カヲル×レイの可能性を前向きに考えよう・3スレ目

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みんなでレイとカヲルがどうやったらうまく結ばれるか、さらに前向きに考えてみましょう。

    '⌒⌒ヽ.'⌒⌒丶 
    ′从 从)ノノハ  ミ
   ヽゝ゚ ー゚ν´∀` リb   < SS、AA、萌えトーク、笑えるネタ等々なんでも歓迎だよ
   0   ⊃と   )       
    、_つ    |
.       (_(__)


カヲル×レイの可能性を前向きに考えよう
http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/eva/1042163288/
カヲル×レイの可能性を前向きに考えよう・2スレ目
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1084932467/
2名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/01/15 03:04:34 ID:BKlxfysU
んなわけけーだろ
3テンプレ:05/01/15 03:25:54 ID:???
初恋が実らないなんてかわいそう。

みんなでレイとカヲルがどうやったらうまく結ばれるか、
前向きに考えてみましょう。

本編分岐、EOE、時代逆行などなど、
どこまで本編テイストを残したままできるでしょうか?

そんなFFがあれば紹介するのもよし、
ここに書き込むのもよし。
みんなでレイの恋を応援しようぜ!!

※真性LKS人お断り。いやなら見なきゃいいのです。
隔離スレだから、放置してね。
4様
カヲレイを嫌がるのはLKSじゃなくてLAK だと思うんだが。
LKSでカヲレイ書いてる人いたし。
LAKか…LAK考えらんねーな。てかLRKもちっとサイト増えて欲しいっす。好きな奴結構いるのにー。
LRKサイトって、たとえばどこー?
出来ればテンプレでも紹介してほすぃ
チルドレン、テストの合間に大かくれんぼ大会決行。
綾波さんもカヲル君に強引に誘われ、しぶしぶながら参加。

カヲル 「セカンド、見つけたよ。」
アスカ 「あちゃー。ここなら絶対平気だと思ったのにー!」
カヲル 「君は目立つからねぇ。このゲームでは不利かも知れないね。…さて、後はファーストか。」

物陰で小さくなって隠れてる綾波さんの脇を素通りして奥へ行ってしまうカヲル君。
カヲル 「彼女はセカンドと違って目立たないからなぁ…」
綾波(…)

カヲル 「…ああ、やっと見つけた。こんな所に居たのか。」
綾波(…?)
カヲル 「さぁ水から上がって。皆の所へ行こう。 次はシンジ君がオニだよ。」
綾波(…水?)

カヲル 「ところで服は着なくてもいいのかい?」
綾波(…服?)

カヲル 「僕にはその格好だとシンジ君には少し刺激が強すぎるような気がするんだがね。」
綾波「違うわ。それは似ているけど私じゃない。」

カヲル 「あれ… やぁ。」
綾波「戻して。」
カヲル 「コレじゃ不味いかい? 引っぱり出すのには苦労したんだよ。」
綾波「関係無いわ。元に戻して。」
カヲル 「たくさん居るんだから一つ位いいじゃないか…ねぇ?」
綾波「胸を触らないで。戻しなさい。」
カヲル 「ちぇ…」
>7
カヲレイ・レイカヲ・LRKでググル。
そこで見つけたサイトのリンクを辿る。
LAKスレの前スレを読む(何故か紹介されている)
LAS小説(サイト)で余ってくっついているのを探す。

っつーかテンプレ化できるほどサイトってあるか?
>>8-9
LAKは大抵がNTRだけど、LRKは大抵が純愛で良いね
レイに嫉妬する女子とかいるんだろうな。
この二人のカプールって、個人的に好きだな。
文才さえあれば何か書くのだが・・・
カヲルって、本編中で顔が良いっていう描写あったっけ?
発令所の誰かが「キレイな子ねぇ」って言ったような言ってないような・・・
本編ってアニメ?
アニメなら特になかったような…。
各人(特に女性?)が感じたままに美少年設定しただけかと。
設定では、シンジより
「都会的」「あかぬけてる」「より中性的」「顔も小さい」「体型は大きいが華奢」
とあったみたいだが(と今資料確認)どれも状況証拠だけで確信には至らない。
>>8
相変わらずいい仕事。
1000 名前: 名無しが氏んでも代わりはいるもの [sage] 投稿日: 05/01/18 21:16:05 ID:???
1000だったら貞元エヴァでLRK確定

おめでとう
前スレ1000GJ
仮に綾波さんのスカートの裾が悪戯な春風でふわりとめくれて
中の白いものが見えてしまったとしても
二人ともキニシナイ!!(゚э゚)

そんな気がする。
20気まぐれ名無しのLRK:05/01/24 01:20:50 ID:???
三スレ目におめでとう
そして二スレ目にありがとう

二スレ目で何だか殴り書きしてデビューしてしまった僕だから言えます
>>13 さいしょはSSのアイデアとか提案してみて下さい
気づいたら自分で書いてますから(藁

このスレが更なる発展を遂げる事を祈ります
21LRK好きの名無し:05/01/25 01:08:05 ID:15sgu4l6
LRKってすごい少数派だと思ってたから、普通に感動。
もっとLRK好きが増えるといいな。
LAS人ならLRK寄りのやつ多いんじゃないか?
>>21
ウム。そのためにもこのスレの活性化が必要なのだ。
さぁキリキリとネタを絞りだすのだm9(゚Д゚)!!

>>22
かも。LASとLRKは両立出来るから。
しかしLRS人やLRO人からは基地外のように見られる罠。


でも香具師らも目糞鼻糞だからキニシナイ(゚з゚)!!
LRSからLRKにドロップアウトした俺のような人間もいる。
LRSのレイはお人形さんが多いが、LRKのレイは強いイメージがあるから。
あっちこっちフラフラするカヲルをしばきたおすレイってイメージが(゚Д゚;)
楽しそうに女子のスカートをめくる三バカに影響されて
カヲル君も綾波さんのスカートめくろうと背後に忍び寄ったら

気付かれてギロリと睨まれ怯むカヲル君がみたい。
「え〜!渚くんはそんなことしないよ〜」
「そーよ!あんたたち3バカと違うんだから」

・・・と、カヲルファン一派。
綾波「…知らないという事は案外幸せなのかもしれないわね。」
と意味深な言葉を残して立ち去る綾波さん。
三バカのめくるスカートを絶好の位置で見物するカヲル


その背後で黒い何か恐ろしいものを出しながら佇むレイ
しばき倒されて保健室へ連行されるカヲル君。

カヲル 「君は少し手加減というものを知ったほうがいいと思うよ。」
綾波「必要ないわ。」

カヲル 「別に自分のを覗かれた訳でも無いのに何をそんなに怒っているのやら… 僕には理解出来ないよリリン。」


必要以上にマキロンぶっ掛けてしみさせる綾波さん。
保健室の外のアスカ。
近くにいるヒカリに向かって呟く。

「ファーストって怖い子ね。暴力的ってヤツ?」
こっそり聞き耳立ててた地獄耳のレイ「あなたに言われちゃおしまいね」
・・・と、アスカを睨みつける。
「フフ、熾烈なトップ争いだね」
と微笑むカヲル
カヲルの素敵な微笑に怒っているにもかかわらず思わず「ポッ」っとなってしまうレイ
しんしんと雪が降り積もる第三新東京市。
カヲルの部屋でコタツに入って温もる二人。

ドテラ装着済み、ミカンを食べながらテレビのチャンネル回してたら
偶然始まったNHK交響楽団の演奏をBGMに、のーんびりと時間を過ごす二人。

「冬はいいねぇ。」
「ん。」

対面で黙々とミカンを食べ続ける綾波さんを見つめているカヲル君。
注がれる視線に気付き、ミカンを向く手を止めずに顔をあげる綾波さん。

「…何?」
「別に。ただ見ていただけさ。」
「そう… あ…」

不意にぴくんと跳ねる綾波さん。
笑顔を浮かべたまま、コタツの中の足を何かゴソゴソとやってるカヲル君。
「止めて…」
「好きな癖に。」

「駄目よ。止めて…」
「本当に嫌なら逃げられる筈だよ。」

「あ… 駄目…」
「フフフ…  …熱っ!!」

慌てて足をコタツから引き抜いて脛をさするカヲル君。
きょとんとしてカヲル君を見る綾波さん。
何事かとコタツ布団を捲り上げて中の様子を見てみる綾波さん。

「…悪戯するから罰があたったんだわ。」
「…酷い事する神様だよ。」

何事も無かったかのようにミカンを食べ始める綾波さん。
口を尖らせて頬杖をつき、窓の外で振り続ける雪を眺めるカヲル君。
「積もりそうだね。」
「そうね。」
「今日は泊まっていく?」
「…」
「これじゃ帰れないだろう、泊まっていきなよ。」
「…もう悪戯しないって約束出来る?」
「もう懲りたよ。」
「なら…そうするわ。」

柔らかく微笑む綾波さん。


一瞬だけ悪代官の口になるカヲル君。
2chも結構改行イケるもんだなぁ。

てかBくらいまでならアリだよね?
俺はOK。でも他の人の意見も求む。
禿しく希望
と言うわけで是非!お願いします。
うわ!帰ってきたらこんなにレスついてるし!
4241:05/02/03 19:17:22 ID:???
誤爆すまん
どこに誤爆したか気になるね。
そうは思わないかい? レイ。
そうね。カヲル。
カヲレイは静のカップルなんだよな。
他のカップリングに見られるような「ドタバタ活劇」が非常に想像し難い。

ネタの向きが一方なのでネタが枯渇しやすい傾向がある、と。
そう、だからといって下手に動かすとキャラが崩れるしなあ
SS化は本当に難しい
NTR系LRKを空想してみる。

綾波「…あなたはきっと軽蔑するわね。」
カヲル 「何故だい?」
綾波「いいの。私はこんな女なの。…もう私の事は忘れて。」
カヲル 「…どうせリリン達の寿命なんて僕達に比べたら瞬き程にも満たない。 君がそんなリリン達と一時戯れるのを咎める必要はないだろう?」


僕は君の気が済むまで待ってるよ、とかって優しく微笑むだけで終わっちまいそうなので
LRKのNTRは成立しない悪寒。
ぷよぷよ対戦にハマった二人。今日も夜な夜な対戦中。

だんだんと大連鎖組みに慣れてきたカヲル、それに一枚劣るレイ。

この日の対決もカヲルの圧勝かと思われたが、突然カヲルのコントローラーが利かなくなってしまう。
これは変だとコントローラーを引っ張ってみると、何故か抜けている。
そこにレイの連鎖が決まり勝負あり。

「…」
「私の勝ち。」
「…」
「…ばんざーい。」
控えめに小さく万歳するレイ。
そこでカヲルが一言
    ↓
僕にとって勝ちと負けは等価値なんだよ。
うまい!!
なんか地味ーなラブコメっぽくていいな。この二人w

ここで設定案を書いていいのか分からないけど、
レイがカヲルを追いかけているパターンだと、レイは動。
カヲルがレイを追いかけるパターンだと、レイは静。

カヲルは・・・・
どこに出てきても、ひょうひょうと掴み所が無い感じのままでいいのかな。
夕焼け差し込む葛城邸。
窓際にうつぶせで寝そべり、黄昏の太陽光で文庫本を読み耽るカヲル君。

やがてぱちり、と壁のスイッチが押される。
時同じくして、闇に呑まれ始めていた部屋の隅々までに人の生み出した光が灯る。

「晩御飯…何が食べたい?」
「んー。」
レイが問うもカヲルは生返事。

「冷蔵庫の中には白滝と玉葱くらいしか無いけど。」
「んー、なんでもいいよ。」

手の平の中の物語がクライマックスを迎えつつある今は、カヲルにとっては晩餐のメニューなどはどうでもよかった。

当然それはレイにも言える事。
カヲルの読んでいる本などは、現状での最重要項目とも呼べる夕食メニューの決定の前では塵程の価値も無い。
「ぐっ!」
カヲルの腰の辺りに何か、柔らかく重量のある物がのしかかり、思わず肺から空気が漏れる。

「聞いてるの。あなたは何が食べたいの?」
近接した背後からレイの声がする。

「ファースト…重いよ。潰れそう。」
「そんなことない。セカンドより2sは軽いわ。それより、何食べたい?」
カヲルに腰掛けたレイが背中を指で『何食べたい?』となぞりながら問う。

「ぐぬぬぬ… ふぅ、僕は何でもいいでございますですよ。」
カヲルが無理矢理に体を捻って寝返りを打ち、重圧の元を腹筋に乗せ替える。
再び安息を得た少年は、小馬鹿にしたように答えた。
「あ。」
再び文字を目で追い始めようとした瞬間、手の平から本が奪われた。

カヲルからこぼれ落ちた物語を無造作に放り投げる白い腕。
その腕はそのままするり、とカヲルの両頬を捕らえると、間を置かずにレイの額がカヲルの額に合わせられた。

「なにたべたい?」

ついに観念して溜め息混じりに答えるカヲル。
「……何があるんだっけ?」
「白滝と玉葱。」
「ふむ。ならじゃが芋と人参、豚肉と椎茸と竹輪を買ってきて…」

こくこくと頷くレイの頬を指でなぞりながら微笑むカヲルがきっぱりと言った。

「カレーにしよう。」
「……何故。」
「どんな味になるか興味ない?」

「無いわ。」
「意外と美味しくなるかも知れないのに?」
「元は命が籠められていたもので実験するのは嫌。」
いつの間にやら頬から胸へと降りてきたカヲルの指を叩き落としながら、もっともな意見を述べるレイ。

「そうか、それは残念。」
「……あなたがどうしてもと言うならやるわ。その代わり後で後悔しないでね。」

彼女がこの台詞を口にした時は、基本的に好ましくない事態に陥る。
前回の背筋も凍るような――思い出す事すら忌々しい事件を頭から振り払う。
「肉じゃがでいいです。」
「……で?」
「…肉じゃが が 食べたいです。お願いします綾波レイ様。」
「了解。」
「では、私が買い物に行ってる間にお風呂を涌かしておいて下さい。」
「はい。」
「本はお風呂が涌いてから読んで下さい。」
「はい。」
まるで子供に言い聞かせるように事細かに伝えられる。

「じゃ、行ってくるわ。」
「気を付けてね。」
お尻を撫で回す手をつねり上げ、レイは立ち上がる。

「さてと、やるか。」
レイが出掛けるのを見送り、風呂場へと向かう。
――デザートのお預けは寂しいからねェ…

一瞬だけ視界の隅に入ってきた文庫本に後ろ髪を引かれながら。
蛇足。

襖からひょっこり頭を出して出歯亀する某二人。

(ねぇ、どうしよう…)
(どうするーったって…アンタが家に呼んだんでしょーが!)
(そ、それはそうだけどさ…)
(兎に角、アタシはいつまでもこんな覗きみたいな真似してんの嫌だからね!)
(ンな事言ったってさぁ… あの雰囲気を邪魔したら悪いよ…)
(なーにビビってんのよ!自分ちなんだからガツーンと言ってやればいいでしょ!)
(…アスカがやれよ。得意だろ?怒鳴るのとか。)
(なんでよ! …って早くなんとかしないとアイツらヤル気満々よ?)
(…何を?)
(はぁ…この鈍感バカは…)
59@2代目:05/02/11 00:41:33 ID:???
いったい何をヤル気なのでしょうか?(;´Д`)'`ァ'`ァ

個人的には
S2機関搭載で、基本的に食事を取らないカヲル君
お約束どおり大食漢(?)なレイ

アスカあたりに「女性が男性より食べるのははしたない」みたいな事を吹き込まれ
彼の前ではしたない真似は出来ない!と乙女チックに熱く燃えるレイ
しかし二人一緒の生活だから(決定事項)さあ大変!
お昼休みに学校で付き合い程度にしか食べないカヲル君より食べれない
朝食?夕飯?存在自体知らないカヲル君だから、家では水しか口に出来ない
人間らしくをモットーに薬剤の使用も止めたレイは、どんどん衰弱していくばかり
それをみたカヲル君は、けれど「空腹」と言う事を知らない為
何でレイが弱っていくのか分からず、ただおろおろするばかり

まぁ、余計な事を言ったアスカの高圧的な謝罪と
人の生理現象を学んだカヲル君の
「普段どおりの君が一番好きってことさ」
の笑顔に、親の敵のように食べ始めるレイでした

次回、綾波レイダイエット編へ・・・続かない
>>53-58
GJ!この雰囲気好き
綾波さん、普段はあんまり食わないけど食う時は凄い勢いで食いだめ出来そう。
細いけどサラダバーとか平気で喰い尽くしそう。
大きく口を開けたりはしないけど、ただひたすら黙々と食べてる感じ。

「サラダ、無くなっちゃった。」
「あれだけ食べれば…ねぇ。」
俺も好き。>>53-58
カヲルって、なんだか老成しているなあw
最近、カヲレイの夢を見たんだ。それを友達に見せるために文章にしてみたんだけど、載せようか迷ってる。どうしよう。
載せて欲しい!
でも初めて書いたし、夢だからめちゃくちゃだけど、それでもいいならのせるよ。
全然良いよー。今凄く読みたい気分なのよー(つД`)
カヲル「LAS小説スレの君、だいぶ非道いメにあってるみたいだねェ…」
レイ「それは私じゃないわ。…多分彼女は六人目だから。」
こんな夢を見た。

このお話は、サードインパクトのAFTER STORY。
地球がサードインパクトでダメになったので神様が別の星で第二の地球を作ろうとしていました。
でもなぜかアダムであるカヲル君しかいません。
しかし地球から新たな地球を作ることを阻止しにドラゴンボールの七人集がカヲル君をやっつけにきました。
悟空、御飯、ベジータ、トランクス、ピッコロ、天真飯などいたと思われます。
みんな一斉にかめはめ波をしますが、カヲル君にはATフィールドがあるため、全くききません。
その繰り返しでとうとうカヲル君が泣き出してしまいました。
「僕は使徒であるが故に一人で生きていかなくてはならない。でもとても寂しいんだ。僕はどうしていつも一人なんだ」と。
ドラゴンボール七人集の付き添いで来ていたセーラー服の少女が叫びました。
「なら私が一緒に生きてあげる!!!」
そうするとカヲル君は自分の肋骨を一本取りだしその少女に埋め込みました。
するとその少女はリリスである綾波レイになったではありませんか!!
そしてこの新しい地球で渚カヲルと綾波レイの二人で生きていくことになりました。
続く。
カヲルはレイに言います。
「この新しい地球でもう一度やり直そう。前みたいな生命がいっぱいいる地球にしよう。」
レイは同意し、二人は体を重ね合わせ一つになります。
そしてカヲルがレイの子宮から最初の生命を取り出しました。
それは人間でした。
そしてまた体を重ね合わせて次々といろんな生命体を作っていきました。
鳥、牛、蛇、木、魚などありとあらゆる生命体です。
続く
それから何百年かたってこの新しい地球も活気づいてきていました。
ほんの小さな村ですが、人々が生活をしています。
カヲルとレイは生き神として人間が建ててくれた巨大な白い神殿に二人で住んでいました。
何百年たった今でも新しい生命体を作り続けています。
神殿を出て村へ行くと、人々が次々とカヲルとレイに寄って集ってきます。
中年の男性が壊れた壷を直して欲しいとカヲルに頼みました。
するとカヲルは錬金術で(BY 鋼の錬金術師)壷をあっというまに直しました。
こうしてカヲルとレイは人々に生き神として崇められているのでした。
続く
ある日カヲルはレイに言います。
「この村を出よう。まだこの新しい地球は荒れ地でいっぱいだ。また新しい村を作ろう。」
レイは同意し二人は村を出ます。
遠い荒れ地にたどり着きました。
二人はまた身体を重ね合わせ生命体を作ります。
木を作り森を作ります。
そして川を作り、魚を作ります。
二人は小川の川岸で横になりました。
また新たに作った林檎の木から林檎とりカヲルが食べています。
レイの膝枕の上で寝転がり、林檎を食べているのでした。
「幸せだな…。」
「そうね。」
「この幸せがいつまで続くかな?また人間を作ってしまったけど、前のように自滅の道に辿ることにはならないだろうか?」
「……わからないわ。でもそうならないために私たちがいるのだと思うわ。きっと大丈夫。」
「そうか…。」
二人は唇を重ね合わせ、また甘くとけあうのでした。
続く
また何百年が経った後、カヲルとレイは色んな村を作っていった結果、ついに戦争が起こってしまいました。
「やはり人間をつくるべきではなかったのかもしれない…。このままでは再びこの星でファーストインパクトが起きてしまう………。」
二人はギュッと抱き合い、なす術もなく人間同士の争いを遠くで見ているのでした。

ここで目が覚めた。だれか続き作ってくれるとありがたい。てかこんなのに続き作れるのか?ww
ワロタw夢だから色々とめちゃくちゃなとこあるけど今の私には清涼剤。

続きは作れないけどw
でもなんか神話っぽくて良いね。
古事記読んだことあるからそれが混じってるんだと思う。イザナミとイザナギの話かな?
ネーミングもカヲレイっぽい。ナミとナギで
原作のことを考えてみると庵野が意識しているかどうかに関わらずうまくできているな
あやなみのナミとなぎさのナギ
ここを読んで自分はLRS人だと思っていたが単にアヤナミストだと気付いた。
レイが幸せなのが一番じゃ・゜・(ノД`)・゜・。
お褒めの言葉ありがたいっす(・∀・)
81853:05/02/14 21:52:34 ID:???
このままだと綾波さんがヒノカグツチ産んで死んでしまって
黄泉の国から連れ戻そうとしたカヲル君が腐った綾波さん見てビビッテ
ヨモツヒラサカを命からがら逃げ切って。

綾波「何故逃げるの。」
カヲル 「やはり一度死んだ人間は蘇るべきではないんだよファースト。」
綾波「私が醜い姿になってしまったからなのね。」
カヲル 「そうでは無いんだ。ただ……」
綾波「悔しい……」
カヲル 「すまない……」
綾波「私はこれから貴方の国の人間を一日に1000人ずつ黄泉へ呼び寄せるわ。」
カヲル 「ならば僕は一日に1500人ずつ人間を増やそう。」

もうLRKじゃ無くなってしまうお!!
名前欄は忘れてください。後生です。
めっちゃおもろいそれw
>>81の筋立てで腕のいいSS職人が書いたら、かなりの名作になりそうな気がする
神話系……好きなのか藻前ら。

一歩間違えば山盛り電波ゆんゆん作品の完成という、書き手泣かせの神話系がっ!!
そんなに好きなのか藻前らッ!!!
「ポッキーはいいねぇ。プレッツェルとチョコレートソースが奏でる交響曲は、正にリリンの宝だよ。」
「そ。」
「そして僕の好物の一つでもあるんだ。」
「だから何。」

「もし良かったら一本分けてくれないかな?」
「嫌。」
「……冷たいね。昨日もチョコレートくれなかったのに。」

「……昨日はどこへ行ってたの?」
「昨日かい? 昨日は確か……家に居たかな。」
「嘘。居なかったわ。」
「なら何処かに出掛けたんだろう。それよりポッキーを……」
「何故嘘をつくの。」

「君に知られたくないからさ。それよりポッキーを。」
「何故知られたくないの。」

「それは教えられない。」
「何故教えられないの。」
「君は知らない方が都合がいいからさ。」
「何故…」
「それよりポッキーを一本分けてくれないかな?」

「そう。私よりポッキーの方が大事なのね。」
「そんな事は言ってない。」
「ならあげるわ。」


    ごっ

凄い音がした。
凄い音がしてカヲル君の頭が一瞬の内にガクンと後ろの方に跳ねとばされた。

綾波の投げたポッキーがカヲル君の眉間に刺さったんだ。

本当だよ。
本当に『刺さった』んだ。
この時まで僕はポッキーが人の頭に刺さる物だなんて思わなかった。

「やれやれ……相変わらず気の短い子だ。僕じゃなかったら今ので死んでる所だよ。」

そう言ってカヲル君は笑いながら、ゆっくりと頭に刺さったポッキーを引き抜いて美味しそうに食べてしまった。


これって……もしかして僕、悪い夢でも見てたのかな。

でも夢にしてはリアル過ぎる気がするんだよな……
>>86-87
この会話の雰囲気は好きだな。個人的にはハマるノリ。
最後はちょとワロタけど。

これが「等身大の超特大ポッキー」の箱を、ガスッと投げつけると
4コマ漫画みたいになるだろうけどw
バレンタインネタに便乗


昼休み、屋上の柵にもたれて目を閉じているカヲル。
校舎の扉が開き、レイが妙に切迫した足取りでその傍へ歩み寄っていく。
目を開け、レイの姿を見つけて微笑むカヲル。

 レイ「ごめんなさい。遅れたわ」
カヲル「平気さ、大して待っていないよ。じゃ、食事にしようか」

並んで昼食の包みを広げた後も、しきりに扉の方を気にするレイ。

カヲル「どうしたんだい?」
 レイ「…、何でもないわ」
カヲル「そういえば、僕ではなく君が遅れるのは珍しいね。
    途中で何かあったのかい?」
 レイ「……
    …クラスの人たちが、探していたわ」
カヲル「探す? 僕を?」
 レイ「…ええ」
カヲル「…そうか、今日は14日だったね」
 レイ「わたしも、居場所を訊かれたわ」
カヲル「なるほど。それで足止めか」

一緒に扉の方を見る二人。屋上に通じる階段に人気はない。

カヲル「誰も来ないようだね」
 レイ「…知らないって、言ってきたから」
カヲル「その子たちに?」
 レイ「ええ」

微妙につきつめた目で頷くレイ。微笑するカヲル。

カヲル「ありがとう」
 レイ「…なに」
カヲル「君がそう言ってくれたことさ。とても嬉しいよ」
 レイ「…、そう?」
カヲル「そうさ」

顔を上げ、途端にカヲルと目が合って若干赤くなるレイ。
無言で我に返ると、脇のビニール袋をがさがさいわせて何かを取り出す。

 レイ「これ」

差し出されたのはミルクココアの缶。

カヲル「…僕に?」
 レイ「…購買部のお菓子、売りきれてたから」

ちょっと驚いた顔をした後、笑って缶を受け取るカヲル。
缶を挟んで一瞬だけつながる二人の手。
真面目な表情で手渡してから、やっと少し微笑むレイ。


半端だけどオワリ。
おまけ

.貞カヲル「ねえ、結局くれないの? バレンタイン過ぎたのに」
 リナレイ「あーっもう、一体何回リピートすれば気が済むのよっ!
     あたしはそーいうのやんないって言ったでしょーがっ」
.貞カヲル「僕は大事だと思うけどな、こういう行事」
 リナレイ「じゃ勝手に誰かに頼めば。あんたの顔なら黙ってりゃ一個くらいもらえんでしょ」
.貞カヲル「いいの?」
 リナレイ「…、べっつに。いいんじゃない」
.貞カヲル「じゃ、ちょっと行ってくるね。オペレーターのお姉さんたち優しそうだし」
 リナレイ「…っ」
.貞カヲル「どうしたのさ」
 リナレイ「…やっぱ、今の取り消し」
.貞カヲル「なんでさ」
 リナレイ「〜、あたしがやなの。だからやめて」
.貞カヲル「ふうん。じゃよすよ」
 リナレイ「ありがと。
     …あんたって、やっぱワケわかんない」
.貞カヲル「別にいいんじゃない? 僕だって君のこと全部はわかんないし」
 リナレイ「そう?」
.貞カヲル「でも好きだよ」
 リナレイ「……、そ」
.貞カヲル「うん。…だから、やっぱ君から欲しいな」
 リナレイ「へっ?」
.貞カヲル「チョコレートだよ。ねえ、一個でいいからさ」
 リナレイ「ちょっ、結局そうなるわけっ?!」
.貞カヲル「あ、照れくさいんだ」
 リナレイ「あーもう、しつこいしつこいしつこいっ!!」


三スレ目立ってたの知りませんですた。
つうわけで超遅レスだけど、新スレおめでとうございます。
92気まぐれ名無しのLRK:05/02/16 17:46:52 ID:???
>>89-91
ミルクココアの缶にのほほんとしました、おまけもなかなかよかです

バレンタインモード無視して投下
93気まぐれ名無しのLRK:05/02/16 17:48:52 ID:???
不思議な夢の中、後姿の君が見える

そこは綺麗な水の中で、君の名前を呼ぶ

だけど君は振り返らない

何度も、何度も大声で叫んでも、こっちを向いてくれない

だんだん君が離れて行く

「レィ・・・レイ!」

「何よ?」

はっと目を開ける、そこにはレイが僕の顔を覗き込んでいた

思わず飛び退いてしまう

「なっ、何故君がこんな所に!」
94気まぐれ名無しのLRK:05/02/16 17:50:24 ID:???
「何でって、約束の時間、もうとっくに過ぎてるのよ。」

時計に目をやる、時計の針が九時五十七分を指している

「九時三十分に駅前の喫茶店って約束でしょ?十分経っても来ないし、電話も繋がらないし、だから来たんじゃない。」

レイの言葉を聞いて状況が理解できた

僕は今日、彼女と水族館に行く約束をしていた、でも僕が寝坊をしたらしい

体を起こし、ベッドの縁に座る

「あぁ、済まない事をしたね。レポートの提出で徹夜をしたものだから。」

「言ってくれたなら、手伝ったわよ。」
95気まぐれ名無しのLRK:05/02/16 17:51:24 ID:???
「まぁ、終わらせられたからいいんだけどね、煙草を取ってくれないかい。」

「ダ〜メ!昨日の夜だけでニ箱近くも吸ったでしょ?灰皿を見れば分かるわ。」

レポートを書いている内に、無意識に吸っていたようだ、灰皿に吸殻が山盛りになっている

「最近、一日にどれだけ吸うの?」

「多くても、一箱、それぐらいさ。」

「ハァー・・・そのうち、癌で死ぬわよ。」

「死なない人間はいない、僕達も例外ではなく。」

「ったく、コーヒーで我慢しなさい、今入れてくるから。」
96気まぐれ名無しのLRK:05/02/16 17:52:56 ID:???
そう言ってレイはキッチンに向かった

「(・・・レイ、僕を気遣ってくれる人、僕と対をなす存在、そして同じ存在・・・)」

手が勝手に動いて、煙草に火を付けていた

「(・・・そして気付けば、愛すべき人・・・」

レイがマグカップを二つ持ってきた、朝の霞のような香りが寝室に広がる

「私の前であまり吸わないでっていってるでしょ。」

「ゴメン・・・コーヒーありがと。」

差し出されたマグカップを受け取る、コーヒーはミルクが多めに入っている
97気まぐれ名無しのLRK:05/02/16 17:53:45 ID:???
「カヲルには少し甘いかもね。」

そう言ってレイは僕の横に座る

「朝はブラックの方が好きなんだけどな。」

一口含むと、ココアの様に甘い

「甘すぎやしないか?砂糖はどれだけ入れたの?」

「ん〜とね・・・三、四杯。」

「まぁいいや、これが君の好みの味なら。」

レイもマグカップに口を付ける
98気まぐれ名無しのLRK:05/02/16 17:56:13 ID:???
「でも、ちょっと甘すぎるかな?」

コーヒーを一気に飲み干して、立ち上がる

「そろそろ仕度を始めるから、君はテレビでも見てて。」

「うん、わかった。」

そう言うとレイはリビングに向かった、引き戸の影に隠れながら着替えを始める

「いいわよね〜、1LDKなんかに住めて。」

「昔、こっちに来るときに必要だったから、大人達が手配してくれたのさ。」

「今住んでるアパート、家賃高いのよねぇ。」
99気まぐれ名無しのLRK:05/02/16 17:57:07 ID:???
「僕の場合は賃貸じゃないからね、この部屋。」

「だったら、一緒に住まない?」

突然の一言、だけど同棲も考えていなかった訳ではない

「別に構わないけど、二人で住むには少し狭くないかい?荷物も多くなるし。」

「そんなの、服とクローゼットとダブルベッドがあればどうにかなるよ。」

「わかったよ、お好きな様に。」

「ぃやったぁ!それじゃあ来週ぐらいにベッド見に行こ。」

「わかったよ、土曜日でいいかい?」
100気まぐれ名無しのLRK:05/02/16 17:58:04 ID:???
「うん、土曜日ね。」

着替えを終えてリビングに出る、ベランダからの日の光が晴天だという事を教えてくれる

「今日は天気がいいねぇ、太陽の光がさぞかし気持ち良いだろう。」

「呑気な事言わないでよ、UVカットにはお金かけてるんだから。」

「フッ、悪かったね、オープンカーで。」

テーブルの上のキーを取る、MAZDAのマークが目に映り、その後キーホルダーに目を寄せる

フェルトで作られたロードスターの裏には刺繍で『Rei and Kaoru』の文字

「さぁ、行こうか。」

「うん!」
101気まぐれ名無しのLRK:05/02/16 18:03:56 ID:???
まだ全部出来てないので、完結までまだちょっとかかります

リナレイって難しいんですね(汁)
今回は台本っぽさを削りたかったので完璧にカヲル視点にしたつもりです
LROっぽいかも知れませんが堪忍してください
GJ!!大人になった2人の物語いいですね?リナレイもわざとらしくなくて可愛いです!
リナレイでなくて本編レイで書いて欲しいと思ってしまう俺は死ぬべきなんでしょうか・・・。
漏れは貞レイ派。
どっちもあって良し!
作家さん乙&GJ。

この二人って、なんかカッコいいぞ。
文学っぽいんだよなあ。
俺もリナレイはあんまし・・・
本編レイのが入れ込めるな
貞カヲルにいぢめられる本編レイなんてのも見てみたい
108某647:05/02/17 18:21:39 ID:???
正直に申し上げますと……


貞レイと庵レイの違いが表現しきれない漏れが居る。
('A`)ゞ ワカンネーヨ
>>108
貞レイ: かわいい
庵レイ: 不思議ちゃん
>>108
庵レイ>浅く広く
貞レイ>狭く深く
111LRRRKに挑戦してみるテスト@647:05/02/18 00:27:43 ID:???
貞レイ「海。」
庵レイ「……全ての生命の源。」
リナレイ「源? えーっと……パスいち。」
カヲル 「始まりにして終わりの場所。」
貞レイ「全てが還るところ。」
庵レイ「でも駄目。あの人が還してはくれない……」
リナレイ「てかさ、せっかく四人居るんだし別のことして遊ばない?」
カヲル 「例えば?」
リナレイ「例えばー、うーん……」
庵レイ「何故だかここに麻雀牌があります。」
カヲル 「出来る?」
リナレイ「もちろん。」
貞レイ「少しなら。」



カヲル 「ツモ。三色ドラ1。3900オールだね。」
リナレイ「うあ。何で高目のラス牌を引くかなぁ……」
カヲル 「フフフ、日頃の行いさ。さぁ一枚脱ごうか。」
リナレイ「なんで!! って何で二人は脱いでんの!?」
貞レイ「ルールだから。」
庵レイ「仕方がないわ。」
リナレイ「マジで?ありえなくない?」

……無理だろコレw
うまくやれば楽しそうだ
LRRRKだなんて発想がすばらすぃ
114名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/18 11:13:36 ID:QcmfOOn5
ハーレムですな。
115名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/18 11:18:42 ID:QcmfOOn5
カヲル→→→レイに萌え。
恋の感情なんて知らないレイに片思いは良いですぞ!
カヲルは手探りでレイにアタック!!   

駄目か、、、???
116レイ∞:05/02/18 11:58:01 ID:???
レイは微睡んでいる。
誰かが、彼女の髪を撫でてくれていて、それがとても心地よい。
優しく行き交う手は、たやすく優しい少年を連想させる。
柔らかな眠りの扉をそっとあけ、うっすらと瞼を持ち上げる。

「…碇くん…?」

ちょっとだけ眩しい視界が輪郭を取り戻すと、そこには日の光もかくやと思われる少年がいた。
赤い瞳が、少しだけ気まずそうに見下ろしてくる。

「ああ、すまなかったねシンジくんじゃなくて…。あまりに君が無防備に眠っていたから…」

カヲルの独白に、レイは一瞬だけ目を細めたが、結局そっけなくまた瞼を閉じた。

「…じゃあ、僕はいくよ」

腰を浮かしかけるカヲルを、か細い声が呼び止めた。

「いかないで、いいわ」

「え?」

もう返事はない。カヲルは軽く微笑み、また傍らへと腰を下ろす。
そうしてから、彼はずっと彼女の髪をなで続けた。
レイも眠り続ける。白い頬に幸せそうな色を刻みながら。
切ないくてイイ!GJ!!
優しいカヲルくんと甘えるレイちゃんが良いです。
漏れはマイペースなレイに振り回されるカヲルがよい。
優しいカヲルがマイペースに甘える綾波さんに振り回されればいいのね。
いいそれいい!!
>>120
俺119だけど、それかなりいい。
俺全然関係ないけど、それいい
124レイ∞:05/02/20 00:26:03 ID:S1Oubv0B
「膝まくら…」

シャツの袖を引っ張ってくるレイに、カヲルは訝しげに眉をひそめる。

「…もしかして、して欲しいのかい?」

こくんと頷くレイは、返事も待たず組んだカヲルの長い足に頭を預け横になった。

少しだけ狼狽しながら、結局カヲルは膝を貸してやる。

それでも宙を仰ぎ一言。

「ボクの知る限り、膝枕って、普通女性が男性にするものだと思ったけどなあ…」

対して、膝の上の青い髪から抗議の声。

「…あなたは枕。枕は口を聞かない」

カヲルはちょっと驚いてから苦笑を浮かべて、

「はい、お姫さま。おおせのままに…」

うららかな昼下がり。優しい沈黙が二人を包む。
カヲル君はコミックのほうだと何巻目から登場しますか?
またアニメだと何巻目くらいからでしょうか?
教えてください
126125:05/02/20 02:33:15 ID:???
すいません、アニメの登場の回はぐぐったら確認できました;
コミックスでは何巻あたりで初登場するのか教えてください
貞版スレで聞きたまい
124>
乙!イイネェw
>111
マジGJ。うまいなぁ
130名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/21 18:03:39 ID:2kP2f6Qc
カヲルは9巻で初登場
>>130
わざと?
132名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/22 04:31:20 ID:WP6x/u9p
もっとレイに振り回されるカヲル見たくない!??
133名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/02/22 04:32:03 ID:WP6x/u9p
甘めがあっても良いな
134IDでてまっせ〜w:05/02/22 04:48:15 ID:???
>>132
見たい見たい!!
綾波さん的にはリツコとカヲルが寝てたら相当凹むような気がする。
それこそ「オンドゥルルラギッタンディスカーッ!」な勢いで。

逆にカヲルは髭と直接の結びつきがない分、綾波さんと碇姓の男が寝てても
「まだ穴がひとつ開いてるね(ニッコリ)」で済ませそうな気がする。
そんなカヲルの態度にちょっと傷つくレイ。
自分にはヤキモチも妬いてもらえないのか?みたいに。
そして暗黒闘気を纏い、壁の方を向いて正座する綾波さんに向かって
「ヤキモチって……何?」
と真顔で聞いてしまう空気読めないカヲル君。




「あの時は本当に『ぶちっ』って音が私にも聞こえてきたの。……科学で説明つく事ばかりではないのね。」
ひとつ大人になったわけだな
だれかそれを煮詰めて投下して!…くれたら嬉しいなあ。
ヒロスです……

リツコと寝たカヲルに「裏切ったな裏切ったn(ry」と詰めより
腹いせにゲンドウ(orシンジ)と一夜を共にするレイ。
しかしそんな事少しも気にしてないどころか
3Pを視野に入れているグローバルなカヲルに余計に傷ついてしまう。
「私にはヤキモチを妬かれる資格もないの……?」
「ヤキモチって……何?」

そんなレイカヲは嫌ですと……。
141@2代目:05/02/23 22:43:28 ID:???
世間知らずなレイ
それに輪をかけて浮世離れしたカヲル君

そんな二人が大好きなわけですよ!!
「セックス……駄目、分からない。」
「オーケイ。ならば僕が今ここで実演してあげよう。」


「シンジ、救急車。」
「脳外科も救急車でいいんだっけ?」
>>142この後どうなったか気になるwてか今ここで実演(;´Д`)'`ァ'`ァカヲル浮世離れしすぎw

この掲示板見てカヲレイにハマリマツタ(*´Д`)
145某647 ◆fo.oI5nT0s :05/02/27 21:49:30 ID:???
EVA2やってたら低AT(36くらい)の綾波さんが泣きそうな顔でカヲル君の傍に来た。

友達だった2ndを使徒との戦いで失い、機密を追っていたシンジ君までもが暗殺され、精神的に参っていたらしい。


「どう……したんだい。」
カヲル君の問いには答えず、泣きそうな顔で俯く綾波さん。

そんな綾波さんを見たカヲル君が体が、触れ合う位まで近付いて一言。
「甘えていいよ…。好きなだけ、僕に…。僕もそうして欲しい。」

感極まった綾波さんが、力いっぱいカヲル君に縋り付いてきて泣きじゃくってました。
「う…、うぅ………、ぐ…うっ…。」



ちなみにほぼ原文まま。
バラさん迫真の演技にマジ萌えしますた(;´Д`)ハァハァ…
>>145
2行目の展開の方にすごいインパクトが…
>>145
そこで「生理が来ないの」と嘆くレイ。
冷静に「君は初潮もまだだったろ?」と返すカヲル。


「……ちっ。」
「……意外とタフだね君は。」
「……そうでもなければEVAのパイロットは務まらないわ。」
「ごもっとも……」


「それに減ったのなら増やせばいいのよ。」
「  」
「さぁ繁殖しましょう。」
「いや、だからね、初潮がまだなら繁殖も無理……」
「私の部屋に行きましょ。」


 天国のシンジ君へ
そちらはどうですか?
こちらはファーストの暴走を止められる人材が不足して困っています。

それと、間もなく僕にも甘き死が訪れそうです。
時期にそちらに向かうと思うので、もう少し待っていて下さい。
>>145
あなたは何処かで見かけたお方ではないですか?!
というのはさておき凄い萌えた!!
カヲル君でプレイの時ですか?低ATでやった事ないから試してみようっと。


続き楽しみにしてまっせ〜♪
>145
(*´Д`)ハァハァ…

自分も現在カヲルでプレイ中。
昼間寝て深夜に起き、ミサトの執務室に侵入してハッキングしてネルフの風呂に入って
四時ごろにレイの家に無断で侵入して寝顔を覗き見て独り言を言う、という生活を送っている。
「普段なら言えないことを言う」は何度聞いても萌えだ。

しかしレイと話していると高確率でシンジかゲンドウか青葉が割り込んでくる…
親子はともかく青葉は何なんだ。何故毎日家に来る!?
青葉は直属の上司である冬月から時々レイの様子を
見に行くように言われてるから…との事らしい。
フィフスがシャワー浴びてる間にケータイを調べたの。
"身体の友達"の欄に私の名前があったわ。
身体だけかよ…
キスイヤネタか。
最近綾波さんが虐げられる関係の話しか耳にしてない件に関して。


やっぱり寝取るよりは寝取られる方が絵になるからなのか。
現地妻属性とか二号さん属性とかはよく言ったものだな。
>>145
GJ!!!!!
ゲームやったことないからレポすげー嬉しい。
カヲルの「僕もそうして欲しい。」 が以外というか・・萌え。

今月のA買ったけど、自爆直前のレイの気持ち、ただ一人カヲルだけが知ったのか?
三人目が出てきた時、レイに興味を持てばいいな
「いつも君を見てるとね、僕だけが寂しいような気分になるんだ」
「僕に気のない顔をして、僕だけが、いつもいつも寂しくってつらいんだよ」

EVA2萌え。
うひょーセリフ超萌え!カヲレイ大好きだー!
LRK好きには必携アイテムだよEVA2は。
LRKが容認出来るくらいの妄想パワーがあれば脳内補完も得意だろうし。


それはそうと、さっきファーストにリリンの裸が沢山載っている本を頂いたよ。
直後に自販機で購入したと思われる黒マムシドリンクもね。

少し露骨過ぎじゃないか?ファースト。もう少し中学生らしい健全さと淑女らしい恥じらいを……

駄目だ。目がハート型になっている。
159気まぐれ名無しのLRk:05/03/07 01:54:51 ID:???
>>150 >>151

そのネタ勝手に混ぜちゃいました・・・許して



レイの部屋で一夜を共にしたカヲル君

そこにゲンドウの命で連絡の付かない綾波さんの様子を見に来る青葉二尉・・・

青葉二尉「綾波レイ、指令より連絡が取れないとの事だ、おーい?レーイ。」

眠そうに目をこする綾波さん、カヲル君がなかなか眠らせてくれなかったのだ(8R 綾波レイのKO負け)

綾波さん「・・・はい、今出ます。(フィフスが泊まるから携帯の電源切ってたんだった)」

ふと、頭によぎる昨夜の記憶

カヲル君がシャワーを浴びている時にカヲル君の携帯を覗く綾波さん、自分の名が『身体の友達』の欄に載ってたって話

綾波さん「(・・・何故?、悲しいはずなのに、涙が出ない)」

床に落ちている下着を広い上げ、身に着ける綾波さん

綾波さん「(違う、今私の感じているのは・・・怒り?それとも絶望?)」

そして壁に掛けてあるバスタオルを身体に巻いて、玄関のドアを開ける

160気まぐれ名無しのLRk:05/03/07 01:55:38 ID:???
青葉二尉「・・・なんで・・・そんな・・・格好なワケ?」

綾波さんの目は、二尉の懐の膨らみに向けられる、おそらく拳銃・・・

綾波さん「青葉二尉の拳銃、見せてもらっていいですか?」

青葉二尉「えっ?・・・け、拳銃?あ、あ、いい、いいよ。」

綾波さんの格好の事しか頭にない青葉二尉・・・

拳銃を受け取った綾波さんは、早足にベッドに向かう

カヲル君のノンキな寝顔を確認した後、銃口をカヲル君に向ける

いきなり部屋に戻って行った綾波さんを、慌てて追いかける青葉二尉

青葉二尉「フィフス・チルドレン!?」

綾波さん「問題ありません、急所には当てません。」

一発の銃声と、絶叫がマンモス団地に響き渡った



一応、前回の続きも書いてるんで、載せた時は目を通して下さい
161気まぐれ名無しのLRk:05/03/07 02:01:25 ID:???
書き終わって気付いたが

>>150の所に冬月ってちゃんと書いてあるのに
勝手にゲンドウにしてた・・・ネタの無断使用に付け加えて謝罪。

>>158
目がハートになってるレイが見たくてたまらんです!
いいね〜♪いつもながらGJです。楽しみに投下まってますよ〜!!!

>>156
カヲルが行けるのはレイの部屋だけだから、シンジやアスカと違って
そのセリフを言うのはレイだけって事になるって考えたら…さらに萌え♪
>156より

「いつも君を見てるとね、僕だけが寂しいような気分になるんだ。
僕に気のない顔をして、僕だけが、いつもいつも寂しくってつらいんだよ…」
「……スゥ……スゥ……」
「…………」
「………ぐうぐう(棒読み)」
「…ファースト、起きてるなら起きてるって言ってくれていいんだよ」
「……あなたが恥ずかしいことを言うからよ…」
164気まぐれ名無しのLRK:05/03/07 04:38:42 ID:???
>>163

GJっす!
この時間まで張り付いててよかった

エヴァ2ネタが発展しそうな予感
たまらん(*´Д`)=3ハアハア この2人の小説よみたいゎ...
>>163
このレイ可愛い!GJ!!
「私のこと……好き?」
「もちろんだよファースト。」
「……嬉しい。」
「大好きだよ。朝昼晩と三食君でも構わない。」「  」


ぼきっ


「か、カヲル君の首が曲がっちゃいけない方向にっ!」
「……女心ってのは複雑だねぇ、シンジ君。」
実際問題、
アダム→カヲル
リリス→レイ
アダムはリリスの最初の妻

って事はカヲ×レイは既成事実って事だもんね いいカポーだ(・∀・)
うーむ
個人的にはアダムとかリリスっていうのは人間がつけたコードネームみたいな感じ
カヲルやレイが、そのまま神話のアダム、リリス自体だとは思えないっす
(神話の中で語られてる存在はあくまでヒトの作ったキャラっつーか)

…だってイコールってことにしたらその後の破局まで込みになるじゃないっすかー!
>168
いやいや、俺は支持するよ

>リリスはアダムの最初の妻

ってなってればね
エースの表紙とかでもカポーになったし
このスレの気まぐれ名無しのLRk氏の投下を見てお似合いだなと確信しました
貞本版スレの流れに条件反射


貞カヲル「…! 君…」
. レイ3「…なに」
貞カヲル「……
     ふぅん、まだ生きるんだ。それなら聞きたいことがあるんだけど」
. レイ3「何を?」
貞カヲル「…あのとき、なんであんなふうに思ったのさ」
. レイ3「あのとき?」
貞カヲル「とぼけないでほしいな、おかげで僕まで…
     …初めてだよ、あんなの」
. レイ3「……」
貞カヲル「答えてくれない? 原因は君なんだからさ」
. レイ3「あなたに何かしたの」
貞カヲル「…ほんとに覚えてないんだ」
. レイ3「いいえ、知らないの」
貞カヲル「僕は思い出してほしいんだよ」
. レイ3「そう」
貞カヲル「……そうだ、ちょっとここで待ってて」

. レイ3「……その注射器の中身は何?」
貞カヲル「え? ああ、赤木博士が、これを注射すれば前世のことだって
     べらべら喋れるようになるってさ。さ、じっとしててよ」
. レイ3「……#」

 青葉「館内にATフィールド発生! パターン青!」
 冬月「…レイの覚醒と開放か。老人たちが黙ってはいないぞ」
   碇「構わん。使徒を倒さない限り人類に未来はない」


…あれ?w 失礼しますた
>>170
あれ?失礼〜間違っちゃったお
○リリスはアダムの最初の妻

自分もエヴァ世界でのアダム&リリスが夫婦なんて思ってないYO!
でも宗教上はそうなってるんだし定義付けっていうか動機付けっていうか。
まあ、連想を萌えの一助にするってことなら共感できる
>>171
ワロスw

自分もエヴァん中でアダム→カヲル リリス→レイと呼ばれてることを知った時、
急にこの二人が気になり出した。無性に萌える。
>171
ワロタ。
貞本版カヲルとレイはアニメとはだいぶ違うから、三人目との絡みも楽しみだ。

思い付き投下

アスカ「――アンタって本当鈍くさいわね! バカ! バカシンジ!」
シンジ「ご、ごめん……」

ヒカリ「あーあ。またやってるわ、あの二人」
 レイ「……」
ヒカリ「でも、あれもアスカの愛情表現なのよね、きっと」
 レイ「…愛情表現」
ヒカリ「そうよ。アスカったら素直じゃないんだから」
 レイ「………」

 レイ「フィフス」
カヲル「やあ。どうしたんだい?」
 レイ「馬鹿」
カヲル「え?」
 レイ「…馬鹿」
カヲル「…ええと…僕は何か君の気に障るような事をしたのかな」
 レイ「……。なんでもないわ。忘れて」
カヲル「……??」

 レイ「愛情表現って…難しいものなのね」
アスカ「な、なに言い出すのよアンタいきなり」


エヴァ2はカヲルもレイもアスカもヒカリもトウジもケンスケも
皆同じ世界にいて嬉しい…
ヤッターキテター!!!
愛情表現しようと頑張ってみるレイがいじらしくて可愛い(*´д`*)
カヲル君気付いてあげてw
>176
ありがd

調子に乗ってつづき

シンジ「え、綾波、カヲル君にそんなこと言ったの?」
 レイ「困った顔をしていたわ」
シンジ「…それは、そうだろうね」
 レイ「………」
シンジ「あ、あのさ、もっと相手が喜ぶような事を言ってあげたらいいと思うよ」
 レイ「喜ぶ?」
シンジ「うん。たとえばさ、綾波だったら何て言われたら嬉しい?」
 レイ「……私?」

 レイ「フィフス」
カヲル「やあ、今日はよく会うね」
 レイ「…あの」
カヲル「ん?」
 レイ「……お母さんって感じがするわ」
カヲル「…………」

カヲル「僕は彼女に何を求められてるんだろう…」
アスカ「…アンタでも人間関係で悩むことってあるのね」
4こまマンガだなw
でもいい感じだよ
>175、>177 マジGJ!


貞カヲル「どうしたの、こんなとこで」
. レイ3「…行く場所、ないから」
貞カヲル「? なんで」
. レイ3「…、あの人には、会えないもの」
貞カヲル「…シンジ君に? どうしてさ」
. レイ3「もう、会いたがってないもの。だから、駄目」
貞カヲル「君は会いたいの?」
. レイ3「……」
貞カヲル「……泣くほど、会いたいんだ」
. レイ3「…? ……! これが…」
貞カヲル「そうだよ。涙」
. レイ3「…泣いているのね、私」
貞カヲル「うん。…あのときも君は泣いてたよ」
. レイ3「…そう?」
貞カヲル「そうさ。僕はわからないよ。何故君があんな行動をとったのか、
     僕には今も全然わからない」
. レイ3「……」
貞カヲル「だけど僕は泣いたんだよ、あのとき」
. レイ3「……」
貞カヲル「だから、前より少しは君のことわかったような気がしてた。
     なのに君はもう知らないんだね」
. レイ3「ええ。…知らないわ」
貞カヲル「…ねえ、寂しくないの?」
. レイ3「…さびしい?」
貞カヲル「そういうの、寂しいって言うんじゃないの」
. レイ3「…わからないわ」
貞カヲル「そう」
. レイ3「…でも」
貞カヲル「何?」
. レイ3「…もしかしたら、そうなのかもしれないわ」
貞カヲル「…そっか。
     良かったら、涙が止まるまでここにいなよ。
     ここには誰も来ないから」
. レイ3「……」
貞カヲル「…どうして、また泣くのさ」


. レイ3「……ところで、その試験管とフラスコは何?」
貞カヲル「ん? せっかくだから、その涙採取してみようと思って。
     成分分析すればなんかわかるかもしれないし。面白そうじゃない?」
. レイ3「………##」

 日向「旧西地区にパターン青! ATフィールドです!」
   碇「……警報を止めろ。
     誤報だ。探知機のミスだ。委員会にもそう報告しろ」
 冬月「いいのかね」
   碇「子供の喧嘩に付き合うほどヒマではない」


…オチが弱い?ほっといてくだされ…
>>175,177
テンポイイ!し、天然レイに萌えた

>>180-181
また神経逆撫でしてる貞カヲルにワロスw
ここ最近の職人様乙!俺のLRK萌え度がうPしますた!

エース表紙の貞本画カヲレイ2ショット、レイの私服がかなり(・∀・)イイ!!
レイにはエロ可愛い服が似合うね(;´Д`)ハァハァ 
ストーリー思いつきまつた... 思いつきなんで意味不明といぅ罠(σД`)

〜ある休み時間〜
ヒカリ「アスカ... あのねお願いがあるんだけど」
アスカ「何よ?そんなにあらたまって!どぅしたの?」 ヒカリ「ぁの、、、ほら鈴原っていつも購買のパンとかじゃない?だから委員長としてお弁当を...」
アスカ「はっはぁ〜ん♪つまりトウジの好物をリサーチしろって事ネ!まっかせなさぁ〜い★」
ヒカリ「アスカ!ゎたしはほら委員長として...!」
アスカ「はいはい!分かりましたょ!トウジ〜〜!!」
ヒカリ「ちょ、、、アスカ〜!!」


レイ(...お弁当か...)


(*´Д`)ンハ 続く
レイ「フィフス... ちょっと聞きたい事があるの」
カヲル「ぉゃ?質問なんて珍しいネ。なんだい?」
レイ「好物とかある?」
カヲル「好物?フフ... 君は可笑しな事を聞くネ。もちろん君だよ。ファースト」
レイ「...真面目に答えてくれる?私はお弁当を...」
カヲル「冗談など言わないサ。僕はそれよりデザートをいただきたいナ。さぁ僕のもとにおいで、ファースト」
無言でカヲルの腕の中に入るレイ...

レイ「(なんか言いくるめられた気がするゎ... 次は必ず...)」
カヲル「急に黙ってどうしたんだい?フフ... 照れている君もまた愛らしい」
ンハー(*´Д`)やはり意味不明だ
デビュー作なので許して...
(*´Д`)ンハ
デビューオメ!意味わかるよ〜押しの強いカヲルっていいネ〜(*´Д`)ンハ
(*´Д`)ンハー
>>184-185

\ さぁ僕のもとにおいで、ファースト /           
   ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    

  .'⌒⌒丶.'⌒⌒丶
彡ノノハ (从 从. )
 ソc ´ー`ゝ゚‐ ゚;ν 。o O(なんか言いくるめられた気がするゎ... )
 (   つ⊂   )
 と_`)(__つ
>>190
可愛い2人って感じ♪
もう一個作りました

        
      '⌒⌒丶.'⌒⌒丶
     ′ 从 从).ノノハ ミ
     ヽゝ*゚ ‐゚ν ´ー`*ソ
     ( ∪∀ヽФ.,_`i'_) 
      ノノノつつ:::::::lつlつ
      ^^


AA上手い方修正歓迎(´Д`)
193184でス:05/03/11 21:18:43 ID:???
みんなえぇ人だ(σД`)
お〜AAすごくイイ!かわええな。和んだ。
この二人、単体も好きだけどセットでいるともっと好きだ。
この二人、なんか放っておくと
半日ぐらいずーっと並んで空でも眺めてそうだよな…
>>195
そうそう、それが本人達にとってはちゃんと充実した時間で
>>196
これあったりまえのように絡んでるよな・・・なんか妙に服がはだけてエロイのは何故なんだっ??!
しかし綾波の中の人も色々なカッコさせられて難儀やね
色んなかっこするのが仕事じゃないか。
「いい、仕事だから」

本編に類似した台詞はないと思ったんだが、凄くはまってるんだよなあ。
どうしてなんだろう。
トウジ: 「渚もなぁ。つかみどころの無いヤツやけど、綾波とは妙に良う似合うとる。
      よし!ワイも男や。アイツやったら綾波譲ったる!」
        (くうぅぅ・・・・泣)
シンジ: 「譲るって・・・・・」
ケンスケ:「細かい突っ込みはナシ。アイツなりに自分を納得させてんだからさ」



ちょっと周辺のことを書いてみたくなったので。
レイ×カヲルの世界だと、こんなやりとりもあるんじゃないかと。
下手だし、無駄レスならスルーでよろw
>>201
ヒカリ「こら!鈴〜原〜!今日日直でしょ!
仕事しなさいよ!仕事!!」
トウジ「うわ!委員長そんな怒らんでもええやん」

ケンスケ「何だかんだ言っても結局は委員長なんだよな、トウジは」

シンジ「同感だね」

黄金パターン
ゼーレで作られたカヲルはレイ以上に一般常識がなさそうなので
学校に行ったら大変だろうな。
購買で売ってるパンとか金払わずにそのまま持って行きそう。
だからこそ愛とか恋とかに縁がなさそうなんだよなー
偉大なるアダムだから生殖本能はありそうだけどw
単体で完成された生命体だから生殖って概念自体ないんじゃないかな
人間の体になってるから肉体的に機能としては備えてるだろうけど魂はその必要性を認めてない
だから見よう見まねで「とりあえずやってみようか」と無邪気に行為に及ぶLRK(;´Д`)ハァハァ
「とりあえずやってみようか」と無邪気なカヲル君に対して、
実はちょっぴり恐くてなかなか踏み切れない綾波(;´Д`)ハァハァ

201,202コラボ(・∀・)イイ!!
レイのほうはガチガチの恋愛小説しか読んだこと無かったので
「恋人同士は一緒に寝る」のをそのままの意味に取りカヲルが
迫ったときはホントに寝てた・・ってのがうかぶなあ・・

ってこれ俺が昔epiのキャラコメに書いたネタじゃないか!
くるぐる使いを読んでた貞レイだとどうなる?
貞レイと貞カヲルだと、レイの方が精神的に成熟しているので
レイがカヲルに影響を与える形になりそうだなあ。
つまりお母さんのようなカヲルに
そうか、そういうことか
>>196のほかにLRKの画像ってないのー?
みたいよー
>>212
公式ではあと待ち受け動画ぐらいとおも。
流れぶったぎってスマソ


貞カヲル「やあ、また来たの」
 .レイ3「…ええ」
貞カヲル「シンジ君とは、まだ何も話せてないんだ」
 .レイ3「! …どうして」
貞カヲル「そういう顔してるよ」
 .レイ3「……」
貞カヲル「君ってほんとわかりやすいね。ま、僕もシンジ君にフラれっぱなしだから
     こんなとこに来てるんだけどさ」
 .レイ3「…あなたは、よくわからないわ」
貞カヲル「当たり前じゃないか。そう簡単にわかられちゃたまんないよ」
 .レイ3「……
     あなた、何故ここにいるの」
貞カヲル「フィフスチルドレンだからだけど」
 .レイ3「それだけなの」
貞カヲル「君には関係ないんじゃない?」
 .レイ3「…あるわ」
貞カヲル「ふぅん。…じゃ、僕が僕になるため、とでも答えておくよ」
 .レイ3「……」
貞カヲル「君は?」
 .レイ3「…?」
貞カヲル「僕に、なんか聞いてほしいことがあるんじゃないの」
 .レイ3「……」
貞カヲル「僕は僕にしかやれないコトがあるからここにいるのさ。
     …うん、僕じゃないと駄目なんだ。他の誰にもできない役目さ」
 .レイ3「…それが、あなたがここに来た理由なのね」
貞カヲル「そうだよ。
     君はなんでここにいたくないの」
 .レイ3「……、たぶん、…わたしが、わからないから」
貞カヲル「なんで? 君は君なんじゃないの? 一回死んでるけど」
 .レイ3「…そう。わたしだったヒトは、もう死んでいるのに」
貞カヲル「でも、君はここにいるじゃないか」
 .レイ3「碇君は、そう思っていないわ。口には出さないでくれるけど」
貞カヲル「死んだ君にこだわってるってわけ? あ、そっか、だから僕にも冷たいんだ。
     まぁ仕方ないかもね。死はヒトにわかる絶対的なモノのひとつだし」
 .レイ3「…それなら、ここにいるわたしは何。
     何故また生きてるの。…何のために。誰のために」
貞カヲル「自分が自分でいいのか、わかんなくなっちゃったんだ。
     だけど、ほんとはもうわかってるんじゃないの」
 .レイ3「……」
貞カヲル「前にも言ったろ。君は僕と同じだよ。そうじゃなきゃいけないんだ」
 .レイ3「……いいえ、違うわ。近いけど、やっぱり同じじゃない」
貞カヲル「…どうしてそんなこと言うのさ」
 .レイ3「……」
貞カヲル「……」
 .レイ3「…もう行くわ」
貞カヲル「……」
 .レイ3「じゃ」
貞カヲル「……最近、考えるんだけどさ」
 .レイ3「なに」
貞カヲル「僕は僕の役目のためにいるんだと思ってた。
     でももしかしたら、…ほんとは、君らに会うために生まれてきたのかもね」
 .レイ3「……」
貞カヲル「…やっぱ、君は君だよ。今僕にそう言ったじゃないか。
     君は僕とは違うって」
 .レイ3「…それだけで?」
貞カヲル「それ以外、何があるのさ」
 .レイ3「……そうね」


 .レイ3「…それで、その隠し持ったテープレコーダーは何?」
貞カヲル「ああ、ばれてた? 今の会話をちょっと録音させてもらってただけさ。
     せっかくのデータなんだし、心理的傾向をMAGIで複合分析してみようと思って」
 .レイ3「………## # #」

伊吹「第二東京の統幕本部より入電。そちらで複数の爆発を確認、
    状況の説明を乞うとのことですが」
  碇「……演習だ。ただの地上訓練だと伝えろ」
冬月「…言い訳にしても、苦しいな」
  碇「……わかっている」


書いてる方もだんだん苦しくなってきますた。無駄に長くてスマソ
>>214-216
イイ感じ!オチまで普通に萌えた!
この貞カヲルとレイ3がスキになってきたw
219名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/22(火) 03:13:53 ID:???
カヲルが死ぬ前にレイに向けた笑顔が好きだ。
貞本版でも、死ぬ前に何かレイにアクションがあればいいな…
220名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/22(火) 13:20:11 ID:???
>217、>218 サンクス!すげー嬉しいっす


貞カヲル「やあ」
 .レイ3「…来たわ」
貞カヲル「最近よく会うね、ここで」
 .レイ3「…ここにいる時間が、一番長いかもしれない」
貞カヲル「? 何言ってるのさ。一番長いのは本部施設にいる時間じゃないの」
 .レイ3「! …、そう? …そうね」
貞カヲル「当たり前じゃないか。どうしちゃったのさ、君」
 .レイ3「……」
貞カヲル「変なの。大体さ、ここに来てもシンジ君と話せるようになるわけじゃないんだよ。
     一体何しに来てるのさ」
 .レイ3「…わからない」
貞カヲル「…わからずに来てるの? ほんと変だね」
 .レイ3「あなたは?」
貞カヲル「僕?」
 .レイ3「あなたは、何故いつもここにいるの」
貞カヲル「んー? 僕は…そうだね、そこにさ、前、ピアノがあったんだ」
 .レイ3「ピアノ?」
貞カヲル「うん。零号機の自爆でふっとんじゃって、今はもうないけどね。
     で、その近くにはお墓があったんだ。すごく小さいお墓」
221名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/22(火) 13:21:14 ID:???
 .レイ3「…お墓」
貞カヲル「ヒトのじゃないよ。猫のお墓」
 .レイ3「猫?」
貞カヲル「初めてシンジ君と会ったとき、子猫が一匹ついてきてさ。
     シンジ君は拾えないって言ったから、僕はその猫を殺したんだ。こんなとこじゃ
     とても生きてけないからね。そしたらシンジ君、ものすごく怒ってさ」
 .レイ3「…碇君が」
貞カヲル「そう。彼から聞いてない? その後、またここに来てみたら、
     猫の死体はなくなってて、代わりにお墓が作ってあった。…墓標も何も
     なかったけど、僕は、あれはお墓だと思うな」
 .レイ3「…どうして?」
貞カヲル「シンジ君が、荒らすなって言ったからさ。
     そこにいたら、彼が来たんだ。猫のお墓を見に来たんだろうね。僕がいるのを
     見たら、血相変えて『どけ』って」
 .レイ3「……」
貞カヲル「そんなのはそのとき一回きりだったけどね。
     それからは、ここには誰も来ないよ」
 .レイ3「……」
貞カヲル「…ねえ、聞きたいんだけどさ。
     シンジ君って結構荒っぽいヤツなの? セカンドチルドレンのときも
     何か必死だったしさ。君、思い当たることとかない?」
222名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/22(火) 13:22:41 ID:???
 .レイ3「……
     …自分にはエヴァの他に何もないなんて、そんなこと言うなよ」
貞カヲル「…?」
 .レイ3「生きてれば、生きてて良かったって思える日が、きっと来るよ」
貞カヲル「…それが、シンジ君の…?」
 .レイ3「……」
貞カヲル「ふぅん…」
 .レイ3「……」
貞カヲル「でもさ、君、覚えてるんだね。前のこと」
 .レイ3「…覚えてる、だけ」
貞カヲル「君はそう思うの?」
 .レイ3「……」
貞カヲル「いいけど。たださ、…何だか、少しわかった気がするよ」
 .レイ3「何が?」
貞カヲル「君があのとき零号機と自分を捨てた理由。
     君は、自分が消えることより、シンジ君が失われる方が嫌だったんだね」
 .レイ3「……うん」
貞カヲル「なんか、スキだな。そういうのってさ」
 .レイ3「…あなたでも、そういうことを言うのね」


貞カヲル「ところでさ、なんでシンジ君は君のお墓は作んなかったのかな?
     死んだ人のために作るのがお墓なんだろ。猫に作ってあげたんなら、
     君のだってあってもいいのに。そう思わない?」
 .レイ3「……」
223名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/22(火) 13:24:32 ID:???

貞カヲル「………あれ?」
 .レイ3「……」
貞カヲル「どうしたの? 今日は怒んないの?」
 .レイ3「…いいの」
貞カヲル「…、なんで泣いてるの。悲しいの?」
 .レイ3「…いえ、嬉しいの。…そう、お墓はないのね、わたしの」
貞カヲル「嬉しい? …嬉しくても、泣くの?」
 .レイ3「……そう。
     嬉しいときにも、涙は出るのよ」


冬月「今日は静かだな」
  碇「ああ」
冬月「…しかし、いつまでも観察者ではいまい」
  碇「ああ。…初号機の修復を急がせろ。いずれ時が来る」


長文スマソ。あと3巻の台詞はうろ覚えなのでつっこまんでください。
そろそろスレ違い気味なので、次回で最終回です。
224名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/22(火) 14:52:09 ID:???
乙です。今回はちょっとしんみりでしたね。
LRS風味だけどじーんときてしまった。GJ!!
次で終わり?嫌です。もっと続けてください。面白いよこのカヲレイ。
225名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/22(火) 18:09:03 ID:???
>>220-223
GJ!!俺はカヲルと違ってレイ3が泣いた理由わかったよ(´ー`)y─┛~~
だんだんと距離が縮まってく二人はよいな。最終回も楽しみにしてる。
226名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/23(水) 06:23:09 ID:???
>>219
あのなんとも言えない笑顔凄い好き。
けど私にはレイが悲しそうに見えてしまってなんか・・切ない。
>>220-223
カヲル君の口からピアノという単語が出てなんか良かった!貞カヲルっぽい!
そういや、ピアノ誰に習ったんだろう?独学で弾けそうだけど・・。
227名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/23(水) 17:01:30 ID:???
貞カヲ×レイ万歳!!はまりました。次回で最終回は寂しいけど、
楽しみに待ってます。
228名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/23(水) 20:51:20 ID:???
最終回では貞カヲルくんどうなっちゃうんですかーなんか心配…
いや、レイ3と幸せになってくれる事を祈ります!!
しかしこの2人のコンビ本当大好き!なんか可愛いですよね。
229名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/23(水) 22:20:29 ID:???
ss乙。貞カヲどうなるかといえば漫画の方も気になるな・・

>>219その前にレイが夜一人で自問自答するところも好きだ。
「フィフスチルドレン・・あの人、私と同じ感じがする・・」
230223とか:2005/03/24(木) 16:07:31 ID:???
遅くなりました。
最終回なんかクソ長くなりました。10KB弱?くらい。
スレ違いになるかもしれないので、すいませんがどうしたらいいか教えてください。
(夜中頃にもう一度来ると思います)

  1.そのまま貼ってOK
  2.どっかの廃墟スレに投下、そこへ誘導
  3.途中はしょって短くしてここに投下
  4.(・∀・)カエレ!!

勝手な言い分ですがよろしくおながいします。
大したことないネタ引っぱってスマソ >住人諸氏
231名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/24(木) 18:05:51 ID:???
カヲレイならハッテクリ(・∀・)!!
232名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/24(木) 19:01:22 ID:???
    '⌒⌒ヽ.'⌒⌒丶 
    ′从 从)ノノハ  ミ
   ヽゝ゚ ー゚ν´∀` リb   < SS、AA、萌えトーク、笑えるネタ等々なんでも歓迎だよ
   0   ⊃と   )       
    、_つ    |
.       (_(__)

カヲルくんも言っている!そのためのスレだ!

233名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/24(木) 23:34:51 ID:???
長いLAK最終回楽しみ!他スレに誘導とかゆう手もありだけど
このスレがログになった時の事を考えるとやっぱりここに投下がいいと思う!
234名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/24(木) 23:51:33 ID:???
>>233
LAKなんてこのスレにあったっけ?と真面目に考えてしまった…
LRKの間違いだね?

>>230
このスレにお願いします!
235233:2005/03/25(金) 00:05:32 ID:???
>>234
うわ〜貞本スレ見てたから混乱したみたい!笑)Aは綾波ってコトでなんて・・・ゴメン!
LRKLRK!
236名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 00:24:49 ID:???
ここに貼ってください!楽しみにしてるんでよろしくお願いします〜!
237名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 00:41:11 ID:???
>230
楽しみにしてます。

ところで>196の画像はなんとなくリナレイに見えるなーと思ってしまったのだが
ここの皆さんはカヲル×リナレイもいける口なのだろうか
(ちなみに自分は大好き)
238名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 00:41:34 ID:???
お前ら、おそらく1を希望してるんだろうが、ちゃんと選択肢書け。
ただ「貼ってくれ」じゃ、どっちか迷うかもしれないだろ。




俺?当然1ですよ。
239名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 03:19:23 ID:???
スマソ大変遅くなりますた

……先に謝っておきます。
すいませんでした。 orz
マジにスレ違いかもしれません。

感想くれた人や、ここに貼っていいよって言ってくれた人、ほんとにありがとう。
んで、もしかしたら、ごめん。
では行きます。↓
2401/19:2005/03/25(金) 03:34:45 ID:???
貞カヲル「やあ。今日はあっちには来なかったね」
 .レイ3「……」
貞カヲル「…どうしたの?」
 .レイ3「……」
貞カヲル「黙ってちゃわからないよ。ね、どうしたのさ」
 .レイ3「……
     …碇君が」
貞カヲル「シンジ君? そっか、今日は彼と話してみるって言ってたね。
     …うまくいかなかったの」
 .レイ3「……」
貞カヲル「…何があったの」
 .レイ3「…たぶん、わたし…わたしたちを、見たの。碇君」
貞カヲル「…それって」
 .レイ3「…もう、会ってはくれないわ。それが普通だもの」
貞カヲル「待ってよ」
 .レイ3「…わかって、いたもの。もう、いいの」
貞カヲル「! 良くないだろ、君は、…あんな思いまでしたのに」
 .レイ3「……」
貞カヲル「…、ねえ、何か言いなよ」
 .レイ3「ごめんなさい。
     でも、わたしは、知らないのよ」
貞カヲル「……」
 .レイ3「じゃ、…さよなら」
2412/19:2005/03/25(金) 03:35:31 ID:???
貞カヲル「こんなとこで何してるのさ」
 シンジ「…君か。
     悪いけど、今は誰とも会いたくない気分なんだ。話し相手が欲しいなら
     どこか他の場所に行ってよ」
貞カヲル「僕は何してるのって訊いたんだよ」
 シンジ「……だから、今は」
貞カヲル「お墓参り? 綾波レイの」
 シンジ「…! 今、何て言った」
貞カヲル「お墓参りだよ。
     だってそうじゃないか、誰とも会わず、誰とも話そうとしないで、
     こうやって零号機の自爆跡に一人で立ってるんだから。
     ねえ、何を待ってるの? それともやっぱり彼女の分のお墓も作るの?
     子猫のときみたいにさ」
 シンジ「…ッ!! ……
     ……あ」
貞カヲル「……
     …何するんだよ、いきなり。君ってほんと乱暴なヤツだな」
 シンジ「…、ごめん、…血が」
貞カヲル「いいよ、このくらい。言いすぎた僕が悪いんだし」
 シンジ「え…?」
2423/19:2005/03/25(金) 03:36:18 ID:???
貞カヲル「…そこまで変な顔することないじゃないか。
     そういうことはわかんないヤツだと思ってた?」
 シンジ「…、悪いけど、その通りだよ。今さら、君を普通の人と同じように見ろって
     言われても、僕にはできそうにないよ。…普通の人なんて、ここには
     もうほとんどいないのかもしれないけどさ」
貞カヲル「ふぅん。じゃ、綾波レイならどう?」
 シンジ「…!」
貞カヲル「僕にそんな怖い顔してどうするんだよ。どうなのさ」
 シンジ「…君に答える理由なんかないだろ」
貞カヲル「僕は聞きたいんだ。それに、他の誰もこんなこと訊かないんじゃないの?」
 シンジ「…わかったよ。
     ……綾波のことは、…まだ、僕には答えを出せないと思う。
     どうしていいか、わからないんだ。…だから、それまでは会えない。
     僕は、君みたいに何でも平気な顔で済ませられるヤツじゃないんだよ」
貞カヲル「……
     彼女が怖いの?」
 シンジ「…、怖いよ」
貞カヲル「……ふぅん」
2434/19:2005/03/25(金) 03:37:34 ID:???
 シンジ「なんだよ」
貞カヲル「別に。たださ、君がそうやって怖がってる間も、彼女はココにいるんだよ。
     避けてる君にとってはいないことになってるのかもしれないけどさ」
 シンジ「…何が言いたいんだよ」
貞カヲル「何も言わないのと、何も感じないのは同じじゃないってことさ。
     …ねえ、ちょっと手を出してみなよ」
 シンジ「なんだよ、いきなり」
貞カヲル「いいからさ」
 シンジ「…?」
貞カヲル「ほら」
 シンジ「……何で、こんなときに握手なんか」
貞カヲル「彼女がさ、前、君にこうやってもらったって言ってたから。
     どんな感じがするのかなって思って」
 シンジ「彼女? …綾波が?」
貞カヲル「何度かしたんじゃないの、彼女と」
 シンジ「…っ?! いや、…した、って…」
2445/19:2005/03/25(金) 03:38:52 ID:???
貞カヲル「違うの?」
 シンジ「…え、あ、別に、違わないけど」
貞カヲル「? ならいいけど。で、彼女は君にさわってもらって嬉しかったってさ。
     …あれ、どうしたの」
 シンジ(……こいつ、何でこういう言い方しかできないんだろう…)
貞カヲル「よくわかんないな、君は。
     とにかくさ、話すのが駄目なら、これだけでもやってあげれば。
     じかに接触するのは言葉よりよっぽど効果が高いって話だし」
 シンジ「効果、って…」
貞カヲル「だって、彼女との関係をうまく修復できないんだろ?」
 シンジ「………」
貞カヲル「何?」
 シンジ「……君にはわからないかもしれないけど、うわべだけ言葉をつくろったり、
     仲良くしようとしたりしたって、それで元通りになれる訳じゃないんだよ。
     …そりゃ、外から見てるだけの君には満足なんだろうけど」
2456/19:2005/03/25(金) 03:39:52 ID:???
貞カヲル「それは心外だな。一応、彼女のために言ってるつもりなんだけど」
 シンジ「…綾波の?」
貞カヲル「いつも君の話して、そのたびに落ち込んでるからさ。不公平だよね」
 シンジ「……」
貞カヲル「また黙るんだね。
     …ほんと、不公平だよなぁ」
 シンジ「…、あっ?」
貞カヲル「そろそろ行くよ。考え事の邪魔してごめんね」
 シンジ「待てよ、君…まさか」
貞カヲル「ああ、そういえば初号機は直った?」
 シンジ「…え?」
貞カヲル「直ったのかって訊いてるんだけど」
 シンジ「あ…爆発のダメージは大したことなくて、修理もすぐ済むって聞いた、けど」
貞カヲル「そう。
     弐号機もさ。それじゃあそろそろだね」
 シンジ「? 何の話だよ」
貞カヲル「これからのことさ。じゃ、またそのうちにね」
 シンジ「……
     …何なんだよ、あいつ」
2467/19:2005/03/25(金) 03:41:34 ID:???
 .レイ3「……!」
貞カヲル「あ…来てたんだ」
 .レイ3「…ごめんなさい」
貞カヲル「なんで謝るのさ。別に、ここは僕の場所ってわけでもないんだし」
 .レイ3「…そうじゃ、ないの」
貞カヲル「?」
 .レイ3「……他に会えるところ、知らないから」
貞カヲル「……
     ひょっとして、僕を待っててくれたの」
 .レイ3「……」
貞カヲル「…ありがとう」
 .レイ3「いいの?」
貞カヲル「僕は嬉しいよ。涙は出てこないけど」
 .レイ3「…そう、ね」
貞カヲル「…ふふ」
 .レイ3「?! なに」
貞カヲル「今、ちょっと笑顔みたいになった」
 .レイ3「…、そう?」
2478/19:2005/03/25(金) 03:43:11 ID:???
貞カヲル「一回くらい見てみたかったな、君の笑った顔」
 .レイ3「…なにを、いっているの」
貞カヲル「…君を見てると、何だかとても嬉しくなるな、ってことさ」
 .レイ3「……」
貞カヲル「……」
 .レイ3「……」
貞カヲル「…初号機の修復が終わったんだ」
 .レイ3「……?」
貞カヲル「なんでそれを待てって言われたのかわかんないんだけどさ。
     とにかく、これでやっと僕の待ち時間が終わった。もしもう一回会えたら、
     それを言おうと思ってたんだ。…ほんとはマズいんだけど」
 .レイ3「…、何を言ってるの」
貞カヲル「お別れだよ」
 .レイ3「……」
貞カヲル「そんな顔しないでよ。前から決まってたことなんだからさ。
     …ここで君と一緒に過ごせて、楽しかったよ」
 .レイ3「……」
貞カヲル「じゃあね」
 .レイ3「…あ……」
2489/19:2005/03/25(金) 03:44:51 ID:???

貞カヲル「さ、行くよ。おいで、アダムの分身。そしてリリンの僕」


 青葉「館内にATフィールドの発生を確認!」
  .ミサト「弐号機なの?!」
 日向「いえ、パターン青! 間違いありません、使徒です!」
  .ミサト「使徒?! …使徒だというの、あの少年が」

 冬月「まさか、ゼーレが直接送り込んでくるとはな」
   碇「ああ。老人たちは予定をひとつ繰り上げるつもりだ。我々の手で」


 モノリス「人は愚かさを忘れ、同じ過ちを繰り返す」
 モノリス「アダムや使徒の力は借りぬ」
 モノリス「我々の手で、未来へと変わるしかない」
 .キール「初号機による遂行を願うぞ」
24910/19:2005/03/25(金) 03:45:50 ID:???

 シンジ「…彼が? 嘘、だろ。…ミサトさん」
  .ミサト「事実よ。受け止めなさい。
     出撃、いいわね」


 .レイ3「……」

25011/19:2005/03/25(金) 03:49:39 ID:???
連投規制に引っかかりますた。



オペレータ「目標は第二層を通過。なおも降下中」
オペレータ「物理的障害は、弐号機により全て突破されていきます!」
  冬月「ターミナルドグマの全隔壁を閉鎖しろ。数秒でもいい、時間を稼げ」

 シンジ「いた!」
貞カヲル「…待ってたよ」
 シンジ「! 弐号機が…?! くッ」
貞カヲル「悪いけど、下まで付き合ってもらうよ」
 シンジ「?!」

 冬月「しかし、なぜ弐号機を? まさか融合を果たすつもりか」
   碇「あるいは破滅を導くためかだ」

貞カヲル「エヴァシリーズ。ヒトにとって忌むべき存在。
     そんなものまで利用して生き延びようとするリリン。
     …僕にはわからないよ」
25112/19:2005/03/25(金) 03:50:35 ID:???
 シンジ「やめろよ、どうしてだよ! 何でこんなことするんだよ!」
貞カヲル「エヴァは僕と同じ身体でできてる。魂さえなければ同化できるさ。
    この弐号機の魂は、今、自ら閉じこもっているから」
 シンジ「自ら? …アスカ?! 君は…」
貞カヲル「違うけど、まあいいか。別に君に教えるためにこうしてるんじゃないし」
 シンジ「じゃあ、何をするって言うんだよ!」
貞カヲル「裁定さ。
     死ぬことすら自分では選べない、君らの代わりにね」
 シンジ「死?! そんなこと…」
貞カヲル「…君にはわかんないんだろうな」
 シンジ「…ッ、わかるわけないだろッ!」
貞カヲル「そう」
 シンジ「だからこんなこと、もう止め…あっ?!」
貞カヲル「……」
 シンジ「…AT、フィールド…?!」
貞カヲル「そう、君らリリンはそう呼んでるね。
     何人にも侵されざる、聖なる領域。心の光。
     …君らもわかってるんだろう? ATフィールドは、誰もが持っている
     心の壁だってことをさ」
 シンジ「そんな…そんなこと、知るもんかッ!!」
25213/19:2005/03/25(金) 03:51:30 ID:???

  .ミサト「……初号機の反応が消えて、もう一度変化があったときは」
 日向「…わかってます。ここを自爆させるんですね。
     サードインパクトを起こされるよりはマシですから」
  .ミサト「すまないわね」
 日向「いいですよ。…あなたと一緒なら」
  .ミサト「ありがとう」

貞カヲル「ヒトの定めか。…ヒトの定めは悲しみに綴られているね。
     まるで、死んでも生かされ続けるあの子みたいに」

 シンジ「?! なんだ…?!」

  .ミサト「どうしたの?!」
 日向「これまでにない、強力なATフィールドです!」
 青葉「光波、電磁波、粒子、全てが遮断されています! 何もモニターできません!」
  .ミサト「…まさに結界か」

 シンジ「…!! 痛…ここは…?
     あ…!」
25314/19:2005/03/25(金) 03:52:27 ID:???
貞カヲル「…もう来ないの?」
 シンジ「待てよ! …うっ?! …、弐号機…!」

 伊吹「最終安全装置、解除!」
 日向「ヘヴンズドアが開いていきます…!」
  .ミサト「ついに、たどり着いたのね。使徒が。
    …日向君」

 シンジ「…ッ!!
     ちくしょう…、アスカ、ごめん! ごめんよ…!
     このっ、離せぇえええっ!!」


貞カヲル「……!」

 ミサト「今度は何?!」
 伊吹「ATフィールドです! ターミナルドグマの結界周辺に、先と同等の
     ATフィールドが発生しています!」
 ミサト「初号機?!」
 青葉「いえ、パターン青! 使徒です!」
25415/19:2005/03/25(金) 03:54:25 ID:???
 ミサト「新たな使徒だというの…?!」
 青葉「結界内部に侵入していきます…あ、いえ、消失しました」
 ミサト「消えた? 使徒が…?」


 .レイ3「……」


貞カヲル「…なんで来たんだ。
    君は僕とは違うんじゃなかったのか。…シンジ君が気づくかもしれないのに。
    …急がないと」

 シンジ「くうっ…! 離せ、離せよ!
     あいつ、一体何を知ってるんだ。あの巨人のところに行って
     何をする気なんだ。使徒、…真実、そんなもの、僕は…!」
25516/19:2005/03/25(金) 03:55:32 ID:???

貞カヲル「アダム。僕らの母たる存在。
     アダムより生まれたものは、アダムに還らなければならない。
     …僕はどうすればいいんだろうね?
     全てが消えた後の世界で、一人で君らのお墓でも作ればいいのかな?
     彼が、死んでしまった子猫にしたように」

貞カヲル「……違う」

貞カヲル「これは…リリス」

貞カヲル「…そうか、そういうことか。…リリン」
25617/19:2005/03/25(金) 03:57:03 ID:???

 シンジ「……」
貞カヲル「やあ、来たね」
 シンジ「……」
貞カヲル「ありがとう。
     弐号機は君に止めておいてもらいたかったんだ。そうしないと
     彼女と生き続けたかもしれないからね」
 シンジ「君は…どうして…」
貞カヲル「僕が生き続けることが、僕の運命だからだよ。
     結果、ヒトが滅びてもね」
 シンジ「…裁定、なのか」
貞カヲル「そうさ。でも、今になってわかったこともあるんだ。
     僕はこのまま死ぬこともできる。
     生も死も、誰かに決められることじゃないからね。
     あの子猫だって、明日死ぬってわかってても、きっと、死にたいなんて
     少しも思ってなんかなかったんだよ。
     …今はわかる気がする。間違ってたのは、僕の方なんだね」
 シンジ「何…何を、言ってるんだよ」
貞カヲル「遺言」
 シンジ「……」
25718/19:2005/03/25(金) 03:59:09 ID:???
貞カヲル「さ、僕を消してよ。じゃなきゃ君らが消えることになる。
     滅びの時を免れ、未来を与えられる生命体はひとつしか選ばれないんだ。
     …そして君は、死ぬべき存在じゃない」
 シンジ「…っ、そんなの、…駄目だよ、僕はまだ、君に聞かなきゃならないことが
     たくさんあるんだ。それに、綾波のことだって。ねえ、そうなんだろ。君は…」
貞カヲル「悪いけど、無理だよ。
     …そんなふうに見ないでよ。君は、僕のこと嫌いなんじゃなかったの?」
 シンジ「…、僕は」
貞カヲル「気にしないでよ。僕はこれで、結構嬉しいんだからさ。
     参ったな、こういうときってどんな顔すればいいんだろ。
     …ねえ?」


 .レイ3「……
     …普通は、…嬉しかったら、笑うのよ」


貞カヲル(…うん)


貞カヲル「…君たちには、未来が必要なんだ」
 シンジ「……」

 .レイ3「……」

貞カヲル「ありがとう。君たちに会えて、嬉しかったよ」

 シンジ「………」

25819/19 オワリ:2005/03/25(金) 04:04:58 ID:???

シンジ「綾波」
.レイ3「…碇君」
シンジ「やっぱり、ここにいたんだ」
.レイ3「……」
シンジ「…あいつ、何度も来てたの」
.レイ3「…うん」
シンジ「……あいつ、たぶん、…綾波のこと好きだったんだ。
    僕のことも嫌いじゃなかったんだ。最初から。
    もしかしたら、あいつの方がずっといいヤツだったのかもしれない。
    …僕らが生き残って、良かったのかな、本当に」
.レイ3「…わからないわ。…ただ」
シンジ「ただ?」
.レイ3「わたし、…あの人に、一度も笑ってあげられなかった」
シンジ「綾波…」
.レイ3「……また、泣いているのね、わたし」



唐突にオワリ。…ほんとすいませんでした
線引きっぱなしの握手の先は、個人的にはEOEの赤い海のシーンに続いてます。
つか、せめてこのくらいやってあげてください。貞本さん。
259名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 04:29:34 ID:???
激しくGJ!
貞本絵で見てぇええ!!と思わせる内容でした
貞がコレやりゃ貞カヲルの人気も上がるでしょうな
260名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 06:09:03 ID:???
良かった…良かったよ…つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
261名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 10:21:11 ID:???
かっっっっっっなりよかった(・∀・)
本編もシンジ君貞カヲル君を殺すの躊躇ってほしいな。このままだとアニメよりあっさり殺されそう…
262名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 11:10:12 ID:???
かなりえがった(σД`)゜。うかつにもウルウルシチャッタヤンカ...
263名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 14:44:39 ID:???
泣いてしまった…とっても良かったです。あなたの書いたssで
貞カヲルくんとレイ3が大好きになりました。本当にありがとう!!GJ!!!
264名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 20:06:04 ID:???
いやぁ良かった良かった。想像以上だ。GJ!

シンジがちゃんと主人公してて良い。
265名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 21:22:05 ID:???
やべ、まじ想像以上にイイ!
貞カヲルの台詞とか、本当それっぽくてなんか鬱になったw
トウジといい、死ぬのはやっぱり悲しいな。
とにかく激しく乙!!またネタがあったら是非頼むよ。
266名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/25(金) 22:44:31 ID:???
EOEでは貞カヲルとレイ3結ばれますよね?そうであると信じたい。
267名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/26(土) 01:30:06 ID:???
>>239-258
ありがとう!読んだ。よかった!・・けど切ない。
今度はこのレイ3がカヲルのお墓作りそう。ネコの隣にちっさく・・・゚・(つД`)・゚・
>>266
自分の脳内ではそうなってるよ!幸せに生きてるよ!
268名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/26(土) 02:56:27 ID:???
すっごく良かった!
貞元氏がここを見ていてくれて、このまま描いてくれればいいのに
269名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/26(土) 07:47:13 ID:???
いや貞氏にはまた俺達が予想できない展開をキボン!(でもコソーリLRKに・・)
270名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/27(日) 17:52:12 ID:???
エヴァ2で、カヲルを落とそうとレイでプレイ。
開始直後から頻繁に話しかけられてなかなかいい感じ。
二日目、なぜか夜遅くに学校にいるカヲルを発見。当然追いかける。
見つめる。近付く。手を握る。いい雰囲気。
あまりしつこくすると逆効果になるのでその日は家に帰る。カヲルは教室で考え事をしていた。

…翌日、第四使徒タブリス来襲。

初号機は説得に失敗。
なんかとても切なかった…
271名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/27(日) 22:02:55 ID:???
投票してきたー!がんばれエヴァ!

>>270
教室で考え事・・本当に切ない。カヲル君には明るい未来をあげたくなる。
272名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/30(水) 00:12:16 ID:???
嗚呼、大正浪漫。


震災で家族を奪われ天涯孤独の身となった少女綾波レイは惣流家に奉公して雨露と空腹を凌ぐ。

だがしかしそこのお嬢様に目の敵にされ、あれやこれやと日々辛い目に。

されど生きるためだ、と耐え忍ぶ少女はお使いで街へ出る。
人力車と馬車、ようやく金持ちの手の届く値段とあいなった自動車の巻き起こす砂煙に顔をしかめながら街へ出る。

すると一軒の古ぼけた万屋が目に入ってらっしゃった。
店先の、それだけは綺麗に磨かれたガラスケエスの奥に飾られた仏蘭西人形の碧い瞳と目が合った。

嗚呼、私もこの人形のやうに心が無ければ痛みを感じることもなかろうに。

透き通るガラスにそっと手を置きため息ひとつ。
273名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/30(水) 00:35:14 ID:???
「それが気に入られましたか?お嬢さん。」
「あ、いえ……」

いつの間にか隣に立っていた、まだ若いのに白髪の男に突然声を掛けられレイが肝を跳ね上げる。

「そう、それは残念です。父が生前に異国より取り寄せた人形なのですがね。」
「あの……済みません、ただ見ていただけなんです。」

買うつもりで見ていた訳では無かった、と少し慌て気味に弁解する少女を男が笑い飛ばす。
「ああ、そうでしたか。」
「ごめんなさい。」
「いえ、構いませんよ。見ての通りの閑古鳥ですから。」
「すみません。私、もう行きますので……」
「おや、お急ぎですか?なら暇な時にでもゆっくり見に来てやってください。僕もこの子も独りは寂しいですから。」

お使いを終え、屋敷に戻り家事をこなし、質素な夕餉を終え寝床に入って目を閉じても。

ぽんぽんと人形の頭を優しく撫でながら笑う男の顔が、何故か何時までも心から剥がれなかった。
274名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/30(水) 01:51:22 ID:???
おぉ、何やら素敵な雰因気な・・こういうの好きです。レイと仏蘭西人形・・
なんだか良い所で終わってるので、先が気になります。
275名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/30(水) 13:35:48 ID:???
同じく!!先が気になる!!続き書いて!!?
276名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/30(水) 13:37:28 ID:???
カヲルとレイは良いよ!!  
マジ好き!!
277名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/31(木) 01:42:29 ID:???
こういう時代物大好き!!先が気になるよ〜!!是非是非続き書いてください!!
278名無しが氏んでも代わりはいるもの:ときに2015/04/01(金) 02:03:47 ID:???
カヲルとレイって大正時代とかって似合うよね。どんな話になるのか楽しみw
279名無しが氏んでも代わりはいるもの:ときに2015/04/01(金) 03:45:54 ID:???
そして、今は西暦2015年。
280名無しが氏んでも代わりはいるもの:ときに2015/04/01(金) 05:06:23 ID:???
!?!?!?
281名無しが氏んでも代わりはいるもの:時に、西暦2015/04/01(金) 06:36:44 ID:???
>>279
日付だろ?
282名無しが氏んでも代わりはいるもの:時に、西暦2015-10/04/01(金) 13:26:08 ID:???
日付がこうなのは、第壱話が1995年10月4日に放映されたからかなぁと言ってみる
関係ないけど、本編の作品内の時間経過って現実の放映期間とリンクしてるのかな
(第壱〜参話で二週間、第拾七〜弐拾話で一ヶ月。第弐拾六話の時点で2016年になってたり)
…はい、スレ違いですね。


カヲル「四月か。失われた季節は戻らないけれど、暦の上ではすっかり春だね」
 レイ「春。…新しい始まりね」
カヲル「そう、新たな一年の始まり。新しい出会いの季節でもあるね」
 レイ「……」
カヲル「だけど、今の僕には新しい何かは必要ないし、望みもしないよ。
    僕はここで多くのものを得たし、今も与えられている。
    いつまでこうしていられるのかはわからないけど、…できるなら
    ずっとここにいたいと思うよ」

視線を向けるレイ。限りなく優しい眼差を返すカヲル。

カヲル「…出会うべき人には、もう出会っているしね」
 レイ「……」
カヲル「…どうしたんだい?」
 レイ「…カヲル」
カヲル「何だい?」

黙ったまま、ほんの少し顔を仰向けるレイ。カヲルを見つめる目がほのかに微笑む。
一瞬だけ驚いたような表情になるカヲル。
息をつめるようにしてそっと白い顎を支え、静かに顔を寄せる。
近づいていく二人の目がゆっくり閉じる。


エイプリルフールネタにしたかったんですがオチが行方不明。
ものすごく遅くなったけど、貞本カヲル+貞本レイ?三人目の話を読んでくれた人、
素晴らしい感想くれた人、マジでありがとう。ほんと嬉しかったです。
283名無しが氏んでも代わりはいるもの:時に、西暦2015-10/04/01(金) 14:47:18 ID:???
>282
それは「2015年マイナス10年=2005年の4月1日」って読むんです、多分。

日付については多分、その脚本なりセルなりを描いた時の時間でしょう。
九話で出てくるカレンダーは95年8月の丸写しですから。
その辺の考察はevawikiで結構厳密にやってます。
ttp://hpcgi3.nifty.com/sepura/eva/wiki/wiki%2Ecgi/%BF%B7%C0%A4%B5%AA%A5%A8%A5%F4%A5%A1%A5%F3%A5%B2%A5%EA%A5%AA%A5%F3%A4%CE%BB%FE%B7%CF%CE%F3

最後になりましたが、作品、いい空気です。
284名無しが氏んでも代わりはいるもの:時に、西暦2015-10/04/01(金) 22:39:29 ID:???
>>282
あなただったのかーーー!!なんだかお話が補完されてるし!
やっとカヲルに笑ってあげることが出来たんだね・・。・゚・(ノД`)・゚・
萌えを通り越してなんだか泣ける。こちらこそありがとです!
285名無しが氏んでも代わりはいるもの:時に、西暦2015-10/04/02(土) 01:10:45 ID:???
>>282
本当、あの話から間接的につづいてるっぽいとこが嬉しかったよ。
今回も良いものをありがとう。
(オチが行方不明になったエイプリルフールネタというも少し気になる・・)
286282:時に、西暦2015-10/04/02(土) 12:05:50 ID:???
>283さん
うわ…サンクス。恥ずいな自分。教えてくれてありがとう。

>284さん、>285さん
サンクス! 嬉しいっす。(つか続きという考えはなかったのでちと驚き気味)
消えたオチは「出会いの季節だね」ってとこにレイが微妙に反応して、
「じゃああなたも新しい出会いを探しに行けば。わたしもそうするわ」とか発言。
マジで凍りつくカヲルをしばらく観察した後、「…エイプリルフール」とオトす、
みたいな感じでした。

スマソいい加減名無しに戻ります。
某647氏とか気まぐれ氏とかLRKSの二代目氏とか、上手い方はもう来ないのだろうか…
287名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/03(日) 03:41:27 ID:???
漏れもきて欲しい!!でもあなたの貞カヲレイも続き読みたいです!!
やんちゃ坊主とおとなしい天然娘って感じでほんとツボにはまったので。
なんでどうかまた投下してください!!貞カヲレイ万歳!!!!
某647氏、気まぐれ氏、二代目氏もお待ちしております!!LRK万歳!!!!
288名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/03(日) 17:16:28 ID:???
>282氏の貞カヲレイがあまりにも良かったので

ttp://www.geocities.jp/kmsky5g/LRKK.jpg

勢いで描いた。今は反省している。
289名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/03(日) 17:33:47 ID:???
かなりイイ!!萌ますた(*´Д`)カワエエ…w
290名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/03(日) 17:44:09 ID:???
カヲ→レイ←貞カヲだーーーーーーーーーーーーーー!!!
やばい、可愛すぎる!右側でムッっとしてるのが貞カヲルくんかな?
Wカヲルくんでレイの取り合いとかして貰いたい。可愛すぎ(*´Д`)
291名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/03(日) 18:02:36 ID:???
保存しました。反省する必要ナシですよ。できればもっと貞カヲレイ絵を〜!!
292285:2005/04/03(日) 21:48:44 ID:???
>>282
エイプリルフールネタいいですね、レイにあしらわれて凍りつくカヲル、
しばらく観察するレイなんて。教えてくれてありがとう

>>288
GJ!斬新な発想だ、絵柄も表情も可愛いね。
293某647 ◆fo.oI5nT0s :2005/04/04(月) 12:07:14 ID:???
今は大正LRKの続きを書くにあたって時代背景をおべんきょ中。
しかしながらそれもノクターンマニアクスとの同時進行につき遅々として候(´д`)

「鳴かぬなら 鳴くまでまとう 不如帰」の精神で
「ジャンプで画面を切り替えたDS版の暗黒要塞レ○クスの読み込みを待つカンジ」で
今しばらくお待ち下さい。
294名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/04(月) 19:06:03 ID:???
パソでないから288のイラストみれね… 携帯で見れるようにしてエロイヒト…
295名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/04(月) 22:48:11 ID:???
漫画喫茶に行けば?
296名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 00:51:15 ID:???
647氏あなたでしたか!大正モノ今から超楽しみです!頑張ってください!!
297名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 00:55:08 ID:???
282氏の没ネタに萌えて

ttp://www.geocities.jp/kmsky5g/April.gif

勝手に描いてしまった。ネタを無断借用して済みません。
298名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 01:44:13 ID:???
>>282
またもGJ!なんか状況が目に浮かぶ。イイヨイイヨー!
>>293
647氏!すげー楽しみ、生殺し状態ハァハァで待ってますw
>>288、297
激しく乙!4,5コマ目に萌えた。
可愛えぎるからどうにか今すぐ294にも見せてやりたいな・・
299名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 03:15:41 ID:???
カヲレイ漫画超可愛いwもっともっともっとー(*´Д`)
よし、決めた。あなたはここの専用絵師さんに決定!!
ぜひともこれからも沢山可愛いカヲレイ絵or漫画描いてください!!
300名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 03:27:41 ID:???
288さんも是非是非お願いします!!
301名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 12:51:59 ID:???
>288 >297  マ ジ G J  いやむしろ ネ申
即効で保存しますた。お二方サンクス。ヤバいくらい感激。絵上手いなぁしかし

つう訳でちょっとだけおまけです。


夏空の下、田園風景の中に佇むレイ。ふと振り向くと傍らにカヲルがいる。

 レイ「…あ」
カヲル「……、ん? …あれ、君」
 レイ「わたしがわかる?」
カヲル「うん。けど、これは…?」
 レイ「わからない。でも、ここはもう碇君のいるところではないわ」
カヲル「……
    そっ…か、全部済んだんだっけ、あの後に」
 レイ「そう、わたしたちにできることは終わったの」
カヲル「…シンジ君、ちゃんと戻れたかな」
 レイ「ええ。今はまだおぼつかないけど、きっと自分の足で地を歩いてゆくわ」
カヲル「そっか。彼、妙なとこでたくましいからね。
    ところで、結局彼とはもう一度握手できたの」
 レイ「…ええ。
    もしかして、あなたが言ってくれたの、碇君に」
302名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 12:53:24 ID:???
カヲル「さあね。
    何しろいろいろあったから、よく憶えてないや」
 レイ「……」
カヲル「…でさ」
 レイ「なに?」
カヲル「…君が良ければなんだけどさ、…今度は、僕にもそれ、やってみてくれない?」
 レイ「握手?」
カヲル「……そう。うん。君が構わないなら、だけど」

視線を逸らして田んぼや畦道の先を眺めるカヲル。その続きを装う感じで
さりげなくレイをうかがい、そこで止まる。
優しい表情のレイ。

 レイ「いいわ」

白い細い片手がすっとさしのべられる。

カヲル「……」
 レイ「どうしたの」
カヲル「…今、もしかして、少し笑った…?」
 レイ「? よく聞こえないわ」
カヲル「え? あ、いいよ、別に。何でもないんだ」
 レイ「?? …、あ」

突然、脇から別の白い手が伸びてきてレイの手をとる。

庵カヲル「やあ。また会えたね」
303名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 12:54:50 ID:???
   レイ「…あなたは」
庵カヲル「君がいるとは思いもよらなかったよ。…それを言うなら、僕がまだ
     存在していることも充分におかしいのだけどね。
     ただ、一人ではなくて良かった。会えて嬉しいよ」
   レイ「…あ」

優しく手を包みこみ、つーっとレイを引き寄せるもう一人のカヲル。

庵カヲル「たった一人では、人は寂しさをなくすことはできない。
     それは僕らにとっても同じだからね。
     長い時を生き続けねばならないとすれば、なおさら一人は辛いよ」

困ったように目を伏せるレイ。
そこへ我に返って割り込むカヲル。若干乱暴にレイの肩を掴んで引き戻すものの、
もう一人のカヲルはしっかり手を握ったまま離そうとしない。
きっと睨みつけるカヲルその1。微笑を返すカヲルその2。困惑するレイ。
304名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 12:56:01 ID:???
貞カヲル「……君は誰だよ」
庵カヲル「僕は君さ。いや、君が僕なのかな。君とは別の渚カヲル、
     無数に存在する可能性のうち、君以前に唯一確定されたひとつだよ」
貞カヲル「ふーん。
     どうでもいいけど、離しなよ。彼女が困ってるだろ」
庵カヲル「何故僕が離す必要があるんだい? 君こそ、自分から言っておきながら
     彼女を待たせるのはどうかと思うけど?
     それも単に自分の気持ちの都合で」
貞カヲル「…、彼女のその手は僕に向けてくれたものなんだよ。
     君にじゃない。わかったらさっさと離したら?」
庵カヲル「君がそれを受けるにふさわしいとは思えないけどね」
貞カヲル「それこそ君の都合なんじゃないの?
     だいたい、そっちは一回しか彼女と喋ってないよね。それも一方的に
     話しかけただけで終わったし」
庵カヲル「何を言うのさ。僕は君みたいに『違う』なんて言われていないよ。
     彼女は僕が自分と同じだと感じたからあの場に現れたのさ。そこに
     余計な感傷や雑事は存在しないよ」
   レイ「…二人とも、やめて」
貞カヲル「あれが余計だって? おかしいんじゃないの、君。
     あの積み重ねがあったから、僕は彼女をスキになっていけたんだし、
     彼女もちょっとは心を開いてくれたんじゃないか。全く信じらんないな」
305名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 12:57:27 ID:???
   レイ「もうやめて」
庵カヲル「それだけ強い繋がりが存在したってことさ。…それより、少し手の力を
     緩めた方がいいんじゃないかな? 彼女が痛がっているじゃないか」
貞カヲル「君こそそろそろ手を離したらどうなのさ」
庵カヲル「僕はいいのさ。何しろもう二回も彼女の身体を見てる間柄だしね」
   レイ「……やめて…」
貞カヲル「…ッ、なら僕は彼女の心とじかに繋がったことがあるけど?」
   レイ「…やめて」
庵カヲル「接触はしても理解はできなかったんだろう?」
貞カヲル「わかったさ! 何ならここで聞かせてあげようか?」
庵カヲル「君にそんなことができるのならね」
貞カヲル「じゃあ教えてやるよ。よく聞いてなよ、あのときの彼女は…」


   レイ「# # #  # …いい加減にして」

両カヲル「Σ(゚Д゚ ;)」


 青葉「強羅付近に高エネルギー反応! 地表面の一部が融解しています!」
 日向「同地点にてATフィールドの発生を確認! パターン青!」
 伊吹「パターン、更に増大! 被害範囲、予想できません!」

 冬月「今日も変わらぬ日々だな」
   碇「ああ」
  .ミサト「ていうかなんであたしたちまでいるのかしら」
  .リツコ「とかくこの世は謎だらけよ」


長杉。すいません。最初のパターンに戻るってことで…
306名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 16:12:04 ID:???
うおーーーーwwwwwwwめっちゃめちゃイイ!!!!!!(*´Д`) ハアハア
Wカヲルのレイ取り合い。もう 最 高 です。鼻血もんですってこれ!!
GJGJGJ!!!!
307名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 17:48:22 ID:???
みんなLRKに飢えてるからテンション上がってんなw
てか今度は288氏の絵に台詞がついたのか、すげーGJ!コラボイイ!
平和な世界にも和んだ。
308名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 18:48:03 ID:???
>288と>297は同一人物では?
アドレス一緒だし。
309288=297:2005/04/05(火) 20:31:14 ID:???
>308
そうです。名乗れば良かったですね。
なんだかややこしい事をしてしまって済みません。

勢いで描いた絵に温かいレスを下さった皆様ありがとうございます。
描いて良かった(*´∀`)

>301-305
も、ももも萌え…!
あの一枚がこんなにいい話になるとは…素晴らしいです。
良い物を読ませていただきましてありがとうございます。ヤッター。
310名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 20:38:16 ID:???
このスレにも春がきたのか!
311名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/05(火) 23:11:59 ID:???
本当このスレ大好きだ!てか皆大好きだ!!
312名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/06(水) 16:10:33 ID:???
良い職人さんと絵師が居てここはもう最高ですな。
313名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/08(金) 01:49:31 ID:jHH2105q
tってすと
314名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/10(日) 02:54:41 ID:???
投下こないかなー
315名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/10(日) 15:09:08 ID:???
来月のエースには載るってことで、三人目とカヲルの会話が楽しみだ。
…三人目が登場するまで進むといいんだが…
316名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/10(日) 18:30:45 ID:???
エヴァ2をレイでクリア。
補完計画発動後、ラストの
「リリス…? そうか、僕は許されるのか。ありがとう、リリン…」→バシャ
というのは、カヲルも補完されてリリスと融合したということで良いんだよね?
劇場版の補完シーンのようにカヲルの前に降って来るレイを想像すると萌える。

しかし、零号機と四号機は一緒に戦う機会が少なくて寂しい。
何でエンジェルバスターは零号機が使えないんだ…orz
317名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/11(月) 12:45:05 ID:???
んでも、レイのシナリオで、シンジがカヲルの説得に成功すれば、一緒に戦闘
いけるんだって。
318名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/11(月) 12:55:40 ID:???
カヲルが教室のドアを開けたらレイと衝突。
カヲルの目はレイの胸元に吸い寄せられて、すごい勢いで鼻血が・・・・!!
その後レイにハンカチを借り、保健室に連れてってもらう。
レイは心配そうに看病してくれました。
319名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/11(月) 18:28:01 ID:???
>>316
GJ!萌え                    
320名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/11(月) 18:52:30 ID:???
>317
それが難しいんだよ…
シンジプレイ以外でカヲルの説得を成功させるには、シンジのATがかなり高くなくちゃいけないんだが
NPCシンジはほっとくと笑えるくらいATが激減して行く。
せっかくレイが慣れない笑顔を振りまいて機嫌を取ってSDATも奪ったのに
戦闘ターンで敵に特攻して大怪我して入院してまたAT下がるし。
諦めて放置したら家から出てこなくなったよ…

しょうがないのでカヲル補完シナリオで四号機召喚を目指してがんばることにする…
カヲル戦闘不能時のレイの台詞、聞いてみたかったんだけどなー。
321名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/12(火) 00:30:57 ID:???
322名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/12(火) 00:56:25 ID:???
>>321
うほっ!GJ!
323名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/12(火) 01:49:53 ID:???
>>321
うはー萌え!この後抱擁しそう
324名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/12(火) 21:16:15 ID:???
ごめんね抱擁かけない
325名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/12(火) 21:30:21 ID:???
問題ない。脳内補完で既にそうなっている!
326名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/12(火) 21:39:59 ID:???
そうそう
エヴァオタの妄想力ならあの絵から抱擁シーンを思い浮かべるなんて軽い軽い
327321:2005/04/13(水) 19:36:19 ID:???
このスレ漏れのカヲレイ魂を呼び覚ました
名前きりいいしまじめに絵かこうかな
328名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/13(水) 20:26:38 ID:???
今日も投票してきたー!!エヴァ板がんばれ!

>>327
ぜ、是非っっ!!おねがいします!
329名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/13(水) 20:34:54 ID:???
>327
期待してます。

エヴァ2といえば停電イベントの会話もいいね。
330321:2005/04/13(水) 20:37:52 ID:???
がんがりたくてもネタがない事に気が付いたorz
331名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/13(水) 23:34:40 ID:???
>>329
どんなん?
332名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/13(水) 23:54:40 ID:???
>331
今やってたらたまたま発生したから録音してみた

http://gareki.dip.jp/Fb/1_1739.mp3

短い会話だけど、レイの言葉に「そうだね」と答えるカヲルは
ちゃんとレイをリリスでなく個人として認識しているんだと思えて萌える。
333名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/14(木) 00:11:56 ID:???
>>332
おお!
334名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/14(木) 01:31:49 ID:???
>>332
いいんだけど、これではアスランと灰原の会話ではないか。
335名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/14(木) 01:45:24 ID:???
>334
まあそら中の人も放送時からけっこう年を取ってますから。
カヲルの中の人は、ビデオ版の追加シーン収録でも、
間があいたせいでカンが掴めなかったと言ってたしなあ。
エヴァ2やってるとけっこう「あれ?こんな声だったっけ?」ってキャラ多いよなー
336名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/14(木) 01:55:04 ID:???
>>332
ナイス!!けど確かにちょっと違和感あった、年はしょうがないね・・けど萌え!
「そうだね」がちょっぴり寂しそうにも聞こえるw
337名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/14(木) 02:05:15 ID:???
しかし、他のレギュラーキャラクター達はまだしも
一話限りのゲストキャラなのにこんなに長く演じなくちゃいけない石田彰も大変だなぁ…
338名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/14(木) 02:26:05 ID:???
>>337
「そうだね」
339名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/14(木) 17:32:30 ID:???
石田彰と林原めぐみはヤッパリいい声だ。
340名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/15(金) 00:59:09 ID:???
昔、題名忘れたけど日本のじゃないアニメ映画の吹き替えを偶然wowowで
見たら主人公ヒロインの声がカヲルとレイで萌えた気がする・・
341名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/16(土) 00:24:33 ID:???
>>340
「チャイニーズゴーストストーリー」とお見受けしたがいかがだろう?
中国で幽霊と人間の恋物語ではなかったかな?
342名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/16(土) 21:40:29 ID:???
>>341
あ!そうかもです!なんか男がヘタレっぽかったからカヲルとは
ほど遠いんだけど・・確かにハッピーエンドな恋物語だった!
343名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/17(日) 03:04:57 ID:???
貞本版スレの
「三人目のレイはカヲルの事を知らないかも」というレスから妄想


「やあ」
「……」
「元気そうだね。体の調子はどう?」
「……あなた、誰?」
「……」
「……」
「――ほらね」
「?」
「やっぱり、君は、僕と同じだよ」
「――何を言ってるの?」
「別に。ただ――」

「――もう一言くらい、ちゃんと話をしておけばよかったなって、そう思ってるだけさ」
344名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/17(日) 08:11:49 ID:???
―…モエッ
345名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/18(月) 00:08:03 ID:???
>>343
gj!!同じく萌え!
346名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/18(月) 00:19:18 ID:???
>343
良いね。

実際のところどうなんだろう。
カヲルとレイが会ったのと、アルミサエルが来たのは同じ日だったっけ。
だとしたらやっぱり知らないのかな。レイの記憶の移植ってどうなってるんだろう…
347気まぐれ名無しのLRK:2005/04/18(月) 00:31:39 ID:???
忘れた頃にやって来る、晴れてリアル工房になった僕携帯だとイマイチ書きにくいけど、がんがりますわ。水族館もちゃんと書いてますけど、明日辺りに簡単なモノ張っときます。
348名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/18(月) 15:36:02 ID:???
わー楽しみ!!待っております。
349名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/19(火) 00:06:50 ID:???
投下楽しみだー!わくわくしながら待ってますよ!
350気まぐれ名無しのLRK:2005/04/19(火) 01:11:50 ID:???
今日二人はお花見に来ています
。ベンチに座ってのほほんとお弁当を食べていると、カヲル君がカップ酒を取り出しました
綾波さん「それは何?」
カヲル君「お酒だよ。」
綾波さん「未成年者の飲酒は禁止されているわ。」 カヲル君「そんな事言わないでくれよ、君の分も買ってきたのに。」
そう言って、綾波さんの手に、カップ酒を握らせるカヲル君
その時、綾波さんのカップの中に、桜の花びらが一枚落ちました
カヲル君「実に風流だね」
綾波さん「この花びら、どうすればいいの?」
351気まぐれ名無しのLRK:2005/04/19(火) 01:36:37 ID:???
カヲル君「桜の花びらと一緒に一気に飲み干すのさ。」
決意を決めたように唾を飲む綾波さん

数分後…
カヲル君にしなだれる綾波さんと、カヲル君の欲望に満ちた笑みをケンスケが目撃
後日、「不純異性交遊と未成年の飲酒について」という全校集会が開かれた
352気まぐれ名無しのLRK:2005/04/19(火) 01:42:13 ID:???
読みにくくてごめんなさい
携帯でのレスは何か難しいですわ
今後もよろしくお願いします。
353名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/19(火) 17:23:17 ID:???
かゎぃぃ文でつね(´ω`)カヲレイマンセー(・∀・)
354名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/20(水) 13:24:10 ID:???
酒に弱そうな香具師らだよな
355名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/22(金) 11:10:41 ID:???
>>354
そのネタで誰かなにか色っぽいのを是非!
356気まぐれ名無しのLRK:2005/04/22(金) 23:11:29 ID:???
>>355
自分で撒いた種だから
自分で処理してよろしいか?
357名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/22(金) 23:57:06 ID:???
>>356
355ではないか激しくきぼん。「出し惜しみはなしだ、存分にやれ!」
358気まぐれ名無しのLRK:2005/04/23(土) 00:52:13 ID:???
しばらく待ってくれ
明後日までには完成させる!!
話のながれとしては、ケンスケが目撃したすぐ後の話。
359名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/23(土) 01:41:30 ID:???
>>358
楽しみにしてる。締め切りなんてないから別に焦る必要はないよ?
>>273のつづきまだぁ〜?wwチンチン(AA略
360気まぐれ名無しのLRK:2005/04/23(土) 07:33:04 ID:???
十八歳未満が書いた十八禁かも

イッキ飲み+アルコール初めての綾波さんは、はにゃ〜ん(?)な状況になってしまいました
カヲル君にしなだれながら、目をを見つめています
カヲル君「どうしたの?そんなに媚びる様な目をして。」
綾波さん「私、自分でもよく分からないの」
カヲル君は綾波さんの顔に自分の顔を近付けます
カヲル君「君らしくないね、初めてだったから?」
カヲル君の腕を取り、胸に押しつけます
綾波さん「私、まだ初体験してない。」
361気まぐれ名無しのLRK:2005/04/23(土) 07:36:15 ID:???
カヲル君「どんな意味で?」
綾波さんの太股にに手を置くカヲル君
綾波さん「処女なの、触られた事も無いの。」
少し息の荒い綾波さん
カヲル君「人は身体の快楽、つまり性慾に強く動かされるんだね、僕らも例外ではなく。」
顔をさらに近付けるカヲル君
綾波さん「私…いいのよ…貴方と一つになれるのなら。」
熱い吐息がこぼれる綾波さんの口を、カヲル君の唇が塞ぎ粘着質で猥褻な音が二人にだけ聞こえる
綾波さんが漏らす声が、徐々に高くなっていく
すると綾波さんはビクッと震え、カヲル君にガクッと倒れかかる
甘い吐息を荒く吐きながら瞼を閉じている
362気まぐれ名無しのLRK:2005/04/23(土) 07:37:35 ID:???
カヲル君「あれ?どうしたんだい?」
返事の無い綾波さん、気絶しているらしい
カヲル君「気絶…か、どうやらこの薬はアルコールと相性が良すぎるらしい。」
ジーンズのポケットから小さな紙袋を取り出すカヲル君
カヲル君「まぁいいさ、その気にさせれば続きはいつだって行える。」
荒い呼吸が治まった綾波さんの頭を起きるまで優しく撫でていたそうです
363気まぐれ名無しのLRK:2005/04/23(土) 07:51:36 ID:???
とりあえず謝罪を…

>>355の発言に影響を受けすぎて、どうしたら色っぽい話になるかばかりを考えてしまい
十八禁のようにエロティックな描写になってしまいました…

自分で書いてて勃ったので吊ってきます。

「水族館に行く日」(大人のカヲルとリナレイの話)の続きでは純愛路線で行きますからご心配なく。
364名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/23(土) 15:32:06 ID:???
>>363
(;´Д`)ハァハァ (;´  Д`)ハァハァ (;´   Д `)ハァハァハァハァ :.` ;:.・∵ ゚ д:.`
GJ!吊んなくていいよw甘える綾波ハァハァ
365名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/23(土) 22:27:57 ID:???
キターーー!!同じく(;´Д`)ハァハァ 
「水族館に行く日」も楽しみにしちょる
366名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/24(日) 00:54:14 ID:???
>>363 乙乙!
海外のカヲレイサイトみつけた。なんかよくわからんけど同士がいてイイ!!
(・∀・)つttp://etherealeyes.cjb.net/rapture/
367名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/24(日) 01:09:30 ID:???
やっぱ競馬板はトナメが上手いなという感じ。
勿論基礎票が常に重なっているというのはあるにしても、板住人が多くても
そうはいかない板もあるしね。それでニュー速に勝てるんだから、やっぱ
やり方はあるんだよね。

エヴァもトーナメント最大の波乱と呼ばれるような戦いをしたいね。
368305とか:2005/04/25(月) 12:30:23 ID:???
貞本版スレにエース最新号の内容がちょっと載ってた。
なんかTV版とほぼ同じらしい。

で 肝心のカヲルの反応:
 「ファーストのことは仕方がないよ。彼女がバカだったんだ」
当然キレるシンジ


……マジに馬鹿っつーか道化だったなぁ漏れ アハハハハハ         orz
369気まぐれ名無しのLRK:2005/04/25(月) 17:35:07 ID:???
うっ…ショック
貞本エヴァに期待してたのに…

職人の皆様方!雰囲気が悪くなる前に投下きぼん!
僕も微力ながら貢献します!
370名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 18:36:26 ID:???
おまいら携帯のカヲルとレイのキス動画を思い出せ!!!

ってみんな結構ショック受けてんだな、俺は割と平気だった。
あくまで希望って割り切ってるからか・・もちろん貞本エヴァには期待してたんだけどな
ってかまだまだ諦めてないぞwww
371名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 18:46:32 ID:???
>368
原作がファンフィクションと同じ道をたどらなかったからといって
作品そのものの価値が下がるわけでも
それを読んで感動した気持ちが嘘になるわけでも
ないと思うが。

というか一応公式発売日は明日なのだからして
ネタバレ可の本スレ以外での豪快なネタバレはできれば避けていただきたいのは自分だけか。
せっかく貞本スレ見ないでいたのに!w
372名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 19:39:02 ID:???
>>371
>>368が凹んでるのはそういうことじゃないだろw
373名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 20:00:33 ID:???
>>372
凹んでるのはそういうことじゃないけど371は368の
>……マジに馬鹿っつーか道化だったなぁ漏れ
に対してレスしてるんジャマイカ
374名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 20:32:47 ID:???
つーか正直貞版はLRSだろうと思ってるからそんなに落胆はない。
何でもいいから掲載ペースを保って欲しい。
三人目が登場するのはいつだ。夏か。秋か。
375名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 21:01:39 ID:???
三人目の生誕に立ち会ったら、インプリンティングされちゃった貞カヲル。
三年くらい経って、すっかり貞カヲル色に染まる三人目。

二人でヘラヘラしながら世界を混沌の渦へ……
376名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 21:22:49 ID:???
さて。道草の食べ過ぎは体によくない。
本題(LRKの可能性の追求)に戻ろうか。


人間界での生活が長い分、綾波さんの方が恋愛感情の目覚めも早いだろう。
そしてド天然のカヲルにアプローチしていくが微妙に実らない、と。


春の陽射し柔らかな並木道を歩く二人。
カヲルは日々の出来事について話しているが、綾波さんは上の空。

何故なら擦れ違うカップル達が皆、腕を組んで仲良さそうにしてるから。

ならば私達も腕を組まないと。仲の良さなら負けない、と視線をカヲルの肘にロックオン。
歩調シンクロ完了。距離適正。進行方向に障害物ナシ。
カウント開始。3、2、1、0。

「そう言えばあのビルは……ん?」
急に目標が移動。作戦失敗……

「何?」
「別に。」
じーっとカヲルに見つめられたまま、失敗をごまかそうと、腕の素振りを続ける綾波さん。
377名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 21:39:30 ID:???
「ああ、なる程。」
全てを悟り、微笑むカヲル。

流石はマイダーリン。二人の心はシンクロ率400%。
腕を組みましょう。そして私達のラヴラヴっぷりを世間様に知らしめましょう。


「卓球だね。いいよ、やりに行こう。実は僕も得意なんだ。」

にっこり微笑んでも駄目。
シンクロ率が起動指数を割り込んでる。それじゃ、駄目。

「……ハァ。」
「ほら、ぼーっとしてないで早く行こう。青春の日は釣瓶落としらしいからね。無駄は極力省かないと。」
「え、あ……」
不意に手を握られ、引っ張られた勢いにつられて綾波さんが走り出す。

腕は組めなかったけど、代わりに手のひらの温もりを感じられた。


いつか彼も私と同じ感情に目覚め、今の私の複雑な心境が理解出来る日が来るのだろうか?


……でも多分それは無いだろう。
何故なら、私が敏感に気付いてしまうのが先だろうから。



ミタイナ。
378名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 22:13:17 ID:???
あ、酒ネタひとつ思いついたぞ。
あの二人が自主的にアルコールを摂取しようとするシチュで比較的合法的なのが。
少し懐かしい形式でお届けしよう(笑)

〜 Teatime 〜
綾波(じーっ)
カヲル 「ん? これはブランデーさ。香りが一段と良くなるんだよ。」
綾波「そう。」
カヲル 「君も入れてみるかい?」
綾波「要らない。未成年の飲酒は法律で禁止されてるもの。」
カヲル 「ま、強制はしないさ。数倍美味しくなるとだけ言っておこう。」

綾波(じーっ)
カヲル 「うん。実に美味だ。リリンの法で束縛される君が哀れになる味だ。」
綾波(ゴクリ……)

カヲル 「ね、少しだけ入れてごらんよ。」
綾波「……なら少しだけ。」

まるで猫のように用心深く、ちびりと味見をした1stが跳ねた。
次の一口でティーカップを空にした1stの目は既に座っていた。

思えば、あの時点で止めておけば大惨事には発展しなかっただろう。
面白がって二杯、三杯と勧めた自分が悔やまれる。
379名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 22:37:18 ID:???
綾波「……おかわり。」
カヲル 「あの、1stさん?もうその辺で……」
綾波「まだ。全然足らない。」
カヲル 「……」
綾波(きゅーっ)
カヲル (あああああ!シャトー・デ・ノアールの79年モノをそんな風にがばがばと……)
綾波「……空になったらすぐ注ぐ。」
カヲル 「……はい(涙)」


綾波「……もう無いの?」
カヲル 「お終いですよ。」綾波「あれは?」
カヲル 「あれ……あれは駄目ーっ!あれは世界にもう三本しか残ってない貴重な……」
綾波「おかわり。」
カヲル 「セカンドインパクトを職人が命賭けで守り抜いた世界で最も価値のある……」
綾波「関係無いわ。おかわり。」
カヲル 「(つД`)モマー」


綾波「……ふぅ。少し……飲み過ぎたかも。」
カヲル (さようなら……僕の愛しいコレクション達よ……)
綾波「……うふふ。あなた泣きそうな顔してる。」
カヲル 「泣きたくもなるよ……」
綾波「大丈夫。お姉さんが慰めてあげる。」
カヲル 「お姉さん?ちょ、1stさん?」
380名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 22:52:41 ID:???
>>376>>378
どっちも激しくGJ!!もはやネタを思いつくなんて凄いなぁ。
ありがとう萌えたよ。
381名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 22:53:32 ID:???
綾波「緊張しなくてもいいのよ。私がリードします。」
カヲル 「オーケイ。取りあえず服を着ようか1st。」
綾波「何故?」
カヲル 「年頃のお嬢さんは半裸で男に抱き付いたりはしないからさ。」
綾波「……私の事、嫌い?」
カヲル 「あ、別にそういう訳では……」
綾波「あなたの大切なお酒をみんな飲んでしまったから?」
カヲル 「それは確かにそうだけど……」
綾波「でも私、あなたに嫌われたら生きて……ひっく……行けな……くすん……」
カヲル 「嫌いじゃない。嫌いじゃないから泣かないで1st、泣かないでってば。」

綾波「なら好きなのね。」
カヲル 「……君が泣き真似なんて高度な技術を身につけてるとは思わなかったよ。」
綾波「好きで好きでたまらない。」
カヲル 「聞いてないね。」
綾波「しかもライクというより、むしろラヴ。」
カヲル 「相変わらず思い込み激しいね。しかも凄い展開速度だ。」
382名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/25(月) 23:06:25 ID:???
綾波「でも最近、あなたならいいかも、って思ったの。」
カヲル 「それは通常、『最近』とは呼ばずに『今』と呼ぶのが普通だけどね。」
綾波「だから……あなたになら私の大切な物を奪われても構わないわ。」
カヲル 「そうかいそうかい。もし良かったら、両手の自由を奪われた僕に、いったい何が奪えるのか教えてくれないか?」
綾波「私と一つにならない?それはとて……」

カヲル 「……?」

綾波「も……」

カヲル 「1st?」


綾波「……キモチワルイ。」
カヲル 「トイレあっちだから!今の体勢で吐かれると全部僕に……手、離して!ここで吐かな……ニャーッ!!!!」




もう彼女には一滴たりともアルコールは飲ませない。
神に誓う。
383380:2005/04/25(月) 23:12:32 ID:???
>>381-382
割り込んでスマンカッタ。良かったよ。この後のカヲル悲惨だw
384368 1/4:2005/04/26(火) 13:10:30 ID:???
>371
>ネタバレは避けて
もっともなご指摘です。
マナーに欠けた書き込み、申し訳ありませんでした。 >スレ住人諸賢

以下言い訳
…本気でLRK化するとかネタごときで展開が変わるとか思っていたのではなく
なんつーか二人目の自爆でカヲルが変わり始めるんじゃないかっていう
貞本版スレ(当時)の流れからあの一連のネタは生まれたわけでそれが
今回の分見る限りじゃもう全然なのでそのことが何だかショックだったのです
おまいはあの涙を一緒に流したんじゃないのかと。
それだけっす。
以上言い訳終わり。


少しばかりお酒ネタに便乗

勤務明け、着替えたあとになにげなくポケットの車のキーを確認する加持。
それに目をとめるカヲル。

.カヲル「何だか楽しそうですね、今日は」
加持「ん? ああ。久しぶりに、葛城やリッちゃんと飲みに行く約束でね。
    ここんとこ仕事続きだったからな」
3852/4:2005/04/26(火) 13:11:22 ID:XCT9aSV6
.カヲル「オトナの息抜きってやつですか」
加持「そう、たまには羽根を伸ばすのも、オトナには必要なのさ。
    酒は日頃のわだかまりも、つまらん建前もみんなとっぱらってくれるしな。
    普段言えないことも言い合えて、それでいて、険悪にはならずに済む。
    …おっと、君らにはまだ早いぞ。ちゃんとハタチを越えてからな」
.カヲル「わかってますよ」
加持「じゃあな、子供の諸君」

 レイ「お酒…」
カヲル「興味があるのかい?」
 レイ「…少し」
カヲル「そうか。でも、確かに僕らにはまだ早いよ。
    無理に飲んでみてもいい結果は得られないだろうしね」
 レイ「…そうね」
カヲル「どうして、飲んでみたいと思ったんだい?」
 レイ「…、言いたいことが、言えるようになりたいから。
    それに、…楽しそう、だもの」
3863/4:2005/04/26(火) 13:12:47 ID:???
やばいageちまったスマソ


カヲル「そうだね」
 レイ「…わたしでも、楽しく話せるようになるかもしれない」
カヲル「他のみんなと、かい?」
 レイ「……ちがうわ」

ごく小さく呟いてカヲルを見るレイ。気づかないカヲル。

カヲル「ふふ、それほど悲観することはないさ。待つ楽しみが増えると思えば、
    年齢制限というのもそう悪くはないものだよ。
    それに、僕らには僕らで、いくらでも他の方法を見つければいいのさ」
 レイ「……」
カヲル「さて、君は今日はもう上がりだろう?
    子供は子供らしく、一緒にお茶でも飲みに行こうか」
 レイ「わたしと?」
カヲル「いけないのかい?」
 レイ「…、そんなことないわ」
カヲル「じゃ、行こう」
 レイ「…ええ」
3874/4:2005/04/26(火) 13:15:13 ID:???

.アスカ「…なんつったりして、結局ラブラブなんじゃない。
    ったくもう見せつけてくれちゃってさ」
シンジ「そういう言い方ないだろ」
.アスカ「うっさいわねー。…ん? けど、もしほんとに飲ませたらどうなるんだろ」
シンジ「…アスカ、まさかそれ本気で言ってるんじゃないよね」
.アスカ「本気に決まってるじゃない! あの澄まし顔がどうなるか、興味あるでしょ」
シンジ「だからって、そんな理由で…」
.アスカ「なーに言ってんのよ。言いたいことがあるんなら、この際言わせてあげればいいのよ。
    ほら、アンタも手伝うのよ!」
シンジ「ええ?!」


..リツコ「で、ほんとに飲ませたのね」
..ミサト「うかつだったわー…ウチで四人でお泊まりって時点で、疑うべきだったのよね…」
加持「手を出してくれと言わんばかりの管理体制だからな、アレは。
    今まで何も起こらなかった方が奇跡なのさ。で、結果は?」
..ミサト「…言い出しっぺが最初の一杯で轟沈。それでお開き」
加持「…そりゃまた、何とも」
..リツコ「ブザマね」


お粗末さまですた。長文失礼
388名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/26(火) 18:51:53 ID:???
>384
カヲルが綾波の涙の意味に気付くのは、もうちょっと先のような気がする。
今回ラストでなくシンジを見て思うところがあったようだし、
貞本二人目のようにこれから感情を得ていく過程で
死ぬ前の綾波の気持ちが理解できるようになるのではないかと。

…そしてそのときがカヲルが死ぬときのような気がするわけだがorz

389名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/26(火) 20:50:33 ID:???
なんかいっぱいキテルー!!職人様たちGJ!
>>736
人間くさいレイだ!ほのぼのカップルイイ!
>>738
カヲルの独白うまい!ところどころワロタW
>>384
酒ネタ三段目!可愛い4人だ・・!

萌えました。みなさんイイトコでオチ持ってって終わらせますねw

>>388
うわぁ・・そんな気がする・・・死ぬ間際に気付く・・
そして三人目のレイを見上げて悲しそうに微笑むとか・・orz
390名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/27(水) 18:38:36 ID:???
「まわりを顧みぬまっすぐな少年の心に、乙女心がきゅんとなるんです!!
 歴史上、いつもヒロインは愛を込めてバカ呼ばわりするのです!!」
「バカ=LOVEの同意語ですよ!!」byかってに改蔵21巻163pより
     ↑              
     注目。なーんて
391名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/28(木) 01:04:41 ID:???
>>390
なるほどワロタwそうか、そういうことかリリン!!
392名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/28(木) 04:49:57 ID:???
ちょっとまて、つまりそれはカヲルがレイに乙女心をときめかせる
ヒロインということかリリン。
393名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/29(金) 01:17:53 ID:???
>>390
「バカ=LOVEの同意語ですよ!!」
そういやミサトも加持あぼーん時「バカ・・バカよあんた・・・ホントにバカ・・・」
ってバカバカ言ってるね。別か。
けどカヲルの台詞、彼女がアホだったんだ、とか彼女がマヌケだったんだとかじゃ
なくて本当に良かったw
394名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/29(金) 01:45:37 ID:???
>393
おまい明るいなー俺は今はなんか駄目ポ・・・orz
395名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/29(金) 06:01:42 ID:???
さあ、次のお題は
「ハチミツ」
「深夜のコンビニ」
「ピアノ」いづれかの三本です!




                 といきなり適当にお題を出してみるテスト。
396123:2005/04/29(金) 21:38:30 ID:???
ttp://f13.aaa.livedoor.jp/~wakawaka/phpup/img/145.gif
ハチミツにみえないけど
397気まぐれ名無しのLRK:2005/04/30(土) 00:22:27 ID:???
>>396
萌っ!カヲル君は綾波さんのこんな所に引かれたのかな?
>>395
アイディア乙です。
その内にSS書いてくれることに期待してますよ。
398気まぐれ名無しのLRK:2005/04/30(土) 01:12:09 ID:???
空気嫁って言わないで…

夕暮れの第三新東京市第壱中学校
オレンジ色の光が差し込む音楽室にて
綾波さん「フィフス?いるんでしょ?」
ピアノの影からひょこっと顔を出すカヲル君
カヲル君「何でわかったんだい?」
綾波さん「洞木さんから聞いたの…ピアノに何をしているの?悪戯?」
カヲル君「悪戯って…ピアノの調律をしてるのさ。」
カヲル君は手に持っている器具を綾波さんに見せる
399気まぐれ名無しのLRK:2005/04/30(土) 01:17:01 ID:???
綾波さん「何故?あなたがやる必要は無いわ。」
カヲル君「僕が申し出たのさ、今日の音楽の時間に音が変だと思ったから。」
何かをいじった後、汗を拭いながら顔をあげるカヲル君
カヲル君「こんなもんかな、試しに弾こうと思うんだけどリクエストはある?」
綾波さん「…英語の時間に歌った、あの歌がいい。」
カヲル君「FRY ME TO THE MOONか…あまり自身はないけど、やってみるよ。」
カヲル君は鍵盤を軽く叩き、音を確認してから綾波さんを見て言う
カヲル君「歌ってくれないかな?僕の傍らで。」
少し間を空けて、顔を赤らめながら小さくうなずく綾波さん
400名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/30(土) 02:06:54 ID:???
>>396
GJ!!jifアニメいいね、かわいすぎ(;´Д`)ハァハァツボにきた

>>398
小さくうなずく綾波さんのつづきは!?・・ないんだとしたらショボンヌ
カヲルがピアノ弾いて傍らでFRY ME TO THE MOON唄うのいいねー萌え。
401気まぐれ名無しのLRK:2005/04/30(土) 02:13:01 ID:???
>>400
書いた方がいいなら、書きますが…
「水族館に行く日」を仕上げねば…
402名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/30(土) 02:18:58 ID:???
>>401
おお、そうか。んー書いて欲しい気持ちはもちろんあるけど399のつづきは
俺は脳内補完するよ。申し出ありがとう、あんま無理せずにな。
403名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/30(土) 21:25:49 ID:???
ttp://gareki.dip.jp/10/5_0634.lzh

拾い物の画像を集めて作ってみた
たいした物ではないけど
wmvです
404名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/30(土) 22:30:23 ID:???
>>403
coccoキターーーーーー!!!!!ダイスキ!!!
ここしばらく来てなかったんだけどss、イラスト、gif、動画・・・
職人達は萌え殺す気ですか?
グッジョブ!!グッジョブ!! (・∀・)グッジョブ!! グッジョブ!!
405名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/01(日) 03:22:05 ID:???
スゲー…なんかプロモーションビデオ見てるみたいだ…。永久保存。
406名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/01(日) 17:40:53 ID:???
(*´Д`*)
407395:2005/05/02(月) 23:52:17 ID:???
お題使ってくれてサンクス。酒ネタで色々出てたから勝手に出してみた。
ハチミツもピアノも想像しなかったのもがきたんで萌えますた。wmvも凄い。
>397
真夜中。
カヲ「今からコンビニ行ってくるけど、何か欲しいものでもあるかい?」
レイ「・・・・特にないわ」

・・・・・・・・才能ないからここで終わってしまう(゚∀゚;)
408気まぐれ名無しのLRK:2005/05/03(火) 00:26:20 ID:???
>>407
おおまかな設定キボン!
短いのなら立ち上げれそうですわ!
でもがんがって書いてみて欲しいです
もし可能なら、大人な作品をキボン!
409名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/03(火) 00:29:40 ID:???
お題で思い出した。
エヴァ2のカヲルプレイで、
夜中コンビニでサンドイッチを買い込む→レイんちに行く
という動きを毎日していた。
勿論レイはたいてい寝ているのだけれど、寝顔を見たり、
電気がつけっぱなしだったら消してあげたりして。
…ストーカーか…OTL

これで「一緒に買い物」が出来たのなら…
ふたりでコンビニで買出し→朝まで哲学討論会
とか…しそうではないか!
このふたりも大人になったらミサトみたいなことす…ゴフッ!ゲフン!!
410403:2005/05/03(火) 02:53:57 ID:???
こんな時間になんですが
喜んでもらえたので調子に乗ってちょっと長いものを作ってみた
サビ以降はほとんど同じですが

ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin/src/kasa2535.lzh.html
411名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/03(火) 11:00:22 ID:???
GJ!!!
412名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/03(火) 19:41:33 ID:???
>>410
長いのキターーーーーー!!!!なんか今まで思ってもみなかったけど
このcoccoの曲歌詞がLRKっぽい気がする!
「あなたもいつか わたしもいつか 消えていくけど」
グッジョブ!!グッジョブ!! (・∀・)グッジョブ!! グッジョブ!!
413名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/03(火) 21:07:00 ID:???
( ( ( ((((*´Д`*))))) ) ) )
414407:2005/05/04(水) 00:02:18 ID:???
>408
や、おおまかな設定もなにも305で自分が出した「深夜のコンビニ」を
ちらと思い浮かべただけw俺には文才ないから無理っぽいゴメン。
>409
二人でコンビニ買い出しいいねぇ、萌える。別に今のままだってミサトみたいにry
>410
頂きましたマターリ感がイイ!俺も永久保存決定
415名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/04(水) 01:18:53 ID:???
最近職人さんがたくさんいて嬉しい…どれもみんな素晴らしいなあ。

乗っかって自分も
春眠暁を覚えず、という感じでひとつ

ttp://www.geocities.jp/kmsky5g/LRK.jpg
416名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/04(水) 02:59:32 ID:???
すごい萌える。GJ!!!
417名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/04(水) 12:37:02 ID:???
ぎにゃああああ!!萌え死ぬ!!
418名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/04(水) 19:11:56 ID:???
俺も絵なら描けるんだけどなぁ・・・カヲルむりぽ(;´Д`)
419名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/04(水) 19:14:38 ID:???
>>410
最後の青空感動したぜ!
420名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/04(水) 20:07:57 ID:???
>>418
レイだけかいて誰かと合作とか
421名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/09(月) 00:47:19 ID:???
レイの家でまったり本を読んだりして過ごしてる内に、レイが何かの雑誌を僕に突きつけこう言った。
「海」
「は?」
「連れてって。海に」
「いやいきなり言われても。まだ5月だから行っても泳げないし」
て言うかここに書いてるのハワイだ。ハワイに連れてけと言うのか君は。
「別に此処じゃなくてもいいわよ」
なんだ。良かった。でもなんで今頃行きたいなんて言うんだろ。
「それなら・・・。何故に今頃?夏でもないのに」
「別に泳ぎに行きたい訳じゃないのよ」
「じゃどういう訳?」
「・・・なんとなく。どうせ暇なんでしょう?」
「まぁ、暇と言えば暇だけど・・・」
言い渋ってるとレイの顔が鬼のようになってきたので
「連れてってあげるよマイハニー」
「そう。良かった」
なんか日増しに彼女の尻にしかれているような気がしてきた。
とりあえず来週あたりにでも連れてってやろう。


ごめん触発されて書いた。お目汚しスマソ。
422名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/09(月) 01:49:55 ID:???
えー良いヨ!!マジ続き書いてほしい!!
423名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/09(月) 07:01:05 ID:???
>>421
乙、この強気はリナレイだね。この二人の海は楽しそう
424 ◆fo.oI5nT0s :2005/05/10(火) 07:34:04 ID:???
綾波「お題は蜂蜜だそうよ。」
カヲル 「ふぅん。だから僕のエントリープラグを蜂蜜で満たしてくれたのかい?」
綾波「あれだけ集めるのには苦労したわ。蓮華畑72ヘクタール分よ。」
カヲル 「君が集めたの?」
綾波「ええ。あなたの戸惑……喜ぶ顔が見たかったの。」
カヲル 「わざわざ花から?」
綾波「そうよ。」


カヲル 「ならあれは蜂蜜じゃなくて1st蜜か。お題と違うんじゃない?」
綾波「あ……」
425名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/10(火) 15:17:01 ID:???
>>424
GJ!一生懸命集めたミツバチレイ可愛い!!w
426名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/11(水) 03:32:48 ID:???
いかん・・ヨカラヌ妄想が・・・!!
427名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/11(水) 03:41:32 ID:???
実はおれも
428名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/11(水) 03:57:31 ID:???
ナカーマw
429名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/11(水) 13:01:08 ID:???
1st蜜(´Д`υ)
430名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/11(水) 17:42:34 ID:???
気まぐれさんの小説まんだかんな??
431気まぐれ名無しのLRK:2005/05/11(水) 21:44:46 ID:???
>>430
ごめんなさい。
今月中には載せますのでご勘弁を…

正直な話、どこまで載せたか思い出せません…
432名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/11(水) 22:52:36 ID:eyudrcCU
お似合い
433名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/12(木) 14:53:29 ID:???
気まぐれ名無しのLRKさん!!ガンバ!!!
434名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/14(土) 23:33:48 ID:???
がんがれ!!気楽にね^^
435気まぐれ名無しのLRK:2005/05/15(日) 01:58:00 ID:???
短いの書きたい気分だからネタキボン
436名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/15(日) 02:21:53 ID:???
LASを作るLRK。

知らぬは二人だけ、皆ぐるでくっ付けちゃえ、って奴。
437気まぐれ名無しのLRK:2005/05/15(日) 05:32:43 ID:???
>>436
スマソ…朝まで粘ったが浮かばなかった。

応援してくださる皆様の期待に答える為にも
日々精進しようと思います。
438気まぐれ名無しのLRK:2005/05/15(日) 05:48:45 ID:???
439名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/15(日) 10:06:01 ID:???
カヲレイメインでやってもらいたいかも。なんだったらカヲレイが皆に
初々しいラブラブぶりを見られちゃうとかw
>>436
激しく萌えたwもう最高にすんばらC拾い物!!!GJ!!!
440439:2005/05/15(日) 10:07:25 ID:???
間違えた。438だった。スマソ
441名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/16(月) 12:13:48 ID:???
>>438
「パン代貸してくれないかな・・」
「・・・こんな時どんな顔すればいいのかしら・・」

絵の上下の文読んでると思わず書いてしまった・・
442名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/16(月) 18:14:42 ID:???
カヲルとレイの痴話喧嘩は駄目??
443名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/18(水) 00:46:22 ID:???
暄嘩するかなー?
リナレイでも普通のレイでも結局はカヲルが笑って折れそうだよね。
444気まぐれ名無しのLRK:2005/05/18(水) 01:49:36 ID:???
>>360の続きのつもり…


例の事件より数日後、例の全校集会が終わった後の2-A組
窓際の壁に寄り掛かり、小説を読んでいるカヲル君
そこに、綾波さんの拳が飛んできました
左手で拳を受け止めて、顔を上げるカヲル君
カヲル君「危ないなぁ、ところで何か用かい?」
拳を引く綾波さん
綾波さん「今の集会、きっと私達が原因よ。」
カヲル君「集会?何の話かな?」
綾波さん「とぼけてもダメ、あの日、私にお酒を飲ませた時の話よ。」
445気まぐれ名無しのLRK:2005/05/18(水) 01:50:57 ID:???
カヲル君は、小説に目を戻す
カヲル君「それが何で、今日の集会に繋がるの?」
綾波さん「内容を聞いていて全て思い出したわ。私を食べようとしていた事も。」
小説を閉じて、溜め息を吐くカヲル君
カヲル君「恋仲にある男女なんだから、普通の事じゃないか。」
綾波さん「無理矢理飲ませて弱ってる女に、手を出す事が普通なのね。」
カヲル君「誰もそんな事は言っていないよ、自意識過剰じゃないの?」
何かが切れた音がして、教室中が二人に注目する
綾波さんはバック転を繰り返した後、拳に力を蓄める
カヲル君は近くの机に小説を置くと、鼻で笑った
それを合図に綾波さんがカヲル君に向かって走り出す
446気まぐれ名無しのLRK:2005/05/18(水) 01:52:24 ID:???
綾波さん「(この一撃で…決める!)」
カヲル君「(君の事は全て知っている、この後にアッパーがくる事も)」
綾波さんはカヲル君の手前で一度しゃがみこむ
カヲル君「(ほらね…!)」
アッパーが来ると予測して、顎の下に右手を持っていったカヲル君の予想を裏切り
綾波さんは、高く跳んだ
空中で体をひねり、そのまま右足でカヲル君の顎を蹴った
予想外の一撃で、並んだ机に突っ込むカヲル君、意識は既に薄れてきている
綾波さんは、カヲル君の傍らに立つ
綾波さん「少しは、反省した?」
カヲル君「ああ…あの時は僕が悪かった…ところで…」
綾波さん「何?言い訳ならいくらでも聞くわよ。」
447気まぐれ名無しのLRK:2005/05/18(水) 01:54:54 ID:???
カヲル君「…今日は随分と大人っぽいのを…黒のレースか…はぐぅ!」
綾波さんの拳がカヲル君のミゾオチにめり込む
完全に気絶したカヲル君の胸ぐらを掴んで引きずって行く綾波さん
クラス一同「綾波さん…どちらに行かれるのですか?」
綾波さん「病院よ、手は抜いたけど、万が一って事もあるから。」



448気まぐれ名無しのLRK:2005/05/18(水) 02:03:20 ID:???
>>443
喧嘩になる前にカヲル君はKOされましたが何か?

一応、「水族館に行く日」は完成しました
数日中に乗せますわ。
449名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/19(木) 23:52:18 ID:???
っょぃょ
450名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/22(日) 05:03:37 ID:???
待ってます!!早く読みてーです。
451名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/23(月) 20:18:49 ID:???
最近エヴァにハマった新参者だが、こんな神スレがあったのか……ハァハァ…


俺も思い付いたら何か描きたいな。
絵って需要アリ?
452名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/23(月) 20:51:04 ID:???
絵でも小説でも需要はあるさー。
453名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/24(火) 03:03:56 ID:???
>>451
カヲレイに飢えてるからかなりあるよー!!是非!
最近エヴァにはまったのにLRK好きになるなんて嬉しいな。
454451:2005/05/24(火) 23:31:23 ID:???
初投下します…
携帯者なんでちょっと薄めだけど、そこらへんは生暖かく見てやってくださいorz

http://k.pic.to/163kl
455名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/25(水) 01:08:12 ID:???
おお、ハラショー。ハラショー!
456451:2005/05/25(水) 01:27:06 ID:???
げ!パソコンからのアクセス不許可になってたorz

ちょっと首吊ってきます…
457名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/25(水) 01:33:45 ID:???
>>454
GJ! 上手すぎる。良いもの見させて貰いました。
458名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/25(水) 02:19:57 ID:???
うはっ まぢ454さんは神ですかッ?!うちのサイトでつかいたぃ(゚д゚)ハアハア
459名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/25(水) 08:39:42 ID:???
マジうま
>>451氏乙です〜
460451:2005/05/25(水) 23:24:05 ID:???
こんばんは。

コメントありがとうございます。
調子に乗ってw、今日も描いたので晒してみます。

http://k.pic.to/16w4z
461451:2005/05/26(木) 01:34:46 ID:???
アドレス間違えた…
http://i.pic.to/16xj5
462名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/26(木) 01:45:01 ID:???
SS書きについで絵師もそろったか。これで戦えるな(何を?)
463名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/26(木) 02:19:18 ID:???
グググ、GJ!! 堪りません(*´Д`)'`ァ'`ァ
464クソ長いです 1/6:2005/05/26(木) 11:41:10 ID:???
流れぶったぎってスマソ
気まぐれ氏降臨までの場つなぎってことで。


青。
とても深い、ひんやりした青は、視線の果てでほとんど黒に近い深みに変わる。
全身の力を抜いてその中心に漂っている、自分。
足の下からこぼれる光が冷たい空間を照らす。
まっすぐ首を伸ばして、どこまでも続く空間の奥を見ている。
そこは闇。ひたすら真っ暗な闇が、底知れず頭上へ開けている。怖くはない。あるのは、
静かで空虚な安らぎの感覚だけ。
脳裏に月の姿が浮かぶ。上昇する白い月。それは、還るべき場所。
満たされた気持ちで闇を見上げる。
けれど視野の辺縁で、光がしきりに寄せ返し、ちらついている。それに誘われるように
光の射してくる足元を見下ろす。
その瞬間、上下感覚が逆転する。
両足の遙か先に、裏側から見た水面が揺れている。
光は、波の上に映る月光。まぶしく透ける月の像は波のうねりに合わせてさざめき、
身体を包む空間が、その動きに同調して揺らぐ。波の影がぼんやりした長い縞になって
顔を横切る。そしてその光景全てが、見つめる視線を軸に大きく回り続けていた。
少しだけ、混乱。それから理解。
もうわかっている。頭上の暗闇のどこにも月はない。見上げていたのではなく、この身体は
無抵抗に回転しながら水の中を落下しているだけ。深淵に向かって。
けれどそう気づいても、胸を満たす空ろな安らぎは消えなかった。
真っ暗な水底に沈んでいくのに、恐怖も、心細さも、不安さえも感じていない。
むしろ沈んでいくことが嬉しかった。二度と浮き上がれない場所へ消えていくのが嬉しかった。
その奥へ失われたいと、自ら望んでいるのだった。
悲しみが訪れた。
漂う身体は空しい願いに包まれて、どこまでも沈んでいく。
それを、ただ見ていることしかできないのが、どうしようもなく悲しかった。
声もなく目を閉じる。
そこで、夢は終わった。
465クソ長いです 2/6:2005/05/26(木) 11:42:11 ID:???
闇の中で目を開いた。
見慣れた部屋の暗闇が正面にある。
横たわったまま、しばらくのあいだ茫然と夢の余韻に浸っていた。それから、
ふと傍らに顔を向けた。
そこにはかすかな呼吸を繰り返す白い顔があった。いつものように。
無意識につめていた息を、そっと吐いた。
静かに姿勢を変えて向き合う。少し身体が浮いて、その隙間に室内の冷たい空気が流れ込む。
眠りながら、彼女はわずかに眉根を寄せ、身体を丸めるとまた穏やかな寝息をたてはじめた。
片腕を伸ばして、頬にかかった髪を払う。そのまま、頭の丸みに沿って手を滑らせた。
髪の滑らかな感触を通して、手のひらにほのかな体温が伝わる。
彼女は目を覚まさない。
その顔を見ていると、いつも胸の奥が裂けるような悲しみを覚える。
こんなに近くにいるのに。
「…いつも君を見てるとね」
知らずに、口に出していた。
「君を見てると、いつも僕だけが寂しいような気分になるんだ」
自分の声なのに、思ったよりずっと小さかった。
言ってから、自分で驚いた。
そんなことは言葉にするまで考えてもみなかった。でもその意味が脳裏に広がったとき、
急に、前よりももっと悲しくなった。
そうか、と思った。
寂しい、のか。
眠る彼女を見つめる。どんな細かな特徴も記憶できるほどじっと。目を閉じても、その姿を
ありありと思い描けるくらいに。長いあいだまばたきもせずに見つめ続けて、それから、
ふっと息をついた。
そこで静かに呼吸している彼女。
こんなにそばにいるのに、同じではない。
466クソ長いです 3/6:2005/05/26(木) 11:43:22 ID:???
僕らは別々の存在でしかない。どれだけ近づいても、この隔たりは決して越えられない。
こんなに近くにいるというのに。
「…君ばかりそんな顔をして、僕だけが、いつもいつも寂しくって辛いんだよ」
言葉は部屋の暗闇に呑まれて消えた。
無言で彼女を見守りながら、ふいに、これが夢の中で感じた悲しさと同じだと気づいた。
青い月明かりの水の中をくるくると沈んでいく身体。
直感的に、それは彼女の夢だと悟る。彼女の見るはずの夢を、少し外側から見ていたのだと。
だとすれば悲しかったのは僕で、落ちていく彼女はそうではない。
自分が失われることの、快楽。
あれが彼女の望みなのか。
つかのま呼吸も忘れて、僕は闇の中で凝然と両目を見開いていた。
そのとき、彼女が目を覚ました。
僕が起きているのに気づいて向きを変える。指が、頭に乗せたままの手を探り当て、
軽く握りしめてきた。まっすぐな眼差がこちらを覗き込む。
ほんの一瞬、自分がどこにいるのか見失った。
「どうしたんだい」
意識して普段の調子で訊ねると、彼女は逆に訊き返してきた。
「何を考えているの」
少し、答えを返すのが遅れた。
「…なぜ」
「話したくない顔をしているもの」
「ひどいな。君に隠し事はしていないつもりだけど」
「じゃ、なぜ答えないの」
しばらく無言で見つめ合った後、僕は根負けして苦笑を浮かべた。
「…答えなきゃ駄目なのかい?」
467クソ長いです 4/6:2005/05/26(木) 11:44:27 ID:???
「だめ」
彼女は視線を緩めようとしない。
そんなふうに見られると、いつだって何の抵抗もできなくなってしまう。だから正直に答える。
「こうしていると、…何だか、君がとても遠くにいるような気がしてね」
大きな目が少し細められた。
「…わたしだけ、一人で眠っていたから?」
「そうではないよ」
彼女の指の間からそっと手を引き抜いて、仰向けになった。青い光が壁の端を染めている。
窓に目をやると、月の出ているらしい明るい夜空が見えた。
「たぶん…駄目だね。やはり上手く言えそうにないよ。
 きっと、夜中に目が覚めて少し心細くなっただけのことさ。
 なんでもないよ」
彼女はそれには答えず、沈黙が暗い部屋に降りた。
どこかで秒針が律儀に時を刻んでいる。
そのまま、いつのまにかうとうとしかけたときだった。
しなやかな腕が僕を捕まえ、少々強引に自分の方に引き寄せた。慌てて目を開けると
小さな丸い頭がぎゅっと胸に押しつけられた。髪の温かな匂いに一瞬くらっとした。
「…いったい、何」
「黙って」
指が肩の後ろにくいこむ。そのまま、さらに強く抱きしめられた。僕は疑問を呑み込み、
目を閉じて身を任せた。
しばらく固く抱き合った後で、彼女は顔を離した。
「わたしはここにいるわ」
僕は間近にあるその目を見つめた。
「…わかっているよ」
月明かりが彼女の輪郭をうっすらと輝かせていた。頬に触れると、冷たい光が指先に映った。
彼女はそのまま少しのあいだ目を閉じて、添えられた手を受け入れた。それから
再び目を開いた。
468クソ長いです 5/6:2005/05/26(木) 11:45:42 ID:???
「そうじゃない。不安なら、こうすればいいわ。
 いつでも必要なときに」
しばらく、無言で見つめ合った。
何か言わなければならないと知っていたのに、何を言えばいいのかわからなかった。
時間だけが過ぎた。
「…あなたが見てくれるなら、わたしはここにいられるもの」
ふいにそう呟くと、彼女は目を伏せた。
さっきの夢がちらりと頭をよぎった。
思考が明確な形を取る前に、僕は手を伸ばした。
互いの息づかいがぶつかった。
もう一度抱きすくめられて、彼女は驚いたように目を上げた。僕は、何とか言葉で
伝えようと試み、結局諦めて、ただ黙って微笑んだ。
彼女の目の奥が揺れた。
「何を…するの」
小さく首を振った。
「何もしない。君がしてもいいと言ってくれたことだけさ」
吸い込まれそうな目が僕を見つめ、白い薄いまぶたが溜め息のように閉じた。
僕は何も言わずに待った。
再び目を開けて、彼女はほんの少し顔をしかめた。
「そうしたいの?」
「したいよ」
「とても?」
「とても」
469クソ長いです 6/6:2005/05/26(木) 11:50:43 ID:???
「…じゃ、そうすれば」
そう言うと、彼女は再び僕の胸に顔を伏せ、するりと両腕を回した。
月光を受ける髪に隠されて、その表情はこちらからは窺えなくなる。僕はくすりと笑った。
とたんに、くぐもった声が飛んだ。
「何を笑っているの」
慌てて声を呑み込む。それでもわかってしまったらしく、声は怒ったような響きを帯びた。
「…やっぱり駄目。離して」
「そんな、今いいって言ってくれたばかりじゃないか」
「駄目」
僕はそっと両腕に力をこめた。
「…どうしても?」
「ええ。駄目」
彼女は顔も上げない。
「お願いだよ。笑ったことなら謝るから」
「遅いわ。手を離して」
「許してくれないのかい?」
「ええ」
「……、では、なぜ君はまだ離れようとしないんだい?」
「…あなたが、離してくれないもの」
「…じゃ、離さないことにしよう」
「…駄目。この手をどけて」
「どけない」
「離して」
「いやだ」
「離すの」
「駄目だよ」
いつのまにか、二人とも声を殺して笑っている。
沈む夢はここにはない。
暗闇の中で、固く抱き合ったまま、僕らはたわいのない言い合いを続ける。空の月が傾くまで。


オワリ。夢導入・カヲル視点と、微妙に気まぐれ氏のパクリみたいですんません。
470名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/26(木) 12:47:25 ID:???
>>469
ほああああ……GJ!!
雰囲気がすごいイイ!!
471気まぐれ名無しのLRK:2005/05/26(木) 17:46:27 ID:???
>>469
うわぁぁぁ!レベル高いっす!感動!マジ感動!!
僕も急いで間に合わせねば!
472名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/26(木) 18:21:07 ID:???
>469
特別にLRKが好きってわけでもないのだけど、楽しめました。
お見事です。見習いたい。
473名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/26(木) 21:42:57 ID:???
>>469
綺麗な文章ですね!
最後の二行とか詩的で神秘的な二人に良く似合う・・・GJです!
474451:2005/05/27(金) 00:14:12 ID:???
>>469
GJです!
文章や雰囲気がすごい綺麗です…!やっぱりこの二人はこういう感じがよく似合う。


それにしても、鋼鉄漫画の2巻の表紙に期待したのに見事にやられましたorz
LASばっかやん…嫌いじゃないけど…
475気まぐれ名無しのLRK:2005/05/30(月) 04:28:07 ID:???
469氏のレベルが高すぎてリア工が駄作貼ってるだけって事に気付いた…

ネタだ!ネタを僕にくれ!
476469とかの糞:2005/05/30(月) 11:05:26 ID:???
>475
いえ、読みたいっす >水族館の話
つかあれの続きが見たくてやったようなもんです
なんか、本当にごめんなさい

屑の癖に調子乗ってすいませんでした  >スレ住人諸氏
477名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/30(月) 15:03:11 ID:???
…とか言い逃げするのも充分屑行為な気がしてきたので粘ってみますた


珍しくディープに落ち込んでいるカヲル。
対処に窮する本部の面々。審議の結果、チルドレン一同による声かけ作戦が採用される。

..ミサト「という訳で、あなたたちに全てを託すわ。彼を心の迷宮から救い出すには、
    他にベターな方法は考えられないのよ」
.アスカ「要はあたしたちで励ましてやれってコト? ったくしょーがないわね、あの変人は」
シンジ「そんな言い方ないだろ。…でも、カヲル君、大丈夫なのかな」
  レイ「とにかく、今はやれることをやりましょ」


CASE 1
 アスカ「なーにらしくない顔してんのよ。あんたが何しでかしたかなんて知らないけど、
     そんなふうに黙ってられちゃ、こっちが迷惑よ。
     …とにかく、さっさと調子、取り戻しなさいよね」
 カヲル「君が心配してくれるとは珍しいね」
 アスカ「別に、あんたのためにやってるんじゃないわよ。…シンジとかファーストとか、
     感化されやすいヤツが多いから、勝手に落ち込まれちゃこっちが困るの」
478名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/30(月) 15:04:26 ID:???
 アスカ「…あんたまで辛気臭いんじゃ、ひたすら息苦しくなるだけでしょ。ここ」
 カヲル「…そうだね。
     君の言う通りかもしれない。…案外、気配りに長けているんだね、君は」
 アスカ「何よ、いきなり」
 カヲル「感じたままを言っただけさ。君のような人がいると、周りも辛くならずにいられる。
     …皆にとって、君は必要な存在なのだと思うよ」
 アスカ「…あ、ありがと」


シンジ「アスカが励まされてどうするんだよ。しかも最初以外、ずっとリードされてるし」
  レイ「つまり、あしらわれたのね」
.アスカ「う、うるさいわね。あいつが相手だとなんか、調子狂うのよ。
    文句あるんなら今度はあんたが行きなさいよ」
シンジ「…、わかったよ」


CASE 2
 シンジ「カヲル君、…何か、あったの? …あ、別に、話したくないなら無理に話せって
     いうわけじゃないんだけど、…なんか、見てて辛そうだから。
     その…僕にできることがあったら、言ってほしいんだ」
479名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/30(月) 15:05:16 ID:???
 .カヲル「ありがとう。
     すまないね、君にまで負担をかけてしまって」
 シンジ「そんな、…負担なんかじゃないよ。ただ、カヲル君が何か辛いのなら、
     一人で抱え込むことはないと思うんだ。周りの皆だってきっとそう思ってるよ」
 .カヲル「うん。
     …ただ僕は、君にそう言ってもらえたことがとても嬉しいな」
 シンジ「え…」
 .カヲル「今度、この埋め合わせはするよ。気を遣わせてしまったお詫びにね。
     それとも、そういうのは迷惑かな?」
 シンジ「あ…いや、全然、そんなことないよ。それより僕の方こそ、気を遣わせちゃって」
 .カヲル「いいのさ。じゃ、考えておくよ」
 シンジ「うん。楽しみにしてる」


.アスカ「…初号機、目標への有効打撃は認められず。作戦しっぱーい」
シンジ「何だよ、それ」
.アスカ「そのまんまよ。結局、あんただってあしらわれただけじゃないの。
    しかも女の子みたいに頬染めたりしちゃってさ。ヘンタイじゃないの」
シンジ「な…、べっ別に、そんなつもりじゃ」
.アスカ「あーはいはい、ごちそーさま。…さてファースト、あとはあんただけよ」
  レイ「わかったわ」

480名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/30(月) 15:06:14 ID:???
CASE 3
  レイ「ここ、いい?」
 カヲル「構わないよ」

.アスカ(…? なんで何も言わないのよ。さっさと声かけなさいよ)
シンジ(アスカ、静かにしなよ)

 カヲル「 …君も、僕を励ましに来てくれたのかな」
  レイ「別に」
 カヲル「そう」

.アスカ(ッて、何言ってんのよ! じゃなくて、ばれてるじゃない!)
シンジ(…この状況でいつまでも気づかないでいる方が無理だと思うよ)
.アスカ(なんか言った?)
シンジ(別に。とにかくさ、ここは綾波に任せてみようよ)

 (五分経過)

.アスカ(……任せてみても、なーんにも起こらないじゃない)
シンジ(まだわかんないよ)

 (十分経過)

 カヲル「……」
  レイ「……」
481名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/30(月) 15:07:02 ID:???
 (二十分経過)

.アスカ(…立ちっぱなしで足が痺れてきたわ)
シンジ(もう行きたいなら行けばいいじゃないか。別に止めないからさ)
.アスカ(何言ってんのよ。ここで目を離して、何か起きたら悔しいじゃない!
    こうなったら、何が何でも成り行きを見届けてやるわ)

 (四十分経過)

シンジ(すごいな、綾波)
.アスカ(何がよ…)
シンジ(ん…僕だったら、一緒にいて、ずっとあんなふうに黙ってるなんて
    できそうにないから。間が持たないっていうかさ、…要するに、相手よりも
    自分の方が先に気づまりに感じて、我慢できなくなるだろうなって)
.アスカ(それは考えすぎよ。
    っていうより、それが普通じゃない。あいつらがおかしいのよ、あいつらが)

  レイ「……」
 カヲル「……」

 (一時間経過)

.アスカ(………)
シンジ(……)

  レイ「……」
 カヲル「…ファースト?」
482名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/30(月) 15:07:52 ID:???
  レイ「なに」
 カヲル「…、ありがとう。少し楽になったよ」
  レイ「…そう。
     じゃ、もういいのね」
 カヲル「もう大丈夫だよ。…彼らにも、ありがとうと伝えておいてくれないかな」

.アスカ(…ばれてるし)
シンジ(かれこれ一時間だからね…)

  レイ「わかったわ。
     それじゃ、私、もう行くから」
 カヲル「…うん」


  レイ「済んだわ」
.アスカ「………」
  レイ「?」
.アスカ「……ッ、わかんないわ。あんたたちって理解不能。信じらんない」
  レイ「??」
シンジ「気にすることないよ。…おつかれさま、綾波。ありがとう」
483終わり:2005/05/30(月) 15:08:50 ID:???
  レイ「…今日は、たくさんお礼を言われる日ね」
シンジ「きっと、それだけのことをしたんだよ。綾波が」
  レイ「そう?」
シンジ「うん」
.アスカ「…ああもう、ほんとどうなってるワケ?! 誰か説明しなさいよ、全くっ!!」



. ミサト「ところで、結局原因は何だったの?」
. リツコ「副司令よ」
伊吹「副司令、ですか? そう言えば、今日見かけませんね」
日向「一体、何があったんです?」
. リツコ「誤って指しかけの将棋盤を引っくり返して、涙目で怒られたそうよ」
. ミサト「あっちゃー…」
青葉「…もしかして、今度は俺たちが慰めなきゃならないんすかね、副司令」


冬月「……」(遠い目)
  碇「……」(微妙に逃げ腰)


オワリ。長文。しかもただのキャラコメ。スマソ。逝きます    ≡( ゚∀゚)
484名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/30(月) 17:39:38 ID:???
さすがレイ!!
485名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/30(月) 18:58:07 ID:???
皆かわいいなw
GJ!
486451:2005/05/30(月) 19:11:27 ID:???
>>483
GJ!みんな可愛いな…

気まぐれ氏、ぶっちゃけると俺もリア工だ!がんばれ!!
487気まぐれ名無しのLRK:2005/05/31(火) 03:33:56 ID:???
最終調整が今終わったんだけど…
オフラインのPCで書いてるから漫画喫茶に行ってうpしなきゃならん訳で…

僕に時間をくれ!(単発用のネタもホスィ)
488名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/31(火) 17:42:14 ID:???
どうぞ無理せず自分のペースでゆっくり書いてってください〜。
投下楽しみにしてます!ノシ
489名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/31(火) 20:17:53 ID:???
あんたのサイトじゃないんだから進行状況実況されてもな
490名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/31(火) 21:57:17 ID:???
>>489
別にいいじゃん。てかあなたこのスレの住人じゃないでしょ。
いちいち余計な事言わなくていいですよ。
>>489
漏れはマターリ楽しみに待ってますよ。気まぐれさんガンガレー!!
491490:2005/05/31(火) 21:58:18 ID:???
下のアンカー499デシタ。スンマソー。
492490:2005/05/31(火) 22:01:42 ID:???
疲れてるのか自分…。orz
訂正。499→487
493名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/31(火) 22:03:18 ID:???
>490
>てかあなたこのスレの住人じゃないでしょ。

そんなのわかんないじゃん。
コテハン褒めない奴はみんな余所者か?
494気まぐれ名無しのLRK:2005/05/31(火) 22:06:07 ID:???
何だか色々とご迷惑をかけているようで…みなさんスマソ
495名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/31(火) 22:41:28 ID:???
それじゃあネタフリ

…すまん何も思いつかなかったorz
ただ楽しみに待っている事しか俺には出来ない。
496名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/31(火) 23:53:48 ID:???
>>494
くだらないレスは気にしなくていいですよ。
私もあなたの投下楽しみに待ってますから負けないで頑張ってください。
497名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/01(水) 00:44:26 ID:v6l7JazS
ありがとうございます
(T_T)/~
498気まぐれ名無しのLRK:2005/06/01(水) 00:46:13 ID:???
ageてもた…許して…
499名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/01(水) 00:59:22 ID:???
気まぐれさん、ガンガレー!!
500名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/01(水) 03:17:39 ID:???
500ゲトー
劇場版でカヲルとレイが青空をバックに並んでるシーンが好きだ。
職人AAで作ってくれないかな・・とか昔から叶わぬ夢を見てたり・・
501名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/01(水) 11:22:45 ID:???
画像がすごく汚いのだが、携帯サイトのカヲレイのキス。
あまりに汚すぎて、判別できないかもしれない・・・

ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/manani/img-box/img20050601112101.jpg
502名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/01(水) 15:20:16 ID:???
これはもう死ぬほど萌えるね
503気まぐれ名無しのLRK:2005/06/01(水) 17:13:21 ID:???
>>501のGIF動画って、もう見れないんですか?
504名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/01(水) 17:43:16 ID:???
ガイナックスの携帯サイトにまだあるんじゃないかな。
もう2年も前に解約しちゃったから分からないけど。
505名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/01(水) 22:34:25 ID:???
>>501
GJ!これ一枚目も目閉じてる?
やっぱりこの二人の雰囲気なんか好きだなー。
506名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/01(水) 22:56:16 ID:???
>>504
さっき見たらもう無かった…orz
507名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/01(水) 23:01:31 ID:???
>>506
マジで?!携帯変えたら取ろうと思ってたのに…orz
508名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/01(水) 23:52:37 ID:???
GIFアニメ、うぷできるものならしたいが、プロテクトかかってて
携帯本体からメモリカードにすら移動できんのよ。
なんかやり方あるんだろうか。
509名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/02(木) 00:05:56 ID:???
>>506
今見てきたが普通にあったよ
510506:2005/06/02(木) 00:11:11 ID:???
うそ!!!どこを見てたんだ俺??
場所だけでも教えてくれないでしょうか?
511名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/02(木) 03:45:32 ID:???
◇Iアニメってとこにあった
512506:2005/06/02(木) 09:07:33 ID:???
ありがとう!!!感謝するよ!今から探してくる。
>>507
紛らわしいこと言ってすんませんでした…orz
513名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/02(木) 19:17:17 ID:???
>>501のキスに至るまでのシチュはどんなだろ?
レイが少し顔を上げる位の身長差とかたまらないなぁ・・
514名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/02(木) 19:22:57 ID:???
やっぱ身長差は大事だよな…
この二人色々と似合いすぎだ…!
515気まぐれ名無しのLRK:2005/06/02(木) 20:23:17 ID:???
>>501のシチュで書きたいのだが…
背景はクリスマスの雑踏でいいのか?
516名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/02(木) 22:30:09 ID:???
是非とも書いて下さい!たぶんクリスマスだと・・・
517名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/02(木) 23:23:57 ID:???
今みたら雪がチラチラ降ってるので多分クリスマスだと思います。
518名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/02(木) 23:28:20 ID:???
今みたら雪がチラチラ降ってるので多分クリスマスだと思います。
519名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/02(木) 23:32:35 ID:???
連投スマン…
520気まぐれ名無しのLRK:2005/06/03(金) 00:39:03 ID:???
人混みの中ですかね?
521名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/03(金) 08:59:53 ID:???
後ろには誰も居ないです。
赤と白と紫の光がぼんやりあるだけなので(これが多分ツリー)
2人きりではないかと。
522気まぐれ名無しのLRK:2005/06/03(金) 13:33:30 ID:???
屋内?屋外?
523名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/03(金) 15:04:41 ID:???
屋外だと思う。

>赤と白と紫の光がぼんやりある
っていうのが、街のネオンとか車のライトっぽく見える。
524気まぐれ名無しのLRK:2005/06/03(金) 15:32:21 ID:???
みんなトンクス
後は脳内設定で補完しときますわ
525名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/03(金) 15:56:22 ID:???
後は気まぐれ氏の投下を待つばかりです。
526名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/03(金) 19:04:07 ID:???
よーし、テカテカ待つぞー!
茶だ!!茶を出せ!
527名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/03(金) 20:41:46 ID:???
お茶持って来ました

∧_∧
( ´・ω・) >>273のつづきもまだかな〜・・・・
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
528名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/04(土) 05:33:27 ID:???
まあ気長に待とうか。つ旦
にしても聖夜のデートかー。きっと501の後にも二人で仲良く・・うわ何をするやめろ9vrlwrkんl
529気まぐれ名無しのLRK:2005/06/05(日) 05:03:36 ID:???
「きっと…怒っているに違いないな…」
溜め息混じりに呟きながらカヲルはアクセルを踏み込んだ
同時にMAZDAロードスターがリアタイヤから白煙を立ち上らせながら急発進する
車の量も既に少ない時間帯なので、道路交通法は意味を皆無にしていた
フロントガラスに光の筋を写しながら、愛する者のもとへカヲルは急いだ

「私が行かなきゃ、朝まで待ってると思うから。」
そう言い残して、レイは居酒屋を後にした
聖夜の街は日付が変わる間近でも、恋人達を放そうとしない
そんな雑踏の中を、一人突き進む青い髪の女性
二次会に付き合った事を後悔しながら、レイは目的地へ黙々と歩を進めた

某駅前の広場には、まるで街の明かりを集約したように光り輝くクリスマスツリーがそびえ立っている
辺りに待ち人が見当たらないので、レイは溜め息を吐いた
「寒い…」
肩を抱いて身震いをすると、雲の欠片のような白い雪が空から舞い降りてきた
530気まぐれ名無しのLRK:2005/06/05(日) 05:05:07 ID:???
帰ってしまったのではないかと、ふと不安がよぎる
だが彼に限ってはそんな事はしない、と頭を振った
幸せそうな恋人達が帰路に着こうと歩き始めたその時
耳障りなタイヤの悲鳴と共に一台の純白の車が広場の周りの道路に停まった
「間に合った!」
カヲルは広場にレイの姿を見つけると、鍵も掛けずに駆け出した
「遅ーい!」
叫ぶレイに大きく手を振りながらカヲルはゴメン!と軽く頭を下げた
カヲルが息を切らしていると、レイは手を組みながら言った
「カヲル、レディを待たせるってどうゆう事?」
「だから…こうして…急いで来た…んじゃないか…」
言い終えた後にフゥと一息吐くと、カヲルはすぐに全快した
「何か、お詫びは出来ないかな?」
少し考える素振りを見せた後に、レイはそっと目を閉じた
カヲルは、フッと顔を綻ばせて顔を近付ける
レイの髪に白くやわらかな物を見つけて、やっとカヲルは降雪に気付いた
そして甘い接吻が二人の時間を止める、数秒後に唇を離すその時まで…
531気まぐれ名無しのLRK:2005/06/05(日) 05:12:26 ID:???
スマソ…「水族館に行く日」の設定のままです…
原作設定の二人で書いときゃよかった_| ̄|〇
532名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/05(日) 11:51:31 ID:???
カヲル×アスカのスレも読んできたら
カヲルが二股かけてるように感じてしまった。
533名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/05(日) 14:14:03 ID:???
>>531
乙!良かったよ〜
534名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/05(日) 18:14:38 ID:???
>>530
GJ!

>>532
カヲル×シンジもあるから三股では?つうかいろんなカプあるから
全てのキャラにいえるだろw気になるのなら見ないのが一番!
535名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/13(月) 00:16:08 ID:???
SS十日町
536名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/13(月) 15:49:55 ID:/0DPoii3
ご苦労様!!!
537名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/14(火) 09:28:49 ID:???
GJ!!!!
538名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/15(水) 15:09:08 ID:pxKjLHI1
いやいや!!LRKが一番だ!!!
539名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/15(水) 15:13:13 ID:Cl5cVC8U
狂気の法案を拉致問題の安部晋三先生と阻止しよう!!【■■2ちゃんねるが消滅します】

とんでもない言論弾圧法案=「人権擁護法」が国会に提出されようとしています!!!
この法案の真の狙いは、
@社会的には、2ちゃん/ブログをはじめとしたネット世界の一般人の小うるさい言論の圧殺であり、
A政治的には、拉致問題強硬派&在日参政権反対の自民右派の消滅です。
民族(朝鮮・中国・韓国)/ 同和 /信条(宗教・層化・赤化)他に関する一切の差別的発言を禁じるという狂気の法律です。

この法律の前例の無い恐ろしい特徴は、特定人に関する言動は当然、不特定多数の集団に関する一般的発言
(朝鮮人は〜〜と書くこと)までも圧殺しようとする点にあります。
◆違反者には、無令状捜索・差押、出頭要求、矯正教育が待っており、それを拒否すると、
さらに罰金30万&氏名・住所などの全国晒し上げを食らう(61条)という仰天内容です。

一刻も早く、防戦する安部先生達に、日本国民の怒涛の援護射撃をお願い致します!!!
※※以下5つともアドレス中に★をはさんであります、★を消去の上、どうか必ずご覧下さい!!※※ 
http://zinkenvip.fc2web.co★m/
http://blog.livedoor.jp/no_gest★apo/
http://blog.livedoor.jp/monste★r_00/
↑↑【凶悪法案の問題点&背景の全て】
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goik★en.html
↑↑【首相官邸ご意見フォーム】イメージと違って、ここは非常に効果ありです!
全部読んでくれます、投稿テーマで返事が変わります!
http://meyasu.jimin.or.jp/cgi-bin/jimin/mey★asu-entry.cgi
↑↑【自民党目安箱】事態は急を告げています。文章は簡単でいいので、国民の「人権擁護法」への反対意思を、
とにかく 1 秒 も 早 く 党本部に伝えて下さい!
■□■人権擁護法ストップin日比谷公会堂 6/19(日)12:30〜16:00超大物国会議員登場・皆さん大挙してご参加を■□■
540名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/15(水) 22:12:40 ID:???
>>535>>537
の流れが解らない・・・、SS十日町って???
541名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/15(水) 22:19:24 ID:???
十日町=投下待ち
542名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/15(水) 22:41:13 ID:???
ありがとう!なんか深読みしてたw
543名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/16(木) 14:36:45 ID:???
横レススマソ
ttp://pilot.coco.co.jp/rei&kaoru.htm

こんなのもあるんですね
544名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/16(木) 22:28:15 ID:???
>>543
へーへー後ろ姿とかよいね
545名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/21(火) 02:03:30 ID:???
保守
546名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/29(水) 00:33:36 ID:???
ほっしゅほっしゅ
547名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/30(木) 13:48:37 ID:???
最近貞本版スレが加速しまくりな件について


. レイ3「……」
貞カヲル「あれ? シンジ君は?」
. レイ3「…もう、帰ったわ」
貞カヲル「ふぅん。じゃ入れ違いになったのかな」
. レイ3「何しに来たの」
貞カヲル「別に。生きてたって聞いたから、顔見てみようかなって思って」
. レイ3「そう」
貞カヲル「どんな気分?」
. レイ3「何が?」
貞カヲル「…? 生還できて嬉しいとか、良かったとか…そういうのないの」
. レイ3「……
     あなたは、生きてれば嬉しいの?」
貞カヲル「?? 何言ってるの君」
. レイ3「……」
貞カヲル「まだ実感ないの? それともフィードバックが不安定なの?
     まあとにかく、早く診てもらった方がいいよ。そのままじゃ困るだろうし」
. レイ3「何が困るの」
貞カヲル「……? シンジ君のとこ行きたいんじゃないの?」
548名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/06/30(木) 13:49:55 ID:???
. レイ3「…いい」
貞カヲル「なんで」
. レイ3「あなたこそ早く戻ったら。そうしたいんでしょ」
貞カヲル「なんでさ」
. レイ3「わからないの?」
貞カヲル「??? いい加減にしてくんないかな」
. レイ3「わからないのね」
貞カヲル「……
     君って、そんな顔する子だったっけ…?」
. レイ3「子供」
貞カヲル「……なんだって?」
. レイ3「子供なのね、あなた」
貞カヲル「え…」
. レイ3「かわいそうだわ」
貞カヲル「……!」


. レイ3「お酒も煙草も駄目で保護者の扶養に頼りお小遣いの額に一喜一憂し
     自分だけの部屋も収入もついでに選挙権もない子供なのね」
貞カヲル「ヽ(`Д´)ノ」


貞カヲル「人の習いか。…僕にはわかんないよリリン」
 シンジ「何ワケのわからないこと言ってるんだよ」


逆パターン。
スペシャルサンクス:貞本版スレで喧々諤々やってるヤシら
549名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/02(土) 23:21:09 ID:???
ほしゅ
550名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/03(日) 13:58:56 ID:???
なんか浮かんだので勝手に続けますね。


貞カヲル「ねえ、ちょっと」
. レイ3「何か用」
貞カヲル「シンジ君がさ、僕んとこから出てっちゃったんだけど」
. レイ3「それで」
貞カヲル「……
     …いいや。君、彼になんかしたんじゃないの」
. レイ3「いいえ、何も」
貞カヲル「だって君しか考えらんないよ。彼、ずっと君のことばっか
     考えてたし、君の話ばっかしてたし」
. レイ3「わたしは何もしないわ」
貞カヲル「じゃあなんでさ」
. レイ3「なぜ、わたしならわかると思うの」
貞カヲル「……」
. レイ3「それにあなた、なぜそんなに碇君のことを気にするの」
貞カヲル「なんでって…」
. レイ3「碇君がいるところにいたいのね」
貞カヲル「…違うよ。それは君の方じゃないか」
. レイ3「わたし? いいえ」
貞カヲル「嘘だね」
. レイ3「なぜ?」
貞カヲル「…、知ってるからさ」
. レイ3「何を?」
551名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/03(日) 13:59:48 ID:???
貞カヲル「…君の心。今の君にはないやつ」
. レイ3「何、言ってるの」
貞カヲル「……」
. レイ3「わたしはどこも欠けていないわ。
     わたしには何もないもの。初めからそうだったのよ」
貞カヲル「……」
. レイ3「まだ何か用?」
貞カヲル「…僕は、君って何もない子だったとはどうしても思えないんだけどな。
     でも今の君には、確かに何もなさそうだね」
. レイ3「……」
貞カヲル「かわいそうなのは君の方じゃないの?」
. レイ3「……
     いいえ、それはあなた。
     何も知らない、何も気づかないあなたのことよ」


. レイ3「周りの人間に思いっきり怪しまれてるのも碇君にドン引きされてるのにも気づかず
     未だにネルフや碇司令を探り回れると思っているのね ( ´,_ゝ`)」
貞カヲル「ヽ(`Д´)ノ」


貞カヲル「…ファーストって怖いね。もっとおとなしい子かと思ってた」
 シンジ「だから、なんで僕につきまとうんだよ君は」 


ところで水族館や大正浪漫の話の続編は?
552名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/03(日) 16:56:32 ID:???
>>547-551
おもしろすぎw
553名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/05(火) 00:32:23 ID:???
GJ!!最後の貞シンジもいい味だしてるwやはりこの二人好きだなぁ・・
554名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/11(月) 08:44:12 ID:???
保守
555名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/11(月) 10:58:30 ID:???
一応保守参加しときますね。


貞カヲル「やっと来た。あーあ、いくら予算縮小されてるからって、
     エレベーターの運行本数まで減らすこと……あ!」
. レイ3「……」
貞カヲル「……」
. レイ3「乗らないの」
貞カヲル「…わかったよ」

. レイ3「……」
貞カヲル「……
     …、なんかさ、活気なくなったよね、ここ。人も減ったし」
. レイ3「……」
貞カヲル「そのうち大規模な組織再編とかされたりして。ま、残ってるエヴァは
     全機維持されるだろうけど」
. レイ3「……」
貞カヲル「…どうなろうが、僕には関係ないことなんだけどさ、別に」
. レイ3「……」
貞カヲル「……」
. レイ3「何、一人で喋ってるの」
貞カヲル「別に…ただ、君と二人でいるとなんか居心地悪くてしょうがないんだ」
. レイ3「そう」
貞カヲル「何なんだろ、これ。身体の奥がざわざわするような、落ち着かないような」
. レイ3「……」
556名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/11(月) 10:59:48 ID:???
貞カヲル「…もしかしたら、シンジ君も僕のことこんなふうに感じてたのかな?
     そっか、だからあんなに厭そうな顔してたんだ。…悪いことしたな」
. レイ3「……」
貞カヲル「けど、これってさ、前より感じ方が人間ぽくなってきてるのかな。
     ヘンな感覚だけど面白いや。ねえ、君はどう思う?…
     …?! 何」
. レイ3「……」
貞カヲル「何でそんなに近づくんだよ」
. レイ3「あなた誰」
貞カヲル「え?」
. レイ3「あなた、誰?」
貞カヲル「…ッ、離れてよ!」
. レイ3「あなたは誰」
貞カヲル「……言いたくない」
. レイ3「誰」
貞カヲル「言いたくない!」
. レイ3「私と同じなんじゃなかったの」
貞カヲル「でも君には言いたくない!」
. レイ3「……そう」

557名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/11(月) 11:01:17 ID:???

. レイ3「降りないの」
貞カヲル「あ…
     …降りるよ。降りるから、いちいち言わないでくれるかな」
. レイ3「なぜそんなに怖がるの」
貞カヲル「……」
. レイ3「少しずつわかってきたのね。ココは怖い、ということが」
貞カヲル「…別に、怖くなんか」
. レイ3「いいえ、怖がっているわ」


. レイ3「きっとお化け屋敷で真っ先に悲鳴をあげたりホラー映画見て本気で眠れなくなったり
     暗い場所で声をかけるだけで面白いくらい慌てるタイプね  ( ´,_ゝ`)」
貞カヲル「ヽ(`Д´)ノ」


貞カヲル「綾波レイ。過去の経歴は白紙。全て抹消済み、か。
     なんかそうなった理由がわかる気がするよ」
 シンジ「悟ったような顔して何言い出すんだよ、いきなり」


…オチ弱。つか接近しないや。失礼しますた
558名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/11(月) 22:56:57 ID:???
オモロイw
貞カヲ・レイ3逆パターンシリーズいいねー
オチのシンジの突っ込みがデフォになってきたなw
559名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/13(水) 14:24:39 ID:???
GJ!笑いすぎてタバコでむせたw

ところで最近名の有る職人さんが来ませんな…
気まぐれ氏も647氏も、多忙なのかな?
続き禿しくキボン
560名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/13(水) 23:14:51 ID:???
>「きっとお化け屋敷で真っ先に悲鳴をあげたりホラー映画見て本気で眠れなくなったり
     暗い場所で声をかけるだけで面白いくらい慌てるタイプね  ( ´,_ゝ`)」

想像して面白かったw gjです!うんうん、カヲルってまったく動じないか凄く怖がるかの両極端だと思う。
中途半端なことはしないしw
561名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/17(日) 14:20:44 ID:???
また保守しますね、と


貞カヲル「ちょっと待ってよ」
. レイ3「…なに」
貞カヲル「……あのさ、君に謝ろうと思って」
. レイ3「何を」
貞カヲル「シンジ君のこと。彼が僕んとこから出てったの、君のせいだって
     決めつけたろ、前。…あれさ、違ってたんだ。…ごめんね」
. レイ3「何が?」
貞カヲル「…、君が理由だったってのはまあ合ってたんだけど。
     単に三佐が心配になったから家に戻っただけだってさ。なんか、彼なりに
     落ち着いたっていうか、一応答えが出せたんだろうね。それで出てったのさ」
. レイ3「答え?」
貞カヲル「だから、周りを見る余裕ができたってことじゃないかな?
     別に僕のとこに避難しないでもね」
. レイ3「…それで、なぜ、わたしなの」
562名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/17(日) 14:21:46 ID:???
貞カヲル「……
     だからさ、嬉しかったからじゃないの。君が生きてて」
. レイ3「……」
貞カヲル「君は嬉しくないの」
. レイ3「…なにが」
貞カヲル「そういうふうに思われることが。
     何か、感じない? 君がいるってわかったから立ち直れたんだろ、彼」
. レイ3「……あなたは、そういうとき嬉しいの」
貞カヲル「違うの?」
. レイ3「どうして、そう思うの」
貞カヲル「…うまく言えない。
     けどさ、前の君なら嬉しいって感じるんじゃないかとは思う」
. レイ3「……」
貞カヲル「なんかさ…
     …君って、なんでそんなに我慢してんの? なんで、何もないとか言うの?
     なんでそんな、辛そうなのにそれを隠してんの?」
. レイ3「…わたしは何も辛くないわ」
貞カヲル「……」
563名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/17(日) 14:22:52 ID:???
. レイ3「なに」
貞カヲル「……別に。
     君のそれ、何なんだろう。
     本当に、何か欠けてるのかな。何が欠けてるんだろ。
     僕の中にあるコレなのかな? コレがなくなってなければ、君はもっと、
     ちゃんと君になれてたのかな」
. レイ3「…あなたが何を言っているのかわからないわ」
貞カヲル「わかんないならいいよ。
     僕だってきっとわかってないんだしさ。君がいつも言ってるみたいに」
. レイ3「……」
貞カヲル「何?」
. レイ3「…別に。ただ」
貞カヲル「ただ、何さ」


. レイ3「あなたの言葉が、子供なりに一生懸命考えた結果なのか、それとも単に
     それっぽいことを言ってみてるだけなのか判断に困っているのよ ( ´,_ゝ`)」
貞カヲル「ヽ(`Д´)ノ」


貞カヲル「ヒトってさ、なんで他人を傷つけるんだろうね…」
 シンジ「…だから、いきなりそういうヘンなこと言うのやめろよ」


…オチ意味消失。すいませんでした。
前回笑ってくれた人マジサンクス

>559さん 禿同。前スレには名無しでおもろいネタ書いてた人もいたなぁ
564名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/19(火) 21:34:17 ID:???
乙です!いい!面白いし普通に萌える!
565気まぐれ名無しのLRK:2005/07/22(金) 14:32:04 ID:???
過疎化してますなぁ…唯一の救いがレイ3&貞カヲのシリーズですな

例の話を貼る暇が…(゚Д゚)ホスィ
5661/5:2005/07/22(金) 19:51:38 ID:???
何度目だかわかんなくなってきたけど保守しときますね
>564さんサンクス。ていうか気まぐれ氏にちょっと認められてる!(゚∀゚)ヤッター
なんか貞本版は当分進展なさそうなので、もうしばらくやっててもいいすか?


貞カヲル「あ、やあ。君も今上がりなんだ」
. レイ3「……」
貞カヲル「最近さ、定時試験ばっかだよね」
. レイ3「ええ」
貞カヲル「いい加減かったるくない? テストも実験も変わりばえしないし、
     作戦も全然ないし、ここほんとに人類の命運賭けてんのって感じ」
. レイ3「そうね」
貞カヲル「…相変わらず冷たいねぇ、君って」
. レイ3「そう? 用がないなら、もう行くわ」
貞カヲル「ひっどいの。…あ、このままゲートに行ってもシンジ君には会えないよ」
. レイ3「…なぜ?」
貞カヲル「久しぶりにセカンドの病室に寄ってくってさ。ついてこうかって言ったら
     断られた。別に彼女に悪意なんか持ってないのにな。…あれ、何」
. レイ3「違うわ」
貞カヲル「何が?」
. レイ3「碇君のことじゃない。
     なぜ、わたしに碇君の話ばかりするのか、それを訊いたの」
貞カヲル「…そっちなの?
     なんでって、……なんでだろ。君が聞きたがると思ったのかな」
5672/5:2005/07/22(金) 19:52:39 ID:???
. レイ3「自分でもわからないの」
貞カヲル「んー…そうらしいや。しゃくだけど」
. レイ3「……
     この後、何か用事、ある」
貞カヲル「別に。部屋に帰るだけ」
. レイ3「なら、少し付き合ってくれる」
貞カヲル「…? いい、けど」


貞カヲル「…こんなとこに住んでんの」
. レイ3「適当に坐っていて」
貞カヲル「はーい。…って、うわ。ファーストってほんとに女の子?
     あれ」

貞カヲル「…何だろ、これ」
貞カヲル「誰のだろ。ファーストって視力に問題あったっけ」

. レイ3「それ、触らないで」

貞カヲル「わ?! なんだ、おどかさないでよ」
. レイ3「そこに置いて」
貞カヲル「? わかったよ。…別に壊してないよ」
. レイ3「わかってるわ」
貞カヲル「これ、何?」
. レイ3「…碇司令」
5683/5:2005/07/22(金) 19:53:57 ID:???
貞カヲル「…司令?
     へーえ、大事にしてるんだ」
. レイ3「…そうね」
貞カヲル「…? 違うの?」
. レイ3「……」
貞カヲル「今、怒ったじゃないか。すごい怖い顔で」
. レイ3「……
     …これ、壊そうとしたの。この部屋に戻ってきたとき」
貞カヲル「え? …これを?」
. レイ3「うん」
貞カヲル「…壊れてないけど?」
. レイ3「壊せなかったの」
貞カヲル「……
     なんでなのか、訊いてもいい」
. レイ3「ええ。…でも、わたしも知らないわ。少し、涙が出ただけ」
貞カヲル「なみだ?」
. レイ3「そう」
貞カヲル「ふぅん…」
. レイ3「あなたが碇君に求めてることは、これと同じにしかならないと思うわ」
貞カヲル「…え?」
5694/5:2005/07/22(金) 19:55:33 ID:???
. レイ3「思ってることを相手に伝えても、何も変わらないわ。
     自分が、何か始まった気がするだけ。それもすぐに消えてしまう」
貞カヲル「…何、言ってんの」
. レイ3「あなたはわたしと同じ感じがするもの。…違うけど、似ているもの。
     あなたも、まだ自分の涙を見たことないんでしょ」
貞カヲル「一体何が言いたいのさ」
. レイ3「わたしたちは違うものなのよ。
     だから、どれだけ惹かれても、他人とは一緒になれないんだわ」
貞カヲル「……」
. レイ3「わかってる筈よ」

貞カヲル「…帰る」
. レイ3「そう」
貞カヲル「君が何を言ってんのか、さっぱりわかんなかった」
. レイ3「そう」
貞カヲル「…もう君に話しかけるのやめようかな。何もわかんないだけだしさ」
. レイ3「そう」
貞カヲル「…、ねえ、なんか言い返してやろうとか思わないの?」
. レイ3「何か言ってほしいの」
貞カヲル「君が言いたくないのって訊いてるんだよ」
. レイ3「わたしはあなたがいなくなっても寂しくないもの」
5705/5 ラスト:2005/07/22(金) 19:56:57 ID:???
貞カヲル「…、へえ、最初から何もないから? だから平気なの?」
. レイ3「ええ」
貞カヲル「なら、僕も最初からいないのと同じだって言いたいわけ?」
. レイ3「そうよ」
貞カヲル「…!」
. レイ3「…そうでなければ、生き続けることに耐えられはしないわ」
貞カヲル「…え」
. レイ3「あなたは、まだわからないのね。
     …少し、嬉しい気がする」
貞カヲル「…、ねえ、君って…やっぱり」


. レイ3「このまま放置していざ全てがわかったときどんな間抜け顔を晒すか楽しみだもの ( ´,_ゝ`)」
貞カヲル「ヽ(`Д´)ノ」


貞カヲル「…あのさ、僕って嫌いたくなるようなヤツなのかな」
 シンジ「わざわざ人の病室に踏み込んできた理由がそれなら、結構否定できないと思うよ…」


. レイ3「…冗談だったのに」



…スマソ。なんでこうなるんだチクショー。
>気まぐれ氏
投下なくても顔出すだけでもたくさんの人が喜ぶと思われ
時間ないのは仕方ないすよ。ガンガレ(゚∀゚)
571名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/23(土) 01:04:46 ID:???
今回もちょっとシリアスでどきどきしました!オチ直前までw
レイ3&貞カヲシリーズほのぼのして好きです。
572名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/24(日) 08:31:00 ID:???
>>566
GJ!GJ!

今日あの赤い服着たちびレイと一歳年上なカヲルがEOEの夕暮れの公園?で二人遊んでる夢みた。
砂場とかブランコとか・・・。目覚めてなんか驚いたw
573名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/26(火) 16:23:09 ID:???
>>572
詳細キボン
574名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/27(水) 21:03:03 ID:???
>>573
えーと、まんまなんだけど・・なんかただ本当に映画の中に出てくる夕暮れの公園のシーン
みたいなところで小さいカヲルとレイが遊んでた。
(レイは一人目の赤いワンピース、カヲルは白いTシャツを着てたような・・?)
こっちはそれをテレビのように見ている視点。
何か喋っているんだけど、その台詞は聞こえなくて、ブランコの軋む音とか、雑踏の音だけが響く。
公園にはもう他の子供達はいなく、カヲルとレイ二人だけの世界。
沈みゆく西日に照らされながら遊ぶちょっと無気味な二人w
カヲルはレイのブランコを押してあげたり、手を引いたり、
5、6才の子供特有の関係・・・一つ年上なカヲルが何かとレイに気を使ってあげてる感じ。
転んだレイを起こしてあげたり。砂場とか、シーソー、ジャングルジム、回転する丸い遊具?等で一通り遊ぶ。
だんだん薄暗くなっていって、意味不明だけどCGで青い世界が
ぐちゃぐちゃとしていったところで目がさめたw短い夢だった気がする。
漫画や映画をここ最近みてたわけでもなかったからこんな夢を突然見た自分にちょっとびっくりしたyo!
575気まぐれ名無しのLRK:2005/07/28(木) 19:59:27 ID:???
>>574
いいなぁ…カヲレイの夢なんて観たこと無いよorz
かなり待たせちゃったけど…張るべきかな?(って言っても八月に入ってからorz)
576名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/29(金) 00:23:12 ID:???
貼ってくれ。おながいします。
5771/4:2005/08/02(火) 11:35:28 ID:???
気まぐれ氏ではないですごめんなさい。
例によってネタ保守しときますね


貞カヲル(今日も変わらぬ日々かぁ。
     使徒が来ないのはしょうがないけど、こんなに悠長にしてていいのかな?
     司令にしろ、葛城作戦部長にしろ、突っ込めるほどの動きはしてないし…
     一体僕にどうしろっていうんだろ。こんなとこで)
貞カヲル(ま、シンジ君への干渉に思ったより時間がかけられそうだからいいか。
     やっと外に出られたんだし、こっちもせいぜいのんびりやらせてもらうさ)
貞カヲル(…にしても)

貞カヲル「何事にも限度があるって、ほんと。
     …ていうか一体誰が考えたのさ? このなっがいエスカレーター。
     下に着くまで五分は待たされるんじゃないの」
.. レイ3「正確には六分少しよ」

貞カヲル「うわ?! ッて、君か」
.. レイ3「どいてくれる」
貞カヲル「じゃなくて、いつからそこにいたのさ」
.. レイ3「今」
貞カヲル「今って…僕がこれに乗ったときにはいなかったじゃないか。
     …もしかして上からずっと駆け下りてきたの? 君が?」
.. レイ3「早く行きたいから」
貞カヲル「何をそんなに急いでんのさ」
.. レイ3「赤木博士に用があるの」
5782/4:2005/08/02(火) 11:36:29 ID:???
貞カヲル「赤木博士? ああ、今日は当分無理だと思うけど」
.. レイ3「なぜ?」
貞カヲル(…あ。ヤバ)
.. レイ3「……
     そう。じゃ、少し話でもしましょ」
貞カヲル「………なんで?」
.. レイ3「? 時間が空いてしまったもの」
貞カヲル「いや、別にいいけど、…君からそんなふうに話しかけてくるなんて
     初めてじゃない? 話なら結構してるけどさ」
.. レイ3「…そうね」
貞カヲル「いっつも僕が勝手に話して、で、君が辛辣に追い払うってのがパターンだと
     思ってたけどなぁ。何かあったの? からかう相手がいないとつまんないとか?」
.. レイ3「いいえ、別に」
貞カヲル「…ほんとにどうしたのさ」
.. レイ3「…わからない」
貞カヲル「……もしかして、ほんとに返した方がいいのかな」
.. レイ3「何が?」
貞カヲル「前の君が…僕の中に置いてった、コレ。あのときの君の心」
.. レイ3「わたしは知らないわ」
貞カヲル「だからだよ。コレを返せばそのヘンなのも治るんじゃないかなって」
.. レイ3「どうやるの」
貞カヲル「…わかんないけど」
.. レイ3「わからないの」
貞カヲル「だって見当もつかないよ、そんなの」
.. レイ3「あなたは何でも知ってるんじゃないの」
貞カヲル「違うよ。知ってるのは碇司令とかだろ。君もじゃないの、ここ長いんだし」
.. レイ3「…何も知らないのは、わたしも同じだわ」
5793/5 スマソ:2005/08/02(火) 11:39:49 ID:???
貞カヲル「へえ、人をさんざ子供扱いする子の言葉とは思えないな。
     どういう風の吹き回しさ」
.. レイ3「…そうね」
貞カヲル「……
     いきなりそういう顔しないでよ。こっちが悪者みたいな気がするじゃないか」
.. レイ3「そう。ごめんなさい」
貞カヲル「……」
.. レイ3「どうしたの」
貞カヲル「……」
.. レイ3「…怒らせたのね」
貞カヲル「…別に。君にはどっちでも同じなんじゃないの」
.. レイ3「……」
貞カヲル「……」
.. レイ3「……わたし、何を思っていたの」
貞カヲル「…?」
.. レイ3「あなたの中にある心。わたしは何をしたかったの」
貞カヲル「知りたいの」
.. レイ3「…知らないもの」
貞カヲル「…そっか」
貞カヲル(って、どう教えればいいんだろ、こんなの)
5804/5:2005/08/02(火) 11:40:50 ID:???
.. レイ3「どうしたの」
貞カヲル「え? 別に、ええと…
     …なんか、シンジ君と一緒になりたいとか何とか」
.. レイ3「碇君? 一緒って、何」
貞カヲル「何って…」
.. レイ3「どうしたかったの」
貞カヲル「なんでそんな怖い顔になるんだよ。どうって、触れたいとか近づきたいとか」
.. レイ3「それから」
貞カヲル「それから? それからって、…うーんと」
貞カヲル(…まさか手や唇を重ねたいなんて言えないしなぁ)
.. レイ3「どうしたの」
貞カヲル(こっちだってどうしようもないんだよ)
貞カヲル(…あれ?)

貞カヲル(…あれ…?)

.. レイ3「どうしたの」
貞カヲル「?! あ、…いや、別に、どうもしない、けど」
.. レイ3「なに」
貞カヲル「…悪いけど、…なんか、無理になった」
.. レイ3「何が?」
貞カヲル「ごめん。これ、もう、返せそうにない」
.. レイ3「心? なぜ」
貞カヲル「ん…」
.. レイ3「なぜ目を逸らすの」
5815/5:2005/08/02(火) 11:43:30 ID:???
貞カヲル「……」
.. レイ3「どうして離れるの。どこか、苦しいの」
貞カヲル「…そうじゃなくて」
.. レイ3「…何、赤くなってるの」
貞カヲル「だから…
     …なんか、僕のになった。…君の心だったはずなのに。
     なんでなのかわからない。でも、これは僕のだ。そうなったんだ」
.. レイ3「何、言ってるの」
貞カヲル「…だから、…君を、スキになったってこと」
.. レイ3「……!」
貞カヲル「……」
.. レイ3「…それで、わたしのこと見れずにいるの」
貞カヲル「…そうだよ」
.. レイ3「……そう」
貞カヲル「…、あ」
.. レイ3「もう行くわ。じゃ」
貞カヲル「え? 待っ…」


.. レイ3「最初からわたしが碇君を好きな心って言えば十秒で済んだ話なのね ( ´,_ゝ`)ヤレヤレ」
貞カヲル「ヽ(`Д´)ノ」


貞カヲル「しばらく泊めてくんないかな」
. シンジ「…なんでだよ?」


………スマソ。
やっと少しだけスレタイに沿ってきたようなそうでもないような
582名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/02(火) 22:20:49 ID:???
>>574
なんだかエヴァっポイ雰囲気のような・・!(あたりまえ?)

>>575
ワクテカ待ってます。

>>577-581
毎度楽しませてもらってます。
告られても動じず「もう行くわ。じゃ」 って切り替えるトコがレイらしくてイイ!笑)

カヲルとレイは似てるんだけどどこか似てない所が好きだなぁ。
583気まぐれ名無しのLRK:2005/08/03(水) 01:10:57 ID:???
夏の夜の人混みを僕らは歩く、人の流れに身を任せながら
お互いに一際目立つ髪色のせいで、さっきから人々にジロジロと見られてしまう
君の浴衣姿も原因の一つだと思うけど
「だから言ったのに…人混みは嫌い…」
君の機嫌の悪そうな声に、僕はそうだねと軽く流す
「僕の部屋のベランダから見ればよかったかな?」
「今から引き返すと、絶対に観れないわ。」
彼女の矛盾した意志に少し呆れつつ、胸ポケットに手を伸ばした
「歳を考えたら?」
「なぁに、バレやしないさ。」
僕は5秒に満たない速さでタバコに火を点け、雑踏の淀んだ空気から逃避する
すると彼女は僕と少し距離を置いた、手は繋いだままだけど
「貴方はまだ、高校一年生よ?」
「17歳のね、別に留年した訳じゃないのに…嫌でもそう思われてしまうのって辛いよ。」
584気まぐれ名無しのLRK:2005/08/03(水) 01:12:31 ID:???
「まぁいいわ。でもこれからは、周りの環境を考えてね。」
「…努力します」
そう言って、僕はタバコを排水溝に捨てた
とたんに君は密着してきた、わかりやすいなぁ…
「…タバコ臭い…」
少し心がズキッとする、負の思考が働き出そうとした時、レイが何かを差し出した
「ガム…噛んで」
何故か頬を少し赤らめながら、レイはクスッと笑った
ゴメンと短く答えガムを口に放り込むと、記憶にある味がした
「あれ?この味ってさ…」
思わず顔に悪戯っぽい笑みが浮かぶ、いつものキスの時の味だった
「私…わからない、知らない」
レイの頬の赤色が顔中に広がり、僕は何だかレイを抱き締めたい衝動に駆られた
その時『ヒュルルルー』という大きな音が聞こえて人の流れが止まり、全ての人が上を向いた
夜空に白い光の筋が昇っていき、消えたかと思うと赤い光が丸く飛び散る
『ドン!!』爆発音の後に人々が声を上げる
「あっ、始まったね。」
夜空に打ち上がる花火に目を奪われたまま、僕は言った
585気まぐれ名無しのLRK:2005/08/03(水) 01:13:35 ID:???
思い付き投下です( ̄∇ ̄)y-~~
586名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/04(木) 02:46:36 ID:???
乙、思いつきとは粋だねえ
587気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:04:51 ID:???
「水族館に行く日」の続き


海沿いの一本道を一台のオープンカーが走って行く、すぐ右には山があり、左側のガードレールの先は崖になっている

リアタイヤを滑らせ、なおかつその状態を神業の様にコントロールしつつ、コーナーを駆け抜けて行く

「ちょっ、ちょっとぉーー!いきなりドリフトしないでよぉーーー!」

「怖いのかい?大丈夫、崖に落ちたりなんかはしないさ。」

「そーゆー問題じゃないいでしょ!もし対向車が来たらどーすんのって・・・いやぁーーーーー!!」

レイの叫びを楽しみながらハンドルを操作する、運良く対向車には全く出くわさない

「きゃぁーーーー!!もうやめてぇーーーー!!!」

次々とコーナーを曲がって(無論ドリフト)一直線の長い道が見えてきた、その道の先にはT字交差点があり信号機が太陽に負けずと赤い光を放っている

「そんなに怖かったのかい?ゴメンよ。」

「こんなのに乗るくらいならジェットコースターの方が何倍も楽しいわ!」

レイの目は溢れ出しそうなほどの涙で潤んでいる、僕の悪戯心をくすぐる『ちょっぴりベビーフェイス』
588気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:05:46 ID:???
「そうやって目を潤ませている君も、また愛らしい。」

「何言ってるの・・・ば〜か。」

そういってレイは僕の赤い目を見つめてきた、僕も同じ色の瞳を見つめ返す

お互いに目を離さず、僕はそのままアクセルを床まで踏み込む

エキゾーストの音を頼りにギアを次々に上げていき、限界速度の手前で一気にブレーキを掛ける

二人の体が前後に大きく振れて、前を見ると交差点の停止線で見事に車が止まっている

「これって、そのまんまこの前見た映画じゃん。」

「少し、やってみたくなってね。」

「でも、面白かったかも♪」

「そうかい?それはよかった。」
589気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:06:33 ID:???
信号機の光が二人の目の色からレイの髪の色に変わり、車は走り出す

交差点を直進して道なりに進むと、すぐに水族館の駐車場に入った

山の傾斜を利用した本館と様々なアトラクションが見える

入場口に一番近いブロックに車を停めた

「あ〜やっと付いた。」

「お疲れ様、もう十一時三十分だね、先に食事を取ろうか。」

「うん、とりあえずレストラン探そ。」

車を降りて少し歩くと、お土産売り場の隣にレストランがあった

店内に入ると、食事の時間には少し早いので、空席が目立つ

ウェイトレスが笑顔で席まで案内してくれた
590気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:08:33 ID:???
「洋食がいい?それとも和食?」

「う〜ん・・・私うどんがいい。」

「ここに、うどんセットってメニューがあるけど?」

和食のメニューを広げて、うどんセットの所を指す

「え〜っと・・・うどんの他に卵焼きとお漬物〜?そんなに食べられないよ。」

「食べきれなかったら僕が少し貰うよ。」

「そお?んじゃそれでいいや。」

洋食のメニューを開く、ボリュームのある物が食べたい感じ

「カヲルは何食べるの?」

「サーロインステーキのセット、サラダとパン、それにコーヒーを付けて。」
591気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:09:36 ID:???
「んじゃ、店員さん呼ぶよ。」

注文をして七分ぐらいで先に僕のステーキセットが来た、ちなみに焼き方はレア

「先、食べていいよ。」

「それじゃ、失礼して。」

一口大に肉を切り、口に運ぶ

口の中にブランデーの香りが広がり、肉汁が食欲を増進させる

「肉ってそんなに美味しいものなの?」

「君は昔から食べないよね、肉。」

そしてポテトが、口の中の油っぽさを和らげてくれる

「一回食べてみたけど、元が生き物だと思うと耐えらんない。」
592気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:10:52 ID:???
「人という生き物は、そうして生きてきたのさ。」

「そんな事言ったってさ〜、食感が『筋肉!』って感じするもん。」

「レバ刺しなんかは?昔の仲間でこの前飲んだ時に食べたんだけど、結構美味しかったよ。」

昔の仲間とは、要するに三バカトリオ+僕

「レバ刺しって肝臓でしょ?、しかも生の。」

「(・・・とことん駄目らしいな)ああ、そうだよ。」

「私達のお腹の中にも同じ物が入ってんのよ、何か嫌な感じ。」

「別に君の肝臓を食べようって訳じゃないんだから・・・」

「でも嫌だよ、牛だって鶏だって好きで食べられてるんじゃないんだから。」

「だからって・・・でも君だって卵は食べるじゃないか。」
593気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:12:20 ID:???
「あれは無精卵じゃない・・・って、何でこんな事で言い争いしてるんだろ。」

確かに・・・かなり無意味だ

「・・・ゴメンよ。」

「ううん、私だって徹底抗戦しちゃったんだし、おあいこだよ。」

レイのうどんセットが来て、彼女が箸を割る

「なんだか、メニューに載ってたのよりボリューム無いね。」

「全部食べきれそうかい?」

「努力はするよ、でも絶対って保証はないかな。」

「まぁ、ゆっくり食べよう。」

会話が弾み、気が付けば目の前の料理は無くなり、客が増えてきた
594気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:13:12 ID:???
カップの中のコーヒーも、あと一口分ぐらい残っている、テーブルの上に置いたシガーケースから煙草を一本出して咥える

火を付けようと、ポケットからライターを取り出すと、レイが僕の手からライターをもぎ取った

「周りに子供とかいるんだからダメ、そんなに吸いたかったら外に出てからにして。」

「わかったよ、そろそろ出ようか。」

「うん、私もうお腹いっぱい。」

コーヒーを飲み干して、レストランを後にする、出てすぐに喫煙コーナーが視界に入った

店から五歩程の所で煙草を咥えると、今度は煙草を口から抜き取った

「人が沢山いる所で吸うのもダメだけど、歩き煙草はもっとダメ!」

「あそこに喫煙コーナーって看板があるだろう?」

「あのねぇ、そんなに早く死にたいわけ?しかも私を残して。」
595気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:14:29 ID:???
「食後の一服だけは、どうしても譲れないね。」

「タバコやめてくれなきゃ別れる・・・って言ったら?」

こんな事で別れ話を切り出されちゃ、たまったもんじゃない

本気じゃないのは見え見えだけど

「・・・努力します・・・」

「よぅし!今の言葉忘れないでよ!」

レイがこんなに脅迫的な面を持つようになったのは、負けん気の強い親友の影響だろう・・・

そんな事を考えていると、何処からか小さい子供の泣き出しそうな声が聞こえ、レイが僕のシャツを引っ張る

「ねぇ、あの子、迷子なのかな?」

レイの指差す方向を見ると、五歳ぐらいの男の子がオロオロしながら辺りを見渡している
596気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:16:20 ID:???
どこか親友に似たオーラを、少年から感じる

「親を探しているみたいだけど、それらしい人影は見当たらないね。」

僕が答えるとレイはその子のもとに行き、少し話した後、その子の手を引いて戻って来た

「やっぱり迷子みたいなの、でもどうすればいいのかなぁ。」

僕はしゃがみこんで男の子と目線を合わせる

「君、お名前は?」

「・・・ジュン。」

「誰と来たんだい?」

「・・・ママとお姉ちゃん。」

「どこに行こうとして、迷子になったのかな?」
597気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:18:04 ID:???
「イルカさん・・・見に行くの。」

「そうか。」

一旦下を向いて溜息を吐いてから、立ち上がる

「どうしようか、イルカショーを見に行く途中だったらしい。」

「そこに行けば、この子のお母さんも見つかるかもね。」

「だけど、下手に動いて、もし母親が探しに来たら?」

考えがまとまらずに数分が経った、すると、二十代後半ぐらいの女性と小学生らしき女の子がイルカショー用のプールの方角から歩いてきた

レイがその親子を指差して言う

「あの二人、この子の家族じゃないのかな?」

レイの手から蝶が飛び立つように小さな手は離れて、その手は女性の体に飛びついて行った
598気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:21:47 ID:???
微笑みながら僕は言った

「当たりだね。」

そっと男の子を抱き締める母親、感動的な親子の再会をレイの肩を抱きながら見守る

すると、男の子の姉がポカポカと男の子の頭を連打し始める

「アンタ馬鹿ぁ〜!?何勝手に迷子になってるのよぉ!」

思わす吹き出してしまった僕の頬を、軽くつねるレイ

「何で笑ってるのかなぁ〜?」

「ただの思い出し笑いだよ。中学の頃に、こんな光景を日常的に見ていたからね。」

男の子が振り返って、満面の笑みを僕らに向けてくれる

レイは僕の頬から手を離し、微笑みながら手を振る
599気まぐれ名無しのLRK:2005/08/06(土) 16:23:33 ID:???
男の子の母親が、穏やかな顔で僕らに頭を下げた

照れ笑いを浮かべながら、僕らもペコリと頭をさげる

去り際に、男の子が手を振ってくれたので、僕らは何故かピースサインを向けた

親子が去って行った後、僕らはメイン施設の水族館に入ることにした


時間が足りないので、とりあえずここまでです・・・スマソ
600名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/07(日) 01:00:30 ID:???
乙。GJ!
601名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/07(日) 20:55:44 ID:???
わー!花火といい海といい、満喫してていいね!
602名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/13(土) 00:11:41 ID:???
カヲレイ本、無事入手
603名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/14(日) 22:52:31 ID:???
おめでとう!いいなー羨ましい!
604名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/15(月) 20:21:11 ID:NJlVOlqQ
さがりすぎあげます
605名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/16(火) 06:35:49 ID:???
涙が滝のように溢れてきてる……
水分が足りねぇ…足りねぇよぉ
606名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/16(火) 19:25:35 ID:???
>>602
オメ!できれば詳細をお聞かせ願いたい・・・
607名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/17(水) 01:03:55 ID:???
>>606
基本的にはコメディ。
カヲルがレイとの結婚を嫌々ゲンドウに申し込みにいくという内容。
作者はいくつかカヲレイものを描いてるっぽい。
608名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/17(水) 18:17:25 ID:???
>>607
THX!ゲンドウに嫌々申し込みに行くって・・なんて面白そうなんだ!w
10年たってもカヲレイ本を描いてくれる人がいるのはなにやら嬉しい
609名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/18(木) 22:42:27 ID:???
>>410の動画って再うpしてもらえませんか?
最近、LRKにハマったので・・・お願いします!
610名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/22(月) 08:07:12 ID:???
ちょっとだけLRKな話

 「キスは好き?」
 これは、すぐに答えられる。
 「わからない。したこと、ないもの」

 細いけれど力強い腕で、引き寄せられた。
 「あっ…」
 かすかに声を上げようとした唇を、少年の唇が塞ぐ。
 レイが抵抗しようと思い至るより前に、少年は唇を離した。

 「どうして、こういうこと、するの」
 レイは少年に半ば重心を預けたまま、少年の顔を見上げた。
 日に陰って、表情が見えない。

 「キスは嫌い?」
 少年がもう一度訊いた。
 「…きらいじゃ、ない」
 たぶん。

 「それが、好きってことさ」
611名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/23(火) 00:22:36 ID:???
シンジとアスカの結婚は応援しまくりだがカヲルとレイの結婚には反対しまくりな
ゲンドウのSSをどっかで見たなぁ
612名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/23(火) 02:09:20 ID:???
>>610
いいね! カヲルはやぱしキザなセリフが似合うw
613名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/23(火) 16:19:39 ID:???
>>610
(・∀・)イイ!!十数行なのに凄く萌えた!
614名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/24(水) 10:11:39 ID:???
レイとカヲルが結婚したら
渚レイか綾波カヲルになるのか
どっちも萌える
615名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/24(水) 22:33:50 ID:???
>>610
 GJ!!!

>>614
どっちも萌えるけど渚レイのが響き好きだ
616名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/25(木) 09:54:20 ID:???
さっきEVAキャラ性別反転スレ見てたんだが
この2人は男女逆にしても何も変わらなそうだな
6171/17:2005/08/25(木) 12:33:25 ID:???
流れぶった斬りスマソ
長いネタ保守させてもらいますね。



シンジ(…まさか、本当に泊まりにくるなんて思わなかったな)
シンジ(けど、どういう育ち方したんだろ、全く。勝手に人の部屋は覗きたがるし、
    目についたものは何でもいじろうとするし…ほんとに同い年なのか、こいつ?)
シンジ(でもこいつぐらいしかいないのか。泊まりに来るような、年の近い他人って)
シンジ(ミサトさん、今日も遅いんだろうな。…アスカも、帰ってこれない)
シンジ(なんで、こいつとこの家にいるんだろう)

貞カヲル「遅いねえ、葛城三佐。本部で残業?」
. シンジ「…だと思うけど」
貞カヲル「毎日こんななの? 大変そうだね、赤の他人と暮らすって。
     けっこう気兼ねしそうだし、食事も作んなきゃなんないしさ」
. シンジ(さっき、何も手伝わずに食べるだけ食べたのはどこの誰なんだよ…)
貞カヲル「何?」
. シンジ「別に。だいたい、ミサトさんは赤の他人じゃないよ」
貞カヲル「違うの? だって君とは血縁関係ないんだろ、彼女」
. シンジ「それはそうだけど」
貞カヲル「じゃあ何なのさ。擬似姉弟関係? 母親の代理?」
. シンジ「……」
貞カヲル「…? ごめん、怒んないでよ。別に悪く言おうとしてるんじゃないんだ」
6182/17:2005/08/25(木) 12:35:29 ID:???
. シンジ「…、悪気がなくても、言っていいことと悪いことってあるだろ」
貞カヲル「ん…、うん、そうだね」
. シンジ(…なんでそこでしょげるんだよ? それより、人に謝るような奴だったっけ。こいつ)
. シンジ「……
     別に、血が繋がってたり、肉親みたいな関係を作らないでも、それで
     一緒に暮らせないってことはないだろ。他人どうしでも、家族にはなれるよ」
貞カヲル「ふーん…それじゃ、一緒に暮らしてる人を家族っていうの」
. シンジ「そうとは限らないけど…
     …一緒にいなくても、自分でそうだって思ってれば、家族なんじゃないかな」
貞カヲル「そうなんだ」
. シンジ(…何を言ってるんだ、僕は。…父さんのこと、家族って思いたいのか…?
     だいたい、なんでこいつがこんなこと訊いてくるんだよ)
. シンジ「相手がそう思ってなければ、そんなの意味ないかもしれないけどさ。
     って、これは何でも同じか」
貞カヲル「同じって?」
. シンジ「なんていうか…他人との関係、かな。友達とか、仲間とか」
貞カヲル「好きとか?」
. シンジ「え? まあ、うん、そうかもしれないけど」
. シンジ(またか…こいつ、なんでその手の話にばっか興味を示すんだ?)
. シンジ(…あれ?)
貞カヲル「…そっか」
6193/17:2005/08/25(木) 12:38:38 ID:???
貞カヲル「不思議だね、人の心って。
     それで、僕が君のこと好きでも、君はそうじゃなかったりするのか」
. シンジ「ッ、だからなんでそういう話になるんだよ」
. シンジ(気のせいかな。今、こいつ…)
. シンジ「〜、さてと、ミサトさんも当分帰ってきそうにないし、僕は寝るよ」
貞カヲル「じゃあ僕も寝るよ」
. シンジ「……別に、まだ起きててもいいよ? 飲み物とかは冷蔵庫勝手に開けてくれていいから」
貞カヲル「寝る」
. シンジ「…わかったよ」

貞カヲル「あれ、君の部屋に寝かしてくれるんじゃないの?」
. シンジ「居間にスペースがあるんだからいいだろ! これ、布団と枕」
貞カヲル「君は?」
. シンジ「自分の部屋で寝るよ。決まってるだろ」
貞カヲル「……」
. シンジ(…なんだよ)
貞カヲル「わかった。おやすみ」
. シンジ「え? …うん、おやすみ」
620名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/25(木) 12:41:24 ID:???

貞カヲル「…何してんの?」
. シンジ「布団持ってきたんだよ。僕もこっちで寝るから」
貞カヲル「なんでさ」
. シンジ「なんだっていいだろ。嫌だったらできるだけ布団、離すけど」
貞カヲル「何言ってるのさ、君のこと嫌なわけないだろ。せっかくわかったのに」
. シンジ「…わかった?」
貞カヲル「こっちの話。…あ、心配しなくても、君にはもうああいうことはしないよ」
. シンジ「…、そう願うよ」
貞カヲル「約束する。君が怖い顔になるからね」
. シンジ(…それは誰のせいだっての)
貞カヲル「じゃ、おやすみ」
. シンジ「おやすみ」
貞カヲル「……」
. シンジ「……」
貞カヲル「……」
. シンジ「…もう、寝た?」
貞カヲル「起きてるけど」
. シンジ「……」
貞カヲル「何」
. シンジ「……いつも、綾波と何の話してるの」
貞カヲル「ファースト? なんで僕に訊くのさ」
6215/17:2005/08/25(木) 12:43:51 ID:???
. シンジ「よく一緒に喋ってるじゃないか。テストの後とか、いろいろ」
貞カヲル「…そんなの本人に直接訊きなよ。もう完全に復帰してるんだし、いつどこで
     君が接触しようが、別に問題ないだろ」
. シンジ「そりゃ、そうだけど」
貞カヲル「ならそれでいいんじゃないの」
. シンジ「うん…」
貞カヲル「……」
. シンジ「…なんか、避けられてるんだ、ずっと。綾波に」
貞カヲル「そうなの? …ああ、そういえばそうかもね」
. シンジ「知ってるの」
貞カヲル「…まあね。けどさ、彼女もだけど、避けてるのは君の方もだと思うな」
. シンジ「なんでそんなこと言えるんだよ」
貞カヲル「だって、さっき言ってたじゃないか。他人との関わりは自分がどう思うかなんだろ。
     本当に話したいんなら、多少避けられてるなんて関係ないんじゃないの」
. シンジ「関係ないって…普通はそういうことを気にするんだよ」
貞カヲル「気にするじゃなくて、気になるんだろ、君の場合」
. シンジ「…何が言いたいんだよ」
貞カヲル「別に。もう寝ていい? なんか疲れちゃった」
. シンジ「なんだよ、それ…」
6226/17:2005/08/25(木) 12:45:36 ID:???

. シンジ「…渚?」
. シンジ(…もう寝てるのか)
. シンジ(なんで急に機嫌悪くなったんだろ)
. シンジ(…綾波の話をしたから? まさか)
. シンジ(でも考えてみれば、あの戦い以来、こいつの方がずっと、綾波と一緒にいたり
     喋ったりしてるのか。…何をしてたんだろう。どんなこと喋ってたんだろう)
. シンジ(…本当だ。僕は気を遣ってるんじゃなくて、自分で気になってるだけなんだな)
. シンジ「話したいなら、避けられてるなんて関係ない、か」
.  レイ(思ってること、伝えなきゃ、何も始まらないわ)
. シンジ「…なんだか、綾波と同じこと言うんだな、渚って」

貞カヲル(……)
6237/17:2005/08/25(木) 12:49:03 ID:???

 「ねえ、シンジ君」
 「僕はさ、まだよくわからないんだ。君たちのこと。自分のことも」
 「君にはいろいろ教えてもらった。ファーストからは、心をもらった。でも、
  それをどうしていいのかは、誰も教えてくれないんだろうね」
 (…渚?)
 「好きって、ヘンな気持ちだね。思ってたのと全然違う。
  ドロッとしてるんじゃなくて、重たくて怖くて離せないんだ。生温かいっていうより、
  心にまとわりついて離してくれないんだ。それで、ゆっくり、胸を締めつけてきて、
  他のことが、何も考えられなくなる…」
 (渚…渚だよな、隣にいるの。
  でもなんだか…全然違うヒトみたいな感じがする)
 「これで、少しは同じになれたのかな。
  それとも似てるだけで違うままなのかな。最近、なんかそんなことばっかり考えてる」
 (何を…喋ってるんだろう。
  知らない言葉で話されてるみたいで、よくわからない)
 (なんだよ、僕にわかる言葉で話せよ。これじゃ何もわかんないよ)
 「だけど、これをどうしたらいいんだろう。
  だって君はファーストのことをすごく大事に思ってるし、ファーストが一緒になりたいのは
  君で、僕はその両方をよく知ってるんだ。
  だったら、どこにも行き着けないんだよ…僕の、このどうしようもない、ヘンな心は」
 (わからない。何を言ってるのか、全然わからない)
 (たぶん、わかりたくない)
 (でも)
 (やっぱり、苦しそうに見える)
 「…僕は、どうしたらいいんだろうね」
 (わかるわけ、ないだろ)
6248/17:2005/08/25(木) 12:52:09 ID:???

貞カヲル「おはよう。三佐、結局帰らなかったんだ」
. シンジ「うん…」
. シンジ(…夢、だったのか。昨夜のは)
貞カヲル「今日はどうすんの」
. シンジ「どうって…今日は本部に行く予定もないし、自宅待機だよ。
     …ここんとこ、どんどん行動制限がきつくなってるんだ。学校ももうないし」
. シンジ(…そういえば、こいつよくこんなに好き勝手に動けるな)
貞カヲル「ねえ、電話じゃない?」
. シンジ「え? …、あ」

.  リツコ『そのまま聞いて。あなたのガードを解いたわ。今なら外に出られるわよ』
. シンジ「…リツコさん?」

貞カヲル「赤木博士?」
. シンジ「…、うん」
貞カヲル「ふぅん…よく戻れたな」
. シンジ「え?」
貞カヲル「で、行くの」
. シンジ「…たぶん」
貞カヲル「僕も行く」
. シンジ「…、なんで君がついてくるんだよ」
貞カヲル「行く」
6259/17:2005/08/25(木) 12:54:39 ID:???
.  リツコ「シンジ君? 急に呼び出してごめんなさい。あなたに見てもらいたいものがあってね」
. シンジ「リツコさん…あの、それが」
貞カヲル「僕も一緒に行ってもいいですかぁ?」
.  リツコ「…! あなた…
     …いいわ、構わないわよ。あなたたちは同じ、パイロットですものね。
     さ、ついてらっしゃい。遅れないようにね」
貞カヲル「はーい」
. シンジ「…、はい」

.  ミサト「リツコ」
. シンジ(…ミサトさん?)
.  リツコ「ミサトね。よくここにたどり着けたわね」
.  ミサト「前置きはいいわ。今日こそ、セントラルドグマの秘密を見せてもらうわよ。赤木博士」
.  リツコ「ええ、いいわ。
     でも、この子たちも一緒よ」
.  ミサト「…構わないわ」
62610/17:2005/08/25(木) 12:58:36 ID:???
. シンジ(ミサトさん…ここのところずっと、この顔だ。
     加持さんが地下の巨人を見せてくれた、あのときと同じ固い表情)
貞カヲル「あーあ、暗いし見通し悪いし、息苦しくてたまんないや。
     ねえ、シンジ君?」
. シンジ「…渚、やめろよ」
貞カヲル「だって、なんか喋ってないとやってらんないよ。
     ここってほんとに秘密主義だよね。この規模なのに。エヴァの運用に使われてない、
     一度も入ったことのない施設がどれだけあるか、考えてみたある?」
. シンジ「…それは」
. シシン゙(そのぐらいわかってる。地下の巨人を見たとき、ネルフは使徒を倒すだけの
     組織じゃないってことぐらい見当がついたさ。
     …けど、この辺りはまた別の区画みたいだ)
貞カヲル「まあ大丈夫よ、君は初号機パイロットだから。
     あのー、いつまでこんな通路歩かなきゃいけないんですかー?」
. シンジ(渚…もしかして、僕が緊張してるから、気を遣ってるのか…?)
.  リツコ「心配しないで。…もう着くわ」


貞カヲル「何なんですかぁ? ここ」
. シンジ「…まるで綾波の部屋だ」
.  リツコ「綾波レイの部屋よ。彼女はここで生まれ、育ったの。レイの深層を構成する
     光と水のイメージは、ここの影響を濃く受けていると考えられるわ」
.  ミサト「赤木博士。
     あたしはこんなものを見にきたんじゃないのよ」
.  リツコ「ええ、わかっているわ。葛城三佐」
62711/17:2005/08/25(木) 13:03:28 ID:???


  「……!!」

. シンジ「綾波、レイ…?」
. シンジ「!」
. シンジ(こっちを…僕を見ている)
. シンジ(夢の中の巨人…いや、違う)
. シンジ(エヴァと、同じだ)

.  ミサト「これは…まさか、エヴァのダミープラグは」
.  リツコ「そう、ダミーシステムのコアとなる部分。その生産工場よ」

.  リツコ「ここにあるのはダミー。そして、レイのためのただのパーツに過ぎないわ」
.  リツコ「ヒトは神様を拾ったので喜んで手に入れようとした。だからバチが当たった。
     それが15年前。せっかく拾った神様も消えてしまったわ」
.  リツコ「でも今度は、自分たちの力で神様を復活させようとしたの。それがアダム。
     そしてアダムから神様に似せて人間を造った。それがエヴァ」
62811/17:2005/08/25(木) 13:04:37 ID:2jyQBkNo


  「……!!」

. シンジ「綾波、レイ…?」
. シンジ「!」
. シンジ(こっちを…僕を見ている)
. シンジ(夢の中の巨人…いや、違う)
. シンジ(エヴァと、同じだ)

.  ミサト「これは…まさか、エヴァのダミープラグは」
.  リツコ「そう、ダミーシステムのコアとなる部分。その生産工場よ」

.  リツコ「ここにあるのはダミー。そして、レイのためのただのパーツに過ぎないわ」
.  リツコ「ヒトは神様を拾ったので喜んで手に入れようとした。だからバチが当たった。
     それが15年前。せっかく拾った神様も消えてしまったわ」
.  リツコ「でも今度は、自分たちの力で神様を復活させようとしたの。それがアダム。
     そしてアダムから神様に似せて人間を造った。それがエヴァ」
62912/17:2005/08/25(木) 13:06:46 ID:???
. シンジ「ヒト…人間なんですか?!」
.  リツコ「そう、人間なのよ。本来魂のないエヴァには、人の魂が宿らせてあるもの。
     みんなサルベージされたものなの。魂の入った容れ物はレイ、一人だけなの。
     あの子にしか魂は宿らなかったの。ガフの部屋は空っぽになってたのよ。
     ここに並ぶレイと同じものには魂がない。ただの容れ物なの」
.  リツコ「だから壊すの。憎いから」

. シンジ「…!」
.  ミサト「ッ、あんた、自分が何やってるかわかってんの?!」
.  リツコ「ええ、わかっているわ。 破壊よ。
     人じゃないもの。
     ヒトの形をしたモノだもの。 …でもそんなモノにすら私は負けた。勝てなかったのよ」
.  リツコ「あの人のことを思うだけで、どんな、どんな屈辱にだって耐えられたわ。
     でもあの人は…あの人は…あの人は」
.  リツコ「…馬鹿なのよ、私は。親子揃って大馬鹿者だわ」
63013/17:2005/08/25(木) 13:08:38 ID:???
.  リツコ「…ミサト、私を殺して。… いえ、そうしてくれると嬉しいわ」
.  ミサト「……
     それこそ、馬鹿よ。あなたは」


. シンジ(…綾波)
. シンジ(これで僕は、綾波レイの正体を知ったのか。
     エヴァやネルフの秘密を知ったように)

. シンジ(…渚?)
. シンジ(なんで、そんなに平然としてられるんだ)
. シンジ(なんで何も感じてないような顔をしていられるんだよ)

. シンジ(そっ…か。
     君はきっと、こんなときでも悲しくも、怖くもないんだな。
     君は、そういうヘンに強い奴だもんな…)
63114/17:2005/08/25(木) 13:11:10 ID:???
貞カヲル「シンジ君?」
. シンジ「…なんだよ」
貞カヲル「ファーストには会っていかないの。たぶん今なら本部にいると思うけど」
. シンジ「…会いたいなら好きにすればいいだろ」
貞カヲル「会いたがってたのは君じゃないか」
. シンジ「……放っといてくれよ。今、どんな顔して会いにいけって言うんだよ」
貞カヲル「もういいの」
. シンジ「…わからない。でも今は駄目だ」
貞カヲル「そう」
. シンジ(また、その顔か…
     …なんだよ。何が言いたいんだよ。
     僕にわかる言葉で話せよ。何も言わないのに、わかるわけないだろ)
貞カヲル「じゃ、帰ろっか」
. シンジ「え?」
貞カヲル「君の家。どうせまた遅いんだろうしさ、三佐」
. シンジ「…、うん…」
貞カヲル「あ、ならついでに、ちょっと待っててくれないかな。
     部屋に寄って荷物取ってくる。持ってきた雑誌、昨夜で全部読んじゃったし」
. シンジ「ッて、また泊まるつもりなのかよ」
貞カヲル「うん。駄目なの?」
. シンジ「いや、別に駄目ってわけじゃないけど…」
貞カヲル「ありがと。それじゃ、急いで行ってくるね」
. シンジ「あ、おい! ったく、…もう」
63215/17:2005/08/25(木) 13:14:28 ID:???
貞カヲル「……あ」
.. レイ3「……」
貞カヲル「…、ねえ、何か用? 急いでるんだけど」
.. レイ3「……」
貞カヲル「…あのさ、もしかして、そうやってると僕が気になって放っとけなくなるって
     わかっててやってない?」
.. レイ3「いいえ」
貞カヲル「……」
.. レイ3「なに?」
貞カヲル「君のスペアさ、なくなっちゃったよ。これで君が最後で本物になったわけだね」
.. レイ3「そう」
貞カヲル「シンジ君、見てたよ。その場にいたんだ」
.. レイ3「……」
貞カヲル「だから僕にそんな怖い顔しても仕方ないってば。君には何もないし、
     僕がいなくなっても寂しくないんだろ。それとも、やっぱりシンジ君は別なの?」
.. レイ3「…別に。わからない」
貞カヲル「またそれなの」
.. レイ3「……」
貞カヲル「……
     あのさ、最近思ったんだけど」
.. レイ3「なに」
63316/17:2005/08/25(木) 13:17:23 ID:???
貞カヲル「君のそれさ、何かが欠けてるとかじゃなくて、単にまだ君のになってないから
     なんじゃないかな」
.. レイ3「…?」
貞カヲル「君の中にある記憶とか、心だよ。まだ他のヒトのものみたいな気がしてるから、
     君は何もしようとしないんじゃないの。
     …なんかさ、それって、君がかわいそうだよ。
     だって君は司令の眼鏡を壊すことも、シンジ君のこと思いきることもできないじゃないか。
     ほんとはわかってるはずだよ。それが自分のだって。僕みたいに他の誰かから
     渡されたんじゃなくて、最初から君の中にあったんだから。それを経験したのが、
     今の…今生きてる君じゃないって、知ってたとしても」
.. レイ3「……」
貞カヲル「あ…、ごめん、うるさいだけだよねこんなの」
.. レイ3「なに赤くなってるの」
貞カヲル「…君がそういう顔するからだよ」
.. レイ3「ごめんなさい」
貞カヲル「…謝らないでよ」
.. レイ3「……」
貞カヲル「……」
.. レイ3「…あなたは、わたしを好きでいてくれているのね」
貞カヲル「…、そうだよ」
.. レイ3「それが、他人からもらった心でも?」
貞カヲル「そうだよ!」
.. レイ3「!」
貞カヲル「何度言えばいいんだよ、僕は本当に好きで、自分でもよくわかってて、
     だからどうしていいかわかんないんだよ!
     そうさ、これはもとは君の心なんだ。前の君が最後に行き着いた答えなんだよ。
     だから、僕が君のこと好きなのと同じくらい、君もシンジ君のこと好きなんだよ…
     今はわかんなくても、いつか君の心になるんだよ、いつか、必ず。
     なら僕がいくら君のこと思っても、どうしようもないんだよ、…僕は、知ってるんだから」
634名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/25(木) 13:25:04 ID:???
.. レイ3「………
     あなた、泣いているの」
貞カヲル「え…? …あ」
.. レイ3「……」
貞カヲル「なみだ、か。これが涙。…あはは、平気だと思ってたのにな、こんなの。
     ねえ、泣くっていつもこんなに辛いの? 君もそうだったの?」
.. レイ3「…ええ。
     辛いから、泣くの。きっと」
貞カヲル「そっか…」
.. レイ3「…ごめん、なさい」
貞カヲル「謝らないでよ…」
.. レイ3「…でも、…何をすればいいか、わからないの」
貞カヲル「…いいよ、そんなの。…けどさ、…今だけ、そこにいてくれないかな。
     僕は…それで、いいや」
.. レイ3「…ええ」

貞カヲル「…ふう。ごめんね」
.. レイ3「…いいえ」
貞カヲル「……」
.. レイ3「大丈夫」
貞カヲル「うん。…行かなきゃ。シンジ君が待ってる」
.. レイ3「……」
貞カヲル「じゃあね」


                       つづく


……いや、続いていいすか?
その場合例によってスレ違い気味になってきたんで次で最終回です
635名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/25(木) 18:22:52 ID:???
是非とも続けて下さい!カヲレイはぴーえんどでお願いします!
636名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/25(木) 19:49:09 ID:???
カヲル君切ないですね…幸せになってほしい…(;_;)
637名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/25(木) 23:31:39 ID:???
ヤバイ…。ここのFF、漫画に起こしたくなってきたw
638名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/26(金) 11:58:25 ID:???
うお、久々の絵師登場か?!
>>637
思い立ったら即決行すべし!
んで、できたら>>297神のようにここにもちょこっとうpしてくれー
639名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/26(金) 18:41:37 ID:jBQqcv1I
>>637です

漫画に挑戦してみたけど難しくて挫折orz
やっぱ漫画家ってスゲー。

ワンシーンカットくらいなら描けるんで、
できたらうpしますね。
640名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/26(金) 21:00:51 ID:???
>>639
超期待
641名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/27(土) 12:36:25 ID:???
俺はアス×カヲとレイ×シンがいいでしゅ
642名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/27(土) 17:35:57 ID:???
>>641
激しくスレ違い
643名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/27(土) 20:43:00 ID:???
>>634
いつも乙です、続き楽しみにしてます!
>>639
がんがって下さい!
>>641
検索して該当スレいくといいよ!

それにしてもLASとかLRSって色んな種類のスレがあるんだねー人も多そうだし裏山すぃ
644名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/27(土) 22:47:47 ID:???
他の人はカヲル×レイ以外はどんな感じなの?
自分はトウジ×ヒカリ好きだけど
645名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/27(土) 22:57:26 ID:???
加持×ミサトが好きだな。けどスレを覗くのはカヲル×レイだけ。
他の色んなカプもそれぞれいいと思う。
646名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/28(日) 00:21:57 ID:???
ラフ画描いたんだけど、なんか違う漫画みたいだ…w

てか、ここにはどうやってうpすればいいの?
647名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/28(日) 00:59:08 ID:???
乙!!
適当なろだにあげる…といいらしい
すまん、やり方や場所は知らん。
648名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/28(日) 15:47:41 ID:???
絵、できました!
カラーは自信ないんで、白黒ですがorz

これからバイトなんで、帰ってきたらうpしますね
649名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/28(日) 20:02:59 ID:???
わくわくてかてか!
650名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/28(日) 20:24:54 ID:???
超がんがれ!
期待してるよ

>>644
シンジ×アスカもシンジ×レイもカヲル×レイも好き
651名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/28(日) 21:49:30 ID:???
遅くなってスマソ!うpしましたー。
初のエヴァ絵にして初のカヲレイときたw
>>53の話読んでて描きたくなったんですー。
おでこくっつけてるところw「晩御飯何食べたいの?」って。
なんかやけに白いけど気にしないでくれw

ttp://www.geocities.jp/nbnww361/eva-1.html
652名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/28(日) 22:47:33 ID:???
>>651
絵キタ━━(゚∀゚)━━!!
激しくGJ!!

欲張ると他の作品の描写もキボン、貞カヲ&レイ3シリーズやコテ職人さんのSS等ね
まぁ、ぶっちゃけカヲレイなら何でもこいやぁ!!
653名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/28(日) 23:05:51 ID:???
>>651です。

できれば具体的な感想キボンw
次の参考にしたいのでw

でも、この絵は描いてて楽しかったなあ(´∀`*)
654名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/30(火) 18:25:43 ID:???
カヲルの表情がイイ!
レイの瞳をカヲルと区別させるともっとよくなるかもしれないですよ。
655名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/31(水) 21:39:44 ID:???
本当だカヲルの表情がいいね、>>53の雰囲気が出てると思うyo!
欲をいえば綾波にもう少し色気が欲しかったりw

>でも、この絵は描いてて楽しかったなあ(´∀`*)
↑こうやって感じるのが一番大事だね
656名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/01(木) 00:02:05 ID:???
>>653です。

カヲルは最初、余裕たっぷりの表情にしようと思ってたんだけど、
なんか慣れてる(笑)みたいな感じがしそうなのでやめたw
表情イイと言ってもらえて嬉しいッス。
鋭いご指摘どうもですwまさに私の弱点だorz
もうちょい練習してからまた描きますw

ところで、カヲレイといえるかわからないけど、
エース2月号の表紙のカヲル&レイのイラスト素敵じゃないか?
657名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/01(木) 01:54:10 ID:???
>>651
乙です。GJ!
カワイイ感じの二人で和みますた。
次は髪の毛と瞳に淡い色をつけてみてほしいです(゚∀゚)
658名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/08(木) 13:23:26 ID:???
ほしゅ
659634とか:2005/09/10(土) 11:43:10 ID:???
ネタ保守の者です
前回は連投・二重・脱字とほんとごめんなさい。
遅くなりましたが、誰もいないのを幸い最終回投下しようと思います。
今まで笑ってくれた人サンクス。
そしてなんていうか、すみませんでした。
660クソ長いです 1/27:2005/09/10(土) 11:44:23 ID:???
.  ミサト「ただいま」
. シンジ「あ…おかえりなさい」
.  ミサト「彼は?」
. シンジ「……」
.  ミサト「いるのね。いいのよ、構わないわ」

貞カヲル「いただきまーす」
. シンジ「…いただきます」
.  ミサト「……ふう。
     いつも悪いわね、シンジ君。正直、助かるわ」
. シンジ「いえ…」
.  ミサト「ほんと、シンジ君いなかったらと思うとぞっとするわね。
     引越し荷物も片付かずにゴミ屋敷になってたかもしれないもの、この家」
. シンジ「さすがに、それはないですよ」
.  ミサト「あーら、けっこう本気よ。最初に同居を決めておいて正っ解、だったわ。
     我が先見の明に感謝感謝ってとこね」
. シンジ「……」
.  ミサト「…毎日、こうしてちゃんとしたご飯が食べられるしね。…って、あら?
     珍しいじゃない、シンちゃんが卵焦がすなんて」
. シンジ「あ、いえ、実はそれ…渚が」
.  ミサト「ええ?」
661クソ長いです 2/27:2005/09/10(土) 11:45:38 ID:???
. シンジ「なんか、どうしても手伝うってきかなくて」
貞カヲル「誰かさんが、全然手伝わないって一人でヘソ曲げてたからさ」
. シンジ「別にそんなこと言ってないだろ!」
貞カヲル「言わなくてもわかりやすいんだよ、君はさ」
. シンジ「そういうそっちこそ、すぐ飽きて不満ばっか言ってたくせに」
.  ミサト「……
     まぁまぁ、食事中に喧嘩しないの。それに、味付けはけっこういけてるし」
貞カヲル「ほら、僕にだってできるじゃないか」
. シンジ「ったくもう、得意そうに言うなよな」
.  ミサト「……」


貞カヲル「何ですか、葛城三佐」
.  ミサト「…別に、何でもないわよ?」
貞カヲル「いいですよ、そういう態度とんなくても。僕はシンジ君の友達とかじゃないし。
     食事の間、それとなく僕のこと見てたんじゃないんですか」
.  ミサト「……ええ。
     気に障ったなら謝るけど、あなたに関してはわからないことが多すぎるもの。
     …ただ、さっきのことについては礼を言っておくわ。シンジ君の前で、一度も
     レイの話を出さなかったことはね」
貞カヲル「……」
.  ミサト「今はあなたがシンジ君に悪意を抱いてなさそうだということだけ、承知しておくわ。
     ただ今後もそれ以上の許容はしないから、そのつもりで」
貞カヲル「はーい」
662クソ長いです 3/27:2005/09/10(土) 11:47:57 ID:???
貞カヲル「え、何? 今日も一緒に寝てくれるの?」
. シンジ「僕だけじゃなくて、ミサトさんもだけどね」
貞カヲル「ええー…」
.  ミサト「あ、なぁによー、その顔は」
貞カヲル「…あ。ヤバ」
. シンジ「…知らないぞ、ミサトさん今日はかなりお酒入ってるから」
.  ミサト「シンジくーん? 一人だけ他人顔できると思ったら大間違いよ…?」
. シンジ「え? わぶッ」
.  ミサト「へっへーん、命中命中」
貞カヲル「なんで枕…? まあいいか。せーの」
. シンジ「なんで渚まで僕に投げてくるんだよ?!」
貞カヲル「三佐より君に投げた方が面白そうだから」
.  ミサト「おー、わかってるじゃない…と言いたいとこ・だ・け・どっ!」
貞カヲル「うわ!」
. シンジ「あーあ、だから知らないって言ったろ」
.  ミサト「よっしゃ、そのまま各自任意に目標を設定、総力を以てこれを殲滅!(゚∀゚)」
貞カヲル「うう…弐号機りょーかい」
. シンジ「え?! って、いい加減にしてよ二人ともッ」


貞カヲル「…やっと寝たね、三佐」
. シンジ「うん…」
貞カヲル「いい人だね。大変そうだけどさ、君のこと大事に思ってるし」
. シンジ「…うん」
貞カヲル「…なんかさ、君がうらやましいなぁ」
. シンジ「え?」
貞カヲル「初号機のパイロットで、心配してくれる家族がいて。気遣う相手もいてさ」
. シンジ「…そう、かな」
貞カヲル「違うの?」
. シンジ「少なくとも、パイロットなのは君も同じだろ。
     …人にうらやましがられるようなもんじゃないよ。こんなの」
663クソ長いです 4/27:2005/09/10(土) 11:49:31 ID:???
貞カヲル「そうかなぁ。
    内罰的っていうか、自分を過小評価しすぎてるんじゃないの、君はさ」
. シンジ「……、君相手にこんなこと言っていいのかどうかわからないけど…
     僕はもう、友達を…一人、殺してる。
     …僕は幸せになっちゃいけないんだよ。そしてエヴァに乗ることは、
     僕にとってはそれと同じことなんだ。…うまく言えないけど」
貞カヲル「……」
. シンジ「エヴァには乗り続けるしかない。けどそれを誇りに思うことはできない。
     パイロットでいたって、僕にできることはあまりにも少ないんだ」
貞カヲル「…セカンドのこと?」
. シンジ「……」
貞カヲル「でもさ、その逆だってあったんじゃない?
     その友達のことをどんだけ重荷に感じてるのかは知らないけどさ、
     君のそれは、なんか違うと思うよ」
. シンジ「…、なら、何が正しいって言うんだよ」
貞カヲル「そんなの僕にもわかんないよ。ただ、今の君は何でもかんでも否定しそうだからさ。
     少なくとも君はまだ生きてるんだろ。なら生き残る義務くらいはあるんじゃないの」
. シンジ「……」
貞カヲル「そうとでも考えないと、生きてる側は堪んないよ」
. シンジ「……
     君が何を言いたいのか、さっぱりわかんないよ」
貞カヲル「いいよ、わかんなくても」
664クソ長いです 5/27:2005/09/10(土) 11:50:19 ID:???
. シンジ「部屋に戻るの?」
貞カヲル「うん。ありがと、それほど好きでもないヤツを二日も泊めてくれてさ」
. シンジ「そういう言い方ないだろ。
     それに、…別に、そんなに嫌だったわけじゃないよ」
貞カヲル「ほんとに?」
. シンジ「いや、なんでそんなに喜ぶんだよ」
貞カヲル「なんでって、君のことが好きだからさ」
. シンジ(……こいつ、ほんとにどういう思考回路してるんだろう…)
貞カヲル「? なんだよ、君までこういうのわかんないの?」
. シンジ「〜、までってなんだよ」
.  ミサト「おっふぁよ〜。あら、帰るの、渚君」
. シンジ「あ、おはようございます」
貞カヲル「おはようございまーす。おじゃましました、三佐」
. シンジ「なんか、今朝になって急に帰るって言い出して」
.  ミサト「そう。じゃ、気をつけてね」
. シンジ「え…」
貞カヲル「じゃあね、楽しかったよ」
. シンジ「あ…、うん」
665クソ長いです 6/27:2005/09/10(土) 11:51:07 ID:???
貞カヲル「…嘘じゃなくても、楽しかったって言えるなんて思わなかったな」
貞カヲル「碇シンジ君か。
     …結局、ほんとに楽しかったんだな、僕は」

.. レイ3「フィフス」
貞カヲル「…!!
    びっくりした、急に声かけないでよ」
.. レイ3「今、何してるの」
貞カヲル「部屋に戻るとこ。悪いけど、行っていいかな? ちょっと疲れててさ」
.. レイ3「…そう」
貞カヲル「じゃ」
.. レイ3「……、フィフス」
貞カヲル「何?」
.. レイ3「少し、話をしない?」
貞カヲル「…何か用なの?」
.. レイ3「…ええ」
貞カヲル「…わかった。じゃあ、どこがいい?」
.. レイ3「どこでも構わないわ」
貞カヲル「待った。それはなしだよ。君から話しかけたんだからさ、君が決めてよ」
.. レイ3「……
     じゃ、外に出ましょ」
666クソ長いです 7/27:2005/09/10(土) 11:52:37 ID:???

貞カヲル「へえ、こんなとこからジオフロントの外に出られるんだ」
.. レイ3「初期の脱出ルート。ここは、爆発の影響が少なかったから」
貞カヲル「ふぅん。やっぱ君って何でも知ってるんだな」
.. レイ3「構造を知っているのと、その意味を理解するのとは別だわ」
貞カヲル「そうなの? そっかなぁ。どれだけ重要かは知らないけどさ、本当の価値ってやつが
     どっか別にあって、それ自体には何の意味もないものなんてあるのかな」
.. レイ3「……
     なぜ、あなたはそうなの」
貞カヲル「…え?」
.. レイ3「……今のわたしには、何もないわ。
     いえ、最初からそうだったの。ただ前のわたしは、何かあるかもしれないと
     少しだけ期待しはじめていた。今は、その空しさに気づいただけ。
     それが、このわたし。
     エントリープラグがない今は、目に見えるこの物体と、何もない心が、
     わたしを構成している全て。ここにいるのかどうかすら、よくわからない。
     それは、生きていても、死んでいるのと同じだわ」
貞カヲル「……」
667クソ長いです 8/27:2005/09/10(土) 11:53:49 ID:???
. レイ3「あなたはわたしと同じなんでしょ。
     ならなぜ、あなたは何かを望むことができるの。
     どうして、生きてれば嬉しいと思えるの。どうして誰かに思われることが嬉しいの。
     何かしようとしても、わたしたちには始めることすらできないのに」
貞カヲル「君…」
. レイ3「…あなたは、なぜ、誰かを好きになれるの」
貞カヲル「……」
. レイ3「それを、訊きたかったの。
     …ごめんなさい」
貞カヲル「……
     …あのさ、謝らないでよ」
. レイ3「……」
貞カヲル「それに、誰かじゃないよ。僕は君を好きになったんだってば」
. レイ3「…どうして?」
貞カヲル「どうしてって訊かれてもわかんないけど。
     …たぶんさ、こういうのって“どうして”じゃないんだよ」
668クソ長いです 9/27:2005/09/10(土) 11:56:26 ID:???
. レイ3「じゃ、何…?」
貞カヲル「うん…僕が、今の僕だから、かなぁ。
     今のこの僕があるのは君に心をもらったからだけど、僕はもうその気持ちと、
     もともとあった僕を区別して考えられない。
     君のことを好きでいるのが僕で、僕が僕なのは、君を好きでいることなんだ。
     君っていう命と心が、シンジ君や司令やエヴァや、他のいろんな人や出来事と
     関わり合うことで今の形になっているのと一緒なんだよ。たぶん」
. レイ3「…心、なのね」
貞カヲル「そう、君や、僕の心。…だと思う」
. レイ3「でも、あなたは他人の心を渡されて、嫌じゃないの」
貞カヲル「ううん。最初はけっこう持て余してたけど、悪くないよ。
     今は、これは僕のだから」
. レイ3「…そうね」
貞カヲル「……
     君もさ、何もないなんて考えるのやめなよ」
. レイ3「…そう、何もないわけじゃないかもしれない。
     わたしはここにいるのかもしれない。だけど、あなたはそれでいいの」
貞カヲル「何がさ」
. レイ3「あなたの、涙。
     わたしが前の心を取り戻せるのなら、あなたは寂しいままになるわ」
貞カヲル「…そんなことないよ。
     それにそのときは、もう一度、堂々と君に好きだって言うさ」
. レイ3「……」
669クソ長いです 10/27:2005/09/10(土) 12:00:57 ID:???
. レイ3「……」
貞カヲル「どうしたのさ。前に好きって言ったときは何ともなかったのに」
. レイ3「……やめて。
     そろそろ定時巡回の時間よ。戻らないと見つかるわ」
貞カヲル「えー」
. レイ3「どうしたの。行きましょ」
貞カヲル「ん…なんか、ずっとこのままでいられたらなあって思って」
. レイ3「それは、無理だわ」
貞カヲル「わかってるよ。ちょっと言ってみただけ」


貞カヲル(…ずっとこのまま、か)
貞カヲル(そっか…ファーストのことが好きで苦しくなったり、シンジ君と一緒にいて
    楽しいって感じたのと、同じなんだ。この感じ)

貞カヲル「……ん」
貞カヲル(…またか。最近、なんか体調がおかしいままだ。泣いた影響っていうわけでもなさそうだし…
     そういえば、最後に調整受けたのはここに来る直前か。でも何も注意されてないし、関係ないかな)
貞カヲル(っていうより、なんで未だに何も言われないんだ? ほんとに僕を使う気があるのかな)
貞カヲル(…もしかして、違う?)
貞カヲル(そうかもしれない。ひょっとしたら、本当にシナリオから外されたのかも。
     そうだよ。回収するのも不自然だし、弐号機の都合もあるから現状維持なだけで)
貞カヲル(じゃあ…
     …もう少し、このまま生きてても、いいのかな)


貞カヲル「! なんだ…?! …、ウデが」
貞カヲル「これだけ深く裂けてるのに血も出ない…まさか、これって」
貞カヲル(ファーストのスペアと同じ)

貞カヲル「……ッ、イヤだ…!」
670クソ長いです 11/27:2005/09/10(土) 12:01:51 ID:???

. ミサト「フィフスチルドレンをロスト? …どこにもいないってこと?」
日向「はい。14分前、宿舎の自室にいるのを確認されたのを最後に、以後
    一切の動向を掴めていません。監視側のミスとしても時間が長すぎますね。
    それとこっちの方が気になるんですが、既に諜報二課が総出で動いてるようです」
. ミサト「…キナ臭いわね。シンジ君とレイは?」
日向「ともに、所在確認済みです」
. ミサト「動かせないアスカはともかく、念のため二人は確保しといた方がいいかもしれないわね。
    ただ、それで済むとも思えないわ。…日向君、……」
日向「…、はい」
. ミサト「…済まないわね、こんな真似ばかりさせて。
    危険だとは思うけど、可能な限り、急いで」
日向「はい」


レイ3「……!」
レイ3(…あの人)
レイ3(……
    そう…駄目なのね、もう)
671クソ長いです 12/27:2005/09/10(土) 12:02:53 ID:???
  碇「やはりか」
冬月「しかし、こうまで直接的な手に出るとはな。どうする、時間がないぞ」
  碇「問題ない。目指す場所はわかっている」
冬月「戦闘配置か? 場所が場所だぞ」
  碇「必要ない。目標に接近すれば自動的に侵攻経路が割れる。
    それに恐らく、それを待つまでもあるまい。
    …老人たちは予定をひとつ繰り上げるつもりだ。我々の手で」


リツコ「…ミサトね」
ミサト「訊きたいことがあるの」
リツコ「ここでの会話、録音されるわよ」
ミサト「時間がないのよ。あの少年の、フィフスチルドレンの正体は何」
リツコ「……恐らく、最後の使者よ」
672クソ長いです 13/27:2005/09/10(土) 12:03:51 ID:???
貞カヲル(…どのくらい経った…? 一時間…二時間?)
貞カヲル(…ファーストの言った通りだ。ここは、怖い。震えが止まらない)
貞カヲル(いつまでも逃げ隠れしてられないのはわかってる。
     もう複数の部署が動いてる筈だし…その前に、たぶんこの身体がもたない。
     動けるうちに、どうするか決めなきゃ)
貞カヲル(…生き続ける方法は、知ってるんだ)
貞カヲル(でもそうしたら、追手に居場所がバレる)
貞カヲル(いや、違う)
貞カヲル(人間じゃなくて、エヴァが…あの初号機が追ってくる)
貞カヲル(………怖い。
     怖いよ…イヤだ。殺されるのは、イヤだ)


伊吹「エヴァ弐号機、起動!」
. ミサト「何ですって?! アスカは?!」
青葉「203号室です! 確認済みです!」
673クソ長いです 14/27:2005/09/10(土) 12:05:06 ID:???
. ミサト「じゃあ誰が…まさか、フィフスチルドレンがそこにいるの?!」
伊吹「無人です! 弐号機に、エントリープラグは挿入されていません!」
日向「セントラルドグマにATフィールドの発生を確認! パターン青!」
. ミサト「使徒…使徒だと言うの、あの少年が」
青葉「弐号機、メインシャフトに侵入! ターミナルドグマへ降下を開始!」
伊吹「阻止不能! リニアの電源が切れません!」
冬月「…決まりだな」
  碇「総員、第一種戦闘配置。
    ただちに出撃だ。初号機に追撃させろ」
. ミサト「はい」


シンジ「渚が…あいつが、使徒…?
    まさか…嘘だ。…ミサトさん、だって」
ミサト「事実よ。受け止めて。出撃、いいわね」


貞カヲル「…あ」
貞カヲル(エヴァ弐号機。下にたどり着くまでは、もうこいつしか頼りはない)
貞カヲル(僕の…いや、違うか。僕のじゃない)
貞カヲル(今は自分で閉じこもってるけど、まだ、魂はこの中にあるんだ…
     …ごめんね、セカンドチルドレン)
674クソ長いです 15/27:2005/09/10(土) 12:05:57 ID:???
. シンジ「いた…!」
貞カヲル「!」
. シンジ「渚! そこにいるんだろ?! 返事しろよ、どういうことだよ?!」
貞カヲル「…来ないで。帰ってよ、…頼むから」
. シンジ「弐号機…くっ」
. シンジ(…アスカ。ごめんよ…!)
貞カヲル「?! 来るな…来ないでよ!!」
. シンジ「! …ッ、あっ?!」
. シンジ(…ATフィールド。弐号機のじゃない)
. シンジ「…渚」


オペレータ「エヴァ初号機、および弐号機、第五層を通過。なおも降下中」
.   ミサト「レイは?」
  青葉「それが…未だ所在不明です」
.   ミサト「…何ですって?」

冬月「…碇」
  碇「ああ。…レイ、何のつもりだ」
675クソ長いです 16/27:2005/09/10(土) 12:07:10 ID:???
. シンジ「くそっ、渚、やめろよ! なんでこんなことするんだよ!」
貞カヲル「イヤだ! 君は僕を殺しに来たんじゃないか!」
. シンジ「…!」
貞カヲル「そうさ、今までみたいに、僕のことも殺すんだ! 君のその初号機で」
. シンジ「違う!」
貞カヲル「じゃあどうするのさ?! 僕は使徒だ。君らの敵なんだよ」
. シンジ「どうって…」
貞カヲル「僕は君といて楽しかった。話せて嬉しかった。でも駄目なんだよ。
     君らはエヴァシリーズを使って生き残ってきた。僕だって、死ぬのはイヤなんだよ!」
. シンジ「渚…ちくしょう、…本気なのか。
     僕は…僕は、どうすればいい」
. シンジ(知ってる相手なんだ。本気で怖がって、泣き喚いてるのに)
貞カヲル「だって怖いんだ。怖くて怖くて堪らないんだ。
     どうしようもないんだよ!!」
. シンジ「…! なんだ…?!」


. ミサト「どうしたのっ?!」
日向「これまでにない、強力なATフィールドです!」
青葉「光波、電磁波、粒子、全てが遮断されています! 何もモニターできません!」
. ミサト「…まさに結界ね」
伊吹「! ターミナルドグマに、新たなATフィールドを検出!」
676クソ長いです 17/27:2005/09/10(土) 12:08:16 ID:???
. ミサト「ATフィールド? エヴァなの?」
日向「いえ、パターン青!」
. ミサト「新たな使徒?!」
青葉「結界内部に侵入していきます…あ、いえ、消失しました」
. ミサト「消えた? 使徒が…?」


貞カヲル「…!」

.. レイ3「……」

貞カヲル「なんで…
     君まで、僕を殺しに来たの」

.. レイ3「……」

貞カヲル「……違うの? じゃあ、どうして…?」

.. レイ3「……」

 (ずっとこのままでいられたらなぁって)
 (少しだけ、そこにいてくれれば、それでいいや)

貞カヲル「……あ」


. シンジ「! …弐号機が、攻撃をやめた…?!」
677クソ長いです 18/27:2005/09/10(土) 12:09:10 ID:???
青葉「ターミナルドグマの結界が消失! モニター、回復します」
. ミサト「どういうこと…? エヴァは?!」
伊吹「初号機、弐号機、ともにコキュートスにて確認!」
. ミサト「使徒は?」
青葉「同地点にてパターン検出。依然健在です」
日向「目標、なおも移動中! ヘヴンズドアを目指しています!」

. シンジ「渚! …、あそこか!
     どこへ行くんだ?! まさか、あの巨人のところ…?
     くッ、まだやめるつもりじゃないのか!」


貞カヲル「…アダム」
貞カヲル「我ら白き月よりの使徒の、母たる存在。
     アダムより生まれしものは、アダムに還らねばならない、か。
     ……そうか。指示が途切れたんじゃなくて、最初からこうなる予定だったんだ。
     僕が、シンジ君やファーストと接触することも含めて。生きるためには、
     僕はいずれアダムを目指すしかないから。
     …でも、やめだ」
678クソ長いです 19/27:2005/09/10(土) 12:10:04 ID:???
貞カヲル「彼女が、ここに来てくれたんだ。
     彼女を好きなのが僕で、僕を僕にしているのは、彼女を好きでいること。
     …僕を見てくれた。それが僕がここにいた意味だ。
     だからもう、このまま死ぬこともできる」
貞カヲル「シナリオは成就しない。僕は彼らを滅ぼしたりしない。
     そのために生き続けるのなら、たとえ自分の命でも、そんなのは御免だ。
     僕はここで終わる。最後の使徒は消える。それでいい」


貞カヲル「……違う」

貞カヲル「これは…リリス」

貞カヲル「………ああ」


モノリス「ヒトは愚かさを忘れ、同じ過ちを繰り返す」
モノリス「自ら贖罪を行わねば、ヒトは変わらぬ」
モノリス「アダムや使徒の力は借りぬ」
モノリス「自らの手で、未来へと変わるしかない」

.キール「初号機による遂行を願うぞ」
679クソ長いです 20/27:2005/09/10(土) 12:11:03 ID:???
. シンジ「渚ッ!」
貞カヲル「…やあ」
. シンジ「あ…」
貞カヲル「弐号機は?」
. シンジ「…今は、停止してる」
貞カヲル「そう。良かった。
     どっちにしろ弐号機は君に止めておいてもらいたかったんだ。
     そうしなければ、彼女と生き続けることになったかもしれないから」
. シンジ「渚、…どうしてだよ。なんで」
貞カヲル「僕だって全部はわかんないよ。
     弐号機は僕と同じ身体でできてる。だから同化することもできたんだ。
     何人にも侵されざる、聖なる領域。心の光。ATフィールドとは、
     誰もが持っている、心の境界そのものだから」
. シンジ「……」
貞カヲル「君は僕とは違う。君の初号機もともにね。
     僕が生き続けることは、君らを滅ぼすことなんだ。生き残るべき生命は
     ひとつしか選ばれない。そして、君は、死ぬべきじゃない」
貞カヲル(でなきゃ、ファーストが一人になっちゃうもんな)
. シンジ「何を…一体、何を言ってるんだよ。
     何のことか全然わかんないよ。僕にわかる言葉で喋れよ、…渚」
貞カヲル「いいよ、わかんなくても。
     ただ言い残しておきたいだけだから」
. シンジ「……」
680クソ長いです 21/27:2005/09/10(土) 12:11:58 ID:???
貞カヲル「さ、僕を消すんだ。それが初号機に乗った君の役目だよ」
. シンジ「…、渚」
貞カヲル「…駄目だよ。そのために、君はここにいるんだから」
. シンジ「………」
貞カヲル「ありがと。君たちのところにいられて、嬉しかったよ」


. ミサト「……」
日向「……」
伊吹「……」
青葉「……」

冬月「……」
  碇「……」



.. レイ3「だめ」



         碇「( ゚Д゚)」
     冬月・ミサト「( ゚д゚)」
日向・伊吹・青葉「( д) ゚ ゚ 」
681クソ長いです 22/27:2005/09/10(土) 12:13:04 ID:???
. シンジ「( ;゚д゚)」
貞カヲル「………は?」

.. レイ3「だめ」
貞カヲル「え? いや、だから」
.. レイ3「だめ」


. レイ3「さんざんほっつき歩いて人の気を揉ませたと思ったら突然エヴァを引っぱり出すなり
     こんなところに乗り込んで陳腐すぎる展開を繰り広げたあげく延々と電波演説披露して
     しまいには自分一人じゃ始末をつけられそうにないから他人に無理な相談を持ちかけるのね。
     だめ。これまでの使徒の方がよっぽど立派に人類の敵やってたわ ( ´,_ゝ`)」


    
   貞カヲル「(#゚д゚)」
.    シンジ「(((((( ;゚Д゚))))」

発令所一同「( д)」
682クソ長いです 23/27:2005/09/10(土) 12:13:56 ID:???
.. レイ3「全然だめ。出直して。一億年くらい後で」
貞カヲル「いや…だからさ、それは無理…」
.. レイ3「でもだめ!」
貞カヲル「……」
.. レイ3「…だめ。
     あなたはわたしを好きでいてくれるんでしょ。なら、だめ」
貞カヲル「……」
. シンジ「……綾波」
.. レイ3「…何とかなるわ」
貞カヲル「…え?」
.. レイ3「きっと、道はあるわ。
     こうして生きているもの。わたしたちが違うものでも、一緒にいられたもの。
     なら、これからも、生きることは不可能じゃないわ」
貞カヲル「…ファースト」
. シンジ「…そうだよ。
     人に生き残れって言っておいて、自分は死んでもいいなんて卑怯だよ。
     …ふざけんなよな。僕が、どんな思いをしたか全然わかってないだろ」
貞カヲル「…シンジ君まで」
.. レイ3「だから、だめ」
貞カヲル「……」
. シンジ「……」
.. レイ3「……」
貞カヲル「でも…
     …僕にはこうする以外、何も残ってない。このために僕はいたんだ。
     他の道なんかない。ファースト、…君だって、自分には何もないって」
683クソ長いです 24/27:2005/09/10(土) 12:14:56 ID:???
.. レイ3「…そう。
     だから、失うものは何もないわ。わたしたちには」
貞カヲル「……」


..     レイ3「じゃ、碇司令。わたしたち、以後、ここを離れて独立愚連隊やります。さよなら」
貞カヲル・シンジ「( ゚Д゚)」


   碇「…どういうつもりだ、レイ」
. レイ3「そのままよ。まずは本部機能を根こそぎ乗っ取らせてもらいます。その後は
     ドイツ支部およびエヴァ九体の建造地点を占拠。現存するエヴァ全機でひと暴れします」
.  ミサト「…ひと…何?」
. レイ3「ひと暴れ」

  碇「……」
冬月「……」
. ミサト「……」
684クソ長いです 25/27:2005/09/10(土) 12:15:54 ID:???
. ミサト「ッ警備部、いえ戦自に一個師団を大至急よこさせて! 特別権限でも何でも使ってっ!」
冬月「ただちに各国政府に通達。特別非常事態宣言を発令させろ。そうだ、国連に借りを作っても構わん」
  碇「委員会を呼び出せ。最優先だ。何としてもあの三人を止めろ」

..     レイ3「これで後がなくなったわ。心置きなくやりましょ」
貞カヲル・シンジ「「何をだよ!!」」
..     レイ3「生き残ること」
    貞カヲル「え…」
..     レイ3「エヴァはそのためにある。わたしたちは、誰の道具でもないわ」
.     シンジ「…綾波」

     レイ3「じゃ、実作業は任せるから」
貞カヲル・シンジ「( ゚Д゚)」
     レイ3「わたしには、零号機すらないもの。当分は何もできないわ。
         初号機と弐号機、まさに人類の最後の切り札ね。頑張って ( ´_ゝ`)」
貞カヲル・シンジ「ヽ(T∀T)ノ」



…それで、結局、そういうことになった。
でも、口で言うほど簡単じゃなかった。赤木博士はどさくさに紛れて救出したけど、事態を知っても
すぐに気持ちを切り替えられるほど元気じゃなかったし、発令所にある初号機の優先制御経路を
遮断するのも大変で、おまけに弐号機にはS2機関もないから気軽に動かせなくて、しばらくは
本当に子供三人だけで何とかするしかなかった。
一時は戦自が攻め込んだりしてきてけっこうヤバかった。危うく大量の死人も出そうになったし、
僕らを放っておけなくなった葛城三佐が危ない目に会ったりもした。でもそこに、三つ巴にこんがらがった
事態の収拾を焦って、ゼーレ側が量産型エヴァを投入してきた。
685クソ長いです 26/27:2005/09/10(土) 12:17:48 ID:???
それからは早かった。僕らは量産型を速攻で全機乗っ取り、孤軍奮闘の果てに、補完計画を潰した。
誰も神様になったりせず、地表がLCLになったりもせず、人類は生きのびた。
ただし、僕らは犯罪者扱いされた。
機密兵器を私的占有したのは確かだし、誰も、補完計画のことも、ゼーレのことも知らなかったから。
普通の人たち相手に大暴れするわけにもいかなくて、結局、事情が伝わるまではおとなしくするしか
なかった。碇司令なんかはその間に随分あっちこっちに手を回してたらしい。
で、まあいろいろあった訳だけど、最終的には、何が変わったわけでもなかった。
ファーストもシンジ君も元気だ。葛城三佐は、今は碇司令や副司令なんかと一緒に事後処理に追われてる
(そうしながら旧ゼーレの相当部分を地道に解体してたらしい。これは表沙汰にはなりそうにないけど)
国連は使徒の脅威が去ったことを正式に全世界に発表し、ネルフとエヴァは晴れて御役御免になった。
死んじゃった人は戻ってこないけど、残された人たちは生きてる。
ああ、それと、最近セカンドの容態に変化があった。目が覚めそうなんだ。心はずたずたでも、彼女の命は
諦めてなかった。シンジ君は今も毎日病室を見舞っている。悔しいけど、なぜかファーストもついていく。
僕は行かない。セカンドには弐号機を返せるし、それ以上はたぶん余計な気がするから。
68627/27 エセFF風にオワリ:2005/09/10(土) 12:21:35 ID:???
その僕はというと、とりあえず量産型エヴァ九機のATフィールドに頼って生きてる。
そう、エヴァは全機健在なんだ。ついでに最後の使徒も。
それで、国連は対処と各国の利権争奪に頭を抱えたあげく、僕ら元ネルフの人間に新しい役目を用意した。
…なんか、火星開発なんだってさ。
ゆくゆくは外宇宙進出。人類は新たな世界を目指すんだとかなんとか。何しろ、エヴァは基本的に
どこででも活動できるし、ついでに強引にでも結束目標を作ってしまえば、ひとまず地球も平和というわけ。
このアイディアが厳密にどこから出たのかは知らないけど、僕はとりあえず乗ってみることにした。
当分退屈しなさそうだし、それにファーストと一緒にいられるから。
彼女は残ったアダムとリリスをいずれ火星に持ってくつもりらしい。将来的には次の「月」を作って、
人類の記憶とともに、またどこかの宇宙へ飛び立たせるんだとか。できんのかって感じだけど、
まあそういうとんでもない未来展望も悪くないよね。
そのときまで一緒にいていいのって訊くと、彼女はまた何もないものとか言って逃げる。
僕とシンジ君はいい友達になれた(と思う)けど、お互い彼女の関係は全然進展してない。でもいいんだ。
あのとき彼女が言ったように、失うものなんて何もないんだから。
僕は今、全てを持っている。この世界で。


オワリ。
正直LRKじゃないすね。ハッピーエンドって何とか考えてたらこんなふうになりますた
長い間ほんとすいませんでした。
このスレの住民全てに深謝。ありがとうございました。
687名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:50:55 ID:???
ちょっとあなた!なにかいてんの!
ちょっぴり感動しちゃったじゃないの!

ま、ガクブルのあたりで笑ってしまったけれどねw

とにかく真面目に乙!
これからも時々ネタを落としてくれることを希望してみたい
688名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 10:24:01 ID:???
やっぱカップリングではこれが一番ありえるだろ?
しんじはアスカと毛コーンするんじゃねえ
689名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:41:04 ID:???
久しぶりに覗いてみたらこんな大作が・・・!
なかなか笑わせてもらいました(ノ∀`*)

今更かもだけどBUMPのアルエを聞きながらカヲレイ妄想。
AREってレイのイニシャルって最近知ったから言ってみたorz
690名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/12(月) 00:49:55 ID:i1o9UZqe
ageるってことさ
691名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/15(木) 00:31:07 ID:???
誕生日ネタで何か書きたかったナァ…
692気まぐれ名無しのLRK:2005/09/15(木) 14:13:17 ID:???
誕生日モノじゃないけど…とりあえず投下

どの街にも必ず一つある砂漠、それは真夏のグラウンド
その砂漠のオアシス、木陰のベンチで読書に耽る一人の少女
綾波レイである
昼休み頃となれば日照りが激しく『青春』真っ盛りな中学生達も皆ダウンするが、彼女は例外のようだ
昼休み中に目標としていた第2章を読み終え、肩で大きく息を吐く
「お疲れさま、どこまで進んだの?」
レイが声のする方へ一瞥すると、木の上で声の主カヲルが微笑んでいた
「僕は前に読んだんだけどさ、君の感想を…って、ちょっと?」
レイは本を閉じると面倒そうに立ち上がり、校舎へと足を進める
頭上でガサッ!と大きな音がしたかと思うと、逆さまになったカヲルの顔が目の前にあった
693気まぐれ名無しのLRK:2005/09/15(木) 14:17:27 ID:???
「例の写真の件で怒ってるのかい?あれは鈴原君が無理矢理に…」
話を勝手に続けるカヲルを放置して、校舎へ向かうレイ
すると今度はドサッ!という音の後にうめき声が続いた
落下音に目を瞑ったものの、レイは歩みを止めない
あわてて追い付いて来たカヲルは、懲りずに口を開く「痛たたた…背中から落ちたから、まだよかったよ。」
心配な気持ちを振り払いつつ、レイは黙々と歩き続ける
「(早く、謝ってくれればいいのに…)」
付いてくる足音が消え、急に心細くなってきた
その時、強い衝撃がレイにぶつかった
身体の感覚がはっきりしてくると、抱き締められている事に気付いた
694気まぐれ名無しのLRK:2005/09/15(木) 14:18:54 ID:???
「…ゴメンよ…」
か弱い声とは裏腹に、カヲルの腕には力が込められている
「許すわ…私こそ…ごめんなさい」
そっとカヲルの手に自らの手を重ねるレイ
「背中…大丈夫?」
「このくらい平気さ、さて…昼休みも終わりのようだ」
レイは歩み出そうとしたが身体が動かない、カヲルが離さないからだ
「もうすぐ授業よ?」
するとカヲルはいつもの調子を取り戻し、微笑みながら言った
「次の授業じゃ離れ離れになってしまうよ、どうせなら二人だけで…」
「保健…体育?」
レイも微笑みながら言った
695気まぐれ名無しのLRK:2005/09/15(木) 14:19:57 ID:???
おまけ…かな?

トウジ「あぁ〜もぅ渚のアホンダラァ!チラリズムは男のロマンやないかぁ!」
ケンスケ「でもよー、わざわざ彼女のチラリズム写真を売り付けるのはさぁ…」
トウジ「何でジュース一本分しか出さんねん!ワシやったら500は出すで!」
ケンスケ「そりゃ高すぎるっての!」
トウジ「んなコトあるかぁ!ワシやったらアレで二十発は抜け…」
???「ス━━ズ━━ハ━━ラ━━!!!!」
トウジ「('A`)…モウダメポ」
696名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/18(日) 01:47:50 ID:???
遅れたけどGJ!
また期待していいですか?
697気まぐれ名無しのLRK:2005/09/18(日) 15:17:32 ID:???
期待って何にですか?
698名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/20(火) 01:10:48 ID:???
あなたの次の作品だろ?
699気まぐれ名無しのLRK:2005/09/20(火) 01:27:00 ID:???
ウォアΣ(゚Д゚;)>>696…スマソ

期待を裏切ならいように頑張るんで、今後もヨロシクおながいします
700名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/22(木) 01:54:18 ID:???
700get!
                        ハ_ハ       
                 ハ_ハ    (^( ゚∀゚)^)  かをれい〜
               ('(゚∀゚∩    )  /
      かをれい〜   ヽ  〈   (_ノ_ノ
                 ヽヽ_)
701気まぐれ名無しのLRK:2005/09/22(木) 22:02:39 ID:???
まず始めに『磯辺・岸辺の生き物』のコーナーを見た

レイは水槽を一通り見渡した後、一つの水槽を指差して僕に言う

「ねぇ、あそこの水槽にマンゴーが沈んでる。」

何で水族館にマンゴーがあるのかと思いつつレイの指した水槽を見る

黄色くブヨブヨした丸みを帯びている何かが、水槽の底に沈んでいる

「・・・マンゴーじゃないと思うよ、ウミウシかアメフラシじゃないかな?」

「ふーん、変な形ね。」

順路通りに進んで行くと、高校生くらいの少女三人が僕に視線を送ってきた

知り合いかと思ったが、知る顔は一人もいない

すると、腕を組んでいたレイが急に離れていった

「あっ、レイ!」
702気まぐれ名無しのLRK:2005/09/22(木) 22:04:10 ID:???
「ちょっと、見たい魚がいたの。」

レイは無機質的に言うと、巨大水槽の所に早足で行ってしまった

見失いかけ走って追いかけると、レイはガラスの向こうのナポレオンフィッシュを無表情に見ていた

怒らせたと思い、僕は事の事情を説明し始めた

「僕は、向こうがこっちを見てきたから知り合いかと思っただけだよ。」

「見とれてたでしょ。」

ナポレオンフィッシュが行ってしまっても、レイは水槽から目を離さない

「そんな事は無い!少し顔をッ・・・」

突然レイが振り返ったので、一瞬言葉をなくす

「ちょっとじゃないよ。」

そう言い残して僕の横を無表情で通り過ぎて行ったレイ
703気まぐれ名無しのLRK:2005/09/22(木) 22:07:28 ID:???
とりあえず、その後を2メートル程離れて歩く

レイは所々立ち止まるけど、僕との距離は空いたまま

話し掛けようと近づくと、レイは速度を上げて僕との距離を保とうとする

「(・・・酷い仕打ちだよ、誤解だってのに・・・)」

心の声は伝わらず、溜息を一つ

少し歩くと、この水族館の見物一つである水中トンネルが近づいてきた

一人エスカレーターに足を踏み入れるレイ

それに早足で追い付く僕、ふと何処かで見た事のある光景が広がる

透き通った水の中を泳ぐ魚達

トンネルの向こうから差し込む光

その光に溶けるように遠ざかって行くレイ
704気まぐれ名無しのLRK:2005/09/22(木) 22:11:26 ID:???
思わず僕はエスカレーターを駆け上った

君を手放したくない

君の温もりを感じられないだけで、僕は絶望に襲われる

悲しみに満ち溢れた世界で唯一見つけた、僕の希望

それが・・・君・・・綾波レイ

気が付けば、僕はレイを強く抱き締めていた

泣き出しそうな声で、僕は言った

「君に・・・嘘を言った事は・・・無いだろ。」

顔は見えなくても分かった、レイは微笑んでいる

「そうだったね・・・私の勘違いなのよね。」

答える必要は無い、彼女は既に理解していたから
705気まぐれ名無しのLRK:2005/09/22(木) 22:17:23 ID:???
「せっかくの見所、あと少しだけど二人で見よう。」

レイの優しい言葉で、抱き付いていた手を解く

エスカレーターを一段上り、レイの隣に立つ

するとレイは僕の腕に抱き付いて、僕の顔を見上げて笑みを浮かべる

世界中を幸せで包むような、そんな笑顔に釣られて僕も微笑む

言葉なんて要らない、まさにそんな感じ

お互いに見つめ合ったまま、水中トンネルを抜けた
706気まぐれ名無しのLRK:2005/09/22(木) 22:18:29 ID:???
その後様々なアトラクションを体験して、二人は帰路に着いた

レイの要望により、ドリフト等の危険走行は全面禁止

そして強風の為、ソフトトップを閉めて夕日色の海沿いを走っていく

夕日に目を向けながら、レイが口を開く

「結局、水中トンネル見られなかったね。」

僕の中に、また悪戯心が芽生える

「君が僕から目を離さなかったからじゃないの?」

「何よぉ、カヲルだって私に見とれてたくせに!」

「ねぇ、レイ。」

「何?改まって。」

僕の頭の中で、今から始める行動へと全ての歯車が回り始める
707気まぐれ名無しのLRK:2005/09/22(木) 22:20:41 ID:???
「さっきみたいに、今一度君を抱き締めたい。」

「何言ってるのよ、運転中でしょ。」

予測済みのレイの一言、次のカードを使う

「それじゃあ君がハンドルを握ってよ。」

行きに通ったT字路の先にある長い直線で、僕はハンドルから手を離し、その手をレイに向ける

十数秒後、車の動きが変わった事に気付いたレイが、僕の方を向いて叫ぶ

「わっ!わっ!わかったからハンドル握って!」

反対車線に侵入していたロードスターが対向車と衝突する寸前にハンドルを切る

リアタイヤは悲鳴を上げながら、無理矢理な運転に従って動く車体を左車線に押し戻す

対向車のクラクションが聞こえなくなった後、速度を落とし、車を路肩に寄せる

「・・・ここまでやることないでしょ!」
708気まぐれ名無しのLRK:2005/09/22(木) 22:24:36 ID:???
「まぁ、なんとかなったんだから、そんなに怒鳴らないで。」

「ったく、なんとかならなかったら一貫の終わりじゃないの。」

「それじゃ、約束どうりに。」

レイの柔らかな体を抱き寄せる、呆気にとられて「あっ」と声を出すレイ

「えっ?ちょっと・・・」

「だって君、『わかった』って言ったじゃないか。」

少しあきれた様に、レイが僕の背中に手を回す

「仕方がない人なんだから・・・」

レイの肩に顔を埋めた後、少し体を離して右手でレイの頬を撫でる

そっと目を閉じるレイに、自分の顔を近づけて行く

距離がゼロになった時、心の中でつぶやいた

「(・・・僕に与えられし全ての時を・・・君のために捧げる・・・)」
709気まぐれ名無しのLRK:2005/09/22(木) 22:26:33 ID:???
完・・・

オチが弱いな・・・orz
710名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/23(金) 11:01:18 ID:???
おつかれさん。さんざん「続き!続き!」ってせかしてすまんかった。

ところで、一行ごとに空白が入ってるのは何か意味があるの?
711気まぐれ名無しのLRK:2005/09/23(金) 15:03:41 ID:???
>>710
こっちの方が見やすいかなぁ…って思ったんでこうしてます
ぶっちゃけどーですか?
712名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/24(土) 21:08:53 ID:???
初心者が陥りやすい典型的な例。
スペースが単純に倍になるので量を書いた気分になるが、読み手にとっては無意味。
むしろ、内容を読む前に『素人の臭いがプンプンするぜェ〜!』と思われて
最悪の場合まともに読まれないことさえ考えられる。
713名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/24(土) 21:19:43 ID:???
>>711
一行丸々空いてると逆に見づらいと思う
気にしないで詰めて書いちゃっていいんじゃないかな
714気まぐれ名無しのLRK:2005/09/25(日) 16:38:43 ID:???
そうですか…次の参考にさせてもらいます

次の長編はベタになると思いますが悪しからず
715名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/29(木) 02:34:24 ID:???
716名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/03(月) 22:36:43 ID:???
「フィフス」
「なんだい、ファースト」
「どうしてあなたは碇くんのことは名前で呼ぶの?」
「それはファーストにも言えるんじゃないかな」
「どういうこと?」
「君も、僕のことはフィフスと呼ぶけれどシンジくんのことは碇くんと呼ぶだろう?」
「…ええ」
「呼び名なんて、あまり関係の無いことさ」
「…そう、かしら」
「え?」
「私はそうは思わないわ」
「どうして?」
「カヲル」
「……!?」
「どう?」
「『どう?』って…、」
「何か、変わった気はしない?」
「――ん」
「しない?」
「…うん、するね。何て言うんだろう、上手く言えないけれど――」
「そう…それで良いと思うわ」
「…?」
「私も、よくわからないもの」

 そう言って、ぼんやりと空を仰ぐファース……レイの横に僕もそっと腰掛けた。
 高い空は答えを知っているのだろうかと、些細なことを考えながら特に何をするもなく空を見上げる。

 きっと、その先に答えはないけれど、きっとどこかに理由はあるのだろう。


このスレに触発されて書いてみました。拙作ですが、楽しんでいただける人がいれば嬉しいです。
717名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/05(水) 23:15:18 ID:???
GJGJ!
なんかいいね、マターリ。
まさにコレ↓って感じがした! 

       
      '⌒⌒丶.'⌒⌒丶
     ′ 从 从).ノノハ ミ
     ヽゝ*゚ ‐゚ν ´ー`*ソ
     ( ∪∀ヽФ.,_`i'_) 
      ノノノつつ:::::::lつlつ
      ^^
718名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/08(土) 12:51:05 ID:???
やらないか
719名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/08(土) 21:33:51 ID:???
この二人って酔ったらどうなるんだろう?
720名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/08(土) 21:33:59 ID:???
プロポーズはカヲルからかな?
まるで明日の天気の話でもするように結婚話を切り出すカヲル。
721名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/09(日) 18:38:35 ID:???
喫茶店にて

カヲル「ファースト、もし僕がこのコーヒーを全て飲み干せたら…」
レイ「?」
カヲル「結婚しよう」
──────────────────────────
それを違う席から見ていたシンジとアスカ

アスカ「ちょっと、ちょっと、フツーもうちょっと結婚のハードルを高くするもんじゃない?」
シンジ「さ、さすがカヲル君…」
アスカ「ファースト、突っ込みなさい!」
──────────────────────────

レイ「ええ、そうしましょう」
──────────────────────────

アスカ「あぁ〜、もうわけわかんないあの二人」
722名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/09(日) 22:04:43 ID:???
トウジ「な…なぁ委員長?」
ヒカリ「何? どうしたの?」
トウジ「わ、わしがこの紅茶全部飲み干せたら、わしと一生付き合うてくれるか?」
ヒカリ「す、鈴原…」


アスカ・シンジ「こっちもかよ!」





カヲル「いや〜リリンは良いねぇ」
レイ「何バカな事言ってるの? それに、覗きは良くないわ」
カヲル「ん? もしかして早くコーヒーを飲み干してほしいのかい?」
レイ「……………バカ///」
723名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/10(月) 03:56:56 ID:???
>>721-722
GJGJ!!可愛くてイイ!!

…咽るか何かして結局コーヒー飲むのに失敗するカヲルが浮んだorz
724名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/10(月) 10:08:50 ID:???
シンジ「僕もこれを全部飲み干せたら・・・。」
アスカ「チョコレートパフェじゃないの、あんたの。」
シンジ「・・・・・・。」
725名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/10(月) 20:28:03 ID:???
みんなしてイッキ飲み大会が開催されそうだw
726名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/10(月) 20:38:12 ID:???
カヲル「レイ、僕がこのチョコパフェを全て飲み干せたら結婚しよう」
レイ「そうね」

アスカ「さっき同じ事言ってコーヒーを飲み干したばっかりじゃないの」
シンジ「なんで綾波も何も言わないんだろう」

カヲル「・・・・・・ふう、美味しかった」

シンジ「しかも一気飲みしてるよ・・・・・・」
アスカ「胸焼けがしてきたわ・・・・・・」
727名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/10(月) 22:03:44 ID:???
おもしろいwwwww
カヲルとレイやっぱ好きだ!
728名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/10(月) 22:13:58 ID:???
カヲルでエヴァ2やってたらレイにせっかく渡したHな本を送り返されました・・・。
しかも皮肉なことに送り返された直後から抱きつきとかがやたら成功するように。
729名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/11(火) 19:36:55 ID:???
別に皮肉じゃない。読破したから送り返しただけだろ。
730名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/12(水) 00:23:21 ID:???
カヲル「レイ。セカンドがシンジ君に優しくなったら結婚しよう」
アスカ「またわけわかんない事をハードルにして。だいたい!あたしは十分シンジに優しいわよ!ねえ?」

シンジ「え……?(よくそんな事がハッキリと言えるよな。十分どころか僕には全然優しくないじゃないか。
    すぐに暴力振るうし悪口は言うし家事は手伝ってくれないしアスカも綾波や委員長を見習って欲しいよな外見はいいんだし綾波のようにおとなしく委員長のように家庭的なアスカ――
    ってそんなスパシンみたいな珍妙な生き物いるわけがないじゃないかフィクションだSFだファンタジーだそんなスーパー生命体は銀河系にいないよ
    ――だからといってここで否定したらカヲル君と綾波が結婚できなくなるわけだからそれは良くないよなぁ仕方ない)……ウン、アスカハ十分優シイヨ」

アスカ「何よその間はっ!」
カヲル「ありがとうシンジ君。君は優しいね」
レイ「入籍手続きをしに行きましょう」



LRKよりLASかなぁ、コレ。
731名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/12(水) 15:09:33 ID:???
このカプの代表作ってある?
732名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/13(木) 00:44:41 ID:sZdexIUh
下がりすぎ!あげてこうZE
733名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/13(木) 17:35:09 ID:EgYpK9Lm
最初から一気に読んだWWWW萌WWWWW
734名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/15(土) 00:05:02 ID:???
>>733
その勢いで過去スレも読んだら萌えるよ、自分が前そうだったw

カヲルとレイってEOEでポエミィな台詞を交互に言う所から好きになったんだけど
貞本版カヲルもちゃんと言うのかな?性格違うからなさそう・・・・?
735名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/15(土) 14:59:05 ID:???
高校生ぐらいになってシンジやトウジと猥談というカヲルが見たいな、と妄想。
ケンスケのことを思い出し鬱になったよ。
736名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/15(土) 18:12:03 ID:???
647氏こないかなー
737名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/16(日) 01:03:48 ID:???
>>735
平然とすごい事を言っちゃうイメージがあるな、カヲルは。
738名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/16(日) 02:41:43 ID:o4crCnMi
投下

「いつも思ってたの」
「何を?」
「あなたの髪、羨ましいわ」

隣にいるのは銀髪の少年、その銀髪は太陽の光を反射して、輝きながら風になびいている。
「染めてるの?」
「地毛だよ」
「そう」

自分の青い髪の毛をくるくると指に巻きつけながら少女は言う。
「黒く染めようかしら」

銀髪の少年はひどくびっくりしながら言った。
「なんで?青空みたいで綺麗だよ。君によく似合ってる」

少女は指に巻きつけた髪をまたくるくるとほどきながら言った。
「染めてもないないのに青色で、派手で気持ち悪い」
「確かに派手かもしれないけど、綺麗だよ、もったいない。」
「そうかしら」

「…君の髪、好きなんだけどなぁ」

銀髪の少年は少女を抱きしめながらその青い髪にやさしくキスをする。
少女は頬を桃に染め、言った。

「…やっぱりこの色でいいわ」

半端オチスマソ
739名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/16(日) 17:34:00 ID:???
パターン青!GJです!
740名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/18(火) 01:46:43 ID:q3jAnjV8
カヲレイの携帯サイトないの?
741名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/18(火) 21:54:07 ID:???
>>738
GJ!萌え!そうそう、うまく言えないけどこんな関係好き。こっそり相思相愛みたいなw
>>740
探したことないからわかんないなぁ。
ただでさえマイナーだからなさそう・・・?
742名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/19(水) 17:34:59 ID:???
>>740
カヲレイでググったら見つかるよ
743名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/20(木) 00:08:18 ID:???
うだるような暑さを忘れさせてくれる涼しげな清流のほとりで、
彼らは和気あいあいと休息のひと時を過ごしていた。
少しだけ遠出のハイキング、一番の楽しみは何と言っても昼食。
なかなか本格的なバーベキューパーティーが催されているところであった。

「さあ、みんな、どんどん食べてね」
料理が得意なヒカリはこんなときでも手際よくこなし、
食欲をそそられる鮮やかな色彩の野菜や
普段はめったにお目にかかれないような高そうな肉がどんどん調理されていく。
彼らはその炭火の周りを囲むように腰掛け、思い思いに食事や会話にふけっている。
「ちょっと!スズハラ!あんたさっきから肉ばっかり食いすぎよ!」
アスカの鋭い眼光が、トウジの右手に向けられる。
「さっきから人の食うもんジロジロ見んなや!お前だって野菜食ってへんやろ!」
こちらではめったに食べれない高級肉の争奪戦が勃発しているようだ。
「まあまあ、二人とも・・・。アスカ、僕の分あげるから落ち着きなって」
彼女の傍らには食べ物が絡んだからなのかなかなか収まらない二人の争いに
少々戸惑いながら、どうにか言いなだめようと努めるシンジがいた。
744名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/20(木) 00:10:08 ID:???
「賑やかだなあ・・・」
こんな所まで来て日常と全く変化のない光景に、半ば呆れ顔のカヲル。
ゆっくりと箸を口に運びながら、ため息をひとつつくのであった。
「・・・あれ?」
微かな違和感を感じて辺りを見回すと、近くにいたはずの少女がいない。
カヲルは静かに立ち上がると、誘われるようにせせらぎの音へ向かって歩み出した。
「ひとりで、何やってるの?」
川岸にしゃがみこんで背を向けている彼女にそっと話しかける。
一歩前に進むと、少女の白くて細い指先から次々と川の滴が流れ落ちる様子が見えた。
「綺麗ね、とても」
彼女は振り向かないまま立ち上がると、両手にすくった水を空高く放つ。
儚く舞い落ちる一粒一粒の滴の中で静かに振り向いた彼女の姿には、
まるでその水と一体化してしまったかのように太陽の光がおぼろげに映った。
「あっちでみんなと一緒に、さ・・・」
わずか一瞬の出来事に、不安か、神秘か、優美か
自分でもよくわからない感情に襲われて、思わず言葉を飲み込んだ。
「何?」
そんなカヲルの動揺などつゆ知らず、
両手の水滴を払いながら首を傾げる少女・・・彼女は綾波レイ。
「あ、うん。こんなとこに一人でいないでさ、あっちでみんなと食べようよ」
しかしレイは、彼の言葉に従わず
「ここにいたいの。ここが好きだから」
すぐ側にあった大きな流木に腰掛けるのだった。
「そ、そっか・・・」
予想していなかったわけではないが、いざこのような言葉を返されると
どうすればいいのかわからず視線を彼女から少し逸らしてしまったのだが、
「それに・・・、・・・私、あんまり肉好きじゃないから・・・」
745名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/20(木) 00:11:29 ID:???
この一言で、カヲルの戸惑いはすっかり晴れてしまったようだった。
「ふふっ・・・なんだ、そんなことなら」
その言葉とほぼ同時に聞こえたジャリの擦れる音で不意に顔を上げると、
レイは、足早にみんなの輪へと向かう彼の背中を目にする。
しばらく唖然としていると、カヲルが白い皿を持って戻ってきたのだった。
「・・・何?」
カヲルはぽかんと彼を見上げるレイの横に腰掛けると、
幼い子供のような無邪気な表情で、皿の一枚を彼女に手渡した。
「これなら、食べられるだろ?」
そこには皿の白さに映える色とりどりの野菜だけでなく、
イカやエビといった赤い血をもたない魚介類が無造作に盛り付けられている。
「僕もさ、実を言うと、肉はあんまり好きじゃないんだ」
言葉が見つからず、探るように彼の瞳を見つめるレイの顔を見ながら優しく微笑んだ。
「ここ、で一緒に食べよう。僕も、ここ、好きだから」
「・・・あ、ありがとう・・・」
レイは、ほのかにその頬を薄紅色に染めると、
眩しいくらい鮮やかな赤を放つパプリカをそっと口に運ぶのだった。
746名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/20(木) 00:12:27 ID:???
「・・・ちょっと・・・何よ、あの近寄りがたい雰囲気は」
争奪戦にすっかり飽きたアスカは、川縁の二人に目を留めていた。
「うわあ、いい感じだね」
首を伸ばして、少し羨ましげに見つめるシンジ。
「スズハラも、あのくらい気が利けばな・・・」
そんなヒカリの言葉も知らず、食後の昼寝の真っ最中である彼だけが、
清流を一層引き立てる二人の様子に気づくことがなかったのだった。

おわり。




初です。前からこの二人は書きたいと思ってて、ネタが浮かんだので書いてみますた。
こんな感じの関係が好きですw
747名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/20(木) 01:47:09 ID:???
乙、GJ
748名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/21(金) 11:44:36 ID:???
GJ!シチュエーション(・∀・)イイ!
749738:2005/10/22(土) 20:55:10 ID:???
相変わらず低レベルな投下。許して(・∀・)

急に降る雨。
激しくなる。

「…」

傘を持っていない少女が一人、呆然とげた箱に立っているその姿は、なんとも哀れだ。
帰ろうか、やむまで待とうか、考えていると、少し雨がおさまった。

「帰るとするなら、今ね…」

少女は青い髪を濡らしながら、走った。

また激しくなる雨。
全速力で走る少女。

家まであと半分というとき、ちょうど雨宿りに最適なコンビニがあった。
鼻水をすすり、くしゃみをしながら少女は通り過ぎる。

「ファースト…?」
中の少年は一旦外に出る。
しかし彼女はもういなかった。
「気のせいかな、考えすぎだな…参っちゃうよ」
少年は銀髪をくしゃっとかき上げ、切ない顔で笑いながらまたコンビニに戻った。
750738:2005/10/22(土) 20:57:40 ID:???
まだまだ降りしきる雨、まだ走る少女。
「……」
息も絶え絶え、体をぼたぼたにしながら、家のドアを開ける。
「はぁ…」
声にもならない声を出しながら、靴を放り出し、少女は体も拭かず、シャワーも浴びず、そのままベッドへ直行。

眠りに入ってしまった。



朝が来る。
いつも以上に気だるい体。
重い。重い。重い。

「学校…休もうかしら…」
熱くなったおでこ。
学校には何も連絡を入れず、また眠りに入った。


起きると空は暗く、部屋も真っ暗。
ただ、服が制服からユニクロの黒い大きめのスエットに、おでこには白い塗れタオルが。
「あ…」
タオルが落ちる。
視線の先にはタオルと…
「袋?」
ベッド脇の机にはあのコンビニのビニール袋とメモ。
袋の中には体温計、冷えピタ、湯を入れて出来るおかゆ、風邪薬が入っていた。
メモを見ると「お大事に。2-A碇」と書いてあった。

「碇君の…字じゃないわ」
751738:2005/10/22(土) 21:01:39 ID:???
彼女は家から飛び出した。
すると運よく思い当たる少年が角を曲がる所だった。

「あなたが…私の家に来たの?」
彼女は問う。
「違うよ、さっきシンジ君に会ったから、彼じゃないかな」
彼女と同じ色をした目をそらし、焦りの表情が見える。
「やっぱり…あなたなのね」
少女はふふっと笑う。
「ははっ…」
彼も笑った。そして後悔した。本物に任せておけばよかったと。

「…どうして碇、なんて書いたの?」
「君が喜ぶと思ったからだよ」
「そんな…」
少女は袖から少し出た手をふるふる震わせながらぎゅっと握りしめ、予想もしなかった、悲しげな表情を見せた。

少年は何かを感づいた。
「着替えは…僕のパジャマなんだけど少ししか着てないし、パジャマ持ってないみたいだからあげるよ。着替えの時は…スエットを上に被せて、首の所からスカートとブラウスを抜いたんだよ。君の体は断じて見てない。」

彼女はそういう事じゃないのに、と不服そうな顔をする。
少年は更に焦る。何を言えば言いのかわからない。
752738:2005/10/22(土) 21:09:32 ID:???
「あっシンジ君も心配してたよ。とても…とても。」
鈍感な彼に少女はただただ呆れた。

「そういう事じゃ…ないの」
そして耳元で言った。

「とても嬉しかったの。…ありがとう。」

彼女は去っていく。

月明かりと街灯が塀にもたれた彼を映す。
彼はずずずっと道に腰を下ろし、また銀髪をかき上げ、また切なそうな顔でつぶやいた。

「参っちゃうよ…」




ヘボでスマソ…OTL
カヲレイがメジャーになるまでヘボだけど投下し続けるぞ(・∀・)

ところで、続きも一応作ったんだけどどうしよう…ここで終わった方がキレイかな…お手数ですがなんか意見下さい
753気まぐれ名無しのLRK:2005/10/22(土) 21:47:55 ID:???
僕は読みたいです(・∀・)イイ!
754名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 00:10:10 ID:???
素敵(*´Д`*)続き読みたいっす!
しかし、実は漏れも風邪ネタを書こうかと思ってたんだよなw
風邪ひくのはカヲルの方なんだが。
755名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 00:56:03 ID:???
続き楽しみです!!
756名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 01:49:47 ID:???
>>752>>754 どっちもカモン!! カヲレイ最高だ!! 
757738:2005/10/23(日) 02:30:28 ID:???
汚いけど許して(´Д`)続き

一週間ぐらいたったある日。
「気だるいなぁ…」

銀髪をさらさらと指にとりながら、ベッドでころり。
保健室のベッドは、なんとも言えない心地よさがある。
「…」
寝ても覚めても脳裏に浮かぶのは青い髪の毛。赤い目。ファースト。ファースト。ファースト。

「はぁ…」
恋という感情は難しい。
「想っている相手が他の男の事を想っているとなるとなぁ…」
と、恋わずらい。

すると、自分と同じ赤い目が見えた。
ついに幻覚まで見るようになったか、と思っていると、その幻覚がしゃべった。
「風邪、うつしてしまったのかしら…」
声までそっくりだなぁ、と頭が空しさでいっぱいになる。
「そうかも、ケホッ。でも大丈夫。」
ただサボるつもりだった。
けど、少しくらい嘘ついてもいいじゃないか。
心配、してほしい。
758738:2005/10/23(日) 02:34:42 ID:???
「大丈夫?」
おでこの上に優しい手がかぶさる。
感触までリアルだなぁ、と空しさで涙がでそうになった。
「しんどいの?どうすれば治るの?」
幻覚の彼女は慌てる。

少しくらい、夢みたっていいじゃないか。
こんなにつらい想いしてるんだ。

「…て」
「ごめんなさい。聞こえなかったわ…」
「キス…して」

少年は流れる涙をこらえようと腕で目を覆う。
「わかったわ…」

一回、二回、三回と唇を重ねる。
彼女の手が少年の顔を包む。

涙が溢れる。
彼女からも涙がこぼれる。
罪悪感と幸福感が混ざる。
759738:2005/10/23(日) 02:36:05 ID:???
「もう、平気だよ、」
と泣いてる顔を見られないように抱きしめる。
夢にしては上出来だ。幻覚の彼女もよく出来てる。
今ならこの言葉を言ってもいいと思った。
「好きだよ、レイ」

彼女も彼を抱きしめる。

「私もよ、カヲル」

目覚めると、外は夕焼けで赤く、保健室もその光を浴びて赤く、輝いていた。

「…」
夢で感じていたリアルな感触が指先に残る。
帰ろうとしたそんな時、布団の上に青い髪の毛が落ちていた。
一本、夕焼けの色を反射して輝いている。

「ファースト?」
隣には購買のビニール袋、中にはパン、コーヒー牛乳。そしてあの時買った風邪薬。
そしてメモ。涙で滲んだ文字。
「お大事に。綾波」

「本当…だったんだな」

泣き声にならない泣き声。嬉しい。愛しい。
少年はまた、涙を流した。
760738:2005/10/23(日) 02:37:23 ID:???
普通によくある話、オチ(´Д`)ゴメソ

許してあげて…
761名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 02:41:33 ID:???
投下直後に乙!
762738:2005/10/23(日) 02:57:06 ID:???
投下直前まで、綾波を幻覚で終わらせるかリアルにするか迷った…
(´Д`)でもここはカヲル×レイの可能性を考えるスレですから!!
思い切りました…
763名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 08:48:25 ID:???
乙!素敵なSSありがd。
カヲルの恋わずらいに萌えw
764名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 23:31:10 ID:???
投下

頭を締め付けられるような頭痛、全身の倦怠感、
膝や肩や腰といった関節の痛み、朦朧とする意識。

「なんなんだ・・・この感覚は」
カヲルは自室のベッドに力なく横たわりながら、おぼろげに映る天井を眺めていた。
「参ったな・・・今日はこれから予定があるのに・・・」
避けられない義務を口では言ってみるものの、それとは裏腹に身体は休息のみを求めている。
カーテンを閉め切った部屋でも朝がきたのがわかるほど、今日の日差しは強いようだ。
「・・・。そうだ」
何を思い立ったのか、ゆっくり身体を起こすと、
おぼつかない足取りで自らのパソコンデスクへ向かった。
普段なら何気ないこんな些細な行動一つも、今日に限っては拷問のように感じられる。
「確か、ここに」
パソコンを立ち上げると、カヲルはあるプログラムを起動した。
それはチルドレンの健康管理を目的に作られた、メディケイションシステム。
今までこのプログラムはおろか、パソコンにすら触れたことがなかったのだが、
記憶の片隅にあったこれの存在をふと思い出し、使用を思い立ったのである。
「えーっと」
思い当たる症状をチェックしていき、最後に結果を求めるアイコンをクリックした。
すると、
「・・・風邪?」
かすむ目を凝らしながら画面を見ると、そこには『風邪』という診断結果。
スクロールしていくと、細かなアドバイス等も書いてある。
「これが、風邪。か」
そして、カヲルは這うようにベッドへと戻る。
「要するに・・・休めってことだな」
その身体を横たえると、待ち望んでいたかのように瞼が下りていった。
765名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 23:32:28 ID:???
「まだ昼・・・」
枕元にある時計をみると、ちょうど針が12のところで重なっている。
まるで何日も眠っていたかのような感覚だったが、実際は数時間しか経過しておらず、
彼を苦しめる諸症状も一向に改善していなかった。むしろ、ひどくなったようだ。
「このまま死んだりして、な」
思わずこぼれた言葉に、若干口角が緩む。そしてまた、眠ろうかと目を閉じたその時、

「何をしているの」

「え?」
この部屋にいるはずのない、もう一人の人間の声。
カヲルが高まる動揺とともに、その声が発せられた方へ視線を移すと、
「・・・ファースト?なぜ君がここに・・・」
そこには、いつもと変わらぬ無表情で立っているレイの姿が。
「勝手に入って、ごめんなさい。ノックしても出なかったから」
レイは彼のベッドの脇へと近づき、足元にそっと荷物を置いた。
「いや、夢だろう・・・」
カヲルは隣にいる少女の姿を一度瞳に映すと、それを再び閉じようとしたのだが、
「・・・・・い、痛っ・・・痛、痛いって!」
彼の頬が突然鈍い痛みに襲われ、思わず身体を起こした。
「夢じゃないもの」
その彼女の言葉で、自分が何をされたかようやく理解するカヲル。
そしてその頬をさすりながら、
「だからってそんなに強くつねること・・・病人にひどいことするなぁ」
「・・・病人?」
不思議そうに首を傾げるレイを尻目に、彼は再び横たわった。
「どうやら風邪らしいんだ」
ため息とともに漏れる言葉。
「あなたも、風邪をひくのね」
「そうみたいだね。現に、このとおりさ・・・って、え?」
その瞬間カヲルの額に、冷たい、けれども、柔らかいものが触れた。
766名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 23:34:23 ID:???
「すごい、熱い」
ひんやりとしたそれは、まぎれもなく彼女の手だった。
初めての感触に、熱のせいなのか、それとも、彼の頬はますます赤みを帯びる。
「水分・・・」
そんな彼の微妙な変化に気づくはずもなく、レイはおもむろに荷物を探り始めた。
「これ、飲んで」
カヲルの前に差し出されたのは、スポーツドリンクのペットボトル。
しかし、それは残り3分の2ほどの、飲みかけであった。
「え、これ、飲めって・・・これは・・・」
「大丈夫、私しか飲んでないわ。私、健康だもの」
「いや、僕が言っているのはそういうことじゃなくて・・・」
「何?」
適切な言葉が見つからず、彼は口を開いたまま沈黙する。
「早く、飲んで」
「・・・わかりました」
ゆっくりと上体を持ち上げ、彼女の手からペットボトルを受け取った。
そしてその容器を真上からじっと見つめる。
「こういう飲み物、嫌い?」
「いっ、いや、平気。飲めるって!飲めるよ」
彼女が少し不安げな顔を見せたので、カヲルは慌ててドリンクを飲んでみせた。
「じゃあ、あとは・・・」
その彼の様子を見て安心したのか、レイは静かに立ち上がると、
まだ一度も使われた形跡のない台所へ向かう。
「何も食べていないの」
「ああ・・・今日はまだ何も。食欲ないし、さ」
すると彼女は少しかがんで冷蔵庫を開き、
「料理、しないのね」
整然と並んだ食品はどれも、手をつけられた痕跡は一切見られない。
「1週間に1度、配達にくるんだよね、それ。料理なんて、するわけないのにさ・・・」
彼は起き上がったまま、片方の膝を立てて、呟くように言う。
そして何気なく台所の方向へ目を向けると、シンクで念入りに手を洗っているレイの姿が。
767名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 23:35:33 ID:???
「・・・何してんの」
「手を洗っているのよ」
「そりゃ、見ればわかるけどさ」
呆然とするカヲルのことなど全く気にせずに、彼女は淡々と作業を進めていく。
そうこうしているうちに、聞き慣れない様々な音がカヲルの耳に入ってきた。
食材を洗う、水の流れ。まな板と包丁のリズミカルなセッション。
沸騰したお湯と、その蒸気が鍋の蓋をせわしなく叩く音。
どれもこれも初めて聞くはずなのになぜか懐かしい感じがして、何かが胸にこみあげてくる。
カヲルはそれをこらえるように、スポーツドリンクの残りを飲み干してしまった。
「できたわ」
「できたって、えっ・・・何?」
彼の横に置かれたのは、白いトレイ。
その上にある朱色の大きな器からは、もうもうと湯気が立ち上っている。
「うどん。嫌い?」
レイは呆気にとられた彼の顔を覗き込む。
「いや、別に・・・嫌いじゃ、ないけど」
「そう。ならいいわ」
腕まくりを戻しながら、彼の脇に腰掛けた。
「食べないの」
「あ、じゃ、じゃあいただきます・・・」
適当に選んだ食材を一つ、箸で慎重にすくって口へ運んでみた。
「うん、おいしい・・・よ」
「そう。よかった」
すると彼女の両手は、真っ赤なりんごと果物ナイフをスタンバイしている。
「今度は何すんの」
「りんごを剥くのよ」
「いや、だからそれは予想できるけど」
「ビタミンCが足りないもの。栄養とらなきゃ、治らないわ」
「あ、」
768名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 23:36:30 ID:???
彼女の一言で、何かを思いついたかのように朱色の中をまじまじと眺める。
不揃いなカマボコやねぎ、ちょっと薄い味つけ、塩抜きされていないワカメ。
その器の所々には、レイの不器用さが散りばめられていた。
「ははっ」
カヲルの顔に、思わず笑みが浮かぶ。
「何がおかしいの」
ちょっぴり膨れた不機嫌そうな顔で、りんごを剥く手を止めるレイ。
その皮は、なんだかいやに厚すぎるように感じられる。
「いや、何でもな・・・・・・っておっ、おい!指!」
「え?」
彼女の左手の人差し指からは、赤いすじがひとつ。
「このくらい大したことないわ」
「無理しなくていいよ。もうそれくらいでいいから」
カヲルはレイの手から剥きかけのりんごを半ば強引に奪い取ると、そのままかじりついた。
「ごめんなさい」
「な、なんで君が謝るのさ。ほら、皮のままの方が栄養ありそうだし」
彼女の口から思いがけない言葉が出たので、戸惑ってしまう。
「そう、ね」
けれどもレイは、納得したのか、ナイフをトレイの上に戻し、左手をじっと見つめた。
「赤い血だわ」
「当たり前じゃないか、青とかだったら気持ち悪いよ」
しかし、自然に出てきた自らのこの言葉に、カヲルは少し違和感を覚える。
(あれ、何で。何で赤い血が当たり前・・・?赤い血、僕は・・・)
「そうね。人間だもの」
「あ・・・」
769名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 23:37:37 ID:???
その彼女の言葉に、彼は我に返った。
「人間だから、怪我をしたら赤い血が流れるのね」
「人間だから、病気にもなるんだわ」
そして、下方に落としていた視線をゆっくりと上げながら、
「だから、風邪をひくのね」
その瞬間、二人の視線が完全に一致する。
カヲルの目は、懸命に何かを訴えようとしているのに対し、
レイの目はそれを受け止めるように据えられていた。
「そろそろ眠った方がいいわ」
ほんの数秒だけ、動かなかった彼女の瞼がゆっくりと閉じて開いた。
「う、うん、そうだね・・・」
片付けを始めた彼女の横で、カヲルはその身体を横たえる。
「お大事に」
レイが手早く帰り支度を済ませ、立ち上がろうとすると、
「まっ、ちょっと・・・!」
「な、何?」
言葉よりも早く動いてしまった彼の右手がレイのそれを、強く握りしめていた。
「あっ・・・ご、ごめんっ!」
カヲルは、はっ、として自らの右手を引っ込めると、
首を力いっぱいレイのいない方へひねる。
「どうしたの」
それは、母親が子供を心配するような、慈悲に満ちた声だった。
そのぬくもりを知っているはずがないのに、例えようが他にありえなかったのだ。
そしてその優しさに、意地を張る必要などがどうしてあるだろうか。
770名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 23:39:26 ID:???
「僕が眠るまで、傍にいて欲しいんだ」
何の迷いもなく、素直に呟いた、一言。
「ええ」
少し浮かせていた腰をまた、その場に落ち着けるレイ。
掛け布団からはみだしていた彼の右手を、両手で包み込むように握る。

(風邪も、悪くないな)
彼女の暖かさを感じながら、カヲルは安らかに深い眠りへと誘われていった。

きっと、明日には、彼の風邪は治ってしまうに違いない。



おわり。



ムダに長くてスマンorz
イメージとしては、貞本版に近づけたつもり。
771名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/23(日) 23:59:34 ID:???
なんだなんだ!?スレが伸びててすわ荒らしかと思ったらこの投下ラッシュは!?
農協ロボ暴走以来の衝撃をありがとう!
772756:2005/10/24(月) 01:47:54 ID:???
うおお!最高だ!触発されて駄文投入。



「もう駄目・・死ぬかもしれない・・・」
そんな電話を受けて、大急ぎで綾波宅に駆けつけたカヲル。
ドアをノックをしても返事が無かったので、声をかけてから中に入ると部屋は薄暗く、空気も湿っぽい。

「居るのレイ?・・・・大丈夫かい?」
ベッドが人の形に盛り上がっている。でも彼女の返事は無い。

「眠っているのかな・・」と靴音を立てずに近寄ってみると、かすかに布団が動いた。

「レイ?どうしたんだい・・いきなりあんな電話寄こして・・心配したじゃないか」
安堵のため息と共につむがせた言葉はほんの少し責める口調になってしまった。
その言葉を聞いてレイは布団から顔を少しだけ出した。
布団の中からのぞかせた顔がほのかに赤く、息遣いもわずかに荒い、なんだか苦しそうだ。

「・・・・体がだるいの・・・。」
「え?」
「不治の病なのかも・・」
「不治の病?(なんだそれ?)」
「・・・私・・・死んでしまうかもしれない」
「!」

レイの言葉に動揺したカヲルはレスキュー隊と救急車と戦自に連絡を入れたそうな。

無論大騒ぎに。
773756 続き:2005/10/24(月) 01:57:47 ID:???
そして下された診断 「ただの風邪ね。」
全くこんなことでネルフを動かしやがって・・・とブツブツ文句を言う赤木博士。

ほー・・とため息をつくのはカヲルと、なぜかレイの傍らに青い顔をしていたひげ親父。

「よかった・・ただの風邪で」心底ほっとした笑顔をレイに浮かべるカヲル。

「ああ・・よかったな・・レイ」ほんの少し笑みを見せるヒゲ。

だがレイだけ納得の行かない様子
「・・・おかしいわ。」
「どうしたんだい?」
「・・・・私は不治の病のはず・・」
「・・治らない病気になりたかったのかい?」
不謹慎な・・とカヲルがいさめようとする。
「美人薄命・・・」なぜかぽっと顔を赤らめながら小さくつぶやくレイ。
「すみません赤木博士、彼女の目が覚めるようなぶっとい注射を一本打ってあげてください。」
「!」
「ええ、そうするわね。」
「煤S(゜Д゜lll)」
「さぁ、レイ」とレイが逃げ出せないように後ろからガシッと羽交い絞めにするカヲル。
「Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」
「さ、打つわよ。じっとして(させて)てね。」
「つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚」
774756 続き:2005/10/24(月) 02:12:09 ID:???
カヲルの希望通りの特大注射を打たれ、ヒゲの車で綾波宅に戻ったカヲルとレイ。
「・・・・ひどいわ・・・。」 
あんなに大きい注射見たことなかった。と抗議の表情を浮かべるレイ。
「これで熱が下がるだろうね、よかったよかった。」
っぽんとベッドに体を横たわらせられる。

(ヒゲの車を下車後、レイはカヲルにお姫様ダッコで部屋まで送ってもらった)

「ただの風邪でよかったよ、2・3日休んだら治るだろうってさ。薬ここにおいておくね。」
「・・・・・風邪・・・・。」
「何が不服なんだい?君がいなくなったら悲しむ人が居るのに。」(不治の病の意味はリツコに聞いた)
「それがいい・・。」
「ちょっと・・本気で怒るよ?」
無言でカヲルに突き出される一本のビデオ。タイトルは「世界の中心で愛をOOぶ」。
一瞬2人の時間が止まった。
「・・・だから不治の病のはず。」
「・・いいから、もう寝なよ。」
「風邪・・・」
「はいはい、もうお休み。」
ビデオを取り上げ、レイに布団をかけるカヲル。
「・・・風邪・・・?」
「まだ言ってるのかい?ただの風邪だからゆっくり休むようにってっちょ?レイ何して」
「風邪は人にうつすと治るのよ・・。」
「人を無理やり押し倒して、そのセリフをはけるとはたいしたもんだな・・。」
「早く治りたいの・・」
「さっきは不治の病になりたかったんじゃなかったっけ?」
775756 続き:2005/10/24(月) 02:29:50 ID:???
「根拠の無い民間療法に頼らずにとっととどいて、そして寝ろ。」
「・・・・あなたはこんな状態の私を一人にさせたいのね。」
熱で潤んだ目でじっと見つめられる。
「眠りにつくまでそばにいるよ。」
だからどいて・・・と言うカヲルにレイはしがみついて首をふった。
「うつせば治るのよ」
「僕にうつして治りたいのかい?」
「私があなたを看病してあげるわ」
そしてあなたも特大注射を打たれるのよ・・と低い声でつぶやくレイを押しのけてカヲルは
レイに布団をかけなおすとその隣に寝転がった。

「!」
「今度こそお休み。」
くしゃくしゃと頭をなでられて、ふわりと優しく抱きしめられる。

「・・・ずるいわ。」
「何がさ。」
「・・・・・・・・・・。」
言葉とは裏腹に笑顔でカヲルの首元に頬をすりよせまぶたを閉じるレイ。
その様子を見てカヲルは軽く微笑むと自身の目を閉じた。
776756 続き:2005/10/24(月) 02:30:45 ID:???

そして次の日。
全快したレイの姿としっかり風邪をひいたカヲルの姿が、ネルフの医務室にあったそうな。

げんなりしたカヲルを見て微笑むレイ。
「・・細い注射器でいいですよ?」
「ええ、でも一応公平にしておかないと。」
「・・・おそろいの注射器ね(ぽっ)」



少し大人めのカヲルと天然くさいレイをイメージして書いてみました。
長文・駄文ですみません。
777756 続き:2005/10/24(月) 02:34:38 ID:???
せっかくなので777ゲッツ!
778738:2005/10/24(月) 03:04:12 ID:???
二人とも乙!!GJ(・∀・)
萌〜(>∀<b)b"
もっと読みたくなりますた
779名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/24(月) 10:23:13 ID:???
GJ!!!二人ともいいですね〜!!
780名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/24(月) 14:26:45 ID:???
久々に覗いてみたら楽しそうですねおまいら。投下者さんたちマジ乙!
そんな訳で勝手に便乗するぜ!


朝方から続いていただるさは、午後にははっきりとした熱に変わっていた。
暑さのせいだと軽く見て、そのまま水泳の授業に出てしまったのがたぶん、良くなかった。
泳いでいてもいつもと違う感じがした。水から上がるとき、急に自分の身体が重いと感じた。
着替えるときにはもう手足に力が入らなくなっていた。他の子たちが楽しそうにしている中、
とにかく遅れまいとするだけで精一杯だった。
何も考えずに最後の授業をやり過ごして、なるべくいつも通りに教室を出て、やっと昇降口まで
たどり着いたところで、足が止まった。
降り出したばかりの雨が、コンクリートの階段を叩き、外を白くかすませていた。
薄暗い校舎の中を振り返る。いつもの通り一番早く出てきたつもりなのに、もう誰もいない。
隅の傘立てにはビニール傘一本残っていなかった。
急に、全身に沈み込むような寒さを感じた。
時計を確認する。一回部屋に戻ってから本部に向かうなら、少し急がないといけない。
弱まる気配のない雨脚を少し睨み、鞄を抱えて歩き出した。走るだけの力はなかった。
雨の音と、無数のつぶてになった冷たさが全身を包み込んだ。
781名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/24(月) 14:27:54 ID:???
頭では、変なことしてる、と自覚している。具合が悪いなら、そう本部に連絡して、今日は
休養にあてればいいだけ。体調を悪化させてまで行く必要はない。
でも、身体は頑なに歩き続けている。
頭が覚えていて思い出そうとしないのは、さっき見たもののこと。足早に出ていく皆の中には
知っている人たちもいた。鞄を頭に乗せてみたり、一本しかない傘を取り合ったり。予報では
夜まで晴れるはずだったから、皆大慌てだった。だから、一人でふらふらしていて遅れたのは、
誰のせいでもなく、自分の責任。
でも、と考えて、やめる。辛くなるだけ。
あの人も傘のない一人だった。考えちゃだめ。校門のところで振り返ったような気がしたのに。
いいえ、考えても仕方のないこと。一人で走っていってしまった。だめ。どうしてそんなこと考えるの。
だめ。置いていかないで。
校庭を半分くらい横切った辺りで、ふいに足音が近づいてきた。
「…だめ」
周りのざわめきが雨音なのか熱のせいなのかわからなくなる。
だからそんな音はしない。そう決めたのに、足音は水溜まりを踏んで、すぐ前で止まった。
雨の感触が消えた。
額から流れ込む滴を避けて、軽くまばたきする。下がったままの視線の先で、見覚えのある靴が
困ったように位置を変えた。雨が、少しだけ遠くなって降り続いているのがわかる。
ゆっくり顔を上げると、コンビニのテープが貼られたままのビニール傘が差しかけられていた。
その下に、自分も髪から滴を垂らした彼がいた。ひどく息を切らせているのを、意味がわからなくて
ただ見ていた。彼は少し辛そうな表情をした。
「…ごめんね。できるだけ急いだのだけど」
782名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/24(月) 14:29:39 ID:???
「なにが?」
「傘。近くのコンビニでは売り切れていてね。探しているうちに遅くなってしまったんだ」
「…それで、あんなに走っていったの」
「結局は間に合わなかったけれどね」
彼はどこかが痛むような目をして、もう一度、ごめんね、と言った。
なぜ謝るの、と訊こうとしたとき、ふいに彼の手が額に触れた。
濡れた手は冷たかったけれど、厭ではなかった。けれど、彼は険しい顔をした。
「すまないけど、ちょっと持っていてくれるかな」
彼はそう言って傘を握らせると、急に背を向けた。
息が止まった。身体を軽くしていた熱が、再び芯まで通るような寒さと入れ替わるのを感じた。
でも彼がそうしていたのは、ほんのいっときのことだった。
彼はすっとその場に屈みこんで、振り返った。
「ほら。背負っていくから、おいで。そんな状態では歩かせられないよ」
傘を持ったまま、立ちすくんだ。
足元から浮き上がるような感じを覚えながら、一歩ずつ歩み寄って、背中に寄りかかった。
彼の手が鞄を持ってくれた。雨と、濡れた髪の匂いがした。
「…ごめんよ、僕では傘をさせないから、持てそうならそのまま持っていてもらってもいいかい?」
そう言われて、自分が両腕を回そうとしていることに気がついた。慌てて傘を握り直す。
「…ごめんなさい」
783名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/24(月) 14:31:02 ID:???
「こっちこそ、無理をさせてごめんね。大丈夫かい?」
「ええ」
「じゃ、傘はお願いするよ」
見た目からは意外なほどの力が身体を支え、彼はしっかりと立ち上がって歩き出した。
少しずつ、こわばった身体から緊張が抜けていくのがわかる。
知覚される身体の揺れや、お互いの体温とは別に、また、あの温かくて浮き上がる感じ。
これは、ただの熱。きっと。
「…君の家か本部施設が一番いいのだろうけど、このまま行くには少し遠いな」
話す声。音だけではなく、背中を通る穏やかな振動として伝わってくる、温かな声。
雨の音が響く。身体がその背中に重みを預けていくのを感じながら、何度も傘の柄を握り直した。
何度握り締めても足りないような気がした。
わたしではなく、彼が濡れてしまうことが、とても厭だった。

「この雨の中を運んできたぁ?! 何考えてんのよ、あんたは!」
「アスカ、そんなことより早く綾波をどこかに寝かせないと。…うわ、すごい熱だ」
「わかってるわよ! あたしが見てるから、あんたはさっさと布団敷くの! ほんっとノロマなんだから!」
「レイって、何かアレルギーとかはなかったわよね? 普通の風邪薬でいいんだっけ?」
「大丈夫だと思いますけど」
「念のため、赤木博士に連絡しておいた方がいいかな」
「はい、とりあえずあたしの替えのパジャマ。ちゃんと洗ってあるから大丈夫だと思うけど」
「あーあ、これまたひどく濡れたもんね。ちょっと、あんた平気? 自分で脱げる?
…ッ、そこの男二人、ぼけっとしてないでとっとと出てく! ったくデリカシーのかけらもないんだから!」

目を開くと、葛城三佐が上から覗き込んでいた。
「大丈夫、レイ?」
「…はい」
身体はまだぐったりしていたけれど、さっきよりは気分が良かった。
784名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/24(月) 14:32:23 ID:???
「何か飲む?」
ゆるゆると首を振り、周りを見た。頭を傾けると少し芯がうずいた。顔をしかめる。
「まだ寝てていいわ。本部とリツコへは、私から連絡入れといたから」
人声がして、静かに襖が開いた。三佐は少し怖い顔になって振り返った。抑え目の声で叱る。
「ちょっと二人とも、まだ駄目だって言ったでしょ」
「ファースト、起きたの?」
弐号機パイロットが真っ先にいつもの顔を覗かせた。後ろから碇君がおずおずと声を出す。
「大丈夫? 綾波」
三佐は呆れたようなしかめ顔になった。襖がもう少し開いて、斜めになった視界が広くなる。
こちらを見守る二人に少しずつ目を留め、それからその向こうに視線を凝らした。二人の陰になって
天井と壁の上の方しか見えない。ふうっと、身体が重みを増した。
そのとき、タオルを肩にかけた彼が通りかかり、足を止めた。わたしを見つけて優しい表情になる。
それだけで、嘘のように身体の辛さが楽になった。
「まだ、ちょっち熱があるか…今日はこのまま泊まってった方がいいかもね。
風邪って油断できないって言うし」
「ま、あたしの部屋を取るわけじゃないんなら、別にいいけど」
「なんでそういうこと言うんだよ」
「何よ、じゃああんたが自分のベッド提供すれば? 仲いいんだしさ」
「なっなんでそうなるんだよ?!」
「二人とも、静かにしなさい。レイけっこう具合悪いんだから」
785これでオワリ:2005/10/24(月) 14:33:23 ID:???
人の声が周りを包む。少しずつ、その響きがぼやけていく。
「…は〜い。あ、そうだ、あんたはどうするの? もうちょっと休んでけば。まだ雨、やんでないでしょ」
「いや、僕は…」
何かが、眠りかけていたわたしの目を開かせた。
断りかけていた彼の目がわたしの視線を見つけ、ふっとなごんだ。信じられないほどの安堵がこみ上げて、
わたしはどうしていいのかわからずに、目を逸らした。
「…そうだね。お言葉に甘えて、もう少し雨宿りさせてもらうことにするよ。
構いませんか、三佐?」
「何言ってんの、大歓迎よ。渚君がウチに来ることなんかめったにないんだし」
「じゃ、何か飲み物でも用意するね。あったかいものの方がいいかな。紅茶でいい?」
「ありがとう。頂けるかな」
「あたしのは、お砂糖二杯ね。ミルクも入れなさいよ」
「もう、なんでアスカが注文するんだよ。ミサトさんは?」
人の声がまた、ゆっくりと渦を巻いてかすんでいく。
目を上げると、彼はまだそこにいて、わたしを見ていた。
少しずつ感覚がほどけていく。また、あの浮き上がるような、安心するような、温かな感じ。
頭はぼうっとしているのに、身体は彼の細かな動作や表情の変化に、知らない反応を起こし続ける。
心は、わからない。わからないけれど、でも。
…いいえ、風邪のせい。きっと、それだけのこと。
それでもわたしの目は、重いまぶたに遮られてしまうまでずっと、そこで微笑んでいる彼を見ていた。


長杉。ごめんよ。
786名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/24(月) 15:01:32 ID:???
風邪ネタの投下ラッシュすごいなwみなさんGJ!
こうやって何か一つお題を決めて、みんなで投下し合うってのも(・∀・)イイ!!ねw
787名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/24(月) 17:48:46 ID:???
風邪フィーバーキタ━━(゚∀゚)━━!!
788名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/24(月) 18:45:39 ID:???
そういやエヴァ2でカヲルはミサトのマンションには行けないけどレイのマンションには行けるんだよな。
つまり夜這(ry
789名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/24(月) 23:53:23 ID:???
カヲレイの、例の動画見つけますたwカナリ萌え(*´Д`*)
ていうか、これガイナのやつですよね。
てことは、カヲレイは公式カプということに…!
790名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/24(月) 23:56:04 ID:???
>>789 何処で見つけたの?教えてください。
まだ見てないから見たい見たい見たい!!お願いします!!
791名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 00:01:20 ID:???
ネサフしてて偶然見つけたからなあ…何処のサイトか覚えてないスマソorz
うpすればいいかな?やり方知らんのだけど
792名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 00:09:13 ID:???
貞本エヴァスレのバレ(本物かわからない)によると
今月カヲレイくるらしい
これは期待していいのか?
793名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 00:13:48 ID:???
790です。
>>791 そうですか・・。早い返信ありがとうございました(´∀`)
うpの仕方私もわかりまへんです。すみません・゚・(つД`)・゚・
なんか携帯からしか見れないというような話も聞いたのですがPCでも閲覧可能ですか?
794名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 00:32:41 ID:???
>>793
漏れがパソコンで見つけたから大丈夫だよw
うpの仕方知らんでスマソ。

>>792
マジか!?本当だったら、ココ祭になるぞw
795名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 00:36:21 ID:???
>>794 貴重な情報ありがとうございます。
>>792 貞カヲと貞レイでカヲレイか!想像つかないなー。
カヲルとレイには末永く(というか永遠に)ラブラブでいてほしい。

だってあの2人幸薄すぎ・・・。
796名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 00:52:31 ID:???
>>794-795
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1129541137/

このスレがおもしろい雰囲気になってる
でもまだ確定じゃないからあまり期待しないでおくよ
797名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 00:57:24 ID:???
エヴァ2でレイプレイをやっていたがシンジが不甲斐ないせいでカヲルは潰された。
傷を癒させてくれ・・・・・・。
798名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 00:57:41 ID:???
貞本エヴァスレすごいことになってるなw
これでデマだったら、ネタバレした奴ら袋だたきだよね…
799名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 01:59:30 ID:???
>>795
捨てアドあれば、メールで添付して送れるかも。
800名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 14:07:30 ID:???
ちくしょう・・・だまされた・・・
801名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 14:52:35 ID:???
....。
802名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 15:04:08 ID:???
まあ、なんかおかしいだろうと思ってたけどな。
いざデマと知ると………orz
803名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 16:36:45 ID:???
みんな…こめん
804名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 17:17:45 ID:???
なんか…立ち直れない
805名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 17:23:28 ID:???
この虚しさを埋めるためにカヲレイ絵でも描いて補完するか…。
806名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 17:26:33 ID:???
>>805頼んだぞ
807気まぐれ名無しのLRK:2005/10/25(火) 17:54:53 ID:???
壮大に釣られてしまいますたな…

>>805
頼みます(`・ω・´)ゞ
808805:2005/10/25(火) 18:06:08 ID:???
わかりました。拙いですが、がんばります。
うぷのやり方がわからないので教えていただけるとうれしいです。
809名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 18:08:17 ID:???
嘘バレの犯人出てきてください
ここにいる事は分かってるんでつよ(`ε´)
810名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 18:08:54 ID:???
ネタだったのかーーーー。・゚・(ノД`)・゚・。
けど凄い萌える展開だったね・・ケンカ吹っかけてキスって。
つい信じちゃったし凄い釣り師だ。
811名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 18:21:18 ID:???
あの釣り師にカヲレイ小説書いて欲しい
812名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 18:52:36 ID:???
ウソバレにインスパイヤされた人、ちょっとあのシチュエーションのSS書いてみてください。
813名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 19:00:45 ID:???

 ∧||∧
(  ⌒ ヽ
 ∪  ノ  
  ∪∪
814名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 19:09:17 ID:???
>>813
気持ちは解るけど…wイキロ!いや挫けず共に生きよう。

>>808
ttp://eva-2ch.hp.infoseek.co.jp/
のサイトの「エヴァ板専用あぷろだ2」ってとこに
出来るだけ100kb以内にしてjpg png gifのどれかでうpするといいかも。
待ってますヽ(´ー`)ノ 
815805:2005/10/25(火) 19:49:16 ID:???
814
ありがとうございます!がんばります。
816名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 20:09:36 ID:???
嘘バレだったか・・・ありえないのに信じてしまった自分カナシス・・・
817名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 22:43:57 ID:???
ttp://f17.aaa.livedoor.jp/~support/upload/dat/eva759.jpg
ここで漏れが空気読まずに投下w
即興で描いたので汚くてスマソ。
おまいらの傷を少しでも癒せたらと思ったんだ。
818名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 23:03:57 ID:???
>>817
GJ!!二人とも目あけてるとこがらしいw
またこのスレでひっそり萌えていこう。
819817:2005/10/25(火) 23:10:27 ID:???
言い忘れてたがこの絵は、例のネタを想像(妄想)したもの。
できるだけ原作に近づけようと思ったができなかった。スマンorz
820名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/25(火) 23:16:09 ID:???
そうだと思ったよ!本ネタのようにカヲルが’試してる’感じだし
レイも三人目っぽいし。乙!
821805:2005/10/26(水) 02:53:57 ID:???
ttp://f17.aaa.livedoor.jp/~support/upload/dat/eva765.jpg
描いてみました。荒くてごめんなさい。
822名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/26(水) 10:12:05 ID:8GemeSr3
>>817>>821
ハァーン!!グッグッGJ!
823名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/26(水) 10:13:10 ID:???
ageちまったすまねえ・・・
824名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/26(水) 11:44:51 ID:???
ネタでもここが活性化して良かったな。でも見たかった…orz
825名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/26(水) 12:07:45 ID:???
まあキスとかはなくても、カヲルとレイ3はいつか接触するだろう
826名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/26(水) 15:57:53 ID:???
うんただの会話、接触だけでも嬉しい。それに期待
827名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/26(水) 19:33:34 ID:???
な、なんかプチ祭りに乗り遅れた・・・LRKな釣りまであったなんて良い意味で凄い!

>>764-770
イイ!貞本カヲルの性格に感じた。
770の初め三行に激しく萌え!

>>772-776
独特の文体が面白い!ヒゲとかww
カヲルにしがみついて駄々こねるレイ可愛すぎ。

>>780-785
レイ視点がイイ!おんぶ萌え。
アスカとシンジも心配してくれていいなぁ。

>>817>>821
GJGJ!見かけ的にもこの二人は面白い、萌える!

作品投下された方々乙です。
風邪祭り万歳!どれも季節を感じて面白かったです。
828君は僕と同じ香りだね 1:2005/10/26(水) 22:18:47 ID:???
こんにちは。碇シンジです。
前からずっと思っていたんだけど、僕の周りには綺麗な髪の毛の人が多い気がする。
みんなの美しい髪の秘密はなんなんだろう?
そこで、みんなに突撃インタビューしてみたんだ。
これはその報告書。よかったら参考にしてみてください。


シンジ「アスカ、ちょっと聞きたい事があるんだけど・・・」
アスカ「何よいきなり」
シンジ「あ、あのさ・・・アスカの髪ってすごくサラサラで綺麗だよね・・・」
アスカ「あったりまえじゃなーい。アンタの家系とは違うんだから」
シンジ「あ、家系なの?じゃあ、特別手入れとかはしてないの?」
アスカ「そんなわけないでしょ〜。美は影の努力で支えられてるのよ」
シンジ「へぇ・・・アスカでも努力するんだ・・・」
アスカ「何か言った?」
シンジ「え!?い、いや、何も!」
アスカ「そう。ってか、アンタの聞きたいことってそれだけ?」
シンジ「あ、その、どんな努力してるのかな〜って」
アスカ「フランスの超有名ブランドのヘアケアセット使ってるの。
   ま、アンタにはわかんないだろうけどね」
シンジ「へぇ〜。・・・なんだかよくわかんないけどスゴイや・・・」
829君は僕と同じ香りだね 2:2005/10/26(水) 22:20:14 ID:???
シンジ「ミサトさんって綺麗な髪の毛ですよね」
ミサト「あら、いきなりどうしたの?褒めても何も出ないわよv」
シンジ「いや、そのツヤツヤの髪をキープするにはどうするのかな〜って・・・」
ミサト「そ〜ねぇ。最近マイナスイオンドライヤー使い始めたからかしら」
シンジ「マイナスイオン?」
ミサト「そうなのよ〜。テレビショッピングでね、モデルの人の髪がきれいなんだもん〜」
シンジ「て、テレビショッピングかあ・・・」
ミサト「そうそう、このルージュもそうだし、このイヤリングもね。
   あ、あと、このストッキングもそうだわ。それからキッチンにある浄水器・・・」
シンジ「も、もういいです・・・」


シンジ「赤木博士の金髪って、地毛なんですか?」
リツコ「シンジ君にしては珍しい質問ね」
シンジ「あ、す、すみません・・・聞いちゃいけなかったですか?」
リツコ「とんでもない。いいわよ、教えてあげるわ。これは地毛ではないのよ」
シンジ「そうなんですか。染めてるのに、全然痛んでなさそうですごいですね。
   特別に何か手入れでもしてるんですか?」
リツコ「某メーカーの、カラーリングした髪専用のトリートメントをしているの」
シンジ「へぇ〜。やっぱり、その人にあったケアが必要ってことですね」
リツコ「そうよ。どの製品にも長所と短所があるから、
   どれが自分に会うのかをしっかり見極める目が必要ね」
シンジ「勉強になりました!ありがとうございます」
830君は僕と同じ香りだね 3:2005/10/26(水) 22:21:32 ID:???
シンジ(・・・あ、渚だ。何か聞きにいくの嫌だな・・・でも、あの髪は非凡の綺麗さだ・・・。
   どうしよう・・・また変な風に絡まれたら困るし・・・ああ・・・でも気になる・・・。
   ・・・あれ?隣にいるの綾波?なんでアイツと一緒にいるんだ・・・?)
カヲル「やあ、シンジ君。なんでそんなとこでボーっとしてんの?」
シンジ「げっ!あっ、あ、いや別に何も・・・」
カヲル「ペンとメモ帳なんか持って何もないとは変なの」
シンジ「うるさいな・・・ほっといてくれよ・・・。というか、何で綾波が一緒にいるのさ?」
カヲル「ちょうどゲートのところで会ったんだよ。
   ここの仕組み、なかなか覚えられなくてさ。案内してもらってるんだ」
シンジ「なんだ、そういうことか・・・」
カヲル「君こそこんなところに一人でいるの不自然じゃないか」
シンジ「不自然で悪かったな・・・。ちょっとインタビューしてたんだよ」
カヲル「インタビュー?そんなことしてどうするの?」
シンジ「なんでもいいだろ。知的好奇心ってやつ」
カヲル「へー。どんな内容?」
シンジ(こいつしつこいな・・・。でもまあ、好奇心なら渚の方が強そうだ。
   せっかくだから、ちょっと聞いてみるかな)
シンジ「髪の毛のことについて、色んな人に聞いて回ってたんだよ」
カヲル「髪?ああ。この、頭を保護する毛のことね」
シンジ「そうそう。ただ、今の時代はオシャレの道具みたいになってるけど」
カヲル「ふ〜ん、おもしろいことするんだね。で、その、髪が何なの?」
シンジ「髪の毛が綺麗な人はどんな手入れをしてるのかな〜と思ってさ」
カヲル「なるほどね」
シンジ「君は何かやってるの?」
カヲル「え?」
シンジ「髪の毛だよ。まあ、君はそんなのに興味なさそうだけど」
カヲル「失礼だな。僕だって髪ぐらい気を使ってるよ」
シンジ「へぇ〜。どんなこと?」
カヲル「サロンの秘密さ」
831君は僕と同じ香りだね 4:2005/10/26(水) 22:22:35 ID:???
レイ「フィフス・・・その台詞、アナタが言うものじゃないわ」
カヲル「わっ!なんだよ、いきなり喋るからびっくりしたじゃないか」
レイ「だってあまりにも不似合いなんだもの」
カヲル「興味本位で言ってみただけだろ〜いいじゃないか」
レイ「本当は何を使っているの」
カヲル「適当に備え付けのやつをだよ」
レイ「そう」
シンジ「あ、あの・・・僕を置いていかないでくれないかな」
カヲル「あ、ごめん」
シンジ「じゃあさ、綾波は何を使っているの?」
レイ「私、私は・・・」
カヲル「ファーストが使ってるのはシャボン玉セッケンだよ。
   僕や彼女は化学物質過敏症でさ、人工の洗浄剤は身体に合わないんだ。
   だからできるだけ自然に近いものを使ってるってわけ。
   でもさ〜聞いてよ。ファーストったら、シャボン玉セッケンだからって
   お風呂に入るときはストロー持ち込んで本物のしゃぼん玉作ってすごく楽しそうに遊ぶんだよ。
   でさ、今度は巨大なの作って中に入りたいとか言い出すし。もう、セッケンだらけになっちゃうよ」
シンジ「お、お風呂って・・・・・・・・・あ・・・・・綾波・・・」
レイ「何を言うのよ(照」



カヲレイです。誰がなんといおうとカヲレイです!・・・最後が。
・・・なんか、色んな意味ですみません・・・orz
あのCM見たらじっとしていられなくてw
832名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/26(水) 23:07:57 ID:???
             '⌒⌒ヽ
            ′从 从)
シャボンダマ トンダ〜 ヽゝ゚ ー゚νっ= 。o O
833名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/26(水) 23:17:23 ID:???
GJ!!!面白かったw一緒にお風呂で楽しそうに遊んでる二人想像したw
アスカミサトリツコもいいね。

気になってたけどやっぱりあのCMの声の中の人はカヲル役だったか!
834名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 00:39:59 ID:???
一緒に風呂入ってるのか。
ネルフ大浴場だったら問題になるなw
835名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 00:41:54 ID:???
青葉「シゲルです・・・。俺のサラサラヘアーは無視ですか・・・。
中の人も毛の王国出身なのにこの仕打ちはあんまりとです・・・。」
836名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 00:50:36 ID:???
>>828-831
(*´Д`)ハァハァ
837名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 01:37:58 ID:???
副司令の見事なロマンスグレーも無視か・・・
838名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 01:49:17 ID:???
このスレ読んでみたけど、クソ長氏はネ申だな。
839名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 02:21:29 ID:???
ROM含めても住人少なそうなのに職人さんは結構いてくれて嬉しい感じ

>>828-831
GJ!題名も(・∀・)イイ!!
>>835,837
ワロスwww
840名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 03:22:17 ID:???
カヲレイができるゲームって何がアル??
(・∀・)
841名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 06:07:22 ID:???
このスレでカヲレイに目覚めました
神職人の皆様方
GJ!!!!!!!!!!
842名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 07:02:49 ID:???
>>835
つまりお前はこう言いたいんだろ?

シンジ「その鼻毛本当に綺麗ですね。手入れしてるんですか?」

そろそろスレ違い。
843名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 09:48:27 ID:???
>>831です。
受けがよかったようで嬉しいっす!ありがとうございますw
シゲルも候補にはあがったんだけど、やっぱり髪といえば女性かなと。
これからもヘボいのばっか投下しますがよろしく。
このスレはマターリしてて大好きなんでw
844名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 20:00:03 ID:???
悲しいな。過去ログ紛失しちゃったよ・・・。
845名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 21:04:09 ID:???
過去ログ見てみたいけど、漏れのパソコンじゃ無理だ(´・ω・`)
過去ログあればまとめサイト作りたいんだがな〜
846名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 21:38:05 ID:???
こんなスレあったのか・・・気付くの遅いわ自分orz
今いっきにここ全部読んだ。いやー良いわ・・・前からだけどもっと好きになったよ
でもほんともっと早く気付いてりゃ良かったな。ネ申絵師さんの絵も見逃すし・・・orzorz
特に>>403>>410 観たかった・・・(つД`)
あげてくれた人いたら是非もう一度あげて欲しい・・・スルーしてくれorz
847名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 21:53:54 ID:???
ttp://f17.aaa.livedoor.jp/~support/upload/dat/eva772.gif
これだけなら漏れも持ってるからドゾー。ガイナのカヲレイキス動画。
848名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 22:23:57 ID:???
>>844,845
にくちゃんねるを使いなされ。
ttp://makimo.to/2ch/

カヲル×レイの可能性を前向きに考えよう
ttp://makimo.to/2ch/comic4_eva/1042/1042163288.html
カヲル×レイの可能性を前向きに考えよう・2スレ目
ttp://makimo.to/2ch/comic5_eva/1084/1084932467.html
849名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 22:25:19 ID:???
>>847
おぉ・・・ネ申よ・・・有難う!!
滅茶苦茶萌えた
850名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 22:28:00 ID:???
>>849
携帯でガイナでとれるよ!
これレイを見るカヲルの表情が優しくて萌え。舞う雪もいい。
851名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/27(木) 23:14:17 ID:???
>>848ありがd!
しかし、サーバーの調子悪くて見れないorz
まあこのスレだけでも十分マターリできるから我慢します。
852名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/28(金) 02:42:03 ID:???
ガイナサイトのどこでカヲレイムービーとれるのかわかんないお(っ´д`)゜。
誰か教えて…
853名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/28(金) 11:36:06 ID:???
>852
それ、結構ループしてる質問で、何度か親切な人が答えてくれてたよ。
「キス動画」とかで検索かけながら、スレをざっと見てみればいいんじゃないかな?
どっかに答えが載ってると思うよ。
854名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/28(金) 17:15:05 ID:???
>>853マリガト(・∀・)>>511に書いてあった!!
でも◇Iアニメって事はドコモじゃないと見れないのか…(っД`)
855名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/28(金) 22:22:31 ID:???
カヲルって一人暮らしかな?
856名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/28(金) 23:12:34 ID:???
確か一人暮しじゃなかったっけ。
てか、カヲルって食欲はないんだろうか?レイは食事してたよね。
よく、使徒だから食事しなくても平気とか書いてあるけど、
睡眠とってるみたいだし栄養も必要なんじゃないかと思うんだが。
857名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/28(金) 23:40:11 ID:???
カヲレイキス画はもう
時代遅れデスカ…(っД`)
858名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/29(土) 15:51:50 ID:???
うろ覚えだけどエヴァ2のカヲルはS2機関を封印してるから食事も睡眠も必要って聞いた記憶が・・・。
個人的には物食べられた方がいいな。
859名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/29(土) 16:47:21 ID:???
カヲルとレイが好きな食べ物ってなんだろう
860名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/29(土) 17:09:20 ID:???
二人ともベジタリアンなんだよきっと

(・∀・)ヘボ投下します色塗ってなくてスマソ
http://f.pic.to/4uu1t
861名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/29(土) 17:37:46 ID:???
萌えた
862名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/29(土) 21:43:27 ID:???
エヴァ2でお腹がすいたらしいカヲルに何か食べ物がないかと言われたので、
プリン(150円)を差し出してみた。友情・親愛評価が急上昇した。
結論:カヲルはプリンが大好きだ
863名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/29(土) 23:53:28 ID:0seGnZbg
あげるお
 '⌒⌒ヽ.'⌒⌒丶 
′从 从)ノノハ  ミ
ヽゝ゚ ー゚ν´∀` リb   
0   ⊃と   )
 、_つ(_(__)
864名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/30(日) 00:43:51 ID:???
特に貞カヲは甘いものとかお菓子が好きそうな感じがするねw
漫画で何か食べるシーンがあればいいのになあ
865気まぐれ名無しのLRK:2005/10/30(日) 06:02:08 ID:???
「ただいまぁ〜おやつは?」
ノックも無しにいきなりレイの部屋へと飛び込んできたカヲルの第一声
「はぁ…今用意するわ」
「毎日悪いね、でも君の作ってくれたおやつ程僕を虜にさせる物はないよ」
まだ中身の少ない食器棚から皿を一枚とりだしながらカヲルの言葉に頬を緩ませるレイ
「今日はプリンよ、いつものように味は保障しないけど」
スプーンを片手に既にカヲルは準備万端だ
「そんなこと言わないでよ、腕は確実に上達しているし毎日期待してるんだからね」
カヲルの前にプリンが置かれる、ホイップクリームとさくらんぼで綺麗に盛り付けてある
「早いね、それじゃいただきます」
「毎日のことだから慣れたわ、いただきます」


不調だ…〇| ̄|_
後はご自由に脳内補完してください
866名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/30(日) 07:49:13 ID:???
ttp://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/81731403
こんな小さな絵にさえハァハァしてしまう自分・・・orz
867名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/30(日) 17:22:01 ID:???
>>865
GJ。やらないか。
868名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/30(日) 17:31:45 ID:???
シコシコして逝く瞬間にティッシュを取ろうと
思ったのですが1枚もありません。
チンコの皮を思いっきり引っ張り皮の中に精子を
貯めトイレにダッシュしたのですが段差でつまづき
精子を廊下にブチ撒けた瞬間にファーストに見つかりました。
慌ててカルピスを溢したと言い訳したのですが
どう見ても精子です。
本当にありがとうございました
869名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/30(日) 17:58:45 ID:???
ワロス
870名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/30(日) 18:07:14 ID:???
AAつくってみた


         '⌒⌒ヽ.'⌒⌒丶  
         ′从 从)ノノハ ,ミ    
       ___ヽゝ゚ ー゚νソc´ー`リ_
      / \(;゚;;)且(;゚;;)且___\  
     .<\※ \______|i\___ヽ.
        ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽ
        \`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐>
          ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|
               \|       |〜
871名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/30(日) 18:25:25 ID:???
SUGEEEEEEEEE!!!!GOD JOB!!!!!!
872名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/30(日) 20:40:52 ID:???

          ) )     
     |    ((        | |\
     |     ))   '⌒⌒丶 | | .|
    '⌒⌒ヽ____ノノハ  ミ_| .\|
    ′从 从)    (´ー`*リ \≒
  /ヽゝ゚ ー゚νっ= 。o O"'''"    \
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
  |______________|
                
  
しゃぼんだましてるところ
873名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/30(日) 22:45:26 ID:???
>>865GJ!!!
>>866自分もwただ二人座ってるだけなのにw
>>870-872 凄い、可愛すぎ。マターリしててイイ
874名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/30(日) 23:50:38 ID:???
>>868
普通に誤魔化しきれちゃいそうな怖さがある。

ところで二人が見るテレビ番組って何だろうな。
世界の車窓から・・・はセカンドインパクトで水没したからやってないか。
875名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/31(月) 00:37:10 ID:???
ヘボ画投下
http://e.pic.to/73d0b
下手でゴメソ…貞みたいに書けたらいいんだけどorz
876名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/31(月) 01:32:26 ID:???
乙!レイの耳が少し出ててかわええwカヲルの口デカイのもいいね。
877875:2005/10/31(月) 02:45:09 ID:???
もう一枚がんばる
ヘボでもいいさぁ
878名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/31(月) 02:51:34 ID:???
>>877
がんがれ!できればお風呂絵を
879名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/10/31(月) 17:53:48 ID:???
カヲル「コタツでみかんはいいねぇ。リリンの生み出した文化の極みだよ。これもうまい具合に四季が戻ってくれたお陰だね」
レイ「そうね。ところでなんであなたが私の家にいるの?」
カヲル「おや、僕が君の家に行くのに理由なんかいるのかい?あ、みかんの皮は捨てないでくれよ。」
レイ「・・・///。・・・どうして皮を捨てちゃいけないの?」
カヲル「ちゃんと使い道があるのさ。」

カヲル「ほら、こうやってお風呂に入れれば身体も温まるし、香りもいいだろう?」
レイ「・・・そうね。ところでなんであなたが私の家のお風呂に浸かってるの?」
カヲル「僕が君と一緒にお風呂に入るのに理由なんか・・・」
レイ「いるわ。」
880名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/02(水) 06:04:10 ID:???
>>879
夫婦漫才のようで和みますなぁ
881名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/03(木) 00:47:46 ID:z5BH5O6B
あげます
あげます
882名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/04(金) 02:09:50 ID:???
ほしゅ
883名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/04(金) 20:49:21 ID:???
二人に酒飲ませたらどうなるかな?
884名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/04(金) 21:16:50 ID:???
二人ともすぐ寝ちゃいそうだな。
885名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/04(金) 22:21:07 ID:???
ミサトが仕事でいない隙を見てみんなで酒盛り。ところがちょっと飲みすぎて寝ちゃうカヲル君。
かなりアルコールが回っているのでとりあえず服を脱がせてベッドに寝かせるが、介抱してるうちに自分も寝てしまうレイ。

やがて意識を取り戻すカヲル君。酒を飲んだところから記憶が無く、上半身裸なのとレイが近くで寝てるのとでちょっと焦る。
慌ててレイを起こして何かしてないか聞く。

カヲルの憔悴っぷりから事情を悟るレイだったが、ちょっとした悪戯心が芽生えてきて一言、
「自分の胸に聞いてみたら?」
シンジ他の連中も「かなり激しかったね」「責任とりなさいよ」などと追い討ち。

元々白い髪をさらに真っ白にして固まるカヲル君。
886名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/05(土) 01:16:14 ID:6HFIFlov
>>885 その後、顔を真っ赤にして真剣な顔でレイを見つめ、
「・・・・・・責任を取ります。その・・レイ、僕とけっこ」と言いかけたところで
同じく顔を真っ赤にしたレイにあわてて口をふさがれるカヲル。
887名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/05(土) 01:17:44 ID:6HFIFlov
ごめん>>885氏勝手に続けちゃった。
888名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/05(土) 14:29:37 ID:???
萌萌
889名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/05(土) 14:35:45 ID:???
レイ!せっかくのチャンスなんだから最後まで言わせないと!
綾波サンいたずらっこで恥ずかしがりやでかわええなw
890名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/05(土) 16:13:24 ID:???
このスレに触発されて、自分でもカヲレイ描いてみますた。
投下〜。
http://f17.aaa.livedoor.jp/~support/upload/dat/eva787.jpg
891名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/05(土) 17:11:37 ID:???
>>890携帯じゃみれないorz(/Å`)
892名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/05(土) 17:15:03 ID:???
893891:2005/11/05(土) 17:18:43 ID:???
見れた!!
照れてるレイかゎぇぇ…(*´д`*)
894名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/05(土) 20:04:01 ID:???
>>886
アスカやトウジはもちろんシンジやヒカリも無責任に囃し立てる。
耳まで真っ赤にしてカヲルの手を引っ張りながらマンションを出て行くレイ。

次の日、二日酔いに苦しみながら登校したシンジたちは二人の薬指におそろいの指輪を発見し絶句。



ごめん。何があったかまでは考えてない。
895名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/06(日) 09:32:38 ID:???
渚と綾波が付き合ってるらしい。おかげで俺だけ一人身だ。
   |            \
   |  ('A`)   ギシギシ
  / ̄ノ( ヘヘ ̄   アンアン
      ↑       /
     ケンスケ
896名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/06(日) 09:56:27 ID:???
>>890
レイがメッチャ可愛いw(*´Д`)ハァハァ
乙デス!
>>894
婚約指輪キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
結局レイは恥ずかしがりながらもプロポーズまでこぎつけたわけですねwナイスだレイd(`・ω・´)
897名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/06(日) 11:10:33 ID:???
ケンスケワロス
898名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/06(日) 19:24:24 ID:???
長期休業を利用して旅行に行ったら部屋に布団が一組しか敷かれいなくて無言になってしまう二人。
899名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/06(日) 22:19:39 ID:???
>>898
洗面所でどうするか一人で悩んで、やっと決心して部屋に戻ってみると、
既にレイがもう一組の布団を敷いていて、
(だよねん)と、心の中で呟くカヲル
900名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/06(日) 22:22:53 ID:???
カヲルは一体どっちの決心をしたのか
お聞かせ願おうか
901名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/06(日) 22:39:16 ID:???
「『据え膳食わぬは男の恥』って言うじゃないか」
「何を言っているんだい、僕らにはまだ早いよ」
悪「でも、ここで何もしなかったらレイに不能だと思われるんじゃないかな?」
天「レイがそんな事考えるわけないだろ?」
悪「でも、最近セカンドに感化されてきたから、一概にそうは言えないさ」
天「セカンドと言えば、この宿を調べたのは、彼女だったよね?」
悪「うん。見事にやられたね。でも、その好意を受け取るべきじゃないかな?」
天「だから、駄目だよ。ここは紳士的に夜を明かすべきだよ」
悪「わからないな? 君はレイの事は嫌いなのかい?」
天「嫌いなわけないだろ」
悪「なら、なんらかのアクションを行うべきだよ」
天「でも、それで嫌われたら…」
悪「大丈夫、同じ宿に泊まるということは女性の方も何かを期待しているんだ」
天「それは何の情報?」
悪「相田君だよ…」
天「…当てにならないな、彼には失礼だけど」
悪「じゃあ、どうするんだい?」
天「・・・・・・・」
悪「・・・・・・・」

ふっ───

シンジ「ああ!! 飛ばしたぁっ!」
アスカ「飛ばした? 飛ばしたって何をよ?」
シンジ「カヲル君は自分でもどうしようもない問題にぶつかると、意識を宇宙に飛ばして
   問題をうやむやにするんだ!!」
アスカ「なにそれ!? 超現実逃避じゃない」
902名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/06(日) 22:51:35 ID:???
>>901
逃げちゃ駄目だカヲルくん!!(w
903名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 00:25:28 ID:???
カヲル君がギャグキャラにw

…だがそれが良いwww
904名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 01:19:08 ID:???
今日エース買ってきたんだが、

・UFOキャッチャーに
「EXフィギュア THE RED EYEZ」登場予定

ってカヲレイの事デスカ?
がいしゅつだったらスマソ
905名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 01:37:07 ID:14gpm/3U
>>904
俺もそれ気になってた
しかしゲーセンフィギュアには詳しくないからなあ・・
ああいうのって初心者でも結構簡単に取れたりするの?
スレ違いすまそ
906名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 01:53:08 ID:???
俺はゲーセン苦手だからなぁワカンネ
最近カヲレイで萌えつきそうだ
907名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 12:54:03 ID:???
ぐぐってみたら、例のレモン食べたレイとカヲル君が出てきた。
2体別々に飾れるみたい。合わせるのも可。

人気の景品になると設定厳しかったりするし、
臨機応変な獲り方も必要になってくるから
初心者にはけっこう厳しいかも…。
素質や運もあるけどね。
908名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 13:26:58 ID:???
909名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 15:32:54 ID:???
オークション待っとこうかな
910名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 15:33:10 ID:14gpm/3U
UFOキャッチャーとかだめだ・・
友達にぬいぐるみ取ってもらったことしかない


欲しい・・
911名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 15:42:01 ID:???
表紙のヤシも作ってくれたら
いいのに!!ソファ付きで
912名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 16:44:33 ID:???
表紙のやつかっこいいよなー
913名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 17:40:07 ID:???
むちゃくちゃ欲しいけど一回やって取れなかったら取れるまで何千円も注ぎ込みそうで怖い
>>911
いいねそれ
914名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 17:56:50 ID:???
俺の住んでる田舎にはゲーセンなんて気の利いた施設はない・・・。
だからこのスレの萌え話で我慢。
915名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 18:06:54 ID:???
健全にオークションに出るのを待ちます
916名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 19:41:39 ID:???
いくらぐぐってもカヲレイの携帯サイトが一つもないのはナゼですか
917名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 19:58:54 ID:???
「・・・こんなとき私はどうすればいい?
『使徒風情がよくもレイをキズモノに!』とちゃぶ台をひっくり返しながら怒鳴ればいいのか、
それとも『・・・レイのことを頼むぞ』とちょっと照れながら酌をすればいいのか・・・。
教えてくれぇユイー!!!」
「指令・・・どうして頭抱えて叫びながらゴロゴロ転がっているんですか・・・?」
「赤木博士・・・なぜだ・・・?」
「・・・は?」
「なぜMAGIに『父親』が無いのだ!肝心なときに役に立たないではないか!うおおおおー!!!」
918名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 21:47:25 ID:???
笑えばいいと思うよ。
919名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 22:19:02 ID:???
>916
安心しろ、パソコンのほうでググってもカヲレイサイトそんなにはない。

(つДT)
920名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 22:21:15 ID:???
そんなにどころかひとつもない
921名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/07(月) 23:07:52 ID:???
ひとつだけ知ってるけど
過疎化してる
922名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 00:12:12 ID:???
>>921
うp汁
923名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 00:12:33 ID:???
俺がそのうちつくる
924名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 00:13:57 ID:???
>>923
がんばれ!
925名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 00:24:49 ID:???
リニューアルしたみたひ
http://hp9.0zero.jp/171/kw4lre0ipygn/
主はねらーだろうな、過疎だが盛り上げよう
926名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 00:31:22 ID:???
過疎ってるな・・・。
でも作品はこのスレに投下すれば済むことだし、活性化は厳しいか?
927名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 00:39:03 ID:???
>>925
ウワァ…
928名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 01:03:02 ID:???
>>917
ゴロゴロで不覚にもワロタ。
そういやゲンドウはカヲルのことをどう思っているやら・・・。
929名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 02:26:30 ID:???
>>925
ごめんそれアタシのサイトだwww
930名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 02:39:47 ID:???
過疎っぷりが証明されたわけだが(つДT)
931名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 14:59:34 ID:???
>>925
( Д ) ゜   ゜
932名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 15:35:41 ID:???
サイトつくってみようかな
しかしタイトルが思いつかん
正直>>925のタイトルはシンプルで魅力的だと思った
933名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 16:41:48 ID:???
カヲレイの漫画とか書いて欲しい
934名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 18:08:51 ID:???
>>931
ごめん…
でもどうやって活性化させるのかわからんのよーヽ(´Д`)/
パソないからまとめサイトも作れないしなぁーorz

>>933
アタシも読みたい
935名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 18:52:14 ID:???
HP個性があっていいねぇ「カヲレイ推奨委員会」!黒地にビビットピンク好きだ。
活性化かー「推奨」だから何も知らない人にカヲレイの魅力を紹介とか…?

けど、このスレ自体ちょっと活性化したね、
こじんまりと同じカヲレイスキ同士でちまちまやってきて満足だけど
過疎ってた時と比べたら今はちょっと人が増えた気がするし。
936名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 19:02:11 ID:???
。・゚・(つд∩)・゚・。 ウエーンウエーン>>925のホムペが見にくいよぉ〜

…つ・д∩)チラ・・・

…(つд∩) ウエーンウエーン お目々、しぱしぱするよ〜

…つ・д∩)チラ・・・

…(つд∩) ウエーンウエーン 
937名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 19:11:13 ID:???
レイを喜ばせようとシンジに料理を教えてもらうカヲル君。

ミサトのマンションはニンニク小屋になりました。
938名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 20:30:18 ID:PjBduL1u
ここは、カヲル×レイの可能性を考える上で、興味深いサイトであると思います。
それに今カヲルとレイがくっつきそうなので↓

http://2.mbsp.jp/EVANGELION/
939名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 22:27:20 ID:???
ウワァ…




もうダメポ…orz
940名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 22:41:52 ID:???
>>939




(;^O^)ウオ
941名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 23:42:27 ID:???
ここはやはり>>923に頑張ってもらおう
期待してるよ

あんまり派手過ぎないほうがいいかも。私見だが。
942名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/08(火) 23:56:19 ID:???
力不足で本当にゴメソ…(´д`)
943名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/09(水) 00:45:12 ID:???
>>923
期待してるぞ。
944名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/09(水) 02:41:50 ID:???
レイが一回もでてこない上にアスカがイイヤシになるLRS

カヲル「…」
アスカ「…」
アスカ「…なんか二人ってのも落ち着かないわね」
カヲル「そうだね…」

今日は零・初両機パイロットのシンクロテストの日。
ムードメーカーのシンジがいないとなると、空気が重たくなる。

カヲル「シンジ君を待ってるの?」
アスカ「いや、ミサト。あんたはファースト?」
カヲル「いや…」
アスカ「シンジ?」
カヲル「…」
アスカ「…ファーストでしょ」
カヲル「あぁ…」

沈黙が流れる。
945名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/09(水) 02:43:46 ID:???
アスカ「何かあった?」
カヲル「いや…君には関係ないから」
アスカ「言ってみるだけ言ってみなさいよ。スッキリするかもしれないでしょ?」
カヲル「…」
アスカ「ほら、言っちゃいなさいよ。」
カヲル「…もし君が、その、好意をもった人に避けられ続けてるとしたら、その人になんて言う?」

再び、沈黙が流れる。

アスカ「…加持さんの事?」
カヲル「…まぁ、そういう人とか」

アスカの頭に映ったのは、授業中にじっとカヲルの方を向いているレイ。そして休み時間に本を読んでいるレイの方をじっと見るカヲル。どちらも、切ない目で相手を愛おしそうに見るのだ。アスカはポケーっとそれを見ていた。
そして、ああ、そういう事ね、と何かを把握した。
946名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/09(水) 02:56:00 ID:???
アスカ「…ファースト?」
カヲル「…」
カヲルの顔がうつむく。


沈黙。

その時、人がからでてきた。
ミサト「ごっめ〜んアスカ!!ちょっち遅くなっちゃった」
アスカ「いいのよミサト、今行くわ」
アスカはカヲルに言葉を残し、ミサトの方へ走っていった。



…一人の男だけ見つめている女と一人の男からいつも目をそらす女は、結局似たようなものである。ラ・ブリュイエールって人がそう言ったのよ…



なんか勢いで書いちゃったお…文おかしかったらゴメソ
947名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/09(水) 02:58:14 ID:???
本当にゴメソ…最初の文、LRS→LRKに訂正しといて下さいorz

…ちょっと吊ってきます…
948名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/09(水) 03:02:20 ID:???
いいじゃん!
949名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/09(水) 03:10:09 ID:???
>>946
人が中から、にしといて下さい

もう、氏んできます…

>>948
マリガトウ
950名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/09(水) 12:07:23 ID:???
乙!!
951名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/09(水) 20:11:58 ID:???
修学旅行に行けなかったパイロット三人組とその時いなかったカヲルの4人で旅行を計画。

という話を考えたが後が続かないので終了。
952名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/09(水) 20:13:41 ID:???
修学旅行に行けなかったパイロット三人組とその時いなかったカヲルの4人で旅行を計画。

という話を考えたが後が続かないので終了。
953名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/09(水) 22:42:28 ID:???
二回も書くなんて本当は描きたいんだろう?
954名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/10(木) 22:20:17 ID:???
このスレのは、釣りなのかマジなのか、自演なのか
いい人なのか類友なのか、釣りなのか
よくわからんレスがありますね。

それはともかくカヲレイ禿萌え〜
955名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/11(金) 17:52:20 ID:???
マイナーカプだし日に10レスつけば凄い!
って程のスレに自演とか釣りなんてあるかなあ?

エースの綾波ストラップ、折角カヲルと2ショットレイだったのに
カヲル削られてて悲しかったw
956名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/11(金) 18:01:46 ID:???
二人が結婚したら、子供どうなるんだろう?
まさかラミエルみたいにならないよな?
957名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/11(金) 18:16:13 ID:???
生殖機能がそもそもあるのか?
958名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/11(金) 18:56:31 ID:???
魂はアダムとリリスなんだからエヴァ世界の人間はみんなカヲルとレイの子供(子孫)じゃないのかな
今のカヲルとレイの姿は作られたものだし容姿は違うと思うけど

てのが俺的エヴァ
959名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/11(金) 22:29:51 ID:???
とりあえず、リリンはリリスの子供だという解釈は合っていると思うけど
レイ自身は子供を産めない(月経が無い)体であるって
アニメの中でもちょびっとだけ触れられてるよ。
960名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 00:43:13 ID:???
アダム(カヲル) リリス(レイ)
  ┗━┳━┛
  リリン(みんな)

だから別にいいんだお

カヲルとレイの状態でも子供なんて試験管でつくれるジャマイカ
世界中に子供が産めない体の女の人だってイパーイいるけど体外受精とか代理出産とかでいろいろガンガッてるし医学の進歩マンセー!!

と前向きにカヲレイベイビーの可能性を考えてみますた
961名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 02:43:39 ID:???
マジレスすると
アダムは使徒
リリスはリリン
で、アダムとリリスでリリンを産んだわけではない。
カヲルベイビーを否定してるわけではないんだけどね。


そんなときこそサルベージ
962961:2005/11/12(土) 03:01:20 ID:???
スマン間違えた。
×アダムは使徒
○アダムはエヴァ(初号機以外)
963名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 04:21:13 ID:59XQRrih
リリン(人間)はリリスではないし
初・零以外のエヴァもアダムのコピーであってアダムじゃない
アダムとリリスは使徒。
アダムとリリスの子供がリリンだと言う事はカバラの文献に(預言者エレミアの母ベン・シラの語ったとされる話)記載されてるし、ついでにいうとサタンとリリスの子はリリムと呼ばれてる訳だが
カバラの文献を支持するならカヲレイはエヴァではベストカポーなんだな

またユダヤの伝承ではサタンとリリスの子をリリンと言うんだけど、カヲレイ派の俺は断然カバラの文献を支持

サタンはルシファーと同一。

カヲルはタブリスで魂はアダム。レイはユイのクローンで魂はリリス。その辺ややこしい。

他に個人個人でいろいろ意見はあると思うけど、リリスはリリンじゃない。これは絶対。
964名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 04:23:06 ID:???
ごめんsage忘れた。
吊ってくる
965名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 10:32:30 ID:???
血を流さないってそこまで深い意味じゃないと思うんだがな。
966名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 10:58:41 ID:???
流れトン切るが、そろそろ次スレかな。
967名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 11:22:45 ID:???
うむ。
968名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 13:37:40 ID:???
血を流さないって血も涙もない冷血な女って意味だと思ってたよ
969名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 13:56:04 ID:???
単に初潮が来るのが遅い娘だったって、そういうオチ
970名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 14:35:05 ID:???
遅いだけだったノカー
971名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 15:35:48 ID:???
まあ真実も明かされてる訳じゃ無し、エヴァは色々な解釈ができるアニメだからそれぞれの解釈でいいとオモ。
エヴァの考察だって、色々なサイトで公開されてたりすれけど、どのサイトも違うこと書いてたりする場合もアル。
とりあえず自分の解釈だけを他人に押し付けるのはイクナイぞ。

とにかくここではカヲレイに関する萌えを前向きに語ろうジャマイカ-
972961:2005/11/12(土) 15:54:09 ID:???
>963
スマン言葉足らずだった。
アダムとリリスが使徒なのはわかってる。
アダムより生まれしものが初号機以外のエヴァで
リリスより生まれしものがリリン。
ストーリー上、エヴァの中ではアダムよりリリスが
先に覚醒して(←ファーストインパクト)人類を作り始めた事になってる。
だから、エヴァの中でのリリンはアダムとリリスの間から
生まれたわけじゃないっていうのが俺の解釈。
って、言いたかっただけなんだ。
971のいってる通り押し付けるのはイクナイな。

みんな正直スマンカッタ
俺はROMに戻るYO。
973名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 15:57:50 ID:???
ていうかカヲレイが見れたらどうでもヨス
974名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 20:31:01 ID:???
                                |
                                |⌒ヽ
  .'⌒⌒丶                         ..| ノ 从)
 彡ノノハ ミ <君は僕とおなじだね・・・(顔が)     |゚- ゚ ν ・・・
 .ソc ´ー`) .∧_∧                     ..|と )
  ∪.,_`i'_⊃(´ー`)_/| チラネーヨ              |,、>
  ⊆::::::):::) ..UU UU                    |∪   
975名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 20:51:37 ID:???

  .'⌒⌒丶                ..'⌒⌒丶
 ′从 从)               ノ ノノハ ミ
 ヽゝ゚ ‐゚ν  ・・・            (´ー` bリ  <やあ
. (| |∀| |)              ⊂|_`i'_.,∪ 
  /___ゝ              ∧_∧|:::::|
   ∪∪               (´ー`)_/|    
                     UU UU 

976名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 20:52:01 ID:???

        ニコッ
  .'⌒⌒丶                ..'⌒⌒丶
 ′从 从)               ノ ノノハ ミ
 ヽゝ´ー`ν         ..      (´ー`;bリ  <・・・?
. (| |∀| |)              ⊂|_`i'_.,∪ 
  /___ゝ              ∧_∧|:::::|
   ∪∪           ..   (´ー`;)_/|    
                     UU UU 
977名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 21:19:57 ID:???
AAキタコレ!GJ!てか3つめワロタw
978名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 21:49:45 ID:???
かわいい・・・。
979名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 23:33:17 ID:???
>>974-976
グレートジョブ!!
980名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/12(土) 23:51:40 ID:???
>>974-976
なんだこれなんだこれテラカワユス


981名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 00:01:11 ID:???
      。※※。 +
   + /゚⌒⌒丶
    // 从 从)
   /ヽゝ゚-゚ν<フィフスはまだかしら…?
   /〈ソ〉`")〉
  / /ヽ<(@)フノ\
`/ (X}∠(@(@)>{X)
<_  / / |く/|_>l ||
  `^ー---、__」-"

誰か花婿を頼む
982名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 01:04:52 ID:???
うほ!すげぇGJ!ドレス可愛いな
983名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 02:32:52 ID:???
うはっ何この萌スレ!
カヲレイいいよなー

http://h.pic.to/2z9zq
カヲレイ投下。
激しく似てなくてスマソ…orz
984名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 04:56:08 ID:grRvRaF4
>>983 PC許可希望
985名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 08:07:23 ID:???
ところで新スレは誰が立てるんだ?
986名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 08:07:26 ID:???
>>983
可愛い!
こんなの朝から見れて幸せです
987名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 10:16:17 ID:???
>>950が立てるんじゃないの?
988名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 12:16:26 ID:???
>>984
これでどう?
http://h.pic.to/2z9zq

次スレ!次スレ!
989名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 18:38:27 ID:???
カヲル×レイの可能性を前向きに考えよう・4スレ目
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1131874485/

立てたよ
990名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 18:56:26 ID:???
埋め
991名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 19:15:03 ID:???
>>989
おつ
992名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 19:28:09 ID:???
埋めついでに>>989
993名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/13(日) 20:01:44 ID:???
>>983-988
GJ!おんぶカワイス

>>989
乙です!
994名無しが氏んでも代わりはいるもの
>>989
禿乙