ドラゴンクエスト官能小説Part17

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1名無しさん@ピンキー
前スレ
ドラゴンクエスト官能小説Part16
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1255713079/l50

小説保管サイト「FF・DQ千一夜物語」(過去ログもあります)
ttp://yotsuba.saiin.net/~1001ya/

ドラゴンクエスト官能小説保管庫
ttp://wiki.livedoor.jp/dqnovels/d/FrontPage

【お願い】
・男×男の小説は801板でお願いします。
・読む人を選ぶSS(注1)を投下する時には、事前に注意書すると叩かれません。職人の自己判断で。
・投下時にはトリップ推奨。
・ここは大人専用ということをくれぐれもお忘れなく。
・お子様は基本スルーしましょう荒れるもとです。
・僕の○○はこんなキャラじゃないもんとか言わない。
・作品が気に入らないならスルーしましょう。


(注1)
グロスカトロほか特殊嗜好のもの
2名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 23:46:32 ID:PdegG6i1
ナナの作者です
容量オーバーしたので新スレ立てときました

あとほんの少し続きがあるので投下しときます
3名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 23:48:22 ID:PdegG6i1
それからのランドの行動は早かった。
仲間達に偽りの事情を伝えた。理由のわからぬままに意識の戻らぬミレーユを城に残し、自らはその看病に努めたいと。
仲間達は始めはその唐突な話に目を白黒させていたものの、次第に
納得していった。たった一人を除いてだが。
城の両親も、彼の顔を見れば納得した。
息子は生涯における唯一を、世界と秤にかけても答えのでない大切
なものを得たのだと、知ったのだ。
それから三日後の午後、いまだミレーユは目を覚まさない。
城の者達が口々にそれを噂し、町の中にまでそれはちょっとした美談として伝わりつつあった。
魔王討伐から帰還した王子が、病に倒れた恋人に幾日も不眠不
休で付き添っていると。
「ほら、今日も、いい天気だよ」
ランドがベッドに近い窓を開けると、初夏の新緑の香りを一杯には
らんだ心地よい風が、部屋の澱んだ空気を拭い去っていく。
「薔薇園の薔薇が綺麗に咲いてるんだ。早くよくなって、一緒に見
にいけたらいいね」
無論それに答えはない。
「そうだ、内緒でいくつか失敬してこようか」
おどけるように、明るく言って、ランドは部屋を出て行く。
やはり答えは無い。
小鳥の鳴く声と、木々の枝のざわめきだけが部屋を満たす部屋に、小さな咳が起こった。
それは大きなくしゃみに変わり、つぶやきへと、変わる。
「さむい……」
肩を震わせて、彼女は幾日かぶりにその淡い蒼の瞳を見せた。
シーツを手繰り寄せて、いまだ眠りの色も濃い瞳をさまよわせる。
「どこ、ここ。わたしの部屋じゃない」
自分の部屋はこんなに日の光の似合う部屋ではない。
退廃的な装いで、城の中でも限られた者意外には秘された場所
にあった。
窓の外に目をやって、気付く。
もうこんなに日が高い。そういえば昨日の記憶がない。
ゆうべはたっぷりと主に弄ばれたに違いないと、ミレーユは重たい
息を吐いた。
うつむくと、蜂蜜色の髪が紗になって顔を覆い隠してしまう。
また穢された。恐らくはあの薬を飲まされて、我をなくしたままで犯された。記憶もなくなるほどに乱れさせられた。
慣れたはずのことが、何故か涙が出た。
自嘲の笑みで、それをぬぐう。
「でもなんでだろう。とても安らかに眠っていたような」
とてもよい夢を見ていたような。そんなすっきりとした寝覚め。
そこに一人の男が薔薇の花を花瓶に抱えて現れた。
呆然とした様子で目を見開き、ミレーユを見つめたまま立ち尽くす。
「あの、どなた、ですか?」
彼女には見覚えのない男だった。
ここに着てから主以外の男を見たのは初めてのことだ。
4名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 23:48:48 ID:PdegG6i1
随分と身なりのよい格好だ。この城に来て結構な日にちが経つが
、本当に初めて見る。ひょっとして昨日自分を抱いたのはこの男な
のかもしれない。主は気まぐれに奴隷の女達を下賜することがあっ
た。
もしそうなら、もう二度と主の下へは戻ることはない。
あぁ、飽きられて、捨てられたのか。
つまりはこの男が自らの新しい主。ならば、と奴隷である自分のするべきことを思い出す。
「新しい御主人様、ですね。ミレーユでございます。これより末永く可愛がってくださいませ」
ベッドに膝を折り、両手を添えて頭を深く下げる。額が着くほどに。
従順であると、主に尽くすと、いわんばかりのとろけた笑みで。
しかし、新しい主の声がかかるのを待っていた彼女の耳に入ったのは、花瓶が割れる音だった。
「どうか、なさいましたか、御主人様。わたくし、何か粗相など……」
ひやりとしたものがミレーユの背中に走る。
花瓶を投げつけられたのかと思った。
しかし、男は動くことも言葉を発することもなく、立ち尽くしている。
足元には砕けた白磁の破片が薔薇にまみれて無残に転がっていた。
それとも、とミレーユは考える。
奴隷の身でこのような時間まで寝ていたのが気に障ったのだろうか。
「ミレーユ……」
随分と弱弱しい声に、ミレーユは応える。
「はい、御主人様」
よくよく見れば、男は今にも倒れそうな顔色をしている。
それこそ病床についていてもおかしくないほどに弱って見えた。目
の下には深い隈もある。
「こんなことが……。こんな酷いことがあっていいのか」
「あの、ひょっとして、貴方はわたくしの新しい御主人様ではあらせ
られないのですか?」
ふと思いついた疑問に、男は黙り込んだ。
もどかしそうに、くしゃりと前髪を掴み、血がにじむほどに唇を噛み
締める。
狂人なのかもしれない。
ミレーユがそう思い始めたほどに無言の時が過ぎ、男はようように
して口を開いた。

「そうだよ。僕が君の新しい主だ」

5ナナ ◆Y.DHCdVgk6 :2010/05/27(木) 23:52:30 ID:PdegG6i1





今日はここまでで
なかなか筆が進まなくて申し訳ないです
トリつけることにしました
スルーしたい方はどうぞ
6名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 23:53:03 ID:PrcNOc+T
GJ
序盤ギャグなのかと思って鼻血ふくミレーユに笑いつつ萌えてたんだが
なんだか切ない展開に…
続きも期待!

ところで主人公の名前、ランドなの?w
7名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 00:11:41 ID:TGybIdt2
兄より強い弟なんかいねえ!
8名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 00:52:48 ID:G1dhmxMc
アルス「マ、マリベル、アナルばっかり責めないでよ」
9名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 01:01:32 ID:I52NaUin
まぁ、毎回「作者です」と名乗るならコテつけてほしいかな
新作投下時もパッと見で誰の作品かもわかっていいし

ラベルの無い本よりはある本のが手に取りやすい
10ナナ ◆Y.DHCdVgk6 :2010/05/28(金) 01:02:35 ID:MoVUQ/IE
>>6
あれれれれれ
何を勘違いしていたのやら
なんでランドにしたんだろう

ドラクエ6
小説:イズュラーヒン
CDシアター:ウィル
漫画:ボッツ
モンスターバトルロード、DS版開発中画像:レック
公式サイトの画像:エニクス

どれがいいですかね>>6
11名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 01:03:51 ID:DA7bEAsg
スレ立て乙!&待ってました!
私も名前ランドが気になったwww
犬や猫に挨拶するの件、DS6でありましたね。結構好きです。
純愛ラブかと思ったら予想外の展開だ。
いやラブか。
SFCプレイ時にはまだ理解できなかったミレーユの奴隷でしたが、解った今、思うと重いですよね……サラリとゲーム内では描写だけど(ベッドと風呂だけの部屋)
続きwktk
9の師匠関連スレも微妙に空気悪くなったりするけど、一体なんなんだろう……(スレチ申し訳ないです)
12名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 22:53:09 ID:r7oufkgt
ナナの続きはー?
13ナナ ◆Y.DHCdVgk6 :2010/05/28(金) 23:12:32 ID:nVUP6nKE
>>12

ごめんちゃい
もすこしだけ待ってもらうんじゃよ
でも続きを期待してもらえるのはほんとに嬉しいんじゃよ
14名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 00:15:08 ID:mAFeBv3f
>>10
6主の名前は、何らかの公式ネームでもオリジナルネームでも
>>10が好きな名前をつければいいと思うよ。

しかし・・・小説版の名前は、なんというか煌びやかだなぁ・・・
(つーか、余所のゲームだけど「シェゾ・ウィグィィ」並に読みにくい名前だ。w)
まぁ、6主は王子様なんだからそんなもんか。

あ、そうだ。↑の名前設定で思いついたんだけど
王子様としての本名と
上の世界の人たちや、仲間たちが使う愛称・別称(普通っぽいの)があると面白いかも。


そしてナナの方も、気長に待っております。
実は個人的に、ナナがあそこの事を「お大事」と呼ぶのが妙に気に入っています。
なんか、いかにも育ちがいい(実際お姫様だけど)って感じが。
15名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 01:22:10 ID:vMh7usWq
ランドでいいんじゃないの。別に変な名前でないし
16ナナ ◆Y.DHCdVgk6 :2010/05/29(土) 02:18:02 ID:38eur6jf
>>15

妹を狙ってる感じの男がたしか名前がランドなんだよね
そら草もはやされるわ

>>14
愛称→反映しましょう。
てかいただきだそれ!
お大事は……エロいっスよね
なんでお嬢様キャラに定着しないかな

すんません
も少しナナのほうはお待ちください。
17名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 02:13:44 ID:bvKAwQDC
てすてす
18名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 10:20:07 ID:ye9cECEZ
作者、もう少し2ch慣れしてくれないか
見てて荒れそうで怖い
19名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 21:11:43 ID:MMiNPXZn
過去何人の良作家が荒らしにからまれて消えていったか…
20名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 21:34:03 ID:8Zv4vWa+
本当にイタい書き込みには2ちゃんねららしい反応を返してやるのが礼儀ってもんです
つーか、書き手なら自分を客観的に見ることができるはずなんだけどなあ
21名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 01:45:37 ID:DPCS00ZW
読者(笑)と交流(笑)したいならブログ借りてそこでやれ
22名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 06:55:37 ID:MJBG9SV9
>>18-19の懸念に同意
作品は待っているが全レスは待っていない
とりあえず個人的にははよ6を切り上げて2の続き描いてほしい
23名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 00:17:39 ID:iqH50j0r
満を持して6のリメイクが出たのに主人公×ランド姉なんて超マニアックなネタしか来ないなんて・・・
24名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 11:48:44 ID:vcAFIHJD
>>15
6未プレイ者はすっこんでろ
同名のキャラがいるんだよ、それもすこぶるプレイヤーに嫌われてる奴

主人公×ミレーユなんだからイザでいんじゃね
25名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 00:32:37 ID:hQktS4YI
私はナナの作者さんの主ミレーユにも、ヨンクロさんのssにも期待してるよ!
26名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 08:14:57 ID:z7fVO0ds
ドラクエ5のフローラも、いいな。
27名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 00:08:49 ID:R500tCZj
イザヤール×ラフェットもありかな〜
(ちょいキャラだけど)
28名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 21:33:08 ID:hIv2CGnM
9の小説を投稿します
29名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 21:35:11 ID:hIv2CGnM
エラフィタの御神木の幹の元、何時間も続いた熱気溢れる宴会は徐々に静まり辺りは虫の鳴き声と風の音が響いていた。月明かりが御神木の花に映える。
今夜はセントシュタイン王主催の宿王グランプリも終わりリッカの宿のグランプリ受賞を祝って今日は宿の従業員と天使のパーティで花見兼飲み会に来ていた。
宴会はリッカの挨拶に始まり一発芸、酒の席での無礼講、一気飲みバトルロワイヤルを経て天使以外は皆酔いつぶれ寝息を立てている。
最後に生き残っていたルイーダも天使によって潰されてしまった。彼は仮にも元天使、こう見えてこの中ではいちばん長く生きている。酒の強さは伊達ではなかったのだ。

天使は恋人の賢者を膝に乗せてルイーダやリッカたちを酔いつぶし今は一人星空を眺める。
美しい御神木と月それに星々、星にされてしまった天使たちは自分を見ているのだろうか。
そう思うと天使に寂しさがこみ上げる。仲間たちがいて恋人がいても故郷と天使たちは恋しい。
天使はぎゅっと恋人を抱きしめた。

「・・・んっ。」
賢者は小さな声をあげるが目は覚まさない。
天使は賢者を地面に降ろし立ち上がって空を見上げる。
もう一度、天使界が消えてしまう前に、せめて皆にお別れをいいたかった。
30名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 21:40:20 ID:hIv2CGnM
しかし、沈んだ気持ちが突如消える。
天使は自分の腕に何者かが抱きつくのを感じた。

「ふふっ、捕まえたよ。天使クン。」
いたずらっ子のような、はしゃぐ様な声が天使の顔前から聞こえる。
目を凝らすと月明かりに少女の輪郭が見えた。

「パラディン。どうしたの?まだ飲み足りない?」
彼女は天使の腕に抱きつき天使の胸に顔を寄せる。まるで恋人に甘えるように。
「どうしたもこうしたもないよ。」
そういうと彼女は天使の首に両手を絡めた。彼女の顔は笑みを浮かべ天使の顔前にある。
恋人以外にはない距離だ。

「・・・・・・・顔近いよ。」
そう天使が言うとパラディンはさらに顔を近づけた。

「ふふふ、こんな静かで月の出た夜に程よく酒の回った男女が二人きり・・・・・
なのにそんなに身構えちゃだめよ。もっと近く寄って・・・。」

そういって彼女は天使の左手を掴み、握り締める。
二人の指と指が絡み合い彼女は微笑みながらにぎにぎと指を動かす。誘っているのだろうか。

「こういうことって男女の仲にあるものどうしがするんじゃないの?」
天使は少し困惑しながらもこの状況を楽しんでいた。
天使も男、女性と触れ合うことで先ほどまでの陰鬱な気持ちが薄まり少し気が晴れた。
彼女は長身、茶髪の少女、賢者とは違った女性の魅力がある。
だが彼女は酔っているのだろう、いつもと様子が違う。

「あなたって罪作りな男よね。」
その言葉の意味は天使にはわからなかった。天使の表情から言葉の意味を理解していないとみた
パラディンは急に天使の両手を掴みながら回り始めた。

「私を・・・パーティに誘ってくれた・・・すごく・・・嬉しかったのに・・・
あなたは・・・いつも・・・賢者と・・・一緒。」
彼女に振り回されながら天使は聞いた。
まるで今まで彼女の中にたまっていたものが溢れるようなそんな言葉を。

「あなたと・・・賢者が・・・仲良く・・・していると・・・なんだか・・・いらいらして。」
彼女の声が寂しく求めるような調子に変わる。
彼女が天使を振り回すスピードが次第に増し、彼は耐えられず地面へと倒れこんだ。
そして、パラディンも天使の手を掴んだままであるので天使の上に彼女が覆いかぶさるような形になる。

「でも、今日はあなたと二人きり・・・・。」
彼女は天使の手を強く握り、もう片手で天使を強く抱きしめた。そして彼女は天使を見つめる。
見つめる彼の目からは自分の想いをようやく理解し始めたと伝わる。はっきり伝えるなら今だ、彼女は覚悟を決める。

「好きよ・・・天使。愛してる・・・・。」
31名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 21:43:00 ID:hIv2CGnM
すいません
今日はここで終わりです
32名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 11:32:08 ID:wxkwo1LP
ここまでGJ!
ゾクゾクした。わっふるわっふる
33名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 19:48:33 ID:5N7wBG5d
うおっ9のSSきてるじゃないか!
待ってます!
34名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 21:33:46 ID:87YPF92J
ゼッフルゼッフル
35名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 00:27:12 ID:tAuzioMx
はやくはやく!
36 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/09(水) 03:25:15 ID:/3gsN/26
アベルたちは久々に4人と1匹でハイキングに来ていた。
アベルとビアンカは王子レックスと王女タバサが遊んでいるのを木陰から見守っていた。
「やめなよタバサ、ただでさえ暑いんだから……。」
「うふふ、やめてあげなーい。」
タバサはレックスにふざけて抱きつく。
それを振り払おうとするレックス。
と、タバサの体がくずおれた。

アベルとビアンカがあわてて駆け寄ってこようとするが、レックスはタバサと言葉を交わすと制止した。
「ううん、大丈夫!ちょっと立ちくらみがしただけだって!ちょっと森の中に行ってくるね!」
アベルもビアンカも、直射日光のせいと思い、それを止めなかった。



レックスはタバサを抱いたまま森の中を歩いている。
「レックス、ひどいじゃない、あんなことするなんて……。」
「ん?何のこと?」
「触ったじゃない、私の……、そ、その……。」
タバサが口ごもる。
レックスはタバサの服の下から手を潜り込ませると、
「ひゃんっ」
「ここ?」
タバサの秘所を下着の上から触った。
「すごいなあ、直接触らなくても濡れてるのがわかるなんて。
さっきちょっと触っただけなのに、本当に淫乱だよね、タバサって。」
「だってレックスがいつも……。」
「それだけでこんなになるものかなあ。もともと「素質」、あったんじゃない?」
反論を遮るとレックスは手をタバサの下着の中に潜り込ませる。
「……意地悪、んっ……。」
「うわあ、もうとろけそうになってる。ね、タバサ。」
吐息とともに紡がれる言葉がタバサの耳をくすぐる。
タバサの頬はとうの昔に紅潮している。そして目には期待の色が浮かんでいる。

レックスは突然、地面の上に寝転んだ。
「タバサをここまで連れてくるのに疲れちゃった。」
何かしたいのなら自分でしろ、と言っているのをタバサは理解した。
タバサはレックスの服をまくりあげようとしたが、レックスの手がそれを阻む。
レックスは二人きりでいる間は自分を辱めたいのだ、タバサはそう思うが欲求には逆らえなかった。
「……意地悪。」
「2回目。」
自分の下着を下ろしながらせめてもの反抗として口から出たつぶやきはレックスに聞かれていた。
「ねえ、そんなだと私、いつかレックスのこと嫌いになっちゃうかもしれない。
実はラインハットから縁談の話も来てるの。」
「タバサの好きにすれば?」
タバサが自分を嫌いになるはずがない、そういう口調でのレックスの発言。
「ずるいよ、卑怯者……。」
タバサは力なくそう罵る。
レックスはどこ吹く風と言った顔だ。

そうしてからタバサはレックスの服をまくりあげ、下着を下ろす。
そそり立つレックスのそれを見て思わず生唾を飲み込む。
「恥ずかしくないの?僕はタバサの兄なんだよ?」
レックスの言葉に顔をさらに赤らめながらも
「レックスこそ、私でこんなになっちゃってるのに……」
小さく文句を言う。
聞こえていないふりをするレックス。
(ずるいよ……。)
37 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/09(水) 03:25:46 ID:/3gsN/26

タバサは秘所にレックスをあてがい、一気に自身を貫かせた。
「ん、はあっ……」
思わず快感の声をあげてしまい、それでさらに顔が赤くなる。
「やっぱり、タバサってかわいいよね。」
「う……、は、恥ずかしいこと、やめてよ……。あ、んっ……。」
レックスが下から突き上げる。
「ほら、もっと動いたら?タバサの声、もっと聞きたいな。」
「はあっ、う……、ああっ、やあっ……だ……」
抗議の声を上げようとしてもその考えがまとまる前に快感の波が押し寄せてきて言葉にならない。

「ああっ!」
タバサの頭の中で閃光がはじける。一瞬遅れてレックスが脈打つのがわかった。
タバサがレックスの上にくずおれるとレックスは言った。
「タバサ、いつもかわいいよね。……大好き。」
「……レックスなんて大嫌い。」
にこやかな顔で言われた言葉に、不機嫌な顔で返す。
だが、次の瞬間、首筋が抱かれ、レックスの顔が近付いてきたとき……
タバサは拒むすべを持たなかった。
タバサの口内をレックスの舌が蹂躙し、タバサはそれに幸福さえ感じているのだった。

38名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 18:55:43 ID:DVWZnXLs
>>30の続き投降します
39名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 18:59:37 ID:DVWZnXLs
パラディンはおもむろに天使の顔に口を近づけ目を閉じ、全身が熱く火照っていくのを感じる。
天使に自分の想いに気付いて欲しかった。そして、想いに応えて欲しかった。
いつも賢者が近くにいて伝えられなかった自分の想いの全てを。

だがパラディンの唇が感じたのは天使の手のひらの感触だった。
天使は彼女の口に手を押し当て制止する。
パラディンの顔から血の気が引くのを感じた。
彼女の困惑した目には天使の顔が映る。

「パラディン・・・・ごめん・・・。」
天使は目を逸らしながらいう。
「ボクには賢者がいる。・・・でも、君は大切な仲間だから―――。」
そういいながら天使は彼女から離れようと体を起こすが
彼女は両手を彼の胸に当て押さえつけ逃がさなかった。

「まだ、わからないの?」
彼女の言葉の意味は彼にはわからなかった。
困惑している天使を尻目にパラディンは彼の頬に唇を寄せる。

「ちゅっ。」
わざと音を立てて彼の頬に口付けする。頬に何度もキスをし、次第に彼の口に近づく。
そして、パラディンと天使の口が触れる。
彼女の舌はすぐに天使の口腔に侵入を始め、口をこじ開け歯の裏をなぞる。
天使は彼女を離そうともがくが天使の両手はがっしりと押さえられ動かない。
天使にとって彼女の腕力が自分以上だとは想定外だった。
強引で甘くはないキス。

「天使クン、君キス下手だね。」
二人の口が糸を引きながら離れた。
無論下手なのは彼がパラディンから逃げていたからに他ならない。

「やめてパラディン!君は今酔っているんだ!こんな、こんなこ―――。」
今度は天使の口にパラディンが手を当てて制止する。
「大きな声をあげちゃだめよ。賢者が起きちゃうよ。」
天使の耳元でパラディンは囁く。天使もパラディンもこの状況を賢者に見られるのだけはなんとしても避けたい。

「戯れ事はやめてくれ・・・・。これ以上は・・・・ボクはこういうことは賢者としかしたくない。」

これ以上は、いや既にこれは賢者への裏切り。
はっきりと自分の気持ちを伝えるのがベストだと彼は勘定した。
その言葉に恐怖するかのようにパラディンはビクッと震える。

「私じゃ・・・・ダメなの?」
40名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 19:03:32 ID:DVWZnXLs
すいません
今日はここまでです

だらだらと書いてごめんなさい
41名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 19:43:48 ID:cCmECe+5
細切れ投下はカンベンしてよ
42名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 19:59:06 ID:ukMwEQ3G
全部書き終わってから、何レスかに分けて投下がベスト
その際に全部で5レスならば1/5などと名前欄に入れると良い
読者がどのくらいの長さか掴みやすい
書き手として継続して投下するならトリップをつけることを推奨する

それなりにマナーを守れば叩かれる事は無いと思うので
書き手さん達頑張って下さい
期待してます
43名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 20:33:43 ID:DVWZnXLs
すいませんでした
急に思いついたネタでちょっと書いてみたら以外に受けがいいのにさっき気付いて
急いで書いてみた次第です

きちんと全部書いてから投降します
あと>>39も急いで書いたので文章が拙くなってしまいました。書き直します
44名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 21:04:52 ID:fQQoAvuf
>>36
GJ
タバサ可愛いよタバサ
45 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/10(木) 02:21:59 ID:nC1d9RdC
アベルたちは一日を終え、宿屋で休息をとることにした。
レックスとタバサの部屋に何匹かのモンスターも泊める。
タバサはホイミンと話していた。
時折タバサが笑い声を上げるのを見てレックスは何か楽しいことでもあったのだろうか、と思う。
「ねえ、タバサ。そろそろ……」
「うん、そうだね。」
レックスが明りを弱め、ベッドに入る。
と、何か柔らかいものが体に触った。
「ホイミン?なんで……」
疑問を感じたその瞬間、ホイミンの触手がレックスの手足を縛る。
「な、なにす……?」
言葉が途中で遮られる。唇に柔らかくて温かい感触。
暗闇に少しずつ目が慣れてきたとき、目の前にあったのはタバサの顔だった。
少しずつタバサの顔が離れていく。
そして口の中に何かが詰め込まれた。

タバサが妖精の剣を抜く。
「レックス、怪我したくなかったら動かないで。大丈夫、代えは買ってあるから。」
タバサはレックスの服を切っていく。そして下着も。
レックスは身に何もまとっていない状態にされてしまった。

タバサが服をまくりあげる
「レックス、こっち見て。」
レックスの手をタバサの秘所に持っていく。
布の感触ではない。肌の感触がする。
そんな、まさか。
「レックス、もうわかったよね。」
レックスの予想は当たっていた。
先ほどレックスの口に詰め込まれたのはタバサの下着だった。
レックスの手をそこから離させると、タバサは天空の武具が置いてある所に行き天空の兜を手に取った。
そしてそれをレックスの頭にかぶせる。

レックスの自身はタバサの足で踏まれていた。
少しずつ硬さと熱を帯びていくのに、
「ねえ、レックス。ふふ、勇者様って実の妹のパンツを口に詰め込まれて、足で踏まれて興奮しておっきくしちゃう変態さんなんだね。
じゃあこれはどうかな?」
ホイミンの触手がレックスの腰に巻きつき、腰を上げさせる。
その下に触手がさらに置かれる。
触手がレックスのお尻の穴をなでまわす。
レックスはうめき声を上げるしかできない。
触手が、レックスを貫いた。
「わっ、また硬くなった。レックス、これで完全に変態さんだね。」
だんだんそれは硬さを増して行き、レックスの背が震える。そして白い粘液を吹き出しそれは硬さを失っていった。
だが、ホイミンの触手がレックスの中で動く。そして胸の突起を口と手で、そしてレックス自身ももう片方の手でいじられ再び硬くなっていく。

「そう、ホイミン、お願い。」
ホイミンの触手はタバサの両足に絡んでいる。
秘所をレックス自身とすり合わせると、タバサは自身を一気に貫かせた。
想像を絶する痛みにすぐに抜こうとするが、ホイミンの触手によってそれはとどめられる。
「あ、ありが……と……。」
46 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/10(木) 02:22:19 ID:nC1d9RdC

痛みが引き始め、タバサは腰を上下させる。
そしてそのまま話し始める。
「ねえ、レックス。レックスが勇者で、人一倍光の力を持ってるなら、私は何?
一緒に生まれてきたレックスが、光の力を人一倍多く持ってるなら、私は闇の力を人一倍持ってて、光なんてないってことだよね?
だって魔物さんたちと話せるんだから……。私はこんなにレックスが好きなのに正反対なんて……。
だから私は、こんな形でしか、思いは伝えられないの……。」
レックスの背が再び震え始める。結合部からはタバサの血とレックスの精液が混ざったものが流れ出す。
「ねえ、レックス……。私が闇でレックスが光なら……レックスの力で私を消して……。消してよ……。」
その告白を聞いてレックスが悲しそうな眼をしているのにタバサは気づいていない。
タバサは背を折り曲げてレックスの胸で泣く。
レックスはタバサを抱きしめて慰めたかったがそれはできなかった。
「ねえ、レックス……もっと出して……頭の中真っ白にして私を消して……。」
タバサは起き上がり、再びレックスの上で腰を上下させ始めた。
そして三度レックスの背が震えた時、タバサも絶頂に達した。

タバサはホイミンにレックスの戒めを解くように言った。
レックスの口に詰められていた下着を取ると、言った。
「ねえ、レックス……。結局私は……。」
再びレックスの胸で泣き出したタバサに、レックスは声をかけることはできなかった。
自分の存在そのものががこんなにもタバサを追いつめていたなんて。
レックスにできるのは、胸で泣くタバサを抱きしめることだけだった。
47名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 12:41:32 ID:iLgTgu26
いい感じ。ひょっとして前周のゲームブックの人か?

もしそうだったら、三色タバサの結末が気になってしょうがないのだが
48 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/10(木) 19:00:42 ID:nC1d9RdC
>>47
前スレの>>556で選択肢を出した後反応がないから需要がないのかと思ってそのまま止まったままになった。
49 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/12(土) 01:03:22 ID:iAOtqQW8
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org958266.zip.html
需要があるかはわからんが一応三色タバサで投下したものを置いておく
続きはリクエスト次第、というよりもリクエストがないとルートが決まらない
50名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 10:48:32 ID:LudBYuPE
>>49

おおレスが早かった、すまん

折角貼ってくれてありがたいけど携帯だから見れん・・・が、内容は覚えとるよ

今は闇タバサを優先していただきたいけど、余裕があったらよろしく頼む

平等に金と言いたい所だが、展開が並になる気がするんで、敢えて青で・・・周りにはいない髪の色だしね
51名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 11:10:18 ID:KbqgDnlv
DQ4の勇者×ミネアの『言い訳』から始まるシリーズの続きが読みたい……。
テンプレの保管庫のを読んでると、DQ4と5は作者のレベルが高くて面白い。
52名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 22:36:35 ID:JvG9d37z
5の主人公とビアンカの山奥の村での不倫ssは凄いエロかった。
53 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/14(月) 01:47:38 ID:VhCDp5Ve
「あの、お兄ちゃん、一緒に……その、お風呂……入りませんか?」
宿屋の自分たち4人にあてがわれた部屋で青髪のタバサはレックスにそう聞いた。
言う前からすでに顔を赤くしており、言い終えた今は顔から湯気が上がりそうなほどだ。
「うん、いいよ。」
レックスはそう答えると立ち上がる。
あとの二人のタバサの手を引こうとするが、
「お兄ちゃん、ここのお風呂じゃ2人しか入れないよ。」
黒髪のタバサがそう言った。
「え、でも……」
金髪のタバサが言うのを遮り、
「ほら、お兄ちゃん、お風呂入ってきたら?」
黒髪のタバサが促す。

そして浴室に2人が行ったあと
「ねえ、あなたもお兄ちゃんとしたいんだよね?」
黒髪のタバサは金髪のタバサにそう聞いた。
「う、うん……。でも……。」
「お兄ちゃんも男の子だからね、スタイルのいい子が好きなの。だから……。」

一方、浴室では、
「ほら、タバサ。体洗ってあげるから。」
「う、うぅ……。」
恥ずかしそうな声を上げ、体を隠すタバサ。
自分から誘ったのにこんなことではいけない。
そう思いながらも一度男として意識し、交わってしまったレックスに体を見られるのは気恥ずかしいものがあった。
正直言って処女を失った時も、あとの2人がレックスに体を見せるのに自分だけ見せないと女として意識されないかもしれないと思ったため、ということが要因の大半を占めていたのだ。

しかしレックスにとってはじれったい。
それに初めての時、気持ち良くできなかったということも心残りであった。
レックスは両手に泡を取ると、抱きしめるような形をとる。
そして背中を洗ってやると、だんだん下の方へと手を下ろして行く。
54 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/14(月) 01:48:07 ID:VhCDp5Ve

「そ、そこは……!」
「どうしたの?」
わざと不思議そうに聞く。
「そんな、お尻なんて……汚いです……。」
「だから洗うんじゃないか。」
レックスははぐらかすとさらに奥にまで左手を入れる。
「あっ……」
タバサは少し感じてしまったのが恥ずかしいのか両手を後ろに回す。
レックスは右手をタバサの体の前に滑らせ、割れ目をいじる。
「んっ」
タバサが後ろに倒れかける。
レックスはとっさに左手でタバサを抱きしめる。
「あ、ありがとうございます……。」
「ううん、ボクが悪かったんだから……」
そしてそのままタバサを座らせると、
「や、やぁっ……」
右手を動かした。
「タバサの声、聞きたいな……。」
青髪のタバサは誰かに頼まれると言うことを聞くのに、自分がしたいということを言い出せない性格なのだ。
そこからレックスはいつもタバサがしたいことを読みとって、それを自分の希望であるかのように言うのだった。
タバサの足を開けさせると、さらに洗ってやるという名目で愛撫する。
交わることを恥ずかしいことと思っているタバサの目にも明らかに情欲の色が浮かんでいる。
レックスはタバサの秘所を水で流した。


「いい?」
「はい……。」
レックスはタバサを自分の下半身の上に座らせ、対面座位の形をとる。
「ねえ、タバサ。気持ち良くしてね。」
動いてもいいのだと暗に言ってやる。
そして、タバサの肩を抱いている手を下に下ろすのに連動してタバサの足も曲がっていく。
「お兄ちゃん……入ってきます……。」
「うん……。」
全部入ったところで舌を絡めながら背中をさする。

タバサはレックスの肩に手をかけ、自分からレックスを攻め立てる。
唇を放すとそのままさらに密着する。

「お兄ちゃん、私……もう……。」
タバサが恥ずかしそうに言うと同時に背がふるえた。
「あ……締まる……。」
タバサの秘所が締まり、レックスのそれが絞られる。
そしてレックスも絶頂を迎えた。
55 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/14(月) 01:49:23 ID:VhCDp5Ve

レックスとタバサがその後、普通に体を洗って出てくると、金髪のタバサが裸でいた。
息が荒いのを見てレックスが聞く。
「どうしたの?タバサ。」
「あ、レッ……お兄ちゃん……。」
金髪のタバサが言い、黒髪のタバサが答えた。
「ううん、何でもないの。ちょっとマッサージしてもらってたんだけど、汗かいて、どうせお風呂なんだからって脱ぐことにしただけ。」
そして黒髪のタバサが金髪のタバサとともに浴室に入る。

「あの、お兄ちゃん……。」
残されたタバサの目はトロンとしている。眠いのだろう。
「うん、ボクも……。」
そして2人はベッドに向かった。

2人が浴室から出てきたとき、あとの2人は抱き合って眠っていた。
「お兄ちゃん……。」
金髪のタバサがそうつぶやいたのを黒髪のタバサは見逃さなかった。
「あなたも一緒に寝たら?」
「え?でも……」
「私なら大丈夫。それよりもあなたの方がお兄ちゃんと一緒にいたくてたまらないって感じしてるもの。」
「うん、ありがとう。」
金髪のタバサはレックスの後ろから抱きつく形になって眠りについた。
黒髪のタバサはそれを見て満足そうな顔をして明りを消しに行った。

4回目の分岐 何回ぐらいがいいだろうか>分岐
56 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/14(月) 01:50:49 ID:VhCDp5Ve
>>50
>>45-46はこれまで書いてきたのと同じで続きもので書いたつもりはないんだ
続きが思い浮かんだら書くかもしれないけど
57名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 21:28:27 ID:AHRfGLJo
ナナはまだかね?
58名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 17:25:36 ID:nut/qPsg
>>56

風呂はやっぱりエロいなw黒がわがままでなく、姉さん的なのが意外だった
兄妹なのに青タバサが敬語で、何かそそられたものの、行為中の感じている描写と台詞が少ないかなと思う
分岐については、委せてしまいたい・・・次は、やはり可哀想だから金で頼む
59名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 10:11:13 ID:XtU6+nuz
せっかく金、青、黒といるんだから4Pだろ
60 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/16(水) 19:35:24 ID:tL/ex9wI
61名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 21:34:25 ID:QRh4NJiC
何でこんなに下の方にいっちゃったの?
62名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 19:37:08 ID:UDAZ/pll
>>29の続き投降しておk?
63名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 19:45:38 ID:GmlURdE7
ダメ


といったらしないの?
64名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:02:02 ID:UDAZ/pll
いや、何だか急に過疎って誰も見てくれないまま過去ログ行きになるのは嫌なんで一応確認しただけです

じゃあ投稿しますね
65名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:05:15 ID:UDAZ/pll
エラフィタの御神木の幹の元、何時間も続いた熱気溢れる宴会は徐々に静まり辺りは虫の鳴き声と風の音が響いていた。
月明かりが御神木の花に映える。

今夜はセントシュタイン王主催の宿王グランプリも終わり
リッカの宿のグランプリ受賞を祝って宿の従業員と天使のパーティで花見兼飲み会に来ていた。
宴会はリッカの挨拶に始まり一発芸、酒の席での無礼講、一気飲みバトルロワイヤルを経て
天使以外は皆酔いつぶれ寝息を立てている。

最後に生き残っていたルイーダも天使によって潰されてしまった。
彼は仮にも元天使、こう見えてこの中ではいちばん長く生きている。酒の強さは伊達ではなかったのだ。

天使は恋人の賢者を膝に乗せてルイーダやリッカたちを酔いつぶし今は一人星空を眺める。
美しい御神木と月それに星々、星にされてしまった天使たちは自分を見ているのだろうか。
そう思うと天使に寂しさがこみ上げる。仲間たちがいて恋人がいても故郷と天使たちは恋しい。
天使はぎゅっと恋人を抱きしめた。

「・・・んっ。」
賢者は小さな声をあげるが目は覚まさない。
天使は賢者を地面に降ろし立ち上がって空を見上げる。
もう一度、天使界が消えてしまう前に、せめて皆にお別れをいいたかった。
66名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:07:41 ID:UDAZ/pll
しかし、沈んだ気持ちが突如消える。天使は自分の腕に何者かが抱きつくのを感じた。

「ふふっ、捕まえたよ。天使クン。」
いたずらっ子のような、はしゃぐ様な声が天使の顔前から聞こえる。
目を凝らすと月明かりに少女の輪郭が見えた。

「パラディン。どうしたの?まだ飲み足りない?」
彼女は天使の腕に抱きつき天使の胸に顔を寄せる。まるで恋人に甘えるように。

「どうしたもこうしたもないよ。」
そういうと彼女は天使の首に両手を絡めた。
彼女の顔は笑みを浮かべ天使の顔前にある。恋人以外にはない距離だ。

「・・・・・・・顔近いよ。」
そう天使が言うとパラディンはさらに顔を近づけた。

「こんな静かで月の出た夜に程よく酒の回った男女が二人きり・・・・・
なのにそんなに身構えちゃだめよ。もっと近く寄って・・・。」
そういって彼女は天使の左手を掴み、握り締める。
二人の指と指が絡み合い彼女は微笑みながらにぎにぎと指を動かす。誘っているのだろうか。

「こういうことって男女の仲にあるものどうしがするんじゃないの?」
天使は少し困惑しながらもこの状況を楽しんでいた。
天使も男、女性と触れ合うことで先ほどまでの陰鬱な気持ちが薄まり少し気が晴れた。
彼女は長身、茶髪の少女、賢者とは違った女性の魅力がある。
だが彼女は酔っているのだろう、いつもと様子が違う。

「あなたって罪作りな男よね。」
67名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:10:17 ID:UDAZ/pll
その言葉の意味は天使にはわからなかった。
天使の表情から言葉の意味を理解していないとみたパラディンは
急に天使の両手を掴みながら回り始めた。

「私を・・・パーティに誘ってくれた・・・すごく・・・嬉しかったのに・・・
あなたは・・・いつも・・・賢者と・・・一緒。」
彼女に振り回されながら天使は聞いた。
まるで今まで彼女の中にたまっていたものが溢れるようなそんな言葉を。

「あなたと・・・賢者が・・・仲良く・・・していると・・・なんだか・・・いらいらして。」
彼女の声が寂しく求めるような調子に変わる。
彼女が天使を振り回すスピードが次第に増し、彼は耐えられず地面へと倒れこんだ。
そして、パラディンも天使の手を掴んだままであるので天使の上に彼女が覆いかぶさるような形になる。

「でも、今日はあなたと二人きり・・・・。」
彼女は天使の手を強く握り、もう片手で天使を強く抱きしめた。
そして彼女は天使を見つめる。見つめる彼の目からは自分の想いをようやく理解し始めたと伝わる。
はっきり伝えるなら今だ、彼女は覚悟を決める。

「好きよ・・・天使。愛してる・・・・。」
68名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:12:42 ID:UDAZ/pll
パラディンはおもむろに天使の顔に口を近づけ目を閉じ、
全身が熱く火照っていくのを感じる。
天使に自分の想いに気付いて欲しかった。そして、想いに応えて欲しかった。
いつも賢者が近くにいて伝えられなかった自分の想いの全てを。

だがパラディンの唇が感じたのは天使の手のひらの感触だった。
天使は彼女の口に手を押し当て制止する。
天使はパラディンの顔から血の気が引くのを感じた。彼女の困惑した目には天使の顔が映る。

「パラディン・・・・ごめん・・・。」
天使は目を逸らしながらいう。パラディンが何故こんな行動に出たのか彼はわからなかった。
自分と賢者が恋人同士なのは彼女も知っているはずだ。

「ボクには賢者がいる。・・・でも、君は大切な仲間だから―――。」
天使にとってそういいながら天使は彼女から離れようと体を起こすが彼女は両手を彼の胸に当て押さえつけ逃がさない。
パラディンは少し怒ったような表情で言う。

「まだ、わからないの?」
彼女の言葉の意味は彼にはわからなかった。
困惑している天使を尻目にパラディンは彼の頬に唇を寄せる。

「ちゅッ。」
パラディンはわざと音を立てて彼の頬に口付けする。

「ちょっと!?パラディン!」
天使は自分の顔が一気に熱くなるのを感じ、状況が飲み込めず混乱する。
パラディンはそんな天使の頬に何度もキスをし、次第に彼の口に近づく。
そして、パラディンと天使の唇が触れる。
彼女の舌はすぐに天使の口腔に侵入を始め、口をこじ開け歯の裏をなぞる。
天使は彼女を離そうとするが彼の両手はがっしりと押さえられ動かない。
天使にとって彼女の腕力が自分以上だとは想定外だった。

強引で甘くはないキスが続く。

69名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:14:52 ID:UDAZ/pll
「天使クン、君キス下手だね。」
息が苦しくなるほどの長いキスは終わり二人の口が糸を引きながら離れた。
無論下手なのは彼がパラディンから逃げていたからに他ならない。

「やめてパラディン!君は今酔っているんだ!こんな、こんなこ―――。」
今度は天使の口にパラディンが手を当てて制止する。

「大きな声をあげちゃだめよ。賢者が起きちゃうよ。」
天使の耳元でパラディンは囁く。
天使もパラディンもこの状況を賢者に見られるのだけはなんとしても避けたい。

「戯れ事はやめてくれ・・・・。これ以上は・・・・。」
今はまず彼女から離れなければいけない。これ以上は、いや既にこれは賢者への裏切り。
はっきりと自分の気持ちを伝えるのがベストだと彼は勘定した。

「ボクはこういうことは賢者としかしたくない!」
その言葉に恐怖するかのようにパラディンはビクッと震える。

「私じゃ・・・・ダメなの?」

「どうして!・・・・。」
ここまですれば自分の気持ちに応えてくれるとパラディンは確信していた。しかし・・・。

「・・・・わかったわ。じゃあ、あと一回だけキスさせて。」
まだ、彼は理解してくれないのだ。なら気付いてくれるまで触れ合えばいい。
数刻の間、時が止まったかのような沈黙が漂う。
あとキス一回で済むなら安い。天使は小さく頷き彼女の問いに答える。
70名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:17:05 ID:UDAZ/pll
パラディンは想いを伝えた後と同じように目を細めながら天使の顔に唇を寄せる。
そして、天使も彼女に合わせ目を閉じる。
天使の唇が触れ柔らかい感触がゾクゾクと全身を巡る。
堪らずパラディンは天使の頭を抱きしめ何度も角度を変え貪る。
二人の舌が絡み合い彼女は天使の口内を愛おしく愛撫する。
同時にパラディンは天使に胸を押し付けた。

「ふはっ・・・・。」
痺れるような快感が唇から全身に流れた。天使の息は荒く、
彼にのしかかるパラディンにも少年の乱れた呼吸が触れた体から伝わる。
今度のキスはとろけるように甘く、彼の顔は上気している。
天使の胸に耳を当てパラディンは大人しくなる。
彼の胸の鼓動が聴こえ、パラディンは自分の想いをもう一度伝える。

「ずっと貴方が好きだった。」
同時に彼女は天使をぎゅっと抱きしめ、言葉は天使の心の深淵に響き、彼の体と心を硬直させる。
71名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:19:26 ID:UDAZ/pll
「セントシュタインで出会ったときからずっと私はアプローチしていたのに・・・。」
彼女と出会ったときの記憶が蘇る。
ルイーダの酒場で戦士だった彼女を旅の仲間に誘い、二つ返事で承諾してくれた。

「あなたは賢者ばかり見ていた。」
そう、自分は賢者にいつも惹かれていた。

「そして、貴方と賢者が男女の仲になって・・・・自分は諦めたつもりだった。」

「でも、我慢できなくなったわ。・・・貴方と賢者が毎日・・・
しているのを・・・隣の部屋で聞かされて・・・。」
彼女の声に嗚咽が混じり、目からは涙が溢れた。
同時に天使の顔から血の気が引く。女の子を泣かせてしまった罪悪感と自
分と賢者の情事をパラディンに聞かれていた羞恥が天使の中に溢れた。

「貴方のことを今でも・・・・自分が想っているのがわかったの。」
この一言でようやく天使は彼女の「まだわからないの?」の意味を知る。

「私も賢者も貴方のことを想っているのに
先に想いを告げたほうだけが貴方と結ばれるなんて我慢できない・・・・。」
彼女の言葉はそこで途切れた。
彼女は天使の胸で小刻みに震え、彼の上着は少女の涙で少しずつ湿っていく。
パラディンの想いの全てを知り天使は得体の知れない罪悪感に襲われた。
自分を想う人が二人いてその片方にしか気付けなかった自分を―――許せなかった。
いや、確かに自分は感づいてはいたのだ。だが、二人の女性を愛することはできない。

だから、賢者を愛してパラディンの想いには気付かないふりをした。
72名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:22:10 ID:UDAZ/pll
思えば彼女は人間の常識に疎い自分の世話をよく焼いてくれた。
自分の隣の席はいつも彼女と賢者だった。
天使は自分がどうすればいいかわからなかった。
今更、賢者と別れることは彼女への裏切り。
しかし、今ここで彼女の想いを受け入れなければ許されない罪を犯す気がした。

「・・・パラディン。ごめんね、気付いてあげられなくて。」
パラディンに掴まれ痺れる両腕をゆっくりと動かし天使は彼女を抱きしめ、
優しく少女の頭を撫でたしなめる。
甘く、心地よい時間が二人の間に流れ始め、互いの肌の温もりが先ほどの愛憎の吐露による傷を癒していく。

天使はパラディンに仲間以上の感情が芽生えるのを感じ、
パラディンも天使に自分を女と認識してもらったことを理解する。
パラディンは天使の手を握り、指を絡めてにぎにぎと動かす。
彼女は彼の優しい抱擁に安堵し、落ち着きを取り戻した。

しばらくして彼女は天使の胸に押し付けていた顔を上げ、彼を見つめた。
パラディンは少し怒ったような、拗ねたような顔をしている。
彼は不思議そうに首をかしげた。
73名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:23:57 ID:UDAZ/pll
「それにしても私のアプローチに気付かないなんてどれだけ鈍感なのよ、あなたは。」
「竜のしっぽの温泉でおっぱいを押し付けても気付かないなんて!」

「!!?」
まだ天使だったときドミールに向かう途中に確かにそんなことがあった。

「仕方ないじゃないか、天使は性欲が弱いんだよ!長生きの種族でそんなに子供を作る必要がないから。」

「あら?そのわりに賢者と最近は毎日してたじゃない。」

「今は人間だからだよ。」

「変なの。天使じゃなくなっただけでこんなにエッチになるなんて。」
パラディンはそういいながら天使の股間に手を伸ばしモノを握る。

「な!?」
鈍感な彼には直接いってやるのがベストだとパラディンは悟る。

「素直に・・・私のことを受け入れて。」
羞恥の表情を見せながら彼女はいう。そして、パラディンは天使の耳に口を寄せ囁く。

「愛して。」

パラディンは天使の左手を掴み自分の頬に押し当てた。
天使は彼女の求めに応じ優しく頬を撫でる。
74名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:27:55 ID:UDAZ/pll
「強引だね。」
言葉とは裏腹に天使の顔は微笑んでいた。

「あら、毎日宿の部屋をギシギシいわせて私をこんなにしたのは貴方よ。責任はきちんととって下さい。」
天使に受け入れられ彼女はいつもの調子を取り戻した。
感情や雰囲気に流されてしまうのはいけないことである。しかし、今は彼女が・・・。

「ボクは・・・・君が欲しい。」
天使は自分に正直に答えた。そして、パラディンの想いは実を結び彼女の心を照らす。

「ありがとう・・・・好きよ、天使。」
パラディンは天使の上にのしかかったまま結ばれた髪を解いた。
しなやかだが少し癖のある髪の毛が巻き上げられ女性の甘い香りが漂う。

「もっと素直になって・・・・感情のままに。」
そういって彼女はズボンを脱ぎ下半身は下着だけになる。
妖しく優美な肢体が服の下からあらわになり、天使の全身に渇きが走った。
以前風呂を覗いたときや一緒に温泉に入ったときに見たが適度に締まり、出るところは出ているその体は男の性を滾らせる。
というか男にとって下半身だけ下着姿の彼女は官能的すぎる。
天使は彼女の背中に手を回し一気に引き寄せる。
そして彼女をぎゅっと抱きしめ彼女の首筋にキスを繰り返した。

「ぷ・・・・はぁ、はぁ・・・・はっ。」
二人の息が混ざり合い、体を火照らせる。
天使はパラディンの背中を、腕を愛撫し彼女に服の上から何度もキスをする。
二人は両手を絡み合わせ強く握り、互いに目の前の異性が欲しいという感情に支配されていく。
天使は体をひねりパラディンの上にのしかかり彼女の股に自分の股間を押し付ける。

「あ・・・天使・・・。」

天使は彼女の上着に手を付け首から胸元までのボタンを外す。
そして、上着がめくられ彼女の白い肌と黄色の下着が露出する。
出来る限りの理性で自分を抑えながら天使はパラディンの鎖骨にキスをする。

「んッ!」
パラディンの可愛い声が天使を誘い、天使は二度鎖骨にキスをし、
舌を這わせパラディンの胸へと移動する。
下着の上から彼女の胸に舌を触れ、胸を甘噛みする。
女性の甘い汗の香りが天使の鼻に満ち布に覆われた柔らかな感触に思い切り吸い付きたい衝動に駆られる。

「天使・・・もっと優しく・・・・。」
優しくしてといったのに天使は攻めを止めず、彼女の下着に手を付けそっとボタンを外し剥ぎ取る。
75名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:31:07 ID:UDAZ/pll
彼女の形のいい胸が月の光に照らされる。
パラディンは目をつぶり顔を横にそらして天使に身を任せていた。

「パラディン・・・怖い?」

「えっ!!・・・・いや、そういうわけじゃなくて・・・・その・・・・。」

「言って、何が不安なの?」

「こんなの初めてだから・・・・。」

「・・・・優しくしてよね。」
パラディンは目を逸らしながらいう。彼と視線を合わせては言えなかった。
天使はパラディンの胸元に口を寄せ汗をふき取る。

「りょーかい。」
もっとも彼には優しくするつもりなど微塵にもないのだが。

「あっ・・・・ぁん、そんな・・・もっと・・・優しく・・・あぁん!」
天使の手の中で彼女の胸は揉みしだかれていていた。
指が食い込むほど強く握られ、両胸を擦りつけられる。
天使は先端を指先で摘みクリクリと弄り回して彼女の甘い声と表情の変化を楽しむ。

「初めてなのにこんなに感じて、パラディンってエッチだね。」

「初めての女の子をこんなに弄り回してる貴方に言われたくないわ。」

「初めてのくせに誘惑してきた君が悪いんだよ。」
そういって天使はパラディンの胸に口を寄せ彼女の胸の先端を口に含み、舌の上でコロコロと転がして味わう。

「はぁ・・・そんな・・・・。」
彼女は天使の頭を抱きしめ彼の顔に自分の胸を押し付ける。
天使に自分の胸をもっといじって欲しかった。

(天使が・・・あの天使が・・・私のおっぱい吸ってる・・・。)
76名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:33:38 ID:UDAZ/pll
天使の攻めでパラディンは骨の髄までとろけそうになり意識が薄れていくのを感じた。
頭の中が真っ白になっていく・・・。

「パラディン!パラディン!」
自分を呼ぶ天使の声と体を揺さぶられパラディンは意識を取り戻した。

「・・・天・・使。」
息は荒く頭はクモの巣が張ったように上手く働かない。
天使は自分の腕を枕にしてパラディンを寝かせた。

「ちょっとは手加減してよ・・・・。」
パラディンは弱々しくいう。

「ごめん・・・あんまりにも君が可愛かったから・・・。」
そういって彼女が大丈夫だと確認した天使はメインディッシュへと手を伸ばす。
お楽しみはこれからなのだ。手加減など出来るはずがない。
パラディンの股間を下着の上からスジに沿って撫で始める。
彼女の顔は既に赤く指を動かす度に甘い声を上げる。

「いや・・・・だめぇ。」
そういって彼女は天使の手首を握り彼の指の動きに弱々しく抵抗する。
上気したパラディンの額には汗も見え、天使が彼女の耳を甘噛みすると痙攣するように少女は震える。

「もっと・・・優しく。」
「お楽しみはこれからですよ、お姫様。」
天使は耐え切れず彼女の下着の中に一気に手を侵入させる。

「いやぁ・・・。」
言葉とは裏腹に甘い声がパラディンの口から漏れる。
しっとりと湿ったその場所に天使の指が触れ、慎重に指先を沈めていく。
77名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:36:50 ID:UDAZ/pll
「・・・・指、冷たい。」
「・・・我慢して。」
初めは優しくゆっくりと動かし彼女の様子を見る。
抱きしめるパラディンからは彼女が声を上げないよう耐えているのが伝わる。
こうやって守りに入られると本当にやりやすい。こちらは攻めればよいのだから。
天使は指を奥に向かって深く侵入させた。

「だ・・・めぇ・・・天使ィ。」
パラディンの目に涙が浮かび、泣き声で彼女は訴える。
経験したことのない股間を弄り回される感触は彼女にとって快感でもあり恐怖でもあった。

「ここをぐちゃぐちゃのトロトロにしておかないと楽しめないよ。」
無論楽しむのは自分のためでもある。ご満悦で自分を攻める天使にパラディンは色魔の顔を見た。

「あ、あぁ・・・何だか・・・変な・・あ・・。」
パラディンの限界が近づき快楽が加速度的に増す。

「イきそうなの?」
「イクっていうの?これ。・・・あぁん!」
天使は指を動かす速度を上げ、彼女の胸に顔を埋め舌を這わせる。

「・・・あん!・・・はぁ・・・んっ!あー・・・・いっ!」
パラディンは渦巻く快楽の波に埋もれ絶頂寸前に至る。
自分の胸を貪る天使の頭を彼女は抱きしめ天使の名前を何度か言う。もう少しなのだ。

「天使ィ、イク!いっちゃう・・・・・!」
しかし、天使の指はパラディンから糸を引きながら離れた。
彼は彼女が絶頂に至る寸前で指を止めたのだ。
78名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:40:34 ID:UDAZ/pll
「どうして・・・?」
荒い息をしながらパラディンは抗議する。
目に涙を浮かべ、顔は上気し、お預けをくらった彼女の切なげな顔は天使にとって至上の光景だった。

「さぁ?」
天使は意地悪な笑顔でパラディンを見つめる。
情事のときは主導権を握り、相手を自分の手の中で意のままにする。
人間に堕ちた天使の悪癖だった。

毎晩毎晩、彼は隣の部屋で今のように賢者を攻めて主導権を握ってやりたい放題しているのはパラディンもよく知っていた。
自分が賢者のように好き放題に出来るような女だと思われたら堪らない。

天使の股間にパラディンの手が伸びる。

「こんなにビンビンに張り詰めちゃって苦しそうね。」
ズボンの上からそそり立った天使が鷲掴みにされる。
彼と対等でいるには彼と同じように相手を攻めればいい。

「ちょっ!?」
彼女の表情は先ほどの天使とよく似ていた。
驚く天使を尻目にパラディンは彼のズボンをずらし下半身を露にさせる。
彼のモノは熱く脈打っていた。

「私ばっかり気持ちよくなったら不公平だから天使にもしてあげるね。」
そういいながら彼女は天使のモノを擦り始める。
熱い彼のモノはさすり始めるとさらに大きく膨れ上がり脈も激しくなった。

「こんなに大きくなるまで我慢しちゃって・・・・。一度抜けば楽になるんじゃない?」
パラディンは顔前で擦り、天使の顔を見る。彼にとって反撃された経験など皆無だったのだろう。
天使の表情からは彼がかつてないほど混乱しているのがわかる。

「ちょっと!?パラディンやめ・・・!」
混乱している彼の顔を見るとさらに天使の悪癖に似た黒い感情がパラディンの中に生まれる。
彼女は天使を胸に挟み両胸で擦った。
79名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 20:42:35 ID:UDAZ/pll
すいません

この後の文章を投稿しようとしたのですが誤字、脱字等が散見されたため
ちょっとお時間をください
80名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 00:47:35 ID:NiRZK3BP
GJ 待ってるよ〜!
いつも攻めの天使くんが受け身になっとるね。
このあと賢者さん起きない事を祈ります!
そうか、男主人公だとこういうストーリーもありなんだな〜
81名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 00:58:41 ID:c8VfVNDv
修正しました
投稿します
82名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 01:03:35 ID:c8VfVNDv
「やめて!パラディン!」
彼女との前戯で既に限界に近かった天使は一気に絶頂に達する。

「きゃぁ!?」
熱く白濁した液体が飛び散り服のはだけた少女の顔にかかる。

「汚れちゃったじゃない。バカぁ・・・。」
暫しの沈黙の後、白濁した液体を指でいじりながらパラディンは悪戯な表情で言う。
その言葉と表情が天使を理性から解き放った。

天使はパラディンに獣のように襲い掛かり、彼女の上着のボタンを一瞬で外す。

「パラディンが悪いんだからねー!」
邪魔なものは排除して彼女の肌が欲しい。

「きゃッ!ちょっと天使ィ!」
彼の変貌に驚いたパラディンは抵抗する。
しかし、凄まじい腕力にねじ伏せられ彼女の上着と下着は剥ぎ取られ白い肌が露出した。
パラディンの汗で湿った全身に赤く跡が残るほどキスをし次第に天使の口は彼女の秘所に近づいていく。

彼はパラディンの股に口を寄せ、何度もキスをして指で弄る。
前戯でぐちゃぐちゃにされてしまった彼女のそこはもはや緩々で、天使の指で簡単に入り口が押し広げられた。
天使の舌が侵入し唾液と愛液が混じりあう。

パラディンも欲望に従い天使の上に乗り、彼のものを胸で、口で何度も愛撫し肉欲を貪る。
二人はまるで獣のようにお互いを求め合い、求めさせた。

「パラディン・・・ボク、もう・・・・。」
長い前戯ももう終わった。後は本番だけ・・・・。

「いいよ。私の初めて・・・・天使にあげるってずっと決めてたし。」
火照り、うっとりとした表情で彼女は天使を見つめる。

「・・・入・・れて。」
パラディンは秘所に指で押し広げていう。彼女ももう我慢できなかった。

「指より・・・・天使のが欲しい・・・。」
83名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 01:09:08 ID:c8VfVNDv
「きゃッ!」
天使の先端がパラディンの入り口に触れ、彼女は艶っぽい声を出す。
彼はパラディンに侵入を始め、彼女の体にズズズっと肉と肉が触れ合う感触が響く。
彼女のそこは緩々で天使の侵入をあっさりと許した。

「あッ・・・・。」
ズンっと少し深く彼が侵入しパラディンは耐え切れず声をあげる。

「ハァ・・・ハァ・・・・・・・ハァ。」
彼女の荒い息を上げる口を口で塞ぎ、天使は一気に奥まで侵入した。

「!!!・・・・ッ。」
パラディンの声は天使の口で封じられ声の代わりに舌と舌が絡み求め合う。
(天使のが・・・全部・・・私の中に。)

「ふはぁ・・・・。」
口が離れ二人は手を取り合い、指を絡ませあう。二人は一つになり快感は脳を酔わせ思考を鈍らせる。

「パラディン・・・気持ちいい?」
二人は自我さえも曖昧で目の前の異性への愛と欲情に支配されてしまっていた。

「天使、キスして。」
天使はすぐに応じ彼女と唇を合わせ、同時に腰を動かす。
水っぽくていやらしい音が辺りに響いた。

「あ、あぁん!こんな、ゃん。」
パラディンの艶っぽい声も辺りに響く。

「やぁん。だめぇ!おっぱい吸わないで!」

「ごめん!でも止めない!」
天使はパラディンを求め彼女はビクッと震え体を仰け反らせる。
もう、止められなかった。
84名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 01:18:05 ID:c8VfVNDv
彼が腰を動かすスピードが増し、凄まじい勢いで快楽も増していく。
パラディンは先ほどお預けをくらったときに感じた快楽が自分の中に満ちていくのを感じた。
いや、あのときのよりも何倍も気持ちがいい。
もうすぐなのだ。彼女は天使に合わせて腰を激しく動かす。

「パラディン!好きだ!大好き!」

「私も!世界でいちばん貴方を愛してる!」
互いが狂おしいほど愛しい。

「もうダメぇ!いっちゃう!天使ィ!いっちゃっていい?」

「いいよ!ボクももう・・・・。」

「んー!!!ッ・・・・・・・あああああぁんんん!」
パラディンは絶頂に至り激しく痙攣する。
経験したことのない甘い感覚に体が悦びの声をあげた。

「天使の・・・精液飲んでる・・・・。」
自分の体内に熱い液が注がれ腹の中が満ちているのがわかる。

「まだだよ。お楽しみはこれからさ!」
そういって天使は再び動き出す。彼は甘い余韻の残る体を動かし、さらに快楽を求めた。

「ああああぁぁ!だめッ!天使ィ!おかしくなっちゃうぅ!」
立ち上る甘い香りに酔いしれる二人は感覚が麻痺していた。
いくら快楽を求めても体は満足せず。どんなに激しく動いても疲れを感じない。

「呼んで!天使ィ、私の名前を!」
自分の名前さえ快楽の前では曖昧で自分を保つためにパラディンはいう。

「パラディン!パラディン!」
天使は彼女の求めに応じ、愛しい少女の名前を呼ぶ。

「天使!天使!・・・・・・・天使ィ!!!」
彼女も自分を貪る男の名前を呼び、その声は段々と大きくなりエラフィタに響いた。
85名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 01:25:56 ID:c8VfVNDv
「「あッ!!!」」
再び彼と彼女に今度は同時に絶頂が訪れ、ゾクゾクと絶頂の波が体を巡る。
体の筋肉が激しく収縮し天使に握られた腕の痺れる感覚が遅れて伝わっていく。
疲れが体からどっと溢れ、息は荒く、胸が苦しい。
終わってしまったのだ。二人だけの世界の時間は・・・・。

事は終わり甘い余韻が残る。息が整うまでパラディンは天使の上に乗り彼の胸に耳をあて心音を聞いていた。
心に愛が満ち、先ほど欲望を貪りあっていたとは思えないほど二人の心は清らかで透き通っている。

「天使のエッチ・・・・。」
パラディンはそういいながら天使の頬にキスをする。

「初めてなのにあんなに感じていた君のほうがエッチだよ。」
天使もパラディンに言い返す。賢者とは違い対等な立場でものを言う彼女は天使にとって新鮮なものだ。
自分の思い通りにならない彼女をいじめたい感情に天使は駆られる。
しかし、それは叶わぬことであると天使は悟ることになる。

「汗でビショビショね。天使、私を宿屋まで連れて行ってシャワー浴びさせて。」
「自分でいきなよ。」
「腰に力が入らないの。女の子に無理をさせる気?」
結局、天使はパラディンをお姫様抱っこしエラフィタの宿屋へと向かう。
腰に力が入らないのは天使も同じだったが仔猫のように甘えてくる彼女には逆らえない。

彼女を抱きかかえながら天使は今後のことに思慮を巡らせていた。
パラディンと賢者、どちらを選べばいいか答は出ず、天使の脳内では議論が堂々回りしている。
同時に背徳感と罪悪感が湧き上がった。

「ボクって最悪だね・・・。」

「え!?最高に気持ちよかったわよ。」
彼女はまだわかっていない。明日は正直に賢者に話そう。修羅場は早めに終わらせたい。

86名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 01:28:41 ID:c8VfVNDv

朝日に顔を照らされ賢者は目を開いた。
意識が覚醒するにつれ感じる恋人のぬくもりに彼女の心は幸福感で満ちていく。
少しだるさも感じたが二日酔いの苦痛など物の数ではなかった。
賢者は天使の腕の中でいつものようにゆっくりと流れる時間を楽しんでいた。

「賢者・・・起きた?」
天使はもう起きていたようだ。

(昨日は皆で花見と宴会に来て・・・彼にたくさん飲まされて・・・そして・・・・。)
賢者は自分の現状を思い出す。

「おはよう。」
賢者は恋人と暫し見つめあう。彼は何か寂しげな表情をしている。
賢者が首を傾げると天使は急に彼女を抱きしめた。

「天使・・・どうしたの?」
彼は賢者の胸に顔をうずめて大人しくなる。

「甘えたいの?」
そういうと彼は二度小さく頷く。

「よしよし・・・いい子ね。」
賢者は天使の頭を優しく撫でる。
彼が自分に甘えるのは故郷を思い出して寂しいときだ。甘えさせてあげよう。

そうしているうちに日は昇る。皆が起きてくれば天使に抱かれた自分を見られてしまう。
羞恥の感情が彼女の中で生じるが、刹那に「見せてしまえばいい」と結論が出される。

そして、賢者は再び目を閉じ、心地よい惰眠を貪ることにした。

だが、天使の隣に眠るのは自分だけではないのを賢者はまだ知らない。


「私だけって言ったくせにー!!!」
という賢者の咆哮と暴走したドルマドンが炸裂するのはこの3時間ほど後のことである。
87名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 01:29:21 ID:c8VfVNDv
以上です

感想お願いします
88名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 08:36:19 ID:vOpeJdHm
永井産業
89名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 12:28:03 ID:NiRZK3BP
修羅場キタコレwww 今後の旅の展開が気になるなw
天使くんいいおもいしやがってっ!
90名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 02:02:07 ID:KFQQrnII
GJです!
修羅場がどうなったのか凄い気になるな〜
91 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/24(木) 00:19:30 ID:/0qeMVF8
「それじゃ、私たちはお爺ちゃんとお婆ちゃんに挨拶してくるから。」
サラボナの宿。黒髪のタバサは青髪のタバサを連れてアベルとともにルドマン邸へと向かった。
「お兄ちゃんはよくわからないからここにいた方がいいと思うの。」
引っ込み思案の青髪のタバサはあまりしゃべらない。
その分と言わんばかりに黒髪のタバサがしゃべる。
が、
「そ、その……お兄ちゃんが誰の子供でも……、私の大好きなお兄ちゃんだってことに変わりはないですから……。」
青髪のタバサはそう言った。
「それは私が言いたかったのに、この子ったら……。」
軽く小突く黒髪のタバサ。
「す、すみません……。」
(いや、成長したんだと思ってね……。)
ここまでの旅を黒髪のタバサは思い返した。

残されたレックスとタバサは、
タバサはシャワーを浴びると、ベッドに腰掛けているレックスの両ひざに両手をついて言う。
「ねえ、お兄ちゃん……。」
その熱っぽい視線にレックスの気分は高揚する。
目で訴えかけられるという経験はまだないのだから。
タバサの髪の毛からわきでるシャンプーの匂い。
と、タバサはレックスから体を離す。
足からは黒いひものようなものが生えている。
そして、タバサがマントを外し、服の肩の部分もずらすとおなじ色のひもが見えた。
レックスはそれらとタバサの鎖骨に自分の胸の鼓動が高鳴っていることに気付いた。
「ふふ、少し恥ずかしいな……。」
タバサがベルトをはずし、恥ずかしそうに服の前を開けるとエッチな下着を着けていた。
まだほとんど膨らんでもいない胸、そしてヒップのサイズもあっていないので無理やり縛っているショーツ。
似合っているとはお世辞にも言い難いが、レックスはタバサをいとおしく思い、思わず抱きしめた。

「ねえ、タバサ。どうして?」
そのままの体勢でレックスが聞く。格好のことだろうと思ってタバサは答える。
「お兄ちゃんも男の子だからセクシーな人が好きだって、黒い髪の……。」
自分の名前を言うのも、「私」というのか判断がつかずに黙ったタバサにレックスは聞く。
「それで「お兄ちゃん」ってのも?」
「うん……。「お兄ちゃん」って呼んだ方が良いって……。あの2人も「お兄ちゃん」って呼んでたし……。」
「ボクが好きなのはいつものタバサなんだ。最近タバサがボクのことを呼ぶときに気を使ってるのが感じられて……。」
次の瞬間、レックスは押し倒された。
「レックス、いいの?気を使わなくて。」
そこにはいつものタバサがいた。
何よりも明るくて甘えん坊で、そして自分を「レックス」と呼ぶタバサが。
そのままレックスに口づけると、レックスの服を脱がしにかかる。
「レックスも脱がせて。」
しかし、
「ひゃあっ、ん……」
レックスはタバサの下着の中に手を潜り込ませて触り、予想していなかったレックスの行為に声を出してしまったタバサは赤くなった。
「ほら、やっぱりいつも通りの方がいいよ。」
レックスがブラジャーをずらし、右胸を露出させると右腕はタバサの首の後ろに回してなめ始めた。
その間も秘所をいじる手は休めない。
完全に潜り込まれたタバサはレックスに反撃することもできない。
胸の前にあるレックスの頭を抱いたままタバサは達した。
92 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/24(木) 00:20:52 ID:/0qeMVF8

「いい?タバサ。」
そのまま体の上下を入れ替えると、レックスはタバサにささやいた。
「うん……。」
その時のレックスはタバサが虎視眈々と反撃のチャンスをうかがっている目をしていることになど気付かなかった。
そしてタバサを抱いて自身をタバサに挿入しようとした時、
「ルーラ。」
タバサは小さくつぶやいた。
「え?」
タバサの体がレックスごと数十センチ浮く。
そして体の上下が再び入れ替わり、
「レックス、今度は私の番だよ。」
そのままレックスで自身を貫いた。
「っ――――!」
タバサの声にならない悲鳴が上がった。
レックスが起き上がろうとしたところで、タバサは逆にレックスに倒れこみ、口づけた。
そのまま舌を絡め、腕ごとレックスの体を抱きしめるとそのまま数分が過ぎた。
そしてタバサが腰を動かし始め、口を離す。
「レックス、いつもの私がいいんだよね?」
そして笑う。
「で、でも……。」
「でも、何?」
そのまま首筋をなめる。
「あ、あぁっ……。」
レックスが言い返す前に断続的に攻め続ける。
「レックス、もっと感じていいんだよ。私ももう……。」

「んっ……あ、……」
「レックスの……出てるよ……。」

タバサがレックスの腕を解放すると、レックスがタバサの脇の下に腕を差し入れてきた。
そのまま体を回転させるとお互いに横になって向き合う。
どちらからともなく顔を寄せ合うと口づけた。
お互いに相手の頭を押さえると、目と目で会話をする。
 ねえ、レックス、もう一回……
 じゃあこのまま……

そのとき、
「ただいまー。……お兄ちゃん……」
黒髪のタバサが部屋に入ってきた。
後ろには青髪のタバサも見える。
「よかったですね。」
青髪のタバサは金髪のタバサに祝福の言葉を贈った。
「昼間からなんて……。罰を与えないとね。」
「え?え?」
黒髪のタバサの言葉と同時にレックスは素早く抜け出た金髪のタバサに羽交い絞めにされる。
「レックス、私たちみんなでかわいがってあげるよ。」
耳元でささやかれた言葉にゾクゾクするレックス。
それはこれから訪れるであろう屈辱のためか、それとも快感のためかわからなかった。
しかし、黒髪のタバサは金髪のタバサをレックスから引きはがした。
「昼間からしていたのはあなたも同じなんだからあなたも罰を受けないとね。」

規制解除されてた。次は>>58の金髪から>>59の4Pに
93 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/25(金) 00:12:08 ID:vcCHFK2Y

黒髪のタバサは頭からリボンを外すと、それらを使ってレックスと金髪タバサの両手を縛って向き合った状態で正座をさせ、
「じゃあお兄ちゃんはあなたに任せるわ。」
青髪のタバサにそう言った。
「はい……。じゃあお兄ちゃん、失礼します。」
タバサは恥ずかしがりかがら着ているものを全て脱ぐと、レックスの膝の上に足を開けて座り、
肩に手をかけるとレックスの身動きをとれなくして首筋をなめ始める。
「あっ……ああ……やめてよ……」
さらに首を下に曲げ、浮き出た鎖骨をなめる。
「お仕置きですから……、我慢してくださいね。」
そして胸に到達したとき、
「んっ」
レックスが苦痛の声を上げる。
胸の突起を多少強くかんだのだ。
次の瞬間、タバサの赤い舌がレックスのピンク色の突起の上で踊る。
「やっ……ぁ……」

黒髪のタバサは金髪のタバサに聞く。
「ねえ、お兄ちゃんがあんな目に会ってるのに手を出せなくてどう?」
金髪のタバサの目はレックスに釘づけになっていてまるで聞いていない。
明らかに自分も加わってレックスを犯してめちゃくちゃにしてやりたいという顔だ。
「ふふ、駄目よ。あなたの罰は目の前でお兄ちゃんがさんざんな目に会ってるのに自分は何もできないってことなんだから。」
そして金髪タバサの足を伸ばさせると、ショーツをずりおろし、足かせ代わりにする。

黒髪タバサはレックスに背後から抱きつくと、胸で背中をこすりながらレックスの耳たぶをかむ。
驚いて振り返ったレックスに黒髪タバサは言った。
「私たち2人ともイくまでお仕置き、続けるからね。」
「ごめんなさい、お兄ちゃん。」
準備を終えた青髪タバサがレックス自身を秘所にすりつけ、そして一気に腰を下ろした。
「あ……うぅぅっ……」
レックスが快感に悶える。
「レックス……」
切なそうな目で見つめる金髪タバサ。

「あぁっ、ダメ!イっちゃう!イっちゃうよぉっ!」
レックス自身から青髪タバサに白濁が放出される。
「ねえお兄ちゃん。私はまだ、ですよ?」
レックスはさらに犯され続ける。

「えへへ、お兄ちゃんの背中……」
何回も中に出されたため足腰が立たなくなってしまった青髪タバサは黒髪タバサの助けで何とかレックスの背中に取りつく。

その間、2人は金髪タバサが尺取り虫のようにしてレックスの元へと移動しているのに気付かなかった。
「ねえ、レックス。失敗したらごめんね。」
「ううん、お願い。」
レックスは手首を金髪タバサのいる方へ向けた。
「メラ。」
レックスの手首を縛っていたリボンが焼け落ちる。
予想外のことに一瞬黒髪タバサの気が取られる。
その隙にレックスは金髪タバサの手首を縛っていたリボンをほどく。
94 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/25(金) 00:13:22 ID:vcCHFK2Y

金髪タバサは黒髪タバサをレックスから引きはがし、黒髪タバサに抱きついた。

「レックス、この子にも気持ち良くなってもらう?」
金髪タバサは黒髪タバサにルカナンをかけながら言った。
さらにバイキルトを自分とレックスにかける。
「言わなくても決まってるんだよね?」
レックスは言った。
黒髪タバサは期待半分、怖さ半分と言った感じでしゃべらない。
さらにレックスは自分にスクルトをかける。
黒髪タバサの胸を背後からもみながらレックスは自身をあてがう。
「やぁっ……」
もうすでに黒髪タバサは相当感じている。
金髪タバサは鎖骨や首筋、耳たぶを狙って口で攻める。
「ダメ……そんなの……」

「あ……あぁっ……お兄ちゃん……」
黒髪タバサは呪文の相乗効果であっけなくイってしまった。

そしてそのまま、
「お願い、レックス。」
「うん……。」
レックスは金髪タバサに挿入する。
すると
「ふぁっ!?」
レックスの耳が噛まれた。
「お兄ちゃん、私を忘れないでくださいね。」
青髪タバサが後ろから攻めていた。
「あっ……」
「ふふ、男の子でもおっぱい、感じるんですね。」
が、なんとか腰を動かす。
レックスの自身は黒髪タバサの秘所を擦る形となり、そこからも甘い快感がレックスの体に伝わってくる。
「お兄ちゃん、私ももっと気持ち良くしてね?」

「もう……駄目……あっ……」
レックスの精液が金髪タバサの中に注ぎ込まれる。
「やっ……お兄ちゃん……すごすぎるよぉ……」
その前に黒髪タバサは何度もイってしまっており、金髪タバサは
「レックスの熱いの……きもちいいよ……」

そして眠るとき、
「うん……レックスが私を好きだってだけで十分だから……」
金髪タバサは黒髪タバサと青髪タバサにレックスの隣を譲ることにした。
「それならあなたがお兄ちゃんのお布団になればいいんですよ。」

5回目の選択肢
4P、書いたら予想以上に書きづらかった……
95名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 17:04:24 ID:QzBeYeqc
子作り子作り
96名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 03:49:45 ID:W1SWyZGj
肉布団だと・・・眠れそうもねえな(笑)
そのまま連戦ならば、黒は戦闘不能ということで、まだまだ余力がありそうな金+青の連携Hなんてどうだろ?
さっきの話の終りの絡みから意気投合し、まだまだ夜は終わらせないって感じがしてしまうのだよ。
97 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/26(土) 03:54:14 ID:LfnXEXku
>>45から続いた。一応警告:凌辱もの

「またか……。」
もうそろそろ夜になる空を見てアベルはそう言った。
ここのところつい寝過してしまうことが多い。

「あの……ごめんなさい、お父さん……。私が起きるのが遅れたばっかりに……」
今目を覚ましたらしいタバサにアベルは聞いた。
「レックスは?」
「お兄ちゃんならまだ寝てます。」
「そうか……。ゲレゲレ達もまだ寝てたしみんな疲れてるんだろうな。今日ももう一泊するか。
タバサ、部屋に戻りなさい。」

タバサが部屋に戻ると、レックスは裸のままホイミンに手足を縛られていた。
「ねえ、レックス。」
タバサは妖しげに微笑む。
「今日ももう一晩泊るって。……ねえ、返事は?」
レックスの胸をつまむ。
「つぅっ……!」
レックスは叫び声をあげるが、他の宿泊者は何も言わない。
マホカンタの応用でこの部屋は音を反射するようになっているのだ。
そのレックスの苦痛に満ちた声と顔にタバサは満足げにうなずいた。
「ねえ、レックス。今日も「いいこと」いっぱいしようね。」

誰よりも早起きなタバサは安全な街に泊るたびに夜明けごろになるとラナルータを使っていた。
一泊多く泊り、その分レックスを凌辱するために。
だがそれをレックスは誰にも言わなかった。
自分の存在がタバサを追いつめたのならばせめてタバサに自分の身をささげようと決めたのである。

「レックス、さすが「勇者さま」だよね。妹に犯されてるのに「理由があるから」って何も言わないなんて。」
タバサはレックスに口づけた。
レックスの口の中に舌を入れるとタバサは歯列をなぞった。
両あごの奥までしっかりと舐めるとレックスの前歯を舌でつつく。
レックスが顎を開くとタバサの舌が侵入し、レックスの舌をなめまわす。
その間、タバサの両手はレックスの胸をいじっていた。
タバサの口がレックスから離れる。
レックスはほっと一息つこうとすると、
「ほら、違うでしょ。」
そう言ってタバサに自身を踏みにじられた。
「また硬くして……。これが罰にならないなんて困った勇者さまだよね。」
「舌を絡めるの。いい?」

タバサはレックスに再び口づけると口を離した。
レックスの舌がタバサの舌を追ってくる。
タバサの舌とレックスの舌が離れ、月影を受けた銀色の橋ができる。

「よくできました。ご褒美あげるね。」
レックスを押し倒すと、シックス・ナインの体勢になり、服で隠れていた秘所をレックスの口の上に乗せる。
そしてレックスの「それ」をなめ始めた。
「レックス、好きなだけ舐めて。私はレックスを気持ちよくしてあげるから。」

「ん……レックス、いいよ……。レックスはどう?」
先端を強く指で押してやる。
「イっちゃいそう?一緒に気持ち良くなろうね。」
98 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/26(土) 03:54:40 ID:LfnXEXku

レックスの顔が青ざめ、腰が震え始める。
「ん゛っ、ん゛ん゛ん゛ん゛ーっ」
ひときわ大きなうめき声が上がり、
「あん、もう、だめえぇっ!」
タバサの絶頂と同時にレックスから白濁が噴出し、タバサの顔にかかる。
白濁にまみれた顔にレックスの心が高鳴る。
「レックス、そんなにいいの?」
タバサは服をまくりあげる。
そこからのぞいていたのはまだ産毛が少し生えた程度の秘所。
さらにレックスのそれは硬くなる。
「もう大丈夫だね。」

タバサはレックスを起こすと、肩に手をかけると軽く耳たぶをかむ。
「あ、忘れてた。」
首筋を吸った。
「これでレックスは私のもの。」

「マヌーサ」
幻惑呪文をレックスに打つと少し焦らしてからタバサはレックスの上に腰を下ろす。
「あっ……ん……」
タバサの動きが見えなかったためタイミングが分からなかったレックスは声を漏らす。
「レックス、こえ、出してよ……。」
タバサはわざと中途半端に動いたり、レックスを自分から一端抜いてからもう一度貫いたりと予想できない動きでレックスを責める。
「んっ……あっ……や、やあっ……」

レックスの息の音がタバサに聞こえてくる。
「レックス……いっぱい出して……」
タバサはうっとりした声でレックスに言う。
「タバサ……タバサアァッ!」
レックスがタバサの中で暴れる。

「ねえ、レックス、私が魔族になっちゃったら……レックスはどうする……?」
隣で寝息を立てるレックスにタバサは尋ねた。
そしてタバサはふふ、と笑ってから服を脱ぐとレックスと体を重ねて眠りについた。

>>96
了解
99 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/27(日) 02:52:16 ID:hadUF0Fx
>>91からの続き

「うう……やっ、あぁん……」
金髪タバサが目を覚ました時聞いたのはレックスのあえぎ声だった。
すぐ下にいたレックスは大きく体をよじらせている。
「ふふ、お兄ちゃん感じているんですね。」
そして青髪タバサが後ろからレックスの体をいじりまわしていた。
「あなた、何をしてるの?」
「た、タバサぁ……んっ、た、すけてぇ……」
金髪タバサが問うた声を聞き、レックスが助けを求める。
「起きたんですか。見てわかりませんか?お兄ちゃんを可愛がっているんです。」
レックスが金髪タバサに抱きつく。
目が助けてくれとせがんでいる。頬は恥ずかしさからか、それとも興奮させられたからか紅潮している。
息もすでに荒い。
金髪タバサは次の瞬間行動に移していた。
レックスの頭を抱いてキスをして舌を入れたのだ。
レックスは戸惑い、息ができなくなる。
「私も一緒にかわいがってあげるから、ね?」
口を離すと言った。

金髪タバサは自分が横たわると、レックスを青髪タバサに自分の上にあおむけに寝させ、レックスのお腹を押さえる。
「え?なに……するの?」
「今のうちにレックスを……」
「は、はい……」
青髪タバサはレックスの自身を自らの秘所に導く。
「ねえ、レックス。責められてたとは言っても女の子より先に、それも何回もイっちゃうって恥ずかしくない?」
「え……?」
「さっきのリベンジさせてあげる。大丈夫、私は何もしないから。」

「あっ……お兄ちゃん……中でだんだん……」
「うぅ……タバサ……すごい……」
青髪タバサは上半身を立てながらレックスを攻め立てる。
レックスは金髪タバサに腹を押さえられているためそう大きくは動けないがそれでも青髪タバサも感じている。
「あぁ……もう……駄目、です……。」
金髪タバサは青髪タバサにウインクした。
「あぁんっ!」

その声を発したのはレックスだった。
金髪タバサの手がレックスの胸に移動し、さらにレックスの首筋をなめ上げた。
「うぅ……タバサ……あっ……卑怯だよ……ぅんっ……。」
「戦いの中で油断する方が悪いの。約束だって破られるかもしれないじゃない。
ほら、一気に!」
青髪タバサをせかしながら、今度はレックスに無理やりキスをする。
「あぁっ……つめたっ……あつっ……」
胸の先端で弱めのヒャドとメラを使う。

「んっ……駄目、ひ……やぁんっ……」
「お兄ちゃん。リベンジ、失敗ですね。」
「ふふ、お仕置きした後ちゃんと鍛えてあげないとね。」
「おし……おき……?」
「リベンジのチャンスあげたのに負けちゃったんだから当たり前でしょ。」

「どう?レックス。」
今、3人は宿屋の外にいる。タバサ達は服を着て。そしてレックスはマントに靴だけで。
「は、恥ずかしいよ……。」
「もう、わかるでしょ。罰なんだから……。それにこれからもっと恥ずかしくなるんだよ。」
近くでは青髪のタバサが何やら作業をしている。
「できました。お兄ちゃん、今の恥ずかしがってる姿も可愛いですけど……もっと可愛くなれますよ。」
100 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/27(日) 02:52:59 ID:hadUF0Fx

押し倒されたレックスはお尻のあたりに何やら違和感を感じる。
何か冷たい。
「それが今からレックスの中に入るの。」
それは土で作られ、ヒャドで凍らせた張り子であった。
青髪のタバサはスカートの中に手を突っ込むと、白い液体をレックスになめさせる。
「んっ……苦っ……。」
「これ……苦いそうですね。お兄ちゃんがさっき出したの全部なめてください。」
「大丈夫、ちゃんとなめればあとからご褒美に甘い蜜が出てくるから。」
そして口の上に青髪タバサが、レックス自身の上には金髪タバサが座り込む。

「お兄ちゃん、素敵ですよ。気持ちいいです。」
「レックス、どう?」
2人ともまだ余裕があるようだ。
「お兄ちゃん……やっぱりお兄ちゃんを気持ちよくできないのは嫌です。」
青髪タバサがレックスの上から降りる。
「え……?」
と、タバサはレックスの胸に噛みついた。
「ひっ……あう……ひどいよ、2人とも……。」
青髪タバサは今度はレックスのへそをなめる。
張り子がレックスの中を攻める。
単純な動きだが、余裕のないレックスにとっては効果的だ。

「あっ……や……出ちゃうよ……」

「これでお仕置きは終わり。」
絶頂したレックスに金髪タバサが告げる。
青髪タバサがレックスを抱いて宿屋へと向かう。
「あ……ありがと……。」

だがレックスたちの部屋に戻った時、レックスは手足をM字に開かせられた。
「な、何……?」
「お仕置きのあと、ちゃんと鍛えてあげるって言ったよね?」
まだ夜更け前。レックスがこの後何をされるのか……、それを知る者はいない。

6回目の選択肢
101名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 13:27:56 ID:8sgnOkqB
夜明けまで金肉トレーニングを強いられるレックス・・・
冷やして暖めて、また冷やされて暖め・・・
最後は冷え切った肉棒を熱い柔肉の中で・・・
いいなぁ(藁)
102 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/27(日) 21:06:56 ID:hadUF0Fx
勘違いしたならすまないが夜の間「鍛える」と称してレックスがどうタバサ達にいじられて逆レイプされて可愛がられたかは書くつもりはない
妄想に任せる
103名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 01:06:01 ID:YLfw8kcZ
6が一番最近発売されてるのに、ここにはなかなか来ないね。
荒れてるからってわけではなく、ネタとしてつまらんから?
104名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 16:49:54 ID:WUiHVGy5
知るかボケ
105名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 01:58:46 ID:P8Wl9Dn8
>>86
4の天空人ときこり
8主人公の両親
9のエルギオスとラテーナ

異種族が交わるとろくな事がねーな
106名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 13:44:02 ID:k3G+GiYR
3のノアニールもだな
例外は5くらいか
107 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/30(水) 04:00:58 ID:N435vXpH
>>97-98の続き
「ねえレックス。」
裸でシーツにくるまっているタバサは同じくシーツだけをまとったレックスに話しかける。
「何?」
「大好き。」
そして恋人同士のような――いや、2人は恋人そのものなのだ――キスを交わす。
「じゃあ――」
レックスがタバサに覆いかぶさる。
タバサは頬を赤く染めながらも笑って言った。
「もう、レックスったらまだ朝なのに……仕方ないんだから……。」
レックスはタバサの体をむさぼり始めた。

レックスは夢から覚めた。2人用ベッドに己の半身はいない。


「我が名はミルドラース……、魔界の王にして王の中の王。その私が敗れるとは……。」
「お前などに世界を束ねる資格などなかった。いや、誰にもあるわけがない。」
ミルドラースの最後の言葉にアベルが返す。
「それはどうかな……。ぐっ、ぐがあああああ!」
ミルドラースが断末魔の叫びを上げる。
「私は滅ぶ……。だが、お前たちの最も大切なものも頂いて行く!」
一瞬油断したその隙にタバサの細い腕がミルドラースに掴まれる。
「う……いや、お父さん、お母さん……レックス……ずっと一緒に……。」
タバサの体がミルドラースの爆発の閃光の中に消える。

そしてそれから数ヶ月がたった。
タバサを知る者は皆その知らせに悲しんだまま。
特にアベルたち家族の精神は極限まで追いつめられていた。
レックスは天空の武具をすべて魔界に捨てて帰ってきた。
大切な人1人守れないなら勇者の力など要らないと言って。

だが、目が覚めた時、天空の武具から語りかけるような声が聞こえた。
なぜなのかは分からない。レックスの足はあの忌まわしい魔界へと向かっていた。
108 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/30(水) 04:01:41 ID:N435vXpH

勝手な家出。そのようなことはこれまでしたことはなかった。
いや、する必要がなかったのだ。いつでも満たされていたから。
その「満たされていた」理由はタバサがいたからである。

グランバニアではレックスがいなくなったことで騒ぎとなっていたがアベルも妻も魂を抜かれたようになっており、
何もしようとはしなかった。

「僕はなんでこんなところに……。悲しいだけなのに……。」
エルヘブン付近の洞窟、魔界への入り口にレックスはいた。

そして魔界へと一歩を踏み出した時……

「レックス!」
「え?タバサ?どうして……」
タバサがいた。だが、
「それ……天空の剣!?」
タバサは天空の剣を持っていた。それだけではない。
天空の鎧、天空の盾、天空の兜、それらすべてを身に着けていた。
そしてそれらは、本来金色の部分は血のように赤く、緑色の部分が紫色に、銀色の部分が黒く鈍い光を放っていた。
「あのとき、ミルドラースは私に進化の秘法を使ったの。
前からレックスを犯しているって知ってて、それに私が闇の側だからって。」
レックスの顔が絶望に染まる。
「ねえ、レックス。」
タバサの目が赤くなり、背中から悪魔のような羽が生える。
口元からは牙がのぞき、頭からはそのラインに沿って角が生える。
「私と一緒に来てよ。この剣もレックスのためのものなんだから。
どうせ私とレックスは結婚なんてできなかったんだよ?でもレックスは私が好きなんだよね?
それに私はレックスが何よりも好き。世界全部と比べても。」

->はい
  いいえ
109 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/30(水) 04:02:12 ID:N435vXpH
->はい

「うん、わかったよ。」
レックスは答えた。どうせ一緒にいられないなら。それに永遠に近い時をタバサと共に過ごせるのならば。
タバサがレックスに抱きつく。
「嬉しいよ、レックス。私と同じ気持ちなんだね。」
そしてタバサはレックスに口づけ、押し倒す。

レックスは抵抗らしい抵抗も見せない。
「ふふ、いつもこんな風に素直だったっけ?」
「必要ないのにタバサが縛ってただけさ。僕はタバサのものなんだから。」
再びタバサはレックスに口づけた。
タバサが天空の鎧を取ろうとすると、レックスはそれを手伝ってやる。
「この服、邪魔だね。どうせレックス、鎧着けるんだし……」
タバサが傍らに置いた天空の剣でレックスの服を切ろうとすると、
「駄目だよ。あとでタバサにこの服着せてあげるんだから。」
「そう、それじゃ駄目ね。」

魔族と勇者が交わる姿は余りにも奇妙で、そしてそれゆえにか美しかった。
「いいよ、レックス……。気持ちいいの。」
「タバサ……愛しているよ……。」

そして、行為が終わった後、レックスの目も赤くなっていた。
口からは牙が生え、悪魔のような羽で飛ぶこともできる。

地上は世界を救ったはずの勇者とその妹の双子の魔王によって滅ぼされることとなるのだった……。

「うわーっ!」
レックスは跳ね起きた。
「レックス、どうしたの?」
タバサが聞いてくる。
「よく覚えてないんだけど……ボクが世界を滅ぼしちゃう夢、見たんだ。」
「レックスったら、そんなわけないでしょ?お父さんが見つかったんだから
明日からはお母さんを探す旅だっていうのに……。」
>>45に続く
110 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/06/30(水) 04:03:43 ID:N435vXpH
そんなわけでバッドエンドはSFC版1っぽく終わり。
グッドエンドはまた今度の機会に。多分バッドエンドの方が面白いけど。
111 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/07/01(木) 04:52:42 ID:m4aIAZUn
->いいえ

「いくらタバサでもそれだけは許さない。」
レックスはタバサに告げた。
レックスの口から告げられた、初めてのタバサに対する明確な拒否。
タバサは一瞬戸惑った。
「世界を滅ぼすと言うんなら僕はタバサとでも戦う。」
続けざまに言う。
天空の神器が光り、消えた。そしてレックスの体を光が包む。
光は、本来の天空の神器となった。
「そう、もう少しだったのに……。」
タバサが悲しそうに言う。
「それなら……。」
タバサが呪文の詠唱を始める。
危ない!そう思い横に跳ぶと爆発が起こり地面がえぐり取られる。
おそらく、イオラだろう。
それでさえここまで強力になっているとは。
同時にタバサの腕が目の前に突きだされる。
右手の剣で止めようとしたが思わず左腕をつきだし、天空の盾で受ける。
同時に自覚する。自分は決してタバサは傷つけることもできないのだと。
かと言って決して堕ちるわけにもいかない。
レックスは覚悟を決めた。
タバサめがけて走りだした。
タバサはイオを次々と放ってくるがレックスはよけようとしない。
天空の武具が、そしてレックスの体が傷ついていく。
タバサはレックスの狙いがわかった。だからこそ連射速度を上げる。
だが、
「マホトーン」
レックスの狙いはうまく行った。

至近距離ほど有効なマホトーンを使う。
レックスはさらに距離を詰める。タバサは恐怖した。だが直後、タバサは不審に思った。
なぜレックスは斬りかかってこない?
答えはその直後にやってきた。
レックスはタバサの首筋に抱きついた。
レックスはタバサの右手を天空の剣の切っ先にやる。
必然的に天空の剣の刀身がレックスの首に当たる。
「ねえ、タバサ。僕は決してタバサを傷つけることはできない。それに魔に堕ちるわけにもいかない。だからせめてこのまま殺してほしい。」
レックスは言った。
そしてタバサに口づける。
それは、初めてのレックスからのキスだった。
タバサの目から涙かあふれる。
これほどまでに自分を大事に思ってくれているレックスに自分は何をしただろうか。
凌辱を重ね、さらに魔族になって、攻撃魔法を撃った。
やはり自分にとってレックスは大事だ。そしてレックスの意思も。
タバサは天空の剣の切っ先を放し、自分からもレックスに抱きついた。
レックスは一瞬驚いたようだったが、天空の剣を放した。
さらにタバサとの距離が縮まる。

レックスがタバサから離れた時、タバサはもとの姿に戻っていた。
「レックス……。」
「帰ろう、タバサ。」
タバサは思う。人は誰も、愛する人と永遠にはいられない。それが生きている以上必然のことなのだ。
自分とレックスの場合、ただその期間が短いだけなのだと。
ならば、その分濃密に愛し合えばいい。
「うん。」
タバサは答えた。
112 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/07/01(木) 04:53:37 ID:m4aIAZUn

2人がグランバニアに帰ると、突然城全体がわきあがったようになった。
「ねえ、タバサ。いつか僕が光だからタバサは闇だって言ってたよね。
でも違う。タバサも光だよ。だってタバサがいないとみんな暗くて、いるとこんなに明るくなるんだから。」

「そういうことだったのか。」
アベルはレックスから話を聞いて言った。
「レックス、タバサを助けてくれてありがとう。そしてタバサ、レックスの言葉を聞いてくれたんだね。
タバサがそこまで思いこんでいたのなら、そしてお互いにそこまで愛し合っているのなら……、認めるよ、2人の結婚。」

タバサは自分たちの部屋で言った。
「せっかく結婚できない分レックスを好きになろうって決めてたのに……。」
「じゃあ僕のこと嫌いになった?」
レックスは意地悪そうな笑いを浮かべる。
「そんなわけないでしょ。大好きに決まってるじゃない。」
2度めのレックスからのキス。
そのままタバサは押し倒された。
「良いよ、レックス。」
タバサの服の前が開かれる。レックスはタバサに初めての愛撫をする。
胸を優しくなでる。
「んっ」
タバサの腰が少し跳ねた。
と、同時にレックスの首筋についた赤い跡が見える。タバサがいつかつけたものだ。
「ねえ、レックス。私をレックスのものにして。」
レックスの頭を抱くと、自分の首筋に持っていく。
「ひゃっ、ち、違うよぅ……。」
レックスはタバサの首筋をなめ始めた。
「気持ちいいの?」
「う、うん、そうだけど……、でも違うじゃ……あっ……」
「ん、わかったよ……」
レックスはタバサの首筋に吸いつく。
113 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/07/01(木) 04:54:11 ID:m4aIAZUn

レックスはタバサの下着の中に手を入れた。
「あ……レックス……」
レックスはタバサの顔を見つめた。
タバサは恥ずかしそうにコクンとうなずいた。
レックスはタバサの下着を下ろすと、自分の服の前もはだけさせ、自分の下着も下ろした。
「レックス……。」
「初めて、だね。僕からするのは。」
タバサがレックスの首筋に抱きついた。
レックスは腰を動かし始める。

「タバサ……もう……。」
「いいよ……中に……。ねえ、レックス……。」

「ん……」
タバサは目を覚ました。隣ではレックスが寝息を立てている。
時計を見るといつも自分が起きている時間だ。
自分がいなくなっている間、レックスは目を覚ました時、いつもさびしく思っていたという。
それならば、
「ねえ、起きて、レックス。」
「うん……。」
まだ起きるのに時間がかかりそうだ。
恥ずかしいと思いながらも声に出す。
「ねえ、あなた。」
そういった関係になるまであとどれぐらいかかるのだろうか。
だが、この言い方だけはやめておこう、タバサは1人そう決心した。
そしてレックスを起こすために口づけた。
「ん……、おはよう、タバサ。」
シーツがずれ、裸のレックスの体が現れる。
「ん……」
レックスはタバサに覆いかぶさった。
「やめてよ、朝なのに……。」
だが、言葉とは裏腹にタバサの口調も顔も良いと言っている。
「終わったらシャワー浴びればいいよね。一緒に。」
「本当にしょうがないね……。」
その言葉を聞くとレックスはタバサに口づけた。

114名無しさん@ピンキー:2010/07/02(金) 19:19:34 ID:1eSBaEEL
GJ


ジョーカー2にはローズダンスやじごくのマドンナと言った素材が…

あとリップス(笑)
115名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 00:08:03 ID:AoPCVfI5
乙です今DS5をやっているんでタイムリー
しかしビアンカ以外を嫁にして、その子供とビアンカに会いにいくと
娘の「あの人お父さんの事…」って台詞に萌えてしまう
ビアンカが初恋の相手だと更に萌える…不倫フラグですかそうですか
116名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 00:27:16 ID:CdyRZL2B
マルチプレイでエルシオン学院いったらカオスっぷりがすごかったw

あと、フフィーが体育の授業をサボらなくなったのは主人公の活躍に憧れたからだってエピソードが聞けた
117名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 21:39:47 ID:ws7S+6O1
リメイク6の一番の敗因はリップスが仲間にならないことだな
118名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 17:40:09 ID:gBEUV/iv
まんま青年悟飯の色違いな主人公
まんまトランクスのテリー

キャラデザに魅力がなさすぎる
119名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 23:10:17 ID:DQ2R7LkJ
ID記念
120名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 11:31:32 ID:lLhfjejg
>>118は基地害
121名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 16:05:21 ID:wQarSQXr
>>120
信者(笑)
122名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 00:58:27 ID:0t7VzfKp
>>119
スゲーID!おめ!
123名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 12:50:05 ID:yubo99TM
>>119


ドラクエ2レアなラッキージョブと読めそうだな
124名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 23:23:52 ID:GhuPqLod
ほしゅ
125名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 02:32:57 ID:5gWu02Y1
ドラクエのキャラストーリーとかいらんねん
こっちがキャラ付け出来るVが至高
ということでVを分離して欲しい
126名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 18:32:08 ID:KUHF6n/3
マリベルのとどめの一撃がカッコいいな。煉獄火炎を持ってくるとは思わなかった
127 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/07/27(火) 02:45:10 ID:vwSsKS2Z
暗闇の中、何かがうごめいた。
「ん……」
それは起き上がると、隣にあった何か別のものを揺らす。
「ねえ、レックス。」
レックスと呼ばれたそれはしばらくして目を覚ます。
「タバサ……、トイレ?」
「うん……。」
「仕方ないな……。」
寝ぼけ眼でレックスはそう言うが、しかし嫌がってはいない。

タバサは怖がりで、小さい頃は夜に1人でトイレに行けなかった。
そのためレックスがいつもついて行っていたのだが、その癖は今になっても抜けないのだ。

タバサが用を済ませ、2人は自分たちの部屋へ戻ろうとしていた時、声が聞こえた。
例えおそらく両親の声だろうとわかっていても暗闇の中で聞くそれは怖いものだ。
タバサが思わずレックスに身を寄せるとレックスはしっかりとタバサの体をその両腕で包みこんだ。
「ねえ、お父さんとお母さん……」
「……苦しそうだね。」
まさか大魔王の呪いを受けているのではないか、2人は小さい頃に読んだ冒険譚の一節を思い出していた。

とはいえ、違ったら迷惑だろう、そう思い少しだけドアを開けてのぞくことにした。
「ああっ、い、いのぉっ、もっと……」
「ううっ、もう出そうだ、っ……」
両親は裸で何かをしているようだった。
レックスとタバサはいけないものを見ているようで気付かれないようにドアを閉めると急いで自分たちの部屋へと戻った。

「ねえ、レックス……。」
ベッドの上に座り込んだタバサが言う。
「な、何……?」
レックスも落ち着かないように返す。
「さっき見たの……。」
「うん……。」
「まだドキドキして……、レックスと、って思ったらもっと……。」
レックスは思わずタバサを抱きしめた。
しばらく静かな時間が流れる。
「多分あんな風に裸になってって事は……大好きな人とすることだと思うの。レックスは……?」
「うん……ボクもそう思う……。だってボクもタバサと、って……。……いいの?」
「うん……私は……。レックスさえよければ……。」
「でもその前に……。」
「んっ……。」
レックスはタバサに口づけた。
「ありがとう……レックスのファーストキス……。」
「いつもしてなかったっけ?」
「うん……でも、なんだか今のは違う気がするの……。レックスがお兄ちゃんじゃないみたいで……。」
「じゃあタバサのファーストキスもらうよ……。今のはそんな風に思ってなかったんだから……。」
レックスが再び口づけようとしたところに不意打ちで突きだされた唇。
今度はタバサがキスの主導権を握った。
「始めて……。」
「うん……。」
お互いに服を脱がし始める。
128 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/07/27(火) 02:45:35 ID:vwSsKS2Z

まだそう大きな違いのない2人の体だが、しかし確かにレックスの体はしっかりしてきており、タバサの体は丸みを帯びてきている。
「それで……ここに入れればいいんだよね。」
「うん……それで合ってると思う……。レックスの……おっきくなってる……。」
2人は両親の行為を見よう見まねで再現しようとする。
「っ―――――!」
タバサが余りの痛さに声を出そうとするが、唇を噛んでとどめた。
「痛いの、タバサ!?」
「声……そんなに出さないで……。見つかったら恥ずかしいでしょ……。」
タバサは苦しみながらも声を何とか絞り出す。
ごめん、レックスは心の中でそう言いながらタバサを抱きしめ、口づけようとする。
が、その時レックスの体にタバサの胸の先端が擦れた。
「ふっ……あぁっ……。」
タバサが声を漏らす。
「気持ちよかったの……?」
レックスが聞く。
「ん……よくわかんない……けどそんな感じ……。」
レックスが胸の先端を触ってやる。
「痛くなくなってく……。」
レックスはさらに身をかがめ、そこを舌でなめ始める。
「いいよ……レックス……。動いて……。」
レックスはタバサに短く口づけると腰を動かし始めた。

「タバサぁ……もう駄目……、何か来ちゃう……。」
「レックス……私も限界……。」
奇妙な浮遊感のあと、2人の動きが止まった。

「タバサの体ってこんなにあったかかったんだ……。」
「レックスも……。大好き。」
そのまま2人の意識は夢の中へと引きずり込まれて行った。
129名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 21:11:10 ID:CtrX9n3w
モンバトビクトリーやっとるからレックスとタバサがやけにリアルに感じるなぁ
特にレックスに攻撃しちゃうと申し訳ない気持ちになる。
130名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 10:28:51 ID:aI9Fe1gy
Yの話になるが、
ガンディーノ王って今で言うロリコン趣味だよな。
当時のミレーユって12〜14だろ?
表向きは王妃にいい顔をしてるが成人女性に興味が持てない身体だったんじゃないかな。

131名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 13:52:10 ID:b5B/apyx
DS版で、特別な風呂とベッドがそのままで驚いたもんだ
132名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 08:18:34 ID:7H513o5y
エロなし小説を投稿します
続編ではエロありの予定です
133名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 08:25:00 ID:7H513o5y
(どうしてこうなった?)
そう、魔法使いは考えながら寝がえりをうった。眠れない、眠気がない。
その原因ははっきりしている。自分の隣で眠る少女が原因だ。

セントシュタインのルイーダの酒場で今日、自分は妙な格好をした少女に旅に誘われ二つ返事で返答してしまった。
というのもその少女はまるで天使のように美しく、
仲間になりたがった野郎どもの熱気で悶々としていた酒場で彼女に声をかけられてしまい、
嬉しかったし周囲の嫉妬に似た羨望の視線が痛く、早くその場を去りたかったからだ。
無論、彼女の仲間になれたことに後悔はない。
今日はセントシュタインの周辺のモンスターと戦いレベル上げと旅の資金集めに奔走し皆予定通りにレベルも上がり資金もたまった。
今夜はパーティを組んだ記念に酒場で飲み会をしたのだが
自己紹介で彼女は自分の年を117歳だとか職業は「ウォルロ村の守護天使」だとか冗談を言い、場を盛り上げていた。

話を聞くに世間知らずのお嬢様といった感じだった。何のために旅をするのかと聞けば
「天使界から落っこちてしまい羽と光輪を無くしてしまったので仲間の天使を探すため」と言い出す始末。パーティ内での彼女の呼び名は「天使」になりそうだ。
勘定するに世間知らずのお嬢様が家出をして素性を知られたくないためでっち上げたのだろう。
彼女のような美人が誰か悪い男にだまされる前に自分と出会ってよかったと思う。
うん、間違いない。

ただ、外見のうぶな感じとは裏腹に相当酒が強いらしく天使を酔いつぶして何かよからぬことをしようとしていた戦士は逆に一気飲み競争で酔いつぶされてベッドに送られてしまった。
そうしているうちに楽しい宴会はルイーダさんやリッカさん、他の宿の客を巻き込んで熱気溢れる大宴会に突入し、天使に絡んでいった男どもは次々にベッド送りにされていった。
自分はパーティの男僧侶とその様子を嬉々として眺めていた。彼女も底なしではないはず、彼女が潰れるまで他の連中に頑張ってもらおう。そして、その後はお楽しみだ。
男3人と女1人のパーティを組んだ彼女が悪いのだ。

だが本当に彼女は本当に底なしで自分に絡んできた男達のほとんど全てを素面のまま返り討ちにして宴会は終わってしまう。
薔薇に棘ありのレベルではなく、屍累々のルイーダの酒場はさながら戦場のようだった。

あてが外れがっかりしたが神は俺を見捨てなかった。そのままこの宿屋に今日は泊まることになり、二人部屋しか空いていなかったのだ。
僧侶と一悶着した後、天使との相部屋を確保できたのだが・・・・。
彼女はどうも世間知らずなだけでなく男にも疎いらしく自分の目をあまり気にしていないようなのだ。
部屋に着いた後、自分がいるにも関わらず絹のローブに着替えたり、風呂上がりの彼女が下着姿で部屋に戻ってきたりと
思春期の自分の精神衛生上非常によろしくない事態が続いたのも眠れない原因だろう。
自分の苦悩も知らず天使は気持ちよさそうに寝息を立てている。
はっきり言って金髪碧眼の美少女の寝顔の神々しさは美人揃いのこの宿の従業員の比ではありません。
宴会のときに見た天使の笑顔とはまた違った魅力を放つその顔を見るだけで独占欲だとか支配欲とかいった邪な感情が次々に溢れてくる。
そんなよからぬ事を考えていたのだが、いざ彼女のような少女を目の前にするとそれを実行するのは良心と純白を汚す罪悪感が許さなかった。

がんばれ、耐えろよ俺。
134名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 08:27:28 ID:7H513o5y
すいません

ちょっと文章的におかしいところがあったので訂正に時間ください
後半は明日投稿します
135名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 00:19:07 ID:rr+BwFZ7
料金
136名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 00:20:32 ID:rr+BwFZ7
ゴメン。了解 待ってます。って書く予定が誤爆った…orz しばらくROMってます。
137名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 12:20:07 ID:6vH1v6Tm
わっふるわっふる
138名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 21:49:20 ID:gnZD+WQW
(どうしてこうなった?)
そう、魔法使いは考えながら寝がえりをうった。眠れない、眠気がない。
その原因ははっきりしている。自分の隣で眠る少女が原因だ。

セントシュタインのルイーダの酒場で今日、自分は妙な格好をした
少女に旅に誘われ二つ返事で返答してしまった。
というのもその少女はまるで天使のように美しく、仲間になりたがった野郎どもの
熱気で悶々としていた酒場で彼女に声をかけられてしまい、
嬉しかったし周囲の嫉妬に似た羨望の視線が痛く、早くその場を去りたかったからだ。
無論、彼女の仲間になれたことに後悔はない。
今日はセントシュタインの周辺のモンスターと戦いレベル上げと旅の資金集めに奔走し
皆予定通りにレベルも上がり資金もたまった。
今夜はパーティを組んだ記念に酒場で飲み会をしたのだが自己紹介で彼女は
自分の年を117歳だとか職業は「ウォルロ村の守護天使」だとか冗談を言い、場を盛り上げていた。

話を聞くに世間知らずのお嬢様といった感じだった。何のために旅をするのかと聞けば
「天使界から落っこちてしまい羽と光輪を無くしてしまったので仲間の天使を探すため」と言い出す始末。
パーティ内での彼女の呼び名は「天使」になりそうだ。
勘定するに世間知らずのお嬢様が家出をして素性を知られたくないためでっち上げたのだろう。
彼女のような美人が誰か悪い男にだまされる前に自分と出会ってよかったと思う。
うん、間違いない。
139名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 21:52:00 ID:gnZD+WQW
ただ、うぶな外見とは裏腹に相当酒が強いらしく天使を酔いつぶして
何かよからぬことをしようとしていた戦士は逆に一気飲み競争で酔いつぶされてベッドに送られてしまった。
そうしているうちに楽しい宴会はルイーダさんやリッカさん、
他の宿の客を巻き込んで熱気溢れる大宴会に突入し、天使に絡んでいった男どもは次々にベッド送りにされていった。
自分はパーティの男僧侶とその様子を嬉々として眺めていた。
彼女も底なしではないはず、彼女が潰れるまで他の連中に頑張ってもらおう。
そして、その後はお楽しみだ。

男3人と女1人のパーティを組んだ彼女が悪いのだ。

だが本当に彼女は本当に底なしで自分に絡んできた男達の
ほとんど全てを素面のまま返り討ちにして宴会は終わってしまう。
薔薇に棘ありのレベルではなく、屍累々のルイーダの酒場はさながら戦場のようだった。

あてが外れがっかりしたが神は俺を見捨てなかった。
そのままこの宿屋に今日は泊まることになり、二人部屋しか空いていなかったのだ。
僧侶と一悶着した後、天使との相部屋を確保できたのだが・・・・。
彼女はどうも世間知らずなだけでなく男にも疎いらしく
自分の目をあまり気にしていないようなのだ。部屋に着いた後、
自分がいるにも関わらず絹のローブに着替えたり、風呂上がりの彼女が下着姿で部屋に戻ってきたり
と思春期の自分の精神衛生上非常によろしくない事態が続いたのも眠れない原因だろう。
自分の苦悩も知らず天使は気持ちよさそうに寝息を立てている。
はっきり言って金髪碧眼の美少女の寝顔の神々しさは美人揃いのこの宿の従業員の
比ではありません。宴会のときに見た天使の笑顔とはまた違った魅力を放つその顔を見るだけで
独占欲だとか支配欲とかいった邪な感情が次々に溢れてくる。
そんなよからぬ事を考えていたのだが、いざ彼女のような少女を目の前にするとそれを実行するのは良心と
純白を汚す罪悪感が許さなかった。
がんばれ、耐えろよ俺。
140名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 21:56:38 ID:gnZD+WQW
そうしてベッドの中で孤独な戦いをしていると布のすれる音が聞こえ、
天使のベッドを見ると布団がめくれていた。彼女が寝返りをうったときにめくれてしまったようだ。
このままでは天使が風邪を引いてしまうだろう、天使に近づく名分ができた。

自分の鼓動が少し速くなるのを感じながら布団から起き上がり慎重に動く。
音を立てるだけで、声を出すだけで全てが終わるような気がした。

そうして彼女のベッドへたどり着き、めくれた布団を少女にかぶせる。
ミッションコンプリート!直ちに自分のベッドへ戻れ。
だが、次の瞬間また彼女は寝返りをうち布団が乱れる。
彼女は寝相が悪いのだ、このままではいけない。天使に風邪を引かせないためにどうすればいいか
思考するとあるとんでもない考えが浮かぶ。


自分が彼女を抱いて眠ればいい――――。


この案は理性がすぐに「正気じゃない」という評価を下す。しかし・・・・。

しばしの葛藤の後、魔法使いの中で「天使に風邪を引かせないためだから許される」
という明らかに××な結論が下されてしまう。

「もう、どうなってもいい」そんな感情が彼を支配していた。

布団をめくると天使の体が露になる。
細くて白い脚、かなり大きめのバスト、乱れた金の長髪、静かな夜だからこそ聴こえる少女の小さな寝息、
どれをとっても完璧だ。男を惑わす罪作りな少女が悪いのだ。

俺は悪くない。

自分の鼓動が痛いほど大きくなる。そっと天使の背中と太股の下に手を差し込み腕を滑り入れ、慎重に彼女を持ち上げる。
柔らかな女の子の身体に自分の指や腕が食い込み、その感触だけで頭がくらくらする。
さらに彼女の着る絹のローブがずれ、胸元と股から黄色い下着が覗く。

全身にゾクゾクとしたものが流れ、熱いような痒いような感触が彼を支配する。
ゆっくりとできる限りの理性で自分を抑えながら天使を起こさないように抱きかかえ自分のベッドに彼女を運ぶ。
天使は長身にもかかわらず意外と軽い。

1メートルも離れていない自分のベッドにゆっくりと慎重に彼女を降ろし布団をかぶせる。
そして、自分もベッドの中にもぐり込んだ。女の子特有の甘く、美味しそうな香りが鼻いっぱいに広がり
これから彼女と触れ合うと思うと全てがどうでもよくなる。

天使の後頭部に腕を差し入れ彼女の枕代わりにした。まるで事後のようだと彼は妄想し、悦に浸る。
だが、次の瞬間天使は魔法使いの方に寝返りを打ち彼女の顔が自分の顔の前に接近する。

「ぎゃあ!?」という言葉にならない叫びが彼の心の中で響く。
しばしの焦燥のあと天使が寝返りをうっただけとわかり安堵する。
こんな不意打ちは反則だ、彼は恐怖と焦りで身動き一つ取れなくなった。

しかし、その恐怖と焦りは興奮へと変わる。天使の肌理細やかでしみひとつない白い肌、完璧な配置の顔。
目の前に珠玉の宝が転がっているのだ。

欲しい、抱きしめたい、口付けを交わしたい、そんな欲望が絶え間なく湧き上がる。
天使の背中に腕を回し優しく抱きしめる。彼女の体が自分の体の上に乗り、重なりあう。

しかし、興奮が最高潮に達し理性を凌駕する直前それらは全てリセットされる。
141名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 22:03:24 ID:gnZD+WQW
「・・・・お父さん。」

その言葉と同時に彼女は彼の体を抱きしめる。彼女の切ない声が魔法使いの理性を呼び戻す。
家族の夢を天使はみているのだ。興奮が一瞬で鎮まってしまう。
彼女は家族と離ればなれになってしまい悲しいと言っていた。
そんな不安な中、自分を信頼し仲間に誘ってくれたのだ。罪悪感で心が満ちる。

「信頼を裏切るのは最大の罪」と母が旅に出る前に自分に教えてくれた。
天使と自分は仲間なのだ。信頼には信頼で応えなくてはいけない。
愛しいならばその存在の盾となり守らなくてはならない。自分に何度も言い聞かせる。

魔法使いはそうしているうちに急に眠気を感じる。いつもより疲れた気がする。
彼女を元のベッドに戻して早く眠ろう・・・。そう魔法使いは思ったが天使に抱きしめられ動けない。

先ほどまで気付かなかったが彼女の柔らかで温かい感触は心地よく、さしずめ人間抱き枕といったところだ。
女の子って柔らかいんだな・・・。
誰かと同じ布団で眠るのは何年ぶりだろうか、人肌の温もりがこんなに心地よいとは・・・・。

そうしているうちに情動に任されず行動できた安心感と
人肌の心地よさが心に満ち、魔法使いは眠りの淵に浸っていった。

142名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 22:18:58 ID:gnZD+WQW
「う・・・んッ・・・。」
心地よい眠りが終わり天使は名残惜しく目を開いた。
布団の中は温かく、思い出すことはできないが何だかいい夢を見た気がする。
体を動かすと柔らかな布団の中で違和感があることに気づく。
布団とは明らかに違う感触が伝わる。

昨日仲間になった魔法使いが自分の下敷きになっていた。
驚いて体を起こし辺りを見回すと隣のベッドに自分の服と荷物が置いてある。
どうやら昨夜、間違えて彼のベッドに入りこんでしまったらしい。

「あ・・・・。」
下のほうから声がするので見ると魔法使いと目が合う。
自分の動きで魔法使いも目を覚ましてしまったようだ。彼と見つめあうと何だか気まずい。

「いや・・・・あの・・・これは!」
彼は何故か慌てている。間違えて布団に入ったのは私なのに、謝らなくては。

「ごめんなさい。こんな、上にのっちゃって。」

その言葉に魔法使いは安堵の表情を見せる。
「え・・・?・・・・別にいいよ。」

「勝手に貴方の布団に入りこんじゃうなんて・・・。」
謝った後、今度は羞恥の感情が湧き天使は魔法使いから目を逸らす。

「いや、いいよ。とってもよく眠れたし・・・。」
彼の言葉に少し羞恥の感情が薄まる。よく眠れたのは彼も同じだったのだ。

「そう、よかった。」
そういうと天使は魔法使いの上に乗ったまま体を起こして背を伸ばして首をコキコキ鳴らす。
お願いだから止めて、魔法使いは心の中で哀願する。
そうやって天使が体を捻るたびに彼女の体の輪郭が表れて変な気分になるからだ。
彼女は立ちあがるとベッドから出て行ってしまい布団には天使の温もりが残るだけになる。

魔法使いは名残惜しいだけではなく喪失感すら感じていた。
143名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 22:27:24 ID:gnZD+WQW
「でも一緒に寝るのも悪くないわね。」
彼が一緒に寝てくれたからだろうか、今日は天使界から落ちて以来久しぶりによく眠れた。

「あの・・・ね、私・・・家族とずっと離ればなれで少し寂しいの・・・。」
一呼吸おいて魔法使いの目を見る。子供のようなことを言っても彼は呆れないだろうか。
少し躊躇しながら天使は言う。

「また、今みたいに貴方と同じベッドで寝ていい?」
天使のその言葉の数秒の後、ブシュッという音とともに紅い鮮血が宙を舞う。
魔法使いは鼻血を噴きながら放物線を描きベッドに倒れこんでしまった。

「きゃあ――――!?」
天使の悲鳴が部屋にこだまする・・・・・・。




「魔法使い――。」
誰かが自分を呼ぶ声が聞こえる。返事をしなくては・・・・。
だが、体が上手く動かない。

「魔法使い――。」
また、自分を呼ぶ声が聞こえる。次第に意識が戻る中、
自分の頬を撫でるものを反射的に手が掴むのを感じる。意識を集中し身体に「目を開け!」と指令を出す。
重いまぶたが開き目に飛び込んできたのは少女の顔だった。

「良かった。大丈夫みたいね。」
自分を覗き込む天使の顔が笑顔に変わる。

「あー・・・・うん。大丈夫。」
昨日のベッドの中よりも彼女の顔は近い。恋人同士の距離だよ、これは。
顔を上げるとみると自分はベッドの上で天使に膝枕してもらっていたのだ。

「一体どうしたの?」
貴方が可愛すぎるからです、とは言えない。
「昨日、飲みすぎたせいだと思う。」
とっさに理由をでっち上げる。
「あっ・・・ごめんね。昨日はあんなにつきあわせちゃったから・・・・。」
「いや、いいよボクは昨日少し疲れてたから・・・・。」
天使はすまなそうに膝に乗る魔法使いの頭を撫で始めた。心地よい感覚に身悶えながら彼は先ほどの彼女の問いを思い出す。
「あの・・・・天使。」
「なぁに?」
「さっきの一緒に寝るってはなしだけど・・・・いいよ。一緒に・・・・。」

そういうと彼女の顔は輝くような笑顔を放つ。
「ありがとう。」
その笑顔は彼の心を照らし、目からは涙すら溢れさせる。魔法使いは暖かい光に包まれ全てが満ち足りた。
(天使のためなら・・・・俺は・・・・。)

魔法使いは天使に恋をする。
144名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 23:48:50 ID:qJ3HPftF
ヤバい天使かわいい!
お父さんはイザヤール師匠ですかな?

魔法使いくんがんばってよ〜
145名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 23:58:23 ID:PcWBlU9F
ハァハァ・・・
146名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 11:42:30 ID:npvXqghT
GJ! 天然天使可愛すぎる。
147名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 20:40:34 ID:QYryvZTM
ゆとりがDQ6を神ゲー、一番好きというのには理由がある。
我々はファミコンから進化の過程をリアルタイムで体験してきた。
だが、ゆとりの初ゲームはポケモンや64なわけだ。
アニメ、ゲーム、音楽全てに言えることだが、
90年代後半は特に、オリジナルが出尽くし、過去のパクリで商売が支えられてきたわけだが、
ゆとりはそれを最初に経験してしまった非業の世代故、過去の偉大さがわからない人間にしかなれない。

要は、DQ1は蟹歩き、タイマン、はなす→ひがし だったが、
DQ2が出て、はなすひがしもかいだんも無ければ、仲間が三人も居るし、呪文も多い。船もある。
劇的な進化を遂げたことに驚いたものだ。
DQ2をまだ持っていなくて、DQ1しかやれない友人からは「呪文多くていいな〜」なんて言われたものだ。
DQ3になれば仲間を好きに作れるわ、職業の追加、ラーミア、裏世界、バックアップシステムなどともはや別次元。
DQ4では章システムに決められた職業の確立。馬車、カジノシステム、闘技場、商売など斬新なものばかりであった。
DQ5はSFCになり、モンスターが仲間にできることが最大の売りであったが、スイーツ仕様にしたので正直失敗であろう。

だが、ゆとりはこれらを経験できていない。
最初にやってしまったのがDQ6ならばどうなるだろうか。
最初から職業がある。モンスターも仲間にできる。魔法より強い壊れ特技がある。
最初からSFC後期の映像に慣れる為、それ以下が汚いと勘違いする。
そんな間違った感性で育ったゆとりがDQ3をやってみるとどうだろうか。
職業が少ない、特技が無い、映像が汚い、音楽がショボイ、セーブ消え過ぎてやる気無い。と酷いことになってしまう。
パスワードも要らない、歩くのも遅い、面白さがわからない。
最初からあったものが無い物に満足できるわけがない。
こなってしまって当然である。しかしこれは大きな間違い。

DQ6へは進化ではなく、パクリという行いによった退化であり、
ゆとりが満足できない点は進化によった改善ではないということに気付かなければならない。
特にDQ6は内容も無ければ、音楽も聴くに耐えない代物であり、
ドラクエ=呪文・音楽 という確立、特にドラクエの音楽は世代を越えた評価を受けたものだが、
DQ6に至ってはその全てが失われたことは明白で、当時もその指摘は耐えなかった。
我々の間でも、DQ6やったがつまらない の一言で一回のみのクリアで終了だった。

アニメも萌え、キャラクター売り世代で、それでしか見れない腐女子と感性が同レベルのゆとり。
CGが綺麗と勘違いし、セル画とドットの素晴らしさを理解できない情けない世代。
自分で素晴らしさに気付いて、今がいかに愚かか理解できているゆとりは立派である。

リメ6みたいなクソゲー好きなんつってる奴は
初めてやったドラクエが6のゆとりだけだわ
つまりゆとりを全滅させれば間違いなく社会はよくなる
148名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 02:40:28 ID:E0DjVMsc
>>143
最後の一行がいいなw
149名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 14:55:20 ID:SQTG8hyU
天使ちゃんマジ天使

6主×ターニアが読みたい
150名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 01:12:20 ID:GjapXVNc
9の小説書いてる皆様

サンディの存在忘れてない?
151名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 11:54:19 ID:OX/vlLTx
で?
152名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 20:44:17 ID:0u3Z/Mfh
すいません

男と女の情事にサンディを介入させるほどうまい文は書けないので・・・
153名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 21:37:15 ID:uidRqBM7
サンディって大きさどれくらいなんだろうね?
154名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 22:40:08 ID:z7hGBuFT
伸縮自在、一部を除いて
155名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 23:10:19 ID:1wxGaJ0s
サンディ×エロパロ


「ないと思います」

…サンディアンチで言ってるので無く、普通にムズいだろ、あのキャラでは。

鬼畜、凌辱、スプラッタな話なら想像は容易いが…
156名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 00:32:02 ID:Osk+TXOk
語り部とか傍観者としてなら
サンディを上手く使えそうなんだけどねぇ・・・
157名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 02:35:45 ID:GuPprTOu
…女神様と姉妹丼?
…天使(男)にツンデレ系?
…アギロと?
あとは…私室の魔神とか?

………どれにしても難しくないかあの羽。
158名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 08:06:30 ID:tIBaVveC
上のほうにある9の小説とかにサンディが出てきたら正直萎える
159名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 11:57:20 ID:Op+tXCzJ
実際に9プレイしてサンディの印象だいぶ変わったけど
エロとかそういうのは流石になあ
160名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 17:27:11 ID:kt3mR6OR
サンディは女性(又は雌)の概念には入らないんだよ
果てしなくどうでもいい存在というか…ぶっちゃけ邪魔なだけというか
161名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 21:31:15 ID:Id/LyU3W
サンディで異様にスレがのびとるな。
確かにギャルとの絡みはむずかしそう。
162名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 21:22:30 ID:ET0BohhL
相変わらず6の小説は無しですか、何でだよぉ・・・・
163名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 23:22:38 ID:Ogq6y9Fq
ここってモンスター擬人化はあり?
164名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 23:28:21 ID:A96XENME
>>162
扱いづらい
165名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 00:16:40 ID:urQx95bh
サンディさんが見た的な物だったらありかな…?
166名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 00:32:50 ID:pCInh9I1
>>162
ドランゴたんとテリーさんの竜姦書いてるから気長に待っててね
167名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 15:07:11 ID:2DRFwARt
http://suitei.blog63.fc2.com/
ここにあるSS面白いよ
168名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 11:56:11 ID:UxT6ToVG
チャモロで構想中なんだけど、一人称私なんだよなぁ……
エロシーンの最中に一人称私で丁寧語で台詞入れると、何かテンポ悪くなりそう。
169名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 12:38:26 ID:un8IMYZI
別にそんなことないと思うけど
たまに「ぼく」っていうし
170名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 13:10:45 ID:UxT6ToVG
>>169
DSだとぼくって言ってたとこ修正されたって聞いたんだけどガセかな?
自分では確認してない(とっくにクリア済みなのでそこまでチェックしてなかった)。
まあ、別にテンポ悪くなったりしないなら、特に問題無いんだけど。
171名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 20:43:51 ID:htJdpP4A
>>143
の続きでベクセリアに着いたら魔法使いが病気になって
最後のお願いとして天使とのセックスを求める

という話を妄想した
172小ネタ:2010/08/29(日) 21:02:22 ID:dfI7CUCx
リュカ「ビアンカ、レヌール城はあっちだよ?」
ビアンカ「私があなたに大人がする事教えてあげるわ」
リュカ「子供がしていいの?」
ビアンカ「私達もいつまでも子供じゃないし、興味あるじゃない、そういう事」

少し後
リュカ「ビアンカ、おちんちんから何かがでちゃうよ!」
ビアンカ「出していいのよ、ほら出して!」

暫くして
ビアンカ「やあっ、リュカ、駄目、もう出さないでぇ…」
リュカ「ビアンカ、かわいいよ、おちんちんから何回も出せちゃいそうだよ」
ビアンカ「許して、ああーっ!」
リュカ「うっ」

その後、結婚して
リュカ「ビアンカは子供の頃はお転婆だったけど、今は鳴りを潜めたよね、特にベッドでは」
ビアンカ「そ、それは、初めてであんなにされたら…」
リュカ「そういえば、あの後、ちょっとおとなしくなったよね」
ビアンカ「お、思い出さないで、あっ、あっ」
リュカ「ふふ、相変わらず可愛いよ」
ビアンカ「ああ、もう駄目ぇ、顔見ないでぇ」
リュカ「駄目駄目、しっかり見せてもらわないと」
ビアンカ「あーーーーーーっ!」
リュカ「くうっ、締まるなあ、相変わらず」
173名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 23:04:56 ID:07T70PHr
>>172
お前そのネタは本当に小ネタ程度で終わらせて良かったのか?
エロスにギャグに幼年期に青年期にと何重にも美味しいじゃないかw
174名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 23:43:21 ID:mo63l1SR
>>172すげえ読みやすいwww

俺は好きです
175名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 05:53:05 ID:VrGDdBzE
そろそろwikiの編集しないと・・・
176名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 07:00:09 ID:tmwCPy6F
確かにそろそろたまってきてるからな

ライブドアのアカウント持ってる人お願いします
177あたしを海へ・・・ アルマリ:2010/09/03(金) 10:35:10 ID:GySfEsPh
 ここはフィッシュベルの南東、村一番の豪邸アミットの娘マリベルの部屋。
 ときは、ある月明かりの夜だった。窓からは月光がてらさて、きれいに輝いていた。
 しかし、その窓際で一人淋しく立っているマリベルの姿があった。
 悲しげな表情で顔がうつむいている。そして、その下にはバスタオルが巻かれており、その下は裸であった。
 彼女はお風呂に入っていたのだが、着替えもしないまま部屋へと戻っていったのだ。
 しばらくすると、浴布の結び目がほどけて、床に落ちる。完全にマリベルの裸があらわになってしまった。
 だが、彼女はそれに気づかずに、悲しげに窓の外を見つめていた…。それは、つい最近悲しい出来事が起きたからだ…。

(どうして逝っちゃったのよ…、ママ…)

 2日前、マリベルの母が他界してしまったのだ。死因は判明してないが、病原菌感染によるものと思われる。
 世界はオルゴデミーラに闇に葬られていたため、その世界を救った代償としてさまざまな病原菌や気候異常が致死力を高めたのだろう。その異常環境が彼女の母親を蝕んでしまったのだ。
 かつて、マリベルが世界中を冒険していたとき、父アミットが病で倒れてしまい、冒険を中断せざるを得なかったことがあった。その原因は分からなかったが、マリベルが一時期いなくなった淋しさと病原菌感染でアミットの体は病んでしまった。
 これも世界を知らぬものたちの悲運というべきであろうか。
 一度アミットが重病を患っていたため、再び重病が起きてはこないかと心配されていたが、無常の風は思いもよらぬ悲劇を生み出していた。
 あんなに健康だったマリベルの母が突然意識不明になって倒れ、あっという間になくなってしまったのだ。あまりにも突然すぎる悲劇にマリベルはただ泣くことしかできなかった…。
 裸のマリベルの頬に涙が伝う…。窓に額をつけて、涙をあふれさせていた。

 と、そこへ・・・

178あたしを海へ・・・ アルマリ:2010/09/03(金) 10:52:08 ID:GySfEsPh
「あれ? 扉が開いている?」
 マリベルことが心配になったアルスが、彼女の家にやってきた。部屋の前の廊下を歩いていると、開きっぱなしの扉が目に映る。
 マリベルが居るのかも…、そう思ったアルスはゆっくりと扉に近づく。そこから部屋を覗き込むと、マリベルの裸姿に驚き固まってしまった。

「!!」

 とっさに顔を引っ込めるアルス。彼女の濡れた髪と白く美しい背中、大きく形の良いヒップラインを見て思わず顔を赤めてしまった…。

「な、な、ななんで? マリベル裸に…?」

 そう落ち着きもなく思考を巡らせていたアルスだが、冷静さを取り戻そうと深呼吸する。自分も大人だ。女性の裸くらいは見慣れないといけない。
 そういう自覚があったから落ち着きを取り戻した。そしてアルスは一旦その場を離れた。
179あたしを海へ・・・ アルマリ:2010/09/03(金) 11:06:18 ID:GySfEsPh
そして、5分後…。
アルスはメイドに頼んで着替えを持って戻ってきた。そして、扉越しから声を掛ける。
「マリベル」
マリベルは振り返ると部屋の入り口に立っているアルスの姿を捉える。
「アルス…!」
 突然の登場に驚くマリベル。アルスはわざとらしく咳き込んで、聖人君子のような表情で裸のマリベルに近づく…。
 咄嗟に涙を手で拭くマリベル。いつものように威張った態度でアルスを出迎える。
「あたしのこと心配してきたのね」
「うん。それと…」
 アルスは目を閉じた表情で、着替えをマリベルに渡した…。
「そんな格好したら湯冷めしちゃうよ。早く着替えて」
 アルスの言葉を聞いて、マリベルは動揺した。悲しみにくれるあまり、気づかなかった、自分が裸になっていることにようやく気づいたのだ。
 その瞬時にマリベルはアルスの手に持つ着替えをひっぺがして、その着替えアルスの顔面を引っ叩いた。
「いてっ!!」
 着替えで体を隠したマリベルが、羞恥心で顔を赤めながらアルスに怒鳴りつけた。
「何ジロジロ見てんのよ変態!! あっち向いてなさいよねっ!!」
「わ、分かったよ〜」
 痛さあまりに顔を両手で隠しているアルスは背を向けた。
 マリベルはぷんぷん怒りながら着替えをはじめようとした…
180あたしを海へ・・・ アルマリ:2010/09/03(金) 11:27:25 ID:GySfEsPh
「よほどショックだったんだね…お母さんが死んじゃったのが…」
アルスのこの言葉がマリベルの動きを止めた。
自分の弱さを見透かされたような、そんな悔しい気持ちが彼女の胸のうちにこみあがる…。
「決まってるでしょ…?数少ない肉親なんだから…。それに魔王を倒した後もあたし一人で冒険を続けられることができたのもママのおかげだしね…。アルスやみんなが知らない場所を見つけてギャフンと言わせてやろうと思ったのにさ…」
 次第にマリベルの声が悲しみ混じりになった…。
「でも…、もうそれもできない…。覚えてたルーラも世界が元に戻ったせいで衰えてしまって、唱えられなくなっちゃった…。船もパパの許しがないと出せないし…もう冒険ができなくなっちゃもんね…」
 マリベルにとって冒険は生きがいを感じるものだった。その生きがいを失ったことを思うとアルスはそんな彼女が哀れで仕方がなかった。
「いっそのこと、村を出て行った方が…」
 マリベルの言葉を聞いたアルスは、思わず声を発した。
「村を出て行くの!? ダメだよ! そんなことしちゃ!!」
 アルスは背を向けながらそう言った。だがそれはマリベルに憤りさせる起因にしかならなかった。
「何よ!? 村に残ろうが出て行こうがあたしの勝手でしょっっ!?」
 涙目のマリベルが再び体を隠しながらアルスに向かって怒鳴りつける。しかし、アルスはこもりながらも口を開いた…。
「だって…だって…」
 アルスの拳が握り締められる…。
「僕が…困るから…」
 そして、意を決したかのように、すばやく振り返り、力いっぱい裸のマリベルを抱き寄せた。

181あたしを海へ・・・ アルマリ:2010/09/03(金) 11:49:51 ID:GySfEsPh
「!!」
体を隠したまま抱かれたマリベルは、突然のアルスの行動に驚き固まってしまった。
そして、アルスはマリベルの耳元で自分の心の内をすべて言い切った。

「キミを海へ連れてやりたいから…っ、キミと一緒に海へ出たいからっ! だからっっ、どこにも行くなああっっ!!」

 自らの内の叫びを発すると、マリベルを抱き寄せる力をさらに強くした…。
 マリベルはそれからしばらく動かなかったが、後にクスクスと笑い出した。

「フフフ…バカねえ…、本気で出て行くと思ってたの…?」

 アルスはきょとんとした表情になった。

「大体あんたは昔っから心配性すぎなのよ…。パパが倒れたときなんかあたしの部屋に何百回も来ちゃったりしてさ…」

 一旦マリベルの顔を離すアルス。彼女のその表情は、うれし涙であふれていた…。

「パパやアルスが生きているっていうのに、そんな愛しい人を捨てるなんてできるわけないでしょう…?
 
 涙目のマリベルは健気な笑顔でそういった。それは、アルスを愛してるという意味だった。
「マリベル…!」
 アルスはその言葉うれしかった。彼女の両手がアルスの頬に触れる。
「ちょっと見ないうちにかっこよくなっちゃってさ…。生意気なのよ…。もっと自分を大切にしなさいっての」
 アルスは微笑みを浮かべる。
「そうだね…。ごめん…」
 両者、互いに口付けをして、キスを交わした。
182あたしを海へ・・・ アルマリ:2010/09/03(金) 12:04:59 ID:GySfEsPh
 そのままの状態でアルスは裸のマリベルを引き寄せ、近くにあった彼女のベッドの上に押し倒した。2人の体が重なり合う。
「マリベル…、いい…?」
「こうなってしまったら、もういまさらよ…」
「じゃあ、行くよ…」

 アルスはマリベルの胸に顔をうずくませた。そして、頬ずりをする。

「はあ…ふあ…あん…」

 胸を揉まれた快感にうなり声を上げるマリベル…。胸を揉むアルスの手が次第に、マリベルの花弁のところまで来ていた…。

「濡れてるよ…。すごいね…」
「…バカ」
「入れるよ…」

 アルスは服をすべて脱ぎ捨てた。大きく際立った男根がマリベルの花弁に近づく…。だがすぐには入れない…。
 アルスは腰をマリベルの下半身の上に沈めると、男根を彼女の腿にこすりつけた。その快感にマリベルのうなり声がさらに上がる。
 その声がアルスを欲情させ、大きく腰を動かしてマリベルの下半身を大きくこすりつける。

「はあっ…ああっ…ダメっ…きもち…いいよ…っ!」

 マリベル自らも腰を動かして、そのこすられる快感を求める…。
 そしてついに、アルスの男根がマリベルの中へと入りこんだ。
183あたしを海へ・・・ アルマリ:2010/09/03(金) 12:21:28 ID:GySfEsPh
 自らの男根をつかみ、マリベルの花弁にあてがう…。腰をゆっくりと動かしながら、ゆっくりと男根をマリベルの中に入れた…。

「…!!」
「マリベル、痛い?」

 きつく目を閉じるマリベルを見て、心配そうに声を掛けるアルス。
 マリベルは首を左右に振って答えた。

「ううん…すごく…気持ちいいよ…」
「そう…じゃあ行くよ…」

 アルスは腰をゆっくりと動かした。

「おわぁ…、ああ・・・ふう…」
 
 うなり声を上げるアルス。マリベル派はしばらく声を出せなかったかったが、次第にうなり声を上げた。

「はあ・・はあ…、ああん…、きもちぃ…はぁっ…いい…ああんっ」
 今度はアルスは腰を早く動かした…。彼のうなり声が早くなると同時にマリベルもうなり声が早く…。

「ああっ、あ、あ、マリベルっ…ああ!」
「ふぁっ、あん、あ、あ、アルス…もっと…もっと…!」

 マリベルは腰を動かした。その腰の動きとマリベルの甘い誘惑のうなり声がアルスに快感の頂点を込みあがらせた。

 
184あたしを海へ・・・ アルマリ:2010/09/03(金) 12:31:52 ID:GySfEsPh
「マリベルっ、…イクっ!」
「ああ…っ、いいよ…っ! 我慢しないで…、出して…いいから…っ!!」

 とうとうアルスの快感は限界線を突破した。腰を強く強く打ちつけると尿道に快感が駆け巡った。

「だ…、出すよっ!! あ、あ、ああああっ!!」
「ああんっ!! アルス、アルス、来てぇ…!!」

 ついにアルスは快感に耐え切れず、マリベルの中で大量の精液を吐き出した。
 どくっ…どくっ…どくっ…
 アルスの熱い愛の波がマリベルの中へと注ぎ込んでいった…。
185あたしを海へ・・・ アルマリ:2010/09/03(金) 12:44:17 ID:GySfEsPh
「ああ…マリベ…ル…」
 アルスの男根がマリベルから離れていく…。男根が引き抜かれると、マリベルの花弁からはわずかに愛の証がこぼれ出ていた。
「マリベル、大丈夫!?」
 気を失いかけたマリベルを見て、心配そうに見つめるアルス。
「平気よ…。このくらい…」
 健気な笑顔をアルスに見せた。その笑顔はアルスをほっとさせる。
「今、君の中に入れたのが僕との約束の証だよ。必ず、一緒に海に行こうよ」
「絶対よ。浮気なんかしたら、死んでもあんたを恨んでやるからね」

 両者、誓いのキスを交わしたのだった。

「ほら、アルス! ぼさっとしてないで置いてくわよっ!!」

 そして2年後、出航するアミット船の上には手を繋いで海を渡る2人の姿があった。

ー了ー
186名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 15:06:25 ID:HWkJ1moh
やっぱこの二人いいなあ
ぐっじょぶ
187名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 19:30:59 ID:Psdenn3j
ドラクエ7!
10周年おめでとう!
アルマリはたまらんちん!
188名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:59:00 ID:d1njDQPl
いいラストだ・・・このためだけに本編があったとしか思えんな

どうでもいいけど、ドラクエ2のゲームフックの下巻がまたとんでもないことになってるぞ
189名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 20:56:32 ID:Gjrt1jAU
>>188
kwsk
190名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 09:30:34 ID:CB9T90aw
>>189
尼存へ行けばわかる・・・作者の愛が評価されると凄いもんだな

今気付いたけど、IDがドラクエだったw
191名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 12:21:07 ID:1GjouRVD
>>190
ちょっと尼みてくるわwww
IDドラクエおめでとうw

ゲームブック持ってたのに実家のどこかへやってしもた……。くそぅ
192名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 12:25:52 ID:1GjouRVD
みてきた!
プレミア価格すぐる!
3は1円なのに!

なんか無性に読みたくなってきたわ。
ゲームブックって5までは記憶にあるけど、それ以降でてないよね?
193名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 21:53:58 ID:XsqgAj6f
ぐぐって見てきた。尼の値段スゲエ。>2GB
ここにGBの詳しい事が書いてるけど
CDシアターとはカプが逆で
ローレ×ルプガナの富豪(船主)の娘&カイン×ナナなのね。

ttp://www.osk.3web.ne.jp/~jidai/dragon/gb/gb2intro.htm

そして自分が持ってたゲームブックは
エニックス版じゃなくて、双葉社版だったようだ・・・
194名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 13:50:16 ID:isMEk7+Z
Yの女性キャラを弄びたい

バーバラ、ミレーユ、ターニア…
195名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 14:02:50 ID:rdvp0n+K
テリー×ミレーユ、コスチュームネタ的なものを投下してみます。
196バニースーツ1/4:2010/09/17(金) 14:03:30 ID:rdvp0n+K
「ね、ねえ、どうかしらテリー?」
そう言うとミレーユは、テリーの前でくるりと回転してみせた。
お尻についたうさぎのしっぽが、ふわりと揺れる。
そう、ミレーユはバニースーツ姿をテリーに披露していたのだった。

「へえ…ふぅん…それで明日のベストドレッサーコンテストに出る気なの?」
「ええ。みんながこれ着て出れば優勝間違いなしだって。
 優勝経験者から見て、どうかしら?」
テリーは心底呆れた顔で言い放った。
「姉さんはそのコスチュームにどんな意味があるかわかって着てるの?」
「えっ…意味って…?」
ふう、とテリーはわざとらしく溜息を漏らし、きょとんとした姉の手首を掴み
ベッドに引っ張った。
そしておもむろに自分のベルトを外すと、ミレーユの手首のカフスに通し、
さらにベッドの柵状の飾りに留め、彼女の自由を奪った。

「まずこのカフスだけど、こうやって簡易拘束具として使えるようになってるの。
 もちろん簡単に抜けることは可能だけど、そうして欲しいって自分で意思表示
 してるようなものなんだから、逃げ出すのはルール違反だよ?」
「う…うん…」
理解の範疇を超えた展開の中、唐突に「ルール」を提示され混乱したミレーユは、
すっかり弟のペースに飲まれてしまった。
手首を拘束されたままうつ伏せの姿勢でベッドに寝かされる間、抵抗らしい抵抗を
見せる様子もない。
「そのままの姿勢でお尻を上げて」と言われると、暗示にかかったように素直に従った。
197バニースーツ2/4:2010/09/17(金) 14:04:24 ID:rdvp0n+K
「女性がお尻を振って歩いてたら、男を誘ってると思われても仕方ないよね。
 姉さんにもそれくらいわかると思うけど…」
「…ひゃうっ!」
突然お尻を弾くように撫でられ、ミレーユは思わず声を上げてしまった。
「このうさぎのしっぽはさ、お尻の動きを強調して見せるためについてるんだよ。
 今の姉さんみたいに、ちょっと震えてるだけでも、
 お尻を振って誘ってると勘違いされるから」
「そ、そんなつもりは…!」
だがテリーは容赦なく、ミレーユのお尻を弄んだ。
「ヤダ…くすぐったいよテリー…もうわかったからいいでしょ…?
 こんな姿勢恥ずかしいよ…」
「全然良くないよ、姉さん。まだ何もわかってないね。
 そのうさみみが何を意味してるか知ってる?」
テリーは意地悪く質問を投げかけたが、ミレーユが口を開くのを遮るように、
耳元で囁いた。
「…動物の交尾みたいに後ろから犯して下さいって意味だよ」
ミレーユの顔が一気に青ざめ、何か言葉を発しようとしたが、それは自身の喘ぎに
よって掻き消された。
「…んっ…ぁ…」
先ほどまでお尻を撫で回していた手が、するすると秘部に伸び、バニースーツ越しに
刺激を与え始めたのだ。
198バニースーツ3/4:2010/09/17(金) 14:05:02 ID:rdvp0n+K
「…はぅん…イヤ…お願い、やめ…んん…」
姉のいやらしい声に満足げな笑みを浮かべながら、テリーは更に指を激しく動かした。
「仕方ないよ、こんなにくっきり割れ目まで浮き出てるし。
 誘ってるとしか思えないよね」
「んんっ…!…だ…駄目ぇ…!」
言葉とは裏腹に、ミレーユは恍惚とした表情を浮かべ、与えられる刺激をすべて
快感として受け止めようとするかのように意識を集中していた。
不意にテリーの指の動きが止まったとき、洩れた吐息に明らかな落胆の響きが
滲んでしまったのも無理はなかっただろう。
快感を貪っていた自分に気付き、ミレーユは気まずそうにテリーから目を背けた。

だがテリーは強引にミレーユの視界に割り込み、更に言葉を続けた。
「それに姉さんはパンティストッキングタイプじゃなくて、
 ガーターベルトタイプの網タイツを履いてるじゃない?
 これは着衣のまま犯して欲しいって意味になるから、
 姉さんは物凄く淫乱なんだと思われちゃうね」
「ちゃくい…って…?」
「つまりこういうことだよ」
そう言うと、テリーはバニースーツのクロッチ部分を乱暴にずらし、自身のモノを
ねじ込んだ。
「…いやぁっ! 痛いっ! やめてぇ…!」
ミレーユは絶叫して体を捻り、逃れようとしたが、両手を拘束された不安定な体勢では
それもままならない。
「フフ…姉さんは処女だったんだ…それじゃ痛いよね…
 でも姉さんのバニースーツは黒でしょう?
 血で汚れてもわかりにくい色なんだよね…
 だから、処女でも容赦しないで好きにして下さい、
 ってサインだととられることが多いんだよ」
199バニースーツ4/4:2010/09/17(金) 14:06:00 ID:rdvp0n+K
テリーは後ろから包み込むように覆いかぶさり、優しく呟いた。
「大丈夫、僕はちゃんと姉さんが気持ちよくなるようにしてあげるから」
そしてゆっくりと、前後に腰を振り始める。
痛みに耐えかねたミレーユが、苦しそうな喘ぎを洩らすたびに、首筋に優しく口づけた。

ミレーユの喘ぎ声が、再び甘く隠微なものになるまで、そう時間はかからなかった。
「…んんぁあっ…ひぅうっ! テリー…ぃ…」
「…処女なのにもう気持ちよくなってるなんてやっぱり姉さんは淫乱なんだね…
 ふ…んん…僕もそろそろ限界かも…」
テリーは腰の動きを速め、激しく打ちつけたが、もはやミレーユからは苦痛の色は
微塵も感じられず、淫らな声が激しく響くばかりだった。
「…ああ…そういえば姉さんはシルバートレイを持っていないよね…
 シルバートレイはね…精液をそこに出してくださいって意味なんだよ…はぁあ…
 だから持ってないと…その辺の男達に中出しされちゃうよ…こんなふうにさぁ…っ!…」
「…やん…っ…ああっ!…んんあああああっっ!!」
ミレーユが絶叫を上げたのと、テリーがミレーユの中に精液を放出したのはほぼ同時だった。

「…わかった?」
ミレーユをいつもの服に着替えさせると、まるで手を焼かされてばかりの保護者のような
口調でテリーは言った。
「…明日は光のドレス、銀の髪飾り、ガラスの靴…でいいのね?」
「うん。僕が持ってるうつくし草も全部あげるから」
そしてテリーは後ろからミレーユを抱き寄せ、鏡越しに覗き込んで囁いた。
「今度新しいコスチュームを試すときも、必ず僕に相談してからだよ?」
まだ顔の火照りがひかないミレーユは、一層顔を赤らめ、恥ずかしそうに頷いた。
200名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 20:21:57 ID:PLIR5Sqr
GJ
201\_______________/ :2010/09/19(日) 00:11:42 ID:N48tKOHP
       モワモワ    ○      / ____  ヽ `i
              O      { -'" /ー'^-ヽヽ`ヽ ヽ i      \ヽ
.               o +    ソレレレ    リリリヽ ヽ i  __|__ 
                      レi',-‐ヘ   '二 ̄ リリリl   │
                         l 三/   ニ   リlリリ
                       l , , ,ヽ   ' ' '   レ`i
              \\.      |  、--‐r     |ソl
                \ヽ   丶、l,   `' ‐'゛     ,i-'
                 ヽ丶    ヽ,     _, -ヲ|   
                   \     ヾ,. ‐-‐' /  
202 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/09/24(金) 02:57:55 ID:6lxS8v/U
夜のレヌール城、そこにタバサは1人でいた。
レックスとはぐれてしまったのだ。
先ほどまでとはうってかわって外では大雨が降っている。
窓を鋭い光が差し貫き、続けて音がする。
「うう……怖いよお……。」
きっかけは噂のノートにあった1つの文、『夜にレヌール城のお墓参りをした2人は結ばれる』というものだった。
それを見たタバサはレックスを巻き込むようにして抜け出して来たのだ。

ウオォォォォォォォ、ヒィィィィィィィィィ

まるで人々が嘆き、苦しむような音が聞こえる。
「レックスー!いないのー!?」
その音に負けじとタバサも声を上げる。

何者かの足跡が聞こえる。
「レックス!?」
が、振り向いたとき、そこにあったのはレックスの顔ではなかった。
おぞましい化け物の顔。
再び稲妻の音。
「ヒャド!」
タバサは呪文をとっさに唱えるが何も起こらない。
雷が鳴っている間にマホトーンをかけられたのだろう。
タバサはその場にへたり込んだ。
「レックス……」
すがりつくような声。だが、助けは来るはずもなかった。
203 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/09/24(金) 02:58:34 ID:6lxS8v/U
這ってでも逃げようとするが、タバサはその化け物にのしかかられた。
服の中に何かが潜り込んでくる。おそらく腕だろう。
「いや、いやぁっ!」
だがそれは動きを止めない。
下腹部で指らしきものがうごめく。
「やぁっ!」
だが容赦なくその指は下着を引きずり下ろす。
そして次にタバサの服の脇から胸へと腕を差し入れる。

「ん……く……ぅっ……や、気持ち、悪、い……」
タバサは気持ち悪いと思いこもうとしているが、その快楽はごまかせなくなってきている。
そして、
「あ、ああ……」
レックス……
タバサは心の中で恋人の名を呼ぶが何にもならなかった。
タバサの中にそれは侵入してくる。

「やあっ、やめ、て、こんなの……やだあっ……」
だが、タバサは無情にも絶頂に達し、
「あっ、や……そんな……出て……」
化け物が自分の中で精を吐きだすのを感じていた。
「うう……レックス……」
だが、
「ごめん、タバサ。」
すぐ後ろから聞きなれた声がした。
204 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/09/24(金) 02:58:55 ID:6lxS8v/U
「あっ……やめ、もうダメッ……。」
「男の子でしょ。もっと根性出しなさい。」
生まれたままの姿のタバサの下で同じく裸のレックスが悶えていた。
「あっ……で、出る……」
「レックス、いっぱい出してよぉっ!」

夜のレヌール城、そこにレックスは1人でいた。
実際にはレックスの前には彼を探してタバサが歩いているのだが。
おそらくタバサの狙いは噂のノートにあったお墓参りだろう、そう考えたレックスは「準備」をしてから出てきたのだ。
ばれないようにライデインの呪文を唱える。
呪いの唸り木を振り回す。
「レックスー!いないのー!?」
コワモテかかしを両手で持ち、タバサの後ろでわざと足音を立てた。

「……というわけなんだ。」
レックスはタバサにしたいたずらを一部始終話した。
「つまり、レックスがこんなことをしたのは私がいつもレックスに無理やりしてたからってこと?」
「……うん。」
205 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/09/24(金) 03:00:20 ID:6lxS8v/U
続きはタバサがレックスを調教するのとレックスとタバサの和姦の二つを考えてるんで要望のあった方を先に投下する
206名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 02:52:06 ID:jL1efARX
GJ
和姦キボン
207名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 12:20:53 ID:ZCTsoWLn
じゃ、自分は調教のを…
そういやDSDQ6のデスコッドで3色双子が揃い踏みしてるのを見たとき
ここで上がってたSSを思い出した。
208sage:2010/10/02(土) 22:56:39 ID:v/Rrfzr9
テスト
209名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 00:23:20 ID:CAEMN2Av
てす
210 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/03(日) 20:31:40 ID:Y8yHoUaT
すまない、調教エンドの方が先にできてしまった

「なんでレックスが無理やりしたことを私のせいにされなきゃいけないの?」
「え?だってタバサが……」
「言い訳しないの。許してほしかったら王様から銀のティーセットを借りてきてよ。」
レックスを追い出すとタバサはあるものを探し始めた。

レックスが戻ってきたところでタバサは探し出したものを突き付けた。
「何、これ?」
「メイドさんの服。お茶ちょうだい。もちろんこれを着て……ね?」
「でも、これ……」
「ごちゃごちゃ言わないの。なんなら私が着せてあげるから。」
「着るよ、着るから……」
「じゃあ泊めてくれるところで待ってるから。」

レックスは服を脱いで下着だけになったところで動きを止めた。
タバサから手渡されたものの中にあったのはメイド服とヘッドドレスだけではなかった。
「これも……?」
レックスは意を決して下着に手をかけた。

「タバサ、お茶、淹れてきたよ。」
だがドアの向こうからそれを聞いたタバサは、
「ねえ、今のあなたはメイドなのよ。もうちょっと、ねえ?」
「うう……お茶をお持ちしました、お嬢様。扉をお開けください」
タバサが戸を開けると、
「レックス、可愛いじゃない。」
「…………。」
レックスは何も言わないが明らかに嫌そうな顔だ。羞恥からか顔を赤くしていた。
「せっかくほめてあげたのに……。」
しかしとりあえず椅子に座るとお茶を運んでくるように促す。
「あっ……」
レックスの足になにかがぶつかる。
ガシャーン!金属がぶつかる音。
銀のティーポットは無事だったが、中身はぶちまけられてしまった。
レックスが躓いたものはコワモテかかしだった。
「レックス、メイドさんなのにお茶も運べないんだ……。」
「ごっ、ごめん……なさい……」
タバサがクスクス笑いをしながら言う。
「じゃあ、ちゃんと教育してあげないとね。」
レックスを抱きあげ、2階へと上がる。
211 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/03(日) 20:32:08 ID:Y8yHoUaT
レックスがたまたま持っていたフックつきロープから鉤を取ると4本に切断した。
「レックス、そこに寝て。」
「はい……。」
しぶしぶと言った様子でレックスは寝転がるとタバサはレックスの四肢とベッドの脚をロープで結んだ。
タバサがレックスのスカートをめくる。
「ちゃんと着てきたみたいね。」
女性用の下着が姿を現していた。
口にくわえさせてやろうかと思ったがレックスの反応を見たいため思いとどまる。
ボタンをはずし、レックスの上半身を出させる。
細くしなやかな指がレックスの胸の上で踊る。
「あ……ああ……。」
「どう?レックス」
「やめて……ください……。タ、お嬢様……。」
だが胸の突起に顔を近づけて行く。
「どうなの?本当は。言わないと……。」
吐息が肌をなでて行く感覚にレックスは快感を感じていた。
「気持ち……いいです……。」
「正直に言ったご褒美。」
タバサはレックスの胸の突起にしゃぶりつく。
「ひゃっ……やだ……タバサ……。」
「言葉づかい。」
「すみません……」
「じゃあその罰ね。」
どちらにしろタバサはやめるつもりはないのだろう。
タバサは空いた手をスカートに持っていくがレックスはまだそれに気づいていない。
「ひっ」
レックスのおびえた声。
冷えていた手で自身を突然触られたことに驚いたのだ。
「こっちもこんなになっちゃって……。」
「や……」
「ねえ、レックス。どうしてほしい?」
「やめ……て……くだ……さい……」
「わかってないの?」
タバサはレックスの下着をずらすとレックスの自身が姿を現した。
タバサはレックスに一瞬口づける。
口を離すと同時にヘッドドレスからリボンを取っていた。
レックスの自身にリボンを縛りつけると足で乱暴に擦り始める。
「どう答えればいいか、わかるよね?ふふ、レックスが1回間違えるごとに私が1回イくまでするからね?」
「い、痛っ」
「そうじゃないでしょ?」
「は、はい、お嬢様の中で、ボクを、イかせてください」
「いいよ。でも、1回は1回だからね。」
212 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/03(日) 20:32:51 ID:Y8yHoUaT

「ひっ、や、やめて……イっちゃう、ボク、イっちゃうよ……」
イってしまった後の苦しさを想像して必死になって懇願するレックス。
だが、
「だぁめ。んっ、レックス、かわいい。」
感応的な声で言われ、却って逆効果になってしまう。
「た、助けて、タバサ……。」
「言葉づかい。2回、追加ね。」
「あ……。」
必死さのあまり先ほど言われていた条件を忘れていたレックスは恐怖した。
「やぁっ、だめ、ボク、イっちゃ、あぁっ!」
「レックス、私も……。」
中にためられた精液がレックスに刺激をもたらす。それは痛みとかすかな快感となってレックスの中に残ったままになる。

「やっ、ボク、まだイって……ひ……ぎぃ……」
時間がたつほどにレックスは敏感になっていく。
「ねえ、レックス。」
「や……」
「可愛いよ。」
その言葉と同時にタバサはさらに激しく動いた。
「やぁぁっ、おじょう、さまぁっ」
「んっ、イくの、私も、イっちゃ、ああっ!」
わざと声を出してやり、レックスの欲情を誘う。
「やっ、ボク、壊れちゃ、あ……」
タバサは苦しみに耐えるレックスの顔をなめてやる。
「レックス、可愛いからあと一回イくときに外してあげる。」
そして口づける。
「あ、ありがとうございます……。」

だが、
「あっ、ん……気持ち、いいよ、レックス……」
わざとレックスが欲情する声を発する数を増やしていた。
「ひっ、やぁっ、イってるのに……許して!許してください!」
何度となく交わされたやりとり。
だが終わる時が来た。
「んっ、いいよ、レックス……」
リボンを取ってやる。
「名前、呼んでいいよ……」
「出るのっ、やあぁっ、たくさん出ちゃうっ」
タバサの中にためられた精液が出される。
「レックスの、すごい、出てるよ……。」
「タバサ、出てるのっ、すごいよぉっ。」
その量の多さにタバサも平静を崩していく。
「レックスっ、もっとたくさんっ」
「うん、ボクのもっと出してあげるっ」
「気持ちいいのがお腹でドクドク言ってるのぉっ」
「あはっ、タバサ……すごいのぉっ」

そしてそのまま2人はベッドに沈み込んだ。

それからしばらくがたち、
「タバサ、やめてよぉっ」
「やだ。もっともっとお願い。」
レックスの立てた作戦はかえって逆効果になってしまい、毎晩レックスはタバサにより激しく求められることになるのだった
だが、少なくともタバサの信じた噂は真実となることだろう……。
213 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/04(月) 02:24:56 ID:EK2TNFnC
あらためて見たけど最後が吃音多過ぎたな……
214名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 00:49:22 ID:fMpdZWcp
gj
タバサがどんどん攻めな性格になってくけど、他人の前では原作のように
お兄ちゃんっ子なのだろうか
レックスはその内天使のレオタードを着せられそうな勢いだ
215名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 12:42:56 ID:Q9zNEWB7
>>196
ミレーユイイ!
次はエッチな下着でお願いします。
216名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 13:54:47 ID:tcbe1pIY
バーバラとセックスできるスレ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1281786476/l50
217 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/10(日) 23:12:04 ID:amQ4Y8au
和姦ルート

「ううん、私こそごめん。……今日からはレックスが私を好きにしていいから……。」
そう言うとタバサは床を背にし、両手を投げだす格好で横たわった。
タバサはなにかどろりとしたもので自分の中が満たされていることを感じ、それが何であるか、
そしてそこに当たるひんやりとした風の感触に、自分がレックスにどのような格好を見せているかを想像して赤面した。
幸いと言うべきかはわからないが、暗闇の中にいるレックスには実際にはその部分ははっきりとは見えていない。
だが、時折落雷の白い光がタバサの体を照らすのを、そしてタバサの上に膝立ちになっている
自分の影が折り重なっているのを見て征服欲に駆られた。
レックスは服を脱ぐと言った。
「タバサ、体、浮かして。」
タバサが指示に従っている間に自分の服を下に敷いてやる。
接吻しながらタバサの服のベルトをはずす。
そして服を前から開く。
「やっ……。」
タバサが恥ずかしそうに体の前を隠そうとするが、それは思いとどまった。
「タバサ、恥ずかしいならいいから……。」
「ううん、レックスが見たいなら、いいの。」
「僕は……タバサの体を見るよりもタバサを気持ちよくさせてあげたい。だから……」
レックスはタバサの鼓動が大きくなったのを感じた。
「バ……」
カとタバサが言う前にレックスはタバサを抱きしめ、口づけた。

「背中、痛くない?」
「ん、大丈夫……」
そして軽く、どちらからともなく口づける。

タバサは全身でレックスの存在を感じていた。
そこに言葉はなかった。
2人にはお互いから漏れる息と体温だけで十分だとさえ思えた。
これほど幸福に感じられる行為はいつ以来なのか、2人ともそれを考えようとはしたがやめた。
これからは毎日このような行為が続く、そう確信しているからだ。

「あ……」
2人は同時に声を発した。
レックスの動きが鈍り、2人の体が震える。
タバサはレックスの顔が自分の脇に落ちてきたのを感じ、頬に口づけた。
「レックス、体中にキスしてあげるね。」
ふざけて言った言葉にレックスの体がのそりと動く。
「じゃあ僕もしてあげる。」
顔を見合わせて笑う。
既に2人の胸の中の土砂降りもやんでいた。
暗闇の中で吸いつく音が聞こえ始めた。

次の朝、レックスとタバサはベッドの中で目を覚ました。
おそらく幽霊が運んでくれたのだろうが、服はなかった。
元の場所にあるのだろうと2人とも考え、取りに行こうとした。
が、レックスはタバサの恥じらう姿を見て、
「1回してから……ね?」
「もう、しょうがないんだから……。」
結局1回では満足できずに、城を出るころには昼過ぎになっていた。
218名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 23:36:01 ID:zrPmU9sU
ロリショタのらぶらぶえっちはイイ・・・
219 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/25(月) 01:42:39 ID:aa0X7l5U
「あ、タバサ、何してるの?」
タバサが青いマントを前に絵筆を置いたのを見てレックスが言った。
「明日のハロウィンの衣装、作ってるの。」
「そう言えばそうだっけ。すっかり忘れてたよ。」
「そうだろうと思って準備してたの。これがレックスの衣装。」
錆びだらけの剣と模様を描いたマントを渡す。
「ね、付けてみて。」
レックスは服についていたマントをはずすと代わりにそれをつける。
「そう言えばタバサはどんな……」

レックスの目の前でタバサが姿を変えていく。手足には鋭い爪と硬いうろこが、そして尻尾も生えてきた。
「ドラゴラム。戦うときは意味ないけど、こういう使い方もできるようになってきたの。
それと……」
タバサが腕を振り、レックスは風が通ったのを感じた。
はらり。
全身に違和感を感じ、下を見るとレックスの服が真っ二つになっていた。
「……タバサ?」
「それ、亡霊剣士の格好なの。だからね、」
「ひぅっ」
タバサは腕を伸ばすとレックスの胸の先端を軽く爪でひっかいた。
「こんな恰好できるわけ……」
思わず後ずさりながらタバサの目を見ると、うまくだませたと言っているかのように笑っていた。
「ねえ、レックス。」
タバサがレックスへ一歩、近づく。
「や……嘘までついて……」
「嘘じゃないよ。私とレックスだけのハロウィン。」
レックスのかかとが何かにぶつかる。そして背中にも。壁だ。

「トリック・オア・トリート。」
レックスに抱きつきながら言う。

レックスでも竜となったタバサの腕の力にはかなわない。
そのまま絨毯の上に押し倒されると、尻尾を見た。
ぐねぐねとうねっている。それをなぜかレックスは淫猥に感じた。
「レックス、何をするかわかるよね。」
タバサは組み伏せているレックスに問う。
「や……やめて……」
「トリック・オア・トリート。」
先ほど言った言葉を繰り返す。
「や……ボク、お菓子なんて……」
タバサはレックスに軽く口づけるとレックスの耳をなめながら囁いた。
「お菓子がないならいたずらしかないじゃない。」
220 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/25(月) 01:43:08 ID:aa0X7l5U

タバサから生えた尻尾がレックスのお尻を触る。
「や……やあ……」
タバサは右手で軽くレックス自身に触れながら
「レックス、もっと正直になったら?ここみたいに。」
さらに上下にさする。
レックスの眼は固く閉じられている。
それが却って何をされているかわからなくなり、快感を高める結果になることにレックスは気づいていない。
いや、心のどこかで気づいているのかもしれない。そしてさらにタバサにめちゃくちゃにされたいとも……。

尻尾の先端がレックスの中に侵入する。
思わずレックスの目が開かれる。
「ひっ……っ、つめたっ……くっ……」
容赦なくぐりぐりとレックスの中を蹂躙しながら尻尾は進んで行く。
「あっ……や、そこ、ダメ……」
「ここ?気持ちいいんだよね、レックス。」
「ひ、ぐぅっ……」

「やっ、もっ……だっ、駄目っ」
レックスが臨界に達しようかという時、
「いたずらだけで終わるなんて思わないでね。」
タバサは服をまくりあげる。
下着をつけていない、無毛の肌が現れる。
「いただきます。」
ぬぷり
タバサがレックス自身を飲み込み、柔らかな肉の感触に
「や、あっ、あぁっ!」
「レックスの……熱くて気持ちいい……。」
レックスが自身の中で脈打つ感覚にうっとりとするタバサ。
そして、
「レックス、前からがいい?それとも後ろから?」
「タバサ……「トリック・オア・トリート」って言ってたのに……。」
タバサはくすりと笑うと言った。
「じゃあ……トリック・アンド・トリート。」
「そんな……後から変えるなんて……ひっ」
「答えがないから両方ね。」
体を動かしながらレックスに口づける。
さらに舌もねじ込んでやるとレックスの顔がだんだん赤みを増してくる。
うまく呼吸できていないのだろう。
レックス自身もタバサの中で膨らみ、そして暴発する。
なおも止まらない。ついにタバサも絶頂すると同時にレックスの口を解放する。
「がはっ、はっ、はっ」
新鮮な空気を求め、レックスの口から音が漏れる。
221 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/25(月) 01:43:31 ID:aa0X7l5U

「やぁっ、そこ、グリグリしちゃダメぇ……もう出ないの……、や……、あっ……」
「レックス……また出てる……」
何度目かの同時の絶頂。
「もう、いいよ……。」
タバサが倒れ込みレックスから尻尾を抜いた。
ドラゴラムも解除し、レックスの胸の中でまどろんで行こうとした時、
「ベホマ」
レックスが呪文を唱える声が聞こえた。
レックスを追い詰めていた時のタバサのそれとそっくりな顔。
「ねえ、タバサ。」
タバサは覚悟を決めるしかなかった。
耳元でレックスの囁く声。
「トリック・アンド・トリート。」
タバサは床に寝転がると手足を投げ出す。
ハロウィンの前夜は、始まったばかりだった。
222名無したん:2010/10/25(月) 16:11:19 ID:qAV96YHL
          /                 // ___                  、___,
        レ/               /:::::レ'´::::/---- 、         _ノ    ` ー‐ァ
         (イ            「\|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\          }    あ   {
             |         ,. -|:::::::、:::::\::::::\:::::::::::::下`\      /    .つ     \
  ー   ! -|-  .|           //:::ハ:::::::|\::::|\::::::ヽ\::\:::\  _/     っ     /
  つ   | cト   |.     _   //::::::/ヘ::::|ー-\一\:::::'::::\::\:::\  ̄て     :      |
  (    / `` !   r'´  ヽ.|:|:::::厶ヘヾ、ィfy勿卞 \ト::、::\:::::::::::\  `Y    :      |
    )   \.   |  廴  .ノ |:|::::fr==ノ  ´ ̄ ̄  .ノ::::::::::>\:::::::ミ=ーァ .|   |! |!    .|
  (    ー   {.    ` ´  |ハ:::| 「      -=≦´:::::::::::::::}^! }::::::::::::::::/  |_  ・ ・  /⌒
    )   つ   廴____. \____人| 、_,. -- 、    \:::::::.イ ノ/:::::::::::/    V´ ̄`ヾ
   ツ   ,.二、  厂 ̄   \::::::::ハ. /7⌒ト′    /⌒にイ::::::::::彡イ
  |! |! |!  _ノ  f     -=≦_::::::::∨/ l| |'         ノイ::|:::::::::__/  ___
  ・ ・ ・      {    /⌒`ヽ.` ̄//  | |          マヘ、{厶-ァ ´ / '⌒ヽ
           /⌒  {     .リ  //   l| |___ ,.     /  / 〃  //    /
           〉     `廴__ノ  //  |   |  }ハ∧   /   / 〃  .f/  /´ ̄`\
        /            .//__   !   !     .ハ.//⌒! ./   l|  /         --、ヽ
       f              Y{ /} | ||ー-,r≠く/   |/   :l| ./             ヽ!
       |          {_}/ { ,レへ|--{、_/}}´ ̄  _|    l|_/ /   /         '.
       l                 /  ,.、 Y入__ノ'、    〈\  l| ―一く             '.--―…
       |              f´   ̄ ̄`>イ´ノ∧ \ _ノ /》≠′__>、            '.
\  ./⌒ヽ           |  ´ ̄/ /| lo!ハ,     ∧ハ、       ヽ           '.
.  ヽ/                   |   / /ノ | || 》,  | 〃         '.           '. ̄
                      l     ∧イ  ∧! | .ハ. / 〃二二ユ      '.          '.
  __ _____      __「|      }ミV  '. ! /  ∨./  ___ノヘ      j>ニ二 ̄
/´ ̄`\.__     \   ト、| '、      ノ〉\、 ∨  /    |! ̄   l|      /
      }、.         j    | \ ` ーr'´∧  ヾ=\〃    |!     l| _,.  ´
      ,ハ  ̄ ̄ ̄ ̄l   「   o` ー一' /\  (__).\     ≫ー一' ´                  /
    /  l         |   |  o    イ / ` ー 、    ,r‐/                  /
\ /  ノ|         \. |        / ./       `トr‐/                _,. -‐ '´  _
 ̄ ` ー――|    _レヘ.__/ ノ       ノ,ノ     /´| f            _,. -‐'´ 〉    (:)::
        ∨⌒ ̄  .___辷≧r≦二ヽ廴_    r'´/ |!       O_,x<´    bu
223名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 22:53:49 ID:W8bElmva
フローラと結婚してビアンカと不倫なら萌える。
逆は嫌なビアンカ大好きな自分。
224名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 23:12:43 ID:VjNtUBuM
「その程度でわらわに歯向かうとはのぅ」

ニセたいこうにやられたアベルとヘンリー
火炎の息で衣服を燃やされ素肌が露出していた

「たくましい体をしておるのう・・・ わらわが味わってやるぞ」

ニセたいこうはアベルの体をまさぐり下半身に手を伸ばす

「久しぶりの人間の精気いただくとするかのぅ」

ニセたいこうはアベルの逸物を巨大な唇に加えて一気に吸い込む
225名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 02:51:32 ID:7jzH0cvO
よくそんな次から次へとおもしろいの思いつくな。
山小屋の不倫のはどこにあるの?
226名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 21:04:34 ID:2C7uzSKV
ゼシカ物ってあんなにおっぱいデカくてエロいのに意外と無いのな
227名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 21:53:10 ID:WGoCnFeK
原作だけで十分抜けるからな
228名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 23:55:21 ID:wDiG5umd
ゼシカだと主人公ではイマイチだろうしククールだとカプ廚乙って思われそう
かといってモンスターや山賊では可哀想だし増してやゼシカ×俺なんてもってのほか
書きたくても投下しづらいのでは?
229名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 09:22:44 ID:pPvfhmLW
ゼシカって昔はけっこうあったよ
主人公とククとの二穴攻めとか
俺はゼシカとマルチェロが読みたい
230名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 09:56:54 ID:ma5PLeLL
オマイラ修道院の地下室にはいろんな道具があってだな…
231名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 16:00:15 ID:CNUxweH8
ゼシカ×ヤンガスがいい
232名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 16:17:46 ID:apem9Zbg
シチュがないなら未来から来た戦うウエイトレスでもやらせたらいい
233 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/30(土) 02:42:48 ID:jFGSz8hY
大魔王ミルドラースとの戦いから6年がたち、世界はその間平和であり続けていた。
そしてグランバニアもまたその平和を享受していた。

人形へ向かって剣を振り下ろし、そしてぶつかり合う音がこだまする。

「今日の訓練はここまでとする!」
レックスは天空の勇者の肩書、そしてグランバニアの王子であるため
10代でありながらグランバニア軍における肩書は大佐となっていた。
レックスの号令に合わせてグランバニア軍の兵士たちが整列する。

そして、タバサはと言うと、
「皆さま、ご苦労様です。明日もこの世界が平和であらんことを。」
一段上のバルコニーから兵士たちを見下ろして、そう言った。

「それとレックス。」
「はっ。」
タバサがほほ笑むのと同時に、レックスが敬礼をする。
次の王位がレックスのものになるのか、それともその妹であるタバサのものになるのかはわからない。
だが、現在は儀礼的な言葉をかけるなどしているタバサの方が位は上である。
「後で私の部屋へ。」
「はっ。」

一旦、レックスは自分の部屋へと戻る。
「あっ、お父さん!」
「お帰りなさい、お父様!」
「ただいま、クーパー、アニー。」
レックスは2人の子供に駆け寄られる。
1人は金髪の男の子、そしてもう1人は青い髪の女の子だった。
2人とも6歳である。
「ねえ、お父さん。これ、クーパーにもらったの!」
アニーが嬉しそうに左手を差し出すと、その薬指にはおもちゃの指輪が光っていた。
「だってアニーがどうしてもって言うから……」
そう言いながらもクーパーも嬉しそうだ。
最後にレックスと同じ年の妻が出迎えた。
「お帰りなさい。」
「ただいま、フィラ。」
フィラの髪が青色であることを除けばその美貌はタバサとそっくりである。
もし髪の色が同じならば、彼女の兄であるクリスと、レックス以外は見分けがつかないであろうと言われるほど似ていた。
「タバサの部屋に呼ばれてるから……。」
「はい。行ってらっしゃい。」
そう、フィラは知っているのだ。
クーパーとアニーに隠された秘密、それを知らせる日がいつか来るのだろうか、
レックスはその「いつか」を考えて胸が暗くなった。
234 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/30(土) 02:43:41 ID:jFGSz8hY

タバサの部屋にノックの音が響く。
「はい。どなたでしょうか。」
「レックス=グランバニア大佐、只今参りました。」
タバサはその声を聞き、嬉しそうにドアへと駆け寄って行く。

タバサはレックスを招き入れると戸を閉めた。
そしてそのままレックスに抱きつく。
レックスは倒れかかるようにしてタバサの前に顔を近づけた。
タバサから口づけ、そのまま離そうともしない。

「タバサ、今日はずいぶん……。」
「さびしかったの。こんな風な関係になって……レックスになかなか会えないから……。」
そう言うとベッドを手で示す。

「あぁっ!」
レックスの愛撫により、タバサが声を漏らす。
「タバサ、声、大きすぎ……」
既に恥じらいで赤く染まっていたタバサの顔に追い打ちをかけるように、さらに赤くなる。
「ん、だって……」
「どうしても出るんなら……」
レックスがタバサに口づける。
「こうやってふさいであげようか?」
「ん、レックスぅ……」
今度はタバサから口づける。
235 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/30(土) 02:44:27 ID:jFGSz8hY

「いい?タバサ。」
「ん……」
同時に首肯する。
目を閉じ、顔を赤らめるいつもの表情を見る。
この表情は何度見ても飽きないだろうな。
そう思いながらレックスはタバサを犯し始めた。

「う……レックス……」
「ああ……タバサ……」
2人の背が震える。

「もう行っちゃうの?」
「ごめん。」
「ううん、レックスが悪いんじゃないの。誰のせいでも……」

タバサはミルドラースとの戦いの後のことを思い出していた。
その日、2人はまだ10歳だと言うのに無理に酒を飲まされたのだ。
次の日、
「うー、気持ち悪い……」
これが話に聞く二日酔いと言うものなのか、タバサの認識はその程度のものだった。
だが、いつまでたっても気分の悪さは変わらなかった。
それに、食べられないものが出てきた。
そして医者に診てもらうと……

「レックス、タバサ。あなたたちが何をしているのか、私たちは知っていたつもりだったわ。」
母の声が遠くからする。
「お前たちのその想いは決して間違ってなど……。だが兄妹での結婚は……。」
父の声もしていた。

だが、その頃ちょうどいい情報――皮肉なものだが――が届いていた。
アンディとフローラの間にもレックスとタバサと同じ年の双子がいた。
名前をクリスとフィラと言い、そして彼らもまた……。
そしてそこから話は進んで行った。
その計画とはレックスとフィラが婚約していたとでっち上げ、
そしてレックスとタバサの子供とクリスとフィラの子供を双子ということにするというものだった。

「ただ運が悪かっただけなの。もし私とフィラさんが、レックスとクリスさんが逆だったら……。」
最後にもう一度タバサはレックスに口づけた。
236名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 20:24:14 ID:eG5zQCyY
双子達のその後が気になるな
237名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 23:49:23 ID:pPMRUiiK
「この者たちを 牢屋へ!
明日の夜明けとともに 拷問して 己の罪の重さを 思い知らせてやる!
……明日の夜明けを 楽しみにしておくんだな」
マルチェロは冷酷に言い放った。
冷たい金属音が鳴り響き、牢屋の錠が閉じられる。

そして夜明け前――。

「おい!ゼシカは女だから別室だ」
「何すんのよ!痛いっ!そんなに強く腕を掴まないでよ!!」
ゼシカはククールに無理矢理牢から出され、拷問室へ連れて行かれた。
バシッ!!ビシッ!!
鋭い鞭の音が何度も拷問室にこだまする。
下っ端の浅黒い騎士団員はにやつきながらしつこく鞭を振るった。
「ぐっ……!!」
猿轡で声をあげられないようにされたゼシカは、
ざくろのようにされた肌をさらに裂かれる地獄の苦しみに耐えていた。
「さあ、白状する気になったか?」
マルチェロが悪魔のように酷薄に微笑む。
「猿轡を取ってやれ」
「……ふざけないでよ!!下賤なメイドの子の癖に、
お嬢様の私にこんな無礼な仕打ちをするなんて、地獄に堕ちるがいいわ!!」
「……ほう」
マルチェロの口の端が吊りあがると同時に、容赦ない拳がゼシカの頬に飛んだ。
バキッ!!
「ぐはっ……!!」
歯が何本か折れ、おびただしい血がゼシカの口内に溢れ返る。
「この腐った阿婆擦れには、穢れた血肉に相応しい仕置きが必要なようだな」
マルチェロが優雅に指を鳴らす。
後ろに控えていた騎士団員は一礼し、用意していた火掻き棒を高らかに上げた。
「売女よ、己の罪深さを思い知るがいい」
その言葉を合図に、燃え盛る火掻き棒がゼシカの膣に付き込まれた。

「ぐぁぁぁぁあっっっっっ!!!!!」

女とは思えない野獣の咆哮をあげ、ゼシカは膣肉を焼きあげる壮絶な痛みにもがいた。
火掻き棒がさらに膣肉を抉り、子宮が焦げる腐臭が辺りに充満する。
「おやおや、ずいぶんよろこんでいらっしゃるようだなお嬢様は」
マルチェロの嫌味に、火掻き棒を突っ込む団員も笑いを隠せない。
さらに奥まで火掻き棒を掻き回し、ゼシカの卵巣が破壊されていく。
238名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 23:53:40 ID:pPMRUiiK
「うごぁぁぁぁあっっっっっ!!!!!」

最早人ではない何かに成り果てたゼシカは、形振り構わず咆哮をあげた。
「さあ、みなの者、焼きあがったようだぞ。ならず者たちを捕らえた褒美だ。
この罪人の肉を好きにするがいい。」
「おおっ!!」
団員たちの喜びの声が室内を轟かす。
「オレは二の腕だ!!」
「太ももは俺がもらったぜ!!」
ゼシカであった肉体が細かく切り刻まれ、団員たちの腹の中におさまっていく。
「うめぇっっ!!」
「肉なんか普段めいっぱい食えねぇからな!!」
ぐちゃっ!! ぐちゅっ!! じゅるっ!! びゅるっ!!
「たまんねぇよっ!!久しぶりに食える若い女の肉はっ!!」
ゼシカの肉を咀嚼する音が辺りに充満した。

「あんたは食わなぇんだなやっぱり」
いつの間にかマルチェロの背後に立っていたククールがそっと呟く。
「当たり前だ。あのような穢れた生き物の血肉など、触れるだけでもぞっとする」
マルチェロは悪寒を感じたかのように肩をすくめた。
「……あの女をうまくおびき出したのはオレだぜ?褒美はねぇのかよ」
そう、ククールの手引きにより、ゼシカは罠に嵌められたのだった。
「ふん。とりあえずこの前の酒場での悪行は見逃してやる」
「けっ。随分安い肉塊だったな。ま、次はもっとまともな奴の肉にするぜ」

拷問室には、無残に切り刻まれたであろう残骸を残す、砕かれた骨だけが残ったのだった。
239 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/31(日) 04:56:25 ID:4I6QDjvv
衝動的にカカッと書いた。反省の色などあるわけもない(素直)

「お父さん、タバサ、置いてっちゃうの?」
グランバニア上でレックスは父親のアベルに聞きます。
「うん。確かにレベル99になったときのステータスではタバサの能力の合計は最高なんだけどね。
でも運のよさとか賢さは戦いには関係ないし、身の守りもなあ……。」
「……お父さん、レベルとか能力の合計って何のこと?」
全く意味のわからない単語にレックスは質問しますが、
「ん?ああ、大したことじゃないんだよ。ただね、戦いの場にいるとタバサが傷つくじゃないか。
それはレックスも嫌だろ?」
「う、うん……。」
とっさにごまかしました。

「なんと、しびれくらげが起き上がり 仲間になりたそうにこっちを見ている! 仲間にしますか? はい」
「お父さん、何言ってるの……。」
「ん?こう言うとね、モンスターが仲間になるんだ。一応仲間にしておきたいだろ?
馬車はいっぱいか……。形もホイミンとかぶってるしモンスター爺さんのところに送るか……。」

「タバサ、元気にしてるかな……。」
「たまにはグランバニアに帰るか。」
レックスがさびしそうにしているのを見てある日、アベルはそう言いました。
「えっ、ほんと!?」
レックスの顔に満面の笑みが浮かびます。
「うん。久しぶりにタバサと一緒に寝ると良い。」
「ありがとう、お父さん!」

そして、
「お兄ちゃん!それにお父さん、帰って来たの!?」
「うわっ、タバサ、痛いよ……。」
タバサが体ごとぶつかってきたことにレックスは笑いながら文句を言います。
「ほらお兄ちゃん、私、魔物さんと仲良くなったの。しびれんって言うんだって。」
あの時戦ったしびれくらげのようです。

「ねえ、お兄ちゃん。お風呂、入ろう。」
「う、うん。」
「しびれん、おいで。」
どうやらタバサはしびれんとも一緒に入るつもりのようです。
240 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/31(日) 04:56:56 ID:4I6QDjvv

「うふふ、お兄ちゃん……。」
「何?」
お風呂に入っていると、タバサが話しかけました。
しびれクラゲの触手が手足に絡まります。
何本もの触手が絡まり、それらの強さは信じられないほどです。
まだ子供のレックスはあらがうもののその力にはかないません。
「た、タバサ、何を……。」
「お兄ちゃんだけ、冒険に行って……。」
「ご、ごめん。でも、お父さんが……。」
「いいの。言い訳なんて聞きたくないし、」
しびれんの触手がレックスの口に詰められます。
「レックスが悪くないのもわかってる。でもね……。」
(甘い……。)
レックスの口から毒液が入り込みます。それは甘美で、まるで体をとろけさせていくような味でした。
思わず夢中になってそれを飲むレックス。
しばらく飲んでいるとなんだか体がうずいてきました。
「もういいよ、しびれん。」
タバサが優しく声をかけます。
しびれんの触手がレックスの口から抜け、そしてレックスのお尻を触り始めます。
「んっ……、何、するの……?」
レックスはぼんやりとした頭で何とか言葉を発します。
しびれんはお尻の穴を見つけるとその周りをなでまわしているのに気付き、
「ボクのお尻……?」
そしてタバサが抱きついてくるのがやけにゆっくりと見えました。
「お兄ちゃん、私、お兄ちゃんが大好きなの。だからずっと一緒に……。」
そして両手をレックスの両胸の頂点を飾るように置き、下から眺める格好になります。
「きれいな色……。」
そのピンク色の頂点を突然なめ始めました。
「ひゃぁっ!?」
レックスは突然のことに驚き、声を出します。
「しびれんの、飲んだでしょ?あれを飲むと体中敏感になっちゃうんだって。
私は飲んじゃ駄目だけど。」
だってお兄ちゃんを私に堕とさなきゃ駄目じゃない。
「ずっと、寂しかったの。お兄ちゃんがいなくて。」
そして首筋に吸いつくと、赤い印を残します。
レックスが永遠にタバサのものになるのだという印を。
そしてタバサは一生レックスを愛し続けるという決意の意味を込めた証を。
241 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/31(日) 04:57:19 ID:4I6QDjvv
「しびれん、お願い。」
するとしびれんの触手がレックスを貫きました。
「ふあ、あぁぁぁっっ!だ、駄目、……ッ」
タバサはレックスの股間に手を伸ばすと大きくなって皮の下から顔をのぞかせる桜のような色のレックスの自身の先端を指で軽く触ります。
「やっ、そこ……ん……」
「お兄ちゃん、まだ全部むけてないよね。」
両手の親指と人差し指で四角形を作るとその皮にあてがい、終わりまで下ろしました。
「ふぁぁっ」
窮屈そうにしていたレックスの自身が天井を指します。
タバサは立ち上がるとレックスに上から口づけながら腰を下ろしていきます。
みちっ、みちみちっ、と肉の裂ける音とともにレックスの自身がタバサの中に飲み込まれて行きます。
タバサは痛みをこらえながらレックスの自身を全て飲み込み終えるとキスをより濃厚なものにしていきます。
顔を傾けると、レックスの頭を強く抱き、舌と舌を絡めようとするものの、レックスの動きが鈍いのでかえってうまく行きません。
そうこうしているうちにレックスのそれが脈打ち始め、その熱い脈動にタバサはうっとりとしながらレックスの口を放します。
「お兄ちゃん、イっちゃったね。」
「イっちゃった……ボク、イっちゃったって言うの……?」
「うん。しびれんの、ずいぶんと効くのね……。」
今度はタバサは自分から腰を振り始めます。
「あっ、だ、駄目、ボク、またイっちゃ……やぁっ……。」
さらに敏感になってしまった体はもうレックスに考えることを許しませんでした。
「ねえ、お兄ちゃん。今夜は、多分眠れないわね。」
「んっ、ボク、タバサとイっちゃうのならずっとでもいいよ……。」
「そうね、でももうそろそろお風呂から出ないと……。」
ひとまず2人はお風呂からあがると寝室に向かいます。

「タバサ……イっちゃうの、もっとしてくれる?」
まだ快感の熱が引かない頭でレックスはタバサに尋ねます。
「うん。今度はお布団の中でね?」
「うれしい……。」
レックスはタバサにしなだれかかると、抱きついたまま寝室へと戻りました。
242 ◆0wT8qFn8cStZ :2010/10/31(日) 04:57:43 ID:4I6QDjvv

次の朝、
アベルはドアをたたきました。
「レックス、もう行かないと……。」
しかしいくら叩いてもレックスが出てくる気配はありません。
「まだ寝てるのかな?」
アベルが戸を開けると……
裸のレックスがしびれんに貫かれたまま、同じく裸のタバサを組み敷いていました。
「れ、レックス?それにタバサ?」
ようやくアベルに気付いたレックスが後ろを振り向きます。
「お、お父さん!?」
「ほら、お兄ちゃん。動きが止まってるじゃない……。それにお父さんにお別れの挨拶は?」
そんなレックスをタバサがたしなめると、
「ごめんなさい、ボク、もうタバサといないと駄目なの……。
気持ちイイこといっぱいされてもう冒険に行けない体にされちゃった……。
ああ゛っ、しびれん、そんなにケツマンコいじっちゃだめぇっ、こわれひゃうう゛っ!」
アベルはただ立ち尽くすばかりだった。

 完
243名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 20:30:25 ID:tfFlqg98
職人乙
9月のテリミレも乙
244名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 03:19:43 ID:4Uq/yW5y
ロー「ひどいな全滅だ・・・」

ローレシア王子とサマルトリア王子はムーンブルク城に来ていた。

あの美しかったムーンブルク城は見るも無残な姿になっている。

サマ「王女無事かな・・・」

ロー「そうだな・・・」

サマルトリア王子はローレシア王子をちらりと見た。

二人ともムーンブルク王女のことが好きだった。

しかし、ムーンブルク王女はローレシア王子のことが好きだったのだ。

サマルトリア王子は、以前王女に相談されたことがあった。

犬「ワン」

いつの間にか犬がローレシア王子の足元にいる。

ロー「わっ!?何だ犬か・・・」

サマ「人懐っこい犬だな・・・」

そのときサマルトリア王子は直感でこの犬が王女であることに気がついた。

サマルトリア王子の魔力のおかげかもしれない。

サマ「あ、この犬・・・・」

ロー「ん?どうした?」

犬はローレシア王子にじゃれついている。

サマ「いや、なんでもない。」

ロー「まあ、いつまでも犬と遊んでられないからな。もう遅いし今日はこの辺に泊まるとするか。」

サマ「そうだな」
245名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 03:20:45 ID:4Uq/yW5y

焚き火の近くで二人と1匹で眠った。

真夜中

サマルトリア王子がしずかにおきだした。

そして犬を抱えるとすばやく走り去った。

犬ははじめ暴れていたが、自分を抱えているのがサマルトリア王子だと知って暴れるのをやめた。

焚き火からかなりはなれたところに移動した。

サマ「ギラ」

サマルトリア王子は焚き火を炊いた。

犬「くーん」

サマ「よしよし」

サマルトリア王子は犬を両手で持ち上げた。

サマ「お前メスか」

犬「キャイン」

犬は自分の股間に注目されていることを知ると暴れだした。

サマ「ハハハ暴れるなって。」
246名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 03:21:07 ID:4Uq/yW5y

サマルトリア王子は犬の唇を奪った。

サマ「ほらほら」

犬「くーん」

犬は嫌がっている。

サマルトリア王子は突然ズボンを脱いだ。

股間はギンギンだ。

犬はそれを見てあわてて向こうを向いた。

サマルトリア王子は犬を両手で押さえると後ろから挿入した。

犬「!?キャイン!キャイン!」

犬は当然嫌がったが、サマルトリア王子は気にせず、腰を動かした。

犬の眼には涙が浮かんでいる

王子は犬の中に精を放った。

すると犬の姿が光に包まれてムーンブルク王女の姿へとなった。

ムン「えーん!ひどいわ!こんなことするなんて!」

サマ「仕方ないよ、この方法しか思いつかなかったから・・・」

ムン「ラーの鏡とか方法はいくらでもあるのに!」

サマ「ごめん」

ムン「ひどいわ!ひどいわ!」

サマ「ラリホー」

ムン「ひど・・・スヤスヤ」

サマルトリア王子は王女の服を脱がすとギンギンになっている自分のアレを

王女のナニに挿入した。

夜はまだ続く

−完−

247名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 08:27:15 ID:tXUZehzj
サマルトリア王子のくせに力技だと…ワロタ
248名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 16:35:36 ID:tU+vYUuj
>>192
6もあるよ。着衣温泉だし間違いない
249名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 12:20:50 ID:3UcJQpde
>>248
ありがとう!
しらなかったよ〜
着衣温泉だと……?
250 ◆Duyb0W2ltE :2010/11/11(木) 16:54:01 ID:iNSbrzr9
DQ4のミネア×男勇者です。

おねショタ、逆レイプ、食カス描写があるので、苦手な方はご注意下さい。
251『お掃除ミネアさん』 1/7  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/11(木) 16:55:50 ID:iNSbrzr9
 占い師ミネアは子どもが大好きである。
 それは、「子どもと一緒に遊ぶのが大好き」とか、「子どもの純真な笑顔を見ている
と癒される」とか、そういった類のものではない。
 ミネアは子どもとセックスするのが大好きなのだ。
 まだ性のなんたるかも知らない男の子の筆おろしをしてやるのが、三度のメシより好
物だし、未精通の男の子のはじめての精液を飲めるとあらば、大切な水晶玉を売り
払うことも辞さないほどだ。
 クソがつくほど真面目で、ウブでネンネでネクラでムッツリと思われているミネアだが、
実際のところは、姉のマーニャが知ったら真っ青になるほどの、アブノーマルなセックスマ
ニアだったのである。
 さて、そんなミネアだが、尊い神託に導かれた戦士の一人でもある。
 南西大陸から失意のうちにエンドールに渡って、幾月の時を過ごしたのち、彼女と
マーニャはある人物と運命的な出会いを果たす。
 その人物とは、言うまでもない。この世を救うべき運命を担った、勇者のことだ。

 モンバーバラの姉妹と勇者が出会ってから、一週間ほど過ぎたある宵のこと。姉妹
は宿場町の酒場にて、食事をとっていた。
「はー……。なんか、こう拍子抜けしちゃうよね。勇者サマっつーくらいだからさぁ、あた
しはもっとこう、背が高くて美形でべらぼうに強くて、おまけに大金持ち! みたいなの
を想像してたんだけど。あー、いやまあ顔はね、いいけどね。でもアレじゃあ、あと五年
は期待できないし」
 料理を葡萄酒で流し込みながらグチるマーニャに、ミネアが眉間に皺を寄せた。
「もう、姉さん。そういうこと言うの、やめなさいよ。言ったでしょ、わたしたちはそういう私
欲をあらわにしては……」
「あー、はいはい。『わたしたちは私欲で繋がるような浅い仲間ではない。尊いお告げ
に導かれし者たちなのだからっ』でしょ。あんたのお小言もいい加減聞き飽きたわ」
 目尻を指先で吊り上げさせながら、マーニャはミネアの口真似をして、けらけらと笑う。
ミネアはこの実姉の不遜な態度に対して、不快感を隠そうともせず、盛大に溜息を
ついた。
「んで? 勇ちゃんいまどうしてんのさ」
「剣の素振りをしてくるって。真面目ね。どこかの誰かさんとは、大違い」
「ふうん、またか。"あんな身体"なのによくやるねー。いやまったく、そのどっかの誰かさ
んにも見習ってもらいたいものだわ、おほほ」
 皮肉を受け流したマーニャに対して、ミネアは急に黙り込んでしまった。怒るでも蔑
むでもない表情のまま、どこか遠くを眺めるような視線を巡らせて、頬杖をつくばかり。
「ん? どったのミネア。顔赤いぞ」
「いえ、その……少し疲れたみたい。もう宿に戻るわ」
 異変を察したマーニャに手短に告げると、ミネアはさっさと酒場をあとにする。
 少しなら呑んでてもいいわよ、という言葉と共にマーニャに渡された財布には、酒手
には余りあるほどの金額が納まっており、彼女は目を輝かせて「毎度あり〜」と妹の
背中を見送るのだった。
 それが、ミネアの仕組んだ計画のひとつとも知らずに。
252『お掃除ミネアさん』 2/7  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/11(木) 16:56:28 ID:iNSbrzr9
 秋は日が短い。先ほどまで明るかった空は、もう星を抱いて眠りにつこうとしている。
 宿の裏手に回ったミネアは、そこに求める人の姿を見止めて、胸を高鳴らせた。
 まだ購入してから三日と経っていないのに、すでにあちこちが刃こぼれした鋼の剣を、
勇者は一心不乱に振っている。
 裏庭の芝生は踏み込む足にひっくり返されて、黒い土が露出している。草をぬらす
露は、勇者が落とした汗のしずくだろう。その様子を見るだけで、彼が空想上で相対
した敵を、どれほどの数斬り伏せてきたのかが、察せられた。
 ミネアは物音を立てずに忍び寄ると、道端で拾った小石を、未だ剣を振り続ける勇
者の背に放った。
 勇者は、振り向きざまにその小石を一刀のもとに両断する――。
 ――ことはなく、頭に石つぶてをモロに浴びて、「いてっ」と間の抜けた声をあげた。
「精が出ますね、勇者さま」
 口元を抑えて笑いながら、ミネアは今度こそ気配を殺さずに彼の前に立った。
「ミネアさん、ひどいよ」
 打たれた頭を撫でながら、このイタズラの仕掛け人を見止めて、勇者は照れくさそう
にはにかむ。
 並んだふたりには、頭一つ半ほどの差があった。ただし、背の高いほうは女性。ミネ
アである。
 そう、勇者は小柄だった。いや、幼い、と言ったほうが正確だろうか。真珠めいた色
白の肌に、絹糸を思わす細い翡翠色の髪。汗の伝う首筋は華奢で、まるでうら若
い乙女のよう。
 歳はミネアとそれほど差がないはずなのに、勇者はひどくあどけない少年だったので
ある。
「汗でびっしょりですね。きちんと拭かないと、風邪をひきますよ」
「そうですね。ありがとう。気をつけます」
 素直にうなずいて、屈託ない笑顔を見せる勇者。
 ミネアは、身体の奥に爛れるような熱が広がるのを感じた。愛くるしい笑顔に見惚
れて、頬が赤くなるのを感じた。
 かわいい……! かわいすぎる!
 姉には聖人君子みたいなセリフを吐いておきながら、自分こそが私欲にまみれた目
で勇者を見ていることに、ミネアは自己嫌悪しないでもなかったが、この美貌の少年
を前にして、情動を抑えることなど、できようはずもなかった。
 にやけそうになる顔を必死でこらえつつ、彼女は勇者に近づいていく。

「汗……よろしければ、わたしが拭いますよ」
「えっ。でもそんなの、悪いですよ」
「いいんです、そんなこと。わたし、働いていないと落ち着かない性分なんです。だから
わたしのためと思って、お世話させて下さいな」
 我ながら、こんな言葉がよくスラスラでてくるものだと驚きつつ、ミネアは勇者の肩に
手をそえた。少年の薄い肩はしっとりと汗で湿っており、なんとも言えないなめらかな
感触を、指先に伝えてくる。
「すごい、濡れてる……」
 ミネアはしなやかな指を、そのまま肩口から首筋、頬へと滑らせていった。少しすえ
た汗の臭いが、ミネアの鼻腔に広がる。手のひらを濡らす少年の体液に視線を落とし
た彼女は、思わず喉を鳴らしてしまった。
「ミネア、さん?」
 いくら機微に疎い子どもとはいえ、さしもの勇者もミネアの異変に感づいたのだろう。
訝しがるような視線を、彼女に向け始めた。
「失礼、実はわたしタオルを持っていなくて。どうしようかと考えていたところなのです。
それで、いま思いあたったのですが……勇者さま、今宵はジプシー伝統の身の清め
方を試みるのは、いかがでしょう」
「ジプシーの?」
「はい。わたくしどもの伝統。水の恵み薄い、旅の民族ゆかりの流儀を披露したいと
思うのですが」
「へえ、それは興味ぶかいな。どういうのですか?」
 子どもらしい好奇心で瞳を輝かせる少年勇者。そんな彼に対して、ミネアはドス黒
い笑みをもって返すのだった。
253『お掃除ミネアさん』 3/7  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/11(木) 16:57:05 ID:iNSbrzr9
「あ、あの、ミネアさん、なにをっ?」
 部屋に戻るなり、ミネアは腰帯を外し、野暮ったい長衣を肩から落とした。
 素っ頓狂な声を上げて顔をそむける勇者を気にせず、ミネアは後手にドアの鍵をか
けると、かろうじて胸元にかかっていただけの布地を、指先でつまんだ。
「ですから、先ほど申しましたでしょう。ジプシーの……いえ、わたしなりの方法で、勇
者さまのお身体を、キレイにしてさしあげますわ」
 上半身裸のままの勇者は、しずしずと迫ってくるミネアに気圧されて、あわてて後す
さる。が、所詮安宿だ。数歩退いたところで、すぐに壁に阻まれてしまう。
「うふふっ、どうして逃げるのですか?」
「だって、いまのミネアさん……なんだか怖いよ……」
 壁に背をもたれかけさせた勇者の間近で、ミネアは胸元を押さえていた手をゆっくり
と下ろしていった。かろうじて胸を隠していた布が次第に落ちてゆき、美味そうに育っ
た双果がまろびでる。
 いままで布地に抑えられていた重々しい乳房は、解放を喜ぶように、たぷんっと悩ま
しげに少年の鼻先で揺れた。
「まずね、裸になるんです。そしてね、二人でぎゅって抱きしめあって……ぺろ、ぺろぉ
って、舐めるの……。勇者さまの汗を一粒残らず、わたしがお口で、キレイにしてあげ
るんですよ」
 それがジプシーの流儀。そう言って笑うミネアの顔は、淫欲で汚れきっていた。
 むろん、そんなのはウソであることはわかっていたが、勇者はあまりに急な出来事に、
反論することも、逃げることもできずにいる。
「ミネア、さっ……!」
「ん、捕まえちゃった」
 ミネアを拒もうとした両手首をとっさに掴みあげて、彼女は勇者の両手を頭上に押
さえつける。大の字の格好だ。いかに勇者とはいえ、実戦経験豊富なミネアに対して、
腕力も俊敏さもかなわない。
「勇者さま、勇者さま……♪」
「あっ、やぁっ……!」
 ぺちょり。ねちょり。
 いやらしい水音がミネアの口元からこぼれる。勇者のほっぺたに流れていた汗を、ぺ
ろりと舌で舐めあげたのだ。そのまま彼女は、必死でもがく勇者を押さえつけたまま、
薄桃色したかわいい舌を、顔中に這いずりまわしていく。
「ほら、勇者さまのお顔、キレイにして差しあげましたわ。……でも、代わりによだれで
ベトベトになっちゃいましたね。そこまで考えておりませんでしたわ。うふふ」
「ミネアさん、やめてよぉ……。こんなこと、やだよぅ……」
 息を荒げて、目尻に涙を浮かべて、勇者は懇願した。普段清楚でおしとやかなこ
の年上のお姉さんの豹変ぶりに、心底恐怖している様子だ。
 だがそんな仕草こそが、ミネアにとってはたまらないのだろう。ますます瞳を淫蕩に濁
らせると、彼女はうっすらと開いた勇者のくちびるに、おのれのくちびるを重ねた。

「あ、ふっ……」
「んちゅ、んぅ……」
 ふっくらと柔らかなくちびる同士が触れあったかと思うと、勇者のくちびるはミネアの口
のなかに捕らえられていた。
 生温かいぬめった舌でミネアは勇者の口のなかを犯していく。口中の粘膜を舌で舐
めあげ、ねぶり倒し、隅々まで自分の唾液を塗りこめていく。
「ふあっ、ん、ちゅ……っ」
 乱暴なキス。抵抗しようとする勇者の舌を、ミネアは舌で屈服させ、支配する。口
のなかに収まりきらないほど唾液を流し込み、勇者の口内を自分で満たしていく。
 それはレイプだった。ミネアは、いままで誰も触れなかった勇者の体内を、かきまわし、
犯しているのだ。
「……ぁ、う……」
 しかし、気づけば勇者もまた、この淫らな口戯にすっかり没頭している様子だった。
抵抗していた力は抜け、ミネアの情熱的なキスに酔いしれ、自ら舌を絡ませていた。
 密着した二人の身体は汗でしとどに濡れ、肌に垂れ落ちたよだれが灯りに照り返
されて、ぬらぬらと淫猥な光を放っている。
「……ぷぁ……ふふふ、どうでした……? モンバーバラの夜のお味は……」
 ようやく顔を離したミネアの言葉に、息も絶え絶えな勇者は、なにも答えられなかった。
254『お掃除ミネアさん』 4/7  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/11(木) 16:57:38 ID:iNSbrzr9
 勇者は完全にミネアに屈服してしまった。彼女にされるがまま、勇者は衣服を全て
脱がされて、ベッドの上に寝かされてしまう。
「勇者さま、とってもきれい。かわいい……♪」
 一糸まとわぬ勇者の身体を見下ろして、ミネアは陶然と溜息をつく。
 ほどよく筋肉と脂肪ののった身体のラインはまろやかで、まるで積もった新雪の稜線
のようだ。かわいらしく色づくちくび。柔らかそうなおなか。そして、毛も生えていない下
腹部には、細い身体によく似合う小さなおちんちんが、ぴくぴくと震えている。
「ちゅっ……ちゅっ、ねえ勇者さま……んっ、女の子とこういうこと、したことあるんですか……?」
「こ、こういうこと、って……?」
 勇者の身体の上に覆いかぶさったミネアは、身体中に浮いた汗の粒をくちびるでつ
いばみながら、勇者に質問をしていく。
「エッチなこと」
「そんなのっ……」
 ただでさえ赤くなっていた顔を、さらに紅潮させて、勇者はそっぽを向く。ミネアはま
すます笑みを深めて、勇者の肌に吸いついた。はじめから答えなど期待していない。
ミネアはただ、自分の言葉で恥ずかしがる勇者の顔が、見たいだけなのである。
「興味なかったのですか? 女の子のカラダを触ったり、こうやって触ってもらったり……」
「あっ……」
 ミネアは勇者の腋の下をぺろりと舐めあげた。熱のこもったそこに浮いた汗は甘じょっ
ぱく、若々しいオスの匂いにあてられた彼女は、うっとりと目を細める。
「はぁ、あふぅ、はあっ」
 次第に息を荒げていく勇者。未成熟な身体は、慣れない感触を次第に快楽とし
て受け入れ始めていた。
「キモチいいですか? わたしの舌でぺろぺろされるの、好き?」
「……ふぁあ……はぃ、好き……です……」
 そう、良かったわ。そう言ってミネアは、脇腹を舐めていた舌を滑らせて、さくら色のち
くびを舌先でつっついた。とたん、勇者の身体がびくりと盛大に震える。
「あは、勇者さまは、ちくびが弱いんですね。女の子みたい」
「やっ、そこダメぇっ」
 ミネアはくちびるをすぼめて、優しくちくびを食むと、もう片方の突起を爪の先で軽く
ひっかいた。触れるか触れないかの微妙な柔らかさで、小刻みにカリカリしてやると、
勇者は未知の快感に襲われて、狂ったように身体を痙攣させてしまう。
「じっくり開発してあげますね。ちくびだけで、イッちゃえるくらい」
「ひゃあぅっ!!」
 唾液をたっぷりまぶして、ヌラヌラになった勇者の胸を、ミネアは執拗に責めたてる。
指先で転がし、揉みほぐし、何度も甘噛みをしては、吸いたてる。
 その動作一つ一つのたび、小さな勇者はベッドの上で身体をよじり、快感に悶絶
するのだった。

「ふふ、勇者さま、キモチよかったでしょう。でも、コッチがとっても切なそうですね」
 一方的に責められて、幼い性感を無理やり開花させられた勇者は、ベッドの上でぐ
ったりとしている。だが、その下腹部……まだ一度も触れてもらっていないおちんちん
は、物欲しそうに鎌首をもたげて、ビクビクと震えていた。
「勇者さまかわいい。きっちり、皮の帽子で亀さんを守っているんですね」
 勃起している状態なのに、勇者の子どもおちんちんは、先っぽを覆ってまだ余りある
ほど、皮をかぶっていた。ミネアは愛しげに、そのオスとしては貧相にすぎる性器に指を
添える。
「ねえ勇者さま。オナニーはしたことありますか? おちんちんから、白くてネバネバした
おしっこ、お漏らししたこと、ある?」
「……わ、わからない……たぶん、ないよ……」
 ミネアの言葉に、勇者は眉をひそめる。演技やウソを言っているようにはみえない。
 この発育不良の勇者さまは、本当に性に関する知識や経験が皆無なのだろう。ミ
ネアは、神様のお導きに感謝しつつ、舌なめずりをした。
「そうなんだ。じゃあ……このわたしが、勇者さまに性教育をしてさしあげますわ。一
晩使って、おちんちんの使い方、たっぷり教えてあげる……♪」
255『お掃除ミネアさん』 5/7  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/11(木) 16:58:12 ID:iNSbrzr9
「男の子はね、おちんちんがキモチよくなると、射精しちゃうんです。精液っていう白い
おしっこが、どびゅどびゅ溢れるんですよ……」
「なんだか、怖いよ……」
「あら、怖がらなくて結構ですわ。射精する瞬間は、とってもキモチいいんですよ。男の
人は、みんな射精が大好きで、一度射精の味を覚えてしまったら、そればっかり考え
るようになっちゃうくらいなんですから」
 勇者さまも、今日からそうなりますわ。ミネアはそう言って笑うと、小さくも立派に反り
返った勇者のペニスに、顔を寄せた。
「それでは、勇者さまの恥ずかしい皮のなか、拝見しますね」
「はぅうっ……!」
 よく手入れされたミネアのしなやかな指が、勇者の肉棒のなかばをつまみ、ゆっくり
下へと降ろされていく。
 みち、みちちっ。鈍く粘っこい音が、皮あまりの先っぽから漏れてきた。次第にめくれ
ていく濃いピンク色をした皮の内側から、生黄色い汚れが顔を出し始める。
「あは、勇者さまったら。ばっちいのをこんなに溜めこんじゃって、悪いコね」
「や、やだ……恥ずかしいよぉ……!」
 皮がめくれるにつれて、ムッと鼻をつく悪臭が広がり始める。熟成しすぎたチーズのよ
うな臭いに、ミネアはうっとりとした表情を浮かべる。
「うふふ、お掃除してあげる。勇者さまのおちんちん、お口でキレイにしてあげる……」
「こ、こんな……こんなのって、はあぅっ!」
 すぼめた舌先が、勇者のカリを舐めあげた。長いこと皮に包まれて育ったおちんちん
は、みっともないほど先細っており、亀頭より幹のほうが太いほどであった。
 そのみじめな先端にたまったカスを、ミネアは一心不乱で舐めまわす。
 勇者は、美しい女性が自らの恥部に顔を寄せて、この世で一番汚らわしいものを
美味そうに舐めている姿に、悲鳴とも嬌声ともつかない声をあげてしまう。
「ほらぁ、見て勇者さま……おちんぽのカス、ミネアが食べちゃっているの……」
 口の端からみっともなくよだれを垂らしながら、ミネアは口を広げて、舌を伸ばして、
汚物まみれになったおのれの顔を、勇者に見せつける。
 勇者が息を呑んだのを満足そうに確認すると、ミネアはその汚れを口に収めて、ぐち
ゅぐちゅと汚らしい音を立てながら、咀嚼しはじめる。
「……んくっ、んふぅ……勇者さまのおちんぽチーズ、おいし……♪」

 名残惜しそうに飲み下したミネア。無論、それで終わりではない。彼女は顔に落ち
てきた髪を鬱陶しげに払うと、挑むような視線を上目遣いで向けて、いきりたつ勇者
のおちんちんを、ゆっくり口のなかに含んでいった。
「ちゅっ、ぢゅっ、……んぷっ、んちゅっ……」
「はひ、ぁひ……ぃ!」
 勇者のおちんちんを締めあげながら、ミネアの形よいくちびるが、何度も上下する。
 まだ自分でもまともに触ったことのない、快楽のかの字も知らない性器をなぶられて、
勇者は声にならない悲鳴をあげた。
 ミネアは唾液をたっぷり含んだ口粘膜で、固くはりつめたおちんちんを包み込む。敏
感すぎる剥けたての先っぽに、ねっとりと舌を絡みつかせながら、くちびるで包んだ歯で、
カリ首をきゅっと甘噛みする。
「やっ、んぁあっ!」
 勇者は悪い病気にでも罹ったかのように、痙攣しっぱなしだ。悩ましげに腰をくねら
せて、快楽地獄で悶絶している。
「キモチいい? ムズムズしちゃう? なんか、出ちゃう? ……ぁむ、んちゅっ……」
「あっ、あっ、ふあっ……!」
 頭を激しく上下に揺さぶり、おちんちんを呑みこんでは吐き出していくミネア。満遍
なく舌を這わせて粘膜奉仕をすれば、未経験の子どもが耐えられようはずもない。
「お漏らしして、いいんですよ……全部、ごっくんしてあげる……」
 その言葉をきっかけとして、勇者はとうとう絶頂を迎えた。
 折れるほど背を反らし、身体をこわばらせて、生まれてはじめての射精快楽に打ち
震えている。
 何十回もおちんちんが脈動し、溜めに溜めた初々しい精液を、ミネアは美味そうに
嚥下していくのだった。
256『お掃除ミネアさん』 6/7  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/11(木) 16:58:44 ID:iNSbrzr9
 乱れたシーツの上は二人の汗と唾液と体液で、ぐちゃぐちゃだ。
 勇者は胸を上下させながら、荒い息をついて倒れている。
 ミネアはそんな勇者を楽しげに見下ろすと、かろうじて腰に引っかかっていた長衣を
脱ぎさった。
「見て、勇者さま。これがオトナの女の身体ですよ」
 ミネアの明るい褐色の肌は、汗と精液でぬめり、ひどくいやらしい輝きをまとっている。
首筋や手足の関節はきゅっと締まっているというのに、胸や腰はふくよかな柔肉で覆
われていて、悩ましげな曲線を描いている。
 熟れに熟れた、オスの性欲をかきたたせずにはいられない、淫らな肢体。勇者はミ
ネアの裸身を目にして、射精したばかりの股間にまた力がこもるのを感じていた。
「いまからわたしたち、セックスするんですよ」
「せ、せっくす……」
「そう、セックス。本来は子作りのための神聖な生殖行為。でも、いまからわたしたち
がするのは、快楽をむさぼるだけの、いやらしい、不潔な、肉の遊び……」
 ミネアはゆっくりと勇者の上に寝そべっていく。形よい乳房を薄い胸板に押しつけて、
そのとろけるような感触を、小さな少年に味わわせてやる。
「してみたい? おちんちんをおまんこにヌプヌプ抜き入れして……さっきの白いネバネ
バを、女の子のなかに、たっぷり注ぎ込んでみたい?」
「し、してみたいです……! セックスしたい……! もっとねばねば、出したい!」
 肉欲に濁った視線で懇願する勇者を見て、ミネアは笑った。勇者とはいえ、しょせ
んは今まで食べてきた少年となにも変わらないことに、失望して。あるいは、特別な
存在をいとも容易く陥落させたことに、歓喜して。
「それじゃあ挿れるところ、きちんと見ていてくださいね。勇者さまの童貞、わたしが貰っ
ちゃうところ、目に焼きつけてくださいね」
「は、はい……!」

 しどけなく四股立ちしたミネアは、いきりたつ子どもおちんちんに手をそえると、その上
にゆっくりと腰を下ろしていった。
 潤んだ肉ビラと、精液と先走りと唾液でヌメる先っぽが、にちゃ、といやらしいキスをし
た。そのままミネアは、熱くたぎるオスの性器を、呑みこんでいく。
「ほらぁ、入っちゃいましたよ……どうなっているか、見えますか、勇者さま?」
「ひっ、ぃひい……っ」
 勇者はなにも答えられない。生まれて初めて味わう牝肉の心地よさに、よだれを吐
き出すしかできずにいる。腰とおしりが密着すると、ミネアもまた、年下の子どもを犯し
ているという状況に、得も言えぬ快感の吐息を漏らした。
「あふぅ……わたし、犯しちゃってる……いけないってわかってるのに、また子どもをレイ
プしちゃってるぅ……あはぁ……ちっちゃいおちんぽ、好き、好きなの……っ」
 ゆっくりと腰をあげたミネアは、ぱちゅんっ、と淫蜜を跳ねさせながら腰を落とした。勇
者が悲鳴みたいなあえぎ声をあげて、悶える。
 かまわずミネアは、肉欲にまかせて何度も腰をくねり、うねらせ、幼いおちんちんを熟
れた膣肉で味わっていく。
「ほらっ、ほらあっ、ちんぽどうなってるのっ? キミのちんぽ、どうなってるのっ!?」
「ふぁ、はううっ、はい、ってます! ミネアさんのなかに、あひっ、入って、あううっ!」
「そうだよ、おまんこヌプヌプしてるんだよっ、言って、いまなにしてるのか、言って!」
「セックスしてます、ああ、あっ、ミネアさんのおまんこで、セックス、して、あうぅう……!」
 ミネアは勇者を気遣うつもりもなく、ただ肉欲をむさぼることに没頭していた。肉厚
なぬれぬれヒダ肉でおちんちんをなぶり、淫肉と男性器をこすりつけることしか、彼女
の頭のなかにはない。
「そ、そうだよっ、セックスしてるの、ああっ、子どもとセックス、して、る……! ダメ、い
っ、ちゃう、イッちゃうよぅ……!」
 荒々しく腰を叩きつけ、蜜であたりを汚しつくしたミネアは、感極まったように叫び、
気をやった。あまりに容赦ないその責めに、精通したての勇者もつられて絶頂してし
まう。
 肉欲の残りカスを決して逃さぬよう、二人はきつくきつく、絡みあうナメクジのように
手足と身体を密着させる。泡だった二人の結合部からは、濁った精液がダラダラと溢
れて、シーツに汚い水溜りを作っていった。
 そのあと、二人の肉欲の宴は、夜が明けるまで続いた。
257『お掃除ミネアさん』 7/7  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/11(木) 16:59:18 ID:iNSbrzr9
 ――チクショウ、なーにが『私欲を捨てろ』だよ、あのビッチ!
 小鳥がさえずる爽やかな朝。
 井戸水で顔を洗っていたマーニャは、心中で悪態をついた。あのビッチ、とは言うま
でもなく、彼女の妹のミネアのことである。
 昨日、夜遅くまで呑んでいた彼女は、夜更けに宿へ戻った際に、妹と勇者の痴態
を見てしまったのだった。
 清楚な妹が、幼い少年にうしろから責めたてられて、はしたなくあえいでいる姿。
 はじめは、妹がレイプされているのかと憤ったのだが、それがすぐに間違いであり、むし
ろ妹が幼い少年を焚きつけて肉欲を貪っていることを、彼女は察したのだった。
 ――野暮ったい処女だと思っていた妹が、あんなド変態だとはねえ。おねーさん、
悲しい。
 などと思う反面、マーニャの秘芯はひそかに疼いているのだった。
 昨晩見た、あの荒々しい、ケダモノのような勇者の姿を思い浮かべて。
 あんな風に、女の子みたいな身体をした子どもに、自分が組み伏せられて、言いよ
うに犯されたとしたら……。
 ――うわっ、最悪!
 自分の心に芽生えた、妖しい疼きを必死で振り払い、マーニャは冷たい井戸水を
顔に叩きつける。

「あら姉さん、おはよう。ずいぶん早いわね」
「えっ!? いや、ハハハ……まあね、朝帰り、朝帰り」
「また? やめてよね、その調子じゃ、ひょっとして渡したお金、全部使い果たしたんじ
ゃないでしょうね」
「心配するなって。ちゃんと路銀は残してあるからさァ……あは、あはは」
 突然現れたミネアに、うろたえるマーニャ。昨晩の乱れっぷりがウソのように、いつもど
おりの小うるさく、お堅い妹の姿が、そこにはあった。
 ――人は見かけによらないね。あたしもまだまだ勉強不足か。
 顔を洗う妹の姿を横目で見ながら、マーニャは苦笑する。
 そう、人は見かけによらない。自分の本性もまた、自分ではなかなか気づかないも
のだ。
 この宿場からブランカまで、あと二日の道のりがある。
 昨晩見た、あの勇者の姿を思い返しながら、マーニャは「ああいうのも悪くないかも
ね」と、舌なめずりをするのだった。

 -おしまい-
258名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 17:41:48 ID:5/Um+qU3
ふぅ……
こういうのも新鮮でたまりませんな!
259名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 00:45:41 ID:YWZXBKjN
素晴らしい…GJ!!
わっふるわっふる!
260『ワインレッドの恋』   ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:04:37 ID:d1FAacJC
DQ4のクリフト×女勇者(ソフィア)です。

勇者がアル中というヘンな設定がついています。
ちょっとやさぐれているので、イメージを壊されたくない方はご注意ください。

あと、特殊なプレイはないですが、やや寝取りぽい描写があります。

クソ長くてすいません。エロシーンは8〜11です。
261『ワインレッドの恋』 1/12  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:05:12 ID:d1FAacJC
 教会の晩鐘が耳を打つ。陽光の残滓に目を射抜かれて、ひどく目が痛む。寝巻
はぐっしょりと汗で濡れており、肌に張りついてひどく不快だ。
 目を覚ましたクリフトが、まっさきに考えたことは、そんな事柄だった。
 ずいぶん長いこと眠っていた気もするし、ほんの数分うたた寝をしていただけのような
気もする。時間の感覚がひどく曖昧で、一瞬、自分がどこにいるのか、自分が何者
なのかも、クリフトは忘れかけていた。
「……助かったのか」
 次第に頭が働き始めた。汗で湿った顔にクリフトは触れる。身体中に浮いていた
疱瘡は、きれいさっぱり消えていた。熱も吐き気も、もはやない。忌むべき病は消え
去ったらしい。
 まだ薄靄がかかった頭を振るって、クリフトは今度は記憶を手繰り寄せる。この眠り
につく前に起きたできごとを、彼は懸命に思い返した。
 まず、ブライ翁のいつになく優しげな顔が浮かんだ。次いで、見知らぬ二人の美し
い女性と……恰幅のいい男性の笑顔が浮かんだ。そして最後に、「バカ、心配かけ
させて」と困ったように笑う主の姿が、浮かんだ。
 奇跡の万能薬・パデキア。
 その名が脳裏に蘇ったとき、クリフトは自分になにがあったのか、全てを思い出した。
 ――そうだ、アリーナさまとブライさまは、偶然出逢った旅の仲間と共に、わたしの病
を治す薬を取りに行ってくださったのだった。
 そうとわかると、クリフトはベッドから飛び起きた。急いで上着をまとって、部屋をあと
にする。
 治った途端また眠りに落ちてしまい、尽力してくれた面々に、まだきちんとお礼をし
ていなかったことを、彼はようやく思い出したのだ。

 そして、もうひとつ。なにか大切なことがあったはずだと彼は思う。
 決して忘れてはいけない、大切な……だれかの、名前を聞いたはずだ。
 病み上がりでまともに動かない足を懸命に奮い立たせ、クリフトは宿のフロントへと
向かった。仲間がどの部屋に宿泊しているのかも彼は知らなかったから、それを聞くた
めに。
 やっとのことで一階に降りたクリフトの目に、ロビーにしつらえられたソファに寝そべった、
一人の女性の姿が目に映った。
 艶やかながらも乱れた碧髪。身体を隠す気があるのかないのかわからない、妙に異
性の気を持たせる服装。ソファの下に無造作に置かれた盾と剣。それらはボロボロで、
うら若い女だてらに、相当な数の荒事をこなしてきたことが伺えた。
 ――用心棒、あるいは傭兵だろうか。それも、あまり品性良しからぬ類の。
 クリフトは不審そうな表情をあらわに、その女性を一瞥する。彼女が何者であろうと、
とても関わり合いになりたい人種には思えなかった。
 けれど運命というやつは、いつだって思いがけぬところから歩みよってくるものだ。
 このときも、そうだった。
262『ワインレッドの恋』 2/12  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:05:48 ID:d1FAacJC
「ねえ」
 フロントのホテルマンと話していたクリフトの背に、ふと声がかけられる。彼が振り向く
と、くだんのチンピラ女が真後ろに立っていた。
「やあ。病気、治ったみたいだね。安心したよ……ひっく」
「……失礼、どちらさまでしょう?」
 ずいぶんと馴れ馴れしいヤツだ。クリフトが眉を寄せてたずねると、そのチンピラ女―
―いざ相対して彼はようやく気づいたのだが、それはオンナというより、むしろ少女と言
うべき歳に思えた――は一瞬目を見開いてから、盛大に笑い声をたてた。とたん、
不快な酒の匂いがクリフトの鼻をつく。
「あっははは! ああ、そうかそうか、そうだよね。あたし、キミが目が覚めたときその場
にいなかったもんね。うん、うん」
「あの?」
 チンピラ女……もとい、少女は手を差し伸べながら微笑む。
「あたし、ソフィア。キミのお仲間よ。お姫さまとか、誰かから聞いてなかった?」
 ソフィア。
 その名前を聞いて、クリフトは鋭い電流が背中を駆け抜けたような感覚を得た。
 思い出そうとして、けれど思い出せなかった名前。
 運命的な名前。『お姫さま』と気安く主を呼ばわれた不快感も忘れ、ある種の感
激すらクリフトは覚えていた。
 けれど同時に、先に芽生えた悪印象が、彼の思考にべっとりとへばりつく。
 すなわち、不信感。
 少女の不埒な態度と姿、それにまごうことなき酒の臭いは、未だ宮廷に仕える感
覚が抜けきらない彼には、不審者として映ったのである。
「申し訳ない。あなたがご存知でらっしゃる通りに、わたくしは長く病床に伏しておりま
した。失礼とは重々承知ながら申し上げますと、あなたさまのことを、わたくしはまった
く存じ上げないのです」
 演技じみた口上を述べつつ頭を下げるクリフトの態度は、慇懃無礼そのものであっ
た。いささか、大人げなさすぎたか。彼は言い放ったあとで後悔したが、すでに遅い。
 ところが、不愉快な表情を見せると思われた少女は、意外にも明るい笑顔を見せ
ている。
「そんな、堅苦しい言葉で詫びなくても平気よ。あたしだって、都合があって見舞いに
行けなかったんだから……おあいこよ、おあいこ……ふふふっ」
 そう言って少女は、腰に下げていた大きな水袋を口元に寄せて、盛大にあおった。
彼女が呑んでいるものは、やはり、酒のようだった。少女の白い喉が、差し込む茜の
陽射しに照らされて、なんとも妖しい陰影を作っている。どこかエロティックなその光景
に、クリフトは病をぶり返したかのごとく、頬が赤らむのを感じていた。
「……ぷぁ。ごめんね。いま、ちょっとヤッちゃっててさ……ひっく。気分悪くしないでね?」
「いえ……」
 気分を悪くするどころではなかった。あまりの非常識さに、クリフトはこの少女に対し
て、怒りを通り越して呆れることもできなかった。もっともそこには、不覚にも少女の仕
草に劣情を催してしまったことに対する、引け目もあったのだけれど。
「……ああ、でも無事に治ってよかったわ。本当に、心配していたんだから……。うぷ
っ。ああ、ちょっと呑みすぎたかな……えーっと、あの……」
「……クリフトと申します」
 虚ろな目でクルクル指を回している少女に、クリフトは引きつった笑みを浮かべたま
ま、名乗った。
「ああ、クリフト。栗太? ふふぅ……ヘンな名前! あー、クリフトさんさぁ……初対
面で悪いんだけど、その帽子ちょっと貸してくれない? ……うぅう」
 フラフラ足踏みする少女の顔が、みるみるうちに真っ青になっていく。
 なにか、怪しい雰囲気がした。すごくイヤな予感をクリフトは感じていた。だが彼が
何か言おうとする前に、少女は彼の帽子をひったくり、それを顔に被せた……!
「ごめん。も、もうダメ……!」
 オェエエ!!

 それが勇者ソフィアと、神官クリフトとの出会いだった。
263『ワインレッドの恋』 3/12  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:06:21 ID:d1FAacJC
 ソフィアはまぎれもなく、勇者だった。強く、雄々しく、そして美しかった。
 剣の腕前は、形式ばった宮廷剣技しか知らぬクリフトなどとは比べようもなく鮮やか
で、魔法の腕前も、人一倍プライドの高いブライ翁が「今後は馬車でゆっくりさせて
貰うかな」と目を細めるほどだった。
「ほっほ、まるで儂の若い頃そっくりじゃて。おいクリフト。おぬし、神に感謝するがいい
ぞ。もしアレでさだめの勇者どのが男であったならば、いかな姫さまとはいえ、コロッと心
奪われておったやもしれぬ」
「なっ! ……おかしなことは言わんでくださいよ、ブライさま! わたしは……!」
 顔を真っ赤にしながら言葉に詰まるクリフトを、ブライ翁は顎鬚を撫でつつ楽しげに
見やる。
 勇者ソフィア一行に合流して早一週間、こんな具合にクリフトが老師にからかわれ
るのは、もう一度や二度ではない。ブライ翁から「青二才」と評されるクリフト青年の
心は、この新たな人間関係に、複雑極まりない様相を呈していたのである。
 ソフィアはたしかに、強い。リーダーとしての資質も充分だ。
 けれど、それと同時に、彼女は弱くもあった。ひどく不安定だった。
「……ミネア、お願い。ソレ取ってくれる?」
「……」
 ソフィアは戦いが終わると、決まってそう言った。剣についた血を拭うよりも先に、彼
女は酒を求めた。水筒にたっぷり詰めた葡萄酒を、彼女は乾いた砂が水を吸うよう
に呑む。まるで、そうしなければ死んでしまうかのごとく。

 勇者ソフィアが酒に溺れていることを知った日の夜、クリフトはそれまでパーティの治
療を担っていたミネアに突っかかった。
「ミネアさん、あの状態はいくらなんでもおかしいですよ。どうして止めないのですか」
 クリフトがたずねると、ミネアは身をこわばらせて、口をへの字に曲げた。
「もちろん何度も止めたわ。どうにかならないかと二人で話し合ったこともあるし、お薬
を調合したこともある。けれど、止まらなかった。いえ、止められなかった」
「どうしてです」
 ロウソクの明かりを照らしたミネアの瞳が、ふいに揺れる。険しかった顔が悲嘆の影を
落としている。しばしの沈黙が落ちた。彼女は何事か言おうとして、しかし逡巡してい
る様子だった。
「わからない。たぶん、身体の問題じゃない……もっとなにか、別の原因があるのよ」
 ようようミネアが口にしたのは、そんな言葉だった。そして、もうこの話はしたくない、と
でも言いたげに、彼女はロウソクの灯りを消した。

 クリフトは、なぜソフィアがああまでして酒に依存しているのか、ついぞわからぬまま旅
を続けている。
 ブライ翁はなにごとか察しているフシがあるが、またバカにされるのは癪なので、訊ね
ることができない。姫君に至っては、「お酒なんてどこがいいの? わたしはお湯のほう
が好きだな」とノンキにソフィアと(おさゆと酒で)杯を交わしている始末である。
 彼の憂いは日々募るばかりだった。
 初対面でのできごとがしこりになって、ソフィアに対するクリフトの印象は良くなかった
が、それでも旅をする仲間とあれば、こうした問題は早急に解消すべきだと、彼は考
えていた。
 大量の酒樽が詰まれた馬車のなかを見ながら、クリフトは思う。
 ――彼女のことは決して好きになれない。酒に溺れるのは、心に弱い部分がある
からだろう。だが彼女は勇者であり、自分たちのリーダーだ。きちんと断酒してもらい、
しっかりしてもらわねば、後々どんな災禍が降りかかるとも知れない。ここでわたしが尽
力して、酒を断ってもらうことが、ひいてはわたしの命を救ってくれた、彼女へのお礼に
なるのではなかろうか? ――と。
 クリフトは意を決して、酒樽一つ一つの中身を確認していく。馬車の片隅に並んだ
酒瓶、酒壷も残らず開け、匂いと味をみる。
 世界広しと言えど、医と食と酒が繋がっているという考え方は、どの医術体系でも
共通だ。彼は酒を呑まないが、薬学の心得があるため、酒の効能についての知識は
あった。
 馬車にはやはり、安価で容易く酔える、質の悪い密造酒が多かった。酒類の購入
に関しては、全てマーニャに一任されているという。まずは、ここから変えねばならない
とクリフトは判断した。
264『ワインレッドの恋』 4/12  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:06:59 ID:d1FAacJC
「……ミネアごめん、ソレ取っ」
「ソフィアさん、こちらをどうぞ。薬草・香草を漬けた、ソレッタの地酒です」
「へ? ああ、どうも……って、まずいなあコレ。甘苦くてヤダよ」
「まあ、薬酒ですからね。ではこちらはどうでしょう。バトランドの蒸留酒です。味わい
はキツいですが、良質な酔いをもたらしてくれます」
「……げほっ、げほっ。むせる……。嫌いじゃないけど、やっぱり葡萄酒がいいな。まだ
あったよね」
 クリフトが差し出した酒を無視して、馬車に戻ろうとするソフィア。
「あの葡萄酒ならば、全て処分させて頂きました」
「な、なんでよー!」
「密造酒は量こそ楽しめますが、常飲すればいずれ身体を壊します。これからはどう
ぞ、このクリフトめの用意したお酒をたしなんで下さいませ」
 はい、葡萄酒。クリフトが差し出した酒瓶は、洒落たラベルが貼られた一品だった。
質はよいのだろうが、いかんせん悲しいほど量が少ない。ソフィアが困ったようにマーニ
ャへ視線を向けると、踊り娘はムスッとした表情で頬杖をついている。
「お坊ちゃんは、あたしの酒がお気に召さないんですってー。さっすがお育ちがいいだけ
あるわねっ痛ァ!」
「姉さん」
「わ、わかってる、わかってるってばもう……」
 ミネアに腕をつねられたマーニャを尻目に、クリフトはソフィアに酒瓶を渡す。
 クリフトはまず、急に酒を断たせることはせず、ソフィアの体質を変えていくことを第
一とした。すなわち、内臓に負担のかかるような悪質の酒を断たせ、次いで酒精度
の低いものに馴染ませ、最終的には量を減らし、酒のいらない身体に戻す。
 これはその第一歩であった。恥をかかされた形のマーニャはやや不満げだったが、ミ
ネアは彼の計画に賛同してくれた。

 勇者ソフィアの健康管理が、クリフト第一の仕事となるまで、そう時間はかからなか
った。戦闘時はもちろん、休暇の際も、クリフトはソフィアの心身をよく気遣った。
 無論、クリフトは依然変わらずアリーナの従者であったし、主に対するほのかな恋
心も消えてはいなかった。
 それゆえ、王女殿下が「クリフト、あんたソフィアのこと好きなんでしょ〜?」などとガ
ラにもない(!)冗談を仰せになったときには、クリフトは取り乱しながら必死の弁明を
行ったものだった。
 さて、そんな複雑な男心とは裏腹に、クリフトとソフィアとが接する時間は、頻繁か
つ長くなっていった。ソフィアが暴飲しないよう監視するのはクリフトの役目になってい
たから、彼女が夜警につく際はクリフトもまた、共に夜警にあたるのだった。
「へえ、じゃあ知恵の実を食べたのが人間で、生命の実を食べたのが悪魔なんだ?」
「わたしたちが用いる教典では、そのように伝わっております。もっとも、これには宗派
によって諸説あるので定かではありませんが……」
 長い夜を、二人はよく話をして過ごした。当初はその日にあった事柄を面白おかし
く語ることが多かったが、いつしか二人は、互いが知っている知識や知恵を聞くことを、
楽しみにするようになっていた。
 クリフトは、聖書の物語や医術、サントハイム城での暮らしの話をした。
 ソフィアは、剣術や呪文の考察、あるいは旅先で見聞きしたおとぎ話の話をした。
 酒の入ったソフィアの語り口は実に軽妙で、夜の長さを忘れるほどクリフトを楽しま
せてくれた。もとより知識欲旺盛なクリフトである。酩酊しながらも、知的な会話をこ
なすこの少女に、クリフトは次第に心惹かれていくのを感じていた。
265『ワインレッドの恋』 5/12  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:07:33 ID:d1FAacJC
 けれども、物事は往々にしてうまくいかないものだ。
 ソフィアは戦いのさなかや、迷宮を探索する際には、不思議と酒を求めない。それ
は、彼女が昂奮を求めるがゆえに酒を欲しているためであり、緊迫したなかでは酒も
いらないのだろう、とクリフトは考えていた。
 それは半ば正しく、半ば外れであった。
 南西大陸にてキングレオを葬った一同は、バルザックの待つサントハイムへと、海路
を進んでいた。航海中に必要な物資を詰め込んだ船倉には、もちろん大量の酒が
備わっていた。
 敵との遭遇が稀な海上では、ろくな気散じもない。戦いで酒に対する欲求を忘れ
ているフシがあったソフィアは、航海日数を重ねるにつれ、自然と酒量を増やしてしま
っていた。
 執拗に酒を求めるその姿は、なにかに怯えているような、追われているような、どこ
か痛々しさがあった。

「せっかく体調も良くなってきたというのに。なぜあなたは、そこまでしてお酒を呑むので
すか? ……なぜ、わたしの言葉を聞き入れてくれないのですか?」
 航海に出てから一週間目。
 薄暗い船倉の片隅で、酒瓶を三本空にしたソフィアを前に、とうとうクリフトは彼女
を叱咤した。彼女はしょっちゅう人の目を盗んで船倉に降りては、こうして酒を盗み飲
みしていたのだった。
「うるさい……自分の身体くらい、自分が一番わかってるわ……。いいじゃない、少し
くらい呑んだって……死ぬわけじゃないんだから……」
「そういう問題ではありません!」
「じゃあ、どういう問題なのよっ!」
 ソフィアが怒声をあげた。酔っているためか、それとも怒りのためか、彼女の顔は驚く
ほど紅潮している。
 クリフトがなにも言わずにいると、彼女は突然表情を緩めて、彼の頬に触れなんば
かりに顔を寄せた。
「……あは、あんたさー。あたしに気があるんじゃない。恩着せがましく世話焼いて、
あわよくば、ぱふぱふくらい〜、なんて思ってるんでしょ? んふふっ」
「見損なわないで下さい」
 酒臭い息に混じって、甘やかな石鹸の香りが鼻腔をくすぐった。クリフトはしどけなく
乱れたソフィアの胸元から逃れるように、視線をそらす。
 その態度に、ソフィアはますます調子に乗った。
「そうだよね。あたしみたいな酔っ払いは、ガード緩そうだもんね。しょせん田舎者と思
ってバカにしているんでしょ。……ははっ、いいよ、相手してあげる。今までおせっかい
焼いてくれたお礼に、あたしが、お姫さまの代わりに抱かれてあげ」
 ぱんっ!
 乾いた音が船倉に響いた。
 ソフィアは目を見開いたまま、赤く腫れた頬を手で押さえている。
 クリフトは、ヒリヒリと痛む手のひらを握り締めながら、うつむいた。
「……失礼しました。わたしはもう、何も言いません。きっと、ソフィアさんは、わたしの
言葉など聞きたくはないでしょうから。……ただ、これだけは忘れないでいただきたい。
あなたのそんな姿を見るのがつらい。わたしが一心にそう思っている、ということだけは」
 固まったまま動かないソフィアを残して、クリフトは立ち上がった。はたいた手の痛み
よりも、胸の奥が痛かった。いや、それは怒りや心苦しさのための痛みではなく、悲し
みのための痛みだった。
 立ち去り際、彼は僧衣の裾をつかまれた感触を確かに感じ取っていたが、それを無
視してその場をあとにした。
 だから、彼は気づかなかった。
 誰もいなくなった船倉で、ソフィアが一人、幼子のように泣き崩れたことを。
266『ワインレッドの恋』 6/12  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:08:09 ID:d1FAacJC
 それから、パーティの雰囲気は険悪なものに変わった。その要因が、リーダーである
ソフィアにあるのは明白だった。
 船旅を終えると、彼女は以前にも増して、酒を呑むようになった。剣技は鈍り、呪
文は間違える。やがて戦いを避けるようになり、馬車にこもる時間が長くなった。
 かつて呑み仲間だったマーニャも、さすがに最近のソフィアの乱れようには面食らった
ようで、深酒をたしなめる側に回るほどであった。
「クリフト」
 心配そうに袖を引くミネアに、クリフトはなにも言えない。ただ、俯いて謝るのみ。彼
もまた、変わってしまった者の一人だ。かつてのような純朴な雰囲気はなりを潜めて、
影がちで口数も減ってしまった。
 さりとて旅は続けねばならない。一同はバルザックを倒し、スタンシアラへ赴き、バト
ランドへと向かった。伝説の兜や盾を集めることで、勇者の心を奮い立たせることがで
きるのでは、と戦士らは期待を抱いていたが、荒んだソフィアの心が立ち直ることはな
かった。

 季節は、冬を迎えていた。ガーデンブルクへ向かう海路の途中、嵐に巻き込まれた
一同は、満身創痍の状態でガーデンブルク近海に着岸した。。
 そこは、厳しい土地だった。深い山地の奥にて、昼なお暗い吹雪に巻かれた彼ら
は道を見失い、遭難した。さらに悪いことに、強力な魔物が昼夜問わず一同を襲
撃し、一人、二人と力尽きていったのだ。旅路は、絶望に阻まれつつあった。

「姫さま、お気を確かに! これをお飲み下さい。さあ、はやく……」
 薬湯を満たした杯を、クリフトはアリーナのひび割れたくちびるに寄せる。けれどアリ
ーナは、息を漏らすように何事かつぶやいたあと、昏倒した。クリフトは薬湯を投げ捨
てて呻いた。彼が丸二日かけた治療は、効を奏さなかったのである。
「……」
 馬車のなかには、六人の戦士が横たわっている。みな、高位の蘇生呪文でもなけ
れば目覚めぬほど、深い傷を負っていた。かろうじて意識があるのは、クリフトと、ソフ
ィアのみ。
 クリフトは幌の破れ目を縫いとめ、カンテラというカンテラに火を灯した。外はまだ吹
雪で、こうでもしなければ、寒さで凍えてしまいそうだったから。
「ソフィアさん、寒くはありませんか」
「……」
 毛布にくるまり、膝を抱えて座るソフィアの隣へ、クリフトはしばらく悩んだあと、腰を
下ろした。ソフィアは相変わらず、酒瓶を胸に抱いている。目は虚ろで、まだルーラを
唱えられるほどの余力があるようには見えない。クリフトは、そっと溜息をついた。
「お酒、わたしにも分けてもらえますか」
「……」
 クリフトが躊躇いがちにたずねると、ソフィアは無言で酒瓶を渡してきた。グラスを探
すのが億劫なので、彼はそのまま瓶に口をつけて酒をあおる。
 久方ぶりに呑む酒は、やはり口に合わなかったけれど、胃袋に火が灯ったように、
身体の芯が温まるのを感じた。ああ、これはいいかもしれない。クリフトは、こんな状
況だというのに、不思議と心身が休まるのを感じていた。
「……サントハイム王立教会・神官戒律第17条第2項違反……」
 ふいに、ソフィアが口を開いた。
「……国に帰ったら、訓告処分ね、あなた」
 クリフトは、笑った。
「どうか、ご内密にお願いしますよ」
 別になにが楽しいわけでもなかったが、久々にソフィアが口を利いてくれたことが、嬉
しかった。そしてなにより、かつて夜警のときに見せた、教会のつまらない戒律書の内
容を覚えていてくれたことに……あの日々を思い出として、彼女が残しておいてくれ
たことが、ひたすら嬉しくて、彼は笑った。
 しばし沈黙が二人の間に落ちる。吹雪が轟々と馬車を揺らし、恐ろしい軋みをあ
げさせている。外に渦巻く風雪の音は猛々しく、それは怪物の唸り声を思わせた。
「……ごめんね」
 ソフィアが、涙声で呟いた。風の音に紛れてしまいそうなほど、か弱い声だった。
267『ワインレッドの恋』 7/12  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:09:01 ID:d1FAacJC
 二人はいつしか、一つの毛布にくるまっていた。あまりの寒さに、そしてあまりの寂し
さに、そうせずにはいられなかった。
「怖い夢を見るの」
 ソフィアは、とつとつと語りだす。彼女の視線は相変わらず虚空を見つめ、遥か彼
方に焦点を定めているように思えた。
「起きていても、寝ていても、あの日の夢を見るの。みんなが死んでいく夢……。あた
しは地下にいて、その光景を目にしなかったはずなのに、まるで全てを見ていたように、
ありえない幻が見えてしまうんだ」
 クリフトはなにも言わず、ただじっと、隣に座る少女の言葉に耳を傾ける。
「お酒を知ったのは、村を出て、森のなかに住んでいたおじいさんの小屋で。うなされ
るあたしを見かねて、振舞ってくれたの。お酒を呑んで、いい気持ちになっている間は、
夢を見ずに済んだわ。それ以降、あたしはお酒を呑まずにはいられなくなった」
 少女の告白は、なおも続く。
「こんなこと、いけないってわかってた。ミネアも頑張ってやめさせようとしてくれた。でも、
本当のことは、誰にも言えなかった。頭のおかしい子だと思われたら、みんなあたしを
置いていってしまうんじゃないかって、怖くて。酔っていないあいだは、不安になるの。
周りを魔物に囲まれている気がして、あたしのために死んだみんなが、物陰から睨ん
でいる気がして。怖くて……怖くて。どうしても、あたしは……っ」
「もういいんです」
 震えだしたソフィアの身体を、クリフトは抱きしめた。「いまも怖いの、馬車の外にア
イツらがいるんじゃないかって」とソフィアは震えながら、彼の腕にしがみつく。
「よく話してくれましたね。よく今まで耐えましたね。あなたは頑張りました……もう、
怖がらなくていいんです。わたしがついています。絶対に、ひとりにはしませんから」
「クリフト、クリフト……!」
 大粒の涙がソフィアの頬を伝って、こぼれた。彼女はむずがる赤ん坊のように、クリフ
トの首に腕をからませて、胸にすがりついた。
 クリフトは、そんなソフィアの肩を強く抱きしめた。あれだけ雄々しく戦っていた少女
の肩は、力をこめれば簡単に手折れてしまうのではないかと思うほど、細く華奢だった。
 とても、世界の命運と過酷な現実を乗せて耐えうる肩では、なかった。
「もっと、ぎゅって、して……」
 懇願するソフィアの身体を、クリフトは抱き寄せる。二人を隔てていた空気が押し
出され、クリフトは少女のぬくもりが、じかに身体に伝わってくるのを感じた。
 しきりに擦り寄ってくるソフィアの瞳は、妖しい熱を帯びて、潤んでいた。
「ん……」
 二人はどちらからともなく、吸い寄せられるようにくちびるを重ねた。甘く柔らかな感
触が、温もりとともに身体に染みこんでくる。最初は、触れ合うだけのささやかなキス。
そしてくちびるを離し、互いの瞳に映ったおのれの姿を見た二人は、今度は突き動か
されたように、舌を絡めあった。
「あ、ん……っ」
 ソフィアはクリフトの頭をかき抱いて、夢中で彼のくちびるを貪る。舌が溶けあうほど
強くねぶりあい、求めあう。クリフトもまた、ソフィアの口を舌で犯した。歯列をなぞり、
少女の口のなかを、余すとこなく味わおうとする。
 やがて息が続かなくなると、ソフィアは名残惜しそうにくちびるを離した。二人の間に
銀糸の橋がかかり、音もなく途切れて消える。
「ごめんなさい……あなたは、アリーナのこと……」
「いいえ。わたしが好きなのは、あなたです。そう言ったら、疑いますか」
 ソフィアは一瞬だけ目を見開いて、そのあとかすかに俯いて、はにかんだ。
「ううん、嬉しい……」
「良かった」
 クリフトは、ソフィアと出逢ったときからの出来事を思い返していた。この旅路で二人
が培ってきたもの、歩んできた道のりは、いつしか彼にとって、何事にも替えがたい宝
物になっていた。
 クリフトはやっと気がついた。どうしてこんなにも、ソフィアのことが気がかりだったのか。
 恋をしていたのだ。主君に対する、恋に恋をしていたような感情ではなく、一人の
男として、一人の女を、好くようになっていたのだ。
「あなたのことが、好きです。誰よりも」
 クリフトははっきりと言った。そして、再びソフィアに口づけをした。少女のくちびるは、
甘酸っぱい葡萄酒の味がした。
268『ワインレッドの恋』 8/12  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:09:33 ID:d1FAacJC
 身体中の熱を圧縮したかのうような、熱い吐息が口から漏れる。口端からはしたな
くよだれが垂れるのもかまわず、クリフトとソフィアは奪いあうような口づけを繰り返す。
「は、あ……っ」
 そのまま、二人は互いの衣服を脱がせあおうと、毛布のなかでもがいた。ソフィアはも
どかしげにクリフトの僧衣のボタンをはずしていき、クリフトはソフィアの上着の胸元に
手をかける。
 服を脱がす折に触れた柔らかな肌の感触が、クリフトの脳髄を甘く痺れさせた。そ
れはソフィアも同じようで、乱雑に脱がしかかった彼の胸板に手を滑らせながら、彼女
はうっとりとした表情を見せている。
「すごいね、やっぱりクリフトも、男の子なんだね」
「ソフィアさんも……その、とても女性らしくて、素敵です」
「ふふふ、なにそれ。普段のあたしは、女らしくないの?」
 クリフトは慌てて首を振り、ソフィアの身体を抱きかかえる。そのまま静かに床に下ろ
して、毛布を傍らにどかした。馬車のなかは暗い。明かりは数基のカンテラだけだ。
 淡い橙色の灯りに浮かび上がったソフィアの身体は、抜けるように白く、艶かしかっ
た。身体はあくまで細く、未成熟な少女の面影を残しているというのに、その胸は男
を誘うようにたわわに実り、腰つきは肉感的で、情欲をかきたたされずにはいられない。
「そんなに見ちゃ、やだ……恥ずかしいよ……」
 顔をますます赤らめて首をそむけるソフィア。その肢体とはアンバランスな初々しい仕
草に、火をつけられたクリフトは鼻息荒くソフィアへと覆いかぶさっていった。
「あっ、ん……!」
 細い首筋に吸いつき、何度も肌を吸う。身体に纏わりついている衣服を鬱陶しげ
に引き下ろし、ソフィアの肌を余すところなく触れていく。
 クリフトは経験が全くなかったから、女性の悦ばせ方など知りもしなかった。だから彼
は、欲望が赴くまま、生まれて初めて触れた女体を、懸命に指先で辿っていく。
「クリフト、そこ、くすぐった、い……ふあぁ……っ」
 鼻にかかったソフィアの甘いさえずりが、余計にクリフトの理性を蕩かしていく。
 手におさまりきらないほどの乳房を揉みしだくと、その罪深い感触にあてられたクリフ
トは、昂奮のあまり低く呻いた。
「はっ、ん、そんな乱暴に……っ」
 たまらなかった。手のなかで、むにむにといやらしく形を変えるソフィアの柔肉にクリフ
トは夢中になった。そして、その頂点でぷっくりと自己主張するちくびに、彼はしゃぶり
つく。
「……あっ、ぅっ……ん」
 首筋をのけぞらせ、悩ましい嬌声をあげるソフィア。クリフトのたどたどしい愛撫は決
して上手なものではなかったけれど、普段大人しい彼が、ケダモノのように自分の身
体を求めていることに、ソフィアは言いようのない昂奮を覚えていた。
「ぁっ、すごいよ、クリフト……こんなに、なってるよ……?」
 ソフィアの身体にがっついていたクリフトは、ふいに股間に走った刺激に、吐息を漏ら
した。見れば、苦しそうに隆起したズボンの前を、ソフィアの指先が熱っぽくまさぐってい
る。布の上からでも、はっきり形が判別できるほど勃起したペニス。ソフィアはうっとりと
した表情で、その恥ずかしい状態になった性器を、撫でさすっている。
「ソフィアさんだって、こんなに……」
 クリフトは、乳房から顔を離すと、片手を恐る恐るソフィアの下腹部へと伸ばした。
脱ぎかけの下着の上からそこに触れると、くちゅりと湿った感触が指先に伝わってくる。
「やぁ……んっ」
 二人は再びキスを交わすと、互いの性器を弄りあいはじめた。ソフィアはペニスを荒
々しくしごきたて、クリフトは熱いぬかるみを布地の上から撫でまわす。
 じんじんと腰の奥に粘っこい熱がたまっていく。目の前のソフィアの顔が恍惚に歪み、
ぞっとするほど色っぽい表情を見せる。
 クリフトはすでに、中指を布地ごとソフィアの秘裂にえぐりこませていた。ソフィアが切
なげに鳴く仕草を見ながら、潤んだ性器を指先で責め続ける。すでに彼の手は、ソ
フィアの花弁が分泌した淫らな蜜で、ふやけきっていた。
「だめ、クリフト、あっ、そんなに、したら……あたし、あっ、やあっ……!!」
 ソフィアの身体が一瞬脱力したかと思うと、硬直した。小刻みに震えながら、ゆるみ
きった表情でよだれを垂らし始める。責め続けていたソフィアの秘裂は、だくだくと潮を
まきちらしていた。
269『ワインレッドの恋』 9/12  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:17:16 ID:qDNAgHaE
「アリーナに、かかっちゃった……」
 ソフィアが盛大に噴いた淫汁は、狭い馬車内に飛び散り、真横で昏睡しているアリ
ーナの顔を濡らしていた。
 二人は改めて、自分たちが仲間に囲まれたまま淫行に耽っていることを思い出した。
「実は意識を取り戻して、誰かがあたしたちのこと、こっそり見てたりして、ね……」
 自分の言葉で、昂奮したのかもしれない。肩で息をつきながら、ソフィアはくちびるを
湿す。
「ごめんね、あたしだけ先にイッちゃって……」
 首に腕を回して抱きついたソフィアが、クリフトの耳たぶを舐めながら、ささやく。
「イッ、ちゃってたんですか……?」
「? そうだよ、いかされちゃった……。クリフトの指、えっちなんだもん……」
「わたしが……わたしの指で、女性が……」
 信じられない、といった表情でクリフトがつぶやくと、ソフィアは可笑しそうに笑った。そ
して、クリフトの身体に苦しいくらい自身の身体を擦りつけはじめた。
「ね、最後までしよ? クリフトも、もうガマンできないよね……?」
 ソフィアはそう言って、ふとももをクリフトの股間に押し当てる。彼女の言うとおり、彼
の肉茎ははちきれんばかりに勃起しており、いまにも暴発しそうだ。
 横たわったソフィアに覆いかぶさってゆくと、彼女の身体からたちのぼる甘酸っぱい牝
の香りと、理性を蕩かす性臭が、クリフトの胸に広がった。
「あたし、初めてだから……気持ちよくなかったら、ごめんなさい……」
「大丈夫です、わたしもですから……」
 しおらしく謝るソフィアがあまりにも可愛らしくて、クリフトは彼女の鼻先に、ささやか
なキスをした。そして、かすかに震える脚を割って身体を滑り込ませる。
 グチャグチャに濡れきって、すでに衣服として用を成さなくなっている下着を取り除く
と、入り口を確かめるように、クリフトはひくひくと妖しく蠢く肉弁を指で剥き割った。
 そこはふとももの陰になっており、どのような姿をしているのか、よく見えなかった。だが
それが余計に想像をかき立たせ、クリフトの昂奮を煽る。
「……きて……」
 すがるようなソフィアの声がきっかけとなった。クリフトは腹につくほどいきり立った肉茎
に手をそえると、いやらしくヨダレを垂らすそこに、先端を埋めこんでいく。
「あっ、クリフ、ト……ぉ!」
 じわりじわりと、熱と快感が肉茎の先端から溶けこんでくる。頬を染め、身体の下で
期待と不安に満ちた表情を見せるソフィア。クリフトはそれ以上辛抱ができなくなり、
彼女の腰を掴むと、一息に腰を進めていった。
「……んっ、……くぅ……!!」
 破瓜の痛みにソフィアが顔を歪める。心配になったクリフトがホイミをかけようとすると、
彼女はそれを拒んだ。
「だいじょうぶだから……そのままで、して……っ」
 痛みに耐えるソフィアの息が整うまで待つと、クリフトはゆっくりと腰を引いていった。
彼女の呼吸に合わせて、あくまで静かに、いたわるように、性器を出し入れしていく。
「……はっ、ぁふ、あっ……」
 だが耐えているのはクリフトも同じであった。初めての交合で押し寄せる快感の波を、
彼は奥歯を噛みしめて必死でこらえている。
 充分にぬかるんでいるものの、肉茎のカタチそのものに押し広げられているソフィアの
膣肉はひどくキツく、そのしめつけは痛いくらいだ。
 強すぎる刺激に、クリフトは早くも限界を感じ取っていた。性の快楽に疎い彼にとっ
て、ソフィアの痴肉はあまりにも蠱惑的に過ぎた。
「すい、ません……ソフィアさん、わたしは、もう……!」
「……いいよっ、ん、そのまま、だして、いいよ……っ」
 身体の奥でグツグツと快感のマグマが煮え立つ。クリフトは最後の最後で、自分の
快楽を求めた。ソフィアの腰を掴み、がむしゃらに身体をうねらせ、欲望をこの少女の
なかに注ぎこまんと、必死になった。
「んぁああっ……で、てりゅ……なか、に……!」
 そしてクリフトは、ソフィアの奥の奥、まだ何者にも犯されたことのない子宮へ、たっぷ
りと子種を植えつけていった。
270『ワインレッドの恋』 10/12  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:17:47 ID:qDNAgHaE
 ソフィアの膣内から肉茎を抜き取ると、彼の形に広がった肉穴からは、二人の体液
が混ざりあった濁液が、ドロドロと流れだしてきた。
「……クリフト、お願い……またぎゅって、して……」
「はい……」
 甘え声で両腕を差し出すソフィアを、クリフトはきつく抱きしめた。二人とも、息がま
だ荒い。先ほどまであれほど寒さで震えていたというのに、いまは頭が茹つほど熱かっ
た。
 汗でびしょびしょになった二人の身体からは湯気が立ち昇り、カンテラの油の香りし
かしなかった馬車内は、いまは肉の交わりが醸しだす淫猥な臭いが充満していた。
「あたしの身体、キモチよかった……?」
「とっても、素敵でした……」
 そうして見つめ合いながら、二人はまたお互いの身体をまさぐりあう。まだ物足りなか
った。もっともっと、欲しかった。互いの目がそう訴えているのを見て、二人はタガが外
れたかのように、身体を求め合う。
「クリフト、クリフト……っ」
 ソフィアはそばに転がっていた酒瓶を掴むと、葡萄酒を口に含んで、それを口移しで
クリフトに呑ませた。こぼれて肌を伝っていく酒を、ソフィアは舌で追いかける。
「あっ……ソフィ、ア……」
 胸元からおなかへと、ソフィアは熱っぽく舌を這わせ、クリフトの身体を舐めまわす。
その仕草に、クリフトも並ならぬ昂奮を覚えたのだろう。おもむろに酒瓶を取ると、自
分の身体に酒を流していった。
「んっ、おいし……い」
 ネコがミルクを舐めるように、ソフィアはクリフトの身体を濡らす酒を舐めとっていく。そ
して、またぞろ血を集めはじめたペニスへと、顔をうずめていく。
「クリフトのえっち……」
 ひくひくと脈打つソレを目にして、ソフィアはイタズラッ子ぽく笑った。そして、彼女自
身の淫蜜でヌメヌメになった肉茎を、躊躇なく口に含んだ。
 太くたくましい牡の性器は、とてもソフィアの口には収まりきらなかった。だが彼女は
懸命に、初めてのご奉仕に挑戦していく。
「あっ、そこが……くびれのところが……っ」
 クリフトに乞われるまま、ソフィアはくちびるをすぼめて、カリ首をみっちりしめあげる。そ
して舌先を裏筋に押し当てたまま、ゆるやかに頭を動かし始めた。
「ん……ちゅっ、ちゅぷっ……」
 ソフィアは一時たりともクリフトの顔から視線を外さず、彼が悶えるところをじっと観察
している。男のキモチいい場所、男がキモチいいやり方を、必死で覚えようとしている。
 そんな射抜くようなソフィアの視線はたまらなく淫らで、クリフトの肉欲をますます燃
え立たせる。
「根元も、手で……いじってください……」
 クリフトはソフィアの手をとり、片手を肉茎の根元に、もう片手を陰嚢にそえさせる。
そして重ねた手を動かして、自分の良いように彼女の身体を使いはじめた。
「……あふ、ん、ちゅる……っ」
 たどたどしくも、次第にねちっこさを増してくるソフィアのフェラチオ。彼女の右手は唾
液と先走りでヌメった竿を熱心に撫でまわし、左手は淫蜜にまみれてふやけた玉袋
を、指先で優しく揉みほぐしている。
 剣を振るうときからは想像できないほど、繊細で柔らかな手の動きだ。世界を救う
ために存在すべきソフィアの手が、自分の浅ましい肉欲を満たすために使われている
ことに、クリフトは背徳的な快感を覚え、背筋が恍惚に震えるのを感じていた。
「あぁ、また出そうです……ソフィアさんの口が、すごくいやらしくて……あぁ……」
 たまらずうめいたその声を聞いて、ソフィアはますます身体の動きを早めた。口元から
は粘膜同士がこすれあう悩ましい水音が絶えず響いている。ぬめりを帯びた手は精
液を搾るように、幾度も彼の肉茎を擦りあげている。
「……んっ、ぢゅっ、んぷっ、ぢゅるるるっ」
 クリフトが背筋を伸ばし、低く呻いた。しきりに愛撫を繰り返していた肉茎の根元が
ぼっこり膨れあがり、一拍遅れてソフィアの口内に大量の粘液が溢れ出した。
 苦く、歯や喉に絡みつく、半ば固形じみた牡汁。濃厚すぎる青臭さに、ソフィアは
気が遠くなりかけたが、彼女は懸命にそれを飲み下していった。
271『ワインレッドの恋』 11/12  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:18:24 ID:qDNAgHaE
 ソフィアの顔からは、なかなか落ちないほど濃い精液が、何本もつららのように垂れ
下がっている。彼女はその一本一本を指ですくいとっては口のなかに啜りこみ、くちゅく
ちゅと汚らしい音を立てて咀嚼している。
「あの、ソフィアさん、そんな汚いの食べないでください……」
「……んくっ、あふ……。汚くなんて、ないわ。だってコレ、あなたの分身でしょう」
 堂々と言われてしまうと、クリフトも言い返す言葉がない。それに、自分の出した欲
望の素を、こうして美味そうに啜られる姿を見るのは、決して悪いものではなかった。
 むしろ、昂奮した。
「なんか、すっごく……えっちなキモチになっちゃう臭い……」
 ソフィアはあいかわらず、クリフトの瞳を見つめたままだ。顔も身体も、精液と汗でべ
っとり汚れており、ひどい有様だったけれど、それはクリフトにとってはかけがえもなく美し
く、愛しい姿に思えた。
「まだ、おっきいね。あたしのやらしー姿見て、コーフンしちゃった……?」
 指摘されたとおり、クリフトのペニスは未だ勃起が収まる様子がない。この特異な状
況と、生死も危うい状況が合わさって、性欲が底抜けに増しているのかもしれない。
 もっと、しようよ。そう言って起き上がったソフィアが、脚をもつれさせてよろけた。危う
いところで転倒は免れたものの、こともあろうに彼女はアリーナの上で、四つんばいの
姿勢をとってしまった。
「おっと、不敬罪になっちゃう」
 冗談めいた口調で笑うソフィア。先ほど呑んだ葡萄酒で、また酔いを深めたのかも
しれない。その時、彼女のふとももから垂れていた淫蜜と精液が、アリーナの顔の上に
滴り落ちた。何も知らず、無表情のまま昏倒しているアリーナの顔は、みるみるうちに
二人の欲望の印で汚れていく。
「……」
 クリフトも、酔っていた。彼は弾かれたようにソフィアの身体を押さえつけると、鼻息も
荒く、勃起したペニスを彼女の肉穴に挿入しようとした。
「やっ、あんっ。クリフトったら、乱暴……♪」
「姫さま、ご無礼をお許し下さい……っ」
 そしてそのまま、ふたりはアリーナの上で、ケモノが交尾する体位で結合した。
「あっ、んぅ、やあんっ……!」
 クリフトは荒々しく、まさに飢えた犬のように腰を振りたてた。彼の肉茎と、ソフィアの
肉ビラのわずか数十センチ下には、彼が主として仕え、そしてかつては恋心を抱いて
いた王女の寝顔がある。
「すご、さっきより、太い、ふと、いよぉ……!」
 浅ましく肉と肉をぶつけあい、性器をこすりつけあう。そのたびに、結合部からは二
人の分泌液が混ざった汁が、下で寝るアリーナの顔を汚していく。
 その大逆とも言える行為に、クリフトは酔っていた。大切なモノを粉微塵に破壊し
ていく、カタルシスを覚えていた。
「んっ、あっ、ふあっ、あっ、アリーナ、ごめん、ねっ、クリフトとって、ごめんねっ……あっ!」
 ソフィアもまた、この常軌を逸したセックスに、深い快感を覚えている様子だ。かつて
相手を好いていた牡を、自分が奪ってやったという、牝としての優越感に浸っているの
かもしれない。
「みてるっ? お姫さま、クリフトの、おちんちんがあたしのなか、入ってるとこ、見てるっ?」
「……見てるかも、しれません、夢のなかで、ふっ、あっ……きっと……!」
 クリフトは、そう叫びながらがむしゃらに腰を叩きつけた。勢いが良すぎて震える、つ
い先ほどまで純潔だったソフィアの尻をがっしり両腕で掴んで、決して逃がさぬよう、子
を孕ませるつもりで犯し続ける。
 よくぬかるんだ肉襞は、再び犯しにきたクリフトのペニスを歓迎して、精を搾りとらんと
熱烈に抱擁をしてくる。みっちりと絡みつくその感触に、クリフトは早くも限界を迎えて
しまった。
「出しますよっ、全部、飲み込んで……ください……っ」
「はっ、うんっ、んぁ、ちょ、だ、いっ、クリフトの、……ちょう、だ、あぁ……っ!!」
 最後に思い切り腰をねじこんで、奥の奥まで肉茎を挿入したクリフトは、気が遠く
なるほどの快楽の渦に巻き込まれたまま、空になるまで射精を続けた。
272『ワインレッドの恋』 12/12  ◆Duyb0W2ltE :2010/11/14(日) 15:19:56 ID:qDNAgHaE
 気づけば、二人は身体をもつれさせながら眠りについていた。かろうじて毛布をはお
っていたものの、身体は冷え切っており、いささか風邪をひいた気配があった。
「ああ、久々のお日様だ」
 鼻をすすりながら、幌の覆いをから外を覗いたクリフトは、まばゆいばかりの太陽に
目を細めた。あれだけ猛威を奮っていた吹雪は、眠っている間に過ぎ去ったらしい。
 雪に埋もれて倒れているパトリシアが哀愁を誘ったが、クリフトは胸中で手をあわせ
て、あとでザオラルするからな、と詫びを入れた。
「あたしたち、助かったんだね」
 クリフトにしがみついたまま、ソフィアもまた表を見て顔をほころばせる。空は穏やかで、
辺りの空気も清浄だ。吹雪を恐れた魔物たちは、まだどこかへ引っ込んでいるのだろう。

「ねえ、クリフト」
 二人が気を取り直して、昨晩の惨劇の後片付けをしていると、ソフィアが暗く沈ん
だ表情で、クリフトの袖を引っぱった。
「……後悔してない?」
 自分自身を責めるような表情で問うたソフィアに、クリフトは手を重ねる。
「……していない、と言えばウソになります。姫さまに無礼を働いたことに対して、わた
しは一生悔い続けることでしょう。ですが……」
「ですが?」
 クリフトは顔を赤らめながら、重ねた手を静かに握りしめた。
「あなたを抱いたことは、後悔していません。あなたを好きになったことを、わたしは一
生誇りに思うでしょう」
「クリフト……!」
 ソフィアは涙を浮かべながら、クリフトにしがみついた。そして、何度も何度も、頬っぺ
たにキスをする。そんな愛しい少女の身体を、クリフトはしっかりと抱きしめて、支えて
やった。
 ソフィアの髪からは、もう葡萄酒の香りはしない。
 ソフィアの瞳は、もう酩酊に濁ることはない。
 これからは、彼女の見ていた悪夢を払ってくれる愛しい人が、その髪を優しく撫で続
けて、支え続けてくれるのだから。

 -おしまい-
273名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 23:58:15 ID:u2fWdSLq
>>272
ワッフルさせていただいた!
クリフトやりよるっ……!
274名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 01:04:17 ID:vW/U9NBy
なんてエロいんだ…!GJ!
275名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 23:48:19 ID:SK5BNmcR
やっぱりクリフト絡みのエロは美味しいね
もっと読みたい
むしろアリーナ以外がいい
276名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 11:51:41 ID:ilzTxhyN
>>272
これは良質なSSを……GJ!
クリフトがセックスしてるとやるなこいつって思ってしまうのは何故……何故……
ソフィアがエロくて可愛かったよ

あと亀だけど>>244トンヌラのエロパロ面白かった
GJ!
277名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 03:00:45 ID:Mwi4gEAQ
278名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 04:10:23 ID:NNxlAWAs
おおついにヘンリーを嫁に……って板違いだ。
あと本名はせめてアンリーだったとかにしてほしい。ヘンリーが女の名前で何が悪いんだっていわれても困るけど。
279名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 10:00:45 ID:NbCGmNu9
アンリじゃフランス語読みしただけじゃねえか
280名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 15:35:35 ID:dDzVUS/3
ヘンリエッタとかどうだ!?
281名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 18:12:51 ID:P+rk6iMR
5主はモノがでかそう
282名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 19:30:17 ID:XGP2ddfT
ヘンリー女体化だと、幼5主に構って欲しくていたずらする幼女
パパスが死んだ原因を作ってしまったと5主に負い目を感じてる幼なじみ
……ゴクリ

そして最後には男マリアに寝取られると
283名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:08:28 ID:wb0OU7xc
ハァハァ
284名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 21:31:18 ID:XnM9BgZr
>>280
ヘンリエッタ 「私は・・・トンヌラさんのお役に立ちたかっただけなんです・・・」
285名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 22:39:30 ID:qo6oyOLU
一生童貞のデールは上の階でヘンリーとマリアが毎晩ギシアンしてるのを聞いてるわけか。
286名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 11:55:36 ID:YNucr7bN
>>277
とりあえず出典を
作者サイトとかサークル名とかpi○ivでの登録名とか!
287名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 11:57:25 ID:LRNkeXgY
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】7話目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1280806286/
こちらでどうぞ
288名無しさん@十一周年:2010/11/26(金) 23:48:20 ID:mDXz6iGQ
レックスタバサは・・・・もう定番化してる。
なにかいいカプはないですか?

エロイけど気持ち悪くなく、万人向けの。
289名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 00:01:46 ID:gzcupOhh
>>286
とらでドラクエ同人誌探せば幸せになれるかもよ
290名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 08:13:14 ID:mMdTx6UU
>>288
俺は主人公とアイシスか
レックスとアイシスが読みたい。
291名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 09:38:27 ID:gV9DaQBX
ナナは終わったの?
292名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 15:22:04 ID:dhdfdtVd
マリアと三人で樽で流された時
あの狭い中で何が起こってたんだろ。
ろくに風呂も入れない生活で三人とも臭かっただろうな。
293名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 18:22:13 ID:LdhK9pwP
ドラクエ1でした妄想といえば

姫は竜王に夜ごと凌辱されてて
勇者に救われたといっても悪評が立ってしまい
まともな結婚もできないだろうからとか何とか言って
勇者が帰る途中の宿屋で姫を犯す→姫は嫌でも体だけは感じちゃう
宿屋のオヤジに「昨日はお楽しみでしたね」という妄想をしたな
294名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 23:33:38 ID:gV9DaQBX
竜王×姫の純愛のやつが好きだったな
295名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 11:19:21 ID:vPQwe/jw
アイシス様はレックスを真の勇者だと認めて
そしてレックスを・・・・
296名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 14:20:00 ID:JEW3QIzt
ロト紋のエロパロもここに投下していいの?
297286:2010/11/29(月) 16:36:54 ID:yqhcSQFo
発見しました。そして発覚する事実
P○x○vでお気に入りに入れてあるところのでしたorzナンデキヅカナカッタンダロウ
298名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 08:27:28 ID:3XARbv8j
Xのタルの中はどうなってたんだろう。
滝から落ちて失神後何日もどんぶらこしてたからヘンリもアベルもマリアも失禁し放題?
修道女は開けた直後の匂いに顔をゆがめた?
299名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 01:55:23 ID:Lr8nrBby
紅の夕日は沈み空が紺に染まり星が一つ、二つとまたたき始める。
だが、その星ぼしには手を伸ばしても届かない。

どうすればあそこに行けるのか・・・・・。あるいは死んでしまえばいくのだろうか・・・・・。

天使はエルギオスを救い、世界を守った。これで全てが元に戻ると思っていた。
天使界に帰ることは出来なくても天使たちとはまた会えると考えていた。しかし、今は
その希望も仲間たちも何もかも消え、ただ自分は取り残された。

天使の中で拭いきれない不信が首をもたげていた。自分たちは神の道具でしかなかった
のだという思いが空虚な心の中で形を成し始めている。

天使たちは女神セレシアを元に戻すために作られた。だが天使たちは世界樹を育み女神の
果実が実れば救われると謀られていたのだ。セレシアは天使たちを用がなくなると星に
変え、自分を人間にして放り出した。

結局、自分は神と人間のエゴに振り回されていただけの道化でしかなかったのだ。
星空はにじみ、天使は耐えられず目を閉じた。

300名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 01:59:44 ID:Lr8nrBby
ダーマ神殿の酒場に少女が二人、浮かない表情で腰掛けある者の帰りを待っていた。
沈んだ顔の少女が酒場の入り口に現れ二人のいるテーブルへと向かう。

「・・・どう、天使は?」
パラディンの少女が帰ってきた賢者の少女に尋ねる。
「変わらないわ・・・・。まだ、あの青い木の下で空を眺めているの。」
答はわかっていた。
「そうか・・・・・。」
パラディンはそれ以上言葉が出ず、気まずい沈黙が続いた。

「何か、何かしなくちゃ・・・・天使に何かしてあげなくちゃ!」
沈黙に耐えかね魔法戦士がしゃべりだす。
「天使は・・・・・失ったものが多すぎるんだ。友達も家族も故郷も無くしてしまって
私たち以外の人間は守護天使のことを忘れてしまって―――。」

「だいたい、あの女神様が酷すぎるのよ!天使たちの役目が終わったらって
天使界を消して天使たちの存在を無かったことにするなんて!」
魔法戦士の言葉を遮り賢者が声を荒げる。
「世界を救った天使に『人間として生きろ』なんて・・・・。」
賢者はもう声が出なかった。代わりに目から涙が溢れ、口からは嗚咽が漏れた。

「私たちではどうしようもないだろう。天使は・・・・全てを失ってしまったのだから・・・・。」
冷静な声でパラディンは言う。

「私たちには何も出来ないっていうの!?」
声を震わせる賢者の頬に涙が伝う。

「事実だ・・・・。天使にとって何十年、何百年共に生きた天使界の家族や仲間たちと、
たかだか数ヶ月共に冒険しただけの私たちでは比較にもなりはしない・・・。」
301名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 02:01:35 ID:Lr8nrBby
こういうの需要ありますか?
302名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 03:26:24 ID:g2AdB+u/
>>301

あるある!
303名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 12:31:49 ID:D6MpVsu7
>>301
    ∧_∧
    ( ・∀・)ワクワク
  oノ∧つ⊂)
  ( ( ・∀・)ドキドキ
  ∪( ∪ ∪
    と__)__)
304名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 18:34:26 ID:ZuXvKwod
>>286
まだいるか?
詳細やっと見つけた
http://www.toranoana.jp/mailorder/cot/pagekit/0000/00/04/000000040850/index.html
女体化ヘンリー意外にシコれる

だが続きはここで
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1280806286/
305名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 21:00:09 ID:hjdSEr+4
大人になって再開したベラとX主人公か
ポワン様×主人公なんて一回読みたい。
306名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 01:08:11 ID:FPy9Fg+T
>>301
まずは続きを書け 話はそれからだ
307名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 19:14:09 ID:K1G5/7Vn
>>301
待ってる!もしかして以前に投下してた人?9で。
308名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 23:22:37 ID:JZ+vKah8
>>24
ランドは現実の世界じゃ主人公を疎んでいるように見せてるが
本音が出る夢の世界じゃ主人公を慕っているツンデレキャラ
嫌ってるのはてめぇだけだ。自分の好みをプレイヤー全体に押しつけんなカス
てめぇこそすっこんでろボケ
309名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 02:05:01 ID:DlnBrNhz
おお ゆうしゃよ はんとしまえの レスにきれるとは なさけない
310301:2010/12/05(日) 00:44:36 ID:0rrwq9Wm
よかった!需要ありましたか、では書きます

あと、以前ドSの天使が主人公の9の小説書いてたのが私です
311DQV:2010/12/09(木) 22:58:35 ID:SZ0JYUw+
えろくは無い

勇者(男)はルイーダの酒場に来た。
勇者「すいません。仲間募集したいんだけど」
店員「はい。集める人をこの紙に書いてください。」
勇者「はい」
勇者は仲間をどんな奴にするか考えた。
戦士、魔法使い、僧侶、普通であればこの3人だ。
しかし、いろんなパーティを試してみたい。
いや、正直に言うといろんな職業の女をつまみ食いしてみたい。
それが、勇者の本音だった。
勇者「これでお願いします。」
店員「はい。えーと・・・・遊び人女×3ですか・・・」
勇者「はい、お願いします。」
店員「・・・世界救う気ありますか?」
勇者「ギクッ!も、もちろんです!」
店員「でもこの人選は・・・・」
勇者「ハァ・・・分かってないですね」
店員「え?」
勇者「本当は僕一人でも魔王は倒せるんですよ」
店員「はぁ・・・」
勇者「でもソレだと魔王が集中攻撃してくるのは目に見えているから、カモフラージュの為にですね・・・」
店員「あー分かりました。じゃあ遊び人3人でいいんですね?」
勇者「女遊び人3人です。まさか魔王もこのパーティが魔王を倒そうとしているとは思わないでしょう」
店員「分かりました。女遊び人3人手配します。」
312DQV:2010/12/09(木) 22:59:23 ID:SZ0JYUw+
翌日
勇者「どうですか?」
店員「あ、もう来てますよ」
現れたのは男遊び人3人だった。
勇者「・・・」
店員「すみません。女遊び人はいま在庫をきらしてまして・・・」
勇者「他の・・・」
店員「え?」
勇者「他の職業にしてください。」
店員「え?カモフラージュはいいんですか?」
勇者「後で気づいたんですけど、遊び人だとお金が足りなくなるな。と・・・」
店員「なるほど」
勇者「女商人3人にしてください。」
店員「・・・男でいいですか?」
勇者「え?」
店員「女はほとんど在庫切らしてるんですよ」
勇者「誰でも集めれるのが、ルイーダの酒場じゃないのかっ!!!!」
勇者は人生で一番切れた
店員「実は前の勇者のせいで・・・」
勇者「フゥフゥ・・・前?」
店員「たしかオルテガさんだったかな?やたらと女の職業の人ばっかり要求するんだけど、セクハラするからすぐやめちゃうんですよね」
勇者「・・・」
店員「それで、とうとう一人で旅立って行きましたよ」
勇者「・・・親父」
店員「あれ?そういえば、今回の勇者ってたしか・・・」
勇者「あーあれだ!もう誰でもいいや!」
店員「誰でも?普通は戦士、魔法使い、僧侶ですが・・・」
勇者「うん、いいね!じゃあそれで」
店員「わかりました。魔法使いさんだけは男女選べま」
勇者「女でお願いします。」
店員「・・・わかりました。明日また来てください。」
313DQV:2010/12/09(木) 22:59:48 ID:SZ0JYUw+
翌日
勇者「どうですか?」
店員「あ、もう来てますよ」
男戦士、女魔法使い、男僧侶が現れた。
勇者「ひゃっほう!!」
店員「ひゃっほう?」
勇者「ああ、いやなんでもないです。」
店員「じゃあ4人パーティで出発ですね?」
勇者「いや、まず修行の為に、人数は少なくしていこうと思います。」
店員「はあ・・・何人ですか?」
勇者「2人です。一緒に行くのは女魔法使いで、お願いします。」
店員「わかりました。女魔法使いだけでお願いします。」
女魔法使い「せっかく、あなたと一緒に行けると思ったのに・・・」
男戦士「しかたないさ、仕事だからな。夫婦そろって行ける方が珍しいよ」
勇者「・・・」
女魔法使い「じゃあ行きましょうか、勇者様」
勇者「あの、さっきの戦士と夫婦なの?」
女魔法使い「え?そうなんですよ。前のパーティでセクハラ受けたんだけど
      彼が相談に乗ってくれて、それが縁で結婚したの」
勇者「処女じゃないのに魔法使いなの?」
女魔法使い「は?」

勇者「もういい・・・」

そういうと勇者は結局旅に出ることはなかった。
それどころか、家からも出ることはなかった。

−完−
314名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 23:22:05 ID:1IICo6gO
俺はすごく好きだ。なんか、じわじわきた。
315名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 09:56:28 ID:pUj7z2RB
>パーティでセクハラ受けたんだけど
親父かw
316名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 01:54:45 ID:YEtHx3Do
勇者は人生で1番キレた
がツボったwww
オルテガ何しとる……。
317名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 08:54:48 ID:b03CSpqb
ていうか、キレたってことは勇者も女メンバーにセクハラする気満々だったってことじゃw
318名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 09:20:54 ID:rlpuxt1r
親父は見た目からしてセクハラだしな
319名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 18:37:54 ID:4Zx2LH4z
4のネタバレ注意



4の4章やってて最後何気に同じベッドから姉妹&オーリンが3人で起き上がってくるじゃんw
どんな関係なんだよw
320名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 09:26:47 ID:m7frvX1F
リュカ「夜のラインハット城に入らせろ。跳ね橋上げるな。」
リュカ「夜のフローラの別荘に入らせろ。犬が邪魔だ。」
321名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 19:37:00 ID:gHc5F/KZ
2章の武術大会に負けた後も同じベッドから3人起きてくるよ
322名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 05:46:36 ID:cZ724/lq
Wって大胆。
マーニャはプライドが高いからあれで意外と処女かもね。
ミネアはもちろん処女。
323名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 00:03:36 ID:pTr9+a0q
>>322
マーニャ処女に賛同。
個人的には勇マーで「マーニャさん、もしかて初めて‥?」みたいな展開が萌ゆる。
ついでに言えば、ミネアが経験豊富で昔からマーニャに色々いたずらしてたら更に禿萌え。(百合スマソ)
324名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 21:51:04 ID:N2QJnyQn
モンバーバラ姉妹×オーリンでよろしく。
モンバーバラ姉妹×男勇者でもいい。
325名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 11:22:52 ID:qFN121pI
Wの女勇者のお相手は誰が一番?
クリフト?ライアン?ピサロ?

いっそレズでシンシア、アリーナ、モンバーバラ姉妹と?
326名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 17:01:28 ID:fh85yXiV
ゼシカのエロSSが少ない件について
327名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 17:15:35 ID:Y/CMLjYz
誰と絡ませるかだな
328名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 19:13:52 ID:j9AlImvZ
書く人の好きでいいと思う
329名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 09:12:14 ID:8ON374cp
おっぱい
330名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 13:19:28 ID:jrHkH25u
青ゼシカハァハァ
331名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 14:23:33 ID:9D/jsctr
悪ゼシカに犯されるエイト
332名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 22:44:06 ID:V5WzE2Xq
ゼシカママもおっぱいだった件。
333名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 09:46:41 ID:LlFub0mf
久々に、アベル達がみたいなぁ

いや、近所から虹の都が流れてきたんでね
ふと、思ったの
334名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 17:42:23 ID:+tcXojlP
じゃ、ポルク&マルク&ゼシカで
335名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 04:38:52 ID:8hs/trpy
ミレーユが王に凌辱されてるSS知らない?
短編でメイドに逃がしてもらうみたいなの
探しても検索ひっかからなくて、どこで見たんだろうか
336ガンディーノ王×ミレーユ(陵辱):2011/02/02(水) 12:49:51 ID:vva0SgzH
そこは城にある特別な浴室。
豪華な湯船に浸かるガンディーノ王の周りには若い女官達が彼の世話をしていた。
しかし王の関心は彼女達には無い。
王の関心は、今から彼に『特別なお世話』を命じられている少女に捧げられていた。

幼い少女の名は、ミレーユ。
まだ十四にも満たない娘であったが、金の髪と白い肌を持つ、大変美しい娘であった。

「おお、美しいのう。それに若い。むきたての玉子のような肌じゃ。」
王は今で言うロリコン趣味であった。
恐妻家であり、妃には隠しているが、それは城中の者が知っていた。
「もっと肌をよく見せておくれ。特にその可愛い尻を」
女官達がミレーユを押さえつけ木馬のような玩具の上に四つん這いにする。
「…………!」
手足を縛られ、まるで種付けされる前の牝馬のような格好をさせられ、ミレーユは恐怖に震えた。
お父さん、お母さん、テリー…。
彼女の恐怖を知ってか知らずか、木馬は無情に前後に揺れるだけであった。
「これ、王の御前であるぞ。大人しくしろ。」
女官長と思しき屈強な女が、ミレーユの肌にスライム状の液体を塗る。
「いやあっ、気持ち悪い…」
「黙れ」
女官長はミレーユの尻周りに液体を重点的に塗り、手袋を嵌めた指で、まだ男を知らぬミレーユの膣内を調べた。
「ヒッ…」
痛みと恥ずかしさでミレーユは固まる。ぐりぐりと容赦なく指は膣内を探る。
「終わりだ。次はこっちだ」
膣から引き抜かれた指が、次はミレーユの肛門に入れられる。
ミレーユは暴れるが、より強い力で押さえつけられる。
「イヤッ、イヤッ、やめてぇー!!」
「黙れと言っているだろう!」
女官達はミレーユに轡を噛ませた。舌が噛み切れなくする特性のものだ。
身体を調べられ、すでにぐったりしたミレーユに王は言った。
「轡を外してはやれんかのう?」
「前のものは舌を噛み切りました。ご了承ください、陛下。」
「可愛い声が聞きたかったんじゃがのう。さ、怖がらんでも良いぞ。」
蟇蛙のような声で王は言った。
「世はこういうことに慣れておるからの。」
337名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 17:48:51 ID:0p1gZqiO
>むきたての玉子のような肌

うまいこと言うね
338名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 18:38:53 ID:v2xW2Zsd
続き待ってるよー
339名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 10:45:50 ID:F80LPDA6
>>337
それキレイな肌を表す定型セリフ
340名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 20:13:14 ID:WSphxZOk
むきたてのゆで卵じゃないの
生卵はむいてもどろっとしてるだけだろ
341名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 21:24:37 ID:2dvDg7Fm
>>340
つまり腐った死体のようにどろっとした汁の垂れてる肌ということか
342名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 22:00:15 ID:xQiHP3KJ
>>336に嫉妬いくない
343名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 23:18:47 ID:Hl7x6TFx
誰かミレーユとアモっさんで作らねえかな。大人の官能。
344名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 17:48:22 ID:4OwPbgFz
もぎたてのトマトってうまそうだよな
345名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 01:13:46 ID:8ul7HQKJ
ここって分散投稿ってOKですか?
346名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 11:43:51 ID:tSQtaZ/z
>>345
具体的にはどんな形で投下したいの
分散投稿って初めて聞いたけど
347名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 15:13:11 ID:bODY0R0o
301なんですけど自分の書いてるやつがあまりにも長くなっていて

1/3ずつ隔週で投稿したいんですけどいいですか?
348名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 19:31:11 ID:WlMro6LS
それは別にいいっていうかそんなこと事前に申請した人なんて初めてだよ
もしかしてもうキミの世界に僕らは足を踏み入れてしまっているのかね
349名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 20:35:16 ID:tSQtaZ/z
投下があるとすれば全裸でwktk待機しかないんだが
書き終わったものを分けて投下ならば是非とも待ってまう
書きかけ放置ほど悲しいものはないので
350301:2011/02/13(日) 20:56:04 ID:NyTmd4iL
すいませんでした
「書く」っていったのに何カ月も放置しておくのはよくないと思ったので
こんな書き込みをしてしまいました

きちんと書ききってから投稿します
351名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 11:59:57.66 ID:2ipVEBNg
ho
352名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 16:14:19.46 ID:N6irZJJN
マーニャのたのむ
353名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 22:10:50.99 ID:D/jEMv4Q
te
354名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 00:02:23.48 ID:JAui6+wj
ほ。
355名無しさん@ピンキー:2011/03/30(水) 08:29:52.90 ID:QO7l6HSv
前スレ16が見られない。
誰か保管してないですか?
356名無しさん@ピンキー:2011/03/30(水) 21:53:09.16 ID:oVq4cWlI
してるでしょうね
357名無しさん@ピンキー:2011/04/02(土) 02:28:59.60 ID:wekgTP9K
頼むぞ
358名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 01:30:01.50 ID:FMZO5OYY
ダイの大冒険のスレって落ちたの?
359sage:2011/04/18(月) 22:45:43.60 ID:UTgo6ifG
待ってる
360名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:10:53.00 ID:02VLKOzb
いつもゾーマ様の陰に隠れて可哀想なバラモスに出番を与えたいと思った(リアル話)
3ネタで、割と鬼畜気味なので、嫌いな人はスルーしてくだしあ。
361194:2011/05/01(日) 02:13:15.82 ID:02VLKOzb
・1
本当は正々堂々勇者を討ち取りたいんだお…

でも、何度勝っても復活してきて無効試合にされるお…

だから、リトライ不可にするお! ←イマココ!

「というわけで、お気の毒ですが冒険の書は消えてしまいましたwwwおっおっおっwwwww」

ここはバラモス城。
メタルを狩る根性の無い勇者たちが幾度となく足を運び、その度に腕試しと称して返り討ちにあう、レベル上げスポットである。

「三行であらすじ説明しちゃったよ!そして喋り方うぜぇ!」

とてもそうは見えないが、捕虜相手にバカ笑いしている太った魔物は、泣く子も黙る魔王バラモス。
割とマジな殺気を放っている捕虜の少女は、何を隠そうアリアハンの勇者その人である。
しかし、切札の呪文につぎ込むべきMPはすでに底をつき、戦士顔負けの重武装もすべて奪われた今、彼女に戦う術は無い。
362名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:17:01.15 ID:02VLKOzb
「皆をどこにやった!?答えろ、魔王ッ!」

全裸に剥かれ、両手を高々とつるし上げられた屈辱の体勢にもかかわらず、勇者は毅然とした態度を崩さなかった。
羞恥心が無い訳ではない。
単に、それどころではなかったのだ。

「誰が教えるかい!お前らが何度も何度も何度も何度も死に損ないよるせいでワシの評価はダダ下がりじゃ!この間もなぁ!アレフガルド勤務の弟になぁ!延々5時間も説教をなぁ…う、うううぅぅ…」
「うわぁ…」
363名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:18:17.89 ID:02VLKOzb
吐き捨てるように叫びながら嗚咽を漏らす魔王の姿に、勇者も若干引き気味である。
しかし、そんな和やかな空気とは裏腹に、事態は深刻だった。
武道家、僧侶、そして魔法使い。
戦いに敗れてから、丸一日以上たった今も、苦楽を共にした三人の仲間の安否は確認できていない。

「と、とにかく!皆に手を出してみろ、ただでは置かないぞ!」
「よう言うわ、最初からただで置くつもりなどないくせに!」

ぐぬぬぬぬぬと火花を散らして睨みあう勇者と魔王。
正視に耐えない低次元な言い合いがいつまでも続くかと思われたその時、至って事務的に救世主が舞い降りた。
364名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:20:52.46 ID:02VLKOzb
「バラモス様、魔法使いの転職が完了しました。」
「おお、でかしたぞ!たしか、そやつが最後だったな!」
「転職…?貴様、魔法使いに何をした!?」

報告に来たエビルマージの肩を叩いて労うバラモス。
彼らの会話の中に不吉な気配を見出して、勇者が吠える。

「フフ…知りたいか?後悔しても知らんぞぉ?イヤならやめてもいいんじゃよ?」
365名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:21:56.90 ID:02VLKOzb
にたり、といやらしい笑みを浮かべてバラモスが挑発する。
話したくてたまらないと言ったそぶりだ。
突然の手のひら返しに訝るも、元より勇者の返答は一つだった。

「当たり前だ!お前たちが何を企んでいようと、私達は絶対に魔物なんかに負けたりしない!」

力強く言い放つと、バラモスは待ってましたと言わんばかりに配下に命じ、
勇者の戒めを解いた。
透き通るような白い肌が、どさりと石牢に叩きつけられる。
いかに虚勢を張ろうとも、もはや抵抗する力など残っていない事は、だれの目にも明らかだった。
366名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:22:52.31 ID:02VLKOzb
・2
「ほれほれ、キリキリ歩かんか。置いて行ってしまうぞ?」
「…くっ」

結局勇者は、自力で歩く事さえ出来なかった。
憎むべき魔王に肩を貸される屈辱に歯を食いしばり、のろのろと歩を進める。
長い長い廊下に敷かれた絨毯を、勇者の汗が点々と濡らした。

「…ぁ……ぁ…ぅぁぁ…」

どこからか、かすかに声が漏れ聞こえる。
聞き覚えのある声だ。

「…あぁ…ああぁぁぁ…いっ…ぃ…」

歩くにつれて、声は少しづつ近づいて来る。
発生源は扉の向こうの大広間だ。
ニヤつくバラモスが分厚い木の扉を押しのけると同時に、押し込められていた喧騒が洪水のように飛び出した。
367名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:23:18.01 ID:02VLKOzb
「んあああああーーッ!ふかいぃーーーーッ!!!」
「あがぁぁ!?ぴぎゃっ!!イ、イクぅぅん!!」
「はぁ…き、気持ち…いい…んはぁぁ…」

三者三様、広間の中では、色とりどりの女たちが、大勢の魔物に囲まれてよがり狂っていた
艶やかな黒髪の女が、あろうことか魔物の股間に跨って腰をくねらせている。
流れるような青髪の女は、自ら股を開き、されるがままに絶頂を貪っている。
そして、燃える様な赤毛の女…這いつくばり、恍惚の笑みを浮かべた顔に勇者は見覚えがあった。

「ま、魔法…使い…?」
「まほう…?あたし…まほう…?あ…?」
368名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:23:42.48 ID:02VLKOzb
勇者がおずおずと声をかけると、地に伏せていた上半身が持ちあがった。
夢見心地だった顔がじわじわと青ざめて行く。
その様を満足げに見詰めながら、バラモスはゆっくりと歩み寄り、女の頭を掴んだ。

「なんじゃ、まだ自分の職業が分からんのか?しかたの無い奴め。」
「ヒッ…あああ!お許しを!お許しをッ!バラモス様ぁッ!」
「まあよい、レベル1では無理もなかろう。ここはひとつ、ワシが気合を入れてやるとするかな。」

嫌々と首を振る女の顔面を、バラモスの掌が覆う。
369名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:24:10.65 ID:02VLKOzb
「お許し…やめてぇぇ!いやあああああああーーーッ!」
「お、おい!やめろッ!その手を…くっ…は、なせっ…」

もちろん勇者も指を咥えて見ていたわけではない。
震える体に鞭打って、必死にバラモスの腕に噛り付く。
しかし、立つこともままならない少女の力では、魔物の剛腕を動かすことなど到底不可能だった。

「はなせ…はなせよぉ…」
「これ勇者よ、焼きもちはいかんぞ?」
「あぁ…あぁぁ…あはぁぁぁぁ…」

汗みずくの裸体を擦りつけることもいとわず、勇者は必死にバラモスの手を押し続ける。
しかし、当のバラモスはといえば、全く微動だにせず、赤毛の女に『気合』を注入し始めていた。
異形の手から放たれた鈍い光が女の顔を照らすと、青ざめた顔がたちまち上気し、うっとりと崩れて行く。
370名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:24:36.60 ID:02VLKOzb
「あ、あ、あああああッ!気持ち…いい…」
「だめだ負けるな!気をしっかり持つんだっ!」
「ああ、やだぁ…気持ちぃ…やなのにぃ…あああダメ…あああああ!」

ついにはダラダラと涎をこぼしながら赤毛の女が痙攣し始める。
もう限界が近いのだ。
勇者に見せつけるように、女を犯していた魔獣がひと際大きく腰を引き、勢いよく叩きつけた。

「ああああーーーんッ!!!おっおおぉぉぉぉーーーッ!!!!」

おそらく、ラストスパートだったのだろう。
肉棒を赤毛女の中にうずめたまま、魔獣の腰が小刻みに跳ねる。
胎内にバケモノの精を打ち込まれながらも、女は一切の抵抗を見せず、やがて、溢れた精液が滴り落ちる頃になって、ようやく名残惜しそうに結合を解いた。

「そんな…酷い…」

勇者はただ、変わり果てた仲間の姿を呆然と見守ることしかできなかった。

371名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:25:11.57 ID:02VLKOzb
・3
「はぁぁ…うひひひひひ…ごめんなさい勇者様…感じすぎてお話しできなかったのぉ」

先程とは別人ような、甘ったるい媚声で赤毛女が話し始めた。
目の前で起こり、止める事の出来なかった悲劇の結果に、勇者の心は静かにひび割れてゆく。

「あー、でも魔法使いじゃないのは本当ですよ?だってもう、勇者様以外はみぃんな…」

何が楽しいのか、クスクスと笑いながら言葉を切る赤毛。
勇者は、不吉な予感が最悪の形で現実になった事を悟った。

「『転職』しちゃってるんですからぁ」
372名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:29:50.07 ID:02VLKOzb
乱交がひと段落したのか、いつのまにか黒髪と青髪も勇者のそばに這い寄ってきている。
白目をむいてイき狂っていた時には分からなかったが、落ち付いて見れば見間違えようも無かった。

「…武道家と…僧侶…?」
「だから違うってば!」
「うふふふ、『元』をお忘れですわ。勇者様。」

仕方ないなあと言わんばかりに、仲間たちが顔を見合わせる。
旅の中で培った阿吽の呼吸だ。

「「「わたしたち、『肉便器』(だよ)(です)わ)!」」」

一斉に、自らを貶す言葉を吐きながら、女たちは己の性器をさらけ出した。
各々の髪と同色の毛をあしらった肉穴から、ゴポリと魔物の精液が吹きこぼれる。
373名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:30:37.69 ID:02VLKOzb
宿敵たちの無残な末路を満足げに眺めながら、バラモスはさらなる追い打ちをかけた。

「これ、お前達。職業の名前だけで伝わるわけがないだろう。ちゃんと勇者どのに説明せんか。」
「お、お前ッ!いいかげんに…」

この期に及んでまだ仲間を辱めようと言うのか。
鼻白む勇者を阻んだのは、皮肉にもその仲間自身だ。
かつての元気そのままに、黒髪の女がピョコンと勇者に抱きついた。

「聞いて聞いて、勇者様。『肉便器』ってすごいんだよ!」
「力は魔法使いより弱く、素早さは戦士より遅くなります。もちろん賢さだって最低ですわ。」

普段と変わらぬ理知的な口調で青髪が続く。
しかし、純潔を重んじていたはずの股間には、自らの言を証明するかのように、深々と中指が突き刺さっていた。
374名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:31:09.76 ID:02VLKOzb
「でもね、感度だけはすごく上がるんだよ!」
「ええ、それはもう。私も今朝から20回は…」
「やめて!聞きたくないッ!」

皆笑っていた。
魔物達は嗜虐的にニヤニャと。
仲間達は好色にヘラヘラと。

「ひひひ…勇者様ぁ、一緒に幸せになりましょ?」

耳を押さえて絶叫する勇者に、赤毛がそっと耳打ちする。
孤立無援となった勇者の心を折るには、それで十分だった。
375名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:32:47.60 ID:02VLKOzb
・4
「さて、お分かり頂けたかな?勇者よ。」
「ひっ!?」

気付けばバラモスの顔が、勇者の目の前に迫っていた。
これから何をされるのか、先程の魔法使いの豹変を見れば嫌でもわかる。

「何か言い残す事があれば聞くが?」
「やめ…やだ、やめて、許して…お願いやめてぇぇ…」

もはや虚勢を張る事さえ出来なかった。
萎えた足を引きずって、必死に後ずさる勇者。
僅か一日の間に取り返しがつかないほど堕ち切った仲間達の痴態が、否応なしに目に入る。
376名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:33:14.26 ID:02VLKOzb
「おら、もっと腰振れや!」
「ひゃん!わ、わかったぁ!んっ…んっ…!ど、どうっかなっ…?」

胡坐をかいた魔物に正面から抱きすくめられているのは、黒髪の元武道家だ。
まだあどけなさの残る肢体に刺青の竜が巻きついている。
アクロバティックな格闘技で鍛えた体の柔らかさは、そのまま脚の角度、結合の深さに反映された。

「ぐはははは、良いぞ、その調子だ。そら!」
「んあああぁッ!!いいーッ!!!」

激しい前後運動に合わせて、サイドテールが揺れる。
時折、突き上げに合わせて反りかえる、幼いうなじだけが、かつての面影を残していた。
377名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:34:05.72 ID:02VLKOzb
「ああん、意地悪をなさらないで…」

元僧侶が誘うように片足を跳ね上げる。
先程の手遊びで溢れた粘液が、水色の陰毛をベットリと濡らしていた。

「おいおい、そんな誘い方じゃ勃たないぜぇ?」
「もう、仕方のない方…」

逸物をいきり立たせながら、魔物はさらに破廉恥な振る舞いを要求する。
しかし、注文をつけられた側も嫌がるそぶりは見せなかった。
378名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:34:39.01 ID:02VLKOzb
陰唇につけられたピアスをつまみ、左右に広げて見せる。
こなれた膣がさらけ出され、その奥、子宮口までもが外気に触れた。

「ココに、たっぷりと注いでくださいませ…」
「何を注いでほしんだぁ?おぅ、言ってみろ。」

子種
そう答える前に、魔物の腰が打ちつけられていた。
途端に、つぶれたカエルのような声で喘ぎ始める元僧侶。
それから僅か数往復、乳首のピアスを弾かれた拍子に、彼女は何十回目か絶頂を迎えた。
379名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:36:51.67 ID:02VLKOzb
「ほらみて、勇者様。」
「………」

赤毛の魔法使いは無邪気に笑う。
ごつい首輪に指をかけ、板状の金具を握っている。

「あひゃ、ベキラマー!」

いや、それはせいぜいギラだろう。
勇者は虚ろな目で、見る影もなく衰えた友の呪文を見つめる。
小指ほどの小さな炎だが、それでも熱量は十分だ。
素材の融点自体も、そう高くはないのだろう。
たちまち真っ赤に赤熱し始めた金具が硬度を失い、絡みあう。
380名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:37:20.59 ID:02VLKOzb
「まさか…」

そのまさかだ、彼女は溶接しているのだ。
自由を奪う呪いの装備を、自らの手で作り上げようとしている。
止めなければ、頭の片隅で警報が鳴るも、勇者の体は鉛のように動かなかった。
381名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:37:58.87 ID:02VLKOzb
「そんでもってヒャドー!」

急激に冷却されても破損しないのは、さすがメイドイン魔族といった所か。
手渡されたリードを繋ぎ、2・3度引っ張って強度を確認すると、魔法使いは高らかに宣言した。

「あははははは!はいっ、あたしの人生終了でーす!」
「…ッ!?」

そうだ、敗れて教会に送られるのとは訳が違う。
ここで飼い殺されている限り、人間の世界に帰る事は決してできないのだ。
いまさらになって魔王の恐ろしい企みに気付き、勇者は慄然となった。
しかし、今さらである。
とっさに出口を確保しようと振りかえった時には、すでにバラモスの掌が目の前まで迫っていた。
382名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:38:25.75 ID:02VLKOzb
・5
「ぐああああああああッ!?」

熱い。
まず感じたのはそれだった。
そして眩しい。
至近距離から、直接感覚気に叩きこまれるメダパニの呪文が、全ての感覚を洗い流していく。

「どうじゃ!ワシの霊距離メダパニ攻撃は!もう中ボスなんて言わせない!」
「あううう!?や、めっ…あや?あややあああやああ!?!?!?!?」
383名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:38:53.64 ID:02VLKOzb
例えるなら、葡萄酒による酩酊を数十倍濃くしたような効果。
しかも、本質的に毒物であるアルコールと違い、肉体への苦痛はない。
ルーラで空を飛んでいるような、塔から突き落とされているような、言い様のない浮遊感だけを過剰に与えられ、勇者は前後不覚に陥った。

「うえぇええぇっ!?なんぃぃぃ!?やらぁ!これやらあぁぁ!?」
「嫌だと言われてやめる奴があるかい!手下が増えるよ、やったね!」

とうとう失禁し始めた勇者を肴に、元仲間たちの乱交もまた、最高潮に達しようとしていた。
384名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:39:48.70 ID:02VLKOzb
「ぶひゃひゃひゃひゃ!お前んトコのリーダーすげぇな!」
「ひゃああん!お、お兄ちゃんもすごいよぉ!すごい!すごぉい!」

ヘコヘコと腰を揺すりながら醜い巨人を褒め称える元武道家。
胎内にはまり込んだ巨塊に向かって、幼い子宮を夢中で叩きつけている。

「嬉しい事言ってくれるじゃないの。そんじゃ、このまま中に出すぜ?」
「う、うん!いっぱい、いっぱい出してねぇ、お兄ちゃぁん!」

ドスンと二つの肉塊が衝突する。
そのまま腹が膨らむほどの射精を受け入れながら、元武道家は幸せそうに、毒々しい刺青を撫でた。
385名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:40:22.04 ID:02VLKOzb
「まあ、あんっ!勇者様ったら…ひぃぃ!は、はしたな…おっおぉん!」
「お前が言うかよぉ?」

元僧侶は、子供ほどの背丈の魔物に翻弄されていた。
すでに隅々まで探り当てた弱点を気まぐれに責める。
ただそれだけで、ふくよかな体が弓なりになって痙攣する。

「はああ!いけませんっ…んひっ!もっと、おしとやかに、しませんとぉ…おおおおお!た、種付け!していただけなくなってしまいますわぁあああ!!」
「あー、それだけはないから安心しろ。お前みたいなド淫乱でも、こうして相手がつくんだからよぉ。」
386名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:40:47.78 ID:02VLKOzb
半ばあきれたように、魔物が腰を押しこんだ。
足を浮かせ、全体重をかけて女に組みつく。
そうでもしなければ、射精の瞬間に大暴れする女から振り落とされてしまうのだ。

「うひゃあああーーッ!?淫乱っ!?わたくし、淫乱ですかぁぁ!?」

十人が見れば、十人が肯定するだろう。
股ぐらから小悪魔を生やしてのたうち回る元僧侶の姿は、まるでケダモノだ。
しかし、そこは魔族クオリティである。
まるで、ではなく本物のケダモノに圧し掛かられて泣き喚いている元魔法使いの姿も、同様に淫らで悲惨だった。
387名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:41:17.95 ID:02VLKOzb
「がああーーッ!あん!あん!あん!あん!あおおおーーんッ!」
「お前うるさいニャ。」

振り乱された赤毛が、たてがみの様に広がる。
魔獣にしてみればマイペースにゆるゆると性交を楽しんでいるだけなのだが、サイズ・形状ともに凶悪極まりない肉棒に、人間の理性は数合と持たなかった。
肉瘤がヒダを掻くたびに、四つん這いの尻がビクビクと痙攣する。
388名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:41:59.03 ID:02VLKOzb
「雰囲気が台無しだニャ…もうさっさと出して隣に行くニャ。」
「はひぃっ…あぎゃああああーーッ!あぐっ!?んぶああああッ!!」

ショボーンと効果音のつきそうな顔だった魔獣が、おもむろに腰の動きを速める。
射精のためだけのおざなりな腰使いとはいえ、突かれている側はたまった物ではない。
だらしなく舌を突き出し、虚空に視線をさまよわせながら、元魔法使いはその瞬間を待った。
そして
389名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:42:28.55 ID:02VLKOzb
「ふごおおおおおーーーッ!孕むゥゥーーーッ!!」

忘我の中、勇者は確かに仲間たちの声を聞いた。
間もなく自分もああなるのだ。
誰にでも、それこそ魔物相手でも簡単に股を開き、当たり前のように受胎を請う色狂いに。
目もくらむような倒錯感のなか、絶望的な想像から逃れようと、勇者は咄嗟に手を伸ばした。

「…あ。」

何か当てがあったわけではない。
ただ、じっとしていると恐怖に耐えられなかった、それだけだ。
しかし、勇者は今、バラモスに鷲掴みにされており、その状態で正面に手を出せば、何に触れるのかは明白だ。
そう気付いた時、勇者は何か大切な事を理解したような気がした。
最初からこうすればよかったのだ。
390名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:43:01.74 ID:02VLKOzb
「悟りは、得られたかね?」

もう頭を掴まれてはいない。
優しい声色で頬を撫でる、たくましい手を勇者はそっとかき抱いた。

「はい、バラモス様…私は、肉便器の悟りを手に入れました…」

そう、最初からこうすればよかったのだ。
苦痛を与え、困難にぶつけた上で、これ見よがしに救って見せる。
わざわざ塔に隠された悟りの書と同じ事だ。
こうして力の根源を奪ってしまえば、何度復活しようと関係ない。
勇者は永久に無力となる。
待ちに待った完全勝利の味に、バラモスは有頂天になった。
391名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:43:33.55 ID:02VLKOzb
・6
「それでは勇者よ、肉便器の気持ちになって祈りなさい。」
「はい…」

ダーマ神殿を模した儀式の間。
見よう見まねで神官を務めるエビルマージに、勇者はうやうやしく跪いた。
しかし、静かに目を閉じること数秒、勇者は突然立ち上がった。
ダーマならば即刻摘み出される暴挙だが、ここはバラモス城である。
取り巻く魔物達にも動じた様子はなく、むしろ、ニタニタ笑いながら勇者の動向を追っている。
392名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:44:00.06 ID:02VLKOzb
「…」

虚ろな目で、頭に手をやる。
触れたのは、全裸に剥かれた後もなぜか取り上げられなかったサークレット。
勇者の印であるそれを、勇者は何の迷いも無く、足元に叩きつけた。
観衆がどっと沸く。
勇者はまだ止まらなかった。
祭壇に飛び乗り、部屋の反対側、バラモスに向かって腰を下ろす。
両膝を外に向けた、蹲踞と呼ばれる座法だ。
本来は武芸の試合の作法であるその仕草は、あるいはこれから一戦交える相手への礼儀だったのかもしれないが、魔物がそんな謂われを気にするはずもない。
剥き出しの性器を視姦しやすくなった事に喜ぶばかりである。
そして、僅かな重みから解放された後頭部で両手を組んだ所で、ようやく勇者は我に返った。
393名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:45:10.94 ID:02VLKOzb
「…あれ?私、いったい何を?」
「肉便器の気持ちになったのであろう?」

バラモスが声をかける。
低く、重い声。
それは、今の勇者にはたまらなく甘美な調べだ。

「己の生き方に対して、お前の出した答えがそれだったと言う事よ。」
「答え…?あっ。」

バラモスが指差す先に転がっているのは、先程投げ捨てたサークレットだ。
部屋の隅には、同じように持ち主に捨てられたのだろう、僧帽やスカーフ、トンガリ帽子が積み上げられている。

「そ、それじゃ私…!」
「うむうむ、生まれ変わった気持ちで修業に励むがよい。」

熱く発情した表情で主を見上げる勇者。
みずみずしい肢体にバラモスの巨体が近づいていく。
人間ではありえないその大きさが、彼女にはとても頼もしく思えた。

394名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:46:44.63 ID:02VLKOzb
「おめでとう!勇者様にもタトゥーの型紙貸してあげるね!」
「まあ、うらやましいですわ。では、私からはおそろいのピアスを。」
「あたしも、あたしも!あたしはぁ…そうだ!首輪の溶接してあげるっ!」

バラモスの体越しに、耳慣れた声が聞こえる。
確実に彼女の人格を破壊するであろう、惨たらしい凌辱を前に、勇者はこの上なくリラックスしていた。
勇者の腕がゆるゆると、バラモスの衣を脱がし、そのまま背に回された。
ほのかに湿った秘部に熱い強張りが押し当てられ、そして…
395名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:47:21.56 ID:02VLKOzb

「うあ…う、嬉しいっ…バラモスさまぁぁ……」

仲間たちが祝福する中、彼女は憎むべき宿敵に処女を捧げた。
歓喜の涙を流す彼女の意識の端で、軽い金属音が鳴りひびく。
サークレットが、隅のガラクタの中に蹴りいれられる音だ。
勇者の証が足蹴にされ、ゴミのようにひしゃげても、元勇者は眉一つ動かさなかった。
396名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:48:24.56 ID:02VLKOzb
・7
「要注意人物を捕えてから半年も連絡しないとか、あり得ないだろ。常識的に考えて…」

現地視察に来た大魔王ゾーマの第一声は、やはりというかお小言だった。

「兄上、ホウレンソウという言葉をご存じか?報告・連絡・相談。社会人の常識ですぞ?」

ついでに、バラモスブロスの嫌味も追加。
いつもなら、この時点で30度は視線が落ちるバラモスだが、この日ばかりは違った。
397名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:49:08.96 ID:02VLKOzb
「フヒヒwサーセンwwwなかなか、おてんば揃いでしておwwww」

気持ち悪いくらい満面の笑みで応じるバラモス。
遺憾に耐えないが、これが地上を制圧できるとの判断を受けた魔王である。
一行の先頭に立ち、長い廊下を案内している。
ニヤつくバラモスが分厚い木の扉を押しのけると同時に、押し込められていた喧騒が洪水のように飛び出した。
398名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:49:36.02 ID:02VLKOzb
「んあああああーーッ!ふかいぃーーーーッ!!!」
「あがぁぁ!?ぴぎゃっ!!イ、イクぅぅん!!」
「はぁ…き、気持ち…いい…んはぁぁ…」

今日も大広間の乱交パーティは盛大だ。
一番人気は黒髪の肉便器。
幼い顔立ちと、体中に刻まれた派手な刺青のギャップが受けている。

「あぅ!おっ、おっお…大丈夫、お兄ちゃん?重くない?」
「がはははは、ちびっこがもう一人増えたくらい何でもねえよ。」

魔物の体の上でピョコピョコと跳ねながら、肉便器は心配そうに訪ねた。
それもそのはず、毎日数十発の射精を受けとめ続けた彼女の腹は、誰の種ともしれぬ魔物の仔で大きく張り出していた。
399名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:51:30.76 ID:02VLKOzb
「はがっ!あがががッ!く、苦し…」
「おっとぉ、こりゃ失礼。」

二番人気は青髪の肉便器。
耳は勿論、臍や乳首、果ては性器や陰核にまでリングピアスを突き刺した、淫乱女だ。
反応の激しさと、ホイミを駆使した長時間のセックスが売りで、回転率は悪いものの、満足度に置いて他に大きく水を開けている。

「あばっ…や、やぁぁ意地悪しないでぇ!」
「意地悪ぅ?お前が苦しいって言ったんだろうがよぅ。」
「いいの!それがいい!苦しいのだいすきなのぉ!!!」

快感にむせび泣きながら、青髪女が海老反りに跳ねる。
体を逸らすと、大きな腹がいっそう強調された。
彼女もまた、黒髪と同時期に仔を身ごもっている。
相手が誰かは分からないが、人間でないと言う事だけは確かだった。
400名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:52:29.38 ID:02VLKOzb
「ぶひぃ!あぁぁ…はふ、ふぅぅん…」
「ふむ、前よりは落ち着いたニャ。よきかニャ、よきかニャ。」

人気が無い、訳ではないのだが、ややマニアックなのが赤毛の肉便器だ。
このような催しには参加するものの、普段はあまり積極的に男を誘わない。
ごつい首輪にリードをつけ、中庭や白の入口に繋いで、ひたすら強姦を待つ受け身の姿勢が、競争率の低さとしてあらわれるのだ。
とは言え、その従順なスタイルが、征服欲の強い魔獣から好評を博しているのもまた事実だ。

「やっぱり、少し浅くなったニャ。咥え込めない分もっと締めつけるニャ。」
「は、はいぃッ!うく…あ、ダメ!むり!んがああああああーーーッ!」
「んニャ!やかましいニャ!ご近所の迷惑だからやめるニャ!」
401名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:52:55.19 ID:02VLKOzb
大声で吠えあいながら、二匹の獣は急激に高ぶって行く。
背後からのしかかった魔獣が激しく腰を振りたくると、赤毛の体もゆさゆさと揺れる。
たわわに実った二つの乳房、ダラリと伸びた巨大な陰核、そして丸々と膨れた孕み腹。
もちろん父親は不明だ。
とはいえ、彼女の場合、候補が魔獣系に絞られると言う点で、ほかの二人よりは当たりがつけやすいだろう。
彼女がそんな事を気にするとすれば、の話だが。
402名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:54:01.08 ID:02VLKOzb
「これが勇者のパーティですか?その割には随分と弱そうと言うか、オーラが無いと言うか…」
「報告では、武道家と僧侶と魔法使いが居ると言う話だったが、こやつらか?」

ゾーマがわざわざ視察に出向いたのは、バラモスから勇者パーティ撃滅の報せを受けたためである。
そして、復活を防ぐために捕えた勇者パーティを見せたいと言う申し出に応じて、ここまで来たのだが…本当にこの惨めな生き物が、占領軍の大物を何体も破った女傑なのだろうか?

「正しくは『元』でございます、ゾーマ様。こ奴らは全員、ダーマを模した転職の儀によって、戦う力を奪い去っておりまする。」

目一杯気取った声で、バラモスが答える。
思わず吹き出すブロスと対照的に、ゾーマは感心顔だ。
あまりにも強い力を持つゾーマに取って破壊以外の方法で敵を駆逐するバラモスの手口は、とても興味深い物だ。
403名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:54:31.48 ID:02VLKOzb
「ほほぉ、なるほど。まずは良くやった。して、勇者の輩は?」
「いませんよ。」

目を輝かせながら続きを促すゾーマに、あらぬ方向から声が掛けられた。

「えっ?」
「もう、勇者なんてどこにもいません。」
「こりゃ!いきなりゾーマ様に話しかけるでないわ!」

いつからそこに居たのか。
振り向けば、赤いチョーカーと青いワンピースを纏った、短髪の女が立っている。
大魔王ゾーマをして気配を感じさせない、得体のしれない女。
とっさに身構えるアレフガルドの支配者たちだったが、当人はボロボロの裾を、窮屈そうにいじるばかりだ。

「ご無礼をお許しください、ゾーマ様。なにぶん、じゃじゃ馬でしてな。手なずけたは良いものの、今度はワシ以外に懐かなくなってしまいまして…」
「えへへ!はじめまして、大魔王様!」
404名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:55:32.68 ID:02VLKOzb
快活な笑みだ。
女は一息に、伸びきった服を脱ぎ捨てる。
下から現れたのは、引きしまった、みずみずしい女体。
しかし、その柔肌はビッシリと刺青に覆われ、乳首や性器はピアスに貫かれている。
チョーカーと見えた物は、首輪だった。
金具から伸びたリードは背中から股間に食い込み、控えめな乳房を縛りあげた後、腹に巻きついている。
縄の戒めをほどき、その先端をバラモスに握らせながら、女はさも自慢げに言い放った。
405名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:56:39.53 ID:02VLKOzb
「勇者、あらためバラモス様の専属肉便器ですっ!末長くよろしくお願いしますね、グランドマスター!」

見よう見まねの敬礼に合わせて、大きな腹がユサリと揺れた。
この種ばかりは出所がハッキリしている。
しているからこそ問題なのだ。

「兄上、家督の話ですが、確か私に…」
「あいたたたたたお腹痛い!持病の癪が!」
「お前、それでいいのか…」

降って沸いたお家騒動に、頭を抱える幹部二匹。
話題の焦点は、勇者と魔王の力を兼ね備えた、おそらくは史上最強の魔人だ。
渋面のゾーマに向かって、元勇者は楽しげに親指を立てた。
406名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 02:57:49.29 ID:02VLKOzb
以上です。
なんか最初の方、名前欄に変な数字入ってるんですが、投稿者は全部同一人物です。
407名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 14:19:51.02 ID:RAC69QN/
GJ!
408名無しさん@ピンキー:2011/05/03(火) 03:57:41.89 ID:YaJZxRAO
主ビアの初夜がみたいな
409名無しさん@ピンキー:2011/05/04(水) 18:39:09.90 ID:vV9Gh6Z0
オルゴ・デミーラはニーチェの生まれ変わりですよねー!?♪。
410 ◆0wT8qFn8cStZ :2011/05/09(月) 01:13:59.98 ID:VQr00PEf
DQ5の双子ものを投下。
注意事項
主人公は3人とも嫁にするというハーレムルート
金髪双子は兄がクーパー、妹がアニー。黒髪双子は兄がレックス、妹がタバサ。青髪双子はまだ出てこないけれど兄がクリス、妹がフィラ。

「ごめん、クーパー、アニー。ちょっと隠れさせて。タバサが来てもいないって言ってよ。」
グランバニア王子の1人、レックスは同じく王子と王女であるクーパーとアニーの部屋に逃げ込んできて言った。
それからしばらくして
部屋にノックの音が響く。あわてて机の下に隠れるレックス。

「ねえ、レックスいない?」
「また喧嘩?」
タバサの問いかけにアニーが聞き返す。
「……。」
答えなかったことを肯定と受け取って、アニーはクーパーにお茶の準備をするように促す。
(僕を裏切ったの!?)
机の下で憤るレックス。一方的に部屋に入って来ておいてなかなかに勝手な言い草である。

「……レックスがね、お花を摘んで来てくれたの。」
タバサが話し始めた。
「きれいだったから花瓶に入れて飾ろうと思ったら、幼虫が顔を出して。驚いて叫び声をあげちゃったの。
そうしたらレックスが笑ってて。レックスの悪戯だったんだって思ったの。」
年齢相応の理由での喧嘩。
「でもね、今こうしてると違ったんじゃないかなって。ただ単にレックスは気づいてなかっただけなんだって。
レックスってガサツだし。……あなたたちがうらやましいな。いつも仲が良くて。」
「アニーがブラコンだからね。」
クーパーの言葉に、
「クーパーだって……昨日の」
言葉をさえぎる。自分たち以外の2組の双子に隠しておく必要はないだろうが、あまりこういった席にふさわしい話題ではないと

判断したためである。
「……ねえ、タバサ。もしレックスと仲良くしたいのなら良い方法があるんだけど。でも、私たちみたいに結婚したいと思ってな

いと駄目なの。どう?」
「私は……ずっと一緒にいたいなって。だってレックスは一番大事な人だったから、それに、きっとこれからも。」
「なら、いいわね。準備しなきゃいけないから部屋の外で待っててくれない?」

そしてタバサが部屋の外に出たところでレックスを机の下から出てくるよう促す。
「レックスはどうなの?タバサと……。」
クーパーが聞くと
「そんな風に思ってなかったな、タバサのこと。……まだ、気持ちの整理がついてなくて、その、結婚したいかっていうとわから

ない。」
「わかったよ。そういう風に言っておくから。アニーに外に出させてもらって。」
自分以外の男に見せたくないから、そう心の中でつぶやく。

アニーがレックスをルーラで外に連れ出し、戻ってくると言った。
「私もクーパーのあんな姿、他の女の子に見せたくないのよ?」
411 ◆0wT8qFn8cStZ :2011/05/09(月) 01:14:13.60 ID:VQr00PEf

「周りに誰もいない?」
アニーの声が部屋の中からする。
「ええ、いないわ。」
タバサが返答すると扉が中から開いた。
タバサの目の前にいるアニーは、身に何もまとっていなかった。
そして布団をはずしたベッドに横たわっているのは、同じく身に何もまとっていないクーパー。
「ここに座って。」
ベッドの前におかれた椅子。
アニーはクーパーの横に寝転がると、クーパーがアニーの上にまたがり、口づけた。
そのままクーパーはアニーの胸に手をやると、いつくしむようにもみはじめる。
タバサの目は2人の一挙手一投足を覚えようとしているかのように釘づけになっていた。
「ふぁっ、くうぱあぁ……」
既にうるんでいるアニーの瞳にクーパーは耐え切れず、
「あぁっ」
自身を突き入れる。
「ん……アニー……」
再び口づけると舌を絡めあう。
その淫靡ながらも神聖さを孕んだ儀式にタバサはこれ以上ないぐらいに注目していた。
「あ……あぁっくーぱー、くぅぱぁぁ……」
「アニー、んっ……大好き……」
突然、アニーの中からクーパーは自身を抜いた。
白いシーツに、そしてそれにも劣らず白いアニーのお腹に白濁した液体が飛び散った。

後始末をして、服を着た2人はタバサに2つのアドバイスをしていた。
初めての時は血が出て痛いものだということ、そして最後に抜かずに白濁した液体を中に出してしまうと子供ができてしまうとい

うことを。

そして、
「いきなりはダメ。レックスは告白されても心の準備ができるタイプじゃないから。
だから告白したらいくらでもレックスの方から答えが出るのを待ってあげて。
でも、レックスは決して馬鹿にしないはずだから。」
クーパーは強く念を押した。
タバサが自分の部屋に告白に行ったのを、クーパーとアニーはうまく行くことを願って見送ったのだった。
412 ◆0wT8qFn8cStZ :2011/05/09(月) 01:15:03.49 ID:VQr00PEf
今回はここまで
413名無しさん@ピンキー:2011/05/09(月) 14:27:57.18 ID:ADlaaByG
勇者三人パーティとか、ミルなんとかさん涙目www
王侯貴族は財産やら権力の分散を調節するために近親婚する事が稀にあったらしい。
つまり何が言いたいかって言うと、いいぞお前らもっとやれ。
414名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 12:58:53.10 ID:YINCcMiG
>>406
面白かったw
GJ!!

>>412
続き期待してます
415 ◆0wT8qFn8cStZ :2011/05/19(木) 02:40:27.35 ID:Lgyrm0AA
黒髪の初夜がどうにもただの単なる告白からしてしまう流れで書けそうにない……

その日、クリスとフィラはグランバニア周辺の森を散歩していた。
モンスターなどは出るものの、2人一緒ならそう危ない目に会うこともないだろう、そう思ってのことだった。
すると、
「あっ……あぁっ……」
「レックス……んっ、はぁぁっ……」
レックスとタバサの声が茂みのあたりから聞こえてきた。
2人の声に違和感を感じ、危ない目にあっているのではないか、そう考えたクリスとフィラは目を一瞬合わせると、走り出した。
そしてしばらく走った先で視界の中に現れたのは
「タバサ……かわいいよ、タバサ……」
「レックス……もっと、お願い……」
一糸まとわぬ姿でタバサの上で腰を振るレックスと、地面から体を守るためにマントのみを羽織って、レックスの頭を抱えて唇を求めるタバサの姿だった。
服は近くにまとめておいてあるのが見えた。

と、フィラは口をふさがれ木の裏に引きずり込まれる。
「……お兄様?」
思わず何をされるのかと思い、身をすくめて顔を赤らめるフィラに
「レックス君もタバサちゃんも僕たちがいることに気付いてないみたいだ。もし、モンスターに見つかったら……。」
「……そうですね。」
そう言いながらも、クリスは別のことも考えていた。
(タバサちゃんの体……フィラの体も同じくらいだよね……。レックス君も僕とそんなに変わらないし……。)
そしてフィラもまたその様子に思わず見入ってしまい、
(お兄様が私をあんな風に……、何を考えてるの。兄妹なんだから駄目に決まってるでしょう。)

「あ、あっ、あーっ!」
「レックスぅ、ん、出して!熱いのいっぱい、気持ち、よくしてぇっ!あ、ん、ああぁぁっ!」
「ふっ、あ、あぁっ」
2人の体が大きく痙攣する。
思わずクリスの、フィラを抱く腕の力が強くなっていた。

「大丈夫だったね。」
「ん……聖水をまけば、しばらくは魔物さんたち、寄ってこないって考えはあっていたわね。」
クリスとフィラは顔を見合わせた。レックスもタバサも無防備な姿をさらす危険性を考えていないはずはないのだ。
そこに気付かずに、いや、気づかないふりでのぞき見ていたのだ。
お互いにやましい目で相手を見ていることに気付かれたのではないか、そう思うと顔も自然と赤くなってしまうというものだ。

しばらくして、レックスとタバサが立ちあがった。
その頃にはクリスとフィラの姿は木の陰から消えていた。
「それにしても、子供できたらどうするつもりなんだ?まだ僕たちも子供なのに。」
「レックスの背負ってる責任を少しでも軽くしてあげようとしてるんじゃない。レックスは伝説の勇者様なんだから。」
「大丈夫、勇者は僕だけじゃなくてクーパーやクリスもいるんだ。それにお父さんだっていてくれる。間違っても潰れたりなんかしないよ。」
「へえ……じゃあ今度から外に出す?」
中で果てる快楽にほとんど支配されているくせに、と言いたげに肩まで使って笑うタバサ。
それに、生意気な口をきけなくしてやる、と思ったかは定かではないが、タバサに口づけ、舌を差し込むレックス。
余談ではあるがそのあと、2人は聖水の制限時間を忘れていたために裸に武器だけ持って寄ってくるモンスターたちを倒す羽目にあってしまった。
416 ◆0wT8qFn8cStZ :2011/05/19(木) 02:40:44.40 ID:Lgyrm0AA

「じゃ、じゃあ僕、お風呂に入ってくるから……」
クリスはフィラに言う。普段はフィラと一緒に入っているのだが、先ほどのことがあってつい照れてしまっているのである。

クリスが出て行ったあと、フィラは熱に浮かされたようにして服のベルトをはずし、下着を脱いだ。
「お兄様……」
クリスの自身は先ほど見たレックスのそれの大きさと同じくらいだっただろうか、そう思いながらフィラは秘められた部分に触れる。
さらに空いた手で胸の先端に触れ、自分をいつくしむかのように触れる。
「駄目です……お兄ちゃん……んっ……」
妄想の中のクリスはさらにフィラの全身をなぶっていく。
それと同時にフィラの口調はだんだんと砕けたものになっていき、
「いいの……イく、よ……」
つい名前で呼んでしまい、同時にそれらの興奮が絶頂へと導く。
と、ドアノブが動いた。
「クリスぅ……」
フィラは妄想の中と、目の前に現れた現実のものと、2つの兄の姿をだぶらせていた。
「フィラ……」
(お兄ちゃんが私のこんなところを見てる……)
フィラの感情はクリスに見られてしまったのだという後悔と、クリスに見せることができたという歓喜との間で揺れ動いていた。
「お兄ちゃん……して……」
そのままつい口に出してしまう。
普段はしっかりとした言葉遣いのフィラがまるで子供のような言葉遣いで求めてくる、そのギャップからクリスはフィラに口づけていた。
「大好き……」
口を離すと出てきた言葉に思わずフィラの肩にクリスは顎を載せて抱きしめた。
(いいの……?僕で……)
一瞬そう思うが、すぐに振り払ってしまった。
フィラの髪を指ですき、そのきれいな青色に口づける。
そのうち、フィラの鼓動が落ち付いてくると
「お兄様……」
先ほどよりうるんだ眼にクリスの衝動はさらに刺激される。
ベルトをはずし、下着を取る。
フィラと同じくもはや衣服の用を為していないそれをつけることによって却って興奮が増すのであった。
クリスはフィラのまだ発達していない乳房を手でよせるようにして、片方の先端を吸った。
「あ……はぁ……」
そこから口を離すと衝動のままうなじを通って首にまで舌を持っていく。
その間に片方の手はフィラの足の付け根に置いた。
いいんだね?クリスはそう聞きたかったが、フィラがそれを嫌がる気がしてそれをしなかった。
だが、
「いいんです……お兄様と、という覚悟、いいえ……とにかく私はお兄様……あっ……」
ぐちゅり。
クリスがそこに置いた手を動かした時に出た音。
見つめあってからクリスはそこに自身を当てる。
「あ……あぁ……」
メリメリと入ってくる感覚に、快感と痛みの狭間でフィラは涙を流す。

「好き……クリス……」
あらためて恥ずかしく思っているのか蚊の鳴くような声でつぶやくフィラにクリスは唇を落とす。
緩やかな動きでもだんだんと終わりが近づいているのがわかった。
どくん、どくん、と自分の脈打つ音がクリスには聞こえた。

「あの……お兄様……よければ私ともう一度お風呂に……」
クリスがうなずいて答えるとフィラは立ち上がろうとした。
だが、ふらつくその様子にクリスはフィラを腰で抱き、歩き始めた。

廊下を出たところでクーパーとアニーに会うと、クーパーとアニーも浴場へ向かおうとしているようだったが
「僕たちは部屋に戻るから」と譲ってもらえることになった。
そのあとのクーパーとアニーの会話から「お祝い代わり」という言葉が聞こえてクリスとフィラは赤くなるのだった。
417名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 01:42:09.62 ID:93hnc81C
クリスとフィラそのまま主フロにしてもいいんじゃね
418名無しさん@ピンキー:2011/06/08(水) 17:04:27.58 ID:sUN3E2VK
ほしゅ
419名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 20:21:24.84 ID:XifmxBPO
ほっしゅ
420トリップなくした……:2011/07/03(日) 00:23:16.05 ID:bIj25Vvv
「……はぁ、今日もダメだったなあ……。」
レックスは1人、平原の岩に腰掛けてつぶやいた。
妹のタバサと共にモンスターバトルGPの観戦に行くため一緒に飛行船に乗り込んだレックスだったが、飛行船は事故によって墜落。
同乗していた学者のルボロー、元モンスターマスターのゴルッテが無事だったこともあり、タバサも無事だろう、
そう考えてはいたが、レックスはこの先に進むことができないのだ。
その理由は
「何?お主モンスターを連れていないとな?それではバトルGPには出られんな。」
問題はドン・モグーラである。

この島のバトルGPに参加することでのみ道は開かれる、
そう言ってはいるが、魔物使いの素質を持たないレックスにとっては道はないというのと同義である。
「タバサ……どこにいるのかなあ。」
そう言うと改めて1人であることを再認識して寂しくなってくる。

「あっ……」
タバサは平原の中に青い服を着た、自分と同じくらいの年恰好の子供を見つけた。
「お兄ちゃん!」

その声を聞き、振り返ったレックスはピンク色の服を着た少女を見つけた。
「タバサ!?」
「えへへ、やっぱりお兄ちゃんだ……。うぅっ……ぐすっ、ぐすっ……」
タバサはレックスに抱きつくと泣き出した。
「お兄ちゃん……怖かったよぉ……。ずっと1人で……もし、お兄ちゃんが見つけてくれなかったら、って思って……。」
「そんなわけないだろ、僕も誰よりもタバサが大事なんだから……。」
レックスは気丈に振舞ってはいたが、やはりタバサに泣きすがりたい気分だった。

「うぅ……ぐすっ……。ん、もう大丈夫。ありがとう、お兄ちゃん。」
「それじゃ、ひとまず洞窟の中に行こう。このあたり、夜になるととんでもなく大きいモンスターがいて、危ないんだ。」
「もう、お兄ちゃん。ずっとこの辺りにいた私が知らないと思う?」
「あ、ああ、そうだったね。」

「……それで、お父さんが有名な魔物使いとして知られてるお兄ちゃんがモンスターマスターとして登録されちゃったのね……。」
「うん、そうなんだけど……。」
「じゃあ、お兄ちゃんがモンスターマスターとして頑張るしかないわね。」
「だけど僕は……。」
「モンスターマスターになるには魔物さんと心を完全に通じ合わせなきゃいけないものね。
大丈夫、方法なら知ってるから。」
「本当!?」
「ちょっと準備してくるから待っててね。」
421トリップなくした……:2011/07/03(日) 00:23:35.67 ID:bIj25Vvv
数時間後、レックスの前に現れたのは、タバサの服を持った緑色のとらおとこだった。
「……タバサ?」
「私は本物のとらおとこなんだからね?だから、レックスを襲っちゃうの。」
レックスが一応魔物用にと持っていた爪をレックスに振り下ろす。
レックスは飛びのく。
(そうだった。魔物を仲間にするための戦いは愛を持って戦うことだから
こんな風にして戦って練習するほうがわかりやすいってことなんだ。)
コケで作った毛皮の向こうでタバサが何をたくらんでいるかなどレックスには知る由もないことだった。
レックスがそういった考え事をしながらでもぎりぎりでよけられるようにタバサは次々と爪による斬撃を繰り出す。
だんだん慣れてきて油断したレックス。その瞬間、タバサの目が光る。
それまでより一歩踏み込んだ斬撃。
レックスの服の胸の部分が切り裂かれる。
更にもう一撃。作られたレックスの服の胸の切れ込みが下に大きく切り裂かれる。
そうしてからタバサはレックスに飛び掛った。体の火照りを覚ますために。
タバサはレックスに口付けると液体を流し込む。舌を絡められ、息ができなくなるレックス。
そのまま空気を求めているうちに少しずつ液体を嚥下してしまう。
口を離すと今度は触れるだけのキスをする。
そのうちレックスの体も火照ってくる。
「たばさぁ……」
「どうしたの?油断しちゃダメじゃない。」
「さっきの……何……?」
「大丈夫、毒じゃないから。でも、魔物さんはこういう攻撃してくるかもしれないわよ。」
と、爪を器用に使い、レックスの服をはだけさせる。
「つっ」
レックスは胸の先端を爪で引っかかれ、痛みと頭の痺れから声を上げた。
血が出ない程度の連打。
そうしてタバサが少し体をずらすと、
「お兄ちゃん……」
レックスの白いブリーフがしっかりと盛り上がっていた。その先端は透け始めている。
「そう、モンスターマスターと魔物さんの間には愛がないとね……?」
コケで作った毛皮の、股間部分をむしりとるとブリーフも破り捨て、レックスの上に腰を下ろす。
多少痛みはあるものの、タバサも飲んでおいた媚薬のおかげでさほど痛みは感じないですんだ。
「ひゃっ……」
レックスの尻穴と首筋にヒャドで冷やした爪を当てる。
先端の鋭さと冷たさがレックスに恐怖と快感を同時にもたらす。
尻穴を甲のほうで弄り回してやる。
「あっ、あぁっ……」
レックスの白濁がタバサの中に流れ込む。

「……ところでお兄ちゃん、その機械ってモンスターマスター、1人しか登録できないの?」
「どうなんだろう……。帰って試してみようか……。」
その後、モンスター預かり所にタバサをモンスターマスターとして登録することで島のモンスターバトルGPを制し、邪神レオソードも本来の姿に戻ったことで2人は島から出ることができた。
そして、
「モンスターバトルGP優勝は……飛び入りのタバサ選手!モンスターマスターとしても高名なグランバニア国王、アベルの娘とのことだが
このような強いモンスターはどこからつれてきたのか!?何よりもまず、優勝しての一言を!」
「えへへ……私、とっても嬉しいです……。私たちが乗った飛行船が墜落して……不思議な島に着いたんです。見たこともない島で……。
最初は1人で……それで、お兄ちゃんに助けてもらえたおかげでモンスターマスターになることができたんです。」
「なるほど……。新チャンピオン、タバサへのインタビューはひとまず終わりだ!」

そうしてその島は強力なモンスターの住まう島として学者やモンスターマスターが訪れるようになった。
レックスとタバサが乗っていた飛行船に乗った人々もまた、それぞれの興味からその島を訪れたいと思い、再び飛行船はその島へと飛んだ。
アベルは国王としての仕事があり、その島に行けないことを残念がったが、レックスとタバサを快く送り出したのだった。
「お兄ちゃん……。今日はどこでしたい?」
「た、タバサ……、あっ……」
胸をなで上げられ声を漏らすレックス。
島には人が訪れるようになったとはいえ、あまり奥地まで来る人はいない。
タバサにとっては野外でレックスを犯せる場所としてもこの島は好都合なのであった。
422名無しさん@ピンキー:2011/07/04(月) 00:56:38.00 ID:/CBazHwB
続き続き
423名無しさん@ピンキー:2011/07/06(水) 02:31:41.52 ID:aLURAy8r
まさかの5+MJ2ネタ!
424名無しさん@ピンキー:2011/07/07(木) 01:28:20.41 ID:5fYc++zd
世界が平和になった後でまた旅に出たいと言いだしたアリーナに
クリフトがお仕置きと称してHな事を…なんて展開を考えた

…同人であったかなあこの展開
425名無しさん@ピンキー:2011/07/09(土) 10:31:07.92 ID:vbImL00n
>>424
姫様孕ませて旅に出られないようにするんですね、わかります
426名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 19:17:13.58 ID:YziehxVF
Hに目覚めさせて旅に出られなくする展開もありだ

夜な夜な体が火照り、クリフトに鎮めてもらうアリーナ
427名無しさん@ピンキー:2011/07/18(月) 18:01:19.31 ID:IjIzCOWj
さっき受信した電波だが9でマウリヤがEDで少し移動していたところを考えると
果実の効果は使用者に少し残っている可能性がある。
というわけで突然また巨大化したアノンとユリシスがラブラブセックルするSSください。
428名無しさん@ピンキー:2011/07/23(土) 00:07:24.20 ID:qaQG0opX
429名無しさん@ピンキー:2011/07/23(土) 23:59:30.73 ID:TQmXPEq4
同人で山ほどあるだろーが!
430名無しさん@ピンキー:2011/07/26(火) 22:14:48.02 ID:s5JkknIT
質問なんだが、
ドラクエ3勇者への復讐心に燃える元仲間が、
アリアハンにいる勇者達の身内(ほぼオリキャラ)を襲う、
というような作品はこのスレでおk?
431名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 09:30:45.32 ID:dpuUvR5F
いいんじゃね?
SFC以降ならオルテガと母親の子どもがいてもおかしくないし
432名無しさん@ピンキー:2011/08/09(火) 03:13:46.61 ID:JRcrFfHb
3は好物だ、お待ちしてる
433名無しさん@ピンキー:2011/08/27(土) 18:23:02.89 ID:xbL9TdZw
ほしゅ。
434名無しさん@ピンキー:2011/08/30(火) 08:51:25.96 ID:oJVXfZ0V
スレも動いてないみたいだし、なんか久しぶりに書いてみたい気もするな。
435名無しさん@ピンキー:2011/09/02(金) 04:17:32.34 ID:LrnWZwW9
ところで5王子が主人公と王女に犯される内容のはここに投下していいのか?
それとも801板行ったほうがいいのか?
436名無しさん@ピンキー:2011/09/02(金) 13:13:33.47 ID:LpEUeINY
一応男×男は801板って事になってるけど、ショタはどうなんだろうな。
王女×王子の描写もあるなら、特殊嗜好って事で注意書きしておけばおkじゃね。
437名無しさん@ピンキー:2011/09/02(金) 16:39:17.07 ID:K+qzgG3q
それでも王女がペニバン装備とかならここではないのではなかろうか
438名無しさん@ピンキー:2011/09/02(金) 18:06:43.33 ID:iGcRbJsO
801板には女がいるだけで対象外の人もいるからなあ…難しいところだ
439男同士の特殊嗜好あり ◆0wT8qFn8cStZ :2011/09/04(日) 03:40:09.24 ID:nVXcQFxk
※注意
5主人公に王子が犯される描写があるため、苦手な方は名前欄でブロックしてください

ゴールドオーブを手に入れたアベルたちは、一旦ルーラでグランバニアに戻ってきていた。
「タバサ、さっきタバサも勇者ならレックスの使命を半分持ってあげられたのに、って言ってたね。」
アベルはタバサに問いかける。
「う、うん……でも、それがどうしたんですか?」
「それとタバサはこの間レックスのお嫁さんになりたいって言ってたね。」
「あの、そ、それは……」
タバサはとたんに赤くなり、言葉もしどろもどろになる。
アベルはタバサの頭に手を置くと優しく聞く。
「それならレックスの使命の1つを手伝うことができるんだ。それで、どう?手伝ってあげたい?」
「レックスの使命を……?勇者じゃなくてもいいの?」
「うん。この役目はタバサにしかできないことなんだ。」
「わかりました、私も手伝います。」
自分にしかできないと聞き、レックスだけに負担をかけていると思っていたタバサの顔が明るくなった。
「それじゃあ、今日のお風呂は3人で入ろう。それが一番都合がいいんだ。」

「あれ?タバサ、まだ服脱いでないの?」
ちょうど服を脱ぎ終えたところのレックスが聞く。
「お父さんに見られるの、恥ずかしいから……。先に入ってて。」
「うん、そうするね。」
しばらくしてタバサも服を脱ぎ始めた。

「2人に勇者の使命を果たすためにしてもらうことっていうのはね……、」
アベルはそう言うと、タバサの胸を優しくなでた。
「あっ……、な、何するの、お父さん!」
かすかな快感の声を上げてしまったことに恥ずかしくなり、タバサは抗議する。。
「ごめん。でも体をじっくりとほぐしておかないと、痛いらしいんだ。
タバサはまず寝転がって。それでレックスはその上に覆いかぶさるようにするんだ。」
レックスは無言でタバサをまたいで向かい合った。
「うん、そうしてから……、」
アベルはレックスの両腕を掴むと、タバサの胸の先端にやる。
レックスの手を払いのけることもできず、せめて声を出さないようにと下唇を噛んでいる。
「そういえば、」
顔を赤くするタバサに見入っているのに気づかれないように、という理由もあって振り返ったレックスがアベルに言う。
「何だい?レックス。」
「勇者の使命って言ってたけど、それって何のこと?魔王を倒すことが勇者の使命じゃないの?」
「うん、それもあるんだけどね。なんでレックスが勇者として生まれてきたかわかるかい?」
「え?それはお母さんが大昔の勇者の子孫で……、もしかして僕の使命って、」
「うん、勇者の血を後の時代に残すこと、それも勇者の使命の一つなんだ。」
「え、良いんですか?私とレックスが、そ、その……。」
タバサが口をはさむ。
「ああ、そうだったね。」
「やっぱり……。」
落胆したように言うタバサ。
「こういうことはレックスにも聞いておかないと。」
「え……?」
「僕が決めるの……?」
レックスは突然自分に話がふられたことで、心のなかで慌てる。
「レックスの意思も尊重しないといけないだろ?」
「……僕は、」
タバサがレックスを見つめる。
レックスにはタバサが「お願い」と言っているように見えた。
「僕は……良いよ。」
440男同士の特殊嗜好あり ◆0wT8qFn8cStZ :2011/09/04(日) 03:42:52.67 ID:nVXcQFxk
「うん、わかった。」
「ひゃうっ」
レックスが言った瞬間、アベルはレックスの両腕をタバサの両胸に触らせた。
「レックス、ちゃんと揉んであげるんだ。」
「う、うん……。」
「うぁっ……やっ……」
思わずレックスはタバサに口づけた。
「可愛いよ、タバサ……。それにすっごく気持ちいい……。」
「やあっ……レックスのえっちぃ……。」

「レックス、次にここも触った方がいいよ。」
アベルはレックスの右手をタバサの秘所へと持って行った。
「あぁっ!」
タバサがひときわ大きな声を上げる。
「ぬるぬるしてる……これ、何?」
「女の子が気持ち良くなると出てくるものなんだ。
初めての子はたくさんこれが出てきてからじゃないとすごく痛いんだって。」
「そっか。じゃあ、痛くないようにたくさん出させてあげないんだ。」
「その通り。」
「やっ、そ、そこはぁっ、駄目、ぇぇっ、おっきな声、出ちゃう……やあぁっ」
「でもタバサの声、もっと聞きたいな。」
レックスはタバサの秘所に指を入れた。
さしたる抵抗もなく指が入り込んで行く。
「やっ、めえっ」
「タバサの中、すごくあったかい……。」
「レックス、もうそろそろいいはずだ。もうやめてあげたらどうだ?」
「はあーい。」
仕方なさそうにレックスはタバサの秘所から指を抜いた。
「それで……」
アベルは、タバサの痴態を見て大きくなったレックスの自身をタバサの秘所にあてがった。
「タバサ……、いい?」
「うん、レックス……お願い。」
アベルはレックスの腰を押してやる。
「あ……レックス……ひ……つ、うぅっ……。」
タバサの目が大きく見開かれ、背をのけぞらせた。
タバサの目の端には痛みのあまり涙が浮かんでいる。
「大丈夫!?」
そのタバサの反応にレックスは驚いて聞いた。
「大丈夫じゃ、ないかも……。」
「まだ足りなかったのか……。レックス、タバサが痛がるから動かない方がいい。」
「お父さん……?」
「タバサがこれ以上痛がらないで済む方法もあるにはあるけど、」
「じゃあそれをしてよ!」
レックスは必死な形相で言う。
「その代わりにレックスが痛いかもしれないんだ。」
「タバサも痛いんでしょ?それなのに僕だけ痛くなくてすむなんておかしいよ!」
「わかったよ、レックス。」
アベルはレックスの両足を開かせる。
「は、恥ずかしいよ、お父さん……」
アベルから見た光景を想像してレックスは言った。
「大丈夫。少しの間だけだから。」
アベルは石鹸を取り、手で泡立るとレックスのお尻に塗り始めた。
441男同士の特殊嗜好あり ◆0wT8qFn8cStZ :2011/09/04(日) 03:43:12.02 ID:nVXcQFxk
「あ……僕のお尻……、どうするの……?」
アベルは無言でレックスのお尻に指を差し込んだ。
「ひっ……、だ、駄目、汚いよ……。」
しかしその反応は少しずつ変わっていく。
「あっ……、そ、そこ……指で、ぐりぐりってしたら……やぁっ、んっ……。」
アベルは指を抜くと自身をレックスのお尻にあてがう。
まだ子供とは言え、性的な痛みにあえぐタバサを見たためそれは膨張していた。
「お、父さ、ん……?何……?」
「ごめんな、レックス。」
「え……だ、駄目っ、そんなのはいらな、あぁっ!」
アベルはレックスを貫いた。
「ひ……ぎ、ぃぃっ」
レックスが悲鳴を上げる。が、その痛みとは反対に
「レックスの……私の中で大きくなってきてる……。」
アベルが容赦なくレックスを突く。
「やっ……だめ、そんなの……、おかしくなっちゃう……。気持ちよくなんて……。」
嫌悪感を口に出しながらもレックスは確かに快感を感じ始めている。
「やっ……中でおっきく……あぁっ、出ちゃうよぉっ!」
そのうち、タバサの中にレックスの精液が吐き出される。
「レックスの熱いの……出てるよ……。ん……なんだか気持ちいいの……。」
だが、アベルの動きはまだ止まらない。
「やっ……お父さん、やめ……」
その口をタバサが塞ぐ。
すぐに放すと言う。
「レックス。もう痛くなくなったから……、私も動いてあげるね。」
「タバサ、ちょっと待つんだ。」
アベルの声にレックスは一瞬安心するが、アベルはレックスの体を抱いて寝転がった。
「え?お、お父さん?」
不審そうに言うレックスが聞いたのは
「こっちの方がやりやすいだろう。」
という言葉だった。
「タバサ、や、やめ……」
タバサはレックスの上にまたがると、アベルはレックスの体を上に押し出した。
タバサが腰をおろすとアベルは腕の力を弱める。
「レックス……可愛いよ……」
アベルの言葉に、状況も相まってレックスは赤くなる
「そ、そんな……可愛いなんて言われても……んっ……」
「お父さん、レックスは男の子なんだから、」
「ああ、ごめんごめん。タバサはもっと可愛いよ。」
タバサが拗ねたように言うのに答えた。
「んっ……でも、レックス、ほんとうに可愛い……。」

そのうちタバサは疲れたのか、レックスに抱きつく姿勢になる。
「やっ……タバサ……お父さん……」
「レックス、出して……」
「本当に可愛いよ、2人とも……」
レックスは自分の中に熱いものが注がれ、自分もタバサに注ぎ込んでいるのを感じて意識を手放した。

「レックスは僕が部屋まで連れて行くから、タバサはレックスの横で寝てあげて。」
「は、はい……あっ……。」
レックスの上から立ち上がろうとしたタバサがへたり込む。
「仕方ないな……。僕が2人とも連れて行くしかないか……。」
タバサは腰が抜けたまま服を着ると、レックスを片手で背負ったアベルに抱きつく。
レックスと一緒にベッドに寝かせてもらうと、アベルが部屋を出ていったところでレックスの頬にくちづけた。
442男同士の特殊嗜好あり ◆0wT8qFn8cStZ :2011/09/04(日) 05:06:59.10 ID:nVXcQFxk
最後に言うの忘れてたけどスレ汚しスマソ
443名無しさん@ピンキー:2011/09/04(日) 07:01:36.24 ID:F8Y79DmC
もう上がったのか!はやい!
そしてGJ
444名無しさん@ピンキー:2011/09/05(月) 12:41:45.03 ID:S4qfAcTJ
まだ未完ですが,DQ1のSS投下します
445名無しさん@ピンキー:2011/09/05(月) 12:46:33.18 ID:U8x6GTu5
>>444
昨日投下があったばかりだし、
完成してないSS読むのも微妙だから完成させてから投下してはいかがでしょうか?
446名無しさん@ピンキー:2011/09/05(月) 12:50:05.64 ID:S4qfAcTJ
洞窟を抜けると,まばゆい光が目を射してきた。そして飛び込んできたのは,見渡す限りの毒の沼。

「姫さま,口元を覆ってください。この臭気を吸ってはなりません」
「は,はい……」
 
姫を抱きかかえながら,慎重に沼地を進んでいく。日はまだ明るいが,もうすでに傾き始めている。
急がなければ……日が暮れる前にマイラの村へ……

激闘の末,勇者は見事ドラゴンを討ち果たし,ローラ姫の救出に成功した。
一刻も早くこの吉報をラダトームに知らせたかったが,不幸にも勇者はキメラの翼を持っていなかった。
移動呪文を唱えるだけの魔力も残されていない。
今からではとても城に辿り着けない……そう思った勇者は,山間の村マイラで一晩を過ごすことにしたのである。
447名無しさん@ピンキー:2011/09/05(月) 12:52:58.10 ID:S4qfAcTJ
>>445
すみません,先走って投下してしまいましたorz
そうですね…では残りは完成してから投下します
448446:2011/09/06(火) 13:55:44.30 ID:7qLt6wHF
完成したので,投下しますね
ちょっと長いかも……(´・ω・`)
449名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 13:58:01.21 ID:7qLt6wHF
 勇者たちがマイラの村に辿り着いたのは,夕暮れ時だった。
 さっそく勇者は宿を手配し,そのまま姫をマイラ名物の露天風呂へと案内した。
「一緒にお入りにならないのですか?」
 壁越しに姫の声が聞こえてくる。硫黄の匂いと,さらさらと身体にかかる水の音。
一瞬,温泉に浸かる姫の艶かしい姿を想像し,すぐに勇者はかぶりを振る。
「私は結構です」
 勇者はというと,外の壁にもたれかかって周辺の警備をしていた。姫を城に連れ帰るまでは決して安心できない。
いつ何時,魔物たちが姫を奪い返しにくるか分からないのである。
「……勇者さまは,ローラの事がお嫌いなのですか?」
「そ,そのようなことは決して……!!」
 思わず大きな声を上げてしまい,勇者の顔が赤くなる。
「……姫さまは嫁入り前の身であらせられます。私のような,どこの馬の骨ともわからぬ男と風呂に入ったとなれば,お父上はさぞお嘆きになることでしょう」
「お堅い方ですのね。私は一向に構いませんのに」
 くすくす,と姫の笑い声が聞こえてくる。
450名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 14:00:13.71 ID:7qLt6wHF
「それに貴方は『どこの馬の骨ともわからぬ男』などではないでしょう。
 由緒正しきロトの末裔なのだから……」
「ご存知だったのですか」
「ええ,一目お会いしたとき,そんな感じがいたしました」
 かつて勇者ロトはこの地に降り立ち,闇に覆われていた世界に光を取り戻したという。
 これはアレフガルドの人間なら誰もが知っている伝承であるが,自分がそのロトの末裔であるなど,
勇者にはとても信じられなかった。
「私の前にも,ロトの末裔の何人かが竜王討伐のために旅立ったのです。しかし,その後の行方は
 ようとして知れず……中には死体となって見つかる者もいて……おそらく私が最後の末裔でしょう」
「……そうなのですか」
 勇者にとって,ロトの末裔という称号は重荷でしかなかった。自分は本当に世界を救えるのか,
他の末裔たちの二の舞になるのではないか……そんな思いで毎日押しつぶされそうになっていた。
 二人の間に沈黙が訪れる。村はすでに静まり返り,さらさらと流れる水の音だけが空間を満たしていく。

451名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 14:02:30.65 ID:7qLt6wHF
 ほどなくして,着替えを終えた姫が勇者のもとにやってきた。
「お待たせいたしました」
 姫の服はドレスではなく,防具屋で新調した村人の服である。ドレス姿では目立ちすぎるという
勇者の配慮であったが,質素な服でもその気品は溢れんばかりであった。
 さらに,それが一層やわらかなラインを際立たせており――
「――!!」
 そこまで考えたところで,勇者は慌てて視線をそらした。そんな勇者の様子を知ってか知らずか,
姫はただ,ふふふ,と笑う。
「宿へ参りましょう。明日は早くからラダトームへ発つのでしょう?」
 まだあどけなさの残る美女は,そう言って勇者に微笑みかけた。その表情がどこか寂しげだったのは,
勇者の気のせいだろうか。

452名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 14:06:25.68 ID:7qLt6wHF
 何者かの気配を勇者が感じたのは,まだ夜も明けていない頃だった。
「誰だ!」
 瞬間,勇者は自らの愚行を恥じていた。姫と共に宿に戻った勇者は,ほどなくベッドに埋もれ,
そのまま眠りこけてしまったのである。
 ……この夜更けの時間こそ,魔物たちが姫をさらいに来る絶好の機会ではないか!何をやっているのだ私は……!
咄嗟に勇者は剣の柄に手をかけ,ベッドの上の侵入者を見据える。しかし,そこにいたのは魔物ではなく――
「ひ,姫さま!?」
 暗くて表情こそは見えないものの,その姿は紛れもなくローラ姫のものであった。
「も,申し訳ありません。私としたことが,姫さまを残して一人眠ってしまうとは……」
「無理もありませんわ。昨日はとてもお疲れだったようですし……まだ戦いの傷も癒えておりませんもの……」
 事実,勇者の身体はすでに限界に達していた。ドラゴンとの戦いで受けた傷は鋭い痛みをもたらし,
疲れ切った身体は鉛を流し込んだように重かった。
453名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 14:09:19.12 ID:7qLt6wHF
 そんな勇者の身体を,姫はベッドに手をついてよじ上ってくる。
「姫さま……何を」
 次の瞬間,勇者は唇に柔らかなものが触れるのを感じた。それが姫のものであると理解するのには,
少し時間がかかった。突然の出来事に,勇者は目を見開く。
 唇が離されると,勇者はかすかに姫の表情を見ることができた。大きな瞳は潤み,頬はうっとりと熱を帯びている。
甘い吐息は心なしか荒い。
「勇者さま……この血を途絶えさせてはなりません」
 甘く可愛らしい,それでいて透き通った声。勇者は姫の声が好きだった。
「以前お父様からお聞きしたことがあります。闇が世界を覆うとき,そこに光をもたらすのはロトの血筋であると。
 ロトの血筋こそアレフガルドの希望の光。だから決して失ってはならぬのだと……」
 姫はそう言って,再び勇者に唇を重ねる。そこで勇者は,股間があたたかなものに包まれるのを感じた。
姫の手が勇者の性器に触れたのだ。愛おしそうに,ゆっくりと,姫はそれを愛撫していく。
「ぁ……っく」
 疲れ切った身体に染み渡る,ふわふわとした快楽。そのあまりの心地よさに,勇者は思わず声を漏らしてしまう。
 股間の愛撫を続けたまま,姫は名残惜しそうに唇を離した。その顔には慈愛の笑みが浮かんでいる。
「勇者さま……私に,ロトの血を注ぎ込んでくださいませ」

454名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 14:13:00.08 ID:7qLt6wHF
 姫はそう言って,勇者の衣服を脱がし始めた。
「ひ,姫さま!どうかお止めください」
 勇者は必死に抗おうとするが,鉛の身体は言う事を聞いてくれない。
「いやです。止めませんわ」
 姫はいたずらっぽく微笑むと,あらわになった勇者の胸元に口づけをした。勇者の身体がビクン,と浮かぶ。
「ふふふ……可愛らしいですわ,勇者さま」
 姫はそのまま,勇者の逞しい胸元に舌を這わせた。その軌道はやがて小さな突起にさしかかり,
愛しい人との再会を果たしたかのように舌は喜び,踊る。
「はぁっ……ぅ……」
 全く動こうとしない身体に,心地よい快感だけが蓄積されていく。勇者はもはや,為されるがままになっていた。
 しばらくして姫は舌を踊らせるのを止め,勇者の下半身に手をかける。優しい手つきで衣服を脱がせていくと,
勃起した勇者が天にそそり立った。
「すごい……もうこんなに大きく……」
 姫は思わず生唾を飲み込む。冷えた外気に晒されたそれは熱を帯び,ヒクヒクと痙攣しているのが分かる。
「これが……由緒正しきロトの血筋……」
「ひ,姫さま……どうかこれ以上は……!」
 姫は勇者を無視して,そそり立つ性器に口づけをした。短い悲鳴とともに,勇者の身体がビクン,と跳ね上がる。
勇者の身体からは完全に力が抜けてしまった。
455名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 14:15:48.62 ID:7qLt6wHF
 姫はそのまま,勇者の尿道に舌を這わせていく。
「あっ……くっ……」
 触れるか触れないかの,絶妙な舌使い。遠慮がちな舌の動きは,勇者にこの上ない切なさをもたらす。
そのもどかしい感じが,勇者には耐えられなかった。
「ん……あぁ……」
「どうしました?勇者さま」
「んあ……うっ」
「何をおっしゃっているのか分かりませんわ。どうして欲しいのか……ちゃんと言っていただかないと」
 姫はそう言って艶妖に微笑んだ。なんて意地の悪い人だ……勇者は思う。
「……っと……く」
「聞こえませんわ,勇者さま」
「もっと強く……舐めてください……!」
 勇者は恥ずかしさのあまり,消えてしまいたくなった。姫はそんな勇者の頭をそっと撫でる。
「それでいいのですよ」
 とても優しい声だった。もはや勇者は姫の顔をまともに見れなかった。
 姫は再び勇者の尿道を舐め上げ始めた。今度はもっと強く,情熱的に。
「うぁぁ……はぁっ……」
 舌の動きに沿って,性器に肉の波が流れていく。先ほどよりも強く,はっきりとした快感を味わううち,
勇者の中で開放の欲求が高まり始めた。
「姫さま……私,もう……」
456名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 14:19:18.24 ID:7qLt6wHF
「!! だ,駄目です!全てローラの中に……」
 姫はあわてて性器から顔を離し,自らの衣服に手をかけた。一つ一つ,もったいぶるように
身につけているものを剥がしていく。暗闇に慣れた勇者の目は,一糸まとわぬ姫の姿をありありと映し出した。
 形の良い大きな乳房。その先端にこぢんまりと立つ乳首。腰はきれいにくびれ,つややかな髪は
胸元まで垂れ下がっていた。頬は紅潮し,恥ずかしそうに勇者を見下ろしてくる。
 美しい……まるで女神だ。
「勇者さま……よろしいですか」
 勇者はもう抗おうとはしなかった。これからこの美しい身体に,自分の全てが注ぎ込まれる。
その快楽に身を委ねたい……勇者はもはや,他の事は何も考えられなかった。
「はい……お願いします」
 勇者の言葉に姫は笑みを浮かべ,いきり立つ勇者を自らにあてがった。姫の可憐な花びらは,すでに蜜で溢れていた。
姫はそのまま,勇者を自らの中へ招き入れる。
457名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 14:21:42.63 ID:7qLt6wHF
「んん……あっ」
 未知の異物への恐怖と痛み。姫は覚悟を決めると,その腰を一気に落とした。
「ああああああああっ!!」
 激しい痛みが姫を貫く。初めて受け入れた雄の猛々しさに,姫の身体は戦慄していた。
「ひ,姫さま!」
「だ,大丈夫……です……私は……王家の娘でございます……」
 姫はそう言って自らを奮い立たせ,非常にゆっくりと,腰を動かし始めた。
「ん……っ」
 姫が腰を動かし続けると,痛みは徐々に鈍くなっていった。そして代わりに訪れたのは,
とてつもない快楽の波。
「あっ!あっ!」
 勇者の剣が姫を突き上げる。その荒々しさに戸惑いながらも,姫の身体は歓喜の歌声を上げ続けた。
「あああっ!ああっ!」
 もう離さないとでもいうように,姫の膣は勇者を包み込み,飲み込もうとする。
勇者の欲望は極限にまで達していた。
「ああっ!姫さま!もう……もう!」
「ゆっ,勇者さま……!全て……ローラの中に……!」
 その言葉を皮切りに,勇者は己の欲望を開放させた。水道の蛇口をひねったように精液が溢れ出し,
姫の子宮を満たしていく。
「ああっ,すごい……」
 勇者の全てを受け取った姫は,そのまま勇者の胸元へと倒れ込んだ。勇者はそっと姫の頭に手を添える。
男女の荒い息の音だけが,部屋の静寂を包み込んでいった。

458名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 14:24:32.88 ID:7qLt6wHF
 とうとうこの人に,重荷を背負わせてしまった。
 暗い海の底にいるような心持ちで,勇者は思った。もし……もし自分が死んでしまったら,
私はこの子に未来を託すだろう。この子に,今の自分の重荷を背負わせるだろう。……いや,
もしこの子が生まれる前に,竜王が世界を掌握してしまったら?ロトの血を宿した姫を,
竜王が生かしておくはずがない……!
 そんな憂いを見透かしたのか,姫は勇者をそのふくよかな胸に抱いた。
「大丈夫……これでよかったのです。これでよかったのですよ,勇者さま」
 静まり返った部屋の中,二人の男女はいつまでも抱き合っていた。

459名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 14:27:57.94 ID:7qLt6wHF
以上です。読みづらくてすみません。
そしてトリップ付けるの忘れました……本当にごめんなさい OTL
460名無しさん@ピンキー:2011/09/07(水) 15:34:44.87 ID:WfLKspGS
461名無しさん@ピンキー:2011/09/09(金) 23:43:27.36 ID:CMdtS2UH
それにしても過疎ってるな
スレ立ったのが1年以上前なのに,まだ半分もいってないのか
462名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 03:00:33.11 ID:T5WMzNDx
うん、さすがにもうちょっと盛り上げたい…別属性のスレに投稿したやつの手直し版とかでもいいかな?
投下数が増えれば、それだけ敷居が下がると思うんだ。
463名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 07:15:06.27 ID:I2dXfE6G
前にこのスレに投稿したヤツの修正版とかでもいい?

誤字や文章的におかしいところがあって書き直したいんだけど
464名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 13:04:17.41 ID:/Ni2/Kqo
うーん…まぁその旨書いとけばいいんじゃね
465名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:01:57.86 ID:T5WMzNDx
おk、じゃあ別板の某スレに投稿したやつリサイクルして晒すます。
一応DQ2が元ネタだけど、ぶっちゃけ鬼畜もいいとこ。
異形化とか孕ませとか、色々酷いんで、気に入らなかったらスルーして下さい。
そして、もっとSS投下してくだしあ;;
466名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:02:59.75 ID:T5WMzNDx
・プロローグ
オークと言う種族は日蔭者である。
力では巨人に及ばず、素早さでは魔獣の方が圧倒的に有利。
獣人と言うだけあって賢さは人間並みに有るのだが、そもそもワンマン体制のカルト宗教団体では、歯車にすぎない兵士の頭などむしろ空っぽの方が喜ばれる。
といった具合である。
誇れるのは、強い食欲と性欲に支えられた繁殖力の高さ程度だろうか。

『てな訳で、オークの地位向上のためには魔法を身につけるしかないと思うんだが、どうかオーク!』
『どうか!って言われてもオーク…』
『俺、このあいだ人語検定おちたばっかだしオーク…』

悲痛な沈黙、それが現実だった。
何せ人間並の知能である。
生まれてこの方、とりあえずこん棒を振り回し、女と見れば種族も確認せずに犯すだけの生活を送ってきた彼らに学など有るはずもなかった。

『ま、まて。まだ慌てるような時間じゃないオーク!』
『発想を変えてみるオーク!えーとほら、例えば人間に倣って俺たちも数で勝負するとかオーク!』

再び沈黙、何と言ってもオークである。
ギリギリ人間並の知能と、目を見張る繁殖力を備えているのだ。

『『それだ―――っ!』』
『えっ?』

歴史は語る。
今日のオーク族の繁栄を支える豚口管理システム、すなわち、種族転換術を利用した繁殖家畜の豚工生産は、暗黒時代を生きた3頭の賢者によって考案されたと。
オークならば子豚でも知っている歴史的偉業は、間取りの最後に押しつけられた、小汚い突きあたり部屋で幕を開けた。
467名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:04:42.18 ID:T5WMzNDx
・一章
少女は焦っていた。
理由は単純、周辺の危険度に比して、連れがあまりにも頼りないのである。

「薬草うめぇ。」
「ホイミー」
「ちょっと!なに二人して回復してんのよ!」

彼女の名はアイリン。
世界征服をたくらむ大神官ハーゴンを討伐すべく、何を血迷ったのか、たった三人で送り出されたロトの子孫の一人である。
チャームポイントはウェーブのかかった紫色の髪。
チーム内でのポジションは魔法使い。
ただし、今はただの的である。

『ぬおぉぉぉっ!イノシシなめんなオーク!』
「薬草超うめぇ。」
「あーMP切れたー」

妙にしつこい人面樹にMPを削られたのが災いした。
MPの無い魔法使いなど無残な物で、回復の手間を増やさないために身を守っているのが精いっぱいである。
その間に仲間二人が敵を倒してくれれば良いのだが…

『俺はこんな所で死ぬ男じゃないオーク!くたばりやがれオーク!』
「薬草うますぎる。」
「なんの、今宵も僕の鉄の槍は血に飢えておるわー」
「うわぁい…勝てる気が全くしな…ッ!?きゃあっ!」
468名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:05:17.14 ID:T5WMzNDx
所詮は急増パーティと言うべきか、連携がまるでなっていない。
接近戦の要がかすり傷に薬草を使いまくったかと思えば、自称魔法戦士は唯一有効打を与え得る魔法力を早々と使いはたしている。
既に体力の限界だったアイリンが防御を崩され、倒れたことにも、誰も気づかなかった。

「…」
「あーれー」
「ああっ、すけさん!応答しろ!すけさーん!」

返事が無いただの屍のようだ

「…」
「きょ、今日はこの辺で勘弁してやらぁ!」
『え、ホントに?いや、実は俺そろそろヤバかったんだオーク。引き分けにしといてもらえると助かるオーク。』
「…」
「おぼえてろ!お前ら魔物の心に隙がある限り、俺は何度でも現れるからな!」
『マドハンドに気をつけて帰れよオーク。』
「…」
『あれ?あいつら忘れ物してったオーク。』

弱小パーティは逃げ出した。
無力な魔法使いただ一人を残して。
469名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:06:09.07 ID:T5WMzNDx
・二章
『お前ら、よろこべオーク!』
『何事オーク?』

喜び勇んで帰ってきたのは、先ほどまでロトの子孫達と死闘を繰り広げていた魔物である。
相変わらず立地のよろしくない詰め所では、彼と同じイノシシ顔の仲間が暇を持て余していた。

『例の計画の素材がみつかったんだオーク!』
『早ッ!昨日の今日で見つかるなんて、手抜きを疑うオーク!』
『いやいや、それが見て驚けオーク!』

そう言うと、魔物は肩に担いでいた少女を抱きかかえ、自慢げに見せびらかした。

『あああああーっ!そ、そいつはーっ!』
『し、し、し、指名手配中のアイリン王女だオーク!マジ危ねぇオーク!返して来いオーク!』
『大丈夫オーク!MPが切れてるから安全だオーク!』
『そんなもんとっくに回復してるに決まってるオーク!噂じゃイオナズンまで唱える鬼女って…関わり合いになりたくねえオーク!』

魔物たちの不安とは裏腹に、紫髪の少女は一向に目覚める様子が無い。
たしかに魔法力自体は既に十分回復していたのだが、この遅れが彼女の運命を決めた。

『と、と、と、とにかく!目覚める前に処置するオーク!』
『そうだった!呪文さえ封じちまえばこっちのもんだオーク!』

バタバタと大慌てで暖炉に火をおこし始めるオークたち。
それから、さらに一時間ほど経っただろうか。
とうとうアイリンが目を覚ました。

「う…ん…」
『よっしゃ、できたオーク!俺が押さえてるから、早くやったれオーク!』
『おうよ!やったるオーク!食らえオーク!』
「ん…もう、いったいなんのギャアアアアアアアアアアアアッ!」
470名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:06:49.22 ID:T5WMzNDx
予期せぬ激痛に、アイリンは一瞬で覚醒させられた。
みれば、全裸に向かれた腹に、赤々と燃えるヤキゴテが押し当てられている。
それは全く彼女の理解を超えた光景だった。

「な、何っ!?痛い!痛いぃぃ!あああああああーっ!」
『うわあああ!暴れ始めたオーク!』
『怖いオーク!こっちに向けるなオーク!』

のたうち回るアイリンの体に、やがて劇的な変化が起き始めた。
引き締まった腹が目に見えてたるみ、ささやかに膨らんだ乳房が、振り回されるたびに伸びて膨らんでゆく。
顔のむくみも、涙のせいばかりではないだろう。

「うぐぐ…よ…よくも!」
『ひえぇ!俺は悪くねえオーク!俺はただ命令されただけなんだオーク!』
「い、痛…イオナ…ズンッ!」

しかし何も起こらなかった。
魔法力やレベルの不足ではない。
呪文の完成と同時に焼けただれた皮膚が発光し、魔法力を吸い取っていたのだ。

「え…?」
『やった成功だオーク!これで勝つるオーク!』
「呪文が…どうして!?」
『ゴチャゴチャうるせぇオーク!俺たちゃ弱い奴には強いんだオーク!』

ふと、備え付けの姿見がアイリンの目に入った。
赤くはれあがった皮膚の中心に、くっきりと六芒星の焼印が押されている。
しかし、彼女を打ちのめした物は、それではなかった。

471名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:07:21.51 ID:T5WMzNDx
「えっ…?なによ…これ?」
『ふん、少しは見られる体になってきたじゃねえかオーク。』
『でもまだガリガリで鶏がらみたいオーク。マジキモいオーク。こんな女と犯りたくないオーク。』

鏡の中の女は、早回しのようにブクブクと贅肉をまとい、急激に肥大していく。
小さな魔法陣にプールされた魔法力が周囲の皮膚に流れ出した直後、破裂するように量を増した腹肉が腰までこぼれ落ちた。

「い…いや…!」

尻がむずむずする。
かつて獣と化した経験が、拒む心を無視して、その感覚の正体を教えようとしていた。
反射的に尻を押さえた拍子に、張り詰めた乳房がダラリと形を崩す。
動かしてもいない足が触れ合い、彼女に自らの体温を感じさせた。

「いやあああああああああ!」

顔を覆う手が、文字どおり目の前でブヨブヨと膨らんでゆく。
幸いと言うべきだろうか、アイリンの意識はそこで途切れた。

『むむむ、さすが雌犬経験者。豪快な変形っぷりオーク。』
『でも、こんなに急激に変わると餓死の心配があるオーク。棚のおやつ出してくるオーク。』

ドサリ、とは鳴らなかった。
膨れ上がった脂身がクッションとなり、湿った音を立てる。
倒れ伏した体はなおも肥大を続け、変化が収まるころには、高々と突き出された尻が重力に屈して二段に分かれていた。
472名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:08:10.30 ID:T5WMzNDx
・三章
アイリンが落ちていた時間はそう長くはない。
やけどの痛みと、それさえも霞む強烈な飢餓感が、強制的に彼女の意識を引きずり戻した。

「う…お腹…すいた…」
『あ、起きたオーク。とりあえず何かおなかに入れるオーク。』
「…食べ物…?」

差し出された肉を受け取り、何の疑問もなくかぶりつく。
ひと切れ、またひと切れと口に運び、ロクに噛みもせず飲み込むたびに、垂れた皮膚に中身が充てんされて行く。
カロリーを得て、肥大化が再び始まったのだ。

「た、足りない…!お腹すいた!お腹すいたよぉぉぉぉ!!」
『まだまだ有るオーク。たんとお上がりオーク。』
『さっきからお前ばっかりずっこいオーク!俺も餌付けしたいオーク!』
「あはっおいしいっ!これおいしいよぉ!」

わけも分からず差し出される食べ物に片端からかぶりつくアイリン。
しかし、食べても食べても一向に空腹は満たされない。
それも当然だった。
食べるスピードに負けず劣らず、凄まじい勢いで、だらしなく弛んでいた体が張り詰めていたのだ。

「ふひっ!おいひ…はっ…はむむ…!!」
『こりゃすごいオーク。大した食べっぷりオーク。』
『すぐにお代わりも来るオーク』

アイリンは風船を繰り返し膨らませるように、弛んでは膨れ、弛んでは膨れ、を繰り返し、買い出しに行った魔物が戻ってきた時には、小山のような肉の塊が床に這いつくばって食べ物を漁っていた。

「おいし…ぶひ…ぶううぅ…」
『ただいまオーク。おかわり沢山持ってきたオーク!』
「ぶっひぃぃぃ!たべものおおぉぉぉぉぉ!」

473名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:09:41.22 ID:T5WMzNDx
今のアイリンに思考能力など無い。
ただ体の発する危険信号に従い、ひたすらに破滅への道を突き進んでいるのだ。
ガツガツと肉を食いちぎり、芋を頬張り、果物を齧り、ついに無限とも思われた食欲に衰えが見え始めた頃、ほんの僅かに回復した理性が、彼女を現実に引き戻した。

「はぁ、はぁ、おいし…あ…?」
『ん?どうしたオーク?』
「魔物!?ここは…?なんで私、こんな所に…え…?わ、私の体ぁっ!?」

この部屋に連れ込まれてから、まだ3時間しか経っていない。
その間に、彼女の体はオークどころかギガンテスと遜色ない大きさにまで膨れ上がっていた。
直前までの暴飲暴食を覚えているだけに、悪夢と称した現実逃避すら許されない。
泣き叫ぶ彼女の背後に、買い出しに行っていた一頭が近付いた。

『人心地ついたら早速働いてもらうオーク。』
「ひっ!?な、何するのぉ!?」
『あ、抜け駆けずっこいオーク!」
『やかましい!飯代俺がだしたんだから、これくらい当然オーク!おらおら、股開けオーク!ぶち抜いてやるオーク!』

有無を言わさず押し倒され、股を開かされるアイリン。
贅肉に埋もれた性器を無理やり発掘され、巨大な亀頭があてがわれた。
変わり果てた肉体の中、そこだけ清楚さを残した小さな穴が、メリメリと音を立ててこじ開けられて行く。

「や、やめ…っ!ああああっ!!!いぎゃあああ!!!痛いぃぃっ!!!!」

あっさりとアイリンの純潔を散らしたオークは、そのまま泣き叫ぶ彼女を無視して膣内を蹂躙し始める。

『あー…いい抱き心地オーク。やっぱり雌は肥えてるに限るオーク。』
「あぎゃっ!がああ!!ぅぅぅあああああああああーッ!!!」

腹に押された焼印と、引き裂かれた股間から生じる激痛に、アイリンは身をよじって暴れた。
474名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:10:51.88 ID:T5WMzNDx
否、暴れようとしたが、まとわりつく贅肉の重さがそれを許さなかった。
傍からは、モゾモゾ蠢く肉塊を魔物が抱きかかえているようにしか見えない。
誰も、今まさに一人の女性の人生が終わろうとしているとは思わないだろう。

『あたた、ちょっとキツすぎオーク。こりゃもう少し寝かさんと使い物にならないオーク。』
「ぎひぃ!痛いよぉ!ひ、広げないでぇぇ…」
『俺も痛いオーク!頼むから暴れるなオーク!とりあえず一発出して滑りを良くするオーク。』
『次は俺オーク!予約するオーク!』
『勝手なこと言ってるとマジぶっとばすオーク!公平にじゃんけんで決めるオーク!』
「離せ!離してっ!バギ!ラリホー!イオナズン!」

しかし何も起こらなかった。
立て続けに燃料をくべられた呪いが輝きを増し、彼女の体をさらに加速度的に肥満させる。

「イオナズン!イオナズン!…どうしてっ!?」
『おっと、こりゃちょうどいいオーク。』

ボコリと厚みを増した彼女の腹を、これ幸いとばかりに毛深い手が掴んだ。
取っ手のように贅肉をかき集め、身動きの取れないアイリンの体をさらに強く拘束する。

「ひぐっ…ま、まさか……!?」

その状態からの突き上げによって、亀頭がついにアイリンの最深部…子宮口に触れ、爆ぜた。

「いやあああああああああああああああーーーーーッ!!!!!」
『…ふぃー、キツキツだったオーク。』
『次は俺オーク!昨日の夜食作ったの俺オーク!俺もこいつの餌に貢献してるオーク!』
『おまえ、マジうるさいオーク。譲ってやるから少し落ち着くオーク。』
「…ゃぁ…ぁぁぁ…」
475名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:11:30.56 ID:T5WMzNDx
重い肉の枷と精神的なショックが、もとから乏しいアイリンの体力をさらに奪う。
仰向けに転がされ、眼前にケダモノが迫っても、疲れ果てたアイリンにはどうする事も出来ない。

「うぐっ…あぁぁ…もう、許してぇ…」
『うはー、こりゃたしかに狭いオーク。』
『マジオーク!?俺ガバガバの女しか犯した事ないオーク!擦りむかないか心配オーク!』

何往復か、ドスドスと叩きつけられた腰が止まり、震えた。

「ああああ!ほ、本当に妊娠しちゃうっ!もういやぁぁぁぁぁ…」

どうしようもなかった。
力なく顔をそむけると、ちょうど先程の姿見が目に入る。
静かな絶望の中、アイリンは自らの未来がとっくに閉ざされていた事を知った。

『どれどれ…おおぅ、確かにキツいオーク。でもヒダの具合がマジ好みど真ん中オーク!』
『こいつぁ出来上がりが楽しみだオーク!今日は朝までマワしまくって慣れさせるオーク!』
「…(もっと、体鍛えておくんだった…)」

意識を手放そうにも、再び膨張を始めた肌の感覚が、否応なしに変わり果てた体を意識させる。
鏡の中、腫れあがった顔を縁どるソレは、まぎれもなく豚の耳だった。
彼女は既に人間ではなかったのだ。
476名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:12:04.01 ID:T5WMzNDx
・四章
一週間ほどが経過した頃。
体の変質が収まって安心したのも束の間、次は精神面の爆発的な変化が待っていた。
オークの繁殖力を支える食欲と性欲は、雌雄を問わず旺盛極まりない。
初めのうちは絶食を貫こうとしたアイリンも、際限なく増して行く空腹感には耐えきれず、今では何の抵抗もなく、魔物たちと同じ超高カロリーの食事を取るようになっていた。

『こら!そっちはいじっちゃダメだオーク。今デリケートな時期だオーク。』
「っ!?」

軽く手をはたかれ、あわてて股間から離す。
彼女の新たな悩みがこれである。
食欲と同時に性欲も恐ろしい勢いで増して行くにもかかわらず、アイリンを監禁している魔物たちは、あれから一向に彼女に手を触れようとしないのだ。
娯楽の無い軟禁生活と言う環境も手伝い、アイリンには無意識に自分の体をまさぐる癖が付いてしまっていた。

『辛いだろうけど我慢だオーク。体がなじむまでの辛抱だオーク。』
『立派な雌オークに生まれ変わったら、もう気が狂うくらい可愛がってやるオーク。』
「うぅ…一体なにが目的なのぉ…」

右手で得体の知れない食べ物を口に押し込みつつ、空いた左手をフラフラと下半身へ伸ばす。
痩せた人間ならば胴体と言っても通るであろう、化け物じみた太ももを、同じく化け物じみて太い指が這いまわった。
家畜そのものの惨めな有様に、肉に埋まった瞳からポロポロと涙がこぼれ落ちる。
477名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:12:37.27 ID:T5WMzNDx
「んぅ…もぐ…んぐ…ぐす…くふぅん…」
『うーん…仕方ないとは言え、ちょっとお行儀悪すぎるオーク。食べるか、泣くか、マスかくかどれか一つにするオーク。』
「もご、もご…うぅぅ…はむ…」
『だー!もう見てらんねぇオーク!イかせてやるから落ち着いて食べるオーク!』

これまた化け物じみた巨乳に、魔物の腕が掴みかかる。
ひっきりなしにいじられ続け、スイカほどはあろうかと言う半球の全面が性感帯になった、いわば彼女の急所だった。

「ふんんんーーーッ!?んぐっ、ごほ!ごほっ!」
『ほら、言わんこっちゃないオーク。お水飲むオーク。』
「えほっ…けほ…あ、お水…ありがと…」
『ヒソヒソ…むふふ、大分色気が出てきたオーク。』
『ヒソヒソ…マジで楽しみだオーク。本番までオナ禁けられるか心配だオーク。』

こちらを窺う魔物たちの好色な目つきを見れば、近い将来に何が起こるのかは明白だ。
そして、そうなった時に自分が抵抗できないであろう事も、アイリンは理解していた。
焼き付けられた呪いは着実に体を蝕み、心身ともに彼女を一匹の雌オークに造り変えようと働き続けている。
わけも分からず始まった監禁生活のなか、自分をこんな目に合わせている張本人だと言うのに、彼女の心にはこの魔物達に対する奇妙な親しみが生まれつつあった。
478名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:13:49.48 ID:T5WMzNDx
・五章
アイリンが囚われてから一カ月。
変化は、一見それまでとは逆のベクトルに進行しているように思われた。
動かすことさえ困難だった肥満体は、その一部を可動に必要な筋肉と変え、どこか健康的な印象すら与える。
太いばかりの老木のようだった体は、テラテラと脂に塗れた肉の丸太に変わっていた。
呪いの焼印に誘導される変異のプロセスが最終段階を迎え、肉体を雄オークとの交合に適した形に収斂させているのだ。

「あおおっ!お、お腹ぁ…きもちいぃぃん…」
『ヒューヒューオーク!』
『ブラボーオーク!』
『キャーこっち向いてオーク!』

精神の侵蝕もますます進み、見られながらの自慰にもほとんど抵抗が無くなっていた。
相変わらず性器への責めは見つかる度に止められたが、その分乳房や肌への愛撫は一層激しさを増し、今では胸から腹まで、つまりは手の届く前半身全域が、ひと擦りで熱を帯びるほどに開発され切っていた。

「くは………ッ!!!」
『おおーっと!これで五連続アクメだオーク!』
『新記録だオーク!こんな淫乱見た事ねえオーク!』
『いやいや、もう何と言っていいのやら…って、ああっ!お前ら、あれ見るオーク!』

不意に、かぶりつきで盛り上がっていた魔物の一匹がアイリンの股間を指差した。
みれば、むき出しの秘裂から一筋の血が流れ出している。

『うおおおおお!月の物だオーク!』
『やったオーク!おめでとうオーク!今日はお赤飯だオーク!』

月経の再開は二つの意味を持っていた。
一つは、彼女が前回の凌辱では身ごもっていなかったと言う事。
もう一つは、彼女がいまやオークの子を身ごもれる体だと言う事。
479名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:14:28.96 ID:T5WMzNDx
「あぁん、なによぅ…どうかし…きゃっ!?」

アイリンの体にゾクリと震えが走る。
にわかに漂い始めた異様な空気。
いつもはおどけた魔物たちが、血走った眼で彼女の体を舐めまわしていた。

『げっへっへっ…この時を待ってたオーク。』
『俺から俺から!俺からやらせてオーク!』
『うるさいオーク!俺だって、がんばって一ヶ月オナ禁したオーク!…ゴクリ』
「な、何…どうしたの?ねえ、みんな目が怖いよ…待って、来ない…で…」

かすかに残った人間の心が、彼女に逃げろと言っていた。
植えつけられた豚の本能が、彼女に受け入れろと言っていた。
彼女はどちらに従うべきだったのか。
あるいは、どちらにせよ、重い体に足を取られて結末は変わらなかったのかもしれない。
しかし。

『尻の下に水たまり作りながら言うセリフじゃないオーク!』

圧し掛かって来る巨体に向かって、反射的に股を開いてしまったと言う事実は、もはや取り繕いようが無かった。
480名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:15:04.13 ID:T5WMzNDx
「あっはぁあああーーーっ!!!」
『あーっ、また抜けがけしたオーク!』
『順番飛ばしオーク!この豚でなし、マジ訴えるオーク!』

完成に一月を要するだけあって、呪いの効果は絶大だ。
ゴムのように広がった穴は、人のそれよりも二回りは大きい獣人の努張を軽々と頬張り、吸いついた。
大蛇のような手脚が、見た目からは想像もつかない速度で跳ね上がり、自らのつがいを逃がすまいと絡みつく。

「かはっ……!気持…ぢぃ…うひぃぃぃぃ…」
『おー、大分こなれたオーク。感慨深いオーク。』
『マジでオーク!?どんな感じオーク?』
『柔らかさが段違いオーク!この間が砂肝なら、今日はフォアグラだオーク!』
『そんなにオーク!?腎虚にならないか心配オーク!』

興奮気味に何かまくし立てながら、魔物がアイリンの尻を抱えこむ。
勢いよく突き刺さる侵入者の先端に、あろうことか彼女の子宮口が食らいついた。
ほんの一か月前には泣き叫んで拒絶した妊娠という未来を、今や彼女の体の隅々までもが待ち望んでいるのだ。

「うぎぃぃぃぃ!ひぃぃぃぃぃっ!あぁんっ!!あああぁぁぁぁんっ!!」
『よっしゃ、景気づけだオーク!まず一発、受け取れオーク!』
「ぶっ…ぶひっ!ぶひぃぃぃ!は、はら…ッ」

その先は言葉にならなかった。
ろれつが回らないのではない。
人の言葉として発音されなかったのだ。

「ぷぎいいいぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」
481名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:16:31.57 ID:T5WMzNDx
・六章
『ふぅ…えがったオーク。』
『はいはーい!次は俺オーク!!』
『うわ汚ねえ唾飛ばすなオーク!おまえマジ自重しろオーク!』
『はぁぁ…すっごぉいぃぃ…』

うっとりとした目で宙を仰ぎながら、しばし余韻に浸るアイリン。
しかし、オークの性欲は底なしである。
すぐに新たな肉の疼きに耐えられなくなり、飢えた雌豚は次の獲物に狙い定めた。

『ほらぁ、どんどん来てよぉ…これが目当てだったんでしょ?』
『んん?おう、今行くオーク。』

のそりと立ち上がり、上気した裸体を見せつけるアイリン。
動作に支障をきたさないとはいえ、それは人の基準から見れば文句なしにデブと言えるレベルの醜体である。
商売女のような、と評するにはいささか拙い動きで、体のラインをなぞるも、脇腹の肉が余り過ぎて、指の隙間からはみ出していた。

『むふはーっ!色っぽいオーク!辛抱たまらんオーク!』
『きゃは!乱暴しちゃいやぁん。』
『お前ら、マジ恥ずかしいオーク。よそでやれオーク…』

性欲のタガが外れたアイリンは、もはや淫獣そのものだ。
背後から犯されるだけでは飽き足らず、巨大な尻を小刻みに振りたくって嬌声を張り上げる。
482名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:17:31.88 ID:T5WMzNDx
「ぶひぃぃぃーっ!ぶひひぃぃぃぃぃぃーっ!」
「ぶぎゃっ!ぶぉう!ぶぉう!」

もう言葉を発する物は誰もいない。
養豚所さながらの喧噪の中、アイリンもまた獣のように絶頂を貪り続けた。
心持ち以前の面影を取り戻した、ふっくらと愛らしい顔が白目をむいてよがる様に興奮し、雄達はさらに激しく彼女を責め立てる。

「ふぎゃんっ!!!!!」
「ぶひゅるるるるるるぅ…」

再び、最深部を貫いての射精。
悦びにうち震えながらも、アイリンは言いようのない物足りなさを感じていた。
無残に垂れた太鼓腹の奥には、人間の数倍の大きさと、柔らかさを持った子宮が収まっているのだ。
空き容量は、まだいくらでもある。
483名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:18:18.95 ID:T5WMzNDx
『けっ、きのうはお楽しみでしたねオーク…』
『拗ねるなゴメン調子に乗り過ぎたオーク。機嫌なおしてズボっと行くオーク。』
『どうせ俺なんかオーク…って、おおお!こりゃマジでフォアグラだオーク!食いしん坊万歳オーク!』
『ひぎぃ、ほんとに!?う、嬉しいぃ!』

床に倒れ込んだまま、ニ頭の豚は恋人同士のように固く抱き合った。
毛むくじゃらの獣人が容赦なく腰を打ち降ろす度、下敷きになった肉塊が至福の表情で甘い喘ぎ声を上げる。
と、アイリンの頭を疑問がよぎる。

『(…あれ?なんで私、魔物の言葉が分かるんだろう?)』
『むー…交尾の最中に考え事なんてデリカシーがないオーク。順番も最後に回されたし、マジ泣きそうオーク。』
『あっ!ご、ごめんね!すぐ気持ち良くするから!』

不貞腐れる交尾相手に、あわてて体を擦りつけるアイリン。
今や性感帯の塊と化した贅肉が一斉に快感を吐き出し、かすかな疑問はあっと言う間に霧散した。

『ぐすっ…もうだめオーク…心の傷で失血死するオーク…』
『あう、ごめんってばぁ…元気出して?ほら、べホマ。』

何の気なしに唱えてから、アイリンは自分が呪文を使えなくなった事を思い出した。
しかし、腹の焼印は、彼女の魔法力を一向に吸おうとしない。

『あれ、呪文が出た…?』
『もう魔封じの効果は無いオーク。体の改造さえ済めば、エネルギー源の魔法力を吸う必要も…ハッ』

何せ人間並の知能である。
この程度のヘマは日常茶飯だ。
484名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:22:27.70 ID:T5WMzNDx
『へぇ…使えるんだぁ…呪文…じゃあさぁ、もう、いいように、されてあげる、理由も、ないわよねぇっ!?』
『ままま待つオーク!話せばわかるオーク!』

ゆらりと、それまで無抵抗で押し倒されていたアイリンの体が持ち上がる。
思わず顔を覆う傍観組2頭。
獣人の剛腕でも支えきれない肉塊が津波のごとく圧し掛かり、ニ頭の上下関係は一瞬にして逆転した。

『ぬわーーーーっ!お、お助けオーク!』
『うっさいっ!おとなしくしろ!』

騎乗位と言うよりはマウントポジションと表現すべきだろう。
引きつった豚面をスイカのような爆乳に包み込み、唇を奪う。
瞬間、ビクンと硬さを増した肉棒を感じ、アイリンは満足げに目を細めた。

『お、俺しーらないオーク…』
『無茶しやがってオーク…』

そのまま、巨大な尻が猛然と跳ね狂い始める。
この恐るべき肉ポンプを相手に、我慢などと言う選択肢が存在するはずもないのだ。
たちまち上り詰めた努帳が破裂し、彼女の中に白い噴水を打ち込んで行く。

『がおー!食べちゃうぞーっ!』


数ヵ月後、ハーゴン教団は新たに2頭のメンバーを迎える事になる。
1頭は完全に魔物と化したアイリン。
集会中の広間に全裸で現れた彼女は、衆人環視の中、大神官ハーゴンに永遠の忠誠を誓った。
元人間、それもロトの血を引く彼女は、自らの決意を証明するため、3頭の夫との間に設けた息子をその場で出産。
その堂々たる姿に感じ入ったハーゴンは、生まれた仔を自ら取り上げるとともに、彼女の入信を心より祝福した。
ベラヌール地方 地下アジト勤務のオーク用肉奴隷。
歴史上初の繁殖家畜の誕生である。
485名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:24:38.24 ID:T5WMzNDx
・エピローグ
挫折は人を成長させるという。
度を超えたスピードプレイを大いに反省したロトの子孫たちは、レベル上げのついでにハーゴン教団のアジトを荒らしまわっていた。

「よし、のっこむべ。」
「サマルトリアの方から来ましたー」

とはいえ、魔法使いを欠いたパーティは根本的に戦力バランスが悪い。
聖水瓶を振り回しながら備品を荒らすコソ泥二人が目をつけたのは、いかにも間取りの最後に押し付けられたと言った印象の、小汚い突きあたりの部屋だった。
魔物向けに作られた重い扉も、脳筋王子の手にかかれば何の妨げにもならない。

「おりょ?」
「なになに?」

部屋は空ではなかった。
大きさだけならギガンテスにも引けを取らない、デップリと太った豚の魔物が中に鎮座していたのだ。
おそらくは雌だろう、胸と下半身の二か所に獣皮製と思われる簡素な衣服を食い込ませている。
整った顔立ちはやや丸みを帯びていたものの、人間の感性から言っても愛らしいと言えた。
耳と尻尾を隠し、減量すれば、人間の女性と見分けがつかないかもしれない。
その雌豚の頭を飾る紫色の髪に、二人は見覚えがあった。

「…ぷぅ?」
「うーん…まさか、なあ…」
「どうしたの?話が見えないんだけど。」

雌豚はいぶかしげな視線を向けるだけで、二人を襲おうとはしない。
二人としても、無用な殺生は望むところではなかった。
見つかった時点で今回の探索は失敗と割り切り、引き上げる心づもりであったのだが…
486名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:24:59.32 ID:Y9z2f/Dj
GJ!!
設定を考えるとひどい事されてるけど、オーク連中に愛嬌があって何だか憎めないな!
487名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:25:07.84 ID:T5WMzNDx
「いくらなんでも、それは…でもなぁ、気になるしなぁ…」
「だから説明しろっての!さっきから何ぶつくさ言ってるのさ!」

珍しく、非常に珍しく悩んだそぶりを見せる脳筋王子に、金髪王子も不審げだ。
明日の天気は雪だろうか。

「…なあ、ラーの鏡って今、お前が持ってたよな。」
「え?うん。はい、これ。」
「ぷきぃ…」

ラーの鏡。
それは真実の姿を映し出す魔法の鏡である。
映った者の姿が何らかの手段で歪められていた場合、鏡が看破した真実の姿を呼び起こし、まやかしを打ち払う、呪い破りの道具でもある。
脳筋王子のかざす鏡に映された雌豚は、ピタリと動きを止め、苦悶の声を上げ始めた。

「ぎひっ…あぐぐぐぐ…」
「あれ?ねえ、ひょっとしてこの魔物…」
「ああ、俺の考えが正しければ…」
「ァ…ィャ…ぶっぎゃああぁぁぁぁぁす!!」

王子の言葉は、突如まき起った轟音にかき消された。
雌豚の手から放たれた高位の攻撃呪文、イオナズンだ。
488名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:25:55.73 ID:T5WMzNDx
「ぶふぅーッ…ぶるるるるるるゥゥ…」
「イオナズン…そうだ、あの娘が使ってた呪文…!」
「いてててて、なんだよもう!俺たちはお前を助けようと…あーっ!」

いかにロトの子孫と言えど、イオナズンの直撃を受ければ重傷は免れない。
二人がかすり傷で済んだのは、ひとえに雌豚の呪文の精度のおかげである。

「フゴォ…ッ!フゴォ…ッ!ブギギギギギィーーーッ!」

破滅的な威力は寸分の狂いもなくラーの鏡の表面で爆裂した。
伝説と呼ばれた道具は、雌豚の呪文によって、跡型もなく燃え尽きていたのだ。

「あちゃ…まぁ、すんだ事はしょうがないか。」
「そだね、次頑張ろー」

もはや手遅れ。
そう判断した王子たちは、あっさりと踵を返した。
雌豚もそれ以上の攻撃を加えようとはせず、彼らが去るのをただ見送る。

「いや、次って何だ、次って。」
「ふふふ、これは放浪中に掴んだ情報なんだけどね。じつはもう一人、彼女と同じ魔法使いで金髪の…」
「おいこら!何年前の情報だそれは!」

かすかに見覚えのある後ろ姿をボンヤリと眺める雌豚。
やがて扉が閉じ、二人の声が次第に遠ざかって行く。
どれ位そうしていただろう?
どろりと濁ったその眼に、ふと光がともった。

「…ッ!…ッ!…ッ!」

ブヨブヨと弛んだ体のどこにそんな力があったのか、重い体を跳ね起こし、弾かれたように扉に擦り寄る。
言葉を失った口を開け放ち、涎をまき散らしながら、雌豚は閉ざされた扉に向かって咆哮した。

「う゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ゛っ!」
489名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:26:32.69 ID:T5WMzNDx
ガチャリと扉が開いた。

『ただいまオーク〜』
『あ゛ーマジ疲れたオーク…』
『おーす、いい子にしてたオーク?』

ゾロゾロと部屋になだれ込んできたのは、彼女と同じ獣人だった。
全部で3体、いずれも毛むくじゃらの雄である。

『ん〜?お出迎えかオーク?』
『ははは、可愛い奴オーク。』
「んあ゛ぁッ♪あ゛ッ、あ゛ぁぁぁ〜んッ♪」

ワシワシと太い首筋をなでられ、雌豚の顔が綻んだ。
先程の絶叫を引き出したのは、人間だったころの記憶などではない。
慣れ親しんだ性臭を嗅ぎ取った事で溜まらず漏れた、歓喜の叫びだったのだ。
その証拠に、申し訳程度の衣服は自らの手で剥ぎ取られ、両足は限界まで開かれて、雄たちの前に濡れそぼった性器を差し出している。
490名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:27:34.93 ID:T5WMzNDx
『みんな、おかえりなさいっ!もうバッチリ準備できてるよ!』
『ははは、こらこらガッつくなオーク。』
『慌てなくても、すぐに相手してやるオーク。』

雄たちも口ほど余裕があるわけではない。
なにしろ長期の哨戒任務で欲求不満がたまっているのだ。
彼らの方も、今日から数日かけて、徹底的にこの一匹の雌豚を犯し抜く心づもりであった。

『えへへ、溜まってるくせにぃ…臭いでわかるもんねっ!』

舐め回すような視線に負けじと好色な笑みを浮かべ、熟し切った女陰から蜜を噴く雌豚。
胎内では、待ちに待った交尾を前に、既に排卵が始まっている。
そんな互いの興奮を抑え、万全の態勢でその瞬間を迎えるために、魔物達は最後の理性を総動員しているのだ。

『留守の間に何かあったオーク?』
『うん。トンヌラの徴兵試験があったよ。楽勝だったって。』
『がははははっ、そりゃ鼻が高いオーク。』
『べホマが使える戦士なんて、支部長クラスでもそうそう居ないオーク。さすが俺たちの子、マジパねぇオーク。』

一家の団欒のような和やかな雰囲気の中、扉にカギがかけられ、雄たちがいそいそと服を脱ぎ始める。
いつも通りの流れ。
3Kで名高いハ―ゴン教団では、数週間程度の出張はよくあることだ。

『さてと、じゃあ早速…』
『OK、やってやるぜオーク!』
『ぐふふのふ、今夜は寝かさないオーク。』
『は…はいっ…旦那様…♪』
491名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:28:57.73 ID:T5WMzNDx
魔物たちの目つきが変わる。
性欲旺盛なオークにとって、数週間の禁欲は拷問に等しい。
故に、それが明けた直後の交尾は凄惨を極め、雄の場合でも1頭あたり10回は射精しなければ治まらないほどだ。
精液を消耗しない雌に至っては、失神するまで交尾し続けてもまだ疼きが収まらないこともしばしばと言うのだから、まさに底なしである。

『あぁ、大好きだよ…私の旦那様…っ!これからも、みんなの赤ちゃんたくさん産んであげるからねぇっ!』

贅肉の山にくっきりと残された六芒星、一生消えない雌豚の烙印が誇らしげに揺れる。
そのまさに真下で、絶食状態におかれた子宮が、今や遅しと熱くトロけているのだ。

『よしよし!ちゃんと濡らしてたオーク!いい子オーク!そいやっ!』
『あーっ、いつも抜けがけずっこいオーク!』
『いい加減にしやがれオーク!謝罪と賠償を要求するオーク!』

結合、同時に目玉が裏返る。

『ッがああああああッああッあっッ!きた、きたぁ!!すっごいのきましだぁぁぁ!!』

全身を覆う柔らかな媚肉をわななかせ、アイリンは涙さえ流しながら悦びを告げた。
彼女の興味は既に、今から孕まされる10頭目の仔に移っている。
束の間再会したかつての仲間の事など、もう思い出しもしなかった。
492名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:32:24.59 ID:T5WMzNDx
以上です
うわぁ…昔の文章読み返すと恥ずいわぁ(´・Д・`)
とりあえず、最初の恥はかいたので、漏れにもおまいらの妄想読ませてくだしあ;;
【はい、おねがいします】
493名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:33:53.39 ID:Y9z2f/Dj
GJ!!
割り込んでスマンカッタ
494名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 23:47:45.45 ID:6SoUWDHR

なにか考えてみる。
495名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 16:07:05.69 ID:pykh8Tax
ゼシカのおっぱい攻めって需要ある?
496名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 16:56:03.04 ID:q81umf6y
誘い受け気持ち悪い
497名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 17:31:28.00 ID:hYV7UOxl
? 別にいいじゃんかそのくらい
お前の方がよっぽど気持ち悪いわ
498名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 17:51:18.97 ID:+k5wa/+/
>>497
スルーしとけ
499名無しさん@ピンキー:2011/09/13(火) 06:01:24.90 ID:1wZwPNjH
このスレは誘いうけOKか
女体化V主人公って需要ある?
500名無しさん@ピンキー:2011/09/13(火) 06:53:16.50 ID:bVT9/2Bw
女体化はちょっと……
501名無しさん@ピンキー:2011/09/13(火) 08:25:56.67 ID:1wZwPNjH
ごめん
502名無しさん@ピンキー:2011/09/13(火) 09:10:08.44 ID:62t2FKy/
DQか・・・主人公×ターニアとか主人公×アイシスとかなら考えたりもするが
503名無しさん@ピンキー:2011/09/13(火) 09:54:11.67 ID:4hWhNend
前にヘンリー女体化の話は少し出たな
SS投下は無かったけど個人的には嫌いじゃないよ
504名無しさん@ピンキー:2011/09/13(火) 14:58:53.74 ID:jUbCIgfx
近親相姦と同レベルに毛嫌いする奴がいるジャンルにゃ違いない
505名無しさん@ピンキー:2011/09/13(火) 15:01:08.56 ID:66DQFVAq
どうしても投下したいなら
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】7話目
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1280806286/
に投下してこっちには注意書きとリンクだけ提示だな
506名無しさん@ピンキー:2011/09/13(火) 15:41:41.92 ID:Q0IBSJo9
漫画の「ロトの紋章」のパロはここに投下してもいいものでしょうか。
507名無しさん@ピンキー:2011/09/13(火) 19:16:50.99 ID:bVT9/2Bw
ロト紋は……どうだろうなぁ
508名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 05:18:30.90 ID:NLJv6RkB
久しぶりにスレが盛り上がってるみたいなので,ついさっき書いたSSを投下してみる
色々とめちゃくちゃなので,気に入らない人はスルーしてくだしあ(^q^)
509名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 05:21:48.03 ID:NLJv6RkB
「えっ……私?」
「そう,どうしても君の力が必要なのだ。手を貸してもらえんか」

 ハワードはそう言って,ゼシカに頭を下げた。
 ここはリブルアーチの宿屋の一室。部屋で休んでいたエイト達一行を,ハワードが訪ねてきたのだ。

 なんでも,とあるアイテムの錬成にゼシカの協力が必要なのだという。

「とあるアイテムって……一体何なの」
「それはここでは言えん。とりあえず屋敷に来てほしい」

 煮え切らない返事に,ゼシカは不信感を募らせる。
 
 とはいえ,ハワードの目は真剣そのもので,下心を抱いているようには見えなかった。
それに,以前ラプソーンに操られたときの負い目もある。

「……わかったわ」

 結局ゼシカは,ハワードの依頼を了承することにした。
 
 時刻は真夜中。日はとうに沈み,月明かりが部屋を青く照らしていた。長旅で疲れたのか,
仲間たちは皆すやすやと寝息を立てている。
 ゼシカは彼らを起こさないように,そっと部屋を後にした。

510名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 05:23:06.81 ID:NLJv6RkB
「すまないね,こんな夜遅くに」

 屋敷の応接間で,ゼシカにお茶を勧めながらハワードは言った。

「かまわないわ。明日の昼前にはここを発つから,協力するなら今しかないし。
 ……それよりも,いい加減教えてくれないかしら。とあるアイテムの錬成って,
 一体何なのよ。それにわたしの力が必要って……」
「ああ,全て教えるとも」

 ハワードはゼシカの向かいに腰を下ろし,ゆっくりと口を開いた。

「……君はシャマル・クランバートルという人物について知っているかね?」

 突然投げかけられた質問に,ゼシカはきょとんとする。

「もちろん知ってるわ。シャマル・クランバートル――七賢者の一人で,天才彫刻家で
 魔法剣士……そして,私の先祖に当たる人」

 その血を引くアルバート家の者は,誇りある血統を自覚し,自らを戒めていかなければならない
――それが母さんの口癖だったっけ。
 でも,その血のせいでサーベルト兄さんは……
 
 複雑な感情を抱くゼシカを尻目に,ハワードは話を続ける。

「そう,それが世間一般に知られているシャマルの姿だ。しかし彼女には,
 あまり知られていないもう一つの顔があったのだよ」
511名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 05:23:53.57 ID:NLJv6RkB
「もう一つの……顔?」

 重いまぶたを開けながら,ゼシカはハワードに聞き入る。そこでハワードは,
意味深な笑みを浮かべてその答えを出した。

「彼女は魔乳の持ち主だった。その乳は多くの男達を狂わせ,彼女の母乳を求めては
 錬金術師たちがこぞってやって来たという」

 いきなり猥談を始めたハワードに,ゼシカは警戒心を強める。

「あまり私の先祖を愚弄すると……許さないわよ」
「……残念ながら事実なのだよ。これを見たまえ」

 ハワードはそう言って,ゼシカの前に古びた本を広げてみせた。内容までは読み取れないが,
どうやら何かの錬金レシピらしい。

「なぜ錬金術たちはシャマルの母乳を求めたと思う?」

 ぼやけた意識の中,ゼシカはハワードの言葉に耳を傾ける。

「チーズだよ。それを口にした者は激しいエクスタシーを覚え,性に乱れ狂うという禁断のチーズ
 ――その材料に用いられたのだ。そこに載っているのはその錬金レシピなのだよ」
「そ,それが一体何の関係が……」
「……まだ分からないのかね」
 
 そこで初めて,ハワードは邪悪な笑みをゼシカに向ける。
 逃げなければ……ゼシカがそう思った時には,もう遅かった。

「お茶に入れた薬が効いたようだね」

 強烈な睡魔に襲われ,ゼシカはそのまま椅子に倒れ込んでしまったのだ。
512名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 05:24:46.12 ID:NLJv6RkB
 ひんやりとした冷気を感じて,ゼシカは目を覚ました。
 先ほどいた場所ではない……地下室だろうか。

「気がついたか」

 聞き覚えのある男の声がして,ゼシカははっとする。
 ゼシカの手首は,天井につながった手かせで拘束されていた。

「なっ……一体何のつもりなのよ!」
「クックック……もうわかっているだろう」

 ゼシカの背後からハワードの声が響く。

「君はシャマルの血を引く女だ。そしてその身体は……まさにシャマルの生まれ変わり」
「!……は,離して!」
「協力してもらうぞ……禁断のチーズ作りに」
513名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 05:26:59.06 ID:NLJv6RkB
 ゼシカは必死に身をよじらせたが,背後の魔の手からは逃げられなかった。
その手は指を立てて,ゼシカの乳房を服の上からなぞっていく。

「あっ……!」

 暗闇の中,ゆっくりと乳房を這っていく十本の指先。そのいやらしく優しい手つきに,
ゼシカは思わず声を漏らしてしまった。

「あ……あ……」
「クックッ,ちょっと触れただけだというのに……感度もバツグンだな」

 乳房を這っていた指先は,やがて小さな突起を探り当てる。柔らかな布地の上から
コリコリといじめると,ゼシカの身体は可哀想なくらい反応した。

「あっ!ああっ!!」
「おいおい,いくらなんでも反応しすぎだろう。お楽しみはこれからだというのに……」

 ハワードはあざ笑うように言って,胸先の布地を少しだけ下げた。桃色の小さな乳首が二つ,
ちょこんと顔を出す。

「お,お願い……これ以上は……」

 ハワードは何も言わずに,乳首の先端を軽く引っかいた。

「ひゃんっ!」

 指先が乳首をこするたび,ゼシカの身体はビクッと動く。
514名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 05:28:59.82 ID:NLJv6RkB
 痛みにも似た快感に耐えながら,ゼシカはやっとの思いで口を開いた。

「くっ……や,やめなさい。こんな事したって……あっ!……母乳なんか…… 出ないわよ!」
「ああ,そうだろうとも……この呪文を唱えるまではな」

 ハワードはそう言って,ゼシカの乳輪をなぞり始めた。それと同時に,
ぶつぶつと何かを唱え始める。

「古代の錬金術師たちも,こうやってシャマルの母乳を得たのだ」

 ハワードの呪詛が暗い空間に響く。その言葉の羅列を聞いているうちに,
ゼシカは自分の胸が張ってくるのを感じた。

「なによこれ…………あ……ぁ……」

 乳房に広がるもやもやとした快感。やがてその快感は凝縮され,乳房の先端に集中していく。

「いや……もうだめ……私……!」

 乳首に集まるはち切れんばかりの快感。ゼシカは開放の欲望で頭がいっぱいになる。
 そして狙いすましたように,ハワードはゼシカの乳首をつまみ上げた。

「ああああああああああああああああああああああああ!!!」

 絶叫と共に,ゼシカは己の欲望を解き放った。
 赤く勃起した乳首からは,白濁色のシャワーが止めどなく溢れる。
 ハワードはそこにガラスのビンを当て,ゼシカの母乳を溜め続けた。

「あぁ……あ……」

 母乳を出し続けている間も,ゼシカはヒクヒクと痙攣を続ける。
 闇の中で,ゼシカの身体は性の悦びに打ちひしがれていた。

515名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 05:29:48.43 ID:NLJv6RkB
以上です。やっぱり勢いで書くもんじゃないな(^^;
516名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 07:59:18.11 ID:3GT7mxD7
まあクリムゾン読んだほうが抜けるわな
517名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 10:46:21.85 ID:qIFvtO57
乙!
まさかのシャマル女剣士説w
確かにシルエットしか出てこなかったし、男とは限らないんだよな。
518名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 11:42:51.50 ID:3+2zxOL1
乙乙!
これは続きがありそうなので勝手に期待してる
519名無しさん@ピンキー:2011/09/15(木) 02:32:23.24 ID:MEjT+Yqo
>>506
ドラゴンクエストなんだからOKじゃね?
520名無しさん@ピンキー:2011/09/15(木) 03:20:00.68 ID:BffyllX/
保管庫のジャンルにもダイの大冒険の項目があるくらいだしな。
ロト紋クラスの知名度なら全然おkだろ。
521名無しさん@ピンキー:2011/09/17(土) 11:09:20.95 ID:2bpGMog/
アクバー × シスターアンナ って意外と無いんだな
522509-514:2011/09/19(月) 19:11:25.08 ID:XsczapJe
あれで終わらせるつもりだったんだけど,なんだかんだで続き書いてしまった(^^;
一応投下してみるけど,気に入らない人はスルーしてね
523名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 19:13:24.35 ID:XsczapJe
 己の快楽を出し尽くしたゼシカは,その場でぐったりとうなだれていた。
汗だくの身体は熱を帯び,絶頂の余韻が視界を曇らせる。
 冷たい空間に,ゼシカの荒い息だけが響いていた。

「クックック……だいぶ集まったな。もういいだろう」

 ガラスのビンはクリーム色の液体で満たされていた。ハワードはそれを満足げに眺めた後,
部屋の隅にある試験台へと向かう。

「あとはレンネットの粉と……ああ,これも忘れてはいかんな」

 文献に目をやりながら,次々と素材を混ぜ合わせていくハワード。そうして出来た生地を,
錬金釜へと注ぎ込む。

「これでよし……あとは待つだけだ」
524名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 19:14:20.26 ID:XsczapJe
「わ,私にこんな事して……ただで済むと思ってるの……!」

 落ち着きを取り戻してきたゼシカが,息を切らせながらハワードを睨みつけた。
ハワードは我関せずという顔で,ゼシカの批難を受け流す。

「ふん……ワシはあくまで錬金術的手法に従ったまでだ。母乳分泌時の性的快感が強いほど,
 より強力なチーズができるらしいからな」

 ハワードはそこでニヤリと笑った。

「先ほどのイキっぷりから見ても……相当期待できるんじゃないか」

 ゼシカの顔がかあっと赤くなる。それが怒りによるものか,羞恥によるものなのか……
ゼシカ自身にもわからなかった。

 それからどのくらいの時間が経っただろうか……
 
 静まり返った空間に,チン,という小気味よい音が鳴った。

「ついにできたようだな……禁断のチーズが」

525名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 19:16:49.80 ID:XsczapJe
 錬金釜を開けたハワードは,取り出した錬成物をまじまじと眺めた。
ところどころに気泡のある,三角柱のなめらかな物体――それはどう見ても,ごく普通の
カットチーズであった。

「なんだこれは……ただのチーズじゃないか……」

 拍子抜けしたとばかりに,ハワードはつぶやいた。

「……ふん,どうやら失敗だったみたいね」

 口の端を釣り上げて,今度はゼシカがあざ笑うように言う。

「これでわかったでしょ。こんなことしても,禁断のチーズなんてできないのよ。
 さあ,早くこの鎖を外してちょうだい。今ならまだ許してあげるわ」

 先ほどとは打って変わって,余裕の表情を見せるゼシカ。しかし,そこでハワードは
独り言のように口を開いた。

「……まだだ」
「えっ?」
「作り方は間違っていなかった……もしこれが本物であるなら,食べた時に効果が見られるはず」

 ハワードはゆっくりと起き上がり,チーズを持ってゼシカに近付いていく。
 ゼシカの身体を舐め回すように見た後,ハワードはおもむろに口を開いた。

「お前で試してみよう」

526名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 19:20:31.30 ID:XsczapJe
「なっ……!」

 ゼシカが口を開いたときには,すでにハワードは後ろに回り込んでいた。手にしたチーズを
一口大にちぎり,ゼシカの口元に押し当てていく。

「!!」

 これを口にしてはダメ――ゼシカの本能が脳裏でささやいた。キッと口を結び,ぶんぶんと
頭を振って抵抗する。

「強情な小娘め……これでどうだ」

 ハワードはそう言って,ゼシカの股下に手を潜り込ませた。絶頂から時間が経っていたが,
ゼシカの恥部はまだ熱と湿気を帯びていた。
 ぬるぬるとした隙間に強引に指を入れ,容赦のない手つきでかき回していく。

「んんんんんん!!」

 地下室に広がる,クチュクチュという水の音。その音は次第に速さを増し,堅く閉ざされた
ゼシカの口元をこじ開ける。

「ああああああああっ!!」

 ゼシカは再び絶頂に達した。
 すかさず,大きく開かれた口にチーズの欠片が放り込まれる。

「ん……!!んん……!!」

 ゼシカにはもはや,抵抗する力が残されていなかった。涙で溢れた目を閉じ,快楽の余韻に
身をまかせる。

 強く塞がれた口の中で,禁断のチーズはゆっくりと溶けていった。

527名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 19:22:38.00 ID:XsczapJe
 ゼシカに異変が生じたのは,その直後だった。

「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 耳をつんざく悲鳴と共に,ゼシカの身体は激しく揺れた。
 天井に繋がれた鎖をチャラチャラと鳴らし,気が狂ったように頭を振り回す。
何かを拒絶するように,もしくは何かに戦慄するように,ゼシカは暴れ続けた。

「これはすごい……想像以上の効果だ」

 冷や汗を流しながら,ハワードが感嘆の息を漏らす。目の前で狂乱する女に,ハワードは
恐怖さえ感じていた。

 やがてゼシカはピタリと動きを止め,ぐったりと身体を宙に浮かせた。虚ろな瞳は天を仰ぎ,
顎はがくがくと震えている。

「フフ……さすがにもう抵抗はせんだろう」

 手かせを外すと,ゼシカの身体はどさっと床に崩れ落ちた。痙攣を続けるゼシカを見下ろして,
ハワードは凶悪な笑みを浮かべる。

 ハワードはそのまま,横たわるゼシカの衣服に手をかけていった。
528名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 19:26:48.96 ID:XsczapJe
 ゼシカは何の抵抗もせずに,ありのままの姿をハワードに晒した。
 その身体は汗に濡れ,信じられないほど熱くなっている。

「見れば見るほど美しい身体だ……もう我慢できん」

 ハワードは自らも服を脱ぎ捨て,そそり立つ自身をゼシカにあてがう。その身を一気に沈めると,
ゼシカの身体はビクッと跳ねた。

「ぁ……ぅぁ……」

 絞り出すような声を上げ,ゼシカは大きく身体を反らせた。愛液で溢れたゼシカの膣は
ハワードを絡めとり,そのまま飲み込もうとする。腰を動かすたびに二人の性器は溶け合い,
ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てた。

「くぉ……ぁ……」
「クッ,もう限界だ……」

 ペニスに欲望を溜め込んだハワードは,そこで手にしたチーズを口にした。

「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

 絶叫と共に,ゼシカの体内に精液が溢れ出す。放出された精液は止まることを知らず,
洪水のようにゼシカを満たしていく。

「す,すごい……まだ出るぞ……うっ」

 チーズの魔力はハワードに凄まじい精力をもたらしていた。勃起したペニスが栓となり,
ゼシカの子宮はハワードの子種で一杯になる。

「ぁぁぁぁぁぁ……」

 精液を注がれ続けるゼシカの下腹は,ぷっくりと膨んでいた。膨らむ下腹をさすりながら,
ゼシカはうっとりと笑みを浮かべる。
 
 冷たい地下室の中で,二人の男女は性に溺れ続けた。

529名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 19:30:11.63 ID:XsczapJe
以上です(´・ω・`)
530名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 13:35:14.46 ID:MEFhS6eU

チーズ万能説が真実味を帯びてきたな…
531名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 19:01:47.91 ID:JlYoYP1i
チーズ食べたときの感覚って,エクスタシー感じたときと似てね?
532名無しさん@ピンキー:2011/09/21(水) 22:02:01.26 ID:PZVN9aIM
>>138-143 のヤツを書き直していいですか?
533名無しさん@ピンキー:2011/09/22(木) 00:46:03.33 ID:Qug2kGt8
SFCの攻略本のアイシスはキレイだったなぁ
534名無しさん@ピンキー:2011/09/22(木) 17:42:18.15 ID:u5ZpeGo9
ドラクエ一番の巨乳はやっぱりゼシカだろうか
535名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 10:04:07.25 ID:f0gFX0d1
ボストロールだろうサイズ的に言って
536名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 20:24:54.34 ID:ErsXlgj0
>>522
いいねエロいよ!
ぐっじょぶ

>>532
いっそ新作書いてしまえばどうだろう
537名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 22:25:56.66 ID:KVWCo6uK
うむ,書き直しよりも新作の方がいいな
538名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 01:22:52.90 ID:ar841L4W
ドルマゲス戦直前、ある宿の一室でゼシカがエイトに告白しておっぱい揉まれる
という電波を受信して、途中までできたがどうでしょう、投下しますか?
539名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 06:40:25.56 ID:JHgWlM8P
投下するなら完成してからにしてくれ
540名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 10:03:09.56 ID:VjfM6IBX
誘い受け大杉黙って投下しろよ
541名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 10:13:04.09 ID:/EQvFF46
誘い受けが嫌がれてるいる事はエロパロ住人なら認識しているはずなのに
なぜ誘い受けが絶えないのだろう
542名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 10:37:51.41 ID:vdm1bDK1
書き手スレ読んでない
過去ログすら辿らない
からじゃね?
543名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 11:04:20.84 ID:SNSKrVsL
>>538
もしかしてゼシカスレでss投下してた人?
全年齢スレであんなの書いて常識無いなあと思ってたが、若いのかな?
とりあえず2chもpinkも半年ロムった方がいいよ
544名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 11:14:02.26 ID:/EQvFF46
>>543
見てきたが最低だな
住み分けができないというか・・・

545名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 22:44:12.62 ID:60kyeL9e
>>541
少し前のレス読むと誘い受けする側を擁護する発言もあるよね。
世代の違いなんだろうか。
基本ここの住人が優しいのもあると思う。
546名無しさん@ピンキー:2011/10/03(月) 10:39:17.96 ID:Fd64hoFZ
>>541
この世に戦争が絶えないのと同じ。
この世に、空気の読めない者が絶えることはない。
547名無しさん@ピンキー:2011/10/03(月) 13:27:46.21 ID:Uk1mJvf5
で、肝心の投稿は誰もしないのか
548名無しさん@ピンキー:2011/10/03(月) 16:44:17.45 ID:+zZeOXhW
>>521みたいに,やってそうでやってないカップリングって何か無いかなぁ〜
549名無しさん@ピンキー:2011/10/05(水) 21:57:29.04 ID:42qMBwYc

Wiiで始めたDQVSFC版、かつてはチキンで出来なかった男勇者と女僧侶の
ラブラブ二人旅、やってみりゃ宿屋に泊まる度に妄想が溢れ出し、とうとうSSにしちまったので
投下してみる。
一応純愛エロ。
Vは仲間の名前を自分で決めにゃならんので、勇者はSFC版設定、僧侶は自分が勝手に好みで
決めた名前で書いちまったので、もしこの名前イヤー('A`)なら脳内変換して欲しい。
26レス分と長くなって申し訳ない。
興味無い人はスルーで頼みます。

では投下。
550V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:05:28.83 ID:42qMBwYc

俺は、迷っていた。
勇者として、父オルテガの後を継ぎ、魔王から世界を救う為に、僧侶のサラを連れて
アリアハンを発って一年。
今までの町や村での宿屋では、ありがたい事に俺とサラは別々の部屋に泊まる事が出来て、
一度たりとも彼女と一緒に寝るなどという事は無かった。
もっとも、この魔物だらけの不穏な世相から、おそらくあまり世界を旅する者も居なかったからだろう。
そういった偶然が重なり、今まではどうにか俺は過ちを起こさずに済んでいた――のだが。

「……お前ベッドで寝ろ。俺は床で寝るから…」
「?どうして?このベッド大きいし…別に二人位なら十分寝られるのでは…」
「…………」

俺は、旅が始まって以来、最大の選択肢を迫られていた。
イシスの城下町――この城下町は、あの絶世の美女と謳われるイシスの女王を一目見ようと、
旅人達が危険を省みずに次々とやってくるのだそうだ。
俺達も、砂漠の過酷な旅をどうにか切り抜け、こうして宿屋への宿泊を決めたのだが。
宿泊者の数が多い――どうにか取れたのが、この一部屋――しかも、ダブルベッド…!!
やばくねぇか、これ。っていうかやばいだろ…。
俺、抑えられんのかこれ。

551V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:08:30.22 ID:42qMBwYc

十七になったばかりの俺と、同じく十七歳のサラ…。
サラはともかく、俺はそういう事に過敏な年頃の、健全な男なわけで。
同じ部屋の、同じベッドで、こんな可愛くて綺麗な女と二人で寝て、
過ちを犯すなと言う方に無理がある。
…しかも、だ。
俺はサラに惚れてる。
それも、出逢った瞬間から――俗に言う、一目惚れというやつだ。
惚れた女としたい事と言えば、自然に思考はそっちへ向かう。
勿論、サラが同意してくれるのなら、俺も覚悟を決めようかとも思ったが。

「…お前、男と一緒に寝るってどういう事かわかってんのか…?
ちゃんと、覚悟はあるんだろうな…?」
「覚悟…?」

俺の悩みは、そこにある。
つまり、だ。
サラは…性的な事に、とことん疎い。
そりゃまぁ、僧侶だしな…。
でも、いくら僧侶だっつっても、こうまで俗世に疎いとは…。
そりゃ、俺だってやりてぇよ。
けど、セックスに関して無知に等しいサラを、全く穢れのないサラを、俺の手で穢してもいいのだろうか。
俺の手で、…彼女を女にしてしまってもいいのだろうか。
552V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:12:22.34 ID:42qMBwYc
そもそも僧侶とか神官とか…聖職者と呼ばれる人種は、厳しい戒律に縛られて、酒はダメ、恋愛はダメ、
勿論異性と交わるなんて以ての外っていう、色んな掟を遵守し続ける堅苦しいやつらだ。
しかも、俺は彼女に惚れているが、彼女が俺の事をそういった対象として見ていないのならば、
彼女は好きでもない男に無理矢理貞節を奪われたという事にもなりかねない。
…やっぱり、ダメだよな…。告白さえもしてねぇのに、幾らなんでも…いきなりセックスまで…

「あの…私、何かアルスの気に障るような事言ったかしら…。さっきから、アルス…私の事…」
「いや、別にそういうわけじゃねーよ……ねぇんだが…」

サラは風呂上りで、石鹸のいい香りを漂わせていた。
濡れた青く長い髪が、しっとりと彼女の頬に張り付き、妙な艶っぽさを醸し出す。
いつもの僧衣では無く、純白の白いローブが、彼女の柔らかな体の線をくっきりと浮き彫りにし、
たまらなく扇情的で…。
…やっぱりやばい。
俺、既にやばいぞ、これ…。
熱が溜まっていく。
…当然だよな…俺だって、知識はあっても免疫はねぇんだからよ。

553V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:15:18.56 ID:42qMBwYc

「…シャワー浴びてくる…」

そうだ、シャワーだ。自分自身でも、汗臭い身体だ。
ずっと灼熱の砂漠を旅してきたんだからな。
これはいい時間稼ぎになる。
心を落ち着かせなければ…。

「アルス…」

俺を呼ぶ声が、少し寂しげだった。
…何でだ!?何でそんな、寂しげなんだよお前は!!
俺がいつもよりよそよそしいってだけで、俺がお前と一緒のベッドに寝る事を拒んだだけで…

「…兎に角、シャワー浴びてくるからな…お前はこのベッドで寝てろ。俺の事は気にすんな。いいな?」

そう言い残し、俺はシャワールームへと向かった。
いかん、ダメだ、調子狂う。
いつか、こんな時がくるのではないのかとは思っていた。
今まで、俺が彼女と同じ部屋で過ごさずに済んでいたという事の方が奇跡に近い。
来るべきときが来たという事ではあるが、俺の想像通り、非常にまずい展開だ。

554V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:18:51.42 ID:42qMBwYc

…どうする。
いやいやいや、どうするもこうするも、我慢するしかないだろう、俺。
無垢で、穢れのない巫女のサラを、男の欲で穢してなどいいはずがない。
とりあえず、…ここで抜いておくか?
そうだな、その方がいい。
でなければ、理性が保てないかもしれない。
ここで抜いて、部屋に戻ったらそのまま床で寝てしまえばいい。
寝てしまえばこっちのものだ。
俺はシャワーを流し、…自分自身の昂ぶりに掌を添えた。
…サラの風呂上りの姿見ただけでこの有様か…呆れるぜ、全く。


シャワーを浴び終わり…もとい、一発抜いて一段落つけて、Tシャツと…トランクスってのは
流石に女の前では気が引けるので、一応スラックスを履いて、洗面所からでる。
サラは寝ただろうか。
そうだったらいい、と思っていたのだが…。

555V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:21:47.70 ID:42qMBwYc

「…まだ起きてんのか…サラ…」

サラはベッドの上にぺたりと座り込んだまま、俺が風呂から上がるのを待っていたようだった。
どこか寂しそうにして……参ったな…。

「アルス…あの……」
「だから、お前が気にする事なんてねぇって言ったろ?…全部、俺の都合だ。
俺がお前に対して怒る訳ねぇだろ。悪かったな、嫌な想いさせて…」

俺はサラをそう宥め、ベッドに備え付けの枕と、クローゼットの中に予備に置いてあった
毛布を取り出して、床に寝転がろうとする、と。

「アルス…なら、私も、床で…」
「――はぁ!?何馬鹿な事言ってんだよ!それじゃ何のために俺が床で寝るのか
わからねぇじゃねぇか…いいんだよ、お前はベッドで寝りゃ…」
「だ、だって…私だけベッドでなんて…」
「…違うんだよ…それなら俺だってベッドで寝た方がいいに決まってんだろ…。
けどな、それをしちゃ、俺が困るんだよ…」
「困る…?」

ああもう、こいつはもう…!
本当、魔法の知識や魔力、直感力にはこの上無く優れているのに、
こういった事に関してはからきしだな…。
この間のアッサラームではぱふぱふさえも知らなかったんだからな…
まぁその御陰で白い目で見られずに済んで俺としては救われたわけだが。

556V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:26:27.90 ID:42qMBwYc

「いや、あのな……〜〜〜〜だからっ、俺は男なんだぞ!?男と女が一緒に寝るって事はだな、
お前はともかく俺は我慢出来る保証がねぇんだよ…!それでもこだわるなら、
俺が何してもお前は文句は言えねぇぞ…!」

俺が捲し立てると、サラはきょとんとして、俺を見上げてくる。
…ここまで言っても意味がわかんねぇか…!?
これでわからねぇんだったら、直接表現しか残ってねぇぞ本当…。

「…、じゃぁ…アルスは、私の事が嫌いな訳じゃないの…?」

――…は…?!
何だ、この意味深な言い方……?安心したみたいな表情で、
少し期待を込めた目で俺を見詰めながら。

「何だよ…?いや、その…嫌いなわけねぇだろ…?何で俺がお前を…」

寧ろ、俺はサラに惚れてるというのに。
とはいえ、サラにそれを伝えたことは無いから、サラにとっては今日の俺の態度は、
きっと彼女を嫌っての態度だと思っていたのだろう。
ああもう…どこまでも人を煽りやがって…!

「よかった…。私…アルスに嫌われているのかと思ってた…。貴方に嫌われては…私は…、…」

中途半端なとこで科白が途切れ、それがますます俺にとっては意味深で、心臓が跳ね上がりそうだ。
頬をほんのりと染めたサラがあまりにも可愛いくて…
557V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:28:49.08 ID:42qMBwYc

何で頬を染めるのか、と考えてみれば、思考はやはり都合のいい方に向いて。
…もしかして、サラも俺の事を…なんて…つい思っちまう。
まさか、と思いながらも、でも…、…。
俺はごくりと息を呑んで……ベッドの上のサラに近付いていく。
サラは俺を切なげに見上げてきて、…やはり頬は朱に染まっていて…。

「…サラ…お前は…どうなんだよ…?」
「アルス…?」

俺は…サラに聞いてみたかった。
サラが、俺をどう思っているのかを。
俺の想いと、サラの想いが、果たして同質のものであるのかどうか…それが知りたかった。

「お前は…俺の事どう思ってんだ?何で…俺に嫌われるのがいやなんだよ…」
「…っ、だって…私はアルスの事、好き…だから…」

――うわ…やべぇ…!好きだと、はっきりと言われちまった。
心臓が五月蝿い位にドクドク言ってる。
顔が熱くなる。
きっと俺も顔が赤いに違いない。
けど、これだけじゃ……ただ仲間として好きなのかと、それとも恋愛感情有りでの
好きなのかとでは全然違ってくる。
もう少し…聞いてみたい。
サラの想いを。
558V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:32:13.02 ID:42qMBwYc

「…どう、好きなんだよ?仲間としてか、それとも…」

俺が突き詰めると、サラは耳たぶまでもを赤くして、恥ずかしそうに俯いてしまう。
…この態度…もしかして、マジで…!?

「わから、ない……でも…貴方の事が…誰よりも…一番好きなの…。
貴方と…離れたくないって…ずっと…そう思って…――」
「――…!!それ、って…」

やっぱり…これはそういう事だと受け取ってもいいのだろうか。
誰よりもって……離れたくないって……やばい…もう…俺、マジで我慢出来ねぇかも…!

「時々…胸が苦しくて…貴方といると…切なくてたまらなくて…これは……恋…なの…?」

――――……!!!!!

それは…然るべき事ながら…俺にとっては、トドメの一言だった。
それを…俺に聞くのかお前は…!!
敢えて疑問形で、俺を潤んだ瞳で見上げながら、敢えて俺にその返事をさせるのかお前は…!!!
もう…知らねぇぞ…!!!

「――っ、サラ…!」
「っ!?きゃぁっ…!!アルス…っ!?」

559V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:34:44.36 ID:42qMBwYc

俺はとうとう…サラをそのままベッドの上に押し倒し、彼女をシーツの上に縫い付けた。
理性が、とうとう本能に負けてしまったのだ…。

「あ、アルス…、何を…?」

不安げに俺を見上げるサラの瞳は潤み、俺のこの行動の意味を怯えたように問い掛けてくる。
くそ…っ…、止めてやらなきゃいけねぇのに…。
きっと…このままいけば、サラを傷つけちまうのは目に見えてるのに…!

「アル、っ、――…!!」

俺は、その溢れる愛しさと欲望のままに――サラの唇を奪ってしまった。
初めてのキス。
サラの柔らかな唇の感触……これが…キスか…。

「んっ……!」
「…、サラ…」

触れるだけにどうにか止めたその口付けを終え…俺はサラを見下ろす。
目の前に…いや、俺の下に…サラがいる。
すっかり上気した頬、驚きを孕んだ表情……目尻には、うっすらと涙さえも浮かんでいる。
華奢な肩を震わせて………やっと…悟ったのだろうか。
俺の言っていた意味が…俺がどれだけサラに対して最低な事を考えていたのかを。
サラの態度に…すっかり怯えてしまったサラを見て…俺はようやく冷静さを取り戻すことが出来た。
本当…何やってんだ俺…。
サラの心を知ったところで、こんな汚れの無い女をいきなり強引になんて…最低だな、全く…。
560V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:37:25.65 ID:42qMBwYc

「…サラ……、わかっただろ…これで…。こんな事、考えてんだよ、俺…。
お前と一緒のベッドでなんて寝ちまったら…俺はお前に酷い事しちまうよ…。
傷つけて…汚しちまう…。最低だろ、俺…。本当…悪かったな…こんな事して…」

言いながら、自分自身も傷ついたのを感じて、自嘲気味に溜息ついて、サラから離れようとした――
その時。

「アルス…」
「――サラ…?!え…?」

サラの手が恐る恐る伸びてきて、俺の首筋に腕が絡まる。
そして――俺にしがみついてくるサラに…俺は思わず息を呑んだ。
何だ、これ…サラから、俺に…!?

「サラ…!?お前…」
「アルス……私…、私…アルスが、好き……だから、いいの…。アルスの…したいこと、して…?」

―――――!!!!!したいこと…って……、おい…それって…!?

耳元で、密やかに艶っぽく囁かれて、俺は動揺を隠せない。
心臓が五月蝿い。
治まれ治まれと唱えながら、俺は敢えて冷静であろうとした。
理性を、ここで見失うわけには…!

「――っ、馬鹿、お前…何言ってんだよ!?まだわかんねぇのか…!?キスだけじゃすまねぇぞ!
幾らなんでも……セックス知らねぇわけじゃねぇだろ…!?」
561V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:40:22.08 ID:42qMBwYc

とうとう使ってしまった直接表現…。だが、それ自体を知らないわけでは無い…と信じたい。
サラは戸惑うように俺の首筋に絡めた腕の力を緩め、俺をまた見詰めてくる。
涙に潤んだ瞳…すっかり桃色に染まった頬…切なげな表情に、俺は胸が苦しくなる。
やっぱり…そこまでの覚悟は無かったって事か…?

「…、全く知らない、わけでは…。でも…アルスは…したいんでしょう…?それ、を…」
「…そりゃ…な…。けどな…俺がそれをお前に強いちまったら…お前はきっと傷ついちまう…。
傷つけたくねぇんだよ…サラ…。だから…忘れてくれよ…今日の事…っても、忘れられねぇか…。
――ちょ…っ…!」

苦笑いながら言うと、サラはまた俺に強く抱きついてくる。
くそ…理性が軋む…!このままじゃ、マジで…!

「――いいの…。傷つけて…酷くしても、いいから……教えて…?貴方になら…何をされても…――」

「―――っ…!!サラ…お前…!」

「愛してる…アルス……」

……もう…ダメだ…!!
完全に理性崩壊――もう…止まらねぇ…!!!

「――サラっ…!!」
「ん、――っふ…、ん、んっ…!?」

562V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:43:18.36 ID:42qMBwYc

唇を奪い――今度は口内に舌を差し入れ、口腔を犯す。
サラは驚き、俺の背をきゅ、と掴んでその刺激に耐えていた。
唾液の絡まり合う水音が卑猥に響いて、煽られるように濃密さは増すばかりで。
こんなキスの仕方なんて…サラは知らなかっただろう。
俺は出来るだけ優しくしなければと、精一杯崩れた理性を積み木のように積み上げようと試みる。
俺を必死に受け入れようとするサラに、無茶はしたくなかった。
大切にしてやらなきゃ……きっとサラは壊れちまう…。
それだけは…絶対にしちゃいけねぇ…。

俺は出来る限り優しく…けれど強く、サラの身体を抱き締めた。
小さな体だった。俺よりもずっとずっと…華奢で、ほんの少し無理したら折れちまいそうな程に。

こんな身体で…戦ってきたのか。
こんな儚げな身体で、ここまで俺に付いてきてくれたんだな…お前は…。

「――っ、サラ…」
「んっ、はぁっ、は…ッ…はぁ…」

呼吸さえもする間無く唇を貪り、長く深い口付けを終えると、息苦しさから解放されたサラが切なく乱れた呼吸を繰り返す。
瞳からは涙が溢れ、俺はいたたまれずにその涙を舐め取る。
ほんのりと塩っぽい…サラの涙の味…。

「アルス…っ…」
「サラ……――」
563V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:45:57.74 ID:42qMBwYc

――好きだ――

そう、耳元に囁きかけ、そのまま唇をサラの首筋に這わすと、サラの身体が切なく震えた。
ひゅ、と息を呑んだサラを宥めるように、抱き締める腕に力を込めた。

「あ、アルス…っ、本当、に…?」
「馬鹿……好きだから…我慢してたんだろうが…今までずっと…。
お前を…傷つけたくなくて…ずっと俺は…――」

でも、もう限界だった。
サラを傷つけるのも、サラを泣かせるのも覚悟で…俺は今サラを犯そうとしている。
もう…後戻りは…――

「――っは…ンっ…ア…!?な、に…?やぁ、ぁ…!」

サラの声に、艷めいた色が混ざる。時々、声が上擦って、この上無く官能的で…俺を煽ってくる。
俺は…サラのローブの上から、サラの乳房を弄っていた。
柔らかな、女性的な二つの膨らみ……決して大きくは無いが、小さいわけでは無い。
俺の掌に少し余る位のその丸みと、薄絹ごしに分かるその先端の粒の感触が、
俺の積み上げかけた理性を再び軋ませる。
ああ、ダメだ…こんなんじゃ…足りねぇよ…!
ローブの合わせ目に手を差し入れると、サラがびくっと身体を強ばらせ、
俺に何かを乞うように見詰めてくる。

564V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:49:06.17 ID:42qMBwYc

「…、怖いか…?サラ…」
「アルス…っ、私…」

恥ずかしそうに俯いてしまったサラに、俺は苦笑して、サラの唇に軽くキスを落とし、宥める。
そして、再び耳元で熱っぽく囁く。

「見せてくれよ…サラ…。お前の全部…触れてぇんだ。いいだろ…?」

俺が懇願するように言うと、サラは覚悟を決めて瞳を強く瞑り――俺にその身を預けてくる。
可愛い…すげぇ…。
ローブを肌けさせると、サラは羞恥にはぁ、と溜息をついて、それでも抵抗はしようとしない。
そして――零れ落ちた、そのふくよかな乳房…
白い…雪みたいな肌…その先端を彩る、淡い突起…
女の裸なんて、本とかでしか見たこと無いが…多分…きっとサラの身体は…

「すげぇ…綺麗だ…サラ…。こんな身体してたんだな…お前…」
「――っ、や、そ、んな…――ひぁぁっ…!」

言うが早いか、俺はサラのその先端の彩りに唇を這わせ…くわえこんだ。
歯で軽く刺激を与え、くわえこんだまま舌で嬲り、吸い上げるとサラの身体はびくびくっと震え――
すげぇ…感じやすい女だな…これくらいで…

「ンっ、アァッ、――ン、ッ…!?いや…声、が…やだ、ぁ…ッ…!」

サラの上擦った、艷めいた声――それを抑えようと、サラは唇を掌で塞ぎ、声を抑え込もうとする。

565V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:51:51.59 ID:42qMBwYc

「抑えんなよ…。折角いい声で啼いてくれてんじゃねぇか。もっと聞きてぇな…その声…」

俺はサラの手を引き剥がし、そうねだると――

「っ、やぁ…っ、何で…、こん、な声…が…!?ッあ、私…変、なの…っ、どうして…ッ…?
いつもの、声じゃない、みたい…」

セックスに対しての知識が激しく欠落しているサラにとっては当然の反応なのかもしれない。
まぁ声を無理に抑えるってのもそそられるが…でもやっぱり初めてだしな…声…聞きてぇな…。

「いいじゃねぇか…声、出したいように出せよ…。いいんだろ…?ここ…」
「――っ、アッ…ん、んっ…!」

舌先で小さな蕾を執拗に攻めながら、乳房全体をやわやわと揉みしだき、上目でサラを見上げると、
サラは羞恥に顔を真っ赤にして、瞳をうるうると潤ませている。
可愛い…!
ダメだ、俺あんまりもたねぇかも…。
本当、先に一発抜いておいて正解だったな…
前戯の段階でイッちまったら洒落になんねぇ…

とはいえ、それでも早くコトを進めねぇと、マジでそうなっちまいかねないから、俺はサラの胸から唇を離し、
ローブの腰紐を解き、その滑らかな肌の全てを露出させる。
うわ…!すげぇ…めちゃくちゃ綺麗な身体…これが、サラの…。

566V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:54:47.70 ID:42qMBwYc

「っ、アルス…や、見ない、で…こんな…私…、私…」

恥じらいに涙さえも流し、いやいやと首を横に振りながら、ベッドの上に広がったローブを掴んで、
その肌を隠そうとするサラの手を封じ、俺はサラの美しい体に見惚れた。
その華奢ながらも柔らかそうな身体は白く、腰は細くて胸はもどかしそうに揺れ、
しっとりと汗ばんで濡れた肌は魅惑的に俺を誘う。
理想的な身体のサラだが、紛れも無く彼女はまだ十六歳で、…今でこれじゃ、先が思いやられんな…
二十歳が過ぎた頃にゃ、もっと熟れて、男を虜にしちまうんだろうな……
今でも虜になっちまいそうなのに、俺。

「アルス…っ、っう…っ…!」

恥ずかしさの余りか、泣き震えながら俺を呼ぶサラを、俺は苦笑いながらその火照った頬を撫ぜる。
涙が俺の手に伝う。

「馬鹿…泣くなよ…まだほとんど何もしちゃいねぇってのに…。何でこんな綺麗な身体隠そうとすんだよ…」
「だ、だって……私の、身体なんて…、どうして…」
「…今からもっとすげぇことしなきゃならねぇってのに…ほら…――」
「――っ、え…!?」

俺は、かろうじてサラの下半身を隠していたローブを剥ぎ取って――その部分を隠す足を開かせて、
俺はとうとう見てしまった。
サラの――その誰も見たことの無い――誰も受け入れたことの無い、その部分を――

567V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:57:35.32 ID:42qMBwYc

「やぁぁっ…!いや、いや…何で、そんな…?!やぁ…」

抗議の声を上げるサラだが、俺はそんなサラの抗議など耳に届きもしなかった。
初めて見る女の秘唇……それも……――

「濡れ…てる…」

俺は思わず呟き、その綺麗な割れ目を――その神聖なサラの器に、俺は無意識に手を這わせた。

「ひぁぅ…!や、や、…な、んでっ…アァっ、っ」

くちゅ、と濡れた音が響き、そのぬるぬるとした感覚が、俺自身に急激な熱を篭らせていく。
いやらしい女の匂いが鼻をついて、俺はごく、と喉を鳴らした。

――入れてぇ――

そう、思った。
本能のままに…呆れるばかりだが、こればかりは仕方がないだろ…。
けど、今ここで手荒くなんてしたら、サラに苦痛を与えちまうかもしれない。
幾ら濡れてても、処女のサラに、いきなりこんなもん突っ込んじまったら、
裂けちまうんじゃないだろうか。
ちゃんと慣らしてやらねぇと…な…。

俺はサラのその秘唇に、舌を這わせ…その淫靡な液体の味を知る。
サラはびくびくびくっと大袈裟なほどに震え、つい、と舌を中に差し入れると、
可愛らしくていやらしい嬌声が一際大きく響いた。
感じてんのか…?
568V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 22:59:41.18 ID:42qMBwYc

「ひぁん、やぁ、――っく、あ、あ…、やんっ」

甘い蜜を滴らせるぬめった内壁に舌先をくにゅ、と押し付けると、サラは甘い刺激に痺れ、
身を捩らせる。
ぴちゃぴちゃと淫靡な水音を立てながら、俺は舌でサラの中を蹂躙していく。
ああ…すげぇやらしいな…綺麗な色して…次から次へと溢れて、ぐちゅぐちゅだ、もう…。

「ひぁ、あ、あぅ、…っ、何で…?こんなの…セックス、と…何の、関係が…?」

快楽に震え、羞恥に泣き、艶っぽく喘ぎながら、そんな事を聞いてくるのに、
俺はまたもや苦笑うしかない。
本当、無知ってのも罪だよなぁ…。

「馬鹿…お前いきなり俺の突っ込んだら、痛いだけになっちまうぞ…?
お前にも気持ちよくなって欲しいんだよ、サラ…。ちゃんとここ慣らしとかねぇとな…」

サラの愛液でべとべとになった口元を拭いながら、俺はサラにそう答え返してやる。
するとサラは、ふるふると首を振って、それを否定するような仕草を見せた。

「…どうした?嫌なのか…?」
「っ、だ、って…私、ばっかり、が…アルス、は…?私は、アルスに…気持ちよくなって欲しいのに…」

……!!!!!

またやられた…!!

569V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:01:58.27 ID:42qMBwYc

何だこの女、何つーかわいい事言うんだ…!!
この手の事ほとんど知らねぇ癖に、男煽る事ばっかりさっきから言いやがって…!!
だが、確かに俺も辛い事は辛い。
しかも今の彼女の可愛い台詞で、余計にズキズキ疼いて…ああ、これダメだ…
理性が飛びそうになっちまう…!!

「…は。随分煽ってくれるじゃねぇか…。それわざとじゃねぇよなぁ…?」
「…?わざと…って…?」

不思議そうに首を傾げるサラに苦笑し、さてどうするかと考えて…
二人で気持ちよくなるって…セックス以外じゃアレしかねぇよな…。
そこまでマニアックな事は流石に俺も知らねぇし…。

「…じゃあ…俺の、してくれるか、お前…」
「え…?」

俺が乞うと、サラはまた不思議そうな目で俺を見詰めてくる。
俺ももう疼く自身に触れずにいるのはもう限界だ。
だからと言って、まだやはり彼女の中に、というのは早い気がする。
ならば、と俺はベルトを外し、硬く張り詰めた肉塊を取り出して――
…さっき抜いたばっかりだってのにもうこんなかよ…。

「――っ、あ…?」

サラは解放された俺の赤黒い肉の凶器に、目を大きく見開いて、びくりと身体をすくませた。
怯えたような表情で俺を見詰めてくるのに、俺は苦笑するしかない。

570V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:06:48.21 ID:42qMBwYc

「だから言ったろ…こんなもの、慣らしもしねぇで突っ込むわけにゃいかねぇんだ。
サラ、してくれよ、俺の…」
「…ど、どう、すれば…?」
「触ってみろよ…怖くねぇから…」

俺がサラの頬に触れて促すと、サラがおずおずと俺の怒張にその白い手を添えてくる。
そして優しく掴まれて、俺は微かな快感に眉を潜めた。

「アル、ス…」
「そのまま…ゆっくり上下させんだよ…――っ、ぅ…」

俺の指示通り、サラはゆっくりと俺のペニスを扱き始める。
先端からは既に液が染み出していて、くちゃくちゃと卑猥な液がサラの手に絡んでいる。

…何か…男ってのは見苦しいもんだよなぁ…。
サラに奉仕してもらいながら、ぼんやりとそう思った。
サラの手が、雪みたいに白くて(とても砂漠の旅をしてきたとは思えない程)、
たおやかで(とてもあれだけの戦いをしてきたとは思えない程)、そんな綺麗な指が
俺のものに絡まると、ふとそう思っちまう。

俺のものに魅入りながら、懸命に愛撫を繰り返すサラ…最初は遠慮がちだった動きが、
俺の反応を見て嬉しかったのか、徐々に熱が入っていく。
571V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:09:06.18 ID:42qMBwYc

だいぶ慣れてきたのか、扱くだけではなく、先端に指先を触れてみたり、根元から滑らせたり、
結構多彩な動きで俺を煽ってくる。
そして時々俺を見上げ、俺の反応をいちいち気にして……くそ…!いちいち可愛いなお前は…!

「っ、は…いいぜ…サラ…そのまま…舐めてくれるか…」

汗ばんだ額に張り付いた青い髪を掻き分けてやりながら次の指示を出すと、
既に上気して桃色に染まった頬を更に染めて、躊躇いがちに、俺の先端に、
ちゅ、と口付けてきて――

「く……サラ…」
「ん…ん…っ…アルス…」

つつ、と舌先で鈴口を舐めると、苦味に顔を顰めたが、それでもサラはやめようとはしない。
愛しげに先端を舐められ、裏筋をなぞられ、その間も手での愛撫も忘れてはいない。
…結構上手くねぇかこれ…!?

「ん、ふ…!」
「う…っ…!」

とうとうその可愛らしい唇の中に先端をくわえ込まれ、教えてもいないのに俺に快楽を
与えようとする動きは激しくなっていくばかりで、俺は腰にぞくぞくと快感が込み上げ、
急激に余裕を失っていく。

572V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:12:26.80 ID:42qMBwYc

やべぇ、気持ちイイ…!このまま続けると口の中でイッちまうかもしれねぇ…!
初めてが口で…ってのも、それはそれでアレだが、けどそれはやはり俺の望むところじゃない。
それに趣旨が変わってきてるじゃねぇか、サラをよくしてやらなきゃならねぇってのに…。
俺への奉仕に没頭するサラを上から眺めて、俺はふぅ、と溜息をついて、熱を追い出す。
蹲って突き出していたその形のいい尻に手を伸ばし、濡れた秘裂に指を滑り込ませると、
サラはびくりと身体を強ばらせ、俺への愛撫の手を止める。

「っあ、あ、アルス、な、に…を…」
「俺も自分ばっかりよくしてもらうのは、性じゃねぇみたいなんでな…サラ、身体起こせ」
「あ…っ…!?」

俺は身体を反転させ、俺はサラの濡れた性器に舌を這わせる。
そしてサラには俺自身を――互いに、互いの性器を愛撫し合う体勢に変え、悦楽を貪る。

「あっ、アルス、ひぁぁっ、――アッ、んん…!」
「…っ、やらしいな、サラ…お前…どんどん溢れてくるぜ…?ほら…」
「ア…ッ、ふぅ…っ、ん、ん…!」

羞恥に耐え、快楽に耐えるように、俺のものに必死に縋りつつしゃぶりつくサラ。
がくがくと震え、悶えながらの俺への愛撫は激しくもありながら、俺がサラの
感じやすいのであろう箇所を指先で掠めると、たちまち嬌声を上げて途切れる。

573V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:15:04.44 ID:42qMBwYc

とろりと糸を引いて、次から次へと溢れる蜜の匂いは濃厚になるばかりで、
サラのひくつく狭い胎内をぐちゅぐちゅと掻き混ぜる指は、もう三本に増やしても
苦痛は無いようだった。
三本をランダムに動かし、サラの感じやすい場所を執拗に擦ってやると、
サラはひくんっと背を仰け反らせ、俺の指をきつく締め付けてくる。

「あっ、ダメ…ひぁ、何…っ?そこ、いやぁ…っ…あぁぁぁぁ…!」
「サラ…わかるか?もう三本も入っちまってんだぜ…?初めてのくせに、
何て厭らしい身体してんだよお前…」

サラの秘唇に熱い息を吐きかけながら卑猥に囁くと、サラはびくびくと戦慄いて、
反り返った俺のものに頬を当て、はぁはぁと熱を帯びた吐息を繰り返している。
軽く絶頂に達したのか中は収縮を繰り返し、時折身体をひくつかせ、くたりと力を失う。
…これがイクって事か…。本当感じやすい女だな…。

俺のものを掌に包んだまま、ぼんやりと虚ろな視線を俺に向けてくるサラに、
俺は身体を起こし、馬乗りになって、先程まで俺自身をしゃぶっていた唇に口付ける。
少しだけ苦味が舌先に走る。…まぁ自分の味だ、仕方ない。

「ん、んっ…――は…ア、ルス…」
「サラ……入れてぇ…。いいか…?」

574V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:17:36.52 ID:42qMBwYc

口付けを終え、俺が耳元で囁くと、サラは不安げに俺を見詰めてくるが、
俺が宥めるように頬に手を添えると、サラは瞳を潤ませながらうっすらと艶っぽく微笑み、
小さく頷いてくれた。

本当に…可愛いな…。
ずっと、ずっと好きだった女。
優しくて、綺麗で、淑やかで、俺に従順で、本当女神みたいな女。
ずっと、欲しかったんだ、俺は…サラを…――


サラの足を開いて、身体を割り込ませると、サラはそれでもやはり脅えは消せないのだろう、
身体をがちがちに強ばらせていた。
これじゃ…しんどいだろうなぁ…。

「サラ、力抜けよ…こんなんじゃ辛いだけだぜ…?ほら…」
「んぁ…!」

先端で秘裂をなぞり、蜜を絡めるも、硬く閉ざされた花びらはサラの意志に反して
俺を拒み続けていた。
戯れにツンと尖った肉芽をくちん、と嬲ってやると、サラはひくんっと身を震わせ、
あえかに甘い吐息を漏らし――

「――っひぁ…――ぁああっ、――くぅ…んッ…!」
「っ、サラ…ッ…!」
575V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:20:47.91 ID:42qMBwYc

サラの呼吸に合わせ、俺は張り詰めた欲をサラの肉襞を掻き分けながら、突き入れていく。
苦痛の色がサラに浮かび、切なげに浮かべる涙を舐めとりながら、ゆっくりと侵入を試みた。
すげぇ…熱い…。
まだ半分位しか入っちゃいねぇのに、その狭さと膣の蠢きに、俺はたまらず唇を噛んで
快楽に耐える。
やばい、な…。
本当、よく理性が保ってるよ、俺…。
気を抜いたら…本当俺はサラに酷い事しちまいそうだ。
本能のまま、自分の快楽ばかりを求めちまいそうで怖くなる。
涙を流しながら、俺を必死に受け入れようとするサラが愛しくて…その愛しさだけが、
俺の理性をどうにか繋げてくれていた。

でも――そんな理性は、サラのいじらしくも甘い囁きによって、次の刹那、焼き切られてしまう。

「っ、アルス…お願いっ…止め、ないで…」
「…え…?」
「大丈夫、だから……アルス、の、したいように…してくれて、いいから…」

言いながら、俺の首筋に腕を絡めて、しがみつき――

「――私を…愛して…」

――そこで、俺の理性は完全に途切れた。

576V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:24:40.68 ID:42qMBwYc

*****


「っあ、ア、あぁぁぁ、く、ひぁ、あん…ッ!」
「はっ…サラ…!」

いつの間にか――痛みは消えていた。
痛みは快楽へと代わり、圧迫感は充足感へと代わり――苦痛の悲鳴は、
悦楽を求める嬌声へと代わっていた。

「ひんっ…あ、あぁあ…っ…アルス…ッ、んぁ、あぁ…ッ!」

ぐちゅ、じゅぷ、ぐぷっ、ぬちゅ…っ…

厭らしい水音が彼と繋がった部分から溢れ、羞恥に耳を覆いたくなるものの、
与えられる快楽に、私はただシーツを強く掴んで、彼の強い揺さぶりに耐えるしか出来ない。
腰を持ち上げられ、足を折り曲げられて、私の目の前で、彼の大きな濡れた肉塊が私の中を
ずっ、ずっと抜き差しされる様を見せつけられる。
粘膜が追いすがるように引き攣れて、彼のものを根元までくわえこんで、いやらしさに目を背けた。
奥を突き下ろされ、感じる場所を執拗に擦られ、無意識に私は彼のものを強く締め付けてしまう。
いかに色事に無知だった私でも、否、だからこそ自分がいかに淫らではしたない身体を
しているのかという事が否応にも理解出来る。
だめ、そんなに、擦っちゃ…!!
577V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:28:09.50 ID:42qMBwYc

「あぁぁあぁ、ひぅ、アル、ス…ッ、そこ、は…っ、ひぁぁ…!」
「は…、すげぇ、な…こんなに俺の締め付けて…そんなに気持ち、いいか…サラ…?」

気持ちいい…!気持ちよくて、たまらなかった。
彼のものが、熱くて、中にいっぱいで…硬くて…気持ちよくない筈がなかった。

ずっと恋をしていた。
色事そのものには私は確かに疎かったけれど、いつしか彼に対する勇者として、
仲間として以上の感情に気付いたとき、きっとどこかでそれを望んでいた私がいたのだ。
だから、今日…彼が私と同じ部屋で、共に寝るのを拒まれたとき――
私は彼に嫌われているのかと不安になった。
でも…こんなにも、彼は…――

「っんぁ、気持ち、いい…アルス…ッ、あ、あ、だめ…また、大きく…っ…」
「っ、お前が、そんなに…っ、煽るから、だろうが…!初めてのくせに、何で知ってんだよ…っ、
こんな、事…」

彼に優しく叱咤されるも、私はただふるふると首を横に振るしかできない。
知らない、こんな事…身体が勝手に反応してしまうのに、止める事など出来る筈がない。
彼を受け入れ、快楽を与えられ、幸せという言葉が脳裏に掠めるのに、抗う術など――

578V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:30:50.17 ID:42qMBwYc

「あっ、あっあっあっ、――あぁんっ、アルス、好き…っ、私、私…っ…」
「ああ…俺も、好きだ…お前が、愛しくて仕方ねぇよ、サラ…」

深く口付けられ、身体の全てを使って彼と交じり合い、次第に彼の動きが断続的な
激しさへと変わっていく。
奥に深く突き刺さり、腰を強く引き寄せられ、押し付けられて…
こんなに、激しい、の…っ…壊れ、ちゃう…!

「ひぁぁあぁあぁ…アルス、ッ、ダメ、あぅぅ、アッ、あぁあ!!」
「――っ、サラ、イク、ぞ…っ…中、に…っ…――く…!」
「アル、ッ、――アッ…――あぁぁあぁああ!!」

初めて彼のもので絶頂を知った私の中に、彼の熱い飛沫が脈動と共に弾け――
私はそれを震えながら受け止めた。
甘い痺れが私を支配する中で、彼が私の耳元で『愛してる』と囁いてくれるのに、
私は知らず涙が溢れていた…。
579V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:33:35.80 ID:42qMBwYc

「あの…アルス…」
「ん…?どうした、サラ…」

広いベッドの上で、身体を窮屈そうにぴたりとくっつけて、私は彼の胸に抱かれ、
二人で微睡んでいた時。
私はふとした疑問が浮かび、彼に問うてみた。
私と彼は、同じ年…同じ年なのに、どうして――

「その…、アルスは…どうしてこういう事に…詳しいの…?私、何も知らなかったのに…
アルスは色んな事…何で、私の身体の、事を…――」

瞬間、彼がぴしっと固まったのに、私は首を傾げた。
私は、何かおかしな事を聞いてしまっただろうか。

「……お前な…純粋培養で、堅苦しい戒律に縛られた僧侶や神官達の中で育ってきた
お前と一緒にすんなよ…。俗世にゃ、…その、こういう情報が書いてある本とかがありふれててだな…」
「本…?じゃあ…他の女の人と…こういう事した経験があるわけじゃ…?」
「はぁ!?なわけねぇだろうが!!今までずっと修行ばっかりしてた俺が、
女と付き合う暇なんてあるわけねぇだろ!!そもそも特に男はそういうのに興味があってだな……
その…そういう類の本を拾って読んだりとかな……っつうか、もう十分だろ…勘弁しろよ…」

580V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:35:39.66 ID:42qMBwYc

頭を抱えるように言いながら、私をまた強く抱き締めてくるのに、
私はその温もりに身を任せながら、もう一つだけ聞いてみた。
これだけは…聞いておきたかったから。

「あの…私の事…いつから好きになってくれてたの…?私は、ずっと前から…」

私がおずおずと言うと、彼は私の髪を梳いてくれながら、ぽつり、と呟いて。

「…一目惚れ…って言葉くらいは知ってるよな…?幾らお前でも…――」

私は、彼の言葉に、思わず息を呑んだ。
勿論、それくらいは知らない筈がない。だったら…もう一年間、ずっと彼は、私の事を…?
私よりも、前から――
嬉しくて、幸せで、彼の逞しい胸に顔を押し付けて、心地よい熱に包まれている中、
彼もまた、私に静かに話し掛けてくる。

「俺も…言いてぇ事がある。今から、この旅もまだどれ位かかるかわからねぇけど…
二年…もしかしたら三年かかるかもしれねぇし…。この通り、俺はひねくれてて、
お前には俺の馬鹿げた宿命に付き合ってもらって、随分とこの一年…苦労掛けてきたけどよ…」
「…?私は…苦労なんて…あなたの持つ宿命に比べたら…私など…」

頭を抱えるように言いながら、私をまた強く抱き締めてくるのに、
私はその温もりに身を任せながら、もう一つだけ聞いてみた。
これだけは…聞いておきたかったから。
581名無しさん@ピンキー:2011/10/05(水) 23:39:28.16 ID:dRtENiQM
支援要るかい?
582V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:50:25.55 ID:42qMBwYc

そう…。彼の、勇者としての、ただその血脈であると言うだけで、
生まれたときから定められた重責…宿命…。
正直、彼は確かにどこかそんな自分に諦めたような所があって、その宿命は彼に
暗い影を心に落としていたのも事実。
勇者としての血脈は、決して彼を甘やかせてはくれなかったのだ。
私は、神の御心に従い、彼の仲間になって世界を救う手助けをする為に、
こうして彼と共に旅を続けているけれど。
彼を知れば知るほど…彼に対して芽吹いた恋心は日を追うごとに募るばかりだった。
彼が天より賜った役目を遂げる手助けが出来れば――それだけを思ってここまでついてきたのだ、
苦労など感じる筈もなかった。

「いいから聞けよ…。俺は、今までずっと自分の我儘押し殺して生きてきたんだ。
三歳くらいのガキだった俺が、親父が死んですぐに勇者継がされて……
厳しい修行を次の日から強いられて、いつからか泣く事も笑う事も忘れて、
ただ修行に明け暮れて…いつの間にか、欲しいもの我慢する癖がついちまったんだ…。
これからも…ずっとそうだと思ってたのによ…」

私は、彼が何を言おうとしているのかわからないまま…ただ彼のこれまでの生の切なさだけは、
十分に伝わってきて。
どうすれば…彼の心を癒してあげられるだろうかと、そう思案していたその時。

583V勇者×僧侶@549:2011/10/05(水) 23:52:53.73 ID:42qMBwYc

「…お前の所為だぞ。我慢の緒が切れちまった。お前に対してだけは、
これからはもう我慢出来ねぇからな…」
「――っ、え…?ん…、んっ…!」

突然、口付けられ、私は彼の言っている意味を理解する間も無く、息苦しさに翻弄されてしまう。
これ、は…

「ん、はっ、アルス…?何…」
「責任、とってもらうぜ、サラ…。例え何があっても、お前だけは一生俺の側にいろ。
俺はお前が欲しくてしょうがねぇんだ。
お前が俺から離れたいと思っても、もう離してやらねぇ…。覚悟しろよ…」
「――っ、あ…」

彼の強い想いを注がれ、また身体に触れられ――
私は身も心も蕩け始め、再び快楽に堕ちていきながら思った。

一生、彼の側に置いて貰えるなんて、何て幸せな事なのだろう。
どうせ、戒律を破って彼と交わったこの身、もう教会には戻れない。
ならば、一生…彼と共に…――私はこの上無く幸せな覚悟を決め、彼の求めに、
再び身を任せたのだった。


そして、大魔王を滅し、闇を打ち払ったのはこれより二年も経った頃――
アレフガルドと呼ばれる地で、次の時代の闇を討つ光がこの身に宿ったのは、
それから一ヶ月後の事だった…。


終。

584名無しさん@ピンキー:2011/10/05(水) 23:54:13.81 ID:dRtENiQM
>>549
なんという投下リアルタイム遭遇! GJ!
ふたりが可愛すぎて、さっきっからニヤニヤが止められないです。w
585ミスった…!!@549:2011/10/05(水) 23:59:35.15 ID:42qMBwYc

>>581
支援すげーよかった…!本当恩に着ます、ありがとう。いっそ携帯から投下しようかと思案してたw
文字数制限がパなかったんで、かなりオーバーしてしまった…長くて申し訳ない!!
連投はやっぱ気をつけないかんなーと反省しますた…orz

そして580レス目、コピー間違いで
最後の三行いらんわ…!!ミスった…orz
脳内で消してほすぃ…凹む(泣)

僧侶って何となく自分の中で、煩悩御法度なイメージなんでこんな話になっちまいました。
禁断の恋ってのが萌ゆる。自分的に。
多分戦いながら世界中歩いたり航海したり+アレフガルドで、普通に考えりゃ結構な年月いるだろ
って事で、イシスの段階で十七歳設定。
いかん、勇僧萌える…!妄想が止まらねぇよ…!


586名無しさん@ピンキー:2011/10/06(木) 06:15:38.10 ID:+HmdRqxx
ここってアップローダーはないのか?
587名無しさん@ピンキー:2011/10/06(木) 09:26:42.89 ID:EkgVyyH4
>>549
GJ過ぎるだろ
純愛エロ最高だなオイ
588名無しさん@ピンキー:2011/10/06(木) 12:34:32.22 ID:EiR2SR9h
まったく勇僧は最高だぜ!
589名無しさん@ピンキー:2011/10/07(金) 03:43:21.39 ID:3yB0LV0X
勇僧好きな俺歓喜
590名無しさん@ピンキー:2011/10/07(金) 18:20:02.01 ID:LcrCuynt
ねっとりとエロい描写がGH
591名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 21:21:58.52 ID:hI6lsl5N
592549:2011/10/12(水) 22:16:26.65 ID:rGOPcoCI

レスをつけてくれて、勇僧が意外と人気あるのに驚いたwどうもです!
保管庫とか見てたら勇僧ってほとんど無いから人気無いのかと…(笑)
Vはオリキャラ色強くなるから敬遠されんのかな…書いてる本人は楽しいんだが。
17歳設定ってのに、16歳とかなっててまた凹んだ…誰からも突っ込み無しでありがたいorz

勇僧二人旅無事クリア(僧侶にこだわって転職無し)後、Vの勇者のあまりの不遇さにマジで
泣きそうになった…昔はこんな思わなかったのにな…。
俺だったら多分耐えらんねーって事で、ハッピーエンド目指してまた妄想を書いてみた。
堀井氏はアリアハンに帰ったという事も言ってたんだよな確か…
T勇者も地上世界から来たから出生が謎だと。そして実しやかに囁かれてる
ルビス万能説を取り入れて、勇者の悲愴をエロパロ風に仕上げた結果、
爛れた勇僧、しかし愛はある、歪んでいるが、なSS(笑)しかもエロが少し薄いと思われる。
しかも24レス分(推定)また長えっ!

そんなSSなんで、読む人を選ぶかもしれんが、どんな勇僧でもどんとこいな人はどうぞ。
だめだわぁ、って人は華麗にスルーでよろしく。

では投下。
593V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:18:24.33 ID:rGOPcoCI

「ン、っ、あ、あ、あ…ッ、――ひぁ、ア…あぁ…っん…!アル…ス…っ…!」
「――っ、サラ…っ…く…!」

カーテンで陽射しをカットした、狭く薄暗い船室の中。
簡易なベッドを激しく軋ませ、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音が絡み合い、
私は最早羞恥の心さえも焼き切れた中、ただ与えられる快楽と、壊れてしまいそうな苦しさに、
狂ったような喘ぎを漏らし続けていた。
自棄になったように執拗に抱かれ、性器は摩擦され続け、痺れさえも感じ始めていた。
壊れてしまう――不安が過ぎるも、また絶頂に追い立てられ、その思考を失い、
頭は真っ白になっていく。

「っあ、またっ…イク…っ…――ひぁぁあぁあ…っ…あ、あ…ッ…!」
「――っ、ぅ…!!」

もう数え切れない程――最早二桁にはなるだろう絶頂に、再び背を仰け反らせた私に、
彼は腰を強く押し付けて幾度か突き上げ――、子宮の奥に精を注ぎ込んでくる。
どくどくと慟哭にも似た切ない鼓動を胎内で感じ、その熱に浮かされる私の腰だけを高く持ち上げ、
子宮に届くように―― 一滴たりとも零さぬようにと、彼は長く長く精を吐き出し、
私は時折四肢を引き攣らせながら、それを受け止める。
彼のものが妙な角度で突き刺さって少し痛い。
精液が逆流する気持ち悪さを感じるも、それを彼に訴えようとは思わない。
彼がそうしたいのならば…それでよかった。
594V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:19:57.33 ID:rGOPcoCI

彼の傷ついた心が、彼の寂しさが、彼の哀しみが、彼の焦燥が…少しでも癒されるならば。
一時の快楽で、それを忘れる事が出来るのなら…それでいいと思う。
私には…そうする事しか出来ないから――

「…っ、ん…」

引き抜かれる事も無く、また私の中で硬度と大きさを増していくのに、私は切なさにまた涙が溢れた。

これが、あなたの寂しさなの?
これが、あなたの虚しさなの?
これが…あなたの唯一の我儘なの?

白濁とした液体が結合部からぼたぼたと零れ、シーツはぐしゃぐしゃに濡れて汚れてしまっていた。
力を失った身体を再び揺さぶられながら、ぼんやりとした頭の中で、もう捨てた方がいいのかしら、
などと妙に現実的な事が一瞬過ぎった。

いつまで続くともわからないまま、ただ私は彼にこの身を明け渡し続けていた。
595V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:21:39.06 ID:rGOPcoCI

「アルス…ここにいたの…。置いて行かれたのかと思った…」

ラダトームの町の外――魔物の気配もすっかり消えて、暗闇の世界から一転、
太陽の眩い光に満ちたアレフガルド。
深く巨大な闇を討ち、大魔王と呼ばれる悪しき存在を滅し、平安が齎されたばかりのこの世界で、
私達はラダトームに於いて、感謝と平和を祝っての宴で多大なるもてなしを受けていた。
勇者『ロト』の称号を与えられた彼は、いつしかその宴から姿を消していた。
私は彼の姿が無い事に気付き、急いで町の外に出てみると。
果たして、彼はそこにいた。
草原の広がる中、脱力したように座り込んで、私に肩越しに一瞥し、寂しそうな笑みを向けてきた。

「…お前を置いてどこに行くってんだ。あれ以上あそこにいたくなくてな…お前が出てくるのを待ってた。
行くぞ、サラ。船に戻る」
「アルス…」

立ち上がり、歩き出す彼の後ろについていく。
私は…彼についていく。
決して、離れる事無く――いつまでも共に――彼が行く場所ならば、彼が望む限り、どこへでも。
596V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:24:01.48 ID:rGOPcoCI

船に戻るや、私は部屋に連れ込まれた。
どこに行こうというわけでもなかったらしい。
ただ、彼の寂しさと葛藤だけは、苦しいほどに理解出来た。
突然突き付けられた、生まれ故郷との完全なる別離――もう二度と戻る事は叶わない。
彼の身を心から案じ、彼の帰りを今も待ち続けているだろう母親に、自らの無事も伝えられぬ
焦燥と哀しさ。
オルテガが生きている――そう微かな希望に縋り、急ぎ魔王の城に向かった結果、
待っていたのは偉大な父親の死――
彼の目の前で、無惨な姿で息を引き取った勇者オルテガ。
世界を救い…闇を討ち払った彼に与えられたのは、あまりにも哀しい結末。
納得出来る筈も、素直に喜べる筈も無かった。
そして、この世界に留まり、子孫を残せとマイラの予言者に言われ…
彼はその言葉を聞いて愕然としていた。
激しい憤りと葛藤…彼の背中について歩きながら、私は彼の心の闇が、
以前に増して色濃くなるのを感じていた。
我儘も言えず、ただ宿命に流され、泣く事も笑う事も出来ず、我慢ばかりの彼の人生の中で、
神はまた彼に我慢を強いるのだろうか。
天命を果たした彼に、神は何故ここまで残酷な仕打ちをなさるのだろう。
私の前でだけ、我儘を言ってくれるようになった彼が愛しくて、私が欲しいと、
一生側にいろと言ってくれた彼の想いが嬉しくて、幸せで――私にそんな幸せをくれた彼が、
何故こんな思いをしなければならないのだろう。
597V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:25:59.17 ID:rGOPcoCI

これが精霊神ルビス様の意志だと言うのならば…あまりにも、残酷だと思った。
僧侶として、神を慈悲深い存在として崇め、仕えてきた私があの塔で見たルビス様は、
想像以上に――眩い程に美しく、神々しさの中に聖母のように慈愛に満ちた笑みを
浮かべながらアルスを見つめ――そんなルビス様が、何故…?

「っ、ん、アルス…」

ベッドの上に、いつもよりも強引に押し倒され、激しい口付けの後、性急に私の僧衣の全てを剥ぎ取り、
私の首筋に、鎖骨に、乳房に、下腹に――強く吸い付いて、鬱血の痕を幾つも刻んでいく。
苛立ちや焦燥を――全てを、私との行為にぶつけているようで、痛みさえも伴い、不安に駆られる私に、彼は無感情にこう言い放った。

「…俺の子を、孕ませてやる」

「…っ、アルス…、――ああっ…ん…!」

熱く滾る彼自身を深く突き入れられ、私は気持ちよさに身体を震わせた。
私は堪らず涙が溢れ、彼はそれを拭ってくれる事も無く、ただ私の胎内を深く、強く貫いて。
598V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:28:10.06 ID:rGOPcoCI

「っ、俺の子を、産めよ…サラ…!子孫を残せ…っ、てよ…それが、俺の、使命だって、な…」
「んぁ、ひっく…」

どうしてなのかわからない。
涙が溢れて止まらなかった。
こんなに気持ちいいのに。すっかり慣れた行為の筈なのに。
切なさが込み上げて込み上げて、涙がとめどなく溢れていた。

「どうして…泣くんだよ…?俺の子産むの、嫌、か…?サラ…なぁ…?」

私は首を横にふるふると振って、それを否定する。
嫌な筈がない。
愛する人の子を産むのを、どうして厭うだろう。
一生、彼の側にいられるならば、それを厭う事などある筈もない。
でも、でも――

「っ、アルス…っ、アル、ス…!」
「サラ…、俺のものになってくれよ…。お前だけは…一生俺の側にいてくれ…頼む、から…」

切なくて堪らず彼の首筋に縋り付いて、喘ぎの合間にひたすら彼の名を呼び続ける
私の身体を抱き締めながら、消え入るような声でそう乞われ、激しく突き上げられ、
揺さぶられながら、私は快楽に追い立てられていった。
599V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:29:45.67 ID:rGOPcoCI

私は、もうとうにあなたのものなのに。
私には、とうにあなたしかいなかったのに。
そんな私に、何故あなたは今更そんな事を言うのだろう。

「はっ、あ、あ、アぁ、あぁ…ッ、いくっ、いっちゃう、の、アルス…もう――っ、あぁぁ…」
「中に出す、ぞ、サラ……ッ…俺も、いく…」

厭らしい水音を撒き散らしながら、彼が律動を早めた。
気持ちよくてたまらなくて、彼のものをきゅうぅ、と締め付ける胎内に、どくりと白濁を注ぎ込まれた。

今までは、彼も気を遣ってくれ、私自身も時に薬を飲んだりと、身篭らないように気を付けていたけれど。
もう、その必要も無い。
彼が私に子を産めと言うのならば、それは私にとってこの上無く幸せな事だった。
それが私の快感をいつにも増して高め、心は気が触れそうに歓喜し、胎内で迸る熱を
恍惚として受け止めた。
そんな私を見て、彼が少しだけ満足そうな笑みを浮かべたのに、私はほんの少しだけ、安堵した。
600V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:31:26.77 ID:rGOPcoCI

それが始まりだったのだ。
終わったはずなのに。
もう戦いは終わって、闇は消え、光が射したのに。
彼の心の闇は、深くなるばかりで。
どうすればいいのだろう。
どうすれば、私はあなたの闇を光に変えられるだろう。
快楽に震え、泣きながら、私は熱に浮かされた頭の中で、そんな事を考えていた。


どれ位、時間が経っただろう。
最早太陽の光ばかりで、夜さえも訪れないこのアレフガルドは、時間の感覚さえも私達に
与えてはくれない。
身体は疲れ果てていた。
一体何度絶頂に達したのだろう。
何度、精を注がれただろう。
下腹が微かに膨らんで見える。
どろどろとした液体が漏れ出る感覚が生々しかった。

彼に抱き締められ、彼の温もりの中で、私はいつの間にか眠っていたらしかった。
目が覚めて、しばらくはぼんやりとしていたけれど、いつまでもこうしているわけには、と、
気怠い身体を起こそうとすると。
601V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:33:08.01 ID:rGOPcoCI

「…どこ行くんだよ、サラ…」
「っ、アルス…」

逃がすまいとするように、強く抱き締められる。
起こしてしまったのだろうか。
それとも、とうに起きていたのだろうか。
どちらにせよ、私を拘束する腕の力を考えると、彼は私を離してくれる気はないのらしい。

「アルス…お腹空いたでしょう?シャワーを浴びて、何か作ってくるから…アルスはここで寝てて?
すぐに戻ってくるから…」

私はそう彼に告げる。だって、もう丸一日、彼はほとんど何も口にしていないのだ。
ラダトームでの祝宴でも、彼が並べられた料理や飲み物に手をつけていた様子は無かった。
胸がいっぱいで食欲が無いのだろうけれど、何かは口にしなければ――
そう思っての事だったのだけれど。

「…、俺はまだ起きたくねぇんだ。俺が起きるまで、ここにいろ。俺から離れるな、サラ…。
一生、側にいるって言ったじゃねぇか…」
「アルス…?でも…」

602V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:34:37.48 ID:rGOPcoCI

言いかけた私の言葉も聞く耳持たないと言うように、彼はまた私を逃がさぬように抱き竦めてくる。
そんな彼に、私はそれ以上の言をはばかられ…。
私はまた、彼の腕の中で、その温もりを感じながら目を閉じた。
微睡みから、再び深い眠りに堕ちるのに、時間は掛からなかった。

彼は、怯えているのかもしれない。
色んなものを失い過ぎて…もう何かを失う事に、恐怖を感じているのかもしれない。
私が彼の側から離れる事でさえ……今の彼には不安なのかもしれない。
なら、私は彼の側に居続けよう。

私はあなたが好きだから。
あなたの事を愛しているから。
私には、あなたしかいないのだから。
あなたが望む限り……あなたが私を求める限り、ずっと――

603V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:36:23.12 ID:rGOPcoCI

*****

自分でも、馬鹿な事をしていると思う。
戦いが終わって、俺達の住んでいた地上世界にはもう戻れない、
このアレフガルドの地で次の悪しき闇に立ち向かう子孫を残せと言われ、
自暴自棄に陥ってからもう一ヶ月が経った。
親父の死を目の前で突きつけられ、アリアハンに残ったお袋を思うと胸が痛んだ。
この三年間、俺がいつ帰ってもいいようにと、夜遅くまで俺を待ってくれていたお袋だった。
俺が勇者としての馬鹿げた宿命を甘んじて受け入れようと腹を括ったのは、お袋があっての事だった。
俺の前では明るく振る舞い、決して泣く所など見せなかったが、夜俺が寝静まった時分、
よくキッチンで、親父の肖像画に向かって、俺を守って欲しいと、俺だけは失いたくないのだと
泣いて縋るお袋の姿を今でも鮮明に思い出せる。
それでも尚、俺を勇者として立派に育てようとするお袋の覚悟を知って…俺はそれきり我儘を止めた。
勇者として、皆の期待に応えるだけでなく、息子として母親の期待にも応えなければと思ったからだ。
せめて死なないように、強くならなければ――その思いだけで、強くなった気がする。
けれど、俺はその期待には結果的には応えられなかったのだろう。
生きていると伝える術も無い。
おそらく地上の世界からも魔は消えただろうが、いつまで経っても帰らない俺を、
きっとお袋は心配し続け、待ち続けるのだろう。

604V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:37:53.90 ID:rGOPcoCI

そして不死鳥ラーミアも…俺にしか懐かない神鳥……今も孤独に、俺が帰るのを待ち続ける――
きっと朽ち果てるまで…。
爺さんも、息子を失って、孫の俺までとなったらな…。
そんな事ばかりが心残りで。
親父を失い、お袋にももう会えず、故郷にも帰れず…色んなものを一気に失った俺に、
残されたのはサラだけだった。
色んな事を妥協して、自分の事だけを考えるとするならば、それでも構わなかった。
サラさえいれば、俺は生きてはいける。
そう、サラさえ俺の側にいてくれさえすれば、何もいらないと――それは俺の本音だった。
けど、色んなものを一気に失った俺にとって、一番怖いのはサラを失う事だ。
何もかもを奪われて、その上サラまで――そう思うと怖くて、神ってやつはどこまで
残酷なんだと毒づく日々。
子孫を残すのが俺の使命と言うならば、だったらサラを孕ませれば、
もうサラまで奪われる事は無いだろう――
そんな事を思った。
605V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:39:28.98 ID:rGOPcoCI

俺はサラ以外の女となんて、どうしたって考えられなかった。
もしサラを奪うなら、俺は子孫なんて残さねぇぞ、なんて…そう心の中で、叫び続けていた。
だから、サラを俺の側から離すのが嫌で、ずっと俺はこの一ヶ月、サラを束縛し続けていた。
俺の、そんな我儘を、サラは咎めるでも無く……俺がサラを求める限りサラは応え、
俺の目が覚めるまで、サラは俺の側に居続けてくれた。
船の中で引き篭ったまま…大地を踏みしめる事も無く、漂い続けて、身体を重ね、快楽を貪る――
そんな爛れた生活を送る中、サラの身体に異変が起きた。
俺の子を、身篭ったのらしい。
俺は正直安堵した。
これで…誰もサラを奪えないだろう、と。
俺の子を孕んだサラを、神は奪おうとはしないだろう、決して。
やさぐれていた心が少し落ち着いた気がする。
だが、無性に神ってやつに腹も立つ。

その為に、サラを俺の仲間にしたのだろうか。
その為に、俺とサラは恋に堕ちたのだろうか。
全部、神ってやつの差し金だったのだろうか。
だとしたら、随分と狡猾だ。
606V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:41:36.29 ID:rGOPcoCI

何もかもを失う代わりに、我慢ばかりさせられた代償に、サラを俺に与えたのだろうか。
確かに、俺にとってサラにはそれだけの価値があった。
全てを捨ててでも、欲しいと思えるだけの女を与えてはくれた。
そう思うと、神に対して感謝をすべきなのか、それともやはり憎んでいいものかさえわからなくて、
無性に腹立たしくもある。
実際、サラを取るか、故郷を取るか、どちらかを選べと突きつけられたら、
俺は間違いなくサラを選ぶだろうから。
足元見てやがるなぁ、なんて、思わず苦笑が漏れる。

俺の闇は、未だ消えないまま。
なのにこのアレフガルドは光に満ちている。
鬱陶しい程に、眩しくて、落ち着かない。
地上の世界への想いはやはり募る。
光もあって、闇もある――昼と夜…そして昼から夜に移り変わる、光と闇が混在する夕暮れがあった。
夜から朝に移り変わる明け方もあった。
暗闇を照らす明るい月もあって、煌き輝く星もあった。
いつも、サラとそれを眺めながら旅をしていた。
闇の中に確かに存在する光――光の中に存在する闇――そんな世界だから、美しかった。
だから、闇が消え、光ばかりのこの世界が、未だに好きになれない。
完全に闇を拒否したこの世界は、闇を抱えた俺には眩しすぎた。
607V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:43:36.91 ID:rGOPcoCI

お袋はどうしているだろうか。
俺にはサラがいる。だから、こうして不貞腐れながらも生きてはいける。
けれど、親父亡き今、お袋には俺しかいない。
いつまで経っても帰らない俺を待ちくたびれ、絶望などしていないだろうか。
俺が死んだと思い込み、思い余って…なんて事はないだろうな…。
俺はこれからずっと…こんな不安な想いを抱えながら生きていくのだろう。
決して闇を捨てる事など出来る筈もない。
だから、俺は…苛々していたんだ。


「っ、アルス…ダメ、今は…赤ちゃん、が…」

俺がサラをベッドにまた押し倒し、ローブを肌蹴させ、サラの身体に体重を乗せないように
気を付けながら愛撫を始めると、サラがそれを拒む。
当然の反応だろうと思う。
更にそれから二週間が経っていた。
悪阻が二日前から始まっていた。
無理をさせてはいけない時期に入ったのだろう。サラもそれをわかっているから拒んでいる。
けど、無性に込み上げる苛立ちが、俺を突き動かしていた。それに。
608V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:46:07.33 ID:rGOPcoCI

「心配すんな。入れたりしねぇよ…。触れるだけだ、それくらいなら大丈夫だろ…?」
「っ、ん…、アルス…っ…!」

ローブを完全に脱がし、胸を弄り、子を孕んだ下腹を撫ぜ、いつも俺を受け入れている濡れた
割れ目をなぞり、その少し上の、花弁の間で密やかに息衝く突起を摘み、快楽を与えていく。
サラは震えながら、俺の愛撫を受け入れ、切なげに喘ぎを漏らしていた。
熱く濡れた其処に、指を突き入れるのは流石に気が引けた。
浅くならば大丈夫なのかもしれないが、無茶はしたくない。
けれど、サラの中に甘く疼く切なさが灯り、サラの涙を誘う。
俺にしがみつきながら、ひくん、と身体を震わせるサラに、俺は自分でしておいて胸が痛んだ。
何やってんだ…俺は…。
せめて、と、俺はサラの肉芽をまさぐり、撫ぜたり押さえつけたりしながら快楽を誘うと、
サラは泣き喘ぎながら、遣る瀬無く身をゆすってその刺激に耐えていた。

「っ、あぁ…っ、ふ、ぅ…アル、ス…っん、ぅ…」
「辛いか、サラ…、…悪い…。勘弁してくれ…、ちゃんと、イかせてやるから…」

溢れる蜜を指先を絡ませ、すっかり膨張した突起を一際強く嬲るとサラは嬌声を上げて俺に
しがみつく腕に力を込める。
そんなサラが愛しくて、俺は堪らず硬くなった自身を取り出し、サラを弄る手とは反対の手で自身を扱く。
609V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:48:04.86 ID:rGOPcoCI

そんな俺に気付いたサラが、震える掌を俺自身に添えてきて、優しく滑らせる。

「っ、サラ…!」
「はぁ、あっ、ん、んっ…」

互いに、互いの性器を愛撫し合い、決して交わり合う事の無い行為はそれでも俺達に
確かな快楽を齎した。
今までの行為には無かった、妙な背徳感が俺を襲い、それがより快楽に拍車を掛けていた。

「あっ、あ…っ、アル、ス…もう…あ、ア、あぁんっ…!」
「構わねぇよ…イけ、よ、サラ…」
「アルス…ん、あ、――っくぅぅぅん…!」

限界を訴えるサラの肉芽をくにゅくにゅと弄りながら、ほんの浅く、サラが感じる入口辺りに
中指だけを僅かに差し入れて、ぬるる、と擦ってやると、サラはびくびくっと身体を引き攣らせ、
絶頂に達する。
刹那、俺を上下させる動きも止まり、俺はサラの愛撫によって大きさを増していた自身に再び
手を掛けて、幾度か擦り上げ、扱いてサラの白い下腹の上に、吐精した。
610V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:49:54.45 ID:rGOPcoCI

「は…っ…、…」

切なく震えるサラに口付けを落とすと、サラはそれでもこんな俺に優しく微笑んでくれた。
サラの微笑みだけが、今の俺の闇に光を与えてくれていた。
そのまま眠ってしまったサラの寝顔を見て、俺は泣きそうになった。
もう…限界だと、そう思ったんだ。

いつまでも、こんな事を続けるわけにはいかない。
いつまでも、光を拒み続けるわけにはいかない。
子を宿したサラに、こんな無理をさせて、俺はいつかサラを壊してしまうかもしれない。
サラは俺を決して責めはしないが、いつまでもこんな風に不貞腐れ、燻って、情緒不安定で、
サラの優しさに、サラの愛に溺れ、快楽に逃げてばかりの俺に不安を感じているに違いない。
きっと、辛い想いをしているだろう。
生まれてくる子の為にも…ケジメをつけなければいけないのだ、俺は。

サラの身体を綺麗に拭いて、シーツを掛けて、俺もまた、気怠さそのままに横たわり、目を閉じた。
目が覚めたら…もう何もかも忘れよう。
忘れる努力をしよう。
サラと、生まれてくる子の事だけを考えるようにしよう――そう誓いながら、眠りへと堕ち――

611V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:51:49.53 ID:rGOPcoCI

「――…、サラ…?」

目が覚めると、サラはいなかった。
俺の隣で眠っていたはずのサラが…!

「っ、サラっ…!?」

俺は勢い良く起き上がり、サラを探そうとした。
もしかして、こんな俺に愛想でも尽かしただろうか。一人で、どこかに行ってはいないだろうか。
この一ヶ月半、四六時中一緒にいた筈のサラの姿が俺の側に無い――
それだけで、俺は混乱してしまった。
急いで甲板に出ると――サラはいた。
眩しい光が射す中、爽やかな風を受け、愛しげに下腹をさすり、嬉しそうに微笑みながら、
サラが座っていた。

「!アルス…ごめんなさい、さっき少し気分が悪くなって…外に出たくなったの」
「…、そう、か…。大丈夫なのか、お前…」

ほっと一息ついて、気遣うと、サラは『大丈夫』と答え返してくる。
綺麗な微笑みを湛えて…俺に心配掛けまいと、…――
612V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:53:01.27 ID:rGOPcoCI

大丈夫なわけがねぇよな…。
こんな状態で…たった一人で、身体も辛いのに…俺にはその辛さを決して訴えようとはしない。
不安に違いないのに。
その不安を、決して俺に訴えようとはしないのだ、この女は…。
もう、これ以上…サラに辛い想いをさせるわけには…、…。

「サラ…悪かっ…――」
「アルス、あのね…」

俺の――決意を告げようとした台詞は、サラの言葉に遮られた。
まるで、俺の心を見透かしていたかのように――俺の決意とは反対の言葉を、サラは告げてくるのだ。

「あの世界に…帰りましょう?帰れる手掛かりを、探しましょう?やっぱり…私達の住む世界は、
こことは違うのだわ。アルスだって、そう思うでしょう?」

「は…!?」

決意していた筈の、俺の心はサラの言葉によって、急激に萎えていった。
…いや、それは帰りたいのは山々だが、でもそれが出来ないからこの一ヶ月半悩んでたのであって…。
613V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:55:49.71 ID:rGOPcoCI

「な、何言ってんだよ急に!?ルーラもキメラのつばさも、向こうの世界には反応しないんだぜ?
ギアガの大穴が塞がっちまってるってのに、どうやって帰れるってんだよ!?」
「でも、何か他の方法があるかもしれないでしょう?魔法に頼りすぎて、肝心な事に
私達は気付いてなかったのかもしれない。頼るべきものに、頼らなかった…海を見ていて、
気付いたの、その事に」
「…頼るべきもの…?」

俺は、ふと考えた。
今まで俺は、ルーラを使ってアリアハンに帰ろうと思えばその意識を弾かれてばかりで、
あの大穴の閉じる音ばかりが耳に残って、もう決して地上世界に戻れる事は無いのだと、
諦めてばかりで、宿命を恨んでばかりで…。
ああそうか……また…我慢をしようとしてしまっていたのだと、俺は気付いたんだ。
サラは、それを俺に伝えようと…?

「この世界は、明るくて平和で…きっと今からこの世界はどんどん発展していくと思うわ。
…でもやっぱり私は夜も好きで、月も星も…闇に浮かぶ光が、私は好きだった。
夕暮れも、明け方も…あなたと旅をしてきたあの世界が、私には一番美しいと思うの。
生まれてくるこの子にも…見せてあげたい。闇が、決して忌むだけの存在じゃないって事を、
教えてあげたいの…」
「――…え…!?」
614V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:57:49.73 ID:rGOPcoCI

俺は、正直驚いた。
サラが、俺と同じ事を思っていたなんて。
こんな事、話した事も無かったのに…。

「それにね…私、生まれてくるこの子が、もし私の預り知らぬ場所で、生死もわからずに
帰ってこなかったらって…そう思うと…私なら、耐えられない。きっと、あなたのお母様も、
あなたの帰りを待っているわ…。この子が、私に母親の気持ちを教えてくれたの。
ラーミアだって、お爺様だって可哀想…だから、あなたは帰らなくてはいけないわ、
絶対に…こんなところで留まってはいけない。そうでしょう?」

それは――あまりに強い、サラの意志であり、俺の意志であり――母としての意志だった。
何もかもを諦めていた俺に、サラはそう優しく叱咤してくれたのだ。
いつでも…サラは俺をこうやって救ってくれるんだな…。
今までも、この女には何度救われてきたか…。

俺はふぅ、と息をついて…決めたのだ。
さっきとは正反対の覚悟――天命に逆らい、自らの意志を貫き通す覚悟を――
615V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 22:59:20.59 ID:rGOPcoCI

「…、わかった…。手掛かりを、探す。まずは…」
「ルビス様に会いに行きましょう?アルス。この世界は元々ルビス様がお創りになったものなら、
きっとルビス様が何か教えて下さるかもしれない。ルビス様の塔に行けば、きっと…」

サラが嬉しそうに言うのに、――俺はそれに対しては未だ葛藤がある。
俺だって、それが一番早い方法だと思った。
帰れるとしたら、このアレフガルドの創造神であり、精霊界の女王、精霊神ルビスの力を
以てでしか有り得ない気もする。
だが、もしも――

「…もし、ルビスにダメだって…ここで残れって言われたらどうするんだよ…。
それこそ絶望的になんじゃねぇか…?」
「もう、聞いてもないうちに諦めないで、アルス。ルビス様なら、きっと未来の事も考えて、
何かいい方法を教えて下さると思うの。私は信じてる…ルビス様は決して無慈悲な存在じゃないわ。
あなたを不幸にしようなんて、きっと考えてはいない。もしかしたら、あなたが頼ってくるのを、
待っているかもしれない。だって…」

サラは俺に近付いて、俺を見上げてくる。
ルージュの瞳は綺麗で、頬は薄く染まり、幸せそうに俺を見詰めてくるのに、
俺は思わずそんなサラに見惚れていると。

616V勇者×僧侶A@549:2011/10/12(水) 23:01:03.16 ID:rGOPcoCI

「――…ルビス様の御陰で…私はあなたに出逢えたのだから…――」

「――っ…!!」

俺は、その言葉に…サラの微笑みに、思わず唇を噛みしめ、溢れそうになる涙を堪えた。

俺の心の闇を照らす、明るい太陽のような、或いは美しく輝く満月のような…そんな笑顔だったから。

本当に、こいつは上手い。
俺を虜にするのが――俺を、どこまでもこいつに夢中にさせるのが…。
言葉を失い、絶句した俺に、サラは微笑みながら、その手を差し伸べてくる。
そして、その眩い太陽のような、美しい月のような笑みを浮かべたまま、俺を優しくいざなう。
――未来へと。

「――行きましょう。アルス――」

俺は確かな意志を込めて頷き、サラの手を取り――暗闇の中の光を探すべく、
またその一歩を踏み出したのだった。


そして――伝説は、また続いていくのだろう。
遥か未来へと――光が終わらない限り――闇が消えない限り、きっと未来永劫に――


END.

617549:2011/10/12(水) 23:03:39.90 ID:rGOPcoCI

と、こんな妄想に付き合ってくれた人がいたらどうもです。
突っ込みどころ多くて申し訳ない。ヘタレた勇者が書きたかったんだorz

お前妊婦に何してんだと、てめぇで突っ込みながら書いてたが、非常に楽しかった(ぉ
流石に神竜はあれだな、勇僧だけじゃ無理だなと思ってクリアしてから仲間育て中。

それでは妄想を書くだけ書いたんで、自分はROMに戻って他職人さんの良作を待ってる!
618名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 01:46:58.82 ID:2PW3T9Vj
かなしくなりました…
619名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 19:10:02.44 ID:nzWX1Pj3
良いわ
620名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 23:47:06.57 ID:8q3eD7ei

549です。
>>618
うわわ、哀しい気持ちにさせてしまったですか、スマソですorz
まぁ読む人を結構選ぶSSになったんで、レス無しも覚悟の上だったんだが、
哀しい気持ちにさせたらダメだな(汗

本当は誘惑の剣を間違って自分に使ってしまった僧侶がメダパニならぬ催淫効果にかかり
めちゃくちゃに乱れて勇者がメロメロになる話を途中まで書いてて、書き終わったら投下しようとしてたんだが、
そっちの方がエロパロ的にはよかったな、やっぱり。

クリアしたら何かそれこそ哀しくなってアリアハンに帰りてぇよって気持ちを書きたくなって
つい勢いで書いてしまったので投下したんだが、自分の中ではこの後アリアハンにどうにか帰って
天界行って神竜にオルテガ生き返らせてもらって、それからはムカつく程に何かにつけて
イチャイチャ幸せな二人の姿を妄想してる。もうドラクエ関係ない世界だ、勇僧でもねぇよスレ違いだろこいつら的な。
そういう姿を勝手に想像してくれたら有難い。スマソでした。
621名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 23:49:12.48 ID:Tdsilb6Q
すごく良かったです
やはりIIIはいろいろと想像できて改めていいものだと思いました
もしあるのなら続編、あるいは冒険中の一コマなども楽しみにしております
622名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 23:50:19.23 ID:6KtlGri3
623名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 00:03:19.61 ID:TI75Bl/h
>>622
再び549です。
スマソでした!ぐだぐだ書いて申し訳ない…!今後気をつけます。
624名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 04:21:29.89 ID:UMicG46O
しゃべる馬×勇者
625名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 20:15:25.25 ID:XnJamP6C
こんな事を言っちゃなんだけど、ロト紋書いてくれんかのぅ。
626名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 20:16:51.23 ID:BNDbAqQv
次は卑語も交えてくれるとグッド
627549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/16(日) 23:48:03.63 ID:U4qmXrDV

再び549です、前回の書き込み失礼しました。
温かい言葉も頂いたので、折角妄想を最後まで書いてみたんで、投下してみます。
また勇僧…勇僧ばかりで申し訳ない。
そして今回はただエロいだけの話。…愛はあるんだ!(ぉ
そしてやたらと長い…!計算では52レス分あるので、今日と明日に分けて投下しようと思ってる。
……容量大丈夫かな?確か500KB前後で書き込めなくなるという記憶があるんで、
様子見ながら480KBあたりを目安に新スレ立てようかと思ってます。
で、連投が続いてるのでトリつけました。
そんな感じで投下します。

興味無い方はスルーで。

それでは投下。

628V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/16(日) 23:50:55.40 ID:U4qmXrDV

アレフガルドの温泉町、マイラ――先程アルスと私は、このマイラの宿屋への宿泊を決め、
部屋に篭った。
今日はこの町で『妖精の笛』を手に入れ、明日からはいよいよ、『精霊神ルビス』様が
囚われているという塔に向かう予定だった。
私達僧侶としては、彫刻や絵画などで、あくまで人間が勝手に想像したルビス像を通してでし
か祈りを捧げる事が出来ない、まさに『神』と呼ばれる存在――その封印を解けば、
その真のお姿を私達の前に現して頂けるかもしれない、
そう思うと何だか緊張するやら畏れ多いやらで、何だか不思議な気持ちだった。
ただ――それにも増して、こんな状況なのに、今私の心は――酷く荒んでいた…。
それは、単に、もう既に過ぎ去った過去に対する嫉妬やら怒りやら、無知だった自分に対する
腹立たしさだったり、今更こんな事で怒ったりなんて、何て心が狭いのだろうか、とか、
私ってこんなにしつこい性格だったのかしら、とか……苛立ちや自己嫌悪やら、
色んな想いが綯い交ぜになって、複雑に絡み合って…
とにかく……今まで私は、こんな気持ちになった事なんて無かったから、酷く、
自分の心が醜くなっているようで、こんな気持ちでは、明日ルビス様に合わせる顔なんてないと…
私は今そう思ってしまっているのだ。
そして――

「…いい加減、機嫌直しちゃくれねぇか、サラ…。その…確かに俺が悪いんだが…
俺は本当に何もしちゃいねぇんだ、信じてくれって…」
「…別に。私は怒ってなんていないもの…。あなたが誰とどうしようと、私はどうでもいいもの…」
629V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/16(日) 23:52:42.38 ID:U4qmXrDV

つん、とすまして、わざと刺のある口調で目も合わさずに言うと、彼は大袈裟な溜息をついた。
…知らないんだから、本当に…。

「…どうでもいいって顔かよ、それが。なぁ、サラ。そりゃあの時俺はつい流されちまったけどよ…
その流された事自体がお前には許せねぇのかもしれねぇが、でも俺はすぐ後悔したんだ。
それに、俺はお前が好きで…お前しか欲しくねぇんだ、それくらいはわかんだろ?なぁ」
「……知らない…そんなの…」

本当は、知ってる。アルスがどれだけ私を愛してくれて、大切にしてくれているのかも。
わかってるけど、心が納得していない。自分でも、呆れる位……私はいつのまにこんなに
我儘になってしまったのだろう。

事の発端は、二日前――久しぶりに、私達の故郷、アリアハンに帰り、彼の家に立ち寄った時。
彼のお母様が泊まっていきなさいと言ってくれたので、彼は当然ながら、
私もその言葉に甘える事にした。
お母様が、アルスと私の寝る部屋は別々でというのを、アルスは事もあろうに一緒の部屋でいいと
平然と言ってのけるのに、私は慌てるも、彼のお母様も私とアルスを見て何かを勘づいたのだろうか、
深く追求する事も無く、アルスがそう言うのなら、と笑って、結局彼の部屋で二人で、
という事になってしまった…。
私は幾らなんでも彼の部屋で、と言うのは躊躇われたけれど、終には流されて、
部屋に連れ込まれてしまったのだ。
630V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/16(日) 23:54:37.80 ID:U4qmXrDV

先にシャワーを借りて、その後彼もシャワーを浴びてくると言って部屋を出ていった。
本当に、この部屋で?下には彼のお母様もいるし、隣には彼のお爺様もいるのに?
私は流石に、どうしよう、やっぱりダメだわ、とか、色々思いつつも、いつも結局は彼に
流されてしまう自分の姿を思い出して、やっぱり今日もそうなってしまうのかしら、
と何だか諦めの気持ちも漂う。
もう何度身体を重ねたかしれないのに、何故かその日は妙に落ち着かなくて、
彼が帰ってくるまでの間が持ちそうになくて、心を落ち着かそうと、壁際の本棚に目をやった。
そうだ、本でも読んでいよう。そう思って、本棚に立てかけてある本に目をやると、
私の興味を引く一冊の本の存在を見つけた。
カバーに印刷されているタイトルからして、呪文や魔法に関する本だと思った。
きっとこんな本を読んだりして、彼は呪文を覚えたのだろうと、私はその本を手に取って、
中を開いてみると――
…タイトルとは全く関係無く、一体このカバーから、どうしてこんな内容であることが
想像出来るだろうかと言うような、…酷く卑猥で、…そういう、私と彼がいつもしているような内容が、
イラスト付きで説明されていて――
何で!?どうしてこんな本が、こんなタイトルで――とそう思って、カバーを外すと、
タイトルは全く違っていて――
きっと、彼はカムフラージュで、こんな本にわざわざ堅苦しい魔法本のカバーを被せていたのだろう。
そう言えば、初めての時、彼はこういった色事に関する知識は本で覚えたと言っていたから…
これが、まさにそうなのだろう、と私は呆然と思った。
けど…この内容、本当にすごい、と私は思わず顔を赤らめてしまった。
いつも、彼とこういう事をしているのに、いざそれがイラストで描かれているのを見ると、それがどれだけ
卑猥でいやらしい事なのかと言う事をまざまざと思い知らされた気がして思わず溜息が漏れた。
631V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/16(日) 23:56:07.73 ID:U4qmXrDV

何だか見ていられなくて、彼が部屋に帰る前に元通りにしておかなければと本を閉じようとしたら、
私はある単語をふと目にした。
聞いたことがある単語――そして、その行為を説明する文、イラスト…
それを読んで、見て……私は――初めて彼に対して怒りと言うものが込み上げてきて――

『待たせたな、サラ…――?お前、何読んで……って…!!?』
『…アルス…!』

シャワーを浴び終わり、部屋に入ってきたアルス――その刹那、彼はぴしっと固まった。
私の雰囲気にだろうか。それとも、私がこの本を手に持っていたからだろうか。
何にしても――聞いておかなければ…!

『お、おい…お前、何そんなもん読んで…!い、いや、その…男は皆そういう本の
二冊や三冊位持っててだな…』
『…それはいいの。最初の時に聞いていたし……でも、アルス…私に嘘ついてたのね…!?』
『…は?嘘、って…?!』

そう、私が怒っているのはそんな事じゃない。
問題なのは、この単語――そして、その行為。

『…アッサラームで…確かアルス、『ぱふぱふ』したって言ってたわよね…?『ぱふぱふ』って…こういう事だったのね…!?』
『――う…それは…!!』
632V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/16(日) 23:58:00.94 ID:U4qmXrDV

彼の顔がぎくっと引き攣れ、青ざめていく。
そう、あの時彼は。

『…ぱふぱふって、ただのマッサージの事だって言ってたわよね、アルス…!?
この本に書いてあることと全然違うみたいだけれど…どういう事なの…!?』
『い、いや…それはだな…その…別に俺はそういう如何わしい事はあの女とはしてなくてだな…
ぱふぱふっていっても、あの時それをしてくれたのは――』
『――したのね…!?だから、マッサージなんて嘘ついたのね…!?私が何も知らない事を
いいことに…!』
『っ!!だから、してねぇんだって、あの女とは!その、あの時はだな、俺も騙されてて、
実際はあの女の親父が相手で――っ…』

私は、その言葉に、今度は私がぴしっと固まり、凍りついた。
親父と――って…男の、人…!?

『アルス…男の、人…と…!?男の人と…こんな事…!?まさか男の人に興味が…!?』
『んなわけねーだろ!!何であんなおっさんと!!だからそれは…電気消されて、
その…相手が誰かも認識出来てなくて、俺としても不本意なわけで…、いや、不本意っつうか、
その…あー〜〜…』

彼は冷や汗を垂らしながら、色々と言い訳をしているが、最早彼としても何をどう
言い訳していいのかわかっていないのだろう。
何にせよ…事実がどうであれ、彼がそういう事に流されてしまったという事実が。

633V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/16(日) 23:59:56.75 ID:U4qmXrDV

『――最低っ!!アルスなんて信じられないっ!!!』

…私には、許せなかったのだ。
結局、その時以来、私は彼とほとんど口もきかず、旅の必要最低限の事以外は話していない。
彼のお母様は、そんな私達の雰囲気を感じて、痴話喧嘩かと聞いてきたりして、
彼はあまり私を怒らせちゃダメだと、お母様に注意をされていた…。
もう…アルスが私を一緒の部屋になんて言うから、こんな事になったのよ…!
何、この変な気の遣われ方は…!?何なの、この雰囲気…!
そして、彼の家を出てアレフガルドに戻り、旅を続け――今に至っていた。

彼は殊更に私に気を遣い、どうにか私の機嫌が直るようにと努力しているようだけれど、
私の心は自分でも嫌になるくらい頑ななまま…
彼との不毛な問答にも疲れ、押し黙った私に、彼は溜息をつきながら、シャワーを浴びにいった。
私はとっくにシャワーを浴び終わっていて――一緒に浴びるかと誘われたけれど、
今回ばかりは頑なに拒否――
普段でも、一緒にお風呂なんて、恥ずかしくて未だに抵抗があるのに、何でこんな時に。
とは言っても、彼も多分まだ諦めてはいないだろうし、彼が戻ってくれば、またこんな押し問答が
続くに決まってる。
それに少しでも気を許せば流されてしまいそうだから、彼がシャワーを浴びているうちに、
道具袋の整理だけしておいて、さっさと寝てしまおうと思っていた。
でも…正直私自身も今の状態は辛い。
それにちゃんと理解している。
そもそも、アッサラームの時の話は、まだ私とこういう関係になる前だったから、
彼が本当に誰とどうしようが、彼の自由の筈だったのだ。
なのに、私は彼の過去にまで、嫉妬して……本当に自分が嫌になってしまう…。
634V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:01:31.18 ID:U4qmXrDV

私も思わず溜息をついて、明日に備えようと道具袋の中をチェックした。
明日からの旅に必要なものとそうでないものを分けておかなくては、と。
すると、まだ使った事がない、この間手に入れたばかりの剣が目に入る。
美しく綺麗で、優美なデザインの剣だった。
ポルトガで昼は馬の男の人、夜は猫の女の人――私達がバラモスを倒した事で、
バラモスに掛けられた呪いが解け、元の恋人同士に戻れた二人が、お礼にとくれた剣。
女性しか装備出来ないというその剣――『誘惑の剣』というらしい。
道具にして使うと、その剣の持つ効力で、敵を混乱させる事が出来るらしいけれど。

「…綺麗な剣……」

見れば見るほど魅惑的な剣。
見ていて、惚れ惚れするその剣は、その名の通り魔性を秘めていると言われれば納得せざるを得ない。

「明日、使ってみようかしら…――え?」

その時、『誘惑の剣』が突然輝きを増したのだ。
剣を覆うように、桃色の光が妖艶に輝き、私は思わず目を伏せた。
思わずその剣を手離し床に落とすと、剣はその輝きを俄かに失っていった。

「な、何…?何で、突然…」

635V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:02:55.83 ID:ZxnVRvng

今使うつもりなど無かったのに…。
しかも、使う敵もいないというのに。

「もう…何だっていうの…――っ…!?」

――ドクンっ!

「え…あ…!?な、何…?」

どくっ…どくっ…

「あ、熱い…や、ぁ…!」

身体が、熱くなる。
まるで、身体の芯に、火が灯った様に。

「っ、う…、ぁ…!」

身体の奥から、込み上げる熱いもの。
とろりとした感覚が下着に絡んで、気持ち悪い。

「やだ、ぁ…!っ…!」

身体が切なくて、熱くて、疼いて――どうしようもなくて。
恐る恐るローブの下に手を差し込み、その部分に触れると――

636V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:04:07.09 ID:ZxnVRvng

くちゅ…

「――ぁ…!」

濡れてる…しかも…溢れる程に。

「どう、して…!?何、でっ…!」

涙が、溢れ出す。
身体の、子宮の奥にじんわりと灯る疼きが、切なくて。

「あ、アルス…っ…!やぁ…!」

助けて……助けて……!おかしくなってしまう…!!

苦しい。
心と、身体がばらばらになりそう。
どうしていいか、わからない。
涙が、零れていた。
身体の震えを、自分の両腕で掻き抱きながら抑えてはいたけれど、収まる筈がない。

637V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:05:53.06 ID:U4qmXrDV

欲しい。
こんな……こんなに、苦しいの…切なくて、不安で堪らない。
自分で、なんて……そんなのは嫌。
鎮めてくれるのは…、貴方だけ…。
貴方しか、いらない。
ここに触れていいのは、貴方だけ――

触れて欲しい。
入れて欲しい。
満たして欲しい。

愛してるって、囁いてほしい。

欲しい。
アルスが…、欲しい。

「っ…」

このままでは、狂ってしまう。
彼の質量で、この虚しさを埋めて欲しかった。
早く、出てきて…お願い、お願い…!
貴方が欲しくて、欲しくてどうしようもないの。
いつもみたいに、私を、めちゃくちゃにして――
638V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:07:19.57 ID:ZxnVRvng

「ひっく……あ…アル…!」

私はとうとうベッドの上で蹲り、震えながらその切なさに耐えていたら――

ガチャ――

「…っ…!」

洗面所の、扉が開く音と共に――

「――サラ…!?」

後ろから、彼の声。
愛しくてたまらない、私を酔わす声。
顔を上げると、バスローブに身を包んだ彼の姿……やっと出てきて、くれた…

「お、おい…!?どうしたんだよ!何かあったのか!?」

熱に苦しむ私の姿を確認し、彼の顔がぎくっと強張る。
急いで私の側に駆け寄り、私の身体に触れる――と。

「――ひゃう…!」
「――へ…?」

639V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:08:19.84 ID:ZxnVRvng

身体に電流が走る。
触れられただけで――体がびくんと反応し、あられない声を上げる私に、アルスが目を丸くさせて。

「な…なんだよ…?んな……やらしい声…」

私はふるふると首を左右に振って彼の言葉を否定しながらも、それでも否定しようがないのは
分かっていた。
感じてる。
彼が側に居るだけで。
ほんの少し触れられただけで。
どうしようもなく――彼を欲しがってる。

「っ、アルス…私…変、なの……おかしくなってしまいそう……」
「な、何、が…?」

私に手を触れるのを躊躇う彼に……私は縋りつくように擦り寄って――

「っ、貴方が…っ、欲しいの……お願い…お願い…!」

――抱いて――

640V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:09:30.57 ID:ZxnVRvng

泣きながら、そう小さく彼に懇願すると、彼がひゅ、と息を呑んだ。
しばらく固まってしまった彼の喉が、ごくりと鳴る。
そして、たどたどしい口調で、私に当然の疑問を投げかける。

「何…を…いきなり…。お前、俺に怒ってたんじゃなかったか…?」
「っ、ぅ…」

彼とのこんなやり取りの間も、私は身体の奥からの疼きに耐えられずに、
身体をふるふると小刻みに震わせながら、涙を流し続けていた。

「サラ……何があったんだよ…?お前…」
「ごめんなさい…!ごめんなさい……ダメなの…、身体が、熱くて…、苦しくて…
抱いて、…抱いて…!お願い……気が、狂いそう、なの…!」

泣きじゃくりながら、彼を求める私の姿に、アルスはぐ、と唇を噛んで、私を半ば乱暴にベッドの
上に押し倒した。

「――っ、アル――んっ…!」

641V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:10:41.34 ID:ZxnVRvng

唇を、奪われる。
気持ちいい…!
彼の体温が、私の上に圧し掛かる彼の重みが、愛しくて、心地よくてたまらない。
好き…!
貴方が、好き…。
愛してる…、アルス…。


「ん、んぅ…っ、は…」

彼の唇が離れると、彼が私を見下ろしながら、低く、熱っぽく囁く。

「…途中で、やめてはやれねぇぞ…?誘ったのはお前だからな…後悔すんなよ…」

彼の、情欲に染まった目に――情交の時独特の色っぽい表情に――
身体の疼きが、甘い快楽への期待に、より一層強くなって。
私は全ての理性を手離し、コクンと、ただ小さく首を縦に振るしか出来なかった…。

642V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:12:02.28 ID:ZxnVRvng

*****


いつものサラとは、明らかに違っていた。
何もかもが。
そもそも、サラの方から俺を求めてくるなんて、とてもではないが考えられない話であったし、
常に清楚で、抱いている間でさえ、よっぽどで無ければここまで俺にねだってくる事もない。
まして、二年前に俺がついたしょうもない嘘がバレてしまった事で、この二日間は、
碌に口も聞いてくれなかったサラが、どうして――そんな疑問が次々と脳裏を掠めたが、
俺は敢えてそれらの思考を捨て置いた。
逆に、今までは在り得なかった事が事実起こっているのだから、それならばこの機会を
逃す手は無い、とそう考えた。
俺の下で、頬を紅潮させ、手を触れる前からはぁはぁと乱れた呼吸を繰り返し、
涙に潤んだ瞳で扇情的に俺を見上げてくるサラに、俺は既に下半身が強張り始めていた。
これが夢でないことだけを願いながら、俺はサラにまた口付け、
舌でちろちろ舐めたり、啄ばむように吸ったりを繰り返す。

「ん…んん…っ、ア、ルス…っ!」

――…本当に、サラか…?
まだ、キスの段階だというのに、ふるふると身体を震わせながら、俺に身体を擦り付けてくる。
腰を自分から浮かし、焦れたように俺に催促して……すげぇ、可愛い…。

643V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:12:58.03 ID:ZxnVRvng

「何だよ…我慢できねぇのか…?仕方ねぇなぁ…」

言いながら、手のひらをローブの間に滑り込ませて、彼女の胸の形を確かめるようにさすった。

「ひぁぁっ!!あ、ぅ…!」

胸、触っただけで、この反応か…?
まるで身体に電流でも走ったかのようにびくんと跳ねて、その感度を俺に伝えてくる。
たどり着いた乳首に、爪を立てるようにカリカリ擦ると、小さく啼いて上体が浮き上がる。
うわ…、たまんねェ…。
すげぇ、やらしい…
腰布を手早く解いてローブを肌蹴させると、その白く肌理細やかな肌が露わになる。
俺はいつも、サラのこの綺麗で美しい身体に見惚れてしまう。
俺だけが知る、サラの身体…。
その首筋には、何日か前に俺がつけた痕がまだ僅かに残っていた。
ゾクゾクする…。
もっと、乱れさせてやりてぇ…。
いつも以上に、もっと…!

644V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:13:55.41 ID:ZxnVRvng

俺はたまらずに、くりくりと転がすように乳首を触ると、眉根がきゅんと寄って、
濡れた瞳からは涙がまた溢れてくる。
首筋から鎖骨をつぅっと舐めて、柔らかな丸いラインを下から舐めあげる。
最初からぷっくりと立ち上がっていた乳首を唇でやわやわと食んでから、ねっとりしゃぶる。

「っ、あ、アル…っ、は、ぁ…」

何かを言いたげな唇からは、甘い甘い溜息が漏れて、俺の頬に生温かい吐息が掛かる。

「すげぇな……お前、やらしすぎ……もう、下の口もすげぇんじゃねぇか…?」
「っ、あ、あ…や、だ…、ぁ…」
「や、じゃねぇだろ……?――っ、て…お前…これ…」

早速サラの股の付け根に手を伸ばすと――
…何だよ…!?この異常な濡れ方は…!

「すげぇ……」

俺は、思わず絶句した。
濡れているであろう事は確信していたが……何だ、これ…もう一回くらい、やった後みたいな…

「ひぁぁ、やぁ…もう、っ、あ…お願い、アルス…もう、やぁ…!」

645V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:15:14.97 ID:ZxnVRvng

俺がその卑猥に濡れた感触を、指先にゆるゆると絡めているだけで、サラはいやいやと
頭を振り乱しながら、俺に泣きながら懇願する。
……確かに、これなら前戯の必要性は全く無いが…

「もう、欲しいのか…サラ…」

俺が問うと、サラがこくこくと頷き、その余裕の無さを俺に伝えてくる。
ローブを寛げて覗き見ると、その艶かしく濡れて光る淫靡な花びらからは、止め処なく新たな
蜜が溢れて、後ろの孔にまで伝い、ひくひくと男を求めていやらしくひくついていた。

「ハ…ったくいやらしい身体になったよなぁ…。ぐちゅぐちゅだぜ、お前…っても、まだはえぇよなぁ…。
俺もちゃんとよくしてくれねぇとな…――ほら…」

バスローブの裾を割り、すっかり質量を増してしまったペニスを取り出し、サラに見せつけた。
サラは、潤んだ瞳で、物欲しそうにそれを見詰める。…くそ、可愛い…!
俺の方が我慢出来ねぇっての…!

「アルス…っ、お願い、欲しい…!」
「馬鹿言うなよ。ほら、舐めろ。お前から誘ったんだろうが、言う事きかねぇと入れてやらねぇぞ?」

…俺も意地悪いな大概…。
こんな状態のサラにつけ込んで…でもこんな時だからこそ、十分に堪能しておきたいと
言う気持ちがある。

646V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:16:27.03 ID:ZxnVRvng

サラは俺を恨めしげに見つめてはくるものの、ここは言う事を聞こうと思ったのだろう、
ペニスにそっと手を掛けてきた。
蹲って、見惚れたように俺のペニスを眺めた後、愛しげにそっと口付け、ねっとりとしゃぶってくる。

「…っ、…は…」

急激な快感が首を擡げ、俺は思わず息を吐いた。執拗に手で扱かれ、先端から滲み出る先走りを
うっとりと舐め上げる目の前の美しい女に、俺は感嘆の溜息をついた。
はっきり言って、サラは上手い。
最初からそれなりだったものの、今ではもうすっかり手馴れて、俺はいつも堪えるのに必死だ。
特に今日は…おいおい、何だよ、その動きは…!
俺のを口に頬張り、何度も上下させ、裏筋を絶妙な力加減でなぞられて…ゾクゾクする…!
そして時々また俺を見上げてきて――多分、今日の場合は、もうそろそろ…と言いたいのだろう。
さっきからサラは太ももをもじもじと擦り、今にも泣き出しそうな目をしている。
そんな目されるとますます苛めたくなっちまうんだよな……俺結構Sだから…。

「…もっと続けろよ。俺をイカすつもりでやりな。ほら」
「っ、う…」

俺が意地悪く笑みながら言うと、サラはつぅ、と涙を流して、再びペニスを舐め始める。
…本当を言うと、今にもいっちまいそうなんだが…多分、いつもならとうにイッてる頃だ。
サラもそれがわかってるから、尚辛いに違いない。

647V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:18:03.17 ID:ZxnVRvng

扱く手から、徐々に力が無くなり始めていた。疲れたのか、我慢出来ないのか…その両方であるのか。
切なげに身体を震わせながら、それでも俺への愛撫を続けはしていたが、
その時サラが空いた方の手を――
あろうことか、自らの秘裂に徐に這わせ始めたのだ。

「サラ…!?」
「っ…う、んっ…――はぁっ…ぁ…っ!」

俺のを未だ愛撫しながら、自分自身も慰め始め――サラの陰唇から、くちゅくちゅと厭らしい音が
漏れ出した。
サラが、自分で――何だこれ、何つーやらしい光景だ、これ…!
横から覗くと、サラの綺麗な指先はすっかり濡れて膨張したクリトリスを嬲り、
そして中指を中に差し込んで、ゆるゆると擦っている。
感じているのか、時折切なげにびくっと身体を震わせ、最早俺への愛撫はすっかりおなざりで、
自分自身を慰める事に没頭し始めている。
これは…サラに限って、有り得ない事の筈、だった。
こういう妄想だけはしたことがあったが…それが実現するとは。
俺はごくりと生唾を呑んで、にやり、と笑みを浮かべた。
本当、何だか今日はわけわかんねぇが…こんな姿のサラが見れるとはなぁ…。
648V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:19:38.35 ID:ZxnVRvng

「は…何自分で気持ちよくなってんだよ、サラ…。わかった、俺のはもういい。その代わり――」
「アルス…?」

俺はサラの口から自身を引き抜いて、サラの涙に濡れた頬を掌で撫ぜ、耳元で意地悪く囁いてやる。
すると、サラはたちまち顔をかぁっと赤らめ、俺に懇願の眼差しを向けてくるも、
俺はその場から動かない。

「見せてくれよ、サラ…。それが出来たら入れてやるから、な?」
「う…」

羞恥と切なさに躊躇いながらも、サラは俺の目の前でおずおずと足を開いて、俺にその全てを見せつけるように、
指先ですっかり濡れた桃色の割れ目を寛げ――複雑な肉襞を割って、そのまま白い指先をずぶり、と中に差し込んでいく。
うわ…すっげぇ…!めちゃくちゃいやらしい…!サラが、俺の目の前で、自分で…!

「んぅ、あ、あ、あん、―っ、んっ…!」

躊躇いがちだった指先は、一旦得た快楽にはとうとう抗えきれず、抜き差しする動きは激しさを
増していった。
その度にくちゃくちゃと粘着質な水音が響いて、透明な筈の蜜は白濁としたそれへと変わっていく。
掻き混ぜる度にごぷ、と泡立ち、ひくん、と顎を仰け反らせ、艶かしく身を捩って快楽を貪っている。

649V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:21:26.98 ID:ZxnVRvng

「あっ、あ、アルス…ぅ…アル、ス…ッ」

――俺の名を、呼びながら…それが、より一層俺を煽る。
浅い部分を自分で擦っているのらしい、…そうだな、サラが感じるあたりだな、そこ。
そして片方の手で自分の胸を揉み、最早羞恥は焼き切れ、惜しげなく俺にその痴態を晒しながら
快楽を追っている。
びくっ、びくっと引き攣れ、自棄になったように手を激しく動かすも、どうやら自分自身では
限界があるらしい。
一番奥――サラが一番感じる部分は、多分サラの指じゃ届かない。
仮に届いても、掠めるだけが精一杯だろう。
サラはひくひくと身体を引き攣らせながらも、肝心の絶頂は得られない。
いくにいけず、疲れ果てたのかくたりとベッドに倒れ込んだ。

「っはぁ…う、う…っ…」
「サラ…」

はぁはぁと肩で息をしながら、バスローブは完全に肌蹴て、上半身は露で、
そして下半身もすっかり広がり丸見えで…
つまりは、腰紐だけでどうにか繋ぎ止めているだけというのがまた何とも扇情的だ。
涙をぽろぽろと流しながら、縋るように俺を見詰めるのに、俺ももう我慢の限界だった。

「なぁ…これ、欲しいか?サラ…」

650V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:22:41.03 ID:ZxnVRvng

俺が問うと、サラはこくんと頷いて、泣きながら俺に訴えてくる。

「っ、欲しい、の…!もう、おかしくなっちゃう…お願い、アルスの、ここに入れて…?」

足を再び俺の前で開き、くちゅ、と熟れた其処に触れながら、俺を煽ってくる。
こんな風に強請られては、俺ももう一溜りもない。

「は……しょうがねぇな…ったく、淫乱が…。じゃぁ望み通り、ぶちこんでやるよ…
お前のやらしいおまんこの中に、俺のチンポ、奥の方まで突っ込んでやる……いくぞ…」

俺はサラのバスローブの腰紐を解き、完全にサラを裸にさせる。
俺自身もバスローブを脱ぎ捨て、すっかり張り詰めた男根をサラの濡れた秘裂をあてがう。
幾度かぬるぬると先端を秘裂に擦りつけて蜜を絡め、すっかり熟れて勃ちあがったクリトリスを
亀頭で嬲ると、やらしい声出して、びくっと身体を強張らせるサラの中に――自身を、
ずぶずぶと飲み込ませていく――が…!?

「――ああああぁぁぁんっ!!」

途端に、火のついたような悲鳴にも似た嬌声。伴うように――

「――ぐぁっ!!?す、げぇ、っ…!!」

651V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:23:42.11 ID:ZxnVRvng

びくびくっと、まだ入れただけで絶頂に達するサラ。
当然の如く、俺のものを搾り取ろうと戦慄く肉襞…、ぎゅううう、っと急激な締め付け――
くそっ、やべぇ…!!

「あぁ、あっ…はぁっ、あ…!!」
「っ、く…!」

不意打ちだ……まさか、入れただけでイっちまうとは……危うく俺までイッちまうとこだった。
下腹部に思い切り力を込めて、どうにか射精を堪える。
すげぇ、いつも以上に熱くて、ぬるぬるして、きつすぎだ、これ…!
しばらくそのまま動けずに、快楽の波が通り過ぎるのを待つ。
今動けば、間違いなくイっちまう…
流石に早いだろ、まだ…。
俺は大きく息を吐いて、びりびりと俺に刺激を与えてくるサラの内壁のきつさに耐えた。

「はぁっ、は…っ、は…ぁ…」

サラの激しい呼吸が落ち着いてきた頃、俺もようやく多少の余裕を取り戻していた。
ふぅ、と息を吐き出すと、俺の下で絶頂の余韻に浸るサラを見下ろす。
快楽に堕ち、しどけなく乱れたサラの、常ならぬ色香を纏った姿に、俺はすっかり参っちまった。
こんなに感じて……よっぽどだったんだな…。
ああ、本当に何なんだ今日は…一体…。

652V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:25:25.62 ID:ZxnVRvng

「は…すげぇな…お前の中…きつ…!すげぇ、ひくひくしてんぞ…」
「んっ、あ、アぁ…アル、ス…っ、はぁ…!」

ふるふると身体を震わせて、絶頂に達しながらも尚、貪欲に俺のペニスを愛しげに
締め上げるサラの膣襞の感覚に、俺は思わず感嘆の声を上げた。
すげぇ、気持ちいい…。
一先ず落ち着いたとは言え、それでも気を抜けばイっちまいそうになるのを、
下腹部に力を込めて必死に堪えていた。

「こんなに…っ、締め付けてきて…そんなに気持ちいいか…?離したく、ねぇってよ…」
「っ、うぅん、やだ、言わない、で…!」

俺の卑猥な囁きに、サラはいやいやと首を横に振りながら羞恥に悶える。
その姿が、俺の嗜虐心を更に煽る事など、彼女はわかっていないのだろう。

「何が、やなんだよ…?こんなに、ずっぷりと根元まで、っ、俺の咥え込んでるくせによ…
ほら、見てみろよ…」

俺はサラの足をぐ、と持ち上げ折り曲げながら、結合部を彼女の目の前に晒し、
ヌブヌブとと俺の硬くて太い肉茎が、彼女の中を蹂躙する様を見せ付ける。

653V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:26:40.25 ID:ZxnVRvng

「あ、…あっ…!」

ひくっひくっと身を震わせながら、結合部を見るや、たちまち羞恥に目を伏せるサラ。
可愛い…たまんねぇ…!

「は…やらしい身体だよな…。なぁ…どこが気持ちいいんだ…?言ってみろよ…」
「――っ、や、ぁ…っ…そ、んな…ぁぁ…」
「言えよ…、やめちまうぞ…?いいんだぜ、俺はやめたって…」

よく言う――自分で思う。
自分だって、ここでやめるなんて、出来やしねぇってのに。
けど、言わせてみたい。
もっと、サラに俺を求めさせてみたい。
もっと、もっと。

「ん、ぁ、あ……アルス…っ…!」

俺が動きを止めると、サラが焦れたように身体を揺する。
ペニスがその度にゆるゆると浅く出し入れされて、俺は一向に動いていないのに、
ゆったりとした刺激が絡んでむず痒い快楽が響く。
654V勇者×僧侶B@549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:28:34.76 ID:ZxnVRvng

「…自分で動いてるぜ…?はしたない女だな……いっそはっきり言えば、
もっと気持ちよくしてやんのによ…。ほら、言えよ…気持ちいいんだろ…?」

サラは、顔をかぁぁと赤らめ、涙を流しながら、俺に小さく囁いてくる。

「んっ、ぅ…気持ち、いい…おまんこ…の中が、いい、のっ…気持ち、いいの…っ…」

――…これで、一つ陥落か…。
俺は、ゆるゆると再び腰を動かし始め、サラの身体に焦れた快感を与えてやる。

「ああっ、あ、…くぅ、あ…!」

ゆっくりと、俺の感触を、形を、大きさを、熱を、脈動を刻み込むようなその動きに、
サラがたまらないと言った表情で俺を見詰めてくる。

「あ、ぅ…や、あぁ…!」
「どうした?気持ちいいんだろ…?ほら、またきつく締め付けてきやがって…
どこが、気持ちいいんだよ…?触ってみな…」

意地悪く囁くと、サラは壊れてしまったかのように涙を流し、恥じらいながらも、
更なる快楽への欲求に負け、その細くて小さな手を、下腹部へと移動させる。

655549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 00:33:39.06 ID:ZxnVRvng
うわー…すっげぇ中途半端なとこで480KBいってもうたが…
ここっていつも引越しどれ位でしてるんかな?
ぎりぎりまで引っ張ってる?
もし新スレ立てていいってんなら、明日立てに来て、ついでに続き投下する。
今日はここまで。
656549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 22:13:57.92 ID:ZxnVRvng
とりあえず途中でカキコ出来なくなったらやばいんで、
スレ立てして、即死防止がてら投下してきます。
立ったら案内出します。
勝手して申し訳ない!
657549 ◆srTlJKOSPw :2011/10/17(月) 22:36:57.20 ID:ZxnVRvng
スレ立て出来んかった…Lv足りてねぇ…!!申し訳ない!
他力本願になるが、誰か頼みます…orz
658Yゾーン ◆Goce/M06Ms :2011/10/18(火) 00:51:00.99 ID:xebqXXWa
>>657
ちょっと待ってておくんなさい
659名無しさん@ピンキー:2011/10/18(火) 00:55:59.47 ID:xebqXXWa
>>657
ドラゴンクエスト官能小説Part18
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1318866839/

ほい
660名無しさん@ピンキー:2011/10/18(火) 03:57:09.06 ID:8p9D0o7L
どきどき
661名無しさん@ピンキー:2011/10/18(火) 06:11:54.41 ID:qZmHR3Q6
なんか最近異様に伸びてるね
662名無しさん@ピンキー:2011/10/18(火) 08:21:40.77 ID:0IL4NXWX
いくらなんでも、この時点で新スレってどうなの
ついこの間まであんな過疎り具合だったのに
663名無しさん@ピンキー:2011/10/18(火) 09:19:12.92 ID:Tf3ywVtx
これはまた良い所でじらされるとは!
続きも楽しみに待ってます

>>662
このペースで長編投下なら500KBなんてあっという間だから問題無いと思う
残り20KBしかないし
664名無しさん@ピンキー:2011/10/18(火) 20:35:57.41 ID:+sH78QOt
ええ話しやったわ。>>549さんありがとう。
665名無しさん@ピンキー:2011/10/19(水) 07:04:56.51 ID:2QsaEeDw
そういえば,wikiの管理人さんって失踪してしまったん?
666埋め:2011/10/19(水) 09:45:08.69 ID:zH7M/ulE
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667埋め:2011/10/19(水) 09:46:57.72 ID:zH7M/ulE
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668埋め:2011/10/19(水) 09:49:52.83 ID:zH7M/ulE
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669埋め:2011/10/19(水) 09:53:02.67 ID:zH7M/ulE
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670名無しさん@ピンキー:2011/10/19(水) 10:00:14.85 ID:zH7M/ulE
次スレ
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671埋め:2011/10/19(水) 10:13:21.01 ID:zH7M/ulE
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_____________________________((  r‐-、/     |
                || |                           ヽ、ノ⌒ `i    |
    从 从 从    || |                   __        |iラ  ((    |
======Y==Y==Y======|| |=======,r‐、-、==============\ \|ヽ    「_   ノノ6ノ /
    └─||─┘   '''|| |    /__ ミ彡メ         /r-、  ノ ノ>  ヽ_  ヽ==ゝ
        `‐'        || |   {二彡◎ミキ        |/())_レ二コ/>    ノ=-|ノ ノ
    __          || |    ヾ'  (_・・)|          」 叮 レ6)「、    /--、  リ ヽ
  r‐iミゝ        ,r┬‐┬-、.卩ヽ__ ヮノ   ┌==┐   `7 _ノヘ |    / |  |  (( | |
  レ´ヽ,r‐─-、   トv'_||_|| ||/メ「|_ ,ノ∩ト、   「||. † ||7   「二ニヘ    〈  |  |  レ、ヽしノ
    /ヽ,ミヾ,、ゞ 乍レr=t◎r=、 .|=、| ( ノ| |   |_||_||_|   〈 |l ヽヽ    ヽ,|  | //ヽ-‐´
    | ィ (_・ ・i  レリルト。リ。イリ | ||、' ノ| | |   (|ヒ・・」|)    ]ニ|i   i  ____ノ .|ニコ  |
    ヽ(6  o丿(__ノル、 ▽ ノノ| ||├┘iトi    ヽ∀ノ    /ノ | 彡 ̄`(__(___ノ   ヽ'
   ト-/ヽノ_)、) ヽノ/ ノ ̄ (ヽ_|___|_|___|'___r「__†__|ヽ[三三三三三三]__/      ヽ
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672埋め:2011/10/19(水) 10:23:44.88 ID:zH7M/ulE

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673埋め:2011/10/19(水) 10:26:56.78 ID:zH7M/ulE
     
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674埋め:2011/10/19(水) 10:35:13.59 ID:zH7M/ulE
                                          / ̄ ヽ  ヽ_
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    从 从 从    || |                   __        |iラ  ((    |
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  r‐iミゝ        ,r┬‐┬-、.卩ヽ__ ヮノ   ┌==┐   `7 _ノヘ |    / |  |  (( | |
  レ´ヽ,r‐─-、   トv'_||_|| ||/メ「|_ ,ノ∩ト、   「||. † ||7   「二ニヘ    〈  |  |  レ、ヽしノ
    /ヽ,ミヾ,、ゞ 乍レr=t◎r=、 .|=、| ( ノ| |   |_||_||_|   〈 |l ヽヽ    ヽ,|  | //ヽ-‐´
    | ィ (_・ ・i  レリルト。リ。イリ | ||、' ノ| | |   (|ヒ・・」|)    ]ニ|i   i  ____ノ .|ニコ  |
    ヽ(6  o丿(__ノル、 ▽ ノノ| ||├┘iトi    ヽ∀ノ    /ノ | 彡 ̄`(__(___ノ   ヽ'
   ト-/ヽノ_)、) ヽノ/ ノ ̄ (ヽ_|___|_|___|'___r「__†__|ヽ[三三三三三三]__/      ヽ
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675埋め:2011/10/19(水) 10:37:22.21 ID:zH7M/ulE
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676名無しさん@ピンキー:2011/10/19(水) 10:39:22.43 ID:zH7M/ulE
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ドラゴンクエスト官能小説Part18
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677名無しさん@ピンキー:2011/10/19(水) 10:43:19.23 ID:zH7M/ulE
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678名無しさん@ピンキー
          r',ニニニニニニニニニニニニ.ヽ
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