なぜ経済状況最悪の今マンションを買う?

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387名無し不動さん
>>385
 3000万円の不動産を買うために、全額借金したとするならば、購入後、その借金を利息と共に返済して行かなければならない。その返済額のうち、元本の3000万円は、今や不動産に形を変えているのだから問題はない。
 ところが、その3000万円に対する利息は、不動産の対価ではない。借入金という元本に対する果実なのである。つまり、借金さえしなければ払う必要のなかったもので、後には何も残らないものなのである。
 このような無駄は、賃借の場合には発生しない。でももし、賃料を払うために3000万円の借金をして、それを取り崩しながら払って行くという行為をすれば、その借入金利息は無駄に捨てていることになるが、そんな馬鹿げたことをする人はあるまい。


 昨今のように、土地価格が継続的に下落している時には、3000万円の現金を不動産に変えたとたんに、その3000万円が目減りして行くことになる。しかも、その3000万円を借金で調達するなどという行動は、わざわざ損をするために、利息という捨て金をまいているようなものだ。