寝取り・寝取られ総合スレ15

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1名無しさん@ピンキー
――他人の彼女、妻を寝取る。自分の彼女、妻が寝取られる。

どちらでもOKです。

職人さまの降臨をお待ちしております。

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2名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 21:40:13 ID:MycQNmKH
          _人人人人人人人人人人人人人人人_
         >      ごらんの有様だよ!!!  <
           ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
_______  _____  _______    ___  _____  _______
ヽ、     _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、   ノ    | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ  、  |
  ヽ  r ´           ヽ、ノ     'r ´           ヽ、ノ
   ´/==─-      -─==ヽ   /==─-      -─==ヽ
   /   /   /! i、 iヽ、 ヽ  ヽ / / /,人|  iヽヽ、   ヽ,  、i
  ノ / /   /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / i ゝ、ヽ、! /_ルヽ、  、 ヽ
/ / /| /(ヒ_]     ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_]     ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、
 ̄/ /iヽ,! '"   ,___,  "' i ヽ|     /ii""  ,___,   "" レ\ ヽ ヽ、
  '´i | |  !    ヽ _ン    ,' |     / 人.   ヽ _ン    | |´/ヽ! ̄
   |/| | ||ヽ、       ,イ|| |    // レヽ、       ,イ| |'V` '
    '"  ''  `ー--一 ´'"  ''   ´    ル` ー--─ ´ レ" |
3名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 14:29:44 ID:hr5dhomi
3
4名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 13:03:22 ID:iO1zOzGU
剣心と巴か清里と巴で寝取られってやつをみてみたい
5名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 16:29:23 ID:MMzSumhq
c100m50にるろ剣のはあった気がする
読んでないから詳細わかんないけど
6名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 23:16:48 ID:iO1zOzGU
見つからない…
7名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 22:25:02 ID:Lh/dKrqm
>>5
薫や恵の陵辱ものだったよ
まあntrだといえばそうだな
8名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 12:24:41 ID:1es16bdF
ないなら自分で書けよ
9『寝取られて』第10話前編 1/10:2010/08/10(火) 20:09:31 ID:zbXtq6Id

 しのぶが目を覚ますと、一面真っ暗闇であった。
 空気は冷えていたが、夜の肌寒さはない。向こうに縦に細く小さな光が見えた。
(戸……隙間……?)
 まだ血が昇ってないのか、頭がぼーっとして回らない。日が出てからどれぐらい経っているのだろう。
 ふと、鼻に甘く饐えたような匂いがついた。
 何やろ? どこだっけここ。背中がやけにぬくい──
 自分が横向きに寝ていて、背後から大柄な誰かが包み込んでいるのがわかった。
(……なんや?)
 痛くはないが、股間がやけにズクズクと疼く。奇妙な違和感。まるで何かが股の中に入ってるような……。
 蒲団の中に手を伸ばし触ってみると、本当に何かが入ってた。それは熱を発する固く長い棒状のもので、
後ろから太ももの間を潜り、陰裂を拡げて体内まで侵入していたのだ。相当奥深くまで入り込んでいるようで、
少し腰をずらしたぐらいでは抜ける気配はなかった。
 まるで漏らしたようなぬめりが腹や膝まで広がっていて、敷き布団もだいぶ濡れていたが、
ねとついたそれは明らかに小便とは違うものであった。
「え、え……? ──ああっ!」
 一瞬混乱をきたした頭の中に、どっと昨晩の記憶が溢れてきた。
(そう! パン太郎殿に弱点を克服する稽古をつけて貰っていたら、いつの間にか──)
 最初は胸だけを弄くられていたのだが、段々と気分がおかしくなるうちに、
股やからだのあちこちを触られるのも気持ち良くなっていって、それで……
(それで、パン太郎殿が子作りをしようと──それでうちはあの時──)
 しのぶの脳裏に子作り、という単語とともに浮かんだ、パン太郎との濃密な交わり。
 全身汗や汁でぬるぬるになりながら抱き合い、抱かれ、キスをしまくり、のしかかられ、
胸を、からだじゅうを、弄られて、吸われて、舐められて──
 そして、パン太郎の股間に生えていた肉の棒をこうやって入れられて、中を擦られて、突かれて、掻き回されて──
 思い出すと共に、少女のからだがカッと燃え上がるように熱くなった。
(最初は痛さで死ぬかと思ったけど、最後はもう────)
 すべてがこれまで知りもしなかった体験だった。
 その時の感覚が一気にしのぶの全身を駆け巡り、頭が沸騰してゾクゾクした震えが走る。
パン太郎の肉棒を詰められたアソコがジュンと熱を帯び始める。痛みは感じなかった。
10『寝取られて』第10話前編 2/10:2010/08/10(火) 20:10:45 ID:zbXtq6Id

 今、村の女たちを夢中にさせている子作り。
 しのぶ自身は村に来ている筈のパン太郎と“何故か”出会うことが無かったため、
娘たちがきゃいのきゃいのと賑わっているのを聞いていても蚊帳の外にいるような感覚があったのだが、
妊娠や出産といった話自体には興味をそそられていた。
誰も彼もがパン太郎と子作りして何人も子どもをこしらえていると言うし、妹のみことも身籠もったりと、
そんな周りの騒がしさに乗せられるように、しのぶも何となく赤ちゃんが欲しくなり、
作れたら面白いなあ──などと考えていたのだ。
 師匠ではいけないのだろうか?──と、しのぶは行人の顔を脳裏によぎらせたこともあった。
その方が断然良い気がした。
 だが、彼には拒まれた経験があった。
 それもあって、パン太郎の誘いに首を縦に振ったのだ。
 実際にやってみて……昨日の、特にあの“イク”という感覚は、言葉にならないほど格別だった。
アソコの中を擦られるのも途中からたまらなくなった。あんなに気持ち良いことは生まれて初めてだった。
(ああ……何だか思い出しただけで──)
 太ももを摺り合わせながら、胎内に入り込んでいる肉棒の熱さや脈動を感じるしのぶ。
 何度でもしたくなるような不思議な経験──
 ──と、後ろで身じろぎがあった。
「ふぁ〜あ。……起きたのん?」
 寝惚けた声とともにあくびが髪にかかる。
 しのぶは躰の向きを変えようとしたが、「抜けちゃうからこのままで」と言われ、大きな手で腰を抑えられてしまった。
 仕方なくしのぶは肩から上だけひねり、背後の人物と面向かった。
とは言え、丸みを帯びた顔──暗いので輪郭までしか分からなかった。
「ぱ、パン太郎殿か……?」
「そうの。おはようのん♪」
 明るい声が返ってくる。
「お、おはようでござる。その……これはいったい……?」
 しのぶはそう言って、パン太郎の肉棒の裏筋に触れた。
11『寝取られて』第10話前編 3/10:2010/08/10(火) 20:11:57 ID:zbXtq6Id

「ああ、これは早く慣れるための方法のん。ボクの大き過ぎて大変だったでしょ?
 だから寝てる間こうやって挿れて馴染ませてるの。スイミンリョーホーってやつ?
 慣れさえすれば、最初から最後まで気持ち良く子作りできるしね♥」
と、パン太郎は朗らかに答えた。
 これは彼が最近思いついたやり方だった。早く慣れさせるためというのも本当だが、
要は朝勃ちの苦しさから解放されたいというのが本音であった。
こうしていると睡眠中に勝手に射精していて、程よい硬度で目覚めることが出来るのだ。
 やってみるとこれがなかなか面白かった。
眠りが浅い時間帯に肉棒を包み込む気持ちよさを感じて挿れていることを思い出すと、
未覚醒状態のまま性欲の衝動だけで躰が反応し、頭はほとんど寝ているのに腰が勝手に動いて射精するのだ。
寝入ってる時の女の肉洞は緩んでいて締まりもないが、それでもパン太郎の太棹には充分な刺激であった。
ぬかるみのように気持ち良い緩さの膣内(なか)を擦り上げ、我慢などせずすぐに発射する。
まるで夢見ながらに性交しているようであった。女の方でもそれで気付くことが多く、
まどろみながらもパン太郎の躰を抱き寄せて喘き出す者、困ったような笑みを浮かべてまた眠りにつく者、
一度は寝直したものの気になって眠れずに起きて行為を受け止め始める者──対応は様々であった。
 今回の場合、朝方に股間あたりに熱を感じて目覚めてみると、
ちょうど横並びに抱きくるんでいたしのぶの膣内でびゅくびゅくと肉棒が震えている最中であった。
無意識のうちに腰がカクカクと動いていて、深く突き入れてはしのぶの膣奥に熱い体液を注ぎ込んでいたのだ。
 それは言い知れぬ気持ちよさで、しばらくの間、その生ぬるい射精感に浸り続けていた。
 しのぶといえば起きる様子がまったく見られなかった。寝付きが良過ぎるのか、
それとも一遍に色々と経験したせいでだいぶ疲れたのか……
どちらにせよいくら柔らかい尻に股間を押し付けて胎奥に放ち続けても、寝息はそのままであった。
 一方、沸々と欲望がたぎってきたパン太郎は、処女を卒業したばかりの初々しい娘の肉洞を楽しもうと、
ゆっくりと本格的に抽送し始めた。だが動きづらい横向きのままではすぐに満足できなくなり、
しのぶの上に被さるように脚を伸ばしての斜めバックになって、比較的自由になると本能の望むままに腰を振り出した。
力が抜けたしのぶの膣はかえって心地よい狭さで、滑(ぬめ)り具合も今さっき放出した精液で問題なかった。
パン太郎は寝惚けた頭にむくむくと高まる射精欲を抑えようとはせず、亀頭と脳裏が灼きつくと同時に、
すぐにしのぶの膣内でドクドクと弾けさせた。まだ覚醒しきってない平坦な意識にぬるくも熱く湧き上がった放出の快感、
そしてしのぶの肉筒の生温かい感触は、すぐに女に種付けしているという本能をダイレクトに焚き付け、
パン太郎は低く喘ぎながら腰で円を描き、寝顔も美しい剣士娘の中にたっぷりと、
気持ち良く孕まし汁を撒き散らしていった。
12『寝取られて』第10話前編 4/10:2010/08/10(火) 20:13:12 ID:zbXtq6Id

 眠気がだいぶ取れてくると、抜かないまま今度は少女のからだを完全に俯せにした。
その腹の下にクッション代わりの枕を差し込んで高さと角度を作り、腰を強く打ち付けないようにだけ注意しながら、
昨晩と今放ったばかりの精液で幾重にもぬめった蜜壺をゆるやかに味わう。腰を引く度に夥しい量の白濁が掻き出されて枕を穢していく。
 無防備に寝入っている娘を犯すのは強姦めいていて、それがまた心臓を高鳴らせた。
 ここまで来るとさすがにしのぶもまったくの無反応というわけではなく、体温が騰がって呼吸が早まり、
眉根が寄せられ、時おり、「ん……ん……♥」と、喉から可愛い声が漏れた。膣肉も熱を帯びて収縮し、
出し入れがスムーズになる。だがそれでも起きなかった。
 しのぶの童女のような無垢な寝顔、その表情に似合わぬ首から下の豊かなボディラインを暗闇で慣れた瞳で堪能しながら、
パン太郎は静かに、だがひたすらに腰を振った。
 昴奮はすぐにまた異様に高まり、見つけ出していたしのぶの子宮口に接吻するように鈴口を当てると、

 びゅぐびゅぐびゅぐびゅぐ──

 何ら躊躇いもせず、途方もない量の孕ませ汁を噴き始める。しのぶの膣肉がびっくりしたように窄まったが、
反射的なものでそう強い締め付けではなかった。だが充分に昴奮が加味され、射精がさらに気持ち良いものとなってゆく。
 美しく肉付きの良い娘の子宮に自分の子種が流れ込んでいっているかと思うと、
それがもはや毎日毎時のことだろうと快感は衰えず、射精欲に果てが見えない。
 傾斜の作られたしのぶの秘壺の膣底にパン太郎の精液がみるみると溜まってゆく。
結合部の隙間からは決壊を起こしたように白濁が溢れ出し、粘性の高い白玉が幾つも繋がって枕を伝い流れて広がる。
昨晩の分で満たされていたところへさらに三度も大量の精液が追加されては当然であった。
 その淫熱に反応したのか、しのぶの下半身が断続的にピクピクと震える。
パン太郎は腰を前後に揺り動かしながら膣内射精の気持ちよさに酔い痴れ、尽きることのない射精をしのぶの膣底に放ち続けていた。
 理性が剥がれた艶姿で乱れ喘ぐ女とともに、激しく求め合いながらトロトロに蕩けた肉壺の中で思い切り放つのも最高だが、
こうして意識のない女の穴をまるで自慰の玩具のように扱うのもまた特別昴奮する趣向であった。
 一発放つごとにあの少年と少女たちを繋ぐ鎖を容赦なく断ち切っている気がするのも、欲望が尽きない原因のひとつだろう。
(このコもアイツへの想いなんかどうでもよくさせて、ボク専用の子作りエロマンコにするのん♥)
 昨夜はしのぶのからだをほぐすことを優先していたので、その分溜まっていたというのもあるかもしれない。
 その後もパン太郎は意識のないしのぶの蜜壺を思うさま楽しみ、さらに続けて二回、
欲望の赴くまま突き入れては奥壁に白い溶岩流を叩き付けた。
 熱い噴流がビューッ、ビューッと膣奥に強く当たるたびに肉壁が締まり、
剣士娘の腰がピクピクと動いては突っ張るように浮き上がり、完全な膝立ちにまでなった。
もはやはっきりと感じているのだろう、快感で頬も紅潮し、甘く喉を鳴らすまでになったが、それでもしのぶは起きなかった。
 パン太郎はそうしてやっと満足すると、また元の姿勢に戻り、二度寝に就いたのだ。
13『寝取られて』第10話前編 5/10:2010/08/10(火) 20:14:55 ID:zbXtq6Id

 結局、昨晩を上回る量のパン太郎の精子がしのぶの胎内に充ち満ちることとなった。
おまけに終えても抜かずにいたため、肉棒が栓のような役割となり、しのぶの膣奥は溢れんばかりの精液溜まりとなった。
断続することなく長い時間をかけて濃濁粘液が子宮内にコポコポと流れ込み、
しのぶの子宮にパン太郎の精液が文字通り染み渡ってゆく。
 行為が終わるとしのぶも徐々に落ち着きを取り戻してゆき、ついに目を覚ますことなく、
頬が緩んだ心地よさそうな顔で再び寝息を立て始めたのだった──。
「そ、そうでござるか──ァんん♥!」
 しのぶの声が唐突に跳ね、その肢体が戦慄いた。
 パン太郎が少し腰を振ったのだが、たった二、三度軽く往復しただけなのに、
しのぶ自身びっくりする程の甘い痺れがからだの奥底から湧き上がったのだ。
「こ……これは……? あ──……♥」その気持ちよさに抗えず、しのぶの瞼が重く垂れる。
「な、なんやぁ……? ア、アソコが……えらい……痺、れ…………♥」
 その反応を見たパン太郎は、片膝を立てて腰を溜め、しのぶの尻を撫でながらさらに数回、ゆったりと抽送した。

 ぬっちゅ、ぬっちゅ、ぬっちゅ

「あああッ♥ ああっ、あっ、やあんっ♥!」
 起き抜けとは思えないほどの淫声がしのぶの口から飛び出る。
 しのぶの秘肉がキュンキュンと締まり、たどたどしいが熱の籠もった動きでパン太郎のオス肉に絡みついてきた。
 パン太郎は目を細めて口端を歪ませた。これも『一夜漬け』の効果のひとつであった。
一晩じゅう長太い剛塊と精液に充たされた肉孔は“朝漬け”状態になり、
目覚めてすぐ前戯も必要なくそのまま性交に突入できるのだ。
「朝から敏感だね♥」
と、パン太郎は少女の乳房にも手を回しながら白々しく言った。両乳首をクリクリと柔らかくつねると、
瞬く間に反応して固くなっていく。
「あン、ああン……♥! あ、あかん……あ、あ、あぁあン…………♥」
 しのぶは一気に火照ったからだを反射的に鎮めようと、大きく息を吐いた。だが、
異物の挿入と胸を弄られる感触を意識してしまうばかりで、体温は下がらないどころか、ますます燃え騰がるばかりであった。
(き、きもちええ…………♥!)
 男性不在の閉ざされた環境で暮らし、持ち前の方向音痴で学校での性教育も受けられず、
性知識も羞恥という抵抗心も知らずにここまで育った少女は、生まれて初めて味わう肉体の快美感に、
抗う術なく浸っていってしまう。
 膣がキューッと締まり、奥に当たるほど深く挿れられているのが分かるのに、ちっとも痛くなかっった。
 醒めたばかりの頭が靄がかかっていくようにぼやけ、甘い痺れに全身の筋肉が弛緩していく。
 そんなしのぶの耳元で、パン太郎は囁いた。
「──しよっか? 気持ちいいコト──」
 目の端に雫を溜めながら、しのぶはコクコクと言葉なく頷いた。
14『寝取られて』第10話前編 6/10:2010/08/10(火) 20:16:10 ID:zbXtq6Id

 パン太郎は一旦躰を離して正常位の位置に来ると、しのぶの美脚を左右に大きく割り拡げた。
 淫液でぬめりにぬめった少女の陰部は、たった今肉棒を引き抜いたばかりの秘貝がぽっかりと丸く開き、
塞ぐものが無くなって堰を切ったように白濁汁が溢れ出してくる。
その有り様は、昨夜見た光景──ぷりぷりの肉唇がほぼぴったりと閉じ、
小指の爪先も通らないほどの隙間しかなかった初々しい状態が信じられないほどの見違えようであった。
 目を少し上げると、そそられずにはいられない起伏豊かなからだ、そして、快楽に煙った美しい貌──。
 好意を寄せる少年とは違う男にそのからだを弄ばれ、快楽を教えられ、処女を奪われ、
子種まで注がれたというのに、その顔には嫌悪も後悔も微塵もなく、あるのはこれから始まる事に対する淫靡な期待だけだった。
 その態度、その表情は、そうなる風に仕向けているパン太郎にとって最高の御馳走であった。
 行人のことなど忘れ、この場この時の恭悦を──パン太郎に抱かれることを選ぶ剣士娘。
 他の娘が転げ堕ちていった坂道を、今またひとりの少女が後を追う。
 その期待通りにしてやる、と、パン太郎は心の中で嗤った。この腕の中で女の悦びを教え、
巨根に馴染んでしまうぐらいハメまくり、絶頂種付けを覚え込ませ、決して離れられなくしてやるのだ。
「いくのん♥」
 淫らにぬめった肉貝の中に再び亀頭を埋(うず)めて秘孔の入り口にあてがうと、パン太郎は一気に腰を進めた。

 ぬ"ぢゅぅぬ"るぬ"ぢゅぬ"るっ

「──ッッ♥♥!!!!」
 しのぶの背が落雷を受けたように仰け反ってアーチを描いた。いとも簡単に節くれ立った棍棒が入っていってしまう。
 昨夜のような痛みがまったくなかったどころか、得体の知れない、からだも心もメチャクチャになってしまいそうな衝撃……!
「──あ、あ、あ、ああぁ…………♥!」
 か細い嬌声を高く上げながら、まるでイク寸前のように恍惚が射すしのぶの表情。
 オス臭い粘液溢れる膣洞がギュウギュウと締まり、パン太郎はわずかに眉根を寄せたが、昨夜ほどの狭苦しさはなかった。
 ゆっくりと腰が動き始める。大きな手が蒸したての肉饅頭をこね回す。

 ──しのぶの唇から朝の清気も吹き飛ばす淫らな艶声が漏れ出すのは、すぐであった。
15『寝取られて』第10話前編 7/10:2010/08/10(火) 20:17:43 ID:zbXtq6Id

 しのぶは顔じゅうを随喜の涙と涎でまみれさせ、両乳首を激しくシコり上げられながら奥を小突かれての膣内射精で絶頂に飛び、
そのアクメが引くや否やからだを裏返され、次は溢れ出した白濁を潤滑液代わりにした乳搾りをされながらのバックでさんざん嬲られ、
また同時に逝かされた。
 二度続けての大きなアクメと力強い膣奥射精に、少女は全身を痙攣させながら、快楽の収まらない表情でどさりと蒲団にくずおれる。
「──あ"…………あ"…………♥」
 濃厚な射精と絶頂を連続で味あわされたしのぶは、もはや起き抜けの寝惚けた意識はどこにもなく、
パン太郎が離れてもからだじゅう桃色に染めながら痙攣し続けていた。

 ジョロ、ジョロジョロ──

 妙な水音とともに生温かい臭気が立ち上ってくる。
 パン太郎はすぐにそれが何かわかり、しのぶのからだを仰向けにして脚をグイッと押し拡げた。

 ピュッ、ピュッーッ、ピュッ──

 少女の陰裂が露わになると、白濁と黄色透明の液体がない交ぜになって流れ出ながら、それとは別に放水が断続的に弧を描いた。
 失禁していたのだ。
「あ……あ…………♥ お、おもらし…………と……とまらへん………………♥」
 さすがに人前で小便を漏らすのには気恥ずかしさを感じるらしく、しのぶはまだアクメが抜けきってない顔を含羞に歪ませた。
何とか止めようとアソコに力を入れようとしているらしかったが、放尿の勢いが弱まることはなかった。
 快楽と羞恥が合わさると、女の顔は格段に色っぽくなる。しのぶのそれは決して心の深くからではなかったが、
開放的な少女の恥じらいというのは充分な昴奮を覚えた。
 思い返してみれば、パン太郎が特に気に入った女の粗相は大抵見ている気がした。
女はイキすぎてあまりに下半身から力が抜けると、失禁してしまうことがよくあるのだ。
「だ、だめ…………あしに……力が入らへん…………」
 勢いは徐々に大人しくなっていっているものの、なかなか切れる様子はなかった。
 そういえばと、パン太郎は気付いた。昨日から全く用足ししていないどころか、寝床から一度も出た記憶がなかった。
 こうなってしまうのも無理はない、と微苦笑する。
「蒲団はまだ使ってないのがあるから、遠慮なく全部出すのん♥」
「そ、そんな……ええの……?」
「どうせもともとびしょ濡れ状態のん。後で洗濯すりゃいいの。それに、おもらししちゃうしのぶちゃんも可愛いのん♥」
 そう言いながらパン太郎がしのぶの頭を撫で、頬や唇に軽く口づけすると、安心したように少女のからだから気が抜けていった。
16『寝取られて』第10話前編 8/10:2010/08/10(火) 20:19:06 ID:zbXtq6Id

 ジョロロ、ジョロロロ……

「あぁ…………あぁ…………♥」
 しのぶは表情を緩ませながら延々と漏らし続けた。
 溜まりに溜まった排泄物を一気に出す時の気持ちよさは、パン太郎もよく知っている。
 彼が見つめる前でとうとう最後まで出し終えると、しのぶはぶるっとひと震えして、
「ぁ〜〜〜…………♥」と、解放感に満ちた吐息をついた。そして、
「パン太郎はん、いけずや……うちのおしっこ、ずっと見てるんだもん…………えらい恥ずかしかった…………♥」
と、羞恥の表情を浮かべた。
「ぬふふ……」
 やはり恥じらう女は可愛いと思いながら、パン太郎はしのぶのからだを支えるように腕を回した。
その手で乳房を揉みつつ、「しのぶちゃんのおしっこ姿、可愛かったのん♥」と言いながらぴちゃぴちゃと音を立ててキスをし、
放尿を終えたばかりの秘裂をぐちゅぐちゅと掻き回す。
「ん、んあ……んあ……ぁあん……♥!」
 剣士娘はより親密そうにパン太郎へ顔を擦り付けながらその愛撫を受け始めた。
自らも身を寄せてパン太郎の指や舌を積極的に受動するその姿は、父親に甘える子どものようですらあった。
 してやったりといった風にほくそ笑むパン太郎。
 他人には見せたくない姿を相手に受け入れられた時、人の心の中でひとつの垣根が崩れる。相手を思いやったセックスなど最たるものだ。
 例え自覚がなくとも、本能が味方であると判断し、気を許してしまうのだ。
 この娘を手中に収める階梯をまたひとつ登ったと感じたパン太郎は、さらに己の存在を刻み付けるべく勤しむことにした。
 蒲団を替え、先ほどとは打って変わって昨夜のようにゆるやかに、優しさを加えた愛の雨を少女のからだに降らせてゆく。
 しのぶは、ああ、ああ、と、全身を歓喜に震わせながら甲高い嬌声を上げてその愛撫を受け、何度も仰け反った。
パン太郎の舌や指は長く、またザラついていて、これで弄ばれるのに慣れると、
彼の肉棒と同じく普通では味わえないような悦楽を生み出す。その感触にすっかり病みつきになってしまっている娘もいた。
パン太郎の武器は巨根だけではなかった。
 少女の秘陰をねちっこく舐(ねぶ)り、あれだけ放った尿の匂いがまるで無くなるまで舐め尽くした後にやっと口を離すと、
パン太郎の顔は愛液でどろどろ、しのぶは軽く何度も達してしまっており、内またを細かく痙攣させながら、
「ァ〜…………♥ ァ〜…………♥」と、うわごとのような淫声を漏らし、
涙でぐちゃぐちゃになった悶え顔で乳房を深く上下させていた。
17『寝取られて』第10話前編 9/10:2010/08/10(火) 20:23:44 ID:zbXtq6Id

 秘貝を開くと、上の口と同じようにパクパクと喘いでいる肉孔が覗いた。白濁がすっかり舐め取られ、
透明な蜜汁でヌラヌラと濡れぼそった淫裂は、真っ赤に充血し柔らかくほぐれた肉が呼吸しているかのように膨らみ、
男を誘う匂いが清涼感を伴って漂っていた。少女特有の、まだ熟しきっていない弱(わか)い芳香だった。
 だが、中の肉はもはや男の味を知り、孔は拡張され、奥には夥しい量の精子が詰まっているのだ。
 パン太郎の肉棒が再び孕ます意志に漲り、天を衝く。
 その怒張の根元をにぎりながら孔の入り口へ誘導すると、しのぶも熱い息を吐いた。
「あぁ……♥ パン太郎はんのソレ、まるで名刀やわ……♥
 長くて、固くて、おっきくて、反り返ってて……♥ うち、かなわへん……♥」
 心底期待が溢れた淫らな視線。自ら腰を突き出しながら揺らめかせる。
「そうのん、しのぶちゃんを鍛える凄い武器のん♥」
 鍛えるのは女の部分──そこは言わず、パン太郎は自慢するように太い肉茎をしごいた。
「またこれで、しのぶちゃんを気持ち良く負かしてあげるからね。そんで、また種付けのん。
ボクの種がしっかり根付くまで、何度でも中出しするからね♥」
 そう言いながらパン太郎はしのぶの膣口に亀頭を埋(うず)め、突き入れていった。
「あぁ、きて、きてぇ♥ ──ああッ♥!!」
 パン太郎の侵入に、満身の歓喜で歓迎を表す少女。
 今回はあまり他の部分には浮気せず、蜜壺だけをじっくり責め嬲っていったが、クンニで相当参っているらしく、
しのぶの声の大きさ、身悶えよう、濡れ具合の凄さは、先ほどの激しい交尾の時と変わらなかった。
「ああっ、ああっ、ああっ♥! いっ♥ はっ、あっ♥! ああ、ああぁ……♥!
 イイ、イイて、あかん、おかしい、おかしなるう、ああ、ああ、あぁ♥!!」
「痛くない?」
「だいじょぶやっ、もっと突いて、突いてぇなぁ♥!」
 痛いぐらいに締め付けてくる肉壁に、パン太郎は早々にスローペースを諦め、
匍匐のような姿勢になってしのぶに覆い被さり、尻をすぼめさせながら腰の動きを速めた。

 ズチュッズチュッズチュッズチュッ!

「アッ、ヒッ、アッ、アッ♥♥!!」
 しのぶはパン太郎の首と胴を掻き抱き、喜悦の涙を零しながら悶えまくった。苦痛にも似たその表情とは裏腹に、
激しくなった突き入れにしのぶの秘肉は歓喜にうねり、肉棒を搾り上げる。パン太郎の子種を受け入れる準備が整う。
「しのぶちゃん出すよ! もう出すよ!」
 そう叫ぶとさらに腰を加速させる。深いところを小突く。
「アアアアアアアアアア♥♥!!」
 からだと一緒に揺れまくるしのぶの声。だがその脚はしっかりとパン太郎の腰を掴んでいた。
「いく! いく! しのぶちゃんの子宮にボクの精子注ぐッ──♥!!
 ──の! ──お────♥♥!!!!!!」
 最後のひと突きで深々と密着し、胴震いをしながらパン太郎は吼えた。
18『寝取られて』第10話前編 10/10:2010/08/10(火) 20:27:20 ID:zbXtq6Id

 くっついた下腹から、ビュルビュルビュルビュルと何発打っても濃さを失わない白濁粘液が
しのぶの胎内で盛んに噴き出している振動がはっきりと伝わってくる。出されている方はさらに感じているだろう。
 射精をしながらグイグイ、グイグイと何度も押し動くパン太郎の腰。
「んあぁ……んああ……んああァ……♥♥!!」
 しのぶの目が焦点を喪う。理知のかけらもなくなった動物のような声。
 絶頂に踊り狂う肉襞が力強く脈動している剛茎を熱烈にしごく。
 ひと晩中精液に浸かり、起きてからも何時間と続く性交で完全にふやけたしのぶの子宮口ときたら、
処女を喪失したばかりとは思えないほどの開き具合であった。
大口をぽっかりと開けたところへこれでもかというぐらいの勢いで孕まし汁が流れ込み、
しのぶの子宮に溜まるパン太郎の子種がさらに量を増していくのだった。
 その射精の最中にしのぶもまた絶頂に駆け登り、二人してオルガズムに溶けた声を漏らし続けた。

 ──しばらくしてやっと収まると、二人は汗だくになった躰をまさぐり合いながらついばむようなキスを重ねた。
 落ち着いてくると、パン太郎は引き抜かないままごろんと転がって上下の位置を変える。
 今度はパン太郎がマグロになってしのぶを上に乗せたかたちになると、少女は彼の躰にぴっとりとくっついて、
「パン太郎はん……パン太郎はん……♥」と腰だけくねくねと動かして肉棒を出し入れさせ、
チュッチュッとパン太郎の胸板にキスをしながら蕩けた声を漏らし続けた。逝きすぎて意識が朦朧としているようであった。
指の先まで痙攣していてまるで力が入っていなかったが、
パン太郎は再び欲望がもたげてくるとそんなしのぶの尻肉を押さえながら円を描くように腰を突き動かして、
熱く爛れた蜜壺を奥までグチョグチョと掻き回し始めた。
「ああ…………ああぁ…………♥!」ビクビクとわななきながら仰け反るしのぶ。「もお、もお、あかん…………♥」
「じゃあこれで終わりにするのん。激しくしないから、最後の種付け受け止めてね♥」
 パン太郎はそう言うと抽送をやや速めてミドルテンポで軽く突き出したが、それでも今のしのぶには充分すぎる刺激のようであった。
「ああ"♥! ああ"♥! ああっ……ん、んぅく──ン"ああ"あ"あ"……ッ♥!」
 もはやしのぶの喘ぎは呻き声に近い。
「のふふ、しのぶちゃんのオマンコの具合、昨日まで処女だったとは思えないほどのん♥」
 だがしのぶは返答もできないらしく、悶えきった顔で惚けたように口を開きながら、ただただパン太郎の肉棒に追い上げられていく。
「イクッ!」
 そう叫んだパン太郎の腰がグッと盛り上がった。
 短い悲鳴を上げながらしのぶが小爆発に襲われるのと、パン太郎の肉棒の先から白濁が噴き放たれ膣内射精が始まるのは同時であった。
 衰えというものをまるで知らずドクドクドクドクと威勢よく放たれる濃厚な精液。
 どんなにイキまくってても、その常人離れしたオス肉と射精を意識せずにいられる女はいない。
パン太郎とのセックスに女たちが病みつきになる要因のひとつであった。
 それを最後まで受け止めきると、しのぶはついに体力が尽きてそのまま眠るように失神してしまった。
 パン太郎は大いに満足してしのぶを横に寝かせると、真っ裸のまま逸物をブラブラさせながらその日初めて屋外に出た。
 空を見上げると、思ったよりずいぶん高いところに日が掛かっていた。
「もう昼近いのん」
 どうりであそこまでイッちゃう筈だ──と、苦笑しながら川で冷水を浴びさっぱりして戻ってくると、
戸口に見知らぬ女が寄りかかっていた。


(つづく?)
19かきやー ◆RzORfIgraiMb :2010/08/10(火) 20:29:11 ID:zbXtq6Id
9話からの続きで前編です。後編はいつになるか不明です。いつも不明ですが。
個人的にはメインヒロインの中で唯一まだ手付かずのあやねにそろそろ移りたいなぁ、とか思ってたり。
20名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 22:20:11 ID:IjXGERKu
元ネタが分からん
21名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 22:48:15 ID:8mXiqJcT
ながされて藍蘭島
22名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 10:58:49 ID:NuLL89tG
そろそろ飽きてきた
てかあのパンダが寝取りだとあんま鬱じゃない
23名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 11:05:32 ID:NVx5XDI6
まあ、二次創作って人を選ぶからな
24名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 12:29:15 ID:sjh5xve1
>>19
GJ!!
いつもながら素晴らしい
25名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 12:39:26 ID:7tBSVolk
かきやー氏、GJ!!

このスレにいながら、「寝取られて」を知らんとは……。
夏だし変なのが湧いてるな。
26名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 13:42:31 ID:MY3uTSTi
やはりここはドラクエ6のハッサンを寝取り役にして再スタートすべき
27名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 14:03:07 ID:ytEp5R9J
剣道少女で寝取られが読みたい
28名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 18:24:09 ID:7XjmSRrI
ひたぎが他の男に心奪われる怪異とかないかな
29名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 23:00:14 ID:kKhUgjCe
かきやーはもういいよ。飽きた。
30名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 23:15:31 ID:P6LsKfUo
飽きてないのがここにいるぞー!!
31名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 23:18:38 ID:ytEp5R9J
飽きてないけどオリジナル欲しい
32名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 23:47:48 ID:Gzr4MXOF
あやねもやっぱり寝取られるのか?
ずっと出てないしオチ要員になるかと思ってた
33名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 00:09:47 ID:0QOff/60
飽きてはいないのだが、もはやオチが気になりすぎて、本編に興味がいかなくなってきた。
34名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 01:04:33 ID:PYsdd/qS
俺も、内容より結末が気になる。
行人が島を出て日本に帰る、みたいな救いは欲しいけども。
ところで「寝取られて」の続きを漫画化した同人誌があるらしいが
どんな内容か知ってる人いる?
35名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 03:45:35 ID:jG2Fu3s3
確かに結末だけが今は気になるな
沢山のキャラを寝取るのはいいものだがやはり基本同じ展開の話を何回も見てるような気になるからかな
36名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 06:59:33 ID:2z/U/bWr
つまり飽きたんだよw
37名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 07:16:49 ID:TRdcPCtJ
>>34
まじかーkwsk
38名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 11:39:33 ID:TvTNvvRU
これが二次創作でなくて
オリジナルなら長くてもよいのだけど
すでに原作は何?になってるからねえ……
39名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 12:51:30 ID:aTxJ4Ujq
前スレ477から「君のいた町」を書いてくださった作者様、お元気ですか?
>原作次第で、続きます。
原作がああなっちゃいましたけど・・・(この展開は予想外でした)。
例の「はじめまして」を見た時は、少年誌でNTRって誰得?と思いましたが
エロパロだと思いっきり興奮したので、この作品は自分としては続きを書いていただきたいのですが?

以下蛇足
風間が死ぬ直前の話で風間が清美のことを青大にまかせるとか言った時、
おいおい、お互い本命がいて未練タラタラな者同士くっつけと言うんかい?
二人とも未練がいつまでたっても消えねぇだろ?風間ヒデェ!と思いましたw
40名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 23:11:11 ID:u1EUQYxB
>>34
ここ
ttp://dragontree.sakura.ne.jp/dt/

藍蘭島スレでもNTRはヤダヤダって子が無理矢理続きのSS書いてたな
確か許可は取ってたけど
41名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 13:18:18 ID:kBk4DfsT
母寝取り物だけど桃子ってのが良かった。絵柄は好み分かれるけど
42名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 14:13:22 ID:BnJNNKPX
仙台市泉区の教師殺害事件

寝取られものと考えてしまう俺はかなりココに毒され過ぎたらしい…
43名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 18:51:04 ID:hpOnqSfD
このスレ的には異常ってほどでもない
44名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 20:02:09 ID:m/fvI99n
ここ以外でも普通に寝取られと思われてるだろあれは
親子丼だとしたらもうまんまエロゲだよな
45名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 21:32:46 ID:9xoTRBxD
昼のワイドショーであの人間関係図みたけど、ちょっとエロい人なら
寝取られと、親子丼疑うでしょ。
46名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 21:39:32 ID:O1gX26VZ
>>27
一瞬で武田弘光思い浮かんだわ
47名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:34:11 ID:1L+mj34O
私はまどろみの中、心地よさを感じていた。
久しぶりに愛しい人に抱きしめられる感じにうっとりとなりながら抱きしめ返す。
ギュッとしがみつくと逞しいものが私の中を満たし、奥を刺激する。
その快楽に酔いしれ、腰を揺らそうとした私ははっとする。
違う。彼じゃない。
彼は最近勃たなくなってしまっているし、仮に勃起したとしても奥まで届かない。
意識が急速に覚醒してゆき、私は目を覚ました。
「だ、誰?」
目の前に居たのはやはり彼じゃない。この人は確か──

ズンッ。

激しい突きこみに思考が中断される。
久しぶりのオチンチンに奥を突かれる衝撃はすさまじく、
一突きで私の頭の中は真っ白にされてしまった。
さらに私は唇を奪われ、口の中を舌で蹂躙されてしまう。
彼とのキスとは全然違う、舌が蕩けるような気持ちのいいキス。
思わずそれに応えて自分から舌を絡めそうになったけど、
ぐっと堪えて顔を背けてキスを拒む。
「や、やめて。あなたも知ってるでしょう。私、彼氏がいるの」
拒むセリフを吐きながら両手で体を押し返そうとしたけど、やはり無駄だった。
その人は以前と同じで私の抵抗など気にも留めずに、むしろ抵抗を楽しむように
私の体を押さえつけ、無理矢理犯した。
その愛撫の巧みさも、オチンチンの逞しさも彼とはまるで違っていて、
弱いところを集中的に責められた私はあっという間に
絶頂に押し上げられてしまった。
同時に私の膣奥深くに吐き出される大量の精液。
悔しいことに、その膣出しで私はさらに高みに押し上げられてしまった。


やがて、絶頂から降りてきた私は目の前の男をキッと睨みつけた。
しかし、あろうことか男はひるむどころかにっこり微笑んだのだ。








48名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:34:35 ID:1L+mj34O
やあ (´・ω・`)

ようこそ、僕の家へ。

このアフターピルはサービスだから、後で飲んでおいて欲しい。



うん、「また」なんだ。済まない。

仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。



でも、僕にレイプされたとき、君は、きっと言葉では言い表せない

「女の悦び」みたいなものを感じてくれたと思う。

彼氏がインポで欲求不満が溜まっている君に、その感覚を忘れないで欲しい

そう思って、君をここに連れ込んだんだ。



じゃあ、もう4、5発注ぎ込もうか。



49名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:34:56 ID:1L+mj34O
俺は朝っぱらから全力疾走していた。
今朝、見知らぬアドレスから携帯に送られて来た怪しげなメール。
それにはいわゆるハメ撮り画像が添付されていた。
普通ならスパムとみなして即削除するところだが、その画像に写っている
身体には見覚えがあった。
豊かでありながら形のいいバスト、適度に引き締まり美しい脚線を描く太腿、
そしておへその横のほくろ。
顔は写っていなかったが、その身体は愛しい彼女に非常に良く似ていた。
まさかと思う反面、もしかしたらという不安が頭を離れない。
そして、俺はこんなことをする男に心当たりがあった。
懸念していた通り鍵が開いていたアパートのドアを呼び鈴も鳴らさず
乱暴に開けた途端、どこか聞き覚えのある女性の喘ぎ声が聞こえてきた。

「はあんっ。そこ、イイッ。イイの。そこされたら私ダメになっちゃう……」
彼女の声に似ている。
俺は真実を確かめたいという気持ちと見たくないという気持ちがない交ぜとなり、
ふらふらと声の聞こえる方へゆっくりと歩き出した。
「ああっ、イジワルしないで動いて。焦らさないでぇ……
 え? そんな……はい、わかりました。誓います。
 私はあなたの女です。いつでも好きな時に抱いてください。
 言ったから動いて、私をイカせてぇ」
嘘だ。彼女はこんなことを言う娘じゃない。だからこの声は別人なんだ。
それに、こんな色気にあふれた艶っぽい声。絶対に彼女じゃない。
「あんっ。ステキィ。これが欲しかったの。ああっ、また天国にイカせて」
「そんなにいいのかい? モトカレのと比べてどうだい?」
「そんなの全然比べ物にならないっ。あなたのオチンポ凄すぎるの。
 彼のは最近ほとんど勃たないし、たまに勃っても小さいし、早いし、下手だし。
 あなたの方が断然素敵よっ。ああ……そこイイ……」
「正直な娘にはご褒美だ。
 彼と別れると誓うなら君を僕専用の雌奴隷にしてあげるよ。
 毎日こうやってオマンコを性処理に使ってあげるからね」
とんでもないことを言い出した。
「毎日……ああ、そんな……でも奴隷だなんて……いやあ。でも、これが毎日……」
冗談じゃない。そんなこと許せるものか。
俺が部屋のドアを開けるのと、彼女が決定的な言葉を口にしたのは同時だった。
「はい……誓います。彼と別れますから私をあなたの奴隷にしてぇ」
背面座位で貫かれながらそんな屈辱的なセリフを言ったのは確かに彼女だった。
しかし、これがあの貞淑だった彼女だろうか?
表情は俺も見たことがないほどいやらしく蕩け、瞳は焦点が合っていない。
大きな胸のあちこちにキスマークを付けられ、乳首はツンと尖っている。
さらに、アイツが小刻みに腰を揺らすのに応えて彼女の腰もいやらしくくねって
イチモツを貪っている。
彼女は俺を見て一瞬はっとした表情を見せたが、あいつが腰の動きを
激しくし始めると俺のことなど忘れたかのように腰をうねらせ、
喘ぎ声を上げ始めた。
あいつは俺の方をみてにやりと笑うと、彼女の足を両手で広げて
俺に見せ付けるような格好にした。
下からの突き上げによって彼女の豊満なバストがぶるんぶるんと震え、
昨日まで確かに俺のものだったオマンコに野太いモノが我が物顔に
出入りする様を見せつけられる。
「貴様ァッ」





50名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:35:17 ID:1L+mj34O
やあ (´・ω・`)

ようこそ、僕の家へ。

そのハメ撮り画像はサービスだから、後でオナニーでもして欲しい。



うん、「また」なんだ。済まない。

仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。



でも、その画像を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない

「マゾ男の悦び」みたいなものを感じてくれたと思う。

彼女を寝取られないと勃起できない君に、そういう興奮を提供してあげたい

そう思って、君の彼女を寝取ったんだ。



じゃあ、そこで見ていてもらおうか。

なあに、君はルックスも学歴も家柄も人当たりのよさも抜群だ。

すぐにまた新しい彼女ができるさ。
51名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 00:05:53 ID:SfUP7Fps
かきやー氏には他の作品も自サイトにおいて欲しいな
52名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 01:33:47 ID:4wuVLKCh
>>50
次はポルナレフで
53名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 21:10:12 ID:zt2U4g5k
アリエッティみて
ネトラレものだと思った俺は
毒されてる
54名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 23:01:42 ID:hy+zLnQc
なんかもう…ドギツイ寝取られに出会うと俺は無気力状態に陥ってしまう
気分的には真っ暗闇の中部屋に隅で膝を抱えてブツブツ言っていたいレベル
なんとか必死にその後の復讐を考えてみたりネットで笑える話を見て立ち直ってる
でも寝取られよりエロいものにはなかなか出会えない
55名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 23:26:38 ID:+m0Xxggn
お前は本物だな
56名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 10:34:33 ID:Vu4J2fD9
NTRというジャンルにハマって幾数年が経ったけど、最近になってようやくポイントが分かった気がする。
ヒロインが主人公に向けるのと同じ種類の笑顔を間男にも向けるようになったり、
ヒロインと間男がお互いに名前で呼ぶようになったり、
主人公が知らない秘密をヒロインと間男が共有するようになったり、
間男のボディタッチやスキンシップにピクリとも動じないほど気安い間柄になったり、
セックスシーンより事後のピロートークのほうが興奮することに気づいた。
それでも尚、ヒロインは主人公を(も)愛してるというスタンスを崩さないことも重要。
あと主人公をないがしろにしすぎないことも大切かな。

あまりエロシーンが絡まない少年漫画や青年漫画のNTRシーンが妙にグッと来るのは、
登場人物たちの心の移ろいに焦点を当ててるからだと思う。
57名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 11:01:03 ID:50uXxZBh
そこまで描写があるNTR作品なんてあったっけ
エロ描写ばっかり見てる俺が知らないだけか
58名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 12:25:53 ID:CuLrJMao
るんるんそふとが次回作のアイデアでそんなの書いてた
事後のピロートークに力入れるとか
問題は出す前に潰れたことだけ
59気が向いたので灯火:2010/08/16(月) 20:27:17 ID:3O/RWPwp
事前のトークにも力を入れて欲しいねっ
ヤった後より、ヤる前の描写で盛り上げるのが大事。
60名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 11:00:09 ID:7hdmeKlQ
NTRはヒロインが無実でかつ被害者ってのが
俺のなかで一番ハマれる
強引にそういう視点で見てるだけかもしれないけど
61名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 15:05:01 ID:LNgDaCub
寝取られた男が妻や間男に対して
キレて刃傷沙汰を起こす展開の作品てないの?
62名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 18:36:25 ID:kw6gcwfM
>>61
とらいあんぐるBLUE
63名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 10:37:15 ID:GLmEHOkv
>>56のが一番自分の考えに近いかな
エロシーンよりも普段の描写が好き
ここの住人のほとんどがエロさ(というか凌辱)を求めてるから残念
SSもそういうのしか投下されないから
64名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 11:43:23 ID:2f8igdJ4
俺も賛同しとく、エロよりも重要だわ
6561:2010/08/18(水) 20:57:48 ID:uUyC7wYO
>>62
レスありがとう。あまり無いんだなぁ
離婚だ慰謝料だと現実的な話をされても醒めるけど。
NTRが発覚した後、どんな修羅場が繰り広げられるかに興味がある。変な趣味だが
66名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 23:37:27 ID:ov2XWnmZ
基本は昼ドラかな?
団地やら集合住宅で妻が訪問販売員やら米屋やらと
真昼の情事をするって奴

ハッピーエンドが多いけど陰惨泥沼もいいよね。
67名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 00:08:21 ID:EqR6F1F6
寝取られゆうたら守り神様の加代子さんじゃね?
68名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 12:52:23 ID:yMwqqkAc
>>65
逆寝とられなら
スクールデイズという、これ以上なさそうな陰惨なのがあるけどね
寝とられだとあんまり…
69名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 14:45:21 ID:RJkZ4oCF
>>65
ttp://novels2ch.s6.x-beat.com/index.php?%C0%D6%A4%A4%B4%E3
刃物じゃないが…こんなノリ?既出なので知ってたらすまん

ところで何ヶ月か前に投下してた大神竜一郎て作者はもう来ないんだろーか
人妻物の続き書くようなこといってたので楽しみにしてたりする
こういう催促みたいのってまずいかな?モチベーション下がっちゃったらすまない
70名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 15:48:14 ID:nkKLiXTb
いや、俺は正直あまり取られる前の描写に力を入れすぎると反動も強くなるのでほどほどにしておいてほしい
そして単純に悪いことする奴がいい目を見るのが面白くないので外道に寝取られるのは正直キツイ
71名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 17:45:19 ID:qfooJBXE
寝取り男が外道なのはムカつくが
いいヤツは寝取りなんてしないと思うのだが
72名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 17:53:55 ID:vayGWTsS
「いい奴」と言っても、それに分類されてる奴の全員が皆同じ性格とは限らないだろうに。
あと発生するイベント、事件も同じではないのにね。
73名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 18:23:24 ID:sD4Oja+S
もう好き過ぎて奪ってでも添い遂げたいとか
74名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 18:46:50 ID:yMwqqkAc
いい奴でも
主人公の幼なじみ以上恋人未満なら狙うかもな
75名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 08:54:09 ID:BKKq17np
客観的にみて早く別れたほうがいいと思えるぐらい主人公がクズ。
主人公と寝取り男が顔見知りでない。学生からの付き合いと彼女の会社の同僚や先輩。
主人公と付き合っているのは公には内緒。ヒロインがアイドルとか社内恋愛禁止のカップルとか…

いろいろ考えられるよね。寝取り男がいい人のパターン。
76名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 10:36:44 ID:va/snmLy
主人公が片想いしてるだけってのもありじゃね?
言葉通りただの幼なじみでふと隣の家の窓を見たら・・・とか

その場合寝取り男がいいやつの描写を入れなきゃならんが
77名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 11:27:47 ID:IvXhxxLd
主人公が恋愛相談してる友人が、主人公の片思いの相手と知らずに交際してる。
二人の親同士が親友で別荘を共同購入していて、幼い頃から夏になると一緒に過ごして風呂も寝起きも共にしてたとか、
片思いの彼女が主人公との幼馴染関係以上に濃厚な関係を友人との間に築いていたとか。
78名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 15:21:59 ID:spOyn9hz
>ヒロインがアイドル
いい人とは関係ないけど、アイドルと付き合って周囲にばれないように静かに愛をはぐんでいた(つもりな)のに
イケメン、ジャニタレとお泊りデートをフライデーとかがいいなあ。
真相を本人から問いただしたいのに連絡もままならず、
ワイドショーや雑誌あるいは2chの情報のみでヤバイ妄想だけが膨らんでいく(←ここがエロシーン)
真相はどっちでもいいんだけど……
79名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 19:28:41 ID:aUugmgrX
ヒロインにとって「いい人」なら外道でもおけ
少数派かね
80名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 23:46:05 ID:5xisjzzE
それ、結局いい人じゃないからな
81名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 03:33:10 ID:jJtMOo7k
息子の嫁は〜みたいな取る側視点のゲームって他にない?

人妻云々がタイトルについてる奴ってほとんど夫でてこねぇし取ってるって気がしない
82名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 10:18:16 ID:kzrVYGSt
>>19
かきやー氏、乙です!!
あやねが楽しみすぎであります!
これ以上ない、寝取られ乱れっぷりを期待してしまいます!
エステル寝取っちゃえ大作戦は私のバイブルであります!
83名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 11:28:44 ID:hy9EHoBs
あやねも結局寝取られるのか…
一人ぐらい残しておいてほしかったなぁ
島脱出のお供に
とマイノリティが主張しております
84名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 11:38:53 ID:gjdSjDee
いかん
かきやー氏が学園黙示録のエロとか書き出したぞ
パン太郎無双未完フラグが……
85名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 11:39:19 ID:d4bzngh0
みんな、寝取り男と寝取られ男とどっちに感情移入して読んでる?
私としては、
ネトリスキーは寝取り男に感情移入して
ネトラレスキーは寝取られ男に感情移入して
読んでいるものだと思ってるんだけど、そうじゃない人っている?
86名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 11:52:21 ID:0MwzZvMA
>>85
前スレでもあったけど、個人的にはヒロインの葛藤を見てるのがいいんだよね
だから、あえて感情移入すると表現するならヒロインに感情移入してるかな
女視点最高です
87名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 12:00:14 ID:tyMkTu1e
ヒロイン中心に読んでるのはなに好きになるんだろう?
88名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 12:06:01 ID:x34sG2pG
俺もそうなんだけどなんなんだろうな
もちろん俺自身が男に掘られるのは絶対嫌なんだが
寝取られ男にも感情移入できる辺り、色んな性癖が混ざってるんだろう
ただ一つ言えることは
ぼくはへんたいです
89名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 16:31:05 ID:J6aD4pRO
主な視点が主人公だとしても、ヒロインの心情は読みたい
ヒロインが口に出して「気持ちイイ」と言うより
心の中で(気持ちイイ)と言ってるのを知る方が興奮するんだよ
90名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 07:01:12 ID:GkwCrEa3
寝取られる側は別に居なくてもいいと思ってる
91名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 10:47:32 ID:wITpPu0A
なん・・だと・・・?
92名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 12:44:42 ID:yDwVHcJG
画面のこちら側に居るってことですね?
93名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 13:23:58 ID:4vPQSP01
設定上存在していれば、実際にキャラクターとして話に出てこなくてもいいって意味じゃないかな。

私はネトリスキーなんで、寝取られ男の心情描写とかはあまり重視していない。
女性が、
「こんなの初めて……夫とのSEXなんて比べ物にもならない……」
「カレとはわかれます。あなたの女になりますから。もっとお……」
ってな感じで寝取り男になびく描写があれば十分。

寝取られ男が嫉妬に狂う様や絶望の表情が描写されるにこしたことはないが、
必須では無い。

90も多分似たような趣味なんだと思う。
94名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 14:36:46 ID:w2rDGHhT
>>84kwsk
95名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 16:39:34 ID:PKSTO0Tu
詳しくも何もスレタイ検索すれば引っかかる
96名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 16:49:16 ID:7SLOzyos
ここってさ、相互寝取られはありなのか?
両想いだった彼女を寝取られて、傷心状態の男を別の女が寝取る。
お互い相手がまだ好きなんだけど寝取られ現場は見てて、
でも相手に自分のこと知られてない、みたいなの。
97名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 21:39:08 ID:PpNbi8k9
>>96
なし
寝取られとは何か
その定義を知ることからやり直せ
98名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 00:19:43 ID:yKeaaKHt
ありだろ
99名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 00:33:29 ID:sdmMC623
ありだけど、その後どう展開させてどうエロい味付けにしてどう終わらせたいんだってのがわからんなw

個人的には、男を別の女が寝取るって話だけを書くのならともかく、
前後までからめるならぶっちゃけその部分の描写はいらんw
女の描写中心で、寝取り男からは肉体的に離れられず、
彼氏からも心理的に離れられないとかをエロく書いてあればいけるw
100名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 01:14:44 ID:O5bq5Pzq
屈服後はエロあって勿論いいんだけどさ
その屈服に至るまでの過程にエロが少ない作品ほど
我々により快適な環境を与えてくれるだろうと思った
がimim読んでたらどうでも良くなってきた
101名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 09:50:10 ID:lF+V+ILN
「屈伏」という言い方って何か違う気がする。
102名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 21:14:32 ID:yaJBpSN7
>>100
更新されなくなって久しいよなぁ…
103名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 23:55:37 ID:mMxyK0Tu
佳奈淳の作品だったかな
奥さんと教え子を寝取り男に取られた後に寝取り男の妹に
マゾ調教されたやつはあったが「相互」ではないな・・・
104名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 02:13:53 ID:/7XIT22l
>>84
>>103

kwsk
105名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 11:58:40 ID:WbPx1iiM
106名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 20:13:29 ID:jQWFh1AB
アホはほっとけよ。
107名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 11:10:28 ID:Wq+NiY9k
大人しかったり快活だったりする割と従順な幼馴染が寝取られる話ってスタンダードだと思うけど
そういうので面白いのがあったら教えてください
108名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 13:07:02 ID:x3t+pvhj
幼馴染みだと普段は接する態度が変わらないのに
街で男と一緒の姿は別人のようだった。みたいなのが燃える
109名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 14:23:53 ID:CGhCVQyf
普段は暗くて弱々しい幼馴染が男と会う時は薄く化粧をして良質な服を着た大人の女性になっている。
110名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 14:37:25 ID:FG37Lk5q
保管庫にある幼なじみ寝取られ読んどけよ
111名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 16:46:35 ID:d1qqKz4W
姉さんタイプの寝取られが一番興奮する
112名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 19:42:15 ID:iNEn2KPA
どんな願いも
聞き流してやろう!

    γ~三ヽ
    (三彡Oミ)
    (´・ω・`)
     (   )
     (  (~
      ~) )
   Ω ((~~
  _γ⌒ヽ、V
 (_| ̄ ̄_フ
   > <
113名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 23:53:23 ID:/GX9T6i1
>>112
願いをかなえないジンなんて珍しいですね。
ま、私も今は丁度時間が余ってたところです。
聞き流して下さっていいですから、ノロケ話の聞き役にでもなってくださいよ。

実は私ですね、こないだ彼女──というかセフレが出来ましてね。
それがまたエキゾチックな顔立ちのつり目の美人で、
褐色の肌にボンッキュッボンッのダイナマイトバディなんですよ。
実のところ人間じゃなくてあなたのお仲間、ジンニャーなんですがね。
私も最初は驚きましたよ。いきなり煙とともにジンニャーが現れて、
「おまえでいいか」
とかいいながら人気のないところに私を拉致するんですから。
でもまあ、彼女が男に飢えていて、誰でもいいからSEXしたい状態になっていたと
分かってからは私のペースでしたね。
彼女、プライドが高くて偉そうな割にはアッチの経験はあまりなかったんですよ。
一応旦那はいるらしいんですが、これがSEXに淡白な旦那で、
ほとんど彼女の身体を開発していないんですね。
おかげで人妻を相手しているにも関わらず、うぶな少女を開発するかのような
楽しみも味わえました。

最初は人間である私を見下していて、肉バイブくらいにしか思っていなかった
みたいで、
「キサマはただモノをおっ立てて寝ていればいい」
とか言ってたんですがね。
騎乗位で大きな胸を揉みながら激しく突き上げて、イカせてあげると
すっかりしおらしくなりましてね。
四つんばいにさせると、
「人間のクセに私にこんな格好……」
とか言いながらも抵抗はしなくて、後から突き始めると素直に腰を振る
かわいいメス犬っぷりを見せてくれました。
彼女のマンコ、あまり使っていないせいか締め付けのキツイ名器で、
モノの根元と先端が二段で締め付けられるんですよ。
気持ちよさと彼女のイキ顔のエロさに釣られて、
私も大量に膣出ししてしまいました。
このあたりから彼女の私を見る目が変わりましたね。
下等種族を見る目から、逞しいオスを見る目に。
キスも拒まなくなりました。
最初の彼女なら"人間ごとき"に唇を許すなんてありえなかったでしょうけど、
二度のアクメが彼女を従順な女に変えていました。
私に従うと快楽を得られるということを学習したんですね。
114名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 23:53:49 ID:/GX9T6i1
それから、何度か彼女をイカせながら、
フェラチオやパイズリを仕込んでいきました。
そういった性技は始めてらしく、ハッキリ言って下手でしたが、
むちゃくちゃ興奮しました。
考えても見てください。
最初、
「人間ごときが私に触れられることを光栄と思え」
とか言ってた気の強い美女が、パイズリフェラをしながら上目遣いで
こちらを見上げてきていて、時折喉奥を突かれても我慢しながら
奉仕を続けるんです。
興奮して彼女の口に思いっきり出しちゃいましたよ。

その後、バックからの連続アクメで気絶させた後、一転して焦らし責めを行って、
私のメス奴隷になることを誓わせました。
元々旦那が短小早漏であまり満足していなかったらしいんですが、
その旦那も今は物に封じられて会えないらしいんです。
普通のジンならさっさと三つの願いをかなえて解放されるんですけど、
その旦那は変わり者で、このあたりでも随一の力を持つジンのクセに
全く願いをかなえないらしくて全然帰ってこなそうなんです。
しばらくは操を守ってたんですが、欲求不満がたまった彼女はとうとう
我慢できなくなって、性欲解消の為に適当な肉バイブを探してた時に
私に会ったんです。
今ではすっかり私の肉奴隷兼精液便所です。幸せそうですよ。
今日もこのあたりに住んでいるという彼女と待ち合わせです。
ちょっと早く来過ぎたんでこうしてあなたと時間をつぶしてる訳ですが……


あれ? 顔が引きつっているようですがどうしました?
あ、もしかして彼女の旦那さんって……
あちゃー。
まずい人に聞かれちゃいましたね。
ああ、でも良く考えたらあなた今そのランプに封じられてるんですよね。
それに私が言ったこと、聞き流してくれるんですよね。
だから私が言ったことに対して怒ったりするはずありませんよね。
おっと。そろそろ待ち合わせの時間です。
じゃあこれからあの具合のいいマンコにたっぷりと精液を排泄してきます。
今日はあのメス犬は何回失神するんでしょうかねぇ。
その時の様子は、また帰る時にここに寄って聞かせて差し上げますよ。
ちゃんと聞き流してくださいね。
115名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 01:09:54 ID:an+dDBpy
うめぇwwwwwwwwwwwwwww
GJだわ
116名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 06:22:51 ID:KWel9MjR
まさかこんな切り返しがあるとは…やはり天才か…
117名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 07:14:50 ID:NPZWn9OX
たいした奴だ…
118名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 07:40:26 ID:uMAvnBXA

こやつ…かなりの切れ者…
119名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 15:00:57 ID:/0BEZpO6
>>113-114
投下できるのは結構先になりそうなんだが、
その前日談(実際のセックス)書いてもいいか?
120名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 16:47:28 ID:UDALx/cC
>>119>>113-114の作者さんですか?
ぜひとも書いて下さいお願いします
121名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 16:50:38 ID:Dh/5vwBO
好きなだけ書いて
122 ◆iQ7ROqrUTo :2010/08/27(金) 16:51:30 ID:/0BEZpO6
>>120
いや、俺はこういう者。作者じゃない。
もし一発ネタのようなら、
一発で終わらせるには惜しいと思って、二次創作させて貰えんかな、と。
123 ◆iQ7ROqrUTo :2010/08/27(金) 16:52:38 ID:/0BEZpO6
>>121
作者さんですか?
作者さんなら、オーケー出たってことで早速執筆に入りますが。
124113:2010/08/27(金) 22:30:14 ID:hc4BAW13
>>119
どうぞ。歓迎します。
一発ネタで、特に続きとかは考えていません。
125 ◆iQ7ROqrUTo :2010/08/27(金) 23:17:16 ID:/0BEZpO6
>>124
把握。
今から執筆に入る。
126名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 23:52:33 ID:RXTQPYr+
さぁ盛り上がってまいりました
127名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 01:22:33 ID:h6zYAs4I
ふふふ…楽しみじゃわい…
128名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 17:00:23 ID:aLttHkzF

前読んだミステリ小説で、泡坂妻夫の『乱れからくり』という作品があった。
本題はもちろん、カラクリを用いた殺人トリックなんだけど、NTR要素が強かった記憶がある。

主人公は探偵で狂言回し役なんだけど、依頼人の未亡人が旦那の親族(義弟)とデキていたという設定。
物語後半で、どうやって堕とされたか、未亡人が自分の口から告白するシーンがあったけど、それがやたらエロかった。
間男の手口がねちっこく、いやらしくて、それまでのミステリ展開が頭のどこかに行ってしまった。

以上、閑話休題でした。
129名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 18:25:35 ID:blvIN0Mi
読書スレかと思った
130名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 23:50:48 ID:fLvid7Le
アネトラレの番外編って結局ないのですか?
131名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 23:55:36 ID:Q8J5OtwM
読みたい?
132名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 05:19:11 ID:p65yrelc
読みたい
133名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 14:01:00 ID:OlZmQQyu
俺も読みたい
134名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 14:20:22 ID:YqKsVsXj
もう2年近く前だっけ?
俺もめちゃくちゃ読みたいけど、作者さんまだここ見てるかなぁ。
135名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 15:17:17 ID:zkm0CUye
余魅怠鴨
136名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 19:14:51 ID:GtFz1B2O
俺は別に
137名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 20:36:10 ID:3GLUalqk
俺はペニスに
138名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 14:57:48 ID:raElX3KW
お前は俺に
139名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 15:31:20 ID:9Acan9Ok
結局、こうなるわけか?
     ∧∧   ((.∧∧ .∧∧ .∧∧ .∧∧ .∧∧ .∧∧ .∧∧ .∧∧.∧∧ .∧∧ .∧∧ .∧∧
     (lii゚Д゚)… (((*  )(*  )(*  )(*  )(*  )(*  )(*  )(lii  )(*  )(*  )(*  )(*  ) ))
     / 、) 、)∩ ∧と  ヽと  ヽと  ヽと  ヽと  ヽと  ヽと  ヽと  ヽと  ヽと  ヽと  ヽと  ヽ
  〜(   γ'⌒'''(*;(|   .(|   .(|   .(|   ..(|   .(|   .(|   ..(|   .(|   .(|   .(|   ..(|  〜))  
    し'`Jし'`ーイ_ノ"(ノ^ヽ)(ノ^ヽ)(ノ^ヽ)(ノ^ヽ)(ノ^ヽ)(ノ^ヽ)(ノ^ヽ)(ノ^ヽ)(ノ^ヽ)(ノ^ヽ)(ノ^ヽ)(ノ^ヽ)
140名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 22:30:02 ID:IkO1atq2
今朝見た夢なんだが、とある二次の作品で主人公には学年が一つ下の彼氏がいるんだが
上手くいっていないみたいで親友の同級生の男の子に相談
なんか親友が告白して主人公も何となく意識していたようでセクロス
しかも相手の男の子は童貞なのにセクロスが上手で主人公が気持ち良くなる
で、年下の彼氏が主人公の浮気?に気がついて「気持ち良かったのか?」みたいな感じでセクロスを迫る
という美味しい所で目が覚めた…自分神様視点だったんだが夢で素晴らしいNTRが見られて幸せだった


というチラ裏スマン
141名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 23:55:53 ID:1Q6V6Dfh
主人公って女……だよな?
142名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 00:07:42 ID:J6JoWuec
男の娘に決まってる
143名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 23:02:08 ID:4TNdeInJ
ハンマーセッションの後番のドラマ版の東野圭吾の「秘密」はNTRチックに描かれるだろうか……?
144名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 16:59:09 ID:xUN1yWu6
娘役の女優に毎週スケベな台詞を言わせて視聴者を引っ張るだけでは?
145名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 21:38:33 ID:eJ44Ir3b
マジで大好きな子だったのに…
現場まで目撃しちゃって辛いわ俺…
http://skm.vip2ch.com/-/hirame/hirame113043.jpg
146名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:11:16 ID:1uSBrB7l
作品、投下します。

作品のラストには「つづく」と書いています。
そこまで行かずに投下が途切れた場合、
連投規制か何かで投下できなくなったと思ってください。
その場合、ある程度時間を置いてから再投下します。

----------------------------
タイトル:目隠しプレイのススメ2

キーワード:寝取り、目隠し、テレホンセックス、アナル調教

メインヒロイン:大学生、気が強い、非処女、彼氏あり

その他:寝取り男一人(大学生)、寝取られ男一人(大学生)

注意点:
・本作は18禁です、ローカルに保存する場合は、18歳未満の
 お子様の手の届かない場所に保存してください。
・本作は寝取り作品であり、寝取られ男の出番はかなり少なくなっています。
 寝取られ男に感情移入する人には物足りないかもしれません。
・本作の純愛成分はほぼ0です。純愛や、元鞘エンドを求める人にはお勧めできません。
・本作のヒロインの心は最終的に寝取られ男から離れます。
 そういうのが嫌いな人は避けてください。
・アナル有リマス。
147名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:11:42 ID:1uSBrB7l
「はあ? ちょっとどういうことよ。用事ができたって。
 今日は一緒に食事する約束でしょ」
「いや、ホントゴメン。バイト先から急に頼まれてどうしても断れなくて……」
「アンタねえ、バイトバイトってバイトとデートとどっちが大切なのよ!」
「だからゴメンって。この埋め合わせは今度必ず──」
「とか何とか言いながら最近全然デートできてないじゃない。
 今日は半月ぶりのデートのはずだったのにそれをドタキャンって
 どういうことよ」
「悪い。だから今度──」
「もういいわよ。健二なんてアタシをほっといてずっとバイトしてればいいのよ」
「いや美希──」
プツッ


ああ、全く腹が立つ。
アタシはいつもの近道を歩きながら苛立ちを押さえ切れなかった。
健二のヤツ、アタシとバイトとどっちが大切だってのよ。
苛立ちを、たまたま足元にあった小石にぶつける。
罪も無い小石は、アタシに蹴られて校舎の壁にぶつかり、二つに割れた。
半月ぶりのデートだから今日は気合を入れておめかししてきたのに、
アタシに会いもせずに携帯でドタキャンってどういうことよっ。
釣った魚にはエサはやらないってこと?
アンタに見せるために服選びや化粧に費やした1時間を返せっ。
怒りで、ついつい足が速くなる。
今のアタシはちょっと人には見せられないような形相だと思うけど、
ここは滅多に人の通らない狭い道なので他に人気は無い。
アタシが、今日はやけ食いをする決意を固めながら角を曲がった瞬間、
その光景が目に飛び込んできた。

立ったまま壁に手をついてる小柄な女性に、
男が後からのしかかって服の上から胸をもんでいる。
よくよく見ると、女性はアタシの親友の奈緒美だ。
そこまで見て取った瞬間、アタシは二人に向かって駆け出した。
「アンタ奈緒美に何やってんのよっ」
慌てて奈緒美から離れる男の顔に怒りの鉄拳をお見舞いする。
中学までやってた空手がここで役に立った。
さっきまでのイライラで威力三割増しの正拳が男の頬にヒットし、
男はよろめいた。
さらに追撃の拳を放ったけどそれは腕でガードされる。
──こいつ、もしかして格闘技経験者?
アタシは女にしては長身で力もある方だけど、心得のある男相手じゃ分が悪い。
一瞬攻めあぐねたアタシを、
「美希ちゃん、やめて。センパイは私の恋人なの」
という奈緒美の声がフリーズさせた。
148名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:12:12 ID:1uSBrB7l
「あ、そこ右に曲がってね」
奈緒美の案内で角を折れる。
「こっち、ホテル街じゃない?」
「だってここ通ると近いんだもん」
アンタ少しは恥じらいってものを……
「あれ? あそこ歩いてるの榊君じゃない?」
え? 健二?
奈緒美の指差す先に、確かに健二が女性と腕を組んで歩いているのが見えた。
遠目だから分かりにくいけど、10年以上の付き合いがある幼馴染を
アタシが見間違えるはずはない。
何で……健二は今日バイトって……
信じられない光景に呆然としていたアタシは、
二人が角を曲がって視界から消えた瞬間に我に返った。
二人を追いかけてダッシュ。
「ちょ、美希ちゃん」
という声と共に奈緒美と天城先輩が追いかけてくる足音が聞こえる。
アタシに追いついた天城先輩と同時に角を曲がる。
通りを見渡すけど健二の姿は無い。
「一瞬ちらりと見えただけだが、確かその紫の看板のところに入って行った」
天城先輩が指差したのは人目でラブホテルと分かる外観の建物。
アタシは無言でそちらにダッシュした。二人の足音が追いかけてくる。


フロントにはすでに二人の姿は無かった。
ガラスでできた自動ドアの向こうでエレベーターが動いているのが見えるが、
自動ドアの前に立ってもドアは開かない。
「ここはチェックインしないと奥に入れないシステムみたいだね。
 エレベーターが五階に止まったってことは503号室か」
天城先輩が、各部屋の使用状況を示すパネルを指差す。
確かに、503号室が五階で唯一使用中になっている。
「とりあえず501号室をチェックインしよう」
ぱっぱっとシステムを操作すると、アタシの目の前の自動ドアが開く。
アタシはエレベータのところまで走ると、上ボタンを連打した。
149名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:12:43 ID:1uSBrB7l
立ち話もなんだからと、アタシ達はとりあえず食事に行くことになった。
奈緒美が最近見つけたオススメの料理屋に向かう道中、説明を受ける。
アタシが殴った男は天城武という名前で、アタシ達の一コ先輩らしい。
奈緒美は最近まで神崎君と付き合ってたんだけど、
彼の浮気が原因で別れ、今は天城先輩と付き合ってると言う。
別れてすぐに次の男というのはちょっと外聞が悪いので隠していたらしい。
「いやまあ、恋人だってのはわかったけど。
 場所を考えなさいよ。誰に見られるか分からない場所で何やってんのよ」
「だって、見られるかも知れないって思うと興奮するんだもん。
 それにあそこはめったに人が通らないって美希ちゃん言ってたし」
「めったにであって絶対じゃないでしょうが!
 通りがかったのがアタシじゃなく知らない男だったりしたらどうするのよ?」
「それは……すっごく興奮するかも……きゃっ」
頬を染めてはにかむ奈緒美。
前々からちょっとずれてるとは思ってたけどここまでとは……
アタシなら恋人以外の男の目に身体をさらすなんて絶対にできない。
ドンドンドンドンドンドン
503号室の扉を乱打していると、不機嫌そうな顔の健二が出てきた。
その顔が、アタシを見て一瞬で強張る。
部屋の奥には半裸の女性の姿──さっきは分からなかったけど、
学内でも有名な美人の和久井先輩だ。
目の前の健二のズボンの股間のところが突っ張ってる。
アタシは怒りに任せて最後に見たものを思いっきり蹴り上げた。
「急なバイトってそういうことだったのね。ゆっくり楽しんで頂戴っ」
声も無く崩れ落ちる健二を無視して扉を閉めた。
早足でエレベーターに向かおうとした時、
「こっち」
と奈緒美に手を引かれ501号室に連れ込まれる。
「この部屋、防音だし、あたししかいないから」
アタシの顔を胸に押し付けてぎゅっと抱きしめてくれる。
途端にアタシの涙腺は決壊し、アタシは奈緒美の胸に顔をうずめて泣き崩れた。



どれくらいの間泣いてただろう。
ようやく落ち着いたアタシは奈緒美の胸から顔を上げ、ハンカチで顔を拭いた。
ふと見ると、奈緒美の服の前はアタシの涙で濡れてしまってる。
「あ、ゴメン……」
「べつにいいって、そのうち乾くし」
その時、軽くドアがノックされた後、天城先輩が入ってきた。
ピザとワインとつまみ類の乗ったワゴンを押している。
「彼は帰ったよ。歩き方からするとつぶれてはいないと思う。
 この部屋には気付いていなかったから君の家に行ったんじゃないかな。
 ああ、これは夕食にルームサービスを取ったんだ。
 そろそろ食事時だしね」
「悲しいことは、食べて、飲んで、忘れちゃお。
 と言う訳で今日はパーっとやっちゃお。ね?」
なんだか気を使わせてしまって悪いような気もしたけど、
アタシは親友の心遣いをありがたく受けることにした。
ピザをやけ食いして、ワインを飲んで、健二の愚痴を言って、
いつの間にかアタシは眠ってた。
150名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:13:22 ID:1uSBrB7l
声のする方を見ると、奈緒美と天城先輩が後背位でSEXしているのが見えた。
眠気がいっぺんに吹き飛ぶ。
「ちょ、二人とも何やってんのよ」
「ふぇ、美希ちゃん起きちゃったの?」
「お前の喘ぎ声があんまり大きいから目が覚めちゃったみたいだな」
「だってえ。センパイが奈緒美の弱いところばっかり……」
よくよく見ると、奈緒美はアイマスクをして、後ろ手に手錠をかけられている。
一見レイプされているようにも見えるけど、奈緒美の甘えた声を聞くと
これが合意の上のプレイだと分かる。
──奈緒美、アンタ二ヶ月前まで処女だったよね?
いつの間にそんなハイレベルなプレイを……
「折角だから露出プレイとしゃれこもうか? それともここでやめるか?」
「やめちゃイヤ。今やめられたらあたし狂っちゃう」
「自分が犯されているところを親友に見せ付けたいなんて、
 奈緒美は変態だよなあ」
「やあん。こんなヘンタイに調教したのはセンパイじゃない……」
話がとんでもない方向に流れていく。
慌てて止めようとしたアタシに天城先輩はすっと一枚のメモ用紙を渡した。

  イヤだったら本当に見る必要は無いから、見ていることにしておいて

冗談じゃないと言いたかったけど、先輩の頬のアタシに殴られた痕が
あざになっているのを見ると少し引け目を感じてしまう。
先輩は、奈緒美の上半身をぐいっと引き寄せて背面座位の体位に移行した後、
奈緒美ごとアタシに背を向けた。
「ほうら、彼女に見てもらおうか。この体位なら何もかも見られるぞ」
「やあん。美希ちゃん見ないで。こんなエッチなあたしを見ないで」
「そんなことを言いながら、マンコは嬉しそうにキュウキュウ締め付けてくるぞ。
 親友に見られて感じてるんだろう?」
「はい……感じてます。美希ちゃんに見られてすっごく感じちゃってます」
奈緒美は目隠しをしてるから、アタシに背を向けていることに気がついていない。
アタシが目の前にいると思ってるみたい。
メモの"本当に見る必要は無い"の意味をアタシは理解した。
要は興を削ぐようなことさえ言わなければ目をそらしててもいいと。
ただ……先輩はアタシに気を遣って背を向けたんだろうけど、
この部屋って壁のほとんどが鏡張りだから鏡越しに見えちゃうのよね……
「お。彼女がお前のつるつるマンコに気がついたみたいだな。
 目を丸くしてるぞ」
「いやあ。恥ずかしいよう」
その言葉についつい鏡越しに奈緒美のアソコを見てしまう。
確かにアソコに翳りは見えない。パイパンってやつ?
「何故つるつるなのか説明してやれよ。
 親友に隠し事は無しだろう?」
「そんなあ……あのね、美希ちゃん。
 あたしのオマンコはセンパイ専用だから剃ってもらったの。
 センパイ以外の男の人に見せられないように……」
そう言う奈緒美の表情は幸せそうで、
彼に強制されたとかじゃなく望んで剃られたことをうかがわせる。
「つるつるだから全部見られてるよ。
 小さなクリがピンと立ち上がっちゃってるのも。
 オマンコがヒクヒク震えて俺のチンポを締め付けてるのも。
 蜜をだらだら垂らしてありえないくらいビショビショになってるのも」
「ダメえ、見ないでぇ。でも見て……」
実際のところ、鏡越しだからそんなに詳しくは見えていない。
でも、上気した顔や、揺れ動く腰、甘く蕩けた声などから
ものすごく感じているというのは分かる。
あのウブな奈緒美がこんな"女"の声を出すなんてアタシは思ってもみなかった。
151名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:14:22 ID:1uSBrB7l
「ふぁ、あ、そこいいですぅ、センパイ。アン……もっとぉ」
いやらしい女性の声でアタシは目を覚ました。
「じゃあ、今度は奈緒美のだらしないアクメ顔を見てもらおうか」
「だ、駄目。それだけは駄──ひゃあんっ、センパイそこはぁ」
天城先輩が本格的に奈緒美を責め始めた。
大きな胸をもみしだき、乳首をつまみ、うなじに舌を這わす。
奈緒美は先輩が何かする度に身をよじり、頭を振り、喘ぎをもらす。
「見せたくなければ奈緒美がイカなければいいだけの話だろう?」
「そんなの──はうんっ、無理。センパイのオチンポ凄すぎるからぁ」
先輩のアレが抜き差しされるたびに奈緒美の声が切羽詰っていくのが分かる。
ウブで大人しい普段の奈緒美とは違う"女"を剥きだしにした奈緒美の姿に、
アタシはただただ圧倒されるばかりだった。
「ほら、イク時は彼女に言うんだぞ」
「ああっ、はい。美希ちゃん、あたしイクの。
 センパイの──はあん、オチンポで……アクメッちゃう。
 こんなエッチなあたしを……ああ、嫌わないで。
 あああ、イキますぅ」
宣言と共に奈緒美の全身がビクビクっと震え、尾を引く叫び声をあげた。
その表情はとても幸せそうで、アタシは同じ女として羨ましささえ感じた。


二人のSEXが終わったのを見届けたあと、
アタシはひどく喉が渇いていることに気付いた。
あたりを見回すとテーブルの上にミネラルウォーターの500mlペットが見つかる。
半分ほど残っていたのをアタシは一気に飲み干して喉の渇きを癒した。
その時、背後から奈緒美の喘ぎ声が聞こえて来た。
え? 終わったんじゃなかったの?
振り向いたアタシの目に飛び込んできたのは、
最初と同じように後背位で交わる二人の姿。
先輩が、手錠で後手に拘束した奈緒美の手を
手綱のように引きながら腰を打ち付けている。
その度に奈緒美の顔がガクンガクンと上下し、
たわわな胸がブルンブルンと前後に揺れる。
「ほら奈緒美、お前の親友がこちらを見てるぞ。
 お前の牝顔を見て、なんていやらしい女なんだろうと思ってる目だ。
 もしかしたら友人やめたいとまで思ってるかもな」
「いやあ。違うの、あたしエッチな女の子じゃないの。
 あたしの身体が気持ちいい事覚えされられちゃってるだけなの。
 体中の性感帯を開発されたら女なら誰でもこうなっちゃうの。
 女の子の身体って開発されればされる程気持ちよくなっちゃうものなの。
 あたしがエッチな女の子なんじゃなくて、
 あたしの身体がセンパイの牝奴隷に調教されちゃってるだけなの」
……いや、それ釈明になって無いって。
"牝奴隷"って"エッチな女の子"よりも変態ランク上でしょ?
アタシの内心のツッコミをよそに、奈緒美は"釈明"を続ける。
「あたしの気持ちいいところ、全部センパイに知られてるし、
 目隠しで感度もすごく上がってるから
 センパイに責められたら感じずにはいられないの。
 Gスポットも、ボルチオもすっかり開発されちゃって
 センパイのオチンポに逆らえない身体にされてるの」
「あ、うん。分かったから。アンタがエッチな子じゃ無いって納得したから」
放って置くと延々と自分が牝奴隷であることを主張されそうな気がして、
アタシは奈緒美の言葉を遮った。
これ以上いやらしいセリフを吐かれたら、アタシまで変な気分になる。
──いや、もうなってる気がする。
さっきから微妙に身体が火照り、アソコがムズムズする。
多分濡れ始めている。
思えば最近健二としてなくてしばらくご無沙汰だったし、
そこにこんな激しいSEXを見せられたんだから仕方が無い……と思う。
152名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:15:01 ID:1uSBrB7l
太腿を軽くこすり合わせてみるとゾクリとする。
思わず股間に手を伸ばしそうになったけど自制する。
いくらなんでも男の人の前でそんなはしたない事をしていいはずが無い。
先輩に気付かれない程度に太腿をこすり合わせて疼きに耐えていると、
奈緒美はついに二度目の絶頂に達した。
うっとりとした顔はまさに至福といった感じで、
その満たされきった表情にアタシは少しだけ嫉妬を感じた。


先輩が奈緒美の手錠を外すのを見てやっと終わったと思ったんだけど、
二人のSEXはまだ終わってなかった。
先輩が奈緒美からアレを抜いた時、先輩のはまだ大きいままだった。
アタシは思わず目を背けたけど、
一瞬だけ見えたアレの姿は目に灼きついてしまっている。
なんか健二のより一回りか二回りくらい大きかった気がする。
それに、奈緒美を二度も絶頂させたのに先輩は出していない。
健二だったらとっくに──
「センパイ、綺麗にさせて下さい」
奈緒美の声、さらに何かを舐めるような湿った音。
まさか……
そっとそちらを見ると、予想通り奈緒美が先輩のアレを舐め清めている。
アタシもフェラチオという淫技があることくらいは知ってるけど、
あの奈緒美がそんなことまでしてると思うとショックが大きい。
アタシだってしたこと無いのに……
しかも、目隠しをしたままなのに実にスムーズに舌を這わせていて、
相当慣れていることをうかがわせる。
さらに、奈緒美は大きな胸でアレを挟み込んでこすりあげ始めた。
アタシが密かに嫉妬している豊かな胸を使った淫技というのが腹が立つ。
アタシなんてしたくても出来無いのに……
やがて、先輩は奈緒美の口の中にアレを突っ込み、
奈緒美の頭をつかんで前後に動かし始めた。
奈緒美がやや苦しそうな表情を浮かべるけどお構い無しに腰を突き上げる。
「ちょ、ちょっと、止め──」
アタシが制止しようとした瞬間、先輩が腰を震わせた。
え? 嘘、まさか奈緒美の口の中に射精してる?
嘘じゃなかった。
やがてずるりと抜けた先輩のアレは小さくなっており、
奈緒美はうっとりとした表情で口の中のものを嚥下した。
「センパイ、ありがとうございます。美味しかったです。
 お掃除しますね」
再びアレを口に含む奈緒美。
しばらく経って奈緒美の口の中から姿を現した先輩のは、
再び奈緒美を貫けるくらい大きくなっていた。


いや、まあアタシもさっきからAVでしか見たこと無かったような
プレイを見せられ続けてるんで、もう並大抵のことじゃ
驚かないと思ってたんだけど──
まさかアナルセックスを見せられるとは思わなかった。
奈緒美の小さなお尻の穴にセンパイの大きいのが入っていったのは、
この目で見ても信じられないような不思議な光景だった。
さらに信じがたいのは、奈緒美がそれで快感を覚えていたこと。
そんなアタシの表情を見た先輩が苦笑しながらフォローした。
「何て変態なんだろうって思うのは無理も無いけど、
 個人差はあるにせよアナルは誰でも感じる場所だよ。
 排泄の快感は人類共通だからね。
 モノが入るまで拡張するのに時間がかかることが多いから
 普通の人間はそこまで手間暇をかけてまで快楽を求めないけどね。
 俺は奈緒美を感じさせるためなら手段は選ばないから──」
153名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:15:24 ID:1uSBrB7l
「あ、いえ、変態だなんて──ちょっと驚いただけです」
──嘘です。すっごく変態だって思ってました。すみません。
でも──手段はともかく、奈緒美を喜ばせるためにものすごく努力を
してるっぽい先輩を見て、アタシは少しだけ奈緒美が羨ましくなった。
やがて、二人は同時に絶頂に達した。



さすがに疲労困憊したらしくぐったりとなった奈緒美を、
先輩は風呂場にお姫様抱っこで運んでいった。
アタシはようやく一息つけると思ったんだけどそれは甘かった。
あの二人は風呂場で再びいちゃつき始めたんだ。
何故分かるかと言うと、風呂場とアタシのいる部屋がマジックミラーで
仕切られてるから。
風呂場に灯りが点いたとたんにさっきまで鏡だった部分が透明になり、
風呂場の様子が丸見えになったから。
こっちの部屋は今微灯だから風呂場の方が明るくて、
アタシからは向こうが見えて向こうからはこちらは見えない状態だ。
で、今、アタシのすぐ目の前で奈緒美が犯されてる。
マジックミラーに手をついた立ちバックの体勢で、後から先輩に突かれている。
奈緒美のアソコに先輩のがズコズコ出入りするのを見ながら、
アタシはマジックミラーのすぐ前でペタン座りをして自分のアソコを慰めてた。
だって仕方無いじゃない。
あんな激しいSEXをずっと見せられ続けて。
でも先輩の目があるから慰めることは出来なくて。
ずっと中途半端な状態で悶々としてたんだから。
そのうち、徐々に先輩の突き込みで奈緒美の体が前に押されてきて、
ついには体をミラーに押し付ける状態になった。
アタシの目の前数十cmのところでセンパイのアレが抜き差しされるのを、
アタシはまじまじと見てしまった。
男の人の平均なんて知らないけど、明らかに健二より二回り程大きい。
それが力強く出入りするたびに奈緒美の中から蜜がかき出されている。
つるつるのオマンコの上の方でピンと自己主張しているクリトリスや、
ヒクヒクと蠢いてセンパイのアレを咥え込む亀裂が、
奈緒美がどれ程感じているかをアタシに知らせる。
アタシはいつしか、その逞しい肉の槍がアタシのアソコを蹂躙するのを
想像しながら、オナニーに没頭していた。

そして、ミラーの向こうの奈緒美が絶頂に達し、その直後、
奈緒美のアソコから抜かれた先輩のアレがアタシの顔めがけて
精液を発射した。
限界まで高まっていたアタシは、先輩の精液を浴びた瞬間絶頂してしまった。
散々焦らされた末の絶頂は信じられないくらい甘美で、
アタシの脳裏には、絶頂の瞬間に見た先輩のアレが──
アタシを絶頂に導いてくれた逞しいオチンチンの姿が──灼きついていた。


やがて、アタシはアクメの余韻から覚め、我に返った。
実際には精液を浴びたというのはアタシの錯覚で、
先輩の精液は当然ながら全てミラーにかかっていた。
その精液もすぐにシャワーで流され、二人とも風呂から出ようとしていた。
アタシは覗いていたことがばれないよう、慌ててベッドに戻った。
154名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:15:48 ID:1uSBrB7l
で、さすがに満足したらしく、先輩は帰っていった。
いつの間にか終電が無くなっていたためアタシはここに泊まる事になり、
奈緒美もアタシに付き合って泊まる事にした。
アタシは先輩が帰った後で寝る前にシャワーを浴びたけど、
着替える時に下着がぐしょぐしょになっている事に気付いてちょっと凹んだ。
あたしこんなエッチな子じゃないはずなのに……
……まあいいや。今日の事は忘れてさっさと寝よ。



眠れなかった。
絶頂の瞬間の先輩のアレが目に灼きついて離れない。
奈緒美の痴態を思い出すと体が火照ってしょうがない。
でも隣で奈緒美が眠ってるから自分で慰めるわけにもいかなくて──
「美希ちゃん、眠れないの?」
「……まあ、ちょっと目が冴えてて……」
「ふうん。美希ちゃん、ちょっとうつ伏せになって手を腰の後で組んでみて」
「は? いきなり何よ?」
「まあ、すぐに分かるから」
そういいながら奈緒美は布団をめくって起き上がった。
アタシがいぶかりながらも言われた通りの姿勢をとると、
奈緒美はマッサージでもするつもりなのかアタシの腰の上に乗り──
アタシの両手首に何かやわらかいものが巻き付いた後、カチャリという音がした。
え? 何?
両手を動かしてみるが、カチャカチャ音がしてうまく動かない。
これ、もしかして手錠?
さらに、上からアタシの顔に何か被せられ、目の前が真っ暗になる。
アタシの脳裏に、奈緒美がされていたアイマスクと革手錠が思い出される。
これでアタシがお尻を上げたら、後背位で犯されていた奈緒美と同じ格好だ。
「あたし達ばかり楽しんでてゴメンね。
 あたしが感じた気持ちよさ、美希ちゃんにも分けてあげる」
「ちょ、アンタまさか──きゃっ」
奈緒美の手がバスローブを割ってアタシのアソコに触れてきた。
「こんなになってたらつらいよね。一度すっきりさせてあげる」
ブイーンというモーター音と共に、ビリビリと震える何かが
アタシの太腿に触れてきた。
「な、何これ? 奈緒美っ」
「ピンクローターっていう大人のオモチャだよ。
 うまく使えばとっても気持ちいいから、期待しててね」
それがアタシの太腿を這い上がってくる何とも言えない感触に、
アタシは抵抗しようとしたけれど、お尻の上に奈緒美が乗っていては
ほとんど何もできない。
さらに、ピンクローターがアタシのアソコを責め始めると
足から力が抜けて、抵抗することすらできなくなった。
同じ女だからか、奈緒美の操るローターはアタシの感じるところを
的確についてきて、快感を引き出してゆく。
それどころか、アタシが知らなかった快感のスポットまで暴き出して責め立てる。
「美希ちゃん、ここ、感じるでしょ。
 あたしも先輩に教えられるまで知らなかったんだ。
 あとこっちも」
「ひゃあっ。駄目、そこ駄目。許して、奈緒美」
「目が見えないとその分他の感覚が鋭くなって感じるでしょ。
 目隠しって気持ちいいんだよ」
「止めて、それ──はあんっ、シないでぇ」
ほとんど抵抗力の無くなったアタシの身体を奈緒美は好き勝手に責める。
奈緒美のローター責めで翻弄され、昂ぶらされたアタシは、
仕上げとばかりにローターをクリトリスに押し付けられた瞬間にイッてしまった。
155名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:16:16 ID:1uSBrB7l
至福の時が過ぎ去ると、その後には罪悪感と自己嫌悪と羞恥の
混ざり合った感情が押し寄せてきた。
淫らなオモチャで絶頂に達してしまったことで、
自分がすごくいやらしい女になってしまった気がする。
「実はね、お風呂上りに美希ちゃんに渡したお水、
 女の子の体を敏感にさせるお薬が入ってたんだよ。
 だからさっきすっごく感じたでしょ?」
いきなり奈緒美がとんでもないことを言い出す。
「それにあたし達がたっぷり見せ付けちゃったもんね。
 センパイの前じゃ慰めるに慰められなくて悶々したでしょ。
 その後にサれちゃったんだから健康な女の子ならこうなって当然だよ」
あ……
なんとなく奈緒美の意図が分かった気がする。
彼女はアタシを慰めようとしてるんだ。
中々寝付けないアタシを見て、健二に浮気されたことがショックで悩んでると
奈緒美は思ったんだろう。
で、今夜一晩くらいは何もかも忘れて眠れるようにこんなことをしたんだ。
媚薬を盛ったなんて下手な嘘までついて、「感じても仕方が無い」って
アタシに言ってるんだ。「今夜だけは乱れても構わない」って。
ま、普通に考えればありえない。
アタシ達が健二の浮気に遭遇してから今までそんなものを買ってくる時間なんて
無かったし、かといって日常的に持ち歩いてるような品でもない。
嘘は下手だし、方法にも多々問題があるけど……
優しい親友の気遣いにアタシは少しじーんとなった。
「まだまだ序の口だよ。たっぷり感じさせてあげる」
甘えよう。
今晩くらい、彼女の気遣いに甘えて身を任せよう。
今のアタシは媚薬を盛られちゃってるんだから、
ちょっとくらいエッチに感じちゃっても仕方が無いんだ。


そのままローターで責められて再度絶頂に達したアタシは、
いつの間にかバスローブを脱がされ、仰向けで人の字に固定されていた。
両手は手錠で拘束されて頭の上でヘッドボードに固定、
足は片足づつ枷につながれ、少し広げられた状態でどっかに固定。
ほとんど身動きもできない、まな板の上の鯉状態。
「美希ちゃん。汗かいて喉かわいたでしょ。お水飲ませてあげる。
 これからもたっぷり汗をかくんだから今のうちに水分補給しとこう」
ペットボトルの飲み口がアタシの唇に宛てがわれる。
アタシは一瞬躊躇した後、口をつけて飲み始めた。
もちろん、これはただの水。別段味やにおいががおかしいといった事はない。
でも……
「実はこのお水にも気持ちよくなる薬が入ってるんだよ。
 美希ちゃんたくさん飲んじゃったね?」
奈緒美が楽しそうに口にした途端に、アタシの飲んだ水は媚薬になる。
胃の内側から体が熱くなってくるような気がしてくる。
「馬鹿ぁ。何てもの飲ませるのよぉ」
我ながら、信じられないくらい甘い声が出た。
奈緒美に騙されてたくさん飲んでしまったから、アタシはこれから
ものすごくはしたなく乱れてしまうのかもしれない。
でも……媚薬のせいだから仕方が無いんだ。
そんなアタシに、奈緒美はさらに追い討ちをかける。
「美希ちゃん気付いてる? 実は今この部屋にセンパイがいるんだよ。
 センパイ、実は帰らずに隠れてたんだ。
 美希ちゃんの裸、センパイに全部見られてるんだよ」
途端にアタシの体がブルリと震えた。
156名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:16:46 ID:1uSBrB7l
「美希ちゃんって細身でスタイルいいよね。羨ましい。
 センパイもね、美希ちゃんの形のいい胸や、すらりとくびれた腰や、
 アタシと違ってお毛々の生えてるオマンコを、じっくり視姦してるよ。
 あれ、身をよじったりして、もっと見てって催促?」
普通に考えてありえない。
今日の奈緒美の目隠しプレイと同じで、
見られていないのに見られている事にしているだけだと理性は訴える。
でも、もしも本当に見られていたらと想像すると、すさまじい羞恥心で
頬だけでなく体全体が熱くなる。
何一つ隠すことのできない体勢が恥ずかしくなり、視線から逃れたくて
身を捩じらせてしまう。
「美希ちゃんの腰の動きいやらしい。そんな動きじゃ誘ってるようなものだよ。
 あ、センパイのオチンチン硬くなってる。
 美希ちゃんの身体を見て興奮してオチンポをギンギンにおっ立ててる」
奈緒美の言葉で、先輩のアレが目の前に思い浮かぶ。
あの大きなものをそそり立てた先輩がアタシのアソコを目で犯していると思うと、
アタシはじわりと濡れてきた。
「ひゃあんっ」
いきなりの刺激にアタシは思わず悲鳴を上げた。
胸への愛撫だ。
「あ、センパイ、見てるだけじゃ我慢できなくなったんですね。
 美希ちゃんの身体どうです? すべすべで気持ちいいですよね?」
「ちょ、奈緒美、それは──ひゃふう。ああ、そんなところ──きゃっ」
奈緒美の手は予想もできない場所を次々と責めてくる。
見えないせいで事前の心の準備ができず、あたしは悲鳴を上げながら
奈緒美の愛撫に翻弄されるしかない。
「奈緒美、止めて。これきつい」
「あたしに止めてって言ってもしょうがないよ。
 今美希ちゃんの身体をまさぐってるのはセンパイなんだから。
 センパイにお願いしたら?」
奈緒美は、あくまでも先輩がいるという設定のままプレイを続行するつもりだ。
アタシは恥ずかしさをこらえて"先輩"にお願いした。
「せ、先輩、止めて下さい……」
先輩と口に出してしまった途端、本当に目の前に先輩がいる様な気がしてくる。
先輩の視線をさっきまでより強く感じ、恥ずかしさが増してしまう。
その上、奈緒美の手は止まるどころかさらにねっとりとした
濃密な愛撫をアタシの無防備な肢体に施してゆく。
「美希ちゃんがあんまり可愛らしく悶えるから、
 センパイ、止まれなくなっちゃったみたい。
 ケダモノスイッチ入っちゃったから今夜は朝までコースだね」
「嘘つきぃ……ひゃあっ」
今度は乳首を舐められた。さらに舌と唇がアタシの胸を蹂躙してゆく。
逃れようと身体をよじっても、拘束された身ではほとんど意味をなさない。
奈緒美の舌から逃げることはできない。
「奈緒美、舐めるなんて、ヒンッ」
「だからあたしじゃなくってセンパイだってば。
 センパイにもっとソフトに愛撫してもらうように頼んだら?」
「そ、そんな……」
いくらそういうプレイとは言え、
先輩に愛撫してもらうよう頼むなんてエッチな真似はできない。
「どうせ美希ちゃんは拘束されてるから何も抵抗できないんだよ。
 嫌がったってサれるんだから受け入れた方が得だと思わない?
 それにそろそろお薬も効いてくる頃だし……」
そっか、アタシ媚薬飲まされてたんだ……
じゃあ……エッチな事を言っちゃっても媚薬のせいだよね……
157名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:17:11 ID:1uSBrB7l
「先輩、アタシのこと……優しく可愛がってください……」
途端に、奈緒美の──いや、"先輩"の──愛撫の仕方が変わった。
さっきまでのあっちこっちに飛んで予想がつかないようなのじゃなく、
指や手のひらがゆっくりとアタシの身体の上をすべるような優しい愛撫に。
アタシがじっくりと"先輩"の愛撫を楽しめるようなやり方に変わった。
さらに"先輩"の舌も加わり、アタシの身体はゆっくりと、
しかし確実に昂ぶっていった。

それから、"先輩"の指と舌はアタシの身体の隅々まで這い回り、
アタシを何度もイカせてくれた。
健二のとはまるで違う、繊細で丁寧な愛撫が、
アタシの知らなかった性感帯を次々と掘り起こして、
アタシの身体に快感を刻み込んでゆく。
そしてまた──
「ああっ。イク。先輩そこ駄目。アタシイッちゃいますっ」
"先輩"の舌がアタシのアソコをえぐり、
アタシは今夜何度目かの絶頂を極めさせられた。


「美希ちゃん、コレをみて」
アクメの余韻に浸るアタシに奈緒美が声をかけ、
アタシのアイマスクが外された。
あたりを見回すけど当然ながら先輩の姿は無い。分かってはいたけどほっとする。
しかし、先輩の姿は無くてももっととんでもないものがアタシの視界に存在した。
「ちょ、アンタ何よそれ」
アタシの顔の近くで膝立ちしている奈緒美の股間には男の人のアレが、
ペニスがそそり立っていたのだ。
「えへへへ。すごいでしょ。これペニスバンドって言うんだよ」
言われてみると確かに作り物だ。
それを証明するかのように、奈緒美がソレを股間から外して
アタシの目の前に持って来る。
「コレ、センパイのとほとんど同じサイズなんだよ」
言われて、思わず脳裏に灼きついている先輩のイチモツと比べてしまう。
先輩のアレがアタシの顔に射精した時の事を思い出して顔が赤くなる。
さらにソレでアタシの胸を軽く撫でる。
硬質な感覚とは裏腹にソレは熱いくらいに熱を持っており、
本物のアレに胸を犯されているような錯覚さえ覚えた。
やがて、奈緒美がソレを再度股間に装着すると、新たな不安が芽生える。
つまり、奈緒美が何のためにそんなものを持ち出し、
それで何をするつもりなのかという……
「奈緒美? まさかそれをアタシに使おうって訳じゃないよね?
 ほら、アタシってストレートだからそういうのはちょっと……」
なるべく奈緒美を刺激しないようにやんわりと拒否の意を伝える。
何しろ、アタシは今四肢を拘束されていて抗うすべは無いのだから。
「大丈夫。無理矢理したりはしないよ。
 美希ちゃんが望まない限りは何も挿入しないから」
奈緒美のセリフにほっとしたのもつかの間、アタシは再びアイマスクをされた。
「だからね、美希ちゃんからおねだりするようになるまで
 たっぷりとセンパイに責めてもらってね」
そして再び"先輩"の愛撫が始まった。
158名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:17:37 ID:1uSBrB7l
 
「いやあ、止めないで。イカせて。もう少しなの……」
これで何度目だろうか。
絶頂寸前まで高められた身体が、愛撫の中止でイキそこねるのは。
さっきからアタシは、イク寸前で止められて焦らされ続けている。
「だから言ってるじゃない。
 センパイのオチンポをおねだりしたらイカせてもらえるって」
「言える訳無いじゃない。そんな恥ずかしいこと」
いくらなんでも、彼氏以外の男のアレを入れて欲しいなんて、
はしたないにも程がある。
「強情だなあ。でもそんなところも美希ちゃんの魅力だよね」
再び"先輩"の愛撫が始まり、アタシの身体が高まってゆく。
そしてまた絶頂寸前で止まるのだ。
「ああっ。先輩、意地悪しないでぇ」
そんなことが繰り返されるうち、とうとうアタシの飢えが理性を上回る時が来た。
「……先輩……先輩のアレでアタシをイカせて下さい……」
とうとう言っちゃった。でも仕方が無い。
あんな風に天国と地獄を繰り返し味わわされたら抵抗できる女なんていない。
それにアタシは媚薬を飲まされちゃってるし……仕方が無い。


"先輩"はアタシの足枷を外しすと、アタシの体をうつ伏せにして
お尻を突き出すような格好を取らせた。
アタシは恥ずかしいと抗議したけど、この格好じゃないと入れてもらえないと
言われると逆らえない。
さらに、もう一度おねだりするよう言われてしまう。
「……先輩のをアタシのアソコに入れて気持ちよくしてください……」
"先輩"にお尻を差し出すような格好で"先輩"のをおねだりするのは、
ものすごく恥ずかしくて、自分がエッチな女になってしまったような気がする。
にも関わらず奈緒美はアタシのセリフに駄目出しをする。
「美希ちゃん、駄目だよ。そんなおねだりじゃあ。こう言うんだよ」
そして、アタシの耳にものすごくいやらしいセリフを吹き込んできた。
そんなセリフ、とても口に出せない。
でも、"先輩"がアレをアタシのアソコにこすり付けて、
挿入せずに焦らし始めるともう我慢できなかった。
「美希の……オマンコは先輩のオチンチンが欲しくて涎を垂らしています。
 美希の身体を先輩に差し上げますから……いやらしいオマンコに先輩の
 オチンチンを下さい……
 美希のオマンコを先輩の逞しいオチンチンでイカせて下さい……」
これ以上ないくらいの羞恥は、"先輩"の熱い"オチンチン"が入ってきた瞬間、
これ以上ないくらいの快楽で吹き飛ばされた。
アタシの中を隅々まで埋め尽くす存在感は圧倒的で、
散々焦らされていたアタシは挿入されただけで軽くイッてしまっていた。
そして、挿入しただけで気持ちよかったソレが律動を始める。
奥の奥まで届く突き上げと、アタシの媚肉を丸ごと掻き出すような引き込みに
アタシはひとたまりもなく狂わされた。
「あああ〜〜〜。いいっ。そこっ。アタシ……ヒィンッ、こんなの知らない。
 凄い。先輩の気持ちいいっ」
あっという間に上り詰めてゆくアタシの耳に奈緒美が
いやらしいセリフを吹き込む。
普段ならとても口に出せないセリフも、"先輩"のに責められている今は
とても拒めない。
「美希、イキます。ヒィッ、やあぁ。
 先輩に……お尻から犯されて──はあん……逞しいオチンポでイカされます。
 美希のはしたないアクメ顔みてぇっ」
自分で言ってしまったそのセリフの恥ずかしさが引き金となって、
アタシは絶頂に達した。
焦らしに焦らされた末の絶頂は深く、激しく、アタシは生まれて初めて
SEXの絶頂で意識を失った。
159名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:18:14 ID:1uSBrB7l

アタシは野太いものにアソコを蹂躙される感覚で目を覚ました。
膣の天井の辺りをこすられて、思わず悦楽の悲鳴をあげる。
「あ、美希ちゃん。起きたんだ。
 美希ちゃんちょっとだけ気絶してたんだよ。
 気絶するほど感じた感想はどう?」
「バカ。言えないわよそんなの──」
大人のオモチャにイカされてこれまでの人生で一番気持ちよくなったなんて
言えるはずがない。
「駄目だよ、美希ちゃん。素直にならなきゃ。
 美希ちゃんが気持ちよくないんだったらセンパイも
 張り合いが無いからって止めちゃうよ」
同時にアタシの中のモノがピタリと動きを止める。
アタシは思わず、もっととばかりにお尻を突き出してしまい、
その直後に羞恥で真っ赤になる。
「ほら、センパイにこう言うんだよ」
奈緒美の囁くセリフはものすごく恥ずかしいものだったけど、
あの快楽を知ってしまったアタシに迷う余裕は無かった。
「先輩、美希は気持ちよくて失神するなんて生まれて初めてです。
 でもスケベな美希は一回じゃ満足できません。
 もっともっとセンパイの大きいオチンポで美希を狂わせて下さい」
言い終えた瞬間、力強いストロークがアタシの奥を穿ち、
アタシの言葉どおりアタシを狂わせ始めた。
さらに、抜き差しの合間に奈緒美がアタシにいやらしい言葉を吹き込んでゆく。
逞しいモノで責められ続けたアタシにすでに拒む気力は無い。
いや、それどころか恥ずかしいセリフを口にする快楽を知ってしまった
アタシは拒むどころか進んで奈緒美のセリフを復唱し、興奮を高めてゆく。

「美希は犬の格好で犯されて感じるいやらしい牝犬です。
 先輩のオチンポで雌犬マンコたっぷり躾けて下さい」
「いやらしいセリフを言わされて感じてます。
 エッチな事を言うだけでマンコが濡れるんです」
「先輩の逞しいオチンポ大好きです。
 美希の雌犬オマンコをもっと使って下さい」
「美希は先輩に犯される姿を親友に見られて感じるエッチな子です。
 だらしないアヘ顔を奈緒美に見られてると思うとオマンコすごく感じます」
「今日一日は美希の全ての穴は先輩のものです。
 何度でも、好きなだけ使ってください。
 美希は体中で先輩にご奉仕します」

さらに二度ほどアクメを極めさせられた後、"先輩"の指はアタシの
お尻の穴にまで伸びて来た。
さすがにそれにはアタシも抵抗しようとしたけど、
そもそもまともに抵抗できるような体勢でも状態でもない。
両手を手錠で拘束されてお尻を差し出す姿勢ではお尻を振るしかできないし、
お尻を振って拒絶の意を示そうにも、
アタシの体は"先輩"のオチンポを欲しがって従順にお尻を差し出している。
指がお尻を弄るのを嫌がってお尻を振るとオチンポまで抜けてしまうから、
お尻を嬲られるのが嫌でも抗うことができない。
しかし、アタシを一番打ちのめしたのは、
お尻を弄られて気持ち悪かった事ではない。
お尻を弄られて気持ち良くなってしまった事だ。
気持ち悪かったのは最初だけ、じきに不思議な感覚にとらわれ始め、
やがてソレはハッキリと快楽だと認識できる程になった。
「美希ちゃん素質あるね。初めてなのにもう感じてるんだ。
 お薬塗ってるとは言え、こんなに早く指が二本入るようになるなんて……」
「ちょ、薬って何よ」
160名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:18:42 ID:1uSBrB7l
「お尻を柔らかく、気持ちよくするためのお薬だよ。
 あたしがセンパイとアナルセックスする時使ってたでしょ?
 アレを美希ちゃんが気絶してる間に塗っといたの」
「勝手に人のお尻に何──はうっ」
アタシの抗議は、再び始まったピストン運動に中断され、
そのまま喘がされて有耶無耶になった。
さらに、お尻を弄られて気持ちよくされながら、恥ずかしいセリフを強制される。

「美希はお尻の穴を弄られて気持ちよくなっています。
 先輩の指、気持ちいいです」
「美希のアナルも先輩のものです。
 オマンコだけじゃなくアナルもたっぷり調教してください」
「アナルビーズも素敵です。
 抜かれる瞬間は頭がトビそうになります」

やがて、悔しいことにアタシはアナルビーズでお尻を責められながら
初めてのお尻での絶頂を経験させられた。


そして、一回では終わらなかった。
お尻の気持ちよさを教え込まれたアタシの体は、
アナルビーズの抜き差しだけで立て続けにさらに二度イカされてしまった。

「美希ちゃん、お尻そんなに気持ちよかった?」
立て続けの絶頂でぐったりしているアタシにそんな意地悪な質問を
投げかけたのは奈緒美だ。
悔しいけれど、黙秘が無駄だということは思い知らされている。
「……気持ちよかったわよ……」
「お尻が感じるのって普通だよ?
 そんなに落ち込むこと無いと思うんだけど……」
そんな簡単に割り切れたら苦労はしないってば。
でも──まあ、ちょっとは気が楽になった。
お尻で気持ちよくなって、あまつさえ絶頂までしてしまうなんて、
アタシは何て変態なんだろうと自己嫌悪で沈んでたけど、
その言葉で少しは救われた。
「じゃあ、今度はお尻じゃなくオマンコの方ね」
「ちょ、まだやるつも──ひゃんっ」
体が引っくり返されて仰向けになり、すぐさまアタシのアソコにアレが入ってきた。
ぐいぐいと力強いストロークで、再びアタシに喘ぎ声を上げさせる。
今日一日で開発された性感帯を指で責められ、敏感になった乳首を舐り上げられ、
アタシの官能はさらに高まってゆく。
もうこのまま快感の高まりに身を任せて、あの目くるめく快楽を味わうことしか
考えられなくなる。
"先輩"にイカせてもらうために、教え込まれたセリフをアタシの口は勝手に紡ぐ。
「先輩、美希イキます。先輩のオチンポが気持ちよくてイッちゃいます」
そして、今にも絶頂に達しようとした時、アタシのアイマスクが外された。

アタシの目の前にいたのは──アタシを犯していたのは──先輩だった。
「え?…………」
絶句。
ありえない光景にアタシは言葉を失う。
確かにアタシは、先輩に犯される事を妄想して楽しんでいた。
でもそれはあくまでも妄想であって、本当に犯されるなんてあっていい訳がない。
アタシを犯してるのは先輩のふりをした奈緒美のはず。
なのに──
「ひゃああんっ」
アタシの思考は、先輩の突き上げによって中断された。
先程までよりもさらに激しい責めにアタシは何も考えられなくなり、
乳首を噛まれると同時にクリをつままれ、アタシの頭は真っ白になった。
161名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:19:10 ID:1uSBrB7l

絶頂の余韻に浸る間もなく、先輩の愛撫が再開された。
胸を舌と指で弄ばれ、お尻のアナルビーズが動かされ、
膣内をオチンチンがオマンコを蹂躙し始める。
それはものすごく気持ちが良くて、このまま体を委ねたくなるけど
そういうわけにもいかない。
「先輩、止めて下さい」
彼氏以外の男の人に、それも友人の彼氏に抱かれる訳にはいかない。
「分かった」
意外にもすんなりとアタシの体からアレを抜く先輩。
抜かれる瞬間、アタシの腰が勝手に先輩のを追いかけてしまい、
ちょっと恥ずかしくなる。
「じゃ、次はあたし、お願いします」
アタシが事の次第を先輩に問いただそうとした時、
いきなりアタシの上に奈緒美が四つんばいでのしかかってきた。
「センパイの大っきいので突いて下さい。奈緒美もう我慢できません」
先輩にお尻を突き出す格好で切羽詰った表情でおねだりをする。
その顔が一瞬後、蕩けるような至福の表情に変わった。
「はあぁーん。コレが欲しかったんです。
 センパイのオチンポいい。
 今までずっと美希ちゃんに独り占めされてたからぁ」
間近で見る奈緒美の顔は、本当に気持ちよさそうで、幸せそうだ。
昨日までのアタシなら、何ていやらしい子だろうと思っただろうけど、
今のアタシには奈緒美の感じている悦びがどれ程のものなのか理解できる。
きっとついさっきまでのアタシもあんな顔をしていたに違いない。
「奈緒美、お前のだらしない顔を親友に見られてるぞ」
「やあん。美希ちゃん見ないで。
 センパイに犯されて気持ちよくなってるあたしを見ないで」
「嘘をつけ。さっきここがキュッと締まったぞ。本当の事を言え」
「ごめんなさい。
 奈緒美は見られて感じてます。
 獣の格好で後から犯される姿を美希ちゃんに見られると、
 すっごく恥ずかしくてすっごく気持ちいいです」
聞いてるこちらが恥ずかしくなるような事を言う奈緒美。
でも冷静に考えるとアタシも似たような事を言わされたような気がする……
「美希ちゃん、センパイのオチンポ凄く気持ちいいの。
 センパイの太いのでオマンコかき回されると頭が真っ白になって
 嫌なことも悲しいことも全部忘れられるの。
 だから、美希ちゃんも昨日のこと全部忘れちゃお」
……何というか……やっぱりコレは奈緒美の気遣いの一環だったみたいだ。
正直気遣いの方向性を大きく間違えていると思う。
客観的に見ればアタシを騙してレイプしたようなものだし、
自分の彼に友人を抱かせるなんて女として間違っているとは思う。
でも、それでも、アタシの事を思ってやったんだと思うと怒るに怒れない。
ずるいなあ──天然って。

やがて、奈緒美の喘ぎ声が切羽詰ったものになって来たかと思うと、
奈緒美はあっけなく絶頂を迎えた。
一瞬の硬直の後、ぐったりとアタシの上に体を投げ出す。
「センパイ……ステキです……」
アタシの耳元で幸せそうに呟く奈緒美に、アタシは少しだけ羨ましさを感じた。
162名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:19:40 ID:1uSBrB7l

奈緒美が落ち着いた頃を見計らって、アタシは声をかけた。
「で、何でこんなことしたのよ?」
「んー、美希ちゃんに昨日の事忘れてもらおうと思って」
予想通りの答え。
「だからってコレはやり過ぎでしょうが。
 それにアンタ自分の彼氏が他の女抱いても平気なの?」
「美希ちゃんだったらいいよ。
 あたしは美希ちゃんが好き。センパイも好き。
 三人一緒に気持ちよくなったらみんな幸せだよ。
 一緒にきもちよくなろ?」
「無茶言わないでよ」
「何で?」
「何でってアンタ……」
コレは浮気だ。
同性の奈緒美相手ならともかく、先輩相手では明らかに浮気になる。
奈緒美の誘いは正直凄く惹かれるけど、
相手が先輩だと気付いてしまった以上もうできない。
「浮気に……なるじゃない……」
「そっか。じゃあ仕方無いね」
アタシのアソコに先輩のが押し付けられる。
「え? ちょっ──あふぅん」
ズプリと貫かれる。
逃げようにも、奈緒美がアタシの上に乗っているため身動きすらできない。
「無理矢理なら浮気にならないよね?」
「そういう問題じゃ──ひゃあん。ヒイッ、ダメ、そこ弱い」
奈緒美に抗議しようとするも、先輩のオチンチンに責められると
その甘美さに言葉が途切れる。
感じてはいけない。
そう思っても、アタシの弱点を知り尽くした先輩はアタシの弱いところばかりを
責めてくるし、先輩のオチンチンに馴らされたあたしのオマンコは
先輩のイチモツを歓迎して蜜を垂れ流し始めている。
でも仕方が無い。
抵抗しようが無いから──両手を手錠で拘束されて、二人かがりで
体を押さえつけられて力ずくで犯されてるから──仕方が無い。
そう思うと少しだけ心が楽になる。
開き直ったアタシは先輩のオチンポを堪能し始めた。
今日、何度と無くアタシを天国に連れて行ってくれたオチンポの与えてくれる
快楽は格別で、アタシはあっという間に登りつめてゆく。
口が勝手に躾けられたセリフを紡いでいた。
「イキます。美希のオマンコイッちゃいます」
後一突きであの素晴らしい絶頂に達する。その瞬間、先輩は急に動きを止めた。
「ええっ。何で止めるの?」
もどかしさに腰を振ろうとするけど、がっちりと押さえつけられて動けない。
アタシは、絶頂の一歩手前で生殺し状態となった。
「やっぱりレイプは良くないな。
 恋人でもないのに無理矢理犯すなんて人の道に外れるよ」
白々しい声で先輩が言う。
「そんなぁ、あと一息なのに……」
「美希ちゃん、センパイってドS……じゃないや、女性の意思を尊重する紳士だから
 いやらしくおねだりしないと入れてくれないよ」
やっぱりアタシから求めさせたいらしい。
でも、無理矢理ならともかくアタシから求めるのは浮気になる。
アタシの彼は健二なんだから先輩におねだりなんて──
健二の事を考えた瞬間昨日の光景が脳裏に蘇り、その時の悔しさを思い出す。
そうだ、考えてみれば健二の方が先に浮気したんだし……
一度くらい浮気してもおあいこという気もする。
何より、アタシの下半身の疼きはもはや耐え難いくらいになっている。
163名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:20:08 ID:1uSBrB7l
葛藤の末、アタシは肉欲に屈した。
「……先輩、美希は先輩にイカせてもらいたくて気が狂いそうになっています。
 美希のオマンコをぐちゃぐちゃに犯して天国にイカせてください」
とたんに、先輩のオチンポがゆっくりと動き始めた。
一気に絶頂に達するような激しさではないものの、散々焦らされていた
もどかしさが快楽に溶けてゆくのを感じる。
「でも恋人でもないのにSEXするのもなんだよね。
 だから今日一日だけ恋人になろうか。
 美希ちゃん、今日一日だけ俺の彼女にならない?」
「なります。美希は今日だけは先輩の彼女です。
 だからイカせてください。先輩のオチンチンでたっぷりアクメさせてください」
迷う余裕なんて無かった。
無我夢中で先輩のオチンポを求めるセリフを吐く。
「よし、今日一日は美希は俺の女だ。たっぷりとイカせてやるよ」
その言葉と共に抽送が激しさを増し、アタシの体は急激に昂ぶってゆく。
絶頂寸前で焦らされていたアタシはあっけなく絶頂に達し、
だらしないアクメ顔をさらす破目になった。


イッてぐったりしたアタシを、先輩はお姫様抱っこで風呂場に運んだ。
何故かまだ灯りをつけていないけど、壁の一面がガラスになっていて、
さっきまでいた部屋の光が差し込むため暗くは無い。
「美希、そこの床が濡れているんだが、何故なのか教えてくれないか」
ガラス越しに指差したのは、先輩が風呂場で奈緒美を犯していた時にアタシが
オナニーしていた場所。アタシの愛液で濡れたままになっている。
アタシの顔が真っ赤になった。
「俺と奈緒美が風呂に入る前は濡れていなかったはずなんだが、
 何があったのか"実演"してみてくれないか」
「そ、そんなこと……」
先輩の目の前でオナニーなんて恥ずかしすぎる。
その時、風呂場の灯りが点いて、奈緒美が入ってきた。
ガラスが鏡に変わって濡れた床が見えなくなり、ほっとする。
「やりやすいよう、あの時の状況を再現するからさ」
先輩はアタシを鏡を背にして座らせる。
そこに覆いかぶさるように奈緒美が鏡に両手をついて先輩にお尻を突き出す格好。
そして先輩は奈緒美の後からオチンチンを奈緒美のアソコにあてがった。
あの時とほぼ同じ位置関係。
違うのは、アタシが鏡のこちら側にいることだけ。
つまり、あの時よりも近く、本当に目と鼻の先に奈緒美のオマンコと
先輩のオチンポがある。アタシはごくりとつばを飲み込んだ。
「やあん。美希ちゃんに見られてる。
 アタシのオマンコ全部見られてる」
奈緒美の声は明らかに嫌がっておらず、期待と艶を含んでいる。
そして、奈緒美の期待通り、先輩のイチモツが奈緒美の中に潜り込み始めた。
奈緒美がよがり声をあげ始める。
「美希、奈緒美のマンコはどうなってる?
 俺には見えないから説明してくれ」
「ダメェ。美希ちゃん、そんなの恥ずかしいから言っちゃダメ」
奈緒美の声も内容とは裏腹に、誘っているようにしか聞こえない。
さっきまで奈緒美に散々恥ずかしい目にあわされた仕返しも兼ねて、
詳細に描写する。
「ヒクヒクと蠢いて、美味しそうに先輩のを食べてます。
 蜜をだらだらと流していて、イヤラシイ水音が聞こえます。
 小さなクリトリスがピンと立っていて、とっても気持ちよさそう」
「やだぁ……言わないで……」
奈緒美の声は、羞恥を含みつつも興奮していることをうかがわせる。
そして、その光景は当然アタシの興奮も高めてゆく。
先輩のオチンポに犯されて悦びに震えるオマンコ、抽送の度に聞こえる
水音とよがり声、むわっと漂ってくる雄と雌の匂い。
164名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:20:30 ID:1uSBrB7l
全てがアタシの官能を刺激し、アタシの両手は自然と自分のオマンコに伸びていた。
「いいぞ、自分で準備しておくんだ。奈緒美が終わったら美希だからな」
次はアタシというセリフに、期待と興奮が高まる。
目の前で奈緒美を責め立てている太いものが
アタシの中に入った時の事を想像して、アタシはオナニーにふけった。
やがて奈緒美の身体が悲鳴と共に硬直し、その直後、あの時と同じように
奈緒美のアソコから抜かれた先輩のアレがアタシの顔めがけて
精液を発射した。
違うのは、アタシが鏡のこちら側にいることだけ。
つまり、アタシは本当に先輩の精液を顔に浴びて絶頂した。
先輩の雄の匂いに包まれての絶頂はあの時よりもさらに甘美で、
その瞬間に見た先輩のイチモツの姿はより強烈にアタシの脳裏に灼きつけられた。

だから、アクメにうっとりするアタシの鼻先に先輩の半立ちのアレが
突きつけられた時、アタシの口は自然と動いて先輩のオチンポを咥えていた。
SEX直後の汚れたアレを咥えるなんて健二にもしたことが無かったけど、
アタシを気持ちよくしてくれた、そしてこれから気持ちよくしてくれる
オチンポだと思うと、何の抵抗も無いどころか美味しく感じてすらいた。

アタシが口でセンパイのアレを清め終わる頃には、センパイのイチモツは
元の威容を取り戻し、アタシの口に収まらないくらいになった。
そそり立つペニスを舐めているだけで、期待でアソコが再び疼き始める。
やがて、舐めるだけでは満足できなくなったアタシはおねだりした。
「先輩、このステキなオチンポで美希のオマンコをイカせてください。
 あんな激しいのを見せ付けられたら我慢できません」
先輩はにやりと笑うと、アタシの腕を取って立ち上がらせ、
さっきまで奈緒美が取っていたのと同じポーズを取らせた。
さっきまでアタシがいた場所には奈緒美が腰を下ろし、
丁度アタシと奈緒美の位置が入れ替わった状態だ。
「あはっ。美希ちゃんオマンコぐっしょぐしょ。
 よっぽど先輩のが待ちきれなかったんだね。ヒクヒクしてる」
さっきの仕返しとばかりに、奈緒美がアタシを言葉で責める。
さらに、先輩が後からアタシを肉棒で責め始める。
「はああん。入って来たぁ」
鏡に映るアタシの顔は早くも蕩けかかっている。
顔中にかかっている精液とあいまって、もの凄くいやらしく見える。
そして、そのいやらしさがさらにアタシの興奮を高めてゆく。
さらに、先輩はアタシのアナルに何かを塗って、指で責め始める。
「やあぁ、先輩、そこは恥ずかしい……」
「恥ずかしくても感じるんだろう?
 美希はこっちの素質があるよ」
「美希ちゃん、お尻を弄られ始めてからオマンコできゅっきゅってセンパイを
 締め付けてる。
 敏感なんだね。オ・シ・リ」
「違う……アタシそんな変態じゃ──」
「何が違うんだ? 鏡で顔を見てみろよ」
言われて見てみると、鏡にはコレまで見たことが無いほど気持ちよさそうな、
至福に蕩けたアタシの顔があった。
しかも、その表情は先輩がアタシのアナルに親指を出し入れするタイミングに
あわせて蕩けており、アタシがお尻を責められて感じていることは
もはや言い逃れのしようが無いくらい明白だった。
「美希ちゃん、お尻で感じるからって別に変態じゃないよ?」
「気持ちいいなら正直に言った方がいいぞ。そうすればもっと気持ちよくしてやる」
二人の言葉が止めだった。
「……美希はお尻で感じてます。
 先輩……美希のお尻をもっと気持ちよくしてください……」
素直に快楽を認めるとご褒美とばかりに先輩の指と腰の動きが大きくなる。
鏡に映るアタシの顔もますますいやらしくなり、アタシは急速に昂ぶってゆく。
そして、最後に先輩がアナルから指を捻りながら抜いた瞬間、
アタシはお尻での絶頂に達してしまった。
165名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:21:56 ID:1uSBrB7l
その後、奈緒美と一緒に先輩のオチンポを清めた後、
鏡の前に二人並んで交互に犯された。
鏡に映る自分の姿が興奮を掻き立て、奈緒美の姿が嫉妬と対抗心を掻き立てる。
奈緒美のいやらしいおねだりに煽られたアタシは、いつの間にか先輩に
お尻の処女を捧げることを誓っていた。

そして今、アタシはベッドの上で四つんばいになって先輩にお尻を差し出している。
数度の浣腸と、アナルセックス用のクリームで準備は万端。
正直言うと怖いけど、さっきからイカせてもらっていないアタシの身体は
そろそろ限界。
例えアナルでもいいから先輩に犯してもらわないと治まらない位に昂ぶっている。
アタシは恥ずかしさを堪えておねだりした。
「……先輩……美希のお尻の処女をもらってください……
 美希のケツ穴を犯してイカせてください……」
途端に、ニュルリとあっけなく先輩のペニスがアタシのアナルに埋没する。
入念な準備が功を奏したのか、覚悟していたような痛みは無く、
アナルビーズを入れた時と同じような違和感があるだけだ。
そして、その違和感は先輩のが抜き差しを始めると共に快感に変わる。
「これで美希の後の処女はもらった。感想はどうだい」
「──気持ち、いいです。
 抜かれる時にカリでこすられるのが、凄くいい──
 美希、もうイッちゃいそうです」
アタシは夢見心地で答えていた。
さっきまでの躊躇いは完全に吹き飛んで、アナルセックスの快感を
素直に堪能している。
先輩の腰の動きにあわせて自分から腰を振ることすらしていた。
「素直な美希にはご褒美だ。何度でも天国に送ってあげる。
 一生忘れられない最高の初体験にしてあげるよ」
先輩のセリフに、快楽への期待と共に、戻れなくなるかも知れないという
一抹の不安を覚える。
でも、その不安も先輩が抽送のピッチを上げるとたちまち吹き飛び、
アタシは先輩に与えられるお尻の快感以外に何も考えられなくなった。
「アッ、アッ、アッ、イク、イッちゃう。もう、先ぱ──」
「いいぞ、イケ。ケツマンコでケツアクメするんだ」
「はいっ。美希、ケツアクメ、イクゥー」
凄まじい絶頂感。
初めてのお尻での絶頂は、悔しいことにこれまでのSEXで一番気持ちよかった。
身体の隅々にまで刻まれる快楽は、本当に一生忘れられなくなりそうだ。
そして、宣言通り先輩の責めは一度アタシがイッたくらいでは終わらなかった。
太くて硬いままの先輩のオチンポはアタシの絶頂などお構い無しで抽送を続け、
アタシを再び高みに押し上げてゆく。
すぐにアタシは二度目のケツアクメを迎え、さらに三度、四度と達していった。
すでに全身から力が抜けて上半身はぐったりとベッドに突っ伏している。
先輩に向かって突き出されたお尻だけが貪欲に先輩のオチンポを咥え込んで
快楽を貪っている状態だ。
すでに頭の中は快楽一色に塗りつぶされている。
「いいぞ。美希のケツマンコは最高だ。
 たっぷりと出して、俺だけのものにしてやる」
「──はぃ──ださい。先輩の、ものにしてぇ」
次の瞬間、先輩のオチンポがアタシの中で爆ぜ、同時にアタシも絶頂に達した。
ドプドプと何度も注がれる精液を感じながら、アタシは自分のお尻が完全に
先輩に征服されてしまったと実感した。


アナルセックスで骨抜きにされたアタシは、もう先輩の言いなりだった。
アナルオナニー、アナル舐め、飲精、剃毛、普段のアタシなら
とても出来ないようなことも、先輩にお尻を責められると逆らえない。
朝になるまでアタシはこれまで知らなかった快楽を散々この身体に刻み込まれ、
満ち足りた気分で眠りに就いた。
                         つづく
166名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 23:06:24 ID:L9yDr5tl

素晴らしい。

この作品から感じる気・・・

やはり天才か・・・
167名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 23:28:43 ID:RUwPfO8e
素直に下手くそっていったほうがまだ優しいだろw
168名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 23:32:11 ID:AHCNjp+/
前見たことある気がするんだよな
オナホで寝取られ男がヤられてるやつ
169名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 04:17:43 ID:Y8b9gzso
弟の彼女(一回経験あり 痛かった 不満足)
を兄が酒飲ませてエッチして、調教していく話だれか知らない?
170名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 04:32:04 ID:Y8b9gzso
弟の彼女はどちらかというとロリ気味
171名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 08:25:36 ID:i3HhwIT/
>>165
ここで続くとは、あとは元カレに見せつけ展開がくるのかなとwktk

>>169
保管庫にある。
172名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 13:40:50 ID:daqGcrLL
GJ!!
女性の心理描写メインなのもいいな
彼氏も交えた続きが楽しみだ
173名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 16:16:22 ID:JDUwErhZ
>>168
その続編だろ
174かきやー ◆7nITModXlqFf :2010/09/05(日) 23:09:32 ID:kmQQP0VQ
ながされて藍蘭島エロパロSS『寝取られて』第11話投稿します。
175『寝取られて』 第11話 1/15:2010/09/05(日) 23:10:25 ID:kmQQP0VQ

 藍蘭島は日の出から始まって日の入りで終わる。
 電気も石油もないので照明に乏しく、したいことがあっても暗くてできない夜はさっさと寝てしまう。
まさしく太陽と寝起きを共にする生活で、現代人が来たら戸惑う習慣のトップクラスに挙げられることは
まず間違いないだろう。ボクもそうだったし。
 日が落ちる前に調理を終えて膳を並べ、夕陽か灯火の明かりで食事と風呂、
それらが済むと辺りは真っ暗で行灯の光だけ。読書に耽るには光量が足りず、
あまり長時間は読めなかった。そうしたらもう眠る時間だ。体感でしか計れないが、
床に入るのは夜の8時か遅くても9時。夜更かしとは無縁の世界であった。
 寝る子は育つ。そりゃ健康が満ち溢れるよね……と、つくづく思う。
 確かにこの島は不自由だ。移動は徒歩、仕事は手作業。先進的な利器など何一つとして無い。
現代日本では当たり前に享受できるインフラは皆無、お腹が空いたとか暇を潰したいなどと思っても
欲求を満たしてくれる店なども無い。すべては自分たちで賄わなければならない。
 現代日本の生活に慣れきった人によっては、気がおかしくなってしまうかもしれない環境だった。
 ただ、もし現代人と藍蘭島の人々のどちらが幸せかと訊ねられたら、ボクは返答に迷ってしまうだろう。
 『便利』が発達した現代社会。移動手段は豊富で機械が仕事を効率よく助けてくれる。
夏は冷房、冬は暖房。すぐにお湯を沸かしたり氷を作ったり、小さな携帯電話一つで遠くにいる人と話せたり。
街には美味しい料理店や娯楽施設が建ち並び、夜でも明るい部屋で日中のように過ごすことができて、
コンビニがあれば小腹を満たしたり雑誌を買ったりもできる。
 だけどその一方で、現代社会には問題も多すぎる。希薄化する家族、学校ではいじめや非行が発生し、
また勉強に打ち込んで学業を修めたからといっても必ず就職口があるとは限らず、
巷に溢れ返る遊びの誘惑に道を踏み外す子どもも多い。悲惨な事故、現代病、貧富の差。
まだ口にできる食べ物や飲み物がどんどん捨てられ、ゴミは溢れ返る。
どんなに便利という名の豊かさを掻き集めようと満たされない心。人と人は近くなったようで、
便利になればなるほど、豊かになればなるほど、遠くなってしまう。
 全てが近代化の招いた結果とは言わないが、これが本当に皆んなの望んだ幸せな暮らしかと言えば、
確信を以て肯定することはできなかった。
 翻(ひるがえ)ってみて藍蘭島はどうだろう。皆んなが平和ににこやかに、
一つの家族のように仲良く暮らしている。労働は大変だけど、ひとつひとつの仕事が自分の生活になっている。
そういった意味で仕事に疑問や虚しさを持っている人など皆無で、全ての村人が自立していた。
そして躰を動かした後のご飯は美味しく、お風呂や睡眠も極楽だった。緑豊かな自然は心を落ち着かせ、
不安や悩みなどどうでもよくさせる。自然の中で酷い目に遭うとしたら、大抵、自分が原因である。
自然は在るがままに在るだけなのだ。自然との付き合い方を学べば学ぶほど、
自分にも一個の生命体としての自覚が芽生えてくる。深い森に包まれた村では、
一人一人が“自然に”他人を気に掛け、支え合い、笑い合いながら過ごしている。
村に“他人”はおらず、濃密な人間関係が築かれていた。
 何もないんじゃない。
 ............
 ここには何だってあるのだ。

 単純に比べられるモデルケースではないとは分かっている。それでも、
現代日本が藍蘭島より幸せだとは、到底思えなかった。

 ただ。

 ボクに関して言えば、話は違った。
176『寝取られて』 第11話 2/15:2010/09/05(日) 23:10:50 ID:kmQQP0VQ

 あいつが居着くようになってからも、村里は表面上ほとんど変わらず、
日常は穏やかに過ぎていくように見えたが、ボクの生活にはある変化が起こっていた。
 西のぬしであるからあげさんが臨時で東の森を任されたために、
その代理でボクが西の見廻りをすることになったのだ。
 はじめは外から来た人間であるボクにそんな大事な役目はできない、と断ったのだが、
「自信ないのかい?」と試すように問われると、それ以上拒むわけにはいかなかった。ボクも男だしね。
「ところで、見廻りって何をすればいいんですか?」
「なーに、その言葉通り、西の領内を廻ればいいのさ」
 からあげさんの返答は今ひとつ要領を得なかったが、実地で学べと示唆したかったのだろうか。
とにかく、困った事があれば手助けすればいいのかな──そう解釈した。
 始めてみるとこれがなかなか面白かった。毎日多くの人と出会って色んな話をしたり、
色んな仕事を手伝ったり、村以外のヒト達(?)とも顔見知りになれるし、
困っている人がいれば助けに入り、それで感謝を貰えればこちらも嬉しかった。
中にはボクの手に負えないような事もあったけど、ひとつひとつが良い経験になったし、
村のために何かしているという実感があって楽しかった。
(なるほど、やり甲斐のある仕事だな……)
 見廻りというのはただ黙ってブラブラ歩くわけじゃない。当然と言えば当然のことであったが、
実地で体験するしないでは認識に雲泥の差がある。
 二、三日ほど過ぎて、この見廻りというのは、いわば何でも屋の強化版かもしれない、と気付いた。
すずについて仕事をしていた時も、色んな作業を手伝ったものだ。それが良い素地になっているのか、
抵抗や苦労などほとんど感じなかった。

 ただ。

 嫌なこともひとつだけあった。
 言わずもがな。“あいつ”である。
177『寝取られて』 第11話 3/15:2010/09/05(日) 23:11:13 ID:kmQQP0VQ

 最近のパン太郎はどこかにしけ込んでいることが多く、
ボクが一日じゅう外を歩き回っていてもそう見掛けなくなったのだが、
それでもやはり出くわす時は出くわした。あちらは気付くとこちらを見ているようだったが、
そういう時ボクは努めて目もくれず無視して通り過ぎた。
 だが、無視できない時もあった。
 道を歩いていると、“声”が聞こえてくる。
 それは誰かの家の傍だったり、森の小径だったり、丈高い草茂る野原だったり。
 ボクの足は呪縛されたかのように立ち止まってしまう。
 少し躊躇ったのち、思い切って“声”のする方へそっと忍んで行ってみると、
隠れた場所であいつと女性が乳繰り合っている光景が目に入ってくるのだ。
(またやってる──)
 そう呆れてしまう。せっかく言葉を交わすことが多くなった人たちがあんな奴に抱かれているのを
見るのは辛かったが、生々しい情事から視線を切るのは精神力がいることだった。
すぐにはその場から離れることはできず、大抵の場合、しばらくの間見入らずにはいられなかった。
 相手は毎回変わった。娘とは限らず、大人の女性の時もあった。
つまり、母親たちまでもが子作りに加わっているのである。
 大人のセックスは激しく、だけど、行為中の母親たちは少女のようですらあった。
パン太郎の男根は大人であっても巨(おお)きすぎるのだろう、
その抽送を受け止める女性たちはたまらないといった様子で声を上げていたが、
それは苦痛ではなく、快感から来るものであった。
 中でも驚いたのは、その中にりささんがいたことだった。
178『寝取られて』 第11話 4/15:2010/09/05(日) 23:11:46 ID:kmQQP0VQ

 りささんは大工一家の棟梁の娘で、りんの母親でもある。
 男勝り、気っぷの良さはりん以上で、少なくともボクはりささんの女らしいところをおよそ見たことがない。
結婚が遅かった──と言ってもこの島の晩婚というのは二十歳を超えない──らしいので三十路前半だと思うが、
その若々しい立ち振る舞いはりんの年離れた姉と言われても不思議はなかった。
……というか、婚姻出産の早い藍蘭島では、母親たちは皆、誰もが姉妹と見間違うほど若く見える。
この楽園のような島の環境も影響しているのかも知れないが。
 そんな女性が、森の中の木陰で帯と半股引(はんだこ)を剥かれ、
渋茶の長半纏一丁というあられもない姿でパン太郎に抱え上げられて木の幹に背をつけ、
駅弁の体勢でリズミカルに貫かれていたのだ。
 身にまとった最後の一枚である長半纏も、肘までずり落ちて今にも脱げてしまいそうであった。
「ああっ?! ああっ?! ああっ?! ああっ?!」
 まるでりささんとは思えないほど女らしい鳴き声。
 揺さぶられる度に腰まで届く長い赤毛やはちきれそうな豊満な乳房がユサユサと震える。
 筋肉質と思っていたりささんの肉体は、想像に反してむちっとした柔らかさがあり、
その肌は危険な作業をしているとは思えないほど艶やかだった。
他の女性たちと比べれば確かに筋骨厚い躰付きだが、パン太郎にかかると若い娘と大差ないように感じられた。
 二人とも蕩けた表情で一つになっていた。
 パン太郎に尻を抱えられながら肉太の剛塊を盛んに打ち込まれ、弛緩したようにだらんと伸びているりささんの脚。

 グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ!

 森は午睡に落ちているかのように閑かで、猥雑な摩擦音と腰を打ち付ける音がボクの耳まで届いた。
「ああっ?! ああっ?! ああっ──?!」
 陶酔の表情を浮かべるりささん。
「こッ、こんなッ────?」
 蒸せたような眼で頬を紅潮させ、半開きの口から舌を覗かせる。
「りさちゃんのオマンコ、ヌルヌルのキツキツですごく気持ちいいのん?」
「ああ、ああ……そ、その、ちゃん付け、やめて……」
 喘ぎながらりささんは何とか喋った。女言葉を使うところを初めて見た。
179『寝取られて』 第11話 5/15:2010/09/05(日) 23:12:14 ID:kmQQP0VQ

「じゃあ、りさって呼ぶよ」
 パン太郎にそう耳元で囁かれると、「ハァッ……?!」と、りささんのからだがブルブル震える。
 そして、催眠術にかかった人のように、何度も首を縦に振った。
 ──あのりささんがあんな風に、男に寄りかかるように依存しているなんて──
「じゃありさ、もっといくよ」
 そう言ってパン太郎はさっきよりも激しく腰を打ち付け始めた。

 グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!

「ンアアッ?! アア、アア?!」
と、りささんは仰け反り、気持ちよさそうな甲高い声を上げる。
 たまにパン太郎が腰を密着させながらぐりぐりと回すような動きを加えると、
「アア、アア、アア〜〜?!」とさらに気持ちよさそうな嬌声を張り上げ、からだをわななかせる。
 ただでさえまだほとんど垂れていないボリューム満点の胸が、昂奮で膨らんだような迫力で揺れに揺れる。
「アア、アア、すごい、スゴイッ?!」
 そう叫びながら嬉悦の涙を零す。こんなだらしない顔をしたりささんは初めてだった。

 グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!

「のふふ、まるで娘っこみたいなスゴイ締め付けのん」
「ア、アンタのがデカすぎるんだよぉ……!」
「のの、痛いの?」気を遣った言葉をかけるパン太郎。「痛いなら言うのん」
 パン太郎の腰振りのスピードが落ちると、りささんは大男の首根っこを掻き抱き、肩に頭を埋めて振った。
「大丈夫、もっと──」
「……もっと、なに?」
 わざとらしく意地悪そうに聞き返すパン太郎。
「──も、もっと……」
 りささんは顔を上げ、パン太郎と見つめ合った。まるで少女のように赤面していた。
物欲しそうに緩む唇、キラキラと輝く瞳。
 パン太郎はそんな唇を奪い、見ているこちらが息苦しくなるほどのディープキスをした。
 長く淫靡な口づけが終わると、りささんはもっと溶けていた表情で熱い吐息を漏らした。
──パン太郎を見る目が、もう完全に気を許したものになっていた。
180『寝取られて』 第11話 6/15:2010/09/05(日) 23:12:48 ID:kmQQP0VQ

「もっと……メチャクチャにしてほしい?」
「うん、メチャクチャにして……あたしを……?」
「中出しするよ、りさにボクの赤ちゃん孕ませるよ」
「ああ……」またギュッと太い首を掻き抱くりささん。「もういくらでもやってくれ…………?」
「のふふ、じゃあ、娘といっしょにお腹を大きくするのん?」
 再び精力的なピストン運動が始まった。

 グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!

 その貪るような突き上げる抽送にりささんの口から遠慮のない嬌声が上がった。
「ああ、ああッ、いい、いいよぉッ?!」
「出すよ、りさを孕ませるよっ!?」

 グチュグチュグチュグチュグチュグチュ!!

 ピストンの速さが一段と上がった。
「アァ、いい、いいよ、来て、来てッ?!!」
 乱れる息、りささんの脚がパン太郎の胴を蟹挟む。
 パン太郎は女性の中でも体重のありそうなりささんのからだを軽々と持ち上げ、ひたすら情熱的に突き入れてゆく。

「のおッッ??!!!!」

 切羽詰まった声が上がり、ググッと突き上げたまま、パン太郎の動きが止まった。

「ァ────ァッ────??!!!!」

 ギュッとパン太郎にしがみつき、ビクビクと何度も強くわななくりささんのからだ。
 しばらくして、二人が繋がった部分からボタボタと精液の白糸が垂れ落ちてくる。
 ──あの凄まじい射精で、りささんもパン太郎に種付けられていた。
「うああ……すごい……すごい出てるよぉ……?」
「りさの搾り具合も……相当のん……?」
「こんな……こんな……あぁ……?」うっとりとした恍惚に包まれるりささん。
「ど……どれだけ……孕ませたいんだよ……?」
「ダンナより孕ませたいのん?」
「バ…………バカァ………………?!」
 二人は一緒にからだを震わしながら、長い時間そのままだった。
181『寝取られて』 第11話 7/15:2010/09/05(日) 23:13:26 ID:kmQQP0VQ

 パン太郎の肉棒を愛おしむようなパイズリ顔射──巨乳と巨根の対決は壮観で、
顔射だけでは済まず、りささんのからだじゅうに白濁が浴びせられた──を挟み、
パン太郎も全裸になってバックで繋がると、精液まみれになったりささんはさらに乱れ悶えた。
 パン太郎は何度もりささんに、「ダンナと比べるとどう?」と訊ね、
「ああッ……? アッ、アイツよりスゴイよッ……? 比べられないほどアンタの方がイイ……?!
 も、もう、どうにかなっちゃうう……?」
と、りささんはパン太郎に突かれながら本気でそう返した。
「キミの娘が妊娠中でできない分も、ボクの相手してもらうのん?」
「あっ、あたしも、デキたら、どう、どうすんのッ」
「モチロン」パン太郎の目が光ったように見えた。「娘も交えてボテ腹せっくすのん?」
「こ、この変態いぃ……?!」
 その言葉とは裏腹に、りささんは快感を堪えられないかのように背中を震わせ、
パン太郎を深々と迎えながらまたからだ奥深くでぶちまけられ、
「アァッ、アア、アァッー?!」
 ほとんど裏返る寸前の声を出しながらブルブルと強く震え、明らかに絶頂に達した様子でパン太郎と共に逝った。
 また時の流れが静かに、緩やかになる。
 濃密な種付けの時間。
 りささんの幸せそうに溶けた顔──。
 二人はもう、夫婦みたいだった。
 パン太郎は何人もの女性の夫だった。


『寝取られて』 第11話 8/15

 ただ、それから数週間の間に、遙かに大きな衝撃が次々とボクを待ち構えていた。
 心のどこかでは薄々覚悟していたものが現実となったのだ。
 梅梅は無論のこと、ゆきのは以前に見てしまったし、かがみさんも見廻りを始めた直後に
白昼堂々パン太郎に抱きつく場面に遭遇したことがあるので、
この母娘が揃って関係を持っていることは知っていた。りんとみことも妊娠したという。
 だけど、それ以外の親しい女の子たちまでも。

 しのぶ、ちかげさん、みちるさん。

 そして……まち。

 日も場所もそれぞれ違っていたが、やっていることは同じだった。
 彼女たちまでもがパン太郎の腕の中で喘いでいるなんて──。
 でも、確かにあいつに抱かれていた。
 ……抱かれている? いや。
                          ...
 例外ではない。彼女たちもパン太郎と子作りしていたのである。
182名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 23:14:12 ID:B4EslsAP
もう一年以上前の作品だけど、「凛ちゃん寝取られっ!」の続きが読みたい・・・・・・
183『寝取られて』 第11話 9/15:2010/09/05(日) 23:14:36 ID:kmQQP0VQ

 こんな光景を実際に間近で目撃するというのは、さすがに自分の目が信じられなかった。
 パン太郎にからだじゅう弄くられても、棍棒のような巨根を打ち込まれても、
少女たちは嫌悪も痛い顔もひとつせず、普段からは想像もできない媚態で喘ぎ、悶え、乱れ、
陶酔しきっていた。他の女の人たちと何ら変わらない。嫌がるどころか自分からからだを開き、
パン太郎から与えられる欲望の津波に溺れ、心から受け入れている様子だった。
肌を重ね、粘膜を擦り合わせ、腕を、脚を絡め、昂奮の高みへと登り、
そして──あの特濃の精液を渾々と注がれながら、張り詰めるからだと歓喜ほとばしる悲鳴──

 しのぶは最近ぱったりと朝の練習に来なくなったと思っていたら、こんなコトをしていたのか。
振り返ってみればみちるさんもずっと姿を見掛けていなかった、いつの間に子どもを産んでいたんだろう。
あの頭脳明晰なちかげさんが、馬鹿になってしまったかのようにあんな喘ぎ声を上げるなんて──。

 特にまち。ついこないだまでパン太郎になど興味ないような態度だった気がしたのに。
あのプライドの高い巫女が大男の膝の上に乗り、
小柄だけど童顔にそぐわないほど成熟したからだをわななかせながら、
見えない鎖に絡み取られたように、夢中になって自ら腰を振って快楽を求める──
そのギャップの大きさが一番ショックだったかもしれない。

 誰もが“女”になっていた。パン太郎の従順な女に。
 どんなにいやらしいことをされても甘受し、快楽に染まりきった顔でパン太郎のすべてを受け入れる。
あの射精を何度でも膣内で受け止める。はっきりと子作りを口にし、パン太郎の子種を、赤ちゃんをねだる。
ただでさえ遠慮なく根元までみっちりと繋がっての膣内射精がさらに濃密に溶け合い、
誰もがパン太郎と一つとなってからだの中に子種を撒かれながら、もはや動物のような声を出し、深い絶頂を味わっていた。
 肉欲の俎上に乗せられて快感をすり込まれながら調理され、すべてが盛り付けられ、
そして、最後の一切れまで飽くなく貪られるのだ。
 胸がちくちくと痛んだのは、たまにボクのことが出てくることだった。
 抱きながらパン太郎が問うのだ。ボクと自分どっちがいいかと。どっちの子どもが欲しいかと。
 皆、答えは一様だった。


「行人はんは赤ちゃんくれないんや、パン太郎様に決まってるやん♥ こんな気持ちええコト、
 うち、パン太郎様とずっと子作りして、ずっと赤ちゃん産むわぁ……♥」

「彼とはお友達ですから……だいいち、ここまで種付けといて、どっちがいいかなんて……
 私も早くパン太郎様の子どもを身籠もりたいですの♥」

「パン太郎様以外に考えられないですからぁ……あぁ……2人目が欲しいです……♥」

「わ、私の子宮、あなたの精液で孕み腹になるまでしておいて、何言ってるのよ……♥
 もう、あなた以外の赤ちゃん孕めるわけないじゃない……♥」
184『寝取られて』 第11話 10/15:2010/09/05(日) 23:15:39 ID:kmQQP0VQ

 そう言って彼女たちは発情した猫のようにパン太郎に絡み付き、さらに求め合い、
何度も昂奮の頂点に登り詰め、溶け合って生殖した。
 ……悔しいという気持ちは湧かなかった。
 だって、ボクは別に彼女たちと特別な関係にあるわけではないから。
 これまでだって、これからだって、彼女たちは友達だ。それ以上でも、以下でもない。
 でも、なぜだろう。
 腕の先にあるものをギュッと固めているボクがいた。心にぽっかりと虚ろな穴が空いたような気持ち。
 無意識にも、彼女たちの気がボクにあるなどと思っていたのだろうか。
漂流してきた人間を暖かく迎えてくれた島の人たちに、そんな気持ちを抱いていたのだろうか。
だとすれば傲慢だ。女しかいない環境でたった一人だけ男がいるならば、
たとえボクじゃなくても特別視されるに決まっているのに。
それなのに、ボクは彼女たちからチヤホヤされるのを心密かに喜んでいたのか。
村の人たちが好意をもって接してくれるのに対して優越感を覚え、得意げになっていたのだろうか。
 だとしたら、この気持ちは。
「──傲慢だ」
 聞こえないようにポツリと呟く。
 いずれの時もパン太郎と幸せそうに交わっている少女に背を向け、その嬌声を遠く感じながらその場を後にした。
185『寝取られて』 第11話 11/15:2010/09/05(日) 23:16:07 ID:kmQQP0VQ

 こんな出来事が続いたのに、ボクは見廻りをやめなかった。やめる理由がなかった。
これはこれ、それはそれだ。そういう線引きができていた自分に軽い驚きを覚えたほどだった。
 あのパンダ男がどれほど女に手を付けようが、それが村の取り決めた事である以上は止めるわけにもいかず、
つまり、ボクの責務とは無関係な話なのだ。
 一度だけ、もしすずだったらさすがに黙っちゃいないけど──と考えそうになって、
ハッとしてゴチゴチと頭を拳で打ち、叩き消したことがある。
 何考えてんだ。それだけは考えないように禁じているだろ。
 すずが、あいつに──だなんて──!
 悪夢よりたちの悪い妄想。
 もう家族同然にお世話になりっ放しの恩人を、ふとした連想であってもそんな風に考えてしまうなんて、
人間として最低最悪だ。
 そりゃ近頃は別々に仕事するのが多くなったけど、毎朝毎晩顔を合わせながら寝食を共にしているんだ。
そんな変化があったらすぐ気付くはずじゃないか。でも、すずに変わったようなところなんてない。
 彼女を信じてないのか!?
 ──自分自身が腹立たしかった。
 その翌晩はボクが包丁を握らせて貰い、今作れる最高の料理──最高、言葉は使いようだ──をすずに振る舞った。
「わあ、どうしたのこれ。美味しい!」
 お世辞にも見てくれの佳いものではない料理を、彼女はそう言ってニッコリ笑ってくれた。
 改めて安堵感を覚えながらも、ボクはなんだか照れ臭くなってすぐ返事ができなかった。
最近大人びてきたというか、ますます笑顔が綺麗になった気がする。
すずのハイスペックさはこちらの想像を超えている部分があるから、今でさえ十分すぎるのに、
まだまだ成長する予感があるんだよなあ……。連邦の白いモビルスーツはバケモノか。
 でも、綺麗だけじゃなく、人を安心させてくれるような柔らかさがあるんだ、すずの笑顔には。
 それだけじゃない。気だてが良くて、優しくって、思いやりがあって、
朗らかで快活で──彼女の長所を挙げていったらきりがない。
 そんな子が、あんな好色漢との子作りを望むわけがない。
 すずだけは何としても守らなくては──




 それなのに、すずは、とっくにパン太郎に堕とされていたのだ。
186名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 23:16:17 ID:H5vR0aRq
もうかきやーは終わりでいいんじゃないか・・・・
187『寝取られて』 第11話 12/15:2010/09/05(日) 23:16:34 ID:kmQQP0VQ

 家に、庭に、彼女の艶声が満ちていた。
 胸から上を濡れ縁に置いて地面に膝を付き、一糸纏わず、後背位でまるで動物のように。
 後ろから覆い被さったあいつがすずの中に侵入し、すずは高く潤んだ声で鳴いていた。
「あぁン、ダメ、ダメェ♥」
 甘く喉を震わせながら熱い吐息を何度もつくすず。
 情熱的で、リズミカルで、この上なく淫猥なピストン運動。

 グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ

 二人の性器が淫らに擦れ合う音までもが聞こえてくる。
 すずのからだも一緒になって前後に揺れ、下向きになってもたわわさを失わない乳房が盛んに踊っていた。
 腰が密着して離れることなく、ミドルテンポで、恋人が愛を確かめ合うような一体感ある動き──。
 激しいセックスを見るより強烈だった。
 快楽に没入しているのか、譫言のように喋る二人。
「すずちゃんのオマンコトロトロでとっても気持ちいいのん……♥」
「わ、私も気持ちいいよぉ……♥」
 やめろ…………そんなこと言わないでくれ…………。
 たまにパン太郎がぐっと腰を押し進め、奥を激しく擦る動きに変わっても、
すずは苦悶するどころか、快感が増したようにからだを張り詰め、
「アァ、アァ、ニャアァッ♥!」と、さらに蕩けた声を上げるのだ。
 あの巨根をまるで苦もなく、お互いを知り尽くしたように深く迎え入れていた。
「パン太郎様のオチンチン気持ちいいのぉ……♥! おかしくなっちゃう……♥」
「最高でしょ?」
「うん、うん……♥!」顔を真っ赤にして嬉し涙を流しながら頷くすず。
「もう……どうにでもしてぇ……♥」
 どんなに熟した果物よりも甘い声だった。
 やめろ…………やめてくれ…………。
 パン太郎はそれからもさらに甘く責め立て、すずを快楽の虜にした。その快楽を生み出す肉棒の虜にした。
 二人の股間がぬらぬらと糸を引くほど淫靡にぬめっているのは、すずの体内から溢れて来ているからだ。
 パン太郎とすずは、運命の相手のように、一つに溶け合っていた。
 恍惚に満ちたいやらしい表情でパン太郎の抽送を受け入れ、嬌声を上げ続けるすず。
 拷問具を想像させるほどの凶々しい肉塊が、すずの秘裂に根元まで呑み込まれ、
ずるずると引き出され、また呑み込まれてゆく。
「あっ……あぁっ……ああぁっ…………♥」

 本当に、心底、気持ちよさそうな、すず…………。
188『寝取られて』 第11話 13/15:2010/09/05(日) 23:17:00 ID:kmQQP0VQ

 どれほど二人は溶け合っていただろうか。
「そろそろ出すよ」
 腰を振り続けながらパン太郎が耳元でそう囁くと、すずは目を瞑ったままコクコクと何度も頷き、
「奥で、奥でいっぱい出して……♥」
と、何の躊躇いもなく、むしろ願っているかのようにせがんだ。

 すず………………。

「じゃあ遠慮なく奥にドクドク流し込むよ。すずちゃんのオマンコにボクの愛を注ぎ込むからね」
 そう言ってパン太郎はしっかりと濡れ縁に手をつき、貪るようなラストスパートに入った。

 ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュッ

「アァッアァッアァッアァッ♥!!」
 官能に乱れたすずの切ない声。覗く赤い舌。キュッと寄った眉根。そのからだに力みが入り、白い喉が晒される。
 いつの間にか二人の手が重なり合っていた。
「イイよおッ、イイよおッ、とけちゃう、とけちゃうぅ──♥!!」
「すずちゃんの子宮にボクの精子ドプドプ流し込むのんッ、ボクとすずちゃんの赤ちゃん作るのんッ♥」
 パン太郎の全身に充ち満ちる迸るような精気。さらにグッとその腰が進み、凄い速さで動いたかと思うと、

「──のウ────ッッ♥♥!!!!!!」

 いきなりスピードダウンし、その尻が強張った。
 何かに堪えるようにほんのわずかな間だけ固まっていたが、ぐぐっ、ぐぐっ、と、
腰を押し込むような動作を何度も始めた。突き破らんとするほどの勢いではなく、
だが、パン太郎の男根なら確実に最奥までみっちり届いてしまうぐらいに。
 すずはギュウッと目を閉じ、押し込まれる度に、
「────ァッ♥! ────ァッ♥!」
と声にならない声で悶え、ガクガクとからだを震わせた。 



     すずの中に、パン太郎の精液が注がれてる──────
 


 結合部からゴポゴポと溢れ落ちてくる白濁。濃厚な真っ白のどろついた精液。
 パン太郎は射精しながら押し込んでいるのだ。噴き出すタイミングに合わせて、すずの奥に精液を注ぎ込んでいる。
 本能と恍惚にまみれた営み。バックで繋がっている二人は、まさしく生殖する雄と雌だった。
189『寝取られて』 第11話 13/15:2010/09/05(日) 23:17:24 ID:kmQQP0VQ

 パン太郎に種付けられているすずの、本能の悦びに満ちた表情。大人と変わらない──。
「のっ、のっ……すごい出るのん……♥」
 何度も何度も何度も何度も、パン太郎の腰は押し込まれた。その度に二人は甘くわななき、蕩けた声を漏らした。
 やがて折り重なるように上体を縁側にぐったり伸ばしたが、下半身は繋がったままだった。
 普通ならとっくに終わっている。だが、パン太郎の尻は依然、ビクンビクンと弾んでいた。
「のの……のの……すずちゃんの子宮の入り口がわかるのん……先っぽつけちゃうのん……直接注いじゃうのん……♥」
「にゃあぁ……ちょ、直接だ、だめぇ……ああぁあ……♥!」
 離れずにゆるゆると揺らめく二人の腰。尽きることのない乳白色の瀑布。
 まだ出ている……。
 すずの子宮に、パン太郎の濃厚な精子が、直に渾々と注がれ続けているんだ……。
「ああ……パン太郎様、すごいよぅ……♥ まだ出てる……♥ たくさん孕まされちゃってるよおぉ…………♥」
「キミを抱く前から、ずっとすずちゃんに種付けたいって思ってたのん。
 すずちゃんのオマンコの奥で、こうやって、ドピュドピュしたいって思ってたのん。念願がかなって嬉しいのん♥」
「私も……」すずのうっとりとした目。
「最初に抱かれた時から、本当は……パン太郎様との子作り……
 したいって……心の奥では……思ってたの…………」

 嘘だろう………………。

「じゃあ、もう相思相愛だね♥」
「うん……にゃあっ……♥!」
 痙攣するすずのからだ。
「パ──パン太郎様のオチンチンが……また大きくなって……♥!」
「すずちゃんの今の言葉で昂奮しちゃったのん、最後の一滴まですずちゃんの中に出し尽くすのん♥」
 パン太郎はまたググッと腰を押し込み始めた。
「ハアァ……アアアァア…………♥! パン太郎様ァ……好きィ…………♥!」
「ボクも愛してるよ、すずちゃん♥ イクト君なんて忘れてボクの赤ちゃん孕もうね」
「孕むぅ……パン太郎様の赤ちゃん孕ませてぇ……♥」

 そこでボクが出てくるのか…………。

 すずはガクガクとからだを震わせ、幸せそうな顔で悶えた。目が、もう、半分以上イッていた。
 二人の濃密な交わりは、パン太郎の射精が終わるまで。
 つまり、長く長くいつまでも、すずとパン太郎は一つになっていた────




「ねえ、行人…………私とパン太郎様のせっくす──ううん、子作り──見ててくれた?」
「!!!!」




 跳ね起きる。
 ──部屋は真っ暗だった。
190『寝取られて』 第11話 14/15:2010/09/05(日) 23:17:49 ID:kmQQP0VQ

「……………………夢………………………………?」

 頭がぐわんぐわんする。躰中ねばつくもの凄い量の汗。
 雨戸の閉まっていない障子の向こうに見える薄明の光り。
 緩慢に首を曲げると、隣ですずととんかつが寝息を立てていた。
 ボクはすずの顔をまじまじと覗いた。
 何ら苦悩のない、安らかな寝顔──

 夢────

「…………はああああぁぁぁぁ……………………」
 ボクは息が尽きるまで、長く、長く、溜め息をついた。
 蒲団から起き上がり、障子を開ける。
 日の出まであと一、二時間といったところだろうか。外はもうだいぶ明るかった。
 海は凪いでいて、いつものように穏やかな潮騒が広がっていた。
 少し出ている風が火照った躰に心地良い。
 ボクは縁側に座り、何気なく撫でてみた。
 何かをした痕跡などない。
 もう一度、ほっと溜め息をついた。
(なんて夢を見るんだ…………)
 まさしく悪夢だった。
 やっぱり──心の奥底では不安なのか──
 でなければ、あんなものを見るはずがない。
 ……衝撃的な光景を何度も目の当たりにしたせいだろうか。
(ボクもボクだよ……覗かなければいいんだ)
 皆んながアイツと何をしようが関係ないんだから。
 振り返り、ふたたび膨らんだ蒲団を見る。
 そこにいる少女が消えるはずもなく、変わりなく寝入っていた。
「……風呂にでも入るかな」
 ベトベトのシャツを抓み、そう独りごちて立ち上がった。こういう時は温泉なのが有り難い。
 脱衣場で服を脱ぎながら考える。
(本当、すずには何から何まで世話になりっ放しなのに……このままでいいのかな…………)
 あいつは想像以上に手を広げている。だとしたら、すずだって危ないじゃないか。
たとえ彼女が東のぬしをあしらえるほどの実力を持っていたとしても、何か間違いが起こってしまう可能性だって──
(間違い? ……例えばどんな?)
 湯に浸かりながら考えてみたが、何も思い浮かばなかった。
 ええい、でも、やっぱりだよ。
 やっぱり心配だ!
 ボクは湯を跳ね上げて両の頬をピシャリと叩き、拳を掲げた。
「よし! ドスケベパンダからすずを守るぞ!」
 そう固く心に誓った。
191『寝取られて』 第11話 15/15:2010/09/05(日) 23:18:12 ID:kmQQP0VQ

 海にせり出した崖の上に建つ家の上空に浮遊する物体があった。
 よく見ると、誰であろう、ごっちらのに乗ったまちであった。
「ふふ……行人様、良い夢が見れたかしら……?」
 庇から薄い湯煙が昇る湯殿を見下ろしながら、難解な術式が描かれた札にそっと口づける。
夢を操る術に使う霊符であった。本来ならば夢に巣くう魔物などを相手にする時に使うものである。
「ちょっと可哀想だけど、あの人の頼みだから……悪く思わないでね。これを済ませたら、
ご褒美が貰えるの……♥」まちの顔が淫蕩にほころぶ。もじもじと袴の上からあそこに手を当て、上気する頬。
「あぁ……もう濡れちゃってるなんて……♥ 行人様、ごめんなさい…………♥」
 そう言い残すと、まちはごっちらのに家へ帰るよう指示をした。
 朝の清んだ空気の中、次第に遠ざかっていく岬の平屋に流し目を送った。
「すずは……もう、手遅れだと思うわよ……」そっと首を振る。
「夢の中身は、嘘じゃない……だって、私が見たものを投影してるんだから…………」
 まちからすれば、すずも立派なパン太郎の愛人の一員であった。
未だに彼女がパン太郎と子作りしているのを知らないのは、行人を含め村でもごく僅かしかいない。
行人の夢に見せたすずとパン太郎の行為は、まちの記憶にある情景であった。実際にあんなセックスをしたのだ。
すずは本当に奥に出してと願い、アソコをキュンキュン締め付けながら悦んでパン太郎の熱い射精を受け止め、
彼を好きと言い、彼の子を孕むと答えたのだ。皆、行人を可哀想に思って言い出せないだけであった。
 今となっては──まちもすずの気持ちの変化が解りすぎるほどよく解った。
 あんな気持ちいいセックスをされたら、どんな女だって落ちちゃうわよ…………。
 そっと腹の下を触る。
(たぶん、次の生理は来ないわね……)
 そんな気がする。まだ孕んでないすずが珍しいのだ。
 再び後ろを振り返る。すずの家は森に隠れてもう見えなかった。
「守るのなら、まだふりーな子……そう、あやね……とか……ふふ」妖しい微笑みになる。
「あの子はまだ無事よ。だけど、急いだ方がいいわ、行人様。
 だって、あの子ももう、パン太郎様は狙ってるのよ……。
 でも、にぶちんの貴方じゃ、難しいかしら…………?」


(つづく?)
192かきやー ◆7nITModXlqFf :2010/09/05(日) 23:18:57 ID:kmQQP0VQ
おぎゃーまた途中までハートマーク変換忘れた\(^o^)/
193名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 06:21:49 ID:zTJ/2GCw
かきやー氏GJ!
>>186投下中にそんな事書くな
194名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 06:28:27 ID:zHKGihyZ
GJ!です、エロかった。

けど全キャラの寝取られを描写するのでしょうけど
もうどんなエンドになるのかくらいしか興味ない。
195名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 07:22:20 ID:at3jZ+6D
同じく。
はいはい、エロエロ。
って感じか?

寝取られ感が全然無いのが残念過ぎるな。
196名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 09:01:27 ID:9GZvhS9w

かきやー先生が戻ってきてくれて良かった。

ぱん太郎には、まちの祖母とも子作りしつ

三世代親子丼を食べて欲しいですな。
197名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 09:05:12 ID:0l0wXBSZ
俺は楽しめてるので問題無し。主に寝取りとして


あとはオチにしか興味がないといってる人は、男塾に例えるとトーナメントの中盤はどうでもいいから決勝の大将戦だけ読みたいって感じなのかな
(悪いと言ってるわけじゃないよ)
198名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 09:25:28 ID:s+fhvtHY
あんまし長くなるとマンネリ化するからだろ
パターンも決まってるし原作に思い入れがないからどんなキャラかわからんから個人的に寝取られ感があまりない
199名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 09:26:15 ID:6Y0mXVL9
「寝取られて」は好きだけどそろそろオチが見たいなと。ぶっちゃけオチが気になって抜けないwキャラ追加は後から番外編でも出来るし。
寝取られのクライマックス「バレ」の前で焦らされすぎて先走ったまま正座待ちしてる感じw
200名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 09:55:40 ID:5j83N7kP
全て夢でした!
とか
逆転二次元エンド
とかが待ってるかもしれんしな。
201名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 12:11:57 ID:OC1XWHyj
GJJJJJJJJ
202名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 12:25:32 ID:HLvlE3HV
トゥルーエンド
グッドエンド
ノーマルエンド1
ノーマルエンド2
バッドエンド

いろいろ想像するとこのくらいは考えられそう
203名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 14:44:43 ID:1CPw6GKV
久々の行人視点が新鮮で興奮した
204名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 15:40:56 ID:ttv9mia9
どうせ全員寝取られて散々精神的に苛められて終わりなんだろうな…
本当にあやねだけでも守って島脱出とかやってほしいわ
ま、ないだろうけどね…
205名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 15:42:52 ID:JlT0Sf5s
延々島で地獄とか
脱出しても不幸とかになるくらいだったら
いっそ死なせてあげて欲しい・・・
206名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:33:31 ID:5j83N7kP
火山性ガスが充満する大災害がおこるんですね?
207名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:34:18 ID:ANdpKgWD
そこは15年ほど頑張って、生まれてくるフリーの娘を狙えよ
さすがにパンダにも近親の禁忌感くらいはあるだろうから・・・

ないかもな
208名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 19:00:21 ID:4Pz8c/UP
>>192
かきやー氏、乙です!!!
自分はかきやー氏の小説が一番好みですな。
寝取られてが完結してもまた違う作品の小説が読みたいであります!
学園黙示録のも最高でした!
209名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:18:06 ID:XbGhzH4w
スレが伸びていると「作品キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!????」と思って
ワクワクして見るが
かきやーだと分かった途端死ぬほど落胆する
210名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:24:12 ID:0l0wXBSZ
>>209
>死ぬほど落胆する

死んでもいいんじゃない?
211名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:24:53 ID:SzTdCfaY
乙。
とうとうエンドかと思ったらギリで寸止めすか
あやねの貞操やいかに
212名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:39:34 ID:J290Byio
オチよりもみんなの行人との会話とかの変化が気になるよ
213名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 22:29:58 ID:KRJ/GUPK
俺はむしろかきやー以外は読まない
214名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 01:40:11 ID:br9Z3jYz
ID:XbGhzH4w
こいつ最高にクズ
215名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 02:18:44 ID:vAFGoz6H
かきやー
もう書かないで

キショイ
216名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 02:38:12 ID:br9Z3jYz
ID:vAFGoz6Hー
世に存在する価値ないから消えてくれ

キショイ
217名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 07:37:38 ID:GraDqq8/
かきやー氏のサイトに12話きてるよ
218名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 08:07:09 ID:yJxMvGJh
知らんがな
219名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 08:19:41 ID:zO/Fno/x
>>217
>[6] 寝取られて第12話 Name:かきやー  NEW!  Date:2010/09/06(月) 17:23 [ Res ]
>
>第?話(仮題:海水浴)を第12話としました。


だってさ
220名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 08:56:43 ID:eyIPohD5
元ネタ知らないから寝取り男の言動がきもいだけだなあ
221名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 10:02:51 ID:hv9dxPVT
かきやーが駄目な人って一人称と女キャラビッチ化が苦手な人?
つか寝取られ物って一人称多すぎ
出歯亀視点がいいんだろうか
222名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 11:57:13 ID:br9Z3jYz
寝取られって感情移入が肝だろうから
自然な流れと言うか当然の帰結なんじゃ?
223島影 ◆1f8RLmHLOA :2010/09/07(火) 13:34:10 ID:Sa1Gd9tD
1.
川嶋直子先生。
その名前を呟くたび、吉岡健太はズキリと胸が痛むような感覚を覚える。
中学2年の彼には、もうその感情が恋と呼ぶものだと、分かってはいる。
彼女は、3年前にこの島に教師としてやって来た。
瀬戸内に浮かぶ人口わずか200人の島。
そこが、健太の生まれ故郷だ。
いま、この島には35人の小・中学生がいる。
学校は古い木造校舎が一つ。
全員がそこに通い、ふたりの教師が面倒を見ていた。
そのひとりが、直子先生だ。
大学卒業後、すぐにこの島に赴任してきたから、今年で25歳になるはずだ。
教師経験がないにも関わらず、持ち前の明るさで時に優しく時に厳しく、
まるで姉のように教え子たちに接する彼女に、
島の子どもたちはすぐに打ち解けて心を開いていった。
健太は、そんな直子先生にいつしか淡い恋心を抱くようになっていた。
224島影 ◆1f8RLmHLOA :2010/09/07(火) 13:35:06 ID:Sa1Gd9tD
2.
「健太ーっ」
砂浜に海水パンツ一丁で立っていると、声がした。
「・・・直子先生」
直子先生が自転車で岸壁沿いに手を振りながら走ってくる。
真っ白い半袖のシャツ。健康的な腕、短パンから伸びる大人の女性の脚。
それが今の健太にはとても眩しい。
島の7月は、真っ青な空と、白い入道雲と、真っ青な海だ。
岸壁で自転車を降りた直子先生は、健太の方へ砂浜を歩み寄ってきた。
「今から泳ぐの?」
「あ、うん」
島の子どもたちはみな、泳ぎが得意だ。遠泳はお手の物だが、健太はクロールなどの
種目で、県下の中学生の中でもトップレベルの記録を保持していた。
この時期、1km離れた無人の小さな島まで泳ぐのが、健太の日課である。
「今日は波は大丈夫?」
肩まであるセミロングの艶のある髪を、海からの風になびかせて直子先生は聞く。
「うん・・・高くないよ、大丈夫」
「そっか。じゃ、頑張っておいでっ」
にっこり笑った直子先生がポン、と肩を叩く。笑顔にドキリとして健太は顔を伏せる。
海のほうへ歩を進めようとして、健太は思いついて振り返った。
「・・・直子先生、ばっちゃ先生の後任の人って、決まったの?」
ばっちゃ先生とは、もうひとりの学校の先生で、本名は尾崎先生という。
島の皆から親愛の情を込めて「ばっちゃ先生」と呼ばれている60歳になるベテラン教師だ。
そのばっちゃ先生が8月で任期を終え、島を去ることになっていたのだ。
「後任の先生?うん。決まったみたいだよ」
直子先生は少し首をかしげて答えた。
「40歳くらいの、男の人だって」
「・・・ふうん、そうなんだ」
男の先生か。どんな人だろう。
健太は、僅かな違和感を感じながらも、夏の海に飛び込んだ。
225島影 ◆1f8RLmHLOA :2010/09/07(火) 13:35:31 ID:Sa1Gd9tD
ここまで書いたんだけど疲れました。

失礼しました。
226名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 13:37:22 ID:djA6V3EF
どーして諦めるんだそこでぇ!
227名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 15:37:51 ID:y1I9wVDZ
続き期待age
228名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 01:24:33 ID:RVWEXX4N
遅れたけどかきやー氏きてた乙
楽しみだけどすずが寝取られてる以上それ以上のNTRはないんだよな
あやねがどんなオチ要員にされるのか興味がある
まあ行人が幸せになることはないんだろうな
229名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 02:32:42 ID:2mpAZqW1
そろそろ藍藍島の面子も少なくなってきたし、ここはひとつ
主人公の妹がAV出演や投稿雑誌にでてビッチ化してるエロ本が
海岸に流れ着く話で行こうぜ
230名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 03:41:22 ID:6sp/DlO8
チャンネルNECOでやってる新初体験物語で童貞男の友達と童貞男の憧れのりん子が結ばれれば萌えるんだが
231名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 08:25:07 ID:UABXEaMn
確かに何が鬱でキツイかって言うとヤられてしまって完全にハマったならそれを行人に告げてそっちに走ればいいのにそれを黙ってて快感のスパイスのためにキープしてるようにしか見えないことなんだよなぁ
寝取られることはあるかもしれないけどそんな筋も通せないほどお前にとって行人ってどうでもいい存在に成り下がったの?
そういうのがキツイだよなぁ
232名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 11:02:28 ID:336PcL/Y

だが、それがいい。
233名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 12:23:12 ID:MGw4oZsH
主人公(子供)を守る為にヒロイン(姉とか)がイヤイヤながら体を捧げて犯されるシチュって萌える
そしてある日、その行為を子供が目撃
取り押さえられ、子供の目の前で犯されるという複数プレイ最高(;゚∀゚)=3ハァハァ

「いやああああああ!こんな所見せないでぇ!」って感じで

まァエロゲであったシチュですけど
234名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 12:26:05 ID:9TCTdxBm
コト輪とか最高だったな
235名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 16:13:35 ID:nOOQpWR6
カッパの事かー!
236名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 21:03:11 ID:/LlNI6iw
タマ姉妄想も寝取り入っててよござんした

で、ねこたま下はまだですか?
237名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 23:15:14 ID:UABXEaMn
>>232
それがいいって言えたら完全なNTRスキーだろうが俺はそこまで上級者じゃないんだ…
238名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 16:52:12 ID:h7qitkeH
二次創作で一番難しいのは如何にして元作品を知らない読者を引き込めるか、だね。
239名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 20:38:26 ID:ZaItp7fn
元作品知らない人を引き込む必要はないと思うけど、
そのつもりで書いたほうが丁寧にはなるね
240名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 22:53:00 ID:Wv03ebd5
元作品にもよるとは思うけどな
藍蘭島とか良くも悪くもよくあるテンプレエロラブコメだから、類似品知ってれば類推からの把握は容易い
逆に独自性高いのは知ってないと食いつかせるのは難しいだろうし
241名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 13:06:32 ID:Pjw6YSet
知らなければ見ようとも思わない層もいるし
それはいかんともしがたいのでは?
ゲームの二次創作同人誌をそのゲーム興味ないのに読みました
ってのはあんまりいないと思うし……

まあオリジナルを売るのは難しいのまた真理だけどね。
242名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 14:21:11 ID:wRpPcfzR
同人とかの場合は作家が好きだから買うって人も多いから一概には言えん
243名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 15:02:13 ID:gsQxiyun
>>242
しかしこういうスレの場合はそれはほぼないだろう
244名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 15:46:17 ID:XQntZbE3
二次創作の寝取られSS書き上げたんだが需要あるかな?
レス見てると敬遠されてる感じがあるんだが…
245名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 15:47:25 ID:mILGfJxW
それほどでもない
246名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 16:14:20 ID:A+OvJpI+
誰でも何でもウェルカム
それこそがスレ活性の秘訣
247名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 16:16:10 ID:opNuT6E4

ばっちこーい!w
248名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 19:54:27 ID:Oje52lit
頼むぜ
249名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 01:36:34 ID:aRImjNjb
ショタが寝取る作品って中々ないよな
設定的に難しいのかね
250名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 01:44:42 ID:2uncpDhH
以前ふたりエッチスレで見たなあ>ショタが寝取り
251名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 03:21:18 ID:B7U7DO9S
>>249
その手のは成人女性がショタに〜や熟女萌え妄想とかに一杯あるぞ。
単にショタが彼氏や旦那のいる女とやるだけのがほとんどだけど。
252名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 09:37:32 ID:5z6KCr8v
愛妻はショタ系だと思うがかなりきた
253名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 10:32:38 ID:zvkQMdnO
>>249
ないとは言わないが、設定的に難しいんじゃないかね。
寝取り男がヒロインを寝取るためには、寝取られ男より
下記のいずれか(できれば複数)で上回っている必要があると思う。
でも、「顔」はともかく、上四つで大人の夫を上回るショタはそうは
いないんじゃないだろうか。
#特に、頼りがいと包容力のあるショタとか想像できん……

・SEXテクニック
・モノの大きさ
・男性的魅力(甲斐性、頼りがい、包容力)
・社会的地位、財力
・顔
254名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 10:39:31 ID:Ah71i+hZ
>>252
あれ大学生じゃなかったっけ
立ち絵もショタ風では無かった気がする

個人的にはショタNTRだと小学生くらいのエロガキが理想
ヒロインの前では純粋な子供のフリして一緒にお風呂とか
255名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 10:42:29 ID:dUxGri3P
元童貞の夫とヤリ慣れてる高校生くらいしか思い付かん
それ以上は無理を感じる
256名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 12:40:51 ID:zvkQMdnO
そういや、タブララサはショタ寝取りだったか。
257名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 12:59:15 ID:4a897pAq

タブララサは墜ちた後の続きが読みたいです。
258名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 13:57:11 ID:Q4OYJbty
いいところで終わったからな
259名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 15:29:52 ID:NkKcZFAq
>>253
逆に考えるんだ
いい大人なのに小学生や中学生の男子に甲斐性で負ける
(実際、毎日弟や妹の世話をしてる小学生は温室育ちの新社会人より遥かに頼りになる)
ってのが堪らんのだ。
セックスに関しても、可愛いだけにヒロインが心を開きやすいので堕ちやすい。
大人の男相手なら絶対に許さないプレイもこの子になら……ってなりえる。
しかもそのガキが悪意満開で孕ませたり尻穴肉便器にしたりしようとしても、訴訟に持ち込むこともできないんだぜ。
何をやっても所詮お遊び扱いなんだから。

ある意味最悪の敵だよ子供は
260名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 16:02:11 ID:vQK2X0Kb
寝取りショタが色々な面で上回る必要はないんじゃあないかな
ヒロインに「主人公は1人でも大丈夫だけど、あの子には私がいないと」と思わせるのも手だし。
あと書く上で一番扱いの難しい「愛」を上回らせたり。
もしくは寝取り男、寝取られ男、ヒロインに要因を持たせるのではなく、事件とかイベントとかそういうのが要因の1つになっても良いんじゃないかな。
261名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 23:34:34 ID:QJ2Mgxgy
タブサラサ確かに続き見たいわ
正直現行作品はちょっと・・・・・・だし
262名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 03:49:09 ID:aS/HS+nW

タマ姉があのクソガキに

「お願いします。ご主人様の子供を産ませてください。

受精するまで好きなだけ種付けしてください。」って、懇願して、

その後ボテ腹セックスしてるとこまで見たい。
263名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 05:09:44 ID:E7aIz0He
そろそろジンニャーさんのヤツが見たいね
264名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 16:08:11 ID:auhBNCt+
タブララサみたいな奴は読んでて興奮するけど、
あの手の寝取られ男視点の話って、
寝取られ男が馬鹿過ぎることが多くて、何か白けるんだよな。
全然共感できない。
265名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 19:14:50 ID:O+qXaPY6
最近のソフトバンクのCMは
孫より若い再婚相手って言うのが妄想を掻き立てられる
266名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 02:18:55 ID:5RkSp9pF
>>579
http://ntrss.web.fc2.com/NTR/index2.html
http://www42.atwiki.jp/ntrntr/pages/13.html

「剣」というNTRの短編シリーズオススメ、エロ描写は浅めだけど
心理描写がチクチクしてたまらんw
267名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 02:52:04 ID:LWlwi0Oi
お前は何を言っているんだ
268名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 03:38:02 ID:bZcAhrm9
>>266は既に>>579を寝取ったというのか…
我々が出会ってすらいないというのに…
269名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 04:04:12 ID:Uvu0r3hY
寝取られ物を書こうとすると、自分の場合は必ず最終的に人死にが出てしまうから困る。寝取られ主人公が自殺したりヒロイン&寝取り男を殺したり…
270名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 05:23:55 ID:AVxOyXbT
むしろ誰か死ぬか廃人になるくらいでなきゃインパクトが薄い。
そしてどうせ死ぬなら寝取られ男の方が鬱勃起性は強い。
寝取られ男なんて居ても居なくてもこの世の中は変わらない、って感じで。
271名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 07:38:00 ID:7ij4Ir88
人死にといえば、ヒロインと死別する展開の作品ですら
「神様にヒロインを寝取られた、と思うと興奮する」
って猛者がいたなあ
272名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 11:52:01 ID:lz/F+4Dr
天国で先に待ってるって死んだ彼女を追って自殺してみたら、
彼女はあの世でゼウスに見初められて半強制的に愛人にさせられた上、
怒ったヘーラーによって無理やり牛と結婚させられて、
今、お腹にミノタウラスを孕んでいる状態。
ってのはどうだ。
273名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 12:12:53 ID:nk7cI38A
クローンの自分と壮絶な死闘を繰り広げ勝利したあと
亡き恋人の後を追って自分も旅立ちました的な
なんかそんなんあったよね
274名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 14:39:22 ID:G8LUZnTL
それだったら先に死んだクローンに寝とられてました
って感じにしたいところだな。
275名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 17:36:08 ID:LSEW/hAb
しかもヒロインはクローンの方を本物だと思っていたり
276名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 19:57:29 ID:dfPdvCFW
それだと結局何の問題も無いので悲壮感が足りないなあ
277 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/14(火) 21:11:09 ID:VcsTz6xg
この間のジンニャーの奴を投下する。
十分以上停まったら連投規制か何かだと思ってくれ。

投下始め。
278 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/14(火) 21:12:07 ID:VcsTz6xg
>>113-114の前日譚』


 終電で帰る破目になったが、これで今週の苦行が終わったのだと思えば、そう悪い気分でもない。
とにかく、家に帰れることが嬉しい。学生気分の抜けない新人達と、同僚の足を引っ張ることしかしない同僚達、
上から虐げられた恨みを下に向けることしか考えていない馬鹿上司達の顔を月曜日まで見なくて済むのが嬉しい。
気分が良いから、明日は久しぶりに人妻ソープにでも行こうか。
 疲れた体に鞭打って弾むような足取りで家を目指していくと、目の前に煙のようなものが見えた。
どこからともなく、吸い寄せられるように煙が集まってくる。これは一体何だ。理解できない。怖い。
 煙が徐々に一定の形を作っていく。人型のようだ。『ゴーストバスターズ』のマシュマロマンを連想させられたが、
ずんぐりとした曖昧模糊とした形でいたのは少しの間で、すぐに輪郭がしゅっと締まっていった。
段々と褐色に色づき始め、肉のような質感を帯びていく。
 十数秒後、アラビアの踊り子めいた露出度の高い衣装を着た、
中東系と思しきオリエンタルな美女が姿を現していた。間違いない。アラビアのジンニャーだ。
 実年齢はわからないが、外見的には二十代半ばくらいだろうか。
気難しげな表情を浮かべてこちらを見ている。どうも睨まれているようだ。
「え、何、何、何? 何なのこれ? え? え?」
 常軌を逸した現象を前にして、頭の中は奇妙に冷静なのに、体の方はすっかり混乱しているようだ。
口が言うことを聞いてくれず、勝手に言葉を発し続ける。
「お前でいいか」
 私を値踏みするようにじろじろと見た後、舌打ちと共にジンニャーがそう言った。
 直後、体が宙を舞っていた。下半身を煙に変えたジンニャーが、私を抱き抱えて、
猛スピードで夜空を飛んでいく。風が冷たくて死にそうだ。真夏なのに凍え死にとはこれいかに。
 眼下には光もまばらな住宅地の夜景が広がっている。落ちたら死ぬ。必死にジンニャーにしがみついた。
顔が豊満な胸の谷間に埋まり、柔らかさと体温と仄かな体臭が伝わってきたが、こんな状況では嬉しくも何ともない。
まずは命だ。安全だ。ただただこの悪夢が早く終わることを願い、目を瞑った。
 浮遊感が消えた。
「いつまで掴まっているつもりだ!」
 そう思った瞬間、怒声と共に放り出された。
咄嗟に受け身を取ったが、下に小石があったようで、背中に鈍痛が走る。
 呻きながら周囲を見ると、木々が生い茂っていた。
木々の隙間からは町の灯りが一望できる。どうもどこかの山の中らしい。
 状況についていけずに茫然と夜景を一望していると、ビリビリと布地が引き裂かれるような音が聞こえた。
 視線を向けると音の正体がわかった。
「お、おい、あなた、何してるんですか!」
 屈み込んだジンニャーが、私のズボンとパンツを力任せに引き千切り、股間だけを露出させていたのだ。
「うるさい。お前は黙ってそこに転がっていろ! どれ、どの程度のものか、見てやろう」
 恐怖に縮こまった状態のモノを手に取り、ジンニャーが硬直した。まじまじとモノを凝視している。
 ジンニャーはうっとりと呟いた。
「凄い……萎えているのに、こんなに……」
「え?」
「うるさい!」
 思わず聞き返すと、ジンニャーは我に返ったように首を振りつつ叫んだ。
釣り目がちな目を更に釣り上げてこちらを睨んでいる。尋常ではない迫力だ。
思わず「ひっ」と引き攣った悲鳴を漏らしてしまった。駅で用を足していなかったら、きっと失禁していたに違いない。
 ジンニャーは侮蔑の表情でモノを扱き始めた。ただ馬鹿正直に上下にさするだけの単調な動きだ。
ソープのお姉さん達に比べれば子供の遊びだが、肌の質が段違いだからか、これはこれで気持ち良い。
 この異常な状況にも関わらず、欲望に忠実なモノがむくむくと膨らんでいく。
久しぶりにソープにでも行こうかと思って溜め込んでいたせいだろう。勃ちがとてもいい。
 ほんの十秒もしない内にがちがちに勃ち上がったモノにジンニャーが熱い視線を注ぐ。
「これは……やはり、思わぬ拾い物だな」
 感嘆するような吐息を漏らして呟くジンニャーの瞳は欲情に潤み、頬は微かに火照っていた。
 私に性的な意味で興味を持っている女の典型的な反応だ。
ソープ嬢に「お願いですから乱暴にしないでくださいね」と真剣な表情で念押しされるほどの業物を見ると、
女は恐れるか欲しがるかのどちらかの反応を示す。
 こいつは私とセックスしたいのだな、と当たりをつけたが、口には出せない。
そんなことをしたら、あの怪力で何をされるかわからない。
279 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/14(火) 21:13:24 ID:VcsTz6xg
 ジンニャーが立ち上がり、するすると衣装を脱ぎ捨て始めた。
月明かりに照らされ、褐色の裸体が艶めかしく夜の中に浮かび上がった。
谷崎潤一郎は『陰翳礼讃』の中で、全てを暴き立てる乱暴な光の下ではなく、
全てを曖昧にしてくれる懐深い闇の中でこそ、物体は美しく映るという主旨のことを述べているが、
まさにその通りなのかもしれない。
「少しモノが大きいくらいで調子に乗るなよ、人間め。お前はただの肉バイブだ。
お前はただモノをおっ立てて寝ていればいい。人間如きが私に触れられることを光栄に思えよ」
 ジンニャーは私の腰に跨ると、モノを無造作に掴んだ。
固定し、ゆっくりと腰を下ろしてくる。亀頭が既に蕩けている入口に触れた。
 私はその中に入り込む瞬間を今か今かと待った。
もうこの異常な状況も、理不尽な美女への怒りも恐れも、どうでもいい。今はこの穴の中に入ることだけだ。
 しかし、期待通りにはいかなかった。先端が潜り込むかと思った瞬間、
つるりと滑り、しっとりとした裂け目を擦り上げ、柔らかな陰毛に押しつけられた。
 ジンニャーが「むう」と唸りながらやり直すが、何度やっても上手くいかない。
「人間如きが抵抗する気か! じっとしていろ!」
 最初は焦らされているのかと思ったが、苛立たしげな言葉から察するに、どうもそうではないらしい。
本当に失敗しているようだ。人のズボンとパンツを破り捨てて襲いかかってくるような痴女のくせに、慣れていないのだろうか。
 生殺しに耐えかねてモノを固定しようとしても、
「動くな! お前はモノをおっ立てたままじっとしていろ!」と一喝され、どうにもならなかった。
 挿入に成功したのは十数回の挑戦を経てのことだった。
 上手い具合に先端が穴にはまり込んだ。ジンニャーは今までと違う感じに戸惑ったのか一瞬硬直したが、
すぐにゆっくりと腰を下ろしてきた。心地良さそうな吐息を漏らす美女の中に、ずぶずぶとモノが呑み込まれていく。
 中は狭くて熱くて硬い。絡みついてくるというよりは締めつけてくる。処女ではないが、経験は乏しい。
そういう女の穴だ。肉を押し拡げて進む感覚が心地良い。
肉自体の感触も人間のそれとは根本的に異質な上に酷く気持ち良い。
これはなかなかの名器のようだ。磨けば光るだろう。
 根元まで私を収めたジンニャーは、私の胸に手を突いて俯き、苦しげな吐息を漏らしていたが、
少しそのままでいると慣れてきたのか、ゆっくりと腰を遣い始めた。
 もっとも、腰遣いと言うほど立派なものではない。根元まで咥え込んで腰と腰を密着させながら、
「んっ、んっ」と尻を前後に滑らせるだけの単調な動きだ。
ジンニャー本人は心地良さそうな声を漏らしているが、こんな子供のお遊戯では私が不完全燃焼だ。
 月明かりに照らされてジンニャーのエキゾチックな顔が見えた。目を瞑ったまま何かを呟いている。
 耳を澄ます。
「あなた……あなた……いい、凄くいいですわ……」
 どうやら私は誰か――恐らく夫――の代わりにされているようだ。欲求不満の人妻ということか。
こんな性格の悪い化け物が妻では夜の相手に消極的になるのも納得だ。夫には同情する。
「硬くて、大きい……素敵です……あなた……あなた……もっと……ああ……」
 だが、自分の上で弾む女体が自分以外の男のことを想像しているというのは愉快な話ではない。
オナニーの道具にされるなど論外だ。
 段々と腹が立ってきた。理不尽に連れ去られ、決して安くはない服を破かれ、身勝手なオナニーの道具にされる。
許しておけない。お前がしているのがオナニーでなくセックスであることを、
お前と繋がっている相手が夫でなく私だということを思い知らせてやる。その性根と肉体を躾け直してやる。
 ジンニャーの隙を突き、軟弱な動きで前後する尻を鷲掴みにする。
「ぁんっ、に、人間が、勝手に私に触れるな!」
 ジンニャーは暴れるような素振りを見せたが、
それより先に、鷲掴みにした尻を固定して思い切り突き上げてやると、
だらしない声を上げながら大人しくなった。
今の刺激が余程嬉しかったようで、愛液が私の股間を濡らすほど沁み出し、中が貪るように絡みついてきた。
奥と入口が同時に締めつけてくる。二段締めだ。堪らない。
 気を良くして更に突き上げ続けてやる。ジンニャーは艶やかな長い髪を振り乱し、
AV女優のような声を上げて悶え始めた。この締まり具合と愛液の量は演技では有り得ない。
 もう尻を押さえて捕まえておく必要はなさそうだ。尻から手を離す。
やはり逃げようとしない。むしろ、貪欲に尻を押しつけてくるくらいだ。
280 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/14(火) 21:14:53 ID:VcsTz6xg
 自由になった手をずっと気になっていた巨乳に向かって伸ばす。
 私の腰の動きに合わせて激しく揺れ動くおっぱいに触れる。
手に余る大きなおっぱいの、汗でほんのり湿った滑らかな肌が掌に吸いついてきた。
 ジンニャーが甘い驚きの声を上げ、身を捩るが、構わず指を突き立てた。ゴムのような張りの抵抗が返ってきたが、
一定以上のところで抵抗はやみ、指を柔らかく受け容れた。大きなおっぱいが手の中で弾み、形を変えていく。
 どれだけ触っていても絶対に飽きないに違いない、極上の触り心地だ。
少女のような張りと弾力と、熟女のような柔らかさと温かさを兼ね備えた、良い意味で化け物じみたおっぱいだ。
 腰を上下左右に突き上げ、胸を揉みしだいていく。
ジンニャーの声がどんどん激しくなっていき、静かな山の中で高らかに響き渡る。
愛液の量と締めつけの強さも増していく。絶頂が近いのだろう。
 手を滑らせ、つんと尖って張り詰めた乳首を摘まんでやると、体がびくりと震えた。
ここが弱いらしい。激しく突き上げながらタイミングを合わせて捻り上げてみた。
 ジンニャーが甲高い声を上げて仰け反る。中がぎゅっと締まって絡みつき、モノを扱き立てるようにうねり始めた。
 このアクメに躍る穴の中で精液を吐き出せばきっと心地良いに違いない。
そう思って誘惑に屈しかけたものの、射精できる回数にも限度があるのだから、
楽しめる限り楽しむべきだと考え直して踏み止まる。
歯を食い縛って素数を数え上げながら、ジンニャーの波が去るのを待つ。
 ひくひくと穴の中を震わせながら、ジンニャーが胸に倒れ込んできた。
火照って汗ばんだ滑らかな肌が触れ、体の間で極上のおっぱいが押し潰された。
重過ぎず軽過ぎない適度な体重が気持ち良い。
 ぐったりとして私の胸に片頬を寄せる美しい顔を見る。とろんとした目に半開きの口。
余程心地良かったらしい。
 それにしても美味しそうな唇だ。見苦しくない程度に分厚く、ぷっくりとしている。
キスやフェラのためにあるような唇だ。
 まずは軽く味見を、と体を曲げて唇を奪おうとするも、弱々しく顔を背けられて拒否されてしまった。
「あなた」とやらに操を立てているつもりだろうか。
他の男のモノを咥えてあんあん善がっておいて、今更貞淑ぶっても遅い。
 この形ばかりの貞淑さもぶち壊してやる。
ジンニャーが選んだ騎乗位でイカせてやったのだから、今度は私のやりたいようにやらせて貰う。
「あっ、まだだ! やめるな、もっと……まだこんなに硬いのに……まだ、できるだろう」
 中からモノを引き抜き、体の上からどかそうとすると、嫌がるようにしがみついてきた。
「まだできますけど、こればかりじゃ単調ですからね。ちょっと体位変えましょう」
 私とのセックスに夢中になっているとわかればこちらのものだ。
正体がどんな化け物だろうと、怯える必要も遠慮する必要もない。宥め賺して一旦、立ち上がらせる。
 本格的に動くため、スーツの上とシャツ、ズボンとパンツの残骸を脱ぎ捨てる。
どうせ下が駄目になったのだから、と思えば抵抗はあまりない。
 ジンニャーが切なげな顔で私の顔と股間を見る。
「次は、次はどうすればいいのだ」
「そこに四つん這いになってお尻向けてください」
「よ、四つん這いだと……私にそんな辱めを受けさせる気か! お前、私を誰だと思っている?」
「ああ、無理強いはしませんよ。ただのお願いですから。
四つん這いが嫌って言うんなら、諦めてそこに横になりますよ。最初みたいにね。
あとはあなたが勝手に動いてください。私は何もしませんから」
 ジンニャーは悔しげに唇を噛んで睨んできたが、この状況で有利なのはこちらだ。
本当は物凄く怖いのだが、それを表に出さず、涼しげな表情を作って耐える。
 緊張の数秒の後、ジンニャーが悔しそうな呻きと共に四つん這いになり、こちらに尻を向けた。
「人間の癖に私にこんな格好……後で思い知らせてやる……」などと物騒なことを呟いているが、
尻の間の綺麗な筋を物欲しげにひくつかせ、愛液を地面に滴らせていては、全く迫力がない。
亀頭の先を当てて愛液を絡ませながら入口を嬲ってやると、
「意地の悪いことをするなぁ……!」と恨めしそうな声を上げて尻を振るのだから、
もうどうしようもないほど駄目になっている。
「ほら、これが欲しいんでしょう」
 ぴっちりと閉じたあまり使い込まれていない様子の穴に頭を潜らせ、沈めていく。
「あっ、そうっ、そうだ! ん、硬い……お前だって、こんなに硬くして……
私の中を味わいたくて、ん、仕方がなかったのだろう! こ、ん、光栄に、思えよ!」
281 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/14(火) 21:16:47 ID:VcsTz6xg
 精一杯の虚勢を張ったが、だらしない吐息で台無しだ。
 圧倒的な存在感の尻を鷲掴みにして押し開き、根元まで押し込む。
綺麗に窄まった肛門まで露わにして開かれた尻に、下腹部を密着させる。
例によって二段締めで歓迎され、心地良さに思わず呻く。
 私の呻きに調子づいたか、ジンニャーは濡れた瞳で挑発的な視線を寄越した。
「私の中が心地良くて言葉も出ないようだな」
 どちらが偉いのか、まだわかっていないらしい。
「あなたこそ、私のチンポを美味しそうに頬張っているじゃないですか」
「ば、馬鹿なっ! そんな馬鹿なことが――あぁんっ!」
 僅かに腰を引き、間髪入れずに叩きつける。小刻みに奥の方を突き崩していく。
肉がぶつかる衝突音と湿ったものを掻き混ぜる水音、二人の荒い吐息、そしてジンニャーの高らかな嬌声が響く。
 ジンニャーの中が震え始めた。そろそろ絶頂に達しそうなのだ。
一旦動きを止める。ここでイカせてはつまらない。溜めに溜めて解放してこそだ。
「ど、どうしてぇ……何でやめてしまうのだ……」
 振り向いて切なげな眼差しを向けるのには構わず、ゆっくりと腰を引いていく。
「あっ、あっ、駄目、駄目ぇ、抜くなぁ……!」
 そんなことを言いながら丸くて弾力のある尻を悩ましげに振り、ぐっと押しつけてくる。
 勿論抜くつもりはない。雁首が入口に引っかかったところで、逆にゆっくりと根元まで押し込んでやる。
今度はこれを繰り返し、解れてきた名器の中をモノ全体で味わう。
 引く時、ジンニャーは体の中身を吸い出されてでもいるかのような切なく掠れた喘ぎを漏らし、
進む時、待ち侘びていたものが訪れたような濡れた吐息を漏らす。
 この刺激に慣れてきたら、続いては、モノを根元まで押し込んで奥の「的」を圧迫しつつ、極上の二段締めを堪能する。
私のモノで耕されて大分こなれてきたためか、絡みつき方も一層いやらしく、
貪欲なものになっている。油断すると射精してしまいそうだ。
 今度は我慢できそうもない。散々我慢したことで、射精欲は限界に達している。
もう抑えられない。後は爆発するだけだ。
 ジンニャーの尻を鷲掴みにして抽迭を速めていく。相手のためでなく、自分のための動きだ。
 だがジンニャーのいやらしい肉体は、そんな身勝手な動きにさえも敏感に反応してきた。
一突きするごとに中が吸いつき、甲高い嬌声が上がり、腰がくねった。
 私が昂っていくのに呼応するようにジンニャーの体が温まり、高まっていく。
「あっ、あっ、駄目、駄目ェっ、こんなの、こんなの知らないぃぃっ……!」
 ジンニャーが遠吠えする狼のように大きく仰け反り、絶叫めいた快楽の声を上げて全身を震わせた。
二段締めで私を責め立てる中も例外ではなく、ぴっちりと吸いつき、脈動し、精液を搾り取ろうとしてくる。
 大きく仰け反った拍子にジンニャーの顔が見えた。
だらしなく舌を突き出し、口の端からは涎を垂らし、あの気位の高そうな顔がだらしなく蕩けていた。
 高貴な女魔人の下品な痴態に否応なく高め上げられ、遂に快楽と興奮が許容限界を超えてしまった。
尻を鷲掴みにして腰を深く突き入れ、他の男を想いながら私に尻を捧げる女の奥深くに二週間物の濃厚な精液を吐き出す。
 震える尻を鷲掴みにし、二週間溜め込んだ欲望を思い切り発散する。
こんなに気持ち良い射精は久しぶり、いや、生まれて初めてかもしれない。
先端と根元を締め上げられ、脈動する濡れた肉に扱かれ、吐き出すと言うより吸い出されるかのようだ。
 射精を終えても、地面に突っ伏したジンニャーの中は、依然として物欲しそうに絡みついてきている。
射精直後の敏感なモノを甘く包まれながら、余韻を楽しむ。
 締まりとうねりを堪能した後、一旦、体を離す。
いやらしく収縮する穴からモノを引き抜くと、内側の肉が名残惜しそうに吸いついてきた。
 別れの挨拶を振りきって腰を引く。私の形に拡がった穴の中から、
ヨーグルトのように濃厚で粘っこい液体が顔を覗かせた。とても粘り気が強いようで、
AVの擬似精液のように流れ出してはこない。
 ジンニャーが飼い主にじゃれつく猫のような吐息を漏らして地面に寝転がった。
仰向けになり、荒い息をつきながら私を見ている。
 正確には、見ているのは私の股間だった。
うっとりと、期待するような目で、まだ硬さを保ったままのモノを見上げている。
 私はまだ物足りないし、相手もまだ満足していない。そうなれば答えは一つだ。
282 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/14(火) 21:18:20 ID:VcsTz6xg
 ジンニャーの前に屈み込み、脚を掴んで開かせる。
「次は正上位でいきましょう」
 ジンニャーは小さく頷いて自分から脚を開き、誘うような、媚びるような、雌が雄を見る時の眼差しを向けてきた。
私のことを肉バイブとしか見ていなかった、あの冷たい眼差しが嘘のようだ。私が与える快楽に屈したらしい。
 脚の間に体を入れると、肉づきがよく、それでいて引き締まった長い脚が腰に絡みついてきた。
誘うように引き寄せられる。
 精液と愛液で汚れたままのモノを押し当てる。
ジンニャーの顔が期待に火照り、入口が焦れったそうに震えた。
 熱く蕩け、私の大きさに慣れてきた穴の中に侵入していく。
穴が嬉しそうに収縮し、脚が私の腰をしっかりと捕まえる。
上体を倒していくと、伸びてきた腕が背中に回され、引き寄せられた。
最初の結合からは想像もつかない熱烈な大歓迎には興奮をそそられずにいられない。
 下半身と上半身が密着した。手、脚、中の全てが私に絡みついて媚びてくる。
 すっかり私を受け容れているようだ。試みに顔に唇を近づけてみる。
 ジンニャーは拒むどころか、積極的に顔を近づけてきた。
 緩く唇を開いたまま口づけてやると、私を迎えた唇から舌が突き出された。
熱い舌先が舌をねだるように唇を舐め回してくる。
 負けじと応戦する。舌先を舌先で迎え撃つと、しばらく戦った後、舌先がさっと退いた。
逃がすまいと追撃し、こちらの舌先を相手の口の中に潜り込ませる。
 ジンニャーの手が私の頭と首の付け根辺りに回され、互いの口がより深く密着した。
送り込んだ舌先は、唇、舌、歯、頬肉と、口内の全てによって歓迎された。
ジンニャーは情熱的に私の口を貪った。舌を散々に求める一方で、私の唾液を啜り、喉を鳴らして飲み下している。
 オアシスを見つけた渇き死に寸前の旅人のように貪欲な求めに圧倒されかけたが、上半身の失点は下半身で取り返す。
緩やかに動かしていた腰を一転、獣のように振りたくってやると、形成は一気に逆転した。
 ジンニャーは私を責めることも忘れた様子で、与えられる快感に酔い痴れている。
 ジンニャーの顔が蕩け、下半身が絶頂に向かおうとするかのように震えた瞬間、私は一切の動きを止めた。
「い、いや、やめないで……!」
 ジンニャーが切なげに懇願してきた。媚びるような眼差しを向けてきた。
それでも動かないでいると、我慢できなくなったように腰を揺すり出したが、腰を押しつけて押さえ込む。
「質問に答えてくれたらまたしてあげますよ」
「答える! 何でも答えるからぁ……!」
「どうしてあんなことしたんですか」
「あ、あんな、こと……?」
「私を襲ったことです」
「それは……」
 私に組み敷かれ、時折突かれて悦びの声を上げながら、
ジンニャーは自分がなぜこんなことをしたのか、その経緯を語り出した。
 ジンニャーには同じジンの夫がいると言う。
その夫はこの辺りでも随一の力を持った強力なジンなのだが、数十年前に物に封じられてしまい、それきり会えずにいる。
 そうなると、当然、夫婦生活は途絶え、欲求が募っていく。
普通は遅くとも十数年程度で三つの願いを叶えて解放されるものだから、
最初の内は、すぐに帰ってきてくれると信じて操を守り続けていた。
しかし、夫はひねくれ者で、何一つとして願いを叶えようとせず、そのせいで全く帰ってくる気配がない。
 そのため、体の疼きは、夫への不信と不満と共に際限なく膨らみ、遂に今日、爆発してしまった。
男であれば誰でもいい。誰のモノでもいいから咥え込み、体の疼きを鎮めたい。
そういう精神状態になり、偶々見かけた私を衝動的に拉致し、現在に至るとのことだった。
 そんな状態のジンニャーに出会えたのだから、私は非常に幸運だったと言える。
「旦那さんの帰りが待ちきれなくなってこんなことしちゃったんですか。いやらしい奥さんですね」
 聞き終えてそう言ってやると、興奮したように中がきゅっと締まった。
「だって、だって……何十年も放っておかれて……
その気になればいつでも帰って来られるのに帰って来なくて……我慢できなくっても、仕方ないではないか……!」
 甘えるように、慰めを求めるように首筋に顔を擦りつけてきた。
 それを抱き締めながら腰の動きを再開する。泣き声とも喘ぎ声ともわからない声が上がった。
283 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/14(火) 21:19:45 ID:VcsTz6xg
「奥さん、どうです、数十年ぶりのチンポは?」
「き、気持ち良い! 凄く、凄く、良い……! あっ、も、もっとぉ、もっとしてぇ……!」
「欲張りですね、奥さん。まあ、こんな良い体してるんですから、持て余しちゃいますよね。
旦那さんも大変だったでしょう。あ、旦那さんと言えば、どうですか、旦那さんと比べて、私のチンポは?」
「凄いのぉっ! あ、あの人と、全然、違うのぉっ!」
「どんな風に違うんですか」
「お、大きくて、太くてっ、か、硬くてぇ……ごつごつ、していて、逞しくて……
あっ、ああっ、もっとぉっ、いい、いいのぉ、そこ、そこぉ……!」
「旦那さんの、ちっちゃいんですか」
「そうなの、あの人の、小さいのぉ……! お前のと違って、子供みたいで……すぐに出して、終わっちゃうのぉ!」
「なるほど、短小で、おまけに早漏、しかも何十年もほったらかし。悪い旦那さんですね。
そんなんじゃ、奥さん、満足できなかったでしょ」
「う、うん、駄目、だった! あの人のじゃ、全然……お前の方が……!」
「奥さん、素直になると可愛いですね。いいですよ。これからは旦那さんの代わりに私が奥さんを満足させてあげますね」
 この女は一回で終わりにするには惜しい。何としてでも私のものにしてやる。
「あっ、あぁっ、う、嬉しいっ、嬉しいよぉ……!」
 体を隙間なく重ね合わせ、互いの肌に手を這わせ、唾液を交換しながら、私達は人気のない夜の山中で快楽を共にした。
 ジンニャーが何度目かの絶頂に達したところで、再びモノを引き抜いた。
「あっ、なぜ……お前は、まだなのに……」
 ジンニャーが脚を絡めて私を引き留めようとするが、それを払い、立ち上がる。
 地面に転がしておいたせいで酷いことになっている上着――だったもの――を拾い上げる。
「ど、どこに……まさか、もう、もう行ってしまうのか……嫌だ。行かないで……もっと可愛がってくれ……」
 よろよろと体を起こしたジンニャーが縋りついてきた。
 その体を抱き締めて撫でてやりながら告げる。
「いえいえ、今日は勃たなくなるまでするつもりですから、やめてくれって言われたって許しませんよ」
「だ、だったら……」
「突っ込んで腰を振るだけじゃ面白くありませんから、ちょっと別のことをしましょう」
「別のこと?」
 適当な切り株に上着を被せ、その上に腰を下ろして脚を開く。
 ジンニャーを手招きする。
「こっちに来て、私の脚の間に座ってください」
 ジンニャーは首を傾げながら寄ってきて、私の膝に乗ろうとしてきた。
 地面を指差してそれを制す。
「そうじゃありませんよ。奥さんが座るのはそこです。そこに座っておしゃぶりしてください」
「……おしゃぶり、だと?」
「フェラですよ、フェラ」
「フェラ……と言うと、男のモノを口で咥える……」
「それです。やってください」
「し、しかし、私はそういったことをしたことがなくて……それに、これは……」
 脚の間に跪いたジンニャーは、この期に及んで逡巡している。
 未経験の人妻にフェラをさせる。酷く興奮する。
その初めてのフェラがある意味ではお掃除フェラだというのもいい。これは絶対に拒否などさせられない。
「嫌ならいいんです」
「そ、そうか……」とジンニャーが安堵の表情を浮かべた直後に、それを打ち砕く。
「私はこれで帰りますから」
「そ、そんな……!」
「だって、フェラもしてくれないんでしょう。雰囲気が台無しです。興醒めですよ」
「わ、わかった……するから、だから、もっと私と一緒にいてくれ……」
 私の膝に取り縋るジンニャーの顔には、切羽詰まったような表情が浮かんでいる。
「ええ、してくれるんでしたら、できる限りお付き合いしますよ。さあ、舐めてください。
私の言う通りにね。まずは先っぽにキスでもして貰いましょうか」
 ジンニャーの頭に手を添えて引き寄せ、顔の真ん前にモノを突き出す。
 ジンニャーは毒蛇に睨まれてでもいるかのように顔を強張らせ、まじまじとモノを見ていたが、
「できないのなら……」と私が呟くと、意を決したように唇を寄せてきた。
 ぷっくりとした唇が震えながら先端に触れる。
「もっと吸いつくようにキスしてください……そうそう、いいですよ。
挨拶が済んだら、今度は舌を出して、竿の方を舐めてみてください。合間合間に唇で啄むともっといいですよ」
 ジンニャーは、雄と雌の粘液に濡れて臭気を放つモノを、吐き気を堪えるような顔をしながら舐めていく。
これを心の底から美味そうに舐めるまでに調教してやるのもいいかもしれない。
284 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/14(火) 21:21:43 ID:VcsTz6xg
「その調子です。次は先っぽを咥えてみましょうか。はい、口を開けて……」
 モノの先を唇に押しつけてやると、最初は抵抗する素振りを見せたが、やがて諦めたように口を開けた。
顔を顰めながらモノを口の中に受け容れる。
 頭の部分を咥えたまま、これからどうすればいいのか問いかけるように、上目遣いで見てきた。
「歯を立てちゃ駄目ですよ……唇で扱いてみてください。唇を窄めて吸いつくように……
そんな感じでいいですよ。あ、舌がサボってますよ。全体でもっとねぶるように……
ん、そうそう先っぽの割れ目も……んん、上手ですよ」
 ジンニャーは指示に忠実だった。
厚ぼったい唇で雁首の辺りを扱いたかと思えば、肉厚の熱い舌で頭の部分を舐め回す。
動き自体はたどたどしい稚拙なものだが、真剣さと熱意は充分だった。
「その状態で顔を動かしてみてください……強く吸ってみてもいいですよ……
あ、手の方も怠けてちゃ駄目ですよ。棒を扱いてください。あと、袋の方も揉んでみてください。優しくですよ」
 口の方がある程度形になってきたので、今度は手の使い方も教える。
一方の手で竿を扱かせ、もう一方の手で袋を愛撫させる。
 初めの内、手つきはぎこちなく、おっかなびっくりといった趣だったが、やがて慣れてきたのか、次第に大胆になってきた。
 下品な音を立てて一生懸命に吸いつき、口から涎を零し、鼻息を荒くする美女。
竿と袋をいやらしく這い回るすべすべとした手。
堪らず出してしまいそうになり、慌てて口を離させる。
 最後まで吸いついてきたせいで、抜ける瞬間の心地良い吸引力に、思わず身震いしてしまった。
「おしゃぶりはこのくらいにして……次は玉舐めをお願いしますね。
袋の方を舐めたりしゃぶったりしてください。デリケートな所ですから、優しくですよ」
「こ、こうか?」
 ジンニャーが股間に顔を埋め、恐る恐るといった風に袋に舌を這わせる。
ぬるぬるとした熱い舌に撫でられるのが心地良い。
「いい感じですよ。もっと続けてください」
 頭を撫でてやると、気を良くしたのか、熱心に舌を動かし始めた。
熱い吐息を吹きかけながら舐め回し、啄み、頬張り、転がしてくる。
やはりどれもまだぎこちないが、美女の奉仕、という時点でマイナス部分は相殺されてなお余りある。
股間の奥が熱くなっていく。
 しばらく続けさせた後、顔を離させる。
 次は何だ、と言いたげに見上げてくるジンニャーに告げる。
「今度はパイズリをやって貰いましょうか」
「……パイズリ?」
「その大きなおっぱいでチンポを挟むんですよ」
「……やってみよう。上手くできないかもしれないが……」
「奥さんみたいな美人さんなら、技術が多少足りなくても平気ですよ。じゃあ、挟んでください」
 浅く座り直し、股間を突き出す。
 ジンニャーはどうしたものかと考え込む様子を見せたが、やがて頷き、
ゆっくりと重たいおっぱいを私の下腹部に乗せた。上手い具合に屹立したモノが谷間に収まる。
 すべすべとした張りのある肌が、その下の柔らかい肉ごと、優しく吸いついてくる。
温かくて柔らかい、酷く癒される感触だ。
「り、立派だな……」
 谷間から頭だけが飛び出たモノを眺め、濡れた声を出す。
「奥さんこそ、立派なおっぱいですよ。私のチンポをこんな風にすっぽり包めちゃうんですから」
 ジンニャーの表情が緩んだ。
「そうか……それで、この後どうすればいい」
「ローションとかがあった方がいいんですけど、奥さんの涎でぬるぬるですから、
このままで大丈夫でしょう。両手で押さえて、そのまま上下に動いて扱いてください」
「ええと……こうだろうか」
「いいですよ。ああ、気持ち良い……」
 おっぱいを左右から押さえた状態で、ジンニャーが上半身を上下させる。
上に動けば頭が谷間に引っ込み、下に戻れば谷間から頭が顔を出す。穴では味わえない独特の感覚だ。
「それだけじゃなくて、押さえたまま捏ね繰り回したりとか、色々してみてください」
 息を弾ませながらジンニャーが指示に従う。動き自体は単調だが、何しろ、素材が良い。
肌の張りも、肉の弾力も、上気した顔も、全てが極上だ。
 もうそろそろ我慢の限界だ。だがこのまま出すのでは物足りない。
「奥さん、そのままフェラもしてみて。頭の所をパクって……そうそう、いいですよ」
 ジンニャーは谷間から顔を出した頭を咥え込んだ。これでいいか、と問いかけるような上目遣いを寄越す。
285 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/14(火) 21:23:14 ID:VcsTz6xg
「凄くいいです。そのままおっぱいで捏ね回しながら、おしゃぶりしててください」
 頭を撫でてやると、嬉しそうに表情を緩め、一層熱心に口と胸を働かせ出す。
 頭を押さえてモノを深く送り込んでも抵抗はなかった。
喉奥を突かれて苦しげにしつつも、「んっ、んっ」と健気に奉仕を続けてくる。
 苦しげな吐息を漏らしながらの吸いつき。媚びるような上目遣い。
ひょっとこのように唇を尖らせていやらしく歪む美貌。淫らに形を変えてモノを包む巨乳。
全てが私を絶頂へと導いていく。
 頭を頬張られ、吸い立てられた瞬間、限界が訪れた。
ジンニャーの頭を押さえつけ、腰を突き出して二度目の射精に至る。
「出しますよ、全部飲んで!」
 逃げられないように固定したまま、ジンニャーの清楚な口の中にねっとりとした液体を思う存分注ぎ込む。
射精を受け止めるジンニャーは、固く瞑った眼から涙を零して表情を歪めているが、顔を背けようとはせず、じっと耐えている。
 出しきったところで「ふう」と一息つく。
二回連続で出しても、まだ硬いままだ。射精特有の倦怠感や疲労感はあるのに、下半身は依然として戦意旺盛だ。
風俗だとこうはいかない。やはり、ジンニャーの魔性の美貌に中てられているのだろうか。
「中に残ったのもちゃんと吸い出してください」
 頭を撫でながら要求する。
 直後、身震いするような感触がモノの先に走った。舐められ、吸い出され、腰砕けになりそうになる。
もし立ったまま舐めさせていたなら、情けなく尻餅を突いていたに違いない。
「もういいですよ」
 頭を撫で、口を離させる。
 ジンニャーは私のモノをうっとりと見つめている。
「まだ硬いのだな……」
「まだまだできます。ほら、立ってください」
 ジンニャーの手を取って立ち上がらせる。
「今度は、何を?」
 期待と欲情の眼差しに、手近な木を指差して答える。
「そこの木に手を突いてお尻突き出してください。頑張ってくれたご褒美をあげますから」
「あ、ああ、わかった。ほら、これでいいか」
「脚はもうちょっと開いてくれた方がいいですね
「これでどうだ」
 いそいそと私の指示に従って脚を開き、尻を突き出してきた。
尻の谷間から股間までが開き、整った窄まりといやらしい裂け目が月明かりに照らされた。
 そうしろと言いつけたわけでもないのに、誘うように尻を振り、媚びるような視線を向けてきている。
 尻を鷲掴みにして更に割り開いて固定し、誘うようにひくつく穴にモノを押し当てる。
涎のように愛液が沁み出してきた。
「最初から激しくいきますから、しっかり掴まって、踏ん張っててください」
「ああ、わかった!」
 喜色に満ちた返事を確認し、モノを遠慮会釈もなしに突き込んだ。肉穴が悦びに震えるようにして絡みついてくる。
 宣言通り、余計な気遣いもせず、技巧にも拘らず、我武者羅に突きまくった。
 魔性の穴はどこまでも受け容れてくれた。突けば突くだけ快楽をくれた。
 それでいて私を昂らせるばかりでなく、しっかりと自分の快楽も貪っている。
突くたびに声が上がり、引くたびに声が上がる。私の突きに翻弄されているようでいながら、
実は全てを貪欲に受け止め、更に多くを求めてくる。
 先に快楽の極みに達したのは飢えたジンニャーだった。
何気なく奥の一点を擦り上げた瞬間、そこが弱点だったのか、
ジンニャーは大きく仰け反り、絶叫に近い声を上げて絶頂に達した。中が貪欲に絡みついてくる。
 この強烈なうねりを感じながら、しかし、動きを止めるつもりはない。
 思えば、ジンニャーが達している最中、私はその激しいうねりをじっと味わうばかりだった。
勿論、それも充分に心地良かったが、やはり何度か味わってみると物足りなくなる。
この状態で突きまくったらどうなるのだろう、と欲を掻かずにいられない。
 力を失って気にしがみつくようになったジンニャーには構わず、まだ震えている尻を鷲掴みにして更に突き続ける。
 ジンニャーが狂ったような叫び声を上げた。穴の中が一層激しく脈動し、絡みついてくる。
今までとは比べ物にならない、ある意味、苦痛にも通じる暴力的な快感が生まれる。あまり好みではない。
 動きを止めようとしたが、それよりも先に、ジンニャーが再び体を仰け反らせた。
苦悶しているようにすら感じられる痛々しい声と共に、中がまるで私を握り潰そうとするように締まった。
締めつけが強過ぎる。心地良さより痛みの方が強い。
286 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/14(火) 21:24:48 ID:VcsTz6xg
 呻きながら耐えていると、糸の切れた人形のように、突然ジンニャーの体がくずおれた。
上体が地面に突っ伏し、膝が折れ、繋がったままの尻を私に捧げるようにして、
感電した魚のように痙攣しながら倒れている。
 股間の辺りに熱い液体を感じた。かなりの量がある。ジンニャーが失禁しているのだ。
ジンニャーの小便の一部が繋がった部分から私の腿へと伝い、足首へと滑り落ちていく。
 少しやり過ぎてしまったようだ。快感が強過ぎて失神してしまったのだろう。
 だが、呼吸に異常はないし、嘔吐などもしていない。心配する必要はなさそうだ。
しばらく待っていれば勝手に目覚めるはずだ。
 単なる失神であれば、寝ているのとそう変わらない。起きてくるまで、悪戯でもして暇を潰そう。
 繋がったままジンニャーの体を抱き起こす。
 羽交い絞めにするような体勢で先程の切り株に向かい、敷物代わりにしていた上着を拾う。
 上着を地面に敷き、背面座位の形で、その上に腰を下ろす。
 後ろから体の前に手を回し、大きなおっぱいを弄ぶ。
意識はなくても体は反応するもので、吐息が悩ましげなものへと変わった。
ツンと尖った乳首を捻り上げ、指の腹で磨り潰すように弄ってやると、小さく体を震わせた。
私のモノを咥え込んでいる穴も、意識を失って緩んでいたのが急に締まった。
 手を下に滑らせていくと、若草のような毛の感触があった。
それを指でなぞっていくと、弾力のある突起が指先に引っかかった。
 ジンニャーが「んっ」と声を漏らし、中がきゅっと絡みついてきた。
指先で転がして弄んでやると、反応が次第に顕著になっていった。
 指先で強めに挟んでやった瞬間、びくりと体が震え、
「ひっ……えっ、あ、あれ……」とジンニャーが戸惑い気味な声を上げた。
目を覚ましたのだ。
「ああ、お目覚めですか、奥さん」
「わ、私は……一体……頭の中が真っ白になって……それで……うひゃっ」
 耳朶を甘噛みしながら囁く。
「奥さんは気持ち良くなり過ぎて気絶しちゃったんですよ。私のチンポ、そんなによかったですか」
「う、うん……よかった……凄く……」
「旦那さんより?」
「そんなの、言うまでもない……お前だ。お前のモノがいい。もうこれなしでは……
こんなモノを知ってしまったら、もう……」
「そうですか。嬉しいです」
 ジンニャーの体をまさぐる手の動きを再開させる。
「んっ、あ、ああ、また、またしてくれるのか」
 ジンニャーが嬉しそうに声を震わせて腰を遣い始める。
 腰に手を回して押さえつける。
「おっと、駄目ですよ」
「な、何をする!? 意地悪をするな!」
 叱責や抗議と言うよりは哀願のような声だった。
 尖った乳首や張り詰めたクリトリスを指先で転がしてやりながら囁く。
「もっとして欲しいですか」
「当たり前だ……! ここでやめられたら……こんな風に焦らされたら……気が狂ってしまう!」
「だったら、私のものになってください。エッチするのは私とだけ。
私が呼べばいつでも駆けつけて股を開く。そういう女になってください。
そうしたら、それこそ気が狂うくらい抱いてあげますよ」
「だ、だが、私には夫が……ひゃうっ……あっ、んっ……!」
 クリトリスを指先で弾いてやると可愛い声と共に体が弾んだ。中が媚びるように締まった。
 乳首やクリトリスなどの敏感な所を、間違ってイカせてしまうことのないよう、
慎重に加減して嬲りながら説得を続ける。
「別れろとは言いませんよ。精霊の世界にも世間体とか、そういうのが色々とあるでしょうからね。
旦那さんとはいつも通り暮らしていいですよ。ただ、旦那さんとは一切セックスしないで、
私のことを最優先にしてくれればいいんです」
「そんな……あっ、あ、あの人に、も、申し訳……あひっ……」
「先にあなたを裏切ったのは旦那さんじゃないですか。その気になればすぐに帰れるのに、
あなたのことを何十年もほったらかしにして……そんな旦那さんなんか放っておいて、
私と仲良くやりましょうよ。たっぷり可愛がってあげますよ」
 返事を待たずに唇を奪って口の中を蹂躙しつつ、腰を緩やかに運動させる。
 熱く濡れた吐息を漏らして上と下で吸いついてくるジンニャーの表情は、
麻薬を吸いでもしたかのように蕩けている。
287 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/14(火) 21:26:14 ID:VcsTz6xg
 唇を離し、動きを止める。
「ああっ、また……お願いだ、意地の悪いことをしないでくれ……」
「だから、奥さんが私のものになってくれれば、
気持ち良いことをたっぷりしてあげると言っているじゃありませんか。
ねえ、素直になっちゃいましょうよ」
 再び口づけ、腰を動かす。うっかり暴発してしまわないよう気をつけながら生殺し作戦を続行する。
 流石に魔人というだけあってジンニャーはよく耐えた。
もっともっとと懇願しながらも決して私の要求には頷かずにいた。
 だが元々結果の確定された勝負だ。ジンニャーはただ結果が現れるのを先延ばしにしていただけに過ぎない。
「ねえ、奥さん、つらいんでしょう。私が全部癒してあげますから、私のものになってくださいよ」
「……わかった……なる。お前の女になってやる。だから……!」
「何を言っているんですか、奥さん。奥さんは私の女になるんじゃありませんよ。私の雌奴隷になるんです」
「なる、なるから! 奴隷でも端女でも何にでもなるから、だから、お願いだ、疼いて仕方がないのだ……!」
「素直になってくれて嬉しいですよ。でも、奴隷には奴隷の口の利き方というものがあるのでは?」
「う、うう……わかっ――か、畏まり、ました……ご、ご主人様……」
 切れ長の眼から零れ落ちる涙は、屈辱によるものか、それとも快楽によるものか、はたまた歓喜によるものか。
 考えても仕方がない。私はジンニャーではない。この女の考えていることなどわかるはずもない。
 それに、大事なのは、この女が私の雌奴隷になったということだ。
これでもう女に不自由しない。安くない金を払って風俗に通う必要もないし、
安くない贈り物をして馬鹿女の機嫌を取る必要もない。
 ただ頻繁に抱いてやり、壊れないように、離れないように、折に触れ心のケアをしてやるだけでいい。
どれも私がしたいことだから、何の負担にもならない。
 大事に扱っている限り壊れない優れた性処理道具。美しいだけでなく、強くもある奴隷。
ちょっとした偶然のおかげで、とんでもない掘り出し物を手に入れた。
「ね、ねえ、ご主人様、なりましたから、奴隷になりましたから! お願いです、切なくて……」
 完全に吹っ切れたのか、媚びるような声を出して甘えてきた。
精一杯身を捩って肌を擦りつけ、鼻にかかった声を出す。
「仕方のない奥さんですね。じゃあ、素直になったご褒美をあげましょうか、ね!」
 月明かりに照らされて輝く褐色に輝く体を抱き締め、繋がった腰をお望み通りにくねらせてやる。
 腕の中で、雌奴隷となった人妻が、快楽に忠実な獣となって啼き喚く。


>>113-114に続く。
288 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/14(火) 21:28:05 ID:VcsTz6xg
投下終わり。

展開、設定、キャラ造形の全てを遵守した二次創作ほど難しいものはない。
>>113-114の意図に沿えたかどうかが気がかりだ。
289113:2010/09/14(火) 21:43:35 ID:427wkvWi
GJです。楽しませてもらえました。
290名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 04:42:46 ID:kSY3eehH
かきやー氏、みゃーのエロシーン追加ありがとにゃーん
抜きSSとして活用させてもらいますにゃーん
291名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 07:45:12 ID:6oFFEowg
>>288

超GJ!

たいした職人だ・・・
292名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 16:00:42 ID:CV8x98zN
>>288
大GJだ!
期待してた甲斐があった
293名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 12:58:29 ID:YPaeFoxt
>>276
いやいや本人は以後、偽者扱いされるから問題あるだろ?
294名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 16:21:11 ID:hobD/enK
>>293
本物はすでに死んでるんじゃないの?
295名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 17:07:48 ID:CA4CZtcz
>>294
読解力が欠片もねえな。

ヒロイン:クローンを本物と誤認して寝取られる。
クローン:ヒロインを寝取るが本物に殺される。
本物:クローンを殺すが、ヒロインに自分が本物であることをわかって貰えない。
296名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 17:29:23 ID:ZElD8xkG
しかし恋人は対決前に死んでいることを考えると
死後の世界でも寝とられていると考えるべきかも。
そこで結婚式をあげ、昇華していく二人の姿を見つつ
最後までわかってもらえなかった本物は一人、苦しむことになる…とか。
297名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 02:16:38 ID:+nlV+Shi
死後の世界寝取られとかどうでも良いよw

ドンマイ 次、次!切り替えてこーぜ!
298名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 04:13:09 ID:zY7BwEN6
アイマスが寝取られ的にいい展開になりそうになってきた
299名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 05:46:56 ID:HQEud+Xt
経緯まとめ
ttp://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52374127.html

俺らの時代がやってきたw
300名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 05:51:00 ID:EpOnR951
主力ゲーム投げ捨てるとかバンナム終了じゃねwwwwww
テイルズの完全版商法うざかったからいいけど
301名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 11:38:41 ID:aPCl93Nk
こっちまで炎上させるわけにもいかんので、別の話題を話そう。

お題は「自分が見たNTRがテーマではない作品の中でのNTR」

ザ・サードという作品で、序盤からレギュラーやってた女殺し屋が
後半で暗殺技術教わってた育ての親兼犯罪組織のボスと対決。

ボス(男)「俺の元に帰って来い。俺にはお前が一番必要なんだ。帰ってこなけりゃ殺す」
女殺し屋「いやよ。あんたと居ても楽しかないし。あの子といっしょに居るのが楽しいし。あんたを殺して帰るわ」
女主人公「先生(女殺し屋)を(ボスを)殺してでもつれて帰る!!」

女殺し屋は女主人公にガチ惚れのレズで、育ての親には感謝してるけど、暗殺組織には戻る気はなく、
ボスは手下に位置する人間の分析だと女殺し屋にガチボレという、
女主人公にガチボレの女殺し屋をボスがNTRされちまったというオチ。

女主人公と女殺し屋に肉体関係がないからNTRじゃないか?
302名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 12:03:00 ID:9Z3HM+Ru
どこがNTRなのかさっぱりわからん
303名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 13:12:17 ID:TulwF8Wl
日本語が・・・・
304名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 13:22:24 ID:61CcNJU8
家で飼ってるインコが妙な言葉をラーニングしていたんだが……

「アナタオチンポタクマシイ、シュジンノヨリフトクテステキ」
「キモチイ、オットトノセックスナンテクラベモノニモナラナイ」

妻の悪戯だよな?
そうに違いない。
そうに決まってる。間違いない。
305名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 13:27:10 ID:DtfSPvjc
AVちゃんとしまったか?
306名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 14:35:54 ID:pGG4kSy/
>>304
お前の寝取られ属性を満足させてやろうとの、妻の心遣いじゃないかw

つか、妻持ちで寝取られ属性持ちなんて不憫な、、、、
307名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 17:25:06 ID:MgXKXCdf
最近NTR好きに良い感じの風が吹いてるよな。
メジャーなジャンルになりつつあるし、市民権の獲得も遠くないよな。
308名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 17:29:44 ID:tI4U7V4m
自分で言うのもアレだが
こんな変態性癖がメジャーになって声が大きくなるのはよろしくないと思う
309名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 17:36:08 ID:TulwF8Wl
NTRは俺たちだけのものだぜw
310名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 18:26:28 ID:dtFoE/+m
でもダーク系シチュスレの中ではここが一番活気あると思う。常に。
311名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 18:42:39 ID:61CcNJU8
それはこのスレが寝取られだけじゃなく寝取りも含んでるのが理由の一つかも知れない。

こんな言葉もあるくらいだし、寝取りは昔から結構人気のあるシチュだったと思うんだ。
#私も寝取りスキーだし。

一盗・二婢・三妾・四妓・五妻
312 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/19(日) 18:59:39 ID:p0yH4AP8
俺も寝取られそのものは別に好きじゃないな。嫌いじゃないだけで。
書く時も読む時も基本的に寝取り側に感情移入してるし。
寝取られシチュが割と人気があるのは、その辺の柔軟性っつーか懐の深さのおかげだろうな。
あと、「寝取られ」単体じゃ成立せず、必ず他の属性とセットになって初めて成立するっていう親和性。
幼馴染とか人妻とか恋人とか。
あれこれ考えた結果、基本的に寝取られってのはオプションなんだという結論に至った。

ちなみに俺が一番好きなシチュは、
家庭も立場もある人妻や熟女が若い男のチンポにアヘらされて
「主人のよりいいのぉっ!」とか「このおちんちん好きぃっ!」ってな具合に溺れていくのとか、
貞淑な奥様をヒイヒイ啼かせるのとかだな。
誰かそんなの書いてよ。
自分で書いたのより他人が書いた奴のがエロく感じるから。
313名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 19:00:21 ID:p0yH4AP8
やべえ、鳥消し忘れてた。
吊ってくる。
314名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 19:08:18 ID:Zp4i9YVX
大事なのは「夫以外と」というシチュか「セックスしている」事であって
不倫相手のテクとかは二の次という人が大半らしい

不倫置くさま
315名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 19:17:56 ID:BOyUMDCZ
夫と別れて不倫相手とくっついたのに結局すぐ分かれるとか多いよな
316名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 19:37:09 ID:E8PfkLlI
難しいのは、それらをいかにして寝取られる旦那の視点に
持ってくるかですよね。

女性の視点だとただの浮気になっちゃうし。
317名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 19:56:00 ID:hFEpA/zT
よし、俺に任せろ

太陽の明かりを遮光カーテンで遮った寝室は、まっ昼間だというのに薄暗い。
残暑の厳しい時候、空調を利かせているのだが、鍛え上げられた男の肌の熱さが、美奈子に汗を浮かべさせた。

今年で三十路となる美奈子は、夫との間に三つになる娘も授かり、順風満帆と言える人生を歩んでいた。
だが今、夫婦の寝室で美奈子の上に圧し掛かり、懸命に秘唇を愛撫している若い男は夫ではない。

きっかけは、娘を産んだ後に体型補正の為に通いだした水泳教室だった。
そこで知り合った修一という大学生のインストラクター。
その若々しくも逞しい肉体に惹かれ、一夜だけと過ちを犯してしまったのはいつの頃だったか。
今ではすっかりその魅力にどっぷりとはまり込み、週に三日は逢瀬を重ねている。
もちろん、その事実は夫も知らず、二人だけの密かな愉しみだった。

今年で40になる夫は、娘が生まれた後はほとんど性交に興味を失い、家ではいい父親であった。
建築士である夫は小さな事業所を営んでおり、美奈子は一応社長夫人という身分になるのだが
華やかな社交界と縁があるわけでもなく、退屈な毎日を送っていたのだ。

「ああっ、いいっ! イクゥー!!」

いつの間にか修一は、舌での愛撫を止めて、その野太い指を持って美奈子の性器をかき混ぜるように突いていた。
既に修一は、美奈子の身体の事であれば、夫よりも知り尽くしている。
……それだけの時間を、共にしてきたのだ。

「ヒィッ! イ、イク――アアアアアアアアアアッ!!」

脊髄を貫く、快楽という名の電流。
お産を済ませた女性とも思えぬ、引き締まった腹部がビクビクと痙攣した。
恐らくシーツは、美奈子が撒き散らした潮でぐっしょりと濡れているだろう。
絶頂後の、けだるい意識の中で美奈子は肉体の隅々まで行き渡る余韻を味わっていた。

「――美奈子さん、入れるよ……」
「ん……んん……」

そんな美奈子の意識が回復するのも待たず、若い修一は即座に挑みかかってくる。
正常位に寝転がる美奈子の太腿を、はしたなく両側に割って。
美奈子の視界に映るのは、臍まで反りあがった修一の剛直であった。

大きく、そして何よりも硬い。
結婚して、10歳上の夫に処女を捧げた美奈子にとって、修一の一物は驚愕の代物であった。
初めてみた時は、本当に夫と同じ器官なのかと慄いたほどである。
だが今は――目にしただけで、牝へと変えられてしまうほど、美奈子はその硬さに恋焦がれていた。

「ええ……ええ、来てぇ……美奈子に、その硬いの突っ込んでぇ……」
「ご主人のと、どっちがいい?」

ここ最近、修一が覚えた意地の悪い質問。それに応えるまでは、美奈子がいくらせがんでも挿入はしてくれない。
夫への僅かな罪悪感と――その罪悪感を何倍にも増幅させた興奮のスパイスを利かせて、美奈子は寝室中に響きわたるほどの大声で喚く。

「貴方のよぉっ! 主人のよりいいのぉっ! このおちんちん好きぃっ!」

狂乱する人妻の膣に、待ち望んだ剛直が突き立てられる。
一気に奥まで突きいれられた衝撃で、美奈子の肺から空気が抜けて、全身の筋肉が硬直する。
みっしりと、胎内を埋め尽くす灼熱の塊。
美奈子はその一瞬、貞淑な人妻の仮面も、慈愛を秘めた母親の仮面も脱ぎ捨て、ただ、肉棒の快楽だけに酔い痴れていた……。
318名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 20:23:10 ID:dtFoE/+m
だからそれただの浮気だっつーの
319名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 20:37:02 ID:hFEpA/zT
いや>>312のリクに応えただけだし…
320名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 21:56:43 ID:qGrCMV3g
>>301のNTRではないがNTRを感じる作品、で色々と考えてみたが「フランケンシュタインの怪物」はそれっぽい
博士が結婚初夜に寝室へ行くと、怪物が花嫁の上にまたがっている。怪物は怨嗟の言葉とともに逃げ出し、あとには息絶えた花嫁が。
という場面はなぜか興奮した。

そもそも怪物の復讐の動機は、簡単にいえば自分の女を壊された、ってところからきてるわけで、
パロディだと間抜けな印象の怪物だけど、原作では並の人間以上の知性がある設定。
そんな怪物がただあっさり博士の婚約者を殺して終わり、とは思えないんだよね。

加えて言うなら、原作は博士の告白をまとめたという形式だから、自身の失態はともかく
恋人の痴態はあえて隠蔽したとも取れなくない。
よくパロディになった題材だからこういう視点で映画撮った人はいるかもしれん。
321名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 22:50:53 ID:61CcNJU8
そう言えば昔こんな作品があったなあ……

ユリア「あ、愛します! 一生、どこへでもついていきます」
シン「ふははは、聞いたかケンシロウ! 女の心変わりとは恐ろしいものだな。これでユリアはオレのものだ。あははは・・・」
ケンシロウ「ユ、ユリア――――ッ!!」
322名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 02:05:44 ID:cGnHKg/Z
>>317
おお、いいなこれ。
一レスの中に見事に俺の希望が収まってる。
ただ、一レスの小ネタにこんなことを言うのも何だが、
贅沢を言えば、旦那の反応も欲しいな。
そうすると、現実では絶対に知ることのできない寝取られ男の敗北感を感じることができて、
神視点で寝取りの快感を味わえるから。

>>318
寝取られの定義は揉め事の種になるからやめた方がいいぞ。
323名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 02:20:16 ID:FhQzwiQa
>現実では絶対に知ることのできない寝取られ男の敗北感
なんかNTRを感じた
324名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 12:39:53 ID:tY5guhVr
>>321
昔のジャンプは良かった…
乳首も出てたし
325名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 14:13:34 ID:VbGscazo
寝取りでも寝取られでも女が快感に負けちゃうのが好きな奴は
俺だけじゃない…はず
326名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 14:38:19 ID:uhEa+s9C
>>325
わかる
自分は寝取られ好きではないと思っているがちょうどいいのがここにしかない
327名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 14:58:27 ID:7N/m2xXD

>>325の気持ちが分かりすぎて困るww
328名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 14:59:44 ID:Jy3+Dx7J
寝取られも好きだし洗脳系の話も好きだ
エロゲはbishopが大好きだ

女がエロくなるのが良いよな
329名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 15:08:21 ID:cGnHKg/Z
>>317
何かもうむらっとき続けてどうしようもないから、
ジンニャーの奴みたいにそれで二次創作やっていい?
投下するのはかなり先になるが。
330名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 15:30:34 ID:6mzOUJ5L
>>325
女が感じてないといまいち興奮できない
331名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 15:35:19 ID:As8j0WVm
何でトリ付きの書き手って無駄に自己主張したがるのかね
332名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 15:40:49 ID:OBsEQPwJ
俺みたいなヤツ、意外と多かったんだな。
と少しだけ安心しつつ、こんなスレもあると紹介してみる。
#更新が止まって久しいが……

ttp://green.ribbon.to/~majiiki/m/
333名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 15:42:20 ID:OBsEQPwJ
>>331
無駄か?
スレにとって十分有益だと思うが。
334名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 15:43:19 ID:L+xwUMGS
無駄とも思わんけど有益はさすがに無いわー
335名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 15:49:18 ID:As8j0WVm
ただ二次創作するって話なだけなのに、一々ジンニャーみたいに〜とか付ける必要が果たしてあるのか?
俺あのジンニャー書いた作者だぜ?お前らその俺の新作読みたいだろ?ええ?
って意図が透け透け
336名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 16:25:23 ID:WDWvNXqe
うるせえなあ。書いてくれるっつーやつがいるなら、それでいいじゃねーか。
書かないやつなんて、俺含めて糞の役にも立たないんだからさ。
337名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 16:26:14 ID:6ha/zpLz
某スレに投下しかけたものの、そちらでは微妙にスレ違いだった作品を転載します。
色々な要素が入っているので、ここは寝取られか?と思う部分もあるかもしれませんが、
お付き合い頂ければ幸いです。
338他人(ひと)の皮を被る 一話  1/16:2010/09/20(月) 16:27:27 ID:6ha/zpLz

 世界には同じ顔をした人間が3人いる。
 ドッペルゲンガーとも呼ばれる有名な都市伝説だ。
 大門晃(おおかどあきら)はその都市伝説を、ぶらりと足を伸ばした街の喫茶店で思い出した。

「いらっしゃい……あら、久しぶり」
 喫茶店の女主人は晃を見るなりそう笑いかけた。晃は訝しむ。
 その店に入ったのは間違いなく初めてだ、久しぶりとはどういう事か。
「ええと、どこかで会ったっけ?」
 晃が問うと、女主人は目を丸くした。
「何言うんだい、お前さん」
 そう言って晃の頭からつま先までを何度も見やる。
「……確かにいつもみたいにスーツじゃないけど、じゃあ何、他人の空似かい」
「おそらくは」
 晃が頷くと、女主人はふうん、と唸った。
「驚いたね、瓜二つじゃないか。まるで双子だよ」
 晃はそれに愛想笑いを返しつつ、かの都市伝説を思い浮かべる。

 ドッペルゲンガーの知り合いは女主人だけではなかった。
 公園を歩くと老婦人が会釈をし、砂場の子供が挨拶をする。
 どうもそれなりに有名で、かつ人望のある人間のようだ。
 そうなってくると晃は俄然その人物に興味が湧き、是非とも会いたいと思うようになった。
 普段はスーツ姿だというからサラリーマンだろう、そう当たりをつけて連日夕刻に街を探し回る。

 しかし5日が経ってもそれが実を結ぶ事はなかった。
 晃は歩き疲れた足を止め、ショーウィンドウに映る自身を見やる。
 中肉中背、適当に床屋で刈り上げた髪に、甘ちゃん坊やのような顔立ち。
 その実は今年で32になり、新卒で入った会社をクビになって以来、アルバイトで食っているしがない男だ。
 不況の中にあってすでに正社員への望みはなく、その日暮らしが性根にこびりついている。
 貯金ができれば仕事をやめ、生活費が底をつけばまた働くという自堕落な生活。
 さらには内向的で風俗嫌いでもあるため、32年生きて女と肌を合わせた経験すらない。
 こんな人間にそっくりなもう一人は、果たしてどんな生活を送っているのだろう。
 晃がショーウィンドウを眺めながら思ったとき、突如背後から声がかけられた。
339他人(ひと)の皮を被る 一話  2/16:2010/09/20(月) 16:28:06 ID:6ha/zpLz

「……あの、すみません!」
 店員が注意でもしに来たか、と振り向いた晃は目を疑う。
 そこには自分がいた。いや、正確には自分と見紛うほどに瓜二つな男だ。
 耳の形、瞳の輪郭、笑うような口元、顎の黒子、全てが奇跡的なまでに合致している。
 晃が言葉を失っていると、男はふっと笑みを作った。
「ああ、良かった。ちゃんとした人間だ」
 安堵した様子でそう述べ、不可解な顔の晃に頭を下げる。
「失礼しました。実は数日前にあなたの姿を見かけ、これは目にすると死ぬというあのドッペルゲンガーか、
 などと勝手な疑いを持っていたのです。
 その相手にこうしてまたお会いできたので、たまらず事実を確認したくなりお声をお掛けしました。お許しください」
 その慇懃な態度に晃はつい破顔した。
「気にすんな。俺も同じだよ」
 晃の言葉で男も嬉しそうに顔を上げる。2つの笑い声が重なった。

 2人は夕日を背に公園の噴水脇へ腰掛け、互いの身の上を語り合った。
 男は白戸康平(しらとこうへい)といった。
 晃と康平にはやはり奇妙なほど共通点が多い。背格好は勿論、日の焼け具合もそっくりで、歳も同じ32歳。
 誕生月こそ半年離れているものの、産まれた日付と時刻は一致している。
 声質も似通っており、晃は康平の話を聞きながら、時折自分が話しているような感覚に捉われた。
 肉体的な要素には当人達でさえ違いが見出せない。
 ただ内面は違っていた。康平は晃よりも気性が穏やかだ。控えめで、話すよりも聞くことを望む。
 人好きのする性格だと晃は感じた。
 その性格が幸いしてか、康平の生活は円満そのものだ。
 独立系の専門商社に入社して10年、多忙ながらも恵まれた職場環境の中で係長に昇進し、
 また現在、ある女性と恋仲にあるらしい。
340他人(ひと)の皮を被る 一話  3/16:2010/09/20(月) 16:29:11 ID:6ha/zpLz

「この娘なんだけどね」
 康平が携帯で撮った画像を翳す。晃はそれを見て息を呑んだ。
 愛らしい娘だ。
 ダークブラウンに艶めく胸元までの髪、白い肌。瞳は小動物のように爛々と輝き、桜色の唇はぽってりと柔らかそうだ。
 さらにブラウス越しにも胸の膨らみが窺え、脚線は細く、とスタイルも整っている。
 ファッションに疎い晃にさえその服飾のセンスの良さがわかった。
 現代風に垢抜け、かつ品の良さも窺える娘。都心でもそう見かけるものではない。
 童貞の身にはあまりに眩しく、晃はつい鼓動が早まった。

「由希(ゆき)っていうんだ。結構可愛いでしょ」
 康平の問いに、晃は動揺を悟られぬよう頷く。
「ああ、かなりな。いくつ?」
「24歳。学生の頃からバイトしてたブティックで副店長をしてるそうだよ」
 なるほど、と晃は得心が行った。確かにそのような感じを受ける。
「しかし、24か……若いな」
 晃はしみじみと呟いた。
 自分達より8つ下。ようやくに学生気分が抜け、社会人としての自覚が芽生え始める頃だ。
 小学生だった時分は24の担任教師を見て大人だと憧れたものだが、30を超えた今から思えば小娘に過ぎない。
 そのような新鮮な娘と交際できるなど、晃からすれば夢物語に等しかった。
 だが出来る人間には出来ているのだ。
 康平のように人柄がよく、社会的な地位もある人間になら。
 晃は密かに歯を噛み締める。劣等感で吐息が黒く染まりそうだった。

「……そろそろ暗くなってきたね。帰ろうか」
 携帯を戻した康平が空を見上げ、にこやかに言う。
「そうだな」
 晃も尻をはたいて立ち上がる。
「明日もまた、ここで待ってて貰ってもいいかな。もっと話を聞きたいんだ」
 公園の出口で康平が言うと、晃は頷いた。
「ああ。俺もだ」
 そう言って互いに笑い、手を振って別れる。
341他人(ひと)の皮を被る 一話  4/16:2010/09/20(月) 16:30:07 ID:6ha/zpLz

「…………由希、か」
 晃はネオン街を歩きながら呟いた。
 大通りには夜が更けた後も人が絶えない。
 ショーツが覗くほどの超ミニを履いたキャバクラ嬢、ブレザーからむちりとした脚を覗かせる女子高生。
 だがそのいずれもが、先ほど目にした画像に及ばない。
「……由希、由希、由希ッ!」
 アパートに帰った晃はその名を繰り返しながら激しく自慰に耽った。
 妄想の中で由希はブラウスを捲り、豊満な白いバストを晃の眼前に晒す。
 晃がそれを揉みしだくと心地良さそうに目を細め、花園に指を差し入れれば切なげに腰をうねらせる。
 柔らかな唇で行われるフェラチオは至上の快楽で、そそり立った怒張を膣へ捻じ込めば愛しげに締め上げてくる。
 その悦楽を享受するのは康平ではない、晃だ。
 妄想の中には康平はおらず、それと全く同じ顔をした晃が何も知らない由希と愛を育んでゆく。
 
 晃はそれ以来、よく康平と会うようになった。
 康平はそれなりに多忙なようではあったが、残業を早く切り上げては夕方の公園に現れる。
 晃は会うたびに康平のプライベートを聞きだした。
 由希とは偶然に知り合った事。
 康平はどちらかといえば性に淡白で、セックスは由希にリードされている事。
 由希はうなじから背筋にかけてが弱い事。
 付き合い始めてもう2年目であり、そろそろお互いに結婚を意識している事……。
 晃はそれを聞きながら、由希との妄想をよりリアルなものにしていった。

 晃の頭にはもう由希の白い太腿しかない。
 康平とはきっと無二の友になりえただろう。
 しかし由希の画像を見たあの瞬間から、目の前のにこやかな男は嫉妬の対象でしかなくなった。
 口先で親友の契りを交わしながら、心中では康平に成り代わる事ばかり夢想する。
 晃が昔読んだ小説にも、人に取って代わるドッペルゲンガーがいた。
 ならば、晃の方こそ康平のドッペルゲンガーなのか。康平は近いうちに死ぬのか。そう嘲笑う。
 しかし、それも所詮は負け犬の遠吠えだ。
 晃とて本気で人一人を殺し、その人生を演じる気などない。
 ただ惚れた女が人のものである事実から逃避しているに過ぎない。
 晃自身もそれは十分に理解していた。
342他人(ひと)の皮を被る 一話  5/16:2010/09/20(月) 16:31:52 ID:6ha/zpLz
 ……だから、よもや本当に康平に異変が訪れようなどとは、その時は思いもしなかった。

 晃が康平と知り合って3ヶ月が経った頃だ。
 晃はその日も約束通り、夕暮れの公園で康平を待っていた。
 しばらくして康平が公園前に姿を現す。
 しかし康平はそのまま、晃には目もくれずに公園を通り過ぎた。
 晃は首を傾げる。公園の先に用事があるのかとも思えるが、康平の律儀な性格から言って、
 待たせている晃に一礼ぐらいはしていくはずだ。
 何かが妙だった。
「おい、康平!」
 晃は呼びかけながら公園の外に出る。
 康平はよほど足早に歩いているのか、すでに2つ先の角を曲がるところだった。
「くそ、速ぇな!どうしたってんだ」
 晃はいよいよ不安になって走り出す。

 角を曲がり、路地に入ったところでようやく康平の後姿が見えた。
 その歩く先は山奥へ向かうトンネルだ。
 晃はぞくりと悪寒がした。
 晃にはこの辺りの土地勘がない。一月前にぶらりと足を伸ばしただけの街だからだ。
 そんな晃でも、その場所だけは知っていた。その山の頂には滝に繋がる古いダムがある。
 県内でも有名なスポットだ。ただし観光名所としてではない。
 自殺の名所だから、だ。
 転落死した者の霊が呼ぶ、絶景のあまりふらりと水面へ飛び降りたくなる。そんな噂が絶えない場所だった。
 康平が今入っていったのはそういう山だ。
「……まさか、あいつ!!」
 晃は歯をうち鳴らし、足を震えさせながら康平を追った。警察に通報する事さえ気が動転して忘れていた。
 今はただ、友人を止める事しか考えていない。
343他人(ひと)の皮を被る 一話  6/16:2010/09/20(月) 16:33:29 ID:6ha/zpLz

 トンネルを抜け、森へ入っても康平の足取りは衰えなかった。スーツ姿のまま枝葉を掻き分けて突き進む。
 同じ体格でラフな格好の晃が、何度も足止めを喰らうのにだ。
 この山道に慣れているのか、それとも何らかの執念に駆られてか。
 登り始めたのは夕暮れだったが、いつのまにか月が出ていた。
 夜の山道、すでに康平の姿は見えないものの、ガサガサと鳴る草の音で居場所は推測できる。
 それを追ううち、次第に滝の音が鼓膜を震わせ始めた。気温も心なしか低まり、火照った体に纏いつくようだ。

 晃が息を切らせて小休止を取ったとき、ふと前方の草の根が止んだ。
 はっとして晃が顔を上げた直後、水面に何かが落ちる音が響き渡る。
 小石や枝などではない、もっと大きなモノだ。例えば、人間のような。
「こ、康平えええええぇぇっ!!!!」
 晃は叫び、山道を駆け上がった。驚くほど体が早く進む、なるほど必死の力は強い。
 晃が山頂に辿り着いた時、開けたそこには誰の姿もなかった。ダムの水面に目をやる。
 月が翳っている暗さでほとんど見えない。
 だが無数の枝葉が滝壺へ向かって流れており、そしてよく目を凝らした晃は、断崖絶壁の岸辺にある物を見つけて脚が震えた。
 流木に絡まる康平の背広だ。
 先ほどまで追いかけていたのだから見間違える筈もない。
「う、嘘……だろ……おい」
 晃は立っていられずにその場にへたり込んだ。
 死ねば良いと空想したのは事実だ。だがまさか本当に、目の前で人が死ぬとは。
『もう一人の自分に会うと死ぬ』
 そんなものは脅かしで作られた、下らない都市伝説ではないのか。
「うっ……!」
 晃は気が昂ぶるあまり、喉元へ熱さがこみ上げるのを感じた。
 口を押さえて傍の茂みに駆け寄り、胃の内容物を吐き出す。

「はっ……はぁっ……はぁっ……!!」
 這いつくばって息を整えながら、ふと晃は視界の端に何か光るものを見つけた。
 携帯だ。
 開いてみると待ち受けに由希の画像が表示される。間違いなく康平のものだ。
 さらにはその近くに財布も落ちていた。中には現金と免許証、会社の名刺などが入っている。
 転落する際に誤って落としたのか、あるいは自殺するにあたって発見者に身元を知って欲しかったのか。
 いずれにせよ貴重な個人情報だ。
344他人(ひと)の皮を被る 一話  7/16:2010/09/20(月) 16:35:20 ID:6ha/zpLz

 成りきれる。
 滝の音に思考を乱されながら、晃はふと思った。
 康平の家の場所は話に聞いて知っている。彼の家の鍵もある。カードもあるし携帯もある。
 そして何より、瓜二つの身体がある。
 これだけあれば康平という一人の男になりすます事も不可能ではない。
 無論死んだ康平に対する冒涜だとは思う。だがそれまで絵空事でしかなかった成りすましが、今や成立しうる状況にある。
 掴めば映画のヒーローになれる蜘蛛の糸が目の前にぶら下がっているのだ。
「はは、ははは……」
 晃は激しい動悸の中で笑った。
 そう、康平はヒーローだ。彼が死んだとあっては皆が悲しむ。親も、会社の人間も、そして恋人である由希も。
 ならば晃が死んだ康平を演じる事が、それらの人間に幸福を与えることになるのではないか。
「そうだ、相棒。俺が……お前の人生を続けるんだ」
 晃は財布と携帯を拾い上げ、ゆっくりと立ち上がる。そして康平の沈む暗いダムを見下ろし、目を細めた。

 晃は山を下り、以前康平から貰ったメモを頼りに彼の家を探し当てる。
 公園からほど近い高層マンションの7階だ。
 広い所だった。3つの部屋は洒落たインテリアで飾られ、窓からは街の夜景が広がる。
 目を引くのが58インチのプラズマテレビで、144cm×95cmの画面には子供がすっぽりと嵌りそうだ。
「……ちっ、商社の係長殿は住む世界が違うね」
 晃は毒づきながら革張りの椅子に腰掛けた。クッションが柔らかく、腰がどこまでも沈む。
 座り心地は最高だが腰を痛めそうだ。いかにも成金趣味の椅子だった。
 ふと見ると目の前のパソコンデスクに日記がある。
「死者の日記か……」
 晃は恐る恐るそれを手にした。
 マメな康平らしく毎日欠かさず記してある。
 同僚の話、上司の話、同じ顔の晃を見て驚いた事、いい親友になれそうな事などが誠実に綴られていた。
 しかし少し前の日付から様子が変わる。
 文章が破綻し始め、気持ちがどんどん不安定になっていく事、時々ふらりとベランダから飛び降りそうになる事、
 調子が悪く二ヶ月ほど休職する事などが書き連ねられ、今日の日付以降は真っ黒に塗り潰されていた。
 晃はぞっとした。だが妙に納得もした。
 いずれにせよ康平はもういない。今や彼の全ては晃の物だ。
 例え、それが恋人であっても。

 晃は拾った携帯で由希のアドレスを探し、週末のデートを提案した。
 10分後、由希から嬉しげなメールが返信される。返事は勿論OKだ。
「くくっ。せいぜい楽しもうぜ、由希ちゃんよ」
 晃は隆起した逸物を愛でて呟く。あまりに待ち遠しくて体が震えた。
 32年間絡み付いてきた童貞という垢を、愛らしい他人の女で落とせるのだ。
345他人(ひと)の皮を被る 一話  8/16:2010/09/20(月) 16:36:33 ID:6ha/zpLz

        ※

 週末、由希は初春の令嬢といった出で立ちで現れた。
 ダークブラウンの髪が風を孕み、上は袖と裾に余裕のあるフリルつきの水色シャツ、
 下は萌黄色のホットパンツにブーツ。
 首元にはピンクのリボンが巻かれている。
 ホットパンツから覗く生足は道行く男の目を引いていた。

「お待たせー。今日はなんだか暑いね」
 由希は首を仰ぎながら晃に歩み寄る。涼やかな香りが立ち昇った。
 身長は160cm弱といったところか。
 性的な魅力を醸しながらも、小動物のような瞳のせいか発育の良い小学生のようにさえ見える。
 晃は緊張から喉を鳴らした。
 本物の康平をよく知る由希に、成り代わりが悟られないか。
 このファーストコンタクトが重要だ。
「ん、どうかしたの?」
 自分をじっと見つめる晃に、由希が首を傾げる。疑ってはいないようだ。
「いや、か、可愛い格好だなと思ってね」
 晃は康平の口調を真似て声を聞かせる。
「えっ……そ、そうかな」
 由希は嬉しそうに顔を綻ばせた。
 顔を見ても、声を聞かせても疑わない。
 これで晃は確信した。晃は今、完全に康平になっている。
 とはいえいつボロが出ないとも限らない。本番である夜までは慎重に行こう、と晃は気を引き締めた。

 だが結局それも杞憂に終わる。由希は康平を疑う気配がまるでなかった。
 恋は盲目、というものだろうか。
 川原では手の込んだ自作弁当が披露された。
 和風で彩りが良い。筍や人参などの野菜は、旨味を殺さないままにしっかりと味付けされており食べやすかった。
「康ちゃん、ほら。あーん」
 由希は具を一つずつ箸で摘んで食べさせてくる。そして咀嚼する晃を眺めながら頭を撫でた。
 お姉さんか、或いはお母さんでいるつもりなのだろう。
 心から康平に惚れ込んでいる様子だ。
 晃が瞬きをすると同じく瞬きをし、指を組みながら話せば同じく指を組んで聞く、
 そんな無意識下の同化動作も見られた。
 相手に心を許していなければ起こらない現象だ。
 勿論それも晃の迫真の演技あってこそで、その裏には確実に様々な職歴が生きている、と晃は思った。

 ともかくも晃はつつがなくデートを終え、ついに目的のホテルへと辿りつく。
346他人(ひと)の皮を被る 一話  9/16:2010/09/20(月) 16:37:30 ID:6ha/zpLz

 ホテルの部屋に入るなり、晃は由希の唇を奪った。
「んっ……」
 由希が小さく声を上げる。
 柔らかい唇を割ると中から弾力のある舌が覗き、それを嬲るとじわりと唾液が溢れ出す。
 若い娘の唾液だ。そう思っただけで晃の逸物が硬さを増した。
 晃はその逸物を擦り付けるように由希の体を抱く。
 柔らかい、と晃は驚いた。細いのに、まるで骨がないような柔らかな抱き心地だ。
 その由希も晃を抱きしめ返してくる。

 2人はしばし口づけを堪能したあと、体を離した。
「服脱ぐから、あっち向いてて」
 由希がはにかみながら晃に言う。
 晃は冗談ではないと思った。気弱な康平なら大人しく従うのかもしれないが、そこは譲れない。
「いや、目の前で脱いで」
「えっ!?」
 由希が驚いたように目を丸くした。まさか着替えを見られるとは思わなかったのだろう。
「で、でも……」
 胸を手で庇いながら晃を窺う。しかし晃が折れないと知ると、渋々といった様子で手を下げた。

 まず首に巻いたリボンが解かれる。ふわりと香水が薫った。
 次にフリルのシャツが捲り上げられ、ブラジャーが外されると白い乳房が露わになる。
 Dカップといったところか。綺麗な椀型で、晃の手の平に何とか収まる大きさだ。
 ホットパンツの下では、三角地帯を薄紫のショーツが覆っていた。
 由希はショーツを恥ずかしげに摺り下ろしていく。
 半ばほどまで下ろすとなだらかな下腹に黒い茂みが覗きはじめた。
 抱かれる事を想定していたらしく、きちりと逆三角に剃りこまれて不潔さがない。
「おおっ……」
 晃が思わず声を上げると、由希はぴくりと手を止めた。腰を折り曲げ、ショーツを秘部の下に絡ませて躊躇する。
陰毛を見られることがたまらなく恥ずかしいのだろう。
「ほら、どうしたの?」
 晃が声をかけると、由希は大きく息を吸い、吐いて、一気にショーツを摺り下ろした。
347他人(ひと)の皮を被る 一話  10/16:2010/09/20(月) 16:38:46 ID:6ha/zpLz

 ショーツが足首から抜かれると、24歳の真裸が晃の視界に晒される。
 ちょうどいい大きさの乳房、締まった腰、すらりとした脚線。
 大人の豊満さと女子高生の青さの中間にあたる肉付きだ。
 肌は白い。男の身体はゴツゴツとしているが、由希は違う。
 なだらかな曲線に縁取られ、むらなく乳白色を塗りつけたような美しさだ。
 無機質でさえある白さの中、目を射止めるのは生々しい髪、陰毛、そしてせり出した胸の膨らみ。
 晃はその乳房にむしゃぶりついた。塩気がある。暑い日に出歩けば乙女とて汗を掻く。
「いやっ、シャ、シャワー浴びないと……!」
 由希の嫌がりも意に介せず、晃は湿り気のある乳房を吸い続けた。
 何しろ32年の人生で初めての女体だ。
 獣のように息を荒げ、下腹から腋から臍から、由希の体中の臭いところを舐めしゃぶった。
 白い身体が唾液にてかる。
「お、勃ってきたぞ」
 晃は乳首をしゃぶりながら歓喜した。
 乳房を揉みながら先の尖りを口に含めば、段々とその尖りが硬くなっていく。
 乳首が勃つということは気持ちいいのだ。
 しょっぱい乳首をねぶりながら由希を見ると、切なげに内股をすり合わせているのが分かる。
 晃は逸物に痛みを感じた。
 ジーンズから逸物を開放すると、それは興奮で反りかえり、先端から先走りさえ垂らしていた。
 ここ数年は無かった勃ち具合だ。

「由希、舐めて」
 荒々しい気分で、しかしそんな時こそ康平を真似る。
 何も知らない由希は乳房を揺らしながらカーペットに跪き、仁王立ちした晃の逸物に手を添える。
「手は使わないで」
 晃は興奮に震える声で命じた。由希は困惑した表情で晃を見上げる。
 康平とのセックスでは常にリードしてきた女性だ、命じられる事には慣れていないのだろう。
「……今日はずいぶん意地悪なんだね」
 由希はやや憮然とした声色で呟き、膝立ちのまま床に手をついて舌を出す。
 洗っていないため匂う亀頭に眉を顰め、ゆっくりと口に含んでゆく。
 晃はさらさらの髪を指で梳きながら見守った。
348他人(ひと)の皮を被る 一話  11/16:2010/09/20(月) 16:40:03 ID:6ha/zpLz

 晃の意図は、由希の素のフェラチオを知ることにある。
 指遣いに頼れず、頭を掴んで無理矢理させられるわけでもない。
 となれば由希は自ら進んで晃の逸物を口に含み、唇を窄め、舌を動かさなければならない。
 すなわち由希が普段康平にどんな音で啜り上げているか、どんな顔で吸い付いているか、
 その情報が一切誤魔化されずに晃に伝わるのだ。晃はまずそれを暴きたかった。

「んっ、んん、う、んえぁっ……」
 由希ははち切れそうな怒張の大きさに呻いていた。
 頬を染め、息を荒げ、額に汗を浮かべながら舌を遣う。その顔からは恥辱に耐える心理が見て取れる。
「き、気持ち、いい……ッ!」
 一方の晃は腰の抜けそうな快感に襲われていた。
 裏筋に添えられた舌が陰嚢からカリ首までをくすぐり回し、
 小さな口いっぱいに溜められた唾液がじゅるじゅると音を立てて怒張をくるむ。
 窄まった唇の輪が肉茎を這い上がる。
 愛らしい由希の美貌は原型を留めぬほどに崩れ、口からは唾液が零れて床に落ちる。
 その狂った美を見下ろしながら、晃はとうとう一線を越えた。
「で、出るっ!!!」
 素早く怒張を抜き、舌を出した由希の顔に精をぶちまける。
 白濁は恐ろしい勢いで飛び散り、由希の舌はおろか鼻先にまで降りかかる。
 由希は目を細めながら、自らの口に白濁が注がれるのを見つめていた。

 ようやく射精が止まった後、晃は白濁を吐き出そうとする由希を制する。
 自分の子種を由希に飲ませる気なのだ。
「ちゃんと飲んで」
 そう命じられた由希は、嫌いなピーマンを食えと言われた子供の顔になる。
 だが仕方なく白濁を唾液と混ぜて飲み込みはじめた。よほど濃いのか、何度も噎せては口端から零れさせる。
 ようやく全て飲み下した時には、由希の額には玉の汗が浮いていた。
349他人(ひと)の皮を被る 一話  12/16:2010/09/20(月) 16:41:15 ID:6ha/zpLz

「さあ、今度は由希の番だ」
 晃は由希を抱き起こしてベッドに座らせる。
 脚の間に恥じらいの部分が覗いた。毛の処理がしてあるので秘唇がくっきりと見える。
 やや縦長で挿入しやすそうだ。
 肉びらには歪みがなく、そう経験が多いわけでもないのがわかる。
 晃がその肉びらに手をかけた時、急に由希が膝を閉じた。
「いや、そこだけはやめてっ!!」
 泣き出しそうな顔で首を振る。洗っていない秘部からは、膝を閉じた状態でも汗と愛液の匂いが漂っていた。
 しかし晃はその匂いにそそられる。けして芳しくはないが、雄の本能をくすぐる臭さだ。
「開いて。由希がどんな匂いか知りたい」
 晃は由希の目を見て囁いた。由希はかなり躊躇した後、少しずつ膝を開く。

 今度こそ秘部が露わになった。
 指で割りひらくと桃色の鮮やかな襞が覗く。
 愛液にぬめったそこは最高級の霜降りのようだ、晃にはそれしか浮かばない。
 そのぐらい生々しく、艶かしく、美味そうだ。
 そしてそれが美しい由希の体内だと考えれば、もう見るだけではおれなかった。
 むしゃぶりつく。
 鼻頭にこそばゆい陰毛を感じながら舌で襞をえぐり、啜る。愛液が顎を伝う。
 むうっとする雌の香が肺を満たす。
「やあ、あっ……!!」
 濡れ光る内腿は啜るたびに筋張り、同時に愛らしい呻きが漏れた。
 目線を上げれば細身ゆえの腰骨の浮きが見え、スレンダーな由希を舐っているのだと晃に自覚させる。
「ああ由希、由希ッ!!」
 ずじゅ、じゅずるっと音をさせ、晃は生涯初めての女の部分を味わいつくした。
 およそ32とは思えぬ飢えぶりだ。
 晃は妄想で何度由希を抱いただろう、だが現実はその比ではなかった。
 太腿の肌触りも、性器の匂いも、愛液の生臭さも、五感にくる全てが予想以上だ。
 晃の分身はいきり立った。フェラチオで抜いていなければ弾き割れたのではと思えるほどだ。
 むせ返る雌雄の匂いの中、晃は由希の秘部に指を入れる。
 やわらかく、暖かい。かなりの具合の良さが想像できた。
350他人(ひと)の皮を被る 一話  13/16:2010/09/20(月) 16:42:33 ID:6ha/zpLz

 晃は指を抜き、代わって逸物を割れ目へ宛がう。
「由希、いくぞ」
 晃が声をかけると、由希は汗まみれで頷いた。晃はゆっくりと腰を進める。
 やはり挿入は苦ではなかった。快感に膨らんだ膣壁がぎっちりと怒張を咥え込み、圧迫感はかなり強い。
 捻じ込むように進めると、怒張の7割ほどが入った時点で何かしこりに当たった。子宮口に達したのだ。
 全て入らないかと腰をねじ入れても押し返される。
「んん、ふ、深いっ!!」
 由希が苦しげな声を上げた。
「いつもと比べて、どうだ?」
 晃はその由希に問うた。すでに康平を真似る余裕もないが、それももう些細な事だ。
「今日凄いよ、いつもよりずっと太い。興奮してくれてるんだね……康平」
 由希は陶然とした顔で男の名を呼ぶ。晃は笑いを堪えるのに必死だった。
 この瞬間まさに、晃は由希を征服したのだ。
 膣の奥まで生で繋がっている。安全日か、あるいは将来の結婚相手ゆえに孕んでも良いと考えているのか。
 いずれにせよ、実は見知らぬ男と性器を擦り合わせているとは思いもすまい。
 晃は心中で嗤い、大きく腰を振り始めた。

 初めは正常位だ。脚を開いた由希へ被さって犯す。
 愛液が怒張に絡みつき、締め付けの割に抽迭は楽だった。
 怒張からの快楽も相当なものだが、由希の感じる顔、曲げた膝に潰される乳房なども晃の目を楽しませる。
「ん、ん、ふん、んううっ……!!」
 由希は顔を見られて恥ずかしいのか、指を噛んで必死に喘ぎを押さえていた。
 だがパンパンと休みなく腰を打ち付けるうち、その指も離れて歯を覗かせながら喘ぎはじめる。
 元よりあどけない顔だ、その表情はどれほど反則的なことか。

 正常位を十分に堪能した後、由希の右足首を掴みあげて側位に移る。
 どうせなら様々な体位を試そうというのだ。
 歳のおかげか、初セックスながらに保ちはよかった。
「な、何これっ、あ、はぁああ……っ!!」
 横臥したまま深々と貫かれ、由希の喘ぎが大きくなる。
 人は未体験の快感に弱い。片脚を掴まれるこの側位は、常に濡れ場をリードする女には無縁のはずだ。
 掴んだ右足指のびんと張る様が、由希に流れる凄まじい快感を表していた。
351他人(ひと)の皮を被る 一話  14/16:2010/09/20(月) 16:43:07 ID:6ha/zpLz

 側位で互いに登りつめた後、最後はバックスタイルだ。
 由希をベッドにうつ伏せにさせ、背後から獣のように叩き込む。
 これが最高だった。正常位では7割しか入らなかった逸物が根元を残して埋没する。
 膣の締め付けは最も強く、奥まりに亀頭がごりごりと当たる。
 視界には由希の白い背中があった。
 ダークブラウンの髪が肩に艶めき、腰の括れもはっきりとわかる。
 その括れを掴んで腰を叩き込むと、尻肉がパンパンと軽快なリズムを刻む。
 前に手を回せば垂れ下がる豊かな乳房が掴める。
 バックは女を征服する体位だ。
「ああ、ああうっ、ああ、くあああぁんっ!!!!」
 由希もバックが一番感じるのか、シーツに顔を埋めたまま悲鳴のような喘ぎを繰り返す。
 彼女の足腰は快感で痙攣しており、溢れる本気汁は互いの腿に挟まれてにちゃにちゃと粘った。
 清楚な顔に似合わず分泌が多い。ベッドはもう寝小便をしたような濡れ具合だ。
 感じる由希を見下ろしながら、晃はふと康平の言葉を思い出す。

 『由希はうなじから背にかけてが弱い』。

 晃は繋がりながら由希の髪を掻き分け、うなじを舐めた。
「ああっ!」
 由希の締め付けが急に強まる。きつい。カリ首を引く際に気持ちが良すぎて頭が真っ白になる。
 晃は快感に叫びを上げた。
「どうだ由希、イヌみたいに犯されて気持ちいいか?」
 晃が尋ねると、由希はシーツの上で何度も頭を上下させる。
「へへ、もう変態だな。そろそろ逝くぜ、しっかり受け止めろよ!!」
 晃は叫びながらスパートをかけた。ベッドを軋ませ肉音を弾けさせ、深く逸物を捻りこむ。
 肛門が締まり、玉袋がせり上がる。
「くうっ!」
 晃は暖かな膣奥でたっぷりと精を吐き出した。精管を引き裂くような射精の勢いだ。
「ふあ、あ、あぁっ……!!」
 由希が喘ぐ。由希の膣奥も射精を受けながら細かく痙攣していた。
352他人(ひと)の皮を被る 一話  15/16:2010/09/20(月) 16:44:24 ID:6ha/zpLz

 射精を終えた後、晃はゆっくりと逸物を抜き去る。
 由希の中から大量の白濁が零れ落ちた。フェラチオの時の倍は出ている。
 晃は30過ぎの初セックスでそれだけの射精を成し遂げた事、
 そして本当にこの美しい由希を抱いたのだという事実に酔いしれた。
 晃はベッドに倒れ伏す由希を起こし、胡坐を掻いたまま逸物を突き出す。
「お前の愛液で汚れたんだぜ、舐って綺麗にしろよ」
「……うん」
 由希は頬を真っ赤にして逸物に舌を近づけた。
 幹の愛液をぴちゃぴちゃと舐め取り、尿道に残った精液も啜り上げる。
 何も命じていないのに口だけでの奉仕だ。
 康平のセックスをリードしていたという24歳の女は、被虐の快感に取り憑かれたらしい。
「ひもひ、いい?」
 フェラチオをする由希が晃を見上げて訊ねる。晃は満足げに由希の髪を梳いた。

     ※

 翌朝、散々キスをしながら由希と別れた晃は、康平の携帯に留守電が入っていることに気付いた。
 迷った後にメッセージを再生する。
『白戸くん、夜遅くにごめんなさい。大原です。休職の件で一度、お酒でも飲みながら話を聞かせて貰えないかしら。
 悩みが随分と深刻なようだったから。上司として……いえ、職場の仲間としても、力になれるかも知れないわ。
 では、連絡を待っています。おやすみなさい』
 メッセージはそこで途切れた。女の声だ。声質からみて30前後といったところか。
「大原、とか言ってたな……?」
 晃はその名を康平の日記で何度か見かけた。
 マンションで日記をめくるとすぐに見つかる。懇意にしているらしく、情報は多かった。
353他人(ひと)の皮を被る 一話  16/16:2010/09/20(月) 16:45:36 ID:6ha/zpLz

 大原奈津美、28歳。
 国立を卒業して商社入りし、現在は課長職、つまり4歳上の白戸の上司に当たる。
 典型的なできる女で、女性蔑視と受身の部下を嫌い、他人に弱みを見せない。
 一方で器量は良く、性格と美人すぎる事から『社内一結婚の遠い女』と噂されているらしい。
「へぇ、美人なのか」
 晃は興味が湧いてさらに奈津美関連の資料を漁る。
 本棚に商社の社内報があり、そこに奈津美の写真が載っていた。
 パリッとしたスーツを着て社の下半期の方針について語っている記事だ。
 晃は思わず目を疑った。
「お、おいおい……マジで居んのかよ、こんなの……!」

 アイシャドウで縁取られた芯の強そうな目、すっと通った鼻筋、ルージュの映える淑やかな唇。
 黒髪はうなじでショートに切り揃えられ、金のイヤリングがまた似合う。
 キャリア。一言で表すとそれだ。
 銀行員でもスチュワーデスでも、アナウンサーでさえ通用しうる凛とした美しさを放っている。
 もっとも商社でのし上がるような女、当然といえば当然なのだが。
 記事の写真ではスタイルまでは解らないが、顔だけで最高級の女である事が確信できた。

「康平の野郎……由希だけじゃなく、こんな上司までいやがったのかよ!」
 晃は力を込めて康平の日記を折り曲げる。
「……上等だ。アイツの身分を使って、今度はこの女を犯してやるか」
 晃は呟いた。
 恐ろしいことを口走っているのは気付いている。だがすでに一犯した後だ。
 そもそも仮に下手を打って捕まっても、底辺に戻るだけのこと。
 ならば極上の女をもう一人手篭めにできるこの機会は、ローリスクハイリターンというものだ。

 晃はまず奈津美に電話をかけ、3日後にバーで会う約束を取り付けた。
 その3日間に康平の預金でアダルトグッズを買い漁る。奈津美を辱める準備だ。
 そして当日、晃はある袋を懐に忍ばせて夜の街へ繰り出した。


                                        続く
354名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 16:54:21 ID:OBsEQPwJ
よいねえ。
康平よりも晃とのSEXの方が気持ちよさそうに描写されてるのがツボでした。
GJでした。
355名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 18:08:19 ID:kqjG6Jpq
>>322しょうがないな…今日は暇だから書くんだからね。いつでもリクに応えると思ったら大間違いなんだからっ

啓司が一日の仕事を終え、我が家へと帰宅するのは午後9時頃であった。
3つになる愛娘を風呂へと入れてやり、愛妻が用意してくれた遅い夕食を食べ……
妻を先に休ませた後、啓司は自分の書斎へと入る。
スリープモードになっていたPCを立ち上げ、とあるソフトを立ち上げると……モニターに若い男と妻が絡み合う姿が映し出された。

この家の設計をしたのは、建築士である啓司自身である。
元はと言えば、愛する妻の姿を記録に残しておきたいと内緒で寝室に取り付けた盗撮機能。
一年ほど前。久しぶりに妻と一戦交えた後、その装置を切り忘れていた啓司はそこに絶望の光景を目にしたのである。

愛する妻が、若い男と交わる姿を。

子を産んだ後、セックスが減ったと言っても、啓司の若い妻への愛情はいささかも衰えはしなかった。
むしろ、手ずから処女を手折り、自分の子を産んでくれた女に対する愛情は深まるばかり。
幸せな家庭を維持する為と、昨今キツイ経営を獅子奮迅の踏ん張りで持ち直す原動力にもなったほどである。

その妻が……自分を裏切っていたという事実を知った時、啓司の心にはドス黒い絶望しかなかった。
離婚――そんな言葉と、今までの幸せな記憶が脳裏をちらつき、啓司は呆然と動画を眺めていた。
そんな啓司の心を慮る事もなく――モニター上の妻は、身も世もなく悶え啼く。

そこで啓司は初めて気づいたのである。
妻の、自分とするセックスとは、あまりに違うその反応に。
男が一突きする毎に、自ら腰を合わせるその動きは、あまりにも卑猥だった。
啓司の中にもっとも強く残る、処女を散らした時の美奈子の初々しいイメージ。
それが木端微塵になるほど、妻は乱れに乱れていた。
記録映像の片隅に表示された時刻は、14時23分。

――おい、この時間、俺はお得意先に頭を下げていたんだぞ。
――娘をほったらかして、何をしているんだ。
――この男は誰なんだ、一体いつからこんな事を……。

様々な思いが渦巻く啓司の意識を、絹を裂くような妻の絶叫が貫いた。

「イイーーッ! あの人のよりいいわぁーー! 硬いチンポ最高! 美奈子の子宮まで貫いてェーーー!」

――気づいた時、啓司はベルトを緩め、自らのモノを扱いていた。

だらしなく蕩けた妻の表情。
――十年連れ添って、初めて見た女の貌。
突き動かされる男の動きに合わせ、激しく波打つ妻の豊満なバスト。
――あんなに激しく、妻の肉体を突いた事はなかった。そもそもあんなに腰が動く物なのか?
寝室に強く響き渡る、よがり泣く声。
――防音加工はしているが……真昼間からなんて声を出してるんだ。御近所様にまで聞こえたらどうする気だ!?

同時並列して、自分が抱いている時の妻の動画も走らせる。
まるで違う女だった。
そこにいたのは啓司の愛する妻ではなく――見知らぬ貌をした、啓司の妻であった。
その貌を作らせているのは……まぎれもなく、若い間男の巨大なペニスである。

「愛してる! 愛してるのォ! 貴方のチンポ愛してるゥーーー!!」

はしたなく喚く、妻の告白を聞きながら――啓司はティッシュの中へと虚しく白濁を散らせたのである。

それから一年。
啓司のコレクションとも言える、妻の動画DVDは増える一方であった。
最近やつれはじめた頬を撫でながら、今日も啓司は愛する妻の動画編集作業に勤しむ。
自分が妻を抱く時間を、その作業へと割り当てて。
356名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 19:02:06 ID:FL1AIeDf
>>355
乙!
啓司だが、そのコレクションを公開したりしないかな?
他人の感想も聞いてみたくなって・・・・。
357名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 00:09:33 ID:iWk4A5BM
アイマス2系のスレがNTRのSS発表会になっていてワラタ

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1284988662/
358名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 02:04:19 ID:stZN7ouj
>>355

いくらなんでも神すぎるだろこれは!!!!!?
359名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 10:24:11 ID:x+1K6/St
エロアニメとかエロ漫画みたいに、急ぎ足で妻(恋人)と寝取り男のセックスシーンを前面に押し出すより
もっと普通にキャッキャウフフしてるシーンのほうが興奮するんだよなあ
でもあまり妻と寝取り男が仲良くしすぎると主人公の存在意義が薄れるというジレンマが…
360名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 10:43:29 ID:T5FVoCHQ
そりゃアニメや漫画は時間や紙面が限られてるしな
そういう気の長い描写を求めるなら小説やゲームだろ
361名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 21:43:36 ID:uyOE0d8U
なんか、自演が湧いてるなw
362名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 22:17:19 ID:o8iRXsTw
ふう〜。今日もこんな時間まで残業だ。ちょっときついや。
でもまあもうすぐ恋人に会えると思うとこのくらいはどうって事は無い。
今度の異動で本社に戻れることと昇進が決まったから、
もうちょっとで東京で待ってくれてる彼女に会える。

俺、東京に戻ったら彼女にプロポーズするんだ……
363名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 22:51:15 ID:J8r38v0w
突然 忍び寄る怪しい係長
悪魔のプレゼント
無理矢理3年2ヶ月の過酷な一人旅
364名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 22:56:27 ID:bhEuBfsa
この悲しみをどうすりゃいいの?
365名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 22:59:34 ID:rRAnM9Xk
意外と一発ヌケばどうでもよくなるもんだよ
366名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 23:08:00 ID:T5FVoCHQ
それって現実逃避
367名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 11:55:36 ID:C0NNQURm
東京に戻って昇進と喜んでいたら、大手に吸収合併されることがすでに決まっていて。
368名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 13:01:29 ID:xGwwQWWl
喜び勇んで彼女のアパートに行ったらそこには間男とまぐわる彼女の姿が
369名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 13:08:40 ID:GRfKdvKf
いずれ知る事になるのだが、その間男とは合併先の社長の一人息子であった
370名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 13:52:56 ID:tIni8UQv
それで彼女を問い詰めたら、彼氏がリストラされたくなかったら股を開けと間男に…
371名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 15:17:44 ID:+c4VxX1x
実はそのリストラの危機にあっている彼氏と言うのは彼女の浮気相手で主人公が日ごろ見下してる部下
372名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 15:19:44 ID:SkHWcrLv
しかも巨根
373名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 16:19:59 ID:pd+SxeMA
挙句にアナルマニア
374他人(ひと)の皮を被る 2話:2010/09/23(木) 00:16:19 ID:62GymVzq
流れを切るようで申し訳ない。
>>338-353の続きにあたる2話を投下します。

今回はスカトロ&アナル調教あり、特にスカ耐性がないと中盤キッツいかも。
全28レス予定と長めです、NGは題名でお願いします。
375他人(ひと)の皮を被る 2話   1/28:2010/09/23(木) 00:18:17 ID:62GymVzq

 バーのある通りに入ると、その瞬間に奈津美の存在が解った。
 風俗嬢だらけの中にあって、クールな彼女は明らかに浮いている。
 パンツスーツに白ブラウスという固い格好ながら、なお艶やかな女らしさが漂う。
 しかしナンパを仕掛ける者はいなかった。ホスト連中でさえ遠巻きに耳打ちし合うだけだ。
 当然だ、と晃は思った。
 あからさまに無理そうな感じがする。
 パンツスーツを着用しているのは、スカートで男に媚びる気などないという表明だろう。
 同時に己の価値をよく自覚しているタイプだろうし、恋人にも切磋琢磨しあえるだけの資質を求めるクチだ。
 裏通りにたむろする男では相手にならない。
 無論それは晃も同じで、高嶺の花である奈津美に近づくことなど許されなかった。
 ……ほんの、数日前までは。

「おい、アイツ…………!」
 晃が奈津美の前に立つと、通りに緊張が走る。ついに無謀な馬鹿が出た、と。
 だが奈津美が拒否ではない表情を見せた時、その緊張はざわめきに変わった。
「あら、早いのね。偉いわ」
 奈津美は腕時計を見やり、約束の10分前である事に賛辞を与える。
 晃達より4つ下らしいが、上に立つ姿がひどく堂に入っていた。
 小学校でクラス委員、中高で生徒会長をしていたタイプだろう、と晃は思う。
 根拠のない憶測だが、あながち間違ってもいない筈だ。

 奈津美は横に並ぶと170cm台の長身であることがわかる。何しろ晃と目線が同じだ。
 股下はありえない長さで、ベルトラインが晃の臍より高い。
 完全に西洋人モデルの体型だった。
 由希が可憐であったように、この奈津美もまた麗しい。
 珠玉に次ぐ珠玉。晃は涎が垂れそうになる。

「すみません、私などの為にわざわざお時間を下さって」
 晃が康平らしい謙虚さで頭を下げると、奈津美はふっと笑った。
「部下の面倒を見るのが上司の仕事よ、気にしなくて良いわ。飲みながら話しましょう」
 奈津美はショートヘアを靡かせてバーの戸を開ける。
 気楽に、とはよく言ったものだ。
 こうして二言三言会話を交わしただけで、もう通りの視線を集めているというのに。
376他人(ひと)の皮を被る 2話   2/28:2010/09/23(木) 00:19:28 ID:62GymVzq

 バーは薄暗く、しかし夜だけあって客で溢れかえっていた。
 喧騒が辺りに飛び交う。
「ずいぶん賑やかですね」
 晃には少し意外だった。奈津美の雰囲気からしてシックな店を選ぶと思っていたからだ。
「社外秘の話をする時は、こういう場所がいいのよ」
 奈津美はそう言いながら奥まりのテーブル席へ向かう。
 姿勢を正した歩き姿は絵になり、カウンターの男達が口笛を吹いた。
 晃が奈津美の向かいに座ると、サービスだというジン・トニックのグラスが運ばれてくる。
「こういうショットバーには来たことがある?」
 奈津美はそう切り出した。間近で見ると恐ろしいほど整った顔だ。
「え、ええ、何度かは」
「そう、でも何だか落ちつきがないわ。取引先との接待ではしゃんとしなさい」
 ぴしゃりと述べる言葉には気迫がある。
 晃は内心で震えた。
 奈津美の挙動や目配りには隙がなく、下手を打てば即座に成りすましが暴かれそうだ。

 しかし、対話は意外と穏やかに進んだ。
 奈津美は晃が恐れる休職理由への言及はしない。
「休職の必要があるならキッチリと休みなさい。半端に仕事を続けるより良いわ。
 復帰後は周囲の評価が厳しくなるけれど、そこは踏み堪えなければいけない所よ」
 それが奈津美のスタンスだ。口調こそきついが、この場は純粋に激励目的で開いたらしい。
 厳しくも温かな上司、といった所だ。
 そうなれば晃が考えるのは、この女をどう酔わせるか、それだけでいい。

 ただそれも一筋縄ではいかなかった。
 晃は会社勤めで上司を酔わせるノウハウを身につけていたが、奈津美はそれをさらりとかわす。
 逆に晃が飲まされるほどだ。
 恐らくは暗に接待のやり方を仕込んでいるつもりなのだろうが、晃からすれば厄介この上ない。
 正攻法では晃が先に酔い潰れるのは確実だった。

 だが、晃にはひとつ策がある。普通なら絶対に使ってはならない、危険な策だ。
377他人(ひと)の皮を被る 2話   3/28:2010/09/23(木) 00:21:34 ID:62GymVzq

「……それでですね、私は思うんです。我々が建前と呼んでいる物とは、突き詰めればですね……」
 晃は下らない話を続けてとにかく時間を進めた。
 奈津美はアルコールに強く、今はシングルモルトのスコッチを味わっている。
 そのまま飲み続けてもお開きまでは潰れないだろう。だが、そんな彼女でも避けられないことがある。

 晃がなお語り続けていた時、奈津美がふとそれを遮った。
「ごめんなさい、5分だけ席を外すわ」
 そう言い残してトイレに向かう。晃はしてやったりとほくそ笑んだ。
 奈津美にトイレへ向かわせる事こそが時間稼ぎの目的だ。
 人は水分を摂れば尿意を催す。特に女の膀胱は男より小さいため、その間隔も短い。
 晃は店内を見渡した。
 宴もたけなわ、店中が馬鹿騒ぎで晃へ注意を払う者はいない。
 晃はその隙に懐から粉入りの袋を取り出した。

 康平の部屋にあった抗うつ剤だ。袋に貼られたメモによると、
 『水溶性が高く味も薄めで、ジュースに溶かせば苦味がわからない。
 レスリン・テトラミドが含まれ、鎮静効果ですぐに深く眠れる』
 らしい。
 晃は最初にメモを見て笑った。
 まるで人を眠らせるのに使え、とでも言うようではないか。
 実際、その効果は強烈だ。
 アルコールと薬の催眠効果が重なれば、どんな酒豪も一発で沈む。
 ゆえに決して行うべきではない危険な行為だ。
 だが晃はあえてその禁忌に踏み入った。
 奈津美のスコッチに粉を入れ、かき混ぜる。粉は一瞬にして溶けた。
 スコッチほどクセの強い酒なら味で解ることもないだろう。
378他人(ひと)の皮を被る 2話   4/28:2010/09/23(木) 00:22:24 ID:62GymVzq

「……悪かったわね、話に水を差して」
 ややあって奈津美が席に戻る。
 涼しい顔をした晃の前で、奈津美は飲みさしのスコッチを傾けた。
 テーブルがガタンと揺れたのはその数分後だ。
「課長、どうなさったんです!?」
 晃が白々しく声を掛ける先で、奈津美は机に突っ伏していた。
 店の視線が奈津美に集まる。
「ど、どう……して…………?」
 奈津美は震えながら肘をついた。一気に酔いが回り、もう瞼を開けているのも辛いはずだ。
「大丈夫ですか、課長!!」
「……くっ!」 
 晃が大仰に心配すると、奈津美は無理矢理に背を起こす。
 部下が酔い潰れる前には絶対に落ちない覚悟だ。
 だが晃の演技で他の客も騒ぎ出し、急遽店先にタクシーが呼ばれる。

「降ろ……しなさい……ひとりで……帰……れるわ……」
 奈津美はタクシーの中でも抗った。
 実際、記憶をなくすほど酔っていても、自宅には自力で帰り着くタイプだろう。
 だが前後不覚のなか康平のマンションに連れ込まれ、ソファに座らされた瞬間、
 奈津美はがくりと首を垂れた。
 さすがの奈津美も、安堵した時の睡魔には勝てなかったらしい。
379他人(ひと)の皮を被る 2話   5/28:2010/09/23(木) 00:23:20 ID:62GymVzq

   ※

「なんとか上手くいったか……」
 晃はソファで息を吐いた。深く眠り込んだ奈津美に起きる気配はない。
 晃はその奈津美のスーツをそうっと脱がしにかかる。
 ブラウス姿にすると酒の匂いが強まった。
 クールな美人が頬を染めて酒の匂いをさせるのはそそる絵面だ。
 さらにブラウスのボタンを外していくと、青い宝石つきのネックレスが覗く。
「高価そうだな。この石ころで何百万するんだ?」
 晃が毒づいた。奈津美という人間の恵まれぶりを象徴するようだ。

 晃は劣等感に苛まれながら奈津美のブラジャーを剥ぎ取った。
 豊かな乳房が零れ出す。
 カップはEかFか、28歳とあって少し崩れてはいるが、突き上げればさぞかし揺れるだろう。
 乳輪と中心の尖りは初々しいピンクで、男の扱いに長けるイメージとはややギャップがある。
 ボディラインはスレンダーだ。
 縦に一筋入った腹筋はスポーツジムの女を思わせる。
 海で焼いたのだろうか、肌がほどよく色づいた中で乳房だけが白い。
 晃はさらに奈津美のベルトに手をかけた。
 ベルトを外しロングパンツを脱がせると、黒のストッキングが視界に飛び込む。
「……すげぇ脚だな……」
 晃は息を呑んだ。西洋モデルのような脚線に黒ストッキングは反則的だ。

 ブラウスをはだけ、下はストッキングのままソファに横たわる美女。
 いかにも襲われたオフィスの女という格好だった。
 晃はそれを逃がすまいと、箪笥から麻縄を取り出す。
 康平の金で買い漁ったアダルトグッズの一つだ。
 いきなり本格的な緊縛は無理だが、動きを封じるぐらいはできる。

 晃はまず奈津美の手首を後ろ手に縛った。
 それから奈津美を革張りの椅子へ腰掛けさせ、脚をMの字に開いて脛と太腿を結び合わせる。
 大股開きの、シンプルながら羞恥心を煽る縛りだ。
 椅子の座部はよく沈み、普通に座っても立ち上がるのに力がいる。
 そこへ縛られ押し込められたとあっては、自力ではまず抜け出せまい。
 奈津美にとっては絶望的な状態だが、観る者には極楽だ。
380他人(ひと)の皮を被る 2話   6/28:2010/09/23(木) 00:24:08 ID:62GymVzq

「人生最高の眺めだぜ、こりゃあ」
 晃が目を細めた。奈津美のすらりと長い脚はこの縛りに映える。
 晃は上機嫌で次の準備に移った。

 ビデオカメラを取り出し、USBでそのカメラとデジタルレコーダー、テレビを繋ぐ。
 そうすればビデオに撮った映像をテレビで直接観ることが可能だ。
 試しに眠る奈津美へビデオを回すと、スクリーンのような大画面にあられもない姿が映し出された。
 部屋の四隅にあるサラウンドシステムが些細な息づかいまで響かせる。
「ちょっとしたAVのつもりだったが、まるで映画だな」
 晃はビデオカメラを三脚に取り付けながら笑う。

 奈津美を縛り上げ、撮影の準備も整い、万一に備えて服も隠した。
「さて、と」
 晃は息を整え、奈津美のストッキングを股部分から引き裂く。
 下着はピンクの“紐パン”だ。パンツスタイルでもショーツラインが出にくいためだろう。
 その紐パンを解くと、ついに奈津美の秘部が露わになる。

 恥毛がかなり毛深い。臍から尻穴にまで墨を塗ったように生い茂っている。
 こうやって秘部を見られる事など想像もしていなかったのだろう。
 あるいは商社の課長ともなれば、毛の処理をする間もないほど多忙なのかもしれない。
「あんなお高くとまった顔してて、こんな剛毛を隠してたのかよ。奴らに知られりゃ暴動もんだぜ」
 晃は遠巻きにしていたホストを思い出す。
381他人(ひと)の皮を被る 2話   7/28:2010/09/23(木) 00:25:09 ID:62GymVzq

 濃い茂みは晃の欲望を増幅した。ただ濃すぎるため、肝心の割れ目がほとんど見えない。
「これはこれで良いもんだが、仕方ねぇな」
 晃はバスルームに入ってシェービングクリームと剃刀を探しあてる。
 そして奈津美の恥毛にたっぷりとクリームを塗りつけた。
 テレビ画面に恥毛の剃られていく様が映し出される。
 恥毛を剃られる間も奈津美は目を覚まさない。その寝顔は子供のようにあどけなかった。
 人前で寝顔など晒さない女だろうから、かなり貴重な映像だ。

 毛をすべて剃り落とすと、見違えるほどに綺麗な肌が覗いた。
 上半身同様、太腿は健康的に焼けているのに三角地帯だけは雪のように白い。
「おおっ……」
 晃は股座を覗き込みながら、ある一点に目を奪われていた。
 奈津美の肛門だ。
 背を座部につける格好のため、肛門は晃の真正面に晒された。
 白い尻肉の中心に放射状に皺が並び、全体に淡い桜色をしている。
 排泄器官と称するのが躊躇われるほど慎ましい蕾だ。
「これが、奈津美のケツの穴か。へへ、マジでこんなに綺麗だったなんてな……」
 晃は吸い寄せられるように肛門へ口づけした。
 味はわからない。だがあの奈津美の肛門を舐めているのだという事実が晃を満たす。

 3日前、奈津美を知ったときからこうしたかった。
 高貴な彼女を尻穴で悶えさせたいとグッズを揃え、その使い方を調べながら、どう辱めようかと妄想を膨らませた。
 それを実現させる時が来たのだ。
382他人(ひと)の皮を被る 2話   8/28:2010/09/23(木) 00:27:29 ID:62GymVzq

   ※


 晃は夢中になって奈津美の肛門を舐め続けた。
「……な、何をしてるの!?」
 そう悲鳴が漏れたのは、数分後の事だった。奈津美がようやく目覚めたらしい。
 晃は意に介さずに尻穴を舐り続ける。
「やめなさい!」
 奈津美は鋭い声でさらに叫んだ。
 目が覚めれば見知らぬ部屋で縛られ、裸で尻穴を吸われている。
 しかもあれだけ剃っていなかった恥毛が、いつの間にか残らず処理されてもいる。
 その恥辱たるや如何ほどのものだろう。
 晃はそれを想いながら、肛門の皺へ舌を這わせて唾液を塗りこめる。
 桜色の蕾がひくついた。

 蕾周りの肉を親指で押しやり、蕾に口を開かせて門に舌を這わす。
 蕾を形成する内向きに膨らんだ筋肉を、一つずつ、慈しむ様に丹念に舐め上げ、
 時に押し開く力を緩めて蕾そのものを吸い上げる。
 ずぞぞぞっという音が機器で部屋中に響き渡る。かなり唾液が入っていたらしい。
「やめなさい、いい加減にしなさい!!」
 プライドの高い奈津美は高圧的に命じ続けた。
 だがそんな彼女も、酔ったまま全裸で尻を吸われ、確実に感じてきているようだ。
 小刻みに強張る太腿はそれを如実に表していたし、肛門を啜り上げながらふと見ると、
 割れ目も物欲しそうに喘いでいる。

 気持ちの良くないはずがなかった。
 人はみな幼少時に肛門期を経て育つ、たとえ一生女陰の性感を知らずに終わる令嬢でもだ。
 鹿や狼でさえ肛門の快感は知っていて、仲間同士舐めあったりする。
 肛門のもたらす快感は生物の根源に関わるものだ。
 この極上の女とて、尻穴を延々と舐られれば凛然としてはいられない。
 特に酒の入っている今は、身体が快感にむけて開いているはずだ。
「本当にもうやめなさい、クビになりたいのッ!?」
 恥辱に塗れた奈津美の怒号。尻穴から漂いはじめる肉の香り、異臭。
 それらを楽しみ、晃は呆れるほど残酷に尻穴を舐り続ける。
 受けるだけの奈津美はどんどんと追い詰められていく。
383他人(ひと)の皮を被る 2話   9/28:2010/09/23(木) 00:28:36 ID:62GymVzq

「ううっ!!」
 ある時ついに奈津美が声を上げた。
 見上げると、彼女は天を仰いでいる。その瞬間強い女の香が漂い、割れ目から濃厚な蜜がどろりと伝い落ちた。
 蜜はゆっくりと肛門の脇を流れていく。
 肛門を吸い続けられた奈津美が、ついに達したのだ。
「オフィスの高嶺の花が、尻を吸われて絶頂か。人間の身体なんて単純なもんだな」
 小指大に口を開いた肛門を撫でると、奈津美の太腿が跳ねた。
 それに気を良くしながら、晃は小指を肛門にゆっくり沈めていく。
 食い千切るようなきつさの中を進むと、あるところで硬いものに行き当たった。
 それが何かを悟り、晃は口元を吊り上げる。

「おいおい、なんだこれ?アンタでもクソが溜まるのかよ。
 涼しい顔して男の目を浴びてたくせに、皮一枚かっさばきゃあただの糞袋ってわけだ」
 晃が煽ると、奈津美の射殺すような視線が晃を捉えた。
「に、人間なら排泄物が出るのは当たり前でしょう!
 あなたはどうなの?一度もトイレに言った事はないとでも主張するつもり!?
 自分の事を棚に上げて、人の欠点ばかり挙げる。大したお人柄ね!」
 凛々しく正論で返す奈津美に、晃は可笑しさが止まらない。

「解ってねえなぁ。全然違うんだよ、俺とアンタじゃ。
 ゴミみたいな俺にクソが詰まっている事実と、女神みてぇなアンタにクソが詰まっている事実。
 こりゃもう全く別の話だぜ」
 晃は言いながら、箪笥を開けてローションボトルと烏口の器具を取り出した。
 妖しく銀色に光るそれを見て奈津美が危機を察する。
「これを知ってるか?」
「知らないわ、あなたみたいな変質者の得物なんて。……それで何をするつもり?」
「こいつは肛門鏡っつってな、この20cmばかしの烏口を肛門に差し込んで、
 腸の奥の奥まで開こうってんだ。きっとよく見えるぜ、何が入ってるかよ」
 晃のその言葉を耳にし、さしもの奈津美も動揺を隠せない。
「くっ、うっ!」
 後ろ手に縛られた手首を揺すって逃げようともがく。
 だが底なし沼のような椅子の中では、自力で逃げ出すことなど傍目にも絶望的だ。
384他人(ひと)の皮を被る 2話   10/28:2010/09/23(木) 00:29:27 ID:62GymVzq

 晃は肛門鏡の烏口にたっぷりとローションを垂らし、奈津美の肛門へと宛がう。
「暴れんなよ。仮にも金属なんだ、明日からトイレで泣くことになるぜ」
 晃が脅すと、奈津美は承服しがたい顔ながらも抵抗をやめた。
 狭い腸内にゆっくりと肛門鏡を押し入れると、20cmの烏口はかなり深くまで入っていく。
 奈津美は冷たい感触に眉を顰めた。
 晃は烏口を完全に埋め込むと、今度はゆっくりと開いていく。
 徐々に腸壁が見えはじめ、完全に開くと奈津美の腸内が露わになった。
 晃はそれを満足げに眺めながら、三脚からビデオカメラを外した。
 そして奈津美の前で腸内をアップに撮りはじめる。

「……ぐう、うっ!!」
 奈津美が悔しげに俯いた。
 無理もない、144×95cmのテレビ画面に自分の腸内が大きく映し出されたのだ。
 女が直視するにはあまりにも残酷な映像だった。
 だが晃は片手でビデオを撮りながら、もう片手で奈津美の顎を掴んで無理矢理に観させる。
「どうだ、え?ずいぶんと溜まってそうだなあ」
 晃も大画面を観ながら嘲笑う。

 画面には複雑にうねるピンクの腸壁がはっきりと映し出されていた。
 その洞穴のようなものの底、画面下部に黒茶色の水溜りがある。さながら洞穴のせせらぎだ。
 晃がカメラをやや下に向けると、そのせせらぎが画面中央に映された。
 泥団子に似た汚物がアップになる。
 汚いそれをたっぷりと映像に残した後、カメラを引いて美しい奈津美自身も映像内に入れる。
 愛液をてからせた割れ目、白い乳房、宝石のネックレス、顎を掴まれた美顔。
 奈津美が目を見開く。

「綺麗な身体だよなあ、顔も別嬪さんだ。でも下を見りゃあんなに汚ねぇ。
 アンタにクソが詰まってるのは別の話って意味……解ったろ?」
 晃は奈津美の顎を離し、肛門鏡をゆっくりと引きずり出した。
 広がりきっていた肛門は再び菊の花に戻り、中心からわずかにローションの泡を覗かせる。
 奈津美は汚辱の映像が途切れたことで大きく息を吐いた。
 安堵か失望かは解らないし、晃ももう奈津美の心理を考えている余裕など無い。
 写真を一目見ただけで心臓が破けそうに高鳴った相手の、腸内の有り様を覗いたのだ。
 もう手足まで震えるほどに興奮している。
385他人(ひと)の皮を被る 2話   11/28:2010/09/23(木) 00:30:22 ID:62GymVzq

「さあ、あんだけ汚れてたんだ。綺麗にしねえとなぁ」
 晃は息を荒げながら準備を始めた。奈津美はその内容に目を見張る。
 まず床と椅子の座部に粗相用のシーツが敷かれた。
 次いで洗面器にぬるま湯が汲まれ、そこに透明な薬液が落とされて無色のとろみが広がる。
 さらには注射器に似たガラス製のシリンダーが薬液に浸された。
 グリセリン浣腸だ。
 奈津美がそれをされた経験など勿論ないだろう。
 だが彼女の洞察力なら、それが薬液を注ぐための準備であることが解るはずだ。
 そして注がれる先とは、今までの会話から奈津美の腸内に違いなかった。
 晃は奈津美の表情を楽しみながら、浣腸器に薬液を吸い上げては吐き出させる。
 空気を追い出す為だ。
 それが終わった後、改めて薬液を吸い上げて奈津美の前に戻る。

 奈津美の肛門は先ほどの舐りでかすかに口を開いていた。
 晃は浣腸器を片手に、ボトルからローションをひと掬いしてその肛門に塗りつける。
 窄まりがひくんと反応するのが面白い。
 そうやって潤滑を増した後、ついにガラスの嘴口を奈津美の肛門へと宛がう。
「や、やめなさいっ!!」
 奈津美はここへ来ても高圧的な態度を崩さない。
 しかし肛門を見下ろす表情には明らかな怯えが見て取れる。

 晃は奈津美の荒い呼吸を読み、タイミングを合わせて嘴口を押し込んだ。
「うんっ……」
 奈津美が目を細める。叫ばないのは流石といったところか。だが、まだこれからだ。
「入れるぞ」
 晃は一声かけてシリンダーの尻に手をかけ、強く押し込む。
 奈津美の腹圧による抵抗がくるが、無理矢理に注ぎ込んだ。
「いや、は、入って……くるっ……!!」
 奈津美は余りの汚辱に呻いた。紛れもなく腸内に水が入っているのだ。
「ああそうだ、奈津美。お前のきたねぇクソ穴を浄化してくれる、ありがたい水だぜ!」
 晃は腕が震えるほど興奮しながら罵った。
386他人(ひと)の皮を被る 2話   12/28:2010/09/23(木) 00:31:55 ID:62GymVzq

 すぐに一本目の浣腸器が空になる。
 100ml入りの容器なので、初めての浣腸とはいえまだ入るはずだ。
 晃は嘴口を抜き出し、再度洗面器へ浸す。
「はぁ……はぁ……っ」
 奈津美は目を閉じたまま呼吸を荒げていた。
 そして晃の指がまた肛門を押し開くと、信じられないという顔になる。
「まだ入れる気なの……?」
「当たり前だろう、まだ100mlだぜ」
「嘘をつきなさい、あれがたった100mlなわけがないでしょう!」
 奈津美は晃に叫ぶ。腸内への僅かな注水は、彼女にとって凄まじい容量に思えたらしい。

「お前がどう感じようが、事実は事実だ。そら、もう一本いくぞ」
 晃は再度嘴口を肛門に咥えさせた。桜色の蕾が押し開かれる様は小人のフェラチオのようだ。
 シリンダーをゆっくりと押し込むと、腹圧に勝って少しずつ水が入っていく。
「んんん、ぁ、熱い……っ」
 奈津美が小さく唸った直後、彼女の下腹の奥がきゅろろろ、と小さく唸った。
「腹が鳴ってるぜ。腸ん中がぬるま湯で刺激されてきたか?」
 晃が問うと、奈津美は答えずに目線を逸らす。
「へっ、強情な女だ」
 晃は嬉しそうに呟いた。

 洗面器に汲んだ湯を粗方吸い上げ、4本分、400mlが奈津美の中に注がれた。
 初めての浣腸としては入った方だろう。
387他人(ひと)の皮を被る 2話   13/28:2010/09/23(木) 00:32:38 ID:62GymVzq

「さ、さぁ、気が済んだでしょう。この縄を解きなさい」
 注入を終えた瞬間、奈津美が言った。
「はぁ?何でだよ」
 晃は惚けたような笑みで答える。勿論言わんとしている事を知っての上でだ。
「トイレに行くのよ、それぐらい解るでしょう!」
 奈津美は顔を赤らめて怒鳴りつける。晃はますます笑みを深めた。
「いや、全く呑み込めねぇ。何でお前をトイレに行かせなきゃいけねぇんだ」
「何を言ってるの、じゃあどうやって……」
「牛豚でも解るハナシだろ。“ここ”でするんだ」
「なっ……!!」
 晃が淡々と返すと、奈津美の顔が怒りに震えた。
 晃は世話が焼けると言いたげに肩を落とす。
「わかったよ、じゃあ……10分だ。10分だけ耐えられたらトイレを使わせてやる」
 晃はそう条件をつけた。
 初めてのグリセリン浣腸は5分と耐え切れない、という噂を思い出した上での酷な提案だ。
 だが晃が譲歩した以上、奈津美も意地を見せて頷く。
「……じゅ、10分ね、いいわ。必ずよ」
 すでに声が震える中、タイマーが設置され、奈津美の地獄が始まった。

 晃は浣腸に耐える奈津美を悠々と観察しはじめる。
 惨めな格好だ。
 肌は健康的に色づき、乳房と三角地帯だけが白い。
 上は乳房を露わにした丸裸で、後ろ手に縛られ、高価そうなネックレスだけが提がっている。
 下は脚を開いて縛られ、股部分の大きく破けた黒ストッキングが絡みついている。
 肛門は薬液を漏らすまいときつく閉じたままだ。

 晃は眺めるに飽き足らず、その美しい身体に舌を這わせはじめた。
 縦線の入った腹筋を舐め上げつつ乳首を摘むと、奈津美の肩が震える。
「牛みてぇな乳だな。よく痴漢されるんじゃないのか、ええ?」
 晃がなじると、奈津美の目がふと悲しみの色を湛えた。
388他人(ひと)の皮を被る 2話   14/28:2010/09/23(木) 00:34:45 ID:62GymVzq

「……白戸くん、あなたは知っている筈でしょう?私が昔、給湯室で部長に痴漢をされていた事」
 今までとは違う目だ。晃は胸が高鳴る。
「その部長を止めてくれたのは、あなたじゃない。
 私はあの日、男にだけは負けないと誓う一方で、あなたの力になろうと決めたのよ。
 出世コースを外れたあなたを、何とか引っ張りあげるつもりでいた。
 ……それなのに、こんな、男だったなんて……!!」
 奈津美はそう言って涙を零した。

 なるほど美談だ。
 だが晃にしてみれば、また康平か、と黒い想いが募るばかりだった。

「……ああ、そうだったな。確かにあん時も、お前はこうやって陵辱されてたっけ。
 さすがの俺も頭に血が上ったよ。
 なにせお前を犯すのは、この俺の悲願だったからなぁ!」
 晃は歯を剥きだして笑う。康平のイメージを自ら穢していく事が快感だった。
「……き、気が狂ってる……!」
 奈津美は親の敵のように晃を睨み据える。
 晃はその奈津美の乳首を吸いながら、片手の小指を奈津美の尻穴へと埋めこんだ。
「あっ!」
 奈津美の桜色の唇が開いた。晃が指を捻ると、ますます口の開きが増す。
「どうした?」
「や、やめてっ!今そんな事されたら、が、我慢がっ……!!」
「我慢がどうなんだ?」
 晃は意地悪く指を抜き差しする。
 奈津美が唇を噛む。

「じゃあ率直にこう言いな。『お尻の穴に指をズボズボされると、我慢できなくてうんちを漏らしてしまいます、
 どうかお止めください』ってな」
「だ、誰がそんな事……!」
 晃の提案を、奈津美は眉を顰めて拒否する。
 だが指がさらに奥へ入ると、首を跳ねさせて声を上げた。
「わ、解ったわ、言うわ!……お、お尻の穴に指を、ズボズボされると、我慢っ、できなくて……
 う、ちをっ、うんちを、漏らしてしまいます! ど、どうかお止め……くださいっ!!」
 その哀願はテレビにしっかりと映し出され、部屋中に響き渡る。
 晃は大袈裟に笑いながら小指を引き抜いた。
389他人(ひと)の皮を被る 2話   15/28:2010/09/23(木) 00:35:59 ID:62GymVzq

「そこまで惨めったらしくお願いされちゃあ、しょうがねぇ。大人しくケツでも観てるか」
 そう言ってビデオカメラを拾い、奈津美の尻穴をアップで写しはじめる。
 限界が近いのは明らかだった。
 奈津美の肛門は喘ぐように細かく開閉し、その開きに応じてごく小さな放屁が起きる。
 同時に穴の奥から泡が溢れ、奈津美の呼吸でその泡が吸い込まれた直後、
 黒い空洞となった内部から茶色い汚液が流れ出す。
 その汚液で白い尻肉はすっかり汚れきっていた。
 奈津美自身もその映像を目の当たりにし、汗まみれの眉を顰める。
 一気に限界が近づいたことだろう。傷口を見たときほど痛いものはない。

「……じゅ、10分まであと、どのくらいなの?」
「4分26秒だ。良かったな、あと少しだ」
 晃は白々しく褒める。時間はあと半分近くもあり、とても保つわけがない。
「ふんんん……!」
 奈津美は目を強く瞑って必死に耐えた。だがそれも無駄な抵抗だ。
 それから40秒後、ついに奈津美が叫び声を上げる。
「お願いッ、トイレに、トイレにいかせてぇ!!もう本当に、耐え……っられない!!」
「あとたったの3分だぞ。無理なのか?」
「もう本当に限界なの!お腹が痛くて、これ以上はもう……!」
 汗まみれで懇願する奈津美に、晃は笑いながら洗面器を置いた。
 そして膝立ちになり、戸惑う奈津美をゆっくりとその洗面器の上に抱え上げる。
 カメラの間近で、はっきりと全体を捉えられる位置だ。

「い、いやあっ!何の真似よこれは!?」
 奈津美は幼児が小便をさせられる格好で叫ぶ。
「お前のトイレはこの洗面器だ。ほんの10分も我慢できない馬鹿女には充分だろ」
「ふざけないで!こんな事……う、ううんっ……!」
 奈津美はあくまで反抗的な目をしたが、腹が強烈に鳴り始めるとその威勢もなくなった。
「い、いっ……、いやああああああぁーーーーーっ!!!」
 断末魔の悲鳴が部屋中に響く。
 直後、排泄が始まった。
390他人(ひと)の皮を被る 2話   16/28:2010/09/23(木) 00:37:19 ID:62GymVzq

 勢いよく噴きだした汚液が洗面器に鈍い音を立てる。噴いては止まり、間欠泉のように溢れ出す。
 抱えられる奈津美の足指が強く曲げられる。
 桜色の肛門は激しく開閉して水を吐き続けた。排泄の勢いは次第に弱まり、雫のみとなる。
 だが出たのは注入した水ばかりで、肝心のものが出ていない。
「何だよ、もっと息めよ」
「して……るわ、でも、出ないの……っ!!」
 奈津美が苦しそうに呻く。姿勢のせいか、あるいは慣れない浣腸だからか。

「ったく。オツムばっかりで、世話の焼ける女だな」
 晃は奈津美の身体をシートに降ろし、その足の縄を解く。手は後ろに縛られたままだ。
「跨がれ」
 晃が洗面器を叩きながら命じた。奈津美は渋々と洗面器を跨ぐ。
 晃は箪笥からラテックスの手袋を出して嵌め、奈津美のバランスを取る為に片手で髪を掴んだ。
 そしてもう片手で奈津美の尻穴を弄ると、おもむろに指をねじ込む。
「あうっ!」
 奈津美はその感覚に思わず叫んだ。
「変な声出すなよ」
 晃は野次りながら尻穴を弄繰る。奈津美は耳まで赤らめてそれに耐える。

 どれほどの羞恥だろう。
 商社でのし上がってきたような女が、後ろ手に縛られ、髪を掴まれ、洗面器を跨ぎ、
 尻穴に入った指で排泄物を掻き出されているのだ。
「ああ、あったけぇ。ケツ穴の締まりも最高だぜ」
 晃は奈津美の尻穴を二本指で捏ねくり回す。
 ぐちゅぐちゅと尻穴の中で音がし、指を大きく開くたびに洗面器へ粘ついた音が落ちていく。
「おお……おおおっ!」
 尻穴への嬲りがよほどおぞましいのか、奈津美は何度も声を上げていた。
「ははっ、何がおお、なんだ?もっと可愛らしく喘げよ」
 晃が罵っても、奈津美は腹の底からの嬌声を止められない。
 羞恥からか胸の突起をしこり立たせている。
「あぁあああっ!!」 
 尻穴から何度も熱い奔流を垂れ流し、ついには失禁まで犯して恥辱に耐えた。
 すべてがビデオに収められていると知りながら。
391他人(ひと)の皮を被る 2話   17/28:2010/09/23(木) 00:37:52 ID:62GymVzq

   ※

 屈辱の摘便が終わった後、晃は濡れタオルで奈津美の体を拭き清めた。
 尻穴からの汚液はストッキングを伝って足首にまで届いており、ストッキングを全て脱がせて拭う。
 奈津美はただ大人しく裸体を晒していた。奥歯を噛み締めるが、逃げようとはしない。

 逃げられないのだ。
 ここから無事に逃げ遂せるには、ビデオを破壊し、かつ衣服を調達する必要がある。
 ただ逃げてもビデオを残していては、恥辱の映像をネットに流されて破滅する。
 衣服がなければ、裸で見知らぬマンションの周りを駆け回ることになる。
 責任ある立場の奈津美にはどちらも不可欠な条件だが、手を縛られている上に晃の目があっては不可能に近かった。
 第一、こうもプライドの高い女性だ。男に排泄を晒したばかりで冷静な判断ができるはずもない。
 晃もそれを承知しているため、じっくりと奈津美を堪能できる。

 晃は奈津美の身体をゆったりとしたソファへ運んだ。
 仰向けに寝かせ、両脚を持ち上げて頭の横に下ろさせる。
 身体を腰から半分に折ったような形だ。
 脚が極端に長い奈津美にはそこまで苦しい体勢ではない。しかし奈津美は顔を顰める。
「腕と背中が痛いわ」
 彼女が呻いた。後ろ手に縛られた腕が背に圧迫されるらしい。だが晃はそ知らぬ顔だ。
「へぇ、そうかい。俺は痛くないね」
 その問答は今の2人の関係そのものだった。
 奈津美は溜息をつき、自ら手首の位置を腰の下に調節して痛みを和らげる。
 それは結果的に、尻穴を晃の目の前にまで掲げることとなった。
392他人(ひと)の皮を被る 2話   18/28:2010/09/23(木) 00:38:44 ID:62GymVzq

 晃は今一度、奈津美の尻に見惚れる。
 豊かな双丘と桜色の蕾。
 あれだけ薬液を排泄し、あれだけ二指で弄繰り回したにも関わらず、もう慎ましい菊の花に戻っている。
 そこを指で押し開き、口をつける。
「う、またお尻っ……!!」
 奈津美は驚愕の表情を浮かべた。
「こんだけ美味そうな尻してるんだ、興味を持たない方がおかしいぜ」
 晃は奈津美の尻肉を揉むようにほぐしながら肛門を舐める。
 尻を責められている、という感覚を強く煽るためだ。

「どうだ、気持ちいいか?」
「はぁ……はぁ……お、お尻で感じるわけ……ないじゃない」
 奈津美は鋭い目をしながら快感を否定する。
 だが、尻を揉まれながら肛門を舐められる、やはりこれが効いたらしい。
 奈津美の割れ目は次第に喘ぎ出し、ある時どろりと蜜を吐いた。
 濃いその蜜は腹筋を滑り落ち、横になったネックレスを伝って床に滴り落ちる。
「なんだ?また尻穴でイッたのかよ。着実に開発されてきてんなぁ、お前のケツも」
 晃が嬉しそうに言葉をかけた。奈津美は晃の視線を逃れるように目を伏せる。

 晃はさらに辱めようと、中指にたっぷりとローションを垂らして尻穴に押し付けた。
 最初の抵抗を越えると、滑り込むように中に入り込む。
 奈津美の腰が跳ねた。
 摘便の時は二本指も入った肛門だが、今は中指一本でも圧迫感を感じるほどに狭まっている。
 手前から奥までが指に絡みつくようだ。
 絡みつきを楽しみながら指を抜き差しすると、ローションのぬちゃぬちゃという音がしはじめる。
 それが尻穴に指を入れているという事実をよく表した。
393他人(ひと)の皮を被る 2話   19/28:2010/09/23(木) 00:39:40 ID:62GymVzq

「どうだ?指一本なんざ逸物に比べりゃ細いもんだが、それでもこっちの穴に入れられる屈辱感は堪らねえだろ、なあ課長さん」
 晃がさらに奈津美のプライドを揺らす。奈津美は何も答えないが、身体は正直だ。
 充分に中指を出し入れした後、晃は一旦指を抜いて肛門を観察した。
 指の分だけ開いた口が窄まり、艶やかに光る。やはり小人の唇だ。

「ちょっと待ってろ」
 晃は奈津美に一声かけて箪笥を漁り、直径2cmの球が連結した棒を取り出す。アナルパールという道具だ。
 10個の球が並ぶ形状も異様だが、細部まで純金製である事がさらに無機質さを増している。
「こんな道具も用意したんだ。金ピカで、きっとお前によく似合うぜ」
 晃は奈津美の目の前にアナルパールを見せ付ける。奈津美が顔をひきつらせた。
「ま……まさか、それを私のお尻に入れるつもりじゃないでしょうね。絶対に嫌よ!」
 生理的な恐怖からか、奈津美が身を捩る。
 だが不自由な体勢では力も入らず、すぐに晃に押さえ込まれた。
「暴れんな!クソひり出してるシーンをネットに流されてぇのか!?」
 晃が怒鳴りつけると、奈津美は観念したように抵抗の力を緩めた。
「賢い奴は好きだぜ。なに、これもすぐに良くなるさ」

 晃は純金のアナルビーズにローションを垂らし、先端の一球を肛門に宛がう。
 球の後ろを押してぐうと押し込むと、蕾に飲み込まれるような形で一球が消えた。
「まずは一個だ」
 晃は言い、次の球も同じように押し付ける。二個、三個……と同じ直径の球が次々に奈津美の腹へ入っていく。
「う、くうう、うぅ……」
 奈津美は苦しそうに顔を顰めていた。
 その苦しそうな顔とは裏腹に、柔軟性のある腸内は次々に球を飲み込む。

「奈津美、今いくつ入ってるか解るか」
「ろ、6個でしょう……」
 奈津美が薄く目を開けて答えた。
「正解だ。一個入るたびに数えてたみたいだな、この変態め」
 晃が嬉しそうに笑い、アナルパールを半ば飲み込んでいる尻肉を揉み始めた。
「いやあっ!」
「どうだ?こうされると腸に入ったパールがごりごり擦れあって堪らないらしいぜ」
 晃は尻肉を前後に揺さぶって更に辱める。
 奈津美は確かに中の感触を感じているのか、脚を震えさせている。
394他人(ひと)の皮を被る 2話   20/28:2010/09/23(木) 00:40:20 ID:62GymVzq

 晃はしばらくそうしていた後、ふと身体をよけて奈津美の尻をビデオに撮らせた。
「見ろよ奈津美。すげぇ似合ってるぜ」
 晃はテレビの方へ顎をしゃくった。大画面に奈津美の尻が大きく映し出されている。
 白い尻肉の中、桃色の蕾から、金色の真珠が連なって提がっている。
「いい眺めだな、おい」
 晃は真珠を指で弾き、肛門から揺れさせた。
 奈津美は目を見開いて見入る。
 その直後、晃の指が真珠の末端にある輪にかかった。
 指が輪にかかったままアナルパールが持ち上がり、斜め上に真っ直ぐ伸びた直後、
 一気に引き抜かれる。
「きゃああぁぁっ!?」
 それは初めての、奈津美が初めて放つ、完全な少女の叫びだった。
 アナルパールが一気に引き抜かれる瞬間、彼女の肛門からは様々な液体が雫となって飛び散った。
 ローションかもしれないし、晃の唾液かもしれない。
 あるいはもっと別の、奈津美の腸内から滲み出た体液かもしれない。

「へーぇ、いい声だ」
 晃は雫の滴るアナルビーズを提げて面白そうに笑う。
「な、な……に、今の……」
 奈津美は腰をひくつかせ、茫然自失の表情をしていた。
「今のがアナル性感ってやつだ。クソを続けざまにひり出すような感じで気持ち良かったろ?」
 晃は嬉しそうに奈津美の尻を開き、再度アナルビーズを宛がう。
「やめて……」
「何がやめてだ、ケツはさっきより断然うまそうに飲み込んでくぜ。期待しやがって」
 奈津美の拒みをよそに、晃の指が次々とアナルパールを押し込んでいく。
395他人(ひと)の皮を被る 2話   21/28:2010/09/23(木) 00:40:51 ID:62GymVzq

「8個……と、おい、息を吐け。次が入らねぇぞ」
 9個目を押し込みながら晃が命じた。
「んうう……も、もうお腹が一杯なの、もう無理よ!」
「俺とさして背も違わねぇくせに、何言ってやがる。まだまだ入んぜ、お前の腹には!」
 晃はぐいぐいと球を押し込む。球の詰まった腸内に更に一個押し込み、最後に残った10個目も指の力任せにねじ込んだ。
「くううぅ、う……!!」
 奈津美が苦しそうに眉を顰める。晃はかすかに鳴る奈津美の腹を撫でた。
「……苦しいか?」
 晃が問うと、奈津美はすぐに頷いた。
「よし、なら3、2、1で抜いてやる。しっかり呼吸を合わせろよ」
 晃がそう言ってアナルパールの尾を掴む。
「3、2、」
 カウント1に合わせて奈津美が息を吸う瞬間、晃は勢いよくアナルパールを引き抜いた。
 10個の純金の球が粘液に塗れて溢れ出す。
「ふぐうううぅっ!?」
 完全に不意をつかれた奈津美は目を見開き、白く長い脚を震え上がらせて身悶えた。
 10個の球が抜けた後、それを追うように開いた肛門から粘液が垂れる。

「おーお、液まみれじゃねえか」
 晃は抜き出したアナルパールを翳して声を上げた。
 触るとほのかに暖かく、独特の内臓臭もして、紛れもなく奈津美の腸内へ入っていたと解る。
 晃は興奮が限界に近づくのが解った。逸物がはち切れそうに痛むが、解放にはもう少しだ。
「ずいぶんと盛大に感じたみたいだな、奈津美?」
 晃が奈津美の尻穴を覗き込んで言った。尻穴は球の直径と同じだけ口を開いている。
 奈津美は放心したまま涙を零していた。
396他人(ひと)の皮を被る 2話   22/28:2010/09/23(木) 00:42:00 ID:62GymVzq


「しかし、よく拡がったもんだ」
 晃は肛門へ二本指を捻じ込む。粘液に塗れた腸内は二本の指を容易に受け入れる。
「へへ、あんがとよ、こんなに腸液を滲ませてくれて。ローションより滑りがいいぜ」
 晃は言葉で辱めながら奈津美の腸内を弄繰り回した。
 中指一本の時と違って指を開けるため、尻穴責めにもバリエーションが出る。
 晃は二本指の腹を腸内の膣側に当て、左右にゆっくりとくゆらせながら、次第に激しく振動を与えはじめた。
 アナル経験のある人間の実体験で、最も気持ちよかったという嬲り方だ。
「うくううぅっ!!」
 奈津美は嫌がって腰をうねらせる。スレンダーな身体が艶かしく汗に光る。

 晃はその反応を楽しみながら、さらに指を増やして三本を突き入れた。
 晃の読みどおり、奈津美の柔らかな括約筋はその逸物より太い質量をも飲み込んでしまう。
「いやあ、こっ、壊れるわっ!!」
 奈津美は叫ぶが、そんな事は決してない。
 三本指に拡げられた腸内は洞窟のように開き、中からはローションのような乳白色の粘液と大きな泡が覗いていた。
 挿入は十分に可能だ。
 開ききった肛門を覗きながら、晃は確信する。

 指を引き抜き、恍惚の表情を浮かべて横たわる奈津美を横目に、晃は亀頭にローションを塗りたくった。
 腸液で潤滑は十分にも思えたが、何しろ本来入れる場所ではない排泄の穴だ。
 どれだけ潤滑を増してもしすぎる事はない。
 晃がローション塗れの逸物を反り立てて奈津美に跨ると、彼女は悲鳴を上げた。
「ちょ、ちょっとっ、何をするつもりよ!!」
 頭のいい奈津美のことだ、見当は付いているのだろう。
 ただ余りに自分の常識から外れているため、受け入れられないだけだ。
「大丈夫だ、もうお前のケツはこれより太いやつも飲み込んでる。暴れるな」
 晃は腰から折り返された形の奈津美にのしかかり、その肛門を亀頭で探る。
 ぬめる粘膜を擦り付けあい、弾力感のある肛門を見つけた瞬間、亀頭を強く押し込んだ。
「や、やめてええぇっ!!!」
 奈津美の心地よい叫びが耳を震わせると同時に、血の通った亀頭が肉の輪にめり込む。
397他人(ひと)の皮を被る 2話   23/28:2010/09/23(木) 00:42:41 ID:62GymVzq

 晃は慌てず、ゆっくりと怒張を沈み込ませた。
「あああぁぁぁ……入ってくるぅぅ……!!!」
 奈津美が泣くような、或いは快楽に狂うような声を上げる。
 その様子を見ながら、晃はさらに奥へと進める。
 一番太い亀頭が菊門へ吸い込まれた。
「いたい!」
 奈津美が小さく呻く。
 亀頭が腸内の襞を掻き分けるのがわかる。
「む、無理よ……。もう、入……らない……!!」
 奈津美は前傾して縮こまるように恐怖に耐えていた。
 押し出そうとする奈津美の亀裂と、捻じ込む晃の槍。
 当然槍が勝り、憤った怒張が奈津美の腸へ奥深く入り込む。

 しばし後、晃の怒張は根元まですべて奈津美の中へ収まった。
「何が無理だよ、全部飲み込んだじゃねえか」
 晃が言うと、奈津美は首を激しく振って抵抗する。
「嫌あぁっ!!いや、いやよ、何で……わ、私のお尻に、こんな深くに、ああぁ、男の……っ!」
 肛門に挿れられたショックで錯乱しているようだ。
 無理もない。
 男であれ、女であれ、肛門を男性器で貫かれるという行為は、完全に屈服させられた事に等しい。
 今日まで男に負けるものかと凛々しく居た女が、今、男によって征服されたのだ。
「おい、動くぞ」
 晃はゆっくりと抽迭を開始した。
 奈津美のアナルと繋がっている。奈津美の尻穴が今、大きく拡がり、自分の怒張を咥え込んでいる。
 それを怒張へ絡み付く粘膜にたっぷりと感じながら。
398他人(ひと)の皮を被る 2話   24/28:2010/09/23(木) 00:43:16 ID:62GymVzq

 結合はとても心地の良いものだった。
 恥毛を残らず剃り落とした秘部は肌触りが抜群だ。
 奈津美の太腿を押し倒す格好だとその膝裏が筋張っているのが見えて美しい。
 太腿を押し込むと健康的な弾力も窺える。
 抱く相手の顔は、汗と涙に塗れたとはいえ、オフィスの華というだけの美しさがあった。
 濡れたショートカットが涼しげな美貌に貼りつく様は、なんと犯し甲斐のあることか。
 そして尻穴の熱くきつい潤みは、およそこの世の快楽とは思えない。
 比喩でも何でもなく、浮遊している気分にさえなった。

「ああああ、あああああ!!」
 叫びが漏れているが、果たしてどちらの叫びなのか解らない。
 晃も叫んでいるし、奈津美も叫んでいる。
 甲高く、あるいは低く、狂気に塗れて唸る声は、もはや性別の判断さえつかない。
 晃の腰使いが次第に早まり、肉の打つ音が響きわたる。
「うう、いくぞ、いくぞ!!」
 晃は奈津美を深く突き上げた後、その腸奥へ白濁を注ぎ込んだ。
「うあ……!!」
 奈津美はそれがわかったのか小さく呻く。
 晃が逸物を抜いた後、奈津美の肛門にはぽっかりと穴が開いていた。
 だがそれもほんの数秒で閉じてしまう。

 晃は奈津美と共に大きく息を吐いた。
 しかし、晃にはこれで奈津美との性交を終わらせるつもりなどない。
 この時の為に3日間精を溜め、心待ちにし、今日もずっと射精せずに耐えていたのだ。
 一度で疼きが収まるはずがなかった。
399他人(ひと)の皮を被る 2話   25/28:2010/09/23(木) 00:45:00 ID:62GymVzq

 晃はそれから、奈津美と2人、ビデオカメラの前で繋がり続けた。

 突き上げに応じて後ろ手に縛られた奈津美の乳房が揺れる。
 それが巨大なテレビに余すところなく映し出された。
 大音量で音も聞こえる。
 ソファが軋み、粘り気たっぷりで結合する音。
「聞こえるか?あの音。映像も見えるよな。今セックスしてるんだぜ、今。尻の穴でよ」
 晃は奈津美の耳元で何度も囁き続けた。

 由希と同じく、奈津美も正常位、側位、後背位と様々に抱いた。
 何度も何度も奈津美の尻穴で抜き差しを続け、射精した。しかしまたすぐに勃起する。
 晃自身これには驚いていた。
 20代でも、クスリを使ったときでさえ、自慰でそれほどの射精と勃起を経験したことなどない。
 だがこうして奈津美のショートヘアに顔を埋め、歯を食いしばった悔しそうな奈津美の顔を眺め、
 長い脚を掴んで抜き挿ししていると、脳内から自然に性欲が溢れるのだ。

 無論明日になれば逸物は腫れ、腕や腰は筋肉痛になるだろう。
 だが今は、痛覚が麻痺したかのように延々と奈津美を犯すことができた。

 ぬちゃっぬちゃっぬちゃっぬちゃっ……

 粘膜の捏ね合う音がし、汗まみれの暖かい柔肉が腰の上で跳ねる。
 晃はその繰り返しの中でふと腰を止めた。
 そして奈津美の身体を持ち上げ、白濁塗れの亀頭でひくつく肛門を撫で回す。
400他人(ひと)の皮を被る 2話   26/28:2010/09/23(木) 00:47:45 ID:62GymVzq

「重てぇ女だぜ、何キロあるんだ?」
 そう奈津美をなじる。
 いくらスレンダーといえど、170cmの奈津美は50kgを下らないはずだ。
 晃はその奈津美の尻穴を亀頭で焦らし、肛門が物欲しげに吸い付くと再び逸物を沈めた。
「うん……っ!!」
 奈津美が艶かしい声を上げる。
 晃はそれにそそられ、奥まで貫いたまま奈津美の秘部を弄った。
 そこはとろとろに蕩けている。
「へっ、あんだけクールだった女が、尻を嬲られただけでここまでにしやがって」
 晃がそう言いながら、指を割れ目の奥へ潜り込ませた。
 その時だ。

「いたいっ!!」
 奈津美が急に叫んだ。晃は虚を突かれる。
 あれほどに潤んで、指もすんなりと入ったのに。
 だが今の叫びの鋭さは、ただの演技ではありえなかった。
「……もしかして、お前……処女、なのか?」
 晃はまさかと疑りながら問いかける。すると、奈津美はかすかに頷いた。
「へ、へへっ……」
 晃は笑いが堪え切れない。
 あの高嶺の花が、本当に一人の男も知らない初物だった。
 そして晃はその処女に、清らかなままアナル性感を教え込んだのだ。

「そうかい。処女のままアナルで濡れちまって、お前もこれで変態の仲間入りって訳だ!」
 晃は俯く奈津美を抱きかかえながら、さらに腰を使い続ける。
「ああ、ああ、あああっ、ああ……」
 息も絶え絶えな声が交じり合って響く。
 互いに疲れ切っても結合は続けたままだ。
 晃は奈津美を後ろから抱きかかえ、腸奥で逸物を脈打たせたままとろとろと眠りに落ちる。
401他人(ひと)の皮を被る 2話   27/28:2010/09/23(木) 00:48:37 ID:62GymVzq

       ※

「う、ん……」
 朝陽に顔を照らされて目覚めると、奈津美は晃を揺すって起こした。
 晃が奈津美を抱え上げて逸物を抜く。
 奈津美の肛門内はローションや精液、腸液で溢れかえっており、ソファと床へ盛大に垂れ落ちた。
「こんなに床を汚しやがって」
 晃はそうなじりながら奈津美の手の拘束を解く。
 ようやく手が自由になった奈津美はゆっくりと肩を鳴らした。手首には深く縄の後が残っている。
「シャワー……使わせて貰ってもいいかしら。これから、出勤だから」
 奈津美は少し困ったような顔で晃に申し出た。
「好きにしろ」
 晃は横柄に頷き、バスタオルを投げ渡す。
 風呂ぐらい使わせても困ったことにはならない。むしろ奈津美が間近でシャワーを浴びるのは嬉しくさえある。
 奈津美のシャワーはかなり長いこと続いていた。その音が晃を興奮させた。

 ようやく風呂場から上がった奈津美が、バスタオルで身体を拭う。
 晃はその格好に見惚れた。
 何度見ても見事なボディラインだ。
 晃はゆっくりと裸の奈津美に近づいた。奈津美が身体を震わせる。
 奈津美からは石鹸のいい香りがした。汗臭さもいいが、やはりこういう香りは美人によく合う。

 乳房に顔を埋めると、奈津美が抵抗を示した。
「やめなさい、せっかく洗ったんだから……」
 口調は以前の居丈高なものに戻っているが、どこか歯切れが悪い。
 晃が片手をそっと尻穴へ潜らせると、奈津美の身体が竦んだ。
「まだかなり拡がったままだな」
 晃は指二本が楽に入る肛門をなじった。指を抜いて匂いを嗅ぐと、ここも石鹸の香りがする。
「へぇ、ケツの中に指を突っ込みでもして洗ったのか?」
「…………」
 晃の言葉に、奈津美は顔を赤らめる。ひどく恥じ入っているようだ。
402他人(ひと)の皮を被る 2話   28/28:2010/09/23(木) 00:49:08 ID:62GymVzq

 その後奈津美は、晃の差し出した昨日のスーツを着て出社準備を整えた。
「勿論解ってるとは思うが、昨晩の事はビデオに撮ってあるからな。今後も大人しく従うなら、あのビデオは俺の秘蔵で終わる。
 もし妙な事をしたと解れば、その時点でネットに流す。いいな」
 晃は玄関口の奈津美に呼びかけた。
 奈津美はドアノブに手をかけたまま、背後の晃に吐き捨てる。
「……あなたなんか、死んでしまえばいいのに」
 そう言ってドアを閉めた。オートロックが硬い音を立てる。

「ふぅ……」
 晃はリビングで溜息をついた。
 欲望に駆られ、実に無計画で危険な橋を渡ったものだ。
 ビデオ映像という脅しはかけたが、奈津美が警察に届け出れば晃の生活は終わる。
 安全な確立は五分だろう。
 結局は奈津美がどういう性格かに尽きた。純潔とプライド、どちらを重視するタイプかだ。
 『あなたなんか、死んでしまえばいいのに』
 これはどちらの決意から発された言葉だろう。

「 …………とうに死んじまったよ、奴ぁ 」

 晃は日記を眺めて呟いた。
 康平を見た辺りから、自分が狂い続けている気がする。
 死んだ人間に成りすまして家に棲みつくなど正気の沙汰ではない。
 それでも晃は、この康平の家を離れられないでいる。
 一度富や権力を得た以上、何もない生活に戻るのは、怖かった。


                                   続く
403名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 05:25:07 ID:PK+VYDnr
心臓が痛い
404名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 09:40:02 ID:jHcO8x//
これは素晴らしい・・・GJです
405名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 23:44:56 ID:+kRKHhfT
ブラヴォー…テラブラヴォー
406 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 20:53:23 ID:mRg4pjqH
投下始め。
例によって十分以上途切れたら規制だと思ってくれ。
407 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 20:54:42 ID:mRg4pjqH
『大事なものは大事にしろ』




 不安と緊張と興奮のないまぜになった表情を浮かべる貴島友一は、傍らに寄り添う妻の顔を見た。
 智香のおっとりとした清楚な顔には、友一と同種の、しかしどちらかと言えば不安と緊張が主の表情が浮かんでいる。
薬指に指輪の嵌まった左手が、不安そうに彼の腕に添えられている。
 夫の友一が二十六歳、妻の智香が二十五歳の二人は、幼い頃から互いだけを見てきた幼馴染同士であり、
そのため、二十代も半ばに達した今、軽い倦怠期を迎えていた。
お互いから新鮮味が失われ、互いに異性としての魅力を感じなくなりつつあるのである。
 彼らはその倦怠期を打破するため、友一の発案により、とある試みに臨もうとしているところである。
 円らな瞳が真っ向から友一を見据えた。そこには不安と恐怖があった。
乗り気でない妻を押しきる形での決定だったため、友一の心はずきりと痛んだ。
「なあ、智香、どうしても嫌なら……」
 思わず口にしかけた言葉は「いいの」というやや強い言葉に打ち消された。
「だって、見られるだけなんでしょ。それなら……恥ずかしいけど、別に……」
「お前がそう言うなら……」
 二人は、スワッピング相手募集用の会員制サイトで知り合った青年を待っているところである。
本当はカップル同士のスワッピングをする予定だったのだが、向こうの都合で女が来られなくなったため、急遽、青年単独での参加となった。
まだ躊躇いのあった二人は、そういう事情ならばと半ば安堵しつつ中止にしようとしたのだが、
「ホテル代は全額負担するので、愛撫を、それが無理でもせめて見学だけさせて欲しい」
との熱心な頼みを拒みきれず、こうして会うこととなったのである。
 待ち合わせ時間の五分前、メールで確認した通りの外見の青年が近づいてきた。
 よく筋肉のついた均整の取れた体をした青年だ。
 待ち合わせの相手は、サイト上のプロフィールによれば、
登録名はT・S(後のやりとりで「サトウタロウ」という名前だとわかった)、
年齢は二十歳、身長は百七十二センチ、体重は七十四キロ、
ペニスサイズはS(直径四センチ以上、長さ十八センチ以上)で雁高の非包茎、テクニックに自信あり、
信頼度は高(最高、高、並、低の第二位、プレイ経験者からの評価の平均で決まる)、とのことだった。
また、プレイ体験者の感想は「とても燃えました」とか「彼女があんなに乱れるのは初めて見ました」とか
「定期的にお願いしています」などと高評価だった。
 近寄ってくる青年も、ペニスサイズやテクニック云々はともあれ、大体プロフィールの通りのように思われた。
 青年が二人を見て「あの」と声をかけてきた。
「キジマご夫妻ですか」
「サトウくん?」
 友一が答える。
 相手は頷き、申し訳なさそうに頭を下げた。
「はい。サトウです。今日はこちらの都合で予定を変えた上に、無理なお願いまでしてしまってすみません」
「あ、いやいや、いいんだよ。どっちかと言えば予定が変わって安心した面もあるし……
それにホテル代も出してくれるんだろう。文句なんかないよ。折角会ったんだし、今日はなるべく楽しくやろう」
「そう言っていただけると嬉しいです。ところで、そちらがトモカさんですか」
「え、は、はい……」
 智香が小さな声で頷き、視線を避けるように友一の後ろに隠れた。
 友一はそんな妻の様子に昔の新鮮な初々しさを思い返しながら、苦笑した。
「悪いね。智香はちょっと緊張してるんだ」
「そうですか。まあ、無理もないですよ。こういうの、初めてなんですもんね。
それにしても、可愛い奥さんですね。羨ましいですよ」
「嬉しいことを言ってくれるね。まあ、立ち話も何だし、早速ホテルに行こうか。もう予約を入れてあるんだろう」
「ええ、長引いてもいいように、一応、泊まりで。じゃあ行きましょうか。奥さんと一緒に歩いてもいいですか」
「一緒に、かい」
「はい。恋人みたいに。奥さんは他の男性に触れて旦那さんの良さを確認して、
旦那さんは嫉妬して奥さんへの愛情を確認するんです」
 友一は渋い顔をしながらも、スワッピングに関しては大先輩である六つも年下の青年の言うことを受け容れた。
「ありがとうございます。じゃあ奥さん、こっちへ……」
「あ……」
 サトウが智香の手を引いたと思った瞬間、妻の体がサトウの腕の中に転がり込んでいた。
408 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 20:56:15 ID:mRg4pjqH
 いやらしい手つきで腰に腕を回しながらサトウがにこやかに言う。
「奥さん、凄く良い体じゃないですか。本当に、キジマさんが羨ましいです」
「あ、あの、サトウくん、手が……」
 智香が逃れるように身を捩る。腹側に回されたサトウの手が太腿や下腹部を撫でている。
 人通りの皆無でない路上で妻が公然と体を触られている。
友一は不快感と微かな興奮を覚えながら、やや強い口調で制した。
「サトウくん、愛撫までは許すけど、場所はわきまえてくれ」
「あっ、すみません、奥さんが魅力的だから、ちょっとむらっと来ちゃって……気をつけます」
 サトウは神妙に頭を下げ、智香の体を弄り回すのをやめた。
以後はおかしなこともせず――それでも夫としては不愉快だったが――普通に腰を抱いて智香をエスコートしていく。
 友一は、スワッピングのような異常な趣味の持ち主ではあるが、
少し考えの浅いところがあるだけで、根は素直で誠実な人間のようだ、とサトウのことを評価した。




 雑談しながら歩くこと十五分、一同はホテルの部屋に着いた。
 上着を脱ぎながらサトウが二人に言った。
「早速触らせて貰っていいですか」
 今日の手順は、まずベッドでサトウが智香を愛撫し、それが済んだら、
一旦友一と智香がシャワーを浴び、ベッドで二人がセックスするという形になっている。
「で、でも、まだシャワー浴びてない……」
 智香が緊張に顔を強張らせながら言う。
 友一は、それが本心でないことを知っている。二人は出発前に念入りに体を清めてきたのだ。
気にするほどの汚れはない。これは単なる時間稼ぎなのだ。
 友一は智香に助け舟を出そうとしたが、サトウの方が早かった。
 智香の手を取り、じっと顔を見つめて言う。
「奥さん、僕、女の人の匂いが好きなんです。どうせ奥さんを抱けないんですから、
せめて、それくらいは許してください」
「で、でも……」と智香は躊躇いを見せたが、サトウの再三の頼みに、遂に押し切られてしまった。
 ベッドまで移動し、「脱ぎますね……」と蚊の鳴くような声で呟いて、智香が服を脱ぎ始める。
 他の男の前で妻が肌を晒すことに暗い気持ちを抱きつつ、友一もシャツのボタンを外し始めた。
 サトウもそれを見て脱衣を始めた。
 最も早く下着姿になったのはサトウだった。
 後はズボンを下ろすだけの友一と、スカートを下ろしてストッキングに手をかけていた智香は、それを見て硬直した。
 二人の視線の先には、堂々と晒された逞しい体があった。
股間は早くも戦闘態勢に入り、Sサイズが嘘でないことを誇示している。
「わあ……」
 智香が讃嘆とも驚愕ともつかない声を上げてサトウを見ている。
その視線は逞しい体の各所――股間もだ――に注がれている。
 友一は自分がサトウに動物の雄としてどこまでも劣っていることを理解せざるを得なかった。
雄としての敗北感と共に、雌を取られるのではないかという焦燥感と嫉妬心が湧き起こってきた。
 サトウが苦笑と共に言った。
「そんなに見られると恥ずかしいです。でも、そんなに気になるんでしたら、
いっそ、パンツも脱いじゃいましょうか。勿論、その時はお二人にも裸になって貰いますけど……」
「いえ、あの、それはちょっと……」と慌てて手と首を横に振る智香を制し、友一は頷いた。
「……ああ、お願いするよ」
 妻が肌を晒すのはなるべく先延ばしにしたかったが、
それ以上に、妻がサトウの巨大なものにどういう反応を示すかを知りたい欲求に駆られたのである。
元々友一は、妻が他の男に抱かれる様を見せつけられるのなら、
いっそ巨根の持ち主に貫かれる様を見てやろうではないか、という思いからSサイズのサトウを選んだのだ。
幸か不幸かそれが果たされないことが決まった今、彼の興味は、せめて妻がそれを見た際にどう反応するかに集中していた。
「ユウくん!?」
「どうせ、後でそうなるんだから……ちょっと早くなっただけだよ」
 非難の声をそうなだめ、重ねて友一はサトウにパンツも脱ぐよう促した。
 サトウがパンツを下ろした瞬間に飛び出してきたものに、二人は息を呑んだ。
三日月のように反り返り、下腹部に張り付きそうな急角度で天を目指すそれは、子供の腕のような凶器だった。
年齢にそぐわない百戦錬磨を示すように黒光りしており、露出した先端は赤黒く膨らんで傘を広げ、
幹との境目には深い谷と山がある。付け根の下には握り拳ほどもある袋がぶら下がっている。
409 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 20:57:50 ID:mRg4pjqH
 友一は委縮したように皮の中に引き籠もった自らの股間を見下ろし、決定的なまでの戦力差の存在を悟った。
 敗北感に苛まれながら妻を見ると、智香は目を見開いたまま、サトウの股間を凝視していた。
 智香がちらりと友一の股間に視線を移すが、友一と目が合うと、気まずそうに視線を逸らした。
取り繕うように下着姿になり、向けられるサトウの視線と友一に配慮してか、
体を隠しながらおっかなびっくり下着を脱いでいく。
 清楚な智香がペニスを見比べている。自分のものと今日会ったばかりの男のものとを比較している。
清純な妻が見せた行動に、友一は困惑と興奮を禁じ得なかった。
「やっぱり思った通りだ。むちむちした良い体ですね。素敵ですよ、奥さん」
 友一が初めて味わう感情に戸惑っている間にも、サトウは行動を進めていた。
彼女の親兄弟と友一以外の男の目に触れたことのない、智香の清純な体を舐め回すように見ている。
 掌に収まりきらない豊かな胸と清楚な乳首、自然な曲線を描く腹から腰にかけて、
肉感的な尻と太腿、きめ細やかな肌、という智香の体をサトウはいたく気に入った様子だった。
「まずは軽くいきましょうか」
 サトウが後ろから智香を抱き締めた。
「ひっ」と声を上げて智香が身を捩るが、サトウは体の前に腕を回して離さない。
 自分しか触れたことのない妻の体が、目の前で他の男に抱き竦められている。
裸の男が裸の妻を、肌と肌を合わせて抱き締めている。友一は喉がからからに渇いていくのを感じた。
「奥さん、お尻に当たってるもの、何だかわかりますか」
 智香は顔を紅潮させ、恥ずかしげに首を振った。わからないのでなく言いたくないのだろう。
 サトウは智香の尻にあの巨大なものを押し当てているのに違いなかった。
あの自分のものとは比べ物にならないペニスが妻の体に触れていると思うと、
胸の辺りが冷たくなって嫌な汗が出てくると共に、なぜだか腹の底が熱くなってくる。
「ほら、旦那さんにも聞こえるように、ちゃんと答えてください」
 腰を動かしながら、サトウは慣れた調子で智香を言葉で嬲っている。
 智香は涙目になりながら、か細い声で「おちんちん……」と答えた。
普段ならば恥ずかしがって絶対に口にしないであろう言葉だ。早くも雰囲気に中てられつつあるらしい。
「答えてくれたお礼をしますね。顔こっち向けて……」
 言うが早いか、サトウは智香の顔を横に向けさせて顔を近づけ、驚いたように開いた口に唇を当てた。
 智香が抵抗するように身を捩り、助けを求めるように友一を見た。
 だが友一は、救いを求める視線を受け止め、頷いた。それはキスの許可だった。
 ショックを受けたような顔をした後、諦めたのか、智香は目を閉じた。
 抵抗が止んだのをよいことに、サトウは智香の口の中にまで攻め込んだ。
口を塞ぐように唇を当て、舌を滑り込ませている。鼻にかかった息遣いと淫らな水音が響く。
その間も腰は尻に擦りつけられており、片方の手は友一以外の男が触れたことのない胸を撫でるように揉んでいる。
手の中で智香の大きな胸が柔らかく形を変えている。
 やがて、最初は戸惑い、拒むように身を捩っていた智香に変化が訪れていた。
逃れようとしていた唇は積極的にキスに応じ始めているし、
頭を押さえる必要のなくなった手はいよいよ本格的に胸を弄び始めている。
一方で、抵抗するようにサトウの手を押さえていた手は、胸に導こうとするかのように優しく添えられていた。
「キジマさん、奥さんのおっぱい凄いですね。ほら、手に余っちゃう」
 友一には返事をする余裕も、抗議する余裕もなかった。
妻が目の前で弄ばれ、しかもそれを受け容れつつある様子に釘付けである。
「どれどれ、こっちの方は……ああ、もっさもさですね」
「や、は、恥ずかしい……」
「僕は毛の濃い女性の方が好きなんで、こういうのは凄く興奮します」
 サトウの手は智香の下腹部に滑り降りており、濃い目の陰毛を弄んでいる。
 友一は、指がそこで停まってくれることと、その先に進んでくれること、その矛盾する二つの願いを同時に抱いた。
 願いは一つだけ叶い、もう片方は叶わなかった。
「うわ、凄い。とろとろだ。奥さん、キスとおっぱいだけでこんなになっちゃったんですか。
感じやすいのかな。それとも、欲求不満?」
「やっ、駄目、やっ、ああ……!」
 サトウの手が動くと水気のある音が響いた。それは友一が今まで聞いたことのない音だった。
 智香は蠢くサトウの手を必死に押さえ、押し殺した声で啼きながら、脚をくねらせている。
410 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 20:59:10 ID:mRg4pjqH
 妻が見せる痴態に友一は驚かずにいられなかった。
きっと、サトウが言うように、感じやすいからでも欲求不満だからでもあるだろうが、それだけが理由ではない。
スワッピングという異常な状況で興奮していることもあるだろう。
だが、一番の理由は、サトウの愛撫が巧みだからに違いない。友一のそれよりも。
 友一は唇を噛んで目の前の光景を見守った。
「ほら、奥さん、声を我慢しないで……旦那さんもその方が興奮しますよ。
ほら、旦那さんのチンポ、もうあんなです。奥さんを見て興奮してるんですよ」
 その言葉にはっとして股間を見ると、確かにそこには興奮してそそり立つものがあった。
しかも、その猛々しさは普段の比ではない。智香が初めて体を開いてくれたあの高校二年生の夏の日に匹敵する。
 しかし、その人生の中でも屈指の勃起も、あの巨大なものを目にした後では、感動よりも失望が大きい。
今までで最大の状態でも、何の気負いもなしに立ち上がったあれに遠く及ばないのだと、格の差を思い知らされた気分だ。
 濡れた瞳で彼を見ている智香も似たような失望を味わっているのかもしれない。
 後ろから押しつけられるものと、目の前で立ち上がっているものの哀れなほどの質量の違いを、
智香はどう思っているのだろうか、と友一は思った。
そこにあるのは失望か、嘲笑か、それとも変わらぬ愛情か。
 サトウの言葉が効いたのか、智香の声が大きくなった。
嬌声を上げ、サトウが耳を甘噛みしながら何事かを囁くと、
「ユウくん、どうしよう、凄いの、凄く気持ち良いの!」と声を張り上げる。
その顔は女の顔へと変わろうとしていた。
 もう一度口で口が塞がれた直後、手品のようにサトウの手が閃き、智香が全身を震わせた。
電気を流された魚のように震え、ぐったりとサトウに体を預けた。
「あ、キジマさん、奥さん、イッちゃったみたいですね。感じやすくて可愛いです」
 抱き留めた体をなおも弄びながらサトウが朗らかに言う。
 友一は何と答えるべきかわからず、曖昧な笑みを浮かべるばかりだった。
「じゃあ、ベッドに連れていって続きをしますね」
 サトウは智香の体を軽々と抱き上げた。
「お、おいおい、セックスはなしだって言っただろ!」
 続きという言葉からはそれしか連想できなかった。
「やだな、違いますよ。本番ができないんだから、せめてたっぷり愛撫をさせて欲しいっていうだけです。
ねえ、愛撫だけならいいでしょ、キジマさん」
 智香をベッドに下ろしてゆっくりと覆い被さったサトウが友一を見た。
 友一にはその目が、彼の男としての器の小ささを笑っているようにも、抑えがたい欲求の捌け口を求めているようにも見えた。
 智香も彼を見ていた。涙の光るその目は、しかし情欲にも濡れている。
抑えがたい疼きに流されそうになる自分を止めて貰いたがっているのか、
はたまた、疼きに流されていくことの許しを求めているのか。
どちらなのか、友一には判断がつかなかった。
 友一は苦悩したが、どうせ一線を超えることはないのだから、と自分を納得させ、結局、流れに身を任せることにした。頷き返す。
 直後、また悩ましげな吐息と水っぽい音が響き始めた。
覆い被さったサトウが智香の唇を奪い、智香がそれに応えているのだ。
流石に自分から腕を絡めこそしていないが、その手は控え目にサトウの腕に添えられている。
 友一には、それが力の籠もった抱擁のようにすら見えた。
体の芯が冷えていくような感覚に襲われながら椅子を運び、ベッドの近くに腰を下ろす。
 開かれた智香の口が咀嚼するように動き、何かを飲み下すように白い喉が動く。
それと共に、唇の合わせ目から唾液が零れ落ちる。智香はサトウの唾液を飲んでいるのだ。
 しかも、それが決して強制的なものでない証拠に、サトウの唇が離れると、智香はそれを追いかけるように顔を動かしている。
離れていく舌をしゃぶるように引き留めることさえしている。まるで恋人や夫婦のように親密なキスだった。
 散々唇を征服したサトウは、顔を離し、体を少しずつ下へとずらしていく。
首筋を撫で、火照った肌に唇を寄せ、胸元へと向かう。
豊かな胸に赤ん坊のように埋めた顔を動かすと、押し殺した喘ぎが上がった。
 サトウは友一に見せつけるように豊満な胸を揉みしだき、或いは張り詰めた桃色の乳首を口に含んだ。
しばらく続けていくと、智香の手がサトウの頭に触れた。
もぎ離そうというのとも、押し付けようというのともつかない触れ方だ。
411 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 21:00:33 ID:mRg4pjqH
 しばらく胸を楽しんだ後、サトウは今度は体を上にずらし、腋へと顔を寄せた。
何をしようとしているのかは一目瞭然だったが、友一にはそれが真実だとは思えなかった。
そんなところを舐めるなど有り得ないことなのだ。
 腋を開かされた智香が焦ったような声を上げた。
「そ、そこは、恥ずかしいからっ」
「いいからいいから」
 サトウは意に介する風もなくそこに顔を近づけ、舌を這わせた。くすぐったさと恥ずかしさを堪えるような声が上がる。
「や、やだ、くすぐったいっ……駄目っ、こんなの……汚いからっ……」
「ここ舐められるのは初めてみたいですね。勿体無いな。ここも立派に感じる場所なのに。
折角だから、僕がここでも感じられるように、奥さんのこと、躾け直してあげますね」
 乳首を弄りながらサトウが笑う。
 少し経つと、智香の声が艶を帯び始めた。性感を刺激された女の喘ぎだ。
 両方の腋を散々に舐め回された智香は脱力し、荒い息遣いと共に豊かな胸を上下させている。
 サトウはそのまま更に体を下へとずらしていった。
 いよいよ智香の大事な部分にサトウの手が伸びるのか、と友一は息を呑んだが、
幸か不幸かそうはならなかった。均整の取れた体は股間を無視して足先へと下がっていった。
 サトウは足を掴むと、あろうことか、そこに舌を這わせた。
智香が驚きの声を上げて足を引こうとするのを捕まえ、足の裏を舐め回し、
指一本一本を口に含み、膝裏を舐め、太腿に口づけ、丹念に愛撫を加えていく。
 智香の反応は腋の時と同様だった。くすぐったさと恥ずかしさはやがて気持ち良さに変わったのだ。
 妻の体が開発されていく様を目の当たりにして、友一は興奮と絶望を同時に味わった。
性的なことに未熟な妻の体が少しずつ開発されていくことへの興奮。
妻の体を開発しているのが自分ではないことへの絶望。それが友一の心の中でどす黒くわだかまっている。
 再びサトウが体を動かした。脚を開かせ、その間に顔を寄せる。
「いや、やめて……」
 智香が羞恥の声を上げて脚を閉ざそうとするが、サトウの力強い手に押さえられ、逆に余計に開かされてしまう。
「凄く毛が濃いんですね、奥さん。オマンコ見えないじゃないですか」
 サトウが猫の毛並みを楽しむように智香の下腹部を撫でている。
「お、お手入れするの、怖くて……だらしなくて、ごめんね……」
「僕はこういうの好きですよ。とってもエッチで興奮します」
「あっ、駄目、やめて、見ちゃ嫌……!」
 智香が泣きそうな声で訴えかけるが、サトウはそれが聞こえていないかのように、
智香の濃い目の陰毛を掻き分け、裂け目を露出させた。
「凄い。毛はこんななのに、オマンコは中学生みたいだ」
 サトウが感嘆の声を上げるのは無理もない。友一が大事に扱ってきたこともあり、
智香のそこは酷く綺麗な筋を描いている。十代の清純さと端整さを保っている。
「キジマさん、奥さんのオマンコ、凄く可愛いですね」
 サトウにそう言われても、友一はどう返事をしたものか迷い、結局、気まずい思いで目を逸らすばかりだった。
 サトウは特に返事など欲していなかったらしく、何事もなかったかのように智香の股間に注意を戻した。
「中はどんなかな……あ、白い汁が零れてきましたよ、奥さん。今までので感じちゃったんですね。あ、勿体無い……」
 そのまま顔を埋め、犬が餌を貪るような音を立て始める。
 智香の体がびくりと震え、焦ったような声が上がった。
「やっ、吸っちゃやだっ、音立てないでっ……は、恥ずかしいよ、ねえ、サトウくんっ、あっ、ひいっ……!」
 サトウは構わずそこを口で責め続けた。智香は手で顔を覆って啜り泣くような喘ぎを洩らし、
陸に打ち上げられた魚のように体を躍らせた。
 それは友一が初めて見る反応だった。初めて聞く「雌」の声だった。
未だかつて目にしたことのない濡れ方であり、未だかつてしたことのないほどに野性的な責めだった。
 幼い頃から知っている妻が他の男の手によって自分の知らない姿を晒していく。
その光景に、友一は苦痛に満ちた異様な昂りを覚えた。
 股間に強い疼きを覚えて視線を下ろし、愕然とした。
知らず知らずの内、彼は精一杯に立ち上がったものを扱き立てていたのだ。
「糞っ」と悪態をついて手を離す。
 その間にもサトウの責めは続いていて、股間を貪る頭を押さえたまま、甲高い声を上げて智香が身を仰け反らせた。
何度か震えた後、脱力してぐったりとベッドに体を投げ出す。
412 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 21:01:32 ID:mRg4pjqH
 だが、サトウの責めに容赦の二文字はなかった。
達した直後の敏感になった体をそれまで以上の荒々しさと細やかさで責め続けている。
「あっ、ちょ、ちょっと待ってっ……あっ、やっ、あっ、ま、まだイッた、ばかり、だからっ……ゆ、許してっ、休ませてぇっ……!」
 サトウが智香の股間を解放したのは、智香が更に三回ほど絶頂に達してからだった。
顔を離したサトウは、全身を火照らせ、汗ばませた智香に再び覆い被さった。
「おい、もういいだろう!」
 とうとう堪え切れなくなり、友一は腰を浮かせて、半ば怒鳴るように言った。
これ以上放っておくと取り返しのつかないことが起こるような気がした。
「最後にキスするだけですよ。そうしたら、キジマさんと交代しますから」
 それならば、と友一は、不承不承ながらも引き下がり、腰を下ろした。
 サトウは智香と、夫婦や恋人と言うよりは不倫中の男女のように濃厚なキスを交わした。
見守る友一からすれば長過ぎるほどに長いキスを終えた二人は、二言三言言葉を交わしているようだった。
 智香の股間を指先で弄びながら、サトウが困ったような顔で友一を見る。
「奥さん、チンポが欲しくなっちゃったみたいで、僕のを入れて欲しがってるんですけど、どうしましょう」
「な、何だって?」
 友一はサトウの言葉が理解できなかった。
寄りにも寄って智香がサトウのものをせがんでいるなど、サトウの口から出任せとしか思えない。
「ち、違うの、ユウくん!」
 股間を弄られながら智香が発した、慌てたような言葉に、友一は深い安堵を覚えたが、続く言葉に一気に叩き落とされた。
「あのね、サトウくんがね、私と、その、エ、エッチ……したいって言うから……
ユウくんに訊いてみようって……ユウくんがいいなら、私も……」
 サトウが言葉を継いだ。
「キジマさん、メールで言ってたじゃないですか。
奥さんがデカチンで犯されてるのが見たいって。そのためにチンポの大きい僕を選んだんだって」
「えっ……そ、そうだったの、ユウくん」
 驚いたような顔で智香が友一を見る。
 友一は返答に窮すると共に、なぜこのタイミングでそれを言うのだ、とサトウへの苛立ちを覚えた。
 人を誘惑する悪魔めいた態度で、サトウが友一の代わりに答えた。
「そうですよ、奥さん。旦那さんは、奥さんが大きなチンポを突っ込まれて
気持ち良くなっちゃってるのを見たいって言ってたんです。僕の彼女が来てれば、そうなるところだったんです。
ねえ、奥さん、奥さんさえよかったら、このまま僕達は最初の予定通りにしましょうよ」
 言われた智香が、どうしてよいかわからない、といった顔で友一を見た。
その目はサトウの提案を拒んで欲しがっているようにも、許可を出して欲しがっているようにも見えた。
「ねえ、キジマさん、一言、やっていいって言ってくれれば、キジマさんが見たがってたものを見られるんですよ」
 矛先は友一にも向いてきた。
 友一は激しい葛藤に襲われた。受け容れるべきか、拒むべきか。
 また、そもそも普通であればどうするかなどわかりきった問いで悩んでいること自体に気づいた時、彼は愕然とした。
それはつまり、彼が最愛の妻を別の男の手に任せる願望を抱いているということに他ならない。
 彼はサトウに大事な部分を責められて悶える智香の姿を目の当たりにした時の異常な昂りを思い出した。
 あれこそはつまり、その背徳的な願望が満たされていく快感だったのではないか。
自分は、妻が他の男に抱かれ、自分の知らない顔を見せていく姿を見たくて堪らないのではないか。
そうした姿は酷く興奮をそそるものではないのか。そんなことを考えた。
 長い葛藤の末、友一はサトウの申し出に同意した。
「わかった……ただし、智香が嫌がることはするなよ」
「勿論ですよ。たっぷり気持ち良くしてあげますから、キジマさん、そこでじっくり見ててくださいね」
 言うなり、サトウが体の位置を調整し、開いた脚の間に身を割り込ませ、腰と腰を合わせた。
 先走りを滴らせる凶悪な先端が、草叢に隠れた智香の裂け目に押し当てられた。
 智香が不安そうな声を上げる。
「あ、あの、サトウくん、ゴムは……」
「おい、避妊はちゃんとしてくれないと困るぞ」
「でも、その方が興奮するでしょ。お二人とも、生入れも中出しもまだしたことないって話じゃないですか。
初めての中出しが旦那さん以外って、燃えませんか」
「な、何馬鹿なことを……」
 そう言いつつも友一は、自分以外の男が智香に最初に中出しする、という想像に寒気のするような快感を覚えていた。
413 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 21:05:01 ID:mRg4pjqH
「そんなことになったら、嫉妬と後悔で倦怠期なんて一発で吹っ飛びますよ。
もう絶対に相手を離さない、もう絶対に相手以外には触らせない。余計に夫婦仲が固まりますよ」
「で、でも、私、ユウくん以外の赤ちゃんなんて、産みたくないよ……」
「避妊なら大丈夫ですよ。アフターピルを持ってますから、後でお渡しします。
僕はそういう方面にもコネがあって、それだから、あんなに高い信頼度をつけて貰ってるんです」
 智香は少し考え込む様子を見せたが、入口に押し当てられている逞しいものを物欲しそうに眺めた後、
意を決したように友一に視線を寄越した。
「あのね、ユウくん……私、ユウくんがいいなら、いいよ」
 決断は友一に委ねられた。サトウも智香も、期待するように、圧力をかけるように、友一を注視している。
 駄目押しにサトウが言った。
「どうせやるなら、徹底的にやりましょうよ。
中途半端じゃ、中途半端なことにしかならなくて、却ってギクシャクしちゃいますよ」
 その言葉が決定打となったわけではない。ただ、結論自体はその論法と酷く似ていた。
 ゴムをつけた上での挿入も、中出し前提の生挿入も、挿入という点、一線を超えたという意味では変わらない。
ならば、どうせならば行き着くところまで行った方が、せめて性的興奮くらいは満たせるだろう。これが結論だった。
 友一は無言で頷いた。
「じゃあ、入れちゃいますよ。奥さん、僕のは大きいですから、力抜いてくださいね」
 友一の気が変わる前に済ませてしまおうという魂胆か、サトウは押し当てたものをゆっくりと沈めていった。
毛深い裂け目を押し拡げて、子供の腕のような凶器が潜り込んでいく。
「あっ、くぅっ……!」
 智香が苦しげに表情を歪める。
「奥さん、大丈夫? 痛い? ゆっくりするから、怖がらないでね」
 覆い被さったサトウが、優しく頬を撫で、キスを繰り返し、優しい言葉をかける。
その間も腰は進むが、少し進んでは少し戻る、という具合で細心の注意を払っている。
 友一はその光景を眺めながら、非常に嫌な連想をしてしまい、慌ててそれを打ち消そうとした。
その連想とは、彼が智香の処女を受け取った時のことだった。
あの時も、丁度、あんな風に痛がる智香をなだめながら進んだものだった。
 ただし、あの時とこの時には大きな違いがいくつもある。今の智香は処女ではないし、
あの時とは違って、声と表情には苦痛以外の甘い快感の色も混ざっている。
抱いている男の方も童貞ではなく、非常に手慣れている。
そして何より、そこにいるのは友一ではない。それが何よりも口惜しかった。
 やがて二人の下腹部が密着した。
 友一は何か取り返しのつかないことが起こってしまったような感覚に襲われながら、
裸で絡み合う二人がキスを交わすのを眺めていた。
 キスの雨を降らせながらサトウが甘く囁く。
「ほら、奥さん、全部入りましたよ」
「入った……の?」
「全部入りましたよ。どうです、生のチンポは?」
「凄く……熱い……それに、すべすべしてる……」
 熱に浮かされたような声と表情で智香が答える。
「旦那さんのと比べてどうですか」
 智香は答えず、窺うように友一を見た。言ってもよいかどうか、目で問いかけているのだ。
 友一はもう腹を括っている。歯を食い縛りながら頷いた。
 智香が喘ぎながら言う。
「凄く、大きくて……硬くて……何だか、お腹が破裂しちゃいそう……」
「大丈夫ですよ。最初は優しく動きますから。
さあ、手と足を僕に絡めて、しっかり掴まって、旦那さんのより大きい生チンポを楽しんで……」
 智香が言われた通りに手足を絡めてしっかり抱きつくと、サトウはキスを繰り返しながら、体全体を揺するように動き出した。
ベッドがゆっくりと軋み、組み敷かれた智香が苦しげに息を吐き出す。
 だが、智香の苦しそうな息遣いも、すぐに甘く穏やかなものに変わっていった。
サトウが少しずつ動きを大きくしていくにつれ、甘い声も大きくなっていく。
 腰を円運動させながらサトウが友一の方を向いた。
「キジマさん、奥さんのオマンコ、最高じゃないですか。締まりはいいし、汁気も程々だし……
生入れしたことないなんて勿体無いですね」
「や、やだ、そんなこと言わないで……ユウくんが、見てるのに……!」
414 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 21:06:38 ID:mRg4pjqH
「本当、名器ですよ、このオマンコ。でも、いくら名器でも磨かなきゃ宝の持ち腐れですからね。
今日はキジマさんの代わりに、僕が徹底的に磨いてあげますね」
 そう笑い、サトウは腰の動きを円運動から前後運動に変えていった。
結合部から聞こえる水音が大きくなり、それと共に智香の押し殺した喘ぎも艶を帯びていく。
 友一は最愛の妻が巨大なもので体の中を掻き混ぜられている様子を茫然と見つめていた。
妻の性器の具合を評価されるなどという屈辱を受けても、現実感がなさ過ぎて、咄嗟に対応ができなかった。
 サトウが腰の動きを大きくした。もう普通の性交とほとんど変わらない動きだ。
「奥さん、大分慣れてきましたね。もう痛くないでしょう」
「うん、あっ、い、痛くっ、あぁんっ、な、ないよっ……」
「むしろ気持ち良い?」
「ぁっ、ひっ……き、気持ち、良いよぉ……」
「旦那さんとどっちが?」
「い、言えないぃっ、そんなの、言えないよぉっ……!」
「そうですか。じゃあ、今は言わなくていいですよ。それより、旦那さんと言えば……
キジマさん、繋がってるところ、みたいですよね」
 先に反応したのは智香だった。
「駄目、駄目駄目駄目ェっ! そんな酷いの、嫌ァ……!」
「奥さん、奥さんだけが気持ち良くなってちゃ、旦那さんが可哀想でしょ。
旦那さんは奥さんが僕のチンポでヒイヒイ言ってるのを見て気持ち良くなってるんだから、
奥さんも協力してあげなきゃ……ほら、見て、旦那さん、チンポ弄ってますよ」
 言われて友一は、いつの間にか、自分が股間のものを扱いていることに気づいた。
それはここ数年では見られないほどに力強く、結婚前、まだ十代だった頃のように力強くそそり立っていた。
「ユ、ユウくん……あんなに……興奮、してるんだ……私が、サトウくんと、エッチしてるの、見て……」
 智香が驚愕と失望の入り混じった眼差しを友一の顔と股間に注ぐ。
 ペニスから手を離した友一が弁解の言葉を述べる前にサトウが言った。
「だから、繋がってるところ、見て貰いましょうよ」
 そのまま上体を起こし、結合部が友一に見えやすいように微妙に体の向きを変えた。
 智香が両手で顔を覆った。
「い、嫌ァっ、ユウくん、見ないでぇっ!」
「そんなこと言ってますけど、奥さんのオマンコ、ぎゅうぎゅう締めてきますよ。見られて興奮してるんじゃないですか」
 繋がっている部分が友一の前で露わになった。
「見てくださいよ、キジマさん。奥さんのオマンコ、涎垂らして僕のチンポ美味しそうに食べてますよ」
 思わず友一は、妻とサトウの生々しい結合部分を注視してしまった。
 濃く生い茂った草叢の中に黒々とした太い肉の棒が突き立ち、出入りを繰り返している。
棒が動くたびに智香の体が震えて甘い声が上がる。
引き抜かれてくる竿には白く濁って泡立った愛液が纏わりつき、押し込まれていくと粘液が掻き混ぜられる水っぽい音が響く。
太い棒が綺麗な筋を無惨に押し拡げ、抜き差しのたびに内側に収まっていた肉を引き摺り出し、形を歪めている。
 それはあまりにも生々しい光景だった。今、最愛の妻が自分以外の男に股を開き、
信じらないほど大きなものを受け容れて雌になっているのだという現実を最も強烈に伝えてくる光景だった。
 自分しか知る者のいない穴の味を別の男が味わっている。
自分など比べ物にならないほどに逞しいものが妻の小さな裂け目を我が物顔で征服している。
そう思った瞬間、信じられないほどに勃起しているものの付け根がかっと熱くなった。
「うあっ……!」
 友一は触れてもいないのに射精していた。
勢い良く飛び出した白い液体はベッドまで飛び、丁度、智香の顔のすぐ横に着弾した。
中学生のような飛距離だった。
 これ見よがしに腰を振って智香の中を掻き回しながらサトウが言う。
「あ、奥さん、見てくださいよ。旦那さん、奥さんと僕が繋がってるところ見ただけでイッちゃいましたよ。
しかも、あんなに飛ばしたのに、まだビンビンです」
「う、嘘、ユウくん……見てるだけで……?」
 愕然とした問いかけに友一は答えられなかった。驚いているのは彼も同じだった。
自分が智香の痴態を目にして射精してしまったという事実は強烈過ぎて、それ以外のことを考えられなくなっていた。
 すかさずサトウが上体を倒して智香に覆い被さる。
「そうですよ。旦那さんは、奥さんが僕に抱かれて可愛い声を出すのを聞いて喜んでるんです」
415 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 21:07:48 ID:mRg4pjqH
「そんな……ユウくんが……嘘……」
「嘘じゃありませんよ。見ただけでイクなんて、本当に喜んでなきゃ無理ですよ。
だから、何も遠慮なんかしなくていいんですよ。
僕に抱きついて、好きなだけ気持ち良くなっちゃっていいんです。
旦那さんのことは気にしないで、僕のチンポで気持ち良くなっちゃってください」
 智香の返事はなかったが、絡みつく手足に力が籠もり、上げる喘ぎが一層の艶を帯びたことが、彼女の内心を端的に表していた。
 サトウの動きが激しくなった。しなやかに体を波打たせ、叩き壊すような勢いで腰が智香の体にぶつけている。
 智香はそれを悦んで受け容れているようだった。
高らかな嬌声が上がり、結合部からは下品な水音が響く。友一が聞いたことのない声、立てたことのない音だ。
「駄目ェっ、イクッ、イッちゃうよぉっ!」
「いいんです、イッてください、僕のチンポでイッて……!」
 はしたない声を上げて悶える智香をサトウの腰が一層激しく責め立てる。
智香は絶叫するような声を上げて体を反り返らせ、痙攣するように震えた。
 それでもサトウは責めをやめない。体の下で跳ね回る柔らかい体を抱き締め、無慈悲に腰を遣い続けている。
「駄目っ、やぁっ、も、イッ、イッてるのぉっ! 駄目なのぉっ、やだやだぁっ、気持ち良過ぎて怖いよぉっ……!」
 悲鳴のような嬌声を上げながら、智香が何度も何度も体を反らして痙攣する。断続的に達しているのだ。
 友一はそそり立ったものを扱き立てながらその様子を見守った。
今まで見たこともない激しい乱れ方に、今までにしたこともない激しい責め。
全てが自分以外の男に為されたことだと思うと、気が狂いそうな熱が下腹部に溜まり、呼応するように他の部分の熱が冷えていく。
 下腹部に溜まった熱が爆発して飛び出し、床に空しく飛び散った。
 荒い息をつきながら眺める先では、声と音が続いていた。
 だらしなく力を失ったものがまた硬さを取り戻し始めた頃、唐突に、サトウが繋がったままの智香ごと体の向きを変えた。
二人の尻が友一の側を向き、生々しい結合部が晒された。
 毛に覆われた筋が痛々しく拡がって太い肉棒を咥え込んでおり、
その下では、友一が今までろくに見せて貰ったこともない、慎ましい肛門がいやらしく収縮と弛緩を繰り返している。
削岩機のように肉の杭が打ちつけられるたび、尻の肉が震え、握り拳ほどもある袋が会陰に押しつけられて形を変える。
肉棒が引き抜かれると、中の肉が名残惜しげに引き摺り出され、泡立った愛液が零れ出す。
 食い入るようにその部分を見つめていると、サトウが荒々しい息遣いと共に言った。
「キジマさん、今から奥さんの中に出しますよ! 初めての中出し、よく見ててくださいね!」
 腰の動きが激しくなってしばらくした頃、サトウが「出る!」と叫び、ぐっと腰を智香に押しつけた。
 密着した結合部が震えているのを友一は見た。僅かに覗く肉棒の付け根が不気味に脈動している。
今まさに最愛の妻の体内に別の男が精液を注入している。そのことが友一には痛いほどにわかった。
「奥さん、中で出してますよ。わかりますか」
「あ、熱いっ、熱いのがっ、びゅっびゅって……」
 うわごとのような声を智香が上げる。
 下腹部が熱くなり、熱が爆発する。震えるものから精液が飛び散り、ベッドを汚した。
 友一のものが力を失っても、サトウの射精はまだ続いていた。力強く脈動して智香の中に精液を注ぎ続けている。
 友一の何倍もの時間をかけてたっぷりとした射精を済ませたサトウは、
余韻を楽しむように腰を動かした後、ゆっくりと腰を引いた。
まだ硬さを保ったままの巨大なものが、内側の肉を引っ張り出すようにして姿を現した。
 ぐちゃぐちゃになった筋はぽっかりと口を開け、そこからは半ば固形物のような白濁液が見えていた。
「あ、ああ……」
 友一はまだ手の中でペニスが硬くなっていくのを感じながら、茫然とその破滅的な情景を眺めた。
 サトウが智香の背後に回り、後ろから抱えるようにして支え起こす。
全身を火照らせて汗だくになった智香が、友一と向かい合った。
「や、やだぁ、ユウくんに、見られちゃうよぉ……」
「見せてあげた方が旦那さんも喜びますよ。さあ、たっぷり中出しされちゃったオマンコ見せてあげましょうね」
 智香の胸を後ろから我が物顔で揉みしだきながら、サトウが微笑む。
416 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 21:11:54 ID:mRg4pjqH
「ほら、見てください、キジマさん。凄く具合がよかったんで、奥さんの中にこんなに出しちゃいました。
僕のは濃いから、ひょっとすると出来ちゃうかもしれませんね。まあ、ピルがあるから関係ないですけど。
さあ、奥さん、旦那さんに、初めての生入れ中出しの感想を聞かせてあげてください」
「ユ、ユウくん……」
「……智香っ!」
 蕩けた顔で智香が友一を見る。
「ごめん……ね。ユウくん以外の、人に……されて、気持ち良く、なっちゃった……
訳がわからないくらい……良く、なっちゃったの……ユウくんのじゃない、おちんちん……を、
ゴムをつけないで、入れられちゃって……ユウくんにもして貰ったことないのに、
中で、精液、出されちゃったの……ごめんね……ごめんね……」
 聞きたくない。そう思いながらも、なぜか友一は、遮ることも、耳を塞ぐこともできなかった。
「初めての生チンポどうでした? 僕のチンポは良かった?」
「す、凄く、良かった……サトウくんの……おっきくて……硬くて……ごつごつしてて……
お腹の中、一杯で……良いところに、一杯、当たって……」
「僕のチンポ、好き?」
 智香が顔を真っ赤にしながら小さく頷く。
「ちゃんと言葉にして欲しいな」
「……好き」
「何が?」
「……ううっ……サ、サトウくんの、おちんちんが……」
「嬉しいなあ。それで、初めての中出しはどうでした」
「中で……おちんちんがびくびくってなって……ぎゅうって抱き締められて……
熱いのが一杯出てきて、お腹の中が温かくて……気持ち、よかった……」
「またされたい?」
「……うん」
 もういいだろう。智香を返してくれ。そう言おうとするよりも早く、ぐったりとした智香をサトウがそのまま抱え上げた。
水っぽい放屁のような音が鳴り、股間から白く濁った体液が零れ出す。
「じゃあ二回戦目いきましょうか。いいですよね、キジマさん」
 友一は咄嗟のことに、半ば反射的に首を縦に振ってしまった。
妻が雌になる姿を、今までに見たことのない姿を、もっと見たいと、
心の片隅で思っていたのが表に出てしまったのかもしれない。
 その体液を滴らせる部分がゆっくりと動いていき、体液に塗れて光りながら猛る黒々とした肉の棒の先に触れた。
あれよあれよと言う間に尻が下ろされていき、その大きなものが肉の裂け目を再び押し拡げながらめり込んでいった。
 サトウの膝に乗って友一に向かって脚を開くような形で、二人が再び繋がった。
 サトウが腰を遣って突き上げ始めた。酔っ払いでもしたかのような嬌声が上がった。
「あひぃっ、そんなっ、んっ、ゆ、許してぇ……こ、こんなの、ユウくんに、全部、見られちゃうぅっ!」
「見て貰うのに意味があるんですから、いいじゃないですか。ほら、奥さん、まだまだ硬いでしょ。
これが軟らかくなるまで気持ち良くしてあげますから、楽しみにしててください」
 割り込むタイミングを逃した友一は、どうすることもできなかった。
涙目になって顔を引き攣らせて椅子に座り、
妻の体内を貫いているものに比べれば惨めとしか言い様のないものを握り締めることしかできなかった。
 目の前では貫かれて乱れる妻の全身が躍っていた。
友一の目には、智香が自ら腰と尻を振っているようにすら見えた。
「キジマさん、奥さんの筋みたいなオマンコ、
元に戻らないくらいぐちゃぐちゃにしてから返しますから、楽しみにしててくださいね」
 悪魔の笑い声が聞こえた。




 サトウと智香の交わりは延々と続いた。肉と肉がぶつかる音。粘り気のある水音。荒い息遣い。
甲高い嬌声。甘えるような声。ベッドが軋む音。こうした情交の艶めかしい音が途絶えることはない。
 上になり、下になり、右から左から、前から後ろから、サトウが智香を責め立て、智香が快楽に蕩ける様を見せつけられた。
恥ずかしいからとずっと拒まれていた騎乗位や後背位も見せつけられたし、
その際には、やれ「奥さんのお尻の肉最高ですよ」、
やれ「お尻もいいですけど、太腿が腹に当たる感触も気持ちいいですよね」と、聞いてもいないのに感想を語られさえした。
サトウの腰に跨って腰を振り、友一に向かって四つん這いになってサトウに尻を捧げ、
智香は快楽に叫び、注ぎ込まれる精液を悦びの声を上げて飲み込んだ。
417 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 21:13:53 ID:mRg4pjqH
 友一は悪夢のような時間の中で、最愛の妻が他の男によって雌にされていく様を凝視し、
憑かれたように股間のものを扱き立てていた。半ば腫れ上がって疼きと痛みを発するそれは、
既に何度も精液を放ち、最早出すものなど残っていないにも関わらず、一向に収まる気配を見せない。
 正上位で絡み合う二人が体の向きを変えて友一に尻を向け、結合部を見せつけた。
射精の予告だ。サトウの動きと共に情交の音が一層激しくなり、やがて一気に終息に向かった。
 既に何発も撃ち出しているのに逞しさを保ったままのペニスが震え、
涎を垂らして絡みつく肉の穴に大量の体液を注ぎ込んでいくのがわかった。
 組み敷かれた智香の手足はしっかりと絡みつき、サトウを受け容れ、求めている。
「あ、ああ、出てる……まだこんなに、沢山……熱いの……これ、好きぃ……」と夢見心地で呟きながら、体を震わせている。
 友一からすれば冗談としか思えない長い射精を終えたサトウが上体を起こした。
「あんっ、待って、タロウくん……離れちゃ嫌ァ……」
 抗議の声を上げて智香が手を伸ばす。
 その手に導かれるままに上体を倒し、キスの雨を降らせながらサトウが甘く囁く。
「そろそろ交代してあげないと旦那さんが可哀想だよ、トモカ。
旦那さんの相手もしてあげなよ。そうしたらまた可愛がってあげるから」
 いつの間にか、その口調からは丁寧語が消え、呼び方も名前に変わっていた。
智香も同様で、サトウのことを名前で呼ぶようになっていた。
 酷く親しげな二人の態度からは、肉体の距離だけでなく、心の距離までもが縮まっていることが窺い知れた。
間に何も入り込めない、密着状態と言えるほどに。
 智香が甘ったるい声で言う。
「でも、タロウくんの、まだ硬いよ……もっと……欲しい……」
「旦那さんはいいの?」
「だって……」
「あれ、もしかして、旦那さんのチンポより俺のチンポの方がいいの?」
 智香は何も言わずに友一を一瞥した後、何かを堪えるように目を逸らし、微かに頷いた。
「そうか。トモカは旦那さんのチンポより俺のチンポの方が気に入っちゃったんだ」
 智香が再び頷く。
「ちゃんと言葉にして欲しいな。旦那さんにも聞こえるように、はっきりと言ってご覧。でないと抜いちゃうよ」
「そ、そんなの、言えない……」
「今は正直になっていいんだよ。その方が旦那さんも興奮するから……ね。
言ってくれたらまたたっぷり可愛がってあげるよ。こんな風に」
 囁きながらサトウが腰を軽くくねらせる。サトウの下で智香が悦びの声を上げた。
「ほら、こんな風にしてあげるから」
 友一は固唾を呑んで智香の反応を待った。既に勝敗は明らかだったが、
智香が敢えてそれを言葉にして形にするのかどうか、そのことが自分と智香の関係の、
決定的な分岐点であるように思えた。
「……タ、タロウくんのお、おっきい、お、おちん……ちんの方が……好き、なの……ユウくんのじゃ……駄目……」
 この瞬間、初めての生挿入や初めての中出しをサトウに奪われた時以上の衝撃が友一に襲いかかった。
何か決定的なものに亀裂が入ったのを彼は理解した。
「旦那さんのじゃない方が好きなんてやらしいね、トモカは。
じゃあ好きだって言ってくれたことだし、たっぷり気持ち良くしてあげるよ。
あ、そうだ、旦那さんに謝っておかないと駄目だよ。今日は俺とエッチするから相手をしてあげられませんって」
「う、うん……」と頷き、申し訳なさそうに友一の顔を見た。「あの、ごめんね、ユウくん……
私、タロウくんとするから、今日は、その、相手をしてあげられないの……ごめんね、本当にごめんね……」
「お、おい……」
 あまりのことに友一が何かを――それが何かは本人にもわかっていなかった――口走ろうとするも、
その発言はこの場の誰にも待ち望まれてはいなかった。
「よく言えたね、偉いよ、トモカ」
「は、恥ずかしかったよぅ……」
 二人は甘い声をかけ合いながら、水気に富んだキスを交わし、そのまま絡み合った体を蠢かせ始めた。
 友一の口から出かけた言葉はそのまま消えた。
 腰を遣って智香を責め立てながらサトウが言う。
「ねえ、トモカ。今日だけなんて勿体無いと思わない? また逢いたいと思わない?」
「え……でも……」
 ちらりと智香が友一を見る。
「旦那さん抜きでさ、俺と二人で一日中気持ち良いことしようよ。
トモカの大好きなチンポで、沢山気持ち良くしてあげたいんだけど、駄目かな」
「そ、それは……嬉しいけど……ユウくんに悪いし……」
「旦那さんがオーケー出せばいいってこと?」
 智香が無言で頷いた。
418 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 21:16:04 ID:mRg4pjqH
「だそうですよ、キジマさん。僕達が二人で逢ってセックスするの、許可してくれませんか」
「お、お前、ふざけるのもいい加減にしろよ! 触るだけっていう最初の約束も破って……
挙句にまた会わせろだって? 冗談も大概にしろ!」
 組み敷いた智香を啼かせながらサトウが涼しげに応じる。
「全部キジマさんがオーケーしたことじゃないですか。おまけにオナニーまでしといて……
自分が許可出しておいて、後になって結果に納得できないから怒るなんて、そんなのないでしょう。
トモカがこんな風に僕のチンポを好きになったのも、全部あなたが悪いんですよ。自業自得です」
「あっ、んぅ、ユ、ユウ、くん……」
 激しく貫かれながら智香が友一を呼ぶ。
「な、何だ、智香、どうしたんだ」
「ね、ねえ、お願い……私、今日だけじゃ、嫌なの……またタロウくんに、逢いたいの……お願い、許して……」
 友一の思考は、一瞬、真っ白になった。
 今まで我儘一つ言わなかった智香。
 いつも彼の後ろに隠れていた智香。
 もう少し自己主張をするようになればよいと思っていた智香。
 自分の言うことを聞いてばかりでなく少しは我儘になってもよいと思っていた智香。
 その智香が、知り合い、想い合い、愛し合ってから初めて、我儘を口にした。初めて、自分に逆らった。
 その今までずっと友一が待ち望んでいた瞬間は、しかし、最も残酷な形で彼の元に訪れた。
 決定的な亀裂がどんどん広がっていくのがわかった。もう修復はできない。
「あっ、でも、でも、タロウくんにして貰わない時は、ちゃんとユウくんにもさせてあげるから……」
 して貰う、と、させてあげる。
それは智香の心の中で友一が占める位置の決定的な変化をこれ以上ないほど端的に示したものだった。
 もう本当にどうしようもないのだ。友一は眩暈を感じて椅子に背を預けた。
 息苦しさを振り払うようにして二人に告げる。
「……ああ、いいよ。もう、好きにしろ」
 返事は言葉ではなかった。激しい情交の音と、智香が上げる歓びの声だった。
「トモカ、もし出来ちゃったら、俺の赤ちゃん産んでくれる?」
「ひっ、ん、でも、ユウくんが……」
「旦那さんが、じゃなくて、トモカはどうしたい?」
「う、産みたい……タロウくんの赤ちゃん産みたいよぉ……」
「そう。じゃあ、ピルはトモカにあげるから、どうするかは二人で決めてね」
「うん、うんっ、わかったよぉっ、ユウくんにお願いして、許して貰えるように、頑張る、ねぇ……」
 男女の音に混じって聞こえてくる心を削るような会話は、友一には全く意味の理解できないものだった。
わかっているがわからない。聞こえているが聞こえていない。無意識が理解を拒絶している。
419 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 21:18:38 ID:mRg4pjqH
 友一は目の前で絡み躍る肉体を茫然と眺めながら、この破局の原因を考えた。
 結局、悪いのは友一自身だったのだ。
 倦怠期に根気強く向き合うのではなく、即効性のある劇薬に安易に手を出した怠け心。
 他の女を抱いてみたい、他の男に抱かせてみたい。そんな性的好奇心を満たすために、神聖な夫婦の絆を踏み躙ったこと。
 いくつも破滅を回避する選択肢を提示されていたにも関わらず――考えてみれば、いつも決めたのは友一で、
サトウは決断そのものは常に友一に委ねていた――好奇心を自制心で押さえられず、それを選べなかったこと。
 何もかも責任は友一に帰する。悪いのは彼自身だった。
 これは自分の救いがたさに与えられた罰なのだ、と彼は思った。
だから、甘んじて受け入れよう。智香に他の男に抱かれるように強いた以上、それで生まれた結果は全て引き受けよう。
智香が他の男との関係を望むなら、目覚めさせてしまった責任を取ろう。
貴島智香という清楚で真面目な女を破壊してしまったツケを支払おう。
友一はそう決心した。
 だが、自分一人が報いを受けることに納得できるほど、友一は器の大きい男ではない。
彼は自分が報いを受ける以上、他の連中も報いを受けなければ納得がいかない。
 携帯電話から例のスワッピング募集サイトにログインし、T・Sのプロフィールページを開く。
信頼度評価画面を開き、評価を入力する。
「最高」にチェックを入れ、「ペニスサイズもテクニックも言うことなし! まだ若いのに凄い人です。
妻と一緒に今までにないくらい燃え上がりました。
妻も何度もイカせて貰ったと大喜びです。良い体験をさせていただきました」と感想文を書く。
 T・Sは夫婦や恋人の絆を踏み躙る馬鹿共のために用意された報いだ。
そういう連中は精々、高評価のスワッピング相手を探し出して最愛のパートナーを差し出し、一生残る悔いを抱けばよいのだ。
 評価を送信した友一は携帯電話を投げ捨て、手で顔を覆い、声を上げて泣いた。
 ベッドの上では鳴り止むことのない男女の生々しい音が響き続けている。
420 ◆iQ7ROqrUTo :2010/09/24(金) 21:19:37 ID:mRg4pjqH
投下終わり。
421名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 21:24:43 ID:in5Iydcm
gj
422名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 22:38:03 ID:XLD6HLO1
GJ
しかし全く投下がなかったのにここ数日急に増えたなw
まあ何にせよありがたいことだわ
423名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 23:01:31 ID:d/BPrC8h
後半ちょっと早足過ぎね?
424名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 00:16:25 ID:tSthGXxD
楽しませてもらいました。
ラストで寝取りの連鎖を匂わせているのもいい感じです。
425名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 05:45:56 ID:btE0EeNK
クズ男に脅されて、これから先ずっと嫌々ながらも肉体関係を持ち続けるのと

クズ男とのセックスが辞められなくなり、明らかに自分に不幸をもたらすが、自ら望んで肉体関係を続ける
どっちがダメージが大きいだろう
426名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 08:32:35 ID:tSthGXxD
私は後者かな。

後者は、自分がオスとしてクズ男に劣っていると恋人に告げられているに等しい。

また、前者は何らかの方法でクズ男を排除すれば元の関係に戻れる可能性は高いが、
後者はクズ男を排除しても、
「もうあなたじゃ満足できない身体にされてしまったの……」
と言われて去ってゆく可能性が高い分、絶望感が強い。
427名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 09:03:59 ID:0X3UkzmC
前者で始まり、後者になって、
でも普段は前者で、数日放っておかれると後者になる、みたいなのがいいな
428名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 10:21:31 ID:EWZmp6MQ
相変わらずエロいっすなぁ
429名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 13:03:33 ID:MNtroKgc
スワッピング物を投下しようと思ったら 直前のSSもスワッピングだった、
何を言っているのか(ry

他人の皮を被る、の3話目です。
あとちょこっとだけあって終わりなんですが、やや長くなるので分割。
NGはタイトルで。宜しくお願いします。
430他人(ひと)の皮を被る 3話   1/21:2010/09/25(土) 13:05:49 ID:MNtroKgc

 結局、一週間が過ぎても晃が捕まる事はなかった。
 どうやら奈津美は、自らが穢されたと他人に知られる事を良しとはしなかったらしい。
 晃は不安から夜ごと由希を呼び出しては抱いていたが、ようやく安堵して動き始める。

 次に興味を惹かれたのはスワッピングだった。
 カップル同士が互いのパートナーを交換し、マンネリ打破や嫉妬による欲情を目的に楽しむというものだ。
 他人を装って手に入れた恋人を、さらに別の男に抱かせる。
 それにひどく興奮した。
 ネットで探すと、スワッピング相手を募集しているカップルはかなりいた。
 だがほとんどが中高年カップルだ。
 せっかく由希という極上の女を出すのだから、相手にもそれと釣り合うだけの魅力が欲しい、
 と晃は思った。

 妥協せず探っていると、一人妙な人間を見つけた。
 山のようにスワッピングを申請されながら、それを全て撥ねつけている須川という男だ。
 調べてみると、どうも須川自身は50過ぎであるにも関わらず、パートナーが現役の女子高生らしい。
 添付された写真を見ると、なるほど中々に可愛かった。

 髪は黒のセミロングで、女子高生らしい若い体つきをしている。
 スカートから覗く太腿は由希と奈津美よりややふっくらしているが、脚の綺麗すぎるあの2人と比べるのがそもそも間違いかもしれない。  
 普通に高校のクラスにいて、学年に2、3人はファンがいそうなタイプだ。
「女子高生か。若い娘ってのも美味そうだな」
 晃は心中で舌なめずりし、その男にメールを送る。
 勿論由希の写真をつけてだ。
 須川はすぐに喰いついた。素晴らしい、こういう女性を待っていた、など大層な興奮ぶりだ。

 晃はその熱い文面を以前の自分と重ねて懐かしくなる。
 由希の事は今でも愛しているし、会うたびに見惚れる。
 だがいつでも呼び出して抱ける、という状況になって以来、魅力が褪せたのは事実だった。
431他人(ひと)の皮を被る 3話   2/21:2010/09/25(土) 13:08:02 ID:MNtroKgc

「他人に俺達のセックスを見せるんだ、たまには良いだろ?」
 晃は由希にスワッピングをそう説明した。
 正確ではないが、それもプレイの一環として含まれるので嘘でもない。
 だが、それでも由希は躊躇った。
「……知らない人に裸を見せるのは……嫌だよ……」
 身を掻き抱いて呟く。
 晃はつい、とっくに俺に見せてるんだぜ、と暴露したくなった。
 だが今はあくまで康平として、優しく由希を抱きしめる。
「ごめんな由希。でも俺、由希とのセックスを誰かに見て欲しい。俺の由希はこんなに可愛いんだぞって、他の男に自慢したいんだ」
「……康ちゃん……?」
 晃の演技に、由希が驚いた表情になった。
「……うー、ん……確かに康ちゃん、前からちょっと変わった性癖だったよね。
 淡白っていうか、受身なのが好きっていうかさ。
 最近ちょっとワイルドになったかと思ったけど、そうかぁ……」
 由希は少し嬉しそうに笑い、腰に手を当てて続けた。
「よし!じゃあ他の人にエッチを見せるってプレイ、許可したげる。
 私と康ちゃんの愛し合いっぷりを見せ付けてあげようよ!」
 そう笑う由希に、晃もまた微笑んだ。心中で更に深い笑みを湛えながら。

       ※

 スワッピング会場は都内のホテルだった。
 名目上晃達も一部屋を借りた上で、あらかじめ待機していた須川の部屋をノックする。
「やぁお二人さん、待ちかねたよ。遠慮せず入りたまえ」
 須川はネットのプロフィール通り、50過ぎの脂ぎった親父だ。
 背が高く、中年太りながら柔道でもやっていたようながっしりとした体格をしている。
 言動に染み付いた横柄さからそこそこの地位にいる人間だと窺えるが、顔つきは粗野そのものだ。
 感じのいい男とは言い難く、由希などはあからさまな嫌悪の目を向けている。

 ホテルの室内は豪勢だった。
 宿泊が2万円とあって由希と2人で焦ったものだが、それだけあってシティホテルの部屋とほとんど変わらない。
 キングサイズのベッドやソファは勿論、マッサージチェアや露天風呂まで完備されている。
 充分に生活していけるな、と晃は感じた。
 件の女子高生はマッサージチェアでファッション誌を眺めている。
 流石に制服ではなく、黄色いTシャツに、ダボッとした右肩掛けの黒いオーバーオール姿だ。
「レミ、2人が来たぞ」
 須川が声を掛けると、レミと呼ばれた女子高生が入り口に目を向けた。
 薄いアイラインで彩られたぱっちりとした瞳が晃達を見定める。
「ふぅん、ボンボンとお嬢さまってとこか」
 レミはそう呟いてファッション誌を閉じた。
432他人(ひと)の皮を被る 3話   3/21:2010/09/25(土) 13:09:02 ID:MNtroKgc

「じゃあお2人さん、始めてくれるかね」
 須川がソファに掛けながら言う。
 晃は由希と顔を合わせ、キングサイズのベッドに腰掛けた。
 ベッドの高さはおおよそ晃の膝丈、電車の座席程度で座りやすい。

 レミと須川の視線を正面から受けつつ、由希がベルトを外した。
 デニムスカートを脱ぐと白い脚線が露わになる。
「ほおおぉ……!」
 須川が鼻の穴を拡げ、レミが舌打ちする。由希は頬を赤くして俯いた。
 すると晃がおもむろにその由希のショーツへ手を潜らせる。
「え、ちょっと……」
 由希が声を上げるなか、晃の指は温かな丘を滑って茂みに潜った。
「んんっ!」
 秘裂へ指が入り込んだ瞬間に由希の表情が変わる。
 秘裂の中はすでに湿り気を帯びていた。晃が指を動かすと、粘膜が爪の辺りに絡みつく。
「凄いな、纏わりついてくるぞ。気持ちいいのか?」
 晃が問うと、由希が頷いた。
「どうして……?いつもより、感じちゃう……気持ちいい」
 由希はそう言って晃の首に手を回す。顔を斜めに向け、唇を舐めてキスをねだる。
 晃はその由希の舌を吸うようにキスに応じた。
 由希と口づけをかわしながら、秘裂の中をゆっくりと撫でまわす。
 激しく擦るよりも優しく撫でた方が喜ぶのは解っていた。
 由希の太腿が内股に閉じ、中が熱さを増していく。蜜の分泌も充分だ。

 晃は由希の唇を離し、持参した鞄を開けてバイブを取り出す。
 太さはないが、その分長い。
「由希、パンツを下ろして」
 晃の指示に従って由希がショーツを下げた。きちんと手入れされた茂みが露わになる。
 須川が随分と嬉しそうだ。
 晃はバイブを由希の秘唇に宛がい、ゆっくりと挿し入れた。
「ふうんっ……!!」
 由希が顔を顰めるが、潤んだ秘唇は抵抗なく異物を呑みこんでいく。
 バイブを深く挿入した後、晃は由希にショーツを戻させた。
 愛液に濡れたショーツはバイブの尻に突き上げられ、またそのピンク色を透けて見せる。
 スイッチを入れるとバイブは不気味な羽音で震え始め、由希に細い叫びを上げさせた。
「舐めて、由希」
 晃がジーンズの前を開いて逸物を取り出すと、由希は静々と床に降り、這った姿勢で逸物に片手を添える。
 その淀みない動きは、由希が恒常的にその姿勢での奉仕を仕込まれている事実を物語っていた。
433他人(ひと)の皮を被る 3話   4/21:2010/09/25(土) 13:09:44 ID:MNtroKgc

 由希は片手を床につき、尻を突き出した姿勢で逸物を舐めしゃぶる。
 艶やかなダークブラウンの髪が背中に揺れた。
 幹を握りしめ、亀頭を小さな舌で包む熱心な奉仕だ。
 その一方で、バイブの唸る腰は不規則に震えていた。
「んっ、んっ……んふっ!……ッん、んん……!!」
 由希の漏らす息もかなり昂ぶったものとなっていく。
 須川は由希の内腿を凝視していた。白い内股は秘部から溢れる蜜で妖しく濡れ光っている。

「どうだ、うまいか?」
 晃は由希の顔を見下ろしながら訊ねた。
 晃は由希の心理を想う。
 ショーツ一枚の下半身に深々とバイブを呑み込んだまま、男の足元にかしずいて逸物を舐る。
 しかもその姿を見知らぬ人間に見守られながらだ。
 それを考えると、由希のかすかな舌の震えや腰のうねりが、どれほど妖艶に思えることか。
「お、おいひい……よ……」
 潤んだ瞳で逸物を咥える由希と目が合った瞬間、晃はたちまち射精感が沸きあがった。
 晃の欲情が爆発するのは、いつもある一瞬だ。
「いくっ……!!」
 晃は呻き、由希の唇の奥に精を放つ。
 由希はすっかり慣れたもので、放たれた精液を舌でかき集め、テイスティングするように咀嚼した後、一息に飲み干した。

 ごくん、と由希の喉が鳴った瞬間、須川が手を叩いた。
「いやいや、素晴らしい。妬けるような熱愛ぶりですな!」
 その言葉に、由希は照れくさそうな顔をする。
 しかし続けて出された台詞に、その表情は凍りついた。
「して。急くようで実にお恥ずかしいが、ここで早速パートナーの交換と行きませんかな」
 晃が不敵に笑う前で、由希が視線を左右させる。
「え?……ど……どういう、こと……!?」
「聞いたろ、パートナー交換だ。今度はあのオジサンが由希とするんだよ」
 由希はゆっくりと須川に目を向けた。須川は下卑た目で由希を観察している。
「いやあっ!ぜ、絶対に嫌よ!!」
 由希の叫びに須川が苦笑する。
434他人(ひと)の皮を被る 3話   5/21:2010/09/25(土) 13:11:06 ID:MNtroKgc

「おやおや、随分な嫌われようだな。まぁこのビール腹だ、慣れたものだがね。
 しかし実際こうしてスワッピングに参加している以上、嫌ですできません、では困るんだよ。
 こちらとしてもね」
 須川は眼にぎらついた光を湛えて告げる。一刻も早く由希を喰いたいという獣の眼だ。
「……そんな事、言われても……」
 由希がさらに渋ると、今度は女子高生のレミが溜息をついた。

「あー嫌やわぁ、彼氏の前でだけカワイ子ぶる女って」
 由希がレミに視線を向ける。
 レミは続けた。
「大体、阿呆とちゃう?どうせ、見られるだけ、とか宥めすかされて参加したんやろうけど、
 こういう事態になるかもとか思わんわけ?
 可愛いから不幸な目に遭わなくて当然、男は自分を守ってくれるナイト、
 とか勘違いしてるんとちゃう?」
「な、何ですって……!」
 レミの言葉に由希も目尻を吊り上げる。
 晃の前でこそ大人しいが、本来は気の強い女性だ。
 晃はそんな由希を背後から抱きかかえた。
「ご、ごめん由希!言ってなかった事は謝るよ、けど俺、由希が他人に抱かれてる状況に
 凄く興奮するんだ。
 変なのはわかってる、けどこれも、もっと由希を好きになるためなんだ……!!」
 晃からそう言われても、流石に由希の怒りは収まらない。
 しかし負けず嫌いの由希の性格は、場から立ち去るのではなく、立ち向かう方を選んだ。

「……わかった。じゃあ今夜一晩だけ、この人に抱かれてあげる。それでいいでしょ」
 肩を怒らせながら、晃に背を向けて静かに呟く。
 須川が満面の笑みを浮かべた。
「素晴らしい、実に素晴らしい!!では善は急げだ、早速隣の部屋へ移ろうじゃないか」
435他人(ひと)の皮を被る 3話   6/21:2010/09/25(土) 13:11:50 ID:MNtroKgc

       ※

 由希が須川に肩を抱かれて出た後、部屋には晃とレミだけが残された。
 晃が微妙に気まずい思いをしていると、レミの方から話しかけてくる。
「ごめんね、ちょっと彼女さんのことキツく言い過ぎたかも」
 レミはしおらしくして言った。
「だってお兄さんの彼女、凄い可愛いんだもん。正直、嫉妬しちゃうよ」
 指を組んで済まなそうにするレミに、晃は冷たい視線を向ける。

「猫被りはやめな。素でいいぜ」
 そう言う晃も、先の御曹司じみた雰囲気は失せ、チンピラまがいの空気を漂わせていた。
 レミは面白そうに目を細める。
「あれぇ、お兄さん……実は“そっち側”の人間やないんとちゃう?」
 セレブではない、という事だろう。晃は陰湿な笑みで頷いた。
「詮索はすんなよ。俺もお前が何歳か気になってるが、あえて訊かねぇ」
「そりゃ有り難いわぁ。けど誤解されとうないから言うとくけど、お金の為ちゃうよ」
「金じゃないなら、ブランド狙いか?」
「ちゃうて。 ……まぁブランド、ゆうんはある意味そうかな。
 制服着るような年齢の娘は、オヤジにとって特別らしいんよ。一種のブランドなわけ。
 せやからウチも現役のうちに、オヤジ達にちやほやされて優越感に浸る。
 ついでに気持ち良い事も教えてもろぅて、お金も貰える。
 そういう期間限定のバイトなんよ」
 レミはそう語りながら、晃の手を取って自分の太腿に触らせた。

 確かに格別な肌だ。すべらかな感触と、纏いつくようなもちもちとした触感。
 押せば跳ね返し、弾力も充分にある。
 自分がその身体を持っていたなら、確かに資産として使いかねない。晃はそう感じる。
「ろくでもねぇ娘だな」
 晃が嘲った。
「お兄さんかて、ウチの数倍やばい人生歩んでそうやん」
 レミも返す。
 どうやら晃とは気が合いそうだ。
436他人(ひと)の皮を被る 3話   7/21:2010/09/25(土) 13:12:50 ID:MNtroKgc

 晃は服を脱ぎ、レミと共に露天風呂へ向かった。
 上には満点の星空が広がり、はるか遠くにはライトアップされた街並みが臨めて、
 妙に子供心をくすぐる浴室だ。

 レミは制服姿だとややむっちりして見えたが、脱ぐとそれなりに細いのが解る。
 同じスレンダータイプの由希よりは括れが若干見劣りするものの、それも若く代謝が良いゆえの緩みだろう。
 普通に学校生活を送る少女にしてはよく磨かれている方だ。
 胸がほとんどないのも今時の女子高生らしいと言えばらしい。

 2人は熱い湯に浸かり、身体の芯から温まる。
 晃が夢見心地でいると、ふとレミが声をかけた。
「あ、そやお兄さん。何かひとつ、今日のプレイのルールを決めてぇな」
「プレイのルール?」
「うん。声を出すなとか、イク時に目を瞑るなとか。
 須川さんの定番で、交換した女の子にひとつだけルールを守らせる事になってるんよ。
 彼女さんも、あの壁の向こうで何や誓わされとる筈やよ」
 レミはそう言って隣室を指す。その言葉に晃は異様な興奮を覚えた。

「ルールか……じゃあ、風俗嬢みたいに奉仕してくれるか」
「へぇ、お兄さん風俗好きなんや?」
「いや、興味はあるが好きじゃねぇ。ただお前、肌が良さそうだからよ。密着してえんだ」
「なるほど、ええ読みしてるやん。実はウチも風俗苦手やけど、興味はあんねん。
 2人でたっぷり風俗ごっこしよな」
 レミは笑い、晃の手を引いて湯から上がる。
 手のひらの感触は肉球のようで心地良かった。
437他人(ひと)の皮を被る 3話   8/21:2010/09/25(土) 13:14:42 ID:MNtroKgc

「ほな、床にうつ伏せんなって」
 湯船から上がったレミが晃に命じる。晃は石造りの床に腹をつけた。
 火照った体に石の冷ややかさが染み入る。
 晃が見上げる視界では、レミがボディソープを前身に塗りつけていた。
 控えめな乳房から、なだらかな下腹、丘の茂みまでがたっぷりの泡に塗れていく。
 そして晃が腿に柔らかな重さを感じた直後、レミが背中に覆い被さってきた。
 熱い。
 暖かいではなく、風呂の湯をそのままかけ回されているような確かな熱さが背を覆った。
 その熱さは同時に柔らかさでもあり、そして滑らかでもあった。
 若い肌が背筋を撫でていく。
「ああ、すげぇ……!!」
 晃は直感的にそう零した。
「ふふ、ウチの肌は気持ちええやろ?こればっかりはあのお姉さんにも負けへんよ?」
 レミが自慢する通り、その肌触りはこれ以上なく女らしい。
 不思議なものだった。
 未熟な果実に過ぎない小娘が、肌触りという一点に於いては、その後のどんな年齢よりもはっきりと女を感じさせるのだ。

 レミは胸と股座の茂みを使って丹念に晃の背を洗ってゆく。
 腿の後ろを股座で擦られた時などは、危うくそれだけで達しそうな妙な快感があった。
「気持ちええ?なぁ、お兄さん。気持ちええの?」
 相手の快感が気になるのか、レミは晃を清めながら幾度も問う。
「ああ、すげぇよそこ。アレが疼くぜ」
 晃が率直に感想を告げると、レミはますます熱心に腰をうねらせる。

「今度は、仰向けんなって」
 晃の背面が泡塗れになったところで、レミは晃を仰向けにさせた。
 晃の腕を少し持ち上げ、レミが跨って腰を前後させる。
 女子高生の瑞々しい身体が腕の上で腰を振るのは絶景だ。
 湿気でしなびたセミロングの髪も清楚そうで良い。
 タワシのような茂みとぬめりを帯びた柔肉が交互に触れていく。
438他人(ひと)の皮を被る 3話   9/21:2010/09/25(土) 13:15:16 ID:MNtroKgc

 レミの秘部のぬめりは段々と増していた。
 気持ち良いのだろうか、と晃が思い始めて暫くした頃、晃の二の腕を擦っていたレミがふと腰を止める。
 見上げると、レミは目を瞑ったまま汗を垂らしていた。
「おい、どうかしたのか」
 只事ではない様子に晃が声を掛けると、レミはゆっくりと瞼を開いた。
「……あかんわ……ウチの方が先にイッてしもた」
 震える声で呟きながら、照れ隠しか晃の手をきゅっきゅと握る。
「感度が良いんだな」
 晃が言うと、レミが頷く。

「……ウチな、須川さんにクリトリス開発されてんねん。あん人、前戯大好きやし。
 でもまさか、こんな簡単にイッてしまうようなっとったやなんて……」
 レミは自分の股座を眺めて声を落とす。
 晃は溜息をつきながら半身を起こし、その細い肩を抱いた。
「なーにしょぼくれてんだ。感度がよくて嫌がる男がいるとでも思うのかよ?」
「……お兄さん……」
 レミは晃の言葉に目を細めた。
「そやね。大人の女に近づいただけか!」
 レミはそう言って檜の桶を手に取り、湯を掬って思い切り頭に被った。
 突然熱い湯がかかり、晃が悲鳴を上げる。
「あっち!おい、いきなり何してやがる!!」
「あはは、まぁまぁ。身体洗うのはひとまず終了、ほら、キレイにするよ」
 そう言ってまた湯を浴びせる。
439他人(ひと)の皮を被る 3話   10/21:2010/09/25(土) 13:16:45 ID:MNtroKgc

 晃の身体から泡がすっかり流れ落ちると、レミは晃の背後に回った。
 訝しむ晃の後ろで、レミは突然晃の肛門に吸い付いた。
「うおっ!?」
 晃はその感覚に思わず仰け反る。
「ほらぁ、逃げたらあかんて」
 レミはその晃を追いかけてさらに肛門を吸った。
「おおおっ……!!」
 晃は膝の抜けそうな感覚を必死に堪えた。

 少し前に奈津美の尻を舐った事はあるが、される方にはこれほどにおぞましく、
 また気持ちの良い事なのか。
「ふふ、凄い声。これ、どのオジサンも大好きなんよ。あそこにビンビン響くんやって。
 普段はよっぽどお金積まれてお願いされなせぇへん事やけど、お兄さんにはサービスや」
 レミはそう言って尻穴を舐る。
 さらには後ろから手を回して陰嚢を掴み、亀頭にも触れた。
 そこから一気に責めが始まる。
「あああうぅうおお!!」
 晃は仁王立ちしたまま腰を震えさせた。
 女子高生に肛門を舐められ、陰嚢をこりこりと刺激される。
 あまつさえ亀頭に触れる指は包皮を剥き上げては戻し、鈴口を掻くように弄くるのだ。
 被虐の快感が晃の背筋を駆け上る。半勃ちだった逸物が見る間に逞しくそそり立っていく。

 何分ほどもっただろうか。
「ううっ!!」
 晃が小さく呻くと同時に、鈴口から小さく白い雫が滲んだ。その雫はたちまち球となって張力を破り、幹を伝い落ちる。
 さらにそれに続いて濃い液が鈴口から溢れ、幹を流れ、陰嚢を真っ白に染めて床へと滴っていく。
 堰をきったような射精は裏筋が痺れるほどの快感をもたらした。
「うわぁー、濃いのいっぱい出たねぇ。やっぱり若いっていいね」
 レミは満足そうに肛門から口を離し、指に纏いつく精液を舐め取った。
440他人(ひと)の皮を被る 3話   11/21:2010/09/25(土) 13:17:49 ID:MNtroKgc

「……ふうぅ、ええお湯やった」
 露天風呂から上がったレミはしみじみと言い、冷蔵庫のスポーツ飲料を喉を鳴らして飲む。
 首筋に浮いた汗が実に健康的だ。
 晃もコーヒー牛乳を取り出して一気に飲み干す。
 ビンを捨てながら時計を見やると、長く感じた風呂だがまだ一時間しか経っていない。

「隣はどうなっとるやろねぇ」
 時計を見る晃にレミが言った。
 さぁな、と晃が答える。
「断言してもええわ、今頃彼女さん、まだまだ前戯で焦らされとる最中やで」
 晃の横顔にレミが語りかける。
「ウチもあれだけはホンマに嫌や。昂ぶらされても昂ぶらされても、絶対にイカして貰われへん。
 叫びとうなっても、ううん、ホンマに叫んでも須川さんは止めてくれへんのんよ。
 あんなんされたら、もう他のオジサンの相手なんて出来ひんわ」
 晃はそのレミの言葉に生唾を呑んだ。
 レミが笑う。
「興奮した?どうせ宿泊やし、気になっても朝まで待つしかあらへんよ。それまでベッドで続きしよ」
 レミは若い肢体をキングサイズのベッドに投げ出して言った。
 晃も隣室の方から顔を戻し、レミのいるベッドへ潜る。
 そして二回戦が始まった。


「ああ凄ぇ、気持ちいいぜ」
 レミに騎乗位で跨られ、晃が声を上げる。
 レミは若さに任せて腰を上下させ、激しくベッドを軋ませた。
 締まりもかなりよく、晃は時間をかけて、相当大きな快感を得てからゴムの中へ精を放つ。
 騎乗位の後は互いに裸のまま抱き合い、素股のような形で愛し合った。
 二発立て続けに射精した晃はさすがに逸物に鈍痛を感じていたが、素股なら気負わず楽しめる。
 またレミの若い肌は抱き合うと夢心地になれた。
 レミも積極的に身体を絡みつかせてくる。
 晃とレミはそうやって抱き合いながら、ベッドの中で幸せな時を過ごした。
 特に言葉はなかったが、抱き合うだけで演技を忘れて安らげた。
441他人(ひと)の皮を被る 3話   12/21:2010/09/25(土) 13:18:24 ID:MNtroKgc

 翌朝は朝鳥の泣き声で目を覚ます。
 外はもう明るみはじめており、晃はレミの頭の下からそっと腕を抜き取った。
 隣はもう起きているだろうか。
 晃がそんな事を考えながら缶コーヒーを開けると、眠そうにレミも目を覚ます。
 顔を洗い、荷物を纏めているとレミが晃を呼んだ。
 何やら紙切れを差し出している。
「ウチの番号とメアド。お寿司でも奢ってくれたら、またご奉仕したげんで?」
 レミはけらけらと笑いながら言った。
「生憎だが、俺は回る寿司しか知らねぇぞ、ガキ」
 晃が笑いながら返すと、レミは笑顔のまま頬を膨らませる。

 ホテルの廊下に出ると、須川と由希もちょうど部屋を後にする所だった。
 須川は顔が艶やかだが、由希の方はひどく疲れきっている。
「おい由希、大丈夫かよ?」
 晃が由希の肩に手をかけようとした瞬間、由希がびくりと身を仰け反らせた。
「……由希?」
「ご、ごめん康ちゃん。ちょっと、その、急なバイトが入って。もう行くね」
 由希は顔を伏せたまま晃の横を通り過ぎ、エレベーターへ向かう。
「おい、由希!」
 晃が声を上げると、背後の須川が野太い声で笑った。
「いやはや、あのお嬢さんは少々初心すぎたのかもしれんな」
 晃が須川を睨む。
「あんた、何やらかしたんだ?」
 すると須川は宥めるように晃の肩へ手をかけた。
「何、そう大した事はしとらんよ。疑うなら、後日君のメール宛にこちらの部屋映像を送ろう。
 君も我々のしたプレイが気になって仕方ないだろうからね」
 そう言って豪快に笑いながら歩き去る。レミも一瞬晃を振り返りながら、足早にその後を追う。
 広い廊下には晃だけが残された。
442他人(ひと)の皮を被る 3話   13/21:2010/09/25(土) 13:19:55 ID:MNtroKgc

        ※

 翌日、須川から映像ファイルの添付されたメールが届いた。
 彼の言う通り、隣室の記録映像のようだ。
 晃は生唾を飲みながらファイルを再生する。
 カメラは由希が露天風呂に入っている間に部屋へ設置されたらしい。
 といっても明らかに盗撮だ。

 映像は浴衣姿の須川がレンズの向きを調節するシーンから始まった。
 カメラを設置し終えた須川は、由希が上がるのをビールを飲みながら待ち焦がれる。
 数分後、由希が身体から湯気を立てて現れた。
 雪のように白い肌が桜色に火照り、この上なく色っぽい。
 由希はタオルを身体に巻きながら、俯きがちにベッドへ座った。
 その横へベッドを大きく沈ませて須川が腰掛け、由希に酒を勧める。
 だが由希は断固としてそれを拒み続けた。
 それはそうだろう、須川のような好色親父に酔わされたらどうなるか解ったものではない。

 須川は残念そうに首を垂れた後、由希に向き直って当夜の『ルール』の存在を告げた。
 晃がレミに教わった、あの男女間のルールだ。
 由希は当然聞いていないと抗議するが、須川の一言で口を噤んだ。
「もしこのルールを拒否したり、破ったりした場合は、パートナーの男性に罰則が科せられるが……構わんかね?」
 須川がそう言うと、由希は暫く逡巡した後、仕方なくルール制度を受け入れた。

「よろしい。では私のルールだが……私は淑やかで従順な女性が好きでね、
 生きた人形に強く憧れている。ゆえに君へ求める条件はこうだ。

 『何をされても、許しがあるまで指一本動かすな』 」

 須川の条件に、由希は顔面を蒼白にする。
「そう脅える事はない。何もその美しい体を傷つけたりはせんよ。
 ただ人形のように私に抱かれて欲しいだけだ。
 それから、首から上は動かして構わん。女性の喘ぎは好きだからな」
 由希はそのルールに肩を震わせる。
 しかし否定はしない。
「……可愛い子だ。さあ、力を抜きなさい」
 須川は甘ったれた声を囁きかけ、由希のバスタオルを剥ぎ取った。
 そして由希をベッドに横たえ、静かに唇を合わせていく。
443他人(ひと)の皮を被る 3話   14/21:2010/09/25(土) 13:20:35 ID:MNtroKgc

 由希は口づけを受けながらも、須川とは決して目を合わさない。
 須川はそれを気に留めた様子もなく、淡々と由希の唇をしゃぶった。
 その舌先は唇から鼻先へ、下顎へと移り、首筋を伝い降りる。
 そこからがレミの言っていた、本当に嫌な前戯の始まりだった。
「ふんんん……!!」
 由希がたまらない様子で鼻を鳴らす。
 彼女は須川に片腕を持ち上げられ、その腋の下を執拗に舐られていた。
 その映像を見て、晃はそら恐ろしくなる。
 晃も女の体を舐るのは好きだ。だが須川のねちっこさは晃の比ではない。

 首筋、うなじ、背筋、臍、脇、内腿、足指の間。
 細部の窪みに到るまで恐ろしいほど丹念に舐りまわし、的確なソフトタッチで性感をくすぐる。
 それがどれほど心地良いのかは、受けている由希の反応で見るしかない。
 しかし荒い呼吸やしこりたった乳首、一刻ごとに強張る手足を見て、感じていないというには無理がある。
「ううう……っ!!くううううぅん……っっ!!!」
 由希は歯を食い縛って体中の舐りに耐え忍んでいた。レミが言うように叫び出したいのだろう。
 だがおそらく、一度叫べば我慢の糸が切れると解っているのだ。
 跳ね回りたい極感を、声を殺す事でかろうじて押さえ込んでいるのだ。

 舐りはたっぷりと一時間半は続いた。
 レミが言った通り、晃達が風呂から上がった一時間の時点では、まだ由希は体中を舐られている段階だったのだ。
444他人(ひと)の皮を被る 3話   15/21:2010/09/25(土) 13:21:28 ID:MNtroKgc

「ふむ、いい乳をしている」
 須川は由希の乳房を根元から愛撫していき、その先端に震える突起へ吸い付いた。
「ううあっ!!」
 無意識にか由希の身体が竦みあがる。眉根を寄せてなんともつらそうだ。
 須川はそんな由希の様子に満足げな顔を浮かべ、由希の太腿に手をかけてぐいと開かせた。
 そして今度は由希の茂みへ口をつける。
 一時間半も体の細部を舐って焦らしておき、ようやくの女陰責めだ。
 当然の事ながら須川の啜る秘部からは、潤みきった音がカメラにまで漏れ聞こえている。
「う、うん、くぅあああううっ!!」
 由希は声を上げていた。 しかし快感にというより、苦悶の声に思える。

 原因はすぐにわかった。
 須川はようやく秘部を責めようと思ったのではない。
 茂みの上で包皮を半ば剥きあげるほどに尖った陰核を、舌で舐り始めただけだ。
 つまりそれは、焦らした上での更なる焦らし。
「いや、いやああぁあ゛っ!!」
 由希は顔を左右に振り乱しながら泣くような声を上げる。
 達しそうになっては陰核から口を離し、また舌で昂ぶらされ……を延々と繰り返されているのだろう。
 それがどれほどつらい事か、男である晃にも想像はついた。
 前戯などという生易しいものではない。須川が行っているのは、明らかに拷問の域だ。

「ほれどうだ、イキたくてたまらんだろう。腰に散り散りの電気が走って、おかしくなりそうだろう?」
 須川が顔をぐしゃぐしゃにした由希へ問いかける。
「いぎたい、イギたいいぃっ!!もおおがしぐなるっ、イカせて、イカせてえええぇっ!!!」
 秘部を舐められ始めて何分が経った時点でか、由希は大声で懇願した。
 須川は陰湿な笑みで割れ目に中指と薬指の二本を沈める。
 須川が中で指を曲げ、激しくかき回し始めてすぐだ。
「う、ああぁあ!?いぐっイグイグうっ!!だめこれ、いくっいっちゃ、いっちゃはああううぅぅ!!!」
 由希が激しく身を痙攣させて絶叫しはじめた。
「おい、人形のようにしていろというルールは忘れたのかね?」
 須川が脅すと、由希はシーツを掴んで必死に快感を堪える。
「だ、だめっ、いく、いくいぐうっ!!!」
 だがすぐに背は跳ね上がり、内腿にこれでもかというほど筋を張って、再び須川の指遣いに翻弄されていった。
445他人(ひと)の皮を被る 3話   16/21:2010/09/25(土) 13:22:20 ID:MNtroKgc

 カメラには由希のピンク色の秘裂に節ばった指が潜り込み、その隙間から蜜が漏れ出す様子がはっきりと映っている。
「うぅ、ううぅぅっ…………ッあ、いくいくいぐ、もうやめて、そこだめええぇっ!!!!」
「ふん、酷い顔だな。まあ散々に焦らされて、膨らみきったGスポットを私に擦られているんだ。
 耐え切れる女性など居たら、それこそ本物の人形だな」
 須川はそう語りながらも手首の動きを止めない。
 ちゃっちゃっちゃっちゃと鋭い水音をさせ、由希の秘部から透明な飛沫を噴き上げさせる。
 シーツにはその飛沫で、由希の尻を起点とした楕円状の染みが広がっていた。


 須川がようやく秘部から汁まみれの手を抜いたとき、由希は両脚をだらしなく投げ出して肩で息をしていた。
 清潔感のある顔は涙と鼻水に塗れて面影もない。

 須川は乱れた由希の姿を見下ろしながら、ゆっくりと浴衣を脱ぎ捨てる。
 その瞬間、晃と映像内の由希は同時に声を上げていた。
 黒光りする須川の逸物は恐ろしく大きい。
 太さで晃より二周り、長さは10センチは違う。まるで黒人の持ち物だ。
 しかもそれが、血管を浮き上がらせるほどの張りを見せている。
「いや、怖い……」
 由希が両手で口を押さえた。

 須川は逸物を悠々と扱きながら、その由希の股座にのし掛かる。
「……あの、ご、ゴムぐらい付けてください!」
 由希は震えながら、勇気を振り絞って叫んだ。須川が面白そうな顔をする。
「ほう、生は嫌か、なら君が付けてくれ。一時的に手の使用を認めよう」
 須川が言うと、由希は震える手で鞄を漁ってコンドームを取り出した。
 しかし袋を破って被せようとした時、由希の動きが止まる。
「どうかしたかね?」
 須川は全て理解している様子で訊ねた。
 由希が用意していたコンドームは一般的なサイズ、とても須川の剛直を包める代物ではない。
「……ぐっ……!!」
 由希は悔しげに、心から悔しげにコンドームを投げ捨てる。
 須川が嘲るように目を丸くした。
「愛しの彼に合わせたゴムでは、私には不足だったようだね。さぁ、力を抜きなさい」
 須川はそう言って、横を向いた由希の秘部に剛直を押し当てる。
446他人(ひと)の皮を被る 3話   17/21:2010/09/25(土) 13:23:05 ID:MNtroKgc

 浅黒い亀頭が由希のピンク色の秘裂に沈み込んだ。
「あっ!」
 須川がビール腹を震わせて一気に腰を進めると、由希の背が仰け反った。
 痛みからか、汚辱からか、眉間には深い皺が刻み込まれている。
「いい締め付けだ。私の太いモノが食い千切られそうだよ」
 須川は上機嫌でさらに深く逸物を押し込んでいく。
 規格外の大きさの逸物に、由希の秘部が限界まで拡げられる。
 そうして暫し挿入を試みた後、半ばほどまで入ったところで須川が大きく息をついた。

「ふむ、普通にやってもここまでしか入らんな。膣の中も可愛らしいサイズだ」
 たった半分で、由希は苦しそうに眉を顰めている。
 だが須川はそこで諦めた訳ではなかった。由希の腰を掴み、繋がったままベッド脇に立ち上がる。
 駅弁と呼ばれる体位だ。
 男女にかなりの体格差がないと出来ないが、体格の良い須川は小柄な由希を楽々と抱える。
 そして大きな手で由希の尻を鷲掴みにし、激しく由希の身体を上下し始めた。
「いやあっ、お、奥に入ってる……!!」
 由希が悲鳴を上げる。
「おおう、これは最高だ。膣の形まではっきりと解るぞ!どうだ、君も逸物を感じるだろう、うん?」
 須川は歓喜の声を上げながら由希に問いかけた。
「……う、ううぅ…………!!!」
 由希は顔を歪めながらも、須川を強く睨みつけ、そして腕をだらりと下げる。
 ルールに従う余裕がある、という反抗的な意思表明だ。
 須川は嬉しそうに笑みを深める。
「そうだ、人形のように大人しく快感を受け入れなさい。天国に連れて行ってやろう」
 須川の言葉と共に、逸物が激しく由希の奥深くへ叩き込まれた。

 そこからは、駅弁での激しい交わりが延々と続いていた。
 どちらも言葉を漏らさず、黙々と肉を打ちつけ続ける。
 由希はだらりと腕を下げたまま耐えていた。
 その声は始めこそ苦しげな呻きだったものが、次第に色気のある喘ぎ声へと変わっていく。
 秘部からも愛液が溢れて須川の逸物に纏わりついており、感じているのは誰の目にも明らかだ。
 それでも由希は、絶対に須川と目を合わせなかった。
 視線を遠くの壁に張り付かせたまま、白い体を汗まみれにして突き込みに耐えていた。
447他人(ひと)の皮を被る 3話   18/21:2010/09/25(土) 13:24:26 ID:MNtroKgc

「君は愛液が多いな、私の足にボタボタ垂れているぞ。下にバスタオルを引かねばならんタイプか?
 清楚そうな顔をして、困った娘だ」
 須川は由希をなじった。
 事実、須川の足には由希の秘部から溢れる蜜が幾筋も垂れ落ちている。
 そこまでになっているということは、当然突き上げの度に相当感じている筈だ。
「んん!……うんんんん!!」
 由希は顔を歪め、逸物が奥に届くたびに腰を震わせている。
 荒い呼吸で閉じなくなった口の端からはうっすらと涎の線が見え、足の指は快感にぴんと張っていた。
「……しかし、君の忍耐力には恐れ入るな。あれだけ焦らされて、ポルチオも硬くなって、
 それを何度も突き上げられても悶え狂わんとは。
 すでに何度も達しているだろうに」
 須川は由希を褒め称える。
 だがその口元は笑っており、音を上げるまで責めるつもりである事が明らかだった。

 由希はその後も気丈に耐え続けたが、20分が経った頃、ついに大きな変化が現れ始めた。
「あ、あああ、い、いく、いく、またいぐ、いいぐうっ……!!!」
 汗と涙に濡れていた顔からさらに鼻水までが溢れ出し、溺死する寸前のように激しく喘ぎ始める。
「ふん、達しすぎてもう呼吸もままならんか」
 須川は腰を使いながら楽しそうに由希を観察した。

 由希は快感を振り払うように何度もかぶりを振り、下げた手に握り拳をつくり、
 最後に天を仰いでぎりぎりと歯を鳴らす。
 だが須川が大きく由希の尻を上下させ、ぐちゅっぐちゅっという嫌になるほど粘ついた音が響くと、
 とうとう須川の頭に手を回して救いを求めた。
「ああああぁ、うあああああうっっ!!!」
 口を大きく開き、涙を流して須川の導くままに腰を震えさせる。
 秘部からは夥しい潮が噴きこぼれ、腿のような尻肉に沿って流れていく。

 結合を終えた後、由希は愛液の広がる床へ放り出された。
 汗に濡れたダークブラウンの髪を顔に張り付かせ、乳房を大きく上下させて肩で息をする。
 無残なその姿は海で溺れた人間そのものだった。
448他人(ひと)の皮を被る 3話   19/21:2010/09/25(土) 13:26:31 ID:MNtroKgc

 須川は満足げな笑みで由希を見下ろす。
 逸物は結合前ほどではないものの、未だ人が目を疑うほどの大きさを残していた。
 須川はその逸物を指で整えながら由希に話しかける。

「随分と気をやったようだね、今までに経験がなかったほど気持ちよかっただろう」
 由希は疲労困憊の中、眩しそうな目で、それでも須川を睨み上げる。
 須川はその心意気に嬉しそうな顔をする。
「……ところで由希くん、覚えているかな。我々の交わしたルールは、
 『人形のように指一本動かさない』プレイであった筈だ。
 それを踏まえた上で、今回はどうだったかね」
 須川が問うと、由希が表情を固くした。
「そうだ。君は最後、明らかに私の首に抱きついた。
 前戯の段階で身悶えていた事は大目に見るにしても、あれは少々興醒めだ」
「そ……それは……あの」
 由希は返す言葉が見つからず、顔面を蒼白にしていく。

「そうだな、君自身も解っているようだ。この件は本来なら、連れの彼に通す事になる。しかしだ」
 須川は一旦言葉を切り、由希の視線を受けて続けた。
「私もこの歳になると、若い男女の諍いをあまり目にしたくはない。
 君の誠意次第では、不問としてもいいんだよ」
「誠意……ですか?」
「そう、誠意だ」
 須川は繰り返し、由希の桜色の唇に逸物を押し当てる。
「要求はシンプルに、君の口を使う。ただし今度こそ本当に、手も舌も使わない人形の奉仕だ」
 須川は巨大な剛直を由希に見せつけながら告げた。
 由希が顔を強張らせる。
 だが唾を飲み込み、意を決して頷いた。
「……わ、わかりました」
「いい子だ」
 須川が由希に顎を掴み、開かせた口に剛直を押し込んでいく。
449他人(ひと)の皮を被る 3話   20/21:2010/09/25(土) 13:27:33 ID:MNtroKgc

「あ、あが……」
 由希は額に汗を浮かべ、顎が外れそうなほど口を開き、息を震わせてその瞬間を迎えた。
 やがて逸物が喉の奥まで届くと、須川が由希の頭に手を置いた。
「くれぐれも歯だけは当てないようにしなさい。いいね」
 その言葉に由希が目で頷くと、須川が腰を引く。そして喉奥へ向け容赦なく捻じ込んだ。
「ほごおおぉっ!?」
 由希の泣いて赤らんだ瞳が見開かれる。

 須川はそれから、全く遠慮のないイラマチオを始めた。
 カメラはその様子を横から捉える。
 由希の慎ましい唇に極太の剛直が出入りする所がよく見えた。
 剛直にはローションのように粘ついた由希の唾液が絡み付いている。
「うお、おおぉ、おぐっごおおぉええっ!!!」
 よほど喉深くまで入れられているのだろうか。
 由希は激しくえづき、正座した太腿を震わせていた。
 手はその脚の間に突かれ、苦しむたびに指で床を握りしめた。

「ああこれは最高だ、喉奥の震えがよく亀頭を締めるぞ!」
 須川は悦に入ったまま由希の頭を前後させる。
 「おごろえええぇぇっ!!!」
 由希がそれまで発した事もないような汚いえづき声を上げた。
 口に深く入れられたまま小刻みに頭を振らされ、カコカコと喉奥をかき回す音をさせる。
 その音程が少しずつ高まってきた頃、今度は素早く逸物が抜き取られる。
 濃厚な唾液の線で亀頭と繋がれながら必死に酸素を求めている間に、また深々と咥え込まされる。

 一番の奥底まで咥えさせられたまま、須川がじっと腰を留める事もあった。
「あ、あおええ……」
 由希はそんな時が一番苦しそうで、喉奥から苦悶の声を漏らし、目を細めて涙を零す。
 それが一体どのぐらい繰り返されただろうか。
 可憐な由希の顔が涙や涎、鼻水で見る影もなくなり、やがて床につく手が痙攣し始める。
 そしてついに限界が訪れた。
 須川に頭を掴まれ、何度も何度も喉奥に突きこまれ、須川がまた最奥で腰を留めて
 喉奥のうねりを楽しんでいた時だ。
「う゛っ!!」
 由希が突如頬を膨らませ、須川の腰を押しのけて口を押さえた。
 その細い指の間から黄色い半固体が溢れ出す。
「やれやれ、品のない事だ。結局人形になりきる事はできなかったな」
 須川はそう毒づき、由希の髪へ精を浴びせかける。由希は惨めな姿のまま目を閉じた。
450他人(ひと)の皮を被る 3話   21/21:2010/09/25(土) 13:28:20 ID:MNtroKgc

        ※


 須川から送られた映像はここで途切れている。
 それを見終った時、晃は携帯にメールが来ていることに気付いた。
 由希からだ。

『 ホテルでは、ごめんなさい。あの時、ちょっと気が動転してて。
 すごく自分が汚れた気がして、康ちゃんにだけは触られたくなかったの。
 本当にごめんなさい。
 でも、あれで解った。私、やっぱり康ちゃんが好き。康ちゃん以外の人には触られたくない。
 ……もしも、こんな私でも良かったら、また康ちゃんがお休みの日にデートがしたいです。 
                                      
                                            由希   』

 そのメールを見て、晃はふと胸に痛みを感じた。
 罪悪感などという真っ当な物かはわからない。
 だがともかく晃は、由希にできるだけ優しくメールを返した。
 そして由希からの嬉しげな返信を確認し、康平の携帯を閉じる。

「…………康ちゃん、か…………」

 革張りの椅子へ深く沈み込み、晃は一人呟いた。

 
                                   続く
451名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 13:39:12 ID:zAQW8scF
中国に尖閣寝取られそうですね
452名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 15:32:53 ID:z9UrWZkf
中国人や韓国人に寝取られたい
453名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 15:44:09 ID:/UVslnZP
何なら尖閣たんがチョンに寝取られる小説書くけど需要ある?
454名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 16:37:34 ID:INEdEOW8
そんなふざけた需要はない!!
455名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 16:37:44 ID:M6J46cT/
馬鹿ども呼び込むだけだからやめろ

>>450
乙、描写が生々しいな
456名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 16:41:56 ID:pzMsNfQY
なんでチョンやねん
457名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 17:05:05 ID:WO9GkabF
シナだろって突っ込みに需要ある?
458名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 17:11:27 ID:/UVslnZP
何で需要ないの?
日本人が日本人に寝取られるとか有り得ないじゃん。
列島、もとい劣等民族小日本の女は大陸の男に抱かれる事こそ幸せって本能的に理解してるはず。
459名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 17:12:43 ID:M4YxqTc3
早くヤフーで中韓を叩く作業に戻るんだ
460名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 17:17:07 ID:9jPr2Asz
え、何この子、真性?
触っちゃいけない子?
461名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 18:17:20 ID:pzMsNfQY
チョン=半島
チャン=大陸
豆知識な
462名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 18:20:58 ID:Ec8O+Jub
も一つ
チェン=ジャッキー
463名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 18:46:46 ID:MNtroKgc
中国のお姐さんのスリットから覗く生足は正直たまらん
そして台湾の女学生は可愛すぎ
464名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 18:52:03 ID:/UVslnZP
お前どの面下げて書き込んでんだよ
465名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 18:56:29 ID:9jPr2Asz
白人(特にイタリア)ミルフのむちっとした尻と太腿も負けてないぞ。
サイズ違いなせいで締まりが悪く感じるけど、バックで突くと尻がぷるぷるとして気持ち良い。
「夫より硬くて素敵」とか言われるともう燃える燃える。
466名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 21:20:34 ID:pzMsNfQY
妄想はちゃんとSSにして吐き出せよ
467他人(ひと)の皮を被る 4話:2010/09/25(土) 22:45:48 ID:MNtroKgc
残り8レスだけなので、もう一気に落としてしまう。
題名でNGよろしくです。
468他人(ひと)の皮を被る 4話    8/8:2010/09/25(土) 22:46:57 ID:MNtroKgc

 それからの晃は、由希とデートを重ねつつ、奈津美を呼び出しては調教を続けた。
 晃の目算通り、奈津美は強姦の事実を他人に漏らす性格ではない。
 晃が来いと命じれば仕事を終えたその足でマンションを訪れ、調教を受ける。

 晃は様々な方法で奈津美の肛門を開発した。
 裸にコートを着せて深夜の公園へ赴き、イチジク浣腸を入れて木陰で排泄させた事もある。
 晃の前で自ら尻穴オナニーをするよう命じもした。
 初めは晃を恨めしそうに睨みながら事務的に指を動かしていたものが、
 時間が経つにつれ自らの指に腸液を纏いつかせ、恥ずかしそうに内股になる様は嗜虐心を煽った。

 三度目の調教からは、よほど浣腸が嫌だったのか、自ら腸内を洗浄してくるようになった。
 晃はその度にどうやって綺麗にしてきたのかを訊いた。
「ここへ来る途中のコンビニで、浣腸を入れてよ……」
 奈津美の答えを、晃は様々に想像する。
 これほどの美人がコンビニのトイレに入り、浣腸を入れて音を立てて排泄する。
 店内の人間はどう感じただろうか。
 その妄想を語り聞かせながら奈津美の尻穴を嬲ると、たちまち肛門がきゅうと締まり出す。
 人一倍プライドの高い奈津美は、人一倍のマゾヒストでもあった。
 そして面白いことに、同じく晃の前でマゾヒストである由希と絡ませると、
 由希の方がサディストになってしまうのだ。

 奈津美の調教を始めてから一ヶ月、心はともかく尻穴を始めとする性感はすっかり開発された頃、初めて奈津美と由希を絡ませた。
 余計なことを話せば調教記録をばら撒く、と脅しを掛けた上で奈津美に目隠しをし、由希にメールを送る。
『職場で男漁りをしている女に目を付けられた。家にまで押しかけてきて困っている』
 という内容だ。
469他人(ひと)の皮を被る 4話    2/8:2010/09/25(土) 22:47:42 ID:MNtroKgc

 由希はスワッピングの一件以来、以前にも増して晃に依存するようになっていた。
 妄執というか、偏執的というか、ともかく病的な愛し方だ。
 そんな由希であるから、メールを送った20分後には康平のアパートに飛び込んできた。
 そして会話を禁じられている奈津美の服を剥ぎ、散々に謗りながら辱め始めたのだ。
 女が女を憎む気持ちとは、男には想像もつかぬほどドロドロとした恐ろしいものである。
 そんな言葉を晃は聞いた事があったが、その通り。
 由希が奈津美を嬲る様は、晃のどんな責めよりも執拗で陰湿なものだった。

 由希は奈津美を裸に剥くなり、肛門がふっくらとして開発されたものである事に目をつけた。
 そしてその肛門にずぐりと指を差し入れ、かき回し始めたのだ。
「あら、ねえオバサン、なぁにこのお尻の穴?指に絡み付いてくるじゃない。
 毎日毎日このお尻の穴でオナニーしてるんだろうねぇ、イイ歳してとんでもない変態なんだねぇ。
 こんな気が狂ったような性癖のクセに康ちゃんに粉かけるなんて、身の程を弁えなさいよ」
 このように絶え間なく言葉責めを浴びせながら、肛門の中で長く細い指を蠢かすのだ。

 同じ女になじられるつらさか、繊細な指がもたらす心地よさか、
 或いは同性ゆえの性感帯の読みの適切さか。
「うううううう!!!」
 奈津美は由希の尻穴責めにたちまち堪えられなくなってしまう。
 四つん這いの姿勢でいたのが、羞恥のあまり姿勢を保てなくなり、由希に強かに尻を張られて元の姿勢に戻される。

「オバサン、恥ずかしいの?そりゃあ恥ずかしいよねぇ、お尻の中弄くられてるだけで
 こんなにしちゃうんだもん。
 ホラなぁにこの膨らみは。聞いてるの、なぁにこの膨らみは?ねぇったら」
 由希は尻穴を嬲りながら奈津美の膣にも指を潜らせる。
「あああうおお、おおおおぉぉうううあああ!!!」
 恐ろしいほど的確に急所を嬲られるのだろう、奈津美は恥も外聞もなく身悶える。
 その抵抗も後ろから抱え込む由希の指遣いによって巧みに封じられ、奈津美は目隠しを濡らして叫び続けた。
470他人(ひと)の皮を被る 4話    3/8:2010/09/25(土) 22:48:12 ID:MNtroKgc

 由希は瞳を怒りに燃やしながら奈津美を嬲り続け、バイブを拾って尻穴に突き入れる。
 晃がする時とで奈津美の腰の跳ねが違うのは、由希が抜き差しの際につける角度の関係だろう。
「どう、子宮の裏に擦れて感じるでしょう?あははっ、お尻の奥から汁が垂れてきたわ、内臓くさい。
 脚も細長くていい女なのに、こんな簡単に腸汁出すなんて、可哀想なブタねぇ!」
 尻穴をバイブで突き上げられながら、由希はさらに辱める。
 奈津美は四つん這いの脚の間からぼたぼたと愛液を滴らせていた。
「どうだ、奈津美。かなり感じてきただろう」
 晃が目隠しを取って囁くと、奈津美は荒い呼吸のまま、汗まみれの瞳で晃を睨みつける。
「はっ……はあっ……そんな、こと……ないわ……!!」
 晃はその気丈さに口笛を吹き、逆に由希は怒りに燃えた目になった。
 奈津美の首を抱え込み、耳元で晃には聞こえない程度に何かを呟く。
 何を呟いているのかは解らないが、奈津美のルージュの引かれた唇が段々と震えだした。

 その日の夜明け頃、奈津美は大声で泣き叫んで由希に許しを請うた。
 まどろみ始めていた晃が見やれば、由希の細腕が肘まで奈津美の肛門に入ってしまっている。
 由希の弁によれば、その状態で奈津美の腸奥のモノを握ったり離したりしているそうだ。
「許して下さい、許して下さい、許して下さい、許して下さい……!!」
 奈津美はばさばさに乱れたショートヘアを由希の胸元に擦り付けていた。
 豊満な身体のあちこちに、由希の嬲り者にされた形跡が残っている。

 この一夜を転機にして、奈津美は坂道を転がるように堕ちていった。
471他人(ひと)の皮を被る 4話    4/8:2010/09/25(土) 22:48:52 ID:MNtroKgc

       ※

 今や奈津美も完全に晃の奴隷だ。
 休職期間が終わって出社しても、晃はデスクに座っているだけでいい。
「この案件を頼んだわ、白戸くん」
 直属の上司である奈津美は晃にさも重要そうに仕事を依頼する。
 だがその書類はすでに奈津美が完成させているもので、後は判を押すだけで良かった。
 元より並外れて要領の良い奈津美が2人分の仕事をこなすお陰で、晃は仕事のふりをしながらパソコンで遊び放題、
 営業と言っていなくなる事も日常茶飯事だ。

「白戸くん、話があるの。昼食に付き合いなさい」
 昼休み、奈津美は晃を呼びつけて姿を消した。

「うわ白戸さん、また課長に呼ばれてる……お気の毒ぅ」
「お小言だろうなぁ。まぁ白戸先輩は有望株だし、しょうがないな」
「そうそう。大体あの課長とメシ食って味がするかよ」
「でも最近、課長ちょっと変わってきてないか?ほら、前はずっとズボンしか履いてなかったけど、最近タイトスカートじゃん?
 あれ見て、改めてイイ女だなーって思ったよ」
「あ、俺もだ。あんな高飛車な女を一生一度で良いから抱いてみてぇよなあ。
 商社入ればどんな女でもイケる気がしてたけど、アレだけは絶対に無理だわ」
 オフィスでは同情と嫉妬の入り混じった雑談が交わされる。

 その対象である2人は、社の屋上で身を寄せ合っていた。
「おい。どうなってるか、見せてみろよ」
 フェンスに寄りかかった晃が奈津美に命じる。
 奈津美は周囲を見渡した後、スカートを脱ぎ、ショーツを下げて晃に形のいい尻を向けた。
 その肛門からは純金のアナルパールがぶら下がっている。
 優雅な奈津美にその煌びやかさはよく似合った。
 肛門に入ってさえいなければ。
472他人(ひと)の皮を被る 4話    5/8:2010/09/25(土) 22:49:45 ID:MNtroKgc

「朝には全部埋め込んでやったのに、もう3個もひり出してやがるのかよ。ユルユルだな」
 晃が純金の球を弾いて言う。
「お、お願い、もう抜いて……!」
 奈津美は晃を振り返りながら涙ながらに請うた。
 奈津美のそんな顔を見た人間は、社に一人としていないことだろう。
「ふん、仕方ねぇな。いくぞ」
 晃はアナルパールの末端に指をかけ、一気に引きずり出した。
 一球が抜けるごとに柔らかく膨らんだ肛門がひくつく。
 7球連続で引き抜かれると、奈津美は細い叫びと共にへたり込んだ。
「おいおい、もうイッたのかよ」
「ご……ごめんなさい」
 晃はアナルパールを嗅ぎながら奈津美を見下ろす。

「……で、今日はどうする」
 晃が問うと、奈津美は晃の腰に顔をすりつけた。
 晃が笑う。
「……ん、んむ……っちゅ……」
 奈津美は晃を横たえさせ、ファスナーから取り出した逸物を丁寧に舐めしゃぶった。
 逸物が精気を漲らせると、ショーツを脱いでその上に跨る。
 拡張された奈津美の肛門は、はち切れんばかりの晃の逸物をやすやすと飲み込んでいく。
「あっ、あっ、あっ……!!」
 奈津美は晃の上で腰を振りながら恍惚の表情を浮かべた。
「処女の癖にいやらしい顔しやがって。どこに咥えこんでるのか解ってんのかよ?」
「ああっ、わ、わかってるけど……もうお尻が疼いて、一時間だって耐えられないの!」
 奈津美は羞恥に顔を染めながら腰を振り続ける。

 その時、晃のポケットで携帯が鳴った。
 由希からだ。
『もしもし康ちゃん、今お昼休み?ちょうどそっち寄るから、良かったら食事……って、その声!』
 由希は奈津美の喘ぎ声を聞き、語気を荒くした。
『またアンタね!同じ会社だからって、いい加減にしなさいよ!帰ったら覚えてなさい!!』
 電話の向こうで由希が叫ぶ。
「ご、ごめんなさい、我慢ができなかったんです、ごめんなさい……」
 奈津美はひたすら恐縮し、しかし腰は止めない。
 晃はそんな2人のやり取りを聞きながら、青い空を見上げていた。
 幸せだ。
 昔の晃なら想像だにしない幸福に浸っている。全てはあの夜、康平に成り代わった瞬間からだ。

 あれからちょうど二ヶ月になる。
「……たまには、会いに行くか……」
 晃はぼそりと呟いた。
473名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 22:50:56 ID:/UVslnZP
またこのキチガイか…
474他人(ひと)の皮を被る 4話    6/8:2010/09/25(土) 22:51:24 ID:MNtroKgc

        ※

 その日の夕暮れ、晃は奈津美にマンションで待つよう命じ、暗い山道を歩いていた。
 今日はマンションに由希も来る予定だ、帰ったら面白い事になっているだろう。
 そう思いながら草木を掻き分けて進む。

 頂上へつく頃には月が出ていた。あの日と同じように暗い水面が広がっている。
 鼓動を揺さぶるような滝の音に、命の根源を思わせる、壮大な水。
 そこへ散った人間を想いながら、晃は静かに呼びかけた。
「……来たぜ、康平」
 恐ろしいほど自分に似ていた男。
 優しく、誰に対しても誠実であった男。
 優劣で言えば紛れもなく優であり、世に必要とされたのに、晃というドッペルゲンガーの為に排除された存在。
 晃は彼の最期の地である暗い水面を見下ろした。

 その瞬間、背筋が凍りつく。

 水面に同じ顔が二つ映っているのだ。晃の顔が一つ、そしてその傍らに、もう一つ。
 晃はゆっくりと横を向いた。
 晃と同じ顔をした、穏やかな笑みの男が佇んでいる。
「こっ……こ、こ…………?」
 晃は言葉が出なかった。総身が恐怖に震えていた。


「……久しぶりだね」
 康平が静かな口調で語りかける。
「僕の生活は、どうだった?」
「お、おお前……、死んだはずじゃねえのかッ!!」
 晃は恐怖に震えながら叫んだ。
 康平は一つ瞬きをする。
「……前に、話したっけ。僕はね、淡白なんだ。
 自分で女性を抱くより、誰かに大切な人を抱かれている時の方が興奮するんだよ」

 康平が一歩踏み出し、晃が後ずさる。

「初めて君を見た時、閃いたんだ。君なら僕の望みを満たしてくれる。
 僕に成りすまして、僕の親しい女性を犯してくれるって。
 興奮したよ。君を影から見守って、由希や奈津美さんがどこかに連れ込まれる度に、
 僕は、
 射精しそうだった」

 康平は細い目を見開いた。いよいよ晃の膝が笑い出す。
475他人(ひと)の皮を被る 4話    7/8:2010/09/25(土) 22:52:29 ID:MNtroKgc

「ば、馬鹿言うなよ。じゃあ何だ、ぜ、全部謀ってたとでも言うのかよ。
 日記の文も、抗うつ剤も、休職も。
 あの日俺に追われながら、ここで飛び込んだのも!助かる訳ねぇだろうが!!」
 晃は眼下に広がるダムへ視線を落とした。
 月明かりのおかげで顔こそ映るが、水面までの高さはかなりある。
 岸は断崖絶壁で上がれるような場所がなく、何より流れが速すぎてたちまち濁った滝壺へ吸い込まれてしまう。
 だがそこで、晃はふと気がついた。

 自分はあの日、康平が落ちる瞬間を目にした訳ではない。
 何か大きな質量が落ちる音を聞き、流木に背広が引っ掛かっているのを見て、
 康平が落ちたと思ったに過ぎない。
 ならばあれは、本当に康平の謀だったのか。
 晃に死んだと思わせ、野心の覗く晃を自分に成りすまさせて、どう行動するか楽しむ為の。
 ……ならばその本人が出てきた今、晃はどうなる?

「わ、解ったよ。……今日限りだ」
 晃は懐から康平の財布と携帯を取り出し、震えながら足元に置いた。
「なっ?これでもう、俺はお前じゃねぇ。成りすましはお終いさ」
「ああ、そうだね」
 晃の言葉に、康平が人懐こく笑った。晃はようやく溜めていた息を吐きだす。

 しかし次の瞬間、康平の腕が晃の胸を突いていた。

「…………あ…………?」

 晃は何も理解できぬまま、ゆっくりと遠ざかっていく康平の顔を見つめる。
 枯れ葉でできた地面が眼下から消え、足元には広い、広い黒さが口を開けていた。

 晃の脳裏に思い出が過ぎる。
 由希の笑顔、奈津美の鋭い目つき、レミの肌。自分の顔。
 それらをさらに鮮明に思い起こそうとした瞬間、
 世界は水に満たされる。
「あ、がぼあっ!うごああぁあぶ!あああ、うぐっ、ぶぁあ!!」
 背に焼け付きそうな痛みを感じながら、晃は大量に水を飲む。
 足掻く、足掻く。
 だが掻いても手応えのない水では体が浮かず、むしろ刻一刻と体の中心が下がっていく。
 服が重い。
 脱ごうとするが、水を飲む恐怖に負けて足掻きに戻る。
 胸が重い。
 体が動かない。脳に酸素が行っていない。

「がば、あがう!!ば、ばずげてぐぇ、ゆぎ!なずみ、でび、ごうべい……!!やえろぉ、嫌だ!!
 死びたくない、しにたぐない……じび……だぐ…………らい………………!!!」

476他人(ひと)の皮を被る 4話    8/8:2010/09/25(土) 22:53:40 ID:MNtroKgc


      ※

 晃の声はもう聞こえない。
 康平は身を屈め、財布と携帯を拾い上げた。
 そして波紋の広がる水面を見下ろす。
「……成りすましはもうお終い。けどね、一度僕の人生を歩んだ以上は、君も僕なんだ。
 世界には同じ顔をした人間が3人いる。でも白戸康平という人間は、2人いちゃあいけない」
 康平はそう囁いて踵を返した。

 山を下り、歩き慣れた足取りで自らの家へ辿り着く。
 公園からほど近い高層マンションの7階だ。
「あ、お帰りぃ康ちゃん!!」
「白戸くん、お帰りなさい。ちょうど帰ってくる頃だと思ったわ」
 リビングでは、由希が奈津美と並んで遅い夕食を作っている所だった。
 康平はドアを閉め、床を鳴らしてリビングに向かう。

「ああ……今、帰ったぜ」

 康平はそう言って、革張りの椅子に深く身を沈めた。

 目の前の日記を開く。
 二ヶ月前から真っ黒に塗り潰されているページが次々に捲られていき、
 今日の日付からは再び白紙に戻る。


 康平は仄かな笑みを浮かべながら、懐のペンを取り出した。



                                     〜  終 〜

477他人(ひと)の皮を被る:2010/09/25(土) 22:54:56 ID:MNtroKgc
以上で終了です。長々と失礼いたしました。
投下が出来て、感想ももらえて良かったです。
ではさようなら〜
478名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 22:58:22 ID:I4+ikkeR
投下超乙

面白かったよ
GJ!!
479名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 23:07:38 ID:tSthGXxD
ネトラレじゃなくネトラセだったか。
ちょっと意表を突かれた。
GJです。
480名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 00:04:55 ID:+DFUyjSA
まぁ生きてるだろうとは思ってたけど、性格まで似てたのかw
481名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 23:51:48 ID:z1fIfxlp
     |∧∧
     |・ω・)    ダレモイナイ...
     |⊂     トウカ スルナラ イマノウチ...
     |
482目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:52:29 ID:z1fIfxlp
アタシは都合のいい女なのかもしれない。
ちょっと思ってしまう。
結局あの後、アタシは健二を許した。

あの日、先輩の一日彼女になった日、アタシは夕方過ぎに家に帰った。
そして、家の前で待ち構えていた健二の二度と浮気しないからという
必死の謝罪にほだされて許してしまったのだ。
実際のところ健二の浮気は未遂だったのに対してアタシの方は
先輩としちゃってたという後ろめたさも一因だったと思う。
あの時、アタシのお尻には帰る直前に注がれた先輩のザーメンと
アナルビーズが入っていて、浮気をしたという罪悪感をひしひしと感じていた。
アタシが健二に強く出られなかったのも無理は無いのかも知れない。

そんな訳で、アタシは以前と同じように健二と付き合っている。
一点だけ違うのは、当分の間SEX禁止を言い渡したこと。
と言うのも、アタシのアソコの毛はあの日先輩に剃毛されてしまってたからだ。
いくらなんでもこの状態を健二に見せるわけにはいかない。
健二には浮気した罰と言ってあるのがちょっと後ろめたい……



で、健二がSEX禁止ということは必然的にアタシもSEXしない訳で……
一週間も経つ頃にはアタシも大概欲求不満が募ってきた。
一応オナニーで発散しようとはしているものの、物足りない。
あの強烈な快楽を覚えさせられたアタシの身体は、指で慰めたくらいでは
まるで満足してくれず、逞しい本物で激しく犯される事を望んでいた。
かといって健二に今の体を見せる事も出来ない。
結局、アタシは毛が生え揃うまで後一,二週間の我慢だと自分に言い聞かせて、
身体の疼きに耐えるしかなかった。



奈緒美からメールが届いたのはそんな頃。
あの日から一週間経った日曜の夕方、自室でまったりしている時だった。

件名:今先輩に犯されてます

タイトルを見た瞬間、読まずにそのまま削除したくなった。
「あの馬鹿……何考えてるのよ」
メールには画像が何枚か添付されており、それらは全て奈緒美が先輩に
犯されている画像だった。
仁王立ちする先輩の足元に傅いてうっとりした顔で肉棒をおしゃぶりする奈緒美。
獣の体位で先輩に後から貫かれて背をのけぞらせる奈緒美。
幼児がおしっこさせられる時の格好でオマンコでオチンポを咥え込む奈緒美。
どの画像も普段の奈緒美とはかけ離れたひどくいやらしい表情で、
奈緒美がどれ程の快楽を感じているのかが伝わってきた。
「こんな写真、人に送るものじゃないでしょうが」
毒づきながらもアタシは画像から目が離せず、指は知らず知らずのうちに
アソコに伸びていた。
犯されて至福の表情を見せる奈緒美が羨ましい。
奈緒美が美味しそうにしゃぶっている逞しい肉棒に目が釘付けになる。
いつしかアタシはベッドに横たわって本格的なオナニーに入っていた。
ここ最近の味気ないオナニーと比べてかなり気持ちがいい。
やはり強烈な刺激があると違う。
そうしてアタシが一人で絶頂に向かっていた時、着メロが鳴り響いた。
483目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:53:04 ID:z1fIfxlp
恥ずかしいことをしていた最中だけに一瞬ビクッとしたけどすぐに気がつく。
これは奈緒美からの電話だ。
さっきのメールの後でかけてくる電話なんてろくでもない内容に決まってる。
アタシはそんな確信を抱きながらも電話を受けた。
「奈緒美、アンタ何考え──」
「ひゃあんっ。そこぉ。イイッ」
レシーバから聞こえてきたのは兆しきった喘ぎ声。
アタシは出ばなをくじかれて絶句した。
「はあっ。美希ちゃん、あたし今センパイに後から犯されてるの。
 さっき送ったメール見た?
 あれの二枚目の画像と同じ格好でオマンコ突きまくられてるの」
「うるさい。やってる最中にかけてくるなんて何考えてんのよ。切るわよ」
「ダメェ。切らないで。
 あたしね、エッチな姿を見られてると興奮するんだ。
 エッチな声を聞かれてると興奮するんだ。
 だからこのまま。切らないで」
どうやら露出(?)プレイの相手にアタシを選んだらしい。
まあ、こんな電話をかけれる様な相手がそうそういるわけも無いから、
アタシを選ぶのは分からないでもないけど、
彼氏とSEXできないアタシにとってそれは拷問に等しい。
「いや、流石にアンタ達がいちゃつくのを聞いてるだけとかちょっと……」
「嫌なら無理に聞かなくてもいいから、せめて切らずにおいて。
 お願い、美希ちゃん」
切りさえしなければ、例えこちらが隣の部屋にいても、
向こうが勝手に聞かれていると妄想して興奮するということなんだろう。
二週間前のアタシなら問答無用で断っていただろうけど、
今のアタシは奈緒美の気持ちも分かる。
見られたり聞かれたりすることが快感につながることを、
身をもって理解させられている。
聞かなくても、電話を放置しておくだけでいいんだし……
迷った末に、アタシは渋々了承した。


聞く必要はない。
とは言え、電話がかかってくる直前までオナニーをしていた身体は疼いている。
アタシは刺激を求めて、奈緒美の描写する痴態に聞き入ってしまう。
電話からは、今どんな格好でどのように犯されているか、
どこを責められてどれくらい気持ちいいかを逐一報告する声が聞こえる。
しばしば喘ぎ声で言葉が途切れるのが生々しく、
アタシの手はついつい股間に伸びてしまう。
そうして、奈緒美が三度イク間に、アタシもオナニーで一度イッてしまった。
484目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:53:33 ID:z1fIfxlp


「美希ちゃん、あたしだけ気持ちよくなってごめんね」
しばらくして電話口から奈緒美の声が聞こえてきた。
流石に、自分もイッたなどとは言えないため聞き流していると、
不穏な言葉が飛び出した。
「お詫びに、今度は美希ちゃんを気持ちよくしてあげる」
「ちょ、どういう意味よ?」
「大丈夫。悪いようにはしないから。
 さ、美希ちゃん目を瞑って」
「さっぱり意味が分からないんだけど……」
「いいから。目を瞑って」
「……目を閉じたわよ?」
「うん。実はね、今美希ちゃんの部屋にセンパイがいるんだ。
 美希ちゃんの身体をじっくりと舐め回すように見てるよ」
ありえないことを言い出した。
「あ、美希ちゃん服が乱れてる。オナニーしてたんだ。
 センパイ、美希ちゃんのそこを飢えたケダモノの目で見てる」
「ちょっ、あんた」
思わずスカートの裾を押さえつつ、部屋の中を見回してしまう。
もちろん先輩も奈緒美も居はしない。
つまるところ、そういう設定でテレホンセックスをしようというつもりなんだろう。
「美希ちゃん、目を瞑って、あの日のことを思い出して。
 センパイはね、今度は美希ちゃんの胸をじっと見てるよ。
 美希ちゃんの形のいいおっぱいを見たいんだって。
 前をはだけて見せてあげて」
目を瞑った途端に、先輩に散々胸を視姦された時の興奮が脳裏に蘇る。
本当に先輩に見られているような気になり、ゾクゾクしてしまう。
「ダメ……そんなことできない……」
「大丈夫。見せるだけなら浮気にならないって。
 それにセンパイは美希ちゃんに指一本触れないから」
「でも……」
「美希ちゃんが自分で見せないんなら、センパイは美希ちゃんを
 力ずくで犯しちゃうよ。そしたら浮気になっちゃうよ」
「それはダメ……見せるから許して……」
アタシはブラウスのボタンを外し始めた。
ボタンを一つ外すごとに、先輩の視線が突き刺さるような気がして昂ぶってゆく。
ボタンを全て外し、ブラのホックに手をかけたところで手が止まる。
アタシは健二以外の男に肌をさらそうとしている──
ううん、違う。本当に先輩が見てるわけじゃない。
客観的には自室で電話しながら胸をはだけてオナニーするだけ。
浮気じゃない。浮気じゃないから。
アタシはホックを外して、胸をあらわにした。途端に先輩の視線を強く感じる。
「前を出したわよ」
「うん、やっぱり美希ちゃんのおっぱいって綺麗だよね。
 センパイ、オチンポをビンビンにおっ勃ててピンと立った乳首を凝視してるよ」
「やだっ」
恥ずかしさに思わず胸を手で隠してしまう。
「隠しちゃだめだよ。
 あ、センパイがそのままおっぱい揉んで見せて欲しいって。
 揉まれていやらしく形の変わるおっぱいを見たいんだって」
「バカぁ。そんなこと言わないで……」
言いながらもあたしの右手は言われた通りに胸を揉み始める。
「乳首はまだだよ。裾野から頂点に向けてゆっくりと。
 乳首に到達する直前で反対の胸に移って。
 先輩に触られてると思って」
あの日、先輩にされた愛撫を思い出しながらゆっくりと指を蠢かせる。
485目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:54:30 ID:z1fIfxlp
どんどん興奮は高まってゆくけど、一番敏感な部分には触れさせてもらえない。
「ねえ、奈緒美、もう……」
「じゃあ、センパイにして欲しい事をおねだりして」
恥ずかしさに一瞬躊躇する。
でも、あの日先輩におねだりした事に比べれば大したセリフじゃない。
「先輩、美希の胸だけじゃなく乳首も弄ってください──」
「いいよ。思いっきりつまんであげる」
電話から先輩の声が聞こえた直後、アタシは硬く尖った乳首をギュッとつまみ、
軽い絶頂に達した。


「さ、今度はオマンコを見せて。
 ぐしょぐしょに濡れたオマンコをセンパイに見てもらうの」
「ぐしょぐしょだなんてそんなに濡れてないわ……」
「本当に?
 じゃあ手でショーツに触ってみて。
 濡れてなければこれで終わりにしてあげるけど、
 濡れてたら嘘ついた罰としてセンパイに全部見せるんだよ」
「そんな……ひどい事言わないで……」
アタシのアソコが凄いことになっているのは触るまでもなくわかるけど、
アタシは言われた通りにアソコに手を伸ばした。
ぺちゃりと濡れた感触。まさしくぐしょぐしょと言っていい状態だ。
「やっぱりぐしょぐしょじゃない。
 ほら、嘘ついた罰だよ。上も下も全部脱いじゃって」
理不尽な指示だけど、アタシは従ってしまう。
さっき軽くイッたとは言え、まだアタシの身体は満足していない。
先輩の視線が身体に突き刺さるあの感覚を求めて、
アタシは一枚一枚服を脱いでゆく。
全裸になる頃には、アタシのアソコは新たな蜜をあふれさせていた。

「うふふ、センパイの目、オマンコに釘付け。
 あ、美希ちゃんアソコの毛を剃ってないんだ。生え始めてるよ」
「あ、当たり前でしょ。あのままじゃ、その、健二に見せられないじゃない」
「ふうん。やっぱりあれから彼氏に見せてないんだ。
 彼氏にも見せていないオマンコをセンパイに見せる感想はどう?
 彼氏を裏切ってるみたいで興奮する?」
奈緒美の指摘にドキリとする。
本当に見せているわけじゃないとは言えこれは健二に対する裏切りに近い。
脳裏に健二の顔が思い浮かび、アタシは罪悪感と共に興奮を感じてしまった。
「いやぁ。そんなこと言わないで……」
「美希ちゃん、声がさっきより甘くなってるよ。
 そうだよね。イケナイことしてると思うと興奮するよね。
 だから……もっとイケナイことさせてあげる。
 まずは、両足を広げてセンパイにオマンコを見せて」
昂ぶったアタシはそんな破廉恥な指示にも従ってしまう。
健二にはSEX禁止を言い渡しているのに先輩には全てを見せている。
そんな背徳感が興奮を後押しする。
「ふふふ、たっぷり濡れててあふれ出して、もう我慢できないんじゃない?
 センパイに指でオマンコいじめて欲しいんでしょ?」
「……欲しい……」
「じゃあセンパイにおねだりしなきゃ。
 『今は彼氏とSEXできないから代わりにセンパイの指で気持ちよくしてください』
 そう言うんだよ?」
そんな健二を裏切るようなセリフなんてとても言えない。
アタシの理性はそう主張するけど、罪悪感が興奮を高めることを
アタシはさっき教えられたばかりだ。
その言葉を口にしてしまった時に自分がどれ程興奮するかを想像できてしまう。
486目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:54:54 ID:z1fIfxlp
ごめん、健二。本当は先輩じゃなくてアタシの指だから──
「……今は健二とはSEXできません。
 だから、代わりに先輩の指でアタシのアソコを気持ちよくしてください」
言い終わった途端に背筋がゾクゾクし、あたしはそれだけでイキそうになった。


それからアタシは、奈緒美に誘導されるままに指を動かし、オマンコを弄った。
先輩の指の動きを思い出しながら、先輩に教え込まれた性感帯を
一つ一つ確かめるようになぞってゆく。
でも奈緒美達はイジワルで、気持ちよくはしてくれるけどイカせてはもらえない。
きっとアタシの方からおねだりするのを待ってるんだと思う──
というアタシの予想は意外な形で裏切られた。
「ねえ、美希ちゃん。センパイが、そろそろイカせてあげるって」
え? 本当?
「でもね。その前に美希ちゃん謝らないといけないよね。彼氏に。
 彼氏がいるのに他の男の人の指でイク私を許してって」
奈緒美のセリフで、忘れかかっていた健二に対する罪悪感が蘇る。
擬似的とは言え半ば浮気のようなことをしているということに改めて気付かされ、
後ろめたさを感じてしまう。
でも、昂ぶりきった今のアタシはそれさえも興奮に変えてしまう。
そして何よりも、身体の疼きは耐え難いレベルに達している。
今更中断なんてとても出来なかった。
「……健二……ごめん。
 今だけだから……今だけだから先輩の指でイッちゃうアタシを許して……」
「いい娘だ。クリをつまんであげるよ。イクんだ」
先輩の声と共にクリトリスをつまんだアタシは一気に絶頂に達した。
後ろめたさから来る興奮に後押しされた絶頂は深く、激しく、
アタシは先輩に犯された時のことを思い出しながら
一週間ぶりに天国に連れて行かれた。



その後、冷静になったところでアタシは激しく後悔した。
奈緒美とのテレホンセックスはまあギリギリセーフとしても、
イク時に先輩の顔を思い浮かべながらだったのは健二に対する裏切りだと思う。
まあ、イク直前に声をかけられた人の顔を思い浮かべてしまうのは
ある意味仕方がないような気もするけど……
ごめん、健二。いつか何らかの形でこの償いはきっとするから。
健二に心の中で謝って、アタシはこの問題をとりあえず棚上げした。



次の日の昼休み、アタシは奈緒美に早速釘を刺した。
「──という訳だから、今後あんなメールの送付は禁止。
 あとあんな電話も禁止。わかった?」
「ええー。すっごく興奮するのに。
 あたしもセンパイも美希ちゃんのあの時の声すごく気に入ってるし、
 美希ちゃんだってまんざらでもなさそうだったじゃない」
「そんなことはない。勝手にアタシの気持ちを捏造しないで」
「でもイッたよね? 少なくとも2回」
「うっ……とにかくダメなものはダメ」
「──どうしても?」
「どうしても!」
アタシの気迫に圧されたか、奈緒美は不承不承という感じでため息をつく。
487目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:55:24 ID:z1fIfxlp
「仕方ないなあ。美希ちゃんの声可愛かったんだけどもう聞けないんだ。
 あの時みたいに録っておけばよかったなあ」
マテ。
今聞き捨てならないことを言わなかった?
「あの時みたいに録ってってどういう意味、何か録音してあるの?」
「ん? ああ、そうじゃないよ。
 一週間前のあの時、美希ちゃんとセンパイのHを携帯で撮ったじゃない。
 アレのこと」
さあっと血の気が引くのが分かった。
「撮ったって何勝手に人の──」
「勝手にって美希ちゃん覚えてないの?
 ちゃんと美希ちゃんの了解はとったよ?
 あー、でももしかしたら少し意識が飛びかけてたかも……」
「うそ……」
全く記憶にない。記憶にはないが、何を聞かれてもYESと答えた可能性のある
状態には心当たりがある。ありすぎる。
そしてそんな状態で撮られたんだとすればとんでもない痴態が
映っている可能性が……
「これなんだけど、覚えてる?」
奈緒美がアタシに見せたのは携帯の画面。
アタシがセンパイにバックで犯されてよがり狂っているシーンが再生されている。
画面が小さいので細かい表情までは分からないものの、
とてつもない快楽に溺れて理性を失っているのはハッキリとわかる。
『覚えちゃうっ。美希の子宮コンコンされるの覚えちゃうっ。
 美希、センパイのオチンポじゃないと満足できない身体にされちゃうっ』
しらふで聞くととても聞くに耐えないセリフだけど、確かに言った覚えがある。
何回目かの膣出し絶頂の直前だった気がする。
その後、アナルを犯してあげるから大きくしてと言われてフェラチオした挙句、
アナルセックスで何度も連続して天国に送られた記憶がかろうじて残っている。
一生思い出したくなかった恥ずかしい記憶が蘇り、アタシは頭を抱える。
……ダメだ……こんな動画、とてもじゃないがこの世に存在させたままに
しておく訳にはいかない。
万一誰かに見られた時点で死にたくなるレベルの危険物だ。
「……あー、うん、わかった。とりあえず再生を止めて。
 で、その動画は即刻削除。いいわね?」
「ええー。折角綺麗に撮れてるのに」
「綺麗とかそういう問題じゃないから。とにかく削除」
「やだ。こんなに興奮できる動画ってそうそうないんだよ?」
「消・し・な・さ・い」
「もうー。美希ちゃん横暴。折角の良質のオナニーネタなのに……」
「女の子がオナ……とか言うんじゃありません」
「もっとすごいセリフも言ってたクセに……
 じゃあさ、美希ちゃん。
 これを消す代わりにまた電話越しの露出プレイに協力してくれない?
 美希ちゃんの毛が生えて彼とデキるようになるまでの間でいいから。
 そしたらセンパイが持ってるのも消してもらうよう頼むから」
先輩もアレを持ってる?
いや、考えてみれば当然なんだけど先輩にアレを見られていると思うと……
「わ、わかったわ。協力するから。お願いだからソレだけは消して」
正直、また電話であんなことをするのはまずいと思うんだけど、
アレをこの地上から消し去るためには仕方がない。
「ありがと。じゃあ先輩に電話するね。
 あ、例のプレイだけど、別にいつでも応じてなんて言わないからさ、
 美希ちゃんの都合のいい時だけ。
 途中で都合が悪くなったら切ってくれてかまわないし」
携帯で先輩に連絡を取り、あたしの要求を伝える奈緒美。
488目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:55:45 ID:z1fIfxlp
先輩はすぐにデータを削除することを約束してくれたらしい。
奈緒美の携帯内の動画もアタシの目の前で削除され、これでまずは一安心。
「早速だけど美希ちゃん、今日はできる?」
「あんた昨日やったばかりでしょうが。慎みなさい。
 それに今日は家庭教師の日だからいずれにせよダメよ」
「そういえばそうだったよね。じゃ、明日ってことで」
「いや、だから女の子らしくもう少し慎みをね……」



それから、家庭教師の無い日にはちょくちょく奈緒美から"プレイ"の電話が
かかってくるようになった。
嫌なら断っていいとは言われているものの、あの快楽を思い出すと断り切れず、
ついつい応じてしまう。
健二に悪いとは思いつつも、毎回先輩の誘導でイカされてしまう。
先輩の声は魔力でもこもっているのか、自分ひとりでするオナニーでは
とても出来ないようなアブノーマルな行為も先輩の命令だと身体が勝手に
動いてしまう。
二回目のプレイでアナルでのアクメを極めさせられて以来、
回を重ねる毎にアブノーマルなプレイに慣れさせられていく自分の身体が怖い。
そして、アタシはそんなはしたない行為を強制される自分を省みてさらに
興奮を高めてしまうのだ。
二週間も経つ頃には、アタシは奈緒美からの電話を心待ちにするようになっていた。


そして、その頃からアタシはあることに気付き、恐れを抱き始めていた。
もう少しで健二に見られても怪しまれない程度に毛が生え揃う。
本来ならそれは本当に喜ぶべき事のはずなのに、今のアタシはその日が
来るのを恐れている。
再び健二に抱かれるようになった時、アタシの身体の変化を健二に
気取られないだろうか?
先輩に抱かれたことがばれるかもしれない。
そして何より……
健二とのSEXでアタシの身体は満足できるのだろうか?

アタシは確かに健二を愛している。それは今も変わらない。断言できる。
健二と一緒の時間をすごすとアタシの心が満たされるのが自覚できる。
でもアタシの身体は──ここ一月で貪欲に快楽を求めるようになった
アタシの身体は健二で満たされるのか──
それを知るのが怖かった。



とは言え、いつまでもこんな関係を続けている訳にもいかない。
アタシは明日──アタシの誕生日──を機に、健二に抱かれることを決めた。
正直言って怖いけど、もう後には退けない。
健二には、すでに明日のデートの約束を取り付けてあるし、
その時にコンドームを用意しておくよう伝えた。
あの時の喜びようを思えば、今更「やっぱりSEXはまた今度」なんて言えはしない。
例え不審がられても、「一ヶ月ぶりの健二とのSEXで興奮しているから」で
押し通すしかない。
そうしてアタシが覚悟を固め直した時、奈緒美からの着信音が鳴り響いた。
489目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:56:25 ID:z1fIfxlp
時間と曜日から予想していた通り、"プレイ"のお誘いだった。
「美希ちゃん。今大丈夫? 準備できてる?」
「……えーと、それなんだけど今日からはそれ、無しにしてくれない?」
「え、何で? 今日からってそんないきなり」
電話から奈緒美の戸惑いが伝わってくる。
急な話なんで無理もないけど、健二に抱かれると決めた以上ここは
きっちり断っておきたい。
「アタシ、明日健二に抱かれることにしたの……
 だから、こういうのはもう……」
「えー、四日ぶりだからあたし楽しみにして──きゃんっ」
「こらこら、あまり困らせちゃいけないよ」
急に電話の相手が先輩に代わった。
いけない。先輩の声を聞いてるとまた流されてしまうかも知れない。
アタシは気を引き締めた。
「元々彼にまた抱かれるまでという約束だったからね。
 残念だけど美希ちゃんがそう決めたんなら仕方がないね」
「あ、はい。分かってもらえるとありがたいです」
「でも、約束では抱かれるまでだけど、抱かれるのは明日なんだよね?
 今日はまだ約束の範囲内じゃない?」
「それは、そうなんですけど。気持ちの問題というか、けじめというか……」
「ああ、なんとなく分かるよ。
 彼に抱かれると決めたのに他の男とのプレイに応じちゃったら浮気している
 みたいだもんね」
よかった。分かってくれそう。
「はい。ですから──」
「でも、美希ちゃんそういうの好きだよね?
 彼を裏切っているという設定で彼に謝りながらイク時ってかなり
 激しく絶頂するよね?」
急に声質の変わった先輩の声にゾクリとした。
この声。いつもアタシをイカせる時のイジワルな先輩の声──
「別に好きな訳じゃ……」
「今も興奮し始めてるんじゃない?
 久しぶりに彼に抱かれるその前日に他の男とのプレイでイカされる、
 そんなシチュエーションにゾクゾクしていない?」
「してません。アタシそんなじゃ──」
「そうかな?
 そう言う割には、大分声が色っぽいよ。発情してきてるんじゃない?
 乳首、尖ってるでしょ」
「そんなこと……」
「本当に? 確かめてみてごらん。
 美希ちゃんがそんな甘い声を出すときは乳首がピンピンになってる時だよ。
 あ、美希ちゃんのかわいい乳首思い出したらクリクリしたくなってきた」
乳首は確認するまでもなく固く尖っている。
さらに、先輩に尖った乳首をつままれる事を想像してアソコが濡れるのが分かる。
「さ、どうなってた? 言ってごらん?」
「言えません……そんなこと……」
「言えないってことはコリコリになってたんだね。
 ということはアソコももうびしょびしょかな?」
「そんなこと言わないで……」
「ふふふ、美希ちゃんの発情した声を聞いて俺のモノもビンビンに勃っちゃったよ。
 これは、美希ちゃんの穴の中にたっぷり出してすっきりさせないと
 今夜は欲求不満で眠れなくなるなあ」
「奈緒美に……出せばいいじゃないですか」
「美希ちゃんが勃たせたんだから美希ちゃんに出すのがスジだろう?
 それに──美希ちゃんはそれでいいの?
 美希ちゃんもここ四日ほどしてなくて溜まってるハズだよね?
 今ここで止めると今晩眠れなくて明日のデートを寝不足で迎えることに
 なるかもしれないよ」
490目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:56:49 ID:z1fIfxlp
かもしれないどころか、確実に寝不足になると断言できる。
何しろ、昨日の夜に欲求不満をオナニーで発散しようとしたあげく、
満足できなくって今日は寝不足だったのだから。
「明日のデートを失敗させないためにも軽くガス抜きしておいた方が良くない?
 明日のデートを楽しみにしている彼のためにも、
 コンディションはベストにしておかないと」
「健二のため……」
「そう、彼のため」
これは欺瞞だ。何かが間違ってる。
アタシの理性が警鐘を鳴らす。
でも、この一ヶ月何度となく味わわされた、麻薬のような快楽には勝てなかった。
「お願いします……アタシをイカせて下さい……」
健二のためだから……だから、健二を裏切るアタシを許して、健二……


そうして、アタシは先輩に言われるがままにアイマスクを着け、
色んなオモチャで自分の身体を責め始めた。
このプレイを始めるようになってから奈緒美に渡されたオモチャ達の扱いにも
すっかり慣れてしまった。
今ではアイマスクを着けただけで興奮し、先輩のオチンポだと思って
バイブを舐めているだけで濡れてしまう程。
先輩に命令されてバイブやアナルパールを入れようものならあっという間に
絶頂に達する。そんな身体にされてしまった。
でも、今日の先輩は特にイジワルだった。
徹底的に焦らして、一度もイカせてもらえない。
アタシの操るオモチャはアナルやオマンコの近くをうろつくだけで、
決して挿入させてもらえない。
アタシはこの一時間で何度先輩にハメてとおねだりしたか分からないけど、
先輩の返事はいつも同じ。
「これが最後だからとびっきりのアクメを味わわせてあげたいんだよ。
 もう少し我慢してごらん」
ただでさえ四日ご無沙汰で身体の疼きを持て余していたのにこうまで焦らされると
堪らなくなる。
でも、その忍耐が報われる時が来た。
「そろそろトロットロに蕩けて来た頃合かな。
 美希、穴の具合はどんな感じかな? 言ってごらん」
これはイカせてくれる時の前ふりだ。
アタシは、アタシを後から責めているという設定の先輩におもねるように、
四つんばいになってお尻を高く掲げたいわゆる雌豹のポーズで
精一杯いやらしく報告した。
「オマンコもアナルもびしょ濡れですっかり準備完了してます。
 四日も先輩のオチンポを頂いてないから待ちきれなくてヒクヒクしてるんです。
 これ以上オチンポおあずけされたら──身体も心も狂っちゃいます」
「じゃあ美希はどうされたいんだい?」
「犯してください。
 先輩の逞しいオチンポで美希のアナルを蹂躙してください。
 美希のケツマンコを先輩専用のハメ穴として使ってください」
アタシは、"先輩のオチンポ"という設定のバイブを手に持って、
叫ぶようにハメ乞いをした。
「いいだろう。ハメてやる」
先輩の声は、電話からではなくアタシの後から聞こえてきた。
アタシのお尻がガシッとつかまれ、お尻にバイブじゃない熱いモノが宛がわれる。
え? まさか本当に先輩がこの部屋に?
混乱しながらもアタシは慌ててアイマスクを外そうとしたけど、
ズブズブとゆっくり入ってくる剛直の感覚が、アタシの動作を中断させた。
バイブではありえないその感触は紛れもなく生身のオチンポ。
アタシはその圧倒的な存在感に酔いしれた。
491目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:57:12 ID:z1fIfxlp
「一ヶ月ぶりだね、美希のアナルに突っ込むのは。
 凄く気持ちのいいハメ穴だよ。
 一ヶ月前に比べてずいぶん練りこまれてる。
 毎晩アナルオナニーで鍛えてたみたいだね」
根元までずっぽりと突き刺した状態でそれだけ言うと、
今度は一転して激しく抜き差しを始めた。
「きひぃっ──ッ──」
次の瞬間アタシに襲い掛かってきた絶頂の波は明らかにこれまでの人生で最大の
もので、アタシは制止の声をあげる事もできずに一瞬で頭の中が真っ白になった。
さらに、アタシがイッてもお構い無しに続けられる抽送によって、
休む暇もなく次の絶頂に押し上げられる。そしてまた次の絶頂──
絶え間ない連続アクメに、アタシの意識は嵐の海の小船のように翻弄され、
何も考えることが出来ない。
分かるのは、自分がこの上ない快楽を味わっていることと、
その快楽を与えてくれるオチンポの逞しさだけ。
いつもならとっくに失神していてもおかしくないのに、この一時間散々
焦らされ続けたアタシの身体は貪欲に快感を受け止め、アクメの度に先輩の
オチンポが与えてくれる快楽の凄まじさを心と身体に刻んでゆく。
気が狂いそうになるほどの喜悦の連続にアタシが耐え切れなくなる寸前、
先輩のザーメンが大量にアタシの奥深くに放たれ、ようやくアタシは
天国から帰ってくることを許された。


アイマスクを外して見ると、やはりというべきかそこにいたのは先輩だった。
一糸まとわぬ全裸で、股間にはアタシと先輩の体液にまみれたイチモツが
そそり立っている。
アタシは身を縮こまらせながら先輩を非難した。
「先輩……何で……こんな事……」
「最後だからね。思い出に残るプレイにしたかったんだ。
 俺にとっても、美希にとっても心に残るものに──」
「でも、だからってこんな……アタシには健二が……」
「わかってる。だからこっちにしたんだ」
「きゃんっ」
先輩はアタシの両足首を持ち上げ、V字型に開きながらアタシの肩に押し付けて
アタシの身体を押さえ込んだ。
いわゆるまんぐり返しのポーズだ。
抵抗しようとはしたけど、先程の連続アクメのせいか全く足に力が入らない。
「こっちはまだ彼のじゃないから浮気にはならないだろう?」
アタシのアナルに先輩のが押し付けられる。
「そんな訳──ハアッン」
先輩のイチモツがヌルリと押し入ってきて、アタシの反論を封じた。
「オマンコと唇には手を出さないからさ。いいだろう?」
「駄──アアンッ。イイッ。そこイイッ……先輩のオチンポ凄いっ」
理性は先輩を拒絶すべきだと訴えているのに、この一ヶ月で躾けられてしまった
アタシの身体は先輩のオチンポを嬉々として受け入れ、すんなりと先輩におもねる
セリフを吐く。
「美希のケツ穴も具合がいいよ。
 キュンキュンと締め付けてきて、最高のハメ心地だ」
「ありがとうございます──くふぅ……ああ、イイ……
 もっと締め付けますから……美希のケツ穴お好きなだけ使ってください」
快楽に対する条件反射のように、この一月の間に何度も言わされた
口上が自然と出てくる。
アタシの身体はすでにアタシの味方ではなく、先輩の奴隷だった。
「アタシにっ……健二が──ああっ、駄目、そんな──ヒィッ、イクゥーーーー」
心は嫌がっても身体はアクメを貪ってしまう。
アタシは何の抵抗も出来ずに先輩の好きなように悶えさせられ、
快楽の声を絞り上げられ続けた。
助けて……健二……このままじゃアタシ、健二のこと……
心の中で健二に助けを求めながら、アタシの心はアクメの波に飲み込まれた。
492目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:58:34 ID:z1fIfxlp


健二のことを考えていられたのは最初のうちだけだった。
一度失神させられた後は、アタシの頭の中は快楽一色で染まり、
先輩の与えてくれる快楽を貪ることしか考えられなくなった。
「先輩のオチンポで美希のケツマンコをイカせてください。
 その立派なモノでいやらしい牝犬を躾けてぇ」
お尻をいやらしく振りながらオチンポをねだるセリフも今は心の底から言える。
身も心も先輩のイチモツの虜になりつつあったアタシにとって先輩の声以外の
全ての音は快楽を阻害する邪魔者になっていた。

ピンポーン

「来客みたいだな」
「ああん。先輩、止めないでください。もう少しでイケるのに……」
「出なくていいのか?」
「イイの……先輩の方が大事……」
腰をくねらせておねだりすると、先輩はそれに応えて抽送を再開してくれた。
「可愛いことを言ってくれるじゃないか、美希。ご褒美だ」
先輩の指がクリを撫で始め、急速に絶頂が近づいてくる。
その時──
「おーい、美希。
 電話中悪いけど。ちょっとだけ伝言があるんだ。
 上がらせてもらうな」
玄関の方から聞こえてくる健二の声。アタシは一瞬で凍りついた。
何……で……健二が……デートは明日……
パニックで考えがまとまらないアタシをよそに、階段を上る音が聞こえてくる。
「美希に電話したんだけどずっと電話中で繋がらなくてさ、
 メールも送ったんだけど一応直接伝えとこうかなって」
近づいてくる健二の声は、アタシにとっては破滅へのカウントダウンだ。
今の姿を健二に見られる訳にはいかない。見られたら絶対に健二との仲は終わる。
「ちょ、今は入ってこないで」
「え?」
健二の足音がドアの直前で止まった。
「い、今の格好はちょっと人に見せれないかりゃんっ」
信じられないことに先輩が腰の動きを再開した。
先程までに比べるとゆっくりだけど、十分に感じさせられてしまう。
「美希?」
「なんでもないっ。なんでもないからっ」
快感に耐えながら慌てて言いつくろう。
「……じゃあ用件だけ言うな。
 明日のデートの待ち合わせ場所を駅じゃなく公園に変更したいんだ。
 明日は俺たちにとって再出発みたいなものだから
 買い物の前に一度あの公園に寄りたいんだ」
健二の言ってる公園は、健二がアタシに告白してくれた場所だ。
その時の事を思い出し、アタシはやっぱり健二が好きだと再確認すると共に、
その健二を半ば以上裏切っている罪悪感に苛まれた。
しかし、その罪悪感も先輩のアレが腸壁をこすり上げると、甘美な快感に変わる。
思わずもれてしまいそうになる牝啼きを必死に噛み殺す。
今の状況が健二にばれたら絶対にふられるに決まってる。
そして、健二にふられたらアタシは生きてはゆけない。
それが分かっていて、ドア一枚隔てたすぐそばには健二がいるというのに
先輩の動きにあわせて腰を振る自分の身体が恨めしい。
「──っく、うん……わかった。あの公園ね。
 じゃ、アタシ、──ッ、奈緒美と電話中だから──」
「ああ、電話中悪かったな。長電話も程々にしとけよ。じゃあな」
健二の足音がドアから離れ、階段を降ってゆく。
ほっと安堵のため息をついたところで、先輩がアタシの中からアレを引き抜いた。
「ひゃあんっ」
493目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:59:00 ID:z1fIfxlp
思わずイキそうになるアタシの身体を抱き上げて、対面座位の形で再びハメる。
「さっきは凄い締め付けだったな。彼氏にばれそうな状況がそんなに興奮したか?」
「そ、そんなこと……な──ハアンッ」
否定の言葉も、先輩の腰が動くとかき消されてしまう。
「バレバレの嘘をついちゃ駄目だろ。
 美希の反応は全部チンポに伝わってきてたんだから。
 正直に認めないとイカせてやらないぞ」
そう言いながら腰の動きを速めてくる。
健二と話している間は生殺し状態だったアタシの身体はあっという間に
その快楽に溺れ、一直線に絶頂に向かって登り始める。
しかし、アタシが絶頂に達する直前、先輩の動きがピタリと止まる。
「ほら、認めるんだ。彼氏の側で他の男に犯されて感じたって。
 彼氏を裏切ってると思うと余計に感じてしまうって」
「認めるぅ。認めますっ。
 美希は健二より先輩のオチンポで気持ちよくなっちゃうんです。
 健二を裏切って感じちゃういけない女です。
 だから、先輩のたくましいのでイカせて。お願いしますっ」
迷う余裕も無くアタシは叫んでいた。これ以上焦らされるなんて耐えられない。
「じゃあ、ドアの方を見てごらん。今よりもっと興奮できるから」
え? まさか──
慌てて振り向くアタシの目に映ったのは、半開きになったドアと、
その隙間から見える呆然とした健二の姿。
健二の目は信じられないものを見たと言わんばかりに大きく見開かれている。
「え……あ……健──ひゃあっ」
凍りつくアタシを先輩のイチモツが強制的に再起動させた。
「ダメ、先輩、健二が、イイッ。そこダメェ」
健二が見ているというのに、先輩はお構い無しに責めを激しくする。
せめてこれ以上の痴態を見られまいと先輩から逃げようとするけど、
力の抜けた足腰では腰をくねらせるのが精一杯で、結合を解くには至らない。
いつの間にか、自力では先輩から逃げられない身体になっていた。
健二、アタシを助けて。先輩から力ずくでアタシを引き剥がして。
じゃないとアタシ……
「健二、アアアンッ、助──クウンッ。ああ、もうダメッ」
健二に助けを求めて伸ばそうとした手は、先輩が奥を突き上げた瞬間に
先輩の身体にしがみついてしまった。
そしてそのまま一気に絶頂に押し上げられる。
「イヤ、ダメ。イクゥーーーーー」
頭の中が真っ白になり、力いっぱい目の前の人にしがみつく。
その瞬間は、完全に健二の事はアタシの頭の中から消えていた。
494目隠しプレイのススメ2:2010/09/26(日) 23:59:49 ID:z1fIfxlp

アタシが我に返った時、すでに健二はドアの前からいなくなっていた。
玄関のドアがバタンと乱暴に閉じられる音が遠くに聞こえる。
その音を聞いた途端、アタシは健二に見捨てられたんだとハッキリ理解した。
胸にぽっかりと穴が開いたような感じ。
涙が後から後からあふれ出てくる。
もちろん健二は悪くない。悪いのはアタシと──
「ハアンッ」
先輩がアタシの奥を突き上げた。
「美希には悪いことをしたね。お詫びに……嫌なこと全て忘れさせてあげよう」
再びアタシを責め始める。
ひどい人だ。この人は本当にひどい人だ。
アタシがふられたのも先輩がアタシを犯したせいなのに、
謝るふりをしてまたアタシを犯すなんて……
でも、先輩が腰を動かすたびに、胸に開いた穴に何かが埋まってゆく気がする。
健二にふられた悲しみが薄れてゆく。
快楽でも何でもいい。からっぽのアタシを埋めてくれるものならなんでもいい。
いつの間にか、アタシは泣きながら先輩に縋り付き、キスをしていた。
「先輩、アタシを先輩の女にしてください。
 口も、胸も、お尻も、アソコも──全部先輩のモノにしてください」
アタシは健二に捨てられた。今のアタシにはもう先輩しかいない……


その後、アタシはオマンコに膣出しされてイカされた。
さらに、車で先輩のアパートに移動した後、体中の全ての穴に、
先輩の所有物となった証を何度も何度も注ぎこまれた。
嫌なこと全てを忘れさせるという先輩の言葉に嘘は無く、
朝が来る頃には、健二にふられた悲しみは全て消え、
アタシは満ち足りた心地で安らかな眠りについた。


                         つづく
495名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 00:05:05 ID:dR3BvGWC
>>481
実は最初からリアルタイムで見ていたww
最近投下が多くて嬉しいな
496名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 00:58:58 ID:TyHn/l51
寝取られる相手は年上か年下どっちがいい?
497名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 01:28:41 ID:2UPrLCNV
ビッチ死ねと思う反面最高に興奮するな。
当事者だったら自殺したくなるわ俺なら
498名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 05:11:03 ID:0Rr0FBcK

>>494

GJ!!!!!

続きが気になる〜

あとは保管庫が更新されてくれればなあ…
499名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 12:13:07 ID:hSa1rW6a
あれだな、日ごろからセックステクを磨くよう心がけなければならないな、うん
500名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 17:48:49 ID:3BlkMLpG
ショタに寝取られるのってなんかない?
タブララサと黒人に寝取られるやつくらいしか知らんのだが
501名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 18:00:57 ID:Szqnu/19
>>500
おれも読みたい!
502名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 19:45:39 ID:GTFw5vbt
>>500
>>406の人が巨根ショタが奥様達を寝取りまくる作品書いてた気がする。
503名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 19:57:17 ID:PbEdLdGr
お前宣伝しすぎ
504名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 19:59:40 ID:siZKHFQ+
>>406のサトウくんの子供のころの話だな。
505名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 22:31:48 ID:Szqnu/19
>>504
どこかに保存されてるんですか?
506名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 22:53:23 ID:TyHn/l51
誘い受けはするわ宣伝はするわ、惨めったらしいクソコテだな
507名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 23:03:44 ID:58Qwjq36
書き手に粘着してねーで、お前は寝取られる相手が年上がいいか年下がいいかを
妄想してろ。
508名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 23:06:29 ID:AtlYQ8NT
作家>>>>>>人間の壁>>>>>>作品乞食
509名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 01:38:45 ID:ML6A9q6t
>>500
インシャラー。
ワタシ謎のアラブ人アルヨ。
「千夜一夜物語」はイスラムの誇る一大説話集ネ。
元が夜伽の話だけにエロいお話沢山あるアルヨ。
モチロンそういう話も入ってるネ。
昔一度読んだだけでうろ覚えアルけど大体こんなお話ネ。
510名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 01:40:05 ID:ML6A9q6t
とあるハマーム(現代日本の銭湯に相当)で、一人のあんまが
若者(金持ちのボンボン)にマッサージをしていました。
その最中若者のモノが見えましたが、それは赤ん坊の小指ほどの小さなモノでした。
あんまがその事を若者に告げると、若者はまだ童貞であることを告白し、
使っていないから育っていないんだろうと答えます。
そしてさらに、コレを育ててくれる女性を紹介してくれれば金貨100枚を
渡すといいました。
あんまは考えました。
(金貨100枚なんて大金を逃す手は無い。
 正直女の知り合いなんて妻以外にいないが迷っている場合じゃない。
 それにこんなついてるのかついていないのかわからないようなモノになら
 妻が抱かれてもあまり腹も立たない。
 それに何といっても金貨100枚だからな)

考えのまとまったあんまはさっそく妻を呼び、説得しました。
あんまの妻は大層な美人で、それだけに気位も高く、最初は自分が夫以外の男に
抱かれることを承知しませんでした。
しかし、あんまは金貨100枚もらえることと、ここで誼を結んでおけば
今後もいい目を見られるかもしれないこと、さらに若者のモノが入っているのか
入っていないのかわからないような大きさであることなどを告げて説得しました。
そして、妻もその熱意に負け、一度きりで二度はないことを条件に、
とうとう承知したのです。

そしてあんまは、善は急げとばかりに妻を若者の所に連れてゆき、
金貨100枚を受け取ると、ホクホク顔で帰ってゆきました。


さて、あんまの妻は夫以外の男に抱かれるということでイヤイヤながら
やってきたのですが、若者が思っていたよりも美男子であることを見て、
やや態度を軟化させました。
(考えてみれば自分の妻を他人に抱かせる夫が非常識なだけで、
 この子に罪がある訳では無い。
 それにあの大きさなら、そもそも貞操に影響するとは言えないかもしれない)
若者はハマームに入っていたため丸裸、モノが見えています。
それは実に可愛らしい大きさで、あんまの妻の不安を大いに解消させたのでした。

「あ……あの、貴女が僕のお相手を?」
おずおずと若者が問いかけます。
「ええそうよ。ご不満かしら」
「いいえとんでもない。
 こんなに綺麗な人が来るとは思っていなかったんでびっくりしたんです」
慌てて答える若者にあんまの妻は好感を抱きました。
若者がお世辞などではなく本心から言っていることが分かりましたし、
彼のような美男子に褒められて嬉しくならない女はいません。
愛する夫は、釣った魚になんとやらか、最近妻の美しさを褒めることが無いのです。
(いい子だわ。聞けば童貞ということだから、最高の初体験を演出してあげよう)
「お姉さんに任せておきなさい。とても気持ちよくしてあげるわ」
流し目を与えながら、若者の前でゆっくりと服を脱いでいきます。
天女でも仰ぎ見るような若者の眼差しが心地よく、若妻の"女"を刺激します。
そして一糸まとわぬ姿となった若妻は反応を見るために若者の股間に目をやり、
驚きに目を見開きました。
つい先程まで自分のクリトリスと大差ない大きさだったソレが、
夫のソレと大差ない大きさまで膨らんでいたのです。
若妻が見つめているとさらにムクムクと大きくなり、夫のモノより一回り大きな
イチモツへと成長しました。
「す、すごいや。こんなに大きくなったの初めてです。
 お姉さんを見てると僕、堪らなくなって……」
511名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 01:40:52 ID:ML6A9q6t
「そ、そう。私を見てこんなに興奮してくれるなんて嬉しいわ」
正直なところ、見たことの無い大きさに怖気づく気持ちもありましたが、
あんなに小さかったモノがこんなに大きくなるほど自分の身体が魅力的だと
言われているようで、嬉しくもありました。
(こんなの入れたら……どうなるのかしら……)
貞淑な彼女は当然ながら夫以外の男を知りませんから、
にわかにそのような興味がわいてきました。
(最高の初体験を演出してあげようと決めたんだし……)
自分に言い訳をするように、「若者のために」身体を与えることを決意します。


若妻は、若者に仰向けに横になるように指示しました。
経験者の自分がリードするべきと考えたのもありますし、
大きなものがいきなり入ってアソコが壊れたりしないように
自分でコントロールしたいという思惑もありました。
若者のソレはへそにつくくらいに反り返っていて、騎乗位で繋がるためには
手で持って天に向けなければなりませんでした。
(ああ、こんなに固くて熱く脈打っているなんて……あの人のとは全然違う)
手のひらに伝わる感触に、歳のせいかだいぶ柔らかくなってきた夫との差を
感じずにはいられませんでした。
そして、いよいよ野太いものが入ってくると、その圧迫感に若妻は息苦しさを
感じると共に新鮮な悦びを感じていたのです。
そして、ついに一番奥まで挿入した時の自分の中を隅々まで満たされる悦びは、
夫との営みではついぞ感じたことの無い感覚でした。
「ああっ。お姉さんの中気持ちいいです。凄く気持ちいい。天国にいるみたいです」
若者のイチモツがさらに太さを増したように感じました。
ただでさえいっぱいいっぱいの膣がさらに押し広げられます。
若妻の道具はただでさえ締め付けの良い名器だったのですが、
モノが大きいだけにさらにきつく締め上げました。
「お姉さん。動いていいですか? 僕たまらないんです」
「え、ちょ、ちょっと待って、馴染むまでもう少──きゃあっ」
もちろん童貞少年に我慢出来るわけがありません。
初めて知った快感をもっと味わうべく、猛然と腰を突き上げ始めました。
「ごめんなさいっ。お姉さんのが気持ちよすぎて我慢できませんっ」
謝りながらも突き上げは緩めず、力強いストロークで若妻の身体を上下させます。
若妻はもはやされるがままです。
最初のうちこそ痛みもあったものの、じきに痛みはひき、代わりに圧倒的なまでの
快楽が押し寄せてきました。
発達したカリで膣内を擦られる度に目くるめく快感が若妻を襲うのです。
しかし、ソレは唐突に終わりを告げました。
若者が射精したのです。
ドプドプと大量の精液を膣内に注ぎ込まれる感覚に、若妻は妊娠の危険を
感じるよりも、わずかな時間しか感じられなかったあの快楽をもう一度
味わいたいという気持ちでいっぱいでした。

そんなでしたから、若者のアレが一度射精しても柔らかくならず、
自分の中で固さを保っているのに気付いたときには驚くと共に
もう一度アレを味わえるかも知れないという期待を抱きました。
「あの……もう一度いいですか? 僕、また堪らなくなって……」
若者の懇願に対して渡りに船とばかりに頷きます。
「仕方がないわね。いいわよ、満足するまで出しなさい」
若妻の許可を得た若者は、鎖から解き放たれた獣のように若妻の身体を求めました。
若妻を押し倒し、組み敷くと正常位で激しく女体を身体を貪ります。
512名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 01:41:20 ID:ML6A9q6t
すでに若者の巨根に馴染んでいる若妻のアソコは最初からこの上ない快楽を感じ、
若妻はむせび泣きます。
巨大なイチモツが入ってくる時の圧倒的な充実感と被征服感、
モノが抜けていく時の内臓全てをかき出されるような喪失感と、
カリで膣壁を隅々まで刺激される快感。
全てが若妻にとって初めての感覚で、これまでの性体験の全てが吹き飛ぶような
強烈な快楽に、若妻はひとたまりもなくアクメに追いやられました。
「ア、ア、ア、アーーーーーーーーーーーーーーッ」
「うわっ。凄くキツ──ウッ」
アクメの瞬間一気に強くなった締め付けに、先程まで童貞だった若者も
たまらず精を漏らします。
二度目とは思えないほど大量の精が若妻の胎内に注ぎ込まれてゆきます。
しかし、二度の射精にも関わらずすでにケダモノとなった若者はすぐに
腰の動きを再開させました。
射精したにも関わらずギンギンにそそり立つ剛直が再び若妻を啼かせ始めます。
「お姉さん、さっきお姉さんもイッたんだよね。
 あの時のお姉さんの顔、凄く綺麗でいやらしくて、最高だった。
 もう一度あの顔を見せてよ」
「あっ、あっ、そんな、ダメ。あんなだらしない顔見ないでえ」
「だらしなくなんてないよ。最高に素敵な顔だったよ。
 だから見せてよ。確かさっきはこのあたりを──」
「ヒイッ。そこダメ。そこはダメ。あ、止めて。
 また、ダメ。ああ、見ちゃダメなのに。そこしないで。
 ああっ。ダメェーーーーーーーーーーーーーーー」
凶悪なまでのイチモツに責められた上、弱点まで見つけられては若妻に
抗うすべはありませんでした。
哀願も空しくあっけなく二度目の絶頂に押し上げられてしまいます。
同時に若者もしたたかに精を吐き出しますが、剛直にはいささかの衰えも
ありません。
すぐに抽送を再開します。
そしてさらに三度目、四度目へと。
その度に若妻は、若者の剛直の逞しさとこの上ない喜悦を
その身体に刻み込まれていったのでした。
513名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 01:41:49 ID:ML6A9q6t



やがて、余りに長時間妻が帰ってこないことを不審に思ってあんまが
様子を見に来ました。
「おうい、いつまでヤッてるんだ。いくらなんでも遅すぎだろう」
そんなことを言いながら部屋の扉を開けたあんまは思わず立ちすくみました。
妻が後背位で犯されながら快楽の喘ぎをあげていたからです。
いや、本当にこれはあの妻でしょうか?
あんまは閨で妻のそのようなだらしない顔を見たことがありませんでした。
声も嗄れんばかりに叫んで快楽を訴えるのを聞いたことがありませんでした。
そもそも、気位の高い妻は後背位という体位を許すことがありませんでした。
あんまは、最愛の妻を好き勝手に犯している若者ににかわに怒りと嫉妬を覚え、
止めようとしました。
「おい、もう十分楽しんだだろう。いい加減止めろ」
しかし、意外なところから制止の声が来ました。
「いやあ、止めないで。もっとシてぇ」
妻です。
夫の目の前というのに、いやらしく腰を振り、他の男のモノをねだっています。
「何を言ってるんだ。おいお前、帰るぞ」
「帰らないわ。私この方に誓ったの。アナタと別れてこの方のモノになるって。
 この方にお仕えする代わりに犯して頂くの。
 ああ、もっと激しく突いてくださいまし」
「ああ、たっぷりイカせてあげるよ。だからあの顔を見せて」
「はいぃ。見てください。私のだらしないアクメ顔みてくだしゃいぃ」
呆然とするあんまの前で妻だった女は至福の表情で絶頂に達し、
若者は膣からあふれ出るほど大量の精液を女に注ぎ込みました。


こうして、あんまは金貨100枚を得、妻を失いました。
514名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 01:42:18 ID:ML6A9q6t


この話、人を見かけで判断してはイケナイという教訓的なお話アルヨ。
とてもタメになるアルネ。
そのうち小学校の道徳の教科書にも載るかも知れないアルヨ。インシャラー。
515名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 02:04:16 ID:hnuBFUDB
寝取られの本質って感じの名文だ。ご馳走様でした。
516名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 02:08:33 ID:FUwx1VEq
短小が一転デカチンポって設定が最高に興奮するな
517名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 08:08:18 ID:TIq9d0aU
ふぅ・・・
いやマジカルチンポを寝取られの本質と言うのは違うと思います
518名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 14:53:50 ID:p5KfWcit
語尾がアルなのになんでアラブ人なんだよw
519名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 17:01:48 ID:YHaWcpWj
>>514 GJ!

>>518
「千夜一夜物語」はインドと中国合わせた国が舞台(という事になってる)
だから全然まったくちっとも不思議じゃない
520名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 17:04:57 ID:SaO5+7ek
いつかインドは中国に支配されるということですね
521名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 17:49:48 ID:WWptgWkL
iQ7ROqrUToさんが書いた「隣に引っ越してきた若妻と」を最近読んだのですが
佐藤が狙いを付けている現在は幼馴染の彼氏との関係に悩む女子高生は今後書く予定とかあるのでしょうか?
522名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 18:34:50 ID:dtp7Dfnj
はい、荒らし入りまーす
523名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 19:40:46 ID:8KrIByyY
お前もな
524名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 08:32:00 ID:LsJrIaJA
妻の名前は美春。私は伸一といいます。(仮名)
私と妻は高校時代からつきあっていました。

彼女と私はもちろん結ばれていました。
結ばれたのは私の部屋です。
処女と童貞でした。
彼女はオクテで全くその手の知識に乏しく、
セックスというのは単に
ヴァキナにペニスを入れるということだけだと思っていた
らしいです。
つまり「入れてから動かす」ということは知らなかったらしく
私が動かしたとき、痛いというよりびっくりしたそうです。
そのときは破瓜の血はわかりませんでしたが、
あとで聞くところによると、家に帰ったらパンティに
血がついていたそうです。

無粋にも「ああ・・もう処女じゃないよ」といったら
いつも明るい彼女が急にハラハラと涙をこぼしたので、
うろたえて
「どうして泣くの?」と抱きしめたら
「わかんない」と彼女は答えました。

そのあとは・・・金もない高校生ということ、
田舎でホテルなど場所がまるでなかったということ。
自宅でも親がいるときはなかなかできないということで
3〜4回くらいしかできなかったと思います。

その頃、私は東京の某有名大学を志望しており、
高3の夏休みの間、S市にある予備校に通うことになりました。
私と彼女が住んでいたY町は田舎で予備校などなく、
大きなS市までいかなければならなかったのです)
Y町とS市は、3時間くらいの距離にあり、毎日通うわけにも
いきませんでしたが、幸い、S市には親戚がいて、
夏休みの期間、そこで下宿のような形で通うことになりました。

せっかくの夏休みなのに・・・と彼女には散々愚痴をいわれましたが、ぼくたち将来結婚するんだろ。なら、
いい大学に入っていいとこに勤めなきゃなどと
青臭いことをいって説得したのです。
そう、高校生のくせにもう将来のことを約束してたのです。

その間、御互い手紙を書くということになり、
今日あったことなどを文通していました。
彼女の手紙には「淋しいよ。早く会いたい」と毎回
書かれてありました。
私も急にせつなく淋しくなり、離れ離れになってはじめて
彼女の大切さがわかった気分でした。
525名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 08:33:49 ID:LsJrIaJA
そんな日々、彼女からいつものように手紙が届きました。
「来週、同窓会があるからいってきます。
場所は、伸ちゃんは知らないでしょうけど
圭子という中学の時の友達の家です。
他には男子女子数名が集まります」

なんとなくイヤな感じがしました。
嫉妬深すぎるでしょうか。
いつもは伸ちゃん、伸ちゃん、私伸ちゃんがいないと
さびしくてダメなんていう甘えん坊なのに
彼女には私の知らない世界があった。
たかが中学の同窓会ごときにおおげさですが
そんなふうに思ったのです。

しかし、行くなともいえずに「同窓会、もう終ったかな?どうだった?」と手紙を出しました。
「うん。楽しかったよ。女の子はみんな綺麗になってたし、
男の子はかっこよくなってた。中学の時はみんな子供っぽかったのにね。もう結婚した女の子がひとりいてびっくり。
私も早く伸ちゃんと結婚したいよ〜。
大学卒業するまで無理?」という返事がきました。

自分でも嫉妬深くていやなんですが、
男の子はかっこよくなってたという文が気になり
次の手紙でそこらへんを聞いてみました。
「男はだれがきたの?どういう話した?」
すると・・・
「山崎君。保田君。河辺君。
あの・・・実はね・・・どうしようかな。
伸ちゃんにいうことある。
実は・・・同窓会が終ってから、山崎君にバイクで送ってもらって・・・そのあと告白されちゃったの。
中学のときから好きだったって。びっくりして
ドキドキしたけど、もちろん御断りしました。
だって、今は伸ちゃんに夢中だから。」

それを読んで私はか〜〜っと血が逆流する思いがしました。
なんでそんな奴にバイクで送ってもらうんだよ!
バイクっていったら・・・きっと美春はその男の
腰に手を回してしがみついたんだろ。
なんで最初の手紙で告白されたことをいわなかったのか。
なんで好きでもない男に告白されたからといって
どきどきなんかしたのか。
その男はどういう男なんだ。
中学時代、美春とどういう関係だったんだ!
こっちが一生懸命勉強してるのに、おまえは
その男とデートしてたってわけか。

突然狂ったようなヒステリーに近い手紙になってしまった
と思います。
526名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 08:34:34 ID:LsJrIaJA
美春からの返信。
「山崎君は中3の時の同級生で、野球部でした。
スポーツマンで女の子に人気があって・・・
私も好きだったかもしれません。いえ、好きというんじゃなく
憧れみたいな感じです。
でも、私みたいな女なんか相手にしてくれるわけないとも思ってました。
彼の周りにはいっぱい可愛い子がいたからです。
そんな彼に思いがけず告白されて、ドキドキしたんだと思います。
でも、書いたように今は伸ちゃんだけです。
信じてください。
バイクだって・・・確かに手は回したけど、変な気は
全くありませんでした。もし気に障ったようなら
謝ります。大好きです。伸ちゃん。」


私のヒステリーな文とは逆に、妙に落ち着いて書かれてありました。
その落ち着き具合がまた私のカンに触ったのです。
私はとんでもないことを書いてしまいました。

「憧れ?おまえはほんとはそいつのほうが好きなんじゃないのか。俺はそいつみたいに野球も出来るわけじゃないし、
スポーツだって苦手だし、かっこわるいよね。
美春は(俺程度の男)で我慢してるだけじゃないのか。
憧れの王子様だったんだろ!
後悔してるんじゃないのか、俺と先につきあってたこと。
もし俺と先につきあってなかったら、どうしたよ。
告白をうけて、ほいほい嬉しがって
そいつに抱かれたんじゃないのか。
つきあってみればいいじゃん!俺に遠慮しないでさ。」

私は受験勉強のストレスもあったと思いますが
ねちねちと彼女を責め立てたのです。
それがとんでもない事態をまねいてしまいました。
527名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 08:35:15 ID:LsJrIaJA
すぐに返事がきました。その時は速達だったと記憶してます。
「私は哀しい。今すぐ電話したい。でも、そっちの番号もわからない。
教えて。親戚の家だからだめ?迷惑ですか。だめなら伸ちゃんから公衆電話で
かけてくれませんか。(携帯も普及してなかった時代です)
もう一度いいます。
今は山崎くんのことなんかなんとも思っていません。
本当にこどもっぽい憧れだったの。今は伸ちゃんだけ。信じてください。
実は昨日も山崎くんから電話かかってきました。会わないかって。
でもちゃんと断ったよ。私にはつきあってる人がいますって。
大好きな人がいますからって。」

正直いってうれしい手紙でした。ああ・・・ほんとに彼女は俺のことを
愛してくれてるんだと思いました。
しかし、私のとった行動はそんな嬉しさとは逆でした。
いつもはすぐ返事を書くのに、放って置いたのです。
なぜそんな行動をしてしまったのか、今でもうまく説明できません。
たぶん・・・もっともっと彼女の愛を確かめたかったからなのかも。
その後、何通も毎日のように手紙が届きました。
居候してる親戚からは「伸一、受験なのに女の子とこんなことやってていいのか。」
と皮肉を言われたくらいでした。

「どうして返事くれないんですか。寂しい、寂しい、寂しい。」
「勉強忙しいから?」
「もう怒ってないよね。」
「伸ちゃんの声が聞きたい。今日、あなたが行ってる親戚の電話調べてみました。
でもかけるのが怖い。なんで勝手にかけたんだって怒られそうで。」
「手紙だけでも前のようにくれませんか。」
「ごめんなさい。私って自分のことしか考えてなかったですよね。
伸ちゃんが一生懸命勉強してる邪魔してました。
もう伸ちゃんから御手紙もらうまで控えます。我慢します。
もうちょっとだよね。夏休み終ればまた会えるよね?
あいしてます。みはる。」

これだけの手紙をもらっても、私は無視し続けたのです。
無視すればするほど、彼女のラブコールが激しくなり、
それが快感だった・・・というのが正解でしょうか。
528名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 08:35:48 ID:LsJrIaJA
そうして長い夏休みが終る日が近づいてきました。
講習も終わり、私はY町に戻りました。
やっと美春に電話しようと思いました。
(ごめんな。ずっと手紙書かなくて。いろいろテストで忙しくて。
今度の日曜、久々に二人でどっか行こうよ。)
そういったらなんというだろうか。
「伸ちゃん、ひどいよお、心配したんだから〜、行く行く!デートする!
ううん。できれば伸ちゃんとキスいっぱいしたい。抱かれたいよ。」
なんて泣きながら甘えてくるだろうなあ。
そんな空想にニンマリしながら、確か夜の9時くらいに電話しました。

「美春?あ〜。え〜と?美春〜!ああ。まだ帰ってないね。」
母親らしき人がでました。
「え?・・・どこに?」
「友達の家行くっていってたけどね。最近外泊多くてね〜。
女友達だっていうから安心してるけど。困ったもんだわ〜。
化粧なんかして出てくし。そういう年ごろかもしれないけど。
おたくはどなた?」
「菅田といいます。電話きてたとよろしく御伝えください。」

なぜだかわからないけれど、心臓がバクバクと高鳴りました。
化粧?美春が化粧?ありえない。明るく、まじめで質素で、およそ
どっかのコギャルのように化粧なんかするタイプじゃないのです。
すぐにやめさせよう。化粧女は大嫌いだ。

その夜は美春からは電話はありませんでした。
そしてなんと翌日も全く音沙汰無し。
もう私が帰ってるのは知ってるはずです。
母親も電話あったのは伝えてるはず。
なにやってんだ。もう許さない。
デートしてやろうかと思ったけど、それもやめだ。
そっちから電話してこないかぎり、二度とこっちからだって連絡してやらない。

その通り私は残りの夏休みの間、彼女に連絡することはありませんでした。
同時になんと彼女からも全くなかったのです。全くの予想外でした。

学校が始まりました。
美春は隣のクラスです。
廊下にいれば会えるでしょう。
私はその日の昼休み、彼女のクラスの前の廊下に立っていました。
しばらくして美春が教室からでてきました。
私と目が合いました。
と。彼女は目をそらし、向こうへ行こうとしたのです。
「なんなんだよ。その態度は!」
私は逃げるように去ろうとする彼女の腕をつかみました。

529名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 08:41:17 ID:Xo9ADqgv
美春は恐ろしい力で私の腕をねじり、私の腕はありえない方向に曲がりました。
「なんなんだよって、なんなんだよ!」
530名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 08:58:19 ID:uMIxDiKb
アホは気にせずに。
531名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 16:04:44 ID:Xo9ADqgv
憤る美春に私は反論します。
「なんなんだよって、なんなんだよって、なんなんだよ!」
美春はさらに私の腕をねじり上げたのです。
「なんなんだよって、なんなんだよって、なんなんだよって、なによ!」
私は負けられなくなりました。
「なんなんだよって、なんなんだよって、なんなんだよって、なによって、なんなんだよ!」
美春はアホは気にせずにといった風に叫びました。
「なんなんだよって、なんなんだよって、なんなんだよって、なによって、なんなんだよって、なによ!」
私も気にせずに
「なんなんだよって、なんなんだよって、なんなんだよって、なによって、なんなんだよって、なによって、なんなんだよ!」
532名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 22:12:37 ID:lmlTMZAq
いったいなんなんだってばよ
533名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 00:59:28 ID:tRtc/nrd
キチガイのすくつw
534名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 01:53:51 ID:hJirGvJ/
主人公の親友の彼女が学年一かわいいビッチ、
で、アソコの締まりの特訓やフェラの練習台として男友達である主人公とセックス、
主人公はだんだんそのビッチに惚れていく
で、主人公が身も心も骨抜きにされた辺りで元サヤに戻り、
ルンルン気分でデートする親友&ビッチを見ながら一人寂しく回想オナニー

これも寝取られに入るかな?
535名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 02:00:27 ID:2a4EM9Hz
親友は取られてるな
どちらかといえば寝取り失敗じゃないか?

まぁ、定義は荒れるから、それで喪失感を感じれば寝取られなんだろうけど。。
学年一かわいい親友の彼女とヤリまくり
親友との関係も崩れないでいられるとか、主人公勝ち組すぎるじゃないですかw
536名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 02:02:31 ID:kKdFf1QX
じゃあ、こういうのはどうだろう
自分の彼女は処女なんだけど、親友が「主人公は処女が嫌い」と教えられた彼女がそれを信じて
親友とエッチしまくり、そのまま寝取られちゃう
537名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 02:08:46 ID:bbNrsarn
そういう冷静に考えたら「いないだろそんな奴…」なヒロインより、
ガチガチな貞操観念でさせてくれなかったのにスーパーフリー方式でアヘらせまくられてる彼女
みたいな方がクる
538名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 02:18:35 ID:pqfJLOG+
元鞘じゃなく、寝取り失敗ってのはウケないのか。

昔読んだ短編漫画で、夫婦でスワッピングを持ちかけて
相手の美人妻を寝取ろうとしたら
「大したこと無いわね。ウチのダンナの方がデカイし絶倫よ」
みたいな反応された、というのがあった
539名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 09:26:01 ID:qYS3PjnF
ウケないわけじゃないだろ。
妻物語なんかでも元鞘はある、ただ嫁が他の男と関係した時点で既に寝取られてるんじゃね?
最後が元鞘・再構築を目指すとしても。
540名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 10:36:52 ID:nBSpzOTx
ヒロインが主人公以外と寝るか恋愛感情を持てば寝取られ
あとは個人の好み
541名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 11:23:00 ID:nr3Jls5Y
田舎の近所に住んでる短パンTシャツ黒髪ポニーテールのお姉さんが
男に犯されているのをどっかに隠れながら目撃しちゃうようなの読みたい。
542名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 14:23:19 ID:57HeQjia
私は彼女の顔を見て、ぎょっとしました。
初めてです、こんな彼女の表情は。
なんというか・・・おびえたような顔。
怖いもの。幽霊にでもあったような恐怖の顔に私は見えました。

「なんで電話くれないんだよ。俺、電話したの知ってるんだろ。」
美春は顔を伏せたまま、ちょっと黙っていましたが、ぽつりと呟いたのです。
「うん。知ってた。」
「じゃあ、なんで電話してくれないんだよ」
「今日・・・電話するね。ちょっとここじゃ・・」
はっと気付くと生徒たちが好奇の目で通り過ぎていってました。
「放課後、会えないのか。」
「ごめん。今日用事あるから。夜電話します。」

人がまるっきり変わってしまったようでした。
他人行儀なのです。
あんなに子犬のように甘えてきた美春はどこにいったのでしょうか。
帰る直前まで、熱烈なラブコールをくれた美春は。

私は釈然としないまま、子機を自室に持ち込み、電話を待ちました。
夜の10時すぎだったと思います。
美春から電話がありました。
しかし、電話の向こうは無言なのです。
なにか泣いてるようでもありました。
最初は怒ろうかと思ったのですが、彼女の只ならぬ様子に、私は心配になり
精いっぱい優しく尋ねました。
「なんかあったの?」
「・・・・・・・」
「なんでも言ってくれよ。言ってくれないとわかんないだろ」
「・・・ごめんね。やっぱり言えない。あ。手紙書くね。」
またムラムラと怒りがわいてきました。
「どういうことだよ!なんで口でいえないんだよ!」
「ごめん。手紙でくわしく書く。口ではうまくいえないの。」
「心配なことあるんだけど。美春、今でも俺のこと好きだよな」
「・・・・・・・・・それも・・・手紙に書く。明日学校で渡すから。
おやすみなさい。」
543名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 14:24:06 ID:57HeQjia
え?ちょっと待てよ。もう私の心は混乱してました。
もう好きといえない?電話で話せないこと?なにがあったんだ。
もしかして山崎と?いや、奴にははっきり断ったっていってた。じゃあ、なんで?
そのあともしつこくアプローチされて・・・?

その夜ず〜っといろんなことが頭を巡り、眠れませんでした。
翌日。学校に行くと、下駄箱にかわいい封筒に入った手紙が入っていました。

手紙の内容。
「ごめんね、伸ちゃん。まさか私からこんな手紙書くなんて思いもしませんでした。
これからとってもひどいことを書くと思います。
でも正直にくわしく書きます。
前に話した山崎君とのことです。
あれから何度か電話がかかってきました。
手紙にも書いたようにその度に私は断ってきました。
その日も同じようにかかってきて、私が切ろうとすると、
家のちょっと先の公衆電話のところまできてるっていうのです。
美春に好きな男がいるのはわかった。別にどうこうするつもりはない。
ただもう1回だけ会いたい。もう一度だけ会えれば、美春のこと
いい想い出にできるから・・・みたいなことを真剣な口調でいってきました。

私は迷いましたが、あと1回だけということなら、会うことにしました。
伸ちゃんが帰ってきてから、今みたいに電話かけられても困る。
会ってもう一度はっきりさせたいということもありました。
公衆電話ところで待ちあわせしました。
夜10時は回っていたと思います。家族には内緒で家を抜け出しました。

公衆電話につくと、山崎君がいました。
私が近づくと、ちょっと走らないかというのです。
山崎君とバイクに乗ったことを伸ちゃんに叱られましたが
なぜかその時はもう一度乗せてもらって走りたくなりました。
きっと・・伸ちゃんから手紙も電話ももらえなくて寂しかったんだと思います。
びゅんと風をきって、つらいことを忘れたいきもちでした。
どのくらい走っていたのか思い出せません。
私は彼にしがみつきながら、連絡が途絶えた伸ちゃんのことを思い出し
ものすごく寂しく哀しくなって涙がでていました。

私たちはどっかの公園に着きました。
彼は私の涙に気付き、指で優しくぬぐってくれたかと思うと
突然キスしてきたんです。
伸ちゃんのことがぐるぐる頭の中を駆け巡りました。
私なにをしてるんだろう。他の男の子とキスしてしまった。どうしよう。
ごめんなさい、伸ちゃん。
そんなことを思っても、抵抗することはできませんでした。
なぜだか身体の力が抜けてしまったんです。
彼の唇が離れると、私は前にも増して涙があふれてきました。
そんな私を彼は強く抱きしめてくれ・・・
そのまま無言で公園にある公衆トイレに私の手をひっぱって
連れて入ったのです。
私はもうなにも考えられない状態でした。
鍵を締めたとき我に返り、少しは抵抗しました。
でも男の力です。きづいたら、下着を降ろされてしまっていて
彼もズボンを降ろしていました。

544名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 14:24:45 ID:57HeQjia
そして私の耳元で囁いたのです。
「美春とひとつになりたい。」
彼にあそこをさわられ、すごい濡れてると言われました。
Hな気持ちにはなってないのに。伸ちゃんのことあいしてるのにどうして?
とパニックになりました。
「セックスしたいんじゃない。美春とここでつながってずっとだきしめていたいんだ」
そういいながら、彼は自分の一部を私に入れようとしてきました。
私はダメ、ダメ、ダメとうわ言みたくお願いしました。
なのに立ったまま彼の一部が入ってきました。
ぐわっと一気に身体が二つに裂かれるような・・伸ちゃんと違う感じでした。
立っていられなくなり彼にしがみつきました。
気付くと彼の一部は私の奥まで入っていました。
「あったかい。美春の中。こうしたかった。セックスじゃない。
だから動かさないから。」
その言葉どおりに彼は私に深くいれたままじっと動きませんでした。
そして私にもう一度キスしてきました。
キスされてると
私の方から腰がモジモジと動いてしまいました。
「だめだよ。セックスじゃないんだから、動かしたら。」
彼は笑って私をからかいました。だってだって・・・と私は
自分でも驚くほど甘えた声がでてしまいました。

「それとも・・・する?俺より伸一とかいう男のこと好きでもかまわないから。
ずっと会ってないんだろ。してないんだろ。俺は代わりでいい。
俺のこと伸一だと思っていいから。」
その言葉で私は混乱してしまったんだと思います。
「して・・・」と自分からいってしまったって記憶しています。

ごめんなさい。私は彼と結ばれてしまいました。
「伸ちゃん、伸ちゃん」ってあなたの名前を呼びながら彼に抱かれました。
でも、私の中に入ってるのはあなたじゃなく山崎君なのです。
私はあなたを裏切りました。
その日のうちに伸ちゃんとはしたこともない・・
ここにはとても書けないようなこともいっぱいしてしまいました。

でも、山崎君とはその夜1回だけです。それだけは信じてください。
今も伸ちゃんが大好きです。伸ちゃんのことが忘れられません。
でも、もう私は伸ちゃんの恋人にもお嫁さんにもなれない女の子になってしまったんです。
許してください。伸ちゃんとの思いでは一生忘れません。さよなら。」

血が凍ったかと思うと、それが一瞬のうちにまた沸騰し、頭に逆流する
感じがしました。すぐ電話しようと思いました。
もっとくわしく聞きたいと思ったからです。
ウソをついてる部分もあるんじゃないかと思いました。
そう、山崎とは1回だけという部分です。
電話に出た母親によれば、最近外泊が多くなってるというし、化粧までしてでていく
というのです。
もっと聞けば傷つくのは自分だけ。わかっていながら電話せざるを得ませんでした。
しかし、その夜も彼女はいませんでした。
絶対山崎の家だ。しかし私は奴の家の住所も電話も知りません。
545名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 14:25:31 ID:57HeQjia
そのうちある女子を思い出しました。美春のクラスメートで
いつも連れ立って歩いてる妙子です。
もしかして妙子ならなにか聞いてるかもしれない。
すがる思いで妙子の家に電話しました。幸い妙子の家は町では少ない本屋で、
彼女の電話番号はすぐわかったからです。
最初突然私から電話がかかってきたことに驚いたようでしたが、
すぐに妙子はこっちが驚くことを言い出しました。
「ああ〜。もうだめ。あきらめて〜。美春もう変わっちゃったから。」
そんなことはない。手紙で後悔してるようなことを書いてたというと
彼女はえ〜?うっそ〜??とおおげさな声を出しました。
「う〜〜ん・・・。彼女と交換日記やってるんだ。
すごいよ、最近の彼女の日記。ポルノ小説みたい。美春に内緒で読む?
読まないほうがいいかもしれないけど。どうする?
私はあなたもちゃんと読んで、今の美春を知ったほうがお互いのためになるって
思うんだけど。」
私は今から妙子の家に行き、日記の一部を翌日まで貸してもらうことにしました。
日記はルーズリーフになっており、美春の部分だけ切り離せたのです。
そうじゃなければ貸さなかったことでしょう。

美春の日記。それは・・もう・・・正視に耐えない内容でした。
私にくれた手紙とはかなり違っていたのです。


546名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 14:36:23 ID:+Ds0JAli
つC
547名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 18:59:26 ID:FgK9P/cs
機種依存文字つかってるの?
548名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 21:40:14 ID:sIjbAIWU
いよいよ次がクライマックスかな。
549名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 01:20:00 ID:/EyL4Qp4
テスト
550名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 09:50:26 ID:K76opuKE
『〜』の特殊文字使ってるみたい
551名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 14:39:11 ID:reziGgcw
私、ウェディングプランナーをやってるんですがこの仕事いいですよ。
顧客は基本的に若い女性。それも人生で一番幸せに輝いている時期です。
そして、このスレ的に重要な事として、全員恋人持ちです。
素晴らしいと思いませんか?

おや、自分もなってみたいという顔ですね。
いいでしょう。お教えしましょう。
この仕事に必要なものとして、アイデア、マネジメント、話術、
色々とありますが、私としては一番大事なのは
お客様の事を一番に考えることだと思っています。
お客様の悦ぶ貌が見たいという想いが大切なんです。

私のやり方ですと、まず最初の日に男女別々に面談を行います。
私専用の面談室に女性の方を招いて、基本的なプランのご説明を行います。
なお、結婚と言うのはプライバシーに関わる事ですから、
面談室は当然防音で、決して音が外部に漏れることはありません。
大抵の方は、最初は
「いやあー、助けて。こんな、ひどい、止めて下さい」
とか
「これ以上指一本触ったら訴えます」
などと、難色を示すのですが、そこは熱意を持って説得です。
たっぷりと時間をかければ、諦めて納得してくださる方も多いんですが、
それでも納得してくださらないお客様もいらっしゃるんですね。
「私、決して泣き寝入りしないわ。絶対に訴えてやる」
と言う方が。
ただ、そういう方は大抵便秘気味で気が立っているのが原因であることが多いです。
面談室には用意してある浣腸機等を使って便秘の治療をして差し上げると、
途端に素直になって、
「言うことを聞きますから、そのビデオをあの人に見せるのだけはやめて」
と私のプランに大筋で同意していただけます。

で、次の日から定期的に面談を行います。
お客様の要望と、私のプランのすりあわせを行う訳です。
面談でお客様の反応を見ながら微調整を行い、
お客様が満足できるよう努めます。
最初の頃は、
「これで最後にしてください」
と気が進まない様子だったお客様も、大体一週間も経つ頃には、
「すごく……いいです……こんなの初めて……」
とすっかり満足して頂けて悦ぶ貌が見られるようになります。
そうして、お客様の方から進んで面談に来ていただけるようになると
その後がかなりスムーズに進みます。

で、いよいよ結婚式当日となりますと私もお客様も感無量です。
控え室では、お客様も感激のあまり何度も悦びの涙を流すのが常で、
「いいですぅ。もっともっと注いでください」
というリクエストも珍しくはありません。
まあ、おかげでバージンロードに白いしみがついてしまうことが多いですが。

私のプランですと、お色直しは通常のプランより回数が多く設定されています。
度々新婦が席を立つことになりますが、戻ってきた時には
服装のあでやかさもさることながら本人の匂い立つような色気で
あたりの注目を集めますので、出席者には好評です。

で、結婚式が終われば私もお役目御免となるわけですが、
多くのお客様は結婚後も度々私に会いに来てくださいます。
仕事が終わっても、お客様の悦ぶ貌を何度も見ることができるというのは
プランナー冥利に尽きますね。
552名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 15:44:43 ID:Xw5HJIEK
わろた
台詞と文章が食い違っているにも拘らず問題ないとかやるじゃない
553名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 15:50:19 ID:yfxjj3o5
うまいな。GJ!
554名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 23:40:13 ID:RPd1J57Q
上手いなー
素直に感心するわw
555名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 23:44:31 ID:wHgeYVaj
ここって最近は何気に文章力ある作者が多いよな
556名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 00:18:48 ID:OjmQl2xc
↑の奴もう2時間後に萌えコピに転載されててわろた
557名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 15:21:43 ID:jeM+Ir29
これは上手いと言わざるを得ない。
ただ一つ「すごく……いいです……」で別のものを想像してしまったw
558名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 18:30:10 ID:bszr8oFS
帰りの遅い彼を探していたヒロインは、公園のトイレで……
559名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 22:32:44 ID:CvZOAfn3
美春の日記から抜粋一部改変。

○月×日
きゃ〜。憧れの山崎君とやっちゃったあ。
どうしよ。どうしよ。妙も信じられないでしょ。
自分でもわかんない。あんなに伸ちゃんのことが好きだったのに。
悪いのは私?かもしれないけど、ほっとくからだよね〜。
私だけが悪いんじゃないって慰めてます。

妙に相談。今ものすごく悩んでいます。
浮気しちゃったっていうことより・・・・感じちゃったんだ!
う〜〜。恥ずかしいよお。書いちゃった。全部書こうか。書きたい。
いやがらずに聞いてね。妙に聞いてもらって自分の心整理したいんだ。

彼上手なの。あそこのツボってゆうのかなあ・・。
そこにビシバシ当たる感じで優しく愛撫してくるんだ。
伸ちゃんはね、強くて痛いの。こすりすぎるってゆうか。
ぼーっとなって、あそこがせつなくなって、
ああ。これが感じるってことなんだなあって初めてわかりました。
自分でもわかった。ものすごい濡れてきてるのが。

「すげえ。美春、彼氏に開発されたんだ」っていわれちゃった。
でも、違うのよ。伸ちゃんじゃなく、今、あなたに開発されてるのって
いいたかったけど、そんな恥ずかしいこといえないよね。
そしたらね、今度は俺のをさわってよって。
山崎君のアレみたときびっくりした。
だって〜。伸ちゃんの倍はあったと思う・・。
男の子の平均てどのくらい?どっちが正解なのかな。
絶対入らないと思ったくらい。
恐る恐るさわって、、、指でも確かめたら、
親指と中指がつくかつかないくらいあったんだよ。
自然に手が動いちゃった。しこしこって。
伸ちゃんとか親がみたら卒倒してたと思う。
だって公衆便所で立ったまま、二人の男女がズボン降ろしてお互いの
アソコいじりあって、はあはあいってるんだよ。
すごい光景でしょ。でもその光景にもなんかゾクゾクってきてたと思う。
560名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 22:33:15 ID:CvZOAfn3
そして「俺のにキスして」って。わかるよね?フェラのこと。
どうしよう。それもしちゃったんだ。
伸ちゃんとはしたことなかったのにだよ。
一度も要求されてないし、本でちょこっと知識があっただけ。
どんなんかなあって思ってた。
私、まだ下手くそみたい。痛てて〜。歯をたてないようにっていわれた〜。グスン。
ちらっちらってなめながら上を見上げると、
彼とってもせつなそうな顔してるの。あのかっこいい顔で。かわいかった。
そのうち、やばい、出るよって。私、、、どうするの?ってきいたの。
そしたら美春の中に出したいって・・。
え?っと一瞬たじろぎました。だって伸ちゃんとはちゃんとコンドーム使ってるけど、
まさかこんなことになるって思わなかったから持ってこなかったし。
でも・・・もう止められませんでした。私も欲情してたっていうこと?
生理も近いし・・・いいかな・・・って気分になったの。
「いいよ」って答えた。伸ちゃん、ごめんなさいって気持ちがすごくあったけど、
もうしたくなって自分が止められなくなってました。
こんな気分、はじめて・・。
彼のぐわって入ってきた。最初ちょっと痛いって思ったけど、
すぐに慣れて、なんか・・・すごいの。
伸ちゃんのときは感じるっていうのわかんなかったけど、
はじめてこれが感じるってことなんだってわかった。
途中何回か、彼に口塞がれちゃった。自分じゃ気付かなかったけど
ものすごい声出してたんだって。うわ〜、恥ずかしすぎ。
伸ちゃんのときは・・・演技半分・・いや80%みたいなとこあったんだけど。
どうして?彼のに合うのかなあ・・・。
最後は中に出されました。これもはじめて。
なんか・・・彼のが・・・伸ちゃんじゃない他の男の子の精子が自分の中からでてきて
はじめて怖くなったの。すごい裏切りしちゃったって。
私泣いちゃった。そしたら優しくキスしてくれて。
伸ちゃん、終ったらすごくそっけなくなるのに、終っても優しい男っているんだなあって
思った。。。

561名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 22:35:28 ID:CvZOAfn3
○月△日
やばいよ〜。私・・どんどん山崎君に夢中になってってる。
あんなに伸ちゃんのこと好きだったのに。
妙の忠告、身にしみてわかってます。どっちか選ばなきゃいけないよね。
迷ってます。迷いながらズルズル山崎君の求めに応じちゃうの。
心ではやっぱ伸ちゃんのことが好きかもしれない。でも・・。
わ〜ん。わかんない。心と身体がバラバラな感じ。
今日なめるのうまくなったってほめられました。それもすごく嬉しかった。
身体に彼の液を入れられるたびに、彼の女になっていくみたい。

○月+日
勉強だよってHなビデオ見せらちゃった。外国のだった。かなりショック。
他人のHなんかはじめてだったから。すごいの。獣みたい。
タマタマもなめていいんだ・・・。同じようにしてあげた。
そのあとは私も影響されて獣みたいになっていたかも。
今日は後ろ向きでしたからかも。
でも、もう公衆便所はいや。ちゃんとしたベッドで抱きあいたい。
あ〜〜。伸ちゃんが一生懸命予備校で勉強してるのに、私ったら
こんなHな勉強してる・・・。

○月-日
やっぱり山崎君に別れをいうことにします。
今になってものすごく後悔。なんて浮気性の女だったんだろう。
私を信じて私たちの将来のために勉強してくれてる伸ちゃんにひどいことを
してしまいました。

○月=日
バイクでホテルに行きました。S市にあるラブホテル。
高校生って思われないように、化粧も派手にしました。
はじめてラブホテルに入っちゃった。

S市って・・・伸ちゃんが通ってる予備校があるとこです。
もしかしてバッタリ合うんじゃないかってものすごくドキドキしました。
伸ちゃん。私・・・すぐ伸ちゃんの近くまで来てるんだよ。
会おうと思えば会える距離なんだよ。
なのに他の男とラブホテルに入ろうとしてる。
止めて。叱ってって心の中で叫びました。
562名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 22:36:04 ID:CvZOAfn3
結局、サービスタイムってゆうので、夕方の5時くらいまで
はじめて二人とも生まれたままのすっぽんぽんになれて、
きれいなシーツの上で、
狂ったように汗まみれになりながら抱き合いました。
もう何回やったか覚えてないくらい。帰るとき、足がふらっともつれるくらい。
女も腰にくるんだね。いろんな体位でやったせいかしら・・。
前見たビデオみたいな格好でもしちゃった〜。
色っぽい声も出ました。男の子って女にHな言葉いわせようとするんだね。
女がそういう言葉いうのって興奮するみたい。
私も興奮するかも。「○○○こして」って叫ぶとあそこがきゅってなる・・。

あと・・・別れの件は延期です。
だめ。別れられない。それどころか私ひどいこといったと思う。
いわせられたのかな。
「伸ちゃんより感じます。伸ちゃんのよりいい気持ちです。
伸ちゃんと別れて、一生あなたの女になります。
美春はもう山崎君のおちんちんのとりこです。
伸ちゃんは最低の包茎病気ちんちんです。」

やっとわかった。伸ちゃんの包茎っていうんだって。
先っぽの形が違うと思ったんだ・・。山崎君に苦笑いされました。
奴とやり続けたら子宮ガンになるって脅かされた。ほんと?
あと、伸ちゃんのはちっちゃい。ビデオ見てわかった。
だから感じないんだと思う。
どうしよう。ほんとに山崎君のとりこになっていく。
今こうやって書いてるときも思いだして、抱かれたくなります。
明日はもっとすごいことしようっていわれた。
どんなことなのか今からドキドキ、身体があつ〜くなってきてます。
また書くね。
563名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 23:26:30 ID:wbLCEOCo
GJです。
564名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 00:27:09 ID:LfL/f6Ky
これゲーム?
こんな葛藤含んだ寝取られゲーあったら即特攻するんだがw
565名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 14:44:25 ID:mO5b921c
これは葛藤含むって言わないと思う。
最初からビッチじゃん。
まぁそれでもエロさはすさまじいしGJと言わざるを得ないんだけど。
566名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 16:46:27 ID:DarQh+XF
正直、これが元鞘エンド?にどうやったら繋がるのか想像もつかん。
まともに考えるなら、こんなの引き取った主人公は頭おかしいし。
その辺の工夫に期待しつつ待機。
567名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 16:59:09 ID:ubtGGTzf
元鞘になるの?諦めるんじゃないの
568名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 17:11:10 ID:wTEwVqkZ
冒頭で妻って紹介してる。
まあ結婚してるだけで、身体は間男のモノなのよォー!ってパターンかもしれんが。
569名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 02:46:46 ID:f3fDrgSQ
寝取られたのを愛の力で奪い返す話はたまにみたくなるけどこの女は…奪い返す価値があるのだろうか?
570名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 13:05:12 ID:tQH8YsLu
そういえば寝取られ堕ち→奪い返しのSSをよく投下してた人がノクターンノベルで復活してるね
サイト消えてたがこっちに切り替えてたのか
571名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 13:15:01 ID:48K+YJXh
わざわざageてまで宣伝乙
572名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 13:34:25 ID:kVzCtXsL
オークだかにクスリ打たれて和姦にさせられるの書いてた人?
あれ、最終話の最後だけ無かったことにして読んだら自分の趣味とぴったり合ってて良かった

異種和姦寝取られはとってもいい。めったに無いけどw
573名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 14:49:25 ID:WPKr/p0R
好きだから恋人を他人に寝取らせるみたいのないですか。
574名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 15:10:33 ID:zNxJ/BJf
>>572
これいいなあ。
ハーフオーク(母親が人間)って設定的に、
村がオークに襲撃された時に村娘が犯されて技術的あるいは宗教・倫理的におろせずか、
そのまま誘拐されて奴隷としてオークの集落でってイメージが殆どだから、
薬や魔法の力でも和姦てのは珍しい。

まだ読めるのなら、教えてお願い。
575名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 16:58:39 ID:kVzCtXsL
>>574
桃肉屋 で検索したら一番上に出るページの一番下の小説です

堕ちるのは最後の最後、一瞬だけだし、>>570の人とは違うかもしれないけど。
前のサイトは、小説入ったフラッシュメモリを落としただかなんだかで閉鎖しちゃったんだよね
拾いたかった・・・
576名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 17:57:44 ID:4lCCVcvW
魔法とか薬とかで同意を得るのは準和姦系じゃね、100%本人の意思でないから
まあ定義論になるからこれ以上言わないけど

純粋な和姦系読みたい
577名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 20:33:15 ID:Ue9l3U8Y
フェイオスの守り手ってのは知ってた
いいページを紹介してくれてサンクス
578名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 02:16:02 ID:lU5WViD+
2つとも知らなかった
ありがとう
ところでお勧めのものってある?
ノクターンノベルは数が多くてどれがいいのか
579名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 02:21:31 ID:3d1V/J/T
フェイオスは昔にヒロピンスレかどっかで見た記憶がある
580名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 03:51:28 ID:WH8ZGoHb
美春の日記を見て、私は凄まじい屈辱に震えました。
しかし、同時に奇妙な感覚もあったのです。
自分のペニスが痛いくらいに硬直してしまったのです。
その時はわけもわからず、何度も繰り返し読みながら、ちくしょうちくしょうと
呟きながら、オナニーしてしまいました。
射精しおわると、当然興奮は消え、屈辱と憎悪とやりきれなさだけが残って、
息もできないような、死ぬような苦しみを味わいました。

日記には、親友の妙子の手紙も添えられていました。
「私は美春の意志を尊重します。でも、私としては美春はだまされてるんじゃないか、
山崎君は美春の身体だけが目的じゃないかという気もします。
なぜなら彼は中学時代から、プレイボーイで有名だったという
噂もきいたことあるからです。
はっきりいって背も180くらいあるし、カッコイイのでモテます。
女は美春だけじゃないかもしれません。
私は伸さんのほうが好感度が上です。まじめなとこが美春にあってると思います。
もし、美春が遊ばれてるだけなら救ってあげてください。
美春も根はまじめで純な女です。山崎君に会って変わったかもしれないけど、
まじめだからこそ、こんなにすぐに染まっていってしまったという考えもできると思うの。
とにかく私は美春が今後傷つかなければいいなって思ってます。」

救うって・・・どうやって救うんだろう。
結婚したわけでも正式に婚約したわけでもない。
なんの権利が私にあるのか。
顔もどうみても十人並だし、
身長も170に満たない。しかも美春や山崎に言わせれば包茎短小だ。
美春は彼氏の立派なちんぽをこすりあげ、しゃぶりながら、俺の包茎短小のみじめな
ペニスをネタに、二人で大笑いしたのかもしれない。
そんな卑屈な妄想が次々沸き起こりました。
581名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 03:52:04 ID:WH8ZGoHb
セックスの時愛してると何度も甘く囁きあってるのだろうか。
美春はどんな声を出して抱かれてるのか。
俺の時はほとんどうめき声のような小さな可愛い声だったのに。
154センチの小さな身体で180センチの大きな身体をどうやって受け止めてるのか。
○○○こして・・・誰が読んでもおまんこしてという言葉だろう。
ほんとうにあの美春が・・・
他人になめられ、巨大なものを突込まれながら、
おまんこから感じてる証の愛液をダラダラ垂れながしつつ、
三文エロ小説のようにおまんこして、おまんこ気持ちいいなんていってるのか。
もしかして・・・もう「いく」ということまで教え込まれてしまったのか。
俺のことをちらっとでも思いだすときがあるのか。

「明日はもっとすごいことしようっていわれた。」
救う救わないよりまず先に私はこの言葉が気になってしかたありませんでした。
もっとすごいことって・・・。
日付からすれば続きがあるはずだ。
妙子にいって先を読ませてもらおう。
ドアの向こうには地獄が待ってるとわかってるのに
地獄を覗かなければいられない気持ち。
わかりますでしょうか。

「私の書き込みとかぶるページあるから。これ以上は見せられない。」
「妙子さんちは書店だろ。コピー機あるよね。」
「あ・・そっか。でも、これ以上は見ないほうがいいと思う」
「全部を知らなきゃ、美春を救っていいのか救えるのかわかんない。
俺に変な遠慮しないでほしい。おれは平気だから。」
渋る妙子を説得して、とうとう私は続きの日記を得ることができました。

見ないほうがいい。その言葉の本当の意味がわかりました。
582名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 03:52:47 ID:WH8ZGoHb
美春の日記の続き。

○月×日
今日もラブホテル♪
やっぱラブちゃんはいいよ〜。でもこれで最後だっていうんです。
お金が続かないって。私も金欠だし。
バイトしようかな〜って言ったら怒られました。
会う時間なくなるって。えへへ。なんか嬉しかった。
うちも彼の家もやばいし。また汚い公衆便所に逆戻りかなあ。

でね。すごいことってSMでした。
ちょっと縛られたの。なんだか・・・新発見。
私マゾかも。すごかった。燃えました。
はずかしいとこ丸見えで縛られて、指でいじられて・・。
縄のきゅって締まる感じっていいかも。

あ・今日ね〜、初めて最後に彼氏の飲んじゃった。
味?まずいよ〜。苦いってゆうか。でも山崎君のなら平気♪
彼、出すときの顔、超かわいいの〜。
妙も彼氏にやってみて〜。とっても嬉しがると思うよ。
ああ・・・ごめんね。伸ちゃん。伸ちゃんのも飲んだことないのに。
伸ちゃんも同じ味なのかなあ。

○月△日
今日も伸ちゃんからは手紙きません。電話ももちろんありません。
もう私のこと忘れたのかな。もしかしたら予備校で可愛い子と知りあって
私みたいに浮気・・・ゆるせな〜い!てゆうか、私そんな資格ないよね。
伸ちゃんから連絡がない寂しさを山崎君に抱かれて紛らわしてるってとこも
あると思う。
583名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 03:53:29 ID:WH8ZGoHb
○月-日
今日は公衆便所。やっぱり臭くていや。初Hの時は舞い上がってたから
気にならなかったけど、服と髪にも匂いついちゃいそう。
声も存分に出せないし。
でも、おトイレらしいプレイしました。
山崎君たらおしっこ見たいって。カッコイイのに変態くんなんですよ。
あかちゃんみたく抱えられて・・しちゃった。美春も変態になっていきそう。
いやあ。妙、引かないでよ。妙だからこんな話までしてるんだからね。
妙は彼氏の前でしたことない?ないよねえ。やっぱり。

そのあと、私だけじゃ恥ずかしすぎるっていって、彼のおしっこも
見せてもらいました。ただ見ただけじゃなくって、
ほら、男の子って指そえてするでしょ。その役を美春がやったの〜。
ほんとにそえるだけなのね。ぎゅってつかんだら「出ないよ」だって。
ほうほう。そういうものナノカ。勉強勉強。
妙も彼氏のやってみて。
ちょっと動かしただけであちこち飛んじゃった。
おもしろかったけど、ごめんね、清掃のおじさん。

やっぱりバイトしたい。バイトの後会おうと思えば会えるんじゃないかなあ。
でも親にいったら猛反対。そうだよね。最近悪い子だったし。
バイトしたい。バイトしたい。バイトしたい。
ラブホ代稼ぎたい。

○月+日
今日は真剣な話になります。
時給5000円のバイトがあるって山崎君に教えられました。
その内容はいえません。
一日1時間でいいそうです。一日働けば1回のラブホ代が稼げるんです。
私は山崎君が気にならないならやってもいいと思っています。
たいしたことじゃないように思えてきたの。
あ。売春とかじゃないから心配しないで。
そこまでは堕ちたくありません。
でも・・伸ちゃん・・・悲しむだろうなあ・・・。
私はひどい女です。
584名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 03:54:09 ID:WH8ZGoHb
○月*日

山崎君・・いいえ悟ってもう呼びたい
悟へ

いくってはじめて知りました
女の子からほんとの女になれた気分です
もうあなたから離れられません
どうか捨てないでください
もう1回いくって教えてください。
ううん、これから何度でも一緒にイケルんだよね
そのたびに美春はもっともっとあなたの女になっていく

いったあと・・・
あなたの大きい体に生まれたままの姿ですっぽりと抱かれてる私
あなたのあたたかい胸に顔をうずめてるだけで幸せです
男の匂いはいやだっておもってたのに
あなたの汗の匂いなら平気
あなたの体臭が好き
あなたの匂いを嗅いでると安らぐの
なにもかも忘れられます
どんなことをされてもいいの
どんなことでもあなたのためならできます
精液だって、おしっこだって飲めます
あなたの体が作ったものを私の体にいれたい

伸ちゃんへ

この間、オナニーしました
悟に見られながらオナニーしました
Hな言葉言いながら、ひいひいオナニーしてイキました
無理にじゃありません
わたしから見てってお願いしたの
Hな言葉も自然にでたの
写真もいっぱい撮られました
おまんこ指で開いて怪しく下品に笑ってる写真です
伸ちゃんのじゃない精液、asokoからトロって流れてる写真です
今度はビデオも撮ろうっていわれました
強制じゃありません
楽しくてしかたないんです
そんな女にされちゃったの
ごめんなさい
何度この言葉を書いたことでしょう
もうすぐあなたが帰ってくる日です
私はどんな顔をして会えばいいんですか
他の男達に汚された体で
あなたに会う資格なんてあるんでしょうか

そういいながら私は
きっとあなたが帰ってくる晩も悟に抱かれてるはずです
ごめんね、ごめんね

妙子へ

こんな私ですけど愛想つかしてませんか
いつまでも親友でいてくれますか
585名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 03:54:57 ID:WH8ZGoHb
とてつもない嫌悪感に嘖まれながらも
またもや、その日記に激しく興奮してしまったのです。
俺はなにをやってるんだ。
そんな自分がイヤでたまりませんでした。

もうきれいな美春じゃない。夏休み前の美春は消えてしまった。
処女だったのに。俺しか知らなかったのに。
もう二度と取り返しがつかないくらい山崎に汚されてしまった。

私は自分で自分を問いただしてみました。
おまえは本当に今でも美春が好きなのか。
答えはわかりませんでした。取り返したい。取り返せるのか。
いや、取り返したところで嫌悪感は消えないんじゃないのか。
すっぱり別れたほうがいい。女はあいつだけじゃないんだ。
これから大学に進学すれば、もっともっといい女と出会うかもしれない。
なんで今更他の男にやられまくった、お古の女と
一緒にならなければならないんだ。

最後の詩のような文はなんだ。反吐が出そうだ。
この女は酔ってる。俺という男がいながら他の男にとりこになっていく
自分に陶酔して美化してる。やってることはただのスケベ行為なのに。

そう思うと少しは楽になる感じがしました。
もうそれっきり美春のことは考えないようにしようと思いました。
しかし、事態はそんなことでは収まらなかったのです。
私は彼女の日記の・・詩のような文にあった重要なサインを見逃していたのです。
それはHELPのサインだったのに。

586名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 05:56:27 ID:wr0epvL3
なかなか引っ張るね。
これからどう転んで冒頭に繋がるのか、楽しみだ。
587名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 09:25:05 ID:N9FluYY/
このさい冒頭に繋がらなくてもいい気がしてきた…
588名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 11:44:24 ID:6g28U77f
俺は少数派だろうが、変な裏が無く普通に取り返せる終わりが好きだなあ
>>575の人紹介してくれてありがとう
好みにどんぴしゃな作品だったわ
行為中は完落ちさせられても、元の日常に戻ると後悔してやっぱり恋人の方が好きだって展開が一番だな
なんかその後も元鞘に戻ったふりして隠れてとか
快楽に負けて元に戻れないだと、理性失った獣になっちゃったみたいで全然ぐっとこないんだよね
589名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 13:58:01 ID:5gS0Tyq3
主人公が寝取られマゾ化してるから問題ない
590名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 14:20:49 ID:BjbC+IeU
だな。
寝取られマゾだから主人公がそれを受け入れるってパターンか。
ていうかこれ完全に墜ちてるのにまだ元彼氏に気持ちを残してるってのが信じられないんだけど。
ただのポーズにしか見えない。
全編通じて葛藤がほとんどなく受け入れてるからそうなる。
だからHELPのサイン(笑)にしかなってないと感じる。
591名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 14:30:10 ID:rEjpAvv0
俺の場合は、寝取られマゾ主人公はただただ不快なだけだなあ。
元鞘に至ってはもう反吐が出る。
どっちにしろ、現実味がまるでない。
話の設定や筋自体が現実的だと、余計にしっくりこない。
592名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 15:50:24 ID:DC5J/oEZ
そういうのは全部落とされてからにしろ。
593名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 02:29:49 ID:tUYOy82K
ここの読み手はいきなり自分語り始めるが頭大丈夫か?
まったく感想になってないぞ
594名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 04:08:18 ID:dYEkdGBx
お前トモダチいないだろ
595名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 05:51:01 ID:9VIvF3OD
>>593
大丈夫だ、問題無い(キリリッ
596名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 08:19:07 ID:lNEzoPEx
自分の意見を言っただけだ(キリッ
こういう意見の住民がいるのだから、作者は早急に投下を中止するか、結末を変更するべきだ(キリリッ
597名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 08:29:01 ID:6CnHiv9/
(キリッ(キリッ(キリリッ
598名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 09:13:19 ID:3j1USPjr
一番いい女を頼む
599名無しさん@ピンキー
会わない。偶然会っても無視。そう決めて勉強にうちこみました。
考えれば受験勉強もなにもできなくなってしまう。
故郷から遠く離れた東京の大学をいくつか受験することにしました。
美春のことを忘れたかったからです。

しかし勉強にも打ち込んでいられない事態がやってきました。
突然妙子から電話があったのです。
「もしもし。最後に渡した日記のコピーまだもってる?」
「え?ああ・・。もってるけど」
私は少しうろたえました。
あんなに忘れようと心に決めたのに、日記だけは未練がましく捨てられなかったのです。
いや、それどころか、オナニーするときはいつもそれを読みながら、
他の男に抱かれ悶えてる美春を想像するようになっていたからです。
いきなり自分の恥部を覗かれたような気がしました。

「私、見逃してたんだけど、変な文あったでしょ?」
「全部変だけど。」
「じゃなくって・・・最後の方の他の男達のっていうとこ。
おかしいでしょ?なんで男「達」なのよ。」

え?え?私は急いでベッドの下に挟み込んである日記のコピーを取りだしてみました。

【他の男達に汚された体であなたに会う資格なんてあるんでしょうか】

何度も読んだのになぜか気付きませんでした。
確かに男達と複数形で書かれてあります。山崎ひとりなら、【男】と書くところじゃないのか。
もう一度ちがう部分もよく読むと・・・
【時給5000円のバイトがあるって山崎君に教えられました。
その内容はいえません。一日働けば1回のラブホ代が稼げるんです。
たいしたことじゃないように思えてきたの。売春とかじゃないから心配しないで。
そこまでは堕ちたくありません。】