ショタとお兄さんでエロパロ9

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1名無しさん@ピンキー
ショタ×ショタだろうが、ショタ×おっさんだろうが、
あなたがショタとお兄さんだと思うものならスレテーマに沿っています。
だからといって「ワシらも60年ぐらい前はショタっ子でならしたモンよ」
と豪語する兄(78)と弟(76)の絡み、とかいうのは勘弁な!

投下は二次・オリジナル問わず、エロ重視・ストーリー重視・萌え重視・
ショタ受・ショタ攻・SF・妖怪・擬人化・モンスター・触手責めetc …どんな作品でもおk。
但し二次モノ投下の際はできるだけ元ネタの表記をお願いします。
また、人を選ぶ要素がある場合は前書きに明記して下さい。
(例:ショタ攻め、スカトロ等)

・sage進行推奨。荒らしと広告は各自でスルー。
・次スレは>>975、またはスレ容量490KB辺りで適宜建てること。

【保管庫】
http://www39.atwiki.jp/55syota/

【過去スレ】
前スレ ショタとお兄さんでエロパロ8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1279285110/
ショタとお兄さんでエロパロ7
http://yomi/bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/125883511/
ショタとお兄さんでエロパロ6
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1249810825/
ショタとお兄さんでエロパロ5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239018201/
ショタとお兄さんでエロパロ4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232162378/
ショタとお兄さんでエロパロ3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1220795350/
ショタとお兄さんでエロパロ2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199276452/
初代スレ お兄さんとショタでエロパロ(二次オリ問わず
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152429072/
2名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 19:14:16 ID:YAN4lW/g
あいしてるぜ
3名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 22:42:41 ID:SYqT+RKQ
いちおつ!
4名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 13:07:34 ID:tYi2xixb
おっつおっつ!!
5名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 17:51:19 ID:LU5yrEEh
いちおつ
6名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 22:31:52 ID:tG+B/VRV
それじゃ軽く投下。
おっさんxショタ。
7名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 22:32:57 ID:tG+B/VRV
 あれは確か四年生か五年生くらいの頃と思います。
 真冬の寒い日のことでした。
 僕は行きつけの駄菓子屋に学校から帰ってすぐ駆けつけたのです。友達との待ち合わせに

利用しており、僕は一刻でも早く遊びたくて一番にそこに辿り着きました。
 そこには店番のおじさんしかいませんでした。
 おじさんは「寒いだろう。ストーブにあたりな」と言って僕をストーブの前に立たせ、自分はすぐ

後ろに立ちます。
「おお、こんなに冷えて」
 背後から抱きしめるように腕を広げてきます。
「ここもこんなに縮んで…」
 突然ズボンの上から僕の股間に触れてきました。僕は吃驚して抗うこともできず硬直したまま

です。
 抵抗しない様子におじさんは大胆になって「それなら暖めて上げよう」なんて言いながらズボン

の中に指を入れてきました。
 直接生暖かい手のひらが僕の小さなあそこを包み、揉みしだきます。気がつくともう片方の手

が、お尻をなで回していました。
 いつの間にかズボンは膝まで下ろされています。ストーブの熱が太股をジリジリと焼き、暑いく

らいですが言い出せません。
 こんな場所で下半身を脱がされて。すぐ扉の外には往来があるというのに。時折通過する車

の振動で引き戸が揺れます。それがまるで遠い世界のように感じました。
8名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 22:34:52 ID:tG+B/VRV
 羞恥で身もだえしますが、がっちりとおじさんの腕で固められ身じろぎしかできません。
「ほら、こんなに硬くなって」
 勝ち誇るようにおじさんは呟きました。
 そこは幼い未熟な性器でありましたが、健気にも天を指して屹立してしまっていたのです。
 おじさんは息を荒くして完全に硬く勃起したその部分をリズミカルにしごき始めました。僕はもう奇妙な感覚に翻弄されるだけです。
 登ってきた物が溜まって、もう少しで… と言うところで突然おじさんは手を離してズボンを引き上げました。
 友達がやってきたのです。
 僕とおじさんの行為はそこまででした。その後友達と遊んだはずなんですけど、覚えていません。ただ、その夜。僕は初めてオナニーを覚えました。
 もっとも、ほんの子供だったのでオナニーの意味すら判っていませんでしたが。もっぱらおじさんの指を想像して勃起した性器を玩ぶのに夢中になっていたのです。
 次第に年を重ね、年齢相応に女の子に興奮するようになって、自分にされた事を理解しても、それは変わりませんでした。
 そして、高校三年の冬。再び駄菓子屋を訪れたのです。
9名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 22:36:24 ID:tG+B/VRV
 進学で東京に下宿することになり、もう最後だと思うと我慢できなくなったのです。
「ひさしぶりだね」
 おじさんはもうおじいさんといっていい様子でした。あの時ほんの子供だった自分が少年となり、毛も生えていない小さな陰茎が勃起すれば剥ける程度には成長する時間が流れていたのです。
 僕はお願いするつもりでした。
 チンコを弄ってください。
 しゃぶってください。
 尻穴を犯してください。
 あのときのように玩んでください。
 おじさんの掌を想像しながらオナニーしているのです。
 でも、何もいえませんでした。
 挨拶して、当たり障りの無い会話をして、駄菓子を少し買って、終りでした。
 自分からは言い出せなかったのです。誘われれば身を任せたのに。
 二人とも、あの日のことなど無かったかのように。

 この話はこれで終りです。
 後日、帰省したときに店の前を通っても、常にシャッターが下ろされて、開かれている光景を見ることはありませんでした。
 なんでも噂では亡くなってしまったそうです。
 今でも時折思い出します。あのとき、告白していたらどうなっていたのかと。
 それであの指を思い出しながら、そっとオナニーするのです。
10名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 22:37:53 ID:tG+B/VRV
おわり。

改行がおかしくなっちゃった。ゴメンね。
11名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 22:58:50 ID:8wsnQxFF
リアル体験談風だな、実は実体験?w
12名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 23:03:26 ID:dwaFJxLl
なんだかせつない感じのお話で良かったです。
GJ!
13名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 16:37:06 ID:Fm+aUpD7
抜いた。
14名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 17:24:42 ID:54gSGRoq
せつねえ…w
15名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 18:03:40 ID:qDtbj7hA
乙です。嫌いじゃない
★★☆☆☆
16名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 20:38:38 ID:Ly6KLMvW
新参者ですが、よろしければお読みください。
17名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 20:39:25 ID:Ly6KLMvW

(嘘だろ・・・何で俺に・・・)
 それはあまりに予想外の事態であっただけに、俺はしばし思考の混乱を収拾出来ないで
いた。
 夕暮れ時、会社から帰る途中の電車内。帰宅ラッシュ時という事もあり、車内はすっか
り混雑している。そんな中、出入り口際に立ってろくに身動きも出来ない窮屈な時間を過
ごしていた俺は、今まさに痴漢に遭遇していたのである。
 ホモ野郎か、はたまた都市伝説だと思っていた痴女のお姉様かと、俺の股間を触ってく
るその物好きな相手の正体を確かめるべく、その手の主へと視線が行き着いた瞬間、俺は
我が目を疑う。
 俺の傍らに立ち、股間へと手を伸ばしてきていた相手は、ジーンズにパーカーという身
なりの、一見して塾帰りといった感じで清々しい雰囲気の少年であった。
 状況が理解不能となり茫然となる俺を、少年はジッと見据えたまま、なおも股間を執拗
に弄ってくる。
「やめろ・・・ふざけんな・・・」
 風貌からしてまだ中学生程度と思われるその少年へ、俺は小声で囁き抗議する。
 しかし少年は俺の言葉を無視し、さらにいっそう指の動きを活発にさせてきながら、俺
の股間を刺激していく。
「んっ・・・」
 布地越しに感じる少年の生々しい手付きと感触に、最近失恋してすっかり欲求不満の溜
まっていた俺の欲望が単純なまでに反応してきてしまう。
(落ち着け、落ち着けよ、俺!)
 自分自身へ必死に言い聞かせようとするも、一度勢い付いてしまった俺のムスコは、すっ
かり自重というものを失っていく。
 そんな俺の状態を無言で指摘してくる様に、少年の口元がわずかにほころぶ。
18名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 20:46:04 ID:Ly6KLMvW
 俺は愕然としたまま動けなかった。確かに目の前にいる少年は、なかなか端正で中性的な甘い
フェイスではあった。しかしそれだけに、そんな相手に欲情し始めている自分というものに対し
て、俺は決して踏み込んではならない倒錯的なものを感じてならない。
 だがそんな俺へと、ますます少年の行動はエスカレートしていく。
 もう片方の少年の手が、俺の右腕をしっかりと掴んでくる。そしてそのまま、今度は少年自身
の股間へ俺の手を導いてくるのだった。
(こいつ・・・!)
 少年の股間へ指先が触れた瞬間、その熱く硬い感触を知って俺はハッと息を呑む。
 そんな俺へと、少年は切実に渇望する様な眼差しを向けてくる。その潤んだ瞳からは、まだ
あどけなさを濃厚に残す少年からはとても考えられない、妖艶なる空気を漂わせてきていた。
 明らかに少年は俺を誘惑してきていた。そして一応は良識人だと自負していたはずの俺の心は、
そんな少年のペースにいつしかすっかり翻弄されていく。
 無意識の内に、俺は少年の股間へしっかりと己の指を食い込ませていた。
「はぁ・・・んんっ・・・」
 すると少年はくぐもった声を漏らしながら、急速に顔を紅潮させ息も荒くなっていく。そして
ズボンの上からでも、少年の若々しい欲望の拍動が鮮明に伝わってくる。
「お願い・・・もっと僕を・・・気持よくさせて・・・」
 俺の耳元で、少年はか細く甘い声で囁いてきた。
 その瞬間、俺の理性は完全に無力化してしまうのだった。
 ちょうどその時、電車が駅に着いて停車する。
 戸が開くと、少年は何も言わずにそんな俺を残して、周囲の人混みを避けながらさっさと車内
から出ていってしまう。
 自宅の最寄り駅はまだ先だったのだが、俺は考えるよりも先に、まるで引き寄せられる様に
そんな少年の背中を追っていた。
 ホームへと降りた俺はもう、この近くでどこか人気のない絶好の場所はないものかと、必死に
考えを巡らすばかりだった。
 そんな俺へと、傍らに寄り添う少年がまた囁いてくる。
「先に、前払いで五千円ね」
「・・・・」
 まんまと俺は謀られたらしい。しかし今の俺に、五千円を惜しむ気持ちは毛頭なかった。

(終)
19名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 00:39:32 ID:anzdMi60
イイネ!
20名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 00:43:44 ID:K70T4RuG
新スレになって勢いがつくのはいいことだ
21名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 11:02:56 ID:Uw0LVMVO
よっしゃいいぞ会社員。売春ショタを従順なメス奴隷になるまで、たっぷりベッドで可愛がってあげなさい。
22名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 18:17:23 ID:skOKPV/y
生意気なショタがケツマン奴隷になるまでの過程を精細顕微に描いた作品を是非!
23名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 15:56:22 ID:8ePKRLOL
淫乱メスショタが念願かなって堕ちる作品もね!
24名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 20:44:24 ID:Cq7wypVZ
誰か緊縛もの書いて〜
25名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 17:27:58 ID:U8we85xF
まだこんなに残ってるのに次スレなんか立てちゃって
26名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 20:39:35 ID:09Nf7aYN
うぷしたくとも規制で書き込めないw
27名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 21:48:52 ID:2nQGF0Cy
全錆規制中だがココは書き込める
ピンク最高w
28名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 09:32:30 ID:5fgvnM91
ショタとお兄さんでエロパロ8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1279285110/

こちらを先に使って下さい
29名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 23:29:29 ID:UCk72lZ5
>>10
今更ですまんが、最後、本当におっさんとヤってたら、ここガチホモスレになってたなwwwwww
30名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 08:23:05 ID:GdcCjGhh
保守
31名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 19:10:41 ID:2lApz0gC
レイプものを頼む
32名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 20:24:30 ID:fceSA9fl
↑レイプものとはちょっと違うかもしれませんが、投下します。
33名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 20:26:19 ID:fceSA9fl
 練習後のサッカー部部室、俺はその薄暗い空間の中にいた。
 すでに下校時間は過ぎており、この部屋の主である部員達も皆本来ならとっくに帰ってい
るはずであった。
 しかしそんな夕暮れ時の静まり返った室内に、俺は一人でいる訳ではなかった。パイプ椅
子に座る俺の前に、もう一人の人間が直立不動で対峙している。
 怯えた瞳を向けるその相手へ、俺はやがて静かに言葉を放つ。
「脱げ」
 俺の一言に、相手の表情が一気に緊張で強張っていく。健康的な小麦色の肌をした、ユニ
ホーム姿の少年。俺が顧問を務めるサッカー部の部員、川村潤である。
「・・・・」
 何か言いたそうにはしているものの、俺の理不尽な命令に何ら抗う様子も見せず、すぐに
潤は着ているユニホームを素直に脱ぎ始めてきた。
 衣服が床へと脱ぎ捨てられていき、見る見る少年の艶やかな素肌が露出していく。俺はそ
の光景を、黙って眺め続ける。
 やがて潤は、俺の前でついに一糸纏わぬ姿にまでなるのだった。
「俺は別に全部脱げとまでは言ってないぞ。そんなに人前で裸になるのが好きなのか?」
 そんな潤へと、俺はそう侮蔑的な口調で言う。
 俺の言葉に潤は無言ではあったものの、その表情にはこの上なく悔しそうな様子が滲み出
てきていた。
「もっと胸を張って、堂々としてろ」
 しかし俺の命じる言葉に対し、潤はどこまでも従順であった。
 大事な場所を隠す事も許されず、全裸で俺と向き合う潤。しかしそこはやはり、中学二年
生という繊細な年頃の少年であった。俺からの視線を身体の隅々にまで浴びせられ、それで
も必死に羞恥心を押し殺し、この過酷な時間に耐え続けるその痛々しいまでの健気さが手に
取る様に伝わってくる。
 だがそんな潤の姿が、むしろ俺の中に渦巻く残酷なまでの加虐さを、いっそう煽り立てて
いくのだった。
34名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 21:39:12 ID:fceSA9fl
「何だ、見られてるだけでもう興奮してきたのか?」
「・・・・」
 俯いたまま黙り込む潤は、もはや今にも泣き出しそうな表情となっていく。
 しかしそんな萎縮しきった潤の様子とはあまりに対照的に、曝け出される少年自身のペニ
スはというと、俺の前でしだいにその形を著明に変化させているのだった。
 俺はそんな潤に対し、フフンと鼻で笑う。
「変態が」
 辛辣な俺の言葉に、いよいよ潤の瞳は潤んでいく。それでも泣くまいと必死に堪える様に、
潤はギュッと下唇を強く噛み締めていた。
 やがて俺は、椅子からゆっくりと立ち上がる。
「俺から何言われたって、今のこの状況じゃ反論出来ないよな?」
 そう言って潤の間近にまで迫ると、俺はそんな少年のペニスへと右手を伸ばす。
「んっ・・・はぁ・・・」
 俺に股間を弄られ、潤はくぐもった声を洩らしながら、腰をもどかしそうに捩らせてくる。
 俺はほくそ笑み、そんな潤の下半身へ視線を向ける。ほんのわずかな刺激を加えただけで、
今や潤のペニスは一変していた。
「ちょっと触っただけで、もうこれだよ」
 嘲笑う様に俺は言った。
 逞しく反り返った幹が、青筋を浮き上がらせてピクピクと何度も脈打つ。俺からの仕打ち
に、いよいよ恥辱に塗れていく様子の潤ではあったが、その部分だけは少年の若々しい精力
を溢れんばかりに漲らせているのだった。
「監督・・・」
 その潤んだ瞳を俺へと向け、潤はか細い声を上げてくる。言葉こそなかったが、少年の瞳
が俺へと切実に訴え掛けてきていた。
 しかし俺には、潤をそう簡単に解放してやるつもりは毛頭ない。
35名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 21:59:19 ID:fceSA9fl
「どうして欲しい?」
 改めてそう問う俺に対し、逃げる様に潤は視線を背けてしまう。
「何を今さらカッコ付けてやがる。お前だって、この時間が待ち遠しくて仕方なかったんだ
ろが?」
 俺はそう言うと、潤の剥き出しとなっている亀頭を集中的に指で刺激していく。
「あっ・・・あぁっ・・・!」
 ビクッと、潤は敏感に身体を震わせてくる。
「せっかく、こうしてお前の欲求不満に付き合ってやってんだ。俺をシラけさせるな」
「ひぁっ・・・や、やめてください、監督っ・・・!」
「やめて欲しい?いいぜ、俺は別にそれでも。また前みたいに、この部室へ夜コソコソ忍び込
みながら、素っ裸で一人虚しくオナニーするだけの日々でいいならな」
「ううっ・・・くっ・・・」
 ついに耐え切れなくなった潤の瞳から、ボロボロと大粒の涙が零れ出していく。
 しかしその一方で、俺に刺激される潤の亀頭部分はいつしかすっかり潤いに満ちていた。透
明な液体が糸を引いて、床へと垂れ落ちていく。
「だけどよ、もうその程度じゃ、お前にとっての『刺激的な息抜き』にはならなくなってるん
じゃないのか?」
「し、信じてください・・・俺は別に・・・あれは、本当に魔がさして・・・」
 ベソを掻く様な声で、必死に潤は言ってくる。
 しかしそんな潤を、俺はせせら笑う。
「たく、何回その言い訳すりゃ気が済むんだ。最初がどうであれ、今のお前は十分に淫乱な身
体になってるだろが」
 ペニスを扱きながら、俺はもう一方の手で潤の乳首を摘まんだ。
「あっ・・・んぁっ・・・!」
 その小さな突起を俺に擦られ、潤は身悶えながら悩ましげな声を発してくる。その胸の刺激
に反応してか、ペニスもまた先走りの雫を撒き散らせながら、いっそう激しく上下に跳ねてき
ていた。
 潤のプライドは今や俺によって徹底的に踏み躙られながら、それでもなおこの倒錯した快楽
に翻弄され、妖艶に喘ぐ。さっきまで元気よくグラウンドを駆け、練習に邁進していたあの爽
やかなサッカー少年の姿は、もうそこにはなかった。
36名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 22:00:48 ID:fceSA9fl
↑気に入っていただければ、また続き投稿します。
37名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 22:14:57 ID:1pPMqtT9
>>36

ぜひお願いします!
38名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 16:06:15 ID:gkIhML3a
「して欲しい事があるなら、自分で準備をしろ」
 俺はそう言うと、潤から一旦身体を離す。
 すっかり火照った身体と、その内で昂り続ける耐え難い欲求を前に、もう潤が躊躇いを見せる
事はなかった。
 再び傍観するだけとなった俺の前で、潤はさっそくその『準備』に取り掛かる。
 机の前に脚を大きく広げて立ち、その台の上へと潤は上半身を突っ伏す。そして背後に立つ俺
へと向けて、腰を高く突き出してきた。潤の無防備なアナルが、俺の視界へありありと曝け出さ
れてくる。
 やがて潤は唾液で指先を濡らすと、その手を己のアナルへと伸ばしていった。
「んっ・・・ああっ・・・」
 潤の中指が、収縮する蕾を強引に押し広げていきながら、その中へゆっくりと埋められていく。
 俺は無言のまま、そんな潤の行為を眺め続けていた。
そして時間を要する事もなく、指は根元まで潤自身の内腔へしっかりと挿入される。
「はぁ・・・んっ・・・んぁっ・・・」
 中で指を積極的に動かし、潤は喘ぎながら強張った身体を小刻みに震わせる。
「ちょっとの間で、もうすっかりケツの味を覚えたみたいだな。最初、俺に無理矢理ぶち込まれ
て、ギャーギャー泣き喚いてた時とは大違いだ」
 俺はそう言うも、もう潤の耳には届いていない様子であった。
傍らにいる俺という存在すらもう意識外となっているのか、潤は息を荒げながら黙々と自らの
アナルを弄り続ける。しばらくすると、今度は中指と人差し指、二本同時に改めてアナルへ大胆
に潤は押し込んでいく。
「あっ・・・んぁっ・・・んんっ・・・!」
俺が強いている事とはいえ、潤はすっかり理性による抑圧から解放されたとばかり、その痴態
に塗れた快楽へと没頭していく。
 俺は平静さを装ってはいたものの、その淫靡さを増すばかりの少年の姿に、いつしかすっかり
魅入ってしまうのだった。
39名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 17:29:31 ID:gkIhML3a
(まさか、ここまで俺の思い通りになるとはな)
 俺の中で、この潤という少年の中に潜んでいたその歪んだ欲望を知った日の記憶が、ありあ
りと思い起こされてくる。
 それは、ほんのわずか三ヶ月前の出来事。
 一日の仕事を終え、帰りがてら校庭の見回りをしていた時の事である。すでに空はとっくに
暗くなっている時間帯、もう誰もいないはずの部室棟の中で人の気配を察した俺は、こっそり
と近付き窓から室内を覗き込んだ。 
 暗い部室の中に立つ、一体の人影。暗さに目が慣れ、その姿が鮮明になっていくにつれ、俺
は夢でも見ているのではないかと、本気でその現実を疑った程である。不良生徒がタバコでも
吸っているのかと、その程度しか想像していなかった俺の視界に飛び込んできたのは、あまり
に衝撃的な光景であった。
 部室内にいたのは、自身が顧問を務めるサッカー部の部員。その才能は同学年の部員達の中
でも突出しており、俺もこの生徒に次期エースとしての期待を込めていた。品行方正で勉強の
成績もよく、まさに非の打ちどころのない優等生の川村潤。
 その明るく清々しい少年という仮面が剥がされた現場を、俺は見てしまったのである。
 俺は最初、すっかり理解不能に陥っていた。暗闇の部室の中、潤は一糸纏わぬ姿となりなが
ら、仁王立ちで荒々しい呼吸を狭い室内に響かせ、ギンギンに勃起した己のペニスを激しく扱
き立てていたのだった。
 瞑目し、倒錯の恍惚に満ちた少年の表情が、室内へ踏み込んだ俺の前で、一転して絶望に歪
んでいったあの時の潤の惨め極まりない姿は、今でも脳裏にしっかりと焼き付いている。
「監督・・・お願いします・・・俺、もう我慢出来ません・・・」
 潤の声で、俺は我に返った。
 そこにいるのは、今や人前であろうともありのままの欲望を曝け出す少年。すっかり解され
たアナルを突き出してきながら、潤は俺へと必死に訴えてきている。
40名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 18:17:54.51 ID:WiT3ErGK
GJ!
コーフンしてきたぜ。
ぜひ続きも宜しく。
41名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 22:18:06.20 ID:0aUSWiVX
まとめて投下しろカス
他の人が投下したくても投下できねーだろが
42名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 23:39:12.66 ID:lFTiQ/5A
まぁまあ、次から気を付けて貰えばいい事だし、あんまり目くじらを立てるもんでもないだろう
43名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 13:54:57.49 ID:16PdZlpa
「あはは、馬鹿じゃないの?」
少女の様に愛らしい幼い少年が、黒塗りのソファの上から見下す様に床に裸の儘で這い蹲る、青年を見つめた。
幼い少年の名前はアオ。床に這い蹲る青年に名前は無い。
「君は、奴隷何だよ、解る?逃げようとしても無駄だよ」
アオは口角を吊り上げ、幼く柔らかい足で青年の顎を持ち上げた。反抗的な瞳がアオを捉える。
背筋に電撃が走る様な妙な感覚にアオは、“気分が良いな”と思い嘲笑する様に鼻で笑った。
青年は奴隷では無い。アオがそう言ったのは自身に彼が逆らえない事を知って居るからだろう。
青年はアオの為に両親が用意した、世話係だった。青年には身寄りもなく、施設で育った。
しかし頭がよく、勉強ができたため、建前ではアオの兄として。アオの両親が青年を養子として取ったのだ。
名前が無いと言ったのは、青年はこの家に来てから名前で呼ばれた事は無かった。
アオの両親は余りにも愛らしいアオを溺愛するあまり、自宅へ帰ってこれば、青年を愛する事はなく。
一言目には“アオ”と紡いだ。青年は此処に来れば愛されるのだ、と思っていたためか、酷くアオに憎しみを抱いていた。
けれどアオを傷付けたら、自分を愛してくれるかもしれない、義理の両親に嫌われてしまう。
そんな事を考えては彼は何をする事も出来なかったのだ。

毎日、毎日。彼はアオを弟として必死に接しようとした。勉強だって教えたし。
毎日の様に遊びもした、けれど今日のアオは可笑しかった。何やら苛々した様子で青年に命令をした。
『裸になれ、パパとママにお兄ちゃんが遊んでくれないって言うよ?』と、無邪気な笑顔で告げたのだ。
青年は両親に愛されたいが余りに、羞恥を捨て衣服を脱いだ。その簡単に脱いでしまう反応にアオは
つまらなそうに青年の体を下から上へと見詰めた。
そして可愛らしい声で『其処に寝転べ』と食指を床に向けながら言った。
青年に「嫌だ」と言う選択肢はなく、大人しく床へと這い蹲る様に寝転んだ。
灰がつぶれる様な感覚に、羞恥もあいまって死にそうな位息苦しく感じた。
44名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 14:15:01.34 ID:16PdZlpa
それが、冒頭の出来事である。
アオの“奴隷”という言葉に青年は唇を噛み締めながらも言い返す事はしなかった。
「詰らない、詰らないよ。ねぇお兄ちゃん遊ぼうよ」
「ん゛っ…!んんく、…」
アオは笑顔の儘幼い小さな足を彼の口の中へと押し込んだ、思わずその足に噛み付きそうになったが。
この非現実的な行動に戸惑い、必死に大きく口を開いた。
「ねぇ、お兄ちゃんは、奴隷だから、犬みたいに“チンチン”する事もできるよね」
「ん、・・・・・・ッンぐ、」
「ああ、そうか、喋れないよね。ごめんね、じゃあ抜いてあげるから、体起して、犬みたいにやってみせてよ」
アオは相変わらず意地の悪い笑顔を浮かべて、青年の涎でぬらぬら、と卑猥になった脚を引き抜き、犬に躾させるように言葉を続けた。
アオはソファの背凭れに肘を付き、青年の反応を見つめ笑う。青年は今この空間が何なのか理解する事も儘ならず
戸惑いながらも体を起し、犬の様に体制を変え両手を胸板の前で拳を緩く作った。
無意識に下半身に熱が集中して行くのが解る、青年の男性器は熱く形を変え始めて居た。胸板の小さなしこりもまた赤く膨れ。
アオの命令に興奮を初めて居たのだ。
「あっはは、君は奴隷じゃない、犬だ。欲に忠実で、愛されたいのに愛されないそんな現実に耐えて、年下の僕に命令されて喜んでる
君は本当に犬だ、淫乱で卑猥で、最悪の犬だ!」
アオは青年の行動を楽し気に見て居たが、下半身のソレを見ては瞳を見開き一瞬驚いた様な顔を作ったが。
急に笑い声を上げるとソファの上に立ち、ソファから飛び跳ねる様に降り馬鹿にするように言葉を続け青年の男性器を握った。
罵倒さえも興奮し、青年の息が上がって行く。根元を握られもどかしさに青年は腰を揺らした
「は、あ、…アオ…あお、っ」
「犬が、アオ何て呼ばないでよ、君は犬だって言ってるだろう?犬だったら何すれば良いか解るよね」
「っ…わ、ン…わっん」
青年は幼い義弟に、男性器を扱かれ、悔しさに目尻に涙が滲んだが、興奮がまさり、犬の様な声で嬌声を上げた。
その姿に満足したのか幼い手を用いて青年の男性器を激しく上下に扱き、赤くはれ上がった胸板のシコリを甘噛みし吸い上げた。
45名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 14:34:09.05 ID:16PdZlpa
「は、ッん!わ…ン、ワン!ぁっ…う」
青年は興奮して居た、見下される様な感覚に鳴き声は止まらず、胸のしこりを吸い上げられると共に
大量の白く濁った蜜を吐きだした。この家に来てから抜いて居なかった事もあるのかもしれないが、
その白濁は量が多く、青臭い様な香りが室内に充満する。アオの手は汚れ微量の白濁が服を汚していた。
「ねぇ、誰がイッて良いって言ったの?それに凄い匂い、こんな出して楽しい?犬のくせにこうやって扱かれてさぁ」
「…、は、ごめん、なさ、…ごめんなさいっ…は」
「良い子、僕も興奮しちゃった…ね…。犬なんだか出来るでしょ、僕の…此処舐めて解してよ」
アオは青年の前に白濁で汚れた手を差し出しながら、馬鹿にした様に続ける。
青年は、この時すでにアオの奴隷だった。興奮しただ、気持ちがよかった、独特の臭みと味のその白濁に舌先を這わせ。
恍惚とした表情でアオを見つめた。鼓動が高まり、肌が熱く、自身が愛されてる様な感覚に脳味噌が蕩けそうだった。
白濁を舐め取る青年に満足したのか、アオは下半身に身につける衣服を落とした。
幼く皮を被っている男性器は、申し訳程度に膨らんで居たが、アオはソファに両手を付き、青年に尻を向ける。
そこにある蕾はアオの興奮によりヒクヒクと厭らしく蠢いていた。幼さの残る肢体とその厭らしさに
性経験の無い青年は思わず生唾を飲み込んだ、その音にアオはこれからの行為を期待し腰を揺らした。
「早くしてよ、犬なんだ…っひ、あぁン!!や…、いきなり、犬の癖にっ、あっあ」
催促するように、アオは肩越しに振り返ったが青年に尻閧掴まれ厭らしく潤う蕾に青年の生温かい舌先が挿入される。
青年は匂いとシチュエーションに興奮は収まらず水音を立てながら舐める。
その瞳は既に坐っており、理性のかけらは無かった。アオは自慰では得られない程の刺激に舌先を突き出し喘いだ。
青年の手は幼いアオの男性器を握り蕾を舐めながら、扱いた。青年の男性器もまた興奮から大きくなり透明な蜜を垂らしていた。
「あ、駄目ぇッ!犬の癖に、駄目なの、僕の…さわっちゃらめぇっ!!ひうン」
アオは先程までの強気な態度は何処へ行ってしまったのか、卑猥な表情で夢中で快感を貪って居た。
アオは愛らしさ故幼い頃世話役をしていた男性に悪戯をされた事があった。その後遺症なのか思いだしては
自慰という言葉も知らず蕾を弄って居た。だからか久々に他人から与えらた快感に幼児の様な言葉でヒクヒクと舌先を締め付けた。
46名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 14:53:13.17 ID:16PdZlpa
「あ、…ン、何?何で……あァッ!!んあぁっ…犬の、おチンチンが入ってきひゃっ…らめぇっひうっん!!」
不意に舌先を引き抜かれ、生理的な涙を浮かべながら青年を見上げた。アオの頭にも今理性という言葉はなく
ただのプライドと悦楽のみが同居し、必死に強請ってしまいそうになるのを我慢していたが。
蕾に青年ど男性器が添えられると奥まで挿入されてしまった。その衝撃にアオの男性器からは微量の白濁が出てしまう。
黒塗りのソファを汚した。アオの表情は口元は半開き、今この状況に興奮が止まらない様子だった。
「アオ、っあお・・・、ッ!」
「…ひぁ、ンッ、ん!!…気持ちいいよっ犬、チンポ気持ちいいよ、あはっ、んあっ」
「…アオ、ンっ・・・あおっ」
青年は自分の下で喘ぐアオに興奮し、名前を何度も何度も呼びながら腰を打ちつける。
幼いアオには不釣り合いな青年の大きな男性器に前立腺を掏られ、頭をソファの背凭れに押し付け耐えた。
蕾の中で青年の男性器が震えるのが解る、達しそうなのだ、ピストン運動が速くなった。
「あ、アオ、イッ!イっちゃ…う、良い?出して良い?犬チンポで種付け、して良い?」
「は、う…ン、駄目ぇっ、や…僕の犬に本当にな、る?ねぇなるなら良いよ、出して…沢山出して、僕が一生愛してあげ、るっ」
「…あ、う、…わン、わぉッ、ン!!!」
青年は射精してしまいそうな感覚に耐えながら、アオもといご主人様に問いかける。アオは意識が飛んでしまいそうな律動に耐えながら
提案をする。青年はアオの言葉が言い終えるか否か位に返事の変わりに大きく泣きアオの中へと欲望を流し込む。
アオは意識を飛ばしソファへと肢体を落とした。また青年もアオの言葉に満足したのか覆いかぶさる様にアオの上へと崩れて行った。

「…ほら、犬…、此処においで」
それから二人の関係は義理の兄弟から変わり、ご主人様と犬へと変わった。アオは愛しそうに黒塗りのソファに寝転び
青年を呼ぶ、青年は首輪を付けられ全裸の儘四つん這いでアオに近寄る。アオの手元には生クリームがありアオはその生クリームを
指先で掬うとアオの前へと、差し出す。

アオはこうなる事を望んでいた。昔から自分の容姿ゆえに両親は甘く、そして周りも自分を愛してくれた。
けれど新しく兄になった人は違う、見た目だけしか気にしない下らない、両親に愛されたくて。
誰からも愛されている自分を恨んでいたのだ、それが堪らなく楽しかった、この人が自分の物になれば良い。
そう歪んだ想いをブツけたのだ、愛されることに飢えた青年を愛で縛って、見下してやろうと。
この幼い少年は考えていたのでした。                          無理矢理おわり。
47名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 14:55:24.61 ID:16PdZlpa
初めて、書かせてもらいましたorz
読みにくかったらすみません…。読んでくださってありがとうごさいました
48名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 19:57:19.85 ID:PsND6R+k
GJ!最近投下が多くて何よりだ
49名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 19:24:34 ID:JlxrOHry
いいねいいねショタが精神的に攻めっていうカップルは!
GJ過ぎて俺のチンポが号泣した。
50名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 00:58:11 ID:kOptYgG8
GJすぎる
こういうの大好きだわ
51名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 06:25:59.66 ID:w2/yThDr
>>47
GJ!最高!
抜いたわ
52名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 01:36:21.13 ID:aalibFOZ
いまさらながら、アニメ「放浪息子」を見はじめた。
キャラクターたちは原作の柔らかい絵柄が再現されているし
背景美術はきらめくような美しさで、見てるだけで心が洗われるよ。

引っ込み思案なにとりんはレイプされても誰にも言わずに一人で苦しむんだろうね。
被害届を出したところで、「女装して出歩いてるのが悪いんだろ」って
セカンドレイプされまくりだろうしね。
画像をネタに呼び出せば、真っ青な顔しつつ、きれいにおめかしして来てくれるんだ。
大人の男の人たちを大勢集めてあげたよ。みんなにとりんのことが大好きなんだ。
女の子になりたいんだよね? これからずっと女の子として可愛がってあげるよ。
嬉しいよね、にとりん。
53名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 17:59:06.94 ID:Gwmou0LD
投下します

「やっ・・・離せ、離せよ!」
 男達に組み伏せられる中、必死になって少年は抗おうとする。
 しかし四人の男達を相手に、わずか十一歳の少年がどれだけ抵抗しようとも、まるで彼らが怯む気配はない。
 とある海辺の民宿。この宿の息子である新田博人は、宿泊する男達に夜部屋へと誘い込まれるや、突然にその狂暴なる本性と欲望を身をもって思い知らされるのだった。
「ほらほら、君も客商売の家の子なんだし、このくらいのサービスはしてもらわなきゃ」
 男の一人がそう言うや、博人の穿いていたハーフパンツを下着ごと一気に引き下ろす。
「い、いやだ、見るな!」
 四肢を拘束される博人は、男達の前で呆気なく局部を曝け出されてしまう。
前を隠す事すら許されず、己のペニスへと四人の男達の視線が容赦なく浴びせられる。その屈辱と羞恥に、博人の瞳は見る見る潤んできてしまう。
「生意気だねぇ。少しは客への御持て成しっていうのを、身に付けなさい」
 男の一人がそう言うや、他の仲間達と目配せをした。
 その直後、男達は手際のいい連携で博人の身体をひっくり返し、今度を俯けにして畳へと押し付けてくる。
 そして一人が博人の両腰をしっかりと掴み、グイっと突き出させる様に引き寄せた。
「あっ・・・やぁっ・・・!」
「フフ、こっちもなかなか可愛いじゃないか」
「このプリプリの肌が、何ともいえない堪らなさだ」
 男達の手が、奪い合う様に博人の臀部へと伸ばされてくる。
 乱暴に臀部を弄られながら、抵抗も敵わない博人はひたすら耐え続けるしかなかった。
「ひぃっ・・・あっ・・・!」
 何度となく、博人は男達の手から逃げる様に腰を捩らせる。しかしそれはあまりに微々たる抵抗でしかない。
 一向に従順さを見せない博人に対し、さすがに男達も苛立ちを浮かべ始めてきた。
「もう少し静かにしなさい。他の部屋の人達にも、君のこんなエッチな姿が気付かれてもいいのかい?」
 男の一人が突然、博人の露わに晒されるアナルへと、中指を押し付けてくる。
「んんっ・・・ひぁっ・・・」
 一気に博人の表情が引き攣った。
 ググッと、男の指が博人のアナルの入り口を強引に押し広げ、その中へと押し込められていく。
54名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 18:00:16.42 ID:Gwmou0LD
「おお、やはり初めての子のお尻はなかなか鮮度がいい」
「どれどれ、君のここはもう大人の遊びを知ってるのかな?」
 もう一人の男が、今度は博人の前へ手を伸ばしてくる。
 力なく垂れ下がる博人のペニスはしっかりと掴まれ、そのまま男は上下に手を動かし乱暴に扱き立ててきた。
「ああっ・・・んぅっ・・・あっ・・・!」
 前と後ろを、博人は男達によって同時に刺激されていく。
「っ・・・!」
 その時、少年のアナルを弄っていた男の指が、内壁のある一点を刺激してくるや、博人は電流を流されるかの様な、強烈な感覚が全身を駆け巡る。
 ビクッと、激しく震える少年の反応に、男達は色めき立つ。
「ほぅ、ここが感じるんだね?」
「ひぁっ・・・だ、だめっ・・・あぁっ・・・!」
 さらに容赦なく、そして大胆に博人の身体は責められ続ける。他の男達も、博人の乳首や太股といった敏感な場所へと指を這わせていく。
 そんな中、博人のペニスはいつの間にかすっかりその形を変えていた。疼く様な感覚が、男達からの刺激で急速に増していき、いっそう博人を身悶えさせる。
(えっ・・・何か出る、出ちゃうっ!)
 その瞬間、博人は大きく背筋を仰け反らせた。
「ああっ!」
 男達の前で、博人は生まれて初めての射精へと導かれるのだった。
 幼い少年の身体は、まださほどの精液を放つ事はなかった。それでも博人は痙攣する様に身を震わせながら、ビュッとその白い液体を噴出させる。
 そんな博人に、男達はさも満足そうな笑みを浮かべていた。
「君はなかなか素質がありそうだね、楽しめそうだ」
 何が何だかさっぱり分らぬ内、博人は自分の中で何か巨大なものが爆発した様な感覚であった。そしてその後、頭の中で思考が全て吹き飛び真っ白となってしまう。
 激しい虚脱感に襲われ、博人は朦朧となって息を荒げる。
 しかしそんな博人の前では、男達が次々と衣服を脱ぎ去り、この少年の痴態によって煽られた欲望を曝け出す。
「さぁ、今度はおじさん達が気持よくなる番だ」
 男達の狂宴から、まだ博人が解放されるには程遠かった。

(終)
55名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 19:41:02.66 ID:ZOOceFho
短いけど良かった
★★★☆☆
56名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 23:25:49.23 ID:VXG/1BOm
>>55のせいでなえた
★☆☆☆☆
57名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 14:44:54.16 ID:PGOvBU/I
まだ幼い少年は性的な快感にも不慣れで敏感だから、たった一度の射精で頭が真っ白になるくらい気持ちいいんだよね。
そんな男の子がガン掘りされて、ケツアクメに追い遣られたらどうなっちゃうんだろう。
ドライオーガズムなんて味わわされたらそれこそ半狂乱だよね。頭が狂ってチンポの奴隷になっちゃうよね。
58名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 16:42:48.57 ID:NmSS2zqj
あーあ、女の子みたいに可愛い少年を、性器だけ成長させる魔法ってないかなー
陰毛は生えないけど包皮は剥けて、成人サイズの男性器。
精巣の精子生産能力は思春期ど真ん中の中高生の100倍にして、
男に犯されてるときだけ射精に至ることができるって感じの。
59名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 19:36:34.96 ID:CHKrvH4r
>58

見た目はまるで女の子な華奢な美少年がケツ穴を犯されて白目を剥きながら、ぶっといチンポからドバドバ射精するんだね。
すげーいいビジュアルで激しく萌える。
60名無しさん@ピンキー:2011/03/14(月) 02:55:02.05 ID:W6J/GghW
子狐たゅんの人、もううpしてくんないのかな?
あの人のバカっぽい変態っぷり、かなり好きだったんだがwwwww
61名無しさん@ピンキー:2011/03/14(月) 19:56:37.68 ID:wBxSxVij
>>53-54
初物開発ネタ好きだ!GJ!
62名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 15:36:24.57 ID:7HjL+G0U
『お子様が無茶するな』

「ば、バカ、やめろっ……!」
 いきなりの事に、狼狽する俺の声は裏返ってしまう。
 しかし床へと座っていた俺の腰へと跨って身を乗せてくる修治には、一向に離れようとする気配はない。
 そんな俺へと、修治は確固たる意志をその瞳に宿らせて口を開いてくる。
「もう俺だってガキじゃないって事、ナオ兄ちゃんに分からせてやるから」
「いや……そういう意味で大人だってのを説明されても……」
 俺は戸惑い、目のやり場に困ってしまう。
 ピッタリと身体を密着させてくる修治。その下半身は、すでに靴下以外何も身に着けていない。しかもあろう事か、俺の股間へ押し付けてくる修治の曝け出されたモノが、このいつまでも無垢な子供だと思っていた少年の成長を俺に否応なく思い知らされる。
 休日の昼下がり、家へ遊びにやって来た修治から、俺は自室にてあまりに大胆なるアプローチを受ける事となった。
 修治は俺の幼なじみの弟で、昔から俺を二人目の兄貴のごとく慕ってくれていた少年である。かくいう俺も末っ子とあって、こいつの事は本当の弟のごとく昔から可愛がっていた。しかしまさか、修治が抱く俺への好意がこんな形になっていたなど、予想外にも程がある。
 俺が唖然としている間にも、修治はさらなる大胆な行動を起こしてきた。
「ちょっ……ホントやめろって……!」
 俺の穿くズボンのファスナーは引き下ろされ、修治によって強引に己のを引き出されてしまう。
 そしてすっかり火照った修治のペニスが、俺のへと押し付けられてくる。
「お、落ち着け、修治!」
「ここまでやって、落ち着ける訳ないだろ……」
 すっかり顔を紅潮させ、俺へと真摯な瞳を修治は向けてきていた。
 そんな修治の向けられる瞳に、俺は思わずドキッとしてしまう。
(え……嘘だろ……)
 修治の熱い眼差しと、その溢れんばかりな欲望の勢いをまざまざと感じさせられている内、しだいに俺の胸は苦しいまでに鼓動を高鳴らせていく。
 修治はそんな中、腰を動かしてきて俺のへとその熱いペニスを擦り付けてきた。
「うっ……!」
 その刺激が、最近失恋してすっかり欲求不満だった俺の欲望を、単純なまでに目覚めさせてきてしまう。
(ムスコよ、相手を考えろ!)
 しかしそんな心の叫びなど完全に無視し、俺の欲望は刻一刻と変化を露骨にさせていく。
「ああっ……ナオ兄ちゃんの、すっげぇ硬くて……熱い……」
 いつしかすっかり熱い塊と化した二つの幹が、強く擦り合わされていく。
(………)
 しだいに俺は、この状況を前に抗えなくなってきてしまう。温かな修治の吐息と体温。そしてどこか妖艶にすら映る、赤らんだその幼い顔。五感で感じさせられる修治という存在に、俺の中で制御し難い衝動を昂ぶらせていく。
 自然と、俺はそんな修治の背中へと両腕を回していた。
「っ……!」
 その時、俺の腕で包み込まれた修治の身体がビクッと震える。
63名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 15:40:17.10 ID:7HjL+G0U

「修治?」
「な、何でもない……」
 慌てて取り繕う様に、修治は答えてきた。しかしその表情は、すっかり怯えた様子で固まっている。
 どうやら俺がその気になった事で、初めてながらこんな無謀な真似事をしている修治の方が逆に動転し始めているらしい。
「……無理すんなって」
 俺はフッと微笑を浮かべ、そんな修治の頭を優しく撫でた。
 どこか照れ臭そうに、修治は俺の肩へとその真っ赤にさせた顔を埋めてくる。
 修治が再び落ち着くまで、俺は努めて優しくその小柄な身体を抱き締めていた。
「大丈夫……俺、頑張るから……」
 やがてそう、修治はポツリと呟く。
 修治の言葉に、俺はもう何も言えなかった。
 そしてまた、修治は腰をゆっくりと動かしてき、密着する互いの欲望を摩擦させてくる。
 しだいに俺も修治も、呼吸が荒くなってきてしまう。そしていつしか俺は、そんな修治のリズムに合わせて腰を動かしていた。
「あっ……んんっ……」
 修治の力強い拍動を感じさせられながら、俺の中でいよいよ本格的な高まりが込み上がっていく。
「はぁっ……ああっ……!」
 今まで聞いた事もなかった、修治のあまりに艶っぽい喘ぎ声。その表情には、恍惚の色を浮かばせてきている。
 俺も修治も、無我夢中で腰を動かしていく。互いのペニスを擦り付け合いながら、もうその頃には快感への衝動にひたすら突き動かされていくのだった。
「ナオ兄ちゃん……俺、俺もうっ……!」
 涙ぐむ様な声で、修治がそう訴えてくる。
「いいぜ、好きなだけ気持ちよくなれ。俺だって……」
「ああっ!」
 修治が甲高い声を発し、大きく背筋を仰け反らせてきた。
 俺もまた、痙攣する様に腰を震わせる。
 ほぼ同時に、俺達の中で限界を迎えた欲望が爆発した。
 俺達はしばし放心状態となりながらも、しっかりと互いの身体を求め合う様に強く抱き締める。
「今度からは、服脱ごうな」
「……うん」
 大量の白濁をシャツやズボンへ撒き散らせた事後のあり様に、俺達はそう反省するのだった。
64名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 04:45:49.11 ID:dxBT3ctV
乙乙
簡潔で良いね
65名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 07:11:02.74 ID:IglS4bGE
乙でした!
正統派っぽくて非常に良いです。ナオ兄がまた可愛らしい…!
66名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 18:49:40.56 ID:1zX0lTEK
『放課後の攻防』

「とりあえず、一回でいいからスッキリしようぜ」
 人気のない校舎裏に連れ込まれるや、涼は先輩である祐平によって壁へ背中を押し付けられ、すっかり身動きを奪われてしまう。
 さすがにそんな有無を言わせない祐平の強引さに、涼は呆れ果ててしまうものがあった。
「先輩がただスッキリしたいだけでしょうが……」
「しょうがねーだろ。あんな話に参加してたら、誰だってムラムラしちまうよ」
「………」
 事の発端は、練習後の部室における何気ない会話。色々と好奇心も元気も旺盛な中学生男子達とあって、部室における気心の知れた仲間内での会話は、いつしかハードな下ネタで大盛り上がりとなってしまったのである。
 しかしそんなバカバカしくも無邪気な野郎達の放課後において、祐平の欲情は制御不能となってしまったらしい。
(全く、サル並みの単純さじゃねぇか、この人……)
 先輩である祐平のセフレというふざけた立場にさせられていた涼にとっては、いい迷惑であった。もう夕暮れ時であるというのに、この様子では容易に帰れそうにない。
「ほら、ジッとしてろ」
 しかしそんな中、当の祐平はさっさと行動を開始してきてしまう。
 未だユニホーム姿である涼へと右手が伸ばされるや、穿いていたハーフパンツの上から股間をしっかりと掴まれた。
「やっぱ、他の場所にしましょうよ……さすがに学校は……」
 涼はそう、困惑の声を上げる。いくら放課後の校舎裏とはいえ、誰も来ないという保証はどこにもない。むしろこんな時間帯であるからこそ、教師が見回りにやって来る可能性も十分にあった。
 しかしそんな涼を無視し、祐平は執拗に股間を弄っていく。
(あっ……ヤバい……)
 何だかんだで、涼とて健全な思春期男子である。加えられる祐平からの刺激に、時間を要する事なく若々しい欲望が火照ってきてしまう。我ながらその不甲斐なさに、涼は情けなさを覚えてならなかった。
「お前ってさ、グダグダ文句言ってくる割にゃ、いつも呆気ないよな」
 そんな祐平の言葉が、涼の心にグサリと突き刺さる。
「こんな勃起まる分かりな状態で、校門を出て通りは歩けないだろ?」
 股間部分だけが不自然に布地を盛り上がらせていく涼の姿を眺めながら、祐平は意地悪っぽく問い掛けてくる。
 気まずさに、堪らず涼はそんな祐平から視線を逸らす。
「せ、先輩が……勝手に始めてくるから……」
「今さらカッコ付けたところで、俺からすりゃ余計に無様にしか見えないんだけど?」
「うっ……」
 反論出来ない悔しさが、涼の表情に滲んでいく。
67名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 18:50:59.08 ID:1zX0lTEK
「素直になって、さっさと終わらせて帰ろうぜ」
「………」
「まだ不満そうだな?」
「大ありっすよ」
「強情だなぁ。お前だって、練習で疲れた後は何か無性にヤリたい気分とかなるだろ?」
「先輩と一緒にしないでください!」
「へぇ、そういう事言うんだ?」
 不敵な笑みを浮かべ、祐平はその硬くなった涼の股間へといっそう圧力を増していく。
「んっ……はぁっ……」
 吐息交じりの喘ぎを洩らしながら、涼はもどかしさに腰を捩る。
 そんな涼の股間へ、祐平の指はいよいよその動きを活発にさせてきた。
 グッと、涼の全身が過剰なまでに力んでくる。不本意極まりないとはいえ、祐平からの刺激に欲望は否応なく昂ぶってきてしまう。
「クールぶってたくせして、お前の方が俺よりノリノリになってきてんじゃん」
 すると今度は祐平の左手が、涼のシャツの裾から中へと差し込まれてきた。
「あっ……あぁっ……」
 胸肌を撫でられ、乳首を指先でくすぐる様に刺激される。それだけで身体は敏感に反応してきてしまい、その二つの小さな突起は硬く張り詰めてきてしまう。
 完全に主導権を握り、祐平はますます得意気となっていく。
「せ、先輩……」
「何だよ?」
「………」
 思わず衝動的に洩らしそうになった言葉を、涼は寸前で呑み込んだ。ここまできて、祐平に屈服する事が涼には耐え難くてならない。しかし面子や理性を保とうとすればする程、今の涼にとってもはや苦痛でしかなかった。
「黙ってちゃ、こっちだってどうしていいか分からないんだけど?」
「い、いちいち答えさせないでください、分かるでしょうが!」
 俯けた顔を真っ赤にさせ、涼は自棄気味に叫ぶ。
 そんな涼に、祐平はクスッと笑う。
「お前のお陰で、俺はツンデレってもんの魅力を理解出来たよ」
「あっ……!」
 穿いていたハーフパンツが、祐平によって下着ごと一気に引き下ろされた。
 すっかり形を変えた涼のペニスが、祐平の前で逞しく反り返った姿を露わにさせる。
「もうこんなんじゃ、場所を変えるとか言っていられる余裕はないだろ?」
 涼のをマジマジと見下ろしながら、祐平はそう満足そうに言ってくる。
「卑怯だ……」
 恨めし気にそう呟くも、涼がもはや祐平に対し何ら抗えなくなっている事は、その力強く脈打つ猛々しい少年のペニスが明確に物語っているのだった。

(終)
68名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 21:21:48.59 ID:Ll/cLInl
今からヌく
69名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 19:12:04.88 ID:xNyjgKQj
>>62
ナオ兄って聞いた途端、「オトスキ」のナオ兄を思い出したのは俺だけじゃないはず
70名無しさん@ピンキー:2011/03/21(月) 04:55:01.59 ID:PhRpI/9a
ってゆーか、お前ら地震の方は大丈夫なのか?
職人達、無事ならいいが…
71名無しさん@ピンキー:2011/03/22(火) 00:33:38.45 ID:jRrPglM0
トリは生きてる様だが、後はブログやってる人知らないから分からねーなぁ。
72名無しさん@ピンキー:2011/03/22(火) 07:03:01.24 ID:J8nYLNwt
中国の名産品の一つには男子小学生の小便で作るゆで卵があるらしい
で、調べてみるとどうも小さい男の子の小便というのは漢方学では薬なんだそうだ

誰かそういうネタで一本お願いします!
73名無しさん@ピンキー:2011/03/22(火) 09:50:22.86 ID:/FhcqcL1
スカはちょっと…
74名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 02:07:04.43 ID:AFVZ6L3f
スカはうんこはムリだが、おしっこならイケる
75名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 02:49:01.50 ID:Yt+07uOj
むしろオシコはイイッ!
76名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 06:24:45.24 ID:eMj/ML3O
いや、ウンコだろ
77名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 14:14:09.81 ID:RZ/zDl9r
うんこはいやああああああ
78名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 14:14:41.76 ID:RZ/zDl9r
おしっこはええよ
79名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 14:29:45.91 ID:iPh9/zFn
小6(男)6人で ちょっとHな 王様 ゲーム
http://live.nicovideo.jp/watch/lv44148170
80名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 18:56:08.54 ID:PW/aiZWm
女装バニー中学生モノとか欲しいな
81名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 22:37:44.51 ID:AFVZ6L3f
82名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 22:21:33.54 ID:6MJu1Wmg
>>81
ごちそうさまでした。朝昼晩と三回抜きました
83名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 18:19:39.11 ID:AY4FVA2n
なんか可愛い洋ショタアップしているブログがある〜
http://ameblo.jp/liiile-cute/
84名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 22:17:18.67 ID:E88HGPK3
妄想を自動文章化してくれる機械がほしいよドラえもん
85名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 00:25:37.09 ID:ZDbmU7aH
頭の中ではエロエロなショタがあんなことやこんなことをしているのに、
いざモノとして書き表そうとすると全然無理だよな
職人てやつらは何かの特殊能力持ちなんだろうかね
86名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 18:50:19.10 ID:Wer+X0Vm
wikiが更新されとるな
87名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 19:06:18.75 ID:3H47TGRX
叩かれて泣いて出て行くくらいなら、最初からpixivで書いてれば良かったものを。
2chで活動してる分際で煽り耐性が低過ぎるな。
88名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 00:21:33.96 ID:K0fh7Kti
純也君の人も生きていたようだ
89名無しさん@ピンキー:2011/03/30(水) 18:22:02.97 ID:YNl0gy/O
純也君の人も、どんどん作風が広がって来ていい感じ。
今回のはむしろいつものヒーローモノより好きだな
90名無しさん@ピンキー:2011/03/30(水) 19:11:33.63 ID:vD5y0NJS
どこかで活動しているんですか純也君の人は?
91名無しさん@ピンキー:2011/03/30(水) 19:44:08.54 ID:f6Gk6TDO
>>90
件のサイトとpixiv。何故かトリ忘れのマイピク。
92名無しさん@ピンキー:2011/03/30(水) 20:05:44.30 ID:/KaV75kQ
自分もpixivに絵を上げていてssとコラボとかしてみたいとは思うけど
なかなか表明するのが怖くてだめだわ
93名無しさん@ピンキー:2011/03/30(水) 20:37:21.89 ID:eH5OqTHI
まーたpixivかよ
お前ら最近そればっかだな
94名無しさん@ピンキー:2011/03/30(水) 20:42:52.45 ID:YNl0gy/O
べつにいいじゃん。叩きばっかりの流れよりナンボかマシだろ
95名無しさん@ピンキー:2011/03/30(水) 21:48:30.87 ID:bjm7Bz8+
というか今じゃこのスレ、馬鹿が叩いたせいでメイン職人がpixivに逃げちゃって
出がらしになる寸前じゃん
96名無しさん@ピンキー:2011/03/31(木) 00:19:51.57 ID:2KJlgSTS
>>95
移行したメイン職人ってトリ氏ぐらいじゃないのか?
97名無しさん@ピンキー:2011/03/31(木) 01:29:30.44 ID:HPWl+xVL
新興の職人さんたちがいっぱい芽を出してるから大丈夫だよ。
向こうの人だって居場所は分かるし、何の不便もないじゃないか。
職人さん一人一人が自分に合う場所に居れば、それでいいと思うよ。
98名無しさん@ピンキー:2011/04/02(土) 00:19:30.76 ID:TDIXyKsK
何も知らないような子をセックスの快楽に溺れさせて、お兄さんだけの淫乱ショタにさせちゃう話が好き。
7スレ目のムラムラさせるための呪詛とか大好きだったー!
99名無しさん@ピンキー:2011/04/02(土) 16:31:25.29 ID:HPB0xK3k
今書こうと思ってる奴についてなんですが・・・
ショタ凌辱モノなら男達は
 1、不良・DQN系
 2、キモオタ・童貞系
のどっちがいいですかね?
100名無しさん@ピンキー:2011/04/02(土) 16:35:40.36 ID:TDIXyKsK
いかつい鬼畜な不良DQNが好きです。華奢で綺麗系のショタっこを乱暴にレイプして欲しいなー
101名無しさん@ピンキー:2011/04/02(土) 18:01:43.12 ID:salgdc4i
いかつい鬼畜な不良触手が好きです。華奢で綺麗系のショタっこを乱暴にレイプして欲しいなー
102名無しさん@ピンキー:2011/04/02(土) 21:51:59.02 ID:FzaH6PrT
いかつくないけど鬼畜な不良ショタが好きです。華奢で綺麗系のショタっこを乱暴にレイプして欲しいなー
103名無しさん@ピンキー:2011/04/02(土) 22:04:50.34 ID:RGvD2NtU
いかつくない華奢な綺麗ショタが好きです。デブで童貞系のキモオタを乱暴にレイプして欲しいなー
104名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 01:51:56.81 ID:AAhPcmL8
>>99
不良・DQN系のショタをキモオタ・童貞系兄さんが調教しちゃうのがいいです
105名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 02:05:56.54 ID:sP06rFVS
>>99
処女・童貞系のショタを不良・DQN系兄さんが調教しちゃうのがいいです。華奢で綺麗系のショタっこを乱暴にレイプして欲しいなー
106名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 02:07:53.75 ID:e0k8+SRt
なんだこの流れは…たまげたなぁ
107名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 06:49:35.68 ID:yejQe9O+
順列組み合わせはわたしの罪じゃないって言葉を思い出すね
108名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 11:45:12.14 ID:YlYgn98W
>>104を支持します
109名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 18:18:02.61 ID:sP06rFVS
で、>>99は結局どれにするんだ?
110名無しさん@ピンキー:2011/04/05(火) 02:15:38.01 ID:BXZcls5f
ピクシブにもショタ小説はあるけれども、数が少なかったり検索で埋もれてたりでイマイチだな。
やっぱりこのスレでまったり萌えてるのがいいぜ
111名無しさん@ピンキー:2011/04/05(火) 13:23:34.93 ID:UOSB9rfl
作品はまだ?
1121:2011/04/05(火) 22:02:41.28 ID:uqIB0raf
春休みも終盤になり、この春から中学生になる雅彦は幼なじみで2歳下の友和の家に泊まりに来ていた。
雅彦と友和の家は近所で、親同士も付き合いがあり、友和の両親が、週末を利用して親戚のお見舞い
に行くので、留守番の友和の遊び相手になってやって下さいと言われ、昼間から雅彦は友和の家に来ていた。
遊び相手と言っても、二人でゲームをやっているだけで、気がつけば外は暗くなって来ていた。
「あれ、もう6時過ぎてるよ。トモ、ご飯はどうするの?」
雅彦は伸びをしながら言った。
「お母さんが作り置きしたのがあるから、それチンして食べてだって」
と、友和は言った。
「あ、先、お風呂入る?」
友和は思い出したように続けて言う。
雅彦は一瞬ドキッとした。友和とは小さい時から、何度も一緒にお風呂も入っているが、ここ数年はそんなこともなくなった。
今更恥ずかしがる仲ではないが、友和より少し大人になった雅彦は他人の前で「裸」になることを
意識してしまった。
が、相手は年下の幼なじみである、何も恥ずかしがることはない。雅彦は、
「そうだね、先に入ろっか」
と、言って立ち上がった。

雅彦と友和は階段を降りて風呂に向かった。
113名無しさん@ピンキー:2011/04/05(火) 22:25:35.30 ID:3evip9cC
書き込み欄で書きながら投稿してるのか?
メモ帳にでも書き上げてからうpしろよ
1142:2011/04/05(火) 22:58:14.92 ID:oXLEad7z
脱衣場で二人は服を脱ぎ始めた。
雅彦はTシャツを脱ぎ、ふと友和の方に目をやった。
雅彦の目に、白くて小さいキュッと締まった友和のお尻が飛び込んで来た。
ドクンッと胸がなった。
(ヤバイ、なに意識してんだ俺…)
雅彦は目を閉じて首を振った。
「マサくん遅い、さき入るよ」
友和はそう言って浴室のドアを開けて入って行った。
「あ、ゴメン、すぐ行く」
雅彦は急いで服を全部脱ぎ、友和の後に続いた。

「洗いっこしようよ」
友和が無邪気に雅彦に言った。
雅彦はなんとか平静さを取り戻し、友和に背中を流してもらった。
「じゃあトモ、後ろ向いて座れ」
垢擦りにボディソープをつけ、友和の背中を擦っていると、雅彦はまだ小さい頃に友和とやったお医者さんごっこ
を思いだした。
(トモはあのこと覚えてるかな…?)
雅彦はシャワーで友和の体についた泡を洗い流すと、友和に
「なぁトモ、小さい時に俺にチンチン弄られたの覚えてる?」
と、聞いた。
「…うん、覚えてる。なんで?」
と、友和は聞き返した。
「いや、別に。聞いてみただけ」
と、雅彦は言った。
二人で湯船に浸かりながら話しをしていると、のぼせてきた友和が立ち上がった。
お尻と同じくらい小さくて、白くまだ幼い友和の陰部が雅彦の顔の前に来た。
雅彦は衝動的にそれを触ってみた。
「わっ!くすぐったいっ!」
友和は腰を引いて逃げた。
雅彦はもう抑えられなくなり、
「ちょ、逃げんなよ。少し触らせて」
友和は「…うん」と一言だけ言うと、湯船の縁に座って少し股を開いた。

雅彦は手を伸ばし触り続けた。
1153:2011/04/05(火) 23:49:12.80 ID:3kNXVzGR
片手で友和のモノを弄っていると、すぐにムクムクと勃起してきた。
(やっぱり小さくても起つんだな…)
雅彦は夢中でいじくりながらも冷静にそう思った。
目線を上げると友和と目があった。
「起ってきた…」
雅彦がクスッと笑いながら言うと、友和は
「もうダメ!おしまい。次マサくんの番!」
と片手で勃起した股間を隠し、もう片方の手で雅彦を立たせようとした。
「ば、バカ。俺はいいよ!」
雅彦は突然の展開にうろたえた。
「ダメ、ずるい。早くぅ!」
友和の勢いに押されて雅彦は腰を引きながら立ち上がった。
「あ〜マサくんだってもう起ってるじゃん」
そう言いながら友和は雅彦の股間に手を伸ばす。
友和の指が触れた瞬間、雅彦の体は無意識にビクンッと痙攣し、さらに股間に熱く血が流れていくのがわかった。
「僕のより全然大きいね」
友和は雅彦のモノをギュッと握りながら言った。
雅彦はこれ以上やられると、自分がどうかなってしまいそうになり、友和の手を引き離した。
「終わり、終わり。もう上がろうぜ」
雅彦は平静を装いながら言った。

体を拭いている間、二人は無言だった。
夕食を食べ、テレビを見たりゲームをしたりしているうちに、時間は夜の11時を回った。
「もう寝る?」
トロンと眠たそうな目をしている友和に気が付いた雅彦は言った。
「うん、もう寝よっか」
二人は友和の部屋に行った。
友和の部屋には友和のベッの脇に雅彦が寝るための布団が一式用意してあった。
「ねえ、寒いしさ、布団敷くの面倒だし、一緒に寝ない?」
友和は雅彦に言った。
「あ、そうだな、そうしよっか」

二人はベッドに潜りこみ、冷たいシーツを避けるようにして、抱き合って寝た。 
1164:2011/04/06(水) 00:34:46.46 ID:OJ4V0+H5
夜中、雅彦は暑くて目が覚めた。
友和の方に顔を向けると寝息が聞こえる、ぐっすりと寝入っているようだ。
雅彦は風呂場の事が気になった。
(なんでトモのケツなんかにドキッとしたんだろう?)
(なんであんな、チンコ触るなんてことしちゃったんだろう?)
それ以上に気になったのは、
(なんでチンコ起っちゃったんだろう?)
(あのまま触られてたらどうなったのかな?)
という事だった。
生まれて初めて勃起したところを見られて、さらにそれを年下の幼なじみに握られたのが
少しショックだった。
(でも…触ってても触られても気持ち良かったな…)
そう思うとまた自然と勃起してきた。
雅彦は背を向けて寝ている友和に抱き着き、勃起したモノを友和の尻に押し付けてみた。
(…柔らかい)
自然に腰が動いていた。
(なんか、気持ちいいわ)
あまり激しく動くと友和が起きてしまうからと思い、控え目に腰をグラインドさせた。
雅彦は抑えきれなくなり、友和の股間をパジャマの上からまさぐった。
ところがよく感触がわからないので、雅彦はパジャマの中に手を滑りこませた。
指先に何か当たる。
(あった、チンコだ…)
さらに深く手を入れ、友和のまだ小さいままのモノを優しく握った。
しばらく雅彦が尻に擦りつけていると、友和のモノがだんだんと大きくなってきた。
(寝てても感じるんだな)
そう思っていると、友和の息が少し荒くなってきた。
次の瞬間、今まで背を向けて寝ていた友和がクルッと向きを変え、雅彦の股間をギュッと握ってきた。
「あっ!」
雅彦は思わず声を出した。
「トモ、起きてたの?」
慌てて言うと、
「こんなことされたら起きるよ」
と、言うと友和は雅彦のパジャマに手を潜りこませ、雅彦の熱く勃起したモノを握った。
「…んっ!」
(ヤバイ、感じちゃった…)
雅彦に風呂の時以上の快感が走り抜けた。
「ねぇ、触りあいっこしようよ、下脱ごう?」

友和に言われるまま雅彦はパジャマの下を脱ぎ捨てた。
1175:2011/04/06(水) 01:03:13.15 ID:OJ4V0+H5
向かい合いながら、雅彦と友和はお互いの股間をまさぐりあった。
「マサくん、気持ちいい?」
友和に聞かれた雅彦は、本当は溶けそうな位、気持ちいいのに、年上の立場として余裕を見せなきゃと思い
「ん?少しね」
と、強がってみせた。
「トモはどうなんだ?気持ちいいか?」
と、雅彦は聞いた。
「うん、おチンチン、カーッて熱くなってる、もっと…強くして」
友和はそう言うと自ら雅彦の手を取り、上下に動かすように促した。
雅彦は友和のやるまま、友和のモノをしごいてやった。
「ああ…なんか、すごい…イイ」
友和はすっかり夢中になっているようだった。
「トモ、自分ばっかり感じてないで俺のもやれよ」
雅彦はちょっとムッとしながら言った。
「ゴメン、でも気持ちよくて…あ!じゃあさ」
友和はガバッと起き上がり、
「マサくん、ちゃんと寝て」
と、雅彦に正面を向いて寝るように言った。
部屋の電気は真っ暗で、お互いの顔は見えない、雅彦は友和が何をするのか気配で感じるしかなかった。
雅彦は言われた通り、仰向けに寝た。友和が雅彦の上に覆いかぶさるような気配が感じられた、次の瞬間、

雅彦の勃起したモノは今まで感じた事のない快感に襲われた。
1186:2011/04/06(水) 01:55:35.64 ID:GNYiyCjO
(なに!?なにしてるの!?)
友和は雅彦の上に乗り、雅彦の勃起したモノに自分のモノをあてがい、激しく擦りつけてきた。
「う…わ、バカ、こんな…」
握られたのとは比べものにならない程の快感に、雅彦の頭は真っ白になり、少しパニックになった。
そんなことを知る由もない友和は、雅彦に
「これなら二人一緒に気持ちよくなれるね」
と、雅彦の耳元で囁いた。
すっかり不意を突かれた雅彦は思わず、
「うん…もっと動かして」
と言ってしまった。
(バカ、なに言ってんだ俺。年上の俺がリードしないと…)
そう思った矢先、友和は雅彦の両足を持ち上げ、M字に開くと、さらに雅彦の両手を押さえつけた。
(あ…こんなイヤらしい格好…)
「なんかマサくんのこと襲ってるみたい」
友和はそう言うと激しく腰をグラインドさせた。
身動きが取れない雅彦は、もうされるがままだった。
年下の友和に犯されているという屈辱的な感じと、それ以上に襲ってくる快感に逆らえない自分に
堪らなく興奮してしまった。
一方の友和も、お兄ちゃん的存在である雅彦が、自分の腹の下で喘いでいる事や、こんなにイヤらしいことが出来る自分自身に興奮していた。
それまで腰を前後にだけ動かしていた友和は、やがて左右や、円を描くように腰を動かし始めた。
「あ、ダメ…そんなにしたら」
雅彦は腰のあたりにゾクッとしたものを感じた。

「あぁ、なんか…なんか来る…」
1197:2011/04/06(水) 02:31:29.96 ID:GNYiyCjO
体中の血が股間に集まるような感じられた。
(なんだこれヤバイ!でも…なんか)
「トモ。ダメ、なんか来る、来ちゃうよ」
そんな雅彦には全く構わず、友和はさらに激しく腰を動かした。
「あ…くっ。もう、もうダメ!」
雅彦がそう言った瞬間、ビクンッと、雅彦の体は激しく痙攣した。

「ん…、んっ…」
友和の下腹部に熱いものが感じられ、それまで激しく喘いでいた雅彦が急に静かになった。
友和は怖くなり、
「マサくん、どうしたの?」
と言って起き上がり、部屋の電気をつけた。
ベッドに横たわる雅彦のモノは勃起したままだが、ビクビクッと小刻みに痙攣し、先からは糸を引いていて、
雅彦の腹から臍には白い液体がこびり着いていた。友和は自分の股間に目をやると、自分のモノにも
雅彦から出た白い液体が着いていた。
「なにこれ、大丈夫?マサくん?」
雅彦は少し起き上がり、自分から出た液体を少し指ですくいあげ、
「あ…、精子だ、精子出たんだ。これが…」
と、言った。

雅彦も友和もお互い初めてのことに戸惑いながら雅彦は友和に、この「謎の液体」がなんなのか説明してあげた。
1208:2011/04/06(水) 03:24:33.31 ID:/4XqH+Uf
雅彦はさっきまでの自分の行いを思い出しながら、濡れティッシュで体を拭いていた。
(恥ずかしい…トモに犯されちゃった)
そんな気持ちだった。
「マサくん、気持ち良かった?」
友和はそんな雅彦の気持ちなど関係なく聞いてきた。
「う、うん…気持ち良かった」
雅彦はハニカミながら言った。
「ねぇ僕まだ出来るよ、まだ犯せるよ」
友和は雅彦の太股に勃起したモノを擦りつけながら言った。
あんなに激しく果てたのに、ピクンッとまた自分のモノに血が通うのが雅彦に感じられた。
「今日はもう寝よう、疲れたし…明日にしよう」
雅彦は勃起するのを抑えながら言った。
「うん…わかった」
友和は残念そうに言った。しかしすぐに、
「ねぇ、下はこのまま裸で寝よ」
と言った。
雅彦は特に考えもせず
「うん、いいよ、すぐに出来るしな」
と冗談を言い、二人は眠りについた


朝、雅彦は妙な感覚で目が覚めた。
昨晩、あんなに激しくイッたのに朝起ちしている。
それだけじゃない、尻に何か当たっている。
(これは…トモの!?)
そう思った時、後ろから雅彦のモノはキュッと握られた。
「んっ!」
思わず声が出てしまった。
「おはよ、マサくん。もうこんなになってる…」
手の平でさすりながら友和が言った。
「犯していい?」
そう言われて雅彦の理性は完全に失われた。

「うん、いいよ…犯して!」
雅彦は自ら股を開き、太股を抱えた。


―終―
121名無しさん@ピンキー:2011/04/06(水) 20:07:06.57 ID:gD/s/jVk
すごくよいと思います
というか抜きました
122>120です:2011/04/07(木) 00:47:13.02 ID:gWJHdN49
初投稿&携帯からなんで、改行とか読みにくいかもで、すいません。
123名無しさん@ピンキー:2011/04/07(木) 00:57:26.46 ID:5QxBY4oW
GJ、続き期待してる
124名無しさん@ピンキー:2011/04/07(木) 07:21:39.67 ID:Vy2gIklU
>>122
8レス投下するのに何時間かかってるんだ
携帯からなんて言い訳は甘え
書きながら投下してるのか?
125名無しさん@ピンキー:2011/04/07(木) 08:59:19.39 ID:XzKSt2H1
>>124
おっさん、自分で書きもしないのに文句言うなよw
風俗言って抜いてもらった風俗嬢に説教するのと同じだぞw
126名無しさん@ピンキー:2011/04/07(木) 13:39:05.46 ID:vrIaC7Ig
>>113
>>124

完結するまで裸になって待ってたのか?
127名無しさん@ピンキー:2011/04/07(木) 19:50:01.70 ID:MpIqk3x7
携帯から小説一本書けるってだけで尊敬する。
頑張ってプチプチ打ち込むなんて逆立ちしたって無理だわ…
>120に敬意を表して淫乱メスショタを贈ろう
128>120です:2011/04/08(金) 22:27:37.62 ID:XQT5YUbH
投下に時間かかってすいません、下書きとか面倒なんで直接書き込みました。

本当は3レスぐらいで終わらせるつもりでしたが、全然まとまらなくて、書いてるうちに
8レスまでいっちゃいました。
もっと書きたかったんですけど、眠くなったんで無理矢理終わらせました。

感想色々ありがとうです。
129名無しさん@ピンキー:2011/04/08(金) 22:33:18.41 ID:jzeFHjOm
>>128
>下書きとか面倒なんで
その面倒をきちんとやって投下しようとした人が、こないだみたいな投下に当たったら何時間も待たされてしまうんじゃない?
そういったマナーの問題だけじゃなく、どうせ投下するなら一度終わりまで書いて、きっちり推敲、校正したのを読ませてくれよ
130名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 01:17:59.41 ID:uOd/2WRg
面倒くせえスレだなw
131名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 01:31:54.09 ID:Sy+2ZB+U
飢えた美食家の巣とはこのことよ
132名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 02:12:26.96 ID:isConpY1
書いてくれただけで嬉しいのに、初心者さんにあんまし高い要求をするのもな
内容は普通に良い作品だったのだから、今度からきちんとしてくれればいいじゃなーい
133名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 03:18:49.59 ID:B8o6J/FR
禿同。
しばらく投稿無い中で書いてくれたのに余りな言い種だと思う。
実際その後も投稿なんかないし投下待ちなんていないじゃないの。
やっかみの難癖は恥ずかしいよ。
134名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 08:47:31.37 ID:Ukrc1cmA
なんだこの流れ…
まともな事を言ったっつーか、敢えて苦言を呈したみたいな人が何で叩かれてるんだよ

まとめて投下すんのを知らなかったと言うならば、本人が以後気を付けるで済む話じゃん
つか他スレなら投下人の方が住人からボッコくらうぞw<書きながら投下


まあ、何が言いたいかっつーと
ここに黒髪ツンデレショタを上目遣いで置いとくからおまえら仲良くしようず
135名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 10:36:28.32 ID:r+YY6hFX
そうだ仲良くやろうぜ
苦言も言うなら「何々しろよ」じゃなしに「何々してね」と言えば印象違うぞ
136名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 13:35:40.28 ID:dDeqnQDB
うむ、確かに
話自体は面白くて良かったから、次からは気をつけてまた投下してくれると嬉しい>>128
137名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 18:27:32.08 ID:EXpFj1n5
あえて苦言を呈した(笑)人も今後は発言に注意してスレの空気が悪くなるような言い方は控えてね
138名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 19:03:14.82 ID:fY+4RarD
エロパロ板に限らず創作投稿系の板の他スレを見てるヤツってほとんど居ないのか?
書きながら投稿で肯定的なレスしか付かないなんて異常事態だぞ


>>137
無駄に(笑)を付けて自分が空気悪くしてる
139名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 19:49:56.89 ID:l8FJmlv0
スレの空気がよくなるように、ここに金髪碧眼従順ショタっ子を置いときますね
140名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 19:55:22.90 ID:tFQZvtDo
嫌がる従順ショタの生足で踏まれたい
141名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 20:53:46.22 ID:l8FJmlv0
>>140
嫌がってたら従順じゃねぇよwwww
142名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 21:18:14.47 ID:isConpY1
ショタを犯すにはやっぱりバックからがいいよね。
うなじを舐めたり、ちっちゃなおちんぽを扱いてあげたり、おっぱいをくりくりするのだってできちゃう理想の体位だ
143名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 02:00:48.17 ID:us5W6BGH
顔が見える体勢が好みだな
つか対面座位万歳
144名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 06:05:09.85 ID:uH/ATUM+
トリはもうしょうがねえけど、ジリオンの人だけでも戻って来てくれないかなー
145名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 10:31:58.05 ID:I8Tz3+TH
過去スレには居なかったけど保管庫見てると
騎士さんとか・・・orzさんとかリアルタイムで読みたかった…
146名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 13:30:03.91 ID:FQZ2joUo
>>144
あの人は別に移ってなくね?例の場所に投稿してるのは元からだし。
147名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 22:48:47.54 ID:Lh72Xbac
>>146
個人的には、こっちにあの戦隊物を投下しなかったのが気に入らん
148名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 09:49:53.66 ID:Q0hyJrYY
トリの人pixivにうつったのかー
検索しても出てこないけど今どんな名義で活動してらっしゃるんだろ
149名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 19:03:47.42 ID:PZkAe+Md
R-18のショタもの漁ってたらじきに見付かるんじゃね
150名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 19:31:43.85 ID:C+PhpT4M
てっきりアラフォーの腐マンコかと思ってたのに、俺より10も年下だと・・・
151名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 06:30:36.76 ID:XxpZZdBt
>>150
そういうスレの空気を悪くするような発言よしなよ、おっさん
152名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 07:02:51.54 ID:XxIzXkGk
信者もアンチもうざいからちょうどよかったよ
まとめてうつってくれ
153名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 12:31:38.52 ID:Clbo7QwY
お前みたいな奴もスレの害悪にしかならないから消えてくれるとありがたいんだが
154名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 17:15:11.64 ID:o1nq4Xst
今日もバスケショタでいっぱいヌキヌキしたお( ^ω^)
明日はロイドきゅんでぴゅっぴゅするお!
155名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 03:33:36.60 ID:MAASzojC
投下します。全3話くらい予定してます。
 『俺とバカと天才と』

4月に抱いた決心は徐々に色あせ、夏休みに突入するころにはすっかり消え失せてしまった。
照りつける太陽を呪いながら、今日も俺は惰性で学校を目指していた。背中は汗でぐっしょり濡れ、擦り切れかけた靴底から伝わる焼けたアスファルトの熱が痛い。それでも、家で宿題をしているよりかはマシだ。
イライラコンディションで校門を抜け、部室に入った瞬間、胸が悪くなる。
ベンチにちょこんと座る1年生、泉優輝と目が合ったからだ。
「あ、おはようございます」
今日も泉は誰よりも早く来て、控えめに微笑みながら挨拶する。他人に好印象しか与えない態度が、かえって憎たらしい。
歯を噛み締めながら俺は素通りして、ロッカーを開ける。そしていつものようにすぐ罪悪感を覚えてしまい、背中を向けたまま唸る。
「おはよう」
「はい。おはようございます」
敵対心丸出しの返事にも、やや弾んだ声。2度も挨拶しなくていいのに、変なやつ。
ユニフォームに着替える俺は、背後の泉に黙って悪態をついた。
泉は期待の新人なんてもんじゃないほど、バリバリ活躍していた。ハードル走をやらせれば鹿のように飛び越え、走り高跳びをやらせれば海豚のように弧を描いてバーを通過する。
陸上だけじゃなく、なんと勉強までよく出来ているらしい。1年生が赤点ギリギリの点数で喜びを分かち合っているなかで、居心地悪そうに黙っているのだ。「泉はどうだった?」なんて振られると他のやつが先に答えて、その点数にピーチクパーチク、部員全員で盛り上がる。
文武両道。それだけじゃなく、容姿も性格も完璧だ。サラサラの黒髪に、邪気のない瞳。大人しい言動で周囲から反感を買うこともなく、男女はもちろん、先生のお気に入りでもある。
天才、秀才、大喝采? とにかく、薔薇色の人生を約束された完璧超人だ。
着替え終わった俺が部室を出ようとすると、か細い声に呼び止められた。
「今日も一緒に走って、いいですか?」
「好きにすれば」
俺はすげなく返事をして、グラウンド目指して駆け出した。
努力しても報われないものだってある。
それはもうわかっているのに部活に来てしまうのは、走るのが好きだからだ。
前へ前へ足を繰り出して。体力が底をつくまで地面を蹴って。「もうやだー!」って弱音も吐けないほど走って笑い出したくなる瞬間が、最高に気持ちいい。
先輩に「マゾ気質があるんじゃねえの」とからかわれて以来、誰にも打ち明けなかったそれを言い当てられたときはドキンとしてしまった。
「高野先輩は、走るのが本当に好きなんですね」
体育倉庫に持たれていた俺は、思わずガバッと起き上がった。隣で膝を抱える泉が、小さく笑う。恥ずかしくて、息が整っていないまま言い返す。
「だ、だから、なんなん、だよ」
睨みを利かせると、泉は表情を曇らせた。
「ご、ごめんなさい」
俺は何も答えず、冷えた外壁に背中を預けた。なぜばれたのか、でも、まあいっか。
しばらく涼んでいるうちに気にかけなくなるだろうと思っていたけど、胸のモヤモヤは一向に晴れなかった。でも、自分から聞くのは負けたみたいで悔しい。
立ち上がった俺は、部室へ戻る間際に口を開いた。
「なんでわかったんだよ」
親しいわけでもないのに、と攻撃的な口振りに、泉はおずおずと顔を上げた。
「だ、だって……高野先輩、走ってるときは楽しそう、だから」
どんな顔で走ってんだ、俺。
恥ずかしくて、俺は足早にその場を走り去った。部室に入ると、ちょうどいいところに、後輩の亮太がいた。
156名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 03:35:34.39 ID:MAASzojC
「あ、陽司先輩。はよーっす」
見かけ同様、軽すぎる挨拶だ。いつものように、頭を叩き返す。
「おはよう。なあ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「なんっすか? もしかして、まだティガレックスで止まってるんっすか?」
「真面目な話だ、バカ」
「陽司先輩が真面目な話」
亮太が頷き、声を潜めて言った。
「エロ本の隠し場所、里中にバレちゃったとか?」
「それはそれで問題だけど、そうじゃない」
安心させてやると、亮太はホッと肩を落とした。
「じゃあ、なんなんっすか? オレにはカーモクキンドーもつきあえないっす」
相談しようと思ったけど、相手が悪すぎた。アホ過ぎる。
「もういいや。自己解決した」
うんざりした俺が溜息を着くと、亮太は不満げな声を漏らした。
「えー、そりゃないっしょ。腹割ってスッキリしましょうよ」
「腹割ったら、お前が傷つくからやめとく」
「ひっでえ、陽司先輩。オレのこと、どんな目で見てたんっすか」
「かわいそうな目で」
思いっきり冷めた目で見つめてやるなり、亮太が抱き付いてきた。ワックスで固めた髪を無遠慮に胸元に押し付ける。
「あんまりっすよ〜。オレは陽司先輩のこと、まじリスペクトしてるってのに〜」
ふざけてるつもりなんだろうけど、今はうっとうしくてしょうがない。俺が引き剥がそうとしても、亮太はぎゃあぎゃあ喚いて離れようとしない。
「暑苦しいんだよ。さっさと離れろって」
しかも、さっきから太股で違和感を感じる。妙に固い亮太の一部に、嫌な予感がする。そういえば、途中から口数が少なくなっていたような……。
「おい、亮太」
短く呼んだだけで、ビクリとして見上げてくる。
「陽司先輩……」
普段は人をバカにしたような目を潤ませて、亮太はしおらしくねだる。
「オレ、したくなっちゃいました……」
捨てられた犬のような表情に、不覚にもときめいてしまう。
「な、なっちゃったじゃねえよ。朝っぱらから」
「でも、陽司先輩のが欲しいっす。今すぐ」
涙声の訴えに、俺は掛け時計を見た。時間には余裕があるけど……と迷いつつも、額にキスを落とした。
157名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 03:36:51.09 ID:MAASzojC
部活が終わった時よりも見つかる危険性が高いことはわかっている。
まともな判断じゃないけれど、俺は亮太を引き寄せた。制汗スプレーの爽やかな匂いに、胸がますますドキドキする。
キスに戸惑うけど、亮太は黙って目を瞑っていた。らしくもなく頬を染め、唇を薄く開けて待っている。似合わない仕草だから、いつも時間がかかってしまう。
俺はドギマギしながら距離を縮め、唇を重ねた。仄かに熱を帯びていて、柔らかい。
そこから動けずにいると、亮太から舌を伸ばしてきた。口内を弄られて、俺は思わず身体を引いたけど、ぐいっと抱き寄せられた。
「ん……うぅん……」
熱い舌に思考も絡め取られ、ぼうっとする。ぴちゃぴちゃと唾液が混ざる音に、応えるように舌を動かす。
唇を貪り合いながら、荒くなる吐息を肌で感じ、互いの身体を撫で回した。徐々に亮太の背中が汗ばみ、掌が熱く濡れていく。
興奮しすぎて呼吸が上手くできず、俺は口を離した。待っていたかのように、亮太が赤い顔のまま、笑う。唾液まみれの唇は、いやらしい光沢を帯びている。
「オレの勝ち、っすね」
悔しいけど言い返す気力もなく、俺はベンチに腰を落とした。
「舐めて、欲しいんっすか?」
目の前に跪いた亮太が、いたずらっぽく小首を傾げる。亮太の官能的な舌使いを想像すると、下半身が自然と反応する。
でも、かろうじて残っていた理性がサイレンを鳴らした。時間をかけてゆっくりするものだけど、場所が場所なだけに、急いで済ませないといけない。
「今日は、いい」
舌なめずりして待っていた亮太に、俺は首を振る。
「時間がないし、な」
たちまち亮太が残念そうに眉を寄せたから、苦笑しながら頭を撫でた。
「そんな顔、すんなよ。亮太」
「しますね。陽司先輩、ロマンチックじゃねえもん」
そのロマンは常識から逸脱していると思ったけど、口には出さない。
「俺だって、お前に舐めて欲しいよ」
てかる唇を未練がましく見つめながら、俺は白状する。むくれた亮太は「ふん」とそっぽを向いた。
「オレじゃなくても、誰でもいいんっすよねー。どうせさー、男だしさー」
「んなことないって」
「オレ、もうやる気なくなっちゃったっす」
みえみえの嘘に、俺は吹き出した。ユニフォームのハーフパンツも脱ぎ捨てて、ビンビンにしておきながらよくもまあ。
途端、亮太はさらに不機嫌な声を出した。
「慰謝料セーキューしますから。ペナルティで陽司先輩、オナってください」
「金かオナニーか、どっちかにしろよ」
「じゃあ、オナニー」
即答のうえ、真剣な目で振り向いた。俺はぐしゃぐしゃと髪を乱してやった。
「お前、本当にエロイな」
「だって、陽司先輩の恋人っすから」
「関係ないな。それは関係ない」
かっこいい台詞かもしれないけど、全然かっこよくない。
可笑しくて笑うと、亮太が身を乗り出してふくれっ面を突き出す。
「オレ、マジで好きなんっすよ。わかってるんっすか?」
「わかってるよ、亮太」
眉間にキスして、俺は言った。
「俺も、お前が好きだ」
若気の至りとか、気の迷いとかじゃなくて、本心だ。おっぱいも好きだけど亮太とのセックスも、もちろん亮太本人も好きだ。
158名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 03:37:58.99 ID:MAASzojC
正面から跨る亮太に合わせて、俺も腰を浮かして勃起したチンコを取り出す。ずっと待ちわびていたから、ビクビクと脈打っている。
慎重に腰を落としていく亮太に、俺は釘を刺しておいた。
「声、抑えろよ」
「わかってますって」
亀頭が穴に触れただけで、全身に甘い痺れが走った。互いに息を詰め、身体をきつく抱く。
亮太は穴をひくつかせて、腰を沈めていく。
「ふうぅ……んう……」
苦しげな吐息に、それでも、気遣う余裕がないほど胸が高鳴る。ぬめぬめと熱く絡みつく内部の感触が、たまらない。何度もやっているから、簡単に飲み込んでいく。
「陽司……せん、ぱい」
「あ、ううっ、全部……入ったな」
肉に包まれて痙攣するチンコに併せ、亮太も甘い吐息を漏らして震える。僅かな刺激で反応する亮太が愛しかった。
「動く、から……先輩」
「ん、頼む」
中の形を確かめるように、亮太がゆっくり上下に動き出した。
「あ、ふあぁ……」
俺は背中を撫でつつ、片手で柔らかな桃尻を掴んだ。指先を立てると、中がきゅっと締まる。
「や、や……! お尻、だめっす……」
首を振りながらも、亮太は腰を止めない。それどころか、催促するように尻を振って誘惑する。
「あ……ふわあ、あっ」
「亮太、気持ちいい?」
「う、うん……陽司先輩の、チンチン、いいっす」
そっちじゃないんだけどな、と言いかけて、俺は言葉を呑んだ。亮太が本格的に腰を使い始めたからだ。それまでの焦らすような痺れとは違う、確かな気持ちよさに、身体が震えた。
「あ、うああっ!」
「先輩、陽司先輩……!」
亮太が俺に寄りかかりながら、激しく腰を上下させる。
「よじ、ようじせんぱぁい!」
「バカ、声……出すなよっ……!」
衝動を殺しながら、俺は耳元でささやいた。こっちだってヤバイってのに、亮太は露知らず乱れている。
「あふぁんんっ! あ、ああん、あんっ!」
抜け落ちる寸前まで味わい、一気に勃起チンコを飲み込む。中の肉が悦んで吸い付くたびに、俺も声を震わせて悶えた。荒い快楽に理性がさらわれそうで、必死に歯を食いしばる。
「きもちっ、チンチン気持ちいいよお! よおじせんぱいっ!」
「うる、せっ……静かに、しろって……!」
「だ、だって、ようじしぇんぱいがあぁっ!」
パンパンと肉がぶつかる音に負けないほど、亮太が声を張り上げる。
「うっあ、あん、オ、オレ……ああん! オレ、もうイっちゃう!」
言うや否や、亮太は俺のチンコを奥まで飲み込んだ。そして搾り取るように、きつく絡みつく。
「よーじせんぱい、よおじぃっ!」
びくびくびゅるびゅると射精した瞬間、中が一層締まった。限界が近かった俺も、追うように精液をぶちまける。
「んんうぅ、あ! りょ、たっあっ!」
びゅくびゅくびゅるびゅると流し込み、余程溜まっていたらしく、俺と亮太の結合部から溢れ出る。
気持ちいい。全速力で走った後のように、最高に気持ちいい。
一足先に射精を済ませた亮太が俺に持たれかかってきた。
「よーじ……せんぱい……」
掠れた声で名前を呼んで、目を瞑る。大好きな恋人に応えるため、俺は唇を寄せてキスをした。
脱力する亮太の身体をしっかり抱き締めると、じんわりと体温が伝わってくる。
優しい感覚に満たされている、その時だった。
「高野先輩……竹田くん……」
消え入りそうな、震えた声。
全身から血の気が引いて、一気に熱が冷めていく。
振り返ると、ドアの前で泉が立っていた。
「なに、してるんですか……?」

続く
159名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 05:08:40.23 ID:DiWp7FX1
待ってるんだぜ
160名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 21:35:47.03 ID:yr2vKuGN
ふざけんなよ
疲れて帰ってきたのに抜く羽目になったじゃねーか



いや、その……GJ
亮太くんかわいい
161名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 04:18:02.45 ID:QQLl0C0C
全裸待機
162名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 08:19:01.55 ID:HNC8gNIb
ショタがお兄さんにちんこ弄られて射精するのは嫌いなんだ
そういうのが無くてお兄さんの方だけが射精するSS無いかな?
163名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 12:50:29.82 ID:Sx7iPA6u
ショタ生殺しで可哀想じゃないかwwww
それとも精通すらしてないショタがドライでイくのが好きなのか?
164名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 09:02:57.92 ID:gHjENnYT
>>162
こいつの言ってること説明不足すぎて、よく解らん
165名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 10:16:01.66 ID:30I+jrCR
つまりだね、お兄さんがショタを気持ちよくさせてあげるのか
ショタを使って自分が気持ちよくなるかの違い
166162:2011/04/17(日) 14:54:32.62 ID:VC9ib/10
ああその通り
後者は好きだが前者はいらないんだ
167名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 15:41:07.35 ID:97bNhCl9
「いらない」とまで拒絶するなら、好みに合うのが投下されるのを待つより自分で書いてみるといいんじゃないかな
168名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 18:04:30.13 ID:97bNhCl9
>>162=166のためだけじゃないが即興で書いてやったぞ
投下は2レス予定だが、>>162=166は1レス目だけ読むように
絶対に2レス目は読んじゃダメだからな!
1691:2011/04/17(日) 18:05:40.96 ID:97bNhCl9
パンッ!パンッ!パンッ!
肉と肉のぶつかる音が寝室に鳴り響く。
ベッドの上では、青年が彼よりも一回りも小さい身体を相手に激しく性交していた。
彼が腰を叩きつける小さな尻は薄桃色に染まり、ひと突きするたびに枕に顔をつっぷした相手からは悲鳴とも喘ぎ声ともわからない高い声が上がる。
その声の主の太ももの間で、突かれるたびにぶらぶらと揺れているものがあった。
青年が抱いていたのは、まだあどけなさを残す少年だったのだ。
汗に濡れた黒髪に隠された瞳からは、一見すると苦痛を耐えるかのような表情が読み取れるが、紅潮した頬と熱い吐息からは少なからず、青年との行為によって快感を与えられていることが覗える。
また、少年自身の幼く皮を被った小ぶりな性器も、それを追認している。
その角度を目一杯に腹へ寄せ、余った皮の先からはトロトロと糸を引いて涙を流し、与えられる快感によって射精の瞬間を待ち望んでいるかのようだ。
しかし、青年の攻めはそれを意識したものではなかった。
ともかく性欲を満たすことだけに集中し、少年を貪っていた。
労わりもなく、快感を共有するでもない、自分が早く射精に至りたいだけの激しい腰の動きだ。
少年の小さな後ろの穴は、申し訳程度の前戯によって裂けない程度に解されていたが、ぎゅうぎゅうと青年のペニスを締め付けていた。
入口のきつい締め付けの先には熱く纏まりつくような肉の壁が極上の感触を与える。
青年はそれを味わうこともなく食い散らかすように、少年を何度も貫く。
こんな身勝手なSEXもいつものことであった。
少年は進学クラスに入ったものの、ついていけずに落ちこぼれてしまっていた。
学校ではクラスメイトに軽んじられ、家に帰ればその事で両親からも勉強しろとしか言われない。
家でも学校でも必要とされている実感の持てないこの少年は、こんな行為でさえ人から必要とされていると実感できる唯一の時間だったのだ。
青年はそんな思いを知りつつも、単純に身体の関係だけに利用だけしているのだ。
少年はいつも、なんとか最後までイカせて貰おうと与えられる快感を拾い集め紡いでいくが、その思いが毎回叶うとは限らなかった。
「くっ、もう出すぞ。全部受け止めて漏らすんじゃないぞ」
そう言って青年は腰の動きをいっそう激しく、速くした。
肉のぶつかる音に混ざってグチュグチュと湿っぽい音が響く。
あぁっ! もうちょっと、もうちょっとだから、まだ、お願い……
心の中で少年はそう叫んだが、身体の中で動いていたものが一層深くまでズンと差し込まれたかと思うと、そこに熱いものが注がれるのを感じた。
青年は両手で抱えた腰をきつく抱き寄せ、少年の一番奥へと大量に欲望の汁を吐き出したのだ。
青年はほんの僅かに余韻を味わうと、惜しげもなくズルリと萎えかけた性器を少年から抜き出した。
「もうすぐサークルの飲み会に行かなきゃならねーんだ、早く服着て帰れよ」
そう無慈悲に言い放つ青年は、前も後ろも今だ熱を帯びた身体をもてあましてはぁはぁと荒い呼吸をしている少年を見下す。
すぐにでも何とかしたい火照りを持った身体を何とか起こし、射精の快感を待ちわびてビクビクと脈打つペニスの先を濡らす透明な汁をティッシュで拭った。
本当は最後まで気持ちよくして欲しいが、わがままを言って今の関係さえ壊れてしまうことを恐れ、それをねだることができない。
早く帰らないと青年に怒られる、そう思って脱ぎ散らかした衣服を集めて身につけ始める。
注ぎ込まれた精液は、まだ痺れの残る肛門から漏れ出そうになるが下着を汚さないようにと必死で括約筋を締め、収まりのつかないペニスを押し込むようにハーフパンツを穿いた。
追い出されるように青年のマンションをあとにする少年。
あと少しのところまで高みへと上らされて放置された身体を引きずるように、ハーフパンツの前を膨らませてエレベーターホールへと歩いていった。
1702:2011/04/17(日) 18:07:40.19 ID:97bNhCl9
注意!!
くどいようだが>>162=166は読まないように!






「はぁっ、はぁっ」
ぐちゅっ、ぐちゅっと音を立てて少年は自らの排泄の穴に挿しいれた指を動かし、淫らな吐息を漏らしていた。
指の間からは先刻、注ぎ込まれた精液がぽたぽたと漏れ、腿をつたって少年の健康的な脚をいやらしく、性的に演出している。
イカせて貰えなかった時に少年は、いつも青年のマンションのすぐそばのこの公園のトイレで自分を慰めていた。
ペニスには一切触ることなく、後ろから入れた指で中の気持ちいいところをグイグイと刺激する。
そのたびにすっぽり被った皮の中に幼い亀頭の先から透明の粘液が吐き出され、皮の中に納まりきらなくなった分が皮の先からこぼれ落ちる。
「はっはっはっ」
少年の息遣いが早くなり、指をジュポジュポと音を立てて出し入れする動きに変える。
「んっ……あぁっ……」
小さく声を出したと同時に、少年の性器の先からドロドロと精液がこぼれる。
余った皮の中に放出された精液は勢いを弱めて少年の足元にいくつもの小さな水溜りを作った。
中途半端に火照らされた身体をやっと解放させることができた少年はがっくりと力が抜け、座り込んでしまいそうになってしまうのを堪える。
なんとか着衣を整え直しトイレの個室をあとにする。
自分よりも少し幼いくらいの子供たちが遊ぶ声が響く公園の脇を足早に家の方向へ歩く。
こんなにつらいのに、必要とされなくなる事が怖いからきっと何度も同じことを繰り返す。
家に帰ればまた、勉強しろだの成績がどうの言われると思い、ふうと一つため息をついた少年。
彼を照らす太陽はすでに山の端に隠れかけ、オレンジ色の夕日が長い影を作っていた。
171名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 18:26:55.93 ID:WvsX81l5
^q^(;´Д`)(*´ω`*) みたいなイラッとする顔文字や(ぇ)(ぉ)(何)みたいな自己ツッコミ使いまくりなショタサイト多くね?
女子中学生とかならともかくこれいい年したショタコンのおっさんが書いた文章なんだよな・・・と考えるとかなりきめぇ。
あとやたら日記とかでアニメの作画やストーリーを超上から目線で批判する奴も多いよな。
こういう奴に限って絵もショボショボでストーリーもスカスカな残念な同人誌ばっか出してるのが笑えるwww
172名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 20:53:14.97 ID:y6kZDMI2
乙!

>>171
個人的には賛同するが、ここで言うことでも無いな
173名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 21:41:21.21 ID:BSdavuoF
愚痴る前に>>169に乙してやろうぜ・・・?
174名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 21:57:02.75 ID:L4KTiH70
>>169さんすげーGJです!
こんな感じの、決して心では愛されない身体だけの関係に縋りつく薄幸なショタが大好物です!
175名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 22:19:34.24 ID:BCyQ2qGQ
>>169
GJですな!
176名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 23:21:48.03 ID:dNdiLE3K
>>171
ショタが書いてると思えよ
夢があるぞ
177名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 00:27:41.87 ID:5aYCaU9p
>>169
GJ!
文章も丁寧で読みやすくていいです
178名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 04:36:09.40 ID:eXY31tWk
>>169
こういうの好きだ、たまらん
公園のトイレは次回のフラグと考えてよろしいか
179名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 02:38:34.83 ID:5Yskd8G6
GJ!!
この男の娘とのラブラブチュッチュは次ですか?^^
180名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 02:52:44.88 ID:QGhk1wSG
好きなのに冷たくしちゃうお兄さんは実によいね
181名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 13:23:59.71 ID:mDr3BV0/
公園のトイレでショタに尽くしてくれる男と出会い、
「あっ…やぁ…っ、こんなの、はじめてぇ…!」な展開期待してる!
GJ!
182名無しさん@ピンキー:2011/04/20(水) 11:24:05.14 ID:HjWP5PzE
>>171はマルチ
183名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 13:35:49.23 ID:dPqwg3m4
「保守……と」
バタン!書き込みボタンにカーソルを合わせクリックしようとした瞬間、部屋のドアが乱暴に開かれ、アイツが入って来た。
「な〜にが保守だ、このエロガキが!」
そう言って髪の毛を鷲掴みにされ、椅子から引きずり倒される。
「だ、だって保守しとかないと職人さんの作品が……」
言いかけたところで、バシッと張り手をくらい、アイツは俺に罵声を浴びせてきた。
「職人さんじゃねーだろ!お前は投下された作品の中のショタに自己投影して、ケツをいじくってるヘンタイなんだろが!」
痛みと恐怖で抵抗できなくなった僕の下半身から身につけたものが全て剥ぎ取られていく。
「ほらほら、今日はどのSSのどのショタを自分に当てはめてたんだ?ほら、言ってみろ」
アイツはそういいながら僕の敏感なところに指を這わす。
「ほら、どうして欲しいか言ってみろ、どの作品みたいに攻めてほしいんだ?ん?」
「ちがっ、僕はホントに職人さんの……」
バシッ!また言いかけたところで張り手をされる。
「よし、わかった。お前がそこまで言うなら今日は引き下がってやろう。ほら、書き込みボタンをクリックして保守しろよ」
「え…… あ、うん」
僕は下半身を晒したまま、パソコンデスクの前に戻って書き込みボタンをクリックした。
それを確認したアイツは、足早に部屋をあとにすると入って来た時のように乱暴にドアを閉めた。
その大きな音にビクッと身体を震わせてしまう。
身体の震えが曝け出したおちんちんに伝わりブルンと振動し、それで僕自身がカチンカチンに勃起してしまっていることに気づいた。
静寂の戻った部屋に残された僕は、その小さく震えながらただ一枚身につけているTシャツの裾を持ち上げているおちんちんを持て余し、
剥ぎ取られた衣服を身につけなおすことなく、またPCデスクに向かって保管庫のリンクをクリックした。
こんなこと始めちゃったら、アイツの思うツボなのにっ!
そう思いながらも、僕の左手は両脚の間へと滑り込んで行くのだった。

保守
184名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 14:54:31.93 ID:B7x/Bj5c
>>183
続けろくださいお願いします
185名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 21:34:38.51 ID:41ig6b/b
>>158からの続き、投下します。次回でラストです。
『俺とバカと天才と』

泉に現場を見られて以降、部室での行為は自粛することにした。そう決めたはずなのに亮太ときたら、犬のように俺を求めてくる。いくらなだめても言うことを聞かず、かと言ってヤるわけにはいかない。世話のかかる恋人だ。
「陽司先輩、よーじせんぱーい」
「はいはい、帰ってからな」
「今したいんっす。見つかっても平気っしょ」
その言葉の一部は嘘じゃないようで、ハーフパンツを盛り上がらせる。そういう時はトイレに駆け込み、一発抜いてやらないと落ち着かない。亮太だけじゃなくて、俺も。
こういうやり取りを繰り返せるくらい、俺と亮太の関係は変わることはなかった。
泉は誰かに言いふらしたりはしなかった。あの一件から、部活には顔を出さなくなってしまったけど、どうでもいいし、場所を考えなければいけないと再認識できたから、かえって良かったのかもしれない。
「ひっでー言い方っすね。陽司先輩」
行為を終えて射精の余韻に包まれつつそんなことをぼやいたら、亮太に叱られた。
「ふつー感謝するとこっすよ、命の恩人なんっすから。今から土下座してくるべきっす」
眉を釣り上げているけど、いまいちしまりがない。直後で顔が赤く目も潤んでいるから、胸がときめいてしまう。
可愛いんで頭を撫でようとしたら、亮太はごろりと寝返りを打ってよけた。
「さわんないでください。つめてー陽司先輩は嫌いっす」
「なんでお前が怒るのかねー」
手を引っ込めながら背中に苦笑すると、きっぱり言い返された。
「だってオレ、いずみんの友達っすから」
いつになく真剣な声と意外な事実だった。亮太と泉。正反対の2人を中々結び付けられない。
けれど茶化すのも躊躇われ、俺が返事に迷っていると、亮太は低く呟いた。
「いずみんも辛かったと思うんっす。あんなところ見ちゃったんだから」
泉じゃなくても男同士のセックスなんて、トラウマものだろう。それも友達が犯されてたのなら、なおさら。
「尊敬する先輩がまさかガチホモだったなんて、ショックはんぱないっすよ」
聞き捨てならず、俺は亮太を叩いた。
「ガチじゃねえよ、バカ。それに、尊敬するって誰がだよ」
「いずみんに決まってるじゃないっすか。バカ陽司」
呼び捨てにしたうえ、イントネーションが爪楊枝だった。さっきよりも力をこめて叩く。
それにしても、信じられない。泉が俺を尊敬? ありえねえ。
「なあ、亮太。大袈裟に言ってるんじゃねえよな?」
俺は確かめるように、亮太の肩を掴んだ。振り向かせるために、前後に揺さぶる。
「泉が俺を尊敬って、嘘だろ?」
「嘘じゃねーっすから。本当っす」
亮太は頑なに動こうとしない。
「いつも言ってましたもん。高野先輩は凄い。僕の憧れだ。ああいう人になりたいって」
「マジかよ」
「そりゃもう――って秘密にしてって言われてたんだ。これはオレと陽司先輩の秘密っすね、秘密」
亮太は「あっちゃー」と自分の失態についてぶつぶつ反省し始めた。
あまりに現実味のない話を理解できず、俺は言葉をなくした。仰向けになり、ぼんやりと反芻する。
凄い。憧れ。ああいう人になりたい。
その全てが俺には似合わない。取り得なんて何一つないのに、泉の方が優秀なのに、なんだってそんなことを。
不意に真横から、亮太が顔を覗かせた。らしくもなく、不安げに目をしょぼつかせている。
「今の聞いて、いずみんもいいなーとか思ったりしたんっすか?」
「さーどうだろうなー」
悪戯心をくすぐられてとぼけると、亮太は喚きながら抱きついてきた。腕をしっかり背中に回して、胸元にぐりぐり額を押し当てる。
「見捨てちゃいやっすー! あいつが相手だと勝ち目ないから、まじ勘弁してください!」
同性を恋愛対象にすること自体おかしなことなのに、本気で心配している。
「どーしよっかねー」
「おにー! ひとでなしー!」
「俺、冷たい人間みたいだしなー」
わざとらしく溜息をつくと、亮太が上目遣いで見上げてくる。
「さっきのは嘘! 冷たいのがいやだから、陽司先輩が好きなんっすよー!」
ぎゅうっと腕に力をこめながら、告白する。意味不明だけど、惜しげもない愛情表現に、満ち足りた気分になる。
幸せだなあ。
胸元でぎゃんぎゃん騒ぐ幸せを、俺はぎゅうっと抱き締め返して確かめた。
186名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 21:35:37.79 ID:41ig6b/b
午前6時。陽はまだ低く、頭上には藍色の空が広がっていて、ひぐらしが静かに鳴いている。
俺はウキウキと学校を目指していた。比較的涼しいせいもあり、足取りが軽い。
皆ほど熱意のない、お気楽部員の俺にとって、夏の強化合宿は修学旅行みたいなもんだ。
昼は見知らぬ土地を走り、夜は同じグループの後輩と枕投げを楽しむ。深夜になったら亮太が夜這いをかけるって宣言していたけど、同室者が寝ている中、本番までいけるかどうか。駄々を捏ねる顔が容易に思い浮かぶ。
胸と股間が熱くなり、俺は絶好調だった。
ところが校門に佇む人影を見た瞬間、気分が急降下した。
泉だ。塀に寄りかかり、空を仰いでいる。何をしているわけでもないのに、絵になるような光景だった。しばらく休んでいたから、合宿にも来ないと思っていたのに。
ゆっくり近づくと、泉が振り返った。目と目が合った瞬間、互いにさっと逸らす。
俺はわざと距離を空けて、肩からボストンバッグを下ろした。
元々こいつのことは嫌いだったし、あんな所を見られたから当然の反応だろう。胸に広がるモヤモヤの理由を探していると、意外なことに、泉がおそるおそる声をかけてきた。
「あ、あの……高野先輩」
急に靴紐が気になり、俺は屈んで結び直す。
「あのこと、誰にも話したりしませんから。だ、だから、安心してください」
「ありがとう」
突き放すように言って、立ち上がる。悩みの種が消えたはずなのに、満足できない。それどころか、モヤモヤが濃くなって気分が悪い。
チラッと盗み見ると、泉は項垂れていた。伏目がちに爪先を見つめ、こっちにまで寂しさがひしひしと感じられる。
なぜか罪悪感を覚えて口を開きかけた矢先、部員たちの楽しげな声が響いてきた。向きを変えた俺は挨拶を交わしていき、ついに機会をなくした。
少し経ってから亮太が満面の笑みで現れても、バスが来ても、気分は晴れなかった。見慣れた景色が後方に流れていっても、新しい土地への期待や興奮は沸かず、ちっともおもしろくない。
それは隣の葵も同じだったようだ。
「ねえ、陽司。なんだかさあ」
のんびり話しかけられた俺は、頬杖を突いたまま首だけで振り返った。いつものことだけど、力の抜けた声同様、表情もゆるい。
「退屈すぎて、ゾンビになっちゃいそうだね」
「そうだな」
適当に相槌を打つと、葵は深く溜息をついた。
「もう手遅れかあ。ざんねん」
言葉とは裏腹に微笑んでいる。落ち着いた物腰に、俺は苦笑して向き直った。何を考えてるか分からないけど、憎めない。
「勝手に殺すな」
「じゃあ、人間失格ってことで」
「人間やめて、スパイダーマンにでもなれって?」
「イモムシのほうがおもしろいよ」
そうやって会話はどんどん脱線しながら、盛り上がっていく。思いついたままを喋るだけで進んでいくから、楽でいい。
葵は変なやつだ。入部動機だって「体力をつけたいから」って、それだけ。向上心とか競争心とか、選手に必要な要素はごっそり抜けている。
「僕さ、最近アクション映画にはまってるんだ」
話の流れで、葵は筋肉を見せ付けるように「ふん」と腕を曲げる。申し訳程度に、ちょこっと盛り上がる。
「腕立て伏せとか自主的にしてんの?」
興味を持って尋ねても「ううん」と首を振る。
「イメージトレーニングだけかなあ。今のとこは」
「トレーニングになってんのか?」
俺はぷっと吹き出した。葵のイメージがどんなものか、とても想像が及ばない。
突然、葵が窓に向かって身を乗り出した。
「海だ〜」
つられて見ると、俺も「おおっ」と感嘆して息を呑んだ。
空と海の、目が覚めるような青のグラデーション。真夏の光を受けた、きらめく海面。白く広がる砂浜。
車内が、より一層、賑やかになった。前の座席から、裏返った声が何やら叫び始める。亮太だ。断片的に言葉を拾うと、たぶん歌なんだと思うけど、原曲がわからないほど音程が狂っている。
下手くそな歌に紛れて、葵がぼそっと呟いた。
「走りたくないなあ」
それには賛成だった。俺は海を眺めたまま、力強く頷いた。
「泳ぎたいよなあ」
窓に映る葵が、意味ありげに微笑む。
「水着、持って来たよ。陽司」
「葵。お前もか」
「ブルータス」
「浮き輪は?」
「ばっちぐう」
「べりーぐー」
2人して、にんまり笑い合った。
187名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 21:43:35.87 ID:41ig6b/b
バスを降りる際、顧問の里中にたぷんたぷんのエチケット袋を見せると、難なく許してもらえた。
軽く会釈した俺は、背後からでも具合が悪く見えるように、時間をかけながら民宿へ身体を引きずる。
海水浴を楽しむためには、練習を休まなければいけない。しかし、堂々と告白して頭を下げたりなんかしたら、下げた頭を即もがれるに決まっている。
だから、完璧に騙す必要があった。「気分が悪いので休ませてください」だけでは通用しないだろうから、本当に苦労した。
前日までに、炎天下の中に野菜と卵を放置して腐らせる。そして、異臭を放つ物体をミキサーにかければ、ゲロの完成。顔色を悪くするために、途中休憩の昼飯も抜いたんだ。
しばらくしてから、後輩たちが部屋に入ってきた。畳の上に横たわる俺のために、わざわざ布団まで敷いてくれた。残しておいた弁当をかっこんだから、動けなかっただけなのに。
「早く元気になってくださいね!」
「ここにポカリ置いときますから、飲んでください!」
「俺なんか、ポテチあげちゃいます!」
「だったら俺は、エロ本とティッシュ置いとくもんね!」
海よりも深い好意に、笑いを堪えるのに必死だった。ごめんな、お前ら。
そしてすぐ後には、予想通り、亮太が入ってきた。俺にすがりつきながら「ようじせんぱい。よーじせんぱあい」って連呼するもんだから、まるで葬式のようだった。
「風呂に入るまでには、復活してくださいよ。じゃないと、オレ……オレ……」
どこまでも期待を裏切らないやつだ。
未練を残しながら亮太が部屋を去った瞬間、俺は飛び起きた。服を脱ぎ捨てて全裸になり、すぐに海パンを履く。その上からまた服を着て、部屋を飛び出した。
民宿の玄関の前に、既に葵は立っていた。成功を分かち合いながら、目的地に向かう。
「そうそう、竹田くんが心配してたよ。陽司」
思い出したように、葵が言った。葵と亮太は同じグループだ。別のとこで、一体どんな話をしているのやら。少し恥ずかしい。
陸上部にはAからDまでの4グループがある。能力が高いやつほどAに近く、低いやつほどDに近い。2年生にもなると大半はB以上に所属している。それ以下は2人しかいない。
葵がC。俺がD。落ちこぼれ同士、仲良くしようってわけじゃなくて、俺と葵は気が合うから一緒にいる。周りがどう噂しようが構わないし、葵も気にしていない。
「誘ってあげたらよかったのに」
「あいつ、バカだからな。声かけたら道連れにされる」
それに……と続く言葉を飲み込んで、俺は立ち止まった。葵も立ち止まるけど、声は明るかった。
「や、泉くん」
目の前の泉がお辞儀して、控えめに微笑んだ。けれど、どこかぎこちなく、困惑しているのがよくわかる。
「高野先輩、霧島先輩。もう具合、大丈夫なんですか?」
「うん。今から海に行くとこ」
忘れてた。こいつも、バカだった。人類、皆兄弟ってくらい他人を信用しているんだった。ごまかそうにももう遅く、泉が訝しげに小首を傾げた。
「海、ですか?」
「そ。部屋にこもってても、つまんないから」
「あ、でもですね。先輩方は休んでいたから知らないのが当然なんですけど」
泉は辺りを見回しながら、言った。
「先生が『海水浴は禁じる。違反した者は即刻陸上部から除名させる』って注意してたんです。だから」
「だから、黙っててね。泉くん」
あくまでマイペースな葵に、小さくガッツポーズ。いいぞ、葵。そのまま、押し切れ!
「で、でも、でも無茶はよくないです……よ」
意外と強情なやつで、泉は遠路がちにだけど、忠告してくる。
「途中で倒れたりしたら、大変です。退屈かもしれませんけど、やっぱり部屋で安静にしていたほうが……」
「平気だよ。具合悪いのは嘘だから」
葵がのんびり白状する。
「元から練習はさぼるつもりで、海水浴しに来たんだ。僕たち」
泉の表情がみるみるうちに固まっていく。力なくまばたきして見つめられて、俺は葵に任せきりだったことを、少し、ほんの少し後悔した。
「そういうわけだから、内緒にしててね。泉くん」
呆然と立ち尽くす泉に、葵がのんきに肩を叩く。話はついたとばかりに歩き出し、俺もはっとして後を追う。
ところが、泉の脇を通り過ぎようとしたとき、腕を掴まれた。
188名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 21:44:27.80 ID:41ig6b/b
「行かないでください」
引き止めるように力を込められ、振り返ると、泉が真っ直ぐ俺を見上げていた。
「お願いですから、宿に戻ってください」
弱々しくも、振りほどけないような瞳と声。
言葉に詰まる俺に代わって、葵が応えてくれた。
「どうして?」
「先輩たちに、残っていて欲しいからです。やめて欲しくないんです」
「黙っていてくれたら、やめずに済むんだけどなあ」
葵が「う〜ん」と首を捻ると、泉は懇願するように叫んだ。
「お願いします! お願いだから、これからも頑張ってください!」
よく通る声だった。あの葵が、感情の起伏が小さい葵が、目を丸くして驚いていた。そして、すぐにいつもの柔和な顔つきに戻り、頷いた。
「うん。わかった」
「ほんとですか?」
「悪いことだもんね。少し我慢するよ」
それまで緊張していた泉が安堵したように、微笑んだ。
その瞬間だった。俺たちが悪いと肯定された瞬間だった。
不愉快な熱が頭まで昇り、俺は細い腕を振り払った。
「ふざけんなよ。頑張ってくださいって、なんなんだよ」
憎かった。Aの泉が、綺麗な泉が、天才の泉が、憎くて憎くて血が沸騰する。溜まりに溜まっていたものを、口から怒声にして吐き出す。
「何様のつもりなんだよ。なんでもできて、何をやっても1番で、だから人に指図すんのかよ」
整理しきれないほど憎いという感情が強すぎて、言葉が次々に出てくる。
「偽善者ぶってんじゃねえよ。どこまでいい子に見られたいんだよ。お前、むかつくんだよ。うっとうしいんだよ」
尻餅をついている泉が、ぐにゃりと大きく揺れる。目頭が熱い。声が震える。葵が何か言っているけど、わからない。
ただ憎い。
「人のこ、と、バカにして、んじゃねえよ。いつ、も、い、つも、笑っ、てて、うざいん、だよ」
「陽司!」
俺は葵に怒鳴られた。唇が震えて、言葉が出てこない。熱い涙が頬を伝っていた。
「帰ろ、陽司。泉くんも泣かないで」
蹲る泉が泣いている。視界が歪んでわからないけど、泉が泣いている。
その事実は、ひどく残酷な高揚感を味わわせてくれた。
「泣けよ、お前なん、か、もっと泣け」
泣け、泣け、泣け。もっと泣いて、もっと苦しめ。
言葉にはできず、頬に痛みが走った。葵に平手打ちを食らわされたんだ。
「もう帰ろ、陽司。ゆっくり休も」
189名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 21:45:10.23 ID:41ig6b/b
就寝時間になり部員たちが一斉に部屋を抜け出したのを見計らい、俺はCグループの部屋に侵入した。
静かな暗闇の中、亮太が布団の上で横になっていた。夜這いをかけると豪語しておきながら、心地よさそうに眠っている。練習がそうとうハードだったのか、食堂にも顔を出さず、浴場でも口数が少なかった。
邪魔な掛け布団を剥ぎ取り、俺は亮太に覆い被さった。本能が命じるまま唇にかぶりつき、シャツに手を潜らせて胸をまさぐる。
息苦しいのか、感じているのか、亮太が身体を捩った。
「……ん……んぅ……」
切なげな吐息が興奮を煽る。簡単に起きないのがもどかしく、俺は動かない舌を舐め上げる。亮太の味が普段より濃く、体温が一気に上がった。
「んうぅん……」
ほどなくして、亮太が口をもごもごさせて
「むうぅ!?」
目を見開いた。飛び起きた拍子に、額と額が鈍く音を立ててぶつかった。頭痛に構わず、俺は呻く亮太を布団の上へ押し戻す。
「ちょっ、陽司せんぱいっ!」
慌てふためく亮太は可愛くて、もっと苛めて驚かせたくなる。
「な、なにしてんっすか!」
「夜這い」
平然と答えると、裏返った声で叫ぶ。
「こ、この変態! 皆がいるのに、頭おかしいんじゃないっすか!? 」
「いないぜ。花火に行った」
頬を甘く噛みながら、俺は再び、亮太のシャツを捲し上げる。
「しばらく帰って来ないと思う。気にせずヤれるな」
「そ……そういう……問題じゃ……なく、て……!」
へその辺りを撫で回すだけで、亮太は竦んで声を詰まらせた。
「寝起きだから、感じやすい?」
「……んなこと……ないっす……バカ陽司」
挑戦的な上目遣いに、俺は呟いた。
「可愛いなあ、亮太は」
すぐさまキスで口を塞ぎ、反論の言葉を飲み込んだ。
「うんん、うむんっ……ふ……」
もがく亮太を押さえつけていると、夜這いっていいもんだなあ、ってひしひし感じられる。相手の意外な一面も見れるし、なにより主導権を握り易く、思うように行為を楽しめる。
満足しながら亮太を口と手で味わっていると、ふいに冷ややかな声が背中に突き刺さった。
「ヤケキス?」
聞き慣れたようで聞き慣れない。振り返ると、葵が押入れの前に立っていた。
「もしそうなら、僕は陽司を殴る。違うなら、散歩に行ってくる」
鋭い視線を笑い返して、俺は亮太に向き直る。
「ヤケセックスもするぜ。別に残ってもいいけど、見物料払えよ」
途端に亮太が目を見開いて、ぎゃあぎゃあ喚き出した。泉に見られたときもそうだった。
考えるような間のあと、葵がいつものように場を和ませる声で言った。
「そっかあ。じゃあ、ゆっくり愛し合ってね」
「さんきゅうな」
「どういたしまして」
葵が出かけた瞬間、俺は騒ぐ亮太を愛するために、邪魔なシャツを脱ぎ捨てた。
190名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 21:47:44.15 ID:41ig6b/b
今は無性に亮太を可愛がりたかった。泉だけじゃなくて葵にもバレてしまったけど、動揺する余地もないほど、愛しくてたまらなかった。
ところが完全に2人きりになって、思いのたけをいざ爆発させようとしても、肝心の亮太はおかんむりを解かなかった。唇を寄せてもそっぽを向き、あまつさえ、前歯を立てて噛みつこうとする。
かなり不機嫌で、やる気ゼロ。
どうやら普段から熱弁する、ロマンチックに反した成り行きが引き金になったようだ。
とはいえこっちのやる気は衰えるはずもなく、お構いなしに俺は続けた。
こっちのコンディションの都合で辞めなかったのもあるけど、確信があった。
実際、意にそぐわない行為でも、愛撫を重ねていくうちに、亮太の機嫌は目に見えて回復していった。つまりエロチックになっていったってことだ。
乳首を摘むと「やめてください」でも、6分勃ちチンコを触ると「気持ちよく、ないっすから」。
それから「いれさせてやんないっす。生殺しっす」が「い、意地悪っす。陽司先輩は」になり、「誰がそんなチンチンでイクもんっすか」が「も、も我慢、できないっ!」まで至るのに、そう時間はかからなかった。
日頃のセックスで鍛えたテクか、はたまた、盛る愛情か。どちらにしても、亮太は乱れに乱れて腰を振っていた。最初の抵抗が嘘のように、騎乗位で自分から楽しんでいる。
「あっ、あ、あ、あっ、あ、はあ、あ!」
焼けた肌を赤く染めて喘ぐ姿は、絶景としか言いようがない。激しい動きに併せて、腰の上で亮太の勃発チンコがぶるんぶるん揺れる。ピンク色の亀頭からも涎を垂らし、てらてらと光っている。
「うあ、ああっ! い、いま、こうふぅやあん、したすね! あん!」
「なんで、わかんの?」
胸の中が甘く煮えて、俺はニヤリとほくそ笑んだ。桃尻を撫で上げると、亮太がぞくぞく震えながら、訴えるように言い切った。
「ら、らってえ! ようひしぇんぱいの、ようじせんぱいのチンチンがビクッてしたからあ!」
もう、たまんない。
甲高い嬌声に、こっちまでとろけそうになる。
「ふや! ま、まら、ビクッて!あうん!」
ビクビクと硬くなるチンコを、亮太が上下に動いて満喫する。中できゅうきゅうに締め付けられる度に、俺も目眩がするような快楽を味わった。
「亮太、亮太!」
名前を繰り返し呼ぶだけで、体温が上昇して語気が強まる。
「きもち、いいか!? お前も、好きか!?」
お尻から背中に向けて撫で上げると、亮太は潤んだ目で何度も頷いた。
「ん、んうん!すごいっ、す、うああっん! チンチン、ああ、あ、チンチンきもちいいっす!ようじせんぱあい!」
的外れな返事だけど、荒々しい充足感で満たされる。もっと気持ちよくさせてやるために、俺は亮太のチンコを握り締めた。途端、弾かれたように、亮太が背を逸らした。
「チンチンしごいちゃだめっす! オレ、オレ、おかひくなったゃうっすう!」
叫んだ通り、狂ったように中を蠢かせてチンコに吸い付く。比べものにならないほどの快楽に、俺は痺れながらも、脈打つチンコを扱いた。カウパーがくちゅくちゅと音を立て、興奮を煽る。
「ほ、ら……亮太のチンコ、くうぅ……すげえ、濡れてんぞ」
「やらあ!チンチン、よすぎて、やらあっす!」
「俺のチンコが? お前のチンコが?」
催促するように、俺は手の動きを速めた。外から快感を与えたうえで、主張するように力を込めて、中のチンコをひくつかせる。よがり狂う亮太は、いやらしい声のまま叫んだ。
「そ、そんなの、あう! わかん、ないっ!」
「わかんねえのかよ」
「だ、だってチンチンも、ようじ、せんぱいもお! きもちいいんっすからっ! 無理っす!」
ふいに、亮太の身体がざわつき始めた。握り締めたチンコも熱く、中の締め付けがきつくなる。お互いに、そろそろ、限界みたいだ。
俺が亮太の身体の変化に気づいたように、亮太もまた、俺の射精の前兆を敏感に感じ取ったらしい。何も言っていないのに、一層激しく乱れて、精液を絞り出そうとしてきた。
「オレのなかに、いっぱい、いっぱい出してください!」
「あうっ、ん! お前も、イけよ! 亮太、亮太!」
チンコの根元から間欠泉のように快感がこみ上げ、俺は堪えきれずに射精した。情けないけど、声をくぐもらせながら悶え、ありったけの精液を最奥にぶちまける。
「ようじせんぱい! ようじ、せんぱあい!」
追うように、亮太もイった。俺の顔面目掛けて、濃い精液をびゅるびゅる吐き出す。
射精に伴う疲労が、心地いい。弛緩した身体に、じんわりと優しい気持ちが染み渡るのがよくわかる。
191名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 21:48:21.04 ID:41ig6b/b
亮太が好きだ。普段は意識しない、でも大切な事実をひしひしと実感する。ぶっかけられても不快などころか、むしろ興奮するくらい受け入れられる。
俺は額にまで飛んだ精液をすくいとり、口に含んだ。生暖かくて、苦い。もったいないから、指先を吸ってじっくり味わう。幸せに浸っていると、間髪入れずに、亮太が金切り声を上げた。
「ななな、なにしてるんっすか! ようじ先輩! ぺーするっす! ぺー!」
手首を掴んで、口から指を引き抜こうと躍起になる。おもしろいから、俺はのんびり抵抗する。
「お前なあ。俺は先輩なんだぞ。ガキ扱いすんなよな」
「不気味っす! いつもの陽司先輩じゃないっす!」
「なあ、エロい俺は好きか? 亮太はこういうの、好きだろ」
「正直たまんないっすけど、これはだめっす! 身体壊しちゃうっす!」
「じゃあ、お前が俺の顔舐めて綺麗にしろよ」
「いつもの陽司先輩っすけど、それはあんまりっす!」
からかいがいがあって、もう一押ししてみた。俺は弾みをつけて上半身を起き上がらせ、慌てふためく亮太に向き直った。
「亮太のチンコ、しゃぶらせて」
「はへ?」
「だから、お前のチンコ、しゃぶしゃぶしたいんだって」
ねだるように手を取り、指を舐める。ちゅぱちゅぱと音を出しながら吸うと、亮太が口をパクパクさせる。
驚いてる。驚いてる。
調子づいた俺は、さらに演技を続けた。エロ本の台詞を思い浮かべながら、甘えるように距離を詰める。
「上の口だけじゃいや。もっとエッチな下の口にも、亮太の勃起チンコ、ちょうだい。生意気な俺を、陸上部の身体でたっぷりお仕置きして?」
ほんの悪戯だったのに、次の瞬間には布団の上に押し倒されてしまった。頭上から荒い息遣いが聞こえた。
「了解っす……陽司先輩……」
亮太が囁き、太ももを掴んできた。今まで見たことのないギラギラした視線を、笑い飛ばすこともできない。
「オ、オレ……入れるのは初めてだけど、頑張るっす。絶対、陽司先輩を気持ちよくさせるっすから」
安心させるような口振りだったけど、声が震えて緊張していた。
意外な展開を、けれど俺は穏やかに受け入れていた。亮太も男だし、毎度突っ込まれるのもいやだろう。後輩の世話をするのも、先輩の務めだ。
それに、ちょっと期待もして見上げていた。俺の中に突っ込んだ顔や声、イキ顔を見たかった。
穴に、濡れた熱いものがあてがわれた。
強張った亮太がごくんと唾を飲み、言った。
「じゃ、じゃあ……入れるっすよ」
まずは指だろ。とからかう余裕もないほど、俺も緊張していた。
穴が、ぐっ、と広がった。その瞬間だった。
ドアが音を立てて開いた。僅かな沈黙の後、ドアの前に立つ人影が聞き慣れた声で尋ねた。
「仕返しセックス?」
葵だ。まったく躊躇せずに、親しげに近づいてくる。
すぐさま俺の上から影が消えた。亮太は布団に潜って丸まり、朝まで出てくることはなかった。

続く。
192名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 22:19:25.25 ID:dPqwg3m4

亮太きゅんかわいい
193名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 00:44:38.91 ID:Z6OT55FR
泉くんかわいいよ泉くん
194名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 03:34:07.08 ID:PEuOdizv
葵免疫ありすぎ笑った
続き期待
195名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 08:07:37.23 ID:Ww41q2RR
つまらん
チェンジ
196名無しさん@ピンキー:2011/04/28(木) 18:18:22.49 ID:AYfhvlL7
50 名前:名無しさん@涙目です。(関西地方)[] 投稿日:2011/04/27(水) 12:46:29.04 ID:60MG9jt60
なんか少年って大人相手には女みたいな口調で甘えるじゃん。
「お兄ちゃん、〜してよw」「やめてよw!」
とか、たまに「おひるごはん」とか言ったり。
あの女言葉使うときの弱さというか未熟さというか、可愛さがたまらなく好き。
決して汚れた女臭さとは違うんだよそれは。

少年らしい可愛さを女言葉を一部借りて表現してるだけで、女のそれとは全く違う。

たとえば子供のころは男の子でも卍みたいに女座りに近い座り方をするし、
体操服の子がどこかで座って足をぶらんぶらんしてるとき、
自然とその太ももや足先が内股になることも多いけど、
あれらは決して女っぽいわけじゃない。
がっばーと威圧するように肩幅以上に下品に足を開く、その「俺は男だ!」みたいな攻撃性がなく、
非常に未熟ゆえの性格の甘さや丸さがそこにでてる。
友達同士と綺麗なツルツルの足を自然に絡めて乗せあってるのもそうだ。

男の子でも自分が綺麗な小学生までは「男同士」を卑下したりむさくるしいなんて言いたがらない。
綺麗な足を当たり前のように絡めてる。
でも年をとると何かにつけて男同士とか男ばかりとか強調されて、
汚い、きもいなどと言われ遊びにいくことすらままならない。

そう言う男性卑下をしない、男の子同士まったりいちゃいちゃでき、エロ話もしようとしない
恥じらいを持ってた頃の心の清らかさこそ至高。
恋愛話で盛り上がる女の下品な恋心なんてものとは別次元
197名無しさん@ピンキー:2011/04/28(木) 19:35:57.35 ID:KPUSuSWb
>>196
言ってることは共感できるものばかりなのに
ショタageのために女sageしまくってるせいで
読んでてかなしくなるお
198名無しさん@ピンキー:2011/04/28(木) 20:39:23.09 ID:h2h6IdsW
愛するものを賛美する為に、そうでないものを貶める必要はないと思うんだ
199名無しさん@ピンキー:2011/04/29(金) 00:40:08.72 ID:+5vxDvVA
誤爆だしスレ違い
200名無しさん@ピンキー:2011/04/30(土) 19:53:26.47 ID:yUCdHDWd
幼児言葉を女みたいだとか妙にショタに対して女性要素を見いだすあたり
女性に対して相当なコンプレックスがあるんだろうな
一方、男らしいということにもコンプレックスが感じられる
そんなコンプレックスをショタに向けんでくれ
201名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 23:03:09.40 ID:iRUpTdzh
古代ローマハアハア
202名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 23:29:14.89 ID:U+Y1ca10
ショタのちいさなお尻に巨根を突っ込むのがいい
しかもいやらしいビッチなショタだから、ぜんぜん痛がらないでひんひん泣いて喜ぶの
お兄ちゃんも絶倫だから、一晩で10発はナカに出しちゃうね
203名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 01:34:03.79 ID:kuxnApRd
扉氏のサイトでこのジャンルに目覚めたのだが、他にオススメのサイトは無いだろうか?
教えてくだせぇダンナ
204名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 01:55:27.07 ID:l6Rtxhfb
ざっくばらんに言うとpixivオススメ
205名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 11:00:14.14 ID:Zwcnua2p
>>202
今まさにそんな絵を描いている
俺のビッチショタ可愛すぎて何発でも抜ける
206名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 16:29:32.06 ID:UEkhDedS
>>205
さぁ、その絵をうpる作業に戻るんだ!
207名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 18:23:15.75 ID:l6Rtxhfb
女のビッチは好みが分かれるのに、なぜこうもビッチショタはあらゆるショタ層に大人気なのだろうか
208名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 19:30:15.10 ID:a/MO6MBg
女のビッチでもロリビッチは大人気だろ
単に現実世界で見ないから苦手意識がないだけ
209名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 11:05:36.04 ID:0Ri1fwyl
ビッチショタを輪姦とか更に最高じゃね。
滅茶苦茶にされて腹の中も顔も身体もザーメンまみれなのに、あんあん啼いて叫んで喜んでるの
マジたまんねえ
210名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 12:57:02.78 ID:fcqym5Tg
痛がって泣き喚くショタより感じまくってところてんしちゃうショタの方がいいじゃん
211名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 15:57:43.15 ID:evTm5Lb8
>>203
扉氏って誰だ?そのサイト教えてくれない?
212名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 18:19:04.21 ID:j/ITfSJ1
もっとチンポくれ言ってるのか
213名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 18:34:11.25 ID:iFGLj/AX
チンポかぁ、欲しいな……
ショタに戻ってあんあん言わされたい
214名無しさん@ピンキー:2011/05/12(木) 20:26:45.44 ID:DX/K+mSa
ttp://www.asahi-net.or.jp/~sk5t-kwd/
いろんなジャンルごちゃまぜだけど
どれもオススメ
…てか勝手に貼っていいのかな?
215名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 01:04:05.24 ID:z6F9S8ZE
良くないと思う…たぶん
作者びっくりするだろ
検索ワード教える位で良かったんじゃね?
貼ってから言うのもアレだけどさ
216名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 01:30:27.16 ID:GxfSompI
>>215スマンorz
以後気をつけるッス
217名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 17:54:18.53 ID:ozTh9X1+
陸上部のショタもう来ないのかな…

続き待ってます!
218TT:2011/05/20(金) 23:02:19.64 ID:7J/uZfCD
どうもこんばんは
久しぶりに来てみたら…まとめwikiの職人別SSメニューに入れてもらってるw
まとめてくれた人どうもありがとう、実はひそかに「職人別入らないかな〜」とか期待してたよ

お礼といっては何ですが、昔の書き溜めを少し放出しときますね〜


※読みにくいカタカナ、ひらがな表記多し。ご了承ください。あとちょこっと道具使用あり。
↓始まります
219【野性児が拾い物する話】:2011/05/20(金) 23:03:14.46 ID:7J/uZfCD
【野性児が拾い物する話】



これは一体何だろう。魚なのか、その前に食べられるものなのだろうか?
海に潜り、とれた魚をもって、ねどこに帰るとちゅう、海藻まみれになったへんなものが海岸に打ち上げられているのを見つけたおいらは、
取りあえず持っていた長い木の枝で、そいつが生き物なのかどうなのか、確かめようとつついてみた。
「う、うう・・。」
海藻まみれのそれは微かにうめいて、ぴくぴく動いた。とりあえず、腐らないうちに持っていこう。
おいらはツタで海藻ごとそれをくくり、ねどこに帰ることにした。


ジャングルの奥にある、太い枝の上にある寝床に、それを持って上がるのはかなり大変だった。
ぬらぬらした海藻をはがすと、そいつは今まで見たことがないような、でもどこかでいつも見ているような気もする、ますますへんな見た目をした生き物だった。
魚みたいなうろこのない肌はすべすべで、おいらの黒い肌と比べると、まっしろに見えるくらい薄い色をしている。
おまけに何か筒状の、身体にぴったりあった布切れを纏っていて、腰にヤシの葉を巻いただけのおいらには、それがどうやってそいつの身体をつつんでいるのかわからなかった。
頭に生えている毛は妙にみじかく、きれいに整っていて、おいらの伸び放題で枝がたくさん絡まった長いやつとは違う。
おっきい身体についた肉は、なんだかひよわそうで、これまで食べてきたどの獣たちの肉よりも、まずそうに見えた。

ぱち、とそいつの目が開いた。おいらは素早くそいつから身を遠ざけて四つん這いになり、いつでも迎え討てるような体勢をとった。
二本の足でよろよろと立ちあがったそれは、おいらのせたけを軽く倍はこしているようだった。
「・・何だろう、ここは、一体・・・。」
そいつのへんな鳴き声の意味を、おいらはすぐにわかった。たしか、コトバというものだっただろうか? 昔使っていたことがあるような気がする。
聞き取れたところによると、そいつはここがどこだかわかっていないようだ。
おいらは警戒をやめないで、そいつをじっと観察した。もしも凶暴なやつだったら、ここから叩き落して、すぐに逃げられるよう、おいらはそいつの後ろにまわった。
220【野性児が拾い物する話】:2011/05/20(金) 23:03:57.30 ID:7J/uZfCD
そいつは背後から唸り声を低く上げているおいらに気が付いたようだった。ふりかえると同時にそいつは腰を抜かしてへたり込んだ。
「う、うわっ! なんだ、お前っ! 裸のコドモ!?」
「・・お前、違う。おいら、おいら・・えっと・・?」
久しぶりに出したコトバにおいら自身とまどいながら、おいらはずっと忘れていた、自分の名前を思い出そうと、やっきになった。
たしか、・・フーキだったっけ?
「お、おいら、フーキだぞ。何者、どこからきた?化物か?」
「ちょ、ま、待ってくれ、化物じゃない、お前と同じ、ニンゲンだよ。ほら、落ちつけ。」
ニンゲン、の意味がよく分からなかった。おいらもそいつが言うことにはニンゲンという生き物らしい。
嘘だ、おいらはこんなに頼りないひょろっとした生き物じゃないぞ。
おいらは用心深くそいつを睨んだ。
「な、ほら、耳も目も口も鼻も手も足もみんな、おまえと同じところについてるだろ、な、な?」
そう言ってそいつは、自分の体中を説明するように指さしはじめた。おいらはそいつの慌てっぷりに驚いて、後ろに身構えながら、ふとある事をおもいだした。
そうか、どこかで見たような感じがしていたのは気のせいじゃなかった。
いつも使っている水場に水を飲みに行くとき、映っていたおいらの姿。そいつは身体の大きさこそ違うけれど、おいらの身体のつくりと同じだった。

おいらは警戒をとき、二本立ちでそいつの顔をしげしげともう一度観察した。
まだ必死に後ずさりしながら、おいらに怯えているそいつは、確かに、おいらが今まで出会ったことのなかった、おいらと同じ種類の生き物だった。





「うっひゃあ、植物だらけだ。すごいなあ、この島は。」
おいらの警戒心と誤解がすっかり解けた途端に、そいつは元気になった。特製の槍をかついで歩く、おいらの前を、そいつはずかずかと象のように歩いている。
おかげで気配がまわりにばればれで、いつまでたっても獲物が現れない。

こいつはカズユキ、というらしい。ずっとコトバを話していなかったおいらにとっては、舌を噛みそうな名前だった。
「カズユキ、なぜ、ここ来た? どうやってここ、来た?」
「ヒコウキがおちたんだ。それよりフーキ、きみは俺とおなじクニのひとだろう? コトバ、通じるし。」
「おいら、知らない。ずっとここ、住んでるから。おいら、昔のこと、覚えてない。」
キオクソーシツのソーナンシャか、と、カズユキは何かわかったように顎を持ちあげた。

――――キオクソーシツ? ソーナンシャ? 
また訳の分からないコトバを使う。きっとどちらも食べ物の名前ではないだろうから、あんまり興味はないけれど。
「ってことは・・・まさか、もしかしてフーキは、ここにずっと一人ぼっちなのか!?」
「そうだぞ。おいら、ひとりだ。」
ごくごく当たり前のことを言ったつもりだったのに、さっきまでのとびはねるような元気はどこに消えたのか、
カズユキは支えるもののなくなったツタのように、ばったり膝をついた。
「そんなぁ・・助かったと思ってたのに・・絶望だあっ!!」
「カズユキ、なんで、泣く? おいら、何か、したか?」
しかたなくおいらは、力の抜けたカズユキを空いている肩で担ぎ、引きずりながら奥に進んだ。
その途中で、草むらを横切って森に入ろうとしている、うまそうなウサギを目のはじで見つけ、槍をふって捕まえた。
221【野性児が拾い物する話】:2011/05/20(金) 23:04:28.77 ID:7J/uZfCD
日が暮れるころ、おいらはねどこのある木の下で火を焚き、カズユキと肉の取り合いをしていた。
カズユキはとてもずうずうしい奴だった。自分では何もしなかったくせに、おいらのとった肉を手当たりしだい、口に詰めこんでいく。
「うまっ! ウサギってこんなにうまいのか!? 本当にこれも、ヘビの肉?」
「おい、カズユキ、とるなっ! これみんな、おいら、とったやつだぞ。」
身体がでかいから、カズユキはどんどん肉をおいらから取り上げ、持っていってしまう。
顔を押しのけられ、怒ったおいらは、思わずカズユキの細い腕に噛みついた。
「うぎゃあっ! な、なにすんだっ!」
「たべたいなら、カズユキ、捕まえろ。おいら、ぜったい、おいらの分、やらない。」
再び、四つん這いで助走をつけて、カズユキに向かって跳んだ。
だが、おいらは途中でがっしりと両手を掴まれてしまった。
「うがっ!? は、はなせっ、カズユキ!」
「おーいおい、オトナをなめちゃいかんぜよ。フーキくん。」
そのまま抵抗するすきもなく、カズユキがおいらの上にのしかかってくる。
力はおいらの方が絶対つよいのに、大きな体でかぶさるように体重をかけられては、流石にどうすることもできない。
「へっへっへ、さーあ、どうしようかなー?」
「た、食べるのかっ! おいら、食べるつもり、だなっ! はなせっ!」
おいらは初めて自分が食べられる側に立たされていると知り、必死にカズユキの下でもがいた。こんなことならカズユキなんか、海岸で拾ったときに槍で仕留めておくんだった。
「たべる、か。・・・いいなあ、それも。」
カズユキはにやり、と白い歯を見せて笑った。もう駄目だ。おいらはまさに、いま食べられようとしているウサギやイノシシの気分を味わった。
おいらはカズユキから顔をそらし、せまるカズユキの牙を見ないように目をつぶった。
 
「・・・ひゃっ! く、くすぐったい、ぞぉ!?」
カズユキのざらざらした舌が、ぺろぺろとおいらの身体を舐めまわしている。舐められたところに、カズユキの鼻息がおくれて当たってこそばゆい。
どうやらすぐにかぶりつくわけではないみたいだ。じっくり恐怖でおいらを責めながら、楽しんだあと食べるつもりなのか。
「ひっ、カズ、ユキ、なに、するっ! おいら、食べるんじゃ、ないっ、のか!?」
「“たべる”の意味がちょっとちがうな。おこちゃまにはわからないだろうけど。」
すきだらけの肩めがけて牙を立てようとすると、カズユキはおいらの口に、食いかけの大きな骨をつっかえさせた。これでもう、おいら自慢のするどい牙は、全く使い物にならない。
そればかりか、あいた口の隙間からどんどんよだれが垂れてきて、ものすごく格好がわるい。
「そうそう、しばらくそのままおとなしくするんだぞ。」
「うがーっ! ぅうがうがぁーっ!?」
カズユキの手がおいらの腰に伸び、ヤシの葉っぱが結び目を解かれて、はらり、と脇にのけられた。
おいらも、獲物を食べるときはうろこや毛皮をはいで食べるから、カズユキもそろそろおいらを食べる気なのだろう。
と、そう諦めていたら、カズユキは突然、おいらのおちんちんを握った。おいらはカズユキが、何でそんな汚い場所をとつぜん触ってくるのか、不思議だった。
「フーキはこんなこと、やったことないだろ? ちゃんとおとなしくしていたら、いいことを教えてやるよ。」
カズユキはおいらを起こした後、後ろに向かせ、頭の上で腕を、まとめてツタで縛った。後ろから手をまわされ、おちんちんがまた揺すられる。
222【野性児が拾い物する話】:2011/05/20(金) 23:05:42.43 ID:7J/uZfCD
どうやらカズユキは、おいらを食べようとしているのではないみたいだ。 
「うがっ!? お、おちんちん、何か、変だぞっ!」
「口のつっかえ骨、外れたか? まあもう噛みつけないしいいか。それよりも、ほらここ、見てみろよ。たってきたぞ。」
頭をぐい、とお股の方にむけられて見せられたのは、いつものとは違う形にかわった、おいらのおちんちんだった。
ジャングルの枯れた木によく生えているキノコのように、おいらのおちんちんは大きく膨れてかたくなっていた。
おいらのおちんちんは病気にかかったのだろうか?カズユキはそうじゃないと答えた。
そう言われても、おいらは死んじゃうんじゃないのかと恐ろしくなった。

カズユキはおいらのおちんちんを握りなおすと、そのまましぼるようにこすりはじめた。
おいらのおちんちんは、カズユキが優しくこする度に、じわじわとまとわりつくような、かゆみにも似た感覚を放っている。
我慢していても、びりびり湧きあがる身体の震えがおさまらなかった。
「あっ、きゃうっ、なんだ、これ・・? おちんちん、あうっ、すごく、かゆいぃ・・。」
「かゆいんじゃなくて、これはキモチイイっていうんだよ。」
「きもち、いい・・? そうか、おいら、すごく、キモチイイぞ。あっ、あっ、ああっ! カズユキッ! へんだっ! ちんちん、くるしいっ!!」
急に早くなったカズユキの手の動きに負けて、おいらは無我夢中で腰を引こうとした。だけどカズユキが邪魔でにげられない。
おちんちんがひめいをあげているようだと思った。
カズユキが身体をぴったり合わせているせいで、何か大きなかたまりがおいらのお尻にぶつかっている。
お尻の割れ目に沿ってそれは、カズユキの動きに合わせてすりすりと上下しているみたいだ。
もしかして、カズユキのおちんちんだろうか?
「フーキは肌が日に焼けて真っ黒で、身体つきも野性的でパワフルだよなぁ。髪はオンナノコみたいに長いけど、瞳はオトコノコだね。ほんと可愛いよぉ。」
オンナノコとオトコノコってなんのことだろうか? おいらはオトコノコらしい。
目がかわいいからオトコノコなのだろうか?
「オトコノコ、それ、なんだっ? おいら、強いんだぞっ! かわいい、言われるの、いやだっ!」 「おちんちんがある子のことさ。フーキのおちんちん、可愛すぎて食べちゃいたい。」
「へっ? ・・・ひっ、ああっ! だめぇ! おちんちん、くわえる、だめっ! 食べるの、やめろぉっ!!」
お股の下に潜られ、おいらはお尻でカズユキのかおを踏んづけていた。
カズユキはおいらのおちんちんをすっぽり玉ごと口に放り込んでもごもごしている。キモチイイのと恐いせいで力が抜けて、暴れられない。
おちんちんがとってもあったかかった。ざらざらやいぼいぼがたくさんついたカズユキの長い舌が、おいらのおちんちんに巻きついてぐるぐるまわっている。
とても“キモチイイ”のだが、その一方で、おいらはいつおちんちんを噛みちぎられるのかと、胸をばくばくさせていた。
おいらのおちんちんが、カズユキの喉に飲まれてお腹に入って行くところを、うっかり想像してしまう。
「はなせっ! カズユキッ! おちんちん、だべるなぁっ!! ひんっ!」 
引きはがそうと上に動くと、おちんちんが口の中でこすれてまたキモチイイ。
その時だ。おいらはキモチイイのとは別に、おちんちんの内側から何かのぼってくるような勢いを感じた。
「あれっ!? カズユキ、なにか、へんっ、きゃうんっ! なにかでる、ぞぅっ!!」
「んっ・・・ぶはっ、もうイくのか? 初めてのシャセイみたいだから、ちゃんと自分で見るんだぞぉ。」
カズユキは口からおちんちんを放した。すぐに身体を後ろにのけぞらされて、その格好のままおちんちんを擦り上げられる。
おしっこを我慢するときみたいに踏ん張ってみても、おちんちんの穴を滑ってくる“キモチイイ”のかたまりはおさまらなかった。
223【野性児が拾い物する話】:2011/05/20(金) 23:06:54.51 ID:7J/uZfCD
「あっ、あ、きゅうぅうぅぅうううぅうんっ!! ひゃあっ!! ち、ちんちん、びくびくっ!! あひゃあぁぁあっ! びくびく、おみずっ!! と、とんでるっ・・。」

おいらのおちんちんから、おしっこと全然違う、ねばっこくて、つんと鼻をつく匂いのする、白い濁ったお水が何度も何度も噴きだした。
一噴きごとに、今までと比べようがないほど、おいらはすごくキモチイイ、と感じた。白いお水はおいらの黒く焼けた肌にぷるぷるとひっついて流れない。
まだまだ出ているから、どんどんおいらの身体は白くなっていった。
「セイツウ、したみたいだな。これがセイエキだ。オトナになったぞ。おめでとうフーキ。」
さっきからわからない言葉だらけで、頭が混乱しながら、おいらはもっともっと“キモチイイ”ことをしてもらいたくなった。
カズユキはおいらの知らないことをいっぱいしっている。
カズユキは、他にどんな“キモチイイ”ことをしっているのだろうか?


カズユキは、おいらが食べ物を隠しておく、木の根で出来た洞窟からいろいろと何かを持ちだしてきた。
もっとキモチよくなるには、どうしてもさっきまでのやりかたじゃ駄目らしい。
カズユキが取り出してきたのは、昨日とったばかりの新鮮なココナッツと、まだ黄色になっていない緑のバナナ、あとは形のごつごつした細い木の実が少しずつだった。
「さすがネッタイウリンだ、トロピカルフルーツはたっぷりあるな。」
「そんな、もの、いったい、どうする、カズユキ?」
「こう使うのだ。」
まず、ココナッツをもってきたカズユキは、ツタをほどいておいらに割ってくれるようたのんだ。
一人で木ものぼりおりできないし、魚もとれないのに、いったいカズユキは今日までどうやって生きてこられたのだろうか? 
まさかそれを全部やってくれる、都合のいいものがあるわけでもないだろうに。
 
おいらはちょっと力をこめて、切れ目を入れたココナッツをねじり開けた。
白い実の中から、ばしゃっ、と透明なココナッツミルクがもれて、おいらの身体にかかった。
「おーし、開けられた? じゃあよこして。」
やけにえらそうなのが頭にきて、おいらはぐい、と突き出すようにそれを渡した。
またまた四つん這いにさせられ、おいらはお尻の穴をカズユキに、まじまじと観察された。
自分でもよく知らない、しかもうんこをする場所を、そんな風に割広げられながら見られるのは、おちんちんをくちにくわえられたときよりはずかしかった。
・・・あれ、何だか、“キモチイイ”感じとはずかしいって気持ちは、にてるような気がするぞ?
 
「肌の浅黒さと違って、ここはやっぱりピンク色だあ。俺のちゃんとはいるかなぁ?」
「んっひぃ! ぎゃうわぁっ! おおお、おしりっ! みみずはいってるっ! ぬい、てっ、カズユキィッ!!」
振り向いて自分のお尻をみると、それはみみずが入ったのではなくて、カズユキの指が一本、おいらのお尻の穴にくねくねしながら入っているのだった。
ほんとにみみずがのたくるようにして、おいらの中にずぶすぶ入りこむカズユキの指は、ココナッツミルクの甘いにおいに満たされていた。
ココナッツミルクのせいで引っかかることも無く、二本めの指が続けておいらのお尻に滑り込む。
「あっ、ひゃあっ!! なあ、カズユキッ! これ、ほんとに、キモチよく、なる、ほうほうかっ? おいら、すごく、こわいぞ・・。」
「そうか、だったら、さっさと感じてもらわないとな。」
ココナッツミルクが胸に垂らされて、おいらのおっぱいにいっぱいかかった。おっぱいをカズユキの空いている手がまさぐる。
おいらはおっぱいのさきっぽをいっぱい押しつぶされて、おちんちんをまたかたくしてしまった。
「はっ! はっ! ああっ!! さわるなぁっ! おっぱい、すごく、キモチイイッ!! おっぱいっ! てっぺん、ふたつともすごいぞおっ!!」
ココナッツミルクはおいらの胸からお腹まわりまでを、ぬらぬら光らせながら滑っていく。
224【野性児が拾い物する話】:2011/05/20(金) 23:07:29.35 ID:7J/uZfCD
やがてココナッツミルクがおちんちんまで下りてくると、おいらは勇気をだしてそっと、自分の手で初めて、かたくなったおちんちんを握ってみた。

―――――ふあああああっ!?
熱い。燃えているみたいだ。カズユキがやったように手を動かすと、おいらは瞬く間に、また白いお水を発射した。
どんな甘いフルーツを食べたときも、こんなに頭がぼんやりするような、とろける感覚は味わえなかった。これ以上の“キモチイイ”ことなんて想像できない。
「そうそう、自分でやってみることは大事だ。フーキはもう一人でもオナニーできるみたいだな。」
「おな、にぃ? この、キモチイイ、やつか?」
「そう、そしてこれから俺とやるのは、セックスっていうとってもキモチイイことだよ。」

セックス?なんだそれは?なにか格好いい響きのコトバだ。
「その前に、俺も準備するわな。」

カズユキが下のものを脱いだ。おいらはぎょっとした。カズユキのおちんちんはおいらのものと形こそ似ているが、でかすぎる。
それに、おちんちんのまわりにいっぱい毛が生えていて、ちくちくかゆそうだ。
「カズユキ・・おちんちん、おっきい。さきっぽ、皮、ないぞ・・?」
「オトナになると剥けるんだ。フーキもそのうち剥けるようになるんだよ。」
おいらのもあんな、もじゃもじゃで太いおちんちんになるのかと思うと、恐くてぞくぞくした。あんなにおおきかったらもう、ヤシの葉っぱではとても隠しきれない。
「いいか、フーキ。これからやることは気持ちいいだけじゃなくて、もしかしたら痛いこともあるかもしれない。俺はそれでもフーキとセックスやりたい。フーキはどうだ?」
「おいら・・おいら、いたいの、やだ。・・・・でっでも、キモチイイ、こと、したいっ! おちんちん、もう、あつくって、がまんできないぞっ!!」
ここまでやられては、もう後にひけない。セックスがどんなものかもわからないけど、おいらは初めて真剣見のあるカズユキのコトバを信じることにした。
「・・俺、実はドーテイなんだ。だから、うまくきもちよくできないかもしれないけど、そんときはゴメンな。」
ドーテイというコトバの意味はなんとなくわかった。たぶん、とってもキケンという意味なのだろう。
おいらはちょっとだけ不安になった。
225【野性児が拾い物する話】:2011/05/20(金) 23:07:56.35 ID:7J/uZfCD
おいらの答えを聞いたカズユキは、またココナッツをおいらに割らせて、おいらを柔らかい草のうえに、お腹を上向きにして寝かせた。
「フーキ、これから俺の、チンポをおまえのここに入れる。それがセックスなんだ。大丈夫、さっきよりたくさんキモチよくなるから。」
「ひっ! なに、言ってる! そんな、おっきいの、むりだっ!! ぜったい、いたいぞっ!」
あんなにむくむく膨れ上がったカズユキのおちんちんが、おいらのお尻にはいるわけがない!
ここ、と言われて指をさされたお尻の穴を、おいらは股をとじてかくそうとしたけど、カズユキの身体が足のあいだにはいってきて閉じられない。
カズユキのかたくとがった剥け剥けのおちんちんが、おいらのお尻にぴと、と当たった。
「いくぞ、ゆっくりやるからな・・・。」
「やだっ! やだあっ! こわいぞっ!! カズユキィッ!! とめろっ・・・・ぎゃううううぅああああうっ!! 
やめっ、ひひゃあっ!! ひろがるっ、やだっ!  あおぉんっ!!」

冷たいココナッツミルクを、お尻とのつなぎ目にどばどば、と注ぎ込まれながら、カズユキはあついおちんちんを押し込み、どんどんおいらに入っていく。
カズユキのふといおちんちんに、おいらの中がぴったりくっついていくのがわかった。意外とお尻の穴はいたくない。ココナッツミルクのおかげだろうか。
押し入られるたびに、お尻がカズユキのおちんちんのでかさをはかる。また大きくなった。
いっぱいおいらの中が広がって、あちらこちらにおちんちんが向かっては方向をかえてゆっくり奥にすすんでいく。
どこに当たっても、すごくキモチイイ。セックスって、ほんとにオナニーよりも、キモチイイんだ。
「きいいぃい、おちん、ちんっ、いっぱいはいってるぞっ!! これが、セックスなのかっ!? あひっ! カズユキッ! どこも、ぜんぶ、キモチイイ!! あっは! はははっ!」
「キモチイイのかフーキ? 俺もフーキの中、すごくきつくてもう最高だよ・・。」
カズユキは毛が生えた根元までおいらの中におちんちんをいれ、ずるずるずるっと、ぬめった音を立てて抜きだした。
おちんちんの剥けたところの張り出したキノコのような場所に、中がひっかけられていろんなところを掘りおこされる。
おちんちんがひき抜かれるときもキモチイイなんて、おいらはいつ休めばいいんだろう?
226【野性児が拾い物する話】:2011/05/20(金) 23:08:33.53 ID:7J/uZfCD
「あっひゃ、あはっ! いいぞっ!! おいら、すごくキモチイイぞっ!! はっはやくっ! おちんちん、いれろっ!! セックス、つづきだっ!!」
「いれてキモチイイのは、俺のチンポだけじゃないぜ。そら、つぎはこいつらをいれてやるよ。」
ココナッツと一緒に持ってきた、細長いでこぼこの木の実と緑のバナナ。カズユキはまず木の実をココナッツミルクにひたすと、おいらの緩くなったお尻に押しこんだ。
ひとつふたつと次々に吸い込まれていく木の実。もう引っ張って取ることができないくらい、深く中にうまったようで、おいらは慌てた。
「はいっちゃった・・! とれないぞ! カズユキ、どうするっ!?」
「力んだらでてくるよ。でもまだ出さないで。・・・さあ、最後にこいつをいれるからな?」
青いバナナが目の前でゆれた。カズユキはそれを同じようにココナッツで濡らして、おいらの中に差し込んだ。
カズユキのおちんちんとおなじくらい、大きなバナナだというのが、お尻で覚えた感覚でわかる。

なんだ、おちんちんがバナナに変わっただけか、そう思っていたら大間違いだった。
まだ青くて固いバナナは意外と角ばっていて、さっき当たらなかったところにもがんがん当たって、ますますキモチよかった。いっぱい締め付けても型崩れしない。
それに、さっき入っていった木の実たちが、長いバナナにどんどん押されて、おいらのもっとも深い奥にふれている。
木の実もバナナもひとつひとつ、予想がつかない動きをするせいで、おちんちんを入れられるときの、こじ開けられるようなキモチよさとはまた別の、
駆け巡るようなキモチよさがおいらをおそって、どうしようもなく身体が跳ねてしまう。
「おくぅっ! おくっ! はあっ!! うっ! ごりごり、つぶつぶ、おされてっ! おいらっ、はあぁあぁっ! どうしよおっ! おいら、しんじゃうっ!! 
この、バナナッ、おいら、ころすっ! つもりだっ!!」
バナナに殺される。なんだかひどい言い方だけど、おいらはほんとにそう思った。
バナナと、それに押されてあばれる、いぼいぼだらけの木の実たちは、おいらのお腹を食いやぶるみたいに、お互いぶつかって、中のお肉にからまって、
そのせいでお腹の中がかきまわされている。
木の実はおいらが力むと、下におりてきて、おちんちんの裏側をなめるように横切る。そのときのめちゃくちゃなキモチよさといったら、涙ががまんできないほどだった。
またセイエキがでそうだった。おちんちんをいじろうとすると、カズユキがおいらの手をとめた。
どうしてだろう? なぜキモチイイのに、ださせてくれないのだろうか?


「今度しごくときは、バナナをつかってみようぜ。」
おしりからバナナが抜き取られると、カズユキは皮をあんまりむかないようにして、その中身だけ抜きとった。
残ったのはまだ中身がはいっていそうな形をのこした皮だけだ。
「こいつにおちんちんをいれるんだ。そうしたら、フーキも中にいれてる感じが味わえるぞ。」
バナナの皮にすっぽり入ったおちんちんを、おいらは言われたとおりに上からこすりあげてみた。
手でこするよりずっといい。バナナの皮の閉じたところに、おちんちんのさきが当たって、指で包んでもあたらない部分までしげきされる。
ぼろぼろ、と皮に残った中身がくずれて、おいらのおちんちんにからみつくので、どんどんこするペースを上げてもおちんちんがすりきれず、
手が早くなったぶん、どんどんキモチよくなっていく。
「バナナ、ぐちゃぐちゃっ! いうっ! おいら、こんなつかいかた、したの、はじめてだっ!! こ、これっ! 食べるのより、ずっとイイぞっ!!」
「だろー、俺のクニじゃ、皆一度はバナナオナニーするんだぜ。まあ俺はもっぱらカップメンオナニー派だったけどな。」
バナナが食べ物なのだから、きっとカップメンというものも食べ物なんだろうと、おいらは想像した。
そうか、カズユキの言っていた“たべる”って、こういう意味なのか!
227【野性児が拾い物する話】:2011/05/20(金) 23:09:08.46 ID:7J/uZfCD
「はあっ、はあっ、はっ!!? ・・・っふにゃあぁああぁああっ! ふ、ふかいっ!! ふーっ! ふううぅうぅぅうっ!! はいってるぞっ! 
カズユキ、また、いれてるのかっ!? わぅっ!!」
バナナオナニーに夢中になっていると、カズユキがいつの間にかまた、おいらのお尻に太いおちんちんを抜き差ししていた。
まだ奥に入ったままの木の実が、カズユキのおちんちんにひっかきまわされている。
今度はバナナと違って角ばっていないけれど、初めて入れられた時よりも、カズユキのおちんちんは、あつく、かたく、進んでも進んでもおいらの中におさまらないほど大きかった。
木の実のこりこりしたでっぱりが、お尻のすぐ近くにある一番キモチいいところに当たりまくりで、その上おいらの奥をカズユキのおちんちんがジグザグにえぐる。
おいらはお尻の穴をいっぱいいっぱい広げて、入っては抜かれる大きなおちんちんを、目の前で見せつけられながら、息をつぐひまもないほどキモチいい全身をかろうじて腕でささえ、
暑がっている獣みたいにだらりと舌を垂らして、またよだれを胸におとしていた。
「はっ、はっ・・フーキ、イヌみたいにハッハッしちゃって、そんなにキモチイイか? 俺もフーキのケツマンコ、こんなに突いてもまだきつく締めつけてきて、すんごくキモチイイよ。」
「ケッ、ケツッマンコおっ!? そう、言うのかっ!? ・・・はっははっ、お、おいら、すごくケツマンコ、キモチイイぞっ!! もっと、おちんちん、がんばってしめつける!! 
だから、カズユキィッ、おいら、もっといっぱい、おちんちんで、たべてぇ・・・。」
ケツマンコがキモチイイ、と言った瞬間、カズユキはちょっと笑った。もしかして変な使い方だったのだろうか?
「じゃあ、ちょっとナンイドの高い、最後のレッスンだ。」
ナンイドの意味を聞くまえに、腕がまたツタでしばられた。これじゃあおちんちんがいじれない。
すぐにでもおちんちんをこすって、セイエキをどばどばまきちらしたかった。
おいらは泣きながらカズユキにわめいたが、カズユキはおいらの泣き顔を見てますます楽しんでいるようだった。

「フーキは、はたして手を使わないで、ケツマンコだけでイけるかな?」
228【野性児が拾い物する話】:2011/05/20(金) 23:09:30.87 ID:7J/uZfCD
カズユキがおいらの足をかかえて、腰を頭よりもたかく持ち上げ、上から押しこむようにおちんちんをいれ動かす。
さかさまに折り曲げられたせいで、おいらのおちんちんが顔の前までやってきた。びちょびちょに雫をたらすおいらのおちんちんは、おしっこ臭くて鼻のおくがぴりぴりした。
「おちんちん、へんっ! かってに、どんどん、びくびくしてるううっ!!?」
さわっていないのに、カズユキがお尻に腰をぶつけるたび、おいらのおちんちんがもっともっとかたくなる。
血がどんどん頭にのぼってくるのは、さかさまにされているせいだけじゃなくて、カズユキのおちんちんがおいらの血を下へ下へと、おしのけているからだと思う。
カズユキのぶっといおちんちんに、「キモチイイ」をいっぱいもらったおいらの血。もし、頭にぜんぶおりてきてしまったら、おいらはちゃんと無事でいられるのかな?
「あひゃあんっ! ばううっ! くああぁあっ、あっ、あっあっあっ!! あたま、ぐらぐら、まわる・・・はっ、じゅうぅっ! ケツ、マンコッ、がぱがぱいってうだぞぉっ!! 
ふひぃ、ふひぃぃぃぃっ!! おいら、どうしよおっ! じんじんキモチよくって、ケツマンコ、おちんちんよりっ!! ・・・はふっ! キモチイイィッ!!!」
おいらはどこからかこだまが聞こえてくるほど、でかい吠え声をたてながら、さわられてもいないおちんちんから、今までで一番の量と濃さのまっしろいセイエキを、自分の顔にぶっかけた。
熱くて臭くて、海の水みたいにしょっぱいおいらのセイエキ。おいらはどんどん自分の出したセイエキにおぼれていく。
見えない手に裏側からめちゃくちゃされているみたいに、おいらのおちんちんはセイエキを出しながら暴れた。
カズユキのおちんちんが動くはやさにあわせて、おいらもがんばって腰を上下に振った。おちんちんの当たるところ全てが、歯を食いしばるくらいキモチイイ。
「おおおっ! トコロテンだ! お互い初めてなのにすげーな、フーキは。・・・あ、俺も・・・あっ、あ! イくっ!!」
おいらのお尻をひっきりなしに味わっていた、カズユキのおちんちんが止まったかと思うと、大きなそれがさらにぐっと膨らみ、おしっこをするみたいにして、
カズユキのセイエキがおいらの中をたっぷりみたしていく。
お腹のなかでカズユキの生温かいセイエキが出ているのを感じたとき、おいらはキモチイイのではなく、なぜだかうれしい、と思った。
カズユキがおいらをおいしく食べている。おいらだけがキモチイイんじゃない。カズユキがキモチよさそうにおいらのお尻を突いているのを見ていると、おいらはすごく幸せになった。

結局、その夜はカズユキがさきにへばってしまうまで、おいらたちは何度も何度も、焚火の明かりをたよりにセックスしまくった。

229【野性児が拾い物する話】:2011/05/20(金) 23:10:13.28 ID:7J/uZfCD
(エロはここで終わり)

お腹がぺこぺこだった。むしゃぶりついた黄色いバナナは甘くておいしかった。やっぱり、食べ物はこうして口で食べるのが一番だ。
「ふー、や、やっと着いた・・・。」
やっとカズユキがのぼってきた。これくらいの岩山、跳んでのぼれるおいらなのだが、セックスのとき以外貧弱なカズユキには辛そうだった。
「まったく、何があるって言うんだよ・・こんなところに。」
「ここ、おいら、はじめて、起きたばしょだぞ。」

岩山にいっぽんだけある枯れ木の枝には、たくさんの糸がついたでかい布きれがひっかかったままだった。そのまわりに、島では見つかることのない、変わった形のゴミがいっぱいころがっている。
ここはおいらの秘密のばしょだった。おいらがはじめて、この島でめざめたのがここなのだ。
もしかしたら、カズユキにもかんけいあるかもしれないとおもったから、おいらはカズユキを連れてきたのだった。
「パラシュートッ! そうか、フーキはこれでこの島に・・・。」
カズユキは興味をもったようで、次々とゴミを調べまわった。そのうちのひとつをつかんで、おいらに持ってきた。
「ほら! このヌイグルミ! これに“フユキ”ってかいてあるぞ。 フーキじゃなくって、フユキだ! おまえの本当の名前は、フユキなんだよ。」
おいらはわたされたヌイグルミとやらを見つめた。ふかふかしたさわり心地をたしかめたとたん、なぜか懐かしく、悲しくなって、おいらはヌイグルミをぎゅっと抱きしめ、また大声で泣いてしまった。
230【野性児が拾い物する話】:2011/05/20(金) 23:10:32.14 ID:7J/uZfCD
「カズユキ、島、でたいのか?」
浜辺でぼんやり海の向こうをながめていたカズユキに、おいらはおそるおそる聞いた。
カズユキがいないと、セックスができない。いや、それよりも、おいらはもう一人ぼっちの生活に戻れなくなっていた。
おいらとおなじニンゲンのカズユキとせっかくであえたのに、別れなきゃいけなくなるのは、すごくつらい。
「ばかだなぁ、フーキ。」
カズユキが振り返って、おいらの持っていたマンゴーをくわえて取り上げてしまった。おいらは牙をむいて、カズユキの口元のマンゴーを取りかえそうと背伸びしたけれど、ぜんぜんとどかない。
「フーキをおいて、どっかにいったりなんかしないよ。それにな、俺は・・・。」

ひひひっ、と気味の悪い笑い声でカズユキは続けた。
「俺はなぁ、テロリストだったのさ。」
テロリスト? おいらにはさっぱりわからなかった。
「いろんなクニで、いろんなところをふっとばしてきたのさ。上のメイレイひとつでね。・・・自分が乗ったヒコウキすらも。」
おいらもカズユキも、しばらくの間だまりこんだ。するとカズユキは大笑いしておいらの脇を抱え、持ち上げた。

「なーんてな、うっそだよーん。ほんと、フーキがいつまでたっても見つかってないんじゃ、たぶんここには誰も助けにこないだろうしなぁ。もう、ここで暮らすのもありだと思ってるよ。」
「ほっ、ホントかっ!! カズユキ!」
おいらうれしいぞっ! と、言う前に、おいらはカズユキに引き寄せられ、話していた口を口でふさがれた。カズユキの湿った舌がおいらの舌にからんだ。
「・・んっは! い、いきなり、なに、する。カズユキ・・。」
「言い忘れてたけど、これがキスだ。さて、これからよろしくな、フーキくん。」

キス、かあ・・。おいらの知らないキモチイイことは、まだまだたくさんあるみたいだ。また唇がおしよせられたので、おいらも負けじと舌をカズユキの口に押しこんだ。

キスが終わったあと、カズユキはぼつりと空の向こうにむかってつぶやいた。
「そうだ・・・もう、俺は、あんなセカイに帰らなくて、いいんだよな・・・。」
そのときの、カズユキのうれしそうにしながらも、ちょっぴりだけ悲しそうな表情を、おいらはずっと忘れないでおこうと思った。
 
 

おわり
231TT:2011/05/20(金) 23:11:59.85 ID:7J/uZfCD
以上です
小分けにしすぎちゃいました、只でさえ読みにくいのにすいません…

またちょくちょく来たり来なかったりすると思います
ありがとうございました^o^
232名無しさん@ピンキー:2011/05/20(金) 23:40:08.46 ID:dUMxtmsJ
乙です
233名無しさん@ピンキー:2011/05/20(金) 23:49:03.32 ID:j+MntVBR
GJ 抜いた
無人島ものは最高である
234名無しさん@ピンキー:2011/05/21(土) 00:20:04.70 ID:Ev4XB96f
おちんちんから木の実+バナナに移行するのが不自然に感じた
木の実、バナナで慣らしておちんちんが自然だと思う
でも野生児が大好物の俺にはごちそうでした
235名無しさん@ピンキー:2011/05/21(土) 18:26:46.44 ID:dayttmFR
野生児視点ってのが新鮮で面白かったです。
236名無しさん@ピンキー:2011/05/21(土) 23:30:56.44 ID:/y7TPvdW
しばらくしたら逆転されそうだな、それもそれでいい…
237名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 00:41:20.90 ID:amo6Vv0l
騎士はもう来ないのかねえ
238名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 17:58:38.52 ID:ZMBM1gAx
投下します
5レスの予定
239:2011/05/28(土) 18:01:18.49 ID:ZMBM1gAx
エアコンなしのボロアパート二階、俺の部屋。
いつもの休日なら、暑さを逃れて図書館か漫画喫茶にでも行っているところだ。
あのやろう、俺の部屋は暑いから遊ぶならどこか出かけようと言ったのに。
部屋に来たいと言って譲らなかったくせに待たせるとは嫌がらせか?
そんな事を思いながら待っている相手は、バイト先のオヤジさんの息子でナオヤと言う少年だ。
一人っ子のナオヤは俺を兄にように慕ってくれるので、たまに勉強を見てやったり遊び相手になってやったりしている。
時々、俺のアパートにも遊びに来てはゲームやマンガを散らかして帰る困ったヤツだ。
ドンドン!
お、来たな。
「カギかかってないから入っていいぞ」
俺は乱暴なノックの音がした安っぽい木製のドアに向かって大きな声で言う。
ガチャリとドアノブが回って、ラケットの形をした大きなバッグを肩にかけた体操服の少年が、狭い玄関に入って来た。
「おっす、ハル兄ちゃん。今日、部活だったからそのまま来ちゃった」
「あぁ、靴下ドロだらけだったら脱いで上がれよ。ボロアパートだからって汚して良いわけじゃないからな」
ナオヤは言われた通りに靴下を脱ぐと運動靴の上に置いた。
「この部屋、ほんとにアッチーな」
そう言いながら、ぺたぺたと足音をたて板の間の台所を抜け、俺が僅かに吹き込む風を求めて座っている四畳半の奥の窓際へと近づいてくる。
「だから遊ぶなら出かけた方がいいって言ったじゃんかよ」
「いいじゃん、いいじゃん。今日は兄ちゃんちで遊びたかったんだもん」
ニコニコしながら言うナオヤの顔を見ると、まぁなんと言うかこれが無邪気ってヤツだろうな、文句もそれ以上出なくなってしまう。
「お、今週のチャンピオンめっけ。まだ読んでないんだよね」
言いながら、さも自分の家のように遠慮なく寝転がってマンガを読み始めるナオヤ。
俺は冷蔵庫の前に行き、しゃがみこんでドアを開ける。
「アイスコーヒーか牛乳しかないけど、どっちがいい?」
「んー?ほいじゃ牛乳でいいや」
コップに牛乳を注いで、寝転がるナオヤのそばに置いてやる。
「こぼすなよ、牛乳こぼしたあとってすげー臭いんだからな」
「わかってるって。あ、今週はイカ娘にちゃんとオチがあるよ」
コイツ、こないだもコーラをこぼして畳みをべたべたにしたことを忘れてやがるな。
ケラケラと笑い、読んでいるマンガについてあーだこーだ言ってくるナオヤに相槌をうちながら、窓際で一服つける。
うちで遊びたいって言っても、結局マンガかゲームじゃねーか、と思いながら煙を窓の外に向かって吐き出す。
吸い終わったタバコを灰皿に押し付け、次のタバコに火をつけながら目線をナオヤの方に振ると読み終わったマンガを畳んで胡坐に座ったナオヤがこっちを見ていた。
「ねぇ、ハル兄ちゃん」
「ん?」
コイツには似合わないような神妙な顔で話しかけてくるので、短く答えて次の言葉を促す。
「兄ちゃんはセックスってしたことある?」
「げほっ、ごほっ! ごほっ!」
意表をついた質問に俺は咽てしまった。
「え?なんだって?セ、セックス?」
火をつけたばかりのタバコをもみ消しながら俺は動揺を隠し切れない。
自慢じゃないが俺は大学に入ってタバコを吸う歳にもなったけど、未だにそっちの経験がないのだ。
高校までは大学に入ればチャンスがあると思っていたが、無理して都会の大学に入ってみれば一人暮らしを維持するためのバイトにあけくれ、童貞でハタチを迎えてしまったことを後悔したばかりだ。
「そう、セックス。兄ちゃん顔だって悪くないし、頭いいからモテるでしょ?もうやってるんだよね?」
俺は迷った。
自尊心とナオヤが抱いている俺のイメージを守るためにウソをつくか、もしウソをついたら質問攻めにでもあうのだろうか?
240:2011/05/28(土) 18:03:54.26 ID:ZMBM1gAx
「ねーよ」
結局、俺は小さい声で本当のことを答えた。
俺はウソをつくのがヘタだし、ウソをついてそれがバレた時の方が恥ずかしいだろう。
「え〜っ!マジで?兄ちゃんでもまだなんだ。じゃあさ、オナニーは週に何回くらいしてるの?」
「なんだよ、今日は変なことばっか聞いてくるな。お前こそ、そんなこと聞いてくるくらいだからやってんだろ?どうなんだよ?」
質問を質問で返してやると、少し恥ずかしそうにコクンと頷いて答えが返ってきた。
「うん、毎日……」
まあ、コイツくらいの歳ならそうだよな、俺なんか今でもほぼ毎日ヌいてるしな。
「お前くらいの頃はそんなもんだよな。俺も週に二、三回はやってるしな」
一応、サバを読んで少なめに答えておいてやる。
「だ、だよね。それでさ、ちょっとパソコン使っていい?」
言うが早いか、ナオヤは座卓に置かれたノートPCの天板を俺の許しも待たずに開ける。
「なんだ、エロ動画でも探すのか?」
俺の言葉に答えずに何やらネットで探しているようだ。
「あった、ココ。このページなんだけど」
そう言われて見せられたサイトは、いわゆるオナテク、オナニーの手法をたくさん紹介したまとめサイトだった。
ナオヤはカチカチとマウスをクリックしてサイト内のページを展開していく。
「これ、このアナニーってヤツなんだけど……」
ぶはっ、コイツ、なんにもエロいこと知らないような顔してこんなディープなとこ見てるのかよ。
「最初はオナニーのやり方を調べてたら偶然見つけてさ、ネットでみんなちんちんシコるより気持ちいいって言っててさ」
唖然とする俺に向かって、少し早口になって言葉を続ける。
「それで俺、試してみたらホントにスゲーんだよ。それで、こんだけ気持ちいいなら本物のちんちん入れてもらったらもっと気持ちいいのかってさ……」
ナオヤはそこまで言うと、日焼けした頬にうっすらと赤みを帯びさせて少しうつむいた。
「ホントはちゃんと付き合って、それからすることだってわかってるし、兄ちゃんの初めてが俺になっちゃうけど……」
「いや、お前、何言ってるかわかってるか?」
「別に付き合ってくれとか言わないし、俺の初めてが兄ちゃんなら、俺はぜんぜんうれしいし! だから、イヤじゃなかったら、その……」
「お前、イヤとかイヤじゃないとか、それ以前に……」
言いかけたところで急にナオヤが俺の胸にもたれかかってきた。
「ねぇ、して……」
俺の胸の中から潤んだ目で見上げられて、不覚にもドキンとしてしまう。
いつかこんな状況でかわいい女の子を相手に童貞を捨てるものだと思っていた。
それが、今、弟のように思っていた少年に行為をせがまれている。
こ、これはマンコじゃないしノーカンだよな、いざって時の予行演習、実地訓練だと思ってナオヤとするのも……アリっちゃアリか?
そんな気持ちでコイツを抱くのは申し訳ない気がしたが、そうでも自分に言い訳しないと飛び越えられない心のハードルがあるのだ。
「いい……よね?」
胸にあずけられた顔を上げうわ目遣いで聞いてくるその仕草に、俺はコクリと頷いてしまった。
241:2011/05/28(土) 18:06:25.91 ID:ZMBM1gAx
「やった!じゃあ俺、準備するからちょっと待ってねっ」
ナオヤは跳ねるように部屋の入口に行くと、置かれた大きなバッグをごそごそと漁って小さな巾着袋を取り出してきた。
「ホントはこの準備も兄ちゃんにして欲しいんだけど、そこまでわがまま言っちゃいけないからね」
そう言いながらナオヤは短パンとブリーフをいっぺんに下ろす。
ぷるんと飛び出したチンコは天井を指してやる気満々といったところだが、まだ幼くかわいらしいサイズで皮もすっぽりと被っていた。
準備ってどういう事だ?と思いぼんやり眺めている俺を他所に、ナオヤは巾着袋のなかから小さなプラスチックのボトルを取り出した。
そして、そのボトルからトロリとした液体を手に取り、しゃがんで自分の尻の割れ目にその手を持って行く。
ローションを持ち歩いてるとかエロガキにも程があるだろ、と頭の中で呟く。
ナオヤはローションをヌルヌルと尻の穴のまわりに念入りに塗りつけている。
「兄ちゃんに見られてると恥ずかしいけど、きちんと慣らしておかないとまずいからね」
そう言ってナオヤはローションまみれになった指を一本、自分の肛門に差し込んだ。
「ん……」
少し苦しそうな声が聞こえる。
ごきゅ、っと自分が生ツバを飲み込む音に驚いた。
俺は間違いなくコイツのこの姿を見て興奮している。
チンコも部屋着のハーパンにテントを作ってしまっている。
ナオヤは差し込んだ指をぐにぐにと動かしながら、時々、「はぁ」だの「ん」だの声を漏らしている。
あぁ、コイツはこんな風にさっきのサイトで見たアナニーを夜な夜な実践してるのか。
俺はさっきまで性の対象と見ることなど考えもしなかった少年から目が離せなくなっている。
ナオヤのチンコからはガマン汁が僅かに漏れ出し、チンコにかぶさっている体操服のシャツにシミができているのが見える。
ケツを弄くってるだけでホントに感じてるんだな。
俺は男の体が性器以外の排泄器官で快楽を得てしまう不思議さに、もしかして男同士のSEXは進化の過程でDNAに折り込み済みなのではないかと思った。
その仮説は、俺がこれからコイツを抱くことも不自然じゃないよな、と自分を納得させる材料となって性欲を正当化していく。
ナオヤは尻の穴に入れた指を二本に増やし、さらにぐちょぐちょといじっている。
視覚と聴覚を刺激され、俺はこのままチンコを取り出してオナニーでもしてしまいたい衝動に駆られたが、両手でチンコと一緒にその衝動を押さえ込む。
「あ、兄ちゃんの方も準備しなくちゃね。」
そう言うとナオヤは尻の穴をいじくるのをやめ、俺の前に来てしゃがみこむ。
ナオヤは、前を押さえていた俺の手をどけ、ハーパンをトランクスごと足首まで一気に下げた。
「お、おい……」
自分よりずっと幼い少年に主導権を握られ、チンコをおったて下半身をさらけ出している。
なんだか情けないような感情が湧いてくるが、ナオヤはそんな俺にお構いなしに俺の勃起したチンコを両手で愛おしそうに握る。
「さすが、兄ちゃんのちんちんはもう、大人のだね」
そう言ってから、ナオヤは俺のチンコの先に軽くキスをしたかと思うと、そのままぱっくりと全体を咥え込んだ。
じゅるじゅると唾液が音を立てて、なんともいやらしい気分にさせられる。
口の中で動く舌は俺の亀頭を上へ下へと舐め回し、更には舌を尖らせつんつんと尿道口を刺激してくる。
「ひゃっ、ちょ、お前、どこで覚えたんだよ、うますぎっ……」
思わず思ったことを声に出してしまう。
「ほへへ、ううへほふぁふぁ」
チンコから口を離さないで何か言ってるが、まったく何を言ってるのかわからない。
「お前、まさか普段から誰かのチンコしゃぶってるんじゃないだろうな」
そんなことないだろうと思いながらも、俺はナオヤの気持ちを慮ることもなく聞いてしまった。
「そんなことないよっ! 今日、兄ちゃんにしてもらえたらと思って調べてきたのに、俺のことヘンタイみたいに思ってたのかよ!」
さすがにカチンと来たのか、チンコから口を離して反論する。
この歳にしてアナニー好き、それが高じて本物のチンコが欲しくなって俺におねだりするんだから十分にヘンタイじゃねーか。
本音がそうだとしても、空気が読める俺はフォローを入れることにした。
「いや、悪かったよ。俺もフェラしてもらうの初めてだからうまいとかヘタとかホントはわかんねーよ。それに俺とヤるために勉強してくるとか、熱心だよな」
「ん……、わかったならいいけどさ」
なんとか収まったらしい。
242:2011/05/28(土) 18:08:07.96 ID:ZMBM1gAx
「もう大丈夫かな、兄ちゃんのちんちんもいい感じっぽいし」
そう言うとナオヤは部屋の真ん中へと俺の手を引いていく。
「寝っころがって」
言われたとおりに、俺は畳の上に仰向けになる。
すこし毛羽立った畳表がちくちくと尻の肉に当たった。
ナオヤは俺の腰をまたいで仁王立ちになったかと思うと、ゆっくり腰を下ろしてくる。
後ろ手に俺のチンコを支えて天井に向け、自分の尻穴へと導く。
ぴた、と亀頭の先がナオヤのすぼまりの中心に当たった。
「兄ちゃんの童貞、いただきます。俺の処女、もらってね……」
そう言うとゆっくり腰をおとしていく。
ローションでぬるぬるになったナオヤの肛門の中に俺のチンコが飲み込まれていく。
入口のきついところが亀頭の膨らみに合わせゆっくりと広がっていく。
「ん……あん、はぁん」
ナオヤがいやらしい声をあげた。
カリの部分が一番狭いところを抜けると、絡みつく柔らかな肉の壁を押し分けて進むような感触にチンコがとろけそうになる。
はぁぁっ、と大きく息を吐きながらナオヤは完全に俺のサオの付け根が見えなくなるところまで腰を下ろし、ついに俺のチンコはすっぽりとナオヤ中に飲み込まれてしまった。
入口のきゅっとした締め付けと、チンコの形にそってやんわりと包み込むような中の感触に俺は早くも射精寸前だ。
「すごい、これがホンモノのちんちん……熱い……」
ナオヤのチンコからは、俺のチンコが入った分だけ身体の中から押し出されたかのようにトロリとガマン汁があふれ出し、俺のへその下に透明な水溜りを作った。
「はぁ……、兄ちゃん、動くよ」
「えっ、ナオ、ちょ、ちょっとまて、あっ」
動かれたらマズい、フェラに挿入と初体験続きの俺のチンコはもう辛抱堪らんところまで追い詰められているんだ。
そんな俺の都合に関係なくナオヤはゆっくりと腰を上下に動かし始めた。
浅いところのきつい締め付けと中の温かくて柔らかい感触があっと言うまに俺を限界までと追い立てる。
ナオヤも、腰を落とす動作の時に、んっ、んっと声を出し、そのたびにトロリ、トロリと先走りを漏らして感じているようだ。
「おいっ、ちょっと、止まれ、マジで……、くぅっ」
俺の言葉は聞き入れらる様子はなく、ナオヤの動きは止まらなかった。
「やべっ、出るって、おいっ!! くっ……ぅ! あぁっ!」
俺のチンコの中を普段よりずっと熱い精液が迸り、その熱が快感となって身体を駆け巡った。
出た、出しちまった……
俺のチンコが激しく脈を打ってナオヤの中に精子を注ぎこんでいる。
今までのどんなオナニーよりも気持ちがいい、これがSEXか……
あまりに早くイッてしまって、兄貴ぶってた俺が童貞の上に早漏だったと思われることが恥ずかしくたまらない。
「あ、すごい……兄ちゃんが出してるのわかる」
俺がイッたのに気づいたナオヤは腰の動きを止め、目を閉じて俺の射精をケツの中の感触で確認しているようだ。
「まだ、できるよね?」
ナオヤはそう言うと、快感の余韻が残る俺のチンコが萎え始める前にまた腰を動かし始めた。
中に放った俺の精液が掻き混ぜられぐっちょぐっちょと音を立てる。
「ん、んっ、あっ、あぁん」
腰を上下させるたびにナオヤが喘ぐ。
俺は一度射精を終えたのに休むことなく与えられる快感を何とか耐えていることしかできない。
243:2011/05/28(土) 18:09:22.44 ID:ZMBM1gAx
「あぁん、ちんちんっ、ホンモノのちんちん、きもちいぃっ」
ナオヤはチンコを上下に揺らして腰を振り、チンコの先から我慢汁が糸を引いて飛び散っている。
俺のことなんてもう生きてるバイブくらいにしか思っていないのだろう、自分が尻でくわえ込んでいるチンコと、それで感じている快感だけで頭がいっぱいの様子だ。
俺はと言えば、ナオヤが快感を得ようとする動きによって、こちらの都合に関係なく快感の押し売りを受けている。
俺が出した精液がナオヤの中を更にヌルヌルに滑りをよくしていて、激しい動きが苦痛に変えられることなく全て快感に変換されている。
やばい、このままじゃまたすぐにイッちまう。
そう思った時に、ナオヤの腰の動かし方に変化が現れた。
激しく出し入れする動きから、俺のチンコの先を一箇所にグリグリと擦り付けるような動きになった。
「あぁん、ここぉ……ここ、すごい、きもちいぃ、兄ちゃん……」
俺はイキそうになるチンコを少しでも持たせるように、ゆっくりと腰を動かしながらナオヤの欲しがるところを突き上げる。
「いいっ、そこぉぉ、ああぁ、きもちぃぃよぉ……」
突くたびにナオヤは声を詰まらせながら喘ぎ、俺のチンコをきゅうきゅうと締め上げてくる。
もう限界、またイキそうだ、なんとか俺の二度目より先にナオヤをイカせたかったが、もうムリだ。
「くっ、おい、もう限界だ、また出すぞ」
「ん、はっ、俺もっ……イキそう」
ナオヤもイキそうなのか、それなら何とかあとひと踏ん張り……
そう思い、このままイッてしまってもいいつもりでナオヤの中の良いところを目掛けてチンコの先を打ち付ける。
「うっ、くぅっ!」
俺は二度目の射精を始めていたが、チンコが硬さを保ち続ける限り腰を動かし続けた。
イッてる最中の敏感な亀頭がナオヤの中に擦れて、痺れるような快感がチンコから腿の内側あたりまで突き抜ける。
見えはしないが尿道口から溢れ出る感覚で二度目だと言うのにだいぶ多い量の精液が出ているのが感じ取れた。
「だっ、だめっ、イッちゃう! おしりだけで、ホンモノのちんちんで、俺イッちゃうっ!!」
俺の射精が終わりかけた頃にナオヤがそう声をあげた。
きゅっ、と一際きつくチンコの根元を締め付けられ動きが止まる。
ナオヤは包茎チンコを暴れさせながらビュッ、ビュッと何度も精液を跳ばした。
その多くは俺の腹に落ちたが、俺の胸まで捲りあげたTシャツやナオヤの体操服のシャツにも飛び散っている。
「はぁ、はぁ……、思ったとおりだ、ホンモノのちんちん、すげぇ気持ちいい……」
言いながらナオヤはゆっくりと腰をあげて、尻の穴に咥え込んだ俺のチンコをゆっくりと抜いていく。
あぁ、ナオヤとヤっちまったんだな、俺。
たて続けに二度の射精で疲れたのは身体だけではなく、頭のなかもぼんやりしていたが、行為の終了とともに僅かに残った冷静な部分で良心が痛むのを感じた。
じわじわと湧き上がってくる罪悪感と後悔の念、身体の疲労感に起き上がれず居る俺を他所に、ナオヤはいつもと変わらず屈託がない。
ティッシュで尻のまわりをゴシゴシと拭き取り、さっさと脱ぎ捨てたブリーフと短パンを身につけなおして、うれしそうに俺に話しかけてくる。
「あー、すっげーよ、兄ちゃん。一人でヤるより全然気持ちいい。またやろーね」
なんて脳天気なヤツ、俺のこの罪悪感も後悔も、必要ないんじゃねーか。
段々と冷静になるにつれて、部屋の暑さが堪えてくる。
そういえば、この暑い部屋であんなことしたせいで二人とも汗びっしょりだ。
「なぁ、銭湯でも行くか?」
俺はそういいながらやっと身体を起こした。

SEX覚えたての頃は溺れるようにヤりまくってしまう、経験済みの友人の弁だがその言葉は本当だった。
この後、俺とナオヤはまさに溺れるようなヤりまくりの夏を過ごすことになるのだが、それはまた機会があったら話すことにでもしよう。
244名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 13:00:04.09 ID:oTDnj3NC
すごい良かった
245名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 13:33:16.01 ID:LXxZy9na
おお、ナチュラルな文体だ
いいね
246名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 13:11:03.67 ID:wrte0W3F
ショタちゅっちゅ
247名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/14(火) 01:14:41.07 ID:qjlo5Xf6
どうしよう、そろそろ保守しないとスレが心配だなぁ……
僕は専ブラに表示されたスレを読み返しながら、最終書き込みからの日にちを数えていた。
でも、保守しようとすると決まってアイツが部屋に入ってきてひどいことをするんだ。
それを考えると、書き込みウィンドウを開くのもためらってしまう。
「そろそろ保守したくて仕方ないんじゃないのか?大事なスレが落ちてしまうぞ」
急に背後から声をかけられて僕はビクッと大きく身体を震わせてしまった。
「な、なんだよっ、何しにきたんだよっ!」
「何しに来たか、だって?決まってるだろ、保守だよ、保守。職人さんが投下する場所を落とすわけには行かないだろう?」
保守?保守しに来ただって?いつだって僕が保守しようとすると、邪魔するようにひどいことするくせにっ!
「ほら、手伝ってやるから、いつもみたいにお前が保守しろよ」
そう言うと僕のマウスを握る手にアイツの右手が重ねられた。
操られた右手で書き込みウィンドウが開かれ、アイツは左手でカチカチとキーを押して”ほしゅ”と書き込んだ。
「あとは書き込みボタンをクリックするだけだが、その前に聞きたいことがある。この前、お前が保守したあとに保管庫を見ながら何やってたんだ?」
僕はドキリとして身体が一瞬硬直し、保管庫の作品の少年たちに自分を重ね合わせて自分を慰めていた行為を思い出して顔が熱くなるのを感じた。
「一人でヤるんじゃねーよ、もったいねぇ。今日は俺がイカしてやった後じゃねぇと書き込みボタンはクリックしてやらねぇぞ。ただし、チンコにゃ一切触らねぇがな」
そう言ってアイツは僕の胸の小さな突起をTシャツ越しにつまんで、クリクリと弄くりまわしはじめた。
「お前、ここ弄られるの好きだったよな?どうだ、気持ちよくなってきたか?」
いつもコイツは僕の都合なんかお構いなしに気持ちいいのを押し売りしてくるんだ。
男の子なのにおっぱいで気持ちよくなっちゃうのも、コイツにこんなことばっかりされたせいなのに、気持ちよくなりたくなんかないのに、感じてしまう自分が悔しい。
「黙って我慢してても、身体の反応は隠しきれていないな、テント張って先っちょにシミまで作ってるじゃねぇか」
言われて慌てて確認したハーパンの前には、確かに小さなシミが出来てしまっていて、感じてしまっている自分を恨めしく思った。
「お前が保管庫でバスケショタを読んで乳首だけでイッてたの、知ってるだぜ?ほら、イケよ、イッちまえっ!」
Tシャツ越しにツメを立てて乳首の先を激しく擦られ、甘い快感が乳首から全身に電流のように流れる。
「やっ、だめぇっ! やめっ、おね、がいっ……」
「ほら、イケ! 乳首いじくられただけでザーメン垂れ流してパンツ汚しちまえよ、オラッ!」
「あ……出ちゃうぅ、あ、あ……アァァァンッ!!」
悔しい、ホントに乳首いじくられただけでイカされちゃった……
パンツの中でいっぱい出しちゃったセーエキがべったべたになってるのがキモチワルイ。
「へっ、やっぱりお前はこうされるのが大好きなヘンタイなんだよ。いい加減、認めてこんなスレばっか見てないで俺におねだりすりゃあ、いくらだって気持ちよくさせてやるんだぜ」
そう言われても、僕はそんな言葉を受け入れて自分がヘンタイだなんて認めることができずに無言でうつむくしかできない。
「黙ってないで認めれば俺がお前の望む通りに気持ちよくしてやるのに、もったいねぇ。まぁ、今日のところは約束どおり俺がイカせてやった後だし、保守の書き込みボタンをクリックさせてやるよ」
そう言ってアイツは僕の右手に自分の右手を重ねてマウスを操作し、保守の書き込みをした。
またアイツの思い通りになって悔しいのに、心配だったスレの保守ができて少しホッとした。
か、勘違いするなよっ!?
スレの保守ができて安心しただけで、あんなことされるのが良かったわけじゃないんだからなっ!!!


ほしゅ
248名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/14(火) 12:14:01.89 ID:wIV0DlQH
ショタにも人気なバスケショタワロタ
ツンデレ乳首イキはいいものだ
249名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/14(火) 12:29:21.91 ID:6rMXE8Mr
なんてクオリティの高い保守w
250名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/19(日) 22:42:44.40 ID:XTXggZkz
こんばんわ。投稿させてください。
「見える人、見えない人@」





大して仲良くもない親戚達と、正月と言うだけで会わねばならない。
しかし三原雅人(みはらまさと)にとって、今会っている人物だけは違った。
「明けましておめでとう、雅人君」
「お、おめでとう絵美(えみ)おばさん…」
叔母ににこりと笑われて雅人は恥ずかしそうに答える。
彼は叔母夫妻だけは親戚たちの中でも好きだった。
絵美は口うるさくああだこうだ言わないし、何より綺麗な人であった。
「まさにぃ、明けましておめでとー」
絵美の後ろから、ひょこんと顔を出す子供。
サラッとした長めの髪の毛の間から端正な顔がのぞく。
「ああ、おめでとう光(ひかる)。相変わらず女の子みたいだな」
子供に挨拶を返し、頭をなでてやる雅人。
女の子みたい。という事は、男の子なのだろうか。
「ぶー、まさにぃのイジワル。いつも会ったらそれじゃん!」
小さい手足をぶんぶんと振り回し、光と呼ばれた子は不満そうな声で言う。
「ははっ、ごめんごめん。お詫びにいっぱい遊んでやるから」
雅人のその言葉を聞くととたんに、光の表情は明るくなった。
まだ兄弟のいない光にとって、雅人は従兄弟と言うより兄のように懐いていた。
また雅人にとっても叔母によく似た従兄弟を、弟のように感じている。
「ホント!?じゃああっち行こうー!」
「おい、あんまり引っ張るなよ」
光に勢い良く引っ張られていく雅人。そんな様子を絵美は微笑を浮かべながら見ていた。
251名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/19(日) 22:46:12.85 ID:XTXggZkz
「まさにぃ、かくれんぼしよ!ボクが逃げるからね」
一方的にそう宣言し、光るは家の廊下を駆けていく。
三原家は広い。なのでかくれんぼにはもってこいではある。
「おい、勝手だぞ光………まあ良いか」
諦めたように笑って雅人は柱に顔を付け数え始めた。
いつも光が家にきたら、こんな感じで鬼をやらされる。
かといって雅人自信はその事を、特段に不快には感じていない。
「……きゅーう、じゅう。さあ探すぞ」
視界を戻し雅人はキョロキョロする。勿論光の姿はない。
「どーこかな」
廊下を曲がり隠れられそうな場所を探していく。
部屋の隅、廊下の門の暗がり、押入れの中。しかし光は見つからない。
「どこに隠れたのかな……っと見つけた!」
3番目に入った部屋に、小さい人影があった。
隠れるでもなく光は部屋の中央に佇んでいる。雅人の言葉も耳に入っていないようだ。
「どうした?光」
様子がおかしいと思ったのか、雅人は光の肩を掴んで揺さぶる。
「…………ああ…まさにぃ……」
ようやく気が付いたように、光は雅人の顔を見上げる。
しかし目は虚ろで、表情にもどこか生気がない。
「ど、どうしたんだ光!?」
「…こわい、こわいよお……」
問いに答えず光は雅人に抱きつく。
「どうした!?何が怖いんだ?」
部屋の中を見回す雅人。しかし特に変わった様子はない。
「あそこに…あそこに血まみれのおばさんが…」
雅人にしっかりと抱きついたまま、光が部屋の隅を指差すが雅人には何も見えない。
血まみれの女性など見えず、ただなにもない空間があるだけ。
「光、お前…」
「こわいよぉ…ずっと「たすけて」って言ってる……」
本当ならこんな言葉は信じないか、心の病気を疑う。
だが雅人は光の言葉を半ば信じている。彼もまだ子供だから、という訳ではない。
言葉を信じる理由それは三原家一族の血にあった。
252名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/19(日) 22:46:34.49 ID:XTXggZkz
あれから何年が過ぎただろうか。雅人は19歳になっていた。
高校を出て、大学へと進み。最初の夏休みで実家に帰省していた。
「ただいま」
鳥居をくぐり社殿を抜けて、玄関を目指す。
「誰もいないのか」
慌てもせず雅人は、家族しか知らない隠し場所から鍵を取り出す。
(変わってないよなぁ)
一瞬だけ感慨に耽り、雅人は自分の部屋へと急ぐ。
そのとちゅうかつて光が、自分に抱きついた部屋を通り過ぎる。
(……光…)
あれ以来光と雅人は疎遠になってしまった。
三原家の人間の多くには、昔からある力が備わっていた。
それは所謂「霊能力」と世間で言われているのもの。
三原家はその力を延々と昔から受け継ぎ、神社に訪れる苦しむ人々を救ってきた。
「俺にはさっぱり見えん」
いつか自分もこの神社を継ぐのだろうか。霊感などまるでないのに。
そんな思いが胸をつく。雅人にはそんな力は、生まれてからこのかた全然存在していなかった。
親や親戚は力の大小はあれど、見える人間だらけなのに。
「ま、いいけどね」
自分の部屋にたどりつき、荷物を放り投げ横になる。
大して神主(兼心霊相談)がやりたいわけではない。
(光の奴…なにやってんのかな)
天井に息を吐いて、従兄弟の事を思い出す。
最後に会ったのはいつだった。あこがれの叔母さんによく似た子。
「あいつ6歳下だったから今は、中学一年生かな」
あの女みたいだった光が、学生服を着て学校に通っている。
そう考えると雅人は、なぜか妙な気分になった。
(今会ったら『まさにぃ』って言ってくれるのかな)
などと考えながら寝返りをうつ。あれだけ仲が良かったのに疎遠になった。
理由は分かっている。光まで見えるようになってしまったのが嫌だったから。
いやただ見えるだけだったらまだ良い。どうやら光の力は一族でも稀有なものだったようだ。
あの時まだ存命だった祖父や祖母、名も知らぬ親戚の話からそんな事を聞いた。
それとあれだけ明るかった光も、最近は暗くなってしまったとも。
(なんか妙に気になるんだよな)
断片的な情報を知れば知るほど、光のことが気にかかる。
それまで半ば意図的に遠ざけてきた雅人自身にも、責任があるような気がしていた。
(………会いに行ってみるかな…)
せっかく帰省したんだから、というのは気まずさを誤魔化す言い訳だろうか。
253名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/19(日) 22:49:15.72 ID:XTXggZkz
とあるアパートの一室。そこで全裸の大人の男と、少年が絡み合っている。
ぬちゃっ、という淫猥な音を立てつつ少年の肛門から、濡れた陰茎が出たり入ったりする。
「はっ……んふっ…くぅ…」
少年は苦しみとも快感ともつかぬ声を口から漏らす。
年は12〜3歳だろうか。だが華奢で小柄な体型はより幼く見える。
女性かと見まがうような端正な顔を汗で濡らし、皮を被った男性の象徴を膨らませている。
なにかに耐えるかのように、身体の下の布団を握り締めてもいた。
「感じているんだろ?もっと喘いでいいんだぞ」
少年の肛門を犯している男が優しげに囁く。
華奢な少年とは対照的に、男は引き締まった筋肉を持っている。年は20台後半ぐらいだろうか。
「………っ」
「だんまりか。お前はいつもそうだな」
呆れたように男は言って、尻を掴んでいた手を下へと滑らせた。
いつもという言葉を見ると、この二人が交わるのは初めてではないようだ。
「あっ?」
「こんなに硬くなって…気持ちには素直にならないと」
肥大したペニスを男は握り締め、上下に擦りあげ始めた。勿論尻穴を犯すのは止めぬまま。
肉と肉とがぶつかる音と卑猥な水音に、肉棒の皮を擦る音が加わる。
「あうっ…んあっ!」
「おいおいもう濡れてきたぞ。よっぽど溜まってたんだな」
明らかに様子の変わった少年に、男はからかうような言葉をかける。
「そろそろ僕も逝くから、お前も我慢せず逝くと良い」
男がそう宣言し、それまでより一層激しく腰を使い始める。
いつものパターンだ。という顔を少年は一瞬浮かべるが、すぐに別のものへと変わっていく。
股間と体内からもたらされる刺激。それが既に快感へと変わっていた。
直腸を剛直で抉られるたび、性器を上下に揺すられるたび、確実に放出へと近付いてる。
「くっ……で、出るぞ!」
「あああっ…んんぅっ…!」
体内で衝撃を感じ少年が天を仰ぐように、身体を逆海老に反る。
内臓に熱い液体がふりかかるのを感じつつ、少年はそのまま自らのモノからも同じものを出す。
しっかりと握った男の掌の隙間から、ダラダラと白い液体がこぼれ落ちる。
「ほう、いっぱい出したな。量では完敗だよ」
「はぁっ…はぁっ…そう」
精液まみれの手を見ながら呟く男に、少年は荒い息のまま答える。
身体中を包む脱力感。返事をするのも億劫なのか。
男が肉棒を引き抜くと、肛門から白い粘液が筋となって布団へ落ちる。
「もっと食いついて欲しいな。ほら」
男が少年を仰向けにすると、精液のついた手を眼前に晒す。
「お前が出したんだ。自分で綺麗にしてくれないか?」
少年は少しだけ不思議な物を見るような顔をしていたが、やがて意味を察したのか顔をつき出す。
そして口を開いて舌を伸ばし、手にこびりついた精液に触れる。
「ふふっ、くすぐったいぞ」
舌を動かすたびに男の手から、精液が消え少年の口内に納まっていく。
嫌がるでもなく喜ぶでもなく少年は、仕事のように舌を動かす。
「美味いか?自分のは」
「…………別に」
粘っこく絡みつくものを、ようやく飲み込んで感想を返す。
口筋からこぼれる精を拳でグッと拭う。
254名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/19(日) 22:49:49.74 ID:XTXggZkz
「嘘を付け。好きなんだろザーメン?」
「ん…あっ」
男が少年の胸の突起を指で抓ると、少年は微かに震えた。
「ここでも感じるようになった、変態さんだろお前は。当然ザーメンも好きだよな」
さらに男が力を込める。小さい乳首は変形し、すぼめられる。
「……す、すきです」
「何だって?聞こえんな」
意地悪そうに男が笑う。尚も乳首に力を入れながら。
「好きです!大好きです!」
意を決したかのような少年の叫び。それを聞くと男はやっと手を乳首から離した。
抓られた乳首は若干赤くなり、刺激によってか尖っている。
「そうそう、それで良い。人間素直が一番だ」
男は笑顔のまま少年の身体を、軽く押してそのまま仰向けに倒す。
音もなく横たわる小柄な肉体に、男は圧し掛かるように覆いかぶさる。
「まだまだ行くからな」
男は心底嬉しそうに少年へ告げた。


「ふぇっ!?」
食卓で食事を取りながら、雅人は間抜けな声を上げた。
「おい、汚いぞ雅人」
食べながら声を出したので、口の中のものが飛び散り雅人の父へと飛ぶ。
父は迷惑そうにかけている眼鏡を外して、ハンカチで飛沫を拭き取る。
「ごめんごめん。それで、父さんの言う事本当?」
「全く…ああ、本当だ今光くんは絵美さんのところにはいない」
父は眼鏡を再びかけながら雅人に確認させるように言った。
「なんでさ?」
当然の疑問をぶつける。雅人の知っている限り、叔母の家庭に問題はなかったはずだ。
「詳しくは知らんが、光くん自身が望んだみたいだな」
「ええっ…なんで!?そんな遠い中学に行ってるの?」
雅人の言葉に父は首を横に振る。
「違う。そういった問題ではない」
「じゃ…じゃあ、あの力のせいで?」
今度は頷く父。雅人も色々と考えたが、一番の懸念はそれだった。
「ああ、どうやらそうみたいだな……あの子の力は強すぎる」
父の顔が深刻なものへとなる。霊感が0に等しい雅人には分からない。
だが強すぎる力は得てして本人の為にならない。それも昔父に聞いた事である。
強すぎ敏感すぎるセンスは、周りの力ある人に迷惑をかけると。
「そんなっ!」
だから光は疎まれ、排除されたとでも言うのか。
叔父も絵美も雅人にとって、そんな事をするような人ではないのだが。
「詳しくは私も知らん。自分で聞いて来たらどうだ?暇なんだろ」
「なんだよそれ」
父のどこか他人のような言葉に憤る。しかしよく考えれば雅人に父を、非難する資格はない。
それに今は夏休み中であり、暇なのは確かで行動する為のお膳立ては揃っている。
(…行ってみるかな)
味噌汁を口に入れながら、雅人は叔父の家の場所を思い出し始めた。
255名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/19(日) 22:51:13.78 ID:XTXggZkz
「ふぇー、暑い」
額の汗を拭いながら、雅人は叔父の家へと歩を進めている。
2時間ほど前に電話をしたら、絵美は在宅のようだ。
「ここを曲がって…あったあった!」
かつての記憶だけを頼りにやって来たが、案外たどり着けるものだなと勝手に感心する。
そして玄関に歩きチャイムを鳴らす、聞き覚えのあるメロディが響く。
「はーい」
中から聞こえてくるスリッパの足音。鍵が開き中から人が出てくる。
「お兄ちゃん!?」
「ええ?」
絵美に挨拶をしようとした雅人が黙る。玄関を開けたのは彼が知らない少女である。
「加奈ーダメよ…あ、雅人くんいらっしゃい」
その後ろから玄関に絵美がやって来る。いささか年を取った印象だが、まぎれもなく雅人が知っている顔だ。
「あ、叔母さんお久しぶりです」
「いいから上がって上がって」
絵美に促され、雅人は家の中へと入る。
運動靴を脱いで部屋用のスリッパに履き替え居間へと歩く。
加奈と呼ばれた女の子もトコトコとついて来る。どうやら光の妹のようだ。
(そんな事も知らなかったのか…父さんも母さんも、教えてくれれば良いのに)
「ねえお母さん、お兄ちゃんはいつ帰ってくるの?」
「それは……」
加奈の問いに絵美は答えられない。光がこの家にいないのは確かか。
「ごめんね雅人くん、びっくりしたでしょ?」
「いえ、気にしないで」
従兄弟が増えていたのも驚いたが、今日雅人がここに来た用事はそれではない。
とりあえず腰を下ろし、土産を取り出してもう一度挨拶をした。
「これ、どうぞ。今までご無沙汰してすみませんでした」
「わーい、おみやげだー」
「そんな事気にしなくてもいいのに」
茶を持ってきた絵美が雅人の出した菓子折りを受け取る。
「……それで、今日は光の事で来たって聞いたけど」
雅人が茶を飲もうとした瞬間、絵美の方から本題を切り出した。
多少面食らったが、雅人にとっては渡りに船である。
「…はい、迷惑だったかもしれませんけど…」
「いいのよ。あの子雅人くんに懐いてたもんねぇ…」
そう懐いていた。仲が良かった。それなのに疎遠になった。
いや雅人自らが遠ざけたというのが正しいか。
「すいません」
「謝らないで。それであの子、あれから力がどんどん強くなってね。何もしなくても他人を苦しめるぐらい…」
やはりと雅人は思う。霊能力と言えば、特別なもののようだが実はそうでもない。
雅人のように全く、そういう感覚がない人間の方が珍しい。
「学校でもね少しでも力のある子や、先生の気分を悪くして……おまけに見えるもんだから」
「……イジめられたんですか?」
雅人の推測に絵美は、黙ったまま頷く。その目には微かに涙が有る様にも見える。
近寄れば人を不調にさせ、霊が見えると言う人間。そんな存在が迫害されるのはある意味必然だ。
「そのせいもあって段々、ふさぎがちになっていったのよ」
「それで、家を出たんですか?」
「…いや……違うわ」
イジメが家を出た原因ではない。では一体何なのか。
「あの子が家を出たのは………」
256名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/19(日) 22:51:59.11 ID:XTXggZkz
「…ぃ……」
「ん?何か言ったか光」
アパートの天井を見ながら、消えそうな声で光、何かを呟いた。
仰向けの身体のすぐ上には男が覆いかぶさっている。
「いや…何も」
繋がった男の問いを、興味なさそうにいなす。
「本当か?誰かの名前じゃあるまいな」
「ふぅああっ…!」
男が原から胸にかけて、一直線に舌でなぞる。
「お前は誰にも渡さんぞ。それに、もう行くところもないだろ」
「んっ…!」
男のものが前立腺をひっかく。それだけで光の身体は快感に震え、幼茎は硬度を増す。
「父母や妹にあんな事をしたんだ…帰れんよな」
光の顔が歪む。それは肛内を進む肉棒のせいではなさそうだ。
「そういう顔も綺麗だな。初めての頃みたいだ」
男の嗜虐心を刺激したのか、責めは激しくなっていく。
無慈悲に、まるで機械のように、光の柔らかい肉を抉り続ける。
「……それは言わないで」
弱々しい懇願。光にとってよほど触られたくない事項らしい。
「なら、もう少し頑張れるよな?」
「あぁ……うん…もっとお尻締めますから……」
唇を噛み光が臀部に力を込める。本来こんな年齢と体躯なら苦痛でしかない行為。
それでも光は健気な言葉を口にして、必死に男に尽くそうとする。
「上出来だ」
肛門の締め付けに満足したのか、男は光を褒めて腰を突き上げた。
「あぐっ…!」
光の体内を膨張感が襲う。もう何千回目かの種付けだ。
行為そのものには慣れたとしても、その妙な感覚だけはまだ慣れていない。
(まさにぃ…)
雅人の名前を今度は聞かれぬよう、心の中で雅人の名前を呼ぶ。
絶対に現われることはないと確信しながら。




以上です。お粗末さまでした。続きは近いうちに。
257名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/20(月) 00:32:29.22 ID:hFVf75Dz
GJ
258名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/22(水) 11:04:13.65 ID:h6wQUGkv
微妙。もっと頑張れ
259名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/22(水) 12:40:16.03 ID:S/kcEzyT
続き気になるー
260名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/26(日) 06:53:38.46 ID:zVvCU91Y
続きたみたい!
よろしくお願いします
261名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/26(日) 23:35:48.99 ID:2vPp//kZ
おし弟子の人?
262名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 00:47:08.89 ID:63DomsFj
ショタ×おっさんで投下します
263名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 00:47:40.49 ID:63DomsFj
『煙突掃除の少年と親方』

石炭の煙霧が漂う下町は、歩いているだけですぐ煤まみれになってしまう。
この地区で製鉄工場が操業を開始してから、毎日がこの有様だ。
煙を吸い込んでえがらっぽくなった喉を、井戸水でうがいをして洗浄した。
夕暮れの人気のない井戸端に、全裸で立つ男の姿。
男の職業は煙突掃除夫であり、仕事でついた煤汚れを洗い落としているところだった。
酒に溺れて不摂生な生活を一時期送っていたため、身体に締まりはなく腹が突き出ている。
井戸桶を持ち上げ、掃除夫は冷水を頭から浴びせた。
石造りの古屋に囲まれた空き地は、日没の日陰に覆われつつあり肌寒い。

「親方、掃除道具の片付けが終わりました」
井戸端に現れた来訪者が、声変わりしていない澄んだ声で報告する。
掃除夫の家に住み込みで働く奉公人の少年だった。

「そうか、お前も夕飯前に身体を洗っておくんだぞ」
「はい!」
はきはきと利発そうな返事をしつつ、奉公人の少年は井戸端で服を脱ぎ始めた。
子犬のようにコロコロして愛嬌のあるこの少年を、掃除夫は気に入り可愛がっていた。
家に迎え入れたあの日から。

――1年前の流行り病で、掃除夫は長年連れ添った妻を失った。
仕事に身が入らず失意に沈む日々。
自然と酒場に入り浸るようになり、最初は心配していた親族や知人たちからも見放され、掃除夫は社会から孤立した。
そんな境遇の彼を救ったのは、馴染みの手配師が連れて来た新しい奉公人だった。
同居生活を再開は、独り暮らしの寂しさに終止符を打つこととなる。
傷心の掃除夫は、純粋で利口な性格の少年と良好な関係を築くことに成功した。

煤だらけのオーバーオールとシャツ、そして下着を身から外し、奉公人の少年は生まれたときと同じ姿になる。
大人としての成長がまだ始まっていない、色素の薄い小柄な身体。
まだ体毛すら生えていない柔肌から、労働で流した汗の芳香が漂ってくる。
掃除夫が虐待せず食事をしっかり与えたおかげで、少年は家に来たときよりだいぶ健康な身体になっていた。
黒い顔料となってこびりついていた煤を拭い去られる。
清潔さを回復した少年の頬は、ほのかに紅潮していた。
水滴が隆起のない喉元を流れ、筋肉や脂肪が薄い胸と腹をつたわり、その先の股間まで到達し――。
264名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 00:48:18.01 ID:63DomsFj
思わず凝視しそうになる衝動をこらえ、慌てて目を逸らす。
胸に湧き上がる興奮。
自分が奉公人に性的な感情を抱いていることを、掃除夫は自覚していた。

――煙突掃除の仕事にかつての専心を取り戻し、掃除夫の生活は順調さを回復していた。
可愛らしい奉公人との間に芽生えた信頼関係。
愛妻を失った悲痛を克服した掃除夫は、人生の試練を乗り越えることに成功したと思っていた。
だが、すぐに新しい問題が立ちはだかる。
奉公人の少年があまりにも美しすぎたのだ。
その中性的な顔立ちは、どこか亡き妻に通じる面影があり、気に入ったのもそのためだった。
やがて、少年と性交する夢を見た。
夢精で汚した下着を片付けながら、掃除夫は同性を愛しているという事実に戸惑いを覚えた。
子どもの頃に教会で聞いた、男色のはびこるソドムの街が、神の怒りによって滅ぼされた話を思い出す。
信心深い性格だったため罪悪感を抱いた掃除夫は、神へ罪を懺悔する祈りをした。
自分が同性に欲情したという不道徳な事実は、闇に葬り忘れさらなければならなかった。

「ああっ!」
水の入った桶を頭上にかがげようとしていた少年が、突然体勢を崩した。
労働で疲れが溜まっていたのか、腕で桶を支えることができなくなっていたらしい。
ふらつく足元が、水で塗れた石畳で滑りそうになる。

「あぶないっ!」
掃除夫の身体は反射的に動いていた。
舗装された地面に響く衝撃音――井戸桶の転がる音だった。
少年の身体は、井戸端に叩きつけられる寸前、掃除夫に抱き止められていた。
仰向けに寄りかかる華奢な身体。
密着した人肌の温かさと、腕の中で擦れる乳首の感触がする。
掃除夫がに差し出した右手は、生え揃う毛すらない股間に触れていた。
思わず握ってしまった掌の中で、マシュマロのように滑々もっちりした物体が揉まれている。

「お、親方……」
呼びかけの声で我を取り戻した掃除夫は、掴んでいた陰茎から手を離し狼狽した。
265名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 00:50:12.22 ID:63DomsFj
青褪めた顔色で目を背ける少年。
煙突掃除夫は取り返しのつかない行為をしたことを悟った。
肉欲に心を奪われ、人間として大切なものを見失ってしまった。消し去ろうとしていた欲情を、知られたくない相手に明かしてしまった。
少年は、掃除夫のことをケダモノとして軽蔑しているだろう。もう、二度と信用してくれないはずだ。

「……すまない、不快な思いをさせてしまって」
自業自得の行為にけじめをつけるため、掃除夫は謝罪した。
「俺は自分を抑えることができなかった、その責任をとってお前と別れることにする……。お前を、他の煙突掃除夫に引き取ってもらう……」

「ま、待って下さい親方! 僕も謝らなければいけないことがあるんです……」
うな垂れていた煙突掃除夫の腕を、か細い手が掴んだ。

「僕……親方の下着の匂いを嗅いでました」
「なんだって?」
いきなり突拍子もない少年の告白は、掃除夫の思考を混乱させた。

「親方の洗濯籠に入っていた、下着をの匂いを嗅いでいたんです」
たしかに夢精したとき、下着を少年に洗わせるわけにもいかないので、籠に保管しておくことがあった。

「部屋を掃除していたときベッドの下で見つけました。最初はそのまま戻すつもりだったんです。……でも、栗の花のような香りがして
……その香りをもっと嗅いでみたくなりました。気づいたとき、僕は親方の下着に鼻を直に押し当てていました。
下着についている乾いた糊みたいな匂いの出所を嗅ぐと、お腹の下がぞくぞくして――」
頬を赤らめながら爆弾発言を連発していく美少年。

「だから、僕と別れるなんて言わないで下さい、もっと一緒にいたいんです。親方みたいに優しくしてくれた人は初めてだったから……」
あまりにも都合のいい展開に、掃除夫はからかわれてるのかと疑ったものの、すぐその考えを打ち消す。
少年が捻くれた性格でないことは、十分承知している。だから、この発言は事実なのだと思うことにした。

「心配するな。お前がゆるしてくれるなら、俺は捨てたりなんてしないよ」
「……本当ですか?」「ああ、本当だ」
肯定する返事をし、掃除夫は少年の頭を撫でた。
266名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 00:50:46.50 ID:63DomsFj
布で水滴を拭ってから、二人は近くにあった納屋に入り込んだ。どちらも全裸のままだった。
一度噴出した欲情は止められない。
煙突掃除夫はかつて抱いていた罪の意識が、完全に消え去っていることに気づいていた。

「下着の匂いの秘密を教えるけど、俺を信じて協力してくれるか?」
そう尋ねると、やや緊張した顔で少年はこくりと頷いた。おそらくまだ、夢精も自慰も経験したことがないのだろう。
少年の幼い性器に手を伸ばし、掃除夫はゆっくりと撫で始めた。

「な、なんかくすぐったいです……っ」
「我慢しなさい……ふぅ」「ひゃあっ!」
掃除夫が耳に息を吹きかけると、少年の背筋がびくりと震える。
掌の中の男根はみるみる大きくなったが、まだ包皮も剥けておらず、大人に比べて小ぶりだ。

「お、親方……アソコが切なくて変な感じ……ぼ、僕どうなっちゃうのっ?」
初めて味わう快感に耐え切れなくなったのか、少年は錯乱した口調で尋ねる。

「もうすぐ分かるよ……ふぅ……ふぅ」「ああんっ!!!」
今度は首筋に息を吹きかけると、少年は可愛らしい悲鳴を上げる。
それが引き金となって、未熟な性器は透明な汁を分泌し始め、やがて射精を迎えた。

「精液っていうんですか?」
「ああ、これがお前の好きな匂いの正体さ」

自分が放った精液をすくい、少年はくんくんと香りを嗅いでいる。
掃除夫の手には、精通したての粘り気のある精液がこびりついている。
舐めとった美少年の精液は美味だった。
吸血鬼は童貞の精液を吸うという伝承があるが、これなら納得できる。
口の中に広がる青臭さいほろ苦さを堪能しつつ、掃除夫は少年を抱きしめ、妻にしていたように口づけした。(終)
267名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 01:14:06.19 ID:DoDj7iqZ

勃起した
助詞がおかしいとこがあったのが気になった
投下前にもっかい読み直すとなお良し
268名無しさん@ピンキー:2011/07/04(月) 10:10:23.79 ID:yXhY7p/S
騎士の生徒会長はセフレ
トリの後輩は愛人
バスケショタが正妻
269名無しさん@ピンキー:2011/07/07(木) 21:36:05.84 ID:tno29cZ1
自分のなかでバスケショタは先輩たちに輪姦されてるところまで発展してる
270名無しさん@ピンキー:2011/07/09(土) 14:22:46.92 ID:B+9npLPh
>>268
後輩くんは渡さん
271名無しさん@ピンキー:2011/07/09(土) 17:11:30.88 ID:M3dCq2CD
誰も言わないからロイドと純也くん貰う
272名無しさん@ピンキー:2011/07/09(土) 18:16:02.03 ID:Dxr+f6tw
菊の助と幸せな家庭を築きたい
273名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 15:53:49.15 ID:+mVEfhPZ
後輩くんを読んで薄幸ショタに目覚めたんだが、このジャンルは絶対数が少なくて涙目
このスレの保管庫で自分を慰める毎日だお
274名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 22:39:40.64 ID:RIoKIOmK
今日バイト中に頭に沸いたこと
「スーパーお兄さんとショタでエロパロスレ大戦」
275名無しさん@ピンキー:2011/07/13(水) 12:19:14.75 ID:v40qLVXD
>>274
全てのショタに変身出来るとショタと、全てのお兄さんに変身出来るお兄さんが各世界を旅するSSですね。
276名無しさん@ピンキー:2011/07/13(水) 14:01:13.99 ID:QAYiZFcv
イケメーン率いる闇の軍団は、次々と世界の都市を支配下へと置いていった
日本も例外ではなく、戦火の渦が各地を襲った
前代未聞の危機……これを乗り越えるには
お兄さんとショタのエロパロしかない!
277名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 15:17:37.98 ID:9g/1dqu3
戦力にならんショタが多い気がする
278名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 16:15:07.68 ID:BOYQqKMa
戦争モノバトルモノでは無理だな、もうちょっとシチュを再考しなければ
279名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 18:20:50.46 ID:ZyxLAPt6
はぁ・・・
たまをふにふにしてあげたい・・・
280名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 23:16:33.11 ID:ThaZSrCB
>>274
女好きの青年Aに襲い来るショタ軍団
果たして青年はノーマルなままでいられるのか?
281名無しさん@ピンキー:2011/07/21(木) 03:25:57.97 ID:Z7J0hI8Q
流れぶった切ってすみません。
二次創作で投稿したいんですけど、余りにも原作を知っていないと話に付いていけない内容って大丈夫ですかね?
282名無しさん@ピンキー:2011/07/21(木) 07:03:52.79 ID:M2n2el8k
>>1
>二次モノ投下の際はできるだけ元ネタの表記をお願いします。 

楽しめる人だけ読んで、分からない人はスルーってことでいいんじゃネーノ?
283名無しさん@ピンキー:2011/07/21(木) 11:45:19.68 ID:GB/Aemfv
投稿を待つのみ
だが裸では寒いッ
284名無しさん@ピンキー:2011/07/21(木) 13:46:38.72 ID:WIl0hAEl
お伺いを立てておKもらったからと言って、叩かれないための保険にはならんよ
だまって投下が一番
285名無しさん@ピンキー:2011/07/21(木) 20:36:55.67 ID:+Lw1R6X4
聞くとハードル逆に上がるぞ
286名無しさん@ピンキー:2011/07/25(月) 11:52:46.22 ID:E/dIU5VY
ほしゅだぞ、と
287281:2011/07/27(水) 01:21:07.94 ID:gDllv73j
まさかあのまま帰って来れなくなるなんて…
なんだか尤もな意見を沢山貰ったんで投下します。
つっても期待に添えられるかは微妙。

元ネタ…ラジアータストーリーズ ココ×ジャック(×ココ)
288名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 01:22:27.75 ID:gDllv73j
月の下で、絶え間なく落ち葉が雪のように降り注いでいた。
地面を軽く踏んだり蹴り上げたりすると、その落ち葉が絶え間なくそよいでいる風によってひらひらと舞い始める。
それが、緑森京周辺の森の普段の姿だった。
その情景は、ここに来る者全てを魅了するほどで、ジャックもそれを大変気に入っていた。
昼でも夜でも、それは変わる事は無かった。
神秘的で自然を感じさせる雰囲気が、ジャックの遊び心をくすぐるのだった。
(毎日来ても、飽きることなんて絶対に無いんだろうな)
なんて考えが、ジャックの頭を過ぎった。
考えて、ジャックは思わず笑った。
「何がそんなにおかしいの?」
不意に声を掛けられ、ジャックは「誰だ!」と言って声のした方を振り向く。
作り物ではなく自然に出来た丸太橋の上に、小柄な少年が座っていた。
樹木色の肌に周囲の景色に溶け込む様な落ち葉をモチーフにしたダークエルフの衣装に身を包み、仄かに赤い瞳が光る。
宛らそれは彼等自身が植物を霊長としているような印象である。
彼で言えば、丁度木の実をイメージすると分かり易いか。
「何だ、ココか…。珍しいな、いつもは砦にいるのに」
少年…ココはジャックのその反応と台詞を聞くと「いちゃ悪い?」と言った。
「いや、そんなこと無いけど…」
歯切れ悪くジャックが答える。
「あぁ、変な意味じゃないんだ。御免、気を悪くするようなこと言って」
「いや別に…そんな気にはならないから」
「うん、御免」
「だから、謝らなくていいって」
ジャックがココの謝罪を制止させる。
「あ、うん。ご…」
「あーーもう、ストップストップ!!」
何を言ってもやはり謝罪で返すココを、ジャックは今度は大声で静止させた。
流石のココもそれに驚いたらしく、口を半開きにしたまま硬直してしまった。
「…へへへ」
突然ジャックが笑い出したので、ココはギョッとする。
「どうしたの?」
「いや、ココって面白いヤツだな〜って思ってさ…」
「なんだよそれ」
普通だったら失礼極まりない事だが、ココは何故か笑いながら返事をすることが“出来た”。
「あ、今笑った」
「え?」
「だって、ココって普段は笑わないじゃん。だから珍しいな〜って」
「あ…」
言われてココはようやく自覚した。
ジャックが言ったとおり、ココは普段笑うと言うことをしなかった。
元々不機嫌そうな顔つきをしていることは自分でも知っていたから、普段人前では感情を出すことを極力避けていた。
だが、ジャックの前ではそれが明るみに出てしまう。
だからと言って、ココはそれが嫌だと感じる訳ではなかった。
寧ろ、それを嬉しく思ってしまう。
不思議だった。
ココにとっては、ジャックはそれほど大きな存在になっていたことが。
「…そういえば、何でさっき笑ってたの?」
先刻、ココは当初聞く予定だった疑問をジャックに問いかける。
「あぁ、本当に『ここ』は楽しいなあって」
「え?」
「いや、お前じゃなくて、此処。緑森京」
苦笑いしながら、ジャックはココの勘違いを訂正する。
そして、両手を思いっきり広げながら、ジャックは上を、木々の天井を見上げる。
ココもジャックと同じように見上げると、月の光に照らされながら落ち葉が次々と舞い降りていた。
289名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 01:23:06.76 ID:gDllv73j
「此処ってさ、ホントに不思議なとこだよな。子供のときに作った秘密基地みたいな感じがしてさ」
「秘密…基地?」
「そ。誰も知らない自分だけの場所って言うか、秘密の遊び場だな」
「秘密の…そうだ!」
言うなり、ココは丸太橋から飛び降りると、今までココが座っていたようなものではなく、意図的に作られた橋の脇の草を払いのけて、更に奥へと行く。
ジャックもそれを追いかけた。
外から見れば草木が多い茂っているようにしか見えないが、一度通ってしまうと、思ったよりも簡単に通り抜けることが出来た。
「もうすぐだよ、ジャック」
ココが振り向き、そう告げる。
月を背景にして差し出された手を、ジャックは掴む。
見逃さなかった。
ココの表情がいつもの不機嫌そうな表情でなく、幼い少年のような期待と希望に満ち溢れていた。
外見相応の少年の笑顔を。


獣道を抜けると、そこは森の、恐らく中心部分にあたる場所だった。
中心には他方から流れてくる小さな河から出来た泉があり、それは月の光を反射している。
今は満月と言うこともあってか、それは余計輝いているように見えた。
泉の中心には一本だけ木が生えていた。
森の木々より大きくは無いが、大木と呼ぶには十分な大きさを持っている。
夜露に濡れ、その木の葉も月の光を反射している。
当然、真上に在るのは覆い茂る木々ではなく、巨大な月だった。
さらに風の影響もあって、落ち葉は森から絶え間なく降り注いでいた。
「すげ〜、きれいな場所だな」
「うん。此処はね、僕のお気に入りの場所なんだ。大分前なんだけど、木の実を集めるために珍しく遠くまで探しに来たときに偶然見つけたんだ。多分、僕だけしかこの場所は知らない。まぁ、遊び場って言うほどでもないけど」
「へ〜。でもいいのか? そんな場所に俺を連れてきても」
「それは…」
言われて、ココはうつむく。
言ってしまっても良いのだろうか。
「え? 俺、何かマズイ事でも聞いちゃったかな!」
「ううん、そんなこと無いよ。その…ジャックが…」
「俺が…何?」
最後の方が口ごもってしまい、うまく言い表すことが出来なかった。
「な…なんでもないよ!」
「え〜? 気になるじゃんかよ」
「いいから、この話は無し!」
そう言って、ココはジャックから目を逸らす。
そして…笑う。
「はは…はははは…」
「あはは…おっかし〜」
二人の笑いが泉中に木霊す。
「…ありがと」
不意に、ココがそう言った。
「何が?」
「さっきの続き。僕がジャックを此処に連れてきた理由」
「ああ」
納得したようで、ジャックはパンッと手を合わせる。
ココは、そんな反応をしたジャックがおかしく見えて、また笑う。
「…ジャックが、今みたいに僕を笑わせてくれたから」
「へ?」
「やっぱり、変…かな?」
「いや、俺でよかったらいくらでも…」
「そういう意味じゃないよ。…僕みたいなヤツにも、普通に声を掛けてくれるから。でも、だったら誰でもいいってわけじゃない。ジャックだったから、僕は笑っていられるんだろうって思えるんだ」
笑いながら…はにかみながら、ココはジャックへと想いを告げる。
「ココ…」
290名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 01:24:48.34 ID:gDllv73j
瞬間、舞い降りていた落ち葉が、風向きが変わったことによって舞い上がった。
「うわ!」
それに驚いて、ジャックは思わず目を瞑る。
同時に…
唇に
何かが触れた。
柔らかい
ぬくもりがある
何かが。
更に驚いて、ジャックは思わず目を開ける。
目の前に、ココの顔があった。
「ん…」
この時、ジャックは初めてお互いの唇が触れ合っている事を理解する。
「コ…ココ」
「…気持ち悪かった?」
唇を離して、ココはうつむき加減に言う。
「い、いや全然! っていうか…逆。何か気持ちよかった」
「ジャック…。だったら、もう一回やっても良い?」
頬を紅潮させながら頷くジャックに、ココは黙って、しかし、微笑みながらジャックに口付けをする。
「ん…ぁ」
先刻と違う口付けの感触にジャックは驚いて、今まで出した事の無いような声を発した。
ただ触れ合っているだけではなかった。
ココの舌が、ジャックの舌を絡めとっているような感覚だった。
唇が離れると、ジャックは身体全体の力が一気に抜けてその場にしゃがみこんだ。
「な、何だ…これ…」
「やっぱり、ジャックは分からないか。そりゃあ、僕の方が年上だから知識はあるよね」
実際ココはジャックよりも少々小柄な方だが、やはり人間とエルフ。
いくら妖精の中では比較的人間寄りのダークエルフとは言え、体格にしても異なる部分は多々ある。
少年に見えても、年齢からすればココは立派な青年である。
それは彼の凄まじい酒豪ぶりからも十分理解してはいた。
ジャックにしてもそうは言えなくは無いが、本人の性格上言動を優先してみてしまう。
何より酒の味をまだ理解できる歳では無いのだから。
「コ、ココ…?」
「こーいう事、やったこと無い?」
ココはジャックを自分の体で覆うように四つん這いになり、その状態のまま、片手と両膝で自分の体重を支える体制になった。
同時に余ったもう片方の手が、ジャックのズボンの裾と下着へと滑り込んでいた。
「ちょ、ちょっと待…」
今のジャックに、この行為の意味を理解することは不可能だった。
ただ、ココにされるがままの状態である。
「ん? 自分で触ったこと無いんだ。珍しいね、ジャックって確か16って言ってたよね」
「そ、そうなの…か?」
実際、ジャックは幼いころから騎士になることを夢に、日々姉のエアデールと共にずっと稽古や修行を続けてきた。
その為か、“そういうこと”についての関心など持たなかった、と言うより、その余り許容量の無い学問の本棚に入る余裕は無かった。
そう考えてみれば、ジャックのガンツやダイナス、ジェラルド等に対するずれた尊敬心も納得できる部分がある。
傍から見れば唯の中年好みに見えなくも無いが…。
「知ってる? ここをこうすると…気持ちよくない?」
「気持ちいいって…? ちょ、や…」
最早、ジャックの頭の中は疑問符だらけだった。
ただココに自分の性器を弄られていること。
それだけを理解するので精一杯だった。
体中が熱くなっているのが、後に理解できるようになった。
「や…やめろって、ココ…ぁ」
「言ってる割には気持ちよさそうだけど?」
不敵な笑みを浮かべながら、ココはジャックのズボンと下着を一気に下ろした。
不意に、ジャックの顔に赤みがさす。
「へぇ…生えてないんだ。僕と同じだ」
「悪い…かよ」
「別に、ジャックが可愛いなって。ほら、こんなにもビクビクさせちゃって」
291名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 01:26:33.51 ID:gDllv73j
恥ずかしさで潰されそうだった。
事実、ジャックの思考はほぼ完全に停止していた。
ジャックがココに自分自身を預けた瞬間だった。
もう考えるより、体が感じる全てにジャックは溺れていた。
「ぁ…」
「ねぇ…どんな感じ?」
最早声を出す気力など今のジャックには殆ど残っていない。
それでも元騎士の意地故か、ジャックはゆっくりと唇を動かす。
「何…か、体中…熱い」
「他には?」
「す、スッゲームズムズする」
「どこら辺が?」
自分が凄く意地悪な質問をしているのをココは自覚していた。
それに対して顔を真っ赤にしながらも返答してくれるジャックが、ココの何かを満たしていた。
だが、流石にこの質問に対してはジャックも躊躇っている様だ。
「御免御免。ジャックが可愛いからつい」
「か、可愛…!」
「本当だよ? 今のジャックはすっごく可愛い…」
実際この言葉を使うのは既に2回目であるが、ジャックがそれに気付く事は無い。
最早ジャックの知っているココではなかった。
ココ本人である事は間違いない。
なのに、目の前に居るココはいつものココではない。
ジャックが初めて知る、もう一つのココの一面であった。
「あ…やっ…うぁ、ああぁぁ…!」
突然体中に妙な感覚が走り、ジャックの頭は一瞬真っ白になった。
体中の力が一気に抜けて両手で身体を支える事さえ出来ず、遂には仰向けになる。
「初めてだからかな、あんまり出ないね」
「ひゃ…」
服が捲れて露になった腹部を指でなぞられ、ジャックは弱々しい悲鳴みたいな声を漏らした。
ココが一体何をしたのか、首だけを起こして見てみる。
腹部には白い斑点、もう少し奥には露になってしまっている自分の性器。
「これ…何だ?」
「…本当に何にも知らないんだ」
「こ、これって…俺の…?」
「そうだよ。ジャックのここから出てきたんだよ。これで子供が出来るんだよ?」
「子供って…じゃあ、俺とお前の子供が出来るのか!?」
本気で尋ねてくるジャックに、呆気に盗られる。
耐え切れなくなって、遂にココは吹き出した。
「な…なんで笑うんだよ!!」
「だって…本気で聞いてくるんだもん」
「悪いかよ!」
自分が尋ねた事の意味を全く理解してはいないが、それがどうも世間一般では至極当然の事である事をジャックは何となく悟った。
「子供って、男の人と女の人が一緒に居ないと出来ないんだよ? 僕もジャックも男だからそんな事は出来ない。…でもね、だからこそ僕達はこうする事も出来る…」
「コ…ココ、お前何やって…!」
「見てよ、ジャック…」
292名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 01:28:02.54 ID:gDllv73j
ここは自分の服に手をかけて、一枚一枚ゆっくりと脱いでいく。
それでもあっという間に、ココは生まれたままの姿となった。
実年齢に不釣合な危うさを持つ幼い身体。
月光に照らされて、儚い光をそれは放っていた。
ジャックがココに見惚れてしまっている内に、ココはもう一度ジャックを覆う姿勢になった。
「お…おい、今度は何する気だよ!」
「いいから…何もしないで。僕に任せてくれれば良いから」
そう言ってココはもう一度ジャックの唇を奪い、ジャックから「ん…」と声が漏れた。
お互いが離れ、二人の舌に透明な糸が出来ていた。
「ジャックって、本当にこういうのに弱いよね。ほら、また硬くなってる」
「な…」
つい先刻弄られたばかりの御世辞にも成熟していない男根が、また欲望を乞う。
妙な気恥ずかしさが込上げてきて、思わずジャックは自分の顔を両腕で覆い隠した。
その僅かな隙間から覗くジャックの頬は、月明かりだけでも判るほどに紅潮していた。
視界が遮られている。
故に触覚は一段と敏感になってしまう。
触れられる部分全てが生暖かく気持ち悪い。
ココが衣服を身に着けていない為、直接彼の体温が伝わった。
「何、で…。さっきより、ヘン…」
「嬉しいなぁ。それってジャックがさっきより感じてくれてるんだよね。もっとだよ…。もっと僕を見てよ。ジャックの身体で、僕を感じてよ」
「ココ…?」
気が付けば、ココはジャックに馬乗りになる形になっていた。
同時に、ジャックの懸命に反り立った陰茎に何かが当たる。
「んぁ…」
「嘘、だろ…?」
最早羞恥ですらジャックを覆い隠せない。
目の前に広がる光景は、彼の常識そのものを根本から覆す。
「痛く…無いのか?」
「痛いけど…ジャックだから、平気」
ゆっくりとココの身体が沈んで行く。
文字通り、ジャックとココは繋がっていた。
蔭茎に感じた奇妙な違和感は、忽ち快感に昇華する。
先刻の自分の白濁した液体を潤滑油代わりにして、ココの秘部へと侵入していた。
「うぁ…ぅ」
「ジャック…。僕達、繋がってる…!」
「やめ…動く…な」
ココの身体が上下に揺れる度、ジャックを締め付ける。
それが電撃の様に全身を駆け巡り、既に思考は役に立たなくなっていた。
粘り気のある水音が、艶かしい現状を物語っている。
今ジャックが欲しいのは、ココによる快感の全て。
ココ自身をジャックは欲しかった。
それはココも同じ。
ジャックと言う存在がこの上無く愛しく、何もかもが欲しかった。
だから、自分から躰を預ける事が出来る。
余す所無くジャックに晒け出す事が出来る。
違うとすれば―
「ジャック…僕を、僕だけを見てよ」
「ココ…ココ……ココ………!」
293名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 01:31:11.47 ID:gDllv73j
無意識の内にジャックは両腕を広げた。
その意図が、ココに伝わる。
「ジャック…っ!」
ジャックの想いに応えるべく、ココはジャックに身体を預けた。
同時に二人の腕が、お互いの背中まで届く。
ジャックに比べてココの体格が一回り小さいため、互いの胸部が触れ合う。
胸の鼓動が絡み合う。
「ジャック…聞こえる……?」
「聞こえ……てる……。ココの……音……」
「僕も……聞こえる……んっ……」
鼓動が加速する。
「あっ……ん」
「ジャック…ジャック……ジャック………!」
ココの中でジャックの姿が駆け巡る。
初めて出会った日。
ずっと一緒に暮らしてきた人間の生活を捨ててまで、自分達の味方になるべく森に来てくれた日。
共に戦う中、傷付いた自分を庇ってくれた日。
出会ったその日からココの目に映ったジャックの姿が、次々に流れる。
「は…ぁ……んっ」
気が付けば自分の幼包とも呼べるそれを、ココは自分で弄っていた。
何度も何度も独りジャックを想い、その度に達した。
それが今は目の前にその想い人が居る。
自分と身体を重ね合わせている。
「はぁ…ん…ぁ……やっ…俺、また……」
「僕、も……ふぁっ……!」
血が、身体が、想い人が、熱い。
全てが一点に集中する。
「うぁっ…ああぁ……」
「あああぁぁっ!」
想いと欲望が交差し、爆ぜる。
決して許される事の無い罪が、この瞬間に芽吹いた。
(ジャックだから、平気だよ…)
何処か遠くで、声が聞こえた気がした。
もっとココに触れていたいのに、意識が薄れていく。
唇にあの柔らかい感触を感じながら、ジャックの意識は完全に闇に落ちていった。

 許されなくたって、僕はジャックが―


連投数の関係で一度ここで区切らせてもらいます。
元ネタに関しては実際ゲームをやってもらうより漫画版の方を読んだ方が多分判りやすいです。
と言うか漫画版の設定も一部放り込んでるんで。
294名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 12:05:08.41 ID:BPzamCmz
ショタブームについて男女板的に考察するスレ

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/gender/1311640530/-100
295名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 17:44:29.54 ID:r6Muj1Ar
>>287

これから元ネタ見てくるお
296名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 19:20:00.85 ID:8f9hDKdm
 
【学生かばん】突然の勃起もさりげなく隠せる。男子中高生の間で"名古屋掛け"が流行(画像有り)
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1306046832/
297名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 19:23:57.91 ID:SJbLqpPq
よ、よくもだましたなァー!
298名無しさん@ピンキー:2011/07/28(木) 06:02:31.10 ID:4wTt7dlz
丁度今ラジアータストーリーズをプレイしてて目を疑ったよ!
乙!!
299名無しさん@ピンキー:2011/07/28(木) 18:40:40.05 ID:dNJ3iUbT
ラジアータ…途中で売ったっけなあ…
ジャックたんにいまいち萌え切れなかった

なにはともあれお疲れさん
300名無しさん@ピンキー:2011/07/28(木) 21:19:40.08 ID:4wTt7dlz
うーん、ジャック萌えはいまいち分からないね確かに
魔術師ギルド?の女と間違われストーカーまでされる美青年が大好物だからあれでいつか書いて欲しい
301名無しさん@ピンキー:2011/07/29(金) 01:50:36.43 ID:XaiORdds
>>293 補足(と言うかこれまでが一つの話)

「うっ…」
「あ、気が付いた。良かった」
朧気な視界が鮮明になると、誰かが透き通る様な声でジャックを出迎えてくれた。
松明の明かりが眩しく即座に誰かを判別するのは無理だったが、やがてそれがリカルドだったと分かる。
更には、この部屋が緑森京の中である事も理解する。
「何で、俺…」
「覚えてない? 貴方、森の橋が崩れて巻き込まれたのよ」
「俺が?」
「えぇ。だけど、無事で本当に良かった。上流の方で大雨が降っていたらしいから、きっと増水して崩れてしまったのね。今うちの男達が修理に行ってる」
樽桶から柔らかい生地のタオルを取り出し、リカルドはジャックの顔を優しく拭き上げる。
今更だが、自分が服を着ていない事に気付いた。
「俺の服は?」
「ごめんなさい、まだ乾いてないの。それに、今の貴方に歩かせる訳にはいかないわ」
「うん。まだ頭がぼーっとする…」
瞼が酷く重い。
その上気味の悪い頭痛までがジャックを微睡みに引きずり込む。
どうやら質の悪い風邪をひいてしまったようで、立ち上がろうにも身体が言う事をきいてくれない。
「そう言えば、さ」
「何?」
完全に眠りに落ちてしまう前に、どうしても一つだけ確認しておきたかった。
「誰が俺をここまで運んでくれたんだ?」
「えっと確か、サントスとハイアンだったわね」
「そうなんだ…後でお礼、言わなきゃな」
「あ、でも」
もう一度眠気に誘われていたところを現実に引き戻される。
ジャックは閉じかかっていた瞼を何とか持ち上げた。
「落ちた貴方を見付けて岸まで引き上げてくれたのはココだって言ってたわよ」
「え…?」
「どうか…した?」
「あ、いや。ココにもお礼言わないと…」
「そうね。何と言ったって『命の恩人』なんだから」
クスクスと笑うと、リカルドは樽桶を抱えて静かに部屋を出て行った。
松明が弾ける音以外、完全に静寂に包まれた。
「俺、本当に落ちたのかな…」
森に入った辺りまでは鮮明に覚えている。
だが、そこから先がどうにも曖昧なままなのだ。
“ココと会った。”
ただそれだけが事実として頭に残っているのみ。
「何か、大事な事を言っていたような…」
懸命に思い出そうとするも、既に限界を越えてしまったジャックには眠気に勝てる術は無かった。
せめてもの抵抗か、掠れた声で名前を呼んだ。
「ココ…」
302名無しさん@ピンキー:2011/07/29(金) 02:00:19.84 ID:XaiORdds
…と言う訳で一部終了です。
思ったよりも知ってる人多くてびっくり。
だけどジャックってあんまり萌えの対象にならんのやね。
まぁ確かにあのストーリーだと萌えようとする方が難しいかも。
だけど藤川版ジャックは成長していく様が見えて可愛い。
人間編なのにミカエルが仲間になってる部分もすんごい嬉しかった。

…そんなわけでスミマセン、もう2・3回くらい続きます。
303名無しさん@ピンキー:2011/07/29(金) 22:49:32.47 ID:Plwyildk
知らんがな
304名無しさん@ピンキー:2011/08/06(土) 21:30:19.37 ID:gocSMRT3
投下します
6レス予定
3051:2011/08/06(土) 21:33:12.13 ID:gocSMRT3
「はぁ、はぁ……せ、せんぱぁい……」
壁の高いところにある小さな明り取りの窓から傾き始めた太陽が部室の壁を照らしている。
部屋の真ん中にある年代ものの長机には、飲み散らかしたスポーツドリンクの空きボトルが影を作っていた。
その傍らに立つ一人の少年。
学校指定の体操服を身につけ、小柄な身体をやや前かがみにし、手にした青い小さな布を頬に当ててはぁはぁと荒い呼吸をしている。
彼が手にしているのは所属するクラブのゲームウェアだったが、この春に入部したばかりの彼は公式戦に出ることはなく、当然それは彼が身につけるものではない。
「あぁ、せんぱい……今日も、カッコ良かったです」
そう言って少年は手にした布を両手で目の前に広げて見つめる。
サイドに白いラインの入った青い短パンだ。
少年はその短パンの前のところを自分の鼻に押し当て、大きく息を吸い込む。
せんぱいの、晴人先輩のアソコのにおい……
心の中で呟き、くんくんと犬のように臭いをかぎ始める。
汗と少しほこりっぽいような臭いが鼻腔を抜けて少年の脳髄をしびれさせる。
短パンを左手で鷲掴みに握りなおしてなおも臭いをかぎつつ、空いた右手をゆっくりと下におろしていく。
そこには、まだ未熟で小さいながらも痛いほどに硬く張りつめた少年のものが短パンの中で脈打っていた。
かわいらしくぷっくりと膨らんだその頂点には小さなシミができており、エンジ色の短パンに不自然な濃淡を作っている。
彼はそのシミの上にゆっくりと右手をかぶせ、硬くなったものを短パン越しに揉み始めた。
「はぁ……せんぱい……、はるとせんぱぁい……」
吐息とともに小さく呟きながら、右手の動きは早くなっていく。
揉むように動かしていた手は、いつしか短パンの上からでもカタチがわかるように指でそれを摘み、くにくにと膨らみの頂点を弄ぶ動きに変わっている。
完全に被った包皮の中で先走りの汁にまみれた亀頭が踊り、くちゅくちゅと音を立てる。
包皮の先からはあふれ出た汁がブリーフに染みこみ、さらに短パンへと染み出してシミを大きくして行く。
だめ、パンツ汚しちゃう……、いや、それ以上に晴人先輩でこんなことするなんてだめだっ!
頭の中ではそんな事を考えながらも、左手に掴んだ憧れの先輩の短パンを手から離す様子もなく、右手は更に激しく少年自身の性器を激しく刺激し続ける。
だめなのに、あぁ……だめっ!いけないのに……でもっ
「や、やめられないよぉ……」
頭の中の葛藤が知らない間に声に出ていた。
「き、気持ちいいよぉ……あぁん」
くちゅくちゅと言うイヤらしい音と熱のこもった嬌声が静かな部室の中で僅かもかき消されること無く自分の耳に返ってくる。
少年はその音が全て自分から発せられているとは思えず、あまりに淫靡でそれまでの生活とはかけ離れた非現実的なものに思えた。
右手の中では、刺激を受け続けている小さなペニスが、その大きさには似つかわしくないほどに先走りを迸らせて短パンのシミを更に大きく広げていた。
「くぅぅっ、あっ……あ、あぁぁぁ」
彼は不意に苦しそうに声を上げると、ぷるぷると小刻みに肩をふるわせ、大きく頭をのけぞらせて硬直した。
右手の中ではそれまで弄ばれ続けていたものがびくんびくんと暴れ、その脈動にあわせてドピュと言うありがちな擬音が本当に聞こえるんじゃないかと言うほどの勢いで精を吐き出す。
「出ちゃった……」
声に出した言葉ではうっかり出てしまった、出すつもりは無かったと言わんばかりだが、これまでの行動は完全に自ら望んで射精に至ったとしか思えない。
少年が自分の短パンの前を覗き込むと、お漏らしと言われても反論できないほどにシミが広がっている。
ブリーフごとウエストのゴムを引っ張って中を確認すると、たっぷりの精液が性器の周りに絡み付いている。
その光景を呆然と見ていると、ウエストを引っ張っているためにできたブリーフと腿の隙間から一筋、とろりと精液が滴っていった。
このままじゃ帰れないよなぁ、どうしよう……
3062:2011/08/06(土) 21:35:45.00 ID:gocSMRT3
少年の名は淳之介と言った。
この日は公式試合の日で、試合後に部室に戻って解散した後、忘れ物を取りに一人で部室に戻ってきた事が今回の出来事の発端だ。
長椅子に脱ぎ捨てられたユニフォームを見つけた淳之介は、それをたたんでおいてやろうと思い手に取った。
そこに書かれたゼッケンの番号から、憧れていた先輩、晴人のものだと気づく。
いままでそんな風に意識したことが無かったのに、胸がドキンとした。
手にしたユニフォームから何故かわからないが性的な魅力を感じ、憧れの先輩の顔や短パンから伸びる脚が思い出された。
せんぱいのことカッコイイと思ってたけど、俺ってそう言う意味でカッコイイと思ってたのかな……
いやいや、俺はそんなヘンタイじゃないし!ササッとたたんで置いといてあげよう。
ぶるぶると頭を振って不埒な考えを振り払おうとするが、たたむためにテーブルに広げたユニフォームを見てまた胸がドキンとなる。
ちょっとだけ、そういうんじゃなくてファン心理ってヤツ、そう、ちょっと肌で触れたいだけ……
そう心の中で言い訳して、ユニフォームのシャツを掴んで顔に当てる。
あ、せんぱいのニオイ……
これで理性のタガが外れた淳之介はシャツを短パンに持ち替えて冒頭からの行為に耽っていったのだった。
結果、今は自分の短パンの前をびしょびしょにして、途方にくれているというわけである。


ガチャガチャ
自分の汚したところを見つめたまま呆けていた淳之介は不意に聞こえた金属音にハッとした。
音の発信源は部室のドアノブ、ギィときしんだ音を立てて鉄の扉が開く。
「カギかかってねーや。誰か居んの?」
淳之介はあまりに突然な展開で完全にパニックになってしまい、まったく身動きできずに声の主の方に顔だけを向ける。
声の主はほんの数十秒前まで欲望の対象にしていた人物、左手に握り締めた短パンの主、晴人だった。
「あれ?ジュンか?まだ居たんだ。俺、忘れ物し……ん?」
言いかけて目の前に居る後輩の異常に気づく
「お前……、なにやってんだ?」
何も答えられず立ち尽くす淳之介はブリーフと短パンのウエストを引っ張っていた右手を放してしまい、パチンとゴムが下腹部を打つ音が響いた。
「それ、俺の……」
晴人は握り締められた短パンを指差して言葉に詰まる。
淳之介は慌ててそれをテーブルの上に放り投げる。
「ち、違うんです! これは、その、そういうんじゃなくて、つまり……」
取り繕う言葉を探すが、状況はとても誤魔化せるようなものではない。
晴人にしても目の当たりにしている光景は理解を超えていた。
部活の後輩が握り締めていたのは自分のユニフォームで、その後輩が穿いている短パンは前がビショビショ、鼻につく憶えのある臭いは確かに精液のものだ。
「お前、俺のユニフォームで……それって……」
見たまま、淳之介が自分の短パンを握り締めて射精し衣服を汚してしまっている、そういう状況は理解できたが、なぜそんな事になってるのか?
晴人も一瞬のうちに様々な考えがぐるぐると脳内をめぐり、言葉が追いつかない。
お互いが向かい合って呆然とした数秒の静寂、それを破ったのは淳之介の嗚咽だった。
「うぅっ、うえぇ、ひっく……ご、ごめっ、ごめんなさ、おれっ、う、うわぁぁぁん」
急に泣き出した後輩を前に晴人は、面倒見のいい性格が働いたのか反射的に淳之介の手をとって声をかけてやる。
「おいおい、ちょっと落ち着けって」
「うぅ……おれっ、俺も、えぐっ、忘れ物して、それでっ、そしたらせんぱ、せんぱいの、うぅ……ぅわぁぁん!」
何かをしゃべろうとすると、さらに激しく泣き喚いてしまう。
「わかった、わかった。何か話すならとりあえず落ち着けって。な?」
そう言いながら晴人は淳之介の背中をぽんぽんとやさしく叩き、すぐ横にあった長椅子に座った。
相手が自分以上にかなり動揺したせいですっかり冷静になった晴人は、しばらくしゃくりあげながら泣く淳之介をチラチラと見ながら頭の中で状況を整理する。
ジュンの短パンのシミ、部室にこもったニオイからしても精子だよな……、それで、俺のユニフォームを握り締めてああなってたって事は、アイツ……
俺のこと、好きなのか?
3073:2011/08/06(土) 21:37:59.34 ID:gocSMRT3
まだ泣き止まない淳之介をしげしげと見る。
自分と一つしか違わない後輩は子供のように泣きじゃくり、濡らした短パンもお漏らしをしたみたいでひどく幼く見える。
晴人は、トイレの躾けで怒られてしょんぼりしている家の犬のことを思い出して、淳之介のことがなんだか可愛く思えた。
ちょっと愛おしいような気持ちで目線を這わせていると、内腿に精液の滴が伝っているのが目に入った。
すげぇな、パンツから溢れるくらいにアレを出したのか、なんかちょっとエロイな……
「せんぱい……」
そんな事を思っていた時に不意に声をかけられ、晴人はドキリとした。
「お、おぅ、もう落ち着いたか?」
淳之介がコクリと頷くのを見て晴人は言葉を続けた。
「ジュンは、その、アレか?部室でシコってたのか?」
オブラートに包む様子もない問いかけに対し、下を向いて黙ってしまう淳之介。
「今日、ここで見たことも聞いたことも、誰にも言わねーし、俺も怒らねぇよ。俺のユニフォームをオカズにシコってたんだろ?」
淳之介は顔を真っ赤にしてゆっくりと一つ頷く。
その頬から涙が一粒落ちた。
「で、お前、俺のこと好きなの?」
淳之介はその問いかけにハッとして晴人の顔を一瞬見たかと思うと、また下を向いて黙ってしまった。
その静寂に耐えかねて、まあいいや とこの質問を切り上げようとした晴人の言葉を淳之介が遮った。
「わかりません、せんぱいの事、前からカッコイイって憧れてたけど……」
ぐいと目にためた涙をシャツの裾でひと拭いして淳之介は言葉を続けた。
「今日はたまたま、俺、忘れ物とりにきて、それで……、せんぱいのユニフォーム見つけて」
また泣きそうになりながら、それでも何とか堪える。
「い、いつもあんな事やってるわけじゃなくて!ほんとです!なんか、歯止めが効かないって言うか、気づいたらもう止められなくて……
 だから、せんぱいのこと好きかってのは、たぶんそうかも知れないけと、おれ、俺っ!ほんとに……わからないんです」
またポロポロと涙が頬を伝って落ちる。
「そっか、わかった。さっきも言ったけど今日のことは、俺、誰にも言わねーし、明日からも今まで通りな」
その晴人の言葉を聞いた淳之介は肩を震わせてぽろぽろと涙を落としながら、搾り出すように ありがとうございます と言った。
普通に考えたら、自分の脱いだユニフォームをオカズにされたらキモチワルイはずなんだけど、なんか許せちゃうな、コイツだと。
そんな風に思いながら、本来の目的の忘れ物、オカズにされたユニフォームをスポーツバッグにしまい、淳之介の背中をぽんぽんと優しく叩いてやる。
「帰ろうぜ」
その言葉に頷いて晴人と一緒に部室を出ようとした淳之介だったが、踏み出そうとした足をピタと止めた。
自分がとても外を歩ける格好じゃないことに気が付いて、シャツの裾を下にいっぱいに引っ張って短パンのシミを隠そうするが、とても隠し切れない。
腿に垂れた精液に気づいて、それを手で伸ばして短パンの尻でその手を拭いた。
どうしよう、これじゃ恥ずかしくて帰れない……
その様子に晴人も気づいた。
「あぁ、それじゃ歩いて帰るのきついよなぁ……。そうだ、コレ穿いて俺んちまで一緒に来いよ」
そう言って一旦はしまったユニフォームの短パンを差し出してやる。
淳之介は受け取っていいものかとおろおろしていたが、ぐッともう一度差し出す素振りをされてそれを受け取った。
「じゃあ、お借りします。すみません……」
礼を言ってさっそく履き替えようと大きなシミの付いた短パンに手をかけた時に、じっとこちらを見る晴人の視線に気づいて手を止める。
「せ、せんぱい。ちょっとアッチ向いててくれませんか」
「は?なんだよ今更、気にしてないでちゃちゃっと着替えちまえって」
確かに性器を見られるくらいは今更なことを見られてしまっているし、このままじゃ帰れないからと覚悟を決めて短パンを下ろす。
膝まで一気に下げてから片足ずつ抜いて、長机の上に置いた。
身体から離して改めて見てみると先走りと精液でできたシミはかなり大きく、恥ずかしさがこみ上げてくる。
そしてブリーフも脱ごうとして自分の股間に目をやると、べっとりと濡れたそこはうっすらと透けて幼い性器がぼんやりと見えていた。
あまりの恥ずかしさに早く借りた短パンを穿こうと、慌ててブリーフを脱ぐ。
外気に晒されぶらぶらと揺れるペニスは、先端に余ってしおれた朝顔の花のようになっている包皮から、皮の間に残っていた精液が一筋の糸を作って垂れていた。
早くそれを隠したいと貸してもらったユニフォームの短パンを手に取り、それに脚を通そうとした時にふと気づく。
3084:2011/08/06(土) 21:39:46.11 ID:gocSMRT3
コレって、さっき俺がオカズにしたせんぱいの短パン、今日、せんぱいが試合で穿いてた短パン……
俺、今からこれを穿いちゃうんだ、それもノーパンで……、さっき出した俺のセーシ、これに少し付いちゃうかも……
急にこれからとてつもなくイヤラシイ事をやるような気分になる。
ぶるぶると邪念を振り払うように首を振って、あくまでもシミ付き短パンで帰らないで済むために借りたもの、エロイ思いで穿いちゃだめだと自分に言い聞かせ、脚を通し腰まで一気に上げた。
そして、テーブルの上の汚してしまった短パンとブリーフをスポーツタオルに包んででバッグにしまった。
穿いちゃった、せんぱいの短パン……俺のちんこが直に先輩の短パンに当たってる……
また湧き上がってくる邪念が振り払いきれずに頭の中でこだましている。
先ほど盛大に射精したばかりと言うのに、ペニスはむくむくと上を向き始める。
「着替え終わったら、とっとと帰ろうぜ」
出口のドアノブに手を伸ばしながら声をかける晴人の声に我に返り、慌てて一歩を踏み出す。
部室を出ると、もう空の色が夕方のそれになりかけていた。


部室にカギをかけ、二人で職員室のカギ箱にカギを納め、帰路に着く。
「とりあえず、俺んちまで来て、自分の短パン乾かしてから帰ればいいだろ」
そう言われ、淳之介はおとなしく晴人の後を付いて歩く。
視線を下にやると、自分が欲望の対象にした短パンを身につけて歩く下半身が見える。
ノーパンゆえ、半勃ちのペニスはその中でぶらぶらと揺れ、短パンの内側にこすり付けられる。
せんぱいの短パン穿いて歩いてる、俺がさっきオカズにした短パンを……
そんな言葉が頭の中を駆け巡り、それに呼応して短パンの前を膨らませていく。
ついに完全に硬くなって直立した性器は、もう歩いてもぶらぶらしなくなったが、足の運びに合わせて動く短パンがそれを細かく擦るように動く。
やばい……歩いてるだけで気持ちよくなって来ちゃう……
そう思ってると、ペニスの先に冷たさを感じて慌てて短パンの様子を確認する。
スケベな思いが詰まった短パンの膨らみの先に僅かにシミができてしまっているのを見て、淳之介はあせった。
まずい、せっかく貸してくれたのに汚しちゃうよ……
と思っても、晴人について歩くほかにどうすることも思いつかず、なんとか置いていかれないようにと歩みを続ける。
あ、あぁ、手で触っても無いのに、歩いてるだけなのに、せんぱいの短パン穿いてるだけなのに、何で……こんなに……
そんな事を思えば思うほど、やらしいな気持ちが盛り上がってしまい、どうしよう、どうしようと慌てても、快感のループから逃れられずに、それでも歩き続ける。
俺、触ってもないのにイッっちゃったりしたら、せんぱいの短パン、俺のセーシで汚しちゃったりしたら、どうしよう、ヘンタイだ、せんぱいに軽蔑されるかな……
そんな考えから来る焦燥感が更に昂ぶりを加速させてしまう。
歩くことで擦れて感じてしまうことに困っていたはずなのに、いつしか快感を求めて足を動かすようになっている淳之介だが、その自覚はない。
短パンに棹や被った皮の先を擦られる度に、ふっ、ふっ、と荒い鼻息が漏れ、そうして快感を甘受するほどに最後の瞬間は確実に近づいていく。
あぁ……、キモチイイよぉ、もう、だめ……、ほんとに……もう、あぁ! ご、ごめんなさぁいっ!
「んっ……あっ、あぁん……」
堪えきれずに漏らした声とともにこの日、二度目の高みへと達する。
手で刺激を与えることも無く、貸してもらった短パンに精を放つと言う無礼を、屋外、それも通学路で。
二度目とは思えぬ量の精液を脈打つ幼い性器がビュッ、ビュッと短パンに撃ち付けた。
出ちゃった……、イッちゃった、せんぱいの短パン、ほんとに汚しちゃったよ……
短パンはずっとペニスの先が接していたあたりに先走りのシミができていたが、粘り気のある精液はすぐに短パンに染みこむことも無く、短パンの内側と性器の周りにへばりついていた。
そして徐々に重力にひかれ、一部は短パンの裾からぽたりと地面にしたたり落ち、また一部は腿を伝っていた。
晴人はと言えば、淳之介が快楽に任せ射精へと達した時に小さく漏らした声にも気づかず、スタスタと歩き続けている。
「せ、せんぱい」
淳之介はなんとか声を搾り出して晴人を呼びとめた。
晴人は振り返り、内股気味に両の膝を擦り付けてその膝の間に両手を挟んでもじもじしている後輩を不思議に思い、何が起こったのかと様子をうかがいながら接近する。
3095:2011/08/06(土) 21:41:25.71 ID:gocSMRT3
「ごめんなさい、せんぱいの短パン、その、汚しちゃいました……」
泣きそうになるのを堪えて謝罪する淳之介、その言葉を聞いて晴人は淳之介の股間を確認すると、青い短パンの前にシミができて色が濃くなってるのに気づいた。
さらに良く見てみると、ぽたり、と短パンの裾から精液が滴っている。
なんか、すげーな……
晴人はぼんやりとそんな事を思ったが、泣きそうな淳之介を見て明るい感じで言葉を続けた。
「ジュン、おまえ、歩きながら俺の後ろでチンチンいじくってたのかよ」
軽く笑い飛ばす口調で言ってやったが、淳之介はそれを必死で否定した。
「そ、そんなっ! そんなことしてませんっ! 歩いてたら、その……」
言いかけて、歩いてるだけでイッてしまったなんて言う方が恥ずかしいような気がして言葉を止める。
「しッかし、元気だな〜。ゼツリンてヤツか。さっき出したばっかでまただもんな」
晴人に言われ、弁解しようと口を開こうにも、自分で恥ずかしいことを言ってしまいそうに思い、淳之介はぱくぱくと口を動かすが言葉がでない。。
「まあ、早く俺んちいくべ。なんにしてもマズいだろ、ソレでココに突っ立てるのはよ」
晴人はそう言って淳之介の手首を掴んで歩き出す。
ぐいぐいと引っ張られる淳之介は、引かれていない方の手でシャツの裾を下げ前を隠しながら歩く。
足の動きに合わせて時折、にちゃ、くちゅ、と湿った音が短パンの中から聞こえてくる。
歩くごとに精液にまみれた短パンの生地がぬるぬると淳之介の股間を擦る。
その刺激で、射精したばかりでしおれかけたペニスは、また熱量と硬度を増していった。
貸してもらった短パンを汚してしまった事、静かな住宅街で人通りが少ないとは言え道端で射精し、それがとんでもなく気持ちよかった事、そしてそのシミを隠し切れずに歩かされていること、
その状況が淳之介の背徳感や劣等感、羞恥心を煽り、それがまた性的な興奮を加速させてしまう。
晴人に引かれて早足で歩きながら、なんとか3度目の射精に至るのだけは避けようと、快感の波に飲まれそうになる意識を歯を食いしばりつなぎ止める。


「はぁっ……んっ……」
時折、堪えきれずに声が出てしまいながらも、なんとか晴人の家の玄関前までたどり着いた。
晴人はカチャカチャとカギをあけ、ドアを開き淳之介を中へと促す。
「おい、大丈夫か?とりあえず上がれよ、ほら」
「はい、おじゃま……します」
晴人に自室まで導かれては来たものの、淳之介は今すぐにイキそうとまで切迫してはいないが短パンの中のペニスはびくんびくんと動いて、射精の瞬間を待ち望んでいる。
なんとか暴発を回避しようと必死になっている淳之介をよそに、晴人はタンスをごそごそと漁って紺色の短パンを引っ張り出した。
「洗濯するからさ、カバンの中のお前のと、今穿いてるそれ、こっちよこせよ。んで、洗ってる間はコレ穿いてろな」
そう言って、淳之介の足元にタンスから出した短パンをぽいっと投げた。
それを拾い上げようとする淳之介を晴人の声が制止した。
「ちょっと待った。お前、またビンビンになってるだろ。そのままじゃ、その短パンも汚しちまうんじゃねーか?」
言われてみればもっともで、カチカチに勃起させたまま穿いてしまっては、少なくとも先走りでシミはつけてしまうだろうし、今だって下手なことをしたらまた射精してしまってもおかしくないくらいに感じてしまっている。
どうしようと思ってかたまっている淳之介に晴人が言葉を続ける。
「穿きかえる前にヌいちまえよ」
確かに、自分のチンコ自体それを望んでいるが、この場でものを取り出して晴人の眼前に晒し、自慰行為も見せ付けるとなると躊躇われる。
「チンコだしてシコるのが恥ずかしいなら、またその短パンに出しちまってもいいぜ。どうせ洗濯しなきゃならないんだし」
その言葉に淳之介は敏感に反応した。
またせんぱいの短パンに出しちゃう?そんなの恥ずかしい、でも出したい、せんぱいも良いって言ってるし……
その思いのままに、ぐちゃぐちゃになっている短パンごと揉みしだいてイッてしまいたい。
しかし、二度も射精で短パンを汚してるところを見られたからと言って、自慰行為そのものはまだ見られていない。
どうしても決心が付かず、それでも更に恥ずかしい自分を見られることを想像して、淳之介のペニスはトロトロと先走りの汁を染み出させていた。
3106:2011/08/06(土) 21:43:32.43 ID:gocSMRT3
「早く洗濯して乾かすとこまでやらないとウチのかあちゃんが帰ってきちまうぞ。じれったいなぁ、俺が手伝ってやろうか」
そう言って晴人は乱暴に淳之介の股間に右手を当て、ぐにぐにと揉み始めた。
「ひゃんっ!」
思わず声をあげた淳之介に構わず、揉む手を動かし続けながら淳之介の背後にまわり、ぴったりと身体をつけ腰のあたりを軽く抱くように空いていた左腕も前へと回した。
「俺の短パンで2回もイッて、キモチよかったか?」
耳の後ろで囁く。
「はぁっ、せんぱい……、あぁ」
与えられる快感に飲まれ問いかけには答えられない。
「お前の様子見てて、俺もちょっと興奮してきちゃったんだよね。」
そう言って晴人は腰を少し前に突き出す。
淳之介の尻に短パン越しでもわかる硬い感触が押し付けられる。
せんぱいのアレが当たってる!? 俺の尻の割れ目にピッタリとくっつけられて、前も触られて……
何とか抑えていたものが、あっという間に大きな快感の流れとなって淳之介の身体を駆け抜ける。
「はぁぁン、だ、だめです、出ます、出ちゃうますぅぅ……」
晴人の手の中でジュッ、ブシュ、と小さな音を立て短パンに精液を吐きつける。
膝をガクガクと小さく震わせへたり込みそうになる淳之介の腰を、晴人は逃さぬように抱え、グイと寄せる。
「どうせ洗濯機回すんだし、俺もこのまま……。ジュン、少しじっとしてろよ」
射精の余韻で聞こえているかもわからない淳之介の耳元でそう囁くと、その後輩の尻の割れ目に押し付けた硬いものをぐいぐいと擦り付ける。
部室で、帰り道で自分が着ていた衣服によって散々に痴態を晒した後輩の姿を思い出し、その後輩の尻に性的欲求をぶつけるように一心不乱に腰を動かす。
くそっ! 俺はそういうのじゃないのに! ジュンのことそんな風に見たことなかったのに! コイツのこんな姿も、コイツが出したセーエキのニオイも、なんでこんなにエロいんだよっ!
そう頭のなかで叫びながら、最後に来る大きな快感を目指して快楽の欠片を拾い集めるかのように激しくペニスを擦り付ける。
淳之介の穿く短パンの生地と晴人の穿く短パンの生地はツルツルと滑らかに擦れ、射精後で脱力した尻たぶは谷間に擦り付けられるペニスをぴったりと挟みこんだままぶるんぶるんと揺れた。
「……っ!」
声にならない声を出して晴人は果てた。
擦り付けていた部分は一際強く押し付けられ、二人の身体の間でぎゅうぎゅうと締め付けられたペニスの先から、下着と短パンの二枚の布を突き抜けるように、びゅっびゅっと勢い良く精液を噴出させた。
後ろから激しく揺り動かされた淳之介は、すでに短パンの中に放出されこびりついていた精液を短パンの裾から床に振りまき、未だ最後の射精の快感の余韻の中に居た。
パンツの中に出しちゃうってのもなんか興奮するな、ジュンがあんなにイッパイ、三回も出しちゃったのもわかる気がする……
晴人はぼんやりとそんな事を思った。


夕焼けを映し出す窓辺に吊り下げられた洗濯物が風に煽られひらひらと揺れる。
ベッドには着替えを済ませた二人が並んで座っていた。
ひぐらしの声と短パンやブリーフを吊るしたハンガーの揺れるカラカラと言う音だけが部屋に響く。
会話もなく、しばらく二人でその音を聞いていたが、沈黙を破ったのは晴人だった。
「なぁ、明日も練習のあとウチ来るか?」
淳之介はこくりと頷いた。
「俺、今日でお前のこと好きになっちまったかも知れない」
晴人は小さい声で言うと、顔が赤くなっていたら部屋を染める夕焼けの色でごまかせていたらいいな、と思った。
そして、恥ずかしさを隠すように茶化したような口調で続ける。
「明日もまた、ジュンのエロいかっこ見せてくれな」
それを聞いて下を向いた淳之介の顔は夕焼けでも隠しきれないほどに赤く染まっていた。


おしまい
311名無しさん@ピンキー:2011/08/06(土) 23:30:55.43 ID:gUEVc5lh
GJ、そして乙
後日談に期待
312名無しさん@ピンキー:2011/08/06(土) 23:53:35.46 ID:gFYT1k39
なんというエロ爽やかさwwww
先輩てらイケメン
313名無しさん@ピンキー:2011/08/07(日) 18:21:03.22 ID:JfxeFV6T
GJ
先輩の優しさに全米が抜いた
314名無しさん@ピンキー:2011/08/07(日) 22:13:16.35 ID:Vqq+cEaS
これはGJ
315名無しさん@ピンキー:2011/08/08(月) 07:30:49.38 ID:quRN6gOU
GJだけど、「その」「この」「それ」など指示語、「そして」が多用されているのが一度気になるとくどく感じられちゃう。
そのあたりに注意して書くと、もっと読みやすい作品になると思います。
316名無しさん@ピンキー:2011/08/10(水) 14:31:13.82 ID:1ZLDriTg
こういう幸せなのもいいな
317名無しさん@ピンキー:2011/08/14(日) 02:10:44.58 ID:1q7dwtvc
後輩が犬っぽくてかわいい。
318名無しさん@ピンキー:2011/08/19(金) 22:38:37.79 ID:OBmxVYRo
なんかこう16歳くらいの高齢ショタが炊事洗濯から夜のお相手までしてくれるようなほのぼのエロが欲しいんだけど
319名無しさん@ピンキー:2011/08/20(土) 02:45:34.91 ID:SgFt5tiY
高齢ショタ…だと…

これは流行る
まあ合間に書いてみるかな
320名無しさん@ピンキー:2011/08/21(日) 20:32:20.95 ID:lySLQipm
誰でも良いから投下して欲しいなあ
しっとりエロ希望
321名無しさん@ピンキー:2011/08/23(火) 09:03:10.09 ID:PHQHscEl
>>263
今更だけどロミオと青い空のキャラを思い浮かべたw
322名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 03:45:14.21 ID:A/LEV/Yi
>>321
あれは名作中の名作のショタホモアニメだった
323名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 15:35:59.26 ID:MRLDmkF5
>>322
ロミオと青い空の家族に売られた少年達の待遇見てたら煙突掃除の親方に売春強要されててそうだよね
324名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 17:04:53.26 ID:aWmzss1j
久しぶりにスレを見返したら生殺し状態の作品が結構多くて泣いた
でも抜いた
325名無しさん@ピンキー:2011/08/30(火) 22:56:08.38 ID:INclyuA2
ヤンデレショタに抱きつかれながら一日の終わりを迎えたい今日この頃
326名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 14:55:37.47 ID:gP6iqQU4
>>323
アルフレドは特になwww
327名無しさん@ピンキー:2011/09/04(日) 18:36:16.15 ID:RaJZNMx7
>>305
遅レスすまんが先輩カッコイイな
こりゃモテるわな

ところで>>250の続きまだー?
328名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 03:02:43.29 ID:mx8F8tAP
ほしゅっしゅっしゅっ
329名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 22:45:02.07 ID:gcEdN7cK
遅くなりましたが>>250の続きです。今回で終了となります。
「みえる人、見えない人A」


「あっ……んっ…やぁあ、らっ…うんっ…!」
さほど広くないアパートの中で、パンパンと肉があたる音と濡れた音が響く。
「ふふっ…朝から淫乱だなお前は……そんなにチンポが良いのか?」
男は廻した二つの手がめり込みそうなほど、細く小さい腰を乱暴に動かす。
相手のことなど、大して気にしていない様子だ。
「………はい……僕はインランです…」
男の下には、小さな臀部だけを高く上げられて呟く少年三原光。
まだまだ見るものに幼い印象を与える彼は、甲高い声変わり前の声で答えたのだった。
「感情がこもっていないぞ光?」
「…ごめんなさい……」
いささか棒読みで答えた光に、男はたしなめる様に言い光も謝る。
「まあいいさ。こっちは熱を持って答えてくれているしな」
男が腰をより早く、激しく行き来させる。
それを受けて白い背中がまるで魚類のように跳ねるのを見て、男は口元を愉しそうに歪める。
光は己の中で暴れる肉棒の衝撃に、顔を布団に押し付けて紛らわせていた。
「うっ…あっ……んんんっ…」
「いいぞ光。段々声が艶っぽくなって来たじゃないか」
男は光の喘ぎが変わったのを見逃さない。一応光が快を感じているのは確かだろう。
なぜなら彼の小さな男のシンボルが、狂おしいほど怒張しているからだ。
「今日は触ってやらないからな。突かれるだけでイッってみろ」
冷たく言い放ち、男は最後の放出に向けてさらに、腰使いを激しくする。
肉がぶつかる音と水音、そして光の喘ぎの間隔が短くなる。
男はそれらを心地よいメロディのように聞きながら、尚も劣情を高め光の身体に打ちつけていく。
「はぁはぁ……よし、いっぱい飲み込んでくれ光」
水風船が弾けるように、男は光の腹の中に射精した。
「うっ……!」
腸内を熱い液体が満たすのを感じながら、光は布団を握り締め肛門に力を入れた。
中で出される時はなるべく後ろを思い切り締める。今日行為を行う前に約束していた事だ。
「どうだ?」
「……熱いです。お腹の中が…いっぱい…」
男は健気に入り口を締める光のを見下ろしつつ、幾分小さくなった自分のものを引き抜いた。
留めきれぬ精液が、普段は大便を出す穴から淫らにこぼれる。
「光、仰向けになれ」
光は男の指示に、若干躊躇いながら体を仰向けに横たえる。
当然肛門からは重力に従い、精液が流れるように布団へと落ちだす。
「ふむ…光のここは、なんでこうなってるのかな?」
男が光の股間の幼茎に触れる。
まだ皮をかぶったそこは、白い粘液でグチャグチャに汚れていた。
「それは…僕が、お尻だけでイッたからです」
男から視線をそらして、光が返答をする。
「そうか……言われたとおりとはいえ、入れられるだけで光はイクんだな」
「……はい、僕はお、お尻に入れられるだけで………逝きます」
卑屈な言葉を口にする光。そして男はまた笑う。
「結構。先にシャワーを浴びて来い。学校に遅刻するぞ」
促され立ち上がる光。体は汗と体液でビッショリだ。
乱れた長めの髪が、頬や額に張り付いている。
「はい……」
ふらふらと風呂へと向かう光。その目が濡れていたのは、髪の毛で男には見えなかった。

330名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 22:46:34.90 ID:gcEdN7cK
「光!!」
その日の学校の帰り、光は突然声を掛けられた。
声を掛けてきたのは自分より5〜6は年上の、短髪の青年。
知り合いかと思って記憶を辿ってみれば、思い当たる人間が一人いる。
(………まさにぃ……!!)
「俺だよ、雅人だよ。背のびたなぁ…!」
つかつかと歩み寄り、光の肩に触れる雅人。
光は何も言わず、驚いたような表情を浮かべている。
数年ぶりに再会した二人は、お互いどうしたらいいか分からない顔をしていた。
「…久しぶりだな……今まで、連絡も取らないでゴメンな」
そう言って雅人の表情が、残念そうに曇る。
「…………良いですよ。それより大学、休みなんですか?」
ようやく光が口を開く。そんな事しか言葉にはならなかった。
心では今すぐ雅人に、抱きつきでもしたかったが、なぜか体は動かない。
「ん?ああ、夏休みだよ」
そっけない光の言葉に、雅人は肩透かしをされたような顔になる。
もっと以前のように明るく、自分に親しく話してくれると思っていた。
「そうですか………」
「そんな事より、時間あるか?ちょっと話したいんだ」
雅人が光の手首を掴む。じんわりとした人の体温が、光の肌に伝わった。
あの男以外に手首を掴まれるのは、いつ以来だろうか。
「……いいですよ」
「そうか。ここじゃなんだから。どっか店にいこう」
パッと向き直り雅人は歩き出す。光もその背中をかつてのように追うように歩く。
(まさにぃの背中おっきい…)
光にとって従兄弟の背中は、以前と変わらないように大きく頼もしく見えた。

その後二人は、15分ほど歩いてとあるファミレスへと入った。
まだ夕飯時には早い店内には、学校帰りの学生の姿が多く見られた。
二人は、禁煙席の空席を見つけて、腰を下ろす。
「なんか食べるか光?」
「………ドリンクバーだけでいいです」
メニューを渡そうとした雅人に、光は視線を逸らしながら答えた。
「…分かった。すいませんドリンクバーふたつ」
注文をウエイトレスに告げ、雅人は大きく息を吐いて光の方を見る。
「話ってなんですか?」
「……うん、俺こないだ絵美叔母さんと会ったんだ」
絵美の名前を聞き、光は一瞬だけ体を震わせた。
「それで、お前が家を出た理由も聞いたよ……ジュース、何が良い?」
「…カルピス」
ドリンクバーに向かい、雅人がコップに液体を注ぐ。
そしてジュースを持ちながら、席へと戻る。雅人のはどうやら紅茶のようだ。
「辛かったと思う…すまない力になってやれず」
いじめにあったことや、絵美から聞いた一件。
それを考えると、雅人には悔恨の感情しか湧いてはこない。
「……ま…雅人さんのせいじゃないです…!」
謝る雅人に光は手を振りながら、即座に打ち消すように言った。
そして“雅人さん”と呼ばれ一瞬だけ、気色ばむ雅人。
(やっぱ呼んでくれねーか…)
心中では以前のように、「まさにぃ」と呼ばれるのを期待していたのだが。
「…そうか、でも俺にもなんか光の力になれる事はないか?」
砂糖を入れた紅茶をすする雅人。安っぽい茶の匂いが、光の鼻にまで届く。
331名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 22:47:51.92 ID:gcEdN7cK
「力?」
「ああ。例えば、家に帰りたいとか思わないか?」
いきなり雅人は単刀直入に確信をズバッと突いた。光のジュースを持った手が止まる。
「…家って………」
「勿論叔母さん家だよ。叔父さんも叔母さんも、帰ってきて欲しいって言ってたぞ」
雅人の真剣な眼差しが真っ直ぐに光に向けられる。
「……でも…でも、雅人さんも聞いたんでしょ?僕がやった事を」
こちらも真剣な表情で、光が言葉を返す。
若干表情からは、血の気が引いているようにも見え、瞳は潤んでさえいる。
「ああ、聞いたよ……加奈ちゃんを…殺しかけたんだろ」
小さい声ながら雅人は重い口調で言った。
光が妹である加奈を、殺しかけたとはどういう事なのだろうか。
「そうだよ僕は…僕は、あの時加奈を…呪ってしまった」
「だけど………それはワザとじゃない。それにその時あの時お前は…」
雅人が絵美から聞いた当時のことを語りだす。
ファミレスには二人の雰囲気に合わぬ、明るい流行歌が流れはじめた。


加奈が生まれる前、光はその力によって学校でイジめられていた。
それでも家族だけは懸命に、光を支えてくれた。それによって光もなんとか心を病まずにすんでいた。
しかし加奈が生まれると、少々様子が変わってきた。
どうにも光への関心が薄れてきた――ように光は感じていた。
それは或いは妹への、可愛い嫉妬であったのかもしれない。
だが事実がどうであれ、それで光は加奈へ黒い感情を抱いてしまったのだ。
ただの人間ならどうという事もないが、その時光の才気は頂点にまで達していた。
そんな可愛い嫉妬だけでも、問題を起こすには十分でり、事件は起きしまう。
「加奈は………数日間生死の境をさまよった…僕のせいで」
「呪詛…本当ならいろいろ面倒な、儀式とかが必要なんだけどな」
雅人が以前祖父から聞いた、呪詛のやり方を思い浮かべる。
憎いなどの感情だけで、生きた人間が誰かを呪えるなど普通はありえない。
「でも………僕には出来た…出来てしまった……不可抗力かもしれないけど…僕は自分が許せない」
光の目から涙が、ポロポロとこぼれテーブルを濡らす。
許せないとは自分の能力のことか、それともそんな気持ちを抱いてしまった事なのか。
「しかし、過ぎたことだ。加奈ちゃんだって今は元気そのものだよ。あんまり自分を責めるな光」
なるべく優しい口調で雅人は説くが、光は首を横に振る。
「ダメだよ。一歩間違ってたら本当に加奈は死んでたんだ…!」
「お前のせいじゃない」
「僕のせいだよ!!誰かを嫌うだけで、傷つけられるなんて最悪じゃないか!」
雅人の言葉が詰まる。もし家に帰ったとして、また同じことが起きないとは誰も言い切れない。
全く誰かに負の感情を抱かないなど、人間であれば難しいことだ。
「それに後で聞いたけど、僕をイジめてた子達も、怪我したり病気にかかったりしてたんだ!!」
それも光の力によるもの。雅人は偶然だと否定したかったが、それにはあまりに無理があった。
「だから、家を出たのか」
「うん……そしてあちこち行って、今のおじさんの家に落ち着いた」
光がおじさんという男。絵美の親戚らしいが、雅人は会った事がない。
今はその男のアパートから、中学校へと通っているらしい。
「でも、それでいいのか光?学校から帰ってくるお前を見ると、とても辛そうに見えたぞ」
下校してくる光の姿は、雅人の知っている彼のものではなかった。
まるで元気がなく、不幸を一身に背負ったような雰囲気と表情、という印象であった。
332名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 22:49:08.72 ID:gcEdN7cK
「…………雅人さんには関係ないですよ。それに今になって…」
うっと雅人が言葉を詰まらせる。関係ないと言われればそれまでだ。
それと今更やって来てなんだと言われれば、それも光の言うとおりである。
「……すまないと思ってる。お前まで力を持っちまって、俺も心のどこかで嫉妬してたのかな…」
弟のように思っていた従兄弟まで、自分の持たない力を持ったこと。
霊が見えないことに劣等感を感じたことはないが、光と疎遠になったのはそれが原因だったとしか言えない。
「お前が苦しんでるなんて……分かってやれなかったんだよな………本当にすまない」
涙こそ流さないものの、非常に重く苦しそうに雅人は言葉を搾り出す。
(まさにぃ……)
そんな姿は光にとって、自分の事以上に辛く感じる。
自分の事で雅人には苦しんでなど欲しくなかった。
「………本当に気にしないで良いですから…もう行きますね…ごちそうさまでした」
逃げるように立ち上がる光。もうこれ以上は耐え切れないといった感じだ。
「…また会えるか?」
「………」
光は答えない。強烈に後ろ髪をひかれながらも、雅人に背を向けて外へと向かう。
ぐちゃぐちゃでまとまらぬ感情が、グルグルと心中幾重にも蠢いていた。


「光……今晩はやけに積極的じゃないか」
汗をかきながら、自分の下で悶える光を見て男が声を漏らす。
既に肛門には男の肉棒が、深々と突き刺さっていた。
男が帰ってくるなり、光は行為を自ら求め、全戯もほどほどに挿入を望んだ。
「……もう、めちゃくちゃにして下さい…」
自ら求めるように光は腰を振る。竿が刺さった門からは、動くたび淫靡な音が聞こえる。
(もう…なにもかも忘れたい……)
雅人と会ったことも忘れて、ただ獣のように性行為に没頭したかった。
そうしなければ自分は、狂ってしまうのではないかと思って。
「そういうお前もいいな…後悔するなよ」
「うぅん…やっ……んあああっ!」
光の気持ちを知ってか知らずか、男は注文どおりより激しく乱暴に腰を動かす。
行為自体には慣れてしまっていた光にも、その突きは予想以上の刺激となって襲う。
元々華奢な光にとって、成人男性との体格差も考えれば当然だ。
「ああああっ、あ、うぁぁっ!!」
腸内を蹂躙する熱い肉棒。痛みも刺激もそして快も、それまでとは比較にならなかった。
「望みどおり、余計な事を考える暇もないだろ?」
悶える光の表情を見て、男はニヤリと笑う。
狼狽しつつも悦びが交じっている顔は、男の被虐心を満たすには十分すぎる。
おまけに普段は殆ど何もしない光が、今晩は自ら経験豊かな女のように尻を動かすのだ。
「あんっ…うううっ……かはぁ…!」
程なく男の腹の下で、光のペニスが鎌首をもたげる様に立ち上がった。
性器の裏側から電撃のように、快感が伝わっているのだから当然か。
「へぇ、勃つのもいつもより早いじゃないか」
「…あああ………こんなの…ぼく…おかしくなっちゃう……!」
顔を真っ赤にして目の焦点はぼやけ、半開きの口から唾液をたらす少年。
淫らと言えばこれほど淫らな表情もない。
「いい顔だ……可愛いぞ光」
男が体をぐいと突き出し、光の唇を自らの口で塞ぐ。
「んんっ…ふぅっ…」
チュウチュウと光の唾液を吸い上げながら、男は舌を突きいれ光のと絡める。
いままでキスの経験はあったが、舌を入れられたのは初めてだった。
「……出すぞ」
「はぁい…」
男が顔を上げて静かに告げる。二人の口はどちらのともつかぬ唾液でビチャビチャだ。
333名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 22:50:25.58 ID:gcEdN7cK
「くふふっ、今日は今まで一番よかったかもなあっ、光」
(あっ…あっ…まさにぃ……)
ぼんやりと頭に浮ぶ雅人の顔。かつての幼い雅人と、先程会った青年の雅人。
なぜそれが浮ぶのかは、光自身にも分からない。
「うっ……」
だが現実に引き戻すように腸の内部が、男の生温かい体液で満たされるのを感じる。
ねばっこく腸壁に絡みつく粘液は、うるさいほどに存在感を示す。
「あっ……ぼくも、…あうぅっ!」
寸分の間をおいて、光の股からも若々しいスペルマが、ほどばしるように出た。
力一杯前立腺を擦られ突かれ続けた結果だった。
「また尻だけでイったか」
男が息を荒くしながら、肛内から自分の物を引き抜く。
栓を失った門からは、白い液体が溢れていた。
「まだまだ行くか?次はバックで」
「……はい」
精液を拭こうともせず、再び近寄る男に光は頷く。
そして言われるままに体を、引っくり返そうとした時だった。
「待てっ!」
勢い良くアパートのドアが開いた。


「なんだお前は?」
「まさ……雅人さん!?」
玄関に立っていたのは雅人であった。鬼のような形相で、仁王立ちをしている。
「……お前、ふざけるな!!」
憤怒の表情で、男に掴みかかる雅人。そうとう怒っているようだ。
下手をしたら男を、殺してしまいそうなほどに。
「やめろ!なんなんだお前は!?」
「うるさい!!」
ドタバタと暴れる二人、だがそんな中光が間に割ってはいる。
「やめて!!二人とも!」
雅人と男の間に入り、必死に二人を引き剥がす。
「………っ!」
「光、誰だコイツは?」
「三原雅人さん……僕の従兄弟」
男に尋ねられ光が答える。それを聞いて男は納得したような顔になる。
「…ああ、こいつが霊感のない三原本家の長男か」
どこか馬鹿にするような調子で言って、雅人の方を男は見た。
まるで物を品定めするような視線である。
雅人はこの男について知らないが、男は雅人を知っているような口ぶりだ。
「まったく……少しは礼儀を弁えてくれないか?いきなり人の家に押し入るとは…」
「あんたが言うなっ!!……光にあんな事しやがって!」
雅人の言葉に、光は慌ててタオルケットを羽織る。
「ほう、見てたのか?覗きまでするとは呆れたものだ。なぁ光?」
(まさにぃに見られた…?)
光の顔面が蒼白になる。先程までの行為と自分の痴態。
それを雅人に見られていたかと思うと、体中から力が抜けるようだった。
「く、詳しくは見ていない…だけど、お前のやってることは犯罪だ!行くぞ光」
光を連れて帰ろうと、雅人は腕を掴み自分の方へと引き寄せた。
「おいおい、一方的だな。こっちは光の為にやっているんだぞ」
男は笑いながらそう言って、雅人の方へと自分の性器を向けた。
ブランと垂れた性器には、小さい字でビッシリと何か経文のようなものが書いてある。
「それは…?」
「経文さ。これで尻穴を犯すことで、光の力にストッパーをかけているんだ」
男の言葉に驚く雅人と頷く光。まったく予想外の答えであった。
334名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 22:51:52.12 ID:gcEdN7cK
あのような性行為が、光の鋭すぎる霊感を抑えるためのものであったとは。
「効果は一時的なものにすぎんが、これのお陰で、光は日常生活を送れているの事実だ」
「う、嘘だろ…?」
しかし光は泣きそうな顔のまま答えない。男は勝ち誇ったように静かに笑っている。
そして尚も雅人に対して、残酷な言葉を続ける。
「嘘ではない。そうでなければ、また誰かを呪いかねないからな」
男の説明に、雅人は反論できない。自分には対案などないのだ。
無力。あまりに自分は無力だと感じる雅人。
しかし、このまま引き下がるわけにも行かなかった。
(……うろたえるな……このままじゃまた光を苦しませる…俺のせいで…)
こんな事態になってしまったのも、自分にも責任がある。
一瞬だけ目を瞑り、すぐに目を開けて強い視線で男を睨む雅人。
「…だからどうした」
「なに?」
「だからって許せるわけ無いだろ!!」
狭い部屋に雅人の声が木霊する。堅く握った左拳からは血が出そうだ。
「光………確かに俺は関係ないかもしれない、それに霊も見えないからお前の気持ちは分からない」
「……雅人さん…」
しゃがみこんで優しく光の肩を抱き、静かな口調で言葉をつなぐ。
「でもやっぱりお前が、こんな目に合ってるのは嫌だ……それにまた『まさにぃ』って呼んで笑って欲しい」
「………」
「遠ざけて本当にゴメンな……」
光の頭をくしゃくしゃと撫でる雅人。以前何度もしてやったように。
二人の胸中を以前の思い出が、走馬灯のようにフラッシュバックする。
「………ぃ…………まさにぃ!」
ついに感情を抑えることが出来なくなったのか、決壊したダムのように、光の瞼から涙が零れ落ちる。
そしてそのまま「まさにぃ」と何度も言いながら、雅人の胸に顔を埋めた。
柔らかい髪の感触と、涙の温もりが雅人の胸に伝わる。
「……僕ね………イジめられてる時とか、何度も何度も、まさにぃに助けて欲しいって思ってたんだよ……!」
「そうか…ごめんな…ホント、悪い兄貴分だな……」
泣きじゃくる光を抱きしめたまま、雅人はポンポンと背中を叩いてやる。
「そうだよ……ぜん…ぶ、まさにぃが悪いんだから…!」
「ああ…俺のせいだ…」
優しくそして力強く、光を抱きしめてやる雅人。
それによってか、涙はさらに激しくこぼれ、光の雅人への言葉はどんどん続く。
嗚咽のような声は永遠に続くように響いた。


一時間後、雅人は夜道を歩いていた。背中には光がおぶさっている。
(昔はよく遅くまで遊んだ後、光をこうやってオンブして帰ったな)
あの後男はあっさりと光を連れて帰るように言った。
皮肉そうに「君がなんとかしてやれるならしてみろ」と付け加えて。
「まさにぃ……もう自分で歩くからいいよ…」
「タクシー拾うまで背負わせろよ」
とりあえず雅人は、光を自分の実家につれて帰ることにした。
そうやってしばらく落ち着かせてから、叔母の家に帰らせるつもりだ。
「それにしても、お前結構重いな。顔は相変わらず女みたいだけど」
「あ〜また、それ言う!まさにぃの馬鹿!」
光が笑いながら、雅人の背中を叩く。
「痛っ!痛いって!」
雅人もおどけながら共に笑う。二人の心はどこか晴れやかだった。
しかし問題が全て解決したわけではない。光の強すぎる力をどうするか、男の言うように妙案はないのだから。
(でも……なんとかしなきゃ…)
雅人は笑いながらも、手に力を込める。
同じ間違いをしないよう、光を苦しませないよう覚悟を決める。
そうでなければ、あの男にタンカを切った意味がない。
「…光」
「なに?」
「今日は一緒に寝るか?変な意味じゃないぞ」
雅人の問い掛けに、光は満面の笑みで即座に「うん」と答えた。
335名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 22:52:23.15 ID:gcEdN7cK
以上です。かなり間が空いてすみませんでした。
336名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 23:48:55.29 ID:s+E7tEe4
良いですね!続きを期待しています。
337名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 11:10:16.84 ID:ajt0q0Q5
>>335
乙です、ありがとう。
338名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 17:40:31.70 ID:MmyyO+93
乙っすー
光きゅんとまさにぃの合体も見たいです
339名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 23:06:56.66 ID:BWqkAjGD
おっつー俺にも可愛いショタ従兄弟が欲しい
340名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 07:55:37.45 ID:/6XPK2jw
ほす
341名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 15:54:39.31 ID:l61utmWq
【国際】チンコが2本ある赤ちゃんが誕生(画像有)
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1306046832/701
342名無しさん@ピンキー:2011/09/25(日) 01:15:30.38 ID:c7eL9iCm

林檎「ふぅ…トイレに行きたくなったな…どこだろ」

林檎はトイレを探しに公園へ足をはこぶ

来夏「さて…そろそろ塾か…かったるいな」

来夏は塾の講師をしている26歳、塾へは公園を抜けていかなければならない
343名無しさん@ピンキー:2011/09/25(日) 01:15:55.20 ID:rBj5mIVD
お兄さんとショタの絡みこそ至高
二人の間に存在する確実なる愛とサディスティックな攻めという
程よい矛盾関係を垣間見せる性交を想像するだけでご飯が美味い

もちろん異論は認める
344名無しさん@ピンキー:2011/09/25(日) 01:40:03.48 ID:cVY63ULI
サドショタがマゾ兄を攻めるんですね
345名無しさん@ピンキー:2011/09/25(日) 23:51:14.92 ID:JbrY2YjT
>>343
激しく同意
346名無しさん@ピンキー:2011/09/26(月) 09:02:19.53 ID:p/mQWxyW
攻めお兄さんは18〜20歳くらいの若さ溢れるエネルギッシュな人がいい。
暴走する性欲に任せて、Hの最中はショタが死にそうになるくらいに激しく犯すんだけど、
終わった後は激しく後悔して、でもそんなお兄さんに優しい声をかけるショタの関係がすき
347343:2011/09/26(月) 12:20:48.68 ID:OyZ0eD0l
>>346
ご飯が美味くなる
348345:2011/09/28(水) 15:29:21.90 ID:AhO/53+u
>>346
激しく同意
349名無しさん@ピンキー:2011/09/30(金) 23:46:21.23 ID:Yo36lS1K
ショタの方が男っぽくてお兄さんの方が中性的美人なのも良いかな、とちょっと思ったけどこれだと今一つ男同士にする意義が薄れるな…
350名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 00:09:29.13 ID:y/E+k/rc
男の子らしいやんちゃショタを知的でスマートなお兄さんが上手い事言いくるめてアンアン言わせちゃう
ってのはどうよ
351名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 14:32:00.07 ID:iVIn8AaF
いいね
352名無しさん@ピンキー:2011/10/02(日) 03:01:24.07 ID:cXhXJG2N
>>349見て思ったんだが、このスレってHUNTER×HUNTERのクラピカみたいな、お兄さんなんだけど中性的美人なキャラってどうなの?
353名無しさん@ピンキー:2011/10/02(日) 23:00:26.97 ID:gqL4VMcL
見た目がショタなら、年齢もさほどショタの範疇とかけ離れてなければアリ>クラピカ
354名無しさん@ピンキー:2011/10/02(日) 23:26:35.18 ID:VHnDZUI/
>>353
多分>>352はクラピカみたいなのをお兄さん側に据えるのはどうかって聞いてるんだと思うぞ
BLみたいな例えになるけど
レオリオ×クラピカじゃなくてクラピカ×ゴンみたいな感じ
355名無しさん@ピンキー:2011/10/03(月) 00:44:33.06 ID:vbTkUsfA
場合によってはショタじゃなくお兄さんの方が書き手・読み手の性対象になっちゃうとしたらそれはどうか、ってとこか
356352:2011/10/03(月) 02:34:47.64 ID:QeI4Pn4o
誤解が生じやすく、説明不足な質問をしてしまいました
本当にどうもすみませんでした
要するに、中性的美人なお兄さんをショタの立ち位置に置くのは、このスレ的にはどうなのかなと…
357名無しさん@ピンキー:2011/10/04(火) 06:24:12.69 ID:lgYWC+mI
私的にはOKじゃないかと思います。むしろ大好物ですが…
358名無しさん@ピンキー:2011/10/04(火) 17:41:35.75 ID:QYOoh9rC
どこまでがショタかは人それぞれだが、
作者が中性的美人なお兄さんと思ってるキャラならスレチじゃね
他にショタキャラがでてくるならいいと思うけど
359名無しさん@ピンキー:2011/10/04(火) 19:21:59.41 ID:tp/tCVA/
ショタから見てお兄さん、お兄さんから見てギリショタという
非常に中途半端な15前後までなら個人的にアリにしたい
だがスレチだろうな
360名無しさん@ピンキー:2011/10/04(火) 23:26:00.96 ID:27vTcQu3
ただでさえ過疎になりがちなんだから、そんなに厳密にならなくていいんじゃないか。
なんとか峠の後半も青年って感じだったし。
ってかなんとか峠の続き待ってます。
361名無しさん@ピンキー:2011/10/05(水) 03:17:08.28 ID:sfTcgfPA
マッシヴなお兄さんがショタにガンガン突かれるとかいう作品が面白かったし
あんまり制限をきつくしてもな
362名無しさん@ピンキー:2011/10/05(水) 08:48:11.80 ID:XIUXW/5w
>>361
は?
それはショタとお兄さんだから、何も問題ないじゃん
なんで今回の流れで例に挙げてるの?
363名無しさん@ピンキー:2011/10/05(水) 17:15:26.22 ID:xLzO2+Nr
まあ気になるなら投稿時に注意書きしときゃあええねん
364名無しさん@ピンキー:2011/10/05(水) 20:59:56.28 ID:+gdrSwPQ
その通り
皆飢えてるからじゃんじゃん投下してくれさい
365名無しさん@ピンキー:2011/10/08(土) 07:32:45.41 ID:0sQOPizP
可愛い男の子が掘られさえすれば十分だろ
3661:2011/10/10(月) 21:56:53.85 ID:tA+yzV3i

9月の潮風は夏の名残が薫り、冷たくもじっとりと肌にまとわりついてきた。
中堅の総合広告会社に勤める俺が、今春の人事異動でこの海沿いの地方都市にやってきて、はや半年。
観光振興の子会社へ出向という形をとっているものの、事実上の左遷であった。
こういう、中心街ですら5階建て以上のビルには滅多にお目にかかれない田舎町には、
だいたい大手広告代理店や地元業者が古くから根を張っていて、たいして名の通ってない新参者の出る幕はない。
顧客もロクにおらず、新規開拓と称して旅館を回り、美人の女将でもいないものかと物色する毎日。

娯楽の少ない街だが海の幸がおいしくて、海沿いの駐車場に営業車を止め、本でも読んでのんびりできるさとタカを括っていた…ものの。
本社や海外支社で多忙かつ充実した広報マン人生を送る同期や後輩の眩しさは窓に差し込む太陽みたいに、無言の輝きとなって心を妬きつけてくる。
出世コースから外れた俺はもう一生、浮かび上がることはできないのだろうか?
悶々していたところへ、実家からは暗に結婚を催促するメールが届く。
横目に見る、砂浜で遊ぶサーファーの親子連れはたぶん、俺より若い。

ふと自分に嫌気が差し、せめてもの気晴らしにと、小さな飲み屋街の、ダンスホールの入り口をくぐったのは、綺麗な三日月の浮かんだ夜だった。
ダンスったってフォークダンスじゃあない。
ピンクのネオンサインがぼうっと妖しく燈る、古ぼけた看板。
ステージ周りだけは妙に小奇麗な壇上で行われるのは、ハイビキニの衣装を食い込ませた女のポルノダンスだ。

ケバいステージ上に5,6本突き出たポール一本につき一人ずつ、裸に近い女が掴まってまわり、抱きつき、身体を使って棒を嘗めまわす。
ボディのスタイルは様々で、お世辞にもモデル女優並み…とまではいかないが、顔の平均レベルはまずまずだった。 

観光シーズンから外れた平日ということもあってか客席は空いていた。
ボロい音響設備使ってるのだろう、歪んだ音の洪水の中、老人会の旅行団体メンバーと思しきお父さんがたのグループがやけにはしゃいでる。
イイ歳してよく来るぜ。

真ん中で踊る背の高い、20歳代前半ぐらいのギャル系の女が店の一番人気だが、あの巨乳はおそらく詰め物がしてあるに違いないと思った。
二番人気はほっそりスレンダーな女だが、化粧でごまかしてると見た…歳は30行ってると思う。

それより俺が気になったのは、右の一番隅で踊る若い子だった。
背丈はステージ上では小柄で、髪は鮮やかなエメラルド色に染めている。
顔立ちは眉を細く剃り、長いまつげの中に輝かしい瞳、鼻立ちは細く、ピンクの艶やかなルージュののった唇はセクシーだ。
体格は程よくムッチリとした筋肉づきが良く、特に肩から腕と、尻から太腿のラインが野生動物のように滑らかで逞しい。
浅黒い身体に浮き上がるのは、真っ赤に揺らめく細かなスパンコールを無数にちりばめたような、光沢あるビキニ。
首から小さめの胸、お腹、おしり、足までをすっぽり目の粗い網タイツに覆われ、美しいS字ラインを描いている。
ダンスはなんとかついていっている感じで時折ぎこちなくなるが、手を伸ばすと綺麗な腋の下に光が当たり、
腰をそらすと際どいスパンコール地に見事なモリマンが浮かんだ。

隣のテーブルのサラリーマン風の男が連れと話し、指差して笑ってる。

「あの隅っこ。なんだよあの貧乳、ブラのカップより乳小せぇんじゃないか」
「最近入った新人らしいぜ? ミコトとかいう。しっかし、あんなのよく採ったよなぁ、ここのオーナーも」

たしかに第一印象としては洗練されていると言いがたかった。
でも飾りっ気のない素の肉体美は躍動的に揺れ、ミラーボールの光を浴び、汗を散らしながら一生懸命に笑顔を振りまく直向(ひたむき)さは、
俺が忘れかけていた純粋さに光を当ててくれる気がした。
特に素肌の初々しさはステージ上で一番輝いて見えた。

観客の視線が真ん中のギャルの激しい求愛ダンスに釘付けになる中、俺一人、命(ミコト)という源氏名のダンサーを見つめていた。
一瞬、目が合うと、口もとから白い糸切り歯を見せ、頬に笑窪を作って素敵に笑ってくれた。

そして自分の出番が終わると、そそくさと舞台袖に引き下がってしまうのが、ちょっぴり寂しかった。
3672:2011/10/10(月) 21:58:56.85 ID:tA+yzV3i

覗いてみるのは一度だけ、と決めていたはずだったダンスホールには、あれからミコトの出番のある日は欠かさず通った。
外回りで美人の若女将に見とれても、営業車に戻るといつもミコトのことが頭に浮かんでいた。

あんな子に惹かれるなんて、どうかしてる…。

そんな感じで、三週間ほどたった夜のこと。
ダンスホールを出たあと、行きつけのスナックでハイボールを喉に押し込みつつ、ママに人生の愚痴を吐き出していると午後11時すぎ。
バスはとっくに終わり、鉄道は一時間に三本で終電が近い。

俺の賃貸マンションはこの中心街から列車(電車ではない)で三駅め。
少し軽くなった心で足早に駅へ歩いていると、ナイキのスポーツバッグを背負った学ランの少年とすれ違った。
昼間なら気にならなかったのだが、月も高く上った時間に繁華街を歩いてたのが、いかにも場違いに思えたのだ。
夜の色とりどりの光に照らし出された横顔は、ぱっさり乾いた髪質で長めのスポーツ刈り、揉み上げだけはストレートに筆のようにシュッと長く伸びている。
切れ長ぱっちりの二重瞼、そこそこ整った面立ちで、都会とはまた違った、飾り気のない純朴さがある。
すれ違いざまに一瞬目が合った気がしたが足は止めず、酒臭く顔を染めた人々の波を泳ぐようにすり抜けていく。

騒ぎが聞こえたのは、それから10歩ほど歩いたときだった。

「ちゃんと前見て歩けよ、チューボーのガキ!」

パコォン!と何かが地面に叩きつけられる乾いた音が響き、周囲の人たちも一斉に足を止めて静まり返る。
振り返れば工事現場の赤いコーンが割れて地面に転がり、金髪にサングラスのチンピラが、地面に尻をつけた学ラン少年の胸倉を掴もうと手を伸ばしていた。

「カバン、俺にぶつけただろ!?」

口にピアスをした髭面が学ランを鷲掴みにすると、金のボタンが一個ちぎれとび、ずれたカッターから鎖骨が見えた。
少年も戦士の表情になり、負けじと右手に拳をつくる。

「きみっ、手を出しちゃいけない!」

俺は何を思ったか、駆け寄ってチンピラの前に頭を下げた。

「すみませんでした!すみませんでした!」

普段なら他人のケンカは遠巻きに見るか、関わらずに通り過ぎるかのどちらかだった。
でもこの晩はなぜか放っておけなかったのだ。
スナックのママに『人生ってのはね、時には前に出る勇気も必要なのよ』って慰められた言葉がまだ、響いてたからなのか?
クレーム処理の経験から土下座するのは慣れていたが、酔った勢いもあったに違いない。

「あぁー?」

きょとんとするチンピラが戸惑っているうちに、周囲に人垣ができ、「どっちが悪いの?」と評定する目で俺たちを見る。
少年はグーを握ったまま、呆気に取られて俺を見つめていた。
その視線に触れたとき、自分のやってしまった衝動に少し後悔する気持ちが沸き起こる。
でも今さら逃げられず引っ込みがつかなくて、少年を庇って頭を下げ続けていると、やがて警察官も駆けつけた。
チンピラはばつを悪そうにして、「ちゃんと躾けとけよ」と捨て台詞を残し、行ってしまった。

3683:2011/10/10(月) 22:02:49.75 ID:tA+yzV3i
「だいじょうぶ?」

野次馬が散っていく中、少年の手を引いて起こすと、埃を掃ってやった。
その引っ張り上げる手首に巻かれたデジタル腕時計を見て、ぎょっとした。

「あ…終電…」

終電時間から3分が過ぎていた。
しまった!給料日前で、カプセルホテルに泊まる金もタクシー代もないし…戸惑う俺に、中学生がはじめて口を開く。

「オレんち、泊まってくか? 今夜は俺一人だし」

まだ声変わりの始まりかけのような、下がりきってない声が言った。

「いいのか?」
「助けてもらった礼ぐらい、しなきゃだめだろ」

学ランに縫い付けられたネームプレートに、「豊ヶ浦中学校1年C組 月森麗夜」と刻まれている。

「おれの名はレイヤ。レイって呼んでくれよ」

歩幅の違う俺たちは互いの速さに合わせあうように、並んで駅のほうへ向かって歩き出した。

レイは駅の駐輪場にとめてあった自転車の鍵を開けると、ハンドルを手で押しながら歩いた。
駅の裏側の暗い夜道をしばらく道なりに行き、お寺の釣鐘の見える角を右へ曲がる。隣を歩くレイからは、香水のような甘い匂いがする。
不良には見えないが、近頃の田舎のマセガキは、こんなスポーツマンを絵に描いたような子でも盛り場で夜遊びするのだろうか?
・・・互いを心で探るかのように交わす言葉は少なかったが、夜道で突然襲われ、財布を奪われるようなことはないだろう、という程度の信頼はあった。
むしろ思春期を迎えて秘め事を持つようになり、会話の少なくなった父子のようにも見えたかもしれない。

しばらく歩くと、住宅街へ出た。その中の古い木造二階建てアパートが、レイの家だった。
錆びかけた階段を上がり、風呂用の小さな換気扇がカラカラ音を立てている中、街灯に照らされた明かりで鍵を開ける。
ドアを開けると、少年の汗と古びた木造建築の混じったような空気がムワッとくる。

「両隣、真っ暗だろ? このアパート借りて住んでるのも、オレの部屋だけになっちまった」

蛍光灯をつけると、四畳半の真ん中にはしわくちゃの布団が敷きっぱなし。
枕もとのMDラジカセの横には数枚のCDと、ダビングしたとおぼしきMDが並んでいる。
簡易キッチンの小さな流し台には、カップラーメンやジュースの空き容器が突っ込まれていた。

隣にはやはり四畳半ほどの部屋がもう一間あり、脚の折りたたまれた円卓、小さなテレビが一台、隅にはマンガ本や教科書、問題集が積まれていた。
レイはその部屋の真ん中へドスンとスポーツバッグを落とすと、学ランを脱ぎ始めた。
ズボンから裾のだらんと出たカッターシャツを脱ぎ、ズボンを下ろすとランニングシャツとボクサーパンツだけになった。
もともとガッチリ体型の上、うっすら割れた腹筋、無駄な肉のない締まったレイの身体を見て、唾を飲む。
テレビの横には数年前に開かれた、地元のトライアスロン大会の優勝カップが光っていた。
3694:2011/10/10(月) 22:06:56.09 ID:tA+yzV3i
「お兄さんも背広、脱ぎなよ」
「ああ…」

俺はポケットから、拾った学ランのボタンを取り出し、手渡すと上着を脱いだ。

「その…さっきはありがと」

くっきり浮き出た肩甲骨と、引き締まった尻を俺に向け、接ぎの当たった学ランをハンガーに吊るすレイ。
中性さを残したような、ムッチリしたボディラインと綺麗な肌は、胸があれば鍛え抜かれたアスリート女性といった趣。

「あのままマッポにしょっぴかれてたら、おれの身のほうがバレて危険だったよ」

そう言いながら振り返り、クスッと初めて笑みを浮かべた口許からのぞくのは白い糸切り歯。
まさか……俺はナイキのバッグに駆け寄ると、チャックを開け広げた。

「お兄さん!それダメ、プライバシー…」

中からは教科書、雑な字のノート、体操着、その底には…
あった。エメラルド色のカツラ、赤く情熱的に光るビキニ、網タイツ、つけまつげケース。
認めたくないような、嬉しいような気分が交錯して覆いかぶさってくる。

「まさかレイが…」
「へっ、ばれちまったか」

まさしく目の前にはポールダンサー、命(ミコト)その人が立っていた。

3705:2011/10/10(月) 22:08:21.81 ID:tA+yzV3i
「おれがミコトで、悪かったな。お兄さんの夢……壊しちまっただろ?」

申し訳なさげに言いながら、短い後ろ髪を掻くレイ。
テーブルにグラスをふたつ置いて、ウーロン茶をペットボトルから注ぐと、素直な眼差しで語りはじめた。

--------------------------------------------------------

もともと俺のオヤジはこの街で、小さな工務店を営んでいたんだ。
細々と食ってけるぐらいには儲かってたんだけどさ、公共事業が減った上、不景気の煽りを受けて廃業。
借金こしらえた親父は酒に溺れて暴れるようになり、愛想尽かした母さんは別のカレシ作ってここを出て行った。
親父の虫の居所が悪くて、オレがぶん殴られてるうちはよかった。
そのうち家を出て帰ってこなくなって、俺一人が残された。

オレの夢はいつかオリンピックに出て、体操の金メダリストになることさ。
昔から鉄棒とか、スポーツは得意でさ。
けどジムに通う金ねぇし、あのポール使ってタダでトレーニングさせてくれるっていうから、ホールでバイトしてたってワケ。
仕事のある日はガッコが終わると、放課後はあのステージ上でトレーニング。生活費も稼げて一石二鳥だしな。

それに、俺がオリンピックに出りゃ、親父も母さんも、帰ってきてくれるんじゃないか? って、思ってさ。
そうすりゃ、あの貧しくも楽しかった日々が、戻ってくるんじゃないか?…って。

ダンサーのお姉ちゃんたちはみんな俺に優しくしてくれて、弟みたいに可愛がってくれる。
真ん中で踊ってるのはお兄さんのお見込みどおり、豊胸と整形を繰り返してる。
二番目はバツイチの元人妻。あ、これ内緒な。

それにな、楽しいんだぜ?
想像通り、オレ、あのホールでの人気は下っ端さ。
でもな、オレに関心を示す客もたまにいるんだ…たとえばペチャパイ好きのロリコンとかな。
オレの親父より年上ぐらいのイイ歳したおっさんが、オレのダンスでチンポおったてるんだぜ?
オレが男だとも知らずにな。

ところでお兄さんも、その……ロリコンなの?

-----------------------------------------------

近年このあたりで倒産した中小ゼネコンのデータは、会社のパソコンで見たことがある。
もともと第一次産業の割合が高い上に、リーマンショック、円高によるサービス産業の落ち込み。
公共事業以外ろくな産業のない地方に、よく見られる悲劇ではある。

けど、今は俺の意識はレイの顔立ちに向かっていた。
スポーツ刈りの顔に、イメージの上でカツラと付けまつげを被せると、確かにミコトそのものだった。
揉み上げがしゅっと長くしてあるのは、カツラを被った時にヘアースタイルのバランスを取るためらしい。

「どした?急にジロジロ見て」

レイは紛れもない男の子だ。
ボクサーパンツにくっきり性器が浮き出ている。
あのステージで見たモリマンも、あの小さなビキニに男の子の証を懸命に押し込んで、はみ出ないように、
なおかつ勃起しないように細心の気遣いをしながら踊っていた努力の賜物だったのだろう。

「あの…お兄さん?どうした?気に障るようなこと言ったなら謝んぞ」

もう性の差なんてどうでもよかった。
俺は生まれて初めて、同性を恋愛対象と認識してしまった。
なんとかしてこの子のそばにずっといてあげたいって思った。
結婚と初孫を心待ちにする実家には罪悪感を感じながらも、俺は衝動を抑え切れなかった。

3716:2011/10/10(月) 22:10:21.69 ID:tA+yzV3i
「て……えぇ〜〜〜!?」

俺はレイを押し倒した。
ズボンをずり下ろし、股で少年の足を蟹ばさみする。

「実はさっき歩いてたときから、君に触れたいって思ってた」

それが一気に堰を切って爆発したというか…
一気に血流が流れ込んで硬くなった股間をパンツ越しに少年のすべすべの腿に摺りつける。
右手で男の子の敏感な柔らかな部分の感触を楽しみ、左手で顎を掴んで俺の口許へ運んだ。

チュ〜〜〜〜ッ

「ンン〜〜〜!!んんううう〜〜ウウンンウウウ〜〜!!(やめろっ!ヘンタイ!男同士だぞっ…)

じたばたもがいて引き離そうとするが、俺の力には勝てまい。
こう見たって、俺も昔レスリングやってたんでね!

「レイ。お前が好きだ」

にきびの一つもないレイの綺麗な顔。
その瞳に、俺の真剣な顔が映っていた。入社面接のときもこんな感じなんだろうか?
少年の高めの体温に乗って、汗ばんだ身体から揮発する香水の匂いが薄れていき。
入れ替わって髪やうなじや爪先あたりから、新陳代謝の激しい男の子の汗の匂いが軽く鼻を突いた。

「驚かすなよ、オレにオンナの…ミコトのかわりをして欲しいだけなんだろ…」
「違うんだ!男女なんて関係ない」
「どわっ!マジかよ!あんたにホモッ気があったなんて…」
「誤解しないでくれ、俺はただ、一人の人間としてミコトが…レイが好きなんだ」

真顔で言うと、レイは「なにっ?」と抵抗をやめ、神妙な表情になった。
ウーームと考え込むそぶりをしたあと、やがて気を良くしたか、口許がクスッとエクボをつくり、糸切り歯を見せた。

「……お兄さん、そんなだから女ができねんだぜ」
「え…」
「本当にオレのこと好きって、思ってくれるんだったら、も少し優しく扱え」
「すっ・すまない…」

オレは一旦身体を離すと、気を鎮めるためにウーロン茶のグラスを飲み干した。
自分のしでかした衝動に少しバツ悪く感じながら胡坐をかいて向き直ると、レイは視線を俺からずらして言った。

「大人はみんな、オレを裏切った…」

親父も母さんもオレを捨てて出て行った。
小学生のとき、すごく優しくしてくれて大好きだった先生は、学級費を使い込んでクビになった。
今のダンスホールのオーナーだって、オレが用済みになったら捨てるに決まってる……
・・・そういう男だって、ダンサーの姉ちゃんたちが立ち話するのを聞いちまった・・・。
3727:2011/10/10(月) 22:12:23.90 ID:tA+yzV3i
レイの透き通った瞳が俺を射抜くように見つめた。

「お兄さん…あんたは信用していいのか?」

俺も負けじと見つめ返し、言葉を返した…

「信用に値する男だって、信じてくれたから、家に上げてくれたんじゃなかったのかい?」

するとクスッと悪戯っぽい笑みを浮かべた。

「駅前は野良犬とゲロが多くてな。野宿させるのが哀れだったから善意で誘ってやったんだよ、ばーか」
「レイ。オレが家族じゃ、嫌か?」
「なっ…なんだよ、人を恋人扱いした舌の根も乾かねぇうちに今度は、義父(オヤジ)面か・・・よ・・・」

いつしかレイは目に涙をためていた。
でも、何か心の表面を鎧っていた壁が崩れて、ぎこちなかった笑顔から緊張が取れた気がした。
俺は日に焼けた手を握りながら、その顔に向かって言ってやった…「いや、レイは俺の嫁になるんだよ」と。

373366:2011/10/10(月) 22:46:11.33 ID:UtbfO6A5
連投規制にかかってしまったので今夜はここまでで切ります。

エロは次回から
374名無しさん@ピンキー:2011/10/10(月) 23:36:25.76 ID:Rm5R3nGM
よしよし全裸で待ってる
375名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 01:52:56.35 ID:LVMLK61t
これは期待
3768:2011/10/11(火) 21:46:11.52 ID:Y5jR3yqR
シャワーをさっと浴びた後、レイは命(ミコト)のカツラを被った。
そして逞しい真っ裸の肉体に、妖しい光りを放つステージ衣装のビキニを着け、布団に横たえた。
布団に染み込んだ匂いは陽だまりと乾きかけの洗濯物と、少し男っぽい優しさが混じったような香りがする。

俺は舌をレイの胸筋のあたりを這わせていく。間近に見ても、皮膚に目立った傷跡は特にない。
怖いオーナーに鞭で叩かれ、労働させられているのではないか?…ってな懸念もあったが、吹き飛んだ。
むしろ肌の手入れは行き届いて清潔なので、大事に扱われているのだろうとは思った・・・まあ客の前に出す商品なのだから当然か。

小さなブラをめくって中を見る。隠れていた乳輪は小さく、やや褐色の肌の上にほんのりと桜色の突起が乗っかってるふうで可愛らしい。
その胸から真ん中の割れた腹筋を俺の舌が撫でると、ぽっこり窪んだヘソがクスッと踊った。

「お兄さん、くすぐってぇよ」

レイをうつぶせにすると、一点の澱みも傷もない、ムッチリした褐色尻が眼前に迫った。
力が入るとキュッと引き締まり、女の子のように丸みを帯びたグラマーだったのが、褌の似合いそうな男児に一転するのだ。
真ん中には赤い川が流れるように、スパンコールをちりばめたごく細いビキニが通っている。
俺はビキニの食い込んだ尻の割れ目に頬擦りし、耳を当てる。
ミコトの膝枕ならぬ尻枕は気持ち良い。ゴオーッてレイの体内を駆け抜ける血流と、鼓動が聞こえる。

「このまま寝ないでよ、お兄さん。おれなんかで良けりゃ、いつでもお兄さんの枕になってやるから」

骨や筋肉や皮膚を震わせて伝ってくるような、くぐもったレイの声は太く、ハスキーっぽい。

「レイさぁ、自分でオナったこと、ある?」

尻の割れ目に指を入れ、グイグイと奥を揉むように圧迫してやる。
すると、「ひゃんっ!」と声を上げて腰をガクッ!と震わせた後、やや不機嫌そうな顔をした。

「そっ……そりゃあこんな田舎町だからって、ばかにすんなよ」
「股、広げて」

逞しい太腿の付け根の間を通る細いビキニラインに、辛うじて睾丸がおさまっている。
その上にコポッと凹んだ部分に、もう一つの口…排出孔が開いているに違いないのだ。

「あんまりジロジロ見んなっ、恥ずかしい!」

人差し指で文字を書くように、ビキニ越しに睾丸をなぞってやる。
当初の予想では、ついてるはずのなかったモノが目の前にあるのが何か、可愛くも憎らしくって。

「動くんじゃないぞぉ〜」
「はっ…なにやってんのさ、その…くすぐってえっつーか、おぞましいっつーか…」

プルプルと弾力ある肉体を揺らしているから、くすぐったさをこらえて無理してるに違いない。
3779:2011/10/11(火) 21:48:20.44 ID:xfwNqDyx
サッカー少年のエースみたいな太腿に時折筋が浮き、思いきり蹴飛ばされそうだが、指で描く文字遊びは続く。

「レイ。いまなんて書いたか、分かるか?」
「しらねーよ、んなこと。キンタマの感触で読み取れっつーのかよ!」
「『愛してる ずっといっしょ』って書いたんだ」
「…!」

すると一瞬間をおいた後、お腹を揺すってゲラゲラと笑い出した。

「それって、オレの精子へのメッセージ? 男同士じゃ、子供なんてできやしないのに」

うーっ、儚く破れたミコトの夢を、もう少し味わわせて欲しかったのに、直球なことを言う。
だが残念がる暇もなく、笑い転げるレイの股がいきなり締まって、俺は首をフトモモに挟まれた。

「ふぐぅっ……」

っていうか、レイッ、首がっ…首が絞まるっ!だんだん意識が朦朧としてっ…フカフカのモモがっ…夢の中へ…し…あ…わ……せ………がく

「て…わあああああっ!お兄さん、しっかりぃぃぃ」
37810:2011/10/11(火) 21:49:59.66 ID:xfwNqDyx
レイの睾丸をさんざん弄繰り回した後、汗ばんできていた身体をふたたび仰向けにひっくり返した。
すると、いつもは丘陵のようなモリマンが、今日はビキニの表面に、新芽が芽吹いたような突起を浮き上がらせていた。

「レイ…感じてたのか?」

コクリと頷く顔は頬を赤らめ、細い眉をしかめ、息も荒くなっている。
きっとうつぶせにペニスを擦り付ける格好になって、性感を楽しんでいたに違いなかった。

「かわいいな」

くるくると指で突起に触れると、ミコトのビキニに浮かんだ竿は頭をもたげ、テントを持ち上げる。
スパンコールのちりばめられた生地の隙間からジュワッと濡れた蜜が染み出てくる。

「ひや……ら…めえ……」

小さな面積の生地に収まりきらなくなった先端がぬるっと飛び出、へその下にヒクつく。
半剥けの粘膜の割れ目から、透明な粘液がトロリと糸を引いて垂れ出、布団のシーツを濡らした。

「ひっ…アアアッ……」
「レイの先っちょ、もうこんなになってる…」

ペニスをビキニから引きずり出し、観察するみたいに眺めた。
ステージ上でポールを蟹ばさみしてる逞しい腿や腰つきからは不釣合いなくらい年相応の包茎おちんちんだ。
産毛すら生えていなかったが、健康的で、形良く発育している…。

「んな汚ねぇとこ…やめて…」

赤く充血した先端に舌を這わせる。
仮性っぽい包茎の内側は垢は綺麗に洗い落とされていたが、匂いは少しキツい。
でも不快はない。愛するレイの身体の一部分なのだから。

チロチロッ…チュプ…ぷチュぅ〜〜

しょっぱさすら、今は愛しい。同時に指先で根元をつまむように、青い血管の浮き始めた茎をしごく。
風俗嬢にやってもらったコツを思い出し、またクンニする要領でカリ首のあたりを舐めてやると、血流はますます海綿体に流れ込み、ギンギンに硬くなってきた。

「アッ…ああ…んウ…」

電撃が背筋を震わせ、それにつられ、綺麗な玉袋がふわふわとぶらついてる。
その優美なラインとは不釣合いなイカのような生臭さが放たれ、最高潮に達する。
鍛えられた、それでいて男として未発達な女性っぽさも併せ持つ肉体。
男が一生のうちで一度しか持ち合わせることのできぬ儚くも完璧な美が、目の前で悶えていた。
37911:2011/10/11(火) 21:52:54.11 ID:Y5jR3yqR
「レイのエキス、こんなにたくさん溢れて…」

この透明な愛液は、ミコトのモリマンから流れ出るはずだった。
腿を伝って流れ、星のように散らす汗を、スパンコールのビキニを染み出し淫猥に垂れる愛液だと妄想したことは何度あっただろう?

ンッ…チュプッ…チュルルルッ ツパアッ……

俺の口の中でやんちゃに飛び跳ねるペニスは、グラウンドを飛び跳ねる子供そのものだった。

「アッ…いク……お兄さんっ、おれっ……」
「いいんだ、出しちゃえよ」

俺の舌がヌルリと亀頭の周縁部を抉った。
その瞬間、ガクンと腰が痙攣し、下腹部の筋肉がピクンと動いた。

ピュルッ…ビュルルルッ……ドクドクドクッ……

上を向いた鈴口から濃いスペルマが凄い勢いで吹き出てきて、へその上あたりまで汚す。
褐色に焼けた肌の上をゆっくりと垂れる、パール色の粘液のコントラスト。蛍光灯に照らされてテカテカと輝く。
俺はなおも溢れ出るレイの濃縮された蜜を、尿道に残ったのを搾り出すようにしごき出してやる。

「いっぱい出したね、レイ」
「お兄さん…」

精液で濡れた手で、腹筋の上で乗っかってプルプル揺れるゼリーを掬って舐め取った。
ああ、これがレイの性の味なんだ…
その精液が口に残ったまま手をつなぎ、キスした。
口の中で舌が絡み合い、レイの子種がふたりの唾液と混じり合って、できたジュースを一緒にゴクンと飲む。

「ン…ちょっとお酒臭いかも」
「レイにはまだ少し、早すぎる味だったかな?」

顔をほんのり赤くしているのは、俺の肺に残ったハイボールのせいなのか、恥じらいのせいなのか?
38012:2011/10/11(火) 21:54:00.74 ID:xfwNqDyx

「抱いてよ、お兄さん」
「レイ…」

俺は両手を広げ、レイを包み込むように抱きしめてやった。
全身で感じるレイの身体は、いままで抱いたどんな女(ほとんどが風俗嬢だが)より抱き心地が気持ちよかった。
手でツンツンの髪をサラサラと撫で、弾力ある頬に触れたあと、若い男の子の身体の手触りをぺたぺたと楽しむ。
腰ではサイズの違う勃起した性器同士がくっつき合い、ヒクヒクとうごめいているが、
レイの遺伝子をたっぷり含んだ濃いザーメンが俺の陰毛に絡みつき、腹と腹、ペニスとペニスの間に真珠色の糸を引く。

俺が大学に入った年に生まれた子も、大人の肉体への扉を叩く年頃になったのだな・・・。

「レイ、今度は俺も一緒に気持ちよくなって、いいか?」

コクッと頷く少年は、肩を震わせていた。
内心怯えてるのかと顔を覗き込むと、嗚咽を始めていた。

「なんだ、また泣いてんのか?」
「ううん、嬉しいのさ。お兄さんに抱かれるのが…とっても、なんか気持ちいいんだ」
「レイ…」

そうか、この子が求めていたのは愛情だったか。
俺の生きてきた時間の半分も生きてないくせに、どんな人生を歩んできたんだか…。
レイが背負った悲しみも心の傷も、少しでも癒せられるようなスキンシップを与えてあげたかった。

俺の右手が密着したふたりの合間を縫って股間に滑り込み、二本のペニスを一緒に摺った。
それは互いの精液を注ぎあいっこしながら、やがてどちらからともなく、疲れて眠ってしまうまで続いた。


<今夜はここで一旦切ります。しばらく、つづく>


381名無しさん@ピンキー:2011/10/12(水) 03:25:46.67 ID:CWRSIOyf
わっふらざるをえない
382名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 19:21:02.85 ID:ewrCmEw5
わっふるわっふる! 理想的なメスショタ描写だわぁ
383名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 06:06:50.02 ID:9RMGUz7l
これは続きに期待
38413:2011/10/16(日) 19:02:17.99 ID:xTnIiMDM
以来、レイとは数日に1回の割合で会う日々が続いた。
いつしかミコトのカツラを着けない、素のレイを抱くようになっていた。
もはや俺の中でミコトというワンクッションをすっ飛ばし、レイはレイだった。
ある土曜日の夕方、アパートを訪ねると、光沢ある白地に紺の太い縦の縞模様の、サッカーユニ姿のレイが玄関に立っていた。

「わりぃ、こんな格好で。さっき帰ったばかりでさ」
「今日は膝に絆創膏をつけてるじゃないか。どうしたんだ」
「新人戦の試合に、サッカー部の助っ人で借り出されてさ。敵のディフェンダーと足絡まって、転んじまって…」

レイは基本帰宅部だが、他にもバスケ部やバレー部などで試合があるとき、応援で出ることがあるという。
ミコトのカツラを着ければ、女子部の助っ人もできそうだ…という言葉が喉まで出かかって、飲み込む。
小学生の頃は一時期、地元のスポ少にも加入して活躍していたらしい。
地元では強豪として知られるクラブだったが、チームメイトの他の保護者たちとレイの親が運営上のことで揉めごとを起こし、辞めてしまった。
壁にはその名残として、青地に白字で「TOYOGAURA FOOTBALL CLUB」と書かれたジャージがかけられていた。

「消毒してやるよ」

泥に汚れた膝小僧を濡れたタオルで拭く。前より少し濃い肌…また日焼けしたみたいだ。
レイが膝を曲げて腰を下ろすと、絆創膏を取り、生々しく血の滲んだ傷口に舌を這わせる。

「いっ…沁みる」

レイの鉄分の味が口いっぱいに広がる。サッカーパンツの隙間から、フトモモの奥が尻のあたりまで見えている。
股の付け根の、紺のボクサーパンツの膨らみまで見通せる。

「なに覗き込んでんのさ、やらしい目つき」
「ミコトちゃんの身体に傷が残ってちゃだめだろう?早く治るようにおまじないをかけてたのさ」

近頃ステージ上のミコトは明らかに動きが洗練され、艶っぽさが出てきた気がする。
観客の人気も上昇中で、立ち居地も隅っこのポールから、一本真ん中へ近づいた。
相変わらず出番が終わるとそそくさと楽屋へ引き上げる素っ気無さに変わりはなかったけれども。

38514:2011/10/16(日) 19:04:34.93 ID:PCrxhtsK
「そのさー、負傷に見合う結果が出ればよかったんだけどねえ」

泥と汗のしみこんだサッカーユニのままに、畳に寝っ転がりながら言った。
シャツのうなじにうっすらと胸板が貼りついて、乳首の突起が浮かんでる。

「なんだ、負けたのか」

コクリと日焼け顔が無言で頷き、天井の模様を眺めながら話を続ける。

「オレ、ナニやらされてると思う? センターフォワードだぜ?」
「おっ、1年なのにすごいじゃないか」

ステージ上では巧みな肉体パフォーマンスを見せる柔軟な筋力、布団の上では性刺激を高い感度で敏感に脳に伝えてる神経。
そのふたつを駆使して、グラウンドでは華麗なボール捌きをしている光景が浮かぶ。

「戦力不足なだけさ。ショーボーの頃入ってたスポ少で一緒だった仲間は、半分が学校のサッカー部へ入らずにJリーグ下部組織のクラブチーム行き。上手かったやつの上から順番にな。
 残り半分が中学のサッカー部へ入ったんだけど、そのツテでね。決定力を頼りにしてくれるのはいいんだけどさ。オレまでパスが繋がる前に敵に取られちまうんだな〜」

敵のマークが集中する中、味方がようやくサイドから攻め上がって、センターへ上げてくれたボールを貴重なチャンスと見たレイ。
ボールを半ば強引に奪い取って速攻しかけたとき、敵ディフェンダーのスパイクが膝に当たって削られたという。
結局このときフリーキックを得て決めた1点と、さらにコーナーキックのチャンスを迎えたとき追加点を押し込んだものの、試合は2-3で終了。
新人戦は予選リーグにして敗退が決まった。

「敵が攻めてる時は死にそうなほどヒマ。攻めるときはディフェンダーにぶつかられ、蹴られて生傷が絶えねぇ。
 フォワードは点を入れるときはカッコいいけど、結構苦労してんだぜ」

鼻筋を掻きながら言う少年の顔は、一戦終わって緊張から解放された安堵と、敗れた口惜しさが混じっているように見えた。
それにしても、ピッチに舞い降りし天使の表には見えない苦労…か。
時折、少年に教えられることがある。同じように、本社で出世街道を登り続ける連中も、楽しい思いばかりじゃないんだろうな、とか。
割かし、子供も大人も同じ悩みを抱えて生きているのかも知れない。


38615:2011/10/16(日) 19:06:16.54 ID:PCrxhtsK
「でも、よく頑張ったな。マッサージしてあげよう」

向かい合ってぺったんこの娘より薄いような胸に手のひらをあてがい、乳首を指でコリコリとつまむ。

「あひっ!! 何のマッサージだよ!?」
「心と身体をほぐすストレッチさ」

驚いたように身を翻すのとは裏腹に、吐息が高まり、脈打つ鼓動も早まってるのが分かる。

「ハァ……アァァッ……ン…」

このキュンッと浮かんだ胸板で5号球を受け止め、仲間たちと抱き合っていたに違いないのだ。
どことなくシャツがパリッとし、ほんのり磯の香りが混じるのは、試合会場が臨海グラウンドだったからだろう。
トイレと自販機のある駐車場は平日、外回りのサラリーマンにとって絶好のサボりスポットとなっている。
願わくば俺も潮風の香るグラウンドで、ゴールを決めたレイの身体をありったけの力できゅっと抱きしめたり、着替えのとき服を間違えたりしてみたかった。

「どこか痛いところはないのか?」
「うーん、足かな…ちょっと走りすぎて」

俺の手は下方へ移動し、足首をムニムニ揉んでやった。
すね毛のない足は白いソックスが膝のすぐ下まで覆っていて、爪先からツーンとやんちゃ成分が匂う。
そのあと弾力あるフトモモに両手の指を食い込ませると、可愛い声が「ひゃっ」と上がった。
揉み続けると、つるっとした感触のサッカーパンツの皺に、男の子の突起がうっすらと浮かび上がる。
いつもより明らかに感度がいい。確かに、スポーツ後のオナニーほど気持ちいいものはない。

「レイ、乳首好きだな?」

恍惚の表情で自分の胸を揉んでいるレイの指の爪は丸っこく、乳首と同じ桜色をしている。
俺はフトモモに浮かんだスジを伝ってだんだん揉む手の位置を上げていく。

「ひぁっ!そんなところまで!」

腿の付け根まで、サッカーパンツを押さえつけるように手のひらでギューッと掴み上げると、ピタッとなった生地に勃起したペニスの輪郭がくっきりと浮かんだ。
俺はそのままいきり立ったレイの息子に頬を寄せ、摺った。
ヒラヒラすべすべのサッカーユニ…きもちいい。レイと一緒に風を切って、泥に汚れて…
38716:2011/10/16(日) 19:07:23.57 ID:PCrxhtsK
「あひっ…ああっ…ヤアアッッ…」

股間の突起はヒクつき、先端がじゅわっと透けてくる。
そこへ顔を埋め、愛しく頬擦りしスーハースーハー深呼吸する。
硬いアソコが鼻にツンツン当たって、汗臭さといやらしさが鼻腔に充満してくる。

「やめっ…らめっ……あひっ…お兄さんの吐息がちんちんに当たって…」

レイの眉間が歪み、身体がガクガクと痙攣する。

「アアアっ、ちっ…ちんちん…とろけてしまうっ!!」

目の前の硬い部分がビクンッ!! と跳ね上がったかと思うと、鼻に栗の花のような香りが流れ込んできた。
勃起の筋力を顔で感じたのは生まれて初めてだった。

「アアッ…イクッ…アアア〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

ドロッ…ドクドクドクッ…びゅるるっ…びゅうう〜っ…ゴプウッ!!

今度は顔で、射出されるどろんとした精液の圧力を布越しに受け止める。
たちまちサッカーパンツの上に染みが広がり、腿の間から雫がドロリと吹き零れてきた。

「ハァッ…ハァッ……」

胸をゆらし、手足をだらんとしたまま恍惚の表情を浮かべるレイ。
腰はそこだけ大雨に打たれたみたいな大洪水になっていた。

「いっぱい出して、気持ちよかったんだな?」

俺が顔を上げて濡れた頬をティッシュで拭うと、レイもようやく座ったまま、ぐちゃぐちゃになったパンツの中の状態を見た。
38817:2011/10/16(日) 19:11:48.20 ID:PCrxhtsK
「あーもうっ、このユニ、借り物なのに…」
「洗濯して返すんだろ? 脱げよ」

サッカーパンツとボクサーパンツを一緒にずり下ろすと、泡だった精液で照り輝いた、ぷるんっと可愛らしいペニスが躍り出た。

「すごい、まだこんなに大きくなってるじゃないか」
「あ…あんまりじろじろ見んな、蹴とばすぞ」
「股、開いて」

レイの垂れ下がった褐色のタマ袋。今日は熱を逃がすために伸びて垂れ下がっている。
女の身体なら、この縫合されたような真ん中のスジが割れて膣穴が開いているはずで、「ああ、やはり男の子なのだ」と実感する瞬間である。
そして奥に控えめに息づく綺麗なピンク色のアヌスこそ、ダンスホールの客たちの期待を上回るほどに綺麗なミコトの秘部だった。

「挿れてもいいだろ?」

レイのアヌスへ突っ込んだのは今日が初めてではない。
最初の頃は「ウンコする穴へチンチン突っ込むなんて汚い!」って大騒ぎしてたが、尻の奥で感じることを覚えてからは当たり前のように受け容れるようになっていた。
俺は自分のイチモツにレイの精液をたっぷり絡みつかせると菊穴にあてがった。
にしても、勿体無い。県トレセンへ誘われてるのも断って、ダンサー続けてるんだものな。
四つんばいになった俺より小さな身体の少年を、後ろからすっぽり覆うように抱きつく。

「アアッ…」

小鳥より可愛くさえずるレイ。ミコトの綺麗な尻の割れ目、腸壁をこじ開けるように滑り込ませ、ピストンを始める。
やはり、いつもよりレイの体温は熱く、よくほぐれている気がした。
尻の筋肉が内側へ向かって、肉が俺の竿に絡みついてくる。
きゅんっと締めつけて奥へ引っ張り込まれるような括約筋運動が、性感帯に刺激を与えていくのだ。

「うぅっ…気持ちいい」
「お兄…さん…」

パンッ…パンッ…と俺の下腹部がミコトの引き締まった尻を打ちつける音が響き、ズチュッ…ズチュッ…グチュッ…と、俺のモノを根元まで飲み込んだ結合部ではいやらしい音が鳴った。
動きにあわせて、少年のペニスも膨らんだままプラプラ揺れている。
俺のこわばったモノがレイのペニスの裏側をゴリゴリと圧迫し、睾丸にたまった新しい蜜を搾り出すように動く。

パンッパンパンッパンッ…

俺は腰の動きをだんだん早めた。筋肉の上に乗った弾力あるミコトの瑞々しい腿肉がプルプルッと揺れる。
レイの腸液と精液がすべりを滑らかにしているってのもあるが、最初の頃のように血が混じることはない。
腸の粘膜も少しずつ、鍛えられていくものなのだろうか?
38918:2011/10/16(日) 19:13:12.64 ID:PCrxhtsK
窓外では夏の遺した忘れ形見のように、蝉が鳴いていた。
ごく僅かの期間しか与えられぬいのちを、精一杯に輝かせて。
けれど、レイもあの蝉に負けないぐらい輝いていた…夏の終わりがけに、もう一度おりてきた太陽のように熱かった。
大人への階段を上りかけた、短い少年時代の最後に灯るひと火は、眩しいくらいの光を放っていた。
そしてこのエネルギーこそ、ポールダンスで可憐に舞うミコトの情熱の源泉に他ならなかった。

俺は首筋や髪から揮発するレイの匂いを楽しみながら、彼が秋風のグラウンドを縦横無尽に駆け回る勇姿を想像していた。
学校でかわいい女子とか、見たときはやはり授業中とかでも勃起しちゃうこと、あるのだろうか?
友達と見せっこすることは…?
いつも一人で擦るときも、こんな甘い表情をするのだろうか?

「あああお兄さんっ…お兄さーーーん…!!」

レイのほうから腰をうねらせ、俺も動きを加速する。
チンコごしに、レイの鼓動がドクドクと早まっているのが感じ取れる。
キツめのレイの腸壁は俺のチンコに夢のような快楽の波をもたらす。
そのアヌスがさらにキュンッと締まり、放水の準備を始めたレイのペニスはガチガチに固まってほぼへその下にくっつくよう。
裏筋を見せて雫を散らしながら揺れ動いていた。

「イクッ…イッちゃう…」
「ああ〜俺もイクぞっ、出すぞレイ!!」

俺のカリ首の裏側がレイの内側のコリッとした部分に当たったとき、俺の背骨を溶かすような快感が脳まで突き抜け、チンコが爆発した。
ンッ…気持ちいい…!!

どぴゅっ…ぴゅうっ…びゅるるうっ…ドクッ〜〜ズピュッ…ドクッ…ドクドクドクドクッ…

射精が続く中、レイもまたスペルマを畳の上へ吐き出した。

ピュウッ…ピュルルルルゥッ!!ビクッ…ドクッ…ビュルルルルゥ〜〜

「ハァッ…ハァッ…」

レイの中で子種と腸液にまみれた俺のペニスは、まだヒクついていた。

「ハッ…ハァ…お兄さん−−」

今日はレイのほうから唇を求めてきて、手をつないでキスした。

「なんだ、二度目のほうがいっぱい出たんじゃないのか」
「お尻で感じちゃうと、なんでか知れねぇけど気持ちよくって…その…なんつーか…」

そうかも知れない。
男に許された性快楽と、女に許された性快楽。その両方を一度に体験できてしまうのだから。
39019:2011/10/16(日) 19:16:55.91 ID:PCrxhtsK

さっとシャワーを浴びたあとは、勉強をみてやるのが日課だ。
ゴミ箱から27点や32点の答案用紙が出てきたとき、「ゆとり世代でこの成績は将来的にマズい」と思ったからだ。
書き殴ったような字で漢字や数式を書きとるレイの横に座り、丁寧に教えてやる。

「ほら、分数の割り算は、割る数の分子と分母をひっくり返して掛け算するんだよ」
「あ゛あ゛〜〜お兄さんっ、さっきの余韻がまだ残って、頭まわんねぇよ…」
「じゃ、こんどからエッチは勉強が終わってからにするか?」
「やだ。それだと余計ムラムラしてきちゃって、勉強どころじゃなくなるんだもん」
「不器用なヤツだな、レイって」
「お兄さんに言われたくないよ」

問題をうまく解くことができると、ご褒美にシールをやることにしている。
玩具屋で売ってるキャラクターシールだが、「なんだよ、だっせーシール」なんて言いつつも、ノートの隅にぺたぺた貼ってるところを見ると、内心嬉しいらしかった。
お気に入りの柄のシールは携帯電話にも貼っている。
ダンスホールのオーナーに持たされた仕事連絡用のプリペイド携帯で、毎月1000円分のカードを受け取る。
自分で新しいカードさえ買えば私用に使ってもいいということで、ダチとおぼしき番号がズラリと登録されていたが、学校には持って行かない。

セックスと勉強でエネルギーを使い果たした後は、遅い夕食をとる。レイは事実上の一人暮らししてるだけあって、料理が得意だ。
小学校の頃に家庭科の授業でこしらえたワ×ピース「チョッ○ーマン」柄のエプロンを着け、オムレツとかスパゲティを作ってくれた。
小麦肌のすっぽんぽんにパンツも履かず、直接エプロンを着けていることについては、特に何か狙っているわけではないらしい。
ただ、火を使うと暑いから服を脱ぎ、でも油が跳ねるともっと熱いからエプロンは着けるという、単純かつ明快な合理的判断からきているに過ぎない。
にしても生尻が揺れるのはそそられる。さっき注ぎ込んだ精液がフトモモを伝って一筋、光っているのに気付いていない。

ご飯を一緒に食べながら、学校の出来事とか試合のこととか、いろんなことをとりとめもなく話す。

「ところでさ、次はその格好でヤってくれるか」
「お兄さんも○ョッパーマン好きなの?」
「いや…チ○ッパーマンが好きなんじゃなくて、そのエプロンを着たレイが好きなのさ」
「そっ…それ、似合ってるってこと??」

この子のひたむきに生きようとする眼差しを見ているせいなのか、俺も少し変わったことがある。
いや、自分が特に意識して変わろうとしていたわけではないのに、「最近、いつも笑顔ですねー。何かいいこと、あったんですか?」と若女将から言われたとき、はたと気がついた。
門前払いに近かった訪問先も少しずつ反応を示してくれるようになってきたことに。
腐ってた自分を脱皮し、前向きに生きられるように、少しずつ変われてきているのだろうか?

ふとレイの膝を見ると、傷口はもう血が止まっていた。

<今回はここまでで切ります。まだ続きますが、次の投稿はたぶん来週か再来週になります>
391名無しさん@ピンキー:2011/10/18(火) 09:01:05.34 ID:SIqc66OO

素晴らしい
392名無しさん@ピンキー:2011/10/18(火) 09:34:50.38 ID:50biMIgv
休日の朝からヌく羽目になったのだが
393TT:2011/10/21(金) 00:21:10.58 ID:sEMF5RRJ
どうもこんにちばんは
ちょっと野性的な騎士のにーちゃんとけなげな奴隷くんのお話を書いてみたので、
久々に置き逃げしてみますね

ちょっと痛い表現がありますが、それでも構わない人はどうぞ〜
394TT:2011/10/21(金) 00:24:24.12 ID:sEMF5RRJ
ウソツキのぼく

ふりこ時計のかねが鳴った。22時になっていた。
そとはひどい嵐になっていて、庭木のきしむ音が魔物のこえのように聞こえてくる。
ぼくは椅子に座り、手をひざのうえに揃えて、ご主人さまのおかえりを待っていた。
かれこれもう2時間はこうしているせいで、ちょっと身体のふしが痛い。

そういえば、浴槽にお湯は溜まっただろうか。
こんな嵐のなか、ご主人さまの身体は冷え切って縮こまっているに違いない。うんとあったかくしてあげないと。
そう思い、浴室まで確認しに足を運んだぼくは、ついでに暖炉を動かすべく、薪をとりに地下の倉庫へもぐった。

地下室に入ると、住人のねずみたちがちゅうちゅうと逃げ回っていく。なんとなく、奴隷として売られていたころを思い出した。

暗い牢やに入れられて、外を歩く人々にじっと視線を送る毎日。まわりの子はみんなアピールが上手だった。
犬の物まねや歌を歌ったりして、おきゃくさんの気をどんどん引いていく。
やがてそれを気にいったおきゃくさんがその子たちを買っていくのだ。
ぼくも必死に自分をうりこもうとしたんだけど、ぼくは歌も上手くないし、人見知りだった。
おきゃくさんが近づいてくると顔を下げてしまい、ぜんぜん愛想よく出来ないのだ。

あっというまに売れ残っているのはぼくだけになった。商人さんがためいきをつく。
「いらっしゃい! こいつはお得ですぜ。騎士のお兄さん。」
頭の上で声がして、はっと顔をあげると、ぼくのことを見おろす若い男のおきゃくさんがいた。
「どうです、この値段で。」
商人さんが数字を書いた板をおきゃくさんに見せる。お客さんはううん…と唸って、そしてお財布を引っ張りだした。
ぼくはびくっと目をみはった。おきゃくさんがたくさんの金貨を出していたからだ。このひとはだまされている。
きっと奴隷の値段がだいたい幾らなのか知らないのだ。

「あ…、あの。」
なにかいってあげなくてはと、ぼくが声をだすと、商人さんはぎろりと大なまずのような顔でにらんできた。
ぼくはしゅんしゅんと縮んでしまい、何も言えなかった。

こうして、ご主人さまはまんまと売れ残りのぼくを金貨4枚で買わされてしまった。
もし、ご主人さまがぼくの本当の値段を知ったら、かなしくなるだろう。
ひょっとしたら、すっごくおいかりになって、道ばたに捨てられてしまうかも。

想像したしゅんかん、死神に首すじをタッチされたみたいに身がこわばった。ちょっとだけ、なみだも出てしまった。
せめて、何かの役にはたたないといけない。もっともっとはたらかないと。
395TT:2011/10/21(金) 00:26:41.65 ID:sEMF5RRJ
暖炉に薪を組みあげて、いざ火をつけようとしたとき、扉の開くおとがした。


入口にマントをかぶった大きな人影がたっていた。布のすきまから甲冑がちらちらしている。
一週間ぶりにウィルさまが帰ってこられたのだ。
「ウィルさまっ!お、おかえりなさい!」
ぐしょぬれのフードをとると、ウィルさまは疲れのたまった様子でうつろな目をしていた。
短くきりそろえられた金髪がぺっとりとあたまにくっついて滴を垂らしている。

「さ、さぶ、いぃ…。」
ウィルさまは、きれいな装飾のほどこされたガントレットをとって、真っ赤にしも焼けした手を見せてくれた。
そしていきなりかがみこむと、ぼくのほっぺをてのひらでつつみこんだ。
死人のような冷たさにびっくりしてしまい、ぼくはとび跳ねた。
「ひゃああああっ!ちべたいですっ!!」
「ほわあぁあ…あったかい…。トルキンのほっぺたは太陽みたいだ…。」
ほっぺをひっぱられたり、さんざんこねくりまわされたりした。
僕の熱をぐいぐい吸い込んでいくのに、ちっともあったかくならない。
ぼくはウィルさまの手の上からぼくの手を重ねた。

一週間ぶりにさわったウィルさまの手。ご主人さまがそこにいるんだという安心感が、一週間の孤独で
あじわった心細さをとかしていくようだった。


ウィルさまがおもそうな鎧を外していく。
ばらばらになった冷たい鎧は、それでもぼくのほそい腕には重たすぎて、とてもじゃないけど持ち運べない。
「むりすんな。ほら。」
ぬれたシャツとズボン一枚のウィルさまが、鎧をぼくからうけとり、肩にかついだ。
「うひゃあ、泥だらけだなぁ。明日洗わないと。」
「まかせてください!がんばりますよ!」
「いや、おれが自分でするよ、大変だし…ぶ、ぶえっくしょい!!」
ウィルさまが、鎧を並べ終えたとたんにおおきなくしゃみをした。
ぶるるっ、と身をふるわせて白い歯をカスタネットのように鳴らしている。

「はは、まいった、はやく風呂にはいらないとな…って、うおっ!?」
ぼくはウィルさまに前からだきついていた。ありえないくらいに冷たかった。
途中、きゅうけいもろくにとらず、なが雨に打たれながら帰ってきたのだろう。

すこしでもあたたまるように、ぼくのあつい息をお腹にそそいでみる。するとよけいにウィルさまの身体がふるえた。
「ご、ごめんなさいっ!さむかったですか!?」
「い、いや、違うんだ! トルキンの息が…くすぐったくて…。」
そう言うウィルさまの顔はまっかだった。こころなしか、身体もちょっとだけあったかくなってきた。
なるべくたくさん身体をくっつけて、ぼくの体温をウィルさまにどんどん与える。
ぼくの身長が低いせいで、むねのあたりには体温をあげられないのがもどかしかった。
396TT:2011/10/21(金) 00:28:47.58 ID:sEMF5RRJ
そうやってウィルさまを抱きしめるうちに、ぼくのお腹をおしあげるものがあらわれた。
ほうきの柄でぐいぐい押しやられるような、一点をつく強い圧迫感だ。
もっと密着していたいのに、ウィルさまの身体からどんどんひきはがされていく。

だいたい想像はついたけど、ぼくは身体をそらし、脇腹あたりににょっきりと出てきたものの姿を見た。
それはまぎれもなく、ウィルさまの元気になったおちんちんに違いなかった。
「あはは、ほ…ほんとうに、まいったなあ…。トルキンがきゅうに抱きつくからだぞ。」
ぬれたズボンにつつまれて勃起しているおちんちんは、一週間前に見たそれよりも大きそうだった。
太ももに対し食いつくようにぴっちりと張りついたズボンの生地を、やぶかんばかりに前へと引きのばし、
おちんちんは布でできた小高いお山をつくっている。

気持ちを抑えきれず、ぞうきんみたいにぬれたズボンの上から雄々しい象徴に頬ずりしてしまった。
鉄の棒におしつけたような硬さをかんじた。
かわいそうなほどに張りたったウィルさまのおちんちんを、一刻も早く、きゅうくつそうなズボンの中から
取り出してさしあげたい。

「…どうしたい? トルキン。」
「あ…あの、えと…。」
そんなことをあえて聞くのは、いじわるだとおもう。
ぼくの口から、いやらしい言葉がでるのをまっているんだ。
ウィルさまだってさっきから腰をぷるぷる小刻みに揺らして、我慢しているのがみえみえなのに。

息をととのえて、しばらく考えこんだ。そして、とっても恥ずかしいけど、恥をしのんで言った。

「ウィルさまのおちんちん、一週間ぶりに、いっぱいしゃぶりたいです…。」
「それだけか?それだけでいいのか?」
まただ、またいじわるする。
もう呼吸なんてととのわせる余裕すらない。
ウィルさまとおなじ空気を吸っているというだけで、心ぞうがじんじんする。
「それだけじゃないですう…。」
「じゃあなんなんだ?ほんとうはどうしてほしいんだ?」
ウィルさまの手がのびてくる。びくっ、とはんのうしてしまう自分がうらめしい。
「お、おしり…を。」
「だれのおしりを、どうしてほしいんだ?」
ぼくはにやにや笑っているぼくのご主人さまにとうとう言ってしまった。
397TT:2011/10/21(金) 00:30:42.02 ID:sEMF5RRJ
「…ぼ、ぼくの、お、おしりを、うぃ…ウィルさまのおちんちんで、ぶっといおちんちんで、がんがん突いて、
めちゃくちゃになるまで、つかってほしい、ですっ…!」


口から火がでたかとおもえるくらいに恥ずかしかった。
ぼくのいやらしい望みを聞いたウィルさまが大声をたてて笑うので、ますます恥ずかしい。
「そうかそうか、トルキンはおれのちんこがだいすきなんだな。」
「うう…いじわる。」
そうはいってみたものの、まったくそのとおりだ。

ぼくはウィルさまのおちんちんがとても待ち遠しかった。
来る日も来る日もウィルさまの帰ってくる日を指折りかぞえて、おしりを自分でいじっていたんだから。

一週間ぶりに、あのぶっといお肉の塊をしゃぶりたい。おしりにいれてほしい。
朝までずうっと精子をお腹のなかにたれ流してほしい。
「ごめんな、たしかにちょっといじわるだったよ。」
ぼくの脇をかかえあげ、むねのあたりでウィルさまは抱きしめた。
興奮したせいで、ぼくの顔にたくさん血がのぼっていく。くらくらする。
「おれも…もう限界だ。」
おしりの下で、ぎりぎりと音をたて、ウィルさまの分身はさらに大きくなった。
一週間、おりのなかに閉じ込められていた獣が、いま目覚めようとしている。

「いつもみたいに、おれをきもちよくしてくれるか、トルキン。」
ご主人さまの切望にも似た問いに対し、こくり、とぼくはうなずいた。

寝室にあがると、ウィルさまはぬれたシャツを脱兎のごとく脱いだ。
むわっと広がるにおいに続いて、ウィルさまの逞しい肉体があらわになる。
男らしくてかっこいい彫像のような上半身は、戦いでついた無数の傷あとがついているのだ。
あらためて抱きつくと、やっぱり芯まで身体は冷えきっていた。
汗臭いにおいがきつくなる。筋肉はかたくて、ちぢこまっている。
「おいおい、いつまで抱きついているつもりだ?」
不満そうな声に、はっ、ときがつき、ぼくはいそいそと身をかがめた。
ベルトをはずして、チャックをあけ、太い足にぴったりはりつくズボンをずらして脱がす。
下着一枚になったウィルさまは、またくしゃみをした。
部屋はさっきから暖炉であたたまっているけれど、今夜はとても寒い。
398TT:2011/10/21(金) 00:33:31.09 ID:sEMF5RRJ
「ほら、はやくはやく。」
「は、はいっ! 失礼しますっ…!」
下着をちょっとずらすと、さらにウィルさまのにおいがきつくなる。
ぼくにとってはいやなにおいではない。むしろ、すいこむたびに身体が浮きあがるような高揚感がある。
薄い綿でできた下着は、ウィルさまの突きあげる巨大なそれのせいでやぶけてしまいそうだ。
何度もおちんちんに生地がひっかかり、もたもたした動きになってしまう。

縦横にわれた腹筋がおわると、はじめに金色の草原が見えた。汗と雨にぬれて、くしゃっと潰れている。
そしてついに、ウィルさまご自慢のいちもつが姿をあらわす。
お腹からつるぎを生やしたような、偉大なシンボルだ。この圧倒的な重量感に、ぼくはいつも身をふるわせる。
下着から解放されたとたん、下向きに押し下げられていたそれは、ばねが戻るようにいきおいよく自分のお腹を打ちつける。
ばちん、と軽快な音がした。

「どうだ、久々に見るだろう?」
「はああ…。す、すごく、おいしそうですぅ…。」
大小さまざまな血管が走り、力強く脈動する幹。
ろうそくの明かりに反射してつやつや輝くずる剥けの亀頭。
獅子を連想させる、金色の飾り毛。

勃起しても人差し指ほどの、未熟なぼくのおちんちんとは別次元の存在である。
伝説の英雄みたいなウィルさまにふさわしい、極太の性器だ。
(あこがれちゃうよお…なんなんだろう…この大きさ。ずるいよぉ…。)
仁王立ちのウィルさまに向かって、おずおずと両手を伸ばし、初めて直に触れる。
ただ指先をふれただけなのに、てのひらまでもが火傷をしそうなほどの熱気を放っている。
身体の冷たさとはおおちがいだ。
(一週間まえよりもずっと硬い…熱い…大きいっ…! 全然、出してないんだ。)

自分の下半身事情もかえりみず、仕事にねっしんなウィルさまの勇姿が目に浮かぶ。
この国を守ってくれる若き騎士さまにたいし、感謝の気持ちをこめて指をうごかす。
(お疲れさまでした…。こんどはぼくのばんです。ぼくの身体を、ウィルさまの休養のためにささげます。)
399TT:2011/10/21(金) 00:37:15.95 ID:sEMF5RRJ
つまつま、つまつま、つまつま…。

まずは両手全ての指先だけをつかって、つまむようにマッサージをほどこす。
ちいさなぼくの手ではいっぺんにすべてを包みきれないので、前後に動かしながらになる。
「くっ…、トルキン、そんな優しくしなくても、もっと強めでいいぞ…。」
これでもしっかり力をいれているつもりなのに、そんなことを言われると、自分の非力さに絶望してしまう。
ウィルさまの象徴はたっぷりお肉が詰まっていて、とても硬いのだ。

コショウが鼻に入ったような、微妙なしかめっつらをウィルさまがしているのは、刺激が
伝わりにくいせいなのかもしれない。
ありったけの力を使って、硬いお肉の塊を指先で圧迫する。
「はっ…ゆびのちから、強くなったんだな…。すごい、ひびくっ…うっ…!!」
たて笛の穴をふさいでははなす、それによく似たゆび使いでウィルさまのおちんちんを刺激していると、
功を奏したのか、気持ちよさそうな声が上から降ってくる。
幹にからみつく血管がしぼんだりふくらんだりを繰り返す。ぼくのどりょくが伝わっている証拠だ。

「ウィルさま、気持ちいいですか!?」
「うん、すっげえ、いいよ…。」
ほっとしたのもつかの間だった。
ぷっくりと充血した亀頭から、先走りがつぅーーっと流れてきたからだ。
このままでは下にひいてある高価なマットレスにしみがついてしまう。
無意識のうちにぼくは、その先端にかぶりついた。
「おっ、おあっ! ふいうちはなしだぞ、トルキンっ…!! くわえるときは、ちゃんと、言えっ!!」
「ご、ごひぇんにゃひゃいっ…!」

(むああっ!? すごい味と、においっ…。)
放り込んだ亀頭は洗ってないせいで、ものすごくくさかった。
お風呂を省略されたぶん、いくらかは覚悟していたことだけれど、予想をこえたすさまじい刺激が鼻と舌を焦がす。

それでも、ぼくはやるべき仕事をこなす。
あごをめいっぱい開いて、招き入れたおちんちんの先端を舌で掃除する。
おしっこくさいかすが次々、ぼろぼろと出てくる。唾液をからませ、のどを鳴らして処理していく。
お腹にウィルさまのおちんちんを汚していたものどもがおりていく。
つらくはなかった。ぼくの身体はいま奴隷として、正しい使われ方をしているのだから。

きっと横からながめれば、本当にたて笛をふいているように見えるかもしれない。
指でのマッサージを続けながら、長いおちんちんの先っぽを咥えこんでいるのだから。

気持ち良くなれるように、ぼくはご主人さまのおちんちんをけんめいに演奏する。
ただしぼくは息を吐くのではなく、吸っていた。開け放された尿道からどんどんおくられてくる
熱いおつゆを吸引するためだ。
口をすぼめて、ウィルさまのにおいがただよう、ぬるぬるの液体をすすりあげていく。
400TT:2011/10/21(金) 00:41:58.60 ID:sEMF5RRJ
「ウィルさまのおつゆ、おいしいです…。もっと、くださぁいっ…!」
「まかせろい、もっともっと出そうなふんいき、だからっ…! 
うおおっ…、よく吸うなあトルキン!」
そのとおりに、あふれる先走りの量は増えていく。
そのねばねばを口にふくみ、唾液とまぜて、汚れでべっとりした幹も丹念にみがいていく。
亀頭からおつゆを吸う、そして幹をみがくの繰り返しによって、ぼくは穢れを吸収し、ウィルさまの象徴は
しだいに清められていく。
ウィルさまのがっしりした大股が、地震のようにがたがたふるえ、微動だにしなかった足首がしっきりなく
あっちを向いたりこっちを向いたりしているので、そうとう気持ちいいのだろう。

ぼくとウィルさまの液体で濡れ濡れになったおちんちんは、逞しい腹筋に張り付いて、地面と垂直にいきりたった。
するとウィルさまがぼくの手をとり、引きよせる。
「ここを、やさしくたのむ。」
触らされた場所は、ウィルさま自身の睾丸だ。
恐れ多くて、ぼくは手をひっこめようとしたけれど、ウィルさまは切ない顔で頼みこむようにぼくを見ている。

綿をつまむように、やさしく揉みほぐし始める。
一週間がまんを貫いてきた二つの宝玉は、血液と精子を蓄えて手に余るほど大きくむくれ、こりこりしていて、
特大のくるみをさわっているみたいだ。
「ウィルさま、口にふくんでもいいですか…?」
大胆な申し出をしてしまったけれど、若干恥ずかしそうにしながらウィルさまが頷いたので、ぼくは股間に顔を寄せた。

「ふあぁぁああ…。タマが転がって、精子がちゃぷちゃぷ揺れてるみたいだ…。」

猫のあくびみたいな甘い声が寝室にひびく。金色の体毛が目をくすぐる。
ウィルさまの巨大なおちんちんはぼくの顔にのしかかってきて、太い幹がおでこを叩く。
膨張した亀頭はぼくの頭のはるか上でぶらぶらしている。

一つの玉をふくんだだけで、もう口のなかはいっぱいだ。
このなかでウィルさまの種が熟成されているのだと思うと、男の子のぼくにはありもしない子宮が
お腹の奥で疼くような気分になった。

そこはウィルさまのもっとも神聖な部分だから、ほんとうはぼくみたいな卑しい奴隷が触っていい場所じゃない。
ほんとうはお世継ぎをつくるための大事なもののはずなのに、僕みたいなけがらわしい雄に与えられるために、
ここでたくさん精子がつくられている。
大好きなウィルさまの種をお腹にいただけるのはいつだってうれしいけど、やっぱり申し訳なくおもってしまう。
舌で転がすと、ときどき縮みあがって逃げるように身体のほうへひっこむのが、面白い。
ご主人さまの身体であそぶなんて、とても不敬なことだ。ぼくはいけない子だ。
(女の子でもないのに、ウィルさまのおちんちんを独り占めしてる…!! でも、どうしようもなくほしいよお…!)

大人顔負けのおおきなふぐり玉を、交互に口の中で刺激していく。
奴隷市場で、見知らぬ人からキャンディを恵んでもらったことを思い出す。
ウィルさまの睾丸はけっして甘くはないけれど、ひんやりとした舐め心地だけはよく似ていた。
401TT:2011/10/21(金) 00:46:13.34 ID:sEMF5RRJ
突然、ウィルさまがぼくのあごをむりやりこじあけ、睾丸への奉仕をやめさせた。
「うっ!でそうだっ…!…ううっ、で、るぅっ…!!!」

根元からぐん、と伸びあがった巨大なおちんちんがゆれる。
再び、ウィルさまがぼくの手をとり、今度は熱気を帯びた棍棒にそえて、上からいっしょにしごきあげた。
おちんちんがとびきり硬くしなり、騎馬が前足をあげて威嚇するような様子でそりかえる。

こしゅっ…こしゅっ…!
重なる4つの手が、いやらしい液体でぬるぬるになった幹をいきかい続ける。
ぼくはというと、急いで爆発すんぜんの亀頭を顔の中心に当てて、ご主人さまの射精を待ちかまえる。


ごぼっ、どぷぷぷぷっ………!!ごぷっ!ぶぴゅっ!


「はゃあっ!?あつうt!!?」
粘土を少ない水で溶かしたような濃い液体が、顔にぶちまけられる。
牛乳をたっぷり煮詰めたような、あつあつのできたてシチューがおでこを焼いていく。
目と鼻のすきまを流れて、ほっぺを焼く。

精を吐き出すのに応じて、硬いお肉の塔が手の中で暴れまくる。
僕とウィルさまがしごくたびに、筒に詰まった血肉がきしみ、血管を浮き立たせて新しい子種が飛び散る。
いや、飛び散るというのは少しおかしかった。
湧き出る精液はその濃さゆえか、勢いをつけるまえにどろりと固まって落ち、ゆっくりぼくの顔を滑っていくのだ。
顔をあげてみると、ウィルさまの尿道がしっかりと開き、絵具をしぼるように精液の塊がひりでてきている。

「トルキンっ! 口、借りるぞ!」
「むぐっ!」
ウィルさまがぼくの口に、射精の続くおちんちんをねじこんできた。
大きすぎて亀頭しかほおばれないのに、むりやり根元までつきいれようとする。
「ひゃめ、あひゅうううっ…ぎゅうっ、にょど、ふひゃがってまずっ…。」
息ができなくなる。必死でうったえるけれど、肉棒にふさがれて声がでない。
ウィルさまはとどめといわんばかりに、ぼくの鼻をつまんで完全に空気の通り道を消した。

ばかでかい亀頭に喉がおしひろげられ、胃のなかへ直にウィルさまの精液が落ちていく。
おもやこんなかたちで一週間ぶりの種をいただくとは思ってもみなかった。なんだか、ウィルさまがこわい。
空気が足りなくて、じわじわと涙がでてくる。目がかすみ、手足がしびれてきた。
ウィルさまの金髪がぼやける。

「むぐぐうううううーー! か、はぁっ!! ひー、ひゅーっ…!」
喉深くに栓をしていたおちんちんの先端がぬける。ぼくはごぼごぼと粘っこい水音を立てながら息を吸った。
あやうく、ウィルさまのおちんちんを口にほおばったまま死ぬところだった。
「はあ、はああ…。すっげ、よかった…。ごめんな、苦しかっただろ?」
「そ、そんな、ことないです! ありがとうございます!」
ウィルさまからのご褒美として、口に泥のような液体が吐き出される。
濃厚な種のあじを堪能すると、もっともっと欲しくなる。

こんどは自分からおちんちんをくわえ、尿道に残った精子を吸い上げて味わいつくす。
「くうう…、どうだ、一週間ぶりのおれの精子はうまかったか?」
「ひゅああああ、おいしいです。すっごく濃くて、すっごくおいしいですっ…!」
ウソ偽りない感想を述べると、ぼくは再びご主人さまの股間に顔を埋め、吸い上げ作業に熱中する。
吸っても吸ってもとまることなく出てくる。しかも全然勃起がおさまる気配すらない。
402TT:2011/10/21(金) 00:49:54.66 ID:sEMF5RRJ
いつまでもウィルさまだけに、全裸でいてもらうわけにはいかない。

ぼくは粗末なボロ着を脱いで、さっさと同じように生まれたままの姿になった。
樫の木のようなウィルさまの締まった肉体にたいし、僕は枯れかかった柳のようなひょろい身体なのが恥ずかしい。
「なにかくしてるんだ?トルキン。」
「あ、あの、みっともないですし…。」
前を隠していた手を、あっというまに取られてしまう。縮こまった性器をみられてしまった。
「ははーん、ひさびさで緊張しているんだな。」
毛も生えていないような、貧弱な証だ。ほんとうにぼくは、ウィルさまと同じ男なのだろうか。
年齢だって兄弟ほどの差しかないのに、こんなにも違うものなのだろうか。

「たくさんしてくれたもんな、おれもトルキンにおかえしだ。」
「そ、そんな、もったいな…ひゃあううううっ!!」
ウィルさまがぼくの小さな性器をくわえる。
それもぼくのしたようなまどろっこしいやり方じゃなく、玉も竿もひっくるめて口の中でかきまわす。
あっという間に、ぼくはウィルさまの口内で勃起した。
鉛筆よりも少しだけ太くなった程度のそれは、ウィルさまがくわえるのに支障はきたさないようだ。

滑らかな舌使いに腰をひくと、おしりにウィルさまの手が先回りする。
割れ目を器用に開かれ、秘部を見つけられたぼくは、ほどなくして異物の挿入を感じ取った。
「あっ、あっ、ひあああっ! が、がくがく、するっ! うはあっ!」
もはや姿勢を正していられない。ご留守のあいだ、毎日慣らしていた場所だったのに、ご主人さまの訪問は
あっというまにぼくを腰砕けにしてしまった。

おおきな腕にかかえられ、ベッドにあおむけて転がされた。
ウィルさまの指はいまだぼくのおしりに刺さったままで、くにくにと穴を広げていく。
「いや、あ、へんになる、なり、ます…らめっ!あひぃぃっ!」

「四本目、いったぞ。おれの遠征中もしっかり、がんばって慣らしてたんだなあ…。えらいなあ、トルキンは。」
ウィルさまはまたいじわるな顔をしている。
でも、もうどうでもいい。おしりが悲鳴をあげて、ウィルさまをまっている。
「あいっ、ぼく、まいにち夢でみてましたっ! …ウィルさまが帰ってきて、いっぱいいっぱいぼくを…、は、ああぁん…!?!」
「こんなふうに?」
生きたたこの足でも入れられたみたいに、ぼくの腸がぼこぼこかきまわされた。
かみなりが手足の先まではしり、シーツをつかんでぼくはあえぐ。
「やあっ、ひうっ、きゅううううううっ! お、おなかっぽこぽこしちゃ、ひいやああっ!!」
ずぽっ、といじわるな指が引き抜かれ、開いた肛門に新たな物体があてがわれる。

心臓が天井まで届く勢いで跳ねあがった。まちがいなく、それは。
「どうしてほしい、トルキン?」
「…うぃ、ウィルさまの…。」
「ん?」


「…ウィルさまのぶっといおちんちんをぶちこんでほしいですぅ…!! 朝までめちゃくちゃにしてください、
騎士さまの偉大な子種を、ぼくのおしりにたくさん、刻みつけてくださぁいっ…!」
いってしまった、いってしまった。とうとう、いやらしい想いのすべてを吐き出してしまった。
403TT:2011/10/21(金) 00:53:29.38 ID:sEMF5RRJ
「トルキンは正直だな。おれも、お前の中にたくさん種付けしたい。実をいうと、今日は久しぶりだから、
歯止め、ききそうにない…んだ…。」



ぎゅぽっ!!!ぎゅううううううううううーーーー!!!

「きゅひゃああああぁああ!!!くる!くるぅああぁあん!!」
太ももをかかえられ、大きく割り広げられ、そうして無防備になったぼくの下半身に、ウィルさまの
研ぎすまされたつるぎが突きたてられた。
ぼく自身がみがき、ととのえた肉棒の切っ先が、やわい城門を破壊しながら侵攻を開始する。
めりめり、とおしりがいやな音を立てている。痛みに応じて逃げ腰になる身体を、意地でも逃がさないつもりなのか、
細い腰をつかんでウィルさまがひきよせる。
「あっあっあっーー! ひやあああ! おっき、あいいいっ!」
「暴れるなトルキン、あぶないぞ!」
跳ねる身体を、ウィルさまの突きだしたてのひらがおさえこむ。
いつのまにか体温を取り戻していたその右手は、ぼくの心臓のおとを聞いている。

左手はぼくの窄まりにつきささるおちんちんに添えられ、挿入る角度を調節していた。
「ちから、ぬけよ…。」
そして、狙いをさだめたはげしい一突きがくる。
ぼくがウィルさまに言われたとおり、力を抜いた瞬間を見計らってのできごとだった。

亀頭がずぶずぶとやわらかくなった窄まりを通過すれば、あとは一気にぼくのお肉を引き裂きながら、
ウィルさまの宝剣が奥深くまで穿たれる。
「りゅううう! ウィルさまのきたっ! きうううぅううっーーー!」
まだ進んでいる、まだまだ進んでいく。
腸壁をおしひろげ、こすりあげていく肉棒はいつまでたっても前進が止まらない。
下っ腹が下痢のときみたいに痛む。
ぼくの胸をおさえこむウィルさまの右手をお守りのように握った。その人の手をつかんでいれば、
この世にはこわいことなどなにもないのだ。

玉の裏側に、ふさふさした感触が当たる。ウィルさまの引き締まったお腹が近づいてきた。

ずっ、ぐぐぐぐ、ががががっ、ぎゅぷううう!!!

なんのまえぶれもなく、もうれつな速度で、運動の向きが逆転する。
肛門がめくれあがり、わずかの腸壁とともにウィルさまのおちんちんが穢れた穴ぐらから帰還する。
「くきゃああああ!! な、ななないぞ、が、ひっひっぐりかええええっ!! …あぎいっ!!」
脱腸の激痛に目のなかが弾け、鼻のおくが熱くなった。
裏返しに出てきた内臓に亀頭が挟まれたまま、すぐにウィルさまの雄々しいつるぎが身体をふたたび串刺しにする。
「あぎっ、や、だ、いだいでずっ、ひぐっ、ウィルさま、だじけでぇっ…!」
真紅にめくれあがり、狂ったように腸液を吐き出す肛門が見えていないのか、ウィルさまは半分白目をむきながらぼくを犯している。
汗をびっしょりとかいて、口から赤ちゃんみたいによだれが垂れている。

一週間の激務と禁欲生活が、ウィルさまを野生の獣にかえてしまったのだと悟った。
お酒に酔った様子を何倍もひどくしたような、ふらふらの表情を浮かべて、どこかとおくの世界を見ている。

「ウィルざば、ウィルさまっ!! いああああっ!!」
もうこうなったら、全てをあきらめるしかない。
ウィルさまが正気にもどるまで、ぼくがしっかりしないといけないのだ。
404TT:2011/10/21(金) 00:56:49.47 ID:sEMF5RRJ
ウィルさまの右手にすがりつくことをやめ、両脇をしめて腕を起こし、しっかりと身体をささえる。
痛みをこらえながら、ウィルさまの突き入れのリズムを確かめる。
(い、いまだっ…!)
おちんちんがぼくに入り始め、尻穴をきつく閉じる。
そうすると締まりがうまれ、入ってくるおちんちんを上手に絡めとることができた。

ややゆっくりな動きになったおちんちんを、ぼくの腸の全力をもって絞りたてる。
排便をするように力むと、おちんちんがはいる力と逆向きの力によって、ウィルさまが気持ちよく
ぼくのなかへ挿入ることが出来るのも知っていた。
おちんちんをぬかれるときは、力をぬきつつも、なごり惜しそうに腸壁をまとわりつかせる。
そして完全にでたあとは、お肉をむりやり割りさいて犯す感触を何度でも楽しんでもらうため、
またおしりを閉じる。その繰り返しだ。

「んんぎいいっ…あっ…ふっ、ふひっ…。ふはっ…!」
必死に肛門を開け閉めするなか、ぼくはいつしか口の端から小さな含み笑いをこぼしていた。

このちっぽけな肉体は、いやらしいことばかり上達がはやい。
掃除、せんたく、どれをとっても満足にこなせないくせに、ウィルさまが肉便器として使われるときだけは
すこぶる利口になって、おどろくほどよく働く。
心の奥底から、じぶんを穢らわしいとはじめて思う。
娼夫にでもなって、路地うらで労働者の相手をして生きていたほうがふさわしかったのではないだろうか。

物心ついたころから薄暗がりの住人だったぼくに、ウィルさまのそばはとてもあたたかくてやさしい場所だった。
なのに、ぼくは金貨4枚もの大金を、ウィルさまからだまし取ってしまったことをまだ告白すらしていない。
商人さんも無茶なふっかけかたをしたもんだ。だって売れ残りのぼくの、本当の値段は、…銅貨2枚なんだから。


ぎゅぴょっ、めりゅめりゅめりゅううううーーーー。
「あひいいいいっーーー! ひむ、ひむううううっ! おひんひんっ! でっかいおひんひんすごいよおっ!」
筋肉の塊でできた肉体が、吊り天井のごとくおおいかぶさってくる。
突き入れがさらに激しくなり、盛りのついた狼のように腰をふるウィルさまのしたで、
ぼくはひんひんよがって泣いていた。

ウィルさまの両手がぼくの腰をわしつかみにし、ベッドからすくいあげる。
ふたりのお腹はぴたりとくっついた。
そのはざまで、ぼくのがちがちにかたまった小さなおちんちんはウィルさまの鍛え抜かれた腹筋に
ごりごりとゴマのようにすりつぶされる。
大事なところがすりきれてなくなってしまいそうな、強い刺激に腰が跳ね、喉から泡がふく。
おしりのなかでどこに残っていたのかわからないような力がうまれて、ウィルさまの剛直を
簡単には引き抜けないほど締めあげる。
405TT:2011/10/21(金) 01:00:02.45 ID:sEMF5RRJ
ずりゅるるるるうううっーーーーーー!!


信じられない。根元まで腸が絡み付いたまま、無理やりウィルさまのおちんちんがぼくの身体から抜き取られていく。
ぶちぶちとお肉の千切れる音が、身体のそこらじゅうから聞こえてくる。
太いカリ首を誇る亀頭にひっかかって、おちんちんから腸壁が外れないのだ
「あ…あああっ! やだああああっ! いだいっ、いだいひいいいいっーーー!」
ぼくは今日かぎりで使い物にならなくなるかもしれない。
おしりのなかはずたずたに崩れて、ウィルさまのおちんちんを悦ばせる力をうしなっている。
それでも、それでも、歯をくいしばり裂腸の痛みを振り払いながら、長く太いおちんちんを
締め付けるのだけはやめない。やめたくない。
ぼくがウィルさまの役に立てるゆいいつのことだから、これだけはゆずれない。

ぼくの忠誠心なんて知ったことではないといわんばかりに、内臓のどこかを突き上げるような衝撃とともに、
ウィルさまのつるぎはようしゃなく奥底へとねじこまれていく。
ぼくのおしりとウィルさまのお腹が隙間なくくっついたとき、ひさかたぶりにご主人さまが
はっきり意味のわかる声をはっした。

「とる…トルキンっ…。うううっ、うおおおおおおっ―――!いぐっ!!」
どぴゅっ! どぴゅうっ!! とぷっ!! ぷぷぷぷぷっ!!!

「きゃああああっ! たねつけっ! ウィルさまの、っせいし!!! た、たくさんっ!きたあああっーー!!」

雄たけびとともに、とうとう熱い種付けが始まった。
一射目とは具合がずいぶんちがう。泥のような精液から一転して、矢のような鋭い水の噴射が、
窄まった腸内を切り裂き飛んで、奥の奥のその向こうまで焼き焦がす。
おへその上のほうまで、精液の弾丸がきているのを感じられた。
長大かつ極太なウィルさまの御印をしっかりと咥えこんだじぶんのお腹をなでる。
大仕事をなしとげた気分だ。
(お疲れさまでした、ぼくの、おなかはどうですか? ちゃんと気持ちよかったですか?)
一息つけるとおもったそのとき、ウィルさまのおちんちんが腸を絡めたままゆっくりとぬかれていく。
ふたたびはじまるのだ。腸をめくりあげ、内臓を突きあげる、情けようしゃないセックスが。

こんどこそ、ぼくはつかいものにならなくなってしまう。でも、そこから逃げようとは思わなかった。
奴隷のぼくに許されるのは、たとえ再起不能になろうともその身のすべてをご主人さまに差しだすことだけだ。
406TT:2011/10/21(金) 01:01:42.39 ID:sEMF5RRJ
びゅっ、びっ!! ごぱあっーー!!
4発め。

ぴゅるっ、びゅるるるっーーーー!!!
7発め。

吐き出されても吐き出されても、全然精液のりょうが減らない。
どれだけ、あの大きな玉に溜めこんでいるのだろう。

二人のつなぎ目はぼくの血で真っ赤にそまっていた。
シーツはゆるんだおしりから垂れ落ちる腸液と血でめちゃくちゃによごれている。
ウィルさまの持ち物をこれ以上汚したくないのに、おしりがまったく閉じられないじぶんを恨めしくおもった。

さっきからなんどもウィルさまのおちんちんが、前立腺をひきつぶしながらお腹をえぐっている。
そこが肉棒でひしゃげるたびに、ぼくは水みたいに薄い未熟な精子をたくさん噴き上げた。
「あ、いくっ!! またいきますっ! ごめんなざいっーーー! うわーーー!!」
その精子はウィルさまの腹筋にべったりとはりつき、ぐちゃぐちゃになったそこと自分のお腹でもみしごかれながら、
新しい快感がぼくのおちんちんを襲う。
ウィルさまの高貴な身体に穢らわしい奴隷の精液がつくことを、ぼくは何度もあやまっていた。

「ごえんなざい、ぼくは、ぼんとうは、うぐっ、…うれのこりのっ、やくたたずでっ、
きんか4まいなんてっ、ぐずっ…そんなんじゃないんでずっ…。」

ああ、こんなに幸せでいいのだろうか。
肉便器として使われて、毎日のようにウィルさまのおちんちんを咥えることを許されて、種付けしてもらえる。

この人に買われてよかった。
でもぼくは、この人をだましているんだ。自分の幸福のために、ご主人さまをだましているんだ…!!
407TT:2011/10/21(金) 01:04:38.58 ID:sEMF5RRJ
「トルキン…トルキンっ! ありがとう…。」
びゅるるるるるっ! ごぴゅるっ!! びゅしゃあぁああーーーーーー!! 

ウィルさまの声だ。正気にもどられて、いつもの優しく力強い声が、ぼくに語りかける。
同時に、肛内へ10発めの濁流が放たれ、すでにまんたんだった腸がふくれあがる。

目玉がぐりんとひっくりかえり、なにも見えなくなった。
ボールをつっこんだみたいにぽっこりとしたお腹をかかえ、ぼくは自分が何度目かわからない射精とともに、
失禁という大失態を犯しているのをかろうじて感じ取ることができた。
「ウィ、るさま、ぼく、は、うああああああーーー!!」
だめだ、肛門がゆるゆるになる。
せっかく頂いた熱い精子なのに。おしりからウィルさまの精液が吹きだしてしまう。
ごめんなさい、ごめんなさい、こんなやくにたたない奴隷はすててください。
ぼくは、うそつきの、どうしようもない屑です。
「何…いってるんだ、トルキンは、奴隷なんかじゃないだろ?」
ウィルさまがぼくのおちんちんをその手でつつみこむ。
いけない、そこはおしっこまみれだ。ぼくは捨てられた子犬のように震えあがる。

「トルキン、は…おれの、だいじな、家族だよ。」
その言葉とともに、ぼくに生えた小さなお肉の塊がしごきあげられる。
あっという間に電撃が脳髄をたたき壊し、喉のおくからはしたない鳴き声をたててしまう。

ぼくは、ぼくのことを家族だと言ってくれた愛しきひとの手中で天に召された。
そのひとによって、最後の沸騰したしぶきを身体の奥にきざみ込まれながら、ぼくは大きな身体にしがみついて
じぶんの小さな証をぐちゃぐちゃにした。
「あっひいいいいいいーーー! いくのとまらなっ! いいっ!! だいうき、だいっすきっ!! 
ウィルさま…あっ! ひゅあああっ……!!」
ぴゅっ、ぴるるっ…。

あとは、正気にもどったウィルさまが、やさしく腸壁をこすりながら脱腸しないように
熱気のおさまったおちんちんを取りだしていく感覚がわかるのみだった。
ベッドに沈むような身体の疲れを感じながら、ぼくは死ぬようにがっくりと落ちくずれた。
408TT:2011/10/21(金) 01:08:02.57 ID:sEMF5RRJ
「おい! どうだ、身体は!?」
目を覚ますと、次の日の朝だった。
カーテンの隙間から、あたたかい日光がベッドに降り注いでいる。気持ちいい風も吹いている。
「うつっ!? いたたっ…!」
細切れになったおしりのなかを中心に、鋭い痛みが全身に響いている。
となりでは、裸のウィルさまが上体をおこしてぼくをみおろしている。
「ごめんなあ…トルキン。おれ、おまえを殺しちゃうところだったよ…。」
ウィルさまが青い顔をして、ぼくのぱりぱりにかたまった髪をなでる。
指に白い塊がこびりついていた。

よたよたと起き上がり、その手をとったぼくは、白い汚れのついた指をくわえる。
うすい味だったので、ぼくの精子だとなんとなくわかる。
「ごめんなさい、すぐ朝のおしごとにはいります!」
「もっと寝てないとだめだ。そんなのあとで…。うっく!!?」
指さきよりも、もっとひどく汚れてしまっている上半身に唇をあて、昨晩の後始末にかかる。
ウィルさまの張り立ったりりしい胸部を舐め、切れ込んだ腹筋のすきまにひっかかっている精子の残りかすを吸い上げる。
「あっ、はああ…。や、やめっ、トルキン、おいっ!」

(ぼくは奴隷、ぼくは、奴隷なんだ…。いい気になるな、ばかのトルキン。
ぼくは、銅貨2枚の価値しかない、くずの中のくずなんだっ…!)
家族だよ、だいじな、家族だよ…。きのうの言葉が耳からはなれない。
ウィルさまの優しさを受ける資格は、ウソツキのぼくにはない。
「いいんだっ…もう、そんなことしなくてもいいんだぞ?」
「いいえっ!」

「ぼ、ぼくはっ…! すべてをウィルさまに捧げるとかみさまに誓いましたっ!! だからっ…させてくださいっ!!」

縦筋をなぞって、顔をおろしていく。布団をとると、ウィルさまのいさましい朝立ちがぼくを待つ。
朝のおつとめを開始するべく、昨夜のようにそれを口いっぱいに頬張った。

「…。ありがとうな…。」
ウィルさまが、金色の剛毛に埋もれたぼくの頭をなでる。それだけで、ぼくには十分すぎるくらいのご褒美だ。
そして、おちんちんがしなり、ウィルさまの濃厚な朝一番が口中にさく裂する。
ひとしずくも残さず飲み干す。それだけで、ちっちゃな脳みそが幸福で満たされる。

すみずみまで舌をくぐらせ、きれいになったおちんちんは、コルクを抜くみたいな音をたてて
小さな口からすっぽ抜けていった。
「よくやった。上手にできたな、トルキン。」
「はい、ありがとうございますっ!」
床にかしづくぼくの頭を、ご主人さまがやさしくなでる。
この瞬間が訪れるたび、ぼくは生きていてよかったと、本当に心からそう思えるのだ。
409TT:2011/10/21(金) 01:11:21.64 ID:sEMF5RRJ
いじょうですた
ところどころ変なのは見逃してください、ごめんなさい、ショタ物をどうやって書いてたか思い出せないの…

だれかの抜きネタになっていたら幸いですぜ
どうもありがとうございました
410名無しさん@ピンキー:2011/10/21(金) 01:25:48.32 ID:x4hAll9o
大作乙!
411名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 18:18:01.58 ID:yiAT8j0P
乙〜
おひさしぶりです!
412名無しさん@ピンキー:2011/10/28(金) 15:55:00.83 ID:D5yAMP+G
ちんちんおっきした
41320:2011/10/29(土) 21:46:49.46 ID:CX693+JO
レイとお兄さんのお話の続きを投下させていただきます。

***********************************

俺がこの地で少しずつ契約を貰え始めたのに比例するかのように、大音響のステージ上で揺れ踊る、レイの激しさもエスカレートしていった。
運動能力をいかした力強くキレのある動きを次々に繰り出し、しなやかな肉体が性感に悶える。
棒にモリマンを食い込ませ、はじけそうなぐらい腰を激しく押し付け、くねらせる艶かしさ。
それはむしろレイが男の子であるがゆえに、男の望むエロスを意識的に演じられているように思えた。

まだミコトのことを女だと思っている観客も、もう貧乳を馬鹿にしたりはしなかった。
『彼女』の破綻のない安定した舞いは瑞々しいフェロモンを放ち、流し目をしながら毛のないワキを見せて手を振ると、客席からは盛んに拍手と声援が飛んだ。
自信はレイを一層魅力的にし、評判がますます自意識を高めていく良性のスパイラル。
特に目を見張ったのは、ひとりポールを下り、床運動で180度開脚を披露したときだ。

(レイおまえ、あくまでオリンピック選手の夢を…?)

初めて会った夜、俺に語った言葉を思い出す。そのとき、客席から「おおお〜」っと感嘆の声が上がった…
スジの浮かんだ両腿の付け根からモリマンを床にグリグリ押しつけ、身体を揺らしたのだ。顔に恍惚の表情を浮かべながら。
手に持ったドリンクのグラスを落としそうになりながら、今にも精液…いや愛液で床が濡れそうな赤いハイビキニの股間を見つめる。
すると俺の視線に気付いたレイは一層カツラの緑髪を揺らし、腰の揺れを早めてく。

「お兄さんに見られてると、もっとエッチなオレを見て欲しいって、つい頑張っちゃってさ」

アパートの畳の上で、開脚状態で揺らしすぎて筋肉痛になった股をマッサージしてあげてるとき語った言葉である。
確かにステージ上で色とりどりのスポットライトを浴び、汗を散らすレイは素敵だった。
いや…むしろステージ上で『ポールダンス』という体操競技を演じていたのかも知れない。
どんなスポーツであれ優劣なく、一生懸命に力を出し切るアスリートは美しいものである。

だけど俺の中で一番美しかったレイは、秋の夜の海辺で、満月の光に照らされた水着姿だった。

太平洋の暖流に洗われるこのあたりの浜辺は、9月でも海水浴が楽しめるようになっている。
実は9月の海も、水温的には真夏とさほど変わりない。
にもかかわらずお盆を過ぎると多くの海水浴場が閉鎖されるのは、秋になると波が高くなることや、クラゲが増殖したり、風が冷たくなり水から上がったときに寒かったりすること…等が大きな理由だ。
幸いにもこの浜は湾の地形のせいか、秋になってもクラゲは少ない。
また例年より残暑が長かったから、気温的にも問題なかった。海の家には温水シャワーの設備もある。
シャワーが使えなけりゃ、風の当たらない松林に隠れて、人肌で温まればいい…。
41421:2011/10/29(土) 21:49:06.90 ID:CX693+JO
満月の一筋の光の線が、群青色の海面に揺れていた。その中を、夜闇にまぎれ二人並んで泳いだ。
水は昼間より冷たかったが、寒中水泳をやってるわけでもない。泳いで発熱する筋肉を冷やし、汗を拭い流してくれるのにはちょうどよかった。
それに昼間から中学生が見知らぬお兄さんと泳いでいては怪しまれる。
確かに波は高めだが、トライアスロン1位の記録も持つレイと一緒なら怖くない。溺れても助けてくれるだろう。
彼は全身で海水の流れを操り、人魚のように身を駆った。

「お兄さん、あのテトラポットまで競争だぞ」
「レイ、泳ぐの早いな!」

時折ぽこんっと海面に浮き出る、ムッチリした尻の滑らかなアーチが月光に光る。
俺はその股の付け根を舐めた海水を顔一面に浴び、子孫を宿した果実の稚魚に口を大きく開けて迫るウミヘビのように、平泳ぎの手を伸ばす。
でも、どれほどもがけども、レイのふくらはぎが水を押し出す推進力の余波を受けて突き放され、いつしかその背中は手の届かない遠くの波間まで過ぎ去ってしまうのだった。
あたかも、過去の日に抱いた憧れが、だんだん遠ざかって行くかのように。
どんなにもがけども、水に浮かんだ月は掬おうとするたびにすり抜ける。
そして闇に浮かぶミコトのシュッと長めの揉み上げと、白い糸切り歯は時折振り向き、クスッと意地悪っぽく笑うのだった。

「レイっ、食らえー」
「ひゃっ、口に入ったじゃねーか!」

両手を合わせた水鉄砲をぶっかけると、レイも負けじと水を顔に浴びせてきた。

さんざんはしゃいだあと、レイが波から上がったとき、尻肉に食い込んだブーメラン水着は少しズリ下がって割れ目が見えている。
水の切れた水着に浮き出るペニスの、ほんのり膨らんだ丘から滴る雫。
男の子の大事な一部分が、月光を反射して淡く光っていた。
何億年もの昔、生命は海から誕生したという。
すね毛もない二本の滑らかな足で砂を踏みしめ、月を見上げて波打ち際に立っているレイは、新しいいのちが誕生したかのような息吹を放っていた。

「レイの身体、柔らかい」
「お兄さんの手は、きもちいい…」

筋肉のつきかけた肩や胸板、足を舐めるように、塩水や少量の砂がまとわりついている。
塩水マッサージとはよく言ったもので、レイの素肌はいつもに増してすべすべしていた。
初めて出会った頃より少し伸びた濡れ髪を撫で、俺より低く小さな体にきゅっと腕を回す。
腰を引き寄せると、レイも足の指を砂に食い込ませて爪先立ちし、背筋をしゃんと立てて俺の口に唇を届かせてきた。

ンッ…ちゅぷっ…ちゅぱぁ……ハッ…ンウッ…

中学1年生の少年とのキス。至福の瞬間。
おちんちんの膨らみが、ツンツン毛の生えた俺の腿に甘く擦れ、俺のペニスも少年の引き締まったお腹あたりをこすって大きくなる。

「アッ…お兄さん…」

ピクリ、と腹筋に浮かんだへそが揺れ動く。
今夜のレイは太陽ではなくて、月より大地に舞い降りし子。その瞳は明るく優しい光で心を照らしてくれる。
たっぷりと唾液を交換し、唇を名残惜しげにゆっくり離すと、すべすべの胸に少し鳥肌が浮かんでいた。

「俺に体温を吸い取られて、レイはちょっと寒いのか」

張った肌をほぐすように、キュンッと立った桜色のおっぱいにかぶりつく。

「アアアアッ……」

少年の声はかすれがかり、俺の舌に蕾はほぐれていくが、ビクビクッと肩は震え、ペニスが生き物のようにひくついている。

「ハァ…ハァ…ハッ…ァァ…」

海水が切れたブーメランパンツの頂上に、またジュンッと水が浮かんできた。
41522:2011/10/29(土) 21:51:07.98 ID:CX693+JO
浜辺の堤防脇に広がる松林の茂みに、半乾きの裸体が仰向けに横たわった。
月明かりのほとんど遮られた暗がりに、うっすらミコトのシルエットが浮かんでいる。
股を開けさせると、尻のあいだに手探りで顔を埋め、アナルに舌を這わす。

「やめっ、そ…そこは汚い」
「レイの身体に汚い場所なんかあるものか」

大海原の塩水に洗われた恥部はいつも以上にしょっぱいが、砂を巻き込んだシャリシャリを除けば、臭いを拭われたせいか、いつもより抵抗感は少なかった。
タマタマに頬擦りし、裏スジのふわふわした感触を頬で楽しむ。

「あひっ、お兄さんの髭、チクチクする」
「ああーすまん、今朝剃る時間がなかったんだ」
「後でかぶれてきそうだよぉ〜もぅ〜〜」

泳ぎで十分ほぐれた肉体はお互い感度十分で、スポーツ少年の臀部に男根を突っ込むと、すぐにレイも幼いパイパンおちんちんを勃たせてきた。

「ああ、あったかくて、よく締めてくれる穴だ…」

全身の神経が発達し、飲み込みの早いレイは、腸内でうごめく俺のイチモツの気持ちいい箇所を察知し、悦ばせる形で刺激してくれる。
この機転の早さを少しでも勉強に活かすことができたなら、学力テストの校内順位ももう少し良かろうに。

「草むらに、虫がいるみたいだ。リンリンリン…って、鳴ってる」

堤防に跳ね返って360度に聞こえる波音と、虫が求愛する羽音の中に、レイの嬌声や、パンッパンッと肉の叩く音や、ぐちゃっ…ぬちゃっ…という卑猥な音は立ち消えてしまいそうだった。
すぐ横の、松の幹には一本、赤いひもが巻かれている。
その意味を俺は知らないのだが、レイとの赤い糸も、こんなに太かったらいいのにと思う。

「んふっ……気持ちいい…」

俺のカリ首が少年の内壁をゴリゴリと擦り付け、そのたびレイの先端からポタポタと、ドロリとした粘液が硬い先端からほどばしり、腹に垂れ散る。
暗がりで、どんな表情をしているのかは分からなかった。ただ、月の光を映し出すふたつの瞳だけがキラキラと光り、胸と腸を伝って、強く脈打つ鼓動だけが伝わっていた。

「お兄さんッ、オレ…おかしくなりそうでッ…」
「ああ…今はふたりで大自然に還ろうか…」

レイのアナルはいっそうギューッと締めてきて、潤滑油のように腸液と俺の先走り液が絡み合った。
俺の舌がレイの首筋や鎖骨を這う。秀でた運動神経の宿る肉体を。
それは、この子との子孫を残すことなどできないと分かりきってるのに、その壁さえも超越せん胸に湧き起こる本能的な野生だった。
理性なんてものではなく、俺の身体の全細胞が「レイを愛してる」と叫んでいたのだ。

「んああぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ…はふんっ…レイッ」
「お兄さんっ、オレッ…落ちるッ…こわいっ…うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「俺がついてるからっ」

俺はレイの手のひらを握った。

「あっ…もっと…もっと激しく突いて!アアーーお兄さんッ…おにいさぁぁぁぁぁんッーー!!」
「イクッ…出すぞッ…レイーーーーーーーーーーーッ!!」

熱い俺の先端がレイの尻の中で溶けて締めつける腸壁と一体となり、絶頂が背筋を駆け上ったとき。
腰がエビ反りになってスペルマが胎内へと注ぎ出た。

どぴゅっ…どぴゅんっ!!びゅるっビュルルルルルッ…
ドクドクッ…どぴゅルルルッ…ぴゅうぅ〜〜ーーー!!

レイもまた精液を発射し、さっき俺の舐めていた鎖骨のあたりまで絡みついているのが、月光をぼうっと反射していた。
41623:2011/10/29(土) 21:55:51.00 ID:CX693+JO
「はぁっ…はぁっ……お兄さん…へへっ、オレまだ、生きてるみたいだ」
「ああ…こんなに強くレイの心臓、動いてる」

その行為を見ていたのは月と、知的生命体に進化し損ねた魚や貝や軟体動物たちだけだった。
テカテカと光る液体が糸をひく中抱擁し、キスし、また互いの身体をしゃぶり合う。

なぁに、海の中へ一潜りすれば、また綺麗になる…。

今度はパンツを脱いだまま、すっぽんぽんで泳ぐ。レイの皮を剥いたおちんちんの粘膜も、塩水が洗う。
でも、せっかく精を洗い流しても、砂の上をじゃれるように抱き合って、転げまわって砂まみれになって。
股間が砂浜に擦れると、若いレイはおちんちんがまた膨張して、俺の腕をがっちり掴み、「も一回、松林へ行こうよ」とせがむのだった。
俺たちはだんだん薄くなる粘液をペニスから搾り出し、身体に塗りつけた。



そんな繰り返しでついに疲れると、真っ裸で大の字に寝そべって手をつなぎ、満点の星空を見た。
少年の澄んだ瞳に映るのは、その麗夜という名に相応しい夜空だった。
上下する胸板を、優しく冷たい海風が撫でる。

「あれがカシオペア座さ。北極星が見えるだろ? その隣がアンドロメダ座、ケフェウス座…」

人差し指をぴんと立てたレイの手を握って、空へ向けながら星座を指ししめす。

「あっ、流れ星!」
「いや、違うよ。あれは飛行機。赤くチカチカ点滅してるのが見えた」
「ちぇっ。でも、いつか乗ってみたいなぁ……俺にも乗れるかな? 飛行機」
「外国へ行くときはね」

その一言に、俺の顔を見るレイ。

「なあ、お兄さんって東京から来たんだろ? 」
「ん?」
「東京って、どんなとこ?」
「人が多くて、騒がしいところかな」
「高いビルがたくさん建ってて、タレントとか歩いてたりするんでしょ?」

確かに仕事柄、タレントさんと顔を合わす機会はあるが、そういえばテレビにあれほど沢山出てる芸能人と道でバッタリ出くわした体験は、殆どないに等しい。
俺の歩き方が悪いだけだろうか?

「…いつか東京に帰っちゃうの?」
「それは仕事次第かな?」

本音のところ言うと、次に東京に戻るときは職探しのときかも知れないけどな。

「人が多ければ、オレに似てる子だって沢山いるんだろ」

ちょっと考え込む。
いや、いるはずはないと思った。
自分の両足でしっかりと立ち、大きな夢に向かって背伸びする、少女ダンサーという裏の顔を持った少年なんて。

「レイ、おまえという存在はこの広い宇宙で、たった一人だけのかけがえのない存在なんだ。だから…」
「お兄さん、オレのキンタマに書いたこと、まだ守ってくれる気ある?」
「ああ…いつか、連れてってやるからな。東京」

俺は浜辺に落ちていた黒いゴムひもの輪を貝殻に通し、レイの手首にかけた。

************************

今夜はここまでで切ります。
たぶん、次回の投稿で最後となります。
417名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 23:32:35.62 ID:RuZ0Mc7U

次も待ってる
418シビルドン:2011/11/04(金) 22:09:16.90 ID:Q5pLkFFQ
アタシ、シビルドン!イナズマイレブンのマークのエロ小説書いてほしいな!!
419シビルドン:2011/11/04(金) 22:12:23.49 ID:Q5pLkFFQ
あ、あと40年代位のおっさんにやられてるやつで!
420シビルドン:2011/11/04(金) 22:21:35.41 ID:Q5pLkFFQ
確か、ショタ兄のエロパロに、ごうえんじがあったよ。イナイレの。
421シビルドン:2011/11/05(土) 16:23:28.77 ID:3V3jZFZz
わたし、書いていい?
422名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 17:00:08.54 ID:uTj75G/d
どうぞどうぞ
万年飢えてますよ
423名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 19:08:27.17 ID:K89m3rvP
邪神の臭いがプンプンするぜ
42424:2011/11/05(土) 19:55:13.10 ID:DE+Nffsh
こんばんわ。お兄さんとレイのお話、ラスト行きます。

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レイのいる生活は毎日が夢のようだった。
しかし、ささやかな幸せの日々も長くは続かなかった。
ほどなくして、俺はレイと交わした約束を破ることになった。

ある肌寒くなった朝のこと。
お泊りさせてもらったレイのアパートを出、営業所へ直行しようと階段を下りたときだった。
すぐ近くの路上に見慣れない、黒塗り・スモークガラスのベンツが止まっているのに気付く。
足早に立ち去ろうとするのとほぼ同時にドアが開き、黒い背広姿で、パッと見あまり筋の良くない二人が出てきた。
頭をスキンヘッドにした男と、色眼鏡をかけた初老の白髪交じりの男。いかにも田舎のチンピラを絵に描いたような風情である。
俺と入れ違いに階段を上がろうとするが、このアパートにはレイしか住んでいないはずだった。

「あの…月森さんに何か用ですか?」

借金取りだとあまり関わりたくないけど、レイが可哀想だ。
勇気を出して呼び止めると、俺のほうを向いた初老の顔には見覚えがあった。
たしかミコトのダンスホールで受付をやってる、オーナーらしき男だ。

「あー」

向こうも常連客に気付いたらしく、上がりかけた階段を下りて近づいてきた。
ステッキで地面を鳴らし、初老の甲高い声が口を開く。

「お客さんですねー? ここで何してたんですかー?」
「レイに勉強を教えに来てたんですが。あなたのほうこそ、どんなご用で?」

その勉強にはオトナの保健実習も…含まれていなかったといえば嘘になるが。

「ミコトが近頃みょ〜に色づいてきたって、お客様からクレームがありましてなー。様子を見に来たんですよ。
 うちはーその、他所と違ってケンコー的な初々しさをー、売りにしたホールでしょ?」

何が健康的な初々しさだ。あの真ん中で踊ってる豊胸女や人妻なんて、思いっきりイロモノじゃないか。
にしても、ミコトの微妙な変化でクレームを入れるとはさすが、ロリコンどもの選別眼には感服する。

「まさかーあなたがミコトにあれこれ教え込んだんですかー? 困りますねー、うちのコに手をだされては…」

強面のスキンヘッドも近寄ってきた。

「我々が手塩にかけて育てたミコトを傷物にしてくれたな? この落とし前、どうつけてくれんだ」

人気がなくなれば切り捨てるつもりだったのだろう?
…そう叫びたくなるのを飲み込み、黙っていると、大男の腕が俺の胸倉に手を伸ばしてきた。

「待って、お兄さんは悪くないんだ!」

騒ぎを聞きつけたレイが階段を駆け下りてきた。
早朝、俺が寝ている時間から起き出て海沿いをランニングしてきた格好そのままの、ブルーの体操ジャージ姿だ。
前をはだけた白い体操シャツは秋なのに真夏のようにピットリ肉体に汗で貼りつき、うなじから若さが匂ってきそうだ。
42525:2011/11/05(土) 19:56:58.01 ID:DE+Nffsh
「社長、おれからこの人を誘ったんです!助けてもらった夜、泊まっていって…って」
「ほーぉ、男を自分から連れ込むとは。きみはナニ考えてたのですか」
「勉強を教えてもらってただけさ!」

俺とチンピラの間に割って入るレイ。隙間に滑り込むような身のこなしはサッカーのディフェンダーだ。
少年の肩幅は小さくも、存在はずっと大きく、頼もしく見えた。
芝生のピッチ上で、レイの肩甲骨の浮かんだ背中を見る味方選手の視点も、こんな感じなのだろうか?

「おい、レイは下がって…」
「お兄さんこそ下がっててよ」

今度はゴールキーパーみたいに両手を広げた。
大男の手は俺ではなく、手前のレイの体操シャツを引っ張った。
鎖骨とへそがチラリとはだける。

「ほほほっ、そーぉですねぇ。言うことを聞かない子は、お仕置きしてあげなきゃいけませんねぇ」

老人の手が、ジャージズボンの上から、レイのおちんちんをグニュッと握りしめた。

「あー…いててててて」
「ミコト、そこをどきなさい。ほんとうの女の子になってもいいのですか」
「やめろっ、レイのを握りつぶす気か」

ぐにゅっ…ぐにゅぐにゅっ…

「どくもんか…アッ…あああ〜〜〜っ…」

苦痛にレイの顔が歪む。

「ほら、言いなさい。このリーマンに幾らで身体を売ったのですか? この恩知らずが」
「ち…違うッ…社長には世話になったって、思ってる……でもお兄さんは大事な人だから… ハァッ…ハァッ…」

腰の一部分はテントを張ってジャージを持ち上げ、老人の責めを一点に受け止めていた。
裏返りそうな悲鳴とともに、ビクンビクンッと肩が震える。

「…ほーう?? おちんちんがおーきくなってきましたねー!? はしたないですねー」
「うアアアーーーッ」
「しっかり色気づきましたね? 女物の衣装を見せただけで大騒ぎしてた頃とは大違いだ」

もう片方の手が揉むように、フトモモの上をさわさわと這った。
シュッと伸びた揉み上げから青春のエキスが滴り、吐息が熱を帯びて生臭くなる。

「さぁ…、白状なさい。気持ちよく果てるか…握り潰すか!」

俺は二人の注意がレイに向かってるのを見計らい、胸ポケットから携帯電話を取り出した。
えーと、警察は…

「何やってんだ!」

感づいたスキンヘッドの男の手が飛んできて、俺の手から携帯が零れ落ちる。
地面に転がった電話から、蓋と電池が飛び散った。

「しまった…」

だがほぼ同時にレイの膝が、視線を電話へ向けた老人の手を蹴り上げた。

42626:2011/11/05(土) 19:57:41.97 ID:DE+Nffsh
「ぎゃっ! ミコトッ、痛いじゃないですかッ」

押さえ込もうとする大男を、一瞬自分が進みたいのとは逆方向に走り出すフェイントをかけて身をかわす。
続けざまに大男の軸足に鮮やかに足払いをかましたのは、審判の見てない隙を突いて敵を倒すラフプレーのよう。

「このガキっ!」
「お兄さんっ、今のうちに逃げて!!」

よろめいた大男にレイが駆けてドン!っと体当たりすると、男は地面に転がって塀にスキンヘッドをぶつけた。
その動きは血路をこじ開けるタックみたいだ。
転がったチンピラ二人から離れ、レイの肩を抱く。

「レイ、やるじゃないか。大丈夫か」
「へへっ…こんどはグラウンドまで見にきて欲しいな」

糸きり歯を見せて笑う顔は無理してるように見える。
老人の集中攻撃を一点に受け続けた股間は、イカ臭い香りを放っていた。

「さあ、レイの携帯貸せ」
「あいにく今、カード切らしてんだよ」
「110番なら無料でつながるはずだぞ」
「えっ…ちょっ…マジで!?」

途端、レイの顔色が変わる。

「ん?どうした」
「警察は、ちょっと…」

レイとのやりとりに夢中になってて、俺は気付かなかった。
頭から血を流し、目に殺気を浮かべながらゆっくり、起き上がったスキンヘッドが、鈍い輝きを手に持ったのを。

「確かにダンスホールで働いてたことは聞かれるかもしれないな。でもレイはまだ未成年だから罪にはならないさ」
「このさいオレが捕まるのはいいんだけどさ、お兄さんは巻き込みたくないし」
「俺は大丈夫さ。レイがいろんなこと、チクんない限りね」

笑って言うと、レイがためらいがちに、シールの大量に貼られた電話を取り出し、俺に手渡した。
その時、既にスキンヘッドが迫ってきていた。


「ふざけやがって!」

短刀を持って、俺めがけて突進してきたのだ。
しかしキレた目は、足下に老人がうずくまってるのを見落としていた。

「痛ッ!」

老人につまづいた男の手に握られた刃が、俺めがけて真っ直ぐ飛んでくる!

「お兄さん!危ないッ…」

レイが俺を押し倒すみたいに飛び掛ってくる。
俺に刃が届くより、レイの身体が割り込む瞬発力のほうが早かった。
とっさに抱きとめた直後、レイの身体ごしに鈍い衝撃が伝わった。
同時に冷たい金属が若い肉を押し広げ、突き貫く鈍い音が響いた。
42727:2011/11/05(土) 19:58:56.61 ID:DE+Nffsh
「お兄さん、怪我、ない?」

俺の胸の中で、弱々しく呟く。
見ればちょうど肋骨のやや下の背中に、刃の立った傷口からみるみる温かい血が噴き出し、体操シャツを赤く染めている。
その直後だった…

ドクドクッ…ドプゥ…ぴゅっ…ぐちゅうっ…

先っちょがテントを作った股間から、色のない液体がジュンッと染み出す。

「…ああ…お兄さんに抱きとめられたら胸が熱くなって…」

そのままレイの体重が俺にのしかかり、俺の服を握った、乳首と同じ桜色の爪をした手指の先から力が抜けていく。

「しゃべんなレイ!いま、救急車を呼んでやるから」

震える手で、レイの携帯電話で119番をダイヤルする。

「あのときみたいにさ、おれの傷、舐めて治してよ…」

地面は赤いスパンコールを飛び散らしたみたいに濡れていた。

「ああしまった!大事なレイが…きみもなんてことをしてくれたんだ!」

起き上がった老人のステッキがスキンヘッドに直撃する。
老人は、狼狽するスキンヘッドの腕を引いて立ち去ろうとしていた。

「おい、待てよ!!逃げんのかよ」
「警察から何か聞かれたら、一切何も知らんって答えるんだぞ!?」

しかし大慌てのチンピラどもが現場から逃げようとするより早く、騒ぎを聞きつけた近隣住人が続々と集まってきていた。
街に響く救急車とパトカーのサイレン。

「レイ、死ぬんじゃないぞ!がんばれ」

覗き込んだ瞳は安堵を浮かべてピクッと笑い、一戦終わって眠り込む選手みたいに、ゆっくり瞼を閉じた。


42828:2011/11/05(土) 20:00:35.84 ID:DE+Nffsh
-------------------------------

レイは病院へ搬送され、俺は警察の聴取を受けた。
スキンヘッドのチンピラは傷害事件の犯人として、またダンスホールのオーナーは児童福祉法違反の容疑で逮捕された。
けど俺が、なぜ朝、アパート前に居たかについては、詳しく突っ込まれることはなかった。
目撃者の証言やアパートの捜索からも、家庭教師のボランティアをしていた会社員がチンピラに因縁をつけられ、
レイがそれを庇って傷を負った……という説を覆すような証拠は出なかったようだ。
そりゃそうだ、勉強を教えていた証拠は沢山あるけど、レイとセックスを楽しんだ証拠は心の中にしか残していなかったのだから。

ただ、俺はずっと後になって知った。
救急車の中、何か思い残したかのようにレイの意識が戻り、付き添いの女性警官に『お兄さんは何も悪いことしてないんだ…』って、必死で証言し続けてくれたことなんて。

レイの傷は深かったものの、命に別状はなかった。何日かして見舞いに行ったが、眠ってたから話はできなかった。
医療機器ブランド「YAG○MI」の、Yを向かい合わせたような目玉マークが見つめる病室。
ベッド脇にメッセージカードを添えた花と、与えてあった数学の学習課題をこなせたらあげようと思っていた、チ○ッパーマンのキーホルダーを置いてきた。

『食いもんのほうがよかったのに、お兄さん、気がきかねぇな』

寝顔でいわれてるような気がするほど血色は良く、森の中の少女みたいに寝息は安らかだった。
小麦色の肌にところどころ巻きついた、白い包帯のコントラストが鮮やかだ。
秋祭りで見たレイは白い褌をきゅっと尻に食い込ませ、クラスメートを仕切り先頭に立って、みこしを担ぐ生命力に満ち溢れていた。
今日はあの時とは違った、儚い美があった。
6人部屋じゃなかったらベッドに潜り込んで、ガウンの中に息づく性器を蒸しタオルで拭いて清潔にしてあげたかった。

俺に本社勤務に戻るよう辞令が下りたのは、その日の夕方だった。
入社当時から親しく付き合ってた同期が昇進し、閑職に追いやられていた俺に目をつけ、引き上げてくれたのだ。
海外の大口クライアントとのプロジェクトの一員に抜擢された俺。
引越しと引継ぎの慌しさの中、最後にレイに別れの挨拶をする間もなく街を去ることとなった。

42929:2011/11/05(土) 20:01:16.77 ID:DE+Nffsh

あの街最後の日、世話になったスナックのママに別れの挨拶に行ったとき、事件とダンスホールのことが話題に上った。
レイの人気上昇により、自分の地位に危機感を抱いたダンサーの一人…バツイチ人妻…が、
知り合いの複数の客を通してオーナーにレイの悪口を吹き込み、外すよう訴えさせたのだという。
オーナーがレイのアパートを訪れるきっかけになった原因はロリコンの選別眼ではなく、女の嫉妬だったのだ。

ただ、ダンスホールは入り口に休業の張り紙が貼られたままで、傷害事件に関する報道も急に熱が冷めたように取り上げられなくなり、途絶えていた。
捜査がどう動いたのか? あるいはどんな力が働いたのかは分からない。

「こんな田舎町じゃ、暗いシガラミなんていくらでもあるからねぇ」

ママは言葉少なげに語った。
ママの耳にした風の噂によれば、ダンスホールのオーナーは取調べの中で語ったという。
「少年を雇ったのは、彼の夢を手助けするため、ワシらなりにできる慈善の気持ちもあったのだ」と。
本当なのか、情状酌量で罪を少しでも軽くするための方便なのかは、今となっては分からない。
以上が、俺がダンスホールのオーナーたちについて知っている全てだ。

その10数分後、街に別れを告げた俺は駅のホームに佇んでいた。
レイは児童福祉施設へ入ることになったという噂も耳にしていた。
寂しさは募った。でも冷静になると、これで結果オーライだったのだ、と思うことにした。
仮に俺があのままレイをずっと養うことは現実的に無理だったし、いつまでもダンスホールで働かせることもできなかっただろう。
俺はレイの人生にとっての役割を終え、レイの俺にとっての役割も終わった。
あとはレイが回復し、幸せになることを陰ながら願えばいいと思った。
それに、きっともう一度会ったら、別れがつらくて東京へ戻れなくなる気がしていたから。
動き始めた2両編成のキハ48に抱かれながら、視界に広がる松林の海岸線が、遠くに霞んでも涙がこぼれていた。

東京へ引越し、急に多忙になった俺は慌しい都会生活と、仕事の感覚を思い出すのが大変だった。
意識を目の前にある仕事へ没頭できたのは幸いだった。実際、このプロジェクトは俺の人生にとって、またとないチャンスだった。
ああ時間の走る早さよ!大切なものさえ見せないよう覆い隠し、置いてきぼりにしていくかのごとく。
日常に追われる中、レイとの記憶はあの潮風の想い出となり、後ろめたさも流され…心の奥底へと埋もれていった。

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43030:2011/11/05(土) 20:02:23.40 ID:DE+Nffsh

2年後。


俺の携わったプロジェクトは軌道に乗り、多忙な日々を送っていた。
実家からの結婚の催促メールは表現がストレートになってしばしば届いたけど、忙しすぎて俺には余裕なんてなかった。
ある日のことだ。俺は海外出張のため、女性の後輩社員、村島を連れて羽田空港国際線旅客ターミナルにいた。

「いやー、酷い渋滞だったな。まさか事故やってるとは…」
「大丈夫、出発時間までには余裕があります」

タクシーを降りて出発ロビーへ向かおうとすると、大勢の人だかりとテレビカメラが群がっている光景に出くわした。

「誰ですかね?」と村島。

ギャルやおばちゃんが圧倒的に多く、キャーキャー黄色い歓声を上げているということは、真ん中にいるのは男だろう。
また隣国の俳優だろうかと、醒めた気分で通り過ぎようとすると、「これ見てくださいよ」と、村島の出したワンセグ携帯にちょうど中継が映っていた。

『彗星のごとく現れた中3アスリート、世界大会へ出発』

テロップとともに映りこんだ顔に、目を見張る。

「あの…先輩? 」

横に座った後輩社員の声も耳に入らずに、俺は画面を食い入るように見つめていた。

「こいつ、知ってるか?」
「こないだの全国体操競技大会でメダルを獲得した……かわいいですよねー。先輩はご存じないのですか?」

村島の中高生のアイドルグループを追いかけてるミーハーぶりは近頃、この子に向かっているのか。

「いや……ようく知ってるとも!」

近頃、スポーツ欄なんてろくに見てなかった。
俺の耳に潮騒が蘇り、心の底から力がみなぎってくるのを感じ、立ち上がった。

「ああ〜〜〜先輩っ、カバン置きっぱなしですが〜!?」

人ごみを掻き分けて、テレビクルーがインタビューするアスリートを目指す。

(まさか、街でばったり出会う最初の有名人が、アイツになろうとは…)

小学生が聞けば大人の声、大人が聞くと子供っぽい若さの残るような、素敵な声がマイクに向かってたどたどしくしゃべっていた。
ぱっさりした髪は後ろ髪が首筋にかかるくらいに伸び、少し頬が引き締まった感じがした。
でもニキビ痕の一つもない綺麗な肌、ぱっちり切れ長の二重瞼にすっと細い鼻立ちのマスクは垢抜け、15歳にしては幼く見える。
インタビューは延々続いていたが待ちきれなくて、意を決して叫んだ。

「レイ!…久しぶりだな!」

43131:2011/11/05(土) 20:05:07.19 ID:DE+Nffsh
一同、俺の顔を見る。レイも気付いて、褐色顔を俺のほうへ向けた。
「あっ」と驚いた後、あの頃と変わらぬ糸切り歯を見せた。

「自分で来ちまったよ、東京」

思いきり手を伸ばすと、レイも以前より少し逞しくなった腕を伸ばした。
その手首には貝殻を通した黒いゴムが巻かれていた。あの夜手をつないで寝た感触がそのままに伝わってくる。
肩に下げたスポーツバッグからは、「チョ○パーマン」のキーホルダーが揺れる。

「東京を素通りして、世界へ行くんじゃないのか?」

カメラに囲まれ、衆目の集まる中、遠慮なしに抱き合った。
すらっと伸びた背丈はまだ俺より低かったが、足は長くなって胸板は厚みが増した気がする。
相変わらず肌が綺麗でまだ体毛は薄く、抱き心地がいい。
刺された背中の傷跡あたりをさする。もうすっかり完治している…んだよな?
今、レイがミコトに変身したら、どんなふうに見えるのだろう?

「おれ、頑張ったんだぜ? 有名になりゃ、もう一回お兄さんと会えるかもって、ずっと信じてたから」
「レイ……」

色んな言葉が浮かんだが、その全てを凝縮して、一言にまとめた。

「本当にごめん!でも、おめでとう!」

するとレイもこう返した。

「お兄さんも、おめでとー。そして、ありがとな!」

周囲からは何が起こったのか分からぬ戸惑いの沈黙が漂っていた。
でも何か重要な再会が起こったことを察されたか、やがてぱらぱらと拍手が沸き起こった。

髪からぬくもりに乗って揮発するレイの匂いを楽しみながら、耳もとにヒソヒソと話しかける。
俺も今は勤務時間中。ビジネスマンモードだ。

「大手企業のイメージキャラの仕事とか、どうだ?」

今度はクスッと笑って耳打ちした。

「まずはお兄さんとの独占契約が済んでからね」

どきっ。思わず尻に手が伸びてしまう悪い癖が復活したようだが、周囲の目もある。
野生の肉食獣みたいな、美しい筋肉質は手触りでも分かったが、腰の下、尻の割れ目に当たるぐらいにとどめておいた…
つもりだったが一瞬、意図せず指先がズボンの内側へ滑り込んでしまったとき、下着の生地に触れた。
ざらついた触り心地は覚えていた…あのスパンコールを散りばめた、ミコトのビキニの手触りを。

「おい…これは…」
「気合入れなきゃならねぇ本番のときは、いつもコレはいてるんだ」

43232:2011/11/05(土) 20:05:33.23 ID:DE+Nffsh
いたずらっぽく笑うミコトの笑窪。

(いいんだぜ?お兄さんが求めるなら…ほら、チンチンでもおっぱいでも、好きなだけ触っておくれよ)

そう言わんばかりに、俺に甘えきってた頃そのまんまに、身を委ねてくる。
鼓動が高まり、身体が熱くなってくる感じ。俺の胸の中の小さな太陽…いや、月。

そしてライトやフラッシュの洪水の中で、ぼやけた視線の向こう、レイの肩越しに、俺は確かに見た…
群集の輪から離れた柱の陰に、ねずみ色の背広を着た気難しそうな50すぎぐらいの男と、金髪の女が、遠巻きに見守るかのように立っているのを。
二人のいいパーツを合わせるとレイの顔になるような感じ。
俺の視線に気づくと男は何か言いたげに軽く頷き、女は素知らぬふうに顔をそらし、足早に去っていった。

「ん? お兄さん、誰かいたの?」
「いや、レイ。ほんとうに、おめでとう!」
「それ、さっき言っただろ?」
「もうすぐ…あと少しだからな」
「ん???」

背後から後輩社員の声が響く。

「先輩っ、月森選手とお知り合いだったんですかアッー!?」

だが俺は既に心の中で足取りも軽やかに、大空へと昇るタラップを駆け上がっていた。
それは俺とレイにとって、新たな未来へと再出発させる人生の離陸地点でもあった。
東京湾から磯の香りをのせた風が吹き抜ける。
出発ロビーには潮騒のような拍手が、いつまでも鳴っていた。





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多感な思春期の出会いはのちの人生に大きな影響を及ぼすといわれる。あと、ホモの嫌いな女子はいません。
こんな拙い文に最後までお付き合い下さいました、名無し様の皆様方に感謝いたします(´ー`)
応援レスもいただきまして、ありがとうございました。
また新しいネタが浮かびましたら投下するかも知りませんが、よろしければまたお付き合いくださいまし。ではでわ
433シビルドン:2011/11/05(土) 21:36:54.15 ID:3V3jZFZz
ねぇねぇ!イナズマイレブンのマークのエロ小説書いてよ!
434シビルドン:2011/11/05(土) 21:38:24.26 ID:3V3jZFZz
じゃあ書くね!
435名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 22:15:30.56 ID:K89m3rvP
>>432
乙でした
よかったよ
436シビルドン:2011/11/05(土) 23:10:22.05 ID:3V3jZFZz
アメリカ代表と日本代表の試合が終えた二日後…。
「まったく、ディランはどこへいった…。ハァ。」
マークはアメリカエリアで、ディランとはぐれた。ディランがあれもこれも行きたい行きたいと言ったからだ。
お兄さん的存在だからってマークはまだ13歳。ディランよりも1つ年下だ。すると、誰かがマークの腕を握った。
「だ、誰だ…!?」
40年代のキモ男だった。
「君が確か、マークきゅんだったよね?」
「あ、はい。そうですが…?」
すると、キモ男は、
「あぁやっぱりマークきゅんは可愛いよ。顔が幼くてさ。」
「あの…。腕…、離してくれませんか…?」
マークはあまりにもキモ男が鬱陶しい。
「おじさん達はね、ずっと暇なんだ。だから、おじさん達にマークきゅんの可愛い姿を見たいんだ。大丈夫、怖くないよ。」
「い、いやだ…!いやだぁっ!!」
マークは思い切って、腕を切り離そうとしてる。しかしキモ男は一切握ったままだ。
「ねぇ、おじさん達と一緒に遊ぼう。」
「いやだっ…!やめろ…!はなせぇぇぇぇ!!」
マークはキモ男につれていかれた。
マークが連れていかれたところはクジャクスタジアムだった。マークはキモ男達に股間を触られたりしては大恥をかいた。もうマークのパンツはぐしゃぐしゃになっていた。すると、マークの精液が出た。
「い、いやぁ……。」
「あれ…?マークきゅんは精液出るのがいやなの?」
マークはコクリとうなずいた。するとキモ男達は、
「じゃあ、もっと気持ちよくならなきゃね。」
「…何する気だ……!!」
キモ男達は、次々とペニスを出した。
「マークきゅん、おじさん達のち○こを舐めてよ。おまけにこすこすしてもいいからさ。」
「くっ…。」
マークは仕方なく、キモ男のペニスを触った。その時だった。マークがいきなりキモ男のペニスを加えた。
「んんっ、んふーっ!ふーっ!」
「マークきゅん大好き♪」
「うひょ〜!」
キモ男たちは興奮した。
(なんで俺がこんなものを口に入れなければ…!)
マークの美しい瞳が揺れた。
437名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 23:46:59.66 ID:srq1RTeh
>>432
GJ!
次回作も期待
438シビルドン:2011/11/06(日) 11:15:01.71 ID:uUaaR7OC
すると、キモ男はマークの頭を自分の方へ押し、無理矢理フェラチオをさせた。
ぐちゅ、ちゅぱ、ぐちゅ。
(何故だ…、オレの体が、気持ち良くなってる…!?)
「!?」
キモ男の精子がマークの口の中に出た。とても変な味だった。すると、キモ男の精子がまた出て、今度はマークの顔にかけた。
「あーあ、マークきゅんの可愛いお顔が台無しになっちやったね〜。おじさん達がふいてあげるから、大丈夫だよ。」
キモ男はマークの顔をふいた。すると、マークは自分が少し変態になってきたので、口を開いた。
「あの…、」
「どうしたの?」
マークはズボンを脱がし、パンツの右裾を引いた。
「どんな言うことも聞くから、オレの穴に何でもしてください!!」
「マークきゅん!おじさん達うれしいよ!マークきゅんはおじさんの事大好きになったんだね!」
(オレは…、変態に…、なったんだ…。)
キモ男はマークのパンツの裾に、手を入れた。
「マークきゅんが気持ちよくなるように、おじさんがマークきゅんのケツマンコに指を入れてあげるね。」
キモ男はマークの肛門に指を入れた。マークはキモ男の指がキュッとしまったような感じだった。
「あ……、ん…、そこぉ…、気持ち悪いぃ……。」
「気持ちはわかるけど、ちょっと我慢してね。」
くちゅ、くちゅ……。
「ひゃぁ………っ。なかがぁ………。」
439シビルドン:2011/11/06(日) 17:15:17.53 ID:uUaaR7OC
マークの中は溶けそうだった。キモ男はマークのパンツを脱がし、アナルを舐めた。
れろれろれろ、ぐぢゅっ、ぐぢゅっ
「ひゃぁっ!そこ…、やぁ…。」
男は言った。
「マークきゅん気持ち良かったんでしょ?じゃあマークきゅんも気持ち良くなってよ。」
マークは服の中をゴソゴソした。
(オレの手が…、勝手に…動…く。)
それを見た男は、
「マークきゅんって、かなりの変態なんだね〜。」
マークの口が突然開いた。
「オレを…、オモチャにしてください……!!」
男は答えた。
「もちろん♪オモチャになってほしかったんだよ。マークきゅんが。」
キモ男はマークに近づき、マークの服をめくり上げた。その時だった。キモ男達は、電あんまを出し、それをマークの体に触れた。
ブルルル、ブルルルル……。
「ああんっ!ぶるぶるしてるぅぅっ!」
電気あんまはマークの胸、腹、股間を振動させる。
「オレの…ち○ぽが…、ブルブル震えてる…。」
しかも、キモ男達はまだやめず、更に電気あんまを増やした。
「ひやぁぁぁぁぁっ!!」
マークは泣き出した。と、その時だった。ビュルルルッ!
マークの精子が大量に出た。
「はぁ…、オレの精子が……。」
マークに少し変化が起きた。なんとキモ男のペニスを嫌がらずに、触った。そして、またマークはフェラチオをした。キモ男はマークの頭を撫でた。
「おじしゃんのぉ、ち○ぽ…、おっきい…。」
ちゅぼ、ちゅぼ…。
440シビルドン:2011/11/06(日) 22:07:32.12 ID:uUaaR7OC
「お利口さんだねえ。マークきゅん。次は君のアナルとおじさんのち○こを使って、セックスしよ〜ね。」
「はい…。」
マークは四つん這いになり、キモ男はマークの腰をつかんだ。
「痛くしないから、気持ち良くなろうね。」
ジュプゥゥ…
「うっ!」
「あれ〜?ちょっと痛かったかな〜?でも今度は大丈夫だからね。」
「……。」
ジュゴッジュゴッ…
「はぁっ!あっ!」
「マークきゅんの中…、とても熱くて柔らかいよ!」
キモ男はマークを中を突く。
「あっ、ありがとうございますぅ!もし良ければ、オレの体をいじって下さいぃ!」
キモ男はマークに応じ、乳首を舐めたり、キスしたりした。
「お、オレ…、とけそうになるぅ…。」
キモ男は言った。
「マークきゅんがあまりにも気持ちよくなってるから、激しくしてあげるね。」
「はいっ!やってくださいィ!」
キモ男はマークを激しくした。
ジュゴジュゴジュゴォッ!!
「はひっ!ひやぁっ!」
ジュプン、ジュプゥゥゥン!
「あひぃぃぃ!!ち○ぽいっちゃうぅ!!」
「マークきゅんがアヘった顔も可愛いよ。」
「おじしゃん!もっとち○こくだしゃいっ!イっちゃうからぁぁ!」
キモ男達は、マークにペニスを口に加えさせたりした。マークの薄いピンクの唇がキモ男のペニスを包む。
「ち○こぉ!ち○こひりゅいい!いいぞぉぉ!!」
ジュブジュブジュブゥゥゥ!!
「あひっ!もうイクゥ!」
「おじさんもイッちゃいそうだよ!マークきゅんのケツマンコ最高だよっ!」
ジュプジュプジュプゥゥゥ!ジュゴッジュゴッジュゴォォ!!
「ひぁぁぁぁぁ!!!イクゥゥゥゥ!!!」
ぶしゃぁぁっ!びゅるるるるっ!!
「ありがとう。マークきゅんみたいな可愛い男の子とエッチが出来て。おじさん最高だったよ。じゃあね。」
マークはこのスタジアムから残された。マークが最後にポツリと言った。
「うへぇ…、おじさんの…、ち○こさいこぉ……。うへへぇ…。」
クジャクスタジアムには、精子をかけられた少年が一人倒れていた…。
「宿舎にいったら…、ディランと、エッチしよ…。」
              完
441シビルドン:2011/11/06(日) 22:17:42.32 ID:uUaaR7OC
どう?面白かった?
442シビルドン:2011/11/06(日) 22:23:48.97 ID:uUaaR7OC
ちなみにアタシが書いた小説のタイトルは、[欧米美少年☆マーク=クルーガー]だよ。
443シビルドン:2011/11/06(日) 23:01:58.61 ID:uUaaR7OC
欧米美少年☆マーク=クルーガー2

前回の話でマークはエッチされてしまい、完全に変態になってしまう…。そして、スタジアムでマークが見つかり、3日後…。
「マーク、最近部屋にこもることが多くなったね、ディラン。」
「Yes。ミーは、マークがオナニーをしているところをみてしまったんだ。」
それは2日前…。
「マークったら…、なにしてるんだろ…。ん?」
「んんっ…、はぁっ…、はぁっ…。」
「ま、マーク!?」
ディランはマークがオナニーしてるところを完全にみてしまった。
ディランがアメリカエリアをぶらぶらしてる時、噂話がディランの耳に聞こえた。
「ねぇねぇ!マークっていう子が40年代男性に性的な事を受けたって!?」
「そうなんだよ!マークがエッチされてさ…。」
「マークが…、エッチされた…。まさか!!オナニーしてる理由!?」
ディランは不安になっていた。
(マーク、またオナニーしてるかな…。)
ディランが宿舎から戻ると、とんでもない光景だった。
「おかえり、ディラン♪」
「マーク!?」
ディランが見たのは、ちょっとムチムチなスーツ。そう、ジェネシスウェアを着た、マークだった。ディランはマークが色っぽく見えた。
(まさか、マークがこんな格好になるなんて…。)
すると、マークはディランの腕をひっぱり、
「さぁ、上でマークお兄さんとエッチしよう♪」
と、言いながらマークはディランを二階に連れていった。
「oh!マークゥゥゥゥ!!」
444名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 08:24:58.96 ID:2/X4Iq3h
投下した職人さんじゃないけど、埋もれそうだから待ってた人ようにレス番リンクしとくね

>>424-432
お兄さんとレイのお話 最終話
445シビルドン:2011/11/07(月) 20:42:49.21 ID:wJS7GFhP
ディランは二階でエッチすることになった。
「マ、マーク?なんで…。」
デイランはマークにじっとみつめている。
「ディラン、服脱いでよ。裸にならないと、エッチ出来ないだろ?」
マークはディランを裸にした。
「マーク!?なんで!?」
すると、マークがディランのペニスを見て、
「ディランのち○こ、すごく大きいじゃないか!!」
「マーク!やめて!!NO!!」
ディランは自分のペニスがマークにフェラチオされた。
「んんっ、んっ、んー♪」
ぢゅる、ぢゅる、ぢゅる。
「マーク……。」
ちゅぱ、ちゅぱ。
「マーク…!出るよ…!ミーの精子が……!」
ドビュッ!
「へへっ、ディランの精子が出ていいじゃないか。」
マークはディランの精子を飲んだ。
「変な味だけど…、少し甘い…。」
マークが色っぽい顔をしてる。
「ねぇ、オレと…、キスしないか?」
「イ、Yes…。」
マークとディランはキスした。しかし、ただのキスではない。お互い同士の舌を口の中で舐めるのだ。
「んっ、んっ。」
れろれろれろれろ…。
「んん、んん。」
すると、マークが言い出した。
「フフ…、さて、本番にいこうじゃないか…。」
「!?」
マークはスーツを脱ぎ、全裸になった。
「今からオレのアナルに、ディランのち○こを入れる。怖くないから、大丈夫だ。」
「えぇ!あ、アナルセックスするの!?マーク!?」
「あぁ。気持ちよくなりたいからさ。」
446名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 23:36:44.36 ID:xOZ2bV7y
中学生のショタ×ショタです。
なにぶん文章が稚拙ですので、最初だけ読んで捨てていただいても結構です
447名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 23:37:14.36 ID:xOZ2bV7y
「教えてあげよっか?」
窓から入る光が赤みを帯びてきた教室で、鎌田がにっと笑う。丸い顔に八重歯がこぼれる。
「めっちゃ気持ちいいよ」
気持ちいい?
僕は、次の言葉を探す。二人しかいない教室は、会話が止まると、すぐに静まり返ってしまう。

「どうやるの?」
僕が尋ねると、鎌田は無言で制服のズボンの中に手を入れてきた。
「ちょっ。なにすんだよぉ」

「じゃあ、自分でやって」
「え?」
「ちんこを、握るじゃん?」
鎌田の話し方がぎこちない。顔も赤く見える。
「うん」
「で、すりすりって、上下に」
「ん…」
「気持ちよくね?」
うーん…。やわらかいけど、別に…
「そんなに…」
「まじで?あっ」

鎌田はおもむろにケータイをいじり始めた。
「これ見ながら、もいっかい」
画面にあったのは…その…
いわゆる、エッチな画像…だった。
「おかず」
「え?」
「知らない?なんていうか、オナニーするときの中心?みたいな」

これを中心に…。
左手で鎌田のケータイを持ちながら、もう一度、右手でちんこをおそるおそる触ってみる。
「んっ」
変な声が出てしまった。恥ずかしくなって、鎌田に笑いかける。鎌田も笑っていた。
「できるかも」
「がんばれ」

「おかず」の威力は、思ったよりも強かった。確かに、なんかふわふわとした感じがして、気持ちいい。

「なんか、吉田…かわいい」
「だまれー」
「かわいいんだけど」

可愛いと言われることはしばしばあった。小学校のとき女の子から言われたときは悪い気はしなかったが、男子校に入った今は男からしか言われないし、子供扱いされているみたいで嬉しくもない。

おかずを見るのを忘れていた。青い水着を着たアイドルの綺麗な肌を見ながら、ちんちんを握ったりこねたりしてみる。
しばらくすると、ちんちんが急に大きく、固くなってきた。
これってもしかして、ヤバいのかな…。
「ねー、鎌田」
「ん?」
声がやけに大きい。
見ると、鎌田も僕と同じことをしているみたいだった。でも鎌田は、体操着袋に股間を押しつけていて、なんだか息が荒くて…僕よりずっと、気持ちよさそうだった。

「鎌田は、おかずないの?」
「え…」
鎌田のまゆ毛が動く。目が寄る。顔も赤くて、なんだか別人みたいだ。
「おかずなくてもできるの?」
大きな目がこっちを見る。

沈黙。
448シビルドン:2011/11/07(月) 23:37:59.05 ID:wJS7GFhP
マークとディランは、セックスをした。
ズブゥゥゥゥ。
「恐がらなくていい。」
ズボォォォォ。
「これもオレの楽しみだから…。」
ズブン、ズブン。
「マーク、おっぱい触っていい?」
「あぁ。あと、指も入れてくれないか?」
ディランは、マークのアナルに指をいれる、乳首をいじることを同時にやった。
「あっ、あんっ、ディランッ。気持ち良くなってるう。なってるぞぉ!」
次にディランはマークのアナルを舐めた。
れろれろ、じゅるじゅる。
下品な音を立てながら、マークのアナルを舐めた。
「ひやぁっ、あっ、気持ちいぃ。」
すると、またディランはマークのアナルに指を入れた。しかし今度は、指を二本入れ、それにそって入れる。
ちゅぷ、ちゅぷ。
「あっ、んんっ、ディランの指ィ、ぐしゃぐしゃしてるっ!」
もう、マークの頭はエッチな事でいっぱいだ。
「ディ、ディラン…。」
「マーク?」
「今度は、もっと…、エロい事をしよ…。」
「…!」
マークは自分のアナルにまたディランのペニスを入れた。
じゅぷん、じゅぷん。 
「あ……っ、イッちゃいそう。」
マークは少し激しくしてみた。
ジュボン、ジュボン。
「ひゃっ…、我慢できない…。」
さらに加速した。
ジュプ、ジュプジュプ…。
「ディランの…、ち○こ、イキイキしてる…。」
「マークのセックスも、ギンギンだせ?」
マークはセックスがたまらないので、更に激しくした。
「ひっ、あぁっ、んんっ、ううっ!」
「マーク!ギンギンに腰使ってるネー!イイヨ!!」
ジュブジュブジユブゥゥ!!
「ああんっ!ディランの、ち○こすごいぃぃぃ!」
ジュゴジュゴジュゴォォ!!
「ひぁっ、らめぇ、がまんむりぃぃぃ!!」
「ミーのち○こがギンギンになってきたネ!!もっと激しくするヨ!!」
セックスはさらにヒートアップする。
「ひゃっ、あひっ、たまんにゃぁぁい!」
ジュブッジュブッジュプゥゥゥ
「ひぁっ、あっ、何これぇ?ち○こ…?」
仲間だった。なんとみんなもマークとエッチがしたかったのだ。
「マーク!オレのち○こも舐めてくれヨ!」
「マークさん!パイパンしてほしいぜ!!」
「ふぁい!フェラしますぅぅ!!」
じゅぷ、じゅぷ、じゅぷん…
449名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 23:38:48.37 ID:xOZ2bV7y

「だって…吉田、かわいいし」
え、とも ん、とも区別のつかない声が出た。
それってつまり…
「たくまー」
「わっ」
鎌田が抱きついてくる。ワイシャツの匂い。あそこに感じる、自分のではない手の感触。
「ねぇ、ヤバいって」
なにがヤバいのか自分でもよくわからないけど、くすぐり合いっこと同じだと思った。自分でするより、人にされた方が、何倍も効果がある。
「あっ…ふぅ、ん」
鎌田の小さな体が上にある。息が苦しい。
「拓磨って、女子みたいな声出すね」
「誰のせいだよ、ふぁっ」
鎌田の攻撃は続く。今度は制服の中どころか、パンツの中に手を入れてきた。
「ねぇ、だめだって…はぁ、んっ、あっ」
生暖かい、鎌田の手の感触。パンツの中で、なまずが泳いでるみたいだ。
こうなったら。
「拓磨ぁ、そろそろ…うぁっ」
鎌田のちんちんをくにくにと押す。先っぽをこする。
「はぁっ、はぁっ、拓磨、上手だねっ」
「んんっ、鎌田の手も、気持ち、いいよっ」
鎌田のちんちんの先っぽをいじると、ねばねばとした感触があった。おしっこ?汗?そういえば僕も、暑くないのにかなり汗をかいている。
「はぁっ、ねぇ、拓磨。手どけて」
「えっ?」
手を鎌田のパンツの中から抜くと、僕のちんちんからも感触が消えた。
代わりに、鎌田がズボン越しにちんこを押し付けてきた。
「こうすると、もっと気持ちいいよっ」
「あ、あ、いいかもっ」
布地とちんちんが擦れて気持ちがいい。目の前の鎌田の顔が揺れる。
「拓磨ぁ、キスしてあげるっ」
「キ、キス?!」
鎌田の顔が迫ってくる。柔らかい唇の感触。キス。
「ベロだして」
答える間もなく、鎌田の舌が入ってくる。ぬるぬるしている。口の中にまでなまずが入ってきたみたいだ。
「れろっ…んっ、はぁっ、ちゅばっ、あぁっ、ん」
「ふぅっはぁっ、拓磨ぁ、れろっ、はぁっ」
急に、おしっこがしたくなってきた。でも、ちんちんが気持ちよくて、やめられそうにない。どうしよう。
「はぁっ、鎌田ぁ…おしっこ、漏れそう」
「…!いいよ。ここで、漏らして」
「?!でもっ」
「いいってば。でも…出るときは、『いくっ』って、言って」
「い、『行く?』トイレに?」

鎌田は答えずに、腰の動きを激しくした。ヤバい。ほんとに、漏らしそうだ。
「拓磨、どう、出そう?ふぅっ」
「はぁっ、んんっ、あ、い、いぃ、いくっ」
「はぁっ、はぁっ、拓磨ぁ、一緒に、あぁっいくっ」
「「んんっっ!」」



その時に出た液体を、おしっこではなく「精子」と言うんだと、鎌田があとで教えてくれた。
精子は白かった。汚れがついてしまったパンツを洗って、家に帰りついたのは7時のことで、遅くなったことを母さんに叱られたのはその少しあとだった。
450シビルドン:2011/11/07(月) 23:55:04.43 ID:wJS7GFhP
「ひゃっ、あひっ!みんなしゅごぃ!イキまくってるよぉぉ!!」
ジュプジュプジュプゥゥゥ!!
すると、マークのチームメイト、一之瀬がやってきて…、
「マーク!楽しいようだね!ようし、オレはマークの乳首を舐めるよ。」
一之瀬はマークの乳首を舐めた。
ちゅる、ぢゅるるる。
「ふわぁっ、カズヤっ、きもぢいよぉっ!」
ジュプッジュプッジュゴォォォ!!
「うへっ、ち○こさいこぉ!みんなイキまくっていいじゃないかぁ!イキそうだぁっ!」
ジュボジュボジュボォォォ!!!!
「みんなぁっ!もーすぐイクよっ!イクゥゥゥ!」
その時、みんなのペニスから精子が出てきた。それをマークに飲ませたり、かけたりした。
「オ、オレっ、みんなのせーしうけとりましたぁっ!おいひぃせーしゲットしちゃったぁぁぁ!」
そんなマークとチームメイトのみんなとの楽しい時間を夜まで過ごしたので会った。次の日…。
一之瀬が朝早く、監督に伝えた。
「かんとくーっ、マークが…、またアレを…。」
監督と一之瀬は、マークの部屋を訪れた。
「マーク?あ!!」
「せ…、セックスか!?しかも、男同士で…?」
「か、監督!これは、何なんですか!?」
「これは…、ショ、ショタだ…!」
「ショタ?」
「男が性的な事をされる事だ…!なんて可哀想に…。」
「まさか…、あの事件のせいか…?」
                               完  
451シビルドン:2011/11/07(月) 23:57:11.22 ID:wJS7GFhP
どう?アタシが書いた小説は?結構いいでしょ!!
452名無しさん@ピンキー:2011/11/08(火) 03:51:31.45 ID:D3KOzOxG
453名無しさん@ピンキー:2011/11/08(火) 04:42:01.14 ID:iCfVlkAb
>>446>>447>>449
猛烈にGJ
あなたの文章好きだなあ。
454シビルドン:2011/11/08(火) 17:20:32.93 ID:bmna7k7n
マーク可愛いので、マークがメインのエロ小説かいてるの!
455名無しさん@ピンキー:2011/11/08(火) 19:02:33.17 ID:p5Wbpv8p
>>446-447>>449
初々しい感じがいいですね
456名無しさん@ピンキー:2011/11/08(火) 20:19:09.75 ID:GUZPoknp
悪くないぜ。愛情がほとばしってる
457シビルドン:2011/11/09(水) 22:49:54.03 ID:Gp/gg9pE
欧米美少年☆マーク・クルーガー3



今度は触手にやられてさらにど変態になるよ♪


前回の話で、マークは非常に変態になってしまった。しかもチームのみんなまでマークに誘惑されてしまい…、そして今、
「そ、そんな…。」
「マーク…!」
「ひゃっ、あひっ、ドモンのち○こ、イッちゃってるぅ!」
「ま、マーク…!なんでオレが…!」
「マーク!どうしてこんなことになったんだ!」
「一之瀬、仕方がないんだ。マークはこんなに可笑しくなってしまったんだ。」
ドビュッ!
「ドモンの…、せーしうけとったぁ…。」
マークは、朝っぱらからエッチしないと気が済まなくなってしまった。
ちょうど起きたチームメイトのサミーが、マークがエッチしてるところをみて、こう言った。
「そんな…、マークかわいそー。」
「サミー君、仕方ないんだ。マークはこんなことになったんだから…。」
「でも、本当のマークは僕たちの元へ帰ってくるんだよね!?」
「あぁ、いつかね…。」
午前9時30分…
「練習終わり!11時までに自由行動だ!」
みんなは練習が終わって、どこへいこうか楽しみが止まらなかった。
「ねぇ、ハンバーガーショップにいかない!?」
「いいね!いこう!」
みんなはワイワイと去った。
一方その頃マークは、とある修練所に行き、そこで体を鍛えたりした。マークが行ったのはふしぎコースだった。
「よし、ここで鍛えよう。」
最初は楽だったものの、次々と、難しくなってくる。マークは次々と難しいステージをクリアした。そして、次のステージはとんでもないやつだった。マークが次のステージに挑む。
「ココヲススミタケレバ、ワタシト勝負シロ!」
「よし、負けないぞ!」
すると、
「フフフ、イヤノワタシハイママデノトハスコシチガウゾ?」
「えっ?」
その時だった。マークの背面からウニョウニョした黄緑色の触手が攻めてくる。
「なっ、なんだこれは!?う、うわぁぁぁぁぁ!!!!」
458シビルドン:2011/11/10(木) 22:49:00.84 ID:97q20umY
触手はマークの体をがっちり固定し、パンツとズボンを脱がせた。
「ひゃっ!何!?」
「イマカラオマエノ体ヲ気持チヨクスル。オマエハタシカ変態ニナッテルッテ管理者ニ聞イタゾ。」
「あぁ、本当なんだ。」
「ヨシ。ソレデハ、イマカラオペレーションヲ、ハジメル。」
「お、オレを快適にするんだな…、はは…。」
触手は、マークのペニスをいじり始めた。
「ひゃっ…、気持ちいい…。」
「フフフ、ドウダ?」
「オレの…、ち○こが…。」
ドビュッ
マークのペニスから精子が出た。
「あ……。」
警備マシンは言った。
「コレデハ不足ダナ…。ヨシ、モット変態ニシテアゲルヨウ。」
「オレを…、変態に…?」
「トリアエズ、コレヲ口ニクワエロ。」
マークは目の前の触手を加えた。マークの薄いピンク色の唇が触手を深く触れる。
「んんっ、んっ。」
「ドウダ。柔カクテ、気持ちイイダロ?」
「ふぁい…。」
触手が次に行った事はマークの中を探っては、探ってた。そして、次の瞬間、
ビリリッ、ビリリリッ!
「うわぁっ、服がぁっ!」
触手がマークの服を突然破った。そのおかげで、マークの服は、胸が完全に見えるようになっていた。
459シビルドン:2011/11/12(土) 22:56:12.80 ID:T0Fqqo3V
「オマエノ乳首ガ、ヒクヒクシテルナ。」
触手は、マークの乳首をいじった。
「ひゃ……、あ……、くすぐったい…。」
ちゅる、ちゅる。
「ドウダ。イケルダロウ。」
触手はマークの頬をすりすりした。どうやらマークを気に入ったらしい。
「フッ、サテ…、本番ニイコウトシヨウ。」
本番はもちろん、アナルセックスの事だ。
「オレの、アナルに……、触手をいれるの…か?」
触手は頷いた。
「サテ、覚悟ハデキテルダロウナ?」
「あぁ。」
「……イクゾ。」
触手はマークのアナルに入った。
ズブゥゥン。
「ひぁっ、んん。」
「ハハッ、オマエ、色ッポイ声出シテルナ。」
触手は勢いよくぶちこむ。
じゅぷぅぅぅん。じゅぷぉぉ。
「あっ…、あん…、気持ちいい。」
すると、マークのアナルに触手がいっぱい集まり、それをさらにぶちこんだ。
「ああっ!ひぃぃっ!ぬるぬるしてるっ!」
じゅぼぉぉぉ、じゅぽぉぉぉ、じゅぷぅぅん。
「ひゃ…、お、オレのアナルにいっぱい触手が……。」
じゅぽぉぉぉん、じゅぷぅぅぅん。
「ひぇ…、ふぁ…、あ…。」
すると、それを同時にマークの乳首をいじったり、マークをフェラチオさせたりした。
「んんっ、うぅ…。」
460シビルドン:2011/11/14(月) 18:46:59.21 ID:aEanZprM
「フッ、ドウダ?イイダロウ?」
マークは完全に触手に操られてる。
「あの、触手さん…、オレを…、産ませてください!!」
触手はコクリと頷き、更に倍増した。
「サァ、ココカラ激シクスルゾ!!」
触手達はものすごいスピードで、マークをつき抜ける。
「ひぁ、なにこれ…、ふえてるぅ?ひ!?」
ジュボッジュボッジュボォォォ!!
「イヤァァァァ!アァァァァ!!!」
シュゴォジュゴォジュゴォォォ!!
「ひやぁぁぁぁ!!あひぃぃぃ!!」
マークはもう限界を越えすぎてしまった。
「あひいやぁぁぁぁ!!あぁぁぁぁぁ!!!」
「フフフ、ドウダ!?イケルダロウ!!」
「うへへぇぇぇぇ!!!いっちゃぅぅぅぅ!!しゃいこぉぉぉぉ!!」
ジュボッ、ジュゴォッ、ジュボォォォォ!!ジュゴォォォォ!!
「いっちゃぅぅ!いくぅぅぅぅっ!!」
マークの激しいレイプが長く続いた。そして、10分後……、
「フッ、産ンダヨウダナ!」
「……。」
マークの目の前が真っ暗になり、腹はぼて腹になっていた。
「オレ…、産んだんだ……。」
「シカシ男デアリナガラ、出産トワナ。少シ祝オウ。オメデトウ。」
「フフッ…、ありがとう…。」
触手も、マークの頬を触って、
[おめでとう。]
と、囁いた。

                      完
461名無しさん@ピンキー:2011/11/14(月) 20:57:43.68 ID:6ZyzpJlU
なんでこんな変な人いついてしまったん?
スレ違いだろ
462名無しさん@ピンキー:2011/11/15(火) 01:36:11.43 ID:36mOffSU
終わるまで完全スルーを貫いたお前らに拍手
463名無しさん@ピンキー:2011/11/15(火) 14:44:40.87 ID:vrTrMqa+
帰るまでが試験です
464シビルドン:2011/11/15(火) 22:02:52.24 ID:T6Zgj7FD
え、アタシのノベル、だめ?結構一生懸命書いたのに…。
465名無しさん@ピンキー:2011/11/15(火) 22:07:12.11 ID:riEcGs2C
誤解したらいけないのが、あなたの書き方が好きな人もいるだろうということ
ここはもう少し、丁寧な文章が好まれる所だと思う
466名無しさん@ピンキー:2011/11/15(火) 22:47:20.79 ID:Ejbp169u
内容の善し悪し以前に、キャラをよく知らないからスルーしてたのだが・・・
ただ言いたいのは、アニメやゲームキャラをベースにしたエロ作品を書くにしても、元になった作品の世界観、キャラの一面を上手く引き出してこそだと思うの。
既存キャラがただの性玩具になっているようなのには、悪いけど興味がない。
467シビルドン:2011/11/16(水) 00:42:51.68 ID:e34SBVJV
だめ?
468シビルドン:2011/11/16(水) 00:43:55.20 ID:e34SBVJV
あ、激しいやつはだめなのね。
469名無しさん@ピンキー:2011/11/16(水) 00:50:06.13 ID:3k/JHBIp
>>466と同じくキャラ知らないからスルーしてたけど
何と言うか、深みが無いというか…
中学生の書いたエロ小説読んでる気分だった

言いたいことは>>466が全て言ってくれてるんだけど
単なるエロ文章だと読む気しないなー、みたいな
キャラのバックボーン分かんないから余計に
470シビルドン:2011/11/16(水) 01:12:31.81 ID:e34SBVJV
欧米美少年☆マーク・クルーガー



今度はそう激しくありません。名無しにアドバイスしたので。

あらすじ…
マークは色々なエッチな事を体験し、
「ひゃぁっ!うぅっ!」
そして、洗脳され、
「みんなぁっ!すごいのぉぉぉ!」
前回のやつも、
「オレ、妊娠したんだ…。」
という酷い事になってしまった。しかし…、
「あぁぁぁぁ!やめてぇぇぇ!!」
「へへっ、やめてたまるかよ!」
「………」
「ハッ!」
夢だった。しかもマークが男達にやられたり、洗脳されたり、妊娠したのも、全部夢だったのだ。
「オレ……、何してたんだろ…。」
朝…。
「マーク!グッドモーニング!!」
「おはよう。ディラン。」
今日は雨の日だった。
「あーあ、練習無しか…。」
「いいだろ?ずっと練習ばかりしてるしさ。」
みんなは朝からガヤガヤ騒いでる。
「全員集合!」
監督からの命令だった。
「今日はかなり雨が酷いため、練習は無しだ。わかったか?」
「はーい!」
みんなは部屋に向かった。マークは暗い顔をした。
「あれ、全部夢だったんだ…。」
「ん?どうした。マーク?」
「いや、なんでもない。」
マークの様子が少しおかしい。
「え、あぁ、そう。」
チームメイトの一之瀬が、自分の部屋に行った。
(…よかった。妊娠とか、洗脳とかしなくて。)
マークは少し微笑んだ。しかし、なんで自分が、あんな事になるのだろう。マークは悩んでいた。
3時間後……。
471シビルドン:2011/11/16(水) 01:29:58.81 ID:e34SBVJV
なぜかマークが監督にむけて、こう言った。
「監督。」
「どうした…?マーク。」
「……オレ、外に出ます。」
「ずぶ濡れになってもしらんぞ。」
マークは自分がどうでもいいと思った。
「いいんです。ちょっと外で考えて来ます。」
マークは外に出た。周りは傘をさしていたり、車が走っていた。しかし、マークには気付いていない。
「……。」
すると、誰かにぶつかった。
「…すいません。」
「おいおい、少しは気を付けろよ?」
男はマークと別れた。すると、男達はマークを見て…、
「見ろよこいつ、女に見えなくね?」
「そうそう。男の娘だもんな。」
「超かわいいしな。」
「ついていこうぜ。」
男たちは、マークの後ろについてきた。一方その頃、マークは、
「……気分も上がらないし、ゴミ置き場で昼寝しよっと。」
マークは家と家の間の隙間で寝た。それを見た男たちは、
「ラッキー!こいつ寝始めたぜ!!」
「エッチするチャンスだ!」
「あ、あとこいつを女の格好にしようぜ!?」
「あぁ!それいいな!じゃあこいつを目隠しして、オレらの秘密基地に持っていこうぜ!!」
「おーーーー!!」
マークは男たちに連れていかれた。
「じたばた暴れないように、手足を縛ることも忘れずにしよう!」
「あと、女装するときニーソ忘れずに着用しようぜ!!」
男たちはマークを自分の秘密基地へ置いた。
472名無しさん@ピンキー:2011/11/16(水) 06:36:12.32 ID:lTNYizJj
イナイレのスレに投下したら?
ショタホモ大丈夫みたいだし、原作知らない人のいるここよりは受けがいいんじゃない

空気読んでほしいんだ
473名無しさん@ピンキー:2011/11/16(水) 07:44:46.84 ID:CI1aM0rQ
皆優しいけど下手くそな文章をまとめて投下せずにだらだら
スレを占拠してるし他人の投下中に平気で遮ってるし
こんな奴居つかせたら他の職人いなくなるよ?
とっとと出て行け
474名無しさん@ピンキー:2011/11/16(水) 12:37:37.42 ID:VlHvxFj4
高度な釣りだと思ってた
475名無しさん@ピンキー:2011/11/16(水) 12:46:51.12 ID:cEG7Mxox
ほら、こっちで頑張ってね応援してるよ

イナズマイレブンでエロパロpart6
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1272207494/
476名無しさん@ピンキー:2011/11/16(水) 13:16:06.00 ID:QzickWEt
>>472
イナイレの作品世界への愛が感じられないから無理なんじゃない? 
イナイレスレ覗いたけど、ちゃんとストーリー考えて作ってる職人多かったぞ?

原作の設定や登場キャラの背景を踏まえてお話を作ってこそ版権パロの意味があるのに、
何の説明もない触手が前触れなく出てきたり、名前もない男がどこにあるのかも分からん秘密基地に拉致したりと、オリキャラでやっても意味が分からならないぐらいワケが分からん。

字書きや絵描きがキャラへの愛を持ってるだけじゃダメなんだな。その愛を表現して、閲覧者に伝えられる技量がなければ。
477名無しさん@ピンキー:2011/11/16(水) 14:04:27.86 ID:juhIg1mH
何となく電波受信したからちょっと書いてみる
PC壊れて携帯からになると思うが、改行は何文字くらいずつが見易いだろうか
478名無しさん@ピンキー:2011/11/16(水) 15:26:04.59 ID:cEG7Mxox
おお 期待してる
改行云々は分からん
479名無しさん@ピンキー:2011/11/16(水) 18:58:41.29 ID:TXmkxY2T
みんなだいたい専ブラで見てるしね
480名無しさん@ピンキー:2011/11/16(水) 21:08:27.67 ID:qqXo5299
>>477
1行30-35字位でいいと思う。
481名無しさん@ピンキー:2011/11/16(水) 21:22:10.02 ID:yNjTMDKp
>>477
ふつうに読点のところで言いと思う。
482名無しさん@ピンキー:2011/11/17(木) 00:20:57.87 ID:5Rb+YZ0h
>>477
プロポーショナルフォントだと、同じ文字数にそろえてもどうせガタガタになるんだから
>>481のいうように、ネットで文章をあげる基準である「句読点や文の切れ目で改行」がいいと思う
483名無しさん@ピンキー:2011/11/17(木) 08:23:27.79 ID:Ii7O6WFX
おけわかった
まあ遅くとも2〜3日以内に投下出来るよう頑張るわ
484名無しさん@ピンキー:2011/11/17(木) 14:27:23.52 ID:FG2OTR8P
書く→ぬきぬき→賢者→消す

書いても書いても進みません><
485名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 01:12:15.58 ID:OFhRFStk
483じゃないんだけど、一本途中まで出来た
出来たんだけど
勢いで書いてたら機械×ショタ要素とお兄さん×ショタ要素が入っちゃった…

ここに投下できる要素が半分半分になってる感じなんだけど
完成+投下して大丈夫かな?
486名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 03:15:27.09 ID:cQvnhp5w
なぁに、気にするな
皆が望むのは速やかな投下のみだよ同志
487名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 07:33:06.84 ID:m3rYkvSR
>>485
お兄さん要素が半分も入ってるなら全く問題ないかと
488名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 07:42:49.20 ID:t5xiBhFv
機械…面白そうだ
期待
489名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 07:51:21.98 ID:xBMtHL2T
>>485は誘い受け
490名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 19:44:12.87 ID:OFhRFStk
良かった、ありがとう
週末には投下できるように頑張る
491名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 19:50:40.78 ID:Gq2YeHeU
>>490
待ってます期待!


ということは、今日投下する人はいないのかな?
ギャグっぽい感じのですが、一本投下させてもらおうかと・・・
492名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 20:00:55.10 ID:Gq2YeHeU
こちらへの投下は初めてですが、これから大体4レスほどの短編を投下します。

・ショタっ子達が変態銃を使ったキャットファイト競技で戦います。
 一応CoD:MWのパロディになるのか、これ?
 主人公の少年は他のショタよりも一歳年上(精神年齢はそれ以上)の設定です
・オカズとしては使用に耐えないギャグ作品です。
・同じようなネタを誰か既にやってるかも。
 思いつきでやった、今は反省している、後悔はしていない。
493Call Of Doutei その1:2011/11/21(月) 20:01:31.92 ID:Gq2YeHeU

 時は近未来、かわいいショタ少年を集めて擬似銃撃戦をさせる賭博競技が、空前のブームを迎えていた。
 FPS(First・Pyuppyu・Shooting)。相手をピュッピュさせて倒し、最後まで残った者が勝者となる、シューターゲーム。
 その中でも特に高い人気を誇る競技ルール、Call Of Doutei(コール・オブ・ドウテイ)。
 厳選された童貞のみによる、エリート選手たちのゲーム。

       ・ 
       ・ 

 タッタッタッ…ズサァーッ
 アメフト選手のような見事なタックルで、近くの壁に飛びつくと同時に、彼の残像を追いかけるように銃弾が飛来する。
 銃弾といっても、直径5cm強の柔らかい球で、中心には細かなヒダヒダが密集した穴が穿たれている…早い話が、玉状のオナホだ。
 彼のM4A5カービン銃(通称マゾシコ)は、一般的なアサルトライフルより短くて軽量の為、機動性や取り回しの面で優れている。
 しかし反動を銃の重さで相殺しにくく、ましてや反動の強いSS1019強装弾(通称サドイク)を好んで使う彼には扱いにくい代物だった。
 ポポポッ!
 銃だけを壁から突き出すと、弾の飛んできた方向へ、牽制の指切り3ショットバースト。
「くそっ…!」
 手首だけでは抑えきれない激しい振動が、腕全体を揺さぶる。
(やっぱサドイクはマゾシコじゃ反動がキツいな…選択しくったか…)
 カサッ…
(っ、後ろ!)
 音源へ素早く銃を振り向けると、そこには驚愕の表情を浮かべた敵少年が立っていた。
 銃はまだこちらを向いていない…躊躇わずにサイト(照準)で、少年の股間に狙いを付け…
 ポンッ!
 狙い済ました一発の銃弾が、少年の股間へ飛んでいく。
 その先には、ズボンの穴から飛び出す、ガチガチに勃ったオチンチンがそびえ立っていた。
 ズポッ!
 銃弾の穴が、見事に少年の肉棒を捉える。
「ぅああぁっ!!」
 銃弾を受けた少年の叫びが、競技場に木霊する…しかしその声に、悲痛さや苦しさは感じられない。
 ドピュウゥッ!
 少年の昂ぶったオチンチンから、大量の白く粘り気のある液体…精液が吐き出された。
 
 競技に参加する少年達は、大量の媚薬を投与され、常に勃起を露出しなければならない。
 そんな状態で、高速で飛来するオナホ弾の穴を嵌められれば、ほぼ例外なく精液を吐き出してしまう。
 そして、この競技では選手の射精をもって戦死、すなわち敗北と規定していた。
「ビューティフォー…ソープランド選手のタートルヘッドショットが決まりました!」
 なおも少年の絶頂が続く中、アナウンスが会場に響き渡る。
 今日の試合は、自分より1歳以上若い新人が大半で、楽な展開が多い。
 この調子が続けば…敗者の絶叫をBGMに、埒も無い考えに思考が逸れる。
「んあっ、いやっ、あぁっ!イッちゃダメ、イっちゃ、んっ!イっちゃ、うぅっ!!」
 しかし媚薬のせいか、同姓の彼でさえも妙な欲望を抱いてしまう、可愛らしいイキ声に、胸と股間の動悸が激しさを増していく。
(やばい…さっさとここを離れよう)
 逃げるように、近くの建物の中へ入り込んだ。
494Call Of Doutei その2:2011/11/21(月) 20:02:03.98 ID:Gq2YeHeU

 すると、隣の部屋から人の気配が…先客のようだ。
 お得意のニンジャウォークで気配を殺しながら進むと、背中を見せたままの少年がショットガンに弾を込めていた。
 SPAM−12オートマチックショットガン(通称スパム)。一回トリガーを引けば5発のオナホ弾を撒き散らす、接近戦の王者。
 弾を込め終わる前に仕留める…そのまま忍び足で近寄り、背後を取る。
(…背中がお留守だぜっ) 
 そのまま流れるような動きで、背中にある赤いスイッチをポンと押す。
「えっ…!うあっ、あああぁっ!!」
 背中越しに聞こえる、熱く潤んだ絶叫と、勢いよく吐き出される白い液体。
「ソープランド選手、接近戦でまた一人仕留めました!」
 競技者のスーツには、強制的に選手を射精させる機構が付いている。
 身体の何箇所かにあるスイッチを弾で撃つか手で押すと、射精装置が作動する仕組みだ。

(ちっ…下衆どもがっ)
 彼らの痴態をTVで、あるいは会場から観戦するショタ好きの男達へ毒づく。
(今頃、シコシコマスかきやがってるのか…!)
 可愛い少年だけを厳選した、銃を使ったショタキャットファイト。
 単なる賭博に留まらず、インモラルさゆえの性的な人気が、FPSの人気の秘密だ。
 しかし、競技者達にとっては、そんな人気が嬉しいはずもない。
 
(金を貯めたら、こんなトコさっさとオサラバしてやる…!)
 だが、内心に燻る怒りが、周囲への警戒を怠らせてしまったのか。
 突如、目の前の扉から一人の少年が飛び出してくる。
「!!」
 先に銃口を向けたのは、相手のほうだった。
 FEーRASブルパップライフル(通称トランペロペロ)、マゾシコ並みの取り回しの良さと、高い射撃精度を誇る人気の銃だ。
 横に逃れても、軽快なトランペロペロでは容易に対処される…意を決した少年が、大きく相手に向かって飛び掛る。
「うおぉぉっ!」
 ポポポポポッ!!
 飛来する0723ヒギィトン弾(通称オナニー)の雨。
 しかし意表をつく突撃に照準が狂ったのか、弾は全てあらぬ方向へ飛んでいった。
 そのままスイッチに手を伸ばすが、トランペロペロの銃床で払われてしまう。
 ドガッ!
 突撃の勢いそのままに二人の身体が激突し、もつれ合う様に倒れ込む。
 
(格闘戦かよっ!)
 再び近場のスイッチへ手を伸ばすが、腕でガードされる。
 ガシッ!グググッ…
 二人の両手がガッシリと組み合い、相手を押し潰さんと、細いながらも男の子らしいスジの通ったショタ筋が震え上がる。
 生きるかイクかの力比べ…だが、いつまでも時間を掛ける気はさらさら無い
 右手の握りを強引に解き、腕でガードされていない股間へ手を伸ばす。
「あくっ!っ、ダメ、んあっ!!」
 健気に勃起したミルク棒を軽く握ると、勢いよく上下に扱き始める。
「おおっとソープランド選手、まさかのコックオフ攻撃だ!これはすごい!!」
 スナップを利かせた練達の手捌き。この技で倒した少年の数は、もう二桁では足らないだろう。
 媚薬の影響もあってか、早くも絶頂の鼓動を感じさせるオチンチン。
「んっ、やめて、やめ!あっ、んあっ!イク、イクッ!イ、グぅっ!!」 
 ドッピュウゥーッ!!
 激しく噴き出し、天井にまで届いて淫らなつららを作り出す、濃厚なショタっ子カルピス。
 彼なりの同情なのか、気持ちよく絶頂を迎えられるように、射精の間中ずっと手で扱き続ける。
「ソープランド選手、素晴らしい、素晴らしすぎる!!コックオフでタンゴダウン!!」
 倒した相手の痴態に魅入る少年…その若幹の先端からは、既に大量の肉汁が湧き出ていた。
495Call Of Doutei その3:2011/11/21(月) 20:03:00.86 ID:Gq2YeHeU

「…はっ!!」
 アナウンスの無粋な声に、白い劣情をひり出す少年ペニスを、食い入るように見つめていた少年の意識が、我に返る。
(馬鹿野郎…まだ戦いは続いてるんだぞっ…)
 慌ててオチンチンから手を放して銃を構えると、部屋から逃げるように飛び出す。
 
(くそっ…薬の影響さえ無ければ…)
 まだ幼い男の子達の中でも、かなり頑強な精神を持つ彼ですら、この有様だ。
 試合中にもかかわらず、媚薬の誘惑に負ける選手も少なくない。
「あっ、んん…あ、あふ、ん…」
 外に出ると、土嚢にもたれながら、自らの肉棒を握った手を、必死に上下に動かす選手が視界に入る。
 珍しい光景ではない…慣れない媚薬にやられた新人だろう。
 スーツのステータスランプの緑色は、彼がまだ敗者ではない事を示していた。
(稼がせてもらうぜ…)
 腰に吊り下げた接近戦用トマホークを手に取り、狙いをつける。
「……ふっ!」
 回転しながら、唸りを上げて相手の股間へ飛んでいく手斧。
 しかし、少年の猛りを直撃するはずのトマホークは、ギリギリのところで的を外れる。
「あひぃ!」
 目標を外したと思われた攻撃。しかし相手の口からは奇妙な呻き声が上がり…
(直撃は避けてやったんだ、感謝しろよ…)
 ドピュウゥッ!
 その肉の剣からは、なんと敗北の白い血飛沫が舞い上がった。
「おおっと、トマホークキルだ!ルカ選手、なんと斧の風圧で止めを刺されてしまったぁ!」
 トマホークキルは他の攻撃方法より得点が高い。既に一位を独走中なので、もう点数稼ぎに入ったようだ。
「すごいテクニック、ルカさん斧射ちぃーっす!!」
 くだらねぇ…アナウンスの戯言には構わず、複数の敵反応があった場所へ急いだ。
496Call Of Doutei その4:2011/11/21(月) 20:03:38.68 ID:Gq2YeHeU

「あっ、ん、チュッ…んむぅ…」 
「んぁ、ジュプップッ…チュウッ…」 
 そこでは、なんと二人の少年選手が互いの勃起を舐め合っていた。
 いわゆる69の体位で、相手の高まりを美味しそうに頬張り、首を振り動かしている。
 唾液に濡らつく勃起にむしゃぶりつく、柔らかそうな幼い唇。その表情には、明らかな性の喜悦と興奮が見て取れた。
 すかさず銃口を向けるが、その必死に快感を貪りあう痴態に当てられ、引き金に掛けた指が鈍ってしまう。
 ヒクッ…ヒクッ…
 僕も気持ちよくなりたい…仲間に入れて…彼のオチンチンが、懇願するようにひくつく。
(………っ、だ、駄目たっ、こんなところで終わってたまるか…!) 
 ポッ!ポッ!
 彼のキルスコアに、2ポイントが追加された。

「ソープランド選手、これでキルストリーク20獲得!さぁ、何が来るか!?」
 キルストリークとは、試合中に倒した敵選手の数に応じて貰えるボーナスのことだ。
 その試合の中でしか使う事はできず、得られる物もランダムだが、その効果は凄まじい。
 キルストリーク20とは、20人倒したという意味だ…これぐらいの高レベルなら良い物が来るに違いない。
「おぉーっと、これはホモ爆弾だ!ということで、今回の試合はこれで終了だ!!」
 ホモ爆弾とは、試合場に即効性催淫ガスを撒き散らすキルストリークだ。
 使用した時点で試合を強制終了させ、その時点での選手のスコアで勝者を決定する。
 しかし、選手は一時的に狂乱的な発情状態に陥り、大抵選手同士でのショタ乱交を始めてしまう。
 この乱交は規定の試合終了時間まで続く為、場合によっては乱交の方が時間が長い場合もある。
 
「くそっ、よりによって…」
 今のスコアなら彼の勝利だが、残り時間20分が過ぎるまで、延々とホモセックスをすることになる。
(どっちにしろ、使用をキャンセルできる訳でもない…腹ぁ括るか…)
 ブシューツ
 会場の至る所から、勢いよく無色の気体が吹き出てくる。
(これで、足腰立たなくなるまでホモるのかよ…)
 これからを思う少年の心に、暗雲が立ち込める。
 しかし、それとは対照的に彼の肉棒は、うれしそうにピクピクとひくつき、歓喜の涙を流していた。
(く…ぅっ………) 
 徐々に視界が白く染まっていく。催淫ガスの初期症状だ。
「…お…れ……は…………」
 徐々に目を閉じる理性。代わりに欲情という名の獣が、彼の意識を浸食していく。
 目を閉じる寸前に、理性は獣にバトンを渡して、全てを投げ出した。
 
 
 
 終幕
497492:2011/11/21(月) 20:04:45.96 ID:Gq2YeHeU
以上です。
ROMのままでいればよかったと少し後悔。
498名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 20:13:18.11 ID:t5xiBhFv
乙です。かなり好みなシチュと文体で、もう部屋中に服を脱ぎ散らかして続編を期待しています。
499名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 20:15:25.70 ID:FrPIycvb
>>497
GJ!凝ってる小ネタがジワジワ来るwww
ROM専とか言わず今後も作品投下してくれよ。待ってるよ。というかガス使用後の獣のようなプレイを(ry

ただ一つツッコむなら、「ショタとお兄さん」じゃなくね?
500名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 20:23:35.18 ID:FrPIycvb
連投失礼。
>>1にちゃんとOKって書いてあったわ。申し訳ない
501492:2011/11/21(月) 20:25:03.82 ID:Gq2YeHeU
>>498,499
感想ありがとうです!続編は・・・CoD:MW(Mokkoriwo WarFera)ですねわかりますww

>>499
>ただ一つツッコむなら、「ショタとお兄さん」じゃなくね?
これについては私も迷ったのですが、>>1の頭をよく見てたら、
「ショタ×ショタだろうが、ショタ×おっさんだろうが、」
ってあったので、あれ?OKだったんだ、じゃあやっちまうかと。
502名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 20:33:06.28 ID:xBMtHL2T
>>497
すごく良かったよ
ただ、前振りと>>497の2行目が「そんな事ないよ!また書いてね!」って言葉を誘ってんじゃねーかって感じで要らない
503名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 20:59:17.60 ID:Gq2YeHeU
>>502
読んでもらって、ありがとうです!
ちょっとあざとい感じでしたかね、今度投下する機会があれば気をつけときます。
504名無しさん@ピンキー:2011/11/22(火) 03:33:11.34 ID:LqEHqQsu
このスレでここまでぶっ飛んだSSを見たのは久しぶりだよ・・・
505名無しさん@ピンキー:2011/11/22(火) 05:44:36.19 ID:rCy5imzJ
ショタ×ショタ好きな俺歓喜
506名無しさん@ピンキー:2011/11/22(火) 12:56:16.00 ID:hvJpB4fB
ショタショタスレは確かないからねえ
個人的にとてもかなり好き
ぜひぜひ続編をば…!
507名無しさん@ピンキー:2011/11/23(水) 08:04:47.14 ID:wpz3O523
FERASwwww
508名無しさん@ピンキー:2011/11/27(日) 23:22:44.98 ID:V/bzglUB
続編が見たくて見たくて一日三食になった…
509492:2011/11/28(月) 00:19:47.40 ID:Pd7roDLm
>>508
それ普通じゃww


自分自身、あまり抜けそうにないモノを投下して終了ってのは少し気にしてたので、今度は抜けるやつを上げさせてもらおうかと。
ただ、別スレでやってる連続モノ優先になると思うので、時間が掛かるかもしれないです。
今日ちゃらっと書いたものですが、とりあえずこんな方向性になると思います。


 CoD:MW(Mokkoriwo Wanwanfera)

 時は近未来、かわいいショタ少年を集めて擬似銃撃戦をさせる賭博競技が、空前のブームを迎えていた。
 FPS(First・Pyuppyu・Shooting)。相手をピュッピュさせて倒し、最後まで残った者が勝者となる、シューターゲーム。
 その中でも特に高い人気を誇る競技ルール、Call Of Doutei(コール・オブ・ドウテイ)。
 厳選された童貞のみによる、エリート選手たちのゲーム。

 市街地を模したFPS競技場。
 その中に、数十人のショタっ子が集まる場所が二つ。その内の一つに、ソープランドはいた。
 今日はチームデスマッチ(通称チーデス)。2チームに別れて銃撃戦を行い、相手を倒すことで得られる点数の多さで、勝敗を決める。
「うるさい連中がいたな…」
 会場に入る前に見た敵の中には、何度か戦った事のある面々がいた。
「MC(マッチョカンパニー)か…」
 FPSでも別のレギュレーションルール、BF(Bukkake・Fist)から転向した有名な四人コンビだ。
 BFとは、自らの精液を敵にぶっ掛けるか、相手に尻穴に拳をねじ込んでイかせれば勝ちという、ゲテモノながらCoDに次いで人気のルールだ。
 内容の特殊性ゆえか、絵は良いが試合の動きが遅くなりがちな為、そこを嫌がるシューターも多い。
 MCとは、BFにその人ありと言われた筋ショタ四人組で、連携はあまりうまくないが、ちぐはぐなチームプレーが結果的に良い結果を生むと言う、ある意味天然系のチームとも言えた。
「あの野郎、引退する引退すると毎回言ってんのに、いつ引退するんだ…」
 先ほどチラっと見たのは隊長格のエッチオルドだけだが、残りの三人アナード、ホーリーウォーター、マンコウもいるのだろう。
 共に戦うのも御免だが、敵に回すのも厄介…そんな評価の連中だ。

 味方の面々は、期待の新鋭として注目されているポーンチ、骸骨のマスクを被ったGスポット、伝説のキャプテン・ピュライスの同僚として知られるギャル。
 メンバーの長所短所を思い出しながら、取るべき戦術などを考えていると…
「先ぱ〜いっ!」
 聞き覚えのある声に振り返ると、満面の笑顔を浮かべた人懐っこい感じのショタ少年が、全力ダッシュでこちらに走ってきた。
(またこいつか…)
 彼ことソープランドを先輩と勝手に呼び慕う、FPSの新人カマーインだった。
 TPS(Topless・Pyuppyu・Shooting)からの転向者という珍しい経歴を持つ新入りだ。
 なにかと自分の事を喋りたがり、スナイパーが嫌い、他に四人も兄弟がいる、趣味はポロなど、聞いてもいないことを自分から説明してくる。
 半ばうんざりした表情で出迎えるが、堪えた様子も無く笑顔で喋りかけてきた。


完成次第、正式版を投稿させてもらいます。
510492:2011/11/28(月) 00:27:20.56 ID:Pd7roDLm
そしてまた抜けてたorz

>>504-508
読んでもらって、ありがとうです!
次は皆大好きTAM-21タマボールさんの登場です。
511名無しさん@ピンキー:2011/11/29(火) 12:14:18.74 ID:BvEuW3Hi
なんか来てたwwww待ってるよ!
512名無しさん@ピンキー:2011/11/29(火) 12:45:42.37 ID:E6VDGSMn
ひいっわくわくしてしまうっ!
513名無しさん@ピンキー:2011/12/03(土) 18:41:32.28 ID:HunoHrrp
483と485はまだかなー?
514485:2011/12/04(日) 01:08:08.11 ID:lcGAbXia
すんませんもうちょいお待ちを…
あと>>485に誤字まで発見
×お兄さん×ショタ要素
○ショタ×お兄さん要素
(逆レイプ的な意味で)
だった…
515名無しさん@ピンキー:2011/12/04(日) 01:47:49.05 ID:k1W1NOBC
この板の投下予告のほとんどは書く書く詐欺
期待しちゃいけない
516名無しさん@ピンキー:2011/12/04(日) 16:46:53.66 ID:e5LV+uLZ
そうすると長編シリーズ(後輩とかロイドとか)を完走させた先達の皆さんはやっぱすごいな
517名無しさん@ピンキー:2011/12/05(月) 14:59:47.19 ID:UVV7XEVA
ジリオンの人もな!
518名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 22:10:23.45 ID:RNJOKlbe
保守
519名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 06:20:25.98 ID:cpHX9JJa
書きたいけどもネタが浮かばないもどかしさ
520名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 06:44:49.85 ID:cwSv2G2H
時期ものだけど、おじいちゃんが腰痛めちゃって
今年は僕が配達してるんだ的なショタサンタのご奉仕とか、
青年サンタと赤い鼻がコンプレックスだけど、配達で息が上がると更に鼻が赤くなって、
もうあんまり見ないでください…っ!////な、ショタトナカイとかどうだろう?
521名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 08:30:53.72 ID:u5M2ZiRZ
304 :禁断の名無しさん:2011/10/30(日) 23:05:34.91 ID:mmk0DykY
古代から近代にいたるまで、こどもとのセックスは大人のロマン

法律もモラルもなくなったと仮定すれば、
世界中のめぼしい美少年美少女たちは、たちまちのうちに大人の体液でドロドロに汚されてしまうだろう
街中のいたるところで、こどもたちが押し倒され、路地裏からこどもたちの悩ましい喘ぎ音があがることだろう
こどもに対する性的感情は実は結構な割合の大人の心に潜んでいる
理性と思いやりの心さえ失えば、ノーマルを自覚する多くの男たちが、美しい少年にたいして食指を動かし襲いかかるだろう

また美少年美少女同士も、まだ産毛も生えそろわぬ幼い性器をクチュクチュとこすりあわせてセックスの虜となるだろう
522名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 03:27:08.72 ID:LkdiHE/f
投下します
5レス予定
523名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 03:30:01.98 ID:LkdiHE/f
あ、注意書き忘れました。ウンコ表現があるので苦手な方はスルーしてください。
ただ、食ったり塗ったりするようなエグいのもではありません。
ではどうぞ

高度を落とした太陽が空をオレンジ色に染め、見慣れた通学路に長い影を落としている。
いつも通りなら部活帰りの心地よい疲労と、家に着いて真っ先に飛び込む風呂を思って歩いているはずだ。
ただ、この日の僕はそんな事を思う余裕などなく、ぎゅるぎゅると音を立てる腹を抱えて引き摺るような足取りで家を目指すだけだった。
思えば、今日はなんとなく部活の前から腹の調子がおかしいような気がしていたんだ。
でも、練習が始まって体を動かしてるうちにそんな事はすっかり忘れてしまった。
練習後の買い食いも誘われるままに付いてって、渇いた喉が要求するままにジュース、アイスときたら腹も下すってもんだ。
ついさっきの僕に説教してやりたい気分だが、いくらそう思っても状況は好転するはずもない。
意識をおしりの穴に集中してしっかりと閉じておかないと、今にも漏れてしまいそうな波が何度も襲ってきて、その度に歩みを止めて波をやり過ごす。
ヤバイ、絶対に家までガマンできるって思えない……
僕、中学生になったってのに、小学校の時でさえなかったのに、このままお漏らししちゃうのか……
なんとか堪えているけど、絶望的なことしか頭の中に浮かんでこない。
それでも少しずつ、家に向かって足を進める。
何度目かの便意の大波をやり過ごすために歩みを止め、ゴロゴロと音を立てるお腹を押さえおしりの穴に力を入れなおして我慢していた時だった。
びびっ、ぶちゅちゅ、ぷすぅー。
!!! やばっ!ち、ちびった……
あわてておしりに手を当てて、それ以上出ないように押さえつける。
ぬるぬると濡れた感触と温かさがおしりと押さえつけた指に伝わってくる。
は、早くしないと!家までは絶対ムリッ、そうだ、の、野グソ……!!
パニックに陥りそうになりながらも一瞬のうちに判断を下し、解放場所を探す。
左手で肩からずり落ちそうなスポーツバッグの紐を押さえ、右手はしっかりとおしりの穴を押さえ、摺り足のような足運びで走る。
小さな神社の鳥居を抜けて境内へ、さらに社殿の裏へ回り奥へと続く雑木林のへ。
入って来た方からは木々が重なって見えなくなる位置まで来ると、スポーツバッグを地面に放り投げ、短パンとブリーフをいっぺんに下ろす。
ぶべっ!ぶばばばっ!!
しゃがみ込むとほぼ同時か少し早いくらいに勢い良く下痢便が噴出した。
ふぅ、と一息ついて腹に力を込め残りのうんこをひり出す。
ぶちゅ、びちゅと水っぽい音を立てて、僕を苦しめていたものが出て行く。
全部出し切ったかと思うとまた、お腹がごろごろとなって次が出ようとして、なかなか終わらせることができない。
僕のおしり丸出しの格闘は10分くらいだっただろうか、やっと落ち着いてきたようでちり紙でおしりを拭くところまできた。
立ち上がってブリーフと短パンを上げようとしたら、さっきちびったウンコがブリーフの股のところにこびりついてるのが見えた。
そのまま穿くわけにもいかないので、短パンとブリーフを脚から抜いて、ブリーフについたウンコをちり紙でごしごしと拭き取る。
丸出しのおしりや太ももを蚊に刺されながら何度もブリーフの汚れを拭き取っていると、人の話し声とガサガサと言う足音が聞こえた。

まずい、こんなおしり丸出しの格好、誰かに見られたりしたら……
体を硬直させ、音を立てないようにして様子を覗う。
足音は雑木林の入口の方から近づいてきたかと思うと、僕が進んできた獣道を外れて少し放れたところで止まった。
日の暮れかけた薄暗い林の中で、入って来た二人は何やら話しをしている。
僕は見つからないように姿を隠している木の陰から覗いてみた。
一人は少し背が高く、黒い学生ズボンの高校生風、もう一人は僕と同じデザインの体操服を着ていた。
シャツの縁取りと短パンの色は僕と同じ学年色、ってことは同じクラスのヤツかもしれない。
こんなところで野グソして、パンツにちびったウンコを拭き取ってるのがバレたら終わりじゃないか。
胃のところがキュッと縮むような感覚、そしてドキドキと鼓動が早くなるのを感じた。
早く居なくなってくれないかと祈りながら二人がこっちの方に来たりしないかと目と耳の神経をあちらに集中させる。
「急にヤリたくなったとか言って学校まで迎えにくるとか、大月さんエロすぎ」
聞き取れたその声は聞き覚えがあった。確かに同じクラスの猿橋達樹くんの声だ。
自分がココでこうしている事は絶対にバレるわけにはいかなくなった。
脇の下にツーと汗が垂れる。この汗は暑さにせいじゃない。
5242:2011/12/17(土) 03:31:04.72 ID:LkdiHE/f
「お前だってとっくにその気じゃん?もう一緒に歩いてる時から短パンこんなにして」
言いながら大月と呼ばれていた男は顔を猿橋くんの顔に近づけた。
あれ、キスしてるのか?男同士で?あっ、短パンの上からチンコ触って……
長いキスの間に大月は猿橋くんの短パンの前で動かしていた手をおしりへ移動させ、もみもみと揉んでいる。
キスが終わり、猿橋くんが何か言ったけど聞き取れず、大月はそれにこくりと頷いた。
一瞬、恥ずかしそうに笑った猿橋くんはくるりと180度身体を反転させ、両手を近くの太い幹についた。
大月は猿橋くんの短パンとブリーフをいっぺんに下ろすと、片足ずつ抜き取ってぽいっと地面に投げ捨てた。
僕は二人から完全に目が離せなくなっていた。
エッチしちゃうのかな、あの二人、男同士なのに……
大月は片膝を付く格好になって、両手で猿橋くんのおしりをぐいっと広げている。
「すっかりコッチが良くなっちまって、ホントにすけべぇだよなぁ」
「なっ、誰に教え込まれたと思ってんだよっ!ったく、ヤるなら早くシてくれよっ!」
「はいはい、それはおねだりと思っていいんだね、それじゃあ遠慮なく」
やり取りが終わると大月は猿橋くんのおしりの谷間に顔をうずめた。
舐めてるんだ、おしりの穴を……
大月はぴちゃぴちゃとコッチまで舐める音が聞こえてきそうな程に顔を動かして猿橋くんのおしりを舐めている。
「んん、はぁ、前もさわってぇ」
学校じゃちょっと不良っぽいイメージだった猿橋くんが、すごい甘えた声を出している。
「今日のテーマ、これから一切、ちんこに触らずにイカせる」
おしりから顔を離して大月はいたずらっぽい笑顔で答えた。
そして、傍らに投げ捨てられた学生カバンから何かを取り出すと、左の手のひらにとろりとした液体を垂らしている。
大月はさっきまで散々に嘗め回していたおしりに左手をあてがい、ぴったりと猿橋くんの背中に身体を合わせた。
空いてる右手を体操服のシャツのしたから滑り込ませて、なにやらごそごそと胸のあたりで動かしている。
「そろそろ乳首も感度上がってきてるんじゃね?どうよ、後ろの穴と一緒にいじくられるのは?」
聞こえてきた言葉に驚いた。乳首が気持ちいいのは女の子だけじゃないのか。
そぉっと、自分の乳首を体操着越しに触れてみる。
軽くつまんで、爪の先で擦ったりしてみるとくすぐったいような感じがした。
「んくぅ、きもちぃ、乳首も、おしりも、どっちも気持ちいいよぉ」
男同士のエッチはおしりを使うって、なんとなく知ってたけど、おしりも気持ちいいんだ……
あれ、きっと指入れられてるんだよなぁ。
今度はさっきからずっと外気に晒したままの自分のおしりの穴に指を這わせてみる。
軽く触れる程度でこしょこしょと指を動かしてみると、やはりくすぐったい感じがした。
指、入れてるんだよなぁ……。
ぐっ、と力を込めて中指を入れてみようとしたけど、まったく入って行く気配がなく痛みもある。
舐めたり、さっき手につけてたやつで滑りを良くしてやらないとダメなのかな。
なんて思っておしりを触るのをやめてまた乳首を触ってみる。
いつの間にか、僕自身のおちんちんも体操服のシャツの裾を内側から突き上げていた。
大月は相も変わらずおしりと乳首をいじくり続けているようで、猿橋くんの後ろに覆いかぶさるよう体勢のままもぞもぞと動いている。
「んはっ、もっ、はやく、入れてっ、自分でっ、前触って、イキたくっ、あン、なっちゃうよぉ」
猿橋くんが切羽詰ったような声をあげている。
僕もいつしか鼓動が早くなり、はぁはぁと浅く呼吸をしていることに気づく。
左手で自分の乳首をいじりながら、右手で体操服の裾越しにちんちんを押さえつける。
気持ちいいのかな、猿橋くん、おしり、そんなに気持ちいいのかな……あぁ、僕だったら藤野先輩に……
一瞬、憧れの先輩の顔が頭の中に浮かび上がる。こんな事に結び付けて憧れの先輩を思い浮かべた事に罪悪感が湧いてくる。
「んじゃあ、そろそろ入れてやるからな」
大月の声が耳に届いてハッと我に帰る。
がちゃがちゃとベルトを外す音がして、ぼろんと大月がちんこを取り出した。
この距離じゃはっきりとはわからないけど、大きさはすっかり大人のサイズで、力強く上を向いて反り返っている。
高校生くらいになると、ちんこもアレくらいなのかな、それともあの大月って人がでかいのかな……
思っていると、大月は猿橋くんのおしりの割れ目にぴったりとちんこの先をあてがった。
5253:2011/12/17(土) 03:33:05.42 ID:LkdiHE/f
「いくぞ」
短く言うと、両手で猿橋くんの腰を押さえつけると、二人の間にできた隙間をじわりじわりと小さくしていった。
「あっ、あっ、んん……」
少しずつちんこが差し込まれて行くたびに声を漏らす猿橋くんを見て、僕の方がハラハラしてしまう。
「全部入ったぜ」
大月はそう言った後、腰を押さえていた両手を猿橋くんの胸に持っていく。
猿橋くんは頭を下げてぷるぷると何かに耐えているようだった。
「両手で乳首いじくっててやるから、自分で腰動かしてみろよ」
大月の言葉を聞いて、猿橋くんは小さく頷いて体を動かし始めた。
「ん、んん……、あっ」
何度も短い声を漏らしながら、腰をゆっくり動かしている。
ちんちん触ってないのに感じまくってるみたいだ、すごい……
僕も自分の乳首をくりくりと早い動きで弄くりながら、ぎゅっとちんちんを押さえた。
同級生があんなことされてるの見て、興奮しちゃって、しかも僕、あんな事して欲しいって思っちゃってるっ。
乳首いじりをとめられず、脈打つちんちんをギュッと押さえながら、同級生が自分のおしりの穴でちんこを入れたり出したりしている光景をただただ眺める。
「い、イキそっ!あっ!あっ、イクっ!」
猿橋くんが今まで出してないような大きな声を出してビクッとした。
「よし、じゃあ……」
大月は乳首をいじくっていた手を離してしっかりと猿橋くんの身体を掴んで、自分の腰を前後に動かし始めた。
それまで聞こえなかった肉と肉のぶつかる音が何度か響いたかと思うと、猿橋くんの一際大きな喘ぎ声が林の中に響いた。
「んぁああっ、イクぅ!!」
カサッ、カサッと落ち葉の上に精液が落ちる音が聞こえる。
「俺、もうちょいな。そのままちょこっと辛抱してろ」
大月は崩れ落ちそうな猿橋くんをがっちりと掴んでおしりの肉に自分の腰をパチン、パチンと打ちつけ続けている。
「よし、出すぞっ!」
一際強く腰を打ち付けて、二人の影が重なったまま動きが止まる。
「はぁぁ……、やっぱ、お前さいこーだわ」
ぐったりした猿橋くんからちんこを抜いて、彼を抱きかかえながら大月はまたキスをした。
猿橋くんも大月の脇の下から両腕を通して肩にすがりつくようにして、その唇を受け止めた。

僕はその様子を見ながら、自分の体操服の裾にシミをつけながら押さえつけてるちんちんをどうにも出来ずに、左手は変わらず乳首をくりくりといじくっていた。
あぁ、もうこのままオナニーしちゃいたい……
頭の中がそんな言葉でいっぱいになって、ちんちんを押さえつけていた右手をゆっくりと動かす。
左手は変わらずに体操服越しに乳首を刺激しながら、目の前で起こったことを思い出す。
ちんちんに触れられることなく、乳首とおしりの穴だけでイッてしまった同級生、しかも自分が普段しているオナニーとは比べ物にならない程に気持ち良さそうだった。
僕もっ……ん、僕もシて欲しいっ……!!
ちんちんをぐにぐにと揉むと、右手の中で体操服の裾がぐちゅぐちゅと湿っぽい音を立てる。
これくらいの音、向こうまで聞こえないよね。
はぁ、はぁ、乳首、気持ちいいかもっ……おしりは、少し怖いけど、すごい気持ちよさそうだったなぁ……
ぐちゅっ、ぐちゅっ、はぁ、はぁ、我慢汁で濡れた体操服の音と自分の吐息だけが耳に入る。
遠くで二人が話している声が聞こえるような気がしたけど、何をしゃべってるのかなんてもう気にしていられない。
あぁ、イキそ……
「んっ……」
漏れ出そうになった声を飲み込んで、体操服の裾に精液を出した。
カッチカチになっていたちんちんにケリをつける事ができてホッとした。

そのとき、右手に握った体操服の裾からポタリと精液が落ちて、枯葉の上でガサッと音を立てた。
やばっ!気づけば、もう一滴、糸を引いて落ちそうになっている。
僕は慌ててそれを左手で受け止めようとした時に、飛び出ていた枝に肘がぶつかってしまった。
ガササッと大きな葉音を立ててしまい、咄嗟に動きを止める。
時間差で受け止め損ねた精液の滴が落っこちて、カサッと小さい音を立てた。
「おい、誰か居るんじゃね?」
大月の声が聞こえて、ガサガサと落ち葉を踏みしめる音が近づいてくる。
どうしよう、どうしよう、どうしよう、……どうしようっ!!!
「おーい、誰かいるのかー?」
声はもうすぐそこまで来ている。
「鳥かなんかじゃねーの?」
心臓が口から飛び出るとか思った。だって、僕の名前、鳥沢。でも猿橋くん、ナイス!鳥と思って行ってくれぇぇ!頼むぅ!!
身体が硬直してるのは音を立てないようにしてるだけじゃない、緊張で脚に力が入らないからだ。
5264:2011/12/17(土) 03:34:21.94 ID:LkdiHE/f
「おい、カバンが置いてあるぞ。やっぱ誰か居るんじゃねーか」
見つかった!どうする!?地面に置いたもの全部拾って走って逃げるか?
ガサガサと足早に近づいてくる音に決断を急かされる。
なるべく音を立てないように膝を畳んで、地面にあるブリーフと短パンに手をのばす。
ブリーフはすぐ足元に落ちてたけど、脱ぎ捨てた短パンが少し遠い。
「おい、あれ、あそこ落ちてるの短パンじゃないか?お前のそれと同じ」
「えー、うっそ。マジで?」
駆け足で走ってくる足音が二つ。終わりだ……。目をつぶって小さくなる。消えてしまいたい。
つぶった瞼越しに影が僕の前に来たのを感じた。ホントにお終いだ……
「あれっ?鳥沢じゃ……ちょ、おまっ、ケツ出して何してんだよ」
猿橋くんの声が耳に入り、涙がぽろぽろと頬を伝う。
「なんだ、お前の同級生か、コイツ?」
「あぁ、なるほどねぇ……。大月さん、俺ら、鳥沢が野グソしてるとこにアオカンしに来ちゃったみたいだよ」
「野グソねぇ。でも今時居るんだねぇ、全部脱がないとウンコできないヤツ」
そう言って二人は笑った。僕は溢れる涙を腕で押さえて顔を隠すことしか出来なかった。
「おいおい、ナニ泣いてんだよ。これじゃあ、俺と大月さんでいじめてるみたいじゃないか」
「そうだぞ、むしろ気持ちいいコトしてるの覗かれたコッチが被害者とも言えるんだからなぁ」
「それは我慢できねーからって、そこでチャチャッとヤっちまおうとか言ったアンタが悪ぃよ。」
こっちは頭が混乱してどうしていいかもわからないってのに、二人はなにやら楽しそうにしゃべくり続けてる。
「鳥沢ぁ、泣いてるのもいいけどよ、ケツ丸出しで泣かれてたらホントに俺らがいじめてるみたいじゃねーか。とりあえず下穿けよ」
促されて何とか立ち上がる。手に握り締めたブリーフを穿こうと広げると、股のところについた茶色い染みが目に飛び込んできた。
ハッとしてまた手の中にくしゃくしゃにして握りこむ。見られた?と思って猿橋くんの顔を反射的に見る。
「ちびった?」
ニヤニヤして聞いてくるので恥ずかしくなってうつむいてしまった。
猿橋くんは、地面においてある短パンを拾い上げると、広げてまじまじと観察しはじめた。
「うは、ちょっとだけど、こっちにもシミついてるぞ」
うれしそうにはやし立てながら、短パンの汚れたところを僕に見せ付ける。
僕はまたぽろぽろと涙をこぼして泣いてしまった。
「まあまあ、ほら、とりあえず穿けって」
言いながら僕の手に短パンを握らせる。
「お前さぁ、このボウズに俺とヤッてるとこ見られたけど、大丈夫なの?」
黙っていた大月が猿橋くんに話しかけた。
「大丈夫っしょー、だってさ、俺ら掴んじゃったわけじゃん。オ・モ・ラ・シの現場」
肩に腕をまわしてくる猿橋くんの、その力の入れ加減に口止めの意図を感じ取る。
「あ!ちょっと、大月さん!もっといいもんめっけたよ!」
猿橋くんは僕の体操服の裾の染みを指差す。
「ははぁ、俺らのヤッてるの見てガマンできなくなっちゃんだなぁ。鳥沢くんって言ったっけ?」
僕の前に回って大月はちんちんを隠していた体操服の裾を持ち上げた。
「シコシコしちゃったんだ。それで、見ててどう思ったよ?」
じろじろと僕のちんちんを見ながら聞いてくるけど、どう返答していいものかわからず、顔を横に背ける。
「だからさぁ、俺みたいに達樹に突っ込みたいと思って抜いたのか、達樹みたいに突っ込まれてぇと思って抜いたのか聞いてんだって」
「えと、それは、あの、僕……」
「どっちよ?正直に言ってみ」
ピンピンと僕のちんちんを弾きながら問い詰められる。
正直に答えないと猿橋くんにウンコのことを学校で広められたりするんだろうか。
5275:2011/12/17(土) 03:34:58.19 ID:LkdiHE/f
「その、猿橋くん、気持ちよさそうだなって……」
「突っ込まれたいほうか?」
かぁっと顔が熱くなるのを感じて俯いてしまった。
「おい、達樹、この同級生クンに突っ込んでやったらどうだ?」
ウシシと下品に笑いながら言うのが聞こえて僕は猿橋くんの顔を見た。
猿橋くんは僕と一瞬目があった後にやれやれと言った顔をした。
「大月さん、俺が今更誰かに突っ込みたいなんて思うわけ?それで、それは誰のせいだと思ってるの?」
「ははっ、悪いな。んじゃあ俺が食っちまおうかなぁ」
「目の前で浮気されたらちょん切りますよ?」
「おぉ、怖ぇな。わりいな、鳥沢くん。達樹が突っ込んじゃダメだとよ」
僕は心底ホッとした。あんなのイキナリ入れられるなんて想像しただけでも恐ろしすぎる。
それに、もしそう言うことするとしたら、相手は絶対に藤野せんぱ……、いやいや、今はそんな事考えてる場合じゃない。
「おい、鳥沢」
急にマジメな口調で猿橋くんに呼ばれ、ビクッとして顔を見る。
「俺は今日のお前のこと、ガッコで言いふらす気はないぜ。別にお前は俺のこと言いふらしたってかまわねぇけどな」
「おーおー、カッコイイじゃん、達樹ぃ」
何も言えずに居る僕を置いて二人は林を出て行く。
その並んだ影が見えなくなってから僕は汚れたブリーフを丸めてスポーツバッグに押し込み、短パンを穿いた。
精液のシミができたシャツの裾を短パンに押し込んで隠し、林を出て神社を抜け通学路に戻る。
ずっと曝け出していたおしりや太ももは何箇所も蚊に刺されたらしくかゆかった。
ポリポリと掻きながら薄暗くなってきた通学路を歩く。
濡れたシャツの裾が冷たくなって、お腹を冷やす。
治まったと思ったお腹がまたギュルルと音を立てる。
もう、どうでもいいや、と言った気持ちで家に向かって走る。
おしりから太ももへと水っぽいものが垂れてくるのを無視して走り続け、家までついた。
カギを挿してドアをあけ、風呂場に飛び込む。
汚れた体操服のままシャワーを浴びて、身体と汚れた衣服を洗う。
石鹸をつけた手がちんちんに、乳首に、そしておしりの穴に触れる度にドキリとして、あの光景が思い出される。
中学生にもなってチビってしまって事や野グソをしてしまった事より、もっと衝撃的なこと。
むくむくとちんちんが大きくなっていく。
僕は石鹸のついた指をぐっとおしりの穴に……


おしまい
528名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 05:45:53.29 ID:f4aEZvoB
いいねいいね乙
529名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 12:21:42.42 ID:DGmx9m2f
のぞき少年可愛いよハァハァ
GJ
530名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 13:41:17.18 ID:xYK9JeF0
ずっと前にここで時代物の、どエロが出て、かなり興奮した記憶があるんだが
最近はどうですか。
531名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 18:36:23.84 ID:Ce+I7ePf
どういう意味で?
時代物があるかって聞かれたらない
どエロでかなり興奮するかと聞かれているなら、このスレくらいは読んでみろとしか言えない
532名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 11:01:13.57 ID:3pBKKrb6
なんとか峠のことだと思うけど最近はないよ
533名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 13:46:39.98 ID:d9OrfCEv
>531 532
ありがと
少し、スレたどってみますわ
534ゴッドメロディ:2011/12/23(金) 23:25:37.83 ID:ev+xRGB0
ういーっす。オレ、ゴッドメロディっす〜。小説書いていいっすかぁ?
535名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 23:37:20.96 ID:+JMyEGKV
感想がなくても叩かれても泣かないならどうぞ
536ゴッドメロディ:2011/12/23(金) 23:44:54.77 ID:ev+xRGB0
「神塚レイラ少年の衝撃日和!?その1」


神塚レイラ君がメインのやつです。洗脳するから気を付けて。最初は剣城っていうやつにやられます。各お話で変態にもなります!



レ「ふぅ!今日も頑張ったなぁ。」
少年の名は神塚レイラ。みんなからはカミツレと呼ばれている。彼の特徴は神秘的なアクアマリンの瞳にキラキラ輝く髪、そして女の子のような容姿だった。レイラは今日も修行を終えた頃だ。レイラは昔、体が弱かったが、どんどん特訓して強くなった。
レ「今日は天馬ん家に遊びにいこうっ!」
その時だった。
ドン
?「邪魔だよ。」
レ「おい、誰だ!っあ……」
レイラと同い年の剣城だった。剣城は少し怖いイメージだ。レイラに剣城は目線を向いた。
剣「……お前、俺んちに来い。」
レ「え、今日は天馬ん家に行くのに……。」
剣「いいから来い!!」
レ「うわっ!」
レイラは剣城に連れて行かれた。本当は天馬の家に行きたかったのに………。
剣「へっ、お前可愛いなぁ。」
レ「むぅ……」
レイラは拗ねた。しかし剣城には効いてない。レイラはもう我慢できず、とうとう怒った。
レ「いい加減にしろよ!オレはてんまん家に行くんだから!!」
剣城はそれを聞いてキレた。
剣「うるせえっ!黙れよこの男の娘がぁッ!!」
剣城はレイラをおもいっきり殴った。
レ「ぐわっ!」
レイラは気絶した。どうやら力が尽きてしまったようだ。剣城はニヤリと笑い、そのまま彼を自分の家へ連れていった。
剣城「ククク…、たっぷりエロエロにしてあげるからな…!」
537名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 07:12:34.87 ID:ZCO2mE6y
またお前か
538ゴッドメロディ:2011/12/24(土) 12:16:55.67 ID:6tvixHIO
すいませんねぇ。少し付き合ってもらいます
539ゴッドメロディ:2011/12/24(土) 12:51:10.52 ID:6tvixHIO
剣城はレイラを自分の部屋に連れていき、そして、唇を彼につけた。キスだった。
レ「……んん、ん?なんだよぉ?」
剣「……ちっ、黙れよ。」
レイラの体はぞくぞくし始めた。
レ(なんだ……、オレ……、落ち着かないぞ…!)
そして、剣城は言葉を放った。
剣「いいか。お前は今からオレとエッチするんだ……!」
レ「剣城……」
剣「やめようと言っても遅い。今こそやるしかないんだ…!」
レ「わ、わかったよ……」
剣城はレイラの下半身を脱がせ、パンツの裾に指を入れた。
レ「んっ、あっ、ああっ。」
剣「ふ……、お前いいな。」
そして剣城はレイラの小さな性器を触った。
レ「う、うわぁぁ、オレ……、出ちゃう…。」
剣「おいおい、精液出るのが嫌なのかよ。」
レ「うぅ……、違う…。」
そしてレイラの性器から射精が出た。
レ「うわぁっ…!オレのぉ、出ちゃうょぉ…。」
ドビュッ
レイラの精子は自分のTシャツにかかった。剣城は話しかけた。
剣「脱ぐか?Tシャツ。」
レ「やだよ。風邪ひくし。」
次に剣城はレイラのきれいなピンクのアナルを舐めた。
レ「うひゃっ……、あぁっ……、そこぉ……だめだぁっ。」
れろれろ、ぐじゅっ
レイラのアナルは次々と汚れる。
レ「おい……、不味くてもいいのかよ……。」
剣「あぁ。お前のアナルは旨いからな。」
レ「そうなんだ……」
すると、剣城がいきなり立ち上がった。
レ「え……、もう終わり?」
しかし、終わりではなかった。ここから本当のあれが始まる。そう、セックスだ。
剣城「さてと、アナルセックス始めようか……!」
剣城は自分のペニスを出し、レイラの肛門に入れようとする。それを見てレイラは怯えて言った。
レイラ「お、おい。やめろよ……。これ以上やめろよ…!」
540名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 15:22:25.89 ID:hYymNwbz
他所でやれ
541名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 18:52:45.98 ID:ejdOi6Yy
秘密の日記帳にでも書きためておけと言いたくなるなこれは
下書きもせずに直書きしてるみたいだし
sageもしないし
そもそもSSですらないし
542名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 19:27:24.53 ID:CXYrOjnG
これは自らが餌になる高難度の釣りです
543名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:44:21.40 ID:DXSDjUfd
>>541
援護する気はないけどVIPのSSは全部こんな感じだぞ
544名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 21:23:44.22 ID:AoMXSI4d
ここはVIPじゃないし…
545名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 23:07:26.05 ID:1MoKWy8K
性夜だよサンタショタまだー?
546名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 15:22:43.62 ID:ebyUWkcA
先輩後輩のは完結したのか?
547名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 18:51:24.83 ID:qTlVzhP9
だいぶ前にやってた痛そうなヤツなら終わったんじゃなかったか
548名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 09:00:53.07 ID:kMp9rPs7
あの厨房ならpixivに逃げたけど?
549名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 09:14:54.36 ID:bB+oisDa
毎度ひでぇな
550名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 23:04:38.99 ID:vt6OInFC
これから大体10レスほどの短編を投下します。

・ショタっ子達が変態銃を使ったキャットファイト競技で戦います。
>>493の続きです。今回は多少でも使用に耐えるよう、エロシーンの尺を少し長くしてみました。
 なんか一部バトルファックみたいな感じに…
551CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その1:2011/12/30(金) 23:06:11.93 ID:vt6OInFC

 時は近未来、かわいいショタ少年を集めて擬似銃撃戦をさせる賭博競技が、空前のブームを迎えていた。
 FPS(First・Pyuppyu・Shooting)。
 相手をピュッピュさせて倒し、最後まで残った者が勝者となる、シューターゲーム。
 その中でも特に高い人気を誇る競技ルール、Call Of Doutei(コール・オブ・ドウテイ)。
 厳選された童貞のみによる、エリート選手たちのゲーム。

 市街地を模した広大なFPS競技場。その両端に数十人のショタっ子が集まる場所が二つ。
 その内の一つに、ソープランドはいた。
 今日はチームデスマッチ(通称チーデス)。2チームに別れて銃撃戦を行い、相手を倒すことで得られる点数の多さで勝敗を決める。
(うるさい連中がいたな…)
 会場に入る前に見た敵の中には、何度か戦った事のある面々がいた。
「MC(マッチョカンパニー)か…」
 FPSでも別のレギュレーションルール、BF(Bukkake・Fist)から転向した有名な四人コンビだ。
 BFとは、自らの精液を敵にぶっ掛けるか、相手の尻穴に拳をねじ込んでイかせれば勝ちという、
 ゲテモノながらCoDに次いで人気のルール。
 内容の特殊性ゆえか、絵は良いが試合の動きが遅くなりがちな為、そこを嫌がるシューターも多い。
 
 MCとは、BFにその人ありと言われた筋ショタ四人組のことだ。
 連携はあまりうまくないが、ちぐはぐなチームプレーが結果的に良い結果を生むと言う、ある意味天然系のチームとも言えた。
「あの野郎、引退する引退すると毎回言ってんのに、いつ引退するんだ…」
 先ほどチラっと見たのは隊長格のエッチオルドだけだが、残りの三人アナード、ホーリーウォーター、マンコウもいるのだろう。
 共に戦うのも御免だが、敵に回すのも厄介…そんな評価の連中だ。
552CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その2:2011/12/30(金) 23:06:54.11 ID:vt6OInFC

 味方の面々には、期待の新鋭として注目されているポーンチ、骸骨のマスクを被ったGスポットがいる。
 メンバーの長所短所を思い出しながら、取るべき戦術などを考えていると…
「先ぱ〜いっ!」
 聞き覚えのある声に振り返ると、満面の笑顔を浮かべた人懐っこい感じのショタが、全力ダッシュでこちらに走ってくる。
(またこいつか…)
 彼ことソープランドを先輩と勝手に呼び慕う、FPSの新人カマーインだった。
 TPS(Topless・Pyuppyu・Shooting)からの転向者という珍しい経歴を持つ新入りだ。
 なにかと自分の事を喋りたがり、スナイパーが嫌い、他に四人も兄弟がいる、趣味はポロなど、
 聞いてもいないことを自分から説明してくる。
 得物は両手にそれぞれ構えた二丁のMANP5K(通称マンピーコキ)サブマシンガン。
 ドイツ語で短機関銃を意味するMAschiNenPistoleの略称から命名されたこの銃は、
 威力や精度の低い拳銃用オナホ弾を用いながら、高い命中精度と信頼性を誇る人気の銃だ。
 
 半ばうんざりした表情で出迎えるが、堪えた様子も無く笑顔で喋りかけてきた。
「先輩っ、今回は一緒のチームですねっ!」
 サラサラ金髪ショートに大きめの瞳、こぢんまりとした鼻口のあしらわれた可愛らしい顔。
 同年代の中でも小柄な身体は、一歳年上で背も高い方のソープランドと並ぶと、身長差がいっそう際立つ。
「その先輩って言うのはよせと言ってるだろう」
 必要以上に群れる気は無い…言外にそう語る、厳しさを含んだ声。
 しかし邪険に扱われるのにも慣れているのか、変わらぬ笑顔のまま言葉を続ける。
「今日の相手は、厄介なのが多いですね…でも僕達ならきっと勝てますよ、ねっ!」
「……そうだな…」
 気の無い返事で適当に会話を流すが、相手が厄介という点には彼も同意だ。
 ビーッ!
 やがて、競技開始三分前を告げるブザーが鳴る。今日のお勤めの時間だ。
553CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その3:2011/12/30(金) 23:07:35.82 ID:vt6OInFC

『チームデスマッチ、スタート!!』
 競技の始まりを告げる、アナウンサーの声。
 建物の位置を考えながら、腰に吊るしたトマホークを手に取ると、大きく振りかぶる。
「…っふっ!」
 鋭い吐息と共に、弧を描きながら飛んでいくトマホーク。
 やがて遥か彼方へと消える手斧。こんな適当な遠距離攻撃が当たる訳が…
「………ぁひぃ!…」
 しかし予想に反して遠くから響いてくる、悲鳴とも喜声ともつかない甲高い声。
『おおっと、ルカ選手にトマホークの直撃だぁーっ!ソープランド選手の開幕トマホークが見事ヒット!ルカさん斧射ぱねーっす!』
 得られる点数は倒し方によっても変わり、遠投トマホークはかなりの高得点キルに入る。
 ヒートアップするアナウンスに対し、眉一つ動かさずにライフルを構えると、右翼のビル街に突っ込んでいった。

 ポポポッ!ババッ!ウッセーイ、クラナードー!
 ポッポポポポッ!イグゥ!!
 右翼では大きな車道を挟んで、数十人規模の銃撃戦が始まっていた。
 戦闘が始まって間もないはずだが、既に白い精を放った味方の『死体』がちらほら見える。
(展開が早い。誰が核だ……)
 するとソープランドの疑問に答えるように、仲間の少年目掛けてオナホ弾が飛んできた。
 弾の種類、速度、特徴的な飛び方。全てがスナイパーの存在を告げている。
 バチュッ!
「…!んあぁっ!や、止め、止めて…っ…!」
 ボディスーツのスイッチにオナホ弾が命中し、たちまちスーツの強制射精機能が働く。
(まずいっ…!)
 慌ててイキかけの少年へ駆け寄ると、今にも樹液を噴き出しそうな若幹にしゃぶりついた。
 FPSでは衛生行為のルールがあり、味方が射精寸前の場合、
 その肉棒を口に銜えて口内射精させれば、一回だけその射精を無しにできる。
554CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その4:2011/12/30(金) 23:08:12.62 ID:vt6OInFC

「あっ…っ!」
 咥えられた少年の顔に、ホッとしたような表情が浮かぶ。
 そこに浮かぶのは戦死を免れた安堵より、安心して快感を享受できる事への喜びだった。
(さっさとイカせるか)
 唇で半剥けの先端に吸い付くと、唇で押し込むように包皮をズリ下ろす。
 ツルンと抵抗無く剥き上がった粘膜質の先端に吸い付くと、柔らかい頬肉をピトっと貼り付かせる。
「はぁっ…!く、うぅっ!」
 漏れ出る嬌声には拒むような感じは無く、むしろ射精への歓喜に満ち溢れている。
 少年の猛りに舌を巻き付けてやると、絶頂寸前の肉幹はそれだけで急激に膨みを増した。
(…そろそろ出るか)
 エクスタシーの訪れを感じ取ると、絶えず先走りを滲ませる尿道に舌裏を当て、熱い劣情が迸るのを待ち受けた。
 
「あっ、飲んで、っ、飲んでっ、イクっ、イっク…う…っ!!」
 ビュルゥッ!!
 発射音のしそうな勢いで、少年の快感をたっぷり乗せた孕ませ汁が、ソープランドの口中に注ぎ込まれる。
(うぉっ、激しいな…)
 必死にミルクをひり出そうとオチンチンが身震いする度に、精液が勢い良く吐き出される。
 元気な少年汁が喉奥を直撃しないよう、舌の裏側で精液を受けて勢いを殺し、口中に熱々のホットミルクを溜めていく。
「あっ…!…っ!…ふ、くっ…!」
 息も切れ切れな喘ぎ声に合わせるように、唇に伝わる牡肉の脈動。
 ビクビクと少年自身が悶える感触を舌に感じると、冷静を装うソープランドの心にも、淫らな炎が燃え上がってしまう。
(くっ……そんなに俺の口…気持ちいいのか?)
 彼の心に存在する、男同士による行為への拒否感と、この競技への憎悪に近い嫌悪感。
 だがいくら拒否しようとも、少年のイキ声が耳に響く度に彼の肉棒が喜ぶようにひくつき、
 その頂点から欲望の薄汁が湧き出るのを止められない。
(ほらっ、たっぷり出しちまいな…)
 彼もまた興奮に鼻息を荒くしながら、年若い牡器官を快感に浸らせた。
555CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その5:2011/12/30(金) 23:08:39.71 ID:vt6OInFC
 
「あっ、はぁ…ん…っ…」
 ソープランドの口中を蹂躙していた若茎も、ようやく静かになってきた。
 脈打ちが大人しくなり、新たな精が吐き出されなくなると、口に溜めた精液を飲み込み始める。
 ゴクッ…ゴクンッ…
 喉を通るドロドロの粘液。無味なのにえぐさを感じる、お世辞にも美味いとは言えない味。
 しかし衛生行為のルールでは、口から精液を吐き出してしまうと救出失敗となってしまう。
(何度飲んでも、こいつには慣れないな…)
 味方とは言え、見ず知らずの相手の精液を飲むのは、いい気分ではない。
 それでも苦労しながら、粘り気で飲みにくいソレを、押し込むように喉へ流し込んだ。
 
「ぷふぅーっ…」
 間抜けな音と共に吐き出される、精液臭い吐息。射精後の疲労にダウンする少年も、その内復活するだろう。
 喉に残る精液の感触に辟易しつつ周りを見ると、味方はスナイパーを警戒して身を潜めていた。
 大半の古参兵は左翼と中央にいったらしく、場慣れしていそうな面子は少ない。
 そして、こちらを羨ましそうに見るカマーイン…何が羨ましいのかは考えないことにした。
(まいったな…俺一人でやるしかない、か)
 若手ばかりでは、組織的なスナイパー狩りは難しい…少々危険だが、やるしかないようだ。
 
「カマーイン」
「はっ、はいっ!」
 珍しく名前で呼ばれたのが嬉しいのか、語尾にハートマークでも付きそうな勢いで即座に返答が返ってくる。
「今からスナイパーを始末してくる。俺が声で合図をしたら、全員を突っ込ませろ」
「声の合図で全員突撃ですね、了解ですっ!」
 身を低くし、素早く走り行く彼の背中に、カマーインが言葉を掛ける。
「先輩、他のヤツにイカされちゃ…ダメですよっ?」
 聞こえているのか、いないのか…返答もないままに、ソープランドの身体がスナイパーの射界に躍り出た。
556CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その6:2011/12/30(金) 23:10:12.49 ID:vt6OInFC

 両手でライフルを構え、全力で車道を駆け抜ける。
 今日の武装は皆大好きTAM−2I(正式名称タマボール)、銃の機関部をストックに収めるブルパップ形式のアサルトライフルだ。
 ブルパップ形式にも関わらず、発射時の反動が強く中長距離での命中率はあまり良くない。
 しかし、その鋭いキックをあえて好む者も多く、彼もその中の一人だ。
(……来たっ!)
 マズルフラッシュとほぼ同時に鳴り響く、聞きなれない発砲音。
 飛来する死の礫を聞くと言うより感じとると、走る方向を急激に変える。
 ッシュゥーッ…!
 風切り音と共にソープランドの直ぐ脇を通り抜ける、大きめのオナホ弾。
(あの速度と飛び方…やはりオナ具ノフか)
 予め飛来する弾を見ていた為、スナイパーの得物は検討がついていた。
 オートマチック式の狙撃銃では老舗の部類に入る銃で、
 SS1019やヒギィトン0723弾等MAZO規格のオナホ弾よりも肉厚なコキアンアン弾を使用する。
 性能に関してはあまり評判は良くないが、一部に熱心な愛好家が存在し、稀に競技場でお目にかかることもある。

 突破されるとは思っていなかったのか、虚をつかれた雰囲気の敵少年達が慌てて銃を乱射するが、
 その前にソープランドは破棄された廃車に身を隠していた。
(こんなお粗末な連携じゃ、向こうも熟練者は少ないようだな…)
 オナホ弾は形状や重さ、さらに選手を怪我させない為の配慮として、あまり高速で飛ばないようになっている。
 上級者ならば、発射の瞬間を見極めてからの回避という離れ業も不可能ではない。
 もし古参の競技者がいれば、そういう事態を想定して常時援護の人員を張り付かせるだろう。
(追撃はしてこないのか…?)
 スナイパーも慌てて撃ってくると思ったが、狙撃銃特有の高速弾は飛んでこない。
 ボロボロの鉄塊に隠れながらスナイパーの姿を探すと、正面の廃ビル二階に陣取るそれらしい姿が見えた。

(狙撃の射角や位置からして、ヤツがそうだろうな…糞ったれのシコ砂が)
 シコ砂(シコスナ)とは、一つの場所に篭って狙撃を続けるスナイパーの蔑称で、床オナをするような狙撃姿勢からこの呼び方が定着した。
 だが見つけたとは言っても、今の場所からでは直接狙えそうにない。
 外壁の崩壊した二階に陣取っているため、下からでは相手の身体は死角に入ってしまう。
 本物の戦争なら手榴弾でも叩き込むところだが、FPSに手榴弾は存在しない。
(何か良い手は…と)
 状況を観察するソープランドの目が、スナイパーの篭る二階の天井を見て止まった。
(弾は余裕がある、相手の位置は分かっている、これなら…)
 タマボールを構えると、ダットサイト(光学式照準器)をスナイパー自身ではなく、スナイパーの上の天井に合わせる。
 ポポポポポッ!
 フルオートで叩き込まれる、オナホ弾の連射。
 先端の柔らかいオナホ部分が天井に当たり、そのまま跳ねるように下へ落ちていくシリコンの塊。
 その先には、位置を知られているにも関わらず、同じ場所に篭ったままのスナイパーが…
「…!っ、ひやぁっ!あ、うぁ!!」
 聞こえてくるのは、不意の種付け絶頂に翻弄される少年の絶叫。
 なんと跳弾による偏差射撃で、相手のスーツのスイッチを撃ったようだ。
 オナホ弾ならば例え威力が落ちても、弾の重さだけでスーツのスイッチを起動させることも難しくはない。
 そういう読みもあっての荒業なのだろうが…
『なんとソープランド選手、跳弾でシコ砂を仕留めてしまったーっ!!』
 アナウンサーの声にも賞賛と驚愕の色合いが見える。
 シコ砂は観客が楽しめるような戦法ではない為、運営者側にとっても好ましくない。
 ルール上は禁止されていないとはいえ、厄介な難物が減ったのだから、運営サイドも万々歳だろう。
「そこで好きなだけ床オナでもするこった…」
 僅かに嘲りの色を含む言葉を投げかけると、味方の陣地を振り返った。
557CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その7:2011/12/30(金) 23:10:41.66 ID:vt6OInFC

「いいぞぉ!突っ込んで来いっ!!」
 肺活量を最大限に使って、合図の大声を張り上げる。
 彼の声に応じて、一斉に突撃を開始する味方チーム。
 それに対し、戦線を維持していた要であるスナイパーを失い、色めき立つ敵チーム。
 敵も立て直しを図るだろうが、そんな隙をみすみす逃す気は無い。
 ダッ!
 彼自身も身を低くしながら、全速力で突撃を開始する。
(お願いだから、こっちを撃ってくれるなよ…!)
 弾数の少なくなった弾倉を代えながら、敵が陣取る廃ビルの入り口へ突っ走る。
 窓から顔を出していた敵が、彼に気づいて銃口を向けるが、引き金が引かれる前に彼の姿はビルの中に消えていた。
 
 ビルに突入した彼を待っていたのは、一斉突撃を仕掛ける味方を迎撃しようとする少年達の背中だった。
(がら空きだぞっ!)
 ポポッ!ポポッ!ポポポポポッ!
 至近距離の二人を素早い速射で仕留めると、奥に陣取る集団へフルオートを撃ち込む。
 いきなりの銃撃に驚く敵がこちらを振り向く前に、横倒しになったテーブルの後ろに飛び込んだ。
「なっ…!ちく、んっ!くそっ、くっ、イクぅ!!」
「んあっ!み、見るな、っ!見るなっ、あぁっ!っ、見ないでぇっ…!」
「ぐっ、んっ…っ…!!」
「いや、ダメ、出るぅ!出っ、るぅ…う!」
 次々と上がる四人分のイキ声。どうやら大雑把な攻撃で二人ほど仕留められたようだ。
 
 バババッ!バババババッ!
 テーブルに当たるオナホ弾の衝撃が、足の裏にまで伝わってくる。
 かなりの人数が彼目掛けて銃撃しているらしく、壊れかけのテーブルが爆ぜ割れそうな勢いだ。
(だが、もう遅い)
 ポポポッ!ポッ!ポポポッ!ポポポポポッ!
 ビルのすぐ外から聞こえる複数の発砲音。味方がこの建物に取り付いたようだ。
 顔を僅かに覗かせると、味方の銃撃になぎ倒される敵と、一人だけ逃げ出そうと背中を見せる敵少年の姿が見えた。
(逃がすかっ!)
 テーブルから飛び出すと、逃げる背中の下、膝の裏に狙いをつけて一発撃ち込む。
「あっ!」
 いきなり膝を後ろから撃たれてしまい、走り出そうとした姿勢のまま片膝をつく。
 そのまま体制の崩れた背中へ飛びつくと、相手の銃を手で叩き落して両手を捻り上げる。
 
「ぐあっ!が、ぁっ…くっ…!」
 後ろから完全に動きを封じ込めると、相手の下肢に目を向けた。
 視線の先、肛門にあたるスーツの後ろは、大きく切り取られたように尻を露出している。
(…稼がせてもらうか)
 ソープランドの勃ちっぱなしのオチンチンが、後ろの開口部へ近づく。
 ぴとっ…
 先走りに濡れ光る尿道口と恥ずかしい窄まりの、禁断の口付け。
「っな!く、くそっ、くそぉっ!」
 これから何が起こるのかを悟った相手が、必死に暴れて抵抗を試みるが、背後を取られては思うように動けない。
 逃げるように振り動く腰に惑わされることなく、タイミングを見計らって勃起を前に突き出した。
「ん、ふぁ、あぁっ!」
 ヌプ、ズププッ…
 抵抗無く牡穴の奥まで潜り込む、ソープランドの怒張。
 その中は暖かく、まるで入念な尻穴愛撫で解されたように柔らかい。
 それもそのはずで、FPSの選手は競技前にアナルを入念に解さなければいけない為、
 こういった前戯無しの挿入も平気でできるようになっている。
558CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その8:2011/12/30(金) 23:11:13.02 ID:vt6OInFC

「くっ…」
 高得点のトコロテン撃破を狙ってアナルファックに雪崩れ込んだが、それは同時に、競技者最大の弱点を敵に預けることにもなる。
 ローションに濡らつく背徳の穴が、ソープランドの肉幹をキュッキュッと締め付け、その表面をしゃぶる様に蠢く。
(ちっ、少しはできるようだなっ…)
 曲がりなりにも競技者らしく、自らの中に埋まった肉杭を性的に仕留めようと、括約筋を巧みに動かしてくる。
 しかしソープランドには、体勢の優位がある。腰を揺り動かし、硬くなった肉柱で牡穴を縦横に拡げていく。
(…あった!)
 そして肉の先端に感じるコリコリした感触…探していた前立腺の膨らみを、遂に掘り当てた。 
「あ、ダメ、お願いっ!そ、それだけはっ…んっ!」
 追い詰められた少年が哀願するが、躊躇無く腰を擦り動かし、少年のGスポットを責め立てる。
「んあぁぁっ!」
 少年の口から、悲痛な響きを滲ませた喘ぎ声が上がる。
 追い討ちを掛けるように、前立腺のしこりをカリ首の出っ張りで穿るように刺激していく。
「やっ、イヤっ、っ!んっ、ダメぇっ、んぁっ…あぁっ!」
 少年の口から上がる、悲痛な響きを滲ませた喘ぎ声。
 押し寄せる快感を必死に拒みながら、それでも性の喜悦に身を委ねてしまう…そんな戸惑いを含んだ声が妙に色っぽい。
「くっ、うぅ…っ」
 だがソープランドの方も、腰を突き込む度に苦悶にも似た呻き声を漏らす。
 カリ首を積極的に使った攻撃は、自分から快感を貪るのに等しい。
 喜悦を顔に出すまいと込み上げる快感を堪えながら、眼前の少年の尻穴を掘削する。
 
「あっ、んぁ、っ、ああっ!」
 まるでチキンレースのようなアナルファックの決着を告げる、熱の篭った甲高い声。
 先に根を上げたのは、やはり相手の少年だった。
「来ちゃう…!あぅっ、来るな…っ!んっ、んぁっ…来る、ぅ…っ!」
 いよいよ相手の声が切羽詰ったものになり、直腸を忙しなくひくつかせる。
 ソープランドも少年の無防備な首筋へ唇を寄せ、啄ばむようにキスマークを残していく。
 腰の動きを早め、止めの高速ピストンをくれてやりながら、耳に口を寄せると…
「もう、イっちまいな…!」
 耳たぶをカプっと甘噛みした。

「あっ、いやっ、や、んっ!いやぁ、っ、あぅっ、ママっ、ママぁーっ!!」
 ドビュウーッ!
 なんと、母親を呼びながら白濁エキスを撒き散らしてしまう少年。
 触るものも無い屹立から敗北の証を噴き出しながら、トコロテンの快感に全身を震わせる。
(くっ、予想以上に……いい…っ)
 射精の脈動に合わせて秘穴全体がビクビクとおののき、彼の勃起を心地よく締め付ける。
「んっ…!…くっ…ふぅ…っ」
 敵の最後の反撃に耐えながら、あられもない声を出さない様にゆっくりと息を吐く。
「ママ、ぁっ…んあっ…っ、マ、マぁっ……」
 射精の勢いも衰え始め、精液も残滓が漏れ出るだけになり、絶頂も終わりを見せている。
 それにも関わらず、母を呼びながら種付け汁をひり出し続ける少年に、ソープランドも驚きを隠せない。
(おいおい…こんな場面で母親かよ…)
 死にゆく兵士の最期の言葉としては相応しいかもしれないが、生殖器官を滾らせながら言う台詞ではない。
559CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その9:2011/12/30(金) 23:11:53.49 ID:vt6OInFC

『右翼を崩した殊勲賞のソープランド選手、今度はトコロテン撃破!自前のナイフでソードオフだ!』
 トコロテン撃破と同時に、今まで口を閉じていたアナウンサーの実況音声が復活する。
(ちっ…空気の読めるアナウンサーで、涙が出るぜっ…)
 普段は喧しいアナウンスも、こういう場面では選手や観客の邪魔をしないよう沈黙を保つ。
『さぁ、右翼の趨勢は明らか、勝敗の行方はこれで決まったのか!?』
 だが事が終われば、黙っていた鬱憤を晴らすようにマシンガントークを垂れ流す。
 もう少し黙っていれば良いのに…うんざりしながら騒音を意識から締め出した。

「んっ…うぅ……」 
 やがて、恥ずかしい牡穴アクメを堪能した少年の身体から、力が抜けていく。
 その身体を抱きとめ、床に置こうとした、その時。
 スッ…
 目の前の出入り口から現れた、一人の敵選手。その銃口は既にこちらを向いていた。
(やばいっ!!)
 意識外の条件反射が、手に持った物、即ち少年の身体を持ち上げて盾にする。
 ポポポポポッ!
 同時に、敵のCOMMANKO(コマンコー)カービン銃から放たれる、オナホ弾の群れ。
 
 バババッ!ババッ!
 盾にした少年の全身に浴びせられる、柔らかな弾雨。
 少年のスーツに設置された強制射精ボタンにも何発か当たり、哀れな肉盾に連続絶頂を強制した。
「んがああぁーっ!!!」
 絶頂直後の強制射精に、少年の口から正真正銘の絶叫が上がる。
「ぐ!っ、あぁ…っ!」
 連続強制絶頂に暴れる少年の身体。その躍動は尻穴にも伝わり、ソープランドの分身を強烈に締め付ける。
 このままではイかされる…ライフルを構える余裕は無いと判断すると、腰の拳銃に手を伸ばす。
 ミートシールドで弾を防ぎながら、拳銃を構えた右手を上げて狙いをつける。
 ポッ!ポッ!ポッ!
 素早い三連射。一発目はボディスーツを捉えるがスイッチには当たらず、残りの二発がこの局地戦に決着をつけた。
「うぅっ…!っ…む、ぐぅ…っ!!」
 少しハスキーなイキ声と共に上がる、白い血飛沫。
 僅差で新たな乱入者を仕留めたが、ソープランドの方もダメージは大きい。
「くっ…!はぁ…ん、はあぁ…っ…!」
 盾にした少年の凶悪な連続尻穴締めに、白い粘液を漏らす寸前まで追い詰められていた。
 彼の拳銃も弾を撃ち尽くし、スライドを後退させたままの状態で止まっている。
(危ないところだった…っ…くっ…!)
 連続絶頂に気を失ってしまった少年から、慎重に若幹を引き抜く。
「くっ…」
「ん、ぁっ…ママぁ……」
 二人の口から同時に上がる、密やかな呻き。
 少年の身体を少し乱暴に床へ寝かせると、彼も床にへたり込んだ。
560CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その10:2011/12/30(金) 23:12:13.60 ID:vt6OInFC

(クリアリングもしないで突っ込むなんて、焦り過ぎだ…)
 彼らしくない、明らかな索敵ミスだった。
(こんなところで無様にイって、クズどもの思い通りになる気か…!)
 近くのスピーカーを睨み、その向こうにいるであろう運営者と観客に、憎しみを込めた視線を送る。
 そんな黒い感情に染まりかけた彼に、聞き慣れた声が聞こえてきた。
「先輩っ、先ぱーい!」
 もはや彼にとって御馴染みのカマーインの声。だがその声色には焦りと緊張が感じられる。
(何かあったのか)
 黒い思考に染まりかけた心が、徐々に冷静な戦士の頭脳に戻っていく。
 手は淀みなく空になった拳銃の弾倉を交換し、ホルスターに挿し直す。
(……ここは戦場だ。今は…考え事は無しだ)
 くだらない考え事は、後でいくらでもすればいい…
 ドロドロした暗い感情を心の奥底に沈めると、ライフルを両手に構えて、カマーインの方へ足早に駆けて行った。



 続く
561名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 23:12:38.23 ID:vt6OInFC
以上です。
562名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 23:21:28.21 ID:JIpzHBba
乙!
相変わらずエロい
563名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 23:24:32.12 ID:1ge8+rOE
564名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 00:49:02.69 ID:0OYU4ek5
ああ、この文章大好きなんだ
乙、続き禿げながら期待してる
565名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 07:44:37.44 ID:oRktqFeO
これだけ軽さとバカっぽさを醸し出しながら描写力の高い文章はなかなか書けるものでは無いな
566ゴッドメロディ:2011/12/31(土) 20:57:30.76 ID:dDA2zI1m
あと、ボク、下書き無しでもできるんすよ!
567名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 21:51:12.44 ID:0OYU4ek5
ゴッドメロディさんは帰っていただいて結構です。
568550:2011/12/31(土) 23:28:07.89 ID:/QW85e9E
>>562-565
読んでもらって、ありがとうです!
ただ続きは他と平行しながらなので、申し訳ないですが一ヶ月は先になってしまいそうです。
569名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 00:18:25.50 ID:GbmVeslc
もう三が日最終日になったけど、みんなあけおめ
たまに投下させてもらってるけど、夏大好きなので季節感なく夏モノばっかり
しかも体操服フェチなのでそんなのばっかだし
気が乗った時しか書かないけど、また投下すると思うので今年もどうぞよろしく
570名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 07:36:11.32 ID:bcuhe2Ll
明けましておめでとう
何卒本年もムラムラするエロエロ小説の投下をお願いします
571名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 22:33:30.86 ID:4JwS7Jft
あけおめ、もうスレサイズ470KB突破したのか
572名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 00:21:59.41 ID:bNHsbWj+
えっとぉ、二次元のやつは元ネタじゃないとダメなんだ………。おれ二次元ものが得意だから元ネタを一生懸命考えてるんだけど………、やっぱ、難しいな。
573名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 00:24:47.66 ID:bNHsbWj+
今から、二次元のやつ書きまっせ!ちゃんと元ネタのやつにするからさ!例えば、任務に失敗してそんな……とか、ジム戦その後のやつを書けばいいんだな!つーか、イナイレのやつ、なんで元ネタじゃあないんだろ……?
574名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 00:28:10.81 ID:es1qu8EY
痛い
他所でやってくれてかまわん
575名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 01:21:19.68 ID:pv8+2Rx+
受け入れてくれる「他所」があるのかは分からないけどな…
576名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 01:28:58.00 ID:V8gCzaax
専用スレに投下できないSS 2
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1275079758/
イナイレスレに投下できないなら、このスレでやってみれば?
577名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 01:34:02.94 ID:V8gCzaax
【欲望】ヘタクソなエロパロを書くスレ4【垂流し】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1290793095/
>>576でも駄目なら、最終手段のここに投下してみるとか
578名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 21:11:37.93 ID:irQXuWSP
私エア作者だけど
大学生くらいの高齢ショタだと
腐臭のするゲイ体験談っぽいのになってしまうよね

579名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 21:26:37.36 ID:x07MHuaA
高齢ショタァ?モノは言い様だな
580名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 21:37:07.90 ID:8y32mZ1K
ショタの定義からもう一度考え直したくなる哲学的な議題だな
581名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 21:49:18.04 ID:71hWvX0M
高齢ショタww
>>1
>だからといって「ワシらも60年ぐらい前はショタっ子でならしたモンよ」
>と豪語する兄(78)と弟(76)の絡み、とかいうのは勘弁な!
を思い出した

エロパロで男同士がOKっぽいところって、ここ以外だと男の娘スレと男のオナニースレぐらいかな
582名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 09:59:42.31 ID:JPhSu5I3
高齢ショタは頑張って15〜6までだろ
583名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 11:22:21.47 ID:yZ/MQxha
ぎりぎり高1が入るか入らないかぐらいだな
584名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 11:56:59.67 ID:NewIT2Rb
エフェボフィリアという言葉が浸透すればショタ論争は起こらない
585名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 14:19:47.20 ID:nzGY4gCC
ああ、俺はエフェボフィリアだったんだ…ありがとう

でもジャニ寄り好きならそれこそ一大市場を形成しているが
生えかけの筋肉中学生好きになると、ペドフィリアよりも同好の士が少ないだろうなぁ
586名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 20:17:14.37 ID:QGWKLQuC
筋肉ショタ好きは結構見る、デブショタ好きも
まあ外見がショタならいいんだよ!って事で一つ
587名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 02:34:36.38 ID:NnY/w7s0
ロリだと毛が生えたら、それはもうロリじゃない、って人多いけど、ショタはどうなの?
588名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 03:52:08.16 ID:uX0XHCCz
自分の中では、生える途中なら良いけど生え揃ったらアウト
薄毛なら生え揃ってもわりとオッケー
589名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 11:36:42.76 ID:+aGwf8fU
自分で書く時はそこら辺はぼかして書いてるな。
ガタイも相対的な書き方で、後は自分で想像してねって感じで。
590名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 17:31:27.17 ID:KKCq4lN1
>>589
素敵だ。読み手にとって最適な像になるように書いているってことか
591名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 18:01:52.93 ID:y79Azs/2
そっちゃえよー
592名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 22:12:39.30 ID:gmCxoypE
593名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 22:25:24.01 ID:fX8teNyG
冗談でもやめろ
594名無しさん@ピンキー:2012/01/10(火) 12:52:58.46 ID:yHMuOYYa
無理矢理じゃないところがポイントだな
素直に羨ましい
595302:2012/01/14(土) 00:52:38.59 ID:q/hXub9N
半年前にラジアータのパロを書かせてもらった者です。
あれから本来書いてた物の路線から大幅に変更した為に物凄い時間がかかってしまいました。
正直前回以上にエロく無い上に無駄に長いしでgdgd感が尋常じゃない事になってます。
まぁ続く言った以上は載せた方がまだ良いだろう…か?
書く書く詐欺は嫌だしね。


↓ラジアータストーリーズ ココ&ミカエル
596名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 00:56:56.58 ID:q/hXub9N
翌日になってもジャックの容態は一向に回復しなかった。
誰かが魔法で治療した方がいいのではと提案したが、リカルドからジャックの身体が成長期であるのを理由に却下された。
事実、奇病にかかった訳でも無いので安静に居るのが一番の治療であるのは間違い無い。
だが人間との闘争が激化している中、ジャックと言う大きな戦力が動けないのはかなりの痛手である。
取り敢えず現状を何とか維持するため、ヘレンシア砦の警護を強化する指示が出された。
会議が終わり、ただ一人を除いてジャックの寝ている部屋から退出した。
「ジャック…」
再び眠りついたジャックを見下ろしている少年の声は微かに震えていた。
懐に抱えていた本をぎゅっと握り締める。
それは同胞達へのやり場の無い怒りを抑えている様の現れだった。
ほんの数日前までジャックは、他でも無い人間側に居たのだ。
それなのに、出てくる言葉はその人間達を傷付ける内容ばかり。
幾度と無く剣を交えた相手だろうが、それによってジャックは沢山の友人を失った筈だ。
その上病床に伏しているにも拘わらず会議に参加し、幾つもの提案を挙げてくれた。
その余りにも無神経極まり無い仲間達に何も言えない。
(それでも、やっぱりぼくは皆が嫌いになれない。なりたくないよ…)
大きな丸太椅子の上で、ミカエルは膝を抱える。
「ごめん、ごめんなさい…」
厚手の本で顔面を覆い、何度も同じ言葉を呟いた。
溢れてくる涙を抑えられず、袖で何回も何回も拭う。
失明した片目が疼いた。
「何で…何でだよ。何でみんな仲良くなれないんだよ……」
何もかもが崩れていく気がした。
仮にこの戦争がどちらかの勝利で幕を閉じたとして、その先にある未来が決して明るいものでは無い事を知っているから。
厄災の象徴として古くから伝わる禁忌。
人間にも妖精にも例外無く破滅を与える奇病の存在を知ってしまったから。
「お〜い」
「え? あ…ジャック!」
気だるい声と共に、寝ていた筈のジャックがゆっくりと起き上がる。
地面に立ってもいないのに、ゆらゆらと不安定に身体が揺れていた。
「駄目じゃないか! ちゃんと寝ていないと…」
「いや、そうは言っても…なぁ」
罰が悪そうに笑うジャックに、ミカエルは首を傾げる。
だがやがてその原因が自分にある事に気付き、顔を真っ赤に染める。
病床に臥している枕元で啜り泣かれたら、当の本人にはいい迷惑である。
「あ、その…ごめん……」
「良いって。ミカエルが考え込む気持ちも解らなくも無いから。だけどさ、俺は大丈夫だから。それで良いだろ?」
「ジャック…」
一体どれだけ無理をすれば、この様な言葉を言えるのだろう。
今この状況で一番辛いのは、紛れも無いジャックの筈だ。
それなのに、本人はこうやって大丈夫だと言ってのける。
信じられないのはジャックがそれをそうと思っていない事だろう。
だがミカエルには、それが只の虚勢であるのを理解している。
つまり、“辛いと言いたくないから辛くないと思い込んでしまう”のだ。
自分に正直であるが故に、自分の本当の気持ちに気付かない。
(だからジャックは…強い)
迷わないから、何事にも真っ直ぐに立ち向かえる。
「だからさ、皆を嫌いになろうだなんて思わないでくれよな」
「なっ…。そんなとこから聞いてたの!?」
「あ。え〜っと…」
「馬鹿! 意地悪!!」
そもそもミカエルはその部分を口に出した覚えはなかった。
どうやら無意識のうちに言葉が零れていたらしい。
と言う事は、一番大泣きしている部分から独り言をずっと聞かれていた事になる。
恥ずかしさに耐えきれなくなり、ミカエルは帽子を力一杯深く被った。
最早ジャックと顔を合わせるのも辛かった。
だが帽子の上に何かの重量を感じると、ミカエルは顔を上げた。
それがジャックの手だと分かり、ミカエルはジャックへと視線を戻す。
597名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 00:57:39.08 ID:q/hXub9N
「大丈夫だって。この戦いが終わったら、きっと皆の考えも変わるって。それに今までその為に頑張って来たミカエルがそんな風になったら、それこそ駄目になっちゃうぜ?」
「ジャック…。そう、だよね。その為にジャックがここに居てくれてるんだもんね。それに、ぼく達だけじゃ無くてジーニアスも色々頑張ってくれてる」
「そー言うコト。だからさ、もう泣いたりしないで頑張っていこうぜ?」
「うん。ぼくも、泣いたらなんだかスッキリしちゃった」
椅子から立ち上がり、ミカエルは大きく背伸びをする。
ジャックにはその元から優しい光を灯した左目だけで無く、塞がれた右目も何処と無く微笑んでる様に見えた。
「ごめんね、まだ寝ていないといけない筈なのに」
「気にすんなって。俺もこうやって話すだけで気が楽になるからさ」
「うん。今度はぼくが話す番だね」
ミカエルがそう言うと、次の瞬間同時に笑いが込み上げて来た。
絶妙なタイミングで二人の笑い声が重なる。
「何か、変なの」
「んな事言ったって、先に言ったのはミカエルの方だぞ」
「そうだね。…ごめん、もう行かなくちゃ」
時計を見ると、既に昼を回ってから随分と経っていた。
ミカエルに割り当てられている仕事はまだ幾つか残っていた。
それらを明日に先伸ばししてしまうと、仲間達にも色々と負担になってしまう。
「あぁ。ありがとうな、付き合ってくれて」
「どう致しまして。あ、でも…」
部屋の入口でミカエルは立ち止まる。
扉を開けると、彼はジャックへと振り返った。
「また泣きそうになったら、その時は話を聞いてほしいな」
「それ位お安い御用だって」
「ありがとう。じゃあ、お大事に」
静かに扉を閉め、ミカエルは自分に分担された仕事場に戻る。
その足取りは軽い。
実に晴々とした気持ちが、ミカエルを後押しする。
(不思議だなぁ。ジャックに話しただけて本当に何とかなっちゃいそうな気がする)
思わず顔がにやけてしまう。
また懐の本を握り締めた。
しかし、今度は憎しみでは無い。
酒蔵に入ると、熱くて仕方が無かった顔面が冷されてとても心地よかった。
同時にその冷気が緩み切ったミカエルの気持ちを引き締めてくれた。
「ちゃんと、やらなきゃだよね」
それでも、この日ミカエルからジャックの姿が消える事は一度も無かった。


全ての作業が終わる頃には日付が変わっていた。
途中で共同に作業した仲間は既に自室に戻っている。
薄暗い酒蔵の中にミカエルは一人残り、人間の書物を片手に自分の作った果実酒の試飲をしていた。
人間の好みを研究し、出来ればいつかそれを沢山の人間に飲んでもらいたい。
妖精の酒は人間の間でも人気らしいが、独特の癖が強い為苦手な者も少なく無いらしい。
それならばその癖を極力減らし、それでも風味を損なわない様にとあれこれと試行錯誤したものだ。
だが試飲とは言え流石に飲みすぎたらしく、部屋に充満した臭いと身体に取り込んだアルコールが気持ち悪い。
他の仲間の様にそれ程酒には強い方では無いので、下手をすると自分まで寝込む羽目になり兼ねない。
だが幾つもの実験の甲斐あって、ようやくミカエルの目指している酒の完成が見えてきた。
「あとはこれを皆に飲んでもらって、それから…」
それから。
その先の言葉を口にする勇気は無かった。
人間にも飲んでもらいたい。
たったそれだけの一言を、結局言えないのが現状なのだ。
(諦める…もんか)
気が付けば、またジャックの姿を思い浮かべていた。
暖かかった、手の感触を思い出す。
(そうだ、ジャックに一番最初に飲んで欲しい…)
「誰?」
倉庫の扉が動いた音に気付き、ミカエルはそちらへと振り向いた。
そこに立っていたのは、空の酒瓶のケースを持ったココだった。
598名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 00:59:48.02 ID:q/hXub9N
「ココ…だったんだ。こんな時間にどうしたの?」
「それは僕が言いたいけど…まぁ良いや。砦のお酒が無くなって来たから、マーシオのお使い。僕が殆ど飲んでるようなものだからね」
「そうだったんだ」
「じゃあ、そう言うミカエルは? 随分と色んなにおいがするけど」
「あ、ぼくは…」
丁度片付けようとしていた残骸に目をやると、途端に言葉が出なくなってしまった。
怪訝そうな表情を浮かべ、ココはそれを覗き込む。
「見た事も無いお酒だけど、ミカエルが…?」
黙ってミカエルが頷く。
とても今ココを直視する勇気は無い。
「ふうん…」
まるで罪人に浴びせる様な冷たい声に、ミカエルは竦み上がってしまう。
暫くココは残骸を見つめ続け、少しだけ残っていた酒を口に運んだ。
「変わった感じだね。癖が無くて飲みやすいけど、味は僕達の作るやつと似ている。そうだね、これなら―」
何処か遠くでココの声が聞こえた。
耳から伝わるのでは無く頭の中に直接響いている様で、締め付けられる様な頭痛が走った。
「これなら“人間だって”飲みやすいね」
「ココ、知って…」
「知らないとでも思った? ミカエルが人間と妖精の関係を治そうと頑張ってるのは、僕達ダークエルフの皆が知ってる。僕達だってこのままなんて嫌だしどうにかしたいのは同じなんだ。だけど…」
自分を抱き締める様に両腕を組み、ココは嘆息する。
「だけど、それって完全に種族の間の溝が埋まるの? 戦争が終わったその先に共存が望めるの?」
「それは…。だから―」
「だから行ったんだよね。争いの根本を調べに。因縁の地に」
因縁の地。
たったその一言に、何もかもが込められていた。
「何で、そんな事まで…」
「うまく森の小屋に隠れてたみたいだけど、追っ手が居るのは気付かなかったみたいだね。僕も行ったんだよ。ミカエルとジャック。そして、ジーニアスともう一人の人間と一緒に居た君達の後を尾けて」
因縁の地―セプテム地方。
ミカエルとジャックに加え、人間であるジーニアスとその妹レオナがその場所に向かったのは、ラジアータを中心に蔓延している奇病を調べる為だった。
その奇病に侵された人間は狂暴化し、妖精は文字通りの死を迎える。
つい先日その奇病によってダークエルフの長であるノゲイラが死亡したのは、エルフの記憶に新しい。
発生源は“人間と妖精の交わり”からだとされている。
「それを調べてどうするの? ダークエルフの君が」
「言わないでよ!」
ダークエルフ全てを卑下するココの発言に、遂にミカエルは声を荒げてしまう。
不自然に肩が揺れ、呼吸すらままならなかった。
「言うよ。僕達ダークエルフは人間と先代エルフの長との混血児。僕達もアルガンダースの象徴。妖精の中でも汚れた一族なんだから」
「ココが、それを言うの…?」
「じゃあどうしてミカエルがそんな事までやって調べる必要があるの? 皆に黙って人間と会って、その上アルガンダースの古城に案内するなんて、裏切りとしか見えない行動を取ってまで」
「………い」
「そんなに人間が好き? そんなに平和が大事? それとも一番の理由は…」
「うるさいうるさい五月蝿い!!」
「ジャック?」
「っ!」
初めてミカエルはココを、同じ種族である仲間を睨み付けた。
初めて心の底からの憎しみを理解した。
「裏切りって言葉が、どうしてココに言えるの? だったら君は!? 君がジャックにしたことは何なんだよ!」
心の中の憎しみを全て吐き出してしまう程、ミカエルは声を極限まで荒げる。
それでもココは平然とした立ち振舞いを崩さない。
「やっぱり、あの時見てたんだ」
「なっ…」
その時、ミカエルは何もかもがココの計算の上であった事を思い知る。
身体中の熱が一気に引いて行く。
「そうだよね。好きな人の為だったら何だってやってあげたいと思ってしまう。その気持ちだったら凄く良く解るよ」
その言葉に偽りは無い事は、ミカエルにも痛い程に伝わった。
「反論しないんだ。それもそうか。ジャックが好きなんだから、反論なんて出来る訳が無いよね」
「もう…やだ……」
「偶然だろうけど僕達の後を尾けて…見ちゃったんだよね。その上ジャックのあの姿を見ながら、自分のを弄っていたんだから」
胸を突き刺す様な痛みが走るのと同時に、急速に顔が熱くなった。
「痛っ…」
599名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 01:00:25.85 ID:q/hXub9N
地面に膝を折り、ミカエルは頭を抱えた。
ココの靴音が静かに響き渡る。
自分のすぐ側に、ココを感じた。
「ねぇミカエル。『好き』ってどう言う事だと思う?」
「どう言う…事?」
「色んな考え方があるよね。誰かを大切にしたいとか。そして、その人をどうしようも無く欲しくなったり、ずっと…ずっと側に居たいって思ったり」
ミカエルの両頬にココの手が触れる。
ココの体温によるものかココそのものが原因なのか、ミカエルの身体はビクッと震える。
ミカエルに合わせてココも膝を折っているので、否が応にも視線が合ってしまう。
どれだけ涙で視界を曖昧にしようと、それは徒労に終わる。
「そうやって、いつも逃げるんだね。唯一見える筈のもう片方の目も濡らして、本当を見ようとはしない」
「本当…?」
「だって、ミカエルはジャックを解っていない。そうじゃないか」
「何だよそれ。どう言う…んっ!」
ミカエルの言葉を遮り、その上ココはミカエルの塞がれた右目に舌を這わせた。
「やっ…やだ! 何、やって…」
引き離そうにも力が入らず、ココにされるがまま。
むずむずと身体全体に、彼の舌の感触が染み渡る。
やがてココの手がミカエルの服に掛かると、間髪入れずに引き千切る。
「なっ…」
最早単語すら言えず、あっという間に上半身を覆うものは無惨な姿に形を変える。
その殆どは枯葉の様に床に落ちていた。
「解ってる? ジャックを好きになるのがどう言う事か。どれだけ辛い事か」
「やっ…ん…ココ……だめ……」
執拗にココはミカエルの胸の突起部を撫でる。
擽ったさに加えて気味の悪い快感がミカエルを襲う。
アルコールの侵食も進み、体温の上昇も更に加速する。
(何で…? ココはジャックが好きなのに、どうして……)
ココの言っている意味も、その行動も全てが理解出来無かった。
目の前に居るのは本当にココなのか。
それともココの形をした、自分の知らない全くの別人なのか。
「あっ…ん……。こんなのやだ、よぉ……」
かろうじて布切れが残った腕を交差させ、ミカエルは顔面を覆う。
既にココの目標は変更され、ミカエルの身体を下山するかの様に撫で下ろす。
ただココの手の体温だけが、彼の居場所を示す唯一の手掛かりだった。
だが、不意にその動きが止まる。
何が起こったのか、それを確かめる勇気は持ってはいない。
ココの姿は見えない。
それでも感触が残っているのでその場を離れていないのは間違い無い。
600名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 01:01:02.65 ID:q/hXub9N
(震え、てる…?)
「ココ…?」
自らを解放するのに勇気は要らなかった。
確かにココはそこに居る。
但し、涙で顔を崩していた。
「な、どうして…」
「もう一度言うよ。ジャックが好きになるのがどう言う事か。好きになってどんなに後悔したか。ミカエルは本当に解らないの?」
「解らないよ! ココだって、ジャックが好きだからあんな…あんな事したんじゃないの!?」
「そうだよ!!」
「うわっ!?」
声を荒げ、ココはミカエルの両腕を地面に乱暴に押さえ付ける。
片手だけで押さえているにも拘わらず、ミカエルはその拘束を振り解く事は出来無かった。
「痛い…よ……」
「そうだね。痛いよ、物凄く」
「何で…ココが痛いんだよ」
「………から」
「え?」
「解ったから。…気付いちゃったから。…無理だって、気付いちゃったから」
ココの涙が雫となって、ミカエルの肌に落ちる。
つい先刻まで生物ですら無い何かに思えたのが、改めて暖かみのある自分の仲間だと認識する。
「だって、ジャックは…。ジャックは、本当に『誰かを好きになる事』が解らないんだ!」
はっきりと、時間が止まるのが分かった。
ココの言葉をジャックなりに言い換えると、それは『同じ団に所属する者は皆家族』といった所か。
転じて、ジャックにとっての特別にはなれない事を意味する。
「そん…な。嘘、だよね?」
この状況下でそれはココの出任せでは無い事は明白ではある。
それでもミカエルは僅かな可能性を求めて聞き返す。
だが、その希望も虚しくココは首を横に降るのみだった。
「嘘じゃ無いよ。それに、知った所でジャックは僕に振り向いてはくれない。本当に『好き』になれる時、僕はそこに居てはいけない」
「何でそんな事言うの? ジャックだって、本当の気持ちに気付いてない。だったら…あ……」
ジャックが無知であるという根拠が有りながら、それをも上回る理由。
それはつまり、ジャックが初めて好意を抱くであろう人物を目の当たりにしてしまったのだ。
「リド…リー?」
恐る恐るミカエルが口を開くと、若干緩んでいたココの手の力が再び強く絞められた。
「痛っ…ココ……」
「その名前、今言わないで」
あぁそうか。と、ミカエルは全てを理解する。
やはりココは見てしまったのだ。
ジャックが人間を裏切ってまで追いかけてきた、リドリーと言う少女と二人きりでいる様子を。
ジャックがまだその感情を気づけていないだけで、少しずつ縮まる二人の距離を。
「…僕はジャックが好き。ジャックの為だったらどこまでも頑張れる。だけど…それ以上にジャックに迷って欲しくない。無理矢理僕の気持ちを押し付けて、傷付いて欲しくない」
「っ…!」
ココの言葉が、想いがミカエルの胸に突き刺さる。
自分と同じ位。
いや、それ以上にジャックを愛している。
自分の気持ちが霞んで他人事に思えてしまう程に、ココの愛は強く大きくなっていた。
それ故に、その重さに耐えようと無理を強いられているのだ。
「僕は…僕はどうしたらいいの!? どうしてこんな事になっちゃったの!?」
「ココ!!」
悲痛な叫びを遮る程に、ミカエルは声を張り上げた。
一瞬身体中に電気が流れた様に、ココは震える。
601名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 01:01:36.39 ID:q/hXub9N
「もう良い。もう良いよ。もう分かったから。ココの気持ち、全部」
「え…?」
両腕の拘束が解け、ミカエルは上半身を起こす。
そして枝の枯れ葉を落とす様に、僅かに引っ掛かっていた残りの衣服を全て払い除けた。
「な、何やって…」
「ココのジャックへの想いを、全部ぼくにぶつけてよ。ぼくはそれを一欠片も落とさない。全部受け止めてみせるから」
「だ、だけど…それは……」
「ぼくだって、ココと同じだよ。ジャックが好きだから。その気持ちはぼくだって負けてないつもり。ううん、負けてない。だけど、それ以上にココは傷付いた筈だから」
ダークエルフ特有の樹木色の肢体が松明の明かりに照まる。
酒が入っている為だろうか、ミカエルのそれは仄かに紅く照らされていた。
「ミカエル…。でも、君は……」
「言わなくて良いよ。本当はココが優しいのは知ってるから。だって、そうで無ければ今頃ぼくもジャックも裏切者として処罰されてる筈だから。それに…」
どんなに一方的な想いも自分の中に押し込めてしまう強さ。
そう。
これはただの同情では無い。
「僕は…言いたい。言いたいよ…。僕はジャックが好き。僕を本当に笑わせてくれるジャックが大好き。人間とか妖精とか関係無い。ジャックが…ジャックが大好きなんだ!」
優しいから気付かないジャック。
優しいから想いを押さえるココ。
優しさが愛を刈り取ってしまう皮肉な結末を、誰が誰を責められよう。
(誰も、悪くない。ただ、タイミングが悪かっただけ…)
それが実りを迎えずに朽ち堕ちる結末。
この荒れ果てた世界が赦してくれない、禁断とも言える愛。
「ミカエルは…」
「何?」
「ミカエルは何でジャックが好きになったの?」
「ぼくは…」
初めはただ人間と仲良くなりたいだけだった。
人間との友好関係が戻る僅かな切っ掛けとして、アルガンダースの古城への同行を持ち掛けただけ。
「何時からかな…ぼくにも分からない。だけど、気付いたらジャックの事ばかり考える様になってた。一緒にいると楽しいって言うか、何だか希望が溢れてくる感じ」
「何かが変わる気がする…って?」
「そう。何だか安心出来るんだ。ジャックとだったら何処へでも行ける。間違いじゃ無いって、自信を持てる」
「うん、僕も同じ。ジャックと居れば変われると思ったから。一緒に居ると、僕でも普通に笑える様になるから」
確かに、以前のココならこんなに感情を剥き出しにする事は無かった。
同じダークエルフの間ですら必要最低限以上の接触は有り得なかった筈だ。
そう言えば、以前ハイアンからココは酒を飲む間も冷めた様な雰囲気ばかり出していると愚痴を聞いた事があった。
遊びと酒を嗜む彼から見ると、ただココは無駄に酒を摂取するだけなのだろう。
「ミカエル、身体…冷たい」
「みたいだね。でも、身体の中は暖かくて変な感じ」
「お酒いっぱい飲んだからだよ。いつもはそんなに飲まないのに、無理するから」
「だったら…」
ミカエルは自らをココの胸に投じる。
ココはそれを拒絶する事無く、包み込む様にミカエルを受け入れた。
「ココがぼくを暖めてよ」
「………うん。ありがとう」
先刻床に落ちたミカエルの服の上にミカエルをゆっくりと仰向けに寝かせる。
松明が小さく弾け、ココとミカエルを映していた影が微かに揺れた。
幾度と無く多くの魔物と対峙して来たにも拘わらず、ミカエルの身体は細く儚い。
枝の先端の新芽の様に、簡単に摘み取ってしまえそうだった。
「んっ…!」
滑らかな胸の平野の上をココの指先が滑る。
冷気で冷たくなった肌は、まるで銀色に塗り潰された氷上の様だった。
「ひぁっ!」
胸の突起部に触れた瞬間、ミカエルは甘い悲鳴を溢す。
ココの指先の感触が、身体全体に電撃の様に走る。
床の上で背中を沿って震えるその様は、まるで打ち上げられた魚の様だった。
その様子を見て、ココは小さく笑う。
602名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 01:02:34.06 ID:q/hXub9N
「な、何が可笑しいのさ」
「だって、ミカエルってびっくりする位ジャックと同じ反応するんだもん。それが変に面白くて…」
「そう、なんだ…」
「そうだよ。それなら次は…」
「ふぁ…んっ!」
外気に晒されていながら尚も熱を帯びているミカエルの秘部を、ココは包み込む様に撫で回す。
「や…ぁ、そんな事されたら…ひぁっ!」
「ジャックもそうだけど、ミカエルだって弱過ぎだって。その証拠に、こんなに硬くしちゃってさ」
血の流れを象徴する男根の脈が、ミカエルの身体を快感へと導く。
その敏感な部分がココの指に弄られて、それが乗算的に刺激へと昇華する。
人間だろうが妖精だろうが、快楽を得る部分は共通している。
「そう思うとさ、僕達って人間と近いように思えない?」
「ココ…」
エルフと人間の混血児で有るが故の、同族を想う意見。
先刻自らを卑下する言葉を言ってはいたが、やはりココもダークエルフと言う種族が好きなのだ。
自分もココも…ジャックも。
「ぼく達…間違ってないよね?」
「大丈夫。きっと―」
意思を確かめ合う様に、二人はもう一度口付けを交わす。
互いの唾液の味が麻酔の役割を果たし、互いの口内を満たす。
「ん…むぅ」
「ふぁっ!?」
やがてその口内争いの主導権は、どうやらミカエルか握り始めてきたらしい。
ココの身体が一瞬震え、唇が離れると同時にココは地面に崩れ落ちた。
ミカエルはココの予想外な反応に慌て背中に回していた手を解いてしまったが、何よりも一番驚いているのはココ自身だった。
「な…何……?」
「ココ…?」
本来であればココがミカエルの口内を自分で満たして、ミカエルを落とす筈だった。
だがまるで自分が与えた快感を全て自分に押し戻された様な感覚を押し付けられ、逆に自分が崩れ落ちてしまった。
「これ…何……ぁっ!」
「こ、ココ!?」
いつの間にかココは自分の指先を衣服の隙間に忍ばせ、自分の秘部で弄っていた。
抑制しようにも、それを遥かに凌ぐ本能に負けてしまう。
最早思考は欠片も役には立たず、ココの身体は完全に見えない操り糸に絡め取られてしまっていた。
「やっ…見な…」
(これ…何かの、薬……?)
しかし、ミカエルの様子からして彼が直接薬を盛ったとは考えにくい。
そもそもミカエルがこの様な症状の起きる薬を所持しているとは思えない。
(いや…)
一つだけ可能性が残っていた。
テーブルの上に無造作に置かれたワイングラスに視線を移す。
ミカエルが自分で醸造した試作品のワインが、この症状を引き起こす可能性がある。
例えば口に含んで第三者にその成分を与えると、媚薬と同様の効果があるとか。
しかしそれだと自分も飲んでいるので、同じ症状がミカエルに起きないのはおかしい。
若しくは取り込んだ酒の量や組み合わせが関係してるとも考えられる。
何れにせよ、ミカエルはとんでもない媚薬を発明してしまったのは間違い無いだろう。
だが同時にこれがミカエルのジャックに対する想いの結晶であるのかと思うと、ココは内心愉しくてたまらない。
勿論ミカエル本人はそんな事は思ってもいなかっただろうが。
情事の際にこれ程好都合な道具は他に無い。
その被験者第一号に選ばれたと言うのなら、喜んでその流れに甘んじてしまえば良いだけの話。
(後試さないといけないのは…)
「ココ、大丈…むっ!?」
心配そうに覗き込んできたミカエルを捕まえて、先刻と同様のキスを植え付ける。
自分の中のモノを注ぎ込むと、ココはミカエルを解放した。
「かっは…」
不自然に噎せかえる様な咳をする。
「な…に……これ、は……?」
603名無しさん@ピンキー
自分を抱き締めるかの様に、ミカエルは強く腕を組んでいた。
顔の紅潮具合から、どうやらココは自分の推測は正しかったと認識する。
「何って、君が…このお酒作ったんだよ?」
「そん…な、じゃあ、これは……」
「理屈…は解らない。…けど、ミカエルが作ったのは“そういう”物…なんだよ」
そこまで聞くと、ミカエルは途端に顔を自分から反らす。
図らずも自ら媚薬を生成してしまったのだから、無理もない。
ココの思惑通り、症状が親元にも無理矢理押し返す事も可能らしい。
それでも自分の症状が緩む訳では無かった。
これがセオリー通りのものであるとすれば、やはり解決策は一つ。
「簡単な事だよ。僕達が二人で気持ちよくなれば、治まる…筈」
元より“そういう”話だったのだ。
ただそうなる切っ掛けがこの酒であるだけ。
「ふぁっ…ひゃ、だ……。むずむずする、よぉ……」
原料を摂取した量の影響であろうか、どうやら催淫効果はミカエルの方が強いらしい。
身体中の痺れの全てが、ミカエルと言う人物を支配していた。
体温を吐き出す様に、吐息には大量の熱と不思議な甘い匂いが込められていた。
その艶かしい姿態は、恐らくココがこれから先エルフとしていきる間は決して頭から離れる事は無いだろう。
それは自分と同じ性別でも。
ーいや。
同じ性を以て生まれたからこそ、男性としての本能を掻き立てるのだろう。
鼓動が一層跳ね上がる。
「御免…ミカエル。僕、我慢…出来無い……っ!」
「こ…こ……?」
頭で考えるよりもずっと早く、ココは自分の衣服に手を掛けていた。
次にミカエルがふっと息をする頃には、既にココはミカエル同様完全に一糸纏わぬ姿を晒していた。
「そんな顔されたら…僕も、抑えがっ…は」
己の欲望の象徴でもあるココの男根は、形態的には幼いながらもミカエルを欲していた。
それと同じくミカエルのそれも、既に限界寸前だった。
ココの先端がミカエルの秘門に触れると、途端に未知の恐怖に煽られる。
ココは今まで誰かに挿れた事は無いし、ミカエルはそもそも“そういう”経験をした事が無い。
未知に対する畏怖と、好奇心の板挟みだった。
「いっ…ひぁ……」
苦痛を伴う声にならない悲鳴とは裏腹に、ミカエルはココをゆっくりと受け入れていく。
ココの先端から出ていた透明な液体がどうやら潤滑油の役割を果たしている様で、少しずつだが確実にココを呑み込んでいく。
「あっ…入った……」
ミカエルの熱が接続部分を通じて身体中に染み渡る。
前戯を全く行っていないので、ココ程の形状でも強く締め付けられた。
「ぅあ、ぅ…」
「良い…? 動く、よ」
「っ…あ、痛……」
やはり相当な苦痛らしく、みるみる内にミカエルの表情が曇っていく。
ここに来てようやく罪悪感と言うものを感じた。
このままではミカエルを壊してしまいそうで、怖かった。
「大丈、夫…だよ」
「で、でも…」
「痛い…けど、我慢出来る……から」
松明の弾ける音が、遠くで聞こえた。
薄暗い中で煌々と照らされながら微笑むミカエルが、特別に見えた。
冷えきったミカエルの手が、ココの頬をそっと撫でる。
「ミカエル…分かったよ。後悔は…しない」
そっとミカエルの手を取り、ココはゆっくりと頷いた。
そして、再びゆっくりとココはミカエルの内部を突き上げる。
一度往復する度に、ミカエルは自分の全てを晒す様な声を上げる。
つい先刻まではそれが悲痛の叫びにしか聞こえなかったのに、今ではお互いが高揚する切っ掛けにすり替わっていた。
それは二人がお互いを求め合っている証。
恋慕の頂点に居る人物を共に想いながら、その頂点を目指す二人三脚。
たとえ実らない恋だと解っていても、途中で挫折しないように支え会う。
まやかしの交わり。