1 :
職人ガンガレ:
さぁ、ホリデイ様、恋せよ様、三只ダミーアスカ様、その他数多の神々の方々、
投下をお待ちしておりますよ
乙!
2015/06/06
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2015/06/06
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2015/06/19
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毎日毎日、君への想いでいっぱいだ!
8 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/19(日) 01:39:58 ID:QYkxe3/U
はい。
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2015/06/06
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続行!
11 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/19(日) 01:42:40 ID:QYkxe3/U
>>9 あ、君は続けてていいよw
荒らすのはおかまいなく
でもこのスレは
------------------------------終了------------------------------------
2015/06/19
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続行!
てか、そもそも三只さんがこんな糞スレに投下するわけねーーだろ
ばーーーーーーーーーーーーーーーーーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!
糞職人は糞住人同士仲良くしてろってこったw
はいはい終了終了。
もう民度低すぎ。
ガキが押し寄せてるエヴァ板じゃ仕方ねーかw
つーことで!!!!!!!!!!!
------------------------------終了------------------------------------
19 :
正義の鉄槌w:2005/06/19(日) 05:59:29 ID:???
正義の鉄槌wwwww
再か・・・・・・・・・
やっぱ
------------------------------終了------------------------------------ wwwwwwwwwwwwwwwww
20 :
正義の鉄槌w:2005/06/19(日) 06:13:43 ID:???
露骨なエロをやらない限りそっとしておいてやる?www
監視は続けるがな…?www
乙一。
職人方、応援してる人沢山いるので、荒らしはスルーしてガンガッテくださいませ。
24 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/19(日) 18:42:56 ID:WpMMmTnQ
糞職人は糞住人同士仲良くしてろってこったw
正義の鉄槌wwwww
再か・・・・・・・・・
やっぱ
------------------------------終了------------------------------------ wwwwwwwwwwwwwwwww
CRエヴァンゲリオン PS2で発売決定(2005/06/16)
ttp://www.gainax.co.jp/anime/eva/ 各地のパチンコ店で大人たちをトリコ中の「CR新世紀エヴァンゲリオン」
その「CR新世紀エヴァンゲリオン」がプレイステーション2用ソフトとして移植・発売されることが決定しました!
「タイトル予告」「リーチアクション」「暴走モード」など、パチンコ台のアクションを完全再現!
お店でプレイする事が出来なかった方も、これなら思う存分楽しめます!
お店に行く前の復習や、攻略の為の練習&研究にプレイするもよし。
秋の夜長はこのソフトでジャンジャンバリバリ遊びつくそう!!
>>1様
乙!です。
色々な流れになってますが、まずは新装開店を祝して投下します。
じめ月ジメ日
連日の雨は収まったけど、なんなのこの蒸し暑さ。
それに部屋いっぱいに広がる湿気、ドイツじゃこんな気候考えられないわ。
憂鬱な曇り空とジメジメ感のダブルパンチで気分は下降線を辿る一方。
せっかくの日曜日も全然嬉しくなかった。
いつも通りのタンクトップに短パンというスタイルも
ベタついた肌に密着しすぎてなんだか心地悪い。
とはいえTシャツにハーフパンツというシンジに較べれば
肌を露出している分過ごし易さはあるのだが。
それでも何度も書きたいくらい肌と服がピッタリくっついて
着心地が悪いわ余計ムシムシするわで腹立たしいのだ。
それなのにシンジときたら一人だけ涼しい顔してぼんやり寝そべってやがる。
限界まで肌を解放したアタシとミサトがグッタリしているというのになんて奴だ。
しかもいいなあアスカは涼しそうな格好でなどとホザいたので、
それを懲らしめるためにも、この蒸し暑さを理解させるためにもある行動に出た。
アンタの方が涼しそうなくせに!と云うやいなや
後ろから抱きついてピッタリと体を密着させてやった。
胸もぐりぐりと押しつけてやり、
どうだと云わんばかりに抱きしめて離さなかったが、
シンジは蒸し暑さを理解する事も自身の発言を撤回する事もなく、
なぜか顔を真っ赤にしながら心地良さそうだった。
口惜しいので耳に息を吹きかけたり顔をすりすりしてやったが、
どんどん顔を真っ赤にさせ嬉しそうだった。
たまりかねたミサトに
これ以上暑くさせないでちょうだい二人とも!と怒られてやめたが、
シンジが少し切なそうな顔をし、
ミサトも部屋に戻ってしまったのでまた抱きつく事にした。
しばらくそれを繰り返し、
どお?蒸し暑さってもんがわかったでしょ?と問いかけたら、
十分わかりました…ともじもじしながら答えたので満足した。
部屋に戻る際シンジが「…アスカの意地悪…小悪魔…」と捨て台詞をこぼしていたが、
そんな大した事をしでかしただろうか?
これまで書いてみて、読み返したが
そんな意地悪な行為を及ぼしたとはとうてい思えないんだけど、変な奴。
そのせいかわからないが珍しくシンジから【約束】を要求してきた。
そっちの方がよっぽど意地悪な行為だと思うんだけど。
…ま、こんな蒸し暑さだったらいつでも構わないわよ…シンジ…
乙です
これからも楽しみにしてます。
いままでのアスカってそんな天然だっけ?
それともタヌキを気取ってるのか
乙!天然アスカキター!
いつも硬い感じを受けるアスカだったから新鮮だったよ
>>ホリデイ
シンジは日記どころじゃないんでしょうなw
乙!荒らしに負けるな!
恋せよ氏かホリデイ氏か忘れたけど、前スレでアスカが下着姿でシンジに馬のりしたような・・・
なぜエアコンを使わないかと小一時間(ry
38 :
正義の鉄槌w:2005/06/20(月) 02:40:02 ID:???
氏ねよおめーらwwwwwwwwwwwwww
>>37 1.作者の御都合
2.作者がエアコンを持っていないので想定外
3.使徒が送電線を壊したらしい
4.ポジトロンライフルの試射のため停電(なぜにミサトが家にいる?)
5.あの時代、各家庭は自家発電ハァハァ
6.バルンガが来てた (古〜)
日記ってのは状況説明を細かく描かないんだよね。
もっともそれじゃ、独白なFFになっちゃうからひとひねり必要。
普通の一人称FFを日記と称するのはおかしい。
LAS投下スレは幾つもあるのにな。
>>41 汚らしいエロ(ププ や
イタモノ(ウププ に
なっちまうからそこに投下しねーんじゃないのw(プゲラッチョw
43 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/20(月) 04:38:03 ID:y1359cmd
>>42 さては、
スカトロ物のFFを投下してるのは君だな。
ここだとマンセーしてくれるからだろ?
45 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/20(月) 17:25:13 ID:PRT25mFA
汚名は返上、名誉は挽回、野球は巨人、司会は巨泉。
これを忘れないように百回繰り返して書き(ry
それはさておき、昨日投下しようか迷った、
父の日を巡る、アスカ・シンジ・ゲンドウの日記を遅ればせながら投下します。
かまって月ほしくて日
天然小悪魔ぶりを発揮した所シンジはベッドから立ち上がれなかったらしい。
とても面白いスキルを身につけたのでこれからは活用しようと思う。
一日中もじもじしっぱなしなのでそんなに効果抜群だったかと思っていたら、
どおやら父の日の贈り物を何にし、どの様に届けるか悩んでいたのだ、つまんない男。
さんざん悩んだあげく下校途中に買う事を決めたのはいいが、
なぜかファーストを伴ったのはどういう訳だ、アタシというものがありながら。
道中ずっと心が燻り続けるアタシをほっぽりシンジとファーストは相談中。
結局量販店で手頃な黒のポロシャツを購入、それをファーストに届けてもらう事にしたとか。
しかし選んでる最中ずっとシンジはファーストにどれがいいかな?とベッタリ、
アタシの選んだ真っ赤なポロは二人に即却下されるし、ああもう口惜しいったらありゃしない。
とどめはファーストから「…あなたは黙ってて…赤毛猿…」なんてグサリと云われたし…
腹が立ったのでファーストの背中に「セール対象品」と書かれた札を貼付けておいた。
変なオヤジやお兄さん達が後をつけていたが、ファーストなので大丈夫だろう。
何にも相手してくれなかったシンジにも腹が立ったので、
バスタオルを纏い(もちろん普段着の上に)一緒にお風呂入る?とまた小悪魔顔で追い回したが、
気づいたら大外刈りで押し倒してしまった。
相変らず嬉しいのか悲しいのかわからない顔でごめんなさい…と観念していたから満足満足。
後でミサトに小悪魔はそんな事しないとみっちり怒られたが、
それをそっと教えてくれたのはミサト本人ではないか、まったく無責任な。
そわ月そわ日 ―同日のシンジ日記―
昨日は父の日だったけどアスカに襲われたうえ、
ベッドから立ち上がれなかったので、今日改めて贈り物を買う事にした。
どうやって父さんに渡そうか悩んだけどいつも綾波が父さんからの贈り物を持ってくるので、
逆に僕からのも届けてくれる?と聞いたら構わないと云ったからお願いした。
ネクタイか何かにしようと悩んだけど、結局黒地のポロシャツにした。
普段着として着てくれれば嬉しいのだけど。
でも僕には父さんの趣味がわからないのでこの時綾波に何が良いのか尋ねてみたが、
返ってくる答えは「…そう、それもいいわね」ばかり。
アスカは真っ赤な奴や派手なボーダーなんか持ってくるんだ、
そんなの父さんに似合うはずないじゃないか…想像できないよ…。
なぜか大勢のオジサンやお兄さんを引き連れて綾波は帰っていった。
あんな人達につきまとわれて大丈夫なのだろうか?少し心配した。
悩み事が解決したので安心してたらまたアスカに襲われた。
バスタオル一枚で無邪気な誘惑を受け、それから逃れようと必死になったけど、
見事に大外刈りで押し倒された。
アスカの胸が頭に当たりその感触が心地よかったうえ、肌の生温かさと
微かなアスカの匂いに包まれれば心も体も膨張するのは当たり前だ…。
というより毎日こんな事されちゃ身が持たないよ!僕はどうすりゃいいのさ!
小悪魔アスカの…バカ…うう…。
父は月嬉しい日 ―同日のゲンドウ日記―
数日前、財布から福澤さんが行方不明になった。
食事がとれず窮していた所、レイがシュークリームの詰め合わせを持って来てくれたので、
なんとか飢えからは解放された、嬉しく思うぞ、レイ。
そのレイから今日はラッピングされた袋を渡された。
中身はありふれた黒地のワンポイントポロシャツ。
一体何かと聞けばシンジからの父の日の贈り物だと…?!
あまりの嬉しさにベッドを数回叩き小躍りし足の小指をぶつけてしまった。
うずくまる私を見下しながらレイは「…嬉しい?そう、よかったわね…」
と中年男の首を締めあげたまま微笑んでいた。
扉の前に並んでいた男達から私とレイは福澤さん達を巻き上げ、
特上寿司二人前を出前してもらいささやかな祝宴を開いた。
ここにシンジがいればなんと嬉しい事か…レイはそんな私に
「…それは言わない約束でしょ…おとっつあん…」と慰めてくれた。
涙に視界を遮られたまま器に箸を伸ばしたが、
卵焼きとガリしか食えなかったのはなぜだ…レイ…。
「…お腹いっぱい…御馳走様…司令…」と札束を数えながらレイが自室へ戻ったのを幸いに、
私はシンジのポロシャツを着てみる事にした。
鏡の前で様々なポーズをとりひどく満足した私はそのまま床についた。
ふと気づけば手紙もあるではないか、そこには「ありがとう、父さん―シンジ―」と記してあった。
…今日は22回も呻いてしまった…だがそれは歓喜の声、
大音量でハレルヤを流せば何者かに背後から一撃を喰らった、今夜はよく眠れそうだ…。
乙です
甘いなぁ。馬鹿パパぶりワラタ
がんがって。
パチーンとしてはいつもと同じなのに二ヤッとしてしまうのは何故だろうか
乙!
おとっつあん・・・wwww
ゲンドウ、素直になれよ。
でも萌えるので可。
乙鰈!
卒月業日
なぜかアタシは控室にいた。
白いドレスに身を包み、何人かの女の人におめかしをされて。
コルセットがこんなに窮屈だとは思わなかった。
傍らではミサトが今日のアスカ輝いてるわと感慨深そうだ。
準備が整うと加持さんが現れ、
旦那さまがお待ちかねだぞとアタシをエスコートしてくれた。
ヴァージンロードをゆっくりと歩けば、ヒカリ・ジャージ・赤木博士・マヤ
日向さん・青葉さん・副司令が拍手で出迎えてくれた。
碇司令は女の人の遺影を掲げながらハンカチで涙をこれでもかと拭き鼻までかんでいた。
目線を戻せばビデオをまわすメガネの奥に、壇上に佇むシンジがいた。
なぜ制服を着たままなのか全然わからない。
神父がお決まりの文句を云い終わるとシンジが指輪をアタシにはめ、
いつもみたいに顔を紅く染めもじもじしながらそっとヴェールをあげてくれた。
唇を突き出すようにシンジを見上げたその時、
「…ご、ごめん!やっぱり…僕にはアスカを幸せにする資格なんて…ないよ!」
と云うやいなやヴァージンロードを猛ダッシュしてアイツは逃げ出した。
待ちなさいよ!と叫びながら走ろうとすればドレスがもつれ豪快に転んだアタシ。
薄れゆく意識の中で、教会のガラスをダンダン叩きメメントモリ〜と叫ぶファーストが見え、
皆はハレルヤの大合唱を延々と繰り返していた…。
そんな夢を見た。
そして夢そのままに勢いよく起き上がったら、
なぜか目の前にいたシンジのおでことおでこがごっつんこ。
現実に戻り、
安堵や嬉しさや切なさや悲しさや…とにかく色々なものが心に溢れ胸がぐるぐるしたので、
シンジの胸に飛び込みポカポカと何度も叩いて気を晴らした。
バカだバカだと常々思ってはいたが夢の中までバカシンジになるなんて許せない。
その罰としてキャメルクラッチで勘弁しておいた。
それでもまだ気がおさまらないので、
この後シンジに膝枕させて今日は寝る事にしよう。
これなら…もう少しいい夢を見られる…はずだ…ふむう。
夢見る少年じゃ月いられない日 ―同日のシンジ日記―
昼休みに綾波から「…碇君…夢…見た事ある?」と唐突に聞かれた。
何でも父さんが夜毎呻いてるので、悪い夢を見ているのではと危惧しているだとか。
父さんが綾波の隣に住んでいる事を初めて知って驚いたが、
加えて綾波が一度も夢を見た事がない、と云う事実にもっと驚いた。
父さんのように毎晩呻くほど嫌なものなら夢など見たくないと云うのだ。
僕は醒めるのが惜しい夢もあるからそんなに悪いものじゃないよと諭したら納得してくれた。
トウジ・ケンスケとの寄り道を経て家に帰るとアスカがリビングで寝ていた。
すうすう寝息をたてる幸せそうな寝顔は、たぶんいい夢でも見てるのだろう。
夢を知らない綾波にそれを見せれば夢の良さをきっとわかってくれる、
それほど清々しい寝顔だったな。
そんなアスカをそばで眺めていたら
急に呻き声を上げよくわからない寝言を呟き始めた。
心配になって覗きこんだ刹那、
僕とアスカのおでこは派手な衝突事故を起こした。
寝ぼけ眼で周囲を見渡すアスカに大丈夫?と聞いたら、
すごい形相で僕に飛び込んで来た。
「う…うえ〜ん…シンジのバカあ…バカシンジい…」と胸をポカスカ叩くアスカが愛おしく、
悪い夢を見たんだね、心配しないで僕がいるから、と慰めたつもりだったが、
そうよアンタがいたせいよ!となぜかキャメルクラッチを施された。
僕の何がいけなかったんだろう…?
しかももっといい夢見たいからアタシに膝枕しなさいと命令された、何でだよお…。
いつの間にか寝てしまったアスカを起こさないよう気をつけてベッドに移すことに。
おぶって移そうとしたものの安定しなかったのでお姫さまだっこにしたけど、
その通りにわがままプリンセスだよ…アスカは…。
そんな様子を嬉しそうに見ていたミサトさんに最近夢見ました?と聞いてみたら、
報告書と企画書のお化けに襲われた夢を見たわ…と遠い目で話してくれた。
大人になればひどく現実的な夢しか見ないのだろうか?
…僕は少しだけ大人になる事が嫌になった。
乙です
続き楽しみにしてます。
乙です。
このスレも勢いでてきたな
よすぎます
一瞬、「まさか最終回?」って思ったよ。
乙です、まだまだがんばってください。
卒業ネタって若い人分かるの?
メメントモリに爆笑
>>レスを頂いた皆様
いつもありがとうございます。まことに多謝!です。
大ネタが続いてぼんやりしてしまったので、
あっさりな小品になりましたけど、ともあれ御賞味ください。
では投下します。
夢の月続きは日
シンジの膝枕はとても心地よかったが、いい夢は見られなかった。
というよりなんでベッドで目を覚ましたのかわけわかんない。
ミサトに聞いてみた所猫のような口でニヤつきながらシンちゃんに聞きなさ〜いと云われたが、
登校中、教室、昼休み、下校中、何度も聞いてみたけどなんにも話してくんなかった。ちぇ。
別にそれほどこだわる必要はなかったんだけど、
何かを知ってるようでそれとなくごまかすアイツのもどかしい顔と、
たっぷり膝枕で寝かせてくれなかった口惜しさがなぜかアタシの心に火を着けた。
いつまでたっても口ごもるシンジをリビングに正座させ問いただすと、
自分がベッドに運んでいったと白状した。
いやしくも年頃の美少女をモノ扱いして運ぶとは何事か、
「NNNきょうの出来事」に逃避しようとしたシンジのほほをつねり、
どういう風に運んだのか説明を求めたがめんどくさいので再現しろと命令した。
…お姫さまだっこで運ぶとは…なかなかヤルじゃないバカシンジのくせに…。
つい首に腕を回して抱きついてしまったが、
「…重いよ…アスカ…疲れる…」と失礼な発言をしたのでそのまま首を締め上げておいた。
こんな嬉しい誤算が生じるとはまた夢ではないか?そう思ったけど、
枕元で交わした唇の感触は温もりがあったので夢でない事は間違いない。
どうせならそのまま添寝の一つでもして欲しかったのに…ホントは…。
でもそれはこのあと夢の中でしてもらうことにしたわ。
今日もまた何事もなく、素敵な日だった、まる、ふふふ。
乙です、まる
乙です
のろけウマー。
乙
不敗月神話日
朝、洗面所にてシャワーに入ろうとしたら
寝ぼけ眼のシンジに後ろ姿とはいえ裸を見られた。
●シンジ×○アタシ
延髄切り→踵落とし(1R 21秒)
昼、お弁当のおかずに好物の粗挽きウインナーがなくひどく落ち込む。
問いただすと「…でも…唐揚げ入れといたからさ…ごめん…許して…」
●シンジ×○アタシ
アームホイップ→ネックブリーカー(1R 36秒)
夕食時、食べたかったホウレン草のポン酢和えがアタシだけに用意された。
シンジはすまなそうに「…昼はごめん…だからこれで…許して」
●シンジ×○アタシ
ネックブリーカー (1R 22秒)※ドクターストップ(Dr.ミサト)
夜、リビングでTVを見ていたが、悪戯心でシンジにじゃれつく。
逃れようと必死なシンジは勢い余ってアタシの胸をギュッと掴んだ。
●シンジ×◯アタシ
腕ひしぎ十字固め (1R 45秒)※ドクターストップ(Dr.ミサト)
就寝前、「ひどいよ…アスカ…」と云われたので更に挑発した所、
そっと抱き締められたうえ頭を撫でられた、しかも…く、くやしい…。
◯シンジ×●アタシ
抱きしめ→頭撫で撫で→甘いキス (2R 時間無制限 TKO)
…この敗北はアタシにとって偉大かつ大きな一敗…
…必ず、必ず、リベンジしてやるんだから…待ってなさいシンジ…くそう。
乙です
真の勝利者は最後に立っている者である、ですか。いいな。
昼飯と夕飯でなぜアスカが怒ったのかわからない俺はシンジ君
乙でした
乙です。
>>72 この微妙な乙女心がわからんとは…
オレは久しぶりにキューンときたぞ!
てオレ朝から何書いてんだ…テラキモスorz
母が亡くなりました…とても悲しいです。
>>73 ちょっと俺に微妙な乙女心を教えてくれ。
昼飯は確かにシンジのミスだけど唐揚げ入れたんだからいいじゃん。
夕飯はアスカが食いたかったんだろ?なんでシンジ怒られてんだ?
かまって欲しいからに決まってるだろ!
アスカの言いがかりレベルは893なみ
シンジ育成をやってみればよくわかるぜ!
アスカのいいがかりのすごさを…
>>76-77 僕には理解できませんよ。そんなの…
普通絶対怒りますよ。シンジは凄いです。
そうさLASシンジは凄いのさ。
男なら当たり前とか言われちゃうとお兄さん困るけど、
凄さが伝わって良かったよ。そしてそんな二人もまたいいのさ。
昼飯
ウインナーが入っておらず怒ったが、その代わりの唐揚げ発見。
一度振り上げた拳を直ぐに降ろせるほど素直じゃない。
そして唐揚げフォローがちょっと嬉しいじゃねーかコノヤロウ!的な。
夜飯
食べたいと思ってた品が出てきてちょっとうれしいが自分のみ。
なんか気まずいじゃないかコノヤロウ!
そして、恋するシンジと同じモノ食べたいのに!的な。
まぁオレ神様本人ではないんで。あくまで私はこう思いました。
違ってたらぶった切ってください、ホリデイさん。
長々とオレまたキモスorz
名前忘れた↑73
ホリデイではないが、言っていることがよくわからん。
>>73様
>>75様
夕食時はアスカは怒ったわけじゃなく、
「嬉しいのに勢い余って技を掛けてしまうアスカさん」
と
「正直困るけど、技を掛けられる度アスカの胸があたって、
その心地よさでそれはそれでいいかもと思ってしまうシンジ君」
といったところでしょうか。
だからこそ、
「…ひどいよ」と云いながら大技をアスカに仕掛けてしてやったりなシンジ君、でもあります。
今日はちょっと憂鬱アスカさんとシンジ君な一編になってしまいました。
LASテイストはきちんと注入させたつもりですが…
お気に召されなければ、申し訳ありません。
私が月死んでも日
時々変な考えにとらわれる、思っちゃいけないのになぜか。
アタシが死んだらどうなるんだろうって。
いつもの様に【約束】を果たせばうんざりするほど最高で幸せな瞬間に身も心も委ねた。
この幸せがいつまで続くんだろう、ずっとずっと続いて欲しい、いつもそう思う。
だから考えてしまう、幸せに終わりが来たら、このまま朝目覚める事がなかったら、
別れたりさよならするんじゃなくて、突然アタシが死んでしまったら…。
ねえシンジ…
アタシが死んだら泣いたりしないで。
アタシが死んだらすぐにアタシを忘れて。
アタシが死んだらいつもと変わらぬ日々を過ごして。
アタシが死んだら誰かをアタシにしたみたくたっぷり愛して。
でも…
アタシが死んだら嘘でもいいから泣いて。
アタシが死んだら時々そっと思い出して。
アタシが死んだらそれまでの日々を懐かしく思い返して。
アタシが死んだらアタシによく似た娘を好きになって。
悲しい事なんてなんにもないわ、
死に顔にそっとキスしてくれればいいの。
アタシが死んでも世界は変わらないわ、
明日は昨日と同じ今日になるだけ。
なんにも心残りなんてないから、
シンジと出逢ったそれだけを除いて。
こんな事考えちゃいけないなんて重々わかってる、
けどありあまる幸せもシンジに愛されているアタシも消えてしまうのが恐いの。
いっぱいいっぱい幸せを教えてもらったから。
いっぱいいっぱい愛されてしまったから。
なんでこんな事書いてるんだろう、
涙が一粒二粒おちて〜〜〜〜〜〜
枕も日記も濡れてしまった。
もうこういう時は何がなんだかわからないの。
ただ悲しくてただ切なくて、どうしようもなくサビシクなって…
どうしようもうどうしようわけわかんない、
シンジ…シンジ…シンジ…シンジ…
彼女は月ある夜突然に日 ―翌日のシンジ日記―
昨夜遅くにアスカが僕の部屋に来た。
【約束】を果たした僕は疲れから眠りにつく間際だったけど、
襖を勢いよく開けられては睡魔を遮らなくてはならなかった。
アスカは真っ赤に目を腫らして言葉もなくいきなり僕に抱きついた。
恐い夢を見たにしては時間が早すぎる、
どうしてそんな顔をしてるのか聞こうとしたけど…云えなかったな。
ただアスカは僕に身をまかせながら「…一緒に寝てほしいの…」と云っただけ。
慌てふためけば「…うっさいわね!さっさと寝りゃいいのよ!」とベッドに放り込まれた。
僕のTシャツをギュッて握りしめながらアスカは何も云わなかったけど、
しばらくしたら「…ねえ…アタシが死んだら…どうする…」とつぶやいた。
じぶんでもこんなに怒れるんだと思うくらいひどい勢いで怒鳴ってしまった。
「…そんな悲しい事云わないでよ!死んでなんか…ほしくない…」と。
こっちが死にたくなるほど悲しくなりそっぽを向けば、
アスカはごめんとでも云いたげにそのまま抱きついてきた。
結局その体勢で僕らは寝たんだけど、
そっぽを向いたままじゃアスカが可哀想なので、
胸元にアスカを招き入れ寝直す事にした。
でも僕はアスカの云った言葉が気になり考え込んでしまった。
アスカではなく、たとえば僕が死んだらどうなってしまうんだろう…。
いつか僕は死にたいと意味もなくつぶやいた事があった、ミサトさんの前で。
でもあの時は何かから逃れたくて、何かに心を閉ざしたくて発した詭弁に過ぎない。
愛する事も愛される事もなく、
会わない方がすれ違う方が手に入れなどしない方がいいと思っていた日々。
けどそれは生きているようで死んでいるような曖昧で脆弱な日々。
そこにまた還ろうとはもう思わない。
それに…今はアスカと共に生きていこうと誓ったから…
もうなんにも失いたくはないんだ。
胸元で幸せそうな寝顔を見せつけるアスカを眺めれば、
僕はそんなアスカを悲しませる事なんて何一つしたくないと考えていた。
だから僕は、僕が死ぬなんてアスカが死ぬなんて考えたくもないし、
それだけはないように日々を一つ一つ真剣に過ごし向き合いたいと思った。
たまらない気持ちにまみれた僕は、
アスカの顔にこぼれた涙をそっと拭いて静かに抱きしめながら目を閉じた。
…ただこの時はアスカの温もりだけを感じられればそれでいいと思ったから。
そしてアスカの瞳からもこぼれた一粒の涙もそっと拭きながら…。
それが昨日の僕、
今日の僕は…またアスカにやいやい云われて嬉しかったり困ったりな…僕だ。まあいいか…。
乙です
付き合えばいろんなこと考えたりするし、それで絆が強まればいいかなと。
変な説明厨が現れてますよ
乙
恋せよ氏はホリディ氏に負けて嫉妬して消えたのか?
シンジのチンコの皮は剥けてますか?
アスカさんは準備OKですか?
>>84 アンタに似ている娘なんてそうそう居るわけないじゃないか!
絶世の美女アスカ様!
アスカスキー
96 :
美里:2005/06/26(日) 09:35:40 ID:???
シンちゃんはアスカをおかずにしているみたいだけど、
アスカはオナニーもまだしてないような処女です。
そんなふうには見えないんでしょうが…
私は見たことも聞いたこともない、報告もないのよ。
シンちゃんのはモニターで見たけどね。
シンジがうらやましい
アスカスキー
シンジはむけてんの?
100 :
百:2005/06/26(日) 10:04:54 ID:???
100
ここ、まだ続いていたんだ
恋せよがいないね。
投下マダー
毎日【約束】のみで、その先に進めないシンちゃんはかなりたまっているようです。
アスカは満足しているようだけど…
赤毛は乳ぐらいさわらせてあげればいいのに…
碇君がかわいそう
106 :
レイ:2005/06/26(日) 13:53:20 ID:???
碇君に乳を吸わせたい
107 :
アスカ:2005/06/26(日) 14:22:21 ID:???
ファーストなんかにわたさないわよ!
108 :
マナ:2005/06/26(日) 14:31:17 ID:???
ふふふ
109 :
ヒカリ:2005/06/26(日) 14:48:53 ID:???
さてと、明日の仕込みも終わったし碇君とどっか遊びに行こうっと
110 :
ゲンドウ:2005/06/26(日) 14:54:40 ID:???
111 :
マヤ:2005/06/26(日) 15:15:36 ID:???
不潔‥
112 :
リツコ:2005/06/26(日) 15:36:45 ID:???
裏切り…?
113 :
加持:2005/06/26(日) 15:40:15 ID:???
…
ウホッいい厨
115 :
トウジ:2005/06/26(日) 18:33:30 ID:???
たまっとるねん
116 :
ケンスケ:2005/06/26(日) 18:49:01 ID:???
オー
小うるさい月訪問者日
ファーストが我が家へ遊びに来た。
マリオ3をやりたかったが肝心のファミコンはアタシ達の家に、
そういうわけで葛城家を訪れたらしい。おまけに泊まっていくとか。
ファーストは小一時間ほどタヌキマリオを大活躍させて感慨深そうだった。
その後アタシを相手にマリオブラザーズ対決。
いつもの様にアタシのルイージはボコボコにされた、ちくしょう。
そういえばふと気づいたがなぜファーストは休日も制服姿なのか?
聞いてみたら「…司令の趣味…というのは嘘…服持ってないから…」だとか。
せっかくなのでアタシが着古した何着かを着せてみた。
「…私はあなたのリカちゃん人形じゃない…」と恥ずかしそうだったけど、
キャミに細いデニムなんてスタイルも案外しっくりくるのには驚いた。
ついでにどうせならもっとリラックスした服装になさいと、
有無をいわさずタンクトップと短パンに着替えさせた。
「…これが私…?私が私じゃない感覚…涼しい…せ、せくしいー…」
どおやら気に入ってくれたようだ。
買出しから帰って来たミサトとシンジをファーストと共に出迎えれば、
レイ、結構似合うじゃな〜いとセクハラオヤジライクな目線を放つミサトに対し、
バカシンジときたらアタシよりもファーストの姿にドギマギしっぱなし、この不埒者め、ふんだ。
お姉さんも負けないわよお〜とミサトも同じ様な姿に着替えて、短パン三姉妹の誕生。
末っ子役のシンジに
「やっぱりアタシが一番でしょ!」
「いや大人のお姉さんよね〜シンちゃ〜ん」
「…碇君…私…似合ってる…?」
と三位一体に評価を求めてからかってみたが、
肝心のシンジは「…みんな…もっと恥じらいもってよ…」とスヌーピーみたいな顔してた、つまんない男。
そんなシンジにファーストは「…碇君…恥ずかしいの…?」とにじりより、
グラビア風なポーズをかまして嫌がらせのように挑発し始めた。
ファーストの挑発を受けまんざらでもなさそうに真っ赤な顔で悶々とするシンジに腹が立ち、
ボストンクラブをかましいいかげんにしなさい!と怒れば、
そんなアタシ達を底意地悪い笑みで見つめていたファーストにも腹が立ったので、
今夜こっそりカールおじさんのヒゲをマジックで書いてやる事にした。
短パン三姉妹の長女はこの時すでに5本目のBEERを注入した為あえてその様子は記さない。
ファーストとミサトが寝静まった後、こっそりシンジにどお三姉妹の感想は?と聞いてみたら、
悪ノリしてると【約束】はナシだよ…と何云ってるの?な顔で云われた。
短パン三姉妹は本日をもって解散させる事にした。
あとファーストには刺激的な格好をさせない事も決めた。
これ以上シンジを誘惑されてたまるか。気をつけよう。
今回ばかりはタヌキマリオを活躍させて嬉しそうなレイに萌えた
乙です
三姉妹(・∀・)イイ!
タヌキマリオってタヌキの必要があったのかなぁ
♪
>>121 同じ変身をするにしてもキツネよりはいいかと思うよ
賛成。
125 :
霧島マナ:2005/06/27(月) 01:51:51 ID:???
私も仲間に入れてほしいわ。
126 :
赤木リツコ:2005/06/27(月) 01:55:40 ID:???
熟女の色香もいいものよ。
将(ゲンドウ)を欲するには馬?を射よ!
なわけないかw
乙。
128 :
赤木リツコ:2005/06/27(月) 02:43:28 ID:???
碇司令、シンジ君に弟妹欲しいと思いませんか?
129 :
ゲンドウ:2005/06/27(月) 02:44:17 ID:???
問題ない
130 :
冬月:2005/06/27(月) 07:24:52 ID:???
そうか…
131 :
シンジ:2005/06/27(月) 09:09:55 ID:???
僕もタンクトップと短パンにしてみたんだけど・・・
どうかな?
132 :
アスカ:2005/06/27(月) 10:34:45 ID:???
133 :
シンジ:2005/06/27(月) 10:49:35 ID:???
だ、出せるって何を・・・うわやめ
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
134 :
アスカ:2005/06/27(月) 12:01:18 ID:???
まあ年のわりには立派ね。(足先でいじっている)
135 :
ペンペン:2005/06/27(月) 13:05:00 ID:???
(ジーッ)
なんだこの流れ?
全部自演か?
アスカは私、シンジは別の人だから少なくとも二人。
138 :
アスカ:2005/06/27(月) 13:56:21 ID:???
バカシンジのくせに立派なもん持ってんじゃないのよ!(ぐりぐり)
夏の月入り口日
試験さえ終われば夏休みは後少し。
気が早いかもしれないけど水着を品定めして来た。
ファーストを着せ替えするのが面白いので一緒に連れていったが、
アタシ専用審査員のシンジはともかくとして、ヒカリ・ジャージ・メガネももれなく参加してきた。
売り場に着いて女三人であれこれ物色したが、
三バカは他のお姉さん達に見とれていたのでヒカリと二人で引きずり戻しておいた。
ファーストもなぜか男子用売り場を徘徊、首根っこつかまえて回収した。
選んだ水着は三者三様、さっそく試着。
ヒカリはブルーに水玉のワンピース、フリルがついてかわいい…。そりゃジャージも見とれるわね。
アタシは赤のビキニ、下のサイドはストリングスでセクシーアピールは十分。
シンジに見せびらかしたら鼻を押えてうずくまってしまった…耐性弱すぎなんだからバカ。
それでも声を絞り出して「…すっごい可愛い…似合うねアスカ…」なんて褒められた、ふふふ。
顔が紅く染まったのはちょっと空調の効きが悪くてのぼせただけよ、それだけよっ!
ところが…ファーストが水着姿を披露すれば三バカはおお…と歓声。
黒のビキニ姿で「…私…なぜ…ポーズを決めてるの…?」とレースクイーン立ち、
通りがかりのお兄さんお姉さんまで見とれてた、なんかくやしい…。
カメラを構えたメガネを裏拳でKOしながらファーストをさっさと着替えさせた。
やはりこの小悪魔に刺激的な格好をさせてはならない、
だいいちシンジまで見とれてるんだもん…やんなっちゃう、この浮気者。
でもファーストに「…あなたのビキニ姿…可愛かった…赤毛猿のくせに…」と
褒めてるのか貶されてるのかわからない言葉を云われたから、一応アタシの勝ちかな、という事にしとく。
シンジにも誰の水着姿が一番可愛かった?と聞いたら、あy…と云いかけたので、
アスカ様でしょ?!と胸倉を掴んでドスを利かせたらうなずいてくれた、満足。
帰宅後、ミサトに夏休みはどっか連れてってくれないの?とたずねたら、
夏休みのある小学校時代に還りたい…と何かの歌みたいな文句を呟き遠い目をして部屋へ消えてしまった。
シンジを無理矢理加えユニゾンで抗議したら加持さんと4人で海に行けたらねと、
あてにならない約束をしてくれた、まあ、とりあえず、満足。
ところでシンジに水着は買わないの?と聞くと
学校指定のがあるからそれでいいと素っ気ない返事。
しかしでっかく「3ーA 碇」などと書かれた水着を着られては釣り合いがとれない、
その内一緒に買いに行く事を約束させた。
そのくせシンジは「あの赤いビキニ着てくれる?」とおねだりするのだから腹立たしい。
「だってアスカのあの水着姿可愛かったから…」なんて殺し文句まで用意しちゃって、この天然ジゴロめ。
つい抱きしめちゃったのは嬉しいからじゃないわよ、
殺し文句に惑わされただけ、そーよ、そんな心の弱い女よアタシは…ふ…ふんだ、シンジのバカ…。
追記
あの赤いビキニは早い内に取置きしてもらおうと後日連絡したが、
「その商品は葛城ミサト様が御予約されてまして…」と業務的に返答が来た。
ミサトにはあきらめてもらおう。…最終手段として思いっきり駄々をこねてやる…くそう。
おつかれでーす!
待ってました!!!
何日かいなかっただけで1年間いない気がしたよ。
夏ですねぇ。俺の地域は梅雨ですが。orz
二人ともかわいい。GJ!
乙です
イイヨイイヨー
アスカとシンジってどうなったの
合体した
>>146 そして種死というところで、主役張って嫌われてるわけやねw
148 :
シンジ:2005/06/28(火) 16:41:04 ID:???
アスカの寝顔ってめちゃかわいいんだ。
一緒に寝たいな。
苺味ぢゃないの?
ここいつからなりきりスレになったんだ?
今日はなんかポエマーな日記風になってしまいました。
暑さに負けて、毎日投下もそろそろ限界かな…なんてぐったりしてます。
では、投下。
素敵月じゃないか日
たとえば一緒に歩いてじっと見つめる。
気づいた様にはにかみながら微笑み返す。
そっと手を握ればいつしか自分から強く握りだす、
のほほんとした顔してるくせにきっちりやることはやる奴。
いつの間にかこんなに近づいてこんなに通じている。
なぜこんな二人になったの?
心の壁を築いて拒絶の限りを尽くして
死ぬほどイヤだった二人はなんで結ばれたの?
おいしい料理、ちょっとした気づかい、素直なキモチ、
加えて優しさの雨あられ、頑な心はいつしか溶かされたわ。
好きだという想い、好かれる事への戸惑い、
こんなアタシをただ一人だけ見つめてくれたシンジ。
そして恐れていたはずなのに避けていたはずなのに、
今は心と心を触れあうのがとてもとても素敵なの。
朝起きて一日中学校や家で一緒に過ごして夜は【約束】で終わる日々が、
キスの一つ一つが抱きしめてくれた瞬間が、
永遠に終わらなければいいといつだって思っているわ。
アンタは世界で一番好きな人になってしまった…。
そんな事を夕涼みに出たベランダ月明かりの下、シンジの顔を見つめながら考えていた。
うちわ片手でも蒸し暑さは何にも変わらなかったけど、
なぜか肩をぴったり近づけて寄り添っちゃったわ。
静寂と暗闇の中そっとシンジのほっぺにキスしたらさっき食べたスイカの味になった、
アタシのほほにシンジがキスしたらやっぱりスイカ味になるのかな?ちょっとショック。
それはともかく本当はさっきの考えを手紙にしたためてみようと思ったけど、
忘れるといけないので日記に記しておく事に。
少し改訂して授業中にでもシンジへ回してみよう、どんな顔するかちょっぴり楽しみ。
なんだかポエマーな日記になってしまったが、
アタシよりもシンジの方がとんでもなくポエマーな発言をしでかしたのでそれも記しておこう。
つい、ずっとこうしてたい…と甘い声を出したアタシにシンジは、
「…そうだね…星が生まれて消えるまでの間…僕はアスカを…」
「アスカをー?!何ナニなーに?!」
「…う…そのあのえっと…さ…」
「云いなさい。いーわーなーいーとー!」(以下略)
ミサトの元に「また襲うんです…アスカ…」と逃げ込んだが、
捕虜は無事に返還され尋問の末情報を入手したので満足。
何をシンジが云いたかったかはアタシと月だけの秘密、そういう事にしておく。
乙です
永遠の愛ウマー
実際アスカはシンジスキーなのか?シンジがアスカ好きかは?だが、
少なくともメインディッシュみたいだからね。
職人募集中
なんかホリディ氏一人じゃ大変そうだね。
日記形式ですからなぁ・・・・
あっそうか!
日記だから毎日書かないといけないんだ!
大変だな
ホリディ頑張れ!
及ばずながら。
夏向けのプロットを日記風にしてみました。
----
腹立たしい。
なんて女心のわからないやつだろう。
グズで、ウジウジしてて察しが悪いんじゃ、救いようがないじゃない。
だからあたしは言ってやった「あんたと一緒に居るとイライラすんのよ! クズで、ノロマで! 鈍感で!」って。
そしたら、あいつはいつものように、反射的に謝った。けど、そこから先がちょっと違った。
「だけど僕はアスカと一緒に居ると落ち着くんだけどな」
正直、ちょっと期待した。けど、あたしがバカだった。
「何でそう思うのよ」って問い詰めたら、あいつ、言うに事欠いて
「うーん、そうだね……ミサトさんと同じにおいがするからかな」
何よにおいって。変態。それにミサトと同じって、同じシャンプー使ってるんだからそんなの当り前じゃないの。バカ。
とりあえず平手打ちをお見舞いしておいた。
あとドラッグストアでシャンプーを買った。今日はこれ以上特筆すべきことなし。
頑張れアタシ!
恋せよ氏はもうやめちゃったのかなぁ
結構ファンだったんだけど
いえいえ、昨日のような暑さが続くとアイデアも浮かびづらくなって、
辛いな…と思っただけで。
気力とアイデアが持続すれば極力毎日投下の線は崩しません。
>>R.D氏
いいですねえ、しっかり自分用シャンプー買いに行くアスカさんが可愛かったです。
↓では投下します。
むしゃ月ムシャ日
いつもは5人仲良く集う昼休み、今日はシンジと二人っきりになってしまった。
ヒカリとジャージは「今日はごめん」ってどこかへ行ってしまったし、
メガネは横須賀へまた飽きもせず艦隊見学に行ったとシンジが教えてくれた。
ファーストは欠席、よくある事だから気にはしてないけれど。
学校で昼休みに二人っきりというのは家の時とはまた違うものだ。
小雨上がりの風が吹き込む屋上はさらに気分を爽やかなものにしてくれたし。
シンジの手作り弁当は好きなおかずがぎっしりでホント最高。
豆腐ハンバーグ、卵焼き、キャベツとマカロニのサラダ、etc
いつも皆から愛妻(?)弁当などと冷やかされ苦い味になるけれど、
今日はそんな心配ナシだから一つ一つ愛おしむように味わったわ。
しかもアイツの弁当はアタシには入ってない粗挽きウインナーが!
電光石火で奪い取りお腹の中にin。
半泣きなシンジには苦手なキンピラをトレード要員にして丸くおさめた。
食事中はヒカリとジャージの進行状況でもちきり、
あの二人もようやく本格化したわねとか、ジャージ意外に純情一直線ねなんて話せば、
シンジは委員長もトウジも…嬉しそうだったなあ…と神妙な顔をしていた。
ようやく恋する二人のよさをわかり始めたのね、いい傾向だわ。
食後は手摺に二人寄りかかって清々しい風に包まれながらおしゃべりの続き。
つい気持ちよくてそれにヒカリとジャージが羨ましくてこんな会話をしてしまった。
「…二人っきりっていいわよね」
「…うん…いいね」
「…今アタシ達も二人っきりよ…?」
「…うん…いつもと違うね…好きだなこの感じ」
体育着姿の生徒達がまばらに現れた校庭を望みながら、
アタシ達は寄りかかったまま静かに手を繋ぎあった。
始業5分前に気づいて階段へ向かうシンジに
アタシは「…今日のお弁当、美味しかった」と伝えた。
シンジは「どうしたの急に改まって?いつもアスカ云ってるじゃない」
なんて不思議そうな顔をしていたから、
「…二人っきりだからかな…たまには二人でお昼食べる事にしよ…」
と普段のアタシに似つかわない言葉を放ってしまった。
シンジは微笑みながら「うん、もっと美味しいの作って二人で食べよう」と返してくれた。
いつも十分美味しすぎるわよ、気持ちだっていっぱい詰まってるんだから大丈夫よ…もう。
今日はなぜか素直に想いを伝えられた。
あの二人っきりの感覚がそうさせたのかな、素直なアタシもいいなと思った一日だったわ。
それが持続できれば素晴らしいけど…少しずつあせらず成長していけばいいのよ。
前向きに考えなくっちゃ、惣流・アスカ・ラングレーとしては、ね。
乙です
100点
いい天気だったので、久しぶりに朝から学校へ来てみれば、帰りには結構などしゃ降りだった。
ひどい罠だ。聞いてないわ、と悪態をついたら、後ろからあいつはやってきて
「天気予報では降るって言ってたよ」
だって。「私は」聞いてないって言ってるのに。物分りの悪いやつ。
でも、さすがに天気予報を聞いていただけあってあいつは傘を持ってきていた。
「入ってく?」と言うので、入れてもらってから先はよく覚えていない。
これは日本では相合傘と言ってお互いに好意を持つ男女がやるもので、と思い至ったところは何とか憶えている。ジャージとかに見られたら、と思ったのも憶えている。
とにかく、私は気が付いたらあいつの傘を持って一人で走っていた。
マンションに着いてからようやく我にかえって、風呂を沸かした。
ずぶ濡れになって帰って来たあいつに「どうしてだよ」と問い詰められたが、ノロマと一緒にちんたら帰っていては見たいテレビが見られなくなるからと答えておいた。
しばらくあいつは恨めしそうな顔をしていたが、風呂が沸いているからさっさと入れと一喝したら、すぐにいなくなった。意志の弱いやつ。
風呂から上がってからもあいつは何回もくしゃみをしていたが、バカは風邪引かない、とも言うし、まあ大丈夫だろう。雨が上がったので、とりあえず切れていた風邪薬の買い置きを補充しておいた。
夕飯のラーメンはどうも変な味だった。ミサトは喜んで食べてたけど、味覚が破壊された人間は何でも口に合って安上がりで幸せ。翻って私のような繊細な人間は大変だ。しかしあの味、濡れた仕返しのつもりだったのかしら。あいつにしてはいい度胸だわ。
>ホリデイ氏
ありがとうございます。
自分で書いてみるとなかなか日記スタイルというのは難しいと解りました。
なんとかついていけるよう頑張ってみます。
>>173 日記は毎日書くものですから大変ですよ。
頑張ってね。
毎日書いてるという設定で書けば、
実際に毎日投下しなくてもいいと思うのは俺だけ?
コラコラコラコラホリデイ氏!!!
甘すぎですよ、クリティカルヒットですよ。
なんですかこの胸のトキメキは。
彼女からの電話無視して余韻に浸ってたら怒られちゃいましたよ。
んもう、ホントに。
これからもよろしくお願いしますよ!頑張ってください!!
ほぼ毎日投下しているにもかかわらず、ホリディ氏のクォリティの高さには脱帽。
多少のケアレスミス程度で駄作がまったくないのには驚かされる!
誉めすぎかな?
俺の感覚としては日記って何か良いことや悪いことが起こったら適当に書くものだと思っていたんだけど・・・
普通の人は毎日書くのだろうか?
毎日記入するから日記だろ
読む月ヨム日
偶然というのは恐ろしい、幸にも不幸にも転ずるからだ。
なぜかというとこんな事が今日あったから。
シンジは二バカとアタシはヒカリ・ファーストとそれぞれ寄り道。
とはいうもののアタシ達は30分ほどマックでだべって解散。
ヒカリは家事がアタシは買物があるのでさよならしたけど、
ファーストが「…サビシイ…」と呟いたのには後ろ髪ひかれる思い。
ファッション誌の最新号を買い忘れたので本屋に駆け込み、
雑誌片手にレジへ急ごうとした矢先、シンジを見つけた。
手にとっていたのはお弁当やおかずのレシピ本、研究熱心なのには感心したわ。
ちょっと驚かしてやろうと隠れて様子を伺えばそそくさと移動したのでついていった。
最初に向かったのは「音楽」、S-DATに入れる曲でもチェキしてたのかな。
次は「芸能」、芸人のネタ本見てニヤつかないでよこっちが恥ずかしいわ。
それから「参考書」「映画」「漫画」なぜか「女性誌」もうろついてた、変なの。
最後に向かった先は「男性誌」、
「夏のベストヘア!」なんて見てもアンタそんな髪形似合わないわよ。
数冊をパラパラめくった後辺りをキョロキョロしながら
「月刊◯◯◯子」と書かれたグラビア誌を手にした…。
同時にアタシは背後に回り耳もとで「…ナ〜ニ見・て・ん・の」と囁いてやった。
声にならない驚きを示しながら雑誌を落とし棚に倒れこみ辺りを散乱させたアイツ、
そんなマンガみたいな反応してほしくなかった。
なんでアスカこんな所に…と真っ赤になってしどろもどろ、
無敵のシンジ様も男の子ですわね〜とからかうと関係ないだろ!ってそっぽ向いて可愛いヤツ、ふふ。
よく見ると抱えた雑誌の中に気になる見出し、「女の子のキモチ白書」だって、
女の子の事気になるんだあ〜と聞けばアスカの事が気になるんだよ!ってホントバカ正直よねアンタ。
からかいもそのへんにしておけばよかったのよ、
この後アタシは恥辱の限りを味わう事になった…。
シンジはムッとしながらアスカこそその雑誌はなんだよお…とたずねた。
決まってんじゃない!アタシに必要不可欠な要素満載の雑誌よ!と目の前に差し出した時、
シンジは何云ってるんだよお…と困り顔。
よく見れば「すてきな奥さん」と印刷されていた…。
帰り道シンジが僕達にはまだ早すぎるよ…と少しニヤつきながらチクチク云うので、
うっさいうっさいうっさ〜い!と口封じさせたわ。
お目当ての雑誌は購入したけど、事の顛末をシンジがミサトにバラし大爆笑してた、くそう。
口惜しいのでミサトにはシンジがエログラビア雑誌を購入したと報告しておいた。
一時間ほど葛城参佐はシンジを捕虜待遇として尋問し可能な限り情報を自白させた、ざまあみろ。
しかし敵もさるもので、アタシに対して【約束】という秘密兵器を用いて無条件降伏を受諾させた。
でも負けた気がしないのはなぜなのだろう、まあいいわ。
乙です
どうしてこういつも萌えるような日記が書けるのだろう。GJ!
実は複数人での分業制とか。ホリデイプロ。
最後の二行でとどめをさされた。
あいつ、バカのくせに風邪引いた。なんてバカな話。
だけど、間違いなく私のせいだ。
だから、私も学校を休んであいつの看病をすることにした。
日本では病人に食べさせるという「おかゆ」という料理がなかなかうまくいかなくて、
ついついあいつに当たってしまった。バカのくせに風邪引くなんて、バカ! って。
そしたらあいつ、もごもご口の中で何か言って、はっきりしない。
「何!」
って一喝したら、あいつはこう言った。
「あ、いや、でも、何でアスカまで学校休むのさ。僕は大丈夫なのに」
一瞬、答えに窮してしまった。頬が熱くなったのを憶えている。
「うるさいわね! あたしは借りを作らない主義なの!
死なれても寝覚め悪いし看病してやるから感謝しなさい!
とにかくこれ食べなさいよ! 折角作ったんだから!」
まで一気に言って、あいつの口にれんげを突っ込んだ。自分でもよく息が続いたと思う。
あいつはしばらく目を白黒させていた。
病人の口にいきなり熱いものを突っ込んだのは悪かったかな、と思いながら、どう? って聞いたら、
あいつは話を逸らした。その場では問い詰められなかったけど、おいしくなかったのかな……。
まあ、その件は、どうでもいいのだ。あいつは話を逸らして、こう言ったのだ。
「シャンプー替えたんだね、アスカ。この香りも、嫌いじゃないよ」
あの鈍感シンジが気付くなんて……。思いもよらなかった。
でも気付いてもらうことをちょっとは期待していた自分がいたのも、確かだ。
私はちょっと混乱した。
また、頬が熱くなって、気が付いたら
「またにおいなの! この変態!」
と叫んで自分の部屋に走りこんでいた。その前に、1回シンジをひっぱたいたかもしれない。
そのまま枕を抱いてベッドの上でゴロゴロしてしまったけど、ミサトはいなかったし、
シンジは自分の部屋にいたはずだから、誰にも見られていないはず。
大丈夫、私はまだいけるわ。
R・Dさんのアスカ可愛いすぎる!!GJ!!
あとホリデイさんもGJ!
アスカはシンジを発見しないでそのまま雑誌をレジに持っていったらどうなったんだろう?
きっと恥ずかしい思いをしたんだろうねw
今回はさりげなくレイが可愛かった。
お二人さん期待してますガンバって下さい。
R・D ◆.2DgHrv95氏の作品ではまだお互い告白していない設定ですかな?
家月庭日
放課後バケツに雑巾を絞るファーストをシンジがちらと見て、
「お母さんみたいだ、綾波」などとホザきやがった。
顔を赤らめながらファーストはどこかへ走り去ったが関係ない。
こっちはシンジの胸倉を掴み修正を喰らわせるので手一杯だ。
すぐに屋上から咆哮が聞こえてきたがそれもファーストとは関係ない(だろう…)。
アンタファザコンの上にマザコン?!と不機嫌全開で帰途聞いてみたが、
そんなんじゃないよ…ただ家庭的な人って素敵だなと思うだけだよ…とすまなそうに答えた。
やっぱり家庭的な女の子に憧れるのだろうか?
何となく口惜しいので今日は珍しくシンジを手伝う事にした。
いきなり手料理に挑戦などしてもどうせ最後はあのバカに尻拭いさせるだけだ。
ならば手伝う事で少しずつ慣らしていつかアッと驚かせた方が建設的計画ではないか。
そんなアタシの気持ちも知らずアイツは珍しい事もあるねなんてちょっと嬉しそう。
皿を並べたり鍋に水を入れたりお米といだり二人で台所を右往左往。
ミサトはそんなアタシ達を眺めながら二本目のビールを美味しそうに呑んでいた。
つーかミサトも手伝えばいいのにさ、まったく。
でも慣れない事はするもんじゃないわ、
この後シンジに包丁の使い方をレクチャーしてもらいじゃがいもの皮を剥いてたんだけど、
勢い余って人さし指の先をちょっぴり切ってしまった。
次第に溢れ出す血をぼーぜんと見つめていたら、
何してるんだよ!?とシンジがアタシの指をくわえてくれた…。
さらにぼーっとしていたらいつの間にかシンジは
消毒液と絆創膏を持ってきて丁寧に手当てをしてくれた。
結局手伝えなくてしょんぼりしていたら、シンジの奴、
「手伝いよりもアスカの怪我の方が心配だよ」だって、ふふふ。
できあがった肉じゃがは少しだけ苦い味だった。
本当なら二人で作り上げて、アタシも意外に家庭的なのよ!とアピールできたはずなのに…。
落ち込んだアタシを見かねたのか、
シンジは「無理をするよりも自然なアスカが僕は好きだよ」と云ってくれた…。
そうよね、アンタの憧れにはなりたいけど無理に背伸びする必要なんてないものね。
こういう事だって一朝一夕にできあがるわけじゃないし。
「そうよ〜アタシだって家事不得意だけど今まで生きてこれたからね〜」
ごめんミサト、アタシそこまで落ちたくないから、ホントごめん。
とはいえ、これから機会があれば少しは手伝うようにしようと決めた。
シンジにファーストの事を二度とあんな風に云わせてたまるか、ふんだ。
追記
とりあえずその口惜しさは
「指が痛くて寝れない〜つうか寝させろバカシンジい〜!」と
ベッドの中で左手を握らせることで解消させた。
翌朝シンジが寝不足気味だったのはなぜだろう、こっちはぐっすり良い眠りについたのに。
乙です
よしよし
夏用のプロットが尽きたので
これからは普通に書いて行きます。
>>186 ありがとうございます。精進します。
>>187 そうです。
と言うかアスカも自分の中で
気持ちを整理しきれていないと言うか、
「私がシンジみたいなダメ男のことが好きなんて知れたら
惣流・アスカ・ラングレーの沽券に関わる」
くらいのことを考えているような状態です。
今日はヒカリにいいお店を教えてもらった。
街のはずれに最近できたばかりの喫茶店。
落ち着いた感じで、それはそれでいいんだけど、
ヒカリの目的はそこの名物パフェ。
本当の名前は他にあるんだけど、みんながみんな、
金魚鉢パフェと呼んでいるそのパフェは、
なぜ金魚鉢なのかというと、その器がまるで金魚鉢なのだ。
形だけじゃなくて、大きさまで。
その金魚鉢にめいっぱいパフェが詰まってる。とにかく、凄い量。
常識はずれもいいところ。ひとつ頼んで、ヒカリと一緒に食べたけど、
二人がかりでもなかなかヘビー。
今日はもう、甘いものは絶対入らない、と思った。思わされた。
しかし、物は使いようだ。
明日、風邪が治ったシンジを連れて来よう。
理由は、私の看病のお礼をしなさい、でいいかな。
実際に私の手厚い看護で風邪が治ったのだから、否やは言わせない。
このサイズなら、どう考えても一人では食べられないから、
間違いなく二人で食べることになるわけだ。
シンジはどんな顔をするだろう。
ヒカリもジャージと一緒に食べるつもりみたいだから、
鉢合わせだけはしないように気をつけよう。
でも、何でヒカリはそんな予定に使うところへ私を誘ったんだろうか。
実戦の前の偵察をしたかったけど一人では食べきれないから?
それとも、あまり考えたくないけど、私の気持ちはヒカリには見破られているんだろうか。
ヒカリならいいけど、ジャージやメガネに知られたら最悪。気をつけるようにしよう。
ケンスケにはばれてるでしょ!
>>R.D氏
なんだかんだ云ってシンジとデートを目論むアスカさん可愛いです。
今回の日記はあまりLAS成分薄なものになってしまいましたが、
たまにはこんなのもいいかななんて思ったので…
では投下↓
父月来訪日
ファーストが碇司令を家に連れてきた。
シンジがどこでどんな生活をしているのか気が気でないらしい。
司令と初対面ではないが会話など殆どなかったのでお互いぎこちない。
コーヒーを入れて出迎えたけど妙にそわそわして落ち着かない様子、
こーいう所は親子そっくりなのね。
いつまでも二号機パイロットと呼ばれるのが癪なので惣流で構いませんと伝えたが、
なんだかもじもじしながら「…そ、惣流君…」と呼んでくれた、
意外と可愛い所も親子そっくりだ。
あまつさえ「…その…シンジ、む、息子と上手くいっているのかね…」などとボソボソ呟くので、
「何がですか?」としらばっくれたら「…い、いや問題ない…全てはシナリオの内だ…」
とそれっきり黙ってしまった。親子共々扱いにくいったらありゃしない。
その後司令は女の人の写真を取り出しながら、
「…ユイ…これがシンジの愛の巣だ…」などとまた呟いてうろつき、
その上ファーストとファミコンまでやり始めた、そう、「マリオブラザーズ」を。
完膚なきまでにファーストマリオをボコボコにする司令、「…レイ交代しよう」「…ハイ」
今度は司令ルイージがボコボコにされた、なんなのこのコンビネーション?
ゲームが終わると司令はシンジの部屋に侵入していた。
これが…これが…息子の部屋…と枕元で呻き出した司令。
それを見かねたファーストにアタシは手を握られて「バルス!」と言わされたが、
もちろん司令が目を押さえる事も天空城のように崩壊する事もなかった、当たり前じゃない。
そしたらシンジが帰ってきたのよ。
慌ててアタシは置いてあった段ボールに司令とファーストを詰め込み、
ドアの前に立ちはだかった。
…何してんの?と聞かれたのでこの先はジェリコの…と云ったが、
僕の部屋になんで僕が入っちゃいけないのさと強引に入ろうとしたので、
しょうがないわね!入るわよ!と中に聞こえるほど大きい声を出して襖を開いたが…
闇に蠢く段ボール箱を前にシンジは呆然と立ちすくんでいた、
すると星条旗よ永遠なれの鼻歌と共にファーストが蓋を破り現れ、
いつ用意したのか紙吹雪を撒き散らし「…プリンセステンコー…」…?!
シンジは「わあ!すごいや綾波すごいよ!」と大拍手。
素早くファーストはアタシを手伝わせ段ボール箱を運び出し、
「…面白かった?そう、よかったわね…」と風の様に去っていった。
後で帰宅したミサトが「レイは引っ越しのバイトでも始めたの?」と云ってた所をみると、
どこかでキャスターまで調達したらしい、なにをやっているやら。
さすがにシンジに司令が来てたとは云えずどうしようか悩んでみたが、
シンジはさっきのイリュージョンに感動しっぱなしなので心配するのはやめた。
とはいえ、すれ違いばかりの親子関係に弄ばれるシンジがちょっと不憫に思えた。
…ついシンジに膝枕をしてあげたのは別に同情や哀れみなんかじゃない。
…なんかこんなアタシでも優しくしてあげたかったのよ…
…別にいつもは優しくないわけじゃないわよっ!そうよ…そうなんだから…。
シンジも大人になったら司令みたいになっちゃうのかな。
…とりあえず髭だけは生えないで欲しい。アレはイヤ、シンジには似合わない。
なんかムチャクチャだw
同意wwwだけどカワイイw
乙です
う
レトロゲーム好きですねw
司令とレイの壊れっぷりがひどいww
昨日は壊れ気味な日記で正直申し訳ない気持ちです。
今日はがらっと変わってほのぼのほのぼのな日記ですが、
お楽しみいただけるでしょうか?
自転車に月乗って日
久々に晴れ間が見えたのでシンジと二人でピクニックしてきた。
といっても自転車で近くの森まで出かけただけの話。
運転手はシンジ後ろに乗るのはアタシ、これは未来永劫変わらない摂理だけど、
このアスカ様が自転車苦手だからというのは秘密、天才美少女にはふさわしくない秘密、ふむう。
シンジに知られでもしたらミサトやみんなにバラされるので黙っておいたが、
別に乗れないわけじゃないのよ、疲れるし運転ヘタだし…乗ってて気持ちよくない。
ひいひい云いながら漕いでるシンジをがんばれがんばれと手綱を引くのが面白かった。
肩に手を乗せ一生懸命シンジとバランス取り合うのはなんか小気味よいし、
こーいう時にもユニゾンの名残りが生かされるのね。
駐輪場に止めて山あいに入って昼食。
痛まないからと今日はサンドイッチ、ツナ・ハム・玉子・チーズetc…
ドイツ時代に食べ慣れた味とはまた違う、シンジの味といえばいいのかな、
いずれにせよとても美味しくて食べ過ぎてしまった、体重計が恐くて今日は乗らない事に。
食事の後はお昼寝お昼寝とビニールシートにごろんしたアタシを見てシンジは、
「…食べた後すぐ寝ると豚になるよ…」と云ったので慌ててやめた。
「…ごめん牛だった…」どっちも変わりないじゃない、このバカ、余計な事いうな、ふんだ。
それなのに少ししたら二人で青い空を仰ぎながら寝転んでしまった。
というよりアタシはぐっすり寝てしまった、目覚めたら目の前にハの字眉で微笑むシンジの顔。
何よ腕枕なんかしちゃって、しびれなかったの?
ホント後先考えないバカシンジなんだから、ふふ。
森に抱かれ自然の空気を満喫したアタシ達は帰途についた。
今度は後ろにまたがりシンジに抱きついて乗る事にした。
ホットパンツにしといてよかったわ、スカートじゃめくれるしまたげないし。
風を感じたらシンジの匂いもいっぱい混じっていた。
つい首筋に近づいてくんくんしちゃったけどその度に運転が乱れて、
クラクション鳴らされたのはアタシのせいじゃない、シンジが弱すぎるからだ。
さすがに往復は辛いのか疲れてきた…と弱音を吐くので、
しっかりしなさいよ男のくせに!と励まし、また手綱引き。
コンフォート前に着いて疲れ顔のまま、
アスカは自転車乗れないのお?とムスッてしながら聞かれたので、
こんなのお茶の子サイサイよ!と華麗にモンキーターンを決めてやったが、
勢い余ってゴミ捨て場に突入してしまいひどくヘコんだ…。
でもシンジによしよしと頭を撫でられ慰めてくれたから平気、平気だもん。
帰宅するとファーストが無断来訪。「…お帰りなさい…二人とも…」と云いながら、
「スペランカー」に悪戦苦闘してた。ていうかそんなにファミコンしたいワケえ?!
来訪した理由は「…昨日の私は忘れて…見苦しかったでしょ…テンコー…」
どおやら謝りたかったらしい、「気にしてない(わ)よ」と二人で云ってあげたのに、
そう…よかったわ…となぜかシンジにすり寄ったので丁重に帰宅させた…
…邪魔しないで赤毛猿…という捨て台詞と共に。
森でシンジが摘んだ名も知らぬ紅い花をコップに生けてこの日記を書いている、
思い出がまた一つ増えた事に感謝して就寝するわ。ありがと、シンジ…。
乙です
楽しめました。
ちょうほのぼのキター!
さっきまでムスっとした気分だけど癒されました!
アタシと月あたし日
最近バラエティによく出るタレントがアタシに似ているらしい。
ミサトに指摘されて見てみたが全然似てないじゃない。
ギャルギャルしてて頭悪そうで年上の男に色目使っちゃってはっきりいって最悪。
アタシは清く正しく美しく完璧なる天才美少女よ、
愛する人はダメダメ弱っちい優しさだけが取り柄の15歳ボーヤなのが玉にキズだけど。
それなのにミサトったらこーいう怒った時の調子やリアクションが似てるのよなんて云うし、
シンジまで怒鳴る感じがちょっと似てるよアスカ…だって、もおー信じらんない!
体育座りにむくれ顔で抗議の意を表したらやっと二人とも気づいたのか、
「「まあ…外見だけで中身が似てるわけじゃないから…」」
となんの慰めにもならない言葉で慰められた…。
なによりシンジまで納得してたのがくやしい。
あ〜んな安っぽい女タレントとこのアタシを一緒にされたかと思うと、
情けなくて涙出そうになったわ。
顔をこっちに向けさせ、
「アタシとお!あのブサイクとお!似てるわけないでしょお!!」
とじっくり見比べさせたが、
テレビをチラッて見てすぐこっちをじーっと見つめて、
「アスカはアスカだよ、他の誰にも似てない世界でたった一人のアスカだって思ってるけど…。」
などととんでもない一言を吐き出しやがった…。
もお胸がぐるぐるしてどうしていいかわからず、
「じゃあシンジはこいつにそっくり!アタシが決めた!」
とヘタレが売り物の芸人を指差して誤魔化しておいた。
意外とツボにはまったのかミサトは大爆笑し、
シンジはつまらなそうにふてくされていた、ごめんねシンジ。
結局ずっとふてくされたままなので御機嫌をとってやったが芳しくなく、
聞けば「…アスカの意地悪…」とつぶやくばかり。
しょうがないお子ちゃまねえ〜と胸元に招き入れ抱きしめてやった。
これでも意地悪かしら?と反応を伺うと、
「…すごい意地悪…でも意地悪じゃない…」と恥ずかしそうにモゴモゴしてた、ふふ。
もう一つ意地悪をしておいたけど、それはアタシとシンジだけの秘密。
二人の名誉のために日記といえども記すわけには行かないわ、ふふん。
乙です
少し進展したようで。
タレントのその安っぽさが一番アスカっぽくてワロタ
アスカにハニカマレタイ
最近乙まんことオッテュの人を見ないな
今日は、あいつと昨日の店へ行った。
とびっきりのおしゃれを待ち合わせ先で
見せてあげようと思ったのが間違いだったわ、あの鈍感!
待ち合わせ場所に着いたら、何故か三馬鹿が揃ってて、しかもあのジャージ、
「何や、ワシらセンセのデート前の時間つぶしに使われたんかい、堪らんなあ」
なんて、要らぬ口を……。
そこであいつが「いや、僕らはそんなんじゃないよ……これから買い物で、
僕が荷物を持たされるだけ」って即答したのも気に入らない。
気に入らないけど、このジャージやメガネにからかわれるのも癪。
思わず「そうよ! このあたしに荷物を持たせるとかありえないでしょ!
ただの買い物よ! さ、バカは用済みなんだから帰んなさい!」と怒鳴ってしまった。
バカどもがいなくなったから気を取り直して、今日の私を見て気付くところがないか聞いてみたら、
あいつ、「そう言えば遅かったね、何してたの?」だって。信じらんない。
このリボンの付いたつばの広い帽子も、この白のワンピも新調したってのに。どこに目を付けてるんだか。
でもまあ折角だし、あまりむすっとしているのはハッピーじゃない、と気を取り直して、
取り敢えずあいつを釣り出す口実に使った夕飯の買い物をしながら、
偶然を装って例の店の前へ通りがかることに成功した。
「寄ってこうか?」と聞いたら「まだ夕飯の材料が揃ってないよ……」だって。
あいつ、おかしいんじゃないかしら。暑い、疲れたって主張したら寄ることになったけど、
あいつは昼に三バカで食べ放題の店に行ったから、もう食べられないとか何とかぐちゃぐちゃ言って……。
ま、そのうち「あ、いや、甘い物は別腹って言うからね」とか言いながら食べだしたのは評価してもいいだろう。
でも、折角だから色々話しようとしても、あいつは食べ終わるなりソワソワして、
理由を聞いてみたら「いや、夕飯の買い物がまだじゃない、
ミサトさんが帰ってくるまでに間に合うかなって思って……」とか、またミサトミサトミサト。信じらんない。
会計では店員がカップル割引の話をしてるのに「いや、僕らはそんなんじゃありませんから」って断るし。
実際カップルでなくてもそこは割り引いてもらうところじゃないの?!
さぞお金があるんだろうと思ったからそのまま帰ってきてやった。
そしたら、あいつずっと私のこと探してたらしくて、結局夕飯の材料がそろわなかった、って、
今晩はカップラーメンになってしまった。
あいつの文句はずっと右から左へ聞き流しながら食べていたけど、たまにはインスタントもいいじゃない。
ミサトもインスタントでハッピーみたいだしね。ミサトは悪食なだけで、私とはハッピーの理由が違うけど。
乙オメコ
乙
乙!これからどんな進展になるか楽しみだねぇ・・・
及月第日
試験が始まった事もあって皆対策会議に忙しい。
シンジは二バカと、アタシはヒカリ・ファーストと、
それぞれ適当な場所に男女別れて移動した、ちょっと寂しかったな。
といっても対策会議なんて名ばかりのもの、
最初の三十分で試験の話はおしまい、
後はいつも通りのこそばゆい質疑応答が繰り返された。
ヒカリはジャージと会ってないとか、試験期間中は二人で会う事を我慢して、
勉強に集中しようと約束したらしい。
それ辛くない?と聞いたら、我慢した分休みに入ったらいっぱい発散するんだって。
普段のアツアツさを知ってるから休み中はこの二人にかち合わない様決めた。
アテられちゃうとアタシもシンジもどうなっちゃうかわかんないんだもの。
…私も…司令に…会わないようにしてる…ってファースト、
それはまったく趣旨が違う発言よ。
罰としてシェイクを横取りしたら「むー」とした顔で睨まれた、子供っぽいわね。
アスカ達もそうしないの?と聞かれたが、
家が一緒なんだから会わないわけにはいかないし、
だいいちそんな事をしたらアタシはシンジ成分が不足して欠乏症になってしまう。
それはアタシらしくないのでヒカリには内緒にしておいたけど、
あのバカシンジはアタシがいなきゃなん〜もできないグズよ、
しょうがないし可哀想だから一緒にいてやらないとダメなのよ、と云っておいた。
二人、口を合わせて「「素直じゃない…嘘つき」」とお馴染みの文句、耳が痛かった…。
帰宅後、シンジからとんでもない事を云われた。
試験中は抱きつきも膝枕もあまつさえ【約束】も控えよう…と。
ぬわにを云うのよこのバカシンジ!
聞けばジャージからヒカリとおんなじ事を吹き込まれたらしい。
絶対イヤ、と拒否したがシンジの決意は固かった。
どうして日本人はこう変にクソ真面目なのか、
息を抜きつつ合理的にやればなんにも問題ないのにな、つまんない男。
自分でも情けないくらいキーキー喚いてしまったけど、
明日はアスカの苦手な古文でしょ…と云われ平静を取り戻した。
結局条件をのみ、無闇な行為は控える事で商談は成立した、はーあ…。
けどそれは「明日から」にしたので今夜はめいいっぱいシンジにじゃれて、
少し甘い【約束】をたっぷりしようと心に決めた。
待ってなさい、シンジ。
それと条件の中には、
「アスカからの接触をシンジは拒めない」という一文が含まれてるわ。
「いつもより控える」けど試みは止めないから覚悟してなさいよ。
さてきっちり勉強して、たっぷり気分転換しようっと、ふふ。
ほんとうに毎日乙です
アマー
まさかアスカも、自分の日記が2ちゃんねるにうpされてるとは知らないだろうな
みんなアスカおかずにして、オナニーしてんだろ!
乙まんこ
しょうがないお子ちゃまねえ〜と胸元に招き入れ抱きしめてやった。
これでも意地悪かしら?と反応を伺うと、
「…すごい意地悪…でも意地悪じゃない…」と恥ずかしそうにモゴモゴしてた、ふふ。
もう一つ意地悪をしておいたけど、それはアタシとシンジだけの秘密。
二人の名誉のために日記といえども記すわけには行かないわ、ふふん。
SEXしたの?
シンジキュンを言葉責めしながら足コキ(しかも寸止め)したんだと思われ
足コキで自分に顔射ね
??:: ? ? ..:?
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?????:::... ??:: ? .::? ?
??????::::.... ????? :::?? ?
???????:::... ? ? :::????
ホリデイ氏の日記は全部共通してんの?
アスカに中だしはまだ早いシンジ君。
むしろ外出しゴム出しは許されないんじゃないのか?
235 :
アスカ:2005/07/06(水) 20:40:08 ID:???
妊娠したらパイロットでいられなくなるかもだから、中はダメよ。
236 :
アスカ:2005/07/06(水) 20:41:08 ID:???
コアにはなりたくないし…
シンジは中だししてワタシがいなくなってもいいの?
237 :
シンジ:2005/07/06(水) 23:17:53 ID:???
アスカが嫌がるなら、中でなんか出さないよ?
だから、ゴムつけるのまごまごしてても笑わないでね?
238 :
アスカ:2005/07/06(水) 23:31:06 ID:???
シンジだけ気持ち良くなるなんて、ダメダメよ。
ちゃんとワタシも気持ち良くしてよね。
239 :
アスカ:2005/07/06(水) 23:32:02 ID:???
笑わないけど、怒るわよ!
さっさとしなさい!
またお前らか
241 :
シンジ:2005/07/07(木) 01:59:18 ID:???
うらやましいのかトウジ!
まだ委員長いただいてないのかよ!
242 :
シンジ:2005/07/07(木) 06:33:50 ID:???
委員長も中田氏用マ○コとしていただいちゃうぞ!
243 :
シンジ:2005/07/07(木) 08:15:19 ID:???
シンちゃんの中出し日記。
244 :
シンジ:2005/07/07(木) 08:17:32 ID:???
初月初日
まずは保護者ヅラしてるミサトさんに膣内発射!
「若いから元気ね。」
なんてヒィヒィ言わせたわ!
245 :
綾波 レイ:2005/07/07(木) 10:48:59 ID:???
碇君、私を忘れないで…
246 :
シンジ:2005/07/07(木) 11:16:50 ID:???
ミサトさんの汁はチョッチ臭いかな?でも肌は若いや…
中田氏用としてはかなりなもんだね。
次はリツコさんか、彼女からしたら親子丼ぶりだね!
父さんに負けないように頑張るぞ!
247 :
シンジ:2005/07/07(木) 11:18:19 ID:???
実はアスカの汁はめちゃめちゃうまいんだ!
誰にもわたさん!僕だけのものさ、ふふ。
248 :
シンジ:2005/07/07(木) 12:28:36 ID:???
アスカは誰にも渡さない、僕だけの宝物さ!
ふふふ
フフフ
250 :
アスカ:2005/07/07(木) 14:00:18 ID:???
251 :
シンジ:2005/07/07(木) 19:04:53 ID:???
ミサトマンコ 練習用マンコ
リツコマンコ 研究用マンコ
マヤマンコ 実験用マンコ
レイマンコ キープマンコ(未使用)
ヒカリマンコ 友人用(借りるかも…)
アスカマンコ 宝物、実子作成用マンコ(膣内発射は自粛中)
あとはいいです。
252 :
シンジ:2005/07/07(木) 19:13:29 ID:???
やっぱりアスカが一番気持ちいい!
>>228-230様
読まれてる方の御想像にまかせましたが…そっち方面に流れましたか、いやはや。
作者としては、
アスカ「書くのも恥ずかしいようなあまあまなジャレ方をした」
シンジ「アスカの勢いもあって自分も積極的な接触をし、それが少し恥ずかしかった」
という感じを想定しておきましたが…まだまだ二人が契るには時期早々ですね。
あと半年先かな…もしかしたら夏休みに?!なんて勝手に考えてますが。
>>232様
一応続き物として前スレから投下してますが…分かりにくかったですかね?
申し訳ないです。
では七夕の夜を祝して投下↓
7月7日
七夕、竹に願いを書き入れた「短冊」を結びその成就を祈る日。
そうシンジとミサトに云われてアタシも参加する事に。
二人からおりひめとひこぼしの伝説とやらを聞いたけど信じらんない。
一年も待ってられないわよ、せいぜい三日が限度ねアタシは。
だいたいそんな意地悪をしでかすオヤジもオヤジよ、最低極まりないわ。
一発ぶん殴るか死ぬまで呪ってやるわよアタシなら。
そんな事を云ったらミサトもシンジも「「アスカらしい(わ)よ」」だって。
恋する乙女はそんな気持ちでしょ?!失礼ね小馬鹿にして。
じゃシンジはアタシと一年に一回しか逢えなくていいの?!
そしたらそんなのイヤだよ!と真っ赤になって怒ったから、
ニヤニヤしながらおでこをこつんとしておいた。
が、そんな様子を更にニヤけながらミサトに見られたのは失態、少し恥ずかしい。
三人でベランダに行きそれぞれの短冊を吊るした。
ミサトのそれには「体重と年齢とスリーサイズと肌年齢が永遠に変わりません様に」だって、
願いすぎじゃないと云ったら鬼気迫る顔でアスカもその内わかるわよと脅された。
さわらぬ三十路にたたりなしね、以後気をつけようっと。
シンジのを覗きこんだら慌てて隠された。さり気なくミサトが押さえ込み楽々ゲット。
小悪魔と大悪魔で見てみると「父さんにいつか必ず会えます様に」…。
もう一つには「皆が幸せであります様に」…。
アタシとミサトは「「あんたバカよ…大バカよ…」」と泣き声で呟くしかなかった。
しかしシンジがそれだけの願いで満足してるはずはない。
疑念をしまいこみ奴の動向を伺う事に。
目標は深夜、つまりさっき行動を開始した。
小型マグライトをそっと動かしながらごそごそ作業をしてたので、
終わった所を「な〜にし・て・ん・の」と急襲してやった。
びっくりして硬直したままのシンジを尻目に竹をじっくり観察すると、
アタシの短冊の隣に別のそれが吊るされていた。
「アスカとずっと一緒にいれますように、そして僕を好きでいてくれます様に」
アタシの文面はこうだ、
「シンジとずっと一緒にいたい、アタシが好きなのと同じくらいシンジもアタシを好きでいて」
…まったくバカ正直なんだから…もう、しかもユニゾンしちゃって…。
だって見られたら恥ずかしいもの…とオドオドするアイツにアタシはしっかと云ってやった。
こんなもん意味ないわよ、もう十二時過ぎちゃったから今日は7月8日!遅すぎる!と。
落胆するシンジのほほをそっと包みながらさらに続けた、
「バカね…とっくに叶ってる願いなんて吊るす必要ないわよ!」と。
え…?!と驚くシンジをほっといてさっさと部屋に戻った。
ちょっとキメすぎちゃったかな。
いまだに枕抱えてジタバタしてるわ。
まったくシンジのくせに!シンジのくせに!シンジのくせに!…ふふふ♪
七月七日 ―同日のシンジ日記―
今日は七夕、ミサトさんが竹と短冊を用意してくれた。
こんな事をするのは小学校以来だ。少し憂鬱になった、幼い頃を思い出して。
あの頃を思い出してもイヤな事しか浮かばない。
願いが叶うと信じて短冊を吊るしたけど願いは叶わなかったから。
だから短冊を前にしても何を書こうか思い浮かばなかった。
一時間ほどしてようやく三つの短冊を作成したけど。
1、「皆が幸せであります様に」…新興宗教みたいだな。
2、「父さんにいつか必ず会えます様に」…昔も書いたけど…叶うはずないな。
3、「アスカとずっと一緒にいれますように、そして僕を好きでいてくれます様に」
…だってこれは僕の正直な気持ちだ…けど…二人には見られたくなかった。
結局二つは二人に見られてなぜだかわからないがガッカリしてた。
まあ、三つめが見られなくてよかったと思った…この時までは。
深夜皆が寝静まった頃を見計らってライト片手に作業を開始したら見事アスカに見つかった。
てことは予測されてたのか…参ったなあ。
おまけに12時過ぎてから吊るしても遅いって…僕もそこまで気が着かなかった。
見られると恥ずかしいという思いでいっぱいだったからしょうがないけどさ。
がっかりした僕のほほをそっと包みながらアスカはこんなことを云ったんだ、
とっくに叶っている願いなんて吊るす必要ないって。
えっと…つまり…それってさ…額面通り受け取っていいんだよね…?!
部屋に戻るアスカにいくら聞いてもニヤニヤしながらはぐらかされただけ。
そんな事云われたらさ…僕だって嬉しくなって…
アスカを抱きしめたくなっちゃったんだ…それなのにさ…。
と思ってたら閉ざされた襖が一瞬開いて僕の唇は優しい小悪魔に奪われた、
もう…アスカは意地悪なんだから…はあ。
そういえばアスカの短冊には
「シンジと一緒にいたい、アタシが好きなのと同じくらいシンジがアタシを好きでいて」
って書いてあったな…それは叶ってない事なの?どういう事さ?
でもアスカの事だからそれを指摘すると、
「うっさいわね!アタシの願い事は必要なのよ!アンタまで同じ事書かなくていいのよ!」
なんて無茶苦茶な論理を展開するんだろうな、考えたら少しおかしくて笑ってしまった。
それはともかくとして素直な気持ちを伝えてくれたアスカをもっと好きになった僕は、
後でこっそり新しい短冊を吊るしておいた、
「僕はアスカが好きでアスカは僕を好き、それだけで幸せです、それ以上願う事はありません」と。
今日はぐっすりと寝れそうだ…。
乙です
七夕アマー
259 :
シンジ:2005/07/07(木) 20:01:23 ID:???
乙です。
さすがホリさん!
まったくホリデイのくせに!
ホリデイのくせに!ホリデイのくせに!
…GJ♪
七夕ネタ乙!
みごとすぎる…
アスカスキー乙
265 :
アヤナミ:2005/07/08(金) 02:29:45 ID:???
アスカってゼノぎアスのエリィのぱくりでしょ?
アスカー
267 :
シンジ:2005/07/08(金) 02:50:26 ID:???
アスカ愛しています。
268 :
アスナ:2005/07/08(金) 07:02:19 ID:???
あれっ?
もや月モヤ日
試験期間真只中でイライラがひどい、退屈退屈退屈。
蓄積されたストレスを発散させるに最も効果的な方法はないものか。
ある事にはあるけれど、今この場ではそれはできない…。
テスト終了直後そんな不機嫌MAXで思考を巡らせてたアタシの所へシンジはのこのこやってきた。
今の世界史自信ないよ…なんて辛気くさい顔で話しかけてさ、こっちまで余計暗くなるじゃない。
やり場のない不満を文句に変えてぶつけてみたのにアイツったら、
一緒に帰ろうってニコッてして手まで握ってくれた。
けどこの時はそれぐらいで機嫌直してたまるもんですかなんてまたいけない考えしちゃった…。
道中ブツブツ変わらず、やってらんない、超退屈、最低で最悪よ、なんて文句の行進。
それなのにアイツちょっとイイ感じのカフェに連れてってくれた。
前から気になってたんだ…と恥ずかしそうにはにかんだアイツ…。
内装も、雰囲気も、ちょうどいいグラスに注がれたアイスカフェラテも、ぜ〜んぶ気に入っちゃった。
少し顔を輝かせたら、アイツよかった…なんて嬉しそうに見つめちゃってさ、
まだまだ発散しきれないからつい、
まあこんなもんねアンタにしちゃ上出来よ、と冷たくあしらっちゃった…。
それでも懸命にこっちの気持ちをほぐそうとするんだもん…バカね…シンジったらホント。
なのにアタシはつい頑な態度とっちゃうのよね…自分でもダメだってわかってるのに…。
なんだかそんな自分がイヤだったから、夕食の支度を手伝ってやった。
ただしカフェラテのお礼よお礼!とまたキツい物言いしちゃったけど…。
そうやってさんざん文句云ってちっとも発散されてないって態度で過ごしちゃったから、
シンジの行動と言動もトーンダウンしちゃった。
リビングで二人TV見てた時ふと気づいたら、
悲しそうに見つめられたのにはさすがに罪悪感を抱いたわ。
でもね…寝る前にそそくさと部屋に戻ろうとしたら真剣な顔したアイツが、
アスカさ…そんなギスギスしないで…って云ってきたの。
ギスギスなんかしてないわよ!ってまた云っちゃったら、
アイツ何しでかしたと思う…?!
ごめん…僕約束破るよ…ってそっと、それでも力強く抱きしめてくれたの…。
イライラしてるアスカ見たくないよ…落ち着いて…って云いながら。
もう!カフェの時から十分に落ち着いてたわよ!
それなのにシンジったら最後の最後まで…のほほんとしてるくせにい!
とりあえずもう少し素直になろうと思う…。
い、一応「ごめんね」とだけは云っておいたわよ。
でも最初から素直になれる様努力は…しよう…ふむう。
ていうかいつの間にそーいう乙女心をくすぐるスキル磨いてるわけえ?!
…いやアイツは天然純粋バカシンジなのだ…計算してしでかす奴じゃない…。
くやしいから少しはこのお返しを何かの形でしなくては…
くそう、人の心を揺さぶって、おぼえてなさい…もお…。
乙です
メロメロなのに強がっちゃってアマー
otukaresama
>>レス頂いた皆様
いつも御感想有難うございます。
なんだかとても恥ずかしながら読んでますが…。
とはいえまだまだ精進不足な気もします、
これからも頑張りますのでその辺は御容赦のほどを…。
いつ見ても
癒されるスレだ・・・
(´з`)y-~~ フゥ・・・
最高
ホリデイさま、いつも乙です
これからも頑張ってくださいね。
糖質で下半身がマータリしてきますた
荒らしも一瞬にして消え去りましたね。
いじ月イジ日
ようやくの休日、ホントは勉強しなくちゃいけないけど、
少しぐらい休ませなさいよ、ただでさえうんざりした毎日だったんだから。
といっても派手に着飾って出かけるわけにもいかないしでも退屈はまぎれない。
ではそれを解消するに適した方法は?…答えは簡単、シンジを使う事よ。
勉強疲れかシンジはソファで夢の世界に移動中。
いつも思うんだけどどーしてコイツは華奢で色白で弱っちい体つきなのか。
かといってムキムキマッチョなシンジなんて見たくもないし想像したら吐き気と笑いを催した。
で、悪戯心がつい出てちょっとした意地悪しちゃったの。
つまり気持ちよく寝てるアイツの体をいじり回したのだ、別に変な事してないけど。
左手の人指し指と中指をとてとて歩く様に細い足首から腿にかけてさわってみた。
骨っぽい所は強めに柔らかい所はそっと滑る様にアタシの指は行進した。
アイツったら敏感に反応しちゃってさ、つーって指を滑らしたら体はピクッてするし、
顔はなんだか赤らめてたし、ホント可愛い仕種するんだから、ふふ。
足の付け根を過ぎ下腹部に到達したのでぷにぷにつついてみた。
ちょっと気持ち悪そうな顔したから慌てて胸部へ移動。
固い胸板とそれなりの胸筋を8の字に指を滑らせ反応を見たら、
うーんうーんと呻いたりくすぐったそうに鼻息荒くしたりでめちゃめちゃ面白かった。
乳首の辺りもつんつんしたら余計くすぐったそうにピクピク反応してたわ、
なーに感じちゃってんのかしらこのヘンタイ…もう…バカ。
それから首筋に沿ってあごに向かい人指し指だけでほほをそっと撫でた。
そのまま閉じた瞼や眉、鼻の先をすーっとなぞっていく。
最後に唇を愛おしむ様にさわる、この唇に何回キスしたのかな…なんて考えながら。
沈黙の中静かな寝息を感じたら少し変な気分になって思わず顔を近づけちゃった。
という所でミサトに見つかった…。
猫のような顔でな〜にし・て・る・の?と聞かれ、
シンジの体柔らかいのよぷにぷにしててと云ったらミサトまでさわり始めた。
その後は二人でキャーキャー云いながらさわり放題、もちろん目覚めない程度に。
ミサトは若いっていいわあ〜ホントすべすべしてるう〜と嬉しそう、
調子に乗って、でしょ?!ホント全部柔らかくて気持ちいいんだから!と云ってしまった。
とたんに葛城参佐に変貌しふ〜んココもココもコ・コ・も?
と書くのも恥ずかしい箇所を指差しニヤつかれた、
だからそういう意味じゃないのに、しまったわ…。
シンジは目覚めた後ミサトから聞き出したらしく、同じ行為を試みたわ。
もっともこっちはそれを予測してしっかりあしらったけど。へへん残念でした♪
ただし寝てる隙にそっとほほにキスした事は内緒にしておいた。
せっかくの休息を邪魔して悪いと思ったからよ、
別に甘い気持ちにに心を支配されてしたわけじゃないんだからね、ふんだ。
もじ月モジ日 ―同日のシンジ日記―
変な夢を見た。
気づいたら僕の周りを小人が集い囲んでいた。
幼い頃読んだガリバー旅行記の「小人の国」と同じく、
僕の体はロープで押えこまれ身動きができなかった。
その内一人の小人が足元から僕の体をとことこ歩き始め、
とにかく色んな所を動き回るのでひどくくすぐったかった。
でも悪い気はしなかった、どことなく気持ちいい感覚もあったからだ。
その小人が顔の近くまで来たからよく見るとアスカだった。
いつの間にかミサトさんも小人姿で現れて僕の顔や体をうろうろし始めたんだ。
もうなにがなんだかわからなくなってそれなのに声は出ないし体は動かないし、
悶えて苦しんで困って喜んで…ああもおどおなっちゃうんだよお…?!
という所で目が覚めた。
しかも…あまり書きたくないけど…ちょっと膨張してた…恥ずかしい…。
でもアスカはTV見てたしミサトさんはリビングにいたからバレてないはずだ、そうあってほしい。
夕食後ミサトさんにいい夢見てた〜シンちゃん?と云われ、
何の事かと尋ねたらアスカが僕の体をイタズラしてたらしい。
なんだか腹立たしいので一言文句を云おうとしたら、アスカはソファで眠っていた。
無防備な姿勢とイタズラされた悔しさ、周りには誰もいなかった状況が心を巡り、
僕は思わず指でアスカの足をそっと撫でてみた…。
アスカは少しピクッて反応したけど起きる気配はなかったので、
そのまま指を移動させて………やめた。
だってアスカがしっかりとこっちを見つめてたんだ。
はいそこまでって云われておでこをこつんとされたうえ、
振り返ればミサトさんがあの底意地の悪そうな笑顔で立ってたし…。
ひどいじゃないか自分だけえ…とせいいっぱいの文句を云っても、
アスカはこの先はもうちょっと大人になってからね♪と軽くあしらわれた。
シンちゃんごめんねあたしもちょっちさわっちゃった〜とミサトさんまで…。
もう誰も信じられなくなった…僕は本当にからかわれてばかりだ…とほほ。
それに大人になってからって…自分だって子供のくせに…もう。
やっぱり口惜しさは燻ったままなのでアスカに文句ぐらいは云おうとさっき部屋に行ったんだ、
僕だって男の子だ、…ただアスカはもううたた寝してたけど…。
それでも自分なりの仕返しとしてほほをつねってやろうとした、
けどなんだかみっともなくなって頭を撫でてはだけたタオルケットを戻しておいた…。
意志薄弱だな僕は…だからいつまでたってもからかわれちゃうんだろうな…。
でもそれが僕らしさだから…と言い訳で文を締めよう…はあ。
乙です
おもちゃシンジアマー
乙!
今日は俺の居つくLASスレで萌えるようなレスが連発してるな。
夜の夢も、昼寝も殺される恐怖に支配されていたから今日はもうだめぽだと思っていたが・・・
GJGJGJGJGJ!
最低だ。
もうあいつの顔見られない。
これから、どんな顔してあいつの前に出ていけばいいんだろ。
学校から帰ってきたら、あいつがテーブルの前で暗い顔してるから、
何そんな辛気臭い顔で悩んでるのよ、って聞いてみたら、
あいつは「ああ、アスカ。いや、こんなの貰っちゃって」と、持っていた便箋を私に見せた。
何て書いてあったか詳しくは憶えてない。一瞬で頭に血が昇ったせいだ。
だって、「好きです」とか「付き合ってください」とか書いてあったから。
信じられなかった。あのバカが好きだなんてバカが私以外にいたなんて。
思わず、あいつに確認した。「何これ……ラブレターってやつ……?」とか、
そういうようなことを言ったと思う。
そしたら、あいつは困ったような、嬉しいような変な笑いを浮かべて
「そうなんだよ、どう答えたものか悩んじゃって……」なんて言った。
悔しくて、涙が浮かんできた。うつむいていたからあいつには気付かれなかったと思うけど、その後がまずかった。
頭に血が昇っていて、次から次へと口が滑った。
良く憶えていないけど、「何で悩むのよ」「何で悩むのよって言ってるのよ」
「悩む余地なんてあるの」「あたしの気も知らないで」とか、言ったと思う。
そこで、あいつが「あたしの……の気?」って言って、ようやく私は自分が口を滑らせたことに気が付いた。
間違いなくバレた。
あいつがいくら鈍感でもだ。
自分から言うつもりはなかったのに。
それに、あいつが私の気持ちに気付いていながら応えないとか耐えられない。
あいつはあのラブレターに何て返事するんだろう。
悩んでるとか言ってた。悩んでるってことは今好きな人が居ないってこと。
あいつが私のことを好きじゃないってこと。もう嫌。最低。
ミサトが夕飯食べなさいってさっきからうるさいけど、部屋から出られるわけがない。
あいつにどんな顔すればいいのかわからない。
悩んでるって、あのバカ、私をこんなにしておきながら私のことは
全然何とも思ってなかったんだ。普段のあいつの態度を見れば分かることだったけど、今日はっきりした。
たまに優しいからひょっとしたらと思ってたけど、期待した私がバカだった。
もう自分で何書いてるのか良くわからない。お腹は空いてるけどもう寝る。
大体何でミサトじゃなくてあいつが夕飯食べろって言わないのよ……。
もうこの家に、と言うかあいつと一緒に住めないかも知れない。
寝て起きたら全部夢だったらいいな。
なんかどんどんよくなってきた。
もう他のLASは見れんな!
乙。
おめでとう!
今日は空腹のために目が覚めた。
目覚まし時計を見るとまだ4時。
空腹で目が覚めた時点でわかっていたけど、念のためこの日記を開いて確認したが、
やはり口を滑らせてしまったことは夢ではなかったらしいとわかって、3分ほど悩んだ。
シンジに妙な気遣いをされながらここに住むのは耐えられないから、
ここは結構住みやすかったけど、やはり出て行く準備をしなければならない。
そう思ったけど、とりあえずは何か食べないと何も考えられない。
この時間ならシンジも起きてはいないだろうから、
ダイニングで食料を調達するくらいはできるはずだ。
と思ってダイニングの明かりを付けたら、シンジがいたからびっくりしてすぐに明かりを消した。
目が慣れてきて、あいつがテーブルに突っ伏して寝ていることを確認した。
テーブルの上にはラップがかかった昨日の夕飯があった。
空腹のあまり何で夕飯をそのままにしてシンジがここで寝ているのかわからなかった。
と言うか、その時の私は空腹を満たすことしか考えていなかった。
明かりを付けても目が覚めなかったんだからレンジを使っても目を覚まさないだろう、
という判断は甘すぎたとしか言いようがない。
当然、シンジは目を覚まして、背後から私に声をかけた。
「グラタンは電子レンジじゃなくてオーブンを使え」とか、そういう話だったと思う。
空腹の上頭に一気に血が昇ってくらくらして本当にわけがわからなくなった。
「いいわ、私すぐにここを出て行くからグラタンもスープも要らない!」とか、
そういうことを言ったんだと思う。
そしたら、シンジが怒鳴ったんでちょっとびっくりした。あいつが大声を出すのは珍しい。
「何で出ていくんだよ!」
私は反射的に答えた。
「あんたに同情されてまで一緒に住まなきゃいけない理由なんてないわ!
同情なんてまっぴらよ!」、多分、こう言った。
言い終える前にシンジに右腕をつかまれた。結構強い力で。
シンジにこんな力があると思わなかったから、私は驚いてグラタン皿を床に落とした。
シンジはそれを気にしない様子で、また大声を出した。
「嫌だ、僕は絶対にアスカをここから出さないよ」
私はシンジの手を振りほどこうとしたけどうまくいかなくて、
イライラして大声を出した。「何よそれ! 無様なあたしの姿を見て毎日優越感に浸ろうっての?!」
そう言ったら、シンジの目が真剣みを増したようだった。
「違う。僕はアスカと一緒に住みたいんだ。もう、アスカと一緒じゃなきゃ嫌なんだ」
ちょっと意味が良くわからなかった。空腹とイライラとで私の頭はちっとも回らなかった。
その後のやり取りは、こんな感じだったと思う。
「どういうことよそれって」
「アスカは僕が昨日のラブレターの返事に悩んでたのが気に入らないみたいだけど」
「うるさいわね! その話はもうどうでもいいわ!」
「どうでも良くない!」
凄い剣幕だったから、思わず私は黙ってしまった。
「僕はね、どう断ろうか悩んでたんだよ」
「だって、自分のすぐ側に好きな人がいるのに、他の人とは付き合えないだろ?」
矢継ぎ早に予想しない話がポンポンと出てきて、頭に昇っていた血が顔まで降りてきたような気がした。
「ごめんね臆病で。もし告白して断られたらと思ったら、
この生活も終わっちゃうんじゃないかと思って、言い出せなかったんだ」
何か言おうと思ったけど、のどもカラカラでのどの奥が貼り付いたような感じになって、何も言えなかった。
「アスカにあそこまで言わせちゃったことは反省してる。だから最後は僕に言わせて欲しいんだ」
シンジは私の腕を握った右腕を持ち上げた。
「アスカ、好きなんだ。僕はアスカとずっと一緒にいたい」
私はようやくのどから言葉をしぼり出した。涙もちょっと出ていたかもしれない。
「バカ……バカシンジ……バカのくせにあたしと付き合えると思うなんて、相当ひどいバカだわ」
「アスカ……」
この時、私は、最高の笑みを作れていたと思う。
「そんなバカにはあたしがいてあげなきゃダメじゃない……」
いざ言ってみたら、もの凄く恥ずかしかった。
「大切にしてよ。さもないと殺すからね」
恥ずかしいとこういう照れ隠しがどうしても出ちゃう。
素直じゃないなあ、私。半分本気だけど。
そうしたら、シンジが急に神妙な顔して「うん、わかった」とか言うから、バカって言ってやった。
「アスカは僕に好きって言ってくれないの?」とか言っていた気がするけど、
私を惑わせた罰だから、おあずけだと言ってやった。
シンジは不平を言っていたけど、それを遮るように、恥ずかしながら私のお腹が鳴ってしまったので、
笑ってグラタンを作り直してくれた。
このバカシンジだけじゃなくて、私のお腹までがデリカシーがないとは、やりきれない。
マカロニグラタンは私の好物というほどのものではないんだけど、とてもおいしかった。
ありがとう、と礼を言おうとしたら、
床にこぼれたホワイトソースを拭いていたシンジが
「あ、アスカソースが脚に付いてるよ」とか何とか言って私の脚に触った。
不意討ちだったから、変な声が出てしまった。
エッチバカチカンヘンタイとか言って、私は思わずシンジを蹴っとばした。
そういうことをするのはまだまだ先、
とシンジに確認したら「そういうことってどういうことだよ……」とか、
わからないことを言うので、今度はヘッドロックを仕掛けようとしたらシンジもわかってくれた。
最初からそうすればいいのに。
でもこれは失策だった。ミサトが部屋の入り口でニヤニヤしながら私たちを見ていたのだ。
さっきの騒ぎで目を覚ましたらしい。
「シンちゃん、アスカ、仲直りしたのねー、って言うか、前よりずっと仲良くなっちゃった?
んふふ、お姉さんとしては安心するし嬉しいわー。でもこれからはじゃれあうのは昼間にしてね」
とか言って、気持ち悪いほどニコニコしながらミサトは寝床へ戻っていった。
シンジが私のことを好きだと言ってくれたのは本当に嬉しかったけど、
これからはミサトにからかわれ続けるに違いない。凄く鬱陶しそうだけど、しあわせ税ってやつかしら。
今シンジと暮らしているのはミサトのおかげだし、甘んじて受け入れることにするか。
まだ色々書きたいことはあるけれど、全部書くとバカになってしまいそうだから、今日はこの辺でやめておこう。
というわけで、一段落つきました。
ツンデレは自分の気持ちに気付いても
プライドとかがあって必死に恋心を隠すけど、
でもわかって欲しい、というような気持ちを描写しようとしました。
いかがでしたでしょうか。
可能なようでしたら、これからも投下を続けていきたいと思いますけど、
アスカとシンジの関係性が変わってしまうので、甘甘な話が書けるか
ちょっと自信ないです。ホリデイさんという絶好のお手本がいらっしゃいますので、
頑張ってみたいと思います。
ではでは。
>>299 すばらしいですね。
終了かとおもっちゃいましたよ!
気にしないでバリバリ投下しておくんなさいまし…
途中すごくドキドキしながら読みました。
今後も楽しみにしてます!
乙です
続けて欲しい気持ちとこのまま終わって欲しい気持ちが混ざってて複雑な気分です
正直、つきあい始めると甘すぎて苦手。
↑同意。特にアスカがバカの子になる話はやめてほしい。
バカになるから好きなんだけどな。
ラーブリ(ry
>>R.D氏
いいですね、二人の気持ちが一つになる瞬間。GJ!です。
>お手本に
とんでもない。個人的にはR.D氏なりの今後の展開を読んでみたいです。
氏ならば甘甘とはいえ微糖な感覚の作品に仕上がりそうで期待します。
>>303-304様のおっしゃる通りまだまだ自分は進歩が足らない様です。
3スレ目なのに少しは精進しろよ!と申し訳ない気でいっぱいです。
まあ、自分としては「幸せなアスカ×シンジ」を描きたくて投下したものの、
甘甘になってるのかなあ…と反省はしてるんですが。
今日は投下もせずにこんな言い訳じみた長文ですみません。
職人さんたち頑張ってくださいね。
なんかいいなぁ、恋せよ氏がホリデイ氏のお手本になって、今度は
ホリデイ氏がR・D氏のお手本になるって。
なんか師弟関係みたいで。
こうやってこのスレは続いて行くんでしょうね。
ところで本家が最近さびしいですな。
本家?
>>295-298 あまりにも日記じゃないから、
普通のSS形式で書いた方が良かったのでは
(叩きとかじゃないよ)
>>313 君の言いたいことはよくわかるけど、
そっちに書いたらなんだかんだでスレが荒れてませんか?
作品が良ければ日記とかそうでないとかはスルーしましょうよ。
ありゃあ、やっぱそうですか?
最初できたのが日記っぽくなかったんでもっと日記ぽくしなければ!
といじったんですけどまだまだでしたか。
(「と言ったんだと思う」とかはいかにも苦し紛れ)
日記形式って難しいですね。ここに合うものが書けるよう、修行します。
おれ自身は気にしないけど、スレ的に間違った意見ではないし、適度に参考にするのは良い事だと思いまする。
ガンガッテー
>>314 >作品が良ければ日記とかそうでないとかはスルーしましょうよ。
読み手が、内容よりも「コレ日記か…?」と、そっちに気が散ってしまうのは
作者さんとしても残念だと思うわけよ
だから「これは日記としてはちょっとどうかと」ぐらいの感想書き込みはあっても良いんじゃない
作者さんも、そういう意見で「そうか、なるほど」とか思うかもしれないし
>>315 頑張ってねー
>>318 そのとおりだよ、でもさその意見ばっかり主張して、
それを重箱の隅をつつくがごとくレスしてる人もいるじゃん。
良ければいいって人もいるんだよ。
いろんな意見があるわけでしょ。
だいたい俺は日記と題してるだけで、日記だと思って見てないし、
日記にこだわる意味がわかんない。
ただ日記は俺が考えるには、毎日書くものだから、
その意味では毎日のように投下されて非常にうれしいな。
ところで日記形式に書けとどこに書いてあるの?
>>318 日記じゃなきゃいけない理由はどこにあるの?
俺は日記にこだわらないから、わからないよ。
それに小説風に日記を書く人だっているよ。
だいたい日記って毎日書くから日記ってだけで、メモ形式の人もいる。
俺自身が日記形式を知らないのかもしれないけどね。
日記形式とか言われてもわかんないや!だだの叩きぐらいにしか感じられない。
とりあえず、不毛な争いやめい。
>318さんのは絡むような内容でも態度でもないやろ。
冷静にナ。
一番大事なのは、投下しやすいスレの雰囲気じゃ。
あのさーLAS小説の題名が『アスカの日記』じゃなかったの?
違うの?
>>325 そのとおりだね。
雰囲気が一番大事だね。
職人さん投下よろしく〜
この時間帯にしてはスレの進行が早い・・・・
これもすべて投下前の前兆なの・・・?
アスカ〜
昔々あるスレに大量投下している若者がおったそうな。
その若者はたった一人でこの日記スレに勝る量の小説を毎日投下して住人を驚かせておった。
その若者の小説は様々なスレを巻き込む大作じゃった。
そしていよいよ物語は最初の山に入り住人は心踊らせ期待しておった時じゃった。
あの出来事が起きたのは…
(中略)
こうして話は無事に終わり住人は喜んだそうじゃ。
めでたしめでたし
愛月エプ日
ちょっとだけケンカをした、原因は大した事じゃないんだけど。
ゆうべ前にミサトが贈ったシンジのエプロンをアタシがふざけてちぎっちゃったの。
いつもの様にこおのバカシンジ!って首元の紐を引っ張ったら、
ブチッてイヤな音がしてエプロンはただの布切れになってしまった。
一瞬の沈黙の後シンジになんて事するんだよ!これはミサトさんからの…と珍しく怒ってきた。
こっちはこっちで新しいの買ってあげるからそれでいいじゃない!と軽く返せば、
そういう問題じゃないよ!と余計怒られた。
何よそんなにムキになる事ないじゃないとカチンてなったのが間違いの元、
後はいつも通りの売り言葉に買い言葉、結局、そうよアタシが悪いわよ!もう知らない!
なんて文句で幕を引いてしまった、最初から素直に謝っておけばよかったのに…もう。
そういう訳で朝はアタシ一人で先に登校し昼は別々にごはんを食べた。
放課後もヒカリと帰るって袖にしちゃったし…とにかくシンジと顔を合わせもしなかった。
ヒカリにはいつもみたくお説教を喰らったけど己の非は認めておいた。
…わかってるのよ…アタシがいけないって…。
その後ショッピングセンターに行きシンジに似合いそうな青地のエプロンを買って帰る事にした。
なんとなく胸がモヤモヤするし…悪いと思ったからよ…あのバカに…。
先に帰ってたシンジは少しムスッとしたままそれでもおかえりと云ってくれた。
前だったらここでアタシもツンツンしちゃう所なんだけど、ぐっとこらえて言葉を放った。
アタシだって少しは成長しているのだ。
「とにかくアタシが悪かったわ、けどこのままじゃお互い寝覚めが悪いでしょ?!」
とさっき買ったエプロンを渡してやった。
ありがとう…とでも云うかと思ったらアイツかなり困った顔して、
「…僕自分で買ってきちゃったよ…」と差し出されたのは赤地のエプロン。
人がせっかく買ってきてやったのに…この鈍感!バカ!信じらんない!と叫び、
包みを投げつけ部屋に戻って枕を抱えベッドの中へ…。
しばらくしてシンジが襖越しに何度も呼ぶのでしぶしぶ開けたら、
エプロンありがとうって青地のそれを身につけてくれてた。
赤いのはどうするの?って聞いたら捨てるのも勿体ないし…とまた困り顔をしたので、
赤はアタシの色よ!だからアタシが使うわよ!と部屋まで行きひったくっておいた。
で、そのまま二人で夕食の準備にとりかかった。
もらったからには使わなきゃ勿体ないでしょ!と云ったらシンジの奴クスクス笑っていた…ふんだ。
帰宅したミサトにシンちゃんエプロン替えた?と聞かれたアイツは、
ニコッてしながらアスカにもらったんですって答えちゃったのよ、
ミサトはそお〜なるほどね〜あたしのよりそっちがいいのね〜と氷の眼差し。
もちろんそれに対してアタシとシンジがああだこうだとまくしたてたのは書くまでもない。
ミサトはビール片手にニヤニヤしてハイハイなんて相槌打ってたけど、
こういう時のミサトは恐い、目だけが第一種戦闘配置だったから…。
夜寝る前にちゃんとごめんねシンジ、と謝っておいた。
シンジもごめん…僕もつい怒って…、とそれで一応仲直りした。
それより何より、
「アスカのエプロン姿…いいね…好きだな僕」なんて云っちゃってさ、調子いいんだから。
まったくシンジの奴ったら…もう…ケンカなんて簡単にするもんじゃないわ。
そんな気持ち一つわかり合えないなんてイヤだもの、だから反省した…気をつけようっと。
乙です
何故誰も何も言わないんだ?
>>ホリデイ氏
乙でした。これからも頑張って
>>331 誤爆?
人には事情ってものがあるのだよ。
喧嘩ネタ乙ー!アスカが進歩しましたね!
Z
乙〜。
どうせなら紫色のエプロンとかもありかと…(ベタ杉?)
あと個人的にはあの件(AIR冒頭)のモニターを詳しくやってシンジいじめとか…
うふふ
乙鰈。
乙
お疲れ
土井月金子日
シンジにエプロン姿をほめられた事が嬉しくて、
これからはなるべくアイツが当番の時手伝う事にした。
もっともそれなら自分で料理の腕を磨き披露すればよりいいのだけど、
そこには複雑な事情があるのよ。
独学で上達するもんじゃないし、
ヒカリに教えてもらえば完璧だけど、ジャージを通してシンジにバレ易い。
だからシンジを手伝う事でちょっとした「コツ」や感覚を身につけて腕を磨こうと考えたの。
そして今日から修行の第一歩が始まるかと思ったのに…運命は皮肉。
シンジの奴、二バカと寄り道して買出しが遅れたうえ待たせて悪いからと、
出来合いの惣菜で我慢して…だって。
赤いエプロン姿で待ちぼうけを喰らったアタシは何なのよ…もう人の気も知らないで。
第二新東京で評判のレストランがプロデュースした多彩な惣菜も、
この時ばかりは全然嬉しくはなかった、
もちろん大好きなハンブルグ風ステーキが並べられても。
感想を求めてきたシンジにむくれたままお手伝いしたかったのに…と気持ちをぶつけておいた。
「ごめん…じゃ後片付け手伝って…」
本末転倒ではあるけれど、エプロンを用意した甲斐はあったから、それはそれで良しとしておこう。
食後に紅茶をすすりながらシンジは、なんで手伝う気になったの?と聞いてきた。
さすがにエプロン姿云々とは言えず、
アンタが倒れたりしてもお粥ぐらい作れる様台所に慣れたいだけよ!
とまた裏腹な答えをしちゃった…ああもう。
そうだね前は病身をおして僕が教えたからね…とちょっと嬉しそうだったから、
詭弁も時には金になるなんて信じられない。
でもアスカが倒れたら僕も美味しいお粥一生懸命作るから、
なんてニコッとして心を揺さぶるんだから、シンジのくせに、もう。
それからシンジはせっかくだからミサトさんのおかず作ってみたら?
と丁寧にチャーハンの作り方をレクチャーしてくれて、見事に完成させた。
途中こうするんだよって二人の手がフライパンの柄で重なった事に、
とてもドキドキした事は内緒にしておいた、いいじゃないアタシだって乙女なのよ。
まだミサトは帰ってこないけどどんな評価をしてくれるか楽しみだ、
シンジもおいしい!って太鼓判押してくれたし。
…よく考えたらミサトの味覚ってとんでもないのよね…
まずいなんて云われた日には泣きたいどころか死にたくなるわ。
おいしいと云われても…あまり嬉しくない気もする…。
ミサトの評価も大切だけど、シンジにもほんとうに美味しいと云ってくれなきゃ、
腕が磨かれたとは思えないし評価された気にならないわ。
だからまだまだ努力しなくちゃ。
いつか必ず内緒で料理を作ってあっと驚かせてやりたいから、
味も気持ちも最高なものを披露してあげたいから…ね。
乙!花嫁修業が始まりましたかw
中学生なのにいいの食ってるなー
俺なんか今日も素うどんだよ…
たまには米が食べたい
つタイ米
お疲れ
乙です
がんがるアスカたん。
乙彼
>>レスを頂いた皆様
いつもありがとうございます。
今日の投下分は、某バンドの曲を聞いてインスパイアされて作りました。
タイトルでピンと来るというかまんまですけど、
たぶん内容的には合致なんてしてませんけど、
勢いだけなんで申し訳ないんですけど…。
ともかく御賞味下さい、では投下↓
世界はそれを月愛と呼ぶん…日
今日は一人で思い出の公園に行った。
試験期間中なのでシンジは毎日二バカと対策会議。
二人に無理矢理つきあわされてる様だが、
だったらたまには断ってアタシと一緒に帰るぐらいいいとこ見せてくれればいいのに。
もっともそれができないのがシンジらしいといえばシンジらしいからしょうがないけど。
なので女三人で対抗して会議を開いてやるんだけど、
今日はヒカリも用があったし、
いつもなら「誘ってオーラ」を出してくるファーストも欠席だから一人で帰る事にした。
サマーセール真っ最中の店を冷やかし
本屋で雑誌を読み尽くしマックでコーラをあおった。
もしかしたらマックでバッタリ会ったりして…なんてそれは淡い期待、
現実はそんな奇遇をやんわりと拒絶してくれたわ。
夕焼けが差し込む道をとぼとぼ歩いて気がついたらあの公園に辿り着いた。
あの時互いの気持ちを知ったベンチに座りぼんやり考え込んだ。
しょうがないけどやっぱりたまには一緒に帰って欲しいな、
この頃二人っきりで過ごす時間減ってる気がする…なんて色々と。
近づいてきた迷い猫をゴロゴロとあやしてみた、
なんでこんなことしてるのかしらなんて憂鬱になりながら。
猫って人の気持ちがわかるのかな、
それを見透かした様にするりと手から抜けてどこかへ走り去ってしまった…。
悲しいというより心に小さな穴が開いたような気持ちにまみれたら、
どこかでその猫が甘え声をあげていたの。
視線の先には女心に疎い純粋バカの15歳男子、つまりシンジがいたのよ。
何でアンタが?!と聞けばアスカが帰るまで時間潰しに来たんだ…だって
どうやら女三人で話し込んでると勘違いしてたらしい。
しかも今日は二バカとの会議を途中で繰り上げて来たのだとか、
…まったくタイミングが良いのか悪いのか、シンジの奴ときたら…。
心を見抜いた猫の御導きなのかな、二人で猫をじゃらしながらそんな事を考えた。
事実は小説より奇なり、現実も時には心憎い演出を紡いでくれるのね。
巡り会ったからにはすることは決まってるでしょ?!
と久しく握りあわなかった手をもぎとって歩き出した。
シンジもなんだか嬉しさを満面にたたえて、しっかりと握り返してくれた。
見つめあい、伝えあい、感じあった瞬間、とてもよかった…ふふふ。
一人で入った公園を二人で後にしながら、
赤い夕闇に包まれて久しぶりな柔らかい感覚を満喫して家路についたわ。
今日は一人の寂しさ、悲しさ、切なさから始まって、
二人の愛しさ、優しさ、温かさで終わった日、と改めて結んでおこう。
それから名も知らぬ可愛い猫にも感謝を込めておくわ、ありがとね。
乙です
電車○ごらんになっていたンデスカー。
映画を見てから書いたんですか?乙です!
です彼乙
乙
>>353-354様
いや本編は見てないです…。
スペースシャワーでPV録画して聞いたので。
まあ、作中のバックに表題曲が流れたらピッタリくるかなー
なんてイメージでしか書いてませんから…すまんです。
乙です
顔月かお日
ファーストがまた遊びに来た。
いつものごとくギャラクシアンにいそしむ手をはたと止め、
「…男の人を惑わせるにはどんな顔をすればいいの…?」と聞いてきた。
「他意はないわ」と云ってたがどうだか。
ともかく面白そうなのでアタシが教えてやった。
手をぎゅっと握りあごの辺りで合わせ上目遣いにして、
目をキラキラ輝かせてごらんなさいと命令したら、
…可愛かった…これが巷で話題の「萌え」なのね。
傍らでぼんやりと見つめてたシンジに向けて同じ顔をさせたら、
嬉しいのか恥ずかしいのか困った顔で照れやがってこのバカシンジめ…。
おまけに「…お兄ちゃん」などと調子に乗り始めたファーストを、
斜め45度から空手チョップをかまして正道に戻しておいた。
お礼として「欲しくなさそうな顔」をファーストから教えてもらった。
頭の中で、
「上司の誘いを受けもう一杯もう一杯ともてなされたが、
もうこれ以上呑めない、社交辞令でも勘弁してほしい」
というシチュエーションを思い浮かべてと云われやってみた。
「…見事ね…さすが碇君をたぶらかしただけあるわ…」
ハイキックをひらりとかわし忍者の様にファーストは去っていった、アイツ何者…?
外で呑んで帰ってきたミサトがいつもの様にビールを勧めてきたので、
さっそくシンジと二人でファーストに教えてもらった顔をしてみた。
ミサトはとたんに「…そう欲しくないのね…お姉さんのお酒…」とすね始めた…。
効果覿面ねこの顔、変なのがラブレターや何やら持ってきたら同じ顔をして撃退しようっと。
その後でシンジが「…さっき綾波に教えた顔してみてよ」と云ってきたのでしてあげたら、
「…やっぱり…綾波も良かったけどアスカの方が可愛いや」だって。
あのさ…それはつまり…ホメてくれたのよね…?
そんな思いを確かめるひまなくアイツは部屋に消えちゃった。
ああもう!何か言い返したかったのに!
乙女の心をかき乱して!この天然ジゴロ!純粋バカシンジ!もう知らない!
…とりあえず枕を抱きしめて何かを紛らわしてるのは…別に理由なんかない…。
なんか顔が真っ赤っかになってるけど…どうしてだか知るもんか…ふむう。
乙です
アスカさんの反撃やいかに。
GJです。
(´ー`)
されど軽快な動きを見せる綾波さんに、意外に心を惹かれてしまった漏れガイル。
乙です、
アスカが楽しい子になってますね
↑ゼロ大杉。
ホリデイ氏Z
綾波?
乙神様
乙!純粋シンジウマー
アヲ月ハル日
ようやく試験全日程終了。
さーって何して遊んで楽しんで休みを満喫してやろうかな、ふふふ。
ヒカリ・ファーストと女三人で屋上に集えばそんな話で持ちきり。
海もよし山もよしプールもよし遊園地も…とにかくあそこ行こうここ行こうと、
解放感から生まれた机上の空論はとどまる術を知らない。
どこへ行くとくれば誰と行くという方向に話が進むのは当然だ。
ヒカリは試験期間中ジャージと接触しなかったからもう禁断症状一歩手前、
今日は一緒に帰らないのと聞いたら土日に会うから我慢したんだって、
まったく幸せものってやつは………うらやましいわね。
私も…ずーっと碇司令と会ってない…会いたくないもの…ヒゲパパ…
あのねファーストそれは全然趣旨が違う話だからやめなさい。
どうせならさっさとシンジと司令を引き合わせてやりゃいいのに。
でもみんな色々あるのねーって手すりにもたれ校庭を眺めたら、
三バカがちょうど校舎を出てきたところだった。
二人を呼び教えてやるとヒカリはジャージの名を呼びながら手を振り始めた、
ジャージの奴早くこっちこいと手招きしちゃって、もうこの二人ったら。
ファーストはシンジに向かってなぜか信号灯をカチカチさせて、
よくわからない暗号を送っていた、ていうかどっからそんなもの持ってきたのよ!
「「いーの?」」と二人から突っ込まれ答えに窮したけど、
叫ばなくても心は通じてるわよ!と返しながら下を見れば、
シンジの奴「あ!アスカ!」じゃなくて「あーアスカだー」な顔して見上げてやがった…。
思わず「ちょっと!バカシンジ!なんて顔してんのよ!」と叫んだのは、
それが腹立たしかっただけで二人の行為に同調した訳じゃない。
まだぼんやり見上げてるから再三叫んだが聞こえなかったらしい、
「あのねえ!」「何?!」「アタシわあ!」「聞こえないよお?」てな感じ。
その度になんで信号灯カチカチさせたのよファースト!誰がわかるのよそんな信号!
困ったような顔して歩き始めたので意を決して音量MAXで叫んだ。
「アンタはあ!アタシとお!一緒にい!帰るのお!これは命令よ!」
間髪入れずまた叫んだ、
「それからあ!夕飯!おいしいの!作りなさい!これも命令よお!」
直立不動に見上げたシンジを確認して一息つき振り返れば、
ヒカリとファーストが「「お見事」」と拍手してたわ。
「ふふアスカの意地っ張り屋」「…あなた…嘘つくのヘタ…」
うっさいうっさいうっさ〜い!と丁寧な応対はしておいた。
急いで三人下に駆け降りそれぞれの帰途についた。
シンジめあんな大声出して恥ずかしいよお…とこぼして…もう、
いーでしょ!先に帰られると困るからよ!となんだか意味不明な言い訳はしておいた。
しかし屋上から叫ぶなんてまるで安物の青春映画ね、以後この様に軽率な行動は控えよう。
…まいっか…たまにはこんな青春な日があったって…いいじゃない!
とはいえこの日夜のシンジとの接触にはそんな青春的行為はなかったと記しておく。
ただ一つ、寝る前の【約束】だけは除いて。
乙
乙です
懐かしい学園ドラマ風味ですね。
約束キター
エロはヒク人いるだろうから、そこらへんぎりぎりで攻めてほしい乙彼。
乙
乙です。
綾波ワロタw
なんかレイがギャグキャラになってる…
377 :
綾波 レイ:2005/07/17(日) 12:23:19 ID:???
私は人形、アスカのおもちゃ、でも碇親子の肉人形にはならないわ。
お肉嫌いだもの…
見知らぬ月弱点日
またまたファーストが遊びに来た。
試験も終わり時間に余裕があるからいつ何時誰がいようと、
ファミコンしに来るとか、まったく迷惑な話だわ。
ダイニングでアイスティーを出して応対すればとても嬉しそうに飲干してた。
こっちはスイカバーを齧りながらぼんやり見つめてたが、碇君はどこ?と聞いてきた。
居間で昼寝をしてるとあごで指してやれば、
また信号灯でカチカチやってくれてホントアンタってワケわかんない。
解読書を渡され確認した所、
「あ・り・が・と・う」
「そ・れ・か・ら・わ・た・し・ギャ・グ・キャ・ラ・じゃ・な・い・わ」
いえ全ての行動がギャグに昇華されてるわ。
おまけにこれもう飽きたからと渡されても何に使えばいいのよ?
ファーストの謎な行動にはいつも悩まされる。
すやすや眠るシンジの前にファーストと二人ちょこんと座りじっくり観察、
といってもこっちは常日頃行っているからさして興味なく二本目のアイスをとりにダイニングへ戻った。
またぼんやりしてたらなぜか妙な呻き声が聞こえ気づけばファーストが不敵な笑みを浮かべ佇んでた。
「…碇君…素敵な顔するのね…あなた…知らなかったの…?」
慌ててシンジを見に行くと何か満足げで嬉しそうな顔つきを見せてた、
そのままファーストににじり寄り詰問したが、
「…口惜しかったら…探してごらんなさい…碇君の弱点…」と疾風に紛れ彼女は去っていった…。
風に汚されたダイニングを片付けシンジの枕元に座りじっと見つめた。
相変わらず何か安らぎにまみれた弛んだ顔をしてた。
楽しい夢?それとも?疑問が浮かんでは消え、
いつのまにかシンジのほほをぷにぷにとつついていた。
ファーストの云ってた「弱点」て何かしら、
それを考えながらシンジの顔を指と手で愛撫してみた。
よけい喜びが顔いっぱいに広がるのを手助けしただけだ、
「弱点」て何?思いきってシンジの上におおいかぶさってみた、少しだけ顔と顔が近づいた。
なぜか一転して呻き声が上がり寝返りが激しくなったと思ったら、
はっと目覚めそのまま互いのおでこをごっつんこした…。
「生暖かい白い何かに包まれて気持ちよくなった所、
赤い激しい何かに襲われ何がなんだかわからない」夢を見てたらしい。
ところで何で僕にかぶさってるの?と聞かれたから、
呻き声あげりゃ誰だって心配してこうするわよ!と半端な言い訳をして、
またシンジにクスクス笑われた、くそう、ふんだ。
「弱点」は見つけられなかったがとりあえず脇の下は弱い事がわかったので、
その後しばらくくすぐり倒してやった。
勢い余って絡み付いた時にシンジの暴れる手が乙女の大事な胸を鷲掴みにした…。
反射的に胸を押さえてか細い悲鳴をあげてしまったアタシ。
シンジの「弱点」を探せず自分の「弱点」を曝け出してしまった事は非常に遺憾…ていうか口惜しい…。
そしてファーストが知っててアタシが知らないシンジの秘密がある事が何より口惜しい、
必ず探り当ててやるんだから、とりあえずファーストに宣戦布告だけはしてやる、ふむう。
380 :
葛城ミサト:2005/07/17(日) 14:26:40 ID:???
私は留守です、シンちゃん襲っちゃいなさい!
乙です
つプニプニキタ━(゚∀゚)━!!
勃っちまったじゃねえかよおおおおおおおおっ!>( ゚Д゚ )
シンジ萌え起つアスカの乳房
>>381-383様
レスサンクスです。た、勃つような内容で、でしたか?!
よく考えたらシンジキュン日記もあった方が面白いかなと思って、急遽投下します。
突発的なものなのでお気に召されなければ申し訳ありません。
三連休の中日でもありますからサーヴィスサーヴィス(@ミサト)ということで。
瞬間、月心、乱れて日 ―同日のシンジ日記―
よくわからない夢を見た。
僕はどこかに浮遊しててなんともいえない安らかさに包まれていた。
左手から伝わる温もりは心地よさに変わり全身へ広がった、とても柔らかく。
なんとなくエヴァに取り込まれた時の様な感覚…母さんの感覚に似た…。
それが瞬時にざらついたざわざわした感覚に変わり、
赤い衝動に包まれ激しく攻められる様な状態に、
でも心地よさは変わらずむしろこの方がより心を躍らせた。
赤い何かは僕の快楽や喜び、せめぎ合いの果ての幸福を呼び起こし、
安息と歓喜の一進一退、夢なのに現実的な心地よさを感じた。
そこで目が覚め眼前にはなぜかアスカがいた。
またおでこぶつけたし…気をつけてよ…アスカ。
それになぜおおいかぶさってたの?寝込み襲わないでよ…アスカ…。
そのうえ脇が弱そうだってくすぐり地獄に落とされ、
これが夢の続きであってほしいすぐ醒めて…と思い抗った刹那、
僕の右手はアスカの胸をぎゅっと掴んでしまった…。
不思議な事にアスカは「きゃ!…いや…」と恥ずかしそうに叫んだだけだった。
いつもならここで平手の二・三発いや無数の生傷が僕の体に刻まれるはずなのに。
…どうしたの?と聞いたらぷるぷる体を震わせたまま終始無言、
ねえって肩に触れると「…もう!知らない!バカシンジい…」と去っていった。
ひどい事しちゃったのかな?と思ったけど、夕食の支度を(無言だったけど)手伝ってくれたし、
伏し目がちに「…それとって」とか「…ありがとう」と会話は成立してたから大丈夫…なはずだ。
夕食時、帰宅したミサトさんから綾波が来てた事を知りアスカに確認したら、
「それが何か?!このヴァカ!」とまた怒鳴られてしまった、何があったのだろうか?
食後、先に入浴しようとしたらミサトさんが一番風呂を要求してきた、
「ちょっちごめん、アスカが一緒に入りたいってね、レディーファーストよん」だってさ。
ぼんやりTVを眺めてたら風呂上がりの二人が近づき、
ニヤニヤ顔のミサトさんに?しながらアスカを見たら、
「ヴァカシンジ!ささと頭冷やしてきなさい!」とまたまた怒鳴られた。
…風呂に入ったら頭は冷やすよりも暖まると思うんだけど…。
二人がすっかり荒らした湯舟につかりまたぼんやりしてたら、
ふと先程の右手の感触を思い出してしまった…柔らかかったなあ…。
アスカの使ってるリンスの匂いがたちこめたせいもあって…
ひどく情けない衝動が僕を襲い…膨張してしまった…自分が少し嫌になった…。
それをごまかすためにも二人はここで何を話してたんだろ?と違う考えを巡らしたけど、
あまり効果はなかった…結局アスカの事考えてるんだもの…。
お風呂から上がるとアスカは寝転がったままTVに夢中、
あのさ…と声かけたら「ヴァカには教えてやんない!ふんだ!」って何をさ…もう。
アスカが不機嫌なのは間違いないんだけど怒ってはいないと思う。
なぜならその後いつもの様に僕によりかかって体を預けてきたからだ。
…でも今夜も僕眠れるかな?頭…ずっとのぼせたままだ…はあ。
乙です
悶々シンたんキタ━(゚∀゚)━!!
乙!ホリデイさん、さては限界を楽しんでおられますかな?
いいですねぇGJ!
またたった
ティンコ燃え勃起つホリディ日記
乙カレー
|_∧
|ω・`) ジー
|⊂ ) ……乙華麗。
ガンバレ月オンナノコ日
今日は海の日…海海海行きたい行きたい行きたーい!!…はあ。
加持さんに頼めば連れてってくれたかな?
車で迎えにきてさっと飛ばして誰もいない砂浜と海原を満喫して…
ホントはシンジに連れてって欲しいけど免許もってないし、
それくらい気が利いたらもう少しマトモな恋愛生活送ってるはず…あのヴァカ…もう。
でも「俺と海行こうぜ!」なシンジはイヤな気がする…やっぱりイヤだそんなシンジ。
そういえば取置きしてた水着取りに行かなくちゃ!
シンジを連れて行くかな…長い休みそうあせる事ないけど時は待ってくれない。
別にどうしてもってわけじゃないけどバカシンジに少しはアタシの魅力をわからせてやりたい。
朴念仁なのか純真なのか少しはドキドキしてくれればいいのにアイツ…。
赤のビキニで多少はアタシに女としての魅力を感じてくれるかしら?
少なくともアタシはプロポーション的にはかなりOKだと自負してる、
それなのにアイツは何にもリアクションしてくんない!まったくもう!
昨日ミサトとお風呂に入ったのはその辺の事を相談したかったからだ。
男の人は胸おっきい方がいいの?ミサトはそうなる努力した?と聞いたら、
あたしが14歳んときもそれぐらいだったわ、だんだんおっきくなるものよ、となんだか慰められた。
とりあえず大きくなるストレッチを教えてもらい湯舟で試してみたけど。
シンちゃんになんかされたの〜?と尋問され素直に胸さわられた(不可抗力で)と答えたら、
そういう関係なの〜?と云われそうじゃなくてアイツが何の反応も示さなかった事、
少しは男の子らしい態度を見せなかった事が情けないと伝えた。
そりゃシンちゃんがそんな勇気もってるはずないじゃな〜いと云われ、
確かにそうではあると納得した。
でもアタシはこの先そんな行為…つまりそんな事があったらどうしていいかわかんなくなった、
と話したらミサトはまだ先の事だから考える必要はないわ、と諭してくれた。
もしもね…と前置きしてミサトは、結構痛みを伴うしあまり心地いいものじゃないわ、
でも互いにちゃんとした愛情や信頼があればそれほど悪いものにはならないから、
シンちゃん相手なら大丈夫よもっともあの子そこまで考えてないかもね、とまた諭された。
でもアイツは間違いなくそういう事を多少はわかってるはずだ、
だってアタシが悪戯で胸を押しつけたりするととても心地いい顔してるんだから!
そういうとミサトはそりゃシンちゃんも男の子なんだから〜と、
底意地の悪い笑顔で見つめ返してきた…ホント恐いお姉さんだわ…。
この日の夜はそういうわけで色々とシンジにちょっかいを出してみたが、
不機嫌さを装ったためかシンジはそうっと触れる程度の態度しか見せてくれなかった。
まあいいのかもしれない、急展開を見せるよりもじわじわと浸透するように進めばいいのだから、
でも近い内にあの赤ビキニでアピールはしてやるから、
これで男をみせなかったらただじゃおかないわよシンジ。
なんて事をクーラーの利いたリビングでシンジの寝顔を眺めながら記している。
今日はミサトも加持さんと呑んでくるらしいから何かを試すチャンスでもある。
とりあえずこの後同じタオルケットに忍び込んでくるまってやろうと考えている、
小悪魔じみたこの行為にシンジがどう反応するかとても楽しみ。
その結果は明日の日記にでも書いておこう、
…とりあえずシンジの匂いに惑わされ始めてるアタシが今いる事はこの日記だけの内緒だ。
乙
乙です
少しずつ進展。がんばってますね。
おつかれさまです
乙です ( ´∀`)σ)Д`) コノヤロ〜
小悪魔的行為と自覚しながら、何気に目的と手段を取り違え始めてるアスカ萌え。
乙!後何回かでどっちかが襲いそうな予感
400get!
この際、足コキぐらいはOKにしよう
シンジをアスカが足でコスる
このさいなまいきアスカの爛れた日記でもおk
ちょwwwwエロ嫌いの人のことも考えてやれ。
寒くなって二人でぎゅっと抱き合って寝るにイピョーウ
オレ明日まで生きようと思った
触ったって何を?胸か?
俺もまだまだ死ねないな。
ん、なんか最近ホリデイ氏の作品が以前みたいな低いレベルに戻りつつある。
ここしばらく読み飛ばしてる。
前スレではかなりよかったのに。
また一人称中心の中身の薄いまとまりの無い内容がダラダラと
続くようになってしまったのが原因なんだろうな。
>>レス頂いた皆様
ありがとうございます。
色々な反応がありますね。
とりあえず露骨なエロ方面には向かいません。
シンジもアスカもギリギリな方向で進ませようとは思ってますが。
>>409-410様の意見ももっともです。
また改めてかからないといけない!と反省する所存ではあります。
何はともあれ多方向からの貴重な意見に、
深く深く感謝を抱いて、次作に生かしたいものです。
乙です
楽しみにしています。
貴重な意見とか言ってるけど、オレの意見は無視されてる気がする
乙
>>411 露骨なエロっていう発言してる辺り
他スレ荒らしてたのはホリディさん?
>>415様
いえ、そんな真似は身に覚えがないです。
日記がそんな方向には行きませんよ、
という意思表示で「露骨なエロ方面には」という表現を使用しただけです。
誤解を招いたならお詫びします。
寝てみつ月起きてみつ日
昨日あれからタオルケットにもぐりこんでみたけれど、
目が覚めたらしっかりと枕を抱きしめていたアタシ。
周囲を見回すとテーブルに身を預け眠るシンジがいた。
なんとなくバツが悪いのでタオルケットをシンジにかけ直して部屋に戻る…
と今までならそうしたけど昨日のアタシはしつこかった、
再びシンジの隣に寄り添い体を預け一緒のタオルケットで眠りについてやったのだ。
でも結局朝は一人で迎えた…。
おまけに「部屋で寝ないとカゼひくよ シンジ」と書き置きがあり恥ずかしい事このうえない。
やっぱりこんな風にしかならないのね…とちょっとガッカリしたけど、
それがシンジらしさだしそんなシンジを好きになったのだから仕方ない。
お昼、そうめんを流し込みながら朝方のお礼を伝えたら、
「ねえなんで僕の寝床に侵入してくるの?」とひどく聞かれた。
そりゃ一緒に寝てたいからなんて云えるわけないじゃない、
クーラーで少し冷えたからよと素っ気なく答えたが、
「一度や二度じゃないんだもの」と食い下がってきた。
いいじゃない減るもんじゃなしとからかえば、
男女七歳にして同衾せずってアスカ云ってたじゃないかと返し、
昔の話よそれともアタシが隣で寝てちゃイヤなの?とけしかけたら…
「…イヤじゃないよ…うれ」うれ?うれなーに?
「…嬉しいよ…」だってこのムッツリめ、ふふふ。
とにかく黙ってもぐり込むのは困るよ…と云われたので承知はしておいた。
つまり堂々と行為に及べば文句ないってことでしょ?
そう云うと真っ赤になって「そうじゃないよ!もおアスカったら!」と怒られた。
というわけで食後のお昼寝はシンジと同衾してやった、有言実行ということ。
ギリギリまで顔と体を近づけてやれば意外と素直に受け入れてた、
何も云わないのにキュッて体を抱きしめてくれたのには驚いたわ、やるじゃないシンジのくせに。
心と体を重ねながら、水着の一件を思い出して一緒に買いに行く事を承諾させた。
ちゃんとした水着買いなさいよと念を押せばアスカも選ぶの手伝ってよと逆に承諾させられた。
そんな事をタオルケットの中シンジと指きりして約束。
そのまま手を重ねて心地よい眠りに落ちた、シンジの胸の中で。
でも後で起きてから聞いたんだけど、
アイツったらアスカの匂いや温もりでドキドキしすぎて眠れなかった…って、
こっちがドギマギするような事平気で云うし、
ミサトには証拠写真をとられてその話と共に晩酌のおつまみにされた…はああ…もう。
とはいえまたシンジの胸を思い出してベッドで悶々としてる。
ドキドキがうつって寝れなくなったじゃないの…くそうバカシンジい…。
乙です
がんばって。
いいですね。厭きません
ただ一緒に寝るだけというのもいいですね
乙!うはwほのぼのwww
夏の月戯れ日
シンジと共に水着を買いに行った。
取り置きの水着を受け取りシンジ用のを品定めするため。
いくらなんでも学校指定の水着なんてもってのほかだからだ。
やっぱり自分で買ってくるところころ変わるバカを一喝したが、
せっかく二人で出かけるチャンスを潰されたくなかったからだ、この鈍感め。
売場ではばったりヒカリとジャージに鉢合せ、二人も水着を買いに来たとか。
休み中はたっぷり楽しむって言葉通り仲睦まじく少しうらやましかった。
アタシとヒカリの目的は同じ、つまり男達の水着を探しに来たと云う事。
ジャージは心得てたらしく自分に合う二・三着をチョイスしてた、
なのにシンジは迷ってばかり、学校指定と大して変わらないのを選んでたからまた一喝しといた。
試着室から「なんやセンセまだ決まらんのか?」と急かされ余計慌て始めたアイツ、
仕方ないのでさっき見つけといた水着をぜったい似合うからと渡してやった。
ミッドナイトブルー地でサイドにイエローとシルバーのラインがさりげなく入ったシンプルなもの。
シンジをとっとと試着室に放り込むと入れ替りにジャージが「どや!これ!」と勢い良くカーテンを開けた、
が、目の前にはトランクス一枚の姿を堂々見せびらかすバカ一名、アタシとヒカリは叫び声のユニゾン。
泣きそうなヒカリをよしよしと慰め、じゃシンジの水着姿で口直しよ!とカーテンを開けた、
が、今度はか細い叫び声をあげ真っ赤な着替え中のシンジ…しかもお尻少し見えてた…。
叫びたいのはこっちよと泣きそうなアタシをヒカリはよしよしと慰め返してくれた…。
結局シンジはアタシが選んだ水着を購入し、帰宅後ミサトに御披露させた。
恥ずかしそうにもじもじするアイツの水着姿を舐める様に見つめるミサト、おお恐い。
すると感想も云わずに自室へ戻り白のセパレートに着替えてきた。
「お姉さんも水着姿サーヴィスするわよ〜ん」だって何考えてるのか…。
せっかくだからこっちも赤のビキニに着替えて見せびらかした。
二人でシンジに「「どっちが似合ってるう〜?!」」と迫れば、
「…紅白…つけ難いです…」甲乙でしょ、バカ。
ミサトによればまとまった休みがとれそうなので、
皆で海にでも行きましょと願ってもない計画が!!
ヒカリ・ファースト・ジャージ・メガネに加持さんも一緒、
「どーんとやるわよお〜」となぜか張り切るミサトを尻目に、
アタシとシンジはハイタッチで喜びをわかちあったわ。
想い出は作っておくもの、夏休みに一大イベントが出来た事はとても嬉しい。
めいいっぱい楽しまなくちゃ、何よりシンジと、ふふ。
それにしてもアイツあれからずっともじもじしちゃって、
そんなに水着姿可愛かった?と聞いたら、
「…他の人に見せないでよ…水着姿…」だって。
嫉妬心見せるなんていい成長ね、アンタ以外に見せびらかすはずないじゃない、
そおやってアタシに色んな感情ぶつけて気持ちをいっぱい伝えてね…シンジ。
こんな時間に乙かれさまです!
426 :
アスカ:2005/07/20(水) 18:40:39 ID:???
>>424 どうせならウマカ棒ご開帳すればいいのに…
赤貝はエロだけど、子供の棒、割れ目はOKですよ。
発育よろしいので18禁ですか?
乙です
可愛らしいですね。
めら月メラ日
海へ行く前に事前練習と称してプールへ行ってきた。
第三の市民プールはタダ同然だからシンジを連れて、
お互い新しい水着姿を披露しておいた。
自転車でいい汗かいて冷たい水に飛び込むのはホント気持ちよくてたまんない。
といってもアタシは運転してないけど、まあいいのよ。
たっぷり水とシンジに戯れて満喫したアタシは、
珍しく先に着替え終わり入り口でシンジをぼんやりと待っていた。
その時二人組の中途半端なイケメン気取りに囲まれ、
まあつまり早い話がナンパされたのそれも下手クソな。
確かにあの水着姿は目立ったかもしれない、おおかたその頃から目をつけられてたのだろう、
けどよりによってホストくずれみたいなのに口説かれたってその気ないし。
加持さんぐらい甘く色よく口説かれたら心も揺らぐけど、
あんた達じゃあってずっと無視してあくびのフリまでしちゃった。
ようやくシンジが出てきてくれたので大袈裟に待ってたんだからあーと抱きつき、
舌打ち文句の二人組を尻目にシンジの腕にしがみつきその場を去ってやった。
自転車に乗る前に何されてたの?と聞かれたから、
ナンパよナンパ退屈なと答えたら心なしか表情が曇ってたなアイツ、
帰りの運転は少々荒かった、シンジに免許をとらせたくないと感じたわ。
けど…ナンパの事は黙っておけば良かったかなと少し後悔した、
…余計な事考えて…悩んじゃうからな…シンジの奴…。
帰宅したミサトに「シンちゃん不機嫌だけどケンカでもしたの〜?」
と底意地の悪い顔で聞いてきたからナンパされた一件を話したら、
「シンちゃんも彼氏っぽくなったのね〜」と何か嬉しそうな顔を見せてきた、
何が嬉しいんだか…それでも(一応)保護者なの?!
以下はそれを踏まえた夕食時の会話、これ一つとってもシンジの奴…ふむう…。
「シンちゃんアスカナンパされたんだってえ〜」
「…らしいですね、いいんじゃないですか」
「よかないでしょ〜彼女がナンパされたのにえらい平静じゃな〜い」
「…僕は何も気にしてませんから…ええ何も」
「…シンちゃん…あのねえ…」
「ミサトさん?僕はなんにも気にしてませんよ?…う、うぐ」
「…だから醤油とソース間違えてるって云おうと…」
ようするに、嫉妬心なのよ、シンジのくせに。
なんだかんだいってアタシの事を「自分の大事な彼女」って、
そうとう意識しちゃってんのよ…まったくシンジの奴ったら…。
だから寝る前にいきなり「ちょっといい…」なんて部屋に招き入れ、
いきなりキュッて抱きついたかと思うと強引に【約束】を仕掛けたのね。
強引なのはイヤって伝えたら「…ご、ごめん…でもさ」と、
甘く優しくしっかりとしてくれた…とてもよかったからいいんだけど。
いろいろな考えがあるだろうが、根底にはアタシを大事に思ってくれてる事が、
ひしひしと伝わってきたから結構嬉しかった。
もう少しその不器用なアプローチを改めてくれたらよりいいんだけど、
それがシンジらしさなんだから文句は云わないでおこう。
乙パイ
乙です
心配シンジキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ムッとしたしんちゃん(;´д`)ハァハァ
乙!嫉妬シンジキター
でも某氏の小説のようにアスカが犯される直前にシンジが助けるとかそういう
のは勘弁してね。
ナンパされただけで嫉妬とは情けない。
誇らしいニダとホルホルするくらいの度量を持ちたまえ
いいねー
むら月ムラ日
昨日の一件が尾を引いてるのかシンジはずっと不機嫌。
いつもの様に接してみてもむくれたままのぶっきらぼうな態度で鼻についた。
いつまで引きずるのかまったく…プンプンしてるシンジも少し可愛かったな…あばたもえくぼね。
ずっとそんな感覚でいるのはイヤなので何度か御機嫌とりしてみたけど、
なんだか素っ気なくて…やっぱり可愛くない…バカシンジいー、むう。
TVに没入し無言のシンジをこちらに向かせ「何が不満なのよお!」とせっついたら、
「アスカは昨日の事なんとも思ってないの?!」と逆にせっつかれた。
全然気にしてないしアタシが好きなのはシンジだけよ!と茶目っ気たっぷりに聞かせたら、
「ねえ…ほんと?ほんとだよねそれ?」と急に顔を近づけ迫られた。
後ずさりしたら体勢が崩れシンジがアタシを押し倒した様な格好に、
長い沈黙の中二人はじっと見つめあったまま、微動だにしない、いやできなかった。
左手首を掴まれシンジの全体重がアタシに傾けられてたからだ…もちろん偶然なんだけど。
シンジは少し躊躇しながら顔をそして唇を近づけてきた、
この時心の中で「いいわよ…好きにしてごらんなさい…」
と呟いてしまった事はこの日記だけの内緒。
今思えばアタシも何を血迷ったのだろう、あれほど強引なのはイヤと云い続けてたのに。
勢いや気持ちに押されると打たれ弱い自分をかなり反省したわ。
でもシンジの奴は突然頭をふるふると左右に動かすと、
「…やっぱり…こんなのダメだ、イヤだよね?」と起き上がり体を離してくれた。
後悔と嫌悪にまみれたシンジの頭を抱え込み、
胸にうずめさせしっかりと抱きしめておいた。
なんだかアイツ今にも泣き出しそうだったわ。
シンジは恐かったのだろう、アタシにそして何より自分自身に対して。
たぶん昨日の一件から色々と考え過ぎちゃったんだと思う。
それを忘れさせるためにもギュッと両の腕と胸で包み込んだ。
何かもごもごしてるから耳をすませば「…アスカ…ごめん」って何度も繰り返してた、
アタシが好きなのはシンジだけ…シンジだけなんだから!ときっちり云い含めて黙らせといた。
シンジの腕が自然にアタシの体を抱いたのはそんな時、
そして帰宅したミサトにニヤニヤと観察されてたと気づいたのもそんな時。
「はい!そこまで!バカシンジ!」と素早く離れると、
いきなり抱きつかれちゃって困ったわよお〜まったく男は獣ね〜と
余計火を着けかねない無意味な言い訳を吐いて部屋に逃走してといた…。
あとでシンジの部屋に赴き謝ったら、お互いごめんゴメンの譲り合い。
そんな様子がおかしくっていつの間にかおでこをすり合わせてひどく笑い合ってた。
シンジにも嫉妬心なんてあるのには驚いたけど独占欲なんかじゃなくて、
好きだからゆえのってモノだからこれからは刺激しないように気をつけよう。
でもアタシに夢中にさせるため少しは刺激してこっちに意識を集中させとこうかな、
小悪魔じみた行為をしそうでシンジには悪いけど…でも大丈夫アタシが一番シンジを好きなんだから。
それだけは揺らぎのないものよ。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
スゲエ・・・・・・・優しく抱きしめてあげるアスカに萌えた。
おとななアスカですね、好き
まったくちょうどよく(わるく?)帰ってくるミサトですなw
GJGJGJGJ!
乙です
お姉さんアスカたん。
乙
ふら月フラ日
とりあえずいつものシンジに戻った様で一安心。
ただいつもの鈍感バカシンジに戻ってしまったのは少し寂しい。
とはいえ今日はやけに見つめてきた、ちらちらと熱っぽい目で。
目線を返せばさっとそらしちゃうし。
一緒にTVを見てればアイツったら画面じゃなくてこっち見てたし。
お昼だって「何か食べたいものある?」って云うから、
そうめんでいいわよって返すと「うん、おいしいの作るから」
…そうめんはどう作ろうとそうめんに変わりないじゃない…ホントバカね。
食事中もぼんやり見つめてくるからちょっと何見つめてんの?と脅せば、
慌てて「一生懸命作ったよ」とか「めんつゆは○○が産地で」とかしどろもどろに、
なんだか微笑ましい姿にクスクス笑っちゃった。
「ベランダに行かない?風涼しいよ」なんて珍しい誘いも受けた、
なぜかというと「風に吹かれるアスカが見たかったんだ…」だって変なヤツ。
とにかくずーっと夕食後も寝るまでも見つめっぱなし、
それだけじゃないどこか浮ついたアイツに振り回されっぱなし。
だけどそれには思い当たる節が、何より原因はわかっていたわ。
気分転換を兼ねて髪を一つまとめのお下げにしてみたの。
ゆったりめのワンピースも着てちょっと違うアタシを見たら、
シンジの奴どんな反応するかなー…そう考えてね。
結果は今まで記した通りシンジめ頭から足の先までアタシに夢中になってしまった。
確かにミサトからも「赤毛のアンみたいね」なんてそれなりな評価は得たのだから、
第三者から見ても失敗ではなくむしろ好反応の部類には入るのだろう。
だけどそんなにメロメロになるとは思わなかった、
お風呂上がりにほどいちゃったらシンジに、
「やめちゃったんだ…お下げ」と悲しい顔をされたからまた結っておいた。
「…そんなに似合ってる?これ?」と聞いたら、
「…アスカがアスカじゃないような…でもやっぱりアスカだ…」と、
もはや意味不明なほど夢中なシンジ。
このスタイルは成功だったわ、これからも機会があったらしておこう。
それと寝る前に「今日の髪形すごい好きだから…またして」と、
しっかり伝えてくれたシンジの成長を見つけられた事も成功と記しておこう。
また枕抱えてぐるぐる転がっちゃったけど…嬉しいんだからしょうがないでしょ!ふんだ!
アスカの嫉妬が見たい
男の嫉妬はキモイが女の嫉妬はかわいい
早い投下w乙です
男の嫉妬もかわいいもんよ?
>>448
つうか久々に読んだら最近のはホリデイの妄想すぎて全体的にキモ過ぎ
>>449様
や、申し訳ないです、意見は真摯に受け止めます。
煮詰まる→電波降臨→完成なんて時もありましたから…
改めて良作を投下できるよう精進します。
>>447様
そうですね嫉妬するアスカの話も面白いですね、
うまくまとまれば近い内に投下してみたいです。
>>448様
レス有難うございます。そういっていただけると嬉しいです。
LASにリアルを求めてどうすると
今回のは非常に良いできだと思います。
この流れこの調子で引き続きお願いしたいと思います。
妄想がキモくないなら何がキモいんだ?
キモいんなら見ないかスルーすればいいじゃん。
しっかしどちらにしても人気者だね。
俺は妄想アスカを支持するね。
ホリディ氏乙です
乙です
頑張って。
乙!
ホリディ氏!この流れは非常によろしいです!
この調子でお願いします。
誰か初代スレを持っていないか?俺2スレ目から住んでいるんだけど
初代がどういう流れだったのかすげー気になる。
DATファイルとかIDXファイルとか出てきたけど
どうやって開けばいいのだろうか・・・専用ブラウザもっていないですorz
HTMLで保存したやつなら見れそうだけど・・・
>>レスを頂いた皆様
とても嬉しいです。本当にありがとうございます。
とはいえそうしたレスを頂いた皆様の期待や喜びを裏切らない様、
いつもの文句ではありますが、襟を正して作品を投下していきたいものです。
それでは投下↓
ぱち月パチ日
来週の土曜日に花火大会が開催されるらしい。
ポストに投函されたチラシを見てシンジが教えてくれた。
第三新東京市の復興を祝して盛大に行われるというが、
なぜ花火大会などでこうも大騒ぎするのか、
ドイツ出身のアタシには不思議でならない。
カウントダウンなどで打ち上げられたものを見た事はあるが、
あくまであれは合図、観賞すべき芸術品(シンジ談)とは思えないわよ。
乗り気の無さを醸し出したらずいぶんと意気消沈してたなアイツ。
アスカは花火したことないの?と食い下がってきたので、
向こうじゃそんなのした事ないわよとあっさり云い切れば、
じゃあ教えてあげるよ、とどこかへ消えてしまった。
ペンペンの毛繕い(相当嫌がってたけど)しながら退屈な時間を紛らわしてたら、
空気音とそれに匹敵する息遣いを肩でしながら戻ってきたシンジ。
目の前に差し出されたのは「よいこの花火セット」と書かれた派手な包み。
アタシ達はバケツと袋を持って正面玄関前に陣取り準備を完了させた。
細い筒状のもの、紙に管がささったもの、何がなんなのか全く知らないので、
シンジにあれこれと説明されながら試してみる事に。
勢いよく色とりどりの鮮やかな火花が放たれるさまはとても美しく、
アタシはあっという間に「花火」のとりこになっていった。
輪型のを手にとったらそれは「ねずみ花火」だと教えてくれた、
予測不能な動きをしながら火花を散らす厄介な代物、
案の定火を着けたら全てシンジの方向に展開してったわ、あたふたしちゃって情けないヤツ。
筒状の大きいのには「ドラゴン」とまがまがしく書かれてた、
面白そうなので嫌がるシンジにムリヤリ火を着けさせ時を待てば、
夜空にささやかな閃光の花が散り一瞬の美しさはアタシに感動を与えたわ。
と思ったらどこからか「うるせーっ!」なんて怒声が聞こえ撤収。
なんて風情もロマンもない野暮なヤツ!「ドラゴン」もう一発お見舞いすりゃ良かった。
楽しみを邪魔され燻ってたら、シンジが「線香花火残ってたよ」
と細い紐状のを見せてくれた、さっそくベランダで細々と楽しむ事に。
球状の核から多方向に放たれる火花は小さくそれでも一瞬の輝きを心に刻みこんだ、
徐々に小さくなりぽとりと落下し消える儚さ、これも美学、風情ってヤツね。
「花火」をその美しさをたっぷりと堪能し満足げなアタシに、
改めてシンジは来週の誘いをしてくれた、もちろん行くわよと二つ返事でOK。
後でミサトに聞いたらそういう時は「浴衣」を着ていくものよと教えられ、
来週中に買う事に決めた、シンジにも着させてやろうと思う、嫌がろうと無理矢理にでも。
大きな「花火」の美しさがどれほどなのかまだわかりにくいけど、
今日の「花火」の美しさ、儚さはとても心に残ったわ。
そして鮮やかで華やかな一瞬を咲かせた「花火」を、
早くシンジと一緒に見に行きたい、二人よりそって手なんか握りあって…
ち、ちょっとドキドキし、してきちゃったからこの辺で筆を置いておこうっと。
乙です
この一瞬は不完全で儚いからこそ美しい。GJ
おつかれさま
浴衣かー。
浴衣かーー!
グフフフフ
明日が楽しみだな!
>>461 専ブラいれるか、datからhtmlへのコンバータあるはずなんで
ぐぐって探してくださいm(__)m
そうか・・・やってみるよ・・・
かち月勝ち日
台風接近のせいか一日中蒸し暑かった。
買物にコンビニへ行っただけで体は汗ぐっしょり、
胸とか腰とかにまとわりついて腹立たしい。
事の発端はスイカバーを筆頭にアイスが底をつき、飲物も補充してなかったため。
いくらのどが渇いてもミサトのビールで癒すわけにはいかない、
渇しても盗泉の酒は呑まず!と云ったらシンジに「あれは酒じゃなくて水だよ」とツッコまれた、ふんだ。
シンジに行ってこーいと命令したが考え直し二人で出かける事にした。
広い部屋に一人ぽつんと残されては寂しくてしょうがないからであって、
決してシンジといちゃいちゃお出かけしたかったわけじゃない…と一応書いておく。
袋いっぱいのアイスと飲物をぶらさげて店を出た頃には曇天模様。
雨の匂いが鼻をくすぐり始めたので急いで帰ったが、
道中ちょっとした「賭け」をシンジとしてみた。
退屈を紛らわすためのサプライズとして提案したのだけど、
内容は「ミサトはもう家に帰ってるか帰ってないか」。
シンジは「台風もあるし僕らの事心配だから早引きしてくるよミサトさん」と肯定に賭け、
アタシは雨の中わざわざ帰らないわよ、これ幸いにと本部に籠って今夜は泊まってくるか、
どこかで呑んで時間を潰してくるわよと否定に賭けたわ。
アタシが勝ったら命令を何でも聞くと約束させた、
シンジは「僕が勝ったら…どおしようかな…」と迷ってたのでぐずぐずするなと急かしたら、
「結果を見て考えるよ自信ないから」と実にシンジらしい答えで話はまとまった。
空気音と共に開かれた扉の向こうで勝負は決まっていた。
結果はシンジの勝ち、タオルを二つ持った家主が微笑みながら出迎え。
降り出した大粒の雨に濡れた髪を互いに拭くとシンジの奴ニコッとしながら、
「僕の勝ちだね、ミサトさんも案外優しい所あるんだから」と呟いた、ナマイキ…べえーだ!
あらあたしはいつも優しいわよ〜と笑顔でシンジの首を締め上げるミサト、
そんな二人をほっておき賭けの代償が何であるか頭はいっぱいになってたわ。
夕食後シンジにそれを尋ねてみると「勝つとは思ってなかったから考えてなかったや」だって、
この際腹くくったから何でもいいわよと急かせば、
「…じゃあアスカと同じで…僕の云う事聞いてくれる?」で命令は何よ?とたたみかけたら、
「たまにはアスカから【約束】してよ…」ってそれじゃアタシの命令とおんなじじゃない、
「そうだったの…?!」なんて逆にドギマギしてるんだから、まったくこっちが恥ずかしかった。
そういうわけで寝る前にアタシは溶けるような【約束】をお見舞いしたのだけど、
こっちが賭けに勝っていたら命令は少し違うものになっていたのは秘密だ。
だってアタシが勝っていたらこんな時間まで待っていないもの…ふふ。
乙です
久々の約束キター!
乙です!GJ!
お疲れ様です
シャア専用?
ヘイお前ら、前スレのログ保存してる神はいない?俺間違えて消しちまったんで誰かうpしてくれるとありがたいんだ。
今日も楽しみにしてます
ごう月ゴウ日
台風上陸、よって一日中家の中で過ごす事に。
外出できないので退屈を解消できず最悪。
珍しくミサトも一日中家にいた、交通網寸断を予測して内勤を申請してたとか。
それって合法的なサボリじゃない?と突っ込めば、そうとも云うわねえ〜♪と
満面の笑みで答えてくれた…この三十路大悪魔…部下の人達が可哀想に思えたわ…。
ノートPCにつきっきりのミサトはさておきアタシはリビングでゴロゴロ、
止まない雨と雨戸に吹きつける風がBGMなんて全然嬉しくなかった。
シンジはせっかくだからと宿題を消化していた、まあ優等生しちゃって。
けど風音が響く度にビクッてしちゃ男として情けないわね。
まったくこれでも彼氏かと思うと頭が痛くなった、
アタシの様に何が起きようと沈着冷静、動かざること山のごとしでなくちゃ。
が、後でこの考えがひどく甘かった事を痛感した…あれが起こるまでは。
第三新東京市が暴風域に入った頃、わずかながら停電したのだ。
大丈夫よとミサトは落ち着いてローソクに火を灯してくれたが、
さすがセカンドインパクト世代は心強いとそれだけは見直したわ。
なるべく近くにいた方が良いと三人リビングに集まったが、
「もうすぐ予備電源が稼動するわよ♪」
「…今は嵐が過ぎるのを待つだけですね」
「何いってんのよ!早くこの蒸し暑さから解放されたいわよ!もお!」
と三者三様な会話に終始していた。
が、この時一陣の風がリビングを襲い卓上の炎を消し去ってしまった。
風は強く轟音をたてて雨戸を叩きつけさながらN2兵器の爆発音、
そしてアタシはか細い悲鳴をあげて思わず隣にいた誰かに抱きついていた…。
しばらくそのままでいたら小声で「…アスカ?大丈夫…?」といやでも忘れない声…。
つまり本来なら沈着冷静に事態を受け止めなければならないのに、
不覚にも取り乱し、あろうことかバカシンジに抱きついていたなんて…。
再び火が灯され慌てて離れながら、今の事話したらぶっ殺すわよ!と固く口止めさせた。
それなのに「やれやれ」な顔されたのはとても腹立たしかった、ふんだ、シンジのくせに。
幸いにしてすぐ電源は復旧し元に戻ったがミサトにまで、
「アスカったら可愛い声で叫ぶのねん♪」とにやついたまま聞かれた、
そんなにすごい声出したのかしら?なんだかとても恥ずかしい…うう。
とにかく!どうせならもっとしっかりギュッと抱きついとけばよかった、
不可抗力なのだからどうしようもないと開き直るぐらいの態度で。
抱きついた時に感じた温もりが心地よかった事も、
ちゃっかりシンジもキュッて肩を抱いてくれてドキドキしちゃった事も、
全てこの日記だけの内緒にしておく。
今一度記すけど、アタシは終始沈着冷静に事態に対処したわ、
決して取り乱して慌ててシンジなどに抱きついたわけではない、
冷静な判断と緻密な計算によって目標の上腕部に接触しただけである、
そう報告しておく…いいでしょ!
乙です
ドキドキかわいい。
アスカーアスカー
アンアン
クスクス
アスカーアスカーアスカー
すー月スー日
台風一過、雲一つない澄み切った青空にひどく感動した。
柔らかい夏風も流れお出かけするにはぴったりな一日。
そういうわけでシンジを引っ張り「浴衣」を買いに行った。
花火大会を三日後に控えたとあって売場の混雑は予想通りだったけど、
前もって色は赤・山吹・紫の何れかに決めていたから速攻で選べるし。
と思ってたら…その三色でちょうどいいものが無かった。
紺や水色も見たけどいまいち似合わないので早々と二軒目に移動、
三軒目でようやく思い通りの赤地の「浴衣」をゲットできたわ。
バカシンジの見立てなのでちょっと不安だけど、
「よく似合ってる…アスカがきらきらして見えるや…」とほめられたから良しとしておこう。
シンジは濃紺地のものをチョイス、
これという特徴のないアンタにはシンプルでぴったりだと(一応)ほめておいた。
それなのに「それほめてるの?けなしてるの?」と、
少しムッとしてつっかかってきた、可愛げのある奴、ふふ。
帰宅後ミサトの前でアタシとシンジは浴衣姿をお披露目。
「二人ともサマになってるけど帯がバカボン状態よ、気をつけなさい」
と云われ着付けをやり直してもらった。
ついでにミサトも浴衣姿を披露、紺地に白と紅の花模様が素敵だったな…。
そのまま女二人の浴衣姿に見とれてたシンジへ何か耳打ちすると、
一瞬で真っ赤になりもじもじドギマギして目を合わせてくれなかった…なんでだろ?
ともかく「浴衣」は体にもなじんで風通しもほどよく心地よかった。
ミサトに云われた通り下着を着けずにまとって正解だわ。
これなら下着の余計なラインが目立たないし、
アタシの綺麗なボディーラインが強調されてとてもいい感じ。
少しためらいはあったけどメリットを考えればなんとか納得はできた、
シンジの奴部屋にこもっちゃったから、
ちゃんと感想を聞けなかったし伝えられなかったけど…まあ…後で大丈夫だろう。
追記
ミサトの云った事は嘘だった、
厳密には嘘ではないけれど…純真な乙女をだました事に変わりは無い。
挙動不審なシンジを問いつめて吐かせた。
着物の下に下着を着けないのは遥か昔の風習であり、
現在ではそれを守る人なんて、ましてや女の子はそんな事絶対しないよ!だとか。
アタシ達を陥れて楽しんだミサトに相当腹が立ったが、
間違い無く不純な想像を巡らせたシンジにもっと憤りを感じたので、
ほほをたてたてよこよこと引っ張ってやり、それで勘弁しておいた。
いずれミサトには何らかの形でお返しをしなくてはならない。
三十路大悪魔女という強敵に効果的な手段は何なのか?
加持さんにでも聞いて計画を綿密に練ろうと思う。
バカシンジはほほが痛いよ…とうるさいので、
唇という特効薬を与えて沈黙させておいた…それで治るでしょ!ヴァカ!
乙です
浴衣キター。甘いオチもいつも通り。いいなあ。
浴衣って中学生の小遣いで買えんのか?
チルドレンがただ働きなわけないだろうが。
ほらあれだ、必要経費で落とすんだよ。きっと
普通にミサトが金をだしてくれた。という案が何故でないおまいらw
保護者なんだから被服費くらいだしてくれるだろ
いや、ミサトにそんな金あるのか?エヴァ2の攻略本を何気なく見たのだが
全然余裕が無いみたいだったが・・・
それに、奇跡の価値は でもミサトはたくさんもらってなさそうな雰囲気だったしな。
パイロットの給付金の一部を使ったんじゃね
普段は大人が管理してて必要なときだけおろせるようにしてさ
>誰が浴衣代を出したのか?
ぱち月パチ日の日記でミサトから「浴衣」の提案を出した、
つまる所それぐらいの貯蓄はあるわよという伏線を提示したつもりでしたが、
不明瞭で申し訳ないです。
「花火大会?なら浴衣ぐらい着ないとね」
「浴衣って何よ?ミサト」
「日本の夏の風物詩よ♪そっかアスカは持ってないものね」
「なんでもいいけどアタシに似合うもの?」
「んー、着てみなきゃわからないけど、ま、お姉さんにまかせなさい♪」
なんて会話があって支給されたと考えていただければ…。
それから
>>488で耳打ちしたのはミサトです。
「シンちゃ〜ん」
「なんですか?ミサトさん」
「アスカね〜今浴衣の下なんも着けてないから」
「え?!そ、それって…」
「そ〜♪着物の下は何も着けないって日本文化を教えておいたから〜♪」
「あ、あのミサトさんつまりそのそれは」
「後はシンちゃんにまかせたわよん♪ふふふ〜ん♪」
「ちょ、ちょっと!ミサトさ〜ん!!」
てな具合です、後付けのような訂正で申し訳ないです。
乙です
乙パイ
乙!
乙でえす
折り返し通過。乙です
もぞ月モゾ日
連日の猛暑は精神も肉体も極度に疲労させる。
クーラーの利いた部屋でずっと寝転がっていたのはそれを回避するため、
決してぐーたらなのたくりに身を委ねたわけではない。
不思議な事にごろんとしててもいつの間にかシーツと枕が用意されてるのだ、
間違いなくシンジの仕業だという事は確実だが。
そしてアイツは何もかけずにすやすや寝てるのだから、
ひどく罪悪感を感じてまいってしまう。
それを解決するために一緒に寝ようと寄り添うのは、
一つのシーツを二人で効果的に使うためであってそれ以上の理由は…ない、たぶん。
なのにまた目覚めるとアタシにしっかりとシーツがかけられていて、
離れた所で何もかけずに眠りこけるシンジがいるのだ、もう…。
こうして午後のひとときは、
もぐりこむ→離れる→もぐりこむのルーティンワークに終始してしまうのだ。
あまりに口惜しいので心地よさそうなシンジのほほを引っ張ったりして、
気持ちをぶつけてみたが寝言でアタシの名を呼び始めたから、
夢の邪魔をしては悪いと思いそっとしておいた。
しかしここであきらめてはアタシの名がすたる、
夢のアタシだけにいい思いをさせてたまるかと、
シーツをかぶせシンジの体を無理矢理にでも抱え込む作戦にでた。
きゃしゃで弱っちいバカシンジのくせに体は重いんだから、
ようやく横向きにさせてさて抱きつこうかと思った時、
シーツからはみ出てたお尻を誰かにぺちんと叩かれた。
ったくどこのどいつよ!もお!と顔を出せば、
底意地の悪そうな笑みを浮かべた二人…ミサトと加持さん。
相変わらず仲良さそうだなと加持さんがはやせば、
毎日あてられて困っちゃうわよと三十路大悪魔が余計な一言、
ミサト…やっぱりあなたには何らかの仕返しを行わねばならないようね…。
喧噪に目を覚ましたシンジへミサトがまた耳打ちしてくれたわ。
いつもそうなんです…とぶつぶつ文句を云うバカのほほを引っ張ったら、
「…せっかくいい夢見てたのに…」と云ったのでここは素直に謝っておいた。
それでもなにか物足りないのである提案(ワガママ)をシンジに要求した。
いつもならシンジにアタシの座椅子をしてもらうんだけど、
今回は逆にアタシによりかかってもらったのだ。
ひどく恥ずかしそうになっていたのはたぶん胸が当っていたからだろう、
このふらち者め、少しは慣れておきなさい!だ、ふん。
ともかく抱きつきたいという願望は叶えられたので満足した。
だがそのままシンジが寝ちゃうとは思ってもみなかった、
部屋に戻すのが大変だったけど…でもそれだけ心地よかったのかな…?
ちょっと嬉しさが心にひろがったと日記には記しておこう…。
乙
乙です
抱きつきキター。
加持33歳
ミサト31歳
シンジ15歳
アスカ15歳
でいいのか
サードインパクト後の話でしたっけ?
ところで最近作風が変わった気がする。日記に近い。
また一段とレベルアップしましたな。
叩かれてもそこでしょげたりしないで自分の糧にするところがホリディさんのいいところ
おってゅ
乙です
前向きホリデイさん次も楽しみにしてますよー。
乙191919
いち月イチ日
花火大会がいよいよ明日に迫った。
色々なものが心に溢れわくわくどきどきでいっぱい。
皆で揃って行きましょとミサトに云われ連絡する事に、
加持さんが昨日来たのは場所取りなどの打ち合せもあったからだとか。
二バカはシンジに連絡させておいた。
アタシはヒカリにTELしておいた、二つ返事でOK。
ヒカリの浴衣姿もどんなものかとても楽しみだ。
しかし肝心な人物をすっかり忘れていた、ファーストだ。
そういうわけで(電話番号も知らないから)家まで知らせに行くことに。
ミサトから地図をもらって苦難の末家に辿り着いた。
シンジを誘わなかったのは…うんまあ色々感情的な問題よ、
アイツファーストに関しては妙に気にするんだから…バカ。
扉を鉄拳で数回叩けばやっとファーストが出てきたけど、
風呂上がりに全裸でお出迎えとはやはりシンジを連れてこなくて正解だった。
殺風景な部屋に通され紅茶でもてなされたけど、
クソ暑いのにホットティーだったからちゃんとアイスティーに作り直してあげた、
「…おいしい…ありがとう」と云われて妙な嬉しさが芽生えたのには戸惑ったわ。
花火大会への誘いを話したらとても嬉しそうだった、
どこからか白地の浴衣まで持ってきてこれを着ていくわ…と大乗り気。
ただし「碇君を…どきどきさせるわ…」とホザいたのでどついておいたけど。
浴衣をどこから手に入れたか聞くと後ろから「私が買った」と野太い声、
裏拳で返事をしておいたが、ホント親子揃って空気の読めない奴とは…。
「明日は私もついていく」というのでシンジにバレるのでは?と聞けば、
「心配ない、第一種星明子態勢を遂行する」…ともかくほっておくことにした。
しばらくファーストの浴衣姿を品評しながら、
明日の話で盛り上がっていたけど時間もあり帰る事に。
戸口でファーストは、
「…あなたの浴衣姿…早く見たいわ…可愛いと思うから…」と照れる一言、おまけに、
「…碇君私の浴衣姿より…あなたの浴衣姿を…喜ぶはず」と意味深な一言も。
なぜ?と聞き返したら、
「…私にはわかるわ…だって碇君…赤毛猿に…ベタ惚れだから」とにやり。
ち、ちょっと!と聞く暇なく扉はがたんと閉められた。
綾波どうだった?とファーストのことばっか聞いてきたバカをあしらいながら、
さっきの心強い一言を思い返してみたけどほんとにそうかしら?
「早く明日になるといいね、アスカの浴衣姿…楽しみだな…僕」
と満面の笑顔で抱きしめてくれたから、
ファーストの言葉に間違いはなかった…と日記に報告しておく。
まったく…気持ちと行為がアンバランスなんだから…バカシンジ…ふふん。
乙です
碇父に裏拳をお見舞いした嫁予定者アスカ姫は、
鬼嫁確定でよろしいのですか?
ホリディさん!
乙です
将来は幸せドタバタギャグ家族ですね。
おってゅ
もうちょっとエロくてもいいかと…
星明子て・・・古っ
巨人の星の星飛雄馬の姉、木の陰から見守っている人。
昔のアニメ?
お宅にテレビはないのか?
うむ
まあ、今も時々名場面特集などで出てくるけども
どん月ドン日
今日という日をアタシは忘れない。
心にいろんなものを刻み込んだかけがえのない夏の想い出、順を追って記そう。
待ちに待ってた花火大会、
シンジミサト加持さんヒカリジャージメガネファーストで現地に集合。
意外な事に二バカも浴衣姿、馬子にも衣装とは彼らにぴったりな言葉。
それを聞いたジャージは、アタシの赤・ヒカリの青・ファーストの白をネタに、
「何やお前らこそトリコロールでおフランスモンか?ボジューケツクセー」
もみじ三枚をほほに貼付けたジャージはほっておきミサト達が確保した高台の席に陣取ると、
三々四五に別れて縁日の夜店を冷やかすことに。
匂いや活気に惹かれて興味津々、シンジの説明をよそにいっぱい買い込んだわ。
焼そばチョコバナナかき氷焼き鳥あんず飴水ヨーヨースーパーボールetc…
「…誰が食べるのさ」もちろんアタシよ!「…太るよ」禁句いうなムカツク。
シンジの両手一杯に持たせ戻ればメガネがカメラのセッティングに集中。
本格的な設置は貴重な一瞬を撮るため、上手くできたら焼き増しするとか、
いい仕事ぶりなメガネを少し見直した。
ヒカリがとってきた金魚にファーストと三人で見とれてしまった、
するとジャージがアタシにも採ってきたと差し出し「お前にゃデメキンがピッタシや」…
数秒後ジャージはなぜか芝生を抱きしめていたわ。
ファーストの質問にヒカリが困惑していたので何事か聞くと、
「…これ…どうやって…料理すればいいの…?」何かが壊れてるわこのコ。
時間と同時に夜空には色とりどりの夏の花が、
浮かんでは消え浮かんでは消え鮮烈な輝きだけを焼きつけて散っていった。
「ナイアガラ」という派手な花火が激しい光で人々を包んだ時、
シンジの手をそっと握ってみた、平静を装いながら徐々に指を絡めて重ねてくれて、
気づかれないように肩へ頭をちょこんと乗せ静かに体を預けておいたわ…。
溢れんばかりの光の渦と輝きはほんの一瞬だけど、
アタシとシンジをどこか違う二人だけの世界へ導いてくれた。
でも後でミサトと加持さんから「お熱いふたり」と冷やかされたわ、
どうも後ろから丸見えだったらしい、
また秘密をミサトに握られてものすごく口惜しいな…もう。
終了後家に戻ったけど、名残惜しいのか皆浴衣姿のままでくつろいで余韻に浸ってた。
そのうちそれぞれの浴衣姿の品評会になって、
もちろん男じゃ加持さんが一番似合ってたけど(シンジゴメン)。
じゃ女性陣では?と互いの意見を交わして…アイツの番になった時…、
普通に「…アスカが一番可愛かったです…僕はそう思います」と云うんだもの!もう!
ファーストとミサトと加持さんの悪魔のような微笑みと目線が痛いほど刺さって辛かった…。
けどシンジは浴衣姿に加えツーテールにまとめた髪形がお気に入りで、
それをアタシにお願いした事はあの三人は知らない、ふふん。
何より花火の最中そっと抜け出して、
柔らかい浴衣の匂いとシンジの温もりに包まれながら二人抱き合っていた事は、
アタシとシンジのそしてこの日記だけの秘密だ…たぶん。
追記
会場に設置された共同トイレに向かった時、碇司令に呼び止められた。
ファースト共々シンジの状況について細かく質問されたが、
「いっそ逢えばいいのに」と返した所黙ってしまった、ホントに親子揃ってもどかしい。
なぜトイレ付近を見張ってるのかと聞けば
「あいつも男だ、生理現象には勝てんはず」…なんて消極的な戦略をたてるのかしら…
シンジを頼む、と言い残し司令はどこかへ消えていった。
そういえばシンジが「…アスカは幽霊って信じる?」と妙な質問をしてきたな、
「…今日ずっと誰かに見つめられてる気がして…背筋が寒い」…碇司令の仕業とは言えなかった。
ただしチョコバナナを独りぼそぼそと食べる碇司令はシンジに見せてあげたかったほど、
妙な可愛さがあった、これも血筋なのだろうか。
ファーストに「…あなたはまだ…司令の可愛さを知らないわ」と云われたが、
そこまで知りすぎてもいいものとは思えないわ…あなたを見てても。
乙です
まだまだ子供。かわいいですね。
乙!
司令は浴衣じゃなかったの?
乙
すばらしい
おつかれさまー
乙!
いいねー
乙です!
ゲンドウパパかぁいい
ゲンドウがチョコバナナ♪
乙!
癒される…
ホリさん乙〜
今日がたのしみでつ
乙〜
543 :
碇シンジ:2005/08/01(月) 13:39:56 ID:???
asukaのアソコが見たい
オッパイは見たんだ
SEXはまだ我慢するから・・・。
アスカに向かって発射!
どき月ドキ日
暑さが変わらずそれどころかとどまる事を知らないとは、
いくらクーラーをガンガンきかせたところで一歩でも外へ出れば、
汗と腹立たしさにまみれ不愉快このうえない。
ついに昨日からは部屋着をおへそが見えるくらいのぴったりしたタンクトップに、
足の付け根ギリギリのホットパンツに変えたわ。
極力涼しい格好にしなければか弱いアタシは死んでしまうから。
快適極まりないこの姿で今年の夏を過ごそうと決意した、
けどそれは新たなる問題とちょっとした出来事を生んでしまう事に。
シンジに真剣に怒られたのだ、
「そんな格好で歩き回らないでよ!…恥ずかしいよう…」と。
同じ様なスタイルのミサト共々気にしない気にしないと軽く流したのに、
意見を却下されたシンジはむくれてしまった…ホント扱いにくいんだから。
しかしこれだけは間違いない、
アイツは恥ずかしくて困ってるのではなく、妙な刺激を受けて困ってるのだ。
つまりアタシ達の姿から恥ずかしい想像や悶々とした感情を想起し、
かつ男子特有のジレンマに陥る事がたまらなくツラいのである。
事実リビングにいた時さりげなく胸の谷間をちらっと見せたり、
少しの間、機嫌直してと体を密着したらアイツの鼓動は急上昇、
嬉しいのか悲しいのかわからない顔でひどく耐え忍んでいたわ。
だから夜寝る前に襲われたの。
「ひどいよ!…ひどいよう…アスカあ…」と強引に抱きつかれながら。
体重移動を上手く利用してベッドに放り込んでおいたけど。
「僕はどおしたらいいのさ!…もお…アスカの意地悪!」と泣きそうなシンジを可哀想に思い、
そこまで云うのなら…とベッドで待っている事を伝え、シンジの行動に全てを託してみたわ。
恐らく何らかの形でアタシの元に襲いかかるのは確実、
短絡的かつ限界点にあるバカシンジなら想定の範疇、さてどおなるやら…ふふ。
追記
確かにシンジは深夜襲ってきた(といってもアイツらしいオドオドしたやり方だけど)。
そっと襖を開けて息をひそめながら枕元に佇んでいた。
狸寝入りを続けながらわざと襲われやすい様に、
あおむけになり手足を少し伸ばしてみたけど…。
やっぱりアイツはバカシンジだ。
ドキドキしながら待ってみたのにアタシの唇だけをそっと奪って、
そのまま逃げるように部屋へ帰っていっちゃった…。
それがシンジの限界なんだろうし、アタシ達はそれでお預けでいいのよ…まだまだね…。
シンジの男らしさ、勢いや獣な行動を知ってやろうと試してみたけど、
唇に温もりを残した勇気がわかっただけで十分だわ。
まあ、無いとは思うけどこの次襲われない様にもう少し、
アイツをあしらう小悪魔振りは磨いておこう、ふふ。
乙です
小悪魔アスカ(・∀・)イイ!
おってゅ
すげーギリギリw乙です。
なかなかやりますね
>>レスを下さる皆様へ
いつもありがとうございます。
今日から私用で大阪方面に行ってきます、
そのため一週間ほど投下ができなくなりますがご了承下さい。
続き物のプロットができてるので帰還次第投下しますからお楽しみに。
乙です
いってらっしゃい。
いらっしゃい
気を付けていってらっさい!
途中事故なんかにあわないでくださいね。遅くなっても投下を待つ。
それがエヴァ板クオリティですから、心配せず御自分のするべきことに
専念してください。
いってらっさい!
お気を付けて!
御帰省かな。たまには羽を伸ばして英気を養ってきてくださいね。
続き物、楽しみにしてますから。
お気遣いありがとうございます
少し足を延ばして飛鳥村にでも行きませんか?
さらば月恋人日
シンジが旅に出るとか。
一言の相談もなく進めてたことが非常に腹立たしいけど、
二バカと前から計画してたらしいから仕方ない。
事の詳細は追って日記に記すけれども、
ただ、シンジがいない数日間をこれから過ごすかと思えば、
ひどく不機嫌になりちくちく責めちゃったのはアタシが悪いんじゃない、シンジが悪い。
そんな攻撃をものともせず旅支度にいそしむシンジ、
黙って睨みつけてたら完了したらしく満足げな笑顔で、
「じゃ行ってくるから、後はよろしくね」だって、人の気も知らないで、くそう。
「忘れ物はないかしら?」と意地悪く聞いたアタシ、
「たぶんないと思うけど・・・」とシンジが読み通りに返したので、アタシはさらにこう云ったわ。
「一番大事なものを忘れてるわよ」
・・・今日の【約束】は二分と少しを費やした。
これは普段の4倍以上もの時間なのだ、
理由はただひとつ、この感覚をお互いに忘れず思い返すため、ふふ。
なぜか高松のネットカフェにいるので、
帰還後投下するプロットのプロローグ的な一編を投下しました。
こんな小品で申し訳ないですけどおしのぎ下さい。
乙です
しばしのお別れですね。お土産の続きを楽しみにしています。讃岐うどんもよろしく。
お疲れ様です。いやぁ、わざわざ旅先から投下していただくなんてうれしい限りです。
本当、LASがお好きですね・・・飾ることなく名作を投下するあなたは素晴らしいです。
高松と大阪はちゃうわ、一緒にせんといて!
わざわざ旅先から…
素晴らしい職人です!
GJ!
>>ホリデイ氏
GJ
続きをワクワクテカテカしながら待ってます。
>>565 そのセリフって何だっけ?
「神戸と大阪は・・・」って
アスカが言ってた記憶はあるんだけどどこで言ってたか忘れた。
終局の続き
やっほー乙でーす!
ホリちゃん待ち
ホリちゃんってカワイスwww
ホリエモン?
ホリベヤスベェ
ホリンゲリオン
このスレまだあったの?
ホリ待ち
ほかの職人様も大歓迎
ホイデリ
また誰か二人が付き合う前から書いてくれないかなぁ〜
やろうか? 毎日は無理だけど
子作りして
ホーリさぁ〜ん!
今朝の5時頃無事帰還しまして先ほど起きました…とほほ。
とりあえず旅行中に投下した日記と同日のシンジ日記をまずはどうぞ。
夜には今日分のアスカ日記を投下しますのでそちらもお楽しみに。
マタ月逢ウヒマデ日 ―同日のシンジ日記―
明日からトウジ・ケンスケと旅行に行く事に。
トウジの親戚が大阪にいるのでお世話になりつつ、
いろんな所を観光しようというのがこの旅のおおまかな目的だ。
3人で計画してたためアスカに何一つ云わなかったのは悪いと思ってるけど、
そのせいで不機嫌になるしちくちく言葉責めされるし、
よくそれで旅支度が完了できたと自分でも不思議なくらいだ。
お土産買ってくるとかちゃんと連絡するとかなだめても、
アスカの機嫌は直ってくれない、しまいには僕をずっと睨みつけてくるし…。
それなのにアスカは僕にとんでもないせんべつをくれたんだ。
両極端なアスカにはほんとうに困ってしまうけど、
唇の感触と鼻に残った匂いが忘れられない事にも困ってしまった…。
おそらくそれはこの旅の間中も僕を惑わし続けるだろうし、
何よりいつもすぐそばにアスカがいそうな、そんな感覚にとらわれてしまう。
意地悪なんだからアスカは…もう…。
ともかく心をいれかえて旅を十分に楽しんでこよう、
アスカにも見せてあげたいものや光景に出会える事を祈りながら今日は寝ることに。
そうだ…旅先では朝膨張しないように気をつけよう…アスカの感覚が残ってるし…
何よりトウジやケンスケにばれたらすごい恥ずかしいしなあ…はあ。
586 :
580:2005/08/09(火) 17:30:25 ID:???
では新たな方向性を実験するつもりで書いてみよう。
流れはなんとなく決まっているけど、基本的に気分で進めるつもり。
アスカの夏休み日記 って事で。
7月24日 晴れ バカみたいに暑い
日記初日
日記をつける事になった。
発案者はリツコ、名目は夏休みの宿題。
私は大学卒業レベルの知識を持っているため、日本の中学校が課すような宿題は意味が無い。
なので全て拒否した。 というのを、リツコに言ったのが失敗だった。
この日記に関してリツコとアタシが話し合って決まった事。(『5つの約束』)
1.夏休み中は、毎日じゃなくてもいいから続ける
2.誰も見ないことを前提とした、真実を書く
3.日記を続ける限り、ネルフの実験には『なるべく』ファーストを使用し、私は夏を謳歌できる
4.リツコしか見ないが、それも嫌になったら見せなくても良い、但し必ず続ける
5.真実を書いているか、(リツコにも見せなくなった場合)続けているか、等は、全て私を信用する
話し合いではケンカになりそうだったけど、どちらも譲歩しながら最終的には上記の5つとなった。
私は大人だから、簡単に怒ったりしない。ミサトとは違う。
リツコが子供だった大昔は、夏休みと言えば絵を入れた日記だったらしいけど、
私は子供じゃないので、最初は断った。
承諾したのは、『約束』の3があったから。
去年は使徒の襲来が予想されたので、マグマでしかダイビング出来なかった。
今年は普通の中学生以上に遊ぶ。
それにはリツコも賛成だったけど、交換条件がこの日記。
どういう感じで書くのかよく分からないとリツコに言ったら、他人に話す感じで書けば良いと言う。
それがリツコだったり、未来の自分だったりと、相手は何でも良いらしい。
『交換日記』に近いと言っていたけど、私はやった事が無いので分からない。
そのうち慣れてくるらしいから、最初は少し変でも気にしちゃいけないらしい。
私とリツコは仲が良い。(よね?)
昔は考えられなかったけど、今は2人で出かける事も少なくない。
ママとは違う、友達みたいな感じだと思う。
上から叱るような事は無くなったし、きっとリツコも変わった。
色々とウルサイのは、ミサト。
シンジには甘いくせに、私にはウルサイ。
門限を作ろうとしたり、お金の使い方まで口を出してくる。
挙句の果てには、私本人じゃなくて、リツコに怒ったりしてる。
その事をリツコに言ったら、「母親みたい」と言われた。
ママが生きてたら、そんな事に口を出してくるとは思えないけど、
年頃の娘を持った一般的な母親とは、そういうものらしい。
リツコとは仲が良いけど、アタシはレズじゃない。(と思う、、)
マヤの視線が最近怖いので、リツコからちゃんと言っておいて欲しいと思う。
あと、ネルフの男達の視線がイヤラシイ時があるので、それもリツコから言っておいて欲しい。
まぁ、一番イヤラシイのは、バカシンジ。
ミサトの薄着を見ては赤くなり、無防備なファーストに近づいて、私をオカズにする。
おまけにマザコンでファザコン、まるで見境が無い。
私をオカズにした事については、随分と謝罪も受けたが、謝って許されることではない。
だけど、生理的に仕方が無い事だってのは、私も理解できるから『罰』を与えてある。
「する時は、『何をオカズにするのか』、私に必ず報告すること」 という罰。
その罰を与えてから約半年、一度もシテいないらしいが、大丈夫なんだろうか。
そのうち性欲が溜まって、ファーストやミサトが襲われないか心配するところだが、
どうしても我慢できなくなったら、私に相談するように言ってある。ぬかりは無い。
とにかく、今年の夏は遊ぼうと思う。
この夏が終われば、ドイツに帰ると思うから、、
リツコも約束は守るように。
ちょっと楽しいから、日記は続けると思う。
以下は、リツコのスペースとして空けておく。
あと、26日からは修学旅行に持っていくから、帰ってきたら纏めて見せるつもり。
──────────────────────────────
──────────────────────────────
仲は良いわよね、私もアスカの事は好きよ。
ミサトが堅くなったのは貴女が心配なのよ、分かってあげてね。
それと、私が子供だったのは『大昔』ではないわ。
まるで昨日の事のように感じるもの。
あとね、私もレズじゃないわ。マヤだけよ。
まぁ、女の悦びを知りたいなら、教えてあげられるけどね。
ネルフの男達がアナタを見る目が変わったのは、どんどん魅力的になってきたからよ。
そういう星の下に生まれたと思って、割り切った方が解決には近いわね。
シンジくんへの『罰』は、何も聞かずに解除してあげなさい。
アナタは襲われても良いつもりなんでしょうけど、シンジくんが余りにも可哀想だわ。
約束は守るわ。ドイツに帰るかどうかは、たくさん遊んでから決めなさい。
夏が終わっても、きっと日本に残ってくれると信じているけどね。
7/25 悪友の赤木リツコ
──────────────────────────────
591 :
バカシンジ:2005/08/09(火) 18:31:11 ID:???
ア アスカのバカぁ!
夢精しちゃったじゃないか
>>夏休み日記様
いいですね、リツコとの交換日記形式とは…新たなる方向でとてもわくわくします。
どういう展開になるのか楽しみですね。期待してます!
それではアスカ日記を投下します↓
旅月タビ日
今日からアタシは独りぼっち。
厳密に云えばミサトもいるから二人ぼっちなんだけど。
ミサトが帰宅するのは早くても夜、もしくは深夜。
ゆえに長い時間を一人で過ごさなくてはならない。
シンジに出発前まで「ねえ!アタシを一人にしていくの!ねえ!」と、
ひどく駄々をこねてしまったのは不覚だけど、
ならば一人っきりという状況をめいいっぱい楽しんでやろうと心を入れ替えたわ。
そういう訳でまずは観たかったDVDを山のように借りてきた。
ラヴロマンス・コメディ・アクションetcこれで5日間はしのげるはず。
クーラーのきいた部屋でピザやポテチ片手にどっぷり観賞モード。
そんな一日だったけど映画は3本めの途中で切り上げておいた。
なぜならその後待ち焦がれた時間が訪れたから。
シンジに毎日必ず電話しろときつく言い含めておいたの。
昔だったら朝昼晩じゃなきゃイヤダとワガママを押しつけたのに、
毎晩寝る前だけで良いとはアタシも寛大になったものだ。
そして最初のTELがさっきあったんだけど…。
話の内容は旅の予定や大阪までの行程の説明に終始して期待外れもいいとこだ。
何か面白い事でもなかったの?と聞いても、
ずっと電車の中だったし…と情けない返事、ふんツマンナイ奴。
それなら二人だけの浮ついた会話に転ずるかと思えば、まったくそんな気配はナシ。
せっかくの電話ももどかしさとフラストレーションでいっぱい。
後ろから聞こえる二バカの冷やかしがよけいに腹立たしかったわ。
それでもシンジが明日からは色んな所を見てくるからその話を楽しみにしててと、
それなりの気遣いをみせてくれたから良しとしておこう。
一日目から過度な期待を寄せたアタシにも落ち度はあるし。
けど「一人で寂しくない?」なんて云う事ないじゃないわかってるくせに!
素敵な質問に「お生憎様、楽しくやってるわよ、このヴァカ!」と答えておいた…あああ…もう。
とにかく初日からしまらない電話になるのがイヤだったから、
少しだけこっちから仕掛けてあげた、以下はその会話を抜粋したもの。
「…じゃあそろそろ寝ないとね」
「ねえ、この電話終わったらアタシ一人ぼっちなのよ?心配じゃないの?」
「…そりゃそうだけど…何をすればいいのさ」
「電話でキッスって歌知ってる?」
さわやかな音を互いに残して電話を切ったけど、
音は耳から心に伝わり刻みこまれたわ。
今夜はゆっくりと心地よく眠れそうね、ふふ。
乙です
懐かし。
自分とは違う投下が来たら、少し間を空けるのが、常識じゃないのかなぁ???
この場合、どっちもどっちだけどw
お前の常識をここで語られてもなぁw
乙です
夏休み日記のかた、リツコとアスカが仲いいのは新鮮な感じがします
楽しみにしてます
乙です!お帰りなさい、ホリデイさん!旅はどうでしたか?
さっそくGJ!
アスカの夏休み日記さんもがんがってくださいね。リツコとミサトが
良い人なのがGJ!
>>596様
御指摘ありがとうございます。
その通りですね、これからは気をつけます、申し訳ありません。
>>597-598様
フォローありがとうございます。
私事ながら旅は大阪→小豆島→高松→高知→松山→岡山と巡ってきました。
西は食事も気候も良くて思い出深かったです。
>>夏休み日記様
良作投下を妨げるような真似、申し訳ありません。
先に書きました通りこれからも期待してます!
まずは失礼のほど平に御容赦のほどを。
四国巡礼?乙です
>>587さん
新人万歳!
アスカがリツコと休日を共にするくらい仲良しとか新鮮で楽しいです
夏が終わりアスカがどういった決断をするのか今後の展開期待です
これからも無理の無い範囲での更新お待ちしています
>>ホリデイさん
おかえりなさい
今までべったりだった2人が旅行中どんな感じで過ごすのか
シンジが戻ったあとどうなっていくのかこちらも楽しみにしています
>>596 敬語で書きなさい
ここではあなたのようなレスは荒らしが現われます。
気をつけてください。
最近ホリデイ氏が某スレの書き手に似てきた気がする
そいつも昔はホリデイ氏みたいに毎日沢山投稿してたんだが今では…
NEONGENEIS EVANGELIONの中でも、
三号機パイロットであるトウジが一番好きだなぁ・・・っていうか、EVAの戦闘って
爆発っていうよりも血飛沫が多いのが斬新だったよ。球体のヤツの時は血飛びすぎだろ!!って思ったし。
弾丸に劣化ウラン弾使ってて、それをレールガンみたいな機構で飛ばすのにマズルフラッシュが出てきたのは演出かな?って思った。
旅月タビ+1日
二人ぼっち二日目。
今日は悪い事が重なってひどく不機嫌だ。
今さら書きたくもないけど日記だから、
出来事として一つ一つ記さなければならない、ひどく憂鬱。
第一の不満、今日見た3本の映画はどれもハズレ、できるなら金を返して欲しい。
第二の不満、蓄えてあったはずのアイスがなかった、
後で聞いたがミサトが差し入れで持っていったらしい。
同居人の許可も得ず勝手に持っていくなと抗議したが、
スイカバー大箱二つを買ってきてくれたので良しとしておいた。
第三の不満、足の小指を角にぶつけた、ひどく痛い、今も痛い。
第四の不満、寂しい。第五の不満、ペンペンにあしらわれた。第六の…もうやめとこ。
なによりの不満は今さらながらシンジの不在をひしひしと感じてしまう事だ。
シンジがここにいない、それがとても心苦しい。
心がもやもやする時に気持ちをぶつけたり、ストレス解消のためにからかったりできる、
格好の標的がいないなんてアタシの鬱積はどこへ発散したらいいのよ。
あえて記すけど別にただ寂しかったり、温もりが恋しいからじゃないわ。
そんな安直な感情に溺れてるのではなく…
なんていうか…存在感が欠けてる事に切なくて…
あーもうとにかくバカシンジさえいればこんなにぐるぐるする事ないのに!
悪い事は重なるもので今日は電話もなかったの。
携帯にメールで「ばたばたしてて今日は電話できないんだ…ごめんね」だって。
どうしたらいいのよ…アタシの事なんてどおだっていいの…もう!
それから後、やけにニヤニヤ顔のミサトにシンジからEメールが届いてると知らされた。
見せてもらうとまるでアイツが話しかけるようなそれでいていつも通りの不器用な手紙。
でもアタシの心は少し満たされたわ。
ミサトの快い冷やかしを背に受けながら何度も何度も読み返していた…。
でもね、シンジ、素敵な手紙よりも…アタシはアンタの声が聞きたかった。
それが今日一番の不満なんだから…。
明日の今頃その声で気持ちを満たしてほしい…切に切に願うわ。
〜シンジからのEメール〜
アスカへ
元気にしてますか?僕はトウジやケンスケに色々と云われながらもそれなりに元気です。
最初は携帯にメールしようと思ったけれど少し長くなりそうなので、
ミサトさん宛にEメールを送る事にしました。
昨日の夜遅くに着いて今日は大阪市内を見物。
道頓堀や心斎橋に千日前の賑わいはとても活気に溢れ、
喧噪に慣れてない僕には少し辛いものがありました…って敬語じゃおかしいね、普通に記すよ。
トウジに云わせると「西の気質はセンセにゃ合わへんかもな」だって、その通りかもしれないな。
でもごはんが、もっというと食べ物がとても美味しく、
調理や味付けが少し違うだけでこんなにも変わるものかと感心したんだ。
アスカの口に合うかはわからないけれど食べさせたいものがたくさんあったよ。
とにかくけっこう戸惑いながらも満喫した一日でした。
明日からは海ヘ行ってきます、一足先に海へ行って悪いと思うけれど…
アスカの分まで楽しんでくるから…それで許して。
追伸
おとといもらったアスカのせんべつのせいで、
独り寝の布団のそばにひょっとしたらアスカがいるんじゃないかと、
そう思ってはため息をつく旅の夜を過ごしてます(ひどいよアスカ…)。
なんて書けばいいのかわからないけど…寂しくさせてごめんね…。
あ、それからちゃんと明日の夜は電話するから…今日できなくてごめん…それじゃおやすみ。
>>604 ホリィはちょっと遠出することを報告しただけだろ。
某3みたいに昨日何食ったとかの話はしない。
ホリ氏乙
ふと思ったけど、ミナミは海に沈まないのかな?結構海抜低そうだけど
乙です
最終的には二人のゴールインまでいくのかな。
とにかく乙。防潮工事でしのいでいると考えたい。
613 :
580:2005/08/11(木) 01:21:05 ID:???
7月26日 in 飛行機
今日から修学旅行
まずはじめに、私はシンジに襲われて良いなんて、思ってない。
襲ってきた時は勝つ自信があるから、問題無い。
ファーストやミサトは手加減しちゃうだろうから、心配なだけ。
特にファーストは、全てに無頓着すぎる。
今日だって、私の代わりにネルフで実験三昧の予定だったはずなのに、イキナリ空港に現れた。
1人だけ制服で、しかも荷物は、水着袋1つ。近所のプールにでも行くつもりか。
絶対に無理だと皆に責められているのを見ているうちに、
なんだか可哀想になったから、私が面倒を見るという事で飛行機に乗せた。
この優しさに感謝して欲しい。
横でスヤスヤと眠っているが、お礼はまだ言われていない。
突き落としたくなってきた。
シンジはこの修学旅行を昨日からカナリ楽しみにしていたようで、
遅くまでリビングでお喋りに付き合わされた。
なのに、気付いたら私だけ喋ってて、いつの間にかシンジは寝てたので、
ミサトに「変なことされた」とチクったら、ちょっと可哀想なぐらい説教されてた。
そのせいか、朝から私に対してあまり口を聞いてこないので、
シンジの『罰』は、まだ続ける事にする。
7月26日 夜 inホテル
疲れた。とにかくファーストに手が掛かる。
ホテルは全て2人部屋で、前から決められていた人と相部屋。
なのにファーストは、私かシンジ以外とは嫌だと、迷惑極まりない。
荷物も持ってきてないし、シンジは何をするか分からないので、結局私が引き取った。
空いていた4人部屋を借りて、ヒカリと私とファーストという部屋に。
ファーストのことは、サードインパクト前よりは嫌いではない。
だけど、一緒に居るとどうしてもペースを乱されてしまう。
今だって、ベランダに出て1時間以上、何かと交信してる。
貸してあげた赤のワンピが死ぬほど似合ってない。
シンジは謝罪してきた。「昨日は寝ちゃってごめん」って。
明日は一緒にファーストの私物を買いに行く約束をした。
ミサトがお金を振り込んでくれたらしい。
ファーストには私の服を貸して、お金は別の事に使わせてもらおう。
大勢で旅行というのは、意外に面白い。
みんなどこか浮き足立ってるし、妙な緊張感もある。
いつも同じ空間で生活してるシンジも、何か違う印象を受ける。
、、そのシンジから電話があって、散歩に誘われた。
ファーストがベランダからこっちを見てる。鍵を閉めて行こう。
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ホリさん復活ばんざーい!
新人さん新規加入ばんざーい
みなさん荒らさないように注意して意見しましょうね
旅月タビ+2日
二人ぼっち三日目。
DVDを全て見切ってしまったのでまた借りに行く事に。
うだるような暑さ・うるさい蝉の声・疲れる自転車の三重苦に耐え、
山盛りのソフトを文句一つ云わずに運んできたアタシを誰かほめてほしい。
…誰もほめてくれる人なんて家にはいないから、
自分で自分をほめてあげた、よくやったわアスカ…なんか空しくなった…。
映画にもやや飽きがきたので他の暇つぶしを考えた。
シンジの枕にあまり似てない似顔絵と「バカシンジ」と書かれた紙を貼付け、
えいえいとパンチを当てて発散…さらに空しさがこみ上げた…。
へこみ気味なアタシをみかねたのか、
珍しく早引きしてきたミサトと加持さんが夕食に連れ出してくれたわ。
でも出てきたほうれん草のおひたしがまずくてシンジの味を思い出し、
よけい辛くなってしまった、ミサト、加持さん、ごめん。
それでもシンジから海の楽しさを伝えるメールが何度も来て気は晴れたから、
そこまで落ちこんだそぶりは見せてないので大丈夫だと思う。
とはいえシンジがいなくて少しさびしいアタシをミサトと加持さんは、
にやにやしながら酒の肴にするんだもん…ちょっとひどいと思う。
そのうえアタシもアイツがいなくて好き放題できるから嬉しいわよと、
いつもの調子で合わせてしまうなんて…素直じゃないな…ふむう。
そして今日も電話はなかった。
メールの内容から考えて遊び疲れから眠ってしまったのだろう。
こちらからかけてみたけど留守録の冷たい案内音ばかりなのであきらめる。
がなんだか腹立たしいので「…ねえ電話しないの?」と吹き込んでおいた。
慌てて考え直し「電話を忘れるくらいアタシの事も忘れて楽しんできなさい!ふんだ!」と入れ直した。
また考え直して「ていうか電話しなさいよ!ヴァカシンジ!」とさらに入れ直す事に。
…結局音沙汰がないので「…約束やぶった罰…覚悟してなさい」と吹き込み寝仕度に。
シンジのベッドで寝る事にしたのは、
もやもやした感情をどこにぶつけていいのかわからなかっただけ、
もっというと今一度アイツの枕をぼこぼこにしたかっただけ…
決してさびしいからじゃない、恋しいからじゃない。
うう…バカシンジい…もう寝る…寝てやるう…
追記
朝起きたら枕に残された二つの濡れた跡に気づいた。
うつぶせに寝てたとはいえそれがよだれじゃない事は明白だ。
…決して悲しかったんじゃないから…眠くてあくびが出て涙腺がゆるんだだけよ…。
そんな様子を知ってか知らずか間の悪い保護者は「帰ってくるのあと3日ねー」と、
心をくすぐる一言を何気なく投げてきた。
…どーでもいいわよあと何日だろうと…
こんなにいろんな思いを抱えさせるアイツ…それなりの代償は払ってもらうわよ。
あれ?なんで一緒に旅行してないの?
アスカをおかずにして射精します。
貯まったものは出さないと病気になりますので……
アスカの夏休み日記とホリデイ氏の作品を混同していまいか?
はい
625 :
碇 シンジ:2005/08/12(金) 07:58:44 ID:???
碇シンジのなかだし日記
今日も朝から元気な息子、
愛するアスカにピストン運動
頑張るぞー
626 :
アスカ:2005/08/12(金) 09:37:08 ID:???
あ〜あ、ワタシがシンジの子供を産むのはいつになるのか…
男の子なら 友
女の子なら 愛
ね
旅月タビ+3日
二人ぼっち四日目。
DVDに飽き一人でごろごろするのにも飽きたのでヒカリを誘い出かける事に。
ファーストも誘おうと家まで迎えに行ったが返事がない、どおやら留守の様だ。
女二人で第三市内をぶらぶらと歩き回った、まずは軽くウィンドーショッピング。
三軒目で見かけたワンピースが気に入りヒカリもOKの三連呼、試着してみたけど悪くない。
シンジが帰ってきた日にはこれでお出迎えしてやろうと思い即購入。
カフェで一休みしながら話題は必然としてジャージとシンジの事。
聞けばジャージは全然電話してないそうな、寂しくないの?と問いかければ、
いつも電話なんて少ないしそれにせっかく楽しんでる所を邪魔するの悪いでしょ?ともっともな答え。
アスカこそ寂しくて毎日電話かけてるんでしょ?と図星な一言を云われたけど、
冗談じゃないわよ!あんなヴァカいなくてせいせいしてるわよとまた嘘をついてしまった…はあ。
ともかくしつこく電話しろと催促している自分が恥ずかしくなったのは事実。
それくらいでキーキー云うなんて心の狭い女のする事、何もなくたって帰ってきたら、
キュッてして「おかえり」の一言を云えばいいんだから…と少し心の中で反省した。
と思ったら今日は電話がきた。
ったく人の気も知らないでタイミング悪いんだからーと云いながらも、
ちょっぴり嬉しい自分がいた事はないしょ、この日記だけのないしょ。
会話の内容なんていつもながらの今日はあれがあったこれがあっただけど、
久しぶりに聞くシンジの声がとても心にしみて、
他愛のない言葉一つ一つに互いの気持ちはゆっくりと満たされた。
「ねえねえ電話でキッスうー」と柄にもないおねだり(とても不覚)の矢先、
「あ、待って、綾波に代わるから」と電話口にファーストが出た。
まさか聞かれなかっただろうか…アタシの恥ずかしい言葉を…。
「…こっちは楽しんでるわ…あなたも一人を楽しんで…」と、
いつものごとくちくりとする一言、ファーストらしいわ。
甘い音に包まれる事はなかったけれど、
ただシンジを密に感じとれた喜びに全ては満たされ、
久々に枕を抱えながらじたばたごろごろしてしまった…これも不覚。
今夜はゆったり眠れそうね…。
ちょっとまって!なんでファーストが大阪に!
しかもシンジと一緒にいるなんてどーいう事!
騙されたんだよ、アスカ
ヒカリ・マナも加わるんですよね?
加わりません
乙です
乙!
乱交!乱交!
西へ月ゆけ日
二人ぼっち五日目。
なんて悠長な書き出しじゃいられない。
早朝からシンジを電話で叩き起こし事の子細を説明させた。
ジャージメガネファーストジャージのおばさんまでかわるがわる電話に出させ導きだした結論は、
「ファーストは勝手に大阪へ赴きシンジ達に無理矢理合流した」という事。
しかし言葉だけでは確たる証拠にはならない、皆口裏を合わせているかもしれないからだ。
何よりシンジがファーストと一緒だなんてなにがなんでも許せない!
事態を収拾し解決するには何を成すべきか、アタシも大阪に行く事だ。
爆睡中のミサトを叩き起こし車と旅支度を強要、
理由を問う保護者に「大阪!シンジ!ファースト!一緒!許せない!」と簡潔に説明。
「なら交代ドライバーがいるわね」とミサトは別室で寝ていた昨晩の呑み相手、
即ち加持さんも叩き起こし強制参加。
「おいおい大阪まで半日以上かかるぞ正気か?」と困り顔の加持さんに、
「ジェット機だって12時間あれば直せるってアニメで云ってたわ!可能よ!」と、
訳のわからぬ説得で押し切ったが、「今のアスカに逆らっちゃダメよ加持くん」なんて、
ミサトは観念したような発言、やむをえぬ事情よ!とーぜんの戦略じゃない!
ともかく簡単な身支度を整えミサトのルノーで出発、BGMはなぜか「ルパン三世’80」がかかり、
「どっちにつく?」「アスカあ!」「決まってんでしょミサト!」とよくわからないセリフの応酬。
なぜ昨日見た映画を三人で再現してるのか…アタシにもわからない。
さっそくシンジに電話をかけ今から向かうから覚悟しておきなさい!と伝えたら、
「…わかった…待ってるよお…」と殊勝な御言葉、いい覚悟ね、見直したわ。
アンタに会えなきゃせっかく昨日買ったワンピース着てきた意味がないじゃない!
そういうわけで夕方には大阪そして目的地に到着。
ジャージとメガネに宇宙人よろしく捕まえられたシンジがお出迎え。
さっそうと立ち、見下ろしながら来てやったわよ!と云えば、
「来たいなら最初から云えばいいのに…」なんて情けない返事、可愛くないやつ。
近場のビジネスホテルに泊まるミサトと加持さんを見送り、
明日まで厄介になることにした。
まずはファーストをつかまえ釈明させると、
「碇司令が云ってたのよ…碇君の旅が…心配だって…気になるって…」
たぶんそんなことじゃないかと思ったわよ、ったく二人揃ってもう。
「…この二日間…碇君を一人占め…楽しかったわ」
「…羨ましい?妬いてる?いいえ妬いてるのは赤毛猿…」
とりあえずファーストを布団です巻きにしておいた、むーむーうるさいわね!
「やかましいのが二人に増えよった」とジャージに云われたが、
気にせず皆で食卓を囲み楽しくおしゃべりし今日は終了。
夜寝ようとしたらシンジの布団にす巻きのファーストが寄り添っていたので強制排除、
問題解決のためアタシと一緒に寝させる事にした、
今この日記を書いてるそばでもぞもぞうごめいているわ、だからむーむーうるさいって!
さて…明日はどうしよう?まいっか…。
追記
ビジネスホテルのコインランドリーで碇司令を発見したと、
ミサトから電話があった。
加持さんも自販機前で見かけたらしい、
二人にシンジに絶対伝えるなと念を押しておいたわ。
ていうかなにやってんのよあのメガネヒゲ…親子揃って不器用すぎるわ!
東から月来た日 ―同日のシンジ日記―
アスカが来た。
本来ならこの日記帳は旅の期間開かないつもりだったけど、
上記のように想定外の事態が起こったから…とりあえず記す事にした。
綾波が来たのもびっくりしたけど、まさかアスカまで来ちゃうなんて。
それをトウジとケンスケに話したらこう云われた。
「アテられたらかなわんからなあ、丁重に追い返したらどや?」
「そうだよ、せっかくの男三人旅なんだからさ、綾波も一緒に連れてってもらおうよ」
僕はミサトさんも来ると伝えておいた、すると二人は、
「ミサトさんが来るなら話は別や!男鈴原が責任持って迎えるさかい安心しとけ!」
「いやしくも上級将校が来るんだ、丁重にもてなさないとこれは恥だよ、なあ碇」
二人ともげんきんなものだと思ったけど、
良く考えたらこれから試練を迎える僕の事などまったく気にしてないのにはあきれた。
アスカは綾波と僕をそこまで疑ってなかったようで安心した、
僕と綾波はそんなんじゃないし…それはアスカが一番わかってるはずなのになあ…。
恐る恐る聞いてみたら「信じてるわよ」と云われた…自分が恥ずかしかったよ…。
いつも家でしてるような真似はまったくしなかったけど、
ふと気づけば互いに見つめてる瞬間があってごまかすのに苦労した…もうアスカ…。
ただ一つ問題があって…朝を迎えるのが恐いんだ…
だってアスカが来て僕はあの感触をつぶさに思い出してしまったから…
…膨張しない事を切に祈ろう…まったく…ひどいよ…アスカ。
ストーカーですかアスカ。
普通の神経してたら男はひくと思うよさすがに
膨張しちゃった…
最近ホリデイさんの文が読みに区域がするのは俺だけでしょうか・・・?
ネタは毎回GJ!なんですけど・・・
読みに区域×→読みにくい気○
>>641 俺も読みにくいと思います。
ただそれはたびたび注文を受けてのことだと解釈しています。
何度か多少の注文は無視してほしいと、
ホリ氏に言い方をかえながらレスしましたが
現状維持的な私の意見の方を無視されました。
いちいち文句言うのもホリ氏が嫌気をさされても嫌なので遠慮しています。
ホリディ氏、いちいち指摘されてることを忠実にするのもいいですが、
現状維持的に考える私のようなものもいるのですよ。
もっと自由にやってください。
乙です
とにかく頑張って。
約束はしないのかアスカ
>>643様
そうでしたか、いや御意見ありがとうございます。
無視した訳ではないのですが…無自覚な淘汰をしていたならば申し訳ありません。
ただこのところは自分なりにテンポよく文章を書いたつもりでしたが、
どこか読み手の方々には感ずるものがあったのですね。
いずれにせよ今一度の改善を求められてると解釈はします。
できればどういったところが読みにくいという御指摘があれば参考になったのですが…。
ともあれ次回はよりよいものを投下すればそれが答えとなりますから、
頑張っていきたいと思います。
改めて、御意見感謝しています。
647 :
641:2005/08/14(日) 01:40:27 ID:???
俺が思うに・・・・
ホリデイさんの文章は2,3行ずつに一度のペースでスペースをいれていますよね?
場面転換ではない場合、その必要は無いと思います。
また、小さい場面転換と大きな場面転換が同じように見えるのではないでしょうか?
小さい→スペース1つ 大きい→スペース2つ以上 みたいな感じで。
重要な心情表現も同様です。
あと、遠慮せずに使ってください。
648 :
643:2005/08/14(日) 07:46:28 ID:???
そうですね、遠慮しないで書いて欲しいです。
好きなように書いて欲しい。
いっけー!
マグナム!!
トルネェーーーーードッ!!!!
ア
|
うるとらすーぱーほりでぃはりけーん。
>>ホリディ氏!
エロエロバージョンをエロパロあたりに
炸裂させてよ!
ヤッホー
>>641様
>>643様
ありがとうございます、今回は好きに書いたつもりですが、
また徐々に改善していこうと思ってますので、引き続いて頑張ります。
>>653様
エロは…前にプロットだけは作ったんですけどね…。
SなアスカさんとMなシンジ君がいつのまにか立場が入れ替わって…?!
な展開だったんですけど、煮詰まったので放置中です。
では投下しましょう↓
東へ月還れ!日
朝、ミサトと加持さんが迎えに来てアタシ達は第三新東京へ帰った。
もちろんファーストも連れて帰る事に。
せっかくの男三人旅、あんまり邪魔しちゃ悪いと思ったからだ。
別れ際さしだした手をシンジはそっと指を絡めて握ってくれた、
お返しにアタシはアイツのほほを撫でて、そしてしばらく見つめ合ったわ。
走り去る車の窓から顔を出して、
「早く帰ってきなさい!待ってるんだからあー!」と叫んでおいたが、
段々小さくなるアイツに聞こえていたかはわからない。
でも二バカにはやされてた様子から受け止めてはくれたんだろう…たぶん。
その後4人で大阪を足早に観光して帰路に着いたけど、
破天荒な楽しい一泊二日の旅だったとミサトと加持さんが冗談まじりに、
わがままを通したアタシへ慰めの言葉をくれた…もうこんな事はしないわ…だから安心して。
しょんぼりしたアタシにファーストがそっとたこ焼きをすすめてくれた、
嬉しかったけど「…私…たこ苦手だから…」ってよーするに残飯処理じゃない!
少しでもファーストに感謝したアタシがバカだった…くそうこの小娘は…。
ファーストを送り届けコンフォート17に戻った頃には三人ともクタクタ。
それでも寝ずに気を張りつめてたのはシンジが夜電話すると云ってたから。
余計な真似して悪かったわとここは素直に謝っておいたけど、
「そんなことないよ来てくれて嬉しかった」とまた慰められたわ…反省反省。
そのままリビングでごろごろしてたらミサトと加持さんが入ってきたので寝たふりをした。
ビール片手にあれやこれやと下らない話をしてたけど、
聞こえてきた会話に思わず耳を傾けた、以下はその会話の主たる部分。
「手のかかる子達ね、せっかくの休日をまた費やしちゃったわ」
「とはいえ楽しかったろ?15才らしい二人じゃないか、今ぐらいさこんな真似ができるのは」
「そうね、そーいう不器用で一直線なところが二人とも可愛いし」
「いろいろあったが、二人とも前に進んでるんだ、いい傾向さ」
「でもちょっち行動が大胆すぎるわねー、いささか参っちゃったわ」
「仕方ないさ、俺達が得られなかった思い出をシンジ君やアスカには味あわせたいからな、
そのためならこれくらい軽いもんだ」
…ほんのちょっと涙が出そうになった…。
かけがえのない、優しさに溢れた人々に囲まれている自分、
その自分はわがままばかりで…悲しくて苦しくて…
いつか必ず気持ちを返そう、大切な人達へ。
そして今はただシンジの無事な帰還を祈り、
思いいっぱいに出迎えてあげたいと心に決めたわ。
追記
そういえばファーストが「何か忘れてないかしら…」と車中ずっと呟いてた。
いえ、アタシ達は大変なものを忘れていたわ。
…碇司令…無事に帰っていたらいいんだけど…。
ゲンドウ乙w
最近、妙にシンジが優しい。
私のすることすること、先に気を回して手伝ってくれる。
嬉しいんだけど、何だか、こっちが申し訳なくなってしまう。
ありがたいんだけど、恋人同士になったからって、普通にしてていいのよ、と言ったら、シンジは
「いや、僕は別に今までから特に何も変えてないつもりなんだけどな」
と言う。
そんなことはないと思ったが、確かにじっくり考えてみるとシンジはこれまでも同じことをしていた。
よくよく考えればシンジはそんなに器用じゃない。彼女になったから優しくするとか、
逆に釣った魚にはエサはやらないとか、そういったことはできないし、
私はそういうところが気にいっているのかもしれない。
すると、私が自分のことばかり考えていてシンジの優しさに気付けなかったのか、
それとも、特別な関係でもないのに、特別な優しさを貰えていたという状況から、
実際に特別な関係になって、貰うだけじゃダメなんだと無意識のうちに気付いたのか、
どちらかということになるだろう。
どちらにせよ、私たちは恋人同士になったんだし、対等な関係なんだから、甘えてばかりじゃダメ。
それに何より、惣流・アスカ・ラングレーにふさわしくない。
日本には善は急げという言葉があると聞いたことがある。
即断即決は私のモットーだ。早速、シンジに何かして欲しい事はないかと聞いたら
「急に言われてもわからないよ……」って。
何でもいいのよ、高いものが欲しいってこと以外なら、と聞いたのに、うんうん唸るだけで、本当に優柔不断。
私は癇癪を起こしてしまった。
どうしてシンジによくしてあげようと思ったのにシンジを怒鳴りつけてしまうんだろうか。自分がよくわからない。
謝ろうと思ったんだけど、もうシンジは寝てしまったらしい。
明日、朝一で謝ろう。
シンジのことになると私はほんと自分の出方がわからなくなる。何とかしないと。
1ヶ月ぶりぐらいになりますか、お久しぶりです。
前回で一段落ついたので夏コミ合わせのアスカシンジ本に専念しておりました。
そっちが無事済みましたので戻って参った次第です。
今後は毎日とはいかなくても週3以上のペースでやっていければと思っています。
というか友人にしか公開してないのに妙にアクセスがあるなと思ったら
ここに私のはてな貼られてたんですね。
ともあれ、今後もお付き合いくだされば幸いです。
乙です
二人ともがんがれ。
おつかるー
修学旅行の人は?。
ホリデイさん、早速取り込んでいますね。早すぎますw
ともあれ、前回よりずっと読みやすくなったと思います。
あなたの自己を変えようとする意思を俺たちも見習わなければ。
R・Dさん、お疲れ様でした。これからもよろしくお願いします。
なんかアレだな。
世間的には……と言われている2ちゃんにもネ申はいるもんだな
ここはネ申をあがめるスレだ
666
オカエリ月ナサイ日
長い旅行からシンジは帰ってきた。
ほんの少し黒くなった姿はあまり似合わなかったけど、
なんとなく男の子らしさを感じて見とれてしまった、意外性なのかな?ギャップってヤツ?
おみやげも買ってきてくれてミサトには灘の名酒、アタシには大阪限定のブランドTシャツ。
それに加えて海で拾ってきたきれいな巻貝も内緒だよと後で渡してくれた。
シンジらしからぬロマンチックな贈り物だと思ったら二バカから持って帰れと強くすすめられたそうだ、
そーいうもんよねと少しがっかりしたけど気に入ったから机に飾っておく事に。
ありがと、シンジ。
おみやげのお返しというわけじゃないけど、
せっかくだからミサトと二人で夕食ぐらい作ってやろうと準備したの。
といってもアタシ達にできるのはせいぜいカレーぐらいだけど。
アタシとミサトのお手製ゆえ恐る恐る口に入れてたけど(失礼な話よね)、
目をぱちくりしながら「…おいしい」と喜んで食べてくれたわ。
それでこそ作った甲斐があるというもの。
「なんていうか…家の味…帰ってきたって気がするよ」なんて、
なに嬉しい事云っちゃってとからかうアタシをよそに、
ミサトはちょっとまじめな顔をしながら喜びをたたえた眼差しでシンジを見つめていた…
どうしたんだろう?
そのくせ「シンちゃ〜ん〜どれくらい焼けたかな〜?!」と、
ほろ酔い気分でシンジのパンツを脱がそうとするミサト、
どっちがホントのミサトなのかしら…まったく。
でも一緒になってシンジのパンツを半分ほどずり下げちゃったのは、
アタシらしからぬ恥ずかしい事このうえない行為、気をつけよう。
それはそれとしてせっかく帰って来たのだから、
今日くらい甘えさせて欲しい、いや、甘えさせろ、
そう思い部屋へ忍び込んだら…シンジのやつもう寝てた…。
できうるなら同衾をよしんばひざ枕でも、
なにより久々の【約束】をというアタシの壮大な計画はもろくも崩れ去ったわ。
そういうわけでいつも通り寝る前にこの日記を記しているんだけど、
結びとしてこれだけは書いておく。
ほんの、30分だけ、眠るシンジを抱き枕にしてギュッとしていたのは誰も知らない秘密。
そしてほほに唇で想いを残したのはアタシしか知らない秘密。
でも忘れないで、寂しい四日間の代償は必ず払ってもらうから、覚悟してなさいシンジ。
乙です
再会おめ。
おつかるさま
うふ
乙。次回はすげーことになりそうw
彼氏に月ついて日
二人ぼっち一日目、といっても以前記したような悲しく切ない状況ではない。
傍らにいたのはシンジ、つまり久々の二人っきりな時間。
そして昨日記したようにアタシはシンジに甘えたかった、誰が何と云おうと。
それゆえにずっとシンジのそばから離れなかったわ。
といっても息を感じるくらい近づいて隣でちょこんと座ってた程度よ。
でもついイタズラ心とでも云うのかしら、
シンジが移動する度に甘え盛りな子猫みたく後をつけてみた。
「トイレまで着いてこないでよっ!」と怒られたけどやめなかった…意地悪なアタシ。
意地悪ついでにアタシのいない日々はどうだったか詳細を述べさせた。
最初は普通に「寂しかったよ」と受け答えていたアイツも少々しつこく聞きすぎたせいか、
答えに窮し、かつ、ファーストの件にまで質問が及んだ事もあり困り始めた。
とうとう耐えかねたのか「もう知らないよっ!」と勢いよく立ち上がったアイツ。
そのアイツの腰にアタシは抱きついた、そして倒れこんだ二人。
驚いたシンジにまずこう云ったわ「…いや…離れないで」
続けて「…離すもんか…甘えてやる甘えてやる甘えてやる…甘えさせろ」
そしてそのままの態勢で帰宅した家主に見つかった。
「シンちゃん、アスカあ〜、な〜にしてんの?」
「あ、ミサトさん…アスカにはめられました…助けて下さい」
「そんなのいつものことじゃな〜い、もっとはまっときなさ〜い」
その発言は保護者失格だと思うわミサト。
そういえば代償をバカシンジに払ってもらうつもりだったけどすっかり忘れてたわ、
まあいい、近い内に二人でどこか出かける約束を交わして、それで良しとしておこう。
彼女に月ついて日 ―同日のシンジ日記―
家に戻った安らぎからか気持ちと体の疲れがひどく出て、
今日はゆったりごろごろと過ごした。
それなのにアスカは僕にひどくからんできた、
「寂しくさせた代償よ!」と何度も云われたけどわかっているだけに言い返せなかった。
そういうわけでそばにずっとアスカはいたんだけど…
実は一つだけアスカに内緒にしている事がある。
それは以前にも増してアスカが大切な、僕にとってかけがえのない存在だと気づいてしまった事。
少し離れていただけで普段気づかない感情や想いがより鮮明に心に浮かんで…
つまり下手をすれば行動や言動がひどく直接的になって…。
そのなんていうんだろう…アスカに関してこれまで以上にドギマギしてしまうんだ、
お互いが好きだってのはわかってるんだけど…より進んだ行動に出そうな…
何を書いてるんだろう…恥ずかしい…。
ともかく「アタシのいない日々はどうだった?寂しかった?」なんてさんざん聞かれるし、
おまけに押し倒されたし(違う意味でだけど)…その一つ一つに心は揺さぶられっぱなしだ。
困っちゃうんだよなあ…どうしていいものか…。
そんな事を思い続けてもしょうがないし、
アスカを寂しくさせたのは事実だから、明日にでもどこか出かけないかと…
誘ってみようかな…いいのかなあ…そんなんで代償になるかな?
とりあえず【約束】という名の代償は、さっき払った、いや払わされたのか、
ともかく少しは満足してくれたはずだ…大丈夫かな?
そうだよな〜
余所の女(レイ・マナ・ヒカリ)を知って
初めて自分の女(アスカ)の良さがわかるんだよな〜
乙です
熱いなー。
おつかれー
二人月森の中で日
いつかの様にまた森へ遊びに行った。
シンジから一緒に行かないなんて誘われたけど珍しい事もあるものだ。
お弁当を抱え自転車で山あいの公園へアタシ達は向かった、
蒸し暑さの合間に流れこむ心地よい風を一身に受けながら。
多くの人が休みをとるという「お盆」、日本独特の風習。
それゆえ平日の昼間なのに家族づれやカップルが多くてびっくり、
なんとなく邪魔されたくないとお互い思ったのか、
奥の広大な芝生へアタシ達は歩いていった。
二人にちょうどいい広さのビニールシートへ座りながら、
シンジお手製のサンドウィッチをほおばれば、
緑の息吹と美味しさで心もお腹も満たされたわ。
食休みとばかりに寝そべりながらなんで森にアタシを誘ったのか聞いてみた。
「水が苦手なのに…行き過ぎたから…なんとなく土や木の匂いが恋しくなったのかな」
泳ぎが苦手なのにアタシはプールへ、二バカは海へ誘ってしまった、
少しばかり無理させた事を遠回しに謝ると気にしてないよっていつもの笑い顔。
「苦手なのはわかってる…でもそこから逃げたくなかったんだ…また逃げるなんて…」
そう、シンジだって昔のシンジじゃない、少しづつ成長してるのだから。
そんなシンジだからアタシも好きになったんだと思う。
アタシだって、昔のままのアタシでいるのはとてもとてもイヤだから…。
ところで泳げる様になったの?と意地悪く聞いてみたら、
「ほんのちょっと…5mくらいかな」ときまりの悪い顔で答えてた、上出来よアンタにしちゃ。
陽射しもやわらぎ心地よい風に包まれた頃、アタシは芝に直に寝てみない?と提案した。
快く承諾してくれたシンジと二人隣り合わせに緑のベッドの中へ。
どれくらい寝ていたのだろう、夕焼けも近くなった頃目覚めたアタシは、
見渡すと真に誰もいない世界にシンジと二人きり。
安らいだ寝顔のシンジを見てちょっと心が躍ったわ、
シンジの上にそっとまたがり顔をしっかと覗きこんでみた、
目を閉じたままの顔をたっぷりと見つめた後、
気配を感じたアイツはゆっくりと目を開くと笑ってくれた…。
しばらくの間見つめあえば遠くからは閉園を知らせるチャイム。
帰りの最中シンジはアタシの彼方に見えた月がきれいだったとしきりに云っていた、
今夜の月はどうなんだろう、アタシとシンジは同じ疑問をそして同じ事を考えていたわ。
夜、ベランダで二人寄り添いながら同じ月を見上げてみた…。
そこには薄雲をまとったきれいな満月がアタシ達を見つめてくれた。
そんなゆったりしたさしたることもない一日。
世はすべてこともなし、といったところね。
ともかく素敵な「代償」をありがと…シンジ。
君と月森の中で日 ―同日のシンジ日記―
アスカから云われていた「代償」として森へ遊びに行こうと誘った。
僕から誘うなんて珍しく感じたのかきょとんとしたあと「さっさと行くわよ!ヴァカシンジ!」だって…
嬉しいのか嬉しくないのか云って欲しかったけどなあ。
あり合わせとはいえ心をこめたサンドイッチをかごに揺らしながら、
僕とアスカは郊外の公園へ自転車で向かった。
やいやい云ってくるくせにぎゅっと僕にしがみつくアスカがちょっと可愛く思えた…内緒だ。
人けのない芝生に腰をおろしてお昼をとった後、今日の理由をアスカに聞かれた僕は、
素直な答えを伝えたけど…本当はアスカと二人きりで心地よい瞬間を味わいたかっただけかもしれない。
午後も少しすぎた頃、芝に直に寝ないかとアスカに誘われそうしてみた。
緑の息吹と暖かさに包まれとても気持ちよかったな。
なんていうかエヴァにいる時や母さんの感覚にも似た…つまり落ち着いたんだ。
そんなふうにぼんやりとしてたらアスカは僕に何をしたと思う?
「シンジいー、ごろごろー」って上から転がり何度もぶつかってきたんだ、
おまけにさんざん僕で遊んで疲れたのかさっさと眠っちゃうし…もう何なんだよお…。
ったく、自分だけ楽しんじゃってさあ…まあいいけど…。
それに知らない間に僕にまたがって顔を覗きこんで…ほんと気まぐれなんだから…
そんなアスカの後ろに見えた夕刻の月はとてもきれいですぐに見せてあげたかったけどその必要はなかった。
なぜなら僕とアスカはもっときれいな夜の月を見たからだ。
同じ月を見ていた事に僕はなぜかたまらない喜びを感じてたけど…なぜだろう?
今日が「代償」になったかなと恐る恐る聞くとアスカはいっぱいの笑顔で「もちろんよ!」と喜んでくれた。
僕はその笑顔だけで心がいっぱいになった…【約束】も抱き合う事もいらなかった。
ただそれだけで幸せになった…ありがとうアスカ。
乙です
ほんわか。
乙!サイコー
またーり乙!
>>675 ('A`)眼鏡っ娘はいりませんか、そうですか
婆 赤木ナオコ
母 碇 ユイ
伯母赤木リツコ
姉 葛城ミサト
妹 綾波レイ(2)
子供綾波レイ(1)
知らない女綾波レイ(3)
肉人形綾波レイ(パーツ)
友人洞木ヒカリ
恋人惣流アスカラングレー
近所のお姉さん伊吹マヤ
従妹霧島マナ
従兄渚カヲル
赤城両名が身内というのが腑に落ちない。
そこんとこちょこっと改変して投下ヨロ
>>685
赤木リツコ 伯母→継母
赤木ナオコ 婆→後婆
今日はちょっといつもと違う雰囲気の話になりました、
シンジ日記から先にはじまるのはそれゆえです。
では投下↓
ここに月いる日 ―シンジ日記―
なぜか一人で散歩に出かけた。
上手く云えないけどむしょうにそうしたかったんだ。
別にアスカとケンカしたわけじゃないけど。
居間ですやすや寝てるアスカに「ちょっと出かけてきます シンジ」と書き置きを残し、
お気に入りの曲が詰まったS-DAT一つ持って僕は家を出た。
街へゆき僕は何も考えず道を進む、
いろんな人がすれ違った、誰も僕の事なんか気にも留めない、
でも僕は人の視線が気になった、まだ昔のくせが治ってない。
街を店を一回りして僕は噴水のある公園へと向かった。
開けていく景色を眺め歩みと曲のリズムが重なれば、
妙な高揚感に包まれ一心に突き進んでいた。
ベンチに座り世界は僕の好きな歌に彩られる、
ぼんやりと答えのない考えが頭を駆け巡っていく。
旅に出た、海を見た、知らない世界を知った、
それは僕を変えたのかそれとも僕が変わったのか、
少なくとも今までの自分じゃない自分がここにいる様だ。
例えば苦手な水に触れる事をためらわなかった事、
それだけでも自分を変えようとした意識の表れなのかもしれない、
でもずるくて臆病な僕はまだここにいる、
それでもそんな自分と向き合ってそしてそんな自分を見てくれる人がいる…
そこで電話が鳴った、アスカからのメールだ。
噴水のある公園にいると返したら「そこで待ってなさい!逃げるんじゃないわよ!」と返事が。
30分以上はかかるとふんだ僕は再び散歩の続きをすることにした。
そしてまたメールで中断された、「どこにいるのよ!アタシをクソ暑い中待たせるつもり?!」だって。
噴水で待ち合わせる事にして僕は歩き出した、
好きな歌が流れ始める、リズムが言葉が僕を鼓舞させていく。
はね上がる水しぶきの向こうに僕の大好きな人はいた。
歌が途切れるかわりに弾けるような声が世界を彩り響き渡っていく。
こうしてひとりぼっちの散歩は終わりを告げた、
それからはふたりぼっちの散歩が始まっていった。
この後の事は今さら記すべき内容じゃない、いつも通りの僕とアスカだからだ。
つまり、他愛もない話とちょっとした笑顔、しっかりと握りあった二つの手があるだけ…。
いつもの日記らしくないけど今日はこう記したい気分なんだ。
なんでもない日、けどなにか心に残る日を表したいから。
そこへ月ゆけ日 ―同日のアスカ日記―
旅行から帰ったシンジはどこかおかしい。
早起きなはずなのにこの頃は寝覚めが悪く起こすのに一苦労だ。
おまけにだるそうで少し沈みがちな感じだ…別に心配してる訳じゃないけど。
ただ家事分担が乱れるし暗いオーラをかもし出すのは迷惑なだけよ…そーいう事よ。
「アイツさ、今はやりの『うつ』ってヤツじゃない?」
「そう考えるのは早計よ…でもシンちゃんその傾向強いからねー」
朝食の時ミサトと交わした会話がふと頭をよぎった。
いつの間にかアタシは居間で眠ってしまったけどびっくりしたわよ、
起きたらいないし妙な書き置きはあるし、
慌ててメールしてみたらすぐ返事が来て安心したけどさあ…。
暇だし一人じゃつまんないし合流することにしたわ、
「そこで待ってなさい!逃げるんじゃないわよ!」と返事を送って。
なぜか公園まで走っていった、ひどい暑さも相当な距離も気にせず。
吹き出る汗とすり抜ける風の中、ただ、ただ、走った、ひたすらに公園を、アイツをめざして。
それなのになんで後から来たアタシが先に噴水へたどりついてるのよ、
怒りをこめたメールを送ると「今向かうね」とのんきな返事…バカ。
しばらくしてイヤホンをはずしながら近づくぎこちない笑顔のアタシの恋人が現れた。
とりあえず「心配させるな!ヴァカシンジ!」と慈愛をこめた言葉を送る事に。
それがアタシなりの気づかいってやつ。
もう一人で勝手にどっか行くな!としっかり手を握りぜったい離さなかった、
そんななんでもない夏の一日、今日はこれ以上特記すべき事項はないわ。
乙です
いろいろあるもの。
ふんだんなせくすしーん
神GJ!
ウツダシノウ…
くら月しっく日
珍しくシンジがクラシックのCDを聞いていた。
チェロで弾ける曲がないかとレンタルしてきたらしい。
また勝手に一人で出かけた事をつい怒ってしまったが、
いつも先に寝ちゃうし行きたいならそう云ってよと逆にたしなめられた、むう。
5、6枚ほど借りてきたらしく散らばったCDを無作為に眺めてたら、
「この曲がいいよ、僕、好きなんだ」とすすめてくれた。
ピアノのソロで奏でられたメロディは安らぎに満ちているが、
それでいて胸をしめつけるような切なくどことなく儚さを感じさせた、
それでも始まりから終わりまで飽きさせずじっと聞き入ってしまったわ、
よく考えたらチェロのための曲じゃないのにとツッコむ気すら失せて。
人は強烈な感動を得ると泣き崩れるというが、
この時のアタシも一筋の涙すらこぼしうるほど心を強く打たれた。
くり返しくり返し聞きながらシンジにこの曲の題名をたずねたら、
「えっと…確かショパンの…『別れの曲』だよ」
縁起でもない曲聞かせないでよ!
怒って部屋に閉じこもったらシンジがやってきた、
入ってくるな!鈍感ヴァカ!とていねいに断わりを入れたら、
「このCDの4曲め」とポストイットが貼られたCDがふすまの間から差し込まれた。
今聞いてるその曲の名は「亜麻色の髪の乙女」
ちょっと機嫌を直した…シンジを招き入れて…一緒に聞く事にした。
今日も素敵な午後を過ごしたわ…と結んでおこうっと。
クラ月シック日 ―同日のシンジ日記―
なんだかとてもチェロが弾きたくなった。
でもよく考えたら楽譜がない事に気づいて買いに行こうと出かけ、
さらに考えたらどんな曲を弾きたいかわからないのでとりあえずCDを借りて検討する事に。
CDを抱えて家に戻ったらアスカに「一人で勝手に出かけるな!」と怒られたけど、
出かけた理由とそれとないたしなめを云ったらぷんぷんむくれてた…なんだよ…もお。
居間でいろいろと聞いていたらアスカも興味を示したのかCDをあれこれ眺めて、
せっかくだからとさっき聞いて気に入った曲を聞かせてあげた。
アスカはじっと聞き入ると柔らかな笑みをほんの少し、
それでもしっかりと浮かべそして何度もその曲をめいいっぱい感じとっていた。
気に入ってくれて安心したけど曲の題名を教えたら、
いきなり怒って部屋へこもっちゃった…なんでだろう?
僕はもう一つの曲を聞かせてあげたかったのに…
そっちの方がもっとアスカが気に入ると思ったからなんだけど。
誤解をとくため部屋に行くと「入るな!」だって…ひどいよお。
仕方ないのでポストイットを貼り、件のCDをふすまの間から差し込んだ。
しばらくしてふすまが開きこっちへ来いと手の合図が。
僕の顔を見るなり「アンタも一緒に聞くの!…いいでしょ…」と珍しく素直な返事。
二人よりそって座りながら曲を聞いてるとアスカはこっちを見ながら、
「アタシの髪、亜麻色に見えたの?」と髪でふわっと僕の顔を撫でてきた、
僕はほんのりと香った髪の匂いに惑わされてあいまいな返事…
それを見たアスカはいたずらっぽく微笑んで頭を僕の肩に預けて嬉しそうな顔。
そんな夏の午後を僕とアスカは過ごした。
乙です
ほんわかだけどなんとなく切ない。
『第3次スーパーロボット大戦α』を進めていて、エヴァ初号機のF型装備を手に入れた。
プレイを隣で見ているシンジがうれしそうに言う。
「ケンスケに聞いたんだけど、F型はフル改造とかで装甲が3000近くまでいくし、
空の敵にも不自由なく攻撃できるし、地形対応もSで凄いんだってさ」
次のステージで使ってみた。確かに強くて使い易い。
でも、重大な事に気が付いた。だから、さらに次のステージからはF型を使わない事にした。
「あれ、何でF型で出撃させないの?」
「使いたくないからよ」
「何でさ。マゴロクソードなんて接近戦が好きなアスカ向きだし――」
「いいの!使いたくないったら使いたくないんだから!」
理由を挙げて抗議するシンジに対して、こちらは理由を言わずにその抗議をはねつける。
言えるわけないじゃない。
――言えるわけないじゃない。
F型だとユニゾンキックが使えなくなるから、なんて。
700 :
699:2005/08/19(金) 18:32:27 ID:???
ごめん。日記じゃないや。
スミマセン。
今時どこの中学生が別れの曲聞いて泣くんだろ?
さびしんぼうを見た中学生
今日はなんか変な日記になってしまいました…。
「バカでー」と笑って下さい…。
なんかこんなシチュエーションの二人が見たかったので…。
言い訳はおいといて投下しましょう↓
にゃあ月ニャア日
今日、猫になった。
事の発端は昼、ペット番組の再放送を二人何気なく見てて、
可愛らしい猫の映像をシンジがニマッてしながら眺めてたから。
猫好きなのかと聞けば「いや、そうじゃないけど、今のは可愛かったから」とまどろっこしい返事。
また違う猫が映ると同じ様にニマッとしてなんなのか…もう。
結局猫好きなんじゃないと云ってももごもごして認めようとしない。
だから猫になってみた。
手を突き出してひと伸び、うずくまったままシンジをちらり、
「どうしたのアスカ?」と聞かれてもふーとかみゃーとか返事しておいた。
なんだかとてもバカらしい真似をしたが、猫を通してみた。
観念したのかシンジは正座して手招き、
アタシはひざの上に体を預けてみゃあみゃあ云ってじゃれっぱなし。
シンジのヤツ心底あきれながらよく相手してくれたと思う、
ひまつぶしのつもりでふざけてみたけど今思い返すと恥ずかしくて顔から火が出そうだ。
でもアタシを見つめたシンジの顔はさっきと同じくニマッとしてた、
猫になったアタシを見てか茶目っ気あるアタシを見てかはわからないけど。
でもシンジの鼻先をぺろってなめたのも、いっぱいだっこしてもらったのも、
最後はソファに運んでもらってなでなでされたのも、特別な行為だとは思ってない。
だってアタシは今日猫だったのだから。
それに飼い主にキスをねだるのは猫として当然の愛情表現でしょシンジ…ふふふ。
みゃあ月ミャア日 ―同日のシンジ日記―
アスカが猫になった、といっても仕種を真似していただけ。
僕がTVに映っていた猫の可愛さに見とれてたら、
いつのまにかアスカも猫になっていたんだ、何でなんだろう?なんか口惜しそうな顔してたけど。
ずっとふうーとかみゃーとか云ってくるから、これはしょうがないやと猫だと思って接した。
まずはひざに乗せたらずっと「ごろごろお」なんていいながらじゃれていたよ…はあ。
冷静になって何やってるのさアスカ…と突き放すべきかななんて思ったけど、
なんだか猫まねするアスカが少し可愛く思った僕の負け。
知らず知らずにやついた顔になっていた事を後でアスカに云われた。
たぶん猫まねアスカがほんとの猫より可愛くてしょうがなかったからだと思う。
ともかく今日のアスカは猫なんだ。
だからいっぱい頭を撫でた。
そしたらいっぱい抱きつかれた。
おまけに鼻先をぺろってなめられた。
だから大人しくしてもらうためにソファまでだっこして運んでおいた。
…特におかしい事をしたつもりはないよ。
だって猫とキスするなんてよくある光景だ…そういう事にしておこう。
今日はおかしな一日だった。
乙
乙でしたー
とろけた
同じく
ホリディ最高
乙
のむ月ノム日 ―シンジ日記―
本来なら日記はその日の出来事を記すのだけれど今日は昨日の夜について書く事に。
なぜか記憶があやふやなので一生懸命思い返して記そう。
猫アスカと遊んでいたらミサトさんが上機嫌で帰宅、加持さんも一緒だ。
なんでも加持さんが知り合いから秘蔵のワインを数本もらったので呑むんだとか。
そしていたずらな二人のすすめで僕とアスカも飲まされた。
僕とアスカが未成年である事を二人とも都合よく忘れてすすめるのだから…ひどい人達だ。
ワインはとても美味しかった、なんていうか水の様に飲み易く果汁の様に甘くて…
知らず知らず何杯か飲んだのでミサトさんにシンちゃんはこっち!とチューハイを渡された、
もうこの時ミサトさんはすっかりできあがってたんだろう、普通ならお茶とか渡すのに…。
アスカもビールを渡されてたけど普通に飲んでいた、
よくそんな苦いのを…と云ったら「ドイツじゃ赤ん坊だってミルクの代わりにビールよ!」だって、
それは「インド人が皆カレー好き」と同じくらい勝手な思い込みだと思うよ。
そこからがわからない、僕がどのくらい飲んだなんておぼえてない、
少なくともミサトさんの様に缶を重ねるほど飲んでいない事は確かだ。
さらに僕がどんな言動や行動に出たかもほとんど記憶にない。
朝起きたら目の周りが渇いていたから泣いてはしまったんだろう…はあ…。
その朝だって大変だった、目の前にはアスカの胸があって…
ようするにアスカが僕を胸に抱きしめてすうすう寝ていたんだ…。
腕をほどくのに苦労したけど…どうしてこうなったんだろう?
顔を洗って鏡を見たら首の回りに妙な赤い跡がたくさんついていた、
虫さされでもかぶれでもないそれが何なのか未だにわからない、
とりあえずアスカが起きたら聞いてみようと思う。
…でも気になるなあ…首の赤い跡…なんだろう?
のめ月ノメ日 ―同日のアスカ日記―
昨日の夜は大変だった、で、今日はなんもなかったから昨日の事を記しておこう。
ミサトと加持さんが秘蔵のワインを手に入れたとかで試飲を兼ねた呑み会が始まった。
軽く一本空けた二人のいたずら心でアタシとシンジも飲まされたけど、
アルコールと感じさせない洗練された味はとても美味しくこっちの二人で一本空けてしまった。
それゆえ「子供の飲むモンじゃない!」とミサトにビールを渡されしぶしぶそれを飲む事に。
シンジの奴は缶チューハイを渡されちびちび飲んでいたわ。
今思うとこの時からすでに全員が酔っぱらい始めたのだろう、だいいちアタシとシンジは未成年なのに…。
ミサトと加持さんの痴話喧嘩がおさまると二人はアタシとシンジをターゲットに、
シンジったらすっかりできあがっちゃっても二人の言いなりにぽろぽろ話すんだもん、
でも口から出たのはヒゲメガネの事ばかり、いの一番にアタシの事を云うかと思ってドキドキしたのに、
なんなのかまったく、ひどく腹立たしかった。
それで酔ったふりしてひどくからんでみたけど今度はそれをきっかけにアタシの事ばかり、
しかも熱っぽく語りはじめるんだから…顔から火が出そうでものすごく恥ずかしかった。
恥ずかしさと嬉しさを紛らわすためひどくツンツンしてしまった…ごめんねシンジ。
そしてそこからの記憶がない。
ただ何かとんでもない事をしたというのは、
さっき洗面所でミサトと加持さんがひどくニヤニヤと底意地の悪い笑みを送ってきた事から明白だ。
さらにタイミング悪い事にシンジが近づいてきて、
「ねえアスカ、首についたこの赤い跡何かわかる?」と聞いてきた、
それが何でどのようにしてできたかを少し思い出したアタシは…もうだめ…思い出したくない…。
もう二度とお酒なんて飲まないんだから。
飲ま月飲ま日 ―同日のミサト日記―
松代から帰ってきた加持くんがとっときのワインをもらったそうでさっそく家で呑む事に。
が、それがとんでもない事態とそれにまつわるチルドレン日誌を書くはめになるとは夢にも思わなかった。
サードチルドレン、碇シンジ、彼がそれなりのアルコールを摂取した場合、その状況は…
会話の60%はセカンドチルドレンに関する感情を吐露したもの、
普段内に秘めた思いが強いだけに解放された真実はとても貴重な情報であった。
いずれそれを基に色々とからかおうと思う、なんたって満面の笑みで「大好きなんです!」だものねえ…。
残り30%は碇司令に関する感情を吐露したもの、早く会いたいですと涙まじりに話す姿に、
切なくなってしまったがつい辛気くさい話はやめ!と聞き流してしまった事には反省してる。
残り10%は私の行動、生活態度、その他諸々に対するお小言。
特に「下着を洗濯機の周りに散らかさないで下さい」などと下着の扱いに関してさんざん云われたが、
15歳らしい思春期ゆえの清々しい観点に実はむっつりスケベだと確信した。
セカンドチルドレン、惣流・アスカ・ラングレー、彼女が多量のアルコールを摂取したさい、その状況は…
会話、行動、全てにおいてサードチルドレンをターゲットとして捕捉。
その一つ一つを記すのがためらわれるほど愛情に満ちた状況を生み出していた。
それもさっきまで冷たく厳しく突き放していたかと思うと今度は甘え求めじゃれる始末、
言動も恐ろしく直接的になり、熱さに当てられる事しばし、十分に気をつけたい。
両チルドレンのそれからの行動は今さら記す必要はない。
ただし深夜、セカンドはサードに対し積極的攻撃を行った事は間違いない、
なぜなら朝、彼の首筋に無数のキスマークを発見したからだ。
可哀想に彼はその意味を深く理解してなかった様だ、またひと悶着が起こる事も間違いない。
いずれにせよこれ以上行き過ぎないように、
私は改めて二人の監視を強化しよりよい方向へ導く重要性を痛感した。
追記
私の万年床に加持くんがさりげなく入ってこようとしたが、
最高の笑顔と最高の拳で応対した。
「今さら恥ずかしがる年頃じゃないだろ?」と失礼極まりない言葉を云われたが、
答えはもちろん「ふ・ざ・け・ん・な」
あなたにはデリカシーというものをもっと持って欲しい。
乙です
三本立てGJ!
乙です
最近バリエーションが豊かになってきてると思います。
GJ!
乙です
>>ミサトさん
やらせてあげなよ
昔のことを反省して
たまりにたまってんだからさ
ひゅう月ドロ日
夏といえば納涼、納涼といえば怪談、日本ではそういう風習だとシンジに教えられた。
そういうわけでホラー映画のビデオを借りに行った。
もちろん二人とも好きなわけじゃない、
だからおすすめコーナーで直感を元に手にとった二本を借りたのだけど。
見る前から「僕に抱きつかないでよ」と生意気な口をシンジがきいたので、
アンタこそ漏らさないようにトイレ行ったら?と優しい言葉で返しておいた。
ぷんぷんむくれてたバカシンジが見られて面白かったわ。
アタシが選んだのはいかにもなスプラッターで展開も映像も恐怖もみえみえ、評価:退屈。
シンジが選んだのは…ものすごく恐かった…なんていうのか精神的な恐怖を植えつけられたというか…
とにかくいまだに後ろに誰か立ってるような気がするのよ…
立っていたのはお茶を持ってきたシンジだった。
ていうかなんか云いなさいよ!びっくりするじゃないヴァカ!
人を怖がらせた罰としてお風呂に入ってる間外で待機するよう命令した、
これは別に一人でいるのが恐いとか背中が無防備なのが気になるとかではない、
あくまで余計な恐怖を与えた鈍感少年に対する罰であり命令なのだ…恐くなんかない恐くなんかない…
だから今夜隣で寝てもらうのも同じ罰であり命令に過ぎない…大丈夫アタシは恐くなんかない。
とにかくシーツを別々にして入ったら殺すわよ!ときつく言い聞かせ寝る事に。
そしたらアイツは何て云ったと思う?
「僕も恐くて寝れないよ…もしかしたらベッドの下に誰かいそうな気がして…」
アタシはもう一睡もできなかった、
そして涙目のままシンジにしっかりと抱きつき一緒のシーツに入る事を命令した。
これはやむを得ない事象だ…でも恐いものは恐いわよ!仕方ないでしょ!…ううっ。
乙です
きわどいけどエロくならないのはホリデイさんだからですね。GJ!
乙。癒されますた。
お化けでも幽霊でも何でもいいからアスカの傍に行かせてくれ。
アァ、アスカァ……
悪いシンジの夢
ホリさんもRDさんも乙!
相変わらず楽しませてくれますね?
あとアスカの夏休み日記が気になっている…。
580さん待ってますよ。
寝れないシンちゃんかわいそうw
でもうらやましいわん。
怖かったと書いておいて
そのあと怖くないと言っても信憑性が無いと思う
?月!日 ―シンジ日記―
昨日はお互い安心して眠れなかった。
アスカなんてずっと背中をぎゅってつかんで離さないし…。
でも少しだけ夢うつつだった事はアスカには内緒だ。
なぜか夢には綾波が出てきて近づこうとしたら、
「だめ、碇君、赤毛猿が悲しむわ、だからだめ」とA.T.フィールドで突き飛ばされた。
僕の体は二、三回転して宙に飛んだ。
気がつくとアスカが背中をぽかぽかと叩いてたからそれで目が覚めたんだろう。
夜勤明けのミサトさんが帰ってきて、
「ウチになんでうさぎが三匹もいるのかしら…文字どおりウサギ小屋ね」と力なく笑っていた、お疲れ様です。
「それからシンちゃん、うさぎは寂しいと死んじゃうのよ、特に赤毛のうさぎは」と云われたので、
アスカをもう一度ゆっくり寝させる事にした。
頼まれた買物から帰ればアスカは居間にごろんと寝ていたんだけど…
困るんだよ…だらしなく足を開いて伸ばして…つまり…もう少しで見えそうなんだ…
不純な気持ちで心と体が熱くなった事に嫌気がさして…とりあえずタオルケットをかける事にした。
アスカの部屋から戻れば…あまりの状況に思わずタオルケットを落とした…。
いつの間にかひざを曲げて…足は開かれて…しまのパンツが丸見えなんだ…。
普段アスカはぴったりした短パンで過ごす事が多いのに今日は珍しくスカートだったから、
いつものくせでだらしなくしちゃったんだろうと思うんだけど…
熱く上気した顔のまま可能な限り冷静を保ち、タオルケットをかけて現場を処理した。
そのくせ何度かちらちらとしまのパンツを眺めてしまった僕は…最低だ…もう…ひどいよアスカ。
たっぷり寝て元気を取り戻したアスカとさっきの光景が頭から離れず悶々とする僕…。
それになぜかアスカは僕の事をしげしげと見つめてくるんだ…
やましさってやっぱりわかってしまうものなのかな?
いつもの元気でぼくになんやかんやとからんできたアスカ、
寝てないせいもあって疲れ切った僕はちょっとした腹立たしさから、
つい「…しまパンのくせに…」と呟いてしまった。
アスカに気づかれなくてよかったけど、やっぱりこれは僕だけの秘密にしておこう。
結局そのアスカの元気につきあわされて、やっと寝れるとベッドに入ったら、
無意識に刷り込まれたのだろう、あの光景がまた浮かび上がって…
また膨張した…恥ずかしさでぜんぜん眠れないよお…もお…。
?月?日 ―同日のアスカ日記―
昨日は全く眠れずずっとシンジのTシャツをぎゅっと握って夜を過ごした。
途中反応が無くなったのでぽかぽか背中を叩いてやったらだらしない返事が返ってきた、
どーせ眠ってたんでしょ!それくらいお見通しなんだから。
夜勤明けのミサトと三人でけだるい朝食、
アタシ達をうさぎに例えるなんて失礼な話じゃないミサトったら。
と思ってたけど後で見た鏡の中には赤毛のうさぎが確かにいたわ…。
なぜかシンジがちゃんと寝た方がいいよとうるさかったのでもう一度寝る事に。
たっぷり時間を忘れるくらい眠らせてもらった。
ところがそのさなか、夢でアタシはこともあろうにシンジを甘く色っぽく誘っていた、
書くのも口に出すのも恥ずかしい言葉としぐさでシンジをめろめろにさせてたのだ、
シンジの奴は顔を真っ赤にしてもじもじ困り顔…そのくせしっかりアタシにくちづけてたけど。
フロイトの夢判断から考えるにこれはやはり「願望の表れ」なのかしら、
しかし無意識のアタシがそこまでひどく直接的である事に、
ひたすら腹立たしく、そして情けなく思ってしまった。
目覚めてからずっとシンジを見つめて、なんでコイツをこんなに欲してるのか、どこがいいのか考えてみた。
なのにアイツったら夢と同じくもじもじして顔赤くなっちゃって…ああ、もお!
おまけにタオルケットかけてくれてありがとうございますシンジ様!ふんだ!
やり場のない苛立ちからつい理不尽な態度にでちゃった、
そしてシンジもそんなアタシにあきれたのか不機嫌な顔で何かを呟いてたわ、
くり返し聞いたのに最後まで教えてくれなかった、なんなのよ!もお!
ただ「…しま」と聞こえたけど「しま」って何かな?
アタシに関する「しま」なんて今日のブラとパンツがしま模様だったくらいだけど、
いくらなんでもそんな事アイツが知ってるはずはない。その内もう一度聞き出してやる。
乙です
もどかしさとか甘さとかいいね。照れ屋のシンジも可愛いし。
>>ホリディ様
最高です!
よくもまぁエロ描写なしにここまで書けますね。
凄すぎて感動しました。
神GJ!
735 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/23(火) 23:07:03 ID:9UlQ2VCH
酔ったアスカさん達によるセクシーパート(笑)に入りまふ。
悶えて貰える様ガムバリヤス。
(::::::::::/ ):::ノ::::ノ ) ソ ヾ::::::::::::丶::::ヽ
(:::::::::/ 彡 ノ ノ :: 彡:/)) ::::::::::)
(::::::::::/彡彡彡彡彡 ミミミミミミミ :::::::::::)
( :::::::// ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ |:::::::::)
| =ロ '"●> ‖ ‖ <'● ロ===|
|:/ ‖ / /ノ ヽ \ ‖ ヽ|ヽ
|/ ヽ`======/ .⌒ ` ========ノ. ..| |
.( 。 ・:・‘。c ( ○ ,:○ ) ;”・u。*@・:、‘)ノ
( 。;・0”*・o; / :::::l l::: ::: \ :。・;%:・。o )
(; 8@ ・。:/ _,-'ニニニヽ :\.”・:。;・’0.)
.\。・:%,: )::: ヾニ二ン" ::::(: :o`*:c/
\ ::: o ::::::: :::::::::::::::::::::::: :::::::::::::: /
(ヽ ヽ:::: _- ::::: ⌒:: :::::::: -_ ノ
\丶\_::_:::::_:::: :::::_/::::::: /
↑ageんなよ。クズ
きわどいがエロくならない、それがホリディ様クオリティー
>>738 ここに荒らしている香具師がいるから無駄だよ
ゆめ月ユメ日 ―シンジ日記―
また夢を見た、眠れそうもなかったのに。
一面の緑、風に吹かれる芝生、いつもの公園とは違う森。
その中で僕は力なく横たわっていた。
うっすらと目を開けば逆さまなアスカの顔が僕をのぞきこむ、
ぎこちない笑顔の僕にアスカは知らない笑顔を返してくれた。
初めてみた綾波の笑顔にも似た、なんていうんだろう…慈愛に満ちた…清々しい…
また目を開くと横には寝転がったアスカ。
届きそうで届かないすきまを挟んで僕らは大地に身を委ねていた。
手もつながず目も合わさずただただずっと。
もう一度目を開くとアスカはいなくて、起き上がり辺りを見回すと近くの小高い丘にいた、
はなればなれなのにつながっているような感覚の中アスカは何かを叫んだ、
僕はなぜか「ありがとう僕も大好きだ」と手を振りながら答えていた。
でも今すぐ近づいて抱きしめたかったのにそれができなかった…
そこで目が覚めた。
目の前には元気でわがままで意地っ張りなくせにほんとは優しい女の子。
見つめる先にはずるくて臆病で頼りない男の子…つまり僕がいた。
また始まったぞ?
アスカはつまらなそうな顔でポテチくわえたまま「うなされてたわよ」と一言、
僕は「…そう」としか云わなかったけどたぶんそれは、
抱きしめたかったのにそれができなかった悲しさがどこかにあったからだ。
おずおずと僕は声をしぼり出した「…ねえ…アスカ」と、
けだるそうに「何?」と返したアスカを僕は何も云わず抱きしめた、
どうしてそうしたかはっきりわからないけど…
でもアスカが嫌がらなかったのはきつく抱き返してくれた事が証明していた。
わけもなくずっとそのままでいた、
あの夢が何を意味するかなんてわからなかったけど、
えも知れぬ悲しさを強く感じたから…ただそうしてたかった。
もしかしたらアスカがどこかに行ってしまいそうな気もしていたから…かな?
戸口から明るいミサトさんの声が響いた頃僕とアスカはそっと離れたけど、
アスカはほほを赤らめながら「ねえシンジ…その内お出かけしよ…」と約束をせまった。
僕は確かな気持ちとしっかりとした口調で「うん」と答えた。
残り少ない夏休みは僕らを待っている。
ねる月ネル日 ―同日のアスカ日記―
涼しさに守られた部屋でついうたた寝をしてしまうのはいたしかたない事だ。
それでも二人同じくらいに寝て、同じくらいに起きれば何の問題もない、
しかし時にはアタシが先にあるいはシンジが先に起きる事がしばしば。
今日はアタシが先に起きた、あまり寝たくないせいもあったんだけど。
こうなっては相手が起きるまで待つしかない、
無理矢理起こして眠りを邪魔するのも可哀想だし、
音が気になってTVもCDもつけられないし、なんにもできやしない。
にしてもそれはひどい退屈を招く、ようするにつまんない。
先に起きちゃうとなんだか取り残されたみたいで、
少し寂しくなっちゃう…早く起きてアタシと話して、相手をして。
起きぬけの顔で辺りをきょろきょろしたシンジに、
アタシはポテチくわえたままついつまらない顔で言葉を交わしてしまった…もう。
有無を云わずに抱きしめられたのはそんな時、
強引なやり口に抵抗感はあったけど泣きそうな顔で一生懸命縋るシンジの気持ちを少し受け止めて、
体を緩めながらそれでもしっかりと抱き返してあげた…悲しい夢でもみたんだろう…。
なんにも云わずにずっとそうしたまま、
でもシンジは確かな何かを欲してそしてアタシに縋ったのだろう、
しっかり包みながらアタシはおでかけの約束を交わした、
それでシンジの気持ちが何か満たされたらと思ったから。
妙に真剣な笑顔が返って約束は成立した、
お気に入りの服でアイツを誘惑しよう、少しだけ甘えながら。
それがアタシにしかできないシンジへの気遣いってやつだから。
乙、あま〜い
乙カレー
乙です
微妙に不安だけど幸せ。
ハァーン
ふる月フル日
次から次へと台風台風、うっとおしいったらありゃしない。
おまけに降ったりやんだりとはっきりしない雨の調子は、
まるでどこかの誰かさんみたくイライラすることこのうえない、ねえーシンジい?
台風を予測していたミサトはちゃっかり内勤を要請して得意顔、
こんな上司を持った部下の人達がとても可哀想に思えた…ご愁傷様。
そのミサトから買物を頼まれたけどこんな天気で誰が行きたいなんて思うのよ、
シンジにやらせようとお願いしたら真剣に断られるし、
しかたなくジャンケンで決めたけど…天命には逆らえないわね、ダンケ、シンジ。
とはいうものの強まる雨足にミサトは心配そうな顔で戸口に立ったまま、
気にしなくても無事帰ってくるわよと云えばそれもそうねとしぶしぶ戻っていったわ。
そう云いながら今度はアタシが扉の前を行ったり来たり、だってさ…もしかして…
ミサトったら意地悪そうに「あ〜らやっぱりアスカも心配なんじゃない」なんて云ってくるし、
そりゃそうじゃない!だって…!
ともかく「せっかく頼んだスイカバー食べれなかったら…」と下手な言い訳をしておいた。
ミサトのやつ、ニヤニヤしちゃって…ああもう!
結局二人とも心配が高じてシンジを出迎える準備に、
ミサトは新しいタオルを、アタシはミルクたっぷりの紅茶を用意して。
タオルで身を拭い、温かい紅茶を飲干し安堵したシンジの表情を見て、
アタシは顔を緩ませたらまたミサトにニヤつかれた、自分だって顔緩んでるくせに!もう!
この日夜、アタシが座イス代わりとなりシンジを胸に預け包み込むようにして過ごしたのは、
こんな事でカゼなんかひかれると、とても、いろいろと困るからだ。
ただそれだけよ…そうなんだから…むう。
>>ホリディ氏
さすがに毎日は辛いですか?
最近の出来は一時期にくらべて平均が、かなり満点に近いです
がんばってください
ふれ月フレ日 ―同日のシンジ日記―
新しい台風が接近したせいで一日中、雨。
それだけでも憂鬱なのに降ったりやんだりが激しく、そのあいまいな状況によけいうんざりした。
こういう時に限って買出しの役目は僕なんだ、
最初ミサトさんはアスカに頼んだんだけどアスカがゴネたから、
公平にジャンケンで決めようって…決まって負けるのは僕だ。
悪いのは運か、日頃の行いか、それとも自分自身なのか…少し考えてしまった…はあ。
ビニールカッパと大きめの傘で近くのコンビニまで出かけた、
道は溢れかえる水でいっぱい、スニーカー越しに濡れた感触がして気持ち悪い、
それに短パンだったから足なんてとっくにびしょびしょだ…選択間違えたなあ。
そんな時、見上げた暗く重い鉛色の空、まるで憂鬱な僕の気分を代弁するかのよう、
それでも暗くはならない、むしろ心は落ち着いて…晴れ上がるような…なぜだろう?
重い荷物に足どり、びしょ濡れの体と心、
家でのんびりしてる二人に文句の一つも云いたくなるものだ、
ただそんな気持ちは間違いだったと後で気づく事に。
玄関が開くとタオルを持ったミサトさんが出迎えてくれた、何も云わず微笑みながら。
荷物をダイニングに置くとアスカは熱い紅茶を作って待っていた、
「カゼひかれると困るのよね…アンタに」
意地っ張りな言葉とミルクいっぱいの熱い紅茶で僕は十分だよ、アスカ。
まだ少し濡れた髪に目ざとく気づいたアスカは「アンタホントにカゼひくわよ!ほら拭いた拭いた!」と、
タオルを投げつけてきて、そこに込められた気持ちを感じて僕がニヤついちゃった事は内緒だ。
雨の日だって嬉しい事はいっぱいある、空の色、人の気持ち、
そんないろいろに気づいた日だった。
乙です。
雨の日も楽しいことに気づかせてもらいました。
アスカにミルクは自家製ですか?
ホリデイ氏の日記が一日の楽しみです
乙!
ホリデイ氏は人生経験を多くお持ちなんだろうなぁ・・・・・・・
マジ惹かれました。GJ、ホリデイ氏!!
すたー月スター日
風と雨は止んだのに強い陽射しと暑さを残してくなんて、
まったくしゃくにさわるわ台風ってやつには。
おまけにミサトには大人の嫌味ってやつを喰らうし、
しょーがないでしょ夏休みなんだから!ってユニゾンでシンジと返したら、
すねていた…ホントミサトって子供っぽい。
そのミサトは「今日呑んでくるから夕飯は二人でとってね」と、
せっかくだから外食してくると云えば渋い顔、
ベロベロの家主を介抱する苦労を説き食費をゲットしておいた。
夕刻、家を出てバスに乗り第三新東京市街へ。
心地よい陽射しと風にゆったりのんびりしてたら、
バカシンジが見つめてきたのできつく注意をしておいた、
なんでアイツはこう行動が正直すぎるのか…もう…。
街を一回りしてモールにあるレストランで夕食。
にしても同じイタリア風ハンバーグ頼む事ないじゃない!
ホント使えないヤツ、そのくせいっちょ前に文句返すんだから、
こっちも倍の文句を返して黙らせておいた。
スヌーピーみたいにもぐもぐ食べてたシンジ…ちょっと可哀想で可愛かった…
やだ、何書いてんだろアタシ。
食後の何気ないおしゃべりに夢中でいると、
時計の針は限界を示し二人シンデレラ状態、
さえない王子様の手を引っ張りターミナルへと急いだ。
ぎりぎりで間に合い無事に家まで着いたけど、
気づいたらシンジは天上をぼんやり見つめていたので、
何かと思えば満天に瞬く星々が…もちろんアタシも見とれてしまった。
せっかくのこんなロマンチックな夜、かこつけないわけにはいかない、
木の下の円いベンチに座り、そっと寄り添ってゆっくり観賞。
それなのにシンジのヤツったら、
「…ねえアスカって言葉と行動が一致しないよね…さっきもさ」と台無しなセリフ、
アンタがどんなに鈍感で救い様のないヴァカかみっちりと言い切っておいた、
そうやって火を着けてやれば一生懸命抗ってくるんだから可愛いヤツだ…シンジってえのは。
予想通りアタシはシンジにベランダへと誘われぎこちなく寄り添われながら、
再び、夜空いっぱいにばらまかれた星々を二人っきりでたっぷり味わった。
ただし二時間後にはすっかり出来上がった家主に邪魔されて、
三人で見るはめになったのは…まあいいわ…いつもの事よ…むう。
でもミサトを真ん中においてアタシとシンジが挟む態勢は、
そんなに悪くなかった…なんでだろう?ミサトも嬉しそうだったし…?
ともかく台風がもたらしたのは雨と風、強い陽射しと暑さだけではなく、
雲一つない満天の星空とそれを満喫したかけがえのない三人の時間も付け加えておく。
ただ欲を云えば…もう少しだけシンジと一緒に見たかったなあ…ぜいたくは云いっこなしね。
きら月キラ日 ―同日のシンジ日記―
台風は深夜に過ぎ去って後に残されたのは雲一つない青空、
それと照りつける陽光と暑さまで残したのにもまいった。
おかげで起きるのがすこしおっくうだったな…。
朝、ミサトさんに「ごろごろできるあなた達がうらやましいわ」とちくちく云われたので、
「夏休みだからしかたないです(よ!)」とアスカとユニゾンの返事をしたら、
寂しそうな顔してむくれてた、時々ミサトさんが大人なのか子供なのかわからなくなる。
そのミサトさんが金曜何をしてるかというと決まって呑みに行く、
だから僕とアスカは二人っきりの食卓を囲む事が多い。
といっても用意するのはいつも僕、アスカは前はなんにもしてくれなかったけど、
この頃は手伝ってくれるようになったから少し嬉しい。
ただ今日はアスカの気まぐれで第三市街まで出かけて外食する事になった。
朝ミサトさんに何かをせびっていたのはたぶんこのための食費だったんだろう。
バスに揺られて、陽射しを一身に受けるアスカのどことなくはしゃいだ顔を、
僕はじっと見つめていたら突然耳を引っ張られた。
「何じっと見つめてんのよ!気色悪いわねえ!もう終点よ!」
いつになったらこの口調直るのかなあ…まあいいか…これもアスカらしさだし…はあ…。
街の中をうろついた後モールにあるレストランで夕食をとることに、
同じハンバーグを選んだ事にまたアスカからプンプン云われたけど、
ユニゾンだよ…とあしらったら倍の文句(何いってんのよ!とかアタシのマネッコして!とか…)
が返ってきて僕は何も云わず食べる事に集中した…。
食後のおしゃべりは時間を忘れさせた、
だから慌ててバスに乗るはめになっちゃったけど。
結局ミサトさんは海に連れてってくれなかったとか委員長とトウジは上手くいってるのか、
なんて他愛もない内容ばかりだったのに…でも楽しかったな。
人気のない停留所に降りて家の前に着いた時、
僕は思わず見上げてしまった、そこには満天の星々が。
台風によって吹き飛ばされた雲の彼方にこんなきれいな星空があったなんて…
見とれる僕に気づいたアスカもすぐに一緒になって見上げていた。
アスカも気づいた?と聞いたら、
「決まってんじゃない、こんなロマンチックな光景見逃さないわよ」と妙に嬉しそうだ、
離れて座ってた僕とアスカの距離がいつの間にかなくなっていたのはそんな時。
言葉はキツイのにやる事はなんでこう…とにかくバランスが悪いんだから、
僕はいつもそんなアスカに振り回される。
思いきってそれとなく聞いたら、
「だからヴァカなのよ!こおの鈍感ヴァカシンジい!」と
いたずらめいた笑顔でさっさとエレヴェーターまで歩いていっちゃった…もう。
でもそんなアスカを嫌だとかきらいだとかなんて思ってない、
むしろやっぱり僕はそんなアスカも含めて全部好きなんだと気づいた。
それから改めてベランダで同じ星々を僕とアスカが寄り添いながら見たのは云うまでもない…。
もちろん後でほろ酔いのミサトさんが加わった事も云うまでもない…まいったよ…。
でも三人で見てたあの瞬間はなんていうか…「家族」だった気がする。
ミサトさんの顔もどこか嬉しそうだったし…いつものおちゃらけた顔じゃなかったな…。
乙!
ミサトさんGJですね。
乙です
ほのぼの。
バカ月ンス日
今日からバンガローで過ごす事に、海のかわりに小旅行を計画してくれたミサトさまさま。
急な誘いにいつものメンバーは問題なく勢ぞろい、皆思い出作りに余念がない。
アタシとシンジとファーストが加持さん車、ミサト車にはジャージメガネヒカリが乗っていざ出発。
道中助手席のアタシは加持さんとちょっと楽しくおしゃべり、
シンジったらちょっぴり気にして…嫉妬なんかしちゃって可愛いヤツ。
ファーストがそんな瞬間を逃さず目ざとくシンジにちょっかい出したのでキツく云ってやると、
「…碇くん…これが嫉妬って云うのよ…赤毛猿の嫉妬…ふふ」なんかくやしい…むう。
加持さんもそんな様子を見て大笑いしないでよ!もう!
バンガローに荷物を置き一路シーワールドへ、
こんな暑い日だからみんな一目散に大プールへ直行、
泳げないシンジには悪いけどアタシ達はめいいっぱい水と戯れた。
ぽつんとしてるシンジが可哀想に思えたので一緒に入ろうと誘ったけど、
まだ水が苦手なのね、仕方なく強行手段に、つまり水の中に引きずり込んだの。
ひどいよお!とだいぶ怒られたから謝罪の念を表すことにした、
水の中でアタシはシンジにそっとキスをした…だってこの調子じゃ二人きりにはなりにくいし…
だから数少ないチャンスは逃さない逃したくない、それだけの事よ。
その後訪れた水族館ではシンジの手を引っ張りあれこれ案内させた、
これもまた数少ないチャンス、ただ皆からあからさまな冷やかしを受けたわ…
少し自重すべき所は自重しよう…いけないいけない。
たっぷり遊んだ後に待ち受けていたのは空腹感、
よって盛大に夜はバーベキューと嬉しい限り。
シンジとヒカリが支度に専念するさなか、
アタシとジャージとメガネは肉の争奪戦、そこに加わるミサトは大人げない。
案の定加持さんに揶揄されてビール缶を投げつけてたわ、更に大人げない…。
心地よい満腹感とジャージに「これ以上喰うと太るで」と最後通告を受けたため争奪戦から離脱。
またシンジがぽつんと食べていたので新しくおかずを取り直して分けてあげた、
せめてもの感謝というやつだ…ただまたいつもの調子で云っちゃったけど…
そしたらアイツは何か見透かしたような笑顔を返すんだもの…なんだかな…ごめんね。
この気持ちを返すためにこの後の肝だめしでは少し態度を改めよう、
柄ではないけれど女の子っぽくシンジに接しようと思う。
その結果がどうなるか、それは明日の日記で記そう。
限りある夏休みの想い出、めいいっぱい楽しむわよ、覚悟はいいわねシンジ?
ばか月んす日 ―同日のシンジ日記―
海へ連れ出してくれなかったミサトさんは代わりに小旅行を計画してくれた。
大まかなプランとしては、
バンガローに宿泊→近くのシーワールド観光→夜はバーベキュー→後はその時思いつく
トウジケンスケ委員長綾波も急な誘いとはいえ快く参加してくれた。
ミサトさんと加持さんの車2台に分乗し僕らはひとまずバンガローへ到着。
まずはシーワールドへ直行、水族館と遊園地が複合した施設は面白そうだった、
それなのに…皆プールに直行するんだ…僕が泳げないの知ってるくせに…。
しかたなく水着には着替えたけどプールサイドのチェアにぽつんと座っていた。
皆浮き輪やボールで楽しくはしゃいでた、その様子はいつものように、
はしゃぐトウジとケンスケに目くじらたてる委員長とアスカ、
そのさなかマイペースに潜水し突然消えたり現れたりする綾波、
水死体の真似とかして楽しそうだなあ綾波…何が楽しいのかわからないけど。
僕はと云うとせっかくぼんやりしてたのにミサトさんと加持さんに挟まれて、
さんざん弄ばれただけでなく…またアスカと僕の関係をからかわれた…ひどいや大人って…
恥ずかしくなって、もういいです!と立ち上がればいつの間にか上がってきたアスカに腕をつかまれ、
「無敵のシンジ様でも水はまだ苦手の様ね、ならアタシが慣れさせてあげるわ」とにっこり顔、
そのままプールへ僕はアスカと一緒に飛び込まされた…ひどいよアスカ。
鼻に水が入るわ苦しいわで僕はひどいじゃないか!とアスカに怒った、
「そお?じゃこれで許して」ともう一度僕はアスカに引きずり込まれ…
水の中でキスをもらった…こういう事でごまかしてほしくないけど…まあいいか。
いつもアスカはこうだ…唐突で強引なんだから…もう。
プールの後遊園地でひときしり遊んで水族館へ、
通路を囲むような水槽を泳ぐ海の生物に見とれてたらアスカに引きずり回されたんだ…
少しあきれてふと視線を周囲に戻すと、
「相変わらずアツアツやなセンセ」「周囲の環境も考慮すべきだねこれは」「もうアスカ!碇君も!」
「シンちゃ〜ん手綱はちゃんと握りなさ〜い」「いやはやおかしな二人といった所だな」
「…私…妬いてるの…?…赤毛猿に…!」
皆好きずきに勝手な事云わないでよ!そりゃ僕だってアスカのこと…何書いてんだろう…。
たっぷりと遊んだ僕達は帰路食材を購入し夜のバーベキューの準備に、
肉がだめな綾波に何がいいか一生懸命聞いてたらアスカに睨まれた…ごめんアスカ。
そんな綾波はずっとじゃがいもをはふはふいいながら食べていた…なんでじゃがいもなんだろ?
支度につきっきりであまり食べれなかったけど、
昔は苦手だったこういう皆でわいわい過ごす事が今はすんなり受け入れられるのはいい傾向なのかな?
そう考えながらぼんやりしてたらアスカが隣にやってきて僕にお肉とかおかずを分けてくれた。
ありがとうと云うと、
「バカ云ってんじゃないわよ、アタシはもうお腹いっぱいなの、
残すともったいないでしょ?だからアンタが処理するのよ」だって、
ホントはちゃんと持ってきてくれたくせに…意地っ張りなんだから…アスカは。
でもすごい嬉しかったしそんなアスカが僕は大好きだ。
この後肝だめしをしようと皆で決めた、その様子は明日の日記で記そうと思う。
今日と明日は夏休み最後の想い出になるかな…いっぱい楽しもう…もちろんアスカと。
乙です
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
次回予告までついてますますノリノリのホリディ氏、
サイコーです!
GJ!
乙です!
綾波ワロタw
若いっていいですねぇ(遠い目)。
いつも乙!
きっとあれだな、肝試しはもちろんアスカシンジペア。
夜の墓場での開催となり、女らしく振る舞ってたアスカさんに
シンジくんがムラムラッときて押し倒ラ〜ブリッ、ピqあwせdrftgyふじこlpl
アスカさんそろそろ年貢の納め時w
乙
ウラ月メシヤ日
小旅行はつつがなく終了しコンフォート17には先ほど到着。
これからの日記は色々な回想に終始する、さっそく記そう。
あの後アタシ達は近くの森まで歩いていき寂れたお社に集合、
ここをスタートとして肝だめしを行ったわけだけど…
鈍感バカシンジのせいでくじ引きによるペア&順番決定…ったく気がきかない!
ヒカリもジャージとペアできずがっかり、アタシだってせっかくの心の準備が…もおホントバカなんだから!
ミサトなんて「ちょっち残念ねー」と云いながら目がすわってた…おお恐い。
アタシと加持さんが二番目でシンジとミサトが三番目、
口惜しいから加持さんに甘えちゃったけど「ちょっと小細工するから待とう」とお社で待つ事に。
「シンジ君にはまだこういう気遣いは無理だ、わかってやれアスカ」と色々加持さんに諭されたけど、
アタシだってそこまで怒ってるわけじゃない…ただ加持さんのアシストには素直に感謝した。
しばらくするとミサトがさえない恋人を連れて到着。
先に戻る加持さんとミサトを見送りアタシとシンジはしばらくして元の道を歩き出した、
なんとなく手さえ繋ぎにくい状況だったけど…運良く怪しげな物音が響いてここぞとばかりに抱きついた。
またみえみえな言い訳しちゃったな…シンジもそれを聞いて「…わかってる」とにっこり、
ほんとコイツは天然純粋鈍感バカだ…もう意地悪。
世間の目もあるので戻ったとたんパッと離れてごまかしておいた、そしたら…
二バカにはめられた…あまりの状況に何の迷いもなくシンジの首に抱きついたのはとても不覚。
皆から一様に「アテラれちゃったぜ」な目線を喰らったのがとても辛かった…はーあ。
ところで最後にヒカリとファーストが行ったんだけどヒカリだけしか戻ってこなかった…
皆で探し回るも見つからず不安な空気の中、
「…安心してファースト!葬式は盛大にやるわ!」と叫んだら、
「…勝手に殺さないで…どうせなら国葬がいい…」と突然現れて全員その場で凍りついた。
皆いっせいにファーストの足を確認したのには笑ったけど。
そんなこんなで肝だめしは終了、まあ…バラエティに富んでいたわ。
深夜シンジを呼び出しアタシは真剣な謝罪を要求した、
うだうだ「…ごめん」を繰返すので行動で示すよう焚きつけたら、
昼間のプールのお返しとばかりにしっかりと唇で謝られた…まあいい事にしておこう…ふふ。
追記
ファーストが更に深夜怪しい行動に出たのでついていくと…!あのヒゲメガネ!
さっき急にいなくなったのも司令に呼び出されたかららしい。
「子を思う親の気持ち…わかるだろ惣流君…この気持ち分けてあげよう」丁重にお断りしておいた。
バンガローの窓からシンジの寝顔を見ていた司令はちょっぴり嬉しそう、ニヤついてた。
とりあえファーストと二人で云っておいた、「「さっさと素直に会いなさい」」
「問題ない…」いえ問題大アリです司令。
うら月めしや日 ―同日のシンジ日記―
小旅行は無事終わりさっき戻ってきた。
さっそく想い出を記そう…といっても肝だめしの事がほとんどだけど。
あの後皆で肝だめしをする事に決めバンガロー近くの森にあるお社に移動した。
せっかくだからくじで決めようと提案したらアスカにすごい睨まれた。
ミサトさんも少し顔が引きつってたし委員長まで冷たい目線…
トウジは困り顔だし、加持さんと綾波は我関せずな態度。
ケンスケだけはさすが我が友よ!と大喜びしてくれたから良かったけど…何か悪い事したのかな?
くじの結果、1番トウジとケンスケ2番アスカと加持さん3番僕とミサトさん4番綾波と委員長、
トウジとケンスケは「なんやお前と「こっちのセリフだよ」」と渋々スタート、戻ってきたら、
「大した事あらへん」「予測の範囲内だね」と涼しい顔、でもなぜか手と足が一緒に動いてたのはおかしかった。
アスカは「加持さんで良かった!どっかのヴァカとは大違いよ」と嬉しそうにスタート、
でもなかなか戻ってこなくて心配になった僕をミサトさんが機転をきかせて、
「待っててもしょうがないわ、探すついでにスタートするわよ」と云ってくれた。
道を歩きながら僕はミサトさんに何か悪い事しましたか?と聞いてみた、
「そうやって顔色伺う癖直ってないわね、ま、しょうがないけど、
シンちゃん、朴念仁はそれだけで罪よ、もう少し気をきかせなくちゃ、
せっかくみんな二人きりになれるチャンスなんだから」
なんとなく意味がわかって僕は心苦しくなった、別の意味で今日はずっと肝だめしだと思った…はあ。
鳥居をくぐってお社に辿り着くと…人影?!ミサトさんは僕に抱きついて恐る恐る懐中電灯を照らすと…
「よお、遅かったじゃないか」加持さんとアスカだった。
「心配させてすまんな、ま、老婆心ゆえの行動と思ってくれ」
そう云いながら加持さんはミサトさんの手をとり歩き出した。
「ちょっと何よ」「野暮ってもんだろ、じゃ後は二人仲良くな、お互いに」
文句を言い合いながらも二人はしっかり手を握り合って元の道を引き返していった。
後に残されたのは呆然とする僕と不機嫌なアスカ。
僕とアスカはそれからゆっくり元の道を歩いていった。
悪いかな…と思って手を伸ばすと「ばか、さわるんじゃないわよ」と怒られた。
ごめんね…何も気づかなくてと謝ったけど、アスカはツンとしたまま。
風に吹かれた森のざわめきや物音が聞こえたのはそんな時、
アスカは僕の左腕にしがみついて「…か、勘違いしないでよ…こ、怖くなんかないんだから」
素直じゃないなアスカって…僕らはそのままでゆっくり、ゆっくり、歩いた。
スタート地点が近づくとアスカはパッと離れて「あーあ大したことないわねー」とひとくさり、
その時だった、白い何かが僕らの前に現れて…
いやあああ!とアスカが僕にしがみついたらフラッシュが…
トウジがお化け役でケンスケが決定的瞬間を撮ったわけだけど…
トウジは委員長に怒られケンスケはアスカのフックを鳩尾にくらい撃沈、二人とも可哀想に。
その後綾波と委員長が消化しそんなこんなで肝だめしは終了。
夜アスカにバンガローの外へ呼び出されてまた怒られた。
ごめんと云えば「変わらないわね内罰的なとこ!」
じゃあどうすればいいのさと聞いたら「アタシが教えた謝り方知ってるでしょ?」
…昼間のプールのお返しを僕はアスカにした。
それから帰るまでの間もいろいろあったけどそれは明日以降に記そう。
想い出がいっぱいあると記録するのも大変だ。
乙です
定番ですね。いいなあ。うんうん。
シンジとアスカが一緒に行動できないのかと思いましたよ。
肝だめしw
779 :
770:2005/08/28(日) 22:36:59 ID:???
俺の予想はことごとく外れた。
自信あったのに…(-_- )rz
乙!
加持さんGJ!加持さんみたいな兄貴ほすぃな(´・ω・`)
あとゲンドウワロタ。
いつも乙です!
>>770=779様
予想通りに展開せず申し訳ないです。
何て云うか、普通に考えればそういう方向でOKなんですけど、
ちょっとひねってみようかなと思って作成したもので…
重ね重ね申し訳なく思っております。
>>レス頂いた皆様
いつもありがとうございます。
これからもアスカとシンジのそれなりに甘い日々を読んでいただけたら幸いです。
乙です
楽しみにしてます。
>>781 水戸黄門がいまだにHITしてるのしってますよね。
予想通りに展開して、尚且つ、
喜ばれている作品は究極だと、
ワタシは思います。
これからもよろしくね、ホリディさん。
ワロス
二人の月渚日
引き続き旅行回想日記、今日は二日目の昼まで記そう。
朝、早めに起床し近くの牧場まで行きしぼりたてのミルク(ジョッキ一杯!)をたんのう。
二バカがシンジを笑わせてミルクを吹き出させてた…これだからガキはイヤ。
ヒカリと半分こしながらファーストを見るとおかわりしてたわ…ファーストって何なの?
バンガローを引き払い昼ご飯を兼ねてシーサイドパークに移動、
最近整備されたらしく人工と天然の調和が見事だったわ。
昼食後アタシはヒカリとシンジは二バカとそれぞれ別れて楽しんだけど…
アタシとシンジにとって海と渚はあまりいいものではない、
傷つけあいぶつけあったあの赤い海と白い渚を思い出すからだ。
ヒカリとテラスでおしゃべりしてると二バカが来たので「シンジは?」と聞いたら、
「ああ、なんや知らんがセンセ渚に座ったきり動かへん」「大丈夫だから先行っててってさ」
いつもの悪いくせがまた出たのかと思い迎えに行こうとしたら、
いつのまにか現れたファーストに「…ちょっと来て」と腕を掴まれ連れてかれた。
入り口近くの販売店の裏までまで引っ張られるとそこには碇司令がいた…
しかもなぜにアイスキャンディの売り子姿?!聞けばシンジにバレないよう変装したとか、
わざわざ店員に金払って貸してもらうなんて…しょうもないことを…
真剣に怒り着替えさせたけど、まだ何か隠してるようなので問いつめれば、
「…すまん惣流君…実はすでに一本あげてしまったのだ…シンジに…」
ちゃっかり一本しゃぶっているファースト共々みっちり説教しておいた。
ほんとにこの親にしてシンジありだ…さっさと普通に会いに行きなさい!
二人はさておき渚に急ぐとシンジはアイスキャンディを舐めながら座っていた。
「親切なおじさんからもらったんだ」…アンタは幼稚園児か。
しばらくアタシは渚を見つめ、そしてまだ忘れられないの?と聞いた。
「…ううん、でもそうじゃなくて…それを思い返して…忘れちゃいけないと思ったから」
そう答えたアイツの顔がちょっとりりしく見えた…
あんまり見たことのないシンジがそこにはいた。
人は誰しもわずかながらも成長してるのだから…そうね…そういうことね。
アタシとてあの渚での出来事があったからこそシンジと向き合ったのだ、
そして今つきあって…色んな気持ちをわかろうとしている…。
また違う渚の前でアタシとシンジは心を少し触れあった。
この日の夜もまた楽しい出来事があったけどそれは明日のお楽しみ。
さてこれからシンジの部屋に行ってからかってやるか…ふふ。
彼女と月渚で日 ―シンジ日記―
旅行回想日記―その2― 二日目朝〜昼 今日はここまで記そう。
朝、近くの牧場に行きしぼりたての牛乳(ジョッキ一杯…)を飲んだ。
といってもトウジとケンスケのせいで半分近くは土に還元された、ひどいや二人とも。
バンガローに別れを告げてそのまま海岸線に出てシーサイドパークで昼食。
こんな所あったんですねと加持さんに聞いたら最近できたばかりとか。
まさか皆海に入るつもりじゃ…という杞憂は無駄に終わった…よかった…まだ苦手だからな。
ただ僕にとってあるいはアスカにとって渚はあまりいい場所じゃない。
ひどい事をした…傷つけあった…感情をぶつけた…あの白い渚と赤い海を思い出すから。
トウジとケンスケが二人はしゃいでるのを僕はただ黙って座りながら眺めていた。
だんだんと心はあの白い渚へと連れてかれて…ひどく考え込んでしまったんだ。
トウジ達を先に帰して僕は心のうごめきに身をまかせた、
僕はあれから変わったのだろうか…?まだ駄目な僕のままじゃ…?
アスカに何にもできやしない何にも力になれない僕のままじゃないのか…?
自問自答を繰返していたら誰かが僕をのぞきこんでいた、逆光で顔は見えない。
「…浮かぬ顔をするな…楽しむ時は楽しめ」聞き覚えのある声だけど…?
「…ところでアイスキャンディはいらないか?美味しいぞ」売り子のおじさんか…。
お金を払おうとしたらサービスだと云ったのでありがたくもらう事にした。
心地よい冷たさに顔を緩めたら「…そうか…よかったな」だって、
なんか父さんに口調や声が似てたなあ…あの売り子のおじさん。
半分ほど舐めおわると今度は女の子が立っていた、また逆光で顔が見えない。
「何やってんのよ!心配するじゃない!」…よく知ってる声…アスカだった。
売り子のおじさんからアイスキャンディをもらった事を話したらまだ怒ってた…何でだろう?
渚を眺める僕らは同じ事を考えていたんだろう、
「まだ忘れられないの?」と聞かれた僕は素直に自分の心情をアスカに話した。
いつのまにか僕から奪い取ったアイスキャンディをいたずらっぽく舐めながら、
「安心しなさいバカシンジ、アタシも忘れてない」と僕の好きな笑顔で答えた。
「あの時アンタの心、アンタの気持ち知ったから…だからアタシは…アンタの事…」
その言葉を聞きながら見つめた渚は、あの時知らなかった美しさをたたえながら…
新しい渚の中で僕はアスカと心を触れあった。
ほんの、ほんの少しだけど、また一つ僕はアスカの、アスカは僕の気持ちを知った。
こんな昼を過ごしながら夜は夜でまたひと騒ぎなんだ、それは明日まとめて記すけど…
なんだか書いていたらアスカの事が少し気になった、今何をしてるんだろう、
この辺で筆を置いてアスカの部屋にでも行ってみようかな…。
あのラストを絡ませるとは、GJ!
てか、気付けよシンジ君w
乙です
アフターEOEだったんですか。そこからの成長か。なるほど。
GJ!
あの日から、学校から帰る時はいつも二人一緒だ。
別に約束してとか、そういうんじゃないんだけど、
例えば私が掃除登板だったらシンジはその間図書館にいて、
って感じでどちらともなく時間を合わせて、下駄箱で一緒に靴を履き替えて、
時々夕飯の材料を買ったりして、という按配。
でも、そりゃあ家が一緒だから、これまでも一緒に帰ることはあったけれど、
毎日ということはなかったから、あの二バカにヒカリが何か感付いたみたいで、気が気でない。
まだあの三人と言うか、私たち以外には、もうバレてしまったミサト以外には、
誰にも私とシンジが恋人同士になったのは秘密だ。
理由は、冷やかされるから。もう毎日さんざんミサトに冷やかされてコリゴリだし、
ヒカリはともかく、あの二バカに弱みを握られるのはごめんだ。
それに、この私があの頼りないシンジなんかと付き合っていると知れたら、
惣流・アスカ・ラングレーの沽券に関わる。
いや、勿論シンジが頼りないだけのダメ男とは私は思ってないんだけど……世間一般にはそう思われているって言うか。
だからシンジの良さを周りに知らしめれば問題はないんだけど、
意外としっかりしたところとかは私の前だけで見せて欲しいかななんて。ああ、何書いてるんだ、私。
とにかく、そういう緊迫した状況だってのに校門を出たばかりという危険地帯で、
いきなり手を握ってきたシンジは危機感が足りないとしか言いようがない。
シンジが積極的にこういうことをしてきたのは初めてだったこともあって、本当にびっくりした。
これらの状況を総合して考えると、
そこで私が「エッチバカチカン変態!」と叫んで逃げてしまったのも無理からぬことと言えるだろう。
でも、周囲に私たちのことがバレないように、という観点から考えると逆に注目を浴びてしまっただろうから、
かなり失敗だったかもしれない。
何でだろう、最近シンジのことになると本当に自分の行動がわからない。いや、今更何でだろうもないか……。
で今、帰ってきてこの日記を書いているわけだけど、シンジも帰ってきているはずなのに何も言ってこない。
以前は喧嘩したらすぐに謝ってきたのに。
前回は私が謝ったんだから今回はシンジが謝るべき、と思ったけど良く考えたら前回も今回も一方的に私が悪いのよね……。
ただ、昔は私が悪くてもシンジが謝ってきただけで。
本当なら謝ってからすっきりして日記を書きたかったんだけど、
無理みたいだから先に日記を書いて気持ちに整理を付けようと思った。
私はこれからシンジに謝る。そして明日はまた一緒に学校ヘ行こう。あの二バカに何か言われない程度に仲良く。
前回の戻ってきました宣言直後にアク禁になってしまい投下できませんでした。
もうタイミング悪過ぎ。参りました。
こういうことがないようにマイナーなプロバイダ使ってるのに困ったものです。
行き付けの他板でも初めて「スレッド立てすぎです」と言われましたし
いわゆる夏厨が大活躍してたんですかね? 困ったものです。
ともあれ、アク禁が解除されたのでぼちぼちやっていこうと思います。
乙です
のんびりがんばってください。
おかえりなさい!楽しみにしてます。
GJ!
お二方、お疲れさまです。
ウソ八百
801 :
渚カヲル:2005/08/30(火) 13:51:12 ID:???
耽美が足りない。
しめ月〆日 ―旅行回想日記 2日め、夜編―
シーサイドパークを出てアタシ達は国道ぞいの大規模なスパに向かった。
旅の疲れと垢を落とそうという加持さんの提案、さっすがあ。
男女別れた後はもう、髪と体を丹念に洗ってジャグジーを満喫。
くうーなんてオヤジくさい声あげちゃったけど気持ちイイから仕方ないじゃない。
露天風呂に向かうと先客のヒカリ・ファースト・ミサトがくつろぎの最中。
ふと皆を見て気になった事があった。
なんだかアタシより胸が大きい気がする…特にファースト。
ヒカリはアタシよりちょっと大きいくらいだしミサトとははなっから勝負にならない、
けどファーストのは…女でもわかるくらい形もいいしサイズも整ってるような…つまり美乳ってやつだ。
思わず自分のと見比べてしまうほど…なんかくやしかった。
ついミサトにどうしたら胸って大きくなる?と聞いてみたら、
「うーん…まあ成長は人それぞれよ、あたしも高校までそのくらいだったし…ま牛乳飲んで運動して」
それは背が伸びる方法と全然かわらないじゃない…人選ミスだわ…ミサトのバカ。
すっかり場は胸に関するそれぞれの考察で大盛り上がり、
なぜか会話はヒカリもミサトもなぜかファーストもアタシを慰める方向に。
ちょっと待ちなさいよ!そんなに小さいって云いたいわけえ?!
云っとくけど限りなくCに近いBだと自負はしてるんだからね!もう!
すっかりつむじを曲げたアタシにミサトはニヤニヤしながら、
「でも〜こんなにぷにぷにしてるくせに〜」と人の胸をつんつんし始めた、
思わず甘い声をあげたら調子に乗ったのかヒカリやファーストにもつんつんして大喜び…
何を考えてるのかこのセクハラ女…保護者失格よ!ミサト!
先にあがるヒカリとファーストを見送りながらミサトに続きを話した、
やっぱり胸って大きい方がいのかなあ…って。
「シンちゃんはそんなとこばかり見てるわけじゃないから大丈夫よ」と励ましてくれたわ。
「でも男の子は大きい方が好きかもね〜たまにちらちら見られた事あるし〜シンちゃんに〜」
ったくほんとーに保護者失格だわ!人選ミス!大事な話なのにミサトったら!
風呂上がり、たっぷり時間をかけたお色直しにくたびれた男性陣と合流、
それでも妙な盛り上がりをみせてたのはなんなのだろう?
ミサトはまたシンジに余計な事を吹き込んで真っ赤にさせてた、
何云ったかたいていの予想はついてるわよ…もう!
スパのレストランで夕食をとりそのままコンフォート17に直行、
道中購入した花火を皆でやる事に。
少し肌寒く感じた風の中、名残り惜しむようにそれぞれ花火を鮮やかに咲かせた。
相変わらずなジャージの花火芸すらも残り少ない夏の切なさを感じさせる、これも思い出の1ページ。
そして残った線香花火の光が一つまた一つと消えていって…よけい物悲しくなった。
ファーストが握っていた最後の線香花火をみんなでじっと見つめれば、
火玉がか細い光を散らしてぽとり…と落ちた時夏の終わりを感じたのだろうか、
アタシもシンジもミサトも加持さんもヒカリもジャージもメガネもファーストも…
なんだか悲しそうな顔を見合わせていた。
ヒカリと二バカとファーストを送る加持さんの車を見送り、
アタシとシンジとミサトは並んで歩き出し、こんな言葉を交わした。
「楽しい夏の思い出をありがとうございます」「ダンケ、ミサト」「どういたしまして」
なぜか家まで3人手をつないで帰った…なんとなくそうしたかっただけ。
夏の月終わり日 ―旅行回想日記 2日め夜 シンジ日記編―
シーサイドパークを出た僕達は加持さんの提案で国道ぞいのスパへ。
こんな大規模な所なんて入った事ないからなかなか面白かった。
男女別になり広い浴場に入ればさっそくトウジとケンスケは勢い良く湯舟に飛び込んで叱られてた。
ゆっくり体と髪を洗って湯舟にゆったり浸かった…気持ちよかったなあ…。
加持さんに誘われジャグジー→露天風呂と満喫、
露天風呂では加持さんによる女性のあしらい方を皆で教わった、
トウジとケンスケは「ミサトさんにアタック!」と意気込んでいたけど、
「葛城には通用しなかったな」と云われて意気消沈してた。
「アスカにも通用しないぞシンジ君」と云われて僕もがっかりした…はあ。
少し早めに出た僕達は入り口近くのベンチに腰掛けて、また加持さんの昔話を聞いていた。
昔風呂場を覗きに行ったとかで成功したんですか?と三人同時に聞いたら、
「だったら人には話さんな、せっかくの穴場を教える事になる」僕らは大笑いした。
そんな中アスカやミサトさん達が戻ってきた。
ミサトさんは僕をつかまえて「シンちゃんアスカ限りなくCに近いBカップだそうよ〜」
ととんでもない情報を吹き込んできた、その時僕はこの日の朝アスカと交わした会話を思い出して…
トウジとケンスケのせいで牛乳にむせた僕をニヤニヤ笑いながらアスカは、
「ミルク飲むと胸が大きくなるんだって、アタシのもおっきくなってほしい?」
そ、そんなこと云えないよ!と返したら「…相変わらずつまんないオトコ…」と少しむくれてた。
その会話とミサトさんの言葉をふまえて、僕に少しだけ勇気があればこう云ったかも知れない、
「アスカの胸は今の大きさでも好きだよ」…よく考えたらセクハラじみた発言だ…
誤解を招くからこれは永久に心の中に封印しておこう…もっと上手く表現できたらなあ。
でもそんなに胸の大きさなんて気にしたことないからなあ…
ミサトさんみたく目立つぐらい大きいといやでも目に入るから気にしちゃうけど…
な、何を書いてるんだろう、変な日記になっちゃうよ…もう。
スパのレストランで夕食をとってコンフォート17まで直接帰った、
最後は花火でしめようと、これはアスカとミサトさんの提案。
鮮やかな光と火花が辺り一帯を染めあげて、
その光景は美しくそれでいて儚げだった、もうすぐ終わる本当の夏、
それをみんなしっかりと噛みしめながら楽しんでいた。
最後の線香花火を綾波が灯し、あっという間に消えていくさまを僕達は見届けた。
薄暗い光の中に浮かび上がって徐々に消えていく光景が綾波と重なって、
ひどく神秘的で儚く切ない一瞬を誰もが感じていた。
みんなを送っていく加持さんの車を見送った後、
僕とアスカはミサトさんに思い出のお礼を云った、ミサトさんも笑顔で感謝を返してた。
なぜかアスカの提案で三人手と手をつないで家まで戻った。
僕はその感覚が少し「家族」な感じだと思った…妙な喜びが体を駆け巡った、
それは僕だけじゃなくアスカもミサトさんも感じていたのは、
それぞれの顔を見れば明白だった…。
だけどアスカには「家族」だけじゃなく「恋人」の僕まで求めてくるんだもの…
困ったけど、久しぶりの【約束】を交わせば満足してくれた…もうわがままなんだからアスカは…。
乙です
胸の話、可愛いです。温かな絆ですね。
昨日、謝りついでに私たちの関係が周囲にバレることのデメリットを
バカシンジでもわかるように懇切丁寧に説明したんだけど、ピンと来てない様子。
「アンタだって冷やかされてばっかりじゃ鬱陶しいでしょう」と端的に説明するも、
「いや、僕らが正式に付き合ってないんならともかく、ちゃんとお互いに好きで、
それで彼氏彼女になったんだから、堂々としてればいいじゃない」ですって。
アンタには危機感がなさ過ぎる、ミサトに毎日何を言われてるか考えなさいと注意した。
シンジはちょっと考え込んでいたけど、反論してきた。
「それでも、僕はアスカが好きであることに堂々としていたい。
僕たちはお互いの気持ちがわかってるんだから、何もコソコソすることないじゃないか」だって……。
バカシンジにしてはいいこと言うじゃない……しばらく言葉を失ったわ。
でもあの二バカにからかわれるのは絶対に嫌、ミサトだけでもうたくさんだときっぱり跳ね除けたら、
あいつ、目に見えて肩を落としちゃって「アスカは僕と付き合っていることが恥ずかしいんだ……」なんて言うから、
結局、朝は通学路の途中まで手を握ることを許可してしまった。
シンジ、何か最近駆け引きが上手くなってない? また変な話を呑まされたらたまらない。気をつけないと。
というわけで、今日は途中まで手を繋いで学校へ行ったんだけど、恥ずいったらありゃしない。
シンジが「どうしたの、顔が赤いよ?」なんて言うもんだから、一発引っぱたいてやった。
でも今日の朝のシンジは嬉しそうだったな。バレるのは嫌だけど、当面はこういうのも良いかな……。
ホリデイ氏
Bのアスカ、最高ですw
R・D氏
久しぶりの投下GJです
乙乙乙
LASスレから新しいトリビアが生まれようとしている。
「Cに限りなく近いBカップの『プ』はツンとしたおっぱいっぽい」
(´・∀・`)ヘー
何言ってんだよ、プがおっぱい…って……(;´д`)ハァハァ
アスカのオッパイうまそー
ここをロムしてる人ってここを貼り出さないよね。
やっぱ大事にしてるの?
草津チカ嬢に爛れたLAS日記書いてほしい
アスカさんがシンちゃんのオナニー手伝ってあげてる描写が欲しい。
足先で逝かせてあげればいいよ。
ある日月渚で日
夏休み最後の日なぜかアタシは渚へ向かった、シンジを連れて。
どこでもよかった、あの渚に似てようが似てまいが、
いつもの様にシンジの漕ぐ自転車に相乗りしながら、
人けのない寂しげな渚にアタシ達はたどりついた。
ここに来た理由、それは小旅行の時渚に佇むシンジを見てなぜか心が痛くなり、
それゆえシンジの気持ちを、その上でアタシの気持ちを確かめたかった。
ぼんやりと渚を見つめながらうずくまるシンジにアタシは思い切って云った、
「何か抱えたままアタシとつきあわないで、こっちまで暗くなるから」それは精一杯の抗議。
重たい口を開きか細い声でアイツは話し始めた、
「…不安なんだ…心がザワザワして…」
それからを要約すれば…結局アタシの事で自分がちゃんとしているのか不安だって…もう。
アタシはたっぷり愛情をこめて答えた、「バッカじゃないの!アンタはもお!」
シンジのヤツ「そうだよね…ホント僕はバカだ」って苦笑いしながらまた渚を見つめてた。
あの渚でアタシとシンジはそれまで心の奥底に潜んだ全ての思いをぶつけあった。
アタシの思い、シンジの思い、知らなかった事、とっくにわかってた事、
傷をさらけ出し、また傷つけあい、そしてその果てに見つけた、
素直な自分を、優しくなれる自分を、求め合う互いを…
それが根底にあったからこそアタシとシンジは互いを好きと認め、
こうしてつきあっているのだ…なんでそれがわからないのか…バカよ、ほんとバカなんだから…
寝転んでいたアタシはシンジにある行動を促した。
あの時と同じ様にアタシの上に馬乗りさせたの、
もちろん首なんて絞められてないわよ、
…ただシンジのヤツ、アタシの胸に伏して顔をうずめちゃったけど…
「…僕はまだ…ダメかな」泣いてるような切ない声、
辛気くさい事云ってると殴るわよと返せば、
「…ごめん…で、でも」まだ続けそうな気配。
もう一度ちゃんと云っておいた。
「こんな脆くて弱いアンタをアタシ…一生放っとかないからね、アタシだって…強くないんだから…
いい、アンタもアタシを放ったらかしたら…殺すわよ」
「…ありがとう」いつか見たりりしい顔を向けたアイツにアタシは安心した。
それから二人で寝転び、そっと、それでもしっかりと手を握りあった。
見上げた星はあの時と変わらない、でもアタシとシンジはあの時とは違う二人に変わった、
少なくとも「恋人」としての二人に。
二人だけの月海日 ―同日のシンジ日記―
夏休み最後の日、なぜかアスカと渚に出かけた。
いつもの様にピクニックめいたお出かけなのかと思ってたけどそれは違った。
渚にまつわる何かにとらわれたままの僕をアスカは解き放ちたかったのだろう、
心に澱みがある僕をアスカは感じとりそしてそれを抱えたままの僕なんてイヤだ…と。
僕は絞り出すように情けない心情を吐露した。
不安で、ザワザワして、どんどん自分がわからなくなって、
そんな自分を見てくれる人がいるのに、その人に何ができた?何もできてないんじゃないか?
僕はその人に喜びや幸福や希望を抱かせてるの?自分勝手な思い込みじゃないか?
本当に僕は、僕は、僕は、アスカの事を…?
あの渚の僕からちっとも変わってないんじゃないか?そうやって自分に嫌気がさしたんだ…と。
「バッカじゃないの?!アンタはもお!」
アスカらしい同情も侮蔑もない励ましの言葉が返ってきた、
そうだよね…昔を蒸し返して絶望するなんて…バカだよね…僕。
寝転んでいたアスカはなぜか僕に上に乗ってと誘ってきた、
この態勢はそう…あの時の渚での僕とアスカそのものだ…ひどい事をした時の…
僕はわけもなくそのままアスカの胸に伏して…苦しく切なく情けない思いを…
暖かいものに包まれながら少しづつ和らげて…消していった。
それでも口から出る言葉は相変らずだ、そんな弱い僕を叩きのめすようにアスカは云ってくれた、
「こんな脆くて弱いアンタをアタシ…一生放っとかないからね、アタシだって…強くないんだから…
いい、だからアンタもアタシを放ったらかしたら…殺すわよ」
僕は全ての想いをこめて「…ありがとう」と答えた。
そうだ、僕はあの時以来アスカに嘘をついたことはない、
取り繕った言葉やあり合わせの文句でごまかさなかった、
どう受け止められても構わない、そう思い自分の気持ちを素直に伝えてきた、
それでいいんだ、これまでも、これからも。
そして僕とアスカは寝転びあった、あの時と同じく渚の上で。
ただ違うのは僕もアスカもお互い手を握りあい、
僕はアスカを、アスカは僕を好きだと感じあった事だ。
今日は珍しくアスカから【約束】をもらった、
「アタシのか弱い恋人に」って珍しい言葉を送ってきたいつもと少し違う素直なアスカに、
僕はどぎまぎしながらも受け入れて…なんか恥ずかしくなっちゃうからこの辺にしておこう…。
乙です
乗り越え、ですね。おめでとう。おめでとう。
目がうるんだ
いいですね
ぐらっ月グラッ日
今日から学校が始まった。
シンジと午後のお昼寝を楽しんだりふらっと出かけたりした日々は別れを告げ、
規則正しい生活と退屈極まりない授業に拘束される毎日が始まるのだ。
もっとも代わりに二人で一緒に登下校する時間が戻ってくるのだから痛み分けといったところ。
互いの制服姿も妙な新鮮さがあって心が躍りあったのは間違いない、
ただし朝っぱらから手をつないで登校とデリカシーに欠ける行為にまで発展したのは不覚。
さっそくいつものメンバーに見つかり冷やかされ、さっさと手を払っておいた、ごめんシンジ。
初日の内容なんてさして記す必要はない。
冗長な始業式、義務的な授業、宿題の提出、何より一番意味不明なのが防災訓練。
もはや使徒襲来などありえないのに変わらず、
机の下に潜る→全員でシェルター避難→各自解散という形式的な訓練に何の価値があるのか?
老教師曰く「天災は忘れた頃にやってきます」
だからその天災って何よ?とシェルターで小一時間(以下文句略)
結局「避難勧告解除されました」というアナウンスが響くまでヒカリ達とおしゃべりして過ごした。
緊張感のなさに我ながらあきれたけど、
数々の修羅場をくぐってきたアタシにとって多少の危機なんて大した事はない。
と、この時まではそう思っていた。
夜、シンジに避難訓練に関する疑問(=グチ)をこぼせば、
「仕方ないよ、天災は忘れた頃にやってくるって云うし」
「アンタもおじいちゃんの仲間入り?そのセリフ聞き飽きたわよ」少しムッとしてたアイツ…不覚。
「と、とにかく天災って何なの」そこまで口に出したとたん不意に揺れは起きた。
人が入るにはぎりぎりのテーブル下にむりやりアタシはもぐりこんでいた。
おまけにテーブルからはおしりと足をはみ出させて…恥ずかしいったらありゃしない。
「これも天災の一つ、地震、こういう事が多いから訓練するんだよ」とシンジの奴すまし顔、
しょうがないでしょ!ドイツじゃ地震なんてめったに起こんないんだから!
くそうシンジのくせにシンジのくせに。
どうせならきゃあ!ってアイツに抱きついてそのすまし顔を真っ赤にさせてやりゃよかった、
そう思ってた矢先、2発目が来た。
想像を再現してしまったアタシ…それなのにシンジの奴…
「もうアスカはすぐそうやって僕をからかうんだから…」
冗談じゃないわよ!ホントに怖かったんだから!
くやしい…シンジのくせにシンジのくせにシンジのくせにい!
追記
帰宅後のミサトとシンジの会話(抜粋)
「今日はずいぶん隣のビル解体現場うるさかったらしいわね」
「そうですね、だからアスカが地震と間違えて大変でしたよ」
人をからかうにもほどがあるわよバカシンジ…おぼえてなさい。
「あら?さっきのはホントの地震よ、震源地近かったらしいからうかうかできないわね」
「え…?!そそそうだったんでですか」
ざまあみろバカシンジ、今さらうろたえても遅いわよ。
何度も一生懸命にごめんごめんと謝ってきたけど知るもんか。
乙女の心を弄んだ罪は重いわよ、反省しなさい、ふんだっ!
乙です
ツンデレですね。
使徒は出ないんですか?
性交しないんですか?
ナカだししないんですか?
子供作りますか?
何回します?
828-831とりあえず市ね。二度と来るな。
>>832 ホリディさんはよけいなことを、名無しで言わないほうがいいよ。
>>832 構って欲しがっている荒らしを構ってどうするんだ?
池沼
アスカさん、シンジのちんぽをしごいてください。
832はスルーを覚えるように。
ホリさん乙です、毎日楽しみにしておりますです。
日月常日
今日からは通常通りの授業。
規則正しい生活にもすぐ慣れるアタシは素晴らしい、これも天才美少女たるゆえん。
なにしろ気弱な目覚ましが毎日きちんと起こしてくれるから遅刻の心配はない、
気持ちの込められた朝食も用意されていうことなし、おかげで和食にもだいぶ慣れた。
授業なんて記す必要もないくらい退屈だけど、
現国の授業なのに間違って数学の教科書を持ってきてしまった、
「日本語が苦手なもので」と意味不明な言い訳をしたらOK、云ってみるものね。
昼休みはヒカリ達女子とお弁当タイム。
シンジが一生懸命作ってくれたお弁当に相変らず賞賛はつきないけど、
気持ちや愛情がいっぱいこもってると知ったら皆どんな顔をするのだろうか。
案の定こういう時間の話題は誰と誰がつきあってるとか○組の△さんかっこいいとか、
もちろんアタシにも同じ趣旨の質問が浴びせられる。
「アスカがつきあう人はやっぱりカッコイイんだろうねー」
アタシとシンジがつきあってる事実はあまり知られてない、ヒカリも必死のフォローで対応した。
同居してる手前一緒にいても不審ではないし極力学校では甘い行動には出ないからだ。
「まあねーやっぱりいー包容力のある大人が一番!バカなガキはゴメンよ」
屋上で食べてるであろうシンジに見えない目線を送ってごめんねごめんねと祈っておいた…。
ヒカリの刺さる様な目線がひどく痛かった…あーバカバカアタシって…。
夕食後、暇なのでシンジに「Not100」を仕掛けてみた。
皿に乗ったパンの上に好きな数だけタバスコをかけて100になったら負けというアレ。
タバスコはないので七味唐辛子を代用。
シンジの奴は駆け引きを心得てないわね…
唇を真っ赤に腫らしたままひどいやひどいやとぷんぷんしてた。
敗者に語る資格あらずよ、しっかりしなさい、男の子のくせに。
寝る前まで唇の腫れを訴えてたシンジがうるさかったので、
特効薬を与えたらすんなり黙ってくれた、よしよし
追記
唐辛子の味がするキスなんて二度とごめんだわ。
こっちまで唇がひりひりする…。
平月穏日 ―同日のシンジ日記―
今日からは時間割り通りの授業、いつもと同じ毎日に戻ったわけだ。
それなのにアスカの寝起きが悪くて困る、起こしに行くのが嫌なわけじゃないけど。
「ねえアスカ…もう起きないと遅刻するよ…ねえったら」
「う〜んあと5分…睡眠は美容の為にいいんだからあ…むにゃ…むう」
しょうもない言い訳ばっかりするんだ…そのくせなんでもっと早く起こさないのって怒るんだから。
授業では珍しい事があった、なぜかアスカの現国の教科書が僕の鞄の中に。
昨日教えた時に間違って持って帰っちゃったのだろう、
次の時間に気づいたから手遅れだったけど、今さら返すのも悪いし、
またキーキー怒られるのがいやだから帰宅後そっと机に返しておいた。
昼休みはトウジ・ケンスケと屋上で昼食。
「どや悪妻の調子は」「尻に敷かれてそうだからな碇」とまた僕をからかうんだ。
悪妻じゃないよ!良妻でもないけど…と答えておいた、
大体勝手に夫婦と仮定しないでよ、確かにつきあってはいるけどさ…。
なぜか教室の方角から妙な感覚を感じて振り返った。
もちろん手すりで斜懸垂を淡々とする綾波が気になったわけじゃない…何してるの綾波?
夕食後、アスカに「暇だから」とゲームに参加させられた。
そんなに暇なら後片付けぐらい手伝ってくれればいいのにといつも思う。
たいがいこういうのは僕が負けるんだ…そう今日もまた同じ。
唐辛子たっぷりのパンなんて誰が好きこのんで食べるものか、
腫れた唇で言葉は全部ハ行しか発音できない僕をアスカはさんざん笑うし…ひどいよもお。
ずっとその事で文句いってたら、
「うっさいわねえ!薬塗ってあげるから我慢しなさい!」
と唇をペロッてなめられてキスされた。
…僕は文句が云えなくなった。
乙です
辛いけど甘甘。
もぉ最高
乙です。新ジャンル甘LASならぬ辛甘LASですねw
さいこー
いろいろ日記あるけど、ここが一番だよね。
荒らしもだまる甘辛さ!
N3やN4は雑魚だった
ここは荒らさないでおいてあげる、
ふふふ
ホリさん投下待ってますよー
ホリデイ ◆arkg2VoR.2の執筆風景w
彡川三三三ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
川川 ) .< アスカハァハァ…うっ、俺ってスレのネ申…はぁはぁ
川川;――◎--◎_ \_____________
川;(6 3 | ___
_川川| ( ∴) д(∴) . | | |\_
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850 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/04(日) 01:49:35 ID:oamT835c
ホリデイ ◆arkg2VoR.2の執筆風景w
彡川三三三ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
川川 ) .< アスカハァハァ…うっ、俺ってスレのネ申…はぁはぁ
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ついに
852 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/04(日) 03:42:55 ID:HPFw3ijz
きちゃった。きちゃった…あー――――暇
_,,,......,,__
/_~ ,,...:::_::;; ~"'ヽ
(,, '"ヾヽ i|i //^''ヽ,,)
^ :'⌒i i⌒"
| ( ゚Д゚) <アスカ?プッ・・・キモいぜ!!!!
|(ノ |) マゾ男の集団がぁ。
| Rei | 只今よりこのスレは俺が制圧する
ヽ _ノ
U"U
過疎
ホリディさ〜ん
米につく虫みたいだな
コクゾウムシのことかーーー!
のた月ノタ日
夏休みは終わったのにすぐ日曜が来るなんて、休み気分が抜けずだらけた気分になってしまう。
だからずっとシンジとリビングでのたくりのたくりしちゃった。
枕を二つ並べて寝そべりながらTVをザッピング。
のたくってるくせにあれこれシンジを使ってしまった、
もっとも命令を拒否しようとしないシンジが悪い、
そんなシンジの好意に甘え切るアタシは悪くない、ぜんぜん悪くない。
シンジいー、TVのリモコン返してー、のたくりのたくり。
シンジいー、アイスティーのペットとってきてえー、のたくりのたくり。
シンジいー、スイカバー一本持ってきてえー、のたくりのたくり。
シンジい…ちょっとここに来なさい…いいから!…すりすりすりすり…。
ていう感じの午後、何にもないけど満たされた午後。
のたくりしてるのにも飽きが来たので散歩に出かけた。
近くの公園までゆったりのんびり手をつないでのろのろのろのろ。
今日は加持さんが家に来て夕食を共にするから二人っきりの時間はそれまで。
限りある時間はたっぷりと味わった、のろのろのろのろ。
背もたれの深いベンチに座って陽光をいっぱい浴びながらぼんやりうっかり。
「こういう時間好きだなあ…」とシンジが珍しく話しかけてきたから、
そうねと素っ気なく答えて反応をうかがうと…まったくシンジのくせにシンジのくせに…
「アスカさえよければ…ずっとずっとこんな時間を…一緒に過ごしたいなあ」
「なな何云ってんのよ…バカシンジのくせに…もう」
そう云いながらもなぜか顔はひどく真っ赤になってしまった。
青空の下たがいに顔を薄紅色に染めたアタシ達は…まったくアホだ…まいっか…ふふ。
しな月シナ日 ―同日のシンジ日記―
何もない日曜日、夕方からは加持さんが来て四人で夕食を囲んだ。
ただそれまでの時間を僕とアスカはのんびりのびのびと過ごした。
といってもアスカはリビングでわがままたっぷりに僕を使うんだ、
ただ理不尽なわがままというよりも甘えたい欲求みたいなものだから、
僕は気にしてない、なにしろいつもの事だもの。
二人並んでごろごろしてる感覚はとても心地よかった。
途中アスカの提案で公園に散歩に行った時、
同じようにベンチで並んで座りながら僕はその事をつぶやいてしまった、
がらでもない言葉なのになぜか…思わず顔が赤くなった。
アスカもなんだか真っ赤になってふるふるしてた…でもそんなにとんでもない言葉かな?
帰宅後は珍しくアスカも夕食の準備を手伝ってくれた、
ミサトさんは「仕事始めの月曜に雨降らせないで」と目を丸くしてた、
加持さんは「よっ新婚さん、旨い夕食を頼むよ」とにやにやいつもの笑い。
ミサトさんも加持さんもたまにアスカが手伝ってる事を知らないから興味津々、
僕にとってはアスカがそんな状況なのに「手伝う…いいでしょ!」と云ってきたのが興味深い。
なんていうか、ちょっとしおらしく、おしとやかにしてたなアスカ、
加持さんやミサトさんのいつもの冷やかしも軽くあしらってたし、
普段と違うみたいだと聞いたら、「アンタが変な事云うからよ!」といつものアスカに逆戻りした。
「たまにはしおらしいアタシもいいでしょ?」と寝る前に云われ、うんと素直に返事すると、
「ふふんやっぱりね、ダンケ、シンジ」と…いつもよりしおらしい【約束】が待っていた。
そこまでしおらしくなったのは…意外だった…けど…まあいいか…。
萌えた
乙です
こうしてじゃじゃ馬お嬢さんは飼い慣らされていくのか。でも、自分らしさを持ち続けるのが、いいですね。
乙。
あー、アスカのせいで東京豪雨だったよ。
サイコー
天才ホリディ嵐を呼ぶ女
げろあま( ^ω^)
天才ホリディ嵐を呼ぶ女
ホリデイ様。好き
ついにヒカリにばれてしまった。
手を繋ぐのは通学路の真ん中まで、というルールはしっかり守っていたけど、
バカシンジが昼ごはんを一緒に食べない? って言ってきたのが原因。
私はいつもヒカリと一緒に食べてるのに! シンジだっていつも二バカと一緒じゃない!
「私はヒカリと食べるの、邪魔だからあっち行ってて」と、こっちはバレないように努力してるってのに、
シンジときたら「ちぇっ、つれないなあ。アスカは本当に僕のことが……」って、よりにもよってヒカリの前で口を滑らせて。
慌てて「バカ!」って遮って、ようやくそこでシンジも気付いたのか、口を押さえて黙ったけど、それって逆効果よ、バカ……。
必死になってバカシンジを追い返して、気付いていませんようにと、一縷の望みをかけてヒカリの方を見てみたら、
嬉しそうに、ニヤニヤ笑ってたわ……。
勘のいいヒカリのこと、こうなったらもう観念するしかない。腹をくくったわ。
どっちから告白したのかとか、キスはしたのかとか、きっかけはとか、いろいろ聞かれた。
キスについては、もうしたことあるけど、伏せておいた。
今考えると、あれはない。シンジに気の毒だし、自分でもバカなことしたなって思うし。
折角のファーストキスなのに、勿体無いことしたもんだわ。
と、いう風に、顔が赤くなっちゃうようなことは伏せつつ、ヒカリに聞かれたことを答えていったら、
ヒカリに「アスカ、嬉しそうじゃないのね」って言われた。
そりゃ、シンジがバカだからよ、あーあ、私なんであんなのが好きなのかしら、と答えたら、
アスカはもっと素直になっていいと思うわ、と忠告された。
最近アスカが碇君に特に冷たいと思ったら、そういうことだったのね。
恥ずかしいのはわかるけど、碇君寂しそうよ、碇君の思いにもっと答えてあげてもいいんじゃないかしら、
ですって。二バカのからかいなんかミサトのからかいに比べたらかわいいもんでしょ、とも言われた。
まあそりゃ、ミサトには無駄に長く生きてきた分のいやらしさがあるわよね、二バカに真似できるとは思えないのは確かだわ。
ヒカリと話しながら色々考えて、私とシンジの関係についてはオープンにすることに決めた。
だけど、宣伝して回るようなことじゃないから、あまりおおっぴらにはしないつもりだけど。
あと、鈴原とはどうなってるのか聞いたら赤くなって黙っちゃったヒカリは反則だと思うわ。
私とシンジの話あれだけ聞いておいて、さ。
規制緩和は決めたけど、シンジが「みんなには、秘密にしておく」という約束を守れなかったのは事実。
だから向こうから謝るまでは口はきいてやらないことにする。
シンジが帰って来たようだから今日の日記はここまでにする。
さて、私の大事な彼氏さんはすぐに謝ってくるかしら。
お疲れ様です。
RDさんもいい!
どんどん投下してよ!
ちょっ月かい日
朝から雨、昨日のアタシが原因なのかしら。
予想通りミサトに「週始めから憂鬱にさせないで」とちくちく云われた。
別に大それた事したわけじゃないのになんか理不尽だ。
「普段の行いが悪いからじゃない?」とシンジにまでちくちく云われた。
ひどく腹立たしかったので水たまりに落としておいた、
びしょびしょの裾をはたきながら泣きそうな顔、ざまあみろ、アタシは悪くない。
教室から憂鬱な鉛色の空をヒカリや他の女子達と眺めながら、
文句を云い合ってるとファーストが近づいてぼそっと呟いた、
「赤毛猿が昨日…碇君にひどい事をしたの…だから空が泣いている…」
「ええっ」「何?」「アスカ何したの碇君に?!」口々に飛ぶ質問。
シンジを見ればさっと視線を泳がせ傍らの二バカはニヤニヤ笑い合う、
あのバカシンジめ嘘八百をファーストに吹き込んでさっきの仕返しってわけね。
おかげで答えようのない問いかけをごまかすのになんと苦労したことか、
とりあえず「風呂上がり、シンジに覗かれそれに怒って云々」とこっちも嘘で返して、
同情を買いシンジの株を下げる事には成功した、ただしヒカリにはばれてたっぽい、後で怒られた、とほほ。
放課後逃げるように教室を去るバカシンジを下駄箱まで先回りし捕獲、
仁王立ち+冷たい表情で胸倉を掴めば、「ごめん…なんでもするから…ごめんね…」とあっさり観念。
その懇願を受け入れてあげたアタシはなんと慈悲深く寛大であろう。
「地獄の沙汰やおおこわ」「ヘラの嫉妬みたいなものさ可哀想に碇」うるさい二バカも平手で血祭り。
二バカをヒカリに任せアタシはある条件を満たす事でシンジを許してあげたわ。
その後の帰り道、小さめのシンジの傘に二人入り相合傘、ぴったりくっついて離れてやらなかった。
「これで許してくれるの…ホントに」当たり前よ荒んだアタシの心を癒すにはこれが最高の謝罪よ。
…なんかかこつけた気がするけど…まあいいか…いやいいんだから!へへんだ。
乙です
ホリさん、こういうの似合うなあ。
R・Dさん、シンちゃんへの罰ゲーム大変楽しみにしてるわよん!
素敵です、投下楽しみにしています
投下マダー
まさか、この程度の煽りでd走?嘘だろ
☆月◎日
昼休み、皆でお弁当を食べていたら誰が持ってきたのかいつも読んでるファッション誌が回ってきた。
「ねえアスカって12月8日生まれだっけ?」「そうだけど何?」
指で示された先には星占いのページ、覗き込むと、
「今月はー運命的な出会いがあなたに訪れますだって!ねえーどうするー?」
とっくにそんな出会いは果たしてしまったと云えず相槌打ちながらよく読んでみると、
[彼氏のいるあなたは彼からの情熱的なアプローチが?!上手く受け止めれば万事OK!]
少しだけドキドキしたのは皆に内緒だ。
授業中、休み時間を問わずなぜかシンジを見つめてしまった。
確かに何か期待したのかもしれない、にしても先走り過ぎだ、今思うと情けない。
放課後一緒に帰っても何もなし、ちょっとだけ心の中で念じてみた。
〈ねえ、何かアタシに投げかけて、全部受け止めるから、ていうか投げなさい!〉
コンフォート17に近づいた頃シンジがこっちをすっと見つめてくれた、
「…そういえば今日手をつないでないね…」珍しいアイツからの誘い…?!
満面の笑みを返してしっかり手を握った。
もお期待で心はいっぱい、あんなことやこんなことがもしかして…?!
期待したアタシがバカだった、それ以外今日は何もなし。
「アスカ今日は不機嫌だね、どうしたの?」
アンタのせいよヴァカ!と理不尽な答えを返してしまった…ごめんね。
…ふと気になってトイレに行った隙にアイツが学校の時から読んでいた雑誌の星占いを見てみた。
確かアイツは6月6日生まれ…どれどれ…?!
[彼女のいるあなた!色々な誘惑が襲いますが今はじっと我慢の一時、なるべく気持ちは抑えめに]
そ、そういうわけね…ほ、星占いなんて絶対信じないんだから!関係ないわよアタシとシンジには!
今月終わるまで長いわね…どうしよう…信心をとるか愛情をとるか…
追記
揺れ動く心を静めるため【約束】はしっかりたっぷりしておいた。
占いが勝つか二人の愛情が勝つか、こうなったらひと勝負よ!負けてなるもんですか!
乙です
同じ射手座だから中身は変わらないんですけどね。補完して萌えました。
えっとミサト役の三石琴乃さんが12月8日で、アスカ様のミヤムーさんは4日では?
まぁ星座は変わりませんか…
乙です。
まぁホリディさん今日のところはあと2本程投下していただいて、
手を打ちましょう。
あーパンフ見て確認したのに…
申し訳ないです
ケアレスミス多いなあ…平に御容赦のほどを…
葛城という苗字に12月8日の誕生日・・・感慨深いものがあるな。
日本海軍の空母の名と、(日本時間で)真珠湾攻撃の日。
ニイタカヤマノボレ一二〇八
888
声優さんの誕生日がまんまだぜ、知らなかったのか?
ホリディさん絶対許すから、さらなる投下をお願いしたい
ちなみに女性の誕生日のミスはケアレスミスではないよ、
盆ミス(笑)
香月匂日
女何人か集まれば話題には事欠かない。
たいていは各人の恋愛観や他者の恋愛関係に対する考察が多いけど、
時には何かしらのサプライズで盛り上がる事も多い。
今日はヒカリが持ってきた香水がそのサプライズ。
どおやらコダマお姉さんから拝借してきたらしいけど、
柑橘系の香料をベースにし、活発なイメージをかもし出すそれに皆はうっとり。
「いざって時はこんな匂いで誘いたいよねー」
「そーそー、そっと近づいた時に香る甘い匂い!もお相手はクラクラでしょ!」
彼氏もいないのに豊かな発想をはべる子達が微笑ましい。
「ねえ、これアスカに似合いそうね、分けてあげよっか?」
あの鈍感バカでもさすがに気づくだろうと甘い考えにとらわれたアタシは、
ヒカリから遠慮なく頂戴したが、それはやはり徒労に終わった。
帰り際トイレに駆け込み、霧吹きがないので首と手首に少し塗りこんで、
お待たせと意気込みながら道中アイツの言葉を待ってみたものの…
飛び出したのは「この辺みかんの木とかあったっけ?」
…少しでもシンジを買ったアタシがバカだったわ。
ミサトには「あらいい匂いさせて、どこの香水?どうしたの?」と聞かれ、
昔もらえなかったラベンダーの奴じゃない事は確かよと意地悪く返しておいた。
「まあたーまだ根に持ってえー」とほほをふくらませるミサトはいつもの事だが大人げない。
そんな会話をはたで聞いてやっとシンジの奴気づいてくれたんだけど…
ごめんねって謝りながらこんな事云いやがった。
「…でも僕…いつものアスカの匂いが好きだな…」
その後お風呂でいつもより念入りに体を磨いた事に特に意味はない。
もらった香水はヒカリに悪いけれど明日丁寧に謝って返しておこう。
これも全てシンジが悪い。
…くそうシンジの奴め。
おっちゅ
これはマジにあるね。俺化粧品臭ってマジ苦手。素のにおいが一番さ。
ああ、そういう事か。納得。俺も化粧品類のニオイは苦手。
柑橘系の香水のニオイって駄目な奴意外といるからなぁ…
ひどい奴になるとアレルギー症状起こすし。
そこはかとなく色っぽいなー<アスカの匂いが好き
という訳で乙です!
それを月留めるもの日
ずいぶん前からアタシは髪留めにエヴァのヘッドセットを使っていない。
単純に飽きたと云うよりもそれを二度と着けないと意を決したからだ。
今はガーゼを敷きつめた小さな木箱にそっとしまってある。
なぜそれを着けないかというと今までのアタシと決別するためだから。
この留め具を使ってた頃のアタシは自分で云うのもなんだけど、
ひどく不器用で排他的で自分も他人も傷つける事しかできなかった。
紅い海の頃を経てシンジとそれこそ血で血を争うような軋轢の果てに、
互いの心、人の心を知った時、アタシはもうそんな未熟で身勝手な自分に戻らないと決めた。
その決意の表れとして留め具をはずしたのだ。
新しい自分と向きあいそしてその自分として生きていく事を全てに何よりシンジに示したかった。
いまでも少し心が乱れたらそれを見る事にしてる、無軌道で愚かな自分を思い返すため、
そしてもう二度とそんな自分にかえらぬよう戒めるために。
この日記には書かなかったけれど、シンジが新しい留め具をくれたことがあった。
幼い時につけていた古ぼけた留め具を今さらながらにつけ続けたのが気になったのかな?
「誕生日のお返しだけど…気に入らなかったらごめん…」変わらない弱腰な言葉よりも、
気持ちがたっぷりこめられた紅色の二つの玉が飾られた留め具、アタシはすごく嬉しかった。
前にこれが欲しいなとなんとなく云った事をちゃんと覚えてくれてたのも嬉しかった。
でもそれはいまだにつけた事はない、シンジは口に出さないけれどたぶんそれを着けてほしがっている。
けどアタシはそれをつけられない、つけたくない。
それを真につける日はまだ来てない、そお思っているからだ。
もしこれをつける日が来るとすれば、たぶん本当にアタシとシンジが結ばれる日だと思う。
ずっと何があろうとシンジの気持ちを受けとめ、そしてアタシの気持ちも受けとめてもらう事を誓う日。
もちろんそんな事はだいぶ先の話、だから今つけるわけにはいかないの。
そういうわけで小さな木箱にはもう一つ紅い髪留めが入っている。
もちろんアタシは心に何かあればそれらを見つめる。
一つは過去の自分を忘れないため、もう一つはあるべき未来の自分を信じるための宝物。
この日記を書いてる今もそれらを見ている…なんかセンチメンタルな内容になっちゃったな。
さっさと書き終えてシンジの部屋にでもからかいに行くかな、
今何してるんだろうシンジ…ふふ。
乙です
いつもの匂いと髪飾り。受け止める日が早く来るといいね。
冗談でシンちゃんの立派なアレにつけちゃいましょう
チェリーチンチンの出来上がり〜!
い・け・月な・い日
今日は前から考えていたある事を実行した。
一度でいいから口紅をつけてみたいと思っててミサトにお願いしたのだ。
あれこれ何色かのルージュを試してみた。
ホントはミサトがいつもつけている薄いピンクのルージュがよかったんだけど、
「これはだめよ大事なのだから」と意味深な文句で断られた、ちぇっ、けちんぼ。
給料日前で予算縮小ゆえ夕食に招かれた加持さんにも見てもらい、
二人から色々評価をもらったけどしっくりこない。
「しょうがないわ、まだアスカの年じゃ化粧は早いし、のり方も違うから」と、
遠回しに子供扱いされカチンと来たのでアタシはこう叫んだ。
「じゃあ真っ赤なルージュ!情熱と興奮の赤!アタシに隠された大人の色気を見せてやるわ!」
ミサトに丁寧につけてもらったけどいいのか悪いのか判断に困った、
「まあ赤はアスカの色だからな、いいんじゃないか?」と加持さんも歯切れの悪い評価、
こういう時の判断基準に、あまり頼りにならないけど打ってつけの奴がいる。
リビングでくつろぐシンジに口紅をつけたまま、どうかしら?と聞いてみた。
「あ!アスカ…僕に黙って氷いちごバー食べたでしょ!唇真っ赤にして…ひどいよ…」
ひどいのはアンタだこの鈍感バカめ…。
腹立たしさはTシャツにべったりとキスマークをつけて晴らしておいた…このヴァカシンジ!
気になったのか悪いと思ったのかシンジはミサトの部屋に来て事情を聞くと、
無造作に転がった口紅の数々を品定めするようにじっくりと見ていた。
そのうちの一本を選ぶと「これつけてみてよアスカ」と渡されしぶしぶつけて見た所…
「いいじゃな〜いアスカ」「これは上出来だな」とミサトも加持さんも好反応、
ケースをよく見ると地味すぎるかなと敬遠していたやつだ。
「やっぱりアスカにはナチュラルな色の方が似合うよ」
アタシにぴったりなものを選んでくれるなんて…
シンジのくせに…
頼りにならないくせに…
鈍感バカのくせに…
むう…
追記
くやしいので寝る前に「まだ口紅つけてるか当ててみなさい?」と挑発してやった。
当たればアタシからごほうびの【約束】。
はずれたら罰としてアタシに【約束】。
挑発にのったバカシンジは見事にひっかかった、ざまあみろ、ふふん。
乙です
煩悩マジックですねー。
乙ンデレ
久しぶりに面白かった乙
シンちゃんセンスいいじゃん。
乙です!
×月▼日
ちょっとだけケンカした。
きっかけなんて忘れた、理由なんて知らない。
アタシは悪くない、ぜんぶあのバカシンジが悪い。
バカバカバカ最低鈍感いくじなしアンタなんか大キライ。
死んでも許さない。
でもたぶんアタシがいけないと思う。
いつもの調子で冗談のつもりが冗談にならなかった。
ごめんと云えばそれですむのだろう。
でもそんなささやかだけど大切な一言が云えない、云いたくない。
今もふすまの向こうにアイツが立って何かぼそぼそと云ってるけど…知らない。
あ〜もう!うっさいうっさいうっさ〜い!
追記
結局許す事にした。
悲しげな声で何十分もつぶやかれるのは迷惑だし、
こっちまで暗くやるせなくなる…そういうことにしておく。
いちおう真意は理解したので返事だけはしておこうと、
傍らにあった熊のぬいぐるみを手にとり走り書きのメモを貼り付け、
ふすまの間からそっと差し出した。
くすって笑うなバカシンジ‥
…ごめんね。
!月↓日 ―同日のシンジ日記―
アスカとケンカしてしまった。
久しぶりに皆で食べるお弁当日なのに、お目当ての唐揚げが入ってないことをひどくなじられ、
トウジやケンスケの文句だけじゃなく委員長のフォローまで聞き入れないものだから、
皆は僕の答えに注目したんだ。
普通だったら僕のごめんの一言でその場はやりすごせるんだけど、
今日はお互い遅くに起きてお弁当に時間をかけられず、
急いで学校に行った事をアスカがすっかり忘れてたのに僕はむっとして、
つい「アスカのわがままにはつきあいきれないよ…」とキツい言い方をしてしまったんだ。
アスカは困ってるのか怒ってるのかわからない顔で、
「どーせアタシはわがまま勝手なサイテー女よ!」と弁当箱を投げつけ立ち去ってしまった。
委員長が追っかけた後、男三人で昼食は続行したけど…暗く重い空気でよどんじゃったよ…はあ。
珍しく二人で帰らなかったしアスカは僕よりもかなり遅くに帰ってきた。
言葉を交わす状況すらままならないまま夕食は昼を食べ損なったアスカのために、
大きめのハンバーグを用意してあげたけど…5分で完食されて…さっさと戻っちゃった…あああ。
逃げちゃダメだと思ってアスカの部屋の前で、
聞こえるかわからないけど真剣にまずは謝った。
そのうえでアスカのわがままも少しだけ忠告したり、僕の皮肉の真意も伝えた。
しばらく後、ふすまがそっと開くとメモの貼られた熊のぬいぐるみが出てきた。
そこには「許してあげるわよバカシンジbyアスカ」と殴り書きがされて、
僕は思わずくすって笑っちゃったんだ、そのねじれた謝罪の仕方に。
明日は唐揚げを入れてあげる事を約束して僕は寝る事にした…ごめんねアスカ。
乙です
夫婦喧嘩アマー。ささやかな事だけど、時にぶつかる事もあるけれど、一つ一つが大切な思い出。
なぜか目がうるんだ
いいね
二人とも何だか可愛い。
いつも乙です!
△月▼日
地軸は完全に戻ってはないため真夏日は月日を問わず訪れる。
今日もまた汗と暑さにまみれた一日。
おかげでクーラーはガンガンにきかせるのに家着は限界ギリギリまで涼しさを追求させている。
かなり肌に密着したキャミにショーツ、ほとんどセパレートの水着に近いかもしれない。
そんな格好でうろうろすればバカシンジに襲われないかですって?
心配ご無用、慣れてしまったのかそれとも妙にそういうとこはオクテなのか、
「もう少し人目を気にしたカッコしてよ…」と恥ずかしげに訴えるのが関の山よアイツは。
けど今日はやけに恥ずかしがってたわねシンジのやつ。
なんだかちらちらと時にじっと見つめてくるし、なんかオーラが違うっていうの?
変な言い方だけどまるでアタシは狼に狙われた子羊な気分ていうのかな?
夕食後ちょっと洗面所に行ったすきにアイツはこんな事を云ってた。
「シンちゃん、アスカに悪気はないわよ」
「でも…ミサトさん…僕だって男なんですよ?!」
ふふんやっぱり狼になりたいんじゃないむっつりスケベめ。
そういうわけでその後リビングではちくちくシンジを挑発してやった。
近づいたり、すりよったり、胸を強調したポーズとったり。
シンジったらすっかり真っ赤になって「もお…やめてよ!」って部屋にこもっちゃった。
ほんと可愛いやつ…へへん。
追記
…一生の不覚。
…信じらんない。
…ブラつけるの忘れてた…
そりゃシンジが真っ赤になるわけね…
そうとも知らずはしゃいだ自分がものすごく………恥ずかしい。
今度はこっちが真っ赤になった…
…もう顔見れない…くそう。
N3復活で、向こうに流れたか?www
とりあえず、乙。
乙。
あぁ触りてぇ。
アスカの乳首触りてぇ。
布越しでいいから触りてぇ。
N3はつぶす
俺は両方とも愛でる
イタものは認めん。N3はつぶす。
>>924 おまえこんなコト書き込む俺同様、どうしょうもなく厨だから…
自覚しろ。スルー覚えろ。自分の価値観で人に迷惑かけるの止めろ。
>>925 知らん無視するN3はつぶす、それにイタものは板違いだ。
自分の価値観だけではない、エロパロ板にいけばいい。
そもそもあんなLASをエヴァ板で書くことが、間違っている。
乙です
ブラ忘れるなんてそんな事あるの?まあ落差がらしくていいかも。
ホリさんおつかれー!
>>926 よくわからんが、こんなところで決意表明したところで誰も褒めてくれない。
やるなら勝手に黙って一人でやってくれ。
自己顕示欲満たしたいだけなら、おまいの書き込み自体がスレ違いだから
他所逝ってくれ。
ホリディさんお疲れです。
ん?
*月※日
三人でTVを見てたら今売出し中のタレントが水着姿で登場。
シンジぐらいの男の子なら喜んで飛びつきそうな感じの女の子。
まあこのアタシにくらべたらどうってことないんだけど。
問題はそれに関するミサトとシンジの会話、以下思い出しながら記すわ。
「シンちゃんもこの子好きなんでしょ〜今あちこちで大もてらしいし」
「そうですね…トウジやケンスケもグラビアとか見せてくれるし教室じゃその話題でもちきりですよ」
…むむ、た、確かに肉づきはいいしさりげない媚びにも参るわね…くそう。
さらに腹立たしいのはシンジが画面にくいついて離れない事。
「なにじっと見つめちゃって〜もしかしてシ・ン・ちゃ・ん?」
「べ、べつにそうじゃないですよ、ただ僕この子の動く姿見た事ないので」
「いいわよねえ〜18の肉体にこのビキニ!くやしいけど負けるわ」
「そんな事ないですよ、ミサトさんには年相応の魅力がありますから」
「…それほめてるの?けなしてるの?」
そうやってミサトはシンジをちくちくいじめ始めたんだけど…しまいにはこんな言葉が。
「水着姿の美少女に色目使っちゃって〜このむっつりい〜」
「ちちがいますよ!僕はアスカの水着姿の方が好きですよ!」
ミサトのやつ「やってられませんわ、ああ熱い熱い」と部屋に戻っちゃった。
とりあえずアタシにできる事は救いを求めるシンジの目線から逃れ、
「知らない、ぷいっ」と突き放してやるだけ、ふんだ。
…さりげなく嬉しい事云うなこのバカシンジめ…ふふふ…もお!
乙です
嬉し恥ずかしですね。
これはシンちゃんにご褒美をくれたれないといかんですよ
おっぱいぶちゅちゅぐらいは許す
シンジに褒美を与えてくれー
パフパフ
チュッパチャップス
から月かい日
夕食後は二人ともいつも暇をもてあます。
だからアタシはシンジをからかってこの時間を有効に使うのだ。
今日もそうするはずだった…けど…。
今週末の三連休はどう過ごそうかともちかけたのにアイツは生返事、
煮え切らない態度にかちんときてこんなことを口走ってしまった。
「いいわよもう、加持さんにデートしてもらうからー」
それでもシンジは「…そう」と変わらぬ態度、
もう頭に血は上って、第三芦ノ湖めざしてドライブ、
気のきいた山のレストランで静かな夜景を見ながら二人っきりで最高!
などと我ながら恥ずかしい妄想の限りを熱弁してしまった。
なんでコイツはそこまで云われても一緒に出かけようという言葉が出ないのか、
まったくつき合ってからそれなりに経つというのに鈍感なのは変わらずだ。
シンジの奴はいはいって顔しながら雑誌をぱたんと閉じてこんな事を云いやがった。
「楽しんできてね、僕その日綾波と会う約束があるから」
目の前真っ暗、頭は真っ白、顔は真っ赤。
もはや思い出し記す事すらためらわれる取り乱しようのアタシ…おまけに…こう云っちゃった…
「イヤ!ファーストに会うなんてイヤ!絶対イヤ!会ったら別れてやる!シンジのヴァカあ!」
「…ウソだよ」…シンジの奴苦笑いしながらそう答えた。
「加持さんとミサトさんは今週末松代で会うんだって」…ウソはお見通しってわけね。
「アスカはからかいのつもりだけど結構傷つくんだよそういうの」…むむう。
そしてシンジは一呼吸おくとこう云ってきた、
「土曜日は一緒に出かけよう、どこがいい?」
アタシの大好きな笑顔までおまけにつけて…
そのうえシンジと一緒ならどこでもいいとアタシらしからぬ返事…不覚。
ものすごく胸がぐるぐるしたままこの日記を書いてるけど…
からかったつもりが逆にからかわれてそして諭されるなんてなんかくやしい。
くそう、シンジのくせにい…。
乙です
シンたん大人だねえ。
なぜシンジが最初生返事で乗り切らなかったの?気になる。シンジ編の日記もプリーズ!!
そして今回もGJ!だんだんシンジに振り回されてきたアスカに萌え
>>943様
では急造ですがシンジ日記投下しておきます。
お楽しみ下さい。
しか月えし日 ―同日のシンジ日記―
夕食後いつもアスカは僕をからかってくる。
誘導尋問、挑発、罵り、おだて、ひどい時には体まで使ってくる。
そんなのにいちいちつきあってたら身が持たないよ、
そろそろ僕で発散するのやめてほしい…まあ無理な願いだけど。
だから今日アスカに「週末、三連休、どっかでかけよおーシンジいー」と云われても、
またいつものからかいかと思うと乗り気になんてならないし、
生返事してたらよけい挑発してきて…困ってしまった。
おまけに加持さんの名前まで出してくるし…
そうまで云われたら僕だって…心がなんか…ちくちくするよ。
それがくやしくてアスカを逆にからかってやろうと決めた。
こういう時アスカをびっくりさせるには…綾波の事を云えばいい。
そうすればアスカもさすがに黙るか少しは反省してくれると思ったんだけど…
ものすごく怒られたし…「別れてやる!」なんて云うんだもの、
心はぐらぐらおろおろするし…なんとか平静を装いながら土曜日の約束をした。
でもアスカがしおらしくなって「どこでもいいわよ…アンタと一緒なら…」なんて態度をとったのには驚いた。
そんなとんでもないこと云ったつもりはないんだけど………??
なんだかあれからアスカずっともじもじして落ち着かなかった。
どうしたの?って聞いたりすると「ううううっさい!」とか「なな何でもないわよ!」ってうろたえちゃうし。
それにさっきまで離れてたのにいつのまにかぴったりくっついてきたんだ、
それも聞くと「うううううっさい!」とか「ああアンタが近づいてんでしょ!」なんてまたうろたえてた。
そういう風になるんなら最初から僕をからかったりしなきゃいいのに…
でも馬鹿にしてくるのも急にしおらしくなるのもアスカらしいから………僕は好きだけどな。
こういう事云ったら何されるかわからないから…日記にだけ書く事にしてる。
…でも…云えないなあ…はあ。
乙です
シンたんもせめぎあってたのかー。
943です!
リクエストに答えてくれてありがとうございました!!!
シンジの気持ちのヒントは最初に出てたんですね?
アスカの日記だけ読むとやけに大人びてたけど、内心では…。
ともあれGJ!!!でした。これからも楽しみにしてます!
>>940 >夕食後は二人ともいつも暇をもてあます。
性欲をもてあますのはもうちっと先か?
すばらしい
いや、アスカの方が性欲をもてあますのはそう遠くないだろう。
あわ月あわ日
事の発端は夕食中のミサトの一言。以下会話を中心として記そう。
「シンちゃん、アスカ、二人とももうシタの?」
シンジとアタシはおみそ汁を同時に吹いた。
「「なななななな!ミサト(さん)!」」
文句まで同時だ、二人とも慌てふためいた証拠、まったく情けない。
「そんなに驚く事じゃないじゃない、保護者として一応知る権利と義務があるんだし」
三本目をぐいっと飲干すミサトの平然とした顔がよけい気にいらない。
「だいいち何か間違いが起きてからじゃ遅いでしょ?」
ほんのり桜色の嬉しそうな顔で三十路大悪魔は臆する事なく続けた。
こういう時火に油を注ぐのがバカシンジだ…まったくこいつは…
「間違いってなんですか?」ときやがった…何にもわかってない顔のままで…もお。
「うーん、ほら子供できちゃうとか、ありえないと思うけど病気になっちゃうとか…」
アタシとシンジを何だと思ってるのか、いくらなんでもそこまでだらしなくないわよ!失礼ね!
「それなら大丈夫ですよ、加持さんから『帽子』もらいましたから」
今度はミサトとアタシがビールとおみそ汁を同時に吹いたわ。
アンタみたいな天然ヴァカにつきあってらんない!とアタシは残りのおかずをかき込んで、
居間に飛び込みふすまを閉めた、苦笑いのミサトと?マークを点滅させたままのシンジを後に残して。
なんとなくきまりが悪いのでふすま越しにダイニングの会話を聞いてみたら…
「な〜んだ結局何にもしてないのね二人とも」
「…まだそんな事考えてもないですよ…それに…」
「ん?な〜にシ・ン・ちゃん?」
「アスカだって女の子なんですよ…アスカの気持ちも考えて下さい…」
「あら〜シンちゃんアスカの事になると大人っぽくなるわね〜参るわ〜お姉さん」
「そそそんなんじゃないですよ!ただ…僕は…」
「なーになーに?」
「…あけすけに言い過ぎですよミサトさん」
「どーせあたしはずぼらな三十路女ですよ、ふん」
〈アスカだって女の子…アスカの気持ちも考えて…〉
ふふん云ってくれるじゃないバカシンジのくせに…。
どうせならアタシがいる時にそういうセリフ云ってくれりゃいいのに、
ま、それがシンジらしさだからしょうがないといえばしょうがない。
…けどすっごく嬉しかったのも…事実だ…しょうがない。
確かにアタシとシンジの間にそんな気配が流れてもおかしくはない。
ただ…なんていうの…実感がないのよね。
あいつが鼻息荒く襲うなんて想像できないし、
挑発したって真っ赤な顔で逃げ回るのが関の山だ。
でも…たぶん…もしかしたら…されちゃうのかなあ…
ぎこちなく「…いいの?」なんて云われたらつい気持ちも揺らいじゃうかな…
そりゃ怖いし痛いって聞くし…でもシンジだったら…
ああもう!なんて事書いてんのよ!
アタシとシンジにこんな話は似合わない!もっと先の事!
余計な事云うなミサトめ!変な風に考えちゃうじゃない!
…でも…むうう…シンジはどう思ってるんだろう………??
誉れ
エロなしにここまでひっぱれるとは…
乙ンデレ
ホリさんのはEOE後だから、シンジはアスカを性欲の対象とするのに罪悪感を持ってたりして。
それか性欲皆無。
ごめんなさい嘘です。
もうイイとしか言いようがないかも!GJ!
乙です
あせらず少しずつ絆を深めていく描き方、お見事です。
こんなピュアな2人が大好き。
引き続きがんがってください!>ホリデイ
金だすぞ
帽子が本当に熱射病防止の帽子ってオチがつくと思った漏れは褒めてもらっていいと思う。
期待してますよ
全裸で待ってたら風邪ひいちまったよ
つ《帽子》
まさか
シンちゃんアスカに生で中に出したの?
帽子はどうしたの?
でも気持ちよかったんでしょ
また、日記じゃなくなってきた。
ホリデイ氏が来ないとこうなるな。
ホリデイ氏戻ってきておくれ・・。
エッチ ぽ
今日はミサトが仕事で遅かったので二人っきりでの夕食だった。
ふとシンジをからかいたくなっておかずのブロッコリーを箸で掴み「はい、アーンして」と言ってみた。
バカシンジは顔を赤くし戸惑いながらも。
「アーン」
え!?嫌がるかと思ったら意外な反応。バカシンジが!?今度は私が恥ずかしくなってしまった。
「バ、バカ!冗談にきまってるじゃない」
そう言ってブロッコリーは私が食べてしまった。
「え……あ、ハハハハ、そうだよね」
シンジは自分の間抜けさに気付き顔を真っ赤にしていた。
………
二人して顔を赤らめ妙な沈黙。
なんなの!?今日は私もアイツも何かが変よ!?
沈黙に絶え切れなくなった私は「はい!アーンして!黙って食えバカシンジ!」といってもう一度ブロッコリーを突き出す。
「え……!」
「いいから黙って食・べ・な・さ・い」
パク。モグモグ。
あいつは照れながらも少し嬉しそうに食べた。
何なの?この感じ?恥ずかしすぎる。
やはり私は素直なシンジが苦手だ。
しかしちょっと楽しかった事も事実。
よし、今度は私が食べさせてもらう側にま
ってちょっと。
アイツのせいで調子狂わされっぱなしだった。バカ……。
全裸発言でスレの流れを悪くしてしまったので自分で書いてみました。
しかしホリデイさんのようにはいかず……。
みんなすまん……。
両とも日記ではない。
とりあえず、自分の日記をつける習慣を身に付けてから書いたら、
日記がどんなものかわかるんでない?
もしくはダミーアスカさんの日記の書き方を模倣して、
徐々に文体を慣らしていくとか
まだ〜
アク規制食らって書き込めないんです…
ともかくプロットはできてるので解除され次第投下します
携帯から申し訳ないです
乙です
お待ちしております。
そろそろ埋め生めの時期ですね・・・・・・・・
新スレよろ
>>973 最近のホリディのよりは日記だよ。
両者とも日記ではない。
なら、同意。
ホリディは神。
必ずしも日記でなくてもよい。
ていうかプログ先生越えをねらって欲しい。
身もふたもない事を言っちまうが
日記じゃなくても萌えるならそれで良い。
983 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/19(月) 16:08:09 ID:qxQVXtzi
同意
俺も同意。
そして次スレはまだか。
売れているアーティストっていうだけで、CDの中身までは気にしない日本人気質でつね。
たのしければいいじゃん
987 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/19(月) 19:54:32 ID:qxQVXtzi
例えがおかしい…
ぢゃあおまんげまんげを、HIPHOPとするか、ただの邦楽とするか、ぢゃね
ホリディ最高!
ちょうど990なので立てますね?立てたら報告します。
乙
ホリちゃん次スレでお待ちしております。
職人のみなさん乙です
もう、1000か。
1000狙ってんのかwwwワロスwww
1000!!!
初めて来たが良スレだな。
しかしここのアスカは完全にデレデレ状態なのね。
個人的にはもう少しだけツンデレってもらえると嬉しい。
ホリデイ微妙・・・
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。