで来ると一気に緊張はピークに達した。 今なら逃げる事もできる。だがトウジの顔を一目でもみたいという欲望の方が勝っていた。 ─ピンポーン─ チャイムが響く。30秒経っても出てくる様子はない。ケンスケがもう一度押す。 ─ピンポーン─ またも反応は無い。 「居ない…のかな?」 「みたいだね。プリントは新聞受けに挟んで…」 直後、鍵の開く音と共にドアが開いた。 「なんやねんな…」 不機嫌そうな顔で目を擦りながらトウジが出て来た。 「なんだ寝てたのかよ。ほら委員長に頼まれたプリント。持ってきたよ」 「あぁ…せやったんか。そりゃごくろうさんやったな…。ん?もう一人おるんか…」 「碇だよ」 「なんやシンジか…」 「あっ、うん…」 昨日の今日というのにトウジは嫌という程冷静だった。 「ちょっと…上がってくか?」 「あっ俺今日やりたい事あるから帰る。碇は寄ってけよ!」 「えぇ!!ちょっと待って…」 「んじゃ明日な!!」 颯爽と帰っていくケンスケ。 「どないすんねんな?」 「えっと、じゃあ、お邪魔します…」 状況はどう見ても最悪だった。
523 :
ash :2006/10/25(水) 01:42:52 ID:???
なんか長々と書いてしまい申し訳ありません。 一応完走できたらと思ってますがよろしくお願いします。
乙です。頑張って下さい
525 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/10/25(水) 01:49:26 ID:4tgrrgI9
シンちゃん頑張って!
528 :
ash :2006/10/26(木) 03:56:01 ID:???
「何も無いねんけど、茶でえぇか?」 「うん、ありがとう…」 二人の間に微妙な空気が流れる。トウジはどういうつもりなんだ…? シンジは戸惑っていた。 「うっ、ゲホッ!ゲホッ…ゴホッ…」 「…?大丈夫?」 「あっ、ああ。平気や…」 改めてトウジの顔を見てみる。普段よりもだいぶ赤くなっている事に気付いた。 「もしかして…」 シンジはトウジの額にさっと手を当てた。明らかに平熱とは異なる温度が伝わってきた。 「ちょっと熱があるじゃないか!」 「大したことあらへんて…」 「この熱さで大丈夫な訳ないだろう!寝てなくっちゃ…」 僕はトウジをベッドまで連れていった。 「家の人、誰かいないの?」 「明日の朝まで誰も帰ってこんねん」 「そうなんだ…。何か食べた?」 「いや、何も食いとうないねん」 「ダメだよ、ちょっとだけでも食べなくちゃ!僕、作ってくるよ!」 夢中になっていた僕はいつの間にか、さっきまで不安がっていた事など忘れていた。
529 :
348 :2006/10/26(木) 03:59:37 ID:???
(…本当はもっと触れてほしいって思ってるのに、心の準備ができなくて嫌がったりするなんて、 勝手だよね…) シンジは自分を責めた。自分で突破口を開かなければ、トウジは呆れて離れていってしまうかもしれない。 トウジはシンジとHがしたいという想いは勿論あったけれど、今はシンジが自分を好きだと言って 受け入れてくれたことがあまりにも嬉しくて、そのことは我慢することができた。 しかしシンジの方は何とかしなくちゃ、と気持ちが焦る一方で両思いを素直に喜ぶ余裕がなかった。 さっきのことで1人気まずくなっていたシンジは、緊張気味に朝食の用意を終わらせると 洗面所で顔を洗っていたトウジに声をかけようとして、ふと何かに気付いたように息を呑んだ。 上のジャージを脱いで、タンクトップ姿で顔を洗っていたトウジにドキドキしてしまった。 今までそんなにまじまじと見たことがなかったトウジの体型は、自分とは違って少し大人びていて 男らしい。昨日自分を抱きしめてくれていた腕はこんなにも逞しい腕だったんだ、と思うと トウジの体に釘付けになってしまった。 トウジが顔を上げると、慌ててタオルを投げて渡した。 「あ、あの…これ使って」 「おう」 「ご飯できたから…」 「朝からシンジの手料理食えるなんて最高やな〜」 「トウジは大袈裟なんだから…」 「大袈裟ちゃうて!ほんまに最高や、シンジのエプロン姿も拝めるし…」 「な、何言って…あ…」 トウジに抱き寄せられて、心臓が爆発しそうになる。
530 :
348 :2006/10/26(木) 04:00:45 ID:???
「トウ…ジ……」 「シンジ…ちゅーしてもええ?」 「………うん…」 初めてシンジが自分から目を閉じてキスを待っている姿を見て、トウジは興奮した。 興奮しないわけがなかった。荒くなる息を必死に抑えてシンジの唇に近づいたその時… 「ただいまぁ〜」 「!!!」 突然帰ってきたミサトに驚いて、シンジはトウジの腕からすり抜けて玄関へ走り去った。 トウジは、いやシンジもかなり残念だったが何もなかったようにミサトを迎える。 「お帰りなさいミサトさん。今日は随分早いんですね」 「もうとにかく寝たくてね〜…悪いけど夕方まで起こさないで」 徹夜明けのミサトはそれだけ言うとさっさと部屋に入っていった。 2人が呆然と立っていると、ミサトの部屋が突然開いて、 「あんたたち!ちゃんと学校行きなさいよ!」 と言ってまた閉められた。 2人は自然に笑い合うと、朝食を済ませて一緒に学校へ向かった。 (あーあ。結局ちゅーできんかったな〜。けどシンジが笑ってるからまぁえっか…) トウジはそんなことを考えながら、朝日の下で輝くシンジの笑顔を見つめていた。
うはっ!ダブルで来てた! 両氏とも乙!
両氏乙!GJ!
オイラもトウジたんに抱きしめられたい(;´Д`)ハァハァ
続き町
535 :
ash :2006/10/27(金) 12:16:14 ID:???
「トウジ、できたよ!鍋焼きうどん!」 「な、鍋焼きうどん!?」 「これなら食べられるかと思って。熱いから別によそうね」 トウジが驚くのは目に見えていた。正直、自分でもやりすぎたかなと思っていたから。 「はい、どうぞ」 「なんや食べさせてくれんのかいな」 「えっ!?ちょ、何言ってんだよ!」 「冗談やって!ほないただくわ」 思わせぶりな態度はシンジを困らせた。 「おっ!こりゃうまい!さすがセンセやな!」 「ホントに?実はあんまり自信無かったんだ。よかったよ」 久々に“センセ”と呼ばれた時、以前の僕らに戻れた気がして嬉しかった。 だけど問題は依然解決してはいない。この先の一歩、引くか進むか。シンジは岐路に立たされていた。 洗いものを終えて部屋に戻ると再び静かな時間が流れる。 「なぁ、シンジ」 均衡を崩したのはトウジだった。 「うん、何?」 「いや、まだ帰らんでもええんかな思て。風邪移ってまうかもしれんし…」 「そうだね、ミサトさんが心配するといけないし。帰るよ」 鞄を手に取り立ち上がって振り返ろうとした時、トウジが僕の手を掴んだ。
536 :
ash :2006/10/27(金) 12:49:26 ID:???
「シンジ!」 「トウジ…」 「明日、学校休みやろ?ワシ今日中に風邪治す。せやから明日、あの時間に、あの場所で、言わなあかんことあるさかい…」 「わかった。待ってるから」 「あぁ。あと鍋焼きうまかったで。サンキューな」 真剣な眼差しが胸に突き刺さった。 逃げてはいけない…。 自分に言い聞かせた。 土曜日。雨の音で目が覚めた。 緊張とか興奮とかはなく、至って普通な目覚めだった。 無心というか、開き直りに近い感じだったと思う。 今日で気持ちにサヨナラを。そんな覚悟だった。 5時。 どしゃ降りの公園に人影などなく、シンジはベンチに座って待っていた。 その間は否が応にも、トウジの事が思いだされた。 始めて会っていきなり殴られて、なんだかんだで仲良くなって。そしていつしか惹かれていった。 少なくとも僕が今まで生きてきた中で一番輝いていた。そんな日々だった。 想いをぶつけた時のトウジの困った顔は忘れもしない。 だけどそれも今日で終わる。 約束の時刻は迫っていた。
537 :
ash :2006/10/27(金) 13:23:32 ID:???
「おっす」 「あっ、トウジ…」 「なんや辛気臭い顔してからに」 「ちょっと考えごとしてて…」 そのまま横に座った。 「雨、すごいな」 「そうだね。体はもう大丈夫なの?」 「当たり前や!あんなもん一晩寝たらコロッと治ったわ」 「ははっ、トウジらしいや」 そして訪れる沈黙。真上の屋根より響く雨音が時々それを助長させる。 話を切り出したのは僕の方だった。 「後悔は…してないよ。いや、ちょっとしてるかな?言わなければもっと気楽でいられたのに、とか。まぁ勢いとはいえ言っちゃったものは取り消せないんだけどね」 気付かない内に饒舌になっていた。 「シンジ…」 「あの時はなんていうか…ノリ?ノリみたいなものでさ…」 「シンジ!!」 急に怒鳴られ、我に返った。 「ワシの話、聞いてくれるか?」 「うん…」 そしてトウジは話し始めた。
ノリ…笑
大量投下乙!
540 :
ash :2006/10/27(金) 23:02:17 ID:???
「あれ聞いた時、はっきり言うてビビったわ」 「・・・」 「いきなりやったからな。それに相手が誰であれあんな事言われたん初めてやったし…」 「うん…」 「メチャメチャ考えたわ。熱が出たのも多分そのせいや!」 「・・・」 「あのな…ワシ、やっぱり…」 「もういい…」 「最後まで聞けや」 「もういいって!!」 シンジは思わず立ち上がった。 「もう…いいから。わかったから。ありがとう」 傘を差すのも忘れて駆け出した。 あの時と同じように。 シンジにとって、事実を事実として向き合う事は恐怖以外の何物でもなかった。 だがその直後、何か大きな力に引き止められた。 背中から肩を通して、胸の前で組まれた手は僕を閉じ込めた。 「ちょ、何するんだよ!離せ!離せったら!」 「そうやってまた逃げるんか!?いつもみたいに!!」 「…うるさい…うるさい!!うるさ…」 最後の言葉を発したと同時にトウジの手が緩み、よろめくシンジの体勢を戻して二人は向かい合う。 そして間髪入れずにトウジが動いた。 その先の言葉を遮るように、自らの唇をシンジに重ねた。
トウジやっちまった
きたぁぁぁぁ
何で俺の唇には唇を重ねてくれないんだ、トウジたん
キスキタ━━━━!!!
おっつん
546 :
ash :2006/10/28(土) 01:45:56 ID:???
「……んっ…うっ……」 体が強く締めつけられるのを、渾身の力で抜け出した。 「な、何するんだよ!!」 「これがワシの答えやねん!」 トウジが何を言っているのかわからなかった。 「これが…ワシの答えや」 「嘘だ…そんなの嘘に決まってる!!」 「嘘なんかやあらへん!!」 困惑するシンジをトウジが一喝する。 「言うたやろ、メチャメチャ考えたて」 「・・・」 「おとといなんかよりずーっと前から考えとったわ」 「…えっ?」 「…パーティーがあった日、お前が何したか忘れたとは言わせへんで」 ミサトさんの昇進祝いとアスカの引っ越し祝いを兼ねてパーティーをした。そして僕はその時確かにトウジの寝顔にキスをした。 でもトウジは起きていた…? 僕は愕然とした。
547 :
ash :2006/10/28(土) 02:52:34 ID:???
「…そんな…」 「ほんまにビックリしたんはあの時やな」 「じゃあ…ずっと僕の気持ち、知ってたの?」 「まぁあんな事されたら…な」 思い出を辿るのが、急に恥ずかしく思えてならなかった。 「ワシ自身、忘れようとしたんや。何かの間違いや思うてな」 「…うん」 「ほんで何度か忘れることもできたんや。お前もそれ以来そんな素振り見せんかったし」 「…うん」 「でもお前がワシを避けてた時あるやろ?あん時からおかしくなってきたんや。いくら押さえつけてもお前のことばっか考えてしまう…」 この感じ…どこかで… 「ほんでおとといのあれや。もう、頭痛なってな。けどなんとなくわかったんや。これが“好き”っちゅうやつなんかなて」 「トウジ…」 「ワシかて理屈なんかわからん。ただお前の気持ちに応えたい思た。せやから今日呼んだんや」 わかった。僕がトウジを想っていたのと同時に、トウジも僕のことを考えてくれていたんだ。 きつく絡まった糸が解けていくように。 素直になれた瞬間、涙が止めどなく流れてきた。
乙! そして、おめでとう
549 :
ash :2006/10/28(土) 03:33:40 ID:???
雨が降り続く中、俯いて泣くシンジを今度は優しく抱き締めた。 「もう泣くやな〜」 「…ごめん…ごめん…」 「ええから」 しばらくそのままで。 そして僕が落ち着き始めた時、トウジが言った。 「ワシ、お前の抱えとるもん全部は背負ってあげられへんかもしれん。けど少しなら持ってやれると思う。 なんや難しいことはよう言われへんけど…。倒れそうなったら支えてやる。逃げとうなったら受け止めてやるさかい、ワシの側に居てくれるか?」 「ほんとに…僕でいいの?」 「他に誰がおるっちゅうねん!当たり前や…!」 嗚咽がなかなか止まらない僕を、トウジはずっと抱き締めてくれていた。 「っっくしゅん!!」 「…トウジ?」 「うぅ、ちょっと寒なってきたわ…」 「えっ!ど、どうしよう…。そうだ!とりあえず学校に行こう!」 雨が弱くなるまで、僕達は学校に避難することにした。
シンちゃんかわいくて トウジカッコよすw
佐賀県
552 :
ash :2006/10/29(日) 02:04:02 ID:???
「ここも閉まってるや…」 門より中に入れたものの施設には鍵がかかっていた。 「体育館の裏の倉庫なら多分開いてるで」 その通りだった。とりあえず僕達はそこに腰を下ろした。 「大丈夫?寒くない?」 「あぁ、平気や。お前かてびしょ濡れやないか」 「このぐらい大丈夫だよ」 シンジは未だに夢の中にいるような気がしてならなかった。 「シンジ、どないしたんや?黙りこんでから」 「なんか信じられなくてさ」 「そか…。実はワシもや。ガラにもなく緊張しとる」 「トウジが?ははっ!似合わないよ!」 「な、なんや!ワシかてそんぐらいするわ! …シンジ、手ぇ握ってもええか?」 「あっ、うん…」 そっと差し出した手に絡ませるようにトウジは手を握ってきた。 「トウジの手、あったかいね」 「そうか?お前のはまだ冷たいな」 トウジと始めて繋いだ手。 僕の手よりも少し大きく逞しく感じられた。 この時の沈黙は少しも嫌じゃなかった。 「あ、あのな!」 「何?」 「もういっぺん、キ、キス、してもええか…?」 少し考えた後、返事をせずにトウジの顔を見つめ返してシンジは静かに目を閉じた。
よし、トウジ押し倒せ
俺も許す。男を見せやがれ
555 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/10/29(日) 09:06:12 ID:d+encPCp
にやにやしちゃうw
556 :
ash :2006/10/30(月) 01:28:52 ID:???
3度目のキス。 もう拒む理由も無く素直に受け入れることができた。 初めはお互いに仕方がわからず、固く結んだままの唇がただ触れ合っているだけだった。 しかし、徐々に舌が僕の唇をこじ開けようとしてきて、僕は知らない間に唇を緩めた。 そしてキスは深いものへと変わっていく。 時折目を開けて、トウジの顔を見てみる。 眉間にしわを寄せて夢中になっているトウジを見る度、急速に愛しく思える自分がいた。 左手は腰に、右手は僕の後頭部を支えていて、時々痛くなるくらいに僕を締めつけた。 舌と舌を絡ませるのも、最初は抵抗があったけど次第に慣れてきて、それがいつの間にか当たり前になっていた。 男同士のこんなこと、本当はいけないのかもしれない。 だけどこの“好き”という気持ちに、偽りなんて微塵も無い。 間違いなく僕はトウジを愛している。 迷いを全て吹っ切るように、僕もトウジを抱き締め返した。
乙。やっちまうのか。やっちまうのか
体育倉庫でふたりきり…エロスぅー
初めてが体育倉庫か…。エロいな
560 :
ash :2006/10/31(火) 00:50:03 ID:???
トウジが急に焦ったように唇を離した。 「トウジ?」 「す、すまん…ワシ夢中になって…。あんなん嫌やなかったか?」 シンジはクスっと笑い、首を横に降った。 「そ、そうか。ほな良かったわ…」 外はまだ雨が止む気配はなかった。 「雨、まだ降ってるね」 「せやな。まぁこのままでもワシはえぇけどな!」 「もう何言ってんだよ…っくしゅん!」 「おいおい!大丈夫か?震えとるやないか!」 「ううん、これくらいなんとも…」 「あかんて!早う脱がな風邪ひくがな!」 「うん…」 ためらいがちに上を脱いだシンジの上半身があらわになった。 その雪のように白い肌を見た途端、トウジは思わず顔を背ける。 「あっ!いやっ、ワシはそんなつもりで言うたんやないんやで!」 「もう、わかってるから改まって言わないでよ。恥ずかしいじゃないか…」 「すまん…」 「へへっ、また謝った。…トウジだって病み上がりなんだから脱いだ方がいいよ」 「せ、せやな…」
ひゅー 待ってました乙
雪山では裸で暖めあうんですよ奥さん
564 :
ash :2006/10/31(火) 14:12:47 ID:???
始めて見る訳じゃないのに、薄明かりの中で目に映るトウジの体はやけに大人びて見えた。 同じ14歳にしてはしっかりした骨格と、引き締まった体に所々で発達した筋肉は頼もしくもあり、羨ましくも思えた。 「ねぇ…」 「ん?」 「トウジは僕の…その…どこが好き?」 「なんや、またえらい急やなぁ」 「ごめん、なんか気になっちゃって…。僕なんかのどこがいいんだろうって…」 「そうやなぁ、強いて言えば頼りないところかな」 「…なんだよ、それ」 そう言うとまたトウジは僕を引き寄せた。 今度は体全体から熱が伝わってくる。 そして耳元で囁く。 「なんちゅうか守ってやりたくなってん。お前どっか危なっかしいしな。苦しんどる時とか側に居てやりたい、そう思たんや」 「トウジ…」 「まぁ、全部好きやで!ワシはシンジが好きや!」 「うん…僕もだよ」 今度はシンジからキスをした。 そして、きつくきつく体を結んだまま、二人はマットに倒れた。
きゃああああキタァ!!!
落ち着けw よし、トウジ心置きなく襲え
567 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/10/31(火) 19:58:45 ID:QAxXigb7
キタコレw
ヒャッホゥ〜ぃ!
569 :
ash :2006/11/01(水) 16:44:54 ID:???
トウジはそれから体を起こすと、ちょうど肩の横に手をつき真上からシンジを見つめた。その憂いを湛えた瞳に胸が熱くなった。 シンジも決してその目を逸らさなかった。 「シンジ…ワシ今、お前が好きで好きでたまらん」 「・・・」 「そやから、ようわからへんのやけど…もっとお前に近付きたい」 「…うん」 「でもな、お前が嫌言うならワシもこれ以上は…」 そしてシンジははっきりと言い切った。 「嫌なんかじゃないよ。僕だってもっと…トウジを知りたい、触れ合ってたい。だから…だから全部、トウジに預けるよ」 「…シンジ!!」 トウジは意を決したかの様にシンジの首筋に口を当てた。まるで女性を思わせる素肌の滑らかさが、トウジを一層奮い立たせた。 「あっ!…くっ…」 思わず声が漏れてしまう。そんな自分に驚いた。 そして、徐々に二人は加速していった。
GGGGGGGGGGGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
乙。 348氏の作品に次いで、両思いになれて良かったな
期待age
ageなくていいから
574 :
ash :2006/11/02(木) 22:16:09 ID:???
少しずつその顔をシンジの体に押し当てながら下へ向かっていく。 やがてトウジの口は、まだ淡く薄桃色の乳首を捕えた。 「あぁぁぁっ!あっ!うんっ…あぁ…!!」 今まで味わった事の無い快感と、生まれて始めての経験が、シンジの中に刻まれていく。 トウジもまたシンジの喘ぐ声に感化され、止まらなくなっていった。 右の乳首を口で覆い、唾液で濡れた突起を舌で転がす。 左はトウジ自身の手で優しく摘む。 「はぁぁああっ…はぁっ、はぁっ、くっ…ぅあっ!!トウジ…、トウジ…!」 最早、言葉に出さずにはいられない。 心だけじゃない、体同士の繋がり。 本当はずっと、そのどちらをも求めていたのかもしれない。 こんな事、馬鹿げていると思っていたけど愛し合う二人にしてみれば当然の行為なんだ。 本能でそう感じた。 更にトウジはその手を下に伸ばす…
おっつん
喘ぎ声が雄々しくていいですな
俺もイキそう…
職人二人の続きはまだかな
age
つ…続き…
トウシンていいな ホモは嫌いだけどこれだけはいける
582 :
ash :2006/11/08(水) 01:11:02 ID:???
シンジのいきり立つそれを、トウジの人指し指が触れた。 「あっ…!!」 体全体に電気が走った様にビクンと動き、思わず体を起こした。 「す、スマン…。つい…」 「ううん、違うんだ!ただ…そこだけはまだちょっと…」 「スマン…いきなり過ぎやったな…」 「謝ら…ないで…」 くちづけでトウジを塞ぐ。 そして今度は、さっきとは逆の体勢をとった。 「シンジ…お前…」 「僕は…守られるだけじゃ嫌だから」 再び唇を重ね合う二人。 シンジの前髪が睫毛に当たる度、こみ上げてくる想いがあった。 そしてシンジも行動に移す。 左手を乳首、右手は首の裏へ。 舌で胸板をなぞる。 「ぐぁぁぁ!…あっ、あぁ!!」 少し筋肉質なトウジの肌は敏感に、シンジの不器用な愛撫を感じ取った。 シンジもまた、トウジの野性的で猛々しい叫びに、いとおしさを隠さずにはいられないでいた。
乙
ヤッヂマイナー
イークーヨー! キナー!
続きまだかな。二つとも続きが気になる
──ねぇ、トウジ。君が目の前から居なくなって暫く経つけど、相変わらず蝉達は去ってく夏を惜しむみたいに泣き続けてるよ。 初めて君に殴られた時の頬の痛みも。 一緒に昼食を食べた屋上も。 ふざけて笑い合った学校の帰り道も。 互いを隅々まで求め、幾度も愛し合ったあの夜さえも。 まるで昨日の事みたいに思い出すんだ。 だけど君はもう居ない。 この手で触れる事さえ叶わない。 君は今何を考えてるの?誰を想ってるの? 恨んでる?憎んでる?それとも僕を許してくれる? ねぇ、トウジ。君が僕の全てだったんだ…──
新作!?
とりあえずGJ。続くようならコテかアンカをお願いしたい
590 :
587 :2006/11/12(日) 03:15:16 ID:???
>>587 僕がこの中学に来たのは、桜の花が散って木々が緑に染まるその頃だった。
長年音信不通だった父にいきなり呼び出されたと思いきや、フィクションの様な機械に乗って街を破壊する謎の生物を倒せという。
そして入院したと思ったら今度は僕を迎えに来た女・葛城ミサトが同居人になるという。しかも一回り以上歳が離れている。
これからの人生において起こるであろう問題が、全てこの短期間に起こった様な気がして僕は混乱していた。
だが、この学校にて出会う一人の人間がその後自分の中でこんなにも大きな存在になるとは当時は知る由もなかった。
名を、鈴原トウジといった。
乙!バルディエル戦後のトウシン読んでみたかったので期待してる。 しかし職人三人か…。いいスレだ。
592 :
587 :2006/11/13(月) 01:16:45 ID:???
>>590 周囲が僕を珍しそうに見つめる中、一際鋭い視線を向けていた。
そして中庭に呼び出された後、いきなりあいつは殴ってきた。
僕が乗ったあのロボットが妹を傷つけたという。知るもんか。こっちだってそんな余裕は無かったんだ。しかも妙な関西弁だし。
印象はお互いに最悪だった。
当時の僕は極度に他人との関わりを避けていた気がする。傷つき傷つけ合う関係にうんざりしていたから。
だがそういった場面において、トウジの拳は最も効果的だったのかもしれない。
懸命に張っていた心の壁の内側に、見境なく飛び込んできたのはトウジが初めてだった。
あの時の頬の痛み、そんなに嫌じゃなかったんだ。
593 :
587 :2006/11/13(月) 02:34:12 ID:???
>>592 梅雨が過ぎて夏の気配が漂い始める頃になると、僕達は一緒に居ない日は無いくらいの友達になっていた。
街に馴染めず逃げ出そうとした事も、パイロットを辞めて元の生活に戻ろうとした事もあった。
そんな僕を引き止めてくれたミサトさんや、トウジにケンスケ。
ほんの少し自分の居場所を見つけられた気がした。
「…シンジ」
「………」
「シンジッ!」
「…えっ?」
「なにボケっとしてるのさ?」
「ううん、何でもないよ」
「っとこの隙にエビフライもらったぁ!!」
「あっ!ちょっとトウジ!」
「あ〜ん…。くぅ!やっぱセンセの弁当はうまいなぁ!」
「…このぉ!」
「あたたたた…すまん!すまんって!」
この場所を守る為ならエヴァにだって何にだって乗ってやる。戦ってやる。
僕はそう静かに誓った。
新人さん? wktk
なんか切ないけどいいね がんばれ
乙! 他の職人の続きも待ってる
597 :
587 :2006/11/14(火) 00:56:56 ID:???
>>593 「ねぇシンちゃん。もうさすがに学校には慣れたでしょ?」
「えぇ、まぁ」
「どう?好きな子とかできた!?」
「な、何言ってるんですか!そんなのいませんよ!学校行ってきます!」
「あらあら顔赤くしちゃって…。ふふっ」
恋。そんなものした事なかった。今まで自分を守る事で一生懸命だったから他人にはずっと無関心だった。
恋をするとどんな気持ちになるんだろう…。想像もできなかった。
「よっ!シンジ!おはよーさん!」
「あっ、トウジ。おはよう」
「なんや暗いなぁ。悩みごとか?」
「ちょっとね…。トウジってさ、好きな子とかいるの?」
「はぁぁ!?いきなりなんやねん!」
「あっいや、気にしないで。ははっ…」
「おかしなやっちゃなぁ」
初恋が最高の思い出へ。
そして残酷な記憶への道を辿るのは、もう少し後の事だった。
シンジー!!
599 :
348 :2006/11/14(火) 02:59:24 ID:???
2人はいつも通りに学校へ向かっていた。いつも通りにしなければいけないとどこかで 思いながら。けれど、2人の気持ちは明らかに今までとは違う。友情という感情を越えて 今2人はお互いをもっと求めたい欲求にかられていた。 特にトウジは自分の欲望に素直だった。でもシンジはそれをなかなか認めることができずに 苦しんでいた。いっそまた逃げ出してしまえば楽になるかもしれない。でも自分だって トウジを求めているのに、離れたくない。それなのに触れ合うことが恐くて近づくトウジに 身構えてしまうシンジは自分自身に苛立っていた。 「なあ、シンジ…」 「何?」 「今日はもう授業サボろうや」 「え…でも…」 「ええやん今日1日くらい。天気もええし弁当もあるしどっか行こうや」 自分ではあまり考えつかない行動を明るく言ってのけるトウジが羨ましくて、シンジは微笑んだ。 「うん。いいよ」 「よっしゃ!そう来なアカンわ!」 ぐっと肩を組まれてドキッとする。友達として接していた今まではこんなこと、何とも思わなかった のに。でも、トウジは今までも自分のことを想ってこうしていたのかな、と思うと無性に嬉しかった。 「シンジにええもん見せたる」 「いいものって?」 「着いてからのお楽しみ〜♪」 そう言うとトウジはシンジの手を握って走り出した。 トウジにつれられて走るシンジは、しっかりと握られた手をぎゅっと握り返して幸せそうに笑った。 辿り着いた場所は都心から少し離れた林の中。その奥に巨大な樹がひとつあった。 「いいものって…この樹?」 「デカイやろ。シンジ木ィ登れるか?」 「自信ないけど…」 何で中学生にもなって木登りなんか…と思いつつ、トウジに手伝われて頂上付近の枝まで登らされた。 そこから見えた景色は素晴らしく、自分たちの住む街の向こうまで見渡せてシンジは思わず声をあげた。 「わぁ……」 「今日は天気ええからよう見えるわ。絶景やろ、この場所」
600 :
348 :2006/11/14(火) 03:00:18 ID:???
「うん…」 「ワシとシンジだけの秘密やで。いけ好かんことあったらここに来たらええ」 「うん…」 「ケンスケにも言うたらアカンで?」 「うん…」 「聞いとんのか?シン…」 シンジは途中から横にいるトウジを見つめていた。トウジがシンジの方を見た瞬間思いきり目が合って 2人は硬直してしまった。 「な…何でワシの方見とんねん…」 「………好き…だから…」 「……………」 トウジは真っ赤になって何も言えなくなってしまった。 まさかシンジからそんなことを言われるとは思ってもみなかったのだ。 嬉しすぎて言葉が出ない。 「この場所、教えてくれてありがとう。トウジと一緒にこの景色見れて、凄く嬉しいよ」 「ワシかて…シンジと一緒に見れて嬉しいで」 それを聞くとシンジは微笑んで頷いた。その表情があまりにも可愛くてトウジはシンジをまた抱き寄せる。 「トウジ…」 「シンジ…好きや。お前のこと、好きすぎてワシおかしなりそうや」 シンジはいっぱいいっぱいになっているトウジの気持ちに応えるように、そのまま瞼を閉じる。 今度こそトウジはシンジの唇に自分のそれを重ねた。 触れるだけの唇を惜しむようにゆっくりと離すと、シンジは申し訳なさそうな顔で俯いた。 「シンジ…?」 「僕…女の子だったらよかったのにね…」 「な、何言うてんねんな」 「だってそうしたら、もっと早くトウジとこうなってたかもしれないし、トウジだってその方が…」 シンジの言葉を遮るようにトウジがシンジを抱きしめる。 「ワシはそんなん気にしてへん」 「トウジ………」 何度問い正しても揺るがないトウジの気持ちに、徐々にシンジは確信していた。
ダブル乙です!
トウジ男前だな
wktk
この腕が 潰しました あなたを潰しました
思い出させないでッ!せっかく忘れようとしてるのに!イヤッ!そんな思い出いらないのッ!
加持「待て! 落ち着け! よく見ろ。 シンジ君が潰したんじゃない。鈴原君が潰されたんだ!」 シンジ「………」 ミサト「一緒だぁぁぁーーーッ!!」(ガビーン) リツコ「フォローになってないわよ!」 加持「ははは、ざっくらばんにいこう」
6巻はいいよな。
俺6巻は無理… 読むと涙が止まらなくなるんだorz あと続き町
609 :
587 :2006/11/18(土) 23:33:23 ID:???
>>597 「暑い!!あかん、もう溶けてしまいそうや…」
「ほんとだよ全く。どうして女子が水泳で男子が陸上なんだよ…」
「もうそれ言うなよ。余計辛くなるから…」
ある夏の日。太陽は真上で輝いている。その熱でグラウンドは嫌味な程に温められ、僕達は愚痴をこぼしていた。
「どやっシンジ。あのじゃじゃ馬との生活は慣れたか?」
「アスカの事?まさか…。家事は押しつけてくるしワガママ放題だし、もう諦めてるよ」
「そうか?俺は羨ましいけどな…」
そんなのケンスケくらいだと思いつつも言葉に出す気力さえこの暑さは奪っていった。
6巻もいいが、EOEの初期稿でのトウジとシンジの和解シーンもいい そして職人待ち
とか書き込んだら職人来てた 続きが気になる
オナヌーしないよスレが落ちた… トウシンのエロは珍しかったのに…
613 :
587 :2006/11/19(日) 00:12:35 ID:???
>>609 「なぁ、次センセの番みたいやで」
「あっ本当だ。ハードル走なんて嫌だなぁ…」
「よっしゃ!勝負しようや!」
「勝負?」
「せや、タイムが良かった方がたこ焼きを奢る。どや?」
「えぇっ!賭け事はあんまり好きじゃないんだけど…。わかったよ」
「ほな決まりや!」
僕は位置に着いた。息を止め静かにスタートの合図を待つ。
─パンッ!!─
同時に飛び出した。5つあるハードルを一つずつ飛んでいく。順調だ。そう思い4つ目までを飛んで最後に差掛かった時だった。
「あっ!」
足が引っ掛かりバランスを崩した僕はそれは見事に転んでしまった。
この時は、痛さよりも恥ずかしさが先行し情けなく思えた事を今でもよく覚えている。
トウジよ。シンジをお姫さまだっこでもして保健室へ運んでやれ 俺が許す
616 :
587 :2006/11/20(月) 14:03:26 ID:???
>>613 自分ですらおかしいと思う程の大転倒。周りに人が集まってきて嘲笑している。妥当な反応だろう。これが別の人間だったら僕もきっと同じ事してる。
このまま立って笑って誤魔化せば済むかな…。そう思った。できなかった。少しのプライドがそうさせてはくれなかった。
「シンジッ!!」
遠くから声がした。
「シンジ、大丈夫か?立てるか?」
「う、うん…。こんぐらい平気…っ痛!」
「無理すな!ほら背中!」
「…えっ?」
「背中や!はよ乗りや!」
「い、いいよ!大丈夫だって…」
拒む僕を遮ってトウジは無理矢理背中に乗せた。
「お前らもいつまで見とんのや!あっち行かんかい!」
僕は余計に恥ずかしくなった。
おんぶだったな。乙です!
618 :
587 :2006/11/20(月) 23:50:07 ID:???
>>616 「すんまへーん!あれっ?先生おらんみたいやな」
「うん…。あの…もう大丈夫だから…」
「そうか?遠慮せんでええんやで?」
「んもう大丈夫だってば!」
「なんやつまらんの〜!」
トウジの言葉と保健室の少し独特な匂いが不思議と僕を落ち着かせてくれた。
「足めっちゃ擦り剥いとるなぁ。とりあえず水で濡らしときや」
「うん、ありがとう」
「…すまんかったな。ワシがあない事言わんかったらよかったな…」
「トウジのせいじゃないよ!僕がヘマしただけだから」
「せやかて…」
「心配症だなぁ。後はほんと大丈夫だからもう戻りなよ!」
「…わかった。じゃあ授業終わったらまた来るな!」
去っていくトウジの姿を見ながら思い返した。
真っ先に僕を心配してくれたこと。おぶってくれた背中の温もり。差し延べてくれた手。
そう、全てはこれがきっかけだった。
乙彼!
トウジが男らしい
でもこの後トウジは… いや、何でもないよ。
あの事件からどう発展させていくか楽しみじゃないか
まったり三人の職人待ち。最近ash氏見ないなぁ。
624 :
587 :2006/11/24(金) 01:42:27 ID:???
>>618 トウジ……か。
気付けばいつも近くに居る存在。友達であり親友。ケンスケだって同じだ。なのに心の隅っこにあるトウジに対する不思議な気持ち。
それは時々僕を嬉しくさせたり不安にさせたりする。だけど何故か心地が良いもの。なんだろう?こんな感じ初めてだ…。
確かにトウジの事は好きだ。しかし、その“好き”と、芽生え始めた質の違うもう一つの“好き”が僕の中で対峙している。それは理解し難い感情だった。
「あの…ミサトさん」
「ん〜?なぁにぃシンちゃん?」
「ミサトさんが初めて人を好きになった時、どんな気持ちになりましたか?」
ほろ酔い気分だったミサトさんの動きが一瞬止まった。
「驚いたわぁ。シンジ君好きな人できたの?」
「いやっ、僕じゃなくて本にそういう事書いてあって!どんな感じかなぁって…」
「そうねぇ…」
ミサトさんは急に真面目な顔になり、話し始めた。
キテタ!
626 :
587 :2006/11/24(金) 21:20:42 ID:???
>>624 「私の場合その頃は色々あったんだけど初めての時は苦しかったかな〜」
「苦しい…んですか?」
「その人が他の誰かと話したりするだけで嫌になったり一日中相手の事ばかり考えてたりね。
今思えば幼稚なことだけど当時は結構悩んだなぁ。大人になればなるほど恋なんて嫌なトコばっか見えてくるしね」
「はぁ、そうなんですか…」
「や〜だ〜!あたしったら何言ってんのかしら。まぁシンちゃんもそのうちわかる日がくるわよ!その時の気持ち、大事にすんのよ〜」
この気持ちが恋なんだろうか?たとえ恋であったとして何をしたいのだろうか?
いや、それより何より僕は男でトウジだって男だ。そんな事が成立する筈はない。しかし頭ではわかっていても、気持ちは日を追う毎に増していく。強くなっていく。
それと同時に、側に居る事が苦しくなり始めたのもこの頃だった。
トウシンっていいな
何ていうか儚いよな
自分の中のエヴァは19話で終わってたりするww 冒頭見ると、バル戦以降も話に含まれるみたいだから期待してる 他の職人も待ってる
トウジとシンジには悪いが俺はバルディエル戦の戦闘シーンが大好きだ。量産機戦の次に好きなくらい 最後のシンジの叫びもたまらん
age
ソイヤッサ!! ソイヤッサ!! _ _ _ _ /::. ソ . :;;ヽ /::. ソ . :;;ヽ /::. ..:::;;;ヽ /::. ..:::;;;ヽ /::. ..::;;;;ヽ /::. ..::;;;;ヽ /::. ..::::;;;;i /::. ..::::;;;;i (::. ..::;;;丿 (::. ..::;;;丿 >::...___..::::;;;イ >::...___..::::;;;イ !ヾ. ̄⌒__ ̄彡| !ヾ. ̄⌒__ ̄彡| iミ:::ミC= ≡..::: ) iミ:::ミC= ≡..::: ) |::: ″. ´/ |::: ″. ´/ |::: (' ( ::;;;| |::: (' ( ::;;;| |::: | ミ ヽ\| |::: | ミ ヽ\| |::: 丶ヽ ..:ヽ ) |::: 丶ヽ ..:ヽ ) ( \ l. | ..:;;;;;;| ( \ l. | ..:;;;;;;| |::\∨丿 ″..:;;;;;| |::\∨丿 ″..:;;;;;| |::: | ミ ヽ\| |::: | ミ ヽ\| |::: 丶ヽ ..:ヽ ) |::: 丶ヽ ..:ヽ ) ( \ l. | ..:;;;;;;| ( \ l. | ..:;;;;;;| |::\∨丿 ″..:;;;;;| |::\∨丿 ″..:;;;;;| |::: ( ( ゙ ..:;;;;;| |::: ( ( ゙ ..:;;;;;| ( \ l. | ..:;;;;;;| ( \ l. | ..:;;;;;;| |::\∨丿 ″..:;;;;;| |::\∨丿 ″..:;;;;;| |::: ( ( ゙ ..:;;;;;| |::: ( ( ゙ ..:;;;;;|
633 :
587 :2006/11/27(月) 16:38:34 ID:???
>>626 平常心を装うのはわりかし得意な方だ。今までだってそうしてきた。だけど違う。何か違うんだ。
近くに居れば居るだけ、話しをすればするだけ胸が痛くなる。気が付かれない様に振る舞っていたけど本当はずっと、ずっと苦しかった。
君はきっと知らなかったよね。
「しっかし暑いのぅ…夏なんてはよ終わったらええのになぁ」
「…じゃあジャージ脱げばいいんじゃない?」
「アホ言え!これはワシのぽりしーなんや!絶対脱がへんわ!」
「ポリシー、ねぇ…」
「あのさ、もうすぐ夏休み始まるし海にでも行かない?」
「海かぁ…ええな!」
「僕そんな時間あるかなぁ…」
「大丈夫だろ!決まりな!」
何気なく交わした約束。
そうだ。
折角手にした大事な存在。手放したくは、ない。僕の身勝手な感情を押しつける必要なんてどこにも無いんだ。
“友達”でいるんだ。
それがきっと最良の選択なはずだから。
もうすぐ夏休み、か…
約束が果たされる事はなかった。
GGGJJJJJ!!
何を言っても、エロと荒らししかできないお前らはエヴァ板の癌
乙。何か進展ありそうだな
まだかな 職人たくさんいるけどみんな待ってる
638 :
587 :2006/11/30(木) 11:08:36 ID:???
>>633 夏休みが始まるまで一週間を切った。疎開を始める人達も増えたけれどそれでもみんな夏休みは待ち遠しいらしく、辺りは一層うるさくなっていく。僕達も例外ではなかった。
「なぁ、いつにする?海」
「ワシはいつでもええで。センセ次第やな」
「う〜ん、いつ呼び出されるかわかんないからな〜」
「アンタ達何の話してんの?」
アスカが急に割り込んできた。ケンスケが説明をする。
「海ぃ!?ちょっとなんで勝手に話進めちゃってんのよ!」
「勝手にって…お前来る気なんか!?」
「何よ、いけない?」
ケンスケが一瞬ニヤついたのを僕は見逃さなかった。
「ねぇ!ヒカリも行くわよね?」
「えっ?あ、あたしは…」
何やら意味深な態度だ。
「なんや委員長も来るんかいな。女が来ると面倒臭くなるのぉ…」
「な、何よその言い方!」
「せやかてホンマの事やんか!」
そしていつもの言い合いが始まる。見慣れた光景を笑って見ていた。
でも…なんだ?この腑に落ちない感覚。
僕は思わず視線を外した。
いつかミサトさんに言われた言葉が心に響いた。
嫌な奴だな……僕…
悩め。中学生日記。
いいね
マターリ待ち
642 :
587 :2006/12/03(日) 21:55:05 ID:???
>>638 運命とは元々決められているのだろうか?勿論そんな事誰にもわからない。
この日を境に彼の、そして僕の人生が狂い始める事になるなんて思いもよらなかった。
相変わらずの毎日。学校はテストも終わり周囲のテンションは上がる一方だ。パイロットとしても何とかやっている。痛い思いをするのはやっぱり嫌だけど、この生活は好きだ。だから頑張れると言っても決して過言じゃなかった。
「…シンジ」
「………」
「シンジっ!!」
「…えっ、なんだトウジか」
「なんだとはなんやねんな!ボケっとしてどないしたん?」
「ううん、何でもないよ」
「ホンマかぁ?好きな女子の事でも考えとったんやないか?」
「な、なんでそうなるんだよ!」
「誰や!?惣流か?綾波か?それともミ、ミサトさんか!?」
「違うって言ってるだろ!このっ!このっ!」
「あいたたたたたっ!スマン!ワシが悪かったて!や、やめんかっ!」
「全くアンタ達ガキねぇ…」
─ガラッ─
教室のドアが開き先生が言った。
「鈴原はいるか?すぐ校長室まで来なさい」
相変わらずの毎日。この先もずっと続くと思ってたんだ。
死亡フラグが立ってしまった…
フラグはあくまでフラグだから大丈夫さ たぶん
マターリ街
まだかな?
647 :
587 :2006/12/08(金) 08:51:13 ID:???
>>642 少し焦ったかのように先生が教室に入って来た。
「トウジお呼びみたいだね」
「何やろ…」
「鈴原、何かやったんじゃないの?」
「アホか!ワシはずっとヒンコーホーセーな暮らししとったわ!まっちょっと行ってくるわ」
「怒られても泣いちゃ駄目だよ?」
「アホ言え!」
笑いながらトウジは先生に連れられて出て行った。
昼休み。
トウジはまだ戻って来ない。
「遅いな、トウジ」
パンを頬張りながらケンスケが言った。
「そうだね。よほどこってり絞られてるのかな?」
「さぁな〜。どうだろ」
大して気にしてないみたいだ。それがまたケンスケらしい。
「なぁ」
「えっ?何?」
「来るんだろ?参号機」
「さ、さん…?」
聞き慣れない言葉だった。
「聞いてないの?」
「うん…聞いてない」
「そっか。誰が乗るんだろうな〜、俺を乗せてくんないかな〜!」
「はっ、はは…」
鼻で笑いながらも、トウジがまだ戻って来ない事がやけに気になっていた。
648 :
587 :2006/12/08(金) 09:44:15 ID:???
>>647 「参号機か…」
戦況は厳しいのか?でも少しは戦いも楽になるかな…。そう考えると随分気持ちも楽になった。
「シンジ!」
帰り道、ふと呼び止められた。振り返るとトウジがいた。
「トウジ!もう心配……はあんまりしなかったけどどうしたの?」
「なんやねんそれ!ちょっとは心配してくれてもええやん!」
「あはは、嘘だよ。何かあったの?」
「ちょっと…な」
それを聞いた瞬間だけトウジが悲しい目をしたのは今でも忘れない。
「ちょっとお前と話がしとうてな。待っててん」
「僕と?いつも学校で話してるじゃんか」
「今やないと!!あっいや…今日がええんや…」
「……トウジ?」
明らかに今までとは違う態度。トウジは単純だから隠し事なんてできないタイプだ。
何かあったんだ…
そんな予感が頭をよぎった。
いつもいつも潤いをありがとう
GJ! トウジはグシャッとやられんのかな… そして他の職人はまだかな
ここは職人が多くて幸せなスレですね
おれ 本気で彼女と別れよかな...
何故?
オレ、 自分偽るのに疲れた・・・
自分に正直に生きた方が楽だよ。 まぁそれがなかなか難しいんだけどね
続きマダー? 348氏とash氏も
さっき6巻読み返した 32頁でシンジの頭を無意識に守ろうとするトウジの手が... ゜(つД`)゜
お貞は描写が細かいなw
トウジはエヴァで一番いい男だ
16、17、18辺りのトウジも見てみたいよな
>>660 おそらく無敵っしょ (´Д`;)ハアハア
662 :
348 :2006/12/12(火) 18:51:50 ID:???
シンジはトウジに対して、完全に心を開こうとしていた。 自分の求めていた人はこの人なんだと確信して。 トウジになら全てを話そうと思った。 全てを捧げたいとも思った。 たくさん戸惑ったけど、やっぱりこの気持ちは本当だから。 そんなシンジの心情はお構いなしに、シンジの携帯電話が突然鳴り出した。 「…………」 トウジはそんなもの捨ててしまえと言いたかったが、言えなかった。 シンジもまた、無視したかったけれど、できなかった。 ピ、とボタンを押すシンジをただ黙って見つめることしかできないトウジ。 「はい…はい…すぐに行きます」 暗い表情で会話を終えたシンジが俯いたまま、電話を切る。 「…また…あれに乗るんやな」 無言で頷くシンジ。 「ケンスケやったら大喜びで跳んで行くんやろうけどなぁ」 「………」 「…嫌なモンは嫌やねんから、しゃーないわな。けど、シンジが頑張って帰ってきたら、ワシが誉めたるから」 その言葉にシンジははっとした。 父親に誉められたことを唯一の喜びとして、エヴァに乗ってきたけれど、それがトウジだったら…。 トウジに誉められる方がもっと嬉しいと思った。
663 :
348 :2006/12/12(火) 18:52:35 ID:???
「トウジ…約束だよ」 「んぁ?」 「今言ったこと」 「誉めたる、ってやつか?」 「い、いちいち言わなくていいよ!恥ずかしいだろ」 シンジは慌てて木から降りると、トウジに向かって手を振った。 「忘れないでよ、トウジ!」 「わかったって!!ちゃんと誉めたるからなー!!」 「ッ、ばか…」 真っ赤になって走り出すシンジをトウジは笑顔で見送った。 「誉められたいだけやなんて、シンジらしいな。やっぱ可愛えわ〜」 しかし、次の瞬間には真剣な表情になり、 「なんぼでも誉めたるわ…お前は人の命背負って戦ってんねんから…」 トウジは心のどこかでネルフという組織を、まだ許せていなかった。 (死ぬなよ、シンジ……) 使途が現れた時はいつもそう祈るしかない。 そんな自分の無力さにトウジは苛立っていた。 いつものように非難勧告が出され、いつものようにシェルターに押し込まれる。 「どーこ行ってたんだよ、トウジ」 「何や、ケンスケか」 「俺で悪かったな。…で?シンジは?」 「上でドンパチやってるに決まってるやろ」 「だよな〜〜!!うらやましいっっ!!」 「お前の性格の方がうらやましいわ…」
664 :
348 :2006/12/12(火) 18:53:33 ID:???
シンジもいつものようにエヴァに乗り、命令され作戦通り行動する。 恐い、という気持ちは今だに変わらないまま、神経は恐怖で汚染されても初号機は勝手にシンクロ率を高めて動く。 そんなこと、望んでいなくてもこいつは不気味に動くんだ。いつもそうだ。 シンジは使途と同じぐらい得体の知れないエヴァが恐かった。 だけど、もしそんなことに気を取られて負けたりでもしたら、みんなが消えてしまう。 今まではその『みんな』が、どこか漠然としていてイメージしにくかった。 でも今ははっきりとトウジの姿が浮かぶ。 シンジの中に大きな変化があったことは、戦い方に現れていた。 だけどそれは、父親には何となく、知られたくなかった。 理由はまだよくわからなかったけれど。 使途戦を無事に終えて、シンジは急いで帰宅した。 向かった先はミサトのマンションではなく、トウジの家。 時刻は既に深夜に近かったけど、真っ先にトウジに会いたかった。 しかし、いざ家の近くのコンビニまで着くと途端に恥ずかしくなってきて足を止める。 店先で弾む息を整えていると、次第に冷静になってきて、引き返そうかと悩み始める。 でも、せめてトウジの顔だけでも見れたらと思い、歩き出そうとしたその時… プルル、と携帯が鳴った。 「は、はい…」 慌てて小声で出てみると、相手も小声で 「…シンジ」 「!…トウジ…」
665 :
348 :2006/12/12(火) 18:54:22 ID:???
「スマンな、こんな時間に…何回か電話してんけどずっと繋がらんかったから…」 「ううん…ゴメン、今終わったとこなんだ」 「ほんなら…まだネルフにおるんか?」 「………ううん」 「もうマンション戻ったんか?」 「………ううん」 「今どこにおんねん」 「トウジの…家の近くのコンビニ」 「な…」 トウジは「待っとれ」と言うとすぐ電話を切ってコンビニに向かった。 (どうしよう…言わなきゃよかった…) 本当は今すぐに会いたくて仕方ないのに、シンジはトウジに負担をかけるのが恐くて素直になれない。 だけど、今すぐ会いたいという気持ちの方がずっと強くて中途半端な行動ばかりしている。 シンジが後悔しているうちに、トウジは物凄いスピードで現れた。 思いっきり息をきらせてきたトウジに、思わず笑みを漏らすシンジ。 トウジも、つられて笑った。 そして、シンジに近づくと―― 「…ようやったな、シンジ」 優しくシンジの頭を撫でる。 シンジは嬉しくて、涙を流しながら微笑んだ。
トウジーーー!!(*´Д`*)
大量投下乙! いいねいいね。
乙乙!
このスレいいな
なにをいまさら
待つよ。待つよ。
6巻を読んで切なくなってみました
いいんだよ...
6巻を読むのは年に一回でいいよ…
7巻読んで切なくなってみました。 鈴原君の命は、君の血となり肉となり君の命の中に取り込まれた
シンジー!!
誰よりも先にシンジと一つになっちゃったんだな、トウジは
職人町
何かこう…初エッチで緊張のあまり微笑ましく失敗する二人が見たい
微妙な関係で牽制し合いながらも近づいてくのが見たい
>>679 それイイ(・∀・)!
初々しい二人が見たいw
「…ど、どうや…?」 「ん…なんか…変な感じ…」 「ほ、ほなこの辺か…?」 「あっ、痛っ!ちょっと…痛いよ…」 「す、すまん!どないしたらええんやろ…」 「今日はこの辺にしとこっか…」 「すまんかったな…。ワシこんなん初めてやさかい…」 「ううん、気にしないで。またいつだってできるじゃない」 チュッ 「シンジ…」 「大好きだよ…トウジ…」 うーん難しい…
入れる前に発射して死にたくなるトウジ
>>683 そんなトウジたんのミルクは、俺が一滴残らず飲み干してみせる
シンジが下手に慰めてさらに死にたくなるトウジ
それはシンジの役目だw
入れたら入れたで物の3秒と持たずに発射して死にたくなるトウジ
二人でクリスマスの夜をドキドキして過ごせばいいさ…
26日のトウジの誕生日も一緒に過ごせばいいさ…
そのまま正月も二人で過ごせばいいさ
そのままバレンタインデーも(ry
トウジ「クリスマスのプレゼントはシンジがええなぁ〜」 シンジ「ば、馬鹿!何言ってるんだよ!」 トウジ「ワシの誕生日のプレゼントもシンジがええなぁ」 シンジ「トウジの誕生日って…。クリスマスの翌日じゃないか」 トウジ「ちょうどええから泊まって二日連続プレゼント渡して貰てもええで」 シンジ「……………」 トウジ「なーんてな!冗談…」 シンジ「………ト、トウジがそうしたいって言うんだったら…」 トウジ「……………え?」 俺はイブの夜に何をやっているのだろうか…
大丈夫 俺もいるから…
若いからきっと激しい夜になるさ
トウジ誕生日おめでとう!
696 :
587 :2006/12/26(火) 01:27:26 ID:???
>>648 後ろから眺めるトウジの背中。何故かいつもより心なしか小さく見えた。
僕達の足は自然とトウジの家へと向かっていった。
「おじゃまします…」
「遠慮せんかてええんやで!この時間誰もおらんさかい」
「う、うん…」
初めて訪れるトウジの家、そして部屋。
友達の家に行く事自体が僕にとって珍しい事なのに、その相手がトウジとなると緊張しない訳にはいかなかった。
時間はただ刻々と流れた。
「ふぅ、おいしかった!でも驚いたな。トウジのカレーがこんなに美味しいとは思わなかったよ」
「ふふん!ワシを侮ったらあかんで〜。これには隠し味がやな…」
トウジが笑っている。
僕はふと、胸が痛くなった。
キタ!
698 :
587 :2006/12/26(火) 10:14:25 ID:???
>>696 「ねぇ、トウジ。僕に話したい事って?」
「あ、あぁ。夏休みの宿題の面倒臭いとこだけお前に教えてもらお思うてな」
「えぇ!そんな事だったの?」
「別にええやんか!さっさやってしまおうや!」
トウジの煮え切らない態度は更に僕を不安にさせた。だけど自分からは聞いてしまうのは怖かった。
「海、楽しみやなぁ…」
「トウジって泳げたっけ?」
「アホ!ワシどんなに運動音痴やねん!」
「冗談だよ!ホント楽しみだね」
「あぁ…」
「もうこんな時間だ。そろそろ帰らなきゃ」
「そ、そうか…」
鞄を手に取り立ち上がる。すると一歩を待たずに、手首を掴まれた。
699 :
587 :2006/12/26(火) 11:34:31 ID:???
>>698 「トウジ…?」
「まだ行かんといてくれ…」
「トウジ?ねぇ何があったの!?今日のトウジやっぱりおかしいよ…」
トウジは俯いたまま僕の手を握っていた。僕は鞄を置いてトウジの両肩に手をついた。
「大丈夫。僕、ちゃんと聞くから」
「……今日な、学校にネルフの人来てん。そんでな、パイロットなれ言われた…」
「…パイロット?トウジが…?」
急に頭の中、グチャグチャだ。
トウジがパイロットに?あれに乗るのか?どうして今?
様々な思いが一瞬で頭を埋めつくす。
「妹をな、本部の病院に転院させてくれるいうんや。そんでワシ引き受けてしもた…」
「そんな…」
「ははっ、思い出したらまた体震えてしまっとる。あかんな…ワシ…」
僕はあまりに無力だ。
言葉が何も出てこない。
今、僕にできる事は、震えるトウジをただ抱き締める事だけだった。
700 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/12/26(火) 13:24:16 ID:RSUkwnhj
連続投下乙です!
sage
トウジ、死ぬなよ
乙っす 17話見てたんだけど、二人で綾波の部屋に行った時「かまへん!ワシの信念やからなあ」 ってトウジが言った後、シンジがちょっと口元で微笑んでたシーンがなんかイイと思った
トウジの言葉って何て事ないけどなんか残るんだよな
705 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/12/27(水) 14:49:47 ID:SHzjJwpZ
全然旬じゃねぇよwwwww
706 :
587 :2006/12/28(木) 00:58:35 ID:???
>>699 こんなに小さくなったトウジを見るのは初めてだった。腕の中で肩を竦めている。
どんなに不安か、どんなに心細いか。
僕には分かるだけに余計辛かった。
「怖い…めっちゃ怖いねん…」
「トウジ、大丈夫だよ。確かに痛いとかはあるけど指示通りに動けば問題無いから」
「ワシ…死ぬかもしれんのやろ…?」
「そんなこと…!そんなことないって…」
「ワシが死んだらあいつの面倒誰がみてくれんのや?ネルフはちゃんとしてくれるんやろか?」
「トウジ……もう…やめてよ…」
取り乱すトウジの姿は見たくない。
悲しくなるだけだ。
「どないしたらええ?なぁ教えてくれや!お前ならわかるやろ!?ワシ…ワシどないし………!!」
自分でもわからない。
ただこの時はこうするしかないと思ったんだ。
僕は、キスでトウジの言葉を遮った。
乙。切ないな…
なぜかシンジの毛をもらってお守りにするトウジが浮かんできて困った。
709 :
587 :2006/12/28(木) 10:06:28 ID:???
>>706 トウジの瞳から涙が一粒零れる。
僕はそのまま、トウジを押して倒れこんだ。唇を離し上から顔を覗きこむ。
涙の跡が蛍光灯に照らされて煌めいていた。
「シンジ…」
「ごめんね。僕、こんなことしかできないや」
深く深く閉じ込めておいた想い。こんな形で蘇るとは思わなかった。
トウジは僕を見つめた後、静かにゆっくりと目を閉じた。
再びキスを交わす。
僕は緊張していたのかもしれない。唇は乾いていた。
シンジが積極的ですな トウジがヘタレですな
だが、それが(ry
トウジはやるときはやる男さ そのうちシンジがびっくりするくらい積極的になるよ
ここは平和だね
やっぱりバル戦は避けられないのか 悲しいな
それを乗り越えて深まる愛
716 :
587 :2006/12/30(土) 01:40:09 ID:???
>>709 押し当てた唇から伝わる熱が徐々に体を火照らせていく。
『トウジを不安から解き放ってあげたい』
もっともらしい理由。こう思ったのは嘘じゃない。
だけど本心では心も、体も、側に居たい。近付きたい。トウジをもっと感じていたい。
そう思っていた。
そして僕はトウジの不安を利用した。
この状況は、僕にとってただの自己満足でしかないのかもしれない。
僕は最低な奴なんだ…
頭の隅で罪悪感を覚えながらも、心と体は裏腹に、僕は更にキスを深めていった。
717 :
587 :2006/12/30(土) 02:35:32 ID:???
>>716 ゆっくり舌を侵入させて、やがてトウジの舌へと届く。
先端が触れたのと同時に、僕達は激しく絡ませ合った。
「…ふっ……うん…」
呼吸や唾液が小さな空間で混ざり合う感覚は、僕に興奮を植え付ける。
「はぁっ…はぁ…はぁ…」
唇を離し互いを見つめ合う。トウジの顔は真っ赤だ。きっと僕も同じだろう。
間を空けず、今度は鎖骨辺りに口を当てる。
「あっ…あぁ…」
小さく漏らしたトウジの声。少し近くに感じた。
肌を通じて伝わるものがある。
体温や弾力。そして存在。
相手を感じて初めて自分の存在が確認できる。
それは僕にとって、代えがたい悦びだったのかもしれない。
騎乗位になりそうですな
初めてが騎乗位ってハードだなw
騎乗位でもいい 萌えるから 職人街
バル戦で散る前にシンジの後ろの処女貰えるんだからいいじゃないか 職人町 348氏は何か月イチっぽいからそろそろか?
男同士の騎乗位って難しくないのか?
組み体操の一種だと思え
別にまだ騎乗位って決まってないってwwww トウジがこれから巻き返しに入るのかもしれん
実際はそんなに難しくないよ
>>722 腐るほど見てきたんだぜ
余裕みたいなんだぜ
727 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/05(金) 00:16:06 ID:rrYG9nTn
>>726 あなたはもしかして、わたくしのおともだちの@@@さんですか!?
職人様方の投下町
なんか尾崎豊のI LOVE YOU聴いてたらこの二人の事を歌ってるみたいな気がしてしまった ヤバいな俺…
730 :
348 :2007/01/05(金) 04:08:16 ID:???
トウジはシンジの涙を見ると、切なくて堪らなかった。 シンジは1人でとてつもなく大きなプレッシャーを抱えて生きている。それも大人の勝手な都合で。 もし自分に何か力になれることがあるなら、シンジの為にどんなことでもしてやりたかった。 今のトウジにとって、一番の願いはシンジを守ることになっていた。 今までは妹のことが一番大切だったのに―――。 勿論今だって妹のことは心配で大切なことに変わりはない。 けれど確実に、それ以上にシンジのことが大切だった。 恋に堕ちていく自分を、自分で止められない。 そして、それはシンジも同じだった。 トウジと離れたくないと思う気持ちが強すぎて、嬉し涙がだんだん悲しい涙へと変わっていった。 力なくシンジがトウジのジャージを掴む。 「シンジ…今日はワシんとこ泊まるか…?」 小さく囁かれたトウジの言葉にシンジははっと顔を上げる。 「でも…」 「遠慮やったらいらんで。誰もおらんし何もないしな。まぁ…無理やったらええけど…」 「………」 「あ!言うとくけど、別にやましい気持ちはないからな!それは誤解せんといてくれな!」 慌てて付け足しているトウジに思わずシンジはクスッと笑った。 つられてトウジも笑う。 「…ミサトさんに、留守電いれとくよ」 「ほな…ええんか?」 「うん…」 シンジはもうトウジに全てを捧げる覚悟はできていた。 むしろそうしたいと願っていた。
731 :
348 :2007/01/05(金) 04:10:13 ID:???
「あ〜…まぁ、結構散らかってるけど勘弁してな」 シンジを招くとは思っていなかったトウジの家の中は見事に生活感のある汚さだった。 トウジの家族は研究所勤めで家に帰ることがあまりないらしく、ほぼトウジが1人で住んでいる状態 だとケンスケから聞いたことがある。 それでも、初めて入ったミサトのマンションよりはマシだと思った。 今はシンジが毎日掃除しているから見れるようになったものの、シンジが出入りできないミサトの 部屋なんてどんな状態か恐ろしくて見る気もおきない。 トウジはリビングを適当に片付けると、シンジをその辺に座らせて麦茶を持ってきた。 「…ありがと」 「男しかおらん家なんてこんなもんやで?シンジんとこはミサトさんがいっつもキレイにしてるんやろうけどなぁ」 「そ、そうだね…」 (余計なことは言わないでおこう…) 辺りを見回すと、カップ麺やコンビニ弁当のゴミが溜まっていて、トウジの食生活が伺える。 トウジがシンジの手料理を大袈裟に絶賛していたのは、家庭料理の味を全く知らないからなんだろうと この時わかった。 いつも学校では明るくて楽しそうにしてるトウジが、こんなに孤独で寂しい生活をしてたなんて…。 (毎日トウジのご飯作ってあげたいな…成長期なのにこんな食生活じゃ体に悪いよ) そんなことを考えるシンジを見ながら、トウジも妄想に入っていた。 (毎日シンジが家におったらなぁ…) 『ほら、トウジ顔にごはんつぶついてるよ。しょうがないなぁ…』 (なーんつって…) 「トウジ?どうしたの?」 「へっ!?」 「何かボーっとしてたよ、今」 「そ、そうか?いや、何でもあらへんで」 「もう遅いし、寝た方がいいんじゃないかな…」 「せやな…明日はさすがにガッコ行かなな……」 「あ、あのさ…トウジ……」 「ん?」
732 :
348 :2007/01/05(金) 04:12:46 ID:???
「……一緒に寝ちゃダメ……?」 「!!!!!」 突然のシンジの爆弾発言でトウジは一瞬妄想と現実の区別がつかなくなったが、これは間違いなく現実で、 シンジはただ隣に並んで寝たいだけだという意味で言ったんだと言い聞かせるのに数秒かかってしまった。 「え、え、ええけど…ワシ……」 「ごめん、やっぱ嫌だよね…」 「嫌なわけあるか!!ただ、お前が横に寝てたら…多分ワシ我慢でけへん…」 「…いいよ」 「!!?」 「トウジなら…いいよ」 「お、お前…意味わかってん…」 トウジの言葉を遮って、シンジはトウジに抱き付いた。 「どうするのかまではよくわからないけど…トウジなら、僕はいいって決めたから…トウジのこと、信じてる」 「シンジ……」 ゴクッと生唾を飲み込むのが聞こえた。 抱き付いたトウジの身体から、心臓が爆発しそうなほど大きく鳴っているのが伝わる。 シンジの行動と言葉、そして表情から、もうすでにトウジのものは硬くなり始めていた。 「シンジ……ワシ、お前のこと…めっちゃ好きや…」 「トウジ…僕も…トウジが好きだよ……」
733 :
348 :2007/01/05(金) 04:14:02 ID:???
トウジはゆっくりとシンジを抱きしめたまま横になった。 そして、押し倒す形になり上からシンジの顔を見下ろす。 まだ少し怯えているようなシンジの表情に、トウジはそっと前髪にキスをした。 そのまま額を合わせて小さく微笑むと、シンジも少しだけ表情を和らげた。 両手を握ると、シンジがためらいがちに握り返してくれる。 吐息を唇で感じるほどの至近距離で見つめあって、そのまま一瞬、唇が触れた。 それを合図のようにして、触れるだけのキスを何度も繰り返し、次第に深く合わせていった。 「…っ、ん……」 トウジの舌が、シンジの唇をこじ開けて歯列をなぞっていく。 戸惑うシンジの舌を絡め取り、ぴちゃ、と卑猥な音を立てた。 「ふ……ぁ…」 うまく息ができないシンジの口から唾液が零れていく。 シンジの口内を舌で堪能して、名残惜しむように下唇を甘噛みしたあと、今度はシンジの耳に舌を這わせた。 「あ……!」 ゾクっと何かが駆け上がるような初めての感覚。 怖くて、トウジの手をきつく握ると、耳元に唇を当てられて「大丈夫やから…」と囁かれた。 シンジは次々と与えられる感覚に不安を感じながらも、トウジに求められていることが快感だった。
乙!
おっつー! ドキドキした
こんなに男らしいのに、常にシンジ妄想を忘れないトウジが素敵だ
つ、続き…
は、早く続きを・・・・ いや、せかしてはならんな・・・。
何度も言われてるが、このスレいいね 職人さん方続きを…
トウシンスレって初めて来たけど雰囲気いいのな 男同士って考えるとやっぱり引いてしまうがこの二人だとそんな事はどうでもよくなるな
そんなお前さんには家族スレもお薦めする あそこのシンジは女の子だし
どさっ 折り重なる二人 「…トウジ… こんなに出したら ボク ほんとに妊娠しちゃうよ…」 「シンジ… ほんなぁワイの子産んでくれ」 「じょ、冗談だよ!… な、なに言ってんだよ バカ…」 「シンジ… おれはいつも本気やで。 おれはおまえ一筋や」 シンジは紅潮していく自分自身を感じた 「トウジ…子供は産めないけど …… トウジ ボクのこと嫌いにならないでね…」 「ほんまにおまえはアホや… おれの気持ちがわからんて」 「じゃぁ教えてよ…」 「… ええんか? …ほな教えたるわ けどどうなってもええんやな!」 ぐわっ! 「 ぁん…」 てなかんじで、街…
バルディエルさえ来なければ…
そんなときは病室で愛を確かめ合う二人を想像してみよう
745 :
348 :2007/01/11(木) 03:50:56 ID:???
「服…脱がすで」 「え…」 不意に握り締めていたトウジの両手が離れて、シンジの制服を脱がそうとボタンに手をかけた。 「あ…じ、自分でするよ…」 シンジは慌てて起き上がって自分で脱ごうとしたが、その手をトウジに掴まれる。 「あかん。ワシがやる」 「トウジ……」 真剣な表情で言われてシンジは動けなかった。 どのみちシンジの手は震えてしまってとてもボタンをはずせる状態じゃなかった。 しかしこの『シンジの制服を脱がす』という行為にトウジがどれだけ焦がれていたかなどシンジは 知る由もない。トウジもまた、シンジとは違う意味で震えていた。 慎重にボタンがひとつずつはずされていくのを、ただ黙って見つめるしかないシンジ。 やがてボタンが全てはずれてシャツをするりと落とすと、中のTシャツも脱がせた。 シンジの透き通るような白い肌があらわになり、まだ幼さの残る淡い色の乳首に目が釘付けになる。 まじまじと見つめられて、シンジは不安になった。 もともと自分の全てに自信のなかったシンジは、トウジが何故こんな自分を好きなのかわからなくて 男同士であることを再認識した途端、冷めてしまうんじゃないかと心配だった。 「トウジ…がっかりしてない…?」 シンジが呟くとトウジは言葉の意味がわからず顔を上げた。 「何がや?」 「だって…脱いだら僕が男だって改めて思ったんじゃないかなって…」 「シンジが男なんは当たり前やろ。それにしてもキレーな肌しとんなぁって見とれてもうたわ」 「ト、トウジは?トウジも脱いでよ」 シンジはトウジの言葉に照れてしまって、トウジも脱ぐようにと誤魔化した。 「よっしゃ。ワシの筋肉見せたるで〜」 いさぎよくジャージの前を開けて脱ぎ捨てるトウジに、シンジは息を呑んだ。 普段ジャージに隠れていてわからなかったが、意外と細くてまだ少年ぽさを含むトウジの身体。 それでもシンジに比べれば、体格も大きいし筋肉もそれなりにあって色も健康的だった。 シンジは吸い寄せられるように、自然にトウジの胸に触れた。 ドクン、とトウジの鼓動が伝わる。
746 :
348 :2007/01/11(木) 03:52:07 ID:???
「トウジの胸…あったかい……」 そんなことを呟かれて、たまらなくなったトウジはシンジを抱きしめて、ゆっくりと押し倒した。 「お前…ワシをゆーわくしてるやろ?」 「そんなつもりじゃ…」 真剣な顔で言われたと思ったら、フッと微笑んで「冗談や」と笑った。 そして、小さく唇にキスをすると、今度はシンジの首筋、鎖骨、肩へと唇を移動させていった。 「…………っ、」 トウジの愛撫にだんだん熱くなるシンジの身体。 さっき釘付けになってしまった幼い乳首に舌で触れると、シンジの身体がビクンと強張った。 「あっ…!」 シンジの声と、硬くなった乳首に興奮したトウジはそのまま吸い付き、片方を指で弄る。 「や…ゃぁっ…」 今まで発したこともない女の子みたいな高い声が漏れることに、シンジは戸惑う。 声が出ないように手の甲で口を抑えると、トウジにまた腕を掴まれた。 「そんなんナシやで、シンジ…」 「だって…恥ずかしいよぉ……」 「シンジの喘ぎ声だけで、イッてまいそうやワシ」 「…もぅっ……ばか…」 恥ずかしくて俯くと、トウジは下のジャージも下着ごと脱ぎ捨てた。 「……!?」 「今度はワシが先に脱いだる。シンジ、恥ずかしいやろ?」 トウジの下半身から慌てて目線を上げると、シンジは驚いた表情のまま頷いた。 初めて見たトウジのそれは、自分とは違って大人だと思った。 でもそのことに嫉妬心や劣等感は自然と感じなかった。 それ以上に、熱くそそり立つその原因が自分なんだということが嬉しかった。 シンジは無性にトウジが愛しくなって、起き上がるとトウジの前に座り込み、股間に顔を近付けた。 「シンジ…?」 「トウジ…僕の口に出していいよ…」 「!!!!」 シンジは恐る恐る先端に唇を寄せた。
イイヨイイヨー
フェラキター!?
汁だくで… ハァハァ
出していいよ・・・ (*´Д`)ハァ/ヽァ/ヽァ/ `ァ/ `ァ
751 :
587 :2007/01/13(土) 01:35:33 ID:???
>>717 僕は静かにジャージを脱がす。トウジもそれを拒む事はない。
白いTシャツからは乳首が透けて見えた。それをも取り払い、僕は唇を寄せた。
「ぁ………あぁっ!!」
接触と同時に、トウジの口から快感が音となり飛び出した。
更に頂点で素早く転がす。
「んぁっ…!あっ、あっ、あっ!」
「トウジ…気持ちいい…?」
指で弄びながら尋ねる。返事は無い。
眉間にシワを寄せて、体を弓なりにしならせるトウジを見れば返事は容易に予測がついた。
せめて今、この瞬間だけはトウジに嫌な事は忘れさせてあげたい。
そう思うと何だってできる気がしていた。
752 :
587 :2007/01/13(土) 02:13:28 ID:???
>>751 理性というブレーキを失った僕は止まる事を知らない。
今度はズボンの膨張部分に、自らのも押し当てる。
「あぁんっ!」
「ぐぁっ…!はぁ…」
何度も加わる刺激に臨界を突破してしまいそうになる。トウジもきっと限界だ。僕はズボンに手をかけ、一気に下ろした。
「お、おい…シンジ…」
誰かが言っていた。
これはすごく気持ちがいいこと。
「何、するんや…?」
相手が君だからできたこと。
「そんなこと…やめ…」
好きだったからこそできたこと。
「いやっ…あぅっ…あっ!あぁん!!」
僕は反り立ったトウジのペニスを口に含んだ。
トウジの童貞がシンジに食われてまうw
シンジきゅんが騎乗位であんあんしそうな予感
いいねぇ。淫らにあんあん喘ぐシンジきゅん
閉鎖されたら続き読めないじゃん!
トウシンってサイトとか全く無いからエヴァ板だけがオアシスだったのに… 誰か避難所作ってくれよ
閉鎖はない たとえ閉鎖しても発令所がある
760 :
587 :2007/01/14(日) 01:09:08 ID:???
>>752 一度、口に入れたそれを根元まで咥え込みゆっくり戻す。トウジが甘い吐息を漏らすのが何故か嬉しくて、僕は速度を増した。
「ぐっ……あっ……」
声にならない声でトウジが喘ぐ。次に速度を落とし、今度は優しく舌で先端に向けて愛撫を繰り返した。
人を好きになることが、こんなにも尊いことだとは思ってもなかった。
同じ歳の少年にこんなにも心突き動かされるだなんて思いもよらなかった。
鈴原トウジ
今、この瞬間だけでもキミと繋がっていたいんだ…
「シン…ジ…?」
761 :
587 :2007/01/14(日) 02:21:06 ID:???
>>760 口を離し自分のシャツに手をかけた。ボタンを全て外して脱ぎ去ると、次はズボンへ。
「シンジ…?お前…何してんねん…?」
ベルトを緩め一斉に下ろすと僕を縛るものは何も無くなった。
「なぁ、シン…、あっ…」
「…ぅ、ぁ、あああぁ!」
天を向いて大きく反り立ったトウジのモノが、僕を突き破る。
あまりの痛みに目の前さえ歪んで見えた。
「ああああぁぁっ!!ぐあっ!ああぁ…」
「シ、シンジ!こんなん…こんなんあかんて!」
「僕は…、僕はトウジが好き…なんだ…くぅっ!!でも…こんなことしか…できない…から…」
「シンジ……」
一粒、また一粒。
涙がトウジの体を打った。
騎乗位でした
お見事!
シンジセツナス・・・(´Д`)トウジカワユス(*´Д`*) エロス(* ´Д`*)=3 アハァァン
読みやすい、エロイ、リアリティある。 良スレ
トウシンって馬鹿にしてたけど何気にクオリティ高いんだな 馬鹿は俺だったよ…
トウシン好き増える いいことアル
768 :
587 :2007/01/19(金) 01:20:55 ID:???
>>761 トウジのそれが僕を侵していく。
ゆっくりと、何かを求めるかの如く中で蠢いた。
「くぅぅ…っ!!んああぁぁ!!」
「あっ、あぁっ!シン…ジ…」
「ああぁ…トウジ…トウジ…!」
痛い…
酷く痛いはずなのにこんなにも愛しい。交互に訪れる苦痛と快楽の連鎖は、僕を頂へと誘う。
「トウジが…トウジが僕を好きじゃなくていいから…僕はトウジを…ずっと好きでいい?」
「…………」
「ああぅっ!はぁ…はぁ…。お願い…名前…呼んで……」
それが合図となった。
769 :
587 :2007/01/19(金) 01:55:18 ID:???
>>768 「シンジ…シンジ!」
「うああああっ!はあぁ…!」
トウジが静かに腰を動かす。
奥へ奥へ走る衝撃は、僕の核を突いた。
「ぐああっ!くっ…あぁん!」
「シンジ…シンジ…シンジ…!!」
「ト…ウジ…、トウジ…トウジぃっ!!」
痛みで意識が朦朧となる。
頭ではトウジと居た記憶を探っていた。
キミが僕を殴ってから今に至るまで、果てしない時間だった様に思えて仕方がない。
そんな中で見つけたこの想い。叶わなくてもいい。報われなくてもいい。
僕の大切な宝物。
「ぐっ…あ、アカンっ!イ…ク……!!」
「あぁっ!あっ!あっ!あっ!あっ!トウジっ……!」
そして、僕達は力尽きた。
そろそろトウジが漢を見せてもいい頃だ
771 :
587 :2007/01/19(金) 02:40:40 ID:???
>>769 そのまま息も絶え絶えに、トウジに覆い被さる様に僕は倒れた。
ホッとしたのか、罪悪感からか。瞳には、溢れんばかりの涙を湛えていた。
「シンジ…?大丈夫か?」
「トウジ……ごめん、ごめんね…」
「な、何や泣いとんのか!?」
「僕、最低だ。自分の事しか考えてなくてこんな事を…最低だよ…」
「シンジ」
泣き崩れる僕の嗚咽を止めたのはトウジの唇。
「トウジ…」
「ずるいなぁお前…。こんな事した後にそないな事言われたらワシ困るやん」
「だって…僕っ!…」
背中に回される手。今度は強く、抱き寄せられた。
「これがワシの答えや。もう何も言うな…」
「うん…うん…」
汗ばんだ胸に頬を押し当てられながら、言葉少なにトウジはそう言った。
伝わってくる温もりはどんなプレゼントより嬉しかった。
キミとひとつになれた事。
一生忘れないかけがえなき真実。
心にそっとしまい込んで僕は少し眠りについたんだ。
これが、僕達が愛し合った最初で最後の夜だった。
GJ!! ないたよ
773 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/21(日) 20:04:12 ID:DVUKUWMs
漏れもさ・・
可愛くて切ない…
おまいら… 漏れも…
どの作品もいいところで終わってるな 職人達の続きを待つ
ゆずの夏色の歌詞が何となくトウジとシンジっぽく思えてきた
いつか君の涙がこぼれ落ちそうになったら 何もしてあげられないけど少しでもそばにいるよ そんなのまさにトウジがいなくなった時じゃねーか(ノД`)
6〜7巻を買ってきた う…うわあああああああああ またこのスレ最初から読んだらかなり切ない…もう駄目だ鬱だ氏のう
780 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/24(水) 18:02:10 ID:/PSb8X0k
6巻なんて今じゃ絶対読めねぇよ…
2〜5巻もちゃんと読めよ 貞エヴァは3馬鹿が仲良くなってく過程がいいんだ
ミスチルのシーソーゲームもトウジとシンジっぽい
どんな歌詞だったっけ?
つくづく思うがEOE初期稿のトウジとシンジが廃校で話すシーン削らなきゃ良かったのに… アニメは生きてるけど、謝るどころかさよならも言えないままお別れだしなぁ…
ttp://homepage3.nifty.com/kyrie/story25.html 絵コンテではトウジは話ながらバスケのシュートを一発で決めて
戻ってきたボールを「ありがとう」と言ってシンジにパス
だけどシンジは受けとめきれなくてボールを落としてしまう
ボールはトウジとシンジの友情を表している
トウジのシンジを許してるっていうか、最初から恨んでないという思いを
あの時点で完璧に追い込まれてるシンジは受け入れられないという演出らしい
職人達の続きが気になるんだぜ! 特に348氏は月イチペースっぽいから…
職人待ちつつサスケの青いベンチを聞いてたらトウシンっぽく聞こえてきた この声がー♪ 枯れるっくらいに♪ 君に好ーきとー言えば良かったー♪ もう寝る…
>>784 愛想なしの君が笑った
そんな単純なことでついに
肝心なものが何かって気付く
792 :
あやてぬ :2007/01/28(日) 18:30:03 ID:???
投下してみますた。 一目で分かる僕の愛しい人の背中。 それを追って走る。ぐんぐん近くなるその広い背中。彼を驚かせてやりたくて、わっと声をかけて後ろから飛び付いた。 「なんや…!シンジか、心臓に悪いで…」 「へへ、びっくりした?」 「当たり前や。」 そう言って彼に巻き付いた僕の腕を解いて、僕を抱き寄せる彼。温かい腕の中。 彼の体温と大きく脈打つ心臓が僕を落ち着かせる。 出会ってからどのくらい日が経っただろうか…お互いに第一印象はあまり好印象ではなかった。 いつから此所まで惹かれあうようになったのだろう―――… 「ねぇ、トウジ…」 腕に包まれたまま僕は彼の顔を見つめた。間近に顔があって、少し緊張してしまう。 「ん、なんや?」 「キス…したい、かも…」 「"かも"ってなんや。ほんまにシンジは素直に言わへんなぁ…」 「う…うるさいっ。」 だって、仕方無いんだ。 素直になれないのは、トウジの所為なんだ。彼が側に居るから、僕は少し意地を張ってしまうんだ。
793 :
あやてぬ :2007/01/28(日) 18:32:25 ID:???
>>792 ―――狡い。
いつも僕ばっかり好きで居るような気がして。
だから、僕は彼にこうして素直になれないままでいる。出会ってからずっとそうだ。
「可愛えんか可愛くないんかよう分からんな…」
はぁ、と溜め息を吐いてトウジは僕の左頬に右手をあてた。トウジは目を細めて僕に微笑む。
僕もつられて笑ってしまう。
「やっぱ、可愛えわ…」
ゆっくりと近付く顔。徐々に目が閉じられていく。
"格好良い"と、そう思ってしまう僕は重症なのだろうか。
僕もゆっくり目を閉じた。
794 :
あやてぬ :2007/01/28(日) 18:33:40 ID:???
>>793 唇に柔らかくて温かい物を感じた。キスなんて慣れてしまったことだけれど、やっぱり恥ずかしさは慣れない。
彼と唇を重ね合わせているという事に意識を集中させるだけで体が熱を帯びていくのを感じた。
彼の腕に抱かれれば、僕はそれだけで幸せになれたのに――――…
神様という物は、残酷だと思った。
そう。それは僕達の幸せを断ち切るようにやって来た天使。
僕は今も、彼の笑顔を思い浮かべて白い病室で独り泣いている。
こんな時、彼の腕があればどれ程温かい気持ちになれただろうと、
そう思う。
もっと長い筈だったが、強制終了。
続きなんて恐れ多いよ…
GJ もっと長い筈だった文章も読みたい… 是非とも続きキボン
投下したからには最後まで責任を持って続きを投下するのが真の職人の心意気 まぁ、その気になったら続き書いてくれ
何故ここの職人達はみんないい所で切るのか
GJ! このスレを見てからエヴァの中古同人誌を漁ってみたら トウシン本を三冊も発掘した。 ネ申を信じる気になった。
>>799 ちょwwwwwそれ何処で見つけたんだよwww
カヲルが登場するまではトウシンしかなかったんでわ
加持とかオヤジもあった
803 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/29(月) 00:01:50 ID:6MQKB3C4
ゲンドウたんのエロ画見てぇ
804 :
798 :2007/01/29(月) 00:09:53 ID:???
>>799 普通の中古同人誌店。奇蹟としか思えない。
>>801 カヲルも出てたよ。でも当て馬状態でウケたww
↑とは違う本で加持も当て馬だった。というかオヤジの愛に飢えてるシンジを
加持が同情して体で慰めてるところをトウジが発見して、加持をぶん殴り、それから
シンジに色々世話焼きだして、強がってるシンジを最後には抱きしめるっつー
内容だった。
お前らは庵トウジと貞トウジどっちが好きだ? 俺は貞トウジの方が好きなんだが…
>>806 基本貞トウジ。
でもシンジとの体格差がイイは庵トウジ。
貞の方は純粋っぽい二人だな。滝の方は何だか思考回路が危うい方に進む。 俺重症
貞トウジもいいけど庵のが好きかな…
アホで漢らしくて
>>804 それ持ってるかもしれん
でも最後、トウジがシンジを抱き締めようとするんだけど手が躊躇ってしまって…ってやつじゃないか?
シンジを分かってやりたいんだけど不器用なトウジには加持みたいにシンジの出す信号みたいなものが読めなくて
完全に分かり合える一歩手前の二人、みたいな切ない終わり方だった。かなりいい本だったけど
俺も貞の方かな 庵トウジも悪くないんだけど貞のがイケメソ過ぎるwww トウジって絶対高校生になったらモテるタイプと思う。
貞トウジは純情少年っぽい 庵トウジはアホに磨きがかかってるっぽい どっちも好きだ
庵トウジは普段は「シンジー!好きやー!好きやー!」とひっつく癖に いざシンジが「僕もトウジのこと好きだよ」とストレートに伝えられると 「な、な、な、な、何恥ずかしいこと言うとんねん!」と照れまくって逃げる感じ
何で庵トウジはアホってイメージなんだろうな いや、アホだけど
デレデレしてる描写が多いしなあ アスカの前でパンツも一緒に下げちゃったり
貞版キャラのトウシンが見たいと思った… でも庵版はまだEOE後LCLの海からちゃんと帰ってきました、とか再開のチャンスはあるが貞版は…
>>816 無理矢理チャンス作ればおk
「シンジ」
背後から名を呼ばれ、道の端でしゃがみ込んで居たシンジは後ろを振り返った。
「何泣いとるんや…」
夕焼けで紅くなった空を遮り、トウジはそこに立っていた。いつもと変わらない。
「そないな顔しとったら抱きしめてまうで?」
「…っふ‥ぅ、トウジ、ぅ…!」
途端に涙が溢れ出してきたシンジは、堪え切れずトウジに抱き着いた。その衝撃でトウジとシンジは地面に倒れた。嘘じゃない…本物の、トウジだ…!、シンジはトウジの体に回した腕にぎゅっと力を入れる。
するとトウジはシンジの背中をぽんと叩き、体を少し離させた。
「シンジ、会いたかったで…」
「僕も…っ!ぅ、トウジに‥っひ、く…会いた‥かっ―」
シンジの言葉を遮って、トウジの唇がゆっくりと合わさる。触れるだけの口付け、そこから温かさが伝わる。なんて幸せなんだろう…シンジはその幸せに浸った。
そして、名残惜しそうにトウジの唇が離れていく。
「これからもずっと側におるで…。やから、心配せんでええ。」
シンジは笑顔で頷き、トウジの腕の中へ戻った。すると、何だか少し眠くなってくる。
「眠いんか?」
「ちょっとだけ…」
「じゃあ、寝ぇや。」
トウジの言葉に甘えて、シンジは眠ることにした。
>>817 の続き
――目が覚めると、真っ先に目に入ったのが白い天井にある四角い電気。辺りを見回すと、見覚えのある部屋だった。
どうして…確か、トウジと一緒に居たはずなのに…―シンジが頭を混乱させていると、不意に男の声にがした。
「気がついたみたいだな。」
「加持さん…」
声の持ち主は加持であった。加持は何やら悲しげに視線を落としている。
「起き上がれるかい?司令が君に会いたいそうだ。気はすすまないだろうが…」
「あのっ」
加持の言葉に口をはさみ、シンジは尋ねることにした。此所に居る理由、悲しげな理由、そしてトウジの行方。
「何かあったんですか…?トウジは…、トウジは何処に…」
その言葉を聞いた加持は目を見開いた。驚きの表情といった感じだ。
「覚えていないのか…?シンジ君、フォースチルドレンは使徒と共に処理された…初号機の手で。」
一瞬、何を言われたのか理解出来なかった。シンジは両手で頭を抱えた。じわじわと痛みが襲う。
段々と記憶がよみがえってくる。フラッシュバックというものが、シンジの頭の中に現れた。
「あ…っああぁ、」
まさか、まさか僕は…トウジを殺し…―――
「うわああああああああぁぁ…ッ!!!」
叫ぶシンジを宥めようと、加持が声を掛けるが全く耳に届いていない。
夢を見たのだ。
今までに無いくらいに幸せな夢…そして、今までに無いくらいに残酷な夢。夢でしかない、あの幸せ。
シンジは目が覚めてしまったことを酷く恨んだ。
糸冬
…みたいな。
819 :
804 :2007/01/29(月) 11:27:41 ID:???
GJ!!!
全米が泣いた
>>810 それそれww切ないところは俺が表現し切れなかったんだ。
ていうかどれだけここのトウシンファン濃いんだよwwww素晴らしい
俺、ここ大好きだよ?
馬鹿、何言ってんだ?みんな好きだぜ!?
>>817 加持「鈴原君は君の血となり肉となり、君の命に取り込まれた」
貞版はせめてこう考えるしか幸せ(?)になれない
庵版はさっさとトウジが赤い海から戻ってくることを祈ろう
トウジはシンジで補完されたから、しばらく帰ってきません
トウジ「シンジ!そこにおったんやなシンジ!」 パシャ
「シンジ、ワシ…もう帰らな」 「帰るって…どこへ?」 不思議そうな顔でシンジは尋ねる。 どこへ? どこへかはわからない。 「ようわからんけど、もう一度会わなあかん奴がおんねん」 ただ、そんな気がした。 「もう、トウジったら。僕以外の誰に会いたいのさ?」 可笑しそうに彼は笑う。きょとんとした、年相応の少し幼い顔。 ああ、彼のそういう顔が凄く好きだとトウジは思った。 でも、いや、だからこそ。 「ワシが会いたいのは、シンジ、お前や」 「……僕はここにいるじゃないか」 微笑みが一瞬曇る。しかしトウジは言葉を続けた。 「せやな、これもお前や。でも」 「言わないで」 遮るように彼は言った。 その目は伏せ目がちだったが、顔の形は微笑んでいた。 だけどその笑顔は、何故か泣き出す手前の様な表情に見えた。 「言わなかったらずっとここにいられるよ?」 「せやけどワシはお前に会いたいんや。もっともっとお前に会いたいんや」 「やめて…」 殴られた子供の様な顔で彼は呟く。 「君はそんなこと言わないだろ?」 今にも泣き出してしまいそうな笑顔。 「そりゃワシもここは好きやで?ここに、ずっとお前といられたら幸せやろな」 暖かく居心地の良い場所。 いつも彼が笑っていられる場所。 いつも二人でいられる場所。
「だったら…」 「せやけど、これは違う。…違うと思う」 アレに乗るのは恐かった。 それと同時に力を手に入れられて嬉しかった。 彼を守れる力を。 「なぁ、お前がワシに会いにこれへんのやったらワシが会いに行くから」 だけどその力は、手に入れれた瞬間傷つけるだけの力に変わった。 「お前が自分を許せないんやったらワシが許したるから…」 あんなものが無くても生きていける。 あんなものが無くても守ることができる。 もう一度会いたいから。 彼は、シンジは泣きながら微笑んだ。 今度は、哀しげな表情ではなく自分が大好きな笑顔で。 ああ、やっぱりそういう顔が好きだ。 そう思いながら意識は溶けた。 いや、形を作っていった。 目に入ってきたのは、どこもかしこもただ赤い赤い風景。 波の音だけが聞こえた。 失ったはずの左足は何故か元通りになっていた。 ありがたいと思った。 無くても這ってでも行く気だったが、これでどこにだって行ける。 お前に会いに。
何か皆ここ数日ノリノリなんで、便乗してノリノリになって投下してみた すまんかった… 職人の続き待ちながら寝る
>>828 まず乙
そして実によかった。
何だか切ないな、貞エヴァ風は。
俺も職人待ち
別に長編でもよかったのに! 期待しとくよ〜
ここは連載ものは有りなのか?
大いに有りだろ トウシンなら
>>829 すまん。前の職人の貞エヴァじゃなくて、
>>825 のネタのシンジで補完されたトウジが戻るまでの話なんだ
投下するの初めてで即効で書いたから分かりづらくてすまん(´・ω・`)
今度こそ寝る
やっぱ俺はトウシンが好きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! すまん言ってみただけ…
何この良スレっぷり
じゃあ、ちと
>>1 の倒錯した愛でも連載で書くか(´・ω・`)
トウシンで倒錯した愛ってどんな感じだろう… よっしゃ、来いやぁあぁあぁああ!!
結局はなんでもバッチコイなんだろwww じゃ ちと頑張ってくる
な、何でもいいわけじゃないんだからね!? ちゃんとしたトウシンというカプじゃなきゃ駄目なんだからねっ!? 俺はこのスレの職人達もみんなも愛してる。
最近どんな恋愛ドラマを観てもトウシンには敵わない気がしてきた俺病気… 俺は職人もお前らもみんな愛してるぜ?
漏れも……
>>836 壱・
誰も居ない筈の体育館の中から何やら音が聞こえてくる。
放課後、体育の授業の時に体育館に靴を忘れてきてしまったシンジはそれを取りに来たのだが、明かりも点いていない体育館から聞こえてくる音は何だか不気味だ。
シンジは思わず後ずさってしまうが、靴を諦める訳にはいかない。…勇気を出して、そっと中を覗いてみる。
するとそこには、バスケットゴールの前でボールを持って構えたトウジの姿があった。シンジはゆっくり戸を開き、気付かれないように中へ入る。
暫く緊張が走る。
そして、ゆっくりと時間が流れていくようにボールはふわりと綺麗な放物線を描くと、ゴールに吸い込まれるようにシュートが決まった。
「わぁ…っ」
シンジは思わず手を叩いた。ぱちぱちという音が広い体育館に響いた。
そこで初めてシンジの存在に気付き、トウジはシンジの方を見た。
少し照れながらシンジの方へ駆け寄ってくるトウジ。
「何やシンジ、おったんか。」
「うん、見てたよ。すごく綺麗だった。」
素直に感想を述べるシンジ。トウジは照れ隠しに、シンジに背を向ける。その行動をくすっと笑うシンジ。
トウジは笑われた事に少し苛立ちを感じた。
「な、何や!…それよりお前、こんな所で何してんねや!」
「何って…あ、そうだった。靴忘れたから取りに来たんだった!」
>>842 一瞬用を忘れていたシンジはトウジの横を擦り抜けて体育館の隅の方にある靴箱の所へ走った。
「よかったぁ…盗られてなくて…。」
これで帰れる。そう思いシンジは体をくるりと反転させた。すると何かにぶつかってしまうシンジ。
「…っ痛、」
「もう行くんか?」
ぶつかったのはトウジだった。
「行くんかって…もう5時前だし帰、…――ッ!」
突然、唇を塞がれるシンジ。いつもより間近にトウジの顔がある事に恥ずかしくなり、ぎゅっと目を瞑る。
唇が離れると、シンジを体育館の壁に押し付け、トウジは囁くように言った。
「なぁシンジ…この前の返事、ずっと待ってんねやけど…」
吐息が耳にかかり、シンジはぴくっと体を震わせた。
返事とは告白の返事の事だ。一週間程前、シンジはトウジに付き合ってくれと言われたのだが、未だその返事をしていなかった。
「…あ、それ…は……っ」
「まだ待てっちゅうんか?」
「だ、だって…いきなりそんな…。何て言ったらいいか、」
「そんなの簡単な話や。」
トウジの言葉に、シンジはふっと顔を上げた。
「簡単…?」
「せや。ワイと付き合って、好きになればええだけや。」
糸売く
新人さんいらっしゃい。 倒錯ってことはこのシンジはおにゃのこか? っていうか、何だ?このスレの職人保有率。すげぇ…。
>>844 すまん、倒錯といってもおにゃのこでなく、通常の愛とは違う物を書きたかった。だから、シンジは男だ
全く…なんでここの職人はいいところで止めるんだ…! wktk
ここ最近夜になると栄えるよね いい傾向だ
きっ気になるゥ!!行ってまえトウジ! wktk
>>847 まったくだ
ash氏の続き 348氏の続き 587氏の続き あやてぬ氏の続き 新職人の続き 今日も待つ
いっちょ前にコテとかつけてみた。
あと、投下ペースは早いと思うw
>>843 トウジの強引な答えにシンジは表情を曇らせる。
別にトウジが嫌いというわけではない。…というより、好きだ。シンジは迷っていた。
世間一般では男同士なんて軽蔑されてしまう。シンジは周りの目を気にし、返事を出さないでいたのだ。それは、トウジの為を思っての事。
自分自身、自覚はないだろう。その“愛”というモノに―――――
「わっ…ワケ、分かんないよ…」
シンジはトウジから目を逸らし俯いた。トウジの顔なんて見慣れている。けれど、こんなに間近にあるのは初めてだ。
シンジの心臓は煩いくらいに鼓動が高鳴っていた。自分ではどうしようもない。
「…ほんなら、分からせたるわ。」
「へ…?やっ…ちょっ、トウジ…?!やだっ…降ろして!」
トウジはシンジの体を軽々と抱き上げると、制止を聞かずにそのまま体育館倉庫へ向かった。そしてそのまま白いマットの上に乱暴に降ろされる。「ぁ…うく、」
降りた衝撃で背中が痛む。苦しみに呻くシンジを見下ろすと、トウジはにやりと口元を歪ませた。その様子を見たシンジは急に怖くなり、体が凍ってしまったように動けなくなった。
「や…」
「ワイが怖いんか…?」
体を小刻みに震わせ、明らかに怯えていることが分かる。トウジは、そんなシンジの体を抱き寄せた。シンジは落ち着いたのか、震えが止まる。
>>850 シンジの体は自分とはまるでつくりが違い、同年齢の同性とは思えない程か細い。少しでも力を入れてしまえば折れてしまいそうだ。
トウジは愛おしむように優しく抱き締めた。
「怖がらんでええ。なぁ…シンジは、ワイの事嫌いなんか?」
「ち、違う…!」
「…ほんまやな?」
シンジはトウジの目を真っ直ぐ見たまま頷く。それはシンジからの告白でもあった。
「ほんなら…!」
「でも…、付き合えない」
トウジの言葉を遮るようにシンジが言った。トウジは理解不能といった顔でシンジを凝視している。シンジはトウジから少し身を離した。
「だって…普通おかしいよ……男同士、だなんて…。こんなの…誰も許してくれない、祝ってもくれない、結ばれもしない…」
シンジの声が段々と震えてくる。シンジは何かツラさを訴えるようにトウジのジャージの袖をぎゅっと握った。
「どうせ…みんな、軽蔑する……そうしたら…っそ、した…ら、トウジっ…に迷惑…かかっ…ちゃ、うよぉ…!」
「お前…そないな事、気にしとったんか?」
「な…っ!そんな事って、ひど…」
「ええんや、例え軽蔑されようが批判くらおうが」
シンジ、好きなんはお前だけや。トウジのその一言がシンジの心に深く響いた。
トウジは自分のジャージの袖で涙を拭いてやると、シンジの涙を吸うように瞼に口付けた。それからトウジの唇は頬へ移り、次にシンジの唇へ移った。それは段々と深く求め合うような物に変わっていく。
GJ!
やってまえ!
>>849 こうして並べると凄いな
GJ!早いの上等www 確かに並べると凄いな。トウシンって恵まれてるな〜
俺は死ねない。続きを見届けるまで…… と本気で思った
職人達の続きはまだですか
856 :
ash :2007/02/01(木) 01:38:25 ID:???
>>582 窓を叩く雨の音とトウジの荒々しい喘ぎ声は僕をどんどん狂わせていく。
トウジのそれは既に限界に達していた。
僕は戸惑いもせず、先端に口を近付けた。
「……っ!!シン…ジ?あぅっ…!!」
汚いとか考えるより先に行動していた自分に驚いた。
好きな相手をもっと気持ちよくしてあげたい。それは本能に刻まれたものなのか。
ただ、今は無我夢中だった。
奥に咥え込むと、トウジは更に悶える。
「あぁ!あ、あぁ…。シンジ…シンジ…!!」
絡み合わせた手に力が入る。名前を呼ばれる度、何故だろう、トウジが愛しくてたまらなかった。
心と心が確かに繋がっている。
体を通して始めて実感する瞬間だった。
ash氏お久しぶり そしてGJ
トウジエロスwww 此所は俺の中でのネ申が集まるスレだな
>>851 「ふ…んっ、ぅ…んん」
シンジの歯列をなぞり、舌が口内へ入り込んでくる。にゅるっとした感覚に驚き、シンジは体を強張らせた。だがキスは止まず、そればかりかどんどん激しさが増してきた。
「はぁ…はぁ…っんふぅ…んむっ」
長いキスが続き、呼吸も苦しくなってくる。そして、飲み込み切れず溜まった唾液がシンジの口の端から零れ、顎を伝った。
シンジはトウジの体を押し、限界を訴えた。
「…っんはぁ…!はぁ、はぁ…っ」
「すまん。つい夢中になっとって…」
「はぁ…っふ、はぁ…苦し…かっ、たぁ……」
シンジの顔は先程の深いキスの所為で既に紅く染まっていた。
シンジは落ち着かない呼吸をおさえようと必死になるが、なかなか呼吸は落ち着かない。そればかりか、脳に酸素が回らない所為で思考が段々と働かなくなってくる。
「ふ…っはぁ、」
トウジに苦しさを訴えるべく、シンジは袖をぎゅっと握る。少し涙ぐんだ大きな瞳に見つめられ、トウジの心臓の鼓動は高鳴った。
「シンジ…っ」
いつもと違い、色っぽさが出ているシンジをその場の白いマットの上に組み敷き、トウジはそのまま次の行動へ移した。
「な、にっ…?何…するの…?」
「続きや。…あかんか?」
「…トウジなら……っいいよ…」
次第に落ち着き始める呼吸。トウジは承諾を得ると、シンジの制服のシャツのボタンを外していく。
職人二人もキテター!!
ここの職人達のエロシーン投下のタイミングって何故か同じだなw
職人5人期待町
iyann
やべぇ…6巻まで読みたくなってきやがった。 でも読んだら号泣するし絶対鬱になる… こういう時お前らならどうする? そんな俺浪人受験生…
存分に泣きなさいな。 泣いたあと勉強しながら続きを待ちなさいな。
流石の俺もこれは引くわww
職人まだかな…
ワロタ 職人来ないな… 今日もずっと待っていよう
ここの職人達のトウシンは兄弟みたいな親友みたいなほのぼのした感じが良い
871 :
ash :2007/02/03(土) 03:16:59 ID:???
「あっ…、あかん……!!」 程なくしてトウジは絶頂に達した。 口内に勢いよく放たれたものを僕は反射的に思わず飲み込んだ。 「無理せんかてよかったのに…まだ嫌や言うてたやんか」 「自分でもわかんないよ。でもトウジの事考えたら止まらなくて…」 「アホやな…」 トウジの腕が肩にまわされ、僕は丁寧に寝かされた。 「トウジ?………あぁっ!!」 舌が亀頭に触れた瞬間、今までとはまるで別格の刺激が広がっていく。 最早言葉にしてもし足りない程、僕はマットの端をただただ全力で掴んでいた。 「んっ、ふぅん…!はっ…あっ…」 何かが押し寄せてくる感覚。塞ぐ手段が見当たらない。 「あんっ…、ぐっ…トウジ…出ちゃうよっ…!」 トウジの動きが止まる。 「構わん。ええで」 そして再び動き出す。 「あ、あぁぁっ…!!」 幾重にも折り重なった快感が、その瞬間、一気に噴き出した。
待ってたらキター! お疲れ様 シンジ可愛いなw
イイヨイイヨー
トウジはシャムシェル戦で泣いてるシンジにきゅんときて 「殴られなきゃならないのは僕だ!」あたりでさらにきゅんときたに違いない
シンジは自分を嫌ってるはずのトウジが本当は自分を心配してたのを知ったときに じわじわとずっきゅーんときたに違いない
>>859 するりとシンジの肩からシャツが滑り落ち、白い肌が露になる。
「綺麗や…」
「ぁ…っん、」
トウジはシンジの白く細い首筋に口付け、強く吸った。そこには紅い鬱血。白い肌には紅いその痕がよく映えるものだ。
倉庫内の辺りにちゅっという肌を吸う音が響く。その音が恥ずかしくて、シンジは顔を赤らめた。
トウジの唇は段々、下の方へ移っていく。
「ん、あ…ッ!」
シンジの胸にある突起物にトウジの唇が触れる。シンジの体はその感覚を素直に受け止め、快楽へと繋げていく。
「あっ…ぁア……んぁ!」
トウジは、乳首を舐めたり吸ったり優しく噛んだりしながらシンジを攻め立てた。シンジの口からは小さく喘ぎが漏れてくる。
そしてトウジは乳首を指で捏ねたり摘んだりしながら、シンジのベルトに手を掛けた。片手では乳首を攻め、もう一方の手では器用にベルトを外し、ズボンと下着を脱がせた。
シンジの熱が露になる。トウジはそれを手に取り、上下に擦り快楽を促していく―――
「ああっ…ア、ひぁっ」
途端にシンジの口から鼻にかかった喘ぎ声が漏れてきた。先程よりも大きい。
「ふ…ぁ、ト…ウジ、ぁあん…っ!」
無言のまま、トウジはシンジのソレを擦る。先端からはトロトロと蜜が溢れている。
「やぁ…っは、だめっ…!ぁイ…イき、そ…ぅ」
シンジがそう言って間も無くソコから精が放たれた。勢いよく飛び散り、ソレはマットや床…そしてシンジの白い肌やトウジの手を汚した。
ここのトウジって乳首好きだなw
乳首ってリアルに気持ちいいからなwww
「みんなええ乳しとるなぁ」 と言う台詞から、トウジはおっぱい星人 でも惚れたのはシンジ シンジにはおっぱいがない! でもシンジには感じやすい可愛い乳首がある! という過程を踏んでだな…
確かにシンジは感度よさそうだなwww
いつか来たる日のために、グミとかで甘噛みの練習してたんだよ
僕にはおっぱいがないからトウジに嫌われちゃうっと 薄っぺらい胸板を寄せて上げてだっちゅーの!をしてみるシンジ 物陰からうっかり目撃してしまうトウジ
安心しな。トウジはそんな理由でシンジを嫌いになったりしないぜ… でも男はみんな巨乳が好きだ おっぱい!おっぱい!
乳だけでここまでレスが増えるとはw
初めてなんだから優しく丁寧にねちっこく舐め回さんと
シンジに顔射したい
それはトウジの特権です
890 :
ash :2007/02/05(月) 04:10:20 ID:???
「と、トウジ……大丈夫…?」 「へへっ、こんなもん朝飯前や!」 「もう…」 そう言うと僕は再びトウジの腕の中に引き込まれた。 何をする訳でもない。ただこの温もりを感じている時間が幸せだった。 気付けば雨音もすっかり遠ざかっていた。 「雨、やんだみたいだね」 「せやな」 「もう外真っ暗だ。ミサトさん怒ってるかな…」 「帰るか?」 「あと少しだけ…こうしていたいな…」 「わかった…」 腕に力が少し加わる。胸が安堵感に包まれていく。 それは同時に不安も抱かせる。 手にしたものを失いたくないという不安。 幸せ過ぎて怖かった。 「ねぇトウジ…」 「ん?なんや?」 「僕を…僕を離さないでね…」 「急にどないした?」 「お願い…」 「…わかった。ワシは絶対お前を離さへん。約束や!…シンジ?なんや寝てしもうたんかいな!」 トウジが、優し過ぎたからだよ。
おはよう。 そして甘えシンジに(;´Д`)ハァハァ
良いスレ
>>876 あまりの恥ずかしさにシンジの瞳から涙が零れる。
「相当、溜まっとったみたいやな…」
「はぁ…はぁ、ぁ…」
シンジの腹の上に散った精を指で拭い、トウジはソレをシンジの秘部に塗り付けた。そして指を奥へ奥へと入れ込んでいく。
「んあっ!ア…ッん、」
この後の行為を楽にさせるため、よく慣らしておかなければならない。トウジは優しく指を奥まで侵入させていく。
そして、中を掻き回すようにして、シンジに快楽を与えた。迫り上がってくるような快楽の波に耐えることが出来ず、再び熱を帯び始めたソコからは、指で奥を突かれる度に白濁の蜜が溢れた。
それを見たトウジは指の動きをピタリと止め、シンジに尋ねた。
「…もう、ええか?」
その質問の意味がよく理解出来ず、トウジは涙ぐんだ半開きの目でトウジを見た。
「入れても…大丈夫なんかっちゅーことや」
その言葉にシンジは躊躇した。…だが、暫く経ってから小さく頷いた。
きっと恥ずかしいのだろう、シンジは顔を両手で覆い、トウジの視線から逃れようとしている。
そんなシンジを見てトウジはクスリと笑い、自身を取り出しシンジの蕾にあてがう。
何故このスレには職人がたくさんいるのか… 良いことだ
期待期待
腐れの妄想力を、今みた……オエッ
乙!毎日GJ!! ほかの職人達も待ってる
職人達は書き溜めしてるんだ きっとそうだ
>>893 そして――――…
「ひぁっ!ふ…っアァ!」
ぐっと入り込んで来たトウジのモノがシンジの内部を押し広げていく。膨張しているその熱は、シンジの中に入ることによって先端からぴゅっと精が少し飛び出てきた。
その出てくる僅かな感覚さえも、シンジは拾いあげ、ぴくっと身体を震わせた。
「きゃあ…ッ!ひ、ぁんっ…」
「し、シ…っン、ジ……!」
強くトウジを締め付けてくるシンジに、トウジの息も切れ始めた。
シンジも、入ってくるトウジの質量の大きさに苦しさを感じ、息が詰まる程に喘いでいた。
初めての行為。その為、なかなかスムーズに事が進まない。
そうして苦しさに喘いでいると、繋がった結合部から何かが切れる音がした。
トウジはソコへ目をやる。…音がしたのはシンジの秘部が切れた所為だった。質量の大きさに耐え切れず、慣れない行為に切れたのであろう…ソコからは紅い血が滲んで結合部を染めていた。
「く…ッ、ふあ…と、トウ…ジぃ……!ぁ、痛…っいよぉ!」
「シンジ………っく、すまん…もう少しや、」
シンジの髪を撫で優しく言い聞かせてやる。その言葉に安心したのか、シンジはトウジの首に手を回し、身を任せるようにしがみついた。
お互い苦しさは同じ。一刻も早く快楽を得る為に体を重ね、腰を揺さぶり始める。
「あっ、あっ…アぁ…!んっはぁ…アッ、」
揺さぶりかけられる度にシンジの口からは声が漏れた。…まだ痛みがあるのだろう、肩を竦めて目を固く閉じている。目尻には涙。
900!!
このスレも900まで来たか 職人も住人も乙!
902 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/02/07(水) 22:08:04 ID:JTOqzjQm
なんだここは… 続き街…
>>899 秘部から滲んでいる血はやがて精液と混じり合い、出し入れの手助けとなった。
トウジは快楽の絶頂へ向かってシンジの奥まで腰を進め、ソコを重点的に突いた。
そのおかげか、痛みを訴えるような声は次第に甘みを帯びていった。
「あ…っはぁ、はぁン……あっ、んあぁ…!」
「気持ちええんか…?」
「ひ…っう、ぁ…はぁ、き、きもち…い…いっ!」
余程良いのか、シンジは普段の大人しい性格や行動からは予想もつかない程、乱れていた。痛み等、もう消え去っていた。
今は快楽しか体には伝わらない。
そして、乱れるシンジを目の当たりにして、トウジの腰の動きは更に激しさを増した。シンジはその動きについて行こうと必死にトウジにしがみついた。
そしてシンジの口から、ずっとトウジが望んでいた言葉が紡がれた。
「あっ…ああ、ア!と…っトウ、ジ…っは、す…きぃ…!好っ…き……!」
"好き"―――
その一言は、トウジにとっては何よりも一番嬉しい事だった。例え一時の気の迷いであっても、トウジは嬉しかった。
そしてトウジは最後の突き上げと言わんばかりに、シンジの奥へ腰を突き入れ、絶頂を目指した。シンジの熱ももう限界を訴え、吐精寸前であった。
「シ、ンジ…っ!ワイも、シンジが……好きやっ…!」
トウジはそのままシンジの中で精を放った。溜まっていた所為か、射精がなかなか止まらない。
シンジの下腹部はトウジの精液で満たされた。
「あ…ッひぐっ、あ、熱……いっ、熱いよ…ぉ!ぅく、」
腸の中に広がるトウジの熱い精液を感じシンジも熱を放った。
シンジは、その場で意識を手放した。
シンジはトウジが好きになったのか セックルに溺れたついでに口走ったのか
シンジは素直じゃないから…
待つよ
職人様達、つ…続きを… あの人のもあの人のもあの人のもあの人のもあの人のも 全部続き読みたい
ME TOO
911 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/02/10(土) 11:10:16 ID:Q7uK9qS+
トウジ「うんこ」 トウジ「ワカタ」
いかんな。毎日の様に投下は毎日続きを期待してしまって。 続きまだか…
耐えねばならんのだよ
914 :
348 :2007/02/11(日) 02:59:15 ID:???
「ッ…、シンジ…!」 思いがけない展開にトウジは戸惑いながら、与えられた感覚に抵抗できなくなる。 シンジもまた、初めての行為に戸惑い、それでもトウジに気持ちよくなってほしい一心で続けた。 先端から滲み出る液を舌で舐め取ると、亀頭を唇で銜えて舌で先端を刺激し、ちゅっと音を立てて 吸い上げる。 「…はぁ…っ、うぅ……」 トウジの吐息が乱れ、声が漏れると、トウジのペニスは震えながら大きさを増した。 「トウジ…気持ちいい…?」 「あぁ…めっちゃ気持ちええ……」 熱い吐息混じりに答えるトウジの声は普段とは違って大人っぽく聞こえた。 「もっとしゃぶってくれ、シンジ…」 シンジの髪に指を差し入れて優しく撫でると、シンジは嬉しそうに微笑んだ。 もっと、とねだられてもどう愛撫していいのかよくわからないシンジは、再び亀頭を銜え込み、限界まで ペニスを口に含んだ。 しかしシンジには大きすぎるせいか、根本まで銜えることができず、そのまま唇をスライドさせて一旦戻ると、 今度は横に銜えて根本まで降りていった。 根本から袋へ舌を滑らせて口に含み吸い上げると、反対側へも同じように繰り返す。 ビクンビクンと脈打つペニスはもう限界に追い込まれていた。 シンジの慣れないそんな愛撫の懸命さにも、トウジは興奮していた。 ちゅぷ、と卑猥な音を立ててこんな普通じゃない行為をしている目の前の少年が、愛しくてたまらない。 今まで何度も何度も想像しては、宛てのない暗闇へ吐き出してきた想い。 その夢が、今ここにある――――。 「…っ、もう…あかん…!シンジ……!!」 「ん………っ!!」 シンジはトウジの声を合図に、両手でペニスを掴み口に含んだ。 ドクドクと、シンジの口の中に精が放たれていく感覚に全身が震えた。 シンジはトウジの精を飲み込むと、そのままトウジのペニスを手で扱いて全部を吸い上げた。 「ぅっ…はぁ…はぁ…」 トウジは驚いたが止める余裕もなく、仰向けに倒れ込んだ。 それにつられるように、シンジもトウジの横にうつ伏せに倒れた。
915 :
348 :2007/02/11(日) 03:00:35 ID:???
「…アホ…あそこまでせんでもええのに…」 トウジは困ったように微笑んで、シンジの頭を優しく撫でる。 「僕もするつもりなかったけど…しちゃった」 照れくさそうに微笑むシンジがあまりにも可愛くて、唇を寄せると、 「あ…まだ口の中に残ってるから…」 と小さく拒絶された。 「お前はそれ飲んでくれたんやろ、ワシも平気や」 「ん…」 ちゅ、ちゅ、と何度もキスを繰り返す。 それでも唇を閉じたままのシンジに、 「ええから、口あけぇ…」 「…もぅ……」 観念したように薄く開かれたシンジの唇を舌でこじ開けて侵入する。 シンジの口内に残る粘液が自分の放ったものだと、舌と匂いで改めて味わうと、トウジはまた興奮した。 (ワシって相当変態かもしれん…) 自分に突っ込みを入れながらも、シンジを通して間接的に自分の精液を味わっていることにこれほど 抵抗がないことが信じられなかった。それほどにシンジが愛おしいのだ。 トウジはシンジの口内に残っている精液を全て舌で拭いきるまでキスを続けた。 「…っはぁ…、もうトウジってば…苦しいよ…」 「とか言いながら、ワシのちゅーでコーフンしとるくせに〜」 「うっ…」 「図星やろ?」 「こ、こういう時くらい茶化すのはやめてよ」 楽しそうに笑うトウジに恥ずかしくなって、つい憎まれ口を叩いてしまうシンジ。
キタ
917 :
348 :2007/02/11(日) 03:01:50 ID:???
「スマンスマン。ほな、続きしよか…」 「え…」 トウジは起き上がってシンジを仰向けにさせると、また覆いかぶさってシンジを見下ろす格好になった。 「次はワシがしたる…」 「…………」 急に真剣な声でトウジにそう言われて、シンジは緊張する。 でも、トウジの目は優しいままだった。その眼差しにシンジは手放しでトウジを信用する。 「うん……」 目を閉じて、安心しきったように微笑むシンジを見て、トウジは嬉しかった。 「ほな、脱がすで…」 「うん…」 ベルトがはずされて、トウジの時と同じように下着ごと一気に脱がされると、やはり恥ずかしかった。 閉じた目を開くことができない。トウジはどう思っているだろう?まだ幼い性器を見て引いたりしないだろうか。 「キレイやな…」 「え……?」 「シンジの身体、ゲージツやなぁ」 「…何言って……」 トウジの不思議な発言に、目を開けてみたシンジの視界に入ったのは、再び元気になったトウジの下半身だった。 「……!?」 「シンジの裸見たら一気に勃ってもうたわ」 照れたように笑うトウジにシンジは呆然とした。
乙! 萌えた 深夜に萌えた 超萌えた
何この良スレ
>>905 温かい――…此所は、何処だろう。心地良い、ヒトを感じる―――
ゆっくりと目を開けると、見慣れたトウジの後ろ姿だった。よく見てみれば、自分はトウジの背中におぶさっている。
「トウジ……っ」
そう名前を呼ぶと、トウジはふと足を止め、横目でシンジを見た。
「やっと目ぇ覚めたみたいやな。」
安心したようにそう言い、トウジは再び歩を進める。
「お、おろして…重いでしょ、一人で歩けるから。」
「アホやな。あんな事があった後に歩けるワケないやろ。」
トウジに言われ、シンジは先程までの行為を思い出す。
そうだ……僕はトウジと…――そこでシンジは恥ずかしくなってしまい、トウジの背に額をくっつけた。顔が火を吹いているのではないかと思う程、熱い。
暫く静かな時間が続く。そして、トウジが口を開いた。
「…嬉しかったで」
突然の一言。意味が理解出来ないシンジは、ぱっと顔を上げてトウジを見つめた。
「何や、忘れたんか?」
「……何を?」
全く分からないといった表情でトウジを見つめる。
「…お前が、好きや言うてくれたことや。」
「あ………あれは、」
シンジの頬が真っ赤に染まっていくのが目に見えて分かる。嘘なのか、本心なのか――――トウジはそれが聞きたかった。
だが、そんなシンジの反応を見てトウジは尋ねるのをやめた。
「シンジは分かりやすいタイプやねんなぁ」
「な…!本気で言ったんじゃないからね!勘違いしないでよ!」
「はいはい…」
後ろからぽこぽこと背中を叩いてくるシンジが可愛く思えてくる。自然と笑顔になれた。
この幸せな一時がずっと続けばいい、…そう思う。
糸冬
また暇があったら書きたいと思う。ネタがないワケだがw
職人達乙。GJ ろず氏、ぜひまた何か投下してくれ。 改めて事に及ぶ二回目の行為とかw
今日は何か二人も職人が投下してくれて良い日だ 明日もこうでありますように
348氏大量投下GJ!トウジが相変わらず男前だ
>>920 ならばネタをドゾー
つ焼き餅を焼くシンジ
両氏ともGJ! これからも汁っ気タップリでよろ ミ・ω・彡
汁気も好きだがほのぼのした日常も好きだ でも汁気も好きだ
「ねぇ、トウジ」 「なん…」 チュッ 「な、な、な、お前何してんねや!!」 「ご、ごめん…嫌だった?そうだよね、こんなの嫌に決まってるよね…」 「あ、いや、その、嫌って…訳や…ないねんけど…」 「…えっ?」 「べ、別に構わん言うとんのや!何度も言わせんといてや…」 「ごめん…」 「あ〜!!もう謝んな!!」 「あっ!トウジ…痛いよ…」 「シンジ、目ぇ瞑りや」 「うん…」 う〜ん難しい…
俺の職場にリアルトウジがいるんだけど… 病気俺 かなrやばい…
明日はバレンタイン
トウジ「なぁなぁ、誰にやるんや〜?」 シンジ「…………」 トウジ「なぁなぁ、誰にあげるんや〜?」 シンジ「もう!秘密!」 トウジ「えぇー?」 シンジ「はい、トウジ」 トウジ「え!?ワシ!?…お、おおきに!」
トウジたんもシンジきゅんもカワユス
>>921 ,
>>923-925 頑張って混ぜてみる。
初めての行為から数日。
今でも思い出してしまい、トウジの顔が見れなくなってしまう時がある。
そんなシンジは、なかなか素直になる事が出来ずに今日もトウジをいつもの道端で待ち伏せていた。
最近はこうして朝、トウジと学校に行っている。「一緒に行こう」と言えば済むのだが、シンジはそれが出来ないでいたのだ。…頭では分かっている。自分が素直でないという事、トウジが好きだという事。
ただ認めればいいだけの事なのだが、シンジには難しかった。
そうして色々と考えていると、トウジの姿が見えてきた。シンジは曲がり角に隠れ、トウジがその前を通るのを待った。まるでストーカーみたい、と自分で何度もそう思い笑った。
「…トウジ、おはよっ!」
「ああ…シンジ。最近朝よう会うなぁ。」
その言葉を聞き、少しドキッとしてしまう。だが待ち伏せているということはバレていないようだ。
驚きで裏返りそうな声を必死で堪え、平静を装い応える。
「そ、そうだね。よく会うかも」
「ほな、一緒行こうや。」
シンジは頷き、トウジの隣りを歩いた。
恋人同士、なのだろうか…――体育館でのあの行為でお互いに「好き」という言葉を交わした。だが未だに実感が出来ない。…自分達が恋人同士だという事――――シンジは密かに疑問に思っていた。
何が、"恋人"と思わせてくれるのだろうか―――
ツンデレシンジキターwww
実際シンジってツンデレな所あるよなw
さて待つか
何かここ職人多いから、今日は誰か投下してくれるんじゃないかとか考えて 毎日の様に覗いてしまう
1000も近いし投稿しにくいんじゃない?
次スレは980あたり?
そんな感じで
暇だから6巻の黄昏を黒に染めて…の扉絵を模写してたら泣きそうになってきた シンジの思いっきりの笑顔もトウジのはにかんだ様子もたまらんな…
6巻は表紙に萌えて中身で欝になる でもそんな時はエヴァ2をプレイしてみるんだ 無事パイロットになるトウジ ネルフの中を元気に走り回るトウジ シンジとユニゾンするトウジ 癒された…。絵がアレなんだけど
>>931 「…シンジ?」
考え事をしてしまい、黙り込んでしまっていたシンジの顔を覗き込み、声を掛けてくるトウジ。シンジははっと顔を上げた。
「何や、ぼーっとしくさって。」
「あ、ご、ごめん…」
「そないワイとおるんがつまらんか…?」
悲しそうにそう言われ、シンジは必死にトウジに訴えた。
「ち、違うよ!…ただ、」
トウジの事を真剣に考えてたから、…そう素直に言えればいいのだがシンジは言う事が出来ずに言葉をやめてしまった。何故こうも自分は素直じゃないのだろう―――…シンジは自分の性格を恨んだ。
―そんな時、後ろから何やら聞き慣れた声がしてきた。はっきりとは聞き取れないが、自分達を呼んでいるような声が段々と近付いてくる。
シンジは後ろを振り返った。
「ケンスケ…?」
そのシンジの言葉に、トウジも後ろを振り返った。
そこには学校でいつも共に行動しているケンスケが走ってこちらへ向かってくる姿があった。アスカの言う「3馬鹿トリオ」の内の一人だ。
「シンジとトウジ、おはよう!」
「おはよーさん」
「お、おはよ…」
心の中で邪魔だな、と思いつつシンジはケンスケに挨拶をした。ケンスケが居ては、素直になるという事は余計に難しい。
ケンスケに、トウジと自分の関係を知られたくはない。
シンジはトウジの隣りから少し離れた位置で並んで歩いた。…これなら何とも思われないだろう――――
しかしそんなシンジの考えは甘かった。
乙です。何か展開ありそうだな
続きが読みてぇえぇええええ!!!!
ろず氏 乙です! 続き街…
続きマダー? やはり職人みんな1000に近いから投下控えてるのか?
一緒に弁当食ったりとか登下校デートとかほのぼのしたの読みたい でもエロも読みたい
hosyu
最近人いないな
>>949 (;´Д`)ハァハァ
パックンチョしてぇ トウジたんのおちんちん(;´Д`)ハァハァ
それはシンジが恥じらいながらやることだ
デジモンのショタ本出してた人のトウシンは良かった
黄昏を黒に染めての扉絵を見ながら、Cocooのポロメリアって曲を聴いてごらんよ。
じゃあ7巻読んで、木村カエラのワニと小鳥を聞いてごらん 命に取り込まれたってことは間接的に食べちゃったってことだよ
涙止まらなかったんだ ダメなボクは君を食べた 好きなところばかりの君に会えることもない 今は少し落ち着いてきたよ でもね、僕は臆病だ 自分をいじめてるつもりで生かしてる
トウシンサイトってないのかな
あるけど更新停止中
探せばあるよ。 知ってるだけで三つくらい。
三つもあると喜ぶべきなのか、三つしかないと嘆くべきなのか
続きマダー? 次スレ予定の980まで待つか
概出かもしれんが『MANZAI』という漫画の二人がトウシンにビックリするくらいそっくりだ。
何っ!?こんなスレあったのかぁ?? 気付くの遅すぎ。。。
庵トウジと貞シンジが付き合ったら 貞トウジと庵シンジが付き合ったら
>>962 >>964 今日小説の方一冊読んでみたけど「バッテリー」の人の本だったのか。
ほんとにトウシンみたいだった。キャラの外見やら内面の方もシンジ、トウジっぽいし
さりげなくエヴァの小ネタなんかも出てきたし面白かった。
庵トウジと貞シンジって感じだったかな
庵トウジと貞シンジってツンデレ×ツンデレみたいなイメージがある ラブラブになるにはお互い譲り合いが必要っぽい
マダー?
とある休日の朝。ベットには少年二人。 関西弁の少年はもう一人の少年に話しかける。 「おはよーさん」 「あっ、おはょ…」 少しだけ驚きまじりの弱々しいか細い声。 「なんや朝から。元気ないなぁ自分」 「いや…だって……」 「だって?ちゃんと理由をいうてみぃ」 モゾモゾとする少年に関西弁の少年は顔を近付け、問い掛ける。 「だって起きたらベットにトウジがいるんだよ?」 「なんや…嬉しくないんか。」 「嬉しいさ。嬉しいからなんだかこう…んふ…」 その時、少年の口は関西弁の少年によってふさがれた。 長い接吻の後、 「理由なんかどうでもええやないか。こうして身をよせ合うだけじゃ、物足りんか?」 「ううん…今とっても幸せだよ」 とろんとした目で少年は、ゆっくり首を横に振りながら答える。 「なら、ええやないか。これからもっと幸せにしたるさかい……」 と、関西弁の少年は甘くささやき再び二人はとろけるような世界へと行くのであった。
トウシンはエロも良いが事後のイチャイチャも良いですな
このスレGJ! 自分は8年くらい前にトウシンで同人だしてたよw トウジ好きな皆で、あの時にしては珍しいトウジ中心のアンソロだしたりしたよ。 エヴァ2、トウシンなのか。今度やってみますノシ
その本読んでみてぇ… エヴァ2はトウシン展開アリというか、トウジ→シンジorシンジ→トウジで 抱き締めあったりキスしたり囁いたり なかなか萌える
二人で学校行ったり部屋で勉強したり、あとお好み焼きイベントが萌える
PS2はお好み焼きイベントないんだよなぁ…
そろそろ次スレでも立てるかね
立てなされ
じゃあ立ててくる
乙
乙
では移動します
その前に埋めようぜ
シンジうめぇ!!
梅
ぶっちゃけこんな良スレになるとは思わなんだ
同意梅
>>987 zipでくらさい・・
体が貧相すぎるが、顔はバツグンだな
杉崎ゆきるの描くトウシンは良かった…
ひぐちきみ子のトウシン本を探してる
安達ひみ子だった
生め
「らめぇ、子供ができちゃうぅぅ!! 僕、男なのに男なのにぃぃぃ!」 「おおぅ、産め。わしの子を産んでくれぇ、シンジ!」 産め
熟め
うむ
産め
うま
次スレで会おうぜ
私の時代がくる
1001 :
1001 :
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