Angel Beats!でエロパロ 4

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1名無しさん@ピンキー
ここはアニメ『Angel Beats!』のエロパロスレです。
カップリングやシチュエーション、エロの有無を問わずSSは常時大歓迎。
ただし、特殊だったり好みが分かれたりするシチュは、
苦手な人がスルーできるように投下前に警告を(例:百合、鬼畜や陵辱物など)

このスレは基本的にsage進行です。レスや投下する際はメール欄に半角で『sage』と入力。
次スレは容量が480KBを越えるか、レス数が950を突破した辺りで宣言をして立てましょう。
荒らし、煽りや過度なクレクレはスルー。NGに追加で。

■前スレ
Angel Beats!でエロパロ 3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1279415515/901-1000

■保管庫
1・http://www29.atwiki.jp/angelbeats/pages/75.html
2・http://wiki.livedoor.jp/yurikanade/d/
投下があれば追加していきましょう。
2名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 20:40:58 ID:eJ5NNXQZ
2get
1乙
3小数点の人:2010/10/12(火) 21:05:01 ID:LXB6/CzS
>>1さん、乙です。
新スレ一発目投下行きます

・ひなユイ来世
・なのにひなユイ分は薄め
4After 死後と世界と60億分の1の恋 1.0 1/1:2010/10/12(火) 21:09:18 ID:LXB6/CzS
 「じゃあな、親友!」

 音無とハイタッチを交わす。その瞬間。目が覚めた。
 最初に感じたのは、なにか、柔らかく、温かいものの感触。
 人肌程度の温度のソレは、なぜかその温もり以上に居心地がよく――

 「えっと……先輩?」

 その声に、俺はその“なぜか”を知る事になる。

 「……ユイ?」
 「……はい」

 思わず頭をかぶりあげる。その先には、誰よりも愛した女の子が座っていた。
 あの頃には見られなかった、穏やかな、落ち着いた笑みを浮かべて。

 「おはようございます」
 「ああ」
 「それと、おかえりなさい。日向先輩」
 「おう。ただいま」

 自分の言葉に、感極まったのか笑いながら涙をこぼすユイ。その姿にもらい泣きしながら俺はユイの頭をなでてやる。

 「ようやく起きたのね、日向君」
 「待たせすぎだアイツは。俺はゆりっぺよりも早く起きたというのに」
 「それは貴方があたしより早く消えたからでしょ? あ た し を お い て」
 「ち、違うんだゆりっぺ! あ、あれはゆりっぺの寝顔があまりにも安らかで……そ、それに、可愛かったから……思い残す事はないと思ったからで」
 「な、なにが可愛いよ! ……ねえ、野田君。いいかげんにゆりっぺっていうのやめてくれない?」
 「……え?」
 「貴女には……ゆりって呼ばれたいの」
 「ゆ、ゆりっ…・・・いや」
 「好きな人には……他の人と同じ呼ばれ方されたくないもん」
 「……ゆり」
 「なに?」
 「……ああ、綺麗な名前だ。よく――似合ってる」
 「……ありがと」

 「……あついなあ、おい」
 「別のカップルのぞきながら盛り上がるんだから世話ないわね」
 「まったくだ」
 「野田もゆりっぺ相手によくやるぜ」
 「ゆりも大分キャラ変わってない?」
 「たしかに……まあ、お前も髪下ろしてたしな」
 「あんたがあたしのヘアゴム薬指に巻きつけてるからでしょうが」
 「おお、悪い悪い」
 「で、いつ買いに行くのよ。後々買ってやるっていってたじゃん」
 「地の分まで読んでんじゃねえよ……」

 「浅はかなり」
 「椎名さんは相変わらずだね……」
 「お前の前だけでは変えてるつもりなんだが……気づかなかったか?」
 「えっと……ベッドの上とか?」
 「あ……浅はかなり」

After 死後と来世と60億分の1の恋 1.0 Fin.
5小数点の人:2010/10/12(火) 21:11:46 ID:LXB6/CzS
以上です
気づいたら野ゆりと藤ひさになってた……どうしてこうなった……
この設定はわりと続けたい部類のものかもしれない。1.0って書いてるし、続きを書くかも。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
小数点の人でした。ありがとうございました。
6名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 22:17:20 ID:aV1RSoXB
>>5
何か微笑ましいぞお!!GJ!
>>1乙してやんよ!
7名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 22:41:09 ID:p+voRCmd
>>5
藤ひさの朝チュンまだー
8名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 00:21:30 ID:m3yB4O3z
「唐突だけど>>1乙してくれないかしら」
9名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 01:52:32 ID:uE83zaw9
いちおつ

小数点の人ってしいなっち書いてたっけ?
10名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 05:38:53 ID:iGQd3Wtf
俺が>>1乙してやんよ!

>>5
GJ
ABはカプ厨ホイホイだな
11名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 11:53:42 ID:Mdasn9Qy
いい加減にエロをだな…。
エロパロとかもはや皆無だ。
12名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 17:06:56 ID:EdhNXuoM
>>11
エロSSは託した
13名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 18:56:33 ID:9Y2VgsGP
いま書いてるからちとまて
14名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 23:38:14 ID:ar1Hfbwr
何か>>1乙してきます! 音無さん!!
15名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 23:59:25 ID:9Y2VgsGP
藤×ひさ投下
山無し落ち無し

エロ下手
16名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 00:00:07 ID:mjiRr4o1
「こ、これでどうだ?こんなんで良いのか・・・?」

もう窓の外はすっかり真っ暗で、そのお陰で薄暗い教室の中で、ガルデモのリードギター担当のひさ子は顔を羞恥の色に染めながら戦線メンバーのやられ役、藤巻にその豊かな胸で藤巻に奉仕していた。

「んっ・・・あぁ、ひさ子・・・き、気持ちいいぜぇ・・・」

ひさ子の乳房の谷間に挟みこまれたぺニスがむくむくと大きさを増していく。

「んぁ・・・ちゅぱっ、んふ、ぷはぁ・・・」
ひさ子は拙い舌使いでぺニスのカリを舐め上げる。

「うっ・・・ひさ子ぉ、気持ちいいぜぇ・・・」

裏スジを舌で舐め上げながら、胸で押し上げるように揉む。
裏スジを舐めていると、そこが弱いらしく、藤巻が
腰を浮かせるような動きをした。

「あぁっ、んっ、んんっ・・・ちゅぱっんちゅ」

藤巻のぺニスから先走りが出始める。それを音を立てて啜るひさ子。
17名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 00:01:38 ID:mjiRr4o1
「っうぁ!そ、そこやばぃ!ぅう!」

乳房を使って扱いていると、ひさ子の下着の色が
変わっていく。
ひさ子も初めての行為の快感を覚え始めたのだ。

一方藤巻の方も気が気で無かった。ずっと憧れていたひさ子に口を使って奉仕してもらっているのだ。
そろそろ限界が来そうだった。

「ひ、ひさ子・・・。そろそろ、その・・・」

遠慮がちに提案する藤巻を、羞恥と熱で顔を紅くしたひさ子は見つめていた。

「お、おぅ・・・。で、でもあたし・・・その、初めてだからさ・・・。勝手とかよく分かんないだ・・・」

真っ赤な顔を俯かせて、ひさ子はそう呟いた。

「お、俺だって初めてだぜ・・・?」

正直な藤巻の発言に、ひさ子は思わず微笑んでしまった。

「な、なんだよ!可笑しいか!?」

「いやっ?つい可愛くてな?」

クスクスと笑いながらひさ子は藤巻の背中に手を回して抱き付いた。
「藤巻・・・あたしアンタの事大好きだ・・・。
あんたはどう思ってるか知らないけど。」

真面目な顔でそう言ったひさ子を、藤巻は
見つめながらおでこに軽くキスをしながら、
こう言った

「俺もだぜ。」


終われ!

18名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 00:14:47 ID:Qo+cVurf
GJ!!
藤巻もひさ子もなんかかわいい
19名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 01:49:50 ID:1XyK7AWf
きたああああああ。
マジぐっじょぶ。
20名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 06:25:43 ID:iXwFmKd3
>>1乙!
21名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 15:22:16 ID:AUUElm2F
ついに来おったか!
GJ
22名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 23:53:44 ID:uiONXrJD
さあ>>1乙すべきだと気付くんだ
23小数点の人:2010/10/15(金) 19:36:02 ID:LP2sDdF5
投下いきます。

・藤ひさ(R-18)
・5レス
24if-1.2 ドスとギターと初体験1/5:2010/10/15(金) 19:38:29 ID:LP2sDdF5
 奇妙な倦怠感に俺の意識は覚醒した。腰を中心にしたまとわりつくこの感覚……オナニーをしてそのまま寝たときのようなこれは。
 ふと、気づく。そういえば、服を着ていない……寝ているうちに脱いだか?
 そんなことを考えながら、ふと真横を向き――

 「――!?」

 そのまま、心臓が泊まるかと思った。
 裸のひさ子が、すぅすぅと寝息をたて、俺の真隣でねむっていた。
 ポニーテールにしている髪は、今だけおろされ、予想以上に長く量の多いそれが顔と――胸の一部をきれいに隠していた。
 ……週刊少年跳躍のお色気漫画のキャラかよ。個人的にはストップ!! ひばりくん!! のひばりくんが至高なわけだが。
 いや。あいつは男か。まあひさ子も似たようなもんか。気にしなくていい。
 そんなことを考えながら、なんともなしにひさ子の髪の一房を胸の上からはらいのける。
 最低でもDはあるだろう豊満でやわらかな胸。その頂点のピンク色の乳首があらわになった。
 あー……そうだ。俺は昨日こいつと初体験を終わらせたんだっけか。
 新人がはいって初のオペレーション・トルネードがうまくいって、
 打ち上げだーとかいいながらみんなで飲んで、
 酔いつぶれたひさ子を部屋まで介抱してやって、
 しばらくしたら酒が抜けてきたらまた飲みなおして、
 で、「景気もいいこったしさ。このままあたしとお前も初体験おわらしちまおうぜ? このままお互い童貞と処女腐らせるのもいやだしな」
 とかいってきたんだっけかひさ子のやつが。
 まあ、惚れてるやつと初体験できたし、あいつも処女だったし、まあいうことなしなんだがよ。
 いくらなんでも……もうちょっとなんかなあ……
25if-1.2 ドスとギターと初体験1/5:2010/10/15(金) 19:39:28 ID:LP2sDdF5
 「ん……あ、藤巻……おはよ」

 そんな今更どうしようもないことを考えているうちに、隣に寝ていたひさ子が目覚めたようだ。
 俺の腕にしがみつき、そのまま胸ではさんでくる。大変だ。意味がわからない。

 「えっと……ひさ子?」
 「裸、寒いんだよ……馬鹿。つうか、少しは察しろよ……馬鹿」

 あ。やっぱそうだよな。いや、なんとなくわかるんだぜ? まあそれよりも――馬鹿馬鹿いうひさ子の物言いにちょっとむっときたの
でこのへんで仕返しとくことにする。

 「っん! ちょ、あ、い、いきなり……!」

 抱きつかれた腕を少しずつ伸ばし、ひさ子の秘所――産毛ひとつない割れ目にそっと指を這わす。
 こいつ、こんだけ大人っぽいくせに下はつるつるなんだぜ? マジ異次元すぎるだろ。いや、ここはそもそも死後の世界なわけだが。
26if-1.2 ドスとギターと初体験3/5:2010/10/15(金) 19:40:11 ID:LP2sDdF5
 「な、んん、っあ、ぁ! なん! あ、ああ」
 「なんでっていわれてもな……」

 なんつーか。ようわからんけど。手が勝手に伸びたとしかいいようがない。
 ひさ子の嬌声に相槌を返しながら、指を一本、クレバスの奥深くへと突き入れる。

 「ひゃ! ん! ああ! そ、そこ!」
 「いいのか?」
 「ち、ちあ! へ、変態! 最低!」

 ああ、よくいわれる。お前からの罵倒なら褒め言葉に聞こえるから心配するな。

 突き入れた中指で上側をこする

 「あ、んあ!」

 中でゆっくり指を回転させる。

 「ひ! ん!」

 突き入れた奥の内側――段上になった恥骨を思い切り指でこすりあげる。

 「あ、ひぁ! んん!  んぅ!」

 なんか明らかに一回目より濡れてるんだが。
27if-1.2 ドスとギターと初体験3/5:2010/10/15(金) 19:40:53 ID:LP2sDdF5
 「お前……濡れやすくなってねえか?」
 「……最っ低!!」
 「褒め言葉にしか聞こえなくなってきた」
 「ちょ、あ、ひゃっ! ん! 藤……巻!」
 「ああ?」
 「お前、絶対初めてじゃないだろ!」
 「……お前とやりたかったから今までとっておいたんだけどな?」
 「な、あ……ひゃ、ん!」

 俺の言葉に膣を強く締めつけ、そのせいで中の指まで一緒に締めつけて自分で感じてやがる。
 あほだこいつ。
 そういいながら右手で後頭部を押し上げ、ひさ子の唇に、自分の唇を押し当てる。
 ん? なんでいまこいつ口あけた?

 「……別に、ディープする気はなかったんだが。なんで口を開いた?」
 「んぇ?あ、え、え……」

 まあいいや。指を膣から抜き、そのかわりにゴムをつけた自分の一物を押しつけ……

 「……つうかよ。この世界で避妊しても意味ねえじゃねえか」
 「え? ふぁ、ひゃ、ああ、あああああ!」

 いれる直前、つけていたコンドームを取り外し、素のままの一物を、ひさ子の中に突き入れた。
28if-1.2 ドスとギターと初体験5/5:2010/10/15(金) 19:41:31 ID:LP2sDdF5
 「さ、最っ低……!」
 「だから褒め言葉にしか聞こえないっつの」

 聞いてなかったのか。聞ける状況になかったのか。

 「う……うっさい!」

 息たえだえに反論するひさ子。呼吸とともに上気する身体。それに呼応するかのように白濁液に汚された膣口がひくひくと痙攣する。

 「……とりあえず風呂な」

 ひさ子の住んでいる部屋にはシャワールームがついていた。もともとここは二人部屋で広さもそこそこある。俺とこいつがはいるには十分だろ。

 「ちょ、ば、おま、は、はなせよ!」
 「今更下ろすのも面倒だからパス」

 肩にひさ子を担ぎ上げる。目指すのはもちろんシャワールームだ。
 とりあえず風呂入り終わったらこれからどうすっかかんがえっか。セフレ……ってのもなんか夢がねえし。俺としてはこいつと付き合いたいしな。
 まあ、俺が風呂場で欲情してもう一回戦って可能性はなきにしろあらずだが。

if-1.2 ドスとギターと初体験 Fin.
29名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 19:43:24 ID:jFVeLFoa
藤ひさ乙
30小数点の人:2010/10/15(金) 19:44:35 ID:LP2sDdF5
藤巻さんがエロゲの主人公みたくなってしまった。絶倫超人的な意味で。

おつきあいいただきありがとうございました。
次回があればまたおあいしましょう。
小数点の人でした。
ありがとうございました。
31名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 17:13:07 ID:MGNhwIru
>>30
GJです
次回も期待
32名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 11:19:33 ID:SAWlKufE
たまらん

たまらん!
33名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 11:08:37 ID:BIKtC83y
キャラコメ聞いてひな遊佐がたぎったので投下
・エロ無し
・1レス
・やまもおちもない

それではどうぞ
34名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 11:10:11 ID:BIKtC83y
 「日向さん、お隣失礼します」

 オペレーション・トルネードを終え、カレーに舌鼓をうつ俺の隣に、遊佐が座ってきた。

 「ん? ……ああ、いいぞ」

 周囲を見渡す。俺の隣以外はいい感じに埋まっていた。空いている席もあることはあるが、その周囲はモブSSS団員で埋まっている。さすがに、名前も顔も知らない奴と一緒に食べるよりは……ということなのだ。
 そういうことで俺が選ばれたのなら、至極光栄である。

 「失礼します――いただきます」

 黙想し、手を合わせ、そんな言葉を唱える遊佐。
 今時食事前にする人間のほうが少ないその行為を、遊佐は平然とやってのけた。
 目を閉じた遊佐の顔を真横から見てみる。
 整った目鼻立ちや綺麗なまつげ、ピンと伸ばされた背筋や白磁のような肌、小柄な体躯や亜麻色の艶がかった髪。
 遊佐という少女を形成するすべて。
 そしてなによりも、遊佐の纏う空気が、彼女を深窓の令嬢のように見せていた。

 「お前……そんなの全部食えんのか?」

 そんな遊佐が、カツ丼の大盛りを頼んでいたのはすごく意外なことだった。

 「オペレーターって結構体力使うんですよ……わたしの声は小さいから、みなさんに伝わっているか不安で……」

 みんなにわたしの声が届いているか不安で……
 身体を小刻みに震えさせながらそう呟く遊佐。彼女も俺たちと同じ人間だ。普段は淡々としていても悩みをかかえることもあるし弱さを誰かにさらけ出すこともある。
 その相手が今回偶然俺で……そんな話を聞いて俺に出来ることはあまりにも少なくて。

 「……日向さん?」

 気づけば俺は、遊佐の頭の上に自分の手をのせていた。そのまま引き寄せられるように身体を俺の肩に傾けてくる。

 「遊佐。俺たちは基本アホだ。お前やゆりっぺをのぞいたやつらは基本的に自分の頭を使うということをしない。そんなやつらが毎回無事にオペレーションから戻ってきてるんだ」

 うつむいた遊佐の顔をのぞきこみ、一言。

 「お前、オペレーターやれてんよ」

 この台詞に、遊佐が顔を紅くしたのは間違いではないはずだ。
 が、遊佐は、そのすぐ後に、顔をいつもの無表情に戻してこう告げた。

 「そうですか……お気遣いありがとうございます、日向さん」

 ああ。やっぱり俺はこいつにはかなわない。

fin.
35名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 11:12:58 ID:BIKtC83y
以上です
ユイにゃんにしろゆりにしろ遊佐にしろ日向はちっこい女の子との絡みが合うとおもう
この光景を見て嫉妬するユイにゃんなんてのもありとおもった。
36名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 16:19:54 ID:Eo0z5pwq
GJ!!ひな遊佐もありだな
そのままベッドイン汁
37名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 18:23:34 ID:H2iG1Qb+
馬鹿ベッツインしないとこに良さがあるんだろGJ
38名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 23:58:44 ID:yh63iG7b
ユイにゃんを椎名のバター犬ならぬバターにゃんこにしてやろうかと思ったけど
椎名のキャラを忘れた
39名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 00:00:46 ID:FYALp7lH
>>11
まず、職人の元ネタになるように、君の頭の中の妄想をここに書き込むことだ。
エロをキボンするのはそれからだ。
さぁ、早く恥ずかしい性癖を暴露しろ
40名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 01:01:37 ID:GKGtJ+i0
>>39
最後の一行直井で再生された
41名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 00:12:00 ID:OqtM52eb
感動ものの割りにシナリオが薄っぺらいのが欠点だからな。
そうでなければ、少しはキャラクター間の交流がイメージしやすかったろうに。
42名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 07:08:24 ID:fxa8vRQA
遊佐を複数でレイポーして
そんな事しても無駄ですよフフン
的な感じでだれか書いてくれえええ!!
43名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 15:31:26 ID:KSuI9O4F
ドSで男装少女な直井さんが
NPCを顔面騎乗や騎乗位で逆レイーポする話はまだですかああああ!
44名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 15:39:05 ID:1H+MGGyg
なにそれこわい
45名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 22:00:02 ID:JvLCdNyO
こわ
46名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 22:31:22 ID:fxa8vRQA
そんな事しても無駄ですよ
でも感じちゃうビクンビクン

って感じで誰かよろしくー
47名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 23:29:12 ID:BihQF+3U
そういえば直井って何時から男として生きてきたんだっけ?
48名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 23:32:58 ID:BihQF+3U
音無×椎名×ゆり×奏3の続きって出ないの?
49名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 00:00:40 ID:rWPl7W29
前スレのギルド通路の話マダーーー?

直井までいったはず
50名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 00:07:29 ID:sCyD/f5t
日向とユイにゃんの結婚を見てほかのカップルが影響を受けたようです。

「……あたしらもそろそろする?」
「今のままだと俺がひもみたいになるわけだが」
「あんたは家事してくれればいいよ。あたしらは――それがあってんだろ。きっと」
「……普通なら俺が働いてお前を幸せにしなきゃいけないのにな。すまん、岩沢」
「音無が旦那ってだけであたしは幸せだよ?」

「……ゆりっぺ!! 俺と……一緒になってくれ!!」
「……日向君たちに影響受けたわね?」
「!! そ、それは……」
「……いいわ。貴方からプロポーズしてくれたから。あたしからいうのもなんかあれだし」
「そ、そうか……」
「まあ、貴方以外に結婚したい人もいないしね」

「ひさ子ー」
「ん? 結婚でもする?」
「……よくわかったな」
「お前の考えてくることくらいわかるよ」
「そ、それくらい俺にだってできるぜ」
「へえ? じゃあ、今あたしなに考えてる?」
「俺の気持ちがしれてすごく嬉しい」
「……よ、よくわかったな。いいぜ。褒美としてお前の嫁になってやんよ」
「なんだそれ」
「いいんだよ。不服か」
「んなわけねえだろ」

上から順に音無×岩沢、野田×ゆり、藤巻×ひさ子。
三組同時に結婚して同時に披露宴をあげたため三組自体はそんなに金がかからず、逆に日向君たちは三人分の結婚祝いで財布が大変になったとかなんとか。
51名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 00:57:27 ID:cteHpIcL
>>50
天使ちゃんカワイソス(´;ω;`)ブワワッ
52名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 01:10:53 ID:2ypmGfo6
天使ちゃん×>>50
53名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 01:28:26 ID:QeqKu+86
日向とユイがいつもみたいに喧嘩してたら間違えて押し倒しちゃってそのまま…ってのが見たい 誰か頼む
54名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 01:31:08 ID:QeqKu+86
日向とユイがみたいに喧嘩してたら間違えて押し倒しちゃってそのまま…ってのが見たい 誰か頼む
55名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 01:32:55 ID:QeqKu+86
連投スマソ 反映されてないかと思った
56名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 03:18:34 ID:xGHf21zP
岩沢×音無エロ書いて欲しい
57名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 07:00:17 ID:rWPl7W29
いいぞもっと欲望をさらけ出すんだ
58名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 07:28:15 ID:aJRPEdcJ
野ゆりのエロが見たいけど想像出来ない
59灰色 猫:2010/10/21(木) 19:58:25 ID:Y87rN9G2
>野ゆり
と聞いて
bbs.2ch2.net/freedom_uploader/img/1238419770/0087.jpg
現実に打ちひしがれて発狂したゆりが毛皮というかボロを着て
野山を駆け回ってる姿を想像してしまった。
60名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 20:29:32 ID:rWPl7W29
>>59
えーと見れないんだけど・・・
61名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 22:28:20 ID:mxr+89Nq
「日向と!」
「ユイの!」
「「死んだ世界戦線ラジオ支部!」」
「えー今回から始まりました死んだ世界戦線ラジオ支部、略してSSSラジオ支部のパーソナリテイ、日向秀樹です! みんな、俺のことはひなっちって呼んでくれ!」
「ラジオの前の全国一億六千万のユイにゃんファンのみなさま! 初めまして! SSSラジオ支部のアシスタント! Girls Dead Monsterツインボーカルの一、ユイでっす! みんな! あたしのことはユイにゃんって呼んでね!」
「いや、ねえだろ」
「んだとゴラァ!」
「みんな、今のがこの女の本性だ」
「な! よくもひっかけやがったなああ! イメージ崩壊したらどうすんだよおおおお!」
「てめえに崩壊するほどのイメージはねえだろうがああああああ!」
「だだだだだいだいだいだいです! キャ、キャメルクラッチはさすがにきついです……」
「うっせ。だいたいお前のファンは一億六千万もいないだろ。ほら、さっさとコーナーいきますよ」
「はいはい。今日のコーナーは……SSSSS(死んだ世界戦線相談室)です! さっそく一枚目の葉書ご紹介したいと思います」
「おう、頼んだぜ」
「『今自分には好きな女性がいます。その人は自分に興味を持つことが滅多になく、それどころか冷たい言葉や視線をぶつけられることのほうが多いのですが……最近、それが快感になってきました。どうすればいいでしょうか』」
「……一発目からなんて濃い葉書だよ」
「あ、R.N(ラジオ・ネーム)いい忘れました」
「おいおいしっかりしてくれよ」
「今の投稿はR.N 『ペンはハルバードより重かった』さんからでした。大変失礼いたしました」
「……あいつなにやってんだよ」
「で、ひなっちさん。どうします? ペンはハルバードより重かったさんからのお悩み相談」
「あーそうだな。とりあえず相手のことはあきらめろ。あとできれば病院にいけ。むしろお前の部屋を病院にしろ。以上」
「わーお、ばっさりです♪」
「そのほうが本人のためだ」
「なるほど。では二枚目のお葉書いきましょう。R.N『涼宮じゃないわ仲村よ』さんからの」
「ストーップ!」
「なんですか。ほら、時間がないんだからまきで行けってプロデューサーさんが……」
「プロデューサー!? うちの番組にいたのか!?」
「High!!」
「当番組プロデューサーのTKさんです」
「Hello!!」
「なにやってんだよお前!! というかユイ。よくTKと意思疎通できたな」
「任せてください!!」
「そうかよ……」
「あれ? ひなっち先輩なんか変ですよ? どうしました?」
「!! なんでもねえよ……」

最終的に日向君がユイと仲のいいTKとそれを誇らしげにするユイに嫉妬してくれたので満足しました。
62名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 23:07:37 ID:ZMWqbuiv
ねとられ… もとい、ねとらじ乙
63名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 23:17:41 ID:rWPl7W29
ねとらじでエッチなアクシデント・・・




64名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 01:03:37 ID:9r0/1uHE
>>61
乙!
にやにや出来た
65名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 20:00:14 ID:p1sm42lg
戦線女子部に呼ばれた音無が一緒にツイスターゲームしてたら四方から密着されて
女の子のカラダの柔らかい感触に胸ドキドキ、甘酸っぱい匂いに頭クラクラ、みたいなのが読みたい
66名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 22:16:34 ID:Yua8doNe
俺も俺も
67名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 22:47:58 ID:p1sm42lg
音無「やっぱ若い子は肌の張りが違うわ」
68名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 08:45:03 ID:alyBROX9
> SSSSS(死んだ世界戦線相談室)
Sが1個多くねーか?
69名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 09:57:23 ID:bRfwuV1D
音無「みんな若いからあそこキッツキツだわ」
70名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 13:05:54 ID:Fd5owKNG
s:死んだ
s:世界
s:戦線
s:相談
s:室
71名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 18:38:50 ID:RgNrX1EU
 仮想岩沢ルート。一部抜粋。

 「今まで多目に見てやっていただけだ図に乗るな! 楽器は全て没収だ!文化祭じゃあるまいし二度とこんな真似はさせんぞ」

 体育教師がなにかをいっている。
 どうでもいいから。そんなことどうでもいいから。
 頼むから――あたしに歌わせてくれよ。

 「これは捨てて構わんな…?」

 男が相棒のネックを乱暴に掴む。
 その瞬間。
 もうなにも、考えられなくなってしまった
 あたしを拘束していた腕をはらい男のほうへ走る。

 「それに――」

 疾走の最中。心の底から生まれた叫び。

 それを――

 「てめえがさわるなーーーーーッ!!」

 舞台袖から飛び出てきた男が、それにこめられた魂ごと続きを継いでいた。

 頬を殴られ倒れる教師。その勢いで上空に打ち上げられた相棒を――上条は、慎重な手つきで、両手で受け止めた。

 「行け!! 岩沢!!」

 上条の腕から相棒を受け取る。
 もう、迷いはなかった。。
72名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 18:40:12 ID:RgNrX1EU
 保健室

 (ここ……は……)

 「おはよう、岩沢さん。気分はどうかしら」

 保健室……あたし、あの後倒れたのか。
 目の前に立っていたわが戦線リーダーゆりその人だ。

 「ああ、ゆり……悪くは無いよ」

 本当。けっして、悪くは、無い。

 「単刀直入にいうわ……あなた、よく消えなかったわね」

 全部知ってたのか……さすがといえばさすがね。

 「……進むべき道は悟った。でも、その先にあたしの歌を聞かせたいやつがいたから」
 「音無君ね」

 な!!
 なんでゆりがそのことを……こういうとき、ポーカーフェイスな自分に感謝する。

 「よく……わかったね」

 まあ今は、隠す必要もないのだけど。

 「メンバーのことならだいたいわかるわよ……いいこと? 岩沢さん」
 「ん?」
 「この世界にはあなたの歌を楽しみにしている人がいるわ。娯楽の無い世界で、心の支えにしている人がいる。それに……あたしもあなたの歌が好きなんだから!! 勝手に消えたら承知しないんだから!! これはリーダー命令よ。いいわね!!」

 顔を紅くしながら一気にまくし立てる……こい つ、丸くなったなあ……

 「……ははっ。ゆりは可愛いなあ」
 「へ? ちょ、ちょっと!! なんで、そんな話になるのよ!!」

 自覚なしか……まあいいや。

 「消滅の件。了解したよ。リーダー」

 そう答え、ふいに視界の端に相棒を見つける。
 無事だったか……そう思い、まぶたを閉じる。
 ああ、安心したらまた眠くなってきた。
 ゆりがまだわめいてるけど、さすがに睡魔には勝てない。
 まあ、あれだ。話は起きたら聞くから勘弁してくれ。
 起きたら……起きたら、音無に会いに行こう。
 会って……また歌を、聞かせてやろう。
 いや、違うな。
 あたしが、聞いてほしいんだ。
 そんなことを考えながら、あたしの意識はまどろみに沈んでいった。

 ありのままにおこったことをry
 俺は音無×岩沢を書いていたと思ったら、ゆり×岩沢を書いていた……
 なにをいってるかry
73名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 18:41:10 ID:RgNrX1EU
上 条 っ て な ん ぞ
74名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 18:53:18 ID:alyBROX9
>70
なるほど。
75名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 19:22:54 ID:quoDi9CL
>>73
上条吹いたw GJ
76名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 21:35:10 ID:7NheD6sl
上条って誰?
イマジンブレイカァァァァァアッーって叫ぶ人?
まぁ、とりあえずGJ!
77名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 22:36:08 ID:Fd5owKNG
なんで上条www

まぁGJ!
78名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 23:31:28 ID:RgNrX1EU
 書き溜めた奴読んでたら一番大事な部分が抜けてた……
 修正もかねて再投下します。

 仮想岩沢ルート、一部抜粋。

 「今まで多目に見てやっていただけだ図に乗るな! 楽器は全て没収だ!文化祭じゃあるまいし二度とこんな真似はさせんぞ」

 体育教師がなにかをいっている。
 どうでもいいから。そんなことどうでもいいから。
 頼むから――あたしに歌わせてくれよ。

 「これは捨てて構わんな…?」

 男が相棒のネックを乱暴に掴む。
 その瞬間。
 もうなにも、考えられなくなってしまった
 あたしを拘束していた腕をはらい男のほうへ走る。

 「それに――」

 疾走の最中。心の底から生まれた叫び。

 それを――

 「お前がさわるなーーーーーッ!!」

 舞台袖から飛び出てきた男が、それにこめられた魂ごと続きを継いでいた。

 頬を殴られ倒れる教師。その勢いで上空に打ち上げられた相棒を――音無は、慎重な手つきで、両手を使って優しく受け止めた。

 「行け!! 岩沢!!」

 音無の腕から相棒を受け取る。
 もう、迷いはなかった。
79名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 23:33:44 ID:RgNrX1EU
常識ぶってる奴が笑ってる
次はどんな嘘をつく?

それで得られたもの
大事に飾っておけるの?

でも明日へと
進まなきゃならない
だからこう歌うよ

泣いてる君こそ
孤独な君こそ 
正しいよ
人間らしいよ

落とした涙が
こう言うよ
こんなにも美しい     
嘘じゃない
ほんとの僕らを
ありがとう
80名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 23:34:26 ID:RgNrX1EU
 弦を弾く腕の振動が心地よい。
 奏でられる和音が耳に心地よい。
 ここからなら観客の顔がすべて見える。泣いてくれている人もいる。
 あれは……ユイか。なんでお前不安そうな顔してんだよ。
 あたしなんかよりよっぽど可愛いんだから。
 だから、笑いなよ。
 スピーカー……いれてくれたのはひさ子か。
 やっぱあんた、最高にいい女だよ。
 ひさ子じゃだけじゃない。
 関根も、入江も、ユイも。
 みんな、最高のメンバーだ。
 あいつらのいないここでの生活なんて考えられない。
 もっと……こいつらと歌い続けていたい……
 やっぱり、あたしには歌しかないんだ。
 これがあたしの人生なんだ。
 こうして歌い続けて行くことが……
それが、あたしの生まれてきた意味なんだ。
 あたしが救われたように、こうして誰かを救っていくんだ……。
 やっと…やっと見つけた…。
 もっと、聞かせたい……あたしの歌を、初めて面と向かって好きだって行ってくれた音無に……
 もっと、聞かせてやりたい……
81名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 23:41:12 ID:RgNrX1EU
 保健室

 (ここ……は……)

 「おはよう、岩沢さん。気分はどうかしら」

 保健室……あたし、あの後倒れたのか。
 目の前に立っていたわが戦線リーダーゆりその人だ。

 「ああ、ゆり……悪くは無いよ」

 本当。けっして、悪くは、無い。

 「単刀直入にいうわ……あなた、よく消えなかったわね」

 全部知ってたのか……さすがといえばさすがね。

 「……進むべき道は悟った。でも、その先にあたしの歌を聞かせたいやつがいたから」
 「音無君ね」

 な!!
 なんでゆりがそのことを……こういうとき、ポーカーフェイスな自分に感謝する。

 「よく……わかったね」

 まあ今は、隠す必要もないのだけど。

 「メンバーのことならだいたいわかるわよ……いいこと? 岩沢さん」
 「ん?」
 「この世界にはあなたの歌を楽しみにしている人がいるわ。娯楽の無い世界で、心の支えにしている人がいる。それに……あたしもあなたの歌が好きなんだから!! 勝手に消えたら承知しないんだから!! これはリーダー命令よ。いいわね!!」

 顔を紅くしながら一気にまくし立てる……こい つ、丸くなったなあ……

 「……ははっ。ゆりは可愛いなあ」
 「へ? ちょ、ちょっと!! なんで、そんな話になるのよ!!」

 自覚なしか……まあいいや。

 「消滅の件。了解したよ。リーダー」

 そう答え、ふいに視界の端に相棒を見つける。
 無事だったか……そう思い、まぶたを閉じる。
 ああ、安心したらまた眠くなってきた。
 ゆりがまだわめいてるけど、さすがに睡魔には勝てない。
 まあ、あれだ。話は起きたら聞くから勘弁してくれ。
 起きたら……起きたら、音無に会いに行こう。
 会って……また歌を、聞かせてやろう。
 いや、違うな。
 あたしが、聞いてほしいんだ。
 そんなことを考えながら、あたしの意識はまどろみに沈んでいった。

 投下終了。
 このあとゆりっぺがAngelPlayerを使って天使ちゃんの身体に細工を加え天使ちゃん消滅。
 その後成仏の方法を戦線メンバーに教え、卒業式敢行。
 最後に岩沢と音無が残り、岩沢はためらうも「お前が歌ってくれればきっと再会できる」という音無の言葉を信じ二人そろって成仏。
 エピローグ、どこかの学校の音楽室でMy Songを弾き語る岩沢を音無が見つけてEND

 以上、仮想岩沢ルートでした。
82名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 05:34:15 ID:u0HywANQ
そのままひさ子いけえええ!
83名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 10:30:19 ID:PLuAmIOY
最近音無×遊佐がなさすぎて悲しい
84名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 14:57:52 ID:u0HywANQ
>>1000行くとわ・・・

凄いな
85名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 17:49:33 ID:Dz6ckALF
推敲し終わった拙文を、ぽちっと投下するときって、すっごくドキドキするよね(・∀・)
86名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 19:56:11 ID:/ZA/FLyX
>>85
んで、それをいつ投下してくれるんだ?
87名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 20:00:40 ID:u0HywANQ
>>85
速く!早くかやくうぅぅぅぅぅぅう!!
88名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 22:42:01 ID:388a+G/w
投下予告
・嘘予告
・激しく厨二病
・若干キャラ崩壊

・予想されうる感想。
 なぜAngelBeats!でやったし
89名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 23:00:44 ID:388a+G/w
 死後の世界。
 想い満たされず、理不尽な死を与えられたものの魂が辿り着く、『未練を解消するための場所』
 その地に、音無結弦が訪れてから一週間が立とうとしたある日。

 ゆりは音無を対天使用作戦本部に呼び出した。
 淡々とした、あまりに冷酷な口調で、ゆりは音無に告げた。

 「音無君――貴方、疫病神だったみたい。ここで、死んでくれないかしら」

 こめかみに押し付けられた金属の感触に音無は静かに戦慄した

 「ゆり、意味が、わからん。ああ、あれか。これもこの世界での冗談ってやつか」

 この状況でおどけてみせる音無。その姿に、ゆりは、ほんの少しだけ感服し、直後、

 「いいわ、じゃあ教えてあげる。
  音無君――貴方こそが終末の使者(ヘイムダル)
  この戦争の始まりを意味する人ってことよ!!」

 絶叫と同時。
 黄金の奔流が、辺りを埋め尽くした。

 「な!! ……ゆ、ゆり?」

 ゆりを中心に逆巻く金色の光。
 一歩、また一歩と障壁のように展開した旋回する粒子の渦から歩いてくる。

 音無の前に改めてゆりが現れる。
 そのいでたちに、彼は驚愕を通り越して瞠目すら感じていた。
 彼女の容姿はつい先ほどまでの姿とは何もかもが違っていたのである。

 髪は目の眩むような黄金。
 身にまとうのは万壁にも勝るであろう清銀の甲冑。
 右手に掲げた身の丈の倍以上はある銀の槍

 ゆりの膂力では間違いなく振るえないであろうそれを彼女は――音無の首元に、よどみなく突きつけた。

 「角笛を吹きなさい終末の使者(ヘイムダル)
  ここに大儀はなり――終末戦争(グランギョニル)が幕を開ける」
90名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 23:01:29 ID:388a+G/w
 右も左もわからず、なんの抵抗もなくゆりに殺されそうになった音無。
 彼を、その窮地から救ったのは――藍色の毛並みをした、トラクターほどの巨躯を誇る狼だった。

 音無を背に乗せ疾走する魔狼。杭のように鋭い牙を持つその口から――音無にとって、聞き馴染みのある声が聞こえてきた。

 「間一髪だったなあ。音無」
 「その声――お前、日向なのか?」
 「ああ、ちょっち見た目変わっちまったけどな」

 道化の魔狼(フローズヴィトニル)――日向秀樹に窮地を救われた音無は、彼の部屋にいく道中、自身が巻き込まれた争いの真実を教えられる。

 「……終末戦争(グランギョニル)?」
 「ああ。神、英雄、魔族、魔道具――
  世事記(アカシック)に単体での表記を許され、ある種信仰になったやつら
  ――そいつらの能力を使い『最強の座』を奪いあう。
  そんな、くだらない戦いさ
  ――勝ち抜いた人間には一つだけ願いを叶える権利が与えられる。
  ゆりは――それで過去をやり直そうとしているんだ。
  そんなことは間違ってる――残してきたもののために振り返るなんて許されないのにな……」

 案内されて辿り着いた日向の部屋――そこには、かつての戦線メンバーが集まっていた。

 「音無、改めて紹介するよ。
  こいつらは、俺が信頼する最高の"仲間"だ」
91名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 23:02:16 ID:388a+G/w
 『俺が動くのはゆりっぺの助けになる時たけだ!』

 そんな誓いにも似た言葉を、野田はこの状況で思い出していた。
 戯れの王(ロキ)――TKの能力により理性を引き換えに凶悪なまでの力を手にした女狂戦士。

 眼前に立ちふさがる漆黒の甲冑に身を包んだゆりに、野田は――右手に掲げた以前扱っていたハルバードの倍以上強大な斧剣、その刃先を静かにゆりへと向けていた。

 「ゆりっぺ。俺は君のため以外には何が起きようとも動かない――だから、今ここで君に剣を向けることを許してほしい」

 理性をなくしたはずのゆり、覚悟を決めた野田。

 両者の頬を伝う涙が地に零れ落ちたとき。


 関を切ったように跳躍した大神戦斧(エッケザックス)――野田を、聖女の旗槍(ジャンヌ・ラ・ピュセル)――ゆりから放たれた漆黒の極光が迎え撃った。
92名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 23:02:52 ID:388a+G/w
 純白の巫女装束を身に纏った岩沢が、眼前で燃え盛る紅蓮の炎壁に御幣を突きつける。
 その中から現れたのは、右腕に緋色の刀身を持つ太刀を、左腕に関根と入江の生首を掲げたひさ子だった。
 その姿に以前までの彼女を見ることが出来ない。
 身を包むのはSSSの制服ではなく真紅の振袖。
 トレードマークのポニーテールはほどかれ、その色も焔の赤に染まっている。

 「そいつらはあたしが元に戻す。その二人だけじゃない。お前もだひさ子――帰ってこい。みんなお前を待ってる」

 告げる岩沢。
 紅蓮の剣士はその言葉に声を返すこともなく――右手に持った刀を、大上段に構えを取る。

 「――示現流か。いつ覚えたんだよそんなもん。器用なやつめ」

 呆れる巫女の言葉と同時。
 女剣士がその身体を両断せんと岩沢に向け刃を振り下ろした。
 開けた間合いを一歩で詰める跳躍。起こりを感じさせない無拍子での攻撃。
 それに対して岩沢が行ったのは防御でもなんでもなく――ただ手に持った御幣を下から上に振り上げるだけだった。

 その瞬間、ひさ子が知覚したのは。

 空間に響くカサリという御幣の紙と紙がかすれる音と――自身が、振動を伴った不可視の衝撃波に吹き飛ばされる感覚だけだった。

 「生まれた音を増幅させて衝撃を生む……うん、あたしらしいっちゃあたしらしいな。決めたよ。ひさ子。あたしはあたしのやりかたでお前を連れ戻す」

 天鈿女命(あまのうずめ)――岩沢と天羽々斬(あまのははぎり)―――ひさ子。
 神々の時代に名を残す二つの"モノ"が互いの存在をかけ刃を重ねる。
93名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 23:03:45 ID:388a+G/w
 純白の作業着――それに加え、白銀の銃身をもつ狙撃用ライフル――モシン・ナガンM28を装備した大山は中庭の花壇脇に身を潜めていた。
 彼の周囲はふぶくような白い粒子が舞い踊り、一般の人間はおろか、彼と同じ力をもつものにすら彼の姿を感知することは出来ない。
 彼は今、ターゲット・遊佐を始末するために行動していた。
 この場所に待機すればいずれ遊佐は現れる。
 自身の身体に宿った歴戦の狙撃兵が、その経験を持ってそれを大山に伝えていた。
 大山を隠す粒子がよりいっそう濃くなる。
 それは、彼が集中している証拠に過ぎない。

 やがて、時はきた。

 グラウンドに、乾いた銃声がこだまする。
 標的・遊佐の姿は未だスコープから離れない。
 そして、大山は静かに驚愕した。
 遊佐の背から生えた漆黒の羽が、大山の放った銃弾を弾いていた。
 弾き返された弾丸は大山のすぐ横の花壇に命中する。

 「うそ!? どこにいるかもお見通しってわけ!? まったく……これだから天使なんてのはどいつもこいつも……」

 手ごわい敵だ、と直井は一人ごちる。そのまま、思考を戦闘用に切り替えた。
 スコープからは一直線にこちらへと疾走する遊佐が見える。

 「なるほど。場所はわれてる、と
  でもま、まっすぐで読みやすい動きだ
  いいよ、遊佐さん――
  ――暗殺者と狙撃手。天使と死神
  似た物どおし、化物どおし
  ――――化かしあいと、いこうか」

 黒死の天使(シャルロット・コルデー)――遊佐。
 白死の銃神(シモ・ヘイヘ)――遊佐。

 死を司る二人が、グラウンドという戦場を舞い、踊る。
94名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 23:04:15 ID:388a+G/w
 「ひなっち先輩から専守防衛で行けとはいわれたけど――あたし、そんなおとなしく見えたのかな」

 おどけるような口調で呟くユイ。
 その足元に広がる影――血の真紅に染まったそこから、無数の拷問器具が広がり、逃げまどうNPC達を、文字通り『食い散らしていく』
 針、鋸、棘、杭、鎖、枷、鉤手、鉄球、大鉈、仮面、石版、車輪。
 方々に展開される処刑器具の群れがNPC達の肉を穿ち、骨を断ち、血を啜る。

 「あたし、この力に目覚めてから急にお腹がすくようになったんですよねー。なんでだと思います? 椎名先輩」

 草群れに身を隠していた椎名――彼女の腕から伸びた分銅鎖が、ユイの首に巻きついていた。

 「うーんこんなことされてもなー。今のあたしにはあんま意味ないですよ?」

 椎名の背後から伸ばされたユイの影――それに生まれた口のような裂け目が椎名を飲み込もうとし――

 「じゃあ椎名先輩。そろそろまっとうに始めましょうか」

 跳躍し、近くの樹に飛び移った椎名。
 彼女の飛び移った樹。その根元にユイの影がかぶりついた。
 ユイが背後の空間に杭を出現させる。
 椎名が、飛び苦無を手のうちに具現化する。
 両者同時に、愛用の飛び道具を射出し――

 万川集海(ばんせんしゅうかい)――椎名。吸血鮮姫(エリザベート・バートリー)。ユイ。

 女忍者と女貴族。
 死後の世界によみがえった二つの存在が、今互いの存続をかけ喰らい合う。
95名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 23:06:06 ID:388a+G/w
 「ゆり……ようやく気づいたよ」

 己の腕の中で正気を取り戻したゆり。
 その体温を両腕に感じながらを音無は語りかける。

 「俺は確かに終末の使者(ヘイムダル)だった。でもそれは、この世界での日常以外にもいえることだったんだ」

 音無結弦。
 彼の存在によってこの世界での日常は粉々に壊された。
 それが、今更なにをいうか。
 すべてを、台無しにしておいて。
 みんなを傷つけておいて―――

 なんだ、それって……

 「あたしの……ことじゃない……」

 失ったはずの涙。
 瞳からこぼれる己が人間である証に、ゆりの心は溶かされていく。
 その瞬間。聖女の旗槍(ジャンヌ・ラ・ピュセル)、漆黒の騎士甲冑は霧散し、SSSの制服をまとった―――死んだ世界戦線リーダー、仲村ゆりが、音無の腕の中で横たわっていた。

 「ごめん、なさい……音無君……あたし……あたし、みんなになんてことを……」

 音無の両腕に包まれ、泣きじゃくるゆり。
 『普通の少女』に戻った彼女に安堵を覚えつつ、音無は立ち上がる。
 自然、お姫様ごっこの形になりゆりは困惑するも、すぐに日向の――道化の魔狼(フローズヴィトニル)の背中に寝かせる。

 ゆりは彼の瞳を見た。
 すぐにわかった。
 彼は戦う男の顔をしていた。
 もう、なにもいえなかった。

 右拳――終焉の鉄拳(アクタ・エスト・ファーブラ)、ありとあらゆるものに終わりを与えるそれを力強く固める。

 そう、これが茶番劇(グランギョニル)というなら「芝居は終わりだ!(アクタ・エスト・ファーブラ)」に破れぬ道理は存在しない。

 「じゃあ、ゆり。まっててくれ――ちょっと今から、この世界を救ってくる」

 戯曲の終わりを告げるもの(ヘイムダル)は歩き出す。
 己の背負ったもの――この世界をかけた最後の戦場に。

  AngelBeats! 〜Acta est Fabula〜


  始まりません
96名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 23:09:53 ID:388a+G/w
高松、五段、竹山くんは成仏いたしました。
藤巻は出すつもりだったけど自分の執筆力が限界に達しました。すまん藤巻。
生徒会メンバーは最初から出る気配すらありません。

一応
日向チーム:日向、音無、岩沢、野田、ユイ、(藤巻)
ゆりチーム:ゆり、遊佐、椎名、ひさ子
被害者の会:入江、関根

戦力分布はこんな感じです……ほんとになんだろう、これ……
97名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 23:44:26 ID:u0HywANQ
元ネタが分かれば面白いんだろうけどなぁ・・・
98名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 23:56:33 ID:zhThkuEO
>>84
本当にすごいとこは600〜700くらいで書き込めなくなるけどな
99名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 09:37:01 ID:6t6eAA76
>>96
大山の名前ミスで直井の名前が出てきてたのは
重度の厨二病電波に関心を持った自称神の仕業か
100名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 13:56:17 ID:ujvTg45x
>>96
よこもじとか、むずかしいかんじはよくわからなかったけど、のだがかっこよかったのはわかったのだ
101名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 17:10:32 ID:E3fsCH0k
元ネタが分かってる俺は勝ち組
102名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 16:55:23 ID:ppPVpVgz
実質2話ぶんしか出てなくて、強烈な印象を残して消えた岩沢さんは、もっとここで補完されてもいいと思った
103名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 23:38:09 ID:Od+EXio+
だって岩沢さん音楽キチのイメージしかないし…
104名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 00:07:02 ID:MbGMk6hi
お=おっぱい
ん=ンギモチイイイイイイ
が=顎がガクガクになるまで
く=クンニしろおらあああぁあああ!
キ=気持ちいいぃいいぃい!
チ=チンコ
105名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 00:07:53 ID:mzEwdV1L
>>104
エデンの檻乙
106名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 00:41:21 ID:z/bcABU5
時系列捏造(岩沢が生き残った本編十二話)
岩沢×ゆり
二人だけの卒業式

「ゆり、いるか?」
「……岩沢さん? なにかしら」
「音無の話聞いてさ。最後に心残りあるとしたら……ゆりのところだと思ってさ」
「……なに?」
「ゆり。この戦線に誘ってくれてありがとう。ガルデモや、戦線のみんながいなかったらこんな楽しい日々は送れなかった。なにもかも……ゆりのおかげだ」
「……ありがとう。あたしも、貴女に出会えてよかった。貴女の歌に出会えてよかった。あたし、貴女も、貴女の歌も大好きだったわ」
「一曲弾こうか?」
「とても魅力的な提案だけど……遠慮しておくわ。あとでみんなから怒られちゃう。岩沢の歌を独り占めするなんていくらゆりっぺでもずるいぞ!」
「ははは、あいつら……うん。じゃあ、そろそろいくわ」
「そう――岩沢さん! 貴女の歌! 次も、きっと好きになるわ!」
「……ああ。じゃ、またどこかで!」
107名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 06:37:36 ID:MbGMk6hi
ふむ
やらないのか
108名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 16:20:52 ID:tTUJNeaC
>>107
やらないか に見えた
109名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 23:38:25 ID:c0eOHnD1
意外に入根と関江のレズ物ってないのか
この二人は公式だろ
110名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 00:45:23 ID:k2H6qEGN
画像だけ見るとそう思うんだけど
セリフなさすぎ、キャラがよくわからんって当時思った気がする
111名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 07:15:34 ID:WrsjZInY
名前だけ台詞無しキャラ多くないか・・・
ガルデモ辺りの数人は特にそれが酷くてキャラが掴み辛い
台詞が全くない訳ではないにしろあまりにも偏り過ぎてると思うな
112名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 22:32:07 ID:lA0LaHNx
全部のキャラコメは見てないからなんとも言えないがTKみたいにキャラコメに出てくれればどんなキャラか掴みやすいのにな
113名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 22:55:17 ID:6WJ/UPG+
ただキャラコメはあまりにキャラ崩壊し過ぎてる奴もいるから本編と同一視していいのかは微妙なとこだな
114名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:16:09 ID:By0CEyhQ
キャラ崩壊エロか・・・

従順なゆりっぺとかユイとか
115名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:51:02 ID:0WxT5Cg/
アニメだけではこういう関係とはわかるまい
http://dl1.getuploader.com/g/angel_beats/270/angel_beats_270.jpg
116名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:52:11 ID:By0CEyhQ
ふむ・・・

誰か速く入×関を
117名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:56:07 ID:XuyELKB5
>>115
無限の可能性を感じる…
118名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 23:34:08 ID:1k/MF0On
>>116
揉んでるほうが関根だぞw
119名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 06:21:20 ID:+F6SOkXW
べ、別に名前覚えてない訳じゃないんだからね!!

ちょっと度忘れしただけなんだからね!!
120名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 11:52:16 ID:EZ4KdOyj
かなでちゃんと音無を入れ替えてみた
これで音無が少しでも屑に見えなくなったら幸い

流れ的にはかなでちゃん、心臓の件を告白+お礼(お礼自体が未練ではなくなった)→かなでちゃん、この世界に残ることを提案→音無が断る
121名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 11:52:44 ID:EZ4KdOyj
 「かなで。頼む。さっきの言葉、もう一度いってくれ」

 夕日の差し込む階段の上。俺は、かなでにそんなことを懇願していた。

 「そんな! 嫌よ。結弦が……結弦が、消えてしまう!」

 かなでの抱きついてくる力がよりいっそう強くなる。……かなでの気持ちはわかるけど、それじゃ駄目なんだよ。

 「……頼むよ」
 「そんなこと……できない……」

 かなではすでに半泣き状態だ。抗う言葉にも引きつりが混ざっている。

 「かなで! ……お前が信じてきたことを、俺にも信じさせてくれ」

 だから、俺はここで彼女の背中を押してやらなきゃならない。俺はかなでの想いに共感して、彼女の力になったんだから。

 「生きることは、すばらしいんだって……」

 お前がゆりや皆と戦い続けてきたのもそれを伝えるためだろう? すごいよ、お前。俺には、そんなことできない。
 お前のことすごいやつと思うし、尊敬もしてる。
 だから……そんなお前に、こんなところで弱くなってほしくないんだよ……

 「かなで……」
 「結弦……貴方を愛してる。ずっと一緒にいて」
 「……ありがとう、かなで」

 なんとなく……本当になんとなく、予想は出来ていた言葉。こんな俺なんかをかなでが好きになってくれたことはうれしいし、一種の自信にもなる。
 だから、俺は次の世界に旅立つことが出来る。

 「ずっと、ずっと一緒にいて」
 「ああ。ありがとう。かなで」

 その言葉で……お前のおかげで、俺も救われるよ。

 「愛してる……結弦……」
 「ああ、すごくありがとう。かなで……俺も、愛してる」

 この気持ちは正真正銘、嘘偽りのない俺の本音だ。
 これで……もう、俺もかなでも、互いに踏ん切りをつけることができるだろう。
 相思相愛とわかった今こそ。心に残るものは無くなったはずなのだから。

 「結弦……愛してくれて、ありがとう」
 「……ああ」

 俺もだ、かなで。

 「命をくれて……本当に、ありがとう」

 瞬間。腰に抱きついていたかなでの感触が――まるで、風が吹いたかのように、掻き消えた。

 「かなで……行けたんだな」

 ……もちろん。お前をそっちで一人にはしないさ。
 俺も……すぐに、いく。

fin
122名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 15:42:00 ID:jsoixcPV
>>121

違うルートって感じで面白かったよ
123名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 15:51:22 ID:+F6SOkXW
SSキターーーー
Gjだぜ
124名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 17:25:10 ID:kr/baGRO
ひさ子ってフルネームは高橋ひさ子だったんだな。漢字違うかもしれんけど。
125名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 18:28:46 ID:2oqGA/tB
高橋ってスタッフの名前かと思ってたw
126【コピペ一部改変】:2010/10/30(土) 20:57:03 ID:RO0FYuOD
ゆり「じゃぁちょっと二人か三人でこのことについて話し合って」

ガヤガヤ

音無「・・・」←右端に一人で座っている
ゆり 「・・・ちょっと!あなた話し合ったの?」←大声で
音無「いえ・・」
ゆり 「あなた毎回一人だけど困らない?」
音無「特には・・・」
ゆり 「え?今話し合ってないけど大丈夫なの?」
音無「いや、あの・・・」
ゆり 「指示したことができなくても問題ないってこと?」
音無「そ、そうじゃなくて、一人で考えて・・・」
ゆり 「一人じゃ話し合えないでしょ!二、三人でって言ったじゃない?」
   「これ作戦中だったらどうするのあなた?やられちゃうわよ?」
音無「それならしょうがないです・・・」
ゆり 「ふーん、名前なんて言うの?あと学籍番号」
音無「いや、名前とかは・・・」
ゆり 「いやじゃなくて、これ今日の課題にするから。記録つける関係で名前わからないと困るの」
音無「もういいっす」(ダッ)←ノートと筆記用具ときもいリュックを小脇に抱えてものすごい速さで退出
ゆり 「何、どうしたの?」
ゆり 「何しに来たのかしらね彼は」

(ドッ)戦線メンバー大爆笑w
127名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 22:19:10 ID:+F6SOkXW
おい





おいやめろ
128名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 22:30:39 ID:aGZr2jWr
それ大学のぼっちのコピペ・・・やめろ・・・
129名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 23:33:18 ID:gH+gfOMl
このコピペはやめてくれ……
130名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 21:56:18 ID:Jxajzfbc
誰か日向と直井呼んでこい・・・
131名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 22:58:15 ID:wmb/MdlU
アッーーーーーーーー!!
132名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 07:16:19 ID:/nPaa4/6
SSSで明確に仲良し二人ぽいのは藤山、入根、日無ぐらいだよな
二人組作る仲良しな奴とかいなかった俺にはきついぜ
133名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 15:05:35 ID:npeoMuGz
ひさ岩も仲良いと思う
134名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 16:07:25 ID:JZzYmslS
>>133
デキて(略)
135名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 17:27:58 ID:CvstDvCQ
TKと五段も忘れないであげて下さい
略称不明だが
136名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 20:31:02 ID:iUJm3qH1
T段
137名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 23:46:54 ID:4BLX+dft
>>132
あれは藤巻君が一方的に絡んできてるだけだよって大山が冷めた感じで言ってなかったか?
138名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 23:50:44 ID:2Y9a5MWd
一日遅れたけど急に思いついちまったハロウィンネタ投下
139ユイのお菓子集め:2010/11/01(月) 23:52:03 ID:2Y9a5MWd
「Trick or Treat?」

「なんだよ、いきなり」
放課後、音無と日向の前にゴミ袋を持ったユイが現れた。
「ひょっとしてハロウィンか?」
音無が尋ねる。
「はい、そのとおりです
ひなっち先輩はそんなことも知らないんですか〜?」
「そういやそんなイベントあったな
で、何の用だよ?」
「だからー、Trick or Treat?」
「お菓子くれってことじゃないか?」
「日本語しゃべれよ!」
「こういうのは雰囲気が大事なんですよ」
「ゴミ袋持ち歩いてお菓子くれって奴のどこが雰囲気大事にしてるんだよ」
「確かにもっと綺麗な物に入れるべきだな
ところで、それ戦線のみんなに聞いて回ってるのか?」
「はい!結構集まりましたよ」
「どれどれ、ちょっと見せてみろよ」
「あー!ダメですよ!これガルデモのみんなのおやつになるんですから!」
「取りゃあしねーよ。えーっと」
ガサガサ
「おいおい、なんだよこれ
お菓子以外の物まで入ってるじゃねーか」
「プロテイン…高松か」
「これは肉うどんの食券…松下五段だな」
「麻婆豆腐の食券もある。かなでにも聞いたのか?」
140ユイのお菓子集め:2010/11/01(月) 23:53:01 ID:2Y9a5MWd
「はい
最初不思議そうな顔してましたけど話が通じたら『お菓子は持ってないから渡せないけど代わりにこれでいいかしら』って」
「かなでらしいな」
「これは、バンダナ?TKか?
お前TKの顔見たのかよ?」
「いえ、Trick or Treat?って聞いたらポケットからソレを出して親指立てて笑ってました」
「あいつ、英語さっぱりダメだからな」
「TKだから悪気はないんだろうけど食い物に関係ないとか嫌がらせに近いな」
「他は食い物だな
って、なんでこんなにポテトチップスが入ってるんだよ」
「それ全部大山先輩のですよ
『僕のお菓子でよければいっぱいあげるよ!あはははは〜』だそうです」
「あいつはどこにこんなにポテトチップス持ってたんだ?」
「このポッキーは誰からだ?」
「それは野田先輩のですね
『腹の足しになるかと思ったが甘い物は性に合わん!』だそうです」
「なんで買ったんだ?」
「あいつ、長い物好きだからな〜」
「それだけの理由かよ。それで甘いとか文句言ってんのか」
「アホだからカタカナ読めないんじゃね」
「それはアホすぎるだろ…あいつの頭の中は何歳なんだ」
141ユイのお菓子集め:2010/11/01(月) 23:54:00 ID:2Y9a5MWd
「最初話かけたら『喧嘩売ってるのか貴様は?』って武器向けられて漏らしそうになりました」
「野田らしいな
こっちのガムは誰のだよ?」
「それは竹山先輩です」
「ガムなんか噛んでんのかあいつは」
「それ、柄からして眠気が覚めるやつだろ」
「これ噛んで夜更かししてんのか?だから成長があれで止まってんだな」
「『お菓子ですか?悪いけど僕の手元にはこれしかありません。それと僕のことはクライ』
「どうでもいいけど、さっきからお前のモノマネ全然似てないからな」
「えー!お二人のためにがんばって再現しようとしたのにー!」
「この新聞紙につつまれてるのは何だよ」
「焼き芋です」
「誰にもらったんだよ、そんなの」
「ゆりっぺ先輩にもらいました
『お菓子はないから、さっきもらった焼き芋でいいかしら?』だそうです
遊佐さんと食べてました」
「どこでもらったんだよそんなの」
「ギルドじゃないか?」
「ゆりっぺの奴ギルドの連中に何作らせてんだよ」
「はは、そういや直井からはもらってないのか?」
「直井?」
「ほら、あの学ラン着てる」
「あー、あの学帽の人なら『何ィ!それなら音無さんの為にお菓子を用意しないと!』って逃げられました」
142ユイのお菓子集め:2010/11/01(月) 23:54:59 ID:2Y9a5MWd
「来られても困るんだが…」
「あいつの場合はお前にいたずらされるのが目的じゃねぇの」
「やめてくれよ…
ところで直井の真似はちょっとうまかったな」
「そうですか?
『さぁ、洗濯バサミの有能さに気付くんだ』」
「やめろぉ!」
「おお、なかなかじゃないか」

「さぁ、さぁ、もういいでしょ
先輩方も何かください」
「何かって言われても菓子なんて持ってないぞ」
「俺もねーや」
「えー!お菓子くれないといたずらしちゃいますよー?」
「持ってないもんはしかたないだろ
いたずらって何すんだよ?」
「あちょー」ドガッ
「ぐほぁ!」
ユイの回し蹴りが日向の後頭部に炸裂した。
「おまっ、これ…これのどこがいたずらなんだよ!いたずらってレベルじゃねーぞ!」
「ぐほおお゛お゛お゛!ギブギブギビュ!!」
すかさず日向のキャメルクラッチがユイに炸裂した。

「先輩……痛いです…」
「俺だってイテェよ!
行こうぜ音無、こんなんに構ってられるか」
「あ、おい日向ぁ
しょうがねぇ、俺からはこれな
さっき買ったやつだけど」
音無はポケットからコーヒーを出すとピクピクとのびているユイの頭の横に置いた。
「じゃ、お大事に」
143ユイのお菓子集め:2010/11/01(月) 23:55:40 ID:2Y9a5MWd
それだけ言うと音無は日向のあとを追った。

「ううぅ…ひどい目に遭いました」
泣き言を言いながらユイはふらふらと立ち上がった。
「あんのアホんだら!次会ったら覚えとけよ〜!」
と一通り騒いだら次の目的地へと向かった。


「椎名っちせんぱーい」
「何用だ?」
「Trick or Treat?」
「なんだと、私と勝負したいのか」
「違いますよー」
この人もアホでしたね、と内心呆れながらも説明した。
「Trick or Treatっていうのは合言葉みたいなもので、
言われたらお菓子をあげなきゃならないんですよ」
「ふむ、そんな遊戯があるのか
しかし私には菓子の持ち合わせがないな」
「それならいたずらしちゃいますよー♪」
「何?」
椎名の顔色が変わりユイにじりじりと詰め寄ってきた。
「ちょ、あの、なんですか…怖い顔して」
「私に悪戯をすると言ったな
私はやられる前にやる人間だ、覚悟しろ」
「ひぇ、あのっ、ルール違いますよ!」
椎名の手がユイへと怪しくのびてくる。
「わわわわわわ!」
逃げようとしたユイだったがあっさりと捕まった。
「私から逃げられると思ったのか?」
「ひっ…!」
144ユイのお菓子集め:2010/11/01(月) 23:56:39 ID:2Y9a5MWd
こちょこちょこちょこちょ
「ぶはははは!やばい!やばいですよ!これ!」
「あさはかなり」
椎名のくすぐり攻撃が炸裂した。こうかはばつぐんだ。
こちょこちょこちょこちょ
「あー!やばいやばいやばいです!漏れますっ!漏れます!ひー!ひー!きゃはははは!」



ジャー ゴボゴボゴボ
「あー…この歳でほんとに漏らすかと思いました…」
「あさはかなり」
「誰のせいだと思ってるんですか」
「あさはかなり」
「むー」
いつか仕返ししてやる
そう言ってやりたかったが、また先に仕掛けられては困るのでユイは心の中でそっと誓った。
「では行くか」
「えっ?行くってどこにですか?」
「菓子がほしいのだろう。買ってやる」
「ほんとですか!やった〜!」
先程までの恨みはどこへやら、ユイは満面の笑みで喜んだ。
「あさはかなり」

二人は売店に向かった。
「いや〜先輩が詰め寄ってきた時は一体何されるのかと思いました」
「私は悪戯で傷を負わせる様な真似はしない
何をされると思ったんだ?」
「えー?それはまあ内緒の方向で
それにしても先輩すごいですね
あたしを担いで倉庫から一瞬で校内のトイレに連れて行くなんて」
145ユイのお菓子集め:2010/11/01(月) 23:57:09 ID:2Y9a5MWd
「あんなとこで漏らされては困るからな」
「普段何食べてたらあんなに素早く動けるんですか?」
「食生活の問題ではない。修行の賜物だ」
「へー、あんな修行であんなに素早くなるんですか
あたしも指に箒立てて修行しようかなー♪」
「……あさはかなり」
「ところでどのくらいお菓子買ってくれるんですか?」
「少しに決まっているだろう」
「えー」
「不満があるならやめにするか」
「いやいやいや!嘘ですよ、嘘
もらえるのなら文句は言いませんって
それにしても先輩が話のわかる人でよかったー
どこぞのアホときたらあたしに技かけたまま放置して立ち去りよって」
「そのアホというのはあいつのことか」
「へ?」
椎名の指差す方向には売店の前でうろつく日向がいた。
「菓子って何にすりゃあいいんだよ…」
「あー!」
「うおっユイ!」
「さっきはよくもやってくれたな!このぉぉぉぉ!
グエッ」
「やめろ、騒がしい」
日向に飛び掛かろうとしたユイだったが椎名に首根っこを掴まれ止められた。

「何やってるんですか?こんなとこで
店の前でうろちょろしてたら迷惑ですよ不審者に見えますねアホですね」
「うるせーよ、お前こそ何してんだよ」
146ユイのお菓子集め:2010/11/01(月) 23:58:10 ID:2Y9a5MWd
「あたしは椎名っち先輩とデート!」
「デっ…!」
「菓子がほしいと言うのでな、買いに来た」
「もうっ!先輩、ノリ悪ーい」
「(なんだよ、びっくりしたな)」
「お前は何をしている?」
「俺は、その…どっかのお子様が菓子くれ菓子くれ喚くからしかたねーから買いに来たのさ」
「へ?お子様って誰ですか?この学校に子供なんているんですか?」
「お前だよ!お・ま・え!」
「何ぃ〜〜!」
「あさはかなり」



「で、それからどうしたの?」
「それからひなっち先輩からはチョコバットを、椎名っち先輩から麦チョコいっぱい買ってもらいました」
「チョコばっかりね」
「はい!」

「みゆきち〜見て見て〜」
TKのバンダナを装着する関根。
「Don't stop the dancing!」
「あはは、うまいうまい」
「Trick or Treat?」
「へ?お菓子ならユイがもらってきたよ?」
キラーン
バンダナの下から関根の目が妖しく光った。
「それー♪」
「きゃー!」
ドッタン バッタン
「ちょっと、あんた達うるさいわよ
これで全員分なの?」
「えーっと、学帽の人以外からはもらえたのでほぼ全員だと思います」
147ユイのお菓子集め:2010/11/02(火) 00:01:36 ID:oLWFTdFV
「まー確かにそれぞれの個性溢れる物ばっかもらってきてくれちゃったけど、誰か忘れてるような気がするわね」
「ええっ?!誰ですか?もらいに行ってきますよ!」
「んー多分気のせいよ
じゃあ、せっかくもらってきてくれたお菓子食べましょうか」
「やっほーい♪」
「あんたはがんばってくれたからご褒美にコレあげるわね」
「やったー! って」
ひさ子からユイに手渡されたのはかなでからもらった食券だった。
「いりませんよこんなのー!!」
「せっかくくれたんだから食べなきゃかわいそうでしょ」
「でもでも、あたし辛いの苦手ですよぉ…」
「しょうがないから藤巻にでもあげるか
あ、藤巻」
「ふじまき?」

校長室
「ぶぇぇっくしっ!」
「あれ?藤巻くん風邪?」

148ユイのお菓子集め おまけ:2010/11/02(火) 00:02:44 ID:2Y9a5MWd
生徒会室
ガサゴソ
「あれぇ?確かここらへんに生徒から没収したお菓子があったはずなのになぁ」
「直井」
「はい?あ、会長。どうしました?」
「Trick or Treat?」
「会長もですか?
あとにしてくださいよ。僕には先客が」
「ガードスキル ハンドソニック」
「え?」
ずぶしゅ
「お菓子くれない子にはいたずらしなきゃいけないらしいわ」
「…………(へんじがない ただのしかばねのようだ)」

149名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 00:07:41 ID:l6Fl3iw0
リアルタイムGJ!
やっぱ時々ネタはいいなぁ!!
150名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 04:07:04 ID:pEsEHT+3
>>148
GJ
面白かった
151名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 07:14:36 ID:DEZxMEja
>>148
やっぱユイはこうじゃないとな。GJ

ひなユイ投下行きます
152名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 07:14:59 ID:DEZxMEja
 ユイがガルデモの新生ボーカルとして初めてのライブを終えた翌日。
 俺は、ユイを呼び出していた。
 待ち合わせ場所の売店前。待ち合わせ時間から三分ほどすぎて、長い渡り廊下の向こうから全力疾走するユイの姿が見えてきた。

 「す、すいませんっ、日向先輩! う、打ち合わせ長引いちゃって……」

 息を荒げながら肩どころか全身を使って呼吸するユイにブレザーの上着をかけてやる。遅刻するからって走ってきてくれたのはうれしいけど、汗かいたりしてそれが原因で風邪とか引いたらマジでしゃれにならんからな。

 「打ち合わせなら仕方ないだろ。わざわざ走ってこなくてもよかったのに。つうか、こんな時間までやってんのかよ」
 「だって……ガルデモの打ち合わせには遅刻せずにプライベートではグダグダってのもおかしい話でしょ? そもそも時間厳守は人として最低限守るべきことですし。それに……日向先輩に、早く会いたかったですから」

 ……何が起きたし。こいつキャラ変わりすぎだろ。どんだけいきなりしっかりものになってんだよ。岩沢が乗り移ってたりしてんじゃねえだろうな。つうか……最後の台詞は何だ。デレ期か。デレ期が来たのか。
 ……なぜ俺にデレるし。
 いや……うれしいといえばうれしいんだけども。

 「そっか……ありがとな、ユイ」
 「いえ、先輩こそ、上着ありがとうございます。えへへ。あったかいし……先輩のにおいがしますし」

 俺の貸した服に袖を通し、両手を鼻先にもっていって思い切り香りをかぐユイ。俺との体格差のせいか袖よりも腕のほうが短く、中に隠れる形になっている。
 つうかなんでこんなにいい笑顔を浮かべてやがりますかねこいつは。ライブでもそれくらいやれよ。
 いや、すまん。今のは前言撤回で。正直、これは独り占めしたいわ。

 「お前な……へっくし!」
 「先輩! 大丈夫ですか!」

 さすがに……上着貸すのはやりすぎたか。つうか雪降ってるしな。そりゃ寒いわ。

 「まあなんとかな。とりあえず校長室行こうぜ。ここは寒い」

 本当なら……昨日、大仕事をやり遂げたあいつにご褒美として今日は一日つきあってやろうとおもってたんだが。主にプロレスとか、野球とか。そうじゃなくても適当にだべったり。

 「校長室……ですか。ゆりっぺさんとか、いませんかね」
 「……まあ、十中八九いるだろうな」

 ……えっと、なんでここでそんな複雑そうな顔をしやがりますかねこいつは。明らかに渋った顔に、俺は何も口を出すことが出来ず……
 場を支配する静寂。それを断ち切るような、か細く、それでも力強い声で、ユイがこういってきた。

 「えっと……あたしの部屋に来ませんか? こたつとかもありますし。あったかいですよ」
 「あー……そっか」

 まあ、こいつがいいならそれでも悪くは無いか
 ……つうか日向さんは女の子の部屋にいくなんてさり気に初めてですよ。
153名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 07:16:57 ID:DEZxMEja
 さて、なんやかんやでやってきましたユイの部屋。
 おお、意外とシンプルな部屋してんな。もっとぬいぐるみとかあるようなゴタゴタした部屋かと思ってんだが。

 「さ。日向先輩。コタツ暖まりましたから。身体温めてください」
 「ああ。じゃ、失礼します、っと」

 赤外線の光で真っ赤になったこたつの中に足をいれる。あーあったけえ。マジ生き返るわ、死んでるけど。

 「!! て、てめえユイ!!」
 「へっへっへ、油断しましたねひなっち先輩♪」

 唐突に、ユイが冷えた自分の足を俺へとあててきた。こいつ!! さっきまで猫被ってやがったな!!
 それから、しばらく互いの足と足をくっつけあったりこすりあったりしたがそこは省略させていただく。
 なんつーか、ユイが具体的に文字に起こせないような声あげてたんでな。

 「ねー、日向先輩」

 こたつで横になり、肩まで埋まったユイが、とろけたような声で聞いてくる。
 ちなみにまたなにかやってこないようにユイの後ろで俺もユイと同じ体勢をとっており、いわゆる添い寝の形になっていた。

 「んー?」
 「こういうの、幸せっていうんですかねー」
 「……多分な」

 その幸せの中に、俺が少しでも含まれているのならありがたいことだが。

 「やっぱり、先輩と一緒にいるからですね」
 「そーなのか」

 そいつはありがたいね。うん。

 「あ、先輩。もう寮の門限すぎましたけど」
 「……マジかよ」

 いや、そんな終電すぎたみたいなノリでいわれてもな。
 ……俺はどうすりゃいいのさ。
154名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 07:19:18 ID:DEZxMEja
「このままとまっちゃえばいいですよ……お泊りしてください」
 「え、えっと……ユイさん?」

 なんで、目が座ってんの? お前。

 「……泊まんなきゃ出来ないこともあるでしょ察してくださいよ!」

 起き上がって叫ぶユイ。切れた!? つうかなんで上半身裸!?

 「どんだけ……どんだけ、鈍いんですか」

 ……いや。なんとなくわかるんだけどさいいたいことは。
 でも、こういうことは、さ。

 「……付き合ってからやるもんだろ」
 「じゃあ付き合ってください」

 じゃあ!? じゃあっていったよこいつ!?

 「お前……焦りすぎだろ」

 なにがそこまでお前を性行為に駆り立てる。

 「もう……もう、こんなチャンスこないとおもったんだもん」

 そうもらし、俺に抱きついてくるユイ。
 あー……なんだろう。まあ、これは。
 俺が押しに弱いってことで一つ。


 翌日。
 昼過ぎまで顔を見せなかった俺たちをおかしく思ったゆりっぺが、椎名に合鍵を持たされせてユイの部屋にやってきた椎名が、こたつの中で抱き合って眠る全裸の俺とユイを見て、顔を紅くしながら「あ、浅はかなりいいいい!!」と叫んで逃げ出していったのだが。

 それはまた、別のお話。
155名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 07:36:11 ID:DEZxMEja
以上!
ユイにゃんマジ肉食系。でもこの時点ではまだ処女でそもそも日向以外には身体を許さなかったりする。
この二人は同棲でもして中出しセックスにはまればいいと思うよ。
156名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 09:57:32 ID:6qPaa9oz
>>148
ラジオで喜多村さんが直井のモノマネしているのを再現していますね
157名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 11:25:23 ID:pEsEHT+3
>>154
GJ
イチャイチャいいね
158名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 16:26:13 ID:8sYDVwvp
>>148
藤なんとかさんの存在感ときたら……GJ

>>155
なんだこれ
にやけたじゃねえか、もっとやれ
159148:2010/11/02(火) 23:36:26 ID:oLWFTdFV
椎名ルートには攻守が逆転(女の子用のいたずらをする)した別展開があったけど
全キャラ分をユイ受けで統一するためにあの展開になった

最後に直井くんのファンにごめんなさい
160名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 23:54:49 ID:l6Fl3iw0
>>155
GoodJob!!!!
161名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 01:29:34 ID:neJb+Ke+
布教用に書いてみた。音ゆりもっと流行れ!
162名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 10:13:40 ID:neJb+Ke+
 俺がゆりを好きになってから、ずいぶんの時間がたとうとしていた。
 きっかけは、もちろんトラップだらけのギルドにはいったオペレーションからだ。
 あそこで、ゆりに抱きついて彼女の体臭をかいで以来、俺は彼女のにおいのとりこになっていた。
 むろん、原因はそれだけじゃない。
 あそこで、彼女の生前、彼女の境遇を聞いて。
 俺は、どうにかして彼女の力に慣れないかと思うようになっていた。
 ……自分の記憶もないのに。
 椎名ではないが、浅はかだとも思う。
 それでも、俺にできることが彼女にあるなら、それだけでいいとも思っていた。
 とりあえず、出来る限りゆりのそばにいようと思った。
 ここにきてからまだいくらも立っていなかったから、誰からも不審に思われなかった。
 ゆり自身も、何も察していないように見えた。
 いや、別にやましいことを考えているわけではないのだが。
 ゆりの近くにいようと誓い、一ヶ月近くが経ち、その頃には、ゆりの近くには俺がいることが普通になっていた。
163名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 10:14:49 ID:neJb+Ke+
 ……ある日のこと、俺は朝早くからゆりに呼び出されていた。
 いや、朝方、校長室に行く前に俺がゆりの部屋へ迎えに行くことは半分習慣になってはいたのだが。

 対天使用対策本部。ゆりはそこで俺を待っていた。

 「悪い!ゆり、待たせた」

 合言葉をいい、詫びを入れながら扉を開ける。

 「大丈夫よ。わたしも今来たところだから……それで、音無君」
 「ん? なんだ?」

 たしか、俺はゆりに話があるっていわれて呼び出されていたような……

 「あなたが、わたしに好意を抱いているという話を聞いたのだけど、それは本当かしら」

 は!?

 「え、えっと……誰から聞いたんだ? その話」

 こ、このことは、誰にもいってないのに……

 「……いろんな人としかいえないわね。別に、特定の誰かを庇っているわけじゃないのよ。本当に、いろんな人から、同じようなタイミングで言われたのよ。『音無がゆりのことを好きらしい』って」

 ……あー。そんなにわかりやすかったのか? 俺。つうか、なんでゆりは気づかなかったんだよ……

 「それで、本当なの? それは」

 ……もう、ここはいうしかないか。

 「ああ。俺はゆりのことが好きだ……よければ、付き合ってほしい」
 「……ごめんなさい。あなたの気持ちに答えることはできない」

 即答……か。まあ、なんとなくはわかってたことだからいいけどさ。

 「あたし、男の人とお付き合いしたことないから……あなたに、なにをしてあげればいいかわからないの」
 「なにをしてあげるって、なにもしてくれなくてもいいよ」

 俺がゆりを好きなんだから、俺がゆりになにかをしてあげたい。俺が、ゆりを楽しませてあげたい。
 俺が……ゆりを幸せにしてあげたいんだ。

 「だめよ……あたしだって、あなたのこと好きだもの」

 え? ……ゆりが、俺を……?
 俺が好きなゆりが、俺のことを好き?

 「じゃあ……俺がこれから、ゆりにやってほしいことをひとつひとつ教えていく。それじゃだめかな」

 それを聞いた俺には、そうすることしかできなくて。

 「そういうことなら……いいわよ。付き合いましょう。音無君」

 その言葉に、俺は心から救われていた。
164名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 10:16:41 ID:neJb+Ke+
以上!
ゆりも音無も生前は恋愛経験無さそうだし。
二人にとって互いが互いの初恋だったりしたらすごくいい。
165名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 10:53:12 ID:IU2Gp67H
>>163
ゆりっぺマジあまのじゃく
166名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 18:16:27 ID:dzlRwOmv
匂いで好きになるww変態紳士すぎるww
GJ!!
167名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 23:16:56 ID:dawGmmL3
天使の疑似出産ショーキボンヌ
168名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 23:56:41 ID:dzlRwOmv
じゃぁレイプショーを
169名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 23:07:53 ID:yzSaWWky
もしかして遊佐って可愛いんじゃ・・・
170名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 23:56:54 ID:YWUDi3hX
遊佐はマグロ
171名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 20:03:56 ID:AfQ+BYRo
ひさ子は激しそう
172名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 23:54:09 ID:XP8WDCDP
このスレはあまり需要ないのか?

レズ板より
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1277516181/
173名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 11:36:15 ID:88QHMtp4
ゆりっぺと椎名さんとひさ子の3人が泡姫になって3対1でサービスしてくれる
スペシャル三輪車マットプレイ仮想体験談とかなら読むにやぶさかではないが
174名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 17:29:36 ID:Mc6hfXid
ひさ子を輪姦すSSSのメンバーが見たい
175名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 19:03:02 ID:MdRiNF2O
>>174
前スレの最後の方にあった。まとめwikiには無いが
176日向秀樹と日向ユイのオールナイトニッポン:2010/11/07(日) 01:23:26 ID:d6VbWe+w
Find way ここから〜
Found out 見つかる〜

「あ〜まあ今日は、Girls Dead Monster初の武道館ライブだったな。まあ、うちの番組でもリスナー先行予約やったからな。もちろん行ったやつもいるんだろうけど……」
「いや、寒いわね」
「あー! ここでかよ! 待てよ今Crow Songのサビから始まってさ。せっかく今日のガルデモライブでリスナーみんなめちゃめちゃに盛り上がったはずなのにお前……」
「いやほんと最近冷え込んできてね。そろそろコタツだそうかと思うんだけど。でも出したら出したで、うちの誰かさんがコタツmから出なくなるからね」
「ああ、お前のことだな」
「ほんとね、秀ちゃんがね。あたしのいうこと聞かないからふふふふふ」
「だから俺を当然のように秀ちゃんと呼ぶなよ! というか、せっかくのガルデモライブの日に一切その話題しないしな」
「いやね、あたしもいったのよ? ケイちゃんと、ヒロちゃんと、三人連れ添っていったわけよ。ほらルチミルとザンサーとね」
「いやおかしいだろ今の言葉遣いは。なんか一人ボキャブラ天国みたいになってたけども」
「そんなことないわよ」
「あるよ! つうかミスチルの桜井さんと、サザンの桑田さんって普通に大御所のお二人じゃねえかなんでそんなに親しげなんだよ」
「いやほらね。あたしは そこの二人は普通にツーカーの中だから? ほら三人とも中学のころからの幼なじみだし?」
「うそをこけ! まず桑田さんと桜井さんの間にそうとうな年齢差があるからな。その上でお前を含む三人が同い年って有り得ねえから」
「えー改めましてスターダスト日向です」
「流すな! あとそのいいかただと俺までスターダストに含まれるわけだが。おかしいからね。俺一度もお前のそのキャラを認可した覚えないからね。大体なんで今日もこのコーナーやってんだよ。いや、別にコーナーと確定したわけはないけども」
「えーまた秀樹さんがね、いつものね……エレクトリックメール行きましょう!」
「なんなんだよ今の間は。あと普通にメールでいいからな」
「東京都淀川区遊佐さ……っと、本名だめですね。東京都淀川区16歳女子高生ユイにゃんさん大好きさんからのメールです」
「いや、遊佐だろ! たった今遊佐さんっていいかけたろ!」
「初めましてスターダストさん。この前いわれていた朝ビチグソダイエット、成功しました!」
「意味がわからん! なんなんだよビチグソダイエットって。いつそんなもん提唱したんだよお前……」
「はい、それじゃね。ダイエット成功した遊佐さんのために」
「いっちゃったよ!」
「一曲お送りしましょう」
「天体観測の曲でBUMP OF CHICKENです」
「逆だよ!」
177日向秀樹と日向ユイのオールナイトニッポン:2010/11/07(日) 01:24:56 ID:d6VbWe+w
以上!
元ネタはくりぃむしちゅーのオールナイトニッポン
スターダストは二番目に好きなコーナー。一番は有魂リク。
178名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 07:23:59 ID:inUyM/bN
これはwwwwww
179名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 09:55:40 ID:FNEeR9Mn
なんというボケツッコミ
○チグ○なんておゲヒンだよユイにゃん
180名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 12:57:29 ID:52G/BOmG
>>175
wikiの倉庫にあったよ
181名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 23:17:32 ID:XO9Q6r5D
寒い日は二人であったまろうみたいな内容書こうと思ったけど
考えただけで寒かった
182名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 23:32:57 ID:inUyM/bN
>>181
内容が?描写が?
なんであれ書いて見るんだ!!
183名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 23:45:07 ID:nvZQbRkU
>>181
おまえの発想だって、本物だったはずだろ!
184名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 23:47:49 ID:gB8yovOp
書きたくても書けないという歯がゆさ
185名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 00:37:27 ID:SxiEm+8F
>>183
音無黙れw
お前が言うと何でも薄っぺらくて胡散臭くてウゼェ
186名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 02:55:48 ID:8Hi4Bn+I
音無×岩沢エロが見たい
保管庫以外で
187名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 09:15:06 ID:/xt/MjXH
岩沢のお相手はやっぱ音無しかいないのか…
対天使作戦本部でも、周りの男子にまるで興味ない様子だったし
188名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 15:59:27 ID:WZ63QNw3
エロいの書きたいけどエロ表現以前に設定が思いつかない・・・
189名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 17:42:01 ID:KAmRKAld
>>187
輪姦があるじゃないか

>>188
>>186
190名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 19:16:20 ID:sciodTPf
なんか受信したから即書いてみた。
ひさ子&TK
11話の最後らへん
191名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 19:17:01 ID:sciodTPf

「よお、TK」

「Huh」

「…………あたし達はさ、消えることにしたよ。」

「Really?」

「ああ。正直、思い残すことなんてほとんどないからな」

「……Why to me?」

「いや、ちょっと別れの挨拶にさ」

「Disappear me too?」

「ハハッ!まさか!あんたは残るよ」

「Not Evidence」

「証拠なんてないさ。なんとなく、だけど絶対、あんたは残る」

「……………………」

「なあ、TK。あんたはあたし達に、何を伝えたかったんだ?」

「……………………」

「生前に何があったのかは知らないけど、消える前に聞きたいんだ。あんたの本音。あんたの気持ち」

「…………Don’t ask」

「そうか、な。うん、野暮だったな。あたしらしくねえや!」

「Good night」

「ああ、おやすみ。ゆりたちはああ見えて自分のことで精一杯なんだ。しっかり支えてやってくれよ」

「Of course」
192名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 19:18:03 ID:sciodTPf
我ながら短いと感じました
193名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 21:45:07 ID:KAmRKAld
初TKSSじゃね?
乙乙
194名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 11:49:12 ID:9U52zE+t
>>91
乙。TKかっけえな、GJ。

時系列捏造(ユイ生存)
それぞれのわかれ
195名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 11:50:13 ID:9U52zE+t
01直井とひさ子

「直井!」

「? ……お前は」

「なにやってんだよこんなところだ」

「貴様には関係……いや、音無さんに最期の挨拶をしにいっていた」

「そっか……お前、行くんだな」

「ああ。馴れ合いもたけなわだと思ってな」

「……次も、会えるといいな。ほら、出会いこそ最悪だったけど。なんだかんだであたしはお前といた日々は嫌いじゃなかったよ」

「……お前達のバンド、ガルデモだったか?」

「ん? ああ」

「……悪くは無かったな。娯楽の無いこの世界では上等なものだった」

「へへ、ありがとよ」

「……もういく。ここで別れだな」

「ああ、次もあたしらはバンドやるよ!」

「……次もきっと好きになるさ」


02直井と音無

「……音無さん」

「ああ、直井か」

「僕は貴方がいるから……ここまでついてきました」

「ああ」

「でも、そろそろ馴れ合いも頃合だと思います」

「……」

「僕、もう逝きます」

「……ああ」

「僕は……音無さんに出会うまで、報われなくて、救われなくて……でも、もう迷いません、ありがとうございました!」
196名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 11:50:50 ID:9U52zE+t
03 ユイと日向

「日向先輩!」

「ああ、ユイか」

「えっと、今までお世話になりました!」

「……お前、消えるのか」

「はい……もう、ほとんど叶えたいことは叶えましたから」

「ほとんど? ……まだ、一つ残ってんじゃねえか」

「ええ……でも、もういいんです」

「……よくねえよ。よくねえよ馬鹿野郎!」

「!!」

「なに隠してんだよ水くせえな。俺とお前の仲じゃねえか。俺も協力してやっからよ。最期の未練、解消しようぜ」

「結婚」

「!?」

「結婚。女の究極の幸せ。でも、歩けもしない、立てもしない、こんなあたしを先輩はもらってくれるっていうの!?」

「……ああ。俺が……俺が結婚してやんよ! どんなハンデでも関係ない、俺が……ずっとずっとそばにいてやんよ」

「……先輩」

「俺がこの世界で好きになったのは、ユイだ。ユイの偽者なんかじゃない。また60億分の1の確立で出会えたら、その時お前が動けない身体だったとしても、お前と結婚してやんよ」

「……じゃあ、そん時はさ。あたしをいつも一人でさ、がんばって介護してくれたあたしのお母さん。楽にしてあげてね」

「……任せろ」

「よかった……ねえ、先輩。あたしたち出会えるかな」

「出会えるさ」

「一緒に、なれるかな」

「なれるさ。俺が探し出してやんよ。俺、野球やってっからさ。俺が打った球でお前んちの窓割っちまうとかな。出会える方法はいくらでもある」

「うん……でも、あたし今からいっしょがいいなあ」

「俺もそいつがいいな」
197名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 11:51:41 ID:9U52zE+t
04 野田とゆり

「……ゆりっぺ、ここにいたか」

「野田君。貴方はこれからどうする?」

「愛が生まれ、この世界は楽園になる。俺も……ゆりっぺとここに残れたらと思ったんだが」

「は?」

「……だと思ったよ。だからもう行く。最後にゆりっぺの姿を見ることができれば、次でも満ち足りた人生を送れると思ったからな」

「なによそれ。貴方の人生は貴方のものじゃない」

「ああ、俺の道は俺のためにある。そしてそれは……ゆりっぺのためにあるんだ」

「!?」

「この世界で……ゆりっぺをずっと守っていたかった。ゆりっぺとともにある、と思っていた。でも、もう俺は必要ない。この世界にゆりっぺの脅威になるものは存在しないのだから」

「……野田君」

「だから、もう行く。じゃあなゆりっぺ……俺の気持ちはもう知ってるよな」

「……」

「だが、今はいわない。次の世界で出会えたら、その時――君を迎えに行く」

「……だめよ」

「ゆりっぺ?」

「そんなのだめよ! あたしも探す、探して、やるんだから! 野田君、背が高いから、きっとすぐ見つかるわ、だから……」

「ああ、そうしてくれると助かる」

「だから……次は、貴方の気持ち、ちゃんと受け止めてあげるから……」

「ゆりっ……いや、ゆり」

「その時は……」

「ああ、その時は」

「うん」

「俺の……伴侶になってほしい」

「は、伴侶……って……えっと、がさつで乱暴で、全然女の子らしくないけど……それでもいいなら……よろしく、お願いするわ」

「わかった……って、いつもまでもこうしてても仕方ないな……もういくよ」

「……そうね。今までありがとうね、野田君」

「……こちらこそ、色々世話になった」

「うん、それじゃ、またね」

「ああ……来世で、未来で、待っている」
198名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 12:11:01 ID:9U52zE+t
以上!
自分で書いてひなユイにはまりそうになった
この二人は延々と「俺のほうがユイを好きだ」「あたしのほうが先輩を好きだもん」的なことで言い争ってるといいよ
199名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 17:22:41 ID:2ltA+AzJ
GJ!!

TKのSSってwikiにあったような気がする・・・
なんか天使とファックユーって言い合うやつ
200名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 17:40:45 ID:KTbpOleg
野田ゆりいいわぁハァハァ
gj!!
201名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 18:12:26 ID:qbwIsXDl
かなり間が空きましたが、投下します。
202Love Me Tendar:2010/11/09(火) 18:13:48 ID:qbwIsXDl
「……えっと、よ、よろしくお願いします」
「あ、ああ…。こちらこそ、よろしくお願いします」
 緊迫した空気の中、あたしたちは妙に畏まって、お互いにベッドの上で正座で向かい合う始末。これからあたしは難易度の高いプレイ(?)を、しかも初めてやるんだから、緊張しないワケがない。
 音無くんも、緊張と期待が入り混じったような表情を浮かべて、この空間に身を委ねている。
 いったんベッドの上に座り直して足を床に降ろしてもらい、あたしもベッドから降りる。改めて彼の下腹部に視線を落とすと、股間の部分がスボン越しでもわかるくらいに盛り上がっていた。
「前よし、後ろよし、左右もOKっと…。じゃ、じゃあ、口でするわね…」
「あ、ああ。お願いするよ」
 別に車やバイクの運転をしているワケでもないのに、なぜに前後左右の安全確認(?)まで行うのかという奇行は取り敢えずスルーし、あたしは音無くんの前に跪く。
 両手を駆使して彼のベルトをはずしてチャックを下し、ズボンも下す。一枚布を隔てて、ソレを隠しているトランクスは、まさに猛獣を閉じ込めておくための檻だった。
「なんか…えっちな匂いがするわ…」
「うぐっ、それを言うならゆりだってそうだったぞ…」
 さっきまで散々イかされたことを思い出し、あたしは顔を真っ赤にして目を伏せる。うぅ…思わず反撃(カウンター)を喰らってしまったわ。…音無くんのいじわる。
 これ以上はあたしには有利に働かないと感じ、無言で音無くんがしたみたいに太ももに手を這わせ、下着の両端を軽く掴む。
「脱がしていいのよね?」
「ああ」
 了承を得たので、あたしは下着をゆっくりと引いていくと、音無くんも腰を浮かせて、脱がせるのを手伝ってくれた。
 そのまま直視する勇気はあたしにはないので、取り敢えずいったん間を置き、今はまだソレをなるべく視界に入れないようにして下着を完全に脱がして隣に置く。
 数回ほど軽く深呼吸してから顔をあげて、あたしは初めて彼の分身を凝視した。
203Love Me Tendar:2010/11/09(火) 18:14:17 ID:qbwIsXDl
「すごい…。もうこんなに大きくなってる…」
「そんなにマジマジと見られると、すごく恥ずかしいんだが……」
「音無くんだって、恥ずかしがるあたしを無視して、あたしの身体を隅々まで好き放題にしたくせに…」
「そ、そりゃそうだけど……」
 恥ずかしがって頬をかきながら目を逸らす音無くんを見て、あたしは心の中で微笑を漏らす。
 生前に成人向けの雑誌を少しだけ見たことがあるけど、実物はあたしの想像を遥かに超え、その威圧感を全面的に前へ押し出していた。
 照明を反射して赤黒く光るソレは、天井に向かって雄々しくそそり立っている。
 上手く言葉にはできないけど、男性自身の象徴としか言いようのないものだった。今もビクビクと脈を打ち、さらなる威圧感に気圧されつつも、あたしは意を決して口を近づけた。
「……ん」
 手で押さえつつ、まるで吹奏楽器を吹くかのように舌と唇を動かし、溶けて零れ落ちそうなアイスを舐め取るかのように上下運動も繰り返していく。
「ちゅ……ぴちゃ、ちゅっ…んんっ、ぺろ……ちゅ…ちゅっ……」
「う、うぁっ……」
 あたしの舌の熱さと、表面のザラザラ感が伝わったのか、寒気に近い快感が音無くんの全身を襲ったようだ。そのまま亀頭に舌を這わせ、蠢くように動かして舐めていく。
 しばらく亀頭を中心に攻めていると、彼の身体がビクンと跳ねる。あたしの舌で感じてくれたのだろう。その証拠に、時折逃げるように腰を引きながらも、あたしの奉仕を受け入れてくれている。
 あたしはフェラなんてするのは生まれて……いや、すでに死んでるんだけど、今までで初めてのことだし、ちゃんと上手くできているかなんて、自分ではよくわからない。
 だけど、彼は気持ちよさそうな表情であたしに身を委ねてくれている。……それがたまらなく、嬉しい。
 あたしが彼を気持ちよくさせている、あたしなんかの奉仕で喜んでくれている、そんな恍惚感が押し寄せ、彼の体温を感じられるこの瞬間に、かつてない幸福を感じた。
204Love Me Tendar:2010/11/09(火) 18:14:39 ID:qbwIsXDl
「うぅっ…」
 音無くんが軽く呻いた。同時にソレが次第に硬さを増し、ビクビクと波打つ。あたしの手に、その熱さと鼓動が伝わっていく。
 あたしは小さい(?)口を開けて、ジクジクと染み出てくる体液を逃さぬように、ソレを半分くらいまで一気に銜えた。
「うわっ!?」
 ここ一番で音無くんが大きく反応する。口内から生ずる、粘液の熱とぬめり感に、思わず身体を反らせた。
「ちゅ…ちゅぱっ、じゅる……んっ、おふぉなふぃふん、ひもひいい?」
 銜えながら喋ったせいか、やっぱり発音はよろしくない。
「ああ……気持ちいいよ、ゆり…」
 音無くんは右手であたしの頭を撫でてくれる。あたしはゆっくりと目を細め、その幸せを享受する。
 数秒ほどしたのち、再び奉仕再開。
「ん……んちゅっ、じゅるる…れる、んむ…ちゅぷっ、くちゅ…んんぅ……ふ、っむぅ…ちゅ…」
 今度は先端を銜えるようにして、頭を少しずつ動かしていく。
 奉仕はそのままで、目線だけを音無くんのほうへ向けると、彼の表面上は苦しんでいるような印象こそ受けるものの、反応を見る限り違うとわかった。
 速度を上げて前後運動を繰り返すと、その表情が面白いように快楽に彩られていく。
「うあああっ、気持ちいいよゆり……っ。もっと……くぅっ」
 彼の吐息一つが、あたしのすべてを受け入れてくれるようにさえ聞こえてくる。そんな音無くんの喘ぎ声が心地よく、いとおしい。
205Love Me Tendar:2010/11/09(火) 18:15:09 ID:qbwIsXDl
「う、くあっ……そ、そうだ…うっ……ゆ、ゆり、そのまま…胸でしてくれないか…?」
「ぷあっ……胸で? えっと、こう?」
 あたしはいったん行為を中断して、軽く胸を持ち上げ、今まで舐めていたソレを自分の胸で挟む。途端、ヌルヌルとした感触があたしの胸に這ってきたみたいだった。
「うあっ、そ、そうだ……それでやってくれないかっ…?」
「う、うん。……ちゅっ、じゅるっ……ん、む、ちゅくっ、んちゅっ…ちゅっ、ふぅ……むっ、ちゅっ」
 胸に埋没したソレに舌を這わせ、適度に舐め上げていく。
 今までは胸の大きさなんて特に気にしなかったし、むしろ大きいと邪魔で動きづらく、闘いに支障が出るという感想を抱いていたこともあった。
 でも、好きな人にこうしてあげることで喜んでもらえるなら、今は自分の胸が大きいことに誇りを感じる。それどころか、もっと大きくしたいとまで思えてくる。
 そういえば椎名さんとかひさ子さんも、胸、大きいわよね。今度、胸を大きくするための秘訣でも教えてもらおうかしら。
「ひもひいい?」
「ああ…。ゆりの胸も舌も、すごく柔らかくて、熱くて、溶けそうだ……」
 ……嬉しい。音無くんの感想が、素直に嬉しかった。
 彼に褒められるだけで、こんなにも胸の奥が熱くなって、幸せな気分になれる。今まで信じていなかったけど、心の底から愛する人ができると、人間って変わるものなんだな、と実感させられた。
 あたしは感謝の言葉を述べる代わりに、二の腕を上下に動かして、『音無くん』を刺激してあげることにした。
「……ッ」
 音無くんが小さく悲鳴を上げる。
 それが音無くんが、あたしで気持ちよくなってくれている声だって知っているから、ついこうやってずっと挟んで、永遠に自分のものにしてしまいたいと思ってしまう。
「んぅ…っ、ちゅっ、じゅる……くちゅっ、ちゅぱ…はぁっ、ぺろ……ちゅっ、ちゅる…んむ、ちゅ…」
 気持ちよさそうにビクビクと痙攣し、先端からは涙が滲んできている。笠が大きく広がって、今にも嘔吐しそうになるのを懸命に堪えていた。
 本当にすごい。
 驚きつつも、口と手は休めない。あたしは先端の先走りを舌先で舐め取る。
206Love Me Tendar:2010/11/09(火) 18:16:03 ID:qbwIsXDl
「ぐっ…」
 音無くんが気持ちよさそうな声を上げる。
 あはは、もっと気持ちよくなっていいのよ、音無くん。
 こんなあたしの拙い行為でも、彼を悦ばせていることに身体が震えるほど嬉しくなって、あたしは自分の胸に顔をうずめるみたいに近づけ、ソレにむしゃぶりついた。
「ちゅるっ…ずずっ、うむぅ…れる……はぁっ、くちゅ、ぴちゃ…ちゅぱっ、ちゅ、ちゅっ……」
 先端を銜えながら胸でソレを挟んで固定し、上下に動かす顔の速度を少しばかり速める。相変わらずソレの硬さは衰えを知らなかった。
 心臓の鼓動に合わせるみたいに、ゾワゾワとした衝動が、身体の奥から湧き上がってくる。
「ちゅっ…んむ、ちゅぷっ…くちゅっ、んっ、ちゅぱ…ちゅっ、じゅるっ…ちゅっ……ふっ、んくっ…」
「うあああっ! や、やばい…ゆり……俺、くぅっ…もう、で、出ちまう……っ」
 音無くんの限界がそろそろ近いようだ。
 あたしはいっぱい出していいよ、という意味も込めて、奉仕にラストスパートをかける。
「くっ……もう、ダメだ……で、出る…ッ!」
 ソレが一際大きく跳ね、今まで溜め込んできた白濁液を勢いよく吐き出した。
 あたしの口腔内が、一気に白い粘液で満たされていく。
「んむぅうううっ!?」
 来ることはわかっていたけど、あまりの勢いと量と熱さに驚き、あたしは口をほんの少しだけ離してしまった。
 その隙間から精液が溢れ出て、若干飛び散った精液は、あたしの顔や髪に飛び火した。
「ん…んん……ごく…ごく…」
 溢れ出てしまった精液は仕方がないと割り切り、取り敢えず口の中に収められた量だけでも、喉を動かして嚥下する。
「お、おい、ゆり、そんな無理すること……」
 あたしは彼の制止も無視して、溜まっている精液を少しずつ体内に入れていく。喉を通過する音がやけに大きく響く中、ようやくすべての精液を体内に取り込んだ。
 あたしの息使いは荒く、その半開きの唇の端からは、精液と唾液が混じった液体が溢れ出していた。目は焦点が合わず、目尻にはうっすらと涙が滲み、頬はきっと赤く染まっていることだろう。
「うぅん……音無くんのだもん。確かにちょっと苦かったけど、別に汚いなんて思ってないし。それに、男の子って飲んであげるほうが嬉しいんでしょ?」
「そりゃあ、まぁ…」
「あたしは平気だし、音無くんが喜んでくれると、あたしも嬉しいの。だから、無理じゃない」
 ちょっと行儀が悪かったけど、あたしは汚れた顔のまま音無くんに微笑み返す。
 やっぱり女の子としては、好きな人に尽くしてあげたい。
「ひゃっ!?」
 いきなり音無くんに引っ張られ、あたしは彼の腕にすっぽりと収まるような感じで抱きしめられた。
 ギュッと、抱きしめる腕に力が込められる。彼の体温とぬくもりを全身で感じる。
「お、音無くん…?」
「やっぱりおまえ、かわいいよ。俺、ゆりを好きになって、本当によかった…」
「……うん。あたしも音無くんの彼女になれて嬉しい…」
 あたしたちは、その後しばらく抱き合ったまま、この余韻に浸っていた。
207名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 18:16:36 ID:qbwIsXDl
お久しぶりです。LMTの作者です。
本当はもっと早く更新するつもりでしたが、PCの粉砕およびモチベのダウンにより更新が大幅に遅れました。

久しぶりに書いて、腕がなまってます。エロ描写むずかしい…。
更新は不定期で、ゆったりまったりのんびりですが、一応完結させるつもりではいますので。

前回のメインフェイズに続き、今回はスタンバイフェイズ。次回は最後の濡れ場のバトルフェイズに入ります。
そのあとは事後のメインフェイズ2、最後にエピローグとしてエンドフェイズを予定してます。
208名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 18:27:47 ID:KTbpOleg
GooooooooooDJooooooooob!!!!
209名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 18:29:28 ID:4YOCw9ST
>>202-206
GJ
210名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 19:45:08 ID:ZgwZxWMs
おおおおおおおおお待ってたよ
211名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 23:37:46 ID:+QqK0AQR
あの世界の風呂ってどこにあるの?

ちょっと参考に聞かせておくれ
212名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 23:43:44 ID:ITZR8wUV
学生寮にはあるだろう
213名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 12:57:53 ID:0JmE2oOd
トラゼロではお風呂行こうって大山が言ってたが具体的には描かれてないね
シャワーぐらい部屋に在るのかも知れんが
214秀樹日向のはんぱねえ話:2010/11/10(水) 21:34:49 ID:4S58VJjO
「またこのくそコーナーかよ!」
「今日も始まりました秀樹日向のはんぱねえ話。このコーナーはスポーツに詳しい日向君から」
「いや、野球がわかるだけだけどな。ほかはだいたいざっくりだよ。リスナーのみんなとそんなに情報量かわんねえよ」
「スポーツに造詣の深い日向君に、『スポーツに関する疑問』を解決してもらうというわかりやすいシンプルなコーナーです!」
「だから俺がスポーツ詳しいとか詳しくないとかそれ以前の問題として質問の内容がおかしいからな?」
「いやいや、これは日向君の知識の深さを世のため人のために役に立てる貴重なコーナーよ?」
「だから知識の深さは関係ねえって!」
「さっそく一枚目のお葉書行きましょう。RN(ラジオネーム)ユイにゃん♪改めせんずりさん」
「元に戻せー。ユイにゃんもむかつくけどせんずりよかはよっぽどまだましだよ」
「この前中古でゴルフセットを買ったんですが、ドライバーがはいっていませんでした」
「なんつー店だよ」
「工具店で売っているものをかわりに使っても大丈夫ですか?」
「怒られるわ! そのセットは返品しろ!」
「なるほど、工具のドライバーをゴルフで使ったら怒られる、と。さすが日向君、博識ね」
「当たり前だよ!」
「じゃあ……ゴルフセットのゆるんだ取っ手を直すためにドライバーを使っちゃいけない、と?」
「それは使っていいよ! 存分にねじで皮ひもをしめつけてくれ!」
「じゃあゴルフでドライバー代わりにドライバーを使うのはいいのね?」
「だからそれは……あーもういいよ! ゴルフセット直すのにはセメダインでもなんでも使えよ!」
「セメダインじゃ効果が薄いわ」
「しらねーよ! じゃあ針と糸で縫いつけとけ!」
「強度的に……それは果たして大丈夫なのかしら」
「それはしらねーよ! お前のゴルフセットの強度なんて俺がわかるはずねえだろ!」
「なるほどね……」
「ったくなんてゴミコーナーだよ! ゴミだゴミだ! 俺このコーナーが一番嫌いだわ!」
「カリカリしないの、せっかく日向君が唯一誰にも負けないスポーツの知識で知的イメージを積み上げたのに、それが台無しじゃない」
「だから関係ないっつの!」
215秀樹日向のはんぱねえ話:2010/11/10(水) 21:35:41 ID:4S58VJjO

歩いてきた道振り替えると〜
嫌なことばかりでもううんざりだよ〜

「さて、二枚目のお葉書いきましょ〜」
「まだ続けんのかよ!」
「あたりまえじゃない」
「なんで毎回CMはさむんだよ……」
「そういうもんなのよ」
「そうかよ」
「RN野田っぺさんからのからの質問です」
「おー」
「バトミントンとハルバードの違いを教えてください」
「わかるだろそれくらいは!」
「待って日向君。リスナーのみんながあなたみたいにスポーツに詳しいわけじゃないの」
「もはやスポーツうんぬん関係ないレベルだろ! なんでバトミントンと被るんだよ」
「そういう人もきっといるわよ。ほら、ハルバードってなんなの?」
「ハルバードは……あれだ槍の先端あるだろ」
「あのとがった部分?」
「ああ、穂先だな。その手前に斧の刃がついた武器がハルバードな」
「それを振り回したりするわけね」
「ああ。で、バトミントンはラケットを振り回して羽を打ち合うんだよ」
「それで使うのがハルバードね」
「違うよ! バトミントンのラケットは……薄っぺらい網状のものなんだよ。それで、打ち合うんだよ」
「ハルバードを?」
「ハルバードは打ちあわねえよ! ラケットで打撃を加えたところでハルバードは微動だにしねえから!」
「じゃあ何を打つのよ」
「それは……あれだよ、テニスでいうところのボールだよ」
「それを……ハルバードで打ち合うのがテニスだっけ?」
「内容かわってきてんぞー。テニスは一切関係ねえよ」
「じゃあ一体何がどうなのよ説明してよ」
「お前の要求が抽象的すぎてとっかかりすらみつかんねえよ!じゃあ、まとめいくぞ」
「ええ」
「武器が、ハルバード。ラケットを使って羽を打ち合うスポーツがバトミントン」
「なるほど……でも、日向君」
「ん?」
「野球のバットは武器に使えるじゃない?」
「まあ……それが本来の使い方ではないけどな」
「剣道の竹刀とかもそうといえるわね」
「まあ……な」
「その場合ハルバードとはどう違うのかしら?」
「なにもかもが違うよ!」
「そうなの?」
「竹刀はあれだろ、文字通り竹で作られた模造刀だろ。バットは金属とかプラスチックとかで作られた長い棒だよ!」
「なるほどね」
「ったくなんなんだよこの質問はよ! この野田っぺはよ! 絶対わかって送ってんだろ馬鹿野郎があ!」

元ネタはくりぃむしちゅーのオールナイトニッポンより『晋也上田のはんぱねえ質問』
上田=日向、有田=ゆりでやったら予想以上にしっくりきてびっくり
216名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 22:24:07 ID:1CXB4GPM
ゴルフに詳しくなっ・・・てない
GJ!
217名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 23:31:27 ID:Hnn9ptZ3
>>212-213
じゃあ大浴場にみんなで入るような感じか
サンク
218名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 10:36:55 ID:pluE48Ql
>>217
それはそれで萌えるな
男談議に花を咲かせる女性陣
風呂場の裸の付き合いでちょっと過激な方向に突き進む

聞き耳を立てる生殺し状態の男性陣
辛抱たまらず「お約束」に走る暴走者
当然のごとく見つかって全殺し、いやー死なない世界って便利だなーwww
219名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 13:32:45 ID:QnolCapN
速くそれを文章化するんだ!!!!
俺の為に!!
220名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 15:05:36 ID:pluE48Ql
ユイ
「ひ・な・た・せ・ん・ぱ・い? あ〜た〜し〜と〜い〜う〜も〜の〜が〜あ〜り〜な〜が〜ら〜!」
日向
「ま、待てユイ! 話せばわかる!」
(後ろで)
「うんうん、ユイの体型じゃ興奮しないもんな」
日向死亡

ゆりっぺ
「くぉの馬鹿共〜!」
野田死亡

椎名さん
「あさはかなり」
藤巻死亡

天使ちゃん
「ハンドソニック」
刃を喉元に突き付けられて唾を飲み込む音無
「…私の身体、きれいだった?」「…はい?」



こうですかわかりません><
221名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 18:29:42 ID:QnolCapN
もっと・・・もっとだ!!
エロい展開まで持ち込むんだ!!
222名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 20:59:27 ID:JwJpfy//
なんでゆりっぺは「この世界では新しい命は生まれない」なんて言ったんだろうな
試したんだろうか?
223名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 21:46:53 ID:bIkbw1hK
1ヶ月もすれば試すまもなく女の子にはわかるのではないかと。

>220

ふと、音無や奏の胸に手術痕はあるのか気になった。
224名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 22:13:52 ID:2jsbSTvq
死因となった外傷が治っているから、たぶん手術跡もない
225名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 22:18:04 ID:3EjaWj+w
音無はないだろうが奏はあるんじゃないか?
手術してしばらくは生きてたっぽいし
226名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 22:46:50 ID:XhnUC5Pv
>>225
同感だな
ましてその手術痕は奏にとって大切なものだろうから
227名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 23:52:09 ID:Z4OWm67B
ガルデモメンバーと風呂でエロいの閃いた

でも入江のキャラ崩壊が怖いから気がすすまない
228名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 23:53:16 ID:QnolCapN
速くしろ!!間に合わなくなってもry
229名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 00:05:24 ID:vbUHCILb
アコースティックギターの続きが読みたい
230名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 11:35:39 ID:+4rj4RjR
>>225-226
「見て、結弦…コレ」
「奏、どうして? ここに来るとき大抵の傷は消えるんだろ?」
「違うの結弦。これは私に命をくれたもの。大切な絆の証。だから消したくなかった。
 あなたに…見て欲しかった。私はここにいます。貴方が命をくれたからここにいますって…そう、言いたかったの」
「奏…」

エロシーン突入ですねわかります
231名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 12:03:41 ID:Yue4taC9
>>218
ユイ「うっひょー、ゆりっぺさんのお肌すべすべー」
ゆり「何言ってんのよ、あんたこそぴちぴちじゃない…うりゃうりゃ」
ユイ「ひゃっ」
遊佐「椎名さんの胸おっきいですね」
椎名「まあな… しかし、そなたもなかなかのものだな」
関根「ゆりっぺさんも椎名さんもおっきいッスけど、うちのリードギターにゃ敵わないッスねー」
入江「うんうん」
ひさ子「こらっ関根、触るな揉むな」

男性陣「…あっち行きてェ…(モンモン)」
232名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 12:18:16 ID:/WUDWkCe
>230
「不思議なもんだな、他の傷は治ったのに、これ…‥
 初めて逢った日に奏がつけた胸の傷だけ、痕になって治らない」
「結弦…‥」

やっぱりエロシーン突入だな。
233名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 13:10:50 ID:GZWQUmyK
やはりAB!エロゲ化すれば何の問題もない・・・はず
234名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 14:06:41 ID:iyRSPRyH
>>231
ひさぱいうひょおおぉおぉおお!!!
凸乳してええええぇえ!!
235名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 23:19:13 ID:m19sH7z4
>>231
大山「藤巻くんが溺れてる!」
236音無が人格破綻したら:2010/11/14(日) 00:26:52 ID:TB9cOrp9
★戦線本部にて

ゆり「仏教では人に生まれ変わるとは限らないと考えられてるわ」
音無「そんな…フジツボだなんて…」
戦線一同「……」


ゆり 「聖徳太子が何を言ったのか、和の精神よ」
音無「何を言ったんだ?」
ゆり 「聖徳太子。知らない?」
音無「だから何を言ったんだよ」
ゆり 「聖徳太子知らないかって」
音無「知ってま゙す」
ゆり 「知ってるわね?」
音無「ぁ゙あ゙たりまえだろぉそんな事(#゚д゚メ)」
ゆり 「怒ることないでしょ?」
音無「何を言ってんだ、聖徳太子知らないヤツltrそんな無礼な質問あるかッ」
ゆり 「だって、知らない、だってピンと来ないみたいd」
音無「何無礼なこと言ってんだお前は」
ゆり 「だから、何が言いたいかって言うと、聖徳太子が」
音無「知ら゙な゙い゙って言ってんだろクソあ゙ん゙なもの(#゚д゚メ)」
ゆり 「こういうこと言うからあなた人格破綻だって言われるのよ」
遊佐「(wwwwwww)」


音無「人格破綻はお前だよ」
ゆり 「なんd」
音無「無礼な質問しやがって」
ゆり 「無礼じゃないわよ」
音無「聖徳太子を知らないヤツなんて何゙事゙だ(#゚Д゚) ゴルァ!!」
ゆり 「だから、聖徳太子は」
音無「ゴル゙ァ」


岩沢「冷静になれよ」


ゆり 「ちょっと待ちなさいよ、和の精神って何かっていうと、仏教がやって来たわけよ」
ゆり 「仏教と日本の神教とは違う」
音無「イィィイ゙エスキリストっ知ってるのか?」
ゆり 「え?」
音無「ィ゙イ゙イエスキリスト知ってんのかじゃぁ?そう聞かれたらどうすんだお前」
ゆり 「関係ないじゃない」
音無「関係ない?何言ってんだお前」
ゆり 「あのね?聖徳太子が、仏教が入ってきた、これは神道と違うわけよ」
音無「何が聖徳太子知ってるかだよ」
ゆり「その時に、」

音無「ガタガタ言ってんじゃねぇぞゴラ゙ァ」
ゆり 「ちょ、ちょっと何すんのよやめなs」

バコッ ドスッ゙ ドスッ゙ ドコッ゙ バキッ゙ ボコッ゙ バシン゙ ゴン゙

ゆり 「グハッ ゲホッゲホッゲホッァ゙ア゙」
遊佐「(wwwwwww)」


こうして音無は戦線から追放された
237転生後 風呂場にて:2010/11/14(日) 01:18:12 ID:rGRnatTM
ユイ「ひさ子せんぱーい」
ひさ子「ん? どした?」
ユイ「どうすればそんなに大きくなるんですか?」
ひさ子「……好きな男にでも揉んでもらえば?」

藤巻「そ、そろそろあがるかな。うん、そうだそうしよう」
日向「お前……その反応……」
野田「貴様、藤巻! お前とやつはそんな関係だったのか!」
藤巻「な、なんの話だよ、俺にはなにがなんだかさっぱりだなあアハハハハ」
日向「てめえええええ! 彼氏彼女をとおりこしていつのまにあいつとこんな関係に! つうかお前らできてたのかよおおおお!」

ユイ「……あたしも日向先輩にもんでもらおうかなあ」

野田「音無! 音無!」
音無「どうしたー?」
藤巻「お前、医療知識あったよな。日向が、日向が倒れたんだ……!」
音無「あー……貧血だな。股間見てみ」
野田「日向……」
藤巻「お前……」
日向「」

ゆり「遊佐さんもけっこうあるわよねー」
遊佐「いえ、ゆりっぺさんほどでは」

藤巻「おい野田! ゆりっぺが胸の話してるぞ!」
野田「なにいいいいいい!」

岩沢「ゆりは十分大きいじゃない」
ゆり「でも、あなたたちは形がいいじゃない」
遊佐「それはゆりっぺさんもでは」

藤巻「ゆりっぺは胸の形がいいらしいぞ」
野田「貴様! ゆりっぺの胸に関する話題を俺の許可無く聞くな!」

ゆり「そんなことないわよ。だいたい、あたしみたいに大きいといつかは垂れ下がってくるものよ」

藤巻「そ、そうなのか……」
日向「つうか、でかいって自覚はあったのな」
藤巻「おお、日向。起きたのか」
日向「おう……それよりも野田がすごいことになってんぞ」
野田「うおおおおおお! 俺はどんな胸でもゆりっぺを愛してみせる!」

岩沢「うわあ……」
ひさ子「馬鹿がいる」
ユイ「ゆりっぺさん、今のどうおもいます?」
ゆり「……まあ、彼のいうとおりでしょ。あたしは今の発言悪くないと思うけど」

日向「い、今のは……」
藤巻「おい野田。ゆりっぺがデレたぞ」
野田「うおおおおおおお!」
男性陣「だからうっせえよ!」
238名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 03:11:28 ID:fgfmvyOt
野田www
239名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 06:31:56 ID:XHG2A9td
>>237
あばばばっばばあばっばばばばばっば!!
俺のひさ子があばばっばあばばば

くそ面白いwww
240名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 17:59:54 ID:NzCx4smX
乙w
面白すぎw

続きは音無と大山どっちの番だ?
楽しみだ
241名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 23:44:49 ID:BR/9j5LL
貴様らの創造力はそんなものかぁぁぁぁ
242名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 13:35:02 ID:84gbXe8P
なにおっ
243名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 17:22:38 ID:XglCwVN5
妄想ならいろいろあるんだぜ!
・ガルデモメンバーと乱交
・ゆりっぺの性欲処理
・ひさ子と俺のいちゃラブ
・ひさ子と俺の濃厚セックス
244名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 17:37:01 ID:84gbXe8P
汗だくになってセックスに躍動するひさ子の肉体を描写したくても、悲しいかな表現力に乏しくって…
245名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 18:22:12 ID:XglCwVN5
>>244
お前しかいないよ!
お前ならできるよ!頑張れよ!
246名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 20:51:19 ID:k+sQEoPj
岩沢と俺の濃厚セクロスなら書けるけどひさ子とか上級者ばかりだなここ
藤ひさはまだですか?
247名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 22:26:34 ID:XglCwVN5
>>246
それでもいいいぞ
お前×岩沢
248名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 23:17:03 ID:+NOBiArL
これは非エロを投下しづらい流れ
流れが変わるまで待機
249名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 23:21:17 ID:nUARnc3s
>>248
へっ、俺はいつまでも待ってんぜ
250名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 00:05:35 ID:XglCwVN5
>>248
速くしろおおおぉお!間に合わなくなってもしらんぞおぉお!!
251名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 11:59:57 ID:Az9megap
ぼきゃぶらりぃがぷあーなんだよっ
252名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 13:08:02 ID:f5hdkXVA
入江って微乳レベルだよな?
トラゼロ、横に並べた設定画とか見る限り。
なんで5巻のアレはデカ乳って書かれてるんだ?
253名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 13:22:47 ID:67CniI8s
「私、脱ぐと凄いんです」ってパターンじゃね?
254名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 19:41:57 ID:fhG36ie4
TKのFuckマダー
255名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 20:46:32 ID:uFJtrqcD
流れに逆らって非エロ投下。


「・・・ん。」
目が覚める。なんだ、もう朝か・・・
そう思って、体を起こす―――あれ?
「動かない・・・なんで?」
おかしいな。なんでだろ。
そうだ。ここはあたしらしく冷静に状況判断を・・・
確か、音無先輩にプロレスとかサッカーとか、野球とかやってもらって・・・
そうだ、ひなっち先輩に・・・あれ?なんだっけ。
なんだろう。なんか重要なことだった気がするんだけどなぁ・・・
「あ、ユイ。起きてたのね。おはよう」
聞き覚えのある声がする。それでいて、どこか懐かしいような・・・って。
「お母さん!?」
「きゃっ。なに、どうしたのいきなり?」
「え、え?なんで、どうして?」
お母さんが目の前にいるってことは・・・もしかして・・・
「生き返ったの!?」
「はい!?何言ってるのよユイ?」
・・・あ。そうか。
お母さんは、あたしが『あの世界』に行ったこと知らないんだよね。
「ううん。なんでもないよ」
「ならいいんだけど・・・疲れてるなら無茶しないでね」
「疲れてるってお母さん・・・まだ起きたばっかりだよ?疲れてるわけないじゃん」
「ならいいんだけど・・・あ、わたし、朝ごはん作ってくるわね」
お母さんがキッチンに歩いていく音が聞こえる。
「うーん・・・いきなり戻られてもなぁ・・・」
ため息をつく。
もうあの世界であった人たち―――音無先輩やゆりっぺ先輩、ガルデモのメンバー、
そしてひなっち先輩や他の戦線メンバーに会えないのは寂しい。
「体動かないしなぁ・・・はぁ」
首から上以外は殆ど動かせないこの体では、ギターを弾くことはおろか買い物にすら行くことができない。
そんな状態のあたしには、当然のごとくながら友達なんて一人もいなかった。
クラスメイトからは折った鶴や手紙などが送られてくることがある。
小学生のころはうれしかった。純粋だったから。
でも、中学生くらいのときに来るそういったものは、お世辞にも嬉しいとはいえなかった。
手紙の中に書いてある『早く良くなるといいね』とか『大変だろうけど、挫けずにがんばってね。』などといった励ましの言葉。
それらはあたしにとって、苦痛以外の何者でもなかった。
何がわかる。五体満足のお前らに。何がわかる。毎日何不自由なく生きてるお前らに。
それに加えて、文字から感じる多少の優越感。
そんなのだったら、初めから『体動かないんだ。カワイソー(笑)』って言ってくれたほうがまだましだ。
だからいつも、そういった手紙は即刻捨ててもらっていた。
『あの世界』での仲間たちは、同じような境遇だったから、嘘偽りなく接してくれた。
それに、好きな人も、いた。
プロレス技掛け合って、顔を合わせればすぐに悪口を言い合って。
それでも行動の節々に優しさを感じさせてくれる。そんな先輩に、あたしは多分、惚れていた。
「もう会えないよね・・・」
涙がこぼれた。今のあたしには、自分で拭き取ることも、出来ない。
「ユイ。朝ごはん出来たよ・・・って、何で泣いてるの?」
「・・・ちょっと、悲しい夢、見ちゃって」
お母さんはそれ以上何も聞かず、『いつものように』あたしに朝食を食べさせてくれた。
256名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 20:47:53 ID:uFJtrqcD
それから暫く、勿論また『あの世界』に戻ることもなく、あたしの日常は続いた。
起きて、お母さんと話しながらテレビを見て、また寝て。
プロレスではひなっち先輩と技を掛け合った日々、
音楽番組ではひなっち先輩と歌詞を作って日々、
野球番組ではひなっち先輩達とやった野球の試合。
楽しかったあの日常。
お母さんに迷惑をかけることもなく、大好きな人と、好き放題やれた日々。
もう二度とないであろう、そんな日常を。
あたしは好きなテレビ番組を見るたび、思い出して、泣いていた。


それから約1年がたった。何故かあの世界の記憶は薄れやすいらしく、もう殆ど覚えていない。
そして、そんなある日、あたしは前日夜更かししてしまったせいで、昼まで起きなかった。
というか、昼に『起こされた。』
突然した、窓が割れる音に。
「・・・痛」
奇跡的にガラスは一枚も当たらなかったけど、何かがあたしのお腹に命中した。
野球ボールだった。
「・・・え?なんで?」
そのあとすぐお母さんがすっ飛んできた。
「ちょ、どうしたの?ユイ」
「えっと、野球ボールが飛んできて、こう、パリーンと」
「・・・え?なんで?」
あたしとまったく同じリアクションをしながら聞いてきたけど、あたしに知るわけがない。
その後すぐにお母さんは割れたガラスを掃除し、終わったとき、インターホンが鳴った。
「飛ばしちゃった人かしら。ユイ、お母さんちょっと行ってくるわね」
そういってお母さんはあたしの部屋から出て行った。
あたしはというと、懸命なリハビリのせいか僅かだけ動くようになった手で、そのボールを弄んでいた。


「すいっませんした!」
ボールを飛ばしたと思われる青年があたしに頭を下げる。これで5度目だ。
「だからもういいってば。ちょっとびっくりしただけだし」
「でもよ、もしガラス片とかが当たってたら・・・」
「当たらなかったから大丈夫だって」
この青年の名は、日向ヒデキ。
何だかどこかで聞いたような、妙に懐かしげのある名前。
話すとすぐに打ち解けて、あたしが自分の境遇を話しても特別扱いしない、なんだか『いい人』だった。


ふと時計を見てみると、この人が来てから1時間も経っていることに気づいた。
「ねぇ。時間大丈夫なの?」
「え?・・・っと、やっべ、これ以上遅れるとやばいな」
「そうなんだ・・・」
「・・・また、来るからよ」
「え?」
「だから、また来るって。お前、寝たきりなんだろ。今まで話す奴とかいなかったんだろ。
だったら、俺が話し相手になってやるよ。電話番号教えるから、もしまた話したくなったら呼んでくれ。」
自分の耳を疑った。
「本当・・・?」
「ああ、本当だ。約束する」
「うん・・・じゃあ、またね」
「ああ、またな」
そういって、日向ヒデキは出て行った。
あたしは嬉しかった。
自分のことを理解してくれる人間がいた。
そのひとはまた来てくれると言い、電話番号まで教えてくれた。
ふと、どこかで見たような、学校のグラウンドが思い浮かんだ。
そこは、何だかわからないけどとても暖かかった。
257名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 20:48:53 ID:uFJtrqcD
その日以降、その人はあたしの家によく来るようになった。
呼び方は「日向さん」から「ひなっち」に変わり、
毎日、監督が五月蝿いだの、授業が全くわからないなどといった他愛のない話をした。
そんな話でも、何故だか無性に楽しかった。
ひなっちがいる日は、1日があっという間に過ぎた。
いない日だって、今までよりずっと気分よく過ごせた。
そんなある日。お母さんがあたしにこんなことを提案した。
「ねぇユイ。これから、日向さんにも介護を手伝ってもらうように言ってみる、ってのどう?」
「ふぇ?ひなっちに?」
願ってもない話だった。
「でもさ、今でも半分手伝ってもらってるようなものじゃん」
「ふふっ。まあね。でも、改めて意識するのって、重要だと思うわよ?」
「そんなものかなぁ・・・」
「そんなものよ」
その後、ひなっちに言ったら快く了承してくれた。
「あ、これだけは約束」
「あん?」
「お母さんには出来る限り迷惑かけないでね」
「・・・おう。任せろ」


ひなっちは、野球部のキャプテンらしい。
加えて高校生。宿題は山ほどあるだろう。
それにあたしの介護まで追加するのは、流石にきついのだろう。
ひなっちはうちで寝てしまうことが多くなった。
無茶はしないでほしかったけど、あたしのことをここまで気にかけてくれるのは嬉しかった。
初めてだった。こんな人。
正直に言って、あたしはひなっちに惚れていた。
ひなっちがいるから、あたしは辛い日々を乗り越えられた。
ひなっちがいるから、毎日をより楽しめた。
あたしにとって、ひなっちはいなきゃいけない存在。
向こうにとってもそうだったらいいな、なんて思った。

258名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 20:50:23 ID:uFJtrqcD
あたしには、秘密があった。
誰にも、特にひなっちには、絶対に言えない、秘密。
あたしはひなっちを、野球ボールが飛んでくる日より前から、知っていた。
何もやることがなくて、怠惰に過ごしていた日。
適当に点けてもらったテレビで、地方の野球大会がやっていた。
バッターボックスに立っていたのは、4番の選手。
そのチームは大きく負けていて、最終回ツーアウト。
普通なら諦める。そんな点差だったのに、その選手はひたすらバットを振った。
空ぶることも恐れずに、何度も何度も粘る。
そして最終的に、甘く入ったストレートを場外に吹っ飛ばした。
そのホームランを皮切りに、向こうチームは集中力が切れ、あっという間に逆転。
普通なら諦めるそれを諦めなかった一人の選手によって、その勝利はもたらされた。
その後あたしはその選手に夢中になった。
その選手が出る試合は必ず見に行ったし、その選手の学校に潜入したりしていた。
今改めて考えるとこれは立派なストーカー行為だったと思う。
そんなある日。
これに勝てば甲子園にいけるらしい試合。
その選手は、決定的な場面で、エラーをした。
とても暑くて、気が変になりそうな日。その選手にいった、凡庸なフライ。
そのボールを、取り落とした。
試合後。その選手―――ひなっちは、茫然自失とした表情でいた。
慰めなきゃ。そう思った。でも、どうやって?
向こうは当時あたしのことなんか知らない。
仮に知り合いだったとしても、かける言葉なんか思いつかない。
「お母さん。押して!」
それでも、何かせずにはいられなかった。


「―――いた!」
すっかり辺りが暗くなってしまったが、路地でひなっちを見つけた。
「はぁっ。はぁっ」
お母さんが肩で息をしているのがわかった。
「大丈夫?お母さん」
「はぁっはぁっ。だ、大丈夫よ」
「だ、誰だお前ら、来るな、来るなよ!」
・・・?
様子がおかしかった。明らかに何かに怯えていた。
「す、すいません。怪しいものではないです。ただのファンでして・・・キャッ!?」
突然飛び掛ってきた。
お母さんが突き飛ばされ、車椅子が薙ぎ倒される。
当然あたしは路上に転がった。
「ひ・・・日向さん?お、落ち着いて・・・」
身動きが取れないあたしは抵抗のしようがなかった。
お母さんは先程突き飛ばされて意識を失っていた。
「痛っ!痛いよぉ!」
持ち上げられ、何発も殴られた。
「きゃああ!」
服を全て破られ、あたしは全裸で再度路上に転がった。


・・・その後の顛末は、悲惨なものだった。
あたしを強姦したひなっちは、その後すぐ、走ってきたトラックに轢かれ、病院に運ばれた。
あたしとお母さんはその後警察に申し出たりなどはせずに家に帰った。
幸い人通りは少なかったので、さほどの苦もなく家に着けた。
お母さんには何度も、「警察に行かなくて良かったの?」と聞かれたが、
あたしはいいと答えた。
日向さんは、ちょっとおかしくなってただけなんだ。
ほんとはそんなことする人じゃない、そう言って。
259名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 20:51:43 ID:uFJtrqcD
それから1年後、家にひなっちが来た。
会った時初めは正直少し怖かった。
でも、そのひなっちは、あたしの想像通りの人だった。
嬉しくて、ついつい話しすぎてしまった。
だから本当に嬉しかった。
また来る、って言ってくれて。
後に聞いた話だと、やはりお母さんははじめ、家に入れるのを拒んでいたらしい。
でも、必死に謝る姿を見て、家に入れてあたしと話させる決心がついたのだそうだ。
だから言ったでしょお母さん。
ひなっちはあんなことする人じゃないって。
多分、ひなっちはその時のことを覚えていない。
でも、そのままでいいと思った。
この生活を、続けていきたかったから。


―――そう、思っていたのに。
翌日来たひなっちは、汗だくだった。
鬼気迫る表情で、あたしに、こう言った。
「俺とお前、ここに来る前に一回会ってるだろ。それも、・・・最悪な形で」
「―――え」
「思い出したんだよ。事故にあった前後の記憶。正確に言えば、『薬を服用する直前』から『事故に遭うまで』の記憶」
嘘。なんで、なんでなの?
「なんで・・・なんで、思い出しちゃったの?なんで・・・」
「今朝、夢を見た。あの時の光景が、ありありと頭に思い出されたよ」
夢。
「そ・・・んな・・・」
「ごめんな。怖かっただろ?急に俺が来て。お前を犯した俺が」
「・・・」
「そんな俺がさ、毎日のようにお前んち来てさ。介護まで始めてさ。ほんと、アホだな俺」
「ちが・・・そんなこと・・・」
「嘘だろ!」
「っ・・・!」
「怖くねぇはずがねぇだろ!・・・もし、もし俺がお前の立場だったなら・・・怖い。
出来れば二度と会いたくない。またいつ襲い掛かるかもわからない。それが、怖くないはずがねぇ!」
「そ、そんなことない!確かに初めは少し怖かった。
でも、ひなっちと話して、どんなくだらない話でも楽しくて、暖かくなって。
もっともっと話したいって思った!また来てくれるって言ってくれて、凄く嬉しかった!
前から知ってたんだよ!ひなっちのこと!偶然見たテレビの野球の試合で、選手だったひなっちをみて、格好いいって思った!
出来れば・・・会ってみたいなって、憧れてた!」
260名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 20:52:35 ID:uFJtrqcD
一回言い始めたら、止まらない。
「ひなっちは知らなかっただろうけど、あたしはずっと好きだった!惚れてた!
身体がこんなんだから会えないって、そう思ってたけど、でも!でも、あたしはずっとひなっちのことが好きだった!
ボールが飛んできた日だって、怖さより嬉しさのほうがずっと上だったんだから!
ずっとずっと憧れてた、ひなっちに会えて、すっごく嬉しかったの!話し相手になってくれて、介護まで手伝ってくれて!
一緒に出かけて、笑いあって。
ひなっちがどう思ってたかなんてわからない。でも、あたしにとっては、夢のような毎日だった!
ずっと見えてなかった、生きる希望っていうのが見えた!
このまま、ずっと続けていければいいなって、そう思ってたのに・・・なんで、なんで今思い出すの!?
ひなっちは優しいから。それを思い出してしまったら、あたしに遠慮して、話さなくなっちゃうかもしれない。
来なくなっちゃうかもしれない。この毎日が、終わっちゃうかもしれない!
実際、ひなっちが今日、それを思い出して、それでも家に来たのは、もう来ないからって、そう言うつもりだったんでしょ!?
あたしにとっては、それが一番の、聞きたくなかった言葉なの。ひなっちにだけは、絶対に言ってほしくなかった言葉なんだよ・・・!」
泣きながらまくしたてる。
「ユイ・・・」
「あれだってさ、別に嫌じゃなかったよ。無理やりだったし、ひなっちは錯乱してたし、痛かったし、全然幸せなんかじゃなかった。
でもね、夢でうなされたりとか!思い出して恐怖に駆られるとか!そんなことは一切なかった!
ひなっちのことが嫌いになったりとか、そんなことは全然なかった!信じて・・・」
「でも・・・でもよ、俺、お前を汚して、怖い思いさせて・・・」
「このまま日向さんが来なくなるのが、あたしは一番嫌。来たくなくなったのなら、止めないよ。仕方ないもん。ひなっちの人生はひなっち自身がきめるべきだよ。」
「…んなわけ、ねえ!
俺だって、お前のことが好きなんだ!好きで好きで、たまらないんだよ!
出来ることなら、このままこの生活を続けたい!
辛いけど、苦しいけど、お前の笑顔を見れば続けられたんだ!
だから、お前の笑顔を壊すようなことだけは絶対にしたくなかった…!だから…!」
声が震えている。恐らくひなっちも泣いているんだ。
「だったらさ、」
あたしは出来る限り優しい声で言った。
「気にしないで、今まで通りでいよう?あたし、本当に、もう気にしてないから」
「いいのか・・・?」
「うん!」
「そっか・・・じゃあ、これからもここに通い続けるよ。それが一番、お前のためになるんだろ?」
ひなっちの声も、優しい。
「うん・・・ありがとね」
「バカ。礼を言うのはこっちのほうだ」
ううん。そんなことないよ、ひなっち。
その日ひなっちは、家に泊まっていった。
261名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 20:56:43 ID:uFJtrqcD
朝・・・?
気がつくと、病室にいた。
あれ・・・なんでだろ。
「お、ユイ!起きたか!」
ひなっちがあたしを心底安心した顔で見下ろしている。
「え・・・?なんで・・・?」
「一時的な感情の昂ぶりによって貧血を起こしたようです。大事をとって入院して頂きますが、心配は無用ですよ」
「・・・?」
誰?
「あ、申し遅れました。私は研修医の音無です。ユイさんの担当医をさせて頂きます」
「なかなか面白い奴だぜこいつ」
「へぇ〜。よろしくお願いします、音無さん」
「こちらこそ」
音無さんは、ひなっちの言うとおり、話しやすい人だった。


あれから2年の月日が流れた。
あたしはリハビリのおかげか、上半身は動くようになっていた。
ひなっちはプロ野球選手になり、現役で活躍している。
音無さんはあたしの入院騒ぎ以降、ひなっちと馬が合ったらしく、
ちょくちょく家に来るようになった。
その際かなでという名前の綺麗な女の人もいて、何故かひなっちが安堵の表情を浮かべていた。
今日はあたしとひなっちの結婚式。
結婚式には音無さんとかなでちゃんは勿論、
ひなっちの学校での友達だったという、ゆりさんという人とかその他沢山の人が出席してくれるらしい。
プロポーズされたのは今から1年半前。
甲子園に優勝したひなっちに、いきなりされた。
その時いきなり、どこかで見たような、野球場が思い浮かんだ。
そこでは音無さんと、あたしがいて。
やり残したことがないか聞かれて。
あたしは、「結婚」と、そう答えた。
音無さんには別に好きな人がいて。
それを既に知ってたあたしは、意地悪で言ったんだっけ。
そんな時、いきなりひなっちが、
「俺が結婚してやんよ!」
と、そう言ってきたんだっけ。
それは、確率にして約60億分の1という、殆ど起こりえない奇跡。
その確率を乗り越えて、この恋は実現したんだ。
これからも、あたしはひなっちの傍に居続けよう。
常に、ひなっちがあたしに笑いかけてくれるように。
いつまでも。いつまでも・・・




以前投降した物を、ユイ視点で書き直してみました。
後矛盾点、本編の設定とのズレも多少直してみました。
拙い文章とは思いますが、読んでくださるとありがたいです。
長文失礼でした。
あ、題名は、「60億分の1の恋 〜another story〜」です。
262名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 21:00:28 ID:pghBmJOj
>>261
GJ!

非エロとか言ってるけど強姦しちゃってるじゃん・・・
非エロだと安心してまったり読んでたからビビった
263名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 22:11:50 ID:OvCukaSV
>>261
GJ
前に投下されたやつとダブルで楽しめるな
264名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 22:22:39 ID:YU3ExsCt
GJ!!GJ!!
クロスストーリーって言うのかな?
こーゆう解釈の仕方って素晴らしいな
265混浴でいちゃつく人達:2010/11/17(水) 09:52:53 ID:mkolnn8e
野田「す、すごい……お湯の上に浮かんでいるだと……?」
ゆり「えっと……あんまり、見ないでもらえるかしら」

ひさ子「ゆりのやつ、どんだけだよ……」
藤巻「そりゃお前、野田の愛の力だろ」
ひさ子「そっか……よし。藤巻、今夜つきあえ」
藤巻「そろそろ身体がもたねえよ!」

ユイ(あたしももっと……なんとかなんないかな……)
岩沢「――ユイ」
ユイ「あ、はい! なんですか?」
岩沢「お前は、そのまんまでいいからな」
ユイ「は、はい……ありがとう、ございます」

日向「俺はお前ぐらいがちょうどいいよ」
遊佐「行為中の日向さんを分析すればいわなくてもわかります」
日向「まあ、どっちかっつうとお前の胸だけが好きなわけだが。ほかの女よりもな」
遊佐「……ありがとうございます」

かなで「麻婆風呂というのはどうかしら」
音無「ねえよ」
266名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 14:44:16 ID:v11cilL5
「ひなっち先輩」というあだ名は
誰が考えたのだろう?
267名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 16:08:25 ID:9uMXy7pm
かなでェ……ねぇよ

>>266
ひなっちは日向の自称じゃない?ユイとTK以外誰も呼んでなかったが
268名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 22:32:09 ID:wQiGNT9P
>>265
おいいいい!ユイの出る膜がねえ!
269名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 23:38:48 ID:YUNh3Jew
270名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 23:16:51 ID:FCBupD0X
このスレのエロなしは結構レベルが高い
なんとかアニメ化してもらえないだろうか
271名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 17:33:47 ID:ysru5ZWR
その気持ちはわかる
エロゲー化ならしそうだがな
272名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 19:28:11 ID:U2NgedXQ
>>206の続きです。
273Love Me Tender:2010/11/19(金) 19:28:55 ID:U2NgedXQ
 どれくらい経ったか。
 あたしたちはしばらく、世界にたった二人だけ取り残されたような感覚の中に身を委ねていた。まぁ、あたしはさっきからずっと素っ裸なんだけど、音無くんに寄り添っていられるだけで、不思議と寒さなんて感じなかった。
「ゆり……」
 音無くんに呼ばれて、肩に預けていた頭を起こして振り向くと、やさしくキスをしてくれた。
「んぅ……ちゅっ、んくっ…」
 唇の柔らかい感触と、甘い吐息が口内に広がってくる。その刺激に唇のみならず、思考や脳まで溶かされているような気分だった。
 唇を軽くつつかれて、なぞるように彼の舌先が動く。あたしはそれを受け入れるべく、音無くんが侵入してきやすいように、口を開く。
 舌を割ってつるつるとした歯を舐められた感触と同時に舌先が伸びてきて、あたしの舌を絡め取ると、卑猥な水音を奏でながら行為に溶け込んでいった。
「んっ、ふぁ……ちゅ…んんっ……」
 あたしから漏れる声には、次第に甘さが混じり始める。頭がボーっとして、身体がふわふわして、あたしを快楽へと押し上げていく。まるでお酒に酔った気分だった。
 この舌が絡み合う感触は、とても気持ちよくて、ずっと味わっていたいと思う。好きな人となら尚更だ。
 ファーストキスと同等、もしくはそれ以上に濃厚な口づけを交わす。
 もっと味わっていたいけど、呼吸の問題もあり、どちらからともなく唇を離した。あたしの目はトロンとしていて、一筋の唾液が唇の端から伝っていた。おそらく頬も真っ赤に染まっていることだろう。
「ゆり……そろそろ、いいか?」
 最終確認。
 これからあたしと音無くんは、本当の意味で繋がる。なにぶんお互いに初めてのことなのだ。女のあたしはもちろん、男の音無くんでも多少の不安はあるのだろう。
 誰だってそうだ。人間ならみんな、初めてのことに対しては、個人差はあれど不安を抱くものだ。
 だからあたしは、自分の不安をかき消すためにも、覚悟を決める。微笑を浮かべながら身を乗り出し、唇が触れ合うだけのキスをして、告げる。
「……いいよ。音無くんになら、あげてもいい。ううん、音無くんじゃないと、いや」
 頬をこれでもかってくらいに赤くしながら、続きを紡ぐ。 
「だから、あたしのすべてを、音無くんにもらってほしいの……」
 恥ずかしさと羨望を含んだ表情で、彼を見据える。
「ゆり……」
 あたしは音無くんを欲した。
 そして、音無くんもあたしを欲してくれた。
 以前のあたしなら、全然考えられないことだった。
 生前も、この世界に来てからも、こういった感情とはまったくの無縁だったし、なによりあたし自身が好きだと思える男性はいなかった。でも、そんなあたしでもようやく、心の底から好きだと言える男の子ができた。
 自分の好きな人が、暴力的で、ガサツで、かわいげもないし、女としての魅力もないあたしなんかを求めてくれて……本当に、嬉しい。彼への想いを自覚した時から、あたしは音無くんと一つになりたいと、ずっと思っていたんだから。
274Love Me Tender:2010/11/19(金) 19:29:26 ID:U2NgedXQ
「お、俺も…ゆりの、すべてが欲しいんだ……」
「うん、ありがと。あたしも……あたしだって、音無くんが欲しい」
「…っ」
 胸の鼓動が耳の近くで鳴っているかのように、うるさく聞こえる。
 二人とも、もうこれ以上我慢できなくなっていた。
「じゃあ…」
 音無くんの言わんとすることを理解したあたしは、コクリと首を縦に振る。それを合図に彼も制服を脱ぎ捨て、お互いに生まれたままの姿になった。
 軽くキスを交わしてから、音無くんはゆっくりとあたしをベッドの上に横たわらせる。
「なぁゆり、そのさ…痛かったりキツかったら言ってくれよ? 俺、おまえのことが本当に好きだからさ、ゆりが苦しがるようなことはしたくないから……」
「……音無くん」
 ずっと前から知っていたことだけど、やっぱり音無くんはやさしい。自分の欲求を満たすことよりも、あたしのことを優先して心配してくれる。
 見た目がカッコいいっていうのもあるけど、あたしは彼のそんな面に惹かれたんだと思う。
「――んむっ!?」
 だからあたしは、お礼に音無くんの唇を自分の唇で塞いであげた。
「ゆり……」
「音無くん……」
 でも、まだ足りない。これだけじゃ全然満足できない……。
「あたしは大丈夫だから、音無くんが、欲しい…」
「……わかった。じゃあ、いくぞ?」
「うん、いいよ。きて……音無くん」
 了承を得た彼は、自分の分身を愛液で溢れている秘所に宛がい、ゆっくりと腰を動かしながら埋めていった。
 異物を飲み込む衝撃と痛みに、思わず喉がなってしまう。それは苦痛で、今にも投げ出したい感情にも近い。
 でも――――。
 なぜか、幸せだった。
 痛んだ心を治してくれるような、幸福感、満足感。
 反射的につむった目を開けると、うっすらとぼやけた視界に、音無くんの姿が映る。それがどうしようもなく嬉しくて。
「んっ……あぁ……! んくっ……音無くんのが、入って……くる……ぅ……っ!」
「あ…くっ…」
 濡れていたとはいえ初めての行為なので、あたしの膣内(なか)はかなりキツく、『音無くん』をギチギチに締め付けていく。
 まだ先端しか入っていないが、そこはあたし自身にとっても未知の領域であり、それと同じくらいに未知の感触でもだった。
(くぅ…っ、ゆりの中……すごく、熱い…!)
 音無くんが少しずつ体内に入り込んでくる。
 行為を妨げるようなことはしたくないので、あたしは必死で声を殺し、ベッドのシーツを掴んで激痛を我慢しようとするのだが――。
275Love Me Tender:2010/11/19(金) 19:31:21 ID:U2NgedXQ
「っ……んぅ……あ、うぅ…や……ぁ…!」
 彼の下で必死に痛みに耐えていたのだが、その苦労もむなしく、嗚咽にも似た声が出てしまう。
 目尻には熱い水滴を感じるし、この悲痛の表情が、彼の良心に打撃を与えたようだった。
「ゆり、大丈夫か!? 痛むのか? 待ってろ、いま抜くから――」
「ダメェ……ッ!」
 音無くんが自身を引き抜こうとしたが、あたしは彼の腰に足を絡めてそれを阻止する。
 動く度に再度激痛が走るが、唇を噛みしめてなんとかこらえる。
「お願い……抜か、ないで……! お願いだから…このままで、いて………」
「で、でも――」
 その先は言わせない。そのまま腰に足を絡めたまま、彼をこちらに引き寄せる。
 刹那――――。
「んあああッ!? く……うぅ…!」
「ゆり、無茶するな!」
 尋常ではないほどの痛みが全身を駆け巡る。
 初めてが痛いということは聞いていたが、まさかここまで痛いものだとは思わなかった。
 もう目尻には涙が溜まり、まともに音無くんの姿すら確認できず、全身が麻痺したような感覚に陥り、肺に酸素を送ることすら一苦労だった。
 でも、この幸せを手放したくない。だからあたしは、より一層足を絡めてグッと奥に引き込む。
「無……茶、じゃ…ない……感じ、たいの……」
「ゆり……」
 自分から痛みを引き寄せているものだから、先ほどよりも表情が引き攣っていくのがわかる。
「もっと……音無くんを……感じたいの……あぅっ、それ…に……音無くんにも……んっ……あ…あたしで……気持ちよく、なって……欲しい」
 涙に濡れた瞳で、彼を見上げる。
 ねぇ音無くん。今のあたし、どうかな。
 ちゃんと、上手く言えたかな。
 かわいいって、思ってくれたかな。
 もちろん声に出して言っているワケじゃないから、彼に届くことはないんだけど。
 でも、ほんの少しでも、そう思ってくれたら、嬉しいな……。
「わかったよ、ゆり」
 どうやら音無くんも覚悟を決めてくれたようだ。
 ここまで言ったんだから、もうあとには引けない。あたしたちは恋人同士で、愛し合って、お互いに求めあったからこそ、ここまで来たのだから。
「一緒に、気持ちよく、なろう……」
「うん……!」
 涙を浮かべたまま力強く頷く。
 音無くんはあたしを傷つけないようにしながらも、しかし思いきり腰を前に押し込んできた。
「――ッ!? 痛っ……あぁっ! くぅっ…んあああああッ!!」
 一気に押し込まれたため、慟哭に近い悲鳴を上げてしまう。あたしは歯を食いしばって音無くんの背中をきつく抱きしめ、悲鳴を上げた際に彼の背中に爪を食い込ませる。
 それと同時になにかを破られる感触。おそらく、破瓜を破ったのだろう。
 激痛にこらえながら結合部に視線を移すと、やはりあたしの秘所からは赤い鮮血が流れていた。
276Love Me Tender:2010/11/19(金) 19:33:03 ID:U2NgedXQ
「んっ……! あ、あぁぁ……」
「ゆり、大丈夫か? 少し、このままでいるか?」
 やっぱりまだ痛かった。
 表情で一目瞭然だったのか、音無くんはしばらくそのままでいてくれた。なんとか少しでもあたしの痛みを和らげてくれようとしているのが手に取るようにわかる。
 あはは、おかしいな。かなでちゃんと闘っていた時に負った傷は、それほど痛みは感じなかったのに。
 闘いで受けた傷なんかより、不思議と今まででいちばん痛みを強く感じる。どうやらあたしは戦線のリーダーから、一気に普通の弱い女の子になっちゃったようだ。
「ゆり?」
 返事がないことを不審に思った音無くんが問いかけてくる。
 激痛でしばらく放心状態となっていたが、彼の声で思考が引き戻される。つむっていた目をゆっくりと開いていき、音無くんを視界に捉える。
 痛みとは違う涙が頬を伝い、あたしは口を開く。
「あたし、嬉しいの……本当に、嬉しいの……。だって、音無くんが…あたしの中で……感じるから」
 なにを思ったのか、音無くんはやさしく微笑んで、あたしにキスをしてくれた。
 啄(ついば)むように交わしあう口づけが、とても心地よかった。
 それだけで、心が満たされていくような。痛みが和らいでいくような、そんな不思議な感じ。
「んん……もう、大丈夫だから…そろそろ、動いて……いいよ」
「いいのか?」
「うん、もう大丈夫。この痛みは、音無くんを愛してる証になるから……」
「わかった。動くぞ」
 ゆっくりと腰を動かし、ピストン運動を開始する。
 瞬間、脳天を電流が突き抜ける感覚。子宮が音無くんを受け入れるために下がっていくのがわかる。
 初めて感じる刺激と破瓜の激痛は、敏感になっているあたしの身体と膣内(なか)にも、ゆったりした動きでもかなりの刺激が走り抜けていく。
 膣ヒダが、『音無くん』を逃がさないとばかりに絡み付き、吸い付く。それをはがして抜き、また入れて、吸い付く。その気持ちのいい作業を繰り返していった。
 彼の表情を見るに、音無くんも膣内(なか)の締め付けにより、徐々に快楽が増してきたようだ。膣に肉壁がまとわりついて、お互いの全身を強く刺激している。
 ピストン運動に慣れてくると、だんだんと気持ちよさが現れてきた。
「あぅ……んんっ! あっ、ふぁっ……あんっ……!」
「ゆり、まだ痛いか?」
「んぁっ……もう、ほとんど…ない……はぁ…あぁんっ!」
 あたしの表情からは苦痛の色はほとんど消え、代わりに快楽の波が押し寄せてくる。
 粘膜と粘膜が接触すると、なぜこんなにも気持ちいいのだろうか。
 自分でするのとは根本的に異なる快感が、『音無くん』から脊髄を通って脳に届く。このままいけば、すぐに昇天してしまいそうなほどだ。
「あ……んっ……ふぁっ、んぁっ…ああっ、あんっ……音無くんのが、奥に……届いて…ふあああっ!」
 結合部は卑猥な水音を奏で、『音無くん』は根元まであたしの膣内(なか)に埋まって、先端をより深いところ、子宮の入り口にまで潜り込ませていた。お腹の中を擦られるのが気持ちいい。
 出したり、入れたりという単調な動きの繰り返しのはずなのに、どんどん気持ちよさだけが膨らんでいく。加えて向かい合っての挿入は、身体はもちろん、心にまで満ち足りた幸福感を与えてくれていた。
277Love Me Tender:2010/11/19(金) 19:33:27 ID:U2NgedXQ
「ふぁっ…ああ……はぁん! んぅ…あっ、はぁぅっ、はあああああっ! 音無くん、気持ちいい……気持ちいいよぅ……あぁっ!」
 もうなにも考えられなかった。
 頭の中はただただ、相手と深く繋がり合いたいという想いのみ。
 快楽に溺れたあたしたちの頭にあるのは、それだけだった。
「あっ、あッ、ふぁあっ…んっ、ふぅ……んああっ、あぁああぁぁあああぁッ!」
 頭の中が真っ白になったあたしは、まるで白濁の海で溺れているみたいだった。
 溺れているだけじゃない。そう、吸い込まれているような……。いや、あたしは、溶けている。気づけば、音無くんとの境目は、もう見えなくなっていた。
 突如感じた、この感覚(ふあん)はなんだろうか。
 でも、このような感覚を以前にも感じたような気がする。
 それはまるで……弟や妹たちを失った時と、同じ感覚。大切な人を失った時に感じたあの感覚にそっくりだった。
 一気に頭の中が恐怖で埋め尽くされる。なにも見えない、なにも聞こえない、漆黒の闇。
 いや……いやよ……! そんなのいや……!! あたしはもう、大切な人を失いたくない!
 音無くん……怖いよ、助けて……! もう一人はいや……! 一人ぼっちはいや!
「――結弦くんっ! やだっ……! 怖い、怖いよ…! 置いて行かないでっ…! あたしを……置いて行かないでっ!!」
 言い知れぬ恐怖に支配され、あたしは結弦くんに手を伸ばす。
「大丈夫だ、ゆりはここにいる。そして、俺もここにいる。俺はおまえを絶対に一人にしない! ずっとずっと、側にいてやるから……だから掴め! 俺の手を掴め、ゆり!」
「やぁ……っ、あっ…熱いよ……溶けちゃうよ、結弦くぅん……!」
「ゆりっ! 大丈夫だ、大丈夫だから、俺の手を握ってくれ!」
 宙を彷徨っていたあたしの手が、ようやくなにかに触れる。でも、あたしの手が触れたものが結弦くんなのかどうかは、わからなかった。
「やだぁ……! キス……キスしてぇ……! 結弦くん……キスじゃないとわかんないよぅ……!」
 あたしはまだ不安を拭えず、とうとう愚図りだしてしまう。
 このまま闇に飲まれてしまうのかと思いきや、唇になにかが触れる感触。その感触のすぐには、舌が口内に入り込んでくる。あたしも自然と舌を伸ばし、絡め取る。
「んっ、ちゅっ……ちゅくっ、んぅ……」
 卑猥な水音が響く中、あたしは少しずつ落ち着きを取り戻していく。
 あぁ……結弦くんの舌、あったかい…。
 いるよ……結弦くんは、ちゃんとここにいるって、わかるよ……。
 手ではわからなかったのに、なぜかキスは結弦くんだと識別することができた。どうしてだろうか。
 やがて唇が離れていくと、あたしの瞳には、ちゃんと結弦くんが映っている。
278Love Me Tender:2010/11/19(金) 19:33:49 ID:U2NgedXQ
「落ち着いたか?」
「……うん。ごめんね、急に取り乱して」
「気にしなくていいよ」
 微笑を浮かべ、あたしの頭に手を置き、そのまま梳くようにやさしく撫でる。
「そういえばゆり、さっき俺のこと、名前で呼んだよな? 結弦って」
「……迷惑だった?」
「いや、全然。むしろ嬉しいよ。ゆりとの距離がさらに縮まった気がするし。俺としては、これからも名前で呼んで欲しい」
「うん、わかった。……ねぇ、結弦くん、このまま続けていいよ」
「――えっ?」
 いきなり話題が性行為の続きに反転し、結弦くんは素っ頓狂な声を上げる。
「えっと……ホラ、あたしが途中で恐怖を感じたから、結弦くん、行為を止めちゃったでしょ? だから、不完全燃焼っていうか、その……」
「…………」
「――きゃっ!?」
 両手の人差し指を合わせてモジモジしていると、いきなり無言で抱き寄せられた。
「ごめん。ゆりがかわいすぎて、俺、もう止まらないかもしれない」
「……うん、いいよ。もう一回きて、結弦くん」
 あたしの言葉を聞いて、結弦くんはあたしの太ももに手を置き、少しずつだが激しく腰を動かし始めた。
 いくら間を置いたとはいえ、結合部はそのままだったので、すぐに絶頂の近くへと導かれていく。
「ひゃああああっ! あっ、んくっ……うぅんんっ……んあぁっ、ひあっ……んくっ………ひぅっ!」
 膣内(なか)が痛いくらいに『結弦くん』を締め付ける。そのお返しするかのように、彼も強く腰を動かす。
「あうっ! うぅん……んくっ、うぁっ! はぁっ……やあぁっ!」
「くっ……ゆりっ……!」
「んあああっ! ひゃぅっ……んんっ! あああああん!」
 腰を動かす度に、『結弦くん』とあたしの膣内(なか)の肉ヒダが擦れ合って、どうしようもない快感を生み出していく。
 あたしの声と結弦くんの声、そして結合部から奏でられる水音が保健室内に反響する。今のあたしたちには、それさえも興奮を促す材料だった。
「んあああ……はぁっ、んぅ……やぁっ! ふあああああ……! イクッ……あたし、イっちゃうよぉっ!!」
「ゆり、好きだ…! おまえのことが世界中の誰よりも好きだ……! 音無結弦は、仲村ゆりのことを……心の底から、愛してる!」
「んぁっ……あたしも、あぁ…っ! 好きっ、大好きっ! はぅ、んん…やぁ……もっと愛して……! あたしのこと……やさしく、愛してぇ……! ん…あ……あああああああああああああああああああッ!!!」
 最後の最後に、彼があたしの膣内(なか)を強く突き上げ、その衝撃で二人同時に限界を迎えた。
 あたしが激しく身体を痙攣させて反り返ると、その瞬間に結弦くんは、あたしの膣内(なか)に熱い白濁液を吐きだした。その勢いは収まることなくあたしの膣内(なか)を満たしていき、入りきらなかった分は結合部の隙間から溢れ出る。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「ふぅ……はぁ……はぁ……ふぅ……」
 結弦くんが自身を抜き取ると、白い白濁がさらに溢れ出てきた。
 でも、あたしたちはお互いの顔を見つめ合い、無意識に口づけを交わしていた。
 唇を離したあとも、互いに微笑を交換する。
「結弦くん……大好き」
「ああ。俺も、ゆりのことが大好きだ。ずっと、一緒にいよう」
 そう言って、あたしたちはまた深く口づけを交わした。
279名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 19:36:32 ID:U2NgedXQ
今回はここまで。

力尽きました。
音無が主人公のゆりルート見たいなぁ。
280名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 22:15:28 ID:LownO/5/
ふぉおおぉお!!GJ!
やっぱゆりっぺがヒロインだぜ!
281名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 23:25:25 ID:4yf5jsrF
うっひょおあおおぉぉぉぉおおおおぉおッ!!
282名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 23:41:27 ID:elpnscns
あれ・・・遊佐は・・・
283名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 23:43:13 ID:gkCXjI6R
ゆさゆさ
284名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 14:15:51 ID:/CyrChk9
>>279
GJ
いつも行為の途中で終わるからなんたるじらしプレイと感じるw
285名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 18:29:52 ID:IGgYS2/Z
Angelbeats!ゲーム化きたあああ!!!!!!!!!!!!!ソースは京都大学の講演会、だーまえ本人の口から!!!!!!!!! #angelbeats
http://twitter.com/#!/mathspirit/status/6237500355911680
286名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 18:30:23 ID:IGgYS2/Z
・麻枝准本人の口から発表された
・岩沢さんが消えないルートがある
・シナリオを書き始めたのは先週。アニメで触れられていたものの他、全キャラの過去話を収録する
287名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 18:31:17 ID:IGgYS2/Z
とりあえずゲーム化おめでとう
288名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 18:37:38 ID:Dm9qJFjH
このスレも続きそうでなにより
289名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 20:35:30 ID:YnBwrnwi
まじか。また天使ちゃんに会えるとか胸熱。楽しみだわ。
290名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 21:29:51 ID:TZK9FRDo
ゲーム化きたあぁああ!!
当然俺とひさ子のラヴラヴシーンありだよな?
291名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 22:46:38 ID:y7dW37bL
今日投稿する予定だったのにゲーム化が気になって文に集中できない

じゃ、また会えたら会いましょ
292名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 01:39:05 ID:llsj0ZK/
おいおい、さっき別件で京都から帰ってきたばっかだぜ・・・・
293名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 19:36:29 ID:UxaK+uRu


誰かゲーム化についてkwsk。ソースが見つからない
294名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 19:42:06 ID:emmqPODa
京大の講演会でのだーまえの発言
295名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 00:42:53 ID:p3RWpyZN
コンシューマか?PCか?どっちなんだ?
296名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 00:47:56 ID:1e5q+VRF
ゲーム化よりアニメ版リメイクが先だろ。
297名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 08:54:38 ID:QaXE7Ifc
SSS主催 乱交パーティーにて
藤巻「うおおっ、スッゲー気持ちイイッて思ったらコレ大山のケツじゃねーか!?」
大山くん「藤巻くんたらひどいよ… うぐっ… ひっくっ」

直井「おっ、おとなしさぁんっ… おとなしさぁ〜んっ!!」
音無「ハァハァハァ…」

天使「ゆずるったら、あんなに激しく腰を使って…(ポッ)」
ゆりっぺ「まぁこれはこれで… かなでちゃん、あたしとしない?」
ひさ子「男どうしでなにヤッてんの? なんであたしらのほうにこないの?」
岩沢「ひさ子こっち来てあたしとやろ」
298名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 12:42:05 ID:fl4vt3KR
考えたネタ
・俺は地震で積みエロゲが崩れて埋もれてしまい、それが無念でこの世界に来た。
・SSSvs天使などには全く興味がない。
・できなかったことをして、満足すれば消えられることを知った。
モブキャラに普通に告白して、付きあおうとするが全員断られて無理。
その他いろいろエロや変態行為をしてはモブ女子にやられるが、消えずにすぐ生き返る。
・ならば男子寮にこもりPCで積みエロゲの消化をしまくるが、どんどん新作が積まれていく。
・結局、この世界から消えられませんでしたEND
299名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 13:57:52 ID:mZhwB4uy
>>297-298
はよぅしてくれ
300名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 16:59:34 ID:QaXE7Ifc
ちなみに>>297で直井は音無に催眠術をかけて自分が初音だと思わせているのだった
301名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 00:38:15 ID:do66b74w
音無「男でもいい。 避妊するから」
302名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:25:20 ID:86yF1oCD
第08話改変
自己増殖した赤目天使を一網打尽にしようと、学園大食堂で麻婆豆腐パーティーを企画するSSS
オリジナルと同様、麻婆豆腐に目のない赤目天使たちをまんまとおびき出すことに成功した。
夢中になってパクついている赤目天使たちの背後から、卑怯にも襲いかかる戦線メンバーたち。
次々に倒されていく天使たち。あたりは彼女たちの流す血糊とぶちまけられた麻婆豆腐で真っ赤に染まった。
すべての分身と融合し、唯一無二の存在へと戻った天使。彼女の復活を祝って音無は食事に誘った。
好物の麻婆豆腐を出されて、天使はなぜか箸が進まないようすだった。
「どうしたかなで? 麻婆豆腐好きなんだろ?」
「うん… でも、コレを食べてる最中にいきなり背中をグサッと刺される感覚、おおぜいの分身たちの
死ぬ間際の生々しい記憶が、わたしのなかにまだありありと残ってるの」
303名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 22:30:00 ID:0sazUZ24
うわぁ・・・
そっからどうやってエロ展開へ
304名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 23:18:21 ID:xjNtL/We
>>302
赤目天使達のトラウマ克服のために、音無の膝に座って合体しながら、アヘ顔で麻婆豆腐食べる天使ちゃんまで想像した
305名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 23:22:18 ID:pYSr4IIu
>>304
お前の才能に嫉妬
306名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 03:10:08 ID:blx9/aXO
>>304
どうやって克服するのか詳細をkwsk
307名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 08:25:26 ID:js2Fvdva
>>306
膝抱っこなんだから、怖いよぅってこっち向いたらギュッてするの繰り返しで良いんじゃねの?
308灰色 猫:2010/11/25(木) 20:24:13 ID:L5HimPCK
>>303
コレを食べてる最中にいきなりマ○コをグサッと刺される感覚
で上書きするんですよ。
きっと職人さんが書いてくれます。
309名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 23:21:28 ID:x3MrLWCn
エロなしでいいから女の子同士でキャッキャッウフフしてるの読みたい
310名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 09:33:03 ID:LPJ2Pl9j
根「ねーねーみゆきちー」
入「なぁにー… って顔近いよしおりん! なんか恥ずかしいッ」
根「いーじゃん別に照れなくて。女同士なんだしー」
入「ちょっと、…息がこそばゆいお…」
根「ん〜、なぁにー?」
311名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 10:09:47 ID:bm8wYncL
「お」とかゆーなw
この2ちゃん病めwww
312名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 23:18:56 ID:iY1sliV1
「おい、小娘…」
「え?あたしですか?」
「い、今したことをもう一度やってみろ…」
「え、ちょ、なんで」
「早くやれ!」
(ビクッ)
「じゃ、じゃあ…」





「ユイ☆にゃん♪」
「あさはかなりぃぃぃぃ!!」ぎゅうううう
「むぐぐぐ!く、苦しいです先輩!先輩の胸が顔に!」
「苦しいのか!?では部屋に戻って一緒に寝るぞ」
「え?!ちょっと!あたしはまだ練習が!」
「あさはかなり〜」ダダダダ
「きゃー!人掠い〜!」

「行っちゃったね…」
「どうしますひさ子先輩?」
「まあ女同士だし痛いようにはしないでしょ…練習再開しよ」
313名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 23:30:03 ID:1msGM6Cj
ユイにゃんとあさはかさんは何だかいいコンビ

別に本編じゃそんなシーンはなかったのに不思議
314名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 23:51:44 ID:iY1sliV1
書く前にwiki見たら名前呼ぶシーンすらなかったようだね…
エロパロ内だと普通の友達みたいな関係の話が何個かあるのにびっくり
315名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 06:30:27 ID:S+IXSX6D
各キャラの個性付けから導きだされた論理的帰結だからね>椎ユイ
316名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 22:49:25 ID:vl7x6joP
大抵の漫画でクールキャラにマスコットキャラという組み合わせはあるからな
少ない描写から察するに日向より椎名のがユイと仲良かったかもしれないし
317名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 23:11:49 ID:0iFO0cJt
しいゆい可愛い
318名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 20:26:03 ID:Fj1EJ27h
ユイにゃんと椎名が仲良ければSSS内の女子はちょうど二人一組になるんだな

遊佐×ゆり
岩沢×ひさ
入江×関根
ユイ×椎名
319名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 22:26:07 ID:vXTo5ENM
岩ひさ頼む
320名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 17:49:24 ID:sPtyEgCT
ひさ「い〜わっさ〜わっ」(ムニュッ)
いわ「ちょっ、ひさ子ったらチチ当たってんぞw」
ひさ「ふふっ… あててんのよ〜」
いわ「…っとにも〜」
しお「あたしもあてるっ」(ムニュムニュ)
みゆ「あたしもあたしも〜」(ムニュゥウ〜)
いわ「おおっ? …オンナ同士なのになぜか気持ちいぃ〜」

音無「いいなぁ〜」
ひな「やってやろうか?」
321名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 22:16:28 ID:kum4O/YG
いいなぁ〜
322名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 23:40:46 ID:ZQ3j67sw
「ドキッ!女だけの肝試し大会!開催よ」
「「「えー!」」」
「文句言わないの。ペアは>>318が勝手に決めてくれたからみんな仲良くやってね☆」

「ゆりっぺさん、現代は冬目前のようですよ」
「細かいことは気にしちゃダメよ」

「季節外れのことをすることによって、いつもと違う歌のアイディアが浮かぶかもしれないわ。
ひさ子、行くよ!」
「岩沢…あんたって娘は」

「うぅ…怖いよしおり〜ん」
「おばけが出るぞ〜イヒヒヒヒヒ」
「ごめん、やっぱしおりんのが怖い><」
「なんじゃそりゃ」

「先輩、怖いですぅ(ギュウ)」
「掴むならスカートじゃなくて手にしてもらえないか」
「そう言う先輩はなんであたしの頭掴んでるんですか?」
「掴んでるのではない、置いているだけだ(キリッ。だから気にすることはない(ナデナデ」
323名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 23:54:28 ID:vwwmmOyt
>322
下手に椎名を脅かしたユイの頭がひでぶになりそう。
324名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 23:18:11 ID:0bYeZ4B+
あんまり投下がないんで、個人ブログのSS漁ったりしてる
325名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 21:18:59 ID:hUo61Nfl
ちょっと椎名×ユイに興味出たから参考に「AngelBeats! 百合 小説」で検索かけたら
見事にガルデモ無双(ただしユイ除く)で吹いたw
百合萌え派にはユイはいらない子なのね
せっかくガルデモ入ったのにメンバーと絡ませてもらえなかったからなぁ
326名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 22:33:21 ID:By6m1zvQ
俺はBLしか書けんから皆頑張ってくれ
327名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 22:57:35 ID:iOkmylou
ファンに揉まれて足をくじいてしまったひさ子をおんぶして女子寮の彼女の部屋まで送り届ける音無
岩沢に「こいつを風呂に入れるの手伝ってくれ」と言われ、裸の二人とバスルームへ
ひさ子のナイスバディを掴んで支えながら、すべすべした女の肌の感触にはやる愚息をなだめつつ
やっとの思いで風呂から出ると、衣服はぜんぶ遊佐に洗濯に持ってかれて着るものがなく帰れない
「裸じゃ出られないしオレ、どうすりゃいいの?」「どうするってそんなの決まってんだろ」「女から言わせんな恥ずかしい」
…というのを妄想した
328名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 23:23:16 ID:qknbm/po
>>327
女装して音無結弦改め音無柚子(ゆず)誕生ですね。
オレンジのロングヘアーのシュッとした綺麗系美人か。大丈夫だ、問題ない。
329名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 18:34:51 ID:/TBJd5xv
保管庫の「18禁SS倉庫 その1」を消しちまったん誰?
元に戻せよバカ
330名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 22:45:30 ID:JIJ3thrx
エロなしのネタっぽいの書けた。
タイトルは「ひなっち先輩がかまってくれません」
CPは日向×ユイだったり高松×ユイだったり
331ひなっち先輩がかまってくれません:2010/12/02(木) 22:46:55 ID:JIJ3thrx
戦線メンバーがそれぞれの時間をすごしていたある日の午後、日向はソファの上で寝そべって昼寝をしていた。
そこにやってくる一人の少女。
「せーんーぱーいー」
眠る日向の体を揺らし起こすユイ。
「ん………何?」
「寝てないで遊びましょうよぉ」ユッサユサ
「悪いけど今眠いんで」
「ダメですよぉ、何の為に校長室に来てるんすか?」ユッサユッサ
「少なくともお前と遊ぶ為に来てる訳じゃねえよ」
「そうなんすかぁ?」ユッサユッサ
「そうなんす。わかったらいちいち揺らすな。じゃ、おやすみ」
「えー!そんなに眠いんですか?じゃあわたし、先輩の為に膝枕してあげてもいいですよー」ユサユサユサ
「膝枕?」
「はい!」ユサユサ
「……悪いけど、いいや」
「なんでですか!」ユッサユサユサ
332ひなっち先輩がかまってくれません:2010/12/02(木) 22:47:48 ID:JIJ3thrx
「どうせ「膝枕してあげるんで遊んでください」とか言い出すんだろ?わかってるよ」
「そっ、そんなことないですよっ!わたしはただ、先輩の為にぃ」ユサユサユサ
「一瞬どもってんじゃねえか。気持ちだけもらっとくよ」
「ぶー、先輩の意地悪。もう知らん。どっか他の人にあたります」
「はいはい、そのかわり静かにしろよ」
「先輩の薄情者ー。永遠に寝てやがれー」
「おーおー、じゃあ永遠に話しかけんなよアホユイ。おやすみ」
333ひなっち先輩がかまってくれません:2010/12/02(木) 22:49:46 ID:JIJ3thrx


「たっかっまっつ先輩♪」
ユイは読書をしていた高松のもとへやってきた。
「何か御用ですか?」
眼鏡をクイッと持ち上げ返事をする高松
「あのーちょっとプロレスしたいんでー、相手をお願いしていいですか?」
そんなユイの頼みに高松はふっと鼻で笑うと一言。
「おっと、私を脱がす気ですか?」
そしてすぐに上着を脱ぎだした。
乗り気な高松に対しユイは
「おおっ!本格的っすね!じゃ、わたしもっ」
と少し興奮気味に制服のリボンをほどいた。
それに対して高松は
「ふっ、私と肉体で張り合おうというのですか?
おもしろい、ならば下も脱ぐか」
とズボンのベルトを外し始めた。
それを見たユイは
「おぉー!燃えてきたー!」
とテンション最高潮。スカートに…
スパーン
「あだぁっ!」
というところで日向に頭をひっぱたかれた。
「テメーら昼間っからなんつー会話してんだ!」
「およ?先輩、永眠なさったはずでは?」
「何が永眠だっ、縁起でもない!こんなアホな会話が耳に入って寝れるかよ!」
「何がアホだというんですか?私は相手を頼まれただけで」
上半身裸で眼鏡をクイッと持ち上げ反論する高松。
334ひなっち先輩がかまってくれません:2010/12/02(木) 22:51:17 ID:JIJ3thrx
「うるせーよ!お前も子供相手に本気でプロレスしようとすんじゃねぇ!」
「あなたが言いますか」
「そうですよ、薄情者の寝ぼすけ先輩には関係ないですよー」
高松の影に隠れながらイーという顔をした。
「ちっ……ああ、もうわかったよ。俺が遊んでやるよ」
「ほんとですか?
じゃ、高松先輩!あたし、ひなっち先輩と遊びますんで!」
日向の言葉にあっさりと寝返るユイであった。
「私は脱ぎ損ですか」
一人残された高松は眼鏡をクイッと持ち上げ、そう呟いた。

「ああだだだだ!あだだだ!なんであたしがかけ゛られるがわなんですか!」
高松から日向に切り替えたユイであったが日向に卍固めを決められ絶叫していた。
「俺は遊んでやるとしか言ってねえし」
「ぐお゛お゛お゛お゛お゛!あどでごろ゛ず」
「おー、じゃあがんばって抜け出すんだな」
「よーしやってやるー!ふぬぬぬぬぬぬ!
抜けませーん!!」



読書を再開していた高松は一冊読み終え一息ついていた。
次は何をして時間を潰そうか、と立ち上がるとソファの影に倒れている誰かを見つけた。
「?」

行ってみると遊び疲れたのか、日向とユイが床で寝ていた。
335ひなっち先輩がかまってくれません:2010/12/02(木) 22:52:35 ID:JIJ3thrx
「私を脱がしておきながら二人でお昼寝ですか。これが放置プレイというやつか
そんな無防備で寝ていると風邪を引きますよ」
そう言うと高松は自分の上着とワイシャツを二人にかけた。
そこに藤巻がやってくる。
「おっ、こいつら昼寝かよ。珍しく静かだと思ったぜ」
「ええ、遊び疲れて眠るなんてまるで子供ですよ」
「このかかってる上着はお前のか?なかなかいいところあるじゃねぇか」
「ふっ、勘違いしないでください。
ただ手に持っているのが面倒だから置かせていただいただけですよ」
「いや、なら着ればいいと思うぜ」

「んっ、やべー寝ちまったか…」
日向が目を覚ました。
「臭っ。誰のだよ、この汗臭い上着」
「おいおい…」
「放置プレイの次は言葉責めですか」
高松は眼鏡をクイッと持ち上げた。
「ムニャムニャ…う〜ん、アホですね。クー」
336名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 22:55:06 ID:JIJ3thrx
以上です

あとで>>332から高松じゃなくて椎名のもとへ行く別ルートを書く予定
書き終わり次第投下します
337名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 06:08:42 ID:1SGeWbu9
GJ
普通におもしろいw
高松くんは結構ノリが良さそうなイメージ
338名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 10:00:00 ID:VYCd1r93
高松のセリフが水島大宙の声で脳内再生された

あと、どなたか保管庫の復旧してくれた方、ありがとう
339名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 23:19:30 ID:jJqfw0BL
高松マジイケメソ
340名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 23:28:52 ID:8Yy3Pxj/
高松GJww
341名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 23:41:21 ID:jlB9PmuI
絶対にありえない入根×竹山



「竹山ー!」
「僕のことはクライ」
「わー! 竹山って本当に僕のことはクラryって言うんだー!」
「なんですかあなたは。それと僕のことはク」
「やーい竹山竹山竹山竹山竹山竹山」
「僕のことは…ああ、もう。僕のことからかってるんですか。」
「からかってるんだよ〜wwww」
「……うっとうしい」
「ちょっとしおりん…ダメだよ、先輩のこと呼び捨てにしちゃ…。」
「竹山って先輩なの? あたし達より小さいんだよ?」
「ええっ? でもいつも先輩達と一緒にいるから…」
「じゃあ僕、帰りますんで」
「待てー♪」ガシッ
「なんですか?さっきから」
「今日はバンドの練習ないから退屈なんだよ。なんか暇つぶしできるおもしろいサイト教えてよ」
「なんで僕が?」
「おもしろい本でも捜そうと思って図書室来たらたまたま見つけたからだよ〜」
「そんななれなれしく頼んだら失礼だよお…」
「いいじゃん。お願いしますよクライスト様〜」
342名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 23:42:16 ID:jlB9PmuI
ガタッ カタカタカタ
「動いた!?」
「さすがパソコンのスペシャリストなだけあるね竹山は」
「僕のことはク」
「何か言った? 竹山〜?」
「…………」
「ダメだよしおりん!あんまりうるさくしちゃ!
ところでどんなサイトを見せてくれるんですか?」
「死んでも死なない世界ということを最大限に有効活用したグロ画像サイ」
「○×△☆☆$!!」
「みゆきちうるさーい」

続きません
343名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 00:20:57 ID:wNYDw+hL
GJ ここでも入根という呼称が
344名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 16:46:43 ID:W8X5cZfk
>>342
さすが竹山汚い
Gj!!
345名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 22:08:37 ID:L3wldIAL
竹山のくせに3Pなんて生意気だぞ!
と思って読んだが結構アリなんじゃないかと思わされてしまった
キャラの使い方がうまいな
346名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 03:46:15 ID:mXbefU0m
日向はユイとくっついたけど、実はゆりっぺは憎からず日向を想ってて、卒業の前に一度だけ夜の会話があったと妄想したい
347名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 11:37:40 ID:qUDhf+1x
>>346

「ゆりっぺ!」
「……日向君」
「明日で終わりだな……お疲れさん、ゆりっぺ」
「……なによ。三日三晩眠り続けてた人にお疲れさん?」
「おいおい……じゃあ、あれだ」
「なによ」
「今まで、お疲れさん。なんだかんだいってお前には感謝してるよ」
「日向君……うん。あたしも……」
「ん?」
「あたしも、あなたに感謝してる。あなたに出会えて本当によかった」
「……うん」
「お別れ、なんだね」
「ああ。でも、きっと来世で再会……」
「やだ!!」
「へ?」
「やだ、やだやだ! だめだもん! だ、だめよ、そんなの……あたしは……あたしは……」
「ゆ、ゆりっぺ……?」
「……日向君。最後のオペレーション、聞いてくれる?」
「……なんだよ」
「あたしを抱いて。今だけでいい……あたしを、あなたの女にしてほしい」
「……」
「……ごめんなさい。今のは忘れ……」
「保健室って、まだ使えるよな」
「!!」
「……一晩なんだ。あんまり時間もない。いくぞ、ゆり」
「う、うん!」

誰かエロ書ける人あとは任せた。
348名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 12:28:56 ID:mXbefU0m
>>347
来世では野田を交えて四角関係になりそうだなw
349名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 13:04:35 ID:M3wqj7iY
SSS女子部では、もしもの場合に備えて護身術の訓練をすることになった
とりあえず椎名を講師にしてみたものの、体さばきが高度過ぎて、誰の参考にもならない
ゆり「もっとフツーの女の子にできるやつない?」
岩沢「あたし、タックルならできる」
ゆり「それでいいわ。じゃ音無くん、暴漢役ね」
音無「えっ俺?」
女子メンバー全員ににきゃあきゃあ喚きながらタックルされまくる音無
ベッドに押し倒された音無に馬乗りになるうちに、いつしか皆に妙なスイッチが入って…
350名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 15:54:08 ID:PnPry40x
>>347
日向ぁ、ユイが戻ってきちゃうぞw
351名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 22:35:53 ID:r0/mS+6w
>>349
はよせい

今の季節は寒すぎる
352名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 23:32:46 ID:X/HSQRsD
>>349
音無危なぁああい
その役は俺と代われ!
353名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 01:47:16 ID:ZVINqnsU
>>346-347
ゆり「これで忘れるから…思い出にするから!」
一度だけの過ちって感じだな
音無より日向のほうが女難に遭いそうだw
354名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 07:52:22 ID:9hxjr+0N
来世は日向とゆりっぺが幼なじみである日二人で野球してた時にゆりっぺがホームラン打って窓ガラス割って
何故か日向が軽い球投げるからみたいに華麗に日向に責任転嫁して日向が謝りにいってユイと会って三人つるみ始めるといった感じの来世になると思うんだ
355名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 09:14:40 ID:HwwzSXpc
>>353
確かにその言葉通りになった事はないよね
忘れてくれるどころか思い出にすらしてくれない
356名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 16:31:19 ID:7TDweq0Z
日向は友情と恋情の線引きをはっきり出来る男に思えるがなぁ
ハーレム的な図ならやはり音無で見たい
357名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 20:10:12 ID:cZaQYwni
誰が誰とくっつくかがわからんからなぁ
エロゲに期待するのみ
358名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 23:12:00 ID:yTtveTGd
日向とゆりとユイで三角関係を望むレスを見る度に日向はどれほど薄っぺらい人間だと思われてるんだと思う

素直にゆりに告白してればこんな風に思われずにすんだのに
ホントひなユイってクソだよな
359名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 23:57:00 ID:TpnxCEGf
なんでもいいからSS書けよ
超エロすな奴
360名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 01:40:04 ID:E30IEOiT
野田→ゆり→日向←→ユイ
こんな感じじゃね?
ただ、ゆりっぺは気持ちに気付くのが遅かった、と普通に身を引きそうだが
日向も野田の気持ちを知ってるから手を出さないだろう
361名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 16:54:12 ID:XT1bL8Oh
かなでが旅立ったあとも、しばらくひとりであの世界で過ごしたせいか、けっきょく音無が転生したのはみんなよりあとになった。
小学校にあがったころ、ガルデモのみんなに再会した。彼女たちは高校生になっていた。
「きゃー─みてみてみゆきち、あの男の子チョーかわいい!!」と金髪ロングのおねぇさんがはしゃぎながらこっちを指差す。
「どれどれ… ホントだしおりん、マジかわいい」そばにいた水色の長い髪のおねぇさんが答えた。
「おめーらガキ相手にいーかげんにしろよなー …って僕、けっこーいい男じゃん!」いちばん背が高くていちばんおっぱいのデカいひとが言った。
「ひさ子までナニ言ってんだよ… んん〜?」赤い髪をしたおねえさんが、同じように赤い目でまじまじとこっちのカオを見つめる。
「…こいつ見てっと、なんか音無思い出さね?」
「似てる似てる!」金髪ロング。
「ほんとだー、ひょっとして音無の生まれ変わりじゃない?」水色の髪のひと。
「僕、おねぇさんたちと生まれる前に会ったことがある気がします… ようどうぶたいでえんそうしてたひとたちですよね?」
「やっぱり音無だーッ!」「わーいっ」関根さんと入江さんに抱っこされた。
「ねえ僕、お姉さんたちと遊ばない?」ひさ子さんがぎゅっと抱きついてきて言った。デカいおっぱいが音無の顔に押し付けられる。
「ひさ子、小房を逆ナンはちょっと…」岩沢さんはあきれたようすだった。
「なに言ってんだよ、こうして生まれ変わって無事この世で再開できたんだ。パァーっとお祝いしなきゃ」ひさ子さんが言った。
こうして音無は、小学生になったばかりで、姉の初音とはべつに四人のセフレができたのだった。
362名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 18:07:18 ID:hncxtiQu
音無ぶち◯す

その前に4人とのプレイ内容をkwsk
363名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 18:22:01 ID:iR+p/OGF
angel beatsの世界観だと記憶引き継いだら失敗なんじゃないかといつも思う。
36450:2010/12/09(木) 22:27:57 ID:Ofo7T5Sn
岩沢さん分が足りない
365名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 23:25:17 ID:oXYdrSXk
>>341-342
関根?ってこういうキャラだったのか
366名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 18:50:42 ID:WlQvDrxl
音岩が足りない
....音ひさでもいいけど
367名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 19:14:20 ID:JdnxSolr
藤ひさも足りない
368名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 20:14:09 ID:onlfBcna
ひさ子「じゃあ逝くか」
入江「うん…」
関根「…」
遊佐「待ってください皆さん、どーせならみんなでオトコと一発ヤッてから逝きません?」
ひさ子「…は?」
関根「それもそーだな!」
ひさ子「えっ… えっ?」
入江「処女のまま逝くってのもなーんか侘びしいもんね」
ひさ子「ちょっ、おま」
遊佐「準備はどうですか、椎名さん?」
椎名「案ずるな… もう身柄は確保してある」
音無「ムグムグ(かなでぇーたすけてくれーっ)」
369名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 23:30:37 ID:jlK3yj5H
>>368
ひさ子が乗り気じゃ無いのは俺に操を立てているからだな
370名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 19:45:36 ID:6Y4i1Oux
>>369
藤巻乙

・捏造岩沢アフター
・岩沢と音無オンリー。音岩分補充。

 転生して十六年、記憶を取り戻して三年。
 俺は誰とも再会することなく、今の高校に進学していた。

 音楽室。その前でふと立ち止まる。聞きなれたアコースティックギターの音が、俺の足を停止させていた。

 「my……song? そんな、まさか……」

 開けたドアから聞こえてくる声。
 愛した人の、歌声。
 この歌を歌えるのは、この声で歌えるのは。
 前世を含めたこの世界に一人しかいない。

 ドアを開け、その姿が目に入る。

 耳の下まで伸びた赤い髪。強い意志を感じる真紅の瞳。
 華奢で、それでも力強さを感じるしなやか身体に、黒を基調としたセーラー服が良く似合っていた。

 「……岩沢」

 そしてなにより、机の上に腰掛け、組んだ足の上に乗せられたアコースティックギター。
 彼女以上に、アコースティックギターが似合う女を、俺はしらない。

 「音無……待ちくたびれたぞ、馬鹿」

 my songを弾いていたからもしやと思ったが――彼女は、俺と同じであの世界での記憶をもっていた。

 「悪かった……」

 座っている彼女を抱えたギターごと抱きしめた。
 今度こそ、お前を幸せにしてみせる。
 この腕はもう、お前を放さない。

 「うん……許して、あげる」

 そんな俺の想いは、どうにかこうにか伝わったようで。
 返事と同時、触れるような口づけが交わされた。

 Fin.
371名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 20:12:29 ID:KSeVMkVh
天使ちゃん「あの泥棒猫……ギリギリ」
372名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:30:44 ID:zRlk+WFa
>>370
そろそろ本格的に寒くなってきたから早く服着させてくれ
373名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:44:28 ID:okC/yjBp
>>347の続きを勝手に書いてしまいました。
今からあげます
374名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:45:26 ID:okC/yjBp

「ゆりっぺ・・・本当にいいのか?」
「うん、貴方がいいの。ううん・・・貴方じゃなきゃ駄目なの、日向くん・・・」

静まり返った保健室。
電気が消えていて、月の光だけが唯一の明かりだった。

「・・・・・じゃあ」

月の明かりをバックに制服に手をかけるゆりっぺ。
赤く染まった頬がまるで自分は初めてだ、と告げているようだった。
俺は手を出すことも、動くこともできず、ゆりっぺが一人脱いでいくのをただ見つめているだけだった。
ゆっくりと制服を全て脱ぎ、下着状態。
ピンク色の可愛い下着がゆりっぺにはあまり似合っていなかった。
そしてブラジャーに手をかける。
ホックを外した瞬間胸が若干揺れる。その動作に俺の胸も揺れた。
そして、最後の一枚にゆりっぺが手にかける。
ごくり、と生唾を飲むのと同時にゆりっぺが下着を下ろした。
凄く恥ずかしそうにゆりっぺが体を上げる。
そして・・・・本当に何も身につけていない状態のゆりっぺが俺の目の前にいた。
375名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:45:49 ID:okC/yjBp
綺麗、だった・・・。

服の上からでもスタイルが良いことは分かっていたが勿論全裸で直視するのは初めて。
月の光に照らされ、ゆりっぺの白い肌が一層輝いて見える。

「ジ、ジロジロ見ないで・・・・は、恥ずかしいから・・・・」

何も言わずにじっと見ていた俺の視線を恥ずかしがり自分の両手で体を隠す。
何故か胸を隠したため女の大事な部分は丸見えであったが。

「そんなことない・・・すっごく綺麗だ、ゆりっぺ・・」
「日向くん・・・・」

ゆりっぺに一歩近づき、両腕を解く。
間近で女の裸を見るのは初めてだった。
その体は・・・今まで激しい戦いを乗り越えてきたものとは思えないほど華奢で、小さくて、女の子・・・だった。

「日向くん?・・・きゃっ!」

つい我慢できずにそのまま裸のゆりっぺをベッドに押し倒した。
月の光でも綺麗だったが、白いシーツの上でもゆりっぺの体は綺麗だった。

「あ・・!悪い、俺、つい・・」
「ううん・・・・違うの、ちょっとびっくりしちゃっただけ。・・・・・・ねぇ、日向くん・・・始めましょ?最後の・・・最後のオペレーションを・・・」
「・・・・・あぁ」
 
そのゆりっぺの声は、少し涙声だった。
それを慰めるわけでも、なだめるためでもなく俺は・・・ゆりっぺの唇にキスをした。
376名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:46:24 ID:okC/yjBp
「んんっ・・・はっ・・・・ああっ・・・」

膝裏を掴み、ゆりっぺの秘部を自分の長い指でいじる。
その指を動かすたびにゆりの体が揺れ動き、気持ちよさそうに喘いでいる。

「ゆりっぺ・・・ここ、気持ちいいか・・・?」
「あっ・・・・うん、う・・・きもちいっ・・・・あんっ・・・・気持ちいいわっ・・・・・!」

指の動きを止めないまま問うと、恥ずかしそうにしながらも答えてくれる。
その素直に自分の感情を伝えてくれるゆりっぺが愛しくて、愛しくて

もっと、苛めたくなってしまう。

「ひなたく・・・・・・・・?・・・・・っ!ああんっ・・・!あっ・・・・!はぁっ・・・・!!!」

指を引き抜き、ゆりっぺが不思議そうにしたのを確認した直後、俺はゆりっぺの両膝を掴み、その脚の間へと顔を近づけ、舌を、伸ばした。

「んんんっ・・・・!・・・あっ・・・・!ひな・・・・あっん・・・・・!」

指でのときよりずっと激しい水音が保険室内に響き渡る。
俺の舌で、ピチャ、グチュ、と音を立てるたびにゆりっぺは気持ちよさそうに喘ぐ。

「ああーーーっ!あんっ・・・!ひな、たく・・・あたしっ・・・・もっ・・・イっちゃ・・・!」
「あぁ、イっていいぜ?ゆりっぺ・・・」

追い討ちをかけるように、激しく舌を動かした。

「ふわあっ・・ああーーーーーっ!!!!」

イってしまった後、ゆりっぺはぐったりとしていた。
俺は一度舌を秘部から出し、両膝を離す。そしてゆりっぺの姿を見る。
身体全体の力が抜けたようにぐったりしている。
だが、息苦しそうに肩で呼吸している。
その姿を見ただけで、俺は・・・。

「ひなたく・・・ん・・・・・。私どうだっったかしら・・・・・」
「あぁ、すっごく可愛く啼いてたぜ?」

少しいじわる風に言ってみる。
その「可愛い」という言葉にゆりっぺが反応し、またしても顔を真っ赤にした。

「なっ・・・可愛いだなんて・・・・っ・・そんなのある筈・・・・・」
「え〜?すっごく可愛かったけどなあ〜?」

ニヤニヤとゆりっぺに追い討ちをかける。
いつもと違った反応が新鮮でどんどん苛めたくなってしまう。
377名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:46:55 ID:okC/yjBp
「も、もう!日向くん!」

そして、いつものような怒った顔。
いや、いつもと違う。
照れ隠しの、顔だ。
凄く、凄く新鮮だった。

「・・・・もう!あ、あたしばっかりズルい・・・・え、えい!」
「なっ・・!」

ゆりっぺはいきなり起き上がり、俺のズボンのチャックに手をかけた。
多分、反撃、なのだろう。

「あたしばっかりこんな恥ずかしい思い、ズルいわ、貴方にも恥ずかしい思いを・・・・っ」

チャックを下ろした瞬間、俺の自身が顔を出した。
ゆりっぺの姿や声を聞いていたせいで、俺自身はもう硬く、大きく、上向いていた。

「なっ・・・あ・・・・・・」

予想外だった、というような表情でゆりっぺは固まっている。

「な、なんだよ・・・仕方ねーだろ・・・ゆりっぺの姿見てたら・・・こんなんになっちまったんだから・・・」
「え・・・あ・・・・・・・っ・・・・な、なら・・・」
「!?」

固まって動けなかった筈のゆりっぺがいきなり俺自身を握りだした。
そしてその手を上下に動かしだす。

「な、・・ゆ、ゆりっぺ・・・!何を・・・!」
「言ったでしょ・・・!あ、あなたにも恥ずかしい思いをさせてあげるって・・・・・!!!」

一度言ってしまったのだからもう引き下がれない、という意地らしきものが働いているらしい。
ゆりっぺは恥ずかしいながらも必死で手を上下に動かす。
だが、それだけでは俺もイけなかった。

「う〜〜〜・・・・こ、こうなったら・・・・もう!・・・んっぐ・・」
「ゆり・・っぺ・・・!?」

俺がしたように、手の後に口・・・といったようにゆりっぺはいきなり俺自身を口に含んだ。

「ふむっ・・・んぐ、ぐっ・・・・かたっ・・・・」
「くっ・・・・・・・!ゆ、ゆりっぺ・・・・・・」

そして、舌を使って舐めだす。
密かな水音が聞こえ出した。
さっきとは違った、激しい音だった。

「・・・・んっ・・・・はっ・・・・」

そして、そのまま顔を上下に動かしだした。
口に全ては収まらなかったものの、俺自身はどんどん濡れていった。
凄く、気持ちよかった。
上手とか下手とかじゃなく、ゆりっぺが必死になって俺をくわえている・・・濡らしている・・・そう考えているとどんどん興奮してきた。
378名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:47:16 ID:okC/yjBp

「はっ・・・ゆりっぺ・・・俺・・・」
「んぐっ・・・・ん・・・ひは・・・ひははふ・・・・・んっ・・・・んんっ!!」

そして、そうしている内に俺は自身をゆりっぺの口の中で解放してしまった。
自分の精液がゆりっぺの口の中に入っていくような感じ、音がした。

「あ、・・・ゆりっぺ、悪い!!」
「んっ・・・んぐ・・・・・・・・・・・っごほっ・・・げほっ・・・・はっ・・・あ・・・」
「なっ・・・お前!の、の・・・」
「えへ・・・けほっ・・・・の、飲んじゃった・・・・」

ゆっくりと喉を通る大きな音が聞こえてきた。
その、ゆりっぺの大胆とし言い様のない行為に俺は脅かされてしまった。

「お、お前〜〜・・・・。苦かっただろ?平気なのか・・・?」
「ぜ、全然平気なんじゃないわよっ!だ、だけどっ・・・貴方のだったから・・・飲んであげたくなっちゃって・・・」

またまた顔を赤くするゆりっぺ。
その、大胆行為の後の大胆台詞。
ついつい俺まで真っ赤になってしまった。

「ふふ・・・これで貴方も恥ずかしいおもいっ・・!」
「あぁ、すっげぇ恥ずかしかったぜ?・・・じゃぁ、またゆりっぺの番だよ、な?」

起き上がっていたゆりっぺ身体をもう一度押し倒す。
そして、耳元で、精一杯甘い声で呟いてみる。
それは成功だった。
見る見るうちに赤くなっていくゆりっぺを見ることができた。

「・・・・・それって、つ、つまり・・・・・」
「あぁ、いいんだよな?」
「えぇ・・・・・・・貴方の・・・女に、して」

最後に、キスをした。
その唇は、柔らかかった。
女の子の、ものだったのだから・・・・・。
379名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:48:04 ID:okC/yjBp
「ゆり、っぺ・・・・・・挿れる、からな」
「えぇ・・・」

さっきとは大違いで、俺たちは落ち着いていた。
きっと、これが最初で最後なことを痛いほど分かっていたから・・・。

自分自身をゆりっぺの秘部に当てる。
その瞬間。ぴくりとゆりっぺが反応したのを見て、俺はそのまま、ゆっくりと埋め込んでいった。

「ああっ!?あっ・・・!痛いっ・・・・・!痛いようっ!!!!」
「ゆ、ゆりっぺ・・・俺の、俺の背中に・・・手を回せ・・・!」

そう言うと、ゆりっぺはいっぱいいっぱいの状態で俺の背中に絡みついた。
若干、爪が食い込んで痛かったが、仕方ないと思い、行為を続ける。

「ふうっ・・・ぐっ・・・痛っ・・・!う・・・あっ・・・・・ああっ・・・!・・っ!ひなたくっ・・・・気持ちいいわっ・・・ああっ!」
「ゆりっぺ・・・俺も気持ちいいよ・・・!」

そのゆりっぺの喘ぎ声があまりにもエロすぎて俺は我慢できず、少しずつ、激しくピストンを繰り返す。
その度にゆりっぺは少し痛そうにし、同時に気持ちよさそうにした。

「ああっん!あっ!・・・あっ!ひあっ!あっ・・・・ああっ!!つ、つなが・・・て、る・・・あたし・・・・・ひな、たくと・・・・つながって・・・・るぅ・・」
「ああ・・・・っ・・ぐっ・・・・」

締め付けにたえているとゆりっぺが言葉を話し出す。
その言葉は、女が好きな男との行為を喜んでいる言葉であると同時に、俺たちにとっては少し悲しい言葉だったのかもしれない・・・。
だけど、俺はそんなことも気にしていられずにどんどん自分の快楽のため腰を動かしていった。
ゆりっぺの秘部から流れている血にも気づかぬまま。
380名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:48:50 ID:okC/yjBp
「んーーっ・・・!・・・・あっ・・・・!はぁ・・ひな、ひ・・・・・・く・・・・うう・・・」
「ゆりっぺ・・・・ゆりっぺ・・・・・・」
「あっ・・・・やだ、・・・ゆりって・・・あっ・・・・ゆりって呼んで・・・んっ・・・・・・・・・ゆりって呼んでよう・・・・!」
「ゆり・・・・・!好きだ、ゆり!」
「・・・・・っ!?」

愛を叫びながら身体を動かしていく。
ゆり、これは俺の女の名前。
一番、一番愛しいやつの名前なんだ・・・・。

「はっ・・・・俺、もう・・・・も・・・・ゆり・・・」
「う、ん・・・あたしもっ・・・・あっ・・・・だから・・・なか・・・に、だしてえっ!」

トドメとばかりに、俺は今日一番激しく腰を動かした。
そして、一番奥に自分自身が当たった時、俺は、ゆりの中に、今度はゆりの女の部分に自身を解放した。




『せーんぱいっ!』




(ユイ・・・・・・・)

「ひやあっ・・・・!ああああっ・・・ああああああーーーーーーー!!!!!」
「ゆ、・・・・・り・・」

ゆりもイったのを確認すると俺はゆっくりとゆりの中から自分を引き抜いた。
同時に白い精液と、赤い血が流れ出した。

「ふっ・・・う・・・・・はあ・・・はあ・・・・・・・ひなたくん、キス、して?」

可愛い、可愛い女の子のお願いだった。
そう、俺の、俺の女の・・・可愛いお願い。

「んっ・・・ゆり・・・」
「んっ・・・・・ひなた、くん」

そのキスを最後に、ゆりは気を失った。


「ユイ・・・・・・・ごめん・・・な・・・・・・・・・・・・・・・・」
381名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:52:39 ID:okC/yjBp
「日向くん!いつまで寝ているつもり!?」
「んがあっ!」

顔面チョップで目を覚ました。痛かった。最悪な目覚ましだ・・・・。

何度か瞬きして周囲を見渡す。
保健室。
そこで寝ている俺と隣で座っている制服姿の・・・・・ゆり。

「ゆり・・・・・」
「あら?どうしたの?親の名前だから呼び捨てしたくないって言ってたじゃない」
「あっ・・・あぁ、そうだな・・・・ゆりっぺ・・・」

本当に、あの夜、だけだったんだな。
今目の前にいるのは、俺の女じゃないんだな・・・・。

「ほら、さっさと着替えなさい?音無くんたちが待っているわ!」

そう、普通に気の強そうに言うとゆりっぺは立ち上がった。
そのとき、少しよろけたのを見て、俺は罪悪感に襲われた。
あんなことしたのに・・・俺、責任とってやれないんだもんな・・・。

「あのさ、ゆり」
「だからいきなりどうしたのよ。もう、さっさと着替えてよ!今出て行ってあげるから!」
「あい・・・・してた・・・・」

俺の口から出てきたのは、その言葉だった。
最低だ、俺。
ゆりも、ユイのことも両方傷つけたんだな・・・・。
382名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:53:08 ID:okC/yjBp

「なによ・・・・っなによっ・・・・!」

その言葉を聞いてゆりは振りむいた。
その表情は・・・勿論涙。

「あたしなんてっ!!・・・愛しているわよ!!!!」

あの夜、とは違った涙。

「もし・・・・もし生まれ変わって・・・・・・・・・貴方に出会えたら・・・次こそはきっと・・・・・・・・・貴方を・・・・」

そこまで言ってゆりは・・・下を向いた。
涙が、ポタポタと・・・・床に落ちていった。
その言葉にも、涙にも俺は何も返せぬまま・・・・。


俺は・・・ゆりが好きだったんだろうな・・・・。
けど、ユイと楽しんでいるうちにユイを好きになり、結婚してやんよって・・・約束して・・・ゆりを抱いて・・・。

あぁ、きっとずっと俺は、ゆりへの気持ちを諦めていたんだ。
ずっと好きだったのに・・・・。
ずっと両思いだったのに・・・・お互い叶うはずないって・・・・諦めて・・・・・。

馬鹿だな、俺。大馬鹿だ。

だって、俺、今



目の前で泣いているゆりが、こんなにも愛しい・・・・。





-------------最後のオペレーション(日向×ゆり)
383名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:55:23 ID:okC/yjBp
エロはこれを入れて2回しか書いたことなかったので、下手くそだったでしょうがご了承ください。
そして>>347さん。勝手に書いてすみませんした(´・ω・)

そして捏造小説すみません。でも読んでくださりありがとうございました。
384名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 22:28:06 ID:nv3uB2HB
やべぇ……泣いた
ただゆり目線ではなくユイの立場になって読んじまったGJ
385名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 22:28:20 ID:6Y4i1Oux
>>383
>>347です。GJ。マジGJ。ニヤニヤが止まらんかった。
386椎名流ユイの慰め方:2010/12/11(土) 23:42:05 ID:581eH+4k
やっぱりあたしをもらってくれる人なんていなかったんだよね・・・。
ひなっち先輩にふさわしいのは付き合いの長いゆり先輩か、一線を越えた親友の音無先輩だってみんな思ってる。
何もできないあたしなんて・・・

「どうした小娘。」
「椎名っち先輩」
「せっかくみんなと再会できたというのにお前だけ暗い顔だな。私はそんな顔が見たくて再会させたわけではないぞ。」
「なんでもないです。もう逝きますね。」
「待て」
「なんですか?」
「私でよければ慰めてやろう。」
「いや、ぶっちゃけあたしを不幸のどん底に突き落とした人に慰めるとか言われても。」
「遠慮するな。ほら、撫でてやる。」
「いいです。って普通こういう時は顎の下じゃなくて頭撫でませんかね。」
「そうか、お前見てたらこっちの方があってる気がしてな。」
「アホですね。
先輩はあたしになんの怨みがあってひなっち先輩をホモ野郎にしちゃったんですか」
「大人の事情というやつだ。」
「そうですか、ではしかたないですね。
もうどうでもよくなったので逝きます。それでは」
「待て」
「今度はなんですか?」
「ほら、どて煮だ。」
387名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 23:43:46 ID:581eH+4k
「は?」
「腹が減っては満足に逝けぬだろう。私の奢りだ、食って逝け。」
「ていうか今どっから出したんですか。
まあいいや、いただきます。」

「ごちそうさまでした。」
「いい食いっぷりだったぞ。」
「そうですか。なんだか元気出てきたかな。」
「よかったな。」
「じゃあ今度こそほんとに逝きますね。
次生まれる時は元気な体でいられたらいいな・・・。」
「そうなるといいな。」
「先輩もそう願ってくれますか?」
「ああ。」
「ありがとうございます。
ってなんであたしの首根っこ掴んでるんですか?」
「風呂行くぞ。」
「なぜ?」
「嫌なことは水に流して忘れるというやつだ。洗ってやるから来い。」
「セクハラかぁ!アホですね!」
「元気になったな。」
「あ・・・。」
「お前はその方が合ってるぞ。」
「そのために色々してくれたんですか?先輩ってほんとにアホですね。」
「まあな。」
「でもお風呂には行くんですね。」
「女同士裸の付き合いもいいだろう。」
「いいですけど、いい加減首根っこ放してくれませんか。」



うん駄作
388名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 00:24:09 ID:5DWs7FXb
>>347>>382もGJ!
389名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 00:52:06 ID:OfOHBpug
てす
390名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 01:42:24 ID:OfOHBpug
椎名×ユイ

〜とある日〜
ユイは日向を待ち伏せして驚かせようと校長室に忍び足で入ろうとしていた
…しかし、すでに先客がおり。そこには座り込んでいる椎名の姿が…。
「あのぉ?椎名先輩、何してるんですか?」
「!?」バッ
「あっ!なんか隠した!」
「あ…、あさはかなり!」
「あ!犬のぬいぐるみじゃないですかそれ!…あれ?ヒモがとれてる、もしかして…壊れちゃったんですか?」
「コクッ」
「どれどれ〜…!?」
(あっ、俯いた椎名先輩いい匂いだなぁ、しかもうなじも綺麗…)
「ペロッ」
「ひゃっ!?」
小悪魔みたいな舐め方で椎名の首筋を舐める
「何をする!や…やめろ!…あっ」
−続く−
391名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 01:43:10 ID:OfOHBpug
椎名×ユイ 続き
「ひっ…あっ…」
「可愛いでぇふぅね」

椎名の首筋を舐めながら喋るユイ

「もっと椎名先輩の可愛いところみたいです」

「何をする…気だ」
ユイの右手の指先がするするっと椎名の胸元へ入っていく
「だ‥ダメだそこは」
「私、ガルデモでギターやってるから指先は器用なんですよ、どうです気持ちいいですか椎名先輩?」
「く…ああっ!あんっ」
「こっちもどうですかね?」
スカートに左手を…

−続く−
392名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 14:36:53 ID:xT8oc3Ek
>>391
脱いでしまったぞ、さあ早く

しかし椎名さんとユイにゃんのカプって人気あるのな
393名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 15:07:56 ID:OfOHBpug
全裸待機乙!
(・∀・)つ□椎名×ユイ
−続き−
ユイの左手がスカートへそして椎名の敏感な場所へパンティーの隙間から刺激を与える
くちゅくちゃ
「ぁ…はぁ…あッ」
くちゅくちゅ
「もうトロトロですね!もっと激しくしますか?」

「あ‥それ以上したら…だめだユイッ逝ってしまう!」

「気持ちいいんですね?じゃあ、成仏できるくらい気持ちよくしてあげますよ、ほらっほらっ」

一層指の動きが激しくなったと同時だった
「あっあああああぁぁあ!」
グッタリ
「…逝っちゃいましたねじゃあ、私はそろそろ日向っち先輩のところへ…って…え!?」

ガシッとユイの左手を掴むのは椎名の手…
「次は私の番だユイ!」
「ふ、ッふにゃあ?!」

−続く−
394名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 16:48:01 ID:OfOHBpug
椎名×ユイ−続き−

「今度は私の番だ!ユイ、お前と私の制服を交換してみないか?」

「えっ!椎名先輩そんな趣味があったんですか?…今度から椎名先輩を普通の目で見れないですよッ!」

「違う!可愛い物を愛でる気持ちは至極当然だ、しかし、可愛いものを愛でるならまずは形からということだ!」

「難しいことは解んないけどそんなものなんですか?」

「無論!」

「じゃあ、着替えますか?」
(ぬぎぬぎ)




(って、なんじゃこりゃあ!椎名先輩ツインテ、足のバンド可愛いすぎ!そして小悪魔の尻尾!制服も私のサイズだからちっちゃいし胸が胸がッ!おへそ見えてるしエロい!鼻血でそうッす!あんた可愛いよ!)

「なんか胸がキツいしおへそがスースーするな…」
「それ私に対する当てつけですかッ!」

−続く−
連投のためネタが尽きてき(ry
次の少し考えてきますね
395名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 18:57:26 ID:P+wmIyo7
音無がSSSに入ってから、岩沢という娘と何度か話すうちにすっかり仲良くなった。
一見無口でクールにみえる彼女だったが、打ち解けてみると気さくな性格で、生きているうちはミュージシャン志望だったとか、
中華料理屋でバイトしながら活動資金を貯めてたとか、アル中の親父にビール瓶で頭をブン殴られて口利けなくなっちゃったとか、
昔話をしているうちに性の悩みだとか、そんなアダルトな話もするようになった。
アダルトといっても生きてた頃からずっと処女のまんまだとか、死んでからもここじゃ出会いが無いとか、そんな他愛も無い話だったが、
経験のない同士でエッチ話で盛り上がっているうちに、じゃあ二人でちゃっちゃと済ましちゃおうかという話になった。
「音無って天使と仲いいんだよね?」
「でも、まだ付き合うかどうかわかんないし… そっちこそ、知り合いとこんな風に遊んだら、後々グループ内でこじれたりとかして
めんどくさくない?」
「ん… それはそれで歌のネタになって面白いかも」
脱がせてみると岩沢は、スリムな身体つきのわりに大きくかたちの良い胸をしていて、色が白く、乳首もちいさく薄いピンク色をしていた。
くびれた腰から、長い脚にかけてのラインが美しかった。
「お前、綺麗なおっぱいしてんな」
「ひさ子に比べるとちっせぇけどな」
アソコは幼女のようにぴったりと閉じていて、広げると薄いピンクのひだひだが見えた。
「恥ずかしい…」
顔を真っ赤にしてうつむいている彼女のあごに手をかけ、うえを向かせて唇を重ねる。
胸を揉みしだいていると、岩沢の舌が次第に、こちらに絡んでくるようになった。
死んでるのに、こうして原始的な本能に身を任せていることが、音無にはとても奇妙な感じだった。
でも、目の前の肉体の感触はなにもかも忘れるくらい気持ちが良かった。
396名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 21:16:47 ID:PXqwN87f
最近投下多過ぎて幸せだww

みんなGJ!
397名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 22:39:28 ID:QOhlTBh9
>>382
個人的にかなり理想的なひなゆりだ
398名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 23:53:29 ID:TNVW75bl
11話見ると公式カプはやっぱひなゆりだよな…
ユイに同情告白したばっかりに…
ユイさえいなければ、ユイさえいなければなぁ…
可哀相なひなゆり
399名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 00:31:42 ID:1qILK8id
11話は良かった
400名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 00:37:13 ID:ao4Tv2zN
両方好きな人だっているさ
少なくとも俺はひなゆりもひなユイも好きだ
401名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 09:51:11 ID:uSoCiKIx
マージャン中の会話
藤巻「男なら一度は不二子ちゃんを抱きたいって思ったことがあるよな」
五段「あるある」
ひさ子「なんの話だよw」
T.K.「オーウ、ジャパニーズ・セクースシンボゥー、辛抱タマリマセン」
五段「オトコはみ〜んなオッパイ星人だからな」
藤巻「おっぱい! おっぱい!」
T.K.「オパーイ! オパーイ!」
ひさ子「なんなんだよ〜 わけわかんねぇよ///」
藤巻「ひさ子はさしずめ、ロック界のセックスシンボルってとこかな」
五段「セクシーギタリスト」
T.K.「イエ〜イ、神に祝福サレタボディー、エブリバディー・ナイスバディ!」
ひさ子「よっ、よせやい///」
藤巻「ひさ子それロン」
ひさ子「へっ? …あっ!! しし、しまったぁ〜」
T.K.「ハバ・ナイスバディ?」
402名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 10:18:13 ID:uSoCiKIx
マージャン中の会話
藤巻「こないだはひさ子のせいで、俺たち全員スッカラカンにされたぜ」
T.K「スッカラカンのカラッケツ」
ひさ子「えへっ、ど〜もゴチでした」
五段「でかいおっぱいに免じて許す」
ひさ子「なんなんだよそれ!」
藤巻「ひさ子とマージャンした後って、キレイさっぱり何かを出し切った感覚だよな」
五段「うむ、一滴残らず絞り取られたというか」
ひさ子「それなんかエロくない?///」
藤巻「何かを出し切ったはずなのに、部屋に帰ってからデカいおっぱいのこと思い出して、
そのうえ更にべつの何かを出してしまったりすんだよなあ」
五段「そうそう、そしてそんな自分につい感心してしまったりな」
ひさ子「なっ、ななな///」
403名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 13:23:07 ID:uSoCiKIx
マージャン中の会話
藤巻「いまどき高校生にもなって処女捨ててねえ奴なんていねえよなー」
ひさ子「・・・いやあの」
五段「よほどのブスでなきゃ、もう済ませてるだろう」
ひさ子「ブスって…」
藤巻「へっ、すんげーピザデブとか?」
ひさ子「…」(自分のわき腹の肉をつまむ)
T.K.「腋臭が激しくスメルとか?」
ひさ子「くんくん」(そっと自分の腋の匂いを嗅ぐ)
五段「それかメンヘラ地雷女」
ひさ子「メンヘラって…」
T.K.「ロストヴァージン」(指パッチン)
藤巻「高校生になってまだ処女なんて恥ずかしいよなあ、ひさ子?」
ひさ子「う…」
五段「おいおい、こんなグラマーボディでミニスカ穿いてるひさ子が処女のわけないだろう」
ひさ子「あ… 当たり前じゃん」
T.K.「ひさ子、どーみても遊び人」
ひさ子「あ、遊んでないもん…」
藤巻「そーいや大山のヤローが言ってたけど、うちの戦線の女子メンバー、処女率高けーらしーぜ」
ひさ子「!!」(ビクッとする)
五段「そんなわけないだろう、あれだけ美人揃いなのに」
ひさ子「ふ普通じゃない?」
藤巻「なぁ、うちの女子の中だったら誰が簡単にヤらせてくれそう? 誰に声かけたらいい?」
ひさ子「えっと…」


岩沢「なんか最近、対天使作戦本部にいる連中からやたらとナンパされんだけど、なんでかな」
ひさ子「…さ、さあ?」
404名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 13:48:37 ID:1qILK8id
ひさ子かわいいよひさ子
405名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 14:18:46 ID:kQXXx4VE
俺のひさ子が処女じゃないはずがない

ないったらないったらないったら無い
406名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 17:42:25 ID:y6fYKKYJ
女子メンバーの処女率まで知ってる大山さんパネェっす
407名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 20:54:02 ID:vDcmFZYg
大山さんマジぱねぇっす!
408名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 21:27:32 ID:wPZqiYZo
流石はジゴロ大山様
409名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 22:55:32 ID:lCLPmZL9
音岩いこうぜ

....つか、ちょっと思ったんだけど「音ひさ」って見ないよね笑
....ないのかな??
だれか書いてーーー
410名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 23:50:03 ID:WPMmwpw1
>>392
あほのこ同士だから妄想してみて楽しいというのはある
411Last SongでSS 音岩風味:2010/12/14(火) 01:34:59 ID:/1W2arnW
 「ごめん。少しの間待ってもらっていいかな」

 音無の心に呼ばれた気がして、あたしはふと立ち止まった。

 「いつかは大スター。大物ミュージシャン。そんな夢見るよりは、見ないほうがマシだろう
  誰かかわりに追っかけてくれ。俺は一人で無力を抱いているから」

 違うとはわかっていても、やはりそれがどうしてもあたし自身を指す言葉にしか聞こえなかったから。
 嘆きをもらす音無に、あたしはあたしらしく歌で言葉を返していた。

 こいつがこの世界で戦い続けてたことは知っていた。そんな音無が今、兵士として震えていることも。

 だから、そんなお前にも錆びついた弦を叩きつけて歌ってあげるから。
 この雲を割いて、光の指すように。

 「いつかは大発明。ノーベル受賞もん。そんなぼろい夢はとうに捨ててきた。
  隅っこのほうに転がってるから、枯れない程度に水はやってるよ」

 その言葉を聴いて、あたしは妙に安堵した。
 俯いた兵士である音無。
 そんなお前に、いつか降らせて上げたい。心の大地に、潤いを与える恵みの雨を。
 いつの日か風に揺れる黄金の花を一面に咲かすことができるように。

 「一人じゃ眠れない夜もある。直井がいれば八つ当たりして
  それがいけないことだとはわかっている、でもやめられない自分が情けなくて
  こんな自分なんて、いっそ消えてしまえばいいのに」

 音無の言葉は、まるであたし自身の言葉のようだった。
 生きていくのは難しい。二度目の生を手にしたあたしたちだからこそわかることだ。
 だから……かつて仲間だったお前に、この歌を聴いてほしいんだ。

 お前のためにだけ、歌う歌だから。
 少しでも力になれるといいな。

 人は、夢を持っている。そういう意味では、誰もが兵士なのかもしれない。

 音無。お前もそうだろう?
 自信のなさはそのままでいい。お前の存在は、あたしが肯定してやるから。
 ずっと、あたしが信じてあげるから。

 ……ああ。ようやく二人きりになれたな。
 今度は、お前の夢も歌ってくれ。

 Fin.
412名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 21:20:35 ID:IYgcpHbr
ピエロ大山「戦線メンバー?ふふふ、みんな僕の手のひらで踊らされていたのさ」

赤目天使
「ずぶしゅう」

ピエロ大山
「何?…赤目?
はめられたのか…ちくしょう、踊らされていたのはぼくだったってことか…」
413名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 22:10:57 ID:DXqbCrLq
はめ?
414名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 22:57:07 ID:l6hKCqSR
>>413
そこに気づくとはやるな・・・
415名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 21:29:57 ID:/P/8LumQ
>>386
> 「大人の事情というやつだ。」

適当すぎるだろwwww
416名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 21:38:06 ID:yUFRkDOX
>>413
この玄人め…
417名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 12:40:40 ID:XLlizBvz
>>411
直井に八つ当たりで吹いたwwwww
418名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 23:07:00 ID:33JonKGr
http://2d.moe.hm/2d/img/2d37569.jpg
誰かこーいう感じで頼む
419名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 03:35:00 ID:zHDf8dTS
>>418
チンポスタンドはねーよw
420名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 23:48:55 ID:pw2xwXYp
百合(notゆりっぺ)読みたい
421名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 00:07:59 ID:8grwH94Z
>>419
レイプかその直前に音無が助けにくるとかetc...
ん?東京都から電話がきているようだがどうしたんだろう
422名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 00:57:04 ID:kAJmNs2g
このアニメ、グラデの利いたキャラデザがすごくいいね
できればパンチラしてほしかった
423名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 00:42:49 ID:hEJdtSSu
天使「鉄壁のスカート」

音無「ぐぬぬ…」
424名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 00:51:15 ID:s1dY5/1B
天使はどうでもええ
ゆりだよ・・・!大便ヒロインなんて史上初じゃねえか?
425名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 01:11:01 ID:47b89i03
>>424
残念だが・・・割と最近でも●RECの恩田赤という例がある
そうそうあるわけじゃないがゼロってほどでもない
426名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 04:18:15 ID:18LJ5KFF
直井×かなでが萌える
427名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 12:33:02 ID:UPS7XORs
抜け忍椎名の長きにわたる逃亡にも、遂に終止符が打たれようとしていた。
迫りくる三人の追っ手。ゴツいガタイの五段、半裸でいちいち決めポーズをとるタカ、あどけない童顔のヤマ。
「やれやれ、もうあきらめたらどうだ、椎名」「いい加減、観念されるのがよろしいかと」「つーかまえたっと」
「くっ…!!」
「貴様も忍びなら、闇の掟は知っておろう… 首領のゆり様の許しは取ってあろ。その身体、我らの慰みモノにさせてもらうぞ!」
「な… なに!?」
男たちの手が伸びて、忍び装束の下にある、網タイツ性レオタードに包まれたグラマラスなラインがあらわになる。
・ ・ ・ ・
などと真ッ昼間から対天使作戦本部で妄想に耽る椎名さん
大山くん「ね、ねぇ椎名さん? …よだれよだれ」
椎名「へっへっへっ… はっ!?」
428名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 12:50:18 ID:FAPK5vRQ
夢落ちなんてねぇよ・・・!
死にきれねえよっ!!!
429名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 13:05:10 ID:UPS7XORs
遊佐「みなさんこんばんわ、SSS突撃リポーターの遊佐です。今夜は、天上学園女子寮にある秘密の風俗スポット、ガールズバンドソープを体験しにきましたー
なんとここは、現役ミュージシャンの美少女ガールズバンドメンバーと四輪車できるという高級会員制風俗店なんです」
音無「…」
遊佐「どうしました、アシスタント兼カメラマンの音無さん?」
音無「いや… ど〜して俺も一緒に行かなきゃいけないわけ?」
遊佐「だってわたし女ですし」
音無「…は?」
遊佐「殿方でなきゃ体験レポートできないじゃないですか」
音無「…やっぱ帰る!!」
遊佐「岩沢さんひさ子さん、連れて来ましたよ」
岩沢「待ちかねたぜ」
ひさ子「入れよ音無、天国に連れてってやるよ」
音無「おいちょっと」
・ ・ ・ ・
遊佐(ドライヤーで髪を乾かしながら)「どうでしたか音無さん?」
音無「…意識が飛んだ… 何べんも」
遊佐「何やら白いものも何度も飛ばしてたようですが」
音無「…ところで遊佐、お前も混ざってなかった?」
遊佐「わたし、突撃レポーターですから」
音無「あいててて、腰が抜けた…」
遊佐「じゃあちょっとわたしの部屋で休んでいきませんか?」
音無「ああ… 頼むよ」
遊佐「いえいえ…(インカムに向かって)ゆりっぺさん、あとで予定通りわたしの部屋に… 椎名さんも一緒に」
430名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 13:34:22 ID:s1dY5/1B
>425
くわしく・・・聞こうか
431God Bless You 誕生秘話:2010/12/19(日) 14:18:33 ID:Q9xZIjX3
ひさ子「新曲の参考に女性陣の好きな歌手を聞こうと思うんだが……ゆり、お前は生前好きな歌手と書いたか?」
ゆり「GO!GO!7718とか?」
ひさ子「なんか意外だな。遊佐は?」
遊佐「マイナーでご存じないでしょうが……天野月子です」
ひさ子「……すまん、わからん」
岩沢「あの世界観はあたしも好きだな」
ひさ子「あ。やっぱお前はわかるのな。じゃあ……ユイ、お前は?」
ユイ「えーと……BEAT CRUSADERSです」
ひさ子「解散……残念だったな」
ユイ「そういうひさ子さんと岩沢さんは?」
ひさ子「ホルモン」
岩沢「甲本ヒロト。彼は全男子の魂の師匠だよ」
ユイ「いや、岩沢さんはどっからどう見ても女性ですから! 椎名っち先輩は? 誰か好きな歌手とかいます?」
椎名「歌手とは微妙に違うが……吉田兄弟かな」
ユイ「なんか微妙に納得できる!」
ゆり「ちなみにかなでちゃんの好きな歌手は椎名林檎だそうよ。いやー意外よねー」
ユイ「ゆりっぺさん、誰にいってんですか」

音無「で、この会話を元に岩沢が作ったのがGod Bless You、と」
かなで「そうみたいね。ちなみに結弦、あなたの好きな歌手を聞かせてもらってもいい?」
音無「奥田民代」
432名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 17:41:32 ID:R0k6l3iY
>>431
奥田民生ですよ
433名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 19:53:28 ID:UPS7XORs
岩沢「グループ魂」
ひさ子「ピーターフランプトン」
入江「エレクトリックライトオーケストラ」
関根「毒殺テロリスト」
音無「ぜんぶわからん」
434名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 20:16:39 ID:FAPK5vRQ
岩沢「君にジュースを買ってあげるっ!!」
435名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 20:53:41 ID:Q9xZIjX3
岩沢「MintJam」
ひさ子「ジャムプロ」
入江「榊原ゆい」
関根「アリプロ、つうかアリカ様」
かなで「坂本真綾」
ゆり「菅野よう子」
ユイ「妖精帝国」
遊佐「frip side」
椎名「ZUN」
音無「椎名ェ……」
436名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 23:47:33 ID:ctCNEoiF
BEAT CRUSADERS解散とか今初めて知った…
437名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 01:58:50 ID:RtqZ+Ces
>>435
うん、frip sideはいいよねー
438名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 23:36:04 ID:gGHbnhie
ガルデモメンバーでセクロスのとき1番イイ声出すのは誰かな
439名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 23:49:30 ID:+KtMdvZ7
>>438
俺は入江と思う
440名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 08:50:09 ID:wi8jUbfk
>>438
奇遇だな、俺もだ
441名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 08:51:21 ID:wi8jUbfk
間違えた。>>439
442名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 23:13:42 ID:UTOzsJge
>>438
ひさ子だろjk
443名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 23:16:56 ID:yFZy7i6W
ひさ子は声をあげそうになってもぐっとこらえてるとこが可愛い
そこを攻めて攻めて攻めまくるのが面白いって岩沢さんが言ってた
444名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 00:07:26 ID:zgwDdHy5
岩沢さんマジリスペクトっす
445名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 23:28:15 ID:4tTZgNhs
ユイと椎名で百合妄想できる人はいるのに
ユイと岩沢で百合妄想できる人がいないのはなんでなんだろうな
絡みはなくても接点だけなら岩沢のが高いだろうに
ひさ子という絶対的な相方がいるのが大きいのかな
446名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 01:09:50 ID:XmINNYoG
ひさ子のひたいに「まさみ専用」とイタズラ書きする関根
447名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 22:18:21 ID:qvjOMUz4
pixivでも椎名×ユイは椎名が抱きしめてたりユイが乳揉んでたり性的な絡みの絵が何枚かあるけど
岩沢×ユイは一緒にバンドしてるだけの音楽絡みの絵だけだな
448名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 22:24:20 ID:rlg7qz9a
なん・・・だと・・・
449名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 22:53:21 ID:JTUJ0W8r
アナザーエピローグで一人生徒会長してる音無が日々の激務でたまに泣き言いいたくなったとき
ふっと目の前に天使ちゃんが現れたらいいな♪

「ごめんなさい。精一杯生きたんだけど、結弦のいない世界はやっぱり幸せじゃなかったみたい。また、ここに来ちゃった」
とか・・・
450ここから歩き出す、全ての魂へ:2010/12/24(金) 00:53:26 ID:uB74TIh2
「ごめんなさい。精一杯生きたんだけど、結弦のいない世界はやっぱり幸せじゃなかったみたい。また、ここに来ちゃった」

そんな……俺は、夢を見ているのか?
目の前に、SSSの制服を着たかなでがたっていた。


「だから結弦……あの時の言葉。もう一度いって?」

ああ……今でも、あの時交わした会話は思い出せる……

「かなで……愛してる。ずっと……ずっと一緒にいよう」

「……うん」

「消えないでくれ……かなで……!」

限界だった。
かなでの華奢な身体を抱きしめる。

「大丈夫……もう、どこにも行かないから……」

その言葉で、俺は満足してしまったらしい。

……これが、あの日かなで達がたどり着いた場所……

「……結弦」

かすれるような声に答えるものはいない。
立華かなでは静かな足取りで生徒会室を後にした。

後日、一人のNPCがグラウンドに繋がる階段の踊り場で見たこともないセーラー服を発見するのだが。
それはまた。別の話。

十数年後。
メゾンSSSという、アパートに住む曲者揃いの住人を纏め上げる少女の元に、彼女と同級生の夫婦がやってくることになるのだが。
それもまた、別の話。

「ここがメゾンSSSですか?」
「はい……家主の仲村ゆりです」
「今日からここに住むことになりました。音無結弦です」
「妻のかなでです」
「「「よろしくお願いします」」

Fin.
451名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 17:08:32 ID:lKaw8kI4
岩沢&ひさ子に頼まれて部屋まで荷物持ちする音無
ひさ子「サンキュー音無、ついでにお茶でも飲んでく?」
音無「いいの?」
岩沢「いいよ、アッシー君してくれたお礼にこいつの乳好きなだけ揉んでけ」
ひさ子「ちょww何言ってんだよ」
音無「…いいのか?」
ひさ子「いや、真顔で訊くなよ」
音無「くそっ… 揉みたいものも揉めないこんな世の中じゃ」
ひさ子「そんな深刻そうにしなくても… しゃーねーな、揉ましてやんよ」
音無「ホントか!?」
岩沢「ところでさあ… 音無って複数プレイに興味あったりなんかする?」
音無「えっ… えっ?」
・ ・ ・
音無「あ痛たたたッ!!」
ひさ子「女の子にストレッチしてもらうのって気持ちいいだろ?」
岩沢「一人では伸ばしづらい筋肉も、こうやって人の力を借りれば、思う存分ほぐせるんだぜ」
音無「複数プレイって… ストレッチのことだったのかよ?」
ひさ子「なんだと思ってたんだよ?」
岩沢「身体の深いところの筋肉までしっかり伸ばしとかないと、次のオペレーションでケガするぜっ!」
音無「痛い痛いッ!!」
ひさ子「右肩、もうちょっと可動域欲しいなー」
岩沢「あたしが抑えてっからグッといけグッと… 音無ちょっと痛いよー」
音無「!!!!!(声にならない)」
452名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 17:08:52 ID:lKaw8kI4
・ ・ ・
岩沢&ひさ子がシャワーを浴びているあいだ、力尽きた音無が動けずに横たわっていると、
関根&入江ペアが部屋に入ってきた
関根「パシリお疲れっしたー」
音無「パシリゆーな… あ〜肩が痛くて動かせねェー」
入江「どしたのー音無」
音無「身体の隅々まであいつらに揉みほぐされたあげく限界まで引き伸ばされた」
入江「ふふっ、肩揉んであげよっか?」
音無「頼むよ… あー気持ちいいー」
関根「みゆきちだめだめ、こーやって首筋に口をつけてハーッてやるんだよハーッて」
音無「うひゃっ、なんだよ関根? こそばゆいぃっ」
入江「こっこう? ハーッ、ハーッ」
音無「ちょっ入江まで… おっお前ら、おっぱい! おっぱい当たってるって!」
関根「まーまー、お楽しみはこれからだぜいっ」
音無「…なんで俺脱がされてるんですか?」
・ ・ ・
岩沢&ひさ子「おい、関根&入江」
関根&入江「はい…」
ひさ子「あたしらが汗流してるあいだに、なんでこいつが素っ裸でキスマークだらけになってんの?」
岩沢「お前らさー、あたしらより先に手エ出していいと思ってんの?」
関根「手は出してません… 口はつけましたけど」
453名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 19:40:36 ID:b35xktNd
ふぅ・・・。おつ。

いい青春を送りたいのに、学生時代にエロなしなんだよな。
どうするんだろう?学生時代にエッチできなかったのが心残りでプチ生き返りしていたらw
俺みたいな・・・そして今日も一人ぼっち ←余計w
454名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 21:03:31 ID:Qme/snSW
>>450
ぐはっ!
おいらが>>449でちょっと書いたらえらいことになってた!
GJじゃー!!
455名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 23:18:45 ID:/b7H4tgl
大山「ねぇ、藤巻君テーブルロールプレイングしようよ」

藤巻「おい大山またMP999の僧侶でマダンテする気かよ、とんだサディスト野郎だぜ」

大山「藤巻君だってデスノートとか言ってプレイヤー即死させるじゃないか!」

藤巻「うるせぇな、その五月蝿い口を俺の口でふさぐぞ!」

大山「へぇ、藤巻君にそんな度胸があるなんて神様もビックリだよ!」

藤巻「いいんだな?やっちまうぞ!」

大山「し、してみなよ!ほら!」(プルプル)

遊佐「ゆりっぺさん、今まさにBL的展開が」

ゆり「遊佐、暇すぎてBLごっこしてるアホに構うことないわ」

遊佐「あれごっこだったんですか?ハッ…!?私としたことがヨダレを…」

ゆり「…」
456名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 23:59:30 ID:SlDJ0wYd
>>453
直井「さあ僕の目を見ろ」
457名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 09:42:42 ID:w7IUGv7n
ゆりっぺのエロSSは他メンバーより脳内再生が容易なのは何でだろう・・・
458名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 11:32:39 ID:wRTd3Jow
>>457
ゆりっぺに対する書き手の愛、プラスおまいさんの愛
459オペレーション・クリスマス:2010/12/25(土) 13:43:59 ID:pLWTefc2
ゆり「今日はクリスマスよ! みんな、盛り上がっていくわよ!」
遊佐「ゆりっぺさん、お酒はほどほどに」

岩沢「お前ら! あたしの歌を聞け!」
ひさ子「岩沢……それなんか違う気が……」

ユイ「あれ? 椎名っち先輩が二人いる……」
椎名「おい、ユイに酒を飲ませたのは誰だ」

日向「あ、たぶん俺だ」
藤巻「お前何やってんだよ……」
野田「『先輩の酒が飲めないのか!』とかいってたもんな……俺も……限界だ……」
大山「野田君って飲めない人だったんだね」
高松「意外ですね」
TK「Oh……」

ゆり「大人しくーん、盛り上がってるー?」
音無「漢字がちげえよ。遊佐、鍵貸してくれ、こいつ寝かせてくる」
野田「音無! 貴様……どういうつもりぶああああああ!!」
大山「野田君がゲロを……おうぇえええええええ」
高松「な!! お、大山さんまで……」
音無「日向……こいつら任せた」
日向「ああ……早めに戻ってこいよ」

遊佐「音無さん、鍵です。それと……避妊はしてくださいね」
音無「何の話だ!!」
藤巻「音無、据え膳食わぬは何とやらだぜ?」
日向「まあ相手がゆりっぺなら難しいと思うけどな」
TK「MOGERO」

音無「お前ら……まあいいや。いってくる」

翌朝
音無(あれ!? 俺、いつ寝た!? つうかなんで裸!?)
ゆり「あ……お、おはよう。音無君……」
音無「ゆり!?」
ゆり「……昨日はすごかったわね。あ、あたしも気持ちよかったからいいけど……
音無「!?!?!?」
ゆり「は、初めてだったんだからね!! 責任……とって、もらうわよ?」
460名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 14:17:36 ID:XhecbMog
ふう……

メリークリスマス
461名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 14:21:32 ID:SmlOsEY2
>>459
後日後ろからハンドソニックですね、わかります
462名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 15:02:43 ID:DKJsQbwF
>>461
立華「わたしは後ろからいくわ。野田くんは前からお願い」
野田「おうよ!」
463名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 16:09:06 ID:WDUySpC0
ゆりっぺ「第3の欲求を満足してあげるから
好きなだけあたしの毛深いジメジメなマンコを一生懸命舐めなさい。
しかしいれちゃダメだわ。出すならあたしのほっぺにね。」
464名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 17:08:29 ID:DKJsQbwF
「うえっぷ… ぎも゙ぢわるい」
よろけるゆりを支えながら、音無は
(もし急性アルコール中毒だったりしたら、やばいな…)と思った。
ゆりの部屋を目指して、二人は夜の女子寮の廊下をおぼつかない足取りで歩いていった。
音無は、かたわらのゆりのタイツを穿いた脚線美を横目で眺めた。
ミニスカの下からちらちらと覗く生々しい太腿、長くすらりとしたふくらはぎ。
音無はそっと生唾を呑み込んだ。
「あのさ、女子がミニスカのまんまで宴会に参加すんのってヤバくねぇか?」
「え゙〜、なんれぇ?」
「だってよ、言っちゃあ何だけど、お前らみんなパンツまる見えだっったぜ? …まったく、こちとら目のやり場に困ったぜ…」
「へっへ〜ん、そのへんは計算済みよ… その甲斐あってこーして大人しくんと…」
「…なんだって?」
「にゃはっ、なんでもないわよ」
セーラー服のしたにある二つの大きなふくらみが上下し、そのあいだの谷間から若い娘の甘ったるい匂いが立ちのぼった。
「ねぇ大人しくん、ひょっとしてさっき、あたし誰かを蹴飛ばしてなかった?」
「憶えてねーのかよ… 藤巻の顔面にハイキックかましてたろうが」
「なーんだ藤巻くんかあ、だったら構わないわ」
「…お前ってさ、酒で人間関係めちゃくちゃになるタイプだよな」
「なによーっ、絡み酒とか、泣き女とかじゃなけりゃー、たまにはいいんじゃないのー?」
音無はあとに残してきた戦線メンバーたちのことを考えた。
うちの女子はなぜか、やたらと酒が強いのばっかり揃っている。ゆりやひさ子のハイペースに付いていこうとして
無理に飲んだ男性陣は次々に陥落していった。
岩沢だけは酒が嫌いらしく、最初はあまり飲もうとしなかったが、最後のほうではボトルを何本も空けたあげく
すっかり出来上がって、誰彼構わず抱きついまわっていた。
(最後は俺に抱きついたままずっと離れねーもんな… 数人がかりでようやくひっぺがしたんだっけ)
音無は、彼女のふくよかな胸の感触と、抱き心地の良い細身の身体をまざまざと思い出していた。
(岩沢の奴、すっかり酔っぱらってたし、食っちゃおうと思えば食えたよなあ…)
465名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 18:39:28 ID:DKJsQbwF
ひさ子はアルコールが入ると、いつもの姉御っぽい雰囲気が解けてみるみる色っぽくなった。
もともとセクシーな身体付きをしているが、ひとくち飲んだだけで、何かのリミッターが外れたみたいに
男を骨抜きにしてしまうようなフェロモンを周りに振りまいた。
飲み会が始まった時には、音無と背中合わせに陣取って、時おり振りむいては脚を伸ばして
こっちの尻をガンガン蹴飛ばしていたひさ子だったが、最後にはしなだれかかるような格好で、
長い脚をこちらの腰に絡めてきたときには、さすがに筒先に先走る感覚があった。
(あ〜あ、まったく… パンツの前がゴワゴワになっちまったじゃん…)
そんな音無のようすをゆりはじっとうかがっていたが、不満そうに口を開いた。
「ふーんだっ… またそーやって大人しくんは別の女の子のことを考えてんのねー」
「なっ何言ってんだよ」視線をあてどなく泳がせながら答える音無。
「…でも、このあとはあたしの貞操も奪っちゃうつもりなんでしょ?」
「なんでそうなるんだよ!?」
「酔った女の子を介抱するまねして身体をさわったり、送る振りしてお持ち帰りして食っちゃうのって
合コンじゃよくあることじゃない?」
「え? もしかして俺ってお持ち帰りしちゃってんの、お前を?」
「あ〜あ、大人しくんにテイクアウトしてもらえるなんて幸せ〜☆」
「…いや、俺、そんな気ねーけど?」
「…マジで言ってんの?」
このあとゆりっぺのなりふり構わぬ実力行使により、>>459のラストの既成事実に
466名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 18:41:49 ID:SmlOsEY2
>>462
「ねぇ結弦…私、まだ試してないことがあったの。
 首を切り落として身体と別々に保管したらどうなるのか、すごく興味があるわ」

((((´Д`;))))ヒィィィィ…
467名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 19:42:38 ID:lRRzqDOO
>>465
ひさ子をもっとkwsk

kwsk頼むマジで
468名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 19:50:46 ID:pLWTefc2
>>465
それよりもゆりっぺと岩沢だ
ハリーハリーハリー!
469名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 21:41:13 ID:5RszVMvG
>>467
同意
さあ、俺のハルバートが暴れないうちに早く!
470名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 21:57:11 ID:jiPRtVSN
「ねぇ、音無君。奏ちゃんとキスぐらいはしたの?」
「いや、まだだよ。結局何も出来ずに消えちゃったからな」
「そう……ねぇ、良かったら、さ。私とヤってみない?」
「は?何…言ってんだ…ゆり?冗談はやめろよ」
「冗談何かじゃ、ないわ」
俺はゆりに押倒され、上になったゆりの手が俺のズボン越しに、興奮しすっかり硬くなってしまったものに触れる。
「やめろ!ゆり、お前どうしちまったんだよ!」
「いいじゃない、あなたのこれは正直な反応をしてるんだし」

って妄想がずーっと続いてく……
471名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 23:03:19 ID:Up33Jxjh
さっきの宴会のやつをルート別で書いてくれる神はいないのか…
472名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 23:53:06 ID:YggwbZWi
クリスマスムードだから日を改めるか…
473名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 00:11:00 ID:pDtqvtSO
>>461
その後音無が目を覚ます前に死姦か……
474名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 03:31:33 ID:jkU9MW7T
ゆりっぺのエロは日向や音無相手だと何となく想像できるけど、野田は全く想像出来ない…
475名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 07:52:12 ID:QTR3Joje
なんでみんな語尾が… なのか…
476名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 08:26:54 ID:th4n4iiN
そういう事もあらぁな…‥
477名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 09:20:44 ID:0Y6luOCA
ぬぐぐ…
478名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 15:38:53 ID:lIE5Tffn
ゆ…さ…
479名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 15:57:24 ID:FfE5ZTOK
ざわ…ざわ…
480名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 18:12:38 ID:EqtRSlbI
いわ… さわ…
481名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 18:20:52 ID:ss7+S4FJ
やっと規制解除された・・・
482名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 20:18:43 ID:0Y6luOCA
みんな、アホですね☆
483名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 20:27:42 ID:EqtRSlbI
(ぐえぇ〜 …あったま痛エェ…)
激しい頭痛でゆりは目を覚ました。上半身を起こし、寝ぼけまなこであたりを見渡す。
(あれ… ここどこだっけ? …ってあたしの部屋!?)
めちゃくちゃに散らかっていたせいで、一瞬、ここが自分の部屋だと判らなかった。
床に脱ぎ散らかされたSSSのセーラー服にスカート、タイツにブラにパンティー。…それらに混ざってなぜか
男の子用のジャケットやズボン、ワイシャツに靴下にボクサーパンツ。
「な〜んで男子の服がここにあんのよ… って、げげっ!!」
ふと横をみると、枕元には柔らかそうな茶髪が広がっている。
まじでビビった。髪が逆立った。
「だだだだれェー──ッ!???」
ゆりの傍らには、裸の男の子が寝息を立てていた。そこで始めて、自分も同じように一糸纏わぬ姿で寝ていたことに気がついた。
くしゃくしゃになったシーツ、素っ裸で添い寝している一組の若い男女、身体じゅうに溜まった甘い疲労感。
もうなにがなんだかわからない。
(ちょっとちょっと、これってまんま事後みたいじゃない…)
口の中がねばねばしている。腰の奥のあたりに鈍い痛みがあって、身体がダルくてなんだか力が入らない。
(…うわっちゃ〜、どーやらやっちゃったみたいだよあたし… てゆーか誰こいつ?)
髪を引っ掴んで頭を持ち上げてみると、なんと音無くんだった。すやすや寝てやがる。
(そーだったそーだった、ゆうべは戦線のクリスマスパーティーだったんだっけ… つい調子に乗ってへべれけに…
で、あれから一体なにがどーなって、裸の音無くんがわたしのベッドに?)
某吸血部隊の生き残りの曹長みたいに、自分の頬を両手でばしばしと引っ叩く。
いろいろ記憶が抜け落ちていた。
(あたしったら音無くんをお持ち帰りしちゃったんだ…)
酔いつぶれたあたしを親切に部屋まで送ってくれた音無くんと、勢いで肉体関係をもってしまった…
不適切なカンケイというコトバがゆりの頭のうえに特大フォントで浮かんだ。
(ヤバいっ!! かなでちゃんに何て言おう…)
そこまで考えて、はっと思い当たった。
(ひょっとして未遂ってことはないよね?)
急いで自分の股ぐらを直に覗き込もうとして跳ね起き、二段ベッドの天井に頭をしこたまぶつける。
「あ痛たぁーッ!!」
目の裏に火花が散るのが見えた。ゆりは頭を抱えてのたうちまわった。
484名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 22:46:37 ID:QkU7Ok6G
某吸血鬼部隊ってなんだ?
485名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 23:53:07 ID:EqtRSlbI
レッドショルダーですよ
486名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 16:18:50 ID:76dQiNI6
ゆりは、スッポンポンのまま爆睡している音無の、適度に筋肉がついて素晴らしく引き締まった身体をじっくりと
舐め回すように眺めながら、今置かれている状況について考えようとした。
(あたしたち女子に比べたら、無いに等しいくらいちっちゃな美尻… こんなに綺麗なお尻してちゃあ、女子のみんなや
日向くんが夢中になるのも無理ないわね〜♪ …ってナーニ考えてんのよあたしはーっ!)
ゆうべの飲み会はひどかった。男子は音無くん以外はみんな酔いつぶれてて、野田くんや藤巻くんはゲロまみれ、
あたしは遊佐さんと肩組んで、音無くんの目の前で「彼氏欲しいよ〜!!」コールを連呼してたのをぼんやり憶えてる。
彼に連れられて部屋に帰ってきた時点で、あたしはもう、こいつとヤることしか頭の中になかった。
酔ってよろめいたふりして音無くんをベッドに押し倒したところまでは憶えてる。だけど、そっからあとの記憶がない…。
…と、ゆりが回想に耽っていたところで、寝ていた音無がうめいた。
「ううん…」
恥ずかしさと自己嫌悪で、ゆりの頭の中は真っ白になった。
(どどどうしよう〜???)
このまま学園を抜け出してどこか遠いところへ行ってしまおうかと一瞬考えたが、この世界に適当な潜伏先などない。
(ギルドの奥に逃げ込むか… いや、あそこじゃ食料を自給できない… まてよ、裏山なら木の実を取って食べられる…
だめだめ、あの辺りは五段が詳しいからすぐ捕まっちゃう)
そうやってゆりが頭をフル回転させて逃亡計画を練っていると、音無が目を開けた。
「…起きた?」
「う、うん…」
「……」
「なんでゆりは裸なの?」
「…ははは」
「って俺もじゃん… まさかっ、俺、ゆうべお前になんかした!?」
リアルに飛び上がる音無を見て、ゆりは思わず吹き出しそうになった。
(男の子が朝起きたら横に裸のオンナがいて、びっくりしちゃって恥ずかしくっておどおどしちゃって… ってシチュエーションも
なかなか萌えるわね…)
「俺、やっちまったのかな…」
「いっいったい何があったんだろうね〜? すっごい謎だよねっ?」
「…俺、とりあえず謝っといたほうがいい?」
「いやまあ… やっちゃったとは限らないんだし」
「でも二人とも裸だし」
「え〜とお… そうだ! 寝相が悪くて脱げたのかも。ホラ、寝てるあいだに毛布とか蹴っ飛ばしちゃったりするじゃない」
「着崩れぐらいならともかく、素っ裸になったりするかよ… 常識的に考えて」
「睡眠時脱衣症候群とか?」
「知らねえよそんなの!」
「裸になりたいという無意識の願望があるのよ」
「ねえよ!」
「でも音無くんでよかった… これがもし日向くんだったら、証拠隠滅のために学園の裏山に穴掘って埋めてるところよ」
「怖えよ!!」
487名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 23:42:25 ID:etp23VgB
ユイ「おっぱいおっきくするにはどうしたらいいんですか?」
ひさ子「牛乳飲めば?」
椎名「この竹箒を乳房で支え続けることだ」
ひさ子「(椎名っち…)」
488灰色 猫:2010/12/28(火) 01:06:41 ID:bMZLCL+o
よりにもよってグレゴルーかよw

とっちかっていうとウォッカムっぽかったのに。
489名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 20:03:07 ID:KPXr0W9D
いよいよコミケですね
490名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 22:27:49 ID:BPamAauy
ふぅ


ひさ子本がいっぱいおっぱい出ますように
491名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 22:28:59 ID:cWmmquBV
>>486
事後GJ!
492名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 23:54:56 ID:hirbHbjI
百合本出ないかな
ゆり天以外で
493名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 11:24:49 ID:4ILNsjMJ
「ったく……出しすぎでしょ……」
「わりぃわりぃ、溜まっててさ」
「だからといって寝てる人を無理やり起こして有無を言わさず全裸にするのはどうかと思うんですけど」
「お前自分から服脱がないだろ」
「着衣のほうが好きだからよ……経験ないけど」
「俺が毎回脱がすからなー」
「うっさい!! というか日向君、あたしとやるまで本当に童貞だったの?」
「ああ」
「明らかに手馴れてる感があるんですけど……妙に、うまいし……」
「漫画って案外参考になるもんだな……」
「!?」
「あと、うまいってのは普通に嬉しかったよ。ありがとな」
「う、うん……」
「でもゆりが初めてじゃなかったってのは意外かな」
「酔った時だからノーカンよあんなもん」
「じゃあシラフは俺が初めてなんだな?」
「そ、そうよ……あんまり馴れてないし、ていうかやっぱりまだ痛いんですけど!!」
「でもまさかあん時騎乗位されるとはおもわなかったぜ?」
「し、仕方ないじゃない……日向君がいつまでたってもいれないんだもん……」
「お前が電気を消してやるからだろ……」
「恥ずかしいのよ!!」
「『あの……日向君。一回横になってもらっていい?』だろ? 未だに覚えてるぜ、あのときのせりふ」
「なんでよ!!」
「なんでってお前……『気丈な性格の子から騎乗位される』ってのが俺の理想の脱童貞のシチュエーションだったからな」
「!?」
「というかな……俺的にお前が初体験の相手としては一番理想だったんだよ」
「そ、そう……」
494名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 11:40:11 ID:C/m7JUNT
乙なり
495名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 14:58:21 ID:Six12vDQ
日向節操ねえなww

GJ
496名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 22:46:11 ID:slhHGSKn
くっそ
日向の奴…漫画で学習してやがったなんて…
497名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 23:34:19 ID:4ILNsjMJ
「つうかなんで電気つけちゃいけねんだよ」
「だから……見られるの、恥ずかしいってば……」
「恥ずかしいね……今更じゃね?」
「そ、そうだけど!! こ、この前も今日も……お風呂に入ってなくて汚いのに……あんなところ舐めたりして……」
「別に変な味はしなかったよ」
「あ、味って!! そういう問題じゃないの!!」
「でも、お前もフェラしてくれたじゃん。頼んだわけでもないのに」
「そ、それは……日向君が突きつけてくるから……」
「しかも音無との電話中にな」
「それはどう考えてもあなたのせいでしょ!!」
「でもまさか実行するとは思わなかったぜ」
「うう……変態!! 鬼畜!! 最低!!」
「ゆりからいわれるその言葉が褒め言葉にしか聞こえなくなってきた」
「くっ……日向君、キャラ変わりすぎ!!」
「自覚はしてる……」

>>496
この会話は九割実体験だったりする。だから漫画の知識が役に立つのも本当。
メイド嫁は俺のバイブル。
498名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 23:47:18 ID:ujYlhYYx
普段の気丈さに反して愛欲に流されるゆりっぺ乙

か弱い男の子の大山くんが、戦線女子の中でも引き締まった長身ボディを持つ
ゆりっぺ、椎名さん、岩沢、ひさ子の四人の雌たちにメチャクチャに、徹底的に
ヤられて犯されまくる… なんていうシチュエーションとか読んでみたいなーと思う
年の暮れ
499名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 23:54:16 ID:Six12vDQ
                  、人 '           ;’, ,
          (  ´Д`)   iニ二@ ´     (>>497)・  、
           )  ⌒〜(__) ,Y`       ゝ   ( ` ´ .
          /   ィ,-─ ̄           /⌒   )
        l    /            / /  ' `/
       |   (          ⊂二__,/   /
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        l ヽ.   |              /   _ノ, )
       l   |  |            / _./l  /
          l   |   |          /  ,ノ  ! /
        l  i.|   |           / /   l )
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      .....("_)("_゙)      └‐'´ .........厶).......      
500名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 23:56:45 ID:ormcs8qm
ガルデモメンバーにかわいがられるユイなら見たいような
501名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 00:05:07 ID:DJYbLovF
>>500
大好きな音楽を聴衆の前で思いっきり演奏し、汗をかいたあとはもう気分爽快。
その高揚した心と身体をクールダウンするため、彼女たちは互いに慰めあうのだった…
502名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 02:07:08 ID:YuVUkBlA
投下行きます
・性転換
・ターゲットは音無と大山
・日向は苦労人
503名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 02:11:56 ID:YuVUkBlA
1レスです

(なんじゃこりゃああああああああ!!)
地獄の窯をひっくり返したような真夏日の深夜。
俺、日向秀樹は、あまりの寝苦しさに睡魔に沈まされたはずの意識を取り戻し―――
そこで、ありえない事態に遭遇した。
女だ。女が寝てやがる。オレンジ色の長い髪が目立つ、シュッとした綺麗系の子だ。
そんな子が全裸で寝てる。俺の真横で。服を着ずに? Why? なぜ?
いや、服を着ずに……ではない。足首の辺りで、青いトランクスが引っかかっている。
あれ? というかこの髪色、音無と同じ?
「なにこれどうなってんの?」
声を出し、自分のものであることを確認。俺自身の金属バットは……うん、こっちもついてる。大丈夫だ、問題ない。
「ん……日向……」
目の前の少女からもれる俺の名。ハスキーだが耳に心地よい声をしている。って、俺の名前をしってる。
「お、音無?」
「んー?」
上目づかいで見上げてくる少女……認めたくないが、音無。
なにこれ、可愛い。可愛すぎて、俺の精神が持たない。
「……日向ぁ」
「な、なんだ?」
やべ、名前呼ばれるたびにぞくぞくするわ。なにこれ、もう俺人としてアウトだったりする? 性癖的に。
「……寒い」
そんなことをいいながら身を寄せてくる音無。そういえば俺もあまり暑くて服を着ていなかったわけでああああ素肌に音無の柔らかで豊かな二つの丘がああああ。

「んー……うるさい」
「は!?」
思わず声を出してしまう。聞こえてきたの甘ったるい響きを含む柔らかな声。
背後を振り向く……また女か、しかもロリか。
声の主は、かなでちゃんとどっこいくらいの、腰まで伸びた茶色の髪が特徴の少女。
あどけない笑顔を浮かべた寝姿は、俺から見ても非常に可愛らしいものである。
抱き枕代わりに、スナイパーライフルに抱きついてなければ。
「もしかしなくても……大山か」
はははっ。なにこの状況。
504名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 09:45:29 ID:iPzFeAly
ふむ


至急続きを書け

ハリーハリーハリーハリーハリーハリーハリー!
505名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 21:00:26 ID:+bvvL5Af
ポッターポッターポッターポッターポッターポッターポッター
506名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 22:12:13 ID:YuVUkBlA
投下いきます
・503の続き
・エロ注意
・性転換
・1レス
・予想されうる感想「日向自重」

ではどうぞ
507名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 22:13:19 ID:YuVUkBlA
とりあえずゆりに報告か……
着替えを取りに立ち上がる……ことができなかった。
「えっと……音無さん?」
思わず敬語になってしまう。俺の腰に、音無がしがみついていた。
「日向……寒い……」
そんなことをいい俺の背中に顔をすりつけてくる。その間も、胸が思いっきり直に当たってるわけで。
「えっとさ……音無」
その……思いっきりたっちまった。
いや、元は男だろ? 男なんだろ? 今普通に可愛いけど男なんだよな?
でも…………うん。もう我慢できねえ。
「たっちまったんだけど。お前がそんな格好してるから」
そういい、トランクスを脱ぎ捨て一物に音無に突きつける。
「うん……」
音無の小さな手が俺のものに触れる。い、いかん。なんでそれだけで気持ちいいんだ?
手のひらでしごかれながら、人差し指で先端をいじられる。それだけなのに……な、なんなんだこれは……
「日向……気持ちいい? なんか出てるけど」
「あ、ああ……」
亀頭からほとばしる液体が潤滑油の役割を果たし、音無の扱く手が加速していく。
「や、やばい……で、出る!!」
「え? ん、んんんんんんんんーッ!!」
次の瞬間。俺は音無の口に自分の一物を突っ込み、その中で果てていた。
音を立てて俺の精液を飲み込んでいく音無。飲み込めず溢れた分が顔や髪にかかっていく。
「馬鹿……出し、んっ、出しすぎ!!」
いやはや、まさかこんなに出るとは。どんだけ溜まってたんだろ俺。
「悪い悪い……でも流石にその格好じゃどこにもいけないな。風呂はいろうぜ風呂」
「うん……じゃあ、先に入ってきていい?」
いやいや。
「一緒にはいろうぜ」
「え!?」
お前、効率ってしってるか?
「いいけど……さっきみたいなことは……」
「はいはい」
ごねる音無の背中を押しながら風呂場に向かう。
でも……俺は既にこの時点で、こいつを女としてしか見ていなかった。
508名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 22:42:37 ID:9nsmX4hv
「音無って、おっぱい星人だって聞いたんだけどなー?」
ひさ子はその長身美脚のモデル級ボディを音無の背中に密着させると、肩越しに耳や首筋に
ちろちろと舌を這わせ、舐め回した。
ハチ切れんばかりのおっぱいにきゅっとクビレたウエスト、ちっちゃなお尻をウネウネとくねらせながら、
ねっとりした舌使いで、音無の顔を自分の唾液まみれにしていく。
前にまわって唇と唇を合わせると、ひさ子はまるで相手の唾を吸い尽くすかのように強く深く吸った。
生々しいため息を洩らしながら、ひさ子が言う。
「あたしのおっぱい、揉みごたえがあると思うよ?」
音無は目の前で揺れる美しい巨乳に目をやった。
ひさ子のおっぱいは垂れることなく、ぴんと張ったきれいなの形のままでぶるんぶるんと大きく揺れていた。
509名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 23:39:55 ID:iPzFeAly
>>507
うむ。大義である。
続きは大山も頼む

>>508
でゅふふふふふっふふふふふふふふ

GJ!
510名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:53:04 ID:5rHMg9jx
投下 エロ注意 ひさ子もの

10レス以内ぐらい
511名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:54:08 ID:5rHMg9jx
ひさ子のイケナイ初体験

「――でよ、やっぱりひさ子だよな」
 ガルデモの練習を終わった後、あたしが校舎脇の階段の近くを通りかかったときだった。
数人の聞き慣れた男たちの声が聞こえてきたので、そっちの方を覗いて見ると、
「えぇ……あいつ気が強くて怖えーじゃん」
「確かに悪くないよね! 大人の魅力があると思うよ!」
「ビューティホゥ……」
 階段の踊り場に日向・藤巻・大山・TKの四人がなにやらくつろいで談笑していた。どうやらあたしのことについて
何か語っているらしい。
 あたしは何を話しているのかと聞き耳を立ててみると
「で、藤巻はどの辺りがいいと思ったんだ?」
「やっぱりエロさだな。ちょっと遠いところからでも感じられるエロフェロモンがむんむん臭ってくるぜ」
 ……どうやら男子特有のエロ話をしているらしい。人をネタになに話してやがんだと怒鳴り込みたくなるが
ここで足を止める。年頃の男子が集まればそんな話をするのは当然だと聞いたことがあったし、
それをわざわざ突撃して蹴散らすほどあたしも空気が読めないタイプでもない。
 それに……何よりもあたしが男子達にどう見られているのかちょっと気にもなる。男勝りとか言われ続けて
エロなんてほど遠い世界にいると勝手に思いこんでいたからだ。
 あたしはこっそりと身を潜めて、4人の話し声を耳で拾い始める。本人が数メートル先にいるとも知らず藤巻は話を続け始めた。
「こないだのハイテンションのヤツあっただろ?」
「……ああ、あの断食一週間のな。思い出したくもねーぜ。やたら疲れたのに飯抜きだぜ? トラウマになっちまった」
 日向の心底うんざりだと溜息が響く。
 藤巻はそんな日向に構わず鼻息を強めて、
「あの時に音無が言い出した運動会やったじゃねぇか。その中で応援合戦やったけどよ、ひさ子のチアガールがすげぇエロかったよな!
特にあそこの部分がこう……もう何とも言えないぐらいにエロでエロすぎた!」
 それに当てられたのかここからでも聞こえるぐらいに興奮した大山が、
「ああ! あれはすごかったよね! ポンポンを振り上げるたびにあらわになる脇! つるつるで綺麗に手入れされていたなー!」
 …………
 空気が死んだ。大山以外の3人は唖然としたように声を発しない。あたしも思わずこけそうになったほどだ。
 やがて心底軽蔑するような視線が大山へ一斉に突き刺さり、
「お前、そんなところを見ていたのかよ……変態だな」
「……さすがにそれは俺も引くわ」
「アブノーマル」
 日向・藤巻・TKの軽蔑の視線が集中する。大山は何が悪かったのかわからないとあたふたとして、
「ええ!? じゃあ他のどこにあるんだよ!」
「ほら、あんなに身体を動かしていれば自ずと自己主張を始める場所があるだろ? 男なら当然そこに目がいく」
 その藤巻の指摘に、大山はしばらく腕組み考えてからぽんっと手を叩くと、
「ああ! わかったよ、ヘソだね! 確かにあのコスチュームはエロかったよね! ジャンプするたびに
お腹が露わになってすごくそそられたよ!」
 …………
 また空気が死んだ。3人は軽蔑を越えてどん引きしている。だんだんあたしも耐えられなくなったきたぞ。
「えっえっえっ!? どこかおかしかった!?」
「テメェ、特殊性癖の持ち主だったんだな」
「……知りたくもない事実をしっちまったぜ」
 藤巻と日向が嘆息する。
 これでは話が進まないと判断したのか、藤巻はわざとらしく咳き込んで仕切り直すと、
「ジャンプするたびに炸裂するあの胸! 上下左右にすごかっただろ!?」
「確かにあれはでかい――しかもロケット型だったな。ついついオペレーションも忘れて視線を止めちまったぜ」
 うんうんと日向も頷く。TKもよくわからない単語をつぶやきながら指を鳴らして同意していた。
 藤巻は鼻息も荒く、
「だよな!? 手を挙げるたびにジャンプするたびに、あのロケット乳も一緒に急上昇だ! たまんねーぜ! 
顔にぶつかるんじゃないかって勢いだ! 死ぬ前に、っていやもう死んでいるが、一度は吸い付きてーよ」
512名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:54:30 ID:5rHMg9jx
「ああ! 確かにそうだよね! あれだけよく弾むなら――」
 ようやく大山も普通の男子らしい反応を示した、と思ったのは間違いだった。
「――あれだけ弾むなら自分で乳首をしゃぶれるよねっ!」
 …………
 またまた空気が死んだ。あたしももはや耐えられず軽く壁に額を打ち付け始める。なに想像してやがんだあの変態は。
 どん引きを越えてこの世のモノじゃない物体を見るような目つきで3人は、
「……お前病院に行った方がよくないか?」
「テメェの趣味にはついていけねぇな……」
「クレイジー」
 それぞれあきれかえっている。しかし大山は納得いかないと立ち上がり、
「どうしてさ!? 自分で自分の乳首をチュッチュするなんて最高のシチュエーションじゃないか! 
僕もう想像しただけで昇天しちゃいそうだよ!」
 ――さすがに限界だ。
 あたしは大山達のところに突撃し、
「お前ら、あたしをネタになに話してやがんだ!」
「うわっヤベ逃げろ!」
 ゴキブリが散っていくように4人はバラバラに逃げていく。
「全く」
 あたしは誰もいなくなった階段の踊り場で大きく溜息をついた。全くなんで男子ってのは……。
513名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:55:04 ID:5rHMg9jx
「んっ……」
 その日の夜。風呂場から湯気と共に流れ込んでくる熱気と外気が混ざり合う脱衣所であたしは痴態を演じていた。
 微妙な冷たさを感じる空気の中、あたしは自分の胸を両手で下乳から包み上げるようにもみ下し、
指はその中心で強く自己主張をしている乳首を弄くり回す。
 最初はボタンを押すように両方の乳首を押して戻してを繰り返し、完全に固くなるのを感じた後に人差し指と中指でつまむ。
 昼に男子にはああは言ったが、あたしにだって性欲はある。たまにはこうやって解消してやるのは年頃の女なら当然だ。
「……あん」
 強い快感に思わす声を上げてしまう。自分の淫らさに自己嫌悪の気持ちがこみ上げてくるが、
こういうことをしているときはそれすらも快楽のスパイスになる。
 あたしは胸、とりわけ乳首が弱い。いや他人がどうなのかは知らないが、あたしの中ではクリと同じぐらいの快感を得ることが出来た。
 胸が大きいと乳首の感度が悪いなんて関根が言っていたが本当なのか? いまいち信じられない。
さすがに乳首だけでイクことはできないが、逆にクリだけでも無理だ。乳首で快感を限界まで上げて最後にクリをひとつき、
それでフィニッシュになるのがいつものやり方になっている。
 他の女子はどうなんだろう? 前に意を決して岩沢にそれとなく聞いてみたことがある。
 が、一番感じるのはどこかという質問が悪かったようで、あいつから飛び出てきたのは音楽ネタだらけだった。
あのコードだの楽器をさわる瞬間だの延々語るもんだから途中でこっちから打ち切る始末だったのを覚えている。
あいつならこんなことしなくても作詞や作曲、演奏だけでイッちまってそうだよ。
 そうなると他の女子に聞くしかないが適切な相手がいそうにないのが実情だ。入江は何のことか理解してくれなさそうだし、
関根に聞いた日にゃどんだけいじられるかわかったもんじゃない。ユイ? いや……あいつは見た目的に聞くのが
気が引けるというか……なんつーかとにかく聞きづらい。
「あっああっ……!」
 次第に吐息が荒くなっていく。なんてあたしは嫌らしいんだ。エロ話をしている男子を責める資格なんてない淫乱な痴女。
 でもそんなあたしも一応のけじめはつけていた。今脱衣所でこうやってしているのも縛りの一つでもある。
 まず第一にオナニーをするときは浴室か脱衣所でだけ。ベッドなどでは絶対にしない。浴室という閉鎖された空間なら生活とは区別できて
痴態を演じているのは別の自分だと言い訳が出来るからだ。元々はシャワーを浴びているときに頭から身体を伝っていく水の流れが
顔、首、胸と流れて最後は乳首に集まり滝のように落ちていくため、そのたびに乳首がむくむくと立ちたまらなくなってしまうから
収めるためにしてしまうのが始まりだ。ちなみに最初は浴室だけだったが、次第に脱衣所まで延長された。
何でかというと身体を、胸をタオルで拭くときにどうしても乳首に触れてしまいそれでしたくなってしまうからだ。
 もう一つは週に二回まで。それ以上はどんなに催しても我慢することにしている。
 こうやってあたしは完全に堕ちない程度に自制心を保ちつつ、この快感を楽しんでいた。
「んっんっんっ!」
 親指と人差し指で強く回すように乳首をひねる。そうして自然と片手が股間の方に落ちていき、
「イクッ!」
 指でクリをついたと同時にあたしは絶頂を迎えた。立ったまま乳首とクリに触れたまま身体をビクンビクンと痙攣させる。
 しばらくその状態が続いた後、軽い息切れと心地良い疲労感に身を任せて脱衣所の壁に寄りかかる。浴室から補充される熱気も
 気持ちよかった。でも、久しぶりに週の初めに二日連続でしてしまったのが心残りだ。残りは我慢しないとならないからな。
 静かな脱衣所で絶頂の余韻を堪能した後、あたしはタオルを取り身体を再度拭き始める。
 ふと、洗面所にある鏡に映っているあたしの姿に目がとまった。背が高いため、バストショットの状態の姿に
「また……大きくなったか?」
 そうつぶやきながらさっきまで愛撫していた胸を両手で抱え上げる。意識してみれば前よりも重みを感じる気もする。
まだまだ成長期なんだな。嬉しいやら哀しいやら。
 ふと鏡に映った乳首に目をとめた。オナニーが終わって乳首はだいぶ引っ込んだが、まだ熱を持っているのは感じる。
514名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:55:24 ID:5rHMg9jx

『――あれだけ弾むなら自分で乳首をしゃぶれるよねっ!』

 突然あたしの脳裏に大山の叫びがフラッシュバックした。
 乳首・しゃぶる・自分で……
「ははっ、なに想像してやがんだ。確かに胸は大きいけど届くわけが……」
 あたしは好奇心が混じりつつも、そんなこと出来るわけがないことを証明するべく、片方の胸をぐっと持ち上げてみる。
「ウソ……だろ……」
 しかし結果は正反対だった。今あたしの目の前には自分の乳首がそびえあっていた。到底届かないと思っていたのに、
もう目と鼻の――いや口の先にそれがある。
 これなら届く、届いてしまう。
 ようやく収まっていたあたしの中が再び熱を帯び始める。股間辺りがむずむずし始め、乳首が再度膨張を始めていた。
 あたしは吸い寄せられるように乳首に向かって口が近づいていき――
 ふっ。
「!? だっだめだ!」
 あたしは投げるように自分の胸を振り払った。落ちた胸が柔らかく弾み、もう一つとぶつかって揺れ動く。
 なんだ今のは。口から流れ出た吐息が乳首に降りかかった途端、全身に電気が走ったような感覚に襲われた。
イクのよりも遥かに激しい快感。かつて味わったことすらない世界が一瞬見えた気がしてしまった。
「やめやめやめ!」
 数度頭を振ってあたしは叫んだ。なにをやっているんだあたしは。今週のオナニーはもう終わりだ。いや例えまだ出来たとしても
自分で自分の乳首を舐めるなんてあってはならない。淫らとか痴女なんてものを遥かに超えて変態の領域じゃないか。
大山と一緒に病院に放り込まれるレベルだ。
 あたしはさっさと身体を吹き上げると、下着も身につけずに衣服を手に抱えて脱衣所から逃げるように飛び出した。
515名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:56:13 ID:5rHMg9jx

 翌日。
「よっしゃあ! 今日もハイテンション絶好調だぜ! てめーらこの調子で今日は歌って歌いまくるぞぅ!」
 ハイテンションシンドロームの気分が抜けないユイが一人で絶叫しながら演奏を続けている。
「えー、ちょっと休もうよ」
「さんせーい。まだ断食の後遺症も抜けてないしさ」
 入江と関根がぶーぶー文句を言う。あたしもそれに続いて、
「おいユイ、まだみんな本調子じゃないし、お前も断食一週間をやりきったんだからあんま無理すんな――う」
 ズリッ。あたしは突如発生した強烈な快感に言葉が止まってしまう。
 それを見たユイが首をかしげて、
「ほえ? ひさ子さんどうかしたんですか?」
「い、いやなんでも……なんでもない」
 内心全然なんでもなくない状態だったが、あたしはできるかぎり平静を装って答えるが、ユイは首をかしげたままだ。
 他の二人の視線も集まっているので、あたしはできるだけ自然に背伸びしてから、
「とにかくいったん休もうぜ。あたし喉が渇いたからちょっと飲み物買ってくるよ。あ、欲しいなら一緒に買ってくるけどなにがいい?」
『KEYコーヒー!』
 三人が一斉にハイテンションに手を挙げた。
 あたしはやれやれと
「お前ら本当にアレが好きだな。ちょっと待ってろ」
 そう言い残すと、あたしは教室から出る。
「……ふうっ」
 あたしは他の三人に悟られないぐらいに距離をとった後、大きく深呼吸をした。
 ちょっとやばかった。あの時あたしのブラが少しずれて乳首とそれが激しくこすれてしまったのだ。
こうなるとむくむくと乳首が立ちはじめ、その分下着に強く押しつけられてますます刺激される。最後は完全な興奮状態になり、
押さえるのは困難な状態になってしまうだろう。
 だが大丈夫。今までもこういったことは何度もあるから対処法は心得ている。しばらくブラを安定させて深呼吸。適当に散歩をして
気を散らせておけばその内収まるからな。自販機を往復する間に何とかなるだろ。
 だが、自販機で飲み物を買っているときに、前方から歩いてきた連中のせいでご破算になってしまった。
昨日あたしをネタにエロ談義をしていた日向・藤巻・TK、そして大山の声を聞いた途端、

『――あれだけ弾むなら自分で乳首をしゃぶれるよねっ!』

 また大山の叫びのフラッシュバックが起きてしまう。収まりかけていた乳首がたがが外れたように一気に固くなりブラに押しつけはじめ、
猛烈な快感が胸の中心から全身の神経を伝わっていく。股の辺りもむずむずと熱を帯び始めた
「ヤバッ」
 思わす声を上げてしまう。それに気がついた日向と藤巻が、
「おい、どうしたんだ? 顔が真っ赤だけど体調が悪いんじゃね?」
「マジかよひさ子。こないだの断食の後遺症か?」
 声をかけてくるが、あたしは無視して慌てながらカンを胸に抱えるようにするが、
「あんっ」
 椎名風に言えばあさはかなり。乳首がヤバイのに冷たいカンをそんなところに抱えればどうなるのか
冷静に考えればわかるはずだった。乳首にカンの冷たさが直撃し全身にしびれるような快感がバウンドして回る。
慌てているからってバカすぎるだろあたしは。
 床にカンが散らばっていくがあたしは気持ちよさのうねりに耐えるようにしゃがみ込んで胸を抱えたまま動けない。
「おいおい、大丈夫かよ! 保健室言った方が良いんじゃねーのか!?」
 日向が本気で心配そうに目線を合わせて来る。
 しばらく堪えていたが、あたしは自分でもわかるぐらいに目に涙を浮かべて何とか顔を上げると、日向の後ろに大山の姿が目に入った。
 あたしは即座に近くに落ちていたカンを拾うと、
「おらっしゃあ!」
 憎しみを込めて大山めがけてぶん投げた。そして、狙い通りに大山の額に直撃して昏倒する。
 あたしの予想外の行動に日向たちは呆然としてる中、
「ひ、ひどいよ! 何で僕がこんな目に!」
 ひっくり返って情けなくだらだらと涙を流す大山に、あたしは手をパンパンと叩きながら、
「昨日あたしをオカズにやらしい話をしていた代金よ。釣りはとっといて」
「そ、そんな〜」
 そんな大山に日向と藤巻は他人事のように、
「しかたねーよな」
「あんな変態性癖じゃネタにされるだけでひさ子がかわいそうだぜ」
「お前らも一緒だろーが!」
516名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:56:38 ID:5rHMg9jx
 二人にもカンを投げつけると、悲鳴を上げて散っていった。大山もずるずると床にはいつくばったまま遠ざかっていく。
 全くエロ男子どもめ。この始末どうしてくれるんだ。
 男子達を追い払ったのはいいが、乳首は変わらずMAX状態だ。少しでも胸が揺れるたびにブラに押しつけられた乳首が激しくいじられ
頭の中がおかしくなる寸前だ。
「くそっ……」
 あたしは起用に指だけでカンを全てつかむと、ガルデモの練習場所へと歩み出す。しかし、顔が真っ赤、目は涙目、
全身性感帯状態で戻れば不審がられるに決まっている。関根のおもちゃにされることは確実だ。
 どうする。どうすればいい。
 あたしは肩で息をして乳首を落ち着かせようとするが全く効果がない。ここまでひどい状態になったのは初めてだ。
どうやって対処すればいいのか皆目見当も――
 ふと、前方に女子トイレのマークがあることに気がついた。
 そうだ。対処方法はある。一回オナニーしてしまえばいい。場所は? 目の前に都合の良い場所があるじゃないか。
トイレの個室なら声を上げなければ周りにも気づかれないし、少しぐらい遅れてもトイレに行っていたと言い訳すれば……
 ――だんっ
 あたしは怒りにまかせて壁を拳で叩いた。
 なにバカなことを考えているんだあたしは。週二回、浴場か脱衣所まで。その禁を破るのも仕方ない非常事態とはいえ、
よりによってトイレで一発抜く? あり得ない。ふざけんなあたし。そこまで弱い人間だったのか?
「くそっくそっくそっ!」
 あたしは首を振って妄想を頭から完全にたたき出す。我慢だ、我慢すれば何とかなる。ここで我慢できずにガルデモのサブリーダーなんて
つとまらないじゃないか。 そう自分に言い聞かせながら、ゆっくりと教室へと戻っていった。

「あああんっ、イクイクイクっ!」
 ベッドの上でほぼ全裸であたしは一心不乱に乳首とクリを弄くり回す。ぴんと破裂しそうなほど立った乳首を指で
楽器のように激しく弾くたびに心地良い気分が広がっていく。そして、フィニッシュに強めにクリを指ではねた。
「イグっ」
 びくんと激しく身体がつっぱねて全身が痙攣した。その波が何度も繰り返して襲い、そのたびにあたしの身体が跳ね上がる。
 数分間にものぼる時間の間イキつづけてようやくあたしの身体が満足してくれたのか、身体の張りが和らぎベッドに突っ伏した。
「はあっはあっはあっ……」
 あたしはしばらく開放感に浸りながら肩で息を整えた。うっすらと目を開けると床に敷いたカーペットの上に、
だらしなく制服や鞄、下着が散乱していた。
 あの後、おかしくなりそうな中ガルデモの練習を切り上げたあたしは一目散に寮に駆け込み、
風呂に入るなんて考えもたずすぐさま制服を脱ぎ捨てベッドの上でオナニーを始めてしまった。
乳首が早く早くとせかしてたまらなかったので浴室に移動する余裕もなかった。
 あたしはごろんと仰向けになり天井を見上げる。なんてこった、週二回の制限を超えた上にベッドでしちまった。
禁を二つの犯してもう完全に堕ちてしまったじゃないか。これも全部大山達のせいだ。明日もう一発殴っておかないと気がすまねえ。

 その日以降、完全にたがが外れたあたしは痴態の日々を送り続けた。週二回、浴室か脱衣所だけ。もうそんなこと知っちゃこっちゃない。
催したら風呂場だろうが台所だろうが玄関だろうが女子トイレだろうがひたすらオナニーを続けた。
 ただ自分の乳首を舐めるだけはしなかった。それをしてしまえば人としての最後の誇りを失ってしまう気がしたから。
「ダメダメェ! イッちゃう!」
 今まで以上大きな声を上げて絶頂を迎える。今日はこれで三回目だ。浴室、脱衣所、そしてベッドの上。しかもこの三回は
わずか1時間の間にした回数だ。乳首はまだまだ愛撫を求め、股も熱を発し続けていていくらしても収まる気配がない。
「はあっ……はあっ……あん」
 また乳首をいじり始める。気持ちいい。気持ちいい。いくらさわっても満たされることのない快感。ずっとさわっていたい。
 ふとあたしは自分の乳首を見下ろした。いじりすぎたのか少し乳輪あたりが充血して赤くなっている。しかし乳首はぴくぴくと痙攣して
もっと触って触ってと言い続けているみたいだ。
 しかしまだあたし自身が満足しきっていない。もう何度イってもダメだ。
 思えばどうしてこんな事になってしまったのだろう。発端は大山のバカな発言を聞いたせいだ。それはもうどうしようもない。
なら次はどうすればいい? どうすればこの堕ちた状態から這い上がれるのだろう。
「…………」
 あたしは乳首をじっと見つめる。
517名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:57:17 ID:5rHMg9jx

『――あれだけ弾むなら自分で乳首をしゃぶれるよねっ!』

 脳裏によぎるフラッシュバック。
 そうだ。なにを遠慮しているんだ? 自分でも知らず知らずのうちに妙な縛りをつけてしまっていただけじゃないのか?
 乳首をしゃぶる。自分で。
 それになんの問題があるんだ。こうやって乳首をこねくり回したり、クリを指で弾いたり、ところかまわずオナっているのと比べて本当ひどいことか。
 いいや違う。今の状態の方がよっぽど淫らでいやらしくておかしい。そんな状態に自分を追い込んだのはたった一つ、
自分の乳首を舐めると言うことを拒絶し続けた結果だ。
「なに我慢してたんだよあたしは」
 自虐気味につぶやく。我慢なんてすることはない。自分で自分を愛撫するだけなんだ。それで異常な性欲が収まるなら
躊躇する必要なんてない。あるわけがない。
 だったらやればいい。全てを終わらせるために。
 ベッドの横の壁に背中を預け、足をM字に開くように姿勢を変えた。この方が胸を持ち上げて乳首に近づけるからだ。
 そして、すっと胸を持ち上げて乳首を口の前に持ってくる。かすかにぴくぴくと痙攣し続け早く早くとせかしていた。
 ごくりっ。
 あたしは生唾を飲み込んだ。
「い、いくぞ……」
 さらに胸をぐっと上に上げて、同時に口も乳首めがけて進んでいく。吹きかけられる吐息だけであたしの下半身がじゅくじゅくと沸騰し始めているのがわかる。
 ちゅっ。
「くあっ、ああああああああああああ!」
 乳首にキスをした途端あたしの中で大きなうねりが起こり、頭の中が真っ白になった。がくがくと身体が小刻みに震えてまともに視線が安定しない。
 ぴゅっと何かが飛び、あたしの意識は完全にはじけ飛んだ。

 ――すごい、これすごいよぉ――

 呆然とあたしは真っ白な頭にそんなよがり声が流れていった。
 …………
 どのくらい経っただろうか。あたしはようやく猛烈な快楽のうねりの収まりを感じ、いつの間にか閉じていた目を開ける。
「なんだったんだ、今の……」
 唖然とつぶやくのと同時にベッドの向こう側の床に引かれたカーペットに違和感を覚えた。数メートル離れた先に数センチの染みのようなものがある。
 さっきまでそんなモノはなかったはずだ。
「ま、まさか……」
 あたしは唖然として自分の股を見つめた。そういえばさっき一瞬何かが吹き出る感覚があった。指であそこをぬぐってみるといつもとは違う
水っぽい液体で潤っているのがわかる。
 あれは潮だ。間違いない。今までも調子の良いときは潮を吹いてしまったときはあるがごく少量の上、たらたらとこぼれる程度だった。
しかし、カーペットの染みはここから数メートル離れているところ見ると、とんでもない勢いで噴射してしまったらしい。
「あんなに……飛ぶって……信じらんない」
 あたしは唖然とその染みを見つめていたが、やがて手に持っていた胸の乳首がまたぴくぴくといじってくれとアピールし始める。
 すぐにでも吸い付きたい衝動に駆られるが、ここぞとばかり最後の自制心を発揮してあたしは立ち上がった。
 このままここで続けたらまずい。キスだけでこの量となると、くわえたり吸ったりしたらどんなものが出てくるか想像も出来ない。
 そう思い、まださっきまで浴びていたシャワーの熱気がほんのりと残る浴室へと舞い戻った。
518名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:58:24 ID:5rHMg9jx

 床に座りやすいようにシャワーを置き、お湯を全回で流し始める。こうすれば腰を下ろしても冷たくはならないだろう。
 すっと腰を下ろしてベッドの時と同じ態勢になるように壁に背中を預けた。ひんやりと冷たい感触が背中を覆うが
しばらくすれば壁の方が暖まる。そして、M字に足を開いて準備は整った。正面の壁には鏡が据え付けられていたが、
湯気で曇ってしまっていたため自分の姿は見ることが出来ない。
 とりあえず、少し胸の方が落ち着いてしまっていたので前戯のように愛撫から始めた。まず肌を手で伝うように
首元から下乳まで触れていき、その後下乳から持ち上げるように手で包み込む。次に親指で乳首を数回突っつくとまたむくむくと
大きく弾力を持って伸びていくのを感じ、くりくりといじってからきゅっと親指を乳首ごと胸の中に押し込んだ。
「あっ、んっ」
 浴室にあたしのイヤラシイ吐息がこだまする、シャワーの水が床を伝わってあたしのお尻の部分に当たり始めた。
 めりこんだ乳首の状態のまま辺りはぐりぐりと強く弄くり回す。乳首は完全に立った状態になり股間もじゅんと強い熱を帯び始めた。
「もう……大丈夫だ……な……」
 あたしは準備が整ったことを感じると、片手で胸を持ち上げて乳首を口元に移動した。
 ただいまあたしの乳首。今度はきっちりと優しくしてやるからな。
 そして、一気に躊躇のかけらもなくあたしはそれを口に含んだ。
「ん、んんんああああああああああああ!」
 全身に電流が走り、身体がどこかに飛ばされたのではないかというほどの絶頂があたしを襲った。股からはぶしゅっとさっき以上の大きな
放出感があったことを感じる。
「はあっはあっ」
 あたしはいったん乳首から唇を外すと呼吸を整えた。やっぱりこれすごすぎる。今までもなんどもイってきたけど、比にならない。
もしかしたら今までのはただ単に強く感じていただけで、これが真のイクというものなんじゃないだろうか。この快感を覚えていたら
週二回なんて制限は絶対に不可能だっただろう。
「あ、あれ?」
 ここで正面にあった鏡に異変が起きていることに気がついた。さっきまで曇ってなにも見えなかったはずなのに、
上の部分だけ水をかけられたように曇りが晴れていて、あたしの紅潮した顔が丸見えになっていた。
 そう、また潮を吹いてしまったのだ。それが鏡に直撃している。ありえない。こんなに飛ぶなんて人間の身体ってのはどうなっているんだ?
しかも飛び散り方からみてもかなりの勢いだ。
 乳首をしゃぶっただけでこうなるなら、いつものやり方でイったらどうなるのだろう。あたしは強い好奇心を抑えられず再び乳首を口に含む。
「ん、んんーっ! んっんっんっ」
 またすぐさまイってしまったが、今度は乳首から口を離さない。
 そのまま下でくりくりと乳首をいじり始める。一舐めするだけで全身が震え耐え難い快感に襲われるが意地でも食らいついて離さない。
 もっと、もっとだ! もっとしゃぶりたい!
 自我のタガすら外れてあたしは乳首にむしゃぶりついた。無味なのにすごく美味しく感じる。同時にほのかな安心感も覚えた。
そういえば藤巻が吸い付きたいと言っていたが、確かに気持ちはわかる。これはやり出したら止められない。
 舌で乳輪もなぞり、今度は軽く唇で乳首をつまむとアイスをしゃぶるように上下に動かし始めた。唇の中で乳首が小刻みに震えているのがわかる。
 今度は持ち上げている胸を片手だけにし、もう一方の乳首をいじり始めた。両方同時に責められ感じるゾーンが分散し、波打つ快感が
身体の中で互いにぶつかってランダムな波を生み出し始めた。
 くちゅくちゅっ、れろちゅぱっ、ちゅっちゅうううううう……
 この上なくイヤラシイ音が浴室にこだまする。乳首吸っている。なんてあたしはいやらしいんだ。でももういやらしくてもいい……!
 幾度となくイキながらあたしは最後の仕上げに入った。
 すっと乳首をいじっていた方の手を股間に下ろし、クリの少し上の部分に手を置いた。
519名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:58:48 ID:5rHMg9jx
 い、いくぞ……
 好奇心、恐怖感、安心感、快感……ありとあらゆる感情が混ざり合う中、あたしは指でクリを弾いた
「んんっ!? ん――ぷはっ、うああ、うああああああああああああああああぁぁぁあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 乳首から解放された口から寮の外まで聞こえるんじゃないかと大もうぐらいの悲鳴が飛び出した。
同時に熱と汗と唾液と涙と愛液と潮と、身体のあらゆる部位から水分が放出していく。
 ぷしゃああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
 妄想とする意識の中、あたしの股から激しく潮が噴射していくのを呆然と眺める。それは正面の鏡に吹きかけられ、鏡の曇りを全て洗い流していった。
「はあっ……! はあっ……!」
 肺が空気を求めるのに従い、あたしは肩で呼吸を繰り返した。潮が掃除してくれたおかげで役割を取り戻した鏡には恍惚な表情を浮かべたあたしの痴態が
写しだされていた。
「ははっ、なんてツラしているんだあたしは……」
 自虐の言葉をつぶやくと、またごく自然な動作で乳首に吸い付いた。もっとしたい、もっとしゃぶってイきたいよぉ……
 もはやあたしの劣情を止められるものなんてなにもなかった

 シャワーの音を上書きするようにあたしのあえぎ声が浴室の中を乱反射していく――


「あれ? ひさ子さんどーしたんですか?」
「ホントだ、目の下にクマが」
「おまけに髪も肌もふやけ気味。でもなーんだかそこはかとなく充実しているっぽい。あーやーしーいーなー?」
 翌日、ガルデモの練習に顔を出すと、あたしの顔を見るやいなや、ユイ、入江、関根が疑惑の視線を向けてきた。
 あたしは手を振りながら、
「昨日ちょっと風呂でうたた寝しちゃっただけ。見た目は悪いが長風呂すると気分が良いからすっきりはしているけどね」
 それにふーんと三人。関根だけは勘ぐっているのかニヤニヤとしているのが気になるがとりあえず無視する。
 結局、あの後あたしは一晩中乳首を吸い続けてしまった。イった回数は数知れず、吹いた潮の量は考えたくもない。
 そのかいがあったのかこの数日間の異常な性的興奮状態は収まり、今ではすっかり落ち着きを取り戻せることが出来た。
やっぱり変な我慢なんかしないで吸っておけばよかったんだ。遠回りだったがようやく解決に辿り着けたよ――

 って! これも全部大山達のせいじゃねーか! あいつらが変な話をしなければこんなことには……!

 そんな感じで内心葛藤を続けていると、
「よっしゃ! とりあえず練習すっぞお前ら!」
 と、あたしのことなんてお構いなしにユイがジャカジャカ鳴らし始めた。やれやれと他の二人も続く。
「ん?」
 ふとブラの中でまた乳首がむくむくと立ち始めたことに気がつく。だがもう慌てることはない。
 おいおい、落ち着けよ。あれだけ吸ったんだから、今は我慢しような。
 あたしはふっと笑みを浮かべる。

 ――また部屋に戻ったらたくさん吸ってやるからさ。
520名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:59:09 ID:5rHMg9jx
ここまでです
ありがとうございました
521名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 01:55:35 ID:bth/BDOu
>>520
GJ
エロかった
ひさ子いいよひさ子
522名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 07:51:32 ID:JqJ2t95E
GJ!GJ!GJ!
ひさぱい最高だったぜ!
523名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 08:46:43 ID:PLdAgJGf
乙ひさひさ
524名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 09:53:41 ID:NC05pqKT
ひさ子さんがエロいと聞いて…GJ
しかし大山…
525名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 14:00:18 ID:PLdAgJGf
同じバンド仲間でルームメイトの岩沢から、
「新しく入った音無って奴、けっこー男前だぜ」って言わてたけど、実際会ってみたらガビーン!これがまたモロ私好み、ドストライクのイケメン君。
「ぜってーオトシちゃるっ!」ってひそかに思ってた。
女子のあいだじゃあ、今度のクリスマスパーティーで誰が音無くんをお持ち帰りするかという話題で持ちきりだった。
そして待ちに待ったこの日、ターゲット・ロックオン!!
しかし音無の隣の席は男女入り混じっての激戦区、まさに競争社会。 …ってか、あいつなんで男にまで狙われてんの?
こーなったらとにかく隣確保! ナニが何でも座れ! 親友を押しのけてでも座れ!
…ところが! 音無の奴、ふっと岩沢のとこ行って、「隣いいか?」って、入江とのあいだにさりげなく座っちゃった。入江の奴、顔真っ赤にしてモジモジしてる。
なんだアイツ草食系ヅラして岩沢狙いかよ〜やられた〜ってブーたれながらテキトーに座ると、すかさずオトコ共が寄ってくる。
「よーよーひさ子、このあとどっか行かねー?」
藤巻が顔寄せてしつこく口説いてきたけど、お呼びじゃねーよってテキトーにあしらいつつ、注がれるままにビールを飲んでると、岩沢が手招きして
「ひさ子、ここ座りなよ」って譲ってくれた。岩沢チョー愛してるっ!! って感謝しながらもの凄い勢いですっ飛んでったら、向かいにいる入江がビビッてた。
「あんた、ガルデモのギタリストだよな? 男子に人気あるよな、五段や藤巻がいつも話してるぜ」
にっこり笑う笑顔に思わず胸キュン。
「あいつらムネがど〜とかチチがこ〜とか、ど〜せロクなこと話してねーだろ?」
「そうでもねーよ… 脚が長くてきれいだとか」
「似たようなもんだ」
でも彼の口から脚を褒められるのは嬉しかったので、偶然を装って、テーブルのしたでひざをぶつけてやった。
「あんたの隣をキープすんの、いちばん競争率高そうじゃん?」
「一緒に飲む相手は、あたしが決める」
音無と視線を合わせつつ訊いてみる。
「音無って彼女はいるの?」
「彼女って、俺ここ来たばっかだよ…」
彼の足にあたしの太モモをぴとっと密着させると、彼の身体がビクッとなる。
「へーえ、じゃあ好きな子とかは?」
「…別に」
「そうなんだ、だったらー、うちらの中じゃ誰が好み?」ここぞとばかりに身体をよじってムネやお尻を押し付けて猛然とアピール。
音無は赤くなりながら、ちらっと岩沢のほうを見て、
「んー、岩沢とか、かな?」
視界の隅で岩沢が「…ぶっ」とジュースを吹くのが見えた。
「…そうっすかー」あたしはがっくり肩を落とし、岩沢のことをいろいろ訊いてくる音無に、親友として知ってることを答えておいた。
と、一時間ほどして岩沢が、
「あたし酔ったからフケるわ、おい記憶無シオ、悪りーが寮まで送ってってくれ… ひさ子も帰ろーぜ」
ナイスフォロー岩沢!!
526名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 14:46:34 ID:f/ohZ9QA
わっふるわっふる!
527名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 17:38:43 ID:CISmklSc
>>519
うおおお!ひさパイ最高!
GJGJ!!

528ゆり「年末といったらやっぱりUNOでしょ!!」:2010/12/31(金) 19:41:27 ID:R+eg/NE/
ゆり「はい遊佐さん青8」

遊佐「青ドロー2です、野田さん」

野田「喰らえ音無!! 緑ドロー2だ!!」

音無「おま、緑って……助かった、すまんひさ子。青ドロー2」

ひさ子「気にすんな。わるいかなでちゃん。黄ドロー2」

かなで「ごめんなさい岩沢さん。ドロー4」

岩沢「悪いなユイ。ドロー4だ」

ユイ「すみませんひなっち先輩。ドロー4で」

日向「\(^0^)/」
529名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 19:45:56 ID:7gtMn9Fu
UNOか
530名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 21:34:19 ID:7gtMn9Fu
「あ… う、うん! 俺、送ってくよ!」
目をハートにして立ち上がる音無に続いて、あたしもいそいそと席を立った。
関根が口をあんぐりと開けて、「3Pってあんたらマジっすか…」なんてぬかしてたけど、あたしは気にも留めなかった。
直井と日向が「そんな音無さん! 僕をお持ち帰りしてくださいよ!」「お前がノンケでも俺は気にしねえぜ、音無!」とか言ってて、
日向のほうはユイに思いっきり蹴り入れられてた。その横では、
「をいをい、いろっぺ〜なをい… おいひさ子さんよ、どうしたらそんないろっぺ〜カラダになれるんでぃ〜?」
とゆりっぺが江戸っ子調でクダ巻いてて、
「まるで呑ん兵衛のようですよ」って遊佐にはたかれてた。
岩沢は、ライヴのソロ入りの時みたいにサッとあたしに目配せすると、
「あ〜なんかふらふらする… 音無、肩」と言って、がばっと音無にもたれかかった。あたしも真似をして
「あたしも支えて〜」と音無にしなだれかかった。
「いいのかな、こんな美人ふたりにお触りしちゃって」
「ひさ子ってさ、エッチな身体してるだろ?」岩沢が笑いながら言った。
岩沢が頭をゆするたびに、みじかく切った赤い髪がぱさぱさと揺れ動いて、アルコールに上気した端正な顔にぎざぎざの影を落とした。
「あ〜うん」
「出るトコ出てて、引っ込むトコ引っ込んでて」
「ナイスバディだよね」そう答えながらも、音無の目はずっと岩沢を見ていた。
「ひさ子っていい匂いがするでしょ〜?」
「いやー、どっちかって〜と酒臭せーけどな」
ひさ子はがっくりとした。
(…完全に岩沢に持ってかれちゃってる…)
そう考えて、思い直した。
(やめよう。せっかく岩沢がチャンスつくってくれたけど、音無の気持が向こうに向いちゃってる以上、
あたしにはどうしようもない…)
そう考えると、なんだか急に酔いがぐっと回ったような感じがした。
ひさ子がよろけると、音無は一生懸命にそれを支えた。
「おいひさ子、大丈夫?」
と、後ろから関根の声がした。
「ねーねー音無、音無のチンコって、勃起したらなんセンチくらいになんのー?」
「なっ!?」
音無がガクッとよろめいたので、岩沢とひさ子も思わずつられてこけそうになる。
後ろを振り向くと、関根と入江の姿が見えた。どうやらひさ子たちについてきたらしい。
「ちょっと、しおりんったら… 女の子がなんてこと言うの!?」隣にいた入江が恥ずかしそうに顔を真っ赤にする。
「にゃははーっ、酔っぱらったおねーさんには何にも怖いものなんてありゃせんのだー」関根の顔も同じくらい真っ赤だったが、
どうやら羞恥心のせいではないらしい。
531オペレーション・ニューイヤー:2010/12/31(金) 21:43:46 ID:LacCPyi1
音無性転換

ゆり「オペレーション・ニューイヤー! 女性陣は全員巫女服着用を義務にするわ!」
遊佐「ゆりっぺさん。緋袴を着用していいのは処女だけですよ」
ゆり「……着替えてくる」

岩沢「年越しといえばカウントダウンライブ! いくよひさ子!」
ひさ子「おう!」

椎名「すそが長いのは動きにくいな……」
ユイ「似合ってますよ、椎名先輩」

音無「……動きにくいとかそれ以前に……寒い……」
かなで「大丈夫よ、似合ってるから」
532名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 04:05:11 ID:qGIGCHxZ
なぜか二人きりで、死んだ世界に取り残された音無とゆりっぺが、無限の時間の中で性愛に溺れる展開希望。
性欲以上、恋人未満な感じで。
533名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 09:53:33 ID:GmhSGnqW
それいいな
534名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 10:05:37 ID:HTUYG4eB
「音無くんだめよ……」
「…………」
「だってあなたには、かなでちゃんがいるじゃない」
「もうこの世界にかなではいないんだ。また次の人生で出会えたらだなんて、強いことは言えない、俺には。……だからゆり」
「音無、くん――あっ」


つまりこういうことか
何それいいな
535名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 10:40:46 ID:eNWKFYnT
正月の朝から裸にさせんなよ恥ずかしい

てか寒い
536この世界に取り残されて……1/4:2011/01/01(土) 13:09:15 ID:GmRgZyLF
この世界に取り残されて一週間。
俺たちは、今もこの世界に取り残されていた。

ノックの音で目が覚める。時計を見ると3時を回っていた。
こんな時間に誰が……と考え、思わずふきだしてしまう。
誰も何も、この世界には俺と彼女の二人しかいないのに。

「どうしたんだ? ゆり」
扉の先には、Tシャツと短パンに身を包んだゆりが立っていた。
「ごめんなさい……あの頃の夢を見ちゃって」
……そういうことか。それなら仕方ない。俺にも何度かあったし、そのたびにゆりに迷惑をかけてきたんだから。
なら、俺が心を折れそうになっているゆりを支えるのはなんらおかしいことじゃない。
「わかった……布団、狭いけどかんべんな」
「それは大丈夫……ねえ、音無君」
「なんだ?」
「貴方にお願いがあるのだけど」
「お願い?」
そう答えた瞬間。ゆりは俺の身体に抱きついていた。
「あたしを……抱いてほしい」
537名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 13:11:33 ID:8cu7aGin
いいよいいよー
538この世界に取り残されて……1/4:2011/01/01(土) 13:19:46 ID:GmRgZyLF
この世界に取り残されて一週間。
俺たちは、同じ部屋で暮らしていた。

心地よい倦怠感に目が覚めた。身体全体、特に腰あたりがやたらに重く、起き上がるのがやっとだ。
「あ、音無君。おはよう」
台所からゆりの声がする。ゆりは、Tシャツ一枚で包丁を握り人参と格闘していた。
「朝、野菜炒めでいい?」
「ああ……助かる」
「そう、ならよかった」
ゆりと暮らし始めて二週間。肉体関係を持ち始めて三週間になる。
正直な話、彼女が俺の部屋で料理を作るようになって俺の食生活は随分改善されていた。

「ごちそうさま。おいしかったよ」
「そう。口にあってよかった」
ゆりの料理はうまい。少なくとも、俺の好みには良くあっていた。
「それで……音無君」
「ん?」
「いつまで……裸でいるつもり?」
顔を赤くして、ゆりが尋ねてくる。その姿があまりにもかわいかったのでからかいたくなった。
「……なあゆり」
「な、なに?」
「Tシャツだけじゃなくてパンツもはけよ」
「つryふgひjkl!!」
はっはっは。もうなんていってるかわかんねーや。
539この世界に取り残されて……3/4:2011/01/01(土) 13:26:15 ID:GmRgZyLF
この世界に取り残されて半年。
俺たちは、時間をもてあましていた。

「ゆり」
「なに?」
行為の後、布団の中でゆりの身体を抱きしめながら、俺は語りかけていた。
「今度……外でやんないか」
「見られるリスクがないから意味ないと思うわよ」
「……じゃあおしりとか」
「痛そうだから絶対にいや」
「……暇だな」
「そうね……セックスくらいしか娯楽ないものね、この世界」
「そうだな……!?」
ゆりが不意にこちらを向き俺に口づけてきた。互いの舌をむさぼりあいながら、俺とゆりの右手がほぼ同時に相手の下半身に伸びる。
俺たちは、もてあましていた。
時間も。性欲も。
540名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 13:31:23 ID:8cu7aGin
NPCに見せつければいいじゃないか。
捕まる心配がないから、なんだってできる。
541この世界に取り残されて……4/4:2011/01/01(土) 13:39:23 ID:GmRgZyLF
この世界にとりのこされて一年。
俺たちは、何もかわらなかった。

大食堂のとあるテーブル。
そこに、裸のゆりが寝そべっていた。
「すごい開放感ね……」
「俺たち以外誰もいないからな」
「アダムとイブってところかしら?」
そんな軽口をたたきあいながら、指で開いた性器を、ゆりが俺のものへと近づけてくる。
挿入は、吸いつかれるような感触とほぼ同時だった。
「え、あ、あ、あああああああああああァァァ―――!!」
絶叫、それと同時に絶頂。激しい痙攣と蠢動が俺の性器を襲い。
次の瞬間、俺は自分の欲望をゆりの膣内へと吐き出していた。
「あ、ああっ、な、中に、中に出されて、イっちゃう!!」
搾り取るように、しごきあげるように。俺のものを力強くしめあげてくるゆりの性器に、俺はたまらず自分のものを抜き取っていった。
「っはあ、はあ……すごい……お腹の中、あったかい……子宮が、音無君のでいっぱいになっちゃった……

「どこで覚えてくんだよそんな言い回し」

俺たちは続いていく。
この空虚な世界で。
俺たちは続けていく。
実りのない、生殖活動を。
542名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 16:32:33 ID:8cu7aGin
おつすぎる。世界に二人きりとか、そいつは最高に気持ちいいな。俺が音無だったら消えかねない。
543名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 19:09:31 ID:GmhSGnqW
何この素晴らしい世界
サイカノに通じる物を感じる
544名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 19:45:08 ID:G2TSDHbO
作家陣がハイテンション
545名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 21:18:13 ID:e2oGF3PU
ああ素晴らしき
作品が生まれて幸せぜよ
546名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 21:51:22 ID:zFm7rkEo
元日の早朝から垂れ流した俺の妄想を形にしてくれてありがとう。
こりゃあ、今年はいい年になりそうだ!
547正しい正月の過ごし方とは?:2011/01/01(土) 23:55:16 ID:Eif428cE
「先輩!初詣行きましょ!」
「初詣?まあいいけど、神社なんかあんのかこの世界」
「初詣なんてだめよ。神への反逆を誓った戦線が神にお参りしてどうするのよ」
「だそうだ。残念だったなユイ」
「悪いな」
「えー…」

「こうなったらこっそり他の先輩誘っちゃお」

「初詣?いやよ寒い」
「それよりヒーターあたってあったまろうよユイ」
「みゆきちあったかーい」
「ひやっ!?」
「お正月からお熱いですね」

「初詣だと?ゆりっぺがダメだというのなら動くわけにはいかんな。
つぇぇぇぇい!!」

「ごめんね。これから藤巻くんと松下くんとTKと一緒に雑煮の大食いするんだ」

「そして僕のことはク」

「初詣ですか。すいませんが、これからトレーニングがありますので」

「初詣?僕でよければ好きなだけ崇めるがいい。もちろん御利益があるのは音無さんだけですが」

「むぅー、みんなノリ悪い。しかたない倉庫まで行くか」

「椎名っち先輩初詣行きましょー、ってこたつ!?」
「何用だ?寒いぞ早く閉めろ」
ピシャ
「そんなとこで丸くなってないで初詣行きましょうよー」グイグイ
548正しい正月の過ごし方とは?:2011/01/01(土) 23:56:35 ID:Eif428cE
「こんな寒い日に外に出るわけないであろう。お前もあたれ」
「あー!ちょっと無理矢理引き込まないでくださいよー」

「あったか…」
「ほら、みかんが剥けたぞ」
「どっから持ってきたんですか?」
「気にするな」
「む、ちょっと、まるごと口に入れようとしないでください」

「なんでみんな初詣行ってくれないんですか?(ムシャムシャ)お正月ですよお正月(ムシャムシャ)」
「正月とはそんなものだ」
「そんなもんですかね。先輩、おかわり」
549 【ぴょん吉】 【1265円】 :2011/01/01(土) 23:58:13 ID:Eif428cE
エロなしオチなしでスマソ
550名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 00:22:17 ID:7ggYTbA3
続けざまに脊髄を駈けあがるピンク色のパルス。身体が溶けてドロドロになってしまいそうなほどの快感。
すべすべの子供のような白い肌、きゃしゃな骨格、びくんびくんと震える細く長い脚、まだ固さの残る小振りな乳房。
かなでの小さな身体では、これ以上の快感を受け取ることができない。
だというのに、ゆずるはなおも容赦なく、マックスフルブースト状態のマイマグナムで膣をぐちゃぐちゃにかき回してくる。
きっとゆずるは女じゃないから、分からないのだ。
もう脳味噌がビリビリに痺れちゃって、アソコがじんじんしてきゅうきゅうとなって、自分が自分でなくなってしまうことが。
だから、そういうことが分かっていないから──もう無理なのにいまだに全力で腰を叩き込んでくるのだ。
全身の毛穴から汗を噴出して、涙と涎で顔をぐちゃぐちゃにして、かなでは叫ぶ。
彼女の号泣が聞こえないかのように、音無は、かなでの身体のうえに熱い汗の玉を撒き散らしながら、獣のようなピストンをしてくる。
551名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 10:20:12 ID:+SDY4tIA
ゆりっぺ「最近資金繰りが苦しくなってきたので、唐突だけど、ホストクラブをすることにしたわ」
日向「資金繰りってなんだよ?」
遊佐「リーマンショック以降、資本主義の限界が露呈してきました」
ゆりっぺ「カツカツなのよ」
松下「死後の世界にまで不況の影響が…」
ゆりっぺ「ということで、うちは若くて可愛い男の子たちが揃ってるし、NPCの女子相手にウリセンやってみようと思って」
大山「ええ〜っ!」
T.K.「Jigoro?」
遊佐「お店のシステムについて説明します… お客は気に入った男の子を指名してお話ししたり、一緒にカクテル飲んだします。
店の外に連れ出してもいいですし… もち、セックスもありです」
ゆりっぺ「出張もあるわよ」
音無「それってフーゾクなんじゃ…?」
ゆりっぺ「あら音無くん、今日び女子高生が男を買うなんてフツーよフツー」
遊佐「コンビニエントなセックスを楽しみたい、手軽に性欲処理したいってニーズは男女問わずあります」
ゆりっぺ「あとは… やっぱり疑似恋愛かしら?」
遊佐「NPCの女性教師とか、みんな若いし、ずいぶん溜まってるんじゃないかと思います」
ゆりっぺ「いい顧客になりそうね〜♪」
遊佐「ほかにお金使うとこないですしね♪」
松下「お、俺のキャラで可能なのか…」
遊佐「お安くしときます」
ゆりっぺ「大丈夫、ほら、オヤジ好きの女の子っているじゃん」
日向「ゆりっぺ、その店、男の客は来ねえよな? ホモの奴」
ゆりっぺ「…」
遊佐「…」
日向「おいまさか」
直井「今回の事業の提案をさせていただきました、生徒会副会長の直井です」
552名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 12:22:34 ID:8S+3tfrm
直井ww
553名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 13:25:23 ID:vzFkzIU/
それをSSSの女子にしたら30万出す
554名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 18:07:36 ID:Q8sYFmTY
ゆり「オペレーション、パンティ&ストッキング!!」
日向「……やな予感しかしないんだが」
ゆり「あなたはなにがいい? ガーター? チャック?」
日向「……ブリーフは誰なんだブリーフは」
ゆり「音無君よ」
日向「だよなあ……で、お前がパンティ、と」
ゆり「そういうこと」
日向「つまり……」

かなで「……学食の麻婆豆腐。十杯で手を売ってあげる」
ゆり「……ちっ、わかったわよ。麻婆豆腐でもなんでもおごってあげるわよ!!」
かなで「乗った」

ゆり・かなで『天地の狭間に迷えし子らより 生まれし邪悪な精霊よ 聖なる処女の柔肌に 纏いし衣の雷で 穢れも濁りも淀みもシコリも 微塵に砕いて天地に還す!』

かなで「ゆり!! こっちはあたしが抑える。あなたはあたしのタイミングにあわせて本体を!!」
ゆり「オーケー!! ったく、よくも好き勝手やってくれたじゃない……まあ、それもここでおわりね」
かなで「今よ!!」
ゆり「悔い改めなァ!!」

日向「こうなるのか」
ゆり「味覚はかなでちゃんとストッキングが真逆なんだけどね」
555名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 14:47:15 ID:Kmmenmpc
>>548
寒さを凌ぐ為に必死に土塊からこたつを作ったけど一人で入ってるのは寂しいなりって時にユイにゃんが来て逃げないように餌付けしてるわけか

ところであさはかさんって体育倉庫で暮らしてるの?
556名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 15:30:53 ID:eWpTjXdW
そうです
557名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 20:07:43 ID:eWpTjXdW
戦線メンバーたちを見送り、かなでに先立たれたあとも、音無はひとり、この世界に残っていた。
朝起きると、いつものように、見知らぬ女が何人か部屋の中にいた。NPCの女子生徒たち。みんな全裸でぐっすりと寝ている。
「またか…」
夕べは学園大食堂で、適当に見ず知らずの子を何人か選んでナンパして、寮の部屋に連れ込んだ。
ろくに話もしないまま、いきなり服を脱がし押し倒した。
ヤリ疲れると、身体が絡み合ったまま雑魚寝して、そのまま朝を迎えるのが、このところの彼の日常になりつつあった。
隣ですやすや寝ている娘の横顔を見ながら、音無は思った。俺はこいつらの名前も知らない。
顔も見えない真っ暗な中でヤッたので、相手が誰だかわからなかったし、こうやって日の光の中で顔を見たところで、彼女たちの誰と
どんな風に愛し合ったのかわからない。
愛し合う真似はしたが、ほんとうに愛していたわけじゃない。求めていたのは刹那的な快楽だけ…
相手が誰だろうとかまわない、名前を持たぬ美しい肉体の群れの中に身を投じて、やみくもに腰を振りまくった。
早く射精して終わらせようと急いてたから、性器の位置すらろくに確かめなかったし、そもそもちゃんと挿入できたかどうかも怪しかった。
そんなものはセックスとは言えない。
女たちを叩き起こし、誰の服かろくに確かめずに押し付けて、裸のまま部屋から追い出した。冷蔵庫から缶コーヒーを取り出し、一気に流し込む。
NPCの女だって悪くない。みんな美人でスタイルも良くて、この世界に退屈してて、誘えばホイホイついてくる。性格も素直だし、俺が
ああしろこうしろって言えば、どんなこともしてくれる。…でも何かが足りない。何かが足りないんだ。
俺は… なんで俺はかなでのことばかり考えてるんだ。これだけいろんな女と寝てるのに、どうしてキスもしていないあいつのことが
忘れられないんだ? どうしてなんだ…
558名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 20:16:17 ID:0KcrjDAn
>>557
不覚にも最後で泣いた
559灰色 猫:2011/01/04(火) 22:29:53 ID:ikUEtgJ0
>どうしてなんだ…

ロリコンだからだろ? と水をさしておく。
560名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 22:59:42 ID:lCkHHxKj
>559
学園なんだから高等部しかないって事も無いだろ、とか言ってみる。
561名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 21:35:56 ID:5mFSZIv9
椎名×ユイっていいなぁ
テンションに差があるのがかわいい
ひなユイにないかわいさがある
椎名の大人っぽさとユイの子供っぽさでプラマイゼロになってる感じ
エロ抜きでいいからこの二人の絡みがもっと見たい
562名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 16:13:57 ID:JG7iBlR7
>>561
その辺は文章が達者かどうかじゃなくて、どんだけ妄想を膨らませれるかだよなあ
563名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 23:25:51 ID:e0TkqQja
椎名×ユイ以前に椎名メインのネタが思いつかん
ドラマCDで日向をホモにしたのは椎名がユイをryなんてネタを見たことはあるけど
564SSS新春一発芸大会:2011/01/07(金) 22:50:29 ID:z3TD2pfw
ゆり「年も明けたということで一発芸大会やるわよ!優勝者にはあたしからお年玉があるから張り切っていきましょー!」
野田「俺はハルバードで岩を削り、ゆりっぺの石像を作る!あちょー!」
ゆり「室内でそんなの振り回さないでよ!失格!次!」
TK&松下「二人EXILE」
ゆり「もっと人集めてやりなさいよ!次!」
入江&関根「幽体離脱〜」
ゆり「髪の色が違う!次!」
ユイ「水芸!」
日向「やらせねえよ!」
ゆり「次!」
ひさ子「お、おっぱいボヨヨーン…」
一同「・・・・・・」
藤巻「ひさ子…お前、何やって…」
ひさ子「お年玉がほしかったのよぉ!やるんじゃなかったああ!」
藤巻「ひさ子ぉぉ!」
ゆり「次!」
高松「実は私、下半身は」
ピッ いーつーもー
高松「(ゴッ)」
ゆり「次」
椎名「101匹わんちゃん行進!」
わんこ「わんわんわんわんわんわんわんわん」
ゆり「うるさーい!次!」
直井「さあ、僕の目を見ろ愚民共」
ゆり「催眠術は禁止よ!次!」
565SSS新春一発芸大会:2011/01/07(金) 22:51:27 ID:z3TD2pfw
しーん

ゆり「あれ?次の人はどこよ?」
??「ゆりっぺさーん」
ゆり「遊佐さん?あなた今どこにいるのよ?」
遊佐「天使が来ないか屋上で監視してました」
ゆり「寒いから早く入ってきてあなたも何かやりなさいよ」
遊佐「いえ、私はここで結構です」
ゆり「そう?で、何をするの?」
遊佐「あれ?声が、遅れて、出てきます」
ゆり「わかるかあ!次!」
大山「僕は持ちネタとか無いからパスで…ハハ」
音無「俺もいいや」
ゆり「何よあなた達欲が無いわね」
竹山「では僕が」
ゆり「竹山くん?あなたもやるの?」
竹山「僕のことはクライストと」
ゆり「無理しなくてもいいのよ?何するのよ?」
竹山「あまり自信はありませんが実は僕、眼鏡を外すと…」
一同「!!!!!」

ゆり「優勝は文句なしで竹山くんよ」
竹山「僕のことはクラ」
ゆり「はい、これお年玉」
竹山「これは…!」
お年玉の中身「ゆりっぺのプロマイド」
ゆり「大事にしてね♪」
竹山「(こんなん何に使えばいいんだか)」
ポンポン
竹山「ん」
野田「竹山くん仲良くしようか」
竹山「僕のことは」
野田「ところで話があるんだ竹山くん」
竹山「ぼ」

〜完〜
566名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 22:55:46 ID:9o++jlvB
ひさ子ェ…
567名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 21:33:51 ID:5lA4uFPT
ひさ子のおっぱい芸と高松の下半身について書けよ
おう早くしろよ
568名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 22:52:26 ID:O0fdlN7v
ひさ子が麻雀で何故か負けまくって体で払うしかない状況になると言う電波を受信した
569名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 23:04:14 ID:ovUT5qWq
>>567
いや高松の下半身については別に書かなくていいだろ
570>>336:2011/01/09(日) 23:20:48 ID:xAYhZDya
「ひなっち先輩がかまってくれません」の>>332から高松じゃなくて椎名のもとへ行く別ルートを書けた。
なぜか高松の倍以上の流さになってしまった。
「しーな先輩♪」
ユイは部屋の隅で腕を組み突っ立っていた椎名のもとへやってきた。
「何用だ?」
「あのーちょっとプロレスしたいんでー、相手をお願いしていいですか?」
「いいだろう、私に稽古をつけてほしいのだな」
「まあそんなとこですね」
「だが私はプロレスというものをしたことがない。ようは日向の真似をすればよいのか」
「はい!
あ、ちょっ、人の頭掴んで何するつもりですかっ」
「確か日向はお前の頭をこう股にかけて…」
「ストップ!ストップ!ストーーップ!この状態は色々とやばーい!」
「何事だ?」
椎名はユイの頭を掴んだまま自分の正面に持ち上げる。
「なんで先輩が技をかける側なんですか!」
「私に稽古をつけてほしかったのではないのか?」
「いや、ほんと言うと技をかけたかっただけですけど」
「つまり私が痛めつけられる側か」
「そうですよ。痛めつける気だったんかっ」
「なら断る。私は痛めつけられるのは好きではない」
「えー!最初はいいって言ったくせにぃ」
「どうしても私に技をかけたいのならかかってくるがいい」
「そういうことなら…とりゃー!」
ユイは椎名に飛びかかった。
ゴッ
「あだぁ!」
「どこに飛びついてる?」
572ひなっち先輩がかまってくれません:2011/01/09(日) 23:23:38 ID:xAYhZDya
椎名は目にも止まらぬ速さでユイの攻撃をかわした。
「くそぉ…痛い、いたいですぅ…」
かわされたユイは壁に直撃してしまい痛みで転がり回っていた。
「どうした?もう終わりか?」
「まだまだー!」
椎名に殴りかかるユイ。
「ふん」
しかし、かわされる。
「おりゃー!」
続けて蹴りを食らわそうとする。
「あさはかなり」
やはりかわされる。
「くそー!よけるなぁー!」



「ふぅ、こんなものか」
戦線メンバーの一人、野田はハルバードの手入れをしていた。
スタッ
「あ?」
手入れを終えたハルバードの上に突如着地してくる椎名。
「貴様、せっかく手入れをしたというのに、そこに土足で降り立つとはどういうつもりだ?
というかどうやってそこに立っている?」
「む?私としたことが夢中になってしまったか」
「何の話だ?」
「私に気をとられていてよいのか?来るぞ」
「何がだ?」
「そこを動くな!ゴラァー!」
「あぁ!?」
野田が声に反応して振り向くとユイが鬼の形相で飛びかかってきた。
ガシッ
「ふぎゃ!」
「何をするか!貴様ぁ!」
野田は飛びかかってきたユイを顔を掴んで止めた。
「貴様は俺に何か恨みでもあるのか?あぁん?」
573ひなっち先輩がかまってくれません:2011/01/09(日) 23:25:00 ID:xAYhZDya
「すいません!すいません!顔が曲がってしまいます!放してください!」
「ソレは私の遊び相手だ。返せ」
「あ?」
いつのまにか椎名はハルバードから野田の後ろに移動していた。
「けっ、さっさと連れて行け」
野田はユイの顔を掴んだままユイを椎名に差し出した。
「邪魔したな」
椎名はユイを抱えて引き取った。
「うぅ…あたしの顔曲がってませんか?」
「問題ない。いつも通りあさはかなり」
「よかった。
って、どういう意味じゃコラァ!」
「暴れるな。このまま空き教室へ行くぞ」
「え、場所変えるんですか?」
「また野田のようなのに絡まれたら面倒だろう」
「そですね。移動しますか」

―空き教室―
「ついたぞ」
「よっと」
椎名の腕から開放されるユイ。
「痛いのは嫌いと言いつつ、まだ続けるんですね」
「私はお前にやられるほどノロマではないからな。永遠に続けてもかまわないぞ」
「くっそー、いつか泣かしてやる…」

10分が経過した。
「つ、つかまんない…」
「あさはかなり」
広い空き教室で地の利を得た椎名は縦横無尽にユイの攻撃をかわし続けた。
「どうやら場所を変えて私は得をしたようだな」
「先輩ズルイですー…」
574ひなっち先輩がかまってくれません:2011/01/09(日) 23:26:21 ID:xAYhZDya
「勘違いするな。予想外だ」
「……もういいや、疲れた」
「終わりか?」
「はいはい終わりでいいです。疲れたので寝ちゃいますね」
それだけ言うとユイは壁際へ移動し、横になって眠り始めた。
「ぐーぐー」
「腹を出して寝ては風邪を引くぞ」
ユイの腹部に触れる椎名。
ムニッ
「鍛えが足りない絞まりの無い腹だな」
そうしてまた指でつっついてみる。
ムニムニ
「ぐおっ、ウヒヒヒ」
「なんだ?寝ながら笑っているのかお前は」
「ぐ、ぐーぐー」
「それにしてもマヌケな鼾だな。らしいといえばらしいが」
「ぐー!」
椎名の言葉に反応したのかユイの鼾が強くなった。
「今度は寝ながら怒ってるのか。器用だな」
「ぐー」
「それにしてもあさはかな寝顔だ。
私も眠るか。一人で寝るのも寂しかろう」
椎名は壁に背をつけるとユイの頭の横に座り、眠りに就いた。

そして5分後。
「zzzz」
“寝たのかな…?”
ユイは目を開き、起き上がった。
“よっしゃー!寝たフリ作戦成功!
本当は油断したとこを強襲するつもりだったのに、まさか一緒に寝るとはアホですね!
それでは先輩、覚悟!”
ユイは椎名に飛びかかった。
575ひなっち先輩がかまってくれません:2011/01/09(日) 23:27:21 ID:xAYhZDya

ガシッ
「ふにゃ?」
飛びついたユイは椎名に顔を掴まれていた。
「何をする。寝たのではなかったのか?」
「いや、これはあの…。せ、先輩も寝たフリでございますか…?」
「何の話だ?私は殺気を感じて目が覚めただけだぞ」
「くそー…勘づかれたか…」
ユイの頭を掴んだまま話を続ける椎名。
「私の寝込みを襲うとはいい度胸だな小娘。覚悟はいいか?」
「あーん!すいません!もうしないから放してください!」
椎名はふぅ、とため息をつくと
「しかたない奴だな」
椎名はユイを引き寄せると体を反転させ抱きしめた。
「あの、先輩…これは?」
「お前を野放しにしとくとまた襲われそうだ。動きを封じさせてもらうぞ」
「襲いませんよ!そんなセコいキャラに見えるか!」
「たった今襲ってきたばかりではないか」
「うっ…
でも、だからってなんでだっこ…」
「縛り上げてもよいが私も鬼ではない。これですんでるだけありがたいと思え。
普通ならさっき切り捨ててるところだ」
「なんであたしはこんな扱いなんですか?」
「お前みたいなのに目くじら立てる程、私はあさはかではない」
576ひなっち先輩がかまってくれません:2011/01/09(日) 23:28:07 ID:xAYhZDya
「むー、なんか腹立つ。
てか先輩ほんとに寝るんですか?もっと遊びましょうよー」
「先に眠りだしたのはお前ではないか。私はもう眠くなってしまった」
「ぶー!もっと遊びたい!もっと遊ぶー!」
ユイは頬を膨らませて駄々をこねた。
「そんなあさはかな顔をするな。いい加減には塞ぐぞその口」
「はっはっはー!残念ですが先輩の手はあたしの手を繋いでるので無理ですね!」
ユイの手は椎名の手に握られていた。おそらくはユイの抵抗を封じるためだろう。
「何を勝ち誇っている。口など手を使わずとも塞げるぞ。
昔から言うではないか。目には目を 歯には歯をと。
つまり口にはく」
「ギャー!離せ変態!クソー!!」
身の危険を感じたユイはじたばたと暴れた。
「誰が変態だ。冗談だ、静かにしてれば手荒な真似はせん」
「うるさくしてたらするんか!それは冗談じゃなくて脅迫じゃー!」
「やかましい。塞ぐぞ」
「おっと」
ユイは口をきゅっと閉じた。
「たかが唇と唇が触れるくらいで脅しとは大袈裟な奴だな」
「いや先輩にとってはそんなもんなのかもしれませんけど…ちなみに先輩、ご経験は?」
「あるわけないだろ。私は未婚だ」
577ひなっち先輩がかまってくれません:2011/01/09(日) 23:30:34 ID:xAYhZDya
「いやその理由はよくわからないです。
結構大胆ですね先輩…さっきからおっぱい背中に押し付けまくりでも全然気にしてないし」
「お前が幼すぎるんだ。色々とな」
「なぬっ!」
この言葉にユイはカチンときた。
「へへーん!あたしだって口が触れるくらい大したことないっすよ!
したきゃあ触れるだけと言わずに好き放題やれや!」
その挑発に椎名は
「zzzz」
「寝た!?」
ユイの相手に疲れたのか飽きたのか椎名は眠ってしまっていた。
「せんぱーい?」
「zzzz」
「完全に寝てる…。話の途中で寝るとはアホですね。
こんなアホはほっといて校長室に戻りますか。よいしょ」
グイッ
「あれ?」
グイッ
「ちょっと、なんで、寝てる、はずなのに…」
椎名の腕から抜けようとするユイだったが抜け出すことができない。
「なんで寝てるのにこんな力強いんじゃこの人…。
もういいや寝ちゃえ。次起こしたら何されるかわかんないし」
ユイは観念して眠ることにした。
「……」
「zzzz」
「……」
「zz」
「って、こんな真横で寝息たてられて寝れるかぁー!!」
二人だけの教室にユイの叫びが虚しく響いた。



―校長室―
「ふわーあ、よく寝た」
578ひなっち先輩がかまってくれません:2011/01/09(日) 23:31:51 ID:xAYhZDya
校長室では日向が目覚めた。
「うるさいのがいないとよく寝れるぜ」
校長室を見渡す日向。
「あれ?本当にいねぇ。
野田、ユイ知らね?」
日向は近くで素振りをしていた野田に話しかけた。
「あの小娘か。
奴なら椎名に連れられてどっかに消えたぞ」
「椎名に?何してんだよ」
「そいつは私のだからなんだと大事そうに抱えられて外に行った」
「おいおい、いつからユイは椎名の物になったんだよ?
確かにユイはちんちくりんだけど椎名のストライクゾーンに入ってたのか?」
椎名の可愛い物好きは戦線メンバーの大多数の知る情報だった。
「俺が知るか。心配ならさっさと探しに行け。ふんっ」
「手間のかかる奴だなぁ」
日向はユイを探しに出かけた。

「つっても、どこ行ったかなんてわかんねーし」
そんな日向の脳内に思い出される野田の言葉。
“そいつは私のだから”
「見つけたとして入りづらい空気になってたらどうすっか…」

“「あ…先輩そんなとこ触っちゃダメですぅ…」
「ふふ、お前のここ、とってもあさはかなり」
みたいな―”

「いやいやユイにはそういうの早すぎるだろ!だいたい椎名っちに限ってユイに手を出したりするわけ…あ?」
579ひなっち先輩がかまってくれません:2011/01/09(日) 23:32:59 ID:xAYhZDya
ふと横の教室の扉の窓からちらっと見えたピンク色。
「……今のはもしや」
ガラッ

「zzzz」
「ぐー」
教室に入ると探していたユイは椎名の腕の中で眠りに就いていた。
最初は椎名の寝息が気になっていたユイだったが椎名を追いかけ回した疲れからか、自然と夢の中に入っていった。
「…んだよ、寝てんのかよ。なんだこのマスコットは。
椎名っちもこんなん抱いて欝陶しくないのかねえ」
口ではそう言いながらも“ちょっとうらやましいじゃねえか…”と思う日向だった。
「zzzz」
「ぐー」
「よく寝てんな。邪魔しちゃ悪いから戻るか」
「待て」
「え?」
引き返そうかという日向を歩みを止めた椎名の声。
「悪い椎名っち、起こしちまったか?」
振り向く日向。
「待て、逃げるなにゃんこー!」ギュウウウウ
「ぐぇぇぇぇアホですね…」
「って寝言かよ!んなに強く抱きしめたらユイが潰れるぞ!」
さらに幸せそうな顔でユイに頬ずりする椎名。
「つかまえたぞにゃんこぉ」スリスリスリスリ
「う〜んう〜ん…アホですねぇぇぇ…」
「付き合ってらんねぇぜ…お大事にな」
それだけ言うと日向は教室から立ち去った。
「にゃんこちゃんキュゥゥゥゥト」
580ひなっち先輩がかまってくれません:2011/01/09(日) 23:34:07 ID:xAYhZDya


数分後、ユイは目を覚ました。
「んー?なんだかほっぺたがとっても熱いです」
「安心しろ。私もだ」
見てみると頬を真っ赤にした椎名がいた。
「あんたのせいかっ!」
「やはり座りながら寝るものではないな。次は布団で寝るぞ」
「もう先輩と一緒には寝ません!」
581名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 23:35:15 ID:xAYhZDya
以上

書き終わって思ったこと。
ユイってそんなに小さかったろうか…?
582名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 23:43:11 ID:UIlcHgkI
>>581
GJ
二人とも非常にかわいいな
何だかんだで気になってる日向も見てて微笑ましい

ユイにゃんは150ちょっとだから実はそこまで小さくないはず
583名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 01:11:19 ID:Fj4iWnz3
椎名「君を見てると何だか心が疼くのだよ」
584名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 07:20:12 ID:a5rdU3Mm
>>581
┌─────┐
│   乙    |
└∩───∩┘
  ヽ(`・ω・´)ノ
585名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 22:19:33 ID:Yd6v2f7E
>>582
では野田と椎名の筋力が異常だったということで…
ちなみに椎名の身長はどのくらいですか?
今後の参考に
586名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 20:03:27 ID:3JlSUXoY
>>581
ユイにゃんマジマスコット
椎名っちのおっぱいに触りながら一緒に寝れるってそれなんてご褒b

でもユイにゃんの生前考えたら自由に動けないって充分罰だね(´・ω・`)
587名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 22:24:33 ID:nhRnhZK3
ゆりっぺ見ると笑いがこみ上げる不思議!
588名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 22:53:51 ID:I/n0JrG+
昨晩、音無が直井(女)とやってる電波を受信してしまった

音無「これが子宮口か。医学書で読んだ通りだな」コリコリ
直井(女)「らめれすぅ・・・ナニが入ってきます音無さぁん」

俺疲れてるのかな
589名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 23:26:21 ID:nhRnhZK3
>>588
いいから速く続き書けよ
590名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 11:36:25 ID:JT0R2BWY
ゆり→ユイ→日向→ゆり

なんかこんな救いようのない関係が思いついたんだが
ちなみに全員恋愛感情
591名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 22:07:03 ID:wm4zOyPE
野田→ゆり→日向→ユイ
592名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 22:37:45 ID:pZrl81OC
藤巻→ひさ子→岩沢
593名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 22:53:16 ID:vCy1ikRU
藤巻ェ…
594名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 23:53:55 ID:vpSWDtMH
そんなドロドロしてんのは見たくない

ところで>>341みたいな本編で絡みが無いキャラ同士で妄想できる猛者はいないのか
595名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 00:07:47 ID:I9UMpMf9
ひさ子×直井とか面白そう
596名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 00:13:11 ID:E7ilYuFu
>>595
それだ!
ひさ子の巨乳に母性を感じた直井が・・・

みたいな
597名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 00:57:39 ID:vnnp9sAw
岩沢→ギター
598名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 01:12:08 ID:qmgVmQAX
>>596
直井は母性には興味が無さそうなんだがw

というわけでひさ子の男気に父性を感じた直井が・・・
599名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 03:08:17 ID:yAu/fYbT
関根と入江なら男キャラ全員と絡みないね
確かキャラコメでもガルデモと一緒だったし
600名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 06:54:36 ID:400zcBaU
入江は四コマでチャーと若干絡みがあったね
まぁチャーは奥さんいるが
601名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 23:19:17 ID:bucNvGfA
本編で絡みが無いキャラ同士で補完すべきなのは岩ユイ
俺は岩ひさ、椎ユイ萌えだけど
つか今更ながら>>341ってすごいな
モブキャラ萌えなのか?
602名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 09:19:25 ID:LAbRlFmp
モブって言うなぁーッ!(入根)
603名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 22:48:15 ID:kw947K9+
そういえば入根の百合話ってないのか?
椎ユイに比べたら全然濃い関係なのに

そうか二人はキャラが薄うわ何をするやめ
604名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 17:48:03 ID:Ti7o4Avl
入根はマブダチって感じだ
セックスするときもなぜか一緒だったり
605名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 20:42:38 ID:3THZfm9c
あげてもいいスかね?
非エロで後日ブログうp予定ですけど。
606名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 21:00:16 ID:Ti7o4Avl
どうぞ
607名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 21:17:10 ID:3THZfm9c
じゃあ失礼して。
*注意*

・ひさ子主人公?岩沢の消失直後の話です。
・ただの妄想の塊
・特に過去話は妄想です。公式は今だーまえが書いてるはず(ry

こんな妄想話でおkな人はどうぞ。
608Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:18:43 ID:3THZfm9c
 ここは死後の世界だ、と誰かが言った。
 覚えている。
 今でも覚えている。
 嗚呼、忘れない。忘れて堪るものか。
 彼女は私に、手を差し伸べてくれた。
 私は、…………―――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

609Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:22:41 ID:3THZfm9c
 / Episode Extra 『Again Song』

 この学校は数千人の生徒数を誇る巨大マンモス校だ。敷地は広い。一つの小さな町が形成されているかのような圧倒的な広さと、
それを覆うように囲む広大な森。校舎や施設は基本的に一部しか使わないのだが、もう長くいる自分でもまだ見ない施設があるとか。
聞いたこともないが、小中高一貫の可能性も否定できないという噂がたつほど。
まあ、ここに元から住んでいる者は今のところ否定しているから、そんなことはないようだが。
 何年も同じことを繰り返されるループ。何年経っても同じ面子が並び立てる。もちろん中の住人はその異常に気付かない。
それはいっそホラーにも思えるが、しかし何年もここに居るとそれはもう慣れたことである。
むしろ新しい面子が増えることに驚くぐらいなのだから。新しい面子というのは、例に漏れることなく私たちの同類しかいない。
校舎も、最初に来た時から全く変わっていない。
 今、私たちがいるのはその校舎の一角。近くに自動販売機がある校舎棟A棟の空き教室。ここを選んだのは単に空いてるだけではなく、
バンドはそもそも喉が渇くので自販機が近い方が効率的にいいのだ。
「―――――で、この娘がガルデモのニューボーカル候補の、」
「わーっ、うわーッ!すごいっすよもうガルデモのメンバーが今あたしの前に!
うわぁひさ子先輩のリスト捌きってどうやったらあんな殺人的なんですか!?
関根先輩は所々どうしたらあんな突拍子のないアレンジができるんです!?
入江先輩は普段の性格に合わずにドラムが激しくてそのギャップがとんでもなくあれでして!
あーこの中にあたしが入るともう完全無欠って言うか天使倒せるんじゃね?的な感じに」
「―――いー加減にしろっ!!!」
「ギャー!イタイですー!」
 痺れを切らしたゆりによる、目の前で起こる後輩虐待。自業自得だと呆れてしまう。息を漏らす。
いや、理由はそんなことではない。もっと深く、深い……ぽっかりと空いた空洞。それを埋めるかのように、溜息は止まらない。
 周囲では他のバンドメンバーの、大人しい入江、トラブルメーカー関根が半ば茫然、半ば苦笑といった感じでその光景を微笑ましく眺めている。
何だか血が飛び散って来始めた気もするが、おそらく気のせいだろう。
 窓辺に設置されてある手摺りに背中を預けて―――私は。陰に隠れるように、表情を顰めた。
 /
「それじゃ、よろしく」
「お、お疲れ〜……」
「流石……」
 ゆりが颯爽と肩まである髪を靡かせながら扉を閉めて出ていく。戦線メンバーでは男勢にも引かない実力の持ち主に違わず、手慣れた様子でボコにしていた。跡に残るは悲劇の惨状。
まあ死ぬほどのものではないので、すぐに回復したみたいだ。ふらふらと立ち上がったかと思うと、
「とゆーワケでユイって言います!よろしくお願いしまっす!」
「はは……」
「頭痛くね?」
 ちなみに頭上に据えられているたんこぶは重傷らしく、未だ治っていない。
 ピンクの髪は両サイドに小さく留められていて、もみあげから伸びた髪は白い十字に近い形状の髪留めに通されている以外はストレートに流している。
首にチョーカー、手首に鉄製の輪に鎖が付いていて、拘束趣味があるのかと若干疑問を湧かせる。
ソックスではなく、その代わりかゴシック要素の強い黒紐を交錯させている。
ついでに言うなら、アホ毛と、装飾のつもりなのか、尻尾らしき物が先程から元気に振られている。犬か。
「大丈夫か、そいつ」
 ふつふつと沸き起こる感情を必死に抑えつけ、普段通り腕組みをしながら、私。
「んー……じゃあテストでもしてみる?」
 私の多少の違和感にも気付かない入江が唇に指を添えながらそう提案する。余程目の前の出来事が愉快だったのか、くっくと笑いながら関根がそれに同意。
「そだねー」
「そうですね!」
「なんでアンタが言うの?」
 早速馴染んだのだろうか。関根はぐりぐりとたんこぶの部分を拳で嬲っている。元々メンバーの中で二人は後輩という立ち位置もあってか、自分よりも年下の彼女に妙に肩入れしているような気もする。
「…………」
 私は……無言のまま。
 …………、
 /
610Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:26:09 ID:3THZfm9c
 ギターが弾ける。
 コトバが流れる。
 室内が、音で満たされる。
「―――――っ」
 ピックが弦を震えさせる。喉が空気を振動させる。
 少女は、歌う。此処は小さなオーディション会場。
 曲は合唱コンクールとかであるように、課題曲と自由曲にしたようだ。ちなみに決めたのは入江だ。
「―――――っ」
 課題曲はガルデモを代表する曲、『Crow Song』。これはやはりというべきか、多少アレンジが加えられていた。
今歌っている自由曲は、歌詞はそれなりだが、メロディや音がいまいちパッとしなかった。岩沢の曲を意識しすぎている感がする。
 それでもそれなりには上手い方かな、と他人事のように評価を下す。
「へぇーっ」
「意外とやるじゃん?」
 二人も感心したようにそう漏らす。私はますますむっつり黙る。
 曲はいよいよ最高潮。ラストを迎える。
「―――――っ!」
 息に喘ぐように酸素を求めながら、すぐにその酸素を音へと変換させていく。私が貸したエレキギターは、雑に掻き立てられる。
 音楽とは、感情を吐き出すことが重要だ。
 いつも彼女は、独特の会話のリズムでそう言っていた。
『芸術って言うのはさ、音楽に限らず、自分の考えや感情を出していくモノなんだよ』
 彼女の残滓が、私にもう一度同じことを囁く。
「……っ!」
 ひく、と眉が動くのが自分でも分かる。
『ありがとう』
 最後の歌で呼んだコトバが耳にもう一度響く。厭な響き。
 嗚呼、本当に厭な言葉だ。何が、何がありがとう、だ。
 感情の炎が一瞬だけ激しく猛る。それに飲み込まれそうになる。
 と、演奏していた少女―――ユイだったか―――はラストでピックを激しく動かして、音が鳴り止まない内にも一閃。
立て続けて急ブレーキをしていた音が、引き裂かれるように新しい音にかき消され、その音が部屋を支配する。
「―――っはっ、はっ、」
 彼女は肩で息を整える。バンドというのはとにかく疲れるものだ。特にボーカルは常に声を張り上げなくてはならない。
さらにギターもしなければならないのなら神経も激しく消耗する。ギター&ボーカルというのは確かに恰好はいいのだが、
それに伴う努力と体力が必要なのだ。
 乾いた拍手が、音の残滓が浮遊する室内に木霊する。
「なかなか良かったよー」
「まぁこんだけできりゃ十分じゃない?」
 二人は笑顔で迎え入れられ、合格通知をそう言い渡す。
それを聞いたユイは顔を綻ばせかけたが、すぐに私が何も言わないことを気にしているように顔色を窺ってきた。
 ……私は、目を逸らす。
「ね、ひさ子先輩もいいと思いません?」
 関根が何も知らずにそう言って振り向いて、ようやく私の表情に気が付いた。
入江は若干気にはなっていたようで、ちらちらと見てくる。
 私は、何も言わない。
 じぃ、と睨みつけるように、新入りの少女とやらを眺めるだけ。
「……どうですか、ひさ子先輩」
 誰も言葉を発さない異常な沈黙の中、新入りがそう訊ねてきた。まだ幼さの残る声。それが、妙に耳に障った。
「…………」
 黙る。
「……ひさ子先輩」
 しかし向こうはこちらの思った以上に粘り強かった。また暫く黙ったが、彼女は追及を止める気配がしない。
私はやがて溜息を一つ吐き、腕組みを解いてまた反対に構築させながら、
「まず。歌に感情が入っていない」
 切り捨てた。
 ユイはぐっと鋭い物が刺さったように顔を顰めた。だが、それを見たからといって追撃の手を弱めることなどしない。次々と、急所を狙う斬撃を放つ。
611Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:28:14 ID:3THZfm9c
「所々ギターの方も歌の方も凡ミスが目立つ。ロックにしては曲調が静か。かといってバラードにしては五月蝿すぎる。実に中途半端だ」
 眉根が少しずつ寄っていくのが自分でも分かる。苛立ちが力を眉に集中させる。その苛立ちが、徐々に喉を通して声にも乗り移っていく。
「作詞はまだいいとして作曲のほとんど経験はないんだろ?音が出鱈目だ。あとパフォーマンスも足りない。
それに何だ?『CrowSong』の時はアレンジを入れて、自由曲の時は岩沢を意識するなんて……
岩沢を冒涜されたみたいだ」
「ひさ子先輩、何もそこまで……」
 関根がそういうのを、睨んで制す。苛立ちは益々募る。どうしてどいつもこいつも……っ。
「岩沢は軽くこなしてみせた」
「でも岩沢さんみたいな人、そうそういるワケじゃないですよ。これだけできれば上出来なんじゃ」
「これだけ?」
 ギッと顔に力が入る。歯軋りも漏れた気がした。関根は完全に委縮する。この部屋の空気も、ぴんと緊張感が走った。
 危ない。感情に歯止めがかからない。今までずっと蓋をしていた感情栓が、水のように溢れようとしている。
止めなければ。私がここで口を閉じて、合格を言えばいい。ただ、それだけなんだ。
 止めたい。けれど口は止まらない。
「岩沢の次を任すというのがどれだけのことか分かってるのか?岩沢並みのことをしないと陽動は成功しない。
今のコイツじゃ確実に陽動は失敗する。一回目はどうか分からんが、二回目からは確実に減少して作戦は失敗だ」
「……!」
「ここはお気楽でするサークルじゃあないんだ。何のために演奏しているんだ?陽動のためだろ。この程度じゃあ、観客の心は掴めない」
「そ、それにしても……!」
 縋りつくような手。関根はまだ、私が冗談を言っていると思っているのだろうか。本当は彼女だって分かっている筈だ。
私がこんな下らないことを冗談で言う立ちじゃないということぐらい。だから、突き放すように、
「こいつがボーカルをやるくらいなら、あたしはバンメンから抜けてやる」
 激情のまま、そう吐き捨てた。
 部屋の中の糸がピンと張り詰める。緊張が彼女たちを追い立てる。
 ……分かっている。そんなことは、本当はどうでもよくて。
「―――先輩」
 彼女は、私の目を真っ直ぐと見ていて。
 その、綺麗なルビーの瞳の中に宿る、哀れみに輝く色。
 その目が酷く、苛立った。
「悪いが、帰ってくれ」
「…………。…………帰りません」
「……帰れ……!」
 徐々に燃え盛る感情が表に出始めている。堰き止める理性が、その業火の勢いに溶けかかって、何処か意識が浮ついていた。
関根と入江はおろおろとしている。当然だ。私がここまで怒ったのをかつて見たことがないのだから。
 その中で、一人だけ。先程までの会話からは想像できないほど冷静なのは、目の前に居る少女だけで。
「先輩。岩沢先輩は、もういないんです」
 だから。
 だから、その目が嫌なんだ。
「……そんなこと……!」
 分かっている!!!
 無茶な叫び。喉を痛めた。喉の中を掠ったような、痒みに近い痛み。
 中の物を吐き出すように咽る。嘔吐物がせせり上がってきて、それを飲み込むのに一苦労した。
もう身体の感触も失せてき始めている。貧血の症状に近い。ぼんやりとする意識と感覚の中、必死に繋ぎ止めるように手摺りを掴む。
二人が駆け寄るのが遠く聞こえる。微かに映った映像の中、それでも少女は、私にその言葉を伝える為だけに、その場にしっかりと立っていた。
「岩沢先輩は……居ないんですよ」
 その、静かな一言に。
 意識は一瞬の内に洗浄される。
 混濁とした記憶。混沌とした感情。
612Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:30:46 ID:3THZfm9c
「あんたに……」
 もう一度開いた目の前の情景は、まるでテレビの中のことのようだった。
「あんたに何が分かる!!!」
 誰かの手が、少女の胸倉を掴んでいる。少女は苦しそうだ。掴む手に幾つか手が伸びて落ち着かせようとしていたが、
掴んだ手は一向に緩む気配がない。
「あいつは!歌いたかった歌が歌えなくて!クソ共の所為で死んで!ようやく好きに歌えるようになったんだ!
ここで生きる意味を叶えれたんだ!なのに消えるなんておかしいだろ!あいつはそんな奴じゃない!あいつはこれだけで満足するタチじゃない!
『ありがとう』?ふざけんな!何がありがとうだ、あの馬鹿野郎……っ!」
 嗚呼、少女の胸倉を掴んでいるのは、私だったのか。ぼんやりとそう感じ取る。口が、慟哭を吐き出し続ける。
あの時の後悔が、悲しさが、胸を、喉を、締め付ける。
 ……岩沢は、自由人だ。常にマイペース。電波、涼しい顔、図々しい神経。
 人間には等しく同じ価値しか持たず、音楽を崇高な物として慕う信者。
その曲は特定の誰かではなく、彼女が救われたように、全てのモノに、そして何よりもその音楽自身に向けられている。
 あいつの歌う唄は自分の体験したことを、感触を、形だけ作り上げ、肝心の要はその歌と全てのモノに振り分けられている。
 だから、あいつが、同じように全てに振り撒きながらも、まるで自分のことを謳うようなあの曲は不思議で。不自然で。
 ……あいつが消えると分かっていれば。
 ずっと後悔していた。
 何故、止めなかったのかと。
 思えば、心当たりはあったのだ。
 あれは……夕方の屋上。
 久しぶりにあの場所に行くと、最初に出会った時と同じように、同じ曲をあいつは弾いていた。
『その曲、好きなの?誰の曲?』
『誰のでもないよ。私が創った曲』
『いい曲じゃん』
『ありがと』
『でもその曲、ガールズロックじゃないんだな』
『まぁ、ね。都合上、基本ガールズロックばかり作ってるけど、他のも創れないこともないし』
『へえ。他の今度聞かせてよ。ああ、歌詞付いてんの?』
『……。……ああ』
『そっか。そりゃそうだよな。にしてもさ、何か意味とかでもあるの?その曲』
『…………。…………さあてね』
 あの時、微かに嫌な予感がしていた。あいつの、少し俯き加減に、ここに来た時に一番最初に作ったという、思い入れのあるギターを眺める、
半分近くを影に落とした顔を見ると、微かに背中がざわめいたのだ。ひんやりとした悪寒を、それでも見逃した。
 どうして、あの時に感じたことを見逃したのか。
 今でもずっとそれは、私を苛ましている。
「お前が岩沢の代わり?馬鹿言うな!岩沢は岩沢でしかできないんだよ!あいつのポジションを奪うな!
 あいつと言う存在を……奪うなよ……!!!」
 誰かの、そんな、慟哭の中に潜む懇願の声に、不意に少女は表情を変えた。深く暗い、絶望を識る顔。
喋ることすら辛い状況の中、必死に言葉を紡いで、
「ひさ子先輩、いつまで、岩沢先輩に、依存しているんですか」
 掴んでいた腕の動きが、呼吸が、心臓の鼓動が、全てが止まった。
 浮遊していた意識が身体へと戻る。瞳孔が極限まで見開く。それまでの激情が、その一言だけでひどく静まった。
 どっ、どっ、どっ、どっ、
 一旦止まった心臓の動悸が一転して激しくなる。表情も固まり、制服を掴む腕の力も弱まる。
 芯が、自分の大事なモノが―――折られたような気がした。

「岩沢先輩は……岩沢先輩は、もう、何処にも、居ないんです!!!!!」

 少女の泣くような叫び。
 ……不意に腕が少女から離れた。支える物を失った身体はふらふらとよろめき、ストンと板張りの床に尻もちをついた。
 もう、周りが見えない。視覚が明滅とし始めている。白と黒の混沌。世界の終わりか始まりか。
 過去が一瞬で走馬灯のようにフラッシュバックする。その激流に、私は呑まれて。
 …………私は。
 私は――――――――――
613Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:32:56 ID:3THZfm9c
 ***
 ……イタイのは、キライだった。
 痛覚に直接訴えるようなイタミ。電気信号が混乱し、爆発する感じ。
 そんなイタミに、私の思春期は常に置かれていた。
 私はラクロスをしていた。始めたキッカケはよく覚えていない。ただ、自分で瞬時にコースを作り出して突破する、
その快感が堪らなかったのは覚えていた。抜いた瞬間の相手が意表を突かれた顔、そしてそれに対する優越感。
 生まれついての運動神経の良さが功を成していたのだろう。しかし私は慢心することはなかった。慢心は油断を招く。油断はミスを招く。
だから全力を常に出していたし、だからこそ怪我も多かった。幸いなことに、骨折などの大事に至ったことはなかったのだが。
 それでもラクロスを続けたのは、好きだということもあるのだが、家に帰りたくなかったからだった。
家は両親のどちらもが愛人がいて、私は殴られてばかりだった。

 「生まなければよかった」

 いつもそう公言されていた。最後に決まってそう言っていた。
 だから、家に帰りたくがないがために、部活には必ず毎日行っていた。
 自然と、高校はラクロス部があるところを選んだ。入るとさほど時間も経たない内にレギュラーに選ばれた。チームは決して弱くはない。
無論、そうなると先輩からの風当たりも悪くなる。他の子よりもパシリなどの、目に見える嫌がらせが毎日のようにあった。けれど私には、どれも特には気にしなかった。
ラクロスの試合が出来るだけで、それらは耐えることのできる程度のことだった。家に帰るよりもよっぽどマシだ。
しかし同級生からは尊敬の眼差しで見られ、面倒見もいい……というのは当時の友人の言葉である……ので頼られたりして、何時の間にか一年のリーダー格になってしまい、それが更に先輩方には気に食わない、という悪循環。
 高校二年になった時のことだ。試合も近く、早めに練習を切り上げた、冬も近くなった灰色の秋空。
 帰り道にある商店街。その端で、見覚えのあるのが見えた。友人と後輩だ。二人は何人もの男に囲まれて、ナンパらしいことをされているようだった。
困っている二人を周りはないものとして脇を通る。思わず私が駆け寄って声をかけた。
 とにかく連れ出そうと思ったがことは上手く運ばない。結局二、三発後輩が殴られ、脅されるように三人裏路地に連れられてしまった。奥の方へ行く時、閃いた。
私は賭けをした。狭い路地の為、大体二人分ぐらいの幅しかない。前は友人と後輩が、それぞれ男に強引に引っ張られているところだった。
 やるしかない。からっていたケースを、気付かれないようにある程度開けておき、弾け出した。
 私は後ろ手を捕まえている男に頭突きを喰らわせて、前の二人に襲いかかった。愛用のスティックが煌めいて、後頭部を打ちつける。たちまち三人がダウンした。
 後ろにいた男たちは意表を突かれて立ち尽くしていたが、すぐに私に襲いかかった。拳が空気を引き裂く。反射的に私は殴った。
ラクロスで怪我も多かったため、こちらが殴られていても怯むことなく反撃する。顎、腕、足、胸、急所。次々とスティックが的確に捉えていく。
頭は段々とぼんやりとしていた。殴る時の、肉の奥にある硬い骨の感触が、スティックから腕に伝わって、それが堪らなく―――――キモチ、イイ。
 意識が、段々と染まっていく。何色だろうか。分からない。快楽という、どす黒い感情に呑み込まれていく。
 ああ、キモチイイ。サイコウだ。このカンショク。
 今まで溜まりに溜まった鬱積が、無情な形で爆発した。スティックが縦横無尽に暴れ、私はその中で舞う。花がその度に、散る。
 五感が徐々に遠くなっていく。遠くなる意識。
 ……啜り泣きが聞こえた。それで意識は紐に引っ張られるようにして元に戻った。
 どうしたんだろう。一匹取り逃がしたのだろうか。
 大丈夫?
 私は心配になって振り返った。
 良かった。無事だ。ホッとして、私は近づく。
 後輩の唇が、震えながら、動いた。
 何て言ったのか、分からなかった。ただ心配に駆られ、もう一歩踏み出すと、彼女はあからさまに身体を引いた。
 友人が口を開く。
 私は、そこでようやく自分の姿を見た。
 白い制服が、血を吸って赤黒くなっていた。
 ゆっくりと後ろを振り返る。
 紅い花。紅い花が、一面に……。
 もう一度、後輩が口を開いた。
 ……………………来ないで……。
614Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:34:08 ID:3THZfm9c
 ……次の日、私は部活の退部と停学処分を言い渡された。確かに非は向こうにあった。
しかし現場を見た教師は息を飲んだ。やり過ぎだ、と、沈黙の後に、学校の中で唯一よくしてくれた教師は告げた。
 停学がようやく解けて学校へ戻ったが、今までが嘘だったかのようにみな一様に避けるようになっていた。後輩も、同級生も。友人も。
 先輩はいい気味だとほくそ笑んでいた。私の机には、罵詈荘厳の限りで埋め尽くされていた。
 ……。
 その日を境に、私は学校へほとんど行かなくなった。右耳にピアスをつけて、背中に鎖で縛られた聖者をタトゥーで刻んだ。
何の意味もない。ただ、身体を無性に傷つけたくなっただけだ。
 無意味に街を徘徊し、わざとタチの悪そうな輩に肩をぶつけ喧嘩を吹っかけて貰い、辺り構わずスティックでぶん殴った。
暫くして私は有名になったようで、毎日のように喧嘩にありふれた。
 私の血にも、あのロクデナシの親たちの血が流れているんだ。そう思うと絶望感が身を包む。
 毎日あるから、暫くすると疲れや痛みで身体が思うように動かなくなる。そうするとすぐに私は袋叩きにあい始めた。
 どうしようのないほどの、痛みイタミいたみ。ココロは擦り切って、カラッポの状態だった。
最後の辺りは、イタミさえ感じないほどに、イタミに塗れた……そんな、人生。
 そんな…………イタイ、人生。
615Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:36:23 ID:3THZfm9c
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 気が付くと私は、見知らぬ校舎に居た。場所は階段の踊り場だろうか。切れるようにチョークが叩く音と声が聞こえる。
不思議と身体の痛みはなかった。それがとても久しぶりに感じられた。
 カラッポの私は、授業を受ける気にもなれず、誰もいない屋上へと向かった。死んだ目が、カンカンと階段を上っていく。
まるで死刑囚が死刑台に上る心境だ。
 屋上に吹く風は冷たかった。冷たい風を受けながら、ぼんやりと座った。このまま独りで死ぬのかな、と頭の片隅で考えていたのを覚えている。
 ……覚えている。忘れるわけがない。
 目を閉じて、うつらうつらと傾いでいた私を起こしたのは、静かな音色だった。
 それがカラッポの私に小さな灯を灯す。私はその音に興味を持つと、うっすらと閉ざされていた視覚を開く。
 給水ポンプの上で、彼女は、ギターを弾いていた。悲しい音色。寂しい音。
 私がそっと身を起こすと、彼女は私の存在に気づいてなかったのか、一言、
『邪魔した?』
 そう聞いてきた。心配そうな言葉の中にある、優しい音色。
 それだけだ。それだけだというのに。
 ……私は。
 ―――――眼から流れる名も知らぬモノを、流していた。
 何だろう。視界がぼやけて見えない。もっとその顔を見たいのに。見せろよ。頼むから見せてくれよ。お願いだから……。
 す、
 あたたかいモノが触れた。身体を強張らせる。
 あたたかいモノは、雫をそっと拾っていった。
『あー、なんかすまないね。とりあえず涙は拭きな』
 涙?分からない。この雫の正体だろうか。
 彼女は洪水のように止まらない雫を、黙って取り除き続けてくれた。
『いきなり泣き出して、どうしたんだよ。こっちが悪いかと思ったじゃないか』
 分からない。
 ただ……分からない。
 そんな風に頭を真っ白にしていた私を、彼女は永く、拙く慰めていた。
616Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:37:02 ID:3THZfm9c
 /
『……ここは死後の世界なんだ』
 彼女は落ち着いた私にそう説明し始めた。ペットボトル水を渡され、そう諭された私にはショックはなかった。
 納得がいく。直前のヴィジョンは、できるだけ思い出したくないが。
 ……ってことは、あんたも死んだのか。
『そ。ここに来る人は大体生前不幸があって、未練があるみたいでさ』
 あんたも未練があるのか?
『好きな歌を歌えなかった……ただそれだけさ』
 彼女はそう言って、ペットボトルの水を飲む。水が喉を乱暴に通る音が聞こえる。少しばかり溢れた水が、綺麗な桜色の唇の端から零れ落ちた。
『あんた、イタイのキライ?』
 その零れた水を拭き取りながら、彼女はそう尋ねてきた。
 びくりと強張る。何故分かった?
『あんたの声色、怯えてるからさ。傷つくことに』
 声色?自分じゃ分からない。そもそもそんなこと気付かれたこともない。
 どうやって?
『歌、歌ってるからさ。歌ってのは歌詞をただ歌うだけじゃつまらない、感情を乗せないといけないんだ。
それだからかな、多少言葉の感情を読み取れるようになったんだ』
 ……そんなもんなんだ。
『そ。ところであんた、バンドできる?』
 バンド?なんでまた急に。
『ギターでもドラムでも。なんかできるか?』
 ……何も分からない。
『じゃ、私が教えてやるからさ。ちょっくら神に復讐してみないか?』
 神に、復讐?
『そ。私は納得して今参加してるんだけど。こんなさ、あんたと同じような、理不尽な人生を強いた神に反逆してみる、そんなチームに私は入ってるんだ』
 ……へぇ、
『あんたもさ、入ってみないかい?』
 ……私は……、
『イタイのが嫌なら、私と一緒にしないか。私もさ、他の皆みたいに戦えるわけじゃないんだ。だからどうにかして協力できないかって思ってるんだよ。
……まあ、半分以上は都合の良い言い訳なんだけどさ。ただ、私が歌いたいだけ』
 それで、なんで私を?
『あんたもいればさ、二人でもバンドはできるかなって。一人でやってたんだけど、やっぱり集まり悪くてさ。
あんた、イタイのがイヤなんだろ?ただ好きに音楽するだけでいいから』
 ……うん。
 気が付くと。そう、私は頷いていた。





 そう。それが、私の全ての始まり。

617Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:37:58 ID:3THZfm9c

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 別に。アイツが誰であろうと構わない。例え彼女が悪魔であろうとも、魔女であろうとも、そんな契約なんざ幾らでもしてくれる。欲しい物があれば分けてやる。そんな風に、その時も、今でも思っている。彼女はそんなもん要らないというかもしれないが。
 ただ。それでも私にとっては特別だった。
 あいつは。あいつだけが。
 私に、一番最初に優しさを教えてくれて、イタミから解放してくれた……。



 【生】という意味を、齎してくれた……………………――――――――――
618Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:39:03 ID:3THZfm9c
 ***
 ハッ、と。夢から醒めたように目が覚めた。
 目尻の辺りが湿っているのが気になり、指で乾かそうとすると、雫が移っていた。
 ……泣いていたのか。あの時のことを思い出して。
 白い天井。白のカーテンで囲まれた、自分。何処か鼻の通りが良くなる、すぅっとした薬品の匂い。
 ゆっくりと体を起こす。清潔なベッドとシーツが目に入る。茫、とそれらを眺めた。
 ここは……保健室、か。
「目、覚めましたか?」
 現状を把握し、ぼんやりとしていると、唐突に響くアニメ声。驚いて顔を上げると、カーテンから影が覗きこんでいた。それだけでその場に居るのが誰か、察することができた。
「……まあ、な」
 直前のことは全くありがたくないことに覚えている。少し悪い気がして、それでもしかし格好つかなく、ぶっきらぼうに言い放つ。
 静寂。互いにどうやって言葉をかけるかを探る沈黙。カーテンが互いの距離を示しているようだ。開いた距離、その空間を別つ白いカーテンは一方の意志。
 もっとも。言い出しにくいのは、比較的に私の方だ。先程までの言葉は本音で、少なくとも間違っているとは思っていない。かと言って、多少なりの罪悪感自体はある。
だから、向こうには悪いかもしれないが、どうにも謝りにくいのだ。
 空回りする思考。空転しすぎて、逆に何も考えていないことに気付かず、ただ黙りこむのみ。
「…………。…………その、」
 そういった事情から、ある意味で向こうの言葉を待っていた。それなら反応できると思っていたから。そして、か細い声の続きを待って。
「私は、間違ったことをしたとは思っていません」
 だから。少女がそう切り出すのは予想外で。一瞬何を言われたのか理解できず、意味をじっくりと飲み込んだ途端、冷えていた激情が再度昂ぶった。
「お前……!」
「ひさ子先輩に取って、岩沢先輩がどれだけ大切な人か、私には解りませんけど、分かります。だけど、だからこそ、私が言わなくちゃいけないんです」
 ぽそぽそと続く言葉。激昂は一旦冷え込みを見せたものの、ふつふつとまた何時でも沸騰しかねない状態だった。
「ひさ子先輩が、心配だから」
 全く、これっぽっちも、理解できない。そう、理解できない。
 そんなこっちの心情が分かっているのだろうか。反応がない中、彼女はそれでもぽつぽつと呟くような言葉をこちらに寄越す。
「今のひさ子先輩は、まるで宗教の信者みたいです。縋って、それしかないと思い込んで……。本当は偶像で、もうすでに無くなっていて、でもそれでも気付かないように自分を偽って……。
いつか、壊れてしまいそうです。ひさ子先輩が壊れてしまうのがイヤだから……そう、言っているんです」
「そんなのはただのお節介だ。別に私は壊れたって構わない。岩沢の居場所を奪われるくらいなら、そんなのは取るに足らない問題だ」
 手を振って軽くあしらう。だが、彼女はそっと、しかし図々しくそれを否定する。
「でも、それだと先輩が言ったことと矛盾します。ガルデモは、陽動のための部隊ですよね」
 チッと舌打ちをする。そんなこと、覚えていたくもなかった。痛いカウンターに、僅かに拗ねるような声で突き放す。
「私一人いなくなったって別が居るだろ」
[また矛盾してます。岩沢先輩の代わりは居ないと先輩が言ったように、ひさ子先輩の代わりも、また、居ないんです]
 段々とこちらが劣勢になってきた。自分の発言に縛られていく。全てを理解しかけ、そして理解しまいと必死に頭の中を空っぽにして抵抗する。そして、
「もう私は大丈夫だ。帰っていい。少し休んだら、私も戻る」
「なぜ、先輩が岩沢先輩に縛られているのか、そんなこと私は知りません」
 強引に話題を断ち切ろうとして、それすらまた向こうに強制的に戻される。苛々が、降って湧いてくる。
619Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:40:32 ID:3THZfm9c
「お前、いい加減にしろよ」
「いい加減にしません。ひさ子先輩を、起こすまでは」
「はぁ?私はもう起きてるぞ。お前、寝惚けてんじゃないのか」
「ひさ子先輩が、寝惚けているんです。岩沢先輩が魅せてくれた夢に、まだ浸っていたいがために」
 そんなことはない。
 そう言おうとして、けれど喉から言葉は出なかった。その喉は、震えていて。
「もう一度言いますけど、なんでひさ子先輩が岩沢先輩に囚われているのか、そんなこと私は知りません。知り得ません。
でも、これだけは言えます。
 ひさ子先輩。永い夢の時間は終わりました。

 もう、朝なんですよ」

 その、言葉に。



 ……もう、駄目だった。



 もう、誤魔化せない。私は静かに、ゆっくりと崩れ落ちた。再び白いベッドに突っ伏し、シーツを破くように引っ張って、殺した嗚咽を零し、そして涙を流した。
 もう、まどろむことも出来ないし、惰眠を貪ることも出来ない。
 永い夜が明けて、今は、朝なのだから。
 ……ずっと見ていた夢はどれだけ幸せだっただろう。私を認めてくれた人が隣にずっといることが、どれだけ幸せだったのだろう。
 だけど、全ては夢のように儚かった。起きてしまった今、哀しみも薄れてしまう。そのことが、哀しくて。忘れてしまいそうなのが、恐くて。
 …………岩沢という存在が、本当にこの世界から、消えてしまいそうで。
 何かの本で読んだ気がする。幼い頃から素晴らしい庭を持っていた女性が、その庭を売りに出さなければいけない状況になった。
 そして最後の日。彼女は叫んだ。

 さようなら!さようなら!
 さようなら!私の青春!
 さようなら!さようなら!

 ……そこで小説は終わっていた。いや、きっと私のことだから、そこで読むのを止めたのかもしれない。
 そうだ。私の庭も、強引に売りに出されたのだ。青春は、私の下を去っていった。
 けれど。庭を失ったからと言って、私自身が死んだわけではない。
 また、新しい明日が来るだけ。
 ああ、
 もう、朝なんだ。
 しゃっ、と、目覚めのカーテンを開く。
 目覚めのキスのように、私を優しく起こしてくれた、私よりも強い、微笑む小さな少女。
 そして、

『――――――――――ありがとう――――――――――』

 彼女の残滓が見せる夢。
 夢に、ずっと抱かれたかったけれど。
 夢は、醒めてしまった。
 その夢は、ずっと抱いていく。この現で。この、無上で無常で無情なこの世界の、希望として。
 だから、私はこう言うんだ。



「――――――――――おはよう――――――――――」
620Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:41:38 ID:3THZfm9c

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「……これ」
 先程よりも遥かに柔らかな声で、ある物をユイに見せつける。保健室からそのままいつもの溜まり場に寄らず、私の部屋にユイを連れて。
ずっと開けないつもりでいた宝箱を開けて、ユイに譲る為に。
 当然のように、彼女は疑問を隠しきれない。
「?なんですか、これ」
「まあいいから。これに歌詞付けてみな」
「……ハイ……」
 数枚の紙の束をそうユイに押し付けてから、私は一息ついた。なんだか納得がいかないとでもいうように彼女は部屋を出て行った。恐らくは何処かで歌詞をつけるのだろう。
 ふっ、と、なんだからしくない笑みが浮かんだ。柔らかい笑み。
 ……なあ、良いだろ?岩沢。
 今渡した紙は、岩沢が作曲して歌詞をつけないままに終わった、一つの曲だ。
 餞別代りというべきか、あるいは和解の印か。歌詞が付いていないと、彼女もおちおち成仏できないだろう。あいつのことだから。
 これは……新しいガルデモの船出に丁度良い。
 岩沢が創った曲と、ユイが創った歌詞。
 二人で一緒に創った、歌。
 これほどガルデモの終わりと始まりと表すモノはない。
 私はひっそりと、そう思い。
 /
 そして。
 体育館のステージ。ギターが二つ、並んでいる。
 私を認めてくれた人と、私を現に連れ戻してくれた人。
 どちらも、もういない。ここから二人とも、旅立ってしまった。
 でも、今度は、大丈夫。
 もう、夢には戻れないと知っているから。
 だから、覚悟は決まったよ。二人とも。
 これだけあるなら、もう十分だよ。
 私は、もう、十分だよ。
 /
 真っ白な思考。消えゆく狭間で、微かに聴こえた。
『ありがとう』と。
『ありがとうございます』と。
 そして、
『おはよう』と。
 嗚呼、私も答えなくちゃな。
 精一杯の、笑顔で。
 ――――――――――       お   は     よ         う
621Episode Extra 『Again Song』:2011/01/15(土) 21:42:32 ID:3THZfm9c

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 日も眠り始めた午後七時頃。
 特にこれといった意味もなく、私は出歩いていた。人々の雑踏。その中に埋もれる私は、酷くちっぽけで、自分一人いなくなっても世界は廻ってしまうのかと思いながら、哀しく一人で歩いていた。
 街は明るい。電飾がキラキラと、燦然として煌めいていて、人々はその下で忙しなく行き交う。
 すると路上パフォーマンスだろうか。ささやかなメロディがその耳に届いてきた。
 何だろう、珍しい。立ち止まり、興味本位で視線を巡らすと、少し離れた所に、少女が一人、誰にも見向きされずとも、その音を奏でていた。

 落とした 涙が
  こう言うよ こんなにも
        汚れて 醜い
            世界で 出会えた
               奇蹟に

 私は近寄る。懐かしい音色。懐かしい声。

「                 ―――――ありがとう            」

 そんな、消え入るような言葉で、静かな曲は締め括られた。
 しかしそれでも行き交う人々はそんな虚空の歌手に気付かないようにすれ違うばかり。孤独な歌い手は半ば苦笑のように、半ば元から当てにしなかったように息をつくと、今夜の公演はもう終わりなのか、片付けの作業に入り始めた。
 茫、とそんな一部始終を見ていると、彼女が私に気付いたようで、きょとんとした目でこちらの様子を見てきた。
 恥ずかしさなのだろうか、唐突なことに驚いて気が動転したのか、慌てたように視線を泳がせて、そして勢い任せに口を突く言葉。
 それは誉め言葉でも何でもない。



「    」



 ただ、約束を守るためだけに紡がれる、朝の目覚めを報せる、魔法の言葉。




622名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 21:47:39 ID:3THZfm9c
以上です。

改行しておけばよかったと投稿して気付いたり。
個人的には岩沢は恋愛しない虚空の存在と言うイメージです。
だからひさ子はもやもやするだろうなぁと。
まあこの個人的願望ですけど、ひさ子にとっての岩沢は、
恋愛感情と言うよりもユイに言わしたように依存しているという方がいいです。
なんというか、いるのが当たり前になっているというか。

ちなみに、一応続きはあります。
要は転生後。
ただ、まだ書いてる途中ですし、暫く忙しいのですぐには難しいかと。
まあグダグダです、すいません。

とにかく。
読んでいただきありがとうございました!
623名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 22:17:23 ID:Ti7o4Avl
GJ
生前のメンバーがどのように死んだかは解釈が分かれるだろうな
624名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 22:31:19 ID:bJ6C+I2Z
ふぅ・・・GJ
ここまで想像出来るのは凄いな
ひさ子切ねえ
625名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 07:10:54 ID:O7rAN063
とりまGJ
626名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 17:58:05 ID:EuuGSMOD
岩沢「まぁ実際のところ、ひさ子ってマジで腕っぷし強そーだもんね」
関根「そりゃあもう強え〜のなんの… って痛テッ!」
ひさ子「うるせー関根… ま、これはあくまで二次創作ですから」
岩沢「つーかひさ子、ギター弾けなくなっちゃったらマズいから、素手でケンカしちゃアカンで」
入江「ギタリストは手が命! ですから」
ひさ子「素手で殴ったりしねーよ… ギターで相手の脳天かち割ります」
岩沢「もっとアカンわ」
関根「((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル」
入江「あたし生きてるときに友だちに聞いたんだけど、ギタリストの人って腕の筋肉すごいんだって」
岩沢「指めっちゃ動くようになる」
入江「でね、その友だちがバンドのギター弾いてる人とエッチしたときの話なんだけど」
岩沢「おいおい」
ひさ子「それって食われたってこと?」
入江「そしたらその相手の人、指使いがチョーうまかったって」
関根「ギタリストはフィンガーテクニシャンっすかー」
ひさ子「…」(チラッと岩沢を見て顔を赤らめる)
岩沢「…」(ペチッとひさ子の手を叩いて恥ずかしそうにうつむく)
関根「…おやおや?」
627名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 21:41:50 ID:O7rAN063
こっちのがいいジャマイカ!!!!
628名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 23:52:15 ID:vsRo4HfX
>>561
戦線最強の女と戦線最弱の女
確かにプラマイゼロ・・
629名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 00:08:04 ID:y63K+mTG
夢がひろがリング!!!
630名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 22:30:42 ID:tWlX9MP9
ユイにゃんって初代スレのころは
「ユイの相手は日向しかいねーだろww」
「ユイなんか色気皆無なんだから非エロで問題ナイナイww」
とか言われてたのに
いつのまに百合ネタまでイケるようになったんだろ
631名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:37:42 ID:ozYuU9lD
レズにゃん・・・
632名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 00:58:12 ID:j1cIdUBx
百合っぺも忘れないで〜
633名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 11:44:41 ID:coGTmAIo
誰かゆりっぺ受けの書いてー
俺が書くとリョナにしかならないから
634『フラストレーション・キャンセル』:2011/01/18(火) 18:46:32 ID:ZeXZ2tDK
ゆりっぺ受けで書いてみた。
以下から13レス分投下します。

※音無×ゆりっぺで初体験もの。
635『フラストレーション・キャンセル』 1/13:2011/01/18(火) 18:47:15 ID:ZeXZ2tDK
「オペレーション『フラストレーション・キャンセル』」
 いつものように力強く、暗い校長室で、回転するSSSのシンボルを背負って、
ゆりはそう言った。フラストレーション・キャンセル。
いつもと同じで、聞いただけではどんな作戦なのかわからない。
「おお、もうそんな時期か」
 いつものように、日向がそう言い、
「どきどきするね」
 拳を握り締めて大山が頷いた。これもやはり、今まで幾度か繰り返した作戦のひとつらしい。
新参である音無には作戦の詳細がわからない。素直に聞くことにする。
「これは、どんな作戦なんだ?」
「聞いたまま、そのまんまだよ。欲求不満を解消するんだ」
「欲求って……何の」
 基本的に、ここは不自由のない世界だ。
 娯楽は少ないが、戦線のメンバーがそんなことをいちいち気にするような人間だとは思えない。
SSSは、退屈とは無縁である。
「性的欲求に決まっているでしょう」
 答えたのは高松だ。眼鏡を押し上げて、知的を装って断言する。
「せ、性的っ!?」
「まあ、健全な若い肉体だからな」
 松下が鷹揚に頷く。何を当然のように言っているのだろう、この馬鹿どもは。
視線を、珍しく部屋にいるガルデモのメンバーに向ける。四人とも全く平静どおりの顔色で、
動揺のかけらも見えない。
「いやいや、いきなり何を言い出すんだよ。解消って、どうやって」
「セックス以外に方法があるの?」
「セッ!?」
 つまらなそうに言ったのはリーダーであるゆりだ。
こいつは何をそんなに慌てているのだろうと言いたげに、肩を竦めて吐息をもらす。
「いい、音無くん。この世界には娯楽が極端に少ない――中でも特に、
性に関するアイテムがほぼ皆無なのよ」
「あ、ああ……」
 確かに、言われてみればそのとおりだ。
 そもそも高校という形をとっているからというのもあるだろう、
 この世界には性風俗に類するものがない。エロ本すらないのだ。当たり前といえば当たり前だが。
「自分で処理するというのもひとつの方法だし、実際それが一番面倒がないんだけど、
オカズが全くないとそれも難しいでしょう?」
「……あ、ああ……」
「たまりたまってNPCを襲われでもしたら困るしね」
 間違ってもそんなことはしないと、音無は断言できる。
 が、ここでゆりが言っているのは音無以外の、もっと言えば、今ここにいない、
普段裏方に回っている戦線メンバーのことなのかもしれない。
「というわけだから、定期的に戦線のメンバー同士でセックスをするのよ」
「するのよって、そんな簡単なことじゃないだろ!?
 おい、いいのかよ、あんなこと言ってるぞ!?」
 男連中に何を言っても仕方ないだろうと、わりに酷い判断を下して、音無は女性陣に声をかけた。
ガルデモの四人は顔を見合わせて、
「別に、はじめてでもないし」とひさ子。
「あたしはみゆきちとちゅっちゅっしますからあ」と関根。
636『フラストレーション・キャンセル』 2/13:2011/01/18(火) 18:47:42 ID:ZeXZ2tDK
「や、やめてよしおりん、こんなところで」と入江。
「望むところじゃあ! 絶妙なやわらかさ、味わわせてやらんかい!」とユイ。
 呆然とする音無を見ようともせずに「あさはかなり」と椎名がつぶやいた。
「そんな……遊佐はどうなんだよ」
「どうとは」
「いやじゃないのかよ、その、セックスとか」
「特には。軽いスポーツのようなものかと」
「スポーツって……」
 貞操観念のカケラもない。自分の中の『女性』像が音を立てて崩れていくのを、
音無は感じていた。
「そういうわけよ。まあ、最初はみんなそんな反応よね。すぐ慣れるわ」
「慣れたくねえよ!」
「なによ、はじめてはホテルのスイートで、ムードたっぷりに済ませたいって?
 別にどこでやっても一緒よ一緒、最初の一回が大切なのは最初の一回だけで、
 その内たくさんした中のひとつになるんだから」
「……」
 言葉もない。沈黙する音無の肩をポン、と叩いて「わかるぜ」と日向がつぶやいた。
「女の口からそういうこと、聞きたくねえよな。
 大丈夫、俺とお前くらいは、最初の一回をちゃんと思い出に刻んでいこうぜ」
「そういう風に言うと、日向くんが音無くんの相手をするみたいね。それでいいの?」
「よくねえよ! なんでそうなるんだよ!」
「なんでもなにも、完全に誘っていたわよ」
「なんでどうしてそうなるの!
 ゆりっぺのせいで引きまくってた音無を慰めただけなのに意味がわからない! Why!?」
「うるさい」
 にべもなく一蹴されて、日向がガックリと肩を落とす。
 慰めるにも力が湧かず、音無は呆然とゆりを見た。
「あ、相手はどうやって決めるんだ」
「好きにしていいわよ。どうしても見つからないようなら、椎名さんが相手をしてくれるわ」
「椎名が?」
 そんな性欲処理班みたいな扱いをされて平気なのだろうか。
顔を向けると「あさはかなり」と冷たい言葉が飛んできた。
その様子を見て、高松がまた眼鏡を押し上げる。
「普段の彼女を見てわからないのですか。
 くノ一にとって素人の男など片足で充分満足させられるのですよ」
「いや、椎名は別に本物のくノ一ってわけじゃないんじゃないのか……」
「あさはかなり」
 それは肯定なのか否定なのか。
「ああもう、うるさいわね。これ以上時間は無駄に出来ないわ。
 それじゃ、各自天使に見つからないように、好きな場所で好きにシなさい、以上」
 まだ混乱から立ち直れない音無だったが、
事を強引に進めようとするゆりに逆らってもいいことはない。
どうしたものかと途方に暮れて、窓から青空を眺めた。
 天使が相手でもいいのだろうか――いや、いいわけがない。
「オペレーション、スタート!」
 号令に従って、各々が立ち上がる。
637『フラストレーション・キャンセル』 3/13:2011/01/18(火) 18:48:06 ID:ZeXZ2tDK
 関根と入江は言っていたとおり二人で楽しむつもりなのか、それとも他に相手を探すのか、
連れ立って校長室を出ていった。声をかけるもの、それに頷くもの、はたまた断るもの、
黙って退出するもの、行動は様々だが、いたすことだけは確かなようだ。
「お前はどうする、音無」
「どうするって言われても……」
「最初だから勝手がわからないだろ? 俺でよければつきあうぜ」
「……コレなのか?」
 頬に手の甲を添えると「ちっげーよ!」と即答が返ってきた。
そこで、音無はふと視線を脇に逸らした。声を荒げる日向のそばに、
ちょこちょことピンクの派手な髪をした少女が駆け寄ってきたからだ。
「先輩がた、アホですね」
 開口一番、少女は冷たい声でそう言った。
「あん? なんだよユイ、相手が見つからないのか。ああまあ、無理もねーか」
「どういう意味ですかそれ」
「そんな貧弱なカラダじゃあ男は満足させられねーだろ」
「なんだとゴラァ!
 これはこれで需要があるんですよステータスなんですよ大きさはなくても感度は良好で
パイパンの締め付けは桃源郷さながらなんですよ試してもいないのに
何勝手なこと言ってくれちゃってるんですか!」
「試さなくても見ればわかるだろ」
「見てもないだろこの粗チンがあー!」
 ふわりと飛び上がり、華麗な回し蹴り。
 脳天を直撃された日向は、けったいな悲鳴をあげてゴロゴロと転がった。
「何しやがるこのやろう!」
「先輩がデリカシーのないこと言うからですよ!」
「本当のこと言ってなにが悪いんだよ! 幼児体型のちびっ子が桃源郷とかちゃんちゃらおかしいぜ!」
「じゃーあー勝負しましょうよ! 三十分一本勝負、勝ったらなんでも命令ひとつ!」
「おーおーいいぜ、望むところだ。戦線最古の実力を見せてやるぜ」
 顔を突き合わせて怒鳴りあうと、日向はちらりと音無を振り返った。
「そういうわけだ、悪いな音無。お前はお前で好きに相手を見つけてくれ」
「……ああ、うん。ごゆっくり」
 叫びながら部屋を出ていく二人を見送ると、もう校長室に残っているのは遊佐とゆり、
それに音無の三人だけだった。大きくため息をついて、
「遊佐はどうするんだ」
「これから相手を探します」
「そ、そうなのか」
「音無さんでも構いませんが」
「……」
 いかにも適当そうに言われてしまっては、返答に窮するというものだ。
助けを求めるようにゆりを見ると「知らないわよ」とばかりに首を振られた。
「そういうことですか」
「え?」
 それをどう解釈したのか、コクリと頷いて
「では仕方ありません」
 などと言いながら遊佐は部屋を出て行った。呆然とその背中を見送って、音無は首を傾げる。
「なんだあれ?」
638『フラストレーション・キャンセル』 4/13:2011/01/18(火) 18:48:31 ID:ZeXZ2tDK
「さあね。それで音無くん、どうするの?
 さっさと相手を見つけないと、椎名さんに片足で処理されることになっちゃうわよ」
「それは本当なのかよ……」
 さりとて、相手がいない、というより、誰が相手でもする気になれない。
この世界に来てから性的なことに縁がなかったのは確かだが、
こうもあからさまにソレを提示されてしまうとかえって気後れする。
「なによ、奥手ねえ」
「奥手って……そうだ、ゆりはどうするんだよ」
「どうって?」
「相手だよ。もうみんないなくなっちまったけど、誰とするんだ」
「あ、あたし? あたしは、その……しないわよ」
「しない? なんで? オペレーションなんだろ」
「なん……でって……だから、いいじゃない、なんでも」
「……」
 もじ、とカラダをゆすって、視線を逸らすゆり。
 泳ぐ目線を追ってみれば、どうやらノートパソコンをチラ見しているらしい。
「ちょっと、そのPC見せてくれ」
「なんでよ」
「なんでも」
「なにも映ってないわよ」
「ならいいだろ」
 ずいずいと歩を進めると、あわててゆりの手がPCを閉じようとする。
飛びついてそれを防いで、音無は画面に目をやった。
『あぁっ、あ、し、椎名さん、すごいよ、すごい脚捌きだよっ』
『……』
『あああっ、だ、だめだ、また、また右足だけで、右足だけでイかされちゃうよ!』
『あさはかなり』
『うあああー!』
 そこでは、正視に堪えない光景が展開されていた。
下半身を露出した大山が、平然とした椎名に踏まれている。ウインドウは他に四つ出ていて、
そのどれもで誰かしらが淫戯に興じていた。
「……」
「……」
「と、盗撮じゃないか!」
「違うわよ、作戦進行の確認よ」
「嘘つけ! なに、お前、こんなことしてるのかよ!」
「別にいいじゃない。見られてすることも多いんだし、今横に行っても何も言わないんだから、
同じことよ」
「違うだろ、全然違……おい、ゆり。お前なにしてるんだ」
「は?」
「それ」
 音無の示した指の先を、ゆりの視線が追う。
 短いスカートから覗くふとももを、つうっ、と透明な雫が伝っていた。
「ち、違うのよこれは」
「おいおいおい、あんだけ言って自分でしてるのかよ!」
「い、いいじゃない、それが一番面倒がないんだから!」
「開き直るな! え、じゃあなにか、みんなは、ゆりのオカズのためにセックスさせられてるのか!?」
639『フラストレーション・キャンセル』 5/13:2011/01/18(火) 18:49:01 ID:ZeXZ2tDK
「させられてるって、失礼ね。合意のうえよ」
「……」
 暴行をスクープされた政治家のような物言いだ。画面のみんなは楽しんでいるようではあるが、
しかしこの状況をひとりの欲望が生み出したというのは、あまりにも酷い話ではないか。
これは戦線の私物化である。
「そういうことなら……俺が相手にゆりを選んでも、いいんだよな」
「ふぇっ!? ちょっと、冗談でしょ」
「冗談じゃない。ゆりはいつも毅然としていて、魅力的だと思ってた」
「いやちょっと、音無くんはそういうキャラじゃないでしょ。落ち着きなさい。一緒に見ましょうよ」
「見ない」
 そうだ、みなの情事をゆりに見せないためには、こうするのが一番いい。
音無はゆりの肩に手をかけると、そのまま椅子の背もたれに押しつけた。
良質のチェアがギシリと軋み音をあげて、二人分の体重を迎え入れる。
「うそ、待って、待ちなさいよ音無くん、それは――ふぐっ」
 言葉をさえぎって。
 音無の唇が、ゆりの唇に吸いついた。ほのかなぬくもりが吐息に混じって流れ込む。
頬を支えて更に顔を押しつけると、苦しそうにゆりが呻いた。
「んん――」
 噛み締めていた歯がかすかに浮き上がる。そこを逃さずに、音無は舌をすべりこませた。
ビクリと跳ねるゆりの体を、強引に押さえつける。
「んっ、んんぅっ! んんー!」
 口内に侵入すると、それまでとは比べ物にならないくらい濃密な『温度』を感じた。
おっかなびっくり縮こまっているゆりの舌を探りあてて、ぬるりと絡ませる。
ゆりは逃げようとするが、狭い口内で逃げ切るのは不可能だ。
唾液と体温をまとった舌はゆりのソレに絡まりついて離さない。
両腕を押さえて、膝の上に跨ってしまえば、椅子に座ったゆりに抵抗する術はない。
「んんっ……ぅん……んぁ……」
 やがて、漏れる声に色がつきはじめる。舌の蹂躙に飽きたのか、音無はゆっくりと、
口の中全体をねぶるように舌先で巡りはじめた。歯の先端から滑りおりて、
歯茎の形を確かめるように往復し、ゆりの唾液を全て音無のもので上塗りするように、
あらゆる粘膜をなめまわしていく。
「ん……ふぁ……」
 もう、抵抗しようとする素振りさえない。両腕はそのままに、ゆっくりと唇を放す。
二人分の唾液が糸となって、舌と舌に橋をかけた。
「んぁ……ぁ……」
 まなじりには、涙さえ浮かんでいる。とろんと蕩けるような瞳に、音無はゴクリと唾を飲み込んだ。
今飲んだのは、果たしてどちらの唾液だろうか。
「ひどい……」
 つぶやきに答えず、音無は浮かんだ涙をなめとった。そのまま、制服の襟元に手をかける。
SSSの制服は前開きのセーラーだ。ゆっくりと、丁寧に、ボタンを外していく。
「ま、待って、待って音無くん、あたし……」
「待たない。これは作戦なんだろ」
「違うの、あたし……」
 ボタンを完全に外して制服を開くと、かわいらしいハーフカップのブラが現れた。
水色のチェックに、花をあしらったワンポイントがついている。ふるえる肌に手を添えて、
そっとブラの内側に指をもぐりこませる。
「やぁっ……」
640『フラストレーション・キャンセル』 6/13:2011/01/18(火) 18:49:23 ID:ZeXZ2tDK
「ずいぶん、かわいい声を出すんだな」
 ゆりの胸は大きいというわけでも小さいというわけでもない、掌で包めるほどよいサイズだった。
触れるとやわらかく、力をこめると押し返すような弾力がある。
下から全体を撫でるように触れると、ゆりが悲鳴じみた声をあげて身をよじった。
「音無くん、触り方がいやらしいわよ……」
「そりゃ、そういうことをしてるんだから、しょうがないだろ」
「しょうがないって……あうっ」
 きゅ、と先端をつまむと、そこはもう硬くなっていた。指の腹で押しつぶすようにすると、
またゆりの肩が震える。円を描いてこねてやると、充分勃っていた乳首が更に主張を強くする。
 我慢できない。背後から聞こえるメンバーの嬌声も手伝って、音無の理性を砕いていく。
伸ばした手を背中に回し、ブラのホックを外す。生前に経験があったのかはわからないが、
思いのほかスムーズに事を進めることができた。
「あ、あ、や、やだ、見ないでよ」
「そういうわけにも、いかないだろ」
 腕からは抜けないため、中途半端な位置にブラを落とす。あらわになったゆりの胸は、
大きさこそさほどではないものの綺麗に整った形をしていて、
ツンと上向いた乳首が触れることを要求するように、強気に震えていた。
「こんなところまで偉そうなんだな」
「な、なに言ってるのよ」
 もう充分指では嬲った。音無はそっと顔を近づけると、綺麗なピンク色の乳首を口に含んだ。
キスで猛威をふるった舌を、今度は屹立した乳首に向ける。
「いぅっ……ん、ん、あ、赤ん坊みたいよ……」
「……」
 答えず、音無は舌の動きを早くした。なめ上げ、吸いつき、ねぶり、甘く噛む。
そのたびにゆりは体を跳ねさせ、ももをすり合わせて、はしたなく悶えた。
「はっ、あふっ……ふぅ……ん」
 膝と膝をぶつけるようなゆりの仕草に目を細めて、音無は早々に乳首から口を放した。
「あ……?」と物足りなそうな声を受けて、視線を上に向ける。
「あ、ち、ちがっ……」
 何が違うというのか。音無は何も言わず、掌を震えるももに滑り込ませた。
あわてて膝を閉じようとするのを、強引に割り開く。その奥を覗き込むように、
スカートの中に自分の頭をもぐりこませた。
「うおっ……」
 思わず愕然とした声をあげた。そこにあったのは、しとどに濡れたゆりの秘部。
あるべき布はなく、淡い茂みの向こうに、淫らな唇が震えている。
まさに洪水というべき愛液の泉は、ゆりの座る椅子を、スカートごとびしょびしょに濡らしていた。
「や……」
「待ちきれなくて、朝から穿いてなかったのか。それとも、いつもこうなのか?」
「ち、違うわよっ」
「本当か?」
 ちゅ、と口づけをすると女性の匂いがむわっと鼻をついた。
襞の形を確かめるように舌を這わせ、愛液まみれの淫部に唾液を塗りこんでいく。
粘膜と粘膜がこすれあい、唾液と愛液がまじりあい、淫らな水音が響きあう。
肉襞をこそいでいく音無の舌は、やがてその最奥、暗がりに震える膣口にまで辿りついた。
「やっ――待って!」
「……?」
641『フラストレーション・キャンセル』 7/13:2011/01/18(火) 18:49:50 ID:ZeXZ2tDK
 声の切迫さが先ほどの比ではない。それでも音無は無視して、
舌をそこにもぐりこませた。膣口は狭く、先端が触れただけでもう行き止まりになってしまう。
強く押し込もうと力をこめると、
「お願い待って、やめっ、やめなさいよっ!」
 勢いよく跳ね上がった膝が、音無の顎を強打した。
「ぐぎゃっ!」
「やめろって言ってるでしょうが、この変態!」
「なんだよ、突然……」
 なんのかんのと言って楽しんでいたくせに、と音無は不満をあらわにするが、
顔を真っ赤にしたゆりはつい、と目を逸らして「ここまでよ」とつぶやいた。
「……は?」
「今日はもうここまで。欲求不満は、充分解消されたでしょ!」
「いや、かえってたまってるんだが……」
 ここで終わりなんて生殺し以外のなにものでもない。
今から椎名のところに走らなくてはならなくなってしまう。いや、仮にそうしたところで、
気分爽快とはいかないだろう。
「なんだよ、突然。気持ちよくなかったのか?」
「そ、そうじゃないけど……」
「そうじゃないのか」
「あ、あわわ、ちがう、違うのよ、その、なんていうか、だから、怖いっていうか……」
「はあ?」
 今更何を言うのだろう。遊佐は軽いスポーツとまで言っていたのだ。
それを、リーダーのゆりが怖がるなんてどうかしている。
それとも、自分はそれほどに暴力的だったのだろうか。
「だから、その、ああもうっ、は、はじめてなのよ!」
「え?」
「だから、したことないの! 処女なのよ! 悪い!?」
「……」
 そんな馬鹿な。
 あれほど露骨な言葉で煽り立てておきながら、処女。経験なしだなんて、ありえない。
が、耳まで赤くしたゆりの言葉が嘘だとは、とても思えなかった。
「そ、それなのに、最初の一回なんてどうでもいいみたいなこと言ってたのか」
「うっ……だからそれは、みんなを見てたら、そういうものなのかなって」
「……試しにやってみればいいだろ」
「そういうわけには……そういうわけにはいかないわよ」
「なんだよそれ」
 そんなに自分とがいやなのか。ゆりと愛情を育んできたつもりはないが、
しかしそこまで嫌われていた覚えもない。さすがにショックだ。
「だっだから……音無くんは、その、それなりに、ええと、悪くないっていうか、好きっていうか、
いや、そういう意味じゃなくて、戦線のみんなが、みんなだから、ええと、
その、やっぱり最初の一回は――その、もっと、ちゃんとするべきっていうか」
「……」
 なんてことだ。
 音無は大きく深い吐息をつくと、肩を竦めてみせた。
TKばりのオーバーリアクションに眉をしかめて「何が言いたいのよっ」とゆりが言葉を尖らせる。
「言っていいのか」
「う……」
642『フラストレーション・キャンセル』 8/13:2011/01/18(火) 18:50:18 ID:ZeXZ2tDK
 言いたいことなんてひとつきりだ。そして、やりたいこともひとつきりで、
もう止まることなんてできない。本当になんてことだ。
ちょっとしたスポーツのつもりで割り切ろうと思って、お仕置きのつもりで襲いかかって、
それがまさか、
「言っていいなら言うぞ。――そんな可愛い姿を見せられて、ここで止めるようなら男じゃない」
「へっ?」
 まさか、本気にさせられるなんて。
「やっ……あぅっ」
 抱きかかえて、椅子から引き摺り下ろす。そのまま両足を持ち上げて、
秘部を晒すように体を折りたたんだ。自慰と愛撫で昂ぶった淫唇はひくつくように震えて、
今か今かと行為のつづきを待っている。
「やっ……やっ、なに、なに、なによこれ」
「我慢なんてできない。優しくなんてできないからな。ゆり、お前が悪いんだぞ」
「そんな……ひゃうっ」
 口をつける、というよりはむしゃぶりつくように、音無はゆりの秘唇に再び舌を這わせた。
あふれる蜜を残らず飲み干すつもりで吸いつき、未踏の膣をほじくるように舌をもぐらせる。
あとからあとからあふれる淫蜜は音無の顎までぬめらせて、
女のいやらしい匂いで校長室を埋めて尽くしていく。その香りに酔ったように、音無は顔をあげた。
「おと……音無くん……」
 震えている。怯えている。でも、それよりなにより、彼女の瞳は欲しがっていた。
膣の中に渦巻く空虚、自分自身では絶対に埋められない空白。それを塞いでくれる何かを欲している。
「行くぞ、ゆり」
 気づけば、音無自身の指も震えていた。ベルトを外し、限界まで張り詰めた肉棒を外に出す。
のぼりたつ男臭がたちこめる女臭と混じりあい、濃密な淫香となって巡りだす。
 くちゅ、と淫音を立てて、ペニスがヴィギナに触れた。それだけで、ゆりはきつく目をつむり、
ふるえて唇を噛み締めている。
祈るように組み合わされた手が胸元で震えて、きゅ、とお尻の穴が緊張で締まるのさえ見えた。
「――っ」
 一息で。
 音無は、ゆりの中に自分自身をねじりこんだ。
「いっ――あぁあああっ!」
 目を見開いて、ゆりが思い切り背を逸らす。肺の中身をまるごと声にかえたような絶叫が、
喉からほとばしった。
「……ったい! 痛い! 痛い!」
「わ、悪い、でも……全部入ったぞ」
「いきっ……いきなり全部……っ!?」
 組んでいた手を床につけて、握り締めるものを探すように指を立てながら、
ぼろぼろ涙を零してゆりは呻いた。開いた口元からぽたりと涎がこぼれる。
「はじっ、はっ、はじめてって、言った……言ったのに……っ」
「あ、うわ」
 きゅん、とどこか胸の奥の方が音を立てた。
「ごめ、無理」
「まっ、まって、うごっ、うごかなっ――んぁあああっ!」
 ゆり自身の自慰からはじまり、音無の愛撫でほぐされていた膣道はそれでもきつく、
強引に割り開くように音無は腰をうちこんだ。ばんばんと床を叩きながら、ゆりが悲鳴をあげている。
もっと優しくしてやりたいとは思うが、どうしても腰が止まらない。
「痛い、いっ、いぁああ! あっ、あぅっ、うああぁぁん!」
643『フラストレーション・キャンセル』 9/13:2011/01/18(火) 18:50:40 ID:ZeXZ2tDK
 何かを求めるように、ゆりの手が宙を探っている。右手をそれに重ねると、
指が食い込むかと思うほど強く、ゆりがその手を掴み取った。
「おとっ、おとなしっ、うぁあっ、音無くんっ……あぁあっ」
「ごめっ、俺……もうっ!」
 瞳を蕩けさせたゆりの言葉は、まるで官能で出来た弾丸だった。
ただ名前を呼ばれただけで脳髄が痺れるようで、音無はあっけなく、ゆりの中で果ててしまった。
「ふぁ……」
 腰を跳ねさせながらの射精。避妊のことなんてまるで考えず、思い切り膣内に吐き出して、
音無は震える声で、まるで何かに感動したかのような吐息をもらした。
「う……ぁあ……」
 ずるり、と満足したペニスが抜かれる。持ち上げていた手を放すと、
ゆりの足がぱたりと倒れ、股のあいだから、ごぽり、と白濁した液体がこぼれ出した。
「あ……ご、ごめんゆり、俺、思わず中に……」
「え、ああ……だいじょうぶ、命あるものは、この世界では生まれない……から……」
 上気した頬に涙のあとを作ってゆりはそう言い、
「……って、他に謝ることがあるでしょうがああああああ!」
 寝転んだ姿勢から勢いよくはねあがると、ジャッキーばりの回し蹴りを音無の脳天に炸裂させた。
「いてえ!」
「あったしの方が百倍痛かったわよ! なによあれ! ムードもなにもない!
 いきなり思いっきり突っ込んであっという間に出しちゃって! 痛いって言ってるじゃないの!」
「いや、だから、優しくできないって……」
「優しくしろよー!」
 華麗な回し蹴りがもう一発。そのあとに、股をおさえて「あうう」とうめき声をあげる。
「はじめてだったのに! とんだ思い出になっちゃったじゃない!」
「ど、どうせたくさんした中のひとつになるんだろ」
「男側がそれを言ったらだめだろー!」
「なんて勝手な」
「あんたが言うな! 音無くん、今音無くんの紳士レベルがガンガン下がってるわよ!」
 それは一体どのような数字で、誰が設定しているのか気になったが、
ゆりの言うことも確かなので音無は一応口をつぐんだ。それからもう一度「悪い」と謝ることにする。
「ちょっと、その……気がはやった。おさえられなかった」
「まったく……」
 ため息をもらして、それからゆりは一度窓の外に目を向けた。
足元に視線を落として、PCを一瞥して、音無に向き合い、また足元を見る。
「それで?」
「え?」
「それで、どうするのよ。……たくさんの中のひとつにするんなら、
その、もっとしなくちゃ……だめじゃない」
「……」
 ぷい、と赤い顔を背けて、せわしなく指を絡ませて、
「あたしはまだ、その、気持ちよくなってないし。
音無くんだけ満足するなんて、許さないわよ。だから、その……」
 横目でちらりと音無を見て、
「次はちゃんと、あたしも気持ちよくしてよ」
 ゆりは唇を尖らせてそう言った。
644『フラストレーション・キャンセル』 10/13:2011/01/18(火) 18:51:03 ID:ZeXZ2tDK
**

 二人分の制服が、ソファの脇に折り重なって脱ぎ散らかされている。
 全裸になった音無とゆりは互いを見詰め合って、熱のこもった吐息を交わらせた。
 一度出して落ち着いたのか、それとも本当に反省したのか、二回目は口づけからはじまった。
「ん……」
 最初のような、舌と舌の絡み合う濃密なものではなく、唇と唇が触れ合うだけの優しいキス。
ちゅっ、ちゅっ、と音を立てながら何度も何度もそんな軽いキスを繰り返して、
すこしずつ唇を下げていく。首筋に吸いつき、鎖骨をなめ上げ、胸元に痕を残していく。
音無の唇が吸いつくたびにゆりは体を震わせて、その先に来る官能を待ち受けた。
 やがて、音無の唇が下腹部にまで辿りつく。期待に触れる指を握り締めて、ゆりは自ら足を開いた。
「……」
 つうっ、と音無の舌が土手の上を撫でた。そしてそのまま、太ももまで行過ぎていく。
「えっ?」
「なんだよ、ゆり」
「う……な、なんでもないわよ」
 音無はふとももをなめ回しながら、また口づけながら足元へと向かっていく。
触れられなかった部分は火照ってしまって、早く早くと急かすようにひくついている。
もじもじと腰をくねらせながら、ゆりはそれでも口をつぐんでいた。
 音無の唇はくるぶしから指先にまで至り、そこからまた上へ上へとあがっていく。
今度こそだ。ゆりはきゅ、と手を握り締めて、その瞬間を待ち構える。
だが、音無は今度もかすかに脇をかすめるだけで、肝心の場所には触れなかった。
「あっ……なんで」
「なんだ、どうした」
「う……わ、わかってやってるでしょ」
「わからないよ、ゆり。言いたいことがあるなら、はっきり言ってくれ」
「……へんたい」
「それだけか?」
 これがはじまったばかりなら、ゆりだってまだ我慢できた。
だがさんざんに高められ、一度は挿入までされて、それでもイっていないのだ。
官能の熱は限界知らずに上昇中で、既にメーターは振り切っている。
痛みが落ちついて残ったものは、かすかに痺れるような感覚と異物感、
そして熾き火のように燻る快感の萌芽である。さきほどまで処女で、官能に対して脆弱で、
そしてそもそも我慢強さとは無縁のゆりには耐えられない。
「……して」
「なにを」
「……あ、あそこを、いじって」
「あそこって、どこだよ」
「わかるでしょ!?」
「わからない。胸か?」
 言うと、音無は本当に乳首に口づけをはじめた。思わず嬌声がもれるのが憎らしい。
「ちがっ、あぅ、ちがうっ! その、ああ……もうっ! おまんこ! おまんこをいじって!」
「すごいこと言うな」
「なによもうっ!」
 顔を真っ赤にしてやっと言ってみればこの反応だ。
音無くんはとんでもないサドだわ、とゆりは心中でうめき声をあげた。そういえばいつだったか、
日向もそんなことを言っていた気がする。
645『フラストレーション・キャンセル』 11/13:2011/01/18(火) 18:51:25 ID:ZeXZ2tDK
「えっと、ここ、か?」
「あぅ……」
 やっと、音無の指がゆりの秘唇に触れた。
 くちゅり、といやらしい音をたてて両手の指が大陰唇を割り開く。
普段表に出さない部分が冷風に晒されて、ゆりはビクリと震えた。
見られている――今更といえば今更だが。
「へえ……こんなふうになってるんだな」
 指先で広げたり引っ張ったりしながら、音無が感慨深そうにそう言った。観察しているのだ。
体温が下腹部と顔の二箇所だけ物凄い勢いであがっていくのをゆりは感じていた。
湯気が立っていないかどうかが心配だ。
「この、小さい穴は……」
「いやぁんっ、ば、ばか、それは、その……」
「ああ、尿道か」
「言葉にするなあ!」
 ならば責めよう、というわけでもないだろうが、音無の舌が尿道の入り口にそえられた。
間違っても触れたりしない、自慰ですら使ったことのない穴に、音無の舌先が入ってくる。
もちろん、本当に入るはずがない。ただの錯覚だが、
その異物感は強烈な快感を伴ってゆりの背筋を侵食した。
「ふぃっ……あぅ、うぅっ」
「ここも感じるのか」
「だからっ……言葉に……っ」
「じゃ、ここは」
 次の瞬間、ゆりの視界は比喩ではなく真っ白に吹き飛んだ。
 声にならない。あまりの衝撃に叫び方を忘れてしまったようだった。
こんな感覚は知らない。断じて知らない。今まで一度も味わったことがない。
「……っ! ……っ……!?」
 視線を向ければ。
 包皮をすっかり剥かれてその身を丸出しに晒しているクリトリスが、
音無の指の間でくにくにと弄られていた。
「は、ひゃっ……あぅうぅうううぅっ!」
 少し強くこすられるだけで、思考が全てどこか遠くへ行ってしまう。
快楽の中心であるそこを、いじったことがないわけではない。
しかしゆりは皮の上から優しく触れるのが常で、こんなふうに剥き身をしごくことなんてなかったのだ。
「やっ、やぁ、ああぁぁあぁっ! あっ、あ、うぁあああんっ!」
 音無の指は容赦なくクリトリスを攻撃してくる。
ぷしっ、と何か正体の知れない液体が秘部から噴き出て、またゆりの視界を飛ばした。
「そ、それっ、だめっ……やぁあっ、あぁああっ」
 腰を跳ねさせて、尻をふりたくって、いやいやをしながら涎をまきちらして、
快感でどろどろに融けた表情でゆりは泣き散らした。
気持ちいい――気持ちいい。刺激の強さに慣れてくると、それがまぎれもない快楽だと気づかされる。
そして、気づいてしまえば転げ落ちるのは一瞬だった。
「やぁ、や、きもちぃいっ、きもちいいのっ、音無くん、きもち……きもちよすぎるっ」
「はぁ……はぁ……」
 ずい、と音無の体が覆いかぶさってくる。どちらからともなく唇を合わせ、
吐息と、唾液と、熱と、そして官能までもを交換する。
膣口に熱い感触が触れても、今度は怖くなかった。
646『フラストレーション・キャンセル』 12/13:2011/01/18(火) 18:51:53 ID:ZeXZ2tDK
 ぬちゅ……とひくつく入り口をくぐって、肉の凶器が入り込んでくる。
さっきは感じる暇もなかった違和が、ぞくぞくと腰から這い上がってくる。
だがそれは後から押し寄せる快感の波に流されて、すぐにどこかへ行ってしまった。
「はぁ……」
「ふぁ……」
 吐息と吐息が重なりあう。それを合図にするように、音無は少しずつ、少しずつ、
腰を進めていった。自分の中の空白が、音無で埋まっていく。そこにたまっていた快感が、
全身に押し出されていく。膣を音無の形に変えられてしまうような錯覚。
それは、言いようのない異物感と充足感でコーティングされ、悦楽の火種となって全身を巡っていく。
「全部……入った」
「え……入った、の?」
「ああ……これが、一番奥だ」
 さっきのような強烈な痛みや衝撃はない。ただ、満たされているという感覚だけが、
じわじわとゆりの中に浸透していく。
「あ……」
「動いて、いいか?」
「いい……わよ」
 ゆりを気遣うように、ゆっくりと腰が引かれていく。カリが膣道をこすりあげ、
ゆりは「ふぁああっ」と身を震わせた。
「大丈夫か?」
「だ、だいじょぶ……うごいて」
「ああ」
 また、ゆっくりと挿入が開始される。本当はもっと激しくしてほしいのだが、
音無は先の暴挙を反省しているのだろう、
優しく、本当に優しく、もどかしいほどに静かな挿抜を繰り返す。
昂ぶりきった体にこれでは、ただひたすら焦らされているだけだ。
「おとっ……おとなしくん、もっと、もっ……」
「なんだ、もっと優しくするか?」
「ふえっ? ちがう、もっ……あ、あああ!」
 そこで、やっとゆりは気づいた。違う。こいつ、わざとやっている!
「音無くん、あなひゃああぁあうっ!」
 ゆりの反論を封じるように、音無がいきなりストロークを激しくした。
腰をうちつけながら「ああ、もっと激しくか、悪い」などと白々しく言ってみせる。
 完全に不意を撃たれた。たまりたまった官能の火種はここぞとばかりに発火して、
全身を淫悦の炎で焼いていく。指の先から髪の末まで、あますところなく。
「やっ、はっ、ふあぁっ、あぁああっ! お、おとっ、おとにゃしっ、ふぁああんっ」
 淫音を立てながら繰り返されるピストンはひと突きごとに強さを増していくようで、
ゆりの意識は何度も快感に攫われた。
かろうじて帰ってきてもまた同じように脳髄まで白く染まってしまう。
「あぁあっ、はぅ、ふぁああっ、あっ、ふやぁあっ」
 もう呂律もまともに回らない。きちんと言葉にならない。全身を突き抜ける激感だけが全てだ。
自ら腰を振りながら、ゆりは涙でまともに見えない視界を音無に向けた。
音無も、きっとこっちを見ている。
「おとにゃしっ、おと、あ、ああぁぁあっ、」
 また、意識がどこかに行ってしまう。帰って来れなくなってしまう。
もっと長く、もっと強く、これを感じていたいのに。
「いっ、いっひゃ、イっひゃう、イっひゃうよおぉっ」
「ゆりっ……!」
 そうして、言葉を封じるように、音無の唇がゆりの唇を塞いだ。
三度目のキスは今までのどれより情熱的で、官能的で、そして――

「ふぁああぁあああぁああああぁあああ――――――ッ!!」

 ――そして、ゆりは全身の官能を爆発させるような絶叫をあげて、はじめて達した。
647『フラストレーション・キャンセル』 13/13:2011/01/18(火) 18:52:15 ID:ZeXZ2tDK
**

「……えっと、ごめんなさい」
「よし」
 なぜ謝っているのだろう。
 音無はそう思わないでもなかったが、しかし素直に従った。
お互い絶頂して、満足して、そしてその直後に「あやまって」と怒られたのだ。
「まったく、だから、はじめてだって言ってるのに、まったく」
「ちゃんと優しくしたじゃないか……」
「どこがよ!」
 叫んだ拍子に、というわけでもないだろうが、ゆりの股間から二発分の精液がどろりと零れ落ちた。
一瞬、二人とも沈黙して、
「とりあえず、後始末するか」
「そうね……」
 と、ため息をついた。
 とはいうものの、始末に使えるのはせいぜいティッシュくらいのものだ。
ソファや椅子にじっとりと染み込んだ愛液はどうにもならない。体を拭くタオルすらないのだ。
ゆりは元々ここで事に及ぶ気はなかったのだから当然である。
「どうするんだ?」
「音無くん、どこか行ってタオル持ってきてよ」
「俺も汗だくなんだが、このまま制服を着なきゃいけないのか……」
「突然襲いかかったのはどなただったかしら?」
「いや、はい、すいません……」
 ため息をもらして音無が制服を手にとるのと、
「ゆりっぺさん、これを」
 と遊佐がタオルを持って校長室に入ってくるのが同時だった。
「……」
「……」
「話は聞かせていただきました。お使いください」
 丁寧に折りたたんだタオルを床に置くと、そのまま一礼。くるりと回れ右をして、
「ちょっと待てー!」
 ゆりに止められた。
「な。な。あなた一体なにしてるのよ!」
「ですから、話を聞いていました」
「どこから!」
 一度目を伏せて、
「ええと……『椎名さんに片足で処理されちゃうわよ』あたりからでしょうか」
「最初からじゃねーかよー!」
「はい」
「当たり前みたいに頷くなー! ひ、ひ、人のそういうのを覗くなんて、
その、な、なにか言うことはないの!」
「はい。ありがとうございます」
「お礼ときた!」
 よくよく見れば、遊佐は頬を赤く染めて、どこかつやつやして見える。
もらす吐息も熱を孕んでいるように思えた。
「それでは、引き続きお楽しみください」
「楽しまないわよ!」
 拾ったタオルを投げつけるも、遊佐は既に扉の向こうである。裸のまま震えるゆりを見やって、
音無はかすかに笑みを浮かべた。
 リーダーがリーダーなら、メンバーもメンバー。戦線は本当に、退屈とは無縁の場所だ。
648『フラストレーション・キャンセル』:2011/01/18(火) 18:53:18 ID:ZeXZ2tDK
以上です。読了ありがとうございました。
649名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 19:09:54 ID:coGTmAIo
>>648
素晴らしいwww
今後もよろしく!
650名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 19:12:30 ID:04t7BCYb
GJ
椎名さんに処理されたいです
651名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 19:19:52 ID:/K7OQMKH
遊佐www
652名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 19:34:23 ID:iU2/EqZO
>>648
GJ
653名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 19:47:20 ID:4yWpOUi/
この遊佐・・・
「Love Me Tender」に出てきた遊佐と同じニオイがする・・・
654名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 23:43:48 ID:1CcdU68y
性欲処理ネタ書こうとした矢先になんという高レベル!
655名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 23:59:36 ID:wRRs20m1
>>648
GJ!!!!
サイドストーリーも読みたいっす!
喧嘩しながら出ていった日向とユイの勝負の行方が
きになるうううう

656名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 00:55:57 ID:dl7rtx4g
これはいい音ゆりだGJ
音無さんのSっぷりハンパねぇ
俺もちょうど>>655と同じことを思ったとこだ
657名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 09:50:28 ID:vO3UdvDw
「三分持ったら、最後までヤらせてやるよ」そう言うと、ひさ子は部屋の床にひざまづいて、大きく脚を開いた。
短めのプリーツスカートが尻の近くギリギリまでめくれ上がり、長くすらりとした太腿が根元まであらわになる。
同室にいた男子たちはゴクリと喉を鳴らした。
「いつも一分くらいしか持たねえんだよな…」藤巻がボヤいた。
「今日こそは… 本番イカせてもらうぞっ…!」五段が意気込む。
「Dive into your body!」
ひさ子は白い指を口元に当てて、唇をとがらしてチュッと鳴らした。
「誰からいく?」

 ─ ─ ─

ひさ子は口の中に溜まった白濁液をティッシューの中に吐き出すと、にっこり笑った。
「はいご苦労さま、惜しかったねみんな」
「やっぱ持たなかったあ…」ガックリとうなだれる藤巻。
「女相手に何たる体たらくだっ!!」地団太を踏む五段。
「Lt's a hard mouth-fucking, nice blowjob…」

という光景を想像した。
658名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 09:59:08 ID:vO3UdvDw
つづり間違えてるしw
659名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 23:02:13 ID:iTh3m/qw
女の子だけでお泊り会みたいなそんな女の子だけの話が見たい
最近男に興味がなくなってきた
660名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 23:20:57 ID:3CbGVWkq
ちょっと前に女湯談義が盛り上がってたな
661名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 16:03:46 ID:76jWFl9R
某韓国グループの解散報道見ててふと、
「あたしらこんなに人気あるのに、いつまでも陽動なんかしたくねえ!」とか言って
ゆりっぺに反抗するガルデモ、なんてのを想像した
662名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 16:27:54 ID:lGC6mBDt
戦線メンバーから裏切られるゆりっぺで誰か書いて!
663名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 23:36:46 ID:+r3+o++0
某俺芋同人みたいに戦線メンバーからフルボッコにされて
顔パンパンにして全裸土下座してるゆりっぺなら見たいな
664名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 23:48:21 ID:lGC6mBDt
とにかくリョナっぺにすれば良い
665名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 23:56:56 ID:ZGDFPhQ8
ゆさゆり
666名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 06:22:33 ID:+uBHCGy2
>>657
ふぅ・・・

GJ次は俺で
667名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 14:01:01 ID:MKs7qR0E
ひさ子の麻雀放浪記
っていってもひさ子が男子寮の戦線メンバーの部屋を連日泊まり歩きながら
徹夜で麻雀しつつ、洗牌のときに胸突っ付かれたとか、深夜に男共が発情してヤバい雰囲気になったとか
風呂借りたら覗かれて服やら下着やら隠されたとか、みんなで雑魚寝してたら襲われそうになったとか
酒呑まされて酔いつぶれたらマワされそうになったとか、そんな感じのが読みたいです
668名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 21:04:08 ID:exNAIrB+
>>667
基本的に未遂かよw


音無「『てつまん』って初めて聞いた時、やらしい言葉だと思ってた」
日向「あぁ、『徹マン』か。確かにそんな感じに聞こえるよな」
音無「だからさ、こないだひさ子に徹マンに誘われた日、俺はあいつに……」
日向「………」
音無「………」
日向「………」
音無「……やっぱり内緒で」
日向「何したんだよ」
669名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 21:31:41 ID:Iy3DyZcz
音無「ハァハァハァ… ウッ …ふぅ〜、もう朝かぁ… 徹マンってやってみるとけっこうキツイな」
ひさ子「ハァハァ… あのさ〜音無」
音無「ん?」
ひさ子「…徹マンってゆーのはさ、麻雀のこと、なんだけど」
音無「えっ?」
670名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 23:48:50 ID:O3PKyp42
ガルデモメンバー+αでお泊り会
ユイと岩沢が一緒にいるけど気にしない
671お泊り会:2011/01/21(金) 23:50:54 ID:O3PKyp42
「ねえ岩沢」
「ん?」
「友達と一緒の布団で寝るって、なんか子供に戻ったみたいじゃない?」
「ああ確かに。幼稚園とかで昔あったね」
「ねえ岩沢」
「何?」
「もっと寄っていい?」
「何、中身まで子供になっちゃったの?w
いいよ、寄ってきても」
ぎゅっ
「あは、ちょっと胸当たってるよ?」
「当ててんのよ」



「ねぇねぇ、今どんな下着してるぅ?」
「ちょっとしおりんw 変なこと言わないで」
「ハァハァハァハァ」
「気持ち悪いよw 次やったら出てくよ?」
「出てってどうするの? 一人寂しく寝るの?
なんか出たらどうする?」
「えっ、なんかって?」
「ウフフフフフ」
「もう!しおりんのいじわる!」
「あれ怒ったー? そんなに怒んないでよ。寄り添って寝てあげるからさ」
もにゅ
「ひっ!」



「岩沢さんと一緒がよかった…岩沢さん」
「いつまでぶつぶつ言っている? いい加減に寝ないか」
「ていうかガルデモメンバーじゃない先輩がなんでいるんですか?」
「数合わせだそうだ。ひさ子に『かわいい後輩を一人で寝させるのはかわいそうだから来てくれない?』と言われた」
「ぶぅー、かわいい後輩なら岩沢さんを譲りやがれっての」
「諦めろ」
672お泊り会:2011/01/21(金) 23:51:30 ID:O3PKyp42
「岩沢さん岩沢さん岩沢さん岩沢さん岩沢さん岩沢さん岩沢さん岩沢さん岩沢さん岩沢さん」
「はぁ…」
ぎゅっ
「わっ!何抱きついてんすか? 慰めのつもりですか?」
「お前の為ではない。私がしたいからしてるんだ」
「先輩の為?」
「こんなぬいぐるみに抱きついて眠りたかった」
「全長150センチ越えってどんなぬいぐるみですか。アホですね。
そんなにぬいぐるみと寝たければ部屋帰って好きなだけモフモフしながら寝てくださいよ。あたし別に一人でもかまいませんから」
「モフモフとはなんだ? こうか?」
モフモフ
「うきゃぁ! くすぐったいですよ! やめてください! あははは!」
モフモフ
「わかりましたよ! 静かにするからやめてください!」
「やめた」
「はぁ…ついでに抱きつくのもやめてもらえるとありがたいんですけど」
「それはダメだ。お前が逃げる」
「逃げませんよ。先輩、意外と淋しんぼですか?」
「あさはかなり」
「あ、ごまかした。
しょうがないなぁ。淋しがりな先輩の為にユイにゃんがだっこされててあげましょう」
「そうか。まあ静かにしてくれればそれでいいんだ」
673お泊り会:2011/01/21(金) 23:53:00 ID:O3PKyp42
「そのかわり変なとこ触んないでくださいね」
「変なとことはどこだ? ここk」
「だぁーっ! もういいっての!」

おわり

書き忘れたけど二人一組で布団で寝ている設定です
細かいところは想像におまかせ
674名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 17:11:27 ID:1NM8F3yV
くのいちどもが夢の跡
675名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 18:58:07 ID:W/HfdsKb
ひさ子△
676名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 22:01:10 ID:zUakXLjH
あれ、ユイってひょっとしてガルデモにいらない子?
677名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 16:02:57 ID:uN9fUsg1
藤巻「ツモれどもツモれども、我が手牌いっこうにテンパらず、じっと…」
五段「…胸を見る」
T.K.「oh…」
ひさ子「だから見んな!」
678名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 20:51:29 ID:VTC8zKQL
うむ
続けろ
679名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 23:26:12 ID:Fcrg0E95
>>676
今後のユイにゃんの活躍にご期待ください!!
680名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 23:40:58 ID:uN9fUsg1
ゆりっぺ「今より… 死んだ世界戦線は… 一週間のオナ禁〜!」
メンバー「そぉんなぁあ〜!!」
681名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 08:04:19 ID:Rof9clyC
>>680
溜まった男共が女子メンバーを襲いはじめるんですね
682>>680-681 こうですか? わかりません:2011/01/24(月) 14:44:26 ID:OiX6AvGB
  下腹部に走る痛みであたしは目覚めた。
 「ん……はぁ……んっ、ああ……」
 膣内を圧迫するような陰茎の感触が不覚にも心地よい。むさぼるようなピストンに、腰から砕けてしまいそうだった。
 「う、く、ゆ、ゆり!! 出る!!」
 「あ、ええ? ちょ、中は―――んっ、ひゃう! あ、ああああああ!!」
 注がれる白濁。その熱に、心身ともに絶頂した。子宮内に叩き込まれる溶けるような欲情の塊。
 「あ、はあはあ……っ、わ、悪い、ゆりっぺ……中に出しちまった……」
 謝罪を告げる日向君の声。今後に及んで初めてが日向君で良かったとか考えてるあたしはもうだめなのだろうか。
 そもそも、あたしは日向君に犯されたことについて怒っていない。怒っているとしたら―――
 「だから、その名前で呼ばないで、ってばあ……」
 腰を動かして日向君の陰茎を抜き取り、その先端を口にくわえる。
 「綺麗に、してあげる……」
 鼻をつくような強烈な香りに脳天まで撃ちぬかれる。
 駄目……もう何も考えられない……
683名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 20:09:50 ID:CkE8vM+5
ユイ「ひなっちセンパイって据え膳食えない人なんですか?」
日向「スウェーデンがどうしたって?」
ユイ「誰もスウェーデンの話なんかしとらんわいっ、据え膳食わぬは何とやらって言うだろーがぁ!」
日向「据え膳食ったら食中毒、だっけ?」
ユイ「ンだとゴルァ!」
日向「その手のマッチョイズムは過去の話だぜ」
ユイ「でもセンパイぐらいの年の男の子っていったら、放出するさきから溜まってくみたいなモンなんでしょ?」
日向「ま、出るモンはやっぱ出るわなー」
ユイ「やっぱ溜まったモンは吐き出さないとさー」
日向「このエロガキ」
ユイ「んだよイカ臭せーんだよチキン野郎」
日向「…お前と話してっと、俺の中の女子高生のイメージがどんどんぶっ壊れていくんだが」
ユイ「ねえ〜ひなっちセンパ〜イ、ユイにゃん生ものだから〜 …早く食べないと腐っちゃうよ? つか発酵しちゃうよ?」
日向「やっぱ食ったら食中毒起こすんじゃねーか」
ユイ「思春期っつったらもっとギンギンしてて、いっつもかっちんこっちんになってるもんじゃねーのか!?」
日向「 つまりは食ってくれと… しゃーねえなあまったく、女だってヤりたいならヤりたいって言えばいーじゃん」
ユイ「そこを言わせないのが男ってもんじゃあね〜のかよ」
日向「そのようなクレームはスルーさせていただきます」
ユイ「もうさ〜、じれったいぞ。食えよ! 食ってくれよ! ど〜ぞ召し上がってくださいお願いしますの三段活用じゃね〜んだよテメェー!!」
日向「それは三段活用なのか…?」
ユイ「食べろ食べろ食べろ、早く食べろ! 残さずぜーんぶお食べ!」
日向「出来そこないだ、食べられないよ」
ユイ「養殖もので脂もうま味もあったもんじゃない… って山岡かテメェーッ!」
684私の後輩がこんなに可愛いわけがない:2011/01/24(月) 22:50:43 ID:tdIhEtwM
「今より…死んだ世界戦線は…一週間のオナ禁〜!」
「「「「「「そぉんなぁあ〜!!」」」」」」



     あれから三日後



「あの、一つよろしいですか」
「何よ高松君」
「あなたは一週間のオナ禁と言いました。
しかしオナニーというのはつまり自慰、すなわち自分を慰めるということです」
「だから何よ」
「つまり他の人に慰めてもらえばいいってこと?」
「It's good idea!!」
「珍し?%A
685私の後輩がこんなに可愛いわけがない:2011/01/24(月) 22:52:32 ID:tdIhEtwM
「今より…死んだ世界戦線は…一週間のオナ禁〜!」
「「「「「「そぉんなぁあ〜!!」」」」」」



     あれから三日後



「あの、一つよろしいですか」
「何よ高松君」
「あなたは一週間のオナ禁と言いました。
しかしオナニーというのはつまり自慰、すなわち自分を慰めるということです」
「だから何よ」
「つまり他の人に慰めてもらえばいいってこと?」
「It's good idea!!」
「珍しく冴えてるな高松!大山!」
「幸いここには二人の女子と一匹のちんちくりんがいることだしな!」
「校長室の外にはひさ子とおまけ二人もいるぜ!」
「ゆ、ゆりっぺが俺のを…」
「おいおい、みんなそんな勝手に」
「くぉーらー!黙れテメーら!
そんなに慰めてもらいたけりゃ男同士シコシコ慰めあいやがれ〜!」
「「「「「「そぉんなぁあ〜!!」」」」」」
「うるせー!わかったらさっさと出てけ!さもないと撃ち殺すわよ!」
「やべぇ!ゆりっぺは本気だ!」
「ひぇぇぇ!!」
バタバタバタバタ

「はぁ、はぁ…
まったく、昼間っから何考えてるのかしら。まだ三日しかたってないのにあんなんでどうするのよ」
「あさはかなり」
686私の後輩がこんなに可愛いわけがない:2011/01/24(月) 22:54:35 ID:tdIhEtwM
「あなた達はどうするの?したけりゃ女の子同士でならしてもいいわよ」
「ふっ、自慰になど興味はない。私には初めから無意味な罰だな」
「さすがは椎名さん。
と言いたいところだけど、なんだかつまらないわね」
「あの〜」
「何よ?あなたはしたいの?」
「前から聞きたかったんですけど、おなにーってなんですか?」
「「えっ」」
「えっ?あたしなんか変なこと言いました?」
「ゆり、こいつは一体何歳だ?」
「落ち着いて椎名さん。
確かユイは生前に幼い頃事故に遭い寝たきりな生活を送っていたはず。
だからアダルトな知識が不足していてもなんの不思議はないわ」
「そう、なのか…?」
「彼女の容姿から考えても、もっともな理由じゃない」
「あうぅ・・先輩達ひそひそ何話してるんですか? あたしの悪口ですか?」
「いや、うむ…あ、あさはかなり」
「なんですか? ごまかさないでくださいよぉ
おなにーっての知らないとそんなにおかしいんですか?」
「それは…」
「安心してユイ。椎名さんが詳しく教えてくれるそうよ」
「なっ!」
「ほんとですか?」
「おい何の話だ?私はそんな話聞いてないぞ」
「今思いついたのよ。これがあなたへの罰よ」
687私の後輩がこんなに可愛いわけがない:2011/01/24(月) 22:55:25 ID:tdIhEtwM
「私に無知なアレを汚せというのか?」
「みんな苦しんでるのにあなただけすまし顔ですごしてたら不公平じゃない」
「お前はっ・・」
「あたしは除外されてるから」
「悪魔め…」
「何よ。別におもしろそうだから提案したわけじゃないのよ。
一戦線メンバーである彼女に成長してもらう為に椎名さんに頼んでるんだから」
「先程罰だと」
「そういうことだから、
よかったわねユイ。椎名さんは行動派だから手取り足取り教えてくれるわよ」
「おい、さりげなくハードルをあげるな…」
「よろしくお願いしまっす!先輩!」
「お前も本気にするな…」
「じゃ、邪魔者は消えるわね。二人でお楽しみに〜♪」
バタン
「「・・・・・」」

二人で何をしろというのだ…

「本気にすることはないぞ」
「お願いします先輩!」
「おい…」

なんだ…こいつが無知なことを知ってからこいつがいつもより幼く見える…
そしてこいつが――

「ねぇね、先輩。あたしは何すればいいんですか?」

やめろ…服の裾を引っ張るな…

「せんぱぁい」

そんな甘えた声で私を呼ぶな…

「先輩?」

そんな目で私を見上げるな…

「なんでさっきから黙ってるんですか?」
688私の後輩がこんなに可愛いわけがない:2011/01/24(月) 22:55:47 ID:tdIhEtwM
「お前、本当にその、オナ…おな、ニー…というのを知りたいのか…?」
「はい!」

そんな目を輝かせて答えるな…

「ゆりっぺ先輩のお話によれば椎名っち先輩はとても物知りなようですね」
「いや、全然そんなことないぞ…。多分さっき出てった男共の方が詳しい…」
「えー、じゃあひなっち先輩達に聞いてこようかなぁ」
「それはやめろ!」
「おお、急におっきな声出さないでくださいよ」
「あ…すまない」

こいつをあの飢えた男達の許へ向かわせてはいけない…絶対にダメだ…

「なんか今日の先輩、いつもより変ですよ?大丈夫ですか?」

このままこいつと一緒にいたら私がどうにかなりそうだ…

「帰る…」
「あ!待て!」
だきっ
「〜〜〜〜っ!」
「ダメですよぉ。二人でやれって言われたじゃないですか」
「ばっ!」
「ば?」
「場所を変えるぞ…」
「え、なんで」
「人目につかない方が都合がいい…」
「え?」
「いや、なんでもない。とにかく一緒に来い」
「やっと教えていただけるんですね♪わかりました」



もう、どうなろうと知ったことか・・・
689名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 22:58:16 ID:tdIhEtwM
>>684はミスでござる…

あさはかなりぃぃ〜
690名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 23:20:57 ID:Plj9iJRL
いや、速く書けよ
691名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 23:47:08 ID:zP4AGXtM
ミスなど知ったことか。
はやく書かないと俺の鉄砲があさはかなり
692名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 21:16:32 ID:55UTwX16
椎名っちメインキターと思ったらこれで終わりだと…?
作者、消えたのか?
693名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 14:40:27 ID:jPMmo66E
>>688
今更ながら あれから三日後 の使い方にフイタw
続きはどこ行った・・・
694名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 23:54:21 ID:jL1NFny2
日向とユイにゃんって喧嘩してるうちにエッチな展開になりそうなのに、この板にはそういう話ってないんだね
見てみたい
695名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 23:56:18 ID:07/pBp/5
レスもらえると思ってなかったから>>688までしか書いてないなり…
ちょっと携帯の調子が悪くて長文を投稿しようすると途中で電波が途切れて>>684みたいになっちまう
需要があるようなら書くから携帯が復調するまで待ってくだしい
696名無しさん@ピンキー:2011/01/28(金) 22:51:48 ID:wFMmHRj8
最近ひなゆりと椎ユイばっかじゃね?w
ひなユイ派は成仏したの?
697:2011/01/28(金) 23:39:53 ID:VctbNr52
まだ成仏には早い。
というわけで日向×ユイでエロ有り、11レス失礼する。
>>694のアイディア?を使わせてもらいました。



「おまえはいっつもいっつもぬぅうおぉ」
「先輩こそ何なんですかかぁああ」
『ぐぬぬぅう……』
お互いの手を掴み合い今にも殴り合いが勃発しそうな勢いでぶつかっている二人、日向とユイ。
現在校長室には二人しかいない。
時は遡り数分前――


ガルデモの練習前に暇だったユイが対天使対策本部である校長室に寄ると、
そこには日向がひとりソファに寝そべっていた。
「……なんでひなっち先輩しかいないんですか?」
「お?なんだユイかよ」
「なんだとはなんだぁ!? ボッチだったくせに」
「うるせえよ!」

その日大幅に寝坊をした日向が対策本部に向かうと、すでに誰もおらずそこには一枚の書き置き。
『ギルドに行ってくるわ。別に追わなくていいから ゆり』
「……なんてこったい」

「なんだー、ゆりっぺ先輩たちギルドですかぁ……」
「みたいだな」
「先輩置いてきぼりですね」
「仕方ねえだろ寝坊しちまったんだから」
と言いつつ追う気はないらしい。
…………
……


「んぎゃあぁぁぁ、ギブギブギブぅーーっ と、とれますっ……関節がぁあ」
「おうおう、関節がなんっだってぇえ!?」
顔を合わせれば喧嘩ばかりの二人が止める者のいない中ではこうならないはずがない。
原因は何にせよ、些細なことが実力行使に変わるのに要する時間はわずか数秒。
6982:2011/01/28(金) 23:41:29 ID:VctbNr52
「……はぁはぁ……いたいですぅ」
「っは……おまえ力無いくせにすぐ手出すの止めろよな」
かといって松下五段のような人間に実力行使されたら困るが。
「先輩こそか弱い女の子に関節技なんて男気がないです」
「女の子の前がよく聞えなかったんだが」

肩で息をしながらもお互いに睨みをきかせ二人はとりあえず元の定位置に戻ろうとしたものの――

「スキありぃーー!!」
「うおっ、だからおま……おわ、あぶねえっ」
「へへー、どうですかーってうにゃぁあ……っ」

見事失敗。
足を縺れさせたユイは日向を引っ張り込み共にソファへ倒れる。
「いつつ……」
「ってどこ触っとんじゃあーい!!」
「おべぶっ 何すんだよいってえなっ」
体勢を整えようとした日向は目の前の少女から鉄拳が飛んできて思わず怒鳴るが、
「ったくいきなりあぶ――おおう!?」
やっとユイが暴挙に出た理由を理解する。
彼女の体に覆いかぶさったまま、己の手が胸(らしき場所)を掴んでいるではないか。
「セクハラっ」
「セクハラって……胸かどうかもわからんかったぞ」
「なんですとぉお!? この絶妙な柔らかさがわからないんですか!?
先輩頭おかしいんじゃないですか!?」
「絶妙な柔らかさ? 鋼鉄の絶壁の間違いじゃねえの……か」
「ひぅ…っ」
試しに五指を動かしてみるとほんの少し柔らかな感覚。
「……妙だな」
「絶つけろやあぁぁ! というか何すんですかっ!」
「おまえがそんなに言うなら確かめてやろうかと」
「そ、そんな必要な……んっぁ」
いつもの飄々としたスタイルのまま受け答えをする日向。
もちろん体をどける気も手を止める気も無い様だ。
ユイは少し戸惑いながらもその腕から抜け出すことが出来ず、無意識に漏れてしまう声に赤面する。
6993:2011/01/28(金) 23:43:13 ID:VctbNr52
「なにおまえ気持ち良いの?」
「そんなわけな――あっ、や、せんぱ」
「…………」
まずい。
右手でユイ曰くの絶妙なやわらかさを感じながら日向は内心焦っていた。
いつもであったらこの辺で変な声出すなよ、馬鹿じゃねえのと茶化して終わりに出来るはずだった。
しかし今日に限ってそんな言葉が出てこない。
「せ、先輩止めましょうよ、ねえ」
至近距離からかかる甘い吐息がこそばゆく理性を鈍らせる。
「俺は止めたくねえんだけどっ」
「…………ひっ!?」
言うと同時にユイのセーラー服をたくし上げる。どうやら完全に引けなくなったようだ。
「おお……ブラしてんじゃねえか」
「馬鹿にしてんのかぁっ」
ハチャメチャな性格からは意外というべきシンプルなレースのブラもたくし上げると、小さいながらもなかなかに形のよい胸が露出する。
「や…っ」
日焼けせず色白な肌を通って胸へと手を滑らす。
未熟ながらも中心はすでに起っており、日向が二本の指で少し挟んで見ると小さな嬌声を上げた。
「生意気」
「な、それどういう意味で――んぁ、あんっ」
片方で乳首をいじりながらも、もう一方に唇を這わす。
少しねぶると小さな体が反応したので、さらに舐め上げて甘噛みをする。
決して大きくはない水音が異常なまでのいやらしさを孕み、二人の理性を狂わせていた。
「んぁっ、ふぁ、あぁ…」
幼げな喘ぎを耳元で聴きながら日向は弄っていた乳首から手を離し、そのままその手を下降させる。
もちろん行く先はスカートの中一点。
「あっ、ちょ先輩、そこはだめですって……ひゃぅっ」
後輩の意見は無視する方向で内腿を撫でまわしてから下着越しに恥部に触れた。
すでにそこは熱を帯びており、しっとりと湿った感触が指を伝う。
「濡れてんじゃねえか」
「う、うっさいわ」
7004:2011/01/28(金) 23:44:49 ID:VctbNr52
さらなる好奇心で下着の中に指を入り込ませると、予想通りすでに愛液で濡れそぼった秘部に触れる。
「すげえ……びしょ濡れ」
「だ、だから言うなぁ――あんっ、やっ」
指の腹で陰核を軽く擦ると、それだけでユイの幼さを残す体が軽く跳ねた。
「ふぁあ…んぅっ……っ!?」
「ここがいいのか?」
「ち、ちがっ……あぁんっにゃぅ…んんーーっ」
実のところ自分では一度も触れたことが無い場所を執拗に弄られ、
頭の中はすでにまっ白になりかけるが目の前の男はわざとか偶然かそれを許してはくれない。
「指、挿れていいか?」
そう言うともちろん答えは訊いて無いわけだが、狙いの部位はさらに下降する。
「い…やぁ、んっ…だめ、ですっ…あぁっ」
快感に堪えかねてか、少しでも抵抗するためか頭を左右に振って日向の指の侵入を拒もうとするが、
そんな行為は全くと言って意味を為さない。
くちゅ…と肉を割る音がして簡単に一本の指が吸いこまれる。
それでも狭い中は指だけでもぎゅうぎゅうと絞めつけた。
「きついな……どうだ?」
付け根まで挿れた中指で中をまさぐる。
「んっあぅ…や、やだぁ…出して、くださいよぉ」
野球をやっていたせいで硬化しごつごつした日向の指先は
刺激を与えるにはちょうど良い固さのようだった。
とどめなく溢れるユイの愛液が指伝いに流れ出す。
「んあぁ、あっ、ひゃう…や」
瞳を潤わせ眉を下げながら喘ぐ目の前の少女の姿に、日向はもう少しだけ意地悪をしたくなった。
仄かな加虐心と言うべきか。
この状況でそんなことを考えるのは恐らく自分だけでない、
と誰にするわけでもない言いわけをして二本目の指を膣口にあてがう。
「二本、いってみるか?」
「ま、待って…やっ、だぁ――んぅっっ」
一本でいっぱいいっぱいのナカに二本目の指を入れる余裕などあるわけもなく、
それでも半ば無理矢理人さし指を力に任せて挿入した。
7015:2011/01/28(金) 23:46:32 ID:VctbNr52
「おぉ……入ったじゃねーか」
「んぁ、あ、アホ…いたい…ぁっ」
言った通りに二本の指は完全に飲みこまれ、内側のひだが離さないよう絡みついてくる。
手を少し動かす度に発する淫らな水音が堪らなくて、指を緩慢に動かした。
「あっ、はぁ…せんぱいの指、きつい…です んっ、あぁっ」
抽出を早くすると溢れる愛液の量も増える。
ぎりぎりまで指を抜いて、その反動をつけ最奥を抉るように突くとユイの嬌声は少しだけ上ずり腰が自然と動いた。
突きだす指の動きは止めずに親指だけで陰核を転がすと、内腿がキュっと引き締まるのが指伝いに感じられた。
「ひゃっ、らめぇっ…やだってばぁ…んぁっ、あん」
「こんなに濡らして、嫌なわけないだろ?」
「ち、ちがっ――ひぅっ、あっ、あぁ」
顔を突き合わせればキスも出来てしまうほど近い距離で、二人はお互いの荒っぽい息を耳元で感じる。
膣内で縦横無尽に動かされる指。
ただ抽出するだけでなく二本の指を不規則に動かしたり、
途中で折り曲げて膣壁を小突いてみたりとする行為がユイをどんどんと絶頂へと導く。
最初とは比べ物にならない程激しく突かれ、ユイは朦朧とした意識の中で大きく喘いだ。
「ひっっ、あ、は、はげし…せんぱい…っあたし…んぁっ」
混濁する意識。
「あっ、ぁんっ、も、もう…やっ、あぁっ……へ…?」
しかしまたもあと一歩というところで指を抜かれてしまい、熱を留まらせることになってしまう。

「…………あ…ぅ…せ、せんぱい?」
「ん?どうした?」
糸を引きながら抜いた愛液だらけの指を軽く舐めながら日向はユイを見降ろす。
その顔はどこか悪戯に成功した小学生の様などや顔でもある。
なんだか無性にいじめてやりたいという思いの至った結果だった。
なんでやめるんですか、と呟いてから慌ててユイは口を閉じた。これでは日向の思う壺である。
日向はその呟きを聞いていたが、あえて聞えないふりをしてユイの顔を覗きこんだ。
「お?どうしたんだよ」
「な、なんでもないですっ」
7026:2011/01/28(金) 23:48:12 ID:VctbNr52
「どうしたんだ、不満そうな顔だな」
「そんなこと……」
そう言いつつもユイは不完全な所で行為を中断されたため、
欲求不満状態で太ももをこすり合わせもじついている。
「どうした?漏れそうか?構わんぞ」
「んなわけあるかあぁーっ!つーか構えええぇ」
「じゃあなんだよ……もしかして続けて欲しいわけじゃねえよな?」
ここぞとばかりに突っ込んだ問いに、ユイは普段の彼女らしさを失い言葉につまる。
「あんなにやだやだ言ってたから、んなわけねえよなー」
「ぁ、えと……うぅ…っ」
「なんだ、本当にそうなのかよ?」
「……先輩は……みんなに弄られてるからてっきりMだと思ってたのに……
あたしだけこんな意地悪するなんてひどいですっ!どうしてですかぁっ!」
「あ?それは……」
「それは?」
「おまえがMだからだろ」
「ふざけんなわれぇええぇっ!! ――ぁっ」
いつもであれば回し蹴りの一つでもお見舞いしてやりたいところであるが、局部の疼きに声を漏らしてしまい俯いた。
そんな絶好のチャンスを逃す程日向も間抜けてはいないようだ。
「お?どうしたどうした」
「何でもないですってばっ……」
「本当か?」
ユイの顔を覗き込みつつ、日向は彼女の内腿に手を這わせた。
びくっとした反応と共に甘い喘ぎが漏れる。
「仕方ねえな……エロいおまえを特別に満足させてやんよ」
「なっ、エロはどっちですかっ!!」
「ま、指の代わりと言っちゃなんだが」
ユイの抗議も無視して日向はベルトの器具を外しファスナーを下ろす。
冷静そうな見た目とは裏腹、感情は高ぶっているのかその手は少しもたついていた。
7037:2011/01/28(金) 23:50:03 ID:VctbNr52
「……代わり?」
「俺のちんこ」
「小学生かテメェ!!」
おもむろにズボンを脱ぎ下着から猥褻物を取りだす日向の太ももをユイは思い切り蹴り飛ばした。
急所を狙わなかったのは唯一の優しさというべきか。
「いてえな!! 」
「そんな矮小なものの世話になんてなるかアホっ」
「矮小じゃねえよ!! 普通だろ!?」
「知りませんよそんなのっ」
あれ、でももしかして俺小さいのか――と不安がりだした日向は自身のペニスをマジマジと見つめる。
因みに特別に大きいわけでも小さいわけでもない平均的な大きさであるわけだが。
そんな日向の息子はよほどズボンの中が苦しかったのか、はちきれんばかりに反り立っていた。

「うぅ……そんなのしまってくださいよ〜」
「このままでいいのか?」
「……うぅっ」
「あ、一人でやるなら見ててやるぜ?それはそれで燃える」
「……アホですね」
決まり文句を言うほどには冷静さを取り戻してきたユイだったが、
体の疼きはなかなか治まらないようだ。
「で、どうなんだ? おらおら、お願いしたら挿れてやるぞ?」
自分のペニスを掴み迫り来る変質者並みの先輩に屈するものかと思いつつも、好奇心と性欲が少しだけ上回った。
覚悟を決めるしかない。羞恥に頬を染めながら日向の前に迫り懇願する。
「……せんぱいの、あたしにください」
「…………っ」
位置的に自然と上目遣いになってしまったこともあり予想以上の破壊力。
胸の奥で何かが崩れる音を聞きつつ日向は華奢なユイの肩を掴んでその体を再び押し倒した。
「ま、言わなくても挿れるんだけどな。……俺も限界」
「……意地悪」
「言ってろっ」
7048:2011/01/28(金) 23:51:35 ID:VctbNr52
下着を下ろし、片足だけ押さえながら日向はユイの股に滑り込み、性器をあてがう。
くちゅ…と粘液同士が絡み、ひくついた女性器がペニスを受け入れようとした。
性行為直前、大興奮のまま息を荒くして日向が腰を突きだそうとした時――

「あーっ、ちょっと待って下さい!」
ユイが大声を出し、その侵入を拒んだ。
「な、なんだよ」
「いいから待ってってば……待てっつってんだろうがぁあ!」
本能的に腰を突きだしてくる日向を何とか手で制止して怒鳴る。
これではムードもクソもない。
「だからなんだよ!? 今更止めろっつても止めねえからな」
「だって」
「だってもへったくれもあるかっ」
「……怖い…っ」
「…………」
眉は完全にハチの字、目尻に涙を溜めて今にも泣き出しそうな表情でユイは日向を見上げてくる。
いじめ過ぎてしまったかと、普段は決して感じない自責の念を感じた。
「あー……」
低い声を出したまま日向は困った様に乱雑に自身の髪をかく。
「……おまえなぁ」

「――んぅっ!?」
それは本当に唐突であった。
口内に感じる濃密な感触と温度。
それが日向の舌であることはすぐに理解出来たが、
だからと言って寝たままの状態で押さえこまれているユイに抵抗のしようはない。
「んーっんぅっ、ぁ…んちゅ…」
ゆったりとした動きで日向の舌が口内を蹂躙していく。滑る様な動きで舌や歯茎をねぶりまわす。
驚いたユイが八重歯で甘噛みをしてしまうと日向が少し声を漏らしたが、
それがユイには楽しかったらしく彼女もまた舌を絡ませはじめた。
「…んぁ……ふぁ…っ」
わずか1分にも満たない交わりが終わり、ゆっくりと唇を離す。
輝く糸が妙に官能的な雰囲気を放っていた。
7059:2011/01/28(金) 23:52:49 ID:VctbNr52
「…………」
「………ぁ」
黙り込んで視線を合わせた二人だったが、今まで散々恥ずかしいことをやって来たというのに、
今日一番と言えるほど顔が熱くなっていた。
ガキ。どちらからともなく呟いて、互いに笑った。
「痛くしない……とまでは言えねえけど、乱暴にはしねえから」
「信用できません」
「しろよっ!!」
思わず声を荒げてしまうがそれは怒っているわけでは当然無く、日向は無言でユイの頭を数回撫でた。

「えっと……いいか?」
「はい」
今度こそ腰を軽く持ち上げて、互いの性器を合わす。
まだ幼さを残す体に突き付けられた肉棒、というのは背徳的な雰囲気しかない。
これ、犯罪にならないだろうな、等と一瞬日向は思うが口には出さなかった。
出してしまえばまた喧嘩になってしまうだろうし、
そもそも犯罪になったところで死後の世界で何の問題があるだろうか。

ぬちゅ、と肉を割り、亀頭部分が抵抗を感じながらも入っていく。
「…んあっ、せ、せんぱいが入って…あっ、いっ……ひぃっ」
「わりっ……行くぞ?」
一瞬つっかかりを感じるものの、寸陰も空けず少女の最奥まで日向は己の腰を打ちつけた。
「……ぁっあっ、あ、うぁあぁぁんっ!」

「……はっ、ぁ…あぁぁ」
「…っ…ど、どうだ?」
「い、いたい…ですぅ」
痛みに耐えかねて激しく首を振る。右手では日向の背中のシャツを強く握り閉めていた。
「わ、わるい。気持ちいい……わけねえか」
「んっ…ぁっ…せ、先輩は?」
「今にもイキそうなんだが」
「そー、ろー」
「ちげえぇ!!」
とはいったものの言った言葉に嘘はない。
出来る限り長く持たせるために大きく深呼吸をした。
70610:2011/01/28(金) 23:54:40 ID:VctbNr52
「あ……動いて、いいか?」
「…………」
確認を取りつつも無意識に腰は動き始めている。
「いくぞ…っ」
こくん、と小さく頷くユイの様子を見てから腰を少し前へ突き出した。
少しだけその行為にユイは顔をしかめたが、さすがに日向は止めることは出来なかった。
人間は本能に忠実である。

「はぁ、はぁ……」
「んぅっ、あんっひゃぅ…ふぅぁ、ぁあんっ」
緩慢な動きをしていたのはわずか数秒で、すでに容赦ないピストンが開始されていた。
「あぁっ、せんぱいっ、しぇんぱぁいっ…すごいよぅ…あぁんっ、ん…っんーー」
ぱんぱんっ、と腰を打つたびに響く特有な音、二人の少し上ずった喘ぎと荒い息が耳から脳を支配する。
混ざり合った男女の性の匂いと、無理矢理に交わした口づけから流れ込んだ互いの唾液で、
完全に五感が狂い始めていた。
「ひゃうっ…き、きもちいれす…ぁっ」
「……そう、か…くっ、俺も…だぜ?」
「あぁ、はぅっ…あんっんーーっ、も、もうらめぇ…せんぱい…
あっ、あぁっ、んぅ…い、いっちゃいますぅ…」
「……うっ、お、俺もそろそろ…」
初めてだからか全く余裕が無い。
先に自分が達してしまっては本当に早漏と馬鹿にされると、日向は何とか気を紛らわすため口を開いた。
「お、おまえってさ……こんな風に、男にやらせるなんて…うっ…け、結構、簡単な奴だな…くっ」
「…ち、ちがっ…んぁっ、そ、れはぁ、あっ、せ、せんぱい…だから――あぁんんーーっ」
「え……?」
それどういう……、そんなことを訊き返す間もなく募る射精感は限界がきた。
ユイもまた完全に行為に心酔してしまっているようだった。
「あぁーっんっ…あぁぁっもう、んっ、だ、だめ…っ、あっ、あっあぁぁ、い、イっちゃ…イっちゃうよぅーっ!」
「……くっ、あ、で、でる――っ」
「あ…や、んぁ…んぅぁぁああああぁぁぁぁ…………っ」
――ドクンッ
絶頂に達した少女の中心に、少年もまたありったけの欲望を吐き出していた。
70711:2011/01/28(金) 23:56:02 ID:VctbNr52

***

「うわぁぁあああん…先輩に汚されたぁぁ……うぅ」
「誤解を招く様な事っ……って言いたいとこだけど事実だから否定できねえ、すまん」
「うっ、うぅ……初めてだったのにぃ、うぇっ」
「俺も初めてだわっ!……つーか同意の上じゃなかったのかよ!?」
「うー、そんなのその場の雰囲気じゃないですか……ぐすっ」
「なんかそんなに嫌がられると逆に俺が泣きてえよ」
「んなこと知るかぁあ……っ」
秘戯も終わりめくるめく後戯――ではなく早速口論に発展していた。
ユイに至っては泣きごとを言っている始末である。

「あ、あのよ。ところでさっきのどういう意味だ?」
「さっき?」
本気で泣いていたのか演技かはさておき、振り向いたユイに日向は気になっていた疑問を投げかける。
「その……俺だから、やったっつーか……」
気まずそうに眼を泳がせつつ、達する寸前で言われた言葉の真意を尋ねた。
「はぁ……?」
「えっと、なんつーか……それは『そう言う意味』でとっていい、のか?
あー、いや、もしそうならそういうのは男の俺の方から……」
頬をぽりぽりと掻きつつ普段の彼らしくなく台詞はしどろもどろだ。
しかし対するユイは不敵な笑みで純情少年を一笑に付した。
「なんですかそれ?先輩なんの話してるんですかぁ?」
「はっ、なっ……てめえ!」
「そんなことよりっ」
ユイのほっそりとした腕が日向の首に巻き付く。
「なんだよ」
「2ラウンド目お願いします♪」
「……盛ってんじゃねえよ」
といいつつも準備はすでに万端。

その後疲れ果てて仲良く寝ている半裸の二人を戻って来たメンバーが目の当たりにするわけだが、
まあそれは余談と言ったところであろうか。

END
708名無しさん@ピンキー:2011/01/28(金) 23:57:57 ID:VctbNr52
以上。sageミスしたかも……
長々失礼しました
タイトルは『2ラウンド目お願いします♪』で。キャラ崩壊ごめん
709名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 00:25:50 ID:swTuZuBv
>>708
GJ!
エロいのに所々でちょっと笑えて良かった
戻ってきたメンバーと半裸を見られた二人の反応が気になるw
710名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 07:34:15 ID:UVzNDXPN
>>708
GJ
願望も書いてみるもんだな本当に読めるとは思わなかった
愛があふれてて良かった
711名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 13:40:03 ID:jvgBmq6N
>>707
ウォオオオオオオオオォォオォ!!
GJすぎる!GJGJ
712名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 17:21:25 ID:5MZidhPq
>>708
GJ過ぎる。良いものをありがとう!
713名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 23:49:12 ID:Q/8jeUy7
>>696
日向には悪いが椎名の話が増えてくれてファンの俺歓喜です
714名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 00:14:19 ID:45iHnU17
>>708
超GJ!!!!!!!!!!!
らしいノリでほんとよかった
やっぱひなユイ最高や!!

もっと書いてくれーーーーー
715名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 22:53:04 ID:boyxEqA6
やっぱひなユイいいわー
公式カプ最高
716名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 19:39:34 ID:JvUF1PQ1
>>708の作品がGJ過ぎて後に続くのも恥ずかしいなー書き手じゃないけど

とりあえずほしゅ
717名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 23:56:34 ID:DE8qBh02
過疎と日がたちすぎてもはや自演に見える
718名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 00:06:01 ID:GIH7FIO2
最近小数点の人いないね
コテを辞めただけかもしれんが
719名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 00:14:08 ID:BJIdpgXW
>>717のような思いやりのない発言が最終的には過疎を招くんでしょうね。

少数点の人好きだったのに……
720名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 23:56:34 ID:kkzmwilC
さすがに節分ネタで投稿する香具師はいなかったか
721名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 00:26:57 ID:MTzAHLOX
恵方巻きですね
722名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 00:37:00 ID:aiSt0o0a
リョナならいくらでも思いつくが嫌なんだろ?
723名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 03:08:17 ID:a925a8GK
たまにはいいんじゃないか
注意書きは欲しいけど
724名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 10:45:49 ID:QuVZsUtE
バレンタインネタかもん!
ゆり「はい野田君、チョコよ」
野田「幻覚だ!!」
ゆり「いや違うから」
野田「市販のやつだ!!」
ゆり「手作りだって」
野田「義理チョコだ!!」
ゆり「本命よ!!」
野田「……え?」
ゆり「そ、そういうことだから……受け取ってくれるとうれしいな」

ひさ子「ほら岩沢、バレンタインチョコ」
岩沢「義理か?」
ひさ子「本命だよ」
岩沢「ならいいけど」

日向「椎名っち、ハッピーバレンタイン!!」
椎名「私にチョコ……どういうことだ?」
日向「そういうことだよ……受け取ってくれると嬉しい」
椎名「そうか……これからよろしく頼む」
日向「!! ……ああ、わかった」

かなで「麻婆チョコというのはどうかしら」
音無「ねーよ」
726名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 16:11:25 ID:Ece2AI7+
岩沢さんwいいんですかw
727名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 23:58:17 ID:BvPr7oPK
「先輩一緒に豆まきしましょ」
「なぜ私に?」
「喧嘩が強そうな先輩なら一緒に鬼退治してくれせうだからです!
決してひなっち先輩の鼻に豆突っ込んだり、ひさ子さんに豆投げて殺されそうになったから泣く泣く逃げてきたわけじゃありません」
「あさはかなり…」
「じゃあ先輩が鬼役でいいですよね」
「待て、私と豆をまくのではなかったのか」
「いくぞー、そーr」
「待てと言っている
ここを誰の部屋だと思っているんだ」
「いや倉庫だと思ってますけど」
「とにかく豆など散らかされたら迷惑だ
貸せ」
「何するんですか?」
「ほら、豆だ」
「ワンワンワンワンワン」
「わんこにやるなー!ていうかおもちゃが豆なんて食うかー!
もう怒ったぞ、先輩覚悟!」
ポン
「?」
「つかまえたぞ、次はお前が鬼だ」
「いや鬼ごっこの鬼じゃないんですから
あ、ちょっと何のしかかってきてんですか
つかまえるって拘束するつもりですか」
「知ってるか?女の体にも豆があるという」
「え、何ですか?それ
詳しくお願いします」
「ふふっ」

――――――――――
728名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 00:00:45 ID:BvPr7oPK
――――――――――

「先輩の鬼!悪魔!変態!」
「私に鬼をやれと言ったのはお前だろ?」
「うう…ひなっち先輩より大人げないです、この人」
「次はお前が鬼をやるか?」
「えっ、いいんですか?」
「可愛い小鬼だなよしよし」
「待てーい!鬼を襲うな!ふにゃっ…」



このくらいしか思いつかなかった>節分ネタ
729名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 17:46:19 ID:4iSUdpVx
豆・・・

栗と栗鼠か
730名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 22:57:09 ID:WSs3rkTS
これが本当の渡る世間は鬼ばかり…なんちてw
731名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 07:57:12 ID:f5GeCi3M
732名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 14:51:16 ID:iv9sgAYh
こらこら
733名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 22:11:23 ID:uQX+S694
このスレ見てたらあさはかさんがガチでレズなような気がしてきた
考えてみたら可愛い物好きってどこかレズっ気漂うキャラ設定だよな
男より女のが可愛いもんだし
734名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 04:11:57 ID:B2YuGLuY
鬼といえばゆりっぺさんです
735名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 19:13:58 ID:zkfX9o+I
この世界なら土から何でも作れる…
そしてウンコは土に還る

と言う事は…
女キャラのウンコでチョコ作れるというわけだが…


天使の麻婆ウンコチョコ食いたい
736名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 21:05:45 ID:Hb+nUTSa
麻婆って見るたびに麻枝って見える
737名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 23:55:45 ID:ahKjSFqb
バレンタインネタだったら

ゆり「今日は戦闘部隊の男子に内緒でみんなでチョコを作りましょう」
椎名「(私も戦闘部隊なんだが…まあ、いいか)」

途中で誰かがチョコをぶちまけて全員チョコまみれになって、ペロペロしだす
遊佐「ゆりっぺさん、動物のようですよ…」
ユイ「ややばい、くすぐったいです…」

なんやかんやでチョコ完成して
音無「手作りなんてすごいじゃないか」
日向「味は大丈夫か?」
野田「はっ、俺はゆりっぺの手作りならなんでも食うぞ」

ゆり「味は保証するわ。みんなで味見したから」
他女子「/////」
でオチ
そんな話がみたいんだ
738名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 00:00:12 ID:WBMGJlBa
>>737
女子の体についたチョコを男共が舐める展開かと思ったw
739名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 00:48:28 ID:+i4o/bGZ
俺もそう思った
740名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 16:11:30 ID:py/FVwqY
チョコの女体盛りかよ!
裸のうえにリボン結んだりなんかしてあたしを食べてーかよ!
741名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 19:37:14 ID:gLTLlMIJ
ゆりっぺがゆさゆさに犯されるの書いてー
742737:2011/02/11(金) 21:39:34 ID:ViUa38zm
>>738-739
百合が見たいんや!野郎なんかいらんかったんや!
743名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 21:31:37 ID:Ffxa95gO
奏「散々迷ったのだけど、私はやっぱり、あなた以外にチョコをあげるつもりはないわ」
奏「食堂のおばちゃん。私、あなたの事好きよ」
744名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 01:12:39 ID:TPrZp4rG
竹山(クライスト) 「宅配業者にハッキングをしかけてチョコを僕の元に•••」
745名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 17:36:58 ID:qD7ej1ln
バレンタインなので投下します。
CPは音ゆり。
746名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 17:39:52 ID:qD7ej1ln
 寒さが続く2月の中旬。正確には2月13日の午前0時半。つい先ほど12日が終わったばかりだ。
 なぜかあたしはエプロンを着ており、目の前にはチョコを作るために必要な道具がズラリと並んでいる。そう、明日は2月14日。つまり、バレンタインデーである。
 元々は、269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日らしいけど、日本では女の子が男の子にチョコを上げる日として定着している。
 この死後の世界でも、もちろんこういったイベント自体は存在する。基本、ここは現実世界となんら変わりはないので、生きているか死んでいるか、くらいの違いしかない。
 そもそも、どうして男性から女性へ、ではダメなのよ。愛の誓いとされている日なら、必ずしも女子が渡す側である必要はないんじゃないかしら。
 まぁ、今は昔と違って友チョコ、なんてものがあるらしいけど(ちなみに遊佐さんに教えてもらった。あの娘、見た目に反して結構耳年増なのよね)。
 今までは特に意識もしてなかったし、浮かれている周囲が普段よりも十割増しでウザったい以外は、そこまで気にすることもなかった。
 でも、今年……そう、今年は、話が違う。
 不覚にも……今年はチョコを渡したい相手ができてしまった……。
747名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 17:40:31 ID:qD7ej1ln


**********


「うまくできるかしら……」
 コンロに鍋を置き、火にかけながら、早くも弱音が出た。
 身体能力には自信があるけど、こういった女の子らしいことはしたことがないに等しいため、あたしにとっては問題だらけだ。溜め息も吐きたくなるわ。
「作るのはいいとして、肝心のチョコの形を考えてなかった……」
 今まで誰かにチョコを作るどころか渡したことすらなく、それ以前に料理すらまともにしたことがないんだから、形などわかるはずもない。
「やっぱりここは、スタンダードにハート型にしたほうがいいのかしらね。無難な形にすれば、失敗は少なそうだし」
 というか、それ以外に思いつかない。こんなことになるなら、あの時遊佐さんに聞いておけばよかったわ。
 ……あー、いや、やっぱそれはなし。あたしが遊ばれたりからかわれたりして、いじり倒されるのが目に見えている。自ら肉食獣の群れに飛び込むようなものよね。却下。
 だからといってほかの女性メンバーに聞くのもなんだか気が進まなかったので、こうして隠れて深夜に一人で作ることにしたのだ。
「音無くん……」
 物思いに耽っていると、自然と喉を通って出た名前。彼の名前を呟くだけで、思わず顔が綻んでしまう。
 はっ、いま一瞬胸がときめいたのは気のせい。
 気のせいったら気のせいよ! そうよ、あたしが音無くんにチョコを上げるのは、日頃の感謝と、これからもよろしくという意味で渡すんだから! 親しい友人にあげる、いわば義理チョコの……。義理の……。
 ……自分で言っておきながら、“義理”という単語に傷ついてしまった……。
 と、とにかく、そろそろ作りましょう。このために今日の午後からわざわざ自由行動にして、図書室で音無くんにチョコを作るための本を探してきたんだから。
 本を隣に置き、さっそく調理開始。まずは下準備として、チョコを細かく刻んでおく。
748名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 17:41:00 ID:qD7ej1ln
「……音無くん、あたしの手作りチョコ、美味しいって言ってくれるかなぁ……?」

『ああ、すごく美味いよ、ゆり。ありがとな』

 音無くんがそう言ってくれると思うだけで、すごく幸せだ。もし、耳元で甘く囁いてくれたらエクスタシーだ。
 うん、なぜか“しゃらららららう〜〜〜わ〜〜〜”とかいうBGMが脳内再生されるわね。どうしてかしら。
 そして耳元で甘く囁いてくれたあとは――――。

『ゆり、好きだ。今度はチョコと一緒におまえを食べたい』(ゆり視点。音無美化120パーセント)
『あっ……ダメ、音無――ううん、結弦くん、そんな……あぁんっ♪』

 やばい、サイコーすぎるわ。……あ、鼻から心の汗が。ゴシゴシ。
 あとは……そうね、ほかの手で攻めるのもアリよね。たとえば――――。

『はい、結弦くん。バレンタインデーチョコはあたし自身よ。だから、全身に塗りたくったチョコと一緒にあたしを食・べ・て♪』
『じゃあさっそく。……フフッ、甘くて美味しいよ、ゆり』(ゆり視点。音無美化120パーセント)
『きゃっ、くすぐったい』
『それじゃ、こっちのほうはどうかな?』(ゆり視点。音無美化120パーセント)
『ひゃんっ、そこはダメぇ……恥ずかしいよぉ』
『ゆり、俺はおまえのことを世界中でいちばん愛してる』(ゆり視点。音無美化120パーセント)

 とかなんかになっちゃったりして!? キャーキャー♪
 片手で顔を抑えつつ、片手で包丁をブンブンと振り回す。この妄想を現実にできたらどれだけ幸せか。
 ちなみに“えくすたし〜〜、えくすたし〜〜、しゃ〜〜ら〜〜ら〜〜え〜〜くすたしぃ〜〜”というBGMは脳内再生余裕でした。
 …………はっ!
「げげごぼうぉえっ」
 我に返り、思いっきり嘔吐(えず)く。
 なに考えてんのよあたしはあぁあぁっ!! こんな頭の悪い妄想をするなんて、どこの恋する乙女よっ!
 嘔吐いた瞬間、どこかのスパイっぽい女の子が脳裏をよぎったけど、たぶん気のせいだろう。
 と、取り敢えず落ちつけ、あたし。あたしは戦線のリーダーなんだから、このくらいのことで動じてはダメなのよ。今はチョコ作りに集中しなければ。
 先ほどの妄想は記憶の彼方に葬り去り、改めて本に視線を向けながら、包丁に力を入れると――――。

 ――ザクッ☆

「…………」
 なにか禍々しい音が聞こえたような気がする。しかも、あたしのすぐ真下から。今の不吉な音はいったいなんなのかしら。
 そのままの体勢で本から視線をゆっくりと移してみると、なぜかチョコとまな板が赤く染まっていた。
 結果――――。

「――いだああぁあぁぁあぁああああッ!? 指切ったあぁあああぁあああぁぁあああっ!!」
 
 前途多難で、早くも心が折れそうだった。
749名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 17:42:17 ID:qD7ej1ln


**********


 そんなこんなでバレンタイン当日。
 数多の試練(大げさ)を乗り越え、ようやっと完成したハート型のチョコを持って、あたしは音無くんの姿を探す。
 最初は校長室に来るかな、と思って待機してたけど、一向に現れる気配がなかった。もしかしたら、NPCの女生徒にチョコをもらっているのかもしれないと思ったら、いても立ってもいられなくなり、こうして自分から出向くことにしたのだ。
 元々は音無くんが校長室に来たところに、あとで人目のつかない場所に呼び出して渡すつもりだったから、音無くんの予定は聞いてない。
 いつもならあたし、音無くん、かなでちゃん、ユイ、日向くん、直井くんの6人で行動するんだけど、なぜか今日に至っては全員バラバラのようだ。
 さすがにチョコを渡すところを見られるのは恥ずかしいから、今日だけはかなでちゃんたちがいないのは事情が事情なのでありがたい。
 ――と思ったのも束の間。少し前方の男子トイレから音無くんが出てきた。ハンカチをしまいながら歩いているから、あたしには気づいてないみたい。
 運のいいことに音無くん一人。これはチャンスだ。
 そう思ったあたしは、小走りで音無くんに駆け寄る。
「音な――」
「音無さん」
 声をかけようとして、思わずストップする。いつの間にか昇降口付近から出てきた遊佐さんが先に音無くんに声をかけてしまったようだ。
 予想外の展開に動揺したが、あたしは持ち前の反射神経で柱の陰に隠れる。チラリと覗いてみると、二人とも会話を交わしているようで、こっちには気づいていないみたいだった。
 取り敢えず今は二人の様子を見守ることにした。
「そういえば遊佐、こんなところでどうしたんだ?」
「あ、はい。ちょっと男子トイレに用事がありまして」
「そうか、じゃあ俺はそろそろ――って、えぇッ!? 遊佐、おまえ男子トイレになにしに行くつもりなんだ!?」
 なんか遊佐さんが爆弾発言をしていた!
 思わずあたしも(心の中で)音無くんと同じツッコミをしてしまったわ……。
750名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 17:42:58 ID:qD7ej1ln
「えぇとですね、その……音無さん、ちょっと付き合ってもらっていいですか?」
「俺のツッコミは無視!? っていうか付き合うって男子トイレにか!? え、おまえ本当になにするつもりなんだよ!?」
 音無くんが日向くんに負けず劣らずのツッコミを返していた。
 そりゃそうだろう。あのクールで冷静沈着な遊佐さんが、男子トイレに用があるとか、おかしなことを言い出すんだから。
「あ、いえ……その…。トイレじゃなくて、音無さんに用事がありまして」
「え、俺に?」
「は、はい」
 なんだ……ビックリした。まぁ、そうよね。よく考えてみたら男子トイレに用事って、さすがにそれはないわよね、うん。じゃあ、音無くんに用事ってなにかしら?
 はっきりとはわからないけど、遊佐さんの顔が紅潮しているのは気のせいではないだろう。実際、普段の遊佐さんとは違って妙にしおらしいし、少しばかり緊張しているようにも見える。
 一言二言交わし、遊佐さんは音無くんになにかを手渡していた。綺麗にラッピングされた、少し小さめの箱。
 今日は2月14日。この日に遊佐さんが音無くんに渡すものと言えば、バレンタインチョコしか考えられなかった。
 どうやら彼女もあたしと同じで、彼にチョコを渡したかったようね。さっきの男子トイレ云々は、珍しくテンパっていて余裕がなかったからだろうか。
 でも、意外と言えば意外だった。
 確かに遊佐さんは耳年増な一面もあるけれど、この手のイベントには興味がないと思っていた。事実、今まで誰かにチョコを渡しているところは見たことも聞いたこともない。遊佐さんにもらえた男の子なら、喜んで周囲に自慢すると思うし。
 なぜか、胸がチクリ、と痛む。
 自分でもよくわからない、なんとなく悔しさに似た感情に戸惑っていると、いつの間にか二人はこちらに背を向けて、一緒にどこかへ歩いていった。
 その二人を見て、あたしは足を踏み出せなくなり、追いかけることもできずにその場に立ち尽くした。
751名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 17:43:22 ID:qD7ej1ln


**********


 早い話、あたしの認識は甘かったようだ。
 今までバレンタインに無関心だと思っていた戦線の女性メンバー全員が、音無くんにバレンタインチョコを渡していた。
 遊佐さんに始まり、ひさ子さんと入江さんと関根さんのガルデモメンバー、それに続いてなんと椎名さんも彼にチョコを渡していた(ちなみに捨て台詞付きで)。雰囲気的に、遊佐さんも含めてみんな本命っぽかった。
 そのまま日向くんとユイに出くわし、ユイからもチョコをもらっていた。こっちはたぶん義理だと思うけど。
 ただ――――。
「音無さん、僕もチョコレートを用意してきましたので、ぜひ受け取ってくださいっ!」
「あ、ああ…。ありがとな、直井。あとでゆっくりいただくよ……」
「僕としては、この場で食べてもらって感想を聞きたいんです!」
「わ、わかった、わかったからそんなに顔を近づけるなって!」
「どうですか、僕の自信作は!」
「まぁ、美味いよ。たくさん入っているけど、一口サイズのチョコだから食べやすいしな。でも、チョコの形状がハート型っていうのはちょっと……」
「やっぱり音無さんもそう思いますか。実は僕も、本当は音無さんと僕の濃厚な抱擁をリアルにかたどった、等身大チョコにしようと思ってたんですが――」
「直井、ハート型にしてくれて本っ当にありがとう! マジで嬉しいよ!」
 アホが一名いた。
 音無くんはその光景を想像してしまったのか、笑顔(若干おびえを含んだ表情)で、直井くんの肩をたたきながら、ハート型を懸命に支持していた。
 そりゃそうよね。あんなこと言われたら、誰だってハート型のほうがマシだって答えるでしょうね。
 次々と戦線のみんなが渡していく中、どうしてもあたしは渡す気にはなれなくて。
 音無くんに配り終えた女性陣は、彼に渡したものとは別のチョコを互いに交換し合っていた。ああ、これが遊佐さんの言っていた友チョコってやつかしら。
 こうしてモヤモヤが晴れないまま、時間は瞬く間に過ぎていった。
752リーダーのバレンタイン奮闘記:2011/02/14(月) 17:44:36 ID:qD7ej1ln


**********


「はぁ……」
 放課後になっても、あたしは未だにチョコを渡せずにいた。なぜ戦線のリーダーが、気になる男の子にチョコを渡すのにこんなに苦労しているのだろうか。誰か教えて、マジで。
 もういっそのこと自分で食べてしまおうか、と思った矢先に、音無くんを呼び止めようとしているかなでちゃんを視界に捉えた。
 本日何度目になるかわからない、死角に隠れて様子を窺うというスパイフォームに切り替える。チョコは邪魔なので頭の上に乗せてからニット帽で隠し、さらに顔がバレないようにサングラスとマスクを装着する(これらはいったん作戦本部に戻り、持ってきたもの)。
 はたから見れば怪しいことこのうえないので、もしもここが現実世界だった場合は、警察行きと変質者確定は免れないだろう。
 あたしの格好は完全にアホそのものだが、かなでちゃんも普段の服装ではなかった。えーと、なにかしら、あれ。割烹着?
「――結弦」
「ん? その声はかなでか――ってえぇッ!?」
 なにやらかなでちゃんに振り返った音無くんが愕然としていた。
 こっちからはかなでちゃんの後ろ姿しか見えないので、意味がわからない。いったいどうしたのかしら?
「かなで、おまえなんで血まみれなんだよ!?」
 えぇッ!? 血まみれ!?
 なにそれ!? どういうこと!?
「……? 血まみれ?」
「不思議そうな顔をするな! おまえ、全身真っ赤じゃないか!」
「ああ、うん、これね…。本当に壮絶な闘いだったわ……」
「壮絶な闘いって……かなで、もう戦線のみんなとは闘わないって約束したじゃないか! なんでこんなことをするんだ!?」
「あたしがやらないといけなかった。この闘いは、あたしじゃないと終わらせられなかった」
「だからってこんな……。話し合いはしなかったのか?」
「話が通じる相手じゃないもの。仕方がなかった……だって――」
 若干会話が噛み合ってないような気もするけど、かなでちゃんはそこで一呼吸置き、その続きを紡いだ。
753リーダーのバレンタイン奮闘記:2011/02/14(月) 17:45:40 ID:qD7ej1ln
「結弦に渡すチョコを作っている最中に、大量の麻婆豆腐の素をこぼしちゃったから……」

「…………へ?」
 かなでちゃんの告白に、音無くんの目が点になる。ちなみにあたしも開いた口が塞がらない。
 え、なに? どういうこと?
 チョコに麻婆豆腐の素? なぜ? ホワーイ?
「今日はバレンタインデーだから、結弦に感謝の意味も込めて手作りにしたの。だから来て、結弦」
 そう言って、かなでちゃんが呆然としている彼の手を取ると、ようやく音無くんも我に返る。
「――えっ、来てって、どこに?」
「調理室よ。そこに置いてあるの」
 内容が支離滅裂だけど、かなでちゃんの話を要約すると、つまり音無くんに渡すチョコを作っている最中に、麻婆豆腐の素をこぼしてしまった、と。もしかして壮絶な闘いって、調理過程のこと?
 ということは、彼女の割烹着に付着している赤いシミ(こちらからは見えないので予想)は返り血ではなく、麻婆豆腐の素、ということかしら。見ると、音無くんもようやくかなでちゃんの言っていることが理解できたような表情をしている。なんか青ざめてるけど。
「な、なぁ、かなで。一つ確認したいんだけど、いいか?」
「……? なに?」
「おまえの渡したいチョコってさ、もしかして、麻婆チョコ……だったりするのか……?」
「うん」
 キッパリと即答するかなでちゃん。音無くんは予想が当たったせいか、若干表情が沈んでいる。
 それにしても、麻婆チョコ……。なんか想像したくないわ。
 ていうか、どうしてかなでちゃんは毎回毎回、最終的にたどり着く食材が麻婆豆腐なのかしら。
「ちなみにホールで作ったから。ケーキの表面をチョコレートの代わりに大量の麻婆豆腐の素でデコレーションして、その中に豆腐をいっぱい詰め込んであるの。きっと結弦も気に入ってくれると思うわ」
「…………あぁ、嬉しいよ…ありがとな、かなで……」
 もう完全に諦めたせいか、蚊の鳴くような声でお礼を言う音無くんの手を嬉しそうに引くかなでちゃんは、あたしに気づかずにその場を立ち去って行った。
754リーダーのバレンタイン奮闘記:2011/02/14(月) 17:46:39 ID:qD7ej1ln


**********


 そして時刻は11時過ぎ。
 あと1時間で2月14日が終わってしまうというのに、あたしは校長室の机に両肘をついて憮然とした表情で溜め息を吐いていた。
 チラリ、と視線を移した先には、未だに完成した時とまったく同じ状態で鎮座しているバレンタインチョコ。
 今日はあり得ないほどにタイミングが悪かったこともあるが、それ以上に自分がここまで意気地なしだとは思わなかった。普段のあたしなら、言いたいことはむしろズバズバ言うのに、どうして今日はそれができなかったのだろう。
 頭を抱えてウンウン唸っていると、突然校長室のドアが開かれた。それと同時に机の上にあったチョコはコンマ1秒で引き出しに仕舞う。
「ゆり」
 ドアの向こうから現れたのはかなでちゃんだった。すでに消灯時間は過ぎているのに、どうしてここに来たのだろうか。
 確かに彼女はもう生徒会長ではない。いくらあたしたちと仲良くなったとはいえ、規則正しい生活を送っているかなでちゃんがこの時間帯に校長室(ここ)に来るのは珍しかった。
「あら、かなでちゃん、どうしたの? こんな時間に。もう消灯時間は過ぎてるわよ?」
「うん。だけど、ゆりに大事な用事があったから」
「あたしに?」
「そう。はい、これ、ゆりに」
 スカートのポケットをゴソゴソ漁り出し、彼女が取り出したのはチョコレートと……男物のハンカチ?
 チョコレートはたぶん友チョコだと思うけど、ハンカチのほうは意味不明なんですが。
「えっと、これは?」
「結弦のハンカチ」
「……へ?」
 音無くんのハンカチ…?
 あたしの耳がおかしくなければ、確かに彼女はそう言った。どうしてかなでちゃんが音無くんのハンカチを持っていて、しかもあたしに手渡すのだろうか。
 意味がわからず首をかしげていると、かなでちゃんが口を開いた。
「ゆり、まだ結弦にチョコを渡せていないんでしょう?」
「!?」
 クリティカルヒットだった。
 まさか、かなでちゃんに図星を指される日が来るとは思ってもみなかったわ。
「それ、結弦が調理室に落としていったものなの。結弦にはさっきゆりが拾って預かっているって言っておいたから、もうすぐ取りに来るはずよ」
「えぇえぇっ!?」
「ハンカチを返すついでにチョコを渡してあげるといいわ。ゆりだって、結弦のために一生懸命作ったんでしょう?」
 しかも手作りだということもバレている。
 なんなの、このかなでちゃん。機転が利きすぎて、逆に怖いわ!
「じゃあゆり、頑張って」
「――えっ? あ、ちょっ、かなでちゃ――」
 あたしが動揺している間に移動したのか、気がつけば、かなでちゃんはドアを開けて校長室から出て行ったところだった。
 バタン、とドアが無情にも閉められ、あたしはしばし身を乗り出した状態で右手を伸ばしたまま固まっていた。数秒後に手を下ろし、ついでに腰も下ろして溜め息を吐く。
 うぅ……どうすればいいのよ、こんな展開、聞いてないわよ……。なんか某派生キャラみたいに、お酒を飲みながら愚痴りたい気分ね。
 もう一度溜め息を吐き、引出しからチョコを取り出し、眺める。バレンタインはあと40分ほどで終わってしまうので、今更感が強く、非常に渡しづらい。でも、せっかくかなでちゃんが作ってくれたチャンスを無碍にするのも気が引ける。
 様々な雑念に板挟みどころか圧死されかねないところに――――。
755リーダーのバレンタイン奮闘記:2011/02/14(月) 17:47:03 ID:qD7ej1ln
「おーい、ゆりー」
 いつの間に部屋に入ってきたのか、すぐ目の前に音無くんが立っていた。
「――ヒョッ!?」
「どこの蟲野郎だよそれ!?」
「いや、その……コホン。音無くん、待ってたわ! それと、今のは気にしなくていいから! ただ単に魔が差しただけ(?)だから!」
「あ、ああ……」
 なんか音無くんが若干引いていた。
 まぁ、いくらあたしとはいえ、女の子が某蟲野郎の声を発したら自然とそうなるわよね。うわ、最悪……。これからチョコ渡すってのに、自分から好感度を下げてどうすんのよあたし。
 というか、音無くんが部屋に入ってくることにすら気がつかなかったわ……。
「――と、ところで音無くん、あたしになにか用事?」
 平然を装って問いかける。
「いや、用事って……。今、自分で待ってたって言ったじゃないか。かなでが、ゆりが夕方頃に校内を巡回している時に俺のハンカチを拾ったらしいって教えてくれたんだよ」
 なるほど、そういうことだったのね。音無くんの口調からして、どうやら彼自身は落としたことにすら気づかなかったようだ。ちなみに音無くんたちが調理室にいる頃は、あたしは女子トイレで自己嫌悪に陥りながら、ドアに“の”の字を書きまくっていたりする。
 放課後に巡回していることになると、矛盾が生じる。だから夕方に巡回して拾った、ということになっているのだろう。かなでちゃんもどこで拾ったかは伝えていないみたいだから、間違いないと思う。
「ん? ゆり、おまえの持っているそれって、もしかしてバレンタインチョコか?」
「え?」
 音無くんの言葉に、背筋が凍った。もう一度リピートしてみる。
 ゆり、おまえの持っているそれって、もしかしてバレンタインチョコか?
 よし、できた。完璧かっての、あたしは!
 …………ん?
 おかしい。なぜか嫌な汗が止まらない。
 最後にもう一度彼の声を脳内再生し、次になんとなく音無くんの視線を追ってみる。そして音無くんの視線の先には、彼のために用意した手作りチョコを握ったあたしの右手があった。
756リーダーのバレンタイン奮闘記:2011/02/14(月) 17:48:10 ID:qD7ej1ln
「!?」
 その刹那――顔が売れたトマトの如く真っ赤に染まり、しどろもどろになりつつ弁明を開始する。
「い、いや、えっと……その、こ、これはチョコじゃなくて……そう、ギリギリなのよ!」
「なにが!? 法律的にか!? そんなにヤバいものなのか、それ!? っていうか、そもそもこの世界に法律なんてあったっけ!?」
 うわ、なに言ってんのあたしは! 面と向かって本命と言うのは恥ずかしいし、かと言って義理チョコとも言いたくないからって、その間を取ったようなボケをかますなんて、どんだけアホなのよ!
 というか、音無くんもまさかの四段ツッコミをするなんて……。既視感を感じるのはなぜかしら。
 とにかく、早く取り繕わないと余計な誤解が増えかねないので、すぐさま頭に浮かんだ単語を口にする。
「べ、別にヤバくはないわよ! ただの疑似チョコなんだから!」
「疑似チョコ!? チョコですらないのかよ!?」
 しまった、また間違えた! いくらなんでもテンパりすぎでしょ、あたし!
 チョコ作りの時に脳裏をよぎった某スパイっぽい女の子みたいに、ドジっ娘属性は持っていないはずなのに。なんか妙に親近感が湧くけど、今は関係ないので気にしないことにする。
 そういえば音無くん、あたしが知っている人だけでも、かなでちゃん、遊佐さん、ユイ、椎名さん、ひさ子さん、入江さん、関根さんと、戦線の女性陣全員からもらっているし、もしかしたらあたしの見ていないところでもチョコをもらっていたのかもしれない。
 ……あ、そういえば男なのにチョコをあげていたアホも一人いたわね。誰とは言わないけど。
 やっぱり、ほかの人からたくさんチョコをもらってるから、もうあたしのチョコなんていらないんじゃないかと思ってしまうほどに、あたしの気持ちは暗く沈んでいく。
 普段のあたしらしく、どうして正面から堂々と彼にチョコを渡さなかったのかと、今更ながら後悔する。
「えっと……ゆり?」
 音無くんが心配そうに声をかける。
 あたしは嫉妬に近い感情を抑え込んで、口を開く。
「……ねぇ、音無くん。今日、どのくらいチョコをもらったの?」
「え? ああ、うーんと……もらった順番で行くと、SSSのメンバーでは遊佐、ひさ子、関根、入江、椎名、ユイ、直井、かなでかな。あとはNPCの女子からも少しもらったくらいだよ」
「……そう」
 やっぱり。あたしの予感は的中していた。
 そうよね、音無くん人気だもんね……。
 別に付き合ってるワケじゃないのに、どうしてこんなにも苦しいのだろうか。
757リーダーのバレンタイン奮闘記:2011/02/14(月) 17:48:31 ID:qD7ej1ln

「なぁ、ゆり。ゆりは、誰かにチョコをあげたりしてないのか?」
「……え? あ、うん。あたしは誰にもあげてないけど…。それがどうかしたの?」
「でも、その手に持ってるのはチョコだよな? もらったものじゃなくて」
「……うん」
 今までの流れに乗ったこともあって、驚くほどにあっさりと肯定の言葉が出てきた。
 それよりも、音無くんはなにが言いたいんだろうか。質問の意図がさっぱりわからない。
「じゃあ、どうして渡さないんだ?」
「そ、それは……その、あげようと思ってた人がたくさんチョコをもらってたから、もうチョコはいらないんじゃないかと思って……。それに、バレンタインデーもあと30分ほどで終わっちゃうし」
 語尾が徐々に小さくなっていく。だが、先ほどの質問の意図は、ここで開示された。

「じゃあさ、それ、俺がもらってもいいかな?」

「――え、えぇッ!?」
 あたしは音無くんの発言に、思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。
「ダメか?」
「え、あ、えっと……その」
 ダメなワケがない。だって、そのチョコは元から音無くんにあげるために作ったんだから。
 せっかく音無くんから切り出してくれたのに、変なプライドが邪魔をする。
「……ごめん。図々しいよな、あれだけチョコをもらったのに、ゆりのチョコまで欲しいって言うんだから」
「あ、ち、違うの! そうじゃないの!」
 いきなり叫んだせいか、音無くんが驚いた表情であたしを見る。あたしの意地っぱりな性格のせいで、彼が落ち込むなんて耐えられなかった。
「だ、だから……その…うぅ……」
 覚悟を決め、頬を染めながらも、ずっと渡せずにいたチョコを――――。
「……はい、音無くん。バレンタインチョコ。初めて作ったから、味は保証できないけど……」
 真っ赤に染まった顔を見られたくないので、そっぽを向きながら(チラ見で)差し出した。音無くんも最初は怪訝そうな表情を浮かべていたようだけど、やがて満面の笑顔で受け取ってくれた。
758リーダーのバレンタイン奮闘記:2011/02/14(月) 17:49:19 ID:qD7ej1ln


**********


 誰もいない校長室で、あたしは音無くんに今までの出来事をすべて話していた(チョコ作りの際の妄想は除く)。まだ恥ずかしさが残って、音無くんの顔を直視できないので、俯き加減でだが。
 やがて会話がスムーズに交わせるくらいにまで回復したところで、不意に音無くんが切り出した。
「あ、そうだ。俺もゆりに渡すものがあるんだ」
「え?」
「ホラ、俺からも逆チョコ」
 笑顔であたしの手に乗せられた、ラッピングされた小さめの箱。
 まごうことなきチョコレートだった。
「ぎゃ、ギャグチョコ?」
「いや、別に笑いを取ってるワケじゃないんだけどな……」
 今日のあたしはどこまでボケ倒せば気が済むのだろうか。いっぺん死んでこようかしら。
 ……もう死んでるから無理だった。
 取り敢えず話を戻す。
「ご、ごめん。でもなんで? 確かバレンタインデーって、女の子が男の子にチョコを渡すんじゃないの?」
「ああ、なんでもつい最近流行り始めたんだってさ。日向から聞いたんだ。一週間くらい前から、ユイに逆チョコを耳にタコができるほどねだられたって言ってたよ」
「そ、そう……」
 つまり、逆チョコはその名の通り、男の子から女の子に渡すチョコのようだ。
「実はそれも、ついさっき購買で買ってきたものなんだ。ユイからチョコをもらった時に、ちょうどその話をしててさ。チョコをくれた女性にはもう全員分配ってきたから、あとはゆりの分だけだったんだ。その、手作りじゃなくてごめん」
「……ううん。ありがと、音無くん」
 彼にもらったチョコを胸に抱く。……嬉しかった。
 あたしにとって、チョコが手作りか市販かなんてどうでもよかった。大事なのは、音無くんがあたしのために用意してくれたっていう気持ちだから。
「お、見ろよゆり、雪だ」
 外の異変に気づいた音無くんは、窓のほうに近寄り、ソッとカーテンをめくる。
 その声に促されたあたしは、彼の隣に移動し、視線を窓の外に向ける。そこには、カーテンが閉められた校長室の窓の小さな隙間から、白い綿が地上へ舞い降りていた。
「ホントだわ……。綺麗ね」
 本当に珍しいことだった。地球温暖化の影響で、雪の降っていないところのほうが多いらしいし。
 この世界にも、季節感はきちんと存在しているので、雪が降っても別におかしくはないけど、それでも珍しいことには変わりない。
 雰囲気に流されて、あたしは音無くんの左腕に抱きつくと、彼は一瞬驚いた顔をしたけど、なにも言わずに視線を窓の外に戻した。
 そのまま音無くんの肩に頭を預け、あたしたちは緩やかに降り注ぐ雪の結晶に見とれていた。



 そのあとは、二人でチョコの食べさせ合いをしたりして、数分間のバレンタインを過ごした。
 ちょっとしたハプニングもあって、音無くんとはあたしの想像の遥か斜め上を行く、口移しまでしてしまったけど、次の日に遊佐さんの防犯カメラによる盗撮が決定打となり、戦線内でひと悶着あったことは、また別の話。
759名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 17:50:30 ID:qD7ej1ln
以上です。今回はリハビリも兼ねて、バレンタインものを書いてみました。しかし、自分の書く直井はどうしてこうなるのだろうか。かなでも最終的にたどり着くのはやっぱり麻婆豆腐。
タイトルが抜けていることに途中で気付いたので、気にしないでください。それ以前に早く前作を仕上げなければ……。

音ゆり、もっと増えるといいなぁ。
760名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 17:53:16 ID:JCnaOgRm
2828
761名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 18:06:03 ID:gjama14D
GJ
762名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 18:45:14 ID:gH/zz8kh
GJGJ

俺には関係無い話だがな
763名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 22:41:45 ID:t+tggUBl
薄暗い、密閉されたSSS本部に満ちる甘ったるい匂い
バレンタインで貰い、処理しきれなくなったチョコを皆が持ってきて、どうしようか考えようと集まったのが4時間前
考えが纏まらず皆が好き勝手に騒ぎ始めたのが2時間前
そして、もう今日は皆でここに泊まって、チョコパーティーでもしようと結論が出たのがほんの30分前

「あぁ、い、岩沢…し、舌が当たってる…」
互いに向き合い目を閉じて、ホワイトチョコ漬けのう○い棒を齧り合ってる岩沢と椎名の姿があった
「わ、悪い。残りは、あんたが食べていいよ」
そして、最後の一口が椎名の少し開いた口からチョロッと出た舌に絡めとられていく。
「ふぅ、何とか終わったぜ。ゆり次だ」

奥の机に座りこちらをじっと見ていたゆりがニヤリと笑い
「じゃあ、次の王様決めましょうか?」
戦線女子メンバーの顔が一斉に引きつった。

また下らぬ物を書いてしまった。続き希望してくれたら書くかも
764名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 23:32:19 ID:k/Dq4Gel
>>759
GJ!面白かったよ。音ゆりもいいねー
Love Me Tenderを書いた人かな?
続きも楽しみにしてます。違ったらごめん

>>763
百合っぽいものは出来れば最初に注意書きしてくれると有難い
でもGJ。こっちも続きはもしあるんなら期待してる
765名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 00:37:03 ID:fsuGmZyl
ごめん
766名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 16:47:10 ID:41STSOqY
高松って第05話に出てた女性教師と裏で付き合ってそう
767名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 23:14:35 ID:pNE44l1n
>>763
まだあああああああああああぁぁぁ??
768名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 23:57:39 ID:Xliw0JNM
>>766
NPCだが…
769名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 02:02:50 ID:nb/AXrSm
ゆさっ
770名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 07:19:59 ID:CdQW3Dee
ひなユイがもっと見たい・・・
771名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 19:57:33 ID:GZPCjN64
百合注意


しばらく、机の上に乱雑に撒かれた紙を捲る音がカサカサと鳴っていたが、やがて
「いよしゃあああああ!王様きたー!」
ユイがかわいらしい文字で書かれた『王様』という紙を握り締め、立ち上がった。
あちこちでゲッという呟きがあがるが、ユイは気にせずに鼻息を荒くして

「じゃあ、2番と6番の人でこの激辛チョコを手を使わずに食べてみろやぁ!」

皆自分の数を反復し、1人また1人と安堵していく中
「はあ!?何で私にくんのよ!この、糞、糞」
ゆりが悔しそうに顔を歪め地団太を踏んだ。
「ゆりっぺさん。ゆりっぺさんが決めたルールなので、仕方が無いですよ」
そんなゆりにいつものクールフェイスを身につけた遊佐が擦り寄っていく。
「くッ、わかったわよ、やるわよ!ほら、さっさとチョコ渡しなさいよ!」
「あ、りがと〜ございま〜す」
ユイは天真爛漫にゆりに近づき激辛チョコを2つ渡した。

「ゆりっぺさんはやっぱり、足ですか?」
「ええ、それが楽そうね」
ゆりは椅子に座り、親指と人差し指にチョコを挟み、四つん這いになってる遊佐の口元へと運んでいく。
「では」
遊佐の口が薄く開き、ゆりの足に挟まってるチョコをはむはむと食べていく。
「ふ、ふふふ」
ゆりは堪えきれずに口元をニヤニヤさせて笑いながら、遊佐を見下ろしている。
遊佐の口元からときどき垂れる唾がゆりの足をぎたぎたにしててく。
何分かかかり、遊佐はようやく食べ終わった。

長くなりそうなので1回区切ります
772名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 19:58:19 ID:GZPCjN64
>>771>>763の続きです
773名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 23:58:45 ID:pvRKWHgF
「椎名っちせんぱーい!わたしに料理を教えてくださーい!」
「…まあいいが何を教えればいいんだ?」
「バレンタインが近いんでチョコを」

そんな話書こうと思ったけど手遅れかな
774名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 03:17:16 ID:nax5cTpe
>>771
乙。続き待ってる

>>773
書くのはどんな時期でもいいと思うよ
その世界ではそういう季節、って事にでもすれば
775名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 03:43:38 ID:GM/pl7RP
>>771
推敲はしようぜ
776名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 23:44:29 ID:P87oJlb4
>>774
設定しだいか、わかった

あげる相手は日向がいいかな
777名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 17:05:32 ID:f/NXVFiy
ひさ子ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
778名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:06:34 ID:KZqBxtOU
これはイカンな…
779名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:08:15.21 ID:YLOdy60n
遊佐タンハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハハハハハハハハハ…………
780名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:24:58.38 ID:KZqBxtOU
なんだこいつら…
781名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 21:13:40.84 ID:nYcKmFBq
お、おちつけぜ
782名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 23:23:07.47 ID:M2AAyN65
岩沢のいない寂しさを遊佐で埋めるひさ子

とかそんなんが投下される前兆ですか
783名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 08:56:15.45 ID:TNlm6w3K
>>776
日向がいいです
784名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 21:37:26.80 ID:2RCvAdaj
ユイ「岩沢さぁ〜ん」
785名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 22:48:40.49 ID:os7emYWe
遊佐『ゆりっぺさ〜ん』
786名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 12:50:19.20 ID:mpolklsk
俺の名は野田。 ゆりっぺ率いる「死んだ世界戦線」の構成員だ。
自分で言うのも何だが、ハルバードを振り回したら右に出るものが無い、戦線きってのバリバリの武闘派として鳴らしている。
そんな俺は、生きがいであるゆりっぺの指揮のもと、我ら戦線の宿敵である生徒会長さんこと天使と、血を血で洗うような戦いの日々に明け暮れていた。
毎日の血なまぐさい武力抗争の中で、俺はゆりっぺに対し絶対の忠誠を貫いていた。ゆりっぺこそ我が太陽、唯一無二の指導者、そして俺の愛すべき
たったひとりの女性。
戦線にはゆりっぺ以外にも美しい女たちがたくさんいたが、俺の心は揺らがなかった。
そんな熱い想いを俺は、そっと胸の奥に抱きながら、ひたすらに己の肉体を極限まで鍛錬する日々を過ごしていた。
ゆりっぺにかなわぬ愛を注ぎ、彼女の騎士として戦うことが俺の使命だと思っていた。
そんなゆりっぺ一筋の俺だったが、最近、他の戦線メンバーの男たちのことがだんだんと気になってきた。
まずは高松だ。まるで俺を誘っているかのように上半身裸になって、見事なカットをこれでもかと見せ付けてきやがる。
戦うためにつくられた俺の肉体と違って、あいつのは見せるため、ウケるための笑いの筋肉だったが、それでも、日々禁欲を貫いている俺にとっては
かなりムラムラッとくる光景だった。
そして五段。ガチムチの兄貴といった風体ながら、性格は温和で、やんちゃしがちな俺をフォローしてくれる包容力があった。
こいつなら、安心して尻を… いや、背中を任せられると思った。
あの細い目が、男同士の何か秘密めいた誘いのサインを送ってきているんじゃないかと幾度となく夢想しては、俺は、頭の中のそんな妄想を必死に振り払った。
俺は一体どうしたというんだ。
787名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 13:14:33.99 ID:gUrovg18
いや、本当にどうしたんだよ野田
788名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 13:16:28.69 ID:AWeW7D+L
野田が漢字を使ってることも驚きなのに男に目覚めるとかなにがあったのだ
789名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 14:59:07.99 ID:mpolklsk
以前から俺には、筋肉質な男を見かけるとつい、目で追ってしまう癖があった。でもそれは、自身の鍛えた肉体にふと見とれてしまうように、
同じように他人の鍛え方が気になってしまうからで、断じてホモなんかじゃないと自分に言い聞かせていた。
しかしある日、ゆりっぺの女性らしい豊満な身体よりも、高松の裸の上半身や五段のたくましい胸板をねっとりと舐め回すように見てしまっている
自分に気がつき、俺は愕然とした。
俺はゆりっぺ一筋だったはずだ! それなのに…
「俺はホモじゃない… そうだ、鍛え抜かれた男の肉体に興味があるだけなんだ… いやまて、それってやっぱり…」
「…さっきからどうしたの野田くん?」
今まで気づかなかった己の隠された性癖に悶々と悩んでいる俺に、大山が声をかけてきた。
心配そうな大きな瞳が、じっと俺を覗き込む。
(…よく見ると、こいつけっこう可愛いな…)
一見頼りなさげな、ナヨッとした優男という印象の大山も、よくよく見ると肌がすべすべしてて、爽やかな感じがした。
いっつもこいつとつるんでる藤巻の奴が必要以上にベタベタしたり、いきなり抱きついたりしているのを、以前の俺は気持ち悪い奴らだと思っていた。
だが今は、藤巻の気持ちがなんとなくわかるようになった。
(こいつの菊門、どんな色やかたちしてんだろうな… あの三白眼のヤローはもう知ってんのかな…)
いつのまにか俺は勃起していた。
「さよならゆりっぺ… 」
790名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 16:27:32.86 ID:BfiVH3mo
何が始まった。





何が始まったんだ。
791名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 16:52:12.19 ID:4rvQ1YpR
まあ・・・笑えるから許すw
792名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 17:48:42.59 ID:WSiHhsyR
野田、マジでどうしたww
793名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 18:43:17.80 ID:t4L87O+7
何があった!?
794名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 22:02:16.47 ID:sK2DWPDH
ここも腐の餌食に・・・
795名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 22:05:45.43 ID:B7BEEmnH
いこう、ここもじきに腐海に沈む・・・
796名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 22:51:58.02 ID:DXqYgRiJ
漢字で書かれているところを見るに関根あたりの捏造ではないか?
797名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 22:53:31.20 ID:hXJTUzjG
そうであってほしい

野田くんが漢字を使えるわけない
798名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 01:13:58.50 ID:DnOePAJ9
つまり関根は腐じょ・・・
799名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 13:41:19.57 ID:28yQX8zq
○がつ ×にち てんき:はれ

きょうは おぺれーしょん・なんたら というかつどうをしました。ただしいなまえを おぼえていません
いつものように みんなでさわぎ、てんしにかつために がんばりました
きょうも ゆりっぺは たのしそうにわらっていました。いつまでも あのえがおを まもりたいです


野田ならこんなもんだろ
800名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 19:25:22.51 ID:MSmF6Cz6
腐海に沈まないようにするにはどうしたらいいんだ
そうだ、百合かこう
801名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 23:08:15.72 ID:DXqhDv2s
ひな遊佐って見たことないな
誰か書いてくれひなおと
802名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 23:45:31.72 ID:wMlwTCMV
よいこの日記

○がつ ×にち 天気:晴れ
 戦線には色んな先輩がいます。
岩沢さんマジ女神
入江さんマジ怖がり
関根さんマジ黄色
遊佐さんマジゆっさゆさ
ひさ子さんマジゴリラ

バン!

「ユイちゃ〜ん?この日記に書かれてることはどういう意味かしら〜?」
「ぎや!人の日記何読んでんですか!」
「こんなとこに置いとく奴が悪いんでしょ!こら待てユイ!」
「きゃあぁぁぁぁぁ!!」

「椎名さ〜〜ん!」
「ん?なんだ」
「助けて椎名さん!ジャイアンがいじめます〜!」
「あんたはのび太か。ていうか誰がジャイアンよ!」
「落ち着け二人共。何があった?」
「ひさ子さんがあたしの日記勝手に読んだんです><」
「だまらっしゃい。この日記見てよ椎名っち。ユイったら日記に人の悪口書いてんのよ」
「たかが日記にそんなにムキになるとはおとなげない。どれ」

椎名さんマジあさはかなり

ぱたん

「おい私のどこがあさはかだ?」
「いやそれは口癖を書いただけで」
「ユイ〜?覚悟はいい〜?」
「ひえ〜!暴力反対!」
「見苦しいぞ。お前も戦線の一人なら覚悟を決めろ」
「待って椎名っち。あんたがやったら傷だらけになりそうだわ。手加減とかしらなそうだし」
「ではどうする?」
「じゃあさ。ゴニョゴニョゴニョ」
「(今のうちに逃げちゃお〜)」
「待て」
「ぴゃっ!な何か?!」
「喜べお前の処刑法が決まったぞ」
「処刑って時点でうれしくありません!」
「痛くしないから安心しなさい」
「そうだ、私があさはかではないと教えてやるだけだ」
「そうよ、私が優しい先輩だって教えてあげるだけよ」
「え、な、な…」
「じゃ、場所を変えましょうか」



○がつ △にち 天気:晴れ

 今日は美人で優しい先輩二人にかわいがってもらった。
ひさ子さんマジ巨乳
椎名さんマジテクニシャン

「こんなんでどうでしょうかひさ子様!」
「ま、いいでしょ」
803名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 00:35:09.80 ID:e6kXlLN7
ユイにゃん何されたし…
804名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 00:42:04.01 ID:Sxnk2Prp
ひさ子の口調がまんまゆりっぺな件
ダメダメだな。
805名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 12:50:01.84 ID:aeUrCkyX
別に金とってるわけじゃなし
806名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 14:15:37.78 ID:QG2busSw
ひさ子さんマジゴリラwwwwwwwフイタww
807名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 21:59:25 ID:ZUCQ+0F1
>>803
上の口でひさ子の巨乳ぶりを味わい
下の口で椎名のテクニシャンぶりを……みたいな?
808名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 23:18:45 ID:FDUAgU0A
ABキャラ抱き枕集合図を見てふと思いついた

直井「ふん、なんだその情けない体勢は。洗濯バサミにも劣る貴様にはお似合いだな」 ぐいっ
日向「ぐえっ鳩尾を踏みつけるな!あとその恰好で足を開くな!頼むから!」
ゆり「あら日向君、なかなか面白いポーズしてるわね。私も踏んでみようかしら」 ぐにっ
日向「ちょおおおおいゆりっぺぇえええぇ!?そこは!」
ゆり「ふふっ、私一度足コキやってみたかったのよ。ホレこうか?こういうのがええんかぁ?」
日向「ストップ!ストーーップ!これ以上俺の痴態を晒さないでくれぇ!」
ゆり「うるさいわね。このライフルをぶっ放されたくなけりゃ黙ってなさい!」
日向「いやむしろその抱きかかえてるライフルをどかされる方が色々問題ありですから!」
ユイ「うおらあああ!あたしも混ぜろやゴルァアア!!!」
日向「ユイ!?お前なんつう恰好してんだ」
ユイ「ひなっち先輩・・・あたし、つるぺただからちょっとでもセクシーになれたらって・・・隙ありいいい!!」 ぐいよっ
日向「ふぅああああ!!お前もか!お前も足コキかあああ!」
ゆり「でもまんざらでもなさそうじゃない。ほら、パンツから先が覗いてるわよ?」
直井「最低だ、日向って・・・」
日向「くおおおお!もう好きにしてくれぇ」
かなで「ゆり・・・」
ゆり「かなでちゃん!見てコイツの愚息こんなになっちゃってんのよ」
かなで「・・・あたしもやればいいの?」 どごちゅっ
日向「あっ」
ゆり「か、かなでちゃんマジパッシブ」
直井「これは使い物にならなくなりましたね」
ユイ「ひなっち先輩が子供作れなくても結婚してやんよぉ!!」

809名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:35:56 ID:1Xh962mD
>>804
ゆりっぺ、あんたとか言うっけ
810名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 00:18:16 ID:IO4G9tVd
暇だなー
天使も現れないしー
何にもする事もない
平和だー

「新しいあざらし……クスッ」

適当に思いついたダジャレをつい口にだしてしまった。

……。

は!インカムの電源入ってる!

駄目だ……。ゆりっぺさんに聞かれた……。

はあ……。
ま、いいか



一週間後

SSSの間でダジャレが流行りだした。

私の見たところ、関根さんとTKさんと竹山さんはかなりいい線いってる。
一番ダメなのが日向さんだ。面白くもないのに自信満々で言って滑っている。

まあ、SSSの中で私のダジャレが一番面白いのは、言うまでもない。



その二日後

日向さんが弟子になった。
811名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:40:57.63 ID:TK1Kf+tn
なにが…あったんだ…
812名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:45:39.53 ID:vY9Ly12F
なん・・・だと
813名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:20:26.73 ID:u90bnRUS
抱き枕PR&要望ネタ



「ひなっち先輩の抱き枕発売が決まったようです。順番的に次は岩沢さんでしょうか?」
「私も出てないな」
「私のも出てません」
「えっ、お二人も抱き枕化希望なんですか?」
「いや、破廉恥な格好しなければならないなら遠慮したい」
「需要があるなら覚悟はできてます」
「あなた意外と大胆なんですね☆」
「お前の枕はあるのか」
「あたしは出てますよ」
「どれ、少し抱かせてみろ」
「今ここには無いですよ。自分で購入してください」
「ではお前で我慢するから抱かれろ」
「なんですかその言い方!遊佐さん助けてくだ」
「私もゆりっぺさんの温もりを感じたいので失礼させていただきます」
「えぇっ!なんなんですかあの人!」
「ほら、おいで」
「あなたもなんなんですか!
駄目ですよ!あたしをだっこしていいのはひなっち先輩だけですから!
ねっ、先輩」

「音無、今度俺の抱き枕が出るんだ。そこで俺の抱き心地をちょっと確認してみないか?」
「音無さん、今度僕の抱き枕が出るんですけどぉ。ちょっと僕の抱き心地の確認をしてみません?」
「(互いを睨みながら)チッ!」
「あー今忙しいから他あたってくれ」
(かなでの抱き枕はこんなにあるのか…。こいつは最高に気持ちいいな)
「音無ぃ!」
「音無さぁん!」

「……」

「先輩だっこ」
「ん、いいのか?」
「いいですよ」
むぎゅ
「どうですか?」
「正直お前より私の方が柔らかくないか…?これが枕になったのか…」
「なっ!ぜ絶妙な柔らかさなんじゃあい!ていうか状況からして少しは気を使わんかーい!」
「わかったから落ち着け」
「んもう…」
814名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:21:18.51 ID:u90bnRUS
(まあ抱き心地は悪くないか)
(確かにこの頭に当たってる膨らみは柔らかい…クソ)

「竹山、お前に折り入って相談がある」
「僕のことはクライストとお呼びくださ」
「実はゆりっぺの抱き枕というものがあるそうなのだが、どうにして手に入れればいいかわからん。知恵を貸してくれ」
「僕はそのような代物に興味は無いんですが。それと僕のことはクライストとお呼びく」
「そこをなんとか頼む!」
「しかたないな。しかし僕のことはクライストとお」
「恩に着るぜ」

「出ましたよ。ここから申し込めばなんとかなると思われます。そして僕のことはクライ」
「さすがだな。しかして値段は?」
「値段は…」

「おはようみんな。あらなんで野田くんはこんなとこで寝ているのかしら?」
「先ほど彼にとある代物の購入法を聞かれたのですが、値段を聞いた途端失神してしまいました。ところで僕のことは」
「何何?野田くんは何を買おうとしてたの?」
「それは企業秘密です。そして僕の」
「いいじゃない。こっそり教えて。ねっ?」
「ぼ」
「ケチねえ。もういいわ」
「フンッ!フンッ!フンッ!フンッ!」
「あら高松くん。こんなところで筋トレ?」
「私もいつか来たる商品化のために鍛えておかないといけませんからーっ!!」
815名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 00:35:42.74 ID:wPvXV16d
筋肉抱きまくらとか誰得だよwww
816名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 00:40:00.35 ID:Hs5rb00k
>>815
肉体美の目標として一部のお客さん得だろww
817名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 20:40:16.70 ID:3LlEZ2uS
ホモたさんェ…
818名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 22:21:44.43 ID:hgHKAESw
残念だが当然
ホモらしい扱いといえる
819名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 21:52:44.99 ID:1mnq3hdP
G'sで岩沢さんはひさ子がもらっちゃったから
ユイにゃんは椎名っちがもらっていいよ
820名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 22:29:21.50 ID:YgqlSB4p
そろそろ投下に期待
821名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 23:56:30.21 ID:21/3PQ07
進行は遅いが地味に2スレぶりの500オーバーしそう
822名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 23:15:48.95 ID:uA1liWiY
今日って雛祭りじゃなーい
823名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 23:16:50.72 ID:EkSJM/8t
蛤が高いそうだ
824名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 23:36:31.34 ID:rLZ7MbAC
>>823
誰と誰の貝合わせ?
825名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 22:59:55.63 ID:fTgg942G
何それ
826名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 23:16:13.74 ID:GGWvcPSU
お前にはこのスレはまだ早い
827名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 01:07:56.40 ID:6WA34rI4
ゆり×かなで
828名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 01:12:01.16 ID:3pwi71JN
赤目ちゃん×天使ちゃん
829名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 01:13:31.86 ID:6WA34rI4
遊佐×NPC
830名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 13:10:29.36 ID:JIGYPqFh
>>829
おお!見てみたいな
831名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 22:55:26.40 ID:LDNsnnAD
裏でNPCをレイプなんて小物な真似は藤巻さんにこそふさわしい
832名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 00:13:59.59 ID:fVqBUGxh
>>831
激しく同意出来るw

残りの容量から埋めネタくらいはあるだろうか…
833名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:02:49.54 ID:So8dH0NG
ゆりっぺ×遊佐
が最高
834名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:52:47.23 ID:D9Y56qW4
ゆりっぺの誘い受けとか見てみたいなー
835名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 23:53:50.87 ID:LY6U0q3W
ゆり遊佐っていろんなスレで公式扱いされてるわりに誰も書いてなくね
836名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 00:07:33.13 ID:TQotPIcT
俺の中では遊佐ゆりだ
837名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 22:13:17.20 ID:ftTCTmEy
椎名ユイが一番妄想しやすいかな百合は
もうちょい濃い絡みがあればエロイ妄想もイケたんだが
838名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 23:45:20.82 ID:nZ5CVs99
俺の中ではユイ椎だ
839名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 23:55:45.50 ID:dSoCgcuW
この二人は好きだが百合はどうしてもエロまでは想像出来ないな……
840名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 22:45:44.88 ID:4qg6zvv+
椎名っちとユイにゃんのエロはレイプしか思いつかないな…
本編での絡みが薄すぎる
百合カプで一番純愛っぽい関係が書けるとしたら岩沢とひさ子かな
841名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 22:55:45.64 ID:GYUi16p7
岩沢とひさ子はやばいな
ヘブンズドアでのガチ百合展開もあったし
公式百合といっても過言ではないな
842名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 22:57:38.11 ID:uVkqrHey
ガルデモはガチカップルだからな
843名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 21:04:56.77 ID:Jr/QXkxT
椎名とユイは余った二人をくっつけたわりには結構浸透したな
今スレの収穫だわ
844名無しさん@ピンキー:2011/03/12(土) 00:40:05.26 ID:DfgffKlA
もう、ABの百合専用スレたてたらいいとか思った
845名無しさん@ピンキー:2011/03/12(土) 01:05:04.24 ID:dL29/N+V
百合スレは建ってるだろ
846名無しさん@ピンキー:2011/03/12(土) 22:35:54.81 ID:t5pUORdB
悔しかったら書けばいいよBL
注意書きしてあれば俺は気にしない
作者から日音を公認された801と違って百合スレは語ることがない
岩沢はひさ子置いて即死だしユイも椎名と碌に絡まないまま退場だし入江と関根は入根ェ…だし
妄想できる素材はあるのにアニメでの絡みが薄すぎる
だから話作りにエロパロに来てしまう
847名無しさん@ピンキー:2011/03/13(日) 23:01:24.99 ID:KPv/8lGr
たいくつだ
848名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 14:16:14.17 ID:aiXrrIRx
かそ
849名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 14:26:47.08 ID:TBB0QO6f
投下し辛い社会情勢だしね
850名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 23:31:09.68 ID:5X+uz5b3
ゆり「退屈だ退屈だ退屈だ退屈だ退屈だ」

野田「ゆりっぺ〜」

ゆり「野田くん!あなたは明日までにまた性懲りもなくテストで赤点をとって死ぬほど困りなさい!」

野田「な、なんなのだ!いきなり!」

ゆり「あたしの気が向いたら勉強教えてあげるわ」

野田「よくわからんが、ゆりっぺと勉強を…よしわかったァ!」

ゆり「何がわかったのよ!?」

野田「それよりゆりっぺ。実家からのお土産だ」

ゆり「お土産!」



某アニメのパロディネタ
放送休止になったせいかむしゃくしゃしてやった
反省はしていない
851名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 03:02:21.36 ID:xmXH57mH
一瞬考えちまったが
ゴシックか
852名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 11:54:00.34 ID:PmNtjIVM
おっきが止まらない野田を仕方が無いという風に慰めてあげるゆりっぺキボンヌ
853名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 22:43:30.77 ID:GE1fUDgv
そんな下品なモノを見せに行ったら切り落とすのがゆりっぺだろ
854名無しさん@ピンキー:2011/03/17(木) 22:36:45.10 ID:V1DqBGqZ
グルカナイフとか使いそう。
855名無しさん@ピンキー:2011/03/18(金) 21:58:45.69 ID:7slW6TCq
野田「なあ、ゆりっぺ」

ゆり「何?」

野田「俺のち○こがでかくなって戻らないんだが」

ゆり「ぐふぉっ!の、ののの野田君!何、下品な事言ってるのよ!///」

野田「昔から、たまにこうなるんだが……。ゆりっぺの事考えてたら元にもどらなくなってだな、ゆりっぺなら何かわかると思ったんだが……」

ゆり「もう知らない!これから、私に近づかないで!」

野田「ゆりっぺ!」


野田「どうするべきか……」

野田息子「」オッキオッキ

遊佐「野田さん、それ私が治しましょうか?」

野田「おお!たのむ!」

遊佐「分かりました……フフフ」
856名無しさん@ピンキー:2011/03/18(金) 22:38:16.83 ID:i7A/6A0V
平野すれの某コテハンを連想した
857名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 17:07:58.21 ID:t/qwt3/w
>>855
遊佐策士w
858名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 23:42:26.48 ID:NoIqyrG9
いや、そのツッコミはよくわからない
859855:2011/03/20(日) 01:06:12.96 ID:VjRBHzUZ
中途半端だったから続き書いた

遊佐「昔から、怪我などは唾をつければ治ると言います」

野田「それは、聞いた事があるな」

野田「じゃあ、やってみようか。ぺっ!ちっ、外した」

遊佐「待ってください野田さん」

野田「何だ?」

遊佐「自分の唾より、他人の唾の方が良く効くと聞きました。私が手伝います」

野田「そうなのか!では、やってくれ!」

遊佐「全体が腫れてますから、一点に唾をつけるより、全体に唾をつけたほうが良さそうですね」

野田「なるべく、早くたのむ!」

遊佐「分かりました。では、あむっ」

野田「んっ!」

ジュ、チュル、ジュブ

遊佐「ん、んん」チュブ チュ
860855:2011/03/20(日) 01:06:40.36 ID:VjRBHzUZ
野田「んん!何か変な感じがするんだが、これは効いてるのか?」

遊佐「ふぁい」ジュル チュ

野田「お、おい!で、出る!口から出せ!」

遊佐「んぐ、ん」ジュブ ジュ

野田「ぐぁっ!で、出るっ!」ドピュ ドピュリュリュ

遊佐「んっ!」

野田「ハァハァ」

遊佐「んぐっ」ゴクリ

遊佐「ほら、治っていきますよ」

野田「ハァ、本当か?ハァハァ」

野田息子「ショボーン」

遊佐「治りました」

野田「おお!本当だ!」

遊佐「また、腫れたら言ってくださいね」

野田「ああ、その時も頼む!」

遊佐「フフフ」
861名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 10:00:55.44 ID:Ktaw5S3Q
おいゆりっぺ・・・


どうしてこうなったGJ
862名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 10:34:11.26 ID:XMTZKw8a
ゆり「高松くん、NPCの性生活についてわかったことを報告して」
高松「はい… 彼らもここの単調な日常にはさすがに飽きているようで、異性との交際に刺激を求めているようです」
ゆり「みんな若いしね」
高松「はい、それで… 閉鎖された校内でそれぞれくっついたり別れたりをずっと繰り返しているので、ほぼ全員が穴兄弟
棒姉妹だと思われます」
ゆり「そっ… それは、気が遠くなるような人間関係だわね…」
藤巻「見渡すかぎり元カレ、元カノかよ」
大山「狭い世界でパートナーを次々チェンジしてったら、そうなっちゃうよね」
T.K.「スティックシスターズ」
日向「その棒になってみたいもんだよな…」
ゆり「それって気まずくならないのかしら?」
高松「いえ、それが… どうも、付き合った相手のことを記憶していないようなのです」
ゆり「覚えてない?」
日向「どういうことだ?」
高松「これは仮説ですが… 彼らは毎年毎年、未来永劫にわたって同じカリキュラムを繰り返し受け続けるという役割を
負わされています。そのため、一定周期で記憶がリフレッシュされるものと考えられます」
ゆり「それなんて禁書目録…」
高松「ですので、我々のような外からやってきた人間は、彼ら彼女らにとってかっこうの刺激になるってことです」
ゆり「そういえば… こっちに来たばかりの頃ってすっごいモテたわね」
日向「だよなあ〜」
大山「こちらがヤろうと思えば幾らでもヤレたよね」
藤巻「大山、てめえ…」
ゆり「おっ、大山くんって、意外と隅に置けないのね…」
大山「そうでもないよ、ははは」
日向「お前、本気の恋しかしないんじゃなかったのかよ!」
大山「やだなあ日向くん、恋愛とセックスは別だよ」
椎名「あさはかなり」
863名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 14:12:10.38 ID:pZO0kd0y
大山www
可愛い顔して相変わらず腹黒だなww
864名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 14:29:27.51 ID:FKFemN5U
ジゴロ大山の方かよww
865名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 18:44:37.26 ID:Ktaw5S3Q
鬼畜大山wwww
866名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 23:46:00.67 ID:kzlzLL+r
ひさ子「なあ岩沢」

岩沢「何?」

ひさ子「アタシのち○びがでかくなって戻らないんだが」

岩沢「ぐふぉっ!」
867名無しさん@ピンキー:2011/03/21(月) 00:23:06.30 ID:+aUsJMYr
ひさ子姐さんwww
868名無しさん@ピンキー:2011/03/21(月) 01:39:45.38 ID:nkCz45ou
笑ってはいけない24時間ギルド探索…いやなんでもない
869名無しさん@ピンキー:2011/03/21(月) 12:01:18.93 ID:bt+j9lnx
>>866
俺得
870名無しさん@ピンキー:2011/03/22(火) 01:13:47.09 ID:5rNzYSls
>>868
笑ったら黒いつなぎを着たブラックギルド構成員に尻を(ry
871名無しさん@ピンキー:2011/03/22(火) 01:34:28.02 ID:+Wolb41A
>>862
GJ
872名無しさん@ピンキー:2011/03/22(火) 21:21:39.03 ID:MN0yjvUa
>>868
もちろん罰ゲームがあるんだろ?ww
873名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 03:06:13.14 ID:rNEFwvmE
関根「あ、音無さん」

入江「音無さん、おはようございます」

音無「……」

入江「?」

関根「どうかしました?」

音無「お前ら誰?」

関根「……」

入江「……」

音無「誰だよお前ら」

関根「うわああああああああん!!!!!!!!!!!!ユイや岩沢さんが目立ってるから私たちの存在なんてええええええ!!!!!!!!!!!!」

入江「みゆきち!さっき、私たちって言ったよね!?私も入ってるの!?」

関根「うう……ひっく……ふぇ」

入江「ちょ、ちょっと、音無さん!」

入江「いない……。逃げたか!あの野郎!」

関根「ひっく……うぅ」
874名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 03:06:58.03 ID:rNEFwvmE
竹山「どうかしましたか?」

入江「お前は、何か戦線でパソコン弄ってた男!」

関根「竹山君じゃなかった?」

竹山「クライシスとお呼びください」

入江「クライシス!」

竹山「は、はい!なんでしょう!」

入江「私たちの事、誰だかわかるよね?」

竹山「ガルデモの入江さんと関根さんですよね」

関根「うわああああああああん!!!!!!!!!!!!」

竹山「ど、どうかしましたか!?」

関根「覚えててくれたぁ!」ギュゥ

入江「クライシスうううううううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!」ダキッ

竹山「ちょ、ちょっと!だ、抱きつかないでください!」

入江「よいではないか!よいではないかー!」ギュウゥ

関根「うわああああああああん!!!!!!!!!!!!」ギュウゥゥ

NPC男1「おい!あのメガネ、ガルデモのメンバー二人に抱きつかれてるぞ!」

NPC男2「おいおい、マジかよ……。まさか、メガネ属性だったなんて……」

NPC男3「見ていてもしょうが無いだろう。メガネ買ってこよう」

NPC男2「おいおい、何処で買うってんだよHAHAHA」
875名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 03:07:24.15 ID:rNEFwvmE
竹山(この状況どうしようか……)

入江「オラオラオラオラー!」ギュウゥ

竹山「あ、あの、その、あ、当たってます!」

入江「当ててんだよ!」

竹山「ちょ、ちょっと!へ、変なところ触らないでください!」

関根「へ?え、えええあああ、ごごごごごごめん!あの、ああ、あの、その、あ、暖かかったから……///」

竹山「ここ廊下なんでもうやめてくださいっ!」

入江「ほほう、部屋でやろうって事かい?」

関根「え!?クライシス君……?」

竹山「ど、どうしてそうなるんですか!?」

関根「あ、あのね、クライシス君……。私、クライシス君みたいに優しい人だったら……、その……」

竹山(気がついたら、女子寮の入江さんと関根さんの部屋に居た)

竹山(シャワーを浴びている音が聞こえる)


竹山「エロは、書けないんで誰か書いてください」
876名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 03:26:29.35 ID:eSRfPz1o
クライストな
877名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 06:58:39.93 ID:DscwmLAL
ある意味クライシス(災厄)で正解www
878名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 08:42:15.89 ID:EejBIZAz
なんか関根と入江のキャラが逆転しとるw
879名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 09:16:05.75 ID:eGqipbCw
入江「当ててんだよ!」

フイタww
880名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 11:52:35.16 ID:S3VkT5Rv
誰かゆり遊佐を頼む
881名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 17:19:20.21 ID:mGkXlgXi
クライシスワロタwww

羨まけしからんな竹山め
882名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 23:01:59.69 ID:tfYvPyH4
モブキャラ同士慰めあってるなんて微笑ましいじゃないか
883名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 23:04:05.97 ID:tfYvPyH4
ていうか関根みゆきち入江しおりんになってるぞ…
884名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 14:49:47.63 ID:T4rs5VAJ
名前の響きとイメージ的にはそっちの方がしっくりくる
885873:2011/03/25(金) 02:10:36.78 ID:HT10OmGm
うわっ、クライシス恥ずかしっ!
ちょっと、クライストに脳内変換しといてくれ!
886名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 07:09:29.09 ID:1lEp4hU+
>>885
だからクライシスである意味正解だとwww

この際だクライシスネタで1本書いてみれwwwww
887名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 08:29:46.36 ID:6RRlrV1i
「僕のことはクライスt「クライシスー」
888名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 10:29:26.44 ID:ec/K9lP6
姿勢がいいのはシセイスト
川を下るのがカヌーイスト
白石さんはシライスト

クライストチャーチは…
889名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 10:53:38.77 ID:BZZArjtR
おいそれはネタになんねーぞ
890名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:36:47.47 ID:Oz/WaKmA
死後の世界が最も熱かった日
※同性カプ多数につき注意

ガラッ
ひさ子「お、おはよー…」

ユイ「あ、おはようございまーす」

キョロキョロ
ひさ子「他の二人はまだ?」

ユイ「まだですよ。何か用事ですか」

ひさ子「いや、用事は無いんだけどさ…。んーと」

ユイ「?」

ひさ子「ええい!丁度いいからあんたに頼むわ!」

ユイ「??」

ガラッ
入江・関根「お、おはよーご…」

ひさ子「はっ」
ユイ「んっ……んー…」チューチューチュパチュパ

入江「ひっ、ひさ子先輩何を!」

ひさ子「ち、違う!ふあ…!これはユイとそういう関係になったとかじゃなくぅ、てだな!ァッ…!」

関根「まさかひさ子先輩も…」

ひさ子「えっ、まさかお前らも…?」

ユイ「ん…もういいですか?」

入江「実は朝から、その…乳首が…その」
関根「乳首が勃って収まらないんです!」

ひさ子「やっぱり…」

ユイ「えー!なんですか皆さんその病気!」

関根「ユイはなんともないの?」

ユイ「はい」

入江「勃つほどないからかしら」

ユイ「何ー!見たことあんのかぁ!」

ひさ子「理由はわからんがユイは無事らしい」

関根「ひさ子先輩もう大丈夫なんですか?」

ひさ子「ん…まあ、吸ってもらったら楽になった、かな?」

ひさ子(代わりに下の方が…は黙っとくか)
891名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:38:37.73 ID:Oz/WaKmA
ユイ「すっごい疲れました…。いきなり吸ってくれー!言われた時は何事かと思いましたが」

ひさ子「悪かったって。今日はもう帰って休んでもいいぞ?」

ユイ「いやあ、こんなくらいでへこたれるあたしじゃありませんて」

入江「じゃあユイ!」

関根「あたし達のも吸って!」

ユイ「えぇー…」


ユイ「んっ……んっ…」チュパチュパ

入江「ふわぁぁ…胸吸われるのってこんな感じなんだねぇ…」

関根「ユイ!早くあたしのも!」

ユイ「んー(そんなこと言われても)」

ユイ「ひさ子さんに頼んだらどうですか?」

ひさ子「ユイ、これはガルデモのボーカルとしてのお前の試練なんだ。応援してるよ!」

ユイ「何都合のいい事言ってんですか!」

入江「ユイぃ…もっとお願い…」

関根「みゆきちばっかずるいよ!」

関根「ユイ!あたしのもっ」

ひさ子「片方は手で相手したらどうだ?」

ユイ「手?」

ユイ「って、それならひさ子さんのがすごそうじゃないすか!」

ひさ子「いや、あたしそういうキャラじゃないし」

ユイ「まるであたしが汚れ役みたいですね!」

関根「ユイ早くして!」

ユイ「えーい!これでええんか!」クリッ

関根「ああっ!」


ガラッ
ユイ「じゃ、今日のとこは帰りますね…」

関根「お疲れー」

入江「ありがとうねっユイ」

ピシャ

ひさ子「…あんた達、さっきので満足した?」
892名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:39:23.15 ID:Oz/WaKmA
入江「んー…非常に言いづらいんですが…下の方が、ですね…」

関根「あたしもだよ…。でもユイにそこまでやらせるほどアホじゃないし」

入江「こんなとこで下まで脱ぐのも…ねえ?」

ひさ子「なら全裸になっても問題ないとこ行かないか?」

関根「お風呂ですか?」

入江「行きますか」
――――――――――

廊下

トボトボ
ユイ「ひどい目に遭った…。しばらく何も吸いたくない…」

椎名「おい、そこの小娘」

ユイ「ん?誰が小娘じゃ。なんか用ですか?」

椎名「私の胸を吸ってもらえるとありがたいのだが…」

ユイ「お前もかーい!」

椎名「あさはかなり…。この私が性欲に屈するなどありえん…だが体がいうことを聞かぬ…楽にさせてくれ…」

ユイ「なんであたしなんですか!」

椎名「こんなくだらないこと頼めるのはお前しかいない。頼む…」

ユイ「何じゃその頼み方!!んなことで頼られても嬉しくないですよ!」

ユイ「なんでみんなのおっぱいばっかこんなことに…」

ユイ「そんなに小さいんかあたしのは…」ボソボソ

椎名「あさはかなり」

ユイ「あさはか言うなコラー!」

椎名「もう耐えられん…。口を開けろ!」スルッ バッ

ユイ「なっ、せめて場所を選べ、んっ…」

椎名「あっ…はあ…あさはかなりぃ…」

ユイ「んっ…んんー…」チュッチュパ

ユイ(くっそ…放せこの)ジタバタ

ムニュ

ユイ「ん?(この柔らかいのは…)」

椎名「ほう、吸うだけでは足りないのか」

椎名「いいだろう…。揉むなり吸うなり好きにするがいい」
893名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:40:18.86 ID:Oz/WaKmA
ユイ「う…」

ユイ(そんな受け身な態度されたら、いじり倒したくなっちゃうじゃん…)
――――――――――

屋上

ガガー
遊佐「椎名さんもユイさんを頼ったようです」

ゆり「なんでユイだけ平気なの?」

遊佐「対象年齢でもあるんでしょうか」

ゆり「どんな病気よ」

遊佐「もしくは知恵不足かと」

ゆり「とにかく無事なのはユイだけなのね」

遊佐「そのようです。男子メンバーはどうなのでしょうか」

ゆり「男子に誰か会った?」

遊佐「いえ、誰も」

ゆり「つまりみんな人前に出れる状態じゃないのよ」
――――――――――

男子寮
日向「なんじゃコリャーー!」

大山「どうしたの!あっ…そのズボンの膨らみは…」

日向「違うぞ!断じて朝から発情してるとかじゃないからな!」

大山「日向くんもなんだ…」

日向「なっ!まさかお前も…」

大山「うん…」

日向「どうなってんだこれ…。他の奴らは!」

大山「そんなズボンに山作って外に出るのかい…」

日向「うっ」

日向「じゃあどうする!まさか俺達ずっとこのままなんじゃないだろうな」
894名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:41:38.38 ID:Oz/WaKmA
大山「僕なんとなく思うんだけど。多分一回出せば治まるんじゃないかなって」

日向「出すって…」

大山「出す(射精)だよ…」

大山「いやぁ、でもここにはエッチな本とか置いてないからな〜。いきなり言われても難しいよねえ」

日向「大山」

大山「ん?何」

日向「お前ってよく見ると女みたいな顔してるよな…」
――――――――――

屋上

遊佐「では、いかがいたしましょう?無理矢理にでもみなさんを呼び出しますか?」

ゆり「そんな発情してる人達を一カ所に集める方が危険よ。乱交パーティーでも開くの?」

ゆり「それぞれがそれぞれのやり方で欲求を鎮めてもらうしかないわ。今日は休みにしましょう」

ゆり「あなたももう、あたしとしゃべってられるほど余裕ないでしょ?切るわよ」

遊佐「お待ちください」

ゆり「何よ?」

遊佐「後者裏に人影が」

ゆり「何者?」

校舎裏
??「すさまじいエネルギーを感じます!アドレナリンが溢れて止まりません!今こそすべてをさらけ出しましょう!そのために鍛えてきたのですからー!」

遊佐「変態です」

遊佐「失礼。高松さんです」

ゆり「彼は見られたい側の人間だったわね」

ゆり「他に何もないなら切るわよ」

遊佐「お待ちください」

ゆり「何?」

遊佐「できれば、その、お相手していただけるとありがたいのですが…。その、椎名さん達を見ていたら、私も」

ゆり「………」

ゆり「しかたないわね…。本部まで来なさい」
――――――――――

生徒会室
直井(これはどうなっている…)
895名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:43:20.81 ID:Oz/WaKmA
直井(神たる僕の神がいきり勃って鎮まらない…)

直井(戦線の奴らが何かやらかしたのか?)

直井(生徒会副会長たる者、欠席しては下々の者に示しがつかないと思い、学帽で隠してここまで来たが未だに鎮まる気配が無い…)

直井(他の者が来るまでにどうにかしないと)

ガラッ

直井「!」

奏「おはよう」

直井「おはようございます会長」

直井(よりによって会長か…。天使とはいえ女の会長が最初に来るとは)

直井(相変わらずの無表情だが、この異変に襲われているのは僕だけなのか?会長は?)

奏「……何?」

直井「いえ、なんでもありません」

直井(やはり会長はなんともないのか…?おかしいのは僕だけか?)

直井(くそ、ありえん!神が朝勃ちなどするか!しかもそれが長時間治まらないなんてことがあるものか!きっと戦線の愚民共が僕を陥れようとしてるんだ!そうだ!そうに決まって)

奏「直井」

直井「は、はい!なんですか!」

奏「なんだか、暑くない…?」

直井「え…いや、僕は特に。今日はちょっと寒いくらいだと思いますよ」

直井(こんな状態を気づかれるわけにはいかない…。少しでも平常心を装わないと)

奏「そう…。私は朝からずっと暑いの…」

直井「は…?」

奏「暑いというか熱いというか体が変な感じなの…」
直井「あの…」

奏「ねえ、脱いでもいいかしら…」ヌギ

直井「ま、待ってください会長!」

ハッ
直井(今ここで会長を止めにいけば僕の異常に気づかれる…)

直井(そうなればこの状況から考えて会長に欲情してると思われるのでは…)

直井「……」

直井(どうする…)
896名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:45:03.11 ID:Oz/WaKmA
――――――――――

第2コンピューター室
青年「おや?Angel Playerがすごい熱ですねえ」

青年「クーラーの故障でしょうか」

カチ ブーン
青年「ああ、電源が切れてただけでしたか」

青年「これで時期、熱も冷めるでしょう」

青年「管理はきちんとしておかないといけませんねぇ」

青年「学園は……」

青年「特に変化はありませんね」

青年「大事になる前に気づけてよかった」
――――――――――

生徒会室

フッ
直井・奏「はっ」

直井(僕の神が愚民レベルに…)

直井(異変が治まったのか?)

直井(会長は…?)

奏「いけない。私ったら何を」バッバッ

直井(戻ったようだな…)

直井(なんだったんだ、さっきまでの異変は…)

奏「直井」

直井「はい」

奏「さっきの私のことなんだけど…」

直井「さっき?何の事ですか?僕は何も見てませんが」

奏「……」

奏「そう。なら、いいわ」
直井(誰にも気づかれなかったようだし、さっさと忘れよう)

直井(僕の異変も、会長の異変も)

ガラッ
NPC「大変です!校舎裏に全裸の男が!」

直井「会長」

奏「すぐ行くわ」
897名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:47:57.02 ID:Oz/WaKmA
――――――――――
校舎内廊下
椎名「ふふふ…こんなに涎塗れにして…」

椎名「そんなに私の体はうまいのか?」

ユイ「うー…自分でやれって言ったくせに…」チュパ

ユイ「もう、やめていいですか?」

椎名「まだだ。今度は下も…」

フッ
椎名「…はっ」

ユイ「えっ、したって?」

椎名「いや、やはりいい。世話になったな」

ユイ「えっ!なんですか急に!」

バッバッ
椎名「なんでもない。さっきまでのことは忘れろ」

ユイ「忘れろって!なんかいきなり素っ気なくされると腹立ちますねえ!」

椎名「いや、頼むから忘れてくれ…」

ユイ「いいですよ!してあげますからちょっとこっち来てください!」

椎名「本当にするのか?」

ユイ「するって言ってんでしょーが!」

ユイ「ほら!少し屈む!」

椎名「屈む…?」

椎名「こうか?」

チュッ

椎名「んっ?」

ユイ「んっ…」

チュ ピチャ レロ レロ

ユイ「ぷはっ」

椎名「……」

ユイ「どうですか?少しは体の変なの治りました?」

椎名「悪化した」

ユイ「えー!」
898名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:48:54.88 ID:Oz/WaKmA
椎名「どうしてこうなった…」

ユイ「だって先輩が舌も頼むって言うから!」

ユイ「だからあたし女の子同士だからノーカウントでいっか♪って割り切ったんですよー!初めてのキスだけどすっごくがんばったのにぃ!」

椎名「舌と下…あさはかなり…」フラリ

ユイ「あのどこへ」

椎名「汚されたから風呂だ」

ユイ「いや、だから自分でやれって言ったんでしょーが!」

椎名「あさはかなり…」

椎名「あさはかなり…」スタスタスタ

ユイ「あ、ちょっと…待ってくださいよー!」

椎名「ついてくるな」

ユイ「なーんでいきなりそんなに冷たいんですかー」
ユイ「あたしもお風呂行きまーす」

椎名「では先に行け。私は着替えてくる」

ユイ「お手伝いしましょうか?」

椎名「いらん…。さっさと行け」
――――――――――

本部
音無(だいぶ遅刻しちまったなぁ…)

音無(体調不良って言い訳しとくか)

音無「えーっとカミモホトケモ――」

ゆり「ちょっと待ったー!」
899名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:49:46.72 ID:Oz/WaKmA
音無「うお!?なんだ?ゆりか?」

ゆり「誰?音無くん?」

音無「お、おう。ちょっと体調悪くて遅刻しちまった。悪いな」

ゆり「今日はみんな体調悪くて活動は休みになったわ」

音無「そうなのか…?」

ゆり「そうよ」

音無「じゃあ帰るかな…」

音無「ゆりは休みなのに何してたんだ?」

ゆり「なんだっていいでしょ!わかったら帰りなさい!」

音無「ああ…邪魔したな」

音無(なんか機嫌悪いなゆり)

音無(みんな体調悪いって…まさかみんな…)

音無(あー……じゃあそっとしといてやるか…)

ゆり「どうやら行ったみたいね…」

遊佐「危ない所でしたね」

ゆり「じゃあ続きしましょ♪」

遊佐「もう異変は治まったと思われるのですが」

ゆり「いいのよ、どうせ今日は休みにしちゃったんだし」

ゆり「気の済むまで楽しみましょ♪」

遊佐「ですね」

――――――――――

大浴場
ユイ「あれー?皆さんお風呂にいらしてたんですかー?」

ひさ子「お、おう。まあ、もう帰るけどな」

入江「ちょっと今日は熱かったからねー…」

関根「ユイも来たんだー。奇遇だねー…」

入江「ユイは今まで何してたの?」

ユイ「あたしは椎名…」
900名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:50:29.74 ID:Oz/WaKmA
バタバタバタ

ガッ
ユイ「ぶっ」

椎名「あさはかなり」

ひさ子「あ、椎名っちもお風呂来たんだ…」

椎名「あさはかなり…。今日は熱かったからな」

ひさ子「そっか、そっか。じゃあしかたないね」

入江「今すごい勢いで来たね」

関根「よっぽど言われたくなかったんだね」

ひさ子「じゃ、あたし達はもう帰るよ」

ひさ子「二人でごゆっくりー」

椎名「あさはかなり」

ピシャ

ユイ「うっ、ぶっぶっ」

パッ
ユイ「ぷはー!いつまで口塞いでんですか!」

椎名「お前が余計なことを言おうとしたからだ」

ユイ「余計なことって先輩がいきなり服を脱ぎだしたことですか?それともチューを」

ガッ
ユイ「うぷー!」

椎名「それは忘れろと言ったはずだ…」

ユイ「ぶぶぶぶ!(忘れてあげるから放してください)」

パッ
ユイ「ふー、窒息死するかと思った」

椎名「あさはかなり」

ユイ「ところで先輩の体は洗ってあげたほうがいいですか?」

椎名「……結構だ」

ユイ「遠慮しなくていいですよ?今日はいっぱい触ってるんでもう慣れましたから」

椎名「だから忘れろと」

ユイ「えへー♪どうしょっかな」

椎名「あさはかなり…」
901名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:51:06.76 ID:Oz/WaKmA
終わり

細かいツッコミはなしで
902名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 00:02:11.19 ID:TALCyUKv
>>901
GJー
2期ガルデモの絡みって見たことないからなんか新鮮だったわw
903名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 19:04:03.47 ID:icsdZA02
GJ! ABはエロコメディが合うな

>神たる僕の神が
うぜえwwwwww
904名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 22:23:40.01 ID:m3mZddA9
男共の扱いェ・・・

真顔でチ○コのことしか考えてない直井・・・w
高松は何を目指してしまわれたのか
905名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 10:45:14.11 ID:h/4zO2AK
容量がそろそろ一杯になるんで次スレ立ててくる
906名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 10:54:13.61 ID:h/4zO2AK
次スレ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1301190735/
あとテンプレちょっとだけ変えました
907名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 14:15:35.37 ID:X5dO3FvR
908名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 14:30:32.15 ID:/qGinM1z
500kbオーバーとか予想外だった
>>906
909名無しさん@ピンキー
二本の脚に穿いたオーバーニーソックスを残して衣服をすべて剥ぎ取られ、ゆりは羞恥に頬を染めながら、ぶるぶると震えていた。
「おっ、女の子にこんな格好させて、どういうつもり?」
光の向こうから男性の低い声が響いた。
「そもそも私に会いたいと言ったのは君だ」
地の底から聞こえてくるようなそのバリトンは、裸になったゆりの肌にびりびりと伝わった。
豊かな胸と秘所を隠すように添えた手にぐっと力が入る。
「いい趣味してるじゃない… かみさま」
「お褒めにあずかり光栄だよ… 仲村くん」
その低い声には、獲物を前にして舌なめずりをするような響きが含まれていた。
「君はスタイルが良いな… 脚が長くてキレイだし、そのくらいの年齢の少女にしては胸もデカい」
(この神さま… とんだエロオヤジだわ…)内心呆れながら、ゆりは光の向こうに
「…それもこれも全部、あなたが与えてくれたんじゃないの?」と言い返した。
男性的な声がくっくっと笑った。
「暇をもてあました神々のちょっとした遊びというヤツさ」
(なによ、そのお笑い芸人のような理由はっ!)
「実は私はここ数年間セックスレスでね。君のような若い娘を見ていると欲求不満が抑えられなくなってきたよ」
「はぁ?」
「下半身の我が愚息が『射精したいよー。パパ精液噴射したいよー。』と、すすり泣いておる」
「もう少し、オブラートに包むとかないんかー─ッ?」