綾波レイの日記

●月×日　晴れ

学校に登校。そこで交換日記と呼ばれる物が交されていたのを見た。
業務日誌はよく書いているがそれとは違うらしい。

書いて交換してまた書いて渡す。内容はたわいのない日常の記録が
されているだけであったが、何が楽しいのかクラスの皆はそれを見て
笑顔で会話をしている。

クラス委員長の洞木さんが声をかけてきた。あなたも練習したらどう
と言われたが、興味はなかった。けれどやったら笑顔になれるのだろ
うか？練習のつもりで書いてみることとする。

明日は起動実験が１４３０より開始予定。零号機はいままで1度も起動
していないが、今度は起動するだろうか

よし、２げっとだ

９月１２日
腕がもげた。

良スレにしてくれ

9/12
追記
鼻もとれた

最月近日　快晴

碇君も葛城参佐も弐号機パイロットも日記をつけているみたい。何故だか知らないけど私も書かなきゃいけない気がしてきた。
ということで今日は日記をつける為のノートを買った、日記を書くのは多分今回が初めての事。

近頃この手のスレが増えている気がするけど、ここにも神はやってくるのかはまだわからない。
神は流行りに乗ってくれるのかしら。

●月×日　雨

体がとても痛い。血液も少ないせいかめまいが酷い。昨日の起動
実験は失敗した。あともう少しで起動できるところで、またあれが暴
走した。

プラグが排出され私は地面にたたき付けられたが、碇指令が助けて
くれた。碇指令は私を医務室まで運んでくれた。ここでここまでして
くれる人は碇指令だけ。

赤いレンズの眼鏡が手元にある。壊れて使えないので捨ててかまわ
ないと碇指令は言っていたけれど、私にとってとても大事な物のよう
に思えたのでこうしてある。

右足骨折、脾臓破裂の重傷、肋骨が折れたことで吐血。使えなくなっ
たものについてはパーツから移植したという。まだ縫合部がずきずき
と痛む。

LRS人が吐血するようなゲンドウらぶらぶ日記を読みたいなあ

かゆ

うま

赤月潮日　晴天

昨日は相田君の誕生日、「家でパーティやるから参加して欲しい」と碇君が言ってきた。
参加者は碇君、葛城参佐、相田君、鈴原君、洞木さん、弐号機パイロット。
特に断る理由も無いので参加する事にするも、こういうとき何をしたらいいかわからなくて、
私は途中までただその場に居るだけだった。
みんな楽しそうにしている中私がそうしていると葛城参佐が「王様ゲームをするからあなたも参加しなさい」
といってきた。簡単なルール説明の後のことはよく覚えていない。気がついたらみんなだらしなくカーペットの上で寝ていた。
転がっている空き缶と碇君の乱れた衣服が気になったけどもう遅いので私は散らかった部屋をあとにした。
帰り道はとても気分が悪く、頭もふらふらしていた。そんな中ふと私は思った、
「今日は楽しかった」と。

孤独な私の血液型はきっとB型
記録時刻２５：１０

綾月波日

今日は葛城参佐の日記の書き方を参考にしようと参佐の日記を覗いてみた。
覗いたのは大分古そうな日記、あの人の学生時代のことが書かれていた。
>31では「　」の使い方についても反省していた、私も気をつけよう。

続き

碇君と弐号機パイロットの日記もついでに覗いてみた。
碇君のは葛城参佐と暮らす少し前の辺りから書かれているみたい。

弐号機パイロットの日記はは何だか日記らしくない書き方の日があった。
それでももう二冊目になるらしい。

私も三日坊主にだけはならないよう書き続けよう。

１人月目日　うろこ雲

吐血するようならぶらぶ日記が読みたいと言われた。
ユーザーのニーズに答える事が成功のヒミツ。
以前、学校で習った事。
まかせて。血と包帯は私だけの分野。弐号機パイロットは精神崩壊。碇君は○○○ー。
ところで、吐血の原因は上部消化管からの出血（胃腸出血）。
けれども血痰（肺からの）や鼻血（鼻ドレナージ后の出血）と区別するのが難しいわ。

>8　のあなたはどれが好み？

追記
>31　を書いてくれたのはあなた？
客観的な意見って、成長に必要だと思う。
だからこの場をかりて、ありがとう。

参考文献
綾波さんの今日思ったこと
ttp://home.att.ne.jp/zeta/namake/ayanya/aya_index.html
綾波日記
ttp://www.asahi-net.or.jp/%7EDB2H-HNNY/index2.html
綾波業務日誌
ttp://loving-eva.dip.jp/~eva/DENPA/t_kenkenZ_ayanissi-01.html

煽りみたいな書き方でスマンかったわ。


本当はアスカの方のスレにも書きたかったけど、スレの雰囲気からして
住人に何言われるかわからないので断念。

ねーたんチュキチュキ

アスカの日記スレは、もう日記ではなくなっている状況だわ。
でも住人達は萌えSS感覚で熱狂的盲信状態だから、何も言えない。

>>18
ここで愚痴るぐらいなら言えよ。

>>18
それは違うな。神、神と呼べば調子に乗って書き込むペースも早くなる。
住人はそれを狙って誉めてるんだよ。

２人月目日　飛行機雲

今日は天気も良く、ネルフというか司令から何も命令を受けていないので、
碇君の家に行ってきた。
碇君の家でいっしょにご飯を食べて、
碇君と弐号機パイロットがじゃれあうのをしばし眺め、
（補足：なぜか碇君は涙目だった）
弐号機パイロットのベットでごろごろして帰った。
碇君が干したと言ってた布団は、草むらみたいないい香りがした。
数分前に私の家に戻って来て、ふと思う。

布団が臭い。
非常に汗臭い。
そう言えば洗った事などないし、干した事もない万年床。
よって先ほど布団をドアの外に干した。
一枚しかない布団なので、これから布団のないベットで寝る予定。
でも平気。これで明日は、いい匂いのする布団で寝れるはずだから。

追記：弐号機パイロットの日記スレ、私もいた。
　　　でも古参らしきコテハンさん達が来てから、ちょっと居づらくなって出た。
　　　だからちょっとわかるわ。

　　　それと碇君の家じゃなくて葛木参佐の家。
　　　碇君ばっかり動いているからそう見えた。

あっちのレイは日常的に暴力を受けるから大変だよな。

●月×日　快晴

明日、碇指令のこどもがここに来るという。指令の話だと私が今このような
状況なのでスペアとして用意したということ。すでにネルフには私の他にも
ドイツにセカンドチルドレンというのがいるらしいけれど、あったことはない。

今度来る人間には初号機をあてがう予定になっているらしいけれど、起動
できるのかは未知数、おそらく起動しないと思う。

私自身も起動できない。なぜだろう。なにが足りないのだろう。このままず
っと起動できなかったら私は破棄される。きっと....
でも、それでもいいと思っている。碇指令の役に立てなければ、私はただの
人形でしかない。

焦ってはダメだとわかっていても、その日が刻々と近づくにつれて、焦りが
募ってくる。

>>7
>>24
>碇指令
　　~~~~~
>>6
>>10
>>11
>>12
>>22
>参佐
　~~

>>22
>葛木
　　~~~
は、突っ込んではいけないところですか？

最低系ナンセンスコメディー物への展開を考えてるんだろうと思ったがな

>>25
いちいち突っ込むな！スルー汁！

いちいちうるさい自治厨はスルー汁

だんだん誤字がなくなっていくという進化を示すためじゃないのか？
そして突然、逆に誤字が増えだして…

アヤジャーノンに花束を

>>25
すみません。久しぶりなもので

あ〜、もう日記スレ最高！
中毒になりそう
綾波さん、がんばって！

日記用雑談にいかがですか？
ttp://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1054122648/

●月×日　晴れ

遂に使徒が現れた。出撃命令がでたので出撃したけれど、体が痛くて
返り討ちにあって... 碇指令のこどもが代わりに出撃し第三使徒は倒さ
れたと聞いた。

起動もままならない私と違って、彼は起動し戦い倒した。胸の中でいま
まで感じたことのないもやもやとしたものが私のなかで動いている。病
院の廊下で彼と会う。碇指令にはあまり似ていない。目があっただけで
何もはなさなかった。

碇指令は私に体調について質問をしてきたけれど、どう答えたのかあま
り覚えていない。彼もけがをしたのかどうかわからないけれど、病院に
病院の服を着ていたのでなにかあったのかもしれない。

今日はもう睡眠をとることにする。

指令

わくわく

虫月　眼鏡日　　晴天

三日坊主とは意外と私も飽きっぽいのね。･･･ギョウ虫でもいるのかしら？
今度NERVで調べてもらおう。

そんな事より、明日は学校で身体測定が行われる。時間は第２限目の体育の合間。
弐号機パイロットはなぜか巻尺を持参するといっていた。なぜかとても気合が入っているみたい。
洞木さんと勝負とか何とか言っていた気がするけど何の事だろう。
気になって今夜は眠れない。といっても、近頃よく考え事をして中々寝付けない日なんていうのは珍しくない。
碇司令のこと、使徒のこと、エヴァのこと、碇君のこと･･･、
いつか葛城参佐が言っていた、「あなた達くらいの年頃の子はみんなそんなものよ」って。
碇君は夜どんな事を考えてるのだろう。

同じもの月　落差日　　曇天

予定通り第２限目の体育の合間に身体測定は行われた。
世の中便利になったもので用意された計測機器は身長、体重、座高、体脂肪率を一度に全て示してくれる。
成長期なのだろう、私の身長と体重は去年より大きく伸びていた。･･･後から分かった事だけど碇君と同じ身長だった。
弐号機パイロットは計測機器に乗った途端、今にも奇声を上げそうな複雑な表情を浮かべていた。一体どうしたのだろう？
洞木さんが必死になだめていたけど、彼女も計測機器に乗ったら同じような表情をしていたことを私は覚えている。

その日の昼休み、クラスの一部の女子らが隣の空き教室に集まっていた。
その中に巻尺を伸ばしている弐号機パイロットと洞木さんもいた。そして訳のわからぬまま私も連行させられていた。

教室に戻る頃には嬉しそうな表情を浮かべた人たちと、何やらやりきれないといったような表情の人の二つの集団に見事に分かれていた。
弐号機パイロットは「勝ったわ。」とでも言いたそうな笑みを私に向けていた。
洞木さんも顔を赤らめつつもやはり嬉しそうな表情を隠せないでいた。以来、その日は二人とも終始上機嫌だった。


ああ、今夜も答えのでる筈のない思考の海に呑まれ眠れなくなるのだろう。

ＧＪ！！全然気にしてないところがそれらしくて良いですな。

どうでも良いけど、平均するとレイのほうがアスカより胸がでかいような気もするな。
レイの胸が小さかったのって映画の補完前のシーンだけ。
逆にアスカの胸がでかかったのはユニゾンの時だけ。
まあ、レイの普段のイメージって儚げだから仮に小さくても魅力を損なうことはないでしょう。うん。

すばやいレスに感謝。こんな稚拙な文章で褒められるとは思ってもなかったので
正直驚いてます。（その前に２chでGJって言われるのも初めてだったり、）

あと、胸囲が（アスカ＞レイ）というのはよくあるFF設定から
そのまま引用させて頂きました。

三人月目日　雲ひとつ

体育がマラソンだった。
マラソンは嫌い。疲れるもの。
２００�bほど走り、ちょっと青い顔をしてみたら先生はすぐに休ませてくれた。
ちょろい。

ただ、汗だくの弐号機パイロットから親のカタキを見るような目で見られた。
根回しが必要だと思い、洞木さんの前でわざと貧血のふりをして倒れる。
絹を裂くような悲鳴を上げた洞木さん。
週番まで代わってもらって一石二鳥。

家に帰ってごろごろしていると、碇君がやって来た。
眠かったので「うぅん。」とうめくような返事を返していると、
碇君は代わりに掃除して洗濯してご飯まで作ってくれた。
便利な人。
でもあのハトサブレそっくりの顔した第３使徒の時、
私が長い間苦労して出したシンクロ率を、普通に抜いてくれた事を思い出し、
何か心が…　心？　心って何？

思考回路に異常が発生した模様。今日はもう寝ます。

ちょっと小悪魔なレイがいい感じですな、GJ！



うう、やはり素人な自分とはレヴェルが違う･･･精進精進。

＞週番まで代わってもらって一石二鳥。

25歳。去年まで金なし君だったけど〜のコピペ思い出してワロタw

ひどいレイが詩的に綴られてますな。
楽しませて頂きましたъ( ﾟｰ^)ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!!

あ、ここのレイ好きかも

アスカからレイへ…芸域広がったね
やっぱ才能だな。がんばって

ﾊﾄｻﾌﾞﾚが(･∀･)ｲｲ！

四人月目日　雲まだら

昼食時にうっかりパックの牛乳をスカートに吸わせてしまった。
あまりに匂いが気になるので、下だけ体操着に履き替えると、
すると普段感じる碇君からの視線が通常の３倍増しなった。
スカートがブルマになっただけなのが、そんなに珍しいのだろうか。

エレベーターでいっしょになったら理由を聞いてみると良いよ

あまりに視線が気になるので、
体育の授業中に弐号機パイロットのスカートと入れ替えておいた。
弐号機パイロットのスカートは私が履くには少しサイズが大きい。
そのせいだろうか。弐号機パイロットにすぐばれた。
どうせサイズが大きいから返すと言いかけると、
なぜか真っ赤な顔をした弐号機パイロットが私の口を塞ぎ、
仕方ないから今日は貸してやるから、明日洗濯して返せと言われた。

結局その日はずれがちなスカートが気になり、どうしようもなかった。
家に帰り洗濯しようとしたが、何だかこのスカートを見ていると頭が熱くなってくる。
これは以前碇君の頬を張った時に似ている。
よってスカートにビンタを張って寝る。

そして先ほど、まだ朝早いのにジャージ姿の弐号機パイロットが現れ、
そう言えば洗濯していなかったシワシワのスカートを奪い取り、
代わりにアイロンがけまで施され、新品同様となった私のスカートを置いて帰って行った。
去り際に私の事を馬鹿とか言ってたけど、
多分これを洗濯したのは碇君だと思うからおあいこ。

起承転結でG・J

検月　査日　　快晴

今日は以前気になったギョウ虫の検査を受けに本部のメディカルセンターに行った。
普通、ギョウ虫の検査といえばお尻に透明の粘着フィルムを貼り付けるアレだけど、
ここでは検査機器の上でいろんな角度から写真をとるだけだった。科学の進歩には限度というものがないのかしら。

検査はほんの一瞬で終わった。けど、「もう少し検査に付き合って欲しい」とスピーカーの向こうの女の人の声が訴えてきた。
これで終わりというのもつまらなかったので私はそれに従った。
それから幾度にも亘る無駄とも思える部屋の移動、用途不明な検査機器との遭遇、血液･体液検査etc･･･があった。
時間にしておよそ1時間、感覚より大分長かったみたい。

････結果はギョウ虫のことを始め全くもって異常無し。日記なんて強制されて書くものではないのですぐ飽きても不思議は
ない、そんな事より豆をたくさん食べろとのコメントも貰った。


何も異常は無し･･･私はただ単に、日記が続けられないことに対しての言い訳が欲しかっただけかもしれない。

余談：血液型まで調べて教えて貰えたのは思わぬ収穫だったわ。

職人さんＧＪ．
この調子で漏れをほんわかさせてくだせぇ。

五人月目日

ネルフのオペレーターの女の人の献血に付き合った。
私はまだできないらしいが、スタッフの人に
もっとたくさん食べて大きくなったらお願い。
と言われたので、待合室においてあったお菓子をむさぼる様に食べつくした。
これで大きくなれるのだろうか。私、多分三人目だけど。
とにかくお腹一杯。


げふ。

某月某日

　いつの日だったか忘れたけれど、今日思い出したから書いておく。

　空が暑かった。
　水が騒いでた。
　凪いでいた風が吹いた。
　私は水辺に立って、その親子を見ている。
「かきごおりをたべようよ、お母さん」
　子供の紺色の半ズボンは、ぐっしょりと湿って、濃い紺色になっている。広場の噴水だ。
　母親は笑っていたけれど、ちょっと困っていたみたいだ。なぜか分かる。
「○○○は仕方ないわね」
　抱き上げた子供は、小さいのに、重かった。
　風が襟足を撫でた。
　水が足元で跳ねた。
　空が暑かった、暑かった。さるすべりが枯れかけていた。濃いピンクの花がほろほろ散っていた。
「かきごおり、何がいい？　」
　私が聞くと、○○○はイチゴ、イチゴと言った。微笑んだ。私もイチゴは、好きだ。
　耳障りな携帯電話の音がした。ネルフからだった。
　仕事だから、カキゴオリ、明日、たべようか？　と聞いたら、うんぼく○○○さんと一緒に食べる、と彼は笑った。

　いつだったか覚えていないけれど、不思議に思い出した。
　似たようなことがあったら、某月某日で書くことにする。

渋い・・・渋すぎる・・・そしてホノボノ・・・
( ﾟｰ^)ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!!

>>57
某月某日+1

　学校の帰り、碇君を甘味屋に誘った。
　二人でかき氷を食べた。
　イチゴシロップが甘かった。

綾波（　´Д｀）ﾊｧﾊｧ
ＧＪ！

　月　日（雨）

　私は誰？

　　月　日（雨）

　今日も考えてみた。私は、誰？
　誰だろう、誰でもいい。司令はときどき、私に名前で呼べと言う。ゲンドウ、ゲンドウあの人の名前。
「何か思い出さないか？　」
　そう聞くけれど、何も。
　そもそも私は二人目だから。
　かき氷は舌に冷たい。照りつける日差しはいつも暑い。今日は雨が降っている。だから、雨だ。

　話は変わるけど、毎日提出する報告書とは違って、この日記に綴るのは楽しい。この作業は小さな虫を潰すのによく似ている。
　一秒一秒をひねり潰すような、シャープペンシルの感覚。

　今日、カウンセラーと会った。夢日記をつけなさい、と言われた。報告書に記す必要はあるのかと訊いたら、無い、と答えた。
　あなたが、あなたの内面のことを知るのは良いことよ、と付け加えて。それで気付いたのだが、某月某日のことも、夢だったのかもしれないと思って、カウンセラーに話した。
　一通り話すと、カウンセラーは白衣からシガレットを一本取り出して火を着け、黙っててあげるわ、と言った。
　何のことだか分からない。

　帰り際、ゲンドウと会った。ラーメンを（御馳の字が書けず、横線で消した跡）ゴチ走してくれると言う。
　にんにくラーメンを頼んだ。チャーシューが乗っていた。不覚だ。
　冬月（続く、先生の文字に×）副司令に食べてもらった。
　満腹は、平衡感覚が右に傾く。

さぼ月　タージュ日　　曇天

天気が書かれてる日だけ文が下手になってるのは気のせいかしら？

そんな事より近頃またあまり日記をつけていない、･･･それどころか日記の存在すらたった今まで忘れていたわ。
私って、根が飽きっぽいのかしら？
また明日から日記をつけよう。

追筆:豆を食べつづけたら、朝目覚めるのが早くなった気がする

10月9日

ひどい風。
分厚い硝子の向こうに、人の姿は見え無い。
吹きすさぶ風に、街が耐えている。
今日は私だけ。
碇司令が声をかけてくれたけど、内容は覚えていない。
碇君も、この風を見ているのだろうか。
この風が止むのを、待っているんだろうか。

…ひどい私。

ふむ、謎が謎を呼ぶ展開ですな。

道路を走っているジャージを発見。
碇君と一緒にいる人によく似ている。
そう言えば、連続登校記録がどうのと言った様な。
洞木さんに電話しよう。

電話した。
悲鳴にも似た叫びと共に、すぐ切られた。
おそらく連れ戻しに行くのだろう。
今日、ヒトは風に乗って空を飛べるかもしれない。

カメラを急いで探さないと。

梅月　雨日　(小雨)
　今日は本部に行く用事はなし。碇君と一緒に下校。
　並んで歩いていると、碇君が生垣に咲いている花を見て、私に話し掛けてきた。
「アスカは向日葵みたいだけど、綾波って、なんだか紫陽花みたいな感じがする」
　どうやら碇君が見た花は、紫陽花というものだったらしい。理由を尋ねてみると、青い色が
私の髪の色を連想させるのと、雨に打たれながら静かに楚々としている風情が、私をイメー
ジさせるから、ということだった。ただ、紫陽花という花は咲いているうちに色が変わることが
あるとのこと。私はあくまで青い紫陽花のイメージなのだ、と碇君は言う。　
　その花を見ながら碇君の言葉を何度も思い返していると、なんだか頭部に血液が集まって
顔が熱くなってきた。理由は不明ながら、妙に落ち着かない気分になる。でも決して不愉快
ではなかったので、碇君と並んで歩きながらそのまま帰宅。









　帰宅後、端末で紫陽花について調べたとき「花言葉」というものがあることを知った。
　――胸の中に重くて冷たいものが入り込んできたような不快感が今も抜けない。


梅月　小雨日
追記：その後調査を重ねて、青い紫陽花だけの花言葉というのがあることを知る。不快感は
解消したけれど悩みが増えた。碇君は、私に何を伝えたかったのだろう？　顔が熱い。

勝手に>>68の注。

紫陽花の花言葉は「移り気」「冷酷」
青い紫陽花の花言葉は「耐える愛」「ひたむきな愛」

俺も勝手にトリビア。
ちなみに向日葵の花言葉は「あなたを見つめる・あなたは素敵」だそーな。

昨日と同じ道を通って、あの紫陽花をよく調べてみた。
大きめのナメクジが這っていた。
よく見ると他の紫陽花にも結構たかっている。
青い紫陽花の花言葉は…
ナメクジにたかられても耐えるのが愛なのね。
愛は大変。

碇君には紫色の花をあげようと思う。
人にものを送ろうと思ったのは初めて。心拍音が加速する。
ちゃんとナメクジも一匹入れておかないと。

次の日学校へ行ったら、弐号機パイロットに目が会うなりビンタされる。
ナメクジがどうのと言っていた。
碇君宛てなのに、どうして弐号機パイロットが怒るのか。
世の中不思議。

悔しい…この感覚は悔しいと言葉で表現できるらしいので、
弐号機パイロットの部屋の入り口の上に、タライを仕掛けてきた。

学校で弐号機パイロットに会ったが、昨日のタライのことは一言も無し。
にこやかに挨拶して来たけど目が笑ってなかった。
手負いの獣は一番手ごわいので、先手を打った。
一時間目の休み時間に碇君を屋上に呼び出し、弐号機パイロットについて尋ねる。
碇君は話すのを嫌がったが、泣きまねをしたらすぐに落ちた。
やっぱり甘い。碇君はお父さん似。

弐号機パイロットは私の上履きに何かを入れる気らしい。
必死に口止めをしてくる碇君を置き去りに、急いで下駄箱にフタをして釘で止めた。

お昼休み。
私が紅茶キノコについての本を読んでいると、
弐号機パイロットの殺気を感じ…すぐに無くなった。
多分計画を実行に移したのだろう。それにしても昼休みに実行なんて遅すぎる。
その間に私は洞木さんに根回し。
今朝がたビンタされた事について、

「どうしても理由がわからないの、私、どうすればいいの？」

そう言って視線を外すと、洞木さんは慌てて大丈夫を繰り返す。
この人の良さは天然記念物クラス。後でギネスに申請してみようと思う。

間違った。ビンタされたのは昨日。今朝ではないわ。
ボールペンで書いてるので消せない。訂正とお詫び。

ともかく、洞木さんから友好安保条約の締結を取り付けたので、私は任務終了。
後は弐号機パイロットがどうでるか。

その後弐号機パイロットは洞木さんに怒られた。
私は知らないフリ。だって何も聞こえないもの。
しかし、放課後に玄関へ行くと、下駄箱のフタが破壊されていた。
道具を使ったのだろうかは問題じゃない。この行動力にちょっと戦慄。
追い詰められるほど力を発揮するタイプかもしれない。
やりすぎは禁物ね。
もしくは一撃必殺。

六人月目日

お腹がすいたし冷蔵庫にはビーカーとメガネ以外に何もないので、ネルフに行こうと思った。
でもネルフは遠いし、行った後誰かに根回しが要る。面倒。
葛木三佐の家に決定。
しかし着いて見ると、三佐と碇君はペンギンの毛を切ってもらいに行ったらしい。
限定された狭い空間で弐号機パイロットと二人きり。
接近戦では勝ち目がないので体がこわばる。
そっと様子を見ると、弐号機パイロットは寝転がって雑誌を読んでる。
どうやら今は安全。
私は迅速な行動が必要だと思い、素早く冷蔵庫を開け、すぐに食べられるものを探した。
焼きプリンを見つけたとき、突如後ろから「ファースト。」と、
弐号機パイロットの声が聞こえたので、思わず体を振るわせてしまった。

私は自分に言い聞かせた。落ち着いて。大丈夫、すぐには襲って来ないから。
「何？」ワキに汗を感じながら、冷静を装ってそう答える。
すると弐号機パイロットは、

「そのプリン、私の分も取って。」

安堵の息が漏れた。
私が二つプリンを取り出す間に、弐号機パイロットはスプーンを用意していた。
そしてホラ、と手にした片方を差し出して来る。
これは今までのデータには無い行為。
先が読めない分恐ろしいが、ここで冷静に動けるかで生死が分かれる。
私は受け取って「ありがとう。」今は少しの刺激も命取り。

弐号機パイロットは椅子に座ってプリンを食べ始めた。
これで良い。肉食獣はお腹がすいてなかったら、獲物は襲わないもの。
でも油断は禁物。私はいつでも逃げられるように、玄関へと続く廊下に一番近い席を選ぶ。
本部でゴルゴ13を読んでいて、本当に良かったと思う。
緊迫した状況にもかかわらず、空腹にプリンはとてもおいしく感じた。
…と、いきなり弐号機パイロットが動いた。
食べ終えたプリンのカラをゴミ箱に投げ込んだのだ。スプーンはちゃんと流しに持って行ったのは意外。
瞬時にこわばった体が、次第に緩んでくるのが分かる。
そんな私の緊張がついに感づかれたのか、弐号機パイロットは私を見て、

「アンタねぇ、何そんなに緊張してるのよ？　いっつも来てるクセに。」

何でもないわ。そう答えると、弐号機パイロットはふぅんと気の無い返事。

「まぁいいわ。それにしてもアンタ、いっつも制服ね？　私服とかないの？」

包帯ならあるわ。すると弐号機パイロットは笑った。

「アンタから冗談聞くなんて思ってなかったわ。
　ねえ、今度ヒカリと買い物行くんだけど、アンタも来なさいよ。
　二人で選んであげるわ。」

その後は、碇君と葛木三佐が帰ってきたので、いつも通りご飯をご馳走になって帰った。
部屋に戻ってきて、私は不思議な安堵感に包まれているのに気が付いた。
あの弐号機パイロットと二人きりの状態から生還できた安堵とは違う。


わからない。
けれど、しばらく弐号機パイロットに戦いを挑むのはやめておこう。
それだけはわかる。
次は碇君にしよう。

さすがは策士、綾波レイ。やりますな！

GJ!!

　＠月＠日　曇り　のち　雨

　授業中に、碇君に相田ケンスケが、しきりとなにか交渉を持ちかけているようだ。
個別端末のダイレクト回線を使っていたが、私は赤木博士に教わった優先回路へ
のアクセスをタメしている途中だったので気付く。
（クラスの女子の間では、授業中に性体験の討論が盛んなことも興味深かった。）

ログをたどっていると、相田ケンスケはかなり用心深い性格らしく、固有名詞は
ダイレクト回線ですら使用していない。符丁らしい、私の知識にない単語が、
一定の法則によって使われている。

　しばらく見ていると、どうやら交渉が終了した模様。教師が板書している最中に、
紙包みが碇君から投げられる。中身は硬貨らしい。対価は即時、現金で受領。
やはり、彼の計画性と慎重さは、一般中学生の水準を逸脱していると見て良い。

　表示されていたフォルダにアクセスしてみるが、すでに中身は空だった。
ダウンロード専用フォルダで、規定のパスコードでアクセス直後、初期化されるようだ。
気になる。

　今までにないほど、興味をそそられたので、優先回路経由でMAGIにアクセスした。
休止部分をほんの一部だけ、無断借用することとする。いくつかの種類で痕跡を
たどった結果、ダウンロードフォルダを管理していた会社の中の、個人用パソコン内部に
同名のフォルダを見つけてアクセスができた。
（管理人による、小規模な電子記録横領と言うことなのだろう）

　内容は、予想もしていなかったことに、私の画像だった。
　夏期体操服をはじめとして、水泳用着衣、制服着用での階段歩行時、プラグスーツ
着用時など。多重パスコードがかかっていたフォルダは、身体測定時のもののようだ。

　知識欲が満たされ、私は僅かな満足感とともに授業の内容に戻った。

　私が集めていたような画像が、対価として貨幣と等価のものだと初めて学習した。
この法則に興味があるため、明日より、匿名で、同様のシステムを構築し、顧客を
募集してみることとする。

　相田ケンスケは、人物ごとに個別フォルダを作成して、アクセス数によって回線の
優先順位も変更されるようにしていた。このシステムも複製し、使用させてもらうこととする。
情報の流通範囲内は、まず、小規模ネットワークということで、クラス女子間のみ。
どのような結果となるだろうか。

　Д月∀日　雷雨　のち快晴

　匿名のダウンロード専用フォルダ、E−18・・・碇君の画像・・・・へのアクセス過多で、
回線が一時ダウン。予想外の事態に、自分の作戦結果試算能力の未熟を反省する。
　情報は厳重に統制し、クラス女子内部にのみアクセス権限を与えたのだが、
架空名義の口座の入金はすでに７桁の数字を示し、軍用回線を流用したはずの
５つの予備を持つ専用回線が飽和状態になるとは予測できていなかった。

　クラスの女子全員の購入及びアクセスはともかく、「2ch.net」からのアクセスが
その数百倍の数量を示している。設置していた要望欄のところに「神降臨」等の神話関係の
単語が多数有り、天使を模した絵文字なども見受けられた。これもなにかの暗号かと
思ったが、コード照合しても回答は無し。人類補完計画の関連も捨てきれず、ログは保存しておく。

　ごく僅かではあるが、代理サーバーを多数経由しているアクセスがあることに気付く。
またMAGIの休止部分を立ち上げ、ログを追跡する。
　かなりの時間を要した。国連加盟国のほとんどをそれぞれ経由した上で、数十回にわたる
異種の変換と復元を繰り返した上でのアクセスだった。「キール・ローレンツ」となっていたが
真偽は不明。
　また別のものでは、アクセスのログが、一部分のみの起動とはいえ、MAGIを経由しても
痕跡すら割り出せないような、非常に精密な消し方をされていたものがあった。
　仕方がないので、ダウンロードに要した時間（本当に、一瞬で終わっていた）をもとに、
それだけの回線速度を持っている地域・設備を検索してリストアップしてみた。
　これは意外なほど簡単に見つかった。ネルフ施設内、技術開発部の責任者のみが
アクセスできる、地上最高の処理速度と回線速度を保証されている演算機器・・・
つまり、MAGIからのアクセスだった。目標が解明できたのに、何故か、充実感より
徒労感が大きかった。博士に、碇君の寝姿を観察する嗜好があるとは知らなかった。
理由のない不快感に襲われ、発散行為として、ネルフのデータバンクの赤木博士の
欄に、「男子中学生の寝姿を観察する嗜好有り」と書き足しておいた。

　ω月Σ日

　これだけアクセスが集中しているにもかかわらず、当局が違法行為として
摘発に乗り出すそぶりさえ見られない。仮説としては、摘発より放置のメリットが
大きいか、司法関係を掌握している人物が指示しているかのいずれかと思われる。
続編を希望するメールで、私の匿名サーバーがやはりダウンした。このような反響
は予想していなかった。困惑する。

　私の意思ではなく、非常に多数の顧客の希望に答えるため、新規に画像を用意する
必要に駆られている。重ねて私の意思ではないが、この状況を打破するため、遺憾ながら
碇君に協力を求めることとする。

　現在までに蓄積された収益の一部を使用し、撮影機材の購入に行ってきた。
碇君が協力を拒むとは思わないが、予備措置を講じるため、業務用の印刷機器も
同時に購入する。碇君が購入していた私の画像を、すべて印画紙に印刷する。
予想以上に綺麗に印刷できたこと満足感を覚える。
手紙を添えて、指定場所に来てくれるように碇君に送ることにする。
「写真ノコトデ話シタイコトアリ。指定ノ場所ニ来ラレタシ、レイ」
少し簡潔すぎたかと反省する。

　自分の意思を伝えるための手紙は、登校前に下駄箱に入れておくものだと、
クラスの女子に聞いていたため、その通りにする。隠密行動を要する作戦行動のようで、
若干の緊張と高揚感を自覚した。

　そのまま、下駄箱を確認できる位置に座って、碇君の登校を待った。理由は不明ながら、
緊張感は去り、高揚感が上昇している。

　碇君は、本日は一人で登校。下駄箱の中を確認すると、あわてた様子で、別の場所へ
向かっていく。その場であけることを予期していたため、追跡行動に移る。
　向かった先は、屋上だった。私が到着したとき、碇君は、ちょうど内容を確認し終えた
ところのようだった。体調が不良なのか、顔の毛細血管が収縮した状態のようだ。
その半面、発汗は過多の状態。若干の痙攣もあるように視認できる。
　手紙を取り落とし、碇君は激しく周囲を見回す。
　当然、階段を上ってきた私と、碇君は視線があった。
　碇君の顔とは対照的に、私は、自分の顔の毛細血管の血流の加速を自覚する。
手紙には、私の名前と私の希望を、忘れずに記載していたから、意思は伝わったと思う。
学級委員長の洞木さんから貸与された文庫本では、
「校舎内、もしくは屋上で、意思疎通のための文書を交換した未成年達の視線の交錯」
という、現在に類似した情景の記述があったが、確かに、記述と類似の状態になる。
　少し不可解なのは、碇君の状態。私が近づくと、その分、無意識に距離を取ろうとするようだ。
おそらく、これは「はにかみ」という感情表現なのだろう。碇君らしいと思う。
私の希望を、碇君は快諾してくれた。やはり体調が悪いのか、碇君は発汗に次いで、
涙腺の具合も不調だったようだが、撮影には差し支えないので黙認する。
　指定場所に向かい家庭が省略されたため、時間に余裕ができた。本日は、
シンクロテストの予定も入っていないため、そのまま、碇君とともに、撮影場所へ向かうこととする。

　途中で、授業を受けていないことを思い出したが、重要な項目ではないのでこれも
黙認した。

　撮影が終了し、アップロードが完了。
　協力してくれた碇君に、感謝の言葉をかける。何故か、碇君はかけさってしまった。
碇君は「慎み深い」と表現される性格に違いない。
「ありがとう・・・・またね。」という、私の、短い言葉にも、過剰に反応してしまうぐらい。

　私も、撮影と、それに付随する行為に身が入りすぎたのか、少し疲労感を感じたため、本日は睡眠とする。
「・・・おやすみなさい・・・・」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完

期待age

なんか、大事になってるなｗ
職人さん達ＧＪ！
策士綾波ブームの予感！

秋晴れ月　の休日　快晴

　今日はとてもいい天気、加えて特に用事も無かったので散歩に出かけることにした。

　この日は特に天気のいい日だったので日焼け止めはいつもより入念にしておいた。
NERVのメディカルセンターの例の女の人曰く、私の肌は皮膚ガンになりやすいので、
外にでる時は必ず日焼け止めの塗布をするようにと指示されている。

　入念な日焼け止めと着替えを済ませて、私は行くあても無い散歩へと出掛けた。
（因みにこの日の服装は白のワンピースと大きな庇と水色のリボンがついた白い帽子）


　見渡す限り雲一つ無い青空の下には、心地よい風も吹いていた。
快晴とは今日のために用意されていた言葉なのかもと思えた。
　こうして散歩していると普段見慣れている道も、また変わった見え方がして不思議と気分が高揚していった。
気が付くと足は建物の少ない高台にある公園へと向かっていた。私はそれに従い公園へ足を運んだ。

　意外と広い高台の公園には小さな子供たちやその母親らしき主婦の集まりが居た。
行く途中に見られた風景もよかったけど、高台より見下ろせる風景や子供たちが駆け回る公園の眺めは格別だった。
心地よい風がすぐ側の木の枝を揺らし音をたてる。と同時に、私のワンピースも風になびいていた。
　ベンチに腰を下ろし天を仰ぐとそこには相変わらずの青空と南中高度の太陽があった。
私は眩しさに目を細め帽子の庇を傾け、そのまま背もたれに背を預けた。
その時少しの空腹感を覚えたけど、その姿勢でいるのが気持ち良かったのでしばらくそのままでいる事にした。

････そして気付いたら公園にはもう誰も居なくなっていた、私はあのまま眠ってしまったらしい。
公園の時計によれば経過時間は４時間。
　お腹も空いていたのでもう帰ることにした。
帰り道でも相変わらず心地よい風、加えて暮れかけの日が世界を朱く染めていた。
朱い町並みも悪くはなかった・・・・・・、今日は何もない日だったけど、こういう日もたまにはいいかも。

PS:やっぱり天気を書いた日は文が下手になるわ。

>>83-86
　　　　〃〃∩ 　_, ,_ 　　　　　ﾔﾀﾞ
　　　　　⊂⌒（　`Д´）　 　　　　　ﾔﾀﾞ
　　　　　　 ｀ヽ_つ ⊂ノ　 　　　　　　　　ﾔﾀﾞ
　　　　　　　　　　　　　　ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

　　　　　　　　　_, ,_
　　　　　〃〃（`Д´ ∩　＜このスレッドに浮気しちゃﾔﾀﾞｰ
　　　　　　　　⊂　　　（
　　　　　　　　　　ヽ∩　つ　　ｼﾞﾀﾊﾞﾀ


　　　　〃〃∩　　_, ,_
　　　　　⊂⌒（　つД´）　＜　体温の狂気の続き早く書いてくれなきゃﾔﾀﾞｰ
　　　　　　 ｀ヽ_ ノ ⊂ノ
　　　　　　　　　　　　　　ｼﾞﾀﾊﾞﾀ


　　　　　　　∩
　　　　　⊂⌒(　　_, ,_）　＜　毎日更新して待ってます・・・・
　　　　　　 ｀ヽ_つ ⊂ノ
　　　　　　　　　　　　　　ﾋｯｸ...ﾋｯｸ..


　　　　　⊂⌒(　　_, ,_）　
　　　　　　 ｀ヽ_つ ⊂ノ　　zzz…

早くアスカ達と買い物に行く日にならないかなぁー(´∀｀)

>>82
オレ的には、体温の狂気よりこっちの方が刺激に満ちてて良かったですね。
レイの策士+世間ズレが萌えですな!!
続きｷﾎﾞﾝﾇ!!

>私も、撮影と、それに付随する行為に身が入りすぎたのか、

何　を　し　た

>>94
想像するに、いろんな服装（着てないを含む）を撮影するに
必要な付随行為……（以下自粛）

シンジの立場もうらやましいが、
ちょっとレイの立場もうらやましい

と思った漏れは変態で柄

職人さんGJ

あのじさんさいこー！
>>89-90さんもおつー！！
これからも日記続けて下さい。

10月20日 天気：雷雨

こちらの世界では、超大型で強い台風23号が日本列島に接近中
明日の朝には九州に上陸するみたい。テレビでは那覇からリポーターが決死の中継
ご苦労な事ね。
青森の林檎や新潟のコシヒカリなんかも大打撃で今年は
農産物の物価がインフレ状態、同時に熊被害。そろそろ日本も終わりかしら？

七人月目日　曇りLｖ１

こんな天気にもかかわらず、
弐号機パイロットがいきなり、明日買い物に行くとか言い出した。
私は台風の影響でレタスの値段が上がった方が気になるのだが、
洞木さんも都合をつけていると聞いたので、私も了解した。
任務開始は明日午前１０：００。

サイフを開いてびっくり。
現在時刻午後１８：００にもかかわらず、所持金額８２円。

言い忘れたわ。１００げっと。

資金調達のためにネルフへ行く事にした。
今回は時間がないので、地道な募金活動はできない。
よってマネーの虎よろしく売り込み。一目散に司令室へ。
私に何かできる事はありますか。
そう尋ねると、司令はメガネをキラリと光らせ、

「ふ…出撃。」

赤木博士がシンクロテストをしたがっているらしい。
数分後、呼吸のできる水に満たされた中で、私は胎児のような安堵に包まれていた。
今日は珍しくシンクロ率は安定している。このままだと早く終われそうだ。
いつもとは違いとても気持ちよかったので、思わず私は寝てしまった。

不思議な体験をした。
後で聞いたら、この体験は「夢」と表現される、ヒトの深層意識の上昇なのだそうだ。
夢の中で、私は声を聞いた。女の人。

「シンジを誘ってあげないの？」

私は答えた。その予定はありません。
すると女の人はふぅん、と意味ありげに微笑む。
以前、赤木博士に歳を聞いた時の表情にそっくりだった。
そして、私は目を覚ました。「零号機暴走！」の声と共に。

暴走するエヴァの中で、意識が混濁して行った。
本部のベットに寝かされて、私はそれだけを繰り返し思い出していた。
記憶が途切れる直前、碇君も誘います。と思った事も。
すると、珍しく司令自ら病室に入って来た。
包帯の巻かれた手を出しかけて引っ込め、反対の手で私に触れる。
「大丈夫か。」その問いに私も「問題ありません。」
時計を見ると、午前７：００。私はすぐに退院できるかと聞いていた。
司令のメガネが光る。私は、今日買い物に出かけるのだと説明。
司令はポケットマネーで福沢さんを二人も取り出し、

「冬月には言うな。」

その後ろ姿に、私は誓った。任せて下さい。

その後は偶然泊まりだった葛木三佐の車で、葛木三佐の家に連れて行ってもらった。
弐号機パイロットは「ヤケに早いわね。」と驚いていたが、
私が碇君に「来て。」と誘うと、露骨に顔をしかめた。
葛木三佐が「青春よねー。」とビールに手を伸ばす。
碇君は驚いた様子で、「どうして？」と尋ねる。
私は答えた。
約束だから。
玄関で洞木さんの声がする。私達は、一斉に立ち上がった。


その日のお昼。お勘定を払うという時、レジの人が言う。
「ご一緒でよろしいですか？」
弐号機パイロットが私を見た。「ファースト、じゃんけん。」

私：チョキ
弐号機パイロット：パー

すると弐号機パイロット、間髪入れずに「別々で。」
えっ！？

葛木さんなんていません

脳内変換機能をアップデートせよ

弐号機パイロットも機転が利きますのう。
ここは綿密に練り上げた策略で復讐戦といきたいところですな。

イメージ的にゆかりちゃんはミサトさん。

マネーの虎見てたんかー！

いえ、なんでもありません
がんばって

リツコ　すっかりできあがる

シンジ「大人同士のつきあいって、やっぱりえろえろですか？」
リツコ「えろえろよー！！」

　　　　「たとえばぁ・・・・」

あずまんがエヴァ Part4
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1084957250/l50

碇君が暇そうだったので、第四くらいの使徒の話を聞いてみた。
碇君曰く、
あの時はトウジとケンスケを、エントリープラグの中に入れたのだが、
トウジが入ったせいで、エヴァの言語が関西弁になってしまい苦労したそうだ。
本当はカウントダウンが始まるずっと前に逃げたかったのだが、
「もうアカン。」
の一言が出ないために、エヴァが動かなかったそうだ。
必死にトウジに何も考えるなと訴え続けたが、
「この怪獣、エビみたいでなんかうまそうやな。天丼にしたら腹いっぱい食べれるやろうなぁ…」
と逆に変な事を考えられ、仕方なく「逃げちゃだめだ！」と叫び続けていたらしい。
碇君はため息で話を締めた。

エビの話をしてたらお腹がすいたので、
お昼休みという事もあり、私達はお弁当を広げた。
次に、弐号機パイロットとエントリープラグに入った時の事も聞いた。
とにかく狭くかったらしいが、
弐号機パイロットが水中を泳ぐ使徒を見て何を思ったか、
故郷の記憶でブタを解体する作業を思い出したらしく、
そのイメージが何となく伝わって、戻しそうになったらしい。

「あのね、最後に使徒の口をいっぱいに広げたんだけど、
　その時アスカってば、皮を剥かれたブタを吊り上げる作業を思い出してたんだよ。
　僕も最初は女の子の前で弱い所は見せられないって頑張ったけど…
　今思えばアスカって怖いなぁ。」

碇君は無意識にソーセージをばらしながらそう語った。
多分、碇君も多少弐号機パイロットに侵食されていると予想している。

現在、家に帰ってこれを書いている。
そう言えば、赤木博士はあれ以来、「エントリープラグ二人乗り」に興味を示している。
いい事を思いついた。

微妙だ、碇シンジの日記でも良い様な気もする。

スマン、続いたのか。

綾波さんの場合、国王の日記くらいキャラ改変しないと
物語を作りづらいのかもしれないね。
だから、どうしても綾波さん自身のことより他のキャラのことを
話題にするしかないのかも。
まあ、結局は書き手の想像力次第なんだけどね。

シュール劇場な綾波日記も良いではないかと

ho

八人月目日　雨雲

ご両親があれだからきっとおつむの中身が豊富なのだろうけど、
気が弱くて主体性がない碇君は、洗脳するのにうってつけだと思う。
思いついたらいざ鎌倉。
赤木博士にそれとなくエントリープラグ二人乗りを進めつつ、
毎日夜な夜な碇君の枕元で、断罪シンちゃんになるように呟いた。

「馬鹿シンジと呼ばれていた臆病なあなたは死んだ。
　あなたは大切な者の為に狂った男、”キョウ”よ。」
（ドキッ！　碇シンジだらけのスパシン大戦！！ 　よりコピペ)

効果は一週間後からじょじょに出て来た。
この一年中クソ暑いのに全身黒服を着始め、
私を見るたびに「なんて綺麗な魂の色をしていやがる…」とか言い始めた。

楽しい。

その頃になると赤木博士がエントリープラグ二人乗りを始めたので、
もちろんシンクロ中にも洗脳を忘れない。

あなたはキョウあなたはキョウあなたはキョウあなたはキョウあなたはキョウ
あなたはキョウあなたはキョウあなたはキョウあなたはキョウあなたはキョウ
あなたはキョウあなたはキョウあなたはキョウあなたはキョウあなたはキョウ

ところが弐号機パイロットと二人乗りしたらばれた。
断罪シンちゃんは私の味方なので、襲って来た弐号機パイロットにけしかけたら、
フライパンの一撃でのされて、挙句にショックで元に戻ってしまった。
私も弐号機パイロットから一撃を食らう始末。

根本的に碇君は弱い事がわかった。まずはマッチョにしないと駄目。

>>120-121
ﾜﾀｱ

ヨワヨワなキョウﾀｿ(･∀･)ｲｲ!

冷静に考えたら碇君のマッチョってキモイかも。
でも気になる。見たいわ。

▼月△日　不明

今日、弐号機パイロットにはたかれた。痛かった。冗談のつもりで
まじめに言っただけなのに、冗談とは受け取られなかったようだ。

でも、叩くことはないと思う。私が碇司令に死ねと言われて、ハイと
答えても弐号機パイロットが死ぬワケじゃないもの。

家にはオロナインしかない。これでもぬっておけばいいと思って、
塗って置いた。ひんやり冷たかった

彼女も最近、いろいろとうまくいってないみたいだからな。
冗談も、時と場合を選ばないと人間関係に支障をきたすぞ。
仕事が仕事だけに命に関わるような事態になるやも知れぬ。

オロナインじゃなくて
メンソレータムを塗って鼻血を出すくらいのへっぽこぶりが欲しい

>>126
碇か？

冬月、後は任せた。
レイ、食事にしよう。

九人月目日　微妙に雨

今日碇君からデートを申し込まれた。
なんとなく心躍るのだけれど、
あの時、教室にはトウジもケンスケも弐号機パイロットも洞木さんもいなかった。
どうも怪しい。罰ゲームではないだろうか。

デート終わり。
終始みんなが後ろの方でこそこそしていた。やっぱり罠。
とりあえず、弐号機パイロットについてある事ない事適当に吹き込んでおいた。

でも、今日の私の口元、ずっと曲がっていた。
私、ずっと微笑んでいた。


ところで、さっきからドアの外から弐号機パイロットの怒声。
でも知らない。だって今私いないもの。

乙
あっさりしてていいね

−彩り月、宝石の日−

今日は天気がよいという理由で、美術の時間に屋外で絵を描くことになった。

中学校にいる間は、教師の指示に従うように言われている。
写生、あるいは絵を書くという作業も初めてではない。
対象物を観察し、その物体の大きさだけではなく近似する材質なども予測し、使用武器を選択する。
距離感はもとより、細部までよく観察し力学的に弱点となりうる場所を探すことも重要。
ただし、スコープを覗き照準を合わせるのではなく、観察物を絵筆で白い紙に描くことが通常の訓練と異なる。

写生場所の指示はなく、私は碇君に誘われたので中庭に行った。
弐号機パイロットと洞木ヒカリさんが、花壇の縁に座っていた。
声をかけようとした碇君が、弐号機パイロットの落とした絵の具を踏んでしまったのは故意ではない。
彼の視線は、弐号機パイロットの絵に固定されており、足元を見ていなかった。
弐号機パイロットは碇君の謝罪をなかなか受け入れようとしなかったが、洞木さんの執り成しでしばらくして落ち着く。

碇君の踏んだ絵の具は、茶色だった。
弐号機パイロットはそれを、ラセット【おそらく表記はRusset 】と呼んだ。
それは、欧米における茶系の色彩をさす名称。
そこから色の名前の話になった。
最初は茶色に関する呼び方の違いで、次いではエクリュやベージュなど、日本では肌の色に近い色合いをさす名称についての話になる。

そして、髪や瞳の色の話に。

私は、自分の持つ色彩が、異色であることを知っている。

自然に生まれたのではない、異物の証。

彼らの話を遮るつもりはなかったけれど、そのことを指し示されることは楽しいことではない。
その感情さえも造りものであるのかもしれないけれど。
でも、私は自分の中に、震える指先が痛むような心の動きを、見いだすことができる。
それに名前をつけることが許されるなら、私は「かなしみ」がいいと思っている。
私の持つ「かなしみ」という気持ち。

表立って言われたことはないけれど、ネルフの職員が私の色彩について言及するとき、私はこの「かなしみ」に近い気持ちになる。

碇君や弐号機パイロットに言われても、おそらく同じ気持ちになるだろうと思われた。

だから、私は話を聞く前に席を立つことを選択することにした。
けれど、それは弐号機パイロットに阻まれる。
弐号機パイロットは、碇君に何か注文をつけている途中だった。
彼女の色彩もこの日本の中学校では、ある意味異彩といってもいいかもしれない。
しかし、それを憚る様子は見られない。
見せつけるように自分の髪をかきあげた後、同じように私の髪にも触れた。
そして、弐号機パイロットは私の腕を掴んだまま、碇君に向って言った。

「シンジも、もう少し頭を使いなさいよ。
　赤だとか、青だとか、・・・幼稚園児だってもっとましなこと言うわよ。
　こーんな美人が目の前にいるんだから、もうちょっと考えて褒めなさい。
　あたしだって、ファーストだって、ありきたりの美女じゃないんですからね！」

 
碇君は、私たちを少しだけ見つめたあと、左右に眼を動かしてから、
「綾波はルビーで、アスカはサファイア・・・色」
と言って、俯いた。
下を向いて動かない碇君には、体温の上昇と顔の表皮に血液の集まる様子が見られた。
それはおそらく「困惑」か「羞恥」と呼ばれる状態だと思われるが、その碇君の姿を見る弐号機パイロットはとても嬉しそうだった。
いつもよりも青みを増したような目で、そんな碇君を見ながら笑っていた。
私もそれを見て、お腹の辺りがむずむずするような、暖かいものを抱きしめたときのような感覚を持った。
頬が緩んで、口元が自然に動いてしまう。
弐号機パイロットは笑ったままの顔で、私を見て、また少し笑った。

「あんたも、笑えるのね。
　いいじゃない、人間ぽくって。
　いつもそんな顔してなさいよ。
　そしたらもう、誰もあんたのこと、・・・人形みたいなんて言わないから。

　知ってる？
　ルビーもサファイアも、同じ石よ。
　まぁ、たぶんシンジは知らないで言ったんでしょうけど。
　でも、あいつにはおんなじに見えてたらおもしろいわよね、あたしたちのこと」

弐号機パイロットは話しながら笑って息を詰まらせ、また笑って、私の肩にその肩をぶつけてくる。
私は弐号機パイロットが、あのように笑うところを初めて見た。
公園に棲んでいる猫の挨拶のようなしぐさは、とても暖かかった。

ルビーとサファイアの鉱物名はコランダム。
化学組成 はAl2O3 。
二つの石は、僅かな不純物の差しかない
ネットで調べた説明には、兄弟のようなものだと書かれていた。

水槽に浮かぶ『私たち』を、姉妹と呼ぶ人がいる。
そのことについて、私は「何か」を考えたことはない。

けれど。

研磨され光を放つ二色の石につけられた説明を読んだとき、私はそれを声に出して読みたいという衝動を持った。
読んだ声が、誰かの耳に入ればいいと。
昼間の暖かさが体の内側からこぼれてきて、それを誰かに言いたいと思った。

伝える相手も、伝えたい言葉も、私にはまだよくわからない。

私に出来るのは、今日の出来事の記録を書くことだけ。
でも、いつか私が自分のすべてを伝える相手を見つけたときは、この日記を読んでもらいたいと思う。
不完全な私という存在の、不完全な心の記録を。
そのときは、自分の感情を明確に表現できるようになっていることを切に、願う。

追記
その後、弐号機パイロットの絵には、金色の紙が貼り付けられ廊下に展示されていた。
書き上げられた精密な描写は、その賞にふさわしいと皆が褒める。
私には絵の良し悪しはわからない。
でも、絵の隅に書き込まれた三人の人物の、右端の一人の髪が私の髪と同じ色だったことを忘れないように記しておきたいと思う。

目の色も髪の色も、もう、私を傷つけることはないのだと知った日の、これは記録。

うーむ、ええ話や……雑学も増えたし。
やっぱ、みんな仲良くが一番やね。

なんか、ええもん読まさせてもらいました。
綾波の純真な心が表れていて、読んでて癒されますた。
日記の続き楽しみにしてます。

ｵｯﾁｭｯﾁｭ

十人月目日　たぬき

今日は碇君で遊ぼうと思って葛城参佐の家に遊びに行くと、洞木さんも来てた。
参佐も今日はオフらしい。碇君、ハーレム状態。
どうして一度逃げたのに戻ってきたのか、わかった気がする。
今日来て興味深かったこと。碇君と葛城家の会話。

弐「ん。」
碇「そう言えばポテチがあったね。持ってくるよ。」

葛「シンちゃん？」
碇「ミサトさん、飲みすぎですよ。」

ペンギン「クエー」
碇「あ、そうだね。今魚あげるよ。」

碇君は将来ムツゴロウ王国に行くべきだと思う。

次の日。碇君に動物のすばらしさについて説いた。
私はこんなに長く情熱的に話したのは始めてだった。
激しく脈打つ胸を押さえ、心地よい疲労につつまれながら、私が語り終えると碇君、

「すごいなぁ、綾波は動物が好きなんだね。
　そうだ。北海道にはムツゴロウ王国って言うのがあってね…」

どうも上手く話が伝わっていなかった様子。
碇君、動物のキモチは良くわかるのに、ヒトのキモチには絶望的にニブチン。
そんな碇君にはカマキリの卵をプレゼント。
暖かい所で保管してねと言っておいた。

十一人月目日　うなぎ

学校で弐号機パイロットが、会うなりいきなりビンタ。
でも公衆の面前（教室）だったので、泣いた振りをした。
弐号機パイロット、非難ごうごう。
洞木さんが慰めに来たので、彼女の腕の中で真相を聞いた。
この前あげたカマキリの卵。碇君の部屋で孵化したらしい。
ようやくこの世に生を受けた子供達。
あなた達はこの世で何をしようと言うの？
彼らは言う。
この世に生を受けて、その半分は食事だと。
餌を求めてキッチンへ。
ところがそれを知らずに弐号機パイロット、足を踏み下ろしてジェノサイド。
住居に響く絶叫。

私は悪くない。


はず。

ところで。
同じ時期にはじめたはずの、葛城参佐の日記が２００を超えている。
あのヒトにそんな甲斐性があるなんて始めて知った。
やっぱり感動巨編の方が伸びるのだろうか。

最下層を目指すもぐレイを、はるか天に仰ぎつつ思う。
今年のクリスマスはモグラの着ぐるみを着てすごそう。
おでん屋の前で寝転びつつ、つぶやく。
「ハンペン超好き。」
きっと子供にプレゼントを買いそびれた大人が拾ってくれるわ。
でも、届けられた先は葛城家と言うオチ。

　　○月　○日
明るくて、ふわふわして、今にも弾けそうな、そんな表紙のノートを買った。
本当はそんなものを買うつもりではなかったのだけど、同じクラスの女の子たちは
たいていあのようなノートを持ち歩いて、幸せそうに笑い合っているから。
英語のノートとして使ってみようかと思う。英語の教師は高野先生と言って、
授業は下手なのだけれど、彼女本人は優しくて丁寧な人だ。
あるいは彼女の授業が下手なのは、丁寧すぎるからなのかもしれない。



　　○月　○+1日
今日の英語の時間。高野先生が「可愛いノートね」と褒めてくれた。
私も少しだけ嬉しくなった。



　　○月　○+5日
何か違和感を感じる。
何なのだろう。

　　○月　○+7日
違和感の正体が分かった。
ピンク色の罫線に鉛筆文字はとても不似合いだ。



　　○月　○+16日
不似合いなのは罫線と鉛筆なのだろうか
私と、このノートの持つ明るさなのだろうか。
よく分からなくなってきてしまった…



　　○+1月　×日
近頃英語の授業には苛立ちを覚えてばかりいる。
シャープペンが引っかかる浮薄に明るいノートと、不必要なまでに過保護な授業と。

　　○+1月　×+3日
例の可愛い明るいノートをゴミ箱に押し込むと、意外なほどに
気持ちが落ち着いた。

私はいつもこんな風に、何かを大切にしようとしては失敗ばかりしている気がする。

>145
……で、どのヘンがレイの日記なのだろうか??

リナレイ日記とみた

>>144
モグラの着ぐるみの話どこかで読んだような記憶が
デジャヴかな
ハンペンとか

>>150さんはいい記憶をしている。
稲中。

>>145
ここは現在ネタ日記の巣窟だから。
秩序は静かで美しいけれど、新しいものはあまり生まれない。
混沌はうるさくてごちゃごちゃしているけれど、新しいものは沢山生まれる。
だから色々試してみるといいと思う。
他人の事にくちばしを突っ込むのは初めて。
変わった事をするのはどきどき。

ロウとカオスの概念だな

詩的かつ建設的な感想が来ましたな

>>151
そうだ！稲中だ！
ありがとう
ありがとう
ありがとう
ぬるぽ

がっ！

昨日＋α人目さん、いつも笑わせてもらってます。
天然で黒めなレイ、いいですね〜。
可愛いノートの方も、オチがよかったです。
で、なんか楽しげなスレの雰囲気壊しそうでアレなんですが、
鬱い展開の日記書いてもいいですか？
LRSでイタモノ駄目ってあまり聞かないけど、テンプレとかあるんですか？

好きにしたまえ

だめ

>>157
個人的に鬱レイ隙なんで待ってるよ。
鬱嫌な人のために題名とかでまとめてあぼ〜んできるように配慮しておくと良いと思うぞ。

16/7/22

人工進化研究所、第三実験場にて目覚める。
おそらく私は三人目。

午後、病院にて検査。
一階廊下にて、サード・チルドレン『碇　シンジ』に会う。

彼は私に「助かってよかった」と言い、次いでお礼の言葉を述べた。
しかし、彼を助けたのは二人目だろうと思われる。
私は三人目なので、私が感謝の言葉を受け入れるわけにはいかないだろうと思い、その旨を告げた。
彼はとても驚き、私の前から立ち去った。

碇シンジ。
彼は黒い目をしていた。
涙がたまって、ゆれる眼差しで私を見つめていた。

目を閉じても、彼の視線が見えるような気がするのは何故だろう。

記憶データの継承に不備があり、私の記憶は完全ではない。
空白になってしまったデータの中に、碇シンジの記憶も存在したのだろうか。

16/7/23

セントラルドグマは機密保持のため、決められた人間以外、入室は許されない。
赤木リツコ博士は立ち入りを許された人間だが、葛城三佐および碇シンジの侵入は認められない。

午後2時32分、赤木博士が碇シンジを伴い、ネルフ内を歩いていた。
それを見つけた私は、彼らを追いかけた。
どうして追いかけたのか、理由はわからない。
この時二人を追いかけていたのは、私だけではなかった。
その三番目の人物「葛城三佐」と赤木博士、そして「碇シンジ」
彼らの目的地がセントラルドグマの最深部だと判った時、私は鼓動が早くなり、めまいに似た症状に襲われた。
体の安定は絶対条件と言われている。
私は、諸症状の引き起こされた原因について考えた。
彼らの行こうとしている場所には『人工進化研究所』が存在する。
あのLCLで満たされた空間に、碇シンジが足を踏み入れる。
そのことを考えると激しい拒絶を感じる。
それが不調の理由だと思われた。

私は、三人目になって初めて、衝動というものにそって行動した。

ネルフ内の電圧を落としたのである。
結果、三人はエレベーター内に閉じ込められ、私の不調は取り除かれた。
碇シンジの存在、あるいはその行動が、この体の安定に関与すると思われる。
後日、あらためて彼と接触を計ることにする。

レイ3は性格「黒」です。
駄目な方はあぼ〜んよろしく。

なんと…レイ3さんの行動の大胆なことよ。

日記age

日記age

十二人月目日　フルムーン

以前「月ではウサギがモチをついている」と聞かされ、
今までずっと信じていたのに、赤木博士に「んな訳ないでしょ。」
とあっさり言われてしまった。
悔しい。
とても悔しい。
何とかして月にウサギは居てほしい。
この想いを碇君に話したら、
「…で、でも月にいるって思ってた方が、夢があっていいよね！」
と言ってくれたが、私の想いは違う。実際にいてほしい。

碇君と一緒に話を聞いた弐号機パイロットは、
「バーカ」と言ってくれたので、心置きなく後ろから後頭部を叩いて逃げる事ができた。
でも結局捕まったけど。一発叩かれた。おあいこ？
それはともかく、実はその後、ロンギヌスの槍にウサギのぬいぐるみを結び付けておいた。
そして弐号機パイロットが精神攻撃を受けている最中、それを思い切り放った。
今、確かアレは月にある。
だから、月にはウサギはいるの。
誰にも知られる事の無い、私だけの秘密。

何だか嬉しい。

でもその後、機会があって弐号機パイロットにその事を話したら、

「そんなの大気圏突入した時に燃え尽きるに決まってるでしょ？
　バッカじゃないの？」

ありがとう弐号機パイロット。
私は今日も、あなたにこの悔しさをぶつける事ができたわ。

最近はバンソウコウの消費が激しい。

アスカは気持ちに余裕を持って精神崩壊を起こして、レイは淡々とイタズラ心を持ちつつ爆死していきそうですな
シュールだ。

そして巨大化へ

カワエエ…

16/7/24

碇シンジと接触。
彼は私が記憶喪失になっていると考えている、と思われる。
「碇君」と呼ぶように勧められたので、以後そのようにする。

碇君は「葛城三佐」宅に、セカンドパイロット「惣流・アスカ・ラングレー」と同居中。
彼の話題は主にその二人についてだった。
・「葛城三佐」は仕事が忙しく帰宅が遅いため、最近は話をしていない。
・「アスカ」は、先の使徒戦以前から「洞木さん」の家に外泊の為、会っていない。
碇君の声は小さく、聞き取ることが困難だったので、私は彼に近寄った。
私の動作に、彼は「ぁ」とか「ぅ」などの声を上げ赤面し、俯いた。
その後、会談は打ち切られた。

彼の行動を観察したが、会話中は私の体調の不備を起こす原因と思われるものを発見できなかった。
それで、前回の恐慌を再度トレースしてみたところ、彼の視点が問題と思われた。
私は碇君が、『私たち』を『見る』という行為に反応したように思う。
私が意識しているのは、彼の黒い目である可能性がある。
そういえば彼が下を向いたとき、胸の奥に微かな違和感があったような気がする。
この違和感は、彼が「葛城三佐」や「アスカ」について語っていたときにも同様に存在していた。

16/7/25

碇君と接触、会話を持つ。
彼は、移動中の私を見つけ「綾波」と呼びかけてくる。
しかし、話題を提供できずに会話が中断し、一定時間がたつと去っていってしまう。
前回、前々回共に、いきなり席を立ったことを謝りながらも、碇君は何度も同じ行動をする。
碇君が背中を向け走り去ると、胸のしたあたりに小さな穴が開いたような感じがする。
風が、通り抜けるような感じが。
そのような欠陥はないので気のせいと思われるが、度重なる不調は安定感を損なうと思われる。

また、碇君は赤面しやすく、彼がこの状態になったときも立ち去る確率が増える。
私の会話パターンはいまだ少なく、彼と長時間話を継続できるほどに上達していない。
今後も、学習が必要と思われる。

私は、赤木博士の検査以外に時間を指示されていることはない。
なので、それ以外の時間の多くはネルフ内の散策に充てている。
通路などで黒い髪を見かけると、碇君がいるのかと誤認してしまう。
私の人間に対する識別能力には、欠陥があるのかもしれない。

16/7/26

碇君と会話する。
彼が『二番目の綾波レイ』について語るのを聞き、頭が痛くなる。
私は三番目。
二番目ではない。
頭痛を訴えた私を、碇君は介抱してくれた。
肩のあたりを撫でるしぐさは、医学的な頭痛の対処法としては適当でないが、痛みは軽減した。
民間療法として「手当て」と呼ばれる治療があるらしいので、碇君がしてくれたのはそれかもしれない。
碇君に撫でられると、眠りにおちる時のような体温の上昇がある。
このような状態を「安心する」と呼ぶらしい。
また、この行為の継続を望むのは「気持ちいい」からだろうと思われる。

しかし、碇君との気持ちのいい接触は葛城三佐によって中断された。
三佐は碇君を呼び私と引き離すと、彼を連れて行ってしまった。
肩越しに振り返って私を見た三佐の視線には、以前にはない強い光があった。
先日の挨拶時は、三佐は私に笑顔を向けてくれていた。
彼女の急変には、赤木博士の関与があると思われる。
今日の予定で、シンクロテストが急遽取りやめになっている。
赤木博士の拘束の噂は、おそらく事実なのだろう。

赤木博士が捕まったことにより、私の時間が増えることは好ましい。
けれど、三佐の隔意により碇君の自由が制限されることは良くないことだ。

アカデミックなレイの碇君観察日記やね。これはこれで・・・・・・
どう黒くさせていくか楽しみ。

十三人月目日　ホッケーマスク

弐号機パイロットとケンカ。
いつもの事。だけど今日は口げんか。
発端は「包帯マニア専用」「壊れフェチ御用達」、
どちらがよりアンダーグラウンドに近いか。
口論では決着がつかないので、近くにいた碇君達に聞いてみたが、
男子中学生には難しすぎる話題だったらしい。
ただ、トウジがケンスケの撮った（隠し撮り）写真を見ながら、

「写真にはあの性格は写らんからなぁ〜」

と久しぶりに呟いていた。後でトウジの弁当箱を接着剤で固定しておく事にした。

決心してから気がついたが、
トウジはそもそも弁当箱なんて持って来てなかった。
彼は洞木さんの手作り弁当。
洞木さんにはうかつに手を出せない。天然が一番怖いから。

結局それ以上どうしようもなく、
そのうち弐号機パイロットが飽きたようなそぶりを見せ始めたので、
自然とケンカは終わってしまった。

夜、晩御飯を狙って葛城参佐の家に行くと、碇君がネタを披露していた。
碇君「計斗羅轟剣・暗・剣・殺！」
と、それを見た葛城参佐も、
葛城参佐「月に変わって…（略）」
私も「コ○ン」の誰かの真似してみたけれど、受けはいまいちだった。
あの子暗いし。
やっぱり私にはこれしかないのだろうか。
無理に裏声と大声を出し、「ドラグ・スレイヴ！」

これをやると急に頭に血が上るので疲れる。


どうでもいいけれど、弐号機パイロットの持ちネタってなんだろう。

>>179
レイちゃん。大変言いにくいんだけど…弐号機パイロットの持ちネタは
碇君と同じだよ。

#グレース=ウリジンね

「ミケ、やっちゃって！」
と９０式戦車（or７４式戦車）に命令するというのは・・・・

>>180
　　　●'''　* ""'';;,
　　　　＼.从 从　;;;ミ 　…どうして、そういうこと言うの…
　　　　　 ゝﾟ- ﾟν ;;;ミ　　　
　　　　　 (,,,ﾉ(,,,ﾉ　;;;ﾐ　　　
　　　 　　O_,,,O_,,,,,.ﾉ'〜

>>182
大丈夫、レイちゃんもできるから。

#パトリシア=ハックマンな。

>>183
　　　●'''　* ""'';;,
　　　　＼.从 从　;;;ミ 　…ありがとう、感謝の言葉…
　　　　　 ゝﾟ- ﾟν ;;;ミ　　　
　　　　　 (,,,ﾉ(,,,ﾉ　;;;ﾐ　　　
　　　 　　O_,,,O_,,,,,.ﾉ'〜

16/7/27

碇君がいつもよりも声を大きくして、セカンドパイロットについて話す。
最初は少し眉を顰めながら、彼女が行方不明であったのに、
それを知らされていなかったことを怒っていた。
けれど、その表情はすぐに明るくなり、｢アスカ｣が見つかったことを告げる。
｢アスカ｣は病院に収容されたそうだ。
「今日はミサトさんがまだダメって言うから、明日、行きたいと思っているんだ」
そう言って笑う碇君を見ると、私の胸は痛くなる。
しくしくと小さな痛みが、私を蝕む。
何も答えずに私が黙っていても、碇君は話し続ける。
私が無言でいると、碇君はたち去ってしまう事が多いが、今日は違った。
碇君は、何故楽しそうに｢アスカ｣のことを話すのだろうか。
…何故？

赤木博士の代わりに私のメンテナンスをしてくれる伊吹二尉に、胸の痛みについて話す。
彼女はその｢痛み｣は体の不調ではなく、心から来るものだと言う。
そして、胸が痛いのは｢せつない｣からだと教えてくれた。

私の心。
｢せつない｣のは、何故？

16/7/28

碇君とセカンドパイロットのお見舞いに行った。
ベットの上で眠る彼女に、碇君は悲しそうに話しかける。
それを見ると、私の胸はまた痛みを訴える。
私は、なぜこんなに切なくなってしまうのだろう。
別れの挨拶もせず、碇君を病室に置いたまま、私は帰ってきてしまった。
これも、衝動的な行動。

碇君がいると、私の心が動く。
触れられれば暖かくなり、背を向けられれば冷たくなる。
彼がほかの誰かを気にかければ、私はせつない。
何故、私の心は動くのだろう。
碇君であることの理由は、何？

碇君が｢ありがとう｣と言ったのは二番目の『綾波レイ』。
私は、二番目ではない。
そして。
碇君が｢生きていてよかった｣と言うのは、二番目だけではない。
病院のベットの縁に立って、彼がそう声をかけるのを私は聞いてしまった。
…惣流・アスカ・ラングレー、エヴァのセカンドパイロット。

涙がこぼれる理由さえ、私にはわからない。
私が、泣くのは、何故？

16/7/29

今日も、碇君は病院にお見舞いに行く。
誘われたけれど、私はそれを断った。
しかし、私が行かないと言っても、碇君が病院に行くことをやめることはない。

時間が空いた私は、午後からセントラルドグマにて記憶媒体を更新した。
その途中、マギ深部にハッキングの痕跡を発見。
コードの特徴から使用者の検索をかけたところ、葛城三佐の可能性が高いと判明。
犯人はおそらく三佐だと思われる。

三佐とは、ネルフ内で出会っても、挨拶を交わすことがなくなった。
通路ですれ違うときも、三佐はまるで私がいないかのように黙って通り過ぎる。
それは、ほかの職員たちと同じ。
私にむかうのは、ガラス越しに眺めるような遠い視線。
連絡事項か指示を告げる言葉。

碇君だけが、違う。

なぜ違うのだろうか。
彼が子供だから？
何も知らないから？

全てを知ったら、碇君も彼らのような『目』で私を見るの？

体温が下がり、視界が狭まる。
漣のような震えに、書く文字が歪む。
平衡感覚の喪失、足元が崩れていくように感じる。
レッドシグナルをつけるような体調の不良。
けれど、これもおそらく私の｢心｣から来たもの。
初めての、心の動き。
でも、私はこれによく似た感情を知っている。

目を閉じても変わらない。
これは、「恐怖」

さて、どうオチをつけるのやら。
頑張ってね。
後、思考にゲンドウが出てこないと不自然かなと思った。

正直な感想を言わせてもらえれば、こんなのレイ３じゃないやい

>>190
「ぼくの」が抜けてるよ。

>>190
>163
>レイ3は性格「黒」です。
> 駄目な方はあぼ〜んよろしく。

レイ炭なら全身まっくｒ

黒云々じゃなく、この段階で３人目が碇君にこだわりすぎるのがね

その辺は説明不足かもな

でも、この三人目レイってシンジに拒絶される理由が無いから、シンジとの
交流が原作より濃密な上に他の人間と接触していないんだよね
二人目からの記憶の継承や碇ユイを元にサルベージされた者としての
本能的な物などを加味して考えれば不自然なことではないと思う。

他にも考えてることは多いんじゃないかな、とかは思うが。

あのクローンの大群を見てからシンジは怯えてレイと接触しようとしなかったし、
二人目の記憶の継承はないと思うけど（眼鏡のこととか覚えてないから）。
不自然だよ、やっぱ。
三人目のレイじゃない、こんなの。
ＬＲＳのスレに逝けよ。

>>196
キャラ性をどこまで捉え切っているかについては、読む者それぞれで許容の域が違う。
不自然だと誰かが感じたものを、別に良いﾝでない？　と思う俺もいるわけで、
容易に断言で評するのは迂闊な行為だと思ってる。

でも、断言しちゃおう。

どっか他所逝けよ>>196
いちいち自分の趣味に合わんからと、簡単に人を排除しようとしてんじゃないわい。

>>196
この話では、シンジはレイがいっぱいいる水槽を見ていないんだよ。
だから、シンジがレイに怯えないのはいいんだけど、３人目レイがこういうのはね。
まあ、LRSではらぶらぶレイちゃんに改変するのは定石だし、
LRS人には全く問題ない範囲なんじゃないかな。

>>196
ろくに読まずに内容を批判したあげく排斥とはね。┐('〜`；)┌
せっかく一括あぼんできるように作者氏が配慮して
題名つけてくれてるんだから活用してみれば？

日記の続きを待つ

別に、このスレはLRS綾波日記で無くてもいいんだけどね。

>201
ＬＲＳであっても問題ないんだが

十四人月目日　バロック

不思議な世界。
天まで伸びる塔を果てしなく下ってゆく。
一番下には偉い天使様と神様がいるの。
途中、箱を大事に抱える人に会った。
人は言う。

「箱の中と外はどうちがうんだろうな？
　開けてしまえば、みな同じなのだろうか。
　世界にも、中と外があるんだろうか？」

目が覚めた。

今日見た夢。

水槽の私たちに会いに行った。
ちょっぴりケンカ。
だれかが言った。
あなたは私じゃない。
だれかが言った。
あなたは私じゃない。だから出て行って。

ちょっと悲しくなった。
誰か、私の悲しさに気がついてくれればいいのに。
自分勝手な要求。私も逝ってよし。


ふと思った。私って性格悪いのかも。

考え直す。弐号機パイロットよりマシ。

弐号機パイロットと話す。
思った事を打ち明けてみた。
「バッカじゃないの？」相手にされなかった。
でも弐号機パイロットはすぐに、「ホラ、行くわよ。」

姉妹スレがならんでる

16/7/30

セカンドパイロットは、回復の兆しが見えない。
ドイツから補充人員としてフィフスが来ると言う、噂を聞く。
声高に話すのは、それが事実だからだろうか。
零号機は大破。
弐号機はパイロットが入院。
初号機は｢凍結｣の指示が出ているが、現在、ほかに稼動可能なエヴァがないため、
辛うじて待機状態が許されている。

セカンドの代わりのフィフス。
スペアのある『綾波レイ』
仕組まれた子供たち、エヴァンゲリオンのパイロット。
しかし、おそらくこの先も、私はエヴァに乗ることはない。
例え私のスペアの全てが、赤木博士によって壊されていなくても。

造られし『人』、エヴァ。

アレは、私と同じモノ。

夕刻、自室にて。
ベット横のチェストの中に壊れた眼鏡を見つけた。
G.Ikariのイニシャル。
これは碇司令の持ち物。
碇司令は、碇君のお父さん。

そして、私を造った人。

エヴァを造った人。

碇司令は、私が目覚めたときに、一度だけ会った。
彼は、『綾波レイ』が『在る』のは彼の目的を果たすためだ、と言っていた。
そのためだけ、だと。

それは、きっとエヴァと同じ。

握り締めた眼鏡が濡れて、私は自分が涙を落としていたことに気づいた。
けれど、わからない。
「心」が動かなくても、涙が零れるのは、何故？

16/7/31

碇君は、ネルフ本部内にある一室に住んでいる。
そのため、時間と場所を間違えなければ、確実に彼と会うことが出来る。
私はAm7:20、碇君が朝食を食べているところに向う。
いつもどおりの朝の挨拶を交わし、碇君がご飯を食べ終わるまで待っていると、
「町が壊れて、どこにも出かけられなくてつまらないね」
と、何気ない口調で彼は私に話しかけてきた。
それから、碇君は｢アスカのお見舞いにお花を持って行きたいんだけどな」とも言った。

碇君の話にあった｢町｣と｢花屋」という場所を、私は知らない。
私が知っているのは、ネルフ本部と自室、そしてセントラルドグマ。

二番目が零号機の自爆を選択したとき、上の都市部も共に壊れてしまった。
都市に人が住み、町として機能していた間は、『綾波レイ』も学校に通っていたらしいが、
三番目にかわったのは、何もかもが失われた後だ。

だから、私は｢学校」を知らない。
｢花屋」で「花」を買うことも。

そのことを碇君に告げると、彼は「今度どこかに行こう」と言ってくれた。
私の知らない、どこか。
碇君の言葉を思い出すたび、心拍数と体温の上昇、それに血液循環の促進を感じる。
ふわふわした不安定さと、でも、いつまでもそれを感じていたいような感覚も。
新しい感情。
これは、たぶん｢嬉しい｣という気持ち。

ゲンドウ氏は対人関係に臆病という解釈
だから、二番目を失くした後、気安く三番目とは付き合えない。
で、直接対決はまだ先ってことで。
　　
らぶらぶレイちゃんはおそらく無理。
…ごめんな『黒』予定なんで。
ダメなタイプだったと思ったら、あぼ〜んよろしく

お疲れ〜。
黒の癖に徐々に乙女チックになっていくのは綾波業務日誌みたいで良いなｗ
カヲルも来るみたいだし、どう表現されるのか楽しみ。

やっぱ、急に付きまとうようになったレイにシンジは違和感を覚えたりするんだろうか。

>>210
ゲンドウ氏の二人目レイに対するこだわりは凄かったからな。
劇中で感情をあらわにしたのは二人目の危機のときだけだったし。
案外、三人目との接触は補完直前まで無かったという解釈も成り立つのかもね。

○月●日　晴れ

今日は碇君との結婚記念日。いまだに日記では碇君と呼ばせてもらって
いるけれど、なかなかやめられない。定着しちゃっているから...

今日は早く帰ってくるって電話があった。

碇君へのプレゼントはTシャツ。とても高価な代物。
気に入ってくれるといいな

十五人月目日　あられ？

トウジの乗ったエヴァにボコボコにされた。
すると本部がいきなりトウジを使徒認定。
やっぱり関西だからだろうか。タイガース。巨人とは永遠の宿敵同士。
起き上がるのも面倒なので、寝ながらそんな事を思っていたら、
虎の化身は弐号機パイロットも瞬殺。星野タイガースは伊達じゃない。
追い詰められたネルフ。司令は初号機を投入。
関東の威信をかけた一騎打ち。けれど碇君、プレッシャーでだめだめ。
仕方なく司令はダミープラグに交代を告げる。ところが碇君、交代拒否。

「やめてよ父さん！」
「なぜだシンジ、なぜ戦わない？」
「トウジが相手だなんて、聞いてないよ！」
「ダミープラグに交代しろ。これ以上はやらせん。」
「やめてよ父さん！」

マウンドとベンチで繰り広げられる親子ゲンカ。お願い。他所でやって。

結局、期待の新人ダミープラグに強制交代。
すごい。血気盛んなのは新人の特権だと改めて納得。
そんな私と弐号機パイロットは、
初号機VS参号機の間ずっと、真・ゲッターが飛んで来るのを待っていた。
でも来なかった。やっぱりフラグを立て忘れたのね。
残念な思いも２人一緒でシンクロ率あっぷ。

あ、わからない人もいるかもしれない。
スーパーロボット大戦αでは、碇君VSトウジの最中、
真・ゲッターが現れて、トウジを助けてくれるの。
でもトウジフラグを立てると、ほとんどのフラグは放棄。
あの関西人にそれほどの価値はあるのか。みんなよく考えて。

それはそうと、あれ以来碇君は引きこもり、弐号機パイロットは機嫌が悪い。
本部も殺伐としている。
私も少ない手持ちで一発逆転をかけたロト６が外れて鬱気味。
仕方ないので、こんなときでもマイペースなオペレーターのメガネの人に、
こっそり馬券を買ってもらう。
ネルフに詰めきりなので、制服の下に携帯ラジオを忍ばせる毎日。
そんな時、たまに弐号機パイロットとエレベーターで一緒になった。
機嫌が恐ろしく悪い弐号機パイロットとは話したくないので、
携帯ラジオに耳を傾けていると、
急に弐号機パイロット、こっちを振り向いて何か言い始めた。

普段弐号機パイロットが言う事は、大体７割が自慢話なので、
適当に相槌を打っていればいい。私はイヤホンに集中する。
ところが「ええ」と適当に言うと、弐号機パイロットがいきなりビンタして来た。
何をするのと言う間もなく、

「あんたなんか司令が氏ねって言ったら氏ぬんでしょ！？」

何のこと？　と聞こうしたが、
弐号機パイロットは人形がどうのと捨て台詞を残して走り去った。
よくわからない。あの日だろうか。

今、これを書きながら思う。
弐号機パイロットが言いたかった事は、大体わかった。
弐号機パイロットは、ネルフのどこかにある『水槽』の存在を知らない。

以前、パースーオリマの攻略本に、こんな事が書いてあった。
オリマの残機は、常に画面外にひしめき合っていると。
私もそんな感じ。
前の一人が落とし穴、あるいはクリボーその他のタックルで氏ぬと、
次の人の出番。少し前から気合を入れてBダッシュ。
でも大抵オリマは覚えゲーだから、プレイヤーが乗り越え方を覚えるまでは、
しばらく似たような氏に方を繰り返す。
私はどこで氏ぬのだろうか。
そして何人目の私がそれを乗り越えるのだろうか。

でも、私はあの陽気なイタリア系オヤジじゃない。
私の存在が消滅し、私が私としての自我を保てなくなるのは辛い。
次の私は私が氏ぬちょっと前の私の記憶から、
何を思ってBダッシュするのだろうか。

考え出すとキリがない。
今夜はとりあえず、キノコを食べて寝ます。
明日巨大化してたら楽しいかも。

GJ!

レイをマリ○に例えたのは初めて見たよｗ
なんかこういう、お気楽の中のシリアスって大好き

『水槽』とマリ○を見てマリモを連想した。
あんな感じで増えたんだろうか・・・

16/8/1

自主性を尊重し、強制力のない予定を共有することを、『約束』と呼ぶ。

Am７:24、碇君と会って、朝の挨拶を交わした。
その時、昨日彼が言った「どこかに行く」という言葉を確認しようとしたら、教えてくれた。
あれは、碇君との『約束』
私にとって、初めての約束。

Pm3:10、碇君と約束の話をした。
約束について話すのは、今日三度目。
碇君は眉を寄せて、困ったような顔で笑ってから、
「綾波は、前と少し違うね。
　記憶喪失だからかな」
と言っていた。

碇君が言う前の『綾波レイ』とは、二番目のこと。
私は三番目。
…二番目ではない。

でも、私も『綾波レイ』
でも、二番目ではなく、三番目の『綾波レイ』

二番目が動いていたときは、私は大量に造られた『綾波レイ』のスペアの一つだった。
たくさんある同じモノの中の一つ。
『綾波レイ』は、みな同じはず。

けれど、碇君は違うと言う。

私は、三番目。二番目とは違う。
そして、私以外のスペアはもう無い。

私は誰？
私は、『綾波レイ』

碇君と約束したのは、私。
『碇君と約束した綾波レイ』は、私。

私は私、かわりはいらない。

Pm11:48、あと1時間12分で明日になる。
秒針の速度は変わらないはずだけれど、その動きがとても遅く感じる。
これも、私の『心』せいなのだろうか。

16/8/2

Pm3:45、規定の用事をすませた碇君と、外に出かけた。
碇君が連れて行ってくれたのは、零号機の爆心地の跡。
そこは湖になっている。
湖の淵を歩きながら、碇君は学校のことを少し話してくれた。
今は疎開しているから、皆、いなくなってしまったと言っていた。

碇君といると、時間の経過が早いように思われる。
すぐに夕刻になり、帰宅を迫られる時間帯になった。
碇君は、最後にもう一度だけと言って、湖の近くに歩いて行った。

そして、『彼』に遭った。

『彼』は碇君と私の名を言い、自分はフィフスだと言った。
フィフス・チルドレン、渚カヲル。
セカンドの代わりのパイロット。
フィフスの周囲には、赤い硝子の板のようなものがあった。
それは透明だけれど、薄く光る赤い色のせいで、私にはフィフスがよく見えない。
けれど、碇君はそれが気にならないようで、フィフスに話しかける声は平常時と変わらなかった。
私と碇君は、本部にフィフスを同行して帰った。
葛城三佐が入り口まで迎えに来ており、碇君とフィフスを連れて行った。

葛城三佐もフィフスの『壁』について何も指摘しなかったことが、不可解に思われる。

16/8/3

碇君はフィフスと朝食を食べ、フィフスと訓練をする。
通路を歩いているところも見かけたが、そのときもフィフスが同行していた。

私は碇君に挨拶をしようとしたけれど、二人が話しているのを見て、
急に胸が痛くなり声が出なかった。

それで、午後から体のメンテナンスを申請した。
伊吹二尉に不調時の様子を説明すると、
「シンジ君は学校の友達が遠くに行ってしまったから…。
　きっと寂しかったのね。
　渚君はとてもいい子だと思うわ。
　友達になったんじゃないかしら」
と言っていた。

友達。
｢友達｣ならば、碇君の傍に居られるの？
では、私は？
碇君にとって、私は、何。

碇君がフィフスと共にいるところを見ると、胸が痛い。
それは切ない気持ちに似ているが、それよりももっと強い痛み。
明日また二人を見ると、私の胸は痛むのだろうか。

うーむ、黒っぽい。
いいかも・・・

違う話だとわかっている。
でも、この二人め(マリ○）レイの次の《綾波レイ》がRei3………。

>>214-215
トウジの呼称は、「鈴原くん」もしくは「ジャージ」の類を希望。

レイが、トウジやケンスケを名前で呼ぶのって、違和感有りまくりなんだけど。

>>228
名前を覚えてないので、碇くんの真似をしてると怪設定。

口に出す時は、「碇君」、「鈴原君」、「セカンド」と言うが、
心の中では、「シンジ」、「トウジ」、「アスカ」と呼び捨てにしている綾波レイ

>>228さん

みんなをどう呼んでいるのか知らなかったから。
いい機会なので教えてくれると嬉しい。
TV放送を見ただけのうろ覚えな私。

>>231
予め言っておくと、俺も明確に覚えているわけではない。ただ、レイの人称は基本的に
"苗字＋敬称"なので、そうじゃないと違和感があると言うだけ。
だから、>>228 にも"希望"としている。

以下に示すのは、アニメ本編に於ける呼称。"？"付きはどう呼んでいたか、記憶に定か
ではない物。

ゲンドウ＝碇司令
冬月＝冬月副司令 or 副司令？
リツコ＝赤木博士
ミサト＝葛城一尉→葛城三佐
加持＝加持一尉？
マヤ＝伊吹二尉？
青葉＝青葉二尉？
日向＝日向二尉？

シンジ＝碇君
アスカ＝弐号機パイロット
カヲル＝フィフス？
トウジ＝鈴原君？
ケンスケ＝相田君？
ヒカリ＝洞木さん？

と、こんなところ。
"？"付きは"記憶に定かではない"とは書いたものの、実際、一度も名前を呼んでいない
のが大半ではなかろうか？(苦笑

トウジは鈴腹君って呼んでたよ。
ただし、チルドレン選出後なので、それ以前は個人名すら認識していなかった可能性もある。

EVA2設定の呼び方じゃだめ？

EVA2の世界を舞台にするなら可。

こんなに早く答えてくれるなんてびっくり。
聞いてくれる人がいる。嬉しい。
こうゆうのがあるととっても便利。

コンビニエンス。

さぁ、対価を支払ってもら(ｒｙ

十六人月目日　寒い

葛城参佐の家に晩御飯時を狙って襲撃した。
しかし参佐はアルコールの摂取しすぎで大変な事に。
寒いのに窓を全開にしていて、酷く寒い思いをした。

一年中夏のような気候だったろとか言ってはいけないわ。
臨機応変。応用はとても大切。

それはそうと、私は寒いのでずっと暖房の近くで座っていたら、
碇君が「綾波は肌が白いね。雪みたいだ。」と言った。
それほどでもないと思う。雪ほど白かったら大変。
でも弐号機パイロットよりは白い。
そうしたら話は弐号機パイロットへと飛び火。
ゲルマンのくせにぜんぜん白くないもの。白人。微妙な発言。
弐号機パイロット、ちょっと怒った顔で、
「あたしはクォーターなのよ！」
クォーターって何？

とりあえず、お母さんが日本人という事で納得。
でもちょっと悔しそうな弐号機パイロット。
じゃあ白くしてあげようと思い、小麦粉を顔に吹きかけてあげた。
すると驚きの白さに！　アタック？
もう弐号機パイロットとか言う以前に白かったが、
その後二人で小麦粉を使った模擬戦闘訓練に発展した。
後片付けは碇君の仕事。ちょっと泣いてた。

次の日。
弐号機パイロットはまだ昨日の事を根に持っていたので、
今度は私が黒くなってみた。ガングロ。

学校に着いた途端、洞木さんに屋上まで連衡され、
必死な顔で、「何が辛いの？　私、力になるから！」と聞かれた。
先生に生徒指導室にも連れて行かれた。
なぜか葛城参佐も現れた。ハンカチで涙を拭いていた。
赤木博士もいた。博士はパツキンなので椅子にふんぞり返っていた。
みんな結構失礼。

結局その日は、碇司令から「レイ、ガングロはだめだ。」と電話が来たので、
黒くなるのはやめた。だから髪を真っ白にした。なんとなく。

そしたら学校で碇君に言われた。
「綾波の髪型って、白くなるとヘルメットみたいだね。」
碇君の靴に画鋲を仕込んでおいた。

waros

>>238-242
ﾊｹﾞﾜﾗｗ
こういう綾波大好きだ(*´Д｀)

ヤバイおもしろい、是非続けてください

赤と黒みたいに

今日は休日。
いつもは寝てばかりだけど、今日は違う。
今日は碇君が買い物に誘ってくれたから、ちゃんと朝おきて
シャワ−も浴びた。

葛城参佐の家に行くと、碇君が出掛ける用意をしていた。
碇君と二人で出掛けるなんて・・・・そう思っていたら
セカンドチルドレンも一緒に行くと言い出した。正直、ウザイ。

仕方がないから３人で第三新東京市街のデパ−トへ行く。
途中、電車の乗り継ぎの際に私は碇君の手を引っ張って突然走った。
この人混みの中でセカンドを捲いて碇君と２人になりたい・・・

何とか振り切ったようね・・・。碇君はセカンドが居なくなったので
心配して「探そうよ」っていうけど、私は「心配ないわ・・・」といって
碇君の手をひいて次の電車に乗り込んだ。

今日は葛城参佐の誕生日プレゼントを買うために此処に来たの。
私と碇君で葛城参佐へのプレゼントを選ぶの。
何にしようかしら？なんて考えながらデパ−トに入ろうとしたら
後ろから誰かに肩を掴まれた。
息をきらして鬼のような形相をしたセカンドが肩で息をしながら立っていた。
「追いついたのね、もう・・・」全く空気を読まない女ね。まぁいいわ。
まだ碇君と２人きりになれるチャンスはあるはず。

早速、プレゼントを見に行こうとすると、セカンドが「アンタばかぁ〜？」
という。何でも走って追いかけてきたから喉が乾いたらしい。
そんなの知らないわよ。でも、碇君が「アスカ、じゃあ上の喫茶店で休憩しよう」
って言ったから、仕方なくついていく。でも、碇君のこういうとこ、少し好き。

喫茶店で、私はアイスミルクティ−、碇君はアイスコ−ヒ−、セカンドは
チョコレ−トパフェを食べた。

喫茶店を出て、いろいろ商品を見た。セカンドは葛城参佐へのプレゼント
を選ぶより、自分の欲しいものを見てるみたい。ま、そのほうが都合が
いいわ。碇君と２人になれるもの。

葛城参佐へのプレゼントは碇君と私で「財布」にすることに決めた。
金運があがる「黄色」の財布。

買い物も済んだので帰ろうとしたら、またセカンドが「アンタばかぁ〜？」
といって碇君につっかかった。
どうやら先日、セカンドも誕生日だったらしい。けれど、私たちから
プレゼントを貰ってないことが気に入らないらしい。
碇君がセカンドに「じゃ、じゃあアスカは何が欲しいの？僕が買って
あげるよ、高い物は買えないけど・・・」
碇君、セカンドに優しすぎるわ・・・・。でも、そんな優しいところが好き。
結局、碇君はセカンドチルドレンにワンピ−スをねだられて今月のお小遣い
が無くなってしまったらしい。今度、私が碇君を誘って何かご馳走してあげる。
肉はダメ・・・私、嫌いだから・・・。

>>247-250
そっか、明日はミサトの誕生日だったな。つーことは、当然、明日はこの続きだな？
期待してる。

アスカと綾波、何で仲良くしないんだろう…｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

十七人月目日　霧雨

学校で、今日は葛城参佐の誕生日だと聞いた。
碇君と弐号機パイロットはホームパーティという、
ブルジョワかぶれの儀式を行う気らしい。
個人的に葛城参佐の誕生日は、
アルコールで満たしたエントリープラグの中に放り込むのが一番だと思ったりするけれど、
私は清純派なのでそんな事は言わない。
でも思想の自由。大切。

そんな事を思っていると、弐号機パイロットが私に来いと言ってきた。
私は頷く。呼ばれなくても行く気だったから。
いい機会なので、二日分のカロリーを補充しておく予定。
でもプレゼントを持っていかなくてはならない。面倒。
本当にアルコールで満たされたエントリープラグに放り込もうか。
それとも３０本のローソクを持って行ってあげようか。悩む。
赤木博士なら、レアアイテム『司令メガネ』で済むのに。

何だか煮詰まった気分でいると、洞木さんがどうしたのとやって来た。
何となく理由を話すと、洞木さんは妙に感激した顔。
どうやら私がやっと心を開いてくれたと思っているらしい。
おせっかいそばかす娘。
洞木さんが言うには、プレゼントは価値ではなく気持ちらしい。
気持ちってなに？
みんなが集まって来たので、そう尋ねてみた。
碇君曰く、「その人の事を考えてあげること。」
弐号機パイロット曰く、「マインド」
洞木さん曰く、「思いやり」
鈴原君曰く、「知らん。」
相田君曰く、「重い槍。」

適当な事を言って、洞木さんに叱られる鈴原君と相田君。
それにしても弐号機パイロットのマインドって何。
難しい事言えばいいって訳でもないわ。制裁。
数年間洗ってない私の上履きの匂いをかがせてあげた。
弐号機パイロット、ギャっと犬か猫みたいな声出してヒザをつく。
その後、キャットファイト。


相田君がカメラ構えてた気がする。

弐号機パイロットと結託して、放課後に相田君を屋上に呼び出した。
「個人的に話したい事があるの。」
と私が言ったら、何の疑いもなくホイホイやって来た。
二人でボコってフィルム没収。
気持ちいい風が吹く屋上で、メラメラと小さな炎がフィルムを嘗め尽くす。
それを見て、ふと思いついた。

ネルフ本部で、伊吹二尉をナンパしてる無精ヒゲの人発見。
赤木博士から借りたメリケンサックを握り締め、
「その股ぐらにロケットパーンチ！」
の掛け声も高く一撃。

プレゼントげっと。さっそく紙に包んでリボンで飾り付けておかなくては。

ﾊｹﾞﾜﾗ

今日は葛城参佐の誕生日。
昨日、碇君とセカンドチルドレンと一緒にプレゼントを買ったから
今日はそれを葛城参佐に渡す日。

碇君は今日の誕生日パ−ティ−の準備で忙しい。
私は予定より早く葛城参佐の家に行って、碇君のお手伝いをした。
案の定、弐号機パイロットはリビングで寝転がってテレビを見ながら
ポテチを食べてる。少しは手伝え、この赤毛。
ま、いいわ。その間、私は碇くんと２人になれるもの。

私は碇くんに言われた通り、キッチンでサラダに使うキュウリを切っていた。
「イタッ」しまった、包丁で指を少し切ってしまった。
それに気づいたのか、碇くんがすぐに私のもとに駆け寄ってきて
「綾波！大丈夫？」っていってくれた。それから私の指を消毒して
バンドエイドを貼ってくれた。ちょっとうれしい。
それを見ていた弐号機パイロットが「あんたばかぁ〜？そんなので指なんて切る？」
っていった。正直、あなたよりは料理に自信があるわ、わたし。

16/8/4

Am6：50、ネルフ本部へと向う長いエレベーターの終着でフィフスに会った。
フィフスは、一人でそこに立っていた。
私がフィフスと直接会話を交わしたのはその時が二度目。
そして、最後。

フィフスは私を見て、それから少し口元を歪め、
「君は僕と同じだね」と言った。

私は私。

私の認識では、私は『綾波レイ』で、彼はフィフスの『渚カヲル』のはず。
私の認識は間違っていたのだろうか…。
確認のために彼に問いを重ねたが、解答は与えられず、フィフスはいってしまった。
「あなたはだれ」
私の頭の中で彼に向けて尋ねた言葉が、何度も繰り返される。
答えを聞きたいと言う欲求と、それが叶わないと知るゆえの苦痛。
これは、たぶん『後悔』と言う名前の感情。

フィフスは私と接触した後、エヴァ弐号機を操りセントラルドグマに侵入した。

弐号機に対処するために碇君が呼ばれ、初号機と共に彼らは地下へと降りた。
人工進化研究所、第三実験場は廃棄が決まっており、その場所にはもう何もない。
碇君がセントラルドグマ深部に降りることを、私が拒絶する理由はもうないと思われる。

それなのに、私は気がつくとエレベーターに乗り、最下層への直通ボタンを押していた。
明滅する階層表示が緩やかに深度を告げる様子からは、
エスカレーターには何の異常もみられなかった。
けれど私の三半規管は、急速な高度変化と気圧の異常を感知していた。

碇君とフィフス。
二人を見れば胸が痛むことはわかっていたが、私はそこに向った。
…何故だろう、誰かに呼ばれていたような記憶が残っている？

セントラルドグマ最下層には、幾重にも重なる赤い膜が存在した。
私を拒まないその膜の感触は、水あるいはLCLに似ていた。
その赤い膜が繭を作った中。
ヘブンズドアの向こうで、フィフスは使徒として初号機の手の中に居た。

ファイフスはこの赤い膜について説明していた。
「これはA.Tフィールド、世界を拒絶するもの」
そして、「遺言」の言葉。

碇君は、泣いていた。

碇君が泣くのは悲しいから？

何を碇君は悲しんでいたのだろう。
今、改めて考えると確信がもてない。

けれどその時、碇君の泣き声を聞いたとき、
私は碇君を泣かせたモノは、フィフスだと考えた。

碇君が泣くと胸が痛くなる。

セカンド・パイロットのお見舞いに行ったときよりも、
フィフスと楽しそうに話をしているのを見たときよりも、
碇君が私に冷たくなってしまうことを考えたときよりも。

碇君が泣くと私は『辛く』なる。

セントラルドグマを包む赤い膜は、私が触れるとたやすく壊れた。
フィフスを形作る赤い壁も、同様に。

碇君を泣かせるモノが壊れても、碇君は泣いていた。

フィフスチルドレン。
あの人は、私を「同じ」だと言っていた。

彼は使徒。
碇君の敵。

碇君が、泣いていたのは何故？

私がフィフスと「同じもの」なのだとしたら、

私は、なぜここにいるの？
私は、なぜまだ生きているの？
何の為に。
誰の為に。

フィフスを、使徒を、壊したのは私。
渚カヲル、碇君の友達を、殺したのは私。

>>259
徹底して内心で悪態をついてるだけっていうのが良いですな。
態度はアニメなどで見せる超然とした物を想像すると、さらに楽しい。
今日中に誕生日パーティーはできるかな？

>>264
お疲れさま。
いよいよ黒っぽいですな。続きを待ってるよ。

16/8/5

流れるLCLの幻影。
閉じた瞼の裏で、螺旋を描きどこかに落ちていく。

今朝は、ひどく汗をかいて目を覚ました。
頭痛もした。
体が汚れていると感じる為、早朝からシャワーを浴びる。
排水溝に流れ込む水に記憶を刺激される。
明け方の幻。
…あれが夢というもの？
浴室を出ると一時間以上経過していた。
しかし洗っても、汚れている感覚はなくならない。
手を見ても汚れは見つからないが、LCLが付着している感じがきえない。

碇君は検査のため病院に居り、朝食時にはネルフにいない。
そのため朝の予定が空いていた。
私は再びシャワーを浴びることも考えたが、
違和感の原因がわからない状態での反復行動には苦痛を感じる。
不快感の原因を追究することよりも、それを消したい。

午前中の予定には初号機の洗浄が明示されており、私はその見学を望んだ。
碇君はいなかったが、代わりに碇司令がいた。
挨拶も交わさずに、並んでその作業を見学する。
細かな霧状の水流によって表われる初号機は、今朝の私に似ていた。

初号機の手は、フィフスの体液によって染められていた。
それが洗い流され、元の色を取り戻していく。
洗浄が終わると、昨日の形跡は失われた。
流れる水によって、汚れはおとされる。

けれど私自身の手に感じる違和感は消えない。

作業終了後、ゲージ出口より50ｍほど先の通路で碇君に出会う。
碇君は私を見て、それから、私の隣を歩いていた碇司令を見た。
私が挨拶をしようとしたところ、彼は何かに驚いたように目を見開き、
後ろに二歩下がり、そのまま走って行ってしまった。

碇君は、私の知らない表情をしていた。

8月2日以降、私は碇君と会話をしていない。
最後に聴いた碇君の言葉は、何？
浅い記憶にある碇君の泣き声ばかりが再生される。
室温は変わらないが、寒く感じるのは体温が下がっているから？

明日は、碇君と会話が交わせるだろうか。

碇君が驚いたのは、何故？
碇君が見たのは、何？

私を汚すLCLの幻は、フィフスのそれに似て、赤い。

16/8/6

Am7:25、ネルフ本部の食堂に碇君はいなかった。
1時間ほど待ったが、現れなかった。
碇君の居場所を検索したところ、彼は外出したことが判明する。
私は外出許可書を提出したが、許可されなかった。

本部入り口にて、彼を待つ。

Pm6:51、碇君がゲートをくぐった。
碇君は私を見ることなく、足早に私の目の前を通過する。
私は碇君を追いかけた。

碇君は食堂に入り、いつも彼が座る席に着いた。
私は碇君の前に座る。
8月2日までの行動と同じだった。

けれど碇君は、私が座ると同時に席を立ち、私を見下ろして言った。

「どうして僕の前に座るんだよ。
　綾波は、父さんと座ればいいじゃないか。
　どうせ僕と一緒になんて、食べるわけでもないのに」

そして、食事に手をつけないまま行ってしまった。

私を、おいて。

碇君は怒っていた。
…とても、怒っていた。

何故？

胸が痛い、いたい、いたい。
目も、指も、足も、全部。

涙は出ないけれど、私の中の何かがあふれてこぼれていく。

私、壊れてしまうの？

気を強く持たないと人の形を保てないぞ。

十八人月目日　さかな

このごろはよくスーパーに一人で買い物に行くようになった。
理由は魚売り場を通ると聞こえる、

『さかなさかなさかな〜さかな〜を〜たべーると〜』

この歌。とてもくだらなく聞こえるのだけど、
耳に残って離れない。中毒性があると思う。

私は肉が嫌なので、その場に立ってるだけなのだけれど。
でも、このごろは碇君に強く勧められると断れない。少し食べるようになった。
ちなみにこのままじりじりと引っ張って、
そのうち碇君に私の分の昼食も作ってもらうようにする予定。

そんな今日この頃。理科の授業。
理科室でみんなと魚を解剖した。
魚は表情がない。丸い目に　＞　←こんな形の口。
碇君が包丁を白い腹につきたてると、
血が腹を赤く染め、洞木さんが青ざめて鈴原君に寄りかかった。

私も血は嫌い。
しかし、意外に弐号機パイロットは平気な顔していた。
故郷でブタを解体でもしていたのだろう。やっぱりあなどれない。
そんな間にも、碇君は内臓を取り出し、うろこを落とし、頭と骨と尻尾を取って、
三枚に下ろして身を一定間隔で切ると、

「できた！」

見事なお刺身。クラスのみんなも集まって、碇君をひとしきり誉める。
碇君、顔を真っ赤にして、「僕はここにいてもいいんだ！」


碇君気づいて。主夫根性丸出しだと言う事に。

もちろん先生に怒られた。
でもしょんぼりする碇君を見かねたのか、先生は一言。

「しかし碇は料理がうまいな。」

碇君、それを聞いてパッと顔を輝かせた。
どうやら料理人の道を選びそうな勢い。
司令の白髪がまた一本増えそう。

クスリときたな。

ｵｯﾃｭ

●月×日　晴れ

わたしはもうすぐ無に還る。最期にこれを書き記し、わたしは消える。
心の世界でわたしは、碇君の願いを聞いた。

けれど彼の顔はとても悲しそう。傍らには弐号機パイロットだった人。
碇君にとって最も他人を感じた人。碇君にとって家族ではなかった人。

碇君と最期に目があった。その目はいつか見た力のない目だった。
私のしたことは間違いだったのだろうか.... 私とずっと一つであり続ける
ことだってできたのに、彼は選ばなかった。

けれど、私にとっては碇君の心とひとつになることで、人というものを
理解できるようになったような気がする。もっと早くにこの気持ちを知っ
ていたら、別の道もあったのかもしれない。もっと人の気持ちがわかっ
ていたら、碇君のそばには私がいられたのかもしれない。

私の心をゆさぶった最初で最後の人、碇君。さようなら。わたしはあな
たとともにいたかった。どんなにそれは幸せなことだろうか？それをず
っと夢見続けること　これからはそれしかできない　それが私は悲しい

十九人月目日　雪

碇君が自宅謹慎にされたあげく行方不明。
噂では、進路について碇司令と意見が合わないので、
初号機に乗って威圧をかけた所、ＬＣＣをキュッとやられてのされたらしい。
その後自宅謹慎にされたが、いつもの癖で碇君逃亡。

私は関係ない。私はただ碇君の前で、
初号機に乗っていれば、司令は手を出しずらいんじゃないかとつぶやいただけ。

それはそれでいい。冬月副指令も、所詮は親子喧嘩と言っていた。
ただ、使徒が来なければ。

今回のビックリドッキリ怪獣は、
○　←こんな感じの目に、◇　←こんな感じの口をした使徒。
そう、魚に似ていた。
でも強かった。使徒は紙みたいな手で

　　　 　　ﾊﾟｰﾝ
　　　 _, ,_ ∩
　（　‘д‘）彡☆))Д´)
　　　⊂彡

と私をひっぱたき、弐号機パイロットに対しては、その手を硬質化させて、

　　　　あなたも私もﾎﾟｯｷｰ!!

　　　　　　　　　　　　ﾄﾞｽｯ ﾄﾞｽｯ
　　 　_, ,_　ニ⊃─━━))дﾟ)・∵
　/ゝ ﾟ∀ﾟ)ゝニ⊃─━━))д´)・∵
　　　　三ニ⊃─━━))дﾟ)・∵
　　　　　　　　　　　　　ｶﾞｽｯ

私達はやられてしまった。

そして使徒は目からビームを出し、一撃でネルフの隔壁を破壊した。
私達に対しても、あの手でひっぱたくよりも、ビームの方が効率よかったのに、
と思ったのはさておき、絶体絶命。

ところがその時、本部からの回線で碇君の声。
いや、本部で怒鳴りあいをやってるのが回線を通して聞こえてくる。

「何をしに来た！」
「僕は…初号機ぱいろっと、碇…シンジだぁっ！」
「それでは料理人の道はあきらめるのだな！？」
「それはそれ！　これはこれ！」
「しまった、そうか！」

一秒でも早く助けに来て欲しかった。

それからすぐに、エヴァ用のエレベーターで初号機とさかな使徒が現れた。
どうやら本部からの排除には成功した様子。さすが料理の鉄人。
ところが、それでヘソを曲げたさかな使徒の猛ラッシュで初号機沈黙。
曙のように、地球というリングに倒れる初号機。カウント開始。
その時だった。

突然初号機がカウント２で立ち上がった。
本部も唖然としていた。赤木博士の声。
「ここに来て…虎王…」

ごめんなさい。嘘。

耳を覆いたくなるような雄叫びと共に、初号機暴走。
すごい勢いでさかな使徒を三枚に下ろし、なんと食べてしまった。

「彼女が目覚めたのね…さすがに魚をさばくのが上手いわ…」

彼女って誰だろう。
どうして初号機の片手は人間の腕なんだろう。
こうしてると私達まで食べられそうだけど、
起き上がるの面倒だし、どうせ代わりがいるからいいわ…
そんな事を思っていると、段々眠くなって来たので、睡魔に身を任せる事にした。

(･∀･)ｲｲ!

抜けないな

GJGJGJ！

　　　　　　　　　　　　ｵﾂｯｵﾂｯ
　　 　_, ,_　ニ⊃─━━))дﾟ)・∵
　/ゝ ﾟ∀ﾟ)ゝニ⊃─━━))д´)・∵
　　　　三ニ⊃─━━))дﾟ)・∵
　　　　　　　　　　　　　ｵﾂｯ

ﾊｹﾞﾜﾗ

二十人月目日　吹雪

魚は当分こりごりだと思うようになったこの頃。
今度はプリ○ュアの歌に洗脳されかかっている。
早起きが苦手な私が日曜の朝にTVをつけると、
「♪プーリティでキューアキューア♪　ふーたりーは〜プリキュア〜♪」
そのせいで、昨日やったネルフの『第一回忘年会』で、
弐号機パイロットと一緒になってやった、

『ぶっちゃけありえなーい。』

が葛城参左と赤木博士の年増コンビとかぶってしまった。
ちなみにやっぱり現役女子中学生よりも、
三十路前の女の見苦しいスパッツとフリフリのスカートの方が受けたと付け足しておく。
やはり赤木博士は永遠のラスボス。

悔しくて涙で枕を滴るぐらいに濡らす夜。泣いているのは私？
この日のために、長い赤毛を切った弐号機パイロットは、ショックで引き篭もり気味。
碇君と一緒に引き篭もりコンビを結成。
あの二人がこんなに同じ気質だとは知らなかった。
おかげでエヴァのシンクロも低下気味。
葛城参佐は二人の適応障害を主張し、年末年始の休息を要求している。
ついでに私の分も取って欲しいと思うこの頃。

そんなある日。新しいチルドレンが来た。
何人目かと言えば、『水槽』の私たちも含まれると思う私には、
もはや新しいチルドレンが何人目かなんてどうでもいい。
一人でもチルドレン。とても微妙な発言。

それはそうと、早速彼のシンクロテスト。
なんと１００パーセント。
本気で殺意を覚えた。
引き篭もりコンビと三人で彼を出迎え。「やあ」と声をかけて来る彼に、

私「３０パーセント」
弐号機パイロット「３２パーセント！」
碇君「４０パーセント！」

三人「三人合わせて１０２パーセント！　ボンクラーズの勝ちぃ！」


今日は三人で引き篭もる事にした。

追記：

新しいチルドレンの名前が『渚　カヲル』と判明。
渚。とてもインスピレーションが働く姓。
引き篭もり気味の弐号機パイロットと共謀して彼を捕獲。
そして『第二回忘年会』で、同じく捕獲した（捕獲と言える事はしてないが）碇君と並べて、

『ぶっちゃけありえな〜い。』

年増コンビを抜いてダントツに受けた。
私たちのシンクロ率は、さらに下がりそうな予感。

ﾊｹﾞﾜﾗｗ

ﾜﾛｽ

あずまんがを使い出したということは、ネタ出しが苦しくなってきたのかな

ﾜﾛﾀ
まさかここで、あずまんがが来るとは予想だにもせず
使える物はなんでもつかうﾆﾀﾞ

綾波の白キュアも見たいがそれよりリツコさんの…ﾊｧﾊｧ

リツコはネコ役やも知れぬ

レイとアスカのﾌﾟﾘｷｭｱに(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ

ミサトの日記（http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1094545680/）
同じ人かな？

なるほど。
あわせて読むと、より楽しいな。
藁他よ。

二十一人月目日　積もる

寒かったので学校に行くのを断念する。
ネルフ本部の隠し部屋で、
『綾波レイコレクション　ドリフ総集編』を見て腹を抱えて笑っていたが、
フィフスに見られた。

「♪　ドッドッドリフの大爆笑〜　♪　
　歌は良いねぇ。リリンの生み出した文化の極みだよ。」

私のプライベートの笑顔を見たフィフスは生かしては置けない。
とっさに近くにあったモップを手に取り、
ユング＝フロイト直伝『ジャコビニ流星アタック』を叩き込み、
ジオフロント名物１００段階段の一番上から突き落とした。

いつも私は言い忘れる。３００げっと。

昨日息の根を止めたはずのフィフスが、
何事もなかった顔で学校に現れた。やはりＡＴフィールドなのか。
しかし昨日の事は何一つ顔に出さないので、とりあえず様子見。
それはそうと、碇君と弐号機パイロットで、
ドリフの雷様コントのポジションの話題で、普段よりも長く話した。
私は高木ブーのシュール系ポジションに満足したが、
突然フィフスがウクレレ片手に、

「♪　ババンババンバンバン〜　♪
　歌は良いねぇ。歌は心を癒してくれる。人類の生み出した文化の極みだよ。
　そう思わないかい？　碇シンジ君？」

言われて「カヲル君…」と頬を赤らめる碇君。
瞬間、アイコンタクトで弐号機パイロットとタッグを組み、
スパロボＭＸで話題の合体攻撃、『ユニゾンアタック（仮）』を叩き込む。
高木ブーを狙うフィフスは、やはり生かしてはおけない。

フィフスには何か秘密がある。
もし幽波紋（スタンド）使いなら、その秘密を解かないと倒せない。

それはともかく、ネルフの長いエスカレーターに揺られながら、
ネルフの『第三回忘年会』でやる芸を考えていると、
一番上でフィフスが待ち構えていた。
今はまだ戦える時ではないので、緊急時には腕一本は仕方ないと覚悟を決めたが、
フィフスはそんな私を見透かすように、笑顔で私の殺気をかわし、
意外な事を口にした。

「君と僕は似ているね。」

今思い出しても情けない限りだが、私はうろたえてしまい、
「何の事？」と言うのが精一杯だった。
フィフスはそれを聞くと満足そうに頷き、私の脇を通って下り階段へと歩いて行く。
悔しいので足を引っ掛けると、フィフスは笑顔のまま下まで転がっていった。

でも多分ダメージはないだろう。

どうする？

私は隠し部屋でモップに話しかけながらこれを書いている。
今のところ、対抗手段は見つからない。

禿藁
ＧＪ！！

な、なんだか凄くおもしろいぞ

ワロタＧＪ

ｵｯﾃｭ

°　 .☆　　ﾟ　　　°　　　ﾟ　　　　　ﾟ
　° ,个、　　　　　　　　　　　°　　 　　　　　　。
　　ﾉ　♪ﾐ　　　ﾟ　　　。　みなさんも楽しいクリスマスが過ごせますように…　　　　　　　　ﾟ 　　　　　　　　　　｡
　イ 彡※ヽ　　　　° 　　　　　　　　　　　　　　　　　　°
.ノ,● ※☆ミゝﾟ　　　　　　　ﾟ　　　　ﾟ 。　　　　　　　。
彡　※,,　†,, ﾍ　　　　　　
ν※ ,,★,,※ ∧＿∧∧＿∧　ﾟ　　　　ﾟ　　　　ﾟ 　　　　　　　。　　　°
⌒⌒i⌒i⌒　（　・∀・） ´∀｀）
┬┬┬┬┬--つ☆⊂-つ†O┬　　　　　　　　　　　　 ☆　▲　°
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hosyu

　　　　　　 ｡
　　　　 （・∀・）カ
　　　 （　・∀・　）ガミ
　　 （　　・∀・　　）モチー
　　　TニニニニT

1月１日　雪

今日はお正月。碇君の家で初めておせち料理を食べる。甘いお菓子
のようなものがたくさん。家の中はとても暖かかった。

弐号機パイロットも葛城一位も、友達も碇君もとても楽しそう。今まで
こんなに笑顔がたくさんの日はみたことがない。碇君によそってもらっ
たお雑煮は、とても温かく、今までの自分の生活との差が感じられて
ここにずっといられたらと、ふと思った。

自宅に帰るとそこはつめたい部屋。おみやげにもらったシチューを温め
て食べる。でも、あの空気は感じられなかった。

明日は少し買い出しにいってみようと考えている。なにを買えばよいのか
はよくわからない。けれど、この冷たい部屋を暖かい部屋にしたい。

絨毯ひくとかな。

２０月２人目日　寝正月

買い出しに行く。
けれど、たまに学校も休みなのに制服なのもおかしいと思い、
他に服が無いかと部屋中を探し回ってみたが、
クリスマスに使ったモグラスーツとおナベのフタしかなかった。
これしかないなら他に選択するのも面倒だと、
モグラスーツにおナベのフタを装備して、冒険に出発。
ちなみに防御力は合計６ぐらい。でもモグラスーツが寒さに強い。

スーパーの前で、フィフスとばったり。彼は鼻歌まじりに声をかけて来た。
そう言えばフィフスの家はどこにあるのだろう。
私の中で、珍しくそんな疑問が生まれた。
せっかくなので、素直に気持ちをぶつけてみたら、

「ふふふ。知りたいかい？」

別にどうでも良いので、スーパーに入った。

入店した瞬間から、私はみんなの視線を一身に集める存在になった。
羨望。弐号機パイロットがいつも心がけている事。
何を購入する予定も立てていないので、
気に入ったモノをポンポンかごに入れながら、店内を歩き回った。
例えば>>309のカガミモチとか。
そして白い大福と草大福の二択で迷っているとき、
「綾波？」「ファースト？」と碇君と弐号機パイロットが声をかけて来た。

私は何もしていないのに、
新年早々弐号機パイロットに「あんたバカぁ〜？」とキメ台詞をやられたので、
モグラスーツ（全身鎧）付属のつけ鼻をヒクヒクと動かして返事をしておいた。
その後弐号機パイロットが後ろからボフボフと叩いて来たけど、
モグラスーツなのでダメージゼロ。着ぐるみは打撃にも強いのね。

その後一緒に買い物した。
弐号機パイロットは赤くて派手な着物だったけど、
私といると、ぜんぜん目立たないと愚痴っていた。
でも知らない。

スーパーから出ると、フィフスはまだいた。
碇君を見ると急に愛想の良い笑顔になって、

「やぁシンジ君、奇遇だね。
　やっぱり僕は君に会うために生まれてきたのかもしれないよ。」

「カヲル君…」とつぶやきながら赤面する碇君。
新年早々薔薇色を見せられてはたまらないので、一足先に帰る事にした。
後ろからフィフスの悲痛な声が聞こえた気がするけど、
多分気のせい。

家に帰って飾りつけ。
ただカガミモチを置いただけだけど、何か違う感じがする。
お正月ってこうゆうモノなんだと、素直に感動した。
今度、零号機にも何か飾ってあげよう。


追記：大福おいしい。

ﾓｸﾞﾗｽｰﾂsage
見てみたい…

　　　　　　　　　　_..,,,,
　　　　　　　●'''"　* ""'';;,
　　　　　　　　＼.从 从　;;;ミ
　　　　　　　　 　ゝﾟ- ﾟν ;;;ミ
　　　　　　　　　（,,,ﾉ(,,,ﾉ ;;;ミ
　　　　　　　　　　ヽ　　　　;;ミ
　　　　　　　　　　　> >　 ,/〜


こんな感じか？

２０月３人目　リハビリ

過ぎ去ったお正月に、未練たらたらでいると、弐号機パイロットから小包が届いた。
そう言えばおととい会った時、
我が家の食料の備蓄がそろそろ乏しくなって来ている事を話したから、
救援物資でも送ってくれたのだろうと思った。
年賀状の字がとても汚かったので、彼女には送らなかったのに。
とりあえず小さなダンボール箱を前に、弐号機パイロットへ感謝の念を送っておいた。
多分受信してくれるだろう。

さえずりを始めたお腹の小鳥さんと一緒に、ダンボールの中身をゆっくりを確認。
何か赤とか緑とかカラフルなので、おせち料理の残りでも送ってくれたのだろう。
その時までは、そう思っていた。
ところが、取り出してみたらカビたモチだった。
正月明け早々宣戦布告なのね。
それならこちらにも考えがあるので、
カビたモチに水をあげて、私がシャワーを浴びた後のお風呂場に放置しておいた。

あれから数日。
いい加減お風呂場をのぞいて見たら、
もう使徒としか言い表せないようなモノがそこにあった。
使徒は私のお風呂場を侵食する気満々だったので、
ビニール袋に詰めて、弐号機パイロット宛てで速達で送った。

その後お風呂場のお掃除。腕が疲れた。
戦いの後には悲しさしか残らないと感じた。
エヴァに乗るのがちょっと嫌になった。

それから二日後。碇君から小包が届いた。
今度こそ食料だと思ったら、あの使徒が凶暴性を増して入っていた。
弐号機パイロット。あなたがそうゆう気なら、私も負けない。
使徒を持ってネルフ本部へと急いだ。
冬休みの自由研究と偽り、研究所の設備を使い、使徒の勢力を拡大させた。
部屋に生えたキノコを食べた事もある私だけど、
流石に三度目のパワーアップを遂げた使徒の姿には引いてしまった。
これなら大丈夫。
私は自信を持って、使徒を弐号機パイロット宛てで送り返した。

するとその日の夜。
弐号機パイロットから小包が来た。
早すぎる。驚愕と共にダンボールを開けると、中身は一本のビデオテープ。
早速見た。
…これは葛城参佐の部屋？
……
………
…………い…いやぁぁぁあ！

ワラタＧＪ

２０月４人目日

弐号機パイロットの日記をこっそり見てみた。
あられのない女子中学生の赤裸々な日常が、あます所なくそこにあった。
しかし、一日たりとも『あいつ』『シンジ』『あのバカ』の単語がかかされていない。
パチンコ『CRえばんげりおん』では、
弐号機パイロットを差し置いて、碇君と二人でネルフの顔になった私。
負けられない。

学校で碇君をずっと切ない目で見ていたが、
逆に「お腹すいたの？」と勘違いされてしまった。
なんとなく思いついて、「愛が欲しいの。」といつかテレビで見た台詞言ってみたら、
何故か洞木さんに今日はもう帰っていいと言われた。
よくわからないが、学校が休めたのでよし。

学校を早退した夜。洞玉さんから連絡が来た。
今日は妙な事を口走っていたけど、もう大丈夫？　との事。
明日は１時間目から体育なので、
まだ頭痛がするから、多分少し遅くれると言った。
洞玉さん、やっぱり！　と何かを確信した声。

「やっぱり頭が悪かったのね！　うん、無理しないでね。
　先生には私から言っておくから！」

ありがとう。


でも、何か納得いかない。

('A`)ﾎﾗﾀﾏ?

「ほらき」で変換しても洞玉にならないよね。
今まで、いったい何てタイプしていたんだろう？

でも、洞玉さんもなかなか良い。
＞やっぱり頭が悪かったのね！
にはクスリと来たぞ。
職人氏、乙

>>ホラタマ

ごめんなさい。失敗。
水槽に入りながらみんなでお詫び。

>>332
問題ない。頭痛のレイちゃんっぽいじゃないか。

洞木コダマさんなら洞玉になる罠

心から禿ﾜﾗ！Gj！！

２０月５人目日　

弐号機パイロットから借りていた漫画を返しに行ったが、あいにく留守だった。
しかし碇君がいたのでお昼をご馳走になる。
レイによっておいしいとか言って、適当にほほを染めて見せたら碇君はご機嫌。
晩御飯もたかれそうだったので、弐号機パイロットを待つと言う名目で、
葛城家に居座る事にした。

漫画を返すフリをして、弐号機パイロットの部屋をひとしきり荒らす。
この間ベットの下に変質者がいる話をしたので、ベットの下に包丁を一本置いておき、
たまたま昨日学校で鼻血を拭いたティッシュがポケットの中に入っていたので、
それを包丁の脇に添えておいた。
その後はお約束でタンスの中身と家具の配置を入れ替え、
最後にゴキブリのおもちゃをベットの中に忍ばせて置いた。

１７：００頃に弐号機パイロットは帰って来た。
部屋にも戻らずに碇君にご飯の催促を始める。
今日も葛城参佐は帰りが遅く、
碇君もたまに楽をしたいらしく、三人でレトルトカレーを暖めて食べた。
私は目的は全て果たしたので、弐号機パイロットが部屋に戻らないうちに帰る事にした。


現在これを書いているが、外の弐号機パイロットがうるさい。

ｷﾀ―――(ﾟ∀ﾟ)――――!!待ってたよぉ！

＞レイによっておいしいとか言って、適当にほほを染めて見せたら碇君はご機嫌。

黒い！黒いよ(つД`)

ホントはレイちゃん、嬉しかったんだよ。でも、例え日記でも素直に書くのは
恥ずかしくてそう書いたんだよ。
うん、そうに違いない。おれはＬＲＳ厨でも何でもない。

なげ綾

計算ﾚｲﾀｿイイ！

まとめてサイトして欲しい！

２０月６人目

碇君で遊ぼうと思って葛城参佐の所へ遊びに行くと、
弐号機パイロットはおらず、碇君はスーパーロボット大戦αをプレイしていた。
隣に座って見ていると、何故か私だけレベルが低い。
待遇の改善を訴えたら碇君に、
「だって、綾波最後にいなくなるもん。」と言われてしまった。
表現できないキモチがこみ上げて来て、思わず葛城参佐の家を飛び出してしまう。

弐号機パイロットさえ助けなければ。

涙をこらえながら家に戻ると、施錠されているはずの私の家にフィフスがあがり込んでいた。
フィフスの話では、ドリームキャスト版のαなら私は助かるらしい。
これから急いでドリームキャストを買って碇君に届ける予定。
弐号機パイロットにはドリームキャストマークそっくりの、
渦巻き状に保管されたサナダムシの成虫を送ってあげよう。


フィフスはこれから埋めます。

次の日。
碇君に「最初からやり直すの面倒だよ。」と言われてしまった。
せっかく送ったドリームキャストは、弐号機パイロットに売られてしまった。
しかも昨日埋めたはずのフィフスが平気な顔で学校に来ていた。
鬱。

>>345-347
泣いた

ｵｯﾃｭ

>>345
＞碇君で遊ぼうと
碇君「で」かよ!!ｗ

カヲル君は取りあえず埋めるんだなw

>>351
首を取るのは碇君の仕事…

２０月７人目

学校で鈴原君が碇君にスリーパーホールドをかけていた。
じゃれあっているだけなので黙って見ていたが、
昨日碇君と弐号機パイロットがキスしたとかなんとか。
これは使えると思っていたら、向こうは鈴原君と洞木さんの関係に発展している。
今度は逆に碇君と相田君が絞め始めたので、ちゃんと頚動脈を絞めるように指摘した。

やがて頚動脈を絞められ失神した鈴原君が保健室に運ばれて行った。
碇君と相田君が生徒指導室へ連れて行くのを見送って、
今は使われていない教室にフィフスを連れ込み、２人の関係を暴露する。
フィフスは、

「リリンはアダムのあばらから生まれたんだよ。
　ヒトは原始の記憶をたどり、ひとつに還ろうとするんだ。
　それは自然な事なんだよ。」

と良く分からない言っていたが、明らかに動揺して目が泳いでいた。
これからフィフスがどんな行動に出るか楽しみだ。

生徒指導室へ連れて行く？

難解に感じたのは漏れだけ？

めちゃツボ

投下待ちあげ

２０月８人目日

今日は麻婆豆腐（肉抜き）を食べようと思い、豆腐を買いにスーパーに行ったら、
途中碇君と鈴原君と相田君に出会い、そのままゲームセンターに付いて行く事になった。
私はやらないのでずっと見ているだけだったが、相田君がやってるゲームを見て閃いた。

豆腐を買うのも忘れて本部にある『水槽』へと走った。
水の中を漂うみんなと打ち合わせ。
一通り説明したが、何を言ってもみんな笑ってるだけなので、
本当にわかってるのか疑わしかった。

誰でも良いから試そうと思っていた矢先。
シンクロテストが終わったばかりの碇君に出会う。
一番人畜無害かつ後腐れがなさそうなので、出会い頭に悲鳴を上げて見せると、
素っ裸の私が１０人ほど走ってきて、問答無用で碇君をタコ殴りにして帰って行った。
どうやらわかってくれていたようだ。
私は勝利の雄叫びの代わりに、「みんな、ありがとう！」。
やはり計画通りに物事が運ぶのは気持ちが良い。

碇君はその後、

「は、ハダカの綾波が沢山現れて僕をいじめたんだ！」

と意味不明の事を叫んだ挙句、しばらく休養を取るように葛城参佐から言われたらしい。
碇君は最近疲れ気味だもの。少し休んだほうがいいと思う。
良い事をした。

ｵｯｔ...　ﾜｶﾗﾅｲ

何を見て何を閃いたんだぁ！？

ヴァンパイアのフェリシアじゃマイカ？
（↑ファミコン買ってもらえなくて物心ついたときからレバーを握っていた椰子）


そうするとあやにゃみになってしまうわけだが（滝汗）

ヴァンパイアの猫娘「フェリシア」のスーパーコンボ「ヘルプミー」だと思う

詳しくはググれ

『プリーズヘルプミー』だったかな
ゲームやってないとわからんネタだな

青い髪は同じかw

「みんな、ありがとう！」はスパコン後の台詞だな

２０月９人目日

道端でフィフスに会ったので、みんなをけしかけた。
珍しくフィフスは逃げて行ったが、
素っ裸の私たちはストリートキングとかなんとかで補導されてしまった。
思わぬ弱点にびっくり。

その後赤木博士に小一時間説教された上、自宅謹慎になってしまう。
やる事もないのでフィフスに恨みを返す事にした。
部屋中におちている私の髪の毛をかき集めて人形を作り、
こんな時のためにストックしておいたフィフスの髪の毛を入れて、
五寸釘を数回打ち込んだら、とても胸が痛かった。

でも断じて罪悪感からくる胸の痛みじゃない。
それはともかく、いい加減意識が遠のいて来たので、しばらく寝る事にした。
あれ以来、碇君は宇宙人でも見るような目で私を見るので、
寝ている間に、碇君がプリントがどうしたと勝手に部屋に侵入して来る事はない。
おやすみ。

ｵﾃｭカレー

ｵｯﾃｭ

∧＿∧　
(´･ω･`)ﾜｸﾜｸ
(つ旦~⊂
と＿)＿)

３０月０人目

アルバイト先でハッスルしてたら、月が変わっていた。
久しぶりに葛城参佐の家に遊びに行ったら、
レイによって弐号機パイロットが涙目の碇君とじゃれあっているので、
思わず、「バカばっか。」とアルバイト先での私の台詞を漏らしてしまった。
すると弐号機パイロットに、

「人の台詞パクるんじゃないわよ。あんたバカぁ？」

ときめ台詞をやられてしまったので、
思わず二番煎じじゃないと叫んで走り帰って来てしまった。
でもよく考えれば二番煎じどころか私も２人目か３人目あたり。
欝だ。後で弐号機を赤いザクと取り替えてこよう。

フィフスが死んだ。
あまりに突然の話。
弐号機パイロットもココロの整理がつかないようだ。
短い間だけど、彼とは（本部で）同じ釜の飯を食べた仲。

事の始まりは突然の本部からの連絡。
フィフスが使徒としての本性を現し、弐号機を強奪してセントラルドグマへ進入したらしい。
びっくりして本部へと向かうと、血相を変えた参佐に急いでエヴァに放り込まれた。
私の「零号機、出撃します」の言葉に続き、
弐号機パイロットの「弐号機、行きま〜す！」。

あれ？

２人でセントラルドグマへと到着すると、赤いザクが足にしがみついている初号機がいた。
初号機はかがんで何かを握り締め、それに話しかけているようだった。
「謀ったね、カヲル君！」
「君とはいい友達以上になりたかった…でも、君の父上がいけないのだよ！」
「君が何を言ってるのかわからないよ、カヲル君！」
「これは僕からの手向けだよ…父上と仲良く暮らすんだ！」

その時、初号機の手から、何かが零れ落ちた。

その後、碇君はかなり凹んでいた。
いつもの状態を０とすると、多分絶対零度領域まで行ったと思う。
いつもは「バカシンジ！」と彼の尻を蹴り飛ばす弐号機パイロットも、
何も言わずうつむいて、カウンセラーとの面会を待っている。
弐号機パイロットの次は私なので、隣で椅子に座って待っていたら、
赤木博士にちょっと、と手を引っ張られた。

「明日カヲル君が学校に来ても、２人がショック死しないように話しておいて。」

赤木博士はやる気だ。

２人には、「彼は死なないわ。私が守るもの。」と一応言っておいた。
返って来たのは沈黙と一発のビンタ。
釈然としないが、やる事はやったので後はどうでもいい。

しかし、よく考えれば、これでカヲルとどうゆう関係になるんだろう。
結構鬱だ。　あ、数日前、『鬱』を『欝』と書いた気がする。
まったくこれだからハイカラなモノは。
それはそうと、血縁関係になるくらいなら、新東京市を巻き込んで自爆してやる。

乙彼様。
そろそろクライマックスなのですね。
楽しみです。

ｼｬｱｻﾞｸﾜﾛﾀ

拾七番目の使徒、シンジ君が愛してくれた渚カヲルは死んだ、何故だ！

おーっと！新田くん、これをスルー！

な、なんかシリアスなってる・・・
ﾋﾞｸｰﾘ

続きマダー？

ｵｯﾃｭ

３０月１人目

水槽の中の私が一人いなくなっていた。
ひょっとして、近々私はお腹の空く事の無い所へと行くのだろうか。
不安。

赤木博士から連絡。本部に来いとの事。
不安。こんなのは初めて。
目が熱い。鼻の頭がつーんとする。
誰かに会いたい。話をしたい。
でもいかなければ。絆は大切だから。

本部へ行って来た。
赤木博士はついにフィフスを復活させていた。

ただしボディは私。

初号機に握りつぶされた彼の体は、全身複雑骨折で培養中。
その間の間に合わせだそうだ。
いっそ新東京市と言わず、ネルフごと自爆しようと決意する事に。

しかし、ただ氏ぬのもつまらない。
フィフスは学校へ行きたがっているので、ふと思いついた計画を実行。
碇君は学校へ来たが、鬱状態の彼はすぐに体調不良を訴え、保健室へ逃げてゆく。
予想通りなので、ここで弐号機パイロットに幽霊話を振った。
気が滅入っている弐号機パイロットは青ざめ、
休み時間に保健室へと行くと言い出した。
そして二人が並んで保健室のベットに横になった所を見計らい、
頭にケチャップを「ぶじゅー」とやったフィフスを投入。
絹を裂く悲鳴を上げる弐号機パイロット。
碇君は失神。

その後、フィフスが生きているとわかった弐号機パイロットにしこたま殴られた。
さすがに痛かった。泣いていたのは私？
しかし、その後見せた笑顔は、私にはとてもまぶしく見えた。
すっかり元気になったらしく、教室へ戻る。
洞木さんは弐号機パイロットの変化に驚いていた。

しかし、なかなか碇君が戻って来ないので見に行ったら、
何かフィフスが碇君の上に乗っかろうとしていたので、
キュッと首を絞めて隣のベットに放り込んでおいた。

たっ、たしかに、自分の体が嫌いな相手の下半身になっていたら嫌すぎる罠。
全てを無に還す自爆は必至鴨。
乙でした。

アスカにどつかれと涙するレイたん萌え。
ｵｯﾃｭでした！

ｵｯﾃｭ

(σ´∀`)σ)´∀｀)

○月○日
とうとう貞本に殺された
きゃつめ・・・どうしてくれよう

>>394エースでか！？

＞予想通りなので、ここで弐号機パイロットに幽霊話を振った。
＞気が滅入っている弐号機パイロットは青ざめ、
＞休み時間に保健室へと行くと言い出した。

ちゃんと授業受けろよ・・・

ここのアスカとレイは仲が良くてよいのう。

がんばってください。

３０月２人目

どうもフィフスが碇君の貞操を狙っている様子。
弐号機パイロットはフィフスのホモ説を訴えているが、今の彼は生物学上♀。
どうでもいいが、碇君が今のフィフスを孕ませたら、
それは私の遺伝子を受け継ぐ事なのだろうか。おかげで昨晩は酷くうなされた。

そんなこの頃。
貧弱な男の見本みたいな碇君が、そのダメっぷりをいかんなく発揮し、
インフルエンザと花粉症のイスラフェルあたっくでダウン。欠席した。
葛城参佐はやはり仕事で忙しいらしく、看病に当たれないらしい。
そこで、弐号機パイロットがつきっきりで看病するらしい。
私に学校休むと伝えろと、朝っぱらから電話して来た。
弐号機パイロットは学業に対して随分余裕があるようだ。
これだから大学卒は。何もまた中学からやり直す事無いのに。

と言うか病院池。

４００げっとを言い忘れるのは私の絆。４００げっと。

学校に行くと、やはりフィフスは碇君がいないと寂しそうだった。
彼は私が暇な時にいつも本を読んでる所を見て学習したようで、
「なんかなー退屈やなー。」
「帰りに家に寄ってみようぜ。葛城さんと会えるかも！」
と隣で言ってる二人を無視してたまご倶楽部を読んでいた。本気なのね。
そのうち私の所へのこのこやって来て、
「アダムとリリンがカインとアベルを生んだのは、自然な事だよね？」
と、起きてるんだか寝てるんだかわからない事を抜かしてきたので、
心臓の鼓動止まれと強い意志を込め、逆水平チョップを胸に叩き込んだ。

しかしあれは私の体だった…

しかし、そんな時でも使徒は来る。
弐号機パイロットとフィフスが迎撃にあたった。
ボディが私なので、零号機としかシンクロが成功せず、かつ数値が私よりもよかったのだ。
やはりこの後事故に見せかけて殺ろうと決意。
ところが、使徒が零号機に絡みついてきた。
赤木博士が「生体融合を図って来た！？」と悲鳴にも似た声をあげる。
回線からはフィフスの苦悶に満ちた声。
まったく趣味の悪いラジオ番組を聞いてるようだったが、
そのうちフィフスが、「やあ、綾波、そこにいるのかい？」と言って来た。
とうとう幻覚が見えて来たか…と心の中でお祈りを始めたら、

「やっぱり…同じ世界に同じ人間は、二人もいれないよ。
　僕にはやっと、カインがアベルを殺した気持ちがわかったよ。
　シンジ君にお別れを言えないのが残念だけど…」

胸に鈍い痛みが走った。
私が同じ存在の彼を疎んでいた時、彼もやはり同じ思いを抱いていたのだろうか。
しかし、フィフスはそんなそぶりも見せる事無く、いつもと変わらない生活…
人間らしい生活を営んでいた。それなのに私は…

「でも…シンジ君のいるこの世界を、守れるのなら…
　僕は恐れない…怖くは無い！　聞いてくれ、僕の最後の言葉を！」

思わずフィフス！　と叫んでしまった。
目を丸くして私を見る赤木博士。でも、あの時は些細な事にかまってられなかった。
モニターに彼の姿が映る。
体中にでっかいミミズが這い回ってるみたいな、気色の悪い状態だった。
彼はいきなりプラグスーツの胸を下から持ち上げ、

「メロン！」

零号機からの通信が途絶えた。
オペレーターの女の人が「零号機、自爆しました…」と蚊の鳴く声で言う。
その直後、誰も何も言わなかった。けど、誰かが始めた。それにみんなが答えた。

　 　 _ 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　　おっぱい！おっぱい！
　⊂彡

空しさが本部を包む中、私たちはそれしか言えなかった。

次の日学校で、

「やぁ、昨日、やっと元の体が治ったんだよ。
　おかげで昨日、かっこいい事やれて楽しかったよ。
　そう思わないかい？　綾波、レイ？」

バールのようなもので当然の事をしようとしたら、洞木さんに止められた。
いい加減氏ね！

よく考えたら、フィフスを生き返らせてるのはネルフだ。
鬱だ…自爆したい…

ｵｯﾃｭ

不覚にもメロンでﾜﾛｽｗ

もたまご倶楽部と「心臓、停まれ！」に吹いた。

LRKｲﾗﾈ

そうですか？私はＬＲＫｲｲ!!と思いました。
正直シンジくんよりはしっくりくるかと。
やっぱりこの２人はお似合いのカップルなりそう。続きお願いします。

レイとカヲルの掛け合いにﾜﾛﾀw

>>410
つーか、ＬＲＫなのか？

というか、あまりカプ属性を感じてなかったのですがｗ
コメディって感じしてた

カプっていうか、この２人のやりとりをもっと見たい。

ＧＪ！！おもしろいよ〜！続きみたいです！！

３０月３人目

遅刻しそうだったのでパンを咥えて走っていたら、
曲がり角で弐号機パイロットと思い切りぶつかってしまった。
すさまじく痛かったのでひとしきり悶えた後、
文句のひとつでも言ってやろうと起き上がった私の目の前には、何故か私がいた。

彼女の放った第一声は、「いったいわねファースト！」
そう言ってから、目の前の私もびっくり。
どうやらぶつかったショックでお互いの人格が入れ替わってしまったようだ。
そんな漫画な展開と思ったが、事実は意外とすんなり受け入れらる事ができた。
これもエヴァのパイロットをしているおかげだろう。
私たちはその日一日、お互いがお互いを演じる事になってしまった。

学校に行くと弐号機パイロットの私は窓際で本を読み始め、
私の弐号機パイロットは先に来ていた碇君にあいさつ。
そんな調子で始まった今日。
でも、時間が立つ度に私は複雑。
碇君は弐号機パイロットの中の人が私だとは知らず、あれこれと良くしてくれる。
反面、窓際の私の中の人が弐号機パイロットには、ちらちらと遠慮がちな視線を送るばかり。
弐号機パイロットも寂しそう。

そんな訳で、学校が終わるころにはすっかりふさぎこんだ顔の弐号機パイロットを見送り、
私と碇君は葛城参佐の家へと帰る。
家でも碇君は、私を下へとおかない扱いをしてくれる。
もし、中の人が私だとわかっても、碇君は同じ事をしてくれるのだろうか？
思ったけれど、尋ねるのが怖くて聞けなかった。
でも、碇君のぎこちないながらも、私を大切にしてくれるのは嬉しい。
綾波レイとしての私には、この気持ちに対してなにも答えてあげられない。
だから、私は自分にできる最良の方法をとる事にした。
相変わらず帰りの遅い葛城参佐を待つ事無く、晩御飯を終えた私たち。
碇君は壁に寄りかかって音楽を聞いている。
私はそんな碇君に、こう言った。

「ねぇシンジ、キスしようか…」

↑と言うような内容の文章を、
ダミーの日記帳に書き込んで無造作に床に投げ捨てて置いた。
週番が嫌で学校をサボった私に、もうすぐ碇君がプリントを持って部屋に来てくれる。
後私は寝た振りしておけば良い。碇君は絶対読む。
後は部屋にしかけた隠しカメラの映像をネタに、当分たかれるはずだ。
ちょろい。

後訂正。
>>417

受け入れらる→受け入れられる。
私しか読まないのでどうでもいいのだけれど。
昨日の私にごめんなさい。

乙でし

ｵｯﾃｭ

デートしたい。ふりまわされそうだけども。

碇君が我が家にやって来た。「綾波、来たよ。」の笑顔を見て確信した。
これはシンジフラグを立てるイベント。
ヒロインの座を確たるモノとするため、ここは逃せない。
脳裏に浮かんだ選択肢

１：ありがとうの言葉とぎこちない笑顔
２：窓の外を見ながら、「あの葉っぱが全部落ちた時、私は氏ぬのね…」
３：次のチルドレンは永遠のチャイルド、マイケルジャクソンって本当？
４：有無を言わさず押し倒す。

血迷っては、だめ。

「ありがとう…」ちょっと恥かしそうに言うのがポイント。
そして男が自分だけにと錯覚するような、クールな女のぎこちない笑顔。
しかし、碇君は不思議な顔をするばかり。

「綾波、やっぱり体調が悪いみたいだね。」

どうやら選択肢を間違えてしまった様子。好感度−１。
最後にセーブしたのはどこだったかと思っていると、
碇君、手にしたバックから良い臭いのする料理を取り出した。

１：嬉しいの言葉とちょっと涙ぐむ
２：一口食べて吐血。その後、「もう、長くないの…」
３：にんにくラーメンチャーシュー抜きで
４：有無を言わさず押し倒す

今度こそ。

「ありがとう。嬉しい…」そして私の頬を伝う熱い想い。
相手の目を真っ直ぐに見つめるのがポイント。
けれど、碇君は驚いて「あ、あやややや…」
私、あややじゃない。
それはともかく、碇君、驚いてベットで横になってる私に駆け寄り、
額に手を乗せて熱を確認して来た。
どうやら本格的に頭を疑われている。これでも駄目なの？　好感度−１。
リセットボタンはどこかしら。なんかどうでも良くなった所で碇君は、

「綾波が心配だから、今日はずっと看病するよ！」

とハリキリ出した。

１：本当？　の言葉と驚いて見せる
２：私はもう長くないわ。あなたはあなたの人生で幸せになって…
３：ドッキリを警戒して隠しカメラを警戒する
４：有無を言わずに押し倒す


もうどうでも良いので、がばとベットから飛び出し、
有無を言わさずに碇君を押し倒した。
一瞬あっけに取られ、私に押し倒された碇君。
ところが、碇君は急に語気を強め、

「綾波、いくらお腹が空いたからって、
　そんなに行儀悪くするならあげないよ！」

ひょっとしたら私は異性と見られていないのかも。
これからはしおらしくしようと決意を込めて。

それとももう手遅れ？　居直るべきかも。

北…(*´∀`)

押し倒すのがイイね。
ひな祭りイベントはなかったのか。
でもﾖｶﾀﾖ

手遅れ…かな

神God job!

ｵｯﾃｭ

ｷﾃﾀ━━(ﾟ∀ﾟ)━━━！！ＧＪ！

続きキボンヌ

３０月４人目

水槽の私たちに、「ひまなつり」やった？　と聞かれた。
ひな祭りなのだけれど。やったと答える。
ただ、洞木さんの家に集まってグダグダと日頃の愚痴をこぼしつつ甘酒を飲んだだけ。
弐号機パイロットが碇君が日頃下着を自分のと一緒に洗う事について愚痴れば、
洞木さんは鈴原君の無神経さをあれこれと並べ立てる。
その内私へと矛先が回ってきた。フィフスと最近どうなってるの？　だそうだ。
私はヒロイン。弐号機パイロットも寝ぼけてもらっては困る。
ちなみにフィフスはいつか殺すつもり。

とその時ドアのチャイムが鳴り、碇君と鈴原君と相田君とフィフスがやって来た。
洞木さん、凄い事言ってたくせに借りて来た猫になる。
ちなみに弐号機パイロットは借りて来たサル。キーキーとうるさい。
相田君がハッスルして私達の振袖姿を撮りまくる中、
何か洞木さん―鈴原君、弐号機パイロット―碇君となってる。
するとフィフスが「やぁ、じゃあ僕らも何か話そうじゃないか。」と甘酒を進めて来た。

瞬間殺意が沸いたが、さすがに人目があるので下手な事はできない。
するとほんのり赤くなった洞木さん、人生ゲームを持って来た。
ペアでやろう！　との事。相田君の事を忘れてるのは酔っ払っていたからだろう。
私はさっさとフィフスを開拓地送りにしてゲームを終え、先に帰る事にした。
ヒロインの座に非常に危機感を感じたのだ。計画が必要。
ちなみにフィフスとくっつくぐらいなら、
自爆スイッチ片手に新東京市とネルフの無事を引き換えに、碇君に交際を強要してやるつもり。

決意も新たに我が家への帰路を急ぐ私。するとフィフスが追いかけて来た。
文句を言いに来たのなら、開拓地送りになったのはあなたのリール運がないからよ。
だがフィフスは息を切らせた様子もなく、
「エヴァンゲリオン量産計画…興味はあるかい？」
別にどうでも良いと言うと、フィフスは「そう、じゃあいいや。」と踵を返す。
無防備なフィフスの後頭部に強烈な一撃を入れて帰った。

そうだ。明日相田君と肖像権についての相談をしなければ。
目安は上がりの９割り。

乙でし

乙！ひまなつり萌え。
ここのダークレイちゃんイイね〜

ダークっていうか腹黒っていうかｗ
とにかく、ここのレイは漏れも大好きです

おもしろいよ〜ｗやっぱしこのコンビｲｲｗ

ｵｯﾃｭ

続き、期待しています。

(･∀･)ｲｲ！

>>269の続き気になるんだけど

３０月５人目

明日はホワイトデーだと聞いた。
一ヶ月前にあげたチョコが三倍返しで帰ってくる日なのだそうだ。
株に手を出すよりもだんぜんローリスクハイリターンな女の儀式。
しかし私は誰にもあげてないのを思い出したが、今からでも遅くはないと思い、
おなべでふつふつとチョコを溶かし、見よう見まねの手作りに挑戦した。

かなりの犠牲を払った挙句、ようやく溶けたチョコを確保できた。
どうやら直火であぶったらいけないようだ。
鍋底にこびりついたチョコレートのおこげ。
一つのモノに入れられながら、必要な分しか取り出してもらえない。
『その他』と呼ばれたら、後はむなしく容器の中で朽ちて行くだけ。
私にそっくり。思い余ってお鍋に手を突っ込んだらヤケドした。
きれいな花にはとげがあるのね。
しかし、私の通り名が『チョコレートのおこげ』ではかっこ悪い。
お鍋に水と洗剤を流し込みつつ、
農家の人たちへ謝罪の念を送っておいた。粗末にしてごめんなさい。

それはそうと、溶けたチョコレート。
ハート型のかたちにと思ったがなんとなくつまらない。
どんな形にしようかとしばらく悩む。すると私の耳に入って来る、宇宙からの電波。

「さぁ、僕の顔を食べるんだ！」

これだと思わず叫んでしまう。
早速私の顔の型を取り、そこに流し込んだ。
数分後、見事な『綾波チョコ』の出来上がり。
愛と勇気だけが私のトモダチ。

最後に私だけの一工夫を施して後は渡すだけ。
弐号機パイロットがいると面倒なので携帯で呼び出そうとしてみたが、
碇君は電源を切っていた。鳴らない電話なのね。
仕方なく葛城参佐の家まで行くと、幸い弐号機パイロットは留守。
碇君に明日ホワイトデーだけれど、と言ってから後ろ手に隠したチョコを差し出す。
もちろん顔はうつむきながら頬を染めながら。
碇君は「ありがとう。嬉しいよ…」と好感度＋１の様子。
中身を見た瞬間顔がこわばったが、不器用な私なりの心遣いだと思ったのだろう。
不自然な笑顔のまま、どこからかじろうかと迷っている様子だったので、
頭から噛み付いてと言っておいた。
そう言えば味見しなかったけど、チョコレートを溶かして固めただけなので問題ないだろう。

碇君、照れた様子で「じゃあ、明日は綾波にも三倍返ししなきゃね。」と言った。
弐号機パイロットは当然あげたのだろう。そして三倍返しは基本なのね。
そして碇君。照れ隠しの冗談のつもりだけれど、それが命取り。
『綾波チョコ』の頭部にはダイヤを埋め込んである。
もちろん価値のあるものではなく屑ダイヤだが、碇君にそれがわかるとは思えない。
同様のものは司令にもあげてある。
明日が楽しみ。今日は早く寝よう。

追記：そして言い忘れる私の絆。４５０げっと。

乙〜

乙！

ｵｯﾃｭ

乙！いいね〜

３０月６人目

学校に行ったら碇君からうちに来てと誘われた。
「今日ミサトさん遅いから。」と初恋の乙女の様な口ぶり。
しかし碇君。なぜかフィフスにも声をかける。
さらに私には顔色の一つも変えなかったくせに、
ほほを赤らめ冷や汗びっしりで、「今日…来てくれる？」ときた。
フィフスも「やぁ、僕はいつでも大丈夫だよ。」と何が大丈夫なのかわかりたくない事を抜かす。
主人公が同性愛者では決まらない。フィフスは放課後までに始末できるだろうか。

そう決意したのもつかの間。フィフスが一時間目の休み時間に急にセキを始め、
見る見るうちにインフルエンザを発病させて早退してしまった。
「アイツが風邪引くなんて、今年のは死人がでるかもね…」
と弐号機パイロットがつぶやいていたのが印象に残った。
そう言えば、フィフスの家ってどこなんだろう。

思わぬ出来事だが手間が省けた。
だが放課後に葛城参佐の家に行くと、弐号機パイロットが寝込んでいた。
ウィルスの潜伏期間から考えて、多分碇君のに感染していたのだろう。
私は本部でワクチン打ってもらっているので平気。
申し訳なさそうな碇君。でも二人きりでケーキを食べれたので良し。
ところで、どの辺が三倍返しなのだろうか。
そんな私の疑問に気づいたのだろうか。碇君はニヤニヤしながら、

「厚さは三倍以上あるよね？」

目の前の朴念仁にそんな茶目っ気があるとは思ってもいなかった。
あっけにとられた私に碇君、去年弐号機パイロットにひどく取り立てられた事を愚痴った。
「そう、大変ね。」私はそう言ってから、様子を見ると弐号機パイロットの部屋に行き、
弐号機パイロットの頬を思い切りねじって帰った。

ＧＪ！

それと、帰り際にチョコレートに何か入ってなかったかと尋ねてみた。
「そう言えば何か硬いのあったけど、ごめん。間違って飲み込んじゃった。」だそうだ。
結果。半分失敗だけど半分成功。プラスマイナスゼロ。
そんな事を心に刻みつつ帰ると、本部からウィルス状の使徒がMAGIに進入して大変だったと連絡があった。
フィフスはいたのだが、エヴァは必要なかったので連絡はしなかったとの事。
どうやらフィフスは本部に住んでいるようだ。
毎日どうやって登校しているのかと思ったけれど、別にどうでもいい。
一瞬、インフルエンザとウィルス状の使徒との関係が脳裏をよぎったが、
済んだ事なのでこれ以上は考えないで寝る事にする。

乙〜
コンペイトウどぞ〜
∀・）つ☆

ｵｯﾃｭ

ｵｯﾃｭ

今日の朝の事、異変はセカンドチルドレンの挨拶から始まった。
でも、普段はお互い特に挨拶しあう仲ではない、彼女を見ても顔以外おかしな所は見当たらない。
もう一度見てもやはり異常部位は発見出来ず、その後でおろおろする碇君が目に入るばかり、面白くない。

正確には分からないものの、セカンドチルドレンがその行動態度を改めた、ということらしい。
直ぐに思い当たった、昨日のホワイトデーの事に違いない、あれで碇君と何かあったのだろう、これは乙女の感。
どうやら、彼女の行動は如何に上品に見せるか・・・に神経を使っているらしい。
うかつだった、まさか斯様な手段を用いて、碇君の気を引こうとするとは。　　　　　　　　　
からかう鈴原君にさえも、笑顔で微笑む姿は少し、羨望を覚えたのはここだけの秘密。
とは言え、やはり無理があったのか放課後になる頃には、笑顔が少し引き攣り気味になっていた。
思えば、元々奇行の多い彼女の行動とはいえ、今回の事は見習うべきかもと考える。
うそでも、それだけ積極的に行動することが私にも必要なのかもしれない。
わたくし気にしませんことよ、と笑顔で振舞えば碇君も少しは、私を気にかけてくれるだろうか。

上、日付を入れ忘れた。

３月１５日

日付が変わってしまったけど、内容は昨日の事、だから問題なし。

ＧＪ

ｵｯﾃｭ

本音は縦？誰か携帯房の僕に愛の手を…

>>469
パソコン買えばいいと思うよ

>>469
全部『。』の後に改行してるよ

>>470考えておくよ…
>>471ありがとう！解ったよ！

すごいな…
　神　が来た。

これは・・・

まさに「芸」だ。

神業とはこの事か！

　 .'⌒⌒丶
　′从 从）
　ヽゝﾟ ‐ﾟν｡oO（・・・GJ　）
　⊂| |∀| |つ
　 /＿＿__ゝ
　 （＿）＿）

　'⌒⌒丶
′ 从 从）
ヽゝﾟ -ﾟν　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
⊂ヽ∀ )つ ＜　ＧＪ。
　</|__|_>　 　.＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 しl_ﾉ

　

職人さんいつも楽しみにしてます

ヘイ(σ´∀`)σ)´∀｀)ヘーイ

ｵﾂﾕ

３０月７人目

学校で『最近一番気になった出来事』を各自まとめて来いと言われた。
ゆとり教育の一環らしい。
生きるチカラが必要な社会。
面倒。
代わりがいるので別にどうでも良いと言ってしまえばそこまでなのだが、
仮にも優等生と言われた事もある私。
その気になれば碇君に丸投げする事も可能だが、
レッテルを押されているとなかなか便利なので、取り組んでみる事にした。

とりあえず私のココロが一番驚いた出来事は、
プリキュアがいつの間にか『まっくす・はーと』になっていた事だが、
そんな事書いても仕方ない。
しかしまっくす・はーと。和訳で心臓最大。
私も『脳髄直撃』とか名乗るべきか。『ブレイン・クラッシュ』の方が良いかも。

ちっとも進まないので寝ます。

宿題で煮詰まっているので、気分転換に買い物。
３０�l引きのシュークリーム×２。１４０円。
１２ロール入りのトイレットペーパー。３４８円。
レタス１４８円。
ピーマン７８円。ちょっと高い。
トマト×２入り１パック。１４８円。
卵が高い。１０ヶ入り１パック２９８円。やめておいた。

卵が高いのが気になった。これに決定。
後碇君と弐号機パイロットがいたので、背中に３０�l引きのシールを貼って帰る。

ｵﾔｽﾐｰ

赤木博士の愚痴を取り入れつつ、適当にネットの文章をつなぎ合わせて作った。
シュークリーム×２を食べつくしても物足りなかったので、
碇君と弐号機パイロットの出来を見に行く事にした。
２人はまだ３０�l値引きのお買い得。
碇君が１パック６個入りのシュークリームを持って来たので、
弐号機パイロットと横取りなしの協定の元で食べる。
しかし碇君が食べてる時に口に手をやり、むせた。
はぁはぁと荒い息で口に当てた手を下ろす。そこにはべっとり生クリーム。
それを見た碇君、「最低だ…僕…」。
なぜか弐号機パイロットが凄く嫌そうな顔をしていたのが印象に残った。

かぶってしまったorz
ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ...
乙です

乙！

＞「最低だ…僕…」。
ワロタｗｗｗ
オッツッツ

乙です。

シールはるレイちゃんｗ

ｵｯﾃｭ

ＧＪ
いつも楽しみです

あわび
やまぶどう
なめこ
みる貝
のり
ふぐ
くるみ
らっきょう
はぜ
ぎんぽう

レイさんがんばって

小悪魔レイさんﾏﾀﾞｰ？

乙

３０月８人目

本部で赤木博士がいつも同じテーブルでコーヒータイムを取っているのを見て、
私も部屋にテーブルが欲しくなった。白くて角が丸くて足が細くて長いやつ。
部屋の真ん中で靴下かけになってる椅子とセットにして、
赤木博士みたいにコーヒー飲むためだけの場所を作りたいと思ったのだ。
さっそく近くのホームセンターに買いに行った。
同じ市内なので送料＋５００円込み２４００円。
それにしても、こんな物置みたいな部屋の事なんてほったらかしだったのに、
今日に限って急に気にするなんて珍しい。自分の成長を感じたこの頃。

テーブルだけでなく、色々見て回った。
クッション、おナベ、モップ、カーテン、フィフス。
こう書くと普通にホームセンターにフィフスが並べられてる様な気がして嫌。
フィフスは私がテーブルを買いに来たと聞くと、
「やぁ、あの物置のような部屋にまた荷物を増やす気なんだね。」そう言われた。
自分でわかっていても、他人に言われると腹が立つ。それがフィフスだとなおさら。
フィフスが乗ってきた自転車のサドルを外して帰る。

本部で赤木博士にテーブルを買った事を自主的に報告した。
赤木博士は私が何故そんな事を言うのか疑問だったようだが、
「そう、よかったわね。」と言ってくれた。
帰りかけた時、赤木博士は私を呼び止めて、昔ハマッたと言うファミコンをくれた。
「母が使ってたものを譲り受けたの。
　今は色々新しいのが出てるけど、やっぱりこれが一番指に馴染むわ。」
研究室で一緒に『マリオブラザーズ』をプレイしていると、
赤木博士は１ＰのコントローラーのＡボタンを懐かしげにさすりながらそう言った。
今ではもう葛城参佐と一緒にプレイをする事も無くなったので、
本当はこのままゆっくりと記憶の中の思い出にするつもりだったらしい。
「あなたが私の思い出を受け継いでくれると嬉しいわ。
　大人から子供へ…人はこうして歴史を紡いできたんでしょうね。
　だから、私もあなたに伝えておくわ。プレイヤー同士の戦い方と言うものを。」
博士のマリオは、私のルイージがひっくり返ったカニを蹴っ飛ばそうと近づいた瞬間、
画面中央下にある『ＢＯＭ』をパンチした。

葛城参佐の家にファミコンを持って行き、かつて赤木博士と葛城参佐がそうしたように、
私も弐号機パイロットと一緒にコントローラーを持って、ＴＶに向き合った。
弐号機パイロットはどんどん攻撃する。私はサポート。
そしてボーナスステージ。さっさと１０枚あるコインを５つとった弐号機パイロット。
６枚目のコインを前にしてこう言った。
「トロイわね。早く取りなさいよ。」
思わずリアルで弐号機パイロットの横顔を見てしまった。
照れた様子もなく早くと急かすのを受け、私達はボーナスステージをクリアした。
その後、数面は何も話さなかった。
こんな不思議な感覚は始めてだったので、どうして良いかわからなかったから。
しかし、昔このコントローラーを握っていた２人も、こんな感じだったのだろう。
私は心の中で赤木博士に感謝の言葉を述べ、博士に捧げるつもりで、
画面中央下の『ＢＯＭ』に一撃をいれた。すると弐号機パイロット、
「わざと？」
私は答えた。
わざと。

愛と憎しみは表裏一体。
赤木博士、昔あなたもこうしてプレイの後、バンソウコウを貼ったのですか…

追記：５００げっとをいい忘れるのは私の絆。
　　　それにしてもいつになったら覚えるのだろうか。

乙です。
絆って、契り、約束というよりは、お約束ですか？

サドル、禿ﾜﾛﾀ！ＧＪ！

GJ!

いろんなとこで激しくﾜﾛﾀｗ
レイもアスカもフィフスもリツコも萌えたｗ

「BOM」は母から娘に受け継がれた技なんだろうなｗ

てかね、最近この綾波が俺の中で公式設定になっていくｗ

　　　　　　　　。 ◇◎｡ｏ.:O☆οo.
　　　　　　　。:゜ ◎::O☆∧_∧☆｡∂:o゜
　　　　　　 ／。○。 ∂（*ﾟーﾟ）O◇。☆
　　　　　／　　◎|￣￣∪￣∪￣￣￣|:◎:
　　　 ／　 　 ☆｡|..Happy Birth Day!!.|☆
　 ▼ 　 　 　 。○..ｉｏ.｡◇.☆＿＿＿＿| 。.:
∠▲―――――☆ :∂ｉo☆ ゜◎∂:.

お誕生日、おめでとうございます。
小悪魔ぶり、いつも楽しみにしています。

ｵｯﾃｭ

ｵﾂﾕﾀﾞｸﾀﾞｸ

最高級の良スレ

３０月９人目

エイプリルフールなので、嘘をついてみる事にした。
さっそく碇君を呼ぼうと思ったが、
普段から私の話をシンジなさそうな人を騙してこその４月１日。
弐号機パイロットに、昨日碇君がフィフスとキスしてたと言ってみた。
聞くなり鬼のような顔で碇君に詰め寄る弐号機パイロット。あっけなさ過ぎる。
つまんないので、たまに洞木さんを騙そうとしてみた。
ついに肉嫌いを克服したと言ってみたら、「へぇ、ホント？」と中々の掴み。
上手く行けばお弁当作ってくれるのだろうかと期待してみたが、
洞木さんは瞳の奥に鋭いモノを光らせ、
「綾波さんも女の子なんだから、碇君にたかってばかりじゃなくて、
　自分でお弁当つくんなきゃ駄目よ？」
そばかす娘は意外と手強い。撤退を強いられた。

気を取りなおして次はフィフス。
「次のエヴァは目が無くて口紅を塗りたくっていて、羽が生えて空を飛ぶらしい。」
適当に言ったのに、「よく知ってるね。」と身もフタも無い返答。
ムッとしたので、「この前宇宙から使徒が降って来たので、碇君と弐号機パイロットと一緒に受けとめた。」
と本当の事を言ったら、「ははは、そんな事ある訳無いじゃないか。」と笑われた。
自分も使徒だったくせに。今も微妙だけど。
悔しかったので、フィフスの隙を見て後ろ髪を２、３０本ほどかた結びしておいた。
頭洗う時に地獄を見ると良いわ。

釈然としないので、学校が終った後、本部でみんなに嘘ついて回る。
しかし葛城参佐にはすぐに見抜かれ、
赤木博士には相手にしてもらえず、
冬月副司令には、「そうかそうか、ところで肩を揉んでくれないか？」と便利に使われる始末。
でも冬月副司令はお駄賃をくれた。１０００円。
最後に碇司令に「私、できちゃったみたいです。」と言ってみたら、
司令は冷静を装いながらも明らかに動揺していた。
とりあえずうろたえる司令を見れたのでよし。
しかしその後、「レイ、嘘は駄目だ。」と言われたので、
来年まで嘘はお預け。良い子になる事にします。


多分。

ＧＪ
髪の毛かた結び…((((;ﾟдﾟ)))

乙です

乙！！、嘘つきレイちゃんかわいいぞ。


所で右上の、時に、西暦2015-10

なんだ、こりゃ？

ｵｯﾃｭ

>>519
しょうがくいちねんせいで２ちゃんなんてやめたほうがいいでちゅよ

小悪魔も時には通用しないことがw
ＧＪ

>508
漏れも漏れも

きっとアスカと二人でエレベーター乗った時も、背中に30%offのシール貼ったのかな、とか考えてみたりw

>>519
なんだろな

。」

この記法は意外に年寄りかも

ホントはまじめな人なのだろうと想像してみる。
小悪魔レイさんがんばって。

４０月０人目。

月が変わった。私は『アタック・ザ・キラートマト』を近所のレンタルビデオ屋で見つけ、
近頃は碇君に負けないぐらい引きこもっている。
ちなみに私の部屋にビデオなどという高級なものはないので、
毎月ネルフから支給されるお駄賃…
普段の私の仕事内容からはとても釣り合わない額を１ヶ月分前借りして買ったのだ。
ちなみにDVDに押されてすっかり店の片隅に追いやられたビデオデッキコーナーで、
開店から３時間立ち尽くして悩んだ。
実は前借りだけでは足りず、赤木博士に無条件で一週間協力して都合したお金。
ネルフに泊り込んでのシンクロテストから試験体、果てには赤木博士の部屋掃除までやったのだ。
これで失敗したら、私は次の私にバトンタッチするつもり。

足はすくみ、ヒザは笑う。のどは乾いてうまく言葉は出せず、
汗びっしょりになるまで握り締めた手の中の福沢さんは、数時間のサウナで脱水症状を起こしている頃だろう。
でも病院へは行かせない。私も命かけているのだ。
私もうかつなもので、うちのTVのメーカーを確認してこなかった。
対応していなかった場合、交換は聞くのだろうか。
こんな事ならネルフの会議室から拝借して来ればよかったと何度も思いつつ、
私は自力で問題を解決する事をあきらめた。
３時間ずっと立ち尽くしもう住み慣れた私の居場所から旅立って、
そんな私をずっと見ていてくれたあの人を、すがるように見つめて訴えた。

ビデオ、どれがいいのですか？

結局店員さんに選んでもらったビデオデッキ。
この世に生を受けてはや１４年。
私はこれほど愛しい存在に出会えた事はない。
愛しい人、愛しい人…
『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムのように同じ言葉を口の中で繰り返しつつ、
ダンボールにつつまれた彼を電気屋から持ち帰った。

私にしては記録的な重さのものを持ちながら、記録的な距離を歩いたが、
新しく我が家にやって来た愛しい人の存在は、
すっかり張り詰めた筋肉さえも心地よく感じさせる。
さっそく配線をつなぎ、ビデオテープをデッキに入れる。
今私は興奮を抑えられずに、タイムリーな日記を書いている。
青いTV画面は注意事項を私に視覚的に訴える。
じらされるだけじらされて、私の神経はもう限界。
このまま氏んだら間違いなく私は化けて出る。

あぁ…

つまならない…

４０月１人目

あの後『お昼の３分クッキング』を録画し、
夜になってから見るという背徳的行為にまで及んだ私。
すっかり呆けたまま学校に行った。
この感動を伝えたくて、碇君と弐号機パイロットに話そうとしたら２人はこんな会話してた。

「ねーシンジ、いい加減DVD買わない？」
「そんなのPS２で見れるじゃないか。」
「だってアレ、内容量取るじゃない。」
「ひとつづつクリアしていけばいいのに、アスカったらすぐに飽きちゃって、
　そのくせ僕がデータ消そうとすると怒るじゃないか。
　大体ね、今はビデオデッキ捨てるにもお金かかるんだからね。」
「だったらネルフに持って行ってパレットガンの弾にでもしてもらえばイイでしょ。
　まったくアタマ使いなさいよ。」
「だめだよそんなの…とにかく、次の給料日までDVDはお預け！
「えー、つまんないー。」

バールのようなもので当然の事をしようとしたら、洞木さんに止められた。

乙
ビデオとは渋いっす

カセットテープで音楽を聞くシンジも渋いけど、乙

最後の一文でノックアウト！ｗｗ
ＧＪ！

>>532が馬鹿夫婦の会話にしか見えん
最後の一文も無理は無いなｗ

ｵｯﾃｭ

真心を綾波に

レイの部屋にTVは、あったのか？

>>539さん

TVは本部で古くなったやつを貰った。
いえ貰ったと言うより、研究室で床に落ちていたドライバーを拾ったので、
使いたくなって休憩室のTVを分解してパーツひとつ取り出してみた。
飽きてそろそろ戻そうと思ったら、丁度葛城参佐がやってきたので戻し損ねた。
TVのスイッチを押した瞬間爆発して、葛城参佐がドリフ張りのアフロヘアーにならないかと期待したけど、
もちろんそんな事は起こらず、部品がひとつ足りないTVを処分しようとした参佐に、
私が貰うと申し出たら許可されただけ。
もちろん家に持って帰って直した。
TVはプラグを挿すだけで番組が見れるので便利。
しかし同時にNHKの人が集金に来る罠。居留守は必須。

ちなみにTVの登場によって、笑点があるのは毎週日曜だと初めて気がついた。
昔はその番組のためだけに、本部で一週間ずっと休憩室のTVの前で座り込みをした事もあるのだ。
近頃は見てないが、こん平師匠はもう復帰なされたのだろうか。
師匠の「ちゃんら〜ん！」を聞かないと、一週間何か物足りない。
紫色の腹黒い男には任せておけないわ。
この前その事を話したら碇君、
「でも何だか綾波のポジションだよね。」と生意気にも英語を交えた返答。
失礼な彼には肩の上に足長グモをプレゼント。
すると大人気なく弐号機パイロットと一緒に、スーパーロボット大戦で話題の合体攻撃、
『ユニゾンアタック（仮）』で倒していた。

しかし、例え使徒が来ようともフィフスを出して帰えるつもりでいると、
そのフィフスがレイによって薄笑いを浮かべながら、
「やぁ、録画はいいねぇ。リリンの生み出した文化の極みだよ。
　そう思わないかい？　綾波、レイ？」
と指摘してきたので、ムッとしながらもハッとした。あわせるとムハッ。
そんな事はどうでもよく、しかし私は録画予約していない。
するとフィフスはさらに、「頼めば良いって事さ。」と私を驚愕させる。
そんな選択肢まで生み出せるTVとビデオのユニゾンアタック。
驚きの発見に私のヒザは意志とは関係なく震えだす。
しかしやはりフィフスに言われっぱなしなのは癪に障るので、
背中に「半額売り尽くし」と書いた紙を張っておいた。

その後様子を見たが、フィフスは気がついているのかいないのか、一向にはがそうとしない。
見たくれははかなげな美少年なので、半額だと購入希望者が多かった事を付け足しておく。
しかし本人には碇君以外には売りたくない様子。
自分で貼っておきながら、一体何を売るのだろうかと考えて、その夜はひどくうなされた。


という事。
わかってくれると嬉しい。

本編レイも頭ん中はこんなだった。
と、妄想すると違った面白さが

番外ｵｯﾃｭ

神ＧＪ！

だめだｗハラガイタイｗｗｗ

乙です
いつも楽しみにしています

期待待ち

age

４０月２人目

近頃すっかりビデオとテレビの魅力に取りつかれてしまい、
学校とネルフ以外に外に出ない生活を１週間続けていたら、
碇君に「綾波、たまには外に出なきゃだめだよ。」と言われてしまう。
始めは碇君に言われるとはと思ったけど、考えれば碇君は別に引き篭もりではない。
ただ困難な問題にぶつかるとどこかへ逃げ出すだけ。
思うにライフワークと言うか趣味なのだろう。
しかし、近頃は逃げ隠れするのが巧妙化しているらしく、
ネルフ諜報部の黒服さん達も苦労しているらしい。

碇君、人に迷惑をかけては、だめ。

ちなみに弐号機パイロットからは、「食っちゃ寝だと太るわよ。」と言われたので、
さすが経験者は言う事が違うわねと言い返し、口喧嘩からリアルファイトへと発展した。
言わせてもらえば私はやせ過ぎの部類に入っているので、少しぐらい肉がついても問題無し。
だからと言って、グラマーというかムチムチの色っぽい私を創造すると、
我ながら少々無理があると思うけど。
男の人は、マッチョボディに自分の顔をコラージュされた写真を想像してほしい。
大体私のイメージは超然とした雰囲気と線の細さ。
個人的には、綾波レイは妖精だからトイレに行かないとか言わせれれば大成功。

イメージと言えばよく私と弐号機パイロットは比較されるが、
髪の毛が青いせいか、温暖色の弐号機パイロットの反対で冷たい感じがするそうだ。
レイだけに冷酷だなんて碇司令でも言わない。
まだ零号機だけにレイとか言われた方がいい。

それはそうと。
ついに私も私用で外へと出る事になってしまった。
事の始まりはあの日の午前１：３０。
近頃特に気に入っているホラー映画を見終わった時、
「巻き戻し」ボタンを押しただけなのに、
戻し終えたテープが勝手にデッキから取り出され、直後にＴＶの電源まで消してくれたのだ。
さすがエヴァが都市を歩き回る世の中。
テープも暴走アリなのねと思ったが、
よく見るとテープがビデオデッキに絡まって取り出せなくなっていた。

レンタルビデオなのでどうしようかと髪の毛に負けないくらい青くなったが、
時刻は閉店時間を余裕で過ぎていたので取り合えず寝た。
そして次の日、開店時間を見計らって電話してみたところ、
別に弁償とかは無いそうなので一安心。
返却しに行ったついでに、アダルトコーナーの近くで立ち尽くして嫌がられていたら、
突如フィフスが堂々とアダルトコーナーから出てきた。
「やぁ、ビデオは良いねぇ、リリンの産み出した文化の極みだよ。
　そう思わないかい？　綾波、レイ？」
飯島○子が文化の極み？　そんなの認めないわ…そう言ったら、
「君のココロはまるでふすまの隙間のようだね。
　…狭いって事さ。」
とよくわからない返し方をされた。
レジで「１８歳未満の方はレンタルできません。」と言われるフィフスを尻目に店を出る。
すると碇君以下、例の三馬鹿トリオがこっちを見ていた。
どうやらフィフスは何かの×ゲームだったらしい。

学校で「昨日フィフスがエッチなビデオを借りていた」とクラス中の女子に言いふらしたが、
「カヲル君はそんな事しない。」と逆に言い返される始末。
洞木さんに聞いたら、「渚君はトイレに行かない！」とかも言われてるらしい。
確かに学校でフィフスがトイレに行く所を見た事は無いが、
それ以上にやはり私とフィフスはポジションがかぶる事を再認識。

私は負けない。
決意を込めて、ここに書いておく。

乙！

乙です
がんばれ小悪魔お嬢さん！

つまりモグダンはダメだと　


乙

乙彼Summer

神乙！

ｵｯﾃｭ

ﾃｯｼｭ

>>557　さん

誰も否定するつもりはなかったのだけれど。
結果的にそうなったのであれば、ここに謝罪。
ごめんなさい。
ところで、モグダンって何？
　　　　　　　　　　
　　　　　　　_..,,,,
　　　　　　　●'''"　* ""'';;,
　　　　　　　　＼.从 从　;;;ミ
　　　　　　　　 　ゝﾟ- ﾟν ;;;ミ
　　　　　　　　　（,,,ﾉ(,,,ﾉ ;;;ミ
　　　　　　　　　　ヽ　　　　;;ミ
　　　　　　　　　　　> >　 ,/〜

　　　　　　　　　　　　　↑
モグラの着ぐるみを装備した私とは違うの？
もしよければ、教えてくれると嬉しい。

>>562
ここにいくよろし

ttp://www.netlaputa.ne.jp/~l20mogue/index.htm

作者、モグダン両氏に
悪意やネガティブな意図を持って書いたわけではなかったのですが
結果として変に気を使わせるになってしまい申し訳ありません。こちらこそ両氏に謝罪。

>だからと言って、グラマーというかムチムチの色っぽい私を創造すると、
>我ながら少々無理があると思うけど。
>男の人は、マッチョボディに自分の顔をコラージュされた写真を想像してほしい。

に脊髄反射してしまいました。今は反省している。●|￣|＿

作者さん、日記待ってます

>>564
ｲ�`

>>565
ikiro

小悪魔レイさん待ち

４０月３人目

日記を書く上で、常に私に付きまとう三日坊主の病に侵され、
このごろノートはテーブルの上でホコリをかぶっている。
久しぶりに書こうと思ってページを開いてみたら、瞬間すごいホコリが中に舞う。
年中掃除しない自分に文句たれても仕方ないが、たまに掃除しなければと思う。
ところで、生涯で一番勇気を出して買ったビデオデッキはどうした事か、
ホラービデオの一件以来、巻き戻したテープに片っ端から噛み付いて、端からどんどん駄目にしてゆく。
まるで碇君の乗ったエヴァのようだ。
そんな訳で、ビデオデッキの名前は「初号機」。さしずめビデオテープはエントリープラグ。
はやく電気屋に持って行って修理してもらおう。
ついでに碇君も病院に連れて行ったら修理してもらえるだろうか。

淡々とTVを見ているのにも飽きたので、
碇君で遊ぼうと思い立ち、どうせなら本当に病院に連れて行ってみようと思う。
葛城参佐の家に言ってみたら、
碇君と弐号機パイロットが『新婚さんいらっしゃい』を見ていた。
さっそく「碇君、一緒に病院に行こう。」と言ったら、弐号機パイロットが暴れだした。
「このバカシンジ、ついにやりやがったのね！」と訳のわからない事を口走っている。
よくわからないが、他人の都合にはかかわらない方がいいので、帰る事にした。

「行ってみたら」を「言ってみたら」と書いてしまう。
でもどうでもいい。どうせ代わりはいるから。
誰か後で訂正してくれるだろう。私は面倒だからしない。

それはそうと、帰りにブック○フで「あずまんが大王」を立ち読み。
立ち読みできるのを買うのも癪なので、意地で全巻の内容を暗記して帰る。
ちよちゃんが誘拐されると、お父さんが飛んできてくれるのね。
じゃあ碇君が誘拐されると、司令が飛んでくるのかしら。
撃たれても跳ね返す、キューティーハニーもびっくりな鋼の肉体。

やっぱり司令より初号機の方が似合ってる。

今日一日で過剰な量の情報を脳に記録しすぎたせいか、頭が痛くなったので、
シャワー浴びてさっさと寝ることにした。
風呂場で足の長いクモがいたので、摘み上げて「誘拐〜」と一人で呟いて、
シャワーで排水溝へ流して寝た。

するとどうだろう。都市に巨大なクモ型使徒が！
お父さんだ。誘拐したあの子を助けに飛んできたに違いない。
それを狭い穴ぐらから上を見上げる私たち。
状況も、流された子グモの境遇とそっくり。これが天罰なのか。
しかし弐号機パイロットが穴の上から酸性のよだれを流す使徒にもめげず、
自らオトリを引き受け、その隙に私たちは使徒を撃破できた。

今では神様よりも人の方が強い事を認識。
でも今度からは小さな命も大切にする事を決意した。


ついでに私の命も大切にしてくれると嬉しいけど。

レイさんｷﾀ━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!

神ＧＪ！

ｵｯﾃｭ

クモ使徒ってマトリエルだっけか

あえて言おう！
先生！映像化はいつですかｗｗｗ
鋼鉄2じゃなくてこの日記のレイタンをPS2に移植汁！

大変でしょうけど頑張って。

４０月４人目

なぜか月末はネルフも忙しい。
ゴールデンウィークに備えてなのか、私も毎日のようにネルフに足を運ぶ日々が続いている。
スケジュール表は、スタッフが年休の予約を入れるための戦場。
いたるところに『年休』の二文字を赤マジックで消して、何とか連休を得ようと争った跡がある。
他を蹴落とさなければ自分を出せない、資本主義社会の業（ごう）。
確かネルフは国家機関だけど気にしないで。
身近な所では、葛城参佐のスケジュール表は真っ赤。
なんとしても連休は取るという決意が、ホワイトボードからにじみ出ている。
そう言えば弐号機パイロットがどこかへ行くとかうれしそうに言っていた。後で乱入しよう。
旅の楽しい思い出は、この私の腕（かいな）でATフィールドと一緒に破壊してあげる。
待ってて、碇君と弐号機パイロット。
ちなみに赤木博士のスケジュールは真っ白。意外と博士はきれい好きだ。
しかし何だか寂しいので、『天丼』『そば』『ラーメン』と、
博士のランチタイムのローテーションを書き込んでおいた。

その後、赤木博士が何かきつい顔をして、本部中を歩き回っていた。
機嫌が悪いときは話しかけたくないので、碇君か弐号機パイロットが来ていないか探したけれど、
タイムカードの記録に２人のはない。どうやら今日は私だけ。
と思ったら、フィフスがいた。
目下零号機を共有している私達だが、噂ではもうすぐ量産型が来るらしい。
私もいい加減新しいのに乗りたい。零号機では命がいくつあっても足りないから。


実は何個もあるけれど、それは秘密。

それはともかく、一人で暇なよりはフィフスだろうといないよりマシなので、
休憩室で一緒にファミコンでもやろうと誘ったら、
「やぁ、君は『ポートピア連続殺人事件』をやった事はあるかい？
　…ないのかい？　じゃあ貸してあげよう。」
そう言われ、半ば強引に新品同様で箱と説明書つきで、
さらにソフトが入っている袋までついた、新品同様のソフトを貸してもらった。
ちなみにフィフスは気がつくとすでにいなくなっていた。

『新品同様』と言う言葉を２度も使った事について。
少し気になるけれど、別にどうでもいい。だって代わりはいるのだから。

休憩室で、さっそくプレイした。
アドベンチャーなんて初めてだったので、心臓の鼓動が早くなる。
ゲームは殺人事件が起こった所から始まる。
相棒の「ヤス」が、事件の説明をしてくれた。
ゲームが始まったら、まず放置プレイしながら説明書を読むのが私のやり方。
しかし、
「このたびは『ポートピア連続殺人事件をお買い上げいただき、
　ありがとうございます…』云々」
と書かれた説明書の表紙の裏側に黒マジック一杯で、

　『犯人はヤス』

と殴り書きしてあった。
バールのようなものはどこにおいたのだろうか。

「表紙の裏側に黒マジック一杯で」→「表紙の裏側一杯に黒マジックで」

訂正とお詫び。
がんばれ私。

いつもクスリとさせてもらってます。
ありがとう。
がんばれレイさん！

代わりがいると言えば何でも許されると思っているのか！？
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
可愛い奴…(*´д`)
ＧＪ

ttp://www.itmedia.co.jp/games/articles/0504/28/news033.html
こんなのが発売されるみたいだけど、どうだいレイちゃん？

>>586
正しく資本主義社会の業

>>586　さん

見た。
価格は1万4175円（税込）。私の部屋にあるビデオより高い。
悔しかったので、床をごろごろ転がって悔しさを発散。
いい加減つかれて、ホコリまみれで荒い息をつく。
ついでに誇りもついて自信あっぷ。

しかし、観光地でよく売っている、
『温まるとヌードになるいかがわしいライター』だったらもっと売れると思うのに。
個人的にはこの慈愛に満ちた笑顔が、
火をつけると冷たい薄笑いになるのであれば欲しい。
それはそうと、586さんは下の方にある項目には目を通しただろうか。

『綾波レイ大図鑑』。

激レアグッズが激安価格でご提供されている。
そうよね楽天。
イーグルス、生暖かく見守っているかも。
一万円で『八月の濡れたアヤナミ』なんて、
いかがわしいタイトルの人形売ってる場合じゃないわ。
現在最下位だもの。

それにしても、よく見れば私の人形、みんな足が露出している。
足なのね。私の足に価値があるのね。
そう思ったので、弐号機パイロットと一緒に半ズボンで決めてみる。

「ぶっちゃけありえな〜い。」

違う。さらにいろんな意味で寒い。

４０月５人目

司令が誕生日らしい。おめでとうございます。
しかし、先月ビデオ代でお小遣い前借したので、プレゼントはあげられない。
でも平気。人間心だから。マインド？
いいえ、しかし気持ちは行動であらわさないと。
頭が良さそうで（実際いいのだけれど）お金持ちそうな司令にあげるプレゼント。
心のこもった手作りのお人形に挑戦。
学校で洞木さんに相談したかったけど、あいにく相田君しか見当たらなかった。
仕方ない。彼からあれこれと指導を受ける。相田君、気合いが入っている。
ドラマ『アタック�ｂP』でも見たのだろうか。
そう言えば、本部でよく葛城参佐が歌っていた。
「あたっく〜あたっく〜なーんばーわ〜ん♪」
そうゆう年代だったのね。

しかし、その歌を聞いた碇君、何を思ったか気合の入った様子で、
「戦いは、男の仕事！」
と積極的に前に出て行った。
さらに今回の使徒が丸いボール状だったので、葛城参佐からの指令の元、
初号機によるパスを受け、弐号機が私に向かってトス。
そして私は大空に向かって羽ばたき、強烈なアタック！
使徒は大爆発。私たちは新東京市と言うコートで抱き合って勝利を喜んだ。

しかし、そんな面白いことなどある訳がなく、
逆に使徒に飲み込まれてしまった初号機。
使徒もそれっきり何もしないので、
２人でナイフ片手につっついていたら、急に大爆発！
そして中から暴走した初号機が出てきたので、
遊んでいた風船が思いがけず割れた時の子供のように、腰を抜かしてしまった。

よくわからないが、ボール状の使徒から出て来た碇君は、溶けていた。
非常に触りたかったが、赤木博士によれば、うかつにいじるとよくないらしい。
現在、碇君をサルページするための計画が、話し合われている。
碇君をサルページ。
碇をサルページ。
碇を引き上げる…
思いついたら誰かに言いたくなるものだが、
みんな殺気立っているので、うかつにそんな事は言えない。
けれど、なんとなくいつもぼけっとしているフィフスに話してみたら、受けた。
これから少しフィフスに優しくしようと思い直すこの頃。

しかし、このままでは司令の誕生日はスルーされそう。

ｵｯﾃｭ
もうすぐ600ですね

乙です。

レイさん、がんばってくださいね。

いっぱいきたーｗ
イカリをひきあげるワロタｗよく思いつくなレイタン！

小悪魔にしてネタ職人のレイさんだから。
とにかく素晴らしい。

４０月６人目

碇君はまだ溶けたままなので、本部も殺伐としたまま。
うかつに「まさに生命のスープね。」とかつぶやいた赤木博士が、
参佐に頬を叩かれるほど。
しかし、現状の本部は非常に住みずらい。
ここは私の産まれた場所だから、いつまでも大切にしておきたいのに。
聞けばここに住み着いているフィフスもこの雰囲気は嫌だそうなので、
たまに２人で共同戦線を張って、
何とか碇君を元に戻そうとあれこれとやってみた。

「要するにシンクロ率が下がればいいんだよ。」
とフィフス。確かにエヴァとの同化率が高いために発生したのだから、
いつもぐらいに下げれば元に戻るはず。
夢見る少年の碇君を連れ戻すには、この世に執着させれば良い。
赤木博士と葛城参佐のいない隙を見計らって、初号機に色々呼びかけてみた。

まずはシンプルに「戻って来て。」と言ってみたが変化なし。
次にフィフスが言ってみたら、１�lぐらい下がったのでちょっと腹が立つ。
次に、文字通り私の命より大切なビデオデッキをあげると言ったら、
逆にシンクロ率は上がって４００�lに戻ってしまった。
そう言えば碇君は物に対する執着心はあまりない。失敗。

「書き込む」を押す前までは、ちゃんと「６００げっと」を言おうと思っているの。
しかし書いているうちにリアルで忘れてしまう。
でも気にしない。絆だから。

それはともかく、次はお色気路線で攻めてみる。
「碇君、一緒にお風呂に入ろう。」と言うと、
少し間を置いてゆっくりシンクロ率が１０�lほど下がる。照れているのか。
次にフィフスが「やぁ、また一緒に一次的接触をし合おうじゃないか。」と言うと、
いきなり１００下がった。それもすごい勢いで。
碇君のシンクロゲージに反比例して、私の怒りのシンクロゲージが上昇して行く。
残り２９０�lとなった時、碇司令がやって来た。
いつもは無愛想な司令でも、やはり息子の事は気になるのだろう。
しかし今は緊迫している所なので、わずかな不安要素も排除しなければならない。

フィフスと２人でキツイ目でにらむと、悲しそうな顔で司令は部屋を出て行った。

申し訳ありません。後でプレゼントあげますから。
と心の中で呟いて、残りの２５０ぐらいを下げるために頑張る。
その後は料理やチェロの事を褒めてみたけど、さっきみたいな劇的な変化はなし。
３０ぐらいしか下がらず、私達はネタ切れとなった。
少しずつ、上昇して行くシンクロ率。
それを見守るしかない私達。無力感に打ちひしがれる。
さながら東京ばっかり破壊する大怪獣「GOZIRA」を見る自衛隊のようだ。
モスラでも飛んで来てくれれば。双子の小人はどこにいるのだろうか。
仕方ないのでフィフスと「モスラ〜や、モスラ〜や」と歌っていたら、
いつの間に入って来たのか、葛城参佐が別の生き物でも見るような目で私達を見ていた。

葛城参佐が怒りそうだったので、事の詳細を話す。
すると参佐、「ふーん」と何やら思いついた様子。
そして「ベットの下。」と呟くと、シンクロ率の上昇がピタリと止まった。
「机の引き出しの隙間。」、「英語辞典の中身。」。
参佐が呟くたび、シンクロ率が上がったり下がったりし始める。動揺しているのか。
そしてとどめに、
「このまま戻らなかったら、シンちゃんのパソコンも整理しなきゃねぇ。
　『プログラム』内にある『システムフォルダ』もね。」
サルページをする必要はなかった。
参佐の言葉と同時にエントリープラグが勝手に排出され、素っ裸の碇君が流れ出て来たのだ。
「ちょろいもんね。」と碇君が保護されている様子を見るまでもなく、
きびすを返して部屋を出て行こうとする。
私は参佐に追いすがり、たずねる。
ベットの下って何ですか？
しかし参佐は、
「子供にはわからなくて良いのよ。」と振り返りもせずに答えただけだった。
参佐、かっこいい。

戻って来た碇君に弐号機パイロットは、
「ナニやってんのよ…心配したじゃない…バカぁ！」
と何か言うたびにバカを付ける。
碇君もホッとした様子でその言葉を受け止めていたので、
私とフィフスも一緒になってバカバカと言っていたら、
さすがに碇君が涙目になって来たので逃げた。

正直疲れた。
今日は早いけど寝ます。

お疲れさま。

ツボです。ＧＪ

またゲンドウに萌え。
それにしても面白い！ＧＪ

>私とフィフスも一緒になってバカバカと言っていたら、
ﾜﾗﾀｗ　GJ

シンジきゅん、隠し場所が甘すぎるよｗ、シンジきゅんｗｗ

ワロタｗｗｗ
神　GJ!

ｵｯﾃｭ

age波レイ

ageマンレイ

`　; '
　　　　　　　 　 ／⌒,' ⌒＼
　　　　　　　.／　　人　　　　ヽ
　　　 　 　 /　 　 /:| |ヽ　　　　ヽ
　 　 　 　 （　　 /:ﾟﾟ:| |:ﾟﾟ＼　　　 ,）
　 ` ､　; ,'　ヽ､ノ;;;　| |　　`､..,,,_,'' ` ､　; ,'
　　`　; '　　　 |;;ヽ､:| l　 ,'´:::::;;;|　　`　; '
　.／⌒＼　　 |::::::ヽ, r'´:::::::::::::|　／⌒＼
.（　　´ll｀ ） 　 |:::::::::| |::::::::::::::::::l （ ´ll｀ 　 ）
　|　　‖ |　　 i/'"￣￣ヾ:::::::::::|　| ‖　　|
　|　　‖ |　　 |,,,,_　,,,,,,_　 |::::::::|　| ‖　　|
　|　　‖ | 　 （三);（三)==r─､l　| ‖　　|
　|　　‖ l　　 {　(__..::　　 /　ノ′| ‖　　|
.〈　　　　 l　 　 ', ==一　　 ノ　　 l　 　 　 〉神の国は近づいた。
　ヽ　　　 ヽ　　 !＿＿_／(　　　ノ　　　 ノ悔い改めよ。
　 ヽ　　　⌒´ヽ　 ー-` '-ｰ^ヽ⌒　　　ﾉ
　　 ＼　　　ｨ　　 ，　　ヽ　　， )　　／
　　　　ヽ;;;;;ﾉ＾　　ー ／⌒＼ 'ヽ;;;ノ
　　　　　 　 'i' 　 　 （ 　 ´ll｀ ） ヽ
　　　　　　　!　 　 　 |　　‖ | 　!
　　　　　　　i　　　　 |　　‖ |　ﾉ
　 　 　 　 　 ヽ 　 　 |　　‖ |ノ
　　　　　　　/　 'ヾ､.:|　　‖ | |
　　　 　 　 / 　 　 ;;;ﾉ　　,　丿 |
　　　　 　 ﾚ　　　　ｲﾐﾐｼﾐﾐｼ　ﾘ
　　　　　 ,ゝ　 　 ,ﾉ `ｰ^ｰ' ヽ ﾉ
　　　　 ／　｀ ﾚリ　　i´　　　リ
　　　　 i　　　 /　　　 ｀､　　 i'
　　　　　〉　 ｲ　　　　　　〉　 |
　　　　/　　::|　　　　　 （_ヽ　＼､

　　　　　　　 .'⌒⌒丶
　　　　　　　′从 从）
　　　　　　　ヽゝﾟ ‐ﾟν＿＿＿＿＿
　　　　　　 　./ つ..._||￣￣￣￣￣|　ｶﾁｶﾁ　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　|＼￣|＼ ||　　ＭＡＧＩ 　|
　　　　　　|.　 ＼＼,,j|==========|＼
　　　　　　|　　　|￣￣￣￣￣￣￣￣|

モスラ〜や〜モスラ〜
リアルに想像すると笑える。

４０月７人目

碇君が溶けると言う思わぬハプニングがあったが、それでもGWには旅行に行けた。
みんなは私が葛城参佐の車のトランク内で、荷物を抱えて横になっていたので驚いたようだったが、
参佐の「まあいいじゃない。」の一言で参加させてもらった。
行き着いた先は温泉街。荷物を置いて、さっそく温泉に入った。
碇君は一人男湯で寂しそうだったので、女湯の露天風呂が覗けるポイントを教えておくと、
やはり盛りの中学生らしく、黒頭がひょっこりと茂みから覗いていた。即座に２人にバラす。
弐号機パイロットが瞬獄殺の体勢に入るより早く、葛城参佐が碇君を茂みから引っ張り出すと、
「うわぁごめんなさいごめんなさい！」と逃げようとする碇君。
しかしその姿は肉食獣から逃げ惑うか弱い獲物のよう。葛城参佐の目が怪しく光る。
「まあいいじゃない。」と私にかけたのと同じ台詞だったが、その顔はとても怪しかった。
結局碇君は参佐に「シンちゃんも男の子よのぅ」と絡まれたまま、真っ赤になって女湯に入っていた。
そう言えば茂みの中にもう一人灰色頭の中学生が倒れていたらしいが、私は知らない。

バールについた血はお湯で擦ると落としやすい。また一つ賢くなった。

ｵｯﾃｭ

乙です
結局、カヲルは殲滅するんですね。

○月×日　快晴

今朝、シャワーを浴びて浴室から出たら、碇君がいた。私の大切なめがね
をしかも勝手に掛けていた。取替えしたら、碇君が負ぶさってきて、私は、
ひっくり返ってしまった。

1分くらいだったろうか、碇君はずっと私の眼を見つめ、片手は私の胸をさわ
ったまま固まっていた。なんとなく、胸が熱くなってくるのを感じたのでどいて
といったら、慌ててた。

碇君はその後もずっと、謝ってばかりいた。司令の子供とは思えないくらいに
へなちょこだと思った。その後、なぜかカードが使えなくなっており、代わりの
カードを碇君からひったくって入った。ずーっとついてくる碇君。

なぜかは忘れてしまったけれど、碇君をひっぱたいた記憶だけある。どうして
ひっぱたいてしまったのだろう。少しだけ胸が痛んだ。

今日の起動試験は何事もなく無事に起動できた。けれどその後、使徒が現れ
て碇君は無様に一撃の下に撃破されて、一時期はくたばるところだったって
赤木博士が言っていた。この後作戦会議があるので、とりあえず聞きにいこう
と思う。

温泉からあがった碇君は恨みがましい目で私を見ていたが、
風呂上りの浴衣姿で、暑い暑いと少しはだけて見せたらまた優しくなった。ちょろい。
しかしどうやってついて来たのか、いつの間にかフィフスもいた。
しかもさっき一撃食らわせたはずなのに、何事もなかった顔をしている。
次こそはと思ったけれど、出かける先々で事件を起こしていると、
その内名探偵コ○ンとか言われそうなのでやめた。
ちなみに私はコナ○と言うと、『コナン・ザ・グレート』を想像してしまうのは秘密。
それはそうと、温泉からあがって豪華（私の水準で）な夕食。
ふつふつと煮えるお鍋の中身。
私の目の前で煮えていた肉団子は、突然弐号機パイロットの箸で刺し貫かれる。
この位置にあるものは、言葉に出す必要もなく他人が立ち入れない領域なのに。
ATフィールドが破られたので、思わず顔を見ると、
「どうせ肉嫌いだからいいでしょ？　代わりにネギあげる。」
とさも当然な顔をされた。そうなんだけど他人にやられると腹が立つ。
お返しに隙を見て弐号機パイロットのお刺身をお鍋に入れて煮込んでやった。
その後、取っ組み合いになる。乙女の恥じらいは、旅の恥と一緒に掻き捨て。

たまにはまぎらわしいのも面白いと思う。
つれづれと書くのが私の楽しみ。

その後は思い切りつねられて痛むほっぺたをさすりながら、
みんなで布団にもぐってダラダラとTVを見た。
しかし参佐がビールを飲み始めたのでうるさい。さらにその内碇君とフィフスにも進め始めた。
碇君が酔っ払って日ごろの不平不満をぶちまける所かと思ったが、
やはり中学生なので「うわなんだコレ。」みたいな顔してそれ以上飲まなかった。
これで鈴原君とかがいると、浴場近くのゲームコーナーで脱衣マージャンでもやり始めるのだろうが、
女体に興味のない（多分）フィフスなので、みんな眠くなったあたりでまた一人また一人と眠って行く。
私はフィフスと碇君に挟まれるカタチだったので、フィフスに背中を向けて寝た。
万が一フィフスが何か仕掛けてきたら、血の惨劇を起こす覚悟でバールを抱きながら。

翌朝、いつの間にかフィフスと寝た場所が入れ替わっていた。
フィフスと碇君はお互い向き合って寝ている。
夜中に何があったのかはともかく、
一番早く起きたので弐号機パイロットに水性マジックでひげを書く。
しかしカールおじさんはさすがに気の毒なので、猫のひげ。
満足したので二度寝したら、目が覚めた時にパンダにされていた。
どうやら油性でやられたようだ。おちない。
やったのは弐号機パイロットとフィフスのどちらだろうか。
わかり次第、復讐しようと思う。

乙です
割り込んでごめんなさい。

うはｗｗｗｗｗダブル神ｗｗｗｗｗ超GJ!

>>623　さん

気にしないで。
ネタ日記に細かい作法なんてないのだから。

シンクロ率を１００下げるフィフスとの一時接触より、
覗きをえらぶか、シンジ・・・。

「だ〜れだ？」「カ、カオル・・・」
言い終わらない内に背後からバールで瞬殺。

○月△日

今日の昼休みも、いつものベンチで読書。
…と、ベンチの下に学校新聞。ふと見ると『明日、校内No.１決定戦！綾波レイvs惣流アスカラングレー！果たしてどっち！？』の文字。
私vs二号機パイロット と言うことは、やっぱりシンクロ率？
でもNERV内部の情報は非公開のはず。
学校の帰り、二号機パイロットに「負けないんだから」と。
何の事かわからない。だけど明日になれば分かるから、聞く必要はない。
今日は起動実験もないし、早く寝よう。

シンジ君の方がシンクロ率は上。残念！！
でも、乙

レイとアスカをスクール水着でリングに登らせてプロレス対決か。うう、鼻血が。
最前列は幾らになることやら。

○月▲日

何が起こったのかわからないけど、登校するなりスクール水着に着替えさせられた上に、
校庭に設置されていたプロレスリングに上げられた。
何か大変な事になっている予感がする。
正面には同じ格好の弐号機パイロット。
私を指差し、「勝負！」と何か気合満々。
とりあえずルールを聞いてみたら、『何でもあり』と言うので、

漢字検定三級で勝負してあげた。

圧勝。

しかし弐号機パイロットは納得がいかないようだ。未練がましい人。
そうゆう事ならと語学での勝負を挑んで来たので、ロシア語で勝負。
MAGIから送られてくる情報を駆使し、全問カンニングで勝利。
ルール無用は伊達じゃない。

ちなみにスクール水着のままなので、超小型無線機は髪の毛の中に隠した。
碇君に「ヘルメットみたい。」とまで言われたこのヘアースタイル。
ネルフ（赤木博士）の技術の結晶一つを隠す事ぐらい造作もない。

観客席は最後まで何かを期待していたかのようにうるさかったけど、
私にはわからなかったのでスルー。
しかし帰り際、目ざとく碇君に髪の毛の中に隠した無線機を発見され、
「綾波、ズルしたの？」と言われてしまった。
ルール無用なのでそんな事を言われる筋合いは無いのだが、
弐号機パイロットにバレるとやっかいなので、
その場で碇君が泣くまで無言で彼の顔をにらみ続け、
固く口止めさせて帰った。

それにしても世の中には不思議な事もあるものだ。

乙

オツウ

ｵｯﾃｭ

うまい！ワロタｗ

４０月８人目

近頃暖かくなったので油断していたら、一日雨が降っただけで急に寒くなった。
春と秋の急激な温度変化は、スレンダーな私には辛い。
ネルフに行けば全て解決するのだけれど、フィフスの顔を見なければならないのが面倒。
それでも会うたびに一撃を入れていたら、この前ジャコビニ流星アタックを見切られた。
我が家にも暖房器具があれば、いちいちネルフか葛城参佐の家まで行かなくても済むのだけれど。

しかし、エンジンはガソリンがなければ動かない。
暖房器具には灯油が無いと駄目。
果たして私の細腕二本で、１８�gの重さを運べるのだろうか。多分無理。

一人で考えるのには限界があるので、赤来博士に相談すると、
世の中には電気ストーブと言う物がある事を教えてくれた。
灯油いらずでそんなに重くなく、コンセントがあればスイッチ一つで暖を取れるものらしい。
赤木博士とヒトの創りしモノに感謝。早速ネルフ本部内を徘徊して手に入れる事にした。

休憩室に行ってみると、フィフスがスーパーファミコンをしていた。
私の顔を見るなり、

「やあ、また君は休憩室から何かを持って行くつもりなんだね？
　君の心はまるで一ヶ月一万円生活のようだよ。
　それと、ものまねしゴゴがどこにいるか教えてくれるかい？」

相変わらずよくわからない事を抜かすので、無言でリセットボタンを押して、
フィフスの悲痛な声を聞きながら部屋を後にした。
それと休憩室の暖房器具は備え付けなので取り外しできない事が判明。

結局、地下駐車場の管理人室から電気ストーブを拝借した。
火は神の創りし業を、人が唯一盗み出せたもの。だから私にも使う権利はあるはず。
寝床で横になり、ココロとココロの交流では得られない暖かさに酔いしれていると、
急に我が家のプロメテウスが沈黙した。
まさか、もうお別れなのか。まだお互いの事は何もわかってないのに。
うかつに触って焼けどしていると、ネルフから連絡が入った。使徒襲来。
そして倒すのに日本全土の電力を使うため、停電にすると聞かされた。
初めて使徒に殺意を抱く。

本部に行くと、フィフスが珍しく泣きはらした目で私を出迎えた。
聞けば私がリセットボタンを押したのは、最後にセーブしてから３０分後の事だったが、
あの後つい夢中になってネルフ本部の放送を聞き流し、
休憩室の電源を落とされて二時間ノーセーブの記録を消されたのだという。
モニターの中のひし形使徒に激しく憎悪を抱く私たち。
ぜひ使徒を倒させてと懇願するも、
超遠距離からの狙い撃ちをくらますための、おとりを言いつけられた。

決戦は明日。命をかけます。

乙です
意地悪だけど憎めないです。どうしてだろう。

ｵｯﾃｭ。最高です！

ｵｯﾃｭ

>我が家のプロメテウス

ここがなんかイイナ
神GJ!

いつも楽しく読んでおります。

カヲル君、ＦＦ５やってたのかよｗ

おまえいいかげんにしろよ？











笑い殺さす気デスカｗｗｗｗｗｗ

ﾚｲｵﾂﾕ

明日は碇君の誕生日。葛城三佐の家でパーティーがあるみたい。
私も誘われた。断る理由もないので、参加することに。
プレゼントを持参しろとの指令があり、今日は、第三新東急ハンズへ買い物に。
電車を使うのは面倒だから、零号機に乗って行った。
なかなかシンクロしてくれなかったが、なんとか目的地に着いた。 デパートの中は広く、プレゼントを決めるのに相当悩んだ。
悩んだ結果…

(続きﾖﾛ)

そうだレイたん！結局

司　　　令　　　に　　　プ　　レ　　ゼ　　　ン　　ト　あ　　げ　　た　　の　　　？ｗｗｗ

４０月９人目

万が一のために遺書を書いておいて、と厳しい顔の葛城参佐に言われた。
私が氏んでも代わりはいるのだけれど、次の私に伝えておかなければならない事はある。
我が家にあるビデオデッキの名前は『初号機』で、
電気ストーブは『弐号機』（起動すると赤くなるから。）。
それと、碇指令に渡しそこねたプレゼント。
洞木さんに手伝ってもらってぬいぐるみでも作ろうと思ったけれど、
相田君に手伝ってもらったら、
イスラフィルにのされた時の初号機と弐号機のジオラマになってしまった。
遅くなったけど、渡しておいて。

５０月０人目

全て終わった。
使徒の攻撃の前にその身をさらした際、私は明らかに『必要だから』以外の気持ちがあった。
そして、私は笑った。
ドリフを見ている時とは違う笑顔。何故あんな笑い方ができたのだろうか。わからない。
赤木博士に聞いてみたけど、
「世の中の事が全部説明できるなら、科学者なんていらないのよ。」
と言われただけだった。

私の意思とは関係なく、水滴は私の頬を伝う。
目の前には燃え尽きて、黒い塊となった遺書だったもの。
生きて行くって不思議な事だ。
私は、次の私に、この気持ちが何なのかを伝えたい。
それまで、とにかく生きていたいと思う。

私の部屋に防火装置がついていて、
火事を探知すると自動的に天井から水が噴き出して来るなんて知らなかった。
ずぶ濡れのノートに字は書きづらい。
そして今、大家さんが消防士の人達と一緒に部屋になだれ込んで来た。
今日はこれ以上書けそうにない。
できれば今夜中に、説教が終わればいいけれど。

乙です
失火？笑っちゃいました。
よく思いつきますね。本当にすごい。

涙じゃないのかよｗｗ

ｵｯﾃｭ

うはｗｗｗｗｗ良スレ発見ｗｗｗｗｗ

「何だこのジオラマは？」

「家康は三方ヶ原の戦に負けた苦顔を絵師に描かせたという、それと同じですよ先生」

「それはそうと、綾波が零号機を私用に使った件だが・・・」
「問題ない」

「地域住民が黙ってはいないぞ」

「目覚ましの針は戻すことは出来ない、だが、無視は出来る」

>>659
その通り！でもその後後悔…

>>658
冬月のセリフなら「レイ」って呼んだ方が良いんじゃね？

>>658
エヴァの世界で、彼女のことを綾波と呼ぶ人間は、トウジ、ケンスケ、シンジの
３人しかいない

学校の先生は除く。

>>650 さん

悩んだ時には買わないのが私の主義なのだが、
日ごろ何かとりよ…お世話になっている碇君の誕生日。そうゆう訳にもいかない。
迷い迷ってくたびれて、地下のレストラン街でジュースを飲みながら休憩していると、
行列のできている一軒のピザ屋が目に入った。
以前、行列のできている店はいいものらしいとTVで見たので、
普段家事で疲れている碇君を休ませてあげようと、
３０分ばかり行列の中で立ち尽くし、ピザを手に入れた。

さあ後はこれを明日碇君にあげるだけ。零号機で帰ろうとしたら、
フィフスが零号機のスネのあたりをよじ登っていたので、石を投げて落とす。

「やぁ、奇遇だね。
　いいところにエヴァがあったから乗って帰ろうとしたんだけど、
　君が乗って来たんだね。」

フィフスはスーパーファミコンのソフトを買いに来たのだけれど、
どうやら近頃のデパートでは売っていないらしい。一つ勉強になった。
それはそうとフィフス、私が持ってるピザに目をつけた。
ネルフの冷蔵庫に入れようと思っていた矢先、フィフスに食べられては困る。
これを手に入れた経緯を説明すると、

「やぁ、シンジ君に冷えきったピザをあげる気なんだね。
　君の心はまるで冷えたピザの上にあるチーズのようだよ。」

言われてハッとした。確かに料理は鮮度が命。冷蔵庫に入れてられない。
本当は零号機でフィフスを踏み潰して帰ろうと思っていたが、
そんな事をしている暇はない。急いで葛城参佐の家に。

そうゆう訳で、ピザを届けた。
「一日早いけど、碇君、誕生日おめでとう。」そう言葉を添えて。
ところが困った顔の碇君に、
「ありがとう綾波。うれしいよ。
　けどね、エヴァを使ってピザ配達のアルバイトなんてしたら駄目だよ。」
と言われてしまった。

碇君、公務員のアルバイトは禁止。
私が公務員なのかどうかはわからないけど。

番外編乙です

お茶目ですね。

>>662
たまには委員長のこと、思い出してあげてください……

>>667
委員長は『綾波さん』でつよ。

カヲル君は次は何のソフトで遊ぶんだろw

いつも乙です！

ｵｯﾃｭ

カヲル君がやってたのはFF5?6?気になる。レイよりむしろカヲル君のボケっぷりにGJ

ものまねしゴゴは５じゃなかったっけ？

昨日、渡したピザは碇君が食べる前に、
弐号機パイロットに食い尽くされた模様。
なんて貪欲な女。許さない。
でも、碇君に食べ物をプレゼントすると
弐号機パイロットがヤキモチで食べてしまうのね。

次の日、弐号機パイロットのいる前で碇君にお菓子をプレゼント。
案の定、「ちょっと私にもよこしなさいよ」といって口に含むも
「ハバネロ」だったためにヒィヒィする弐号機パイロット。この女ちょろい

乙でし
書いてる人増えた？

最近、弐号機パイロットをからかうのが
楽しくてしょうがない。

昨日、彼女の目の前で
碇君に抱きついて、
濃厚なキッスをしてみた。
すごい形相をしてた気がするが
気に留めなかった。

そしたら今日、私が大事にしていた
ロンダルギアの洞窟クリア後の
復活の呪文の紙が消えていた。

弐号機パイロットがあやしい。

>>672
ゴゴは６です

そっか、ありがとう。

ところでシンジのリアクションが気になる訳だが＜濃厚キス

唇を離すとシンジ君はひざまずいて痙攣していた。
そして立ち上がると、前かがみになりながらトイレの方へ小走りに去っていった。

672
5にも出てなかったっけ？モノマネ師のジョブかなんかくれるのがゴゴだった気がする。もちろん6でも仲間になってたけど。

うんこが洩れるから
今日の日記は無し。

○月×日
山、重い山、時間をかけて変るもの
空、青い空、目に見えないもの、目に見えるもの
日記、だるい日記、毎日書くもの
便意を催したからといって書くのをやめるわけにはいかないもの
でも、大丈夫、私がトイレに行っても代わりはい
「そこから先は　排泄物にまみれて　読むことが　できないようだ！」

>>681
親戚エヴァンゲリオン！！

誤爆ｽﾏｿ
orz

　　　　　　　 .'⌒⌒丶
　　　　　　　′从 从）
　　　　　　　ヽゝﾟ ‐ﾟν＿＿＿＿＿
　　　　　　 　./ つ..._||￣￣￣￣￣|　ｶﾁｶﾁ　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　|＼￣|＼ ||　　ＭＡＧＩ 　|
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○月▲日
今日は学校の社会科見学の日。
行くつもりはなかったのだが、たまたまNERVの仕事もなく、葛城三佐も「たまには参加しなさい」との指令で行く事に。
声優のアフレコスタジオへ。そこでは、ポケットモンスターとゆうアニメのアフレコをしていた。名前ははっきりと覚えてないのだが、そこにいた「林…めぐ?」と言うぽっちゃりした女性が、心なしか少しだけ私の声と似ていた。(声のトーンは違うのだが)
碇君も「綾波、声が似てるね」と妙に興奮気味だった。
だけど、そんな事はよくあること…今日は歩きまわって、足が痛い。早いけど明日は起動実験もあるから、もう寝よう。

５０月１人目

どう考えても、近所のレンタルビデオ店の『あずまんが大王』が、
DVDしかないのは納得がいかない。
それはともかく、修学旅行を控えてあれこれと忙しい毎日を過ごしていると、
ふとシンクロテストの帰り、葛城参佐に言われた。

「あなた達、今年の修学旅行は中止になりました。」

参佐もポジションに気を使う人なのだろう。確かに参佐はゆかり先生にぴったり。
見るも哀れにしぼんでゆく弐号機パイロットを見ながら、
「冗談よ。」の一言が来るのを待っていたら、

「大丈夫よ。修学旅行なんて行かなくても、
　後で宇宙と南極以外のどこにでも連れて行ってあげますから！」

参佐は本気だった。

弐号機パイロット、ぐれる。
突然金髪になり、洞木さんの家に入り浸り始める。
ちなみに私の家にも来たのだが、なぜか一晩泊まっただけで来なくなった。
せっかくバルーンファイトで対戦する相手が見つかったと思ったのに。残念。
碇君は、「どうしてドイツ人なのにヤンキーなんだよ…」とショックを隠せない様子。
そのうち修学旅行が始まって、本当に置いていかれる。
洞木さんも当然行ってしまったので、弐号機パイロットは家出を止めたようだが、
こんどはそのやつ当たりが碇君に向いているようで、
四人で本部のプールに入ると、生傷の耐えない碇君だけ、水の中で呻いていた。

そんな最中、私がプールで『ぷかぷかレイちゃん』の真似をしていると、
なんと使徒の卵が見つかったと情報が入った。
どうやら使徒は卵から孵るモノらしい。じゃあフィフスも卵から産まれたのか。
聞いてみたけど、フィフスは碇君でハァハァするのに忙しいようなので、
もう一度プールに叩き込んで置こうと思ったけれど、状況はそれを許さない。
さらに何の因果か、卵は火山の中。
エヴァで取りに行かなくてはならないようなので、また私の出番かと思ったけど、
近頃荒れ気味の弐号機パイロットが取りに行くと宣言。
さすが雄々しいわね、とたまにほめてみたら、なぜか一発殴られた。
これについては未だに納得がいかない。

報告。
マグマダイバーとなった弐号機。
引き上げの最中で使徒が孵ってしまい、
かつ引き上げ器具が壊れてしまうなどのアクシデントを乗り越え、
結果は使徒殲滅で任務は終わった。
水面を目の前にして器具が壊れ、「あ…」と最後の言葉を残し沈んでゆく弐号機を、
初号機がはっしと掴んだ時はちょっとかっこよかった。
それで見直したのか、翌日から弐号機パイロットの髪の色は元に戻っていた。

ところで、修学旅行のために積み立てたお金、返してもらえるのだろうか。
別に私のお金じゃないのだけれど。
あれがあれば、DVDを見るための装置が買えるので、個人的には返してほしい。

カエルに似た使徒が卵から孵る前に持って帰る。

くだらない事を最後に今日は寝ます。
使徒はぜんぜんカエルに似てなかったもの。

乙です

690の三行目は削除かな。
カエルに似てないのが残念なんですか？

>>691
1000回くらい文章読み直そうな？
それでもわからなかったらもう少しこくごの授業をまじめに受けよう

orz

　　　　　 /:::l::/:/:;'　/|i |:!/'|　　 i　 |i　|´￣| |､ i 　 _ ,`､､ -‐l
　　　　／_/:|ﾉ::i: i　/ !|:|r'　|　,　|　 !_|:| - ‐ !|''!||"´　　 　 　 |
　　　 ´　 |::ﾉ::::|::|::/┌|/!''"'| !|: || /　|!　　　　 ｀　　　　　　,､|
　 　 　 　 |r|:!::|i:||!i::::';|!ﾆl　 ! |: !|/　 '　　　 ＿,､ -‐i‐i'i"l´:|: i　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　 '　| |!||　i:::::';::::i　　｀'_,､ -‐ '"~,,,,,,,,,,,,,,,＿`'| |: |: i: i |　　　　|　久々にワロタｗ
　　　　　　　|､_ '　　　｀ﾆ'='i'"´ |:'　　　　f';;_-ｪｪ-ニl |　!|:|　',､|　　＜　こういう日記がたくさんあったのが
　　　　　 　 |:::::￣|￣| 　 |　|　 j　 i,　i　　　`''￣　　j;| 　 |:|　i'|!　　　|　 昔の日記スレなんだよな
　　　　　 　 |:::::i:::i:|　iヾ―!_,,!"´ ;:'　　l　　　　　　　／i　 | |　|　　　　＼ 今の新参は昔の日記スレを知らないから
　　 　 　 　 |:l::::l:::|::i　 ヽ　　 　 ﾞ'''=-='''´　　　　／// /|i　 | 　　　　　　＼　どんな顔すればいいのかわからない
　　　　　　　!|:|:::!::|:::!､ヾ.＼　~＝==' '==＝''／;'// /l | | i:| 　　　　　　　　　＼ ＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　 　 |!ト､:!::!:ヽ､＼`.　`::=====::"　／ '"/ /:/|!| l!
　　　　 　 　 　 | ヾ;::ヽ:＼` iゝ　　　　　　 ,､i:/:::i:/:::j:// |!
　　　　 　 　 　 ヽ　ヾ､ヾ､､:ﾄ::::｀ ､　　 ,. ':　 |'ﾚ|/`| /
　　　 　 　 　 ,､- ＼　ﾞl 〉_,..|:::::::::::｀::'::´:　　 |,.､--､
　　 　 　 /'"´　　､｀＞' ／:::!　　::::::::　　　　 !|:＼:i　＼
　　　 　 '""''''＞'"´　'ヽ:::::::::　　　　　　　　　 | 　 |　　 ｀ヽ､

ドイツ人なのにヤンキー…『非行に走るアスカ』ですな。
でもアスカは米国籍だからヤンキーで正解かも。

>>694
笑うしかないよ。

アスカが米国籍なのは鋼鉄2ndの設定じゃなかったっけ?

今日も腹が痛い。
とても痛い。
うんこが洩れそうだ。
おそらく下痢であろう。
よって今日の日記も
休みにしtくぁｗせｄｒｆｔｇｐ；＠。

トイレに行きます。

５０月２人目

天気も良いし退屈なので、ジオフロントを散歩した。
１０分ほど歩くと、道に迷った職員に出会う。
ここは機密も多く、職員も管轄外の部屋に入ることができない。
職員はそれぞれの仕事場までの地図を渡され、それ以外の道は知らないのだ。
彼はまだ入って日が浅く、さらに目的地への地図を忘れてしまったらしい。
幸い私の秘密部屋の近くだったので、細かく説明してあげると感謝される。
感謝されるのは久しぶりなので、どんな顔をしたら良いのかわからなかったが、
そんな時はとりあえず笑っておけと碇君に教わったので、
意味もなく笑うと、ポッキーをもらった。

一生の不覚。sage忘れた。
そしてようやく言えた。７００げっと。

それから少し歩くと、どうやらアメリカ人らしい弐号機パイロットが現れた。
ポッキーを見るなり「私にもくれない？」と言うので、
望みどおりポッキーの箱だけあげたのに、なぜか弐号機パイロットが怒る。
一発叩かれてポッキーを２０本取られたが、代わりに３０円をもらう。
代金だそうだが、近頃のポッキーはいくらだっただろうか。
こんな事なら、ちゃんと見ておけばよかった。

次に誰かに会うと、せっかくもらったポッキーを全部とられそうなので、
その辺に座って休憩を兼ねて食べる。
すると口の中がチョコレートで粘つく。何か飲みたくなった。
４０歩ほど戻ったところに自動販売機があったが、手持ちが足りない。
じゃあ自動販売機の前で立ち尽くし、やって来た誰かにたかろうと思っていたら、
遠くから弐号機パイロットの名を呼ぶ碇君の声が近づいて来る。
さっそく通路の隅で体育座りをして碇君を待ち、
やって来た碇君が正面に立って赤くなったのを見計らい、
パンツ見たわねと絡んでジュース代を巻き上げた。
すると、碇君から「綾波、もっと自分を大切にしなきゃ駄目だよ。」
と捨て台詞を残される。心外。

ジュースを飲んで口の中がすっきりしたので、散歩を続ける。
すると、さっきの私と同じように通路の隅で座っているフィフスを発見。
どうやら散歩していて道に迷っていたらしい。
たまに一撃を入れる気にもならなかったので帰り道を教えると、
「じゃあこれをあげようじゃないか。」と鍵をくれた。
聞けばフィフスもこれがどこの鍵か知らないらしい。

それから目に付いた鍵穴に片っ端から鍵を当ててみた。
結果はまったく駄目。
もう５０回以上鍵穴に当ててみたのに。
ひょっとしたらこれはドアの鍵ではないのかと思い始めたとき、
今更鍵についているキーホルダーに『葛城』と書かれているのに気がついた。
時計を見るとすでに一時間を越えている。いい加減疲れたので帰る。

帰りはエレベーターを使って一気に６０階上まで上がろうと思い、
エレベーター前で立ち尽くしていると、
偶然通りかったらしい、ハトサブレに似た顔の人間サイズの使徒に、セントラルドグマの場所を聞かれた。
あそこはもっと下の階で、専用のカードがなければ入れない事を教えると、
使徒は残念そうに立ち去った。

赤木博士から、参佐は休憩室にいると教えてもらい、ようやく鍵を渡せた。
休憩室には碇君も弐号機パイロットもフィフスもいたので、
車の鍵を見つけてもらって機嫌の良い参佐から、みんなお昼をご馳走してもらった。
「近頃は何事もなく平和でいいわね。」だそうだ。
私もそう思う。

ワロスｗｗ
危機感neeeeeeeeｗｗｗ
神ＧＪ！

ちょｗｗｗおまｗｗｗ
綾波ｗｗｗ使徒！使徒ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

乙です

700まで来たんですね。おめでとうございます。
これからもがんばってください。

ｵｯﾃｭ

>>697
公式HPのキャラクター紹介にもアメリカ国籍と明記してある。

おもしろければどっちでもいいｗ

おもろーいｗｗｗ

司令が食事に誘ってくれた。もちろん喜んで了承した。これで食費が浮いた。
夕食をとった場所は第三新東京市でも有名なホテルのレストラン。
食事をとるだけの場所のはずなのに無関係そうな飾り付けがされていたのがよくわからなかった。
席に着いてしばらく待つとボーイさんが注文を取りにきた。
わたしはフランス言で書かれたメニューが読めなかったから司令に任せたのだけど
司令も読めなかったみたいで、だったらこんなところに来なければいいのにと思った。
これがバアさんが口癖にしている「ブザマね」ってことなのだろう。

食事を済ませホテルから出たところで洞木さんに会った。洞木さんはジャージ男と一緒だった。
洞木さんは私を見ると「不潔よ！」って言ってジャージ男を残して走り去っていった。
どうしてそう思われたのだろう、テストの後にはシャワーを浴びたはず。
体の匂いを嗅いでみてもLCL臭くはなかった。
そう不思議に思っていたら、ジャージ男がわたしに聞いてきた。
「エンコウかいな？」って。エンコウって何。エテ公をジャージ言葉で言うとエンコウなのか。
お猿さんは２号機パイロット、あの人以外に当てはまる人はいない。
だから意味不明。わたしのことを言っているのなら殲滅も考えておこう。
さらにこんなことも言っていた。
「もうやめとき、碇のやつが悲しむからのう。アイツには黙っとるさかい、安心せえ」
なんで碇くんが悲しむのだろう、それもわからなかった。やっぱりジャージ言葉は意味不明。
そのあとジャージ男は逃げるように洞木さんの後を追いかけていった。
どうしてか、司令の顔が引きつっていた。

司令もなんかいえよｗ

終始無言の司令ﾜﾛｽw

いつも乙です！

＞洞木さんはジャージ男と一緒だった。
一緒にナニしてたんでしょね？いいんちょ。

エンコウ
＞猿は栄達の象徴に加え、高望みへの戒めの意味も含まれているのだとか。猿は「猴（こう）」とも書くそうで、中国語では「侯」と同じ音で発音されます。このことから「侯」、つまり高い地位に通じるものとされていたのだそう。
＞一方日本では「猿猴捕月（えんこうほげつ）」という、手長猿が片手で枝につかまり、もう一方の手で水面に映る月をとろうとしている画題が好まれました。これは仏教からきたもので、欲にかられて身のほどを忘れる高望みを戒める教えに由来しているそうです。
ジャージ、学あるじゃん。

初対面なのになあ。

司令フランス語読めないのか……

ｵｯﾃｭ

学というより　エンコウって言葉　大体の人してるっしょ
エテコウとか

>>718
714はどっかから引用したものだが、中国では大型の種類のさるが猿で小型の物が猴じゃなかったかな？
大きな意味でのさる＝猿猴。で、それほど知られていないと思うが。

まったく、やってらんね〜っつうの！
あんのババアときたら、ひとがせっかくやってやってるってのに
「集中しなさい！」なんて言ってきてアッタマきちゃう！
そしてあのヒゲなんて自分の仕事をほったらかしてわざわざ見に来るし。
ぜったいハダカ目当てだよね。
サングラスの下で何を見ているかなんてお見通しよ！
それにその息子！
授業中にすっとわたしのこと見てるし。
アイツも前にわたしのハダカ見てるんだよね。
毎晩オカズにでもされてるのかと思うと…
ウゲッ、キモッ！
あと、サル。
たいした戦績も残してないのに、いつまでエース気取りやってんだか。
そのくせひとりで突っ走って迷惑かけるし！
援護してるこっちの身にもなれ！

だから今ヤケ酒中！　＿（＿ ＿）ノ彡☆ばんばん


ヒマだよぅ。クスンクスン。
だれか相手してよぅ……。

翌日の日記

ネルフに行ったらなぜか知らないけど、みんなから怒られた。
どうやら昨日の晩、イタズラ電話を掛けまくったらしい。
わたしには身に憶えがなかったけど
着信ログを見せて貰ったら、確かにわたしの携帯からだった。
取りあえず「わからない。たぶんわたしは４人目だと思うから」
と言って誤魔化しておいた。

と、ここまで書いて。
どうして前日の日記が書いてあるのかと疑問に思った。
わたしは昨日書いた覚えはない。
今読んでみたら、なんかやばい。
まったく記憶にないけど書いてあることは普段出さないわたしの本音。
イタズラ電話を掛けたのも、おそらくわたしで間違いないだろう。
本当に４人目になりたくなった。

>720

誤　授業中にすっと
正　授業中にずっと

５０月３人目

『あずまんが大王』のレンタルビデオが見つからないので、
碇君からプレステ２を借りる。
しかしただ借りるのも悪いので、私のファミコンと交換。しかし碇君は、

「ひどいよ綾波。プレステ２とファミコンを交換しろだなんて、
　ドラえもんの声が変わった事、まだ根に持ってるんだね。
　だいたい、ジャイアンもどうせ映画では良い奴になるんだったら、
　日ごろからもっと優しくなればいいじゃないか。誰か僕に優しくしてよ！」

最後の方は錯乱して訳のわからない事を叫んでいたが、
多分碇君は女性から搾取される運命の元に生まれているので、
気にせずにプレステ２を持って帰る。

家につくと、本部から健康診断を受けるように電話が来た。

健康診断で体力が平均以下だと言われた。そして食生活の改善を命令される。
どうやら人間、野菜ばかり食べていれば良いというものでもないらしい。
赤木博士に体力と栄養がつく薬を貰いに行くが、

「薬にばかり頼っていては駄目。
　人間はあきらめた時から後退が始まるのよ。
　あなたはまだ若いんだから、少し運動でもしなさい。」

と言われてしまう。今まで薬漬けにしておいて何を言うのだろうか。
しかし、同時に博士の化粧に施された努力の跡を見て、言葉の重みを感じる。
すると、博士は私の視線から考えている事を察したのか、

「何故かあなたに年寄り扱いされると腹が立つわね。
　まあ良いわ。腕を出して。」

何が良いのかわからないが、
嫌な色をした液体が入った注射が引き出しから出てきたので逃げた。

仕方ないので、本部のプールで泳ぐ事にした。
すると弐号機パイロットが先にいたので一緒に泳ぐ。しかし、
「私、一度イルカに乗ってみたかったの。」
と、プール中を我が物顔で泳ぎ回る人間サイズの水中用使徒の上で、
キャアキャアうるさかった。

今日は疲れた。DVDを見る気力も起こらないので寝ます。
明日は多分筋肉痛だろう。

乙です

搾取されるシンジ（・∀・）イイ！

最近、何気に使徒（人間サイズ）がいる・・・。
まあ、そこも面白いので良しとする。

使徒放し飼いかよ！




(･∀･)ｲｲ!!

平和が一番。

NERVでの快適な生活の目的を忘れる使徒萌え

ｵｯﾃｭ

>>729
それを忘れてしまった人たちが最近はとても目立つ

それはとてもとても、悲しいこと

何度も繰り返し読んでしまう作品ってある？

ｺﾞﾊﾞｸすまぬ

+　　　+
　　∧＿∧ 　+
　（0゜・∀・）　　　ﾜｸﾜｸﾃｶﾃｶ
　（0゜∪ ∪ + 　　　　　　　
　と＿_）__）　+

小悪魔レイさん待ち

↑このスレ見て以来、鳩サブレ見るとｻｷたんのヴィジュアルを思い出すようになってしまったな〜

職人さんいつもわらかしてもらってます。GJ!!

５０月４人目

朝食のトーストを食べ尽くしたので買い出しに行く。
実は最近体力をつけるため、とろけるチーズを乗せて食べているのだ。
このまま色々具を乗せてピザにして、いつか豪華な朝食になる日までがんばる予定。
それはそうと、ついでにトイレの洗浄剤も購入。
水周りの頑固な汚れをヒトの手で落とす事に限界を感じたので、N２兵器の投入を決定したのだ。
恐ろしい強酸性らしく、皮膚についたらすぐに水で落として医者に相談しなければならない。
ヒトの作りしモノに恐怖。人類が保管された日には、みんなにこの事を聞いてみよう。

N２兵器が目や皮膚に付着すると一大事なので、かなり前にもらった司令メガネに司令手袋、
そしてわざわざ借りてきた司令スーツを着込んで完全武装。でも少し暑い。
だが戦果は上々。N２兵器の威力によって頑固な汚れを壊滅状態に追い込み、
最後は私の手で全てを終わらせた。ピカピカになったトイレに満足。
今までの汚れた事は、文字通り水に流して今後ともよろしく。

一仕事すませてお腹が空いたので、碇君にお昼たかりに行こうと思っていたら、
向こうからやって来た。手間が省けたと思ったが、碇君、私の顔を見て固まる。
そして、「綾波、不潔だよ！」とオペレーターの人みたいな事を口走りながら、
泣いて走り去ってしまった。
碇君、お父さんと仲良くしないと、駄目。

しかしたかり損ねたので仕方なく本部へ。
司令のコスプレをしたまま会いに行くと、司令は嬉しそう。お昼をご馳走してもらった。
その後はジオフロントを散歩して、
たまたま見つけた人間サイズの魚顔使徒を、トイレの洗浄剤を振りかざし追い掛け回した。
すっきりしたので今日の運動終わり。

そう言えば水泳した時の筋肉痛がなかった。
私も結構いける。

乙です

無垢な存在は残酷なのですね。

>私も結構いける
すげーワロタｗ
ＧＪ！

使徒で遊ぶなｗｗｗｗ
蜘蛛はまともに殺したのになｗｗｗｗ

司令、そういう趣味かよ！
逃げる使徒、可愛いw


乙です！