ごめんなさい。
容量overで、途中で切れました。
駄文ですが、責任を取ってスレ立てました。
「アンタたち、早く乗りなさい」
そして、シンジ達は、弐号機のエントリープラグの中に入って、N2爆弾の爆発から逃れた。
その後、マナとムサシは、戦時に引き渡された。
だが、なぜか次の日からもマナは元気に学校に通っていた。
シンジは困っていた。
アスカのことである。
シンジにあたりが妙にきつい。
原因はマナである。
だが、シンジはなぜアスカのあたりがきついのか、全くわかっていなかった。
さらに、学校では、マナとヒカリの仲が悪かった。
ことあるごとに、二人は争うのである。
シンジにとって、ヒカリのことがアスカにバレていないのは幸運であった。
だがこの頃は、アスカも、シンジとヒカリの間がおかしいと思い始めていた。
「はーあ」
シンジは、Nerv本部の休憩室でため息をついていた。
「あら、シンジ君。どうしたの?」
「あ、リツコさん」
リツコが、コーヒーカップを持って、シンジの横に座った。
「最近、シンクロ率が悪いわね。悩み事でもあるの?」
「うーん」
「言ってみなさい。悩み事を抱えているのはよくないわ」
「そうですね。実は、最近、アスカが僕につらくあたるんです。その原因が全然わからなくて」
5 :
20:02/11/10 06:11 ID:???
「ふふ、それ、たぶんミサトが原因よ」
「えっ、どういうことですか?」
「ミサトがね、言いふらしているのよ。シンジ君と熱ーいキスを交わしたってね」
「さ、最悪だ。...リツコさん! それだけですか? ミサトさん、他には何か言ってませんでしたか?」
「あら、シンジ君。他にも何かあるの?」
「あ、え、いや」
「シンジ君。この際だから、全部言いなさい。その方が解決が早いわよ」
「はあ、実は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「なるほどね。シンジ君には気になる女の子が二人いて、どちらともキスしているのね」
「はあ」
「アスカとはどうなの?」
「アスカとは、.....しました」
「ふー、もうどうしようもないわね」
「そんなー、リツコさん、悩み事を聞いてくれるって言ったじゃないですか」
「聞くとは言ったわ。でも、解決するとは言ってないわよ」
「リツコさん、僕を裏切ったんですね」
「あら、裏切ったとは失礼ね。私にもできないことがある。それだけよ」
「...わかりました。でも、今、言ったことは秘密にしてください」
「わかってるわ。それから、シンジ君、これはお詫びの印よ」
そう言って、リツコはシンジの唇を奪った。
シンジの口の中で何かが動いている。
シンジは、もう大慌てだが、そのうちにおとなしくなった。
「じゃあ、シンジ君。訓練がんばるのよ」
そう言って、リツコは立ち去っていった。
その光景を、ゲンドウは見ていたのであった。
6 :
21:02/11/10 06:12 ID:???
使徒が襲来した。
白と黒のスイカのお化けが宙に浮いているヤツである。
アスカは、このところの鬱憤が溜まっていたので、シンジを挑発した。
そして、シンジはアスカとの関係は良くなかったが、マナとヒカリの二股が
うまくいっていたので調子に乗っていた。
案の定、シンジは先走り、ディラックの海に飲み込まれた。
リツコは、シンジの救出方法を考えたが、N2爆弾を992個投下する方法しか浮かばなかった。
リツコは、ゲンドウにその方法を提案したが、出来ることなら実行したくなかった。
だが、ゲンドウは実行命令を下した。
それも、準備が出来次第である。
よって、残り時間があと5時間しかなかった。
その頃、シンジは初号機の中で脱出を諦めていた。
「ダメだ、センサーも反応しないや」
「このまま終わりなのかな」
「マナ、洞木さん、綾波、ミサトさん、リツコさん、マヤさん、アスカ、もう一度、
会いたかったな」
「まだ、キスしかしてなかったのに」
「もし、戻れたら、加持さんにキスから先のことを教わりたい」
「アスカとは、ちゃんとキスしたかった」
シンジは、眠りについた。
7 :
22:02/11/10 06:14 ID:???
『シンジー』
『碇君』
『碇君』
『シンちゃん』
『シンジ君』
『シンジ』
あれ、みんなどうしたの?
怖い顔して。
え、え、え、うわわわ。
僕を殴らないでよ。
8 :
23:02/11/10 06:15 ID:???
『どう? みんなを騙し続けて』
誰?
『僕は、碇シンジ』
ぼく?
『そう、僕だよ』
騙すって、どういうこと?
『キミは、みんなを騙している。それに自分自身にもね』
違う! 悪いのは父さんだ。
『な、何を言っているの?』
僕は、悪くない。父さんが悪いんだ。
『僕は、キミが何を言っているのかわからないよ』
やっぱり、父さんが悪いんだね。
『ま、まあ、それは置いといて、彼女たちのことはどうなんだい?』
彼女たち?
『そう、彼女たち。キミは彼女たちの優しさに縋っている。そして、みんなに
いい顔をしている。キミは、彼女たちを利用しているんだよ』
だって、みんな、僕に優しくしてくれるんだ。それに縋って何が悪いの?
『キミは誰も好きじゃないんだ。自分自身もね。ただ、優しくしてくれる人なら
誰でもいいんだよ』
違う!
『違わないよ』
9 :
24:02/11/10 06:16 ID:???
あ、また、みんな、僕を殴らないで。
止めてよ、アスカ。
止めてよ、マナ。
止めてよ、洞木さん。
みんな、止めてよ。
あれ、そこにいるのは、お母さん。
お母さんなの?
助けてよ、母さん。
お母さん。
『もういいの? ...そう、よかったわね』
そして、僕は目覚めた。
プラグの中だ。
青空が見える。
暗闇の中から出られたのかな。
え、え、あれ?
アレは、第三使徒?
しかも、初号機もそこにいて、使徒と戦っているよ。
なんで、僕の初号機の他に、初号機がいるの?
もしかして、タイムスリップ?
そんな、母さん、助けてって言ったけど。
ひどいよ、母さん。
end
いろいろな意味で反省してます。申し訳ないです
よくやった。勘当した。
しっかりと反省しなさい。
13 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/11/11 22:40 ID:yQNxn1so
保全