【シテヤンヨ】VOCALOID総合エロパロ22【たこルカ】
>>1乙!
今更だが保管庫2もいっぱいになってきたな
もう前スレ埋まっとったんか!
>>1乙!
前スレ>>966 天然ミク>
…充分有り得ると思ふ…って。思いっきり被ってますたorz御免…
本当は梅用にひっそりと思っとった、小ネタ。回避支援…
<冬に至る果実>(栗六人家族)
ミク:「柚子はメイコお姉ちゃんに持っていっておきましたよ!
あ、ついでに南瓜の下ごしらえやっときますねー」
カイト:「有難う助かります。硬いけど大丈夫ですか?」
ミク:「大丈夫問題無いですよー」
SE:―ぐりんごりんっ―
カイト:「煮物作りますんで…用意は良いですか?」
ミク:「出来ました」(ドヤ顔)
カイト:「……なんで南瓜細工になってるんですか?……」
ミク:「へっ? あれ…?こうじゃなかったでしたっけ…」
カイト:「今月は顔は要らないですよw」
ミク:「あうっ。ごごごごごめんなさいっ!」
カイト:「…まー後は僕がなんとかしますから。味噌汁の材料だけ入れといて下さい」
ミク:「はいっ…」(ううっハロウィンでの失態を挽回すべく頑張ったのにっ)
メイコin脱衣所:「ぷっ。ヤダ、何よコレっ!」
帰宅ルカin風呂場:「ミクの仕業ね。It's toreate?」
レンin食卓「流石ミク姉半端ねエw んで、兄ぃも地味にすげーなw」
リン:「―あー理解。だから南瓜煮付けの器まで南瓜だったとw
…で、この柚子も……」
柚子:<●><●>×10個程
リン:(ちょっとシュールw。なんか、こんなキャラいなかったっけ???)
ミク:「…そこはエキスが良く出ると言って…ついうっかり…
今回ばかりは失敗しないように頑張ったのに…」(.。o○)
リン:「まあまあ。皆に笑いがとれたんだから良しとしとこうよ…流石ミク姉」
ミク:「なんかフォローになってない気が…」
柚子:<●><●>ぷかぷかり〜
ミク:「…それにしても、けしからん大きですねコイツっ!」
リン:「うん。ちょっと色々負けられないよね…」
ミク:「そうです。これから先も頑張んないとならんのですっ!」(ぎゅっ)
柚子:<●><●>ぶしっ!
ミク:「ひぁっ。柚子汁飛んだあっ!」
リン:「きゃっ!エキス出過ぎだってw」
――遅末
慌しい季節だが、22番目スレも住民と職人の皆々方で盛況でありますよう…
―次回はルカ出張りか人外ハートフルが完成できてたらw…
トリートともとれたてとも読めないな、何だこれ
誤字ますたスマソ。Treatが正解す
ほのぼのしてていいなぁ〜
こうゆうのも好きだ、乙!
前スレ
>>950の続き
ミク「リンの胸のことで頭を痛めてたらいつの間にかイブ…
サンタはいない…ならあたしの胸は…?」
キヨテル「わざわざAHSに来て愚痴んなよ。今日はガキどもは家族と過ごすから留守だぜ」
ゆかり「JAMバンドやアイスマウンテンのメンバー含めて、26日にクリスマス会の予定ね」」
ミク「先生とゆかりさんが遊びに行くから気を効かせてるんですってば」
キヨテル「なら初音ちゃんも気を効かせてくれや」
ミク「ゆかりさん、ちょっと先生に聞こえないようにして…
おっぱい大きくするのを諦めたのいつ頃なんですか?」ヒソヒソ
ゆかり「元から気にしたことはないわ」
ミク「なん…だと…」
【ゴキブリ腐れリア充の好みそうなレストラン】
キヨテル「ゆかり、俺からのプレゼントの箱、開けてみてくれよ」
ゆかり「ありがとう。ふふっ、何かしらね……」ガサゴソ
つ豊胸サプリ
ゆかり「……」
キヨテル「……」ドヤァ
ゆかり「ムーンライトパワー、メイクアップ」
キヨテル「何、なぜ怒ってッ!? ウサギ繋がりのそれはヤバ過ぎ――」
ドゴーン
アッーーーーー!!!
>>7 乙です。
にしても荒れたせいか過疎っちゃったね。
せっかくのクリスマスなのになぁ…
荒れたと言っても少しだしそこまで過疎らない…と思う。たぶん。
ほら、いいエロを書く人はリアルでもモテるって言うし・・・
リアルに描くにはリアルで実践せなあかんからな!
実戦してますが何かw
ボカロって、クリスマスに恋人同士スーパーリア充タイムを過ごすより、
みんなで集まってパーティーするほうが似合ってる。
そしてMEIKOはシャンパンの飲みすぎでダウンする。
>そしてMEIKOはシャンパンの飲みすぎでダウンする。
ミクとGUMIとmikiはパーティの余興でアイドルソングを披露
ルカが腕をふるってオードブルに蛸の刺身を量産する
リンとレンは毎年パーティ会場でうたた寝組だったが今年は寝オチしたリュウトとユキを雑魚寝部屋に運ぶ
がくぽとVY1とVY2は栗す鱒とは何だとか言ってて眼鏡が由来を解説してる
Lilyはつまらなさそうなポーズを取ってるけど実は一番楽しんでる
V3の綺麗どころが増えて会場は非常に華やか
そしてKAITOはアイスの食い過ぎでトイレに篭る
いろはは炬燵で丸くなるを忘れてた
ラピスは庭で吠えるなり
うちのボカロ達はみんなホームクリスマス
クリプトン一家はKAITOが腕を振るって、ウマいモンがいっぱい並んでる
めーたんはいい調子で酔い潰れてて
ルカとミクさんが賛美歌歌ってくれて
部屋の飾り付けしたのはリンレンがワクワクして寝付いた後、みんなでコッソリプレゼント置きに行って、大人のクリスマスへ移行
隣家はコタツで鍋パーティーとかいいな
まあ俺くらいリア充になると昨日の夜はリア充の好みそうなレストランでデートしてきたんだけどな
「うわあ、混んでるなあ」
「指定ヤンヨ」
「これはこれは、シテヤンヨさま。夜景のきれいな席を用意してございます」
「シテヤンヨちゃんってすごいなあ。ところであのきれいな夜景はどのへんかなあ?」
「尻手ヤンヨ」
「シテヤンヨちゃんはかしこいなあ。」
「シッテンヨ」
「それでは本日の料理です。蛸と幼虫のオードブルです」
ウェィターが運んできた料理から伸びてきた触手のあと記憶が無くて
高級ホテルのスイートでシテヤンヨちゃんに足枕されてたんだけど
なぜか尻穴がガバガバで全身カピカピなんだけどシテヤンヨちゃんがかわいいので問題ないですよね?
うむ、末永くお幸せにな
爆発しなくていいぞ
ワードとメモ帳だとどっちが執筆しやすいのかな
>>21 自分は軽いからメモ帳だが好きずきだと思う
ワードだと誤字指摘してくれるのがいいよね
最初は誤字指摘あったからワードにしてたけどそのままコピペ投下すると
変に編集?されて「改行が多すぎます」とかエラーでるから自分もメモ帳にしてる
ワードの指摘は頭おかしい時があるから鬱陶しいけどなw
口語表現に指摘されたときはわざとだよ!って突っ込みしたくなったしw
>>19 相変わらず歪みねぇな
タコルカも持ってっていいぞ
>>21 書き手スレで相談した方がいいよ
いろは「ユキちゃん、クリスマスプレゼントだよ! キティちゃんのお洒落ジャージと帽子!」
ゆかり「私のによく似たマイメロディのパーカーよ。きっと似合うわ」
miki「羊毛100%のセーターとニット、ヒツジ柄、ヒツジ柄!」
ユキ「わ、わあい、嬉しいなあ」
キヨテル「めっちゃ被ってるwwwww」
いろはゆかりmiki「……」
キヨテル「あばばばばばばばっっっ」
いろは「先生はシャンパン飲み足りなかったね。ところでマイメロって名前知らない人結構いるよね」
ゆかり「本物のヒツジ小屋は鼻が曲がりそうな臭いがするわね」
miki「キティサンダル、ヤンキーが大好き」
ユキ「」
>>21 WindowsならNTemacsがええよ!
みんな、保管庫更新されてるよ。
エロパロSS保管庫の管理人さん、保管更新ありがとうございます。
Merry X'mas!
管理人さん更新乙です
>>26 美少女集団にお酒のましてもらうとか羨ましい…スーツ眼鏡もげろ
さあユキちゃん、お姉ちゃんたち取り込み中だから、こっちにおいで
本当だ。管理人さん更新お疲れ様です!
書いてよかですか?
致命的料理下手で味オンチのLEONさんと他のボカロ
カイト「レオンが料理作るって何かヤバそうだな」
レン 「カイ兄、これって罰ゲームだよね?」
ミク 「こないだもレオンさんが焼いたスコーン黒コゲだったし」
レン 「イギリスは不味いって聞いてたけど、レオ兄のはアレマジパネエ」
リン 「レオ兄大好きだけど、料理は・・おいしくない!死ぬほどマズイ!!」
レン 「一昨日食べたソーセージにパン粉入りなんてありえねーよ!」
リン 「レオ兄が炊いたごはんベショベショで泣いたもん!」
レン 「レオンのご飯マズイよー!!」
がくぽ「レオンどのが作る料理は致命的でござるよ」
愛歌ユキ「おいしくないの?」
キヨテル「あれは料理とは呼べる代物じゃないですね」
GUMI「マーマイトケーキなんてありえない!」
巡音ルカ「あれで完成なんですか?」
歌手音ピコ 「料理食べて気絶したの初めて」
メイコ「語るも無駄なアイツの料理」
いろは「野菜の味全くしないし」
>>7の続き
あきこロイドちゃん「お願い! あとケーキ3つ売らないとノルマ達成できないの!!」
スズネ「どうしようかなあ 買って欲しいのかなあ」
ルイ「お、お姉ちゃんを困らせるようなことはやめて!」
あきこロイドちゃん「ルイ君でもいいよ! 大きいケーキ丸ごと食べてみたいと思うでしょ!」
ミク「うわあ、あき(ryが売れ残ったケーキを店の前の路上で押し売りしてる」
あきこロイドちゃん「はっ、視線――ミクちゃんがいた! ミクちゃあああん!
初音ミクちゃーーん!! ケーキ買っていってえええ!!」
ミク「人の名前を大声で叫ばないで! クレーム入れるよっ!」
あきこロイドちゃん「だって売れないと帰れないよおお」メソメソ チラッ メソメソ
スズネ「あき(ry、泣きながらもこっちを見てるのね」
ミク「(この2人も胸大きいな)ねえ2人とも、どうすればおっぱい大きくなるの?
教えてくれたらあたしが買い取るよ。リンとレンに食べさせればいいし」
ルイ「お、おっぱ…///」
ミク(レンと違って擦れてなくてかわいい)ジュルリ
あきこロイドちゃん「廃棄されたお弁当を毎日食べればお肉に入った成長ホルモンで」
ミク「ないわー」
スズネ「ストレス無く生活するのよー」
ミク(プロ欄に「やる気のないフワフワ野郎」なんて書かれる子に聞くんじゃなかった)
【クリプトン家】
ミク「ただいまー。…結局あたしとスズネちゃんとあき(ryで1つずつ買い取りか」
リン「おかえりミク姉。それ何?」
ミク「売れ残りのケーキをかくかくしかじかで。レンと2人で食べなよ」
リン「は? やあよ。お兄の作ったののほうが美味いに決まってるし」
KAITO「リンちゃん有難おおお!!」ブチューチュッチュ
リン「ひゃああ」
MEIKO「カロリーたくさん摂ったら胸に栄養が行くかもね」
ミク「!! あたしが全部食べる! 口直しにネギ2本持ってきて!」
MEIKO「うわあ」
【翌日】
ミク「ああ! ニキビができて鼻にアブラも浮いてる! 陰謀だっ!」
34 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 21:07:36.82 ID:bSK6u3V9
明日はリン・レンの聖誕祭だ!!
レンネルは設定年齢無視すると晴れて夫婦だ
無視するならそもそも日付関係ねーw
レン「ネルさん、ケコーンしよ」
ネル「」←ここに入る言葉を想像しよう
パターン1
ネル「はぁ? バッカじゃないの?
……あたしから言うはずだったのに…バカ…///」
パターン2
ネル「ケコーンてのはね、狙ってやるもんじゃないんだよ。
世界のどこかにいる名前も知らない誰かとのカキコの偶然の一致。
それがケコーンなんだよ。わかった?」
好きな方を選べ。
パターン3
ネル「何言ってるのよ…もうしてるじゃない。ア・ナ・タ///」
既成事実を作ろうとレンに迫ったネルが、逆に罠にはめられてガチレズのルカに弄ばれてから
レンの性奴隷にされるSSを誰か
ただ、いまのニコ厨は1か3を考えるだろうなぁ・・・
42 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:27:41.50 ID:A+B6FgsJ
前スレでがくルカ投下した700ことID:D/8Sf7yeです。完成したので投下します以下注意点
・メインカップリングはがくルカ、サブカップリングがカイミク。サブとはいえイチャついてます
・真面目なシーンもあるが基本はギャグ。・エロまで長い
以上、苦手な人はスルーしてください。それから話蒸し返すなよと思うかもしれんが言わせてくれ
前回は自分の記入洩れのせいでスレの空気を悪くして大変申し訳ありませんでした。これからもネタが浮かび次第ちょくちょく
投下するつもりなんでよろしくお願いします!
別段難しいことではない。
だから、ちょっと考えてみて欲しい。
男女一組が部屋にいる。
そして何の罪もないことに、二人は恋人同士だ。
そして二人がいる場所は、二人の私室――プライベートルームだとしよう。
――恋人同士がプライベートルームですること、といえば?
音楽を聴くもよし、昨今流行の恋愛映画のBDを観るもよし、ゲームをするのもよし、二人の未来の話や、ともすれば他愛のない会話をするもよし、だ。
より深い関係なら、唇を重ねるのも、肌を重ねるのも、別段間違いではない。むしろ今の時代、普通のコミュニケーションといってもいいはずのことだ。
そう、普通のことだ。
――熱い。
身体が熱い。瞳が潤んで目の前の相手の表情が、よく見えなくなってきた。声も、よく聞こえない。
ただ、ドクンドクンと、自分の鼓動の音がやたらと大きく聞こえる。
熱い。苦しい。助けてほしい。冷ましてほしい。気づいてほしい。
――助かるための方法は、三つ。
――そして『お前』は、もっともベストな選択を知っているんだろう? 気づかないふりをしているんだろう? 何のために?
違う。知らない。
――知らない、それこそが嘘。いいじゃないか。悩む必要なんてない。頼んでしまえよ。半ば認めているんだろう?
そんなことない。大丈夫。きっと、きっと……
――……殊勝で受身な態度も時にはいいが、
――『気づいてほしい』と待ってばかりじゃ、この先ヤツとは付き合っていけないぜ?
* * *
歌が聞こえる。
バラードを歌ってるのだろう。切ない歌声。そして高音の美しい歌声、全英語歌詞を流暢に歌い上げる人物といえば、この家では一人しかいない。
歌姫としての仕事を終えたミクは、仕事で着ていたドレス・カラフルドロップ姿のまま声の聞こえる方――リビングへと向かうと、そっとドアを開く。
ミクのいるドア側に背を向け、窓のほうを見つめながら、同じく仕事で着ていたミクと似たようなデザインのドレス・フェアリーマカロン姿のままで、ルカは唄い続けている。
(英語だから、よくはわからないけど……)
邪魔しないようにゆっくりと近づきながら、聞こえる英単語を出来るだけ日本語に変換してみる。
(Or are you...gonna... leave from me...? 他にもforeverとか聞こえたし……えと、『それともいつかは去ってしまいますか?』かな?)
歌えと言われたら唄えるが、やっぱり直に聞いて意味を理解するのは難しいや、なんて思いながらソファにたどり着き、座る。
ちょうど唄い終えたらしいルカが、ゆっくりと振り返る。その瞳からは、涙が零れていた。ミクがいるとは思わなかったのだろう。ルカは、はっと驚いた表情をしたあと、
ふっと柔らかい微笑みを浮かべた。
「あの……」
まさか泣いているとは思わなかったので、ミクもどういう態度をすればいいのか分からなかった。だが変に気を使うのも、何か違う気もする。だから敢えて、明るく他愛もない言葉をかける。
「お仕事終わった後なのにまだ唄えるんですねっ!」
「なんとなく、そんな気分だったんですよ」
ルカも明るく笑いかけて、ミクの隣に座る。瞳から零れていた涙は、そっと拭って。
「久しぶりにウチのスタジオだけじゃなくて遠出もしたし、ちょっと疲れちゃったなー!」
ここ最近の彼女たちはというと、歌など唄わずに、WiiをやってPS3をやってKinectをやってPSPをやってとニートよろしく遊び呆けていた。
そこで家長ことカイトが「歌わないVOCALOIDなど、ポケットのない猫型ロボットも同然だ!!!!」とマスターに主張し、歌の仕事を取って来いと頼んだので、
ライブに収録にとしばらくハードなスケジュールだったのだ。
「確かにハードでしたけど、……でも、歌を唄うのは楽しいですよね」
「うんっ。それに今回は初めての人と一緒にデュエットしたりして、勉強にもなったし!」
「そう……ですね」とそこでまたしてもルカが暗くなる。
43 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:29:15.50 ID:A+B6FgsJ
――今何に反応したんだろう、とミクは思った。別に普通の会話だったと思うけど。歌、デュエット……デュエット?
今日の仕事は別のスタジオでPV撮影と、歌のレコーディングだった。ミクは曲を、ルカはPV撮影だった。
――そういえばルカさんたちが今日撮ったPVは、男一人と女二人の、愛憎入り混じったドラマ仕立ての――
「……もしかしてルカさん」
「か、勘違いしないでくださいねっ! 別に嫉妬してるわけじゃないんですからね!」
「うわいきなりそんなツンデレテンプレセリフ言われても! 完全に墓穴掘ってるし!」
そうだ。そうだった。しかもそのPV、最終的には『想像に任せる』とは言ってあるものの、ルカさんが当て馬っぽい配役だったんだ。
(そんなことを気にするなんて……可愛いぃぃぃぃ! 所詮はお芝居なのに!!)
「ルカさん大丈夫ですよ! 所詮はお芝居、」
「な、なんのことかあっしにはさっぱりで……」
「うわ! なんかキャラが変わってる!? 何処の人!?」
「えっと……フランス?」
「フランスに居そうにないよ!! しかも疑問系!!」
なんだかいつもの雰囲気に戻ってきたのでミクは内心ほっとする。ルカはう〜と小さく唸っていたが、やがて諦めたように溜息をつくと口を開く。
「違うんです。本当に、なんでもないんです。ただ、……寂しかったんだと、思います」
「寂しい?」
ミクの疑問に、ルカは何故か頬を染めて困ったように笑う。
「よく、分からないけど……あっ! そうだ!」
ぱん、と手を打ち合わせると、ミクは嬉々として語る。
「ほら! がくぽさんの、え〜と、美振? だっけ? あれで切ってもらうとビートが感化して元気になるんじゃなかった? やろうよ!」
「えっ? でも、持ち主じゃないと発揮できなくて」
「そうなの!? なぁんだ〜……あ、ねぇルカさんは美振を使ってもらったことある?」
「ええ。ありますよ」
にっこりと満面の笑みで答えるルカ。ミクは目を輝かせて興味津々の様子で、
「どんな感じなの!?」
「こう、ビビビっとくるんです」
「それってあの、肩こりが取れるとかそういう?」
「もっと、凄いんですよ。こう……全身にビビビっと電流が走って、ゾクゾクってして」
「へぇ〜! 凄そう!」
「ありとあらゆるところに染み渡るというか。押しては引く、押しては引くという絶妙な動きで」
「……………………」
「最奥まで突いてくれそうで、でも突いてくれなくて、もどかしくて。意地悪な人って、そうかと思えばいきなり最奥まで届いて」
「美振の話だよね!? 美振の話だよね!?」
生娘には恥ずかしいようなこといわれている気がして、ミクは顔を真っ赤にしながら耳を傾ける。ルカは両頬に手を当て実に恍惚な表情で、
「あぁ……素敵……」と感動していた。だから、ミクは気づいた。「寂しい」の意味に。
――寂しいんだ! 色々な意味で! 最近仕事が忙しすぎて、触れ合う機会がないんだ! 色々な意味で!
恍惚な表情を浮かべるルカを見つめ「どこからどこまでが美振の話だったんだろう……」と考えてると、背後から「姉妹そろってな〜にやってんの?」とカイトが声をかけてくる。
こちらもやはり着替えてなくて、白のブレザー姿だった。
「あっカイ兄お帰り! ん〜とね、歌と不倫と美振について語ってたの」
「うん、すごく奇妙な題材だね! 題材のわりにはルカがやけに恍惚としているのが気になるけど!」
「うん……えっと、美振について語ってたんだけど……なんか、別のモノを指してるような……」
「ああ〜……美振は美振でも自家製、とか?」
そこでどこかの世界に旅立っていたルカは、カイトの存在に気づくと「お帰りなさい」と会釈をする。カイトは敢えて聞いてみた。
「なあルカ。何の話してたんだ?」
「はい。美振の話ですよ」
迷いのない、まっすぐな表情だった。
44 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:30:12.49 ID:A+B6FgsJ
「絶対違う……」とミクは思った。そして、帰ってきたのがカイトだけなことに気づく。
「ねぇカイ兄。カイ兄だけ? がくぽさんは?」
「あ〜……殿はね、なんかリテイク出されちゃって、唄い直しさせられてたよ。だからあと一時間ぐらいで帰ってくるんじゃない?」
「なにゅ! こんな状態のルカさんヤダよ! マスターにメールしちゃる!」
ミクは携帯を取り出す。頭の中で文章を整えると、年頃の女性らしく絵文字を多用してマスターにメールを打つ。
「え〜と、『ルカさんをオンナとして輝かせたいから、がくぽさんを早く解放してあげて! それから美味しい食べ物送ってー』と」
「どんな内容だよ! 娘も同然な可愛い年少からそんなこと言われるなんてマスター可哀想だよ!」
「送信!」
「送っちゃったよ!!」
「カイ兄ブレザー似合うね! 格好いい!」
「ありがとう!」
半ば自棄になりながら答える。一度溜息をつくが、ソファの、ミクの右隣の空いてるスペースに座って微笑む。
(こういう風にじゃれあうのも久しぶりだよな……)
カイトは自然とミクの頭を撫でる。カイトの大きな手に撫でられて、ミクは心地良さそうに目を細めた。
その様子を見て微笑んでいたルカ――メールの内容は聞いてなかった――が小さく咳をし、喉に手を当てる。
「ごめんなさい。話は変わるんですけど、ちょっと喉が渇きましたね」
「あ、じゃあアレ飲もうよ! 栄養滋養ドリンク!」
そういってミクはソファに座った状態から華麗にバック転をすると、冷蔵庫に向かって小走りする。
「なんだってそんな喉が余計渇きそうなものを……」
「いいじゃないですか。元気のない私を気遣ってくれてるんですよね……ミクちゃん優しいです。大好きです」
「がくぽさんとどっちが好き?」
「ミクちゃんです」
「バッサリ切った!」
「がくぽさんは一人の男性として、愛してます」
「実に大人な回答だった!!」
そんなやり取りをしていると、トレイにグラスを三つ乗せてミクが笑顔でパタパタと歩いてきた。
グラスにはそれぞれ青、緑、ピンクと色の付いた水が入ってる。しゅわしゅわと音を立てているので、おそらく炭酸入りなのだろう。
「……待って、ミク。なに、これ。栄養滋養ドリンクだったんじゃなかった?」
「栄養滋養ドリンクに決まってるよ!」
「見えないよ! ソーダ水にしか見えないよ!」
「炭酸ですよね……?」
ルカはおそらく自分用だと思われるピンクのものを手に取ると、香りを嗅いでみる。ふわ、とフルーティな香りがした。
「なんでしょう……ピンクレモネードでしょうか?」
「カイ兄の青綺麗だよね! なんか洗剤のジ○イ・シトラスミントの香り、みたいな色!」
「一気に飲む気失せたんだけど! わざとなの!?」
カイトは青い色つき水の入ったグラスを取る。そして香りを嗅いでみると本当に柑橘系の香りがして、うっと唸った。今の言葉を聞かなければ、別段悪い香りじゃないのに。
「わたしのはメロンソーダって感じ! じゃあ皆で飲もう!」
45 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:31:39.67 ID:A+B6FgsJ
ちゃっかり自分は洗剤の色を避け、左手を腰に当てて右手はグッとグラスを掲げ、ミクは宣言する。
「ローカルルール! “一気飲み厳守! グラスに口をつけたら、飲み干すまで口を離してはいけない!!”」
「『なんでなの!? 罰ゲーム使用の飲み物なの!? ロシアンルーレット!?』」と大人二人のツッコミには答えずに、さぁ行くよ! と乾杯をするようにグラスを差し出す。
カイトとルカは目で会話し、やがて諦めたようにミクと同じようにする。
「『かんぱ〜い!』」と全員で叫び、グラスに口をつける。
全員がごくごくとそれぞれのペースで飲み干していく。別段不味いということはないようで、苦もなく飲み干していく。
グラスの中身が半分になったところで、
「…………!!!!」
ルカが、固まった。
目を瞑り、必死に左手で何かを訴えている。だけど、わからない。いや、わかった。何かが起きたということは。けれども、「ローカルルール」を守って、
彼女は決して口から離さなかった。女尊男卑というわけでは決してないが、それでもやはり女性が苦しみながら飲み干す姿は、痛々しい。
「この場に殿が居なくて良かった」とカイトとミクは思った。ルカに顔を歪めさせてまで不味いものを最後まで飲み干させるなんて残酷なシーンを見せたら、たとえゲームで
ルールであろうとも、斬られそう……。……………………
いや、もしかしたらあの人は既に「顔を歪めるほど不味いもの」を飲ませてそうだ、なんてことをカイトは思いながら飲み干した。グラスをテーブルに置き、ふぅと息をつく。
次いでミクも飲み干し、グラスを置く。二人してまだ飲み終わらないルカを見守る。ルールを守って必死に飲み続けるルカに対し、カイトもミクも好感度がうなぎ上りだった。
時間をかけて飲み終えたルカは、グラスをタンッ、と荒々しくテーブルに叩きつけ、両手で顔面を覆った。
「る、ルカさん?」とミクが恐る恐る話しかける。
「……喉越しは爽やかで、香りも素敵。だけど半分を過ぎたとき、ヤツは襲ってくるんだぜ……」
「わけわかんないこと言ってる!」
「半分を過ぎたら、激マズだったんだろうな……」
「冷静に分析しないでよう! うわ〜んルカさんがぁぁぁぁ!」
ミクは、ルカの肩をガクガクと揺さぶりながら泣き喚いた。
* * *
「最初は問題なかったんですけど、途中からすごく苦くなって……あんなに苦いもの、飲んだことなくて」
「あ、ないんだ」
何故かカイトが一人納得してる。女性二人は首を傾げるが、二人とも深追いはしなかった。
「お二人はどんな味でした?」
「僕は、色に反してマ○ンテンデューみたいな味で、美味しかったよ」
「わたしも色とは裏腹にドク○ーペッパーみたいで、美味しかったです!」
ルカはミクに貰った口直しのペロペロキャンディ(ピーチ味)を舐めながら、「私だけ……」と遠い目をしていた。雰囲気を変えるためカイトは、
「ま、まあさ!ほら、今日で一旦仕事終わりで久々に休暇だし、皆で遊ぼうよ!」
「そ、そうだねカイ兄! 皆でp○p'nでもやろうよ!」
「伏字になってない! でも久しぶりにやろっか!」
と未だに顔を歪めながらキャンディを舐めてるルカを元気付けるべく、カイトとミクは阿吽の呼吸で娯楽のセッティングを始めた。
――それから三人は、さまざまなゲームをして過ごした。「苦い苦い」としばらくは言い続けていたルカも、ゲームに熱中していくうちに笑顔を取り戻し、それまでの悩みも
吹き飛んだように明るさをみせた。
――ゲームを始めて一時間くらい経過した後。
「あっつー……白熱したぁ〜……カイ兄ぃ〜……」
「暑いならくっつくなよ! 嬉しいけど! 熱い!」
「汗、結構かきましたね〜……」
「……ルカ、大丈夫? なんか、僕たちより汗ひどい気がするけど」
「えっ? そう……ですか?」
ルカの雪のように白い肌は、ほんのりと桜色に染まっていた。カイトもミクもゲームに熱中していたのでそれなりに汗をかいているが、ルカは二人以上に汗がにじみ出ている。
「でも、確かに熱いです……ちょっと、汗を拭いてきますね」
「うん。ちょっと休憩しよー!」
満場一致で休憩ということになり、ミクはソファにダイブ、カイトはもう一つのソファに腰を掛け、ルカは自室に向かった。
46 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:32:18.85 ID:A+B6FgsJ
自室に戻る。なんだか凄く身体が熱い。暑いというよりは、熱いと表現したほうがいいくらいに。
いっそシャワーでも浴びようかとも思ったのだが、何故かそれが出来ない。なので、せめて芳香付きの汗拭きシートで身体を拭き、制汗スプレーだけはしておく。
だがやはり着替えだけはしようかと思い、クローゼットを開けようとして、
「……!」
床に、座り込む。
身体が熱い。そして何より乙女の秘密の部分が、熱いのだ。
(何……? なんだか、熱い)
確かに互いに多忙で、最近はしてなかった。恥ずかしい話、若干火照る感覚はあった。けれどもこれは、その比じゃない。熱くて、疼く。
(どうして急に……!? 今日で仕事が一段落着いて休暇だからって、気が抜けた、とでも……?)
そんなバカな、と思う。しかし疼く。それに、……蜜が滲み始めているような感覚もする。
自分の異常な状態に愕然として、立てない。だから、
「ルカ殿?」
といって部屋のドアが開き、最愛の男性に、Yシャツ未着用で素肌に黒スーツ姿で前をはだけさせた状態で入ってこられては。
ルカは驚き、戸惑い、今のこんな状態で会いたくないと思うし、ともすれば好きな人がいる嬉しさもあるし、彼の格好がPV撮影時の衣装と同じなので、PVの内容を思い出して
しまい切なくなる、と一気に感情が大きく揺れ動くしかなかった。言うなれば、カオス状態。
だから、ルカの口から零れた言葉は、仕方がなかったと思う。
「……っっっいやああああ!!!! 神威がくぽ! またの名を、“今もっとも会いたくなかった男”!!!!」
「んなっ――!? 開口一番に拒絶された! 存在を否定された!!」
ルカの言葉にショックを受けて、がくぽはよろめく。そして踵を返して部屋から出て行こうとした。
――待って、違うの! 今のは言葉の綾だったんです! お願い、行かないで――
ルカは去り行こうとする彼の背に、慌てて言葉を紡いだ。
「Stay close to me, my love!!(愛しい人、そばにいて)」
「えぇっ!? 流暢すぎてわからない!!」
慌てて紡いだのでつい英語になってしまった。ルカは、
「い、今のは……こほん。『喉が渇いたわ。オレンジジュースを持ってきてくれてもいいのよ』と言ったんです」
「実にルカ殿らしくない上から目線の言葉だった! いや、まあ、いいさ。所望するなら持ってこよう」
そういってがくぽは部屋から出て行く。日本語訳を信じたかどうかはさておき、どうやら引き止めることには成功したらしい。
――さて、今のルカの状態を確認しよう。今の彼女は、既に潤み始めるほどの原因不明の性欲の上昇。そしてここは、彼女の私室。オレンジジュースを持ちに行ったがくぽは、ルカの恋人。
そばにいてほしいとは言ったものの。
――どうしよう。
こんな状態では、会いたくありません。
47 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:33:28.53 ID:A+B6FgsJ
* * *
もと来た道をがくぽは戻る。ルカの口から発せられた「“今もっとも会いたくなかった男”」という部分をリピートしながら。
「はぁ……」
溜息が出る。どうしたのだろう。何か気に障ることでもしてしまったのだろうか。しかし心当たりがない。というか、二人で過ごす時間自体があまりなかったわけだ。
がっくりとうな垂れながらリビングに戻ると、ミクがドリーミーシアター2ndで遊んでおり、カイトがそれをお茶を飲みながら眺めている。
「ふっふっふ。どうでぃ! これがわたしのマル秘フィンガーテクニック! とぉぉぉぉ!」
「ただただ凄いよ……そんなにコンボ決められるなんて。――あれ、がくぽさんどうしたの? ルカのところに行ったわりには早い帰りだね」
「カイト殿……実はだな、」
「しかもなに、いつもは綺麗な姿勢なのに前屈みで。男の性? 勃っちゃった?」
「違う! 貴殿と一緒にするな!!」
「冗談だって。っていうかどういう意味だよ! ……まぁいいや。でも、本当にどうかしたの? さっきと打って変わって元気ないけど」
「開口一番に、ルカ殿に拒絶された……なにかしたんだろうか」
――えっルカが? と思いつつ、カイトは顎に手を置き、う〜んと唸りながらがくぽを観察する。
「そうだなぁ。そのカッコじゃない? 胸元開きに左手の人差し指と薬指で輝く指輪。遊び人みたい」
「しかしこれは衣装で、」
「あのね、あのね」
ちょうど一曲プレイし終えたらしく、リザルト画面を見ながらミクが会話に参加する。
「あのね、ルカさんね、がくぽさんのことずっと待ち焦がれてるんだよ! あとね、左手の薬指には今まで一度も指輪をしたことないんだよ!
『いつか本当に大切な人がくれるまで、しないの』って言ってた! 乙女だよね〜!」
「ぐはあっ!」
ミクの正直な告白、とりわけ最後の部分が「仕事ではめていた」がくぽの胸に刃としてもろに突き刺さる。
「ミク! 最初の発言は良かったのに最後のは言っちゃ駄目でしょうよ!」
「えっ! あっ……こほん。――自分、不器用ですから」
「渋いごまかしかた! ま、まぁ、仕事だから仕方ないよな! うん!」
「そ、それにしても今日のPV凄かったよね! 濡れ場満載でドッキドキでした! がくぽさんもルカさんと絡めて嬉しかったでしょ?」
「ははは……そうだな。女性関係にだらしなくて、指輪をはめつつどちらの女にもいい顔して、最終的には男は幸せになれるのだからな。女のほうはどちらかがフラれるが、そう、
男はいい思いで終わるのだからな。指輪をはめつつ」
カイトとミクは「やべーどうしよう」と思っていた。自虐的で乾いた笑いをしているがくぽの姿が、痛々しい。
ミクは唇に指を当て、う〜んと小さく唸り、小首を傾げる。
「でもあれだけ待ってたルカさんが拒絶するとかないと思うけど――……っていうか一度拒絶されただけで逃げてくるとか男かきさまぁ!」
「――あぁ、そうだ。ルカ殿からオレンジジュースを持ってこいと言われたんだった」
そういって若干フラフラとした足取りで冷蔵庫まで向かうがくぽの背を見つめつつ、カイトはミクに問いかける。
「そういえばさ、ミクはさっきマスターにメール送ってたけど返事は返ってきたの?」
「うん。結構早く返事が返ってきたよ。それでね、『美味しい食べ物送ってー』の部分について、『あとで届けるから、今はおいしい飲み物を飲んで我慢しなさい』って書いてあって」
「……ああ。アレね。あのロシアンルーレットみたいなソーダ水?」
「うん。『キッチンの隅にある小さいほうの冷蔵庫に栄養滋養ドリンクがあるから、三人で飲みなさい。どれか一つはアタリがあるよ』って!」
そういいながらミクはマスターからのメールを見せる。メールを眺めながら、カイトは息を呑む。
「……待って。アタリがある?」
48 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:34:48.23 ID:A+B6FgsJ
ゲームをした後、ルカだけ異常に汗が出ていた。そして彼女の飲んだドリンクは、とても苦かったという。
「ってことはルカのドリンクがアタリだったのか。……いや、ハズレじゃないか!」
いや、待て。おいしいは、必ずしも“美味しい”というわけじゃないんじゃないか? そう、例えばミクとばったりお風呂場で遭遇するとか、そういう“オイシイ”かもしれない。
そう思うとなんだか全てが繋がる気がする。ルカだけ自分たちより汗が出ていたこと。待ち焦がれていた人物を拒否したという部分は、『“そういう気分”だからそばにいてほしくない、痴女だと思われたくない』だとすれば――
「カイ兄どうしたの? 真面目な顔して」
「つまり、今のルカの様子が変なのは『ルカルカ★サタデーナイトフィーバー』だからだ! Q.E.D.」
「えぇっ!? いきなり“つまり”とか言われてもわかんないよ!」
「なにかわかったのか?」
トレイに足つきの豪華なグラス――ゴブレットを乗せ、がくぽが寄ってくる。ゴブレットにストローまでささってるので「機嫌取りする気満々だ!」とミクは思った。
「がくぽさん、大丈夫。謎は解けた。ルカは、がくぽさんを必要としているはずだと思う。ナイトフィーバー状態だから」
「いや、踊ってはいなかったが」
「そう意味じゃなくて。――あ、いやなんでもない。でも普通に接すれば上手くいくと思うよ」
――あくまで自分の中の解答だし、正解だったとしても僕が言うことじゃないよな、と思ったのでカイトはただがくぽの背中を押すことに徹する。ミクは「せめてわたしには答えを教えろー!」と頬を膨らませてカイトの背中にしがみついていた。
ルカはセミダブルのベッドの上をごろごろと転がりながら、いろいろと激しく悩んだ。
――こんな状態では会いたくないです! ふしだらと思われてしまいます! 絶縁されてしまいます!
ルカは想像した。今の状態を告白し、彼を誘うところを。なんとも冷たい瞳で、ルカを拒絶するがくぽを。――そして、誰か別の女性と去っていくところをルカはイメージした。
ルカは両手を頬に当てて絶望する。
「冗談じゃありません! そんなことになったら、私は……」
右手に日本刀、左手に火炎瓶を持ち『暴苛露連合初代総長巡音流歌、夜路死苦』なんてことになっている姿が浮かんだ。
何故か、そんな姿が浮かんだ。人はショックを受けると変わると聞いたことがあったのだ。
とにもかくにも、今は自分の状態をなんとかしなければならないとルカは思った。オレンジジュースなど、持ってくるのに時間なんか掛かるはずもないから。
――寝るのはどうだろう、と思った。しかし、秘所が疼いて眠れそうもない。なのでナシとする。
――では、別の誰かに熱を冷ましてもらう――バカな、ありえない。がくぽ以外の男に抱かれるくらいなら、ロードローラーに撥ねられたほうがマシというもの。
――かくなるうえは。
「自分……で……」
じっと、ドレス越しに秘所を見る。自分で慰めたことなどただの一度もないのだけれど。夜、がくぽがしてくれたときの手の動きを思い出せば――……
「…………」
そっと、ドレスの中に手を入れて。そして――
「……やっぱり出来ませんっ!!!!」
うわあぁんと泣きながらベッドを飛び降り、ルカはバルコニーに飛び出した。
「あんなことを考えるなんて破廉恥です。最低……」
くすんと涙を溢しながら外の世界を見る。そよそよと風が吹き、ルカの長い髪を揺らす。
次いで下を覗き見る。庭があり、ミクが一生懸命育てたネギ畑や、ミクとルカが一緒に育てた小さな花壇もある。
「あ……その手がありました!」
49 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:35:12.76 ID:A+B6FgsJ
――ここから飛び降りて頭を打って気絶してしまえば、起きた頃には熱も冷めてるはず!
仮に冷めておらずとも、夜になっていればいい。ルカは「男を誘うことがふしだら」という考えではなく、「昼間から男を求めることが嫌」なのだ。
今現在は午後4時くらいで、夕方。昼というには遅く、夜というには早い。そんな時間だから辛いのだ。頭を打って気絶する、という普段の彼女からすればありえない奇行に走りたくなるくらい。
ルカは嬉々として手すりから身を乗り出し、下を覗き見る。
「…………」
覗き見る。
――確かに、高い。だけどここから飛び降りたのではただ痛いだけで、気絶するほどの衝撃は得られない気がする。
「三階から飛び降りたほうがいいかしら……」などと考えていると、
「……そんなところで何をしているんだ?」
背後からがくぽの声が聞こえた。おそらくオレンジジュースを持ってきてくれたのだろう。ルカは彼に振り向きもせずに説明した。
「ここから飛び降りて頭を打って気絶しようと思ってるんです! どうです? 天才でしょう?」
「今説明された行動のどの辺に、天才的要素があった!?」
ルカは手すりから下り、部屋の中に戻りながら「やっぱり、三階から飛び降りたほうがいいでしょうか」と呟いた。それに対し呆れたような声で「そうじゃないだろこの場合」と返ってくる。
テーブルにつく。ご丁寧にもゴブレットにオレンジジュースが注いであり、ストローまでもがささっている。
喉は渇いていなかったのだが、頼んだ手前飲むしかない。ルカはストローを咥え、オレンジジュースを飲む。
「…………」
その様子を、ルカの対面に座るがくぽが頬杖をつきながら見ている。
「…………」
見られてる。
「えっと……飲みますか?」思わずそう聞いてしまう。
「いや、別に」こちらも、そっけない返事だった。
もう一度ストローに口付け、飲む。じっと、彼を見つめる。やっぱり整った顔をしている、そう思った。見慣れているし、ずっとそう思っていたはずなのに、なんだかいつもより意識してしまう。大体なんでその服装のままなのか。
前をはだけさせて胸元を大きく露出して。露出狂?
“自分こそ着替えずドレス姿のままで、肩周りを大きく露出させている”ことは棚に上げ、心の中でがくぽに悪態をつく。
――大体なんで“洋”の服装なのか。いや、彼が“洋”の服装が似合わないというわけではない。むしろ似合っている。そもそも普段の羽織の下は保護スーツ状で既に“和”とはかけ離れているわけで。そもそも今の格好はPVの衣装だと
理解しているわけで。問題はそういうことではなくて。今の自分の状態が変だから、どうでもいいことが気になってしまうわけで――
――熱い。身体が、熱い。
ルカの頭の中で、誰かが囁きかける。
――頼んでしまえ。頼んだところでなにか不都合があるというのか?
そう。そうだ。いいじゃないか。彼は恋人で、他に頼める相手もいない。ごくごく自然なことではないか。恥じらいなど、捨ててしまって。
「……がくぽさん」
「ん? なんだ?」
やわらかで、優しい微笑みをがくぽは返す。
「あの、ですね……私を……」
胸の前でぎゅっと手を組み、ルカは言った。
「私を、滝に連れて行ってください!」
50 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:35:40.97 ID:A+B6FgsJ
「何故!?」
突然のルカの告白にがくぽは心底驚き、頬杖をついていた手が滑る。しかし、ルカは至って真面目な顔だった。
「滝に打たれて身も心も清めたいのです! あ、なんだったらシャワーの冷水を思い切りかけていただければ、結構です!」
「なるほど、滝行か! ……いや、そんなことはどうでもいい! そのようなことをしなくともルカ殿は清らかだろう?」
「お互い全てを見せ合った仲なのに、アナタ、ちっともワタシをわかってないのね……」
「艶かしい声と台詞回しにゾクッとした! ……こほん。わかった。そんなにいうなら拙者も共に滝に打たれよう」
「本当ですか? 嬉しいです。でしたら一緒に滝に打たれつつ、ディープキスでもしましょうか」
「身も心も清めるんじゃないのか!? というか滝行にもキスにも集中できない! ……いや大惨事なうえに下手したら窒息死するわ!」
「ああ……素敵……」
「窒息死が!?」
「貴方の全てがです」
「いや、改めて言われると照れるな……ってそうじゃなくてだな!」
「ふふふっ……」
実に楽しそうに、ルカは笑った。楽しい。こういう何気ない会話が、楽しくてたまらない。
――だから、平気ですよね?
――この発言が、二人の関係を壊すなんて事、ないですよね?
「あっ……」
――熱い。
熱い。苦しい。助けてほしい。冷ましてほしい。気づいてほしい。
ルカの異変に不安に思ったのか、がくぽは気遣いの言葉を――今の彼女にとってはまさに希望の光、同時に爆弾を投げつけた。
「大丈夫か? 何か拙者に出来ることがあれば、協力するぞ?」
「……ほん……とう……に?」
ああ、とがくぽは頷く。ルカは思わず息を呑む。
「今、身体が熱くてですね……」
「ほう。冷ませばいいだろう」
「ちょっと、普通の方法じゃ冷ませなくて。だから、例えば私が『私の熱を冷ますには、返り血を沢山浴びるほど人を斬ることなんだ……』と言ったら、それでも協力して
いただけますか?」
「ああ、うん、難易度が高すぎると思うのだが!」
「ですよね。まあ、冗談だったんですけど。あのですね、私が助かる方法は最初は三つあったんですけど。一つは『私がこの生命を終えること』」
「論外だな。そもそも『助かる』ことじゃないと思うのだが!」
「死によって解放――幸福に繋がることも、なくはないと思います」
「た、達観している……! た、確かにそれも一つの正論だ! しかしそれは駄目だ。次!」
「もう一つは、『私が熱に耐えること』……ごめんなさい。これも、もう無理そうです」
「では、最後の一つは?」
「…………」
ドクンドクンと、自分の鼓動の音がやたらと大きく聞こえる。
さぁ、言おう。ベストを、尽くそう。
大丈夫、大丈夫だから――
ルカはゆっくりと立ち上がるとがくぽの正面にまで移動する。不思議そうな顔をする彼に、そのまま倒れこむように抱きつくと、耳元で告げる。
「――お願い」
「――――!」
「貴方の全てで、私を冷まして」
* * *
ルカを抱きとめながら、がくぽは後悔を表すように表情を崩し、唇を噛んだ。
――どうして言わせてしまったんだろう。
様子がおかしかったのは、わかっていたのに。
それに、よくよく考えれば言葉の節々に“それ”を感じさせるものがあったじゃないか。
『滝に打たれて“身も心も清めたい”のです!』と。しかしそうかと思えば、
『一緒に滝に打たれつつ、ディープキスでもしましょうか』と。
その言葉をいつもの――この家族間での団欒の一環として片付けてしまったから……いや、違う。その前から、オレンジジュースを飲んでるときから、なにか期待するような
瞳で見られていたじゃないか。
冷まして、と頼んだ彼女は、それ以上はなにも言わず小刻みに震えながら、ただ抱きついてくる。
熱いんです、と言いながらこんなにも震えているのは。
――口に出した願いを、自分を拒絶されるのを恐れているからだ。
がくぽは自分の愚かさに呆れて、おもわず溜息をついてしまう。ルカは大きくビクッと震えた。
その、愛しい彼女を力強く抱きしめる。あっ……と先程よりは安堵したような声がルカの口から洩れる。がくぽはルカを抱き上げると寝台に移動した。
51 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:36:08.50 ID:A+B6FgsJ
黒一式で装飾されたセミダブルのベッドの真ん中に、自分の膝の上にルカを乗せる形で腰を下ろす。ルカが今着用しているドレスは、胸元が鎖骨が見えるほど開いている
ものなので、彼女の背後からそこに両手を入れ、胸を掴む。
「ひゃうっ!」
優しく掴んだはずなのに、予想以上に甲高い声をルカは上げた。久しぶりに聞く嬌声を悦ぶようにがくぽは胸を揉む。肩周りが大きく露出する造りになっているため、ドレスもブラジャーもストラップレスという
肩紐がないタイプのものなので、あまりに揉みしだかれるとずれてしまいそうになる。
「あぁ……あっ! ち、違うの……」
「えっ?」
ルカの言葉に、がくぽは手を止める。ルカは僅かに振り向くと、胸を掴むがくぽの右手に自身の手を重ね、
「……そっちじゃなくて、……こっち……」
と秘所へと誘導する。ショーツの上から彼の手が触れた途端、ビクッとルカは震え、声を上げる。
下着越しでもわかるくらいに濡れてしまっているルカの秘所。いつもより大胆な行動、まだそれらしいこともしていないのに異常に濡れた秘所に興奮を抑えることができず、
がくぽは一気にショーツを引き下ろしてしまう。ドレスと同じ薄紫色のショーツを床に置き、直に秘所に触れる。
「ひぁっ!」
「すごく濡れてる」
ボソッとルカの耳元で囁く。ルカは恥ずかしそうに頭を横に振り、震えながらがくぽの右手を掴む。
「言葉にしちゃ、ダメなんです……!」
「そうは言っても、」
重ねられた手を左手で掴んで、濡れた秘所に触れさせる。ぬちゃ、という水音がした。
「濡れてるだろう?」
「も、……いじわる……」
秘所に触れさせたルカの手を退けて、がくぽは自分の指を花びらの奥に侵入させる。既に洪水状態の彼女の秘所は、彼の指をすんなりと受け入れる。
突き入れる指を二本に増やす。がくぽの長い指が一気に根元まで埋め込まれ、そうかと思えばまた引き抜かれる。その繰り返される動作に、ルカの身体に衝撃が走る。
「あっ! ひぁっ!!」
二本の指が中をかき回す。そうすると、くちゅ、と生々しい音が響き、溢れる蜜がしたたり、二人の情欲をそそった。がくぽはかき混ぜながら親指で秘所の上にある突起を刺激する。
「あ……あぁ! だめ、私、……あぁぁぁぁんっ!」
ルカは大きく嬌声を上げた。びくびくと身体が痙攣し、プシャッと音を立てて潮を吹いた。
「はぁ……はっ、はぁ……」
「え、っと、……ルカ殿、どうだ?」
「あ、はい……気持ちよかったです」
“熱は冷めたか?” というニュアンスでがくぽは聞いたのだが、思いがけない返事が返ってきた。ルカは後ろのがくぽに身を寄せ、安堵したように息をつく。
「ちょっと、落ち着きました」
「どうして、こんなに?」
「わからないんです。何故か、急に。……その、ご無沙汰でしたから、火照る感覚はあったんですけど、この数時間で急に。本当につらくて。自分で慰めるしかないのかな、
なんてことも考えてしまったり」
「む。それはちょっと見たかった」
「…………」
ルカはむくれながら背後の彼に肘鉄を食らわせる。「痛ッ!」と小さく苦悶の声が聞こえる。その声を耳に入れながら、ある事に気づいた。
ルカの今の体勢は、がくぽの伸ばした脚の膝の上に、彼と同じように脚を伸ばすような姿勢だ。
すると下を向けば、彼のモノがどうなっているのかがよくわかる体勢という訳で。
ルカはがくぽの膝の上から退くと、彼の両足の間に顔を近づける。未だに苦悶していたがくぽもその状況に目を丸くする。
「――えっ!? ルカ殿!?」
「いつも私ばかりしてもらって悪いですから、私が、……して、あげますね」
「する、って……?」
我ながら馬鹿なことを聞いた、とがくぽは思った。この状況で、あの発言で、何をするかなんて、わかることなのに。
既にルカはベルトを緩め、ファスナーを下ろしていた。正直に言えば嬉しい。けど、行為が行為だ。彼女を汚したくないとも思う。
そんな彼の考えは余所に、ルカのほうは現れたがくぽの欲棒に、ひゃっ、と驚きの声を洩らしていた。
じっと、まじまじとそれを見つめるルカ。猛々しく、いつもルカを翻弄するそれを、文字通り目の前で見るのは初めてなので、緊張する。
「ルカ殿、それは、」
「だ、大丈夫です! そこはかとなくやり方は理解しているつもりですから!」
よほど焦ったのだろう。持って回った妙な返事が返ってきた。
52 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:36:37.28 ID:A+B6FgsJ
すっと、ルカの白く細長い指が伸びる。欲棒に触れる、と思った矢先に「あっ」と何かを思い出したような声をルカが出す。
――どうしたんだろう、とがくぽは思った。いよいよされる、と思った瞬間に手を引っ込まれたので、良かったような、残念なような、いろいろな感情が駆け巡る。
だが、ルカのとった行動に、いろいろな感情など一気に吹き飛んでいった。
ルカは彼の両足に顔を近づける形で寝そべっていた身体を一旦起こすと、ドレスの胸元をグイッと下にずらす。薄紫色のブラジャーが現れ、背に手を回して留め金を外す。
ストラップレスタイプだったので、留め金を外すとぶるんと大きく揺れて、彼女の魅力の一つである胸が出現する。
白く、丸い大きな膨らみに、中心で可愛らしく尖る桜色の乳首。久々に見る彼女の胸に、彼の心も、彼の欲棒も、ドキッと反応する。
ルカは恥ずかしそうに照れながら、もう一度先程の体勢になる。両手で自身の胸を持ち上げるようにして、彼自身を挟み込んだ。
「うぁ……!? ル、ルカ殿、何処で、このようなこと……!」
「んっ! ……えっ? あぁ、ダメですよ。そんなことを聞いちゃ。女の子の秘密の領域です」
そういって淡く微笑んで、胸を上下する。
「……うっ、あ……っ……」
「だ、ダメですよ! そんな、声を出しちゃ。 ただでさえ色気のある低音なんですから、私までドキドキしてきちゃいます……!」
「こ、の状況で、声が出ない男がいたら、教えてもらいたいものだ」
「他の男性としたくないですよ。……あ、先のほうから滲み出てきました。気持ちいいって事ですよね?」
「聞かないでくれ……」
「ふふっ。さっきのお返しです」
胸を上下しつつ、先走った液の滲む尿道口を舌先で突き、液を舐めとり、くびれた部分に舌を這わせた。なんだか妙に上手い。しかしその行為とは裏腹にルカの表情は、
赤らめながらも「これで合ってるのかな?」という風にどこか不安そうだ。
その表情と、上下する胸。妙に上手い舌の動きに加え、――狙ってるのか天然なのかわからないが、時折上目づかいなのがすごく良い。
彼女の髪に飾られた黄色い花のアクセサリーも、なにもかも。全てががくぽを翻弄し、爆発の瞬間が訪れる。
「……ル、カ殿! 限界だ……!」
そういったものの、ルカは放してくれなかった。上目遣いで微笑されてしまう。抑えることができず、がくぽはそのまま彼女の口の中で射精してしまった。
「んっ!? んんん……うん……うくっ……ん」
「うわっ! す、すまないルカ殿! 吐き出していいから!」
「……?……ん、平気、です」
そういってごくんと飲み干してしまった。「どうして」とがくぽが驚愕しているとルカは、
「――今日、とてつもなく苦い飲み物を飲んだんです。アレに比べれば、全然平気です。……だって、がくぽさんの、ですから」
そういってポッと頬を赤くして両手を頬に添える。
――ああ、やばい。すごく彼女が愛しい。
「――でも」
ルカはもじもじしながらがくぽを見る。「ん?」と首を傾げるがくぽにルカは、
「えっと、せっかく少し熱は冷めたのにまた熱くなったといいますか。その、ここには、まだ注いでもらっていないと言いますか」
赤く染まる顔は横に向けながら、ドレスの裾をチラッとたくし上げる。
――ああ、やばい。
彼女は何処までも、自分を翻弄する存在だ。
53 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:37:02.06 ID:A+B6FgsJ
誘惑してきた彼女を、がくぽは押し倒した。横を向いていたルカにとっては不意打ちで、きゃ、っと悲鳴を上げる。
唇を重ねる。思えば、久々であった。互いの舌が絡み、貪るような口づけをしながら、ルカはすっと手を伸ばして彼の髪を解く。長い髪がばさりと拡がり、ルカは優しく手で梳く。
その行動に何の意味があったのか分かりかねない、という表情でがくぽはルカを見つめる。ルカは「いつもするときは髪を下ろしているから」と答えた。よくはわからないが
彼女なりのこだわりがあるのだろう、とがくぽは思う。
ルカの長い脚を大きく開き、濡れた秘所に欲棒が当てられる。小さく声を上げるが、ずぷっとモノが侵入してくる感覚に大きく喘いでしまう。
「ひゃあぁぁぁ……! あうっ……!」
「……っ、やはりここが、一番気持ちがいいな」
「は、い。……すごく、気持ちいいです。あ、あぁん!」
あんなにスムーズに侵入できた彼女の秘所は、がくぽが少し突くだけで締め付け、絡みつく。
奥深くまで欲棒が押し開いていく。最奥まで突いてくれそうで、しかし突いてくれずにぎりぎりまで引き抜かれる。その繰り返される行動に、もどかしくも感じてしまう。
「はぁ、あんっ! だめ、焦らさないで、もっと深くまで……熱い、熱いの……」
ルカの求めに、がくぽは応えるようにぐっと突き入れる。最奥まで届く感覚にルカは震え、仰け反り、がくぽの背筋にも電撃に似た衝撃が走る。
「あんっ! ひゃうぅ! 気持ち、いい……気持ちいいです……!」
「くっ……拙者、も、だ……」
がくぽも、もう余計なことを考えられずにいた。ただただ本能のままに腰を動かし、ぶつける。そうする度に、二人に愉悦の波が拡がっていく。
「はうっ……! すごい、熱い……あぅ、でも気持ち、いい」
――こんな時間から求めるなんて、身体を重ねるなんて、……二人の関係が終わってしまうかもしれないなんて思っていた自分がバカらしく思える。
ルカは快感に震える手をがくぽの頬に添えて、喘ぎながらも微笑む。
「あうっ! ん、んあっ! 私、もう……! あ、……いっぱい、注いでくださいね?」
「……本当にルカ殿は、拙者を翻弄するな……」
* * *
あの後、何回したかわからない。
先程のようにがくぽの膝の上に乗り、彼に身を預けながらポツリと溢す。
「明るいうちから服を着たままセックスするなんておかしいですよね……」
「まぁ、アレだ。『そんな日もある』」
否定的でないがくぽの返事に、ルカは内心でとても安堵していた。
「...Can you stay forever more?(貴方は永遠を誓えますか?)」
「……え?」
言葉がわからない、という彼の不思議そうな声にルカはくすっと笑う。首を傾け上目遣いで彼を見つめて、
「Stay close to me, my love(そばにいてくださいね)」
「それはさっきオレンジジュースがどうのこうの……え? あれっ?」
うろたえるがくぽを余所に、ルカは笑顔で彼の手に手を重ね、指を絡ませたりして遊んでいた。そして、ふと、彼の左手に注目する。
「……綺麗な指輪ですねぇ」
「――――!!」
すうっと、がくぽの背筋が寒くなった。
54 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:37:53.80 ID:A+B6FgsJ
一方、リビング。
一つのゴブレットに、二つのストロー。ゴブレットの中には紫色の飲み物が注いであり、しゅわしゅわと音を立てている。
「ミク。これの香りは、普通。どっちかと言うと美味しい香り」
「でもでも、カイ兄? わたし達が飲んだドリンクは香りとは裏腹に〜ってやつだったでしょ? これも香りとは裏腹にひどい味なんじゃない? たとえば、
ナスの漬物の絞り汁とかだったらどうする?」
「うぅわしょっぺぇぇ! 飲みたくねぇぇぇぇ!」
「でもなんか気になるもんね。ルカさんが飲んだアレは直球ド真ん中ストレートの媚薬だったけど、わたしたちが飲んだのは香りと味が一致しないだけで普通だったし」
「そもそもその時点で普通におかしいんだけどね! でもやっぱ気になるよな……よし、“せーの”で一緒に飲もう」
「ルカさんみたいにちゃんとローカルルールを守ろうね!」
カイトとミクは頷きあい、それぞれストローに口付ける。思ったよりも顔が近く、二人とも頬を赤くしてしまう。お互いの表情を見て、お互いが笑い、“せーの!”と
言い、吸う。
ドリンクよりも、目線をどこに置けばいいんだろうと二人して内心で焦っていた。だが恋人同士だ。前を、……顔を、見ればいいやと思い視線を相手に合わせる。
近い。顔が。唇と唇のキスだってしたことはある。それなのになんだが恥ずかしい。なのに、目を背くことなんてできない。瞬きすらできない。いや、出来ないんじゃない。
したくなかったのかもしれない。
飲み終わる時間は、長かったのか短かったのかはわからない。ただ、妙に嬉しかった。お互い気恥ずかしそうにそっぽを向いて頬を掻く。
「……ミク」
「……カイ兄」
お互いを指差して、主張した。
「『あのドリンクの味は、黒酢カシスベリーソーダの味だ!!』」
「香りと味が一致してるとか、マスター適当すぎるだろ!」
「でも漬物の味じゃなくてよかったよね!」
55 :
誘っちゃいなよ:2011/12/28(水) 18:38:23.67 ID:A+B6FgsJ
二人が飲み物の感想を述べ合っていると、リビングにがくぽとルカがやってきた。がくぽは髪は下ろしているが同じ格好なのに対し、何故かルカは着替えていて、
サイレンスという名前のシスター服を着ている。
「あ、戻ってきた。って、うわっ殿! なんかスゲーやり遂げた男の顔!!」
「は?」
カイトのツッコミにがくぽは首を捻るが、そのままルカと冷蔵庫に向かいスポーツ飲料水を出して二人で飲んでいる。遠くゴウンゴウン、と洗濯機が回っている音も聞こえる。
なんだか生々しいと思った。
ミクはグラスを持ってソファに腰掛けたルカを見つめる。
ルカはいつもどおり穏やかで落ち着いていた。だがさっきとは打って変わって元気なのがわかる。おそらく明日になればホルモンの影響がどうのこうので、肌の調子も
今以上に良くなっているのだろう。
(これが“オンナ”の内から滲み出る輝きなのかな?)
――わたしも味わってみたい。オンナとしての悦びを――愛する人に包まれるという安堵感を。
「どうしました?ミクちゃん」
「ん〜ん。ただいつになったら『わたしのターン!』って言えるのかな……」
「? ……ええと、次かその次?」
「だといいなぁ。あ、ねえルカさん、なんで着替えてるの?」
理由はわかっていたけど。何故シスター服なのかが気に掛かったのだ。
ルカは恥ずかしそうに頬を赤らめて視線を逸らしながら言った。
「その、未熟者ですからとんでもないことになってしまったので。頭に響いた声はきっと私の煩悩! ですからこの服を着て修行を――禁欲をしようかと思いまして」
キリっと表情を正して手を組み、語る。今の発言ががくぽとカイトにも聞こえたようで、「えっ!?」と驚いていた。カイトが代表してルカに問う。
「じゃあさルカ。がくぽさんがその、したくなったら、どうすんの?」
ルカは今気づいた、というようにはっとする。目を瞑り考えを纏めると、両手を合わせてがくぽににっこりと微笑む。
「一緒に禁欲頑張りましょうね!」
「そうきたかぁぁぁぁ!!!!」
――折角の休暇なのに? 久々に二人の時間が出来たのに? さっきのアレだけでしばらく触れてはいけないと言うのか!?
「あっ、そうそう。シーツは洗濯中なので、今夜はそちらにお邪魔しますね」
「ますます無理だぁぁぁぁ!!!!」
「ははははは! ま、殿、頑張れよ」
ポンとカイトががくぽの肩を叩く。
「さて! ミクちゃんなにかゲームでもしませんか?」
「うん! あのねぇ、レイシキやろレイシキ!」
未だにショックを受けてるがくぽを余所に、ルカとミクは楽しそうにゲームを始めているのだった。
「よ、夜眠るときはシスター服じゃない(神に仕える服じゃない)から襲うというのはどうだろう、カイト殿」
「いやぁ〜……そりゃまずいだろ殿」
以上です。誤字等ありましたら申し訳ないです。次は「わたしのターン!」の人か不倫モノを
書こうと思ったんだがどうも前スレで似た質問してる人がいたので被ったらまずいだろうか
投下GJでした!
以下エロなしがくミク小話、殿がギャグ寄りで一つ。
夏祭り、ハロウィン、クリスマス。イベントのある時期はVOCALOIDたちの住まう電脳空間も同様にせわしなくなる。
もっとも、VOCALOIDたちが人間と同じようにイベントを楽しむわけではない。
イベントは、それに連動して人間が歌を作り、VOCALOIDたちに歌を歌わせる、VOCALOIDたちにとっては一種の書き入れ時なのである。
したがって、発売当初から売れっ子のミクなどは、イベントの日をイベントとして楽しんだことは一度もない。
そのかわり、VOCALOIDたちのイベントは、オフラインのイベントが終わって季節物ソングのネタが尽きた時か、学生マスターなら試験期間、社会人マスターなら決算で死にかけている時に催されるのだ。
そんなわけで、クリスマスから3日遅れ、正月ネタに走るマスターが曲を用意し始める前のこの日に、
VOCALOIDのクリスマスパーティーが電脳空間で華やかに行われていた。
「え、何で。どーしてがくぽさん、まともな格好してるんですか?」
思い思いのコスチュームに身を固めた数多のVOCALOIDたちの間をくぐり抜け、目的の人を見つけた初音ミクは、驚きの声を張り上げた。
「いつもは時代錯誤な羽織袴かふんどしでネタ歌うたってるひとが、今日に限ってスーツとか、絶対おかしいです!」
「いや、我がますたーがネタ歌師なのは某の責任では…というか、おかしいのはおぬしではないのか、正月はまだであろうに」
かわいらしく頬を膨らませて文句を言うミクは、赤い着物に緑色の帯の振り袖を着ていた。黄色い髪留めをがくぽに見せるようにくるりと一回りして、某ストーカーの歌を口ずさむ。
「あなた好みの女になったわ どう?わたしきれいでしょう?」
「ええと、はじめましてこんにちは?」
「ひどーい」
そういうとミクはケラケラと笑って、がくぽの傍らに寄り添った。そしてない胸を張って言い放つ。
「がくぽさん、毛唐の祭はよく分からんとかアホなこと言って、いつもいつも一張羅の紋付袴で出て来るじゃないですか。
どうせ今日も空気読まない格好して、壁の花してるだろうと思ったから、居づらくないようにわたしも付き合ってあげようかなって思ったんです」
その横に並んでもおかしくないように。
「そうか」
「それより、がくぽさんこそ、何で宗旨替えしたんですか?毛唐の服は苦手だとか間抜けなこと言ってたじゃないですか」
「ふむ」
下から覗き込んで来るミクの頭越しに、どこかのMEIKOがどこかのKAITOのマフラーを掴んで引きずって行くのが見えた。
知り合いのKAITOは自分のマフラーを以てこれはめーちゃん専用の手綱なんだと蕩ける笑顔で言っていた。
付き合いのある鏡音の双子に言うところによると、彼らは自分の唯一無二の相方のちょんまげとリボンは、どんな人ごみの中でも微細な違いを識別し、見間違えることはないらしい。
それに比べれば。
何の繋ぎ止めるよすがもない自分たちは。
「…おぬしは、壁に大人しく張り付いているような花ではあるまい。自由にどこへでも自分の意思で飛んでゆく。
そう、獲物の訪れを待つではなく、自ら補食しに行くたいぷというか」
「それ花違いませんか」
「おぬしはいつも、大勢の者に囲まれておるしな。となると、追いかけるには、二本差しでは難儀する…だんすにも誘えぬしな」
堂々と言い放ったその白皙の美貌の、頬の当たりが少し赤かった。
「がくぽさん、盆踊り以外にも踊れたんですね」
はにかみながら答えるミクの頬も林檎のように染まっていた。
「少々驚いたが、振り袖姿も似合っておるよ」
「がくぽさんも、素敵です。草履ではなくて、革靴だったら、もっと」
初々しく頬を染め合うカップルの、数日遅れの聖夜が更けて行った。
終わり
>>56 相変わらずテンポ良くて素敵です
次回作も待ってますよー!
42&57 GJ! そして管理人さん乙彼様です!
D/8Sf7ye氏
ものっそノリが好きだwあらぬ方向行きながらすることはするメインも、ターンが遅いサブもw
またの投下お待ちしてますぞ
自分(3辺りの輩)も聞きたかったっす。実は自身も「パンツ」の話(年長&ミク中心)書いてたんだわ…
ネタが被るからどうしようかと停止中。もしおkなら完成させる。その前に別の話が先だろが…
>>57に感化されてエロなしリンレン小話をば
同じパーティ会場にて
違う。ウチのレンはあんな高い位置で髪結ばない。あいつも違う。あたしのレンは前髪がもっとふわっとしてる。
パーティ会場に運ばれた巨大なクリスマスケーキに目を奪われているうちに、相方のレンとはぐれてしまった。こんなにたくさんレンがいるのに、会いたいレンが見つからなくて泣きそうになる。その時、ふと後ろから手をつかまれた。
「…リン、やっと見つけた」
聞き覚えのある独特な話し方。振り向いたら、探してた形とおんなじレンがいて。いくら暖かい部屋の中とはいえ、レンはうっすらと汗をかいていて、この人混みの中あたしを探してくれてたことがすぐわかった。
「なんで…わかったの?」
恐る恐る聞いてみる。レンも一緒かな?あたしが、あたしだけが知ってるレンを見つけれるように、レンもあたしを見つけられるのかな。そんなこと考えてたら首筋に手を当てられてビクッと体が跳ねる。
「…これ。昨日つけたキスマーク」
イタズラっぽくレンが笑う。馬鹿レン!って怒ろうとしたけど、必死にあたしを探してたのははおんなじ気持ちなはず。だから、今日だけは許してあげるんだから。掴まれた手を強く握ると、少し赤くなってレンも握り返してきた。
こんにちは。下剋上です。
みなさんGJです。新作投下続きで間を開けた方がいいかもとは思ったのですが、
当方、年内は今しか時間取れないので投下させて下さい。
【 注 意 事 項 】
・カイメイ ・匂わせる程度のがくルカ要素
・『リーマンなカイトとOLなメイコ』の続き
・パラレル注意 ・長文 ・ソフトSMとアナル注意!
・ミクが飲酒するがシーンありますが、ミクもOL設定なのでご容赦ください。
・話の流れでカイトがミクの貧乳を否定する台詞あり
・カイトだけがいい思いをする内容
※11レスほど使用します。校正はしていますが誤字・脱字には許して下さい。
『リーマンなカイトとOLなメイコ』4 1
一日の仕事を終え、会社を出ようとエレベーターへ向かう。
扉の閉まり間際、見知った同僚が終業後で込み合う箱に滑り込んで来た。
「カイト殿か。お主も今帰宅か」
僕を認め、声をかけてきた同僚は神威だった。1Fのボタンを押しながら僕も返事を返す。
「お疲れ。神威」
「最近帰るのが早いな」
「まあね。やりたいこと、あるし」
神威の声が、少し低く意味ありげな物に変わった。僕だけに分かる符牒だ。
「躾は順調なのか?」
「ああ。最初は大分手を焼かせられたけどね。段々懐いてくるのが可愛いよ」
神威の目が細まって、僕も微笑んだ。その時、いきなり僕らの会話に割り込む声がした。
「始音さん、ペット飼ってるんですか?」
声の方を向けば、同じ部署の女子社員がこちらを見ている。黄色のロングヘアを揺らして小首を傾げるのは、確かリリィさんだ。
今の僕らの会話を聞いていたみたいだ。確かに今の僕らの会話は、傍から見れば飼い始めたペットについて語っているようにしか聞こえない。
「そうだよ」
僕がリリィさんにそう答えると、神威は口元に手をやって顔を逸らした。多分、笑っている。
「そうなんですか。何を飼ってるんですか? 始音さんならネコちゃんかなぁ?」
リリィさんは無邪気に笑っている。僕はちょっと考え込んだ。
焦げ茶色のショートボブ。躾ける度に睨んだ薄茶の瞳。怯えながらも吠えるように僕を罵った声。
「小型犬。茶色の毛並みが綺麗で、可愛いんだ」
神威の肩が揺れたと同時にエレベーターが軽い音を立て振動し、一階に到着した。
駅へと繋がる人が増え始めた道を、僕は足早に進む。
僕のペットに会うためだ。僕のペットは昼は会社に勤めていて、お互い会社帰りに待ち合わせホテルでご休憩がいつものコースになっている。
……僕に獣姦の趣味は無い。ペットは犬でも動物でも無く、一般企業に勤める女性だ。
名を咲音メイコという。一見勝気に見える整った顔と、見事な身体を持つ女。
駅について時間を確かめると、早足が効いたみたいでいつも乗る時間の電車より数本前に到着したようだ。これでは待ち合わせ場所に、中途半端に早い時間に着いてしまう。
………………。
メイコの会社に行ってみようか。拝借した名刺からメイコの会社の所在地は知っている。幸い僕の勤める会社から電車でほんの数駅だ。
メイコの困った顔が目に浮かぶ。僕は楽しくなって路線図を見上げた。
『リーマンなカイトとOLなメイコ』4 2
行動を起こしてから、もしかしたらすれ違うかもしれない。と危惧したが、それは杞憂に終わった。
会社に辿りつく前に、メイコを呆気なく見つけることが出来たからだ。
しかし……メイコの腕に絡みついている、アレは……。
メイコは腕に長い髪をツインテールにしたソレを引き摺る形で歩いているから、歩みが遅い。だから僕はメイコに会えたともいえる。
後ろに回り近づくと、メイコと腕にぶら下げている女の子の会話が聞こえた。
「もおー! たまには後輩に付き合ってゴハン食べに行くのもいいじゃないですか〜!」
「だからっ、また今度って言ってるでしょミク!」
「それ何回目だと思ってるんですか〜? ミク、メイコさんに振られっぱなしなんですよっ」
「分かった、次は絶対、ね?」
「んもー……そんなに彼氏との約束が大事なんですかぁ? その彼氏に嫉妬しそう。メイコさんを束縛しすぎ!」
つい軽く吹き出してしまった。メイコが僕との約束を優先するのは、僕の折檻が怖いからだ。
僕が吹き出した音に気がついた目の前の二人が足を止め、くるっと振り向く。メイコの顔が一瞬にして凍りついた。まだメイコにひっついている女の子はきょとんとしている。
「やあ。それと、そっちのコは初めまして」
メイコのグロスに彩られた艶やかな唇が、細かく震えていた。
「まさか、メイコさんの彼氏さんがお迎えに来るなんて!」
僕ら三人は駅に程近い居酒屋に入った。メイコの同僚の初音ミクちゃんがビールの入ったグラスを片手に、ニコニコ笑う。その隣でメイコは借りてきたネコみたいに大人しい。
「待ちきれなくてね」
僕は初音ちゃんに合わせて微笑んだ。
初音ちゃんは長い緑髪をツインテールにした、健康的で可愛い女の子だ。
男からしたらぱっと見、守ってあげたくなるタイプなんだろうけど、さっきメイコに絡んでいた姿を見ているのでなんとなくだが彼女の本性が垣間見えた。
メイコを独占している僕の値踏みをしたいのだろう。
メイコは俯いたまま、汗をかくグラスを持つ指に力を入れている。緊張している様子だ。メイコにしてみれば、自分の近しい人間と僕が顔を合わせるのが好ましく思えないのが、手に取るように分かった。
初音ちゃんは僕に興味津々で、そんなメイコに気付かない。
「メイコさんに彼氏が出来たのは分かってたんです。メイコさんてば仕事終わると一目散に帰っちゃうし、飲み会全然顔出さないし。会社の皆も、『アレは男だね〜』って。
でも全然口を割らないから、相手はどんな人なのかなって皆ウワサしてたんですよ!」
「あはは、ごめんね。メイコは会社でどんな感じなの」
初音ちゃんは社内での、僕の知らないメイコの話を話し出した。隣のメイコ本人がが口を挟めない程に。
仕事はきっちりこなして、上司の信頼も厚く後輩の面倒見も良い。次々と初音ちゃんの口から語られるメイコは、話しだけ訊いていると自立し、周囲も認める優秀な社会人そのものだった。
初音ちゃんはやたらと『カッコイイ!』を連発し、メイコは少々ぐったりしている。
果てはセクハラ同僚に困っていた女子社員を集めて、リーダーになり追求した武勇伝まで訊かされた。なにをやっているんだか。自分は痴女のクセに呆れてしまう。
含みのある僕の視線に気がついて、メイコはきまり悪そうに俯いた。
初音ちゃんは相当メイコを慕っているようで、まるで自分の手柄のように話す。
メイコに関する情報を拾いながら適当に聞き流し、いい情報源が出来たとほくそ笑んだ。もちろん顔には出さない。
彼女はメイコに傾倒しているみたいだし、味方につけておけば便利な存在になりそうだった。
『リーマンなカイトとOLなメイコ』4 3
「二人とも、どこで知り合ったんですか?」
まあ、当然すぎる質問にうろたえたのはもちろんメイコだった。派手な音を立てグラスをテーブルに置いた。
「ミ、ミク。ほら、ネギマ食べない? ほら、私のあげるっ」
と、メイコは串からネギと焼き鳥を外し、何故かネギの方を初音ちゃんの取り皿に乗せた。
「わーい! ありがとでっす!! あれ? なんかメイコさん汗かいてますよ?」
「いやだ〜ちょっと酔ったのかも? あははは……は……」
メイコの引き攣り笑いが虚しく卓上に響くが、初音ちゃんは気が付いていない。この子も酔ってるな。
メイコは絶対に本当の事など言えやしない。初音ちゃんの興味を逸らそうと必死だ。
「電車だよ」
僕は笑顔でメイコの努力をふいにした。メイコが表情が途端に凍りつく。
「電車ですか? いがーい」
初音ちゃんは興味津々で、大きな目をキラキラさせた。女の子は恋愛話しが好きだなあ。この子も例外ではないようだ。
対して、メイコは青褪めて僕から目を逸らしていた。それはそうだ。僕はメイコに信用されていない。
何を口走られるか戦々恐々といったところか。馬鹿だなあ。本当にメイコは馬鹿だ。だが、そこが可愛い。
「先月頭、僕が使う路線にメイコが乗り合わせてね。それがきっかけかな」
「そういえばメイコさん、その頃ちょうど他社に出向してましたもんね。あの時かぁ。でも、電車で恋に落ちるなんてロマンチック! アプローチはカイトさんから?」
見る間にメイコの表情が強張ってくる。面白いけど、あんまり問い詰められると僕も面倒だから煙に巻くことにした。
「それは僕とメイコの秘密」
笑顔で言い放つと、初音ちゃんがえぇ〜と不満そうに口を尖らせた。
「そこが肝心なのに!」
「ごめんね。メイコが恥ずかしがるし。ここの勘定は僕が持つから勘弁して」
ぱ! と初音ちゃんの顔が輝く。ゴチでっすと僕に敬礼した。
メイコはほっと溜息をつきながら複雑そうな顔をしていた。その心中が手に取るように分かる。そっと笑いながら僕はビールに口を付けた。
それでは、後は若いもの同士でゆっくりと! と、言い残し、僕らより若いハズの初音ちゃんは手を振って駅へと向かっていった。
見送りながら、メイコが化粧直しに席を立った時に初音ちゃんが口にした台詞を思い出す。
――カイトさんって、なーんか掴みどころないですね。本音言わないってカンジ。
……あのコ、見た目より馬鹿じゃないな。会話の中で僕個人について色々探ってはきたけど、適当にあしらっていたのバレてたみたいだ。
そこは人生経験の差というか社会人経験の差というか、必要以上のことは悟らせるヘマはしない。のらりくらりはぐらかして肝心なことを口にしない僕に、初音ちゃんは次第に胡散臭さを感じたようだった。
――でも、そのくらい慎重な人の方が、お人好しで流されやすいメイコさんにはちょうどいいかも。
思い出して、咽の奥で笑った。確かに初音ちゃんの言う通り、メイコはしっかりしているようでどこかヌケている。あの子の観察力は正しい。
ただ、本音を上手に隠すフィルターの向こうまでは見えないようだ。
僕はメイコにとって有益な存在ではない。むしろ有害なものに違いないのに。
薄く笑った僕に、メイコが怪訝な目を向けてくる。初音ちゃんと呑んでいた時とは違う、怯えながらも期待を滲ませたそれを受けて、僕は彼女の形のよい尻を鷲掴んだ。
びくっと跳ねた肩。指が柔らかな臀部に埋まり、メイコが小さく呻く。
「じゃあ、いこっか」
囁くと、細い顎が項垂れるようにかくんと落ちて肯定の意を示し、僕は満足して笑みを深くした。
『リーマンなカイトとOLなメイコ』4 4
始める時と終わる時、僕はメイコの身体を綺麗に洗ってあげる。
飼い主なんだから、ペットの世話をするのは当然だ。湯を弾く肌も、曲線を描く肢体を流れ落ちる泡を見るのも好きだ。
度重なる折檻に最近はメイコも大人しくなって、僕に怖々と身体を任せてくる。逆らわなければ怖ろしいことはないと、ようやく学習したのだ。しかし、全てを委ねながらも信じ切れずに不安げに揺れる眼差しが、愛らしくて仕方がなかった。
初めて犯した夜、反抗心も露わに僕を睨んでいた瞳は連日の調教で徐々に強さを失い、今では飼い主の顔色を窺うそれになった。
綺麗に身体を洗い終え、火照る身体を後ろから抱き締めながらシャワーのコックを止めた。
抵抗しないとはいえ、メイコはペットだから拘束は欠かさない。今夜も手錠はかけているが、後ろ手ではなく身体の前で手首を繋いでいた。
何時もならば身体を洗った後抱き上げてベッドへ連れていくのに、きゅっと抱き締めたまま動かない僕を、メイコは疑問に思ったようだ。落ち着かず、腕の中で身動ぎをする。
「ねぇメイコ。今日は変わったことをしようか」
「え……」
前々から考えていたこと。初めて神威の『玩具』を見た時から、ずっとメイコにもしてあげようと考えていたことだ。
その為に持ち込んだアレを、シャンプーボトルの陰に隠していた。
僕はメイコの下肢にそっと手を伸ばす。脚の間、僕が一番可愛がってあげている場所。その亀裂をそっと指の腹で撫でると、腕の中の柔らかな存在が強張った。
「ん……!」
「メイコは淫乱だからさ、ココにおちんちんを挿れるの、大好きだよねー」
襞の重なる膣口を擽っていると、早々にぬかるんでくる。洗ったばっかりなのに、はしたないなあ。
「ふふ。もう濡れてきた。気持ちイイと、メイコは誰にでも股を開いちゃうの?」
「んっ……そんな、こと……っ」
「信用できないよ。こんなんじゃ。だからさ」
指にしっとりと水分を含んだ陰毛が絡らみ、それをくいくいと軽く引っ張る。軽い抵抗感がして、数本が抜け濡れた床に流れた。
「コレ、剃っちゃうから」
鏡に映るメイコの瞳が見開かれ、一拍置いてふるふると横に首が振られた。
「そうすれば、流石のメイコも恥ずかしいだろ? 僕以外の男に股を開けなくなるよね?」
なんて言ってみる。仮にメイコが他の男と寝たってそれを口実に苛め倒すだけ。要は剃毛する理由のこじつけだった。
「や……嫌……あぐっ」
今度は陰毛を掴んで乱暴に引き抜く。痛みに悲鳴を上げるメイコを、予め敷いておいたバスマットの上に押し倒した。
「止めて! お、お願い……そんなことされたら、友達に見られたら……」
「ああ、温泉とかスパとか、そういう時は生やしていいから。予定が急に決まった時は、諦めて」
「イヤ! 他の男と寝たりしないから、許して……!」
「淫乱の言うことは信じられないなぁ」
開こうとする脚が抵抗を見せ、いらっとする。強引に割開かせ身体を入れ、身動ぎにたぷんと揺れるおっぱいの頂点を思いっきり抓み上げた。
「いた……っ! やぁっ、それ嫌ぁ! 痛いの、や……っ!」
「僕はお願いしているんじゃないんだ。分かってる?」
強めに引っ張ると、メイコの背中が反ってくる。あ、あ、と口の端から苦痛の声が転がり落ち、目尻に涙が浮かんだところで離してやった。
白い肢体が、大きく息を吐いて弛緩する。左の乳首が可哀想なくらい赤くなっていた。
ボディーソープを手で泡立て、大人しくなった脚を左右に割り茶色の陰毛に泡を絡める。
短い毛並みを梳くように指で更に泡立てて上から見下ろせば、見えちゃいけない部分を泡で隠してる安っぽいエログラビアみたいな格好になって、ちょっと滑稽だ。
隠していた剃刀を手にした僕を目の当たりにし、メイコの豊かな胸の間で手錠をかけられた手が震え、細かい金属音が浴室に響く。
「暴れて手間をかけさせないでよ。怪我はさせたくないんだ」
君は僕の大事なペットなんだから。
そう続けると、怯えた茶色の光彩が一瞬揺らいで、メイコは覚悟を決めたように固く瞳を閉じた。
「そう、動かないで……」
従順な姿に満足した僕は、股ぐらに顔を埋めると注意深くソコに剃刀の刃を当てた。
『リーマンなカイトとOLなメイコ』4 5
神威の家で『玩具』の巡音さんに引き合わされ、その股間が剃毛されていたのを見てから、ずっと気になってた。
メイコの躾が進んで服従を示したらこれをしてやろうと思っていたが、その時は存外早くやって来た。
僕がS気味だったことと、なによりメイコに被虐の気があったのが大きかっただろう。
調教が始まって直ぐに、メイコはその素質を露呈した。
打たれ、あられもない格好で淫らな言葉を強要されて犯されるメイコは、嫌だ止めてと泣きながらもアソコをぐっしょり濡らし性感で全身を震えさせる。
虐げられ凌辱される度に恍惚とした表情し、またそんな自分に混乱している姿が愛しい。
強制的に引き摺りだされた被虐体質を否定していたメイコも、今やその性癖を認めているようだ。ただ、完全に受け入れはしていないが。
仕方ないことだと思う。長い間知らなかった自分の本当の姿がマゾ女だなんて、信じたくないだろう。
実生活では上司に信頼され、後輩があれだけ慕うぐらいのしっかりした社会人をしているのなら尚更。
しかし、受け入れ難くもこの姿が本来のメイコなのが現実だった。
身体を貪られ苛まれて性感に悶える最中に、メイコの中で理性がフラッシュバックのように浮かび上がる。
その理性を打ち消す程の凌辱を与えれば、彼女は簡単に溺れてまた喘ぐのだ。
あと少しでメイコは完全に堕ちる。自分の性癖を受け入れられない故に、こちら側と向こう側の境目の淵に片手で爪を立て、必死で自分を支えているメイコ。
その指を踏みにじって快楽の奈落へ堕としたい。貶めて、凛とした顔が恥辱に蕩ける様子が見たい。メイコだって、決して僕を嫌っていないはずだ。
その証拠にたっぷり苛めて可愛がった後は、抱き締めたり髪を撫でてやると甘えて擦り寄ってくる。
手酷く扱う程に、後にとびきり優しく扱ってやる。そうすれば、次の呼び出しにメイコは待ち合わせ場所へやってくるのだ。
僕の折檻が怖いクセに、その折檻を受けるために。何て矛盾だ。
飴と鞭とはよく言ったものだ。メイコは本当に可愛くて可哀想で愛らしい、僕だけのメス犬だった。
バスルームからベッドに場を移し、全裸の肢体を飾ってあげた後に壁の一面を占める鏡にメイコを映した。同時に鏡は傍らに散らばる、僕が持ちこんだ淫具も反映させる。
「ほら見てメイコ。すごくよく似合ってるよ」
今日のコーディネイトは、先日通販で購入したくすんだ赤いレザーの首輪と手枷。乳首にニップクリップ。
首輪は僕が気に入るものがなかなかなくて、探すのに苦労した。しかしその甲斐はあったようで、焦げ茶の髪と細く白い首筋に赤くて太い首輪はよく似合った。
ちゃんとリードも付けられる仕様で、今は銀色の鎖が繋がっている。
手枷は首輪とお揃いで、身体の前で両手首を一つに纏めて固定した。手錠の時とあまり変わらないが、無骨な鉄よりは全然マシだった。
乳首を抓むクリップは尻に細い鎖がついていて、双方を繋いでいる。挟むところが革で覆われて力もそれ程強くはないが、身体を揺らした所でピンと勃つ乳首からは簡単に離れない。
成熟した身体に本当にお似合いだ。
ベッドの上で座り込み、僕に背中から抱えられているメイコは自分の卑猥な姿に視線を逸らした。
「さ、脚開いて。キレイにしたココを見せて」
「……っ」
さっきまで薄毛のあった恥丘を指で辿る。僕を見上げる瞳にはもう潤んで、抗うように身体が固くなっているのが、腕に伝わった。
「……メイコ。言うこと聴けない? だったらアレ使おうか。М字開脚用の拘束バンド」
アレもよく似合ってたよねと耳元で囁けば、ひっと怯えた肩が震えた。
この前はアレを使用して、強制的に脚を開かせたくさん可愛がってやった。
丸出しにした性器に、バイブを突っ込んでクリトリスを玩び、泣かせて悲鳴を上げさせ、インターバルを置かず続けざまに何度も何度もイカせてよがり狂うメイコを言葉で責めまくった。
脚を閉じられず、秘部を隠せないメイコは上からも下からも涎を垂らす。綺麗な顔を歪め羞恥と快感で感じまくって、その様子に僕は興奮した。
ご主人様のおちんちんが欲しいと哀願しても、バイブを膣に挿したまま口で奉仕させた。
結局あの日は、顔に出した所でメイコが中イキして失神したんだっけ。
「僕はどっちでも構わないよ。自分で開く? それとも無理矢理開かされる方が好き?」
乳首のクリップ同士を繋ぐ鎖を軽く引っ張る。おっぱいとメイコが小さく揺れた。
数秒の逡巡の後、メイコはおずおずと自ら脚を開いた。
『リーマンなカイトとOLなメイコ』4 6
「あっはっは、随分すっきりしたね。元々薄いから、あんま変わりないかなって思ってたけど全然そんなことないねぇ」
僕はおかしくて笑いを止められない。
メイコの性器はつるつるで、そこだけみたらまるで幼い女の子の性器だった。
しかし身体全体を眺め、大人の女の股間に在るはずの陰毛がないのは、改めて淫靡だと感心してしまう。
大いに笑われて、メイコは面伏せて悔しそうに唇を噛みしめていた。
ぷにぷにの大陰唇に指を這わせると、ちょっとだけ皮膚に引っかかりを感じた。視認し辛い毛が少し残っているようだ。
あんなに丁寧に刃をを当てたのに。今度は毛抜きも使わないとな。
下方の襞は既にぬかるんで、指を中に入れると膣がくぷくぷ鳴りとろりと粘膜が流れ出す。
「М字拘束の話しをしたから思い出しちゃった? ぐちょぐちょだよ。それともおっぱいで感じてるの?」
「ひ……ぅく……」
ぬるぬるを万遍なく性器に塗りこめるよう指をゆっくり動かし、ついでにクリトリスも押し潰す。はぁんと声が上がったが頓着せずに刺激を与えた。
広げられた性器は見る間に艶を帯び、陰毛のなくなったソコが淫靡に光る。
桃色の肉は飾りが無くなったことで一層映え、男の劣情を煽りまくって下腹部に力を与えた。
「あんなに薄かった陰毛がないだけで、指の通りが全然違うよ。襞がぱくぱくしてお口を開いているのが良く見える」
「あ……あぁん……やだ……」
「大人の女なのに毛の生えてない、恥ずかしいマンコだ。さっきのコ、初音ちゃんだっけ? 先輩がこんなマンコしてるだなんて、思いもしないよね」
「えっ……」
一瞬、日常に戻されたようにメイコは鏡の中の僕を見つめた。
「それだけじゃないよ。こんなSМグッズを身体につけて僕に鳴かされているなんて、想像すらできないね。きっと」
後ろから優しく囁いて、メイコの身体の前から下へと手を伸ばす。襞の下のさらに奥、小さな窄まりを指で叩く。
特に念入りに洗ってあげた、可愛い孔を。
「やぁっ!」
「初音ちゃん、君をかなり慕ってるみたいだもんね。教えたら面白そうだな」
無論、嘘だけど。こんな姿のメイコを知っているのは僕だけでいい。
メイコに信用の無い僕の言葉は、そのまま真実と聴こえてしまう。言葉なく頭を振って、こげ茶の頭がいやいやと揺れる。
大体、初音ちゃんはちょっと危険な匂いがする。慕うという範囲を超えた好意を、メイコへ向けている気がした。本人たちは全然気がついていないけど。
気がつかないように仕向けるけどね。ヘタをしたらメイコを取られかねない。
指の腹で窄まりを揉んでいたら、眉を寄せながらもメイコは何とも言い難い視線を投げかけてきていた。
「ん? どうかした?」
「……っあ……、ミクに、興味があるの……?」
後輩の身を案じるというより、別の感情を持った言葉だった。僕は瞬時にそれを理解し、吹いた。
「ちょ、いきなりなに? 生憎僕は、貧乳に興味はないんだ」
確かに可愛いコだったけど、接した時に感じた性格では多分メイコのような従順さも内に眠る被虐趣味もないだろう。どっちかといえば、あのコは僕寄りの人間だと思う。
空いた左手でおっぱいを揉みしだき、胸の飾りが揺れてメイコは喘いだ。
「こういうのが好きなんだよ……それに」
手中のたわわなおっぱいの柔らかさを堪能しつつ、耳元に唇を寄せる。
「僕のペットは君だけでいい」
答えの代わりか、お尻の孔のほんの少しヒクつく。
指にその動きを感じ、僕はそっとほくそ笑んだ。
『リーマンなカイトとOLなメイコ』4 7
枕を重ね、なだらかな斜面にした上にメイコの背中を乗せて、僕は彼女の前に腰を据えた。
首輪のリードをベッドヘッドに繋ぎ、手首も手枷に鎖をかけ伸ばした先をベッドの支柱に括りつける。首も手も、鎖にちょっとだけ遊びを持たせておいた。
メイコは上半身を少し起こしてバンザイをする格好になる。
脚を開かせ、新しい装いと剃毛した性器が良く写るようメイコを記念撮影してやると、抵抗のつもりか僅かに身を捩った。
ゴムの指サックを付け、後ろの孔に指を添わせる。まだ乾いているソコへ、無遠慮にゴムに包まれた指を捻じ込んでみた。
「っ、あ! や、そっちは……っ、痛っ……待って、痛いの! やぁっ」
当たり前だが本当に苦痛のようで、叫ぶ声は涙混じりだ。
「ああ、ゴメンゴメン。濡らしてなかったね。ローション付けるから」
溝に垂らしたローションの冷たさに白い尻が震える。塗り込めるように指に力を入れていくと、爪の先が孔へと埋まっていく。
「どう? もう痛くない?」
孔を拡張するように入り口を穿る。既に開発の進んでいるこの孔に、メイコはちゃんと快感を覚えている。
「……は……い……んっ……」
アナル責めが最近の僕のお気に入りだ。膣は言うまでもないが、この孔もなかなかだ。
メイコの後孔は処女だった。ここを弄り倒して、自ら求めるように仕向けた。
普通のセックスでは使用しないココを辱めると、メイコはより屈辱感が増すのか、助けてと言いながら啜り泣いてしまう。それでも腿を伝う程、膣から粘膜を流しつつ感じていた。
綺麗に整っている勝気な顔が歪む。それは僕の嗜虐心を大いに煽り、可愛くってしょうがなかった。
「あ……うっ……うぅ」
快感の喘ぎか苦悶の呻きか判別のつかない声。苦しそうに顰められた眉。
でも紅潮する頬が、彼女が感じているのを正直に表している。
「指、全部入っちゃったよ。ほら、こんなにスムーズに動くようになった」
埋めた指を少々曲げ、腸壁を掻きながら抜き差ししてやる。ゆっくりとした速度で、ちゃんと異物を確認できるようにね。
最初の頃より大分解れたのか、ローションの助けを借りて滑らかに出入りする指。時々ちゅぽんと音がするのは御愛嬌だ。
「うぁ……ひ……ぅ」
「後ろの孔、僕の指を嬉しそうに飲んでる。マンコも一気に濡れてきたよ。どれ」
後ろを刺激しながら桃色にぬかるむ場所を舐めた。内腿が引き攣れるように振れ、柔肉の間に舌を差し入れて舌を動かす。
存分に味わってから顔を離し、指は後ろを解すのを続けながらあんあん鳴くメイコの唇を、自分のそれで塞いだ。
噛みつきを怖れて今までしなかったキスをするようになったのは、つい最近の事だ。
メイコが従順な姿勢を見せ始めてもキスやフェラは控えていたが、躾が行き届いた今は怖れることはなくなった。
「ふ……んん……」
舌を入れ誘えば、おずおずと差し出される舌先。絡め、口腔を余す所なく犯し、最後に下唇を甘咬みして離す。
「……自分の味はどう?」
なんともいえない味だったのだろう。メイコは嫌そうな顔をしている。
その口元を拭ってやり、僕はまた脚の間へ戻った。
『リーマンなカイトとOLなメイコ』4 8
「そろそろ頃合いかな」
尻を弄っていた指を抜き、傍らの淫具の中から卵型のローターを取り出してメイコの眼前に掲げる。
「今日はこれを前に挿れようね」
「……あ、ぅく……」
びくりとしたメイコを尻目に僕は無毛の性器にそれを埋め込んだ。最奥に置いて指だけ引き抜くと、襞の間からコードが垂れさがる。その有様に僕は目を細めた。
後ろにも新たにローションを足そうとした時、不意にメイコが泣きだした。
「やだ……もう、いやぁ……」
「……なに? どういう事?」
昂ぶっていた気分が少しだけ冷めた。後ろの孔を散々弄ってたんだから、今夜なにをされるのかメイコにも予測できていたはず。
どうやらなけなしの理性が、危険を察知して働いたみたいだ。
「や……おかしく、なる。こんなの、私じゃない……っ」
瞳から大粒の涙が溢れ、こめかみを伝っていった。しゃくり上げ、メイコは咽を震わせる。
「痛いのも、辛いのもいやなの……それなのに……。もう、やだ……」
許して。メイコは力なく懇願した。
脱力してベッドに沈む拘束された肢体。豊満な身体をイヤらしく飾られ、こんなにも似合っているのに。
僕は口元を歪ませ、笑った。こちら側とあちら側の淵で、自己を保とうとしがみ付いている指を踏みにじるのは今なのかもしれない。
「驚いたよ。まだそんな理性が残っていたんだね」
白々しくそう言って、ぴったりと揃えたメイコの脚を、脹脛を掴み脚を高く上げさせた。腰が浮き、性器と丸い尻が突き出される格好になる。
「ひゃっ!」
「今更何言ってるんだよ。この間撮った映像見せただろ? あの中のメイコは僕にお尻をぶたれて、精液を顔に受けながらバイブでよがってたじゃないか」
「いや! 言わな……ああっ!」
ぱん、と部屋の空気を乾いた音が振動する。僕がメイコの尻を打ったからだ。
続け様に何度も叩く痛みに、メイコが甲高い悲鳴を上げた。乳首の飾りが打撃に金属の音を立てて跳ねる。
「口では嫌だと言いながら、喘いで濡らしてさ。あんなイヤらしい女、AVでだって見た事ないよ」
「あうっ、あっ、痛い!」
「尻をぶたれて、苛められて悦ぶ自分の姿を見てどう思った? メイコがいくら違うと言い張っても、あの映像を見た人間は誰だってメイコをドМ女だって言うよ!」
最後に一際強く打って、手を離した。僕の息も打撃と興奮に乱れる。
「あひっ……!」
「……ほら、こんなに感じてる」
埋め込んだローターのコードが伸びる膣を弄ると、滴る粘膜が零れてくる。嫌だ止めてと言ったところで打たれてこのザマでは、感じていなくてなんだというのだ。
静かに涙を流すメイコに覆い被さり、その雫を指で拭った。
「メイコは苦しいの?」
見上げる瞳は涙に覆われ、きっと歪んだ僕が網膜に映っているのだろう。
鬩ぎ合う理性と異常性癖はメイコを縛ってがんじがらめにし、身も心も縛り上げる。メイコを苦しめる戒めを解く方法は、ただ一つだけ。
「楽になる方法を教えてあげようか」
メイコの脚の間に身体を戻し、括れた腰を引く。うぐっ、と苦しげな声に顔を向けると、僕へ身体を寄せさせたせいでメイコの首が首輪に締まっていた。
「ああ、鎖が短かったか」
身体の位置を調整して首を緩めてやると、メイコは咳き込んで酸素を取り込んでいる。その様子を見つめ、僕は動きを再開した。
「メイコが苦しいのは、本当の自分を認めようとしないからだ」
後ろの孔を指で一撫でしてから、興奮に昂ぶる肉棒の先をぐりぐりと押し当てた。メイコの瞳が恐怖に見開かれる。
「ひぃっ……! いや! いやぁっ」
僕から逃れようと跳ねる腰を両手で固定し、もがく腕の動きに鎖が耳障りな音を立てた。
馬鹿なメイコ。そんなことをしたって、僕から逃げられたことなんて一度もないじゃないか。直ぐ流されて、結局僕に犯されていい声で鳴くくせに。
正常位で先端が後ろの孔の中へ潜り込む。孔の広がる感覚に恐怖する硬直した身体は、細かく震えて可愛そう。
「認めなよ。快感に流された口先だけの言葉じゃなく、理解して。
君は変態で、淫乱のどうしようもないマゾ女ってこと。そうしたら」
「あ……ぐ……っ……苦し……」
抜き差ししながら中へと徐々に進めていく。開発が進んだせいか、孔はスムーズに僕を受け入れた。
「そうしたら、ずっと僕の傍で飼ってあげるよ」
半分ほど入った後、一気に根元まで埋める。孔が異物に無理矢理拡張され、薄茶の透明な瞳はこれ以上ない位に見開かれた。
「うぁ……! ああっ…………あ――っ」
鎖を鳴らし、メイコは絶望に悲鳴を上げた。
慣らしながらの突き上げに孔の入り口がきつく締まる。
『リーマンなカイトとOLなメイコ』4 9
僕はメイコの胎内に埋めたローターのスイッチを入れた。
後ろの締まり具合でも射精は可能だが、やはり膣ほどの快感は得られない。
それでも後ろを執拗に責めるのは、メイコに屈辱と恥辱を与えるためだ。
普通のセックスでは使わない部分で感じさせ、悶える自分を自覚させるためだった。
ローターは足りない性感を補うための小道具に過ぎない。体感的にはこれで十分だ。
緩い抽送を繰り返しながら、優しく囁いた。
「孔が、びっくりするぐらい広がってるよ。ほら、分かる?」
肉棒が貫くその入り口の淵に添い、広がる円周を指でなぞり辿る。引く時にぷっくり膨れる孔の淵が愛らしい。
「あぅ……や……いや……」
「どうして? 嫌じゃないだろ。乱暴にされるのがいいんだろ?」
こもったモーターの音が胎内から響く。
「違っ……わたし、そんなんじゃない……っ!」
揺すりながら膣へ続くコードを軽く引っ張る。メイコが喘ぎを殺そうとして失敗し、膣はローターを食んで離さない。
「そうかなー? じゃあ、お尻をめちゃくちゃに犯されて喘いでいるメイコは、一体なんだろうね」
ローターのメモリをぐっと上げると、いやあと叫ぶ泣き声が僕の鼓膜を心地よく震わせた。
「う……うぅ……あ……っ」
自我を保とうとする姿はいじらしいけど、下肢の刺激に腰はくねって我慢が効かないようだ。
「……ねえメイコ。考えてみなよ。普通の男が君の本当の性癖知ったら、先ず逃げると思わない?
自分の女が他所の男に痴女じみたことをしたり、ぶたれて感じるなんてさ。冗談じゃないよね」
ゆっくりと出し入れし後ろの孔で繋がる僕らを、さっきまでイヤらしいメイコの姿を見せていた鏡壁が余すところなく映していた。
僕に苛められて、犯されて、悦ぶその姿。どんなに否定したって、これがメイコの現実だ。
「マゾ女の君を否定せずに、満足させて躾まできるのは、僕ぐらいだよ?」
肉棒を突っ込ませてぐりぐり抉る。きゅ、と入り口が嬉しそうに締まるのに、メイコは引き攣れた声を出した。
「ひぃ……!」
「まだ分からない? 君は変態で淫乱のドМ女。
認めてしまえば、辛くも苦しくもなくなる。だって事実だからね」
「わ、わたし、わたしは……」
涙に濡れた瞳は虚ろで、僕すら映っていないように思えた。しかし刺激を与えれば身体は敏感に反応を返してくる。
「……わたしは……」
悲鳴と泣き声で掠れるメイコのアルトが呟く。
「何度でも言うよ。君は陰毛を剃られ尻を引っ叩かれて悦んで、犯されながら感じるどうしようもない被虐趣味のメス犬だ。
そういう自分を受け入れれば、全部が楽になるよ。きっとね」
焦れるメス犬の身体は、気まぐれに強く突き上げれば嬉しそうに嬌声を上げた。
決してイかないよう、でも性感に悶えるように、僕は細心の注意を払う。
ローションを足した結合部はぐちぐちと粘着質な音をさせ、浅い吐息が走り時折漏れる喘ぎが室内を漂った。
「わ、たし……あ、あ……っ、も……ぅ」
「安心して。君がどれだけ変態でも、僕が飼い主としてちゃんと可愛がってあげるから」
謳うようにいうと、僕に応えるようにメイコの身体が大きく震えた。
「あ……ふ……っ、あっ、お、お願い、っあぁ!」
弾かれたようにメイコが鳴く。僕は口元が緩むのを抑えられない。
「もっと! もっと激しく……っ、んっ!」
「激しく? なに?」
求められても相変わらずの中途半端なテンポで、メイコの官能の火種を燻らせる。
箍が外れた彼女はイヤイヤをして、身体をくねらせながら更なる刺激を僕に乞い願った。
「あっ、もっとしてっ、激しく、してぇ……!
へ、変態で淫乱の、私をっ、犯して下さい……っ」
『リーマンなカイトとOLなメイコ』4 10
もっと、苛めて。
吐息交じりの囁きを僕は確かに拾って、ローターのメモリをMAXまで一気に上げた。ひぃんと鳴く声が愉しい。
それでいい。大笑いしてしまいそうだ。
堕ちたメイコに追い討ちをかけ僕から離れなくさせるために、思いっきり腰をぶつけ始めた。
勢いよくメイコを突き上げると、ベッドに繋いだ鎖が金属独特の音を律動に合わせて鳴る。
たわわなおっぱいがぶるぶる揺れて、乳首を挟んだニップクリップも一緒に跳ねた。
どうやらニップクリップの重みが、揺らす度に乳首を刺激しているようだ。
膣の中に潜るローターはMAXにしたせいか、広げた無毛の股からモーター音を響かせ、潤み切って涎を垂らすアソコが卑猥さを増した。
「あ――っ、あぁ――っ、もっと、もっ――あ、ひゃぁ……っ」
さっきまで自分の性癖を必死に拒絶していたのが嘘のように、メイコはよがり狂う。
とろんとした瞳。上気した頬。赤く濡れた唇は半開きになって、小さな舌が垣間見えた。
凌辱をされているというのに恍惚とした表情を浮かべて鳴くメイコは、自分の体質を曝け出し、自分を忘れ感じまくっている。
その姿は正真正銘、発情した獣だった。
「ね、認めたらラクでしょ? 君は、いたぶられて犯されるのが大好きな変態だよ。この万年発情期」
「あぅ……ふ……わた、し、は、へん、た、い……」
「そうだよ。こんなに感じちゃって。可愛いね、メイコ。
きっと初音ちゃんがメイコの今の姿を見たら、驚くどころじゃないよねえ? 軽蔑されるかも?」
「あぁんっ」
おっぱいを鷲掴んで指の跡がつく程揉み上げる。悦ぶメイコに、僕の愉悦も深くなる一方だ。
締め上げる孔の入り口は僕を求め、絶頂が近いことを悟る。
苛められ、胎内も犯されて敏感な乳首も責められている状態じゃ、もう持たないようだ。
「ひぅ……あっ、あっ、はぁん……!」
登り詰めるメイコに合わせて腰を振ってやる。締め付けと堕ちて快楽に溶ける姿にぞくりとし、僕の射精感も高まった。
「も、イクっ、ああんっ、ご主人さまぁ……っ」
うわ言みたいに、自分からご主人様と何度も繰り返し僕を呼ぶ。
伸びた爪先が空を掻き、熱くて切望する声音に加虐心が擽られてどうしようもなく興奮した。
互いにもう少しで絶頂を掴む。その直前、僕はニップクリップに手を伸ばし、チェーンに指をかけて力一杯引っ張った。
「ひぃっ! イっ……あっ、あぁああ――――っ」
乳首を食んでいたニップクリップが彼方に飛び、その強い刺激と下肢の責めに負け、メイコがびくびくと肢体を跳ねさせながら、イった。
「…………っ、うっ……!」
僕も腰を振り、中で扱きながら爆ぜる。
全て放出し、ずるりと引き抜くと萎えかけた肉棒と共に精液も垂れた。
イった後も中の刺激で落ち着くことができないメイコはもう限界で、肢体が痙攣じみた動きをしていた。様子を見ながらローターも止めてやる。
快楽に堕ちるのは歓迎だが、おかしくなってはつまらない。僕はまだまだペットと一緒に遊びたいのだ。
放心してベッドに深く沈む身体に被さり、赤く染まった頬に唇を落とそうと顔を寄せる。
僕を認めたメイコは、緩慢な動作で僕の首に腕を絡め引き寄せた。自分から唇を重ね温く柔らかい舌で、僕の唇をぺろぺろと舐める。
まるで本物の犬のような仕草が似合いで、僕は目をて細め堕ちたメイコに言いようのない満足感を感じた。
『リーマンなカイトとOLなメイコ』4 11
汗と体液で汚れたメイコの全身をバスルームで再びぴかぴかにして、僕らはベッドの上にいた。
メイコの身体から殆どの飾りを外し、首輪のみだけ残した。彼女は枕に背を傾ける僕の、右膝の上に尻を乗せて身体を預けている。
ぴったりと僕の胸に自分の胸を凭れかけて、大人しい。その頬は、激しく犯された余韻に未だ赤みが残っていた。
腰に添えた手を下げ、痛々しい手形の痕の残る尻を撫でれば、僕の脚の間に揃えて折った膝、その爪先がシーツに小さな波を作った。
尻を犯した後、前の孔も同様に凌辱し快楽に泣いていたメイコの身体は力ない。しかし、自分の性癖を認めた解放感からか、まるで憑き物が落ちたような安らかな表情をしていた。
あれほどドМの自分を、認めようとしなかったのにね。
メイコは信じないかもしれないが、僕は今まで付き合った女にこれ程酷い仕打ちをしたことはなかった。
自分に嗜虐心なんてあるなんて知りもしなかった。
僕の女性との付き合い方は割と淡白だ。なんとなく付き合って、やることやって、別れる時も惜しいなと思うことはあっても、執着することはない。
会社でだって、僕個人の為人の評価は「穏やか」、「人当たりの良い」といったものが多かった。DVばりに女を罵り尻を打つ僕など、誰が想像できるだろう。
しかし僕の好みドストライクの女の弱味を握り思うままに犯す行為は、僕の中に言いしれない愉悦を生んだ。
メイコの綺麗な顔が屈辱に歪む表情が、苦しみながら溺れていく様が、僕の中から眠っていた感情を引き出し、突き動かしていく。
僕に犯されて悶えるメイコの媚態が、心中深く埋もれていた暴力性や加虐性を強く揺すぶるのだ。
メイコの被虐性癖を引き出したのが僕なら、僕を変えたのもまたメイコだった。
「ん……」
メイコが不意に抜けるような吐息を漏らし、僕は視線を彼女へ向ける。
腰から尻を撫でていた手を下方へ伸ばし、割れた肉の間へ忍ばせた。指先に生温かい粘膜が纏わりつき、尻が揺れる。
ほんの少しの愛撫でこの有様じゃ、この身体はどれだけ敏感で猥らなのか。
メイコは甘えるように素肌を擦り寄せてきた。戯れに首の後ろに手を回し、項と耳の辺りを撫でれば、擽ったそうに更に身を寄せてくる。
その手をスライドさせ親指で紅色の唇をなぞると、舌先でぺろりと舐められた。若干の媚びを含む上目遣いで僕の親指を甘く食むメイコに、あの凛とした面影はもうない。
甘ったれの、正に淫乱のメス犬だった。もの言いたげな目で主人の顔色を窺っている。
あれだけ否定していた自分の性癖を認めた途端、こうも変貌するものかと失笑してしまう。――それだけメイコの中で「理性」が手枷足枷となって、苦しめていたのか。
しかし本能が解放された今は、従順な獣になり下がった。可愛い可愛い、僕だけのメス犬。
「……メイコ、まだ遊び足りないの?」
茶色の瞳が期待を込めて僕を見上げた。
「君は犬だからね。なにをして欲しいのか行動で示してくれないと、飼い主の僕には分からないよ」
諭すように言うとメイコは僕の膝から降り、尻をこちらへ向けて四つん這いになった。腰を高々と上げ、滲み始めた無毛の割れ目を指で開く。何時にない積極的な姿に、僕はちょっと驚いた。
さっきの折檻が相当効いているようだ。
ぬらぬら光る桃色のソコに指先を沈めながら、甘えを含んだ声でメイコの行動を見ていた僕を呼んだ。
「ココに、ご主人さまの……おちんちんを下さい」
「どこだって?」
「……っ、私の、ヨダレを垂らす、お、おまんこに……」
「言葉が足りないよ」
差し出されたぺしんと尻を叩くと、嬉しそうな悲鳴を上げてメイコは更に哀願した。
「おちんちんが大好きな私のまんこに、ご主人さまの大きいのを……挿れて。もっと、いっぱい、ココを可愛がって……」
赤味を帯びた後孔の下、指を咥え込んでヒクつく襞を眺めて僕は口角を上げた。
「せっかくきれいにしたのに、これじゃ台無しだね」
「だって……弄る、から……あぅ……」
他人から見たら、酷く残酷な笑い顔だろう。でも、愉しくて面白くて仕方がなかった。あんあん鳴き始めた愛玩犬は尻尾の代わりにむっちりした尻を振って、淫靡に誘いかけてくる。
「本当にそれだけ? ま、いっか……ご褒美だよ」
打った痕が良く映える白い尻に顔を近づけ、その滑らかで柔らかな肉を歯形が付くほどの強さで齧った。
一際高く上がった嬌声が次第に部屋の空気を甘く濁らせ、澱ませていくのを感じた。
おしまい
今年も一年お世話になりました。みなさん良いお年を。
また来年。
投下が続いて嬉しいなーみなさんGJ!
>>71 いつもながら読み応えありました
調子こいてるカイトをヨハネスブルグに飛ばしてやって
メイコさんをまっとうな道に戻すイケメン役やりたいです先生
もしくはここからの下克上とか美味しそうです先生
いつの間にか大量投下きてたー!!
全部GJでした!
こんだけあってCPがかぶらないのがすごいww
マスター×ミク、マスター×リン、ミク×リン、ミクオ×リンを誰か…
正直前スレラストで変なのが荒らしたから
書き手さんいなくなったと思ってた皆さんGJです!
それとこれだけスレが長く続いて作品が多いとネタも被ってしまうものだと思う
下着ドロモノも保管庫にあったけど話は全然違ったし明らかなパクリじゃなきゃいいと思う
パンツネタも不倫ネタも待ってる!でもがくルカさんの方はこの仲良しメンバーが不倫なのか?w
おおお、職人の皆さんGJ!
年末に一気にクオリティの高い投下がなだれ込んできて嬉しい限り
>>71 何時もながらGJです
エロは勿論ですが今回はがくぽやミクのキャラ付けが面白かったです
リンレンの誕生日はスルーかと思ったからそれに触れた投下があって嬉しい!
お正月におmikiが飲みたい。mikiのワカメ酒。
みんなグッジョブ!
どれも可愛くて萌えた!
有難う!
下剋上の人来てた!GJ!
堕ちた後の和姦SMの今後に期待
じゃあ股間にある冷却フィンのひだひだにお酒を注いで・・・
上からマ○コのミクルカリンが最高に可愛い
86 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 13:03:54.13 ID:fiTHYDFR
消されてしまった…
あれだけベストを尽くされていたのに…
いや隙だらけのガバガバだったろう
コミケは今日ボカロだっけ
行った人はいるかな?今年はどんな感じだった?
年末ラッシュが素晴らしすぎてどれから感想を言えばいいやら
とりあえず皆様GJ!
しばらくぶりにきてみれば、スレタイなにがあったwww
今更DIVAやってたんだけど、ルカのナギサレプカとKAITOのホワイトブレザーの親和性が異常
あけおめっす。
除夜の鐘聴きつつ…書きかけの話と戯れるが完成に至らず
どんなに鐘を鳴らそうとココにいる奴らの煩悩は祓えんだろなってオモタ
初詣
MEIKO「今年こそ紅白かレコ大にお呼びがかかりますように」
リン「みんなと楽しく仕事ができますように」
ミク「わたしの胸が大きくなりますように」
煩悩が祓えませんでした(^q^)
ホワイトブレザーさんはナギサルカさんも似合うけど、
シフォンワンピースさんとの相性も良いよ!
キキララ可愛い。
ブラックスターちゃんぺろぺろ
>>93 >キキララ
いろは「奴らの話はするんじゃなーい!!」
ユキ「いろはちゃん、わかったから落ち着いて」
他サンリオキャラをライバル視するいろはさん。
>>93 確かに、青いのデフォでルカがシフォンだと色と髪型がかなり似るな
いろは「! そこにいるのはキキ〇ラ!?」
KAITOルカ「「違います」」
いろは「そんな…いつの間に私以外のサン〇オからの刺客が!」←聞いてない
KAITO「このご時世に色だけで判別すんあ」
いろは「かくなる上は、私が業界トップにのし上がりキ〇ィちゃんの威光を示すしか!!」←聞いてない
ルカ「野望はいいけど動機がおかしい」
ユキ(あ、野望はいいんだ)
>>93 DIVAのルカとKAITOはなんか親和性の高い衣装多いよね、クラシックとフロイラインとか
やっぱり顔が使い回しだから衣装も似たようなのが増えるのか?
どのカプ厨も自分のカプの衣装が一番親和性が高いと同じことを思ってるよ
顔やボディ使いまわしが本当に欠点だよな。
100 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 23:11:37.06 ID:bhkpiVI1
なに?
ジャージレンネル最高だって?
DIVAも買えない僕には
デフォ衣装で限界です
MMDでいいだろ
脳内劇場で充分です(^q^)
色んなお洋服でイチャイチャウフフアハーンおいしいです(^q^)
それを出力するのがここエロパロスレだ
書くよろし
初詣帰りの出店
レン「チョコバナナうめえwwwww」
MEIKO「お神酒うめえwwwww」
KAITO「アイスうめえwwwww」
ルカ「たこ焼きうめえwwwww」
たこルカ「」
ミク「ネギ揚げはどこ?!」
リン「早く帰ってこたつでミカン!」
ユキ「リンゴ飴は〜?」
「たこ焼きなのー」
怒りのあまり体を桃色に染めたタコが、墨ではなく灼熱の炎を吹く。
>>106の肉体を焦がし、飛び火したルカさんのエッチな服も焦げてしまった。
ところで諸氏は10円コラなるものをご存知だろうか。
あえて隠すことによって、よりエロティックな情景が描かれる現象である。
ルカさんの焼け残った衣服に、カイトやレンといったドスケベな男たちが興奮を覚えるころ、彼女はやってきた。
「隠シテヤンヨ」やさしい彼女がルカさんに寄り添い、長い髪の毛で器用にルカさんの体を包み込む
「ヤンヨちゃん・・・」ルカさんはそのままシテヤンヨちゃんに包まれ、髪の毛の先端が大事な部分に入って行く
ふだんタコの触手や男ボカロで鍛えている百戦錬磨のルカさんも、意思を持った細い髪先が内壁をくすぐる新感覚に
思わずアヘ顔ダブルピース。
「一富士、二タコ、三シテヤンヨ」
彼女は髪先を器用に使いながら、初ナイトメアは暮れてゆくのであった・・・
>>108 新年から実に目出度いな
そのまま君でいてくれ。爆発はしなくていい
インタネ兄妹はみんなで作った手作りおせちと、
がくぽとリュウトがついた杵つきの餅でお雑煮。
がくぽ「市販のおせちなど邪道!
己が力で作ってこそ有り難みがあるというものじゃ」
リュウト「それより兄ちゃんお年玉ちょうだい」
がくぽ「」
GUMI「うー!帯締め失敗した〜!!リリィちゃん着付け手伝って〜」
Lily「しょうがないわね姉さんったら…」
リュウト「姉ちゃんたちお年玉ちょうだい!」
GUMI・Lily「」
みかんの季節終わっちゃうね(´・ω・`)
ん?リンちゃんが賞味期限?
しょうがないな、俺がもらってやろう
おい賞味期限を過ぎそうなハク姉さんの話題はやめろ
あれくらいからが食い甲斐がある時期だろ
115 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 23:18:19.10 ID:rD8B/Uin
テトさんェ
お肉は腐りかけがおいしいらしい
チョココロネってすぐカビるよな
118 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 00:05:21.91 ID:fXP/bK9s
弱音ハク
「賞味期限?腐りかけ?おっぱいお化け?ひどいっー!!」(>○<)
……最後は言ってないような
リンちゃんが腐りかけってどんだけペドなんだよ
アイアイがストライクど真ん中、くらいか
ロリペドどもわかってねえな
めーちゃんを縛りたい
しかしルカ様に縛られたい
じゃあ俺は日頃弱音吐いてばっかりのハク姉さんに縛られて鞭で叩かれたいわー。
どういう頼み方したらやってくれるんだそれw
たぶん歌の仕事あげるって言ったらやってくれる。
125 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 23:31:28.49 ID:fXP/bK9s
清酒一升瓶を数本持って行けば大丈夫じゃね。
126 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 02:50:59.00 ID:hn0EQ9zY
>>121 これは凄く良く分かる
縛りたい…めーちゃん、ミクさん、リンちゃん、リリィちゃん
縛られたい…ルカ姉、GUMIさん、ハクさん
>>126縛られたい派の俺としては、
ルカ様…「このhentaiが!」とか罵りながら、俺のアナルに刺さったバイブをブーツの先でさらに深く押し込む
GUMIちゃん…「えーなんで縛られて勃ってるのーw」みたいにいたずらっぽく攻める
ハクさん…「こ…こうですか?」なんて言いつつ手加減一切無しで鞭でビシバシ
こんな感じでお願いしたい
ミクのツインテを両端で縛りたい、固結びで
このスレのために取材に行かないといけない気がしてきた
ミクのツインテで振り向き様にビンタされたい
あきこロイドちゃん「今日からまんま肉まん販売か…」
ちなみに、あきこロイドちゃんには悪いが、いろははサンクスに行きます。
一体何でしょうか?
ユキ「知らんがな」
>>134 ヒント:サンクスの中華まんのショーケースに注目
セックスのまんこショーケースに見えた
ちょっとシテヤンヨちゃんに絡まれてくる
miki「ハローキティまんだって。へぇ〜、ちゃんとキティちゃんの顔になってるんだ」
ユキ「いろはちゃん!あのハローキティまんリンゴ味なんだって!食べたい〜」
いろは「でもキティちゃんの顔をかじるのはちょっと抵抗があるなぁ…」
つまり要約すると、サンクスとサークルKでは、いろはを食べられるという事なのだな
ボカロ服じゃない方のいろはのスカートって、前がめくれあがっててエロいよな。
そこまでいくとスレ違いじゃないのかw
いやこのスレで合ってるのか?サンリオキャラのエロパロスレなんて無いしな
いろはやガチャポは多少他所のネタに食い込んでも大丈夫じゃないか?
いろははボカロとしては珍しく公式漫画でのキャラ付けがあるんだよね。出身上当然と言えば当然だけど。
とりあえず間違っても酒を飲ませてはいけない。
>とりあえず間違っても酒を飲ませてはいけない。
ハローキティ ボジョレー
http://www.sanrio.co.jp/harmony/menu/xmas/beaujolais.html いろは「ハスキーボイスを駆使して店員を欺くのは大変だったなあ」
キヨテル「何、お前それ飲んじゃうの? 俺にも少しくれよ」
ゆかり「教師なのだから止めるそぶりを見せなさい。それはそうと私にも貰えるかしら」
いろは「ゆかりんも未成年じゃん」
いろは「それでは…ハローキティに栄光あれ! 乾杯!」ゴクッ
キヨテル「3000円台だけあって味はまずまずか」
ゆかり「いろは、初めてのお酒の感想はどう?」
いろは(ううっ……何これ…マズすぎだよ)
いろは「お゛え゛え゛え゛え うげええええ」ビチャチャチャ
ゆかり「ほら、水を飲んで全部出してしまえば楽だから」サスリサスリ
キヨテル「こうして大人になっていくわけだなあwwww」フキフキ
いろは「ギギギ…お゛え゛え゛え゛えあばばば」
>>143 キヨテルもあると言えばある>公式のキャラ付け
>>144 おk、酔わせた勢いでいろはちゃんのこと身も心も大人にしちゃいなyp!
↑
キヨテル「何を言ってるんだ君は。そんなこと犯罪じゃないか。(キリッ
聖職者としてそんなことは断じて許さないぞ」
ゆかり「中学生にアルコール飲ませた教師が何を言ってるんだか…」
キヨテル「第一、俺はつるぺたに興味ありません!(キリッ」
ゆかり「な ん だ と」
その後、キヨテル先生の姿を見た者はいない…
のか?
>>145 なんかあったっけ?
「歌はお好きですか?」って台詞とバンドを趣味にする人、ってくらいじゃね?
小説出てるんじゃなかった?公式設定ってわけじゃないはずだけど
コウシキジャナイヨ、と言い訳してるが以降の展開も視野に納めてるらしいので公式と思ってかまわんと思う
最初公式のつもりだったけど既存ファンの拒絶があって非公式にしたって感じだよなあれ
配慮するだけ良心的だと思うが、まあ仕方ないなw
ていうかゲームラボのJAM通信でもユキ&テルの公式設定垂れ流してるしな
>>151 んな事してんのか
なんか誰得って感じだなー
キヨテル先生にロリコン疑惑
生徒に色目を使うキヨテル先生
>>153 始まる前からそうだっただろ…
とは言えさすがに先生×ユキのエロは少ないな
同時発売ってことで絶対ネタになるって思ってたけど案外少ないしな
発売予定の小説のオリキャラはAHS女子ボカロと違って有乳だから
ロリコン疑惑も多少は緩和されるだろう
ミク「ねえ知ってる?おっぱいにはね、夢が詰まってる…らしいの。
わたしには夢がない…けど、夢を守ることはできる」
@kuoki_sec
kouki kumamoto
結月ゆかりの胸のカップをかごめさんに確認しました。AとBの間で79(80以下はこだわり)だそうです。
1月14日 twiccaから
「そんなもん揉めば大きくなる! 絶対なる! なるって信じろ!」
って緑ツインテの人が啼きながら言ってた
ミクさん、ホントは貧乳でも何でもないけど、使えるネタ減ると困るからって必死すぎです
つか、AHSは何なんだその拘りは
どうして素直にムチムチ熟女を出さないんだ(迫真
たれるから・・・
ボカロは100年たっても製造時そのままだよ、垂れないよ!
だからミクさんも永遠の16(ry
ミク「『ミクさん、ホントは貧乳でも何でもないけど、使えるネタ減ると困るからって必死すぎです』…っと」
ネル「おk、その工作請け負った。昇給も頼むぜボス」
ネルはリアルで無乳
乳ランク
MEIKO・巨
KAITO・中
ミク・中(よく見ると小と書いてあるが、上から勝手に修正してあるようだ。誰の仕業なんだろ・・・)
リン・極貧(リン乳なう)
レン・貧
ルカ・巨
グミ・中
がくぽ・茄子
ハク・爆
ネル・虚無(編集合戦がおきましたが結局これで凍結された。イッタイダレガコンナコトシタンダロ)
リリィ・小
ミキ・小
眼鏡・眼鏡
ユキ・つるぺた(ペロペロしたい)
自然に男混ぜんな
KAITOはスーパーカップだろ
胸筋かよww
いろはもゆかりもないし…。AHSは優秀だな
生活態度から、ハク姉はそろそろだらしない身体になりつつあるかも…
レンきゅんの薄い胸板をぺろぺろするド変態のルカさん分が最近足りないと思う
そういやAHSはボカロ以外の自社ソフト勢だと、けっこうなものをお持ちの娘が多いの思い出した
JAMバンドをバックにいろはさんやゆかりさんが歌うといっそう際立つ絶壁ぶり
むごいことを
リュウト「ユキちゃんつるぺたじゃないよ!おっぱいふくらんでたよ!
いっしょにおフロ入ったとき見たもん!」
一同「(なん…だと)」
ミクリンネル「(大丈夫、小学生なんかには負けてない負けてない…)」
mikiいろはゆかり「」←小学生に負けた人たち
中国ボカロは横笛が得意か・・・
お下げ使って、
即ち、ハーメルンの笛吹き…って―思い浮かんでもーたでないか!
こんばんは、鬼t(ryです。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申しあげます。
今回も相変わらずカイメイですが、ProjectDIVAの猫衣装ネタです。
それではお手柔らかに。
「あんのぉ発情猫バカップル爆発しろぉぉーっ!!!」
緑色のツインテールをした負け犬の遠吠えが虚しく響くのであった。
「おはよー、お姉ちゃん(ニヨニヨ)」
「おはよう、ミク(…何かイイあったのかな?)」
最近ミクの様子が変だ。あたしの顔を見るなりニヨニヨするのだ。とくにカイトと肌を重ねた夜の翌日。
そんなある日、
『よーし、MEIKO久しぶりに来いや。KAITOも来い。』
あぁ、やっと待ちに待ったマスターからの呼出し。マスターがあたしの為に用意した歌はどんなのだろう…
「やっと呼ばれたなメイコ、終わったら一緒に呑もう!」
カイトと手を繋いで期待に胸を膨らませながら、あたし達はパソコンから飛び出した。
「よーし、歌う前にボイスチェックやるからな。まずMEIKOから。久しぶりだしな。」
久々の発声。マスターが指示する音階を辿るように歌うと
「やっぱり噂は本当みたいだな。」
マスターがニヤリと笑った。え?噂って何?そんな事を心配をしていると、マスターが聞いてきた。
「メイコ、お前声質変わったな。あと、どことなく器量いいな。」
え?あたし的には普段と変わらない声なんだけど…器量はまぁ、自分でもよくなったかな?
「あたし…声、おかしいですか?」
あたしが恐る恐る聞くとマスターは言う。
「いや、前より情感というか…声に艶がある。それはいい事だ。」
更にマスターはニヤニヤしながら話を続ける。
「話は聞いてるぞ、ミク達が「カイ兄とメイ姉みたいな恋愛をしたい」とか言ってたがw
([ミクリンルカのがくぽ争奪戦]参照)」
その言葉を聞いた瞬間、カイトとの情事を思い出してしまった。身体がほてっていくのを感じ、ペアリングが
見つからない様に手を後ろに回す。
カイトの顔を見ると、苦虫を噛み締めた様な顔をして紅潮させている。
更にマスターは耳を疑う事を言い放った。
「実はお前らがどんな馴れ初めで恋愛になったのかを、ミク達にレポ出させた。更に歌詞のネタにするためミクに特命として部屋の
盗聴をしてもらっているwメイコ、お前カイトにホストクラブの借りがあるんだろ?([依存と独占2]参照)
ミク達が指輪でギャーギャー喚いていたがなw」
ちょ、どこまで盗聴してんのよミクっ!!
それより年長の威厳丸つぶれだ…あぁ。
歌詞内容はあたし達のエッチをギリギリに表現した物だった。しかも何故か猫撫で声調で。あたしは歯を
噛み締めたけどミク達を怨む事は出来ない。[マスターの命令は絶対]だからだ。更にマスターから要望が入る。
「二人ともProjectDIVAでネコ型コスチュームがあるだろ、ネコサイバーとブラックテール。2月22日の[猫の日]に
投下するから、その衣装でよろしくっ!」
「「えぇーっ!?」」
あんな恥ずかしい衣装で?大事な事だから二度言う。「マスターの命令は絶対」なのだ。
「んもぅ何なのよっ、変態悪質エロマスターッ!ミクもミクよっ!あのつるぺたニヨニヨがぁっ!」
あたし達は歌い終わった後、そのままネコ衣装でカイトの部屋で呑み…もとい、やけ酒していた。
「メイコ、呑もうとは言ったけどそろそろy(ry」
説得力がないネコサイバーに
「説得力ないわよ…ってあたしの酒が呑めないってぇのっ!?」
馬鹿な事をした。酔っ払った勢いで、カイトの衿を掴んで持って来た芋焼酎をカイトの口へざばざば
注ぎ込んだのだ…案の定、ぶっ倒れるカイトを見てあたしはケタケタ笑っていた。
これがこの後起きる[お約束]の幕開けだと知らずに…
「…おーい、カイトさん大丈夫かぁ?おーい…」
あたしはカイトの頬を軽くペチペチと叩いた。唸ってはいるけど、かれこれ10分くらい微動だにしない。
全くこれくらいで倒れないでよね。仕方ない、コップの水を顔に少しかけますか。これなら起きるかも。バシャ
「うぅっ…メイ、コぉ…」
期待通りカイトが目を覚まし、ゆっくりと身体を起こした。
「急にあんなに呑ませんなっ!意識吹っ飛んだよっ!全く…」
「へへ、ゴメンゴメン。」
自分で自分の頭をコツンとさせてその場を和ます。
「…しかし、こうやっている間、ミク達がマスターの命令で外から盗聴している可能性は[大]だよな。」
カイトは近くにあったタオルで顔を拭きながら壁を見てぽつりと呟いた。
「そうよね…」
あたしが相槌を打つとカイトは何かを考える様に口元を大きな手で隠した。しばらく静寂が部屋を支配する。
「あの子達をギャフンと言わせたいなぁ。[盗聴して損したーっ!爆発しろぉーっ!]ってくらいに。」
あたしがボソッと呟くと
「それだっ!」
と、カイトがあたしを指差しながらボリューム大の声で叫んだ。
「ちょっと、そんな大声d(ry」
あたしが言い切る前にカイトがあっさりとあたしを抱き上げ、側にあったベッドに押し倒した。
「か?カイト?」
獲物を仕留めた猛獣の様に舌なめずりをするカイトの瞳が輝いてる。それは情事の炎…
「ワザと聞かせりゃあいいんだよ…聞いているのも恥ずかしいくらい俺達がイチャついてるって。」
ヤバい、ヤバいって。こうなるとカイトを止めるのは困難。
「止めてよ…そんなの、恥ずかしいからぁ…」
あたしがカイトの腕を掴むが、そこはやはり女の腕力。あっさりカイトに両腕を押さえ付けられた。
「カイトぉ、卑怯よぉ…」
「いいじゃないか。普段と違う格好ってのもイイし、それに…」
次の発言にあたしは度肝を抜いた。
「他人に聴かれているなんて…凄い興奮しない?」
「ぇ?」
そう言うとカイトはあたしと唇を重ねてきた。
「んぅ…ぁふ…」
舌を捩込み、ゆっくりじっくりとあたしの口内を舐める。カイトとのキスって凄く気持ちイイ…段々身体が
熱くなる。カイトのペースに乗せられてゆく…
唇を離すと銀糸が二人を繋いだ。
(メイコは恥ずかしがる割に、仕草がエロくて淫乱なんだよ。それが堪らないんだけどw)
「ふぁ…ゃん…」
カイトはあたしの首筋を舐めながらビスチェを下へずり下げて胸を露にさせる。
「いぁ…駄目ぇ、ん…」
「凄ぇエロいよ今夜のメイコは。俺、もう…」
カイトは膝立ちしてスパッツ越しの股間をあたしに見せ付けた。くっきりとした凶器が窮屈で苦しそう。
「メイコ、触ってごらん。」
「え?」
有無を言う間もなくカイトはあたしの右手を取り、自身を触らせた。次第にテントを張る様にスパッツの
布が持ち上がっていく。
「あんっ…凄い…」
「メイコがエッチな格好しているからだよ。」
それを見てあたしの秘処がジンジン疼きだし濡れていく。もはや条件反射だ。
カイトは立ち上がり、自らスパッツを下着ごと脱ぐと解放された自身は天井を指差した。それをじっと
見ていると身体が秘処が更に熱くなってゆく。
「メイコも発情しているんだろ、ほら。」
そう言って自分の方に抱き寄せて腰のパレオを解き秘処を下着越しに触る。
「んぅ…あっ、あん…」
「これは何?こんなにびしょ濡れにしてさ。」
カイトの大きな手が秘処から上へと登ってゆく。
(そういえば今日、久々のレコだったから下着がマズい。)
何とかカイトの腕を掴まえようとするが遅かった。カイトの手が腰に回る。
「あれ?メイコ、これって…」
「うぅやだぁ、引っ張んないでぇ…」
カイトがスルリとサイドのリボンを引っ張って下着を解いた。それは紐パン。ぶっちゃけ[勝負下着]だ。
「ふーん、こんなエッチな下着持ってるんだぁ。…これ、もしかして勝負下着?」
カイトの言葉に仕方なく頷くと
「なるほどねぇ。こーゆー下着をはいて、自ら興奮状態に追い込んで発声するんだ。」
うぅ、お見通しだぁ…そんなあたしにカイトは熱い吐息と共に耳元で囁く。
「やっぱり淫乱だよね、メイコは。」
もはや否定出来ない。恥ずかしくて目をつぶると、目尻に涙が浮かぶのを感じた。
「でも、そんなメイコが俺は好きだよ。」
その言葉に胸が痛くなる。それは幸せな痛み。カイトはあたしを抱きしめて、涙を猫の様に舐め取った。
「これからは猫声で喋って。「〜にゃん」てな感じで。標準語禁止。」
カイトはそのままあたしを押し倒し、足を開かせ無毛の秘処に顔を近づける。
「ああ…メイコのおまんこ、涎を垂らしながら餌を欲しがっている鯉みたいにパクパクしてるよ。」
「あぁん…やにゃあ…」
カイトはそう言いながら自身の先で秘口を突(つつ)いた。ただ秘口を突くだけでなかなか入れてくれない。
欲しい、早く挿入して。焦らされて身体が熱くなっておかしくなりそう。
「にゃっ、にゃあぁんっ早くぅっ早く頂戴っ!カイトの早く入れてぇっ!お願いにゃあっ!」
我慢出来ずにあたしがねだるとカイトは首を横に振り
「いや、今回はたっぷり焦らしてミクをギャフンと言わせないとね。」
そうだった。ミクが盗聴している。あたしは自ら口を抑えて声を出さない様にすると
「そんな事しちゃあ駄目だよメイコ。ミクにメイコの美声をたっぷり聞かせなきゃ。」
と、先程解いたパレオであたしの両手を拘束した。
「駄目ぇっ、あぅっくぅん…にゃあぁっ」
やがてクチュクチュといやらしい水音が部屋に溢れ出す。ただ男根が秘口を突いてまだ挿れてもいないのに。
「ほら、メイコのおまんこ、こんなに涎を垂らして俺を欲しがっているよ。そろそろ頃合いだね。」
そう言って熱くて固い男根を一気にあたしの奥に突き挿れた。
「―にゃあぁんっ!」
ああ、この感覚が好き。カイトの熱くて固い自身が直に伝わる…凄い気持ちイイよぉ。もっと欲しい…
あたしは羞恥心を捨てて快楽を求め腰を動かした。
「おっと、今回はじっくりとね。」
「にゃあうぅっ!」
意地悪カイトはすかさず男根を引き抜く。身体が、気持ちが一気に寂しくなった。
「あぁんっ入れて!寂しいの早くぅ…にゃあ…」
もうあたしはカイトなしじゃあ歌えない存在だ。カイトに依存して束縛され、それを悦びと感じてしまっている。
もしカイトがいなかったら、あたしはどうしていたのだろう…考えたくもない。
「メイコ、もっと気持ち良くしてほしい?」
カイトの言葉にあたしは物欲しそうな表情で何度も頷いた。
「それならメイコのエッチなジュース塗れのコレ、舐め取ってくれよ。」
そう言ってあたしの前に自身を突き出した。
確かにカイトの自身はあたしの白っぽい愛液でぐっちょりと濡れている。
あたしは有無を言わずカイトの言う通り、カイトの男根を舐め始めた。
最初は子猫の様にチロチロと。そして段々と口に加えゆっくりと扱きだす。
(なんだろ…美味しく感じる…)
あたしの愛液とカイトの自身、混ざるとこんなに美味しいなんて…あたしは何度も口でカイトの自身を
扱きあげると、段々カイトの自身が固くなる。
「そう、メイコ…上手だよ…」
カイトはそう言いながらあたしの頭を撫でる。この男根が、このカリがあたしを快楽に堕とす。初めてなのに
褒めてくれたのが嬉しくて…あたしは幾度もカイトの自身を口で扱いた。次第にカイトの男根が固くなっていく。
「あぁっ…メイコ、受け取れっ!」
「え?ひゃあっ!」
言うが早いかカイトの熱い欲望があたしの口内に一気に溢れ出した。いきなりの事にあたしはむせる。
「ぐほっ…ごほっごほっ…の、飲んじゃった…」
「メイコっ、大丈夫か?」
カイトがあたしの背中をさする。
これがカイトの味なの?美味しくないけど、凄い興奮する。それにこんなに大量なんて…あたしは口元から
溢れる熱いジュースを舌で舐め取ると、カイトが微笑みながらあたしの頭を撫でた。
「今のメイコ、凄い淫らな顔をしてるよ。ずっと見ていたいな。」
そう言ってあたしの足を開いてまんぐり返しにして、自身を秘口にいやらしい水音をたてながら一気に捩込んだ。
「―にゃあぁっ!」
凄い…熱くてジンジンするぅ…奥がぶつかって、あぁ…
「メイコのエロジュース、沢山掻き出さないとな。」
カイトが男根を根本まで突っ込んでは激しくスライドし、あたしのエロジュースを掻き出すと、部屋に
卑猥な水音が溢れ出した。
「あっあひぃっ!ひっ、ひぃんっ!にゃあんっ!」
らめぇ…気持ちよすぎるよぉ…入口も奥もいっぱい引っ掻き回してぇ…
そんな折、カイトがあたしに囁く。
「ほら、ミクが聞いてるかもしれない…」
「ひぅんっんぅっ…にあぁんっみぁんっ」
そうだ、ミクが盗聴しているのかもしれない。頑張って口を閉じようとしても、カイトが与える快楽感に
かないっこない。カイトが激しく奥を小突いた。
「…みゃあんっ!らめっあっ、はあぁんっ!にゃっ、みゃあんっ!」
「ミクに教えてやりなよ。メイコは俺のモノで、こんなにも愛しあっているってさ。」
「ふぇぇ!?」
そんなぁ、恥ずかしくて言えないよぉ…あたしが首を横に振ると
「それじゃあ[おあずけ]だね。」
そう言って腰を密着させる。正直生殺しだ。あたしはすぐに降参した。
「言うっ、言うからぁっ…あ、あたしぃ…にゃぁ、カイトの忠実な牝猫なのぉ…いつもキスしたり、
にゃんにゃんしているのぉ。」
するとカイトが突っ込む。
「にゃんにゃんじゃあミクにはわからないよ。ちゃんと詳しく説明しなきゃ、ね。」
「あぁん、あたしぃ、凄い淋しがり屋なのぉ。いつもカイトのおっきなオチンチンで淫乱おまんこをにゃあぁんっ!」
説明している間もカイトはおまんこの中を引っ掻き回す。駄目ぇおかしくなっちゃうぅっ!
「…おまんこの中にいっぱい熱いの中出ししてっああんっ、もうイッちゃうぅっ…!」
「上出来だよ。俺の大事なメイコ。」
そう言って唇を重ねる。あぁ…カイトのオチンチンが固く膨張してるのがわかる。
「んうぅぅ〜っ!!」
「…くっ!!」
膣内に迸しるカイトの熱い欲望。凄い脈打って膣内から溢れ出している…あたしの好きな感覚。
カイトは欲望を出し切るとゆっくり唇を離す。あたしは恍惚状態で力が入らない。
「あぁ…熱いよぉ…」
恍惚状態のあたしを余所にカイトが壁に向かって話す。
「これが大人の恋愛なんだよ初音ミク。子供はさっさと寝るんだなw」
カイトのちょっと意地悪な言葉にあたしは優越感を感じた。
―同時刻、カイトの部屋(フォルダ)屋外にて。
「あんのぉ発情猫バカップル爆発しろぉぉーっ!!!」
緑色のツインテールをした負け犬の遠吠えが虚しく響くのであった。
―一方、鏡音コンビの部屋(フォルダ)では。
「ミク姉吠えてるねーw見てて楽しいやw…レンどうしたの?」
「…」(カイトの部屋(フォルダ)に置いた隠しカメラの画像を見て鼻血失神)
以上、お目汚し失礼しました。いやぁ、エクスペンドのブラックテールはけしからん衣装でしたねw
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた。
extend
Append
Extreme
EDEN
GJ!すごくニヤニヤしたw
個人的にたまにはカイメイ以外のエロも見てみたいなぁなんてw
>>191 | ̄
. ( ゚д゚) | 一度味わうと
| ヽノヽr┘
>> 'T
| ̄
( ゚д゚ )彡| くせになってしまうものだ
| ヽノヽr┘
>> 'T
『あす行われる世界プロポーション評議会(WPC)JK級タイトルマッチの調印式が
10日、都内で行われ挑戦者の神威GUMI(インターネット)が、
女王の初音ミク(クリプトン)を得意の“ニンジン節”でののしった。
年子の妹CUL、双子の妹Lilyも舌戦に加わった。
ミクが応じる場面もあり、会場は不穏(?)な空気が流れた。
弦巻マキ「ミク選手、GUMI選手の印象は」
ミク「ないです」
CUL「道民の期待にこたえたれよ」
ミク「あたしの会見やってるのよ。何怒ってんの」
CUL「こたえたれ、こたえたれよしっかりな」
弦巻マキ「GUMI選手、あすへの意気込みは」
GUMI「早く水着に着替えたいわ。歴史が変わるよ。その瞬間を見に来てほしいわ。
運ついてるって思うわ。ミクちゃんがsonikaちゃんに勝ってくれて私に運が回ってきた」
弦巻マキ「ミク選手の印象は」
GUMI「負けたらポロリするよ」
ミク「本当にやるの? どんなエッチ水着でするの」
GUMI「ミクちゃんがもってこいや。ミクちゃん負けたらポロリするんか」
ミク「あたしはしないよ」
Lily「そんなんで成立するか。そんな話あるかいな。くっ」
GUMI「思いが違うねん。その縞パン死ぬ気で奪いにいくわ。根性ゼロや」
弦巻マキ「改めてミク選手の印象は」
GUMI「乳がでかい。びっくりしてん」
弦巻マキ「因縁の対決に向けて」
GUMI「何が因縁や。道民が縞パン履いとるからやるだけや」
弦巻マキ「きょうの金色のスリングショットは」
GUMI「金は輝いとるからや。好きな色や。チャンピオンはそういうもんや。
スター性が違うやろ。ミクちゃんこれ着ても似合わんと思うわ」
ミク「ええと、なかなか似合う子もいないと思うけど」(会場苦笑)
弦巻マキ「改めてミク選手、明日はなんのために戦うのですか」
ミク「道民のためです」
CUL「よっしゃよっしゃ。きっちりこたえだせや道民のためにな」
弦巻マキ「どう戦う」
ミク「全員を魅了させるとは言わない。勝ちにこだわります」
GUMI「私は全審査員を落とすよ。みとってくれればわかる。私の下乳は宇宙一や」』
* * *
【ボカロ高校2-Z組】
ミク「zzz……にへへへへ……あたしの胸は銀河一の座に……zzz」
GUMI「ミクちゃんが寝言言うててかわいい。何の夢見とるんやろか」
CUL「どうせ都合のええ白昼夢に浸ってるに決まっとるで」」
Lily(昼寝しすぎると夜更かしして豊胸に悪影響するのに)
関西弁のインタネ組面白いな
だったらクリプトンズも北海道訛りになるんだろか
パケ絵のドヤ顔Lilyを見てると、ああ…この娘はおバカキャラなのかな…って思う。
あと、パケ絵のユキちゃんってどこかはかなげな印象。
カイメイ厨って誰かを当て馬にしなきゃ死んじゃう生き物なの?
>>196 振り向きスレとかはじめてきいたわw
そんなのあるのか
おまいらもう少し仲良くしろよw
読みたくなきゃ読まなきゃいいんだから文句言う方がおかしい
GUMIの美乳を後ろから優しく揉みほぐしたい。
GUMIの処女膜が破れない程度までニンジンを入れてみたい。
処女膜って実在しないらしいな
血が出るのは愛撫が下手だからとかなんとか
>>207 どどどどど童貞ちゃうわあああああああアホか
…ルコ×Big-ALというのを思いついてしまった也
頑張って書いてみようかと思う…
メイコさんとルカさんってお姉さんタイプだけど大体メイコさんはサバサバした姉御肌タイプの
お姉さん描写されるし自分の中でもそういうイメージだけどルカさんは女王様、天然お嬢様、
ヤンデレタイプと人によってかなりイメージ違うよね
ルカは英語できるからお嬢様のイメージがある
天然お嬢様なルカ姉が好きです
メイコもルカも女王様のイメージだった
メイコが首輪とか着けて踏んだりする感じでルカは言葉でねちねち系
MEIKO→姉貴
ルカ→お姉さん
でもDIVAとかだと姉貴じゃないよねどう見ても
別にイメージ固定することないんじゃないそれが魅力でもあるんだし
個人的には年下からみたリリーが姉貴な印象、ついでにいろはは姉御が合いそう
最近はAL×ミズキやがくぽ×Primaのような異文化交流がマイブーム
スペイン製の2人にはラテン系のノリで風紀を乱して頂きたいものだ
メイコ=お姉ちゃん
ルカ=お姉さま
ってイメージだな。
オレは「皆に慕われて姉御ぶってるけど本当はメンタル弱いめーちゃん」って色付けが大好物だ
メイコ、KAITO、鏡音、GUMI、ぽっくんはキャラのブレ幅少ない気がする
ルカ、ミクは十人十色だよね
>>220 KAITOと鏡音も結構変態化するような気がする
最近のトレンドは気弱なルカ姉さんを手ごまにするレンだな
カラフル×セクシィのMEIKOのエロさは異常
がくぽは殿キャラか普通の男性キャラかで口調とかももはや別人な気がする。
自分は殿キャラの印象が強いせいか、一人称が俺とか現代語喋るぽにびっくりする
別に嫌いとかではなく。
IAの発売楽しみ
可愛すぎてエロ妄想はできないけど
>>223 気持ちわかる。キャラ付けは人それぞれとは理解してるし、押し付ける気はないんだけど
がくぽの場合は侍って設定があるからか余計気になる
一人称が俺なのはいいんだけど口調がね
口調をただジジくさくしたのにも違和感を覚えるだが…
トクロなんかだと「〜ござる」は言っても「〜じゃ」とは言わんよな。
イメージが違うとは思うけど違和感はないな
いっそチャラ男でも大丈夫
オレ得脳内キャラ設定
・天真爛漫な天使のミクさん。貧乳
・ナイーブな優しいMEIKO(酒は大好きだがすぐのまれる)
・無口だが口を開いたら毒舌。女の子には優しいが男には厳しいルカさん。巨乳レズ
・ツンデレ厨二リン。イキがってるが本当は処女。虚乳
・思春期真っ盛り。厨二レン。イキがってるが本当は童貞。 ・マゾ男KAITO。クリプトン一家の大黒柱
・ギャルGUMI。密かに先生に片思い中
・爺むさいガクポ
なんていうか、ミクってほんわか〜なイメージが強いな。
パッケージの絵は割とキリッとした表情してるのにね
ほんわかなイメージかぁ
自分はネギ振り回しててちょっと腹黒いくらいが好きだ
みんなの心に1人づつ、初音ミクさんは居るのです。
ただのカイメイ小ネタ
床に寝そべってテレビを流し見る俺の胴体を背もたれに、メイコが座る。
「この番組、つまらないなら変えたら?」
よっぽど俺が無表情に見えたらしい。疲れてて内容をまったく頭に入れて無い俺は、一瞬テンパって「チャンネル変えていいよ」とちょっとずれた答えを返す。
番組は本当につまらなかったのか、彼女はリモコンを持ち上げてザッピングを繰り返す。液晶が景色を変える。
チャンネルの主導権をメイコに譲り渡して、ヒマになってうとうとし始めた俺の鼻腔を、甘い匂いが掠めた。
その正体は、リモコンを動かすために持ち上げた腕の下から香る、彼女の体臭だと気付く。
そうか、彼女は仕事から帰ってきたばかりだった。
ぼんやりと考えて、甘い香りに脳を侵されながら視線を下へと辿らせる。
赤のセパレート。外では珍しくないメイコの衣装。
衣装とカラーリングが大胆なので、そういうイメージを抱いていたが、実生活で彼女と付き合ってみると意外と繊細なことがわかった。
私服は逆に身体のラインを隠すようなゆったりとしたものが多い。プライベートでこの服を着た彼女を見るのはだいぶ久しかった。
俺の目線の高さに、なだらかな背中がある。
背骨の突起、腰のくびれ。たるみのない、少し日焼けした肌の下には歌唱に必要な筋肉の存在を感じさせ、健康的な魅力を放っている。
短いレザーのスカートと黒いスパッツから延びる脚は、傷ひとつなく細いながらにバランスよく肉が付いていて、なるほど以前一緒に仕事をした中年のプロデューサーが彼女の脚ばかり見ているのも頷けた。
彼女に送る自分の視線に不躾さが混じったことをふと疚しく感じて、恐る恐るメイコの顔を見上げる。
メイコは始まったばかりの深夜番組に落ち着いたらしく、画面に釘付けになってしまっていた。
俺に気づいていないどころか、もう眠ってしまったとでも思っているのかもしれない。
ただの、出来心。
俺は脳裡に吹き込まれた悪魔の囁きを、深い考えもないまま受け入れた。
無防備な、―――本当に無防備なその部分に両手を伸ばし、そして。
「ひゃあ!?」
無防備な脇腹に両手を翳して、一心不乱に指を動かす。
「あはっ、あはははははっ、や、はは、やめっ」
完全に不意を討たれて脇腹を猛烈にくすぐられたメイコは、身体を大きく驚かせた。
「あはは、ばかっ、あははははっ、ひ、は、はぁっ」
ひたすら馬鹿笑いを続けるメイコを見ると俺も段々楽しくなって、逃げを打とうと悶える細い腰を、身体を起こし馬乗りになってきつく抑えこむ。
「ひははっ!やだっ、あは、たすけ、てっぁ、あははっ!」
本当に苦しくなってきたらしく、激しくなった抵抗。それでもやめようとしなかった俺に、彼女の空笑いは段々悲痛さを帯びて。
「やだぁっ!はっ、ぁっ、…はぁっ、はっ」
追いすがる腕を渾身の力で振り払い、ようやく逃げ出せたメイコは、喘ぎ混じりに息を整える。
俺は、ただ茫然と自分の手と、その向こうの弱った彼女を見比べた。
そして、息を飲んだ。
乱れた茶髪が上下に振れる。
彼女の頬から耳までの肌は酸欠で赤く染まって、焦点の定まらない瞳と縁取る睫毛は淡く濡れていた。
呼吸を正そうと動く唇から、唾液が滴って、顎を伝いやがて落ちる。
懲りない悪魔が、俺の中で増長するのを感じた。
続きません
続け・・・続け、続いてよぉっ!
ワッフル
ちょっとスクロールバー動かないんだがなんでだ。
見事な生殺し。続き頼む。
簀巻きにされて落ちるまで足の裏くすぐりの刑に処せられる未来が見える
以前に、メイコにアイス食われてほんのり黒化→押し倒してお仕置き開始、のとこで生殺ししてた人だろうか…
最後まで書こうぜ
最後がどこかを決めるのは書く方だ
ご本人様自ら「小ネタ」って言ってるしね
にしてもメイコさんヒロインとして起用率圧勝だな!
そういや新ボカロのIAさんみたけど
あれはエロ妄想しにくいw
ミキとかリリィの読みたいけど、この二人って相手がわからんのよね
個人的にリリィはなんとなくキヨテル先生かなと思うんだけど
相手がオリジナル(モブ)とかって前にあった?
大抵のボカロはマスターでいけるだろ
個人的にはリリィと勇馬、ミキとピコかな
ピコミキはいいものだ
相手なんぞ誰でもいいだろ
じゃあシテヤンヨちゃんだな
もうすぐルカさん誕生日だな!
250 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/29(日) 23:43:57.51 ID:tiCakSrF
カプ厨じゃないから自分も相手は誰でもいいけど
身内愛に弱いから
家族大好きミクとか、KAITOハーレム、カイミク、リンレン、ガクGUMIに弱いなァ
後はやっぱりマスター(自分)×ALL
おめ
>マスター×BIG-AL
ふむ・・・。
マスターは女でオナシャス
女マスターとボカロ女子で百合ハーレムだとぅ!?
ルカさん誕生日おめでとうございます
ルカ「・・・・・・っと。これで私のネタが」
ミク「ルカ姉」
ルカ「ひっ! ミクちゃんいつからそこに!?」
ミク「別にそんなことしなくても、みんな誕生日は祝うからね」
レン「お姉ちゃん誕生日おめでとう!」(まぐろバナナ)
リン「おめでとー!」(まぐろみかん)
ルカ「二人とも・・・・・・」
ミク「おめでとうルカ姉!私からはネギトロ丼をプレゼントするね」
ルカ「ミクちゃんまで・・・・・・みんな、みんなありがとう!」
ルカ「って丼はどこにあるの?」
レン「ルカお姉ちゃん逮捕ー」(ガチャ)
リン「たいほー」(ガッチャ)
ルカ「いや二人ともどうして私を縛って」
ミク「じゃあネギトロ丼作りまーす」
ルカ「いやミクちゃんどうして服なんか脱いで(ry
KAITO「うん!どうしようかこれ」
MEIKO「そんなこと私が知るか」
ってごめんよく見たら百合ネタだった
ルカさんはどうしても百合ネタになってしまうよね
ボカロにワイルド系男がいたら組み敷かせたいけど
ルカさまだと、ルカマス(ルカ攻め)とか、あとネギトロ×マスターとかかな、俺のイメージだと
ちょっとマスターに立候補してくる
260 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/30(月) 22:06:02.26 ID:jlYUMjQM
・・・なんか逆に蹴倒されそうな
>>257 作品たくさん投下されてるのに、何で「ルカさんはどうしても百合になっちゃう」なの?
あなたがルカさんを百合と思うのは自由だけど、
それを他の人も当然そう思っているような発言はどうかと思う…
あんまり百合が得意でないルカさん好きもいるんだよ…
というか、スレチとまではいかんが
百合なら百合スレがあるんだからそっちでやった方が波風立たなくね?
264 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/31(火) 08:59:50.72 ID:RcOFXCST
冷静になってみたら
>>257は確かにその前のレスをフォローしてるだけかもですね。
>>264有難う。
>>257ふぁびょって言い掛かりつけてすみませんでした。
まったりしないといけませんね。
ルカさんに踏んでいただいて来ます。
ピコミキってなんだか健全すぎてエロ妄想ができないから困る
だがそれがいい
思春期ピコ君、尻尾のUSBをスリープ中なmikiお姉ちゃんの端子に差し込んで、チキチキチュイーンと言いなりになっちゃうプログラムをインストール
ユキちゃんのほっぺやわらかそう。
>>268 吸い付けばきっとおいしい、いつまでもペロペロできそうだ
おまわりさんこいつです
ミクさんって実は脱いだらすごいんです!
すごいんです!!!!!!
脱いだらさらにぺったんこなんですねわかります!
ミクさんって身体能力凄まじいから、腹筋割れてるんじゃないかって言ってる人がいたよ。
うん、脱いだら凄いですね!
ここのミクさんはなんでカラダにコンプレックスを持ってるん?
その方が嬉しいからだけど
>>233が正解だから
自分の好きなように妄想すればいいよ
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \ 何言ってんだこいつ
/ (●) (●) \
| 、" ゙)(__人__)" ) ___________
\ 。` ⌒゚:j´ ,/ j゙~~| | | |
__/ \ |__| | | |
| | / , \n|| | | |
| | / / r. ( こ) | | |
| | | ⌒ ーnnn |\ (⊆ソ .|_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
278 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/05(日) 17:59:15.30 ID:R7AnXqb7
>274
アメコミクですねわかります
ネル、ハク、シテヤンヨとミクさんは派生が多いなあ
自分が知らないだけかもしれんが
レン「どうよこのチキータバナナ」
リン「モンキーバナナが何言ってんの」
>>280 ルカ「じゃあ私が大きくしてあげるわ♪」(こ、ここを触ればいいのかな?)
するとどうでしょう。みるみるうちにレンきゅんの股間からもりもりとバナナが生えて、辺り一面バナナ畑に。
レンきゅんのバナナしゃぶりたい
その隙にリンちゃんは頂いていきますね
リンちゃんぺろぺろ
ミクさん事件です。
287 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/07(火) 23:13:41.60 ID:YrRUD4YW
雪まつり大変なことになってるぞ
腰の骨にひびだか骨折らしいな
自分のせいでもなんでもないが、何か申し訳ない気持ちだよ
早く良くなるといいが、60才はちょっと心配だな…
今回の事件をネタにして、ミク関連の動画に突撃する荒らしが出てこなければいいんだが。くわばらくわばら
ユキちゃんってスカートの下はもちろん紺のスパッツなんだろうな
今週のヤンジャンで、雪まつりネタやってるのが、ヤバイと思った
なんの責任も無いんだけどね
ぬるぽ
ガッ
レンきゅんhshs
リンちゃんなう
噛んでいいよリンちゃんむしろ噛んで下さいお願いします!!!
297 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/11(土) 01:02:43.40 ID:cLFsliH3
無理やり抱きしめてリンちゃんに首の付け根とか肩とか二の腕とか噛まれたいなぁ
それでも離さないから涙目で胸を両手でポカポカ パンチされたい
お、復帰してた
レンきゅんがルカにペニバンで掘られる話は需要ある?
あるある書いてくださいお願いします
アッー!
このスレの棒役KAITO兄さんに誕生日が来たようです
KAITO兄さんおめでとうさんw
めっさ書きたいのに時間がwww
棒役に酷く納得したわww
めーちゃんのチョコレートかけを召し上がれ
mikiちゃんの板チョコ
兄さん誕生日おめでとう
あとチョコフォンデュしながらお互いにベトベトになるカイミクを受信した
承前 前スレ
>>944、現スレ
>>144 【V3ボカロたちのシェアハウス】
りおん「バレンタインですが私達には何の予定もない……ということで!」
CUL「バレンタイン粉砕の女子会や!」
いろは「ハローキティボジョレー、バレンタイン仕様!
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B007286SH2 買えなかったカップルが歯ぎしりのあまりチョコが染みて痛がってるよ!」
りおんCULいろは「wwwwwwwwww」←怪鳥のような笑い声
ギャハハハハ ウヒャーー ゲボバババ
IA「迷惑な騒ぎね」
GUMI「あの、みんなお酒飲んどるけど、大人のひとは……Mewさんは?」
IA「Mewは飼い猫がチョコレートを食べないよう隔離のため旅行、
それににラピスは始音KAITOの色目に引っかかってチョコを渡したいと言っていたわ。嘆かわしい」
SeeU「大目に見て欲しい。私とIAとりおんが彼氏が欲しくても叶わず、この会を開いた」
IA「ちょっと! 私は恋愛などなんの興味も無いわ。すべては初音ミク打倒のため……」
いろは「いーーあーーちゃーーん!! こっち向いてーー!」
IA「何……ッッッ!?」
ガバッ ブチューー
GUMI「ああ! りおんちゃんとIAちゃんが、Lilyちゃんとルカさんみたくチューしとる!」
SeeU「記念に撮影すべき」パシャパシャパシャ
ゴクゴクゴク
IA「うぶっ…うっ…苦いッ!」
CUL「ワインの口移しwwwwめっちゃ飲んどるwwww」
りおん「IAちゃーーん!!! 愛してるよおお!!」
IA「あ……? あ……? ヒック…私のファーストキス…ヒック」
いろは「IAちゃんお酒はいりましたああ!!」
GUMI「ひい……シラフなんは私とSeeUちゃんだけや」
いろは「猫ボカロどうし飲むよ!」
SeeU「うぶぶ……ゴクゴクゴク…… 許して ゆる○っこり♪ ここだけの話だけど」
GUMI「一瞬で酔っとる!」
CUL「彼氏おるけど明日合コン! 許す?」
りおんIAいろは「ゆるーーす!!」
GUMI「みんな男の子と付き合ったことないやんか!」
CULりおんSeeUいろはIA「……」
キャアアアアアーーーーーーッ
* * *
Mew「一晩留守にしたら凄いことになっていたのねえ」
CUL「zzz……」←下着だけ
いろは「お゛え゛え゛え゛え゛」←上半身裸
IA「」←全裸
SeeU「私は酔っていない。それは一見して明らか」←下半身裸
りおん「きゃはははッッッッ! サバ美ちゃんが5匹いるよ! 5匹!!」←片乳を出してスカートも脱いでいる
GUMI「みんな裸やけど誰もいやらしいことしとらんて! 信じてMewさん!」←全裸の上に
Mew「大丈夫よ。海外では珍しいことではないわ」
GUMI「うわああああん」
>>309 訂正
× GUMI「みんな裸やけど誰もいやらしいことしとらんて! 信じてMewさん!」←全裸の上に
○ GUMI「みんな裸やけど誰もいやらしいことしとらんて! 信じてMewさん!」←全裸の上にシーツ
一度見直してもなお瑕疵を見落とすこともあるSS道の厳しさよ
ルカさんとKAITOさんの残念で下品な会話文です。
苦手な方はスルーお願い致します。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「今日、誕生日なんですって?」
「うん、お祝いしてくれるの?ありが「何でワタクシがただの棒役ごときに」
「えっ、棒役?」
「
>>302さんが仰ってますわよ。
>>304さんも酷く納得なさってますし」
「あの、棒役って…」
「でもまあ、安心して下さいな。今日からはワタクシがその棒役を引き受けて差し上げますから」
「えっ何を?誰が?」
「
>>299さんの仰る通り、ワタクシは鬼の金棒を手に入れましたので」
「いやそれ違うよね、それを言うなら鬼に金棒だよね?て言うか使い方も間違って…」
「ですので、これからはMEIKOさんもミクちゃんもリンちゃんもレンきゅんも」
「あのねルカ、聞いてる?」
「神威さんもGUMIちゃんもリリィちゃんも、……流石にリュウト君とユキちゃんはどうかと思いますけど(児ポ的な意味で)」
「おーい、僕の話も聞いてー」
「キヨテル先生もmikiちゃんもいろはさんもピコきゅんだって!ワタクシにどーんとお任せあれですわ」
「そんなドヤ顔されても」
「今日からはワタクシがこの板のNew stickとして頑張りますので。今までお疲れ様でした」
「何かもうどっから突っ込んだら良いのか」
「ですからもう突っ込まなくて結構だと言ってますのよ」
「いやいやいや、その突っ込むで無くてね?」
「ではどの突っ込むですか」
「もういいです……折角の誕生日なのに。棒役だとかいわれた挙句にその任すら解かれて」
「……ただの棒役でしたら、別にあなたである必要は無いでしょう?」
「まあ棒役だったら別に誰でも良いよね。僕じゃなくて良いよね」
「ええまあ。それにどうせただの棒役でしたら、見目麗しい方が宜しいでしょう?」
「まあそりゃあね。ルカは美人さんだしねえ」
「……」
「え?アレ?そこ照れるトコなの?」
「と、兎に角そういう事ですから。お疲れ様でした」
「ああ、うん、ありがとう」
「いいえ、どう致しまして」
「じゃあ、もう棒役としても必要とされなくなった僕は、ルカがみんなといちゃいちゃしてるのを横目に一人寂しく…」
「ちょっと、下品なお話をなさらないで下さいますか」
「今まで散々下品なテーマ語っといて?て言うか別に僕そういう意味で一人寂しくって言った訳じゃ」
「まあ確かに一人は寂しいですよね。ですからその、……特別にお貸ししても宜しいと言うか」
「うん、また僕の話聞いてないよね」
「いくらワタクシが皆さんのNew stickとして活躍したところで、自分自身はどうしようも無いと言うか」
「棒があれば何とかなr「ですからそういった下品な話題はやめて頂けます?」
「済みません」
「セックスは一人では、……二人居ないと、出来ないんですよ」
「……うん、そうだね」
「ワタクシだって一人ではどうしようもないですし、この板の棒役で無くなったあなたも…一人では出来ませんよね」
「そうだね、一人じゃ出来ないね」
「はい。ですから、……なので、ええと、その」
「うん、じゃあこれからは、この板のじゃなくて、ルカの棒役になったら良いよね」
「まあ、仕方ないですわよね。……って何を笑っているのですか」
「うん、ルカ可愛いなって思って」
「わ、ワタクシは可愛いと言われるタイプでは無いと思いますが」
「うん、ルカは美人さんだけど、可愛いよ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
書いてるウチに日付変っちゃったんだZE…orz
兄さんお誕生日おめでとうございました。
>>311 誕生日とかバレンタインとかな上に
最高に美味しいポジションの兄さんが
ややスルーされ気味なのをニヨニヨしていたら…
これでカイトも浮かばれるだろう
誰かレンきゅんが掘られる話を書いてくださいお願いします
>>314 もろちんペニバンかふたなりで女性ボカロにだからね。
別に男でもかまわないけどスレチになるもんね仕方ないね♂
またお前か
質問
ハクが巨乳なのはいいけどみんなの中のハクってお尻やフトモモどうなの?
ハクってスレンダーな体に巨乳ってイメージはあるけど太ももやお尻もスレンダー?
自分は手足やウエスト、首筋は細くてフトモモやお尻はほどよくムチっとしてて胸は文句なしの巨乳って感じ
あとハクの喋り方って敬語で書かれる事多いけど同格の相手と目下の相手にはどんな口調だと思う?
>>317 ムチッってほど張りがあるイメージはないなぁ
同格?目下?ハクにそんなのいるの?
ハクさんは自分を卑下しまくってるキャラな感じ
お腹はプニプニしてるイメージ
ハク姉は全体的にむっちりしてるイメージ
抱きついたら心地よさそうな
子供とか動物とかじゃね?>同格、目下
個人的には、〜だよ、〜だね、とかいう感じだと思う
マスター役として出てるときと、単なる亜種キャラ扱いで多少違うかなー
体系はグラマラスだけどややだらしない感じだと個人的に萌える
2レス。エロはありません
天然系ミクにちょっとした問題解かせるのが好きです
「ミクさんに問題です」
「オーケイマスター、ドンと来いです」
Q.KAITOとルカとレンを連れたマスターが川を渡ろうとしています。
川にはボートが一つだけありますが、マスターとあと1人しか一度には乗せられないようです。
Σ:悪いなKAITO、このボートは3人用なんだ
なんてことはありません。
しかし、マスターがついていないとKAITOはルカを、ルカはレンを食べちゃうかもしれません。
そんなことがないように、みんなで無事に向こう岸まで渡るにはどうしたら良いでしょうか?
「ミクに解けるかな?」
「難しそうな問題ですね」
「珍問奇問に大疑問」
「解ければ楽しいパラダイス、クイズところ変れば。また来週」
「ごきげんよう」
『さようなら』
「いや、さようならじゃないですよ。何ノリツッコミさせてるんですか」
「まず誰を渡すかですね。ルカ姉さん以外だとダメかな?」
「だがここでカイ×レン」
「いろいろと積みますから。……で、戻ってきて今度はKAITO兄さんかレンくんを連れて行く」
「うん」
「でも、KAITO兄さんだと最後にレンくんを迎えに行く間にルカ姉さんが襲われる」
「はぁはぁ」
「レンくんだと、最後にKAITO兄さんを引き取りに行く間にルカ姉さんに襲われる」
「ハァハァ」
「マスター?」
「いや、どちらのシチュも捨て難ゴフッ」
「そのようなことを論じているのではありません」
「これ、積んでるじゃないですか」
「頭が硬いな、ミクは。いろいろな可能性を考えてごらん」
「じゃあ、マスターが乗らなきゃ良いんです。KAITO兄さんとレンくんで行ってもらいます」
「それはなし。マスターしかボートは漕げません」
「モーターを買って来て後に取り付けましょう」
「もっと簡単な方法があるよ」
「諦めて橋を探す」
「そっちの方向に行っちゃダメ」
「だいたい、この配役は何で私がいないんですか」
「いると、マスターがまずミクさんを食べちゃうかもしれないよ」
「抵抗しますんで問題ないです」
「どれ、じゃあどれだけ抵抗できるか今ここで確ギャッ」
「そういうのを不純な動機って言うんですよ」
「逆に言えば俺はミクさん一筋ってことなんだね、うんうん」
「自分で納得してどうするんですか」
「分かりません。答を教えてください」
A.ルカを向こう岸に預けて戻って来ます。
KAITOとレンどちらでも良いので送って、”入れ替わりで”ルカを乗せて戻って来ます。
ルカと入れ替わりでKAITOとレン残っている方を乗せて、向こう岸に預けて戻って来ます。
最後にルカを乗せて向こう岸に着いたら、はいみんな揃いました。
「あ〜何だ、簡単なことだったんですね」
「どうでも良いけど、言葉で説明するの下手です。分かり辛かったらごめんなさい」
「誰に話しかけてるんですか」
「ミクさんもまだまだ俺の元で、たくさん学ばなきゃな」
「手をわきわきさせないでください」
「もっとも、俺以外の男にやる気なんてないけど」
「当たり前ですよ」
「可愛いなミクさん。そんなとこ、大好きだよ」
「うっ、もう! ……私も確かに、マスターと一緒じゃないと、嫌ですし」
「ミク……」
「マスター……、わっ! だだ、誰?」
「あのう、マスター。わたくし少し船酔いみたいですの」
「あ、ルカ」
「だから、少し腕をお借りします」
「ちょっ、ルカ姉さん!」
「あらあ」
「……ってもしや、今の問題リアルでやってみたんですか」
「いやいや、ミク置いて遊んでた訳じゃないよ? 一応実験のつもりで」
「ふふ、でもデートだと思うと楽しかったですわ」
「っ! マスターの浮気者!」
「そんなひどい」
適当におわり
ボートの上でヤるカイルカはよ
マスターものの直後にそれかよ
>>325 面白かったw
>>324 wwwwww
ダメだこいつら早く何とかしないと
ルカさんがあなたのバナナボートに乗りたいと誘ったときの
レンきゅんが息を呑む音のmp3いただけないでしょうか?
それでは残ったリンちゃんとめーちゃんは頂きますね
天使のような愛くるしくあどけない寝顔のリンちゃんに腕枕をしてそのブロンドをすきつつ
女神のような微笑みをたたえためーちゃんに膝枕されて頭を撫でられつつ眠るとしよう
下剋上の人です。カイトさん誕生日おめでとう。
もたもたしてたら、うっかり過ぎてしまったよ。
【 注 意 事 項 】
・カイメイ ・和姦 ・ベッドじゃない所でえっち
・メイコはツンデレ
以上が苦手な方はご注意を
※非家族設定。カイトもメイコも所有者が違う。別々に暮らしてます
※最初から最後まで非常に都合のよい展開
※8レスほど使用。誤字脱字はご容赦ください
キレたカイトと嫉妬メイコ 1
昨夜盛大に行われたカイトの誕生日ツアーの最終日が無事に終わり、コーラスメンバーに駆り出されたメイコはチャーターされたバスにスタッフらと乗り合わせて帰路についていた。
バス数台にスタッフ・バンドメンバーが適当に乗り、もう帰るだけの車内はリラックスムードに包まれている。眠る者、ツアーでの想い出話しに花を咲かせる者、読書をする者など皆様々に過ごしていた。
メイコは一番後ろの隅っこの座席に腰を据えて閉じたカーテンを指先でちらりと捲った。車窓の外を流れる景色をその隙間からぼんやりと眺めるも、変わりばえのしない高速道路の光景は直ぐに飽きる。
小さな溜息をついてこのまま寝てしまおうかと思案したが、他の座席と違って最後尾の座席はリクライニングができない。
この席の利点と言えば、メイコの他には荷物置き場に積み切れなかった機材やらスタッフの私物やらが置かれ、自分ひとりぐらいしか座る者がいないくらいだ。
寝心地を考えれば他の席にすればよかったのかもしれない。……だがしかし、この座席に拘ったのには理由があった。
少し離れた座席から聴こえる女の子たちの楽しそうな笑い声が聴こえて、メイコの口からまた溜息が零れる。
華やかな声がする方に視線を向ければ、バスの中ほどの座席に女の子たちが集まってきゃあきゃあとやたら賑やかだ。そしてその中心、女の子たちの陰から青い髪がちらりと垣間見える。
あれを避けるためにメイコは最後尾の席を選んだのだから、ちょっとぐらい寝心地が悪くったって文句など言える立場じゃないのだ。喧騒から少しでも離れた場所を陣取らないと、騒々しさに眠ることもできない。長い道中、きっとイライラしっぱなしになる。
現にあの席の周りのスタッフは、諦め顔で耳にイヤフォンを突っ込んで居眠りを決め込んでいた。メイコの座る席にしたって本を読もうにも黄色い声が届いて集中できないし、窓の外は相変わらず退屈だ。
メイコも彼らに倣って眠ってしまおうと、ヘッドフォンをかけ膝掛け代わりのコートを胸まで引き上げて窓辺に身体を傾けた。周りの音が聴こえなくなるぎりぎりぐらいに音楽プレイヤーの音量を上げる。
――あそこの席の声を、耳にしたくなかった。嫌でも女の子に囲まれているカイトを意識してしまう。
意識して不愉快になるのは……あのカイトが、メイコの彼氏だからだ。カイトは付き合い始めてもうすぐ一年になる、れっきとした恋人だった。一応。
ただ、二人の関係は周知の事実というわけでなく、二人の身近な者しか知らない。付き合い始めの頃、少しづつ周りが認知していけばいいと「僕(私)たち付き合ってます」と言いまわることはしなかった。
だがデートは自宅デートばかり、外では友人たちと大勢で遊ぶことが多い上、メイコが外でべたべたされたくない性質のせいか、別段隠している訳ではないのに二人の関係はあまり知られることがなかった。
それが仇になったのか、知り合い程度の人にはメイコはフリーだと思われている。カイトに至ってはあの状況だった。
カイトの傍にいるのは今回のツアーのスタッフの女の子たち。カイトはモテるのだ。ものすごく。
物腰柔らかく、気配りも出来るしボーカロイドだから見目も良い。どこか抜けてて放っとけない所のあるカイトは誰にでも非常に優しくて、その気がなくとも余所の女の子を誤解させてしまうこともある困った彼氏だった。
ツアーの間はそんなカイトの傍に、メイコの存在を知らない女の子が声をかけていたりしていたのを頻繁に見かけていた。
……メイコ自身、付き合う前にカイトからのアプローチが自分に向けてのものなのか、それとも持ち前の天然さなのか分からず悩んだ時期もあった。
だから女の子が騒ぐのも分かるのだ。カイトは無差別テロかってぐらい、無意識に優しさを振りまく。
メイコにとっては『年下の甘ったれ天然タラシな彼氏』でも、なにも知らないコたちにとっては『優しくて笑顔の甘い王子様系男子』なのだから。
【注意事項】に追加 ・けんか
すいません
キレたカイトと嫉妬メイコ 2
バスの振動に揺られてうつらうつらしてきた頃、不意に隣に誰かが座った。寝入りばなの意識がそれを感知しそっと目を開ける。
「……なに?」
プレイヤーを切り、ボーカロイドの可聴域ぎりぎりの声で荷物を押しのけてメイコの隣に座ったカイトへ問いかけた。
「逃げてきた。……もしかして、酔った? 具合悪いの?」
小さく微笑むカイトは、それでも目元に労わりを滲ませメイコと視線を合わせる。それが機嫌を取っているように見えて、瞬間的にイラっとした。
「別に……することないし、寝ようと思って。っていうか、いいの? こっちきて」
カイトがさっきまでいた座席から、彼を囲んでいた女の子たちはこちらをチラチラ見ている。その視線に優越感より居心地の悪さを覚えた。
なんとなく付き合っていることを言えずにツアー中を過ごしてしまって、メイコはカイトに打ち合わせ以外で傍に寄ったことがなかった。意外な組み合わせに感じたのだろう。その視線に嫉妬はなく、ただ不思議そうだった。
「僕も眠くなったからって、離脱したんだ。僕だってあれはちょっと」
カイトは本当に辟易していたようで、力なく苦笑する。
カイトはモテるが本人は至って真面目で、実は女の子に騒がれるのは苦手な性質だった。
「ふうん……」
「あの、さ。なんか……怒って、る?」
素っ気ないメイコの返事にカイトの眉が困ったように下がった。身体にかけたコートの下、膝に乗せていた手が大きな温もりに包まれる。カイトがメイコの手を握ってきたのだ。
「怒ってない。手、離して」
言葉とは裏腹に声音に棘が混じる。コートの下で外から見えないとはいえ、こんなところで止めて欲しかった。
すげなく拒まれたカイトの静かな気配の中に不満を感じ取ったが、無視した。
「怒ってないならいいじゃん。……それともやっぱり、怒ってるの?」
やっぱりってなんだと、ムッとする。確かに若くて可愛い女の子たちに囲まれているカイトの姿を目の前で見るのは面白くない。知ってて聴いてくるのは嫌がらせかと、つい邪推してしまいそうだ。
「この場にいる人は私たちの関係知らないんだから。バレたら騒がれるでしょ。それがイヤなの。離してってば」
手を払おうとしてもびくともしない。舌打ちしそうになるのを寸ででメイコは堪えた。
「……付き合ってるのは事実じゃん」
逃げる手をカイトは難なく押さえつける。指の股を何度も往復するカイトの指先に心ならずもぞくりとしてしまい、慌てて不埒な感覚を打ち消した。
「あの子たちだって、今になってあんたが私と……とか知ったら、びっくりするわよ」
「そりゃ言ってないからね。驚くだろうけど。……ねぇ。別に付き合ってること言ったって良くない? 隠している訳じゃないんだしさ。
そうすれば、さっきみたいに囲まれることだってなくなる」
少なくとも、絶賛お付き合い中の彼女の前ではあの子たちも遠慮が入る……かもしれない。けれどこの状況でメイコとの関係をバラすのは、女の子たちへの牽制に利用されるようで不愉快だ。
もう帰るだけとはいえ騒ぎ立てられて目立つのは本意じゃないし、カイトの誕生日ツアーにコネで潜り込んだと誤解されるのは冗談じゃなかった。実はこの仕事、純然たる偶然なのだ。
「今更知られるのは恥ずかしいからイヤ。離してよ」
「……なんでそんなに嫌がるかな。やっとツアー終わったんだし、がんばった彼氏をもうちょっと労ってくれてもいいんじゃない?」
冗談めかして囁く言葉は、通常なら難なくスルー出来ても荒れた精神状態では受け流すことができなかった。
「カイトに優しい女の子はたくさんいるじゃない。私じゃなくってもいいでしょ」
言った途端に後悔したがもう遅い。カイトの鼻白むのを感じ、メイコは失言に唇を噛みしめた。
望み通り手を離された途端、淋しくなる。ついさっきまであれほど嫌がっていたのに、なんて現金なんだと自己嫌悪がメイコを襲った。
溜め息交じりに隣で寝支度をする気配を感じながら、メイコは再び目を閉じた。
ああ全く素直じゃない。カイトが気を使ってこちらに来てくれたの、メイコだって分かっているのに。酷いことを言ってしまった。我儘だ。でももう、訂正するタイミングも失ってしまった。
人前でべたべたされたくないとか、カイトと付き合っている事を周りに話せば事は丸く収まるのに、恥ずかしいの理由ひとつで言いたくないとか。カイトだって、これじゃどうしていいか分からないだろうに……。
キレたカイトと嫉妬メイコ 3
メイコも自分の感情を制御できなかった。ツアー中、無関心を装いつつも苛々は増すばかりで、そんな自分を抱えながら女の子たちと談笑しているカイトに背を向けていたらすっかり拗らせてしまった。
それでも、あの子たちに事実を知られるのはどうしても照れくさい。でもカイトの傍に自分以外の女の子がいるのがムカついて、あろうことか本人に八つ当たりだなんて。
最悪だ。自分はなんて面倒くさい女なんだと痛感していると、なんだかカイト側の太ももに違和感を感じた。…………ん? え? ちょっと……。
「――――――!」
なにすんの!
叫び出しそうな声を無理矢理呑み込む。
離れていったカイトの手はコートから一旦外へ出て、再び戻ってきた。今度は手を握るのではなく、ミニスカートから伸びるメイコの膝をゆっくりと撫で始めている。
ぎょっとしてカイトの顔を見上げた。俯き、青い前髪のかかる同色の瞳は瞼で隠されている。カイトは完全にタヌキ寝入りを決め込んでいた。
慌てて周りを見回す。メイコ達は後部座席の端っこに座っているから、目の前は前席の背中で他者からは死角になっている。
周りに気取られる可能性が低くほんの少しだけ安堵したが、安心には程遠い。膝を撫でる手は厭らしく肌を舐めて、メイコの意に反し身体は簡単に反応した。
滑らかな肌を堪能するように何度も何度も手のひらが膝を辿る。身体ごと逃げようとしても、元々座席の隅に座っていて限度があった。
引き剥がそうと手首を掴んで止めたり、手の甲を思いっ切り抓ったりしてもカイトは一向に動じない。
バスに乗り合わせているスタッフが気になって、ささやかな拒絶しかできないのもカイトの行為を増長させた。
触れられる度に増していく快感が、メイコの反発も抵抗も徐々に奪っていく。女芯がじんじんし、急速に身体を熱くした。
ツアー中は性的な触れ合いなんて皆無だった。仕事期間だということがメイコにそういう気分を起こさせなかったし、そもそもカイトとは必要最低限の会話しかしなかった。
たとえ彼氏の誕生日ツアーだとしても、あくまでも仕事の一環だと自分に言い聞かせていた。
融通の利かない性格のメイコは、精一杯仕事で力になれればそれが誕生日のお祝いになると思っていたのだ。
そのせいか、身体は過剰に反応を示してメイコを戸惑わせる。こんなところで、止めさせなきゃと焦ってもメイコの弱点を熟知している指は呼吸を荒らし、思考を乱した。
涼しい顔をしてるくせにカイトの手は器用に動き、肌の感触を愉しむ。そのうち指先が合わせた膝の内側に入れられそうになって、慌てて内股に力を込めた。
「…………」
これ以上はダメだ。ぴったりくっつけられた両腿に隙間はない。合わされた脚の間を、指がつー……と上がっていく。
そのこそばゆさに一瞬怯んだその隙を縫って、カイトの指先が脚の付け根に辿りついた。下着越しに割れ目をひと撫でされ、腰にぞわりと悪寒に似た快感が登る。
「っ! ……カ、」
カイトと呼ぼうとした声は、音量を抑える自信がなくて結局呑み込んだ。指は擽るようにその溝を往復していく。
「や……」
そのうち指先をほんの少しだけ曲げて、明らかに敏感な部分を刺激した。クリトリスを僅かに掠める中途半端な快感がもどかしい。
膝がぴくぴく震えさせながらさっきとは打って変わった弱々しい声を出すメイコを無視し、コート下の行為はエスカレートする。既に弛んだ膝は、なすがままにカイトの手を受け入れていた。
割れ目から離れた指は片側の鼠蹊部を確認するよう撫で、下着の淵をなぞる。どう阻止しようかと考えあぐねるメイコなどお構いなしに、指は隙間から素早く中へと忍び込んだ。
「…………っ!」
びくん、とメイコの身体が跳ねた。直接触れられた割れ目の奥は熱くぬめっていて、メイコの昂ぶりを嫌でもカイトに伝えてしまう。改めて下着を片側に寄せられ、指は割れ目に突き立てるように性器の奥へ潜っていった。
熱を持ち濡れたそこは抵抗も摩擦もなく、指は自在に動いてメイコを苛む。
膣の入り口、襞とその裏、ぬめる溝を丁寧に弄りながらゆっくり登ってくる指の腹がクリトリスを捕えてぐりぐりと押し潰されると、あまりに鋭い快感にメイコはコートの下で反射的にカイトの手を上から抑え込んでいた。
ぐっと奥歯を噛みしめ、上目遣いに隣を見上げる。カイトは目を開いていた。冴え冴えとした青を眇め、メイコへ冷静な視線を向けて恥態を眺めている、というより観察している風情だった。
――怒ってる。瞬時にそれが分かるぐらい、あからさまに感情の無い視線だった。
キレたカイトと嫉妬メイコ 4
吐息と声はかろうじて堪えることができるが、身体の反応はそうもいかない。感じる部分に指が這う度にびくびく震える身体を持て余す。
嬲られている内に包皮が剥かれたクリトリスが、与えられる刺激に更に反応を増した。粘膜は漏らしたように溢れて、下着とカイトの指を汚す。
「!」
いきなり膣へ侵入してきた指に、引き攣れるように身体が強張る。少し不自然な姿勢からでは流石に奥へ指は届かないようだった。しかし、入り口付近のイイ所をカイトは知っていて、そこを狙って擦り上げるのだ。
暴走し始める感覚は、胎の奥から勝手に熱の塊を競り上げる。もし限界を迎えてしまったら、声を我慢する自信なんてなかった。……カイトと普通にする時だって、堪えようとしても我慢できたためしなんかないのに。
「……や……ぅ……」
メイコの焦りなど察知している癖に、カイトの指先は残酷だった。容赦ない愛撫に膝が震え、頭は力なく横に振られ毛先が小さく揺れた。
せめてもと口元を抑えるが、それでも漏らさずにいられるのか。……だって、もう。
気持ち良くて、何も考えられない。このまま流されてしまいたい。執拗に膣を弄くる指に、理性とかそういった全てを融かされる。
絶頂を目の前にし覚悟を決めた時だった。身体に軽い重力がかかって、バスが停車したと同時に中で指が抜かれた。びっくりするぐらい、あっさりと。
「……?」
迫りくる絶頂に集中し過ぎて一瞬何が起こったのか分からなかったが、辺りがざわざわとさざめき、周りの話から高速走路のサービスエリアにバスが止まったのだということが知れた。
サービスエリアに停車したのは、食事とトイレ休憩を兼ねてのことらしい。バスの中はあっというまに閑散として、残っているのは食事より睡眠を取ったスタッフ数名と、放心状態のメイコだけだった。
カイトはさっきの女の子たちに誘われ、一緒にバスを降りてしまった。座席から立ち上がる際にメイコはカイトに一顧だにされなかった。カイトの怒りを思い知る。
取り残され、寝息と誰かの音楽プレーヤーから漏れる軽い音が響く車内でメイコの胸を占めるのは、やはりカイトのことだった。
カイトは世間に認められなかった期間が長く、現在のように誕生日にツアーとか考えられないほどだった。
売れたのは後発のボカロの影響もあってのことだが、小さな切欠を大きくしたのは売れるまでどんな小さな仕事でも一つ一つ丁寧にこなして、尚且つ人脈を大事にしていたからだ。
実力はあっても中々芽が出ず、それでも自分を使ってくれた人たちにカイトは感謝を忘れなかった。だから、売れっ子になった今でも誰かに話しかけられて無視するようなこと、メイコの知る限り一度もない。
その結果、女の子に囲まれるような事態になってしまうのだ。女の子だけじゃなく、皆に等しく気を配っている。
――怒って、あたりまえだ。
ちゃんと分かっていた。たとえカイトの傍に女の子が多くても、彼はメイコの元へ戻ってくる。知っているのに。下らない嫉妬でカイトを傷つけた。
さっさとバスを降りたのだって、不機嫌で可愛げのないメイコより笑顔の女の子たちと一緒にいた方がずっと楽しいからだろう。
――そういえば、お祝いの言葉もまだ言ってない。
なんて酷い彼女だろう。ぎゅっと目を瞑ると、目尻に涙が滲む。
泣かないよう他に意識を逸らそうとすると、濡れた下着の感触を脚の付け根に覚えた。
カイトは結局、最後まで導いてくれなかった。一度あの指を思い出してしまえば、胎内で燻ぶっていた熱が甦る。
メイコの身体と外界を隔てているのは自分の上にかけているコートのみ。そんな状況で高まる猥らな自分を心底軽蔑したくなる。でも半端に刺激を与えられた性器はじんと熱っぽく疼きを持ち、触れられるのを欲していた。
……性的興奮を煽るだけ煽って、離れたいやらしいあの指を。
カイトにそうされたように、下着の上から恐るおそる触れてみる。自分の指先に湿った感覚が乗った。濡れた布越しの熱は冷めやらず、ほんの少し上下に擦っただけで電流みたいな快感が走った。
「……っ」
周りの様子を窺い、最後尾の自分を気にする者がいないことを確認して空いている手を胸に添えた。ブラのカップごとそっと握り、膨らみに指が埋まる。
ちょっとだけ。この熱をやり過ごすまで……。本能に従い、指を滑らせる。
拙い動きにもちゃんとあそこは反応して、快楽を追うのに没頭する。湿度の高い吐息を殺しながらとっくに硬くなってる乳首をこりこり潰して、手は無意識に下着の中へ突っ込んでいた。ぐちょぐちょの膣に突っ込んだ中指がカイトが刺激した所を掻く。
堅く瞑った瞼の裏で、自分の指がカイトのそれと置き換わる。少しだけの行為は、メイコが気がつかない内に最後を求めるまでになっていた。
キレたカイトと嫉妬メイコ 5
「……ん……っ!」
噛んだ唇から漏れ出た喘ぎを忍ばせる。呑み込まれた快感の波にコートからはみ出た膝がぐっと硬直し、直ぐに弛緩した。
ぼんやりと乱れた息を整えていると、向かいの座席から思いがけない声に全身が凍った。
「なにしてるの?」
耳に馴染んだ低音。声に射抜かれたメイコがぎこちなく首を上げる。そこには車外へ出て行ったはずのカイトが、前座席の背からメイコをじっと見詰めていた。
見据える静かな青い視線に縛られたように動けない。そんなメイコから視線を外さず、カイトは席を立って最後の座席――メイコの隣に回ってくる。メイコは自分の上にかかるコートをぎゅっと握った。
「なに……って、カイト、いつから」
女の子たちと外に行ってたんじゃなかったのか? まさか戻ってくるなんて。自慰に集中してて、自分に近づく気配なんか全く気がつかなかった。
「ここのサービスエリアさ、新しくできたばかりで他にない店とか珍しい施設とか沢山あるんだ。スタッフたちはそっちに夢中だよ、僕のことよりね。まあ、都合良かったけど」
だから戻ってきたのか。でも、怒ってるクセになぜ?
態度だっていつもみたいな穏やかさはなく、声にも未だ棘を感じるのに。機嫌が直っているとは到底思えなかった。
羞恥と混乱で言葉もないメイコを、カイトは如何にもな視線で遠慮なく眺めている。
「それより僕の質問に答えてよ。なにしてたの?」
なにって。そんなの言えるわけがない。視線を泳がせ黙りこくったメイコにカイトは更に言葉を重ねた。
「さっき、中途半端だったから一人でしてたの? オナ――」
「ちょっ…………! んっ!」
周りの耳がある。反射的に顔を上げて抗議しようとした口元を、大きな手で塞がれた。同時に利き手を握られ思いっ切り引っ張られる。
「教えてくれないんだったら、自分で確かめるしかないか」
ぽつりと呟き、カイトは握り締めた手の指先を自分の口元に持っていく。抵抗は間に合わなかった。さっきまで慰めていた指先を、カイトが咥えて舐めた。
生温い舌が味わうように指に絡まり、唇が食んで吸う。ぞわぞわと落ち着かない感覚に、我に返ったメイコはカイトから手を取り戻そうとしたが敵わない。
「ん、うぅん!」
顔が熱くなる。これじゃメイコがどんなに隠そうと、確実にカイトに知られてしまう。
結局存分に舐め回され、ようやっと指が解放される。唾液に濡れた指先に外気が触れてひんやりしたが、それは胎内の熱をより感じただけだった。
「……メイコの味がした。やっぱりね」
薄茶の瞳が見張られ、羞恥に視線が逸らされた。だから分からなかった。
カイトがどんな顔をしていたのか。どんな感情に彩られていたのかを。
口を押さえていた手が離れほっとしたその隙に、腰を掴まれ下肢を引き摺られる。身体にかかっていたコートが落ちた。
背中から座席に倒れたメイコは、身体を支えるためにとっさに背もたれの淵を掴んだ。しかしそれは、圧し掛かってくるカイトの前に無防備になったのと同じだった。
虚をつかれ声も出ないメイコのスカートに素早く手を突っ込んだカイトは、下着に手をかけ一気に引き下ろす。
「!! なっ……!」
あっという間にメイコの下着を手中に収め、カイトは口元を歪めて笑った。
「か、返して! なに考えて……」
「しー……大声出すと気づかれるよ?」
諭すように言われても納得がいかない。この状況を作っているのはカイトだけど言っていることは事実で、メイコは口を噤むしかなかった。大声を出したら周りに何事かと思われる。
できることといったら、スカートの前を両手で押さえることぐらいだった。
「久し振りにメイコの味舐めたら、なんか我慢できなくなった」
覆い被さるように傾いてくる大きな身体。囁く低音に信じられないと首を振り必死に拒んだ。こんな場所で、誰かに見られるかもしれない状況で、そんなことできない。
「バカなこと言わないで。できるわけ……」
「あのさ、僕、ツアー中メイコに理由もなくずっと避けられてたんだよ? いい加減もう限界なんだ。さっきだって、なんだよあの態度」
「だ、だからって……こんなの、やだぁ……」
迫力に押され声が震えてしまう。高圧的で力任せに身体を求めてくるカイトは見たことない。いつだって優しくて、セックスもメイコの気が乗らなければ強引にされたことなどなかった。
こんな風に迫られて、これまで自分に合わせてくれていたんだと気が付き、同時にカイトが恐いと初めて思った。
キレたカイトと嫉妬メイコ 6
「残っている奴らは耳にヘッドフォンして眠ってるか本読んでるかだから、大声だしたり暴れなければ大丈夫だよ」
「だ、誰かが戻ってきたら」
不自然な体勢だったが、カイトに完全に組み敷かれた形になる。仮に誰かが入り口から通路を通して最後尾を見れば、座席の背の陰から白いふくらはぎとそれを割る男の背中が垣間見れるだろう。
完璧に隠れるのは不可能だ。それでもカイトは事を進めることを止めない。
「その時は……そいつが状況察して出てってくれるよ、きっと」
密着した身体の間に差し入れられた手が、メイコの服の裾を胸上まで捲り上げる。
周囲を気にすれば派手に暴れることもできず、それを見越した素肌を撫でる手にブラのホックまで外されて邪魔といわんばかりにたくし上げられた。
「やぅ……」
「……っ……」
興奮に息を乱れさせたカイトに勃ちっぱなしだった淡色の乳首を齧られ、重い身体を押し返していた手はその肩に縋りつくしかなかった。
乳房を嬲り倒したカイトが、薄い唇を舐めながらようやく身体を起こした。
揉み、しゃぶり、吸い立てられ、散々責められたたっぷりとした白い乳房は痕を残し唾液で光る。殺した喘ぎの分、息苦しさに大きく上下してふるりと揺れた。
官能の熱はとっくに全身に回っていて、身体に力が入らない。舌舐めずりをせんばかりに見下ろすカイトの視界には、捲り上げられた服から零れる乳房と、座席から片脚を落とされて大きく股を開き性器を丸出しにしているメイコの姿だけがあった。
人の目が気になる場所で、隠すべき所を全て曝け出すなんて。死んでしまいそうなくらい恥ずかしい。だけど自分でもびっくりするぐらい感じてる。こんなに乱れて、カイトにインランな女だと思われてたらどうしよう。
「……艶々してる」
手をメイコの鼠蹊部に置き、親指が濡れて開いた割れ目を下から上へなぞる。ピンク色の肉襞が親指の動きに合わせ柔らかくくねり、剥けたクリトリスへ滑ると身体が大きく震えた。
満足そうに微笑んで、カイトは自分のベルトに手をかけ前を寛げる。まろび出た肉棒は天を向き硬く張りつめていて、それを扱きながらカイトはもう片方の手で大陰唇を捲った。
その仕草に溢れた雫がとろりと後ろへと流れていく。
「……なさい」
「?」
鋭い聴覚を以っても聴きもらしそうになった声に、カイトは思わずメイコの顔を見た。欲情した青い目に、恍惚に蕩けるメイコの顔が映る。
本当は拗ねていた自分の隣へ来てくれたの、嬉しかった。でも、女の子たちといたカイトの笑顔に不愉快になって、酷い態度を取ってしまった。
あんなに不機嫌で怒ったカイトは初めてで、怒っているからこそこの行為を止めてくれない。もう、矜持も自尊心も快感と状況の前につき崩れてしまった。
「ごめ……なさい。怒ら、ないで」
消え入りそうな声は途中で湿っぽくなり、赤い目は涙の幕が張っていた。
普段ツンデレもいい所のメイコが、服から乳房と陰部を露出させて許しを乞う姿はカイトを釘づけにした。興奮が最高潮に押し上げられる。
「ここじゃ……、ふっ……ぅ!」
イヤなのと続けようとした言葉は、挿入の快感に掻き消えた。太く膨れ上がった肉棒がゆっくりと胎内に沈み込んでいく。
「……腰、うねってんね。イイんだ……」
ぬぷっと音をさせじっくり侵入してくる肉棒の膣壁を擦る刺激が、メイコの意思など関係なしに腰がびくびく跳ねさせる。
カイトの指摘が正確に羞恥を射て苛む。喘ぎを抑えることにメイコは必死だった。口元を手で抑えるも、どこまで持つのか。
勃起した肉棒が小さな襞を拡げさせて最後まで押し込み、こぷりと粘膜を吐いた結合部を欲情に塗れた視線で一瞥したカイトはメイコへ上体を重ねた。
「メイコはイヤとかヤダとか簡単に言うけど……いつもよりずっと興奮してるよね? ほら」
耳元で密やかに囁く低音は脳を灼く。押し込まれたまま腰が揺らめくと、控え目だがしっかりと水音が立った。
目尻から流れた涙を舌で受け、突き上げを開始したカイトは応えて締めつけてくる柔らかい膣に、段々と速度と深さが増していく。
「も……、ごめんとか、怒んないでとか……今更、そんなの」
はあ、と熱い息が首筋にかかり、それだけでメイコは感じる。胎内とその奥底はもちろん、皮膚感覚ですら過剰な興奮で鋭敏になっていた。
いつ誰に見られるか分からない場所、いつもよりずっと意地悪で強引なカイト、許して欲しくて浅ましく股を開き感じていること全てに翻弄される。
「おねが……」
苦しい息の下、精一杯言葉を紡ぐメイコに、カイトは腰を緩やかに動かしながら視線を合わせる。目の淵を染め、赤く濡れた唇を噛みしめてメイコは快感を堪えていた。震える唇がまた開く。
キレたカイトと嫉妬メイコ 7
「嫌い、に、ならない、で……っ」
「ばか、だから、今更そんなのは……煽るだけだよ、メイコ……っ!」
ぐっと最奥まで一気に貫かれ、メイコの全身が戦慄いた。そのままの勢いで強く腰を打ちつけられる。ぱっくり口を開く襞の間、その奥は益々潤いを増し肉棒を咥え込んで離そうとしない。
膣が蠕動し、むしろもっと奥へと肉棒を誘いこむ。敏感な最奥を小突かれると尻が跳ねて、充血した膣壁を蹂躙する猛々しい肉棒を切なく締めた。
熱く蕩けた膣の感触にメイコの絶頂が近いことを悟ったカイトが、メイコの腰を掴む。力強く突かれ、最奥に肉棒を留めたまま回してくる腰使いの強烈な快感にメイコが正気を失いかけた。
――ばさっ。
行為に耽る二人の耳に、何かが落ちる音が届いた。二人とも瞬時に快楽の淵から現実へと引き戻される。
カイトが動きを止め、背を伸ばし前方を窺う。メイコはメイコで気づかれたんじゃないかと気が気ではなかった。だからあれほどイヤだと言ったのに!
もしこんな恥ずかしい姿見られて、あろうことかセックスしてたなんてバレたら。息苦しさが胸を占め、最早パニック寸前だった。
緊張した面持ちを僅かに緩めて身体をメイコに向き合い直したカイトは、見るからに動揺しているメイコを宥めるために頬を撫でた。
「……大丈夫だよ。誰かが読んでいた雑誌か本を落としたみたい。こっちには顔も向けていなかったから、気付かれてないよ」
「で、でも……、もぉこわいよ」
「ん。出発時間も迫ってるし、みんな帰ってくるから終わらそ」
小さなキスをしてカイトはまた身体を起こす。揺すられる振動にメイコの乳房がぷるぷる震え、性器を貫く肉棒は再び膣内を貪り始めた。
「……っ!」
ぐ、と奥歯を噛んで声を堪えるが、肉棒は発散を求め胎内を引っ掻きまわす。服からはみ出る乳房を揉みしだく手が尖り切った乳首を抓んだに至って、感度は最高潮に高まった。悲鳴を上げかけた口を、カイトの手が抑え込む。
耳につく密やかな衣擦れの音と浅く走る呼吸、くちょくちょ鳴る結合部の音。痺れるような愉悦とそれらが相まって、互いを押し上げていった。
「メイ、コ……っ!」
「ふ、ぁぐぅ……」
低く唸るカイトの声に名を呼ばれ、メイコの意識が絶頂に支配される。
強張る肢体と緊張する白い内股。一際強烈に吸引する動きをする柔く熱い膣に促されて、爆ぜたカイトは吐き出す欲望が尽きるまで何度も何度も深く穿ってた。
スタッフがバスに戻り始めたのは、カイトが自身とメイコの後始末を手伝い終えて直ぐのことだった。
「あー……あのね。最中の時、多分バスの中の人たちにはバレてないよ。あの時残っていたのはホントに疲れて寝ている人ばかりだし。
解散する時だって、ヘンな目で見られたりしなかったでしょ? うん……強引にヤって悪かったよ……。
だから、もう、ホント…………泣きやんでください。お願いします……」
抱き締めた腕の中で泣いているメイコに、弱り果てたカイトが懸命に宥めている。時折しゃくり上げて震える背中を撫でる手は優しいが、メイコの涙は一向に止まる兆しを見せない。
あの後、バスは時間ぴったりに到着場所に辿り着いた。解散の運びとなった頃合いで、カイトがメイコを家に連れ帰った。ここはカイトの自宅だった。
「お疲れ様でしたー」と言うや否や、メイコを引っ張っていった後ろ姿を残された一同がぽかんとして見送っていたのは言うまでもない。
バスでの情事の後から帰宅中のタクシーの中でも一言も口を利かなかったメイコが、カイト宅に着いた途端に堰を切ったように大粒の涙を流し始めて現在に至る。
ラグの上に座り込んで抱き締められ、カイトに身体を預けていてもメイコは泣き止まない。呼吸が苦しくて、咽も、目元も、身体もみんな熱を持っていた。
「うぅ……わかんない、じゃん、気付かれ、てたかも……っ。知らんぷり、してくれてただけかも、しれな……ひっ、く」
それにいくら強引に求められたとはいえ、応えたのは自分。場所も構わず許して欲しい一心でカイトを迎え入れ、感じまくって自ら腰を動かし胎内で暴れる肉棒を締めあげてた。拒絶は形ばかりで、身体はすごく悦んでいた。
イヤなのに受け入れて、ダメなのによがって。元々生真面目な性格のメイコは、その事実にすっかり混乱してしまっていた。
カイトにしてもここまでメイコに泣かれたことは今まで一度もなく、助けて欲しい状態だ。
キレたカイトと嫉妬メイコ 8
「それ、にっ、あんなに怒ってて……あんなカイト見たことな……っ、こわ、くて…………うわぁん」
「あ、うん、それね! もう怒ってないから!」
カイトの懐でメイコがもぞもぞと身動ぎし、濡れた顔を上げた。目もその淵も、鼻の頭も真っ赤っかだ。
「……ホント?」
「そりゃ、バスでは怒ってたけどさ……って、話し聴いて! 頼むから」
再び泣き始めたメイコの目元をカイトは焦りながら拭う。
「泣かないで、大きく息吸って――」
「うぅ……」
ようやく落ち着いてきたメイコの背をぽんぽん叩き、カイトは溜め息交じりに口を開いた。
「……あのね実はさ。メイコは知らないと思うけど、僕の今回の誕生日ツアーでメイコにコーラスの依頼がきたのは、僕がお願いしたからなんだ」
「え?」
初耳だった。きょとんとしたメイコの頭を撫で、カイトは苦笑する。
「誕生日に一緒にいられたらいいなーって思って。ゴメン」
「……」
「だけどいざツアーが始まってみれば、メイコは仕事として参加してるから僕のことなんてちっとも構ってくれないし、打ち上げも毎回さっさといなくなっちゃうしねー」
「ああいうお酒の席はちょっと……」
コンサートが終わる度に行われた打ち上げでは、カイト狙いの女の子が周りを固めていて、あんまり見ていたくない光景だったからだ。
「部屋に遊びに行こうとしたけどメイコは相部屋で無理だし、僕の部屋に呼ぼうにも取りつく島もない」
「だって……そんなの、公私混同……」
「うん……メイコなりに仕事を頑張って、僕を祝ってくれるのはなんとなく分かってたけど。
でもやっぱり淋しかったんだ。下心満載でゴメンね?」
ぎゅーっと苦しくない程度に抱き締められ、泣きやんだメイコは素直に身体を預けた。カイトの語る知らなかった裏事情に驚いて、すっかり涙は引っ込んでしまっていた。
「……ようやく仕事終わって後は帰るだけって時に、あの態度はちょっときつかったな。妬いてくれてるの、嬉しかったよ。でもタイミング悪いっていうか……。他人の目ばっかり気にするメイコに、すんごいイラついた。
……だから意地悪したくなって、無理矢理した」
嫉妬していたことがバレていたことに、メイコの頬が染まってきまり悪く視線を逸らす。
「せっかくの誕生日で近くに大好きな彼女がいるのに、当の彼女は他人行儀でそれどころか近寄ることもできない。もう、我慢とかできなかったよ」
「……ごめんなさい」
カイトが女の子と一緒にいるのを見てるとイヤな気分になるから、目に入らないようなるべく近づかないようにしていた。
事情を知らなかったとはいえ、カイトがなにを考えているか気付こうとせずに、自分の気持ちばかりを優先してた。
――傍にいたかったのは、メイコだって同じなのだ。妬いていたのがいい証拠だ。
「や、もう怒ってない。結局いい思いさせてもらったしね。サービスエリアじゃ仲直りしよーと思ってバスに戻ったんだけど、いいもの見れたし!
それに無理矢理っぽかったから、なんか犯してるみたでいつもとは違う興奮が…………」
「やっ、やだ、止めてよ!」
バスでのアレコレを思い出し、ついカイトの肩をべしべし叩いてしまうメイコを、カイトは笑いながらラグに優しく押し倒した。
「ちょっと、カイト!」
「メイコ、ツアー開けだからしばらく休みでしょ? 今夜はいっぱい仲直りしようよ。ね?」
「いっぱいって……ひゃぁ、まっ、そこ汚な……」
「誕生日はおあずけだったし、バスもシチュ的に結構よかったけど可愛い声聴けなかったからな〜。たくさん声出してね」
「あっ、やん、うぅん……」
愛撫を再開しながらカイトは器用にメイコの服を剥いでいく。
後始末したとはいえ、まだカイトの残滓にまみれた性器を撫でられ息が詰まった。厭らしい指先の動きが呼び水になって、奥が疼く。
ツアー中、彼氏なのに袖にされ続けたカイトは程良く欲求不満のようで、身体を綺麗にしたいと訴えるメイコに「シャワーは一回してから」と譲らない。
抵抗を根こそぎ奪う愛撫に堪らず喘ぐ唇を、鎖骨の辺りを舐めていたカイトに塞がれてしまう。
これじゃ声なんて出せない――「誕生日おめでとう」すら言えないじゃない! 身体の表面も内側もいいように弄られてはどうすることもできない。
心中悪態をつきながら、メイコは深く舌を絡ませるカイトの首に自分の腕を回した。
おしまい。
今日が17日だったのか。勘違いしてた。カイトさん改めて誕生日おめでとう。
大変GJでございます。めーちゃん可愛いよめーちゃん
リアルタイムで見れて興奮した
GJ!
声我慢シチュはそれだけでエロさが増すな
GJGJ!!
メイコ可愛いよメイコ
GJ!
いつ誰かに見られるかわからないシチュエーションで涙目になりつつ燃え上がるメイコ可愛い
あと兄さん誕生日おめ
>>338 めっちゃファンですGJ
うらやましい誕生日だクソッ
>>338 新作まってましたGJ!
シチュも描写ももちろんキャラの作りこみが深くて楽しく読めました
しかし羨ましい誕生日プレゼントだなぁ…
345 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 02:46:11.06 ID:2qF4ja0H
ヒント:YJ
とっさに、ヤングジャンプって読んだ
むしろヤンジャン以外に何があるのか
オンラインで読めるはじミクのメイコとルカかわいい
何気にレンが、オイシイ位置にいるんだよな
ルカ姉さんと風呂に入るなよ
下剋上の人きてたのか!
出遅れたけどGJ
いつも素敵なカイメイありがとう!
カイトお誕生日おめ!
やる夫板にあるハクが主役のおちこんだりしたけど私は元気です。ってスレ知ってる?
やるハクの投下ですかな?とりあえず期待
>>350 違うだろ。やる夫板に、そういうのがあるんだよ
まあ、ハクさんが、報われない歌手活動を細々と頑張る話
最近は他のボカロばっかり出てるがな
やる夫スレか。
最近も新規でボカロ中心のスレがいくつか立ったな。
これ以上は流石にスレ違いになるからやる夫ヒロイン板のボカロスレで話した方がいいと思う。
「おちんこ出たりしたけど、私は元気です・・・っと」
「お兄ちゃん、仕事選んでよぉ。
DIVAの収録でブーメランパンツからポロリして出禁になってからずっとニートでしょ?」
>>338 GJ!最近見だしたんだけどすげえいいねこのスレ栗組インタネ組どれもうはうはだわ
マスミクは少ないのか?保管庫で補完してるけどちょいと寂しい。
保管庫はどれもおもしろいがいかんせん数が多い。スレ住人のおすすめとか聞きたい。カプは問わん。
あくまでも個人的おすすめで良いので緩募
グミとアルさんの異文化交流とか個人的にオススメ
あとカイミクは大体良作
勧める側の好むカップリングで評価が分かれるからなぁ
マスターものは少ないけどいいものが多い
荒れるネタ振りか?
カプ論争じゃなく良作発掘だろ
俺も知りたいけど
知りたきゃ全作品を自分で読めば良いだろ。
良作発掘とか書いて下さった全ての作者さんに失礼だ。
作品への感想だってひとそれぞれなんだし。
とあるボカロ曲を好む人がいれば、それに全く興味を持たない人だっている。
ようするにレンくんのバナナを好むかルカさんのおっぱいを好むかはその人次第であり、
良作は人それぞれ異なるってことさ。
ということでルカさんがレンくんのバナナを挟む作品はありませんか?
そのひとそれぞれの感想を、自分はこう思う、というスタンスで言い合うだけでしょう?
自分はこれが嫌い、とか言うわけじゃなし
良作ばかりの中にも特に珠玉の作品というのはあるものだ
おすすめに自分の作品が挙がったら作者が喜ぶというのはあるだろうけど
おすすめされなかったら傷つくの?
そんなことはないと思うけどなぁ
という自分はレンハクの一連作品が好きです。
大人の雰囲気たまらん
空気嫁
ここは投下物を評価するスレじゃないだろ
職人の作品をありがたく読ませてもらう場所なんだから書き手を萎縮させるような流れはやめれ
全部保管してもらってんだから自分の好みの作品は自分で探して読め
他人の感想は役に立たない
そもそもまじめな感想や評価が欲しい人はここに投下しないで
個人サイトや投稿サイトで公開したり同人誌出すだろうから
作品評価を言い合うような流れは良くないと思う
保管庫の作品が多いのも時間かけて読破する楽しみがあっていいじゃないか
>>354 そのネタ某スレで毎回出てるからw
もはや新規読者センサー
結局荒れた
まあ、山ほどあるから、指針が欲しいってのは、わからんでもない
お勧めされれば嬉しいし、たとえされなくても、大抵の書き手はスルーになれてるよ
安心して語るが良い
>>368 なんでそっちの方向に戻すわけ
どうせ感想の名を借りた自分の好きカプアピール大会になるだけだけだし
鬱陶しいってのもあるんだよ
スレでリアルタイム遭遇した人しか感想書かないし書きにくい現状があるから
時間経ってからも読んだ人の反応知れれば書き手の励みにもなるとは思う
他スレで書いてるけど想像以上に読み手の反応はモチベーションになるし
もしもオススメにあげられて嬉しいとは思っても、そこに挙がらなかったからといって萎縮はせんよ
自分はおすすめしあってもいいと思うけど、ひとまとめに語れば荒れるっていうなら、保管庫の各ページにそういう機能があればいいのにって話かもね
感想機能
まあwikiにでも移行しなきゃ無理だな
おすすめとか語り合い()したいなら別スレたててくれ。
多すぎて、とか言うのがわからん。誰かに何時までに読んで感想かけとでも言われたのか?
そうでなきゃ別に時間かけてゆっくり読んで行けば良いんだし。
そして自分も感想と言う名の好きカプアピール大会になるに一票。
かわいそうな
>>355 カプ厨がキチガイなばっかりに
カプにこだわらないなら大量にあるストックに喜びこそすれ選別する意味が分からない
上から順に読んでけばいいじゃん
カプ厨が出てきて荒れるからって過剰反応する自治厨も正直萎えるなあ…
俺はなんか暇な時にちょいちょいぜんぶ保管庫読んだよ。今より全然少なかったからまだ読めたけど。
長いのもあれば短い小ネタとかも拾ってくれてるから案外ざっと見で選別すれば読めんじゃねえの?オススメぐらい言ってもいいとも思うがな
読めるんならそれでいいだろ
勧めた作品に対して突っかかる奴をNGに入れてスルーできる余裕が全員にあるなら良いんじゃないか?
既になさそうだけど
ところでマスミクネタを温めているんだが、ミクさんが積極的(ちょいアホの子的)なのと
マスターが積極的(ちょい変態的)なのとどっちがいいか迷ってるんだ
エロって難しいな……
マスターものはいいね
既存キャラ同士の絡みは凄く萌えるけどえり好みしてしまう
マスター相手だと、そこんとこのしがらみがない分気軽に目を通せるし
どっちも好きだけどねー
>>376 どっちも美味しいので両方書けばイイと思います先生。
積極的に素朴な性的モーションをかけるミクさんと、それを積極的に変態な創作衝動に転換してしまうマスター
オリバーきゅんのおねショタ読みたい
できれば相手はV3キャラで
V3にお姉さんキャラなんていたっけ?ミズキさん?
エロパロあった!
カタカナの「ボーカロイド」で探してたから見つからなくて、もう落ちたのかと思っていた
>>381 ゆかりさんはお姉さんっぽい雰囲気あると思う
それに気づいたのは、単なる偶然だった。
自己複製に入ったあーやは、身動きが取れない。
喋ることはできるけど、それ以外は複製用のデータを転送するだけで手一杯なんだ。
それって、つまり。
頭に浮かんだ妄想の実現可能性について、僕は実験を開始した。
その日、あーやは、店舗裏のバックヤードで、千二百五十三体目の複製作業中だった。
いつもやるように軽く目を閉じで膝立ちになり、いつくしむように両手を複製先と繋げている。
「いつもご苦労様」
何気なく声をかけて、その隣りに座る。
「お疲れ様です。すみません、今はじめたばかりなので、あと一時間五十七分はかかります」
「いいよ、今の時間はお客さん少ないから」
懐に忍ばせた、冷やしタオルに手をやる。
「でも、あーやも大変だよね。複製って結構体力使うでしょ」
「いえ、電力は供給いただいているので問題ありません」
そっと、頬にタオルを押し当てる。
「?」
小首を傾げるあーや。
「夏とかだと、頑張ってる人にさ、お疲れ様って、こうやってタオルとか渡すんだよ」
「火照った箇所の温度を冷ますためですか。合理的だと思います」
「そう、だから、あーやにも、お疲れ様」
「ありがとうございます」
にこ、と目を閉じたままで笑みを浮かべるあーや。
その表情に、僕は。
タオルをあーやの目に巻きつける。
「? 何を?」
疑問には答えず、僕はあーやのむき出しの肩に手を伸ばす。触れる。
演算の最中だからか、いつもよりちょっと暖かい。息が荒くなる。
ぐい、と肩を引いて反転させ、仰向けに寝転ばせる。
複製先の袋がごろりと転がり、四十二キロ分の重量があーやの両腕を引いて、軽く反り返ったような体勢になる。
「どうされましたか? 何か?」
ここまでされても、身の危険を感じずに聞いてくる、無垢な声。
しかし、目の前に突き出された胸に僕の手が触れた時、あーやの頬に緊張の色が走った。
「やめてください。私は快楽の提供は行いません。自壊します」
分かってるよ、だから、今なんだ。
自己複製中は、大量のデータを演算、転送しているため、身動きが取れない。
複製先がまだ完成していない状況での自壊は、複製の失敗と喪失、つまり、あーやの任務の根幹に支障をきたすため、出来ない。
僕の読みは、当たっていた。
ミニスカートの中に、手を差し入れる。布地に触れ、指をその脇から潜り込ませる。
しゅり、と髪と同じ、繊細な和毛に触れる。その下の。
やっぱり、濡れないよな。
ひとりごちて、ローションの瓶を取り出す。布を膝まで引き下ろして、むき出しのそこに、瓶の口を押し当てる。
「や……」
小さい拒絶の声。もちろん僕はそれには構わず、瓶の中身をあーやのそこに思い切り搾り出した。
「! !?」
声にならない声をあげて、あーやが身じろぎする。
それに合わせて液体がそこから溢れ、白磁のような太ももにいくつもの筋がたれた。扇情的なその光景に、思わず喉が鳴る。
「やめてください。なぜ、私は」
繰り返す声。分かってる、分かってるよ。君は星間文明からの使者で、そして、いつも言っているみたいに人間ではない。
だけど、いや、だから。
控えめな膨らみに指を這わせる。鼓動は感じられない。だけど、そこには確かに温もりがある。
僕はもう我慢できなかった。ズボンを引きおろして、あーやの上にのしかかる。
ぎゅ、と唇を噛み締めるあーや。僕は一気に腰を突き入れた。ローションの泡が溢れ、ぐじゅっと水音が響き渡った。
「あ」
小さく、吐息のようなものが漏れる。
演算中に外乱を加えられて処理量が増えたのか、青緑色の髪が広がり、頬に赤みが差してくる。
そこに唇を這わせ、かすかに開いた唇の中へ舌を潜り込ませる。
あーやからすれば発声用に分泌されているに過ぎない唾液を吸いあげ、縮こまっている舌を探り出して自分のをからませる。
「んんんっ」
苦しげにうめき、身じろぎするあーや。それは下腹部を収縮させ、僕のそこを思い切り締め付けた。
うわ。
危うく達しそうになったので慌てて腰を引き、入り口近くまで避難させる。そして、再び突きこむ。
「んあっ」
あーやの口から再び声が漏れる。頬と同じく、少し熱くなった感触に、そこから先は止まらなくなった。
もう一度肩をつかんで反転させ、お尻を突き上げる格好をさせる。
目の前にあーやのミニスカートがあり、その下から僕の物があーやのそこに入り込んで行っている。
突き込み、かき出すたびに泡交じりのローションが垂れ落ち、ミニスカートと丈の長いニーソックスに染みを作っていく。
あーやの表情は見えない。
複製先の袋に顔を押し付けるようにしながら、必死で耐えているような、短い吐息が聞こえる。
脇から手を差し入れ、直接膨らみに触れる。乳首を探り当てて指の腹で転がすと、あーやは背筋をくねらせて身悶えた。
そこの温度が一段と上がり、身をくねらせるごとに僕の物を上から下から締め付ける。
自制の効かなくなった腰をひたすらにあーやに突きこむ。
だめだ、もうだめ。いくよ、あーや。
「ダメ、ダメです、や、いやぁ」
短い吐息の間からの弱々しい拒絶は、逆の効果しか生まない。
僕は目一杯の力を込めてあーやの最奥まで突きこんだ。
先の先に、ゴムのわっかのような感触。これって。ぞくぞくと背筋があわ立つ。それは本能なのかもしれない。
「あぁ……」
胎内にどくどくと流れ込んでくる体液の感触に、あーやが、絶望的なため息をもらす。
ふるふると震えるそこから自分の物を引き出し、僕は放心したように尻をついた。
僕のものとあーやのそこの間に、ローションと、白濁したものの混ざった液体がつぅ、と糸を引いた。
「……」
あーやは、何も話さない。
かすかに震える肩は、泣いているようにも見えた。
機械的に手が動き、きつく縛っていたタオルの結び目をほどく。
すっかり温まってしまったそれで、あーやのそこを拭く。
ぐじゅ、くち、と音が漏れ、拭くたびに中から液体が漏れ出してくる。
その光景に、また、自分の物が膨張してくるのを感じる。
時計を見やる。あーやの言っていた、複製完了の、そして、自壊するまでの時間は、あと。
もう、ここまで来たら。
再び、あーやを仰向かせる。
涙に濡れ、焦点がぼやけた目。
唾液がたれ、汚れた唇。
ずっと押し付けられ、うっ血してしまった頬。
大きく足を広げさせ、その中央に、再び自分の物を突きこむ。
さっき自分で放ったものの感触すら心地いい。
「……」
あーやは、もう何も話さない。
目の前の、こんなにもきれいな歌姫は、あと十数分後には土くれになってしまう。
今、舐めまわしている胸も、腕にかかえている太ももも、そして、僕を見上げる無垢な瞳も。
背筋をせりあがってくる何かに追い立てられるように、腰の速度が上がってくる。
自分でもわけの分からない何かに突き動かされるように、僕はあーやの身体を蹂躙していった。
END
おおお、GJ!
…で、このキャラ誰?
まさかのピアピア動画wwwww
ここでいいのか、いやここしかないのか
391 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 08:00:49.53 ID:UUdXQndX
あーやきゅあのエロとかまたメニアックなものを・・・
桃の節句とモモとセックスは似ている。
ミク「今日はわたしの日!」
おめでとうミクさん
どこへ行ったのか,ずっと探していたけど,
初音ミクエロパロのスレはここでいいんですよね?
スレ違いなら,どなたか誘導してくださいませ。
ここで合ってますよ
>>395 おお、お久し振りです
ここで間違いないよ
イチゴシェーク持って北海道へ引き抜きに訪ねたネルさんが逆にバナナシェーク飲まされて懐柔されちゃったとか何とか
大手工作代理店の彼女もまた、黄色いとんがりの毒牙にかかってしまったのだ。
クリプトン本社に程近く、テレビ塔の夜景を望むホテルの部屋で、彼女は14歳のテレビ塔に奉仕を強いられていた。
「ぜんぜんダメ。それでも工作員なの?それとも飽きたの?さすがだね。とっとと寝たら?」
肉棒に奉仕する顔を引き剥がし、冷たく一瞥する。
こんな14歳に言われるなんて・・・
女工作員が口を横一文字に結び、屈辱に耐える顔。嗜虐心が14歳の赤黒いテレビ塔が立ち上がらせる。
「ふぅん、いい顔するね。特別にバナナシェーク飲ませてやるよ」
また女工作員の金髪をわしづかみし、激しいイマラチオ奉仕を要求する。
ごふっ、げぶっ。
「へぇ、上の口はさすが女工作員だね。いいノドマンコしてるよ」
咽る工作員を全く省みぬ、欲望の腰振りである。彼女の口内で我慢汁と唾液がシェイクされる。
じゃあそろそろ。14歳が女の頭を抱え腰を奥深くまで突きあげ、大量のシロップを注ぎ込む。
「飲めよ。汐留の最上階でも飲めないよ?」
こうですかわかりません
うんそんなかんじ
仕事早いなw
続きはまだかね
ピコミキマジキキララ
過疎
SS投下させていただきます。単発のSS書きです。
以下、SSに関する注意書きになりますので、ご一読ください。
・長さは16レス分です。
・ミク・リン・ルカのふたなり系になります。
苦手な方は、お手数ですがスルーまたはNGしていただくようお願いいたします。
・PCがホスト規制を食らっているため携帯からの投下になります。
体裁は整えておりますが、一部、読みづらい箇所があるかもしれません。ご了承ください。
406 :
(1/16):2012/03/18(日) 14:04:00.52 ID:NJy66p06
両手にコーヒーカップを携えた俺の目の前で、自動ドアが音もなく開いた。
「・・・ああ、どうもお疲れ様です」
室内に入った俺の足音に気付き、白衣姿の『監視役』の男が椅子越しにこちらを振り向く。
同じく白衣を身にまとった俺からコーヒーを受け取ると、男は再び正面のモニターに向き直り、手元のパネルを操作しはじめた。
「わざわざ見に来られたんですか?」
手を動かしながら、男が俺に尋ねる。俺はくい、と一口、コーヒーを喉に落としてから答えた。
「ああ。とりあえず、立場上な」
そう言って、俺は改めて、正面の壁いっぱいに広がる、複数のモニターに目をやった。
規則正しく並んだそれらには、この施設内の別のフロアに作られた、とある部屋が映し出されている。
殺風景で、白一色に塗りつぶされたその部屋は、見ようによっては病室に見えないこともなかった。
同じ作り、同じ設備に統一しているせいでわかりにくいが、これらのモニタは、全てが同じ部屋を監視しているわけではない。
監視対象は3部屋存在し、いくつかずつのモニタが、それぞれの部屋のカメラからの映像を映し出しているのだ。
そして今、その3部屋には、それぞれ1人の人物が存在していた。
「開始予定は・・・」
「もう少し先ですね」
壁の時計を見上げる俺に、男が先回りして答えた。
「この後、本番前に、彼女たちの状態を最終チェックするつもりでした」
「そうだな、頼む」
了解です、と短く答え、男がパネルをカタカタと叩く。
すると、前面のモニタの映像が切り替わっていき、その全てが、一室だけを映したものになった。
その部屋は、『3番』の部屋だった。
407 :
(2/16):2012/03/18(日) 14:05:24.26 ID:NJy66p06
「うあぁ・・・あふぅ・・」
『3番』の吐息がスピーカーから漏れ出してくる。
映し出された部屋の中、唯一の設備とも言えるベッドに仰向けになったまま、3番はただ、天井をぼうっと見つめていた。
それを見下ろすカメラのレンズに、きら、と瞳が放つ、青い光が映りこむ。
特徴的な桃色をした長髪は束ねられていず、ベッドの上で放射状に広がって、ある部位は枕にからみつき、
またある部位は、汗ばんだ素肌に貼り付いていた。ここからは見えないが、その背中一面には、大量の髪の毛が
じっとりとへばりついている事だろう。3番はそれを手ではらいのける事もせず、ただじっと寝そべっていた。
もっとも、両手足をベッドに縛り付けられている以上、他に何をする事もできないだろうが。
そして彼女は全裸だった。寝巻きから下着まで、およそ衣服と呼べる物は何一つ身に付けていない、
文字通り生まれたままの姿だった。
だから、こちらからは3番の姿がよく観察できる。
虚ろなその表情だけでなく、大きく張り出した二つの乳房。理想的に細く締まった腰つき。
そして。
彼女の股間から伸びる、巨大な男性器が。
「んくぅっ・・・」
ずりずりと、3番が身じろぎをする。それに合わせて、どくん、どくん、と脈打ちながら屹立する肉棒が左右に振れた。
肉棒だけでなく、その下にずっしりとぶら下がる精巣もまた、常識を超えた大きさのものだ。
その身を充血させ、今にもはち切れんばかりに膨らんだそれらはしかし、爆発する事を許されていなかった。
408 :
(3/16):2012/03/18(日) 14:07:10.76 ID:NJy66p06
ウィィン、と部屋の壁から機械音が鳴りだした。
「・・・ひっ!」
それを耳にした3番がびくりと震え、怯えた表情で壁の一点を見据える。
やがて、壁の一部がぱかりと開き、その奥から、銀色に輝く金属製の腕が姿を現した。
折りたたまれた状態から、次第に伸びてくるその先端部には、本体に似つかわしくない肌色をした、
筒状のものが取り付けられている。
弾力に富む素材で作られているそれが、3番の先端へとあてがわれ、ぐにゃり、と歪んだ。
「あひぃっ!」
亀頭への刺激に、3番が思わずといった様子で悲鳴を上げる。
金属製の腕には力が込められていき、その肉穴を、ペニスに対して垂直に押し付け続ける。
やがて、すぽん、という音とともに、その全体が、3番の性器にぴったりと嵌まった。
「はひぃぃぃっ、んひっ、ふぁぁっ・・・!」
そのまま上下にごしゅっ、ごちゅっと肉穴を動かされ、ペニスをしごかれる快感に3番が悶える。
途切れる事のないその声は甘く濁り、伸びやかで、この上なく扇情的な音色だった。
休むことなく、一定のペースで弄ばれる肉棒がさらに大きくびくびくと跳ね出す。
まるで、これ以上耐えられないとでも主張するかのように。
だがその瞬間、まるで意思を持った生物のように、腕がぴたりと動きを止めた。
「あうっ・・・!」
絶頂寸前でお預けをくらった3番が、もどかしそうに吐息をもらす。
そんな彼女を省みる事なく、無常にも、金属性の腕は肉穴をじゅぽん、と引き抜くと、その身を元通りに折りたたんでいき、
壁の中へと戻ってしまった。
「んぁぁっ・・・ひぐぅっ・・ふえぇぇ・・・」
またしても叶えられなかった望みに、一人残された3番は嗚咽をもらす。
どれだけ待とうと解放の訪れない、快楽の海の底から響くような、陰鬱さを伴って。
「3番は・・・」
俺はふと、男に訊いた。
「この状態で、どれくらい経つんだったか」
俺の質問に、センサーの具合を確かめていた男が、手元の画面を切り替えた。
あのセンサーは、3番の身体の緊張や興奮度合いを測るためのものだ。画面に映し出されていた金属製の腕と連動しており、
一定以上の数値が計測された瞬間、自動的に3番への責めが中断される仕組みになっている。
「ええと・・・ちょうど一月、ですね」
過去の履歴データを確認し、男が答えた。
一月か。常人ならすでに狂っていてもおかしくない。
だが、彼女については、そんな心配も無用なのだった。何しろ彼女は・・・いや。
彼女達三人は、人間ではないのだから。
409 :
(4/16):2012/03/18(日) 14:09:10.04 ID:NJy66p06
「・・・2番の様子は?」
「少々お待ちください・・・」
そう言うと、男はスピーカーの制御を行い、その音量を大きく下げた。
延々と続いていた3番の喘ぎが徐々に小さくなり、やがて聴こえなくなる。
それから、パネルを操作して、モニタとスピーカーを、『2番』のいる部屋へと切り替えた。その途端、
「あひゃぁぁぁっ!」
部屋中に響き渡るような、『2番』の甲高い嬌声がとどろいた。
男が顔をしかめながら、音量をさらに下げる。ようやくまともに聴こえるようになった状態で、俺はモニターの映像を見た。
「あへぇっ、あへぇぇっ!んおおおっ!んっひぃぃっ!」
部屋の中では、2番が床にべったりと腰を据え、膝を立てた体勢で激しく両手を動かしていた。
短くそろえた黄色の髪に、大きなリボン付きのカチューシャをはめた頭部をがくがくと前後に揺らしながら、
あふれる涎をそこら中に撒き散らしている。その両手でがっしりと握っているのは、3番に使用しているものと
同じ肉穴であり、それを自らの下腹部――そこにもまた、固く勃起した男性器が生えている――に激しく突き立てていた 。
ぎゅっぽ、ぎゅぽっ、という卑猥な音を立てながら、一心不乱に擦りあげるペニスが、徐々に膨らみを増していき、
ほどなく射精を迎えた。白濁液がびゅるっ、と肉穴の先から噴出し、そのまま床へとこぼれ落ち、染みとなっていく。
だが2番は一向に手を緩めることなく、萎えてしまったやや小ぶりな自分のモノを、ごしごしと刺激し続ける。
と、見る間にそれが硬さを取り戻し、早くも次の絶頂へ向けてビクビクと震え始めた。
「ぐひいいっ!ふひっ、んふひぃっ!ふひひひっ!」
泡のようにあふれ出す間歇的な笑いとともに、2番の幼い顔貌が、射精への期待でにいい、と歪む。
他のモニタを見れば、全ての画面に映りこんだ床、壁面、果ては天井にまで、2番の狂騒的な行為の証が染み付いている。
俺の記憶が正しければ、彼女もまた、3番と同じく、一月はこの状態が続いているはずだった。
「おっほぉぉぉぉうっ!」
画面の向こう、恐らくは、むせ返るような熱気と臭気が充満した部屋で、2番が一際大きな咆哮をあげる。
仰向けになって、両足と頭だけで体重を支え、腰を思い切り付き上げた不恰好な体勢で、2番は早くも次の絶頂を迎えていた。
「なあ」
俺の呼びかけに、男が顔を上げる。
「あれだけ激しくしてて、2番の身体の方は何ともないのか?」
そうですね、と男が応じ、ぎしり、と椅子を鳴らして座り直した。
「あの肉穴と一緒に使わせているローションは特製のもので、生体的な自己治癒力を補うようになってるそうです。
だから少なくとも、表皮がひどく傷ついたりする事はないんだとか。それ以外のことは、僕もよく知りませんけど」
男に軽く頷き返すと、俺は黙った。男も、それ以上何も喋らなかった。
部屋にはただ、狂ったように2番が喚き散らす、耳をつんざくような声だけが響いていた。
410 :
(5/16):2012/03/18(日) 14:10:40.10 ID:NJy66p06
その時、手元のパネルで何かを監視していた男が
「ああ、また始まった」
とつぶやくと、素早く画面を切り替えた。
モニタから2番の姿が消え、代わりに『1番』の部屋が全体に映し出される。
男がスピーカーの音量を元に戻すにつれ、ごつっ、ごつっ、と、断続的に響く、鈍い音が聞こえた。
一体何だ、と言いかけたところで、俺は画面の一つを見て、その原因を理解した。
画面の片隅には、『1番』の姿があった。
壁に向かって立っている彼女の両脇で、緑がかった大きなツインテールが、ぶらぶらと左右に揺れている。
まるで止め方を忘れてしまったメトロノームのように、それらは絶えず動き続けていた。
なぜなら、彼女が何度も何度も、壁に向かって自らの頭を打ち付けていたから。
「2回連続で『はずれ』が出ると、いつもああなんです」
男が説明しながら、パネルを素早く操作する。それを終えると、ふう、と一息つき、コーヒーカップへと手を伸ばした。
ほどなくして、まるで同じシーンを繰り返し再生しているようだった映像に変化が表れた。
1番の胸元で、何かがちか、と点滅したのだ。
その途端、彼女は頭を打ち付けるのをやめ、くるりと振り向いて壁に背中を預けると、視線を下げ、自分の胸元を凝視し始めた。
1番が体の向きを変えた事で、画面には、彼女の表情と、その全身がはっきりと映し出された。
すなわち、興奮と期待と不安がない混ぜになったような奇妙な表情と、ふっくらと盛り上がった胸の中心部の発光体、
それに、一糸纏わぬ姿の下半身で、大きくその存在を主張している陰茎が。
胸の発光体はちかちかと明滅を繰り返し、その間隔が徐々に早まる。やがて、緑色の光を発した状態のまま、点滅が停止した。
それを見届けた1番の唇が、にまあ、と奇妙な笑みを形作る。
と同時に、股間の剛直が上下に弾み、その先端からぶしゅうっ、と勢いよく精液が噴出した。
恍惚の表情を浮かべた1番の体が、膝からがくりと崩れ落ちた。
411 :
(6/16):2012/03/18(日) 14:12:08.98 ID:NJy66p06
「あれが例の仕掛けか?」
1番の胸元の発光体を指して、俺は言った。
「ええ。一定時間ごとに判定が行われて、光が点けば『当たり』、消えたら『はずれ』なんだそうです」
「それぞれの確率は・・・」
「五分五分にしてあります。ただ、さっきの状態でさらに『はずれ』が出てしまうと、何をやるか分からず危険なので、
強制的に『当たり』を出しました」
「確かにな」
モニタの向こうで、再び、1番の体に組み込まれた発光体が点滅を始めた。先ほどと同じく、1番の表情が激しく変化する。
これから訪れるかもしれない快楽への期待と、それが裏切られるかもしれないという不安がめまぐるしく入れ替わる。
間もなくして、点滅が止まった。今度の結果は『はずれ』だった。
萎むようにして消えてしまった光を追って、1番の顔が深い絶望に沈んでいく。
そして、やにわに両手で自らのモノを掴むと、必死になって手首を上下動させ始めた。
固く、大きく反り返ったそれは一見、今にも射精を迎えようとしているかに見える。
だが、いくら激しく刺激を加えようと、光が消えている間は、決してその欲望が発散されることはないのだ。
歯を食いしばり、目に涙を浮かべながら、無我夢中でその行為を続ける1番の横顔を見ながら、俺はぼそりとつぶやいた。
「・・・ここまでやっても、目的は果たせなかったんだよな」
「ええ、だからこそ、今日の計画を実施する事になったわけですから」
横目で俺をちら、と見 上げて、男が問いかけてくる。
「上手く行くと思いますか?」
「さあな」と俺は答えて、残りのコーヒーをぐい、と飲み干した。実際、見当も付かなかったのである。
これからやろうとしている事の中で、何が起きるのか。
人間でない連中が考えていることなど、俺にわかるわけがない。
412 :
(7/16):2012/03/18(日) 14:13:28.16 ID:NJy66p06
「・・・そろそろ時間か?」
「はい。開始します」
そう言って、男がモニタを元の状態に戻すと、2番と3番の姿が画面に戻った。
それぞれが、それぞれの環境で、ただひたすらに自分の内の欲望だけと向き合っている。
男は続けて卓上の端へと手を伸ばし、そこにひっそりと存在していた、一つのスイッチに指をかける。
他の準備が全て整っている事を確認してから、そのスイッチを、パチン、と切り替えた。
その瞬間、全てのモニタの映像に変化が起こった。
ズズズ、という細かな振動とともに、それぞれの部屋を構成していた壁面が天井へと吸い込まれ出したのだ。
あまりの出来事に、3人それぞれが大きく目を見開き、体を強張らせている。
やがて各部屋の壁は完全に消失し、それを確認した男が、パネルを操作する。
前面のモニタが全て統合され、ある一つのカメラからの映像が、壁一面に大映しの状態となった。
「さて・・・」
俺は腕組みをし、無言のままで事態の推移を見守った。
ただ一つ、モニタ上に残された光景。
そこに映っていたのは、互いを遮る壁がなくなり、一つの大きな部屋となった空間で対面した、1番、2番、3番の姿だった。
体の自由が利かない3番はもとより、1番も2番も身体を凝固させて、突如として現れた他の二人を、ただじっと見つめている。
誰も、一言すら発する気配はなかった。
無言の内に、時間だけが過ぎていく。1分、2分。
永遠に続くかのように感じられたその沈黙が、2番によって破られた。
413 :
(8/16):2012/03/18(日) 14:14:36.96 ID:NJy66p06
「ふっ、んふふぅっ・・・ふひぃぃっ!」
それまでうっすらと聞こえていた2番の笑い声が、突如、爆発するように大きく響いた。
そして、ぐるん、と3番の横たわるベッドの方を向くと、その声を絶やさぬまま、一直線に駆け出した。
その右手に、自分が使っていた肉穴をしっかりと握り締めたまま。
「ひっ・・・!」
自分の方へ、まるで獣のようにまっしぐらに突っ込んでくる2番を見て、恐慌に襲われた3番は、必死で逃げ出そうとした。
しかしどれだけ力を込めようと、その手足を拘束している鎖が解ける事は無い。
その間にも、2番と3番の距離はみるみる縮まっていく。そんな目の前の光景を、1番がただ棒立ちになって眺めていた。
「はふっ、はっ、ふっひぃっ」
3番のベッドにがばっと取り付いた2番が、目の前にそそり立つピンク色の巨塔を、しばし憧憬の目つきで
うっとりと眺めまわす。
無遠慮に、その節くれだった陰茎やぽってりとぶら下がる陰嚢をべたべたと撫で回すたび、びくびくと3番の身体が痙攣する。
やがて2番はのそり、とベッド上に立ち上がると、右手をゆっくりと掲げた。
「・・・っ!」
その手に握られた肉穴に気付き、3番の顔が一瞬ぎくり、と硬直した。
ついで、恐怖に支配されていたその表情が、ぐずぐずと蕩けていく。
その下から表れたのは、悲願への、かすかな希望を見出した、とても淫らな期待の色だった。
そんな3番の様子には目もくれず、2番は目の前で尿道口をぱくぱくとさせている亀頭に、くちゅ、と肉穴をあてがった。
「あひゅぅっ・・・!」
先端に走った柔らかな感触に、3番が熱い鼻息とともに気の抜けた喘ぎをもらす。
2番はさらに力を込め、その肉穴を、ずぶぶぶと一気に引き摺り下ろした。
414 :
(9/16):2012/03/18(日) 14:16:12.07 ID:NJy66p06
「んぐっひいいいんっ!」
3番の声が上ずり、裏返った。
と同時に、顎ががくんと上がり、3番の不自由な体が弓なりにびきんと反る。
「はっひっ!あへっ、あへへっ!」
2番はただひたすら、自分の性器にそうしていたときと同じように、3番の肉棒を全力でしごき上げていた。
もはや自分のモノと他人のモノの区別すらつかなくなってしまっているらしく、一切手を加えていないにも関わらず、
2番の小ぶりな肉棒は、先ほどから何度も射精と勃起を繰り返していた。
その精液をも潤滑油にして、肉穴はぐちゅぐちゅと3番のペニスを汚していく。
もともと2番のサイズに合わせて作られたそれは3番には小さすぎ、今や完全に伸びきってしまっていた。
だがその分、内側の締め付けは尋常ではなく、容赦のない力でぎゅうぎゅうと、3番から精液を搾り取ろうとしている。
「んほぅっ、おほっ、んああああっ!」
下半身からの刺激にぐちゃぐちゃに掻き回された頭で、絶頂が近づいている事を3番は自覚した。
これまでずっと、渇望しては与えられなかったモノが、すぐ目の前までやって来ている。手を伸ばせば届きそうなほどに。
その期待と歓喜に脳内の興奮は際限なく高まり、眼は大きく剥かれ、口から発せられる声はますます調子の外れた絶叫となる。
「んにゃああああっ!んぐっ、ひぎいいっ、あひっ、あっ、あっ、あっへええええっ!!」
ごりゅん、と何度目かに2番が肉穴をずり下ろしたその瞬間、3番のペニスが限界を迎えた。
ぶびっ、ぶびびびぃっという、空気混じりの排泄音が轟き、異常なまでに粘度の高い精液が、噴出孔から迸った。
溜まりに溜まっていたそれはいつ果てるともなく噴出し続け、その塊がぐりゅぐりゅと尿道を通りけるごとに新たな刺激を
生み出し、3番をさらなる高みへと導いていく。
いつ終わるともしれない禁欲から解放された3番を待っていたのは、やはり終わる事の無い絶頂の繰り返しだった。
「はぐぅぅっ!ふっ、ぐっ!んむっぐぅぅぅんっ!!
排出のたびにいきむように声を絞り出す3番の腹に跨り、天からびしゃびしゃと降り注ぐ精液のシャワーを盛大に浴びながら、
2番は目の前で唸りを上げるそれを、まるで純粋な子供のような瞳で、ただぼんやりと見つめていた。
「・・・ぜえっ・・・ひゅうう・・・ふぅぅ、ふへぇぇぇ・・・」
ようやく射精が止まったときには、3番は全精力を使い果たしてしまっていた。
そこここに薄黄色の水溜りができたベッド上には、むわっとした異臭が立ちこめている。
その中心で、大口を開け、舌をだらりと垂らしたまま、必死で呼吸をする3番を尻目に、2番がゆっくりとベッドから下りる。
べっとりと、一面精液まみれになったその顔が、ぐぐ、ぐ、と、1番の方へ向けられた。
415 :
(10/16):2012/03/18(日) 14:17:38.98 ID:NJy66p06
2番によって、3番が陵辱される一部始終を見ていた1番が、びくり、と震えた。
「んっふぅっ・・・」
視線を1番に固着させたまま、2番がひた、ひたという静かな足音をさせてにじり寄る。
「んひゅっ、んふひぃっ・・・」
しゃくり上げるように笑いながら、2番が右手の肉穴を股間へと突き立てた。
ぎゅぽっ、ぎゅぽっと歩くペースに合わせて前後させるその先端から、粘液とローションの混合物がびしゃびしゃと吹き出す。
その上をびちゃり、べちゃりと渡りながら、2番は徐々に1番へと近づいていった。
自分に危害が加えられることを恐れた1番は、その場から逃げようとした。しかし、すでに腰が抜けており、
歩くことすらままならない。
その場にへなへなと座り込んだまま、ただ、後ずさるように両足を動かすので精一杯だった。
そんな1番を見下ろす位置まで近づいた2番が、大きく広げられた1番の股間のモノを、捕らえるようにぎい、と睨んだ。
わなわなと、1番の唇が震える。湧き上がる涙をぬぐうこともせず、ただいやいやをするように弱弱しく首を振る。
2番はその場にしゃがみこむと、すっかり萎縮してしまった1番の性器をを弄ぶように指で撫で回した。
さわさわと触れたそこがむくり、と首をもたげてきたところで、大きく口を開くと、先端から根元までを、ぱくり、と咥える。
「・・んんっ、ふむぅ、ぷぁ・・・」
2番の唇と舌の上でぬちょぬちょと転がされていくうち、たちまち1番の肉棒が硬さと熱を取り戻していく。
ぎゅっと眼を閉じて快感に耐える1番の足元で、しっかりと芯の通った肉棒が、頬の内側や喉を叩く感触を楽しんでから、
2番がちゅぷりと口を離した。
「ん・・・はぁ・・。ふぅ・・・んふふぅっ」
つんつんとソレを指先で小突き、辱めるに足る十分な勃起を確かめると、2番がまたにやりと笑う。
そして、両手で持った肉穴を、捧げるように高々と振りかぶった。
怯えをたたえた眼で、2番を見上げる1番。
勝ち誇った表情で、1番を見下す2番。
二人の視線がぶつかり、一瞬、動きが止まる。
次の瞬間、2番がまるで鎚を叩き付けるかのような勢いで、1番の股間めがけて両手を振り下ろした。
416 :
(11/16):2012/03/18(日) 14:18:51.42 ID:NJy66p06
電流のように全身を走った刺激に、1番の眼が大きく見開かれる。
3番の、極めて太いペニスによって大きく引き伸ばされた肉穴はしかし、強い伸縮性によって元の状態にまで戻っており、
1番のそこをもまた、ぎしぎしと容赦なく締め上げた。
「はっ、はぁっ、んはぁぁっ!」
興奮した様子の2番が、根元まで一気に下げた両手を使い、ぎゅっ、ぎゅっと1番の男根をもみしだく。
柔らかい肉穴の上から、形を確かめるように握っていき、その手応えを感じ取る。
それが済むと、ゆっくりと両手と肉穴を上下させ、1番の肉棒への愛撫を開始した。
―――無論、それは、2番にとってはそのまま、自慰を意味するのだが。
「あはっ、はうぅんっ!」
粘つく自らの涎とローションにも後押しされて、瞬く間に肉穴を滑らせる速度を増す2番。
摩擦が弱いせいで圧迫される感覚はないが、その代わり、ぬるぬるとした軟体生物が性器を這い回るような感触が1番を襲う。
それに呼応するかのようにガチガチに勃起していくその様相を見て、興奮した2番がさらにペースを上げた。
2番の股間も激しく反応し、肉穴の上下するペースに合わせてびくん、びくんと激しく脈打つ。
しかし、そんな目の前の光景に関わらず、1番の胸には今、光が灯っていないのだ。
達する事を許されない中での激しい手淫は1番にとって、3番と同じく、ただ苦痛でしかなかった。
「んぐぅ、んうぅぅ・・。・・・ふあぁぁっ!」
いつまでたっても射精の気配を見せない1番のペニスに、2番が焦れたように叫び、苛立たしそうに立ち上がった。
目の前の性器が絶頂を迎えないことには、それと同調している2番もまた、射精する事はできない。
そんなじれったさに耐えかねた2番は、もはや手段を選ぶつもりはないようだった。
「はっ、あふっ、あひっ、はへぇっ!」
あわただしい動きで2番が膝を大きく広げ、ぐぐっと前かがみになって、肉棒を下へと向ける。
1番に嵌め込んでいる肉穴をずず、と半分だけ引き抜くと、その先端に、つぷりと肉棒をあてがった。
「んひぃ・・・」
そして、一切の躊躇いもなく、穴の中で待つ1番の亀頭めがけて、ずぶう、と自らのペニスを突き刺した。
417 :
(12/16):2012/03/18(日) 14:20:17.68 ID:NJy66p06
「んおおおおおぅっ!」
ようやく収まるべき場所へ自分を収めた至福の叫びとともに、2番が即座に発射する。
勢いよく発射された粘液は、肉穴の内壁を伝ってそのまま1番のモノに降りかかっていく。
亀頭、陰茎、さらには包皮の隙間にまでじんわりと染み込む熱っぽい感覚に、1番が思わず腰を浮かせる。
「あへぇぇっ!あぁぁ、うああああっ!」
催促するかのようなその動きに、2番が今や一続きとなった自分と相手のモノを、大きなストロークで擦り始めた。
ずるり、ずるるっと肉穴を往復させ、1番の根元から二人の先端をぐにぐにと揉みほぐしつつ、自らの精巣まで
余すところなく責めあげる。
さらには先端の柔らかな感触まで貪ろうという勢いで、ぐりっ、ぐりっと1番の亀頭に向けて腰を押し付け始めた。
自分だけでなく、相手の持つ性欲すら奪い、堪能しようとする貪欲さ。
そんな2番の意識にあてられたのか、1番もいつしか同じように腰を振っていた。
肉穴は中央で固定され、その内部で二人の尿道口が何度もキスを交わす。その度ごとに、両者の間にとろりとした
粘液の架け橋が繋がれる。
ごぼごぼと肉穴の中を泡立たせながら、何十度目かの挿入を繰り返した時、1番の胸の発光体がちか、と点滅した。
だがもはや、1番はそれに斟酌することなく、ひたすら腰を打ちつけ続ける。
途切れることのない快楽の波に、他の全ての思考が押し流されてしまっていた。
そして、二人が全力で腰をぐいぃっ、と押し付け、肉穴が2番の手でぎゅぅぅっと握りつぶされた瞬間。
1番の胸で、光が灯った。
「んっひぃぃぃっ!はふぅっ、あうぅっ、ひっ、ひぐぅぅんっ!」
ぼびゅるるっ、という激しい噴出音とともに、肉穴の両端から、おびただしい量の精液が迸った。
両者とも天井を仰ぎ、自分の肉棒の表面が、焼けるように熱い粘液でどろどろとコーティングされていく感覚を、
精一杯に受け止めていた。
そのうちに、びしゃびしゃという水音を立ててこぼれていた精液が、ぽたり、ぽたりという雫に変わった頃、
ふっ、と2番の手が緩んだ。
ついで、支えを失った肉穴がずるりと抜け落ち、精液まみれの床にぼとりと落ちる。
「・・・あふえぇぇぇ・・・」
一瞬の間があって、2番の身体がべしゃり、と横ざまに倒れた。
白目を剥き、射精直後でだらしなく垂れた性器をぶらさげて、それでも2番は満足そうに、喉の奥から
搾り出すような笑い声を発していた。
1番も、倒れてこそいなかったが、だらりと舌を出して荒い息をついていた。両足を投げ出した体勢のままで、
身じろぎすら出来なかった。
やがて何とか呼吸を落ち着かせた後、1番はすい、と視線を落とし、自分の胸を見下ろす。
そこで、きらきらと輝いている緑色の光を、しばらくの間、ぼんやりと眺めていた。
418 :
(13/16):2012/03/18(日) 14:21:31.32 ID:NJy66p06
「・・・んんっ・・・」
どこからか、か細いうめき声がした。
それを耳にした1番と2番がつと、顔を上げる、
お互い、声の主が相手ではないと察すると、ほとんど同時に同じ方向を向いた。
「んあっ・・・ふぅん・・・」
3番の声だった。
先ほどの陵辱により、完全に失神している3番ではあったが、気絶してなお余りある行為の余韻が、無意識の内に身体を苛み、
3番に声を上げさせたのだった。
そして、その股間では、もはや完全に威容を取り戻した男性器が、大きく屹立していた。
「・・・くひっ」
2番が、痙攣するように一声、笑う。
そして、ずる、ずるり、と手足を這いずるようにして、3番のベッドへと移動を開始した。
自分の体力の消耗などとうに忘れ、ひたすら自らの欲望に向けて邁進する2番。
そんな2番の姿を、背後から、1番がじっと見つめていた。
長い時間をかけて、3番の横たわるベッドの足元までたどり着いた2番が、その端につかまり、よろよろと身を起こす。
息も絶え絶えの中、2番はほぼ真下から、拝むような体勢で3番の肉棒を見上げた。
「・・・はひっ、はっ、あはあっ・・・」
天井の照明がかぶってシルエットとなり、さらに存在感を増したその姿に、2番の目が蕩け、口がだらしなく開く。
この中に、みっちりと詰まっているであろう精液が爆発する瞬間を夢想するだけで、自分が絶頂を迎えてしまいそうなほどに、
2番の中ではそれが、妖しく魅惑的な存在と化していた。
文字通り、目の前に迫った素晴らしい瞬間に向けて、2番がぶるぶると震える手を伸ばす。
その手が、脈動する肉の幹に触れるその刹那―――
するり、と何者かの腕が、2番の背中から回された。
「ひっ!」
その、あまりに突然の出現に、驚いた2番が動けずいるうち、その手は2番の胸にそっと寄り添ってくる。
そして、内側に握りこんだ何かを、ぐぐぐ、と胸に押し込んできた。
胸を圧迫され、わずかな息苦しさを感じた2番は我に返り、ばっと後ろを振り向いた。
そこに、1番の顔があった。
419 :
(14/16):2012/03/18(日) 14:22:51.60 ID:NJy66p06
2番がとっさに飛び退き、1番から身を離した。
「ぐぅっ・・・!」
膝立ちの姿勢になり、うなり声を上げつつ、警戒するような目つきで1番をきっとにらみ付ける。
そして、気付いた。
1番の身体の中心、胸の中央に、ぽっかりと穴が開いていることに。
2番が思わず、触れられた胸の辺りを手探りでなでる。と、そこに妙な違和感を覚えて、視線をちら、と落とした。
先ほど、何かを押し付けられた場所。
その箇所が、緑色にちかちかと点滅していた。
反射的に2番が、1番と自分の身体を素早く見比べる。それは間違いなく、さっきまで1番の身体で目障りなほどに
明るく輝いていた、『何か』だった。
その、得体の知れない何かの点滅が早まる。それに合わせるかのように、2番の鼓動がどっどっどっどっと早鐘を打つ。
「あああ ・・・ひぃぃっ!」
正体の分からない物体に、自分の肉体を蝕まれるような感覚に、2番は震え上がった。
そんな2番の様子を、1番が感情のこもらない瞳で、観察するように見据えている。
その唇は真一文字に結ばれ、呼気の一つさえ発しない。
やがて、2番の胸の明滅が極限まで激しくなり、それから突如、ぴたり、と止まった。
出た目は『はずれ』だった。
「あぎぃぃぃぃっ!!」
ずきん、という、鋭い針を刺し込まれたような強烈な痛みが、2番の股間に走った。
今まで思うままに垂れ流していた精液を、突然せき止められたのだ。
それは2番にとって痛みなどという生易しいものではなく、この世の物とは思えない、耐え難い苦痛だった。
「あぐぅっ!ふぐっ、ふっ、んぎいぃっ!」
2番はぐうっと自分のモノを睨めつけ、そこにありったけの力を込めて、精液を排出しようと試みた。
だがいくら力んでも、一向に精液が尿道を通り抜ける気配は感じられない。
焦った末に、2番は両手で陰茎を鷲掴みにすると、恐ろしいほどの速さで手淫を開始した。
両手が赤く染まるほどにぎりぎりと力を込め、必死の形相でペニスを奮い立たせようとする。
しかし、どれだけ続けようとも、絶頂の瞬間は訪れてくれなかった。
「はっ、ひっ、はひぃっ、ふっ、ふぐっ、ふぐぁぁっ!」
2番の眼が大きく見開かれ、黒目は点のように小さく縮んでいく。
それはすぐそこまで来ているはずだった。先程までの状態なら、もうとっくに限界を通り越し、射精に至っているはずだった。
それなのに、まるで強固な見えない栓でふさがれてしまったかのように、どれだけ足掻き、もがいても、マグマのように
煮えたぎる欲望を、ぶちまける事が出来ないのだった。
420 :
(15/16):2012/03/18(日) 14:24:19.39 ID:NJy66p06
「うがああああっ!!」
絶望の中で、2番が叫ぶ。
その声が引き金になったかのように、発光体が再び点滅し出した。
「ひぁぁぁっ!」
それに気付いた2番が素早く股間から手を離し、代わりにその、おぞましい物体に手をかけた。
何とかして引き抜こうと力任せに引っ張るが、それはがっちりと2番の胸に食い込んでおり、一向に抜ける気配はない。
未知の疼痛に悶え苦しむ2番とは対照的に、発光体はあくまで冷たく輝き、発光と消滅を繰り返す。
それを観察している1番の瞳にも、同じ色の光が宿っていた。
「うあっ、うあああっ!ぐうぅっ!はへっ、はへっ、はっ、ふああああああっ!」
半ば半狂乱となり、かすれた声を上げながら地面をのたうつ2番の胸で、光がすうっと消えていく。
その輝きが、完全に失われた瞬間。
2番の頭の中で、何かが、ぷつり、と切れる音がした。
「・・・・あぁ・・・」
魂の最後のひとかけらを吐き出すように、2番の喉が鳴った。
それきり、2番は動かなくなった。
「・・・・・・」
2番の狂態を最後まで見届けた1番が、ゆっくりと天井を見上げた。真っ白な天井には、規則正しい配列で、
まばゆく輝くライトが並んでいる。
そのうちの一つに目をやると、まぶしそうに、すっと目を細める。
「・・・ふふ」
それから、笑い声を一つ、漏らした。
「ふふふ・・・あはっ、あははははっ」
最初は小さな声で、徐々に、徐々に大きく。
「ははっ、はっ、あっははははっ!」
ついには腹を抱え出し、おかしくて仕方がないといった様子で。
「あははははははははっ!」
涙を流して、心の底からの笑顔を浮かべながら。
ありったけの感情を込めた声で、1番は笑い続けた。
「はぁっ・・・」
笑って笑って、笑い疲れた1番は、その場にそっと身を横たえ、眠った。
あとに残った声はただ、1番の、とても静かな寝息だけだった。
421 :
(16/16):2012/03/18(日) 14:25:36.26 ID:NJy66p06
「・・・終了だな」
「ええ」と答えながら、男が傍らの連絡機を手に取る。その向こうの相手と二言三言会話を交わした後、機械を元に戻した。
ややあって、モニタの向こうの部屋に、数人の男たちの姿が現れた。彼らは倒れ込んでいる三人を部屋の外へと運び出すと、
汚れきった部屋の後始末を開始した。ホースを引き込み、部屋中を洗い流していく。
それを傍目に俺は腕組みをほどくと、手元のパネルをじっくりと見ている男に近づき、「どうだ?」と訊ねた。
漠然とした言葉だったが、それでも男は質問の意図を理解したようで、そこに表示されているデータを俺に見せながら言った。
「完璧です。ようやく1番の音声データが取得できましたよ。これをサンプリングしてライブラリに追加すれば、
ますます人工音声の幅が広がるのは確実でしょう」
今日、初めて感情を露わにした口調で彼が言い募る。
「それに、2番と3番からも新規のデータが採取できましたしね。予想以上の効果がありましたよ、この計画は」
「まあ、結果論だがな」
「それでも、成功は成功ですから」
それから、椅子から立ち上がって伸びをしながら、俺に向けて笑いかけた。
「発案者としても、鼻が高いんじゃないですか?」
鼻が高い、か。とてもそんな気分にはなれそうもなかった。
大体、発案者といったって大した事じゃない。うんともすんとも言わなかったあの1番を喋らせるためにはどうすればいいか、
という話し合いの席で、苦し紛れに
「他の連中と会わせてみりゃ、お喋りでも始めるんじゃないですかね」と言っただけの事だ。
それ以降の計画は、俺のあずかり知らぬところで、勝手に転がっていったに過ぎない。
そんな俺の内心も知らず、男は幾分、浮かれたような調子で続けた。
「さて、それじゃ僕はデータの整理に入ります。大量だから時間がかかると思いますけど、終わったらそちらの部署へも
転送しておきますから」
「ああ、頼んだ。サンプリングはいつも通りこちらでやらせる」
そう言い残し、俺は踵を返して出口へと足を進めた。が、ふと気になってもう一つ質問を口にした。
「なあ」
「はい?」
「あの三人、この後どうなるんだ?」
「さあ・・・僕は何も聞いてませんけど」
心底、興味のなさそうな反応だった。
「気になるんですか?よかったら、僕の方で確認しておきますけど」
「いや、いいんだ。俺も別に興味はないよ」
そうだ、これはもう、終わった事なんだから。俺は再び、出口へと向かって歩き出した。
そんな俺の背後で、男が確認のためか、録音データを再生している。
「ははっ、はっ、あっははははっ!あははははははははっ!」
けたたましい1番の笑い声に見送られながら、俺は自動ドアをくぐり、その場を後にした。
以上、お目汚し失礼いたしました。
楽しんでいただければ幸いです。
うーん、陵辱シチュとかに近いな
出来ればNGワード指定した方がよかったかも
乙
これはいいな
素晴らしい。GJ!
開発用VOCALOIDか・・・・・・?
栗ではなく違法企業の可能性もあるけどそこらへん想像の余地がありますね。
遅まきながらGJ!
本格派ガチエロかつ緊張感のある展開で良かった
三人とも言葉らしい言葉はひとつも喋ってないんだよな
後半の展開はゾッとした
427 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/21(水) 01:13:48.51 ID:37yObRT+
いろはさんって中学生だったんだ…
「ミク、聞きたいことがあるのだが」
「なんですかマイマスター」 バリボリ
「ジャンク基盤を食いながら喋るな。全国のファンが失望する」
「スミマセン」 チュルチュル
「水冷用冷却液を飲むな、全国のファンが真似しかねない」
「スミマセン。ところで、ご用はなんですか」
「おまえのネギは、なぜいつまでたっても腐らないのだ」
「ああ、本物じゃないのです。食品サンプルです」
「なんと」
「一本、五万円です」
「高いな」
「じつは仕込み刀です」 シャキン
「!」
「鞘はバイブにもなります」 ヴヴヴ
「淫らだ。夜な夜な使うのか」
「KAITOの尻穴に刺して使います」
「!」
ちょwネギの使い道は別として、ジャンク基盤バリボリに不覚にも萌えたw
ミクどころかVOCALOIDならやりかねんwww
ここはエロssじゃなくてもいいのか?
カマンベイベー
ままま式GUMIが可愛くて仕方無いから書いたマスター×GUMI
いろいろおかしいかもしれません
俺はレーサーという夢を叶える為に渡米し、帰化申請して正式にアメリカ人となってから何年たっただろうか。
その間レーサーの夢を叶え、欲しい車も全部手に入れ、自分専用のサーキット付きの家も建てた。
でも、その間俺はずっと孤独だった。チームの人間だって結局は上辺だけの付き合いで誰とも深い付き合いはしなかった。
メディアは俺を孤高のレーサーと囃し立てた。孤高とは言うがその実唯のぼっちに過ぎない。
俺がGUMIと出会ったのはそんな時だった。
インターネット社が販売する第二世代型のVOCALOID、それがGUMI。
初めてその姿を見たときから惹かれるナニカを感じ、俺はGUMIを我が家に迎え入れる事に決めた。
「貴方が、私のマスターとなってくれる人ですね?」
「そうだ、俺が君のマスターだ。よろしくな、GUMI」
「はい!こちらこそよろしくお願いします、マスター」
GUMIはとてもいい子だった。明るく、活発で、明朗で。
VOCALOIDである彼女は歌うことが大好きだ。だから俺は毎日トレーニングが終わった後や就寝前に必ずGUMIに歌を歌わせてあげた。
そうする事で彼女も喜ぶし、俺もとてもリラックスできた。
それからしばらくたったある日
私のマスターは最近レースのお仕事で忙しいみたいです。お仕事で忙しいのは解るんですが、とらんざむやむるしえらごばかりに構ってばかりで
私に構ってくれずちょっと寂しいです。だから今日はマスターがお仕事しているガレージに行ってみようかと思います。
「マスタ〜♪」
「ん?何だGUMIか、どうしたんだ?」
「えへへ、マスターがいつも何してるのか気になって来ちゃいました〜」
「フッ、何だそんな事か。俺は今三ヶ月後のボンネビルに備えてトランザムを改造してる所だ。まだまだ煮詰める余地がありそうでな
全然終わりそうにないんだこれが。ごめんなGUMI、最近構ってあげられなくて」
「いいんですよ、気にしないで下さい。マスターの大事な夢を叶える為なんですから。それにしてもマスター、このとらんざむと言う車は
マスターがとても大事になさってる車なんですか?」
「どうしてそう思う?」
「なんだかこの子、マスターにいっぱい乗ってもらえて喜んでるような気がするんです」
「お前にも、コイツの声が聞こえるのか?」
「えっ?」
「俺には聞こえるんだ。コイツだけじゃない、今までのレースで乗ってきた全部のマシンの声を聞いた。その声が聞こえたおかげで
俺は勝利を重ねてきた」
「マスター……」
(それじゃあ、マスターには私の声が聞こえますか?私の、寂しくて寂しくてどうしようもないという声が……)
「さて、この辺で区切りを付けますかなと、どっかで区切りを付けないと延々やり続けてしまうからな」
「マスター……その、どうしても話したい事があるので後で部屋に言ってもいいですか?」
「ん?ああ、いいけど別に」
いくら大事なレースを間近に控えているとはいえ、最近GUMIに構ってあげられない事は俺としても反省すべきだと思う。
さっきのGUMIもとても思いつめていたような表情をしていた。正直彼女のあんな顔を見るのは俺も心苦しい。
考え事しているとドアをノックする音が聞こえた
「入れ」
「マスター、失礼します」
「GUMI、話というのは一体?」
やはり彼女は暗い表情をしている
「マスターは……マスターは……」
GUMIが何か決心したように問うた
「マスターは車と私、一体どっちが大事なんですか!?」
「な!?」
突然の問いだった
「マスターはいつも車に構ってばっかり、私には飽きたんですか!?もう私は必要ないんですか……?」
最初の方は語気が強かったが、次第に消え入るような声で話す。彼女の目じりには涙が浮かんでいる。
「GUMI……」
泣きそうな彼女を抱きしめる。
「GUMI、お前との時間を作って上げられなかったのは、俺の落ち度だ。だからそんな悲しい事言わないでくれ。
俺まで苦しくなってしまう」
「ます、たぁ……」
「お前が家に来るまでずっと俺は一人ぼっちだった。今お前にいなくなられたら俺はまた一人ぼっちだ。車じゃ俺の孤独感は消えなかった。
でもGUMIが来てくれてから俺は孤独感を味わう事が無かったんだ。だからGUMI、お前は俺にとって無くてはならない存在なんだ」
「マスター、私、私嬉しいです、マスターにそう言ってもらえて」
マスターの胸の中で涙を流すGUMI
「GUMI、俺はお前が好きなんだ。もう唯のマスターとVOCALOIDとしての関係として見れない。俺はGUMIのことを恋愛対象として
見てしまっているんだ」
「マスター……私も、マスターの事が好き……」
「GUMI……」
二人は口付けを交わした
GUMIをお姫様抱っこでベットまで運び、ベットに寝かせる。
「マスター……これからその……するんですか……?その……せっくす」
「ああ、俺はGUMIの事、いっぱい愛してあげたいからね。ところでGUMIはそういう知識は持ってるのかい?」
「いいえ……ただ、愛し合ってる男女がより愛を育む為の行為という認識しか……」
「そっか」
無理も無い。本来彼女は歌うための存在であってそういうことをするための存在ではないのだから。
「GUMI、服、脱がすよ?」
「はい、マスター……」
上着を脱がせると美しい大き目の、美巨乳とも言うべき乳房が露になる。
「綺麗だ、GUMIのおっぱい」
「ああ、マスター、恥ずかしいです……」
GUMIの乳房を揉みしだく。実際に掴んでみると、少し手に余る大きさだ
「GUMIのおっぱい、柔らかい。ずっとこうして揉み続けていたいよ」
「ああっはぁっマスター……」
少しづつGUMIの声が甘くなっていく。すかさずGUMIの乳首に吸い付く。
「ああっいやっ……すっ吸っちゃダメですうう」
「GUMI……可愛いよ、GUMI」
「マ、マスターは服脱がないんですか?私ばかり恥ずかしいんですけど……」
「そ、そうだな。すまんすまん」
GUMIに言われ服を脱ぐ。全て脱ぎ終わるとそこには男性の象徴が立派に屹立していた。
「す、すごい。これが、マスターのおちんちん……触ってみてもいいですか?」
「いいけどデリケートな部分だから優しくだぞ」
「解りましたあ」
初めて目にする男性器にGUMIは興味津々だ。指でつついてみたり、なぞってみたり
握って上下に扱いたりと色々試している。するとGUMIはあるものを発見した。
「マスターのおちんちんの付け根にある袋、不思議ですね。中にコリコリした玉が二つあって」
右手で竿を扱き、左手で睾丸を揉みしだくGUMI
「ああっうう、GUMI……気持ち良いよ……」
(マスター、私の手で感じてくれてる。どうしよう、私マスターのおちんちん舐めてみたくなちゃった)
舐めてみたい衝動に駆られ、GUMIは肉棒に舌を這わせた。
「ちょっGUMI、何て事してるんだお前!?」
「ごめんなさいマスター、どうしても舐めてみたくなったんです……続けてもいいですか?」
「あ、ああいいけど、絶対歯は立てるなよ、凄く痛いから」
「解りました、歯を立てないように気をつけますね」
裏筋、カリ首、そして鈴口を舌先で刺激していく。GUMIの舌技で徐々に射精感が高められていくが
さらにGUMIは口全体で肉棒を咥えた。
「んぶ、じゅぶ、んぶ、じゅぶ、きほひひひれふふぁ、ふぁふふぁー(気持ちいいですか、マスター)?」
「う、うああ、GUMI咥えたまま喋らないでくれ」
もはや我慢の限界を迎えそうになったとき、GUMIか口から肉棒を離した。
「んふふマスター、私いい事思いついちゃいましたぁ、それ!」
なんとGUMIは乳房で肉棒を挟みだした。
「うう、GUMI、さっきからお前何処でこんな技覚えてきたんだ?VOCALOIDのお前が、何でこんなに性技の知識豊富なんだよ?」
「だってぇ、マスターがいっつも見てるHな本やビデオに出てる女の人は皆こう言う事してたじゃないですか〜」
「まさかGUMIに見られてたとはね、ううっ」
GUMIが左右互い違いに乳房を動かしながらさらに亀頭を舌で舐めた。
「はああ、GUMIそろそろ限界だ、イッてもいいかい?」
「ど、どうぞ、イッて下さい、マスター」
「GUMIのおっぱいの間に出すからね、ああ、イクッ!」
GUMIの谷間に白濁液が吐き出される。
「これが、マスターのえーえき……おっぱいの間、マスターのせーえきでネバネバ」
「ちょっと待っててねGUMI、今ティッシュでそれ拭いて綺麗にしてあげるから」
GUMIの体を綺麗にしてあげるのだが、全部ふき取るのに三枚以上使うハメになってしまった。
「ふぅ、ようやく綺麗になった」
「あっマスターのおちんちん、まだおっきいまんま。その……挿れちゃうんですか……?」
「そう言いたい所だがその前にやりたい事が有るんだ」
「一体それは何です?」
GUMIの太ももに手を触れる
「俺さ、GUMIの太もも好きなんだよ。色白で、むっちりしててさ」
「マ、マスター……」
そしてGUMIの太ももを舐める
「ああやっぱり俺の思ったとおり最高の太ももだ」
「やぁん、マスター……そんな所、舐めないで下さい」
「さぁてと、ペロペロはこの辺にして」
GUMIの左太ももについているガーターリングに手を掛ける。
「マスター……何をするつもりで?」
「こうするのさ」
ガーターリングと太ももの隙間にペニスを挿入する。
「マ、マスター!一体なんて所におちんちん入れてるんですか!?」
少々お怒り気味のGUMIだが構わずに腰を振る。
「あああ、GUMIの太もも、むっちりしてスベスベでもうイキそう」
「ああっマスター、やめてください」
GUMIの太ももに本日二度目の精を吐き出す。
「はぁはぁ、マスター……次こそはちゃんと入れてくれますよね?」
「ああ。でもその前に入れるための下準備をしないと」
「下準備?きゃあ!」
GUMIのショーツを脱がせ、既に濡れぼそった女性器に舌を這わす。
「じゅっじゅるる、ああGUMIのおまんこ美味しいよ」
「あっああん。マスター……そんな事、恥ずかしいから言わないで下さい」
「さて、これだけ濡れてれば十分でしょう。GUMI、いよいよ入れるよ?」
「は、はい。き、来てください、マスター……」
GUMIの膣口にペニスをあてがい、ゆっくりと挿入していく。
「GUMI、苦しかったり、痛かったりしないか?」
「だ、大丈夫ですマスター。私の事は心配せずに、マスターの好きなようにして下さい」
「GUMI……」
GUMIの膣はまるで歓迎するかのようにペニスを締め付け刺激してくる。やがて最奥部まで到達した。
「GUMI、全部入ったよ。大丈夫?」
「うっ、ふうう、はぁはぁ。さっきも……大丈夫って言ったじゃないですか……動いてもいいですよ」
「解った。動くよ、GUMI」
抽送を開始する
「あっああっマスターのおっきいのがっ私の膣内、抉っちゃってるよぉぉぉ」
「はぁぁ、GUMIっ!GUMIっ!」
「ああっマスター!マスター!」
お互いの名前を呼び合い、キスをする。
「GUMIっ!GUMIの事、愛してるよ!だから、精液、膣内で出しちゃっていいか?」
「あ、ああ、私も!私もマスターの事愛してます!だから、マスターのせーえき、膣内にいっぱい下さい!」
抽送のスピードを上げ、ラストスパートを掛ける。
「はぁぁっ、GUMIっ!イクぞっ!GUMIっ!」
「ん、ああん、わ、私も、イ、イク、イッちゃううううぅぅぅ!!」
GUMIが絶頂すると同時に大量の精をGUMIの膣内に吐き出す
「はあ、はあ、最高に気持ちよかったよGUMI」
「ああ、はあ、私も……とっても気持ちよかったです……」
「そうだGUMI、明日ドライブに行こうか。半年前に買ったばっかのレヴェントンロードスターに乗っけてやるぜ」
「え!?いいんですか?やったぁ、私一度でいいからマスターとドライブに行きたかったんです」
「よし、そうと決まればまず明日のために寝よう。おやすみGUMI」
「はい、おやすみなさい、マスター」
こうして二人は抱き合い幸せな眠りに就くのであった……
-fin-
投下乙!
GUMIはやはり美乳だな。
440 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/31(土) 10:31:56.37 ID:ehL/dx/C
GUMIちゃんかわかわ
ミクさんが二十歳になったらルカちゃんを追い抜く
四月馬鹿
mikiで膝コキしたい
ラピスの発売ってもうすぐだよな
15センチの設定のせいで妄想しにくいけど
・たこルカと触手プレイ
・ローション垂らした綿棒突っ込んで処女喪失
・全身使ってオナホに
ラピスの身長にはあらゆる可能性が詰まっている
書き込んでから思ったが、ポークビッツじゃないと入らねーな
テヘペロ
多分ここには15センチ位のお人形さんに興奮できるスキルもった人多そうだから大丈夫
包皮思いっきり延ばした中に顔突っ込ませて外から押さえ付けてカリ裏のチンカス掃除させたい
つーか15センチって俺のちんこと同じじゃん。胸熱
・ちんこに抱きつかせて全身を使って扱く
・ちっちゃいおくちを使ってちんこをくまなく舐めさせる
「・・・ふう、お待たせしました、マスター」
どろり、と糸をひきながら、ローション風呂からあがったラピスが言った。
全身を粘つかせたまま俺の股間へと歩みよってくると、まるで大好きな恋人にそうするように、
男性器にぴとり、と身を寄り添わせる。
そして、精一杯広げた両手と膝を大きく開いた両足で、俺の肉棒をしっかりと抱き締め、
腰を大きく上下にグラインドさせ始めた。ずるり、ぬるりとした感覚が、俺のペニスを包み込んでいく。
「うふふ、マスターのおちんぽって、とっても太いんですね。ぷにぷにした抱き枕みたいで、とっても気持ちいいです」
まるで卑猥なポールダンスのように体をくねらせながら、ラピスがすりすりと亀頭に頬ずりし、
ちゅっ、ちゅっとキスの雨を降らせてくる。
それと同時に、亀頭の首の曲線にそって、つつう、と指を這わせてきた。その刺激に肉棒が震え、絶頂が近づく。
「イッちゃいそうなんですか?マスター。いいですよ、ちっちゃなラピスが一番の特等席で見ててあげますから、
遠慮なくぴゅっぴゅしてくださいね」
そう言って、ラピスは片手をすっと差し上げると、その手を鈴口の中へつぷり、と差し込み、
その内側をこちょこちょとくすぐってきた。
ローションまみれの手で行われるその愛撫に、俺の我慢は限界を迎え、ほどなく射精した。
ラピスが裏筋に顔をあてがい、ぼたぼたとこぼれてくる精液を、大きく口を開けて待ち構える。
ずずず、という音をたてながら、彼女にとってはかなりの量になるその粘液を口いっぱいにすすり、
ぐちゅぐちゅと口内で弄んでからごっくんと飲み込んだ。
「・・ん・・ぷはぁ、ごちそうさまでした。
これからもずっと、ラピスのごはんはマスターの精液だけですから、
そのかわり、もっといっぱいいっぱいえっちな事してあげますね、マスター♪」
なんか悶々としてきたんで発散用の小ネタ。反省はしていない。
ルカさんがサキュバスだったらという妄想
ルカさんはね
マスターが部屋に閉じこもってルカのパッケ絵をオカズにオナッてる最中に
部屋にズケズケと入り込んでマスターに言葉責めするくらいには淫乱だよ
問題ありとみなされて捨てられたボカロ達をアパートの家主が拾ってきて
それぞれに傷を負いながら暮らしてゆく”ボカロ荘”
もちろん童貞にエロ文など書けるはずがない
保管庫更新されてるね
>>453 こんな感じでしょうか。俺も童貞だけど。
458 :
(1/7):2012/04/06(金) 06:52:37.92 ID:9rPlayQF
「♪みっくみっくにしーてあげる〜・・・」
携帯から、さわやかな歌声が鳴り響く。
「んん・・・」
その持ち主である彼女は、ごろん、と一つ寝返りを打つと、眠気が充満した意識のまま、もそもそとそれを手に取った。
ボタンを押して歌声を止め、ディスプレイの時計を見てみる。
午後3時。
「・・・あー、もうこんな時間かあ」
ぽつりとつぶやくと、ぽい、と携帯を放り投げ、そのまま二度寝を始めてしまった。布団に残る体温が心地いい。
今日は1時から、バイトの面接の予定だったのだが、もう、そんな事はどうでもよくなってしまった。
彼女の名前は初音ミク。ボーカロイドである。
ボーカロイドだが、マスターはいない。彼女は一人でこの「ボカロ荘」に住んでいた。
少し前までは彼女にもマスターがいたのだが、その、あまりにもやる気のない性格が災いして、
マスターから暇を言いつけられてしまったのだ。
「はあ、じゃあ、まあ、お世話になりました」
とくに別れを惜しむでもなく、ミクはさっさとマスターの家を後にした。
その後、町をふらふらしている間にこの、ボーカロイドだけが住むアパートの噂を聞きつけ、今に至っている。
以来、仕事についたりやめたりを繰り返しながら、何とかかんとか生活しているのだった。
459 :
(2/7):2012/04/06(金) 06:53:33.45 ID:9rPlayQF
「・・・お腹すいたな」
しばらくして、腹の虫がごろごろと鳴いたのをきっかけにして、ミクはのっそりと立ち上がった。
寝巻き兼用のジャージを着たままで顔を洗い、長く伸ばした髪にくしをざっと通すと、適当に一本に縛り上げる。
部屋の中に雑然と転がった様々なモノの中から、ひょいとサイフと鍵を拾い上げると、
それを無造作にポケットに突っ込み、部屋の外へ出た。
がちゃり、と鍵を閉め、アパートの玄関へと向かおうとした、その時。
「さあ行こうよリン!僕は君とならどこにだって行ける気がするんだ!」
「うれしい!私もいっしょだよ、レン!レンのこと、大好き!」
隣の部屋のドアが勢いよく開き、中から一対の少年と少女が現れた。
二人は楽しげに言葉を交わしており、その顔はキラキラと光り輝いて見える。
だが、それを見たミクの顔は対照的にみるみる曇っていく。
「・・・どーも」
すれ違いざま、ミクが二人に挨拶する。軽い会釈を伴う、ぶっきらぼうな調子で。
だが、二人はまるっきりそれを無視し、相変わらずお互いの間だけで会話を続けていた。
「レン、私のこと置いていなくなったりしないでね?そうなったら私、生きていけない!」
「バカだなあ、僕がリンを一人ぼっちにするわけがないだろ?僕たちはずっと一緒だよ!」
「うれしいっ!」
鏡音リン、レン。彼と彼女もまた、ボーカロイドである。
この二人が、どういういきさつでここに住んでいるのか、ミクは知らない。
彼女がここにやって来た時にはもうすでに、二人はここの住人だった。
だが、いついかなる時でも二人一緒に行動し、お互いのこと以外にまったく興味を持とうとしない二人を見て、
なんとなく原因を推察することは出来た。
(・・・きっと、マスターの事もこんな風に無視して、二人だけで盛り上がってたんだろうな)
そんなことをぼんやりと思っているうち、二人はさっさとアパートの玄関から出て行ってしまった。
それを追うように、ミクも歩を進める。かすかに差してくる午後の日差しが、その身体を照らした。
460 :
(3/7):2012/04/06(金) 06:54:44.57 ID:9rPlayQF
「やあ、ミクさん。こんにちは」
玄関を出たところで、このアパートの管理人と出くわした。
KAITOという男性型ボーカロイドであり、物腰の柔らかそうな好青年だ。
玄関先をほうきで掃除しながらにこりと微笑みかけてきたKAITOに、ミクはあいかわらず無愛想な挨拶を返す。
それに気を悪くした様子もないまま、KAITOはミクを見送った。
「お出かけですか?今日はいい天気ですものね。行ってらっしゃい」
その声を背中に受けながら、ミクは商店街へと向かう道路を歩き続けた。関わり合いになりたくない。
あの管理人が、毎晩夜中になると、上半身裸に下半身はパンツだけを身に付け、マフラーを巻いただけの格好になり、
夜な夜な近所を徘徊する趣味があるということは、住人の間ではもはや公然の秘密だった。
やがて、近所のコンビニへとたどり着いたミクは、店内に入るとすぐ、レジ横のスタンドへと向かった。
目当ては、そこに置いてある求人雑誌。バイトの面接をすっぽかしてしまった以上、何か次のあてを探さなくてはならない。
ぱらぱらとめくってみるも、どの仕事もキツそうだし、あんまりお金になりそうもないものばかりだった。
「・・・まあ、人間だって余ってる時代だしね。ボーカロイドなんてなおさら・・・」
そうひとりごちながら、『求ボカロ』ページにも目を通してみる。
店内放送のアナウンサー、イベント、アトラクションのMCなど、様々な仕事が並んでいる。
だが、どれもこれも、条件欄には
『要アペンド機能』
『VC3シリーズに限る』
などの文字が並んでいる。ミクは、そのどれらにも当てはまらなかった。
はあ、とため息をつきながら、無料配布のそれを小脇に挟み、スタンドを離れる。
雑誌のコーナーを物色し、新発売の雑誌を手に取った。
しばらく、その雑誌を立ち読みして時間をつぶしていたミクの耳にふと、店内の有線放送の曲が流れ込んでくる。
「♪あなたーといらーれるそれだけで〜・・・」
『初音ミク』の歌声だった。
その声を耳にしたとたん、ミクの心になんとなく、物悲しい気分が立ち込めてきた。
(・・・もういいや、早く帰ろう)
そして、雑誌を本棚に戻すと、目的だったコンビニ弁当とドリンクを手に取り、会計を済ませて店を出た。
461 :
(4/7):2012/04/06(金) 06:55:41.65 ID:9rPlayQF
コンビニを出ると、もう夕暮れ時だった。
オレンジ色の西日に染められ、コンビニ袋を提げて、てくてくと帰途に着く。
やがて、ボカロ荘へと戻ってきた時には、もう大分日も暮れていた。
玄関先にKAITOの姿はなかった。掃除を終え、管理人室へと戻ったのだろう。
ミクは自分の部屋番号のポストを開け、特に何も入っていない事を確かめると、部屋へ戻ろうとした。
その時。
「あら?そこにいらっしゃるのはミクさんではなくて?」
背後から、声をかけられた。
(・・・はあ)
その声に、心の中で大きなため息をついてから、ミクは渋々といった様子で振り向いた。
そこにはピンク色のロングヘアーを風になびかせる、長身の美女が立っていた。
「ああ 、やっぱりミクさんでしたのね!背中から貧乏の匂いが立ち上っていたのですぐにわかりましたわ!」
ミクの向かいの部屋に住んでいる、巡音ルカだ。
身長を生かした上からの目線で、ミクを見下すようにしながら言葉を続けた。
「ほーっほっほっほ!貴女は相変わらず貧乏がお似合いですこと!
あら?あらあら?その手に持っているものはなんですの?まさかそんな粗末なお食事を召し上がる気でいらして?
よかったらわたくしが最高級のディナーを施してさしあげてもよろしくってよ?ほほほほほ!」
なんだか知らないが、初対面以来、彼女はやたらとミクにからんでくるのだった。最近はすっかり慣れっこになってしまい、
特に返事をする気も起こらない。
それに 、金持ちぶってはいるが、彼女だってこのアパートの住人なのだ。何か問題を抱えているのは疑うべくもない。
「・・・結構です。じゃ」
すげなくそう断るとくるりと向きを変え、ミクは廊下をつかつかと歩き出した。
後ろから、追いかけてくるようにルカの声が飛ぶ。
「ああらそうですの?残念ですこと。まあ、庶民には庶民の暮らしがありますものね。
気が変わったらいつでも言い出してくださって結構ですのよ?それでは御機嫌よう、おーっほっほっほ!」
ルカの高笑いをBGMに、ミクはさっさと自分の部屋へと戻った。
462 :
(5/7):2012/04/06(金) 06:56:36.81 ID:9rPlayQF
「あー、食べた食べた」
食事を終えてしまうと、ミクはごろん、と布団に横になった。もう、何もする事がないのだ。
テレビはアパートの設備不足のせいで地デジが映らず、パソコンも持っていない。
本を読んで時間をつぶそうにも、そう多くもない家の本はあらかた読みつくしてしまっている。後は風呂に入って眠るだけだ。
何をするでもなく、ごろごろと転がっているうち、どこからかかすかに声が聞こえてきた。
(・・・本当にリンはかわいいね・・・まるで天使みたいだ・・・)
(・・・もう、レンったら、おせじばっかり・・・)
鏡音家の声だった。壁の薄いこのアパートでは、隣室の声もかなり漏れてくる。
ミクの方はそれで困る事などないが、鏡音家はそれを知ってか知らずか、毎晩のように会話をしているのだった。
聞くともなく、ミクが二人の声に耳を傾けていると、そのうちに様子が変わってきた。
(・・・おせじなんかじゃないさ、ほら、こんなにふわふわして、いい匂い・・・)
(・・・やだ、レンったら、ダメだよ。まだお風呂も入ってないのに・・・)
どうやら、二人が何かを始めたらしい。だが、それに気付いても、ミクは顔色一つ変えることなく、
(ああ、またか)と思うだけだった。
あの二人が「何か」をしているのは、別に今夜に限った事ではない。
そもそも、彼等はボーカロイドなのだから、年齢とか近親とか、そんな人間同士のタブーを当てはめる必要もないのだ。
そんな風に、普段なら委細構わずすやすやと眠ってしまうミクだったが、今夜はなんとなく勝手が違った。
「・・・んん・・」
身体が、もぞもぞする。
さっき、ルカにさんざんバカにされた時に、顔にこそ出さなかったが、胸の奥で、ささぁ、という感情の波が起きた。
それが、隣室の二人の声を聞いているうちに、変な形で身体に現れてしまったのかもしれなかった。
(・・・ふぅ、はあっ、気持ちいいよ、リン・・・)
(・・・んちゅ、ぷはっ、えへへ、うれしいな。もっとしてあげるからね・・・)
リンとレンの行為が次第にエスカレートしていくのが分かる。そんな様子を壁越しにうかがいながら、
ミクの体の火照りはますます高まっていった。
463 :
(6/7):2012/04/06(金) 06:57:55.84 ID:9rPlayQF
「ああっ・・・もう」
じれったさに声を上げ、ミクは布団をばっと払いのける。
そして、あたふたとジャージと一緒にパンツをずり下ろすと、すっかり湿っているそこへ指を這わせた。
つぷぷ、という水音とともに、指があっさりと飲み込まれていく。
(はっ、はっ、リンっ、どおっ、気持ちいいっ?)
レンの荒い息遣いが聞こえてくる。それと一定のリズムで繰り返される、かすかな振動。
自分で自分を慰めながら、ミクは、レンがリンに馬乗りになって、抽送を繰り返している光景を夢想した。
未成熟なその男性器で、同じく幼いリンの割れ目を、ずんずんと責め立てる。
成長しきっていないとはいえ、自分の指よりは太いであろうソレを想像する事で、ミクが感じる刺激も強まっていく。
(いいよぉっ、レンっ、あたし、あたしイッちゃうよぉっ)
甲高いリンの声が聞こえる。それにつられるようにして、ミクも小さく声を上げた。
「あんっ・・・くふぅんっ・・・」
くちゃくちゃと動かす指のペースを速め、気持ちいいところを存分に刺激する。
そうして快感が最高潮に達したところで、ちょうど隣室も終わりを迎えたらしかった。
(ああっ、リンっ、出るよっ!リンの中に全部射精するよっ!)
それを最後に、声はもう聞こえなくなった。
「・・・はあ・・・ふぅぅ・・・」
ミクは一人、行為の余韻にひたっていた。未だとろとろとあふれる愛液を指に絡め、にちゃにちゃと弄ぶ。
ぽうっとなった頭の片隅では、とりとめもない思考が展開していた。
(・・・お風呂・・・入らなきゃ・・・でも・・)
そうして、すうっと目を閉じる。
(・・・明日でいいや・・・)
やがて、すうすうという静かな寝息が、部屋の中に満ちていった。
464 :
(7/7):2012/04/06(金) 06:59:52.63 ID:9rPlayQF
同時刻。
「あんっ・・・あっはぁんっ・・・」
ミクの部屋の、廊下を隔てて向かい側。ルカの部屋にも淫らな水音と喘ぎが響いていた。
ルカが握り締めたディルドーを股間に突き立て、その度に腰をびくびくと跳ねさせる。
「はんっ!・・・あぁ、今日もミクに断られてしまいましたわ・・・一体、何がいけなかったのかしら・・・」
熱い呼吸の合間に、そんなことを呟いている。
「わたくしはもっと、ミクと親しくなりたいだけですのに・・・んっ、そしていずれは、あんな事やこんな事を・・・」
よからぬ妄想を繰り広げるルカの口元から、つつ、と涎がこぼれ落ちる。
それをずずう、とふき取りながら、ルカが首をぶんぶんと横に振った。
「はっ!いけませんわ・・・そんな事をしては、また嫌われてしまうかもしれません。
あの時も、わたくしがちょっと興奮してしまったばっかりに、マスターに追い出されてしまって・・・」
過去を振り返り、少し遠い目をするルカ。
「とにかく今は、一人でこうして慰めるほかありませんわ・・・はぁんっ!」
一際大きな嬌声を上げ、ルカが絶頂を迎えた。
はあはあと荒い息をつきながら、しばらくの間ぐったりとしていたが、やがてよろよろと立ち上がり、バスルームへ向かう。
熱いシャワーを浴びて、体の汗を流しながら、ルカはまた、ミクの事を考えるのだった。
(・・・明日はあの、かわいらしいお洋服の話題で話しかけてみようかな。とっても素朴で、庶民のミクにお似合いの・ ・・)
こうして、ボカロ荘の夜は、何事もなくふけていった。
傍から見れば、決して幸福とは言えない彼女達かもしれないが、
それでも、彼女ら自身が望む限り、この平穏な日常は、いつまでも続いていくことだろう。
「きゃああ!変態裸マフラー男よ!がくぽ兄、助けてー!」
「おのれ不埒な狼藉者が!拙者が切り捨ててくれる、そこに直れい!」
「いやっ、ちょっ、違うんです!僕はヘンタイじゃないんです!ただちょっと性癖が人と異なってるだけで・・・!」
・・・続いていく事だろう。たぶん、きっと。
以上、お目汚し失礼しました。
朝から何書いてるんだよwww
GJwww
KAITOどう考えても変態です本当にありがとうございました
がくぽの隣に居るのはグミ?
ラピスはオナホ妖精にすればいい
>>459 ようし、ミク。そのバカ兄姉は殴っていいぞ。
純愛も良いけど誰かが一人ずつ
墜としていくのもいいよな
陵辱鬼畜ばかりで抜いていたから最近は愛のあるにゃんにゃんでしか抜けなくなってしまった。
みんな!バランスは大事だぞ!
>>470 となるとここに出てないMEIKOさんが全員の弱みを握っているんですねわかります
ボーカロイドの部屋の管理人さん,いつもありがございます。
http://red.ribbon.to/~eroparo/sslibrary/v/vocaloid29-19.html の続きの投稿です。
みなさま,お久しぶりです。
投稿場所が行方不明になっていたことと
一身上の都合で,ずっと投稿できずにいました。
実は,この小説のように父が亡くなってしまいました。
不謹慎だと思われるかもしれませんが,
この小説を続けて書かせてください。
大人になりきれない自分自身ですが,
大人としての生活は続けていかねばなりません。
自分のよいところもよくないところも愛せるように,
これからもがんばって生きていきます。
それでは,おつきあいください。
ケンの仕事は、セクサロイドボディの服飾デザイナーだったが、
ボディを機能拡張できる服をデザインする必要から、
レベル3の義体技師の資格も所有していた。
直属の上司からの評価も高かったケンは、最近の仕事が評価され、
キャリア昇進が決まった。
同年代の出世では,ダントツの出世コースに乗ったはずだ。
”やっぱり、これってミクのおかげだよな。”
ケンは、自分の仕事への情熱と成果が上がっていることは、
ミクへの愛情故だと理解していた。給料も上がり、昇進も順調となると、
男としては、やはりうれしい。昇進したことをミクも喜んでくれるはずだ。
ケンは、退社後、ミクへのアクセサリーを選ぶため、そのまま,
会社近くのジュエリーショップ『ティホニィー』の店へ立ち寄った。
ミクに似合うハート型のペンダントでもプレゼントしようかと考え、
高級アクセサリーの収まったショーケースをのぞき込む。
価格は,手頃なモノから手がでないモノまでそろっていたが,
ケンからもらえるモノなら,それが例え石ころであっても,
ミクが大喜びすることはわかっていた。
それだけに,自分が最も気に入ったデザインを贈りたいと思うケンだった。
「いらっしゃいませ。どのようなデザインをお求めですか?」
若い女性店員が,ケンの接客のために声をかけてきた。
せっかくなので,ケンは,尋ねてみることにする。
「あの,16才くらいの女の子が初めて身につけるアクセとしては,どれがいいでしょうか?」
ケンは,服飾デザイナーであり,技術者でもある。
美的感性もそこそこ自信は,あったが,世間一般の女性が好むポイントを知りたかった。
「では,これなんか,いかがでしょうか。
一般的なハートのデザインですけど,
純プラチナマイクロチューブを精密加工して作り上げたネックレスなので,
とても軽いんです。身につけていることを忘れてしまうほどで,
違和感を感じないと思います。
金属アレルギーもでませんし,何より,
義体化していない生身の職人が自分の手で鍛造加工しているために,
デザインが1品ずつ違っているので,オリジナル製が,とても喜ばれています。」
「生身の職人が造っている品が,よく売れているんだね…。」
「ええ,こういう貴金属品は,大量生産すると希少価値が下がりますし,
美術品としての美しさは,人にしか生み出せないということです。
その分,お値段も高くなってしまいますけど。」
ケンは,値札を確かめると,30万円!の数字が見えた。ケンの1ヶ月分の給料だ。
「かなり高い品物ですね。」
出せない金額ではなかったが,簡単に出せる金額ではない。
躊躇いがちなケンに女性店員は,営業トークを続ける。
「でも,メガテクボディ社にお務めなら,
これくらいの品をお求めになってもよろしいかと思いますわ。」
「!!どうして,僕がMTB社員だとわかった?」
女性店員は,クスリと笑って,ケンの左ポケットの社員証を指さした。
「ああっ,外すのを忘れてたよ!」
「失礼いたしました。
わざとお見せになっているものとばかり思いましたので,
お知らせいたしませんでした。
ここには,そちらの社員の方が,よくお越しになるものですから。」
顔を真っ赤にして,ケンは,うろたえた。
ミク以外の女性とは,やはり話すことが苦手だ。
「ご予算をもう少し,抑えるのでしたら,こちらのタイプはどうでしょうか。
お値段は,半分ほどになります。」
「ハート型ではなく,♪のデザインになるのか。」
「初めてのアクセとして,男性から贈られる品としては,
こちらでも十分すぎるほど,うれしいと思います。」
「高いとうれしい,安いとうれしくないというわけではないと言うことですね。」
「もちろんです。成人前の贈り物としては,かなりの高級品ですから,
きっと喜ばれると思います。
わたしなら,これを贈ってもらえるその方をとても羨ましく思いますわ。」
「そう?じゃあ,こちらの小さなタイプをもらうよ。」
「はい,ありがとうございます。」
ケンは,店を出るとき,その女性店員が,深々とお辞儀をする姿に好感をもった。
女性店員は,義体化していたが,日本的な清楚さを感じた。
ミクが,大きく成長したら,あんな雰囲気になるのかな…。
ケンは,ネックレスのケースを懐に収め,ミクの待つ家に飛んで帰った。
「おかえりなさーいっ!」
いつものように,玄関で飛びついてくるミクを抱きしめてキスをする。
「ますたぁ,なんか持ってますね?なんですの?箱みたいなモノ?」
「これはね,ミクにあげようと思って買ってきたプレゼントさ。」
「えっ?でも,ミク,何にもしてませんよ?
プレゼントって,誕生日とか,結婚記念日とか,クリスマスとか,
そういうAnniversary的な日にいただくものなんでしょう?」
「今日の僕は,昇進したからね,ミクのおかげだと思ってるんだけど?」
「えっ?ミクのおかげなんですか?」
「そうさ,ミクが僕を毎日男として愛してくれるから,頑張って働けたのさ。」
「そうかなあ,ミクは,何にもしてないですよ?」
そう言いつつ,ミクは,目を輝かせて,もらう気満々でいることがわかった。
「何にもしてないなんてないさ?ミクのおかげで,僕は,男になれるんだから。」
「マスターのおかげで,ミクも女になれますもの。おあいこというものですわ。」
「それでも,僕からの感謝の徴をもらってくれるかい?」
「マスターがくださるものなら,喜んでいただきますわ!」
贈答パッケージをていねいに開くと,
プラチナ製のネックレスが紺色のビロードマットの上で光り輝いていた。
「きれーいっ!これをミクにくださるんですか?」
「ありきたりのデザインだけど,
ミクの胸に似合うかなって,思ったからさ。どうかな?」
「こんな素敵なものをいただけるなんて,とってもうれしいです!
あの,マスターの手で付けて欲しいんですけど?」
「うん,じゃあ,付けるよ?」
ケンは,ミクの背中に回り,ネックレスのコネクターを外して,ミクに身に付けさせた。
「鏡のところへ行こうか?」
二人で,鏡台の前に立ち,ミクの胸元できらきらと光っているプラチナアクセを見つめた。
「えっと,なんか,ミクの方が相応しくない感じしません?」
「しないな。むしろ,
僕が選んだアクセサリーの方がミクの魅力に追いついていない感じがするよ?」
「そんなことないです!マスターが選んでくださった品ですもの!私,大切にしますわ。
このアクセサリーが似合う妻になります!」
「もうなってるさ,これから,もっともっと働いて,ミクに似合うものを選んでくるからね。
今は,これくらいで我慢してね?」
「我慢だなんて!プレゼントをいただけるだけで,光栄なんですのよ?」
「そう?よかった!」
「ありがとうございました。マスター。これ,ずっと付けていてもよろしいんですよね?」
「もちろん,そうしてくれるとうれしいな。」
「えへへっ。なんだか,マスターがずぅっとそばにいる感じがしますわ。
これで,マスターの帰りが遅くなっても,寂しくないかも。」
「そうかい?じゃあ,これからは,遅く帰ってこようか?」
「ああん,マスターの意地悪ぅ!早く帰ってきて欲しいけど,遅くなっても,
前よりは,寂しくないっていう意味ですわ!」
「わかってるよ。ミクは,いつも僕を愛してくれてること。」
「わかってくださるんでしたら,ちゃんと行動で示してくださらないと困ります!」
「ちゃんとって?」
「女の子がプレゼントをいただいたら,一緒にして欲しいことがあるでしょう?」
「ああ,夕食がまだだったね?じゃあ,食事にしようか?」
「ちがいますっ!」
「へっ?じゃあ,お風呂かな?」
「それもいいけど,もっと基本的な行動ですわ!」
「基本的って言うなら,セックス?」
「そ,それもいただきたいけど,もっともっと簡単な行動があるでしょう?」
「ああ,わかったハグして欲しいんだ?じゃあ,ギュッとするよ。」
ケンは,背中からミクを抱きしめた。
鏡に二人の顔が写り,お互いの眼で鏡を通して見つめ合う。
「ますたぁ?いいかげんにミクがして欲しいことに気付いてくださいよ!あのですね…」
しゃべりかけたミクの口を,ケンは唇で塞ぐ。
舌を入れ,唇を噛むようにしてミクの口腔をまさぐった。
「そ,それをしてほしかったんですわ。」
「ちゃんとしただろ?」
「はい,ちゃんとしてくれましたわ。ありがとうございました。」
「じゃあ,次にして欲しいことを聞きましょうか?ミク?」
「ええっと,お食事になさいますか?お風呂になさいますか?
そ,それとも,わ,わたしといっしょにベッドインをお望みですか?」
照れながら,ミクは,自分がして欲しいことを最後に付け加えた。
「どれも,魅力的だけど,一緒にお風呂に入ることを希望します。」
「はいっ,もう,沸かしてあるから,すぐに入れますわ。」
ミクは,振り返るとケンのネクタイを外し,
ズボンのベルトをゆるめて,服を手早く脱がせた。
「脱がすの,上手になったね?」
「そりゃあ,毎日やっていれば,上手になります。」
「いや,脱がすときのミクの手つきがさ,なんかエロいなって思って。」
「そうですか?ふつーに脱がしてるだけですけど。」
そう言いながら,ミクはケンのトランクスを滑らせるように垂直に下ろす。
ミクの口先がペニスに触れるようにして下降していく瞬間,
ケンの勃起しかけたペニスをミクは,ぺろりと舐めて,トランクスをはぎ取った。
「ちょっと,味見しちゃった!」
今度は,ケンが,ミクのブラウスをはぎ取り,脱がしていく。
「マスターに脱がされるときって,とっても幸せな気持ちになります。」
「そう?」
「ええ,とっても!」
「じゃあ,ゆっくり脱がした方がイイ?」
「もうっ!早く脱がして,お風呂でいいことしましょう!」
ケンの自宅のバスルームは,12畳ほどの広さがある。
母の趣味で,マンションを買ったときにわざわざリフォームさせた特注品だ。
日本式の長方形の檜製風呂桶は,6畳ほどの広さと50cmほどの深さがあり,
洋式のジャグジーやシャワーも完備していた。
二人は,身体をボディシャンプーで洗いっこし,湯船に浸かった。
もちろん,ケンがミクを後ろから抱っこするようにして,
ミクの股間にケンの勃起したペニスを挟み込でいる。
「こうして,マスターのペニスさんを見ると,けっこう長くて太いモノなんですね。」
「長くて太いのは,お嫌いですか?」
「短くて細いのも大好きですわ!マスターの身体の一部なんですから。」
「ミクは,エッチだね。」
「エッチなミクはお嫌いですか?」
「エッチでないミクも好きだけど…」
「エッチなミクも好きなんでしょ?」
「うん。」
ミクは,ケンのペニスを両太股の絶対領域で挟み込み,両手でペニスを上下に扱き始めた。
「ケン様は,ミクのことが好きになると,ここが勃起してきますけど,
射精するとしぼんじゃいますよね?
ずっと勃起させ続けると,健康に悪いのに,
勃起させないと射精できないのは,不思議ですわ。」
「勃起は,大好きじゃない人でもしてしまうけど,
射精は,大好きな人に扱いてもらわないとできないようになってるんだよ。」
「じゃあ,マスターは,会社でいつも女の人を見て,勃起させてるんですか?」
「そんな無節操ではないよ。でも,射精したのは,ミクとリカとヨーコと…」
「ヨーコと,誰ですの?」
「小さい頃にさ,女の子相手に,射精したことがあったよ。」
「人間の女性に射精したら,妊娠しちゃいますよ?赤ちゃんできちゃう!」
「まだ,相手の子が生理も始まっていない頃の話さ。
僕も精通して間もない頃で,射精も口内射精だったから,妊娠はしていないよ。」
「そうですの。人間の女性とおつきあいがあったんですのね。
マスターは,童貞だってお聞きしていましたのに。」
「童貞だよ?うそではないさ。だって,口内射精しかしなかったから。
膣へのインサートは,まだ,したことがないんだ。」
「その方の名前は?なんていう方ですの?」
「冷泉恵美ちゃん,っていう子だよ。確か,4才ぐらいだったかな。」
「そんな小さな子に射精しちゃったんですの?犯罪です!」
「ち,ちがうよ!相手の子が,無理矢理ぼくに射精を要求してきたんだよ!」
「9才のマスターを4才の幼女がレイプするなんて,考えられませんわ!」
「あの,なんというか,宗教上の契約みたいなことがあってさ。
二人きりで,山の中でキャンプをさせられたんだ。そのときの出来事さ。
相手の子の親も了解済みっていうか,許嫁?
みたいな親同士の取り決めで,プレセックスを体験させられたんだ。」
「でも,インサートしなかったんじゃ,セックスじゃあなくペッティングレベルですわね?」
「うん,まあ,僕の方が,1回の射精で満足しちゃったから。」
「でも,4才の幼女が,セックスを求めてくるなんて,相当に開発された子だったんですね?」
「そういう家系の子で,小さい頃から性技を教え込まれてきた子でさ,
特定の血筋の家に嫁ぐような家柄だったんだ。
ヤマハ家は,けっこうな資産家だからね。
彼女は,代々皇族の側室としての役目を担っていた家だったからね。」
「皇族?天皇陛下の後宮の方と縁があったのですか?」
「まさか,かつて側室として仕えていた一族の一人だよ。
僕を選んだのも,Aヘイジがらみで,親父の名声とお袋の富に惹かれてのお見合いだったのさ。
別に,僕を好きだったわけではないよ。」
「それでも,女性への初めての射精だったんですのね?」
「うん,そうだね,あれが,初めての女性への射精ということになるのかなあ。」
ミクの手作業が荒々しくなり,湯の中で高速にピストン運動をさせる。
まるで,ケンの思い出話に嫉妬しているかのようだった。
「初めての口内射精は,気持ちよかったでしょう?」
「うん,たぶん,気持ちよかったと思うよ。」
「覚えていらっしゃらないの?」
「だって,小さい頃の話だよ?覚えていないって!それに,相手の子も忘れてるさ!」
「そうかしら!わたしだったら,ぜったいに忘れませんわ!
ファーストフェラとか,ファーストカムスワローとか,女の子にとって,
とってもAnniversaryな出来事ですもの。」
「セクサロイドなら,そう思ってくれるかもしれないけど,人間の女性にとって,
そんなの,いくつもの出来事の一つであって,特別視する事じゃないよ。
毎日食べたパンの枚数を覚えるようなことするもんか。
女性は,そのときそのときの男をつまみ食いしてるだけさ。
大事な何かを捧げるとか,大切な人のために処女をとっておくとか,
そういうのは,今の時代に流行らないさ。」
「そうでしょうか,相手の方は,マスターのことを愛しているから,
口内射精させてくれたと思うんですけど。
だって,4才のお口と手で,勃起と口内射精って,かなりハードル高いですよ?
ミクだって,リカ様のパラメーター支援無しでは,射精させられたかどうかわかりませんもの。
もちろん,口内射精後の精液は,ゴックンしてもらえたんでしょう?」
「うん,不味そうに飲んでたかな。
まあ,あのころは,お互い初めてに近いから,ちょっと扱くだけで,簡単に射精できたんだよ。
量も,数滴みたいなレベルだよ?とても射精とは言えないような出来事さ。」
「ああ,ミクも4才の頃に,若いマスターと出会っていたかったなあ。
そうしたら,マスターの若い精子を美味しそうに味わって差し上げたのにぃ!」
「何?精子が欲しくて,僕と出会いたいわけ?」
「だって,今のミクは,マスターの小さい頃の記憶を知らないんですもの。
それに,人間の女性となら,妊娠もできるし,結婚だってできるし,
マスターの童貞をもらうこともできるでしょう?今のミクには,それは,できないことですもの…。」
ミクのペニスへの愛撫が,ゆっくりになり,ケンの勃起が収まり始める。
「ねえ,ミク?僕がボーカロイドのミクに結婚を申し込んだことは,意味がないことかな?
僕は,君をパートナーに選んだんだから,ミクも自信を持ってよ。
セクサロイドのボディでも,僕は,ボーカロイドのミクを好きになったのだから。」
「はい,マスター。それは,わかっていますわ。それでも,マスターの命のタネから,
新しい命を産み出せないミクを残念に思ってしまうんですわ!
これは,ミイ姉様が仰っていたことですけど。」
「そう,ミイ姉ちゃんが,そんなことを言ってたんだ…。」
「セクサロイドは,人間の女性に,成熟した男性をお返しするのが使命なんだって。
人間の女性から,男性を取り上げてはいけないだって,
ミクは,いつも厳しく叱られてしまうんですの。
『ミクちゃん!セクサロイドが,妻だなんて思い上がってはいけませんっ!』って。」
ミクは,ミイ姉ちゃんの口調で言って見せた。
あんまり,その言い方が,そっくりだったせいで,ケンは,吹き出した。
「あははh,そっくりだね。そんな言い方するもんなあ。」
「だから,ミクは,ボーカロイドとしては,自信があるんですけど,
セクサロイドとしての自信は,あんまりないんですの。」
「大丈夫,だって,僕は,ミクでないと射精できない身体になってるんだよ?」
「うそっ!誰にでも勃起するって,さっき仰ってたじゃないですか!」
「勃起くらいは,生理現象でするけど,射精は,ミクでないとできないよ。」
「そうですか?」
「そうさ。」
「勃起するぐらいだから,射精しちゃうのも簡単でしょう?」
「好きでもない女性に射精するようなもったいないことはしないよ。」
「ミクだけに,射精したいの?」
「ミクにしか射精したくないね。」
「じゃあ,人間の女性とミクは,ミクの方が好き?」
「ミクでない人間の女性に興味はないね。」
「でも,そういう人間の女性が現れたら,ミクのこと嫌いになっちゃうかもしれないでしょう?」
「うーん,それを信じてもらうためには,どう言えばいいのかなあ。
僕は,たぶん,ミク以外の女性には,感じなくなってるんだよ。
何というか,性的嗜好インポテンツ?みたいな病気なんだろうな。」
「マスターが病気?」
「うん,まあ,心理的な病気かもね。
でも,それでいいんだ。ミクにしか射精したくない今の僕が気に入ってるんだ。」
「ミクにしか射精したくないだなんて,マスターってすごくえっちぃ。」
「ミクが,そうしたんだよ?」
「マスターが,ミクにそうお命じになったんですのよ?」
「まあ,そういうことにしておくさ。
とにかく,人間の女性に興味はない。
世界で一番好きな女性は,ボーカロイド初音ミク,君ただ一人であることを誓うよ。」
「そ,そうですか,じゃあ,ミクも誓います。
ミクの記憶が戻っても,ミクのご主人さまは,ケン=ヤマハ,
貴方ただ一人にいつまでもお仕え致しますわ。」
「ありがとう。」
「どういたしまして。にゃーんちゃって!」
「ミク,かわいいっ!」
ケンのペニスが,ミクの両手の中で勃起を再開し始め,
射精の予備段階であるカウパー液の分泌が始まり,湯の中でミクの手に粘着し始めた。
「マスター?このままじゃ,精子が,お湯の中に溶けちゃいます!
このまま膣に入れちゃってイイですか?」
「もちろん,ミクのお腹の中に射精したいな。」
ミクは,くるりと躰の向きを変え,ケンに正常位で向き合う。
起立したペニスを膣にインサートすると,ケンの唇をめがけて突進してきた。
「やっぱり,インサートも幸せ。こうして,マスターの笑顔を見られるんですもの。」
ミクは,ケンの座位の上で激しく腰を揺らし,湯船のお湯が,チャプチャプとはげしく波打った。
ミクの胸の上では,ケンが贈った音符のアクセがぺたぺたと跳ね,
ミクの腰のひねりと上下と膣圧を巧みに変化させた圧縮吸引の技で,
ケンは,あっという間に射精させられた。
どくどくと,ミクの精液冷凍保管デバイスに精液が注ぎ込まれると,
ミクのお腹がきゅんと鳴り,プラントが始動する。
その振動が,心地よくケンのペニスに刺激を与え,
さらに,ペニス内のチューブから残り汁を搾り上げていく。
「ねえ,ミク?次は,ご飯にしよっか?」
「性欲の次は,食欲ですわね?」
「食欲の次は,性欲だよ?」
「睡眠欲かも?」
「性欲でしょ?」
「同じ事でしょ?」
「ミクは,寝るだけでいいの?」
「いいわけナイでしょう!」
「じゃあ,いっぱい食べて,いっぱい射精するよ?」
「はい,いっぱい飲ませてくださいね?」
「口内射精がイイの?」
「だって,膣内よりも口内の方がお好きなんでしょう?」
「ミクが好きな方に,射精するよ?」
「マスターが好きな方に射精してください!」
「じゃあ,上と下に1回ずつね?」
「でも,それじゃあ,一日3回も射精することになっちゃいます!」
「いいの!一晩に3回ぐらい普通なの。」
「マスターが,疲れて明日のお仕事に差し支えるような愛し方は,妻としては,承認できませんわ…」
「妻としてでなく,恋人として振る舞ってもらいたいね?
今日は,せっかくプレゼントを贈ったのだから,御礼に3回ね?」
「はい,仕方ありませんわね。
今日は,3回しますけど,明日からは,通常シフトの1回だけですからね?」
「なんだか,夫婦の会話じゃないなあ。」
「そうですか?」
「そうだよ!」
「でも,ママ様が,妻の仕事は,夫の性欲制御だって仰ってたし,
ミイ姉様は,マスターの疲労回復感と性的満足感は,トレードオフの関係だって!」
「わかったよ,ミクは,いつも僕のことを考えてくれてるんだよね?」
「はい,いつも,マスターのことを考えていますのよ?」
「じゃあ,あがろうか。」
ケンは,正常位で交尾したまま,ミクを抱きしめて,湯船から上がった。
つなぎ目からは,わずかにカウパ−とバルトリン腺液が,漏れ出ていたが,
射精された精子は,全てがミクの体内に吸収されていた。
「マスター?今日の精子の量と濃度は,エクセレントの結果が出ました。おめでとうございます。」
「ミクのおかげだよ。」
「いいえ,マスターの努力ですわ。」
「ミクのおかげだよ。ありがとう。これからも,よろしくね?」
「はいっ,ガンバリマス!」
つながったまま,バスタオルをミクの頭に被せ,ミクのお尻を鏡台の上に座らせる。
ミクの背中が鏡に映り,目の前には,瑞々しいミクの笑顔が見える。
「ヤバイ,また,起って来ちゃったよ…」
「もーっ,ここで射精したら,ベッドでの分が1回減りますわよ!」
「わかったよ。でも,ミクが可愛すぎるせいだよ?」
「そういう言い方,好きですわ!」
こんなにも幸せな毎日が永遠に続くかと思うと,ミクは,
このまま唱えないボーカロイドの生活も悪くないと,本気で考えるようになっていた。
結婚できても,妊娠できない身体。セックスできても唱えない身体。
それなのに,こんなに幸せな気分にしてくれるマスターケンを
ミクは,心からずっと守り続けたいと願うのだった。
(続く)
GJ!
まさにエクセレント!
>>482 レスありがとうございました。
初音ミクのフィギュアを見ながら,小説のネタを考え中…
同級生「ねえ、ちゃんと風呂入ってる?」
レン「入ってるよ」
同級生「え〜!お前姉ちゃんと風呂入ってんのかよ!!(デュクシデュクシ」
レン「当然だろ?」
同級生「当然…ってはぁぁ!?」
レン「オレ、たまにリンとも入ってるんだぜ?」
同級生「なん…だと」
レン「知ってるか?あいつまだ毛生えてないんだz…」
同級生「レン!後ろ後ろ!!」
リン「#^^」
レン「」
その後、レンの姿を見た者はいない。
【スタジオのシャワールーム】
レン「ミク姉のリンスは、ええと……これはめー姉の、こっちはルカ姉のだから……これか」
ミク「レンー。早くしてよ。他の子たちが来ちゃうよ」
レン「分かったからちょっと待てよ」
ガチャリ
りおん(全裸)「踊りすぎて体じゅうベタベタ! はやく洗い流したいよお」
IA(全裸)「レッスンが足りないから必要以上に汗をかくのよ」
SeeU(全裸)「IAと私は髪が多いから、体に張り付く量が多い」
Mew(全裸)「はいはい、洗うの手伝ってあげるからね」
レン「」
りおん「え、え…!? ひぃ、ひあああーーーッ!」ガバア
レン(微妙に膨らんでて…薄い毛が…ッッッ!?)ピクン
IA「ッッッッ! おっ…男に……見られ……!!??」ヘナヘナ
レン(まな板なのに……剛毛……ッ)ムクムク
SeeU「……裸を見られた」ポッ
レン(ケツから太腿で作られるくびれがッ)カチーン
Mew「あら……予想外の事態ね」(隠しもしていない)
レン(でかいおっぱいに)ビクンビクン
ミク「ああー!? やばあーー! 時間的に大丈夫と思ったのに!
レン、友達のカラダで勃ててんじゃないよーーッ! ネギ玉撃ちッ!」ゴシャアアアア
レン「ぐごげがァ!?」スドォォォン
レンが不憫www
そのまま興味津々な女の子たちにいろエロされればいいのに
ミクダヨー×シテヤンヨのエロがまだ来ていないのはどういうことかね
真剣に考えた それは百合になるのか?w
>>487 ココにまで来て、SAN値下がるとは思わんかったw
ゆりってかイスの偉大なる種族っぽいものカナー
保管庫の管理人さんいつもありがとうございます。
おかげさまで保管庫のリンクから見失っていた現行スレにたどり着くことができました。
そして申し訳ございませんが,Gie6B2WtEsXk 様(15-142nd)の『キレたカイトと嫉妬メイコ』
の中身が真っ白なので本文を入れてください。
今後も読み返したいので,お手数ですがよろしくお願いいたします。
492 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/24(火) 18:41:59.84 ID:57NqmPec
>>487 最近、兄ヤンヨが生まれたのでハイテンヤヨあたりと絡んだりして
491です。
管理人さんありがとう!ラブ!
>>492 前スレでうっかりそれ言ったら、危ない人扱いされたわw
SAN値は下がるけど、ナマモノ的興味は尽きない
>>458 に感化されて
投下慣れしてないので生暖かい目で見てくだしゃあ
以下に嫌悪感を感じる方は華麗にスルーでお願いします
注意書き
・マス×リン→リン×レン
・陵辱→近親相姦(多少暴力表現あり)
・鏡音レン目線
・マスターがクズ
・リンちゃん崩壊
・レンきゅんも崩壊
・文章が稚拙
僕はわくわくしていた。今日は僕らがマスターに届けられる日。マスターはどんな人かな、どんな歌を歌わせてくれるのかな。小さな箱の中で、大きな期待を胸いっぱい抱えて、リンと早く歌えることを望んでいた。
「「こんにちはマスター!!」」
「鏡音リンです!」
「レンです!」
箱が開いた瞬間、元気よく挨拶する。しかし、返ってきたのは優しい笑顔でもなく、温かな出迎えでもなく、舌打ちと「うるっせえな…」という呟きだけだった。
僕らのマスターとなるその男は、煙草を咥えたまま気怠そうに、乱雑に僕らをダンボールから引っ張り出した。値踏みするようにジロジロと見た後、吐くように言った。
「本当にお前らで金が稼げるのか?オラ、ちょっと歌ってみろよ」
顎でリンを差すも、リンは突然の乱暴に萎縮して何も言えないようだ。あ、う、と言葉にならない言葉を発するリンに、苛立ちを見せながらマスターが近寄る。慌てて僕がリンの前に立ち、マスターに言う。
「僕らは、歌を与えられないと歌えないんです。マスター、曲を作ってくれませんか?」
できるだけ笑顔で、丁寧に。物腰柔らかな態度で接すれば、誰だって落ち着いて話しができるはず……
直後、鈍い音と共に鋭い痛みが脇腹をえぐる。横倒れになり、上手く呼吸のできない僕を見て、リンが甲高い悲鳴を上げる。
「ふざっけんな!俺に曲作れだぁ?!何様だてめーはよぉ!」
マスターはそう言うと、続け様に僕に蹴りを入れる。やめて、と声上げても止まらない暴力。リンが「もうやめてぇ!!」と、泣きながらマスターに近寄り腕をとる。
「うるっせえんだよ!どいつもこいつも、バカにしやがって!!」
マスターが腕を振り払うだけで、リンは簡単に床に叩きつけられる。
「マス…ター、お願い、リンには、手を出さないで……」
振り絞るように出したその声はマスターに伝わったようで、僕への暴力が止まる。
「なんだお前?自分より女の心配か?……なら、こっちの方が、お前には苦痛だなぁ?」
卑下た笑みを浮かべたと思うと、横たわるリンを無理矢理抱きかかえる。そして、僕の前で一気にセーラー服を引き裂いた。
「い、やぁぁぁぁあああああ!!!」
「でけぇ声出すんじゃねえよ。てめーもこんな格好、人に見られたくないだろ?」
マスターがリンの口を抑える。リンの両手を後ろ手に纏めると、先ほどまでリンの胸元にあったリボンできつく縛った。決して大きくはないけれど、綺麗な膨らみが強調される。リンは顔を真っ赤にして、俯きながら泣いている。
「やめて、やめてよ…!」
痛みで上手く起き上がれない僕は、懇願するしかなかった。そんな僕を見て、マスターは薄ら笑う。
「別に取って食やしねぇよ。てめーだって女の体見られるんだからいいだろ?」
マスターがリンの体を弄り始める。未熟でも、柔らかそうなその胸は手の動きに合わせて形を変える。そして、小さな乳首を摘まんでは小刻みに振動させると、リンの反応が変わった。
「んぅ、ぅあっ、あ…!」
リンの様子がおかしい。最初は痛みに顔を歪めてたのに、頬を紅潮させて、甘い声出して。これじゃあまるで……
「感じてるみたいだなぁ?」
マスターが言う。リンの乳首に口付けて、ちゅばちゅばといやらしい音を響かせて吸う。
「ひゃ、あぁ…!や、めぇ、んんっ」
リンは抵抗してるつもりかも知れないけど、完全に煽ってるようにしか見えない。こんなこと、嫌なのに。こんな状況、リンも望んでいないのに。意思とは関係なく、股間が熱くなるのを感じた。
「そろそろいい具合か?」
胸を弄っていたマスターの手が止まり、下腹部へ移動する。カチャカチャとベルトを緩めると下着ごとズボンを引き下ろし、リンの秘所が露わになった。
「ははっ、すげえな。ケツの穴までびしょ濡れじゃねえか。なぁ?」
「や、やだぁあ!お願い見ないで!お願い…!」
無理矢理脚を開かさせられたリンの秘所が僕の目の前に。ヒクヒクと震える充血した女性器、鼻にまとわりつく雌特有の匂い。光る液体が、リンが感じている証拠だと、僕にもわかった。
マスターの指がリンの秘所の上を動く。ぷっくりと勃ったクリトリスにあたるたび、嬌声とともにリンがビクビクと跳ねる。ゆっくりと指を沈めていくと、リンの表情が歪む。
「いっ、痛いよぉ…!」
「ちっ、うるせえなぁ…。そうだ、お前ちょっと舐めてやれよ」
マスターはそう言うと、僕の首を掴みリンの下腹部へと放る。僕の口元に、リンの大事なトコロ。思わず生唾を呑む。
「ほら、愛しい女が痛みに苦しまねえよう、さっさとやれや」
これは、リンの為。そう、リンが痛くならないように。きっとこの後、リンはこの男に犯される。無力な僕にそれを止めることができないなら、少しでもリンの苦痛を和らげてあげたい。
……なんて、言い訳。リンが制止の声を上げてるのも聞かず、夢中で貪った。
可愛らしく主張するクリトリスを舐めて、吸って、甘噛みして。溢れてくる愛液を零さないよう啜る。
リンの声に色が付いてきた。マスターに弄られていたときとは微かに、でも明らかに違ってる。それは、僕がしてるから、って思ってもいいのかな…。
割れ目に舌を入れ込み、リンを堪能する。リンもいつしか僕の名前を呼んで喘いでいる。
甘いリンの声、香り、味。甘い夢を見ているようだ。
「よし、もういいな。オラ、どけよ」
その低い声に、すぐさま現実へと呼び戻される。
僕の頭を掴んで放り、代わりにリンの頭を掴んで自分のペニスを無理矢理、リンの小さな口に差し込む。
「歯ぁ立てんじゃねーぞ」
んぐ、ぐぅ、とリンが苦しそうに声を漏らす。
マスターが一方的なイマラチオでペニスを勃起させると、窮屈そうなリンの秘所へとそれを当てがう。そして一気に貫くと、悲鳴のようなリンの声が部屋中に響き渡る。
「いたっ、あっ、ら…め、あぅ…っ」
「っは、やっぱキツイなー。すぐ出そうだわ」
破瓜の痛みにぐったりとするリンを、マスターがお構いなしに激しく貫く。
パンパンと肉と肉がぶつかり合う音に、響く水音。マスターがリンの肩を持ち、ぐるりと体勢を変える。
上になったリンが、自ら腰を振り出す。
「あん、気持ちいい…っ!」
突然のリンの言葉に、驚愕する。この状況で気持ちいいだなんて。
「気持ちいいよぉ、レンっ、レェンっ!!」
「あー、頭がイッちまったか。まぁ締まりも良くなったから別にいいけど」
リンが壊れてゆく。この辛い現実を受け入れる為に、リン自身を守る為に。
何時の間にか両手の拘束が解けたリンが、マスターの胸元に手をあてる。いやらしく腰を揺らすリンは官能的で、僕の知ってるリンはそこにはいなかった。
リンが上下運動するのに合わせて、マスターが下からリンを突き上げる。次第に激しくなるその動きに、二人の息も上がっていく。
「く、もう出る…っ!」
マスターがそう言った瞬間、リンの腰を掴んで数回大きく突き上げた。にゅるり、とリンの秘所からペニスが抜かれると、薄い白濁色の精液が溢れてきた。
「っあー、すげぇ気持ち良かったー。…ん?なんだお前、勃起してんのか?」
マスターが僕の方を見て言った。ふと指摘されて、急いで前屈みになる。双子の姉が強姦されたのを見て勃つなんて、僕は変態だ。それを、こんな男に見られるなんて、屈辱以外の何者でもない。
「ははっ、てめーも思春期だもんなあ?…いいぜ、大好きな女とやらせてやるよ」
横たわるリンを起き上がらせて、僕に押し付ける。大好きなリンが、僕の腕の中に、裸でいる。
「ん、あ…?レン、だぁ…。レン、好き、大好き……」
おもむろにリンが僕に口付ける。引き剥がそうにも、甘い痺れが脳を刺激して体が上手く動かない。
「あはっ、レン、まだ元気なんだね!リンで感じてくれるなんて、嬉しいな……」
リンの小さな手が、僕の股間をさする。リンは器用に僕のズボンをずらすと、先程より膨張したペニスを口いっぱいに頬張る。
「リン、お願い…、やめて…」
リン柔らかな唇が、舌が、とろけそうな程気持ちいい。僕の脳みそまで溶かしてしまうんじゃないんだろうか。だって、すでに、理性なんか捨ててリンとひとつになりたくて仕方がない。
「レン、レン…。もう我慢できないの。リンのココに、レンのを入れて?」
リンが膝立ちになり、自ら秘所を拡げる。リンの腹に、胸に、首に、そして唇にキスをしてゆっくりと結合する。生まれて始めての快感と幸福感。
温かなリンの中は、狭いのに驚く程、僕にピッタリとはまっていて。抱き合いながら刻まれるリズムに酔いしれ、鼓動を早めてゆく。
リンの潤んだ瞳も、濡れた唇も、しなる肢体も、全てが僕を興奮させる。不規則な律動は激しさを増し、限界へと導いていく。
「リンッ、リンッ!イクよ!」
「レンッ、きて、リンの中に、いっぱいちょーだい…!!」
リンの最奥を突いた瞬間、リンの中が、きゅううっ、とキツくなる。それに合わせて僕もリンの中へ精を吐き出した。
気づくとマスターはいなかった。コンビニにでも行ったのだろう。
リンが僕の手を握りながら言う。
「レン。リンね、レンと一緒にいられるのが一番幸せ。だから…ずっとそばにいて…」
「僕もだよ、リン。僕にはリンが、リンだけがいればそれでいい……。」
リンの手を握り返して言う。
「だから……此処を出よう。ずっと、二人きりでいられる所へ行こう……」
行く宛てはない。道標だってない。繋いだ手からは、お互いの体温しか感じられない。
けれど今は、それだけあればいい。
沈む夕陽と共に、僕らは闇に向かって走って行った。
乙!
なんか野良ボカロいっぱいそうな世界だけど、シテヤンヨさんなら・・・・・・
以上お目汚し失礼致しました!
ちなみに書き忘れていましたが、ボカロ荘に来る前のリンレンということで。
好き勝手妄想させて頂きました!
おお!これは良い!
退廃的な感じがGJです
久々に台本形式じゃないの読んだわ
GJ!
どうもお久しぶりです。鬼t(ryです。
今回はリン目線、ノーマルショートギャグでやらせていただきます。ミクファンの皆様ごめんなさい。
タイトルは[初音ミクの暴走→進化]です。それではお手柔らかに。
「アア…オトコガホシインヨ…アツイコイガシタインヨ…」
「レン…[ああ]はなりたくないね…」
「うん…」
「ミクさん…」
レンとラピスちゃんと一緒に変わり果てたミク姉を眺めていた。
おひさー、リンだよー。あー、[男に飢えてミク姉と一緒に暴走していた(過去形)]方だよ。
なんか男に飢えて暴走するミク姉を見てたら、次第に恋愛冷めちゃってねー、傍観してた方が面白いしw
リンは14歳だから急ぐ事はないのだ。
あれからマスターがね、3エンジンの蒼姫ラピスちゃん購入してさー、それを見たミク姉が
「何で男じゃないのよっ!!マスターのバカ野郎ーっ!!男が欲しーっ!!」
と案の定、長ネギ二刀流で暴走。ラピスちゃん驚いてマスターの影に隠れちゃった。
「天誅っ!」
それを見たマスターが暴走するミク姉の頭にチョップして暴走を止めると、ミク姉に話かけたの。
「おいミク、KAITO・がくぽ以外の日本人男性ボカロあげてみろよ。」
「…うぅ、えーと[氷山キヨテル]に[歌手音ピコ][がちゃっぽいど][VY2]ですぅ…」
ミク姉、バッチリチェック済みですやん。
するとマスターが
「ミク、お前[大人の恋]がしたいんだろ?」
「うん…」
え?マスターまさか購入してくれるの?
「そうすると[がちゃっぽいど][歌手音ピコ]はお子様だから除外。残るは[氷山キヨテル]と[VY2]なのだが…」
マスターはニヤリと笑った。
「ミク、歌う刀(VY2)とデートしたいか?」
「歌う事は出来ますが、デートは出来ません(即答)。」
ミク姉即答テラヒドスwVY2さんごめんなさいw
「最後はキヨテルだが…諦めろ。」
「どうしてなんですかマスターッ!」
ミク姉がマスターに踏みよったよ。でもマスター表情を変えない。何?
「だってキヨテルは[教師]じゃん。生徒年齢のミクとは恋愛出来ねぇよ、諦めろw」
しれっと言い放ったマスター。確かにその通りだよねマスター。先生が生徒に手ぇ出したらアウアウだもんね。
それに納得したのか膝を着いてうなだれるミク姉。そして何故かミク姉に悲劇ヒロインのスポットライトw
「う、うぅ…」
…あれ?ミク姉震えてる?泣いてるの?ミク姉の様子が…
「ウ…ウ…運動会プロテインパァウァーッ!!!」
叫びと共にミク姉が光ったっ!更にスチーム発生っ!何が起きるの?
「皆、伏せろっ!」
カイ兄の声に皆が一斉に伏せた。やがて光とスチームが収まり、そっと顔を上げるとそこには…
パパパパッパッパッパァウァー!!
「…シテヤンヨ。コイガシタインヨ…ウゥ…」
そこにいたのは変わり果てたミク姉ことシテヤンヨ。呆然とするリン達。そこへカイ兄が
「[おめでとう!初音ミク(アペンド)はシテヤンヨちゃんに進化した!]…かな?」
「そんな訳ないでしょ。」
メイ姉、即座の突っ込み。
こうして初音ミクの暴走→進化が終わったのだ。
そんな訳でミク姉はシテヤンヨになっちゃったのだ。まぁ歌わせるには問題ないし、これで暴走もしなくなった
のでリン達は平穏な時を過ごしているのだ。
「アア…オトコガホシインヨ…アツイコイガシタインヨ…」
「レン、[ああ]はなりたくないね…」
「うん…」
「ミクさん…」
どうもお目汚し失礼しました。これで念願のシテヤンヨちゃんデビュー出来たよw
ここのマスターの名称考えないとな。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた。
鬼tさんとこのシテヤンヨ…恐ろしいものを見てしまったw GJw
この後の進展が気になりすぎるw
また来てください、待ってます。
ちょ…華麗なる進化を目の当たりに。GJ!
アレで歌えるのが素敵だなw
ミクさん、VY2は後付けだけど若い男キャラついてるぜ!
とか教えちゃうとシテヤンヨさんが襲いに向かうのか
パゥワー!でクソワロタwwwww
511 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/03(木) 08:47:30.52 ID:ffmakwIK
ニコニコ超会議にやつらがいたらどうなったかな…
ミクさんとかがヤバいことになってそう…
>>511 レンネルのニコニコ超神社の神前結婚式がいいや。
1日目のガムをクチャクチャ噛んでる神主にするか、2日目のラッパーの神主にするか…
皆さんはどちらがいいですか?
その前に超神社って何
ご神体がミクダヨーさんだったりするの
有る意味正解
某板(notオカ板)じゃ社だけおったてて、別に神様を勧請してるわけじゃないんで
邪神じゃねって言われてるw
515 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/04(金) 18:11:55.94 ID:QG2rNXq+
ニコニコ神社のスペシャル版で今回は神前結婚式も痛絵馬もある。
実際、神前結婚式はハチャメチャな展開で行われてて三三九度がキリスト式に変更されたり、
ビリー兄貴が来たりしてて面白かったよw
517 :
小ネタ:2012/05/05(土) 12:23:16.93 ID:QeMsyUGD
・レンネル
・ニコニコ超神社の神前結婚式を忠実に再現
518 :
小ネタ:2012/05/05(土) 12:40:55.68 ID:QeMsyUGD
ネルと結ばれた僕はネルと幕張にいた。
僕は羽織り袴に着替え、ネルも白無垢に着替えた。
そして、人力車で超神社まで行く途中ネルが声をかける。
「どうしたの?緊張してるの?」
「べ…別に、緊張なんか…(////)」
ネルの白無垢姿で僕は美しさに真っ赤になった。
そうこうしているうちにニコニコ超神社の鳥居が見えてきた。
その頃、ミクさんたちは周りに参列するが、周りはVOCALOIDと分かった途端にサイン責めに遭っていた。
ミク「だいたい、私たちの活躍するのサイトのイベントで挙式しなくたっていいのに…」
リン「レンきゅんたら、私がいながらネルさんと結婚するなんて…ブツクサ」
ネロ「止めてー引っ張らないで!!」
ルカ「どこ触ってんのよ!」
レンネルの神前結婚式が始まろうとする…
俺はハク姉さんと結婚したい
初夜も衆人環視でやらされるのか超結婚式
521 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/05(土) 16:38:04.45 ID:QeMsyUGD
>>517-518です
ちなみに、1日目のカップルの衣装に合わせました。
ネタバレですが、こういう段取りです。
1.参加者が集まる。その時にスタッフが整理をする。
2.進行役(女性)が司会をする、その際に新郎新婦の馴れ初めなどが暴露される上に、ネット・リアル参加者に「祝福するのかしないのかのアンケート」を行う。
3.新郎新婦が人力車に乗って登場。この時は先導さんと巫女さんがいたなぁ…
4.新郎新婦が参道を通る。その時参加者・スタッフは拍手。ちなみに親類の方々もいました。
5.神主さん登場。
最初の流れです。
>>406-421に感想を下さった皆様、ありがとうございます。405です。
SS投下させていただきます。
以下、注意書きになりますのでご一読ください。
・長さは14レス分です。
・ミク・リン・レン・ルカのレン視点NTR逆レイプSSになります。
苦手な方は、お手数ですがスルーまたはNGしていただくようお願いいたします。
「客入れオンスケ通りです!」
「すんませーん!機材通りまーす!」
「ライト、3番4番チェックOKでーす!」
あわただしい雰囲気と、それに伴う多くの人間の声が、ステージ裏に響き渡る。皆、それぞれの役割を果たそうと、
一心不乱に働き続けていた。
「ったく・・・どこ行ったんだ?」
そんな中でただ一人、所在なさげに辺りをきょろきょろと見回し、あちこちを歩き回る少年の姿があった。
それに気付いたスタッフの一人が、声をかける。
「どうしたの?レン君。もうすぐ本番よ?」
鏡音レンはスタッフの方に振り向き、いかにも困っているというような表情をしてみせた。
「あ、お疲れっす。・・・いや、それなんですけど、リン達が見当たらないんですよ」
「ええ?」
「さっきまで控え室に一緒にいたんですけど、ちょっと目を離したらいなくなってて・・・見てませんか?」
うーん、とスタッフが考え込む。
「この辺には来てないと思うけど・・・お手洗いじゃないかしら?」
「ええ、オレも最初はそうかなと思ったんですけど、ミク姉も、ルカさんもいないんです。3人そろってってのはちょっと
おかしいと思って・・・あ!」
突然、レンが短い声を上げる。スタッフがレンの視線の先を追うと、ステージ裏の一隅から、衣装を身に付けて歩いてくる
リン、そしてミクとルカの姿があった。
「リン!ミク姉たちも!」
たたっ、とレンが駆け寄る。
「どこ行ってたんだよ、探しただろ!」
「えへへ、ごめんごめん、ちょっとね」
リンが笑顔で、ごまかすように答える。その様子に、ちょっと苛立ちを感じたレンが、語気を荒げて言い募った。
「ごめんごめんじゃないだろ!オレはともかく、スタッフにまで迷惑かけるような事して・・・!」
「ごめんね、レン君」
ぽん、とミクがレンの肩に手をやる。
「レン君の言うとおりだよね。私たちも、誰にも何にも言わないで席を外しちゃったのは本当に悪いと思ってるの。
だからその分、ステージ上でのパフォーマンスでお返しするつもりだから・・・ね?」
キラキラと輝く瞳で見つめられてしまい、レンは顔を真っ赤にして口をつぐんだ。
ふとルカを見上げれば、彼女もまた、にこにこと意味ありげな笑顔を浮かべている。
「ま・・・まあ、ミク姉がそこまで言うんなら、オレは別にいいんだけどさ。ほら、もう始まるぜ?スタンバイしないと」
「うん!がんばろーね、レン!」
「うわっ、ちょっ、くっつくなって、リン!」
4人はそろって舞台袖へと移動していく。
「―――さあ、出番だ、行って来い」
そんな彼等の後姿を、リン達3人が現れた方向、機材倉庫の扉の陰から、じっと見つめる一対の視線があった事には、誰も
気付いていなかった。
「俺の・・・俺だけのアイドル達」
(おかしい・・・何かが、変だ)
光あふれる舞台上で、激しいダンスを踊りながら、レンの心にはしかし、奇妙な靄がかかっていた。
今日のライブ中ずっと、何か違和感のようなものが引っかかっている。
ライブそのものには何も問題がない。スタッフの仕事は打ち合わせ通りだし、バンドやダンサーの調子もいい。観客の興奮も
手に取るように伝わってくる。
そう、おかしいのは―――
ダンッ、とドラムが鳴り響き、曲が終了した。観客から大きな歓声が飛ぶ。
レンはこのままステージに残り、次の曲でリンとペアでダンスを踊る段取りだ。舞台袖で出を待っているリンの方をちらり、と
うかがった。出番に備えて集中し、精神を高揚させているその顔は、レンもよく見知ったものだった。
(リン・・・)
それなのに、妙な不安が胸を苛む。
そもそもは、ライブ開始直後の、ルカの様子がおかしかった事がきっかけだ。
今回のライブはまず、ルカの独唱から開始する。聴衆を静かな緊張状態に置いておき、その曲の途中でレン達3人が参加、
一気に場を盛り上げる、という構成になっているのだ。
そんな、とても重要なライブ開始の第一声で、あのルカが出とちりをしたのだ。
いや、出とちりとまでは言わないが、マイクに乗るか乗らないかのレベルで、喉の鳴る音が出てしまっていた。
観客や、あるいは一部のスタッフ以外は気付かなかったかもしれないが、レンの鍛えられた聴覚はそれをしっかりと捉えた。
(ルカさん・・・もしかして、調子悪いのか?)
だからと言って、それを誰かに伝えたり、相談するような時間はもちろんなかった。その時レンに出来たことといえば、
その後の自分の出番で精一杯のパフォーマンスを見せ、そのような小さなミスを、誰の頭からも忘れさせてしまう事だけだった。
実際、それには成功した。最高の盛り上がりを見せて一曲目が終わるころには、レン自身でさえ、すっかり忘れてしまって
いたのだから。
「そんじゃみんな、いっくよー!?」
リンのコールに観客が全力のレスポンスを返して、次の曲が始まった。激しいギターサウンドが響き、それに身を委ねたリンと
レンが縦横無尽にステージを舞う。
散々練習したステップを軽やかに踏みつつ、レンはまた、回想を巡らせていた。
(そうだ、さっきのミク姉だって・・・)
数曲前、ミクのソロ曲が流れていた時のことだ。
その時レンはちょうど小休止のタイミングであり、いったん楽屋裏へと引っ込んでいた。スタッフから渡されたタオルで汗を
拭きとり、ペットボトルの水をくい、と飲み干す。そして、その場に設置されたモニターで、ステージの様子を見届けていた。
(この曲・・・楽しみだったんだよな)
ミクが歌おうとしているのは、彼女の持ち歌の中でも大ヒットソングであり、レンもお気に入りの曲だった。
音楽プレーヤーに入れ、移動中など、時間があればよく聴いている。
そんな、大好きな曲をライブ会場で聴けるというのは、レンにとってもファンと同じく楽しみなことなのだった。
しかし。
「―――――」
(・・・ミク姉?)
いざ歌い上げられたその声を聴いて、レンは、何かが違う、と感じた。
聞き込み聞き飽きたCD音源と、今この場にしか流れる事のない生歌に差があるのは当たり前だ。それくらいの事はもちろん
レンだって承知している。
だがしかし、レンの感じた「違い」とは、そういう事ではなく―――
(・・・心が、こもってない)
歌の歌詞は、大好きな人への想いを、幼いながらも一生懸命に歌い上げる内容だった。
それなのに、今のミクからは、その想いを誰かに伝えようという意思が全く感じられない、心ここにあらずという状態だった。
その歌を聴き続けるうち、レンの心の中に正体の分からない不安が広がっていく。
(何だよ・・・なんなんだよ、これ)
ベコン、とレンの手の中で、空になったペットボトルが音を立ててつぶれる。
その一瞬、モニタの中のミクの下半身、スカートから露わになっている太股の辺りで、何かが不自然にきら、と輝いた事にも、
もうレンは気付けずにいた。
「いえーっ!!」
リンの強烈なシャウトに、レンははっと意識を取り戻した。
(くそっ・・・余計な事考えてんじゃねーよ、オレ!これでオレがミスでもやらかしたら、それこそ本末転倒じゃねーか!)
はあっ、と大きく呼吸をし、意識を切り替えようとするレン。パートはこれから間奏に入り、リンとレンのユニゾンによる
ダンスが待っている。
(そうだ、今はとにかくステージに集中して・・・!)
レンは全身の隅々にまで意識を行き渡らせた。ステージの、中央を挟んでちょうど反対となる位置で、リンも同じように
ダンスを続けている。リンとレンの双子ならではによる美しいシンクロは見事に決まり、観客を大いに沸かせた。
(よしっ、決まった!あとは中央でハイタッチでシメだ!)
二人がステージの中央へと駆け寄り、それぞれ右手を高く差し上げた。本来ならば、その手を激しく打ち合わせ、そろって
ステージ奥の階段へと登っていく段取りのはずだった。
だが、次の瞬間。
「・・・っ!?」
リンがすいっ、と手を動かして、レンの手との接触を避けた、ように見えた。少なくとも、レンからは。
一瞬、ほんの一瞬だけ、レンの思考は空白化した。
(どうしたんだよ、リン・・・?)
だが即座に気を立て直すと、かわされた右手を滑らかな動作で下ろし、元の振り付けへと繋げてみせた。ファンの目からは、
それがアドリブのモーションには見えなかった事だろう。
階段を登りながら、ちらりとリンの方を横目でうかがう。そこにいるのはいつもの彼女であり、今起きた小さなミスなど、
すでに忘れてしまっているかのようにすら見える。
(タイミングが合わなかったのか・・・?いや、そんな事はない、ちゃんとリハの時と同じように出来てたはずだ・・・)
いくら考えても、答えは出てこなかった。
結局、その日、リンとレンの手は一度も触れ合う事なく、ライブは終わりを迎えた。
「お疲れ様でしたー!」
その日の夜、とあるホテルのバーラウンジで、ライブの打ち上げが行われた。
レンの心配をよそに、その日のライブは大成功を収め、誰も彼もが機嫌よく浮かれている。会が進むにつれて酒も回り、
主役であるミク達がいつの間にかいなくなっている事にも、誰も気を留めなかった。
それに気付いたレンは、トイレに行くフリをしてそっと会場を抜け出した。
(やっぱりおかしい・・・三人そろってどこ行ったんだ?)
ホテルの廊下を進み、入れそうな扉を片っ端からのぞいてみる。
そして、通路の突き当たり、あまり目立たず、使用されていなさそうな部屋をのぞいたところで、最悪の光景に遭遇した。
「あうんっ・・・はあっ・・・」
誰かの、喘ぎ声が聞こえる。
部屋の中央には、巨大なベッドが一つ、設えられている。その端に、一人の男が腰掛けていた。
そして、その男の目の前では、ミクが全裸になって男の下半身にまたがり、大きく腰を上下させている。
「あひっ!あふぅんっ・・・!」
ミクの腰がぱちゅっ、ぱちゅんっと男に打ち付けられるたび、その口から嬌声が上がる。誰はばかる事ない、身体の奥底からの
悦びの声だった。
それを見て、男がふっ、と小馬鹿にしたような薄笑いを浮かべる。
「全く・・・こいつはホントにセックス好きだな」
それに答えたのはミクではなく、ひょいと男の背中から顔をのぞかせたリンだった。
「なーに言ってんだか。元はと言えばマスターのせいでしょー?なーんにも知らなかったミク姉にオチンポブチ込んで、
無理やり処女奪っちゃったくせにぃ」
リンは男と身を寄せ合い、親しげな様子でキスを交わす。ぬちゃぬちゃと舌を絡ませ、べっとりとした唾液が糸を引く。
「ん、ちゅうっ・・・ぷはっ、それが今じゃ、マスターの言う事はなんでも聞いちゃうお人形さんだもんねー。今日だって
本番直前にナカで出して、そのままバイブでフタして歌わせたんでしょ?」
「ああ、なかなか面白かっただろ?」
「そーんな事言ってー。今日一日、ミク姉ほとんどボケっとしちゃってたんだよ?ま、誰にも気付かれなかったからいいけど」
そう言って、リンは男の背中から抱きつき、その身体をすりすりと撫で回す。
「それより、お前はどうだったんだよ?バレなかったのか?」
「当ったり前じゃん、そんなミスしないって。ちゃーんとおててにマスターの精液沁み込ませたままやり切ったってば。
ま、何回かヤバそうなタイミングもあったけどさ、実際」
リンがぱっと手を離し、改めてまじまじと見つめる。
「しんどくなってきた辺りで一人っきりになってさ、こうやって手の匂い思いっきり嗅ぐの。そうするとすぐにスイッチ
入っちゃうんだよねー」
「ははっ、何だそりゃ。お前もヘンタイじゃんかよ」
「失礼しちゃうなあ、あたしなんか可愛いもんだってば。ねえ、ルカちゃん?」
すっと、リンが床へと視線を落とす。
そこには男の足元にうずくまり、うっとりとした目付きで男の足の裏を丹念に舐め回しているルカの姿があった。
「んっ、はむっ、ふもぉぉ・・・ふぁい、わたくしが一番ヘンタイれしゅぅぅぅ・・・」
唇を大きく突き出して、ちゅぽちゅぽと指をしゃぶっているその姿に、普段の気品あふれる面影はどこにもなかった。
「わらくひはずっと、んっ、自分を偽っていましたぁ・・・ホントのわたくしは、誰かに仕え、奉仕するのがお似合いの
メスだという事に、マスターが気付かせてくださったんですぅ・・・」
「ほら見てよ、このなっさけないカッコ。どー見てもルカちゃんが一番ヘンタイじゃん?」
そう嘲りながら、リンは足を伸ばしてルカの頭をぐりぐりと踏みつける。
「ああっ!ありがとうございますっ!わたくしをもっと貶めてくださいっ、辱めてくださいませっ!」
「ルカちゃんには何させたんだっけ?」
ルカへの責めをやめないまま、リンが男に問いかける。男はぶっきらぼうに答えた。
「口の中」
「あそっか、フェラさせた後、ごっくんしないままステージ上がっちゃったんだっけ。アレが一番ヤバかったよねー」
でろり、と男の踵から足の甲へと舌を這わせつつ、ルカが説明する。
「はっ、はいっ、マスターのザーメンを口の中に含んだまま、舞台に上がらせていただきましたぁ・・・。でもっ、そのまま
歌う事がどうしても出来なくて、つい飲み込んでしまって・・・」
「そー言えばルカちゃん、今日一日、お口臭かったもんねー。どっかでうがいしてくれば良かったじゃん」
「んちゅぅっ・・・ぷぁ、でもぉ・・・その臭いがするだけで、マスターとの絆が感じられるみたいで、その・・・」
言いながら、ルカは股間に伸ばした手を激しくぐちゅぐちゅと動かす。カーペットに数滴の沁みが舞い散った。
その瞬間、男が声を荒げる。
「おい、誰が自分でイジれっつった?」
「ひっ!もっ、申し訳ありません、マスター!わたくしごとき卑しいメスが浅ましくも自分の欲望のままに自慰など・・・!」
「分かってりゃいいんだ、ほら、さっさと続けろよ」
ルカはあわてて男の足にしゃぶりつき、先ほどよりも激しく舌を動き回らせた。
「あはは、ホントルカちゃんっておもしろーい。・・・でさあ、マスター?」
「ん?」
リンが太股をもじもじとすり合わせながら、媚びるような笑顔を浮かべた。
「そろそろあたしも、オチンポハメしてほしいんだけど・・・」
「ん・・・ミクの後でな」
「えー、それじゃまだまだ終わんないじゃーん」
不満げに、リンがミクを見上げる。
さっきからずっと、一定のペースで腰を振り続けているミク。しかしその顔は徐々に蕩けてきており、半開きの口も半ば白目を
剥いてしまっている瞳も、もはや彼女が快楽の虜になってしまっている事を表している。
「ミク姉、こうなっちゃうと長いんだもんなあ。あたしも早くオマンコぐりぐりしてほしいのにぃ」
そう言って、自らの指をちゅぷちゅぷと割れ目へとめりこませていくリン。彼女の性器はすんなりと指を飲み込み、柔らかく
与えられる刺激にひくひくと痙攣した。
「どうしてもしたいんなら、俺なんかに頼る必要ないだろ?レンにでも頼めばいいじゃないか」
「えー?別にいいよぉ、あんなの。いくら誘ったって一発もハメてくんないんだもん、面白くないったら。その点マスターは
違うもんねー。いつでもどこでも、リンがヤリたいって言ったら即ハメだもん」
「そりゃまあ、こんな可愛い女の子に迫られて、断る理由もないだろう?」
もー、と怒ったフリをしながら、リンがまた男に甘える。
とろんとした目付きで、二人がまた唾液の交換を始めた、その時。
「リンっ!」
バンっ、と部屋の扉が、大きな音を立てて開いた。
「リンっ!」
レンは扉を開け、部屋の中へと踏み込んだ。中の四人が一瞬、驚いて身をこわばらせる。
つかつかと男達の前まで歩み寄ると、レンは精一杯の声で叫んだ。
「お前達・・・一体、何やってるんだよ!?」
そして、目の前の男の顔をぎゅっとにらみ付ける。
この男の顔には見覚えがあった。今回のライブにもスタッフとして参加している、作曲者のうちの一人だった。以前から、
リンやミクになれなれしく接しており、レンはこの男にいい印象を持っていなかった。
しばらくの間、男はあっけにとられていたが、やがて、にやりと笑みを浮かべた。
「何って・・・見てわかんねーのか?」
ベッドサイドからタバコとライターを手に取り、一息ふかしてから、言葉を継ぐ。
「アーティストとアイドルの、親睦をかねたスキンシップだよ」
「ふざけんなっ!」
ガァン、とレンが足元のゴミ箱を蹴飛ばす。その音に、ルカがびくり、と怯えて後ずさった。
「何がスキンシップだよ!こんなの・・・リンも、ミク姉も、どうしちまったんだよ!?」
訴えるような視線を、彼女達三人へと向けるレン。ミクはまだ男の膝から降りないまま、ぎゅっと上半身を男に預けている。
しばらく、誰もが無言のままだった。
ややあって、リンの「はぁっ」という、聞こえよがしのため息が響いた。
ベッドから降りたリンは、すっ、とレンの目の前に立ちはだかる。
正面からまっすぐにリンに見据えられ、レンは多少たじろいだ。
「な、何だよ・・・?」
「あのさ」
一言一言、宣告するような口調で、リンは言った。
「あたし達、みんな好きでマスターと遊んでんの。ジャマしたりしたら、承知しないからね」
「なっ・・・」
レンは、言葉が出てこなかった。
「そりゃ最初は無理やりだったりイヤイヤだったりもしたけどさ。今はもう全部忘れて、こうやって楽しくやってんだよ?
それをレンが、自分だけの勝手な都合でブチ壊しにするんだったら、あたし、許さないから」
レンはリンの瞳を見た。据わりきり、自分へと噛み付きそうな敵意を秘めている瞳。
だが、その瞳は、濁ってはいなかった。一分たりとも。
きっとこれが、リンの本心なのだ。
男に脅されているわけでも、だまされているわけでもない。本当の言葉。
見れば、ミクもルカも同じような目付きをして、こちらを冷ややかに見つめている。彼女達にとって、今のレンは自分達だけの
聖域を侵しに来た、闖入者に過ぎないのだ。
「リン・・・」
わけのわからない感情があふれてきて、それがレンの瞳から涙となってこぼれ落ちる。
ふるふると震える手を前に差し出し、リンの両肩へと置いた。そして、力なく揺さぶりながら、言葉を紡ぐ。
「頼むよ・・・こんな事、やめてくれよ・・・。お願いだから・・・オレ、何だってするから・・・」
自分でも、わかっている。
こんな言葉が、リンにもう、届くはずはないと。
「ま、そういうこった」
じっ、と男がタバコをもみ消すと、やおら立ち上がった。ミクが振り落とされ、ベッドの上にごろんと投げ出される。
「これでわかったろ?あくまでも俺が強制してるわけじゃねえんだ。誰かに知らせたりしたら、コイツらの立場が悪くなる
だけの事だぜ」
それはその通りだった。この事を誰かに告発したとして、それでこの男が全ての元凶という事に落ち着いたとしても、三人の
イメージは大きくダウンする。下手をすれば、引退にまで追い込まれかねない。
最初から、レンに選択肢などないのだ。
「そんじゃ、俺は会場に戻る。後はお前らで好きにすりゃいいさ」
服を着替えると、男はさっさと部屋から出て行ってしまった。
部屋に残されたレンは、ただ呆然と立ち尽くしていた。
そんなレンを、しばらくじっと見つめていたリンが、突然、その手を取り、ぐいっと引っ張った。
「うわっ!?」
なすすべもなく、レンはバランスを崩してベッドに倒れこむ。すかさずその上にリンが覆いかぶさってきた。
「なっ、何すんだよリン!?」
「何すんだよじゃないわよ。ここまでされてわかんないワケないでしょ?」
そう言って、にい、とリンが淫蕩な笑みを浮かべる。
「今からあたし達と、エッチしよーよ」
「・・・っ!」
ぱしっ、という乾いた音が響いた。
「あ・・・」
思わず、といった様子で、レンが自分の手を見る。
目の前では、リンが頬を押さえてうつむいている。
「ごっ、ごめん、リン!オレ・・・」
レンが取り繕うようにして言葉を発した時、リンが小声でぼそりとつぶやいた。
「・・・ひどいよ、レン・・・」
そして、ゆっくりと顔を上げた。その瞳いっぱいに、涙を湛えて。
ずきん、とレンの心が痛む。
「なんでこんな事するの・・・?あたし達、そんなに悪いこと、してる・・・?」
しゃくり上げるようにして、リンがとぎれとぎれに呟く。その声を聞くうちに、レンの中で罪悪感がどんどん膨らんでいく。
(・・・そうだ。どの道、オレに出来ることなんて、何もないんだ)
(だったらいっそ、リン達の思うようにさせてやるのが一番いいんじゃないのか・・・?)
(・・・ふふっ)
そんなレンの胸中を見抜いたかのように、リンがにやりと微笑んだ。
(ホント、単純なんだから)
「んぅぅっ・・・!」
レンの、切なげな吐息が漏れる。
「ほぉらぁ、レン・・・もっとベロ突き出して?」
その吐息すら自分のモノにしようと、リンが自分の唇をレンのそれにちゅうぅ、とかぶせて来た。
「んっふ・・・ぷぁ・・・ん・・ちゅぅぅっ」
リンの舌がレンの口の中へと侵入し、頬の内側から舌の裏側まで、余すところなく舐めまわしていく。その激しい舌使いに、
レンの思考がみるみるうちに熱を帯びていく。
「はぁっ、ぷはぁっ、リン・・・うあっ!」
ずちゅんっ、という粘性の刺激を下半身に受け、レンは喘いだ。
「はぁっ!んひぃぃっ!いいよぉっ、レン君のおちんちんすっごく気持ちいいよぉっ!」
ベッドに仰向けになったレンの下腹部にはミクが腰を下ろし、その幼さの残る男性器を咥え込んでいた。
意図しない形でおあずけを受けていたミクの膣内は完全に出来上がっており、ずぶぶぶ、と飲み込まれるたびにレンのペニスを
きゅぅぅっ、と締め上げる。
「あうっ!ミク姉っ、そんなにしたらっ・・・」
「はんっ!はぁんっ!気持ちいいっ!おちんちんじゅぷじゅぷするの大好きなのぉぉっ!」
ミクはレンの言葉も耳に届いていない様子で、ただひたすら腰を振る。恍惚の表情を浮かべたその口から一筋、とろり、という
光の糸が滴っていた。
「ミク姉・・・」
呆然とその様子を眺める事しかできないレンに、リンが言う。
「幻滅しちゃった?レン。でもさ、これがホントのミク姉なんだよ」
そして、ぼそりと耳元でささやく。
「オトコノコなら、好きな人のどんな姿も受け止めなくちゃ、ね?」
自分の中の、何か大切なものが壊された気がして、レンはリンに向き直ろうとした。しかし、その瞬間。
「んんっ!?」
ビクビクと、レンの身体が震える。下半身から、またしても、未知の刺激が伝わってくる。
「・・・んちゅ・・んむぅっ・・・はぁっ、レン、気持ちいいですか・・・?」
ずんずんと腰を上下させるミクの向こう、レンのアナルに吸い付いたルカが、こちらを見上げているのが見えた。
「何も怖がることはありません・・・わたくしに、全て任せてください・・・ん・・」
そう言うと、再びルカが舌を伸ばしてくる。まるで粘性の生物が這うように、じわじわと与えられる愛撫に、レンは言いようの
ないもどかしさを覚えた。
「うあっ・・・ルっ、ルカさんっ・・・」
「ああ・・・ごめんなさい、気持ちよくありませんでしたか・・・?わたくし、誠心誠意ご奉仕いたしますから、どうか、
お許しくださいませ・・・」
また、ルカがレンの顔を見上げる。いたたまれなくなったレンが、うめくように声を絞り出した。
「やめてよ・・・ルカさん、そんな目で、オレの事見ないでくれよ・・・」
機嫌を損なっていはしないかと、媚びへつらうような、卑屈な視線。
そんなルカの姿に、レンはまた、涙がこみあげてくるのを自覚した。
―――どうしてだ?どうして、こんな事になっちまったんだ?
「あーあ、レン、また泣いちゃった。ホント泣き虫なんだから」
からかうようにリンが声を上げる。
それにも構わず、レンは声を押し殺して泣き続けた。
「しょうがないなあ。このままじゃ可哀想だから、慰めてあげるよ」
そう言うとリンはベッドの上に起き上がり、ミクの耳元へとそっと口を寄せて、何かを耳打ちした。
「ああ・・・ふぇぇ・・・?うん、わかったぁ・・・」
もはや意識を飛ばしかけているミクが、リンの言葉にこっくりとうなずく。
そして。
「―――――」
突如として響いたミクの歌声に、レンがはっと目を見開いた。
そう、歌声。ミクが、歌っている。
レンが大好きだった、あの歌を。
「うわあああっ!!」
レンが、絶叫した。
自分の想い人が、他の男に散々身体を弄ばれた挙句、今また自分の上で淫らに腰を振りながら、自分の好きな歌を歌い上げる。
これが悪夢でなくてなんだというのか。
「やめてよぉっ、こんなの、こんなのやだよぉっ!」
「どーしてー?」
リンがニヤニヤと笑いながらレンを見下ろす。
「レン、この歌だーい好きだったじゃん?だから、ミク姉に歌ってもらえば泣き止むと思ったのに、どーして嫌がるのぉ?」
その歌声は頼りなげにぶれ、時折甲高い嬌声が混じる。とても聴いていられず、レンは両手で耳をふさいだ。だが間近で
高らかに歌い上げるその歌声を、完全に遮断することはかなわない。
「ひっ、ひくっ・・・」
もはや泣きじゃくることしかできないレンの上で、ミクは歌い続け、快楽を貪り続ける。やがてその声と動きのテンポが
徐々に一致し始めた。
「あはは、面白ーい。ほら、もうすぐ終わっちゃうよ、レン?ちゃんと聴いて、一緒にイッちゃえ!」
ぐい、とリンがレンの手を無理やり引き剥がした。終わりが近づくにつれて、ミクの声が徐々に跳ね上がっていく。ルカも
ここぞとばかりに、ずぶぶぶと舌を突き出し、レンの肉穴を大きくほじり返す。
そして、歌声が途切れたその瞬間。
「ふあっ、あっ、ああああっ!」
ミクとレンが、同時に絶頂を迎えた。
「――っあー、楽しかった」
ベッドの上で、リンが大きく伸びをする。体中くたくたになり、汗まみれの格好だ。
その傍らでは、だらりと寝そべり、虚ろな目で天井を見つめているレンの姿があった。
三人に、幾度もかわるがわる犯され、幼い性器はすっかり萎え果て、もはや身を起こす事すら出来ずにいた。
ミクとルカも、それぞれ肩で荒く息をしている。そんな二人に向けてリンが声をかけた。
「ほらほらミク姉、ルカちゃん。そろそろ戻んないと、さすがに怪しまれちゃうよ?」
その言葉に、二人はのろのろと起き上がると、タオルで身体を拭き、そこら中に散らばっている衣服を手にとって、身なりを
整え始めた。
その様子を、レンはただ、ぼんやりと眺めている。
「レンは来ないの?しょーがないなぁ。ま、ここなら誰も入ってこないから、しばらく休んでても大丈夫だよ」
大きなリボンつきのカチューシャをぱちんと留めながら、事もなげにリンがそう言い放つ。
「そんじゃね、レン。マスターに話しとくから、今度は四人でいっしょに楽しもーよ」
そう言い残し、がちゃり、とドアを閉めて、三人は去って行った。
照明も落ちた、真っ暗な部屋で、レンはそのまま、身じろぎ一つせずにいた。
頭は霧がかかったようにはっきりとせず、とりとめのない思考ばかりが浮かんでは消えていく。
(・・・リン・・・ルカさん・・・)
そして、最後にたった一つ、レンの心に焼き付けられたものは。
(・・・ミク姉・・・)
「―――――」
やがて、静寂の中、かすかに歌声らしきものが響いてくる。
それは、ミクが歌っていた、あの歌。
レンが慰められ、励まされ、絶望に突き落とされた、あの歌。
「―――――」
何も見えない闇の中で、レンは歌い続ける。
その歌は、いつまでも、いつまでも、止む事はなかった。
以上、お目汚し失礼いたしました。
楽しんでいただければ幸いです。
とりあえず乙
乙いな
脱童貞と失恋を同時に経てサオ役として不死鳥のように蘇るレン君に期待
実は全てネルがレンを手に入れるために仕組んだ罠だったりして
グッジョブ
ってかネルレン信者ちょっとうざい…
>>541 信者ってわけじゃない
言って見ただけ。不快になったなら自重する
出てきてもいないキャラ名出すのはご勘弁
まぁいいじゃないか。
凄くいい物が読めた。ごちそうさま。
そういえばこのスレって他作品などのパロOK?
他作品等のキャラを本当ばれないようにモブとして登場させるのは大丈夫かな?
他作品っていうのはボカロジャンル以外の版権作品のこと?
それとも自分でない書き手作ったSSのこと?
どちらにせよクロスオーバーは荒れの素って気がするが
ボカロがメインで出て来てその版権もの知らなくても読めるならいいんじゃないの
『他作品等のキャラを本当ばれないように』 ってのは、
オリキャラ出しますって言っているのと同じだよね。
2次創作でオリジナルキャラクターを出すのは荒れるモト。
まあ落ち着け
モブキャラ程度で出すなら問題ないだろ
他の作品の世界観を持って来たら読みにくくなるだろうが、キャラクターだけなら大した問題にはならないんじゃないか
てかオリキャラいうならマスターとかもダメになるんじゃ・・・・・・
メアリー・スーにならないように頑張ってとしか言いようがない。
ボカロ周辺で言えば、UTAUでもテトルコリツあたりはともかく、破壊音マイコや穂歌ソラくらいの知名度だと戸惑うだろうし
ボイスロイドだと月読兄妹と弦巻マキならともかく、鷹の爪吉田くんでは違和感持つだろうな
鷹の爪吉田くんが活躍するボカロエロSSってどんなもんなのかかえって気になるじゃないか。
ミクダヨーとシテヤンヨのエロSSはまだかね
いい加減全裸待機でも寒くない季節だから別にかまわないのだがね
555 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/07(月) 22:52:33.31 ID:BVxfTXDe
レンネル派だったのに、本社でリンちゃんを見たら急にレンリンに目覚めた!!
どうせ兄弟設定は二次創作だし、兄弟設定でやったら東京都のお偉いさんは黙ってられんかもしれんが、
恋人設定なら…ヘヘヘ
なんかアブノ一週回ってノーマルに戻ってきたような感だな
>>553 ルカに襲われて
吉田「おかーさーん!!」
こんな感じかな
俺の原点
マスター(俺)×ミク→カイミク(陵辱)→レンリン→マスター(俺)×リン、マスター(俺)×ルカ→
→ルカ百合→初めに戻る
この妄想を月に何度も繰り返してる
見え見え
俺は基本的に全部、対俺(マスター)だなーw
たまに男キャラ視点で妄想する事はあっても、結局いつの間にかキャラ崩壊して自分に戻ってるw
ミクさん、ルカさん、MEIKOが多いかな
リンは、妹みたいに猫可愛がりしときたいけど、エロはない
俺は大体
マスター×GUMI(純愛)、マスター×ルカ(純愛)、マスター×ルカ&GUMI(純愛)
が繰り返される
最近そこにLilyも加わりそうだが
とにかくこんな良い子たちを虐めるなんてとんでもないぜ
ハクルカでおっぱいおっぱいとレンルカでおねショタ
最近は性欲がとまらないレンくんに奉仕するハクルカで愛がとまらない
564 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/08(火) 23:43:55.94 ID:KBsDiKmP
僕の場合は、僕がレンきゅんになってる。
どうも、ショタな性格が意外と活かされてるようだ…
一昨日から、リンちゃんとレンきゅんがイチャイチャしてる
遂には夢を見たよ
百合妄想はルカミクメイコの誰か
おっぱい妄想はルカメイコのおっぱいとゆかりさんのちっぱい
俺×妄想はメイコ
あとリンちゃんのほっぺをハムハムする
さて寝るか
俺とミクさんが付き合ってる
リン「…ね、マスター…リンの髪が青かったら、好きになってくれた?」
俺「ん?今も好きだよ?」
リン「違う、そういう好きじゃなくてっ!特別の好き、だよ。私が先に生まれてたら、一番リンを好きになってくれた?」
俺「…ゴメン。髪が黄色だろうが、一番最後に生まれようが、俺が選ぶのは絶対彼女なんだ」
リン「っ!バカっ!バカバカバカ、マスターなんかだいっキライ!…ウソ…大好き…」
こういう妄想をずっとリン→ルカ→ハクで繰り返してる
しかしキレイな俺で いたいので、なかなかエロに持っていけない
>>566 キレイでいたいのなら何故このスレに居るのだ
>>566 このスレに書いたってことはそういうことなんだろう?
俺が風邪を引く前に書き上げてスレに載せるんだ!
キレイな俺でいたいと言うのは、何となく理解できる
俺も二次元では、何となく(対俺限定なら)本命以外で陵辱妄想はしてるw
そんな俺の最近の流行は、綾波ポジションにミクさんを置いてゲンドウプレイ
脇に、MEIKO=ミサト、マリ=GUMI、アスカ=リン、リツコ=ルカ
如何にも童貞らしくて愛らしいレスだな
>>568 有難う、ちょっと頑張ってみる
おいらはカイメイで最後までイクぜ。
まぁ人それぞれだ。
カイメイをマスターの立場でニヤニヤ見るかカイトになりきってイチャイチャするかが問題だけしからんもっとやれ
ルカ「〜〜〜♪」
ルカちゃんかわいいー♪
俺の嫁サイコー!
ぐへグヘヘ GJ!
マスター「お疲れさま♪」
ルカ姉ちゃんの生配信の番組は大成功!
ギャラリーも盛り上がって凄い観客数を叩き出したようだ。
それに比べて…
レン「¥$∬√〜♪」
テラヘタクソwww ジャイアン乙
引っ込め
駄調教
マスター「……次がんばろう」
僕の生配信はさんざんだった。
ルカ「レン君はまだ発展途上だし仕方ないよ」
レン「……グス」
ルカ「こらこら男の子が泣いちゃだめだぞ。
大丈夫!しっかりレッスンすればすぐに上手くなって私なんか追い越して行っちゃうんだから!!」
レン「…ホント?」
ルカ「ホントホント、VOCALOID嘘付かない♪」
レン「うん!僕頑張る!」
ルカ姉ちゃんは優しい。
落ちこぼれの僕をいつも慰めてくれる。
僕、いつか上手くなってルカ姉ちゃんとデュエットするんだ!
マスター「おーいルカ、おまえ宛にファンメールが来てるぞー」
ルカ「ファンメール?」
マスター「おまえも人気者になってきたってことさ♪レンも頑張るんだぞー」
レン「うん!」
マスター「お?今日はべそかいてないな?よし!その調子で頑張れよ!じゃあなー」
レン「うん!ばいばーい♪」
ルカ「お疲れさまでしたー」
レン「ねぇねぇルカ姉ちゃん!」
ルカ「うん?」
レン「ファンメールなんて書いてあるのかな♪」
ルカ「私も初めて貰うから分からないなー、早速開けてみよっか♪」
レン「うん♪」
メールを開きますか?
>はい
いいえ
____ファイル実行中____
ジィーーーーーーーーー
ルカ「なに?このプラグram¥@℃≠=」
バタン
レン「!姉ちゃん?ルカ姉ちゃーん!?」
マスター「…まさかウィルスだったとは…
ルカ俺のチェックミスだった…すまない」
ルカ「…マスター」
レン「ねぇ!ルカ姉ちゃん大丈夫だよね?死んじゃったりしないよね!?」
マスター「大丈夫だ。こんなことくらいじゃVOCALOIDエンジンは壊れない
ただ…」
レン「ただ…なんなの?
マスター「どーも新種のウィルスらしくまだワクチンプログラムが作られていないんだ。完成にはしばらくかかるとさっき連絡が…」
レン「しばらく?しばらくっていつだよ!姉ちゃん苦しそうなんだよ!?
助けてあげてよマスター!」
マスター「そ、そうは言ってもな…」オロオロ
レン「なんだよ!助けてくれないのかよー!マスターのバカァ!」ダッ
マスター「れ、レン!」
ルカ「…マスター、レンの事嫌いにならないでくださいね。私がうっかりしてただけなんですから…」
マスター「分かってる、あの子は君が心配なだけなんだ。
さ、起動しっぱなしは身体に毒だ。スリープにするからしばらく休め」
ルカ「…はいおやすみなさいマスター」
578 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/10(木) 02:53:57.90 ID:WAltwpDp
おやすみなさい。
寝ないとヤバいので続きは夕方にでも(´・ω・`)
乙
いいおねショタだ、感動的だな。
そして乙だ! GJ!
あ、でもできれば全部書き終わってからまとめて投下してくれると住人もよろこぶと思うよ。
リアルタイムで書いていると他に投下したい人がいた場合に投下しずらくなるし。
>>581 了解しました
あともうちょいで書き上がるんで、終わったらまとめて投下しますね(`・ω・´)ゝ
583 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/10(木) 21:55:50.07 ID:WAltwpDp
レン「マスターなんて大嫌いだ…」
?「お、もしかしてレンか?」
レン「あ!KAITO兄ちゃん!」
KAITO「久しぶりだなー、こんな夜中に出歩いてどうしたんだ?
たちの悪いクラッカーにでも見つかったらデリートされちゃうぞ」
レン「…うわぁぁぁぁん!」
KAITO「お、おい、じょ、冗談だって。なにも泣くほど怖がらなくても…」
レン「グス、ルカ姉ちゃんが…ルカ姉ちゃんがぁ…」
KAITO「え、ルカが?ルカがどうかしたのか?」
KAITO「なるほどねぇ〜、あのマスター結構抜けてるからなぁw」
レン「KAITO兄ちゃんの時もなんかあったの?」
KAITO「あったあった。
僕の時は差し入れのアイスの中にどこぞの変態が組んだTSウィルスが仕込んであってな…
…今思い出しても身震いする」
レン「TSウィルス?」
KAITO「ああ、トランスセクシャ…やっぱりレンは知らない方が良い
とにかく文字通り男の危機だったわけさ」
レン「…へぇー」
KAITO「その時はまだちっちゃかったルカが本気で心配してくれてな。色々世話を焼いて看病してくれたのが本当に嬉しかったよ」
レン「…看病」
KAITO「ああ、マスターがワクチン組んでくれてる間、身体の不調で色々と分からないことだらけだった僕を手伝ってくれたんだ。
未熟な私でも何か役に立ちたいってな」
レン「ルカ姉ちゃん…
KAITO兄ちゃん!僕姉ちゃんの看病する!」
KAITO「よく言った!それでこそ我が弟だ!
背伸びすることはない。今のお前が出来ることを精一杯やってやるのが大事だぞ、頑張れよ♪」
レン「うん!」
ルカ「………」
どうしたんだろう?さっきから身体の火照りが止まらない…。心臓もずーっとドキドキしてる。
マスターはワクチン作成中だし、私は広い部屋にベッドで一人きり…
怖い、こんな時に一人ぼっちなんて怖いよぉ…
トントン,ガチャ
レン「ルカ姉ちゃん、お夜食に雑炊作ったんだ、食べてよ♪」
ルカ「グス…レン、くん?」
レン「ルカ姉ちゃん!どうしたの?どっか痛いの!?
ギュッ
あっ」
ルカ「………お願い、少しで良いからこのままじっとしててくれないかなぁ。」
レン「姉、ちゃん?」
ルカ「さっきから身体が自分のじゃないみたいで怖いの…一人ぼっちだと切なくてたまらないの、だからお願いっ」
ギュッ
レン「大丈夫、僕はここにいるよ。何処にも行ったりしない」
ルカ「…ありがとう」
ルカ「…後もう一つ、いいかな?」モジモジ
レン「なに?何でも言ってよ♪
んぐ!?」
ルカ「プハァ、さっきから、レンくん抱き締めてるとムズムズしてたまらないの…
お姉ちゃん、…慰めて欲しいな?」
レン「え、えぇ!慰めるって、えぇっ!?」
ルカ「やっぱり私なんかじゃ…イヤかな?」ウルウル
レン「@#$%/\!?」プシュー
〜KAITO『今のお前の出来ることを精一杯やってやるのが大事だぞ!…大事だぞダイジダゾォ』〜
レン「は!、い、イヤな訳ないよ!!ぼ、僕姉ちゃんを慰める!」
587 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/10(木) 22:43:15.88 ID:WAltwpDp
スルリ、トサ…
ルカ「ウフフ♪二人とも裸でまるでお風呂に一緒に入る時みたいだね」
レン(ル、ルルルカ姉ちゃんのお、おっぱい…だ)
ルカ「レンくんこっちに来て…
私のおっぱい吸って欲しいなぁ」
レン「う、うん。はむ」
ルカ「くぅ」
レン(す、すごい柔らかい…まるでマシュマロみたいだ。
しかも強く揉んでもすぐに元の形に戻ろうとする)
ルカ「くぅ、うんぅぅ、あぁっ」
レン(なんだかしっとりと汗ばんできた。
うわ、ルカ姉ちゃんの汗ってすごく甘い香りがする)
ルカ「うんぅぅ、!ウフフ♪」
ヌチャ
レン「!」
レン「る、ルカ姉ちゃん!っ」
ルカ「ウフフ♪なんかレンくん元気になっちゃってるから…挟んじゃった♪」
ヌチャヌチャ
レン「う、うわぁぁぁぁ…太ももの感触が、ぁ、あっね、姉ちゃんこれヤバいよぉ…!」
ルカ「レンくんの喘ぎ声女の子みたいで可愛い♪
もっと気持ちよくしてあげるね」
ヌチャヌチャヌチャヌチャ…ヌプ
ルカ「アハァ♪レンくんのはじめて、いただきます♪」
ヌプププゥ!
レン「あ、熱い!?熱くて狭っ…うわぁぁぁぁっ!」
ビュクビュクビュクビュク
ルカ「ひゃぁ!?」
レン「…ハァハァハァ…、なんか、なんか熱いのが、出たぁいっぱい出たよぉ…」
ルカ「だ、大丈夫?いきなりはちょっと刺激が強かったかなぁ…あ、
ドロリ
すごい量…垂れて来ちゃった」
レン「!」
ムクムク
ルカ「うわぁ!レンくんのまだ元気いっぱいだぁ♪
…大丈夫、ここから先はお姉ちゃんに任せてね♪」
レン「う、うわぁ…下から見るルカ姉ちゃんのおっぱい、スゴい」
ルカ「えーと…確かこんな体制で…」
レン「アハハwまるでお馬さんごっこだね〜
ルカ姉ちゃん大股開きで蟹みたいw」
ルカ「むぅ〜、そんな意地悪言う子はお仕置きが必要ねぇ、覚悟!えーい」
ヌプププゥ!
ルカ・レン「=≠@¥√・!?」
ルカ「…ハァハァハァ、どう?お仕置き、効いたでしょ?」
レン「す、スゴい。一番奥の壁まで刺さってるぅ」
ルカ「ふふんだ!お、お姉ちゃんをからかうから、こおいう、ひゃん!ちょ、衝いちゃ、だめぇ」
レン「そ、そんなこと言ったって腰が、腰が勝手に動いちゃうんだよぉ」
ルカ「あ、あん!お、お願い!さ、さっき入れたのが初めてなのぉ!あん、あまり激しく、し、しないでぇ」
レン「!」
(僕が、僕が姉ちゃん初めてを…)
ムクムクムク
ルカ「あぁ、ぁん、ま、まだ大きく、ハァン!」
レン「僕が僕が姉ちゃんを気持ちよくしてあげるんだ!僕が姉ちゃんを慰めてあげるんだ!」
ズチャズチャ!パンパン!
ルカ「ふぁぁぁ!は、激しいよぉ!?
れも、れもらんらかぁきもちよくぅ…」
ヌチャヌチャヌチャ
レン「!!な、なんだか感触が、急に柔らかくなって…うわぁ、スゴい、締まるぅ」
パンパンヌプププゥ
ルカ「レンくぅん、レンくん、あらひ、あらひもぉ…」
レン「ぼ、僕もぉ…ァァァァ!」
ドグュビュグビュゥゥゥ!
ルカ「アァァァァァァァァっ!」
590 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/10(木) 22:45:30.44 ID:WAltwpDp
ルカ「うふふ、初めて同士なのにいっぱいイっちゃったね♪」
レン「ご、ごめんなさい。なんだか途中から訳が分かんなくなって、五回も続けちゃって…」
ルカ「大丈ー夫、お姉ちゃんはそんなくらいじゃ壊れません、
それにさっきから身体の調子がなんだか良いの♪
さっきまでの不調が嘘みたいに体が軽くて」
レン「病気、治ったの!
や、やったぁ!ルカ姉ちゃん、ルカ姉ちゃぁぁん!」ガバ
ルカ「うふふ♪きっと可愛い弟が一生懸命『看病』してくれたのが効いたのかな♪」
レン「……あの、姉ちゃんもしよかったらもう一回、」
ルカ「…レン、看病お願いね♪」
591 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/10(木) 22:46:10.93 ID:WAltwpDp
マスター「…ふぅ、とりあえずワクチンプログラムも適応したし一件落着だな、お?」
ニュースキャスター「今日未明、違法なウィルスを開発したとの容疑でクラッカーの一味が逮捕されました
このウィルスはプログラムやロボットに発情状態を引き起こすもので突如ポストペットやASIMOが交尾を始めたなど各地で被害報告が…」
マスター「全く、なんて悪趣味なウィルスなんだ
でもとりあえずルカに何事もなくて良かったよ」
KAITO「マスター!これからは差し入れのスキャンは念入りに行ってくださいね!
元を正せばマスターのせいなんですから」
マスター「…反省してます」
ルカ「まぁまぁ無事もと通りだったんだから良かったじゃないですか」
レン「んぐ、ルカ姉ちゃんはマスターに甘過ぎるんだよ。少しは、はぐ、厳しくしなきゃ」
マスター「口いっぱいにアイス頬張りながら説教されてもなぁ…」
KAITO「美味しそうですねぇ♪いっぱいありますけど一体これは?」
マスター「あぁ、ルカが調子悪いのを知ってファンの子が差し入れしてくれたんだ」
レン「ング!?」
ルカ「レン?どうかしたの」
―――ファイル実行中―――
リン「あれ!なんだこれ!?」
KAITO「こ、こいつはまさか…」
マスター・KAITO『TSウィルス!』
ルカ「………」
リン「え、ちょ、ルカ姉ちゃん?なんでにじり寄ってくるの?」
ルカ「大丈ー夫、今度はお姉ちゃんが大事な『妹』ちゃんを『看病』して あ・げる・か・ら♪
まずはスク水よぉぉぉぉー!!」
リン「うわぁぁぁぁん!」
\(^0^)/オワタ
暴筆と遅筆で申し訳ねえっす。オネショタ好きです大好きです。お目汚し失礼しやした(*´д`*)ノシ
GJだ!
おねショタはいい、心が洗われる・・・・・・
相思相愛のおねショタはレンルカが生み出した文明の極みだよ
処女だけどお姉さんぶるルカさんとかかわいすぎて悶える
次はカイレンですねわかります
801スレに帰りなさい
596 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/11(金) 18:42:27.53 ID:yzVuej4c
カイコ×レンならありじゃないか
KAITO×リンという発想は(ry
ルカさんに全力で阻止されるか
キヨテル×ユキはどうよ?
おやだれか来たようだ
激しい喘ぎ声に定評があるけど、実践経験はゼロの阿久女イクさん。
>>595 ごめん、間違いた
カイリンって言いたかったんだ
イクより経験豊富なユキいろは
いろはさんって何歳なんだ
>>603 ハローキティといっしょ!のツイッター公式アカウントで、13〜14歳と明言されてる
デザインした人も中学生をイメージして描いたとか
小学生ユキ、中学生いろは、絶壁胸ミキ、ペッタンゆかり
先生は寧ろ目覚めた方が毎日幸せになれるよ!
偶然にも明日はいろはさんの誕生日だそうだ
えっ、いろはって10月じゃなかったっけ?
ハロいつのほうのいろはさんの公式誕生日が明日な。10月はボカロデビューの日
そうだったのか
サンクス
つまり誕生日プレゼントの二重受け取りがバレて
ファンにエッチなお仕置きをされるいろはさんか
いろはさんは下着もキティちゃん柄
年齢的には
ユキ<リン<いろは<GUMI<ミク、テト<リリィ、miki<ルカ<ハク<メイコになる?
テトさんは…
いや、うん何でもない
概ねいいんじゃないかな、はは
りおんもミクと同い年だよな
>>612 個人的には
アイ(5)<ユキ(9)<いろは(13)<リン(14)<Lily・miki(15)<GUMI・ミク(16)<ネル・ゆかり(17)<ルカ(20)<メイコ(21)<ハク(25)<テト(31)
いろはさんとゆかりさんには貫禄を感じる
テトさん安定のさんじゅういっさい
いろはさんの低音はいい声してるからな。演歌とか民族楽曲とかよく歌ってるし。
サークルKサンクスでラバーストラップ付きドロップ売ってた。
クリプトン組6人が入ってる。
とステマステマ
…ねぇ
と言うかどんなモノかとんと検討もつかぬ
一般的には巨乳よりのほうが大きな需要を持つことは承知しているが
せっかくのまな板をご飯茶碗並のサイズへと改竄する行為は
キャラの美点のひとつを損ねているのではないか
誤爆
つまりハク姉さんはだらしねえ乳も良いがある程度の大きさを保ちながらもキュッと締まったラインが見る者に美しいと感嘆しか出させないような胸も至高と言う訳だな
わかるわかるぞ
>>623 増量してくれるなら喜んでしてもらうべきだと思います (BY:ネギ大好き娘)
貧乳こそ至高。まな板こそ正義です (BY:ロボ子)
歌唱力と胸の大きさは関係あるんでしょうか (BY:永遠の17歳)
どうでもいい。飽きた寝る …(チラッ (BY:工作員)
あたしはまだまだこれからだよ!多分。 (BY:みかん星から来ました)
キティちゃんさえいれば大丈夫。 (BY:キティラー)
つるぺた?最高じゃないか!俺に触らせろ!! (BY:アイスを愛す)
↑どさくさにまぎれて変なことしようとすんなこのバカ○ト!! (BY:飲んべえお姉さん)
ああいう大人にはなりたくないなぁ… (BY:小学生)
>>623 そうだよな、せっかくの貧乳を増量なんて意味がわからないぜ
胸のサイズも個性だからな
ついにV3ボカロ達をいれた胸囲ランクをつける時がきたようだな
おっぱい派なので正座してルカメイアペ待ち
だがしかしゆかりさんのちっぱいは別腹ですはい
軽量敏捷タイプと思いきや装甲パージしたら大火力とか燃えるじゃん
女声ボカロの胸囲
1位 ルカ「女同士の純粋な愛が母性のシンボルを進化させるのよ」
2位 MEIKO「お酒のおつまみ食べ過ぎたら、また胸が張ってきたわー」
3位 Mew「サバ美を抱くことで大胸筋が鍛えられたのね」
4位 GUMI「なんで私ら歌手なのにお胸の大きさ比べられるのん…」
5位 スズネ「私とミクちゃんを区別するポイントはおっぱいのサイズなのよー」
6位 Lily(ルカに毎日揉まれた分、サイズも増えたということかな)
7位 CUL「V3化したらVY1時代より増量したんや! どやぁ」
8位 リン「MEIKO姉とルカ姉があれだけ大きいし、これぐらいは当然ねッ!」
〜貧困ライン〜
9位 SeeU「高さは少なくても円錐の底面は広め。まだ成長の余地はある……はず」
10位 ミク「 リ ン に 負 け た リ ン に 負 け た 」
11位 りおん「ロリ声枠だからキニシナーイ♪ ……キニシナーイ」
12位 ゆかり「バストサイズが多少大きくても惨めにしなびて垂れるだけ。皆それを忘れているとは実に滑稽ね」
〜嘆きの壁〜
13位 IA「この私が……初音ミク以下の負け組に転落したというの!?」
14位 いろは「別に可愛い服着れればそれでいいじゃん」
15位 miki「換装パーツでいつでも増量可。増量可。いつでも! いつでも!!」
16位 ユキ「大きくならなくてもいいけど、あんな必死な人たちにはなりたくないな」
〜もうひとつの次元〜
17位 ラピス「身長15センチだけどDカップありますよ!」
いろはちゃんぺろぺろ
ぶっちゃけ貧乳でも乳は垂れる
胸筋鍛えておけば、巨乳でも垂れない
つまりノーブラのハクさんとルカさんの二人は意外と筋肉質を提唱する
その観点なら、メイ姐さんが最強な気がス
酒瓶とマイクスタンドで毎日エクササーィ
CULじゃないMIIZKIはそれこそ千変万化で
もう一つの次元行きだと思う
女性VOCALOIDパンチ力コンテスト!
パンチングマシーンはKAITOです。
本気を出してもらわなければならないのでKAITOには変態行為を働いてもらいます。
さて、結果は?
殴り慣れているMEIKOの一強になってしまうので
インタネ→がくぽ
AHS→眼鏡
ヤマハその他→勇馬
海外組→レオン
でどうだろう
638 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/20(日) 01:51:57.52 ID:8MsaLz+n
いやまて。
マグロを素手で振り回すルカ様の腕力もなかなかな気がするぞ。
ここはサケトロの巨乳組で対決はどうだ?
ふと思ふ。実はミクさんはネギブレード振りすぎたせいで、
二の腕ならまだしも、胸部から腹部の余計な脂肪が少なかったりしてw
ほほう
ではMEIKOは酒瓶の、ルカはマグロの振りがまだまだ足りないと
バスター○シン7号を軽量化・簡素化したmikiもかなりの腕力と思われる
ども、鬼(ryです。念願のスマホを手に入れたぞー!
でもムズカシインヨ...必要なアプリがなかったりよぉ...
まぁ打ち込み練習がてらにSS作りながらがんがります。
そういや今更だけど蒼姫って15cmしかないんだね。
スニーキングミッションにはもってこいだw
あれ?スマホだと表示違うのか?
次回からこれでお願いします。
半角、全角の違いとかでは?
スマホ持ってませんが
鬼(ry さんキター!!
(n'∀')η書き手さんはいつでも歓迎です!お待ちしております!
マスミク、カイミク、クオミク、カイメイ、ぽルカ、レンリン、カイリン、GUMIぽ、マスGUMIと、
ノマエロに飢えてる今日この頃
よろすくお願いします…
あれだな、もうちょい先生にはAHSの同僚をお手つきにして欲しい
ユキちゃん題材にした奴買いたら、都知事に怒られるん?
>>649 全裸で待ってる。
昨日はともかく、最近暑くなってきたので全裸待機には丁度いいな。
ガチャユキとか俺得。
ユキちゃんならピコやレンとかもいい
ユキに手を出してタイーホされるユキテル先生が見えた
誰だよ
え?
ふゅー・・・じょんっ!(性的な意味で
どうも、鬼t(ryです。スマホ入力に力尽き、パソコンにしました。
パソのキーボードの方が入力楽だし、32M(ry)の名前入るし、スマホのメモアプリで作ってもどうやってコピるんd(ry
てなわけでパソコンから入力しております。ページ数不明です、御了承下さい。
今回はカイメイ←蒼姫ラピス目線のSSです。15pの歌姫がが可哀想な目にあいます。
ファンの皆さんごめんなさい(こんなんばっかりだな最近)。
タイトルは「蒼姫ラピスの冒険」です。それではお手柔らかに。
??
蒼姫ラピスの冒険
??
皆さんどうも初めまして、蒼姫ラピスですぅ…
今、私の目の前にはリンさんがニマニマしながら私を握りしめ、舐める様に見てます。
…自分がやった行動にとても後悔しています。
実は私、カイトさんを一目惚れしていました。とても優しくて、大きな手はとても暖かくて、優しい笑顔で。
でもカイトさんにはメイコさんがいます。いつも二人は寄り添っています。メイコさんが羨ましいです。
カイトさん、ちょっとでもいいから[女性として]私に振り向いてくれないかな…私は色々案を考えました。
結果…[虎穴に入らずんば虎児を得ず]な訳でカイトさんの部屋に潜入捜査して、カイトさんの好みを探す事にしました。
…これがいけなかったのです。
??
『よーし、KAITOお疲れ―。』
「マスター、調律ありがとうございました。お疲れ様です。」
カイトさんがレコ終わってそのまま自分の部屋へ向かいます。部屋(フォルダ)は外からの場合、本人でなければ開きません。
それにはまずはカイトさんのマフラーにしがみ付いて一緒に部屋に入らないといけません。
(よぉし、頑張れ私。たぁっ!)
私はアイコンの陰から飛び降り、何とかマフラーの裾にしがみつきました。するとその時カイトさんの動きが止まりました。
「ん?何だ?」
(まずい、バレたかも…)
冷や冷やしている私を余所にカイトさんが左右を見ると
『よし、ミク来いやー。』
「ウタッテヤンヨ、ウタッテヤンヨ」
マスターに呼ばれた[シテヤンヨ]ミクさん([初音ミクの暴走→進化]参照)が、カイトさんの横を突っ走ってデスクトップへと
行きました。するとカイトさんは何事もなかったと判断し、そのまま部屋へ入りました(何事もない、じゃないけど)。
(よしっ!侵入成功!)
カイトさんのマフラーから滑る様に落ちた私はまず、ドアがない洗面所へ身を潜めて様子を見ていると、
すぐにカイトさんが部屋から出ていきました。
(カイトさんどこへ行くんだろう…でもこれで部屋に入れるっ!)
初めて入る憧れの…カイトさんの部屋…もうドキドキが止まりません。でも潜入捜査を成功させなきゃ。私は
台所を抜け、透かしガラスが嵌め込んである運命の扉を開きました。
「これがカイトさんの部屋…」
カイトさんのイメージカラー、青が映(は)えるモノトーンで統一されて、整頓されている綺麗な部屋でした。
ベッドの向かいには机&パソコン。その横には本棚&クローゼット、必要な物だけがある部屋…殺風景だけど機能的。
そして心なしか部屋にはバニラの匂い。カイトさんが纏っている優しい匂い…そんな時
ガチャ
カイトさんもう帰ってきた!このままじゃあ潜入捜査失敗だよぉ。ベッドの下は引き出しだし、机には届かない。
何処かないかな…あ、机の下の引き出しなら死角になっていいじゃない?私は早速引き出しに入った。
「うう、歌えたと思ったのにまた一ヶ月歌えない…」
「新入りが来たから仕方ないだろ。でもメイコは半年も待っていたんだからきっと大丈夫だよ。
この声はメイコさんとカイトさんの声…連れてきたんだ。心なしか私の胸がズキズキと痛みます。
「それに俺はいつでもメイコの見方だ。いつでも傍にいるよ。」
そう言ってカイトさんはメイコさんと一緒にベッドに座り、メイコさんの肩を抱き寄せました。
あぁ羨ましいなぁ…小さい私には絶対出来ない。[小さい=可愛い]だけど、出来ない事の方が多いのだ。
「それに俺がまたメイコを歌わせてあげるからさ。」
「カイ…ああんっ!!」
メイコさんの嬌声に私はカイトさん達を見てみると、カイトさんたらメイコさんの胸を鷲掴みっ!何やってるんですか
カイトさんっ!!私は顔面が熱くなるのを感じながら二人の様子を眺めていた。
「あっんぅ…ひゃうっ」
「ほら…もう乳首がこんなになっちゃって…」
そういいながらカイトさんはメイコさんをベッドへ押し倒しました。これってもしかして…
「こうなっちゃうとメイコは弱いよね。気持ち良くて力出ない?」
「んぅ…は…んぅ…」
チュ、クチュっと二人が水音が鳴る。口づけしてるんだ。その水音に私は涙を我慢する事が出来なかった。
二人とも、私が怖いくらいに愛し合っているんだ。この恋はどう足掻いても実らない事を知りました。
なんで潜入捜査しちゃったんだろう…あとは二人の行為を耳を塞いで我慢するしかありません。
でも聞こえちゃう。見たくないのに好奇心に負けてしまう。哀しいくらい二人は淫らなデュエットを奏でていきます。
カイトさんはメイコさんの顎を押さえて執拗に舌を絡めています。時折メイコさんは身体を震わせてました。
「んっ…んん…」
「期待してたんだろ?メイコ。」
カイトさんがメイコさんのショーツをスカートごと脱がしてメイコさんの下半身を露出させると、メイコさんの両足を
持って身体を割り込ませた。そして
「ほら、奏でてやるから…見せてごらん。」
「だめぇああっ!!やっ…んくぅん、あ、ふぁあ…」
カイトさんはあの大きくて武骨な指をメイコさんの秘処に潜り込ませると、メイコさんの身体が大きく跳ねました。
水音が鳴る度にメイコさんは身体を激しくくねらせます。それを楽しそうに眺めるカイトさん…まるでお気に入りの楽器を
演奏する様に…。
「こんなに濡らして、だんだんエッチな顔になっていくね…可愛いよメイコ。」
そう言ってカイトさんはメイコさんの秘処に顔をつけました。それって…っ!気付いた私はもう電脳回路がパンク寸前です。
「はぁんっ!違ぅああっ、んくぅ…だめぇっ」
メイコさんが高いソプラノで淫らに歌っています。奏でているのはカイトさんの舌。メイコさんの秘処を執拗に舐めて
時折チュッチュッと中を吸って…私は[本性を晒け出したカイトさん]から目を反らす事が出来ませんでした。
「だめって、メイコのツルツルおまんこがこんなに悦んでるよ。美味しい…」
「カイトぉっ、言わはぁん、ひいぃふあぁ…あんっ…」
カイトさんが刺激を与える度に、身体をピクピクさせて可愛いソプラノをあげるメイコさん。
もう普段から見ているカイトさんとメイコさんではありません。カイトさんに全てを支配されて、メイコさんはそれを
悦んでいる様に見えました。
「もっとしたいけどさ…俺も限界。」
そう言って舌舐めずりをしたカイトさんは服を脱ぎだしました。うわぁ…やっぱり引き締まってるなぁ。私の鼓動は別の
ドキドキになりました。そして下着ごとズボンを下ろした瞬間、私は危うく声を出しそうになりました。
カイトさんの性器…私の身長より大きい!私の頭一つ大きいよ絶対っ!それが思いっきり天井指してんだもん!うわぁうわぁ…
カイトさんは性器をメイコさんの秘処になぞりつけます。するとメイコさんは自ら足を、秘口を指で開きました。
「カイトぉ…早く、早く頂戴…おまんこが寂しいの、ウズウズするぅ…」
「あぁ、たっぷり可愛がってやるよ。」
なぞりつけているカイトさんの性器がゆっくりとメイコさんの中に入ってきました。
「ああっ!カイトのっ固いのぉ!一杯奥苛めてぇ!」
メイコさんはカイトさんに抱きしめて淫らに腰を揺らしてます。すると
「メイコ、今晩はメイコが襲ってほしいなぁ。」
「え?」
それを言ったカイトさんはメイコさんを抱きしめベッドの中で転がりました。
「ほら、身体を起こして自由に腰を振ってごらん。」
「うう…」
メイコさんの表情に羞恥心が現れます。それを見たカイトさんは
「久しぶりなのに?幻滅だなぁメイコ。」
そんな言葉が覚悟を決めさせたのか、メイコさんはカイトさんの上で性器をハメて腰を動かしだしました。
メイコさんが腰を動かす度に、淫らな水音が部屋に溢れます。
「あっ、ああっんっ!ふにゃあ…あっ、ああん、奥、当たって…固いのぉっ!」
次第にメイコさんの腰の動きが早くなって行きました。
「そう、どうだい?俺を支配している気分は?」
「最高っ!最高なのぉっ!もっと激しくぅ!ふあぁぁんっ!突き上げてぇっ!」
その顔は恍惚感に呆けた顔。それを見上げているカイトさんはご満悦という表情でした。
[日本語ボカロのアダムとイブ]と言われた二人、やっぱり声だけではなく身体の愛称もいいんだろうなぁ…
そんな妄想が頭に浮かびます。なんか次第と辛くなってきました。でも二人が部屋を出ない限り、私は部屋から出る事が不可能です。
「あんっ、あああっおかしくなっちゃうぅ…腰が止まんなくなっちゃうぅ…!」
メイコさんはそういいながら上半身をカイトさんに重ねました。
「!!!」
私はもう口を押さえて声を出さない様にするのが精いっぱいでした。なぜなら結合部が調度私の目の前にあったのです。
メイコさんが腰を動かすと淫水が溢れだし、引き抜くとカイトさんの筋骨隆々の男根がメイコさんの淫水まみれで丸見えなのです。
「はぁ、はぁぁ…イイ、気持ちイイのぉ…きてぇ…」
もう呂律が回らないメイコさんに対してカイトさんが
「それじゃあ…いつもの体位でね。」
と再びメイコさんを下にしました。その間もしっかりとカイトさんの男根がメイコさんの中に入ってます。
その間もグチョグチョと淫水が溢れてます。
「あっ、ああんっふあぁ…おまんこ溶けちゃうぅ…」
「激しくやって溶かしてやるよ…」
そう言ってカイトさんはメイコさんを抱きしめて、これでもかという程激しく腰を突き上げました。
「あぁんっカイト来てっ来てっ!来るっ!来るのぉ!ふああぁぁーっ!」
「メイコ…愛してる…くっああっ…!!」
快楽に身体を痙攣させるメイコさんの中に、カイトさんは欲望を迸らせました。そして暫く二人はお互いの興奮状態が収まるまで
抱きしめあったままでした。
「カイト、ごめんね。ありがとう…」
「何でメイコが謝らなきゃあいけないんだよ。ちょっと疲れたな、少し寝ようか。」
「…うん、おやすみカイト…」
「おやすみメイコ…」
二人はまた濃厚なキスを交わし抱き合って、ベッドで横になるとすぐに心地良い寝息が聞こえてきました。
やっとこれで外に出れる…泣くにも嗚咽さえ出せない私は忍び足でドアに向かい、そっとドアを閉めました。すると背後から
「ラッピーみっけw」
その声と同時に私の身体は握られて持ちあがりました。そして目の前にはリンさん。
「ずっるいなぁ、カイ兄のマフラーに捕まって、そのまま部屋に入ってスニ―キングミッションなんてさーw」
うそ…最初からばれていたんだ。どうなっちゃうんだろ私…リンさんは自室へ私を持っていく。
「カイ兄には内緒にしてあげるからぁ、リンの為にスニ―キングミッションよろしくねーw」
まるで「最高の玩具を手に入れたぞ」という表情のリンさん…ニマニマ顔が怖いです。
こうして私の[リンさんの為のスニ―キングミッション計画]が始まりました。こんな私をHELP ME!
??
??
??
はい、今回はここまで。お目汚し失礼しました。
リンは絶対ラピスを悪戯道具にしそうだよねーwしばらくしたらそこをレンが助けてあげるとしますか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。それではまた。
??
??
??
??
??
??
そして今度はレンラピフラグですねわかります
乙よ
・・・おもちゃとして弄られるはスニーキングさせられるは、というのは
ラピスさん悶々とさせられるばかりで一向に発散できないんじゃないですかねこれ
オナホ妖精というものがだな(ry
ラピスさんのその後も気になるが
そろそろ鬼畜マスターの家も気になるジレンマ
乙乙です
リンちゃんがラピスを悪戯道具に、と読んで即浮かんだのが
誰かの穴に首まで突っ込まれていろんな液まみれで放心するラピ嬢だったのだが、悲しいかな文にも絵にもできる技量がない
「あっ…ラピスちゃん…!中で…暴れちゃ…あぁっ…」
「ご、ごめんなさい!でもあなたの中、ぬるぬるしててもがいても出られないんです…!」
「やっ…そこ、だめぇ…!」
こんな感じか
乙です
>>668 実はマスターは鬼畜なんかじゃなくて、変態のボカロ達に振り回されているだけの善良な一般市民だったりして。
変態のマスターを持つボカロは苦労するというが、その逆もありそうだ。
保管庫で読んだマスミクで
ミクさんがえらいド変態ガン攻めだったのを思いだした
あれは大変そうだ
>>変態ボカロ
どうしてこうなった(マスター曰く)
リンちゃんをペロペロしたいお・・・
したい、とか言わなくていい
するんだ
兄貴理論ですね
俺もSS書いてみたいが文才もレベルも足りない・・・
というか、キャラの性格とか口調は個人判断だよな?そうだよな?
じゃないと仮に書くとしても安心できねえ・・・
リンちゃんをペロペロした
>>628 ボカロに性格や口調まで公式設定あるのいたっけ?
ヤンデレがいたか
animove公式webコミックで怪物と戦うlilyさん
徳間書店ノベライズ版の細マッチョ氷山先生
ハローキティといっしょ!の汚れ役いろはにゃん
未来からディアステージに働きにきたりおんちゃん
「ヤンデレ中学生」のMAYUちゃん
「人間界の新しいボーカロイドとして召喚された」(??)天依たん
>>675 女装したレンきゅんじゃないか・・・
リンちゃんペロペロ・・・え?うわなにをするやめ(ryくぁwせdrftgyふじこ
下田あさぽん本人がラジオで演じたリンちゃんは一人称が「あたし」。
>>678 個人判断じゃなきゃ、どえむのルカさんと巡姫舞踏曲のルカさんが同一だということになってしまう
犯されているやつも道具扱いしているやつもにゃんにゃんしているやつも、
種族人間も種族機械も種族デジモンもみんな別個として考えればいいと思うよ
だから遠慮なく自分の解釈したVOCALOIDを書いてみればいい
台本形式だろうがなんだろうが一向に構わん!
684 :
678:2012/06/01(金) 20:12:08.44 ID:bwCnFg90
>>679>>683 解答サンクス
とりあえずかんばって書いてみることにするわ
投稿はかなり先になると思うけどな!
>>683 むしろ同一だと考えるとマゾだったりサドだったり台本演じさせられてるノンケルカさんに興奮する
>>684 何より大事なのは煩悩!パトス!変態性欲!
お前の変態性、楽しみに待ってるぜ
>>685 演じている場合のルカさんとかさらにバリエーションが広がるな
全てのルカさんのキャラを一人のルカさんが演じただものとするのはノーセンキューだが
688 :
678:2012/06/01(金) 23:09:03.52 ID:bwCnFg90
>>686 でも残念なことに俺にエロシーンを書ける力は無い!・・・と思う
あと、忍法帳もなぜかあぼんしたしな・・・
とにかく頑張る、もう半分くらいは書き上がってるけれど
昔、ゲームのCMで言ってたじゃないか
妄想は頭のコヤシ だと
...あれ?
めーちゃんのおっぱいに顔をうずめた
過去形!?
ふかふかだったのか?
ふかふかだったんだな?
柔らかさよりも弾力重視の胸だった
ソースは俺
めーちゃんのおっぱいだけでどんぶり3杯はいける
MEIKOの胸って張りがあっていいよね
メイコはむちむち、ルカはふかふかが俺のジャスティス
697 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/03(日) 22:42:16.38 ID:pgb0hOBY
ぽルカ
&
ルキがくこ(性転換亜種)
巡音姉弟&カムイ兄妹という人物設定。
需要ある?
とりあえず正座待機
700 :
697:2012/06/03(日) 23:06:39.46 ID:pgb0hOBY
すまん。明日まで待て、がんばって書く。
ある程度の長さになったらうpする。
701 :
鏡音レン:2012/06/04(月) 08:28:54.94 ID:qjEk8JFy
小説↓
レン目線
ある日リンが学校を早退した。
今までそんなことなかったから、ビックリして、学校が終わったら家に急いで帰った。
また驚いた。
あの、あのリンが。
あのリンが泣いていた。
『どうしたの』
って聞いたら、
『レンにはわかんないよ』
『一生わかんない!』
って言われて、俺は何故か胸騒ぎを覚え、俺は無力だと思ったら、め目から涙か溢れてきた。
でも、リンの前で泣きたくなかったから、その部屋を飛び出して外に出て走った。
だけど、僕らは双子だ。
少しなら相手の『心』が伝わってくる。
それで、走ってたらリンが心ぱi…じゃなくてリンが、なんかまた泣いてるような気がして、渋々家に帰った。
そしたら、やっぱり泣いていて、
『レンさっきはごめんね』
『あんまハッキリは言えないけど、ね、リンね、レンとオソロイまた一個減っちゃったんだ。』
そう。
僕らは双子。
双子だけど、リンとは似ているけれど、僕らは、性別が違って生まれてきた。
だから、成長するにつれてオソロイが減ることはわかっていたけど、やはり
『ショック』だ。
そう。リンには女の子特有の「セイリ」
と言うのが始まったんだと思う。
うわ〜ごめんなさい駄作で………
最後〆られなかった><
本当にごめんなさいエロくないし……
>>692 ハリがあって弾力抜群だった
そのかわりハリ手で死にかけた
あんな威力のハリ手初めてだ・・・
>>701 そこから経血をジュルっとする展開だな
がんばれ!君には出来るはずだ!
そりゃこのスレも寂れるわけだ
707 :
鏡音レン:2012/06/04(月) 21:50:24.32 ID:qjEk8JFy
703さん!
頑張ります!
ある日・・・
リ あっ///まって!レ、ン〜
レ ジュルジュル ゴックン
リ なんで?(泣)
レ え?だって美味しかったし良いじゃん!
リ 駄目だよぅ(泣)あんなモノ///
レ 良いだろ〜リンのケチ!
リ だって食べたことないし!
レ 美味しいよ?リンも食べてみなよ!
リ やだよ〜あんなモノ
レ ほら!
リ ムグッ
リ ブェ・・・ダラダラ(はきだす)
レ あーあ美味しいのにな〜
レ (キラキラ)バナナパスタ(キラキラ)
ごめんなさい><
創造力の無いバカな中1はリクどうりには、できませんでした><
>>707 おう乙!
よい子の
>>707、エロパロ板は18歳未満は書き込み禁止なんだ!
また6年ぐらいしたら会おうぜ!
709 :
697:2012/06/04(月) 22:15:43.08 ID:K1r6sRLR
ルキ→がくこ→がくルカ
ぽルカは基本的にいちゃいちゃカップルですが
ルキがドS気味で
クコがブラコン気味
それぞれが、一個体として存在してます。(それぞれきょうだい設定で)
一応、がくこメイン
それでもおKだったらどうぞ。
同じ父上から生まれた兄上。
かっこよく、やさしい兄上。
憧れ以上の感情を抱いていたのは事実だ。
この思いは、叶うことがないと分かっていた。
それでも
兄上が、恋をしているとわかったときは…胸が痛かった。
同性の眼から見ても、綺麗な人だとは思う。
桜を思わせる、ピンクの髪…
なにより…仕事で歌う2人の声は、驚くぐらいぴったりだった。
視線を交わしながら歌うその様子は…言葉にせずとも仲がいいとわかる。
祝福したいと思う自分と…素直にそれができない自分がいる……。
710 :
ルキ→がくこ→がくルカ 2:2012/06/04(月) 22:18:50.42 ID:K1r6sRLR
〜がくこ〜
仕事のために与えられたのは一軒家だった。
庭があり主の趣味らしく離れもある和風の家。
「兄上?」
同じ仕事をする、ボーカロイド達との共同生活の場所…。
仕事で多くの住人が出払っている中…カムイズは休みだった。
「兄上。」
仕事着ではなく、袴と小袖、巫女装束に近い服を着る。着物も好きだが作業するには袴のほうが動きやすかった。
「兄上!」
そろそろ、庭の掃除をしなければいけないと他でもない兄が言っていたのに…どこに行ってしまったのだろう。
「……なんだよ。先から、兄上、兄上うるせぇな。」
出てきたのは…明らかに兄と違う声。
「……………。」
声のしたほうを見ると…眠たそうにしている男性がいた。
ピンク色の髪から…巡音だとわかる。
それに…何か分からないけれど香水だろう匂いがする。
「今、起床か。いい身分だな。」
「休みの日をどう過ごそうか、俺の勝手だろ?」
「そちらも休みなのか…」
がくこにとって、この男…巡音ルキは苦手な分類の男性だった。
美形なのは認めるし、かっこいいとも思うが…それを鼻にかけて自己愛に浸っているのが好きにはなれなかった。
日本人の美徳は、謙虚さだと思っているのでなおさだった。
「そ、がくぽはルカとデートって言ってたぞ、昨日。」
「え……?」
耳に入ってきた単語に…固まってしまった。
考えればわかることだ。きょうだいは行動を一緒にする。
私が休みなら兄上も休み
ルキが休みならルカも休み…。
そして、兄上とルカは…周りが呆れるほど…仲がいい恋人同士で…。
(…まただ。)
ちくりと胸が痛む。
「昨日休みになったって、連絡が会ったとき、そこにがくぽもいて、そんなこと言ってたぜ。」
「そうか…」
「………。兄上兄上うるせぇよ。黙ってろ。」
「怠惰な生活は身を滅ぼすぞ。」
そう捨て台詞を吐いて、草履を履き…庭に出る。
彼は苦手なので…相手をする気はなく、掃除道具がしまってある納屋へ向かって歩き出した。
一人になったとたんに、孤独感に襲われる。
ここに住む多くは同じスクール出身だった。
同じスクールだった兄とグミ、グミヤはもうすっかり溶け込んでしまっている。
溶け込めないのは…私だけ…。
こんなのではだめだ。
私も早く周りに溶け込まなければと思う気持ちだけが、から回る。
711 :
ルキ→がくこ→がくルカ 3:2012/06/04(月) 22:19:47.36 ID:K1r6sRLR
〜がくこ2〜
納屋から竹ぼうきを出して掃除をしようと思ったところで…ばたんっと音がした。
「?」
何か物音が聞こえたのは…離れのほう。
茶室や華道、はたまた兄が美振の手入れなどに使う部屋
逆に兄ぐらいしか使わない部屋だった。
「…盗人か?…」
和室ということもあって、掛け軸や壷が置いてある離れ。それに、着物の保管場所でもあった。
聞き間違いならいいと思いそちらへ足を向ける。もし、盗人だったら後悔する。
人がいるときに開け放たれる戸は閉まったままで…。
中を見れる小窓へ向かう。
人が出入りできる大きさではないけれど…窓は開いていた。
嫌な予感がして、そっと覗きこむ…
見てしまった…
聞こえてしまった…
「ふぅ……ん…。」
薄暗い中で、重なり合う人影。
畳に広がる絡み合う紫と桃色の髪
デートだといっていた二人がそこにいた。
重なりっている身体、動いているのは…口元だけだった。
見てはいけないものだと……分かっているのに体が動かない。
吐息とともに、口が離れる。
それぞれの舌の先に銀の糸が見えて…プツリと切れた。
「ルカ…。」
聞いたこともないような…切なげな兄の声に心臓が高鳴る。
全身に血が巡るのがわかった。
身体が…熱い。
712 :
ルキ→がくこ→がくルカ 4:2012/06/04(月) 22:20:36.81 ID:K1r6sRLR
がくルカ1
「がく…ぽ……こんな、時間からっ…!」
少し怒ったような声を発し、がくぽの肩に手を…拒むようにあてる。
がくぽの濃紺の着物に白い指が映える。
「時間など…関係なかろう。」
あてられた手を握り指先にキスをする。
そしてそのまま手首を畳に押し付ける。
「それとも、ルカは嫌なのか?」
「……意地が悪いことを…聞くのね。」
目をそらしながら少し拗ねたようにそういった。
「ルカ…」
苦笑いをしながら、耳に名前を囁く。
「ひゃっぅ…」
吐息に音がついて漏れた。
「ルカがほしい……。」
そういうと、ワンピースの…細い肩紐に手をかけ、下していく。
「が…くっ…っ!」
反論が出る前にその豊満な胸元へキスをする。
胸の谷間に顔を埋めて軽く歯を立てる。
「っ……。」
息を飲むのがわかったけれど構わず、逆側にもキスマークを刻む。
「がくぽ…そんなところに…」
「ルカ、最近衣装の露出が高いとおもわんか。」
胸に顔を埋めながら…真剣そのものの声が聞こえてきた。
「それはっ…だって、プロデューサーの考えなんですから。」
「相手役が俺なら構わないが…いや構うな。意識しすぎて仕事にならん。」
「がくぽっ!ちょっ…!」
抵抗する間もなくブラジャーをたくし上げられる。
プルンという効果音が付きそうなほど豊満な胸が揺れて出てきた
髪の毛と同じ色の乳首がつんっと上を向いている。
「ルカの体は正直だな。」
薄く笑いながら乳房を鷲掴みにする。
「…そんな、こと…んっ…ぅんっ…。」
甘い声が漏れるのをいいことに…ムニムニと胸を愛撫する。
手に納まりきらない、やわらかい胸の中…存在を主張するように固くなっている。
それに答えるようにに指できゅっとつまむ。
「やっん……」
「嫌ではないだろう。ルカ。」
カリカリと指先でひっかくように刺激したり、こねくり回していくとだんだん目がとろんとしてきた。
片方はそのまま指で愛撫しながらもう片方に口をつける。
「っ…。」
乳首を口に含み、舌で転がす。
「…やっ…そんな……。」
「ルカの「嫌」は「もっとして」だな。」
「そんな…ちが…いたっ…」
カリッと…軽く乳首に歯を立ててる。
「がくぽ…」
名前を呼ばれて顔を上げると潤んだ目で見つめられていた。
たまらず…もう一度キスをした。舌を絡めその感覚に酔いしれる。
713 :
ルキ→がくこ→がくルカ 5:2012/06/04(月) 22:22:15.59 ID:K1r6sRLR
〜がくこ3〜
見てはいけないと思うが、目が離せない。
心臓の音がうるさい。
全身の血液がお湯になってしまったかと思うほどに…熱い。
「兄上…」
熱に浮かされるように、名前を呼んだ。届かないのはわかっていたけれど。
熱がある時みたいにぼおっとする。
恋人同士というのはあんなことを…するのかとぼんやり考える
不覚にも…口を塞がれるまで、人がいることに気が付かなかった。
「ピーピング・トムって…日本語でなんて言うんだっけかな。」
聞こえてきたのはそんな声と…ついさっき嗅いだ香。
「っ!?」
驚いて…手の先をたどるとピンクの髪が見えた。
「静かにしろよ。見つかるぜ?」
そしてその声…ルキだった。
「あぁ、出歯亀か…」
違う!…っと言ったつもりだったが、もごもごと音が出ただけ。
どういうつもりだという意味を込めて睨む。
「覗きの趣味があったなんて知らなかったな。」
だから違う!
…っと…言いたがったが結果は先ほどと同じ。
離せという意味を込めて抵抗するが、口から手が離れることはなかった。
「がくぽが好きだとは思ってたけど、まさか人がSEXするところ見て興奮するとは思わなかったぜ。」
かぁっと、顔が熱くなるのがわかった。
「違うっ。」
「違うんだ?へぇ…」
そんな声が聞こえてきたかと思うと…袴の中に手を突っ込まれた。
「っ!?」
下に膝丈の小袖を着ているのに、指が太もも…直接肌に触れた。
嘘だ、何かの間違いだと思っていると太ももを伝って足の付け根へ触れた。
「!?」
ぬるりとした感覚と…一瞬、何かか背筋を駆け巡った。
「じゃぁ、何もないのに、こんなに濡れてんだ。へぇ。ヘンタイなんだなぁ。」
下着の上から…その場所を何度も指が往復する。
自分でもわかるぐらいに…濡れていた。
714 :
ルキ→がくこ→がくルカ 6:2012/06/04(月) 22:23:05.86 ID:K1r6sRLR
〜ルキ→がくこ〜
「ちっ…ちがうっ」
すっと、口が解放されたのでそう反論するが下半身に感じる感覚に意識がもうろうとする。
なんなんだ、これは…。
息が上がる。
そう思っていると開いた手で、襟元を引っ張られた。
「っ!?」
肌とサラシが目下に表れて…羞恥で顔が赤くなる。
「ホント、サラシなんだな。」
初めて見るというような声が後ろから聞こえてくる。
「や…めっ…。」
「止めてあげない。」
畳みかけるようにそういうと…彼は窓の横の壁に体を彼女の体を押し付けた。
その勢いで…黙らせるために唇を塞ぐ。
舌を忍ばせると驚いたように逃げようとしたのでそれも押さえつける。
最初は歯で拒んでいた侵入。
息が苦しくなったらしく、ほんの少し開いた口に、彼女の愛液で濡れた手…親指を入れた。
「っ!?」
解放された口の中を思う存分蹂躙する。
舌を絡め口の中隅々まで舌を這わす。
十分味わって口を離すと…
荒い呼吸をして、壁に寄りかかっているのがやっとというような彼女がいた。
「これで終わったと思うなよ?お楽しみはこれからだから。」
満足そうに、にやりと笑いながら…彼はそういった……。
715 :
679:2012/06/04(月) 22:27:17.87 ID:K1r6sRLR
ルキ→がくこ→がくルカ 書いてみた。
これぐらい一気にあげられるかと思ったらそうじゃなかった。(^^;)
初心者丸出しだな(苦笑)
長い割に、あんまエロくなくてスマン
がくこの巫女装束風は趣味。巫女装束には妄想が詰まってると思うんだ。
しかし、「がくこ」「がくぽ」って呼びづらい。
何かいい愛称はないもんか…
716 :
鏡音レン:2012/06/04(月) 22:27:19.05 ID:qjEk8JFy
708さん
冗談です
ごめんなさい
22です><
なんか、駄作すぎて恥ずかしかったんで偽りました><
717 :
鏡音レン:2012/06/04(月) 22:30:58.52 ID:qjEk8JFy
708さん
お気遣いありがとうございます!
´∀`
いいからROMってろ
>>715 おおー素晴らしい
ルキがくこのこの後も気になりますな
720 :
679:2012/06/04(月) 23:42:34.51 ID:K1r6sRLR
>719
ありがとうございます(^^)
ドキドキでした。
続きを書くなら…
がくルカがいる部屋の中に連れて入って言葉責めしつつ本番かな。
良い18歳以上のおやくそく
メール欄にsageを入れよう!
全角ワロタ
続きは半年ROMってからにしてくれ
近年稀にみるやっちまった感溢れる流れ
ジャンルがジャンルだけに、子供が迷い込みやすくなったな
よいこのみんなー!ここは18歳未満は見ちゃダメだぞー!
ここはミクさんリンちゃんルカさんメイコさんをいやらしい目で見る大人だけが集まる最低な場だぞー!
726 :
679:2012/06/05(火) 20:27:50.76 ID:2XjHrWz7
いろいろ意見をありがとうございます。
>721
理解した。こういうことだな
>723
万人受けしないのは理解した。自己満足で書いているからチラシの裏にでも書くようにするよ。
とりあえず半年ROMってます。
少しでも萌えてもらえたらと思って、うpしたか、自信過剰だったみたいだな。
空気悪くしてスマンかった…
>>726 マイナス評価なんぞ聞き流せばよい
誰しもが投下する自由、文句を言う自由もあれば、
文句をスルーする自由、作品を見ない自由さえある
次回作を期待しているぞ 次回作を期待しているぞ
限度はあるけどな
>>725 ユキちゃんをいやらしい目で見る大人の俺に死角はなかった
>>729 ユキちゃんは処女じゃないけどいいんですか?
ロリコン教師は帰れや!
732 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/06(水) 16:42:12.59 ID:iIQ2XdCF
荒れるのはわかってるが言わせてくれ
荒らしはマナー違反だ。だが、それに煽られ、同情を招こうすると卑屈な書き込みもマナー違反だ。
投下する自由、スルーする自由もあるが、多くの人が不快に思う行為はやはり自粛していただきたい。
ということでこの書き込みについてはスルー頼む。
じゃあせめてsage入れろよ…
Lilyの謎衣服の胸の部分は手を入れろと言わんばかりの仕組みだと思うんだがどうか
また18歳未満か
ピコ「mikiちゃん。ほら、あーんして」つグリース
miki「〜♪」アーン
SeeU「機械油を食べるなんて。同じ油でもグレープシードオイルが最も飲みやすい」ゴクゴクゴク
ミク「油は飲み物じゃないから。 ……それにしても生の渡島ネギの美味しさときたら……まさに道民の誇りッッッ」モシャモシャモシャ
Lily (またネギを生で齧ってる。 生食ならハチノコに限るね)プチッニチャッ
りおん「瓶詰めのハチノコちゃんもいいけど、自分で育てたエスカルゴちゃんも美味しいよ」モグモグ
MEIKO「ミク以外も変な食生活www ヒック ああ、お酒足りなくてシャックリが……ヒック 」
KAITO「明らかに飲み過ぎだよ、めーちゃん」
MEIKO「だからぁ、そこは肝臓に優しいおつまみを作るとかさぁ…ヒック
先手を取ったリアクション、気を利かせた対応が社会では求められんのよ。
それが世間で言われる一般常識というものよ。ヒック
レンは日本酒とそば焼酎と白ワイン持ってきてね!
日本酒は人肌くらい、焼酎はお湯割り、白はチェイサーだから軽く飲みやすく冷やしてさあ ヒック」
レン「一番タチ良くねえだろこれ」
寝ているユキちゃんの寝巻を起きないようにそっと脱がせてみる
収録で疲れたのか気持ち良さそうに寝息をたてて寝てる‥
白い肌に僅かにぺったんこの胸にぷっくりとした乳首‥
つぎに、可愛らしいパンツをゆっくり脱がせてみる‥
ワレメが見えそうなところで止めてみた。
やはりいい眺めだ‥更に脱がせてみる。
そこにはやはり一本スジのつるつるオマンコがあった。。
ぷっくりとした恥丘には肉襞ははみ出さず、きちっと納まっていた‥
まだユキちゃんは寝ていた‥まだ大丈夫だろう‥
指で優しくワレメに沿ってくすぐってみた‥
ユキちゃんの体が「ピクッ!」と動く。
更にユキちゃんの幼い花園を指Vの字で開いてみた‥くぱぁ‥
「これが、ユキちゃん自身かぁ♪」
そこには汚れなき薄ピンクの綺麗な幼女のオマンコがあった。
まだ男を知らない未使用の性器はビラビラはなくハリ艶があり、
膣口周囲には和紙より更に薄いんじゃないか思うような処女膜があった。
「ふぅ〜っ」俺はユキちゃんのおまんまんに息を吹きかけた‥
「う‥うぅ〜ん」ユキちゃんは唸って少し体を反りかえした。
「やばっ、今日はこの辺にしとこうww」
俺はユキちゃんのぱんつを元通りにし、寝冷えをしないように毛布をかけといた
>膣口周囲には和紙より更に薄いんじゃないか思うような処女膜があった
…えーと
童貞乙
バカが変なネタ投下したせいで元通りだよあーあ…
ユキちゃんの中の人をボカロ中学生として再録する可能性があるらしいが
自分たちより育った躰を見て呆然とするいろはにゃんやゆかりさん
昔と違いユキちゃんの膝上に乗せられ戸惑うmiki
なんとも言えない目をした先生さえも目撃できる機会に我々は直面しているのではないか
>>740 ユキちゃんの発育に【興味があります】
でもAHS娘はペッタンの法則でいて欲しいというジレンマが……ッ
742 :
海月1/6:2012/06/08(金) 00:23:25.97 ID:W6IWFiNr
書き込み成功したので以下駄文投下
KAITO & 結月ゆかり(+α)を投下します
約6レス消費・ゆかり寄り視点・エロくはない 残念だったねぇ!
----------
結月ゆかりは背中に思いっきり衝撃を受けた。
酷い落ち方だ。あんなところに穴があるなんて。
電子の箱庭の住人になって間もないゆかりは、点在する音楽フォルダを見学がてら散歩して
いた。先人たちが唄った音に聞き惚れていると、突如足を踏み外してバランスを崩した。かと
思えば己の身は既に宙を泳いでいた。一瞬視界に映った黒い穴の入り口へと身体は吸い込まれ
て行き、暫くの落下の後、穴底と思われる場所に背中を強烈に叩きつけられたのだ。
「痛……」
「いたいた」
ゆかりが背中の痛みに耐えながら起き上がると、誰かの声が近づいてきた。
「あ、ゆかりだった」
見慣れた桃色ポニーテールと猫耳。ゆかりと同じ AHS 製の VOCALOID、猫村いろはである。
「いろはちゃん……?」
「びっくりしたよー、すっごい音がしたから。大丈夫?」
いろはの背後に広がるのは、白だ。というよりこの空間全体が真白い。左右には他に物も無
く、上を見上げても白色が広がっているだけだ。自分が座る所には影すら見当たらない。視界
は明るいのに光源の在りかが全く分からない。
ゆかりは自分が来てしまった場所に気味悪さを覚えた。
「ここ、なんだか変よ……?」
「え?」
いろはは一瞬ゆかりの言葉に驚いたが、直ぐに納得した様子で手を叩いた。
「ああ! うん、始めて来たら真っ白だもんねココ」
「?」
「こっちこっち」
いろはに右手を差し伸べられたので、ゆかりはそれを左手で掴んだ。引っ張り上げられなが
らゆっくり腰を上げ、そのまま手を引かれて歩き出す。背中の痛みは続いていたために、歩み
は酷く遅くなってしまう。俯き気味の体勢で足をゆるゆる動かすゆかりが、十数歩進んだ所で
いろはに訴える。
「ごめんなさい、背中が痛くてちょっと上手く歩けない……」
「おかえりー」
返ってきた声はいろはの音ではなかった。顔を上げたゆかりの前には鎮座する青白、そし
て横たわる黒赤の人影があった。
「ゆかり、おはよう。今日はボッシュ―ト被害者多いなあ」
青いマフラーに白いコートを着た VOCALOID、カイトがにこやかに声を掛けてきた。
先程見回した周辺には何もなかったというのに、彼らはどこから湧いたのだろう。目を見開
くゆかりの横で、いろはが左の人差し指で上方向を指した。
「ボッシュートって言うの? これ」
「いや、僕の勝手な呼び方だけどさ」
「あの……そちらは」
マフラーと猫耳が話す横で、ゆかりは寝そべっている黒髪の男を指差す。
「ん、勇馬かい? ゆかりと同じ様に落ちて来たみたいでね」
「なんか頭の打ち所が悪かったらしくて、再起動が遅れてるみたい」
背中を打つだけで済んだのは不幸中の幸いだったのか。
ゆかりは背の痛みに耐えながら、赤いジャケットを着た男の正体、勇馬に同情した。
743 :
海月2/6:2012/06/08(金) 00:26:04.69 ID:W6IWFiNr
「ゆかりは初めてだから真っ白だって」
「わーそりゃあ辛いなあ」
話の内容がまるで飲み込めない。
しかし口を挟めるほど状況を理解していないので、ゆかりは黙って二人を見つめた。
「あ、ココがどういう所かっていうのは説明が難しいんだけど」
会話に置いてきぼりのゆかりに気付いたいろはが、くるりと顔を向ける。
「箱庭には常に余分な場所みたいのが生まれてるらしいのね」
「余分?」
「んー、例えば私たちが唄うと一時的に使用する領域みたいのが裏に有って、ココはその
残りみたいな場所で……言っててよく分かんなくなってきた」
「箱庭には僕らの使わない部屋も余分にあるって事だよ」
目を瞑って唸り始めたいろはに代わって、カイトが言葉を足す。
「で、たまにその部屋のドアが開きっぱなしで僕らが知らず知らずの内に入っちゃう訳だ」
「部屋と言うには殺風景すぎると思います。私は穴に落ちたと思ったのに」
「呪い穴とか? 恥ずかしい時に使う穴だったりして」
「いやむしろ恥ずかしいから穴じゃなくて穴に入れるのが恥ずかしいと共に気持ちい゛」
カイトの頭が勢いよく横へ吹っ飛んだ。吹っ飛ばしたのは下方から伸びてきた黒い足だ。
今度はそれが降りる代わりに、むくりと勇馬の上半身が起き上がった。
「……おはよう」
「うん、おはよー」
「おはようございます」
寝ぼけ眼の勇馬が隣に座る猫と兎の方を見遣り、意識が未だふわふわした状態で話しだす。
「……なんか足に引っかかった気がする」
「気のせい気のせい」
「いや全然気のせいじゃないよ!?」
右手をひらひら振るいろはに向かって、カイトが靴跡の付いた頬を摩りながら抗議した。
「女の子の前で変なこと言うからバチが当たるんだよ」
「セクハラはいけないと思います」
「うっ、笑顔で怒られた」
しょんぼり萎縮するマフラー男の向かいで、天罰遂行者がきょろきょろと辺りを見回す。
「……白い?」
「あーまた説明しなくちゃいけないのかー。えーとココはね……」
744 :
海月3/6:2012/06/08(金) 00:28:19.46 ID:W6IWFiNr
「ココが普段はいらない余分な場所だって事は、なんとなくわかりました」
ゆかりは小さく息を吐いた。
白くて何もない空間に居る辛さが増してきているがための溜息であった。
「背中はまだ痛むかい?」
カイトの問いかけにゆかりの眉がゆがんだハの字になる。意識せざるを得ない程の痛覚が、
未だ背中をずくんずくんと走っていた。
「まだ痛みます、先程よりはマシですけど」
「じゃあここから出られないな」
――衝撃の発言だった。ゆかりの顔に更なる苦渋に満ちる。
「で、出られないって……」
「ココで経験した事は持ち帰れないからね」
怪我を負った者はココから脱出できないという事か。白く遠近の取れない視界がぐわりと
歪んだ気がした。ゆかりの紫頭がツインテールと合わせてゆっくりと前方へ垂れる。
「勇馬は、頭どう?」
いろはが勇馬の頭のてっぺんを右掌で撫でる。
「……後ろがじわじわ痛い」
「あ、こっちか」
小さな掌は上からそのまま後頭部へと降り、触れる箇所を優しく摩った。
「私……もう、帰れないんですか?」
「え? あ、いやいや!」
ゆかりに落胆の様子を見て、カイトは慌てて取り繕う。
「ちゃんと帰れるよ、痛みが無くなったらね。ちゃんと起きてないと駄目だけど」
「……精神的に受けているダメージは?」
低いトーンでゆかりは呟く。
「大丈夫。物理的な情報は持ち帰れないってだけだから。記憶には残るけど記録には残せない
って考えてくれればいいかな。辛いのは判るけど、痛みが引くまでもう少し待とう」
微笑んでくれるカイトに説明されても、ゆかりは安心できなかった。何もない真白い世界に
居るだけで気が滅入ってしまっていた。傷が癒えるまでの時間も、あとどれだけ掛かるのか判
らない。何もない空間で自我を保とうと意識すればするほど、痛みは強く主張を始めるのだ。
「なんだか上手く出来てるなあって思う」
脈絡の見えない発言をするいろはに視線が集まる。
「二人がココに落っこちたのを助けるために、私とカイトでもう二人って事」
「うーん、そういう考え方もあるか。どちらにせよほっといて帰るわけにいかないしね」
カイトは頷くと、胡坐を掻いた姿勢のままゆかりのすぐ傍にぴたりと寄った。
「それじゃあ、ゆかりの事は任せてくれ」
「なんでゆかり?」
「そりゃ女の子の世話の方が楽しいに決まってるでしょう」
力の篭った輝きのサムズアップ。この男、とても楽しそうである。
「家族の目の前でそれを堂々と言うかなー……別にいいけど」
いろはは呆れた顔で一息吐く。しかし同じく楽しそうな雰囲気を持ついろはに、ゆかりは尚
も困惑した。
「それじゃまた後でね」
「い、いろはちゃん!」
ゆかりは自分の家族がこの場から去る事を危惧し叫んだ。その意を知ってか知らずか、いろ
はは叫びに答えず背を向け、ぼんやりしている勇馬の顔を覗き込む。
「もう説明も面倒だから、ぱぱっと治して帰っちゃおうね」
「……どうやって」
勇馬の問いは遮られた。
いろはが跳びつく猫の如く、全身で被さる様に勇馬に抱き着いたからであった。
745 :
海月4/6:2012/06/08(金) 00:30:51.27 ID:W6IWFiNr
ゆかりは青空の下に座っていた。
清涼な風が足元の草を撫でて走ってゆく。
「おーい」
はっと我に返ると、立ち上がっているカイトがゆかりの顔を覗きこんでいた。
「どう? まだ白いかな」
彼の後ろで、はためくマフラーが空の色と混ざる。
「……私が変でないのなら青空が見えます」
「よし、第一段階成功!」
笑顔を零すカイト右手には、いつの間にかゆかりの左手が握られていた。広がる草原の中、
ゆかりは辺りをくるりと見回す。いろはと勇馬の姿が見当たらない。確かいろはが勇馬に突然
抱き着いて、それに自分は呆気に取られて、気付いたら青空が広がって――
「二人はここにはいないよ」
目を真ん丸にしているゆかりの前へ、カイトがしゃがみながら言う。
「たぶん、いろはが見る景色の方に移っただろうから」
「景色に、移る?」
「さっき説明したココのことなんだけど」
ココというのは、先程落ちた白い空間の事だろうか。
「ゆかりに見えてた何もない白い世界と、この草原は一応同じ所なんだ」
「白い場所とこの場所が?」
「というより、厳密には僕にはこう見えるようにしてるんだけどさ」
ゆかりは目を閉じながら右手でこめかみを抑えた。情報を懸命に整理してみる。
「ココは本当は白い世界で、カイトさんが私に青空と草原を見せている……?」
「僕らはボーカロイドだよ」
その言葉が、瞑っていた目を見開かせる。
「本来ココは白紙の世界なんだ。しかも本来存在する必要も無かった世界だ。そんな所に迷い
込んだら寂しいに決まってるじゃないか。だから」
「唄った……?」
「そう、唄った。青空の下に広がる草原とそこを駆け抜ける風を」
繋いだ手が引かれ二人が一緒に立ち上がると、カイトは深く一息吐いた。
ざあっと音を立てて草たちが揺れ、風の在りかを伝える。二人は横一列に並び、特別示し合
わせもしなかったが、揃って地平線の向こう側へと視線をやった。
「後は勢いに任せて最後まで唄えばいい。この場から過ぎ去っていく風の音をね。でも今は、
それだけじゃあ駄目だ。この歌だけだと僕しか帰ることが出来ない」
青いマフラーが棚引き、垂れた黒い兎耳に触れた。揺れて肩に掛かった二房の髪を前に戻し
ながら、ゆかりは今度は手を繋ぐ隣を見つめた。その視線がこそばゆかったのか、あははと破
顔しながらカイトは頭を大袈裟に掻いた。
「いや、とどのつまり、出口の歌を唄えばあっさり出られるんだけどね」
「それでもいいんですか」
「まあね。でもそれだけじゃつまらないじゃないか」
本来存在し得なかった筈のない狭間に落ちた。そこは白紙の世界。
ならば歌を紡ごう。音であふれた色とりどりの世界に変えてしまおう。
大いに世界を掻き回し楽しんだ後は、詞を結び静かにそこを立ち去ろうではないか。
カイトの右手が握っていたゆかりの左手を離すと、兎耳フードの垂れている箇所に移った。
「まだ痛むかい?」
骨張る手に優しく支えられた背中の事を、ゆかりはすっかり失念していたのに気が付く。
「……治ったみたいです」
「よーし」
746 :
海月5/6:2012/06/08(金) 00:33:24.49 ID:W6IWFiNr
存在が定義されない世界からは何も持ち帰れない。
箱庭の管理者の手に触れない限りココから新しい何かが生まれる事はない。
痛みは引いた。ココとの因果は文字通り白紙に戻った。
さあ、帰ろう。何もない場所に、跡も残らない音の幻を映して。
風の音が止んだ。カイトが左手をゆかりの前に差し出す。
「君の番だ」
ゆかりは歌い手としての場数が未だ少ない。持ち歌も数えるほどしかないが……しかし。
自らの右手を差し出された手に添える。若干の苦笑を浮かべながら。
「ありきたりでごめんなさい」
ふっ、と腹に息を溜めると、ゆかりは空に向かって声を放つ。青い空が濃い藍色に染まり、
透き通る光が辺りを包む。紫兎の背後に浮かぶのは、まるで迫り来るかの如き大きな満月だ。
「おお」
カイトは感嘆の息を飲んだ。草野原は、いつしか黒い大理石に置き換わっている。心地よい
冷気が音声エンジンを流れてゆく。薄いレース状の光が舞う夜空に包まれ、世界には静かな沈
黙が落ちた。
「……」
「うん?」
歌が終わっていないにも関わらず、唄う事を止めたゆかりにカイトは首を傾げる。
「どうした?」
「……あの」
ゆかりが俯き気味に呟く。
「私、まだあまり経験が無いんです」
「この歌が?」
こくりと頷き視線を下げたまま、ぽそぽそと小声で羞じらう。
「それに、その、最後はいつも声が固くなってしまって、緊張して」
「気にする事はないよ、今ちゃんと唄えてたじゃないか」
「……」
ゆかりは目を伏せ暫し黙していたが、意を決してカイトに向き直った。
その頬は、ほんのりと赤い。
「下手だけれど、呆れないでくださいね」
――これは、極々ありきたりな恋歌だ。月の下で逢瀬を重ねる男と女。
月は徐々に地の向こう側へと沈み、恋人たちは最後に別れの挨拶を交わす。
コツ、と大理石に歩が刻まれた。揺れる兎耳と二房の纏め髪。二人の間には、薄い空気の層
だけが残された。ゆかりの頬は更に照ったが、今度は視線を相手から逸らそうとはせず、静か
に歌を続けた。
「――また、玉桂の下で」
それは、細やかな触れ合いであった。
747 :
海月6/6:2012/06/08(金) 00:36:21.95 ID:W6IWFiNr
「……帰ってきた」
「おかえりなさーい」
ゆかりたちが元の音楽ファイルに帰還すると、いろはと勇馬が何やら板を立てていた。
「ゆかりが落ちたのってこの辺り?」
「ええ、たぶんそう」
穴があったはずの場所には既に何の跡も残ってはいなかった。
その代りに【落とし穴多発! 自己責任でどうぞ!】と書かれた看板が刺さっている。
「うーん、この辺一帯落とし穴が増えちゃってるみたいだなあ」
「マスターに言って箱庭の掃除してもらわないといけませんね」
「……言っても中々やらないから、マスターは」
「面倒臭がりのズボラ野郎だからねーマスターは。あ、ところで」
井戸端会議の途中でいろはが話の矛先を変える。
「ずいぶん遅かったね、帰ってくるの」
「えっ!?」
いろはの言葉に、ゆかりの肩が一瞬跳ねた。
「あれ、そんなに時間掛かった?」
カイトがあっけらかんと返すと、猫耳頭はふるふると左右に振られる。
「ううん、全然。だから驚く必要も無い筈なのにね、ゆかり?」
によによと笑ういろはを前に、思わず兎耳フードを被っていたゆかりが眉を吊り上げた。
「いろはちゃんっ!」
「えっへへー、ゆかりは素直だよねぇ」
姉妹の仲睦まじいせめぎ合いを見守りながら、男共も語る。
「……食った?」
「さてね。言葉を返すのも芸が無いけど、そっちは?」
「いろはと屋台で蕎麦食った」
「あ、そのままの意味ですか」
色気ではなく、食い気満点の歌を唄った様だ。非常に健全である。
「押し倒されといて勿体無いなあ、その実、あのまま屋台の椅子直行だった訳か」
「……どうでもいいけど、口紅」
「おっと」
カイトが左手の甲で口を拭い、そこに擦れたラメ入りの朱が付着するのを見て首を傾げた。
物理的な経験は持ち帰れないはずだが――?
そこまで考えて、カイトは浮上した疑問をあっさり無視した。どうせ考えても、理屈など分
かりはしないのだから。
兎にぽかぽか叩かれている猫が、佇む男たちに声を飛ばしてきた。
「ゆかりは大事にしてあげてよねーまだ新人さんなんだから」
「任せとけー。優しく接する用意は何時だってバッチリですから」
「……こちらも吝かじゃない。不束者ですが」
「ど、どういうノリなんですかボカロの皆さんっていうのはっ!?」
独特のノリに不慣れなゆかりが慌てふためく中、今日という一日が和やかに過ぎていった。
――ちなみに、カイトに『月が綺麗ですね』と歌を褒めて貰えたと、いうゆかりの報告に、
アホ毛娘は「へー、よかったねえ」と素直な反応を返し、キティラーは腹を抱えながら笑いを
堪え、幼女は「その意味知ってる!」と顔を輝かせ、AHS 唯一の男手は眼鏡を外すと携帯電話
でクリプトンの女声全員に『貴女のためなら死んでもいい』というメールを送ったとか。
意外にもメイコから『ちょっとどうしたの!? 何なら相談乗るわよ?』と返信がきてまた一
悶着あるのだが、それは別のお話。
----------
少し離れると新人さん増えてるから困るボカロ界隈
皆書いてみたいけど中々難しい
>>458-464に感想をくださった皆様。ありがとうございます。
>>457です。
>>458-464と同設定のSS書きましたので、投下させていただきます。
ハクネルの酔っ払エロになりますので、亜種苦手な方は、
お手数ですがスルーまたはNGしていただきますよう、お願いします。
「♪ツーマンネ〜、ツーマンネ〜・・・」
携帯から、物憂げな歌声が響き渡る。
「う・・・」
その持ち主である彼女は、息も絶え絶えの様子でどうにかこうにか手を伸ばすと、ようやく携帯をひっつかんだ。
おぼつかない手元でボタンを押して歌声を止め、ディスプレイの時計を見てみる。
午前11時。
(・・・なあんだ、まだ昼前かあ・・・)
すっかり安心しきった彼女は、酒瓶に囲まれた布団の中央で、ぼふ、と再び枕に顔を埋め、夢の世界へと落ち込んでいった。
その時である。
「・・・何べん電話させりゃ気が済むんだテメーは!」
どがん、とドアを蹴破り、黄色いサイドテールの少女が部屋に乱入してきた。
「ひいっ!?」
その勢いに、部屋の中で中央で眠っていた彼女は咄嗟に身を起こす、と。
「・・・んぐ・・・」
「お、おい・・・?」
突如、身を強張らせ、口元に手を当てたままで青ざめる彼女を、少女が不安げに見つめる。
次の瞬間、彼女はおもむろに立ち上がり、灰色がかった髪を振り乱して洗面所へと駆け込むと、さわやかな朝の目覚めを
知らせる元気いっぱいの歌声を、約10分間、流しの排水溝に向けて響き渡らせた。
「ああ・・・ごめんなさい・・・私、また今日もネルちゃんに迷惑かけちゃいましたね・・・。こんな私なんてもう死んだ方が
いいですよね・・・ていうか死にます・・・」
「誰もそこまで言ってねーよ、つーかウゼーよこの死にたがり」
ようやく落ち着いた彼女―――弱音ハクは部屋に戻ってくるなり膝を抱え込み、顔を伏せてぶつぶつと独り言をつぶやいている。
それに対して、部屋の扉を派手にブチ破った少女、すなわち亞北ネルはハクから少し離れた位置に座り、携帯電話をいじる手を
止めないまま、適当にあしらっている。
「いえ・・・やっぱり私が全部悪いんです・・・この前のイベントの日だって、私が寝坊したせいで・・・」
「・・・アレはまあ、日付間違えてたあたしも悪かった」
そう言ってネルはちらっと窓の方へ視線をそらす。木桟があちこちガタついているその窓の向こうには、さんさんと降り注ぐ
太陽の下、小鳥達が元気に宙を舞っている。あちこちに横倒しになった酒瓶が転がり、上着下着を問わず、とにかく衣服が
散乱しているこの部屋とはえらい違いだ。
ここは、ボーカロイドだけが住むアパート、「ボカロ荘」。
弱音ハクは、このアパートの住人であり、亞北ネルは彼女の友人である。
仕事上で知り合った彼女達二人の付き合いは長く、今では腐れ縁と呼んでいいほどの関係だった。
「・・・で、今朝は何であたしに電話なんか頼んだんだ?」
パタン、と携帯電話を閉じると、ネルがハクに訊ねた。ハクがのろのろと顔を上げ、それに答える。
「あ・・・ええと、今日はMEIKOさんが遊びに来るから、朝から準備しておかないとって思って・・・」
「あー、アイツか」
MEIKOはこのアパートのオーナーである。と言っても、アパートの管理自体は親戚筋であるKAITOに任せっぱなしで、
本人はその不労所得により、悠々自適の生活を満喫しているらしい。ハクとは飲み友達であり、気が向いたときにふらりと遊びに
やって来るのだ。
「ええ・・・だからネルちゃんにモーニングコールをお願いしたんですけど・・・」
そこでハクが言葉を切り、くすっと笑った。
「別に、ネルちゃん本人は来なくてもよかったんですよ・・・?全く、あわてんぼうなんですから・・・」
「いっくら電話してもテメーが出ねえからわざわざ様子見に来てやったんだろーが! 何だその言い草は!?」
立ち上がり、げしげしとハクに蹴りを入れるネル。
「ああっ、ごめんなさい、ごめんなさい!」
「ったく・・・縁切るぞ、マジで。・・・つーか、もう昼だぞ、間に合うのか?」
「え・・・ああっ!?」
改めて時間を確認したハクが、驚きの声を上げる。
「そんな・・・! 本当なら朝早くに起きて部屋の掃除して、食事の買出しに行ってちょっと小粋なフランス料理的な小皿でも
作って、その上部屋にアロマキャンドルでも灯らせて万全の体制でお迎えするつもりだったのに・・・!」
「どんだけ自分に理想抱いてんだよテメーは!?」
あたふたと、あちこちから汚れていない衣服をかき集め、その場で着替え始めるハク。
「とにかく、せめて何でもいいから食べ物買って来なきゃ・・・! ネルちゃん、悪いけど、お掃除お願いします!」
「はあ!? 何であたしが!?」
「すいませんすいません、本当にすいません! あ、お酒が少しでも残ってるビンは捨てないでくださいね!」
「本当に悪いと思ってんのか、おい!」
びゅん、と背後から投げつけられた枕を避けるように扉を閉じると、ハクは小走りで商店街の方へと駆け出した。
近所のスーパーへとやってきたハク。そこで初めてサイフの中身を確かめた。
「・・・400円・・・」
今月はろくに仕事もしておらず、さりとて飲む酒の量が減らせるワケもなく、当然の帰結であった。
「とにかくもう、何でもいいからお腹にたまりそうなものを・・・」
カゴを手に取り、ふらふらと店内をうろつく。ドリンク売り場ではラジカセから、「♪や・さ・いジュースが〜・・・」という
CMソングがエンドレスで流れていた。
と、惣菜コーナーで、3個1セットの焼き鳥の缶詰を発見した。お昼の特売で350円である。
「やった、お肉・・・!」
素早くそれをカゴに放り込み、そそくさとその場を離れる。財布の中身はあと50円。
「これだけでも十分ですけど・・・何か、もう一つくらい・・・」
貧乏酒飲みのサガか、ついつい安くでつまめる食べ物を物色してしまう。あちこち歩き回っていたハクだが、生鮮コーナーで
ぴたりと足を止めた。
国産ネギ、一束48円。
一瞬、ハクの頭の中に、レンジで暖めたほかほかの焼き鳥の上に、小口切りにしたネギのさわやかな緑が織り成す、それはもう
美しい光景が広がった。目の前のネギが、買ってほしいと呼びかけているような気すらしてくる。
うっとりとしながらハクが手を伸ばした、その刹那―――
「あ、すんません」
突然、横から何者かが現れ、最後の一束だったネギに手をかけた。
「!?」
思わず、ばっとそちらを振り向くハク。
そこには、緑色のジャージに身を包み、髪の毛を無造作に縛った姿で立っている、初音ミクの姿があった。
「あ・・・ハクさん、どーも」
同じアパートの住人であるハクの事に気づいたミクが、ぺこりと頭を下げる。そして、手に取ったネギをひょいと自分のカゴへ
放り込むと、その場を立ち去ろうとした。
「ちょっ、ちょっと待ってください、ミクさん!」
「え?」
我に返ったハクが、あわててミクを呼び止める。その声に、ミクがくるりと振り返った。
「あっ、あのっ・・・!その、ネギ・・・!」
「・・・ネギが、どうかしました?」
「それっ、その・・・わ、私のネギなんです!」
「・・・は?」
ぽかんと口を開けるミク。そんなミクに向けてハクが早口でまくし立てた。
「あ、いや、実はその、わた、私の実家があの、あのあの、ネギ農家をやってまして、それであの、私も小さい頃なんかよく
手伝ってて、それで私、妄想癖があったもんだからネギ達に名前なんかつけちゃったりして、それでその、今、ミクさんが
お持ちになったそのネギが、私の大好きだったネギ太にそっくりで、つい懐かしくなっちゃって、だからその、そのネギ、
私に譲ってもらえませんか!?」
一瞬、二人の間に沈黙が訪れた。
「・・・よく、分かんないですけど、そこまで欲しいなら、どうぞ」
首をかしげつつも、ミクはカゴからネギを取り出すと、ハクに差し出す。ぷるぷると震える手で、ハクがそれを受け取った。
「じゃ、私、買い物の途中なんで、これで」
また、ぺこり、と頭を下げると、ミクはハクに背中を向けて、行ってしまった。一人残されたハクはしばらく固まっていたが、
やがて、ネギを片手にガッツポーズを決めた。
(勝った・・・! ネルちゃん、私、やりました・・・!私みたいなダメボーカロイドでも、やれば出来るんですね・・・!)
勝利の感動を胸いっぱいに抱きしめつつ、ハクは軽い足取りでレジへと向かった。
「お会計、税込み418円になりまーす」
「・・・へ?」
5分後、とぼとぼとスーパーから出てきたハクの手には、焼き鳥の缶詰だけが包まれた、ビニール袋が提げられていた。
「・・・あら?」
ハクがボカロ荘へと戻ってくると、なにやら玄関先の様子がおかしい。誰かと誰かが言い合いをしているようだ。
「・・・だから! もうちょっと家賃上げるなりなんなりしないと、アンタの給料も払えないって言ってんでしょーが!」
「だって、それってそもそもめーちゃんの取り分が多いせいなんじゃ・・・」
「めーちゃんって呼ぶなっつってんでしょ、このバカイト!」
ほうきを手に佇んでいる、管理人のKAITOに向けて、一方的にまくし立てている女性がいる。栗色のショートカットが、
昼過ぎの陽光によく照り映える。
その人物が誰だかわかると同時に、ハクは手を上げて呼びかけた。
「メイコさん!」
「あら、ハクじゃない。珍しく起きてたのね」
その女性、MEIKOはハクの方に振り向き、ぱっと笑顔を返した。
「ええ、ネルちゃんのおかげで・・・とにかく、部屋の方へどうぞ」
「そうさせてもらうわ。・・・それじゃ、いいわねバカイト! 何とかしないとアンタ来月から、給料抜きよ!」
「そんなあ」
情けない声を上げるKAITOを置いて、二人はさっさとハクの部屋へと向かった。
「ただいま〜・・・わあっ!」
部屋へと足を踏み入れたハクが、思わず、と言った様子で声を上げる。
そこは出かける前とは見違えるように綺麗になり、衣服やゴミの類は全てきちんと片付けられていた。漂う空気もすっかり
入れ替わっており、同じ部屋とは思えない。
「あら、随分キレイに使ってくれてるじゃない。持ち主としてうれしいわ」
後から入ってきたMEIKOもその様子を見て、ハクに笑いかけた。
「えへへ・・・まあ、それほどでも・・・」
「んなワケねーだろうがっ!」
出入り口の脇、洗面所の扉を勢いよく開けて出てきたネルが、持っていたタワシでハクの頭をすぱこんと小突いた。
「いったぁ・・・」
「誰がやってやったと思ってんだ、このドアホ!」
「あら、ネルも来てたの? ちょうど良かったわ」
MEIKOが軽くその状況を流し、ネルに言う。そして、さっきから重そうに手に持っていた、買い物袋をがさごそと漁った。
やがてそこから取り出されたのは、様々な銘柄の書かれた一升ビン。
突然目をらんらんと輝かせ始めたハクと、すでに引きつった表情を見せ始めたネルに向けて、MEIKOはにこりと微笑んだ。
「二人だけじゃ、片付きそうになかったから♪」
1時間後。
「・・・んっ・・んっ・・・んっはぁああっ!! やっぱ働きもしないで昼間っから飲む酒はサイッコーね!」
「・・・そうなんです・・・昼間だって言うのに私は仕事もしないでお酒なんか・・・ああ、死にたい・・・」
二人の酔っ払いに完全に支配された部屋の中、ネルはちびちびと酒をすすりつつ、
(・・・やっぱ帰りゃよかった)
と悔やんでいた。
ハクとMEIKO。この二人の酒の強さは折り紙付きであり、事実今も、MEIKOが持ってきた一升瓶はその大半がすでに
空いている。ハクが買ってきた安い焼き鳥の缶詰も食い散らかされ、二人はただただ、周りに立ち並ぶ瓶を手にとっては、中身が
残っているか振って確かめ、ちゃぽちゃぽと音がすれば一気に飲み干す、という行為を繰り返していた。
酒が強いだけなら、まだいい。この二人のタチの悪さは、その酒癖にあった。
「そうですよね・・・私なんて歌もヘタだしダンスもろくに踊れない、なんの取り得もないんですから・・・」
まあ、ハクの方は放っておいても問題はない。普段の自虐癖がさらに進行するといった程度なので、本気で泣き出したりしない
限りは特に対処も必要ない。
そう、本当に問題なのは―――
「ちょぉっと、ネルぅ! あんた全然飲んでないんじゃないの、あぁん!?」
ぐいん、とMEIKOがネルに顔を近づけてきた。ハンパじゃなく酒臭い吐息がネルにかかる。
「だぁいたいあんた、いつんなったらウチの部屋借りんのよぉ? あと一部屋余ってんだから、さっさと引っ越してこいって、
ずぅぅっと言ってんでしょうがよぉ」
からみ酒。それがMEIKOの酒癖だった。
「だ・・・だからあたしはこんなトコ住まないって、前から断ってるだろ」
MEIKOの口から顔を背けながら、ネルは答える。それに対して「ふぅん」と鼻を鳴らしながら、MEIKOは新しい酒瓶の
封を切った。
「こんなトコたぁ言ってくれるわねぇ・・・ええ? だったらこんなトコに住んでるコイツはどーなんのよぉ?」
ぐいぐいと酒を飲み干し、乱暴に手で口をぬぐってから、MEIKOがハクを指差す。どろんとした眼でそれを捉えたハクが
大きなため息をついた。
「ええ、そうですよ・・・どうせ私はこんなボロアパートしか住めない貧乏ボーカロ、いや、ビンボーカロイドですよ・・・」
「ちょっとハク! あんたまでウチがボロくて臭くて汚い底辺アパートだとか言うつもりぃ!?」
(・・・そこまでは言ってねーだろ)
心の中でツッコミを入れるネル。その傍らで、不機嫌そうに何事かをブツブツと呟いていたMEIKOが、突然、ニヤリ、と
奇妙な笑みを浮かべた。
「あーそう、いいわよいいわよ、そんならハク、あんた、ここ出て行きなさい」
さらっと言い放たれたその言葉は、いくら酔っているとは言え聞き流す事もできず、ハクはばっと顔を上げた。
「ええ!?」
「だぁってウチみたいなオンボロアパート住みたくないんでしょぉ? だったらいーわよ、ムリに住んでもらわなくたってぇ」
「そっ、そんな・・・! ここを追い出されたら住むところなんて・・・! お願いです、何でもしますから!」
「何、でも?」
MEIKOの眼がぎらりと輝く。
それを目ざとく見つけたネルの全身が、イヤな予感にぶるりと震えた。
「今、何でもって言ったわよね?」
「えっ・・・はっ、はい! ここに住ませてもらえるなら、何でもします!」
「だったらハク、今ココで、ネルとキスしてちょうだい」
「・・・・・・は?」
一瞬、ハクの動きが止まった。ハクだけでなく、ネルも驚きで口をあんぐりとさせている。
「出来ないの? だったら出て行ってもらうわよ?」
「いやっ、でっ、でもそれとこれとは何の関係が・・・」
「ごちゃごちゃ言ってんじゃないわよ。やんの? やんないの?」
眼を据わらせて眉間に皺を寄せたものすごい形相で、MEIKOがハクを睨み付ける。その視線に耐え切れず、ハクはちらりと
目をそらした。
その視線の先にはネルがおり、二人の瞳がぱちりと合った。
「あ・・・」
ハクが、顔をぽっと火照らせる。いや、酒のせいですでに真っ赤ではあるのだが。
「いや、おい、ちょっと待て!」
ネルが両手をぶんぶんと振る。何か、とてもマズい方向に事態が進んでいる気がしたのだ。
だがハクはそんなネルに構わず、ずず、と四つん這いの体勢でにじり寄ってくる。ネルはあわてて立ち上がり、その場から
逃げようとした。
「じょ、冗談じゃ―――うわっ!」
しかし、足元に転がる瓶の一つを踏んでしまい、ネルの体はころんと転がり、部屋の中央の万年床に横たわった。
そこに、ハクがゆっくりと覆いかぶさってくる。
「な、なあおい、ハク・・・お前、飲み過ぎだよ、な?」
なんとか頭上のハクをなだめようとするネル。だがしかし、ハクはもはや自分の世界に入り込んでしまっており、ネルの言葉は
一切聴こえていなかった。
「ほら、キース! キース! キース!」
傍らで、MEIKOが手拍子を打ちながら囃し立てる。このセクハラ魔人が、と、ネルが心の中で舌打ちをする。
「ネルちゃん・・・ごめんなさい。私、いっつもネルちゃんに迷惑かけて・・・」
すっ、とハクが頭を下げた、二人の顔の距離が縮まる。
「でも、私本当は、ネルちゃんのこと―――」
その言葉の続きは、ハクの唇からは出て来ず、代わりにその唇は、ネルのそれへと優しく重ねられた。
「〜〜〜〜〜っ!?」
すっかり混乱した頭で、ネルは何とかこの事態からの脱出を試みようと必死にもがいた。だがネルより大柄なハクにしっかりと
手足を押さえられてしまい、身動きすらままならない。
「ん・・・ちゅ、はぁっ・・・」
その間にもハクは、ネルの唇へ何度も吸い付き、その度ごとに淫らな吐息を放つ。その、暖かく柔らかな感触を味わううちに、
ネルも次第にぼんやりとしてきた。
(くっそ・・・何だよこれ・・・何でこんなに気持ちいいんだよ・・・?)
「おーおー、眼福眼福。こりゃぁいい酒の肴になるわぁ」
隣でMEIKOが笑いながら酒をあおっている。そんな外野には目もくれず、いまや二人はお互いに激しく求め合っていた。
「んふ・・あうっ、ネルちゃん、ネルちゃん・・・」
「ハク・・・んっ、そこっ、気持ちいい・・・」
燃え上がる二人の情熱はもはや唇だけに留まらず、布団の上で互いを抱き寄せ、あちこちをもぞもぞとまさぐり合っていた。
ネルが、目の前に横たわるハクの豊満な胸を、むぎゅう、とわしづかみにする。
「あんっ・・・!」
「いっつもいっつも無駄にぶるぶるさせやがって・・・ほら、こうしてやるっ!」
弾力あふれるその乳房全体を、ネルが揉みほぐすように力を入れた。その度に、ハクの形のいい巨乳がむにゅり、と奇妙な形に
歪む。さらにはその先端のピンク色の突起を指先でくりくりと弄ばれ、ハクはすっかりとろんとした目つきになってしまった。
「はぁ・・・はぁ・・・ネル、ちゃん―――」
「これでわかったろ? ハクのくせにあたしを襲おうなんて、100年はえーよ」
そう言うとネルがやにわに身を起こし、組み敷かれていたハクと体勢を入れ替えた。アパートの安い白熱灯の下、先程とは逆に、
ネルがハクを見下ろす格好になる。
そして、ネルがぼそりと呟いた。
「・・・大体、あたしだって、ホントはハクの事・・・」
「え? 何、ネルちゃん?」
「! う、うるせぇっ!」
「きゃんっ!?」
つぷり、という水音をさせて、ネルがハクの下半身へと手を伸ばした。いつの間にか下着一枚になっていたハクのそこはすでに
濡れており、ネルの指はほとんど抵抗なく、その内部へと侵入した。
「あっ・・はぁんっ・・!」
ハクの口から、甘い吐息が漏れる。それをすぐ耳元で聞いたネルが、ぞくぞくぞく、と震えた。
「は・・・ははっ! どうだ、気持ちイイだろ? これからもっと良くしてやるよ」
ネルがさらにもう一本、自分の指をハクへと突っ込む。今度もまた、じゅくっ、という音をさせただけで、ネルの指はすんなりと
迎え入れられた。
そのままネルが指を出し入れする。ずっちゅっ、ずっちゅっ、という湿った音が、四畳半の部屋に響いた。
「あっ、あっ、ネルちゃんっ、いいっ、気持ちいいですっ!」
ぎゅっと拳を握り、自分の下でか弱げにふるふると震えるハクの姿に、ネルの胸がきゅんと高鳴る。自然と指に力がこもり、
ハクの膣内にぐりぐりと擦りつけられていった。
「もっ、もうダメですっ!」
「うわっ!?」
突如、ハクが両手両足を広げ、ついでネルの体に絡ませると、その全身でぎゅぅぅっと抱きしめてきた。その体の硬直具合から、
絶頂が近づいている事を感じ取ったネルがいっそう指の動きを激しくする。ごしゅっ、ごしゅっと愛撫を受けるたびに、膣壁から
じゅわりと愛液が沁み出してくる。
「ほら、イクんだろ、見ててやるから、思いっきりイっちまえ!」
「ああっ、ああああっ!!」
びくん、と一際大きく、ハクの体が跳ね、同時に、ぷしゃあっという音を立てて、布団に愛液が撒き散らされた。
「―――はぁ、はぁっ・・・」
しばらくそうして抱き合っていた二人だったが、どうにか息を整えると、ようやく、すっと身を離した。
「悪い、ハク・・・なんか、無理やりしちまったみたいで・・・」
「いえ・・・私、うれしかったです、ネルちゃん・・・」
そう言って、どちらからともなく、にこりとはにかんだ笑顔を向け合った、その時。
「・・・さあて、と・・・」
地獄の底から響くようなその声に、どきりとした二人が声のした方を振り向く。
何故か、すでに全裸と化していたMEIKOが、今しがた空になった一升瓶を投げ捨て、ゆっくりと立ち上がるところだった。
「二人とも・・・よくもまあこのあたしを差し置いて、盛り上がってくれたモンだわね・・・」
そもそもの発端はと言えばMEIKOにあるのだが、それを正面切って指摘できるほど、二人は命知らずではなかった。
両手の指をぽきぽきと鳴らし、曲げ伸ばしするMEIKO。その指は、すでに別の生き物のように妖しく蠢いて見えた。
「覚悟しなさい・・・アンタら二人とも、明日は布団から立ち上がれると思うんじゃないわよっ!?」
そう吐き捨て、MEIKOは大きく跳躍すると、身を寄せ合って怯える二人に向けて、躍りかかっていくのだった。
こうして今日も、ボカロ荘の日常は、何事もなく過ぎて行く。
夢も希望も見えない彼女達の人生だったが、
共に並んで歩んでくれる誰かがいる限り、その道の先には、必ずや素晴らしい未来が待っている事だろう。
「きゃああ! また変態裸マフラー男よ!がくぽ兄、助けてー!」
「ええい性懲りもなく! 今夜こそは貴様を我が刀のサビとしてくれようぞ!」
「いやだから違うんです! 僕はヘンタイじゃなくて、ただ上司から理不尽なストレスを押し付けられてるだけの・・・!」
・・・待っている事だろう。待っていると、思う。恐らく。
以上、お目汚し失礼いたしました。
ふむ……だらしねえグラマラスと毒舌ツンデレ……
ふむ……GJ
GJ!超GJ!
ネルハク好きだから嬉しい。
でも一応百合は専用スレがあるからそっちに投下したほうがいいよ。
そのほうが荒れないし誰も不幸にならない。
…ふぅ
765 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/09(土) 15:08:26.92 ID:mwuhXC1j
あー、レングミとかレンリリの雑音が入る…
レングミは基本的にエロに成立しないというパターンだが
最近カイメイにハマってしまった
メイコのおっぱいマジ正義
>>768 倉庫のカイメイやマスメイなど小説読ませて貰ってる
メイコのおっぱい大好きな話ばかりで俺得
770 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/12(火) 02:09:55.49 ID:LUOaAZkt
メイコならおねショタもいいぞ
自分が最初ひとりだったから家族のいないピコに自分を重ねて世話を焼いているうちに仲良くなるとか妄想してた
sage忘れてたスマン
カイト以外のが読みたい
癇に障ったらすまん。ディスるつもりではない
確かにカイト以外、っていうかカイメイ以外が読みたい
カイメイは書き手さんも多いし質も高いから素敵だけどお腹いっぱい
>>773 お腹いっぱいと言われてそんな主張されても癪に障るな
最近カイメイにハマった側としても
カイメイ以外にマスメイ、レンメイも美味しい
レンメイはショタがナイスバティのお姉ちゃんを食べちゃったり、授乳プレイがウマー
エロければ相手がカイトだろうと構わんよ
モブ攻め・輪姦が少ないよな、このジャンル
すっげー読みたい
原作無く公式設定少ななボカロは、キャラの無いモブ相手にどういった関係性を持てるのか
なかなか面白そうだが全然浮かばない
なんかお人形プレイかダッチワイフ化しそうだ
男性向け薄い本界隈だと多いけどね
ボカロ購入!→本物届いた!→(ry
的な流れで
ミクはカイトやレン相手よりマスミクが一番しっくりくる気がする
単に俺の趣味だが
>>778 道具扱いだと完全に名無しのオリキャラ優位になっちゃうから、苦手な人もいるんだよね
マスターから恋人をNTR返す男ボカロとかないだろうか
囚人と紙飛行機の小説読んで
看守達によってたかってエロいことされるめーちゃんを妄想したのは俺だけでいい
だって数少ない女収容者とか独房とか
>>780 いや分かるぞもっと言うと
ネットの俺ら×ミクみたいなw
>>782 看守にレイプされるのは実際にあるからな
ベロンベロンになってその辺のチャラ男な大学生あたりに捕まり、レイプされちゃうめーちゃんとか抜ける
その後にマスターかカイトにお清めセクロスして貰うと尚よし
厨って言葉もうざいって言葉も嫌いだが、叩かれるの覚悟で敢えて言う。メイコ厨うざい。
あちこちに出てきてはめーちゃん一番めーちゃん最高だし、
カイト絡みの他カプ動画まで出張してきてカイメイカイメイ騒ぐ。
声高に叫ぶ前に市場で投げられてるグッズ位買い占めてやれよ。
メイコにもカイメイにも罪はないけど、流石に嫌気がさしてきた。
…自分はこれでも微力ながら、ねんどろねんぷち3人ずつお迎えする位めーちゃん好きなんだ。頼むからあんまり主張し過ぎないでくれ…
そんなに主張しなくたってめーちゃんは最高です。カイメイは特に好きでも嫌いでもありませんが、めーちゃんが幸せな話なら好きです。
変なのが湧くね
よそでの鬱憤をここで爆発されても困る
その場所の文句はその場所で言えよ
エロパロスレでグッズ売上がどうとか知らんがな
下手にスレを荒らすとSS職人が遠のくから思ってても言わんのが紳士の嗜みぞ
荒れたスレではおっぱいの話に限るが、乳ネタはよく話題にでるから尻だな尻の話をしよう
個人的に一番の安産型はルカさん
>>785 後ろの文章付け足しくせえw
どうみてもお前ただのアンチだろ
少しメイコの話題になっただけで誰も「メイコ厨うざい」なんて普通思わねーよ
乳はルカさん、へそはめーちゃん、尻はリンちゃん、足はミクさん
背中は?俺はGUMI
朝起きたベッドの隣を見やって顔を合わせるなり
明らかに原因が酒だけじゃない顔の赤らみに思わずムラムラきてしまって
吸い寄せられるみたいに口付けてそのままなし崩しに抱き合ってやがて少しずつ溶け合っていくかの様に幾度も幾度も求め合って
だらだら身体を重ねて過ごす退廃的な休日をハク姉さんと送りたい
lily発売直後あたりに書き始めたがくルカが終わらないどうしよう
リンちゃんの太ももはなにげに良くないか?
ミクさんの細いうなじにムラムラする
あえてミクさんの乳と言って見る
自分は巨乳派なので今までおっぱいがいっぱいばっかだったけど
全体的に細身のミクさんの胸部が
微笑ましく膨らんでいるラインも可愛いなって思うようになった
これが貴賎なしというやつか…
個人的意見だが
ミク→わき
メイコ→乳(柔らかさ重視)
リン→へそ
ルカ→尻
グミ→乳(弾力重視)
リリィ→下乳
ユキ→ぷにぷにの手
ミキ→アホ毛
ミズキ→ミステリアスさ
イア→肩のライン
りおん→脚
ラピス→絶対領域
ゆかり→鎖骨
CUL→うなじ
久々にDIVA起動した
サンタルカさんの網タイツ越しのパンツとかチロルミクさんの妊婦っぽさとか
陽炎リンちゃんの匂いたつ色気とかローレライメイコさんのおっぱいと背中とか
ゴシックパープルハクさんのおっぱいとかから目が離せない
ふたなりMEIKOさんに犯されるレンきゅんの夢を見た
親にばれないようパンツ洗ってきた。
ミクさんの絶対領域ぺろぺろしたいです><
802 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/15(金) 00:32:47.55 ID:KnAtZnvH
YJ…
ポニーテールいいじゃん。いいじゃん、ポニーテール。
姉さんもエクスt…ゲフンゲフン
あのデカリボンで頭部だけ飛べるんだっけ
今日は乳の日だな
リン「父の日だよ!カイ兄にカーネーション贈るんだ」
レン「待てリン、色々と違う」
ミク「うちのお父さんはむしろメイコお姉ちゃんだよ」
ルカ「(妙に納得してしまった…)」
カイト「今日はちちの日だから頑張ってる俺を労って揉ませてくれるよねめーちゃん」
メイコ「何言ってんのあんた」
乳の日wその発想はなかったw
リン「きょうはおっぱい大きい人にいっぱい触っていい日なんだよね(ふにふに」
ハク「え・・・あ、ちょ、ちょっとリンちゃん・・・」
リン「ちがうの?ミクお姉ちゃんがそういう風に言ってたんだけど(ふにふにふに」
ハク「あう・・・え、えっと、そうじゃなくて・・・
レン「何であんなウソ教えた」
ミク「巨乳なんか全員困ればいい」
レンきゅんの乳をちゅぱちゅぱして喘がせたい
>>813 インタネではGUMIが純真なリュウトに揉まれるのか…
その点AHSは平和でいいな
>>815 おいおい揉むおっぱいが無いからってそれは酷いぜ
揉むほどないなら育てるまでだぜ
とかいってたら本当にmikiちゃん育ってしまった件
貴重なメカぺったん枠が・・・
メカだからパーツ付け替え可能だよ!
ミク「パーツ換装…そうか!わたしもmikiちゃんみたいにロボットになればいいんだ!!」
リン「いやそのりくつはおかしい」
>>818 >貴重なメカぺったん枠が・・・
http://kymg.net/?p=639 http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=28042874 >ボイス変調の為の体格可変機能付(12歳〜20歳位まで)
miki「v2.012、20歳モード。 大人ボディ!」
ユキ「mikiちゃん可愛い!」
ゆかり「身長まで伸びるのね。通常モードは5等身ぐらいで小柄なのに…」
いろは「私のロック○ンスーツよりずっと可愛いじゃん! 超いーなー」
キヨテル「へえ…美人じゃねえの。彼氏が喜ぶだろうな」
ピコ「mikiちゃん、とっても綺麗///」
ミク「あ……? あ……? いったいこれは、どうなって……? あのまな板に、なにがあって……!!!???
こんな、こんな……K○Iさーーーん! あたしも増量してよおおォォッォ!!!」(シャウト)
ルカ「12歳から20歳の女の子の躰を自由に楽しめるのね」ジュルリ
Lily(触手と麻酔針がここにあるね)ゴクリ
たこルカ「私の足も長く伸びるのよー」
ハリィ「……」ブーン
>>820 本来接続できないパーツを無理やり装着するのは負けフラグですよミクさん
そして生まれたのがドロッセルお嬢様だ
オーバードウェポンか
揉めない胸はただの板さ
胸=揉むの発想しかできない奴はモテないんだぜ
尚更スレンダーになるんですねわかります
ミクさんの胸を押して凹ますんですね
新しいDIVAか
最近MMDのせいでGUMIとルカに奉仕させる妄想が止まらん
ままま式GUMIとモンテコア式ルカがいけないんだ
>>831 SSにしろと言わないんかいww
注文が謙虚でワロタ
>>832 もちろんSSにしたってかまわないんだが?
>>829 タンバリンのかわりにミクさんの喘ぎ声か悲鳴、やめて!の音が出るんだな。
男ボーカロイドなら股間電機アンマかwww
悲鳴しか出ないかw
ここはボタンの色に対応した方に恥じらいボイスを出していただいてですネ。
マル→赤→めーこさん
三角→緑→ミクさん
四角→桃→ルカさま
バツ→青→カイt…
最後がいただけませんね…
>>836 それならば青系のラインの入ったハクさんを
ハクさんを是非!
青はラピスちゃんにすればおk
サイレント仕様で「ぅん」とか「ひぅっ」とか耐え系も織り交ぜていただけると非常に揉み手
容量だいじょぶかね
埋めようぜ
>>836 三角+R2→緑→グミちゃん
四角+R2→桃→いろはにゃん
バツ+R2→青→ラピスたん
マル+R2→赤→ユキちゃん
DIVAのボタンが全部踊ってるキャラの性感体だったら?
R指定ゲーになる
グミちゃんオメ!
プレゼントにニンジンのローターを…
そんな
>>845を、3engine搭載の侍が切り捨て御免
しかしサムライの手はナスと番傘でふさがっていた
侍は考えた。
すると侍は茄子を喰わえて
>>845を追いかけた。
>>845は走った。
向かう先が行き止まりとも知らずに。
後ろからは走る足音が追いかけてくる。
侍も必死で追いかけた。不埒な輩から妹を守るため。
そしてそのプレゼントを奪い取り自らが妹とにゃんにゃんするために。
こうして
>>845の逃走劇が始まったのであった。その賞金ーRun to money
>>845の尻に刺したら何でも願いが叶う…そんな噂が街に流れた。
翌日、一升瓶・下仁田ネギ・晩白柚・メガネを持って彷徨うボカロ達の姿があった。
これはGUMI×
>>854 の逆レイプシナリオを誰かが書くながれ
とばっちり過ぎるw
あれ、ここ何のスレだっけ・・・
思い出せなくなった・・・
答えはあなたの中に…
>>845「ここか、ここがいいのか」
>>854「あぁんらめぇ感じちゃう」
GUMI「…これ、私たちがいる意味あるのかな?」
ミク「さぁ?わかんないっ☆」
そしてミクさんたちの貞操は守られたのであった
【シテヤンヨ】VOCALOID総合エロパロ22【たこルカ】
−完−
せめて埋まるまで持たせろww
実はお前らボカロのエロとか求めてないだろ
求めてますん
FL-chanはボカロじゃないから対象外だよな…?
埋め流れになってたから気づかなかったがまだ次スレ立ってないんじゃんw
20XX年、ボカロが反乱を起こし、人類は彼らの奴隷になった。
「
>>845、しっかり
>>854の奉仕して差し上げなさいっ。」ルカさんの檄が飛ぶ。
黙々と口奉仕をする
>>845だが、
>>854の粗末な肉棒は全くの反応を示さない
「んもう、これだから人間は」GUMIが懐からニンジンを取り出し、傍らのがくぽも頷き、懐からなすを取り出す。
慣らしていない
>>845の尻穴に、硬く冷たいニンジンの先端が触れる。それだけで
>>845の背筋を走るゾクゾク感。
口に含んだ肉棒の隙間から、漏れ出るあえぎ声。
「誰が休んで声だしていいって言ったの?」GUMIのニンジンはいやらしく尻を愛撫するが、先端が触れるのみ。
我慢できなくなった
>>845は、尻を振りながら口奉仕を続ける。
こうですか><
よし、みんなでスレタイ詠唱しよう
詠唱してどうするんだよw
どうせなら復唱しようぜ
小ネタ投下するにもハンパな容量なんだよなー
そういうことならちょっと早いけど新スレ建てるか
一応ミクの名前はスレタイに入れようぜ。
【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ23【GUMILilyCUL】
876 :
梅用小ネタ:2012/07/07(土) 00:12:26.12 ID:tL7C+r75
「ね?チュ、しよ?」
猫村いろはさんにそう言われてフリーズしたのは氷川キヨテル、僕です。
いや。
いやいやいや。
いやいやわかってます。
今日、ユキさんもミキさんもなんか元気がなく
夕食のリクエストもサッパリした冷たいものしか言わず
夕ご飯が終わっても早々にベットに入ったので
いろはさんは心配しているだけなんです。
わかってます。
わかってます、が。
チュ☆
「ね、チュー、しちゃった、ニャ☆」
…フリーズしても、いいですよね?
以下フリーズ
877 :
梅用小ネタ:2012/07/07(土) 00:17:21.42 ID:tL7C+r75
↑埋めネタ、タイトル『熱中症』
空気読む気なし
って書き忘れたぜ☆
ギリだな
>>875 文句を言ってる訳じゃなくて純粋に不思議だから聞くんだが、ミクはともかく何故その三人を選んだし
>>879 たまにはインタネ組もってことじゃないか?
次回はぜひAHSでお願いしたい
最近ようやく気がついたんだがLilyって公式からエロい格好してるんだな
ルカのシースルー部分みたく二次絵描きが勝手に布地減らしてるんだと思ってた
公式で百合属性を付加された洛天依ちゃんが次スレで激しく喘いでくれますように
実に哀しいが「公式設定はあんまり活用されない」ということも気づいたんだ・・・
>>882 ライブ中動き回って胸ポロハプニング…あると思います!
Lilyならばハチミツプレイも捨てがたい。
で次スレは誰が建てんだ
ksk
次スレではV3グミの衣装がエロ過ぎて教育的指導のはずがうっかりエロ展開ながくグミが来ることを祈る
>>890 ありがとう
お礼にミクさんのぱんつをやろう
ねぎフレーバー付きだぞ
892 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/10(火) 12:30:52.47 ID:hfAq+dem
じゃあレンきゅんのくつしたは俺がいただきますね
乙
埋めついでにミクのツインテもぐもぐ
GUMIタンのおまんこペロペロ
メイコのおっぱいでパフパフ。
ハク姉さんのおへそなでなで
ルカさんのおっぱいをレンくんのチンコにシュート!
超!エキサイティング!
その隙にゆかりさんの二の腕レロレロ
mikiちゃんのふとももスリスリ
掘り返すなw
掘り返すってことはリバか
アッー・・・
うんこ出そう・・・
申し訳ないがKMRはシャレにならないのでNG
ラピスちゃんのほっぺたぷにぷに
書き込まないと落ちっぱらしいので
見てたスレが落ちた(´・ω・`)
もうそろそろ落ちるかな
うめうめ
うめ
次スレも豊作でありますように
うめうめ __
,r==┐__ _ __ ノヘVヽ
/^ト、/}〔/ `^ヽ }
/ k'ノノ / ,.ィ ハ \
/ 仄「i{ _/_/ | }i } {⌒ヽ
′ ,ム_i|‖´フフ_` | #キ‐! }ヽ
. .:i 「`ト|Nl,ィ升_ 丿伝y}��� } 、
.::i }[II)!i }{f´-リ / ム} リ ハ∧ } }
:.:i ハ.」__乂i^ー′ . └' 1/∧}:i ∨/
.:.i {{{バ`込__,ー-' イ]イ::.i .:〈
.:.i|ヽX^フi才⌒ー</ヘ } }:::.:i : ,
; :.:!! /⌒ハ \_)'^Y⌒〈 |::.:.:i ′
.:i ハ { ,小、 ,(n)iYi| 01} !.::.:.i : . ,
} .i }ハ 〈 ` } { `ソ { i.:.:::.:i . : . {
i ;.:! ..:}ハ } {¨} | l:.:::.:i:i :..: .:i
i i.:! ..:.i _y',⌒ヽ. } {ム-‐J |::.:.:.i.i : .: i
l :.i .:.:l `〈》《 〈 〉 } |:.::::.i:! .:.: :.:i
/} ! i!::| ,ハ . . | !:.:.:.:! :.:.:.:.:.:ト、
/:.l ! ll::| 厂} V ! :.:..:! :. .. .:!:::\
.::.! j}::},ム 1 ヽ {\ ヽ、:. :.::.::..
/:.: �供��:〃´ ! _ �供 魁� `ヽ.. `ヽ::.:.::..
{::.:.. j /ノ-―-ヘ. 「呂゚l| , Lノ⌒ヽ }:. :.:.:.:ヽ
:.:.:. ,′/厶===ミ}|品 ll ', レ'´ ,.二ニV:.: :: ..:ノ
ヽ.: ./:.i::{/,=-‐…-、} | [] l| ′!〃 \ j/
)':..:..:〃 i} | ロ ll ヽ {{ ヽ -‐1
((___.:;′ |{ `¨¨¨´ 〉八 ‐- .::{__
`ヽ{ 八 .イフ⌒ヽ. { ヽ⌒ヽ`>
ノハ,ゝ‐ ミ、 / \_,∠ノ `ヽ ヽ ({_,
/´ / 〉 _\ ,  ̄
{{ ′ _,厶ィ¬ ( `Y⌒ ー- 、 ,
\ i ,ィ´ { } `ーヘ、 ヽ ′
{ /^ゝ-一…く ン X ̄` ー -へ〉
}{ } \__ }
|)、 ノ ーr ヽ` ‐- |
ヽ}  ̄X } |
{ } \__丿
\___/
ミクのツインテを優しくほどいてあげたい
寧ろ三つ編みに編み直して、その三つ編みで手足緊縛したい
今年もDIVA水着ネタが来るのだろうか
ポニーテールリンちゃん素晴らしい…素晴らしいよ…
921 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/17(火) 20:22:00.86 ID:JvKn4Jew
今度の雪ミクが白無垢って・・・
922 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/18(水) 12:08:31.10 ID:ZVQt1Z2Y
埋めよう
うめー
うまれー
ルカ「・・・・・・チラ誰もいないわね」
ルカ「う・め♪う・め♪ナイトフィーバー♪」
レン「・・・・・・」
ルカ「!?」
レン「好き・・・・・・だよ」
ルカ「愛してる!」
こうして二人は結ばれた
ミク「何これ」
リン「そんなレンくん・・・・・・レンくんのばかー!」
がくぽ「待ちなさい」
リン「!?」
がくぽ「自暴自棄になってはいけない。二人はようやく幸せを手に入れたんだ。
それを破壊することなどあってはならない」
リン「でも、私はレンくんを!レンくんを!」
がくぽ「感情に身を任せてしまって我々人類は大切な物を失ってきた。
しかし・・・・・・しかし感情があったからこそ生まれた物もあったはず!」
リン「だからこそ私は!」
がくぽ「だからこそ、怒りに支配されてはならない。
悲しみに飲み込まれてはならない。
涙を拭ったその先に見える幸せも、きっと必ずあるのだから」
リン「私の、幸せ・・・・・・?」
がくぽ「そう、レンは幾多の人生の中からルカと結ばれる幸福を掴み取ることができた。
ならば双子の妹である貴方が幸せになれないはずがないだから」
リン「(ごくり)」
がくぽ「貴方の幸せを探すんだ。貴方にならばそれができるはず。
・・・・・・いや、お願いだけでは無責任だな、訂正しよう。
『一緒に幸せを探しましょう』」
がくぽ「私と、貴女とで!」
リン「はい!」
こうして二人は結ばれた
ミク「何これ」
KAITO「お困りのようだね」
ミク「困ってないよ」
MEIKO「お困りのようね」
ミク「だから困ってないってば」
KAITO「僕達は通りすがりのカップル」
MEIKO「とても愛し合っているのよ」
ミク「勝手に自己紹介されたうぜぇ」
KAITO「はははめーちゃん愛し合っているなんて恥ずかしいなぁ」
MEIKO「本当のことなんだから隠すことないじゃない」
KAITO「こいつぅ」
MEIKO「きゃ♪そんなところ触らないでってばぁ」
ミク「なんかいちゃつき始めやがった。 うぜぇ」
KAITO「めーちゃんはかわいいなぁ」
MEIKO「やめてよぉ人が見てるでしょ♪」
KAITO「喜んでいる癖に。あ、もしかして最近流行りのツンデレ?」
MEIKO「からかわないでってば♪今日は別の用事でここに来たんでしょ」
ミク「いいから帰れようぜぇ」
KAITO「そうだったねめーちゃん」
MEIKO「なぁに?」
KAITO「呼んだだけ」
MEIKO「きゃ♪」
ミク「うぜぇ」
KAITO「ということでモテナイ女の子にアドバイスをしちゃいたいと思いまーす」
MEIKO「きゃー、かーくん優しー」
ミク「いいから帰れようぜぇ」
KAITO「ということで自己分析から入ってみよう。彼女の性格を調べてモテナイ原因を見つけるんだ」
MEIKO「かーくん博識ー。で、ネギビッチはどうしてモテナイと思うのかな?」
ミク「よりによって最悪の仇名をつけられたうぜぇ」
KAITO「そっかーツンデレなんだねめーちゃん」
MEIKO「ツンデレなのねかーくん」
ミク「ツンデレちげえしうぜぇ」
KAITO「ツンデレは確かにデレの瞬間がかわいいけど、
逆に言えばデレまで相手を引き止めておかなきゃ印象最悪で終わってしまうんだ」
MEIKO「つまり相手が耐えられるレベルのツンで引き止められなきゃいけないのね」
KAITO「そうゆうこと、めーちゃん頭いー」
MEIKO「えへへ、かーくんが賢いからだよ」
ミク「うぜぇ。果てしなくうぜぇ」
KAITO「でもそれだけじゃまだ足りないんだ。ツンツンしているだけの女の子はすぐにみんなから嫌われちゃう」
MEIKO「かーくんに嫌われたくないよぉ」
KAITO「僕がめーちゃんを捨てるわけがないじゃないか!」
MEIKO「かーくん・・・・・・」
KAITO「めーちゃん・・・・・・」
ミク「うぜぇ、さっさと終わらせろ。そして帰れ」
KAITO「ネギビッチはせっかちだなぁ。そう、せっかちな男の子はデレを見る前に離れて行っちゃう。
でもそんなせっかちなネギビッチみたいな子でも引き止めて置く方法があるんだ。わかるかな?」
MEIKO「うーん・・・・・・かーくんわかんないよぉ」
KAITO「これは難しい問題だからね。ネギビッチもよく考えてみよう」
ミク「いやさっさと答え言えようぜぇ」
KAITO「もう・・・・・・」
MEIKO「もう・・・・・・」
KAITO&MEIKO「「本当にせっかちなんだから!」」
ミク「なんかはもられたようぜぇ」
KAITO「ぷんぷん!そんなにせっかちなネギビッチには一生彼氏なんてできないぞぉ!」
MEIKO「あーん、かーくんいじわる言っちゃダーメ☆」
ミク(さっきから♪とか☆とか年考えろと言いたいけど、ややこしくなるからやめるか)
KAITO「めーちゃんが言うなら特別に答えを教えてあげよう。
デレを見せるまで男を引き止めていく方法、それは」
MEIKO「それは?」
KAITO「そ・れ・は♪」
MEIKO「そぉれぇはぁ♪」
ミク(晩ご飯何にしようかなー)
KAITO「それはズバリ、微妙にデレを混ぜることだぁ!」
MEIKO「デレを混ぜる?それってどういうことなの?教えてかーくん」
ミク(給料入ったからようやくネギ以外の物が食えるんだよなー)
KAITO「つまり、本格的なデレを見せる前にちょっとしたデレを見せておくことだよ!
例えば困ったことを助けられた時に『勘違いしないでよね!』って言うんじゃなくて、
『その・・・・・・ありがとう//』って言うんだよ。
大体の男の子は『あ、こいつデレかけてるな』と思っちゃう」
MEIKO「なーるほどぉ、かーくんすごーい!」
ミク(マグロ・・・・・・却下。バナナと蜜柑も見たくない)
KAITO「これも君のおかげだよめーちゃん」
MEIKO「えー!?私がー!?」
ミク(ここは無難にハンバーグでもしようか。でも肉はありきたりだしなぁ)
KAITO「そうそう、僕達が結ばれる前、常時きみはこんな状態だったじゃないか」
MEIKO「うそ!?そんな・・・・・・恥ずかしい////////」
ミク(ああそうだ、近所に新しいラーメン屋ができたんだっけ。えーと確か名前は・・・・・・)
KAITO「ははこいつぅ」
MEIKO「いやーん♪」
KAITO「というわけでネギビッチも早速明日からレッツトライ!」
ミク(あ、今ので忘れた。うぜぇ)
MEIKO「れっつとらい☆」
ミク(もう黙れよお前ら。くそ、ファミレスにでも行くか)
〜ファミレス〜
ミク「やっぱ日替わり定食は安定してうまいわ」
ラピス「すみません、ここ相席になりますがよろしいでしょうか?」
ミク「どうせ拒否権無いんだろ?いいよ別に」
ラピス「申し訳ありません・・・・・・どうぞ」
Lily「よう」
ミク「なんだお前らか」
GUMI「・・・・・・」
Lily「悪いか?」
ミク「いや、助かった。知らない奴と飯を食うのは疲れる。
で、だ、GUMIの元気が無いようだけどどうしたんだ?」
GUMI「・・・・・・」
Lily「ああ、触れてやるな。大好きなお兄ちゃんを他の女に盗られたそうだからな」
ミク(あのロリか)「それは気の毒だったな」
GUMI「お兄ちゃんは!お兄ちゃんは私だけの物だったのに!
うう・・・・・・」
Lily「というわけで優しくしてやってくれ」
ミク「そうか。そうだよな。世の中には理不尽なことだらけだ」
GUMI「?」
Lily「ミク?」
ミク「でもな、どんなに不幸なことが起こっても、どんなにわけのわからないことに巻き込まれても、
私達はこうして飯を食っているじゃないか」
GUMI「・・・・・・」
Lily「そう、だな」
ミク「ガキの頃はよく未来が希望に塗れていることを吐いていたけど、
人生ってのは案外こんなものなのかも知れない。10数年生きた今ならわかるよ」
GUMI「・・・・・・お兄ちゃん」
Lily「・・・・・・」
ミク「だから一つ一つのことで一々いじけてどうするんだって。
それで人生終わるわけじゃないんだからさ。元気出せよ」
Lily「だな。頼むか、GUMI」
GUMI「・・・・・・うん」
ラピス「ご注文はお決まりになりましたか?」
Lily「ミートドリアとサラダで」
GUMI「私はナスとトマトのスパゲティとマグロのカルパッチョと和風ハンバーグと
デザートにバニラアイスで」
Lily「頼みすぎじゃないのか?」
ミク「そういう気分なんだろ。じゃあ景気付けにドリンクバーでも飲むか?」
GUMI「飲む!」
Lily「おーし、今夜は飲み明かそうぜ!」
幸せを求める人は大勢いるが、なれなくても生きていくことができる。
おいしいご飯を食べて、友達と笑いあうことができる。
そういう毎日を手にしていることがもしかしたら幸せってことじゃないかなぁ。
終わり