【しゅわ】ひだまりスケッチ4枚目【しゅわ】

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1名無しさん@ピンキー
どうみても百合専用スレです。本当にありが(ry

このスレは蒼樹うめ氏の作品「ひだまりスケッチ」のエロパロスレです。

・ルール

・常時sage進行。時たまage。
・荒らしはスルー。未成年に餌をあげない。
・過疎時は馴れ合いでマターリ。
・マイナー、百合だからって落胆しない。
2名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 10:46:56 ID:hMTtxHJl
・紗英×→沙英○
・吉野家×→吉野屋○

保管庫
http://www22.atwiki.jp/hidamari774/pages/1.html

前スレ
【ひだまり】ひだまりスケッチ3枚目【いい気持ち】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219562447/
【なんか】ひだまりスケッチ2枚目【いい気持ち】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182151125/
【ほのぼの】ひだまりスケッチ【百合の天国】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1134746082/
3( ´∀`)ウフフ ◆uDmwaB999E :2010/03/14(日) 10:48:36 ID:hMTtxHJl
私のSSのために前スレが500KBに達しそうなので新スレを立てました。
4名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 00:17:06 ID:OVw6Bj+y
百合よかふただと思ってしまう俺は読み専の変態ですねええわかります
ガチエロでも、
ギャグと言うかコメディと言うかコミカルと言うか、そんな感じのノリのでもどっちでもいいので
誰か書いてくださいお願いします
5名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 01:21:19 ID:tVz1l295
age
6名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 02:50:15 ID:6rV+WPCZ
>>1
7名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 03:45:59 ID:NdlAUF9e
>>4
一応、ふたなりものは保管庫にあるよ。3-1-500の下の方にある宮子×ゆのの奴。
続きモノにもそれっぽいのあるけど、未完でふたならないまま終わってるんで注意。

あと>>1乙。
8名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 07:56:56 ID:nIZo28Lg
>>7
ヒロ宮のやつだっけ?
あれ、続き見たいなぁ・・・
9名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 20:07:50 ID:iJe9EN4E
>>1
10名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 01:11:10 ID:LRw0GwqE
>>4
サエ×夏目 SSじゃないので注意
ttp://pic-loader.net/picfile/521NewImage02.jpg
11名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 12:14:08 ID:KpojC2dK
>>10
GJ!前に見た事ある気がするが早く続きうp
12名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 21:34:45 ID:ooQz6Oba
過疎ってますな
13名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 13:28:44 ID:sfGYdn+5
とりあえず埋めてこい
14名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 13:11:33 ID:V6AxLQNt
このままじゃ落ちる…
ってことでage
15名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 17:46:30 ID:r/6Lcz3/
夏目かわいいよ、夏目。

>>1
16名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 19:42:05 ID:Hu6f6nyG
オープニングの、パジャマ姿で話をしている沙英とヒロはどう見ても夫婦にしか見えない。
17名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 23:33:26 ID:d2ryTwaW
保守
18名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 00:23:56 ID:vkwqnlOy
前スレ>>804から


 「ゆのっち、大ニュース!大ニュース!」
 宮子の声と同時に、ゆのの部屋のドアを叩く音が響き渡る。
「どうしたの、宮ちゃん」
「大ニュースだよ、大ニュース!ビッグなヌーズがあるんだよ!」
「ヌ、ヌーズ……?」
「とにかく上がらせてもらうね」
 部屋の主が返事をする前に上がりこむ無邪気な少女。
 「あ、お茶請けは別にいらないからねー」

 「それで、宮ちゃん、何かあったの?」
「聞いちゃったんだよ」
「何を?」
「胸を揉むと大きくなるらしいよ」
 少し話がかみ合っていない気がしなくもないが。
「ゆのっち、胸が小さいことを気にしてるっしょ?
 だから、すぐにゆのっちに教えてあげようと思って!」
 気にしているって知っているんだったらわざわざ直接触れないでくれ、とゆのは少し思った。
「でも、誰から聞いたの?」
「ヒロさん。声は聞こえなかったけど、口の形からしてそうに違いない!」
 それは聞いたとは言わないんじゃ、と思ったが、自分の読唇術の腕前を披露する親友を前に、結局言えないゆのだった。
19名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 00:24:35 ID:vkwqnlOy

 「だから、試してみようよ」
「ちょ、ちょと待ってよ、宮ちゃん!」
 赤面してそう叫んだ。
「ほらほらゆのさま、よいではないか、よいではないかー!」
「お、お主も悪よのぅ……?」
「ちがー!それ悪代官んぁぁぁー!」
 そんなやりとりをしている間にゆのは全裸にされてしまった。
胸を揉むだけなのに全裸にする必要はないだろう、という疑問は二人の間には浮かばなかった。

 「ほら、触るよ?」
「う、うん」
 最初は円を描くように、優しく撫でるように揉んでいく。
しかし、少しするとそれに飽きたのか、宮子はだんだんと強くしていった。
「み、宮ちゃん、なんか変な感じだよぉ」
「ゆのっちは自分でしたことはないのかな?」
「ない…こともないけど……」
「そうなんだ。ゆのっちが夜な夜なこんなことをしてるだなんて。失望したよ!」
「うっ…」
 なんてことを言いながらも宮子は笑顔で揉み続けていた。
「じゃあ、ゆのっちが一人でしてるとこ、見せて!」
「だ、ダメだよ!恥ずかしいよぉ!」
「でもヒロさんが、気持ちよくなるともっと効果がある、って言ってたよ?」
「そ、そうなんだー…それだったら……」
「やる気まんまんですなー」
 宮子がニヤニヤしながらそう言う。
「ち、違うよ!?宮ちゃんがどうしてもって言うからだよ!?」
 トマトのように顔を赤くしながらゆのは取り繕った。
20名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 00:25:17 ID:vkwqnlOy

 控えめな胸を自分自身で揉みながら、時折その頂上の蕾に刺激を与えるゆの。
彼女の同じく控えめな声が部屋に艶かしさを与える。
そんな隣人の痴態を、宮子は床に座りながら眺めていた。
「ん…ぅんっ……──」
「あれ、ゆのっち、もう終わり?」
「うん……これ以上するとだんだん頭がボーっとしてきて、怖いからいつもこれでやめちゃうの」
「それじゃ、ゆのっちに終点まで行ってもらおう!」
 そう言ってゆのの股の間に頭をねじ込み、彼女の穢れのなさを表しているかのように白いクレバスに舌を伸ばす宮子。
「み、宮ちゃん!だめだよ、そんなとこ舐めちゃ!汚いよ!」
「ゆのっちに汚いところなんてあるわけないじゃないかー」
「だ、だめ!宮ちゃ…ん……ぁ…」
 宮子の唾液とゆのの蜜が混ざり合い、ベッドに染みを作る。
「ゆのっちのここ、とってもいやらしい匂いがするよー?
 それに私が舐める前からかなり濡れてたし。
 普段からいやらしいことばっかりしてるからじゃないかな?」
「ち…違う…もん……」
「ま、どっちでもいいんだけどねー」
 金髪の少女は再び秘裂に口を付けた。
水音と、ねだっているようにも嫌がっているようにも聞こえるゆのの声だけが部屋を支配する。
 「ここはどうかな?」
「──!」
 舌で秘裂を撫でながら、指でその端にある芽を舐めると、ゆのは大きく体を仰け反らした。
「宮…ちゃん…なんだか……真っ白に……頭が真っ白に……!」
「ひゅうへんはひはいひょ、ゆよっひ!」
 "終点は近いよ、ゆのっち"と宮子は言いたかったが、舌を固定しながらなので、ほとんど発音できていなかった。
もっとも、どちらにせよ、ゆのの耳には届いていなかったが。
「んっ……くる…きちゃうよ……みやちゃん、みやちゃん──!」
21名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 00:26:15 ID:vkwqnlOy

 ゆのは生まれて初めての、そして今日一回目の絶頂を迎えた。
「はぁはぁ……ねぇ…みやちゃん、もっと、してよぉ……」
「あれ、ゆのっち、もしかして環状線?」
「ねぇ、はやくぅ…」
「他ならぬゆのっちの頼みなら、断れないですな」
「だぁいすき、みやちゃん」
「私もだよ、ゆのっち」
 そう返事し、全裸の少女に軽く口付けした──。

 ──その翌日、再び竹林で会った沙英から「やまぶき地蔵にお祈りをすると"胸が大きくなる"」と言われ、
前日のことを思い出してしまい赤面するゆのだった。
22名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 00:35:51 ID:vkwqnlOy
 ・これで完結

 ・次で完結━┳乃莉×なずな、もしくは乃莉×なずな
           ┗ヒロ×沙英、もしくは沙英×ヒロ

の、どれかで考えてるんだけど、できれば意見が欲しいです。
23名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 00:36:43 ID:vkwqnlOy
サーセン、「乃莉×なずな、もしくはなずな×乃莉」です。orz
24名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 00:54:49 ID:xx7SOC/8
>>18-21GJ!
なずな×乃莉でお願いします
25名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 01:15:52 ID:uhMny4zm
なずなは変態的な感じで乃莉を責める感じでお願いします。
26名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 06:08:03 ID:+ahG0x2K
ドSに目覚めた女王なずなが乃莉を罵ったり踏んだりお尻叩いたり足の指舐めさせたりするの希望っ!
27名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 07:00:05 ID:zWWEL/V4
むしろいつものおっとりした調子で足を舐めさせる方が倒錯的で素敵だと思います、サー。
28名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 10:44:05 ID:2VCNXHRV
>>27
お前は実にわかっている!
29名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 12:50:30 ID:01e8vmFv
乃莉となずなはお互いにウブな感じでやった方が興奮するだろ
30( ´∀`)ウフフ ◆uDmwaB999E :2010/03/21(日) 20:46:12 ID:1b6RZVkT
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
なずな×乃莉の電波を受信してしまいました。
後半のリバ攻め(?)はたぶん来週にはアップします。
三連休の中日だというのに一日中何やっているんだ自分。
31なずな×乃莉1:2010/03/21(日) 20:46:51 ID:1b6RZVkT
ある雨の日曜日の昼下がりのことだった。
なずなは乃莉の部屋でお茶を飲みながらたわいもない話をしていた。
今日はちょうどひだまり荘の先輩たちがそれぞれ出かけてしまっていた。
雨なので出かける用事もない二人の一年生は、自然と集まるような形になっていた。

その時の話題は芸術科と普通科の違いについてだった。
「芸術科は課題が大変なのよ」
乃莉が「課題」について話していると突然思い出したように立ち上がった。
「あっ、しまった。課題に使うスケッチブック、学校に忘れた!どうしよう。」
「すぐ近くなんだから取りに行けばいいと思うよ…」
「そうだね、サンキュー、なずな!ちょっと留守番していて。」
そういって、乃莉はなずなを置いて飛び出して行ってしまった。

―もう、乃莉ちゃんたら…
あるじのいない部屋に残されたなずなは退屈そうに部屋を見渡した。
―やっぱり、芸術科の人の部屋はセンスがいいなぁ…
なずなの部屋と違い、物が少なくさっぱりとしている。きっと乃莉の性格もあるんだろう。
スクリーンセーバーの起動しているパソコンが目に入った。
―私もパソコン欲しいな…。でも買っても使いこなせないだろうな…
パソコンのそばには入学式の時、校門の前で沙英先輩に撮ってもらった二人の写真が
写真立てに入れて飾ってあった。
―あのときの写真…
ふと、パソコンデスクに目を移した。
机には四段の引き出しがあり、一番上の段に鍵の刺さったままの引き出しがあった。
―なんだろう?
人のプライバシーを侵害してはいけないと思ったが、なずなは好奇心には勝てなかった。
―開けるだけ…開けるだけ…
なずなはそっと机に近づいていき、引き出しを開けた。鍵はかかっていなかった。
そして、なずなは知らずに済めば良いものを見つけてしまうことになった。
32なずな×乃莉2:2010/03/21(日) 20:47:23 ID:1b6RZVkT
引き出しを開けるとまず一冊の上質なアルバムが目についた。
タイトルには「Nazuna」と筆記体で書いてあった。
―Nazuna…私の名前…?
ページをめくるとひだまり荘に引っ越してきた頃、一緒に撮った写真から始まっていた。
ページをめくっていくと、乃莉が撮った自分の写った写真が続いていた。
次のページもその次のページも自分が写っていた。
―乃莉ちゃん、どうして私の写真ばっかりアルバムに貼っているんだろう…?
さらにページを進めていくと驚愕する写真が目に飛び込んできた。
自分の着替えのシーンだった。
ワンピースを脱ぎ、キャミソールを脱ぎ、パンツを降ろし全裸になるまでの様子が、
何枚もの連続写真になって写っていた。
おそらくこの間、風呂が故障して乃莉の部屋に泊まったときのものだった。
―なんで!?
その後のページもひたすら自分が写っている写真だった。
撮られた記憶のあるものもあれば、まったく記憶のない盗撮されたような写真まであった。
―なんで?どうして?!
なずなは恐怖を感じた。ガタガタと震えが止まらなかった。
見なかったことにしようと、アルバムを引き出しにしまおうとしたところ、
引き出しの奥にしまってあるものに気づいた。
チャック付きのビニール袋に入ったパンツだった。

桜色でレースのついたパンツ。見覚えのあるパンツだった。
それは当然であった。なずな自身のパンツであったからだ。
乃莉の部屋に泊まったとき忘れてしまってそのままになっていたパンツだった。
それがこんな形で見つかるとは想像もつかなかった。
なずなは、怒りと恐怖で震えてきた。
―変態…
 変態!
 変態!!
 乃莉ちゃんは変態なんだ。
 私がいけないんだ、きっと。
 私が乃莉ちゃんをどうにかしないと…
なずなの中で何かが変わろうとしていた。
33なずな×乃莉3:2010/03/21(日) 20:47:50 ID:1b6RZVkT
しばらくすると息を切らして乃莉が帰ってきた。
なずなは出てきたときと同じようにベッドに座っていた。
「乃莉ちゃん、私、お話があるの…」
「どうしたの、なずな?」
「何で私のパンツが乃莉ちゃんの引き出しに入ってるの…?」
乃莉は持っていたスケッチブックを床に落とした。

「い、いやあ何でだろう?ちゃんと洗って返そうと思っていたのに…」
「ごまかさないで…。見ちゃったの、写真も…」
「み、見たの…あれ…」
乃莉の顔はみるみる青ざめていった。
「な、なずな…」
「なずななんて気安く呼ばないで!気持ち悪い!」
「なずなさん、謝るから許して!」
乃莉は、立ち上がり部屋を出て行こうとするなずなの手をつかみ引き留めようとした。
「嫌!離して!気持ち悪い!」
「なずなさん、焼き土下座でも何でもするから許して。みんなには内緒にして!お願い!この通り!」
乃莉は額を床にすりつけて許しを請う。
「あんなの見て、普通でいられると思うの…?」
なずなは玄関に向かっていった。
乃莉はなずなの足に取りすがった
「嫌!やめて、気持ち悪い!変態!」
「ご、ごめんなさい。」
「気持ち悪い!離して!」
「本当にごめんなさい!」
なずなの足を抱きしめたまま、乃莉は瞳に涙を浮かべながらなずなを見上げた。
なずなはあまりにも言い過ぎたような気がして後悔した。
34なずな×乃莉4:2010/03/21(日) 20:48:12 ID:1b6RZVkT
再び、なずなはベッドに座っていた。
乃莉はなずなの前で自主的に正座していた。
「私、なずなさんのこと好きなの!好きで好きでたまらないの!どうしたら良いかわからないくらい好きなの!
 だから、あんなことしちゃったの。だから、許してください。」
そういって、頭を床にこすりつけた。
「私も乃莉ちゃんのこと好き…でも、あんなことする乃莉ちゃんは嫌い!」
「どうしたら許してくれますか?」
―どうしたらいいんだろう…
なずなは戸惑った。その時、あるマンガで読んだシーンを思い出した。
「私の足にキスして」
がんばって、命令するような態度で言った。
豹変したなずなの態度に戸惑いながらも乃莉はなずなの指示に従った。
なずなは、レースのついた白のソックスを履いた右足を差し出した。
「なずな…」
乃莉は、さも大切なものであるかのようになずなの右足を両手で受け止めた。
そして、足の甲にキスをした。
「なずなは足もいい匂いがするよ」
なずなのソックスに包まれた足に頬ずりをし、鼻を押しつけ匂いを嗅ぐ。
「や、やめて!」
「もう少し、なずなさんの足をクンカクンカ嗅がせてください。」
「ダメ!やめて!」
そんな声を無視して、乃莉はソックスに包まれた足の指を口に含む。
「やめて、そんなこと許してないでしょ、変態乃莉!」
「ご、ごめんなさい…我慢できなくて」
「そんなにしたいなら。靴下脱がせてください。」
「はい。」
乃莉はなずなの言うとおりソックスを脱がし、足の指を口に含んだ。
「ひゃっ!」
なずなは声を漏らす。
乃莉はいとおしそうになずなの足の指を一本ずつ含み舌でねぶっていく。
なずなは最初くすぐったいだけだったが、だんだんと妙な気分になって、
気持ちが高ぶっていった。それと同時に体の奥が熱を持って行くのを感じた。
35なずな×乃莉5:2010/03/21(日) 20:48:40 ID:1b6RZVkT
「乃莉ちゃん。脱いで。」
「えっ!?」
乃莉は少し戸惑った。
「早く脱いでください…。私の裸の写真をいやらしい目で何度も見たんですよね…。気持ち悪い!
 もしかして、写真を見ながらいやらしいことしたんですか?」
演技だった高飛車な態度になずなは自らも入り込んでしまっていた。
「ごめん、なずな」
「なずなじゃないでしょ!なれなれしい!変態にそんななれなれしく呼ばれると虫酸が走るの!」
「なずなさん…」

乃莉は着ているものを脱ぎはじめた。
羽織っていたパーカー脱ぎ、ハーフパンツを下ろす。
Tシャツを脱ぐとあとはブラジャーとパンツだけの姿になった。
「恥ずかしいよ…」
乃莉がブラジャーとパンツを手で隠しながら言う」
「私はもっと恥ずかしい思いをしたのよ!ちゃんと隠さないで見せて!
 乃莉は変態だから見せるのも好きなんでしょ。」
「そんな…そんなことないよ!」
乃莉はゆっくりと手を垂直に降ろしていく。
なずなの目がなめ回すように乃莉の体を見つめる。
なずなの目がある一点でとまった。
乃莉のパンツの中心部分だった。
そこにはじっとりと染みになっていた。
「乃莉ちゃん、そんなことで濡れちゃうの。気持ち悪い…」
乃莉は無言でうつむいていた。涙がぽとりと床に落ちた。
「泣いたって許さないわよ。私はもっと嫌な目にあったの。残りも脱ぎなさい!」
乃莉は渋々とブラジャーとパンツを脱いでいった。
なずなからして見ればうらやましくなるようなメリハリのある体だった。
「乃莉ちゃんてエッチな体しているのね。なんで私の体になんか興味があるの?
 私、胸だってないし…」
「そんなことない、なずなはきれいだよ。誰よりきれいだよ!
 ごめんなさい、なずなさん…」
36なずな×乃莉6:2010/03/21(日) 20:49:09 ID:1b6RZVkT
「ここでやって見せてください…。いつもやっているみたいに…」
「えっ?何を?」
「私の写真を見てエッチなことしているんでしょ…
 私がここにいるんだからもっと興奮出来ますよね…
 見せてください。私は見ていますから…」
乃莉はしばらく戸惑っていた。
しかし、なずなが「早くしてください。」と急かすと、腰を下ろし、体育座りの体勢から足を開いていった。
乃莉の秘所はすでにぐっしょりと濡れそぼっていた。
なずなはベッドに腰を掛けたままじっと乃莉を見つめていた。
それだけで、乃莉はさらに熱い蜜をあふれさせた。
乃莉は右手を秘所に伸ばしていった。
「あっ…」
乃莉は声を漏らす。指を濡れそぼった谷間に進めていく。
クチャッとみだらな音をならして、指は吸い込まれていく。
ゆっくりと指を上下に動かして陰核を刺激していく。
左手は乳房をつかみ、乳首を刺激していく。
顔を上げるとなずなと目が合う。
「気持ち良いの…?」
乃莉は無言でうなずく。
「変態!乃莉ちゃんの変態!私に見られて気持ち良いなんて変態!」
「もっともっと罵って!」
乃莉は指を動かしながら言う。
「変態!ストーカー!下着泥棒!変態乃莉!」
「いいの!いいの!もっと、もっと!」
それは今までにない快感だった。
「見て、見て、なずな!エッチな私を見て!」
ひときわ激しく指を動かすと、乃莉はあっけなく絶頂に達した。
乃莉の流した蜜はフローリングの床に水たまりを作るほどだった。

全身を支配していた快楽が収まってくると、乃莉は再びなずなを見上げた。
なずなは顔を真っ赤にして、スカートの股の部分に両手を当ててもじもじしていた。
乃莉はもう限界だった。
37なずな×乃莉7:2010/03/21(日) 20:49:29 ID:1b6RZVkT
「きゃっ、やめて!」
乃莉は立ち上がるとなずなをベッドに押し倒していた。
「やめなさい、変態!痴漢!強姦魔!」
なずなは乃莉の腕の中であらがうが、乃莉の腕力にはかなわなかった。
無理矢理唇を重ねると、なずなはおとなしくなった。
乃莉が舌をなずなの唇の間に差し込んでいくとなずなはそれに合わせて口を開いていった。
乃莉はなずなの舌を求める。なずなもそれに応えようと舌を動かす。
二人はぎこちないながらも舌を絡め合った。
お互いの唾液が入り交じり、唇を離すと二人の唾液が透明な糸を引いた。
「ごめんね、乃莉ちゃん、ひどいこと言って…」
「私がいけないの、なずな…」
「私、キス初めてなの…乃莉ちゃんが初めての相手…」
「私もだよ。キスは初めて。」
「初めて同士だね。」
そういってなずなは微笑んだ。

乃莉はなずなの背に手を回しワンピースのファスナーを降ろす。
そして、ウエストを止めているリボンをほどくとワンピースを脱がしにかかる。
なずなは乃莉の動きに応えるように体を浮かして手伝う。
そして、キャミソールとパンツと片方のソックスだけの姿にした。

 〜 〜 〜 つづく 〜 〜 〜
38名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 20:49:47 ID:N4/wHqbx
>>31-34
GJすぎる
次も期待
39名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 21:46:48 ID:/EIlCv89
やばい
次も期待!
40名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 21:55:23 ID:N4/wHqbx
>>38
ごめん誤爆
正しくは>>31−37
41名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 22:15:56 ID:sG9/CGuf
>>30
有意義な休日じゃないかw
続きを正座して待ってる
42名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 22:20:02 ID:wRtoT/xe
>>30
GJ!!!
続きを>>30の足をクンカクンカしながら待ってる
43有沢×ゆの:2010/03/21(日) 22:39:09 ID:F75vynd0
「はー…あのやんちゃアパートのコなのね……」
(そんな呼ばれ方あるんだー)
美術室は再び静寂に包まれる、そこには風が窓を揺らす音と、少女が鉛筆を滑らせる音だけだった。
不意に、携帯が鳴り始める。ゆのは自分の携帯を見、
「あ、沙英さんだ。」
とつぶやく。そして電話に出ようとする
「ゆのさん、こっち向いてよ」
「あっ、すみません、ん?っん!」
刹那、唇が塞がれた。ゆのは驚きで目を見開く。
そこには、目を閉じた、先ほど出会ったばかりの少女の顔があった。
「っぷは、あ・・・有沢さん、何するんですか?」
「だってゆのさん、可愛いんだもん。
 私ゆのさんのこと、ずっと知ってたのよ。
 最初は可愛い一年生がいるなーって見てるだけだったんだけど、だんだんおしゃべりしたくなって、気になってきて、気づいたら好きになってた。」
「有沢さん…」
「だから落ちてた携帯にゆのさんから電話があった時はびっくりしたわよ、心臓止まるかと思ったわ。」
「すみません」
「ねえゆのさん、脱いでみない?」
少女の目には冗談の色はなく、熱っぽくゆのを見つめている。
「ねえ、いいでしょ」
44有沢×ゆの:2010/03/21(日) 22:41:59 ID:F75vynd0
最後の一言は耳元でささやき、もう一度口づけを交わした。
今度は少女の舌がゆのの口の中を蹂躙する。
ゆのの舌を弄り、歯列をなぞり、それはまるで別の生き物のように動いた。
その間少女の手は、ゆのの衣服を次々に剥いでゆく。
制服のボタンをはずし、ブラをはずし、その下の控えめな膨らみに手を触れる。
初めは優しく撫でるように、そしてキスをしながら一度強く揉んだ。
「ひゃぁっ!?」
「ゆのさん、可愛い」
「有沢さん、もう…やめてください」
「どうして?ゆのさん、とっても気持ち良さそうよ」
「そんなことないですっ」
「じゃあどうしてここはこうなってるの?」
少女はゆのの先端の突起を強くつまんだ。
「ふぁっ?」
ゆのの体に電撃が走る。
「あ、ごめんねゆのさん」
そしてゆのの脇腹から胸にかけてを優しくなでる。
「こっちはどうなってるのかしら?」
そして少女はゆののスカートを捲りあげ、下着越しに秘部に触れる。
「っん、はぁっ」
「あら、感じてるわね、いいわよ、最後まで私に任せて」
「っは、はい」
少女の服を握るゆのの手に力が篭もる。
「ほら、ゆのさん、可愛いわよ」
ラストスパートに少女の手は激しく動き、ゆのを高めていった。
「はぁ、あああああああああ!!」
「ゆのさん、最高!」
少女は熱っぽくゆのの耳元で囁く。
「はぁ、はぁ…あ、有沢さん…」
「ん?どうしたのゆのさん。」
「えと…あの、もっと…して下さい。」
「ふふふ、いいわよ。ゆのさん大好き!」
そして二人はその日幾度目かのキスを交わした。

++++++++++++

「もしもしゆの?よかったー。遅いから心配したよ、今どこにいるの?」
「やんちゃアパートの前です。」
「え?それどこ?」
(みんなにひみつができちゃったなー)
そんな事を思いながら、ゆのはみんなの待つひだまり荘へ帰って行った。

終り
45有沢×ゆの:2010/03/21(日) 22:47:59 ID:F75vynd0
百合スレの方にも投下したものです。
遅くなりましたが、なずのりのSM小説GJでした。
46名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 22:50:18 ID:N4/wHqbx
>>45
GJです
百合スレの方もお疲れ様でした!
47名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 23:04:22 ID:wRtoT/xe
>>45
こちらもGJ!!
あなたの足もクンカクンカしてさしあげましょう
48名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 03:02:06 ID:l/om9WdD
なずなが他の人と話しているところ見た乃莉が嫉妬して、それに気付いたなずなが責めるのが見たい!
49名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 04:41:23 ID:B0N4GTF+
>>21から。一応これで完結です。


 「乃莉ちゃん、これってゲーム?」
「え──」
 乃莉の部屋に遊びに来ていたなずなが突然「パソコンを触らせて欲しい」と言い出したのが10分程前で、
パソコンに向かうなずなを眺めつつベッドに寝転んで自作PCの雑誌を読んでいた乃莉。
なずなが指差す先には『しま○ま。ダウンロード版』とタイトルバーに表示されているアプリケーションがあった。
「しまった、自分のパソコンだからって偽装を怠っていた」と嘆いても後の祭り。
すでにディスプレイにはオープニング画面が映し出されていた。
「し○いま……?」
「えっと、それは、えっとね……!」
「ちょっとだけ、させてもらってもいい?」
「いやー…たぶん面白くないと思うよ?」
「でも、面白くなかったら乃莉ちゃん、やってないよね?」
「うっ!」
 そうしているうちに、なずなの操るマウスカーソルは、ロード画面の数個あるうちの一番新しいセーブデータの上に置かれていた。

 ディスプレイにはエプロンを着た栗色の髪の女性が映っていた。
背景から察するに、そこは喫茶店で、その女性はどうやら店員のようだ。
「よりによってそこからかよ」と乃莉は心の中で叫び、そしてそこでセーブをした数日前の自分を恨んだ。
ディスプレイの女性は閉店時間までまだ時間があるのに店を閉め、客を追い出して主人公と二人きりになってしまった。
パソコンから流れるゆったりとしたBGMと、同じくゆったりとした女性の声、
そして時々なずなの持つマウスが発するクリック音だけが、部屋を支配する。
何やらいい雰囲気になってきたディスプレイの中の世界を固唾を飲んで見つめるなずなと、
もはやどうにでもなれと半分諦めモードに突入した乃莉。
 そうしてディスプレイは暗転し、次に映し出されたものは──。
50名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 04:41:56 ID:B0N4GTF+

 「の、のの乃莉ちゃん!何これ!」
「えっと……ゲームだよ」
「そうじゃなくて、どうしてパソコンの中の女の人、その、胸で男の人の……を挟んでるの?」
 消え入りそうな声で、乃莉にそう尋ねる。その声には、恥じらいの他に怒りの色も少し混ざっているようだった。
なずなの顔はすでに、闘牛士が見たら思わず闘牛をしたくなるくらいまで真っ赤になっている。
ちなみに闘牛の本場といえばスペインだが、動物愛護団体の抗議などにより衰退の一途をたどっているそうだ。
「それはたぶん、気持ちいいからじゃないのかなー……」
 顔をそらして、目を泳がせながら乃莉は答えた。
「──……りちゃんも……きい……の人が……きなの……?」
「え、なずな、なんて?」
「乃莉ちゃんも……大きい胸の人が…好き、なの…?」
「な、なんでそうなるの!?」
「だって、わざわざ、その、胸で……その、えっと……するところの前でセーブ、してたんでしょ…?」
「た、たまたまだって!たまたま!
 っていうかそうだったとしても、どうしてそれで『胸の大きい人』が好きって発想になるの!?」
「乃莉ちゃん、いつも宮子先輩のこと……見てるから」
「いやいや、宮子さんにはゆのさんがいるし!」
「じゃあ、ゆの先輩がいなかったら……宮子先輩と付き合ってたの?」
 墓穴を掘ったな、と少し後悔した。
「私、頑張って胸、大きくするから……、大きくするから、ゲームなんて…ゲームでなんて……!ううっ」
 それだけ叫ぶと、なずなは走って部屋から出て行ってしまった。
 なずなの瞳からこぼれた水滴が床に落ちて爆ぜた。
51名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 04:42:36 ID:B0N4GTF+

 刑法130条、住居侵入罪
『正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、
 又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する』
しかし、部屋から出て行った友人を追いかけて、その友人の部屋に入った場合は、不当な理由になるのだろうか。

 二人は今、先ほどより2、3メートルほど高い場所、つまりなずなの部屋にいる。
なずなは壁の方を向いて体育座り、乃莉はそのなずなの方を向いて座っている。
「なずなー、違うんだって」
「……」
「私は胸に関係なく、なずなのことが…好き、だから」
「……」
「あー、もう!なずなのアホ!」
 そう叫んで、体育座りのなずなを後ろから抱きしめた。
「女の子は胸だけじゃないでしょ?
 なずなにはいい所がいっぱいあるし、見かけだけでなずなを判断するわけないじゃん!
 私の知らないなずなのいい所も、これから先、い.っぱい探していけるでしょ!?
 そりゃ、たしかに胸は小さいけどさっ!」
「うっ」
 良くも悪くも、乃莉は正直だった。
52名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 04:44:09 ID:B0N4GTF+

 「なずなが私を信じないなら、無理やりにでも信じさせる!」
 そう宣言した乃莉は、体育座りの少女の前に回り、彼女の足を手に取る。
なずなが突然のことに驚いていると、乃莉はなずなの足を口に含んだ。
ソックス越しに伝えられる舌の感触に、くすぐったさから体をよじらせる。
「乃莉ちゃん…足なんて、汚いから……」
「足にキスしたから私はなずなの忠実な僕(しもべ)だよ。だから付き合って」
 それは横暴だ、とはなずなは言えなかった。
「なずなが嫌だって言っても、なずなは私の彼女だからね!」
「うん……。
 ──ねえ、乃莉ちゃん」
「どったの?」
「僕が主人に対してそんな言葉遣いでいいの?」


 それから数日後。
 乃莉の部屋に遊びにきたなずなは、再び乃莉のパソコンを触っていた。
「乃莉ちゃん、これって……」
「え、どったの?」
 『しまい○。』はあの日の晩に削除したはずだけど、なんて暢気に考えていると、
「これって、どういうこと?」
 なずなが指差す先には、検索エンジンの検索窓からポップアップで表示される履歴の中の、『胸 大きくする方法』という文字列があった。
「えっと、それはたぶん、お父さんが昔検索した時の履歴じゃないかなー……」
「乃莉ちゃん、僕がそんな言葉遣いでいいの?」
「ひい!」

                                                 おわり
53名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 04:53:38 ID:B0N4GTF+
>>30氏が女王なずなを先に書かれていたので、僕は全体的に「あくまで普通」を意識してみました。

このシリーズ(?)の一応のテーマである「胸を大きくする」と、>>25-27の「なずなが変態的に乃莉を攻める」と、
「あくまで普通」の三つを、どうやって並立させようか悩みましたがw
54名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 08:19:50 ID:l/om9WdD
>>53
GJ!
なずな×乃莉サイコー!
55名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 13:33:53 ID:gw1KMtjX
>>53
GJ!
なずな×乃莉に目覚めた
56名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 19:48:21 ID:dfk4g94h
ここのSSのおかげで、なずなが引っ込み思案で内気な女の子じゃなくて、
乃莉を惑わす魔性の女にしか見えなくなったじゃないか!
謝罪と(ry
57名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 14:25:08 ID:/ACTZaOU
誰か宮子×ゆのでほのぼのを…
58名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 16:43:11 ID:MGHmhgO7
アニメを見て、
乃莉のやってるのは実はライブチャットで、話していた相手は地元の同級生ではなく、関西弁萌の常連さん。
過去封印フォルダに入っていたのは、チャットで使ってた自分のセミ〜オールヌードだった!
そうか、パソコン作ってもらったおぢさんって…おぢさんって……

とか瞬時に妄想したのは俺だけなんだろうか。
59名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 19:40:25 ID:lKtxgru/
>>58
そのスキル、尊敬するぜ
60名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 03:11:39 ID:WeyZzW5b
>>58に感銘を受けて書いてみました。続きは近日公開予定。


 「関西弁で、ですか?」

 所謂ラブホテルと呼ばれる施設の一室に、乃莉の声が澄み渡る。
当然、ラブホテルとは二人ないしそれ以上の人数で入るものであり、彼女の正面には一人の30代半ばの男性がいた。
乃莉と彼は1年程にネット上で知り合って以来、セックスフレンドの関係を続けている。
とは言っても実際に体を重ねたのはほんの数回で、ほとんどはネットのライブチャットを通じてだった。
それもそのはず、乃莉は関西の人間で、男性は関東住まいなのである。
 今日は乃莉はやまぶき高校の合格発表で関東に来ており、
男性の住まいからそれほど遠くないということもあり、二人でホテルに入ったのだ。
 「そう、関西弁。実は僕、関西弁萌えなんだよ」
 そうして冒頭に戻るのだが、乃莉は彼の口から突然告げられた事実に少し戸惑った。
それまで、関東の高校に進学するつもりだった乃莉は、練習も兼ねて彼と話をする時はできるだけ標準語で話すようにしていた。
しかし、なぜ今までそれを言ってくれなかったのか──。
そう尋ねたら「恥ずかしかったから」と言われ、自分の倍以上も生きている年長者を少し可愛いと思った乃莉だった。
 「えっと、その、」
「あ、できれば関西弁の時はタメ口で喋ってくれないかな?」
 丁寧口調だと文章にすると関西弁でも標準語でも大して変わらないので、書いている側としては困るのである。
もちろん、彼はそこまでは言わなかったが。
「……うん、分かった」
「ありがとう、乃莉ちゃん。
 それじゃ、脱ごっか」
61名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 03:13:01 ID:WeyZzW5b

 上半身裸で下はパンツとニーソックスだけというマニアックな服装で男性の膝の上に座る乃莉。
 「乃莉ちゃん、前会った時よりも胸、ずっと大きくなってるね」
「言わんとって、恥ずかしいやん……」
「前のぺったんこの胸も中学生らしくて好きだったけど、今の大きくなってきてる胸も大好きだよ。
 何よりも乃莉ちゃんの胸だからね」
 男性はロリコンのようなことを真顔で言った。
いや、そもそも中学生とこうした関係を持っている時点ですでにロリコンなのだが。
「触っても、いいよね?」
 言い終わる前に、すでに彼の手は胸に触れていた。
優しく揉んだり、時折強く揉んだり、膨らみの上にある乳首を爪で引っかいたり。
乃莉の顔はどんどん上気していく。
「乃莉ちゃん、気持ちいい?」
「うん…気持ちいい……」
「相変わらず乃莉ちゃんはえっちだね。
 前会った時より感じ方もよくなってるし。
 もしかして長い間会ってなかった間に一人で揉んだりしてたのかな?
 揉むと大きくなるっていうし」
「ちゃう、もん…やらしくないもん…」
 しかし、一人でしていたことは否定しない乃莉だった。
「ところで、お尻の下で大きくなってる物、分かる?」
「──!」
「いい、かな?」
62名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 03:13:52 ID:WeyZzW5b

 男性の膝の上から下りた乃莉は、股の間に頭をうずめた。
平均より少し大きいそれを口に含み、舌を使って『ご奉仕』する。
時々発せられる、物をしゃぶる音が、男性だけでなく乃莉まで興奮させる。
「う、ごめんごめん、ストップストップ」
「ふぁい?」
「ごめん、ご無沙汰だったから気持ちよすぎて、もう、その、出してしまいそうなんだ…」
「ふふ。いいで。分かった」
 そう答えて今まで以上に強く前後に頭を動かす乃莉。
「いやいや、だめだって!」
 しかし乃莉は男性の静止を無視して『ご奉仕』を続けた。
乃莉の口の端からは唾液が垂れ、その扇情的な光景が彼をさらに限界に近づける。
「あぁっ、ごめん、もう無理だ──」
 その瞬間男性は乃莉の頭を掴み、喉の奥までそれを捻じ込む。
勢いよく吐き出された精液が直接食道に流し込まれ、乃莉はむせてしまった。
63名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 03:19:33 ID:WeyZzW5b
とりあえずここまでで。
タイトルは「関西援交 中学3年生15歳乃莉」なんて下品でいいと思うんですが、どうでしょうw
64名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 04:41:11 ID:daAya9M9
(・∀・)イイ! これからが気になる〜
6558:2010/03/24(水) 09:49:11 ID:2T72sRlH
妄想ってのはつぶやいてみるものだな。まさか神様に届くとは…
普段チャットでは関西弁ため口→実際に会うときはなんとなく敬語→お願いされて関西弁
とかいうのをまた妄想しておっきした。

>>63
タイトルも最低ですばらしすぐる。
66名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 18:53:29 ID:Hsi1w+I+
乃莉可愛い
67乃莉となずなの場合(なずな視点):2010/03/26(金) 01:35:46 ID:AwRMGuFH
 今から一週間前の朝のことだった。
 私は野暮用があってゆの先輩の部屋を訪ねた。しかしチャイムを押しても返事がない。
 あれ、と思いドアノブを回すと、鍵はあいていた。
 何かあったのかもしれないと心配になり、いけないと思いつつも無断でゆの先輩の部屋に入った。
 そこで私は唖然とする。なぜなら――ベッドの上には、全裸で抱き合って寝ているゆの先輩と宮子先輩の姿があったからだ。
 私はパニックになり、慌てて部屋を飛び出し自室に戻った。気づかれていないだろうか。一瞬そんな恐怖が頭をよぎったが、すぐに消える。
 百合なんてフィクションだと信じていた私にとって、先ほどの先輩たちの姿は衝撃的過ぎた。そこで私は、なぜか乃莉ちゃんのことを思い出す。
 入学して数ヶ月して芽生え始めていた友情とは違う何か。もやもやした想い。
 その正体が、先輩たちの姿を見たことでの自身の恋愛観の革命によって導き出された。
 自分の気持ちに気づいてからの一週間はひどかった。
 乃莉ちゃんとまともに目を合わせられない。夜は乃莉ちゃんのことで頭がいっぱいで眠れない。
 裸の先輩たちの姿を思い出し、それぞれを頭の中で自分と乃莉ちゃんに置き換える。一時的に興奮するが、すぐに罪悪感でいっぱいになる。
 つらかった。かなうはずのない恋だと知りつつ、相手のことを思い続けるのは。
 告白なんて出来るはずがない。
 万一勇気を振り絞って告白できたとしても、叶う確率は限りなくゼロに近い。
 そして振られた後のことは考えるのも恐ろしかった。
 乃莉ちゃんは優しい。だから私の気持ちを知ってもそれまでと変わらない態度で接してくれるだろう。
 しかし現在の親友という同性同士での最高の関係は確実に破綻してしまう。そうなるくらいなら現状維持のほうがマシだった。
68乃莉となずなの場合(なずな視点):2010/03/26(金) 01:38:31 ID:AwRMGuFH
 そして今。私の前にはその乃莉ちゃんがいた。学校の帰りに、話があると私の部屋を訪ねてきたのだった。
 机をはさんでお互いに向かい合う形になっていて、私の心臓は鼓動を聞かれてしまうのではと思ってしまうほど高鳴っていた。
「ねえ、なずな」
 乃莉ちゃんが先に長い沈黙を破った。
 私はうん、と先を促し、ちらりと乃莉ちゃんの顔を見た。私は、はっと息を呑む。
 彼女が部屋にきてから数分間全く気づかなかったが、彼女の表情はとてつもなく真剣だったからだ。
 数秒間のためらいの後、乃莉ちゃんはゆっくりと言葉を絞りだした。
「なずなはさ……わたしのこと嫌いなの?」
「そんなことない!」
 私は慌てて否定する。私が乃莉ちゃんを嫌うなんて、天地がひっくり返ってもありえない。
「じゃあさ、どうして最近わたしのこと避けてるの?話すときも目を合わせてくれないしさ。態度もよそよそしいし。
友達になったばかりの時はそんなことなかったよね。わたしが自分でも気づかないうちになずなに何か悪いことしたのかな?」
 乃莉ちゃんは一気にまくし立てた。
 私はこの一週間確かに乃莉ちゃんを避けていた。
 それは乃莉ちゃんと顔を合わせると頭が真っ白になって何も考えられなくなってパニックになってしまうからで……
 でもそれが乃莉ちゃんを傷つけているなんて全く思っていなかった。
「違うの。乃莉ちゃんは何も悪くないよ」
 この程度の言葉では乃莉ちゃんを安心させてあげることはできないと分かっている。
 でも、それは乃莉ちゃんが好きだからだよと告げる度胸もない。そんな自分が嫌になった。
「嘘だよ。なずなは優しい子だから理由もなくわたしを避けたりするはずない。なにかわたしがしてしまったんだよね。
だから教えてよ。なずなはわたしのどこが気に入らなかったの?言ってくれなきゃわかんないよ」
 乃莉ちゃんは悪くない。全部私の都合だ。でもその理由がどうしても言えない。私は臆病だから。
「……ごめん」
「だからそうじゃなくて。わたしはまたなずなと仲良くしたいの。もう嫌だよ、こんなの……」
 乃莉ちゃんの頬を涙が伝う。それを見て私の中で何かが壊れた。もう怯えてる場合じゃない。ちゃんと好きだからだよって言わなきゃ。
「私は……」
「わたしはなずなのことが好きだったのにッ!」
 乃莉ちゃんがかすれた声で叫び、私の告白は打ち消された。
 って……へ!?
69乃莉となずなの場合(なずな視点):2010/03/26(金) 01:39:28 ID:AwRMGuFH
「ごめんね急に。こんなこと聞かされても困るだけだよね」
 私が何も言えないうちに、乃莉ちゃんは下を向いたまま立ち上がった。カーペットに頬から落ちた数滴の涙が落ちる。
「……帰るから」
 乃莉ちゃんは早足で玄関へ向かう。言わなきゃ。この一週間ずっと乃莉ちゃんのこと考えてたんだよって。それと、私も好きだよって!
「乃莉ちゃん!」
 私がやっとの思いで声を出すと、乃莉ちゃんは足を止めた。でも緊張で口の中が乾いて次の声が出せない。
 ここで言えなきゃ、もう次の機会はないのに。どうしよう、どうしよう……
 乃莉ちゃんがもう一度足を動かすのと同時に私の体は動いた。乃莉ちゃんがドアノブに手を掛ける。私はなんとか彼女に追いついた。
 そして、彼女の肩をつかみこちらをむかせる。へ、という声が乃莉ちゃんの口からもれる。私はその唇に無理やり自分の唇を押し付けた。


70乃莉となずなの場合(なずな視点):2010/03/26(金) 01:40:42 ID:AwRMGuFH
 乃莉ちゃんを部屋に連れ戻し、元の位置に座らせてから数十分。彼女はすねていた。
「なんでわたしが理由を聞いたとき答えてくれなかったのさ」
「だ、だって怖くて……」
「相手に嫌われてるかもって状況で告白したわたしの方が怖かったわよ!」
 ごめん、と謝ることしかできなかった。ほんとは言葉がかぶっただけなんだけど、そんなことが言い訳にならないことはわかっていた。
 この一週間、彼女を苦しめ続けてきたのは事実だし。
「だいたいね、アンタの照れ方は怖いの。何で避けるのよ」」
「……恥ずかしかったし」
「いきなりキスするほうが恥ずかしいと思うけどな」
「声が出なかったんだもん!」
 まあなずなだしね、と聞き捨てならないことを呟いた後、乃莉ちゃんはふっと微笑んだ。
「でも、嬉しかったよ」
 乃莉ちゃんの唇が私のそれに近づく。唇に、温かく、やわらかい感触が伝わった。2回目のキスだった。
 しかしその心地よい感触はすぐに終わる。私が戸惑っていると、乃莉ちゃんは立ち上がり、痺れた足をさすりながらベッドの方へ向かった。
「の、乃莉ちゃん?」
 一気にの体重を掛けられたベッドのスプリングがぎし、と音を立てる。
「……つぐなって」
「へ?」
 乃莉ちゃんの顔は何故か真っ赤だった。
「だ、だから、一週間私に変な態度とった罪をつぐなって……わたしをリードしてって言ってるの!」
 り、りーど?
 ……乃莉ちゃんが倒れこんだベッド。ほてった顔。着崩れた制服。
 それらの組み合わせが何を意味するのか、私はやっと理解した。理解してしまった。
「む、無理だよ!私そういうの詳しくないし!」
「詳しくなくてもいいの。なずなのしたいようにして。本来そういうものじゃないの?え、えっちって」
 私はあのときのゆの先輩と宮子先輩の姿を思い出す。
 乃莉ちゃんとそういうことをする妄想をしたことはあるのに、いざその状況になると勇気が出せない。
「ほら、なずな」
 乃莉ちゃんが私を急かす。数秒躊躇った後、私は覚悟を決めた。
71乃莉となずなの場合(なずな視点):2010/03/26(金) 01:42:32 ID:AwRMGuFH
「私こういうことするの初めてだから……ど、どうなっても知らないよ」
 私は乃莉ちゃんが横になっているベッドへと向かった。乃莉ちゃんの背中に手をあて、そのまま抱えおこす。
 ちょうど私と乃莉ちゃんが超至近距離で向かいあう形になる。乃莉ちゃんの真っ赤な顔と私の顔の距離は数センチもない。
 乃莉ちゃんがキスをしようとしてさらに顔を近づける。乃莉ちゃんの温かい吐息が唇に触れ、頭が一瞬くらっとした。
 しかし乃莉ちゃんの唇が私の唇に触れることはなかった。乃莉ちゃんが直前に顔を遠ざけたのだ。
「なずなからして」
 あくまで私にリードさせようという魂胆らしい。それを理解し今度は私のほうから乃莉ちゃんに顔を近づけた。
 私の唇が乃莉ちゃんの唇に触れる。その唇はさっきキスしたときよりも湿っているように感じた。
 なぜだろう。キスを始めてからどれくらい時間が経過したのか全くわからない。
 でもこのまま終わってはいけない気がする。そう思い、私は乃莉ちゃんの口内に自分の舌を挿入した。
 乃莉ちゃんの目が驚愕に見開かれる。私はただ夢中で彼女の口内を貪った。彼女の舌に自分の舌を絡ませ、唾液を交換する。
 ぴちゃ、ぴちゃ、という音が室内に響く。
 もっと乃莉ちゃんを感じていたいという思いと、彼女を気持ちよくさせてあげたいという思いで、舌を動かし続けた。
 さらに数分が経過した。いや、数十秒かもしれないし、数十分かもしれないけど。
 私は唇を離した。私の未練を表すかのように、乃莉ちゃんの舌と私の舌の間には、唾液の銀色の橋ができていた。
「なずな、あんた十分上手いじゃない」
 乃莉ちゃんは息を荒くして言った。
「ごめんね、突然舌入れたりして」
「いいの。あれで何もされなかったら逆に物足りなかったし」
「まだ、続けるの?」
「当然よ。まだキスしかしてないじゃない」
 それは、これからキス以上のことをするという意味だろうか。
 しかも私がリードしないといけないし……はぁ。
72乃莉となずなの場合(なずな視点):2010/03/26(金) 01:44:52 ID:AwRMGuFH
「ほら、早くしなさい」
 急かされても、どうすればいいのか本当にわからない。とりあえず服を脱がせればいいのだろうか。
「の、乃莉ちゃん。ちょっと手をあげて」
 私は蚊の鳴くような小さな声で聞いた。でも乃莉ちゃんにはちゃんと届いていたようで、うん、と言って両手を上げてくれた。
 私は彼女の制服の肩紐をずらし、脱がせた。彼女が今着ているのは白いブラウスとスカートだけだ。
「乃莉ちゃんが言い出したんだからね。ほ、ほんとに知らないよ!」
 乃莉ちゃんは黙ってうなずいた。そういって私はブラウスのボタンを上から一つずつはずしていく。
 ブラウスが開き、白い肌と青い下着があらわになる。
「……あんまり見ないで」
 彼女は羞恥心で目をそらす。私にはその仕草がとてもいとおしく感じられ、思わず乃莉ちゃんをベッドに押し倒した。
「ご、ごめん!」
「うんいいよ。続けて」
 私は乃莉ちゃんの比較的大きな胸に下着越しに触れる。
 彼女の口から、あぅ、と声が漏れた。私は動きを止めたが、彼女はまた続けるように促した。
 それに従い、乃莉ちゃんの胸を軽く揉む。下着越しでも柔らかい感触が伝わった。私は急ぐ心に負け、彼女のブラのホックを外した。
 乃莉ちゃんの形のいい胸があらわになる。私はさっきよりも強く彼女の胸を揉んだ。
「こうでいいの……?」
 手を休めずにおそるおそる乃莉ちゃんに聞く。
「うん、じょうずだよ」
 彼女の声は先ほどよりも艶めいていた。
73乃莉となずなの場合(なずな視点):2010/03/26(金) 01:46:20 ID:AwRMGuFH
「なずなもぬいで」
 乃莉ちゃんが私を自分の方へ引っぱる。乃莉ちゃんにまたがるように座っていた私は、バランスを崩してベッドに倒れる。
「は、恥ずかしいよ」
 乃莉ちゃんは私の服を脱がせにかかっていた。赤い制服は既にベッドの端へと追いやられ、ブラウスのボタンはもう半分外されている。
 ブラウスのボタンがついに全て外された。白い下着と、貧相な胸が乃莉ちゃんの目に映る。
「可愛いよ、なずな」
 小さいって意味でしょ?そう聞くと乃莉ちゃんは笑って答えた。
「ほんとにかわいいの」
 そう言って乃莉ちゃんはいきなり私のブラを外した。
 私が戸惑っていると、乃莉ちゃんは強く私の胸を揉んだ。私が彼女にした時よりも確実に強い。
「はぅ」
 私は思わず声を出す。でも乃莉ちゃんの勢いは止まらない。
「わたしのもお願い」
 そう言われて私は乃莉ちゃんの胸を揉む行為を再開する。
 手に伝わる柔らかな感触は心地よく、それが乃莉ちゃんのものだと思うとさらに気持ちが高ぶった。
 乃莉ちゃんも私の胸を刺激してくれていて、他人から胸を触られることがこんなに気持ちいいものだとは思わなかった。
「乃莉ちゃんも可愛いよ」
 私はそういって彼女のピンク色の突起を指で弾いた。乃莉ちゃんは、ひゃ、と声を漏らした。
 もっと乃莉ちゃんを感じたい。
 乃莉ちゃんの右の乳房を揉みながら、左の乳首を口に含む。その小さな突起を舌でつつく。
「な、なずなぁ」
 私はただ彼女の乳首を貪り続ける。だんだんとそれが硬くなっているのを舌先で感じた。
「気持ちいいの?」
 そう聞いたつもりだが、うまく発音できていたかどうかわからない。
「ふぁ、わたし、もうッ」
 乃莉ちゃんはそう言って、ビクン、と体を大きく震わせた。イッた……のかな。
「なんでそんな異常に上手いのよ……」
 私はそんなに上手くできているとは思わないが、乃莉ちゃんが快感を得てくれているのなら嬉しかった。
「そんなことないよ。あるとしたら、女の子同士だからどこをどうすれば気持ちいいか見当が付くからじゃない」
「わたしは相手がなずなだからだと思うな」
 そう言って乃莉ちゃんは私のスカートに手をかけた。
74乃莉となずなの場合(なずな視点):2010/03/26(金) 01:48:03 ID:AwRMGuFH
「待って」
 私の強い声に、乃莉ちゃんは驚いた表情でこちらを見る。
「わ、私がリードするから!」
 乃莉ちゃんは、うん、わかったと頷いた。
 私は乃莉ちゃんのスカートのファスナーを下げる。
 彼女の下着は下も青かった。が、その下着は先ほど絶頂を迎えたせいか、一部分だけ湿って色が濃くなっている。
「こんなに濡れてるんだし、もういいよね」
 私は彼女のショーツに手をかけ、一気に下に引いた。
「きゃ!」
「し、心配しないで!」
 こんなに震えた声ではかえって心配になってしまいそうだ。ともかく、私は乃莉ちゃんの下着を完全に脱がせた。
 ぐちょぐちょに濡れた彼女の秘部が私の目に映る。それに見とれていると、なずなのバカ、と乃莉ちゃんが呟いた。
「触るね」
 答えを聞かずに私は彼女の秘部に触れる。ぴちゃ、と愛液がいやらしい音を立てた。
 私はスジに沿って彼女の秘裂を撫でた。
「もっと強くしていいよ」
 乃莉ちゃんはそう言った。私は愛撫をさらに激しいものにする。彼女の口からは何度もかわいい喘ぎ声が漏れた。
 私は我慢できずに左手を自分のショーツにもぐりこませる。そこは自分の思っていた以上に濡れていた。
 右手では乃莉ちゃんの秘部への愛撫をつづけながら、左手で自らを慰める。
「あれ、なずな自分でしてるの?」
 しばらくして乃莉ちゃんが私に聞いた。私は躊躇いつつもうん、と答える。
「じゃあさ、一旦止めて」
 乃莉ちゃんの言葉に私は愛撫を中止する。すると乃莉ちゃんがベッドの上で体の向きを逆にした。
 つまり今、私の目の前に乃莉ちゃんの秘部が見える状態だ。
「こうすれば二人でできるよね」
 そう言って乃莉ちゃんは私のショーツを脱がせる。突然秘部が外気にさらされ、冷たさに思わず声を出した。
「なずな、まだ生えてないんだ」
 私はかなりの羞恥心に襲われた。ここからでは見えないが、声のトーンからしておそらく彼女はニヤついているだろう。
「ほ、ほっといてよ!」
 私は言い捨ててから乃莉ちゃんの秘裂を舐めた。女性器特有のにおいがあり、なんとも言えない味だった。
 でも相手が乃莉ちゃんだからか、不思議と嫌だと感じない。
「ひゃっ、不意打ちはずるいよ」
 私の秘裂を乃莉ちゃんの舌が這う。私の体に電流のようなものが走った。自慰のときとは全く違う感覚だ。こっちの方が数倍気持ちいい。
「すごい濡れてる」
「乃莉ちゃんだって」
 実際、乃莉ちゃんの秘部からは洪水のように愛液が流れだしていた。さらに私の唾液が混じり、なんかすごいことになっている。
 おそらく私の秘部も同じような状況だろう。
 私の舌の動きが激しくなると、それに対応して乃莉ちゃんの舌の動きも激しくなる。
 乃莉ちゃんの舌の動きが激しくなると、私の舌の動きも激しくなる。
 私は舐めるというより乃莉ちゃんの秘部にしゃぶりついていた。そして舌を秘裂に入れ、激しく動かす。
「なずな、なずなぁ」
 乃莉ちゃんが私の名前を呼ぶ。
「の、乃莉ちゃん!」
 私も彼女の名前を呼ぶ。
 お互いに絶頂が近いことが分かった。
 もう、最後だ。
 私と乃莉ちゃんはラストスパートに向けて動き出した。私は彼女の秘裂に小さな突起を見つけた。舌を使い、それをチロチロと舐める。
 すると、わたしの秘部にもこれまでになく強い快感が伝わった。同じ部分が刺激されているのだろう。
「乃莉ちゃん、私、もう……」
「うん、わたしも……」
 私は彼女の突起を舌で押しつぶした。乃莉ちゃんも、それにならう。
「なずな、なずなぁぁあああああぁぁあぁ!!!」
75乃莉となずなの場合(なずな視点):2010/03/26(金) 01:48:25 ID:AwRMGuFH
「乃莉ちゃん、乃莉ちゃぁん!!!!」


 
「今日はありがと」
 シャワーを浴びて、服も着替えた乃莉ちゃんが言った。
「うん。こちらこそ」
 私もすっかり元の格好だ。
「じゃあ、また明日ね」
 乃莉ちゃんは鞄を持ち、自室に帰る支度をする。
「ねえ乃莉ちゃん」
 玄関まで出た彼女を、私は引きとめた。
「ん?」
「もう暗いしさ、今日は泊まっていかない?」
 まあ、同じアパートなのだから外が暗かろうと全く関係がないのだが。私が提案すると、乃莉ちゃんはうーん、と少し考えてから言った。
「……今度はもっと優しくしてね」
76名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 01:50:14 ID:AwRMGuFH
以上です。>>74>>75がへんなとこで切れてるのはコピペミスです。
77名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 08:26:41 ID:6XKtpPay
GJ!
アニメ終わっちゃったね…
乃莉となずなをいっぱいアニメで見れて大満足だった
ドラマCDに期待
78名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 16:39:34 ID:dJE+NJ3F
乃莉「ネットで検索してみましょうか?」

ケータイでググれカス
表示したままにしとけば、開けば直ぐレシピ確認出来るだろ
79( ´∀`)ウフフ ◆uDmwaB999E :2010/03/27(土) 16:47:52 ID:2R/TTaU7
 . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
>>31-37の続きです。
80乃莉×なずな1:2010/03/27(土) 16:48:28 ID:2R/TTaU7
―私はなずなが好き。誰よりも好き。
 この気持ちは、ただのわがままなのだろうか?
乃莉は自問自答する。
―友達。友達。ただの友達。
呪文のように繰り返す。
そうでもしないと頭がおかしくなってしまいそうだった。
―いつからだろう、なずなのことをこんなに想うようになったのは…

―守ってあげなくっちゃ
そんな気持ちがいつの間にか
―誰にも渡さない
そんな気持ちに変わっていた。
でも、そんな想いをかなえる手立ては無かった。
なずなと一緒にいられない時間が苦痛だった。

乃莉自身は、少々男っぽい性格のためか、同性に好かれることも多く、
バレンタインデーには複数の女子からチョコレートをもらうことがあった。
しかし、自分からチョコレートを異性、同性を問わず渡したくなるようなことは今までなかった。
こんな気持ちになったのは初めてだった。
誰かを好きになる。自分の中に初めて生まれた気持ちの扱いに乃莉は戸惑っていた。

―沙英さんとヒロさんのように、宮子さんとゆのさんのようにそんな関係になれれば…
初めはそう願っていた。
学科もクラスも違うという壁は大きかった。
あえない時間が、ますますなずなへの思いを募らせていった。
そして、いつしか乃莉のなずなへの想いは暴走しだしていた。
81乃莉×なずな2:2010/03/27(土) 16:49:01 ID:2R/TTaU7
―なずなのすべてが欲しい
もちろん、それはただのわがままだとわかっていた。
しかし、乃莉は今なら人がストーカーになる気分がよくわかるような気がした。

自分でも頭がおかしいくなってしまったのかと思ったがやめられなかった。
初めは、機会があるたびに撮ったなずなの写真を集めることだった。
それが、行為はなずなへの思いが募るにつれてだんだんとエスカレートしていった。
部屋の居間と脱衣所に無線Webカメラを設置したのはその行き着くところだった。

大収穫だった。解像度は低いものの、なずなの何気ない表情や仕草まで動画で記録出来た。
なずなが部屋の風呂が故障して風呂を借りに来た時は小躍りした。
奮発して2台もカメラを買った甲斐があったとおもった。
残念ながらほとんどがなずなの後ろ姿だったがそれでも満足だった。
なずなの光るように白い背中とヒップを見ることが出来ただけで満足だった。

そんな馬鹿げた企みがすべて見つかってしまった。
すべてが終わりだと思った。
残りの二年半を親しいふりをして他人として過ごす、そんな生活を続けることとなってしまう。
あくまでも仲の良い友人のふりをしつつ、心は無限の距離で離れてしまうだろ。

―そんな身勝手な私をなずなは許してくれた。

そして今、なずなは自分の腕の中にいる。
82乃莉×なずな3:2010/03/27(土) 16:49:27 ID:2R/TTaU7
「私なんかで…良いの…?」
いつものように自信なさげになずなは訊ねる。
「私がこんなになったのもなずながかわいすぎるせいだよ。
 なずな、かわいいよ、なずな…」
乃莉はなずなをきつく抱きしめた。
「苦しいよ、乃莉ちゃん…」
「ごめん、なずな」
乃莉は自分の欲望が抑えきれないくらい高まっているのを感じた。

なずなと再び唇を重ねると、唇を首筋に這わせていった。
そして、なずなの髪に自分の顔を埋めた。
「なずなの髪の匂いが好き。」
なずなの甘い香りのする髪の毛の中で深く息をする。
「なずなの耳が好き。」
なずなの耳たぶを甘噛みし、耳の裏に舌を這わせる。
「うんっ…」
なずなは声を上げる。
乃莉の舌はなずなのうなじを這っていく。
なずなはベッドのシーツをつかみ、くすぐったさと甘い快感を必死でこらえる。

「なずな、腕をあげて。」
乃莉はなずなの腕を広げるとなずなを脇の下に顔を埋めた。
「なずなの匂いがする。」
「やだ…シャワー浴びさせて…」
「ダメ、もったいない。」
乃莉はなずなの脇の匂いを堪能し、舌でなずなの汗を味わった。
「やだ…乃莉ちゃん…くすぐったいよ…あっ…」
なずなはくすぐったさ以外の反応も示してきた。
片方の脇を終えるともう片方の脇を堪能した。

乃莉はなずなの手を取り、引き寄せる。
「なずなの手が好き。きれいな指が好き。」
なずなの白く細い指を一本一本しゃぶる。
「乃莉ちゃんはこんなことして楽しいの?」
「なずなが欲しいの。なずなの全部が欲しいの…」
「乃莉ちゃん…
 変態…」
「そうだよ、私は変態だよ。全部、全部なずながかわいすぎるのがいけないんだよ。」
「乃莉ちゃんになら全部あげる。全部あげるから他の人に絶対あんなことしないでね。」
「約束する。」
「きっとだよ。」
そういってなずなは小指を差し出した。
乃莉は自分の小指を絡め、指切りをした。
83乃莉×なずな4:2010/03/27(土) 16:49:58 ID:2R/TTaU7
乃莉はなずなのキャミソールを脱がす。
レースとフリルで出来たような、なずならしいキャミソールを脱がすと、残りはパンツと片方の靴下だけになった。
キャミソールの下にはブラジャーはつけていなかった。
乃莉の目になずなの白い乳房が目に飛び込んできた。
乳房と呼ぶにはまだ小さいふくらみ。桜色の乳首。
乃莉はたまらずむしゃぶりついていった。
なずなの乳首を吸い、舌で転がし、甘噛みをする。もう片方の乳房も片方の手で愛撫する。
「んっ…あっ…」
なずなはイヤイヤをするように首を振り愛撫に反応する。
「乃莉ちゃん…乃莉ちゃん…」
乃莉の愛撫に耐えかねて、乃莉の体の下でなずなは体をくねらせる。

「なずな、パンツ脱がすよ。」
「恥ずかしい…」
「ここまできて恥ずかしいもないでしょ。」
「だって…」
なずなのパンツの中心部分を見ると、そこはすでに染みが広がっていた。
「私みたいなエッチな子、嫌いになった?」
「そんなことない、なずなはどこもきれいだよ」
乃莉はなずなのパンツを降ろしていった。
そして、ただ一つだけ残った片方のソックスも脱がした。

乃莉は何も身につけていないなずなの裸体を見下ろしていた。
「きれい…」
そんなありふれた一言しかでないほど乃莉はなずなの美しさに圧倒されていた。
色素の薄い髪の毛。
透けるように白い肌。
まだ幼さの残る少女特有の体つき。
何もかもがいとおしかった。
「なずな…きれいだよ…」
このまま永遠に時が止まってしまえばいいと思った。
しかし、欲望には勝てなかった。
なずなのすべてを味わい尽くしたかった。
84乃莉×なずな5:2010/03/27(土) 16:50:22 ID:2R/TTaU7
髪の毛と同じように色素の薄い茂みに指を伸ばす。
「恥ずかしい…」
もじもじしながらなずなは言った。
そんな様子も乃莉にはいとおしく思えた。
「見ているのは私だけだよ…」
「うん、乃莉ちゃんになら見られても良いよ…」
なずなはおずおずと足を開いていく。
「なずな…こんなに濡れてる…」
なずなの秘所からあふれた蜜は、固くすぼまった恥ずかしいつぼみの部分にまで流れ出していた。
「だって…だって…こんないやらしい私のこと嫌いになった?」
「嫌いになんかなるわけないよ。むしろうれしい。こんなに感じているなんて。」
乃莉は一瞬もためらわず、なずなの秘所に唇をつけた。
そして舌を伸ばし、割れ目の奥へと進めていく。
なずなの流した蜜を一滴でも逃すまいと舌を動かし、唇で吸う。
あふれる蜜をすすり、飲み干していく。
「乃莉ちゃん…ああっ…乃莉ちゃん」
なずなは腰をくねらせ、シーツを固く握り、あふれる快楽に身もだえする。
乃莉の舌が、固くしこったクリトリスを見つけた。
なずなの体がベッドの上ではねる。
「あぁっ!」
クリトリスを探し当てた乃莉はそこを重点的に攻め立てる。
「乃莉ちゃん…乃莉ちゃん…」
腰をくねらすなずなを逃がさないように腕で腰を抱き、舌で愛撫を繰り返す。
「だめぇ…乃莉ちゃん…もうだめぇ!!」
なずなは腰を浮かせ、何度か身震いをすると絶頂に達した。
そして、脱力したように静かにベッドに沈み込んでいった。
85乃莉×なずな6:2010/03/27(土) 16:51:27 ID:2R/TTaU7
まだ息の荒いなずなの横に並んで横たわった。
なずなは仰向けの体勢から乃莉の方へ体を回し、乃莉と向き合った。

「乃莉ちゃん…私のこと嫌いになった…?」
なずなは不安げな顔で見つめる。
「何で?なずなのこと嫌いになるわけなんかないよ!」
「だって…私…エッチな子だよ。
 今まで、何回も乃莉ちゃんのこと考えて…一人でエッチなことしてたの」
「うれしい。」
「何で…?」
「なずなが私のことそんな風に思っていてくれたことが。」
「うれしい…」
なずなは乃莉の手をぎゅっと握った。

二人はしばらくお互いの腕の中でまどろんでいた。
お互いのぬくもり、お互いの匂い、お互いの吐息を感じながら。

二人を目覚めさせたのは窓を染める夕焼けだった。
部屋に差し込む明かりが、あたり一面を真っ赤に染めていた。
「いつの間にか雨が上がってるね。」
体を起こした乃莉が言う。
「うん…明日は晴れるといいね。」
乃莉の隣に寄り添うように座ったなずなが応える。
再び唇を重ねようとしたとき、外からは賑やかな話し声が聞こえてきた。
沙英とヒロの声。そしてゆのと宮子の声も聞こえる。
ちょうどみんな帰ってきたのだ。
乃莉となずなは二人だけの世界から急に現実へと引き戻されていた。
二人とも一糸まとわぬ姿で、脱いだ物があたり一面に散らばっていた。
二人は顔を合わせると苦笑して、慌てて服を着にかかるのだった。

 〜 〜 〜 おしまい 〜 〜 〜
86名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 17:01:56 ID:cQiWChpj
(・∀・)イイ!
87名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 20:43:12 ID:hseqfScV
>>80-85

GJ!!

乃莉の暴走ぶりと、乃莉をこんなにしたなずなの小悪魔ぶりが楽しかったです。次も期待。
88名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 20:56:16 ID:05MtlGBe
>>80-85
GJ!
次も期待
89名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 00:53:02 ID:XWiu1VlU
糖度が高い!
だがそれがイイッ!
90名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 14:02:05 ID:/7nlQjur
>>89
やっぱひだまりは糖度高めじゃなきゃな
91名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 04:45:36 ID:j0JXtqc8
いままで百合とか気持ち悪いと思ってたんだが…
結構良いかもな。特にのり絡みが。
92名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 07:26:28 ID:tRkJz58N
>>91
俺もひだまりで百合に目覚めたクチだったりする
93名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 10:57:01 ID:3BLWR4pe
GJ!
そういえば、乃莉が半狂乱になったらどうなるんだろか・・・
94名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 11:16:39 ID:0sFkt6Cr
とりあえずなずなはおいしくいただかれるな
95名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 11:36:17 ID:Nooay/h+
>>93
幼児退行してお漏らしする
96名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 15:25:05 ID:e/DA6smY
>>95
(・∀・)イイ!
97名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 16:14:41 ID:Nooay/h+
乃莉「ゆのさんどこのフォルダ見てるんですか?私っちのお薦めはゆのスレまとめフォルダなんやけど〜wwwwww」
ゆの「過去フォルダだよ」
乃莉「・・・え・・・!?」
ゆの「過去封印フォルダだよ」
乃莉「・・・う、うわあ・・・ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」
ゆの「どうかした?」
乃莉「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(足が震える)」
ゆの「やだなあ、そんなにびびらないでよ。ちょっと隅々まで覗いただけだから^^」
乃莉「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ビクンビクン(小水を漏らす)」
ゆの「ちなみにさっきまでなずなちゃんと一緒に見てたよ」
乃莉「あんっ!ああん・・らめ・・・もうらめえ!ビクンビクン(一人でソリティアする)」

自分で書いといてこのコピペが浮かんだ
98名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 16:17:33 ID:QOUGT7n4
烏龍茶ふいたw
99乃莉×なずな:2010/03/29(月) 22:59:04 ID:5B0FGoc4
(お父さんお母さん…)
1人ホームシックになり悶々としていたなずなは、隣人の
「なずなー」
と言う声に正気に戻された
「ひゃっ はっ はい…っ!!」
「お邪魔しまーす」と入ってきたのは乃莉ちゃんでした。こんな時間に枕を持って何の用かな?
「乃莉…ちゃん?その枕は…?」
「ん?ああ、今日泊めて?」
急にどうしたんだろう 乃莉ちゃんもホームシックになったのかな?
でも、近頃夜が寂しくて眠れない私にはすごくうれしい申し出かもしれない
「別にいいけど…」
「変わりと言っちゃなんだけど、はいコレ肉じゃが
おふくろの味だから食べて食べて!」
いきなり肉じゃがのタッパーを渡してきた。わたしもう夕飯食べたんだけどな…
「えっ…あ…うん ありがと…」

…一口食べてわかったけど、すごく暖ったくておいしさ肉じゃがだった。…なんだかわたしの心を癒やしてくれるみたい
こんなのを作れる乃莉ちゃんってやっぱりスゴいな…
でもなんで牛肉の肉じゃがなんて珍しいなってことをわたしが漏らしたら少し焦ってたのかな?



夜、一緒にベッドに入った
やっぱり、近くに人の温もりがあるとほっとする
ただ、前にゆのさんが泊まったときと違ってドキドキするのはなんでかな?

「はーやっぱり寝るとき近くに人の気配があるとほっとするね〜」
乃莉ちゃんもおんなじことを考えていてくれた なんだかうれしいな
「……乃莉ちゃんありがと」
「えっ?」
「べつに私は…夜に部屋に1人でいるのが何がふと嫌んなって来ただけで、そんなお礼言われるようなこと何もないし」
乃莉ちゃんもホームシックになってたのかな?それでわたしを頼りに来てくれたのかな 乃莉ちゃんが…わたしを…
なんだか胸がすごくドキドキいってる、心なしか顔も赤くなってきてる。乃莉ちゃんにバレないかな
「…うん、ありがとう」
100乃莉×なずな:2010/03/29(月) 23:01:09 ID:5B0FGoc4
「なずなー、ちゃんと人の話聞いて…っわ!」

乃莉ちゃんがわたしの頭をなでた瞬間、わたしの目からは涙がでてきた あれ?おかしいな…なにがこんなに悲しいんだろう?
「うっ…ん…ひぐっ…」
「ど どうしたのなずな?なんかそんなに悲しいことあったの?」
自分でも分からない、でも
「乃莉ちゃんの言葉を聞いてたら胸がドキドキして、切なくなって、悲しくなって…わたし…」
「なずな…」
泣いているわたしを意を決したように乃莉ちゃんが抱きしめてきた
「えっ?の 乃莉ちゃん?」
いきなりの出来事にわたしは現状を理解することができなくなっていました。さらに追い討ちをかけるように乃莉ちゃんはつぶやく
「なずな………大好きだよ」
わたしの頭はショートしました

101名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 23:46:22 ID:H2fHK6/U
乃莉×なずないいね〜

見ていて和む
102名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 00:14:13 ID:9nOCrBsJ
なずなに嫉妬してツンデレになる乃莉がみたい
103名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 01:13:37 ID:Sh3HI/5l
「なずなー、ちゃんと人の話聞いて…っわ!」

乃莉ちゃんがわたしの頭をなでた瞬間、わたしの目からは涙がでてきた あれ?おかしいな…なにがこんなに悲しいんだろう?
「うっ…ん…ひぐっ…」
「ど どうしたのなずな?なんかそんなに悲しいことあったの?」
自分でも分からない、でも
「乃莉ちゃんの言葉を聞いてたら胸がドキドキして、切なくなって、悲しくなって…わたし…」
「なずな…」
泣いているわたしを意を決したように乃莉ちゃんが抱きしめてきた
「えっ?の 乃莉ちゃん?」
いきなりの出来事にわたしは現状を理解することができなくなっていました。さらに追い討ちをかけるように乃莉ちゃんはつぶやく
「なずな………大好きだよ」
わたしの頭はショートした
104乃莉×なずな:2010/03/30(火) 01:43:59 ID:Sh3HI/5l
「えっえっ…の 乃莉ちゃん!?」
「ごめんね、なずなの気持ちを無視してて
実はわたしもいますごくドキドキしてるんだ、わかる?」
乃莉ちゃんの胸の中に顔を埋めて血が登ってるわたしには、周りのことが一切頭に入ってこなかったけど、ぶるぶると小さく震えている乃莉ちゃんを感じて少し冷静になった。
(そうか、乃莉ちゃんも勇気を出して言ってくれたんだ
だったらわたしもいつまでも黙ってないで行動を起こさなきゃ)
「…こっちこそごめんね、乃莉ちゃんにばっかり大変な思いをさせちゃって
わたしも…乃莉ちゃんのこと……だ…大好きだよ!」
「なずな…」
「優しく乃莉ちゃんも、少し厳しい乃莉ちゃんも、どんな乃莉ちゃんのことも全部好き」
また混乱してきた、わたしはなにをいってるんだろう
「さっきからドキドキが止まんないの だから、その…もぅ……」
本当にわたしはなんてことをいってるんだろう、また乃莉ちゃんを困らせるようなことを言って
「ご ごめんね乃莉ちゃん、わたし何を言って…」

「なずな、いいよ わたしもうガマン出来ないし
それに大好きな人がここまで勇気を出してくれたんだもん
あとは……任せて」
「えっ?どういう意…っん!」

瞬間、乃莉ちゃんに唇を奪われた
105乃莉×なずな:2010/03/30(火) 02:13:43 ID:Sh3HI/5l
「んんっ!?」
舌を入れられ頭が真っ白になる
私の逃げようとする舌を乃莉ちゃんは的確に追い求め、逃がさない
酸素が足りなくなって、体の力も抜けてゆく
「ぷはっ」
ひとしきり私のキスを堪能した乃莉ちゃんが唇を離す
2人の間には銀色の線が架かっていた
そのまま力の入らない私の上にまたがる乃莉ちゃんは、わたしの胸に手を置いた
「ひゃうっ!」
「なずなは敏感なんだね、やっぱり胸が小さい娘は感度が高いって噂は本当だったんだ」
顔を赤くしながら乃莉ちゃんの言った胸が小さいって言葉に少し落ち込んでると、
「まぁ、わたしはそんな胸が小さいことを気にして 顔を真っ赤にするなずなが好きなんだけどね」
顔がさらに赤くなった
「えいっ、隙あり」
乃莉ちゃんのてがわたしの両の蕾をつまんだ、
「・・・ひゃうっ!ふぁっ!あっ!」
そのまま、唇をわたしの胸につけ愛撫を始める。
「ひぅっ!ひゃっ!・・・んっ!!」
舌で転がしたかと思えば、いきなり強く吸い、かと思えばこんどは頂点の周りを優しく舐める
そんな快感の緩急にわたしは狂いそうになってた
106名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 06:44:17 ID:aIv1nn6q
ワッフルワッフル
107名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 07:42:06 ID:kFwHD723
い、生殺し… は、いくないです。「終わり」なのか「続く」なのかー!
108名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 13:16:53 ID:2YPB1etK
早く続きを…
蛇の生殺しとはまさに…!
109名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 17:11:40 ID:sVjUEBMY
もしかして規制中になってしまったとか?
110乃莉×なずな:2010/03/30(火) 19:59:09 ID:Sh3HI/5l
スッと、乃莉ちゃんはわたしの下半身に手を伸ばしてきた
「んっ!」
線をなぞるように指をゆっくりと上下に沿わせる。新たなピリピリとした感覚に頭がぼーっとしてきたが、それよりも抑えられた快感に気が狂いそうになる。
「乃莉ちゃん……もぅ…わたし…我慢できない」
「駄目だよなずな、私はあと一時間ぐらい狂いそうになってるなずなを見たいんだから」
「そ そんな……」
無理だ、あと一時間もじらされたら壊れてしまう
「……なんてね」
ギュッと、わたしの陰芽をつまんだ
「っっ!!!」
ビクビクっと体が剃り、目の前で光が瞬く
そして、一瞬わたしが意識を失っている間になずなちゃんは体勢を変えて頭をわたしの陰唇に持ってきた
太ももを手で押さえ、閉じられなくなったわたしの陰唇を凝視しながら言う
「なずなはぜんぜん毛が生えてないね
それに色もピンクできれいだし…すごくいい匂いもする」
「んっ!…いやぁ、そんなに見ないで」
恥ずかしさで気が狂いそうだ
「なんで?ほめてるんだよ?」
「でも……やっぱり恥ずか ひゃぁ!」
乃莉ちゃんの舌がピンクの粘膜を押し入ってきた
「だめっ!…乃莉ちゃ…感じすぎちゃぅひゃんっ!!」

「なうなのおお ああずっあくえ、うおうおいいいよ」(なずなのここ、甘酸っぱくてすごくおいしいよ)
「っ!!!らめぇ乃莉ちゃ、しゃべりゃないで・・わたひ・・感じすぎちゃ・・っん!!・・っんーーーー!!!」
111乃莉×なずな:2010/03/30(火) 20:24:06 ID:Sh3HI/5l
体がビクンビクン剃り色々な液体が散り交うなか、至上の快楽が襲い、わたしの思考力を奪ってゆく

「はぁ・・はぁはぁ」
もう限界だ、なにも考えられない。意識が混濁して、頭がクラクラする
「乃莉ちゃん・・わたしもぅ」
本当に限界だから、と言おうとすると
「なに自分だけ満足した気になってるのかななずな?まだわたしが全く気持ちよくなってないし、夜はまだまだこれからだよ」
「でも・・もうわたし・」
力も全く入らないし、意識も飛びそうだ
「ふぅーん、そういうこと言うんだ、なずなは
だったらしょうがないよね、なずながわたしを気持ちよくしてくれる気になるまで、わたしがなずなを気持ちよくしてあげるよ」
「えっ だめっ本当にわたしもう、 んっ!!・・だめだったら・・もう・・げんか・・ひゃうっ!・・んんーーーっ!!!」
「ふふっ、なずなはかわいいな」
「らめぇぇぇっ!!!っんーー!吸わにゃいでっ!?これ以上はほんとにっ!壊りぇりゅっ!!!
んっ!?んっーーー!!!」

(なんでわたしこんなことになったんだっけ?)
かすれゆく意識の中、ふとした疑問がわたしの頭に浮かんで・・・消えた。


〜fin@(あるホームシックな夜の日に)でした
112名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 21:16:14 ID:6O8FEK9L
GJ!
生殺しの間が本当に辛かった…
乙!
113名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 21:27:34 ID:Lnb0TINV
乙です。
114名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 01:00:12 ID:ixaRQSZX
乙です!

次は乃莉が責められるのをお願いします!
115名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 04:10:11 ID:2mR4lAxK
>107
……いきごろし?
116名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 04:49:02 ID:AWw5js8Q
ネタにマジレスはいくない

…いきごろし?
117名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 22:17:03 ID:Mx7u8GbR
5巻買ってきた
夏目かわいいよ夏目
118名無しさん@ピンキー:2010/04/01(木) 17:54:40 ID:OTCgANYV
>>117
特に修学旅行の回な
あれは萌え死ぬかと思った
119名無しさん@ピンキー:2010/04/01(木) 18:40:43 ID:8JiKAKat
早く夏目がひだまり荘を訪問する話が読みたい。
120名無しさん@ピンキー:2010/04/01(木) 19:11:15 ID:gnsSIBDC
夏目に早く素直になって、沙英となかよくして欲しいんだけど素直な夏目に萌えれるかどうか不安。
365最終回みたくときどき素直になるなら最強なんだがなぁ
121名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 09:47:52 ID:XHFeOM8T
>>120
「ありがとう!今年もよろしく!」ってな
あれはヤバかった
122名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 15:09:33 ID:5sWc20w8
皆夏目大好きすぎるだろうwww俺も大好きだが

アニメひだまりは無印、365、☆☆☆全て好きだがやっぱり365が一番だなー……特に第6話。
でももし☆☆☆番外編で『夏目ができるまで』とか修学旅行の回とかやってくれたら☆☆☆が一番になるかも
123名無しさん@ピンキー:2010/04/05(月) 16:06:41 ID:ltBpcURz
なずな「もう…乃莉ちゃんったら…勝手にどこかに行ったらダメだって言ったでしょう?」
124名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 07:25:18 ID:1lzRUtVF
今更93だが、97に吹いたww
125名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 22:13:17 ID:NEcTTPKC
>>123
首輪ついた乃莉が全裸で四つん這いになってバイブ攻めされながらなずなの足を舐めてるんですね、わかります
126名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 22:52:56 ID:T1QLtEFU
女王なずな降臨!
127名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 22:27:27 ID:wa3h/N/T
前スレのゆの×沙英のSSと沙英×夏目のSSの再うp願う
128名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 22:58:14 ID:B/uskETy
保管庫で読めるよ
129名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 17:29:02 ID:GbOSkzeQ
過去ログのこと?
130名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 17:37:11 ID:/e5nYHfc
保管庫あったのか
131名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 07:25:29 ID:tbRE77Tl
保管庫
>ttp://www22.atwiki.jp/hidamari774/
ちゃんとメンテされているようで、管理者の人乙
132名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 07:41:41 ID:qimG0VxL
テンプレくらい読めよ
133名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 09:37:49 ID:02rqzyxa
未完の作品の作者様たちはどこへ行ってしまわれたのだろうか
134名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 17:57:21 ID:Vy9gl/pu
さんくす
135名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 22:56:14 ID:j+0mp4S0
テストあそばせ
136名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 00:01:20 ID:02rqzyxa
なずな×智花
携帯から投下

今日の一日も淡々と過ぎていく
夕食と明日の朝食の材料を近くのスーパーで買い揃えた後、私は自分の暮らす学生寮に戻ってきた
買ってきたものを一通り冷蔵庫にしまった後、どっと疲れが出た私はベッドに倒れこんだ

今日は一限から授業があった
それだけなら普通の話だが、今日に限って寝坊してしまった
友達に起こしてもらわなかったら午後まで寝ていたかもしれない
なんとか遅刻は免れたものの教師や他の生徒に笑われてしまった
上がパジャマのままだったからである
パジャマ姫のあだ名をつけられるのもそう遠くはないだろう
137another way:2010/04/13(火) 00:04:24 ID:02rqzyxa
最初にタイトル入れ忘れた

私はふと三年前のひだまり荘にいた頃の日々を思い返した
小さいけどいつも笑顔に満ち溢れていたあの大好きだったアパート
突然一人暮らしをする事になり、右も左もわからず途方に暮れていた自分に優しくしてくれた素晴らしい人たちがそのアパートにいた

ちっちゃくて可愛い、何事にも一生懸命だったゆの先輩
いつもご飯をおいしそうに食べていた、おっぱいがすごい天真爛漫な宮子先輩
自分やみんなにいつも夕食を作ってくれた、良妻賢母のヒロ先輩
小説家を目指し、ヒロ先輩に支えられながら日夜締め切りと戦っていた、才色兼備沙英先輩
138another way:2010/04/13(火) 00:05:45 ID:02rqzyxa
そして私の初めての親友であり落ちこんだ時にも笑顔で励ましてくれた同じ一年生の乃莉ちゃん
彼女の不用意な発言に傷つけられたこともあったけど…
彼女たちと過ごした日々は何物にも変えられない最高の思いでだった

当然みんなはやまぶき高校を卒業したが、不思議なことに全員が同じ美大に通っている
沙英先輩とヒロ先輩以外は下宿先は違えどみんなは大学生になってもずっと一緒で楽しい時を過ごしている
だけどその輪の中に自分はいない
私、なずなは普通科の生徒だったからだ

初めから私はみんなとは違う道を歩む運命だった
いや、そもそもすでに違う道を歩んでいて、その道がたまたま近づいただけだったのだろう
沙英先輩とヒロ先輩、ゆの先輩と宮子先輩が巣立っていくにつれ、そのことを強く実感させられた
後輩の子の美術関連の悩みに力になれない自分が腹立たしかった

単身赴任が終わったことで両親は自宅に戻り、自宅から通える大学をすすめてきたが、私は一人暮らしをする事に決めた
私は必死に勉強をして地元から遠く離れたとある有名な国立大に合格し、進学して学生寮で一人暮らしを始めた
139another way:2010/04/13(火) 00:07:20 ID:02rqzyxa
そして今は大学生活も軌道に乗り、時々失敗もするものの、なんとかうまくやれている
携帯を持っていない宮子先輩以外の先輩や乃莉ちゃんとは今も携帯で連絡を取り合っているが久しく顔を見ていない
特に乃莉ちゃんとはヒロ先輩と沙英先輩、ゆの先輩と宮子先輩のようにHをして、お互いに愛し合った仲だ
声が聞けるのはうれしいがそれでも寂しさは募る

私が物思いにふけっていたその時
「なずなちゃ〜ん」
よく知っている声が聞こえた
「は〜い」
返事を返し私は玄関に向かう
ドアを開けるとそこにいたのは隣の部屋に住む私の友人

「智花ちゃん!上がって」
「お邪魔しま〜す」

智花ちゃんは沙英先輩の妹で、三年前に智花ちゃんがひだまり荘を訪れた時に知り合い、それから友達になった
普通科の仲間ができて嬉しかった
140another way:2010/04/13(火) 00:10:19 ID:MLNf/rip
彼女は前から一人暮らしをしたがっていたらしく、偶然にも学部は違うが同じ大学に通うことになったのだ

「相変わらずなずなちゃんの部屋はきれいだね〜私の部屋とは大違いだよ」
「そんなことないよ、私はこうみえても結構大ざっぱだし智花ちゃんの部屋も十分きれいだよ。私は智花ちゃんの部屋好きだよ」
「ほんと?ありがと」

彼女は今の私にとって乃莉ちゃんたちと同じくらいかけがえのない存在だ

「それで何の用事?」
「今晩なずなちゃんのお部屋に泊まっていい?」
「いいけどどうして?」
「私…なずなちゃんとHしてみたいなって思ったの」
「!!?」
141another way:2010/04/13(火) 00:11:24 ID:MLNf/rip
智花ちゃんの衝撃的な発言に思わず自分の耳を疑う
本人曰わく女の子同士のHは親友同士のお楽しみらしい
私は顔を真っ赤にしながら返答した

「それはダメ!だって私には乃莉ちゃんが…」
「ふーん…だったら浮気してみない?どうせバレる可能性は低いし」
「…」

乃莉ちゃんと離れてから私は一週間に二回程度のオナニーで淋しさを紛らわしていた
智花ちゃんはそのことや私と乃莉ちゃんの関係も知っていた
乃莉ちゃんを本当の親友と呼べるようになったのも初Hの後だった

断る気にもなれず私は
「わかった、夜中に私の部屋に来てね」
結局OKを出したのだった

その夜、智花ちゃんはパジャマ姿で私の部屋に来た
三年間で大きく成長した胸がはっきり目立っていた
ちなみに姉の沙英先輩は全然である
こないだも電話でそのことを嘆いていたが姉妹でこんなにも差がでるとは正直驚きである

「えへへ、よろしく頼みま〜す」
そして笑顔
私たちはベッドの上に並んで座り、お互い向き合った

「今日はなずなちゃんが私を好きにしていいよ…いっぱい攻めてほしいな」
「私は攻めるだけなの?」
少し話が違うような…
不満を口にしながらも私たちの熱い夜は始まった
142another way:2010/04/13(火) 00:13:19 ID:MLNf/rip
駄文失礼
エロ全開の続きは明日になりますよ
143名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 00:18:27 ID:zueWCoCE
>>142
とりあえず乙
待ってるからな!
144名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 00:48:36 ID:BzwuD7Sd
乙です
のんびり続き楽しみにしてますよ
145another way:2010/04/13(火) 20:29:59 ID:MLNf/rip
お待たせしました続きです

智花ちゃんはパジャマを脱ぎ青いブラで包まれた大きめの胸を私の目の前に晒した
私も上着を脱ぎ、自分の胸と智花ちゃんの胸を見比べる

「やっぱり智花ちゃんのおっぱい大きいな…」
「なずなちゃんもいいおっぱいしてるって」
「今は私もおっぱいはそれなりにあるけど智花ちゃんにはかなわないよ」
「でも乃莉ちゃんや宮子さん、ヒロさんは私よりももっと大きくなってたりして」

そんな会話の後、お互いにブラを外し、乳房を露わにした
そして私の攻めが始まった

始めに私は智花ちゃんとディープキスをした
口内に舌を侵入させ互いの舌を絡め合った
唇を離すと舌と舌の間に唾液が糸を引いた
146another way:2010/04/13(火) 20:31:28 ID:MLNf/rip
私は智花ちゃんの豊かな胸の真ん中にある桃色の蕾を一方は口にくわえ、もう一方は指で摘んだ
「あっ…」
智花ちゃんが声を漏らす
そのまま乳首を甘がみし反対の乳首も指でつねり、胸を揉みしだいた
乳首が硬くなっているのがわかる

「あっ、あぁぁっ!」 そのまま私はペースを早め、智花ちゃんのおっぱいを蹂躙していった
そしてとどめに両方の乳首に一瞬だけ強い力を加えた

「あぁぁぁっ!」
どうやら智花ちゃんは達したようだ

私は一旦智花ちゃんから離れる

「なずなちゃん、こっちもしてくれる?」
「もちろん」
智花ちゃんのすでに愛液で濡れたパンツに手をかけると一気に降ろした
147another way:2010/04/13(火) 20:32:29 ID:MLNf/rip
智花ちゃんの股には髪の毛と同じ薄い紫色の陰毛がびっしりと生えていた

「智花ちゃん、毛がすごいね」
「す、すごくないよ…このくらい19才なら普通だって」

顔を赤らめる智花ちゃん
ちょっとかわいい

深い薄紫の茂みが愛液の洪水で濡れていた
私は毛をかき分けると智花ちゃんのアソコに顔を近づけた
女の子特有の臭いがしたが親しい子のものならむしろいい臭いだ

アソコに舌を入れるとギュッと収縮して舌を締めつけた
「ひゃあっ!?」
智花ちゃんは喘ぎ声を出した

そして私の指は女の子の敏感な突起、クリトリスに触れた

「ひぃっ!」
乃莉ちゃんはHの時、ここを重点的に攻めてきた
そのため私はオナニーでイく時には乃莉ちゃんの攻め方を真似するかのようにクリトリスを弄ぶ
私は乃莉ちゃん直伝のテクニックで智花ちゃんのクリトリスを攻めると同時に舌も動かす
そのたびに愛液がとめどなく溢れ、私の顔を濡らしていく

「わたし、もう…」
どうやら絶頂が近づいて来たようだ
私もラストスパートをかける
根元まで皮が剥けきったクリトリスを指で摘んだ

するとアソコがこれまで以上に収縮して
「イく、イくうっ!!」
智花ちゃんは更に激しい絶頂に達した
148another way:2010/04/13(火) 20:34:35 ID:MLNf/rip
私は智花ちゃんのアソコから吹き出した潮を思いっきり浴びた
私は間髪入れずに舌をアソコから引き抜くと割れ目にキスをした
「ら、らめぇっ!!」
智花ちゃんに更に快楽が与えられたようだ
はぁはぁと息が荒々しくなる智花ちゃん
私は自分がイけないのが不満だった

「ねぇ智花ちゃん?」
「な、なに…?」
「私もう我慢できない、私もイきたいの」

私は愛液で濡れたパンツを下ろし、智花ちゃんに比べると薄いが白色の毛で覆われたアソコを外に晒した
智花ちゃんと足を交差させ、お互いのアソコをくっつける

そして互いに腰を動かしあった
アソコ同士がこすれあい、二人に特別な快楽をもたらす

「なずな…ちゃんっ!」
「ちかちゃぁん!」

くちゅくちゅと淫靡な音が響く
そのうち、大きな何かが体の内側からこみ上げてくるのを感じた

「そろそろ、きそう!」
「わっわたしもっ!」

その直後

「「ふあぁぁぁぁっっ!?」」

二人はほぼ同時に果てた
そして一緒にベッドに倒れこんだ
149another way:2010/04/13(火) 20:39:12 ID:MLNf/rip
「なずなちゃん」
「なぁに?」
「とっても気持ちよかったよ、またしようね」
「今度は智花ちゃんも私を攻めてほしいな」
「わかった」

その後私たちはベッドの濡れた部分を処理し、智花ちゃんの提案で生まれたままの姿で寄り添いあってベッドに入った
お互い疲れていたため、ほどなく眠りにつけた
150another way:2010/04/13(火) 20:40:29 ID:MLNf/rip
翌朝

私は目を覚ました
智花ちゃんはまだ寝ているようだ
目覚まし時計を見ると長針が10を指していた
お互いにずいぶんぐっすりと眠っていたようだ
今日は休日だがそれにしてもそろそろ起きてもいい頃だ

「う゛ううーん…」
智花ちゃんが目を覚ました
「おはよう、智花ちゃん」
「なずなちゃんがすごい動いてよく眠れなかったんだけど…」
「あっ!ご、ごめんね!私って昔から寝相が悪くて、気がついたらベッドから転がり落ちてたこともあったんだ」
「なずなちゃんと一緒に寝るのやめよっかな〜」智花ちゃんはムスッとした顔で言った
私が言い訳に困っていると
「な〜んてね!なずなちゃんは私の親友だから平気だよ!また…Hしようね」
「うん、ありがとう」
こうして私は智花ちゃんとも親友になれた
でも浮気をしてしまったが

その時、突然電話が鳴った
私はベッドから出て受話器をとった
全裸で
151another way:2010/04/13(火) 20:44:32 ID:MLNf/rip
「乃莉ちゃん?」
「なずなは今起きたとこ?」
「そうだよ」
「昨日は忙しかったんだね〜」
「!?」
「どうしたの?」
「な、何でもない!昨日は色々あったの!」
「そっか」
まさか智花ちゃんに浮気をしてHして一緒に寝て、今はお互い素っ裸だなんてとても言えない
智花ちゃんは横で耳を立てて会話を聞いていた
もちろん彼女も裸だ

「ところでなずなは来週の土日は予定空いてる?」
「来週は大丈夫」
わたしも智花ちゃんもバイトをしているが来週は非番だった

「それならよかった、実は沙英センパイの小説の単行本がついに出たんだ」
「すごいね!」
「だからみんなで沙英センパイのお祝いをしようかなって思ってたの」
「なずなは来れそうだね、智花ちゃんはどうだろ?」

「んと、じゃあ智花ちゃんに代わるね」
「へ?」
智花ちゃんに受話器を渡した
「私も大丈夫だよ!」
「智花ちゃん!?いたの?」
「昨日の夜からなずなちゃん家に泊まったんだ」
「…今朝の目覚めはどうだった?」
「最悪…」
「やっぱし…なずなの寝相悪いの全然直ってないんだね…」
横で会話を聞いていた私は罪悪感に苛まれた
152another way:2010/04/13(火) 20:46:07 ID:MLNf/rip
「あ、せっかくだから沙英センバイに代わろうか?」
「うん」

「もしもし、智花?」
「お姉ちゃん!」
沙英先輩に電話を代わったのだろうと私は思った
「久しぶり」
「お姉ちゃん、単行本出したんだって?おめでと」
「あ、ありがと」
「でも、無理ばっかりしてヒロさんに迷惑かけてないよね?」
「大きなお世話だって!あんたもなずなに迷惑かけてないでしょうね?」
「そんなことないよ、なずなちゃんは私の大事な親友なんだから!」
「そっか、良かった」
以前の二人ならここで喧嘩してただろう
だけど今はお互いに軽く流してあまり怒らないようになった
私が言うのも変だけど、二人ともすっかり大人になったみたい
「なずなに代わってくれるかな?」
「わかった!」

再び私が電話に出る
「沙英先輩、単行本発売おめでとうございます」
「久しぶり、なずな」
「はい、お久しぶりです」
「なずなは智花と更に仲良しになったんだね」
「はい、おかげさまで大事な親友になれました」
「智花は結構ブレーキがきかないとこもあるから、何かあった時にはよろしく頼むね」
「いえ、その、私も智花ちゃんに色々と助けてもらってますから」
「ははは、それはよかった」
153another way:2010/04/13(火) 20:50:34 ID:MLNf/rip
「来週は二人ともそちらにお邪魔できそうです」
「よかった、ところで二人とも新幹線の乗り方は知ってるよね?」
「はい、大丈夫です」
「じゃあ、来週は☆☆☆駅で待ち合わせね」
「了解です」
「二人の顔が久しぶりに見れるのをみんな楽しみにしてるから…あ、そろそろ電話切るね」
「はい、さようなら」
ツーツーツー

くしゅん!
私は電話を切ったと同時に智花ちゃんと一緒にくしゃみをしてしまった
二人とも一糸纏わぬ裸だったのをすっかり忘れていた
乃莉ちゃんと沙英先輩に気付かれはしなかったが、風邪を引いてしまっては元も子もない
二人して素早くパジャマを着た

「それじゃあ私は自分家で着替えてくるね」
「智花ちゃん、せっかくだから朝ご飯食べていかない?多めに買ったから二人分私が作るよ」
「ホント?ありがとー!着替えたらまたくるね!」
「私も着替えて待ってるよ!」

ドアを勢いよく開けて出ていく二番目に大好きな親友の後ろ姿を見た後、私はクローゼットから今日着る服を選び始めた

おわり
154another way:2010/04/13(火) 20:52:08 ID:MLNf/rip
以上!
多分続き(乃莉×なずな)も書くかも
打ち間違いでちゃんこが予測変換に残ってしまった
これはもしやヒロさんの呪いか?
おやこんな時間に誰だr(ry
155名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 22:42:08 ID:EiQz/hD2
なずなが乃莉を責める展開でお願いします!!
156名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 23:13:20 ID:MLNf/rip
多分浮気がバレたなずなを乃莉が攻める展開になりそう
希望にそえなくてすまない
ところどころ改行ミスって見にくくなって申し訳ない
157名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 23:24:31 ID:BzwuD7Sd
>>156
GJなんだな

乙なんだな
158名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 22:13:25 ID:jv1TS9XZ
今気づいたけど時刻を指すのは長針じゃなくて短針だった
159名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 22:20:30 ID:MdUktmJ+
>>156
GJ!
続き期待しています
160名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 00:03:36 ID:WTsN+RIN
智花って誰?
161名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 00:12:24 ID:gBbBbnmA
沙英の2歳年下の妹。アニメ版のオリジナルキャラクター。
162名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 00:30:57 ID:6piDt40y
暇なのでチラシの裏投下
カップリング乃莉となずな
文章力悪し
163名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 00:33:15 ID:6piDt40y

「乃莉ちゃんと一緒に、お昼食べたかっただけだから」

面と向かって言われると照れてしまうというか、こっちが何故だか恥ずかしくなることを、なずなはよく言う気がする


あの日からよくなずなと一緒にご飯を食べるようになった
なずなと2人っきりの食事は和やかな時間が流れる感じがして好きだ
なずなの笑顔も見れるし

今日も2人で食事をしながら
学校の自分のクラスであった話などをした
といってもほとんど喋っているのは私だった気がする
そういえば、なずなはあんまり学校の話をしないな
もしかしてクラスに馴染めてない……?
そう思ってる間にご飯を食べ終わっていた


なずなと食器の後片付けをしたあと2人でベットを背もたれにし、くつろいだ
やっぱり、なずなといると和やかな時間が流れる
しばらく目をつぶり、ぼーっとしてると肩に誰かがもたれてきた
誰かがと言っても2人しかいないので肩にもたれてるのは、なずななのだが
なずなといると癒されるというか穏やかな気持ちになるのだが
なずなが近付いて来たり触れられると何故だか体が熱くなるというか変な汗が出てくる、心臓の鼓動も自分で聴こえるほど大きく不規則になっていた
もしかしたら、なずなにも聴こえるかもと思い急いで距離をとろうとした
別に聴こえて問題ないと思うのだが自然と体が、なずなから離れる
「………」
「………」
「……(気まずい。なんか喋んなきゃ、なにかなにか)」
「……乃莉ちゃん」
「…な、なに?」
「私が近付いたりすると避けるよね」
「そっそうかなぁ?」
「今のもそうだし……」
「………」
「私のこと嫌いなの?」
「そんなことない!」
「じゃあなんで避けるの?」
「………」
そう聞かれても答えられない
「…やっぱり私のこと嫌いなの?」
「……嫌いなわけないじゃん」
「じゃあ、もう避けないで……」
気付くと、なずなは私の胸にもたれてきた
抱き締めて欲しいと言ってるように私に体を預けてきた

そのまま抱き締めないと地面に崩れ落ちて壊れてしまいそうで
そう思うと乃莉は自然と、なずなを抱き締めていた
変な汗が出てきて心臓の鼓動が大きくなるけど乃莉はもう気にしない
それがどういう物なのか理解したから
「私、なずなが好き」
「……えっ?」
なずなの唇にそっと優しく、くちづけを交わす
突然の事に、なずなは驚いた顔をしていたが直ぐに可憐な笑みを浮かべ言う
「私も!」
164名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 00:35:37 ID:6piDt40y
終わり
本番は個人的な私の趣向によりなし失礼しました
165名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 02:11:41 ID:KkGd+aPh
なずな「私も私が大好き」
166名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 06:42:53 ID:jU5heW+l
宮ちゃんとゆのっちは結婚して愛の巣を営むべき
167名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 22:48:14 ID:uuqwz8wa
また、裸で寝てしまった。
こんなんじゃ絶対いつか風邪ひいちゃうな。でももうすぐ夏だし大丈夫かな。
などと取り留めもなく考えながら眠い目をこすり、服を着て体を起こしていく。
「ほら宮ちゃん朝だよー?講義遅れちゃうよ?」
「んー…あと五分ー…」
布団の中にもう一人、裸のままでくるまっている宮子に声をかける。
夏休みを前にお互い漸く大学生活にも慣れてきたが、朝の眠気は相変わらず大敵である。前日に激しく動いていれば尚更。
とはいえ、ゆのも彼女を起こす方法はちゃんと心得ていた。
同じ美術大学に入ることが決まったとき、ルームシェアを提案したのはゆのの方であった。
高校時代に深い仲になった二人であったが、女の子の多い美術科にあって、二人の存在は目立ちはするものの特異なものではなく、むしろ公認のカップルとなっていた。
しかし世間での反応となると話は別である。ゆのが敢えて同棲ではなくルームシェアという言葉を選んで宮子に提案したのも、その事が引っかかったからであった。
「宮ちゃん、もうすぐ朝ご飯出来るよー?」
「起きるー!!」
こうやってご飯が出来ると飛び起きるのだ。
いつもの朝の光景、ゆのは呆れるような笑いとともにこれが「いつもの朝」であることに幸せを感じていた。
初めは気を使って片方だけひっくり返していたが、今では仲良くサニーサイドアップの目玉焼き二つとご飯、
前日の残りの味噌汁と簡単なものではあったが、朝から食欲旺盛な彼女を起こすには十分なご馳走である。
168名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 22:53:46 ID:uuqwz8wa
「おいしー!!朝からご飯を食べると、日本人に生まれてよかったと思いますなゆの殿!!」
「そんな宮ちゃん大げさだよー」
ゆのにはこんな他愛もない会話も、朝の栄養になっている。やっぱり、楽しい。
ゆのの提案に、宮子は即座に乗ってきた。そんなすぐに決めてもよかったのかと、逆に不安になり聞き返したが、
食費も家賃も半分だし、それに毎日ゆのっちに会えるしね。
との答えが返ってきた。
裏表のない人だから、きっと全てが一番の理由なのだろう。
そうやって突き進んでいく性格は、ゆのにはないものであり、宮子の魅力でもある。
「ご馳走さまでした!!」
二人で一緒に言う。部屋の奥まで入ってくる西日を避ける為に閉めていたカーテンをあけると、程よく眩しい光が二人分のひだまりを作ってくれた。
一度ゆのは宮子に、自分が敢えてルームシェアという言葉を使っていることの葛藤や感情を打ち明けてみた。
宮子は、名前なんてどっちでも、ゆのっちの言いやすい方でいいよ。私はゆのっちと一緒にいれたらそれで幸せだから。
と言ってくれた。
初めて「ゆのっち」と呼んでもらったあの日の感覚がまた、ゆのの中に現れて、気がつくと泣きながら宮子に頭を撫でてもらっていた。
「いい天気だね宮ちゃん」
「ねー」
描いた夢に、どんな色をつけよう。
この先もきっと、たくさん色んなことがあって、いっぱい悩んで、そうやって夢の階段を螺旋の空へと上がっていくのだろう。
そして、その隣にこの金髪の彼女がいてくれれば、こんなに幸せなことはないだろうな。ならば描いた夢は、
「きっと金色だよね!!」
「ん?何が?」
「いいのいいの。さ、一緒に学校行こ!!」

>>166の書き込みから電波が舞い降りてきた。稚拙で申し訳ないとは思うが後悔はしていない。
169名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 03:33:15 ID:AiybTQFJ
GJっす

誰か、ヒロさんvs夏目vs智花の沙英取り合戦を書いてはくれまいか
170名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 14:29:43 ID:t3zCrCCO
>>164 >>167
両方ともGJ!
164氏、是非続きのエロシーンを…w

>>169氏自分もそれ見たいw、
…BS11今日最終回だよ…(泣

171名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 19:01:35 ID:AiybTQFJ
ヒロ「沙英は私の嫁」
智花「沙英は私の姉」
夏目「沙英は私の……えっと……」
172名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 23:34:42 ID:dk406En0
夏目さん酔ったら即死レベルの可愛いさを発動するやろうな
173名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 00:05:45 ID:ZAiOnLdq
月木はヒロ
火金は夏目
水土は智花
日曜日は全員で4P
そんな沙英さんのハーレム

でも個人的には女の子らしいかわいい沙英さんも見てみたい
174名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 09:06:34 ID:WzxcjgkD
>>173
何言ってんだお前、もうすでに充分女らしいだろ。男のわりには。
175名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 13:18:03 ID:PS9G9T0J
>>173
ヒロは本妻としての余裕で、智花は姉妹としての理解で、夏目は愛人としての諦めで沙英の浮気を黙認する訳か。
で、日曜にそのストレスを発散する為に三人で沙英を虐めまくる訳か。
176名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 14:55:30 ID:PF+QHVXA
>>174
沙英さんは男らしいとこもあるけど男ではない
イケメン沙英さんも嫌いじゃないけど女の子な沙英さんに俺は萌えてみたい
結婚して子供が生まれた後もヒロさんと親しい仲を続けそうなのが俺の中の沙英さんのイメージ
マジレス失礼
177名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 00:20:35 ID:e1xbqJbu
沙英さんマジ男子
178名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 12:56:56 ID:DN9nYfsJ
ヒロさんマジ力士
179名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 13:01:31 ID:ZzNo/ntw
ゆのっちマジ××
180名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 23:38:16 ID:8NThdZA/
宮ちゃんマジ貧しい
181gold sun:2010/04/22(木) 13:53:43 ID:vV5zjPPj
お待たせしました
>>153の続きの乃莉×なずなです
今回は後半に飲尿プレイがあるので苦手な人はタイトルのNGをお願いします

土曜日の昼
「早く早く!新幹線乗り遅れちゃうよ!」
「そんなこといわれても…これで精一杯だよ…」
私と智花ちゃんは☆☆☆駅行きの新幹線に乗るために急いでいた
私は乃莉ちゃんの部屋に智花ちゃんは沙英先輩とヒロ先輩の愛の巣、もとい二人で一緒に住んでいる下宿先のアパートに泊まる予定なので大きな荷物を引きずりながら走るのはなかなかしんどい
ホームに停まっている新幹線に私たちはなんとか乗りこめた

「よかった、座れたよ」
「疲れたよ〜」
「あはは、ごめんね〜でも餃子弁当が買えてよかったよ」
「それはよかったけど、もう少し時間に余裕を持とうね…」
智花ちゃんの餃子弁当を探してて遅れたなんてことにはならなくてよかった
ちなみに私は海老フライ弁当を買った
夜はヒロ先輩が自慢の料理を振る舞ってくれるそうなので今はあまり食べ過ぎないようにしよう

世間話の後、昼食を食べ、その後はお昼寝をした
そして出発から約一時間半後に私たちは☆☆☆駅に着いた
駅の改札から外に出ると私たち二人がよく知っている五人の姿があった
182gold sun:2010/04/22(木) 13:54:36 ID:vV5zjPPj
「あっ、なずなちゃんに智花ちゃん!」
小さくてバッテンのゆの先輩
「おおーお待ちしておりましたぞー」
巨乳で食いしん坊な宮子先輩
「よく来たわね二人とも」
元ひだまり荘のお母さんヒロ先輩
「智花、なずな、元気だった?」
小説家の道を歩む沙英先輩
「なずな、会いたかったよ!智花ちゃんも久しぶり!」
そして私の親友で、最愛の人でもある乃莉ちゃん
私にとってかけがえのない人たち本人と私は久しぶりに再会した
電話やメールで連絡は取り合っていたが、やはりこうして直接再会できたことは大変嬉しかった

「乃莉ちゃん!」
その中でも一番大事な人に私は近づき、そして抱きついた
「なっ、なずな?」
「ほんとに久しぶり!また乃莉ちゃんに今こうして触れるなんて…」
「もう、大げさだな〜でも私もとっても嬉しいよ」
抱擁しあう私と乃莉ちゃん

「お姉ちゃん、単行本発売おめでとう」
「ありがと、智花」
「でも、もっとお礼をいうべき人が近くにいるんじゃない?」
「わかってるよ、私がここまで頑張れたのはヒロのおかげだからね、ありがと、ヒロ」
「うふふ、どういたしまして」
私たちは笑いあい、喜び合った
ぽかぽかと暖かいひだまりの中に私たちはいる
183gold sun:2010/04/22(木) 13:56:47 ID:vV5zjPPj
>>167の影響を受けてゆのと宮子も同棲してる設定にした

「智花、髪伸びたね」
「今年から伸ばし始めたの、いわゆるイメチェンってとこかな」
智花ちゃんの胸元には王冠のアクセサリーが陽の光を反射して光っていた
高校受験に合格した時に沙英先輩からもらったプレゼントらしい

「それじゃあ私「たち」の家でお祝いをしましょ?張り切って料理するわよ」
「わーい、ヒロさんのおいしい料理が食べれるー」
「私も頑張ってるけどヒロさんに比べるとまだまだだね…」
「私はゆのっちの料理も大好きだよ?」
「ありがと、宮ちゃん」
ゆの先輩と宮子先輩も同棲している
本人たちが言うには「ルームシェア」らしい
家賃や食費も安く済むので宮子先輩にとっては大助かりなのだろう

「でも時間的にちょっと早くないですかね?」
乃莉ちゃんが言った
「それもそうだね、どこかで時間潰そうか?なずな、智花、どこか行きたいとこある?」
「う〜ん…」
私が悩んでいると
「お姉ちゃんたちの大学に行ってみたい!」
智花ちゃんが元気よく提案した
「私たちの大学?OK、今からみんなで行こっか」
「賛成〜」
「それいいね!」
「私たちが案内するよ!」
「決定ね」
こうして私たちは電車に十数分乗り、五人が通う有名美大に向かった
184gold sun:2010/04/22(木) 14:00:00 ID:vV5zjPPj
電車を降りた後、徒歩10分ほどで到着した
私たちの大学とはかなり違うおしゃれな建物がいっぱいあった、さすがは美大だ
通りを歩く私たちの前に猫が現れた
「おっ、今日も元気だね」
宮子先輩が近寄っていって頭を撫でた
「にゃ〜」
猫はとっても嬉しそう
よく見ると向こうの茂みの影にも、その向こうの木の影にも猫がいた
猫たちは宮子先輩のところに集まってきた
「おーよしよし、みんないい子だ」
「宮ちゃんは猫さんたちと友達なんだよ」
「今じゃ宮子は大学中の猫に顔を覚えられてるもんね」
大学には結構野良猫がいるようだ
もちろん餌やりや不妊処理などで管理されてるとヒロ先輩が説明してくれた
裏庭に行くと池の前に誰かがいた
185gold sun:2010/04/22(木) 14:02:43 ID:vV5zjPPj
「あ、由花ちゃん」
その水色の髪の女の子が振り向いた
「ゆのさん、宮子さん、こんにちは」
「こちらが同期で同じ学科の由花ちゃん」
ゆの先輩と同い年なのにゆの先輩より小さいとは
少し驚いた
「こんにちは由花ちゃん」
ヒロ先輩たちとも知り合いのようだ
「はじめまして」
「私はなずなです、高校時代のゆのさんの後輩です」
「私は智花です、そこの沙英の妹です」
互いに自己紹介をした
由花さんはなんと北海道からはるばるやってきて、下宿をしながらこの大学に通っているそうだ
私たちはしばしの間会話に花を咲かせた

由花さんと別れ、講義棟などを見た後に、図書館に入った
美大だからだろうか
美術関連の本が多い
186gold sun:2010/04/22(木) 14:03:45 ID:vV5zjPPj
「こんにちは、みなさん」
女の人が話しかけてきた
「こんにちは、先生」
乃莉ちゃんが挨拶した
知り合いの先生のようだ
吉野屋先生みたいな美人の人だった
でも性格まで吉野屋先生みたいだと大変かも
「見慣れない方もいるけどそちらのお二人は?」
「なずなです、乃莉ちゃんの友達です」
「沙英の妹の智花です」
「まぁ!沙英さんにこんな可愛い妹さんがいたのね!」
「可愛くないですって、結構生意気ですよ」
「お姉ちゃん、ひどい!」
先生とはしばらくの間色々な話をした

日が暮れ始めた頃私たちは大学を出た
「さて、そろそろだね」
「もうお腹ぺこぺこー」
私たちはまた電車に乗ってヒロ先輩と沙英先輩の同棲するアパートへと向かった
187gold sun:2010/04/22(木) 14:09:31 ID:vV5zjPPj
前半はここまで
エロに至るまでが無駄に長くなってしまった
続きは夜に投下できると思う

後、保管庫のSS「ひだまりの中で」の作者さん、オリキャラを勝手に使ってすいませんでした
188gold sun:2010/04/22(木) 19:46:47 ID:vV5zjPPj
みんな忙しいのかな…
後編です

「ほら、ここだよ」
「料理できるまでゆっくりしててね」
「「「「「お邪魔しま〜す」」」」」
二人で住むからかアパートの部屋は私たちの住んでる学生寮よりも広めで家具やインテリアも整えられていた
「私も料理手伝います」
「レシピを印刷してきましたよ」
ゆの先輩と乃莉ちゃんがヒロ先輩の手伝いを始めた
「あのっ、私も…」
私にも何かできることはないかな…
「なずなはくつろいでていいよ、荷物引きずってて疲れたでしょ?」
乃莉ちゃんに勧められて、宮子先輩、沙英先輩、智花ちゃんのいる居間に行った
私たち三人は居間でくつろいでいた
台所からは包丁で野菜を切る音が聞こえる

ピロリロリーン
誰かの携帯が鳴った
「あ、私のだ」
沙英先輩のだった
「担当さんかな…夏目?」
189gold sun:2010/04/22(木) 19:47:34 ID:vV5zjPPj
沙英先輩の知り合いの夏目先輩からの電話だったようだ
「もしもし夏目?」
「さっ、沙英!」
「どうしたの?急に電話なんて」
「あの、その、おっ…おめでとう!単行本出したんでしょ?」
「わざわざありがと」
「か、感謝なんていらないんだから…これからも、頑張りなさいよっ!」
プツン ツーツー
「あ、切れた…」
ヒロ先輩から聞いた話によると夏目先輩はやまぶき高校の入学式の日に初めて出会ってから沙英先輩と仲良くなりたがっていたようだが三年間、どうしても素直になれなかったらしい
だが修学旅行の後にひだまり荘に遊びに来た時に、沙英先輩と携帯のメアドを交換することに成功した、そして卒業式の日に自分が沙英先輩の小説の大ファンであることを告白した後、大泣きして沙英先輩と別れたようだ
彼女は今は別の美大に通い、沙英先輩とはこうして時々連絡を取り合う仲になった
ヒロ先輩に相談できない悩みも夏目先輩は聞いてあげるそうだ
190gold sun:2010/04/22(木) 19:49:07 ID:vV5zjPPj
「お待たせ、カレーシチューに鶏の香草焼きよ」
料理ができあがったようだ
「おおーおいしそーですな!」
宮子先輩が笑顔になる「いい匂い!」
みんなも笑顔になる
心も体も暖まる夕食が始まった
「それじゃあ、沙英の単行本発売にかんぱ〜い!」
飲み物が入ったコップで乾杯をした
その後飲み物を飲んだ私はある違和感を感じた
「あのこれって…お酒ですか?」
「あたり〜」
「ヒロ!私たちは大丈夫だけどこっちの三人はまだ未成年なんだよ」
「私…ああいうの気持ち悪いんですよね…」
ゆの先輩の様子がおかしい
「ごめんね、でも今日だけは特別だから」
「もう!そういえば、ゆのと宮子の歓迎会の時もお酒買ってきたよね…」
「あのときは私もゆのっちもすっかり酔っちゃったねー、今は結構強くなったけど」
「でもゆのっちももう二十歳なのにそうは見えないねー」
「何を言っているんですか…私はどっからどうみても二十歳じゃないですか」
やっぱり変だ
「ヒロさんって以外と悪い人なのかな…」
「意外だね…」
乃莉ちゃんと智花ちゃんはひそひそ話をし、
私は会話を聞くのが精一杯だった
191gold sun:2010/04/22(木) 19:52:57 ID:vV5zjPPj
「じゃあ、仕切り直してもう一度かんぱ〜い」
少し経ってから今度は中身をソフトドリンクに変えて、もう一度乾杯をした
ヒロ先輩の料理はひだまり荘にいた頃よりも更に磨きがかかり、宮子先輩をはじめとして私たちは大喜びで完食した
もちろん、ゆの先輩と乃莉ちゃんのサポートもあの最高の味の製作に貢献したのだということも忘れてはいけない
「デザートもあるわよ」
ヒロ先輩が大きなイチゴのケーキを持ってきた
その中心のチョコレートには「おめでとう沙英、これからもがんばって」の文字が
おそらくこのケーキもヒロ先輩の自作なのだろう
私もこんなことができたらいいのに…
ちょっとヒロ先輩が羨ましく感じた
「ゆのさん、七等分お願いね」
「ええっ、また私ですか!?」
そういえば、私と乃莉ちゃんが智花ちゃんに初めて出会った日にもこんなことがあった気がする
私はその時のことを思い出して笑った
するとそれにつられてみんなも笑い始めた
みんなの笑顔がアパートの一室に溢れた
192gold sun:2010/04/22(木) 20:40:51 ID:vV5zjPPj
ケーキを食べながらいろいろな会話が弾んだ
私がパジャマで授業を受けたこと
沙英さんが全裸でPCのメモリ増設をしたこと
恥ずかしがりながらも会話を楽しんだ

楽しい夕食も終わり、外はすっかり暗くなった
ゆの先輩と宮子先輩は先に帰っていった、二人は今日も愛の営みをするらしい
智花ちゃんはアパートに泊まるそうだ
二人の営みに混ぜてもらうのだと出発前に話していた
そして私は乃莉ちゃんと一緒に電車と徒歩で乃莉ちゃんの下宿先にお泊まりした

私たちは乃莉ちゃんの住むアパートに着いた
乃莉ちゃんの部屋にはやはりPCがあった
乃莉ちゃんは大学でCGやプログラミングを勉強しているようだ
乃莉ちゃんに見せてもらったが私にはちんぷんかんぷんだった
やっぱり乃莉ちゃんはすごいや

私たちは順番に風呂に入って疲れをとった
一緒に入ろうと私は提案したが、ベッドに行く前に私の裸を見るとどうしても抑えられなくなってしまうからという理由で一人ずつ入ることになった
193gold sun:2010/04/22(木) 20:41:53 ID:vV5zjPPj
私が先に風呂から上がりパジャマに着替えて歯磨きを済ませ、ベッドに座った
おしっこを我慢して欲しいと乃莉ちゃんに頼まれたのでトイレには行っていない

乃莉ちゃんを待つ間、心臓の鼓動が早くなってきた
すごくドキドキしている
私にとってのメインイベントはこれから始まる
そう、乃莉ちゃんとのHである
この日のために私はオナニーを一週間我慢していたのだ
これからすることを想像しているとパンツの奧がちょっと濡れてきた
でもアソコには触らずに我慢した

しばらくして、乃莉ちゃんが現れた
乃莉ちゃんも待ちきれないのだろう
「お待たせ、始めよっか」
「うん!」

まさかあんな事になるとはこの時の私には全く想像できなかっただろう
194gold sun:2010/04/22(木) 20:43:23 ID:vV5zjPPj
まず私たちはお互いに着ている物を脱ぎ、相手に自分の裸を惜しみなく晒した
「なずな、やっぱり胸おっきくなったね」
「乃莉ちゃんも宮子先輩並みにおっぱい大きくなったね」
次に乃莉ちゃんの股を見た
乃莉ちゃんの股間に生えている深緑色の陰毛はまるで海苔のようだった
「ふふっ」
「なずな、どうしたの?」
「乃莉ちゃんのおまたに海苔が生えてるね」
「な゛っ、なずな〜!!」
乃莉ちゃんは恥ずかしさで顔を真っ赤にした
「その海苔を食べてもいい?」
「な、なずなならいいよ…」
乃莉ちゃんは照れくさそう

「その前にパジャマと下着はこっちに置いておくね」
乃莉ちゃんが私の服を床に置いた
195gold sun:2010/04/22(木) 20:45:00 ID:vV5zjPPj
その時
「?何だろこれ」
乃莉ちゃんが私のパジャマに付いていた何かを摘んだ
それは薄紫の…智花ちゃんの陰毛だった
なぜこんなものがここに?
私は戸惑った
「なずな、これなんだかわかる?」
乃莉ちゃんの声が急に冷たいものになった
「なずなはたしか智花ちゃんの部屋の隣で暮らしてるんだよね?」
「う、うん」
「これは智花ちゃんの毛、髪の毛じゃない股の毛だよね?」
「!!」
「一週間前に智花ちゃんがなずなの部屋に泊まったんだよね?」
私は乃莉ちゃんに問い詰められる
「その時になずなは智花ちゃんと何をしてたの?」
間違いない、今の乃莉ちゃんは怒っている
「正直に答えて!」
私は昔から嘘をつけない性格だった
私は観念すると、一週間前に智花ちゃんとしたことを洗いざらい話した

「浮気…したんだ、なずな」
乃莉ちゃんの表情が曇る
「最低、見損なったよ」
196gold sun:2010/04/22(木) 20:49:17 ID:vV5zjPPj
乃莉ちゃんの言葉が心に突き刺さる
「早くパジャマ着て寝なよ」

「待って!私は乃莉ちゃんとHしたくて、オナニーを一週間我慢したの!だから…」
「それがどうしたの?私だって二週間我慢してたんだよ!なずなが来てくれるとわかった日から体が疼いても、ムラムラして我慢できなくなっても、なんとか堪えてきたんだよ」
「それなのになずなは…がっかりしたよ」
「Hはどうぞ帰ってから智花ちゃんといっぱいしてください」
私は何も言い返せなかった
「ううっ、ひっく、ぐすっ…」
俯き、目から涙を流した
「うわあああああぁ!」
そしてとうとう泣き出してしまった

もう私には乃莉ちゃんを愛する資格も親友を名乗る資格もない
これは全て私のせい、自業自得、身から出た錆
いつの間にか外から雨の音が聞こえてきた
きっと私と乃莉ちゃんの友情もこの雨のように流れてしまうのだろう
私は本当に愚か者で…
197gold sun:2010/04/22(木) 20:50:13 ID:vV5zjPPj
「なずな、顔上げて」
「ぐすっ、乃莉ちゃん?」
言われるまま涙で濡れた顔を上げる
「ごめん言い過ぎた、智花ちゃんになずなを盗られちゃうと思ってついあんなに怒っちゃった、ほんとにごめんね」
乃莉ちゃんが私に謝る
「さっ、これで涙を拭いて」
乃莉ちゃんが箱から取ったティッシュで私は涙を拭いた
「でも、たとえ女の子同士で妊娠しなくてもHは誰とでも見境なくしていいものじゃない、それはなずなもわかってるよね?別に智花ちゃんを信用できないわけじゃないけどね」
乃莉ちゃんは優しい表情に戻っていた
「それに性病を移されたり、移したりしたら大変じゃん?」
「うん、私も浮気なんてしてごめんね」
「じゃあ、今日はその分いっぱい愛し合お?」
「わかった!」
こうして乃莉ちゃんと仲直りし、Hを始められるようになった
今夜は最高の夜になりそうだ
198gold sun:2010/04/22(木) 20:51:13 ID:vV5zjPPj
その時、私は尿意をもよおした
「乃莉ちゃん、私おしっこしたくなっちゃった」
「あ、そっか我慢しててくれたんだね、実は使いたいものがあるんだ、ほらこれ」
乃莉ちゃんはそう言うと、透明な管を取り出した
「何それ?」
「これはカテーテルっていってね、妊婦さんがベッドで寝たままおしっこするときに使うんだって」
「なんで乃莉ちゃんがそんなものを持ってるの?」
「ヒロさんに貰ったんだ」
「沙英さんが小説の仕事をしてる時におしっこしたくなったら、トイレに行く時間をなくすためにこれを使ってヒロさんが沙英さんのおしっこを飲むんだって」
「そうなの…」
あの二人がそんなことをしていたとは
乃莉ちゃんもその事を知ったときには驚いたのだろう
「でも、どうやって使うの?」
「なずな、足を開いてベッドに座って」
もちろん裸で股を広げた
愛液で私の股は濡れ、白い陰毛も湿っていた
だが、それ以前に私の膀胱はもう限界を向かえつつあった
199gold sun:2010/04/22(木) 20:53:05 ID:vV5zjPPj
「こうやって使うんだよ、動かないでね」
乃莉ちゃんはそう言うとカテーテルを私の尿道に挿入した
「んっ!?」
若干痛みを伴った
「それじゃあ、いくよ」
乃莉ちゃんはカテーテルの反対側に口をつけると、管を吸った
すると黄金色の水、私のおしっこがカテーテルを通り、乃莉ちゃんの口の中に入っていく
私、乃莉ちゃんにおしっこ飲まれてるんだ…
乃莉ちゃんは嬉しそうに私のおしっこを吸い上げ、飲み干した
結構我慢していたのでたくさんの私のおしっこを飲んだのだろう
「やっと終わった、塩辛かったけどおいしかったよ、なずなのおしっこ」
「乃莉ちゃん大丈夫?おしっこなんて汚いよ」
「なずなのなら大丈夫、でもいっぱい飲んだから私もおしっこしたくなっちゃったな」
「今度は私が飲むの?」
「嫌なら無理しなくていいよ、トイレに行けばいいし」
「ううん、乃莉ちゃんのなら私…嫌じゃないかも」
「わかった」
乃莉ちゃんはそう言うと
「これ洗ってくるから、待ってて」
カテーテルを持って洗面所に向かった
200gold sun:2010/04/22(木) 20:57:05 ID:vV5zjPPj
しばらくして乃莉ちゃんは戻ってきた
「待たせてごめんね、カテーテルを使う時にはきれいにしとかないとばい菌が入って膀胱炎になっちゃうからね」
私は納得した
「それじゃあ、今度はなずなの番だよ」
乃莉ちゃんは座って股を開いた
乃莉ちゃんのアソコの海苔もとい陰毛も愛液で濡れていた
私は乃莉ちゃんの尿道に慎重にカテーテルを挿入し、反対側に口をつけて吸った
すると乃莉ちゃんのおしっこが私の口内に満たされた
塩分を含んでいるので塩辛い
でもこれが乃莉ちゃんのおしっこの味なのだ
ややスローペースながらも乃莉ちゃんの膀胱内に溜まっていたおしっこを飲み干した
「どう…だった?」
「しょっぱかった、でもおいしかった」
「そ、そう?」

乃莉ちゃんはカテーテルを片づけ、私は今度はトイレでおしっこをした後、ベッドに戻った
いつの間にか雨も止んでいた
201gold sun:2010/04/22(木) 21:11:26 ID:vV5zjPPj
それからは激しくお互いの体を求め合った
胸もアソコもクリトリスも後ろの穴も弄び、弄ばれた
何回イったのかはよく覚えてないけど、間違いなく十回は越えているだろう
もちろんここはアパートなので苦情が出ないように声は小さくした(つもりだが)
私も乃莉ちゃんも体力を使い果たし、服も着ないで寝てしまった

翌朝、私たちは鳥のさえずり…ではなく、目覚まし時計で目を覚ましたが、また二度寝をしてしまった

次に目を覚ますと、なんと12時だった
私は慌てて飛び起き、今日の服をスーツケースから出して着替えた
乃莉ちゃんも目を覚まし
「もうこんな時間!急いでなずな!」
冷蔵庫からパンを出して食べさせてくれた
出る前に私は乃莉ちゃんと言葉を交わした
「お邪魔しました!」
「じゃあまたね、今度来たときもいっぱいHしようね」
「うん!わかった」
そして私は乃莉ちゃんの家を出た
202gold sun:2010/04/22(木) 21:12:33 ID:vV5zjPPj
智花ちゃんと合流すべく、☆☆☆駅に電車で向かった
改札前にいた智花ちゃんと合流する
なんとか間に合いそうだ
「なずなちゃん、おそ〜い!」
「ご、ごめんね!」
私達は事前に買った切符を使い、帰りの新幹線に乗った

智花ちゃんは昨夜、沙英先輩とヒロ先輩の情事に混ぜてもらって、3Pをしたらしい
胸が大きく膨らみ、陰毛も生え揃いすっかり大人のそれとなった智花ちゃんの体に沙英先輩は驚いていたみたいだ
智花ちゃんもカテーテルを使って沙英先輩のおしっこを飲んだそうだ
やっぱり塩辛かったとのこと
実の妹におしっこを飲まれた沙英先輩は恥ずかしさで顔を真っ赤にしていたという
私たちよりも早く寝た智花ちゃんはヒロさんの作った朝ご飯をしっかり食べていた
私はというと新幹線に乗ってしばらくして、お腹が鳴り始めてしまった
ちょうどお昼なので智花ちゃんが買ってくれた駅弁を一緒に食べた
203名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 21:12:55 ID:9GWky6RB
204gold sun:2010/04/22(木) 21:14:52 ID:vV5zjPPj
ピリリリ
私の携帯が鳴った
「あ、乃莉ちゃんからメールだ」
内容を智花ちゃんも一緒に確認する
「私に会えないときは智花ちゃんとしてもいいよ。智花ちゃんもなずなの親友だからね」
「浮気バレちゃったの!?」
「うん、でも許してくれたの」
「よかった〜」
「まだ続きがあるよ」
「私も智花ちゃんとしてみたいな。いつかなずなの家に私が行く時にはよろしくね」
私は「わかった、私も智花ちゃんといつでも待ってるよ」と返信した
智花ちゃんは困惑していた

数ヶ月後の夏休みに、乃莉ちゃんは私たちの家を訪れ、カテーテルを持ってきて、また飲尿プレイをすることになるんだけど、それはまた別のお話
お腹がいっぱいになって眠くなった私たちは新幹線が目的地に着くまでの間、眠りについた

おしまい
205gold sun:2010/04/22(木) 21:16:05 ID:vV5zjPPj
やたらと長くなったけどこの二部作はこれでおしまい
またSSを投下したくなったら現れるかもしれません
DVD付属のミニドラマのなずながやたらかわいかった
キャラソンもよかった
ではまた
206名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 21:39:15 ID:9GWky6RB
207名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 23:13:44 ID:lHPhhqGq
乙ううううううう
208名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 23:35:15 ID:cUUosysv
GJ
乙カレー!
209名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 21:23:04 ID:Cre9zcR1
保守ってどんなときにやればいいんっすか?
210名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 13:49:08 ID:6F03iILj
>>209
やらなくていいよ
どうせ落ちてもまた建つだけ
211名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 12:31:57 ID:24ZtaDYD
毎日何人かが書き込んでたら
そんな心配無用でっせ
212名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 15:07:44 ID:SWnK9HX7
>>211
^^;
213167:2010/05/06(木) 18:16:46 ID:msWRbOdy
>>205
GJ!!

やっと規制解けたんで燃料投下してみようと思います。相変わらずエロは書けませんが…
214167:2010/05/06(木) 22:32:20 ID:olhO5OHF
「夏目、あんた結構飲んでない?」
「だ、大丈夫よ!!…これぐらい!!たかが缶チューハイよ!?」
春休み、誰からともなく言い出した飲み会は結局美術科の人間10人ほどで行われ、メンバーの大半が自宅通いな上、
小説の締め切りが前日だった為に他の住人が先に実家に帰り、多少の音が迷惑にならない状態であった沙英の家での開催となった。
その友人達も、一人帰り、二人帰りとしている内に、いつの間にか沙英と夏目だけになっていた。
「そうは言っても顔赤いよ?その辺にしときなって」
「だから大丈夫よ!!大体こんな状況、飲まなきゃやってられないわよ」
「ちょっとー、それどういう意味?」
「べ…別に深い意味はないんだからね!?」
「そう…ならいいんだけど、あんた急に倒れたりしないでよー?」
そう言って笑う沙英に、更に顔を赤くしながらも、夏目は自分が普通に沙英と話している事に気付き驚いていた。
学校で会うときさえドキドキするのに、部屋に沙英と二人きり。こんな状況酔っていないとドキドキして本当にやってられない。
「沙英、あんたはあんまり飲まないのね。」
「あぁ、私は昨日まで忙しかったっていうか、ちょっと疲れちゃって。」
「そう。まぁあなたは毎日忙しそうだし?学校にファンもたくさんいるし、いいんじゃないの?」
「それほどでもないけど…急にどうしたの?」
「それに比べてどうせ私なんか、人気ないし、キャラソンは出ないし、3期も後半では空気だし…
キャラソンだって校長に先越されたのは仕方ないわよ、納得は行かないけどまだ一応準レギュラーだし。
でも作者が出した時はショックだったわよ。出しただけでショックだったのにあの人絶望的に可愛いのよ?」
「まぁまぁ落ち着きなって…」
「あんたはいいわよ、「沙英さんマジイケメン」とか言われてるけどしっかり安定したキャラと人気を築いているもの。
私なんて同性の沙英に恋するツンデレよ?手垢ベタベタよ?」
「だから…ん?ねぇ夏目?」
「ツンデレとかいいながらも本人の前でデレたのなんか初詣ぐらいなもんよ!!
いいわよいいわよ、二期でないならどうせ今回もないんでしょキャラソン。
はいはいどうせ私はただの横綱の噛ませ犬ツンデレキャラですよーだ、ツンツンデレツンデレツンツン〜っと!!」
「ちょっと夏目!?」
「あー生まれ変わりたい。生まれ変わってヒロインになりたい…って何よ?」
「…夏目……私のこと好きなの?」
突然、本心をこの上なくストレートに見透かされ、言葉に詰まる。
「な…ななな、なによいきなり!!私がいつそんなこと言ったのよ!?」
「いやさっきそう言ったし……もしかして私変なこと聞いちゃった?」
酔いは緊張を和らげ、楽しく沙英と喋らせてくれたが、その饒舌さが暴走していたようだ。心臓が強く、速く脈打ち始める。
「え…いや…そのー……うん」
「…そうなんだ…」
215167:2010/05/06(木) 22:41:39 ID:olhO5OHF
20分ほど、重い雰囲気が流れてる。
どうしよう、言ってしまった。
最初は友達になれればよかったんだ。友達として毎日笑いあえたらいいなって、そう思ってただけで、でもそれを上手く伝えられなくて、
だんだん好きになっていって、好きな新人小説家、橘文が沙英だと分かって尚更意識してしまって、そしたらますます不自然に接してしまって。
分かっている。沙英にはヒロがいる。ヒロには沙英がいる。自分は違う。二人の間に割って入ることは出来ない。
だから、それでもせめて友達になりたくて、少しでも近くにいられればそれでよくて、でも会ったらドキドキして、素直になれなくて。
たくさんの言葉が頭を駆け巡る。ただ、言えない、何一つ口からでない。そしてたくさんの言葉の中で一番頭を支配する「どうしよう」の言葉。
どうしよう、距離を置かれてしまうかも知れない、いや置かれるだろう。本格的に嫌われるかも知れない。
どうしよう、そうなると友達にすらなれない。せっかくこうして楽しく喋れたのに。
やっとここまでこれたのに、どうしよう、どうしよう、どうしよう。弁解でもなんでも、とにかく最初の一言を何か言わないと。でも何を?
涙と声が、ゆっくりと、漏れていく。

夏目が静に泣き始めたのを見て、どう言葉をかけるべきか考えあぐねていた沙英は、ますますどうすればいいのか分からなくなっていた。
普段からどこか何を考えているのか掴めなかった友人が、流れとはいえ自分に好意以上のものを持っている事を告白し、あまつさえ泣き出したのだ。
どうすればいいだろう。とりあえず、話を聞いてみるべきだろうか。そう思った時、
「あのね…」
夏目の涙声が、散らかった部屋に少しだけ響く。
216167:2010/05/06(木) 22:50:28 ID:olhO5OHF
ポツリポツリと話出した夏目の話を、沙英は黙って聞いていた。
始業式に優しくしてもらったこと、ずっと友達になりたかったこと、素直になれなかったこと、友達と言われて嬉しかったこと、
友達になりたい、という感情が変わっていったこと、絶対にかなわない相手がいることも分かっていること、
本当はずっと隠しているつもりだったこと、そうしてでも少しでも近くにいたかったこと。
話もまとまっていない、短く小さな声だったが、沙英は一言一句聞き漏らしていない自信があるほど真剣に話を聞いた。全て話し終わった夏目は、赤い目を懸命に細めて、
「どう?これが私の本当の気持ち。嫌いになるならなりなさい」
と沙英に笑ってみせた。

笑ってはみたけど、なんて言われるだろう。
「出て行って」くらいなら温情を与えられたようなものだろう。「気持ち悪い」ぐらいがちょうど私らしいかな。
全てを言ってしまい、却って開き直った夏目の耳に入ってきた言葉は意外なものだった。
「おいで」
「え?」
「だから…こっちおいでって言ってんの…」
どういうこと?殴られたりするのだろうか。なんでもいい、もうどうにでもなれ。
とうなだれながら沙英に近付いた夏目は、不意に腕を引っ張られ、何の抵抗も出来ないままに沙英の胸に飛び込んでしまった。
「ちょっと……何してるのよ?」
「いいから黙って聞いて」
「…うん」
細く長い腕に包まれ、沙英の匂いもする。沙英の顔が見えない。
どんな顔をしているのだろう。そういえばそれなりに酔っていたのにな私。いつの間にかお酒、抜けちゃったのかな。
「…私は、夏目が本当の気持ちを素直に言ってくれて、凄く嬉しかった」
「正直私は、夏目のこと、いつも難癖をつけてくる、よく分からない友達だと思ってた」
「……私には、大切な人がいるから…夏目の気持ちには答えられない…
でも、こんな内容で貸すのは今日一回だけ、それから、明日からはお互いに大切な友達として接してくれるなら…自分勝手な言い方だけど…その…今日くらいはここにいてもいいよ…」

拒絶されなかった。それどころか、大切な友達になろうとまで言ってくれた。
安心感と嬉しさで、どんどん体と心の力が抜けていく。
「いいの?私、あなたにひどいこと言ったのよ?」
「ひどいこと?初めて本当に素直になっただけじゃない」
体と心が緩むと、目の奥から流れてくるものはどうあってももう止められない。
「そんな…沙英……あなたは…本当に………ズルいわよ……そんなに……優しくしたら……ぅ…うぅ…」
「大丈夫だよ。今日だけは、こうしといてあげる」
「あ゛り゛か゛と゛う゛さ゛え゛ー」
「こらこら分かったからー」

いつの間にか寝てしまっていたらしい。起きた時、夏目は机に突っ伏し寝ている沙英の膝の上で寝ていた。頭の上には沙英の左手。どうやらずっと撫でてもらっていたようだ。
沙英は私を友達として受け入れ、こうして私が眠るまでそばにいる約束を守ってくれた。沙英のその心に、私も素直に、真剣答えないといけない。
「ほら沙英!!起きなさい!!」
「んん…、どうしたのよ朝から、あぁ昨日一緒にいっぱい話したんだっけ…」
「そんなことより、部屋中散らかりっぱなしよ!!私たち、何も片付けないで寝たみたいだから」
「あちゃー…缶に袋に…」
「さっさと片付けるわよ!!」
「そうねー」
私は、全力で沙英の心からの友達になろう。そう誓った、さくらの蕾が膨らむ、春の朝であった。

おわり
217167:2010/05/06(木) 22:53:46 ID:olhO5OHF
夏目が好きな勢いで書き上げはしたものの、なんていうか、難しいですね…
エロも書ける様に精進します。
読んでいただいた方、ありがとうございました。
218名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 22:57:19 ID:OJJOqJu0
(・∀・)イイ!!
219名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 23:27:48 ID:G7+iOnc9
超GJ、こーゆうのも大歓迎です。
220名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 00:27:59 ID:6RJH08Er
GJなんだな乙なんだな
夏目可愛かった
221名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 07:36:07 ID:nw5gc2rH
GJですよ!
222名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 23:42:30 ID:PuPF6Lo9
223名無しさん@ピンキー:2010/05/13(木) 02:52:41 ID:euGuTL/8
保守ageじゃああああああああああああああああ!!
224名無しさん@ピンキー:2010/05/13(木) 22:43:40 ID:36+tQxNB
>>211
(;^ω^)
225名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 09:59:49 ID:NN5F+z6W
保守ageじゃあああああああああああああ!!
226名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 13:44:00 ID:gDtWQxn5
保〜守〜
227なずなの女の子の日:2010/05/17(月) 23:05:54 ID:QDr1KFDi
美術科も普通科も今日は四限で授業が終わりである
美術科の一年生、乃莉は友人たちと学食で昼食を済ませるとひだまり荘に帰るために昇降口に向かった
とそこによく見知った普通科の白い髪の生徒を見かけた
「おーい、なず…な!?」
声をかけた途端、その生徒、乃莉の友人であるなずなは突然倒れてしまった
乃莉の声が驚きに変わる
「なずな!どうしたの!?」
今二人がいる廊下には人気がなかったため、乃莉以外の誰もなずなの異変には気づかなかった、いや気づけなかった
「とりあえず保健室に連れて行こう!」
幸い、保健室はそれほど遠くなかった
「失礼しまーす…って、桑原先生いないのか」
保険医の桑原先生は不在だったので乃莉は一人でなずなをベッドに寝かせた
乃莉はなずなの眠る姿を見て、安堵した
「なずなの寝顔、かわいいな…」
数分後
「……あれ…私…」
なずなが目を覚ましたようだ
「あっ、よかった。気がついたんだね」
「乃莉ちゃん?」
「もうびっくりしたよ〜なずなったら廊下で突然倒れたんだよ」
「へっ!?ご、ごめんね。わざわざ運んでもらうなんて…」
「全然大丈夫。当然の事をしただけだよ」
会話を弾ませる二人
「ところでなずなはなんで倒れたの?」
乃莉がなずなに質問する
「今日は女の子の日なの…それで朝からめまいがして、四限で学校終わりだからひだまり荘まで何とかなるかなって思ってたけど…だめだった」
全ての女子にある女の子の日には気分が悪くなったり、心が不安定になったりする
なずなも必死に耐えていたのだろう
「そっか…今はどう?」
「だいぶよくなったから少し休めば多分大丈夫」
「わかった、でも無理しないでね」
なずなを心配する乃莉
228なずなの女の子の日:2010/05/17(月) 23:10:25 ID:QDr1KFDi
すいません、投下宣言が抜けてました
ちょこっと小ネタ的ななにかを投下します

「あ、そろそろナプキンとらなきゃ、乃莉ちゃんむこう向いてて?」
乃莉が自分と別の方に目を向けたのを確認すると、なずなはスカートとパンツを脱ぎ、まだ毛の生えていない恥部を晒した
そして、経血がべっとりとついたナプキンを外し、またスカートとパンツを履いた
同性の乃莉にも自分の恥部を見られるのは恥ずかしいらしい、なずなでなくともそうだろう
「終わったよ」
乃莉に声をかける
「わかった、そのナプキン…私が捨てとくよ」
「?…いいけど」
乃莉はなずなの使用済みナプキンを受け取った
乃莉はベッドのカーテンを閉めて少ししてからまた戻ってきた
「捨ててきたよ」
「ありがと」
「私は課題あるから先に帰らないとまずいかな…」
「私は大丈夫だから乃莉ちゃんは先に帰ってていいよ」
「わかった」
なぜわざわざカーテンを閉めたのかはなずなは特に疑問を持たなかった
その時、保険医の桑原先生が戻ってきた
「あら、あなたたち…ごめんね、会議が長引いちゃって」
「ちょっとなずなが気分悪くなっちゃって…後よろしくお願いします」
「了解。」
乃莉は少し慌てた様子で保健室を出て行った
なずなは美術科って大変なんだなと思いながらベッドに横たわった
229なずなの女の子の日:2010/05/17(月) 23:12:30 ID:QDr1KFDi
ひだまり荘
自室に帰り、手洗いうがいを済ませた乃莉は鞄を開き、あるものを取り出した
それは先ほど保健室のごみ箱に捨てた「はず」のなずなの使用済みナプキンだった
当然経血がべっとりとついている
実は乃莉はナプキンを捨てるふりをして、こっそりともち帰っていたのだ
乃莉は着ている物を全て脱ぎ捨て、全裸になった
そしてナプキンを自分の恥部に当てて、指を動かし始めた
「なずなのっ…おま…こから出てきた血っ…」
愛液がナプキンに染み込む
「私のおま…ことなずなのおま…こが間接キッスしてるっ…」
本能のままに快楽に浸る乃莉
この後、帰ってきたなずなに見つかり、乃莉は地獄を見ることになるのだが、それはあえてここでは語らないでおこう
世の中には知らないほうがいいこともあるのだから…
ひだまり荘の住人たちは約二名を除き今日も平和な日々を過ごしている


駄文失礼しました
230名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 00:47:53 ID:wyrbjinu
>>227-229さんGJ!
ノリスケさん、いい感じに病んでるわ〜
231名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 03:25:07 ID:hy4DcgEt
血の話出てきてびっくりしたわ。タイトルから予測できなかった自分も悪いけど
232名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 08:27:13 ID:2qKNDo/j
GJ!
だ、駄目だこのノリスケ早く何とかしないと{ry
233名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 21:36:46 ID:N+47P0jB
乃莉だからノリスケかwwwここの乃莉は本当変態ばっかだなもっとやれ
234名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 21:40:35 ID:LcNn6aXL
女王なずな降臨フラグかな?かな?
235名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 20:05:37 ID:wEt/0fOu
≫234
す巻きにされて泣き叫ぶ乃莉と、薄く笑みを浮かべながらHDDを漁るなずなの構図が浮かんだ
236お母さんヒロと赤ちゃんゆの:2010/05/26(水) 21:23:39 ID:dQsDA5hP
ヒロ×ゆので赤ちゃんプレイです
少々レス使います

ここはひだまり荘、やまぶき高校の美術科に通う(例外が一人)女子生徒達が一人暮らしをしているアパートである。
ここに住む者達は皆家族のように共に助け合って生活している。
誰かの悩みはみんなの悩み、誰かの喜びはみんなの喜び。
彼女達はそうして日常を讃歌している。
201号室に住むゆのもその一人である。

ある日の夜。
彼女は101号室に住む先輩のヒロにある頼み事をされ、そのためにヒロの部屋を訪れた。
「こんばんはヒロさん。ゆのです。」
「いらっしゃい、ゆのさん。待ってたわ。」
「お待たせしました…」
ゆのは少し顔を赤らめている。
この理由はすぐにわかるだろう。
「それじゃあ上がって。始めましょ。」
「わ、わかりました。」

「まずはお茶でもどうぞ。」
「ありがとうございます。」
ヒロはティーカップに入った紅茶をゆのに出した。
ゆのは特に何の違和感も感じずにそれを飲んだ。

「着替えてくれるかしら?」
ヒロはそういうとある物をポケットから取り出した。
それは紙おむつだった。
「ほ、ほんとにやるんですか?」
「当たり前じゃない。こんな事できるのゆのさんしかいないでしょ?」
「…はい、それじゃあ着替えますね。」
ゆのは着ている物を全て脱ぎ、裸になった。
そして紙おむつを履いた。
237お母さんヒロと赤ちゃんゆの:2010/05/26(水) 21:25:30 ID:dQsDA5hP
ゆのはヒロに普段からお世話になっていた。
皆と共にご飯をご馳走になったり、
料理を教えてもらったり。
だから、そんな優しい先輩の頼みは恩返しのためにも引き受けるつもりでいた。
だが、ヒロの意外な性癖を知り、彼女の欲求を満たすために赤ちゃんプレイをする羽目になるとはゆのには想像できなかった。
単なる性欲の発散ならば同級生で親友の沙英相手で十分だろう。
だが、多少歪んだ母性愛と言えるのかもしれないそれを満たすには、親しい仲でなおかつ外見的に赤ん坊に最も近い女の子存在が必要不可欠だった。
この場合はゆのが条件に合致する。

「ゆのさん、おっぱいの時間よ。ハイハイでいらっしゃい。」
ヒロの指示通りにゆのはハイハイでヒロに近づく。
「はい、よくできました。じゃあごほうびね。」
ゆのの頭を撫でた後にヒロは服のボタンを取り、ブラジャーを外して豊かな乳房を露出した。
ゆのはヒロに抱きかかえられながらヒロの乳房のピンクの蕾を口に含み、まるで赤ん坊が母乳を飲むかのようにちゅぱちゅぱ音をたてながら吸い続けた。
238お母さんヒロと赤ちゃんゆの:2010/05/26(水) 21:29:43 ID:dQsDA5hP
ヒロがまた服を着てしばらく後、ゆのは強烈な尿意を覚えた。
先ほど飲んだあの紅茶に利尿剤が入っていたのだろう。
「ヒロさん…おしっこ…」
「ゆのさんは赤ちゃんだから、おむつにおしっこするのよ。」
「…」
ゆのは無言で頷いた。
今の自分はヒロさんの赤ちゃんなのだから、できるだけ雰囲気を壊さないようにしようと配慮したのだった。
ゆのは座ったままの姿勢で力を抜いた。
シャァァァ
ゆのの膀胱から尿が流れ出し、おむつに吸われていく。
ヒロはその様子を我が子を見る母親のように微笑ましく見ていた。
ゆのは羞恥心で顔を真っ赤にした。
「あらあら、お漏らししちゃったのね。おむつ替えなくちゃ。」
ヒロはそう言うと、
「仰向けで足を上げてね。」
ゆのをおむつを替えるときの赤ん坊の姿勢にした。

ヒロはゆのの尿をいっぱい含んだおむつを剥がして、ごみ箱に捨てた。
ゆのの茶色の恥毛が生えかけた性器がヒロの前に晒された。
ゆのは恥ずかしさを堪えながら、ヒロに身を任せていた。
「あら、ゆのさんのココ、まだおしっこで濡れてるわ。きれいにしなくちゃ。」
ヒロはそう言って、ゆのの性器を舌で舐め始めた。
「ヒロさ…ひぁっ!」
ゆのは足を真上に上げながら快楽に悶えていた。
「ゆのさんのおしっこ、しょっぱいわね。おま〇こから何か別のお汁が出てるみたいだけど…」
ヒロは性知識が豊富で汁の正体ももちろん知っているが、あえて知らないふりをしてゆのを攻め続ける。
239お母さんヒロと赤ちゃんゆの:2010/05/26(水) 21:32:33 ID:dQsDA5hP
「あら、ゆのさんは女の子なのにおちんちんがついてるの?」
ヒロはゆのの体でもっとも敏感な部分、クリトリスを舌でつついた。
「ひいっ!?」
ゆのの体が跳ね上がる。
足が張ってきたので、ヒロの肩に足を置いて、快楽に耐えていた。
「硬くなってきたわね。このままイっちゃいなさいっ。」
ヒロは硬くなったゆののクリトリスをくわえ、唇で挟んだ。
「あ、あああああっ!!」
プシャァァァ
ゆのはすぐさま絶頂に達し性器からは潮を吹き出した。
フローリングの床はゆのの愛液と尿で汚れてしまったが、きっとヒロは掃除の手間を補って余りある満足感を得たのだろう。
「うふふ、やっぱりゆのさんは可愛いわね。こんなに濡れちゃったら、お風呂できれいにしないと。ゆのさん、いらっしゃい。」
「はい…」
未だに残る快楽の余韻と足の痺れでふらつきながらも立ち上がったゆのはヒロの部屋の風呂に生まれたままの姿で向かった。

ヒロは服を脱ぎ、全裸になった。豊満な乳房と桃色の陰毛の生え揃った恥部は彼女が立派な大人の体を持っている事を示していた。
ゆのはそんなヒロの裸体に羨望の眼差しを向けながら一緒に風呂に入った。
240お母さんヒロと赤ちゃんゆの:2010/05/26(水) 21:34:17 ID:dQsDA5hP
ゆのはまるで本当の母親のように自分の体をゆっくりと優しく洗うヒロに身を委ねていた。
体と頭を洗い終わった後にヒロは、
「私のやりたい事はもうおしまい。後はゆのさんが私を好きにしていいわよ。」
ゆのに自分を攻める許可を出した。
「わかりました、じゃあ…イきますね!」
ゆのはヒロの豊満な胸に手を置き、互いの足を交差させた。
ヒロもゆののやりたい事を理解したのか、ゆののやや小ぶりな胸に手を伸ばし、互いの性器をくっつけた。
お互いに胸をもみ合い、性器を擦りあわせるいわゆる貝合わせを行った。
乳首とクリトリスが 擦れるたびに二人は快楽を味わった。
そしてしばらくして二人は
「「イっちゃうっっ!!!」」
同時に絶頂に達した。

快楽が引いた後、二人は
「ヒロさん…」
「なに?」
「とっても気持ちよかったです。」
「それじゃまたいつかしましょうね。」
「やっぱり、ヒロさんはひだまり荘のお母さんです。体を洗ってくれる時にすごく優しくて、眠っちゃいそうでした。」
「うふふ、ありがとう。ゆのさん達が子どもで沙英はやっぱりお父さんかしら?」
「ふふっ、どうでしょうか?」
湯船の中で親子のように仲睦まじく会話を交わした。
241お母さんヒロと赤ちゃんゆの:2010/05/26(水) 21:39:38 ID:dQsDA5hP
二人は風呂から上がった。ゆのの体はヒロが拭いてくれた。
二人とも服を着て、先ほどの痴態の影はもうどこにもなかった。
「それじゃあヒロさん、おやすみなさい。」
「おやすみなさい、ゆのさん。」
ゆのは笑顔で101号室を後にした。

ヒロの部屋を出たゆのは自分の部屋に向かった。
後輩の乃莉となずなは多分もう寝ているだろう。
明日も学校だから起こさないようにしようと考えながら、二階に上がった。
すると…
「ゆのっち!」
「ゆの?」
「宮ちゃんと沙英さん!」
そこには自分の親友である宮子ともう一人の先輩である沙英の姿があった。
「ゆのっちは何してたの?」
「私はヒロさんにテレビで紹介してた料理の作り方を教えてもらったの。宮ちゃんは沙英さんと何してたの?」
「私は沙英さんと……」
宮子はなぜか会話に詰まっているようだ。
「宿題を手伝ってあげたんだよ。」
沙英がフォローする。
「ふふふ、そうだったんですかー」
ゆのはにっこり微笑む。
「それじゃあ、二人ともまた明日。」
沙英はそう言って自分の部屋に戻っていった。
「「おやすみなさーい」」
二人は沙英を笑顔で見送った。
242お母さんヒロと赤ちゃんゆの:2010/05/26(水) 21:41:15 ID:dQsDA5hP
「宮ちゃん、また明日。」
「おやすみー、ゆのっち!」
ゆのは宮子と別れ、自分の部屋に帰った。
パジャマに着替えた後、ベッドの中で先ほどの情事を思い返しながら自分の性器を慰めた
程なくして果てた後、
「どうして宮ちゃんと沙英さんはこんな時間に宿題なんてしてたのかな?ま、いっか。明日のラジオ体操、ヒロさんも参加してくれるといいな。」
そんな事を考えながら眠りに就いた。
明日は皆学校だ。

おしまい

実は宮子と沙英の話も考えているのですが、それはまた今度に
それではさいなら/~~
243名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 23:55:55 ID:nAEW7pU8
GJ!
244名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 00:26:12 ID:1vN64/vn
GJ!
ヒロ×ゆのは大好物とです
245名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 23:56:55 ID:SN2GXYgi
GJ!
246名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 14:40:13 ID:WcfqN3I6
保管庫更新するにはまだSS不足なのだろうか
247名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 23:10:00 ID:OlaZYMvC
のりなずはいい加減更新して欲しい
248名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 06:43:48 ID:wavqIRm8
最近、なずながかわいすぎて生きているのが辛い。
249眼が猫―めがねっこ―:2010/06/04(金) 21:37:18 ID:mJxXWWhf
>>242です。
宮子×沙英SS投下します。

ある日の夜
小説を何とか締切に間に合わせた沙英は後輩の宮子に呼ばれ、202号室を訪れていた。
今晩、一人で来て欲しいと宮子に頼まれたのだ。
あの宮子が私に何の用事だろうか――そう疑問に思いながら後輩の頼みを引き受けたのだった。

コンコンとドアをノックする。
「宮子ー私だよ。」
「こんばんはー沙英さん。」
宮子はいつもの調子で受け答えをした。
「それで何の用事なの?」
「…とりあえず中入ってよー」
宮子の様子がいつもと違う―沙英は何か只ならぬものを感じていた。
「じゃあ失礼するよ。」
宮子は沙英が中に入ったのを確認すると、玄関に鍵を掛けた。
余程他の住人に知られたくないことなのだろうか。
とりあえず宮子に聞いてみよう―そう思った沙英だった。
250眼が猫―めがねっこ―:2010/06/04(金) 21:38:05 ID:mJxXWWhf
宮子の202号室は他の部屋と比べて、粗雑な感じがする。
この部屋だけ大家さんが自分でリフォームしたので家賃が少しだけ安い。
ベッドも無く、カーテンも乃莉から譲ってもらうまでは無かった。
などの特徴があるが、宮子の性格を表しておりまさに芸術家の部屋とも言えるこの部屋に沙英は多少心惹かれていた。
「沙英さん、私の部屋がどうかしたの?」
「ううん、何でもない。」
沙英は適当にごまかした。
無邪気に笑う宮子。
沙英も自然に笑顔になった。
図々しいけどどこか憎めない、そんな宮子は自分が持っていないたくさんの物を持っている。
沙英は宮子に対し、ある種の憧れのようなものを持っていた。
251眼が猫―めがねっこ―:2010/06/04(金) 21:45:39 ID:mJxXWWhf
「それで、用事って何?」
本題に入る沙英。
「私―沙英さんの事大好きなんだ。」
「へっ!?」
思いもよらぬ言葉が宮子の口から出て、沙英は驚いた。
「そ、それはLIKEじゃなくLOVEの意味で!?」
「うん。」
いつにない宮子に沙英は困惑している。
「沙英さんは頭が良くて、スポーツもできて、おまけに小説家の仕事もこなしてる皆の憧れだよ。」
「そんな、宮子…!」
「私も沙英さんに憧れのような感情を抱いていた。でもその気持ちが憧れじゃないって気づいたのは何時からだろう?」「もっと沙英さんと一緒にいたい。沙英さんに側にいてほしい。そう思うようになったのはどうしてだろう?自分でもよく分からないんだ…」
沙英は宮子の独白をただ静かに聞いていた。

「でも、沙英さんの側にいるべきなのは私じゃない。ヒロさんなんだよ…」
宮子の瞳から涙がこぼれ落ちた。
それは沙英どころかゆの達にも決して見せたことのない宮子の涙だった。

「私の思いなんて叶わないし叶って欲しくもない。だけど私は嘘つくのあまり得意じゃない。」
「だから、この思いを隠しながら沙英さんと接するなんてきっとできない。」
「せめて沙英さんに思いをはっきり告げてから諦めよう。そう考えたんだ…こんなくだらない理由で呼び出してごめんね。」
涙を流しながらも宮子は無理やり作った笑顔を崩そうとしない。
沙英にはそんな宮子の姿は見るに耐えないものだった。
252眼が猫―めがねっこ―:2010/06/04(金) 21:52:26 ID:mJxXWWhf
宮子は正直でいい子だ。
前に自分がヒロと喧嘩したときにもストレートに「沙英さんが悪い」と言ってくれた。
沙英はその時の事を思い返した。

ヒロは小説家を目指す沙英を最も近くで応援してくれている、沙英のかけがえのない親友である。
沙英が今日まで高校生兼小説家としてやってこれたのも、彼女の存在があってこそである。
沙英もヒロを一番の 親友として信頼しており、恋愛感情的な物も抱いている。
これから先も彼女と共にありたいというのが沙英の願いである。
それを宮子も痛いほどわかっていたようだ。
だから自分の気持ちには答えてはくれないという残酷な結果も。

「ほら、涙拭きなよ。らしくない。」
沙英はポケットから出したハンカチで宮子の涙を拭き取る。
「本当にごめんね…宮子がそんなつらい思いをしてたなんて気づけなかった。」
沙英は宮子に謝った。
「あのさ、宮子。私は宮子の気持ちには答えられない。でもそれじゃああんまりだよね?だから私にもできることを宮子にしてあげたい。ダメかな?」
沙英は宮子に問いかけた。
「うん、ありがと。じゃあ私と―H、してくれる?」
「わかった。」
沙英は首を縦に振り、宮子の頼みを承諾した。
「それと…Hの時は沙英さんのこと沙英って呼んでもいいかな?」
「構わないよ。」
「うん、ありがと。沙英。」
253眼が猫―めがねっこ―:2010/06/04(金) 21:53:58 ID:mJxXWWhf
二人は服を脱ぎ、下着姿になった。
身長はさほど変わらないが、最大の違いは胸。服の上から見ただけでもその差は歴然としている。
続けて下着も脱ぎ、二人は裸になった。

宮子はひだまり荘で最も大きく、スイカ程の大きさがあろう豊満な乳房と金色の陰毛に覆われた秘所を沙英に見せつけた。
対する沙英は年下のなずなと最下位争いをするほぼ平らな胸と、紺の茂みに隠された秘所を宮子の前に晒した。
「やっぱり、宮子のおっぱいが羨ましいかな。」
「沙英の裸も細くて綺麗だよ。小さいおっぱいも大好き。」
「そ、そうかな…」
「そうだよ。」
二人は立ったまま口づけ合いながらお互いの乳房を掴み、蕾をこねくり回す。
「ん、んん…」
「んっ…」
二人とも恍惚の表情を浮かべる。

その時、沙英が唇と手を離した。
宮子も沙英の胸から手を離した。
「どうしたの?」
「じ、実は…ちょっとおしっこしたくなっちゃって…トイレ借りるよ。」
尿意を催した沙英はトイレに行こうとした。
「待って、それじゃあこれにしてくれる?」
宮子は筆洗いに使うバケツを持ってきた。
「そ、それに?」
「うん、沙英がおしっこするところ私に見せて欲しいな。」
「仕方ないなぁ…」
沙英は恥じらいながらも同意した。
沙英は膝を開き、姿勢を低くして、手で既に愛液で濡れた秘所を開いた。
宮子はただじっと沙英の秘所を見つめていた。
254眼が猫―めがねっこ―:2010/06/04(金) 21:55:25 ID:mJxXWWhf
「ん…あっ、私、宮子に見られながらおしっこしてるっ!」
沙英の秘所から黄金色の尿が流れ出し、バケツの中に溜まっていく。
宮子は子供の様な無邪気な瞳で沙英の放尿を観察していた。
「はあ、はあ…」
放尿を終えた沙英の顔は羞恥心で真っ赤に染まっていた。
「ふふっ、沙英の照れてる顔可愛いよ。男子と言っても過言ではない程カッコイイ沙英も女の子らしい可愛い沙英も私は好きだよ。」
「だから過言だって…」
照れ隠しでそっぽを向く沙英。
「私は可愛い沙英をもっと見たい。だから、続き…しよ?」

宮子は床に仰向けになる。宮子の秘所も愛液で濡れていた。沙英は宮子にお尻を向けて上に乗り、シックスナインの体勢をとった。
沙英は愛液に濡れた金色の陰毛に覆われる宮子の秘所を、宮子は尿と愛液に濡れた紺色の陰毛に覆われる沙英の秘所を舌と指で蹂躙した。
お互いに「相手に気持ちよくなって欲しい」という一心で相手の女性器を愛撫した。
「イくっ、イっちゃうよぉっ!!」
「あっ、あ゛ああーーっ!!」
激しく体を震わせ、絶頂に達したのはほぼ同時だった。
秘所からは潮が吹き出し、二人の顔を汚した。
しかし二人は嬉しそうに相手の潮を浴びた。
255眼が猫―めがねっこ―:2010/06/04(金) 21:57:50 ID:mJxXWWhf
・・・
後処理を済ませた二人は裸のままくつろいでいた。
「沙英はやっぱり大学でもヒロさんと一緒にいたいんだよね?」
「うん、私はもうヒロとは離れられないし、離れたくもない。」
「そっか…じゃあこれからもずっとヒロさんと仲良しでいてね。私との約束だよ!」
「わかった、約束するよ。」
沙英と宮子は微笑み、約束を交わした。

二人は服を着て、いつもの先輩後輩の関係に戻った。
「じゃあね、宮子。また明日。」
「さよなら、沙英「さん」。」

沙英は自分の部屋に帰るため、外に出た。
宮子も沙英を見送るために外に出た。
その時、誰かが階段を上がってきた。
「ゆのっち!」
「ゆの?」
「宮ちゃんと沙英さん!」
宮子の友人、ゆのだった。
ゆのも意外な組み合わせに驚いているようだ。
256眼が猫―めがねっこ―:2010/06/04(金) 22:00:02 ID:mJxXWWhf
「ゆのっちは何してたの?」
「私はヒロさんにテレビで紹介してた料理の作り方を教えてもらったの。宮ちゃんは沙英さんと何してたの?」
「私は沙英さんと……」
宮子は会話に詰まる。
宮子は正直者だ。
「宿題を手伝ってあげたんだよ。」
沙英がフォローする。
「ふふふ、そうだったんですかー」
ゆのはにっこり微笑む。
納得したようだ。
「それじゃあ、二人ともまた明日。」
沙英はそう言って自分の部屋に戻っていった。
「「おやすみなさーい」」
二人は沙英を笑顔で見送った。
「宮ちゃん、また明日。」
「おやすみー、ゆのっち!」
宮子はゆのと別れ、自分の部屋に帰った。
そして、自分が誰よりも愛した沙英がヒロと幸せに過ごす未来を願って、眠りに就いた。

余談だが、103号室にはす巻きにされて泣き叫ぶ乃莉と、薄く笑みを浮かべながらHDDを漁るなずなの姿があったという…


宮子は六人の中で最もキャラを把握し辛い娘だからキャラが完全に崩壊してるかもしれません。
ちなみに>>229も私です。
ではまた
257名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 00:43:26 ID:ShSbDAdk
ナプキンSS書いたのあんたかいwww
とにかくGJ
沙英×宮子も大好物です
258名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 17:26:57 ID:pX0YkksM
沙英×宮GJ!つか珍しい組み合わせかも?
あと、余談の部分使って頂けて感謝です
259名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 18:08:51 ID:SlxriZWM
GJ!

>229からお疲れ様でした

>余談だが、103号室にはす巻きにされて泣き叫ぶ乃莉と、薄く笑みを浮かべながらHDDを漁るなずなの姿があったという…

こんどはここをkwsk
260256:2010/06/05(土) 19:10:39 ID:PjvMfCVM
>>259
ただの小ネタになりそうだけど頑張ってみる
261名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 19:25:54 ID:oYPkggSd
女王なずな降臨フラグktkr!
262名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 22:45:17 ID:fb2CunEX
女王!!
263なずなちゃんの女王様の日:2010/06/11(金) 23:08:04 ID:rlf/Wx3S
>>256です
女王なずな×乃莉投下します

「乃莉…ちゃん?」
「…!」
「それ…私のナプキンだよね…?」
「こ、これはその…」
「言い訳は聞きたくない。夜、また来るから。そのナプキンは没収ね。」
なずなはナプキンを取り上げ冷ややかな態度のまま乃莉の部屋を出て行った。
乃莉はただぼう然とする他なかった。

そして夜
なずなは無言で乃莉の部屋に入り、乃莉を睨みつけ、
「パソコン起動して。」
「わ、わかりました!」
乃莉にPCを起動させた。
メイン画面を開いた後に布団で乃莉をす巻きにした。
「前から気になってたんだ。このフォルダ。」
なずなは「過去封印」というタイトルのフォルダを開く。
中には中二時代の物であろう小説や絵が大量に保存されていた。
「ふふっ。痛いね。乃莉ちゃんって。」
なずなは小説を声を出して読み上げる。
乃莉は恥ずかしさのあまり泣き叫ぶ。

次になずなは薄く笑みを浮かべながら、乃莉のHDDを漁り始めた。
「エロいの」というタイトルのフォルダを開くと、様々なエロ画像があった。
続いて、「nazuna」というフォルダを開いた。
そこには自分で描いたであろうなずなの裸の絵が何枚も保存されていた。
「ふーん、乃莉ちゃんったら私をそんな目で見てたんだ。」
「はい、私はなずなさんをオカズにしています。」
乃莉はなずなに敬語を使う。
今の二人は仲のいい友達ではなく、女王と下僕の関係である。
264なずなちゃんの女王様の日:2010/06/11(金) 23:10:46 ID:rlf/Wx3S
PCの電源を落とし、乃莉を束縛から解放した後、
「服を脱いで。」
乃莉は躊躇うことなく裸になった。
なずなはポケットからカプセル型のローターを取り出すと、乃莉の膣に挿入した。
スイッチを中にすると乃莉の膣内でローターが暴れ出し、愛液が染み出してくる。

「乃莉ちゃんの欲しい物をあげるよ。感謝してね。」
「ありがとうございます。」
なずなはスカートとパンツを脱ぎ、毛の生えていない秘所を乃莉の前に晒した。
乃莉は目を輝かせ、舌を出した。
「私おしっこがしたくなっちゃった。トイレ行こうかな?」
「私に飲ませて!」
「それが人に物をねだる態度なの?」
「飲ませてください!お願いします!」
乃莉は土下座してなずなに頼んだ。
「仕方ないな。ちゃんとこぼさずに全部飲んでね。」
乃莉がなずなの膣に口をつけ、なずなの放尿を受け止める。
乃莉は恍惚とした表情でなずなの尿を飲み干した。
その時、なずなの膣から赤い液体が流れ出した。
経血である。
乃莉はすぐさまなずなの経血を舐めとり始めた。
265なずなちゃんの女王様の日:2010/06/11(金) 23:12:35 ID:rlf/Wx3S
一心不乱になずなの膣を舐めまわす乃莉。
なずなの膣からは愛液も溢れだす。
乃莉はそれでも舐めるのをやめない。
「ひゃっ!乃莉ちゃんはほんとにいやらしいね。」
なずなは自分に絶頂が近づいてくるのを感じると、ローターのスイッチを強にした。
そして、乃莉と同時に絶頂に達した。

快感が収まった後も乃莉はまだ満足していなさそうだ。
「まだ足りないの?いいよ。いっぱい可愛がってあげるから。」
二人とも明日の学校の事はすっかり頭になかった。
二人の狂った宴はまだまだ続きそうだ。

生理の日、女の子は心が不安定になる。
普段は優しい性格のなずなも豹変してしまった。
女の子の日とは恐ろしいものである…

end

>>30氏に比べればまだまだですが、生理の日にドSと化したなずなを書いてみました。
266名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 23:27:44 ID:67kJ9HFd
激しくGJ
いい感じに俺の花金が終わりそうだ
267名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 23:57:16 ID:rY+NguUz
>>261です。

フラグ回収ありがとうございます!
そしてGJです。
268名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 21:40:55 ID:clQBo7ub
269名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:59:27 ID:2lPsdeBF
保管庫更新されていた
感謝です
270>>227>>236>>249>>263の作者:2010/06/20(日) 22:19:33 ID:ORjQslXU
保管庫管理人さん、保管作業お疲れ様です
蛇足ですが私の書いたこれらの作品は時間軸が一緒の続きものです
271 ◆Hn7iBGDPfs :2010/06/21(月) 01:41:34 ID:OU6KfSSP
>>270
SS作成お疲れはん

保管庫更新してくれはった人もお疲れはん

ちと夏目さんのSS投下するからスペースもらいますね
272夏目目線 ◆Hn7iBGDPfs :2010/06/21(月) 01:44:10 ID:OU6KfSSP

なんとなく彼女の気持ちには気付いていた
でも彼女の気持ちに答えることは出来ない
だって私には好きな人がいるから

「だから………ごめん…ね」

「…………そう……です…か……」

「………………」

同性に告白されたのは初めてではない
その告白を断る度に、もし自分が彼女の立場なら、どうなっていただろうかと考えてしまう
その度に頭がおかしくなりそうになる

自分が沙英にフラれたら………きっと私は生きることに耐えられないだろう
今のままでも十分辛いのに……

私に告白してくれた少女は今、なにを考えているんだろう
私は彼女に何をしてあげれば良いんだろう

今の私には彼女を抱き締めることしか出来ない


けど、私が沙英にフラれたら、その後抱き締めて欲しいなんて思わない
だから私が今やってる事は間違っている

でも私にはこれしか出来なかった
彼女を抱き締め、ただ謝る事しか出来なかったのだ

「ごめん……ごめんね……なずなさん……」

私は最低だ、でも彼女はそんな私に笑みを浮かべ笑ってくれた
ありがとうございますと言いながら

でもその笑顔はすぐに崩れ、私の胸で泣き出してしまう……


やはり私は最低だ

273なずな目線 ◆Hn7iBGDPfs :2010/06/21(月) 01:46:56 ID:OU6KfSSP

私は、好きな人がいる人を好きになり
今、私はその人を困らせている

フラれるとわかっていたけど、この気持ちを伝えたかった……

でも彼女を苦しめてしまった
どうしたら良いんだろう……

彼女は私を優しく抱き締め謝ってくれた
悪いのは私なのに……

こんなときどうしたら良いんだろう
どんだけ考えても、私には笑ってお礼を言うことしか出来なかった

でも、それも満足に出来ない
笑ってお礼を言った後
涙が堪えきれず泣き出してしまった
また彼女を困らせてしまう

そう思っても涙を堪えらえきれなかった……

ごめんなさい……夏目さん……
274 ◆Hn7iBGDPfs :2010/06/21(月) 01:49:13 ID:OU6KfSSP
一応終わり〜
続きも書きたいと思ってるから
そのうち投下するかも

気に入ってくれた人はちょっと楽しみにしててな〜
275名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 08:03:44 ID:xfAIS0+u
まさかの夏×なずGJ!
続き楽しみにしてます
276夏目目線 ◆Hn7iBGDPfs :2010/06/22(火) 15:53:57 ID:vqQ5A44R

あれから彼女は泣き疲れたのか私の体に、もたれかかりながら眠っていた

傍から見れば誤解を生みそうだが、起こそうとは思わない
起きた時、彼女とどう接すれば良いのかわからないからだ


かといって、ずっとこのままでいるわけにもいかないのだが……


「……………」

自分の鼓動どころか彼女の鼓動すら聞こえるほど教室は静かだった

たまにロッカーから衣服が擦れる音が聞こえるが気のせいだろ


「…………ん?」

意識を窓の外にやると空は黒い雨雲で覆われ真っ暗だ
そういえば昼から雲行が怪しかったっけ

雨は降っていないみたいだが、そのうち降りだしてくるだろう

傘は持って来てないが制服なんてすぐ乾くだろうし、明日までに乾かなかったとしても予備くらいある。荷物にはビニール袋を被せておけば問題ないだろう

ただ電車に乗った時、不審な目で見られそうだが…………

277 ◆Hn7iBGDPfs :2010/06/22(火) 15:58:37 ID:vqQ5A44R

〜1時間前〜

中山目線


友達と一緒に帰る約束をし、この教室で待ち合わせをしていた

その友達とは同じクラスなのだが今日は先生に呼ばれているそうで、遅くなるから先に帰って良いよと言っていたのだが私は2人で帰りたかったので、用が済んだらこの教室に来てと約束したのだ

しかし、ただ待っているのもつまらないので、ロッカーに隠れて彼女が来たら驚かそうと思ったのだった



ロッカーに隠れ三十分


疲れた

湿気が多くて暑苦しいし、そろそろ飽きてきた
それに、このまま頑張って隠れ続けても真実の驚いた顔と怒った顔が4〜5秒見れるくらいだ…………


(でも真実の怒った顔、かわいいんだよなぁ………)
そんなことを考えていると教室に誰か入って来た

恐らく真実だろう、そう思いロッカーから勢いよく出ようとするが
三十分間変な体勢でいたため、まったく力が入らず開けられなかった

出るベストタイミングを逃すも、待ってるはずの私がいない教室で彼女がどんな顔をしてるのか、見るのも悪くないかもしれない

腕の筋肉をほぐすよう狭いロッカーの中で小さく回し、ゆっくりロッカーを少し開ける
すると教室には華奢で可愛い少女が立っていた

少女は綺麗な白色をした髪のモミアゲ部分を編み込み後ろで結っていた
結構前に吉野屋先生がモテモテヘアーとか言って、していた髪型に似ているような……


そんなことより彼女はこんなところで何をしているのだろう?
私と一緒で友達を待っているのか
だが雰囲気的に友達を待っているといった感じではないような…
なんだか重々しい雰囲気を感じる

しばらく彼女を見ていると教室に、もうひとり入って来た
その人は私の待ち人ではない。恐らく彼女が待っていた人だろう

今、入って来た少女は先に来ていた少女を確認すると、ゆっくり近付き小さな声で「おまたせ」と言った

それから2人は互いに向き合ったまま、しばらく喋らなかった


278 ◆Hn7iBGDPfs :2010/06/22(火) 16:00:20 ID:vqQ5A44R


長い沈黙が訪れる
自分がここに居てはいけない事に気付いているが、出るに出られない状況

でも彼女達は何か大事な話をしそうな気がする、私が聞いていてはいけない話を

そう考えると出るのは今しかないのわけだが私が出る決心を固める前に白い髪の子が先に決心してしまったようだ

彼女は何か言おうとする、それは私が聞いてはいけない
だからとっさに耳を手で覆い、聞いてはいけないと自分に言い聞かせるが「好き」という単語だけ聞き取ってしまった


それから、必死に耳を塞ぐが人の耳はその程度で聴覚を奪えない
勝手に耳が聞き取ってしまう彼女達の会話には、意識をやらないように晩御飯の事を考えるが自分の意思とは関係なく会話の内容が脳内で整理され
彼女が告白したこと、彼女がフラれたこと、彼女が泣いてることがわかった

どれも自分が知らなくて良いことだ、なのに脳に強く焼き付いて離れない

気付くと何故か私も泣いていた

悲しくないのに何故か涙が止まらなかった
279夏目目線:2010/06/22(火) 16:18:48 ID:vqQ5A44R

雨が降り始めた頃、なずなさんが目を覚ました

目が覚めると彼女は何事もなかったように振り舞い、いつも通り私に接してくれた
少しオドオドした様子だったが
それは私が普段通り接してくれるか不安だからだろう
彼女は互いの気持ちを理解したうえで私と今まで通りの関係を望んでいるのなら、それを叶えてあげることが私に出来る唯一の事だ、拒む事など出来ない


「なずなさん、私傘忘れちゃったんだけど、あなたのお家まで入れっていってくれない?」

「えっ……良いですけど……私の家すぐそこですよ?駅まで送って…」

「いいのいいの!駅なんてすぐそこだし」
280名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 16:34:15 ID:5prJvlVe
期待age
281 ◆Hn7iBGDPfs :2010/06/22(火) 16:53:32 ID:vqQ5A44R
ちょっとグダッたけど夏目なずなは一応終わり
282名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 22:29:15 ID:10vAnKOU
おつです
283名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 20:43:07 ID:J2qVO9bt
DVDおまけの智花ちゃんの入浴シーン、実にエロいおっぱいでした
284オマケ真実目線 ◆Hn7iBGDPfs :2010/06/24(木) 01:43:01 ID:Gb/ayV0M

(寒い………遅くなっちゃったな……中山さん、まだ待っててくれてるかな?)

中山さんと別れてから2時間近く経っている
さすがに先に帰っていると思うが、一応彼女の待つ教室に行ってみる

するとそこには、半開きのロッカーに入った中山さんが居た


「……………………中山さん、何してるの?」

声をかけるのを少し躊躇したが、2時間近くも私を待っていてくれて嬉しかった
私が話しかけると彼女はこちらの存在に、たった今気付いたようで、泣きながら抱きついてきた

「真実!」

「な、中山さん?」

「……うっ…うっ…悲しかったよぉ」

「えっ?」

何故泣いてるのか、何が悲しかったのかわからないが
長時間ロッカーの中にいたんだろう彼女の体は熱っぽく、冷えた私の体には心地良かった
なので理由などは聞かず黙って彼女の体を支えておく事にする




おわり
285名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 09:05:27 ID:CMH9GQi+
おつ
286名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 21:39:53 ID:CV+dF/2t
よくこんな物語が書けるな・・・
凄すぎだろ
287ひだまりMothers‐1:2010/06/27(日) 00:50:27 ID:sQ+3TiFG
このシリーズはみんな結婚して子供がいたりします
苦手な人はスルーお願いします

第一部 ゆのと宮子

山の上の神社へと続く長い階段を二人の女性が登っていた。
×の髪留めを付けた茶髪の女性は少女に見えなくもないが、背中に背負っている女の赤ん坊は彼女の子供であり、彼女がれっきとした母親である事が分かる。
金髪の女性は前と後ろの両方に子供を抱えていた。
男女の双子だった。

二人は三人の子供と共に階段を上がりきり、神社にたどり着いた。
「やっと上がりきった〜」
「それにしても懐かしいね。ここにスケッチしに来たのはもう十数年前なんだね。」
「うんうん、ゆのっちも私ももうママになっちゃったんだなぁ。」
「そうだね、宮ちゃん。」
二人の女性、ゆのと宮子は自分の子供たちを見つめながら、懐かしさに浸っていた。
その時
「あ〜!あ〜!!」
「ビェェェェ!」
宮子の二人の子供が泣き始めた。
「ありゃりゃ、おなか空いたんだね。ゆのっち、近くで待ってて。」
「わかった。」
宮子は子供を背負って近くの林の中へと消えていった。
288ひだまりMothers‐1:2010/06/27(日) 00:52:32 ID:sQ+3TiFG
「よいしょっと。ここでいいかな?」
宮子は岩の上に座り、子供を両手で抱きかかえた。
そして近くに人の気配が無いことを確認すると、シャツを脱いで乳房を露出した。
宮子の乳房はFはあろう豊満な乳房で形もよく、乳輪も大きかった。
「ほら、おっぱいだよ。」
双子は母親である宮子からお互いに一つづつ乳房が与えられると、乳首に吸い付いた。
双子は乳首から分泌された母乳を吸っている。
「いっぱい飲んでおっきくなるんだぞ〜」
宮子は一心不乱に母乳を吸い続けるわが子を笑顔で見守っていた。

その頃ゆのは高校生の頃スケッチをした、街がよく見える場所に腰を下ろしていた。
膝に乗せられた彼女の子供はよく眠っているようだ。
ゆのがゆったりとしていたその時、
「あなたは…やっぱりあの時のお姉さん!」
16、7くらいの少女が声をかけてきた。
少女はかつての母校、やまぶき高校の制服を着ていた。
リボンを見るに、美術科の生徒であろう。
「え…えーっと、あなたは?」
ゆのは驚き戸惑った。
289ひだまりMothers‐1:2010/06/27(日) 00:54:51 ID:sQ+3TiFG
「…これ、覚えてます?」
少女は鞄から一枚の絵を取り出した。
ゆのは目を丸くする。
その絵は自分が十数年前に書いた絵だった。
絵にはこの場所から見渡した街の風景が描かれていた。
ただ、それは十数年前のもので今の風景とはだいぶ違っていた。
「それじゃああなたはあの時の女の子なんだね!」
「はい!」
こうして二人は久しぶりの再会をしたのだった。

少女はゆのの絵に憧れてやまぶき高校の美術科に進学した。
そして今も、ゆのに貰った風景画を持って時々この場所に訪れるのだという。
「赤ちゃん…ですか?」
「女の子だよ。抱っこしてみる?」
「はい!」
少女は赤ん坊を抱きかかえた。
「よいっしょっと、結構重いんですね。」
「う…う゛ぇぇぇ!!」
赤ん坊は目を覚ますと、突然泣き出した。
「わっ!?ごめんね!」
少女は慌ててゆのに赤ん坊を返す。
「よしよし、怖くない怖くない。」
ゆのは赤ん坊をなだめる。
290ひだまりMothers‐1:2010/06/27(日) 00:57:56 ID:sQ+3TiFG
赤ん坊が泣き止んで再び眠り始めた後、少女はゆのに話しかけた。
「あの時お姉さんに出会えたのはきっと何かの運命でしょうね。」
「運命?」
「はい。運命です。こんな素晴らしい絵に出会ってなかったら今の自分はなかったでしょうし…」
「そんな、全然素晴らしくないよ〜ただの風景画だし…」
ゆのは謙遜する。
「でも、自分にとってはどこの美術館の絵よりも素晴らしい絵です。あの時、この絵をくださって本当にありがとうございます。」
「えへへ、どういたしまして。」
ゆのは照れて赤くなった。

少しして
「それじゃあ、私はこの辺で。」
「これからも頑張ってね!」
手を振って去っていく少女をゆのは見送った。

「ごめんゆのっち、遅くなった。」
「全然大丈夫だよ。」
入れ違いに宮子が帰ってきた。
それから二人は子供を抱いて神社の周りを散策した。

日が暮れて
「そろそろ帰ろっか。」
「そうだね。」
二人は階段を下りて帰っていった。
291ひだまりMothers‐1:2010/06/27(日) 01:00:47 ID:sQ+3TiFG
帰りの電車の中、ゆのは子供を抱きながら、少女の言葉を思い返してうっとりしていた。
宮子は子供と一緒に眠っていた。
そして十数年前と同じように、終点まで行ってしまったのだった。

おしまい

沙英とヒロ、乃莉となずな、そして〇〇とこのシリーズは続きます
292名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 13:38:59 ID:zBn6jt52
素晴らしいGJです
宮ちゃんの赤ちゃんになりたい
293名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 06:53:19 ID:vV1wrXcY
GJです
吉野屋先生……
294名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 23:30:58 ID:mQXwaeJW
>>291
GJ!!
そして続くだと!?wktkせざるを得ない
295名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 23:24:26 ID:KzdK1Uag
保守
296名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 11:01:25 ID:z6iYcFB5
297ひだまりMothers‐2:2010/07/11(日) 00:15:46 ID:isOf4c1n
お待たせしました
第三部は短めなので第二部の後、一気に投下します

第二部 沙英とヒロ

私は沙英。
恋愛小説家で、一児の母でもある。
高校時代、ひだまり荘に住んでいた頃にはいつもヒロが側にいて私を支えてくれていた。
そのため後輩達からはヒロがお母さんで私がお父さんの家庭ができあがっていると言われていた。
あの頃の私たちには異性と付き合い、結婚するという事など頭になかった。

だが今の私たちは大人であり母親だ。
今の旦那は中学の頃の初恋の人だった。
上京してきたその人と偶然、神様の悪戯によって再会した。
そして私も全く予想していなかった未来が今は紛れのない現実として存在していた。

「沙英、愛してる!」
「私も。」
結婚して
「子供が欲しいな。」
「男の子、それとも女の子?」
セックスして
「挿入れるよ…」
プチッ
「いっ、痛いっ!!」
初めてを捧げ
「沙英っ…出るっ!」
ビュルッビュルッ
「うあっ…あ、熱いっ!!」
精を子宮に注がれ
「お腹…目立ってきたね。」
「6ヶ月だよ。」
妊娠して
「うっ、生まれる!!」
オギャアオギャア
「男の子だ!」
出産して
私は母親となった。
298ひだまりMothers‐2:2010/07/11(日) 00:18:56 ID:isOf4c1n
妊娠、出産を経験し私の小説の幅も広がった。
そして我が子の将来を私の仕事で支えるという使命も生まれた。
この変化を私は受け止め、これからも前に進んでいくのだ。

「ママー…」
回想に浸っていた私を子供が現実に引き戻す。
「はいはい。」
「こうえん…いこ?」
「わかった、今行くから。」
「はーい。」
子供の小さな手を握り、家を出ていつもの公園に向かった。

公園は家の近くにあり、歩いて数分でたどり着けた。
公園に入ると
「あら、沙英?」
私の一番の親友、ヒロが声をかけてきた。
「おばさん、こんにちは!」
「はい。こんにちは。」
子供がヒロに抱きつく。
「〇〇くん、あそぼ?」
「うん!」
側にいたヒロの娘と遊び始める私の息子。
私はヒロと一緒に公園のベンチに腰を下ろした。

「ヒロ、ウチの子供の事いつもありがと。」
「どういたしまして。」

私の家では基本的に私が仕事をして、旦那が家事をしているが、旦那にも仕事があるため、旦那が出ている時には家事ができない。
そんなときにヒロは私のアシスタント、そして私の家の家事を手伝ってくれる。
そのため、ヒロは私の子供の面倒も見てくれて、子供はヒロに懐いていた。
299ひだまりMothers‐2:2010/07/11(日) 00:22:29 ID:isOf4c1n
「私って、ついつい子供に厳しくしちゃうんだよね…」
「でも、あの子の母親は世界でたった一人、沙英だけよ。あの子には沙英がたっぷり愛情を注がないと…」
「うん、分かってる…」

ヒロの旦那が家にいない時はヒロは彼女の子供も連れてくる。
だから、お互いの子供はすっかり仲良くなっていた。
私は仕事のストレスや本来の性格もあってか、子供には厳しく怒ることが多い。
そうなるとますます子供はヒロに懐くのだった。

智花には「ヒステリックおばさん」などと呼ばれ、からかわれている。
その智花はというと、既に五人も子供がおり六人目もお腹にいるのだという。
この間電話した時には6ヶ月だと言っていた。
あの生意気な妹も今は大家族の母親になっていた。
時とはこうも人を変えるものだったのか。
300ひだまりMothers‐2:2010/07/11(日) 00:24:31 ID:isOf4c1n
「ママー!」
ヒロの娘が泣きながらやってきた。
「どうしたの?」
「すなのおやまくずれちゃった…」
子供達は砂場で遊んでいた。
「はいはい、もう泣かない。また作り直しましょ?ママも手伝うから。」
「あなたもしっかりしないと。もうすぐお姉ちゃんになるんだから…」

「△△ちゃん、おねぇちゃんになるの?」
私の子供も近くに寄ってきた。
ヒロのお腹は少し膨らんでいた。
3ヶ月である。
「ここにあなたの妹がいるのよ。」
「いもうと?」
「おばさん、さわってみてもいいですか?」
「いいけどその前に手を洗ってね。」

二人が手を洗った後、ヒロは新しい命を宿したお腹を見せた。
二人の幼い子供は興味深々にお腹を触る。
「ふくらんでる…」
「いまとくんってなったよ!」
「この子の心臓も動いてるの。」
「よくわかんないけどすげー!」
「わたしがおねぇちゃんだよ!」
子供達はヒロのお腹の中の胎児としばらくの間触れ合った。
301ひだまりMothers‐2:2010/07/11(日) 00:25:10 ID:isOf4c1n
「そろそろあの人が帰る頃ね。沙英、またね。」
「あっ、ヒロ!」
「何かしら?」
「もしよかったら今度の休みに家族みんなでディスティニーランドに行かない?知り合いからチケット貰ったんだ。」
「ふふ、わかったわ。私たちは特に予定とかは無かったし。」
「OK!了解。じゃあ私達もこれで。」
「さよなら!ヒロおばさん!」
「うふふ、さようなら。」
「さよならー」

ヒロとその娘と別れ、私は息子の手をしっかりと握りしめながら、家路に帰って行った。

おしまい
302ひだまりMothers‐3:2010/07/11(日) 00:26:35 ID:isOf4c1n
第三部 乃莉となずな

ここはある病院の産婦人科。
病室にはお腹に新しい命を宿した、もうすぐ母親になる女性達がいた。
なずなもその一人だった。

「私、この子をちゃんと産めるかな…」
なずなは不安だった。
自分がしっかりと胎内の我が子を産めるかどうかが分からなかった。

「おじゃましまーす。」
緑の髪の女性が入ってきた。
「乃莉ちゃん!?」
乃莉は高校時代、親から離れて一人暮らしをする事になったなずなのかけがえのない親友であり、今もお互いを信頼しあう関係である。
「なずなもここに入院してたんだね。」
「偶然だね。私びっくりしちゃった。」

乃莉はなずなのベッドに腰を下ろし、なずなと向き合う。
「なずな、お腹すごく重そうだね…」
「乃莉ちゃんだって、おっきいじゃない。」
二人は既に臨月を迎えており、いつ出産が始まってもおかしくない状況だった。

「乃莉ちゃん…」
「なぁに?」
「私、すごく不安なの…この子はちゃんと産まれてこれるかな…」
なずなは不安を口にした。
303ひだまりMothers‐3:2010/07/11(日) 00:28:18 ID:isOf4c1n
「大丈夫だって!」
「乃莉ちゃん…?」
「きっと大丈夫!今のなずなは出会ったあの頃よりもずっとずっと強くなってるから!」
「そうかな…」
「それに私だって、初めての出産はすごく不安だった。とても辛くて苦しかった。でも子供はちゃんと無事に産まれてこれた。」
「だからなずなも自分と赤ちゃん…と私を信じて頑張って!」
「うん…ありがと、乃莉ちゃん。」
乃莉に優しく励まされ、なずなは笑顔になった。
乃莉もそれにつられて笑った。

乃莉は既に出産経験のある経産婦であり、数年前に男児を出産していた。
だから乃莉は出産に対しては初体験のなずなよりは不安がなかった。
愛する人との間に身ごもった子供をこの世に送り出すために、二人は運命の日に向けて決意を固めた。

数日後、二人は元気な女児を出産した。
なずなの娘も乃莉の息子と娘も両親の愛をいっぱいに受け、すくすくと育っていくのだろう。

おしまい

第二部と三部はおしまいです
第四部はあの人の登場です
またしばらくお待ちください
304335:2010/07/11(日) 16:05:28 ID:Z3cPYLzD
>>あの人

吉野屋先生妊娠おめでとうございます
305303:2010/07/11(日) 23:10:58 ID:isOf4c1n
見直してみたら>>300で3ヶ月じゃ性別わかんないね
「弟か妹」にしといてください
306名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 19:36:47 ID:xVAJpeNW
307名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 19:38:14 ID:xVAJpeNW
308名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 23:16:53 ID:NhKDxVQt
時々見るけど>>306-307ってどういう意味があるの?
309名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 21:55:19 ID:l9P1g7eg
探し物
310名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 10:18:04 ID:0EIMFefH
一週間のスイス旅行から帰還保守
311ひだまりMothers‐4:2010/07/23(金) 22:54:16 ID:q1545/6+
第四部です
注意:出産シーンあり

産婦人科の病室、私…ともうすぐ私の胎内から産まれようとしている我が子以外には誰もいないこの空間。
ただ静寂のみが存在していた。
私はする事もなく、先程から続く陣痛を堪えていた。

その時
コンコン
ノックの音の後
ガチャ
ドアが開く。
「お見舞いに来たよ。」
「さ、沙英!?」

沙英…彼女は私の…ダメだ、私には上手く説明できない。
できれば、高校時代に彼女と友達になりたかった。
でもできなかった。
原因は全て元を辿れば自分にあった。
今の自分から見ればくだらないものである。
その後は色々あって普通の関係を築けているが。

「な、何しに来たのよ!」
「だからお見舞いだって。それに私は夏目の友達でしょ?」
「…うん、それはそうだけど。」
やっぱりまだ上手く話せない。

「これ、よっしーが作ったクッキーだって。」
沙英は小さな箱を開けた。
キツネ色に焼けたクッキーが中にあった。

「はい、夏目にあげる。」
「あ、ありがと。」
クッキーを口に運ぶ。
「おいしい…」
まろやかなお母さんの味がした。
312ひだまりMothers‐4:2010/07/23(金) 22:55:32 ID:q1545/6+
よっしーとは高校の美術教師の吉野屋先生の事である。
問題行動からよく校長先生に怒られていたが、教育には真摯に取り組み、生徒からも愛されていた。

先生は私たちが卒業して数年後に結婚し、子宝にも恵まれ今は一番上の娘さんがやまぶき高校に通い始めたそうだ。最近はまた子供を授かったらしい。

「これはよっしーの母乳で作ったそうだよ。」
「!!」
「…冗談だって。」
一瞬本気にしてしまった。
「もう、沙英!」
「あははは!」
私たちは笑いあった。

だが次の瞬間
「うっ!!」
「夏目!?」
先程から収まっていた陣痛が突如として急激に激しくなった。
パンツが濡れていた。
破水が起こったのである。
「大変!ナースコールを!」

沙英がナースコールをすると看護婦さんや助産婦さんが来てくれた。
「大丈夫ですか!?」
「あ、ありがとうございます…いぎっ!?」
陣痛は治まるどころか更に激しくなった。
私の人生で初めての出産が始まったのだ。
313ひだまりMothers‐4:2010/07/23(金) 22:56:43 ID:q1545/6+
「夏目!」
「沙英、あんたまだいるつもりなの!?見せ物じゃないのよ!」
「大丈夫、私がついてるから。」
沙英は私の左手を握った。
沙英の手は暖かかった。
私の旦那さんは沙英にどこか似ていた。
クールで、でも照れ屋で。
その人の子供が今生まれる。



かなり長い間、沙英に支えられながら私は陣痛と戦い続けた。

そして一時間程後

「ひぃ、ひぃ、ふぅ…」
更に陣痛は強くなる。

「うっ…うぐっ!!」
私は陣痛の波に合わせていきみ始めた。

「がんばってっ…私もっ…頑張るからっ!」
「頭が出てきました!」
助産婦さんが伝えてくれた。
看護婦さん達も臨戦態勢に入る。

「ほら…おいでっ…生まれてきてっ!」
「もう少しです!」
看護婦さん達も私を励ましてくれる。

「あっ、あぐっ、ああああっ!!」
「夏目!頑張って!」
沙英も私を応援する。
314ひだまりMothers‐5:2010/07/23(金) 22:57:56 ID:q1545/6+
そして…
オギャア-!オギャア-!
「生まれました!かわいい女の子ですよ!」
私は出産を終え、脱力する。
そして助産婦さんから手渡されたわが子を優しく抱きかかえた。
「はじめまして、私がママよ。」
これからいっぱいの愛情を注ぎ、育てるわが子に私は語りかけた。

「おめでとう、夏目。」
沙英は私を祝福してくれた。
「沙英!」
「何?」
「もしよかったら、この子の名付け親になってくれないかしら?」
「うん、わかった。」
「ありがと。」

数日後、娘は沙英から素晴らしい名前を貰った。
そして娘はその名前をとても愛したのだった。

おしまい


これでおしまいですが、まだ書きたくなったので、智花の話を智花い…近いうちに投下します。
ちなみにガチエロです。
315名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 02:08:44 ID:3mIKfZko
乙。このスレでは珍しいシチュだな
316314:2010/07/24(土) 08:44:43 ID:k6UCebwe
>>314
番号ミスった
×5→〇4

感想ありがとう

智花編は夜投下します
317ひだまりMothers‐5:2010/07/24(土) 20:03:48 ID:k6UCebwe
わたしの子どもたちが寝静まったある日の夜、わたしは愛しの彼の帰りを待っていた。
子どもたちはわたしと彼の愛の結晶。
一人たりとも、愛情を注ぐのを怠ってはいけない。
「まだかなー?」
そわそわしながら彼の帰りを待つ。

ピンポーン
きたきた!
「はーい!」
ガチャ
「ただいま。」
「おかえりなさい!ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・し?」
お決まりのセリフで彼を迎える。

「じゃあ、順番に。なんかしたくなった。」
「え、お腹に赤ちゃんいるんだよ?」
わたしは妊娠6ヶ月。

わたしの子どもたちは2男3女、ちなみに次女と三女は双子。
このお腹の子は四女となる。

「大丈夫、後ろでするし、ゴムも着けるから。」
精液には子宮を収縮させる成分が含まれているらしく、妊娠中のセックスは流産や死産を招くおそれがある。
だが、後ろの穴ならば多分大丈夫だろう。
「わかった、じゃあお楽しみに!」
彼もわたしも夜を楽しみにしながら用事を済ませた。

そして寝室。
わたしはパジャマ姿で彼を待った。
「お待たせ、始めようか。」
彼はしばらくして来てくれた。
夫婦の夜の営み…Hのはじまり。
318ひだまりMothers‐5:2010/07/24(土) 20:04:47 ID:k6UCebwe
彼はすっかり慣れた手つきでわたしのパジャマとブラを脱がした。
お姉ちゃんには余裕で勝っている豊満なおっぱいが晒される。
彼はわたしのおっぱいにしゃぶりついた。
妊娠しているわたしのおっぱいからは母乳が出た。
彼はそれを赤ちゃんのように吸い続ける。
「あんっ、おっぱい吸われてる!」
私も喘いだ。

続いて彼はわたしのパンツを下ろし、わたしを裸にした。
わたしも彼を脱がし、裸にした。
お互いに性器を見せ合った。

彼のペニスは既に固く大きく勃起し、先からは液体が滴っていた。
わたしを五回も孕ませたペニスだ。

「ふふっ、もうこんなにおっきくしちゃって♪」
「そういう智花だって、もう濡れてるじゃないか。」
「でも今日はコッチでしょ。ここはまた今度ね。」

わたしはコンドームをした彼のペニスをわたしの後ろの穴に導く。
もちろん、腸内洗浄はしっかり済ませておいた。
本来、排泄のためにあるこの穴をセックスに使うのはおかしな話だが。

彼は右手の二本の指をわたしのヴァギナに挿入れた。
「ひぃっ!?」
私は声をあげる。
「こうすればもっと気持ちいいだろ?おっ、すごい締めつけ。」
彼のペニスと指がわたしに二倍の快楽をもたらす。
319ひだまりMothers‐5:2010/07/24(土) 20:08:18 ID:k6UCebwe
すいません
投下宣言忘れました!
先程予告した第五部です。
注意!
智花がかなり淫乱でキャラが崩壊してます。

彼はそのままピストン運動を開始した。
彼のペニスと指が動く度に前の穴からは愛液が、後ろの穴からは腸液が溢れ出しベッドを汚した。
「あひぃっ、ひゃぁっ!!」
わたしはお腹の子どもの事を忘れ、快楽に溺れていた。

「そろそろ、出るっ!」
「わたしもイっ…」
「出すぞ、智花っ!」
「あ、ん、んんんんーーーーっ!!」
彼とわたしは同時に達し、彼はコンドームの中に大量の精液を放った。コンドーム越しでもその熱さは伝わった。
わたしは潮を吹いて彼の指を汚した。

「はあっ、はあっ…」
彼の指とペニスが抜かれるとわたしは息を荒げた。
彼もペニスからコンドームを外し、ごみ箱に捨てようとする。

「あ、それちょうだい。」
「?」
彼から使用済みコンドームをもらうと中に貯まっている彼の精液をゴックンと飲み込んだ。
相変わらず苦い。
「おいおい…」
彼もやや呆れている。
320ひだまりMothers‐5:2010/07/24(土) 20:11:55 ID:k6UCebwe
「こっちもきれいにしてあげる♪」
すかさず彼のペニスをくわえ、しゃぶった。
「おい、智花…また出るっ!」
イったばかりで敏感な彼のペニスは先を舐め、吸うとあっけなく再び絶頂に達し、精液を放出した。
わたしは彼の精液を一滴たりともこぼさず飲み干した。
五回もわたしの子宮に子どもを作り、孕ませた彼の精液の味を感じていた。

「智花、やり過ぎだろ…」
「だって、中に出されてないから物足りなかったんだもん。」
「こっちも物足りなかったよ。でも、子どもを流産させたらヤバいからな…」
「そんなことしたら、わたしたち最低の夫婦になっちゃうからね。」
「ああ。」
「今度はこの子が生まれたらまたしようね。その時はいくらでも中に出していいよ。」
ぽっこり膨らんだお腹を撫でる。
「お前が出して欲しいんだろ?」
「バレた?」
「その前にこの子をちゃんと産まなきゃな。」
「うん、わかってる。」
彼とわたしは裸のまま眠りについた。
321ひだまりMothers‐5:2010/07/24(土) 20:14:50 ID:k6UCebwe
うちの子どもはいったい何人になるのかな?
そんなことを考えながら目を閉じた。

後日、お姉ちゃんとの電話にて。

「お姉ちゃん、仕事だけじゃなくて家族に構ってあげないとダメだよー」
「そ、そりゃあ家族も大事だけど…子供にはつい厳しくなるし…」
「子どももそうだけど旦那さんにも夜とかに相手してあげなよ。最近欲求不満なんじゃないの?」
「なっ!?余計なお世話だよ!」
「だいたいあんたは構い過ぎなの!家族計画とか考えてる?」
「ちゃんと考えてますよーだ。わたしは子どもたちみんなにちゃんと愛情を注ぐし!」
「ふーん、ならいいけど。お腹の子、もうすぐ産まれるんでしょ?頑張って産みなさいよ。」
「はーい、ありがと。じゃあね!」

おしまい

智花はかなりエロい体してるから時々エロSSが書きたくなる。

このシリーズはこれで本当におしまい。
投下宣言忘れて申し訳ありませんでした!
見てくれた人たちありがとうございます。
322名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 08:34:58 ID:Zbg70l3z
GJす

できれば宮子編をば
323321:2010/07/27(火) 10:55:03 ID:JxYgpJxC
セクロスの部分をですか?
324名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 18:30:19 ID:Zbg70l3z
いや、結婚後の宮子の私生活というかなんというか、『お嫁さん』な宮ちゃんを見て和みたいんです。
325321:2010/07/27(火) 18:43:52 ID:JxYgpJxC
エロなしですね
少し難しいけど書いてみます
326名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 18:44:55 ID:fMjUcnPG
それは、なんだ
お題が難しいのか、エロが無いと難しいのか
327321:2010/07/27(火) 19:50:08 ID:JxYgpJxC
すみません、お題の方です
でも私はひだまりスケッチという作品そのものが大好きなので、どんな話でも頑張って書けます
また日にちが開いてしまうと思いますが気長にお待ちいただければ幸いです
328名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 00:04:58 ID:mFTe9KUM
待ちます!
待ってます!
329ひだまりMothers‐5+1:2010/08/03(火) 23:31:40 ID:UqeAhutU
お待たせしました
希望通りのSSかどうかはわかりませんが宮子に和める話です
エロはありません

今日は休日。
僕はお昼ご飯を作ると二階に向かって声をかけた。
「宮子ー、ひかりー、空太ー、ご飯だぞー!」
「はーい!」
元気のよい返事の後、妻の宮子と子供たちが降りてきた。

「もうお腹ペコペコだよー」
「そう言うだろうと思っていっぱい作ったんだ。」
「わーい!」
「いただきまーす!」
僕の手料理をおいしそうに食べる家族。
食事は家族に無くてはならないものだと実感した。
「「「おかわりー!」」」
「よし、わかった。」
母親譲りの笑顔と食欲で宮子と一緒に早くもおかわりをする双子たち。
僕も思わず笑顔になった。
330ひだまりMothers‐5+1:2010/08/03(火) 23:32:25 ID:UqeAhutU
思えば初めて出会ったあの頃から十年も経ったのか。
一人暮らしをしていた僕が住んでるマンションに帰る途中、道端で彼女がうつ伏せになって倒れていた。
僕はすぐさま彼女を自宅で介抱した。
ものすごく空腹だったそうで、僕の料理を残さずきれいに食べた。
目撃者に誘拐と間違われて面倒なことになったのも今では懐かしい思い出だ。
それから彼女、宮子とは仲良くなり、付き合い、同棲、結婚と進展し、男女の双子を授かるまでに至った。
宮子はその性格からは想像しづらいが、かなりの美人だ。
宮子はイラストレーターで、彼女の絵は家の子供だけでなく、多くの子供に好かれていた。
家事は僕がする事が多い。
高校時代から一人暮らしを経験している宮子もそれなりに家事はできるが、仕事がある上に時々大変な事になるから、彼女に家事を押しつけるのは極力避けている。
高校時代には自室でバーベキューをして髪を焦がした事もあったらしい。
331ひだまりMothers‐5+1:2010/08/03(火) 23:33:21 ID:UqeAhutU
お昼ご飯が終わり、宮子と子供達はお昼寝タイムのようだ。
僕は皿を洗いながら話し声を聞いていた。

「さ、お昼寝の時間だ。」
「ふぁぁぁ…」
「ママがすきだから、わたしはママにだきついてねる!」
「ぼくはママがだいすきだよ!ぼくもママにだきつく!」
「じゃあわたしはくうよりももっとママがだいだいすき!」
「それじゃあぼくはおねぇちゃんよりだいだいだいすき!」
「むむむ…そんならわたしはだいだいだいだいすきだもん!」
「こらこら、二人ともけんかはダメだぞ。私に仲よく抱きついて寝るんだよ。」
「うん!」
「ママ、あったかくてきもちいい!」
「ふふっ、私もひかりとくうがだいだいだいだいだいすきだよー」
そんな微笑ましい会話の後宮子と子供達は眠り始めたようだ。
その寝顔はこの上なく幸せそうだ。
僕はこんなありふれたものだけど幸せな時間がいつまでも続くことを願ったのだった。

おしまい

なんか宮子を上手く描ききれなかった
望みとはかけ離れたSSになってしまったかも
他のSS職人さんにも期待してます
332名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 20:13:20 ID:6an8iMbF
ありがとうございます。
宮子がイラストレーター……いいですね

次の作品も待ってます
333me*you 〜falling love with my teacher〜 前:2010/08/09(月) 21:39:48 ID:wZCai1E8
吉野屋先生の話です
タイトルの元ネタはひだま〜ぶる×☆☆☆の曲から

美術科3―Aクラス
「あれ?今日も…君はお休み?」
「今まで一度も休んだことは無かったのに…」
「何があったのかしら?」

「それじゃあ、買い物に行ってくるから。ちゃんと寝てなさいよ。」
「わかってるって。」
母さんは買い物に出かけて、俺は一人家に残された。

今日は平日だが、俺はベッドに横たわっている。
とは言ってもこれは仮病である。
だが、ある理由があって学校には行きづらくなってしまった。
そのため俺はずる休みをしたのである。

吉野屋先生。
美術科の教師であり、ミスや問題行動などで校長にしょっちゅう怒られているが、授業や生徒との交流は教師らしく熱心に行っている。
そのため生徒からは非常に親しまれているようだ。
俺の一年の時の担任で、自分には才能がないと落ち込んでいた俺を優しく励ましてくれた。
今はもう担任ではないが二年、三年の時にも授業などで会う機会は多かった。

俺は今その人に恋をしている。
一年のあの時に芽生えた気持ちは紛れもない恋心なのだとすぐに気づいてしまった。
334me*you 〜falling love with my teacher〜:2010/08/09(月) 21:41:44 ID:wZCai1E8
それと同時に先生とも顔を会わせづらくなってしまった。
だからといって皆勤を蹴ってまでずる休みする事はないだろう…
卑怯者の自分に自分で呆れる。

またあの人の心配する顔が浮かぶ。
だが、それと同時に水着姿の下に隠されたあの人の豊満な乳房、肉付きのよいお尻、そして成熟した女性器が頭に勝手に浮かんできてしまった。
俺は我慢ができなくなり、ズボンを下ろし、下着を脱いだ。
そしてすでに硬くなった自分のペニスをしごき始めた。
ティッシュも用意し、あの人を犯す妄想を繰り広げながら自慰行為を続ける。
「はあはあ…吉野屋先生!」

その時
ピンポーン
もう母さんが帰ってきたのか?
自慰を中断し、いきり立ったペニスを収めて玄関に向かった。

ドアを開けた俺の前にいたのは自分の最愛の人、吉野屋先生その人だった。

「こんにちは。具合はどうですか?」
「先生…?」
「あまりにも心配だったので様子を見に来ちゃいました。もう大丈夫ですか?」
「は、はい。さっきまでずっと寝てましたし…」
先ほどまで妄想で犯していた人が目の前におり後ろめたい気分になる。
「もしかして起こしちゃいましたか?」
「あ、別に平気です!」
335me*you 〜falling love with my teacher〜 前:2010/08/09(月) 21:45:35 ID:wZCai1E8
食堂の女子生徒たち

「ねー、ゆのっち。今日も吉野屋先生、なんか元気なかったねー」
「いったい何があったのかな?」
「何でもうちのクラスのある男子をすごく心配してるらしいよ。」
「今までずっと休んだ事は無かったのにここ数日ずっと休んでいるらしいの。何があったのかしら?」
「あ、あの。それって…すごく重い病気とか…」
「たぶんそれはないよ。でも早くいつもの吉野屋先生に戻ってほしいですね。」

吉野屋先生を家の中に招き入れる。
「私、安心しました。…さんがもしも重い病気になっていたらどうしようかと心配で心配で…」
「い、いえ。ただの風邪ですから!」
「そのせいで授業もあまり力が入らなくて校長先生に怒られたり、桑原先生や益子先生、池澤先生たちにも心配されたり…」
「先生。」
「はい?」
「俺の事心配してくれるのはすごいうれしいです。でも吉野屋先生はしっかり授業をしないと。先生だけじゃなく、生徒たちだってきっと先生の事を心配してますよ。明日からはちゃんと学校に来れますから。」
「はい、わかりました。明日からは私もしっかりと授業をやりましょう!」
吉野屋先生は納得し頷いた。
336me*you 〜falling love with my teacher〜 前:2010/08/09(月) 21:47:00 ID:wZCai1E8
俺もこの気持ちに整理をつけて、明日からは普通の生徒と教師の関係に…

「あの、先生!」
やっぱり無理だった。
俺が抑え込めば抑え込むほどこの思いは限りなく膨張していく。
もう諦める事は俺にはできなかった。

「なんでしょう?」
「すいません!俺は先生に嘘をついてました!本当は仮病なんです!」
「へ?」
「先生と顔を会わせづらくなってただ逃げてた。それだけなんです!」
「…そ、それって先生の事が嫌いになったってことなんですかー!うわーん!」
泣き出してしまった。

「違います。その逆です。俺は先生が大好きです!心の底から愛しています!」
すぐさま誤解を解く。そして自分の本当の気持ちを包み隠さずに伝えた。
「…え?」
「一年の頃、俺を励ましてくれたあの時からずっとずっと好きでした!こんな俺でよければ俺が卒業してからでもいいですから俺と付き合ってください!」

言ってしまった。
まあ結果はわかりきっている。
でも本人に直接この気持ちを伝えられた、それだけで俺は満足だ。
先生には俺なんかよりももっと相応しい人が見つかるだろう。
337me*you 〜falling love with my teacher〜 前:2010/08/09(月) 21:48:21 ID:wZCai1E8
「…私も…さんが好きです。」
「へっ!?」
「私もあの時からずっとずっとあなたが好きでした。」
「本当ですか…?本当に俺なんかを?」
「はい、本当です。」
「あなたのいつも見せるその笑顔が、あなたの授業に取り組むその姿が、そしてあなたの私に抱くその真っ直ぐな思いが。私は何よりも愛しています。」
「…そうですか、ではもう一度言います。こんな俺でよければ付き合ってください。」
「はい、喜んで。」
今、全てが報われた。
俺と先生は晴れて恋人同士になったのだ。
338me*you 〜falling love with my teacher〜 前:2010/08/09(月) 21:51:28 ID:wZCai1E8
「…さん、今は家には誰もいませんか?」
「はい。父は仕事で留守で、母が買い物に出かけましたけどしばらくは帰ってこないみたいです。」
「わかりました。お風呂場に入りましょう。一緒に。」
「え?一緒に、って…」

「互いに愛し合う男女の必ずすることをする。それだけです。」
「それって…セック…ダメです!もし先生が妊娠でもしたら俺は退学で済みますけど、先生は皆の信用を失って取り返しのつかない事になりますよ!?」
「大丈夫です。最初からこのためにあなたのところに来ました。今日は安全日です。私を信じてください、責任は全て私が取りますから。」
「わかりました。行きましょう。」
こうして先生とセックスをする事になった。

長くなったので、エロパートは明日投下する後編に
339me*you 〜falling love with my teacher〜 後:2010/08/10(火) 18:56:11 ID:ahu9r/9n
後編です

風呂場に着くと俺も先生も服を全て脱ぎ、生まれたままの姿になった。
先生の裸体は想像通り美しいものだった。
F、それ以上はあろう形のよい豊満な乳房。
引き締まっているが肉付きのよいお尻。
そして黒に近い深緑色の陰毛に覆われた大人の女性の性器。
俺のペニスはさっき寸止めされた分も合わせて大きく勃起し、先からはカウパーも染み出していた。

「さあ、しましょう?」
先生に誘われ、一緒に風呂場に入る。
風呂場の床に座る。

まず、深く濃厚なキスをした。
舌が絡み合い、ねっとりとした唾液を味わった。
「…んんっ…」
口を離すと舌と舌の間で唾液が糸を引いた。「先生の大きなおっぱい、いただきます!」
俺は先生の豊満な乳房を掴み、揉み、舐めた。
先生は乳首をつねる度に快感に喘いだ。
340me*you 〜falling love with my teacher〜 後:2010/08/10(火) 18:57:38 ID:ahu9r/9n
「次は口でしてくれますか?」
先生は頷くと俺のペニスを口にくわえた。
先生の暖かい口内でピストン運動を開始する。
先生も先を舌で攻める。
「あっ、もう出ます!」
ビュルッビュルッ
早くも達し、俺のペニスは先生の口内に白濁液をぶちまける。

先生はゴクンと音を鳴らしながら俺の精液を飲み込む。
その後、軽くペニスを舐めてきれいにした。
「…君の精液、苦いけどおいしかったです。」
「あ、はい。」
いつの間にか下の名前で呼ばれている。

「今度は俺が先生のを舐めます。」
恥毛に覆われた女性器は既に愛液で濡れていた。
舐めると少し酸っぱい愛液の味がした。
「んん、はあっ…」
喘ぎ声を漏らす先生。
俺は舌を素早く動かし、先生の膣を蹂躙する。
先生のクリトリスが硬く大きくなってきた。
「ああっ、やぁん!」
先生の喘ぎ声も大きくなる。
締めとばかりに俺は先生のクリトリスを指で摘んだ。
「んあっ、あはあああっ!!」
膣からは潮が勢い良く吹き出し、先生は絶頂に達した。
341me*you 〜falling love with my teacher〜 後:2010/08/10(火) 18:58:53 ID:ahu9r/9n
「はあはあはあ…」
イって呼吸が荒くなる先生。
でも本番はこれからだ。
「それじゃあ、最後に俺は先生の初めてを頂きます。」
「私はあなたに純潔を捧げます。」

俺は先生の膣にペニスを挿入した。
先生の膣の中はとても暖かく、すぐにペニスに肉壁が絡みついてきた。
更に奥に挿入(い)れると何かにあたった。
俺はそのまま先生の処女膜を突き破った。
「い、痛いっ!?」
プチンと音がして、結合部からは血が流れ出てきた。
しばらくそのまま痛みが収まるのを待つ。

「はあはあ…もう大丈夫です。」
痛みが引いてきたとわかると、俺はペニスを最奥まで挿入れ、ピストンを始めた。

「あんっ、ひいいっ!」
先生は全身で快楽を感じていた。
膣からは愛液が溢れ出し、締め付けも強くなる。
そして、もうそろそろ達しそうだ。

「もうすぐ、出ます…」
「大丈夫ですから…中にっ、出してください!」
「わかりました。あっ、もう…出るっ!」
ドピュッドピュッ
「はひぃっ!子宮がすごく熱いですっ!!」
先生も絶頂に達したようだ。
膣の締め付けも最大になった。
俺は先生、いや最愛の恋人に膣内射精(なかだし)をしたのだ。
342me*you 〜falling love with my teacher〜 後:2010/08/10(火) 19:02:00 ID:ahu9r/9n
俺がペニスを引き抜くと先生の膣内(なか)からは大量の精液が流れ出てきた。
「中にいっぱい、すごい量ですね…」
「先生の膣内とても気持ちよかったです。」
「私も…君のおちんちん、すごく気持ちよかったです。」
「俺が卒業したら…結婚しましょう!先生、いや…!」
愛する人を初めて下の名前で呼んだ。
「はいわかりました、…君。」
先生も俺の愛に答えた。

その後は母さんが戻る前に素早く証拠を隠滅し、何とかバレることなく片付いた。
明日からは普通に学校に通えそうだ。

翌日の学校
「なんで言ってくれなかったんですか!提出期限今日までの宿題があることを!」
「知らなかったんですか?友達から教えてもらっていると思ったのですが…」
「知りませんでしたよ!」
「とにかく今日は居残りですからね。ちょっとだけなら…私も手伝いますから♪」
俺も先生も何時もの関係に戻っていた。
343me*you 〜falling love with my teacher〜 後:2010/08/10(火) 19:03:45 ID:ahu9r/9n
とある女子生徒たちの会話
「吉野屋先生、すっかり元通りになってましたよ。」
「やっぱ吉野屋先生はああでなくっちゃね。」
「あの男子もちゃんと学校に来てたよ。」
「でも宿題忘れて怒られていたわ。相変わらずね。」
「よかったです…先輩も先生も。」
「でもなんか気のせいか先生の雰囲気が変わっていたような…あ、いや何でもないです!」

その後、俺は無事に高校を卒業し美大に進学した。
先生…いや、…とは。
お互いの両親も最初は抵抗を示していたが、最終的には俺たちの結婚を認めてくれた。
当然、生徒や先生達も驚いた。
校長先生は一時意識不明になる程だった。
桑原先生は裏切られた気分になり、一時やけ酒に走った。
だが、その全ての人たちが最終的には俺たちを祝福してくれた。
俺も彼女も最高に幸せだった。
344me*you 〜falling love with my teacher〜 後:2010/08/10(火) 19:04:55 ID:ahu9r/9n
ある美大での女子生徒の会話
「いやー、まさか吉野屋先生がもう結婚してるとはー」
「私もその話聞いた時にはすごい驚いちゃったね!」
「しかもよっしーの相手はあの元生徒のアイツとはねぇ。」
「あそこまで仲が深まっていたとは私も思わなかったわ。」
「もう「吉野屋」先生じゃないんですね…ところでなずなと智花ちゃんはいつこっちに来れるんです?」



お互いに愛し合う恋人同士になったあの日から数年が経った。
そして今。
「おぎゃあ!おぎゃあ!おぎゃあ!」
「おめでとうございます!可愛い女の子ですよ。」
俺たちは子供を授かった。
妻によく似た可愛い女の子だった。
「こんにちは、赤ちゃん。私がママですよ♪」
妻は最高の笑顔で我が子を抱きかかえた。
その時俺はこう思った。
「あなたに逢えて本当に良かった」と。

おしまい

なんか無駄に壮大な話に
前半部分は元ネタの曲を聴きながら書いた
×☆☆☆特別編製作決定おめでとう!
ひだまりスケッチは永久に不滅だ!
345344:2010/08/11(水) 18:39:46 ID:nQ1MhbvX
管理人さん、保管庫更新乙です!
後編も保管よろしくお願いします。

特別編決定でここももっと賑わうようになるといいな
346Mothers作者:2010/08/12(木) 09:07:39 ID:s4gvDna6
5の途中に注意書きが残っているのですが、それは注意書きだけ前に持ってくるかもしくは削除でお願いします。
347Mothers作者:2010/08/12(木) 09:11:30 ID:s4gvDna6
5とはひだまりMothers‐5の智花の話です
連投すいません
348名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 22:32:04 ID:x6++GZbm
>>344
なんか感動した。乙&GJ!!
349名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 04:39:07 ID:5zJldOke
ゆのが宮子、さえ、ヒロから総攻めを受けるSSはないか
350名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 08:59:50 ID:2PbmgmQu
沙英の総受けなら考えてるけどね…

勇気だしてYOUが書いてみなよ
351実は同一人物:2010/08/15(日) 14:23:53 ID:2PbmgmQu
あと管理人さん、後編の保管とMothers5の修正ありがとうございました
352名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 09:03:23 ID:GgGWUjg6
ageとく
353sage:2010/09/01(水) 16:38:39 ID:9Y3pW3Ml
sage
354名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 10:10:31 ID:kKSgeSP0
ほしゅ
355名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 23:36:53 ID:LIODlfzw
356名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 04:05:58 ID:Cjcoa5Lk
ゆのビキニ…
357名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 13:33:05 ID:+c2bhA4J
乃莉スケの公式水着マダー??
358名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 23:04:53 ID:6U76IMww
もう中に着てきちゃいましたv
359名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 23:44:51 ID:ISuiaNke
そして下着を忘れるんですねわかります
360名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 02:09:36 ID:LqExI/Hg
もう中に出されちゃいました

乃莉はエロいなぁ
361名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 18:17:39 ID:JAr152HZ
ほしゅみっつ
362名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 23:19:24 ID:dZiH/3Uu
規制テスト

プロットだけ書き上げて、それで満足しちゃうことってない?
規制中にいくつかある程度骨組みは書いたのに、放ったらかしにしている間に情熱が冷めてしまったよ、、、
363名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 00:25:06 ID:nM7EcNTz
とりあえず書いたまま放ったらかしにしていた>>62の続きを少しだけ書いてみた。
乃莉が目を覚ますのは下手したらまた半年後かもw

 「もぉっ!奥に出すんやったら出すって言うてぇな!」
「ごめんごめん!一生懸命お口してくれる乃莉ちゃんが可愛くてつい」
「あ、いや、別に、──さんのんは嫌いちゃうし、むしろ私で気持ちよくなってくれたんやったら嬉しいし……。
 ああ、もう!無理やり奥に出した罰として私にも『ご奉仕』して!」
「ふふっ、分かったよ」
 パンツを脱いでニーソックスだけの姿になった乃莉は、
ベッドに仰向けに寝転んだ男性の顔の上に跨り、自身の秘裂を男性の口に押し付けた。
「さ、ちゃんと舐めてや。──さん、好きやろ?」
「んぐっ…!」
「はぁっ、んっ、気持ちいいで…もっと…」
 誰に言うでもなくそう呟いて、顔に押し付けるように前後に腰を動かした。
そうすることで、男性の鼻が乃莉のもっとも敏感な部分を刺激し、彼女に強い快感を与えるのだ。
もちろん、鼻を塞がれることで男性は息ができなくなるが、そうして苦しむ姿も乃莉を興奮させた。
「乃、莉ちゃ…苦…し……」
「んっ!──さん!もっとぉ!」
 手足をバタバタさせながら必死に苦しさをアピールする男性と、その男性の顔の上で腰を振り続ける乃莉。
男性は、どうにかしてより多くの空気を吸い込もうと顔を動かしたり口を大きく開けたりするが、
それは結果として乃莉の秘裂を刺激することとなり、余計に乃莉を興奮させ、
乃莉はより強い快感を求めて押し付ける力を強めるので男性をさらに苦しくすることに繋がった。
「んんっ!もう、イきそうっ!──さん!!あああぁぁぁぁっ!!」
 男性の顔の上で絶頂を迎えた乃莉の秘裂からは止め処なく蜜が溢れ出した。
「あかん、吸わんとって!イヤ、またっ、んん…ああっ!」
 先ほどまでとは別のものがクレバスから勢いよく噴き出し、大きく痙攣したと同時に、乃莉は気を失った。
364名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 13:06:16 ID:aB0nWd+i
おつ
でもできたらちゃんと完成させてほしいな
365Sunny Sunny Funny:2010/10/08(金) 23:48:09 ID:E7+OWLXr
365番ゲット!
半年後て…乃莉スケ昏睡状態ですか!?
366Sunny Sunny Funny:2010/10/08(金) 23:48:46 ID:E7+OWLXr
365番ゲット!
半年後て…乃莉スケ昏睡状態ですか!?
367Sunny Sunny Funny:2010/10/09(土) 00:20:55 ID:XNi82EAc
コメ366は私の手違いです。なにぶんパソコンはじめて日が浅いもので…
連投申し訳ありませんが、ひだまりのキャラで野球をしたら…
などと妄想してオーダーを考えました。意見がありましたら言ってください。
監督:大家さん ヘッドコーチ:益子先生 チームドクター:桑原先生
1番 ピッチャー 沙英 サブ:外野手 足が速い
2番 セカンド ゆの サブ:ショート 確実に繋げる
3番 ショート 宮子 サブ:セカンド センスは抜群
4番 センター 校長先生 サブ:ファースト なんだかんだいってこの人最強
5番 ファースト 夏目 サブ:外野手 チャンスメーカー
6番 キャッチャー ヒロ サブ:外野手 沙英さんの女房役
7番 サード 乃莉 サブ:キャッチャー ノリ繋がりでサード・受け役
8番 ライト なずな サブ:ピッチャー 乃莉に対しては攻め役 
9番 レフト 吉野屋先生 余ったポジション
368名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 00:38:19 ID:pYjgroQW
では折角なので流れに便乗。
1 遊(捕) 沙英
2 二(遊) 夏目
3 一    ヒロ
4 投(ニ) 宮子
5 捕(投) 乃莉
6 左    真実
7 三    ゆの
8 右    なずな
9 中(全部)校長先生
監督兼チアガール:吉野屋先生(三つ編で某モモカン風味)
マネージャー:中山さん(中の人的な意味で)
ヒロさんは唯一の左利きなので当然ファースト。
校長先生のようにチートキャラを9番に置くのが個人的に大好きなんだ。
乃莉っぺは兵庫出身推測やディスティニーランド回から考えるに、野球好きだと勝手に妄想。
369Sunny Sunny Funny:2010/10/09(土) 01:45:29 ID:XNi82EAc
367に補足
   弾ミパ走肩守エ
沙英 2CDACDD チャンス○ 短気 打たれ弱い ポーカーフェイス 絶倫 
ゆの 2CFDFBC バント◎ ムード○ 盗塁△ 闘気 
宮子 3BCAAAD 走塁○ チャンス○ 対左○ エラー 天然芝○ 闘気  
校長 3ABAAAB パワーヒッター いぶし銀 威圧感   
夏目 2CDBDDC チャンスメーカー チャンス△ アベレージヒッター 神速 
ヒロ 2BEDBEB キャッチャー◎ バント○ 体当たり 緊縛
乃莉 2CECCCC ムードメーカー キャッチャー○ ムード△ 初球○   
なずな 2DFCDDB 奪力 ノビ○ 固め打ち 打たれ弱い  
吉野屋 1FFFFFF エラー 三振 広角打法 プルヒッター 途中交代

控え
真実 オールラウンダー 2DECDDD 守備要員 
中山 オールラウンダー 2DECDDD 守備要員  
智花 サード 2DFDCDC 初球○ 代打○ 守備要員 代打要員 人気者

370Sunny Sunny Funny:2010/10/09(土) 02:51:53 ID:XNi82EAc
連投続きですいません 
智花は釘宮キャラだけに人気者持ち
乃莉スケに名字をつけるとしたら 
「Mr.タイガース」の藤村冨美男氏から取って「藤村乃莉」がいいと思う。

投手能力です。
沙英 オーバースロー 
155q/h コントロール160 スタミナ100
SFF4 
Hシュート2  
SGN(サエ・グレイテスト・ノベリスト)ショット←オリ変(ベース球:Hスライダー)7

なずな スリークォーター
136q/h コントロール180 スタミナ60
スローカーブ3
NZN(なずな)ボール←オリ変(ベース球:ナックル)7
シンカー3

それぞれの指名球団 
沙英 ジャイアンツ 星稜高校繋がりで松井と同じ球団
ゆの ホークス 中の人の地元球団 
宮子 ホークス 地元球団
校長先生 ファイターズ 吉野屋先生と戦う 
夏目 マリーンズ 地元球団(距離から推定) 
ヒロ スワローズ 動物に例えるとツバメ 
乃莉 タイガース 地元球団
なずな スワローズ 地元球団(推定)
吉野屋 オリックス 牛丼先生→牛→バファローズ
真実 ドラゴンズ サイドテール→ドラゴンテール(無理矢理)
中山 ベイスターズ ほくろ繋がりで朝比奈みくるの星型ほくろ
智花 ジャイアンツ 姉妹揃って同じ球団へ
371名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 05:09:21 ID:RCUCnT/s
>>363の続きを書いているんだけど、なんだかどんどん鬼畜風味になっていってしまう、、、
相変わらず行為中の台詞が苦手です。

>>367
もはやエロパロ関係なry
似たような感じで、「ひだまり荘でバンドを組んだらどうなるか」って妄想を俺もしたことがあるわ。

ボーカル   宮子 (歌が上手い設定+お金がなくて楽器が買えないw)
ギター     乃莉 (なんか一番「ギター」って感じじゃない?え、そうでもない?)
ベース     沙英 (ベース=長身クールってイメージが俺の中にあるためw)
ドラム      ヒロ (ドラムってぽっちゃり系が多くない?いや、決してヒロさんが──おや、誰k)
キーボード   なずな (ひだまりメンバーで一番ピアノを習っていてもおかしくなさそうだから)

ゆのっちはどうしようもないので端っこでタンバリンでも叩いてもらうしか、、、
372Sunny Sunny Funny:2010/10/09(土) 05:58:29 ID:XNi82EAc
関係ないとか言わないでくださいっ!
思いついたら書きこまないと気が済まなかったんですぅ〜!(泣)
373名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 07:24:14 ID:Tr2ivlCI
確かに関係ないなw
だけど妄想するのはいいことよ
特別編楽しみ
374Sunny Sunny Funny:2010/10/09(土) 16:45:01 ID:XNi82EAc
野球ネタで話ができたので投下します。エロは全く無しの方向で。
オリキャラも登場するのであしからず。
のーびのびのびのびのーんびりと進めていくのでよろしくお願いします。 

題名:やまぶきベースボール

第一話:野球しようよ!
『緑市杯草野球トーナメント?』
クラス全員の声が一塊りになって全開にした窓から外へ飛んでゆく。
その声もうだるような暑さを助長する蝉の声にまじって消えた。
「はい。その名の通り、緑市内の草野球チームが緑市の頂点を目指して戦う大会です。
 まあ、皆さんは興味ないかもしれませんが…
 ちなみに優勝チームには豪華な賞品が出るらしいですよ〜」
やまぶき高校美術科二年A組担任、吉野屋先生が説明を加える。
と、ここに「豪華な賞品」の単語をあざとく聞きつけた少女が一人。
「はいはーい!あたし出場しまーす!」宮子だ。
ちなみにさっきまで机に突っ伏して居眠りをしていた。
「もう、宮ちゃんてば…まだ先生の話の途中だよ?」
そんな彼女に諭す様に喋りかけるゆの。
クラスが笑いに包まれる中、帰りの会終了を知らせるチャイムが鳴った。
「では、みなさん楽しい夏休みを!さようなら〜」
いい年して鼻歌なんぞ歌いながら、吉野屋先生は教室から出て行った。
「ねえ、宮ちゃん。」
「ん?ゆのっちどした?」
「本気で出るつもりなの?野球大会。」
「それは勿論! 賞品って何かな〜?
 南海の海の幸セットかな?それとも日本海の海の幸セットかな?
「どっちも海の幸セットなんだ…。
 どっちにしても、野球は九人いなきゃ出来ないよ?」
「うん、とりあえずひだまり荘の六人でしょ?あt「ちょっと待って!」」
「なーに?」
「私たちも出るの!?」
「イヤなの?」
「まあ、私はいやじゃないけど…みんなの都合も聞かないと…」

〜場所は変わってここはひだまり荘102号室〜
「え!?宮子、本気で言ってるの!?」沙英が驚く。
「まあ、卒業までの思い出づくりには丁度いいんじゃない?」と、ヒロ。
「あたしは大丈夫ですよ。なずなはどうなの?」乃莉はさすが関西人、ノリがよい。
「うん…私も予定は特にないよ。」なずなもOKらしい。
「よし、決まりだね!あと三人か…」宮子があごに手をやって考える。
「じゃあ、真実ちゃんと中山さんは?」
「それだ!ゆのっち!さっそく連絡を入れてみて!」
「うん、わかった。」prrrrrrr…
 
五分後〜
「よかった。二人とも大丈夫だって。」
「よし!あと一人か…」
「まあ、とりあえず、今日はここでお開きにしましょ。」
『は〜い』





375Sunny Sunny Funny:2010/10/09(土) 16:46:09 ID:XNi82EAc
次の日、ベリマートにて。
「ふう…ヒロ〜、買い物終わった?」
「沙英、もうちょっと待ってて〜。」
「全く…どうしてこう女って買い物が長いのかね…いや、あたしも女か…」
「いらっしゃいませ〜」
「ん、あれは…って、夏目!?」
「さっ、沙英!?どうしてここに!」
「それはこっちのセリフでしょうが。」
「お待たせ〜。あら?夏目さん、こんにちは。」ニコッ
「あっ、ヒロさん。こんにちは。」ペコリ
「そうだ!沙英、昨日の、ほら…」
「えっ…うん、わかった。夏目。野球大会のことは聞いてるよね?」
「勿論。それがどうかしたのかしら?」
「あたしたち、ひだまり荘のメンバーで大会に出場するつもりなんだけど、
 人数が足りないんだよね。夏目、もしよかったら一緒に大会に出ない?」
「!!!!!(沙英と一緒のチーム沙英と一緒のチーム沙英と一緒のチーム…)」
「(夏目さんカワイー(><))」
「あの…夏目?」 
「ワッワワッ!わっかったわ! 
 じゃあ、練習の日時とかっ決まったら教えなさっい!
 あっ、あとっこれ私のアドレスね!それじゃ!////////」ウィーン 
「ありがとうございましたー」
「?なんだろ、あいつ…?」
「沙英ってホント鈍感ね…」
「???とにかくこれで九人だね!ゆのたちにも知らせよう!」

〜大会まで、あと二週間〜

というわけで、第一話・完です。
オリキャラの登場は第二話となります。
不定期更新ですが、何卒よろしくお願いします。
376Sunny Sunny Funny:2010/10/09(土) 17:54:51 ID:XNi82EAc
トーナメント表           
             優勝
        _____|_____
     __|__  __|__     
   _|_   _|_   _|_   _|_
  |   | |   | |   | |   |
  や   ブ 浅   グ 緑   新 S   上
  ま   ギ 葱   リ 市   鮮 O   ヶ
  ぶ   ウ 町   | 森   組 S   原
  き   ギ 子   ン 林     団   パ
  サ   ビ 供   シ 組   緑     イ
  ニ   ク 会   ル 合   市     レ
  |   ト     バ     農     |
  ズ   リ     |     協     ツ
      |     ズ
      ズ     
            六
      パ     十 
      ワ     才
      ポ     以
      ケ     上
      9     の
            お
            年
            寄
            り
            チ
            |
            ム    
377Sunny Sunny Funny:2010/10/09(土) 18:00:08 ID:XNi82EAc
って、あれー!?ゴチャゴチャになっとる!
組み合わせは、
サニーズvsビクトリーズ
子供会vsシルバーズ
森林組合vs新鮮組
SOS団vsパイレーツ です。
378名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 20:11:15 ID:RCUCnT/s
>>374
乙。
ただ、他の作品とのクロスは人によっては嫌われるから、あまり推奨はしないかな。


とりあえず>>363の続き。
もともと喘ぎ声を表現するのが苦手なのに、「首を絞められながら」の喘ぎ声なんて俺には無謀すぎる挑戦でした、、、

 程なくして乃莉が目を覚ますと、男性はなんとも微妙な顔で乃莉を見つめていた。
少しくたびれたような声で乃莉は尋ねる。
「ん…、うち、どんぐらい気ぃ失ってた? ……どないしたぁん?そんな顔して」
「1分も経ってないよ。なんていうか、餌を目の前にしてお預けを食らった犬の気分だったよ」
「ほんじゃ…そろそろ……なぁ?ほら、──さんのも、だんだんおっきなってきたし」
「うん、そうだね。こんなにえっちな格好をした乃莉ちゃんを目の前にして、僕ももう我慢の限界だよ」
 はにかみながらそう言った男性は、乃莉の股に顔をうずめて秘部を唾液で少し濡らすと、
すぐに体勢を戻して秘部に男性のそれをあてがった。
その端にある芽に焦らすように擦りつけると、少女は切なげな声で喘ぎ、再び蜜が溢れ出してきた。
「乃莉ちゃんは本当に濡れやすいね」
「んっ…はよぉ、焦らさんとってぇな…っ…」
「もっと言うことがあるんじゃないかな?」
「入れて…ください…」
「何をどこに?」
「──さんの、おちんちんを……うちの…おまんこに入れてくださ──ぁあんっ!」
 言い終える前に受けた「ご褒美」に、乃莉の言葉は途切れてしまった。
「んっ、乃莉ちゃんの中、どんどん奥に進んでいくよ」
「──さんっ!もうちょっとっ、優しぃしてぇ……!」
「ごめん、気持ちよすぎて止めれそうにないよ……」
「痛っ、あかんんっ、…抜いてぇっ」
「ほら、奥に届いたよ」
「痛いぃ!早よ止めて!ボケ!アホ!死ねっ!」
379名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 20:14:02 ID:RCUCnT/s
 何度も一人で慰めているとはいえ、数回しか男の人を受け入れたことのない乃莉のそこは、
まだすんなりと受け入れられるほどには出来上がっていなかった。
痛みを無理やりごまかすかのように男性を罵倒する乃莉の目には涙が溜まっていて、
男性にも乃莉の苦しみは理解できたが、しかしそれも男性を興奮させるだけだった。
「はぁはぁっ!泣き叫ぶ乃莉ちゃんも可愛いよっ」
「嫌やぁ…いつもの──さんに戻ってぇなぁ……」
 もはや叫ぶことを諦めた乃莉は完全に泣き出してしまった。
「初めてっ、乃莉ちゃんとした時を、思い出すよっ」
 乃莉の頼みに耳を貸さずストロークの速度を上げていく男性の手は、無意識のうちに乃莉の首に伸びていた。
「あの時も、嫌がる乃莉ちゃんをっ、半ば無理やり汚したね」
「やめ…苦し……」
「はは、抜きたくても、乃莉ちゃんが離してくれないからね」
「抜かん……ぇえから…手ぇ…離し…息…でけ、へん…」
「まったく、しょうがないね」
「ああっ…はぁ、はぁ……んんん!」
 首を絞めていた手を緩められ、ようやく息ができると安堵した乃莉の口を、男性の口が塞いだ。
それと同時に左手で鼻を摘み、またもや乃莉は息ができなくなってしまった。
乃莉はどうにかして息をしようともがくが、男性の右手で頭を押し付けられ、大人の男との力の差に激しい屈辱感を覚えた。
 そうしているうちに下に組み敷いた少女の反応が少なくなってきて、そろそろ危ないな、と思った男性はようやく口と手を離した。
すると、乃莉は大きく息を吸い込もうとするが、呼吸が乱れているのと
男性が腰を強く打ち付けるのが相まって上手く息ができず、再び意識が遠のきかける。
 しかし、そうして生命の危険を実感しながらの行為に、乃莉は快感を覚え始めていた。
酸欠状態の脳に直接流し込まれる彼女の女性たる部分からの刺激は、
呼吸ができないのも相まって行為そのもの以外の思考が追い出された乃莉の頭を快感でいっぱいにした。
「ぷはっ、はぁはぁ、乃莉ちゃんっ、もう──!」
「はぁ…はぁ……うちも…イき、そ……」
 男性は、ラストスパートだといわんばかりに腰を振る速さを上げ、そしてその両手で乃莉の首を再び絞めた。
「ああ!乃莉ちゃん!乃莉ちゃんっ!」
「んぐぅ…─っ──ぁあっ…!」
「あああっ!」
「ん…ん、ん──!」
 男性の怒張した陰茎から白濁液が大量に吐き出され、
また、乃莉の膣内の筋肉は、少しでも多く男性から搾り取ろうとするかのように激しく蠢いた。
 「はぁ…はぁ…──さんのんで…いっぱい……」
380名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 20:20:42 ID:RCUCnT/s

 ──────。

 ────。

 「もうっ!前も、中に出したらあかん言うたやん!」
「ご、ごめん、つい……」
「いや、でも…まあ、…──さんで…いっぱいになるんは……嫌いちゃうし…。
 でもっ!次首絞めたりしたら、警察行くからなっ!」
「うっ!でも、ほら、乃莉ちゃんも気持ちよさそうな顔をしてたよ!?」
「ん…たしかにボーっとして気持ちよかったけど…、でもめっちゃ苦しいねんで!」
「まあ、ほらっ!今度、入学祝いにパソコンを作ってあげるから!」
「もう、しゃあないなぁ……。でもホンマにもう絞めたらあかんで?」
「できるだけ抑えます……」

   そうして、晴れてひだまり荘で一人暮らしをするようになった乃莉は、
  『ビルおじさん』から贈られたパソコンで毎晩のように男性とネット上での擬似的な情事を交わし、
  また、暇を見つけては二人でホテルに行きツクリモノの愛を確かめ合うのであった。


                                                 おわり


ただの短編なのに完結まで半年以上かけてしまってサーセン。orz
乃莉は神戸っ子説もあるけど、神戸の言葉はそこまで知らないので自分の出身地の方言(河内弁)で書いています。
381名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 21:16:26 ID:Tr2ivlCI
二人とも乙!
自分的にはクロスは問題ないです
ただ先にクロスする作品を提示してからその作品が苦手な人にスルーしてもらうといいと思います


久しぶりになんか投下しようかな…
結局変態モノになりそうですが…
382名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 15:56:39 ID:idvO4qN4
>>381
むしろ俺は変態モノ大歓迎だよ!
アブノーマルなら過疎ってる今がチャンスかもねw


ところで、保管庫、カップリング別のまとめページって必要かな?

作ろうと思ったんだけど、「○○×□□」が多かったり、シリーズ内でタイトル表記が違ったりするページがあってやりにくい、、、
ログイン状態じゃないとページ名を変更できないみたいだからどうしようもなくて困っているところ。
編集履歴を見てみると、おそらく管理者だと思われるhidamari774氏の編集が2008年の8月以降ないから、
参加申請しても気づいてもらえるかどうか。。。
383名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 18:43:17 ID:A0J5pCuB
自分としては便利だからできれば欲しいな
是非ともスレ住人とも協力して出来上がるといいな
384名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 18:57:38 ID:IQtF8MaL
目的は人によって違うから
スレ順番、カプ別、作者別
読む前に、SSの長さ、エロ有無、シチュなどがわかる
と、労力がかかるのです
385Sunny Sunny Funny:2010/10/10(日) 20:03:01 ID:K8ezPmjL
保管庫に入ってた!ありがとうございます!
では早速第二話!行きまーす!

第二話:十人目のメンバー
〜市役所にて〜
「ちょっと!出場できないってどういうことよ!」
市民課の受付に少女の声が響く。我らが団長、涼宮ハルヒだ。
どういう風の吹きまわしか、俺達はまたハルヒの気まぐれに付き合わされることになった。
「みんな!また野球大会に出るわよ!」などと言い出したのが昨日だ。
二回目のエンドレスエイトは避けたかったので、俺達はしぶしぶOKした。
どうやら、ケガ人の交代要員として最低一人は必要らしい。
「キョン!あと一人呼んできなさい!」
「無茶言うな!もう心当たりなんて…」
「そこを何とかするのがアンタの役目でしょうが!」
「…問題はない。」
「有希!心当たりがあるの!?」
「…」コクリ
「じゃあ、また明日改めて集まりましょ!有希、助っ人も連れてきてね!」
「…了解した。」
「(コソッ)おい、長門。ホントに大丈夫なのか?」
「問題はない。」
「そうか、なら…」
「二人とも!早く行くわよ!」
「おう、わかった!今いくぞ。」タッタッタッ…

〜ここはひだまり荘〜
「宮ちゃん、どうしよう…あと一人足りないよう…」
「うーん、どうしたものか…」
「あ、あのッ!」
「なずな、どうしたん?」
「実は、小中と野球をしてた知り合いがクラスにいるんですけど、その人に頼めばなんとかなるかも…」
『(あ、そういえばジモッティーだった。)』
「じゃあ、さっそく連絡を!」
「はっ、はい!わかりました。」prrrrrr…
「あっ、もしもし、佳寛くん?実は…」
『野球か…まあ、いいぞ。どうせ暇だったしな。(まあ、これで最後にするのも悪くはないだろ)』
「ホント!?ありがとう!」
『礼はいいよ。ところで練習はいつ?』
「あっ、その事なんだけど、いま相談中なの。ちょっと今からひだまり荘まで…うん、ありがと。」ピッ
「今からこっちに向かうそうです。あと十分くらいかかると思います。」
「おお、でかしたぞなずな殿!」

ついに姿を現した、なずなの友人・佳寛。一体どんな人物なのか!?
それでは、一旦CMでーす! しゅわしゅわ〜…
386Sunny Sunny Funny:2010/10/11(月) 01:11:58 ID:hv99QLDp
言い忘れておりましたが、この作品は「パワポケ9」「涼宮ハルヒの憂鬱」
とのクロスオーバー作品となっております。苦手な人はご遠慮ください。
〜CM終了〜 

「ここか…こんなに学校の近くにあるとは思わへんかったわ。まんま目の前やないか…」 
一人の男、いや、男と言うにはまだ若い、高校生くらいの男子がひだまり荘にやってきた。
彼は自転車を止めると、指定された102号室のドアをノックし、返事を聞くとドアを開けた。
「失礼しまーす。」ガチャ
「おお、佳寛というのは君か!あたしは宮子!よろしく!」
「私はゆの。これからよろしくね。」ペコリ
「あたしの名前は沙英。チームに入ってくれてありがと。」
「ヒロよ。うん、中々いいカラダしてるわね。戦力として期待できるわ♪」ペタペタ
「ヒ、ヒロ先輩…それってどういう…////」
「ええっ!?違うわよなずなちゃん!そういう意味じゃあ…」
「あたしは乃莉。…で、あなたは一体なずなとどういう関係?」ジトリ
「へ?い、いや…小中とも仲が良かったくらいで…」
「そう、よかった。」
「???あ、あと、そちらの三人は?」
「あたしは真実。よろしく。こっちは」
「中山です。よろしく。」
「私は夏目よ。野球をやってたのはどうやら本当みたいね。」ジーッ
「そりゃどうも。(って、メンバーは全員女子かいな。)」
「ところで、監督や練習場所はどうすんのん?あ、あとユニフォームも。」
「あ、それはさっき大家さんに連絡したら「OK!」だってさ!あの人もヒマだよねぇ〜。」
「こら宮子!失礼でしょうが!あと、練習場所は桃花川の河川敷で決まったんだけど、大丈夫?」
「まあ、あそこなら自転車で十分くらいですし、大丈夫ですよ。」
「あ、ユニフォームは昨日吉野屋先生に頼んだら喜んで引き受けてくれたよ。
 というか、チアガールまで引き受けようとしてましたよ。凄い気迫でした…」
「全く、あの人ホントに教師なのかしら。他にもっとすることが…」
「あのー…ところで、なずな以外の人は美術科って聞いてんねんけど、
 課題とか忙しいんとちゃいます?そもそも野球の経験があるんかいな。そこのちっちゃいのとか。」
「ハウッ!」グサッ
「あっ、ゆのっち大丈夫?まあ、そこは商品のパワーで何とか頑張るのだよ。ワトソン君。」
「(ワトソン君…)賞品か…そういやそんな話もあったな。」
「あのッ、佳寛君…、本当にいいの?嫌だったら辞めても…」
「おいおい、なずなは気にしすぎやって。どうせわしも暇やったしな。ところで、チーム名は?」
「「「「「「「「「あっ…」」」」」」」」」
『すいません、考えてませんでした。』という空気が部屋中に広がる。
「はいはーい!じゃあ、「ひだまりサニースポッツ」は?」
「そのまんまじゃないですか…「ひだまりタイガース」はどうですか?」
「それは乃莉ちゃんの好きな球団でしょ?パクリはよくないわよ。」
あーだこーだあーだこーだ………………

〜二十分後〜
「はあはあ…なら、「やまぶきサニーズ」でどうや!」
「「「「「「「「「それだーーーーーーーーー!」」」」」」」」」
「(うるせえ…)じゃあ、ポジションを決めるために今から桃花川まで行きましょうや。
 んで、都合が悪い人はおりまっか?」
結局、全員大丈夫ということで、アップも兼ねてランニングで桃花川へ。

適性テストの話は次の書き込みで。なお、まだ第二話は続くのであしからず。
387名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 02:14:02 ID:Og0Eu2+C
おつ
自分も違う所でひだまりのクロスSSを書いているがやっぱりクロスは大変だ
双方の作品の空気を壊さないようにキャラを絡ませなきゃいけないからな
でも両方とも好きな作品ならそれぞれの作品のキャラ同士の夢の共演を描ける
だからクロスは書いてて楽しいと自分は思う
388Sunny Sunny Funny:2010/10/11(月) 02:57:10 ID:hv99QLDp
修正のお願い―386の「大丈夫ですよ」を「大丈夫やで」に修正お願いします。
それでは、適性テストの話です。どうぞ!

〜そしてここは桃花川河川敷〜
「じゃあ、これからポジション適性テストを行うであります!」
「「「「「「「「「(どうして急にケロロ軍曹?)ハイ!」」」」」」」」」
「では、まず投手からでありますな!持久走のタイムを計るであります!」
「はい、隊長殿!」
「どうしたでありますか!宮子曹長!」
「「「「「「「「(あ、黄色いところとかトラブルメーカーなところとか似てる。)」」」」」」」」
「なぜ投手テストで持久走をするのでありますか?」
「ピッチャーの基本は強靭な足腰やからな!ここがなってないとどうしようもあらへん。」
「「「「「「「「「(あ、戻った。作者がめんどくさくなったのか。)」」」」」」」」」
「持久走が終わったら十分休憩。そのあとピッチングテストや。勿論わしも走るで。ちなみに距離は3キロや。」

〜持久走、終了〜
結果は、一着沙英、二着佳寛、三着宮子、四着夏目、五着乃莉となった。
「はあ、はあ…中々の記録やないか…これならピッチャーとしては十分や。」
「ふう、ふう…あたしも伊達に小説家やってるわけじゃないからね…体力では負けてらんないよ…」
「ねえ、ゆのっち。」
「なあに?宮ちゃん…」すでに疲労困憊なゆの。
「よっちゃんって結構頼りになるね。キャプテンは決まりかな?」
「うん、そうだね…」チーン
思い思いにおしゃべりしているうちに十分が過ぎた。

「んじゃ、ピッチングテストや!持久走の成績が良かった順番に投げてもらおか。
 キャッチャーの適性テストは後でやるからとりあえずはわしが受けるわ。十球投げてストライクに入った分得点が入るで。」

〜ピッチングテスト、終了〜
「えー、ピッチャーのテストに合格したのは沙英や!」パチパチパチ…
そりゃそうだという空気がその場に広がる。しかし…
「あと…なずな!」パチパチパチ…
今度は、えっ…という空気が広がる。
「よ、佳寛君…どうして私がピッチャー?持久走もピッチングも全然…」
「いや、なずなのボールを受けて分かったんや。なずなはナックルを投げられんねん。」
「「「「「「「「「ええーーーっ!!!」」」」」」」」」
「なずな、ボール握ってみ。」ポイッ
「う、うん…これでいいの?」
「やっぱそうか…スポーツ経験が乏しいなずなは、知らんうちにナックルの握りで投げとったんや。
 信じられへん…これは天性の才能ってやつやろか…じゃあ、次はキャッチャーのテストやな。」
「あたしが投げようか?」
「いや、その必要はあらへん。よし、この二人のどっちか、もしくは両方のことなら一番知ってるて言えるもんはおるか?」
「どうしてそんなこと聞くの?」
「おう、バッテン。それはな、キャッチャーに一番必要なモンはピッチャーとの呼吸やからや。
 ピッチャーの力を最大限に引き出すことがキャッチャーの何よりの役目なんや。」
「(バッテン…)そうなんだ。なるほどね…」
「そういうことなら、沙英のキャッチャーは私ね。」
「(うう…悔しいけどヒロさんには勝てない…)」
「はいはーい!ならなずな殿のキャッチャーは乃莉っぺがいいと思いまーす!」
「そうだね。私も乃莉ちゃんがいいと思うよ。」
「えっ、あたし!?まあ、いいですけど…じゃあ、なずな。よろしくね!」
「うん!」
389Sunny Sunny Funny:2010/10/11(月) 02:58:47 ID:hv99QLDp
内野手は順当に決まった。
ファーストは夏目。受け役のほうが得意そうだ。
セカンドはゆの。こちらも受けがうまい。
サードは正ポジションだという佳寛。さすが経験者。いい動きだ。
ショートは宮子。センスは抜群だ。反応が非常に速い。

「じゃあ、あとは三人に外野手の適性があるかテストや。」

三人も中々の動き。動きがよかった順に、センター乃莉、レフト真実、ライト中山となった。
「よし!ポジションも決まったし、今日はここでお開きやな。あとはチーム登録や。」
「あっ!すっかり忘れてた!」
「(おいおい…)ほな、今から行こか。」

〜次の日、SOS団の部室にて〜
「…ねえ、有希…この子はいくらなんでも、ちょっと…」
ハルヒの指すほうには、蝶を追いかけてキャッキャと言っている小さな女の子が一人。
――朝倉…いや、あちゃくらりょうこだ。
「…問題はない。近所の野球好きの子供。」
「そ、そう…(ホントに大丈夫かしら…)」

〜大会まで、あと十三日〜

以上で、第二話・完です。キャラを立てるために、佳寛君には関西弁になってもらいました。
おかしいところがあるかもしれませんが、その時はご指摘いただけるとありがたいです。
あと、第十一話のタイトルなんですけど、
「熱戦!○戦!決勝戦!」という風にしたいと思うんですけど、何かアイデアがありましたらお願いします。
390Sunny Sunny Funny:2010/10/11(月) 04:25:48 ID:hv99QLDp
あ、あと385の佳寛君のセリフも関西弁にしておいてくださると有り難いです。
暇だったしな→暇やったしな 悪くはないだろ→悪くはないやろ
礼はいいよ→礼はええで 練習はいつ→練習はいつになんのん 
391Sunny Sunny Funny:2010/10/11(月) 10:56:59 ID:hv99QLDp
野球ネタが詰まったので、ゆのっちの総受けを書いてみます。
微ですが、SMもありますので、苦手な方はご遠慮ください。

題名:我らの可愛い娘―ゆの―
ある日の午前中。今日は日曜日だ。課題も特になく、住人達はそれぞれ思い思いの休日を過ごそうとしていた。
そして、一年生コンビが出かけるといって挨拶をして出て行った。五時には戻ってくるらしい。
「ゆのっちー!あーそーぼー!」そこに元気一杯な宮子の声が響く。
「あ、宮ちゃん。ちょっと待ってて。すぐにお湯沸かすから。」
ゆのはキッチンに立って、ポットを火にかけようとそれをコンロの上に置いた。
と、その時。彼女に忍び寄る影が一つ。影はポケットからハンカチを取り出すと、突然ゆのの口をそのハンカチでふさいだ!
「!?ん、んんーーっ!んむーーーーっ!」ジタバタ
ゆのは突然の出来事に驚いたが、何とか逃れようと小さな手足をばたつかせた。
「(宮ちゃん助けて!あっ、もしかして宮ちゃんも…)」
しかし、影の力は強く、抗えば抗うほどその締め付けは強くなっていった。
少しすると、ゆのはだんだん気が遠くなっていった。どうやらこのハンカチには麻酔薬を染み込ませているようだ。
「(あ…もう…ダメ…)」ガクッ
遂にゆのは気を失った。ドサッという音を立てて床に倒れ込む彼女を尻目に、影は部屋の外に出て行き、102号室へ向かった…
そこにはゆのの先輩、沙英とヒロが…
「うまくいったよー」ガチャ
宮子が部屋のドアを開けた。そう、ゆのを襲った影は宮子だったのだ。
「よし、じゃあ行こうか。」
「そうね。まあ、宮ちゃんならうまくいくと思ってたわ。」
「それでは、レッツ&ゴー!」
それはどこの漫画だ。(CV.キートン山田)

「すぅ…すぅ…」一方ゆのは、これから我が身に降りかかる、常軌を逸するほどの性の快楽を予測もできず、安らかに眠っていた。

という訳で前編終了。エロパートはまた後ほど。
392Sunny Sunny Funny:2010/10/11(月) 12:20:17 ID:hv99QLDp
では、後半スタート!

「ん…」ゆのは目を覚ました。ガンガンする頭を何とか働かせて現状を確認。
そこで分かったことが三つ。
一つは自分が後ろ手に縛られていること。しかも靴下以外は全裸という何とも間抜けな格好で。
もう一つは自分がベッドの上に転がされていること。
そして最後の一つ。自分を上から見つめている親友と先輩の存在だ。
「お、やっと起きたね。」
「やー、薬が効きすぎちゃったかな?」
「それじゃ、さっそく始めましょうか♪」
「あの…これは一体…あと、始めるって何を?私、何が何だか…どうして私は裸なんですか?」
「ふふ、それはね…あたしたちでゆのっちを犯すことなったからなのだよ!」
「ゆのって、見た目はMっぽいよね。だから、実験して確かめようってわけ。」
「この日のために一生懸命勉強してきたのよ。精一杯ゆのさんを気持ちよくさせてあげるからね。」
「ええっ!そんな!待ってください!いや!ああ嗚呼アあ亜アあぁぁぁぁぁ!!!」
宮子はいきなりゆのの陰核を強くつまんだ。
「もう、宮ちゃんたら。そんなに強くしちゃだめでしょ!」
「えへへー、ごめんごめん。つい焦っちゃって…」
「最初はホラ、こうやって胸とかを…」沙英がゆのの小ぶりな胸を優しく揉む。
「んんっ!は、ああっ!」
「あ、もう濡れてきたよ。」
「あらホント。こんな状態で気持ち良くなるなんて、やっぱりゆのさんってMなのね。」
「そ、そんなこと…んあっ!」
「ゆのは悪い子だなぁ。ウソツキは絶頂の刑に処さねば。」
「宮子…それ、ダサいよ…」
「文句は作者に言ってよー。」
「じゃあ、宮子は上の口、ヒロは下の口を頼むよ。」
「わっかりました=3」「わかったわ。」
「や、やぁ…」
「大丈夫!すぐに認めちゃうから。ゆの、ホントは気持ちいいんでしょ?」
「そ、そんなこと…んむっ!?」
宮子はゆのの唇を奪った。そのままゆのの口内に舌が侵入してくる。
沙英は継続して胸をもみ、ヒロは秘裂を舌で舐め、口をつけて吸ってくる。
三点攻め。これまで快楽の味を知らなかった少女の体は、それに耐えられる筈もなく――
「んッ、んんんんんんんーーーーーッ!?!?!?」あっさりと絶頂に達してしまった。
「ふう…イっちゃったみたいだね。」
「では第二回戦!行きましょーーーっ!」
「そうね。じゃあ、今度は私がゆのさんのおっぱい触らせてもらうわ。」
「じゃああたしはゆのっちのおまんこだね!」
などと言い合っている間、当のゆのは…息も絶え絶えで、彼女たちの会話は耳に入っていなかった。
393Sunny Sunny Funny:2010/10/11(月) 12:25:06 ID:hv99QLDp
一方そのころ、一年生たちは…
「一体どうしたんだろうね?沙英先輩もヒロ先輩も。」
「本当だね。急に「二人で出掛けてきたら?」なんて。」
「おまけに商品券までもらっちゃったよ。原稿料が入ったのかな?」
「ところで、次はどこに行くの?」
「うん、バッティングセンターはどうかな?」
「乃莉ちゃんが行きたい所ならどこでもいいよ。」
「じゃ、いこっか!」
「うん!」

そして三時間後、ひだまり荘では…
「もうっ!みんなひどいですよ!無理やり襲うなんて!」もう服を着ているゆの。
「うう…ごめん…ゆのっちがあんまり可愛かったもんだから、つい…」
「『つい』じゃないよっ!私とっても怖かったんだから!」
『ごめん。あたしたちどうかしてたよ…」
「ゆのさん、ごめんなさい!」
「ぅ…ま、まあ、みんなも反省してるし、週、いえ、月一回くらいなら…構いませんけど//////」モジモジ
「ホント!?やったーーーー!」ギューーーッ
「痛いよ、宮ちゃん…それより、早く片付けません?あと三十分で二人とも帰ってきますよ?」
「「「あーーーっ!!!」」」
そして、四人は一年コンビが返ってくる前に何とか片付けを終え、かわいい後輩たちを出迎えたのだった。
そしてこれから、四人だけしか知らない、ヒミツの「性活」が始まるのだ。

                       おしまい

どうでしたか?面白かった、つまらなかったなど、感想をお待ちしております。
力量不足で、かなりエロを省いてしまいました。どうかそこはご勘弁ください。
394さえさんはおんなのこ:2010/10/11(月) 15:54:12 ID:Og0Eu2+C
GJです!
では私も書き上がったSSを投下しましょう
沙英の総受けです
おしっこが苦手な人は注意

「沙英さん、おめでとうございます。」
「祝、単行本発売!」

ひだまり荘のヒロの部屋で沙英の小説の単行本発売を祝ったパーティーが開かれていた。
テーブルにはヒロの料理の他にもお菓子などがあった。

「すごいです…沙英先輩。」
「努力が実を結んだんですね!」
後輩達も沙英を祝う。

「どういたしまして。あっ私、冷蔵庫から飲み物取ってくる。」
「いいのよ。今回は沙英が主役なんだから。私が取ってくるわ。」

ヒロは沙英を立たせずに飲み物を取りに向かう。
沙英は特に何とも思わずにヒロに任せる。

「かんぱーい!」
パーティーが始まり、一同は料理に手をつける。
ヒロの美味しい料理を食べながら会話が弾み、皆が笑顔になった。
沙英はこのパーティーが楽しい思い出となると確信していた。
最後につがれた飲み物を飲むまでは。

「ジュースおかわり。」
「はい、どうぞ。」
「ありがと。」
沙英は特に何の疑問も無しにそのジュース…のようなものを飲み干した。
395さえさんはおんなのこ:2010/10/11(月) 15:55:24 ID:Og0Eu2+C
すると
「?…!」
沙英はある違和感に気づいた。
だが、それと同時に意識が朦朧とし、沙英は闇の中に堕ちていった。



・・・・・・・・・



どのくらい眠っていたのだろうか。
朦朧とした意識の中、沙英は目を覚ました。
そして今、自分の置かれている状況に驚愕した。

今の沙英は服も下着も着けていないまっ裸だった。
そして手足は紐のようなもので縛られていた。

「なんなの…これ!?」
何故自分がこのような状況に置かれているのだろうか。
沙英には想像できなかった。

「目が覚めたかしら?」
「ヒロ…!?」
さっきまで会話を交わしていたヒロの声がした。

「これはどういうこと?どうして私はこんな格好なの!?」
やや怒気を孕んだ声でヒロを問い詰める。
「沙英さん、怒らないでください。」
「これは私たちがみんなで計画したことなんだ。」
「私たちはただ女の子らしく可愛い沙英さんが見たいだけなんです。」
「痛い思いはさせません。きっとすごく気持ちいいですよ。」
「…みんな!?」
ヒロだけでなくみんなの声も聞こえてきた。

「そういうこと。今日はいっぱい可愛い姿を見せてもらうわよ。沙英?」
ヒロと後輩達が姿を現す。
皆は沙英と同じように一糸まとわぬ裸だった。
396さえさんはおんなのこ:2010/10/11(月) 15:58:01 ID:Og0Eu2+C
五人は背の他に胸や性毛の発育具合もそれぞれ違っていた。
よく見ると皆顔が赤い。
おそらくはお酒を飲んだのだろう。
ゆのは虚ろな目で何やらブツブツと呟いている。
縄はきつく縛られており、沙英は観念せざるを得なかった。
そして自分がこれから受けるであろう恥辱を想像し、戦慄した。

「沙英さんって本当に女の子なんですか?」
「ゆの!?何言ってるの!」
「じゃあ証拠を見せてください。」
「証拠って…もう見せてるって!」
沙英は全裸なので胸も性器も人の目に晒されていた。

「触ってみれば分かるんじゃないかしら?」
ヒロが喋る。
「なるほど〜」
宮子が沙英の控えめな乳房の頂点にあるピンクの蕾をつまむ。
「ひいっ!?」
沙英は体を震わせた。
「…あんまりわかりにくいです。」
「そうかしら。それじゃあ…」
ヒロは沙英のある部分を見つめた。

「そ、そこは…」
ヒロに次いで深い紺色の性毛に覆われる性器だった。
「もう濡れているみたいね。」
ヒロはくすくすと笑いながら、沙英の性器を親指と人差し指で開いた。
397さえさんはおんなのこ:2010/10/11(月) 16:02:07 ID:Og0Eu2+C
「おお〜」
「沙英センパイのおま〇こですか…」
「おま〇こってこんなふうになってるんですね…」

沙英は自らの恥部を皆に見られ、恥ずかしさで顔を火照らせていた。

体が熱を帯び、蜜壷からは蜜がこぼれ始めた。

「触ってみます。」
ゆのが性器に指を挿入した。
「あひっ!」
快楽の電流が走る。
「濡れてますね。」
ゆのは指を絶え間なく動かす。
沙英は手足を縛られながらも喘ぐ。

「これは何かしら?乃莉ちゃん、触ってみて。」
「おち〇ちんでしょうか…とするとやっぱり沙英さんは男?」
乃莉は沙英のクリトリスに触れた。
「あんっ!」
沙英に更なる快楽が襲いかかる。

「沙英、これはおち〇ちんかしら?」
「んあっ、ち、違う!」
「じゃあ何かしら?口に出して言ってちょうだい。」
ヒロは沙英を言葉で攻める。

「これは…。」
「声が小さいわよ?みんなに聞こえるようにもっと大きな声で。」
「クリトリス!」
「そう、よくできました。これで沙英は女の子ってわかったでしょ。ゆのさん?」
「はい、わかりました。」
ゆのは納得したようだ。

「沙英先輩のクリさんがおっきくなってきました!」
なずなも沙英のクリトリスに触れる。
「固くてこりこりしてます。」
398さえさんはおんなのこ:2010/10/11(月) 16:05:12 ID:Og0Eu2+C
「はんっ!わたし、もう…」
「イきそうなの?」
「それもあるけど…」
ヒロは沙英の伝えたいことを理解したようだ。

「睡眠薬と遅効性の媚薬に…利尿剤も混ぜたから当然の結果ね。みんな、一旦中断して。」
ヒロは後輩達を下がらせて沙英の恥部に顔を近づけた。
そして、クリトリスを思いっきりつねった。

「あっ、ああああっ!イくっ!おしっこ出ちゃうっ!!」

プシャァァァ

沙英の絶頂と放尿は同時だった。
大きく体を仰け反らせながら、沙英は尿道から黄金色の液体を流した。
そしてヒロはその液体を口で受け止め、音をたてながら飲み込んでいく。

「ヒロ先輩…おしっこ飲んでる!?」
後輩達もこの光景には驚きを隠せない。

「は…はあはあ…」
沙英は快楽の余韻を感じながら、皆の前で放尿したことに羞恥心を覚えていた。

「んむっ!?」
ヒロはすぐさまそんな沙英の唇をふさいだ。
そして舌同士を絡め合わせて濃厚なキスをする。
「ん…ん…」
お互いの唾液が混ぜ合わさる音が響く。

「ぷはっ…」
唇を離すと唾液が糸を引く。
「どうだったかしら?自分のおしっこの味は。」
「しょっぱい…」

少量の沙英の尿を口に含んでいたヒロはキスの時に沙英の口内に沙英自身の尿を移した

「沙英さんのおしっこ…」
「さすがヒロさん。」
「おしっこってこういう風に出るんだ…」
399さえさんはおんなのこ:2010/10/11(月) 16:08:43 ID:Og0Eu2+C
後輩達は沙英とヒロに釘付けになり、二人の熱い営みを見せつけられていた。
このような変態的プレイが許させるのも沙英とヒロの信頼関係があってこそだった。
沙英も今は怒る気もほとんど無くなり、むしろもっとして欲しいというM的欲求がわき上がってきた。

「それじゃあ最後の仕上げね。」
「うん…イかせて。」
「みんないらっしゃい。」

後輩達を呼び寄せ、沙英の周りに集めた。
そして沙英に対しての最後の攻めが始まった。

乃莉となずなは乳首を、ゆのは宮子と共にアナルを、ヒロは沙英の女の子の象徴、女性器を指と舌で徹底的に蹂躙した。

「っ、っっ!はひぃっ!!」
沙英は五人の愛撫を受け、よがり狂った。
彼女の頭には快楽を味わうことしかなかった。

そして数分後

「うわああああいくううううっっ!!?」
かつて経験したこともない最大の絶頂が沙英に訪れる。
一人でするときの何百倍もの快感。
沙英の頭の中は真っ白になった。
目一杯の愛液がヒロにかかる。
沙英はそのまま気を失った。
「うふふ、やっぱり沙英は可愛いわね。」
400さえさんはおんなのこ:2010/10/11(月) 16:10:03 ID:Og0Eu2+C
ヒロや後輩達はすっかり満足したようだ。

その時、窓の外で何かが動く音がした。
「何かしら?」
ヒロはカーテンで覆っていた窓を開く。
「あら、あなたは。」
「!!」
するとそこにはある人物がいた。
この後に起こった出来事はまた後ほど明らかになるだろう。

つづく

というわけで続きます
投下はまたもう少し後になりますが
401Sunny Sunny Funny:2010/10/11(月) 17:47:27 ID:hv99QLDp
いいですね!ゆのさまは性格大逆転ですよね。ギャップが萌えます!
なんと、5対1とは…いくら体力がある沙英さんも耐えられませんね。
あと、窓の外にいた人物とは!?気になる…
桑原先生と吉野屋先生の絡みも見てみたいな。
402名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 19:51:17 ID:ZFv0JkFq
>>393>>400
2人とも乙!

>>393の人は、心情描写を入れるともっとよくなると思います。
403Sunny Sunny Funny:2010/10/11(月) 22:59:44 ID:hv99QLDp
402のアドバイスを受けて、第三話に修正をかけました。それでは、やまぶきベースボール・第三話、どうぞ!

第三話:チーム解散!?
〜翌日、桃花川の河川敷〜
「今日はカントクもおることやし、まずキャプテン決めやな。その後バッティングテストや。」
やはり経験者がいいということで、キャプテンは満場一致で佳寛ということになった。
「(まあこんなんもいい経験やな。)じゃあ、わしがキャプテンか。
 で、ここにわしが呼んできたバッティングピッチャーがもうすぐ…お、来よった!」
彼の視線の先には、走ってこちらへやってくる一人の金髪外国人男がいたが…
「あ、危ない!」ゆのが叫ぶ。
彼の体にトラックが近づいてくる。そして…キキーッ!ドーン!「ア〜〜〜〜〜〜〜ッ!」

〜十分後〜
「ハーイ!ワタシ、野球の本場、アメリカからやってきた、元大リー(ry)の、アルベルトでーす!」
「(コソッ)ねえねえゆのっち。あの人凄いねー。ピンピンしてるよ。」
宮子が目を輝かせながらゆのに話しかける。あれだけ丈夫なら病院いらずだとでも言うのだろうか。
「ホントだ。あんなに飛んじゃったのにね。」
彼女は、先ほどの惨劇(?)を思い出し、身震いした。
激しく吹っ飛ぶアルベルト。それはもうスマ○ラ張りの吹っ飛びだった。平然と起き上がり、こっちに走ってきた。恐ろしい体だ。
この人は、殺しても死なないんじゃないか。ゆのはそう思った。
彼の体は一体どうなっているんだろう…パソコンの前の作者も含め、全員が疑問に思った。
「で、アルベルト。ここにおるんは初心者ばっかやさかい、本気で投げたらあかんで。あくまでスローボールや。
 あと、ヒロにはキャッチングとリードの練習も兼ねてもらうわ。あんたが打つ時はわしが受けるさかい、そこは安心してや。
 テストは一人十球。打っても走らんでええわ。あと、わしは審判に入るさかい、
 守備はこの前決めたとこ以外にも積極的に入ってってや。また新しい世界が広がるかもしれへんしな。他に質問はあるか?」
一同は「どこかで聞いたフレーズだなぁ。」という疑問を抱いたが、すぐに掻き消した。
特に質問もなく、バッティングテスト開始。この後バントのテストも行い、打順が決定した。

一番 ピッチャー 沙英 選球眼が良い 
二番 セカンド ゆの バントが一番うまかった
三番 ショート 宮子 よく打球を飛ばす
四番 サード 佳寛 経験者ということもあって、皆の推薦で
五番 ファースト 夏目 距離はないが、打球速度は速い
六番 キャッチャー ヒロ ミートがうまい いえ、ヒロさんは決しt…ア”〜〜ッ!
七番 センター 乃莉 阪神好きで、小さいころに少しやったらしい。
八番 ライト 中山 …特になし
九番 レフト 真実 上に同じ 
404名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 00:35:10 ID:wXUR4S0P
神戸なんて三宮と元町とハーバーランドくらいしか知らないのに、
乃莉となずなが乃莉の地元の神戸(神戸っ子説を支持して)に行く話を書こうとした僕が馬鹿でした。
405名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 02:06:19 ID:/tK41MjV
最近投下多くてすげーわ。
>>380氏も>>393氏も>>400氏も乙です!
406Sunny Sunny Funny:2010/10/13(水) 13:33:16 ID:+OM4KHY5
やまぶきベースボール第三話の続きです。どうぞ!

「よし、じゃあさっそくノックから行こか。わしが打つさかい、サードはなずなが入ってや。」
そして、ノックが始まった。しかし―――
「わあっ!」「うおお!?」「わわっ!」「キャッ!」「ひいぃ!」「うわっ!」
「ちょい!みんな集合や!なんでボールから逃げてんねん!」
「だって、佳寛君の打球が怖かったんだもん…」なずなが答える。
「だってもへちまもあるか!勝ちたいんやったら体でぶつかってかんかい!ホンマに勝つ気あるんかいな。」
流石にこれは言いすぎたと思った。なずなの目には涙が浮かんでいる。
「そんな…みんな勝ちたいと思ってるよ!みんな真剣にやってるのに…佳寛君のバカー!」タタタタタッ…
「あ、なずな!ちょっと待ってください。今すぐ追いかけます!」乃莉も走って行ってしまった。
そして、少しの沈黙の後、宮子が口を開いた。
「確かに勝ちたいよ。でも、やっぱりみんなと楽しく野球したいな。」
その通りだ。それに、みんな事前にルールを予習してくれたとはいえ、技術はまだまだだ。それなのに、自分は…
重苦しい雰囲気の中、佳寛はたった一言絞り出すしかできなかった。
「今日は、もう解散や…」

誰もいなくなったグラウンドのベンチに座って、佳寛は一人俯いていた。
時折吹きこむ風が、空しく砂埃を巻き上げる。
自分はキャプテン失格だ…頭の中でその言葉が無限ループする。
ふと、何分経っただろうと考えた。その時、ポン、と頭をたたかれた。
「よっす。まだいたんだ。」大家さんだった。
「わし、キャプテン失格ですわ…どないしたらええんやろ。」弱音を吐く。
「申し訳ないと思ってる?だったら謝ってきたら?許してもらえるかは知らないけど、謝るしかないっしょ。
 自分でしたことくらい、自分でケリ付けなよ。それじゃ。」
それだけ言って、大家さんは帰って行った。

次の日、佳寛は何をするでもなく、家でぼうっとしていた。
やっぱり謝る勇気が出ない。このまま野球の話も白紙に――と思っていたら、携帯が鳴った。
「メールか。相手は……!」佳寛は自転車に飛び乗り、全速力で漕ぎ出した。行き先は―、桃花川だ。

「みんな、昨日はすまんかった!」
到着するなり、佳寛は頭を下げて謝った。そこにはチームの全員が揃っていた。
許してくれなくていい。そう思って頭を下げたままにしていると、意外な返事が返ってきた。
「ううん。逆にこっちのほうが謝りたいくらいだよ。」
「よっちゃんがいなかったら大会に出られなかったしね。」
「あたしたち、佳寛の気持ちも考えずに…こっちこそごめん。」
「やっぱりキャプテンは佳寛君しかいないわ。」
「チームに戻ってくれますか、キャプテン!」
よく見ると、みんな涙を流している。こんな自分を、みんなは許してくれる…気付けば、佳寛も涙を流していた。
「みんな…ありがとう…」

「よーし!じゃあさっそくノックから行くで!」「「「「「「「「「おー!」」」」」」」」」
チームには活気が戻り、団結力も高まった。あとは技術を磨くだけだ。
「よし!まずは外野や!それいっ!」カキィーーン!!!
思いっきり振り抜いた打球は、綺麗な放物線を描き、スタンドインした。
「キャプテーン!!ホームランじゃとれませんよ〜!」
グラウンドを走り回る彼らの頭上には、ただただ青い空だけが広がっていた。

〜大会まで、あと十一日〜

第三話・完です。次回から、いよいよ大会スタートです。
407名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 19:50:32 ID:IypZyqBi
>>406
乙。


なずな×乃莉で。
後編は近日公開予定です。


     ──────────
      いつかまた会えたら
     ──────────

 あの日、乃莉ちゃんは乃莉ちゃんじゃなくなった。
 やまぶきを卒業してから6年、お互い別々の大学を卒業してから2年が過ぎた秋の日。
仕事を終わらせ、私の家に行くためにバイクを走らせていた乃莉ちゃんは、
信号無視をして交差点に突っ込んできた自動車と派手な事故を起こした。
すぐに病院に運ばれたため一命は取り留めたが、しかし実は厳しかった。
 バイクから放り投げられ頭を強く打った乃莉ちゃんは、記憶を失ってしまったのだ。
私のことはもちろん、ひだまり荘の先輩たちや古くからの友達、両親、
無残な姿になった乃莉ちゃんのCB400SFすらも、乃莉ちゃんは知らないと言った。
 あの日、乃莉ちゃんは乃莉ちゃんじゃなくなった。
408名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 19:51:22 ID:IypZyqBi

   *

 「……そう、ですか」
「うん、バイクに乗ってる時の乃莉ちゃんはかっこよかったな」
 リハビリを終えて退院した乃莉ちゃんは、今は私の実家で生活している。
もともと、お互い両親は同性愛に対して寛容で、私たちが交際していることにも反対しなかった。
 記憶喪失を理由に仕事を辞めた乃莉ちゃんは、当初は地元に戻って実家住まいをする予定だったが、
乃莉ちゃんはそれを頑なに拒み、この場所に残りたいと言った。
高校、大学と青春時代を過ごしたこの場所が今も記憶のどこか深くに残っているのか、
それとも、記憶を失くす前に付き合っていた私と離れるのを無意識が拒否したのか。
もしくは、単に目が覚めた場所から離れるのが怖かったのかもしれない。
 それに、2人ともすでにお互いの両親に結婚の挨拶(事実婚だけど)も済ましていたので、
結局地元には戻らずにこっちでの生活を続ける運びとなった。
 そうして、乃莉ちゃんは私と一緒に暮らすことになったのだ。
 少しでも早く乃莉ちゃんに記憶を取り戻して貰うために、一緒にいる時間を作ろうと私も仕事を辞めてしまった。
……と言っても、私は大学卒業後に就職先を見つけられなかったのでアルバイト身分だったが。
 私の両親も乃莉ちゃんと住むことには割りと乗り気で(乃莉ちゃんだけに)、
アルバイトで貯めていた貯金を使ってくれと言った私に、両親は「それは将来のために取っておきなさい」と言って、
当面の私と乃莉ちゃんの生活は面倒を見てくれる約束までしてくれた。
その日の晩、私は両親への感謝と、恋人すら自分で守れないことへの悔しさで一晩中枕を濡らし、
次の日病室で会った乃莉ちゃんは真っ赤になった私の目を見て大笑いした。
 「乃莉ちゃんは高校の時に美術の勉強をしてたんだけど、何か描いてみる?」
「えっと…はい、やってみます」
 私は、机の横に立て掛けてあったスケッチブックと筆記用具を渡した。
「これが、前に乃莉ちゃんが書いてくれた絵だよ」
「ごめんなさい、やっぱり思い出せないです」
「……ううん、私の方こそごめんね、無理に思い出させようとして」
「いえ……あ、すみません、なずなちゃんにモデルになってもらっていいですか?」
 そう言ってすぐ返事を待たずに絵を描き始めた乃莉ちゃんは、
すぐにそれに没頭し、鉛筆が紙を擦る音だけが部屋を支配した。
409名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 19:51:59 ID:IypZyqBi

 やはり乃莉ちゃんの絵は上手かった。
退院してすぐの頃──と言ってもつい3日程前だけど──に私の原付スクーターに乗ってもらった時もすぐに順応した。
たとえ記憶を失っても、長年続けていたことは体が覚えているものなのだろうか。
とはいえ、さすがに車の運転をさせる勇気はないが……。
 「えっと……」
 自分では描いた覚えのない絵とまったく同じ絵を描いてしまい、乃莉ちゃんは戸惑っているようだ。
乃莉ちゃんが記憶を失う前、最後に書いた絵は、彼女の恋人──私の絵だった。
できるだけあの時と同じポーズを取ろうと頑張ったのだが、それでも、まったく同じ絵に私もびっくりしてしまった。
 しかし、こうして失った記憶を思い出さそうとすることも、もしかしたら乃莉ちゃんを苦しめているのかもしれない。
もう何も分からない。1週間ほど前にした決意は、すでに崩れようとしていた。
 「やっぱり上手だね、乃莉ちゃん」
「なずなちゃんは、絵が描けるんですか?」
「えっ?いや、私は……」
「なずなちゃんの絵も見てみたいな」
 乃莉ちゃんはそう言って、ベッドに腰掛けた私を上目遣いに見つめる。
ああ、そうだ、私はこの上目遣いが好きだったんだ。
私だけに見せてくれる、乃莉ちゃんが甘える時に使う上目遣い。
久しぶりに見るそれに、私は思わず涙を流してしまった。
「ど、どうしたんですか?」
「ううん、何でもないよ。じゃあ、私も描くね?」
 ───出来上がった絵は酷いものだった。
それを見た乃莉ちゃんは大笑いして床を転げまわった。そんなに笑わなくてもいいのに……。
 一応、私の名誉のため、涙のせいでよく見えなくて、そのせいで絵が乱れたんだ、とここに言い訳したい。
410名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 19:52:48 ID:IypZyqBi

   *

 その次の日、私は乃莉ちゃんと車でドライブに出かけた。
一応乃莉ちゃんも車の免許を持っているが、さすがに記憶喪失の人に運転させるわけにもいかない。
それに第一、乃莉ちゃんは自宅周辺の地理すらも覚えていない。
以前はドライブといえば乃莉ちゃんが運転していたが、今日は私の運転だ。
久しぶりに握る車のハンドルに、私は少し緊張する。
 乃莉ちゃんが事故を起こしてからはずっと、車はおろかスクーターにすら乗っていなかった。
最愛の人の記憶を奪った『自動車』、それとその時乗っていた『バイク』。
その2つは私を苦しめ、また、ハンドルを握ることから遠ざけた。
 最初は、もしかしたら乃莉ちゃんは事故のショックで車に乗るのを嫌がるかもしれない、とも思ったが、杞憂に終わった。
現に今も私の左側で窓の外の風景に食い入っているし、車に乗り込む時も別段変わった様子も見せなかった。
 そうして辿り着いたのは、自宅からは少し遠い、岩樺駅の近くにある神社だった。
この神社には高校生の時にゆのさんたちと行って以来、乃莉ちゃんと2人でデートとしてよくここに来ていた。
長い階段を上がったところにある本殿、その裏手にある少し開けた場所から見える風景をスケッチする乃莉ちゃん。
その乃莉ちゃんを見ながら、気が付けば寝ている私。──それが当時の私たちのお気に入りのデートだった。
 「とりあえずお昼ご飯にしよっか」
「そう、ですね……」
「どうしたの?」
「いえ…なんか、初めて来た気がしなくて……」
「…そっか……」
 ドキっとした。
もしかしたらそのまま思い出してくれるかもしれない、そう思ったが、結局乃莉ちゃんは何も思い出すことはなく、
朝2人で作ったお弁当を食べた後は適当に歩き回って帰宅することと相成った。
411名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 19:53:15 ID:IypZyqBi

 帰りの車の中、神社を出てから固くつぐんだままだった口を、乃莉ちゃんはようやく開いた。
 「その…ごめんなさい、せっかく連れてきてもらったのに、何も思い出せなくて」
「ううん、いいの。無理に思い出そうとしても乃莉ちゃんが苦しい思いをするだけだから。
 ちょっとずつ、色んな場所に行きながら、少しずつ、思い出していけばいいよ」
「でも、どうしてなずなちゃんは、そこまで私のためにしてくれるんですか?」
「えっと、それは……」
 私は返答に困ってしまった。
乃莉ちゃんにはまだ、私たちが付き合っていたことを伝えていない。
おそらく、乃莉ちゃんにとっては知らない人から「あなたの恋人でした」なんて言われるようなものだろうから。
 「…前にも言った通り、私たちは高校の時からの親友だったの。
 私はずっと乃莉ちゃんには頼りっぱなしだったから、少しでも恩返しをしたいの」
「でも……その…私は昔のことは覚えてないですし…」
 またもや乃莉ちゃんは痛いところを突いてきた。
たしかに、私にとってそれは友情であり恩返しであっても、
乃莉ちゃんにとっては、ただ好意を押し付けられているだけに感じられるのかもしれない。
 「まあ、今は──」
 ようやく言葉を見つけた私の思考は、脇道から飛び出してきた原付によって遮られた。
「きゃっ!」
 急ブレーキをかけたことによってタイヤは悲鳴をあげ、私たちは慣性の働くままに前のめりになる。
なんとか衝突は避けられたが、ふと助手席に目をやると、乃莉ちゃんはひどく怯えた様子で震えていた。
「乃莉ちゃん!大丈夫!?」
「だ、だだ大丈夫です。バイクの人は、大丈夫でしたか?」
 思い出して前を見ると、すでに原付はどこかに行ってしまっていた。
バックミラーで確認すると、あまり交通量の多い道ではないが、それでもすでに何台か後ろに列ができている。
これ以上後続車に迷惑をかけるわけにいかないので、すぐにアクセルを踏み込んで走り出した。
「どこかに行っちゃったから、何ともなかったみたいだね」
「そう、ですか。よかった……」
 乃莉ちゃんはそう呟いた途端、安堵からか気を失ってしまった。
412名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 19:53:52 ID:IypZyqBi

   *

 「あれ、私……」
「あ、乃莉ちゃん、目が覚めたのね」
 ベッドに駆け寄り、床に膝をついて乃莉ちゃんの目の高さに合わせる。
「なずなちゃん、私は……?」
「神社からの帰り、原付とぶつかりそうになった後、気を失っちゃったの」
「ごめんなさい……」
「ううん、謝るのは私の方。無理やり車に乗せて、その上事故まで起こしそうになって……ぐすっ、ううっ」
 乃莉ちゃんをあんな目に合わせてしまった自分に腹が立ち、
家に着いた時には止まったはずの涙がまた溢れてきた。
「あ、ちょっと、いや、ああ!泣かないで下さいよっ!
 たしかに、ちょっと、ほんの少しだけ、いや、ほとんど怖くなかったですし、それにあれはあの原付が悪いんです!」
「でもぉっ、もしかじだらぁのりぢゃんに、またあんなめにあわぜだかも、じれながったんだよぉっ!」
「その時はその時で、ショック療法で思い出してたかもしれませんし、……ああもう!気にしないで下さいって!」
「ごべんねぇのりぢゃああん!」
「別にいいですって!」
「ううう…ひっく……ぐすっ……」
 相当運転の疲れが溜まっていたのか、
それとも「もしかしたらこのまま乃莉ちゃんが起きないかもしれない」という不安と緊張が解けたからなのか、
私はそのままベッドにもたれかかる形で眠ってしまっていた。
413名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 19:54:43 ID:IypZyqBi

 目が覚めた時にはすでに外は真っ暗になっていて、時計の針は6時過ぎを指していた。
眠ってしまう前にベッドで寝ていたはずの乃莉ちゃんはすでにどこかに行ってしまっていて、
おそらく乃莉ちゃんが寝ている私を動かしてくれたんだろう、私は乃莉ちゃんの部屋のベッドの中にいた。
すべて私がお昼寝している間に見た夢だったらいいのに、なんて思ったが、
本来使われていなかった部屋にこうしてベッドと乃莉ちゃんの日用品が置かれていることで、これは現実だと嫌でも分かる。
 ベッドから抜け出すと少し肌寒くて、外の暗さと相まって、もうすっかり秋なんだな、と実感させられた。
 「なずなちゃん、ご飯が──って起きてたんですね」
「うん。今起きたところだけど」
「今日は私とお母さんの2人で作りましたよ!」
 乃莉ちゃんが家に来た時、私の両親との間で、両親のことを「お父さん」「お母さん」と呼ぶよう約束が交わされた。
なんでも「記憶を取り戻すまでは私たちが乃莉ちゃんの両親だから」ということらしい。
最初のうちは恥ずかしさからか、そう呼ぶことに少し抵抗があったようだが、今では普通に「お母さん」と呼んでいる。
 「そうなんだ。何を作ったの?」
「肉じゃがですよ、肉じゃが!」
「肉じゃが、かぁ……」
「あれ、もしかして肉じゃが、嫌いでした?」
「ううん、大好きだよ」
 私は、高校1年生だった頃、ホームシックになった私を心配して
乃莉ちゃんが肉じゃがを作って持ってきてくれたことを思い出していた。
「そっかぁ、肉じゃがかぁ。楽しみだなぁ…」
「おふくろの味ですよ!」
 乃莉ちゃんは、そんなに肉じゃがが大好きなのかな。
414名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 19:55:41 ID:IypZyqBi

 久しぶりに食べた乃莉ちゃんの肉じゃがはあの時のように牛肉……ではなく豚肉だった。
まあ、もしかしたら覚えていたのは「肉じゃが」という料理だけで作り方までは覚えていなかったのかもしれないし、
そうだったとしたらお母さんに教えてもらいながらだから豚肉になってもおかしくないだろう。
 「それにしても、お母さんとの料理、すごく楽しかったですよ!」
 乃莉ちゃんが家に来てからは、毎日夕飯は私と乃莉ちゃんの2人で作っている。
別に両親と約束したりとかそういうわけではないが、両親へのせめてもの恩返しのためにと思って乃莉ちゃんと決めたのだ。
「ふふっ。乃莉ちゃんの肉じゃが、美味しかったよ」
「えっ、あ、ありがと……」
 乃莉ちゃんは顔をトマトのように真っ赤にして俯いてしまった。
 「……さ、そろそろ寝よっか。私、部屋に戻るね」
 沈黙に耐えかねた私が、逃げるかのように行った。
「あ、えっと、よかったら、一緒に寝てもらって、いい…ですか……?」
「えっ?」
「その…まぶたを閉じると、今日の帰りのあれが、まだ…」
「あ、うん。じゃあ一緒に寝よっか」
「あ、ありがとっ!」
 明かりを消して乃莉ちゃんと同じベッドに入り、少しすると左手が握られた。
右を見ると、ベッドサイドに置かれたランプの明かりに照らされ、乃莉ちゃんの目元がきらりと光ったのが分かった。
 私はどうしようもなく、ただ乃莉ちゃんの右手を強く握りかえすことしかできなかった。

   *

 その夜、私は夢の中で大学2年生に戻っていた。

 「なずな!ついに1年経ったよ!バイクでどっか行こうよ!」
 「懐かしいね、ここ。高校生の時に先輩たちに連れてきてもらったっきりだったもんね」
 「なずな、もしよかったら、私と付き合ってくれない?」
 「えっ、いやあの、別に夜景がロマンチックだとか、そんなことは思ってないよっ!?」
 「ん、よしっ!帰ろっか!」

 乃莉ちゃんとの「デート」は、自動車が信号無視をして交差点に突っ込んできたところで途切れた。
415名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 19:57:48 ID:IypZyqBi
とりあえず以上で。
書き忘れていたけど、エロはなしの予定。
後編も1/3〜半分くらいは書いているので投下は3日以内くらいになると思います。
416名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 01:39:35 ID:GueKxqs3
おつ!
なんか切ない…
417Sunny Sunny Funny:2010/10/14(木) 18:12:34 ID:hQZyXKb2
乙です!乃莉なずはこういう「心の絆」的な話も似合いますよねー
時間はじっくりかけてやってください。首を長くして待ってますよ!

今朝の寝起きに「少女探偵ゆの」というのをパッと閃きました。書く気はありませんけど。
418Sunny Sunny Funny:2010/10/14(木) 18:36:32 ID:hQZyXKb2
ネタを思いついたので思い切って書いてみます。

〜デートの断られ方〜
ゆのの場合「ごめん、その日は宮ちゃんとスケッチに―」

宮子の場合「ごめーん。今月ピンチだからパス。」

沙英の場合「原稿落ちそうだからまたいつか。」

ヒロの場合「今日は沙英のお手伝いしなくちゃだめなの。ごめんね。」

乃莉の場合「今日はオフ会があるからダメ。」

なずなの場合「今日は乃莉ちゃんにお料理教えてもらうの。ごめんなさい。」

夏目の場合「今日は月刊きららの発売日なのよ。すぐに買って沙英の小説十回は読まなきゃ。」

吉野屋先生の場合「校長先生が美術室の片付けしろってうるさいんですぅ〜!
         あんなの一日かかっても無理ですーー!」シクシク
419名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 19:13:36 ID:GueKxqs3
なるほど
420名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 17:17:59 ID:iDFCFL+C
大家さんの場合「おっけー、いいよー」→来ない
421Sunny Sunny Funny:2010/10/15(金) 17:50:08 ID:easy6GVG
やまぶきベースボール第四話です。どうぞ!

第四話:激突!vsブギウギビクトリーズ
「よし、今日の練習はこれで終わりや。ほな、お疲れさん。明日の集合時間は…」
いよいよ明日は大会の開幕。最終調整も終わり、今日は体を休めようということになった。今は練習に使った道具を片づけている。
ひだまり荘の物置には、なんと人数分のグローブは勿論のこと、これまた人数分のスパイク、大会で使う硬式ボールまでが見つかった。
本当によく分からないアパートだ。色々な噂もあるらしいが、まあ、ここではどうでもいいことだ。

帰り際、なずなが佳寛に話しかけた。
「佳寛君はやっぱり野球が上手だね。どうしてやまぶきで野球部に入らなかったの?」
そう聞かれると、佳寛は少しむっとした表情になった。
「わしはもう野球は止めたんや。理由なんかあらへん。」
「でも、練習してる佳寛君はすごく楽しそうだったよ。」
「しつこいな!もうほっといてくれや!」語気を強める。
「ひゃっ!?…うん、分かった…でも、一つ約束してくれる?
 この大会の決勝戦まで勝ち上がったら、どうして野球をやめたか話してくれるって。」
「?ああ、そんなら別に構わへんで。」
「ありがと。それじゃあ、また明日ね。」ニコッ
なずなはそれだけ言うと、乃莉のところへ走って行った。

〜次の日〜
開会式には、小学生からおじいちゃんおばあちゃんまで、いろんな人が揃っていた。
大会は、七イニング方式で行われる。延長は十回まで。五回以降で十点以上の点差がつくとコールドゲーム。
その他は通常の野球と同じである。くじ引きの結果、一回戦の相手が決まった。
「ブギウギビクトリーズか。一体どんなチームなんやろ。」
「緑市の端っこの遠前町にあるチームだよ。四番の小波って人が入ってから色々助っ人が入ったみたい。
 打撃が強力な勢いのあるチームらしいよ。」敵チームの偵察を頼まれていた乃莉が答える。

オーダーは次のようになった。
やまぶきサニーズ    ブギウギビクトリーズ
一番 投 沙英     一番 遊 ピエロ
二番 二 ゆの     二番 中 寺門
三番 遊 宮子     三番 一 ムシャ
四番 三 佳寛     四番 右 小波
五番 一 夏目     五番 左 城田
六番 捕 ヒロ     六番 三 カニ
七番 中 乃莉     七番 投 水間
八番 右 中山     八番 二 白
九番 左 真実     九番 捕 権田

いよいよ試合が始まる。試合前の挨拶をして、先攻後攻をじゃんけんで決めて、サニーズの先攻となった。
「プレイボール!」審判の声が青空に響いた。
422名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 22:47:44 ID:jsQ2gqk1
>>421
乙。
投下途中かな、と思ったけどそうでもなかったので投下します。


>>414からの後編。


   *

  「これなんかどうかな?」
 乃莉ちゃんが家に来てからもうすぐ1ヶ月が経つ。
最近では、来てすぐの頃のような丁寧口調ではなく、ちゃんとタメ口で話しかけてくれるようになった。
 でも──。
 「……なずなちゃん、どうかしたの?」
「ううん、なんでもないの」
 相変わらず呼び方は「なずなちゃん」で、やはりまだ記憶が戻っていないことが分かる。
最近では、もう乃莉ちゃんはずっとこのままなんじゃないか、なんて考えも時々頭をよぎる。
そうだとしたら、私たちの関係はどうなるんだろう。たぶん、いつまでも一緒にはいられないだろう。
今の乃莉ちゃんにとって私はただの「友達」でしかなくて、これ以上は好意の押し付けと捉えられても仕方がない。
 両親に対する態度も変わってきている。
ここのところの、乃莉ちゃんの両親に対する接し方は、以前にも増して遠慮がちになった。
当の両親は「乃莉ちゃんなら1年でも2年でもいてくれて構わない」と言ってくれているが、
もちろん偽りのない本心なんだろうけど、でも乃莉ちゃんの中には「迷惑をかけている」という意識が強くあるのだろう。

 そんな折、乃莉ちゃんのもとに彼女のご両親から連絡があり、一度地元に戻ってくるように、とのことだった。
1ヶ月が経とうとしている今、これからどうするのかを、乃莉ちゃんはどうしたいのかを、話し合うのだろう。
出発の日にちはとんとん拍子で決まり、私も同行することになった。
 「ごめんね、なずなちゃん」
「ううん、いいの。乃莉ちゃんと一緒にいると楽しいから」
「えっ、あっ、いや、ありがと……」
 乃莉ちゃんは乃莉ちゃんであって、でも、もう乃莉ちゃんではなかった。
423名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 22:48:48 ID:jsQ2gqk1

   *

 新幹線から電車に乗り継ぎ、乃莉ちゃんの地元に到着した私の目の前に、日本有数の港町の景色が広がる。
一度だけ乃莉ちゃんのご両親への挨拶のために来たことのあったこの街には、今も2人の思い出が詰まっている。
 しかし、やはりというべきか、当の乃莉ちゃんにとってここは初めて来る場所で、今も横で目を大きく見開いている。
そういう私も乃莉ちゃんと同じで、異国情緒溢れる建物が立ち並ぶ景色に圧倒されていた。
 駅から少し歩いた場所にある乃莉ちゃんの実家。
なんとか迷うことなく辿り着くことができた私はインターホンを押し、出迎えてくれた乃莉ちゃんのご両親に挨拶する。
ふと隣を見ると、乃莉ちゃんは少し怯えたような、まるで知らない人と会ったような顔をしていた。
そうか、そうだよね、乃莉ちゃんにとっては、自分の両親とはいっても病院で会ったきりだったんだもんね。

 結果から言えば、乃莉ちゃんはあと1ヶ月だけ私と一緒に暮らして、それでもだめだったら実家に戻る、ということになった。
彼女のお母さんも向こうに行って2人で暮らすのはどうか、とのご両親の提案もあったが、
乃莉ちゃんはそれを拒み、あくまで私と一緒にいたい、と言ってくれた。
 ねえ、乃莉ちゃん、乃莉ちゃんは知らないかもしれないけど、私は今でも乃莉ちゃんのことが好きなんだよ?
でも、今の乃莉ちゃんにそういうことを言われると、悲しくなっちゃうな。

 乃莉ちゃんの実家に到着した時間が遅かったため、
その日は今後のことだけを決めてそのまま泊まり、その翌日、私たち2人は別の都市に観光に来ていた。
電車で揺られながら考えていたことは、向こう1ヶ月のことばかりだった。
 私は思う。本当に、乃莉ちゃんは私といるべきなんだろうか。
ご両親は乃莉ちゃんの気持ちと私のことを考えて一緒にいさせてくれているけど、それは乃莉ちゃんのためになるんだろうか。
こうして私と一緒にいたいと言ってくれている乃莉ちゃんは、私と付き合っていた乃莉ちゃんではない。
 私の乃莉ちゃんへの未練が、彼女を引きとめさせているんじゃないだろうか。
 1ヵ月後、いやその後も、乃莉ちゃんが記憶を取り戻さなかったら、はたして私は乃莉ちゃんを諦めきれるんだろうか。
 それなら、今はお互い辛くても、乃莉ちゃんには地元に残ってもらった方がいいんじゃないだろうか。
424名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 22:49:34 ID:jsQ2gqk1

 電車から降りて地上に上がった私たちは、まず人の多さに驚いた。
その駅の周辺には高級ブランド店から雑貨店まで様々な店舗がひしめいていて、この街を代表する繁華街になっている。
 乃莉ちゃんの地元からそう遠くないこの街には彼女も何度か来たことがあるらしく、
ここに来るように勧めてくれたのも、乃莉ちゃんの子供の頃のことを一番知っているご両親だった。
 私たちは迷わないように地図を睨みつけながら、時には人を押しのけ、特に目的もなく歩き回った。
 すると、ふと左手が握られた。
「どうしたの、乃莉ちゃん?」
「いや、その、はぐれないようにと思ったんだけど……ひゃっ」
 そう言い訳して手を離したので、私が無言で握り返すと、乃莉ちゃんは小さく悲鳴を上げて赤い顔で抗議した。
「もう、なずなちゃん!」
「ふふ。でも、はぐれちゃったら大変でしょ?」
「ま、まあ、たしかにそうだけど……」
 誰も私たちのことなんて見ていない、と分かっていても、手を繋いで歩くのは少し恥ずかしかった。
 「そろそろどこかでお昼食べよっか」
「そうだね」
 そうして私たちは混み気味の全国チェーンのハンバーガーショップに入った。
 「ご両親の話では、乃莉ちゃんは子供のころ、よくこの街に遊びに来てたらしいんだけど、何か覚えてない?」
 100円のハンバーガーにかぶりついている乃莉ちゃんに尋ねてみる。
「うーん、やっぱり何も……。でも私は、こっちよりも最初に来た街の方が好きかな」
「どうして?」
「単純に街のきれいさ、かな。最初に駅から出た時、建ち並んだ洋風の建物に感動したもん」
 私にはそれが、乃莉ちゃんの記憶の奥深くに刻み込まれた記憶によるものなんじゃないかと思えて仕方がなかった。
425名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 22:50:09 ID:jsQ2gqk1

 その後、ウィンドウショッピングを楽しんだ私たちは、日が暮れ始める前には帰路につき、今は乃莉ちゃんの実家にいる。
今日もここに泊まり、明日の朝、新幹線で向こうに帰ることになっている。
 夕食を食べ終え、乃莉ちゃんがお風呂に入っている隙に、私はご両親と話をすることにした。
 「乃莉ちゃんはこっちに残るべきだと思います」
 「たしかに私も、乃莉ちゃんだって、離れ離れになるのは辛いことだと思います」
 「でも、乃莉ちゃんにとって、私はただの『友達』でしかありません」
 「その友達でしかない私が、いつまでも乃莉ちゃんを引き止めているわけにもいかないと思うんです」
 「現に、昨日私たちがここに来た時も、乃莉ちゃんはお2人を見て、初めて会ったかのような顔をしていました」
 「やっぱり本来、乃莉ちゃんはご両親と一緒にいるべきなんだと思います」
 私は一言一言を選ぶようにゆっくりと話し、それを終えると、何も言わず聞いていたご両親が口を開いた。
ご両親の意見は、それは乃莉ちゃんが決めるべきだ、と。
もう本人には話したのか、という問いに私がまだだと答えると、
ご両親は家の車を使っていいから今夜どこか雰囲気のいいところにでも行って話すようにと、結論はその後でいいと、言った。
最後に、まだ娘のことは愛してくれているか、という答えに強く頷くと、ご両親は何も言わず無言で笑顔を返してくれた。

 乃莉ちゃんに続いてお風呂を頂いた私は、髪の毛を乾かしながら、乃莉ちゃんに夜景を見に行かないかと誘った。
 今の私と同じく髪の毛を下ろしている乃莉ちゃんは、私なんかと違って、いつ見ても可愛いと思う。
昔そう乃莉ちゃんに言ったら、顔を真っ赤にして私をバシバシと叩きながら否定されたが。
 「いいね、なずなちゃん。それで、どこに行くの?」
「えっと、それは……秘密、かな」
「ええ、いいじゃん、教えてくれても」
「ふふ、行ってからのお楽しみ、ってやつだよ、乃莉ちゃん」
「うーん、そんなに言うなら楽しみにしてるよ。
 あ、ちょっと待って、今髪を結ぶから」
「あ、できれば髪は下ろしたままにしてほしいな」
「どして?」
「ううん、別に理由はないの」
 乃莉ちゃんは不思議そうな顔をしながら、テーブルの上のヘアゴムに伸ばした右手を引っ込めた。
426名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 22:50:36 ID:jsQ2gqk1

   *

 ご両親から借りた車で向かった先は、日本三大夜景にも数えられる夜景の見える山だった。
以前一度、まだ乃莉ちゃんが記憶を失う前にご両親に挨拶に来た時、その夜に乃莉ちゃんに連れてきてもらったのだ。
 山頂近くにあるお寺の駐車場に車を停めた私たち2人は、道に沿って展望台を目指した。
季節はもうすっかり冬になっていて、吹きつける風は、重ね着をしても私たちの体温を容赦なく奪っていく。
何も言わず私の左手を握った乃莉ちゃんの右手の温もりは、手袋越しにも私に伝わったような気がした。
 お互い無言で歩いていると、展望台に辿り着き視界が開け、目の前に広がる一面の夜景が私たちを圧倒した。
海を挟んで向こう側に見える街は、今日の昼間に行ったあの街だろうか。
そんなことを考えていると、乃莉ちゃんがぽつりと言葉をこぼした。
「きれいだね」
 私の左前にいる乃莉ちゃんの髪は風になびき、そのなびいた髪の隙間からも街の光が覗いている。
それはまるで、乃莉ちゃんが夜景の一部となって街を見守っているかのようだった。
「きれいだね」
 乃莉ちゃんがもう一度、たしかめるように、夜景を壊してしまわないようにそっとつぶやくと、私の方を向いて微笑んだ。
「そうだね、本当にきれいだね」
 私が乃莉ちゃんを見つめて笑いながらそう言うと、乃莉ちゃんはどうしてか顔を赤くして前を向いてしまった。
そうした無言の時間も、この街の光は静かに包み込んで、不思議と息苦しさや気まずさは感じさせなかった。
 ──そんな沈黙を破ったのは、乃莉ちゃんだった。
「なずなちゃん、ここに来たのには何か理由があるんだよね?」
 乃莉ちゃんの瞳に映る私は、どんな顔をしていたんだろうか。
「いいよ、どんなことでも覚悟はできてるから」
 そう言って笑う乃莉ちゃんを、私はただ見つめるだけしかできなかった。
427名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 22:51:54 ID:jsQ2gqk1

 「えっと、私は、乃莉ちゃんはこっちに残るべきだと思うの」
 私はここに来る前にご両親に話したことと同じ内容を乃莉ちゃんに話した。
少しずつ言葉を紡ぐ私の目を貫くように見据えた乃莉ちゃんは、しかしやはり微笑んでいた。
 「──そっか。たしかに、なずなちゃんの言う通りかもしれないね」
一瞬だけ少し悲しそうな顔を見せた彼女は、すぐにまた先ほどと同じように微笑をその顔に湛えて言う。
「なずなちゃんは、私のこと、嫌い?」
「そ、そんなことはないよ!」
「そっか、そう聞いて安心したよ」
 それから一呼吸置いて続けた言葉は──。
「私も、なずなちゃんに言うことがあるんだ」
 私の心臓は突然暴れ始め、とても寒いはずなのに体中が熱くなってくる。
「なずなちゃん、もしよかったら、私と付き合ってくれない?」
 ああ、あの時と同じ、乃莉ちゃんの言葉。

 でも……。

「ありがと。でも、ごめんね、乃莉ちゃん。
 私、ずっと思い続けてる人がいるの。だから……」

 いつか、ずっと先のことかもしれないけど、乃莉ちゃんが私を「なずな」と呼んでくれるようになったら、
牛肉の肉じゃがを作ってくれるようになったら、また乃莉ちゃんの後ろに座って、バイクでどこか遠くへ行きたいな。


                                                 おわり
428名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 22:59:23 ID:jsQ2gqk1
前編に対して後編が妙に短い気がするし、特に乃莉の両親がご都合主義だし、
終わり方がなんかあっさりしすぎな気もしなくもないけど、どうかご容赦を。

なずなの地元→神戸、2人で行った街→大阪、最後の夜景→摩耶山の設定です。
俺自身は摩耶山には行ったことがないので、風景描写はこの辺を参考にして適当に書きました。
http://yakei-mn.com/yakei/hyogo/mayasan
実際と違うところがあるかもしれませんが、どうかご容赦(ry
429名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 23:01:55 ID:jsQ2gqk1
サーセン、なずなの地元じゃなくて乃莉の地元ですね。orz
430名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 06:54:21 ID:GD7894wr
おつ!
できれば完結編でHAPPYENDを!
431Sunny Sunny Funny:2010/10/16(土) 14:29:48 ID:ujm7OhOD
試合開始です!それでは、どうぞ!

「みなさん、こんにちは。実況を担当させていただきます、やまぶき高校放送部OG、藤堂です。」
「こんにちはー。あたしは解説担当、ブギウギ商店街の看板娘、広川武美だよー!藤堂ちゃん、今日はよろしくね。」
「一回戦から面白い戦いになりそうですね。サニーズは最近できたばかりながらキャプテンの佳寛選手を中心にまとまったチームです。
 対するビクトリーズは、四番の小波選手が入ってから連戦連勝。愉快な助っ人たちも加わって厚みが増しています。」
「ちなみにサニーズのユニフォームはやまぶき高校の先生が一人で作ったらしいよー。」
「(吉野屋先生…)ソ、ソウナンデスカー。」

先発の水間がマウンドに立ち、一番バッターの沙英が打席に入る。
ところが、水間のボールは予想以上に伸び、ゆの共々三振に打ち取ってしまった。
「もうツーアウトになっちゃった…」ゆのが落胆したように言う。
「いや、あのピッチャーはコントロールが悪いんや。粘ったらあるいは…」と、その時。
「ボール!フォアボール!」宮子が出塁し、四番の佳寛が打席に入る。現役時代の王選手を彷彿とさせる一本足打法。
それは、水間の投げた外角低めのストレートを――「カキィーン!」見事に捉えた。
「打ちましたー!レフトポール際!入るか!?入るんですか!?」――打球は、綺麗な放物線を描き――レフトポールに直撃した。
「入ったー!サニーズ四番、佳寛選手!大会一号ホームラン!先制点はサニーズに入りました!」
ホームに戻ってきた佳寛は、みんなとハイタッチした。しかし、続く夏目はセカンドゴロに倒れ、チェンジ。

「一回裏、ビクトリーズの攻撃は、一番、ピエロ選手です。」
「あいつは足が速いから出塁されると厄介だよねー。」
マウンドの沙英は、振りかぶって一球目を投げた。女子にしては長い腕と長身から繰り出すしなやかなオーバースロー。
それから放たれた伸びのあるストレートは、スピードはそれ程でないものの、まっすぐヒロのミットに入った。
そしてなんと、沙英はストレート一本で三者凡退に打ち取ることができた。
「よし、これなら勝てるかもしれへんぞ。」佳寛は心の中でそう呟いた。
二回表は、先頭のヒロがヒットを放ち、乃莉のバントで進塁するも、中山は三振、真実はサ−ドゴロに倒れた。

二回裏のビクトリーズは、四番の小波から。沙英はヒロのサインに何度も首を振リ、五度目でやっと頭を縦に振った。
しかし―「カキーン!」完璧な当たりだった。引っ張った当たりはライトにあっさりとスタンドイン。しかしその後は立ち直った沙英は、何とか三人で攻撃を切った。
432Sunny Sunny Funny:2010/10/16(土) 16:18:23 ID:ujm7OhOD
三回表、先頭の沙英が打席に入る。「打たれた分取り返さなくちゃ!」意気込んで構えると、サードとショートが一、二歩後ろに下がった。
水間が投じた一球目。そこで沙英は、意表を突くセーフティバント。打球が三塁線に転がる。
「カニッ!?」慌てたカニは、前進しながらランニングスロー。しかし、ヘッドスライディングでギリギリセーフ。
「沙英さん、凄い!」ゆのがネクストバッターズサークルから叫んだ。
佳寛がゆのにサインを出す。「(バントのサイン…)」すっとヘルメットを触ってOKのサインを出し、打席に入る。
これも初球できっちり決め、ワンアウト二塁。バッターは三番、宮子。「絶対打ってやる!」気合十分で打席に入り、ファールで粘って九球目。
「キィン!」綺麗に流したライナーは、サードの頭上を越え、レフト線を破った。沙英は三塁を回って、ホームへ突っ込む。
ボールはホームへ帰ってくることはなく、沙英は悠々とホームイン。宮子も二塁に到達し、ガッツポーズを作った。これで3−1だ。
続く佳寛も、三球目を叩いた。「でえいっ!」センター前にライナーが落ちる。ワンアウト一塁三塁だ。
「次のバッターは五番、夏目選手。サニーズはチャンスが広がっています。もう一点あるとずいぶん楽になりますね。」
「(ああ、どうしよう…緊張するなあ…)」カチカチになっている夏目。そんな夏目に沙英が声を飛ばす。
「なつめーっ!大丈夫、練習でもちゃんと打ててたでしょ!自信持って行こ!」
「!!!!!(沙英が、沙英が…応援してくれる…!打たなくちゃ!絶対打ってやるんだから!)」
カウントはツーツー。「カキン!」五球目を思い切り叩いた打球は、高いバウンドになった。宮子がスタートを切る。
間に合え、間に合え、間に合え―――!夏目は必死で走った。水間が打球を捕るころには、全員がベースに到達していた。
「やったーー!」誰ともなく歓声が上がる。これで4−1。
「私も負けてられないわね!よし!」ヒロがバッターボックスに入った。
ワンボールからの二球目。ど真ん中に来た。「(もらった!)」鋭いライナーは左中間へ――
「ヴヒャハ〜イ!」抜けなかった。ピエロがボ−ルをキャッチ、二塁転送でダブルプレー。
「みんな、ごめんなさい…」ヒロが申し訳なさそうにベンチに戻ってきた。みんなで一言ずつ慰め、守備に就く。

三回裏は白からの攻撃。ツーワンから粘って七球目。
「(沙英、そろそろあのボールいきましょ。)」ヒロはサインを送る。沙英は頷き、振りかぶってボールを投げた。
「(スローボール、もらった!)」白は思い切りバットを振った。その時、ボールがすとんと落ちた。空振り三振だ。
「チェンジアップか!」ビクトリーズベンチから驚きの声が出る。続く権田もサードゴロ。
一番のピエロが打席に入る。沙英が一球目を投げた。「ボクもマネしちゃおっかな〜。」スッ
ピエロはバントをしてきた。三塁線に打球が転がる。「くそっ!」慌てて一塁へ投げるが、間に合わない。楽々セーフとなった。
「次は、二番の寺門選手です。」
「前にどっかの寺で拳法やってたんだってー。なんか凄そうだよね〜。」
ツーボールからの三球目。「カキン!」センターに鋭いライナーが飛ぶ。しかしここは定位置、乃莉がキャッチしてスリーアウト。
「みんな、調子いいで。このままいけば勝てるで!」「「「「「「「「「おー!」」」」」」」」」
433Sunny Sunny Funny:2010/10/16(土) 16:20:14 ID:ujm7OhOD
四回表は、七番、乃莉から。「乃莉ちゃん、がんばって!」なずなの声援を受けて打席に入る。
「カン!」打球はライト前へ落ちた。続く中山はバント、真実、沙英はフォアボール。ワンアウト満塁で打順はゆの。
「うぅ、なんでこんなところで…緊張するよぅ…」ゆのが不安そうに打席へ向かう。
「大丈夫、ゆのっちがアウトになってもあたしが打ってあげるから!思いっきり振ってきて!」
ゆのはその通りに、フルスイングした。フラフラと上がった打球はライトへ。
乃莉はスタートを――切らなかった。ライトの小波は無駄のないフォームで真っ直ぐホームへ送球した。
スタートを切っていれば確実にアウトだ。
「ゆのっち、あたしに任せて!ゆのっちの分も打ってあげるよ!」宮子が打席に立つ。
その初球のスローカーブを―「カキィン!」捉えた。大きな当たりはセンターオーバー。ランナーコーチのゆのが腕を回す。
一点、二点――、三点。ランナー一掃のタイムリースリーベース。これで7−1。
ワッと歓声が上がる。しかし、佳寛は一人引っ掛かっていた事があった。
「(なんであんなに打たれてるんやろ…わしらは素人集団やのに、こんだけ打てるもんやろか…)」
その時、「タイム!」と、審判が宣告し、ピッチャーが交代した。
「ピッチャーは水間選手から電視選手に代わりました。一体どんなピッチングを見せてくれるんでしょうか。」
「あいつカフェでネトゲばっかしてるんだよねー。野球する前に就職しろよ…」
「(ストレートはそんなに速くはあらへん。これならいける!)」
電視はアンダースローからゆっくりとしたボ−ルを放った。佳寛は見逃す。カーブでストライク。
次はストレート。タイミングが遅く、ファールになった。
次もゆっくり目のボール。佳寛は、バットを振り――空振りした。守備が引き上げていく。
「佳寛君、今のボールは何だったの?」ベンチに戻ると、なずながグローブを渡しながら聞いてきた。
「フォークや。まさかアンダースローで投げてくるとは…」
この時佳寛は嫌な予感がしていた。もし、これまでの相手のプレーが手を抜いていただけのものだったとしたら―――
しかし、なずなの目の前で不安になってしまえば、彼女にまで不安が伝染してしまう。佳寛は、平静を装ってポジションに就いた。
「プレイ!」四回裏の攻撃が始まリ、三番、ムシャが打席に立った。

という訳で、第四話・完です。次回で決着です。お楽しみに!
434Sunny Sunny Funny:2010/10/16(土) 18:09:06 ID:ujm7OhOD
422さん、乙です!なんというバッドエンド…
435Sunny Sunny Funny:2010/10/17(日) 17:59:36 ID:+JBq2n+5
特別編まで一週間を切りました!テンションあがったので第五話行きまーす!

第五話:大きすぎる痛手
「カキーン!」やられた。沙英はムシャの気迫に押されてストレートのフォアボール。一打席目とは全く違う。
やはり手を抜いていたのだろう。続く小波には初球ホームラン。そして、たった今小波がホームに帰ってきた。
「君たちもなかなかやるね。もうこれから先は本気で行かせてもらうよ。」小波がヒロにしか聞こえないように言った。
「すいません、タイムお願いします。」ヒロがタイムをかけ、内野陣が集まる。
「やっぱり手ぇ抜いてたんか…」予想通りという顔の佳寛
「どどどど、どうしよう〜…すごく強そうだよぉ〜!」不安そうなゆの。
「大丈夫!打たれてもみんなで守ればいいやん?」あっけらかんと言う宮子。
「けど、ホームランじゃどうしようもないし…」もっともな夏目。
「どこに投げても打たれそうね…」女房役のヒロも不安を隠せない。
「わかった。とにかくこれからは全力で投げるよ。みんな守備について。」
「せやな。今は一つでもアウトを取らへんと。」
一息入れて落ち着いたバッテリーは、緩急を駆使して粘った。白を空振り三振に仕留め、ベンチに戻ってくる。

「みんな、相手は本気を出してくるで。絶対負けへんぞ!」「「「「「「「「「おー!」」」」」」」」」
円陣を組んだ後、佳寛はなずなにそっと話しかけた。
「なずな、肩の準備しといたほうがええわ。キャッチボールしとこうや。」
一方攻撃のほうは…、本気を出した大人達の前には、高校生など無力だった。
夏目、ヒロ、乃莉。三者連続三球三振ですごすごと引き上げてくる。守備に就くメンバーには、全く覇気がなかった。

五回裏のビクトリーズは、九番、権田から。
「(くそっ!手を抜いた結果がこれだぞ!負けたら承知しねえからな!)」バットを長めに握って構える。
「(打つ気満々ね…高めの釣り球で三球三振よ!)」ヒロがサインを送り、沙英が第一球を投げた。
しかし――「カキーン!」無駄だった。打った瞬間、レフトの真実は動けなかった。
その後も沙英は、ピエロ、寺門、ムシャの三人連続ヒットを浴び、ノーアウト満塁。
バッターは今日二ホームラン三打点の小波。沙英は、渾身のストレートで勝負した。
しかし彼女は、満塁のプレッシャーと小波の威圧感に押しつぶされた。
ど真ん中にボールが飛ぶ。「(っ―――!しまっ…)」
最後まで言い切る前に、小波がボールを捉えた。「カッキィーーン!!」
思い切り引っ張った打球は、スタンドインしなかった。白球はまるでピンポン玉のように軽く場外へと消え去った。
マウンド上の沙英は、がっくりと膝をついた。

「よし、こんなところでいいだろう。もう打つ必要はないな。おい、もう打たなくていいと伝えておけ。」
ベンチに戻った小波に向かって、ビクトリーズ監督の佐和田は満足したように言った。
「…カントク、本当にいいんですか?こんなの、相手に失礼じゃないですか。」
「別にいいじゃないか。あんまりボロ勝ちするのもかわいそうだろう?あの子たちが野球嫌いになるのも嫌だしな。
 まあ、わざと手が抜けるようになったってことはこっちもある程度は上手くなったんだ。収穫といや収穫だ。」
「…でも、ボロ負けでも野球は野球です。負けることを学ぶのも野球じゃないんですか?」小波が食い下がる。
「よし、分かった。そんなに言うなら、ここからはお前に任せるぞ。」
「…はい、ありがとうございます!」

「だめね…もう沙英は限界が近いわ。交代したほうがいいわね。」
満塁ホームランのショックは大きかったようだ。審判にピッチャーの交代を告げる。
「おや、サニーズはピッチャーを代えてくるようです。」
「7−8になっちゃったからね。当然といや当然だよねー。」
中山がベンチに退き、なずながピッチャー、沙英はセンター、乃莉がキャッチャー、ヒロはライトに入った。
「私なんかで大丈夫なのかなあ…」自信なさげななずな。
「大丈夫!なずなはあたしのミットだけ見て投げて!」不安を払拭するように乃莉が話しかける。
五番の城田が打席に立つ。乃莉はバッターを一瞥すると、なずなにサインを送った。
なずなはゆったりとしたフォームで第一球を投げた。
「(スローボール、もらった!)」城田はバットを振ったが、「ガキッ」打ち損じた。
ショートの宮子が捕球し、一塁に送球。ワンアウトだ。
その後も乃莉なずバッテリーは、ナックルを駆使して二者連続三振に仕留めた。

しかし、六回表もなずな、真実、沙英が連続三振。
負けじと六回裏の攻撃を宮ゆのの連携ファインプレーなどもあり、無失点に抑えた。
436Sunny Sunny Funny:2010/10/17(日) 19:05:32 ID:+JBq2n+5
七回表の攻撃が始まった。
「サニーズはここで同点にはしておきたいですね。」
「いや、ビクトリーズの打力を考えると同点じゃ厳しいよー。」
二番のゆのが打席に立つ。しかし、変化球二球であっさりとツーストライクになった。
「(…待て、確かあのとき…よし、こうなったら大博打や!)タイム!」
佳寛はタイムをかけ、ゆのに何やら話しかけている。
「ええっ!そんなことして大丈夫なの!?」驚きを隠せないゆの。
「とにかく、今はこれしかないんや。任せたで。」
「プレイ!」審判が宣告し、ゆのがバットを構える。電視が振りかぶって、三球目を投げた。
ゆのはバントの構えをした。「!!」電視はあわてて前進、捕球したが、送球時に足元がぐらついた。
「わああああーーーっ!」ズザー
ゆのの必死のヘッドスライディングもあり、セーフになった。
「くそっ!」電子は悔しそうにマウンドの土を均した。
「ねえ、どうしてバントなんてさせたの?今のは偶然エラーになったけど。」ヒロが佳寛に尋ねた。
「アンダースローは足腰への負担がでかいんや。加えて普段はパソコンでネトゲばっかしてるらしいやないか。
 だったらもしかしたら…と思ってな。まさかこんな上手くいくとはな。」佳寛はしてやったり顔だ。
「じゃあ、宮ちゃんも…「カキン!」えっ?」
宮子は電視のストレートを捉えた。打球がセンター前に転がる。ノーアウト一塁二塁だ。
マウンドの電視は、なにやら叫びだした。
「くそ!くそ!くそ!このぼくはネット世界の王だぞ!ぼくが打たれることなんてあっちゃいけないんだ!」
「どうやら、予想以上にダメージは大きかったようやな。」佳寛が打席で構える。
「(変化球はかすりもしなかったな。フォークで空振り三振だ。)」
権田がサインを送ったが、電視は頷くことなくセットポジションに入った。
「僕は最強なんだ…うわああああああああーーーーっ!!!」電視は本気のストレートを放った。
「(あっ、バカ!)」内角低めに入ってきたストレートを、佳寛は見逃さなかった。
「カキィーン!」流し打ちの打球は――、真っ直ぐライトスタンドに突っ込んだ。
小波は、その場に立ち尽くし、動かなかった。ホームランになると分かっていたのだろう。
「やったーー!」ホームに帰ってきた佳寛は、メンバーからの手荒い歓迎を受けた。
もみくちゃにされながら、佳寛は電視のほうを見た。がっくりと肩を落としている。
「タイム!」ピッチャーが交代した。そして、「スリーアウト、チェンジ!」

「絶対抑えるで!」「「「「「「「「「おー!」」」」」」」」」
円陣を組んで守備に就く。最終回、ビクトリーズの攻撃は、八番、白からだ。
437Sunny Sunny Funny:2010/10/20(水) 18:34:37 ID:75Au7PVG
「ストライク、バッターアウト!」九番、権田を三振に打ち取り、守備陣から歓声が上がる。
「よし、あとワンアウトや!」なずなへの声援が一層大きくなる。
「サニーズ、勝利まであと一人です!バッターは一番、ピエロ選手。
 今日は二安打を放っています。次に繋げることができるんでしょうか?」
なずなはワインドアップからゆっくりとしたボールを放った。しかし――
「カキン!」ボールは変化しなかった。ボールがセンター前に転がる。
「どうしたの、なずなちゃん。」内野陣がマウンドに集まる。
「さてはもう握力が無くなったな。ナックルは特に握力を使うボールやさかい、しゃあないわ。
 なずな、お疲れさん。沙英はんに交代するしかないわ。」
「でも…」なずなは佳寛の言葉に反論する。
「なずな殿はもう充分頑張ったでござるよー。あとはみんなに任せて休んでていいよ。」
「ここまで投げたんだから、もう大丈夫だよ。あとは私たちに任せて。」
「…はい、分かりました!」
乃莉がセンターに戻り、なずながライト、沙英がピッチャー、ヒロがキャッチャーに入った。

しかし――「カキン!」沙英は寺門にヒットを浴び、ムシャにフォアボールを与えてしまった。
最悪の形で四番の小波に回ってきてしまった。キャッチャーのヒロがマウンドへ走る。
「沙英、思いっきり来て。私が沙英のすべてを受け止めてあげるから。」
ヒロは元気づけるように言うと、キャッチャーボックスに戻って行った。

「(あまり長引かせるとかわいそうだ。一球で決着をつけよう。)」小波は短めにバットを構えた。
一方の沙英は、涼しい顔をしていたが、本心では限界ぎりぎりだった。
「(思いっきりって言ったって、もう体力ないよ…)」
それでもヒロに格好悪いところは見せたくない。沙英はほぼ気力だけでセットポジションをとった。
弓なりの超スローボール。もう駄目だ。沙英はそう思った。

「(なっ!ボールが見えなくなった!?)」一方の小波は焦った。
ボールが見えたと思った瞬間、ボールは目の前に来ていた。
「(っ!しまった!スローボールか!)」慌ててバットを出す。
「ガキッ!」タイミングが外れ、三塁側スタンドへファールフライが飛んで行く。
「おっと!フライが上がりました!しかしこれはスタンドに…いえ、サードはまだ打球を追っています!」
「(くそっ!もうみんなの体力はもたへん!絶対捕ったるわ!)」ガシッ
佳寛はフェンスによじ登り、打球を―――「パシッ」捕った。
しかし佳寛は、足を滑らせてフェンスの向こう側へ音をたてて落ちてしまった。
三塁塁審とサニーズのメンバーが駆け寄る。佳寛はグローブを天に向かって突き出した。
「アウト!」審判の右手が挙がり、球場が拍手で包まれた。
『佳寛君、大丈夫!?』メンバーの問いかけにフェンスの向こうから佳寛は笑顔で答える。
「いや〜、フェンスがそない高くのうて助かったわ。ほな、整列しよか。」
そう言ってフェンスに手をかけて立ち上がろうとした、その時――
「いぎっ!」佳寛は呻き声をあげると、左足首を押さえると、その場に倒れ込んだ。

以上、第五話です。三日間書き込みを止めてしまってすみませんでした。
438名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 00:26:41 ID:B5n4QNSD
別に3日ぐらいじゃ誰も怒らんよ
ゆっくりでもいいからちゃんと完結させてほしいな
439Sunny Sunny Funny:2010/10/22(金) 18:58:42 ID:luDeDs6v
分かりにくいかもしれませんが、あれで第五話は終了です。では第六話に入りたいと思います。

第六話:キャプテンの苦悩
「やっぱり、どこか打ったんじゃあ…」
「心配あらへんわ。大丈夫や。」佳寛はメンバーの視線をよそに、相手のベンチ前まで歩いて行った。
平然としていたが、本当は大丈夫ではなかった。やはりフェンスの上で足を捻ったのだろう。
「くそっ!これは何かの間違いだ!嘘だ!この最強のぼくが負けるわけないんだーーー!」
一方ビクトリーズベンチ前では、暴れだした電視を、小波と城田が押さえつけていた。
佳寛は痛みを無理矢理我慢してつかつかと歩み寄ると――「ドガッ!」電視の頬に拳を入れて、言い放った。
「何を寝惚けたこと言うてんねん!ええか?強いもんはな、実力の分だけ「負ける覚悟」を持ってるんや。
『実力が足りへんかった』って、負けを素直に認めてまた努力する事ができるんや。
 そんなことも分からんアンタに最強を名乗る資格なんかあらへんわ!自惚れも大概にせんかい!」
電視は頬を押さえたまま黙り込んでいる。
「言いたいことはそんだけや。アンタ見てたら昔のわしを思い出したわ。」
そう言って背中を向けると、電視が声を出した。
「じゃあ…この大会が終わったら、僕と勝負してくれ。今回は僕の負けだ。
 でも、次に勝負するときは絶対に抑える!頼む!勝負を受けてくれないか?」
「…分かったわ。場所は桃花川河川敷、大会が終わった後の最初の日曜日に勝負しようや。」
「そうか、ありがとう。よし、さっそく帰って練習だ!」タタタタタッ…
「って、おい待て、電視!まずは整列して礼だろうが!」タタタタタッ…
電視を追いかけて、小波も走って行ってしまった。一方佳寛は、左足首の痛みを我慢しながら二人の背中を目で追っていた。

痛む足を引きずってメンバーのところに戻った佳寛は、メンバーに周りを囲まれた。
「佳寛、足を見せな。」大家さんが真っ直ぐ目を見て言った。
「なんでや?」佳寛は目を逸らして答える。
「無理して余計にひどくなったらどうするのさ。キャプテンが無理してるって判ったら、メンバーも不安になるでしょ。
 もう一度言うよ。足を見せなさい。嫌だと言ったら無理矢理でも脱がせるからね。」
佳寛は諦め、足を刺激しないようにしながらスパイクとソックスを脱いだ。

一旦ここで終了です。続きはまた明日書き込みます。
440Sunny Sunny Funny:2010/10/23(土) 20:09:37 ID:LKuvSgkp
只今執筆中ですが、今日中には書き終わらないかもしれません。
ご了承ください。
441Sunny Sunny Funny:2010/10/24(日) 10:51:12 ID:G7RFRhY3
続きです。どうぞ!

「違うよなずな、これはもっと、こう…」
「あと、ここを…う〜ん、中々うまくいかへんな…」
乃莉と佳寛がなずなに指導をしている。サードの守備の指導だ。
一回戦直後の診断では、足の状態は思わしくなく、三日後の二回戦には間に合わないらしい。
ならばなずなをサードで出すしかないのだが、これが上手くいかない。
「なずな、二回戦まではわしが宿題手伝ったるさかい、居残りで練習しようや。」
練習が終わった後、佳寛はなずなに話しかけた。
「えっ、うん…ありがとう。私、頑張るから。」
「あたしも手伝っていい?」話を聞きつけた乃莉が尋ねる。
「もちろんや。でも、あんたは美術の宿題もあるんちゃうんか?大丈夫なんかいな?」
「それはもう終わったから平気だよ。」

そして居残り練習が始まったが、結局上達はせず、お開きとなった。

「で、これを二次関数の判別式、D=b2(bの二乗)−4acに代入して、D>0やから…」
「あ、そうやってここに繋げるんだ…佳寛君は昔からずっと頭がよかったよね。」
なずなが感心したように言う。
「まあ、わしの姉さんは歳が離れとったさかい、物心ついたときから教科書やらも読んどったんや。
 理解できるかは別として、中身はほとんど覚えとんねん。」
「そうだったんだ…そういえば、どうして佳寛君は関西弁なの?」
「ああ、それはな、わしの出身が京都やからや。小学校に上がる前にここに引っ越したんや。」
「(どうしよう、入り込む隙間が…)じゃ、じゃあ、あたしは部屋に帰るね。」
「うん、また明日ね。」
「うん、それじゃ。また明日。」バタン
「そういえば、もうお夕飯の準備しなくちゃ。佳寛君も食べてく?」
「おお、助かるわ!わしも手伝うで。」

「「ごちそうさまでした!」」
「結局何食ったか分からへんかったな…」
「うう…やっぱり上手くできないよ…」
「まあ、わしも色々やらかしてもうたさかい、しゃあないわな。」
「…佳寛君、そういえばお家に連絡してないよね?もう八時半だよ?」
「それは心配あらへんわ。祖母さんは旅行、姉さんは仕事や。家にはだれもおらんねん。」
「え?お父さんとお母さんは…?」
「ああ、父さん母さんはもう死んでもうてん。そやさかい、ここに引っ越してきたんや。」
「えっ!ご、ごめんなさい!嫌なこと聞いちゃって…」
「いや、大したことやあらへん。そんなことより、明日も居残り練習するで。
 ちゃんと準備しときいや。ほな、そろそろ帰るわ。また明日な!」
442Sunny Sunny Funny:2010/10/24(日) 13:31:53 ID:MXtUbjuR
「乃莉ちゃん、話があるの…」
佳寛が帰った後、なずなは103号室のドアを叩いた。
「なずな?話って何?まあとりあえず上がってよ。」

〜次の日の居残り練習〜
「おお、昨日よりはだいぶマシになっとるな!まだ不安は残るけど…
 普通にゴロが捕れたらもう大丈夫やろ。明日は居残りはなしでええな。もう遅いし、帰ろうや。」
「(コソッ)乃莉ちゃん、ありがと。特訓の成果が出たね。」
「いきなりあんなこと言い出すんだもん、びっくりしちゃったよ。」

〜回想〜
「乃莉ちゃん、私に守備の特訓をしてほしいの!」なずなは思い詰めたように言った。
「へ?でも、さっきまで練習…」
「あれだけじゃダメなの!それに、佳寛君はキャプテンで、ケガもしてるし…
 すごく無理してるの。こんなこと頼めるのは乃莉ちゃんだけなの。わがまま言ってごめんなさい…」
「…わかったよ。なずなは優しいからね。あたしもなずなと一緒の時間が増えるし、いいよ。」
「本当!?ありがとう、乃莉ちゃん!」
〜回想終了〜

「なあ、なずな…」
その日もなずなの家で晩御飯を食べた佳寛は、帰り際に話し始めた。
「昨日はずいぶんと無理したみたいやな。一日であんな上手なるわけないわ。」
「え…な、何のことかなー。アハハ…」
「…やっぱり無理しとるやないか。ごめんな、なずな。わしのせいで無茶させて。」
「――っ!そんなことないよ!」
「ない訳ないやろ!見とったらよく分かるわ!なずなは昔からそうや!悩みを一人で抱えて、塞ぎ込んで…
 乃莉はんと仲良くやってるて聞いたから、少しは変わった思うたのに…
 頼りにしてくれへんのか?わしはなずなにとってただの友達程度なんか?」
「佳寛君…」
「そんなん嫌や。なずなのことはよく知ってるつもりや。
 わしにももっと悩みを打ち明けてくれたってええやないか…
 ……勝手に一人でしゃべってすまんかった。もう帰るわ。」
「待って!」背中を向けた佳寛に、なずなが話しかける。
「ごめんなさい。そんなに悩んでたなんて少しも気付かなかった。
 でも、佳寛君にも無茶はさせたくないの。だから試合には私が出るね。
 あと、ありがとう。これからは佳寛君にも嘘はつかないよ。」
「…そうか、こっちこそありがとうやな。よし、明日の練習も頑張ろか!ほんなら、また明日な!」
――夜道を歩く少年の心は、大きな安堵感と充実感で一杯だった。

以上で第六話・完です。ぜひ感想をお待ちしています。
443名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 20:41:58 ID:1pImgc50
うーん、いいと思うんだけど、せっかくこのスレに投下するならもっとひだまりキャラにスポット当てて、他作品のキャラはおまけ程度にしてほしいかな、なんて。
444Sunny Sunny Funny:2010/11/03(水) 18:23:33 ID:gotiaDWD
確かにそうですよね。第七話です。どうぞ! 

第七話:凶悪!小さな刺客たち
「こんにちは、実況担当のやまぶき高校OG、藤堂です。 
 ここ緑市営球場では、緑市杯草野球トーナメント準決勝第一試合が行われようとしています!
 対戦カードは浅葱町子供会VSやまぶきサニーズ。今日も面白い試合になりそうですね!」
「解説担当のふかふかピンクの女の子です。藤堂さん、今日はよろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。そういえば本編には名前が出てなかったんですね。」
「そうなんですよ。だから前スレのもうひとつ前辺りのSSにも(?)なんてつけられて…
 その点藤堂さんはおまけコーナーとはいえレギュラーなんですから、羨ましい限りですよ。」
「贅沢を言わせてもらうと、本編に出られないのも淋しいんですけどね。
 それに、ひだまり荘のメンバーと共演できたんですからそちらのほうが羨ましいですよ。」
「…お互い大変ですね。」
「まあ、これはモブキャラの宿命みたいなものですよ。
 …あっ、お喋りしてる間に両チームのオーダーが届きましたよ。」
やまぶきサニーズ    浅葱町子供会
一番 投 沙英     一番 右 鈴木
二番 二 ゆの     二番 中 佐藤
三番 一 夏目     三番 左 高橋
四番 遊 宮子     四番 二 田中
五番 捕 ヒロ     五番 投 小林
六番 中 乃莉     六番 遊 渡辺
七番 右 中山     七番 三 中村
八番 左 真実     八番 捕 伊藤
九番 三 なずな    九番 一 加藤

「サニーズはメンバーを代えてきました。やっぱり一回戦のプレーで怪我したんですね。
 四番の欠場ですから、かなり痛いですよ。」
「子供会はメンバーが変わってませんね。当然と言えば当然ですが。」

〜一方ここはサニーズベンチ前〜
「みんな、頑張ってや!ベンチから精一杯応援するわ!」
佳寛は元気付けるようにメンバーに声をかける。
それに対し、メンバーも一言ずつ応え、ベンチ前に整列する。
ベンチスタートとはいっても、試合前には整列しなければならない。
審判の号令がかかり、選手が走りだす。佳寛も無理しない程度に走った。
『お願いします!』二十数人分の声がグラウンドに響き、サニーズのメンバーが守りに就いた。

一旦ここで切ります。続きは日曜日辺りに。
445すなおになるなつめ:2010/11/04(木) 01:07:01 ID:w/9/Bb82
いつもお疲れ様です
では私も投下しましょう
>>400の続きです
またまたおしっこ注意

沙英の事が大好き。
でも素直になれない。
本当は仲良くなりたいのについつい強がりや罵倒ばかり。
三年になってもまだ進歩できず。
それでも友達になりたくて…

夏目は部活を終え、校門を出た。
「すっかり遅くなっちゃった…」
季節は秋。
もう日が沈みかけていた。

夏目の視界にひだまり荘という名のアパートが入ってきた。
ここの102号室に沙英は住んでいる。

「ちょっとだけ…ちょっとだけなんだからね!」
夏目は自分に言い聞かせ、ひだまり荘に立ち寄った。

ひだまり荘のヒロの部屋から何かの物音がする。
他の部屋は静まりかえっている。

「沙英のパーティーでもしているのかしら…」
夏目は沙英の小説の単行本が発売されたのを思い出した。
自分もファンとして、そして友達として参加したかった。
もし仲良くなれていたらあそこに自分もいることが出来たのだろうか?
そんな事を考えた。夏目はひだまり荘の庭に回り、カーテンに覆われたヒロの部屋の前に行った。

「ちらっとだけ、それだけよ!」
中の様子を覗いた。

そして、夏目は目を疑う光景を目の当たりにした。
446すなおになるなつめ:2010/11/04(木) 01:08:14 ID:w/9/Bb82
「はんっ!わたし、もう…」
「イきそうなの?」
「それもあるけど…」
一糸まとわぬ全裸の沙英が同じく全裸のヒロに恥部を攻められていた。
周りにいる後輩達も皆裸である。

「何なの?これ…」
夏目はその異様な光景に目が釘付けだった。

そして、
「あっ、ああああっ!イくっ!おしっこ出ちゃうっ!!」
プシャァァァ
沙英が放尿すると、ヒロはそれを飲み干した。

「どうだったかしら?自分のおしっこの味は。」
「しょっぱい…」
更には口移しで沙英の尿を沙英自身に飲ませたのである。

夏目は言葉もなく立ちすくんでいたが、同時に体が火照り始めていた。

そして五人による沙英に対しての最後の攻めが始まる時には指を下着の中に侵入させ、自らの性器を刺激する夏目の姿があった。

「あ…んんっ!」
沙英が攻められて喘ぐたびに夏目もクリトリスを刺激して快感を増幅させた。

「うわああああいくううううっっ!!?」
「私も、イっ…イくっっ!」
そして沙英とほぼ同時に絶頂に達し、その場に崩れ落ちた。
447すなおになるなつめ:2010/11/04(木) 01:10:20 ID:w/9/Bb82
その時、窓に膝がぶつかり、鈍い音を立てた。
「(しまった!)」
夏目は急いで逃げようとするが、快楽に浸る体は起きあがれない。

「何かしら?」
ヒロはカーテンで覆っていた窓を開く。
「あら、あなたは。」
「!!」
ヒロは右手と下半身を愛液で濡らし、その場に崩れ落ちている夏目を見つけた。

「後で色々訊くことがあるけど、とりあえず中に入ってちょうだい。」
夏目には拒否権はないようだ。
観念して部屋の中に入った。

「夏目先輩?」
「何してたんですか?」
後輩達が不思議そうな顔でこちらを見つめる。
皆全裸だ。
後輩達も皆性的な裸体をしているが、夏目にとって沙英の裸体が一番欲情できるものだった。

「これはその…」
「みんな、悪いけど夏目さんとは私達三人で話がしたいの…」
「そうですか〜」
「それじゃあ私たちはこれで。」
「ヒロさん、また明日。」
「くしゅんっ!」

後輩達は空気を読んだのだろう。
服を着ると自分たちの部屋に帰っていった。
448すなおになるなつめ:2010/11/04(木) 01:14:42 ID:w/9/Bb82
「あの…」
「うふふ…とりあえずこれを飲んでもらえるかしら?」
ヒロの差し出した飲み物からは明らかに危険なオーラが漂っていた。
しかし夏目は拒否もできず、素直にその飲み物を飲み干した。
すると意識が朦朧として、その場に倒れこんだ。
先程聞こえてきた会話の内容から自分を待ち受ける展開が予想できてしまった。



・・・



夏目が目を覚ますと、自分が先程の沙英と同じように全裸で手足を縛られているのを理解できた。

「な、何をするつもりなの!?」
「ふふっ、お楽しみよ。」
ヒロは不敵な笑みを浮かべる。

「ううーん…夏目…?」
「目が覚めたみたいね。」
「沙英!?」
気を失っていた沙英が目を覚ました。

「なんでここに!?しかもなんで裸!?」
「それはこっちが訊きたいわよ!」
お互いに今の状況が理解できないようだ。


「夏目さん…どうやらさっきからここを覗いてたみたいなの。」
「え…?な、なんで!?」
先程の痴態を見られていたことを知り、沙英は動揺する。
「それは…」
まさか沙英の痴態を見て自分を慰めていたとは口が裂けても言えない。

「夏目さんにはこれから素直になってもらうわ。」
ヒロはそう言うと夏目に歩み寄り、ある行動に出た。
449すなおになるなつめ:2010/11/04(木) 01:15:56 ID:w/9/Bb82
「い、いやぁっ!!」
「うふふ…夏目さんのおま〇こ、意外に黒ずんでるのね。」
ヒロは夏目の女性器を沙英にも見えるように指で広げた。

夏目の女性器は真っ黒になっており、3、4才の男児の勃起時のペニスと同等の大きさはあろうクリトリスがひくひくと震え、自己主張をしていた。

「すごい真っ黒…」
沙英も驚く。

「どうしてこんなになったのかしら?」
「それは…一年の頃、初めて出会ったあの日から沙英のことを思ってほぼ毎日オナニーしてたから…」
媚薬によって体が火照り、夏目の思考は正常に働いていなかった。

「あら?夏目さんは沙英が嫌いじゃなかったの?」
「違うの!本当は沙英が大好きなの!でも素直をなれなくて…」
「そうだったの?夏目…」
沙英は驚きを隠せない。

「そんなにも沙英の事を思ってたのね。」
「それで…夏目さんはこれからどうしてほしいのかしら?」
ひくひくと震える蜜壷とクリトリスが最愛の人、沙英の眼前に晒されている。
蜜壷からは愛液が溢れ出し床にこぼれていた。

「イかせて欲しいの…沙英に…!」
「という事らしいの、沙英はどうする?」
「夏目…」

しばらく考えて、
「わかった。私が気持ちよくしてあげるよ。」
媚薬の効果が残っているのだろう。
息を荒げ、沙英は夏目ににじりよった。
450すなおになるなつめ:2010/11/04(木) 01:18:52 ID:w/9/Bb82
沙英は舌を這わせ、夏目の性器を刺激した。
「あああっ!」
毎日妄想に思い描いてきた光景が現実のものとなった。
今ここに他の誰でもない沙英によって夏目に快楽が与えられていた。

夏目には絶頂が迫っていたが、それと同時に尿意も催していた。
ちょうど先程の沙英のように。
あの飲み物のせいであるということは夏目にもわかっていた。

「沙英っ…でるの!出ちゃうの!」
夏目は必死に沙英に呼びかけるが沙英は性器への執拗な攻めを止めない。

「おしっこ…ほんとに出ちゃうのよ!?んんっ!」
夏目は為すすべもなく絶頂への階段をのぼらされる。

「はああ…おしっこしながらイっちゃうっ!!」
そして、絶頂に達すると同時に尿道から黄金色の尿を放出した。

「あ…あああ…」
チョロチョロと音を立てて放尿する夏目。
沙英はその放尿を一滴もこぼさずに口で受けとめ、飲み干していた。

「さっ、沙英!?なんで私のおしっこ飲んでるの!?汚いのよ!?」
夏目は驚きを隠せない。

「…しょっぱい。」
そりゃあそうだろうと夏目は呆れた。
451すなおになるなつめ:2010/11/04(木) 01:21:30 ID:w/9/Bb82
「でも嬉しかったでしょ?」
突然ヒロが夏目に問いかけた。
「え…?な、なんで!?」
「素直に答えちゃえばいいんじゃないかしら?」
「ちょっと…嬉しかったかも…」
夏目は自分の尿を沙英が飲んでくれたことに恍惚としていた。

「あ、んん!」
沙英は夏目の尿道を舐めてきれいにした。

「これで沙英と夏目さんは仲良しね。後は二人の好きなようにしてちょうだい。」
ヒロは夏目を拘束から解くと、二人に媚薬を飲ませた。

「さえっ!さえぇっ!!」
「なつめぇっ!」
それから二人はヒロに見守られながらお互いの性器を摺り合わせ、性の営みを行った。
お互いに自分と相手を気持ちよくすることだけしか頭になかった。

何回絶頂に達しても沸き上がってくる性欲。
頭を空っぽにした二人は一晩中絡み合い、愛し合った。
452すなおになるなつめ:2010/11/04(木) 01:22:45 ID:w/9/Bb82
それから

「沙英!」
「あ、夏目。」
「今日はその…」
「わかった。あの日だね。」
「今度はもっと優しくしてくれると嬉しいかな…なんて。」
「うん。いっぱい可愛がってあげるよ。」
「そ、それじゃあまた放課後にね!」
「わかった。」

二人は一ヶ月に数回、「愛し合う日」を設けた。

夏目はようやく―自分の欲望に―素直になれたのであった。

おしまい

相変わらずの変態SSでしたとさ
特別編では夏目が大活躍でしたね
他にいろいろSSのアイデアがあるけど忙しくて書く時間がないorz
でもいつかは書き上げてここに投下したいな
453名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 13:15:38 ID:vf0YxfiU
両職人ともGJ!

藤堂さん大好きだ!夏目も大好きだ!
454Sunny Sunny Funny:2010/11/07(日) 16:04:28 ID:ogCPApVs
続きです。どうぞ!

「準決勝第一試合、プレイボール!バッターは、一番、鈴木君です。」
沙英はマウンドに立ち、振りかぶった。
ワインドアップからのうっとりするようなオーバースロー。
それから放たれた直球は小気味良い音を立ててヒロのミットに収まった。ストライクだ。
すると、「うわー、あの姉ちゃん小学生相手にあんな球投げたぜ!大人気ないなー!」
子供会ベンチから非難の声が上がる。
「なっ!?」沙英は文句を言おうとするが、
「沙英さーん!相手は子供だよー!怒ってもしょうがないって!」
「そうですよ!落ち着いてください!」
ゆのと宮子に阻まれ、あからさまに不満な顔をしながらも再びマウンドに就いた。
二球目は打ちごろのスローボール。
狙いすましたような流し打ちの打球は、真っ直ぐなずなに向かっていった。
「ひゃあっ!」鋭いゴロに怯え、なずなは打球を逸らした。
打球が転々とレフト線に転がる。真実が追い着く頃には、鈴木は二塁に到達していた。
「わー、びびってるー!だっせー!」今度は冷やかしの声が上がる。
「ご、ごめんなさい…」なずなは申し訳なさそうに俯いた。
「いいって。気にしないで。」沙英は笑ってボールを受け取った。
二番の佐藤に対しても打ちごろのスローボール。
すると、二塁ランナーの鈴木がスタートを切った。
打球はボテボテのセカンドゴロになり、ゆのが捕球に向かう。
ところが、「あの姉ちゃん、ちっちゃいなー!」という声に、一瞬ゆのは固まった。
「あっ―!しまっ…」気付いた時には、打球がライト前に転がっていた。
鈴木は三塁を回り、内野にボールが返ってくる頃にはホームに到達していた。
「子供会チーム、ノーヒットで先制点です!
 サニーズの守備にまたしてもミス!精神攻撃が効いています!」
沙英はボールをグッと握り締め、ハイタッチする子供会のメンバーに言い放った。
「あんたたち!あんまり高校生をなめるんじゃないよ!」
審判の「プレイ!」の号令を聞くと、
沙英はランナーがいるにも拘らずワインドアップのモーションに入った。
当然ランナーはスタートを切る。ズバッとストライクが決まったが、佐藤は二塁に進んだ。
二球目もワインドアップ。ツーストライクになったが、ランナーは三塁を陥れた。
三球目もストレートで見逃し三振。その気迫にはヒロですら恐怖感を覚えた。
その後も連続で見逃し三振に打ち取り、沙英は無言のまま引き上げていった。
455Sunny Sunny Funny:2010/11/07(日) 20:57:23 ID:YTiKodkR
「絶対打ってやる!」沙英はバットを力いっぱい握り締め、打席に立った。
ピッチャーの小林はサイドスローからボールを放った。
「(!ボールが消えた!?)」沙英は驚愕した。
瞬間、ボールが現れ、沙英は慌ててバットを振った。
打ち損じの打球はショートの正面に転がり、ワンアウト。
「おぉーっと!今の球速は…測定不能!?」
「超スローボールですね。プロ野球の多田野選手が投げることで有名なボールです。
 打ち気のバッターを打ち取ることができるんです。このボールは厄介ですよ。」
その後も、二番ゆの、三番夏目ともに超スローボールに翻弄され、スリーアウト。

対する沙英も怒りのパワーををバネに相手打線を抑え、四回裏までゼロ行進が続いた。
しかし、五回表――
「ボール、フォアボール!」突如制球を乱した沙英は、
フォアボールのランナーを牽制悪送球とワイルドピッチで三塁に進めてしまった。
「ああ、しまった!もうっ!」彼女のいつものクールさはどこにもなかった。
「沙英はん、フォームが乱れてるで!落ち着いて!」
佳寛のアドバイスも耳に入らない。
「ツーアウト三塁、バッターは九番、加藤です。三球目を…投げました。
 おっと!ワイルドピッチです!ランナーホームイン!2−0です!」
すっぽ抜けたボールは、ワンバウンドしてヒロのミットをすり抜けていった。
「すいません、タイムお願いします。」
ヒロはタイムをとり、マウンドへ歩み寄った。
「ごめんごめん、今度はちゃんと投げるからさ、ほら、早く戻って…」
ヒロは俯いたままじっとしている。
「ヒロ…?」
次の瞬間、ヒロが突然沙英に抱きついた。
一同は呆気にとられた様子でその様子を見ている。
「沙英…お願い、いつもの沙英に戻ってよ!もう沙英一人の試合じゃないの!
 沙英は私たちのエースなのよ。怒りに流されちゃダメ!お願い…」
そこまで言うとヒロはぼろぼろと涙をこぼし始めた。
「ごめん、ヒロ…そんなに苦しんでたなんて…ありがと、目が覚めたよ。
 ほら、もう泣かないで。ヒロは笑顔が一番なんだから。」
沙英はそう言うと、ヒロの涙を拭いた。
落ち着きを取り戻した沙英は、見事に加藤を三振で切って取った。
「ナイスピッチング、沙英さん!」
チームにも活気が戻り、反撃の準備は完了だ。
「よし!この回で逆転するで!」「「「「「「「「「おー!」」」」」」」」」
元気よく円陣を組んで攻撃に臨む。五回裏の攻撃は、四番、宮子からだ。

以上、短かったですが第七話です。
ヒロさんが沙英さんに抱きつくシーン、王道パターンではビンタとかなんですけど、
敢えて抱きつかせてみました。二人の絆を表現したかったんですけど、どうですかね?
第八話は来週あたりに。皆さんもよい一週間をお過ごしください。
456沙英誕生日SS:2010/11/09(火) 00:29:57 ID:uwafG/3k
沙英さんの誕生日ネタです
某所に投下したSSをアレンジしました
沙英×智花のエロありです。

今日は私、沙英の誕生日。
「誕生日おめでとう、沙英。」
「う…うん。ありがとヒロ。」
親友のヒロが祝ってくれる。

「学校が終わったらみんなでパーティーしましょう!」
ゆのも
「私も手伝います。」
なずなも
「沙英さん、楽しみにしててくださいね♪」
乃莉も
皆私の誕生日のために祝いの言葉をくれる。

「みんなもありがと。」
私は感謝の言葉を返した。

「お菓子、料理、楽しみだ!」
「もう…パーティーの主役は沙英よ?」
宮子は相変わらずだが、私を祝う気持ちはあるに違いない。
放課後を待ち望みながら今日も登校した。

お昼休み

「もうお昼ね。学食行きましょ?」
「うん。」
いつもの様に学食に向かう私たち。
その時

「沙英さーん?」
「よっしー!?どうしたんですか?」
よっしーこと吉野屋先生が現れた。
457沙英誕生日SS:2010/11/09(火) 00:53:07 ID:uwafG/3k
「沙英さん、今日はあなたの誕生日でしたね?」
「は…はい。」
「そこで先生はあなたのために特別に服を作ってきました!」
「あ、ありがとうございます…(でもいつ使えばいいんだろ…?)」
よっしーからのプレゼント。
しかしこれはさすがに使いどころに困る。

「吉野屋先生…生徒を祝う気持ちは大変、素晴らしいものです…」
校長先生が登場。
「しかしあなたにはこれからやらなくてはいけない事があります…一ヶ月前から溜めこんでいる書類の片付けです!」
「あ〜れ〜!離してください〜!」
よっしーはあっという間に強制連行されてしまった。

「どうしよう、これ…」
「とりあえずもらっときましょ?」
ヒロは若干困惑している。


放課後
「さ、沙英!」
「夏目?」
夏目が歩み寄ってくる。

「こ、これどうぞ!黙って受け取りなさい!」
「あ、ありがと夏目。」
可愛いアクセサリーだった。
それなりに有名どころの物らしい。

「ただの余り物よ!別にあんたの誕生日なんて関係ないんだから!」タタタ
「あ、行っちゃった…」
ダッシュで立ち去る夏目。



「(一週間悩んで決めたプレゼント、喜んでもらえるかな…?)」
私が夏目の本心に気づくのはだいぶ先の話であった。
458沙英誕生日SS:2010/11/09(火) 01:00:37 ID:uwafG/3k
「沙英さん、パーティーの準備できました!」
「わかった、今行く。」
ゆのに呼ばれ、パーティー会場のヒロの部屋に向かう。

「沙英さん!」
「お誕生日おめでとうございます。」
後輩達も私を祝ってくれる。

その時
「おめでと〜!」
普通ならこの場所にいるはずのない、私にとってはお馴染みの人物がいた。


「智花!なんでいるの!?」
「え〜!?いちゃ悪いの?連休だからわざわざ会いに来てあげたんだよ。」
妹の智花。
学校が連休らしく休みを利用してひだまり荘を訪れたらしい。
わざわざ私を祝いに来てくれたのだろう。
しかしまた喧嘩腰になってしまう。

「はいはい仲良くね。料理できたわよ。」
ヒロが場を収める。

「それじゃあみなさん…」
「コップを持って…」
「沙英さんの誕生日にかんぱ〜い!」
何はともあれ私の誕生日パーティーが始まった。
459沙英誕生日SS:2010/11/09(火) 01:17:03 ID:uwafG/3k
「沙英さんにプレゼントを用意しました。」
お菓子や飲み物をだいぶ消化したころ、なずながそう言った。

「代表して私が渡すよ。」
「これだね。はいどうぞ。」
智花が乃莉から袋を受け取った。

「お姉ちゃん、お誕生日おめでとう。これ…みんなで選んだんだ。お姉ちゃんに合うかな?って思って。」
なんと智花はみんなと共に私へのプレゼントを選んだらしい。

「ありがとう…智花。みんなもね。」
妹と後輩から素敵なプレゼントをもらえて今日は最高の日だな…と私は心から思った。



パーティーの後、当然ヒロからも素晴らしいプレゼントをもらった。
今度はヒロにもお返しをしたい。

その夜
智花は私の部屋に泊まることになった。
そして智花の提案で一緒に風呂に入った。


「お姉ちゃんとお風呂入るの久しぶりだな〜」
「もう…今回だけだからね!」

智花の胸に目がいく。
その豊満な乳房は、姉である私を遥かに凌駕していた…

「ん?さっきからじろじろ見てどうしたの?」
「な、何でもない!」
少し怪しまれた。
智花の性的な興奮をそそる裸…乳房も性器も大人に成りかかっている。
ってなんで妹なんかに欲情してるの私!?

「お姉ちゃん?」
でもこのムラムラはおさまらない。
智花の裸に触れたい!
乳房を、性器を、弄びたい!
いけないことなのに理性が働かなくなっていた。
460沙英誕生日SS:2010/11/09(火) 01:43:09 ID:uwafG/3k
智花のあまりにも立派過ぎる裸体を前に私はもう欲望を抑えきれなくなっていた。

「もう…我慢できない…!」
「お、お姉ちゃん!?」
私は智花を思いっきり抱きしめ、彼女の体温を直に体で感じた。

「どうしちゃったの!?」
「智花が…智花がいけないんだからね!」
私は智花の乳房の桃色の蕾をいじり、形よく柔らかな乳房を揉みしだく。
「あ、やっっ!」
智花は喘ぎ声をあげた。

「ん、んんっ!?」
私は智花の口を自身の口で塞ぎ、舌を侵入させる。
私の暴走は止まらない。

乳房と蕾を弄る動きを強くし、智花の舌に私の舌を絡ませた。
お互いに体が熱く火照っていた。
しばらくすると智花はビクビクと痙攣し、力が抜けて倒れこんだ。
どうやら達したようだ。
一旦智花から離れる。

「おねぇ…ちゃぁん…ひどいよぉ…」
そりゃあそうだ。
自分の妹に欲情する変態の姉に好き勝手弄ばれた、その事実だけでも大変に不快だろう。
私は今更になってひどく後悔した。
私は純心な妹を勝手に弄び、傷つけた、最低の姉だ。
もう本当に絶交かもしれない。
そう覚悟した。

今日のところはここまで
続きは近いうちに
461名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 02:53:00 ID:YNxh8bSm
乙。続き待ってるよ
462Sunny Sunny Funny:2010/11/09(火) 20:52:18 ID:S//nc2HV
面白かったです!続きも楽しみにしてますよ!

予想外に早くアイデアが浮かんだので、スペースを頂いて
やまぶきベースボール第八話を一部投下してしまいます。

第八話:年上の意地
「吉野屋先生、何をしてるんですか?仕事はまだ終わっていませんよ。」
こっそり職員室を出ようとしていた吉野家の体がビクッと震える。
恐る恐る後ろを振り返ると、校長の姿があった。
いつもプルプル震えているのだが、今は明らかに怒りが原因だった。
「校長先生、これは、その…実は私のクラスから何人か市の野球大会に出ているんです。
 ですから、応援に行こうかと思いまして…」
「吉野屋先生……そんな理由があるなら私に一言断ってから行ってください。
 そうですね…私も付いて行きましょうか。」
「校長先生!?」吉野屋が目に涙を浮かべてお礼を言おうとすると、
「ただし!奇怪な衣装を着て騒ぐなど社会人らしからぬ行動をとった時は…
 きついお仕置きが待っているので注意してください。さあ、行きましょう。」

「沙英投手、見事に立ち直りました!」
「いやー、アツいハグでしたねー。もはや夫婦…いえ、何でもないです。」
「しかしサニーズは未だにランナーを出していません。
 その球は蝶のように舞い、打者を翻弄する!「超」スローボールだけに!
 四番からのこのイニングで攻略の糸口を掴めるんでしょうか!」
「藤堂さん、別にそんなに上手くないですよ。」

「宮子はんにはチマチマした作戦なんかできへんさかい、
 もう思いっきり振ってもらうしかありまへんわ。頑張ってや!」
佳寛の的を射たアドバイス(?)とメンバーの声援を受けて、宮子が打席に入る。
「へっ、闇雲に振ったって打てるもんか!それ!」
やはり超スローボールだ。内角高め、ストライクゾーンに来た。
宮子の目が一瞬ギラリと光り、鋭いスイングが――「カキン!」ボールを捉えた。
「打ちましたー!ライナーの打球は――入った!
 遂に蝶を捕らえました!一点差に詰め寄るソロホームラン!」

「やったー!」「ナイスバッティング!」皆で宮子を迎え入れる。
「よし、私も頑張らなくちゃ!」
ヒロが意気込み、バッターボックスに入った。
463Sunny Sunny Funny:2010/11/09(火) 21:10:02 ID:S//nc2HV
「ストライク、バッターアウト!」
「ごめんなさい、アウトになっちゃいました…」すごすごと乃莉が引き上げてくる。
ツーアウトランナーなし。ヒロ、乃莉ともに凡打で、反撃ムードもしぼんでしまった。
「(よし、こうなったらダメ元や!)中山はん!」佳寛が打席に向かう中山を呼び止める。
何か話をして、一瞬驚いた顔をしながらも、中山はこくりと頷いた。
ベンチに戻ってきた佳寛に、なずなは「どんなアドバイスをしたの?」と聞いた。
「まあ、見てのお楽しみや。これが失敗したらもうまぐれ当たりに賭けるしかあらへん。」
納得はしていないようだったが、なずなは前を向き、声援を送った。

中山は突飛なアドバイスに不安を覚えながらも、打席で構える。
一球目、予想通りの超スローボール。
中山は、セーフティには速すぎるタイミングでバントの構えに切り替えた。
サードは前進し、定位置からホームまで三分の一ほど進んだ。
ギリギリまで引きつけておいて、突然中山はヒッティングの構えをとった。
「コン!」ショーフライになったが、前進していたサードの頭を越えるのは造作もないこと。
打球はサード後方にポトリと落ちた。
『やった!』ベンチが沸き、中山はVサインを作った。

佳寛は続く真実にもアドバイスを送る。真実も頷き、打席に向かう。
真実も同じくバントの構えを見せた。
ところが、相手守備陣は先ほどのバスターを警戒してか、前進してこなかった。
臆する事なく、真実は知らん顔をして三塁線に打球を転がした。
強めのバントは丁度サードとピッチャーの中間地点に転がり、真実は悠々一塁に到達した。
歓声が上がり、ネクストバッターズサークルで待機していたなずなが立ち上がった。
緊張でガチガチだ。彼女の性格を考えなくても、誰もがそうなるだろう。
「なずなーっ!大丈夫、あんなに練習したんだからきっと打てるよ!」
彼女の気持ちを察し、乃莉が励ましの言葉を掛ける。
「(でも…やっぱり自信ないなあ…)」
なずなの心には、まだ不安が残っていた。ストライクのコールで、はっと我に返る。
「なずな!できるかな?やあらへんねん!
 絶対やったるって気持ちでせえへんかったらできんねん!
 自信持ってやったらできる!大丈夫や!」
ベンチに目をやると、佳寛が檄を飛ばしているのが見えた。
「佳寛君…ありがとう。」なずなはそれだけ呟くとギュッとバットを握り締めた。
マウンドの小林は一瞬怯んだが、すぐに冷静になりセットポジションで構えた。
外角低めにボールが入ってきた。
「(思いっきり…打つ!)」
なずなは無我夢中でバットを出した。「カキン!」
464続、沙英誕生日SS:2010/11/11(木) 00:25:24 ID:XaPVoKgS
>>460の続きです

暫くの沈黙の後、智花が口を開いた。

「お姉ちゃん、自分が何をしたかわかってるよね?」
「う…うん。」
尖った声だった。

「お姉ちゃんは妹の私の裸に欲情したんでしょ?」
「そうなの。とんでもない変態でしょ…?」
淡々と自傷気味に答えた。

「あのね、実は私も時々だけどお姉ちゃんの体…おっぱいちっちゃいけど細くて綺麗な裸を思い浮かべて、一人で…するんだ。」
「そ、そう?」
「だからお姉ちゃんが姉妹の裸に欲情するのもよくわかるよ。だけど私の許可なくいきなり襲うのは嫌い。そのことだけ怒ってる。」
「ごめん…」
「わかってくれればいいの。今度から気をつけてね。」
レイプともとれる最低な行為を許してくれた妹。
以前の気まずい関係ではこうはいかなかったっろう。
最悪、「二度目の前に現れないで」と言われていたかもしれない。

「それじゃあ…」
「うん、いいよ。もう一つの誕生日プレゼントは私。お姉ちゃんは私の体を好きにしていいんだよ。」
「ありがと、智花。最高の誕生日プレゼントだよ。」
「私もいつかはお姉ちゃんにしてもらいたかったから…」
私たち姉妹は禁断の営みを始めた。
465続、沙英誕生日SS:2010/11/11(木) 00:49:04 ID:XaPVoKgS
「指、アソコに挿れるよ。」
「うん、来て…」
智花の女性器。
薄紫色の陰毛に覆われた秘密の部分に指を近づける。

「智花、ずいぶん生えてるね。この前一緒に風呂に入った時にも結構あったけど、三年ぐらい前にはまだツルツルだったよ?」
「それだけ大人になったってことだよ!」
智花は自慢する。
しかしまだ子供っぽさは抜けきらないようだ。

陰毛をかき分け、陰唇を指で広げると膨らんだクリトリスと尿道、ヒクヒクと震える膣口が現れた。
「お姉ちゃん…恥ずかしいよ…」
まだ性交経験が無いのか、きれいなピンク色をしていた。
将来はこの智花のヴァギナにも子供を作るもしくは只の性的快楽を味わうために男によってペニスが挿入されるだろう。
だがそれまではこの秘密の部分は智花自身と姉である私だけのものだ。
他人、ましてや見ず知らずの男に奪われるなど言語道断。
あってはならないのである。

「挿れるよ。」
「ん!」
人差し指が智花の秘所に吸い込まれていく。
膣内の肉壁が指を締め付ける。

「もう一本も入るかな?」
「んああっ!」
中指を追加。
愛液が潤滑油の役目を果たす。

「ん、ひいっ!?」
ピストン運動を開始。
智花は私にしがみつき、快楽の波に溺れていた。
466続、沙英誕生日SS:2010/11/11(木) 01:11:39 ID:XaPVoKgS
「や、しゅごいっ!!」
勃起し、皮が剥けきったクリトリスも親指で刺激する。

「ほう…らめぇ!!」
今にも達しそうだ。
フィニッシュとして指を曲げ、Gスポットをダイレクトに刺激。

そして

「イッひゃうぅぅぅ…っっ!!」
瞬く間に絶頂に達した。
膣も目一杯指を締めつける。
ガクガク震えながら私に必死にしがみつく智花。

その時、尿道から黄金色の液体が勢いよく流れ出してきた。
「あ…あああ…」
おしっこだ。
あまりの気持ち良さに失禁してしまったのだろう。
当然私の指や体にもかかる。

「ごめんね…お姉ちゃん。」
「いいよ。智花のおしっこだしね。」
このまま飲んでもいいぐらいだったが今はまだ引かれそうなので止めておいた。

快楽の余韻が収まり、落ち着きを取り戻した智花。
「今度は私がお姉ちゃんをイかせたいな…」

私の胸が無く、引き締まったスレンダーな体。
自分で言うのもなんだが、妹の智花も欲情するほどの魅力的な裸体だった。
ちなみに私は智花よりも更に深い剛毛だったが、ヒロはそれ以上だった。
467続、沙英誕生日SS:2010/11/11(木) 01:23:24 ID:XaPVoKgS
しかし

「「くしゅんっ!!」」
二人同時にくしゃみをしてしまった。
私たちは水に濡れたそのままで行為に及んでいたのだった。
「続きはベッドで!今はとにかく体洗うよ!」
「うん、わかった…」
風邪をひいては私も智花も非常に困る。
体と頭を洗い、風呂からあがる。
秘所を軽く刺激し合ったりもしたが、楽しみは後に取っておいた。

そして私たちは生まれたままの姿でベッドに入った。

「もう…お姉ちゃんったら激しすぎ!おもらしまでしちゃった。」
「ごめん。でも気持ちよかったでしょ?」
「それはそうだけど…今度は私がお姉ちゃんをイかせるからね?」
「うん、おいで。」
お互いの秘所を舐め合ったり、擦りあわせたり。私と智花は体力の続く限り行為に及んだ。

行為の後は風邪を引かないようにちゃんと服を着て寝る。
智花が抱きついてきた。
「お姉ちゃん、やっぱり暖かい!」
「早く寝るよ。」
「お休みなさい、お姉ちゃん。」
「お休み、智花。」
468続、沙英誕生日SS:2010/11/11(木) 01:29:10 ID:XaPVoKgS
その次の日の昼、智花は帰っていった。
しかし私たちの禁断の営みはこれだけでは終わらない。
これからは私が帰ってきた時、智花が訪ねてきた時など、傍に智花がいる時には何回でも愛し合おう。

私が智花を求める。
智花も私を求め、受け入れる。
誰にも否定できない、いやさせない。
これが私の望み、欲望なのだから。

おしまい

突発的に思い浮かんで書いた。
智花ちゃんってゆのっちと乃莉っぺの間ぐらいにおっぱいおっきいよね?
☆☆☆4巻の入浴シーンは最高☆
469修正:2010/11/11(木) 01:32:28 ID:XaPVoKgS
>>464
×二度目の前に→〇二度と目の前に
470修正:2010/11/11(木) 01:36:24 ID:XaPVoKgS
もう一つ
>>498の「これが私の望み、欲望なのだから。」を
「これが私、そして智花の望み、欲望なのだから。」に修正お願いします

すいません
471名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 02:28:51 ID:F02Rj5fe
>>470
乙。

保管作業しながら気づいたけど、そっか、文化の日は沙英さんの誕生日だったね。
すっかり忘れてたわ、、、
472名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 09:09:09 ID:XaPVoKgS
保管お疲れさまでした!
473名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 13:39:26 ID:AZtx2yjL
おくばせながらGJです
474Sunny Sunny Funny:2010/11/12(金) 18:06:47 ID:5TiJHE6Y
一日遅れながらGJです!
保管作業をしてくださった方もお疲れ様でした!
吉野屋先生×益子先生を書いてくださる方は…
いらっしゃらないんですかね?
475名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 09:36:05 ID:WXGeybwM
保守
476名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 22:32:03 ID:fNx03GCZ
×保守保守保守
477名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 22:09:28 ID:Fx5TEBkH
ほす
478Sunny Sunny Funny:2010/12/01(水) 18:56:22 ID:29AJMWmh
最近書き込みが少ない…皆さん仕事とかで忙しいんでしょうか?
突然ですが、エロを書きたくなったので書いてみました。
結構長くなりました。男×なずなです。苦手な人はスルーしてください。

題名:やまぶきベースボール――the after story

「はぁー…家に帰ってくるのも久し振りやわ…」
佳寛は、疲れた表情で帰宅の途に就いていた。
魔のロード終了後、甲子園で三連戦。そして、明後日から東京で巨人との三連戦だ。
移動に次ぐ移動で身も心も疲れ切った彼は、愛する妻の元へ急いだ。
「ただいま!」ガチャッ
「あっ、お帰りなさい、あなた。」
佳寛の妻、なずなが出迎えた。

大学卒業後、彼女は保育士の仕事に就き、去年佳寛と結婚した。今も仕事を続けている。
高卒ルーキーで阪神に入団した佳寛は、新人王こそ受賞したものの、
翌年調子を落として二軍落ち。
四年間の二軍生活の後、今シーズンは開幕から六番・サードの定位置に就き、
チームの主力の仲間入りを果たした。
なずなとの結婚後、彼女の職場が都内にあったこともあり、
そこに一戸建てを買い、暮らしている。
もっとも、佳寛の職業柄、自宅に戻れることも少ないのだが。

「ご飯にする?お風呂にする?それとも私?」
惜しい。最後はもう少しもったいつけて言ったほうがよりエロくなるのに。
「そうやな…じゃあ、先に飯にするわ。」
「うん、わかった。今日は野菜炒めにするの。楽しみにしててね。」

「「ごちそうさまでした!」」
彼が初めてなずなの手料理を食べたのは、いつだっただろう。
あの頃に比べると、格段に上手くなった。
ヒロと乃莉に手解きを受けて、少しずつ上手になっていった。
「あー、美味かったわ!ところで、何か入れとったけど、あら隠し味か?」
「う、うん。そうだよ。もしかして…味、変だった?」
「ああ、そんなことあらへん。ちょっと気になっただけや。」
「そう…よかった。」
一瞬ギクッとしたようだったが、まさか一服盛られたなんてこともないはずだ。
佳寛は、「ほんなら、風呂入ってくるわ。」と言って、脱衣所へ向かった。
479Sunny Sunny Funny:2010/12/01(水) 18:58:23 ID:29AJMWmh
〜前日の午後二時ごろ〜
「つまり、佳寛君が元気になる方法を教えてほしいってこと?」
「…うん。移動の疲れを何とかしてあげたくて…」
とあるカフェで、若い女性二人が話をしている。なずなと乃莉だ。
本当は当時のひだまり荘のメンバー全員に相談したかったのだが、
都合がついたのは乃莉だけだったのだ。
ちなみに今は全員が結婚している。
「うーん…そうだ、最近夜のほうはどう?ご無沙汰なの?」
少し考え、乃莉の言いたいことを理解したなずなは、「うん…そうだよ。」と答えた。
「やっぱり、そっちの方向で考えたほうがいいね。となると…」ゴソゴソ
乃莉はカバンの中を探り、手の平に乗る程度の小瓶を取り出した。
「…何なの?それ。」
「媚薬。」乃莉はさらっと口に出して言った。
「えっ、び、びやk…」
「しーっ!声が大きいって。普通に飲んでもらうのが恥ずかしかったら、
料理に混ぜても大丈夫だし。あっ、そうだ。赤ちゃんができたら言ってね。
楽しみにしてるから♪」
それだけ言うと、乃莉は二人分の支払いを済ませて店を出て行った。

このやり取りがあって、現在に至る。
なずなの体は火照り始めていたが、ぐっと堪えて我慢した。
二人で一緒に気持ちよくならないと意味がないのだ。
すると、突然脱衣所のドアが開き、息を荒げた佳寛が出てきた。全裸である。
佳寛はなずなに歩み寄ると、ギュッと力いっぱい抱きしめ、唇を奪った。
間髪入れずに舌をねじ込み、なずなのそれと絡ませる。
「んッ、んんッ、ぷはっ…んむッ…」
ぴちゃ、ぴちゃ…淫らな水音が部屋に響いた。
何度かインターバルをとり、たっぷりとキスを堪能した後に唇を離す。
二人の間に銀色の細い架け橋が繋がったが、すぐにプツリと切れてしまった。
「なずな…もう我慢できへん。ここで…」
「えっ…でも、ここよりベッドのほうが…」
「そうか…そんなら、早う行くで。そろそろヤバいわ…」
480Sunny Sunny Funny:2010/12/01(水) 19:02:52 ID:29AJMWmh
「くっ、あっ!一回出すで!」ビュッ、ビュルルッ
「んッ、んんッ!?げほげほっ!」
最初は口に咥える、と言い出したのはなずなだ。
そのまま口内に出したのだが、久し振りということもあってかなり溜まっていたようだ。
「はあはあ…なずな?大丈夫なんか?無理せんでも…」
なずなは目を瞑り、唾液を絡めてやっとのことで精液を飲み込んだ。
苦しげな表情、赤くなった頬、ごくりと喉を鳴らす仕草、佳寛には全てが愛おしかった。
結婚する以前から何度か体を重ねてきたが、ここまで興奮したのは初めてだった。
妖艶な色香にそそのかされ、媚薬の効果も手伝い、
僅かに残っていた佳寛の理性は完全に吹き飛んでしまった。
「可愛い…なずな…なずな…うがああっ!」ガバッ
「きゃあっ!」
佳寛はなずなを押し倒すと、着ている服をすべて剥ぎ取り、
余計な飾りのない白の可愛らしいブラもむしり取った。
透けるような白い肌と、未だに幼さの残る、小振りだが形のよい果実が露わになった。
佳寛は夢中で飛びついた。吸い、甘噛みし、舐め回し、刺激を与えた。
「あッ、あんッ!ふああッ!」
なずなは刺激に合わせてイヤイヤと首を振り快感から逃れようとしたが、
執拗な攻めに屈し、すぐに抵抗を止めた。

充分楽しんだ後パンツを見ると、中心部が愛液でうっすらと透けていた。
それもむしり取り、これでお互いに一糸纏わぬ姿となった。
「挿入るで…」
佳寛は、すっかりいきり立った自分のモノに手をやった。
返事も待たずに亀頭を秘部にあてがい、一気に貫く。
充分濡れていなかったらしく、なずなは痛みに顔を歪めたが、
佳寛が腰を打ちつけ始めるとすぐに嬌声を出し始めた。
「ああっ、あんっ!あっ、激しッ…」
「くっ、きつッ…うああっ!」
佳寛は腰を振るペースを上げる。同時になずなの秘部もギチギチとモノを締めつける。
パン、パン、パンと体が激しくぶつかり合う。
ケダモノのように、ただ快楽のためだけに動き続けた。
「ひゃああ!らめぇ!イっちゃうぅ!」
「うっ…わしもや…なずな、中に出すで!」
「いいよッ!来てぇ!中でイって!」
その言葉が最後のひと押しとなった。佳寛がラストスパートをかける。
「「うあああぁぁぁぁぁっ!!!」」ビュッビュッ、ビュルルルッ
481Sunny Sunny Funny:2010/12/01(水) 19:05:14 ID:29AJMWmh
二人で同時に絶頂に達した。佳寛がモノを引き抜くと、秘部からどろりと精液が出てきた。
「はぁはぁ…いっぱい出たね…熱いのが外まで垂れてきてる…」
「…まだ足りへん。」
「ほえ?」
佳寛はなずなの腰を引っ掴み、お尻を突き出す形にひっくり返した。
そして、未だ衰えないモノを再び挿入し、バックから激しく突き動かした。
「ひゃっ!あっ!らめぇ!イったばっかり…」
再び愛液が溢れ出し、先程の精液と混ざってベッドに染みを作った。
「はぁはぁ…もっと…もっと!あぁっ、出すで!」
佳寛はラストスパートをかけ、再び流し込むように中に射精した。
「んんっ、また出てるよぉ…熱いのが来てるぅ!」
佳寛は心底気持ちよさそうな表情で息を整えているなずなに
「あ…その…なずな。もう一回、もう一回だけ…」と頼んだ。
「ふふっ。いいよ。まだ夜は長いしね。」
「うおおおおおおおお!」ガバッ
「きゃあっ!」
二人の長い、熱い夜は始まったばかりだ。
       ・
       ・
       ・
佳寛が目覚めると、もう朝だった。チュンチュンと雀のさえずりが聞こえる。
結局、事が終ったあと裸のまま寝てしまったようだ。
「ううーん…」
「お、気ぃついたか。」
「あっ、あなた…その、昨日はすごく…/////」
「なずなも可愛かったで。…やっぱり、あの野菜炒めに何か入れたんやろ。」
「あう…ごめんなさい。気持ちよくなってほしかったから、つい…」
「まあ、気ぃ使ってしてくれたんやし、怒る気はあらへんわ。
 エロいなずなもなかなか可愛かったしな。それより、早う風呂入らへん?
 あと、このシーツも洗ったほうがええやろ。」
二人の体はお互いの体液と涎にまみれて、シーツもガビガビになっていた。
「ねっ、ねえ。あの、その…お風呂…一緒に…//////」
顔を赤らめて俯いてしまったので、最後は聞き取れなかったが、言いたいことは理解した。
「よし、そんなら一緒に行こか。」
軽く口づけして、二人は風呂場に向かった。

―――ねえ。赤ちゃんができたら、どんな名前にする?
―――さあな。まあ、一つだけ決めてるんは…「陽」の字を入れたいっちゅうことやな。
―――どうして?
―――明るく皆を照らしてほしい、なんて思うてん。
―――それだったら、「陽菜(はるな)」とか「陽太(ようた)」はどうかな?
―――おっ、ええ名前やん。そうやな…じゃあ――

二人のひだまりがいつまでも、三人になっても四人になっても続きますように…
朝の柔らかな光が、二人を優しく祝福するように差していた。
482Sunny Sunny Funny:2010/12/01(水) 19:10:33 ID:29AJMWmh
以上で終わりです。
本編が終わってないのにエピローグを書くのも変だと思いますが、
そこは勘弁してください。m(_ _)m
第九話も鋭意制作中です。それでは、さようなら!ノシ
483名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 10:12:35 ID:Pi0fjUo4
GJです
自分もなずなが結婚してる話をちょっと前に書いた気がする…
484「セックス」:2010/12/04(土) 16:24:19 ID:7sXHcQDI
お疲れ様です
では私も
みさと×リリ
(百合的な意味で)バッドエンド注意


眠い。
もし誰かが聞いていれば、今は真夜中だからそんなのは当たり前だろうと言われるだろう。
しかし、私の「眠い」はいわゆる普通のそれよりもより大きなものだった。

私は三年生、受験を無事に終え、第一志望の美大に見事合格した。
今は卒業課題の制作に追われている。

私の高校最後の作品。
全力で自分自身を表現してみせる。
今までもそうしてきたし、たとえ誰がなんと言おうとこれからもそうするつもりだ。

よいアイデアが浮かんだ時には締め切り寸前の沙英の様に徹夜することもあった。
時々ヒロにも心配される。

話がだいぶ逸れたが今の私の「眠い」の原因はそれではない。

「みさとー入るわよ?」
「わかった。」
私の親友兼保護者、リリ。

「また?今日もしたいの?」
「うん…みさとも好きなんでしょ?」
「それはそうだけど…」
485「セックス」:2010/12/04(土) 16:27:43 ID:7sXHcQDI
リリとは一年の頃から裸の付き合いをしている。
生まれたままの姿になって激しくお互いを求め合う。
そういう行為。「最近寝不足なんだよ。」
「大丈夫よ。ここは学校に近いし、ギリギリになったら叩き起こしてあげるから。」
「こっちの身が保たないんですけど…」

リリは卒業が近くなってからいつもに増して私を求めてくるようになった。
後輩達には優しくて綺麗な先輩で通っているリリだが、その裏の顔を知るのは本人以外には私ぐらいだろう。

「それじゃあ早く始めましょ?」
「わかった。」
普段の事もあってか彼女にはどうしても逆らえない。
そしていつも彼女のペースに乗せられている。

リリは唇を重ねてきた。
「…ん」
私は彼女の舌の口内への侵入をたやすく許した。
舌と舌が絡み合い、唾液を混ぜ合う。
恍惚とした表情のリリはそのまま私を押し倒した。

唇を離す。
唾液が糸を引く。
リリは私の服に手をかけ、障害物を払うかのように私の服を脱がした。

ブラとパンツだけの下着姿の私。
「うふふ、いつ見ても綺麗ね。」
その私をリリが独り占めしていた。

「あなたが次にしてほしいことは…これかしら?」
「…やめっ!」
リリは私の秘部を下着越しになぞる。

「あらあら、もう濡れてるじゃない。」
秘部からの分泌液で下着が湿り気を帯びてきた。
486「セックス」:2010/12/04(土) 16:29:11 ID:7sXHcQDI
「はい、おしまい。」
「えっ!?」
寸止めをかけられた。
だがリリの魂胆はすでにお見通しだ。
私が自分から求めてきたときにそれに答えるつもりだろう。

「どうして欲しいの?」
「イ…イかせてほしい。」
「はいはい、わかりました。」
それと同時に性器を刺激する事により生まれる甘美な快楽を私が欲っしていることもリリには見透かされている。
私は既にリリに手玉に取られていた。

「これも邪魔ね。」
リリはついに下着をも脱がし、私を一糸纏わぬ生まれたままの姿に変えた。

乳房と性器が彼女の目前に晒される。
羞恥心などとっくのとうに忘れている。

「みさとのここの毛も太陽みたいな色してる。」
リリは私の下の毛、陰毛を優しく撫でた。
髪の毛と同様に陰毛もオレンジ色になっている。
そしてリリはそのうちの一つを引っ張ってちぎった。

「いてっ!」
「ごめんなさい。」
リリはちぎった私の陰毛を手に取り、じっと見つめた。

「卒業制作に使えるかしら?」
「へ!?」
「冗談よ。あまりにも綺麗だったから…ついね。」
リリの冗談は時々冗談には聞こえない。

「私は続き、して欲しいんだけど…」
「あ、そうだった。足開いて?」
私は秘部をリリが攻めやすいように足を少しだけ開いた。
487名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 16:40:25 ID:7sXHcQDI
「はい、人差し指入ります。」
リリの人差し指が私の秘密の部分に侵入を始めた。

「みさとの膣内(なか)がギュッて締めつけてくるわ。」
「ん…んはあっ!」
いい、気持ちいい!
私の全身を犯す快楽。

「もっと奥に挿入れるわね。」
「ひっ!?」
膣の奥深くにリリの指が差し込まれた。

ちなみに処女膜は私もリリもない。
一年の時に一緒に破ってしまった。
私はリリの物に、リリは私の物になる「誓い」を交わしたのだ。

「それじゃあ動かしましょ。」
「あ、ああんっ!」
快楽の波が襲いかかる。
リリが海に波をもたらす神様だとすれば、私はなすすべなく波に呑まれる哀れな漂流者だ。

「もうそろそろ?」
「う、うん…っ!」
私に絶頂が近づくのを確認するとリリは更にペースを上げた。

ああ、まただ。
またやってくる。
あの天使のような悪魔が。

「あ…ああっ、ひぃぃっ!!」
私は絶頂に達し、性器からは潮を吹き、愛液をベッドにまき散らした。

「イった時のみさとはほんとに可愛いわね。」
涎を垂らしただらしない顔を見てリリは微笑む。

「んんんっ!」
膣から指が引き抜かれる。
リリは私の愛液で濡れた指を舐めた。
彼女は私の性器の分泌液を一滴も残さず舌で絡め取った。
488「セックス」:2010/12/04(土) 16:41:58 ID:7sXHcQDI
>>487
タイトル入れ忘れました

「リリ…」
「わかってるわよ。今度はみさとの番。」
私はリリの服を脱がせ、彼女の裸体を外に晒した。

「そうだ。」
リリは自分の股に手をやると、薄い水色をした陰毛をちぎり、先ほどの私の陰毛と結び合わせた。

「なにそれ?」
「御守りみたいなものよ。これからも二人が一緒にいられるようにって。みさとも欲しい?」
「いや、いらない。」
リリは十年先も二十年先も死ぬまでも、私と一緒にいるつもりらしい。

「いくよ…?」
「来て…私を好きにして…」

それからは私がリリをイかせ、リリがまた私をイかせ、最後は性器同士をくっつけて擦りあわせて、同時にイった。
リリにとってはかつても今もこれからも「お互いに激しく愛し合う行為」のはずだろう。
だが私にとっては(昔は違ったが)今や単なる「快楽を味わう行為」に過ぎなかった。
489「セックス」:2010/12/04(土) 16:42:49 ID:7sXHcQDI
行為の後、私たちは生まれたままの姿でベッドに腰掛けていた。

リリの裸体は他の誰よりも綺麗なものだった。
当然彼女も私の裸体に同様の感情を抱いているだろう。

プレイと芸術活動を兼ねて、互いに裸婦画を書きあったこともあった。
乳房の張り具合から性器の陰毛まで、正確にスケッチした。
その絵はお互いが宝物として貰っている。

「みさと。」
「何?」
「次は何時、する?」
間違いない。
彼女…リリは、私に依存している。

私は確信した。
これは気持ちいい。けど間違っている。
このままでは私もリリも駄目になると。

「次は無いよ。」
だからもう、終わりにしよう。
「どうして…?」
リリは驚きを隠せない。

「レズごっこはもうおしまいだよ。」
そう、私はノンケだ。

「ずっと一緒にいようって、お互い愛し合って生きようって約束したじゃない!」
「私とリリは離れても一緒だよ。友人としてね。」
「なんで!?いっぱいいっぱいエッチしたのに!?あんなに気持ちよくなって喘いでいたのに…」

「確かにそうだよ。あの時はただリリと一緒に気持ちよくなれるのが楽しくて…悪くはないかなって思ってた。」
「グズッ…どぼじで…」
涙を流すリリ。

とても見てはいられないが、私のため、そして彼女のために。
490「セックス」:2010/12/04(土) 16:52:08 ID:7sXHcQDI
「でもそれはただの勘違いだった。友情と愛情のね。」
友情と快楽が合わさったものを愛情だと私は錯覚していた。

「私は女だよ。だから同じ女のリリを愛するなんて事はできない。…それとも私が男だったらよかった?」
「そんなこと無い!私は女のみさとが大好きなの!愛してるの!」

リリはレズ。
私はノンケ。
釣り合う筈がない。

「みさと…またイかせてあげる!そうすればちゃんと私を見てくれるわよね!?」
リリは私を押し倒そうとした。
しかし私はただ冷たく払いのけ、こう言い放った。

「いい加減目を覚ましてよ。女同士じゃ子供を作れない。例えできたとしても「普通の」家庭を持つなんてできないよ。」
「あ…あ゛あ゛あ゛あ゛…」
「うるさい。早く服着て出ていって。それとも裸のままで締め出して欲しいの?」

「……」
リリは無言で服を着ると、すぐさま出ていった。
「これで…良かったのかな?」
独り言。
答えは私にすらわからない。
私はパジャマに着替え、まるで悪い夢を見て夜中に目が覚め、それを忘れるために二度寝する人のように、眠りについた。
下からはすすり泣く声と私の名を叫ぶ喘ぎ声の両方が聞こえたが完全に無視した。
491「セックス」:2010/12/04(土) 16:52:57 ID:7sXHcQDI
次の日

「昨日の夜、何かあったんですか?」
「なんか物音がしてましたけど?」
「いや〜急にいいアイデアが浮かんでさ〜。で、またいつもの徹夜だよ。そのおかげでもう眠くて眠くて…ふわーあー…」
「授業中に寝ないで頂戴ね。」
心配する沙英とヒロに対し、私たちは平静を装った。

だが数日後に、私は見てしまうのだった。
「ヒロ…ヒロっ!」
「さえっ、さえーっ!!」
沙英とヒロがかつての私たちの様に行為に及んでいる所を。

もう手遅れだった。
この「レズごっこ」は既に後輩達に受け継がれてしまっていた。

将来沙英とヒロの後輩になる子供たちもまた「レズごっこ」を見て覚え、狂ったように繰り返すだろう。
私自身の友情と愛情の勘違いから生み出された狂った輪廻はもう誰にも止められない。
492「セックス」:2010/12/04(土) 17:00:27 ID:7sXHcQDI
十年後

「お母さん!ご飯まだ!?」
「もうちょっとしたら作るから待ってて。」
「えー!?もうお腹ペコペコなんだけど!」
「はいはい、おやつでも食べてなさい。でも食べ過ぎると夕食が…」
聞き終わる前に行ってしまった。
夕飯食べられなくなっても知らんぞ。

私は「普通に」男と付き合い結婚した。
そして私は夫とセックスして男の子を作った。

夫は私のヴァギナにペニスを挿入して膣内に射精し、自らの精子を私の卵子に受精させた。
男が女の子宮に精子を送り込む、人間が子孫を残すための生殖行動。
それがセックスの本来の存在意義。
他に意味なんて無い、そのはずだ。

リリとは別の大学に通う事になり、高校卒業と同時に疎遠になってしまった。
沙英、ヒロから聞いた話によると、リリは結婚して二人の子供をもうけたが、その直後に離婚し、シングルマザーとなっているらしい。
やはり完全に夢から覚めることはできなかったようだ。

沙英、ヒロ。
そしてその後輩達、ゆの、宮子。
乃莉、なずな。
彼女たちは社会人になると同時に夢から覚め、「普通の」家庭を築いていた。
彼女たちも私のように、心のどこかで矛盾に気づいていたのだろう。

プルルル
電話が鳴った。
私は受話器を取る。

「はい、もしもし。」
「…久しぶりね。」
「リリ!?」

とりあえず語りたいことがいっぱいあるので今回は長電話確定だろう。

おしまい
493「セックス」:2010/12/04(土) 17:01:38 ID:7sXHcQDI
百合を真っ向から否定するような話でしたが、作者は決して百合アンチではありません。
むしろ百合大好きです(キリッ
みさと先輩とリリさん、原作に登場しないかなぁ…
494Sunny Sunny Funny:2010/12/04(土) 18:00:34 ID:eMBKBrWh
乙!面白かったですよ。
百合は私も大好きです!因みに薔薇のほうも(ry
495名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 06:31:31 ID:VcOECN/c
ほしゅみっつ
496名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 16:59:59 ID:FfMRAnBb
星ゅ
497名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 16:26:03 ID:AYXihN5H
あげみっつ
498名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 17:05:51 ID:A5Fyb8zJ
ほしみっつあげた〜♪
499「オナニー」:2010/12/30(木) 10:31:20 ID:Vpkw1R0P
>>493ですが1レスのみ補足的な話を

私にもリリにも子供がいる。
私の子は男の子で、リリの子は女の子。
つまり、私もリリも夫との性交、セックスで子供を作ったということだ。

子供を作る行為がセックスなら、ひだまり荘で私とリリがしていた行為は何だったのだろうか?
その答えがやっとわかった。
あれはただの自慰、オナニーだったのだろう。
一人ではなく二人でしたが、私にとっては所詮オナニーだった。
ただ女性器を刺激し、快楽を貪るだけの為の行為。

しかし、リリにとっては愛し合う「セックス」だったのだろう。
三年間一緒にいても、その考えが一致する事はなかった。

リリは初潮を迎えた娘に女性器の構造やオナニーのやり方などの性の知識を叩き込み、強引に性に目覚めさせたらしい。
電話でその話を聞いた。
今、リリは娘との「セックス」を楽しんでいるのだとか。
娘も「気持ちよくて楽しい」らしい。

「あら、毛が生えてきているのね。もう大人の体ね。」
「おかあさぁん…」
「今気持ちよくしてあげるわ。」ペロ
「ああん!」

「次はお母さんのも舐めてくれるかしら?」
「うん。」

リリは親子で「セックス」という名の「オナニー」に励んでいる。

おしまい

ひだまり四期はきっとある。
500「オナニー」:2010/12/30(木) 12:27:31 ID:Vpkw1R0P
「次はお母さんのも舐めてくれるかしら?」
「うん。」
の後に
ペロペロ…
「おかあさん、気持ちいい?」
「あっ…そう、すごく気持ちいい!すっかり上手になったのね。」
「えへへ…クリも触るよ?」
ツンツン
「あっあっ!いいわ、もっと弄って!」
を追加でお願いします

すいません…
501名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 10:10:59 ID:XJyliD4D
ほしゅおめ
502名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 11:08:58 ID:wsk1Rg54
ひだまり☆ほしゅ
503名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 07:47:29 ID:a/0LtIDP
ひだまり
504名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 01:14:05 ID:0KD7xeTC
>>499
GJ
505名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 16:06:18 ID:zFhNcaDa
ほし
506名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 11:54:05 ID:Y7U1B4B+
みっつ
507名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 21:44:00 ID:26RXUiHw
しゅわしゅわ
508名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 10:58:27.49 ID:DlCnzOas
509名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 11:18:26.80 ID:24Hi2IP9
510名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 10:31:58.97 ID:g3+2WcFS
ほし
511名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 12:59:33.25 ID:cHtSYDfT
512宮子の夜間思考 1:2011/04/05(火) 06:18:30.98 ID:Y8OU1O7x
初投稿です。
宮子の自慰ものです。
内容として、
※前置きが長いです。
※キャラ崩壊(黒宮子です)
※独自の解釈
※喫煙シーン
※一部設定捏造

そしてなにより文才の欠片も無いものになります。それでもお許しいただけるのでしたらご覧ください。
513宮子の夜間思考 2:2011/04/05(火) 06:19:11.77 ID:Y8OU1O7x
 ………目が、覚めた。
 暗い室内、天井、雑多な部屋。いつも通りの、私の部屋だった。
 時計を見ればもう日付も変わっている。外階段に出てみれば、もう全員寝ているらしい。夜更かしの多い沙英さんもすっかり寝ているようだ。締め切り後だったか、仕方ない。
 こんな時間に目が覚めるのも久しぶりだ。最近は毎日が楽しく、帰って寝ついてしまえば朝まで起きなかったというのに。
 ………まぁ、それを、あまり表には出さない。
 正確に言うなら、出してはいけない、といったところだろうか。【皆の知っている宮子】という存在は、よく言えば天真爛漫悪く言えば無法者。どんな苦境でも元気なままでいて、生い立ちから始まって謎が多く、常に貧乏で空腹。そういう人物なのだ。
 ………まぁ、最後は否定できないし事実なのだが。軽く笑ってしまう。
 結論から言って、【それ】を演じることに慣れてしまえばそこまで苦でもない。幼いころから続けてきたことだ。もうボロも出さないし、日常で浮かべている笑顔だって嘘ではない。本当に楽しいし、馬鹿騒ぎだって嫌いじゃないのだ。
 けど、
「………ゆのっちも、沙英さんも、ひろさんも、乃理っぺも、なずな氏も。本当に、心底お人好しだよね。」
 救えないほどに。
 言いながら、数少ない家具類であるタンスへと歩く。その上に置いてある小さな鏡が、月明かりに照らされた私の顔を映し出した。
 ………我ながら、仮面の下はなんとも酷いものだ。
 彼女たちの前では絶対に見せない、暗く、虚のように色の無い貌。これではまるで陶磁器ではないか。どちらが仮面かわかったものではない。
 そんな考えを嗤いながら、タンスの一番小さな段を引き、中の衣類をかき分け、【それ】を取り出す。そのままタンスを閉めて、布団に座り込んだ。
(………顔もそうだけど、これは本当に見せられないよなぁ………)
 手に持っているものは、いわゆるタバコという奴で。
 箱の空いた場所に入れておいたライターで火をつける。最近ご無沙汰になっていた、独特の味が口内に広がった。
 あの貌に関しては、もし見られたとしても言い訳はできる。誤魔化し方はいくらだってある。だけど、こればっかりは見つかったりしたらその場でゲーム・セットだ。
(沙英さんあたりは確実に引っ叩いてくるだろうなぁ。ゆのっちは泣くね。うん、間違いない。)
 考えながら、咥え煙草のまま紫煙をくゆらせる。
514宮子の夜間思考 3:2011/04/05(火) 06:22:23.76 ID:Y8OU1O7x
 こうやって独りで、素の自分のままで思索にふけるのも随分と久しぶりだ。それだけ、毎日が楽しくて充実していたってことだろう。
だけど、その反動なのか今宵はいつになく考えがマイナスになってる気がした。
(………最近、ガス抜きもしてないしね。まったく、因果なものだよ二重生活。いや、別に活動的なことは何もしてないんだけど。)
 缶ジュースの空き缶に灰を落とし、またくわえる。
(自分で言うのもなんだけど………私は、基本独りで生きていける。みんなには話半分程度で伝えてあるけど、実際生きるためなら何だってやってきた。
汚いことだってやったし、必要なら今だってできる。だから、今この居場所が無くなってもまた戻るだけ。それだけの話なんだよね。)
 だが、それでも。
(別に………悲劇のヒロイン気取るわけでもないんだ。そんなもの、やらなくていいならそれに越したことは無い。この居場所は、守れるんだったら守っていきたい。
それは本心だ。みんなも、同じだと思う、少なくとも。けどさ、みんなは感づいてはいても、経験したことは無いんだよね。)
 守りたいものほど………簡単に壊れ、崩れ、奪われる、私たちが生きるドブネズミ色の世界のシステム。
 この世界は脆い。その上、【卒業】っていうありきたりで普遍的な制限時間付き。始まった時から最終的な終わりの時間が約束されてる世界。だから特別なんだ、なんて似合わない綺麗事だけどさ。
(………居場所って大事だよね。特に、私みたいな存在には、さ。)
 それに貴重だ。と、言葉に出して呟いて、指にはさんでいたタバコの火をもみ消す。
 随分擦り切れていたものだ。たった16,7年の時間で、人間の心なんて簡単に色あせていく。
 最近思うのは、【そうならなかった】存在が集まってくるのが、このひだまり荘という世界なのではないだろうか。少なくとも、今の住人に限っては当てはまる。
 そう考えれば私はこれ以上ない異物なのだけど、残念無念また来年。意地が悪くて悪趣味な神様、わたしはここをまだまだ手放さないよ。
最低でも、女子高生という肩書が消え失せるまでは我慢してもらおうか。ざまあみろ、ペテン師め。

 ………ここで、隣のゆのが飛び起きるんじゃないかと心配になるレベルの盛大なため息。
 だめだなこりゃ。かなり病んでる。
これからは定期的にこうやってガス抜きしないと、いつぼろを出すかわかったもんじゃない。疲れてるなぁ、ほんと。
 未成年禁制の物品一式をタンスに戻し、もう一度布団にもぐりこむ。さあ、さっさと寝よう。これ以上のマイナス思考は明日からの【宮子】に影響が出かねない。
 ………って、寝れるわけがないねこりゃ。
 昼寝程度の時間とはいえ睡眠をとって、起き上がって動いてあげくに喫煙まですればそりゃ眠気も覚めるさ。
 このまま起きていてもいいけど、正直暇だ。この貌のままで暇つぶししていたら何かの拍子にばれないとも限らないし、煙草をこれ以上吸えば匂いが染みつく。
 それはまずい。
 さて、どうしたものかこれは。
515宮子の夜間思考 4:2011/04/05(火) 06:22:55.46 ID:Y8OU1O7x
 ………あぁ、そういえば、だ。
 最近、煙草やマイナス思考以上にご無沙汰だったな、アレ。
 私もこんな擦り切れているとはいえ、年頃のオンナノコだ。体が疼くことだってある。
 まったく、人間である以上逃れられないとはいえ、あんな厨二病真っ青な思索の跡にこれとはまた浅ましいものだ。
 考えながら、パジャマ(ゆのが選んでくれたものだ)のボタンをはずし、前をはだける。上の下着はつけていない。布団もはいであるので、冷たい外気で胸の先端がぴくんと震えたのがわかった。
 同年代では比較的大きめな(実は隠れた自慢だったり)バストに左手をやり、そのまま円を描くように揉み出す。手も冷えていたのか、今度は乳首だけではなく全身が震えた。
「………っ。」
 次第に息が乱れ、鼓動が早くなる。空いている右手でもう片方の乳首を弾き捻ってみると、迂闊にも声を出しそうになった。いや、いいのだが誰かに起きられたら困る。
 我ながら敏感なものだ。両手で自分の乳房を愛撫していると、気付かないうちに内股をすり合わせていた。
 くちゅり、と水音。ああ、これはもう、洪水か。パンツ、替えなきゃな。
 どうせびしょぬれになっているのだ、と。そのままパンツのクロッチ部分に指をあてがい、上下に擦る。スリットに合わせての単純な動きだけども、溜まっていたのか想像以上の快感だった。
「んっ!………ふぅ、ん、んむぅ!」
 できる範囲で声を殺し、左手は乳房と乳首を、右手は秘部を刺激し続ける。
 自分の体だ、性感帯は把握している。極端といってもいいほどに弱い左乳首を捻りあげ、陰部の淫核をつまみあげる。
 瞬間、
「〜〜〜っ!!!!ん、ふ、ああああ!!!」
 声を押さえきることはできず、私は達した。その時、何かの噴射音のようなものが気になった。
 ………ああ、潮、吹いたのか。どうやら、想像以上にド淫乱だったらしいな、私は。
 最早下着としての機能を果たしていないパンツを脱ぎ棄てる。クロッチの部分と秘部に、ねちゃっと音を立てる橋がかかった。これは、シャワーくらいは浴びた方がいいかもしれない。
 ………まだ、眠くならないな。私って実は相当性豪なのかも。
 ふと思い立って、また煙草のしまってあるタンスまで歩く。その際に私の下の口からはしたない涎がつぅっと床に垂れたが気にしない。もう、膝まで垂れてきているのだ。
 タンスの奥から、二つのものを取り出す。
 ピンク色の卵型の物体が二つ………まぁ、要するにローターだ。
 指だけじゃ満足できそうにも無い。布団に飛び込み、自分の胸を持ちあげる。ある程度大きさがあるので、セルフで舐めることができるわけだ。
「………ふぅ、んっはぁっ!」
 その手を離す。
 ローターの振動部分をそのまま二つとも持ち、股間へと運んだ。
 一つは、私の女である部分に。
 そしてもう一つは、私の一番の弱点へと。
 それは、いわゆる菊門、アナルだ。
「んっ、〜〜〜〜ふうぅぅぅ!!」
 二つとも、その穴に差し入れる。ああ、やっぱりこれはすごい。正直、後ろの方が感じるかもしれない。振動させてもいないのに軽く達したあたり、私は心底変態かも。
 そのスイッチに手をかける。期待と焦燥で、その指は思った以上のレベルまでダイヤルスイッチを捻ってしまった。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!?」
 頭が、白く、なる。
 あ、ああ、煙草も、そうだけど、
   これ、   は
 ゆのっち 達に は    見せられない   や  。
「んっ、あぁ、んぁああ!!!ひぅ、ん、ふぅう!!」
 もう、声を叫びにしないようにするのが精いっぱいだ。ひだまり荘に来てから一番激しい自慰行為かもしれない。
 気でも触れたかのように痙攣を続け、そして、

「んむぅ!?ん、ああああああああああああああぁぁぁ!!!」

 最後の絶頂の際、
 誰も起きないように、それだけ願って、私は眠りについた。訂正、気を失った。
516宮子の夜間思考 4:2011/04/05(火) 06:23:11.31 ID:Y8OU1O7x
 翌朝の目覚めは、爽快だった。
 やはり相当溜まっていたらしい。これからは頻度を少し上げてみるか。………とか、それっぽい理由を後付けて納得しようとしてるあたり、ハマってきてるかもしれない。いや、まずそうだろう。はしたないねぇ、私って。
 日曜日という事もあり、ゆのっちとの食事を済ませて私服姿で外階段に出る。うん、綺麗なもんだ。快晴快晴。気分爽快、絶好調。今日も世は事も無し、かな。
「宮ちゃん、今日、予定ある?」
「うんにゃ?無いよー。」
 他愛のないいつもの会話。いつもの【宮子】フル稼働。よしよし、今日も一日笑えていける。………って、ありゃ?なんじゃありゃ。
 不思議なものを見た。沙英さんが部屋から出てきた。完全に私服姿で、寝起きという事も無い様に見える。
 おかしい。沙英さんは昨日締め切り直後で、毎度の如く昼まで爆睡というセオリーであるはずだった。これは、今日も何か面白くなりそうかもね。
「ありゃりゃ?沙英さん、珍しいね。おはよー。」
「沙英さん、おはようございます。」
「ん、あー、おはよう。いや、ごめん。今日はこの後、買い物から帰ってきたらすぐに寝るんだ。」
 おう、なんと。目がDEATHってますぜ沙英さんや。漫画で見たな、あんな目。RだかLだかって名前の探偵だっけか。うわ、そっくり。
「いや、昨日なんでか知らないけど、深夜に起きちゃってさ。」

     私の時間が 凍った気がした。

 ………バレたのが自慰行為ならまだいいだろう。
だが、喫煙までばれていたとすれば………!

「3時くらいだったかな?目が覚めちゃって、でも、なんかネタが浮かんできてさ。それも鮮明に。見聞きしたみたいに。で、締め切り直後だけど、居てもたってもいられなくて………さっきまでずっと書いてたのよ。おかげで次の〆切は楽できそうだわ。」

 ………ねえ、ため息ついてもいいかな?
 3時なんて時間になっていれば、私はもう寝ていて相当時間が経過してる。どうやら、私は関係が無いらしい。
 沙英さんがゆのっちの前で気を遣っているという事もあるかもしれないけど、沙英さんほど嘘が下手な人はいないしな………、ひだまり最大のペテン師が言うんだ、間違いない。嘘見抜くのは超得意なんだよこっちは。
「へえ、どんなお話なんですか?」
「え?あ、いや!!それは、ほら!!内緒!!まだ、本が出る、までさ!!」

 ………ピンポンパンポーン。ここでお知らせです。
 嘘つき宮子ちゃんの嘘レーダーに、果てしなく巨大な嘘が探知されました。
 続いてお知らせです。
 嘘つき宮子ちゃんの嫌な予感センサーが爆発しそうなレベルで警報音鳴らしてます。赤ランプがあったら焼き切れる勢いで。

 ………睡眠学習、って言葉を思い出す。
 授業中寝ている人間が冗談交じりに使う言葉でもあるけど、それとはちょっと違う。
 人間は寝ている時、脳の大まかな部分を休ませているとはいえ完全に機能を停止させているわけじゃない。睡眠中の音、臭気、明暗なんかの刺激と情報は無意識のうちに受信している。そして、受信された情報は薄らではあるが、ちゃんと蓄積されるわけで。

 要するに………まぁ、沙英さんの赤面と嘘、そして同様の理由なんだけど………それって、まず間違いなくその【思いついた鮮明なネタ】って奴だよね?
 ………沙英さん、あんた………無意識にあたしのオナニー………いや、もういい。考えるのは止そう。ストップ、ストップ、考えるな無意識になれ。あたしはできる子だ、そう、考えるな。思考停止、カットカットカット。
 その脳内作業の途中でも、あたしは【宮子】を続け、とりあえずその場を離れる。
 ………顔、熱いんだけど。絶対赤い。一度部屋に戻って落ち着こう。あたしにもまだ羞恥心くらいあるんですよコンチクショウ。
 どうやら、自慰の頻度を増やすのは難しそうだ。なら、いっそ放課後にでも学校の屋上かトイレで………って、ますます痴女的思考になってきたなあたし。
 かすかな疼きと湿り気を自分の秘所に感じながら、本日の【宮子】は一度部屋に戻ってリセット作業を開始することになった。






すみません、なんだか支離滅裂になった気がします。
517宮子の夜間思考 言い訳:2011/04/05(火) 06:25:05.32 ID:Y8OU1O7x
最後タイトル番号ミスしました。
改行が少なく読みづらくなっています。
エロ成分少なめですみませんでした
518名無しさん@ピンキー:2011/04/05(火) 19:49:15.75 ID:iM5al9Sc
これはイイ!
投下乙です
519宮子の喫煙思考:2011/04/06(水) 06:36:16.35 ID:ikXnYzwu
512〜516の続き物です。黒宮子が最近頭から離れないので書いてみました。
溜まったらピクシブにでも転載します。
※相変わらず前置きが長いです。
※キャラ崩壊(黒宮子です)
※独自の解釈
※喫煙シーン
※一部設定捏造
※乃莉っぺ登場。

お許しいただければ、ご覧ください。
520宮子の喫煙思考 1:2011/04/06(水) 06:37:07.75 ID:ikXnYzwu
 本日晴天、なれど、我が心は波高し。
 
 今日は土曜日という事もあって、それぞれ各々に用事があるらしくひだまり荘はなんとも静かなものだ。
ゆのっちは何か買い物に行くとかでさっき出かけたし、沙英さんとヒロさんはその前に出かけてる。なずな氏も同じだ。乃莉っぺと出かけて行った。
 ………なのだが、私はゆのっちの誘いを断って、自室に一人座っている。カーテンも閉めて、鍵までかけてある徹底ぶりだ。

 そして現在。薄暗い室内、私は敷いたままの布団にあぐらをかいて、煙草をくわえている。
 本来、日中に喫煙はできるだけ、いや、今まで一度も無いことだ。
 ひだまり荘はみんな仲がいいから、買い物だなんだと一緒に出かけることも多いし、みんなで集まることが多々ある。そういう事もあって、吸えない、というのが本当のところ。
 だったのだが。
 人がいないのを幸いとして、私は今、それを実行している。それもかなり陰鬱な気分で。
 鏡を見れば、わぁ、なんとも素晴らしい凶相だこと。鬼の面なんかかぶった覚えは無いんだけどな。
 正直、今は紫煙をくゆらせながらでないとまともに考えがまとまらない。これで3本目。くそ、このご時世煙草も安くないのに。
 なんでこんなにブルーな気分で、顔を鬼のそれに変えてこんなことをしているのか。
 きっかけは、昨日の学校、放課後にあった。

521宮子の喫煙思考 2:2011/04/06(水) 06:37:34.08 ID:ikXnYzwu

「乃莉ちゃん遅いねー。」
「ふぅむ?何かあったのかねぇ。」
 この日、私とゆのっちは放課後に乃莉っぺとなずな氏と一緒にハイムホームへ買い物へ行く約束をしていた。のだが、
 なずな氏は今来たものの、何故か乃莉っぺが来ない。なずな氏曰く、「ちょっと先に行ってて」としか聞いてないらしい。
 ふーむ、もう約束の時間から15分は過ぎているのに。
 いつも通りの【宮子】を続けながら、冷静に脳みそを働かせる。………そのうち精神分裂を起こしそうで怖いな、ちょっと。
「あ、来ましたね。」
 なずな氏の声で目を向けると、小走りにこちらへやってくる乃莉っぺの姿があった。焦ってるあたり、結構必死に来たんだろう。
「す、すみません!ちょっと、用事があって………。」
「大丈夫だよ、しょうがないって。」
「よし、オムライスで手を打とう!」
「晩御飯!?」
 そんな会話をしながら、全員体の向きを校門へ向け、歩を………

 ――――――あれ?
「………この、匂い………。」
 間違いない。今のは………。
「え?み、宮ちゃ………?」
 あぁ………こりゃあ、まあ………また………ねぇ?

「近所からオムライスの匂いが!!」
「匂い!?」
 危なかった………危うく、【あっちの宮子】が出そうになった。気をつけないと、多少のぼろが後々めんどくさいことになる。ゆのっちは、そういう事に特に過敏に反応するから。
 今だって、表情を見て怯えた雰囲気がわかった。失態だ失態………。
「どれだけ嗅覚鋭いんですか!」
「ん?んー………わんこ?」
「犬!?」
 ………さて、と。
 考えるのは後にしよう。
 じゃないと、また【あっち】が出そうだ。
 さっき、隣に並んだ乃莉っぺから、私は、確かに嗅ぎ慣れた匂いを感じた。さっきの嗅覚云々の話じゃないけど、嗅覚に自身があるのは本当だしね。
腹ペコ大王なめちゃいかんよ。
 あの、嗅ぎ慣れた匂い。
 あれは間違いなく、

         煙草の匂いだった。
522宮子の喫煙思考 3:2011/04/06(水) 06:38:04.42 ID:ikXnYzwu
 ………回想終了。回想停止、カットカットカット。
 眉間の皺が更に深くなったのを実感した。ああ、全く。とんでもない火種を見つけてしまたものだ。
 やまぶき高校に喫煙する教師は少ないし、生徒の前では吸わない。よって、誰かの吸っていたものとかじゃないと思う。
 おそらく、乃莉っぺ本人が吸ったもので間違いない。
 私は喫煙後、必ず消臭スプレーを使用して匂いを誤魔化している。
 気休めではあるかも知れないが、実際最近のスプレーは高性能なので意外と効果が高いものなのだ。
 ………高いんだけどね。1缶の値段で牛丼が食べられるよ。スプレーェ………。
 と、閑話休題。カットカットカット!!
 ………実のところ。別に、煙草を吸っていることを咎めようって訳じゃない。
 むしろ咎めたらどんな藪蛇になるかわかったもんじゃないし、咎める立場でもないしね。
 問題なのは。その、無防備さだ。恐らく、吸い始めて短いのだろう。
 本気で隠しているつもりなんだろうけど、全然甘い。甘いも甘い、砂糖通り越してサッカリンより甘い。
 もう、沙英さんとヒロさんの絡み以上に甘い。
 学校生活という中で、その煙の染みついた匂いはあまりにも異質で、存在が許されないものだ。
 生徒はもとより、教員もその存在には敏感だ。
 だから、証拠の隠滅は重要な意味を持つ。
 消臭スプレーは当然として、ガムなんかの口臭対策、あと喫煙の際には狭いところを避ける(部屋で吸ってる身が言うのもなんだが)のも、だ。
 ………上記の内二つはお金がかかるのが難点だけど、ね。100円でも惜しいんだ、笑えや嗤え。
 以上、嘘つき宮子ちゃんの不良講座でした。ちゃんちゃん。
 良い子は絶対真似しないように。私は責任とらんからね。

 ………またもや話が斜め上に脱線した。
 私が危惧してるのは、それが露見したことによるひだまり荘への影響だ。もっと言えば、住人への影響。
 もし露見したら、沙英さんあたり主体の激しめなお説教と諭しで事態は収束するにはするだろう。
 けど、人間関係というものは、意外と過去の出来事に影響を受けてしまう。それがマイナスのことならなおさらだ。
 このひだまり荘は全員の仲がいい。結果、誰か一人の影響では絶対に済まない。
 完璧すぎるからこそ、誰か一人の行動が爆弾になる。亀裂の要因になる。
 ………頭が痛くなってきた。
 前回マイナス思考モードになった夜。あのときにも考えていたことだが、私はこの「ひだまり荘」という世界が好きだ。大好きだ。
 諸君、私はひだまり荘が………っと、危ないネタはここまでにしとこうか。私は軍人じゃないし。
 このひだまり荘という世界を瓦解させかねない要因を、見過ごすわけにはいかない。
 ほんの些細な火種でも摘み取っていかないと、それはやがて爆炎に化ける。
523宮子の喫煙思考 3:2011/04/06(水) 06:38:36.61 ID:ikXnYzwu
 けど、さ。
 その、手段が問題だ。
 私は乃莉っぺも大好きだから、彼女がここからいなくなるような結果は絶対にごめんだ。そもそも本末転倒だし。
 けど、どうやってこの問題を終わらせればいい?
 一番手っ取り早いのは私が【こっちの貌】で話すことだろう。
喫煙をやめさせるにしろ証拠隠滅の手段を伝えるにしろ、【普段の宮子】より幾数倍の説得力がある。
………けど、それは駄目、だ。
 それは、本当にどうしようもなくなったときの最終手段だ。煙草以上に取り返しがつかないことになる。
 なので、それ以外の方向で。
 じゃあどうするか。いつものお気楽テンションでやってみるか………前にあった沙英さんとヒロさんの喧嘩の時みたく。
 あの時も割とフル回転で考えてたんだよね………。
 
 ………と。
 斜め下の部屋で、ドアの開閉音。
 帰ってきた、か。なるべく音を立てずに部屋を出て、乃莉っぺの城たる103号室へ向かう。
 とはいえ、いきなり部屋に入るのも気が引けるので、ちょっと窓の影から様子を見て………ん?
 沙英さん、部屋の鍵閉め忘れたんだ………。ドアが半開きになった102号室を見て、不用心な、と感じた。
 ………そうだ。
 沙英さん、ちょっと遅くなるって言ってたな。ちょっと、部屋をお借りすることにする。
 ひだまり荘って案外壁が薄いから、壁に寄り掛かってるときに隣の会話が聞こえたりする。こっちの方が見つかりにくいしね。
 ………まあ、防音性能の低さは前回嫌というほど実感したし、ね?
 沙英さんの部屋に侵入して、こそこそと音を立てずに壁による。
 向こうも壁に寄り掛かってるのか、存外はっきりと声が聞きとれる。
「………あー………疲れた………。」
 石の擦れる音。どうやら、煙草に火をつけたらしい。
 ………だから不用心なんだって。煙を吐く音でも、気付く人は気付くんだから。
「………あかんなぁ。ほんと。最近、全然「らしく」ないわ。」
 おっと、方言全開ですな乃莉っぺさんや。
 ………ここで一つ理解。要するに喫煙の理由は、不良気取りとか厨二病とかじゃなくて、発散できないストレスとプレッシャーか。
 同類みっけ。
「それに………ほんま、あかんよなぁ。こんな………。」
 しかし、結論は出た。要するにこの解決法は、乃莉っぺのストレスの原因となっているものを取り除けばいい。
 こうして聞いてれば何らかの………
524宮子の喫煙思考 4:2011/04/06(水) 06:40:14.61 ID:ikXnYzwu
「………んっ。」

 ………はい?
 ちょっと、待とうか。私、耳がおかしくなったかな?

「………っはぁ、ん。あ………。」
………おぉぅ。マジですか。マジなんですかぃ。
 情報収集したことをちょい後悔。マジですか乃莉っぺさん。
 さっき聴こえた吐息のような声。あれ、あえぎ声ってやつで………。
 マジですか。マジですかマジですか。ここでオナニーですか。宮子先生は予想外ですぜ。
「………あっは、ああ!」
 ストレスの発散のための喫煙に自慰………わぁ、私がいる。
 だからあんなにイラついたのか。自分を客観的に見て悦に浸るほどナルシストじゃないしね。
 自分の失敗した姿を見せられて、気分がいいはずがない………どっかの正義の味方も言ってたしね。
 ………あー、なんだかこっちもスイッチ入ってきた………。
 最近、このひだまり荘の防音能力の低さを実感してから控えてたし………もう、下着に湿り気を感じる。ほんと、やらしいなぁ。
 自然に、左手がシャツの中に潜る。
「………っ!」
 声は、出せない。向こうの声がここまではっきり聞こえてるという事は、向こうもそうなんだから。
「っは、ああ!!んぁ、あ、や、ぁあ………!!」
 耳を澄ませば、水音まで聞こえてきそうで、
「………っ、〜〜〜!」
 声を必死になって殺しながら乳首を捻りあげ、揉みしだく。
 気付けば右手がズボンの中に侵入していて、粘度のある水分を指に感じた。
 これ、ズボンまで染みてきそう………本当に淫乱ちゃんになってきたかも。
 下の口に人さし指を差し入れて、ほぐすように動かす。
 頭の中で電流が走ったかのようにチカチカして
「〜〜〜!?」
 危なかった………秘所の小さな突起に触れた瞬間、思わず声が出そうになった。
 指を動かしながら、左手で胸へ愛撫を続ける………ああ、これ、だんだん限界が近い、や………。
「あ、あああ!!んあ、ぁ、な・・・ぅな………!!」
 隣もそうみたい………お互い似てるよ、ほんと。何か、言いながらしてるみたいだけど………。
 痛いくらいに固くなった乳首を強くひねり、秘所に挿れる指を2本に増やす。それだけで、簡単に達しそうになった。
「………!!っ、………〜!!」
「んあ、ひゃあ!!あ、んああ!!も、もう………ぁ、あ!ひゃあ!!」
 びくびくと体が震えだす。
 もう、限界だ。
 自分の快楽への抵抗にとどめをさすため、乳首を捻り続けていた左手を離し、腰の方からズボンに差し入れる。
 後ろからでもびしょ濡れになってるのがわかる………もう、立派な変態さんになっちゃったかも、ね………。
 その人差し指と中指を、自分に差し入れる。
 自身の一番の弱点であり、一番の性癖である………アナルへ、と。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………………っ!!」
 つぷり、と差し入れた瞬間、私は達した。だらしなく涎を垂らし、口を開けながら。自然に恍惚とした顔になっていたらしい。
 ああ、多分これって、アヘ顔っていうんだろうな………お兄ちゃんの持ってた本でそいうのがあった。
 私………墜ちちゃったかも………戻れない、淫乱の変態に………。
 それに、ズボンの中がさっきとは比べ物にならないくらいに濡れてる。また、潮を吹いたらしい。癖になりそうで、ちょっと怖い………。
「あ、ああ、あ………………んあああああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁああ!!!」
 向こうも、イッたらしい。
 ああ、今日はよく眠れそうだ………。
 後………沙英さんごめん。消臭はちゃんとしとくんで。
 と、いうところで



「あ、はぁ、あ………なず………なぁ………なずなぁ………」


      今、なんつった?
525宮子の喫煙思考 5:2011/04/06(水) 06:40:40.86 ID:ikXnYzwu
 しっかり部屋の消臭をして部屋に戻った私は服を替え、再び煙草をくわえていた。
 ………今回のオチは、つまりはこうだ。
 乃莉っぺの抱える問題とは、とどのつまり、なずな氏への恋煩いであり。
 盗み聞きをしていた時の「らしくない」というのは、最近なずな氏の前で今までどおりに振る舞えないことだったらしい。
 ………なんという百合オチ。
 女子律100%のひだまりならでは、ではあるけどさ………マジですかい。
 そりゃ悩むわけだ………。
 ため息ついでに、煙を吐く。
(………あー、なんだか、顔合わせても無いのに振り回された気分………。)
 というか、こんな問題どうしろと?
 達観したようなこと抜かしてる嘘つき宮子ちゃんは恋愛経験値0の純真少女でもあるんですよ。
 無茶ぶりにもほどがあるでしょうよ、ゴッド………。
煙を吸い込んで吐く。その時がどうしてもため息になってしまう。
 ………まぁ、あのガードの甘さは私がしばらくカバーするしかない、か………。
 吸い過ぎない方がいいですよ、乃莉っぺ。なずな氏と結ばれた時、ファーストキスが煙草味………なんて笑えないって。どこのハードボイルド映画だ。
 短くなったタバコを空き缶に押し付け、寝っ転がる。
 ………とりあえず。
 乃莉っぺの軌道修正という課題は、おいおいやっていきますかねえ………。

526宮子の喫煙思考 あとがき:2011/04/06(水) 06:41:06.00 ID:ikXnYzwu
またgdgdになってしまいました。
短期間での連投すみません。
設定が頭で組み上がってきたのでまた続くと思います。
527名無しさん@ピンキー:2011/04/06(水) 19:11:06.22 ID:enaq8Zft
ストライクゾーンど真ん中の作品の続きが!

超乙です
528名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 10:04:52.07 ID:dhEUhdS4
うおおお、久々に来たらすごい良作が!

素晴らしいです! 続き、待ってます!
529名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 08:46:34.16 ID:Ed2SoLjl
ほしゅみっつ
530名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 11:18:05.64 ID:in3uZP77
久しぶりに来てみたらこれはなかなかGJ

続き待ってます
531名無しさん@ピンキー:2011/04/20(水) 10:06:07.96 ID:NPKfH0Bq
このSSのせいで普通の宮子にも何か裏があるように見えてしまうw
532名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 19:08:46.17 ID:sbMOum/H
保守
533名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 11:13:54.27 ID:L4l+nMlx
保守
534名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 11:40:28.11 ID:wOqLPYKk
みんなマギカスレに行ってしまったのか…
535名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 19:01:25.01 ID:QRgHuDgq
百合板のまどかスレの勢いは凄まじいものがあるよね
536名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 14:38:34.74 ID:kvBTECUU
ゆの「宮ちゃんのぱんつクンカクンカ!!」


……ねーな
537名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 18:53:08.52 ID:BvO6egwj
ゆのと宮子はお互い距離感があるからね
538名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 09:33:22.98 ID:mXBT4nlN
保守
539名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 07:32:32.23 ID:GJZ6i4Yz
捕手
540名無しさん@ピンキー:2011/06/08(水) 20:06:00.49 ID:BGioIK7L
名無し男が強姦とかはいいのか?
541名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/10(金) 14:21:37.78 ID:OalXLPMT
注意書きさえあればおk
542名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/11(土) 01:49:42.03 ID:Wng4sr1t
前になずなでそういうのあったし、
注意書きさえあればカモーン
543名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/11(土) 08:14:46.20 ID:dMZZaQOe
スクールライフだっけ?
なずな輪姦モノもあったからな。ダメってことはないだろう。

ただ、ちゃんと注意書きは欲しいよな、嫌な人はいるだろうし
544名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/11(土) 12:09:33.57 ID:UNZeZlcE
注意書きさえあれば(ry
是非とも投下してくれたまえ
545540:2011/06/12(日) 14:11:49.00 ID:M1GS1JGU
みなさんありがとうございます。投下の際は注意書きをさせていただきます。
まだ考えてる途中なのですが、ゆのが性的いじめを受けて段々とエスカレートしていく・・・というのにしようかと思ってました
546名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/19(日) 04:14:16.68 ID:EzQg2Weg
保守
547名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/25(土) 14:04:46.00 ID:DPtay85Q
保守
548名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/25(土) 16:15:34.02 ID:ESqincd2
hosyu
549名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/27(月) 23:42:13.32 ID:HXPFxwxI
540とはちがうけど、なずな輪姦モノのSS書けたんだけど投下しても大丈夫かな?
550 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/28(火) 00:37:04.43 ID:SvYuCguY
イエス!
551名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 03:48:22.18 ID:vPjHjrUt
さぁ投下するんだ!
552名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 07:31:48.77 ID:yCJD6OiI
投下してくださいお願いします
553549:2011/06/28(火) 09:36:04.45 ID:GtFfI0OZ
・なずなスレ準拠なずなちゃん
・NMB
 ↑ これらが嫌な人or何のことかわからない人は見ない方がいいです。

また、
・初SS
・当然R-18
・ストーリーなんて一切無し、ただエロいだけ

です。
では投下させていただきます。
554名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 09:37:40.92 ID:GtFfI0OZ
夜の8時。
ヒロさんの部屋で、ひだまり荘のみんなと夕食を食べた後。私は一人、部屋に戻らず……そのままの足で、やまぶき高校に向かう。

「はぁ、はぁ……」

急いでいるわけではない。むしろ、この時間をゆっくりと味わうように、のんびりと歩く。
それなのに、あふれる吐息。紅潮する頬。高鳴る心臓。
そしてなにより……この後すぐに訪れる歓喜の時間が待ちきれずに、震える両足。しびれる脳。

もうすぐだ。もうすぐ私は、【私】を壊せる。
もうすぐだ。もうすぐ私は……【私】に、なれる。

なにもできない、誰を喜ばせることもできない、役立たずで、情けない【私】を壊せる。
一時の悦楽に身を任せ、多くの男を悦ばせ、後先考えず乱れ狂う【私】になれる。

「はぁ、はぁ……」

部室棟1Fの真ん中の部屋。写真部の部室は、現像のため、窓には遮光加工が施されており、たとえ夜中に電気がついていてもほとんどわからない。
そして、古い写真たちの品質を落とさず保管できるよう、空調設備も完璧だ。
まさに、いまから私が―――いや、私たちがしようとしていることを致すのには、とても良い環境といえる。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

ドアの前に立ち、私の呼吸はさらに激しくなる。
めまいがする。心臓の鼓動まで聞こえてきそうだ。
姿は見えないが、明らかに察することのできる、壁一枚向こうの男たちの気配。
理屈ではなく肌でわかる。男たちが、複数―――それも、5人や6人ではない、大所帯であるという、確かな感触。

背筋の、手の、足の。
全身の震えを必死の思いで抑えながら、ドアノブに手をかける。


―――嗚呼、嗚呼。
このドアを開ければ、【私】は【私】でなくなれる。
もうすぐ私は――――――

555名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 09:38:42.35 ID:GtFfI0OZ

ガチャ。 キィ…


『やあ、待ってたよ、なずなちゃん。』



「お待たせしました。―――今日も、性処理便所オナホールのなずなを、いっぱい、いっぱい使ってください―――」



――――――醜い欲望をただ一心に受け止めるだけの、【道具】になれるのだ――――――
556名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 09:39:58.95 ID:GtFfI0OZ





なずなちゃんの性生活 @




557名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 09:56:13.71 ID:GtFfI0OZ
部屋の中にいる男たちの人数は13人。初めての顔合わせとなる人がいない、全員がなずなというオナホールを【使い慣れた人】だ。
男たちの顔に浮かぶのは、全て例外なくニヤけた薄ら笑いで、その視線には、今から何の見返りもなしに股を開くなずな個人への愛だとか、好意だとか、同情だとか侮蔑だとかは、微塵も見受けられない。

(嬉しい。嬉しい。
 ここにいる男子たち全員が、私のことをただの道具としてしか見ていないんだ。
 たとえ私が苦しんでも、嫌がっても、何回イっちゃっても、壊れちゃっても、自分のちんぽが飽きるまで、私を【使って】くれるんだ。)

性処理便所としてのスイッチが完全に入ったなずなは、虚ろな目で、しかし嬉しそうに顔を緩めながら部屋の中心まで歩く。
そしてその場でいつも通りに膝をつき―――いつも通りに、なずなの前に一人の男が歩み寄る。

『さぁなずなちゃん、最初のご挨拶は僕だよ。』

「はい……なずなのお口まんこ、おちんちんで気持ちよくさせてください……」
558名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 10:01:17.19 ID:GtFfI0OZ

呟くように、しかしはっきりとした口調で小さく答えると、男の股間をズボンごしに撫でる。
その仕草は、まるで手に抱いたまま眠るわが子を撫でる母のような、慈愛に満ちた手つきだった。
そのままなずなはズボンに顔を近づけて―――ちゅっ、と、初々しい恋人同士がするような軽い口づけをする。
しばしの無言のあと、なずなは唇と舌のみを器用に使い、ズボンのチャックをおろし、トランクスの窓を開け、むせ返るような異臭を放つ肉棒を露出させる。

ぶるんっ!!

「……!」

すでに臨戦態勢を取っていたため、チャックから勢いよく飛び出た仮性包茎のそれは、なずなの顔面、鼻の頭から上唇をなでるように震え―――吐き気を催すほどの悪臭のする濁った恥垢を、なずなの顔にこびりつかせた。

559名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 10:06:14.19 ID:GtFfI0OZ
「あ、あ、あはぁ……♪」

(す、すごいチンカス。きっと、もう2週間くらいおちんちん洗ってないんだ。
 この皮の下には、もっといっぱいチンカスが溜まってるんだ。)

しかしなずなは、顔に不潔なモノがついたという顔などいっさいせず、むしろ、自分がいまから【ご挨拶】する肉棒に、それがまとわりついているということへの歓喜に打ち震えた。

(―――嗚呼、いい匂い。はやく、チンカス食べたい。
 口まんこいっぱいに、チンカスまみれの勃起ちんぽ頬張りたい。口まんこにいい匂いのチンカスいっぱいこびりつかせたい!)

「はぁ、はぁ。あ、あの、もう我慢できそうにないです。チンカス、チンカス食べていいですか。おいしそうなチンカス、口まんこで食べていいですか。チンカス食べて、なずなの口まんこ、気持ちよくなっていいですか……♪」

『ふふ、もちろんだよ、なずなちゃん。このチンカスまみれの臭いちんぽは、チンカス食べるだけで気持ちよくなれる、雌豚以下の変態肉便器のなずなちゃんのために用意してあげたちんぽなんだから……ね?』
560名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 10:14:37.18 ID:GtFfI0OZ

男の返答に、なずなは笑顔を浮かべ、ゾクゾクと背筋を震わせる。……それほどまでに、男の返答は嬉しいものだった。
自分がチンカス大好きなチンカス便器である、と男に認知されていることが、告知されたことが、なずなにとっては最高の賛美ですらあった。

「はい……♪ ありがとうございます♪ なずなは、チンカス食べるのが大好きな変態肉便器です♪ 今もみなさんのちんぽで、体中の穴という穴をズコズコされるのを想像して、おまんこひくひくしちゃうちんぽ奴隷です♪
性処理便所オナホールのなずなが、チンカス舐めて口まんこイくところを見てください♪ 口まんこいっぱいのチンカスごっくんして、口まんこアクメするとこ見ててください……♪♪」

云うや否や―――我慢できなくなったのだろう、なずなは即座に肉棒の皮を舌で剥き、大量に溜まっている黄ばんだチンカスを、丁寧に丁寧に舐めとってゆく。
561名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 10:20:08.94 ID:GtFfI0OZ
カリの段差部分に溜まったモノには、鋭くとがらせた舌を這わせ。
亀頭の各所に点在するモノは、男の真正面から亀頭全体をすっぽりと包むようにくわえ、舌で亀頭全体を舐め回しながら唾液を分泌させ、自らの唾液と混ぜ合わせることで余すことなく口内に溜め。
竿に薄くへばりつくチンカスは唇と唇ではさむように寄せ集め、湿った舌で掬い取り、舌の上で転がし。
なずなは全身を襲う背徳的快感に、さざ波のように絶え間なく迫る小さな絶頂に、幾度となく身体を震わせながらチンカスをおいしそうに、本当においしそうに味わい舐めとってゆく。
その様は、大好物のチンカスをすこしも残さず食べようとする、まさに雌豚そのものであった。

(ああ、チンカスおいしい。すごい匂い。味も濃い……ああ、今、私の口まんこのなかに、チンカスいっぱい溜まってるんだ。
 みんなの前で、今からこれをごっくんってするんだ。そしたらきっと、私、気持ちよくてイっちゃうんだ。だらしないアヘ顔になって、口まんこでチンカスアクメしちゃうんだ……♪)
562名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 10:28:15.16 ID:GtFfI0OZ

最後になずなは、肉棒を口の奥深くまで咥えこみ、口をすぼませ息を吸いながら、ゆっくりと口から引き抜いた。
そうして現れた脈打つそれは、なずなの唾液こそいくばくかついていたものの、つい先刻までは恥垢まみれだったとは思えないほどきれいなペニスであった。―――なずなが、そこにあったチンカスのすべてを舐めとった証である。
くちゅくちゅと音を立てて口内の唾液をチンカスと混ぜながら、今なお断続的に訪れる小さな絶頂に身体を震わせながら、なずなは上目使いで男の合図を待つ。


くちゅくちゅ、くちゅくちゅ。
くちゅくちゅ、くちゅくちゅ。
くちゅくちゅ、くちゅくちゅ―――


『―――ふふ、もういいよ、なずなちゃん。充分味わったでしょ? さぁ、飲んじゃいなよ。』

563名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 10:33:07.09 ID:GtFfI0OZ

――――――っごくん。――――――


と精一杯溜めた唾液を飲み込む。その瞬間、

(んひぃぃぃいい♪)

なずなは白目を剥き、身体を弓なりに反らせる。全身を男たちの目にもわかるほど激しく痙攣させ、耐え切れなくなった両ひざが崩れ落ちて尻餅をつく。

どちゅ。

「おぼっほぉぉおおおおおおおお♪♪」

指一本触れていなかったはずの秘部は、それでも肉棒を舐めている間に濡れそぼっていたのであろう、床に落ちた時部屋中に聞こえるほどの水音を放つ。
予想だにしていなかった秘部への刺激と、腹の中にチンカスを入れたという感触。そして、男たちの前で無様なアヘ顔をさらしているという確かな感覚が、暴力的なまでの快感となりなずなを襲う。

564名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 10:39:11.13 ID:GtFfI0OZ
「おごっ♪ おっ♪ おほッ……♪♪ イ゛、イ゛ク゛ぅぅうううううう♪♪♪♪」

身体を弓なりに反らし続け、遂には仰向けに床に寝そべることになったなずなは、ガクガクと痙攣を繰り返しながらケダモノのような雄たけびを上げる。
この部屋に入ってから、まだ10分だって経っていない。なずながチンカスまみれの唾液を飲み込んでからは、1分ほどしか経っていない。
その短い時間にどれほどなずなは絶頂を迎えただろうか。……おそらくそれは、本人にすらわからないであろう。

「イ゛、イ゛ク゛っ♪ こ゛め゛ん゛な゛さ゛い゛ッ♪ な゛す゛な゛は、おっ、お゛と゛こ゛の゛ひ と のっ、オ ナ ホ ぉ ル、な の にぃっ♪ チンカスおいしくてっ、、、イ゛キ゛ま゛す゛ぅううううううう♪♪♪」

『いいよ、ほら、イっちゃいなよ。この後は、僕たちがなずなちゃんの口と手で気持ちよくさせてもらうからさ。そのときは、自分ばっかりじゃなくて僕たちのちんぽをイかせてくれるんでしょ? だから、今だけは、なずなちゃんが一人で気持ち良くなるの許してあげるよ。』

565名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 10:44:32.05 ID:GtFfI0OZ
「……っ♪♪ ……ほぉ…っ……♪ イ゛………っ…♪♪♪ ……」

男の声は、もうなずなには届いていない。
だがしかし、ぶちゅぶちゅと、潮とも愛液ともわからない液体を股の穴から吹き出しながらなずなは、脳髄が焼き切れそうなほどの快感の最中に、意識を手放す前にこう思った――――――


(ああ、目を覚ましたら、今度はちゃんとおちんちんを気持ちよくしてあげよう。
 私の身体をみんなに使ってもらって、おちんちん気持ちよくなってもらおう。
 そして、いっぱいいっぱい射精してもらおう。だって私は―――オナホールなんだから―――)


――――――と。
566549:2011/06/28(火) 10:52:32.10 ID:GtFfI0OZ
以上で@はおわりです。マジキチすぎる…

忍法帳とかの関係でとぎれとぎれの投下になってしまいすいませんでした。
Aは現在執筆中です。
お目汚しすいませんでした。
567名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 11:11:14.85 ID:fRbmSNFq
NMB乙!

実はあそこの住人なんだ
568名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 12:35:15.52 ID:gZ4u1itd
NMB超乙! ヤフーのニュースでNMB48って見た時は何事かと思ったよ…

あそこも覗いてるけど、ひだまりキャラスレ最狂と名高いあそこの住人なんだ。
540なんだけど、スクールライフと結構内容被っちゃったから書き直してるんだ
569名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 12:51:34.14 ID:/xgFx909
NMB!! NMB!!
スレ住人大杉ワロスwwwwwかくいう俺もそうなんだが
Aはフェラチオ編かな? 楽しみにしてます!
570名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 13:10:05.34 ID:yCJD6OiI
ホントに初SSなのかってくらいの濃度だ……
これは素晴らしいNMB(なずなちゃんマジキチ便所オナホール)

エロパロ板なのに最近エロが全然なかったからね、作者超GJ
スクールライフともうまく差別化できてる。


540さんも投下待ってるぜー
571名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 14:04:48.32 ID:fRbmSNFq
そういえば>>568とは違う人だったのか
そちらにも期待してる

NMB48はなずなスレ住人ならつい反応してしまうよな
572549:2011/06/28(火) 15:51:47.26 ID:GtFfI0OZ
たくさんの感想ありがとうございます。

あと、申し訳ないのですがコピペミスで一文抜け落ちを確認しましたので、wiki編集される際はくわえておいてください


>>562>>563の間 ↓

男がそう告げると、なずなは「ありがとうございます」とでも言うかのように男に視線を向け―――
573名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 09:20:12.13 ID:tDJfKcmJ
規制されてて書き込めなかったけど、昨日、約半年ぶりに保管庫更新しておきました。

何か間違いありましたら連絡お願いします。
574名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 09:30:22.10 ID:LhEGRtCs
迅速な対応乙です
575名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 17:02:36.38 ID:cohLfZNz
保管乙です
576549:2011/06/29(水) 23:20:01.12 ID:4rU9eOTi
確認しました
ありがとうございます
577549:2011/06/30(木) 16:06:49.46 ID:aT3tdaUL
>>554-565の続きを投下させていただきます。
以下、諸注意。

・なずなスレ準拠なずなちゃん
・NMB
 ↑ これらが嫌な人or何のことかわからない人は見ない方がいいです。

また、
・R-18
・ストーリーなんて一切無し、ただエロいだけ
・@よりもさらにマジキチ
です。

では投下させていただきます。


578名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:09:24.28 ID:aT3tdaUL

『ほら、いつまで気絶してるのなずなちゃん。起きて。』

男の人の声で、私は意識を取り戻す。

あ……そうか、私、イっちゃってたんだ。
男の人のちんぽぺろぺろして、チンカスごっくんして、気持ちよすぎてイっちゃってたんだ……

徐々に鮮明になってゆく視界と意識の中、私はゆっくりと、仰向けに倒れていた身体を起き上がらせ――――――


「わぁ……♪」


――――――次の瞬間に視界に飛び込んできた光景に、思わず感嘆した。

気を失う前までは、確かに衣服を身にまとっていた13人の男たちが、全員裸になっていたのだ。
そして、13本のペニスを、私に見せつけるようにそそり立たせていたのだ。


今日のリーダー格の男の、いまだ私の唾液で濡れている仮性包茎のもの。
すでに爆発寸前であろう、ピクピクと脈打っているもの。
ひときわ目を引く巨大なもの。先走りの汁が床まで糸を引かせるほど【私】を待っているもの。
黒いもの、細長いもの、反り返っているもの、皮被りのもの、カリの深いもの―――。
579名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:11:21.43 ID:aT3tdaUL

それぞれに個性のある、男の欲望の象徴。
それらのすべてを今から味わうことができるのだと思うと、寒気にも似た快感が背筋に走るのを感じる。

我慢の利かなくなりそうな身体に鞭打つような覚悟で立ち上がり、汗でしっとりとしている衣服を脱ぎ捨てる。
下着さえも取り払い、全裸になった私は再び男たちの前に跪き、群がってきたペニスのうち2本をそれぞれ両手に持ち、目の前数センチの

ところにある別のペニスの匂いと温度を鼻で感じながら、


「性処理便所のなずなに、チンカスアクメをさせていただきありがとうございました。
……今から私の手で、口で、おちんちんをシコシコさせていただきます♪
なずなの手は、みなさんのおちんちんを気持ち良くするためだけのオナホールなので、おちんちん気持ちよくなったらいつでも射精して

ください♪
おちんちんも頑張ってなめなめしますから、なずなの口オナホが気持ちよかったら、性処理便所オナホールのなずなに、ご褒美ザーメン

いっぱい射精して、ドロドロの精子で口まんこアクメさせてください……♪♪」


そう言い、ぴくんぴくんと愛しく震える目の前のペニスを、ぱくんと咥えた。
580名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:12:47.66 ID:aT3tdaUL






なずなちゃんの性生活 A





581名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:17:21.17 ID:aT3tdaUL
「んっ…… んふぅ…… ……っ♪ ぅん……♪♪」

じゅぽじゅぽと、いやらしい音を立てて男の肉棒をフェラチオするなずな。
唇で竿とカリを刺激しながら、口内では舌の背で、腹で、亀頭を舐め回し、時折舌先で鈴口を穿り返す。
少しずつ分泌されてゆくカウパー液をちゅるちゅると飲みながら、独特の塩気を味わいながら、それでも男の肉棒への奉仕を忘れない。

「…ふっ…ぅ♪ ……ん…♪♪ はぁ…… んんっ…♪」

その間にも、両手のペニスへの刺激は決して緩めない。
右手に持つ仮性包茎のそれへは、親指と人差し指で作られた輪で皮を動かしカリを皮越しに刺激する。小指で玉袋と棒の付け根部分をくりくりといじりながら、先端にカウパー液が溜まればそれを指に絡ませ、ねちょねちょと音を立てさせる。
左手に持つ、なずなの小さな手にはあまるほどの太くて長いそれへは、親指で鈴口を、人差し指で裏筋の部分をいじりつつ、中指・薬指・小指の3本の指と手のひらを使い、竿を激しくしごきたてる。

普段の彼女からは全く想像もつかないほど、3本のペニスに対し器用に動くなずな。
性処理便所として、何百もの経験を積むうちに手に入れた風俗嬢顔負けの技術を、男の人に悦んでもらおう、気持ちよく射精してもらおう、だって自分はオナホールなんだから―――という、純然たる狂気のもとにふるまう。

582名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:18:40.01 ID:aT3tdaUL
「っぷ………ぅんっ♪♪ ふぅ、……ん♪ ♪♪……んぅ…♪」

手を、指を、口を舌を伝ってくる男たちの性感。
それらに同期するかのように、なずなの性感も高まってゆく。

ペニスに溜まった恥垢を舐めとるのとは、また違った感覚。
自分一人が気持ちいいのではない。自分という性処理便所で、目の前の男が、右手の左手の男が、気持ちよくなってくれているという充足感。
その一部を、なずなは無意識下で性感として受け入れている。

その証拠に、なずなの胸のささやかな膨らみは小刻みに震え、先端にある桃色の小粒は硬くなり、上を向き、「自分もいじってほしい」とでも言いたげに自己主張をしている。
おいしそうにペニスを咥えこんでいる頬は、衣服に守られていた白い肌と比べるまでもなく紅潮し、自分が発情していることを隠そうともしていない。
そして何より―――空いている【下の穴】からは、じわじわ、じゅくじゅくと愛液が溢れ、時たまぽたりと床に落ち、足元に小さな水たまりができている。

583名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:21:18.33 ID:aT3tdaUL
(あは、ちんぽ、おいしいよ。ちんぽ、ちんぽぉ♪
 しょっぱいぬるぬるがいっぱい出てくる♪ おちんちん、あったかくて、舐めてるだけで口まんこイきそう……♪♪
 あ、あ、ぁああっ♪ 右ちんぽ、ピクピクしてきたぁ♪♪ なずなの右手オナホで気持ちよくなってくれてるんだぁ♪)

なずなが手コキを開始してから、わずか2,3分。
早漏なのだろうか、仮性包茎の肉棒はたしかにビクビクとなずなの手の中で跳ね回っている。

『ハァ、ハァ…な、なずなちゃん、俺、もう……!!』

男がそう言うと、なずなは一旦フェラチオを止めて、正面のペニスに頬ずりをしながら右手の男に笑顔で答える。

「はい……♪ 精子、精子出してください♪ 顔にでも、身体にでも、口にでも、好きなところに精液ドピュって出してください♪♪
 私の体は全部オナホールだから、好きなとこに出して♪ あったかくて、ねばねばの精子で、ザーメンアクメさせてください♪♪♪」

なずなの返答を聞いた男は、すぐさまなずなの後頭部に手を伸ばし、爆発寸前の肉棒をなずなの口に無理やり突っ込んだ。
そしてそのまま、口内にペニスの入った状態で、何のためらいもなく――――――


ぶびゅるっ!! ぶびゅびゅっ!!! ぶびゅっ! びゅぶぶぅっ!!


――――――と、なずなの鼻から音が漏れるほど激しく射精する。
同時に、喉奥に直接精液を叩きつけられる感覚と、口の中いっぱいに広がるザーメンの温度を感じながら、口から身体全体に広がってゆく快感に全身を細かく震えさせ、口オナホとして幸せな絶頂を迎えるなずな。
左手に握っているペニスへ刺激を与え続けているまま、少しでも気を抜けば鼻から逆流しそうになるほどに大量の精液を、慈しむように目を閉じ、ごくり、ごくりと喉を鳴らして飲み込む。
584名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:26:24.20 ID:aT3tdaUL
実に数十秒もの間射精し続けたペニスだが、その射精の勢いが弱まっているのを口内で感じやなずなは……最後にその小さな口をすぼめ、唇を肉棒の付け根に密着させ、
「ちゅぅぅううううっ」……っと、チューブを吸い込むように息を吸い、尿道にわずかに残っていた精子を、一匹も残さず腹に収める。

射精と、バキュームフェラ。
その2つのあまりの快感に、なずなの頭を腰に押し付けた状態で上を向き固まっていた男は―――数秒ほど、その余韻を味わった後にようやくなずなの後頭部から手を放す。


『ハァ、ハァ……なずなちゃんのお口、気持ちよすぎて……ハァ、いっぱい射精しちゃったよ……』


なずなに告げられた男の言葉には、感謝の言葉は1つもない。
当然といえば当然だ。ついさっきまでなずなの口内に射精していたこの男にとって、なずなは【自分のちんぽを気持ちよくしてくれる女性】ではなく、【ちんぽを気持ちよくして射精させるための、動いてしゃべるオナホール】だからだ。

男の言葉を聞いたなずなは、そのことを明確に意識したわけではない。
しかし、オナホールとしての価値を認めてもらえたことへの快感をゾクゾクと背筋に走らせ、オナホールとしての悦びに打ち震えた。
そして、自分にとって何よりのご褒美である精液をくれた男に、感謝の言葉を男に言うために口を開けた瞬間―――


585名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:28:06.91 ID:aT3tdaUL


――――――なずなは今、ギリギリの綱渡り状態の上で自我を保っている。
左右の手に別々のちんぽを握り、口まんこではもう1本のペニスを味わい、口オナホで大量に射精してもらい、精子を飲むことができたのだから、普段ならばとっくにイきまくりのアヘまくりな痴態をさらしていたところだ。
それでも今、こうしてなずなが自我を保っているのは、「ついさっきチンカスアクメをさせてもらったのだから、今度は自分が気持ちよくしてあげる番だ」という、性処理便所オナホールとしての意地があるからだ。
だからなずなは、精液を飲み込んだ際に残った喉の感覚に軽い絶頂を覚えながらも、ギリギリのところで耐えているのだ。
もし、あと少しでもなずなというオナホールに刺激を与えたら、なずなはまたしても性処理という役目も忘れてヨガり狂うことだろう。
たとえば、そう――――――




『なずなちゃんっ! 俺も、俺も出るよっ!!』


――――――さきほどからずっと、なずなの左手で手コキをされながらもおあずけを食らっていた男が我慢の限界を迎え、

―――なずなの口にその巨大なペニスをねじ込んだりしたら。




「……?」


なずながまずはじめに認識したのは、まず違和感。
性処理便所オナホールのなずなに、ザーメンいっぱい射精していただきありがとうございます。――――そう言おうとして開いたはずの口にはなぜか、硬くて太くて……そして愛しくておいしくて気持ちいい、そんな【何か】が入っている、ということ。
そして、文字通り目と鼻の先にあるのは、男の陰毛。視界に広がるのは、男の皮膚の肌色と、陰毛の黒。
586名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:30:16.35 ID:aT3tdaUL

(おかしいな、これならさっきも見たはずなのに。
 でも、さっきの人とは違うみたい。すごく大きくて、濃い匂いで、喉の奥まで届いてて。
 …………ああ、そうか。今、私――――――)

なずなが状況を理解するより一瞬早く、男は動いた―――否、男はなずなを【動かした】。


『うおおおぁぁぁぁあああああああああっ!!!!』


どっちゅ!どっちゅ!どっちゅ!どっちゅ!どっちゅ!

(おひっ♪ おひょっ、おひょおおおおおおおおっ♪♪ へぶひぃっ♪ っへおおおぉぉぉぉぉぉっ♪♪)


なずなの口に巨大な肉棒をねじ込んだ男は、雄たけびをあげながらなずなの頭を高速で前後させる。

……それは、当然フェラチオでもなければ、イラマチオとすら呼べない代物だった。
男は、なずなの頭部をオナホールとして利用していた。弩喝の力を込め、一心不乱に。
男はほとんど腰を動かすことはなく、全身全霊の力を腕のみに集中させ、なずな口内の粘膜にペニスをこすり付けていた。
よもすれば、首から上が取れてしまうのではないかというほどに激しく。

しかし、なずなは。
そんな呼吸すらままならないはずの状況で。全身の、ありとあらゆる神経が、脳に苦痛の信号を送っているはずの状況で。


(おひぃぃいいいっ♪♪ おぼぼッ♪ おゴっ… んぼぉぉぉおおおおっほおおおおぉぉぉおおおおおぉ♪♪♪)


イキ狂っていた。

唇にちんぽが擦れる感覚にイっていた。舌にちんぽが触れればそれでイっていた。
陰毛のチクチクとした感触を唇で感じればイっていた。深く差し込まれるたびに、喉奥に一瞬だけ触れる亀頭を感じてイっていた。
カリで口内を引っ掻かれるたびイっていた、わずかにあふれるカウパー液にイっていた、汗のにおいにイっていた……

587名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:32:41.34 ID:aT3tdaUL
まるでイくためだけに作られた機械のように絶頂を繰り返し、目を白黒させ、全身を痙攣させるなずな。
男がそのペニスを抜き差しする、その1往復中にどれほどの絶頂を味わっているのだろうか。
それでも男は手を休めない。なずながイこうが狂おうが関係ない。呼吸をしているかどうかすら興味がない。
…………なずなは今、オナホールなのだから。


どっちゅ!どっちゅ!どっちゅ!どっちゅ!どっちゅ!どっちゅ!


(ほへぇぇぇえええぇえぇぇっ♪♪ うひょほっ…おっ♪ ほぉっ、、、? おっ、おっ、おぼほほほぼぼぼぼぼbbbbッ)


どちゅどちゅどちゅぐちゅぐちゅちゅちゅちゅちゅぶちゅぶちゅぶちゅちゅ!!!!!!


ラストスパートなのだろう、激しかった男の手の動きがさらに激しさを増す。
それに比例して、なずなの絶頂頻度も上がる。―――もはや、なずながイっていない瞬間などないほどに。

なずなの顔面には男の腰骨がガシガシと当る。ぶるんぶるんとゆれる玉袋はなずなの顎にぺちぺちと当たる。
いっそう太さを増した肉棒はなずなの体内の空気すらかき回し、押し付けられるたびに喉奥に突き刺さる亀頭は嘔吐することすら許さない。
それでもなずなはイキ狂う。
男が、自分の口オナホで気持ちよくなってくれているから。自分が今、肉便器以下のオナホールだから。
それだけの理由で、今のなずなにとっては、五感のすべては絶頂を迎えるためのモノになった。

快感でイく。痛みでイく。ちんぽの匂いがいい匂いだからイく。汗のにおいがくさいからイく。視界にちんぽが映ればイく。視界に何も映らないからイく。ちんぽがおいしいからイく。自分の唾液がまずいからイく。何か聞こえるからイく。何も聞こえないからイく―――

588名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:34:37.67 ID:aT3tdaUL

(lbぇ¥。いおy6いじゅヴy8♪ ろylぃgq、「♪♪ いkじゅbvtfづyh♪ gt^vう¥♪♪)


それらのすべてが幸せだった。悦びに耐え切れない身体は信じられないほど痙攣した。
そして……、ついにその瞬間が訪れる。


『なずなちゃんっ!! 射精るよっ!! 口まんこの中に精子出るよっ!! 全部飲んで! 全部飲んで! 全部飲んでッ!!!』


そう叫ぶと、男は最後になずなの頭を腰に打ち付けると同時に、腰を大きく前に突き出し―――肉棒をなずなの口に限界まで刺すと、




(………――――――っっっっ♪♪♪♪)




どぴゅっ… ぶびゅるるるるるるるるっ! どびゅるるるううううぅううぅぅっ!! びゅるるるるるるるるるっっ!!
びゅくびゅくっ! ぶびゅっ、びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるるるっ!!! ぶびゅううううううぅぅぅぅううっ!!!!



なずなの喉奥に亀頭を無理やりねじ込んだまま、男は射精した。
その肉棒は喉の奥まで突き刺さり、大量の精液は有無を言わさず食道に直接射精される。
硬さを保ったままのペニスは、射精のたびになずなの狭い口内でビクン、ビクンと暴れまわり、口内粘膜のいたるところを擦っている。



ぶぶびゅびゅるるぅ、びゅびゅぶびゅびゅぶっ!! ぶびゅびゅぶ!! ぶびゅっ、びゅくびゅくっ!
どぴゅるるるっ、どぴゅるるるる……っ、どぴゅるるっ、びゅるるっ、びゅっ、びゅびゅっ……びゅるるるるッ!!!!


589名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:36:52.43 ID:aT3tdaUL

射精を続けている間中ずっと、なずなの頭を鷲掴みのまま離さなかった男は、最後の一射精を終えると、身体をぶるりと震わせ、ようやくなずなを開放する――――――
――――――が、しかし。なずなは、口にちんぽを入れたまま、動こうとしなかった。なぜなら、なずなはすでに、


(―――――――――――――、――――――――――………)


気絶していたからだ。
自らの頭部のおよそすべてをオナホールとして利用され、胃の中に強制的に大量の精液を流し込まされ。許容量をはるかに超える快感に、なずなの脳は考えることを放棄したのだ。
だがしかし、その小さな身体はいまだ快感を享受している。証拠に、完璧に白目を剥いたなずなの顔は、それでも嬉しそうに、口内でいまさっき射精したばかりのちんぽを舐め回している。全身は鋭い痙攣を繰り返し、絶頂し続けている。
自意識のない状態でも、その身体は性処理便所オナホールとしての役割を果たそうとし、そしてアクメを繰り返している。


そんななずなの痴態を見て、理性を抑えきれなくなった男の1人がなずなの頭を力強く掴み、さっきの男のペニスを口から引っこ抜くと、今度は自分のペニスを突っ込み、叫びながらなずなの頭でオナニーを始める。
そしてなずなの口内に射精すると、また別の男がなずなの頭を使いだし、それを終えればまた別の男がなずなの頭を使いだす……。
……その間なずなは、気を失ったまま、当然のようにイき狂い続けていた。






・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・





590名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:38:17.94 ID:aT3tdaUL

実に50分もの間、その口をかわるがわる別の男にオナホールとして使われて、ちんぽを突っ込まれては射精され、その度アクメしていたなずなは、その口オナホを使おうと群がっていた男のうち最後の1人の射精が終わり、その手が離されると――――――

どしゃり――――――と音を立てて、床に仰向けに倒れた。

その途端、打ち上げられた魚のように身体じゅうをビクンビクンと跳ねさせ、鼻からは食道から逆流してきた精液が呼吸に合わせて、ぶぴゅ、ぶぴゅっとはしたなく発射される。
約1時間にわたって酷使され続けた口からは、おそらくどこかしら切れてしまったのだろう、唾液や精液にまじって血が流れている。
かひゅー、かひゅー……と呼吸も弱々しく、時折ごぽっ、と泡を吐くたびに、下品なアヘ顔のまま、苦痛に眉をわずかに歪める。


………はっきりと言おう。もう、このなずなは【壊れて】いる。
今でこそ意識がないからまだいいが、もしなずなが今すぐ目を覚ましたら―――おそらく、白痴のようにちんぽ、ちんぽと言い出し男にすり寄るか、絶叫を上げながら性器が使い物にならなくなるまで自慰を繰り返すことだろう。

だが、男たちには関係のないことだ。
なぜならなずなは男たちにとって正真正銘ただのオナホールであり、壊れたら壊れたでちょっともったいないなとは思うかもしれないが、次からはなずなのかわりに自分の手か、もしくは本物のオナホールを使う。……それだけの話だ。


だから今、この部屋の13人の男たちが興味を持っているのはただ1つ。
それすなわち――――――今日はまだ誰も触れていない、挿れてもいない、それでもひくひくくぱくぱと可愛らしく動く、ピンクの蜜壷――――――下半身の「穴」のみだった。





現在時刻、午後9時02分。
狂気の宴は、まだ半分も終わっていなかった――――
591名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:40:52.65 ID:aT3tdaUL
以上でAは終わりです。

Bはまだ構想段階なので次回はいつになるやらわかりません。
土日に書き上げられたらいいなぁ、とは思います。では。
592名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:44:50.33 ID:aT3tdaUL
すいません、追記……

>>579が、メモ帳から直接コピペしたせいか改行がおかしいところがあります・・・
wiki編集される際は直しておいていただけると嬉しいです。
(『ところに』『ください』『いっぱい』の部分です)
593名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 19:00:19.97 ID:iPlSPUj4
待ってました、NMB乙

ずいぶん執筆ペース早いな、本当に初SS?
とにかくエロくて最高だったよ!!
やっぱりなずなの髪の『あの部分』を掴んでたのかな
594名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 21:50:25.62 ID:u+LU7Iqr
NMB乙です!
NMB長編が現れる日が来るとは思ってませんでした!
595名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/07/01(金) 07:54:55.24 ID:evrlCQF4

このなずなちゃんをNMBと言わずしてなんと言おうか
596名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/07/01(金) 08:57:41.88 ID:OeIWdVAz
Bはついにまんこ編か!?
597名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/07/01(金) 08:59:44.51 ID:OeIWdVAz
おっと言い忘れた、NMB乙
598名無しさん@ピンキー:2011/07/01(金) 19:59:39.75 ID:WHRwAFXq
久々に来たらとんでもないのが来てた……

とりあえずヌかせてもらったよ。NMB乙
599名無しさん@ピンキー:2011/07/01(金) 20:16:11.81 ID:C3SkV2Hx
600名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 13:07:41.99 ID:PRZ6vGHF
ひだまりSSのエロ長編はかなり貴重

どれくらい続く予定? Cくらい?
601名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 11:30:08.90 ID:bhcy/mmH
>>578-590の続きを投下させていただきます。
以下、諸注意。

・なずなスレ準拠なずなちゃん
・NMB
 ↑ これらが嫌な人or何のことかわからない人は見ない方がいいです。

また、
・R-18
・ストーリーなんて一切無し、ただエロいだけ
・マジキチ
です。

では投下させていただきます。
602名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 11:30:55.24 ID:bhcy/mmH

現時刻、夜の9時08分。
写真部の部室で、たくさんの男の人に口まんこでいっぱい射精してもらった後。私はようやく、意識の3割ほどを取り戻し……呼吸を整え、自分の状況を自覚する。

「はぁ、はぁ……」

どの穴にもおちんちんが入っていない。男たちは、陰茎を勃起させたまま、ニヤニヤと私を見下ろしている。
使おうと思えば、いつでも使えたはずだ。気絶していた私の身体を。私の身体のあらゆる穴を。
そうしなかったのは……言うまでもなく、男たちが優しいからではなく。私が壊れたら困るからでもなく。

私のおねだりが見たかったからだろう。いまなお粘液を垂れ流す、【下の穴】を使ってほしいと。
私におねだりしてほしかったからだろう。いまなお絶頂を繰り返す……【下の穴】に、精液をそそいでほしいと。

この部屋に入って1時間も経つのに、1度も触れてさえもらえなかった【下の穴】。
その穴は私にとって、最高に気持ちのいい穴で、男たちにとって最高の【オナホール】で。

「はぁ、はぁ……」

できる事なら立ち上がり、お尻を向けておねだりしたかった。しかし、絶頂に絶頂を重ね、完璧にばかになってしまった私の足では、立ち上がることなんてできなかった。
しかたがないので、床に寝そべったまま足を広げ穴をさらけ出し、おねだりすることにした。
そうして、足を広げた状態で股に手を伸ばし―――その肉ビラに指が触れた瞬間、私の身体はビクン!と跳ね、またしても絶頂してしまった。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

確かに私は性処理便所として、オナホールとして扱われることに快感を覚える変態だ。
だがいくらなんでも今日はおかしい。さっきからずっとイきっぱなしだ。
この部屋に入ってからまだ1時間、その1時間の間に私が達した回数は、おそらく千や二千を超えているだろう。
なぜ今日に限ってこんなに敏感なのか。きっとなにか、理由が―――と、そこまで考えて、私の頭が答えを導き出した、その瞬間。

背筋に、手に、足に。
全身に震えが駆け巡り、イくのも構わず肉ビラを指でねちょりと広げる。
603名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 11:32:44.34 ID:bhcy/mmH

―――ああ、そうだ。
なんで私は、【今日】がこんなに【大事な日】なのを忘れていたんだろう。
どうりで敏感だったはずだ、だって今日は――――――




ねちょ。 くぱぁ…


「あ、あの……なずなのお口まんこに精液いっぱい出していただきありがとうございます。

 そして、お待たせしました。―――性処理便所オナホールなずなの、排卵日おまんこに、いっぱい、いっぱい膣内射精してください―――」



――――――男の精子を卵子で感じることができる、【最高の日】なんだから――――――
604名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 11:34:25.45 ID:bhcy/mmH







なずなちゃんの性生活 B






605名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 11:35:59.40 ID:bhcy/mmH
男のうちの一人が、仰向けに寝そべったまま股を広げるなずなのもとへ歩みより膝をつくと、その細腰を両手で支え持ち上げる。……ちょうど、自分の腰の高さとなずなの腰の高さが同じになるように。
男の陰茎の亀頭の先と、自分の膣穴が触れた瞬間、男の肉棒を咥えこもうとするかのように、うにゅる、うにゅると膣肉が妖しく蠢きだす。
その間も、なずなは自分の膣穴を指で広げた体勢を維持している。万が一にも、『滑って入りませんでした』なんてことがないように。男が【この穴】に、挿れやすいように。

男の肉棒となずなの膣穴の接触部からは、ぶちゅぶちゅと粘液が床に垂れている。―――それはもちろん、なずなの愛液。
亀頭の先端を膣の入り口にこすり付け、自らのカウパー液となずなの愛液を混ぜ合わせながら、男はなかなか挿入しようとしない。
そんな前戯なんて必要ないのに。どろどろのぐちょぐちょに濡れそぼった膣穴は、ゼロ距離にある肉棒を今か今かと待ちわび、愛汁という名の涙を流し続けながらも、さみしい絶頂の最中にいるというのに――――
――――それなのに、そのペニスはなずなの膣の唇を撫でるばかりで、いつまでたっても入ってこない。


(わ、私の「おねだり」、ダメだったのかな。それとも、私から挿れてほしい、ってことなのかな……?)


ほんの一瞬、性処理便所としてのなずなと、そうではない方のなずなが同時に思考に顔を出し、迷っていると―――男が急に『ねぇ、なずなちゃん。』と声をかけてきた。
少しだけ驚きつつ、なずなが男のほうに顔を向けると、男はその肉棒を膣口に擦りつけたまま、

『今日、排卵日だって今言ったよね。……あれ、本当?』

と、確かに言った。


なずなは、驚きのあまり、声が出なかった。―――なぜなら『それ』は、【女性】に向けるべき言葉であって、【オナホール】には決して向けない言葉だったからだ。
こんな経験は初めてだった。はじめて私を使う人や、いわゆる童貞の人が戸惑いを見せる事なら何度もあったが、この男は違う。もう何度だって私を使ったことのある人だ。いまさら【この穴】を使うことに、何のためらいもないはずだ。


(嘘みたいに思われちゃったのかな。それで、不愉快にさせちゃったのかな。
 ……どうしよう。私、男の人のおちんちんを気持ちよくしてあげるしか取り柄がないのに。
 もうおちんちんもらえなくなっちゃう。おまんこしてもらえなくなっちゃう。精液もらえなくなっちゃう――――)


ブっ飛んだ思考を凝らし、それでもなずなは、自分に非があるのだと結論を出し、膣口の快感すら超える恐怖からとにかく逃れようと、謝るために口を開け――――それにあわせたように、男が再び口を開く。

606名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 11:37:15.23 ID:bhcy/mmH

『俺さ、今日、サイフの中にコンドーム入れてきたんだけどさ……どうする?』


――――それを聞いたなずなは。

瞬時にすべてを理解し、全身をぶるぶるぶると震わせ、笑顔を取り戻した。


男は、なずなを疑った訳ではない。信じてもいない。オナホールだから。
ただ、なずなに選択肢を与え、もとより一つしかない答えをその口から聞きたかったのだ。
……さきほどの「それ」に輪をかけていやらしい「おねだり」を、聞きたかったのだ。

なずなは歓喜のあまり絶頂しながら、ぴゅるぴゅると可愛らしく潮を吹きながら、焦点の合っていない瞳で、しかし満面の笑みを浮かべ………当然、こう答える。


「なっ、生でっ♪ 生ちんぽでお願いします♪ なずなのオナホールまんこぉ♪ 生ちんぽでじゅっぷじゅっぷしてください♪♪
 ちんぽ汁いっぱい膣内射精して、受精アクメさせてください♪  排卵日のイキまくりおまんこ、生ちんぽで感じてください♪
 ゴムなんてしないで、おちんちんザーメン、全部なずなのオナホまんこに中出ししてくださいぃぃ♪♪」

『ええ〜・・・でもなぁ、なずなちゃんのおまんこオナホールなんて、どう使おうが俺の勝手じゃん?』

「あっ、あっ、あっあっああっ! ごめんなさい! ごめんなさい!!
 我慢できないんです! ちんぽ! ちんぽ!! 生ちんぽ欲しいんです! 危険日まんこに生ハメされたいんです!!
 生ちんぽ射精で受精したいんです!! 中出しザーメンで種付けアクメしたいんです!!」

『ワガママ言うなよ、オナホールなんだからさぁ。』

「はい♪ はい♪♪ 私はオナホールです♪♪ 私のまんこはオナホまんこです♪♪
 なずなのオナホまんこは、おちんちん気持ちよくするための穴です♪♪ だから、だからどうか生ちんぽ挿れてください♪
 私のオナホまんこは、ゴム無しの生ちんぽの方が絶対、絶っっ対気持ちよく射精できますから♪♪
 お願いします、どうか生ちんぽをなずなのおまんk『よくできました。』くぴゃっ・・・・・??」


なずなの「おねだり」が続く最中に、男はその陰茎のうちの先端3分の1ほど―――亀頭の部分のみを、なずなの穴に挿入した。
何が起きたのかわからない。……そんな顔を一瞬だけ浮かべたなずなの視線が、肉棒と膣口の接合部をとらえたのを確認した男は、ゆっくりと、本当にゆっくりとなずなの膣穴に肉棒を侵入させてゆく。
607名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 11:39:38.63 ID:bhcy/mmH
「あ、あっ・・・・♪ はぁあっ、ああっ・・・♪ ・・・・―――ふぁああっ♪♪」

堀りの深いカリが、とろとろにとろけたなずなの膣肉を擦りながら、奥へ奥へと進んでゆく。
竿の部分が膣口の淫唇を巻き込むように膣内に入っては、淫唇がくぱくぱとうれしそうに開閉しその肉棒を飲み込んでゆく。
ほんの1mm進むたび、なずなは甘い声を出し、身体をピクンピクンと細かく跳ねさせ、ようやく肉棒をその穴に咥えこむことができた悦びを表現している。その動きと連動し、ただでさえ狭い膣はきゅうきゅうとペニス全体を優しく締め付ける。
そして、陰茎の9割ほどが膣内に埋まり、なずなの子宮口にこつん、と当ったその瞬間。

「アぎぃっ!」

……となずなが声を出し、身体が弓なりに反り返り、膣肉がびくん!―――と締めあがる。
それはまぎれもなくなずなの子宮アクメであったが、男はその時を待っていましたと言わんばかりに――――アクメを迎えしまりの良くなったなずなの膣を、その肉棒でかき回し始める。


じゅぷじゅぷ!ぐちゅぐちゅぐちゅどちゅ!どちゅどちゅぶちゅぶちゅ!

「ほべ、・・・ほっぼおっほおおおおぉぉぉぉっおおオオオ♪♪っほおっほおおおおおおおお♪」

どちゅじゅぶじゅぶ!じゅぶぐちゅじゅっぷじゅっぷどちゅじゅぶ!!

「イ゛っ ク゛う♪ お゛ま゛ん゛こ゛ぉ お♪♪ ま゛ん゛こ゛イ゛ク゛う゛う ぅ ぅ♪!♪」

ぐっちゅぐっちゅどちゅじゅぶじゅぶじゅぶっ!!

「へびょっ・・・・・♪ ―――――おっ♪おっ♪おっ♪おっ♪ほおっ・・・♪♪」


男は、なずながアクメし続けようとも一向に意に介さず、ただひたすらに腰を振る。
608名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 11:41:38.37 ID:bhcy/mmH

なずなの膣穴は最高の名器だ。
どろどろと床まで垂れるほど溢れる愛液は、どんなに激しく腰を振ろうともそのペニスに摩擦の痛みを与えることは全くなく。
陰茎を咥えこむ膣口は男の意志を汲んでいるかのごとく器用に開閉し、時に根元を強く締め付け、時にゆるめてスムーズな動きを促す。
膣肉は新鮮なミミズが数千匹蠢いているかのように絶えずにゅるにゅると蠕動し、手淫では絶対に味わうことのできない快楽を竿に、カリに、亀頭にと休みなく与え続ける。
ザラザラとした触感のGスポットは肉棒を深く突き刺すたびにしびれるような快感を亀頭に提供し、硬さと柔らかさを併せ持つ子宮口はコリコリとした感触で男を楽しませつつ尿道を刺激する。
そして何より、なずなが絶頂をするたびにそれらすべての働きが良くなり男を飽きさせる事がなく――――その上、なずな自身には男の肉棒に与えているそれとは比べ物にならない快楽を与えることで、なずなの感度はさらにあがる。

イけばイくほどイきやすくなり、イった分だけ互いに気持ちよさが加速する。
1人の男性に女性として愛されるのではなく、多くの男に性欲の捌け口として【使われる】ことに適したその身体は、まさに生まれついての性処理便所オナホールであった。
現になずなはずっとイきつづけているが、男はなずなを気持ちよくしてあげようなど毛ほども思っていない。
なずなの生膣穴でオナニーする。それだけを考えそのためだけに動き、結果としてなずなも気持ちよくなっているだけだ。


「え゛、え゛お゛、へ゛げ゛♪ お゛へ゛ぇ゛っ・・・・・・♪」


男が腰を振り続ける間、なずなはずっと焦点の合っていない瞳で虚空を見つめたまま、張り付いたような笑顔でイき続けた。
肉棒が突きたてられ、子宮に亀頭が触れるたびに上半身がビクッと跳ねあがり、そのたび下半身は締め付けを強くさせる。
いつ射精してもおかしくないほどの快感だったが、男が暴発的に射精しそうになるとなずなの穴はその膣圧をわずかに緩ませ、反対に膣口はきゅっと狭くなりペニスの根本を強く締めつけそれを防ぐ。
………男に、最高に気持ちのいい射精をしてもらうため。なずなの穴が、己の意識とは関係なく手に入れた技術である。

そうして、なずなの膣にペニスを挿入してからおよそ5分後―――この名器に生挿入し、なずなを楽しませようなど少しも思わず自分だけが気持ちいいように動いたのに5分も耐えたのは上出来と言える。
本物のオナホールでも味わうことなど到底できないであろう快感を十分に楽しんだ男は、なずなの穴を壊すつもりかと思うほど腰を振るスピードをあげ、ラストスパートをかける。

「・・・・――――っ♪ ・・・・っ♪♪」

ガツガツと子宮口を突き上げられるたびに、なずなは背筋を震わせ、ビクンビクンと激しい絶頂の波に落ちる。
609名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 11:44:43.12 ID:oGOGE61U
支援
610名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 11:47:06.95 ID:bhcy/mmH
そして男が腰を大きく突き出し、


『うっ…… 出、出るっ……!!』

びゅぶるるるるるううぅっ!! びゅくびゅくびゅるびゅるびゅるるっ!!!


男はなずなの子宮に尿道を押し付け、溜まりに溜まった精液のすべてを危険日の子宮内に遠慮容赦なく排出する。
敏感な子宮は精液の熱さを感じるとその子宮口を開き、大量の精子を迎え入れる。
男が射精している間も膣肉はうにゅうにゅとペニスを絞るように蠢き、絶頂のたびにビクンビクンと締め上げ、さらなる快感を互いの脳に焼き付ける。


「――――っ♪ ―――っ♪♪ ―――っっ♪」

(し、幸せ♪ 子宮が幸せって言ってる♪♪ 精子がおいしくて幸せってイってる♪♪)


………そうして、男があまりの快感に震えながらの長い長い射精を終えると。
ゴクゴクと、排出される精液のすべてをその子宮で受け止めたなずなは、無意識のうちにがっちりと男の腰をホールドしていた足からようやく力を抜く。
男は、半勃ち状態になった肉棒をずろおおおおぉっ、となずなの穴から引き抜き―――膣壁を擦り上げるその感触にもなずなは絶頂していた―――その亀頭が、なずなの膣穴から抜かれる瞬間、


――――――きゅぽんっ――――――


という音が部屋中に響き渡り、なずなはガクガクッ!っと大きく痙攣し、そのまま動かなくなる。

・・・・・・その音は、なずなの膣穴が最高の名器であるという何よりの証拠。
空気すら逃さぬほどによく締まり、密着し、そして愛液に溢れる、男を楽しませてくれる最高の【オナホール】である証。



そんな音を聞いた男たちが、アヘ顔のまま未だ痙攣を続けているなずなを前に、理性を保っていられるわけもなく………



度重なる絶頂を得て自我を失い、もう完璧にオナホールと化したなずなの元へと一斉に群がりだした。



現時刻、午後9時17分。
狂気の宴は、まさにこれからが本番である。
611名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 11:50:25.52 ID:bhcy/mmH
以上でBは終了です。

次のCでおわりの予定です。
612名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 11:53:40.96 ID:oGOGE61U
NMB乙、昨日から張り付いててよかった
次でおしまいか……寂しくなるな
613名無しさん@ピンキー:2011/07/07(木) 00:37:15.16 ID:gNopYoby
なずな
まじ
びっち
614名無しさん@ピンキー:2011/07/08(金) 15:23:49.17 ID:2UvtFyqJ
びっち びっち どっぴゅ どっぴゅ あん・あん・あん♪
615 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/07/08(金) 18:58:10.83 ID:zS8KkoC5
>>614
ワロタwwww
616名無しさん@ピンキー:2011/07/08(金) 22:56:37.63 ID:hPMoUYk5
>>614
これはひどいwww
617sage:2011/07/08(金) 23:40:18.14 ID:ItjTOMso
>>614
不覚にも吹いたww
618名無しさん@ピンキー:2011/07/11(月) 14:56:12.31 ID:Uz4+TKh5
下がりすぎなのでage
619名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 09:58:36.74 ID:PfDo4/sz
Cマダー??
620名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 21:24:55.94 ID:tB44GrEh
       /                  ` ャ=ァ
      /                         \
       /                          l  \   ) )   ,,)
.     /                 /    |、 | ト   ',  (  ,   (
.    j         ∧ /〉   / /   ,/ l!l | | | ll |   ) )  ,,)
    l            ヘ.∨/   / /  ィ 7 ナll | | | || /  ( ,   (
.    |          〉〈   / /   //|ノ|ノノ|//    ) )   )
    /             /∧ヘ  |,/l  /     .|/     ( ヽ ヽ
  /             〈/  V    |/ l、__ __  |      ((,  (
/ィ7    /               \  ̄   .L       )  )
 / ィ /             ll \l \    〉      .(,, (
  ̄  |ノ|l   /         ハ\ \く    ./ ( ゙i   :( ゙iノ
      | /|/i.   /! ∧ ∧  \\Z    ≡,( '' -メ≡≡
.       V    |/l/ ̄|/ー∨__∨l \\l__  / l. l ゛''_ ,,,\
          /\         ̄}l〉!\|    .l と゛_,, \l
          /.   \      //ll|       l.  ,- '゛゛'' l
       /       \   // l!|       ヽ  ゛'' ) l
621名無しさん@ピンキー:2011/07/22(金) 00:34:47.67 ID:ozLBo8PE
C書かずに逃亡か?
622名無しさん@ピンキー:2011/07/22(金) 16:35:26.26 ID:qOGi5I+j
きっとなずなちゃんに精液全部搾り取られて衰弱死しちゃったんだな
623名無しさん@ピンキー:2011/07/22(金) 16:46:03.50 ID:Qzx/y+5R
624名無しさん@ピンキー:2011/07/22(金) 20:01:34.58 ID:KfGGCzDV
↑精神的ブラクラ注意
PC無害、精神有害
625名無しさん@ピンキー:2011/07/22(金) 20:41:53.58 ID:SlsGJI85
ゆのっちがPC操作してる時に急にその画像が現れるようにしたいな
626 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/07/22(金) 22:11:17.61 ID:0+jJiru0
ゆのっちからすると夜中にテレビで見たのとどっちがましか・・・

大して変わらないか
627名無しさん@ピンキー:2011/07/23(土) 19:01:41.06 ID:UzSTovZp
>>621
書く書く詐欺と同じで逃亡なんて珍しくもないだろ
628名無しさん@ピンキー:2011/07/25(月) 09:04:48.44 ID:THe3WjM3
そっか。寂しいなぁ……

まぁ書く書く詐欺よりかはマシなのかな。
Bまでとはいえ書いてくれたし、一応本番まではしたし、ストーリー物じゃないから完結してなくても特に問題ないし
629名無しさん@ピンキー:2011/07/25(月) 09:17:20.56 ID:QbZS+TyQ
続きは自分で書くんだ!
SSは与えられるだけのものじゃない!
与える側にもなることができるんだ!
630名無しさん@ピンキー:2011/07/25(月) 15:37:57.24 ID:THe3WjM3
さすがに作者さんの許可も得ずに続きを書くのは……
いくら2次創作のエロパロでもね。
631名無しさん@ピンキー:2011/07/29(金) 13:57:08.96 ID:JtBKfN0M
今月号の乃莉を見てあのおっぱいをモミモミしたくなったのは俺だけじゃないはず
大きすぎず小さすぎずでひだまりキャラの中では一番揉み心地よさそうだよね
632 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/07/29(金) 15:05:25.20 ID:aFodxmNc
沙英×乃莉か……胸が熱くなるな……
633名無しさん@ピンキー:2011/08/01(月) 09:06:15.62 ID:c0KDH4bO
Cはーっ!?

二穴っ!三穴はーっ!!
更に両手コキ+ブッカケ全身汁まみれはーっ!!!w


うわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp……
634名無しさん@ピンキー:2011/08/01(月) 12:07:00.40 ID:Fe/LdfNG
なんか乃莉スケさんって、登場したころより胸が大きくなっていない?
やっぱり、中の人(ダチャーン)の影響?
635名無しさん@ピンキー:2011/08/02(火) 07:43:00.74 ID:Zxv30BdU
まだ成長途中なんじゃないか?
636名無しさん@ピンキー:2011/08/02(火) 09:45:26.23 ID:Aln2Pn7k
沙英さんの成長期は
637名無しさん@ピンキー:2011/08/02(火) 10:58:12.24 ID:2ZrKRJ65
妹に負けてる時点でお察し
638名無しさん@ピンキー:2011/08/09(火) 02:55:12.13 ID:MZ8YmtHJ
保守
639名無しさん@ピンキー:2011/08/11(木) 13:42:12.17 ID:Dz0P9GiR
3穴してほしかったなぁ
640名無しさん@ピンキー:2011/08/12(金) 13:52:58.89 ID:9fpamoz2
まだ使ってない穴があっただろう作者!
見てるんだろ! 待ってるぞ!!
641名無しさん@ピンキー:2011/08/13(土) 15:57:42.25 ID:q9pS1w3c
仕方ない……代わりに作者の穴を使うしか……
642名無しさん@ピンキー:2011/08/13(土) 22:35:15.45 ID:yF7VnP3U
4期決定おめ
643名無しさん@ピンキー:2011/08/13(土) 22:43:41.46 ID:FYyzYWAj
沙英の実家の近所に住む幼馴染になりたい。
帰省した時に出くわして大人っぽくなった姿にドキドキして智花に冷やかされたい
644名無しさん@ピンキー:2011/08/14(日) 06:07:00.52 ID:xEPGxszh
NMBのひとは今からでもいいから続き書いてくれないかなあ
645名無しさん@ピンキー:2011/08/14(日) 19:41:00.00 ID:Zf8vDSEL
藤林丈司は裏切り者
646名無しさん@ピンキー:2011/08/14(日) 19:48:45.93 ID:VfkB4Ntt
今からでもいいのでC書いてくださいお願いします
NMB大好物なんですお願いします
647名無しさん@ピンキー:2011/08/18(木) 17:08:30.23 ID:n5lIwDuC
保守
648名無しさん@ピンキー:2011/08/20(土) 03:23:09.20 ID:djxp9MLz
ちょっとスレの前のほうを読み返したんだが
NMBって何?
649名無しさん@ピンキー:2011/08/20(土) 13:40:36.92 ID:GEObTp70
なずな まじ ビッチ
650名無しさん@ピンキー:2011/08/20(土) 16:28:51.35 ID:84BA2n/Z
NMBいいよね
651名無しさん@ピンキー:2011/08/21(日) 09:56:24.86 ID:efmwllxp
何故か超絶ビッチ扱いされてる。原作準拠のなずなちゃんがレイプされてるのもいいけど、
可愛いなずなちゃんがエロいっていうのも良い
652名無しさん@ピンキー:2011/08/21(日) 09:56:35.56 ID:wgo7zGaA
僕はSモードで乃莉を責めるなずなが好きです。
653名無しさん@ピンキー:2011/08/21(日) 11:10:36.39 ID:c+WF+228
なずなも乃莉もオナヌー中毒な気がする
それなのに互いに相手はこんなことしてないのに……
とか思って余計に背徳を覚えれば尚俺得
654名無しさん@ピンキー:2011/08/21(日) 11:30:06.74 ID:wF3GOeEb
>>652
よう俺
655名無しさん@ピンキー:2011/08/21(日) 14:18:41.59 ID:uCJR54xh
>>653
最初の1文が消えれば俺の中の宮ゆの
656名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 10:24:06.63 ID:fBdF+1i0
保守……
投下こないかなぁ……
657名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 21:07:26.06 ID:sYEIUC2V
藤林丈司は裏切り者
658名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 07:57:55.64 ID:iTUACbUi
何か書きたいけどネタがないのでネタorリクエストあったらくださいな
659名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 09:48:26.06 ID:v6TdTGxH
変質者によるゆのっちガチレイプを・・・
660名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 10:37:20.69 ID:Wnyj2CWT
初めて一人暮らしする子の為のひだまり荘全面協力お試しステ(デ)イ体験記
「ひだまり☆おとまり☆はじまり」

雑食・有沢せんぱいのつまみ食い歴々
「ありさのそこまでアリさー」

変態教師に明日はあるのか?校長先生ココです!
「実習:ダッチワイフの使い方」

空から緑のアイツが落ちて来た!
「タブーを犯せ!神を使ってもいーんデス」

沙英・吉野屋 vs 乃莉・なずな
「集まれ!耳年増!!(注:一部年相応な人が…)」
661名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 12:44:42.15 ID:N66N1xZd
>>660
そんだけ思いつくなら自分で書けwww

>>658
ひだまり荘メンバー+智花ちゃんの7人で沙英さん総受けお願いします
662名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 02:16:18.08 ID:m05yCwM0
>>658
沙英ヒロで風邪引きヒロさん
ベタベタですんません
663名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 12:59:39.61 ID:pdHSD9VG
6巻読んだけど、最近ヒロさん暴力的だと思った。
DVはいかんよ。
664名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 13:52:50.37 ID:Zb6ciOuX
原作では後輩に飲酒をさせたりもしてるしなぁ…
665名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 14:45:25.11 ID:S+i9C1X1
なず乃莉がお酒飲んで...っての見たいな
666名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 04:17:08.11 ID:F6T37bOY
智花ちゃん売春
667名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 05:05:37.17 ID:eoXuq00X
>>666
もっとs分が欲しい特にメ欄に
668名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 02:03:04.22 ID:1/+cz+Dv
なずなちゃん売春ssマダー?
669名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 06:26:27.20 ID:nAepR7ts
Cまだ?……
670名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 08:55:22.82 ID:HYgn7hy2
6巻よんだ。のりスカトロ属性あったのか
671名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 22:21:42.37 ID:gnIVDvn4
なずなちゃんの性生活Cまだー?
672名無しさん@ピンキー:2011/09/07(水) 23:01:04.70 ID:WKI19Goj
職人さん、何でもいいからSSをお願いします……!
673[吉野屋*桑原]:2011/09/09(金) 21:57:47.87 ID:Zo0+RCYP
吉野屋先生*桑原先生で14kb程度
行エラーに阻まれたのでロダ上げ

ttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/273127.txt

passはhidamari
今月いっぱいで消滅
*注意*
道具使用*アナル*あんまエロくない
674名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 22:36:41.09 ID:EFzPue2W
おつおつ
ありがとう
675名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 05:29:19.66 ID:x2QGcDQj
おつ!

良かったよ〜
676名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 23:54:49.54 ID:a/+ktaqE
おつー

この組み合わせ、好きだなー
677名無しさん@ピンキー:2011/09/21(水) 22:37:42.05 ID:24myr5CC
保守
678章姫:2011/09/29(木) 20:50:05.23 ID:TXH9CSkK
ほのぼのな宮子×ゆの書いてみました。

※注意
・ネタバレ注意! 原作5巻(未アニメ化)の内容を含みます。
・日付は適当です。
・独自解釈、設定捏造アリ。
・ギャグ分強めです。

では、投下させていただきます。
679名無しさん@ピンキー:2011/09/29(木) 20:53:39.00 ID:A6YsSUVu
kitai
680章姫:2011/09/29(木) 21:26:53.87 ID:TXH9CSkK
すいません、行エラーに阻まれました。
ロダに上げときます。

ttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/279234

passはhidamariです。
681名無しさん@ピンキー:2011/09/30(金) 01:29:14.29 ID:sNPjMhRV
おつ
よかった
682名無しさん@ピンキー:2011/10/06(木) 22:47:01.59 ID:skRJGkxu
ひだまりスケッチ×保守保守保守
683名無しさん@ピンキー:2011/10/16(日) 03:18:31.14 ID:nQQJNAab
保守
684名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 03:34:38.92 ID:RMFNOVhW
保守

NMBの人、Cじゃなくてもいいから帰ってきてくれないかなぁ
685名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 18:04:21.56 ID:B2Sqx35s
ひだまり特別編忘れるとこだった
686名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 19:12:08.68 ID:eAYVGB6O
あぶない、あぶない。
明日だと思って、忘れていた。

また、ひだまり荘のメンバーに会えるなんてうれしいな。
687名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 02:38:59.51 ID:ydg31jfm
良い沙英ヒロと乃利なずだった
途中で放り投げてるのまた書いてみようかな
688名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 10:46:03.48 ID:Dt/vDS9R
NMBの人しか望まれてない
689名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 01:37:03.35 ID:UFyh4p2A
>>688
そんなことない。ほのぼの百合も期待して待ってる
690名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 03:28:28.37 ID:7LTRJmp6
百合でもNMBでもいいから投下プリーズ……
691名無しさん@ピンキー:2011/11/09(水) 05:45:21.42 ID:tmsW3O8D
保守あげ

投下きてほしいなぁ
692名無しさん@ピンキー:2011/11/09(水) 13:44:10.53 ID:PSsyNtMk
宮子×オリジナル男の純愛系があったら読んで見たいと思う自分。
ひだまりって百合系が多いよな
693名無しさん@ピンキー:2011/11/09(水) 14:37:17.62 ID:xfk6tqDc
特別編も終わったしそのネタでなにか書いてくださいと他力本願してみる
694名無しさん@ピンキー:2011/11/17(木) 12:43:35.77 ID:EgSgSmXe
保守
695名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 19:34:35.95 ID:/0d0TVXS
新作期待。
696名無しさん@ピンキー:2011/11/24(木) 17:51:55.13 ID:4Z2JayH4
いつだかの乃莉の関西援交の続編が読みたい
697名無しさん@ピンキー:2011/11/27(日) 11:41:27.75 ID:Q4x2hYJR
NMBでも原作基準でもいいからなずなちゃんが輪姦されるのが読みたい
698名無しさん@ピンキー:2011/11/27(日) 19:08:47.64 ID:4MtCdmEL
藤林丈司
699名無しさん@ピンキー:2011/12/03(土) 22:24:01.10 ID:1C4K7bpQ
保守
700名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 16:54:44.39 ID:ptN7WVcj
700Getついでに保管庫更新しといたage

>>673>>680のデータ持ってる人いたらください。
保存してなかった・・・
701名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 23:46:38.25 ID:M7AkGRc5
>>700
更新乙

>>680はまだ生きてるよ
702名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 02:12:27.00 ID:BO/ooA6W
>>701
俺のPCだと開けないんだが。なんでだろ
703名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 04:39:13.43 ID:T6PZ1wVa
>>702
別のろだにうpしといた

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2389170.txt.html
パスはhidamari
704名無しさん@ピンキー:2011/12/20(火) 13:04:25.65 ID:kF2pGRgV
NMBの人、こないかなぁ
705名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 18:28:07.21 ID:l2nqgbcd
ほしゅ
706名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 23:15:51.14 ID:ycl3kUTr
保守しとく。
707名無しさん@ピンキー:2012/01/18(水) 00:55:11.72 ID:VWeyJe3w
NMB待ち保守
708名無しさん@ピンキー:2012/01/29(日) 09:15:58.55 ID:vqqMgjmD
ふぉしゅ
709名無しさん@ピンキー:2012/02/05(日) 17:29:36.34 ID:BV4SxJbr
保守
710名無しさん@ピンキー:2012/02/14(火) 09:54:42.12 ID:6g13qALt
ほしゅ
711名無しさん@ピンキー:2012/02/20(月) 04:38:37.95 ID:D9+qdh7/
NMBから半年か……
まだ俺は信じて待ってるぜ、Cの3穴同時アクメ
712名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 16:51:47.29 ID:9ir4rcc/
713名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 13:53:41.62 ID:sVXocQCO
ほしゅゅ
714名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 21:33:01.47 ID:UcBkeL6v
大学生活板においてエロSSを書いてた人間の一人です(2人で交代で書いていた片方)
向こうでSSを書いていたのですが、エロパロ用の板があると誘導されて来ました
これまでの流れは下のような感じで、今回は最後のパートになります
http://www22.atwiki.jp/hidamari774/pages/195.html (誰かが転載してくれてる分)
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/campus/1327500408/239+242-243+246+252-254+256+258-259+265-267+273-278 (続き)
一方の無茶振りをもう一方が処理するという形なので、ところどころ無理のある展開がありますがご容赦ください
715名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 21:33:24.00 ID:UcBkeL6v
17:30
大家:「さて今日が宴なわけだけど、準備のほうはきちんと出来てるのかい?」
なずな:「…当然です。ひだまり荘は私を中心に回ってるんだし、それを確実にするのは簡単です。」
大家:「すごい自信だな。」
なずな:「そろそろ時間ですね。大家さんはこのジュースをみんなに差し入れして下さい。
     中身は海外のぶどうジュースに、私のおしっこを3分の1くらい、それと利尿剤と媚薬を入れてあります。」
大家:「いいけど、なんで自分で渡さないんだ?」
なずな:「私から渡すと乃莉ちゃんが警戒します。もしかしたらゆの先輩も。
     乃莉ちゃんは以前飲ませようとしたときも相当不審がっていましたし…
     確実性を取るなら大家さんから渡したほうが無難です。」
大家:「ほう…さすが普通科。だが余分に混合ジュースは確保したほうがいいと思うが。」
なずな:「…じゃあ今から準備しますね。」ハラリッ…ジョボボボボボボボ…

大家:「これだけ本数あれば大丈夫だろう。いいもの見せてくれよ…。」

-------

17:30
乃莉:「前回は失敗したけど、さすがに今回のは大丈夫なはず・・・筋弛緩剤『スクシニルコリン』」

乃莉:「これってただ注射するだけじゃ駄目なんだ…静脈投与?ってことは血管にダイレクトに入れればいいのか。
    ということは、病院で採血される場所に打つの?それって難しいし、何よりすぐに警察にばれちゃう。
    …じゃあどこへ打つ…?…あっ、あそこに打てば私でも簡単に出来るしバレない!
    にしても、人一人を10万で殺せる時代って素敵…」

------

17:55
ゆの:「そろそろ大家さんが来る時間ですね。」
沙英:「びっくりするかな?」
宮子:「びっくりしてもらわないと困りますな!」
ヒロ:「私も久しぶりに料理の腕がなったし、楽しんでもらいたいわ。」
なずな:「そうですね…(このパーティーが終わった後、私はひだまり荘の盟主に…!)」
乃莉:「大家さんまだかなぁー?(チャンスはなずなが疲れて寝た後…)」

------

18:05
宮子:「おっ、来たようですな。」
大家:「ういーっす。今日はどうかしたのk」
みんな:「お誕生日、おめでとーっ!」パーン
大家:「おわっ!ってえっ?誕生日?って誰の?」
ゆの:「もちろん大家さんのですよ!」
大家:「私の…あーそういえば今日誕生日だったかぁー。年取るとつい忘れちゃう。」
ヒロ:「まぁまぁ、とにかく座ってください、今日はみんなでお祝いしようと思って準備したんですよ」
大家:「マジかぁ…こんな風に祝われるのも久々だよ。ありがとう」
なずな:「(知ってたくせに…演技だけは一人前)あれ、大家さん、そのジュースは何ですか?」
大家:「おう、これな、たまにはみんなに差し入れ持ってこようと思ってな。ほれ」
沙英:「ん?英語?にしては変な単語…」
宮子:「なんかすごく高そうなジュース!」
大家:「これな、知り合いに『おいしいジュースだから貰っとけ』っていって貰ったんだよ。
    確かフランスの奴とかで…あ、酒じゃねえから飲んでも大丈夫だぞ。」
乃莉:「ちょっと空けて匂いかいでもいいですか?
    (あれ?ちょっと栓が緩いけど…大家さんが持ってきたジュースだし、何か仕込んであるはずはないから大丈夫かな)
    うーん、すごい!日本で売ってるジュースよりも香ばしい匂いがする!みんなに注ぐね!」
ヒロ:「あら、普通のジュースよりもぶどうらしさのある酸味がいいアクセントになってるわね。」
なずな:「…(私のおしっこの匂いが好評…不思議な気分)」
大家:「よっしゃ今日は飲んで食うぞ!」
沙英:「あ、大家さんお酒も持ってきてる!あんまり飲まないで下さいよ!」
716名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 21:33:51.89 ID:UcBkeL6v
18:45
大家:「いやーっ、私の若いころはなー…っておーい、お前らどうしたー?」
宮子:「なんかぽわぽわするー」
大家:「大丈夫か?」
宮子:「うーん、とりあえずお花摘み…あれ、おかしいなぁー…動けない…?」
ゆの:「宮ちゃん手伝お…ひゃん??!」
大家:「お、おい?」
ゆの:「体がむずむずする…(あの時と一緒…どうしよう…でも…気持ちいいからいっか。)」
大家:「おーい、他のみんなは大丈夫か?」
ヒロ:「はぁい、だいひょーふれふよー・・・ねーさえー」スリスリ…
沙英:「…」ウットリ
乃莉:「お、おかしいです…からだが変なんです…」ビクンビクン!!
なずな:「のっ、乃莉ちゃん?(よしよし効いてきた効いてきた…)」
宮子:「…ハァハァ…」
ゆの:「股間がムズムズする…でも気持ちいい…」

大家:「さてそろそろコレの出番かな。フルHD対応で高かったんだが、そのぶん稼いでくれるガキどもがいるから助かるわ」

------

19:00
宮子:「うーっ、おしっこぉー!…もう漏れるけどいいよね?」ビクン!
ゆの:「…宮ちゃん、私が飲んであげるから、ここで出していいよ…」ビクンビクン!!
宮子:「いいの…?じゃあ発射ヨーイ・・・」ヌギヌギ
ゆの:「いつでもいいよ…ンッ!ごくごく…ほひひーほみやはん!ごくごく…」
宮子:「ふーっ、ごくらくごくらく…」ビクンビクン!
ゆの:「ごくごく…宮ちゃんおわり?でもまだぬるぬるしてるよ?」ペロペロ
宮子:「はあああああああんんん!らめ、そこ舐めたららめっ!ひゃん!!」ビックン!
ゆの:「でもからだはしょうじきだよ?ここの穴はどうかな?」
宮子:「んんんんんんんんんんん!」プシュッ!ビクンビクンビクン!!
ゆの:「きゃっ!…ぺろぺろ…あれ、おしっことはちがうあじ…でもおいしい…」ペロペロ
宮子:「もうらめぇ…」ガクン
ゆの:「あれぇーやりすぎたかなぁーてへ・・・じゃあつぎはみやちゃんのんでね…」ヌギヌギ
宮子:「ふえぇ…?まぁいいや…ばっち、こーい…」カプリ
ゆの:「おー」プシャアアアアアア…
宮子:「ごくごくごくごく…」
ゆの:「…ふぅ、…みやちゃん、どんなあじだったぁ?」
宮子:「…ゆのっちのあじぃー…えへへ〜」
ゆの:「みやちゃん…だいすきぃ…」
宮子:「ゆのっち…わたしもぉ…」
ゆの:「ねぇみやちゃん…わたしのここ、きれい…?」
宮子:「すごくきれい…もうがまんでき・・・ない・・・」

なずな:「あの二人、貝合わせ始めちゃってる…いいシーン撮れました?」
大家:「フヒヒヒ…JK2の貝合わせ…これは売れる…飲尿も撮れたし最高だ…」
なずな:「一応あの二人を脅すためにも使うんですからね。」
717名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 21:34:18.12 ID:UcBkeL6v
19:00
沙英:「…」ヌギヌギ
ヒロ:「…」ヌギヌギ
沙英:「ヒロ…」
ヒロ:「これもじゃまぁ・・・さえもぜんぶぅーぬぐのー!」ヌギヌギ…
沙英:「…」ヌギヌギ
ヒロ:「…さえのぉおっぱあぃきれー」チューチュー
沙英:「ああんっ!すって、すってぇーヒロぉ…」ビクンビクン…プシャアッ!
ヒロ:「あぁらぁー?さえってば、おもらししちゃったのね…?」
沙英:「だって、気持よかった、んだもん…」
ヒロ:「ふふっ、さえってばへんたぁーい!ねぇねぇ、またのみたいな…おしっこ」
沙英:「うん、いいよ…。私のおしっこ、沢山飲んでね」ぷしゃああああああああああああああ…
ヒロ:「ごくごくごくごく…」
沙英:「ヒロ、飲みながらお豆弄ってる…」
ヒロ:「らってぇ・・・ほいひいんらもん・・・はぁーっ…やっぱり、さえのおしっこ、おいしぃー」ビクン!
沙英:「恥ずかしいよ…でも嬉しいな…次はヒロのおしっこ飲んでいい…?」
ヒロ:「もちろん…いいよぉ…」ぷしゃああああああ…
沙英:「ごくっ!ごくごくごく…ほいひい!…」

なずな:「なんかつまんない。普通すぎて」
大家:「そうか?普通にいいじゃんか。これも高い値段で売れそうだなぁ」
なずな:「ふーん…」

------

19:30
なずな:「(さてこの子をどうしようかな…)乃莉ちゃん、大丈夫?」
乃莉:「…うえっ。…気持ち悪い…体がムズムズする…トイレ行きたいのに動くだけでビクビクする…」
なずな:「どこか痛い所ある?ここ(胸)とか大丈夫?」コリコリ
乃莉:「あああんん!体が変!あっ、だめっ!おしっこ出る!出るううううううううう!」じょろろろろろろ…
なずな:「え…ちょっと待って!ここで漏らしちゃダメなのに!…飲みたかったのに…」
乃莉:「…全部出ちゃった…ゆの先輩ごめんなさい…」ビクン!
ゆの:「きにしないd…あああっ!みやちゃんはげしす…ん!ああああああああああああ!!」ビクンビクン…プシャアアッ
なずな:「…ねぇ、でも私は許さないよ…乃莉ちゃんのおしっこ、私が飲んであげないと行けなかったのに…」
乃莉:「だめっ、そんな目で見ないで…」ビクンビクン
なずな:「…乃莉ちゃん?なんで股間がおしっこ以外の液体で湿ってきてるの…?」
乃莉:「…」ビクンビクン
なずな:「そんなにお仕置きが欲しいなら、お仕置きしてあげる…大家さん、あれ、下さい。」
大家:「本当に使うのか?まぁいいけど。ほらよ。」
718名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 21:34:33.40 ID:UcBkeL6v
19:40
なずな:「乃莉ちゃん、これなにか分かる?」
乃莉:「…」
なずな:「乃莉ちゃんって処女だったよね?だったら初体験の相手がバイブだよ?おめでとう」
乃莉:「いや…やめて…」
なずな:「でもお股はさっきよりヌルヌルだよ?体は正直だね。乃莉ちゃんって本当に変態!」
乃莉:「違うの…嫌なのやめてなずな!」
なずな:「だめ。お漏らししちゃういけない子にはお仕置きだよ。」
乃莉:「うう・・・こんな時に力が入らない…」
なずな:「だって動くたびに体が反応しちゃうもんね。乃莉ちゃんって凄く変態だし。それじゃあ遠慮なく。」ズブリッ!
乃莉:「ぎゃあああああああああああああ痛い痛い痛い!!!ああああああん!!」ビクビクビク!
なずな:「痛いとか言ってるけど体は凄く気持ちよさそうだね。」
乃莉:「いぎぃ!ひぎぃ!あああん!ダm…痛い…!抜いて!はああああああああん!!」ビクンビクン…プシャッ!
なずな:「潮まで吹いて気持ちいいんじゃないの?」
乃莉:「ハァ…ハァ…ダメ…だれかたすけ・・・」
なずな:「まだまだ終わらないよ。次はこのバイブ。どこに入れようか?乃莉ちゃん」
乃莉:「いや、もうやめて…!ああああああああああああ!!」ビクンビクビクン!
なずな:「このままだと気絶しちゃうかも。その前に手っ取り早くアナルバイブも入れようかな」ズブッ
乃莉:「いっ、痛い!痛いから抜いて、おしりはダメ!」
なずな:「スイッチオン!」
乃莉:「いぎゃああああああああああああああああああああ!!ダメえええええええええええええう○ちでるうううううううう!」
なずな:「はいはい、汚いの漏らさないように頑張って力入れて感じてね。
     その間に尿道にもバイブ入れてあげるから。」チュプリッ!
乃莉:「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
なずな:「流石に尿道バイブは辛いかな?でもこれくらいしないと罰にならないもんね」
乃莉:「だめだめだめだめいたいいたいいたいいたいいいいいいい!!」ビクンビクンビクンビクンビクンビクン!!!
なずな:「とか言いつつさっきよりも格段に激しい絶頂に連続で至る乃莉ちゃん」
乃莉:「あああああああああああああ・・・・」ガクン…じょろろろろ…
なずな:「失神しちゃった。…大家さん、いい絵撮れた?」
大家:「完璧だな」

なずな:「そういえば乃莉ちゃんに私のおしっこ飲んでもらってないや…
     気失っちゃってるけど乃莉ちゃんにおしっこ飲んで欲しいな…よいしょっと…」じょろろろろ…
乃莉:「げふっ!…げふっ!…」
なずな:「ふう…少しは乃莉ちゃんの口の中におしっこ入ったかな?直飲みしてほしかったけど、次の機会ね…」

------

20:00
ゆの:「あああああああああああ!わらひまらとんりゃう!らめええええええええええええええええ!…」ビクンビクンビクン…ガクリッ…ジョロロロロ…
宮子:「ゆのっちー?おしっこもらしてねちゃったぁ?…うーん、ヒロさん!まぜてぇー」
ヒロ:「いいよぉ・・・みんなですりすりしましょー」スリスリ、ビクンビクン!
沙英:「宮子ぉーおしっこ臭いぞーっ…でもいい匂い…」スリスリ…ビクンビクンビクン!
ヒロ:「おしっこのませてぇー」
宮子:「いいよぉ、のんでぇー」じょろろろろ…
ヒロ:「ごくごくごく…さえのよりすっぱい!でもこんなあじもいいわぁ…」
沙英:「なずなもおいで…一緒に気持ちよくなろうよぉ…」
なずな:「えっ?沙英先輩いいんですか?じゃあ遠慮なく!」ヌギヌギ…ぷしゃああああ…
宮子:「なずなんのおしっこしゃわー!」
ヒロ:「ごくごく…うふふっ、みためはきれいだけどぉ、おくにひめてるものがあるようなあじねぇー」
なずな:「みんなのおしっこ、これから先もずっと飲ませてくださいね!」スリスリ…ビクンビクン!ビクン!






719名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 21:34:53.77 ID:UcBkeL6v
21:00
なずな:「…あ。今何時…?もう21時かぁ…みんなはまだ気絶中か。そりゃあれだけ激しく交わっちゃったし…
     くんくん…はわぁあ…いいおしっこの匂い…ちょっとだけ、オナニーしちゃおう…」クリクリ…

なずな:「あん!…んっ!…ああん!!………ふぅ…でもこれで、ひだまり荘は私のものね。
     大家さん、このビデオ、あとでちゃんとダビングして下さいね。…疲れたのでシャワー浴びて寝ます。
     今日はいい夢見れそう…♪」
大家:「…あぁ、分かってるよ。流石に私もつかれたから寝るわ。」

------

22:00
乃莉:「…ハッ!今何時?…10時か…なずなは…いない?って、つっ…痛い…なずな絶対に許さない…
    私をあれだけ弄んで…その前にシャワー浴びないと…流石に漏らした服のままは嫌」

乃莉:「…これでスッキリ。さて、そろそろなずなの息の根を止めますか。
    鍵は大家さんが持ってるはず…あった、マスターキー…ちょっと借りていきますね」
大家:「グースカピー…」

大家:「まぁ、なんというか、こうなるわな…なずなは欲張り過ぎだったよ…」

------

乃莉:「これをなずなのクリトリスに刺そう。クリトリスは血流が豊富ですぐに全身に広がるらしいし」ブスリッ
なずな:「…んっ!…」
乃莉:「…よし、全部入れた!これでどうなるか…」
なずな:スーハー…スーハー…スー…ハー…………

乃莉:「心臓は…止まってる…これでなずなは死んだ…?やったぁ!これでこの基地外ともサヨナラね…
    嬉しくて…グスッ…涙が止まらないよぉ…」

-----
翌日 9:00
ゆの:「んん…あれ、昨日はd…私達、凄いことしちゃったんだよね…なんであんなこと…
    なずなちゃんのおしっこ飲んだ時と同じだし…って!部屋がおしっこまみれ…どうしよう…
    大家さんに何て言えば…そういえば大家さんは…いない?」
宮子:「ゆのっち…ムニャムニャ…今日のおしっこ甘すぎるよ…」
ヒロ:「それは糖尿病だから病院に…ムニャムニャ…」
ゆの:「もしかして、みんなおしっこが好きだから、あんなことしちゃったのかな…?私もそうなのかな…?」
沙英:「…あれ…?いつの間に…」
ゆの:「…おはようございます…」
沙英:「おはよう…昨日は…ええとその…ごめんなさい!」
ゆの:「えっ、あっ、ええと、こちらこそごめんなさい!!」
沙英:「悪いのはこっちだって!よく分からないけどみんなと…あのその…」
ゆの:「…」
沙英:「…」

ヒロ:「…おはよう沙英、昨日は…楽しかったよ。
    確かになんでああなったのかは分からないけど…みんな、お、おしっこが好きだから…そうなったんだと思うし…」
ゆの:「…」
沙英:「…」
宮子:「…ムニャムニャ…おしっこ…」じょろろろろろ…
ゆの:「…とりあえず、部屋を掃除しなきゃ…」
沙英:「手伝うよ…」
ヒロ:「私も手伝うわ…そういえばなずなちゃんと乃莉ちゃんは?」
ゆの:「夜のうちに部屋に戻ったのかな?流石に後輩におしっこ掃除させるわけにはいかないかな…」
720名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 21:35:18.36 ID:UcBkeL6v
11:00
乃莉:「ふわあああああああっ!よく寝た!こんな素晴らしい朝も久しぶりね。
    それはともかく、まずは証拠品を隠滅しなきゃ。庭に埋めるとすぐにバレそうだし、
    買い物を装って近くの河原の影に埋めてきますか…
    あとは昨晩のアリバイ…だけどこればかりは仕方ないか。疑われるかもだけど証拠はないし
    そもそも一介の女子高生が筋弛緩剤を持ってるはずがないし、警察も疑わないはず」

Monday 7:30
ゆの:「そういえば金曜日のあの時からなずなちゃん見てないね。どうしたんだろう?」
乃莉:「私もあのあと意識を失っちゃってて…ちょっと呼んでみましょうか?」
ゆの:「トントン…なずなちゃーん!学校遅れるよー?…反応がない…本当にどうしたんだろう?」
乃莉:「鍵は…あれ?開いてる…?」
ゆの:「ちょっとあがるね、なずなちゃん!起きてる?いい加減に起きないと学校遅れるよ?
    …なずなちゃん?…あれ?…なずなちゃん…?」

------
epilogue
TV:「本日、○△町の高校1年生の女子が自室で遺体で見つかりました。
   遺体には乱暴された形跡があり、また、鍵がかかっていなかったことから、
   警察では強姦目的の殺人ではないかとして捜査を始めたとのことです。
   では、次のニュース…」

―ねぇねぇ、聞いた?死んだの普通科のなずなって子だって
―誰それ?
―ほら、あの白っぽい髪でいかにもおとなしそうな子
―あーあの子か…あの子、クラスじゃ浮いてたみたいだね
―だって美術科の子とばっかり話してて、クラスの子とはあんまり関わりなさそうだったしね

ゆの:「私がもっと先輩として助けてあげてれば…」
宮子:「…」
沙英:「…そんな事言ったって、しょうがないよ…」
ヒロ:「…なんでなずなちゃんなの…あんなにいい子なのに…」
乃莉:「…なずな…(ざまぁwwwつーかヒロ先輩騙されてるからwww)」
721名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 21:35:38.05 ID:UcBkeL6v
数日後
大家:「乃莉、いいもん見せてやろうか。ちょっとついて来い」
乃莉:「?はい…?」

乃莉:「ここって…いわゆる『ラブホテル』」ですよね…?」
大家:「いいからこっちこっち」

大柄な男:「ほう。この女か。」
大家:「おう、いい女だろ。」
陰湿そうな男:「処女か?」
大家:「処女は先日バイブに捧げてたぜ。」
陰湿そうな男:「…まぁ男の一物は今回が初めてなんだろ、ならまぁ良い。」
乃莉:「って何?処女が云々とか何言ってるんですか?」
大家:「あ、今からお前には児童買春してもらうから。」
乃莉:「……は?いやいやそんなの嫌に決まってるじゃないですか。帰ります!てか警察呼びますよ?」
大家:「これ見ても同じ事言えるか?」

『これをなずなのクリトリスに刺そう。クリトリスは血流が豊富ですぐに全身に広がるらしいし
…よし、全部入れた!これでどうなるか…
心臓は…止まってる…これでなずなは死んだ…?やったぁ!これでこの基地外ともサヨナラね…
嬉しくて…グスッ…涙が止まらないよぉ…』

乃莉:「…なんで…?」
大家:「お前が筋弛緩剤持ってることくらい、初めからリサーチ済み。
    使うだろう対象もおそらくなずなだし、こっそりカメラで撮らせてもらったわ。」
乃莉:「…っ!だ、だったらとっとと警察に突き出せば?それで満足でしょ?!」
大家:「突き出してやってもいいんだぜ?でもな、言うとおりにしてればずっと黙っててやる。
    お前だって、あれだけ憎んでた人物がいなくなって清々しい気分なんだろう?
    それを隠す協力くらいしてあげてもいいと思ってるんだけどなぁ…」
乃莉:「…で、その条件が…児童買春ってこと?…だったら…」
大家:「飲み込みが早くて助かる。じゃあ早速頼む。報酬はお前に10%はやる。あとは口止め料として貰っておく。」

------

宮子:「ゆのっちー…いい加減に出てこないとみんな心配するよ…?」
ゆの:「…私のことは放っといて…」
吉野家:「確かになずなちゃんの不幸は悲しい事です。だけどそれをゆのさんが引きずったままじゃ、ダメなんですよ。
      もう1週間も引きこもって…ご飯もろくに食べてないんでしょう?
      そんなんじゃ天国のなずなちゃんも悲しんでしまいます。みんなが心配してるんですよ…」
ゆの:「悪いのは…私なんです…私がちゃんとしてなかったから…」
吉野家:「ゆのさん…仕方ありません…このままではゆのさん、死んでしまいますよ?」
ゆの:「私には生きる資格なんて…」
吉野家:「仕方ないですね。鍵を借りてきたので入りますよ…」ガチャリ

医者:「友人の死をきっかけとした鬱病ですね…自殺企図もありますし、法律に則って治療のために入院させます。」
ゆの父:「治るまでどれくらいかかりますか?」
医者:「分かりません。1ヶ月で立ち直ってくれるかもしれませんし、下手したら何年も…」
ゆの母:「そんな…うちの子に限って…」
722名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 21:36:58.56 ID:UcBkeL6v
沙英:「…すいません、今はそういう状況では無いです。申し訳ありません…はい、ご配慮ありがとうございます。
    …では失礼します。」ガチャリ
ヒロ:「あんなことがあった後じゃ、さすがに難しいよね…」
沙英:「私達もひきずってしまったらダメなのは分かってるけど…今は時間が欲しい…ヒロ…慰めて、くれる?」
ヒロ:「うん…少しでも沙英が元気になってくれるなら…なずなちゃんもそれを望んでるだろうし…チュッ」

宮子:「おっはよーっ!」
女子A:「おはよう宮子ちゃん、今日も相変わらず元気だね」
宮子:「そうしないと、みんな心配するからね!私くらいは元気でいないと…」
女子B:「宮子って本当にすごいよ…本当に…ゆのちゃん、早く戻ってこないかな…」

END

長文しつれいしました
723名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 22:05:47.55 ID:bPHs6bW0
やっぱりこっちに投下したか。相変わらず気が狂ってるシナリオだw
色々とあったが久々に楽しませて貰った。乙
724名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 00:17:28.01 ID:x1SIMYhH
なんか知らんが新作か?
エロっちゅうか欝っぽいが、これはこれで面白い作品だな
725名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 09:46:39.89 ID:OOKSMxVc
スレ伸びてるからNMB来たか?と思って来てみたら別の人か。NMBは流石にあきらめないとダメかもしれん
それにしても普通の飲尿レズかとおもいきや、結構シリアスな展開でビビった

ついでに保管庫編集
726名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 10:02:27.33 ID:GJ3TdVMQ
これは向こうに馴染めるような人じゃないと見るにはキツい展開だな…
727名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 19:12:50.62 ID:nh+l/eiF
>>725
NMB待ってる人ってまだいるの?
728名無しさん@ピンキー:2012/03/11(日) 09:03:57.51 ID:7t2k+ls9
こういう展開もあり

ただ、なずなが上手く死亡フラグ回避できてたら、、、ってのは気になる
729名無しさん@ピンキー:2012/03/12(月) 16:19:04.37 ID:nJgB3Hfh
そしたらなずなちゃんの希望通りになったんじゃねえの?
だけど元々SS書いてた板がぼっちスレなわけだし、作者としてはなずな一人勝ちな展開にはしたくなかったんだろうよ
730名無しさん@ピンキー:2012/03/20(火) 08:12:45.98 ID:Q/ZYn1SW
>>727
もうこうなったら2年でも3年でもNMBを待ち続けるよw
731名無しさん@ピンキー:2012/03/22(木) 09:34:55.55 ID:cuQhYgMn
吉野屋先生ガチレイプ希望
732名無しさん@ピンキー:2012/04/01(日) 20:06:55.08 ID:RMERgNp/
ほしゅ
733名無しさん@ピンキー:2012/04/03(火) 22:58:16.95 ID:WmGjR25x
なずなちゃんが、まだまだイき足りないってよ
734名無しさん@ピンキー:2012/04/08(日) 22:09:17.86 ID:NphvxvUT
保守
735名無しさん@ピンキー:2012/04/13(金) 20:52:41.29 ID:Uk7LC4MO
保守
736名無しさん@ピンキー:2012/04/21(土) 02:33:18.06 ID:47VG0FBU
この書き込みを最後に、NMBを諦めようと思います
737名無しさん@ピンキー:2012/04/22(日) 20:08:01.72 ID:90Ia/O7P
ほしゅ
738名無しさん@ピンキー:2012/04/24(火) 11:51:20.01 ID:S1xSuyVe
保守
739名無しさん@ピンキー:2012/04/28(土) 20:42:14.93 ID:tonxhEYr
最近保守ばっかね
740名無しさん@ピンキー:2012/04/30(月) 21:32:44.56 ID:45Cg0VBP
誰も書かんからね
741名無しさん@ピンキー:2012/05/03(木) 22:17:14.37 ID:NhVZ/imF
保守
742名無しさん@ピンキー:2012/05/05(土) 00:27:57.65 ID:ZCXRgfc/
ゆのっち誕生日おめでとう
743名無しさん@ピンキー:2012/05/14(月) 09:45:12.64 ID:hBuWVVqb
ゆのっちリョナに目覚めそうだ・・・
744名無しさん@ピンキー:2012/05/20(日) 18:50:15.22 ID:EgWQXDmP
保守
745名無しさん@ピンキー:2012/05/29(火) 15:47:15.80 ID:BknbJycT
沙夏
746名無しさん@ピンキー:2012/05/30(水) 15:48:47.07 ID:PaID8DmF
流石にお泊まりはできなかったけど、一歩前進したな夏目
747名無しさん@ピンキー:2012/05/30(水) 15:58:35.01 ID:hxGslj37
あのままラブホに入る話を誰か書いてくれ
748名無しさん@ピンキー:2012/06/01(金) 21:48:01.07 ID:kWts5Oio
沙英が誘うのか夏目が誘うのかそれが問題だ
749名無しさん@ピンキー:2012/06/06(水) 12:01:23.96 ID:1VQJI2BG
NMBからもう1年か……
続き、来てほしいな……
まだ使ってない穴とかもあるのに……
750名無しさん@ピンキー:2012/06/10(日) 20:20:21.32 ID:eapfWjAy
画像検索してたらこの人の絵をよく見かけるんだけど詳細教えろください
ttp://chan.sankakustatic.com/data/83/d8/83d81d37bcfc36422a369e36ed0700d5.png
751名無しさん@ピンキー:2012/06/10(日) 22:36:23.14 ID:mLYFDr7q
ステマうぜぇ
消えろ
752名無しさん@ピンキー:2012/06/11(月) 10:13:07.60 ID:YyZ2k3Qk
マーケティングしてないから、ただのステだな
753名無しさん@ピンキー:2012/06/11(月) 21:49:57.77 ID:oWxJsvTP
>>750 二次元画像詳細検索という便利なのがありますよ
754名無しさん@ピンキー:2012/06/12(火) 21:45:28.30 ID:3t4HhH91
>>753
ありがとう
755名無しさん@ピンキー:2012/06/19(火) 13:38:14.06 ID:YZv1g7hx
>>751
検索したら同人もしてない素人じゃん
ステして何にも意味無いw
756名無しさん@ピンキー:2012/07/03(火) 11:09:39.36 ID:+pq2JmIE
NMB保守
757名無しさん@ピンキー:2012/07/05(木) 14:49:05.64 ID:BvgQAygD
>>756
もう一年経つんだからいい加減諦めろww
758 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2012/07/22(日) 17:44:28.30 ID:IEXJOsha
てす
759名無しさん@ピンキー:2012/08/06(月) 18:22:26.08 ID:zp3+zkpV
電車運行おめ
760名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 21:00:50.21 ID:tsHnVyMa
761名無しさん@ピンキー:2012/08/19(日) 20:02:11.25 ID:eHVkiXh8
恩田秋桜美(おんだあさみ)
762名無しさん@ピンキー:2012/08/29(水) 00:42:05.34 ID:lUkW8JgX
アニメ放送直前の11月号でも表紙描けないんかよ
TOWAでもゴーストライターで雇ったらいいのに
763名無しさん@ピンキー:2012/09/09(日) 09:28:02.78 ID:3PEdryEa
保守
764名無しさん@ピンキー:2012/10/11(木) 14:31:43.63 ID:usaUEJvi
そろそろ4期ネタのSSが来るか
765名無しさん@ピンキー:2012/10/19(金) 20:29:25.40 ID:rN46Zv9y
ずばーん!!する宮ちゃんが男子を誘惑させちゃってついでにゆのっちもレイープされる妄想をしてしまった
766名無しさん@ピンキー:2012/10/20(土) 02:47:51.68 ID:e2J6e7F1
あー なずなをレイプしたい
767名無しさん@ピンキー:2012/10/21(日) 20:01:20.79 ID:KmXFR4kT
恩田秋桜美(おんだあさみ)
768名無しさん@ピンキー:2012/10/21(日) 22:26:49.26 ID:SZCk/tUD
宮ちゃんが借金取りにレイプされるSSで興奮してしまった…
769名無しさん@ピンキー:2012/10/23(火) 23:11:38.36 ID:QWIgdd58
けいおん!
770名無しさん@ピンキー:2012/10/27(土) 20:36:28.07 ID:Yv8Z/yc4
恩田秋桜美(おんだあさみ)
771名無しさん@ピンキー:2012/11/01(木) 20:34:23.64 ID:RxrpiDAF
とんこつ=恩田秋桜美(おんだあさみ)(うらバン!)
772名無しさん@ピンキー:2012/11/05(月) 19:15:59.80 ID:I36WkAHH
乃莉ちゃんと沙英さんの一夜…
773名無しさん@ピンキー:2012/11/08(木) 05:43:54.58 ID:odXPBrgE
うひゃひゃひゃひゃ
774名無しさん@ピンキー:2012/11/19(月) 20:37:29.32 ID:mcxY28YP
ゆの「み、宮ちゃんのレズテクなんかに、負けたりしないもん…」ビクビク
775名無しさん@ピンキー:2012/11/19(月) 21:16:15.21 ID:zEOCh/xN
宮ちゃんによるゆのっち焦らしプレイ
776名無しさん@ピンキー:2012/11/21(水) 20:05:17.76 ID:tahki0L9
ゆのっちお漏らしプレイ!?
777名無しさん@ピンキー:2012/11/24(土) 14:25:48.61 ID:4vheoTSw
なずな氏は実は男の娘じゃないかという気がしてきた。
778名無しさん@ピンキー:2012/11/24(土) 23:07:52.60 ID:SAmh6wsO
いや、別にこの板で他人の嗜好にケチをつけるような間抜けな事をいう気はないが……

なんでだよ!!!w
779名無しさん@ピンキー:2012/11/24(土) 23:30:07.04 ID:yoHCwaFs
男の娘はヒロさんだよ
780名無しさん@ピンキー:2012/11/25(日) 05:56:30.55 ID:soRNSS6r
むしろ沙英さんでは?てんてー曰く初期設定では沙英さんは男だったわけだし
781名無しさん@ピンキー:2012/11/25(日) 11:24:33.01 ID:R1g6v9sE
宮ちゃんのふたなりチンポに屈服しちゃうゆのっち
782名無しさん@ピンキー:2012/11/25(日) 16:11:45.47 ID:Akr/EdzZ
>>780
いや、初期設定が男だったのはヒロさん。
男っぽい女と女っぽい男のつもりだったらしいとか
783名無しさん@ピンキー:2012/11/25(日) 18:39:08.51 ID:RzW6A7q1
だがしかし、そう言われてみれば
男の娘なずな、とか男体化なずな総受けで爛れたひだまり荘
とか、ありな気がしてきたな……
784名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 01:59:59.13 ID:TAHbOlZQ
>>781
沙英さんに生えたらヒロさんに搾り尽くされそうだな…
ヒロさんに生えたら…。考えるだけでもゾッとするくらい恐ろしいことが沙英さんに起きそうだ…
785『さえの受難』のり×なずな:2012/11/28(水) 10:18:28.01 ID:NNU9ZFoc
う〜ん、なかなかペンが進まないな。
せっかくいいアイディア浮かんだのに文面だとなかなか出ないな。
ピンポーン
ん?のりの部屋からだ。
『お邪魔しま〜す』
あぁなずなが遊びにきたんだ。
『いらっしゃい、どうぞ〜』
『ごめんね、のりちゃんこんな夜中に』
『いいよいいよ、呼んだのはこっちだし』
二人も仲良くなったなぁ、最近は部屋で遊ぶ機会も増えてるみたいだし。
先輩としては嬉しい限りだ、うんうん。
〜数分後〜
『ねぇもういいでしょ?』
ん?
『え?もうなの私まだ準備がぁ』
『あぁもう我慢できない!』
『あぁ〜のりちゃん。』
なにしてんのー!?
え?なに夜中で呼び出して、のり何してんの!?
『ちゅるるる、ほらなずなも』
『んちゅるる、わぁすごく硬い』
硬い!?何が!?女の子同士だよね?なにが硬いの!?
『でも嫌いじゃないでしょ?』
『うん、濃厚でおいしぃ。』
『ほらみて!トロトロ。』
『私のもトロトロ。』
『はむ、もうティッシュが幾ら合っても足りないよ。』
プシュ〜〜〜〜。
『じゃあ次のステップ行こうか』
え?
『え?次ってなに?』
『これだよこれ』
『えぇそんなの入らないよ〜』
『大丈夫大丈夫、けっこーすんなり入るから』
『いやぁ〜入れないでぇ〜もうお腹いっぱいだよぉ』
まずい!!!ガタッ
「こら〜〜〜!」ガチャ
「うわぁ!さえさん?」
「え!?さえさん?」
「ふ、二人共何してるの!?ちょ、ちょっと仲がいいからってそんないやらし・・・あれ?」
「えっとすいません。お腹が空いてたんでラーメンを・・・」
「え、でも硬いって」
「あの。のりちゃんバリカタが好きで、私初めてだったんですけどおいしかったです。」
「トロトロは?」
「チャーシューですよ。すっごくおいしんですよ『天下一品』!」
「入らないってのは!?」
「ご飯ですよ、やっぱり〆はラーメンライスですよ。」
「私、お腹いっぱいっていってるのにのりちゃんが無理やり・・・」
「ところでさえさん、どうしたんですか?こんな夜中に」
「あ〜・・・いやちょっとわたしもお腹空いてね、なんて」
「じゃあ食べます。『天下一品』」
「あ、うん頂きます。」

Fin
786名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 10:24:49.99 ID:gpahSj4W
             _____
 f`xヘ,   r〜ー、,   |   エーイ、
 ,.'⊥_  'l!-n、ァ  <   夫婦ハイイ !
'" t'ヽ、‐io、'レ'^i´`ヽ.  !  夏目ヲウツセ !!
  T'‐<`'‐-' ィ   ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____!_l___┬‐'"ニヽ   ',
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l! ̄L.-‐ィ
          l!   | 〃
787名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 10:43:38.82 ID:gpahSj4W
>>785
ヒロさんは二郎の常連でファーストロッター。
マシマシコールをするが、豚だけはいえない。
788名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 14:25:23.04 ID:BASfo5rp
本妻のヒロさんと、愛人の夏目
妻妾同衾でいいじゃない
789名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 17:20:02.23 ID:LNMQkLMl
>>785
やるじゃない
790名無しさん@ピンキー:2012/11/29(木) 17:00:33.11 ID:TTMoNpR6
やまぶき祭のフォークダンスは乃莉なずもゆの宮もヤバいな
あの後二人の夜を過ごしたに違いない
791名無しさん@ピンキー:2012/11/29(木) 19:18:51.20 ID:xAqMRPok
宮子はどう見てもノンケやな・・・百合に傾くのは不自然すぎる
792名無しさん@ピンキー:2012/12/01(土) 23:42:38.89 ID:vRgbKcj/
宮子は男と女どっちでもいけるというか、好きになったものが好きって感じがする
793名無しさん@ピンキー:2012/12/02(日) 02:05:29.84 ID:nxSWhq4l
宮子はタフな人生歩んでるから
他人に対して固執したりはしないよなあ
794( ´∀`)ウフフ ◆uDmwaB999E :2012/12/02(日) 14:39:47.35 ID:Bzmr/rCI
投下します。


タイトルは『ひみつのなずな』

肉食系乃莉×男の娘なずなのお話です。

この類の話が苦手な人は注意!!

当初、ふたりの百合百合で甘甘な生活を書こうと思っていたのですが、
自分で振ったネタ(>>777)と融合してしまいこんなお話になってしまいました。
どうしてこうなった…
誰が得するんだよこのSSは!俺しかいない予感!!

※作中のビタミンCが良いという話はガセです。
795『ひみつのなずな』(1/13):2012/12/02(日) 14:40:31.79 ID:Bzmr/rCI
「ねえ、なずな」
パソコンのモニターを見つめながら乃莉は言った。
「なに、乃莉ちゃん?」
読んでいるマンガから顔をあげて、なずなは答えた。
「なに読んでるの?」
「『おしゃれ探偵ラブリーショコラ』、ゆのさんが貸してくれたの♪」
「何冊あるの?」
「21巻が最新刊だって。今読んでいるのが11巻♪」
「全部ここで読むの?」
「えっ…!?」
「最近、なずなっていつも私の部屋にいるよね」
「乃莉ちゃん…私…邪魔?」
「そんなことないってば。
 それにしても今日はひだまり荘、静かだよね。
 沙英さんとヒロさんは学校で課題だっけ?」
「うん」
「ゆのさんと宮子さんは?」
「朝…会ったときに…二人で画材屋さんに行くって…」
「そっかぁ…あっ!私も黒のポスカラ切れそうだった!行ってくるかな」
「えぇっ…!?」
「大丈夫だよ、なずなを置いてなんか行かないよ」
「乃莉ちゃん…」
796『ひみつのなずな』(2/13):2012/12/02(日) 14:41:10.16 ID:Bzmr/rCI
「そうか、だから今日は静かなんだね。いつもにぎやかだから、こういうのも新鮮だね」
「うん…でも…静かで…ちょっと寂しくて…だから乃莉ちゃんの部屋に来たの…迷惑?」
「そんなことないし。
 こう静かだと落ち着かないし、誰かがいてくれるとほっとするよ。
 でも、わざわざマンガ持ってきて私の部屋で読むのはどうかと思うよ?」
「えぇっ…!?」
「だって、よくいるじゃん。人の家に来てマンガだけ読んで帰って行く人」
「ごめんなさい…やっぱり…私…邪魔だよね…」
なずなは読んでいたマンガを閉じた。
振り返ると、なずなは今にも泣き出しそうな顔をしていた。
「ち、違うって!もう!」
乃莉は椅子から立ち上がると、なずなの腰掛けているベッドにあがり背中から抱きしめた。
「乃莉ちゃん…」
背中に体温と柔らかい胸の感触と伝わってくる。
「なずなは、ここにいて欲しい…」
そう言って、なずなの色素の薄い髪に顔を埋めた。
「いい匂いがする…」
「乃莉ちゃんと…同じシャンプーだよ…」
「たぶん、シャンプーとなずなの匂いが混ざっていい匂いになるんだよ」
乃莉の舌が、なずなの耳の裏をなめる。
「ひゃっ!!」
思わず声を上げてしまった。
797『ひみつのなずな』(3/13):2012/12/02(日) 14:41:41.04 ID:Bzmr/rCI
「今日はめずらしく二人きりなんだから、二人じゃないと出来ないことしよ♪」
耳を甘噛みした。
「やっ…ダメだよ…乃莉ちゃん…だって…いつもだって…」
なずなは乃莉の腕の中で身をよじる。
乃莉の舌が耳の中をまさぐる。
「今日は声を上げても大丈夫じゃん」
右手がスカート越しに太腿を撫でる。
「…でも…」
乃莉の手はフレアスカートをまくりあげ、黒のタイツを履いた太腿をゆっくりさすっていく。
「やめようよ…乃莉ちゃん…」
乃莉の指が太腿の付け根までに届く。
タイツとパンツ越しに、なずなの既に硬くなっていたものをさすりあげる。
「はぁっ…!」
思わず声をあげてしまった。
「なずなだってこんな大きくして、もうエッチしたいんじゃない?」
「乃莉ちゃんのいじわる…
 私…嫌だもん…女の子なのに…こんなのついているの…
 乃莉ちゃんはおっぱい大きくてうらやましい…私なんか…
 私も…そのうち…成長…するのかな?」
「ねえ、なずなって自分のこと女の子だと思ってるの?」
「えっ?」
「えっ!?」
798『ひみつのなずな』(4/13):2012/12/02(日) 14:42:15.82 ID:Bzmr/rCI
「ねえ、なずなってオナニーするの?」
パンツとタイツを突き破らんばかりに膨らんでいるなずなの股間を撫でながら耳元で囁いた。
「えっ、えぇーっ!!なんで…そんなこと聞くの!?」
「なずなって溜まらないの?」
「溜まる?」
「男の人はしばらくエッチしてないと『溜まる』っていうじゃん。
 なずなはオナニーとかしないのかなぁって?」
「し…しないよぅ…」
「じゃあ、どうしてるの?」
「どうしてるって…あの…時々…朝起きると…パンツが濡れてるの…」
「『夢精』ってやつ?」
「パンツがべっとり濡れてて…ねばねばしてて…気持ち悪いし…嫌な臭いがするし…」
「最近はないでしょ?」
「う…うん…でも…なんで知ってるの?」
「私が搾り取ってるからね」
なずなは耳まで真っ赤にした。
799『ひみつのなずな』(4/13):2012/12/02(日) 14:42:47.02 ID:Bzmr/rCI
乃莉の左手が、なずなのブラウスをたくし上げる。
ブラウスの中へ手を忍び込ませると、ブラジャーを押し上げる。
ブラジャーなど必要ない平坦な胸にに手を伸ばす。
乳首を探り当てると、そこは既に硬くなっていた。
「んっ…」
なずなは声を漏らす。
乃莉の手が乳首をつまみ、指で転がすとなずなは身をよじらせ切なそうな声を上げる。
「なずな、乳首も感じるんだね…」
耳元で囁く。
なずなは自分のものと乳首を責められ、体は火照り敏感になっていく。

乃莉はベッドから降り、なずなの前にひざまずいた。
なずなの履いている黒タイツ越しに太腿をふくらはぎをさすり、頬をすり寄せた。
「乃莉ちゃん…なんか…変だよ…」
「いやぁ、なずなの細い足が好きなんだ。黒タイツなんか最高♪」
「う゛うっ…」
「名残惜しいけど…」
そう言って、タイツとパンツを一度に引きおろした。
「いやっ!」
解放されたなずなのものは、勢いよく飛び出した。
800『ひみつのなずな』(5/13):2012/12/02(日) 14:43:18.73 ID:Bzmr/rCI
乃莉は白い足の甲に口づけをした。
そのまま、唇は親指を含みしゃぶった。
「の、乃莉ちゃん…くすぐったい…」
乃莉の舌は足の裏をなめ回す。
「ダメ…くすぐったいよ…乃莉ちゃん!」
なずなはもがく。
しかし、それはくすぐったさだけではなかった。
天を向くなずなのものの先端からは透明な粘液がにじみ、しずくとなっていた。
乃莉の舌はかかとを通り、ふくらはぎをなめ、太腿をつたった。

「ネットの動画なんかで見るとさ、白人のは大きいけどフニャフニャしているんだよね。
 なずなのはこんなに大きくて固いから、凄いよね」
なずなのものを、弄びながらながら言う。
「そんなこと…いわないで…私…すごい気にしてるのに…」
「普段はみんなにばれないくらいに小さいのに、こんなに大きくなるって不思議だよね」
垂れ下がった袋を手の中で転がす。
乃莉の指が動くたび、なずなは体を小刻みに震わせていた。
801『ひみつのなずな』(6/13):2012/12/02(日) 14:43:58.37 ID:Bzmr/rCI
乃莉はなずなのものを手に取ると、亀頭に舌を這わせていく。
「んっ…!」
なずなは両手を口にあて、声が漏れないようにする。
「ねえなずな、今日はみんないないんだから声出しても平気だよ」
「でも…」
「なずなの声が聞きたいんだ」
なずなは口に当てた手を降ろしていった。
乃莉はゆっくりと、なずなのものを口に含んでいった。
舌先で亀頭をねぶり、裏筋をなめ、尿道口を舌でくすぐる。
「あーっ!…乃莉ちゃん…そこだめぇー!」
そして、なずなのものを口いっぱいに頬張ると、口全体を使って愛撫していく。
時折あがるなずなの喘ぎ声と、粘液の絡み合う卑猥な音が部屋を支配する。

「乃莉ちゃん…乃莉ちゃん…乃莉ちゃん…」
ひたすら愛しい人の名前を呼び続ける。
指はシーツを強く握りしめている。
その様子を乃莉は上目使いで見つめ、反応を楽しんでいる。
頭を前後に動かし、さらに刺激していく。
「乃莉ちゃん…乃莉ちゃん…」
気づくとなずなは無意識のうちに乃莉の頭をつかみ、腰を動かしていた。
乃莉は頭を動かす速度を上げていく。
なずなが果てるのは時間の問題だった。
「もうダメ…乃莉ちゃん…もうダメ…もうダメ…ダメーっ!!」
全身が震え、亀頭の先端から精液が勢いよくほとばしった。
なずなの体が震えるたびに大量の精液を乃莉の口内に吐き出していく。
「んっ!」
乃莉の口からあふれ出た精液が、唇の端から垂れていった。
なずなのものから口を離すと、上を向き口の中の精液を飲み下した。
そして、指で口の端からあごへと漏れた精液を指ですくい、舐め取った。
802名無しさん@ピンキー:2012/12/02(日) 14:45:31.42 ID:U+5hxYot
直接火力支援
803『ひみつのなずな』(7/13):2012/12/02(日) 14:46:12.52 ID:Bzmr/rCI
「乃莉ちゃん…なんで…そんなの飲むの?」
怪訝そうな顔で訊ねた。
「飲んでみる?」
乃莉が唇を寄せてきた。
「やだ…」
嫌がるなずなのを見て笑う。
「…美味しいの?」
「美味しいか美味しくないっかっていうと、不味いかな。
 のどに絡みつくし、匂いも嫌だし。
 でも、なんか…そう、なずなのだから飲みたいって感じかな」
なずなはどう答えて良いのか分からなかった。

「じゃあっ、本番行こっか!」
乃莉は立ち上がると、素早くジーンズとパンツを脱ぎ捨てた。
「乃莉ちゃん…服、脱ぎたい…脱がないと…皺になっちゃう…」
「いいじゃん。脱がない方が、なんか興奮するよ!」
「乃莉ちゃん…目が怖い…」

なずなをベッドに押し倒した。
「私の方は準備万端だから」
乃莉はベッドサイドの引き出しを開け、小箱を取り出した。
ふたを開けると中は空だった。
「あれっ、コンドームないや…まあいっか」
箱を放り捨てた。
「ダメだよ…乃莉ちゃん…」
「大丈夫だって、そう簡単に妊娠ないって。
 それにゴムつけない方が気持ちいいじゃん。
 なずなもそうでしょ?
「でも…もし…」
「その時は、なずながちゃんと責任取ってね」
「えぇっ!?なんで私が!?」
804『ひみつのなずな』(8/13):2012/12/02(日) 14:46:55.71 ID:Bzmr/rCI
なずなにまたがると、片手でそそり立つなずなのものを掴んだ。
そして、十分潤っている膣口にあてがい、ゆっくりと腰を下ろしていく。
粘膜と粘膜が触れあった瞬間、二人は同時に声を上げた。
乃莉の秘部は、なずなのものをゆっくりとくわえ込んでいく。
「なずな…なずなが入って来る…」
乃莉はゆっくりと腰を下ろしていく。
「なずなのが…奥まで入って来るよ…」
なずなのものは乃莉の奥まで入りきった。
しかし、長大ななずなのものは膣内には収まりきらない。
「んぁ…!」
陰茎は子宮の奥にあたり、乃莉は声を上げた。
「すごい…なずなが一番奥まで届いた…なずなはどう?」
「えっ…あの…乃莉ちゃんの中…すごく…温かくて…気持ちいい…」
「動くよ」
「うん…」
乃莉はゆっくりと腰を動かし始めた。
二人の粘膜が絡み合う淫靡な音が始まった。
「なずな…すごいよ…すごい…」
乃莉はリズムよく腰を打ち付けていく。
「乃莉ちゃん…私も気持ち良い…」
なずなも本能のおもむくまま、乃莉の動きに合わせ自ら腰を動かしていた。
805『ひみつのなずな』(9/13):2012/12/02(日) 14:47:35.23 ID:Bzmr/rCI
「乃莉ちゃん…手を握って…」
なずなは両手を差し伸べる。
乃莉も両手を伸ばし、二人は指を絡めあった。

乃莉は腰のさらに動きを速める。
二人の手を握る力が強くなる。
いっそう激しく腰を打ち付けていく。
ベッドは激しくきしみ続ける。

「なにこれ…なずな…すごいよ…なずな!」
これまで味わったことのない感覚に乃莉は戸惑った。
「…乃莉ちゃん…乃莉ちゃん…」
なずなは切羽詰まった声で言う。
「なずな、いきそう?」
「うん…!」
なずなはうなずく。
「いっていいよ!私の中でいって!!」
「乃莉ちゃん…乃莉ちゃん…出ちゃう!!」
なずなのものは大きく脈動すると、大量の精液を放った。
その瞬間、乃莉は初めての絶頂を迎えた。
精液は膣を満たし、精子は子宮目指して進んでいった。
806『ひみつのなずな』(10/13):2012/12/02(日) 14:48:08.79 ID:Bzmr/rCI
乃莉は結ばれたまま崩れ落ちるように上半身を倒し、なずなを抱きしめた。
「すごい、こんなの初めてだよ…なずな…
 まだ、なずなが中でビクビクいってる…」
二人は息も荒く、しばらく抱きしめあっていた。

二人は唇を重ねた。
乃莉が舌を送り込ませると、なずなもそれに合わせ舌を絡めていった。
しばらく二人は余韻を楽しんだ。

唇を離すとなずなが言った。
「ごめんね…乃莉ちゃん…」
「どしたの?」
「あのね…いつも…私だけ気持ちよくなっちゃって…」
「なずな、そんなこと気にしているの?
 私も初めての時は痛いばっかりだったけど、何回もするうちにどんどん気持ちよくなってきたよ。
 今日なんかすごかったよ。気絶するかと思った。
 なずなだって、始めはすぐいっちゃったけど、だいぶ長持ちするようになってきたじゃん」
「うん…」
「だから二人でがんばって、もっと気持ちよくなっていこう!」
「うん♪」
807『ひみつのなずな』(11/13):2012/12/02(日) 14:48:50.47 ID:Bzmr/rCI
「なずな、抜くよ」
まだ、硬さを失っていないなずなのものを、ゆっくりと腰を上げて抜いていった。
乃莉の陰部から精液があふれ出し、なずなの下腹部に糸を引きながらたれていった。
「すごい、いっぱいでたね」
乃莉が言うと、なずなは恥ずかしげに両手で顔を覆った。

「お掃除、お掃除♪」
乃莉はなずなの下腹部に滴り落ちた精液が、スカートを汚す前に舐め取っていった。
そして、射精を終えたばかりで敏感になっているなずなの亀頭をしゃぶる。
「ダメ…ダメ…乃莉ちゃん…ダメ…」
強すぎる刺激になずなは身をよじるが、乃莉はやようとしなかった。
のたうち回るなずなの様子を十分楽しむと、ようやく満足し唇を離した。
「乃莉ちゃん…ひどい…」
なずなは涙ぐんでいた。
「いやぁ、なずなのそういう姿を見ると、ついいじめたくなっちゃうんだよね」
「もう…乃莉ちゃん!」
二人は再び唇を重ねあった。
808『ひみつのなずな』(12/12):2012/12/02(日) 15:00:46.06 ID:Bzmr/rCI
 〜 〜 〜 〜 〜

「乃莉ちゃん♪」
103号室のドアを開いた。
なずなは今日もたくさんのマンガを抱えている。
乃莉はパソコンデスクの前で椅子に腰掛け、果物をかじっていた。
「いらっしゃい、なずな」
乃莉がかじっているのは、丸ごと一個のレモンだった。
台所を見ると、かご一杯のレモンが置かれていた。
「乃莉ちゃん…どうしたの…このレモン?こんなにたくさん…」
「いやぁ、なんだか最近レモンにはまっちゃってさ。
 美味しいよ。無農薬だから皮ごと食べられるんだ。
 なずなも食べる?」
見ているだけで生唾がわき出るような光景だった。
「私は…ちょっと…」
「そっかぁ…
 どうも今回、生理が遅れてるみたいなんだ。
 割ときちんと来る方で、あんまり遅れたことないんだけどね。
 ヒロさんに相談したらビタミンCが良いって。
 それでこの間、ダダマートに行ったらレモンがすっごい美味しそうで買い込んできたんだ。
 ほんと美味しいよ。
 あっ、そっか…ごめん、なずなには分からない悩みだもんね」
「あ…あの…乃莉ちゃん?もしかして…それって…」

 〜 〜 〜  お し ま い 〜 〜 〜

通し番号間違えた。全12レスです。

連投規制(8レスで発動した)をくらった…
809名無しさん@ピンキー:2012/12/02(日) 15:22:04.86 ID:ukh3rAY+

男の娘なずなちゃんは考えたこと無かったが…gj
810名無しさん@ピンキー:2012/12/02(日) 15:44:57.79 ID:wXnKHAso
乙乙
こういうのもアリだな
811名無しさん@ピンキー:2012/12/02(日) 18:56:41.61 ID:k6ZdruAH
素晴らしい
812名無しさん@ピンキー:2012/12/03(月) 14:07:57.49 ID:6abZnkD8
妊娠…?
813名無しさん@ピンキー:2012/12/04(火) 04:20:50.36 ID:TpmiS/LP
男の娘なずなちゃん! こういうのもあるのか!

投下乙でした〜
814名無しさん@ピンキー:2012/12/04(火) 14:24:57.55 ID:VOydSzcZ
新郎なずな×新婦乃莉か…それもありだな。
乃莉スケは髪を下ろすと結構かわいいしな。

新婦のウェディングドレスより目立つドレスを着た牛丼先生の姿が…
815名無しさん@ピンキー:2012/12/05(水) 02:56:52.55 ID:qejyqeXe
>>814
>牛丼先生
何かある意味中の人とシンクロしてそうなネタだねそれってw
816名無しさん@ピンキー:2012/12/05(水) 20:43:53.36 ID:te1spVUg
>>新婦のウェディングドレスより目立つドレス

むしろやまぶきの制服で来たりして
817名無しさん@ピンキー:2012/12/05(水) 21:15:03.91 ID:DtDQrzT1
ウェディングドレスが大きすぎる新婦ゆのっちをにこやかに見守る新郎宮ちゃんまで妄想した
818名無しさん@ピンキー:2012/12/06(木) 05:08:53.37 ID:e6ttsWhM
吉野屋先生とまつらいさん、どっちが早く結婚するか気になってきた。
819名無しさん@ピンキー:2012/12/07(金) 09:29:49.36 ID:gN+jgFWA
>>818
おいやめろ馬鹿
このスレは早くも終了ですね
820名無しさん@ピンキー:2012/12/07(金) 18:09:35.56 ID:YuF6OqeI
あざとすぎる宮ちゃんの行動にゆのっちの欲望が爆発してウヘヘヘな電波
821名無しさん@ピンキー:2012/12/10(月) 04:07:24.73 ID:qMr7/G1P
>>820
その電波くわしく
822名無しさん@ピンキー:2012/12/10(月) 18:54:26.88 ID:7NtIOR1r
>>821
一緒にお風呂に入った時、冗談半分にお互いのスタイルの話をしてからというものの
上に宮ちゃんがのっかった時、背中に当たる双丘の感覚が日に日に強くなっていく気がし
何かにつけては宮ちゃんが自分のことを見つめているような気がし
宮ちゃんがのびをしただけでスタイルを見せ付けているような気がするゆのっち

遂に宮ちゃんに「もう我慢できないよぉ!」って言いながら抱き着いたけど、力の差ゆえに押し倒せずおっぱいに顔が埋もれ以下ウヒヒヒ
823名無しさん@ピンキー:2012/12/13(木) 00:42:13.24 ID:YOibF5wl
>>822
攻めきれないゆのっちマジゆのっち

個人的にも相手の行動に「それはもしかして誘っているのかっ!?」と悶々とするのは二年組が一番似合う気がする
一年生は全然意識しなさそう
三年生はそういう次元超えてそう

と思ったが
のりっぺの前で無防備な姿を晒すなずなに「私が男だったら絶対悪いことされてるよー?」と意地悪をいう乃莉
自分の無防備さに気づいて真っ赤になりつつ「こういう事するの乃莉ちゃんといる時だけだもん!」と言い返すなずな
なずなに限ってそういう意味ではないだろうと思いつつ不意打ちに赤くなる乃莉
自分の言ってる事に気づかない天然誘い受けのなずな
というウヘヘを受信したから一年もアリ
824『でこぼこスケッチ』:2012/12/13(木) 16:49:43.40 ID:ayP8t6b5
>>820です
一応形にはしてみたので落とします
読みずらかったらすいません
※本番なし

〜201号室、お風呂場〜

宮子「ゆのっちっていい体型してるよね」
ゆの「えっ!?」
宮子の唐突さにはある程度慣れていたゆのも、まさかこんな事を言われるとは思っていなかった
宮子「いやー、出てる所は出てるというか…」
ゆの「み、宮ちゃん…//」
お風呂に入って5分も経っていないはずなのに、ゆのの顔は真っ赤だった
ゆの(宮ちゃんいきなり何を…そ、それに宮ちゃんの方がお、おっぱいも大きいし…)
宮子「ふふ、ジョーダンだよジョーダン♪」
ゆの(…ってああ!何考えてるの私!宮ちゃんをそんないやらしい目で…だいたい宮ちゃんは女の子で…)
宮子の「ジョーダン」の一言を完全に聞き流し、ゆのは一人でとてつもない混乱に陥っていた
宮子「…ゆのっちー?私もうあがるよー?」
ゆの「ふぇっ!?早すぎない!?」
宮子「そうかな?そいじゃ、お風呂お借りしましたー!」
ゆの「み、宮ちゃん!?」
一体どのくらい考え込んでいたのか、ゆの自身にもまったく分からなかった
そんなゆのの誤解は解けないまま、次の日を迎える…
825『でこぼこスケッチ』:2012/12/13(木) 16:50:36.38 ID:ayP8t6b5
〜次の日〜
ピンポーン
宮子「ゆのっちー!」ドンドン
ゆの「…んぁ…?えっ!?もうこんな時間!?」
昨日の事を夜遅くまで考えていたら、いつの間にか寝過ごしてしまったらしい
宮子「ゆのっちー学校遅れちゃうよー」
ゆの「み、宮ちゃんごめーん!先行っててー!」
宮子「分かったー遅れないようにねー」
言われるまでもない、ゆのは朝の支度を大急ぎで始めた

宮子が階段を降りると、他の4人は全員揃っていた
宮子「おはようございまーす!」
ヒロ&沙英「おはよう」
なずな「おはようございます」
乃莉「あ、宮子さんおはようございます…ゆのさんは?」
宮子「ゆのっちはお寝坊さんだよー」
ヒロ「あら…ゆのさんにしては珍しいわね」
沙英「いつもはラジオ体操するくらい早起きなのにね」
なずな「もしかして、体調崩しちゃったりしてるんじゃないでしょうか…?」
宮子「んー、多分大丈夫だよ、声は聞こえたし」
そんな事を話しながら、5人はいつも通り、徒歩10秒くらいの距離を歩いていった
826『でこぼこスケッチ』:2012/12/13(木) 16:51:49.85 ID:ayP8t6b5
ゆの「ふあああ!どうしよう!」
洗濯をする時間はおろか、朝ごはんの時間さえギリギリである
ゆの「…ふぅ、取りあえず落ち着いて…学校に行くのが先決だよね」
去年のゆのだったら大慌てだったであろう事態だが、深呼吸をして心を落ち着かせる
朝ごはんはパンで急いで済ませ、制服を着て、乱れがないか鏡の前に立った時、あの言葉が頭をよぎった
『ゆのっちっていい体型してるよね』
ゆの「ふぇっ!?…あ、学校行かなきゃ!」
ゆの(もう…宮ちゃんたら…)

徒歩10秒も走れば3秒
朝のHRにはなんとか間に合った
宮子「お、ゆのっちおはよー」
ゆの「ハァ、ハァ…お、おはよう…」
中山「ゆのさん大丈夫?すごい息切れてるけど…」
ゆの「だ、大丈夫…」
真実「宮ちゃんから聞いたよー、寝坊しちゃったんでしょ?」
宮子「昨日ゆのっち夜遅くまで何かやってたの?音は聞こえなかったけど」
ゆの「い、いや別に…って、音聞いてるの!?」
宮子「ん?いやぁ、私のとこは壁が薄いからねー、ゆのっちの部屋にもたまに何か聞こえたりしない?」
ゆの「あ…そ、そっか…」
宮子の部屋だけでなく、ヒロや沙英の部屋の物音が聞こえることもある
我ながら何を聞いているのかと、ゆのは後悔した
827名無しさん@ピンキー:2012/12/13(木) 16:53:10.69 ID:ayP8t6b5
切り方間違えた…レス消費1つ多くなってごめんなさい


中山「ねえ真実、なんか今日のゆのさん変じゃない?」ヒソヒソ
真実「うん…もしかして告白されたとか!」コソコソ
中山「えっ!?」
ゆの「ふぇ?どうかした?」
中山「あ、ううん、何でもない…はしたない…」

吉野屋「皆さんおはようございまーす!HRを始めますよ!」
全員(今日も露出度高い…)
校長「吉野屋先生ちょっとお待ち下さい」ガシッ
吉野屋「こ、校長先生…」
いつものように吉野屋先生が校長先生に引きずられて行くと、宮子がふと口にした
宮子「吉野屋先生はやっぱりスタイルいいですなぁ」
ゆの「ええっ!?」
クラス全員が振り向くほどの大声だった
ゆの「う…ぁ…//」
宮子「ふふ、ゆのっちごめんごめん」
恥ずかしがりながらも、ゆのは確信した
「宮ちゃんはスタイルに敏感なタイプだ」と
828『でこぼこスケッチ』:2012/12/13(木) 16:54:41.14 ID:ayP8t6b5
挙げ句に題名忘れてた…


〜101号室、夕食の時間〜
宮子「ぷはぁ!ごちそうさまでした!」
乃莉「宮子さん相変わらず早いですね…」
宮子「そっかなー?…あ、石鹸買うの忘れたー!ゆのっち今日もお風呂貸してー」
ゆの「う、うん…いいよ…」
宮子「…ゆのっちどうかした?」ポム
ゆのの上に宮子が頭を乗せる
その瞬間、ゆのは気づいてしまった
ゆの(みみみ、宮ちゃんのおおお、おっぱいが背中に当たってるぅ…)プシュゥゥ
宮子「ゆのっち!?」
沙英「ゆの大丈夫!?顔真っ赤だよ!?」
ゆの「だ、大丈夫です…ハハ…」
ヒロ「早く寝た方がいいんじゃない?」
ゆの「はい…宮ちゃんお風呂好きな時に使っていいよ…私、明日の朝入るから…」
宮子「う、うん…」
そう言いながらよろよろと立ち上がったゆのは、自分の部屋へ戻っていった
自分をじっと見つめる宮子から逃げ出すようにして…

〜201号室〜
宮子「ふぅ…お風呂気持ちよかったぁ…ゆのっちは…寝てるかぁ」
ゆのがしているのは「寝ているフリ」だった
宮子の恵まれた体型を見たくて、寝付けなかったのだ
まずゆのが、わざわざ床の上で枕もなしに、バッテンも外さず寝たりするはずがない
宮子「こんなとこで寝てると風邪引いちゃうし…ベッドまで運びますか!」
そう言って宮子が「のび」をした途端、ゆのはその豊満な体型を真横から見てしまった
その瞬間、ゆのの中で「何か」が外れた
ゆの「宮ちゃん…」スクッ
宮子「あれ?ゆのっち起きてたの?」
ゆの「もう我慢できないよぉ!」
ゆのは宮子に抱き着き、そのままベッドの方に押し倒そうとした
829名無しさん@ピンキー
宮子「おっ、とと…」
「体格差」とは、何も横から見た時のでこぼこだけをいうわけではない
むしろ、「身長差」とか「体つき」という意味で使う方が多い
「体格差」によって、突進したゆのはあっさり宮子に受け止められてしまった
…ゆのの頭が宮子との「体格差」を示す場所…つまり谷間に挟まったまま
宮子「ゆのっちどしたの…?」
そう聞きながら宮子は力を抜いてしまった
しかし、自分から飛びついて谷間に入り込み、さらに興奮したゆのはわけも分からず宮子を押し倒そうとし続けていたのだ
宮子「おわぁ!?」ドスッ
宮子がゆのによって、ベッドに押し倒された
ゆの「もう我慢出来ないよ宮ちゃん!昨日から体型とかスタイルとか言って!私にお、おっぱい押し付けたりして!」
宮子「…あーやっぱり、ゆのっち聞いてなかったんだ」
ゆの「…え?何を?」
宮子「ジョーダンだよ、ゆのっち」
ゆの「…えっ?」
宮子「ごめんねゆのっち、別に私、変な意味でいったわけじゃなくて…」
ゆの「ふあああああん!」
誤解が解けたゆのは、泣きながら宮子から逃げだそうとした
宮子「待ってゆのっち!」
だがその腕を、宮子の手が掴んだ
ゆの「放して宮ちゃん!私、はやとちりして、宮ちゃんにひどいこと…」
宮子「違うよゆのっち」
優しい、包むような声が、聞こえた
宮子「私はゆのっちをそんないやらしい目で見てないよ。私はゆのっちの体型も含めた、ゆのっちの全部が大好きだよ」
ゆの「宮…ちゃん…?」
宮子「今日のHRで分かったんだ、ゆのっち昨日の事考えてるんだって」
ゆの「…ぁ…ぁ…」
宮子「だからさ、今日は…ゆのっちのでこぼこ、もっとよく見たいな」
ゆの「ふぇぇぇん!宮ちゃぁぁぁん!」ギュッ
宮子「ふふっ、ゆのっちは甘えん坊さんだなぁ…」