俺の屍を越えてゆけでエロパロ

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338名無しさん@ピンキー:2012/10/25(木) 18:13:29.16 ID:8iUzd8ez
ageていいか?
339名無しさん@ピンキー:2012/10/26(金) 23:01:42.05 ID:5pRCr+zw
人居ないな
340名無しさん@ピンキー:2012/10/27(土) 00:43:41.28 ID:pt7YEBE/
ここにいるぞ!
341名無しさん@ピンキー:2012/11/11(日) 01:24:36.04 ID:0HzA+q9a
保守あげ
342 【末吉】 :2012/12/01(土) 11:22:19.58 ID:zOv6FdKj
ここも寂しくなったもんだ
343名無しさん@ピンキー:2012/12/12(水) 04:40:47.84 ID:uC4izYbt
2が出たらまた人来るといいが
344名無しさん@ピンキー:2012/12/14(金) 03:03:18.01 ID:hP+897mB
345名無しさん@ピンキー:2012/12/24(月) 13:48:37.78 ID:C6GCBU21
どういうことなの・・・
346 【小吉】 【1982円】 :2013/01/01(火) 21:00:34.19 ID:taDgaje5
今年は進展あって少しでもスレが賑わうといいな
347名無しさん@ピンキー:2013/01/05(土) 00:10:15.51 ID:watkorpU
なんか十二月に交神したソイヤさんがボクからのクリスマスプレゼントはキミとの愛の結晶だよみたいな妄想が降って涌いて出てきた
さきに頭にあったのはクリスマス過ぎたから炬燵入って蜜柑と餅食ってるソイヤさんなんだが
348名無しさん@ピンキー:2013/02/01(金) 18:09:03.72 ID:8eUW0hNC
ほしゅ
349小ネタ・クルスさんと明美様:2013/02/05(火) 09:38:28.03 ID:k+ruQLQb
「ねえ、ママ。僕ってどうしてあの娘たちに相手にされないのかなぁ」
「クルスちゃん軽いし女の子侍らせて喜んでそうだからじゃない?
もっとピュアなほうのクルスちゃん見せてあげないからよ。あと部屋が地味で予想裏切ってるわ」
「…当たりすぎててへこむなぁ……僕好きになったら尽くすタイプなのになぁ……」
350小ネタ・クルスさんと明美様:2013/02/10(日) 07:48:15.15 ID:azxtlNlm
「まあ、アタシの魅力に理解のあるイケてる娘が来たら紹介しておいてあげるわよ」
「なかなか難しい課題出すねママ…」
「そのぐらい肝の座った子じゃないとアタシの方からお断りするわよ」
「お互い同じくらいの奉納点で見た目も性格も良さそうな神いるしね……もう奉納点カツカツだし気晴らしに子供たちにプレゼント用意しておくよ。運ぶのが僕の役目だしね」
「頑張りなさい。アナタやれば出来る子なんだから。奉納点30000の力はあるのよ?自信持ちなさいよ。そのうち良い子が来るわよ。…たぶん」
「いつか、きっと、か……もう少しやってみるよ、ありがとう、ママ」
「ご飯くらいならいつでも食べさせてあげるから、また来なさいね、約束よ?」
「うん。明日も陽気にしてるよ。あの子たちにはめげないでやり遂げて欲しいんだ」
「じゃ、またね」「いつでも歓迎するわ、またね(うっふん)」
351名無しさん@ピンキー:2013/02/14(木) 23:55:14.27 ID:IaW11roH
イイナハシダナー
352名無しさん@ピンキー:2013/02/24(日) 17:05:00.54 ID:3bH1ZXhU
このスレを見て、何で俺屍もっと早くプレイしなかったんだと後悔
亀だが神SSばかりで素晴らしいです・・・
353名無しさん@ピンキー:2013/04/11(木) 19:41:46.47 ID:vrw2ga8g
このゲームR18化しなかったかな...
354名無しさん@ピンキー:2013/06/18(火) 01:27:23.74 ID:xTgrAWCy
保守
2さえ出ればなんとか盛り返せる……はず。
355名無しさん@ピンキー:2013/07/09(火) NY:AN:NY.AN ID:dhj4Auav
保守
356名無しさん@ピンキー:2013/07/16(火) NY:AN:NY.AN ID:86t9zsJh
保守
357名無しさん@ピンキー:2013/08/24(土) NY:AN:NY.AN ID:cecC6CPE
保守っといたがいいかな
358名無しさん@ピンキー:2013/09/22(日) 12:54:03.17 ID:XbmdUw5C
新ボスは福招き美也・吉焼天摩利&火車丸姉弟かな
コーちん腹黒エロそうかわいい
359名無しさん@ピンキー:2013/10/15(火) 00:41:58.46 ID:FrFv/DSD
>>44がすごく好きだったから続きの>>225があるのに感動したわ
エロいし物語としても大好き
もっと早くGJしたかった…
360名無しさん@ピンキー:2013/11/07(木) 02:05:25.56 ID:f8fTGUh4
>>344をテーマに一作品頼む
361名無しさん@ピンキー:2013/11/09(土) 15:10:16.60 ID:fFlgfoDg
鳴神×一族女
なんかやっぱりうるさいイメージ
http://m2.upup.be/2VHMtF3FHU
362名無しさん@ピンキー:2013/11/09(土) 18:26:44.84 ID:KUYlzDfr
>>361
うるせえwwwしかし一族女もまんざらでもなさそうなw
363名無しさん@ピンキー:2013/11/10(日) 14:04:22.76 ID:MyRpEHvc
>>361
もはやレイプ(目にした第三者に対して)
なんだかんだで二人ともノリノリ過ぎるwwwお似合いだwww
364名無しさん@ピンキー:2013/11/10(日) 16:51:07.92 ID:RQn/PZPy
>>344をテーマに一作品頼む
365名無しさん@ピンキー:2013/11/10(日) 23:24:03.46 ID:e9+Q985l
鳴神と一族女にコメント
ありがとうございます
今回はイツ花
http://l2.upup.be/18OX7QHx9d
イツ花は痴女でもおどおどしてても
どっちでもイケる…!
366名無しさん@ピンキー:2013/11/11(月) 14:31:08.86 ID:1F4tn9oZ
>>365
ちょっとイツ花に筆下ろししてもらってくるわ
367名無しさん@ピンキー:2013/11/22(金) 19:10:15.98 ID:L8slGQGH
昼子に負ける→イツ花をフルボッコして発散

こういうネタを思いついた
368名無しさん@ピンキー:2013/11/22(金) 21:02:26.63 ID:ir6Vgalp
むしろイツ花にムラムラして合法的に手が出せる昼子相手にヒャッハー→昼子には勝てなかったよ…というネタが浮かぶ不思議
369名無しさん@ピンキー:2014/01/18(土) 06:42:48.66 ID:YrZY4Umu
エロパロあるの初めて知った
神SSばかりでGJ!
どの話も物語としてもエロとしてもすごく読み応えあって面白かった
2発売したらまた盛り上がると良いな
370名無しさん@ピンキー:2014/03/22(土) 12:09:51.33 ID:t1stl+hr
2の新神様のss流行りますように
個人的には入谷朝近の朝顔の蔓触手プレイなんかが読んでみたい
371名無しさん@ピンキー:2014/03/25(火) 00:45:14.53 ID:1jtDNr5c
新神様だと黄金ノ二荒がすごくいい
毒針に触れそうになりながらの逆レイプされたい
372名無しさん@ピンキー:2014/04/28(月) 00:55:11.31 ID:lG0+crLs
保守
373俺屍2の痣のアレ(1/5):2014/05/04(日) 20:12:07.01 ID:hA2qBNBP
俺屍2体験版やって滾ったので。設定適当きわまりない

*****

 女は夢の中にいた。
 見慣れた天井、見慣れた壁。いつも使っている布団に横たわり、指一本、睫毛のひとすじ
も動かせぬ状態で、女は「ああ、これは夢なんだな」と妙に冷静に悟った。
 そんな。身動きの取れぬ状態で。
 もぞり。
 布団の中、つまさきに。くすぐったさを感じた。
 もぞり。もぞり。くすぐったい“なにか”は足の甲を這い、くるぶしを撫でて、夜着の
上からゆっくりと女の身体を登ってくる。
「……ッ、ひ、」
 ぞわりと。女の産毛が逆立つ。動かぬ首を必死でねじまげ、目を大きく見開き“なにか”
の這う場所を見ようとする。
 “なにか”は細く、長く、のたくりながら女の身体の上を這う。くびれた腹を過ぎて、
仰向けでもその質量の分かる豊かな乳房の谷間を通る。ゆっくりと。ゆっくりと。微動だに
せぬ布団の中から、“なにか”が顔を出そうとしている。
 女は目を逸らそうとする。恐い。見たくない。ぞわり。ぞわり。全身から冷たい汗が
吹き出す。眼球が動かせない。目を閉じることも出来ない。これは夢だからだ。女の夢で
ありながら女にはどうすることも出来ない、悪夢だからだ。
 かひ、かひ、と掠れた息をし、女は薄闇を凝視する。もうすぐ、ほら、もうすぐソレが。

 瞳のない。
 肉色の、蛇が。

 そこで目が醒めた。
「……、は、あ」
 薄暗い天井を見上げ、女は乱れた呼吸を繰り返す。おそるおそる手を動かしてみる。
動いた。目も、夢で蛇に絡め取られた足の指も。
 上半身を起こし、手の甲で首筋を拭う。汗でべったり濡れて気持ち悪い。全身がだるく、
冷えているのに熱っぽい気がした。
 濡れて貼りつく薄布ごと、我と我が身を抱きしめる。震えが止まらない。寒いからだ。
怖いからだ。蛇の感触が、肌に生々しく残っているからだ。
 頭を振り、悪夢の残滓を追い払う。
 彼女は“種絶”と“短命”の呪いを受けた、この一族の当主。彼女には一族を率いる責務
がある。一族を率い、各地の迷宮に座する神に挑み力を示し、協力を取りつけるという任
がある。夢の蛇如きに何時までもかかずらう暇はなかった。

 右足首にうっすらと残る肉色の痣に――まるで蛇に締めつけられたかのような痕に女が
気づくのは、もう少し先のことであった。


「……、……、……」
 ――声が聞こえる。
374俺屍2の痣のアレ(2/5):2014/05/04(日) 20:12:46.94 ID:hA2qBNBP
「…ッ、……、…、…あ」
 ――声。誰かの。
「ひう、は…あ、ああ……、っふ、あ……」
 ――濡れた、喘ぎ声が。
 女は自分の部屋にいる。自分の布団に横たわり、慣れた天井を見上げている。
 シミの位置まで覚えた天井を見上げ、白い裸体を朱く染め、きれぎれの喘ぎを洩らして
いる。
「ふ、う、うう……!」
 こめかみを汗とも涙ともつかない雫が伝う。女も手を動かして拭えばいいものをそれも
為されず、たらたらと流れるままになっている。
 女の恰好ははしたないことこの上なかった。薄い夜着を大きく肌蹴け、鬼との戦いを
潜り抜けてきたしなやかな肢体を晒し、悶えるかのように微かに腰をくゆらせているのだ。
ふるふる揺れる乳房の頂点では、つんとした尖りが一種毒々しいまでに色づいている。
 くちゅ――重い水音と共に、腰が、跳ねた。
「ああ……ッ!」
 頤を反らし洩らす声は、明らかに快楽を滲ませていた。
 他人の夢を覗き見できる者が居るとして、の、仮定の話ではあるが。此処に彼女以外の
誰か存在するのであれば、その人物との性交中だと思えただろう。或いは彼女の脚の間、
濡れてひくつく肉のあわいに女自身の指でも潜りこんでいたのなら、自分で自分を慰めて
いるのだと納得できただろう。
 どちらでもなかった。
 女の夢には女以外のなにものも存在せず、また女は一人きりではなかった。
 矛盾するふたつの条件を繋ぎ合せるように、女の秘めどころがぐちゅりと鳴った。女の
背がしなり、腰を突き出す格好でぴいんと反った。
「うあ、あ、あ……!」
 目を見開き痙攣する女、その目は相も変わらず天井に釘付けだ。目だけではない。手も
足も、女の意志では動かせない。
 女を動かすのは、別のモノだった。
 僅かに開いたまま固定された脚の間に“なにか”が絡んでいる。細長い、肉の色をした
“なにか”は濡れた襞をかきわけ、その身を女の内へと潜らせる。細い胴体がくねり肉襞
を打つ。すると女の腰が跳ね、新しい体液と喘ぎとが零れた。
 それは、蛇、に見えた。
 悶える女よりも赤みの強い肉の色をした、柔らかな鱗をびっしりと纏わせた、奇妙な蛇。
女の秘所に頭を潜らせ、ぐるぐると円を描き蜜をかき出す。女は、あ、あ、と息を洩らし
がくがくと身体を震わせている。
「――! ひぐ――ああ――!」
 内側から走る強烈な熱に、女から恐怖じみた嬌声が迸る。一度ではない、二度、三度。
蛇が強く鎌首をもたげ、内壁に頭部を強く擦りつけている。薄い襞をめくられ、自分でも
知らなかった弱い場所を暴かれて、女の視界が真っ白に染まる。
 絶頂に引き絞る女のなかで、蛇が蠢いている。左右にくゆらす動きはともかく、前後に
行き来されると濡れた鱗が狭まる襞を引っ掛け、女の肉が細かな痛みにひくついた。溢れる
ほどに濡れていなければ、或いは夢でなければ、怪我のひとつもしていただろう。
 女が達しても、蛇は女のなかから出ようとしなかった。ゆらり、ゆらりと蠢いて、絶頂
にわななく肉に我が身を擦りつけ。
 消えた。
375俺屍2の痣のアレ(3/5):2014/05/04(日) 20:13:21.78 ID:hA2qBNBP
「……っふ、う……」
 女が微かに呻く頃には、蛇はまるで女の肉に溶けるように消えていた。後に残るのは
濡れて疲れきった女の身体と――白い裸体を這う、肉色の痣だけ。
「……」
 何時の間にか動かせるようになった手で、女は痣を撫でる。腹に、濡れた内腿に残る、
自身とは異なる肉の色の、鱗文様の痣を。自身の肌を変わらぬ滑らかな感触と熱とが指先
に伝わり。

 そこで目が醒めた。
 汗みずくの恰好で女は蒲団から跳ね起きる。夜着が濡れて肌に貼りつき、布下の肢体を
浮かびあがらせている。興奮し膨れた、胸の尖りまでも。
 女は呻き、やがてすすり泣き始めた。袖から伸びる痩せた手首に、蛇の痣が浮いていた。
 夜毎の悪夢にうなされるようになったのは、この二月でのこと。最初は肌を這うだけ
だった蛇が衣の下にまで潜り、やがて肉を割るようになった。同時に蛇の痣が全身を侵し
始めた。腕だけではない。足や背中、首から頬にかけても、肉色の痣はじわりじわりと
広がり続けている。
 蛇の夢と、痣。何らかの関わりがあるのだろうと、女も察してはいる。
 けれど、どうすればいいのか分からない。夢を恐れて眠りが浅くなり、眠らないせいで
昼でもうつらうつらするようになり、夢に落ちかけては飛び起きる――そんな生活を送る
内に、女はすっかり弱ってしまった。今はもう、迷宮の討伐は他の一族に任せきりだ。
今夜も家には誰もいない。女はひとりきりだ。夢と、同じく。
 ――恐い。
 ――恐い、よう。
 泣く女は、やがて泣き疲れて布団へと倒れ込んだ。
 また、蛇の夢を見るのだろう――女は絶望し、静かに喘いだ。


 女は考える。
(これは、私の夢だ)
 蛇に責められ、萎えた身体で、必死で考える。
(これは私の夢だ。私の思い通りになることだって、きっと、少しは)
 そうして女がとった行動は、眠りに落ちる直前に愛用の大扇を抱きしめることだった。
踊り屋である彼女の武器だ。藁にもすがる思いだった。気休めにすらならないかもしれ
なかった。それでも、戦場で幾十もの鬼を屠ってきた相棒は、彼女をほんの少し勇気づけて
くれた。
 その効用だろうか。
「――あ」
 何時もの夢の中で、女は大扇を握り締めていた。ぐ、と、握る。“握る”。自由になる。
自分の意志で、動く。
 ――これなら。
 握る。構える。動くのは大扇をとる右手だけ。それだけでも。
 ――せめて、一太刀なりとも。
 ――そうすれば、何かが、きっと。
 ずるり。ずるり。這いずる蛇の重み。足を、腹を、胸を。這いあがり、瞳のない目で
見つめてくる、忌まわしい蛇。を。
「――ッ!」
 畳んだ扇で横凪ぎに払った。思い切り叩きつける角が自分の腹まで掠めた。痛みが走る。
同時に蛇の感触が吹き飛ぶ。身体が動く。動く。これで――!
376俺屍2の痣のアレ(4/5):2014/05/04(日) 20:14:27.77 ID:hA2qBNBP
 身を起こす女の眼前に。
 蛇が、あった。
 扇が、落ちる。動けなくなる。ちろりちろりと覗く、蛇の朱色の舌が女の頬を撫ぜる。
痣の浮かぶ、血の気の失せた頬を。
 逃れられないと知った。
 蛇からは、逃げられないのだと。

「ひ、っぐ、うあ、ああ」
 ずん、ずん、突き上げられる。女の秘所には太い蛇が潜りこんでいる。秘所は限界まで
口を開け、蛇をどうにか呑み込んでいる。
「ぐ、あ、ああ……!」
 奥を突かれて女が仰け反る。その、滑らかな腹を、肉色の痣が這い回る。蛇が膣を抉る
度、痣が動く。蛇が深くに潜れば痣が臍まで伸びて、鱗を逆立て引けばぐにゃりと歪んで
楕円を描く。
 女は今宵も動けなかった。けれど今までと違うのは、“動けない”理由がはっきりして
いることだった。
 女は縛められていた。
 太い胴周りを持つ蛇が絡みつき、締めつけて、女の自由を奪っていた。もしかしたら、
今までも“そう”だったのかもしれない。見えていなかっただけかもしれない。分かった
ところでどうしようもないのだけれど。
「あぐ、あぎ、あ、あ」
 ぎいぎい。蛇が女を締める。豊かな乳房が幾重にも巻かれて、蛇の間からいびつな形に
突き出る。やわらかな肉は無惨に崩れてびくびく震えている。
 蛇の頭が見える。大きく口を開け、不釣り合いに小さな牙を見せつける。腹をずんと
揺らす重さはそのままだから、別の蛇。もしくは同じ蛇。どちらでも、夢ではどちらも
起こり得る。
 蛇が歪んだ乳房に牙を立てる。絞られる痛みに裂かれる痛みが加わる。けれど一瞬。
ちくりとした痛みを起点に、痺れるような熱が広がる。痒みに似たもどかしさ。息が荒い。
悶える。蛇を咥え込んだまま身をよじる。
 乳房を絞る蛇がずるりと這った。
「――ッ! うあ、あああ――!」
 痒いところを掻かれる心地好さ。その何倍もの快楽が爆ぜる。愛撫とは到底呼べない
行為に熱が上がる。乳首を噛まれる、呑まれる、そのおぞましさにすら快感を覚える。

 何故、こんなことに。

 女は知らない。気づいたら此処にいた。共に在ったのは、二人の妹と、黒髪の少女と、
半獣の童女。お前は当主だと言われた。鬼を殺せと言われた。呪いを解けと言われた。
何故呪われたのか、誰が呪ったのか、知らないままに戦いを始めた。

 腹の中で、なにかが蠢いている。
 ちろり。ちろり。蛇の舌。女のなかを抉る蛇が、いちばん奥を二股の舌でくすぐる。
この奥、普通の女が子を宿す場所、“種絶”の呪い持つ女には無用の器官への道を開く
べく、細い道を抉じ開けようとする。嫌だと叫ぼうとした口は、突き上げられてだらしの
ない嬌声を迸らせる。
377俺屍2の痣のアレ(5/5):2014/05/04(日) 20:15:47.36 ID:hA2qBNBP
 女は父を知らない。母を知らない。自分たちの源を知らない。誰も教えてくれなかった。

 知ろうともしなかった女を、蛇は嘲笑うように犯してゆく。

 蛇の舌が――狭道を、潜り抜ける。
「――ッ!!!」
 腹に浮かぶ痣がぶわりと広がり一極に集中する。子宮。おんなの、最も神聖な場所。蛇
の舌で犯されて悶え狂うなぞ、到底許されぬ場所。呪われし一族にはなんの意味もない、
肉の袋。
 子宮に品が伸びる。伸びて滅茶苦茶にかきまわす。痣がぐるぐると渦を巻く。「ひ、う、
うぐう――!」蛇が軋むほどに締めつけていなければ暴れて自分まで傷つけていた女の
視界が、白く爆ぜる。それでも蛇は止まらない。「あ、あ、あ、」女の意識は限界だった。
肉色の痣がぐるぐると回っていた。
 最後。子宮ごと貫くような一撃に、女は絶叫し。果てた。

 蛇が秘所から抜け出る。愛液まみれの顔が笑っている。笑う顔がふたつに裂けて、新しい
蛇と蛇になる。
 胸を責める蛇もこうして生まれたと女は知ったが、だからどうしたという話だ。何かを
知らされる機会すら与えられなかった女には、なにもかも遅い。
 呪いの蛇が再び女の胎へと潜る。かたわれは濡れた身体をくねらせて、後ろの孔へ。

 悪い夢は終わらない。
 蛇の呪いが呪われし一族を殺すまで。
 一族が、呪いの真相に辿り着く、その日まで。


*****

蛇の呪いが女の子に、って萌えるよねって話。男は知らん。
378名無しさん@ピンキー:2014/05/05(月) 09:43:12.38 ID:qcbj77Qq
久々の新作が!蛇姦エログロくていいね
379一族女×一族女×蛇(1/6):2014/05/09(金) 20:02:31.10 ID:rGa6kt5+
2体験版プレイしての妄想
一族女×一族女で、蛇姦、近親百合、ふたなり注意

*****

 女は夢の中にいた。
 音ひとつなく静まり返る部屋の中で、女は正座し、眼前に延べられた床(とこ)をじっと
見つめていた。
 床には女の姉がいる。頭を枕に預け、目を閉じて仰向けに横たわっている。組んだ両手
の下では夜着に包まれた胸が微かに上下していた。
 美しいひとだ、と女は思った。
 確かに姉の顔立ちは整っていて、肌も抜けるように白い。流れる髪は豊かで、肢体を衆目
に晒し戦う“踊り屋”に相応しく手足もすんなりと伸びている。
 けれど。
 それでも、女の感想は身内贔屓が過ぎた。
 横たわる姉の肌は血の気も薄くかさついていて、やつれた目の下には蒼い隈がべったり
貼りついている。乾ききった唇は割れた箇所から今にも赤い血が滲みそうに荒れ、豊かな
胸も張りを失い呼吸に合わせてぐなぐな揺れていた。
 病み衰えた身体を更に無惨に飾るのは、全身を這う、肉色の痣だった。
 細長い鱗文様が白い肌を幾重にも取り巻いている。骨の分しか厚みのない手にも、筋の
浮く首筋にも、美しく整っていたはずの顔にすら痣は浮かび、姉の身体を蹂躙していた。

 蛇の呪い。
 “種絶”と“短命”の呪いを掛けられた一族に死期が近づくと現れる、厭わしいしるし。

 自分より四ヶ月年上の姉の顔を女はじっと見つめる。肉色の蛇の影に彩られた、“死”の
匂う顔を。

「う……」
 微かな呻きに女はひくりと耳を動かす。声の発生源を、眠る姉の顔を凝視する。
 先程までは安らかとは言えずとも落ち着いてはいた寝顔が、今は苦悶に歪んでいた。
眉根をぎゅうと寄せ、口を半開きにして、あ、あ、と短く喘いでいる。痩せた頤が微かに
上がり、汗がつう――と伝う。
 女は。姉を、見る。
 顎を反らし喘ぎを吹き溢す。肉色の痣の下、目尻をじっとりと紅く染める。胸の上組んだ
指を、横たえる全身をびくびくと震わせる、まるで快楽を堪えるかのように悶える、血の
繋がったオンナの姿を。
 女は、見る。
 みる。
 そうして、女は、視る。
「ふ、…う、あぁ……」
 姉の裸身を這う、肉色の蛇を。
 帯を解かれ、袖から腕を抜かれ、姉は一糸纏わぬ姿で蛇に絡みつかれ悶える。
 弱り切った身体を覆い尽くさんばかりに広がる呪いの痣。それが、蛇となって蠢いて
いる。上半身はぐるぐる巻きにされて、豊かな乳房は添えた手ごと縛められている。痩せた
手が柔肉の中に無理矢理沈められて赤い手形を浮かばせる。二重三重に締めつけられる
乳房は形を崩し、合間あいまからいびつに溢れていた。
380一族女×一族女×蛇(2/6):2014/05/09(金) 20:03:18.11 ID:rGa6kt5+
 蛇が瞳のない頭をもたげ、細い舌を覗かせる。
「あ……あ……」
 鱗と同色の舌が細長い胴体の隙間を縫い、ちろりちろりと姉の乳房を、ぷっくり膨らんだ
乳首を舐める。痛々しいまでに色付きの良い突起がふるふる震える。
「あ…ひいっ……!」
 びくん、っと姉の腰が跳ねる。蛇がずるずると裸身を這う。汗でじっとり湿る肌に鱗の
痕が刻み込まれる。
 蛇は一匹ではなかった。
 否、一匹なのかもしれないが。肉の色一色で構成された蛇の身体は、何処からが別の蛇
なのか判然としない。それならば一匹の蛇が何処かで身体を裂いて幾枝にも分かれている
と考えた方がしっくりくる。
 つまり。何が言いたいのかというと。
 今。女の姉に悲鳴をあげさせたのは、姉の脚の間、濡れた秘所に潜りじゅぶじゅぶと
水音を立てて行き来するのは、へその裏側から持ち上げるようにして小突き回すのは、
乳房を食む蛇とは別の――しかしやはり蛇の頭であった、ということだ。
 たおやかな腰が反る。太腿にも蛇をまとわりつかせ、閉じることすら許されない箇所が
濡れてとろとろ光る。蛇から逃れようとして、傍目には蛇を咥える己れを見せつけるよう
に細腰が上がる。薄い襞を押しわけ肉色の蛇がゆっくりと潜り、その身をのたうたせる。
「う、あ、ああ、あ、ッ」外観だけでは測れぬ程度に激しくかき回され、姉の喘ぎが詰まる。
感極まるかのように蛇を囲む襞がきゅうっと締まった。
 ――ずん。
「……ッ。うあ…ああ……」
 絶頂にも蛇は頓着せず、じゅぶり、じゅぶりと移動を繰り返す。姉は何も映さない瞳で
虚空を見上げている。目尻から、涙がひとすじ零れた。

 女は。
 ゆっくりと、視線を“切り替え”る。

 かぼそい喘ぎが聞こえる。
 夜着を纏い、苦悶とも快楽ともつかない衝動に眠ったまま涙を流す姉が、そこに居る。
 乾いた唇が裂け、血玉がひとつ――呪いの痣に侵される顔へと滴り落ちた。
 姉は其処にいた。女の前で眠っていた。
 もう一度視線を“切り替え”ると、蛇に犯され悶える姉が、元の姉と二重写しに揺らいで
見えた。
 これは女の夢だった。
 夢なればこそ、他人――幾ら血が繋がった姉妹とはいえ――の夢を覗き見るという無茶
も叶うのだ。
 姉の夢の中で、姉は蛇に犯されている。
 抵抗も出来ぬまま貪られ、その喘ぎは徐々に掠れて消えてゆく。弱った身体から体力の
ひと雫すら絞り取ろうとする行為に、白い裸体は反応を緩慢にしてゆく。蛇に揺らされる
だけの肉塊に為る。
 そうして。寝具に横たわる姉も、ぐったりとして声を発しなくなる。
 姉の頬で。首で。手の甲で、肉色の痣が目を凝らさねば分からぬ程に微かにざわめいた。


 そこで目が醒めた。
381一族女×一族女×蛇(3/6):2014/05/09(金) 20:04:05.13 ID:rGa6kt5+
「姉さん」
 指で触れる肌は不吉に熱かったが、夢が終わり急速に冷えつつあった。
 女は唇を噛む。
 女にとって、姉は一族の当主であり敬愛する姉だった。事情をろくに理解できぬまま
戦い始めた一族を、守り、導く、女にとっては太陽にも等しい存在だった。
 ――だから、気づけなかった。
 ――太陽が翳ることなんて無い、なんて。思って。見ようとも、しなくて。
 一族が二年と生きられぬことは皆が知っていた。だから姉の身体が弱り始めたときも、
とうとう“そのとき”が来たのだな、覚悟をせねばな――それだけを囁き合った。女は
姉との別れを思い一人物陰で泣いたけれど、姉は静かに、常と変わらず微笑んでいたから、
姉の前ではしゃんとしようと考えた。このひとを憂いなく旅立たせようと皆で誓った。
 気づかなかった。
 姉が。弱った身体でも、戦いに出られなくなっても、身体じゅうを蛇の痣に侵されても
優しく「いってらっしゃい」と見送ってくれた姉が、こんな、恐ろしい目に遭っていた
だなんて。受ける辱めを誰にも言えず、一人怯えていただなんて。
 女は歯を食い縛り、我と我が身を抱きしめる。姉を思った。何も見ていない、愚かな
自分を罵った。
 抱く身体には、姉と同じ肉色の痣がのたくっている。


 弓使いである女と、踊り屋である一族当主――女の姉は肩を並べ戦う機会が多かった。
末の妹と夜鳥子が前衛を務め、女と姉が後ろを守る。それが彼女たちの戦い方だった。
 自分は一族の中では最も弱いと、女は思っていた。
 姉のように多様な術を使いこなすことは出来ず、壊し屋の妹のように敵を粉砕する力も、
夜鳥子のように多数の敵をいちどきに薙ぎ倒す技も持たず。
 それでも卑屈にならなかったのは、姉のお蔭だ。
 姉の指示に従うと、女は不思議と身軽に動けた。自分で標的を決めた場合にも、姉が
一言「よし」と言ってくれるだけで、“私はやれる”という自信が湧いた。
 隣に姉の姿を見、体温を感じれば、どんな恐ろしい戦場にも立てた。
 檄に併せ術を重ねれば、全身の血が沸き立つように感じた。
 女にとっての“姉”は、なにものにも代えがたい、大事な、大事な存在だった。

 ――その、姉が。
 ――肉色の蛇に、無力に、無惨に犯されている。

 女は夢の中にいる。
 眠る姉の傍に座り、蛇に犯される姉の夢を覗き見る、二重写しの夢の中に在る。
 ひ、ひ、と、喉の奥に詰まらす喘ぎを洩らし、姉は眠ったまま痣だらけの身体を震わせて
いる。視線を“切り替え”れば、肉色の蛇に犯される姉の姿が浮かびあがる。喘ぎが聞こえ
なくなり、蛇が粘膜を擦る濡れた水音だけが響く。
 姉の声がないのは、口に蛇の頭が埋まっているからだ。侵入者を吐き出すことも出来ず、
虚ろな目の姉は自分の舌を蛇の細い舌でまさぐられている。喉が痙攣しても、蛇は身を引く
そぶりすら見せず、むしろ嬲るように奥へと舌を伸ばす。嘔吐してもおかしくない暴虐に
姉の身体が耐えているのは、或いはこれが夢だからか。
 口腔だけではない。秘裂にも後孔にも蛇は潜り込む。蛇が胴をくゆらすにつれ、姉の
身体もびくんと跳ねる。
382一族女×一族女×蛇(4/6):2014/05/09(金) 20:05:17.70 ID:rGa6kt5+
 深いところでの水音と、肌と鱗の擦れる音だけが響く、静かな凌辱だった。
 姉の夢、では。
 女の“切り替え”に伴い姉の声が戻る。塞ぐもののない唇からは切れぎれの喘ぎが洩れて
いる。
 女はゆるりと立ち上がり――姉を、またぐ格好で、見下ろす。
 閉じた目から涙が幾筋も垂れている。姉はどんな色の瞳をしていたろう。思い出せない。
思い、出せない。
 手が、伸びる。姉の夜着の裾を割る。からっぽのままひくつき濡れる秘裂に、無遠慮に、
指を、突き入れた。
「ひ――ッ」
 細い悲鳴が迸った。膨れた襞が指をぎゅうぎゅうと締めつけた。目を“切り替え”る。
見下ろす姉は蛇に犯されている。秘裂は太い胴体に割られ、中までいっぱいにされている。
蛇が姉を犯している。
 絡む感触を頼りに滅茶苦茶に指でかき回す。
「――!」
 蛇を咥えたまま、姉が目を見開き、仰け反った。前も後ろも上も蛇でいっぱいにして、
女のかき回す動きに合わせて悶えた、偶然か、それとも。
「姉、さ、ん」
 上擦る声で囁き、指を押し込む。どろどろに蕩けた場所は深い、熱い。指が融けてしまい
そう。熱い。身体が、這う蛇の痣が、熱い。
 びくん。跳ねる。
 びくん。――姉が、女の指を無視し、胎を激しく収縮させ、がくがくとのたうつ。
 肉色の蛇が姉の内に深く潜る。女の指では届かないところまで潜り、あまつさえ柔らかな
舌で過敏な場所をほじくることまでしてみせた。指に熱い体液が絡みつく。女のために
吐き出されたのではない温もりが、指を、溶かそうとする。
「や、だ」
 思考が、爆ぜる。

「――やだあ、姉さん、姉さんッ――置いていかないで――!」

 喚いて伸ばすもう片方の手が。
 姉の夢で、姉の口を犯す蛇を、捕らえた。
 姉の夢から蛇を一本引き剥がし、女の夢に在る姉へと唇を重ね貪る。濡れた粘膜が絡まり
唾液が零れる。
 おかしなことがあるだろうか? これは夢。不条理な、一族に掛かる呪いと同等に理不尽
な、唯の夢。
 それに、ほら。
 ――ゆっくりと、這う、熱。
 ――女の内にも、蛇は在る。
 自身の痣が蠢き、肉色の蛇へと変質してゆくのを、女は“熱”として捉えた。
 笑う。
 これは夢。女の夢。どうすればいいのかは、夢見る本人が知っている。
 女の下腹部に肉色の痣が集まり、盛り上がり、蛇となる。蛇は生まれる前に再び女の肌
へと潜り、肉を抜けてその産道に滑り込む。
「あっ、あ、っ、」
383一族女×一族女×蛇(5/6):2014/05/09(金) 20:07:26.05 ID:rGa6kt5+
 侵入ではなく退去というさかしまの刺激に、女の腰ががくがく揺れる。滴る体液を纏い
つかせ蛇が瞳のない頭を出したときには女は焼き切れそうな理性を抱えだらしなく喘いで
いた。
 崩れなかった理由は、ひとつ。
 見下ろす姉の、存在。
「あは、は」
 自らの秘裂を割り鎌首をもたげる蛇を、女は歓喜を以って迎え入れる。男性器の模倣
めいたソレを、姉の、カラのままひくつく場所へと。
 一気に突き入れる。
 ずるり――奥まで一息に届く。押し上げる、感触。
 姉の。閉じた目がかっと開く。
 喉から迸るのは、うすら寒くなるような、絶叫。
 妹の夢の中、妹に妹の蛇に貫かれ濁った喘鳴と共に痙攣する身体を、肉色の痣が這う。
 自身の夢で、自身の蛇を咥え込み引き裂かれるように跳ねる身体を、肉色の蛇が縛める。
 どちらも姉にとっては“自分”の身体。蛇でいっぱいにされた場所に、更に妹である女
の蛇を無理矢理押し込んだのと同義だ。例え見かけ上は一匹と一匹でも、姉は二匹の蛇に
前を同時に犯されていると捉える。胎がぎちぎちと鳴り、裂ける恐怖に狂乱する。
「はは、は、あ、ねえ、さん……!」
 狂乱は姉の心のみ。女の蛇を包む柔襞は熱く潤み、きゅうきゅうと締めつけてくる。指
とは比べものにならない心地好さに、女は姉へと激しく腰を打ちつけた。
 奥をごりりと突き上げると、脳天まで貫くような快楽が生まれる。女から溢れる愛液が
蛇を濡らし、繋がる姉を濡らす。
 押し込む。押し込む。姉の下腹が内側から押し上げられ痣が歪む。蛇を根元まで挿れて
腰と腰を擦り合わせる。興奮し膨れた秘芯同士が押し合い潰れ、痛みすれすれの快楽が
爆ぜた。
「ふあう……!」
 触れあう秘芯と強く締まる柔襞から、女と男両方の快楽が同時に生まれる。本来なら
味わうはずもない悦に、女は実の姉を組み敷きひたすらに溺れる。
「姉さん、は?」
 姉を、見る。
 どろどろに蕩けた、蛇の呪いに侵された、犯す姉の顔を、見る。
 蛇が蠢く。
「……あ、あ、は……」
 胎の奥底まで蛇に犯され、痛みも忘れ、何処も見ない濁った瞳で悦楽に喘ぐ姉を、視認
する。
 痛くない。
 苦しくない。
 恐くない――。
 女の心が。残っていたかもしれないなにかが、音を立て砕ける。
「姉さんッ! ねえさんッ!」
 姉を呼び、姉の内を蛇で抉る。迸る嬌声と絡む肉に意識が断続的に飛ぶ。
「たすけて」
 縋る。
「助けて――こわいよう――姉さん、助けて――!」
 ずるり。と。
384一族女×一族女×蛇(6/6):2014/05/09(金) 20:08:39.45 ID:rGa6kt5+
 姉の夢で姉を犯す蛇が動く。女の突き上げを誘導するようにくねり、細い舌で姉の胎の
一箇所を舐める。「ひぐうッ!」途端背を反らし気をやる姉に、女も自身の蛇を同じよう
に動かす。舌を伸ばし、ざらつく場所をほじくり返す。抱く姉が絶叫し、蛇を強く包み
締めつけた。男性器であれば間違いなく射精していた刺激に、女の目の前が真っ白になる。
「ふあ、あっ!」
 蛇は唯の蛇。単なる呪い。快楽を与えるだけ与えて再び動き出す。女の意志を無視し、
姉のなかで、姉の夢の蛇と絡まり合う。融ける刺激に腰が滅茶苦茶に跳ねる。突き上げ
られて姉もまた絶頂を迎える。
 太い一匹の蛇となった肉の色が、頭で一族の当主であった姉を、くねる胴体で当主の妹
であった女を犯す。嬌声が重なる。
 肉色の蛇が姉と同じように後ろまで犯そうと這い寄るのを、女は陶然として受け入れた。
その蛇が女自身のものなのか、姉のものなのかは、両者が余りにも似ていて分からなかった。


 誰かの声。聞こえないフリをする。
 これは夢。彼女の夢。
 うつつに迫る、死の恐怖から逃げることを選んだオンナの夢。

 こうして姉に包まれていれば、今までと同じように姉に縋っていれば、こわいものを
見ずに済む。自らを蝕む呪いの痣からも、姉が死んでしまった事実からも、呪いに怯える
母を唾棄する目で見つめる我が子の視線からも。こうして蛇の毒に身を任せれば、全て
から。

 そうして。女は再び夢に溺れる。
 蛇の呪いが終わるまで、ずっと、ずっと、蛇の夢を見続ける。
385名無しさん@ピンキー:2014/05/09(金) 23:44:06.22 ID:0vQdHGZ/
救われない話だけどふた百合好きなのでたいへんエロかった
もう製品版プレイしてもあの痣をエロい目でしか見られない気がする…
386名無しさん@ピンキー:2014/05/10(土) 21:02:09.51 ID:U8AeMWaK
蛇姦エロいわ描写が洗練されてるわで凄いな
387名無しさん@ピンキー
スレ容量が480kb越えたので新スレ立てました
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1400072399/l50