三重紙デジミニ投下させて下さい。
「だって、王女様と同じ運命なら私の相手はあの…」
私がそう言うと王女様はおかしそうにうふふと笑う。つられて私も笑ってしまう。
ここは王女様の寝室。
就寝前、王女様と過ごすこの時間が私の何よりの楽しみ。
王女様の柔らかい髪を梳かして差し上げていると、たまらなく幸福を感じるのだ。
シャンプーの香りがふわりと舞い、私は甘い幸せに酔いしれる。
最近出会った運命の相手に王女様はすっかり夢中だ。
私の切ない恋心にはまったく気付いていない王女様。
だけど、それで構わない。
お側にお仕えして、王女様のお世話が出来るだけで私は幸せなのだ。
「デジ?」
王女様の声にはっとする。
髪を梳かす手が止まっていたようだ。
「ボーッとしてどうしたの、デジ?疲れてるのかしら」
そう言って私の方に振り向いた王女様は少し心配そうな顔をしている。
あぁ、なんてお優しいのかしら。
「失礼しました王女様。少し考え事をしていましたわ」
「あら、何を考えていたの?」
「内緒、ですわ」
「まぁ」
そう言うと王女様はまたうふふと笑った。
「そうだわデジ。私も考えていたことがあるのだけど…」
王女様が少し恥ずかしそうな様子で言った。
「何でしょう?」
「ミキのことなのだけど…」
彼の名前を口に出す時の王女様は、本当に可愛らしい顔をなさる。
ほんの少し心がチクリとするけど、ほんのり頬を染めた王女様の顔は愛おしくてたまらない。
「彼がどうかなさいました?」
「その、ミキとね、もっと近付きたいの。でも、どうしたら良いのか分からなくて…」
恥ずかしいのか、視線を落としながら王女様は言った。
これまで王女様は恋をしたことがない。
男女交際のやり方など分からなくて当たり前だ。
「好き」の先は一体どうすれば良いのか?
そんなことを悩まし気に考えている王女様。
力になって差し上げたい。
「そうですねぇ…」
そう言って私は王女様の肩に優しく手を置く。
「世の中の恋人のすることでしたら、私知っていますわ」
「本当?デジ、教えてちょうだい。どうすれば良いのかしら?」
本当に教えて良いものかしらと少し悩みつつも、私は答える。
「まずはキスですわ。」
「キス?」
「ええ。愛しい人とのキスはとても幸せな気持ちになれるそうですよ」
言いながら私は王女様の髪を優しく撫でる。
「でも私、キスなんてしたことないわ…どうしましょう。ミキとちゃんとキス出来るかしら?」
その言葉に私はドキマギする。
そんなことを言われたら、こう言いたくなるから。
「じゃあ王女様。私が教えて差し上げますわ」
(・∀・)イイネ!!
続きはよ
↑のシーンより前にミニがミキにキスしてることに今更気付いたorz
三重紙好きな方すいませんでした…。
構わないです
続けて下さい><
Dズニーで百合とは
素晴らしい
眠れる森の美女見てみたい
410 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/22(金) 23:46:01.10 ID:JxKWq58g
まとめサイトってどこですか?
あは〜ん
上でURL貼ってたのが原因で消されたときのために、ここにも過去スレのタイトルをかいておこう……
【インクレ】ディズニー作品のエロパロ【KH】
ディズニーでハァハァ 2作品目
ディズニーでハァハァ 3作品目
ディズニーでハァハァ 4作品目
【ジブリ】アニメ映画で二次創作【ディズニー】(←これはエロじゃないけど萌えるのがあったので)
ついどのスレも読んでしまって、萌えすぎて死ぬかと思った。
414 :
ターザン:2013/11/26(火) 03:01:13.74 ID:RkWT/7Kh
ジャングルの一日が終わる。
沈みゆく太陽光が木々の葉を赤くてらすのをみて、ターザンは群を制止させた。
ふしぎだ。
今日は一日がすごく長くて短かったような気がする。
昼、ジェーンがボートで『家』に帰るのを見送るまでは、すごく長かったのに、ジェーンが手袋をとりに戻ってきて、なぜかわからないけど、そのまま一緒にいてくれることになってからは、すごく短かった。
なぜだろう?
……もしかすると、ジェーンが顔をくっつけて来た時に感じた、あの妙などきどきが、時間を吸い込んでしまったのかもしれない。
群のゴリラ達に向かってホーホウと低く吼えてから、側にいたジェーンに英語で意味を説明する。
「今日は、ここで、やすむ」
ジェーンはほっとした表情を浮かべた。
「そう、ここが目的地だったのね。ああよかった。昼からずっと歩きっぱなし。どこにいくんだろうって気になってたのよ。行く先がわからないってだいぶ不安になるものね」
もう歩かなくていいという安堵のせいか饒舌になる。ポーター教授はとっくにダウンして、カーラの背でやすらかにいびきをかいている。
「そりゃあジャングルには番地や名前のついた道は無いからしかたないんでしょうけど。でも、舗装されてない道って本当に大変ね! 雨の後じゃなくて本当によかったわ!
……って、え? やすむって? ここで? ……まあ!」
あたりの苔むした巨木を見上げて、ジェーンはあぜんとした。ベッドも枕も無いの? と尋ねようとして、言葉をのみこむ。
ここは、ジャングルなのだ。
ここが、ターザンの世界なのだ。
ターザンと共に生きる決意をした今、
ここが、自分の世界となるのだ。
「ここ、で寝るのね…」
ターザンがうなづく。
「そう。ジェーン、ここで、ねる。ターザンと」
ジェーンの顔がさっと赤らんだ。
「ジェーン、夕日が、うつった」
「ち、ち、ちがうの、ターザン。ただ、えーっと、『ねる』より『やすむ』の方がまだ私達の関係にはふさわしいかなって、ただそれだけよ」
「かんけい?」
ターザンが首をかしげる。
「ええ、私達の立場っていうか……ほら、まだ役所にも神様にも誓ってないし」
「ちかう? なにを?」
「なにをって……」
ジェーンは言葉を濁してうつむいた。
「ジェーン、やっぱり、夕日が、うつった」
ジャングルに夜が来た。
得体の知れない動物の鳴声が、うっそうと茂った木々のあいだに響き渡る。
ターザンの用意してくれた木の葉のベッドでジェーンは一人、呟いた。
「はいはい、大方そんなことだろうってわかってたわよ。ターザンと、じゃなくてターザンも、ねる。ゴリラも、ねる。ついでにジェーンも、ねる。バラバラにね。何を慌ててたのかしら私ったら……」
あたりの木々に寝床を作ったゴリラたちは、すでに眠りについているようで、時たま寝返りでもうったのか木の葉がかさかさという音を立てるだけである。
「もう。靴下もシャツも身に着けてないのに、こういうところは紳士なんだから」
「しんし?」
ふいに頭上から声がしたかと思うと、ジェーンの傍らに黒い影がさっと舞い降りた。
「ターザン、しんし?」
目の前に一輪の花が差し出された。
闇にも映える白い花弁の奥から、不思議な甘い蜜の香りがジェーンの心をくすぐった。
ジェーンはクスクスと笑って答えた。
「前言撤回よ、ターザン。紳士はレディーの寝室にみだりに忍び込んだりしないのよ」
ターザンがしょんぼりうなだれる。
ジェーンは花をとると、髪にさしてみせた。
「でも、ありがとう、ターザン。素敵な花ね」
「そう、きれい」
「一体、何科かしら。香りはユリ科みたいだけど、花弁の形は見たことがないタイプだわ。それに、この茎の様子はまるで……」
花の分析に気をとられていたジェーンは、ふと、ターザンの刺すような視線に気がついて口をつぐんだ。
「そう。きれい」
ターザンがゆっくりと言葉を繰り返した。
だが、その熱に浮かされたような瞳には、もはや花はうつっていなかった。
「ターザン……」
その呼びかけにこたえるように、ターザンの硬い手がぎこちなくジェーンの手を包み込んだ。
顔が近づく。
「ジェーン、ぼくの時間を、うばって」
その言葉の意味はわからなかったが、その言葉が意味するところはよくわかった。
木の葉がカサリと音をたて、そのあと、長い長い沈黙があたりを支配した。
<終わり>
過去スレ+このスレの今までのSSをみて、萌え死にかけて悶えてたらなんかターザン&ジェーンを書いてたw
キスどまりですいません。
過去の作品を読んでてふと思ったんだが、クリスマスやバレンタインを題材にしたネタが割と多い気がした。
イベント的なのって妄想ややる気が膨らむかもしれない。
ってことで、もし賛同してくださる人が一人でもいらっしゃるなら、このスレでクリスマス記念SS投下イベントやらない?
みんなのSSがみたいよ! 参加できるかわかんなくても、もしやってみたいって人がいたら、このスレで参加するかも表明をお願いします!
突発企画【クリスマス・ファンタジー@エロパロ版】
<概要>
クリスマス付近にこのスレにSSを投下する。
<詳細>
12/20~12/26 の間に、このスレに、スレの主旨にあったSSを投下する。
SSのカップリングも長さも自由。クリスマスと関係ない話でももちろんOK。
<お願い>
フライング・遅刻・ドタキャンもOKなので、興味の少しでもある人はスレに参加表明お願いします。
誰かがやるなら自分もやります!
もちろん、飛び入り参加もOK
なんだこいつw
交流サイトじゃないんだし企画にする必要はないと思われ
でも活気があるのは良いことだね
理想をいえば、自然にいろんな投下がどんどんあればいいんだけど、数年前と比べるとわりと過疎気味っぽいし……
他所のスレでなんか特別な機会の時にSSがたくさん投下されててうらやましくって、こっちでもそんな事できないかなって思っただけ
別に交流目的ではないんだけど、なんかきっかけ作りというか……
420 :
410:2013/11/28(木) 21:36:46.24 ID:mUrbJu3d
>ID:RkWT/7Kh
ありがとうございます、助かりました
ターザンのSSもGJでした
盛り上げてくれる人がいるのはありがたい事だと思うけどなぁ…
変な茶々入れるやつもいるんだな
NBCって需要ある?
↑NBCもジャイアントピーチも大好きさ〜 制作会社は違うみたいだけど、ディズニーで配給(?)されてるからここで話題にしても大丈夫だよね?
タッチストーンズはディズニーの大人向けレーベルとして作られたものだから最初からディズニーの子会社だぞ
因みに今現在NBCのディスクを買うと最初のタッチストーンズロゴがディズニーのCGのロゴに入れ代わってる
つまりはNBCはよってことだ
>>425 子会社だったのか! 知らなかったありがとう!
ブギ×サリーもブギ×ショックも妄想はかどりますw 主に鬼畜系の……
428 :
サリブギ:2013/12/01(日) 12:53:28.71 ID:KU4+YoLw
>>423&
>>426だけどつくってみた
主に映画の穴埋めだけど
小娘とサンディクローズの体は宙を舞うと地面に強く叩きつけられた。
痛みに悶える小娘の体をロープで縛りつける。
切断された足の付け根からは枯れ葉があふれていた。
「俺を騙してサンディクローズを助けようなんてどういうつもりだ?」
落ちていた足を掴みながら言う。
すると掴んでいた足の靴下から何かがカラン、と落ちた。
429 :
サリブギ:2013/12/01(日) 13:56:52.13 ID:KU4+YoLw
それは穴の空いたスプーンだった。
「他にも何か隠しているのか?」
そう聞くと、女は顔を赤らめ首をふった。
何が入っているんだ?靴下の中を探る。
一本の針、長い糸、そしてもう一つは手の中で震え始めた。女は今にも泣き出しそうな目でこちらを見ている。
「こんな純情そうな顔してバイブなんて持っているのか⁉とんだ淫乱女だな!」 「こ…これは博士の部屋で…」
女は顔を真っ赤にして絶望に満ちた表情でうつむいている。
430 :
サリブギ:2013/12/01(日) 22:18:18.88 ID:KU4+YoLw
俺はもげた足と針と糸を渡した。そして女のパンツを無理やり脱がせる。
「足をつけろ。俺に見せながらな。さもないとあいつの命はない。」
と回転するノコギリの前に倒れているサンディクローズを指す。
女は動揺しながらも嫌々足を開いた。
間に毛がなく形のいい女性器が見える。
恥ずかしいのか、縫い目はだんだんとずれていく。
足が二本ついたときには、女は両手で顔を隠していた。
「何であのじいさんなんかのためにこんなこと出来るんだ?」
女は答えない。腹が立ったのでバイブを胸の膨らみに押し当てた。
「ひゃっ!?」
サリブギ期待age
この機会にNBC観てみるわ
そんな鬼畜なキャラがいるのか
432 :
サリブギ:2013/12/03(火) 21:41:20.66 ID:2rzugIL/
「ダメ…そこは…」
「あいつがどうなってもいいのか?」
俺がサンディクローズを指さすと、女は抵抗をやめ、喘ぎ声を出し始めた。
「ンッ…あっ…」
バイブの振動音と喘ぎ声が響く。
不意に俺は愛撫をやめ、言った。
「まだ続けるか?」
女はとろんとした表情で首をふった。
「何をして欲しいか言いな。」
女は一瞬躊躇ったが、恥ずかしがりながら言った。
「わ、私の××××にバイブを入れてください!」
「よく言ったなこの淫乱女。ご褒美にこれもくれてやろう。」
俺はそう言うと、落ちていたスプーンを美しい花弁の下の穴に入れた。
「!?そ、そこに入れないで!」
続いてバイブを濡れた花弁の中に入れ、乱暴にかき回す。中は結構きつく、時折バイブを締め付ける。
「壊れちゃうううっ」
喘ぎ声にぐちゅぐちゅといういやらしい音が混じる。バイブとスプーンを動かすと、女は激しく体を揺らす。
「あっ…ンッ…いい!」
絶頂を迎えたのか、女の体は痙攣すると倒れこんでしまった。
433 :
サリブギ:2013/12/03(火) 22:11:44.84 ID:2rzugIL/
倒れている女を見ながら、俺は思った。
絶頂を迎えた女は、どういう味なんだろう。そういえば小鬼らが持ってきた虫以外何も食べていない。いいチャンスだ。
それに太ったサンディクローズもいる。楽しみながら殺そうじゃないか。
俺は女を抱えると、マグマの入った穴の前の台に下ろした。
忘れられない夜になりそうだ。
一方、小鬼らは…
ロック「捕まえられてるのはサリーか?」
バレル「バイブ?淫乱?何それ?」
ショック「あんたたち、出るわよ」
ロック&バレル「えーでも…」
ショック「出なさい!」
ロ&バ「わかったよ…」
THE END
>>433 マジで鬼畜だw乙
ジャファーとジャスミンとかフロローとエスメラルダとか読みたいです・・
>>433 原作補完GJです!
今度からあのシーンは今まで以上にムフフな気持ちで見ることができるww
ショックが深夜のピンク番組を子供に見せまいとする母ちゃんっぽくなってるのも萌えw
436 :
サリブギ:2013/12/04(水) 20:12:05.65 ID:r2nwCcse
共感してくれてありがとう…
SS初めてなので読みにくくてごめんなさい
>>431子どもの時NBCみたけどブギ様の記憶全然なかったよ
久しぶりに見てエロすぎて死ぬかと思った
>>434ヴィランズいいよね
>>436 読みやすくて分かりやすいよ、GJ
自分なんて文章もネタも浮かばないから書いてくれる人は本当にありがたい
久々の投下!乙です
人形なのに女性器がある…つまり博士がサリーを作ったのはry
そういや小説版では親分が足フェチって書かれててワロタ
439 :
サリブギ:2013/12/06(金) 06:41:01.89 ID:7UF4gNuh
>>438それについても書こうとしたけど忘れてたわ
女体化ブギ×ジャックもいいなあ
>>438 足フェチww あったあった、思い出したwww
お昼を済ませたある日の午後
ディッパーは大の字になって芝の上に寝転がり木々の隙間から見える青空を見ていた
息を吸うと土と草の香りが鼻に入り込んでくる、こんなことちょっと前までの自分はしなかった事だ
住んでいる家とは天と地の差があるここ、グラビティフォールズ
夏休みの前は外に出て遊ぶより家の中にいてゲームをすることや本を読む事ばかりだった
グラビティフォールズに来てからの色々な体験はゲーム等では絶対味わえないものだ
変われるものなんだなあと思い、横に置いてある本を手に取る
(これが原因なのかなあ)
森で見つけたグラビティフォールズの秘密に関する本
これを見つけてから夏休みは一変した、様々な人達との出会い、次々と起こる怪奇現象、そして・・・初めて見つけた好きな人
本に挟んだ写真を取り出し見つめるディッパー
(必ずグラビティフォールズの秘密を暴いてやるぞ!)
そう決意し、写真にキスをした時、木の上から何かが落下してきた
えっ!なに!?」
驚いて起き上がろうとした時、落ちてきたのであろう、胸にメガネがあるのを見つけた
(あれ、メガネ・・・確か・・・)
誰のメガネかを思い出したディッパーは拾って起き上がり、レンズ越しに見た景色に這って動いている人影を見つけた
メガネを探しているのか地面に手を矢鱈に動かしている、「これ、キャンディ・・・」ディッパーはその手にメガネを差し出した
キャンディは素早くそれを取り、メガネをかけた
「大丈夫?」
「・・・うん・・・ありがとう・・・ディッパー」
そう言ったキャンディは服についた埃を掃う
「なんでこんなこと?」
「・・・メイベルとグレンダでかくれんぼしてるの・・・」
背中を向けて俯きながらボソボソと話すキャンディ
「だからって木に登らなくても」
「・・・鬼のメイベルが地面よりも高い所に隠れないとダメだって・・・」
メイベルのやつめ、また変なルールを考えたなと思い、肩を落とす
「とにかく、ケガをするからやめなよそんな遊び」
本のことを思い出したディッパーは辺りを見回し、本を見つけ拾った。これを見られたらまずい
「・・・」
「キャンディ?」
返事がないのでキャンディの方を見てみるとしゃがみ込んでいる
「きみ!やっぱりケガをしてるんじゃないのか!?」
心配になりキャンディに近づく、肩に手をかけただけなのだが力が強かったせいかキャンディは尻餅をついた
「・・・」
胸を押さえているためかスカートがめくれてしまい下着が少し見える格好になってしまった
「あっ・・・ごめん・・・」
「・・・」
ディッパーは下着が目にとまってしまったがすぐに目線をそらした
「むっ・・・胸が痛いの?」
首を横に振るキャンディ、押さえている手をよく見てみると何かを持っているみたいだ
「きみ、何を・・・」
持っている物に触ろうとした時キャンディは素早く払おうとした、しかし勢いよく払おうとしたためかその物はすっぽ抜けてしまった
「あっ!」
落ちた物が本に挟んでいた写真であったためディッパーは驚いた、慌てて拾いキャンディを見る
「・・・」
「あっ、ありがとう、探してたんだ、ははは・・・」
スカートを直してディッパーを見つめるキャンディ
「・・・ディッパー・・・好きなんだ・・・ウェンディが・・・」
「いっ!!そ・・・そんなこと」
「・・・だって・・・キスしてた・・・その・・・ウェンディの写真に・・・」
「うっ!見てたの?」
頷くキャンディ
「えっ!えーっと、全部?」
再び頷く
「おっ・・お願いだから、キャンディ!このことは内緒にして!」
「・・・」
なりふり構わず跪いてお願いをするディッパー
「お願い!何でもするから!」
その言葉を聞いた瞬間、キャンディのメガネのレンズが太陽の光で一瞬光った
「・・・何でも・・・して・・・くれるんだ・・・」
ディッパーは言わなければよかった言葉かもしれないと思ったがもう遅かった
「・・・じゃあ・・・私についてきて・・・ディッパー・・・」
二人は歩きだし森へ消えていった
遠くから大きな音がして、その数秒後には大きな奇声が森に響いた
とりあえず続く
自分として、ディッパーはインドア派な都会っ子
グラビティフォールズktkr
メイベルもかわいいよね
446 :
441:2014/02/20(木) 01:49:03.65 ID:8Iv0kBQm
森をぬけたら川の音が聞こえはじめた
魚達の動きが見えるようになる
倒れた丸太が橋の代わりになってる、コケを気にしながらキャンディは渡っていく
その後ろをディッパーは死刑執行人に連れられ行く死刑囚の心境で歩いていた
(なんて事を言っちゃったんだ!何でもするだなんて!)
頭の中で後悔の文字が激しく動いていた
(この子はあのメイベルの友達なんだ!絶対まともな事を言うわけないぞ!)
俯いていた頭を上げてみると携帯電話を動かしているキャンディの後ろ姿が見えた
(まさか!メイベルに連絡しているのか!?)
絶望の穴が大きく広がり真っ逆さまに落ちて行く感覚が襲う
(終わりだ・・・)
目に映るもの、全てが真っ黒になった、と思ったらディッパーはキャンディが背負っているリュックにぶつかっていた
キャンディが止まったためだ
「キャンディ?」
「・・・ディッパー・・・ここ・・・」
携帯電話を閉じて指をさして見せる
「ここ?」
447 :
441:2014/02/20(木) 01:50:11.72 ID:8Iv0kBQm
激しい地鳴りが聞こえる
地面にいたら立っていられないだろう
木の上にいるから安全、というわけでもない
追われているからだ、メイベルの口車に乗せられてしまい訳の分からないかくれんぼに参加してしまった
数メートル先で揺れた木から人の悲鳴と叫び声が聞こえる
(見つかったみたい、残りは私だけか・・・)
「残るはあなただけよ?!パーシーフィーカー!!!」
メイベルの奇声が森中にこだまする。絶対あいつの頭はおかしい
パシフィカの取り巻き達は全て見つかった、デブのグレンダが木に体当たりして隠れている者達を叩き落としているのだ
取り巻き達が隠れるポイントはまがい物なりに地元の住人であるパシフィカ自身が決めた、それをメイベルはことごとく見つけるのだ
変に勘が鋭い、何とかと何とかは紙一重ということなのか、もう目の前の木が激しく揺れている
まずい、と思い覚悟を決めた時木の揺れが止まった
どうしたことかと思い、見つからないように下を見てみると携帯電話を見ているメイベルとグレンダが見えた
携帯電話を見終えると二人は反対方向に向かい木を揺らしていった
「ふう・・・なんとか・・・」
一息ついたあとパシフィカは辺りを見回した、登っている木はこの辺りでは一番大きい木であり周りを一望できる
いい景色だと思う、深呼吸をしてふと下を見たとき人を見つけた
・・・続く
(?・・・あれって確かメイベルの・・・)
帽子を被った男の子が女の子に付いて行っている、行く先はメイベル達とは全くの別方向だ
(ふ?ん、なんかいいことがあるかも・・・)
ニンマリと笑ったパシフィカはメイベル達に見つからないように木を降りた
アナ見た
結末はさておき男女四人というのは妄想が広がる人数だなぁと思いました(小並感)
わたしは百合百合な姉妹ものが見たいなぁと思いました(ry
450 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/30(水) 19:04:33.12 ID:qt15iXXh
保守
結末を知ってなおハンスとアナに萌えてる
原作も読みたくなった
Love is an open doorの破壊力がすごかったもんな…
ハンスとエルサの海外での供給に嬉しくなる
ここまでヴィラン×主人公側キャラが人気出ることってそうそうない