【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】

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1名無しさん@ピンキー
前スレ
【弐号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【発進!】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1250080291/
2名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 09:33:55 ID:kf4KcViC
乙です
3まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2009/10/22(木) 10:24:18 ID:t8ErM++W
お疲れ様です
いま出張中なので帰宅後になりますが、まとめサイトにも新スレへのリンクを貼ります
4名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 12:34:37 ID:u0WBtb1q
初代スレを忘れちゃいかんよ

【初号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【出撃!】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174105047/
5名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 20:23:28 ID:kf4KcViC
テンプレ


<過去スレ>
【初号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【出撃!】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174105047/
【弐号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【発進!】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1250080291/

<まとめサイト>
【PC用】
http://evaeroparomatome.x.fc2.com
【携帯用】
http://evaeroparomatome.x.fc2.com/i/
6名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 08:22:37 ID:geJUqH7k
まち
7名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 08:01:02 ID:nLzpIRXK
マダ
8まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2009/10/24(土) 18:14:31 ID:nxBeFomi
こんばんは
3代目スレへのリンクをまとめサイトに追加しました
今日、出張の後始末のために休日出勤していたのでUPが遅くなったのをお詫びいたします
9名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 20:22:17 ID:nLzpIRXK
10まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2009/10/25(日) 08:45:38 ID:aud0pfur
おはようございます
二代目スレ>984氏の作品を、「二代目スレ掲載作品」に追加しました
その他何かあればメールフォームかここにお書き下さい
11名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 20:33:57 ID:UjkPQTnx
そろそろ誰かシンジ×マリかいてくれ
12名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 21:01:10 ID:sq2tqnWz
>>10
13名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 18:58:00 ID:PbKhlFGc
>>11
よし、君が書くんだ
14名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 22:49:39 ID:SpNespzP
マリカヲのがいいかもな
15名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 00:02:21 ID:PbKhlFGc
カヲルの素性を探ろうとしたら「あふんあふん」されちゃうのか
16名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 00:40:31 ID:6e5An2V1
いや両方ともゼーレチルドレンって設定で、マリはカヲルの肉便器なんだよ
17名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 06:25:42 ID:0QnEndhM
たまにはカヲアスもみたい
18名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 10:08:16 ID:G25BKhu/
誰得
19名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 10:30:26 ID:/WWJFJAW
LASかLRSの人気が高いと思うなぁ
でもあえてここはカジ×ミサトで一本希望
20名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 11:14:52 ID:6e5An2V1
カジミサはあり得たさんので見てるからな

まだ書かれてない絡みが見たいな

ホントはLAS好きだけど、たくさん見てるし
21名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 13:13:19 ID:/WWJFJAW
じゃゲンドウ×ナオコw
22名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 02:38:48 ID:Qa5QXAnG
オペレーターズの三角関係とか
23名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 08:13:29 ID:J1hbgGVZ
カエデ×アオイ×サツキですな!?
24名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 22:14:44 ID:VNEfmXGn
毛先カール子×マリオみたいなおっさん×ベタニアベースのブロンド美女オペ
25名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 00:50:20 ID:8ZzVt+sx
日向×ミサト希望
26名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 01:10:13 ID:+lXXstbB
>>25
一票
もしくはリッちゃん×加時さん
27名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 18:34:43 ID:wUdueaKW
そして誰もいなくなった
28名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 23:03:38 ID:NqeH+R2p
とりあえずぐっちょぐちょであふんあふんなSS希望
29名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 00:24:47 ID:lNg6WCqJ
たまにでいいんでマナとかのことも思い出してやってください
30名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 06:43:16 ID:UzFliqNr
マナはゲロプレイだな
31名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 07:33:09 ID:OC/0fJ/m
「ふっ…あ、んんっ」
えこひいきの桜色の乳首を、習字に使う柔らかい筆の毛先でくすぐってみる。
目を細めて眉を寄せ、白い頬をうっすら赤く染めて悩ましい吐息を漏らすえこひいきの痴態は
女の私ですら発情させるほどに淫靡で美しい。
「すごい…あんたのここ、もうトロトロよ…ほら…」
ふと視線をえこひいきの秘部に向けると、髪の色と同じ水色のヘアが愛液で湿っているのがわかって、そっと割れ目に指を這わせてみる。
「ほら…見てみなさいよ、あんたのここ、Hな汁でぐしょぐしょよ、そんなに筆が気持ちよかったのかしら?」
えこひいきの目の前で愛液がついた人差し指を親指と擦りあわせて混ぜ合わせ、
にちゃ…と糸が引く様を見せつける。
32名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 07:42:39 ID:OC/0fJ/m
「………」
えこひいきはどんな顔をすればいいのかわからず、
性快の高ぶりに顔を赤くして興奮しつつも
ただ幼い子供のように目を丸くして糸を引く愛液をじっと見つめてる。
(可愛い…)
そう思った私はえこひいきの愛液のついた指を口に含んで舐めとり、
そのままえこひいきの唇に自分の唇を重ねた。
啄むようなキスから、唇を割って舌と舌を絡める濃厚なキスへと移る。
えこひいきはどうしたらいいのかわからずただ舌を堅く硬直させていただけだったけど、
私の方から舌を積極的に絡めていくと
私の真似をしてたどたどしく舌を絡めてきた。
33名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 08:00:10 ID:OC/0fJ/m
「ん…ちゅ…はむ…んんっ…」
えこひいきの無機質な部屋に私とえこひいきの吐息と舌が絡み合う音だけが響き渡る。
息継ぎの息苦しさと女同士で行為に及ぶ背徳感、
そして唾液に混ざり、お互いの舌が絡まる度に口の中に広がるえこひいきのしょっぱくて粘っこい愛液が、まるで媚薬のように私を興奮させる。
「……んんっ!?…んん…!んん…!」
唇を重ねたまま、私はえこひいきの下半身に再び指を這わせる。
クリトリスの皮をむき、愛液を人差し指で塗り込み真珠のように光り輝かせる。
たったそれだけの刺激でえこひいきはビクッと背をそらして
キスをして口がふさがってるにも関わらず吐息を吐く。
「もっと気持ち良くしてあげるから、カラダの力を抜いてごらん?」
そう耳元で優しく囁いて、耳たぶに軽くキスすると、
えこひいきは素直に興奮した体から力を抜いてくれた。
34名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 08:08:54 ID:OC/0fJ/m
一発書きだったのでちょっと後で手直しします
35続きません:2009/10/30(金) 12:43:53 ID:lNg6WCqJ
下からシンジが腰を突き上げるごとに、馬乗りになったマユミの口からは甘い吐息が漏れる。
二人の接合部から淫猥な水音が、にちゃ、ぐちゅ、ぷちゅ、と部屋に響く。
揺れたマユミの長い髪がたてるカサカサした音ですら、二人には
はっきり聞こえる。

『ハジメテのヒト』…二人にとって、互いがそうだった。
なぜか二人は、よく似ていた。
内気で、そのくせ内心では黒いことを考えるのがやめられなくて。
何をするにも、周りの顔色ばかり伺ってしまって。

同族嫌悪と共感の複雑に入り混じった気持ちは、二人の中でどんどん膨れ上がっていった。
身体をいつしか重ねるようになっても、それは変わらなかった。
もう何度目かもわからないその行為のただ中にありながら、二人はそのことばかりを考えていた。

刹那、ひときわ大きく固くなったシンジのそこから、熱い白濁がマユミの中にそそぎ込まれる。
マユミは、背中をのけぞらせながらそれを味わう。
中に、躯の奥底まで、それが浸透していく。

その瞬間が、マユミは一番好きだった。
自分の下で、ぐったりとしているシンジが、軽く呻いた。
36名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 13:31:54 ID:zSYLvx9t
(*´Д`)ハァハァ
37名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 16:08:31 ID:GGvC4PrM
>>34はあり得た氏かな?
体が入れ替わったせいで、どっちが好きなのか分かんなくなっちゃったって感じなのかな
こういうのもいいね
38Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/10/30(金) 16:28:43 ID:3iGe+dNw
>37
違います、>34は私じゃありません
39名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 16:47:49 ID:GGvC4PrM
あれ?
40名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 23:00:45 ID:THy9R4jc
書き込みないのは規制のせい?
それともEVAはもう旬じゃない?
41名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 23:17:39 ID:7PJbvfie
以前の勢いから考えたら旬じゃないのは確か
作品が上がってもレスつかないしな
42名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 10:26:40 ID:T1c3pytz
>>35
むしろ続けてくれ!
43名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 01:51:22 ID:hBfRteT6
 近頃シンジの視線が気になる。
特にプラグスーツを着ている時にそれを強く感じる。
ミサトに訊いたら「年頃の男の子なんだから女の子の体に興味をもって当然でしょ」って言うけど…
いままで、自分とシンジが異性だってことも考えてこなかったから、ちょっと困惑した。
そんなことを考えていたら、こんどは逆に私がシンジの体を意識するようになってしまった。

 今日はこれから実験で、今は、準備ができるまで待機しているところだ。
基本的に実験中はプラグスーツをきて待機することになっている。
つい目の前のシンジをちらちら見てしまう。

私も鍛えてはいるけど、やっぱり男の子のほうがガッシリしてるんだ…
それにアソコの部分、、プラグスーツは性能がいいからあまりめだたないけど、、私とは違う…

「アスカ、どうしたの?」
「はぁ?精神統一してただけよ」
「ごっごめん」

私のようすがおかしいことに気がついたのだろうか、声をかけてきた。
意識すればするほど、気になってくる。こんなことではエヴァ・パイロット失格だ、もっと集中しないと。
しかし、シンクロテストは最悪の結果に終わった。
このままではだめだ


44名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 02:29:13 ID:sE7xlZDf
>>38
あり得た氏には続き是非書いてほしい。
一番好きな作風だった。
45名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 12:54:38 ID:MpU4CHra
>>43
GJ!エロがないから必ず続きを投下するんだ!
>>44
俺も、あり得た氏のアスカとレイのレズプレイの続きが読みたい!
あと駆け引き氏の続きも読みたい!
アスカとシンジの行為がどんどんエスカレートしてほしい。
46名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 13:13:53 ID:hBfRteT6
>>43

続き

「今日はどうしたの、アスカらしくないじゃない」
帰宅後、ミサトが声をかけてきた、トーンは作戦部長のそれではなく、いつもよりやさしい。
ネルフ本部ではリツコにかなりきつく叱られたので、フォローのつもりだろう。
「何か悩みでもあるの?」
とても、ミサトには話せない、エヴァパイロットとしての誇りに関る。
「うーん、やっぱり、わたしには話しづらいか、家では上司じゃなくて家族のつもりなんだけどな」
「じゃあ、レイかシンジ君にでも相談したらどう?パイロットどうしだから話しやすいでしょ?」
「ハァ?バカシンジに?」
そうだ、元はといえばシンジが原因だ、シンジに責任をとってもらおう。

その夜、シンジが眠りについたころ、私はある作戦を実行に移すことにきめた。
寝ぼけたフリをして、シンジの布団にもぐりこむのだ。

「アスカ、先に寝るよ」
「うん、おやすみ」

きた、いましかない、ここで実行にうつさないとパイロットとしての私はダメになる。
47名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 13:53:46 ID:hBfRteT6
>>46

続き

私は勇気をふりしぼって、シンジの部屋にはいり、シンジに背をむけるように布団に寝そべった。
「アスカ?」
「こっちみないで!」
元はといえばシンジが私の体をジロジロみたからいけないのだ、さもなければ、私もこんなこと気にならなかったのに。
男の子の体のことなんて…
「あんた、最近私をいやらしい目でみてるでしょう、今日も控え室で私をジロジロみてたし」
「違うよ!あれはアスカの様子がおかしかったから!」
「ふーん、じゃあリツコに頼んでネルフの控え室の防犯カメラの映像みせてもらおうか」
「女の子をエッチな目でみてるって、ファーストが知ったらどうおもうかしらね」
「…」
「プラグスーツは体のラインはっきりでるからねー」
「…」
「ほーらやっぱり図星だ?、リツコやマヤにもいっちゃおうかなー」
「ごめん」
「ほら、そうやってすぐ謝る、謝っても許してあげないわよ」
「でも、私とおなじようにな恥ずかしい目にあうっていうなら許してあげてもいいわよ」
「それってどういう???」
「アンタの裸を見せなさいってことよ」
「…わかったよ脱げばいいんだろ」

よし、成功だ。
「はぁ、なに勝手なこといってるの、アンタはそこにねそべってればいいの」
私がいろいろと調べてあげるから」あれだけ私を屈辱をしたんだ、今日はそれだけの屈辱をシンジにも与えよう。

シンジはやわらかい生地のパジャマを着ている、私はその上からシンジの腕をさわってみた。
「へぇー、あんたなよなよしてるように見えて、意外とたくましい体してるのね」
「…」
次に胸に触れてみる、
「アスカ、くすぐったいよ」
「我慢しなさい」
やっぱり胸も私とまったく違う…でも一番女の子とちがう部分はやっぱり…
「ちょっと!アスカどこを触ろうとしてるんだよ!」
「バカ!ミサトが起きてくるわよ、みんなに言いふらされてもいいの、スケベシンジって」
「いいよ、もう、好きにして」

私はシンジの…男の子のぶぶんをさわってみた。ふーん、知識としてはしってたけどやっぱりシンジにも
ついてるんだ…なんか変な感じ。

「ふん、いっちょまえに、おちんちん付いてるんだ」
さすがのシンジもこれにはちょっとむかついたらしい私にくってかかってきた。
「なんだよ、そういうアスカはどうなんだよ、そんなに見たかったら自分のものをみたらいいじゃないか」

当然ながら、私におちんちんは付いてない。私が女らしくないとでも、いいたいのだろうか
これには、ちょっとむかついた。

「じゃあ、アンタも私の体ジロジロみるのやめなさいよーなんで、私の体に興味あるのかなー?シンちゃん♪」
「あんた女の子の裸みたことないんでしょ?男の子とどうちがうかもしらないんだ?」
「知ってるよ!」
「じゃぁ確かめてみる?二人でみせっこしようか」
「え?」
48名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 10:53:11 ID:x7xWLMkF
>>47
見せっこ・・だと・・?!
これはwktkせざるを得ない・・ゴクリ・・
49名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 11:30:09 ID:oEuTuXlq
>>47
続き

どうしたんだろう、最初はシンジの体をみるのが目的だったはずだったのに…
私からこんなこといいだすなんて。でもなんかドキドキして、不思議と心地よい気持ち。

「じゃぁシンジから見せなさいよ。ズボンおろすわよ」
「うっうん」

シンジの白いブリーフがあらわになった。
「ねぇ、シンジこれ何?」
ブリーフの前に開けられた俗に言う社会の窓を指出した。
もちろん、その用途は知ってるのだが、わざと知らないフリをして質問してみた。
その行為は私によりいっそう不思議な感情を与える。

「なんだよ、さっきアスカもいってたじゃないか・・・恥ずかしいな、、えっと、ちんちんだよ」
その言葉を聴いて私は顔が真っ赤になった。
「あんたバカ?! そんなことわかってるわよ、私がきいてるのは、穴、パンツの穴よ」
「だって私のパンツにはそれついてないもの・・見てみる?」
「うん…」

私はパジャマのズボンを膝までおろして寝そべった。
「ほら、好きに見ていいわよ」
シンジが私の股間を凝視している。いつもチラチラみるだけだったのに今日はじっくり観察するように見ている。
「アンタ、またいやらしいこと考えてるでしょう」
「ごっごめん」
「ほら、またそうやって謝る、怒らないから言ってごらんなさい、何考えてたの」
「うん…アスカって本当に女の子だったんだなって」
「はぁ?」
「女の子っておちんちん、本当に無いんだなって」

「アンタいつもそんなこと考えてたの?バカじゃない?」
「うん、」
「あきれた、それでいつも私のアソコばかりみてたんだ」
完全に自分のことを棚にあげている。
「そんなんじゃ、エヴァの操縦に集中できなくていつか死ぬわよ?」
「うん、僕もそれじゃダメだとは思ってるんだけど、つい気になって」
そっか、シンジも私と同じことを考えていたんだ。
50続きません:2009/11/03(火) 12:23:56 ID:MlMP7KoE
確かに、初めての相手はシンジだった。
けれどアスカには、シンジが他の子とも寝ているだろうことが、ありありとわかった。

確実にシンジは、上手くなっている。
それは、自分のカラダがその行為に慣れた、というだけでは、決してない。
女の子の感じるツボを、回を重ねるごとに的確に、シンジは突いてくる。
シンジ以外としたことのない自分にも、シンジの技術の向上がはっきりわかる。

それが嫉妬と、どこか誇らしいような気持ちと、その矛盾したような感情を同時にアスカには感じさせる。
そのシンジがいちばん好きなのは自分だと言い切れはしないかもしれないけれど、そのシンジが
今は自分のものであることが、すごく嬉しい。
都合のいい女、なのかもしれないけれど、いちばん近くにいて手を出しやすい女、なのかもしれないけれど、
だけど、今はシンジは自分のものだ。

胡坐をかくシンジの上に、正面を向き合って腰掛けながら、下から突き上げるシンジの腰の動きに身を任せる。
シンジが突いてくるたびに、声が漏れてしまう。

そこの奥まで貫かれて、大きな両手に背中を抱え込まれて。
荒い呼吸の中、何度も"かわいいよ、アスカ"と耳元で囁かれて。
上半身を密着させながら、下半身をくっつけたり離したりさせながら。
シンジの声だけでも、自分のそこがキュンとしてしまうのがわかる。
互いの名前を呼びながらのそれが、自分の精神をどんどん犯していっているのがわかる。

"アスカ……やばい……出ちゃう……!"

"中に……中に頂戴……シンジのッ……私の……中にッ……!!"

自分のそこが、複雑に蠢いているのを感じる。
シンジの中から、熱い精を搾り出そうと、一滴でも多く自分の中に取り込もうとしている、それを感じる。
シンジの背中が、ぴんと張るのを感じる。
自分の背筋が、震えてしまうのを感じる。

一拍置いて、シンジのそれが、中に流れ込んでくるのを、その勢いを、アスカは感じていた。
自分の奥底に、シンジのそれが染み込んでいくのを、感じていた。
そのことしか、今は考えられなかった。
シンジはこの後他の女のところに行ってしまうかもしれないけれど、だけど今は、自分だけのシンジだった。
気が、どんどん遠くなっていった。

<続きません>
51名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 14:38:04 ID:TG5KA0/3
>>50
ひゃう!すごく好み!
GJ!
52名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 17:34:05 ID:3a1X2wPZ
うほっw
GJ!
53アスカとカヲル:2009/11/04(水) 12:28:53 ID:8seLsMBV
地下鉄でバカシンジとファーストを見た。

パパもママもいらない、一人で生きるの。幼い私がフラッシュバックして私は踵を返した。

生理になって3日目、重い足を引きずりながら私はバカシンジたちから目を逸らして歩いていく。

子供なんて絶対にいらないのに。男の子も女の子も皆、皆大っ嫌い。

ふいに視界が歪んだ。あ、私転ぶんだ、どこか他人事の様に思いながら。

「おっ…と」
ふいに柔らかい腕に包まれた違和感。

「や、また会ったね。具合まだ悪いのかい?」
胡散臭く笑うのは先日、トイレで因縁を付けてきた変態。フィフスチルドレン、渚カヲル。

「…最悪」
「大変だね、人間は」
いちいち含みを持たせる言い方が余計に腹が立つ。

「いつまでも触らないでよ、この変態っ」
強引に腕を振りほどこうとしたけれど予想外の力で抵抗される。ビクともしない?

反射的に殴りつけようとした瞬間、腕を引かれ体が浮遊し柔らかい腕に包まれた?

突然の事に思考が感覚についていかない。こ、こ…これって…お姫様…抱っこ?

「い、いやぁぁあ!ちょっ、あ、あんた、何してんのよ!?へ、へっ変態っ」
「この後、ネルフに行くんだろ?僕もだからこのままついでに運んであげるよ」
「な、な、何考えてんのよ!?こんな所で…離っしてよ!エッチ!バカ!変態っ!信じらんない!」
「ここからネルフまでは10分もかからないし、大丈夫」
「離…してって…」
自分の状態を忘れて感情的になりすぎた反動か、グラリと視界が揺れた。ヤバい、力が入んない。

「この前、街のディスプレイで見たんだ。こういうの、一度やってみたくてね」
「…変っ態…」

薄れゆく意識の中で不思議な温かさに苛立ちながら私は絞り出すように呟いた。
54アスカとカヲル:2009/11/04(水) 12:29:49 ID:8seLsMBV
地下鉄で楽しそうに笑うバカシンジとファーストを見た。

パパもママもいらない、一人で生きるの。幼い私がフラッシュバックして私は踵を返した。

生理になって3日目、重い足を引きずりながら私はバカシンジたちから目を逸らして歩いていく。

子供なんて絶対にいらないのに。男の子も女の子も皆、皆大っ嫌い。

ふいに視界が歪んだ。あ、私転ぶんだ、どこか他人事の様に思いながら。

「おっ…と」
ふいに柔らかい腕に包まれた違和感。

「や、また会ったね。具合まだ悪いのかい?」
胡散臭く笑うのは先日、トイレで因縁を付けてきた変態。フィフスチルドレン、渚カヲル。

「…最悪」
「大変だね、人間は」
いちいち含みを持たせる言い方が余計に腹が立つ。

「いつまでも触らないでよ、この変態っ」
強引に腕を振りほどこうとしたけれど予想外の力で抵抗される。ビクともしない?

反射的に殴りつけようとした瞬間、腕を引かれ体が浮遊し柔らかい腕に包まれた?

突然の事に思考が感覚についていかない。こ、こ…これって…お姫様…抱っこ?

「い、いやぁぁあ!ちょっ、あ、あんた、何してんのよ!?へ、へっ変態っ」
「この後、ネルフに行くんだろ?僕もだからこのままついでに運んであげるよ」
「な、な、何考えてんのよ!?こんな所で…離っしてよ!エッチ!バカ!変態っ!信じらんない!」
「ここからネルフまでは10分もかからないし、大丈夫」
「離…してって…」
自分の状態を忘れて感情的になりすぎた反動か、グラリと視界が揺れた。ヤバい、力が入んない。

「この前、街のディスプレイで見たんだ。こういうの、一度やってみたくてね」
「…変っ態…」

薄れゆく意識の中で不思議な温かさに苛立ちながら私は絞り出すように呟いた。
55アスカとカヲル2:2009/11/04(水) 12:36:39 ID:8seLsMBV
「まま…」
「あ、おはよう」
「…って何であんたがいるのよ!?気持ち悪い!」

寝起きに至近距離で笑う変態を突き飛ばして状況を把握する。赤木博士の医務室みたいだけれど。

「シンクロ率の測定はまた後日に延期したわ。二人とも今日は上がっていいわよ。特にアスカは体を休ませておきなさい」

冷めた目で事務的に報告する赤木博士。

「渚君、アスカをお願い出来るかしら。私、この後、会議あるのよ」
「はい」
「ち、ちょっと!勝手に話進めないで…よ?」

ベッドから立ち上がろうとしてバランスを崩す。咄嗟に変態のシャツを掴んでいた事に気付き再び突き飛ばす。

「さ、触らないでよ!気持ち悪い!」
「はは、酷いな。寝てる時はあんなに可愛かったのに」
「へ…変態っ!レディの寝顔を覗いてるなんてやっぱりアンタ、セクハラの変態じゃない!赤木博士、助けてよ!」
「今さら何を言っているの?寝ている間、渚君の手を離さなかったのはあなたじゃないの」
「う、嘘よ!絶対に嘘!どうして私がこんな変態の…」

プルルルル。

「はい…ええ、わかっているわ。すぐに向かいます」
突然鳴り響いた携帯に応対し、「じゃ、後はよろしくね」と部屋を出ていく赤木博士。

爽やかに笑う変態を私は忌々しげに睨み付けた。
56アスカとカヲル3:2009/11/04(水) 12:49:00 ID:8seLsMBV
「…何がおかしいのよ?」
「いや…シンジ君も可愛いけれど…セカンドも可愛いなと思ってね」
「は?ばっかじゃないの。そんなお世話で喜ぶ程、オメデタイ子供じゃないのよ、私は!」
「本心なんだけどな」
「そういう所が気持ち悪いのよ、アンタ…ひゃぅっ?」

突然、変態が私を抱きしめた。ベッドで座る私を変態が胸に包みこむ構図…何かこいつの胸、温かい…って。

「ち、ちょっと!離してよ!バカ!」
「本心だってわかったかい?」
「き…き…きもっ…」
「君はなつかない野良みたいだね」
「の…のら?」
「素直で可愛い、って意味さ」
「ひゃ…や…あ…」
温かい胸に包まれ変態が私の頭を撫でている。ち、力が…入んない…だ…だめっ。

「や、いやっ!」
咄嗟に変態を突き飛ばす。
「何も…何も知らないくせに!私の中に入って来ないで!!」
「…確かに僕は君の事を知らないけれど…知りたいからここにいるんだよ」
再び私が渚の胸に包まれる。お願い、止めて。抑えられなくなっちゃう…頭の中で警鐘が鳴り響く。

「わ……私…私はっあんたが考えてるような…綺麗な人間じゃ…ないんだからっ。か、勘違いしないでよ!バカ!」
「勝手に僕の気持ちを決めつけないで欲しいな」
「ひゃ…ぅ…」
「君は綺麗だよ」


カヲルが優しく耳元で囁き指先を絡ませて…私は決壊した。
57アスカとカヲル4:2009/11/04(水) 12:59:47 ID:8seLsMBV
「んっ…」
「む…むぐ…ぷはっ…せ、セカンド?」
「あんたの…あんたのせいだからね!このバカ!」
「なにを…むぐっ」

カヲルを押し倒し強引に口の中に侵入する。くちゅくちゅと卑猥な音が耳の奥からコダマした。

乱れたシャツからのぞく陶器以上に白い肌。私は引き寄せられる様に首筋から舌を這わせて舐め回していく。

「く…ん…んっ」
「つ…ちゅ…ぴちゅ」
背中にまわされた手に力が込められ私の頭を撫でた。それだけでゾクゾクする程の安心が広がる。

「せ、セカンド…もう、いいよ」
「あ…アスカって言って」
「……アスカ」
「よろしい…ん…ちゅ…ちゅ…ちゅぅ」
「あす…ん…む…ちゅ…」
「…ちゅ…ぷはっ…はぁはぁは……あっ」
再びキスをした私はカヲルの胸にもたれた。

「はー…はー…。か、軽くイッちゃった…」
「あ、ありがとう、でいいのかな?こんな時は」
「ばーか」

私はカヲルの首筋に手を回し再びキスをせがんだ。
58アスカとカヲル5:2009/11/04(水) 13:11:50 ID:8seLsMBV
くちゅくちゅと互いの唾液の音が密室に響く。

「…えっち」
「はは、ごめんごめん」
衣越しでも解る膨張したカヲルの下半身。さっきからずっと私のお腹周りを押し付けてくる。

「でもだめ」
「え」
「私、子供が大っ嫌いだから」
「ああ、それなら大丈夫だよ。僕は子供を作れないから」
「へ?」
「…ファーストと同じ…仕組まれた子供だからね」
「どういう…はぅっ」

今度はカヲルが私の首筋に舌を這わせてきた。ゆっくり優しく包みこむ様に。私の体を舐めていく。いつの間にかブラも取られていたみたい。何だか地に足がついていないような、ふわふわした状態が私を包む。

「あっ…や…ちょ…まだっ…話のとちゅー……ぁはっ」
「アスカ…可愛いよ…アスカ…ちゅ…ちゅぅ」

乳首をカヲルが口に含む度に体中に電流が走って足がつりそうになる。

「か、カヲル…わ、私…もうだめっ」

少しずつカヲルが下半身に向かって舌を這わせている事に私は気付いて悲鳴を上げた。

カヲルは聞こえないかの様に私の秘処に唇を重ねた。
「ふ…ふゃぁぁっ?な、な、…あ、アンタ何してんのっ?」
「アスカの真似…だよ」
「そ、そんなとこまで…舐めちゃ…や…や…やぁーっ」
「ちゅ…ちゅぅ…れろれろれろ…ちゅぱっ」
「あっ…めっ……あ…あ…あーっ」
プシュップシュッ、と変な音がして、私が潮を吹いたのだと遅れて自覚する。

ぼんやり天井を見て息を整えていると、カヲルが私の中に入ろうとしているのが見えた。
59名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 13:26:14 ID:eeXf48OC
>>27さんGJです。
アスカとカヲルの組み合わせは珍しいですね。
とても読みやすい文章で、文才のない私にはうらやましい限りです。
続きがとても気になります。
私もそろそろ駆け引きの続きを書こうかな?
60名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 13:33:33 ID:eeXf48OC
>>27さんではなく>>53さんでした。
すいませんでした。
61アスカとカヲル6:2009/11/04(水) 13:44:37 ID:8seLsMBV
「入るよ…」
「ん…」

ぐぢゅ…とお互いの体液が悲鳴をあげて、カヲルが静かに入ってくる。

ぐぢゅ…ぐぢゅ…ぐぢゅ

カヲルは予想以上にゆっくり動いているみたい。私の痛みを柔らげようとする優しさが伝わって、お腹の奥がキュンと締め付けられた。

「ね…も…お、奥までちょうだい…さ、さっきから…ずっと…ムズムズするの」
「だ…ダメだよ…女の子は…アスカは…繊細…なんだ…からっ」
「ば…ばかっ。そんな事…気にしな…いっ。この私がイイって言ってるんだからっ…サッサと来なさいよっ」
「あ、アスカっ……んっ」
「ふぇ…あっ…あ!」

ドクンドクンドクン。
処女膜の手前でカヲルが果てたのがわかった。私たちはお互いを確かめる様に指先を絡ませて唇を重ねる。

ぐっちゅ…ぐっちゅ…ぐぢゅ…

お互いの体液の連弾が私の思考を麻痺させていく。ゆっくりと再びカヲルが私の中に入ってくる。

「ん…ん…あ……たっ…いたっ?」
「は…は…はぁ…あ、アスカ…入っ…たよ」
「えっ…い、今の?」
「う、うん…」
「な…何か…変なカンジ…お腹がゴツゴツする…あはっ」
「あ…アスカ…大丈夫かい?」
「ん…ちょ…ちょと…息が…しずらいケド…ダイジョブ」
「よ…よか…った」
「ん…あっ!?ご…ごめん、無意識に…噛んじゃって」
カヲルの白い右肩にクッキリ私の歯形が刻まれ血が滲んでいた。

「はは、僕も今、言われて気付いたよ。大丈夫さ」
「ごめんね…ちゅ…る…ぺろ…ぺろっ」

私はカヲルの傷口を献身的に舐め続けた。

「ん…あ、あす…かっ」
「ちゅ…ん…えっ!」

ドクンドクンドクン。
カヲルが再び果てたのが伝わる。お腹の奥で、ジンワリと温かさが広がっていく。

「ご、ごめんよ。さっきから…すぐに…イッちゃって」
「わ…私だって…さ、さっきからずっと…い…てンっ…だからっ…あ、や…うそっ…や、やだっ」
「あ、あすか…アスカ…あぅっ」

気付いたら私は自分から腰を動かしていた。獣みたいに何度も何度も。

こうして私たちは朝までお互いの体を貪り続けた。
62名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 13:53:02 ID:zWD5dMUF
>61
GGGJJJJ!
63アスカとカヲル6:2009/11/04(水) 14:07:36 ID:8seLsMBV
「入るよ…」
「ん…」

ぐぢゅ…とお互いの体液が共鳴し、静かにカヲルが入ってくる。

ぐぢゅ…ぐぢゅ…ぐぢゅ

カヲルは予想以上にゆっくり動いているみたい。私の痛みを柔らげようとする優しさが伝わって、お腹の奥がキュンと締め付けられた。

「ね…も…お、奥までちょうだい…さ、さっきから…ずっと…ムズムズする」
「だ…ダメ…だよ。ゆっくりしなきゃ…女の子は…アスカは…繊細なんだ…からっ」
「ば…ばかっ。そんな事…気にしない…でっ。この…私がイイって…言ってるんだからっ…さ、さっさと来なさい…よっ…」
「ん、…はっ…あぅっ」
「ふぇ…あっ…あ!」

ドクンドクンドクン。
処女膜の手前でカヲルが果てたのがわかった。私たちはお互いを確かめる様に指先を絡ませて唇を重ねる。

ぐっちゅ…ぐっちゅ…ぐぢゅ…

お互いの体液の連弾が私の思考を麻痺させていく。ゆっくりと再びカヲルが私の中に入ってきた。

「ん…ん…あ……たっ…いたっ?」
「は…は…はぁ…あ、アスカ…入っ…たよ」
「えっ…い、今の?」
「うん…」
「な…何か…変なカンジ…お腹がゴツゴツする…あはっ」

まともに顔が見れなくて、私はカヲルから目を逸らしながら舌を出して笑った。
64名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 14:14:04 ID:8seLsMBV
スミマセン!

またやってしまった…二重カキコ…

もう少しで終わりますんでお許しを…

スミマセン
65名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 14:43:04 ID:yE14UpN+
貞キャラなんだろうけど庵の設定が混同してる
66アスカとカヲル7:2009/11/04(水) 14:56:16 ID:8seLsMBV
「あ…アスカ…大丈夫かい?」
「だ…誰に言ってんの…ん…ちょ…ちょと…息が…しずらいケド…ダイジョブ」
私は無意識にサラサラのカヲルの頭を撫でた。

「よ…よか…った」
「ん…あっ!?ご…ごめん、無意識に噛んじゃって」
カヲルの白い右肩にクッキリ私の歯形が刻まれ血が滲んでいた。

「はは、僕も今、言われて気付いたよ。大丈夫さ」
「ごめんね…ちゅ…る…ぺろっ…ぺろっ」

私はカヲルの傷口を献身的に舐め続けた。

「ん…あ、あす…かっ」
「ちゅ…ん…えっ!」

ドクンドクンドクン。
カヲルが再び果てたのが伝わる。お腹の奥で、ジンワリと温かさが広がっていく。

「ご、ごめん。さっきから…すぐに…イッちゃって」
「わ…私だって…さ、さっきからずっと…い…てンっ…だからっ…あ、や…うそっ…や、やだっ」
「あ、あすか…アスカ…あぅっ」

気付いたら私は自分から腰を動かしていた。獣みたいに何度も何度も。

「か、カヲルっ!お願い、ぎゅって…ぎゅーってして!」
「あ、あぁっ。アスカ…アスカ…アスカっ…」
「やっ…と…とけ…溶けちゃぅぅ…」

こうして私たちは朝までお互いの体を貪り続けた。
67アスカとカヲル8:2009/11/04(水) 15:31:06 ID:8seLsMBV
「カーヲール〜」
「アスカ?」

子供の様に目を潤ませてアスカが僕の背後から抱きついてきた。
あの日からアスカは僕に過度に甘える様になった。

「ね、早く一緒にご飯食べよ〜?」
「うん、いいよ」
「今日はちゃんと焦がさない様に出来たんだ〜エライ?」
「うん、えらいえらい」
僕が子供をあやす様に頭を撫でるとアスカがくすぐったそうに目を細めて笑った。

「ね、カヲルー…ぎゅーして?ぎゅー」
「はいはい」
「はいは一回でしょっ」
「はい、お姫様」
「えへへ〜」

僕は今、アスカと一緒に住んでいる。若干、幼児退行した彼女の代わりに先の戦闘では僕が弐号機で出撃し零号機の自爆で使徒は殲滅された。
今のアスカにエヴァのパイロットへの執着は、もう無い。

約束の日まであとわずか。僕に残された時間も、残り少ない。

僕が消えた後、残されたアスカはどうなるのだろうか?

アスカの事を考えると胸がチクリと痛む。

「アスカ…君は僕と出会えて幸せだったかな?」
「幸せ!決まってるでしょ〜」
「でも僕と出会わなければパイロットを抹消される事も…」
「勝手に私の気持ちを決めつけないで。カヲルが前に教えてくれたんじゃないの」
「そう…だね。そうだったね」
「カヲルはー?」
「幸せだよ。僕も。君に会えて…嬉しかったよ」
「えへへ〜」

胸の中で微笑む、小さな彼女を抱きしめながら。僕はゆっくりと目を閉じた。


君にはもう会えないから。
68名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 15:41:33 ID:8seLsMBV
以上です。


初めてのエロパロです。

二重カキコやら誤字脱字、細かい設定の矛盾等、見苦しい所を多々お見せしてしまいました。

大変失礼致しました。


あ、綾波とシンジ君も大好きです。
69名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 18:25:31 ID:eeXf48OC
>>68さん本当にGJでした。
投下中に邪魔をしてしまい、申し訳ありませんでした。
この後の展開を思うとカヲル、せつないですね。
初めてとは思えないくらい読みやすく、内容もよかったです。
本当にうらやましいです。
次回の投下をお待ちしてます。
70名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 18:46:39 ID:0UNiAwdm
生理中に初えっちしたらいろんな血でそりゃもう血まみれに…

ともあれ乙です
GJでした
71名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 20:57:08 ID:5nCfxAp6
スレがまた盛り返してきたな

ただ昔の職人さんが帰ってこないのは残念
72Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/04(水) 22:20:09 ID:0UNiAwdm
お待たせいたしました
「あり得た」シリーズ、再始動です

ちょっと仕事がたてこんでましたので…申し訳ない
挨拶代わりにプロローグの部分だけ
73あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side I:2009/11/04(水) 22:20:52 ID:0UNiAwdm
雨、降り止まない雨。
この街を、染める雨。
さっきよりは小ぶりになったけれど、まだ降り続けている、雨。

気が付いたら、式波大尉は私の部屋からはいなくなっていた。
私に、今まで以上にぽかぽかする気持ちだけを残して。
ううん、枕元に「やっぱりシンジのところに帰ります」って、書置きも残して。

なんだか、不思議な気持ちだった。
そういう行為があることは知っていたけれど、だけど、なぜ式波大尉は私にあんなことをしたのだろう。
それに、なぜ、まるでそれが初めてじゃないみたいに、懐かしい気持ちがしたんだろう。
なぜ、こんなにも心がぽかぽかするんだろう。
どうして、碇君といるときと同じくらい、碇君と入れ替わっていたときと同じくらい、ぽかぽかするんだろう。

私の身体をくまなく撫で上げる、式波大尉の手。
私の身体の芯を熱くする、その手。
私の敏感な部分をやさしく舐める、その舌。
とめどなく私の中からあふれ出てくる、潤滑液。

今も、まだきっとそこはヌルヌルしている。
さっきまでの行為の余韻を、身体は覚えている。
生物学的には繁殖不可能なはずの私の身体も、そういう刺激には反応するんだ。
その行為を、本能が求めてるんだ。

碇君に、会いたい。
式波大尉に、会いたい。
そう思ったら、いてもたってもいられなかった。
全てが、もどかしかった。

私は、はやる気持ちの中、濡れてしまった服を慌てて着替えると、ベッドや床の後始末のことなんか忘れて、2人がいるはずの葛城一佐のマンションへと走った。
傘のことなんか、頭になかった。
雨なんて、関係なかった。
白いデッキシューズが跳ねた泥で汚れるのも、関係なかった。
私の足はもう、止まらなかった。
74Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/04(水) 22:21:27 ID:0UNiAwdm
今回は以上です
今後あまりお待たせしないように努力しますので宜しくお願いいたします
75名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 00:31:46 ID:Fp1WPtMX
職人増えてきたな
76シンジとレイ:2009/11/05(木) 00:44:24 ID:s0s/GCSt
ネルフに到着した僕と綾波にミサトさんからシンクロ率の測定日が延期したと告げられた。

「ごっめんね〜。デートの邪魔しちゃって。んじゃ私はこれから会議だから」
「で、デートじゃありませ…」
反論する前に颯爽と去って行くミサトさん。

「ご、ごめん」
「どうして謝るの?」
「ミサトさんが変な事を言うから」
「変な事って?」
「あ、ぃや、何でもないんだ。何でも、あはは」
「?」

そんな日常を送りながら医務室の前を通った時。

あり得ない声が聞こえた。

「え…」
「弐号機パイロット」
「アス…カ?」
「フィフスの子も一緒みたい」
「か、カヲル君も?」
「声、聞こえたから」

そこから僅かながらに聞こえる二人の声に僕の足は凍りついた。
わからない。どうして。あり得ない。怖い。心の中で感情が乱反射を繰り返して。僕は震え続けていた。

「大丈夫?」
「え…あ…」
「帰らないの?」
「あ…う……ん」

ヨロヨロとおぼつかない体を綾波に支えられて、僕は帰宅した。

綾波の腕をアザが出来る位強く握っていたと、家に着くまで気付かなかった。
77シンジとレイ2:2009/11/05(木) 00:46:47 ID:s0s/GCSt
「ご、ごめん。家まで付き合ってもらっちゃって…い、今、お茶でも用意するから…」

お茶の葉を出そうとするも、手が震えて何度も指先からこぼれてしまう。さっき聞こえた二人の声が離れない。

「碇くん」
「な、何?」
「どうしてそんなに震えているの?」
「よ、よくわからない。わからないけど…ただ…」
「ただ?」
「か、カヲル君とアスカが…あんな事をしてるなんて思ってもみなかったから…ショックを受けたんだと、思う」
「…そう」
「か…カヲル君もアスカも…変だよね…おかしいよ。…二人とも…もっと真面目な人だと思ってた」
「碇くんは弐号機パイロットと出来なくて悔しいの?」
「ち、違う!僕たちはまだ中学生だよ?あ…あんなことするなんて普通じゃない…普通じゃないよ!」
「そんな事ない」
「…え?」

「だって私もしてるもの」

目の前が真っ暗になった。
78シンジとレイ3:2009/11/05(木) 00:51:48 ID:s0s/GCSt
「な、な…何を言ってるの?綾波?」
「碇くんもしたい?」
「あ、綾…波?」
「私と一つになりたい?」「あ…や…なみ…」

綾波がゆっくりと近づいてくる。どこかで感じた非現実感。そうだ、エヴァに取り込まれた時に見た…

「心も体も一つになりたい?」

綾波が優しく僕の唇を奪った。

「ンッ…んん〜…ちゅ…つ…ぷはぁっはぁっ」

違う!夢じゃない!

戦慄が背中を駆け登り、僕は慌て綾波を引き離した。

「碇くん。怖がらないで」
「だ…ダメだよ。綾波…こ、こんなこと」
「だって…碇くん、凄く苦しそうだもの」
「そんなこと…なぁっ」

綾波の白く細い指先が膨張した僕の下半身を撫でた。それだけで。

「あ…あっ……あうっ」
ビクンビクンと僕は達してしまい、情けなさと恥ずかしさから涙がこぼれた。

「ご…ごめ…う…ごめん…ぐすっ」
「碇くん…泣かないで」

シュルッと衣擦れの音がして顔を上げると、制服を脱いだ綾波が真っ直ぐに僕を見つめていた。

綾波の裸体から目を逸らせずにいる僕に。

「碇くん、私と一つにならない?」

綾波がもう一度引き金を引いた。
79名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 00:58:17 ID:s0s/GCSt
とりあえず今日はこの辺で。

調子に乗って第2弾を。
今回はちょっと暗いかもしれません…シンちゃんとレイなので(笑)

また後日、投下していきます。
80名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 01:00:49 ID:mu95nOc8
上のアスカカヲルと同じ人だとしたら、上にも書かれてるけど庵と貞の区別ついてないぞ
81名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 03:47:37 ID:cKMHeYoe
どうしても出来上がってから投下できないの?
82名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 07:00:20 ID:19xqPIU+
>80
狙ったオリジナル設定というわけでもなさそうだから、エヴァはよく知らないという人なんだろ
エロパロだから細かい事は気にしなくて良しw
83Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/05(木) 10:54:21 ID:lHOQZD5w
続きです
3Pに持ち込むための前段階なので、寸止め嫌な人はスルーしてください
84あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side II:2009/11/05(木) 10:55:09 ID:lHOQZD5w
葛城一佐の、マンション。
私は二度、呼び鈴を鳴らす。
髪から、体から冷たい雨がしたたり、タイル張りの床を濡らす。
自動ドアが、無音で開く。

「綾波…。」

碇君だ。
ずっと会いたかった、碇君だ。

「ちょ…綾波、何を!?」

私は、思わず碇君に抱きついていた。
碇君のぬくもりが、濡れた服ごしに、はっきりと伝わってきた。
心が、すごくぽかぽかした。
体だけじゃ、なかった。

「碇君…会いたかった。
 すごく、会いたかった。」

「…どうしたの、綾波?
 そんなに、ぐしょ濡れになって。
 アスカもだったし、今日ヘンだよみんな?」

碇君が、私の髪を撫ぜてくれる。
しずくが、したたり落ちる。
碇君の胸の鼓動が、ダイレクトに伝わってくる。

「やっぱり、碇君といると心がぽかぽかする。
 式波大尉とも、そうなの。
 私、どうしたのか自分でもわからない。
 …碇君たちしか、私、頼れない。」

「とにかく、シャワー浴びたほうがいいよ。
 着替えなら、アスカに借りればいいからさ。
 ね、とりあえず入りなよ。」

「…うん。」

碇君は、内心の動揺を隠そうとしているようだったけど、私にはそれがわかった。
私も、一緒だったから。
ドキドキが、止まらなかったから。
85あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side II:2009/11/05(木) 10:55:47 ID:lHOQZD5w
温かいシャワーは、とても気持ちがよくて。
体の芯まで冷え切った私を、じんわりと暖めてくれて。
お風呂場は、2人の匂いがして。

綺麗に畳まれたバスタオルと、式波大尉のものらしい着替えが、脱衣場にはちゃんと用意されていた。
私はバスタオルで身体を拭くと、そのまま首にかけ、着替えを持って居間へと出て行く。

「えこひいき、あんた!」

式波大尉が、目を丸くしている。
絶句した碇君は、真っ赤な顔を、両手で覆っている。

「服くらい着なさいよ!
 なんでそのまんま出てくるのよ!?
 …それとも、私たちに対する無言の抗議なの、それ?」

「…違う。」

「じゃ、何なのよ?」

「だって、碇君には入れ替わってるときも含めて何度も裸見られてるし、式波大尉とだってさっきあんなことしたし、何か問題?」

「…だってじゃないわよ!
 いいから早く着なさいよ!」

何がいけないんだろう。
よくわからないけれど、服を着る。
ほかの人の服は、よくわからない。
特に、下着は。
四苦八苦して、なんとか身に着ける。

「さっき、って、まさかアスカ?」

「…うん、実は。」

「女同士で!?」

「あんたとだって、女同士のときにもしたでしょ?」

「いやまあ、それはそうだけど…。
 でも、アスカは、僕より綾波の方が、よかったの?
 中身の僕とじゃなくて、綾波の体とだから、よかったの?」

「違う!
 シンジ、違うの、そうじゃない!」

そうか、やっぱり初めてじゃなかったんだ。
私と碇君が入れ替わっているときに、私の体で、2人は。
86あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side II:2009/11/05(木) 10:56:28 ID:lHOQZD5w
「…碇君、式波大尉。」

「ごめん、綾波。
 綾波の体で、僕ら…。」

「…ごめん。」

「いいの、私怒ってない。」

「でも…。」

「むしろ、嬉しかった。」

「「…えっ?」」

「さっきね、すごく、心がぽかぽかした。
 式波大尉と、ひとつになった気がしたの。
 碇君とも、ひとつになりたいの。
 式波大尉とも、ひとつになりたいの。」

「「…!」」

「だから、3人で。
 私は、それが一番嬉しいの。」

目の前の2人は、見事に絶句していた。
けれど、何かが、変わり始めていた。
もう、窓の外の雨は、止んでいた。
87Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/05(木) 10:56:53 ID:lHOQZD5w
次回エロ入ります
ではまた
88名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 22:04:22 ID:Fp1WPtMX
職人さんが復帰したらしたでレスつけないとか
ここの住人はどうゆう頭してんの?
89名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 22:11:55 ID:kX+xxLJh
一つは色んな意味で微妙、もう一つはエロ前だから様子を見てる

つか、変な叩きが横行した時によく言うだろ?「気に入らなきゃスルーしろよ」って
さらにスルーにまで文句言うのは無茶だw
90名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 22:46:50 ID:gdYza7l1
とりあえずみんなおつ
てかここの住人どれぐらいいるの?
91名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 23:26:01 ID:TLc/Kr4k
無茶言うな、民主の一件で規制されていた奴だって多いだろうに
92まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2009/11/06(金) 00:11:33 ID:KAcpvpTX
職人様方におかれましては大変お疲れ様です
また読み手の皆様も巡回ご苦労様です

さて、連絡事項が2件ございます

1件目です
当スレまとめサイトには1日30〜70件程度ユニークアクセスがありますので、住人の方はそれ以上いらっしゃると推測されます
当方も自宅PCは規制にかかっていますので、携帯や●を使って書き込みしています

気長にいきましょう
規制は仕方ないことですから

2件目です
現行スレになり何作品かの投稿をいただいております
それら作品のまとめサイトへの掲載ですが、早急に取り進めたほうがよろしいでしょうか?
または、現行スレがある程度使われた状態になるまで掲載しなくてもよろしいでしょうか?
ご意見いただければ幸いです

以上取り急ぎ用件のみにて
93シンジとレイ4:2009/11/06(金) 00:26:53 ID:ws+XxtPr
僕は震える手で綾波の胸に手を伸ばした。

「はぁ…はぁ…はぁ」
「…ふ……っ…いたっ」
「ご…ごめん」
「へ…平気……つ、続けて…」
「う、うん」

「んちゅ…ちゅ…」
「はっ…っ…ぅっ」

恐る恐る綾波の乳首に吸い付くと、綾波が小刻みに震え出した。

「い…碇くん……碇くん…いかり…くっ」
「は…はあ…あ、綾波?」

トロンと頬を上気させ綾波が微笑む。

「碇くん……いじわる」
「あ…綾波っ」
「ん…ちゅ…は…んちゅ」
「綾波っ…綾波っ…綾波っ…ちゅ…つ…ちゅうっ」
「いかり…くっ……ん……ぁ」

僕は無意識に綾波を押し倒して体中にキスを降らせた。綾波らしい消え入りそうな矯声が僕をさらに興奮させていく。

全身が沸騰するような熱の中で、僕は何度も達し続けていた。

「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
「…碇…くん…」

何度もの射精でぐったりする僕の下半身に綾波が優しく口づけをした。

思わず仰け反る快感が足元から伸びて、一瞬で血液が逆流する。

綾波はただ、丁寧に優しく静かに、僕を口の中で転がせてゆく。

ぢゅ…つぅ〜…ちゅぱ…ちゅぱ…ちゅうぅっ

「あ、あやなみぃぃいっ!も、もうらめ、らめええええ!」
「プはっ…は…ぁっ……い、碇くん…碇くん…」
「は、は…はーっ…あ…綾波っ…僕…僕っ…一緒に…綾波と一緒になりたいっ」

僕は綾波に懇願した。
94シンジとレイ5:2009/11/06(金) 00:32:06 ID:ws+XxtPr
「っ…は…はぁっ…い、碇くん…私も…碇くんと…一緒になりたい」
「あっ……綾波っ……あやなみぃっ」
「いかり…く…ん…ん……ふ…ンッ」

綾波が僕の上に跨がりゆっくりと腰を沈めていく。

「あ…あや、な……あっあ…あぃっ」

グチュグチュグチュ。

綾波が腰を沈める前に連続で達し続ける僕。ヨダレがだらしなくこぼれて。

「あ…あうっ…綾っ…波ぃい…き、きもちいっ…は…はぅっ…よ、よすぎるよぉおぉっ」
「碇くん…碇くん…いかりくん…っ…ふ…あうっ」

じゅぷっ!

「あっ…あひいぃっ。おっ…お…っ…おしりのっ」

突然、綾波の指先が僕のお尻の穴に入る。
し、信じられない。綾波がこんなこと…するなんて。
「ごめんなさい…碇くん…私…私…私っ」

綾波は謝罪を繰り返しながら、同時に腰を振り、僕の乳首を甘く噛んだ。

「あぉぉうっ!?は、はぅっ、こ、こわる…こわれゅ…こわれぇるううぅっ……」
「いかりくンッ…いかりくンッ…いかりクンッ」

僕と綾波は何度も何度も絡み合い、思考が急速に溶けていく中で、僕は以前の僕には戻れない事をぼんやりと自覚した。
95名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 08:23:22 ID:KEmLd/Aw
>>92
読みにくいからまとめサイトに載せてもらえるとありがたい
96名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 10:09:53 ID:aBwkTBqu
>>94
GJなんだけど「今日はここまで」とか書いた方がいいよ

あと管理人さんてもしかして駆け引き氏なのかな?
97まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2009/11/06(金) 11:09:55 ID:mdaPp6lZ
>96
違います
当方は駆け引き氏ではありません

>92
承知いたしました、土日に作業いたしますので今しばらくお待ちください
98名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 17:01:29 ID:KEmLd/Aw
>>97
よろしく頼みます。
99名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 19:53:37 ID:mh1NRgeC
>>92
ホントにいつもありがとう。
あんまり無理はしないでくださいね。
100名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 22:24:37 ID:CAXqcHA+
>>94
GJ!
最高すぎ
101まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2009/11/08(日) 01:17:06 ID:2QVt4dDc
お世話になっております、まとめサイト管理人です

さて、先ほど三代目スレ作品のページをサイトに追加いたしました
当方にて動作確認等いたしておりますが、職人の皆様および住人の皆様におかれましても、
今一度ご確認願います

以上取り急ぎ用件のみにて
102名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 11:07:43 ID:xw0pW4e9
>>101
お疲れ様です。
docomoでは大丈夫でした。
103名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 12:53:20 ID:afU5NWPX
とにかく>>49の続きが楽しみで仕方ない
104名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 20:57:31 ID:4CqawAJO
>>103
禿同
105名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 23:44:04 ID:NFISjN3m
ここで書いてる職人さんの期待値ってどんなもんかね?
106名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 00:36:52 ID:myerJjOn
サハ戦後の人と、>>49の人の続きが欲しい…
107名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 16:38:10 ID:8Esuuw+Z
やべぇ
アスカやべぇ
もろ劇場版の流れorz

もうね、魂のルフランがBGMで流れっぱなしみたいなー
108名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 20:13:52 ID:XURDN9Tg
何の話?
109Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/09(月) 23:22:47 ID:+lDE4gkZ
すみません、仕事が忙しくなることはわかっていたのですが予想以上で、執筆ペースが遅れています
期待してくれている人がもしいたら本当にごめんなさい
がんばりますので
110名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 00:11:47 ID:kFXN7sY5
ガンバレガンバレ〜
こちらはゆっくり大丈夫ですしね

しかし今読み直しても、アスカとシンジのレズプレイってなんか良いわぁ
111名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 03:07:52 ID:3lUnuMdd
>>110
うんいい。なんか倒錯的エロ。

楽しみにしてるんでゆっくり戻ってきてください〜
112Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/11(水) 00:27:13 ID:2D/JMFqM
遅くなりました、続きです
多分まだ続きます、あと1〜2回
113あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side III:2009/11/11(水) 00:27:55 ID:2D/JMFqM
私は、ただ喘いでいた。
生まれたままの姿で、碇君の、そして式波大尉の匂いのするベッドの上に腰掛けながら。
二人に、心も身体も、包まれながら。

後ろから碇君の指が、私の邪魔なだけの胸を、優しく、優しく触ってくれて。
私の背中にぴったりとくっつけられた、碇君の裸の胸のドキドキが、直接伝わってきて。
碇君の指が、乳首の周りの、粘膜と皮膚の境目のあたりに触れるたび、私の口からは吐息が漏れて。
お尻には、碇君の熱く、硬くなったそれが、押し当てられていて。
碇君のそれを流れている血液の、その脈動さえも、私には感じられて。

気持ちいい。
すごく、気持ちいい。
さっき式波大尉に触られていたときも気持ちよかったけれど、碇君に触られると、もっと、もっとぽかぽかする。
背筋に、電流が流れる。
声が、出てしまう。

けれど、不思議な気持ちだった。
こないだまでは私の身体だった碇君の身体に、こないだまでは碇君の身体だった私の身体が、触られている。
それだけじゃない、同じく一糸纏わぬ式波大尉の舌も、私の身体を、全身を、丹念に舐め上げている。
三人が、一つに溶け合うような、そんな錯覚を覚える。

式波大尉と、向き合って口付けながら、二人に身体を触られながら、心はぽかぽかして。
身体も、実際火照っていて。
身体の芯が、じゅんとなって。
私のそこからは、何かぬるぬるしたものが、どんどん溢れ出して。
さっきシャワーに入ったばかりなのに、薄い色の私の茂みは、もうその液体でぐしょぐしょに濡れていて。

ドウシテ、コンナニキモチイイノ…?
ドウシテ、コンナニポカポカスルノ…?

碇君の指が、私のそこを、優しく、優しく開いて。
式波大尉の舌が、襞の付け根の部分を、硬く小豆のようになった私の突起を、繊細なタッチで撫でて。
碇君の指と、式波大尉の舌とで、そこを柔らかく挟まれて。
式波大尉の唾液と、私の出したものとで、きっとぐちゃぐちゃになっているだろうそこを、二人に攻められて。

「ぁ…ッ…あ…うぁ…ッ…!」

背筋が、ぴんと張る。
身体が、硬くなる。
二人から流し込まれる快感に、脳が、脊髄が、支配される。
たとえ子供が作れない体でも、その行為は、私の精神を、肉体を、犯す。
碇君と口付けるたびに、その快感が、どんどん増幅していく。
式波大尉と唇が触れるたび、身体が熱くなる。
114あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side III:2009/11/11(水) 00:28:17 ID:2D/JMFqM
「アスカ、綾波、三人で気持ちよくなろっか。」

碇君の、声。
ぱっと止まる、二人の動き。

ソレハ、モットキモチイイノ…?
イカリクント、シキナミタイイト、ヒトツニナレルノ…?

「どう、するの…?」

式波大尉の、声。
その声は、不安げで。
どうしたらいいのか、見当もつかない、といった様子で。

「アスカ、両足を開いてそこに仰向けで寝てよ。
 綾波はその上に、うつ伏せで覆いかぶさるようにして。
 二人の…その、足の付け根を合わせるような感じに。」

「こう?」

「…これで、いいの?」

「OK、それじゃ、いくよ。」

刹那、ますます硬く、大きくなった碇君のそれが、私と式波大尉のぴったり合わされたそこの間に、入ってくる。
式波大尉の口から、甘い、甘い吐息が漏れる。
私の、口からも。
碇君の、熱い、ごつごつしたそれが、私のそこを撫でて戻るのに合わせて、式波大尉のそこを同じように撫でるのと合わせて。

三人の、息は荒くて。
何もかもが、どうでもよくなるような、そんな感覚に襲われて。
濡れそぼった二人のそこを、碇君のそれが、激しく、時に優しく、犯して。
何も、考えられなくて。
頭の中が、二人のことでいっぱいになって。
碇君の腰の動きのたびに、全てが、碇君以外は、式波大尉以外は、私の心から吹き飛んでしまって。
ぐちゅ、ぷちゅ、という湿った音が、さっきの私の部屋に充満していたのと同じような匂いが、部屋に充満していて。
身体の奥が、切なくって。

その終りは、突然来た。
碇君は軽い呻きとともに背中をのけぞらせて、そして熱く脈打つ感覚が、三人の接合部から伝わってきて。
焼けるような温度の飛沫が、碇君のそれから私たちのお腹へと吐き出されて。
さっきまでと違う青臭い匂いが、塩素系漂白剤のような、栗の花のような匂いが、鼻をくすぐって。
みんなの息だけが、耳に入って。

落ち着きつつある息の中、川の字にベッドに三人で横になりながら、もう今までと世界が一変してしまったことを、私は静かに感じていた。
なんだか、とても眠かった。
すごく、眠かった。
115Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/11(水) 00:28:42 ID:2D/JMFqM
今回は以上です
ではまた
116名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 00:42:39 ID:86WIjcvP
>>115
GJ!!
待ってたぜ
117名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 23:32:29 ID:lPprymrm
GJ!
118名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 12:08:40 ID:sV1baB+w
GJ
3P仕切るシンジ君にちょっとワロタw
119名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 12:17:50 ID:oeoK2W+V
シンジ君はやる時はやる男だぜ
120名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 22:40:17 ID:Hc6MA/Gd
GJ!!
なんでやり方知ってんだシンジくん、さすがww
121Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/13(金) 00:30:01 ID:bw9F8FIZ
こんばんは
残業帰りでテンションMAXなので、その勢いで投下します
このエピソードはこれでラスト
そして明日は出張だぜヒャッホー
122あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side IV:2009/11/13(金) 00:30:55 ID:bw9F8FIZ
ニンニクを炒める香ばしい匂いと、ジュージューという音で、私は目覚めた。

それに混じって、碇君と式波大尉、それに私の匂いもたぶんしているベッドの中、段々意識がはっきりしてくる。
開けられた窓の、風に揺れる白いレースのカーテンごしに、太陽が私を照らしている。
壁に掛けられた時計は、もう昼過ぎを指している。

身を起こした私は、のそのそと服を着ると、目をこすりながら、ダイニングキッチンへと向かう。
他に、なんだろう、オリーブオイルか何かのような匂いもする。

「…碇君、式波大尉。」

「あ、綾波、起こしちゃった、かな?」

そう言いながら、コンロの方からフライパンを片手にこっちを向いたエプロン姿の碇君と、目が合う。
カウチに座っている式波大尉も、読んでいた『第3新東京ウォーカー』を置いて顔を上げる。

「…ご飯、作ってるの?」

「うん、今日のお昼は、アーリオ・オーリオだよ。
 綾波、肉とか魚とか嫌いだって言ってたよね、だから、野菜だけのやつ。
 オクラとかズッキーニとか、いろいろ入れちゃった。」

碇君は、またコンロの方に向き直る。
そしてスパゲティを、オレンジ色のプラスチックの熊手のようなものでかき混ぜながら、器用に炒める。

「ホント、シンジって男のくせにそういうのマメよね。
 女の子のまんま元に戻らなかったら、きっとすごくモテたのに。」

「いいじゃん、好きなんだから。」

「まあ、シンジがこれ以上モテたら、私たちが困るけどね。」

「男の子にモテても、嬉しくないよアスカ…。」

そんな会話をしながら笑いあう二人の顔が、まぶしい。
それは、居間のベランダから差し込む光線のせいだけでは、きっとない。
123あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side IV:2009/11/13(金) 00:31:17 ID:bw9F8FIZ
「碇君…。」

「なに、綾波?
 …って、うわっ!」

「ちょっとあんた、何シンジにひっついてんのよ!」

「…やっぱり、ぽかぽかする。」

碇君の、ぬくもり。
コンロの熱もあるのかもしれないけれど、すごく暖かい。

「ずるい、私も!」

「ちょっと待ってよ二人とも、これじゃパスタが炒められないよ!」

すごく、心がぽかぽかする。
式波大尉と争うように、私は一生懸命碇君の身体にしがみつく。

「ねえ、そういえばさっきのアレ、なんで三人でのやり方知ってたのシンジ?」

「え…なんのこと?」

「目が泳いでるわよ、シンジ。」

「しょうがないじゃないか、だってえっちな本とかDVDとかで見て、やるなら今しかないって思ったんだもん。」

「バカ!
 やっぱり、あんたはバカシンジね!」

笑い声に、部屋が包まれた。
私も、いつしか笑っていた。

こんな三人の関係は、いつまで続くんだろう。
それは、私にはわからなかった。
だけど、今このときを、私はきっちりと生きていきたかった。
次の私にも、この記憶を伝えてあげたかった。
それが、きっと私の生まれてきた意味だろうから。
EVAに乗るためだけでは、きっとないのだろうから。

<完>
124Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/13(金) 00:31:40 ID:bw9F8FIZ
以上です
お読みいただきありがとうございました
125名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 00:54:53 ID:qBduUuGb
>>124
GJ!!!
お疲れ様です!
126名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 08:24:07 ID:+9ZKll2A
>>124
残業含め、GJでした!
また期待してます。
127Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/14(土) 00:18:09 ID:6dODJmX1
こんばんは
明日も出勤ですがまたプロローグを
一応、『混乱』の後日談、カジミサ新劇準拠です
128あり得たかもしれない、夜会。I:2009/11/14(土) 00:18:55 ID:6dODJmX1
俺たちの頭上を、環状線が走り抜けていく音がした。
ガード下の沖縄料理屋で、俺と葛城は今日も杯を傾けていた。

「だから、私は鳥なのよね。
 で、この島らっきょがあんた。」

「わけわからんな…。」

いつもの赤いジャケットを脱いでワンピースだけになった葛城は、既にすっかり出来上がっている。
俺は、ため息を付きながら新しいロスマンズに火をつける。

「あ、加持君、またタバコ吸って!
 こんなものなんて、こうしてやるー!」

「うあ、おい葛城、やめろ…ああーっ!
 なあ葛城、俺のコップにタバコそのまま入れるのやめてくれよ。
 おかげでもう、飲めないじゃないか、まだ入ってたのに、瑞泉。」

「喫煙は、諸悪の根源よー。
 それにね、女性の前で吸うなんてもってのほかでしょ?」

「葛城だって、こないだ吸ってたろ!?
 俺に、くれって言って。」

「あれはほら、ああいうことの後は…ね。
 でもそれはそれ、これはこれよ。
 あ、店員さん、瑞泉ロックとオリオン生、もうひとつずつね。」

「はい、ただいまー。」

まったく、あれから何年たっても、葛城はいつもこうだ。
『猫の目のように変わる』という表現は、きっとこういうことを言うに違いない。
いつまでも俺を、振り回して。
なんでも、自分の思い通りにして。

確かに、葛城といると飽きることはない。
正直、楽しい。
けれど、前に付き合おうと言い出したのも、そして別れを切り出したのも葛城だったし、
あの頃俺が葛城を自由にできるのはベッドの中くらいのものだった。
ベッドの中でだけ、葛城は従順だった。
それは、今も変わらなかった。
129あり得たかもしれない、夜会。I:2009/11/14(土) 00:19:19 ID:6dODJmX1
俺たちの頭上を、環状線が走り抜けていく音がした。
ガード下の沖縄料理屋で、俺と葛城は今日も杯を傾けていた。

「だから、私は鳥なのよね。
 で、この島らっきょがあんた。」

「わけわからんな…。」

いつもの赤いジャケットを脱いでワンピースだけになった葛城は、既にすっかり出来上がっている。
俺は、ため息を付きながら新しいロスマンズに火をつける。

「あ、加持君、またタバコ吸って!
 こんなものなんて、こうしてやるー!」

「うあ、おい葛城、やめろ…ああーっ!
 なあ葛城、俺のコップにタバコそのまま入れるのやめてくれよ。
 おかげでもう、飲めないじゃないか、まだ入ってたのに、瑞泉。」

「喫煙は、諸悪の根源よー。
 それにね、女性の前で吸うなんてもってのほかでしょ?」

「葛城だって、こないだ吸ってたろ!?
 俺に、くれって言って。」

「あれはほら、ああいうことの後は…ね。
 でもそれはそれ、これはこれよ。
 あ、店員さん、瑞泉ロックとオリオン生、もうひとつずつね。」

「はい、ただいまー。」

まったく、あれから何年たっても、葛城はいつもこうだ。
『猫の目のように変わる』という表現は、きっとこういうことを言うに違いない。
いつまでも俺を、振り回して。
なんでも、自分の思い通りにして。

確かに、葛城といると飽きることはない。
正直、楽しい。
けれど、前に付き合おうと言い出したのも、そして別れを切り出したのも葛城だったし、
あの頃俺が葛城を自由にできるのはベッドの中くらいのものだった。
ベッドの中でだけ、葛城は従順だった。
それは、今も変わらなかった。
130あり得たかもしれない、夜会。I:2009/11/14(土) 00:19:39 ID:6dODJmX1
「葛城、まだ飲むのか?
 何杯目だ、次で?」

「ふふふー、まあまあ、細かいことはいいじゃない?
 それに、どうせ今夜は帰らないつもりだし。」

「そうか…。
 けどな、アスカとシンジ君、あまり放っておくのはよくないんじゃないか?
 あの2人は確かにまだ子供だが、仮にも男と女だ。」

「うーん、大丈夫じゃない?
 だいたい、こないだまでは女同士だったんだし、ね。
 それに、最近はレイもよく来てるみたいなの、うちに。
 いくらあの碇司令の子だからって、女の子2人に同時に手を出すなんて、まだ14の子には無理よ。」

「まあ、あまり俺を困らせるようにはならないようにしてくれよ。
 『主席監察官』なんて、やりたくてやってるわけじゃないんだからな。」

俺は、テーブルに置かれたばかりの、琉球ガラスのコップに入れられた瑞泉を、ちびりちびりと口に運んだ。
タバコで収縮した血管がまた開いていく感覚が、俺を襲った。

きっと、この後またいつものようにホテルに誘われる。
それは確かに、楽しみではあった。
これまで、飲んだ後のその行為は、飲んでいないときより何倍もの快感を、俺に与えてきた。
きっとそれは、今回もだろう、そう思えた。

けれど、流されてばかりいるのも、なんだかしゃくだった。
だから俺は、今日こそは、と、ひそかに決意していた。

「なあ葛城、この後だけど…。」

「…わかってる。」

「お前さ、ムードとか空気とか、読むの昔から苦手だっただろ?」

「読んでるわよ、だから、OKだ、って言ってるじゃない?」

「ちっとも読んでないじゃないか?
 たまには、俺にもいいカッコ、させてくれてもいいだろ?」

「何よ、どうせすることは一緒でしょ?
 だったら、いいじゃない?」

どうやら、俺の決意は、果たされなかったらしい。
まあいいさ、ちゃんと隠しダネは用意してある。

俺は、一人にやにやしながら再び瑞泉を口に運んだ。
葛城は相変わらず、オリオンを喉を鳴らしながらがぶ呑みしていた。
131Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/14(土) 00:20:26 ID:6dODJmX1
ありゃ、二重カキコしてしまった
すいません、>128と>129は内容おんなじです

ではまた
132名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 00:35:18 ID:mAzHEML7
>>131
GJです。
カジミサもいいな。
133名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 00:45:04 ID:+E/2Ev2j
>>131
GJです
後日談とは…
続き楽しみにしてます!
134名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 03:24:48 ID:5T3sS5eF
萌えた体験談コピペの新着に珍しくエヴァのエロネタが来とった。
いつも思うんだが「アニメキャラの体験談」は無理あるカテゴリネームだよなw
135名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 13:41:08 ID:hohMhhv6
>>124
シンジとアスカとレイの関係いいなあ、途中どうなるのかドキドキしたw
チルドレンみんな好きだから萌えたGJ
>>131への流れも素敵。続き楽しみです
136Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/15(日) 11:32:48 ID:Bj660ESL
おはようございます
続きです
137あり得たかもしれない、夜会。II:2009/11/15(日) 11:33:29 ID:Bj660ESL
いつもとは違う、少し張り込んだホテルの部屋。
ベッド脇のサイドテーブルには、桜色のドン・ペリニョンがまだ半分くらい入っている瓶と、
その中身が注がれた2つのシャンパン・グラス。

でも、やることが結局同じなのは、やっぱり俺たちだった。
ベッドの周りには、俺たちが脱ぎ散らかした服が散乱していた。
俺の隣に、俺の方を向いて横になった葛城の肌が少し赤みを帯びているのは、この薄暗い照明の中でも
はっきりとわかった。
それはきっと、酔いのせいだけではないに違いなかった。

たわわな葛城の胸の果実を、俺は味わう。
柔らかな、しかし張りは失っていないそれは、8年前―そう、もう8年も前になる―とちっとも変わっていない。
いや、むしろ、まだ成長し続けているのかもしれない。
俺の指に、手のひらに吸い付くような肌のきめ細かさは、とても『一佐』などという肩書きを
持っている人間のそれとは思えない。
セカンドインパクトのとき負ったという腹の傷さえなければ、モデルにもなれるんじゃないか、と、
俺に思わせるに充分なほどの、葛城はそんな身体を維持している。

「綺麗だよ、葛城。」

「ぁ…やめてよッ…そういう恥ずかしいこと言うの…ッ…!」

そう言う葛城の胸の先端は充血し、既に、小豆大に膨れ上がっている。
俺の舌の上でそれを転がすたびに、葛城の口からは甘い吐息が漏れる。

それは、あまりに扇情的で。
何度身体を重ねていても、俺は、興奮を止めることが、できなくって。
胸を触りながらも、葛城の深い茂みの間に、指を這わすことを、やめられなくって。
湿った粘膜の、その粘液で濡れた茂みの、その感触を、少しでも多く味わおうという衝動を、
こらえきれなくって。
ベッドの中だけではされるがままの葛城を、どこまでも味わいつくしたくって。
葛城の柔らかな太股に、俺の熱を持ったそれを押し当てることを、どうしてもやめられなくて。

「加持く…んッ…ぅあ…ッ…あ…ッ!」

葛城の口を、俺は自分の口で塞ぐ。
二人の唾液が、混ざり合う。
舌を、絡めあう。

片手を握り合い、もう片方の手は互いのその部分を、触れ合って。
葛城のしとどに濡れた入口の周りを、俺はわざとぐちゃぐちゃと水音を立てながら、指でこねくりまわして。
硬くなった肉芽を、微細に指の力を調整しながら、粘液を塗りこむように、指先で刺激して。
俺のそれを、葛城は優しく扱いて。
鈴口の周りや、雁首の窪みを、葛城は繊細なタッチで、触れてくれていて。
葛城の手が俺の敏感なところを触るたびに、背中を電流が流れて。

葛城と、ひとつになりたかった。
俺はその衝動を、止めることができなそうだった。
だから、俺は一度葛城とつないだ方の手を離し、枕元にある避妊具を取った。
138あり得たかもしれない、夜会。II:2009/11/15(日) 11:33:49 ID:Bj660ESL
2人の、口が離れる。
けれども、銀の糸が、2人をまだ繋いでいる。
その向こうの葛城の顔を、目を見つめながら、俺は避妊具の包みを破り、俺のそこに嵌める。
二人の、荒い息だけが聞こえる。
葛城は俺の目を見ながら、こくっとうなづく。
俺は葛城の片足を腕で抱え込んで開かせ、俺のそれを葛城の両足の付け根に持ってくる。
そして、そこをそれの先で、撫でる。
避妊具越しに、葛城のそこの熱が、伝わってくる。

「ッん…ぁ…加持君…焦らさないで…ッ…お願いッ…!」

刹那、葛城のそこに、ひどく濡れて大きく口を開けたそこに、俺のそれが飲み込まれる。
葛城の、背中が震える。
葛城の奥へ奥へと、それが少しずつ入っていくのに合わせて、軽く締め付けられるような感触が、
そこから流れ込んでくる。
下がりきった子宮口の、コリコリした触感が、伝わってくる。
俺は、少しずつ腰を動かし始める。

二人で、互いを貪っている。
キスを交わしながら、葛城の片足を持ち上げながら腰を動かし、俺は葛城の身体を好きにしている。
ベッド以外では自由にできない葛城を、自由にしている。
俺の背中に回された葛城の腕が、二人の汗で滑る。
俺のそこを、葛城のそれが優しく、柔らかに締め上げる。
その行為を知ったばかりの高校生のように、俺たちは互いを求めあう。
葛城の甘い声が、淫らな水音が、雌の匂いが、部屋に充満する。
葛城の中が、どんどん広がってくる。
空気がそこに入って、俺の腰の動きとともに、そこから吐き出される。
葛城の、その液体と空気が混ぜ合わされる音が、葛城の声が、俺の耳を支配する。

葛城が達したのと、俺が達したのは、ほぼ同時だった。
ゴムごしに、俺は葛城の中に熱い精を放った。
その瞬間葛城は、体中を痙攣させて、俺を受け止めた。
脊髄へ、脳へ襲い来る白い波のただ中に、俺はいた。
少し柔らかくなった俺のそれが、ズルリと葛城の中から抜け落ちた。

2人で、その余韻を楽しんでいた。
息が、だんだん落ち着いてきた。
その行為が終わっても俺たちはなお、汗まみれになって、2人抱き合っていた。
139Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/15(日) 11:34:12 ID:Bj660ESL
あと1回続きます
ではまた
140名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 14:13:47 ID:rx2uFd4f
>>139
GJ。
カジ目線て意外と新鮮かも。
141名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 01:09:46 ID:Wark/1pi
>>139
GJ!!!
どう「混乱」とリンクするか
楽しみです
142名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 03:23:44 ID:j7EsvALP
火事さぁん(*´Д`)

GJ…!
143まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2009/11/16(月) 19:27:50 ID:4AQWtuNs
お世話になっております、まとめサイト管理人です
職人の皆様におかれましては、いつも大変お疲れさまです

さて、本日、11/15までに投下された分をまとめサイトに収録いたしました
これからも皆様の御投稿をお待ちしております
144名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 21:53:19 ID:tW3s5kzg
>>143
いつもありがとうございます
お疲れ様です
145名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 02:39:57 ID:5tmD26ye
「心配しなくても子供に手え出したりしないわよ♪」

(手を出すって…どこに何を…?)
鮮やかな赤いジャケットがシンジの眼を刺す。
受話器を握り締め快活にしゃべる女。
後ろ髪はほどほどに長く、やや紫がかって毛先には
カールがかかっている。
そしてタイトで極端に短いスカートから伸びる脚線美……
あなたは慌てて目をそらした。
あまりにも刺激の強い姿。
あなたは顔が火照って軽く息苦しさすら覚えた。
ミサトは受話器を置くとこちらに歩み寄ってきた。
身体に密着したスーツのラインに再び自分が火照ってくるのを感じる。
「というわけで!
シンジくんはめでたくあたしが引き取ることになったわよん♪」
「え……あ…」
ミサトはあなたに目線をあわせるように少ししゃがんだ。
スーツを突き上げるバストが揺れるのを感じて視線をやってしまったあなたは
あわててミサトの顔に視線を合わせた。
整った美貌は間近で見ると本当に綺麗だ。
(ダメだ、嬉しいけど…嬉しいけど、耐えられないっ……)
こんな人と同居しようものなら自分の正気などあっさり吹っ飛んでしまう……
(断るんだ、断らなきゃ)
今はなんとか耐えていてもいつか理性が破壊され、
自分の欲望をむき出しに晒すときが来てしまう……
146名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 02:42:20 ID:5tmD26ye
あなたは早くも「シンジになった」ことを後悔していた。
前世で死を迎え、転生するときに碇シンジを選んだ。
綾波やアスカと近づけるし、エヴァの操縦もできるし。
そんな軽い気持ちで碇シンジへの転生を選んだ軽率な自分を後悔していた。

大きな瞳で自分を見つめるミサトの視線に耐え切れず視線を落とした。
ミニから伸びる太ももに目がいってしまい、さらに視線を泳がせる。
(ダメだ…ダメダメ絶対ダメ!)
(絶対俺正気を保てないっ。)
(断る、断れ!断るんだ、俺!!)
「一緒に住むの、いいでしょ?」
「はい。」

思春期を少し過ぎた、ヤりたい盛りのあなたにミサトは危険すぎた。
車へと向かう間もミニスカートから伸びる太ももに視線は吸い寄せられていた。
「碇シンジ」と違い、性欲がごく普通、というか同世代並に旺盛なあなたには
ミサトはあまりに危険だった。
すっかり欲情して顔は脂汗が滴っている。
車に乗り込むと座って素早く両手を股間の間に垂らし
大きくなってしまった部分を悟られまいとするあなた。
(ぶっちゃけ…レイとアスカがいてミサトさんはまぁ、おまけ、ぐらいに思ってたんだけど)
(こんなヤバいとは思わなかった…)
(っていうか……)
147名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 02:43:39 ID:5tmD26ye
後ろに荷物を積めたミサトが長い脚を滑らせて運転席に乗り込んでくる。
(見るな、見るな…見るな俺!)
さきほどは感じなかった甘い香りが鼻のあたりを包む。
(知るかそんなもん!前見ろっ、前見ろっっ!!)
(もうミサトなんか見たくもねぇよ、絶対みねぇ!!!!)
あなたは鬼の形相で前の暗闇を凝視した。
運転席と助手席。
そのわずかで間近な間。
甘い香りは香水だろうか?
「シートベルトしめた?」
「いえ!まだです!!」
あなたは鬼の形相でミサトを見ながら大声を張り上げた。
「…し、仕事は終わったんだから、そんな張り詰めていなくていいのよ…?」
ベルトを伸ばしてはめようとする。
汗でぐっしょりした手で掴みにくかったものの、なんとか掴んでカチっとはめ…
そのわずか先の真っ白い太もも。
「っ!!……っ!」
強靭な意志で見続けようとする自分の欲望をねじ伏せた正面を向くあなた。
「はめました、出発してください、ミサトさん。」
「じゃあ、うちに向かってレッツゴー♪」
あなたの苦しみはまだ始まったばかりである。
(続く)
148名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 10:53:47 ID:uObFEZW3
>147
GJ!
149名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 14:43:44 ID:QzlUcLk3
乙!
wktk
150名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:05:08 ID:r/UKUdoq
>>147
こういう視点の話もいいな
151名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:22:28 ID:76UsD3hX
>>147
こういうの、倦厭する人もいそうだけど嫌いじゃないw
先が楽しみ
使徒戦なんかは真面目に考えたら耐えられんけど、
エロパロだし描くとしてもさらっと流してくれても構わないです
152147→ぱいぱん:2009/11/19(木) 00:36:32 ID:MN6yEuqu
レスありがとうございますm(__)m

こんな感じでほのぼのエロっていければいいな、と思っています。

書き込みができないので避難所の書き込み代行スレに続きを落としておきました。
お時間ある方、代行していただければありがたいです。

応援レスありがとうございます。
皆様の反応が栄養剤です。

>>151
ご意見ありがたいです。
ご指摘の通りそのあたりはなんとか流して切り上げて、
早めにもう一人の同居人を出したいです。
では。
153代理 1/2:2009/11/19(木) 21:29:12 ID:cKAaLWJ8
たしかバストはEカップで…
それにスタイルのよさは随所で描写されたのは覚えてる。
しかしあなたにとってはレイがいてアスカがいる。
ミサト以下の女性キャラはあまり対象とはしてこなかったのだ。
が、間近で見るとやはり……

「まだ、緊張してるの?」
少し鼻にかかったような声があなたの耳を揺さぶる。
下半身の疼きを感じて、なんとかそれを抑えようとツバをのみこんだ。
「……いえっ。」
「ま、無理もないわ。でも、これから一緒の家で生活するんだし」
絶え間なく続く疼きのテンションが一段と上がる。
全身を巡る血が下半身の一点に集中して流れ込むような感じ。
激しい鼓動。
下げた視線を横にずらし、ミサトを盗み見る。
薄暗い車内で太もも妖しいほど白い。
口の中に湧き出るツバを強引に飲み下した。
(が…我慢できないよっ…)
楽になりたい自分。
しかし、ここで強引な手段を取れるような男ではないことをあなたはよく知っている。
それに相手は女性とはいえ現役軍人。
旧劇場版では自衛官数人を制圧したこともある。
華奢に見える体の中に、確かな戦闘技術はある。
先制攻撃ができればあるいは一時的に優位には立てるだろうが
もみ合っていくうちにミサトの格闘技術の前に苦もなく……

(っていうか…揉み合う?)
(このひと…と……?)
盗み見ていた視線を上げた。
身体にフィットしたその服からは突き上げる豊かなバストが見て取れる。
(揉みあう、こんな人とっ…!??)
154代理 2/2:2009/11/19(木) 21:30:02 ID:cKAaLWJ8
ブハァ!
派手な音をたてて鼻血がしぶきをあげた。
「キャァ!?シンジくん!?」
「あ、すみませんっ!」
あなたは慌てて、立てかけてあったティッシュ箱から3枚引き抜いて自分の鼻に当てた。
車を道端に寄せて急停車するミサト。
「どうしたのっ…大丈夫?シンジくん!?」
「すみません、すみませんっ……」
情けなく欲情ばかりしている自分への情けなさ、恥ずかしさ、そして車を汚したんじゃないかという罪悪感。
あなたは謝ることしかできない。
「ちょっと、体調が悪くて…!」
「やっぱり。顔も赤いし、そうなんじゃないか、って思ってたの!
大丈夫?何か買っていく?あたしに出来ること、ある?」
顔を寄せるミサト。
化粧品の匂いだろうか、甘い香りが強くなる。
(ここで…ここで…)
自分の思いの丈を思う存分大声で叫べたらどんなに楽なことか。
「いえ、大丈夫ですっ…」
鼻のティッシュを離した。
もともと一過性のもので、出血は長く尾を引かない。
「本当に?」
あなたの額に手を伸ばそうとするミサトを拒否するように前を向く。
「だ、大丈夫っ、ですっ!!」
「……
わかったわ…。
まぁ、何にしてもうちでゆっくり休みなさいね。」
ミサトはエンジンをふかしはじめた。
冗談じゃない。
これ以上接近されて接触までされたら間違いなくキレる。
完全にキレる。
もう何がなんでも絶対にミサトを欲情した目でみない。
固い固い決意を込めて前を見据えるあなた。
「あそこ、あそこ〜!
ほら、見えるでしょ?あのマンションよ〜
あたしたちのこれからの愛の巣♪」
あなたの股間に垂れる両腕は表現できない感情のせいで
ぶるぶると震えて掌はぐっしょりと汗で濡れている。

あなたの苦しみは、言うならば軽い準備体操が終わった段階まで到達したようだ。
155代理 2/2:2009/11/19(木) 21:35:19 ID:cKAaLWJ8
というわけでぱいぱん氏GJ


なお行数オーバーにつき勝手ながらまことに申し訳ありませんが2レスに分けさせていただきました
156名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 21:45:19 ID:ZGTQiUJw
いいよいいよー!

ぱいぱん氏、俺はあんたに完敗した
その発想はなかったし、本番どころかエロい行為ひとつしていない状態でこれだけ興奮させられるとは!
今後の書き込みにも期待してますぜ!
157代理追加 3/4:2009/11/19(木) 22:42:33 ID:cKAaLWJ8
「さ〜着いたわ♪」
こっちの苦労や苦悶などわずかも察しない、
そんな能天気な声を上げるミサトに軽い殺意さえ抱いた。
素早く荷物と買い物袋を前に抱えて車を降りる。
当然だ。
前に抱えなければ歩けるものではない。
カモフラージュして異変を隠さなくては。
「あら、ありがとう〜、でもそんなに持てる?」
「だ、大丈夫ですよっ…」
「さっすが男の子!」
自分の荷物と買い物袋抱えるあなた。
男の子…であって、あくまでも男ではない…ミサトの中では。
しかし実態は…
先にたって歩くミサトの髪をひたすら凝視した。
凝視しなければ間違いなく視線は下がっていくのだから。
意志の力で押さえ込むしかない。
歩みに合わせて黒髪が揺れる。
(作品の中ではもっと紫っぽかったけど、…でも実際…)
実際には紫は光の加減によるものなのかもしれない。
ほとんど黒髪に近い。
優しく揺れ、かすかな香りがあなたを刺激する。
「ここよ、ここ、ここ♪」
「はい…」
鍵を開けて扉を開けると振り向いた。
髪のいい香りがさらに漂う。
そしてフィットした服から自己主張する胸がかすかに揺れたような気がした。
(ヤバいっ!!)
知らぬ間に視線を奪われていたあなたは慌てて視線を上へと強引に上げた。
ニッコリと笑うミサト。
(本当に美人だ…って、いやいや!そんな場合じゃっ!!胸見てるの、バレ…)
「緊張しないで。ここはあなたの家なのよ。」
(え……)
(えっと、確か……)
「た、ただいま…」
「おかえりなさい。」
158代理追加 4/4:2009/11/19(木) 22:43:18 ID:cKAaLWJ8
いったん居間に来るミサトとあなた。
「買ってきたもの、適当に冷蔵庫に突っ込んどいてくれる?」
「はっはい。」
ミサトは姿を消し、あなたは居間に一人取り残された。
はじめてみる光景だが、どこか懐かしい感じだ。
ここで、時に和んだり衝突したり、そして色々な事実が明かされたりしていくはずだ。
台所はしばらく掃除していないのだろう、黒ずんでいる。
その脇には空き瓶、空き缶が詰め込まれたゴミ袋。
(ふぅー…聞きしにまさるっていうのはこういうことか)
冷蔵庫を開けてビールを詰めていくあなた。
冷蔵庫の冷気が火照りに火照った顔に気持ちいい。
(どうなっちまうんだろ、俺…なんだか耐えられそうにない…)
(くそ、くそー!
ダメだ!もう一度冷静になれ!
ミサトさんはスタイルいいし、胸も大きいし…)
服を突き上げる胸を思い出した。
下着は着けているはずだ、はずなのに
あれだけの大き…
(うるせーうるせーうるせーーーー!!!
知るか、そんなもん知るか、知るか!!
ミサトさんの胸とかどうでもいいし!!)
懸命に首を振るあなた。
脳裏に焼きつくその光景を強引に消去する。
(いいか、いやらしい目で見るなんて最低だ!
何よりも絶対にバレる!
いいか、もう絶対にミサトさんと話すときは顔以外見るな、見るなよ〜、俺!)
「シンジく〜ん♪」
(見ないぞ…絶対顔以外、…)
「お待たせ〜。それじゃご飯にしよっか?」
(何が何でも…顔以外見ないっ…)
悲壮感すら漂う顔であなたは冷蔵庫を閉めるとミサトの方に首を向けた。
あなたが固く心に誓った約束はわずか1秒で破られた。

(続く)
159名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 22:45:08 ID:cKAaLWJ8
追加投下乙です

俺もミサトさんはノーマークだったはずなのに・・・ッ・・・
160ぱいぱん:2009/11/19(木) 22:53:02 ID:MN6yEuqu
代理人さんありがとうございます。
行分けまでしていただいて感謝です。
引き続き落としておきました。
お時間ある方お願いいたします。

応援レスありがとうございます!
期待を裏切らないよう頑張っていきたいです。
もっともっとじらしますw

規制が続きそうなのでしばらくこういう形になりますがよろしくお願いします。
161名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 22:56:57 ID:MN6yEuqu
仕事早っw
ありがとうございます!
162名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 22:57:29 ID:ZGTQiUJw
くそう、負けないぞ
くやしい…だけどGJ!
ミサトさんブームが激しく来ている、今w
163ぱいぱん氏代理:2009/11/20(金) 18:54:51 ID:leEfBHPv
耳が赤く染まるのを感じる。
鼓動が痛いほど強い。
―むっ…胸っ…
薄い淡い黄色のタンクトップ。
目のやり場に困るほど内部から突き上げられている。
直視できずに慌てて正面を向いた。
緊張でのどはすっかり渇ききっている。
(見れない!絶対見ちゃダメっ!!)
(見たら死ぬ!見たら俺が壊れる、ぶっ壊れちまうっ!)
「どうしたの?シンジくん??」
「手をあら…ぅっ…」
向きを変えて流しへと向かうあなた。
向きを変えなければバレるから当然だ。
手に水を流しながらうつむくあなた。
(見たい、本当は見たい、見て見て見まくりたいっ……)
脳裏に浮かぶさきほどの光景。
薄布一枚だけで、その奥に隠された豊かな膨らみは見て取れる。
(大きいし、それに柔らかそう…
だっ…

ダメ、ダメ、頼む、誰かっ誰かっ!!!)
股間が激しく突き上げてくるのを感じる。
(クソっ…お願い、許してっ……)
強引に自分の欲望をねじ伏せ押さえつけ押さえ込むあなた。
あなたはただそのことに全神経を集中させていて。


ふわり…と鼻につく香り。
「シンジくん?大丈夫?」
さきほどまで遠くに感じていた声がすぐそこから聞こえてようやく気付いた。
女の肌の匂い。
あまりにも細い腕が流しで水を浸していたあなたの腕に伸びてくる。
あなたの腰の辺りに何か柔らかい感触のものが当っている。
そして肩にはその感触とはまた違った何かがあたった。
布、という障害物こそあるものの、
柔らかく、そして熱を帯びたように熱く熱く。
女の肌の匂いはさらに強くなる。
「手、怪我でもしたの?」
あなたの手を見ようとミサトが手を伸ばすと、
その柔らかな感触とはあまりに異色な
やや固い、突起物のようなものの感触が肩を通過した。
あなたは

→もう我慢できない。耐えられない。本能に従うことに決めた。
→身体を震わせながら必死で耐えた。強引な手段をとることはしないと決めた。
164Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/20(金) 19:22:34 ID:+EHwmRoZ
続きです
あまり『混乱』とリンクしていないかもですが、許してください
手短ですが勘弁
165あり得たかもしれない、夜会。III:2009/11/20(金) 19:23:17 ID:+EHwmRoZ
ホテルのベッドの上。
シーツにくるまる、葛城と俺。
ゴミ箱に詰め込まれた、先を縛られた避妊具とティッシュ。
行為の終わった、けだるげな夜。

俺の腕枕に頭を預け、葛城は猫のように伸びをする。
葛城のつややかな髪の感触が、俺の腕を優しく撫でる。
そんな葛城が、たまらなく愛しい。

迷っていたけれど、やっぱり計画通りにしよう、俺はそう決意した。
そして俺は反対側の手で、あらかじめ隠しておいた、枕の下の指輪のケースを取り出した。
低い円筒形の、革でできたそれを葛城の目の前に置くと、葛城の目が丸くなった。

「葛城、開けてみろよ。」

戸惑いながら、葛城はそのケースを開く。
ケースの中の、BVLGARIのB-ZEROがキラッと輝く。
葛城は、息を飲む。

「8年前、言えなかったことを言うよ。
 …葛城、いや、ミサト、俺と結婚してくれないか?」

「…加持くん!」

俺に抱きつく葛城と、俺は今日何度目かの口付けを交わす。
だがそれは、今日いちばん情熱的な、キスだったかもしれない。
かすかに香る、ドン・ペリニョンの香りと、リップの匂い、そして葛城の、いつも着けているラベンダーの香水の匂い。
それらの混ざったものが、俺の鼻腔を刺激した。
そして、また新しいラウンドが始まろうとしていた。
葛城の身体を、俺は再びまさぐり始めた。

確かに、『彼女』という字は、『遥か彼方の女』と書くかもしれない。
女性は俺たち男にとって、いつまでたっても向こう岸の存在かもしれない。
だけど俺は、そんなまるでわからない葛城と、これからの人生を生きていきたい、そう決意していた。

Mark06が月から飛来し、『ネブカドネザルの鍵』を司令に渡した今、その時間はもう残り少ないかもしれない。
けれど俺は今を、生きていたかった。
葛城と、生きていきたかった。

<完>
166Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/20(金) 19:23:50 ID:+EHwmRoZ
以上完結です
お読みいただきありがとうございました

あとぱいぱん氏GJ
167名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 23:19:55 ID:sCSB3z3T
有り得たさんの描写はいつもすごくエロいなぁ
他スレの話になるけどまた「榊の秘密」の続き書いて欲しい
これからって時に止まってすごく気になって眠れないよ、楽しみだったので
168名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 23:59:05 ID:MzxrQ7Xy
ここは→身体を震わせながら必死で耐えた。強引な手段をとることはしないと決めた。 で貫く

腰に当たっている何か柔らかい物って何?
169Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/21(土) 00:00:13 ID:RI0dXDE2
あずまんがのことは忘れました
ブラックラグーンのことも忘れました

生理周期で時々情緒不安定になるので、そういうときに自分からだめにしたとこのことは一切忘れることにしてます
170名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 08:28:43 ID:hn1eENvd
諦めたらそこで試合終了だ
171名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 23:13:53 ID:UxmCK+X0
>>170
何様だよ
172名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 03:11:32 ID:JaW2/lBD
周期とか不安定とか、そういうこと書かなくていいよ
変な勘違い捨てとけ、為にならん
173名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 16:16:07 ID:f3UhnQgJ
つかあり得たさんて女性だったんですか
174Jing ◆cRAu6xwfWQ :2009/11/22(日) 16:39:23 ID:YMmu4lBT
失言でした
私の性別なんかどうでもよいことです
どちらの性別の読者さんでも読めるものが書ければ、それでいいじゃないですか
175まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2009/11/22(日) 18:47:03 ID:XylY9SAp
職人の皆様大変お疲れさまです
また、住人の皆様も巡回お疲れさまです

まとめサイトに先ほど、11/21までに投稿された分を追加いたしました
問題等あれば御指摘いただければ幸いです

以上取り急ぎご用件まで
176名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 21:53:03 ID:QlsLVKKp
>>175
いつもありがとう
177名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 00:04:54 ID:rLfeLpWR
>>175
いつもありがとう。感謝してます。
178名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 23:08:44 ID:XyTYw/wR
投下無いなぁ…
179まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2009/11/25(水) 21:54:10 ID:2xn3uwPz
お世話になっております、まとめサイト管理人です

au携帯からメールフォームでメッセージを送信いただきました読者様、御指摘の箇所を
修正しておきました
御指摘ありがとうございました

au携帯は他社携帯より一度に読み込めるバイト数が少ないようです
より多くの皆様にお読みいただけるよう、今後ページ分割を積極的に行っていきますので、
不具合等につきましてはまた御指摘いただければ幸いです

なお、職人様方の新しい作品につきましても、引き続きお待ちいたしております
ロッテリアで新劇版カレンダーも発売になったことですし、皆様のご投稿をお待ち申し上げます

以上取り急ぎ御連絡まで
180名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 22:14:07 ID:QjueKzCZ
ご苦労様です!
181名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 06:36:21 ID:3ksuVih+
今まで読み手だったけど初投下してみます
カヲアス支援
182眠り姫にはカトレアを:2009/11/27(金) 06:37:30 ID:3ksuVih+
今日は初めてのシンクロテストの日だ。
僕は弐号機とシンクロしながら、どうしてか、前パイロットのセカンドチルドレンのことを考えていた。
弐号機のテストプラグは、LCLの独特の匂いの他に、何か気高くて、いい香りで満ちている。
たとえるなら、花が咲き誇っているような、そんな感じ。
へんだな。花が咲いているところなんて、見たことあったっけ。

「なんで……どうして……?」
鈴音みたいな小さな声を追いかけて、僕は彼女と出会った。
独り言をつぶやきながら、洗面台に突っ伏している女の子。
ボリュームのあるブロンドのロングヘアが、小さいであろう背中を巧みに覆い隠していた。
おそらくセカンドチルドレンだろう。
大きな鏡の中には、西洋的な愛らしさとオリエンタルな艶めかしさが同居した彼女の顔が映っている。
僕は目が離せなかった。
「誰!?チカン!?」
彼女は僕に気づいた瞬間、ものすごい早さで振り返り、よくわからない日本語で罵倒してきた。
かと思えば唐突に倒れて、いつからかいたシンジ君と駆けつけた葛城三佐まで青い顔をしていたっけ。
思い出しただけでもおかしい。
そんなところに使徒がやってきて、出撃したセカンドがどうなったかと言うと――。
「ハーモニクス、限界点です」
「いいわよ、3人とも上がって」
赤木博士の声がきこえても、僕はぼんやりとプラグ内に佇んでいた。

あれからセカンドは、第十一使徒から受けた精神汚染の影響で、物言わぬ人形と化している。
183眠り姫にはカトレアを:2009/11/27(金) 06:39:29 ID:36vBh/6Y
僕は、弐号機のプラグがすっかり気に入った。
テストプラグもシミュレーションプラグもすべて同じいい香りがして、気持ちがいい。
でも、同時にセカンドのことばかり頭にうかんで、なんだかへんな気持ちになる。
近頃じゃシンクロテストのあとはいつも体が熱くなっておかしな感じだし。
どうすればいいんだろう。
そうシンジ君に相談すると、何がまずかったのか、それ以上言ったら殴ると怒られた。
「そう」
「なんで怒られんの?」
僕はたまたま自販機コーナーを通りかかったファーストに、ジュース1本で話をきいてもらっていた。
ネルフは空調の効きすぎで乾燥しているから、ここには水分を求めて多くのネルフスタッフがやってくる。
「まあ、それはいいんだけどさ」
「そう」
彼女はセカンドやシンジ君とは違って僕を怒らないし、つかみかかってきたりもしないけど、ときどき物足りなさを感じる。
僕って、罵られたいのかな。
それとも、自分がヒトじゃないから、ヒトに焦がれるんだろうか。
ファーストも同じだったりして。
「僕、へんだよね」
自嘲するように言って、ミネラルウォーターを一気に飲み干す。
ファーストは目線を僕に向けて、続きを促した。
「あの子が使徒に犯されて泣き叫ぶのを面白がって、あの子からエヴァを奪って喜んでたくせにね。気になってしょうがないなんてさ」
ペットボトルをつぶしながら上目で様子をうかがうと、ファーストは缶に口をつけたまま否定も肯定もせず黙っている。
何かを思案しているようにも見えた。
僕はなんとなく茶化すことができなくて、妙な沈黙が流れる。
「碇君、毎日、セカンドの病室へ行ってるわ」
ようやく口を開いたファーストは、長いまつ毛を少しだけ伏せて、
「あなたも行けば?……花でも持って」
などと続けた。
「気になるんでしょう」
184眠り姫にはカトレアを:2009/11/27(金) 07:06:43 ID:XaJWtJbo
僕は、弐号機のプラグがすっかり気に入った。
テストプラグもシミュレーションプラグもすべて同じいい香りがして、気持ちがいい。
でも、同時にセカンドのことばかり頭にうかんで、なんだかへんな気持ちになる。
近頃じゃシンクロテストのあとはいつも体が熱くなっておかしな感じだし。
どうすればいいんだろう。
そうシンジ君に相談すると、何がまずかったのか、それ以上言ったら殴ると怒られた。
「そう」
「なんで怒られんの?」
僕はたまたま自販機コーナーを通りかかったファーストに、ジュース1本で話をきいてもらっていた。
ネルフは空調の効きすぎで乾燥しているから、ここには水分を求めて多くのネルフスタッフがやってくる。
「まあ、それはいいんだけどさ」
「そう」
彼女はセカンドやシンジ君とは違って僕を怒らないし、つかみかかってきたりもしないけど、ときどき物足りなさを感じる。
僕って、罵られたいのかな。
それとも、自分がヒトじゃないから、ヒトに焦がれるんだろうか。
ファーストも同じだったりして。
「僕、へんだよね」
自嘲するように言って、ミネラルウォーターを一気に飲み干す。
ファーストは目線を僕に向けて、続きを促した。
「あの子が使徒に犯されて泣き叫ぶのを面白がって、あの子からエヴァを奪って喜んでたくせにね。気になってしょうがないなんてさ」
ペットボトルをつぶしながら上目で様子をうかがうと、ファーストは缶に口をつけたまま否定も肯定もせず黙っている。
何かを思案しているようにも見えた。
僕はなんとなく茶化すことができなくて、妙な沈黙が流れる。
「碇君、毎日、セカンドの病室へ行ってるわ」
ようやく口を開いたファーストは、長いまつ毛を少しだけ伏せて、
「あなたも行けば?……花でも持って」
などと続けた。
「気になるんでしょう」
185眠り姫にはカトレアを:2009/11/27(金) 07:08:38 ID:XaJWtJbo
「303号室……303号室……っと」
赤木博士がくれた造り物の鉢植えを手に、僕はセカンドの病室を探して歩いた。
くくりつけてあるタグと、伊吹二尉が頼んでもいないのに施してくれたビニールとリボンの包装が、肌にあたってかゆい。
カトレア、という花を模しているらしい。
「ここかな?」
そっとドアを開けると、目を開いたままベッドに仰向けになっているセカンドの姿があった。
いつもインターフェイスでセットされているブロンドは無造作に散らばり、蒼い瞳は天井をうつしているようで何も見ていない。
僕はもとからあったシンプルな花瓶の隣に鉢植えを置いて、パイプ椅子に腰掛けた。
隣に生けてある小さな切花に対して、赤とピンクの大きな花弁は、僕から見ても病室にはそぐわないような気がする。
まあ、セカンドには似合うかも。
「おーい」
頬をぺちぺちたたいてみる。
「君が眠ってる間に、僕がエースパイロットになっちゃうよ。悔しくない?」
あえて怒らせるような台詞を選んだのに、彼女はまばたきひとつしない。
「本当に眠ってんだね」
言いようのない寂寥感に包まれて、ため息をついた。
僕、何しにきたんだっけ。
お見舞い、とファーストは言っていた。
お見舞いとは、何をすればいいんだろう。
ふと、軽くだけど――たたいてしまったセカンドの右頬が赤くなっているのに気づいて、僕は侘びるように撫でた。
「わ……」
ふにふにだ。
白さと瑞々しさをあわせ持った肌に思わず夢中になり、僕はつついたり撫で回したりする。
白いといっても僕とは違い、血色のいい赤みがさした白さだ。
「リリンのほっぺってやらかいな……君が特別なの?」
僕は好奇心のままベッドに身を乗り出して、セカンドの右頬に自分の唇をあてた。
手でふれるよりもっと素敵で、甘やかな感触に感じる。
このまま食べてしまいたい。
そんな衝動を抑えて唇をずらしていくと、セカンドの唇に到達した。
少し渇いているけど、やっぱりやわらかくて、温かい。
もっと味わいたい。
僕は枕の横に手をついて、いろいろな角度から唇を押し当てていく。
さっきミネラルウォーターを口にしたせいか、セカンドの唇がしっとりしてきて気持ちいい。
僕の好奇心は、いつしか欲望へと変わっていた。
映画で恋人たちがするのを真似るように、さらなる深みに入ろうとして――やめた。
「んん……っ」
僕のものではない呻き。
唇から離れると、眼前に光のともった、蒼天を思わせる瞳が揺らめいている。
186眠り姫にはカトレアを:2009/11/27(金) 07:09:26 ID:XaJWtJbo
セカンドは身を起こすと、焦点が定まっていないのか、くりかえし目をこすった。
「……マ?……ちがう……」
寝ぼけているのか、うわ言で何かをつぶやいている。
「あは、起きたんだ」
「は……?フィフス……なんで……」
僕に気づいた瞬間、わずかに蒸気した頬が、怒りの赤へと変貌していくのが僕でもわかった。
「嫌っ!どうしてあんたがいるのよ!?」
セカンドはいったいいつから気がついていたのか、今度は口を拭いだした。
「どうしてって、お見舞いに来たからだよ」
「見舞いですって……夜這いの間違いじゃないの!?」
「ヨバイって何?」
聞きなれない単語に首をかしげると、ボスン、という音と共に頭部に鈍い衝撃が走った。
枕を投げつけられていた。

「あーあ、最っ低」
セカンドがつぶやく。
「何が最低なの?」
「馬鹿っ!あんたのせいよ!せっかくいい夢見てたのに……」
そういえば、うわ言で何かつぶやいていたっけ。
「でも、気がついてよかったね。みんな心配してたみたいだし。えーと、本部に連絡しなきゃいけないんだっけ?」
「ダメ!」
ベッドのすぐ側にある備え付けの受話器を取ろうとして、突然腕を掴まれた。
「……? どうしてさ」
「だって、いまさら戻ったって……エヴァに乗れないんだもん。勝てなかったのにのこのこ帰るなんて、恥さらしよ」
セカンドは別人のような弱気な声でそう言うと、膝を抱えた。白い布団が、山みたいに盛り上がる。
「だから嫌。もうどうでもいいの。ファーストやシンジに馬鹿にされるくらいなら、ここで寝てた方がマシだわ」
あんたもいることだしね、とぽそりとつけ足すのが聞こえた。
「ふーん。わかったよ」
僕はセカンドの望みどおり、受話器を戻した。
「変態のくせにずいぶん物分かりがいいのね」
「うん。そのかわり、さっきの続きをさせてよ」
「はぁ……? 何言って……きゃ!」 
僕はベッドに上って、セカンドの腕を自分の手で押さえつけた。
「さっきから言いたい放題言ってくれてさ。自分の状態、わかってんの?」
187名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 07:13:31 ID:XaJWtJbo
ああー重複すみません
慣れてないものですみません
188名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 08:08:39 ID:pXAoOikl
構わん続けたまえ
189名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 10:17:10 ID:y+R6ApZn
>>186
カヲアス!
続きお待ちしてます。
190名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 18:06:50 ID:weaVcrDS
乙!
本気で怒るシンちゃんに萌えたw
191名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 00:28:58 ID:S2G58Wil
GJです!
続き待ってます!
192名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 18:15:41 ID:fyJ4Q0bq
お読みいただいてありがとうございます!
大事に書いていたもの投下してよかったあー
これでおしまい
193眠り姫にはカトレアを:2009/11/30(月) 18:16:08 ID:fyJ4Q0bq
「なっ……!」
文句を言われる前に口をふさいだ。
「んー!ん゛ー!」
セカンドは声にならない声を発しながら、僕の腹部に容赦のない蹴りを入れてくる。
僕は少し考えて、押さえつけていた手の拘束をほどき、セカンドの頬と顎に添えてみた。
するとセカンドは、自由になった両手で今度は頭を叩いてきた。
叩くといってもポカポカといった具合で、さっきより手心を加えられているのが嬉しくて、僕は唇だけをやさしくついばみ続ける。
気がつけば、セカンドはおとなしくなっていた。
「ん……」
いつしか、拒絶するようだった呻きが艶を含んだものにかわっている。
なんて可愛いんだろ。
僕はセカンドの腰に腕を回して抱き起こしながら、さらに奥深くへと進入していく。
セカンドは素直にそれを受け入れ、ぎこちなくだけど、自分からも舌を絡めてきた。
「ちゅっ……ちゅっ……んっ……ふ……」
初めての感覚と、聞こえてくる水音が、僕の中にある何かをかき立てていく。
気持ちいい。それだけじゃない。どんな言葉で表したらいいのかわからない。
僕はひとしきりセカンドの口腔をねぶると、名残を惜しむようにゆっくり離れた。
お互いの口から、甘い吐息が漏れる。
「痛かったよ?」
「何よ……いきなり調子に乗って、へんなことするからでしょっ……」
セカンドは肩を上下させながらそう言って、そっぽを向いた。
次に聞こえた台詞は、僕の空耳だったのかもしれない。
「このあたしのファーストキスを奪ったのよ。ちゃんと最後までやんなさいよ……」
194眠り姫にはカトレアを:2009/11/30(月) 18:16:16 ID:fyJ4Q0bq
僕はパジャマ越しに、セカンドのふたつのふくらみに触れた。
たったそれだけで、セカンドは顔を背ける。
「嫌なの?」
「馬鹿……違うわよ」
「ふーん?」
僕はなんだか楽しくて、鼻歌でも歌いたいような気分でボタンを外しにかかる。
14歳にしては完成された、形のいい乳房が露わになった。
「僕こういうの初めてだから、どうすれば女の子が気持ちよくなるか、とかわかんないんだ」
なるべく誠実に言った。そのつもりだった。
「だからさ、どんな感じか言ってくんない……てっ」
耳たぶを強くつねられる。
「それくらい察しなさいよ!あんたって本当に空気読めないわねっ」
「でも僕は君の口から聞きたいんだよ」
手のひらで包み込むように左胸を揉むと、セカンドは抗議をやめ、呼吸を荒くした。
リリンの女の子の体は、どこもかしこもこんな風にやわらかいのだろうか。
やっぱりセカンドが特別なのだろう。
195眠り姫にはカトレアを:2009/11/30(月) 18:16:21 ID:fyJ4Q0bq
【名前欄】眠り姫にはカトレアを
【メール欄】sage
【本文4/8】↓
「ねえ、どんな感じ?」
わざとらしく耳元でささやく。
「や……馬鹿っ……察しなさいって言ったばっかでしょ……」
セカンドはぎゅっと目を閉じて、小刻みに体を震わせる。
同時に触れていないほうの乳房が、僕を誘うようにゆれた。
僕はそこに口づけを落とし、硬くなりかけている蕾を舌先で転がした。
頬や唇とは別次元の感触とセカンドの匂いで、僕はそこから甘い味がしているような錯覚に陥る。
ふいに、頭上から聞こえる喘ぎに、くすくす笑いが混じる。
「っ……ふふ、フィフス、赤ん坊みたい……」
僕はセカンドの余裕ある様子に少し苛立って、蕾に甘噛みをした。
「あっ……!」
「カヲルだよ」
僕はセカンドの胸に、それこそ赤子のように顔をうずめてそう言った。
プラグ内にいる時と同じ、華やかないい匂いに包まれる。あれにはきっとセカンドの匂いが残っていたんだろう。
なんだかとても、切ない気持ちだ。
僕はセカンドにとって、対等な存在にはなりえないのか。
ねえリリス、もし見てるなら。
今この一時だけ、僕をリリンにしてほしい。
ただの15歳の少年に。
頭の中にファーストの赤い瞳が浮かんで、ふっと消えていった――。
「カヲルだよ?アスカ」
「……」

「……バカヲル、赤ん坊みたい」
196眠り姫にはカトレアを:2009/11/30(月) 18:16:26 ID:fyJ4Q0bq
下着をずらして秘部に触れると、そこはすでに多量の愛液できらめいていた。
少し指を動かしただけで、飲み込まれてしまいそうなほどだ。
「不思議だね。どんどんあふれてくる」
「ふあっ……そんなに見ないでっ……あんっ……」
小さく突起しているふくらみを指で軽く押すと、セカンドはひと際愛らしく鳴いた。
身をよじる様子が可愛い。
「ここが気持ちいいんだ?」
セカンドは頬を紅潮させながらも、肯定はしない。
こうなったら、意地でも気持ちいいって言わせてやりたい。
次第に手の動きが激しくなる。
「あっ、んっ、やだっ、待ってっ……!」
セカンドは僕の腕をかいくぐって、僕のものに触れる。
突然のことに、息が止まるかと思った。
すでに硬くなりかけていた僕のそこは、それだけで一気に張りつめる。
「やっぱりあんたも、苦しいんじゃない……」
セカンドは安心したように僕のものをなでながら微笑んだ。
その微笑みは聖母のようにやさしげで、淫魔のように魅惑的で。
体じゅうが麻痺したような快感が、僕を通り抜ける。
「このままじゃあたしひとりでイっちゃうでしょ……?」
197眠り姫にはカトレアを:2009/11/30(月) 18:17:59 ID:fyJ4Q0bq
セカンドはパジャマの上だけを羽織った倒錯的な姿で、僕の下に横たえた。
細く小柄な肢体にかかるブロンドが、真っ白なベットによく映えて美しい。
「さ……いつでもいいわよ」
「じゃ……遠慮なく」
ここにきて僕たちはひどく冷静に意思確認をした。でもそれはフリだけだ。きっとセカンドも。
僕はゆっくりと自分のものを挿入していく。
「っ……」
じゅうぶんな量の愛液が潤滑液の役割を果たしているはずなのに、ずいぶんきつい。
セカンドの秘部からは、ひと筋の赤い線が流れている。
「どうしたの……動いて、いいわよ……」
そう促すセカンドの額には汗が滲んでいた。
セカンドの苦しさは、僕のそれとはおそらく比較にならないのだろう。
「動くったってさ……」
「ほら……早く……」
198眠り姫にはカトレアを:2009/11/30(月) 18:18:06 ID:fyJ4Q0bq
僕はセカンドの前髪をかきあげ、額にキスをしてから、ゆっくりと出入りをはじめた。
セカンドはそのたびにシーツを握り、顔をゆがめたが、やがてスムーズに腰が動くようになった。
余裕ができたのか、セカンドは自分から腰を打ちつけてきた。
「あっ、奥にっ、当たって……っ」
セカンドは自らの感じるポイントを探すように、僕の動きに答える。
「いいっ……カヲルっ、カヲルっ……」
「アスカ……」
初めてまともに名前を呼んでくれた。僕は嬉しくて、いとしくて、身を折って強くキスをする。
セカンドは腕を背中に回して抱き寄せながら、それに答えてくれる。
「はぁっ……あっ……やっ、激しっ……!」
「アスカ……っ」
僕の昂ぶりと共に、腰の動きが早くなっていく。
お互いの呼吸も呼応するように早くなる。
「くっ……僕もう、イきそ……っ」
「あたしもっ……もうっ……ああっ……!!」
瞬間、セカンドに、ぎゅっと締めつけられて。
僕はセカンドの中に形ばかりの、だけど熱いすべてを注いで果てた。
心の中にあってずっと僕を悩ませていたへんなしこりも、一緒にすうっと消えていく感じがした。
199眠り姫にはカトレアを:2009/11/30(月) 18:18:09 ID:fyJ4Q0bq
ぐったりと気だるそうに横たわるセカンドを、僕はじっと見つめた。
たぶんこういう気持ちを、いとしいと言うのだろう。
そのいとしい人はというと、布団にくるまりながら、疑わしい目つきで僕を見ている。
「あんた本当に童貞?」
「ドーテーって何?」
ニヤニヤしながらとぼけてみせるとセカンドが握りこぶしをつくったので、僕は慌てて取り消す。
「爺ちゃん達のビデオで覚えた」
たとえば生撮り赤木博士陵辱ビデオとか。
「へ、へーえ……」
引かせてしまった。
別にこんなことが言いたかったわけじゃなくて。
200眠り姫にはカトレアを:2009/11/30(月) 18:18:18 ID:fyJ4Q0bq
「あれ?あの花……」
セカンドが棚の上の鉢植えを指差した。
「お見舞いに鉢植えとは、無礼なやつ。本当に日本人かしら」
「ああ、あれ僕の」
「やっぱりね」
セカンドは呆れたように目を細めた。
「ニセモノだけどね」
「……あっそ」
セカンドはぶっきらぼうに返した。
もしかして、本物の花だと思ったのだろうか。
「でも、悪くないわ」
「え?」
セカンドは聞き返す僕を無視して、のろのろと体を起こすと、どこか遠くを見るように言った。
「カトレアね。ランの女王って言われる花で、ヨーロッパでも人気が高くって、ママもいつも飾ってたわ」
僕は照れ隠しなのか自分の知識を披露したいのか、やや早口なセカンドの演説を黙って聞き続けた。
「あれ冬の花なのよ。12月の……わたしが生まれた月の花なの。もう今じゃ……まして日本じゃ、見かけないけどね」
だってここヒマワリばっかなんだもん。セカンドは苦笑した。
そういえば、タグに書いてあった。
花言葉は、優美な女性って。
セカンドにぴったりだな。
もしかしてセカンドが目覚めたのは、僕のキスなんかじゃなくって、あの造花の赤色のおかげなのかもしれない。
「なーんて、花なんてカトレアのことしかよく知らないけどさ……ちょっと、聞いてる?」
あれ。いったいどうしたんだろ。まぶたが重い。
201眠り姫にはカトレアを:2009/11/30(月) 18:18:26 ID:fyJ4Q0bq
「総員第一種戦闘配置。繰り返す、総員第一種戦闘配置」
使徒襲来を告げる警報に、僕は目覚めた。
きのうセカンドの演説をきいていたら、いつの間にか眠ってしまったのだった。
不思議なことに、僕はパイプ椅子に座って、セカンドのベッドに頭を伏せて寝ていたらしい。
衣服は乱れていないし、セカンドは相変わらず目を見開いたまま眠っていた。
都合のいい夢でも見ていたんだろうか。
そう思い立ち上がると、妙な倦怠感とズキリという腰の痛みが僕を襲った。
それに、初めての感覚を、あの快感を、今でも体が覚えてる。
「あーあ、やっぱ無理にでも本部に連絡、すべきだったかなあ」
僕は後悔していた。
そうしたら永遠の君を手に入れられたかもしれないのに。
警報はやかましく響き続けている。弐号機のパイロットがいない今、きっとこれが僕の初陣になるだろう。
「じゃあ戦ってくるよ、君のぶんまで」
僕はファーストを一瞥すると、部屋を後にした。

おしまい
202名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 18:41:41 ID:4ZgLyuPi
>201
乙!
カヲアスご馳走さまでした
203名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 20:44:46 ID:hqO3WOVw
>>201
そしてGJでした
204名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 19:14:17 ID:BMHc2eTh
寝ているアスカにシンジが悪戯しる!



そんな発想しか出来ないんだよ、僕わぁ!


(;´Д`)
205名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 22:28:26 ID:LNdF3/AD
それなら俺は逆だな
206名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 22:44:36 ID:WMfXWEvU
どっちでもしっくり来るのがシンジのいいところだなw

俺はいたずらされるイメージだが
207名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 22:48:11 ID:k7iWUeh3
アスカとシンジきゅんと3Pしたい
アスカとレイとでも可

ずっとアスカが好きだったはずなのに、最近綾波もいいと思い始めた
シンジきゅんは他人とは思えなかったのに破で急に男前になったので微妙に感情移入できない
208名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 05:19:00 ID:vJf22GZJ
シンちゃんはテレビ版でも充分オトコマエだったさ
209名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 12:54:24 ID:0j6UAlNJ
おっとサルファの悪口はそこまでだ
210名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 01:27:27 ID:X/oGxcKn
アスカお誕生日おめでとう
211名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 12:57:58 ID:R5Qwy91C
等価襠
212名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 14:09:59 ID:OCbNIK8m
>>201
>ファーストを一瞥すると

部屋に潜んでいるレイコワス
213名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 16:06:27 ID:WjPaVSxW
そういう無粋な突っ込みすんなよ
本当に成人か?
214名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 05:53:08 ID:Jtb7hNDd
シンジさん「俺は何人相手でも構わない、寂しければ愛してやんよ」
215まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2009/12/06(日) 10:39:24 ID:iMiC9VyN
お世話になっております、まとめサイト管理人です
職人の皆様に置かれましては投稿、その他の皆様におかれましても巡回お疲れさまです

さて、さきほど12/05まで投稿分をまとめサイトにアップロードいたしました
あきらかに投下ミスで二重投稿になっていると思われる分、そしておそらく間違いと思われる>201の
「ファーストを一瞥すると」を「セカンドを一瞥すると」に修正してありますが、それ以外は全て原文ママです
修正等希望される職人様はまとめサイトのフォームから当方へ連絡願います

以上宜しくお願いいたします
216名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 22:31:17 ID:zlP3anYB
>>215
いつもありがとう
217名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 23:00:23 ID:yvXOjEpF
>>215
愛してます
218名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 23:41:06 ID:60Ga8RFt
>>215
正確かつ迅速な仕事ぶりに惚れ惚れします。
ありがとう。
219201:2009/12/07(月) 05:00:51 ID:lGVWYMy0
レイ様がみてる…!
言われるまで気づかなかった
ナンテコッタイ

>>215
修正までしていただいて、ほんとうにありがとうございます
220名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 00:30:33 ID:Bdb3FZLq
綾波になんとかして白バニー衣装を着せるシチュエーションはないものか
ピンキーストリートのハルヒのバニー衣装を綾波に着せてみたらすげえ似合ったので
だが着せるまでの展開が思いつかない

アスカに赤バニーは、シンジさん次第で着てくれそうだが
いつもつけてるインターフェースをどうするかは謎だが
221名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 09:06:29 ID:EmF2KBhI
>>220
新劇テストスーツと同じで、今回のプラグスーツはデータ採取のために特殊な(バニーの)形状なんです、
とこじつければ1行で解決
インターフェイスヘッドセットも、LCLのモニター面積を広げるためにテスト用は大型でウサギの耳に似ている、とかでおk
222名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 23:04:10 ID:/IbK4uds
>綾波になんとかして白バニー衣装を着せるシチュエーションはないものか

破のシンジが、
「綾波、これ着て。きっと似合うよ。
綾波がこれを着たの見てみたいなあ」
とさえ頼めば、破の綾波なら一発OKなんじゃね?

シンジが頼めば万事OK。
223名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 23:13:49 ID:x+j8QkMi
それ、別に破のシンジである必要ないだろw
224名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 23:25:31 ID:/IbK4uds
いや、破のシンジとレイじゃなきゃだめだろw

前世紀のテレビバージョンのシンジとレイじゃ、あそこまでお互いのために
積極的に行動するか疑問だ
225名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 23:37:41 ID:x+j8QkMi
いや、そーいう頼みごとするだけならってことね
226名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 23:40:31 ID:43z8H93J
>224
少なくともシンジは同じ流れなら同じ行動する
性格変えてないという説明あり
227名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 23:59:39 ID:u1T7O8nt
旧劇綾波も、「碇君が呼んでる」ってゲンドウを拒絶してシンジさんを選んだんだぞ
綾波はピュアだから、「よくわからない」とか言いながらもシンジさんの言うままに着る希ガス

惣流アスカは拒絶する素振りを一旦見せつつ、「じゃ綾波に着てもらう」とか言われたら「私より人形女のがいいっての?」とか逆ギレして着て「ほら、私が着てやってんのよ!」とか得意気に言ってシンジさんを誘惑する
式波アスカは「あ、あんたのためじゃないんだからっ」とか言いながらあっさり着るw
228名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 19:59:13 ID:k30TNeFk
禿ワロタw
よくキャラの特徴を掴んでるなw
碇くんが、なぜこんなものを私に着せたがるのか、わからない。

丸い尻尾に、長い耳。
ストラップレスのワンピースの水着に似た、だけど白いフェイクレザーでできた本体。
襟と袖口だけの、シャツのパーツに、赤いボウタイ。
それに、パンスト。
いわゆる、バニー衣装というやつだ。

"いいね、綾波、すごくいい!
思ったとおり、すごく似合うよ!"

"…そう、私、わからない。"

いや、本当は、わかる。
碇くんが、興奮しているのが。
碇くんの体温が、上昇しているのが。
碇くんの、息が荒くなっているのが。

きっと、2号機パイロットなら、こんなものを着ろと言われたら、顔を真っ赤にして怒るに違いない。
けれど、私には、どうということもなかった。
碇くんが喜んでくれるなら、私も心がポカポカするから。
この、普段は私一人の、味気ないコンクリートむきだしの部屋でも、心がポカポカするから。

碇くんの両手が、私の肩に触れる。
碇くんのドキドキが、体温が、両手から伝わってくる。

"かわいいよ、綾波。"

横目で見える、私の耳元で囁く碇くんの唇は、少し潤んでいる。
私の部屋でこういうことをするときはいつもそうだけれど、今日はいつもよりもっと潤んでいるかもしれない。

前に、看護士さんの服を碇くんが買ってきてくれたときも、そうだった。
チャイナドレスのときも、メイド服のときもそうだった。
いつもそういう服は、私が缶コーヒーをまとめ買いしてくるディスカウントストアのと同じ黄色いビニール袋に入っていたけれど、あそこにそういう売場があるのを、それまで私は知らなかった。
そして、そのサイズはいつもぴったりだった。
もちろん、今回も。

"ごめん、綾波、僕、我慢できない!"

"ん……。"

碇くんの唇が、私の唇を塞ぐ。
そして、そのままベッドに押し倒される。

碇くんの、荒い息。
私の身体を撫で回す、碇くんの、細い指。
フェイクレザーの衣装ごしに感じる、こそばゆい感覚と、パンストを引き裂かれて露になる太股の、スースーする感触。
背中に、流れる電流。
きっと、私の乳首はもう、硬くなっている。
全身に、鳥肌が立っている。

"どうせ脱がすのに、破くのに、なぜこういうの着せるの?"

"……男のロマン、かな?"

"そう……。"

私は、目を伏せた。
碇くんのそれが、びりびりに破られたパンストとずらされたバニー衣装の間から、入ってきた。
私は、背中を震わせた。
230名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 21:48:45 ID:nb1DUlKL
なんか萎えるな、この文章
エロくない。
231名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 21:57:44 ID:EzjRAKO2
>>229

GJ!
232名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 03:06:19 ID:rJq/2Ppp
でも、綾波っぽいね。
ていうか、シンジ君、常習犯かよ〜
233>229の続きを書いてみた(続くかも):2009/12/12(土) 22:07:15 ID:xh7ROsjV
"じゃ、綾波、綺麗にしてよ。"

"……ん。"

先刻、私の中にたっぷり遺伝子を吐き出した、碇くんのそれ。
その残渣が、碇くんの精と私の出した潤滑液との混合物がまだ滴るそれを、膝を突いた私は口に含む。
まだ熱い、栗の花のように青臭い、でもどこか鼻水にも似たそれの味。
その味にも、もう慣れた。
もしかしたら、好きになれるかもしれない味だった。
それは、碇くんのものだからかもしれなかった。
私が救った、そして私を命がけで助けてくれた、碇くんのだから。
いくらでも代わりのいる私を、本当はヒトじゃない私を、それを知っていても愛してくれる碇くんのだから。

"ッ……もっと、口をすぼめて。
そう、吸い込むように、ね。"

私は、目の前に仁王立ちになった、碇くんの言うとおりにする。
碇くんは、背中を震わせる。
私の喉の奥から、唾液が溢れてくる。
唇が、頬の内側の肉が、碇くんのそれの形をもう覚えてしまっている。
さっき精をあれだけ放ったのに、今も私のそこから垂れてきそうなくらい放ったのに、また、硬くなり始めている。

ぴちゃぴちゃと、淫らな水音が部屋に響く。
この棟にいるのは、碇くんと私だけだから。
このだだっ広い団地には、私たちだけだから。
他の音は、何も聞こえない。

さっき碇くんに破られたパンストの破れ目から、夜の冷気が私の身体を少しずつ冷やしている。
けれど、私の顔はきっと、火照っている。
胸のところのはだけ目も、少し冷たい。
だから私は、碇くんの太股に、私の身体を押し付ける。
碇くんのそれを咥えている口からも、まだ硬い乳首の先からも、不必要な脂肪の二つの塊からも、碇くんの体温が
伝わってくる。
それが、たまらなく愛しい。
私と違って、代わりなどいない、ただ一人の碇くんを、私は今、感じている。
私のそこに碇くんのそれが入っているときよりも、もっと、もしかしたら感じている。
234ごめん途中で書き込みボタン押しちゃった:2009/12/12(土) 22:22:17 ID:xh7ROsjV
碇くんの両手が、私の頭を撫ぜてくれる。
私の、色の薄い髪を、いつも手櫛で適当にセットしているそれを、優しく、優しく撫ぜてくれる。
私は、口元に添えていない側の手を、碇くんの片手に重ねる。
碇くんの手が、それを握ってくれる。
指を、絡めてくれる。
碇くんの体温が、ここからも伝わってくる。

碇くんのそれは、すっかり元の硬さをいつのまにか取り戻していた。
私の喉の奥までが、碇くんのそれで満たされた。
浮き上がった血管の脈動までが、私の唇に、喉の肉に、伝わってきた。
少し、しょっぱい汁が、その先から出てきていた。
碇くんが、呻いた。

"綾波、このまま口の中に出してもいい?"

"……ん。"

私は、そう言いながらこくっとうなづく。
そして、碇くんのそれを舌で、口の中で弄び始める。

縫い目のようになっている部分が合わさっているところ、そこを舌の先でちろちろとつつく。
碇くんの背筋が、ビクっと震える。
……碇くん、ここ好きなのかな。

私は、碇くんのそれに吸い付いたまま、頭を揺らす。
碇くんのそれが、どんどん硬く、熱くなる。
唾液が、ますます溢れてくる。

"綾波ッ……綾波ッ……いいよ……すごい……気持ちッ……いいッ……!"

碇くんの背中が、だんだん反らされていく。
碇くんの額に、汗の玉がどんどんできていく。
その一つが、碇くんの頬から、私の顔にぽつっと落ちる。

"綾波ッ……綾波ッ……!"

碇くんの両手が、私の頭をがっしと掴む。
刹那、私の口の中に、碇くんの精が勢いよく放たれる。
びゅる、どくっ、そんな音がしそうなくらい、私の口内を、喉を、その液体が満たす。

"……ふう……綾波、また、飲んでくれる?"

"……ん。"

碇くんの、少し柔らかくなったそれが、私の唇を離れる。
私は、喉を鳴らしながら碇くんの出した液体を、飲み込む。
こうすると、碇くんは喜んでくれる。
だから、嫌じゃない。
だから、嬉しい。
ぽかぽかが、二人の心を満たすから。
碇くんが、笑ってくれるから。

碇くんは、とっても優しい顔で、私の頭をまた撫ぜてくれた。
バイクが近くを走り抜けていく音がした。
235名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 00:40:25 ID:nZNb1GOC
これって、エロイか?オードトワレ。
236234:2009/12/13(日) 01:30:40 ID:kWA0kKto
ごめん、もう書かない
お目汚し失礼しました
237名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 02:19:00 ID:j9BYwugr
こうして、またひとりのSS書きがつぶされていくのであった。

というか、人によって受け取り方違うし、俺は好きだぜ。
綾波の気持ちが伝わってきて。
そして、綾波を人形のように都合よく使っているシンジのキモチワルサが伝わってくるぜ。

まあ気が向いたらまた書いてくれや。
238名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 02:45:51 ID:fX92gxU5
綾波ネタ久し振り?だから良いべ
239名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 05:18:03 ID:Tgst3W0g
>>235
満足できないなら、自分で満足できるエロを書くといいとおもうよ。
240名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 23:36:05 ID:Cf9KLaoC
誰か綾波ですんごくエロいSS書いてくれよ
俺には書けない
綾波を書こうと思ったらどうしてもエロくなくなってしまう
241名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 00:19:35 ID:ufKDVjNR
みんなのシンジ君がシャワールームで泡まみれになりながらアスカと綾波に
サンドイッチにされてアワアワしている絵があるわけだか・・・・
アレで誰か書いて・・・
242名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 02:22:37 ID:8g+lzbe+
>>241
これか
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org458879.jpg
セリフが付いてるのもみたことあるな。
レイ「? 何かあたってる・・・」
アスカ「ふふっ! ピッカピカにしてやるんだから」
みたいな内容
243名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 03:39:01 ID:Fo+D80bf
>>241
なんじゃこりゃ、レイの表情がかわいすぎる・・・
百万回保存した
244名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 20:01:21 ID:bcJ8uf7F
その画像で何か書けそう
元ネタは何よ?
245名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 21:15:30 ID:q21ZXkNd
シンちゃん洗いだろ
246名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 23:28:49 ID:ufKDVjNR
何をどうやってピカピカにするのか、具体的に惣流さんの口から
聞きたいですな。
247名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 23:46:49 ID:s6qBnOTq
君、それは『カッピカピ』の間違いではないのかね
248名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 07:17:35 ID:tWs3H83T
惣流なの?式波じゃないの?
249名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 07:29:44 ID:k4tdwydT
もう何年も前のイラストだから惣流
250名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 08:05:14 ID:VlxhdPam
そう(り)ゅうことだな。
251名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 09:30:55 ID:tWs3H83T
貞本さんのイラストっぽく見えるけど違うよね?
252名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 10:17:05 ID:v3Ghf3rc
これは菊丸さん
もうサイトの方は閉めちゃって、今はブログやってる筈
253名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 10:48:41 ID:C+ny5l+W
254名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 12:15:04 ID:oa2WRiw8
挿入・アスカ・ラングレー
255名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 23:51:58 ID:6E6DWoH5
>>240

キミの言う「綾波ですんごくエロいSS」がどんなのかイメージできないからなんとも。
だって、エロいと思うかどうかは人それぞれだしな。

>>綾波を書こうと思ったらどうしてもエロくなくなってしまう

なぜそうなるのか、むしろフシギ
256名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 00:27:58 ID:YfSzQG0a
唐突だが、綾波がワキを見せてるのってエロいと思うのは俺だけ?
貞本エヴァの扉絵でロンギ槍もってプラグスーツでワキをモロ見せ
してるのあったじゃん
あれで何発か抜いた
257名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 00:18:54 ID:2/1cVRkz
ワキ舐めたい
258名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 10:15:08 ID:pn8wHSUy
同意!
259まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2009/12/20(日) 12:36:49 ID:UXMcdWXo
皆様お疲れさまです
さきほど、昨日までに投下された分をまとめサイトに収録いたしました
今後とも皆様のご投稿を心よりお待ちしております
260名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 14:33:49 ID:p+ZcxoPH
>>259
いつも迅速的確なお仕事ありがとうございます
愛してます
261ぱいぱん:2009/12/20(日) 22:06:48 ID:258/ykIz
(163続き、遅くなってすみません。
投下していただいた方、まとめサイト管理人さん、
読んでいただいているかたがたありがとうございます。)

それはあまりにもきつすぎた。
目に力を入れるあなた。
当然のこと。
そうでもしなければ視線はあなたの意思を超えて暴走してしまうだろう。
あなたの腰にあたる柔らかい生足、そしてその太もも。
しかしながら手は出せない、見ることすらこの状況では厳しい。
まさに生き地獄。
吐息がかかる距離でミサトに手を伸ばされ触れられると
あなたはブルブルと身体を震わせた。
ミサトの手は驚くほど冷たく、驚くほど柔らかい。
ズボンの中は痛いほど膨張している。
懸命に耐えるあなたにお構いなく身体を寄せてくるミサト。
それも当然かもしれない。
あなたは外見は無害な中性的な顔立ちの中学生なのだから。

「だ、大丈夫です、大丈夫ですからっ」
懸命に距離を取るあなた。
これ以上薄布一枚を隔ててナイスバディに密着されていては
正気を保てない。
わずかな理性を振り絞るあなた。
「あら……わかった、でも、無理しないでね?」
足音が聞こえる。
ミサトは離れていったようだがあなたは後ろ向きなのでよくはわからない。
262名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 07:43:50 ID:M+dt/RBP
おお待ってたぜ
263マヤたんがインしました:2009/12/22(火) 00:13:56 ID:XlEkL2vh
あーん!先輩が死んだ!
先輩よいしょ本&先輩F.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美形薄命だ…

・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代は赤木リツコだ!」のブログ書いてまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなマダオごときに殺られるなんてっ!!
カヲルと差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・

私はあのおそろしく不器用な先輩が(たとえ不潔でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
先輩ぃぃ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
庵野のカバッ!!え〜ん・゚・(ノД`)・゚・
264国連職員、青少年保護条例違反で逮捕:2009/12/22(火) 22:16:33 ID:P+P56IY2
第3警視庁は22日、第3新東京市在住の国連職員(29)を青少年保護条例違反の容疑で逮捕したと発表した。
同職員は同居中の男子中学生及び女子中学生とわいせつな行為を繰り返していたことを認めており、同僚(30)は事件を受けて「彼女に男子中学生を預けた時点で危ないと思っていた。無様ね。」と述べた。
265名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 22:19:47 ID:qGI5X6Xs
いつの間にか新作が来てた・・・だと・・・
こういう視点も新しくていいな
266名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 20:45:16 ID:x2G+lIMJ
どうでもいいことだけど。

>>264
ネルフ職員というのは国連職員なのだろうか?
1話でミサトが国際公務員だとは言ってるが。

でも一尉、三佐という階級は、なぜか国家公務員である自衛隊の呼び方
を採用してるんだよな。
国連職員の国連軍人みたいなものなら、大尉、少佐のほうが自然だし、
それで呼んでも問題なさそうなんだが。
実際、式波アスカは一尉じゃなくて大尉じゃん。
267名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 23:23:48 ID:pVLunREw
アスカはユーロ空軍出身だからじゃなかったっけ?
階級の表示は海外では大中小だけど日本では一二三ってなってるみたいよ

つか、ティーンズを巨大ロボに乗せて戦わせるアニメに言っても仕方ないが、年端もいかない子供を戦闘機に乗せちゃうどころか不相応な階級与えちゃうユーロってどうかと思う
268侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2009/12/24(木) 00:45:33 ID:W3ssQTJ7
大抵、外国の軍に入るには帰化する必要があるはずなんですが、ミサトさんにゃそんな描写無かったように思います
アメリカ軍だとグリーンカードが必要だし
私は勝手に、ミサトは国連軍に編入された旧自衛隊か、戦自からの出向だと思ってました
でも、マジメに考察すると、30歳前に佐官て昇進早すぎだろ、とかアニメに聞いちゃいけないことになるし……

式波さんは色々利権の絡みがあったのかもと想像。エヴァは最終兵器じみてるし、軍が「兵器は我々の管轄だ!」とか言ったりすれば、軍属らしく階級があるのも無くはないかなと。でもエースパイロットとか言ってますしねぇ。解らんヽ(´ー`)ノ
私的にはユーロファイターを駆る式波さんも萌えますが
269名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 03:08:23 ID:Q7IELPyR
タイフーンは翼でかすぎて不細工だよ
270名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 10:40:43 ID:biEszfWj
個人的には式波大尉にはダッソー・ミラージュ2000に乗って欲しい
271名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 10:57:40 ID:Q7IELPyR
ミラージュは「ナイト・オブ・ザ・スカイ」で見たけどジェットノズル(つかエンジンか?)が1つしかなくて美に欠けてたな

ここは1つサーブグリペンで
272名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 11:15:43 ID:biEszfWj
エア・ショーか何かでMe109に乗ったりしたらそれはそれで萌える
273名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 13:00:20 ID:u5My5rmr
>>271
グリペンも単発じゃん。むしろラファールのかっこよさはガチだと思う。

つかエヴァ世界の国連軍艦載機はSu-33とかYak-38改だった訳だし、
アスカがロシア機に乗るのは全然ありだと思う。MiG-29 M OVTでハチャメチャな起動で飛ぶとか。
Su-34にシンジと乗って、キッチンで飯を作らせるのもアリw
274名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 15:27:12 ID:Q7IELPyR
ごめん言い方が悪かった
単発ならグリペンのが個人的にかっこいいと思ったってことね。

でもユーロでは使われてないと思うが、やっぱりかっこいいのはFだな
エンジンも双発だし、ルックスも抜群だしなあ
275名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 20:06:14 ID:9Y/kFGnr
そこでIDF経国号ですよ!
EVA世界の中華民国がどうなったかは知らないけど、あれは格好いい

マジレスすると、第3使徒登場のシーンとかユイの墓参りのシーンとかに出てきたあのVTOL(形式知らん)が候補に挙がらないのはおかしいと思うけどね、アスカの機体としては

ってなんでいつの間にジェット戦闘機スレになってんだw
276名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 22:09:40 ID:Q7IELPyR
職人さん来なくなったからなー
年末までに俺が何か書くよ
277名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 22:31:26 ID:9Y/kFGnr
機体、じゃねえ期待age
278名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 23:05:07 ID:BulfvXdB
ジェット戦闘機に詳しくない俺に教えてほしい
単発と双発のメリットとデメリットはなに?

F15とかSu27とか、世代でトップランクの高級(?)戦闘機はふつう双発なので、
双発は性能重視、もし片方壊れても帰還できて信頼性も重視なんだろうなと
なんとなく思ってるんだけど

でも単発のF16とか性能軽視かというとそうは思えないし、F16がエンジン故障で
落ちる事故が頻発してるわけでもないので、信頼性も大きな問題はなさそうに
思うけど
279名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 23:10:37 ID:BulfvXdB
>>あのVTOL(形式知らん)が候補に挙がらないのはおかしいと思うけどね

あれは攻撃ヘリに毛が生えた程度の、戦闘機としては2線級以下の
戦力なんじゃないの?
戦闘機パイロット憧れの機体とはとても思えない
280名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 23:33:59 ID:3QIYCtyE
>>278
双発のメリット
・パワーが2倍
・信頼性が2倍(ただしエンジンの信頼性が高いとき)。1発停止しても飛べる。
・武装搭載量も多い

単発のメリット
・コストが双発の半分(イニシャルも整備も)
・信頼性が倍(エンジンの信頼性が低い場合、双発機は単発機の倍の確率で故障する)なので稼働機数が減らない
・軽量に作れるからいろいろと壊れにくい(軽いのは正義!)

双発のデメリット
・コストが高い
・エンジンの配置が悪いとロール性能が悪化するので空戦性能に問題が出る場合がある。
・重くなるからいろいろと壊れやすい

単発のデメリット
・パワーがないから搭載量も少ない
・エンジンが止まると即墜ちる
・機体が小型にならざるを得ないので近代化の余地が少ない

メリットの裏返しがデメリットになる感じでしょうか。
いずれにせよエンジンが一定の能力と信頼性がないと飛行機として成立しませんが。
(経国なんてプワパワーなエンジンしか調達できなかったからわざわざ双発にしたわけで、ふたつ合わせても単発のF-16に劣る出力しか出せない)
281名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 23:36:25 ID:9Y/kFGnr
いい加減スレ違いだ
自重すれ
財団法人・人工進化研究所(神奈川県第3新東京市)は25日、第7世代型スーパーコンピュータ「MAGI(マギ)」の試作機を
報道陣に公開した。
開発チーフの赤木ナオコ上席研究員(51)の事故死により完成は大幅に遅れるとみられていたが、計画にはほとんど
狂いは生じず、当初の予定を45日過ぎたのみにとどまった。

MAGIは人工培養したヒト脳細胞をその基幹とした人格移植型OS(オペレーティング・システム)を3基搭載しており、
従来の無機CPUプロセッサを用いた第6世代型スーパーコンピュータと比べ演算速度が大幅に向上している。
新約聖書にあるキリスト生誕時に出現した東方の3博士「マギ」をその命名由来としており、3基のOSはそれぞれ
「バルタザール」「メルキオール」「カスパー」と、新約聖書にならって名づけられた。

赤木上席研究員の長女であり、開発サブチーフの赤木リツコ特別研究員(25)は、「キリストの誕生日とされるこの日に
MAGIが完成したと発表できたのは、素敵な偶然。チーフだった母は亡くなりましたが、母の心はMAGIの中にまだ
生きています。MAGIを構成する3基のコンピュータは、3人の母自身なのです。」とコメントした。

(関連記事7面)
財団法人人工進化研究所(神奈川県第3新東京市)は、25日報道陣に公開した第7世代型スーパーコンピュータ
「MAGI」のユーザーインターフェース用合成音声のベースに、人気声優・林原めぐみさん(42)の声を用いたと発表した。

「MAGI」はヒト脳細胞を人工培養した人格移植型OSを3基搭載した世界初の第7世代型スーパーコンピュータで、
平成19年8月施行の地理空間情報活用推進基本法に基づく統合型行政GIS(地理情報システム)用ホストとしても
活用が期待されている。
音声合成エンジンには、ヤマハ株式会社(静岡県浜松市)が既存の歌唱シミュレーションソフト「VOCALOID(ボーカロイド)
2.0」をベースにMAGI専用に開発した「VOCALOID3.0」が用いられており、MAGIの演算能力を前提とした自然なアナウンスが
実現された。

合成音声のサンプリング元となった林原さんは、1990年代の第3次声優ブームの立役者の一人とされており、
人気アニメ『名探偵コナン』の灰原哀役などで知られている。
284名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 23:39:39 ID:Gt7a4rN7
テクノロジーの無駄遣いだな……
285名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 00:47:59 ID:Ku1t8MSM
>>282ー283
スレ違いw
エヴァ板でやれ。
年齢設定もおかしい。
286まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2009/12/29(火) 23:12:55 ID:tb/Xz5d9
お世話になっております、まとめサイト管理人です

さて、さきほど、12/28まで投下分をまとめサイトにアップロードいたしました
更新が遅くなり大変申し訳ありませんでした
また皆様、よいお年をお過ごし下さい
287名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 00:43:46 ID:F7ng44MT
年末年始の更新は無理ですか?
288露出マゾ奴隷アスカ:2010/01/04(月) 01:27:05 ID:PRHxTCRT
 人気の無い深夜の公園に駆け込んで、ジャージ姿の少女――アスカは膝に手を突いて
息を継いだ。家からずっと走って来たので、胸が苦しい。
 息が整うとアスカは、周囲を見渡して公園内に人影が無いことを確認してから、ジャー
ジを上下とも脱いでベンチに置いた。その下には下着すら身に付けられておらず、完全
な裸の状態になる。
「ふふっ」
 興奮から、自然と笑みが漏れた。
 公園内を裸で走り回り、ブランコに乗り、ジャングルジムに登り、鉄棒をする。この
露出行為が、もう何度目かになるアスカのストレス発散法だった。
 誰しもを一目で魅了する容姿と、常に学年トップの成績、さらにスポーツも万能。性
格が少々高飛車なのも愛嬌の内――だと思う。非の打ちどころの無い完璧。
 それには、もちろん誇りを持っている。けれど隙を見せられないというのは、やっぱ
り辛い。
(あたしは完璧なんかじゃない……)
 少なくとも今、公園内を素っ裸で闊歩している少女は、完璧とは程遠い。
 ひとしきり遊具で遊び終え高揚感に満たされたアスカは、公園の中央に立つ外灯の下
に立ち手淫を始めた。
(ただの変態だわ……外で裸になって……オナニーしてるなんて……)
 体が、心が解放されていくのを感じる。何一つ繕わず、全てを曝け出しているのだか
ら当然だろう。
 気持ちを昂らせたアスカは想像する。この言い訳の余地の無い痴態を、目撃されるこ
とを。
 へんぴな場所にある為、昼間でさえほとんど利用者のいない小さな公園である。丑三
つ時の今、人が訪れる可能性はまずない。だからこそ、露出の場に選んだのだ。
 それでも絶対に安全な訳ではない。それを想像する。
(こんな姿だれかに見られたら……お終いだわ……)
 目の前に架空の目撃者を置くことで、快感が一気に押し上げられる。こうして絶頂を
迎えるのが、彼女のお決まりだった。
(あぁ、見られる。見られちゃうっ) 
 今まさに頂点に達しようとした刹那、
「え!?」
 近づいてくる足音に、アスカの熱は瞬時に冷えさせられた。もうかなり近い。行為に
夢中になり過ぎて気付くのが遅くなってしまった。
 逃げ出す間もなく、すぐに目の前に人影が現れた。
289名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 22:47:35 ID:z7SAqhJ3
おお!GJです!
アスカの野外露出ものは少ないから、こういったシチュエーションは嬉しいな。
早く続きが読みたいです。
290まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/01/05(火) 16:56:40 ID:Q6nKPvhG
職人の皆様お疲れさまです
また巡回の皆様もお疲れさまです
今年も宜しくお願いいたします

当方本日まで正月休みをいただいて帰省しておりました
前回更新時より追加分につきましては可及的速やかにまとめサイトにアップロードいたしますので宜しくお願いいたします
291まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/01/05(火) 17:34:26 ID:Q6nKPvhG
お待たせいたしました
昨日投下分までをアップロードいたしました

皆様からの今後の御投稿につきましても、お待ちしております
292名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 19:41:03 ID:x+It9Zwb
>>290
いつもありがとうございます!お疲れ様でした
293名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 17:34:17 ID:tD3qAGGz
>>288さん、続きはまだですか?
294288:2010/01/07(木) 03:39:31 ID:kn1BrJAM
う〜ん、せっかく期待して下さる方がいるみたいなのでリサーチを

現れたのは同級生のムサシ(ほぼオリキャラ)で、裸を写メられて奴隷化させられるのと

現れたのはやはり露出オナニーに来たシンジで、一緒に露出するようになるのどっちがいいですかね?

もしくは他の案でも
295名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 03:45:42 ID:g1Ng0/Ki
公式同人よりはやはり本編のキャラの方が良いのでシンジに一票
296名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 10:28:26 ID:rAvsMsqu
ある程度の金を持っていて、クルマを運転する大人のほうが話が広がるのでは?
ネルフの名も無き職員とか、アスカたちの学校の教師、同じマンションの住民とか、
接点はあるけども日常での接触はほとんど無いような人物が良い。
297名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 21:11:00 ID:7OYe6qY9
>>ネルフの名も無き職員とか、アスカたちの学校の教師、同じマンションの住民とか、
>>接点はあるけども日常での接触はほとんど無いような人物が良い

なるほど
この露出狂アスカにしてみれば、シンジよりそういう相手のほうが衝撃が大きいと言えるな

しかし本編の設定にとことんこだわるなら、あのマンションに住んでるのはミサトだけで
ほかの住民は居ないって事だった気がする
3話でシンジがゴミ捨てる場面も、ゴミ袋がほとんどなかったんじゃないっけ?
298名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 21:25:24 ID:zcrrBQc8
しかし本編の設定にとことんこだわるなら、あのマンションに住んでるのはミサトだけで
ほかの住民は居ないって事だった気がする

マジ?
299名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 22:56:48 ID:hOF4pN3W
マジ
マンションの遠景のどの場面もミサトの部屋以外は電気点いてない
300名無しさん@ピンキー:2010/01/08(金) 00:31:07 ID:i8YoWsUz
そりゃ寂しいな・・・
301288:2010/01/08(金) 02:27:46 ID:DNonIwTW
やっぱり、攻め手も分かるキャラの方がいいでよね〜
設定は、ネルフの監視や警護のこと考えると露出するのむずくなるので、学園で考えてたのですが

取り合えずムサシで導入だけ書けたので落とします
んで、需要がないようなら別の書こうと思います
302288:2010/01/08(金) 02:28:11 ID:DNonIwTW
 咄嗟に、手で胸と股間を隠す。
「アスカ……?」
 彼女の姿を見て目を丸くしたのは、面識のある少年だった。クラスは違うが同級生のムサシだ。会話もろくにしたことがないが粗野な感じがして、いい印象がない。
 ムサシは呆気から立ち直ると、ニヤリと笑みを浮かべて持っていた携帯をアスカに向
けた。
 カシャリと音がして、アスカの生まれたままの姿が携帯の中に記憶される。
「ちょ、なにしてんのよ、あんた!」
 アスカは、焦って叫んだ。すぐにでも携帯を引っ手繰りたいが、裸のままでは動けない。
「こんな特ダネ、撮らねえ手はねえだろ。学校一のアイドル、アスカ様が露出狂の変態
女だったなんてな」
 二度、三度と、シャッター音が深夜の公園に響く。
「やめなさいよ! やめて……お願いだから、撮らないで……」
 制止の声は段々と弱弱しくなり、最後には涙混じりになってしまう。が、ムサシはそ
んなアスカを無視して、画像を撮り続ける。
(ああっ、こんなことになるなんて……おしまい…もう、おしまいだわ……)
 目の前が真っ暗になって、アスカはその場に尻もちを突くように座り込んだ。
「さあて、どうすっかなこれ? 取り合えず、印刷して学校に持ってけば、いくらでも
金出すやつがいるよな」
 満足するまで撮り終えたらしいムサシが、戦慄するほど恐ろしいことを言う。
「じょ、冗談でしょ? そんなこと、しないわよね?」
「どうすっかな〜」
「お願いだから、このことは黙ってて。あたしにできることだったら、何でもするから。お願い、お願いします!
 必死で懇願をする。こんなに深く頭を下げたのは、生まれて初めてだ。
「なんでもねぇ」
 ムサシは、しばしアスカを舐め回すように見下ろしてから、
「そうだな、アスカが俺の奴隷になってくれるなら、黙っててやってもいいぜ」
「ど、奴隷!?」
 どぎつい言葉が出て、思わず反芻してしまう。
「そう、俺の命令にはどんなことでも絶対服従する奴隷だ」
303288:2010/01/08(金) 02:28:31 ID:DNonIwTW
「そんなこと……」
 できる訳がない。しかし、受け入れなければ――
「嫌ならいいんだぜ。驚くだろうなぁ、みんな。まさか、あのアスカがねってよ」
 自分が露出狂だと知れ渡ったら、周囲の人間はどう反応するだろう。両親は間違いな
く深く悲しむだろう。友達からは距離を置かれ、学校中の生徒から白い目で見られ、後
ろ指を指され、噂される。
(シンジは――)
 幼馴染の少年の顔を思い浮かべると、それ以上想像できなかった。とにかく絶対に知
られたくないと、強く思った。
「なる、なるわ。あんたの奴隷になるから、このことは秘密にして」
「いいぜ、俺とアスカ、ふたりだけの秘密にしてやるよ。ただし、言い方が少し気にい
らねえな」
「え、じゃあ、どう言えばいいのよ……」
「分からねえのか? 奴隷なんだから、当然土下座だろ。で、露出狂のアスカをどうか
ご主人様の奴隷にして下さい、お願い致しますって言うんだよ」
 そんな屈辱的な言葉、一生口にすることはないと思っていた。けれど、もう後には引
けない。
 アスカは、足を正しその場で土下座した。
「ろ、露出狂のアスカを、どうかご主人様の、ど、奴隷にして下さい、お願いしま
す……」
 野外で、裸で、地面の上で、土下座する。頭が沸騰しそうだった。
「うっ!」
 不意に頭を押さえつけられて、口の中に砂が入ってしまう。ムサシの足が、土足で乗
せられている。
「はは、いい気分だぜ。あのアスカが、素っ裸で土下座してるんだからな」
 ムサシは高笑いした。足を掴んでひっくり返して、顔面を元が分からなくなるまで殴
りつけてやりたい。抗いがたい衝動を、秘密の為、秘密の為と繰り返し、なだめる。
「いいか、おまえは今日から、露出マゾ奴隷のアスカだ。これからたっぷり奴隷の躾を
してやるからな、楽しみにしろよ」
 羞恥と怒りと後悔と不安と、様々な感情で前進が満たされ、秘所から愛液が溢れてい
ることにアスカは気付かなかった。
304名無しさん@ピンキー:2010/01/08(金) 11:31:06 ID:hXD9MECY
>>288
GJ、なんか続きの展開にwktk

けど写真撮って脅迫ならケンスケでもいいのでは?
とか思ったが…
冷静に考えるとダメだ、調教「できる」タマじゃないし、何よりその場でボコられて終わるw

とりあえず、ムサシは戦自がらみの子(でしたよね?)だから相応に「使える」でしょうしw
305名無しさん@ピンキー:2010/01/08(金) 22:41:41 ID:06ELDysl
やはりアスカの野外露出ものはいいですね。
本当にGJです。続きを楽しみにしています。

ちなみに、こんなシチュはどうでしょうか?

授業中にまずムサシが仮病で教室を抜け出す。
次にアスカも仮病で教室を抜け出し、ムサシと合流。
ムサシはアスカを4階の男子トイレに連れ込むと、アスカに全裸になる様に命令。
命令に従い、アスカは全裸になり、制服と下着を紙袋に入れる。
ムサシは紙袋を受け取ると、服を返して欲しかったら、外の体育館の裏にまで誰にも見つからずに取りに来る様に命令。
授業中とは言え、誰にも見つからずにアスカは服を受け取ることが出来るのか。

以上です。
306名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 19:33:17 ID:gJ4IyuV4
続きマダー?
307本田勝彦VS式波・アスカ・ラングレー:2010/01/09(土) 23:58:31 ID:6P+Bhpj0

アスカの唯一の親友であるヒカリが、痴漢の被害にあった。
朝、学校でのヒカリの様子がおかしいのでアスカが聞いてみた所、昨日の休日に電車内でお尻を揉まれたらしいのだ。

(許せない!)

(必ず痴漢をアタシが取っ捕まえてやる!ヒカリ。必ずアタシが復讐してあげるからね)

次の日、アスカはヒカリが痴漢にあった車両に乗って痴漢が現れるのを待っていた。
アスカが電車に乗って、しばらくするとお尻の辺りモゾモゾとしだした。

(間違いない!痴漢だ!)

アスカは手首を掴み、お尻を触っていた男に向きを変えると、睨みつけた。

「この痴漢!変態!女の敵!次の駅に着いたら、このまま警察に突き出してやる!」

アスカに手首を掴まれた男は、不敵な笑みを浮かべていた。

「馬鹿なパツキン女だな。今日は平日だぜ。しかも車両は男性専用車両。それに今日は俺達痴漢師が女を嬲る月に一度のイベントの日なの」

(しまった!)

アスカは漢字を読むのが苦手な為、そんなことも知らずに乗ってしまったのだ。

「日本語、読めねえのかよ」
「アタシ、漢字はあんまり・・・」

スキンヘッドで痩せている男が、このリーダーらしき男に問いかけた。

「本田さん。どうしやす?」
「しょうがねえなあ。他にめぼしい女もいねえし。今日はこの生意気なパツキン女で我慢するか」
「へい」

アスカはあっという間に、周りの男達に腕と足を押さえられ、身動きが取れなくなってしまった。

「放せっ!このバカッ!放せっ!」

アスカは叫びながら、手足を動かそうともがいたが、しっかり身体を押さえられているため、ほとんど動かなかった。

「うるさいパツキン女だな。オイ政!この女を黙らせろ!」
「わかりやした」

スキンヘッドの男がアスカの口の中に、ギャグボールのをはめ込んだ。

「フゥーッ!フゥーウッ!」

アスカは叫ぼうとしたが、息が吐き出されるだけで、声は出なかった。
アスカは口が閉じられず、よだれを垂らしていた。

「これでうるさい口も静かになったな」
「次はどうしやす?」
「この女は自分が悪いのに俺様を変態扱いしやがったからな。徹底的に凌辱するか」
308本田勝彦VS式波・アスカ・ラングレー:2010/01/10(日) 00:00:24 ID:6P+Bhpj0

アスカは男達の会話を聞くと、顔から血の気が引いていった。

(コイツら、いったい何をする気なの?)

「オイ、秀!」
「はい。何ですか」

眼鏡を掛けたデブの男がアスカの前にやって来た。

「まずこの女の着ている制服を、切り刻んでやれ」
「はい。任せてください」

秀は返事をすると、紙袋からハサミを取り出した。

「こんなにかわいい女の子の制服が僕の物になるなんて、感激だなあ」

(まさか…ウソでしょう……)

秀はアスカの正面にしゃがみ込むと、スカートの裾にハサミを入れた。

ジョキ、ジョキ、ジョキ・・・

秀はスカートの裾から腰に向かって、切り刻み始めた。
最後までハサミを入れ、秀はアスカからスカートを剥ぎ取った。

「外人JCのスカートゲットだぜ!」

秀は興奮した様子でそう叫ぶと、紙袋にスカートを入れた。

(このデブ!何てことすんのよ!)

アスカが下半身に身に着けている物は、ショーツと靴下と靴だけになってしまった。
アスカは恥ずかしさより、怒りで顔が真っ赤になった。
秀はアスカのショーツを、意外そうな目で見ていた。

「白のショーツですか。外人さんも結構普通だなあ」
「秀、いつもながら見事な仕事ぶりだな」
「まだまだこれからですよ」

秀はアスカの後ろに回り込み、その場にしゃがむと、ブレザーとカッターシャツを一緒に裾から襟にかけて切り刻み始めた。

ジョキ、ジョキ、ジョキ・・・

秀はアスカの髪とブラを切らないように気をつけながら、襟までハサミを入れた。

「政さん。ブレザーとシャツのボタンを外してくれますか?」
「任せるでやんす」

政はボタンを外し始めた。

プチ、プチ、プチ・・・

「外したでやんす」

秀は紙袋からデジカメを取り出した。

309本田勝彦VS式波・アスカ・ラングレー:2010/01/10(日) 00:04:42 ID:CPPcSN1m
すいません。今の所、以上です。
続きは需要があれば投下します。
310名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 21:51:29 ID:LrM3i9vY
>>309
なかなかいい感じですよ
ところで、こいつらはヲタというかニートっぽい感じなんですか?
北斗の拳に出てくるようなヤンキーみたいな連中ですか?

それと、式波アスカなんで、新劇場版の世界での話だと思うんですけど、
惣流でなくて式波にした理由は何ですか?
式波アスカだと大尉なんで、りっぱな上級軍人なんですけど
311まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/01/10(日) 23:14:12 ID:FoSRaz/m
皆様お疲れさまです
昨日投下分までをアップロードいたしました
今後とも皆様の御投稿をお待ちしております
312本田勝彦VS式波・アスカ・ラングレー:2010/01/10(日) 23:31:42 ID:CPPcSN1m
>>310さん、実は前に駆け引きを投下していた者です。
本田勝彦はインター〇ートの悪戯に出てくるキャラです。
秀と政の名前については、必殺仕事人から拝借しました。
二人共、痴漢軍団のリーダーである本田の部下です。
秀はデブで眼鏡を掛けており、萌え系のイラストがプリントしてあるTシャツを着ている、典型的なオタニートです。
(ちなみに必殺技は、切り裂きとデジカメによる撮影)

政はスキンヘッドでガリのチンピラです。
(必殺技は秘密)

惣流ではなく式波にした理由は、前に投下していた駆け引きの番外編だからです。
続きが出来次第投下します。
それではまた。
313名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 00:08:31 ID:Wn8qo20k
>>312
説明ありがとうございます
インター〇ートの悪戯という作品のことは知らないんですが、キャラには元ネタがあったんですね

駆け引きというのは前に投下されたSSタイトルか何かだと思いますが、ごめんなさい
まだ読んでいません

軍人なのに式波が痴漢の良いようにされてるって、何か伏線があるのかなと
思って聞いてみました
314名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 23:00:23 ID:/j7oM4ZR
続き待ち
315名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 18:07:03 ID:xa7Yfq9M
続き待ち
316名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 22:21:40 ID:0xos2v6i
携帯規制解除キター(゚∀゚)ー!!




誰かNTR書いてくれ

317名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 23:19:13 ID:A9SkX+6R
エヴァンジェルで頼んだ方が早くね?
318名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 04:13:45 ID:r3hf1fvm
懐かしage
319名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 19:56:31 ID:6Csvygbc
頼んだら書いてくれんのかな?
320侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/02/02(火) 12:30:34 ID:kMuDMszv
どんなのがいい?
321名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 19:34:25 ID:LLx//E7z
マリシンジ
322名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 02:52:25 ID:+LB7cR+N
チルドレンの精神安定のために、ネルフの大人たちが交代でチルドレンとセックス。
シンジとのセックスに嵌まって、シンジに慕われているミサトに嫉妬するリツコ。
323名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 11:12:45 ID:tBmCWOaY
加持よりゲンドウとのセックスにのめり込むアスカとか
324侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/02/04(木) 12:41:17 ID:Av77LTfZ
マリに寝とられるアスカを妄想
シンジが寝とられるのもアリかも

あ、近々リハビリ作投下していいですか?
規制掛ったら無理になるかもしれませんが
325名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 15:23:36 ID:ALDP5ANm
加持の細やかなテクニックに溺れていたのに、何の理屈もいらないゲンドウの存在感の明らかなモノを受け入れた瞬間、
アスカの脳はスパークして今までの男に関する価値観が吹っ飛んでしまい、ただ牝として巨大なモノを求めてゲンドウに
ひれ伏し従った。
326名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 22:02:35 ID:tBmCWOaY
ゲンドウとのセックスは正直苦痛だった。シンジのいまだ発達途上のものを
受け入れた時、リツコは初めて悟った。自分のそこは狭かったのだ、と。
その豊かな躯からは想像も付かなかったが、リツコのそこは少女のように
密やかで可憐だった。少年のそれを受け入れた時、少女の花弁は花開き、
甘い蜜を分泌し、リツコは初めての悦びに震えた。
327名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 23:30:15 ID:POMD7DdW
お、続き待ってます!
328侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/02/10(水) 08:02:27 ID:oCjxA6Hg
なんか、朝っぱらから投下ってダメ人間っぽいな……けど投下します



慈悲から見放された世界に深々と雪が降り積もっていた。
信州の山々の頭には白い冠を戴き、北から訪れた雪雲と寒波を第二東京の上空に停滞させ、大雪を齎している。
枯れた木々は枝に白い花を咲かせ、次の芽吹きを待つ小さな生き物たちは雪の中に。
陽の光も、厚い雲に閉ざされ、今日は幾筋も見えない。

市内の高校は深い雪に覆われていた。五十メートルプールは凍てつき、グラウンドは冬季のみの凍土へと変わっている。窓は結露し、その内の幾枚かには落書きと思しき筋が描かれ、しかしその殆んどは滴下した水滴の筋により崩壊している。
静かな校舎内。体育館から時折聞こえるシューズの擦過音と教師の声が校舎に響いている。

「んふ、ん、くふ、んぁ、んんぅ……。」
吐息と水音。
絡み合う舌。まさしく蛇の交尾のように、二人の舌が互いを愛撫する。唾液のカクテルをすすり、互いの唇を甘噛みあい、あまつさえ手は互いの体をまさぐっている。
スクールセーターの上からでもはっきりと豊満だと解ってしまう乳房が持ち上げられ、女は呼気を乱してキスの合間に酷く喘ぐ。セーター越しの乳首を親指で苛められる。
「あうっ、きゃ……。」
可愛らしい鳴き声だったが、プライドの高い彼女は口を噤み、そして男は舌でその口をこじ開けて、さっきまで優しげな愛撫だったのに、急に乱暴な舌使いで女の口腔が蹂躙される。
「えふ、あふ……ふぁ。」
329侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/02/10(水) 08:05:27 ID:oCjxA6Hg
力尽きた様に女の体が崩れる。しかし唇は触れたまま、舌と唇が繋がっている。
「ふあぁん……。」
フローリングの床にぺたりと座ってしまった女は、積極的に男の舌を受け入れ始める。
セーター、ブラウスの中に男の手が侵入する。衣服の中をまさぐり、シルク地のブラの上からたゆたゆと胸を持て遊ぶと、彼女は立たぬ脚を叱咤し、それでも立つのに失敗して完全に男の手の中に捉えられてしまった。交互に乳頭、胸全体を弄られ、彼女はビクビクと体を顫わせた。
「んふぁ、あはぁ……。」
見れば、女の眉根は弛み、眼は恍惚の領域に脚を踏み入れている。
男の指が女のスカートに掛り、ホックを外す。緩んだ所から指が侵入する。
女は息も絶え絶えにコクリと頷き、微笑みを浮かべた。
男の指が女のショーツを撫でると、クロッチの底に溜っていた蜜がまるで粗相をしてしまったかのように、繊維を越えて内腿に零れ出る。
「あっ。」
女が悲鳴を上げ、思わず手を伸ばしかけたが、見上げる男の子犬を彷彿とさせる哀しげな瞳に気付き、手を止める。
「ね?」
「……ばか。」
そう、仕方がないのだ。この年頃の男の子の、性的好奇心を抑える事など出来ず、それを治められるのは女の子のスカートの中にある秘めるべき場所しかないのだから。



とりあえず触りだけ
需要あるかわかりませんが
属性はLAS
普通にH
です
330名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 10:55:29 ID:tdZ1clq3
久々のLAS!
待ってた
331名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 10:56:44 ID:UGKNPXc6
LASだぁぁ!!!
いいねいいね、GJ!
332名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 15:44:09 ID:TFT5UAB7
>>328
LAS大好き!ありがとう!楽しみにまってます!
333名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 19:17:59 ID:6jb+fxqv
いいねえ



続きマダー?
334名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 23:14:39 ID:q2AhQPJp
>>326の続きも待ってます。
335名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 22:30:25 ID:7O+aB1da
LAS久しぶりいい!可愛いアスカとシンジ待ってます
336名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 08:21:53 ID:SRSdElU3
337名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 05:12:09 ID:VqiwgMUm
久々のLAS最高続きまってます
338まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/02/13(土) 19:53:58 ID:kCsoEE/X
ご無沙汰しております、まとめサイト管理人です。
本日、2/12投下分までまとめサイトにアップロードいたしました。
今後とも皆様の御投稿をお待ちしております。
「破」のDVD/BD発売で再びこのスレが活気付くことを祈ります。

PC用:
ttp://evaeroparomatome.x.fc2.com/

携帯用:
ttp://evaeroparomatome.x.fc2.com/i/
339まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/02/13(土) 19:56:06 ID:kCsoEE/X
皆様御無沙汰しております
本日、昨日までに投下された分をまとめサイトにUPしました
御確認願います

PC用:
ttp://evaeroparomatome.x.fc2.com

携帯用:
ttp://evaeroparomatome.x.fc2.com/i/

さて、『破』DVD/BD発売日が公表されましたね
発売後に再びこのスレの活気が戻ることをお祈りいたします
340まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/02/13(土) 19:56:40 ID:kCsoEE/X
二重書き込み失礼致しました
341名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 01:42:13 ID:pXqWXZMZ
>>339
お疲れさまです。
ありがとう。
342名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 01:42:50 ID:29xGStRf
管理人さん、お疲れ様。
GJです!
343Capsule:2010/02/17(水) 00:20:19 ID:+xqHklK4
仕事上がりの冬月は、人目がないのを確認すると、その薬局のドアをくぐった。
現金と引換えに店員からいつものカプセルの入ったシートを受け取ると、冬月は路地を抜け、再び第3歌舞伎町の雑踏へと足を踏み入れた。

この薬、黄色と赤のけばけばしいカプセルなしでは、もういられなかった。
既に雄の機能を失ったかに見えていた自分がすっかり若返ったような感覚に、これを飲む度に冬月は酔った。
こんなに猛々しく自らのモノがそそり立つとは、半年前の自分には想像もつかなかっただろう。
あの無表情なレイ、最初は碇の留守に無理矢理手込めにしたレイが、あんな牝の顔で自ら自分のそれを懇願するようになるとは、思いもよらなかっただろう。

次は伊吹二尉あたりにしようか、いや、葛城三佐のあの肉体も魅力的だ。
葛城三佐が本部内で加持くんと逢瀬を重ねていることは、既にわかっている。
証拠写真をチラつかせて脅そうか、いや、それとも老人の昔話に付き合わせる振りでもして、LEONで読んだ口説きの手口を試してみようか。

彼女のあの肉体を自由にする想像を巡らせる度に、冬月はまるで十代の若者のように高ぶった。
冬月はペットボトルの水で、カプセルをまた飲み下した。
344名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 23:56:07 ID:Gt6DS1up
続き期待
345侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/02/18(木) 23:13:19 ID:feD/Sg7W
続き




「ふあぁん、やあん、アアンッ。」
閑静な図書室に、艶やかな嬌声が響く。
室内には、大きな本棚が何台も設置され、整然と本が並び、閲覧スペースとして長テーブルと椅子が置かれ
ている。その長テーブルの上には、群青色のスカート、シルク地のショーツ、髪をまとめるイエローのリボ
ン、几帳面に畳まれた男子高校生のブレザーが置かれている。カーテンが締められ、電気もついていないか
ら室内は薄暗く、その灰色の闇の中で、汗でぬらぬらと光るコーカソイドの白い体がシンジの体にまとわりついている。
床の水溜まり。大人の掌ほどに広がったそれは、長テーブルの上に仰向けになっている男――シンジ――と、
彼の上で腰を振る女――アスカ――の体液が混じりあった、淫美なカクテルだった。
結合部はじゅぷじゅぷと泡立ち、アスカの口許からは唾液が一筋溢れ、シンジを見つめる眼は悦びとも苦痛とも取れる形に歪んでいる。
「アスカ、アスカ……。」
うわ言のようにシンジはアスカを呼び、アスカはそれに応えるようにシンジの額、首筋、頬に唇を寄せ、溶けてしまいそうなほどに腰を振りたくった。
「あっいぃ! ああん、あん、ふぁあんっ!」
ぶるぶるっ、と小刻に顫動し、アスカは声を上げる。それと同時に瞳は澱み、シンジを咥え込んでいた肉筒はきゅうっと蠕動し、更に奥に迎えようとする。
だが、まだシンジは満足していない。放出していないのだ。
シンジはアスカと繋がったまま、腰を抱え上げ、椅子に座り直し、彼女を自らに跨らせる。いわゆる対面座位の形である。

346侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/02/18(木) 23:14:19 ID:feD/Sg7W
シンジが支えていた手の力を抜くとアスカの体は重力に従って下へと降り、ずぶずぶとシンジのものを迎え入れていく。全て入ってしまうと、ずぷぅと空気の押し出される音と共に二人の間から、混合液が床に零れた。
シンジが腰を動かしてみれば、アスカの体は前後にゆらゆらと揺すられ、頭は座らない。
あまつさえ「んふぅ、ふぅ、んはぁ、あはぁ。」と酷く幸せそうに声を漏らしている。
そして青い瞳からは光が消え、虚ろな霞がかかっている。
「はぁ、いくよ、アスカっ、ねぇっ!」
眉根をくねっと歪ませ、何かを堪えるような表情をしていたシンジが声を上げる。
「あふぅ、はぁ、あぁきてぇ、しんじぃ、出してぇ……。」
もう満たされ尽したアスカは、ピンク色に溶けた声でシンジを求め、彼の唇に吸い付いた。ちゅうっと舌を絡ませた瞬間、シンジの欲望が吐き出される。彼の体がピクッピクッと痙攣したように震えた。
「ん、くふぅ、ぁああっ!」
シンジと舌を絡ませながらアスカは喘ぎ、自らのコップに満たされた彼の気持ちに、快感を破裂させたのだった。


347侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/02/18(木) 23:15:41 ID:feD/Sg7W




シンジが床の水溜まりをティッシュペーパーで拭き取り終え、学生服に入れておいたビニール袋に、丸めたそれを仕舞う。
その間に体を取り敢えず綺麗に整え、情事の痕跡を消し、制服を着込み身支度を整えていたアスカは、キッと鋭い視線をシンジに打つけた。
「このバカ。ペッティングだけだって言ったじゃない。それなのに、こんなにしちゃって……。」
アスカが体を掻き抱き、視線を床に遣る。
高校に入り、十七歳を越した頃から急に女らしくなり始めた肢体。それまで体に付いていたしなやかな筋肉の代わりに、白雪のようなほどよい脂肪がうっすらと乗った。その腰回りや太腿、成長を始めた大きな胸の膨らみが強調される。
制服の上からも解る――言い方が悪いが――売女でも通用しそうな豊かな体。
事実、今の交合でもアスカは烈しく乱れていた。それだけ見れば、その筋でも通用しそうな乱れ方である――実際はシンジに対してのみであるか――。
「……あの、ごめん。我慢、できなくて……。」
ブレザーを乱したまま、シンジは申し訳無さそうに俯く。
最初は、熱る体を持て甘した二人が授業をサボるついでに、図書室で束の間の交歓を楽しもうとしただけだったのだ。その内に欲望を抑えきれなくなるのは必然とも言える。
シンジを責められはしないだろう。
348侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/02/18(木) 23:16:31 ID:feD/Sg7W
ふぅと嘆息したアスカはふと赤いベルトのスマートな腕時計を見遣る。ちょうど、いま出ていけば、教室に着く頃には五時限目と六時限目の休み時間に当たる筈だ。
「もういいわ。行きましょ。ただし今日のディナーはハンバーグじゃなきゃ嫌よ?」
「うん、解ってるよ。和風でいい?」
人差し指を立てて教師然と言うアスカに、シンジはニコリと笑った。
「大根おろしたっぷりね。」

交わりの痕跡を消した二人は別々に部屋を出て、各々の教室に足を向ける。
アスカとシンジのクラスが別々であったのは二人にとって幸運だった。
――表向きは――留学している金髪の美人生徒と、冴えない風貌をした男子生徒が同棲まがいの同居をしているなどという事実は、どうあっても隠さねばならないものだった。
その点においていえば、二人が別々のクラスということは、授業を抜け出してよろしくやるのに都合が良かったのである。別々のクラスならば、同じ時刻に抜け出したとしても簡単に結び付かないからだ。


349侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/02/18(木) 23:22:33 ID:feD/Sg7W
第二回投下終了
もうすぐ春なのに冬モノとかどんだけ怠惰なのかと自問自答
まあ、まだ寒いし雪も残ってるから格好はつくか(出来れば庭一面に積もってる時分に投下したかったけど)
短いし描写薄ながらも、読んでくれる人いれば嬉しいです
続きは近いうちに投下出来ればいいなぁ
350Capsule 2:2010/02/18(木) 23:42:23 ID:d96yOuNE
二人はベッドで、獣になっていた。
冬月は興奮の一方、信じられない気持ちで一杯だった。

一時は朝立ちもしなくなっていた自分のそれが今、葛城三佐のそこを深く貫いている。
コツコツと、自らの腰の動きに合わせ葛城三佐の子宮口を叩くそれは、まるで中に骨でもあるように、避妊具がキツく感じる程に、堅く大きくなっている。
組み敷いた葛城三佐の柔らかな双球が、激しく揺れる。

汗が額から滴り落ちる。
心臓が、限界はまだだとばかりに激しく脈打つ。
まるで生娘のような、快感にうち震える葛城三佐の声が、一層嗜虐心を刺激する。

手の甲の染みは、皺くちゃな皮膚は、間違いなく自分が老人と呼ばれる歳なのを示しているのに。
自らの茂みに混ざった白いものは、男としての終わりを意味しているはずなのに。

そのぷるんとした唇に引き寄せられるように、冬月は自らの唇を重ねた。
二人の舌が、自分のそれと絡み合う。
葛城三佐のフルーティーな唾液が、口内に入ってくる。
くちゅくちゅと、上下両方の接合部から音が漏れる。

もう限界だった。
背筋を、電流が流れそうになっていた。
冬月は自らの欲望の滴を、盛大に避妊具の中にぶちまけた。
葛城三佐が、軽く呻いた。
351名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 03:40:52 ID:ugVuOPl0
>>349
おつです。さらりとえろくてこれからの続きが気になります。GJ!
352名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 17:15:45 ID:Eiwn2BtN
>>349
GJ!描写が細かくてラブラブエロエロw
353二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:26:35 ID:djKyL9q7
エロパロ1本投下します。エヴァ板だと描写が禁則に抵触するのでこちらに投稿

ジャンルはLSS(love 式波×惣流)
・Wアスカのレズものです。惣流アスカのいるTV版の世界をベースに、4thチルドレンが新劇の式波アスカだったらという話
・完結済み。誤差がなければ全23レス。濡れ場は9レス目からと長いので、

NGワード 二人のアスカ

・時系列的には第拾七話あたり。一旦惣流のシンクロ率がシンジに抜かれ、愛憎が増し始めるころです
・式波が惣流の「隠し子の双子」というのは宮村優子さんが式波のスタンスを例えたものです
354二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:27:45 ID:djKyL9q7
「あの女」がアスカの前に現れたのは、使徒の襲来と同じようにあまりに唐突だった。
そしてあの女が来てから、すべてが狂いだしたのだった。

          ※           ※            ※

相模湾沖に第13使徒発見の報を受け、三機のエヴァンゲリオンと共に現地に向かったシンジとレイとアスカを
迎えたのは、既に使徒殲滅を終え勝ち誇るもう一機の赤いエヴァだった。

「ちょっと、どうなってんの、これ!? なんで私の弐号機が二つもあるのよ? 誰が乗ってるの!」
エヴァから降りた三人のチルドレンは、相模第1路線を移動する赤いエヴァンゲリオンの元に集まっていた。

「こっちの弐号機、角がついてるね。作戦ももう終了しちゃったみたいだし」
シンジは見知らぬ赤いエヴァと、その向うの青い空にそびえ立つ巨大な2本のポールを見上げた。
全高1000メートルにも及ばんとする傾いだ柱は、殲滅された振り子時計のような第13使徒の「脚」の部分だった。
柱の上空を哨戒機がいくつか旋回し、綾波も無言でその様を見つめている。

「違うのは外装だけじゃないわ」
赤いプラグスーツ姿の少女が、もう一つの弐号機に仁王立ちして声を張り上げた。
逆光を背負い、金髪を風になびかせて。
「あんたたちの弐号機は所詮量産型の露払いに過ぎないマスプロダクションモデル。
でもこの2号機は違う、闘争に特化してリミッターの人為的な解除も可能な、
特別なエヴァンゲリオンなのよ。世界でただ一機のね」

「ええっ、アスカが二人?!」シンジは傍らに立つアスカと、エヴァの上のもう一人のアスカを見比べた。
「…みんな、紹介するわ。彼女がユーロ空軍所属、そして今日から一緒に闘うフォースチルドレン――
式波・アスカ・ラングレー大尉よ」
ミサトに紹介された少女はふん、と鼻をならすと、そのまま高みから
自分と同じなりかたちの惣流・アスカ・ラングレーをにらみつけた。
355二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:29:03 ID:djKyL9q7
今まで、惣流は相手よりも高い位置から初対面の挨拶をするのが常であった。誰よりも優秀な成績を上げ続け、
自己を喧伝することによりバランスを保つという、彼女の脆さと裏表の強さがそうした態度を取らせていた。
ゆえに二人のアスカの出会いとしてこれは最悪だった。
式波が上、惣流が下。
二人のアスカがぶつけ合っていた視線は、2号機が橋を通り過ぎて隠れることによって途切れた。

「ミサト、これはどういうこと。説明して」式波が視界から外れるとすぐさま惣流はミサトに問う。
「私も今はじめて知らされたのよ、ドイツ支部から。向うの説明によると、アスカは惣流家のご令嬢で、
式波大尉は…“隠し子の双子”…みたいなものらしいの」
「はぁ〜!? 隠し子の双子? この私の?!」

と突然のフォースチルドレン配属の経緯を説明していると、式波が輸送台から軽快に駆け下りてきた。
「まったくネルフ本部は役立たずの集まりね。状況終了後に雁首を揃えるとは、そろって間が抜けてるわ」
「ちょっと! そういう言い方はやめなさい」
「あんたが葛城ミサト三佐ね、はじめましてよろしく。で、これが司令のお気に入りのエコヒイキと
ドラ息子のナナヒカリ、シンクロ率三位のサンバンテ(三番手)ね?」
チルドレンは全員プラグスーツを着用しているため、初対面の式波でもすぐに見当がついたようである。

なんですってぇ、と惣流は挑発に激昂し、あわや式波とつかみ合いの喧嘩になりかけたが、
なんとかミサトが仲裁して事なきを得た。
「やめなさいあなたたち! 式波大尉も私の部隊に正式に配属されたわ。これからは一緒に闘うの。
 せっかく初めて会ったんだから、姉妹同士仲良くしなさい」
「死んでも御免だわ! 何が姉妹よ!」
「フン!馬鹿馬鹿しい。サンバンテ!」
356二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:30:08 ID:djKyL9q7
帰還したネルフ本部、リツコのオフィスでミサトは画数の多い漢字だらけのレポートをめくっていた。
「2016年5月12日、エヴァ2号機および2号機担当パイロットネルフ本部配属。同日12:47、
エヴァ2号機を空輸中のユーロ空軍は期を同じくして襲来した第13使徒と交戦を開始、
同49分水飲み鳥状の目標のコアデコイを超電磁洋弓銃により貫通せしめ、解体後再構築した目標のコアを
洋弓銃の一斉射および弾頭をスパイクとして蹴り込む近接戦闘によりこれを殲滅」
コンピュータのディスプレイを眺めていたリツコが補足を読み上げる。
「機体の損傷率は頭部をかすめた初弾のみで0.02%未満。初陣としては完璧な戦果ね」

コアを失い「あられ」のように自壊した第13使徒の構成部品は現着したドイツ政府の単独調査班が回収、
ネルフ本部への政治的圧力のリソースとした。本拠地たる第3新東京ではなく相模湾での交戦という条件が、
ネルフ本部側にわずかな初動の遅れをもたらし、ドイツ支部に多大なアドバンテージを与える結果となった。
使徒の資料の一部譲渡と引き換えにユーロは式波大尉の個人情報の開示を拒否。

「要はパイロットと引き換えにユーロのやることは不問に処せっていう脅迫でしょう?
第二支部と四号機の消滅に乗じた露骨な勢力争いじゃないの」
「どの国だって自分が一番大事なのよ。人はエヴァのみによって生くるにあらず、されど、
エヴァなしに国家は生くることあたわず。もはや今ではね」
「そのエヴァなんだけど、あのもう一つの2号機はなんなの?」
「おそらく、ドイツ支部の地下に保存されていた建造過程のパーツを使ったものよ。ゴミ捨て場からの再利用。
設計思想もプラグ深度を大幅に重視したユーロ独自のもの、らしいわ」
「さすが赤木博士」
「懸案の3号機も、目下4号機のあつものにこりてなますを吹く状態ね。日本に全部押し付けたいところでしょうけど
ユーロに対抗するため自国で開発続行ね」

最後にミサトは4人のチルドレンのシンクロ率を記述した箇所を見た。
「シンクロ率は式波大尉がトップか。あの影の使徒の事件でシンジ君のシンクロ率は落ちてるものね・・・
なし崩し的に大尉が一位になるわけだけど、アスカ、2度も抜かれるのはショックでしょうね」
「そうね。私達が知っているアスカ、焦るわね」リツコは言う。「人間関係のメンテもあなたの仕事よ」
「式波大尉は加持君ともまったく面識がないみたいなのよ…。ここに来て謎だらけとはねぇ、こんな状況なのに」
357二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:31:30 ID:djKyL9q7
しかし、それからは表面上変わらない日常が過ぎていった。使徒はしばらくの間、来なかった。
そして、日本の第3新東京市という異国の地で、式波は孤立無援だった。
責任者としてはいまだ軽率さや稚気の残るミサトとも加持とも面識がない、欧州からの突然の闖入者。

残念ながら3LDKの葛城宅にはもう部屋がない。一人がいい、という式波の強い希望もあって、
彼女は一人暮らしを選んだ。式波が暮らすのは、ミサトに引き取られる前にシンジが入居するはずだった
ネルフ本部地下・居住区域第6ブロックであった。
ユーロ空軍のエースはコード707、つまり第壱中に入学し、シンジ達とは学校と訓練で顔を合せる毎日に
落ち着いた。とはいえ、孤高を保つ式波はクラスメートとも双子の姉とも距離を置いて、彼らを近づけなかった。
葛城家の惣流は加持とよりを戻したミサトと徹底して口をきかず、
シンジもシンクロ率を抜かれてからとげとげしい態度を取る惣流に、困惑していた。
そんな日常のとある日の昼休みに、変化が訪れた。

「あの式波、さん…? これ」
惣流アスカにお弁当を渡した後、ぽつんと教室の席に一人ぼっちでいた式波にも、シンジはお弁当を持って行った。
箸箱には安野モヨコによる可愛らしい犬のキャラクター、パンくいの顔が描いてある。
「何よ、これ」
「お弁当。式波さん、お昼いつも購買でしょ。作ってみたんだけど」
「お弁当なのは見りゃあわかるわよ。私が聞きたいのはなんで作ってきたかってこと」
「ミサトさんに頼まれたから。それに、3人分作るのも4人作るのもあんまり変わらないし」
「『ミサトに頼まれたから』!? 『4人目のおまけ』!? 何よその理由! あんたこの私をバカにしてんの!?」
「ごめんっ」
まずいことを言ったかとあわてて引き返そうとするシンジを式波は引き止めた。
「待ちなさいよ。誰が食べないって言ったわけ。生き物は生き物を食べて生きてんだから、
漏れなく食べつくすのが礼儀ってもんでしょうが。食べるわよ」
「そ、そっか。口に合えばいいんだけど」

シンジから受け取った弁当を一口食べて式波は目をみはった。
「うまいわね、このお弁当・・・! ナナヒカリのくせに」
358二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:33:03 ID:djKyL9q7
「アスカ、式波さん、お昼に誘わなくていいの? 式波さんは双子の妹さんなんでしょ?」とヒカリは惣流に言った。
「いいのよ、双子ったってこっちに来てからいきなり知らされたのよ。誰とも付き合いたくないならほっとけば。
第一、姉妹だなんて言われたって、いまさら家族面できるわけないわよ・・・。あっ」
「どうかした?」
惣流は気付いた。忌々しい人形女の綾波が、シンジと式波のやりとりを見ていたことに。
――あれは、あの鉄面皮の人形女にわずかに浮かんだ表情は、嫉妬だ。
シンジを見つめる綾波はいつも通りだったが、惣流は勝手にそのように解釈した。
次の変化は文化祭のときに訪れた。

文化祭でのシンジの出し物は、チェロの独奏の発表と鈴原達と組んだ地球防衛バンドであった。
音楽に没入している間は、煩わしい人間関係を忘れていられる。
午前の部の音楽室で、まばらな観客の中に人を遠ざける同僚、式波をシンジは認めると、やや緊張しながらも
そつなくバッハの無伴奏チェロ組曲を弾き始めた。演奏が終わり式波は控えのシンジに会いに行く。
「あんたにそんな特技があったのね」
「5才のときから始めてこの程度だから、特技ってほどでもないよ」
「ふーん。5才からなら、私の方が1年早いわね」
「式波さんも楽器をやってるの?」
「私は軍事訓練よ。楽器なんてとどのつまり手すさびでしょ。ま・・・・・あんたのはそこそこ達者で悪くないわ」
「なんか、妙な気分だな。アスカにチェロを誉められて、おんなじ曲をまた双子の人に誉められるなんて」
「あのサンバンテもあんたの演奏を知ってんの?」
「まあ一緒に住んでるから。式波さんは一人暮らしだよね?」
「そうよ、一人でいても別にさびしくなんかないから。まあ、でも、娯楽には事欠いてるのよね。
音楽でも聞こうかと思ってるんだけど、チェロで一番すごいのはどこの誰なの」
「一番すごいのって・・・。それは、カザルスだと思うけど。指揮者としてもすごく面白いよ。
バロック音楽でもチェンバロより表現力があるっていう理由でピアノを使ってたり。
あ、全部先生の受け売りだよ。大したことじゃないから」
「あんたって・・・・・・、男のくせに楽器や料理が上手いから、音楽バカの家庭バカね。
ネルフで軍務についてるとは思えないわ。だから、あんたのことをバカシンジって呼んでやるわよ。
その代わり、わたしのことも特別に『アスカ』って呼ばせてあげる」
359二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:34:09 ID:djKyL9q7
文化祭から何週間が過ぎた。が、惣流は式波のわずかな変化を見逃さなかった。
学校でお互いを無視してすれ違うとき、訓練やシンクロテストで顔を合せずにはいられないとき、
式波が左手の指に怪我をしているのが目に付いた。しかも、日を重ねるうちに絆創膏は減るどころか
その数を増していった。そしてついにやってきた運命のその日、勘の鋭い惣流が抱いていた疑惑は確信に変わった。

「ほら、シンジ。あんたの分よ」
「あ、ありがとう、・・・・・・アスカ」
「このあたしが直々に作ってやったんだから、もっと嬉しそうな顔しなさいよ。でえ、今日のは? 開けるわよ。
ん・・・。まずまずじゃないの。いっつもちゃんとした素材を選んでるのは誉めてあげるわ」

自分と同じ顔をしたもう一人のアスカが、シンジと弁当を交換している。
しかも楽しそうに料理の作り方を教えあっている――お互いをファーストネームで呼び合って。
少なくとも惣流には二人が楽しそうにしているように見えた。
それまでは自分だけがシンジと名前で呼び合う女だったのに。シンジに声をかけるとき、
名前を呼び捨てできるのは、自分だけの特権だと思っていたのに。
式波の弁当を受け取って微笑むシンジを見て、惣流の中で何かが壊れはじめる。
 

ジオフロント内、ネルフ本部付きの加持の仕事部屋に惣流はいた。
学校が終わると彼女はすぐさま救いを求めて思慕する男の元に向かっていたのだった。
「加持さん! 加持さん、私ね、今日学校で・・・」
「アスカか。すまないが今忙しい。後にしてくれ」
「・・・ゆうべはミサトと飲んでたくせに」小さく呟くと、惣流は精一杯明るさを振り絞って後ろからじゃれ付く。
「わっ!」
「こら、やめろ! 小さな子供じゃあるまいし、よさないか。妹さんの式波大尉を見習ったらどうだ?」
360二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:35:40 ID:djKyL9q7
加持に他意はなかったものの、今、このタイミングでこのように叱り付けるのは惣流の逆鱗に触れることだった。
「何が式波よ。私の名前は惣流アスカラングレーよ! あんなのとは何の関係もないわ、いくら加持さんでも一緒にしないで!
大体あいつは何なんですか?! 私には誰も、何も教えてくれない! 加持さんなら何か知ってるんでしょう?」
「・・・そうだな。確かに、君には知る権利がある。直接の面識はないが、俺の知りえた限りでは真実はこうだ。
君には、生れたとき双子の妹がいた。だが、理由は不明だが君が物心つく前にお父さんが彼女をユーロ空軍に預け、
彼女はそこでテストパイロットとしての訓練を受けた。苗字が変わったのはその時らしい」
「なんでパパはそんなことを・・・。まさか」惣流には思い当たる節があった。

惣流の義母は周囲から「近代医学の担い手」と羨望されるほどの女医であり、義母自身もインテリであった。
エヴァ弐号機の開発に深く関与した実母キョウコもまた、ネルフの優秀な科学者として高い生活水準を保証して余りある。
だから今まで、自分が何不自由なく暮せてきたのは選ばれたエリートだからだと惣流は思っていた。
けれでも、それには隠された秘密があったのではないか。今思い返してみれば、惣流家が自由にしてきた金の額は、
あまりにも大きいのではないか。アスカたちの世代は既にコンビニに物が溢れており、ステーキがご馳走だった
セカンドインパクト世代とは隔たりがある。しかし15年前、確かに存在したあの地獄の季節に、
惣流家が莫大な富を手にすることが出来たのはなぜか。

「パパが自分の子供を売ったってこと・・・・・・? お金のために」
「おい、そんなことを言うもんじゃない。どこにも証拠はないんだ。そう刹那的にならずに、もっと自分を大事に・・・」
「私のことなんか、ちっとも大事に思ってないくせに!!!」
加持の半端な慰めを途中で断ち切って思い切り怒鳴ると、惣流は駆け出した。
シンジにシンクロ率を抜かれ、突然現れた自分と同じ顔の別人、「式波」には自己の存在意義を揺さぶられた。
自分にはプライドがジャマして決して出来ないようなアプローチを「式波」がシンジに平然と仕掛けた。そして、
自分にはただの一度も向けられなかった、シンジの微笑み。

自分もいつか捨てられるのではないか? 親と子の絆が金でたやすく置き換えられるものだとしたら、その場合
金の代わりに捨てられた子供はどうなるのだろう? 人形遊びに倦んだ子供が玩具を押入れに放り込んだまま
二度と手をつけないように、闇に取り残され再び太陽の光を浴びることもなくなるのだろうか?

どこにも確かな証拠はない。それらはすべて惣流の勝手な思い込みに過ぎなかったのかもしれない。
しかし、酷薄な人間関係に魂を傷つけられた惣流には、もう何もかもが限界だった。
361二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:36:50 ID:djKyL9q7

そのとき既に式波は自室に戻っていた。
――バカシンジ、あたしの作ったお弁当気に入ってくれたかな。味付けはあれでよかったかしら。私はずっと軍の
寮食だったもの。あいつの料理はお肉も天然物を選んでるし、火加減も味付けもしっかりしてる。今はまだ
上手じゃないけど、いつかきっと、私だって・・・
ハンカチで大切に包み直した弁当箱を胸にかきいだき、我知らず微笑んでいると妙に明るい声が部屋に響く。
「ふーん、軍人のくせに意外と女らしい趣味してるのね。サーベルの一振りでも飾ってるのかと思ったわ」
その声は録音された自分の肉声を聞いたときと同じ違和感を式波に感じさせ、のみならず不気味な卑屈さがあった。

惣流が式波の部屋に立っていたのだった。
「あんた、どうやって入ったのよ!」
「DNA認証パネル」惣流はひらひらと手を振ると、そのまま不躾に部屋の物色を始めた。独身者用のキッチン付き
居住区画。NERVカーゴ2台分の大荷物もどこに行ったのやら、部屋は女の子らしく小奇麗に整頓されている。
ベッドに学習机に本棚。惣流も式波も学校帰りのため壱中の制服を着ており、式波は部屋用のスリッパを履いているが
惣流はソックスのまま靴も揃えずに上がりこんでいた。
ベッドには化粧用のクリームがあった。奇しくもそれは惣流の愛用しているブランドと同じものだった。
好みが同じ、か。机にはCDも雑然と積み上がっている。EMIから出ているチェリストカザルスのCDだ。
「ハン。勉強熱心な努力家ですこと」
「質問に答えなさいよ!」
答える代わりにかばんを雑に床へ放る。式波のベッドに無断で腰掛けた。
「そうよねえ、毎日顔を合せて話題があれば、恋に墜ちるわよねえ」脚をぶらぶら揺らしながら惣流は言う。
「あ、あんた勝手に何やってんのよ!」
「けなげじゃない、料理で気を引いて、音楽の趣味も合わせようっていうの。あんたは人間だもの、人形女とは違うわね」
惣流が枕元に置かれた"ASUKA"と書かれたマペットに手を伸ばすと、式波はベッドに駆け寄ってひったくる。
「触らないで! あんた何様よ、さっさと出て行って」式波は大切なものを側の机に置く。

直接触れられたわけではなかったが、自分の行為が中断された事実そのものに惣流は怒りを感じた。
立ち上がって睨み付けると手を振り上げる。
だが軍人の式波は惣流の平手を受け止め、とっさに柔道の支え釣り込み脚の要領で体重を崩し、ベッドに引き倒す。
川面に浮かぶオフィーリアのように、惣流の細やかな金髪がばっと純白のシーツに広がる。
362二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:38:16 ID:djKyL9q7
ベッドの上で、式波アスカラングレーは惣流アスカラングレーの上に覆いかぶさっていた。お互いの吐息が交わるほど近く。
「なんで、あんたなのよ。わたしじゃなくて、どうして!」
そのままの体勢で、惣流は喉の奥からしぼりだすような、悔しさにつぶれた恨み言をつぶやいた。
式波の目の前にあるのは自分と同じ顔、同じ学校の制服、自分と同じ青い瞳。鏡の中で見慣れた己の姿の中で、ひとつだけ
決定的に違う点がある。それは、目に浮かぶ闇の深さだった。同い年とはとても思えない、深い業を感じさせる憎しみと憂い。
惣流の目を覗き込んで、式波は今まで感じたあらゆる恐怖とは違う種類の恐れを感じた。それは、闇を覗き込む者だけが感じる、
闇からも覗き返される感覚だった。
「わたしがほしいものをあんたが手に入れるっていうなら・・・・・・。あんたを全部、わたしのものにしてやる・・・・・・!」
惣流はそういい終わると、ものすごい勢いで式波を跳ね除け、その喉に手をかけ、首を絞め始める。

鬼気迫る態度と言葉に気をとられた式波は、抵抗が遅れて逆にベッドに引き倒されてしまった。
逃れられないよう全体重をかけて腕を押さえると、悲鳴を上げさせる間も与えずに、惣流は自分の唇で式波の唇をふさいだ。
私に腕がもう2本あったら、と惣流は思う。このまま細い首を絞め上げて、窒息させてやるのに。
ふーっ、ふーっと、逃れようと暴れる式波の鼻息が惣流の頬にしきりにかかる。
強く唇を吸われ式波は恐怖した。振り子型の異形の使徒を殲滅した時には微塵も感じなかった恐怖を、
自分の肉体を奪おうとする同じ姿の少女に感じた。
「ちょと・・・やめて、やめなさいったら! はぁ、はぁ・・・。」馬乗りになって押さえつけられたまま、式波は混乱していた。

憎しみに突き動かされながらも、惣流は妙に覚めた意識で式波を見下ろす。
私の偽りの優しさで、この女を壊してやる。まだ、今はおびえていて駄目だ。もっと優しくしてやることが
一層残酷な仕打ちになる。
またがったまま体を沈めて顔を近づける。乱取りまがいのどたばたで、既に式波のスリッパは脱げ飛んでいたから、
二人の格好は鏡に映したかのように同じだった。式波が何か言おうとするよりも早く、惣流は自分の生き写しの胸に手を触れた。

服越しに愛撫したかと思うと、突然ブラウスをつかんでブチブチとボタンを引きちぎり、ブラジャーを下にずらして
胸をむき出しにさせる。壱中制服の蝶々結びのリボンが乳房を半ば隠す形になる。制服を着たままベッドに押し倒され、
胸だけを露出させられているのがどうにも扇情的な光景だった。
「ひっ・・・・・・」式波は絶句した。
363二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:39:35 ID:djKyL9q7
式波の乳首は透明なピンク色で小さい。もう一度、むき出しになった胸を、指先を滑らせるようにして優しくなでる。
まだ硬くはなっていなかったが、その乳首を円を描くように指でこね回すと――
「・・・あっ。んぅ・・・」
いける。その鼻にかかったうめき声には、同性の手でもたらされる未知の感覚への驚きが含まれていた。
この女はもっと欲している。惣流は勝利を予感した。

ジャンパースカートの肩紐からスナップをはずす。見事な手管に式波は翻弄されていた。
ミサトと「背が伸びた以外にも女らしくなった」という会話をオーバーザレインボウの艦上で交わしてから、
かなりの月日が過ぎている。式波のどこを責めれば最大の快楽がもたらされるか、どんな愛撫を肉体が欲しているかを
惣流は全て熟知していた。なぜなら、式波はもうひとりの自分なのだから。
まだだ。もっと愛撫してから。ムードも何もない乱暴な始まり方だったから、まだ私を受け入れるには式波の体は準備が整っていない。

「さぁ、体起こして。いいことしてあげるから・・・」
うながすとスカートを脱がせ、リボンをほどき、ブラウスの残っていたボタンにも手をかけていく。今度は丁寧に。
ブラも取り外してぱさりと床に落としてしまえば、いまや式波が身につけているのは赤いラインが一本入ったスポーツソックスと、
縞柄のボーダーショーツと、彼女が誇りとする、パイロットの証たるインターフェースヘッドセットだけとなった。
「あんた、これから・・・私に何をするつもりなのよ・・・・・・」
4歳のみぎりからユーロで軍事訓練を積み重ねてきた空軍大尉が、青ざめ、裸で肩を震わせている。
「怖いの、女が? だったら逃げればいいじゃない、いくじなし」惣流の答えは問いかけをすり替えた挑発だった。

そして返答代わりに執拗に乳房を愛撫する。そう、「私」はこうされるのが好みなのだ。好みが同じ。
式波を仰向けに寝かせると、乳首をぺろりと舐め、おもむろに口に含む。mm刻みで、
乳頭から乳輪へと順繰りに軽く齧っていく。強く吸ってみる。
「ああ・・・。ハッ・・・んん」惣流の唇に吸われて、式波の乳首が硬く勃ち始めた。
ショーツの上から性器の襞を指でつまみあげる。くにくにと撫でさする。クロッチ越しでも感触は柔らかだ――
わずかに湿り気を感じる。爪で蕾の上をかりかりと引っかいてみる。
「い、イヤ・・・。そんなところ触らないで・・・。サンバンテの癖に・・・・・」
もう一押しかしら? だんだん、ほぐれてきたみたい。
364二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:40:37 ID:djKyL9q7
「これ、取っちゃうわよ。いいわね。ソックスも・・・」
「・・・・・・」
ライン入りのスポーツソックスまで、式波は自分と同じだ。
式波は腕を交差させて胸を隠し、そっぽを向いて「いや・・・・・・」と小さくつぶやいた。だが拒絶の言葉とは裏腹に、
ほんのわずかにだが、式波は自ら腰を浮かせて惣流が下着を脱がせてくれるのを助けた。すらりとした長い脚を抜けて
縞柄のパンティーが裏返しに丸まってゆく。全裸に靴下だけという卑猥な格好になったが、
最後に残ったそれらも脱がしてしまう
一糸纏わぬ姿の式波を見て惣流は息を呑んだ。本当に、自分と瓜二つ。自慢にしているサラサラのブロンドの髪、
今は潤みを帯び始め、大人しくしていれば優しさすら感じさせる垂れ眼気味のブルーの瞳、押し倒すときに絞め掛けた
折れてしまいそうな首、細い肩、日々女らしさを増して行く体のラインに、高い腰の位置・・・・・・。少し痩せ気味な
おかげで、くびれたウエストの上に肋骨の優美なカーブが浮き上がっている。まるで陶器のようだ。
視線を下に落としてゆく・・・。
清潔で純白のベッドシーツに解き放たれた金髪と同じ、生姜色の薄い恥毛がさらけ出ていた。そしてその下の秘所も。
昔自分自身の性器を見たときは「生肉みたいだ」などと思ってみたものだが、式波のそれはまだ未成熟な印象を与えた。
胸を責めたあたりから、式波の白い肌に赤みが差し始めている。頬もいよいよ朱に染まってゆく。
惣流は制服を全部着たままで式波の肌を視姦しているのだから、恥辱に紅潮するのも当然であろう。
手始めに、惣流は式波の鎖骨にキスをした。式波は弱々しく掴んで止めようとするが、振り切られてしまう。
胸、肋骨、お腹、おへそと、段々と下って雨あられに口づけを降らせる。
「や、やだ、くすぐったいわよ!」
キスと共に惣流の制服のリボンが皮膚を掠めていくのも、こそばゆさを助長しているのかもしれなかった。
ついに下腹部に到達すると、惣流は式波のヘアをしゃわしゃわともてあそんでみた。
「じゃあ、行くわよ」
惣流はそう言うと、つぅっと爪で亀裂を撫でた。
「ああっ、駄目!ダメぇ!」と式波は叫ぶと股を閉じようとする。
「痛くなんかしないわよ・・・。力抜きなさい」太ももをさすってやる。初陣で振り子使徒を蹴り砕いてみせた幼少からの訓練の賜物か、
式波の脚は贅肉がなく驚くほど細い。肌も憎らしいほどすべすべしていた。
ゆったりと愛撫しながら、式波の脚を開かせる。観念したのか抵抗がまるでない。惣流は意を決して昂然と見据えると、
もう一人のアスカの、濡れそぼち始めた果肉に舌を這わせた。それを受けて式波は、アアアっ、とよがり声をあげてしまう。
「何、これ・・・!? 」式波は思わず口走った。
365二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:42:18 ID:djKyL9q7
秘所へ舌を這わせようとすると、ツーサイドアップの髪が垂れ下がって邪魔になった。乱暴に首を振って後ろに振り飛ばす。
惣流はぺろりと舌を長く突き出し、式波の芽の部分に押し当て、そのまま一気に腹側に動かして舐め上げた。
一度、二度、三度、さらにもっと。
そのたびに式波は悶えて金切り声を上げる。
「きゃぁ!? アっ・・・あああぁぁ!」電気が流れるような、脳細胞を焼き尽くすような、快楽のスパークが式波を襲う。
何度も何度も単調に繰り返す。効果的だった。だがすぐに舌がくたびれてきたので責め方を変える。
「ほら、もっと欲しけりゃお願いしなさいよ・・・・・」
「うっ、く・・・・・。い、イヤよ、あんたなんかに誰が・・・・・・ あっ?!」
クリトリスが前歯で柔らかく挟まれ、そのまま硬く尖らせた舌先で転がされた。
が、惣流はすぐに口を離して甘美な拷問を中断する。
「んん? それがものを頼む態度かしら・・・・・・? 戸籍上は私が姉よね?」
「や、ぁぁ・・・。う、うう〜。お願い、もっと、して・・・・・・!」
勝った。自分と同じ顔の憎い「アスカ」を私は屈服させた。そう確信した惣流は歪んだ笑みを顔に浮かべると、
願いを叶えてやる。ひとしきり舐めまわしてやった。次に惣流は、愛液でべっとりと濡れた口周りを手早くぬぐうと、
式波の乳房をそっとなでながら耳たぶを甘噛みする。耳も「アスカ」にとっては弱点なのだ。そしてそのままささやいた。
「あんたもさ、自分でしてた?」
惣流が自慰を覚えたのはドイツの大学に在籍中、一度実家に帰省したときだった。
彼女は寝ぼけ癖がある――夜中にトイレに起きると、寝室で父と義理の母が抱き合っているのを見てしまった。
汚らわしいことをまた父と義母がしている。そもそも本当のママが狂ってしまったときからあの人たちは密通していた。
しかし睦みあう両親を見ていると、我知らず腰の奥がジュッ・・・と熱くなった。脚をぴったり閉じて、
股に力を入れると何かわからないが不思議な快感がある。背徳感と性への嫌悪を感じつつも、気がつけば心とは反対に
体の欲望を満たすようになっていた。そしてそれは、たまらなく気持ちが良かった。性という原始的な欲望への嫌悪感、
大人になることへの拒絶とは裏腹の、ねじれた欲求。誰かに認められたい。抱きしめられたい。愛されたい。

ドイツ支部にいたころは、加持さんに優しく抱きしめられることを想像していた。が、日本に来てから同じように
快楽を求めた時、しばしば映画のモンタージュのように、一瞬フラッシュバックで割り込んでくる
憎らしい同居人のイメージがあった。強迫観念のようにまとわりついてくるイメージ。
だが、そのイメージを思い浮かべているときの方が、なぜか感度は確実に向上していたのだった。
366二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:43:36 ID:djKyL9q7
そのことに気づいてから・・・・・・ストレスの負荷がどうにもならないとき、惣流アスカは発作的にシンジを想って
自分を慰めていた。どれだけ体で気を引こうとも決して自分の気持ちをわかってくれないシンジが、自分を抱きしめ、
手をつなぎ、キスをして、優しく「愛してるよ」とささやく情景を思い浮かべて。この行為は妄想ゆえに甘美だった。
そして今、自分も父や義母と同じことをしている。獣のように、もう一人の自分の裸体をむさぼっている。自分は服を
着たまま、もう一人の自分の服を剥ぎ取って。欲望をぶつける対象も、碇シンジから双子の妹の式波アスカに成り果てて。

「あんたも私と同じなら・・・おかずにしてたのは愛しのシンジ様かしら」
「イヤ、そんないやらしいこと、話したくないわよ」
「いやらしいこと今してんでしょーが」こりこりとした式波の乳首を意地悪くつまむ。弁当の交換や音楽CDが思い出された。
「どうなの? あそこまでご執心なら、してんでしょ?」
「誰が、言うもんですか・・・たとえ殺されたってそんなこと・・・・・・」
「それじゃあ、私があんたの初めてになってやるわ。あんたがイくところをここで見ててあげるから」
自分が誰にも必要とされなくなってしまう――そんな悪夢が現実になったのなら、今度は淫夢で悪夢を塗りつぶしてやる。

式波の肩をかぷ・・・と噛む。歯型がつくほど強くではない。痛くしては駄目だ。そんな意図を知ってか知らずか、
式波は惣流を抱き寄せ、受け入れ始めた。惣流はひとしきり胸を揉みしだくことにする。式波の髪から立ち昇る
よい香りをかいで、惣流はふと気付いた――こいつ、シャンプーまで私と同じのを使ってるわ。
乳房をリズミカルに撫でさするのを止めると、式波の膣から湧き出している蜜をすくって、乳首に擦り付ける。
潤滑剤代わりにして指の腹を滑らせてみた。
「ほら、こうされるのがあんたの好みでしょ? こうやってするのが」惣流は悔しげに眉をひそめる。「私と同じだもんね」
前戯の締め括りに、惣流は枕を取って式波の腰の下に敷いた。二つ折りにしたり色々と動かしたりして角度と向きを調節する。
「あっ、まさか、これって」
式波の勘のよさは、来たる快楽の種類を敏感に察知した。
「そうよ。自分がもう一人いたらこんなことが出来たのに、って行為」まず、右の靴下を足首まで下ろす。
惣流は左ひざを式波のウェストのくびれに置くと、両手をベッドについた。右脚のすねの部分を、
相手の上向きになった秘蕾にあてがう。そしておもむろに、脚を前後に動かして性器へすねをこすりつけた。
摩擦の無いなめらかな皮膚と骨が、敏感な箇所を滑走していった。硬質な骨とクォーターのきめ細かい肌がつるりと通過するのは、
絹による愛撫よりも繊細でまた大胆であった。爆発するような快感に式波はのけぞって痙攣し、脚をつっぱってブリッジする形になる。
367二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:44:27 ID:djKyL9q7
もはや式波の性器はとろとろに充血し興奮している。頃合が来たことを悟り惣流は言う。
「これで・・・あんたは全部あたしのものになるわ」
彼女の裂け目に中指を差し込んでゆく。くちゅ・・・・っと指が飲み込まれていく。1本が限界のようだった。
「はうっ・・・ぁぁ。あぅぅっ!」
第二関節の中ほどまで入った。なんて暖かいのだろう、と惣流は思う。しかもぎゅうぅっと締め付けてくる。
爪を伸ばしているため粘膜を傷つけるのは絶対に避けたかった。今は優しさで相手の肉体を侵食しているのだから。
中指の腹で天井の部分をこする。女医が触診するかのように淡々と。もう一方の手は皮の上から芽を押さえて刺激する。
「あぁ、すごい・・・キモチイイ・・・・・」
官能に息を震わせ肉の悦びに浸りきった式波を見ていると、不意に惣流は空しさに襲われた。私、何やってんだろ。
自分の行為を分析する驚くほど冷め果てた自分を発見し、自らの心と体がばらばらになってゆくような感覚を覚えた。

唐突に、指で責めるのをやめてしまう。式波は息が上がり、みぞおちがばくばくと脈動している。式波の心拍数が
跳ね上がっているのが視覚をもって把握できる光景だった。突然の中断に何が起こったのかと、朦朧とした意識で
式波は双子の姉を見た。
惣流は汚れた右手を凝視していた。親指を人差し指や中指と擦り合わせると、愛液がとろりと糸を引く。
華奢で小さな右手をぎゅっと握り締める。

「ちくしょぉッ・・・」そう吐き捨てると、惣流は体液にまみれた親指の爪をかじり始めた。いや、
爪を噛んでいるのではなかった。爪の下の生皮の部分に犬歯を突き立てて、血が吹き出るまで痛めつけているのだった。
汚れた手の存在そのものを消そうとするかのように激しく。式波は仰天してすぐに止めにかかる。
368二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:45:17 ID:djKyL9q7
「な、何やってんのよあんた! やめなさいよ! 血が出てるわよ」
「分かってたわよ、こんなことしてもむなしいだけだって。ちきしょう、ちっきしょう!」
自分の体が蹂躙されたことよりも、惣流が自傷行為に走ったことの方に式波は面食らった。
これは式波が持つ他人を思いやる心、優しさゆえのショックだったが、今は傷つけるのを止めるのが先決だった。

「あんただけが居ればいいのよ!もう私のことなんて誰も必要としてないのよ! 」惣流は叫ぶ。
「私のことなんて誰も、誰もぉ・・・・・・」
もう決して泣かないと自分に誓ったのに、一番見せたくない相手であるもう一人の自分の前で、
悔しさのあまり涙が止まらなかった。
惣流が式波を抱いたのは、自らの欠点を相手に投影し、問題をなすりつけたまま破壊しようとする
精神の防衛機制からに過ぎなかった。そこに愛はなかった。

――結局、惣流が憎悪し、愛することが出来なかったのは惣流自身だったのである。敵意と熱情が退いてしまえば
後には空虚さが残るほかない。だが、女の手の力では汚らわしい自分の肉体を傷つけることもかなわない。自分が
女に生まれたことも、今生きていることも、何もかもが疎ましく憎らしい。だから歯で噛んで、我と我が身を傷つけた。

式波は惣流の本質的なことを何も言わない理不尽な言動に頭を抱えていた。突然あがりこんで暴力を振るったと思いきや、
この上なく優しい快楽を与えて来て、今度は勝手にわっと泣き出す。訳がわからなかった。それでも放っておくわけにもいかない。
つい先ほどまで、式波に愛撫を加えていた時はまるで5歳は年上であるかのような退廃的な色気をまとっていたのが、
今ここで痛みと後悔に震えているのは年相応の少女に過ぎないように式波には見えた。
369二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:46:42 ID:djKyL9q7
とめどなく流れる惣流の涙を前に、式波は悩むのをやめて行動に出る。
幼児のように嗚咽にむせぶ惣流の涙をサッとぬぐってやると、きゅっと姉の肩を抱いて包み込む。
優しく、本当の家族にするかのように。

「訳がわかんないわよあんた。あんたは何も言わないもの、全然わかんないわ」
惣流のにおいをかいで、式波は姉が自分と同じシャンプーを使っていることに気付いた。
「わかんないけど、泣かないで。お願い」
「何、よ・・・。同情なんて、するんじゃ、ないわよ・・・」
「同情なんかじゃないわよ。ただ・・・ただ、あんたが心配なだけ」

言葉の上では罵りつつも、惣流が式波の抱擁を拒絶しなかったのには三つの理由があった。
一つは惣流の罪悪感だった。なかば力ずくだったため、当然非難や侮辱を予想していたのだが、
式波は抱きしめて「心配だ」と言ってくれた。式波の裏表がない素直な性格も幸いした。
もう一つは、同じ女の子であるため、惣流が潜在的に持つ男性への依存心と一体になった恐怖心が刺激されなかったことである。
最後に、「こんなどうしようもなく辛いときは誰かに抱きしめて欲しい」という心の奥底の願望が、二人のアスカの間で
共振したことだった。
式波も、日本に来るまではずっと独りで生きてきた。独りではどうしようもない孤独の辛さを、誰よりもよく知っていた。
さびしいという事の辛さを、骨身にしみて理解していた。

さらに式波が惣流を抱きしめることが出来たことにも、大きな幸運が背後にある。狂った母のトラウマがない式波には
素直をに人を愛するという、惣流の周りのどの人間にも出来ないことが自然に出来たのである。
ある決意を込めて式波は言う。
「惣流。服、脱いで。私だけじゃなくてあんたにも必要だわ」
370二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:47:35 ID:djKyL9q7
惣流と式波は服のサイズが全く同じだった。お互いの制服が混ざるのと、放置して皺がつくのを避けるために、
ベッドに寄せた椅子の背に一枚一枚脱いだ服をかけてやる。
ブラウスを脱がせたところで「下着は自分で・・・」と言って惣流は背を向けた。
式波はそんな姉に視線を注ぎ続ける。「見てあげる」ということが絶対に必要だと感覚的にわかっていた。
私を見てくれる人は最初からいない――そんな想いを惣流にさせてはいけない。

裸になって向き合うと、今度は惣流が恥らう番だった。式波の方が少女らしく赤らむことが多かったが、
これから行うことを想像すれば惣流も不安と期待を感じずにはいられない。
自分の大胆な提案を惣流が受け入れてくれたことが、式波には嬉しかった。
「あんた、私の喜ぶことばっかりしてくれたけど・・・ここはまだよね」ベッドの上で、式波は惣流の右足を手に取る。
「撫でられるのと舐められるのと、どっちが好き?」
その言葉だけで惣流は式波の意図を悟った。思わず照れから惣流は眼を伏せてしまう。
「わかってるくせに・・・」
承諾の言葉にこくりとうなずくと、式波は惣流の足の裏に舌を這わせた。足の指を一本一本、丁寧にしゃぶってゆく。
惣流は足のネイルにも気を使っていて手入れが行き届いていた。
あっ、とくすぐったさと性感の入り混じる声が惣流の鼻を抜ける。

式波は惣流の腰にまたがって顔の横に手をつく。式波の髪の房が惣流に軽く触れる。火照り始めた顔を覗き込む。
「さっきとおんなじようにすればいいのよね。あたし、あんたほどは上手くないと思うけど・・・」
恐る恐る、不器用に愛撫を加えながら乳首を噛んで軽く引っ張り挙げてみる。
「っ・・・・・・。ちょっと痛いわ。こうするのよ」
惣流は腕を伸ばして式波の胸に触れ、ピアノを弾くように手を戯れさせる。親指をスライドさせて式波の乳首にこすりつけた。
「んっ・・・!」すぐさま式波は反応する。やはり技巧においては惣流が先んじていた。

式波ってすごく敏感、と惣流は思う。自分と同じだと思ってたけど、もしかすると、私よりも感じやすいかも。
371二人のアスカ:2010/02/24(水) 00:48:43 ID:djKyL9q7
惣流は大きく肩で息をしていた。
心のそこにわだかまっていた黒いかたまりを、汗と熱と体液に変換して流しつくしたような清々しさがあった。

緊張の糸が切れた式波は、惣流の隣にどさりと倒れこんで添い寝する。寝そべって惣流を見ると
桃色に染まった乳首がまだ硬く隆起していた。自分が味わった、あの神経が焼き尽くされるような素晴らしい感覚を、
惣流もまた味わったのだ。その余韻の素晴らしさを物語っていた。

惣流と手をつなごうとして式波は気付く。
「そうだ、傷の手当をしないと。えっと、薬箱・・・・・・」
毛布で体の前を隠すと、スリッパを突っかけて薬箱を探しはじめた。ぼんやりと、惣流はその姿を追う。
むき出しになった背中から腰にかけてのスレンダーな曲線を眺めて、
改めて、式波は美しい少女だと惣流は感嘆した。同時にあのマペットも視界に入った。

式波は薬箱をベッドに持ってくると、包帯と消毒液と医療テープを取り出す。
「ねえ式波」
「何」
わたし、あんたに聞きたいことがたくさんあるの。あんたって、どんな子なの?
私と同じ名前が書いてあるこのお人形、ママからもらったの? 人形が嫌じゃないの?
ママのこと、覚えてる?
・・・・・・パパとママがいなくても寂しくない? たとえ誰も見てくれなくなったとしても。
「何でもないわよ。・・・・・・。私達、うまくやっていけるかしら?」
「もうやってるわよ!」惣流の不安を吹き飛ばすような、確信に満ちた断言だった。
「ほら。指、見せて」
一心に自分の怪我を手当てする式波――その横顔をじっと見て、惣流はある提案を投げかける。
「式波。キスしよう」
372二人のアスカ 371と372の順番が逆:2010/02/24(水) 00:50:47 ID:djKyL9q7
稚拙でありながらも、それは愛の交歓だった。
傷ついたプライドの補償行為として性に逃げるのではなく、相手のより喜ぶ場所を探って、快楽を共有する。
孤独に生きてきた二人のアスカは、何よりも欲していた接触と容認を互いに与え合っていた。

そして式波は手を添える。普段は惣流が独りで欲望を処理していたあの箇所へ。
嫌悪を感じつつも忘れることが出来ず、肉欲に逃げていたあの場所に。
「行くわよ・・・」式波は既に騎乗位から体をずらして惣流の隣に座っている。
指を四本あてがい、前後左右に動かし包皮の上から蕾を刺激する。
惣流の裂け目からは蜜がじわじわ染み出ているのがわかる。
「はっ、はっ、はあぁぁぁ。はぁん」
式波の刺激がもたらす快楽はすさまじいものがあった。惣流は、一呼吸ごとに肺が焼けるような快感を味わった。
空気を吸う事すら心地よい。もっと息を吸って、吐き出したい。
天国のような感覚。確かに愛されている感覚。素晴らしい生と性の感覚。

「ああっ! 式波、式波っ! わ、わたし!」
惣流はシーツをぎゅっと掴んだ。
式波は惣流の硬く握りこんだ拳に片手を差し出す。すがるように惣流は式波の手を握った。
「大丈夫、大丈夫よ。惣流、あたしがついてる!」
関節が白くなるほど二人は手を握り締めあう。指の痛みなど惣流はどこかに吹き飛んでいた。
テュクテュクと皮膚と粘膜が擦れる音がする。式波の手の動きはますます速まる。
「あぁ、ああぁ、っく・・・。あああああっ!!」
ひときわ高く歓喜の声をあげ、身をよじると、式波の指で惣流は果てた。
373二人のアスカ :2010/02/24(水) 00:52:07 ID:djKyL9q7
「な、何よ。あんた、まだしたいの?」
「違うわよ、これが最後。これでおしまいよ。でも」と惣流は言う。
「まだ、ちゃんとしたキスはしてないでしょ。キスだけしたいの、式波と」
このように自分の気持ちを吐露した惣流こそ、式波が見てきた中で最も美しい表情を浮かべた惣流だった。
疎遠だった式波には知る由もなかったが、それは加持に甘える時とも、嫉妬と激情に狂った時とも違う顔つきである。
強いて言うならば、恋に酔った乙女の瞳に浮かぶ陶然とした色に近い。
「式波がキスしてくれたら・・・」
「あんたは、もう・・・こんな風にはならない? 元気になれるってこと?」
惣流は無言で頷いた。式波はまっすぐに、惣流の目を見る。惣流の目は、部屋に来たときの怒りや憎悪が消え、
唐突な願いとは逆に――正気を取り戻した目つきになっている、と考えた。精神の均衡を踏み外した惣流が、
それで真に再生できるのならば。
「いいわ。わかった。しましょう」と式波は言う。「でも、それが私達のセカンドキスで、ラストキスよ」

まるで鏡写しのようだった。裸のままで、惣流と式波は互いの肩に手を置く。式波のベッドの上で、
二人とも足をハの字に開いてぺたんとお尻をつけて。

目をそっと閉じて首を傾け、身を乗り出してゆく。二人のアスカの唇が重なる。
柔らかい――女の子の唇って、こんなに柔らかいものなんだ。ふんわりしてる。惣流は驚嘆の念を禁じえなかった。

ゆっくりと、式波の口内に舌を進める。
最初に式波の唇を奪ったときは、無理矢理だったため舌を挿し入れることはためらわれた。
抵抗して噛み付かれる恐れがあったからだ。だが、今はもうその心配はない。
そしてシンジとの悲しい口付けのように、鼻をつまんだりすることもない。
相手が愛してくれるとはっきりわかっていたからだ。
374二人のアスカ :2010/02/24(水) 00:53:28 ID:djKyL9q7
舌で式波の口の中を刺激してゆく。舌先を絡め合わせる。
それは素晴らしく心地のよい感覚だった! 唾液は味がしない。しかし、
好きだという気持ちが混じり合う媒体として、今はどんな甘露よりも甘く感じられた。
丸めた舌で式波の舌をつつくと、相手も同じようにつつき返してくる。
勢いのあまり前のめりになりかけると、髪の房がかかって邪魔になる。手で背中に払い除けた。
寸暇を惜しむようにまた手を戻す。すると、式波は惣流のその手に自らの手を重ねた。
手を取りあって、ぎゅっと指と指を絡み合わせて手をつなぐ。唇は触れ合ったままで。

どちらともなく二人のアスカはキスを終えて、見つめあった。
「もう1回だけ!」
そう叫ぶと、惣流は式波の顎を両手で挟み、唇を合わせるだけの軽いキスをする。
「ばか。言ってることが違うわよ」と式波は文句を言う。
「これじゃサードキスじゃない。とんだ眠れる森のお姫様だわ、あんたって」
だが、照れ隠しとも受け取れる棘のない口ぶりだった。

おそろいの赤いヘッドセットを髪留めにしている以外は生まれたままの姿で、惣流と式波は抱き合っていた。
「ねぇ、なんで私に優しくしてくれたの?」と惣流が聞く。
「あんた、バカ? 優しくしてきたのはそっちでしょ。最初はびっくりしたけど、あんなにふうにされたのは初めて」
言うべきことをいってしまったせいか、二人は押し黙ってしまった。
沈黙を取り繕うように、式波は惣流の細い背中を撫でる。
「惣流って、お肌が綺麗ね。すべすべしてる・・・」
「前にも言われたことがあるわ、それ。ミサトにだったけど。そういえば、制服のボタン・・・」
「いいわよ、ソーイングセットくらい持ってるから。今までずっと一人で生きてきたもの・・・・・・」
式波は続ける。「惣流・・・惣流って呼ばせてもらうわ。まだあんたのことはお姉ちゃんって呼べない。
・・・こんな始まり方だもの! むちゃくちゃすぎるわよ」
惣流を抱きしめたまま、側頭部をたしなめるようにぶつけて、こつんと音を響かせる。
「もっとあんたのこと話してよ。誰かと話すって、心地いいわよ」
375二人のアスカ :2010/02/24(水) 00:54:50 ID:djKyL9q7
「わかってるわよ・・・!」
「わかってないわよ。私だって、今まではわからなかったもの。シンジが教えてくれたから・・・。あいつから知ったの」
「シンジ・・・。シンジか」
「孤独なんて、気にならなかったのに・・・。ここに来るまで。私に優しくしてくれる人なんて、
初めからいないって思ってたのに」
「式波は・・・あいつのこと、好き?」
「うん・・・・・・」
今は、惣流はシンジについて何も考えたくなかった。感情の奔流に押し流されてしまいそうだったから。
あまりにも今日はたくさんのことが起こった――生きてゆくうえでは、時には何も考えずにいることも必要だった。
けれど、素直に人を好きだと言える式波が、惣流はたまらなく羨ましかった。

惣流の愛は歪んでいたが、愛を知らないのではなかった。むしろ誰よりも激しく愛にかつえていた。
親から愛されて人は人を愛することを学ぶ。両親から学ぶはずの事柄を、惣流は肉体を通じて
双子の妹から学ぶこととなった。
今日初めて、惣流は自分で自分を愛せるかもしれないと思った。素晴らしい感覚を与えてくれる肉体を、
自分で肯定出来るかもしれないと思った。式波に出来ることなら、自分にも出来るかもしれないと思った。
いつかきっと、私だって・・・。
それはたとえ子供の祈りのような願いに過ぎずとも、意味のある変化だった。


その後、惣流は服を着て家に帰った。
結局最後まで惣流は謝らなかった。そしてそれは仕方がないことだと式波も考えている。
まだ姉のにおいの残るベッドに潜り込んで、式波は第3新東京市で唯一自分の見慣れた天井を見上げた。
頭がぼーっとしている。おかしくなりそうな一日だった。
376二人のアスカ :2010/02/24(水) 00:56:08 ID:djKyL9q7
既に二人のアスカはラストキスをすませてしまった。もう肉体のつながりに逃げることは出来ない。
だからこそ、あんなことをした惣流が式波はひたすら心配だった。無事を祈らずにはいられなかった。
そして、もっと仲良くなりたいとも思った。双子の姉は、自分と同じ位、いや自分以上に寂しがり屋で傷つきやすい、
優しい女の子だったから。
「今度は、一緒に笑えたらいいな・・・・・・。姉さん」

          ※           ※            ※

ジオフロントを出れば、外は正気を奪うような猛暑の夏が続いている。
式波アスカラングレーが来たことで、惣流アスカラングレーの運命はわずかに狂い始めた。
その中心にはシンジがいた。本人の弁ではたとえ「言われたからやった」ことに過ぎずとも、
シンジに優しさがなければ、そもそも式波が彼に惹かれるはずはなかった。
彼のほんの少しの優しさが式波に伝わり、その式波が惣流を変えることとなった。

これから惣流は家に帰らなければならない――。家での生活は決して楽なものではないだろう。
最強の使徒が来るだろう。心や体を侵す使徒も来るだろう。
でもきっと、きっと大丈夫。愛が壊れていない式波と、参号機に敗北せずに真の再生を遂げた惣流がいれば、
結果はきっと違うはず。
377二人のアスカ :2010/02/24(水) 00:58:02 ID:djKyL9q7
<完>

中篇投下失礼しました。371と372の投下順を間違えて、逆になっています。
378名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 01:00:20 ID:KwztdRsg
リアルタイムGJ
379名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 01:04:22 ID:93LntZYP
これは力作だ。
380名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 02:44:08 ID:1JX3RJ/j
二人のアスカ…
いいものをありがとう
これで今日参号機のパイロットに任命されても後悔はない
381名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 21:22:51 ID:xgSxGSN3
>>式波が惣流の「隠し子の双子」というのは宮村優子さんが式波のスタンスを例えたものです

これ、宮村がそう言ったの?

宮村は庵野から惣流→式波と変わった理由の説明をすでに受けていると
聞いたから、「隠し子の双子」が庵野が語った式波の正体ってワケ?
382名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 21:24:58 ID:AJI+WQQZ
>381
「例え」としてそう言っただけ
383名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 03:40:24 ID:QigNjDzN
>>374
作者ですが誤字訂正
×「あんなにふうに」されたのは初めて ○「あんなふうに」

>>381
そのくだりの出典は『ハマルアニメ 特集「東のエデン」を解く etc. 』(キネ旬ムック)』の宮村優子ロングインタビューです。
あくまで「例えて言えば本家惣流お嬢様の『隠し子の双子』みたいなもの」という流れであって、
実際に新劇の世界内で式波と惣流に実際の血縁関係があるという意味ではありません。
384名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 03:48:43 ID:QxPS7Rd6
そんなことより>>1さん聞いてよ。
エヴァについて...アニメ自体そんなに興味ある訳では無かったんだぁ...趣味のパチで知ってるくらいだったんだけど…A
最近、見る機会があって見ていますぅ...けど…「うわぁパチの画面と一緒や」なんて思う低レベルな感想しかいだかなくてホンマもんのエヴァファンにはチィと申し訳ないかもしれないA
まだ序盤でこれからいろいろ発展して行くんでしょけど…私の中でなぜ?何故?WHY?が多くなっていく。
最終。この物語が理解出来るのか心配です...でも…人それぞれの解釈の仕方があっていいよねェ
まあ...>>1さんはアニメだけでなく...パチ屋でエヴァ台を打ってパチに染まってみてねU...ってことです。
385名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 09:25:38 ID:nh2wFrxQ
双子は離れて育つと趣味とか何からなにまで全く一緒ってやつか
アンビリバボーで見たな
386名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 17:41:17 ID:wz/4XgVd
超GJ!
次回はLSSS(惣流・式波・シンジ)で是非w
387名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 23:54:25 ID:ZV0WJFqV
エロSSに出てくるアスカとレイの相手って年上だったり、でなきゃ同い年のシンジが
限界だったりするね

年下の男の子とラブラブになるSSないの?
388名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 00:11:37 ID:JR5Z5JVl
14歳未満の登場人物がトウジの妹くらいしかいないんだから仕方がない
しかもそのトウジの妹すら「登場」人物といえるのかは微妙っていう

まぁ絡む機会があったら面白そうだとは思うがw
389名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 00:15:41 ID:5vhRsa7x
てかもうそれエヴァじゃないw
390名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 00:41:55 ID:GsIXFyqR
エヴァの場合は、アスカのレイの相手云々より、
シンジの相手が誰かという感覚で考えるほうが多いしな
391名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 01:18:54 ID:x9FcsZDE
アスカや綾波を子供と絡ませたいならここしかないんじゃね?
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1251432206/
392名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 21:10:44 ID:XWPoJKvY
そこ読んできたけど、スパロボはアルファとサルファとMX程度しか
遊んでないからあまり詳しくない俺はついていけないな・・・
エヴァが出てるスパロボはそんな多くないしね

アルファとサルファとMXに出てる奴限定で
アスカや綾波に絡ませるのに良さそうな年下の子供って誰だろ?
MXの北斗&銀河がそれっぽいけど、お姉様見て色気付き
そうなキャラクターとは思えない
393名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 21:20:55 ID:XWPoJKvY
>>388

書いた人が考えたオリキャラでもいいんで、年下の男の子が相手になる
SSはないんでしょうか?
394名無しさん@ピンキー:2010/03/02(火) 20:20:23 ID:CHQ1Kdnk
多分、そんな嗜好のSSは特殊すぎてまだ誰も書いていないと思う。エヴァには書き手のインスピレーションを刺激するような年下キャラが
いないわけで。バックトゥザフューチャーみたいに、使徒の特殊能力でアスカやレイが過去の世界に飛ばされて、抑圧を受ける前の
朗らかで明るい幼シンジを好きになる、って展開ならエヴァっぽくなるんじゃない?オリキャラのショタはマジでエヴァと無関係になるだろw

まず既存のSSでは存在しないだろうから、適切な場所で依頼するか自分で書くか、駄目ならあきらめるしかないな。
395393:2010/03/02(火) 21:37:15 ID:nxEGYfFL
>>使徒の特殊能力でアスカやレイが過去の世界に飛ばされて、抑圧を受ける前の
>>朗らかで明るい幼シンジを好きになる

それ、実は自分も考えてましたw
まるっきり同じではないけれど、幼シンジと組合せる点はいっしょの展開を。

>>エヴァには書き手のインスピレーションを刺激するような年下キャラがいないわけで
>>オリキャラのショタはマジでエヴァと無関係になるだろw

ただ、この点については実は昔からちょっと疑問を感じてました。
エヴァには年下キャラがいないから書きづらいというのはまったくもってその通りなんですが、
ことエロ小説に限定すれば、作者の考えた年上のオリジナルキャラが出る作品も
あるんですよね。
名も明かされない名無しのネルフ職員であったり、ゲームの育成計画の三尉だったり。
オリキャラの年上を出したからエヴァと無関係になるとは思えないわけで。

年上だとおkなのに、なぜ年下だと書くのが難しく思えるんだろう、という疑問が
ありました。
396名無しさん@ピンキー:2010/03/02(火) 21:40:51 ID:nJnLwjf+
そっち(年上オリキャラ)も、探せばあるってだけでごくマイナーだし需要もあんま無いし、
年上ならおkで難しくない、という認識ではなかろ

まぁなんにしろ、書きたいなら書いてみればいいのではと
397名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 13:00:23 ID:vKtq1Ktb
>年下の男の子が相手になる

あるじゃん
398名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 20:31:34 ID:aLAjlWnS
職人減ったなあ……。
破のブルーレイとDVD発売まで3ヶ月切ったけど、発売されたらまた活性化するかなあ
399名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 20:47:26 ID:WDbRrZev
ネタはあるけど書く暇が無いって人ならここに|´・ω・)ノ
400名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 21:19:45 ID:QDIW1D9N
>>397
どこ?
401名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 21:20:20 ID:wOTsWBp8
汁とかじゃね
あとは自分で探せ
402名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 22:45:53 ID:kwhcjWqX
なんかつまんなくなったなこのスレ
403まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/03/09(火) 23:13:39 ID:WiJjHo7P
お世話になっております、まとめサイト管理人です

本日、3/8まで投稿分をサイトにアップロードいたしました
新規収録分について、もしかしたら長すぎて一部キャリアの携帯では読み込めない場合があるかもしれませんので、週末にでも対策します
不完全な管理で申し訳ありません

以上取り急ぎ御連絡まで
404名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 23:21:05 ID:YucbXApT
管理人さん乙
>>399
期待して待ってるぜ

なーに、貞本のおかげで待つには慣れっこだw
405名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 02:27:00 ID:qUTuNXFt
>>403
アップロードお疲れ様でした。
新規収録分の修正箇所をメールフォームで送信いたしましたので、どうぞご確認ください。
宜しくお願いいたします。
406侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/03/10(水) 02:56:11 ID:s8nWh1j2
二人のアスカ中の人&管理人氏乙です
そして、疲れた体に睡魔に満たされた頭、寒さにかじかむ手と言う最悪な環境で投下作業開始w





シンジはふと足を止め、校舎の新館と旧館を繋ぐ渡り廊下から、窓の外に目を向けた。
あの破滅から復帰した世界に齎された四季。記録映像でしか知らなかった雪が街を覆っている。
そんな街々を見る度に、シンジは今の生活を得られた事に寒気を覚えてしまう。
アスカとの仲を一歩間違えていれば、いま自分とアスカは何処に居たのだろうと考えずには居られない。いや、生きていられたのだろうかとすら考えてしまう。
確かに今の生活は普通とは言えないが、しかしシンジはそれでも良いと思っているのだ。それが失われていたかも知れないと思うといたたまれなくなる。
アスカが執拗に自分という第三者との繋がりを求めるのも、幼く大切な時期にスポイルされた帰結なのだと考えるしかない。そこに愛情があるのかと聞かれれば、イエスと答えるのにシンジは戸惑うを得ない。
しかしシンジは、アスカに愛情を持っている。
愛しているかと訊かれれば愛していると答えるし、恋しているかと訊かれれば恋していると答えるだろう。しかし、アスカが自分に愛情を持っていると確信が有るのか、と訊かれれば、答えるのに躊躇するしかない。
アスカが依存しているだけなのだと思うか、と訊かれれば、多分そうなのだろうと、自身に自信を持てない彼は答えるだろう。それは三年経っても変わらない、シンジの根本的性格からだった。

407侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/03/10(水) 02:57:12 ID:s8nWh1j2

シンジが教室に戻ると丁度休み時間で、当番がストーブにペレットをくべたり、日直が黒板消しを頻りに黒板に滑らせているのが目に入った。
シンジの席は窓側の後列三番目で、座った彼に前席の生徒が振り返って「よぅ、今日はどこでサボって来たんだよ?」と訊いた。
それを軽くいなし、シンジは鞄から授業に使うノートパソコンを取り出した。
今頃、アスカも同じ様にはぐらかしているのだろうか。





学校を出てアスカと合流しようと、予てよりの待ち合わせ場所に向かう途中、シンジの携帯に着信があった。
携帯を開いてみれば、それはアスカからのメールだった。開封してみるとこう書いてあった。
『ちょっと用事が入ったから先に帰ってて。ハンバーグは約束どおりじゃなきゃお仕置きだかんね?』
文面を読んだシンジは、灰色の雲が垂れ込めた空を仰ぎ、盛大に溜め息を吐いた。気分屋の彼女が約束をすっぽかすのは珍しいことではないが、恋人という立場のシンジとしては、やれやれと嘆息せずにはいられなかったのだ。
だがそうは言っても、その猫のようなところが彼女の魅力であるのも、確かだった。
408侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/03/10(水) 02:58:06 ID:s8nWh1j2

仕方ないなと苦笑しながら、彼は歩を進め、スーパーマーケットのある繁華街の方へ向かった。


シンジが買い物を仕舞い、台所に立ってハンバーグのタネの空気を抜いているところに、ようやくアスカが帰宅した。ふと時計を見れば六時少し前だった。
寒さのためか心なし、頬が桃色に染まっている。
「ただいまぁ。」
「おかえり。」
シンジは次のタネを成形しながら、玄関でブーツを脱いでいるアスカに声を掛けた。
「うー、寒いわねホント。」
「夜からまた降るみたいだよ?」と帰ってからテレビで天気予報を見て天気を確認していたシンジが言った。
「え〜。また雪んなか漕ぎながら行くのぉ?」
「うーん、そういうことになるかなぁ。」
「あ〜あ。勘弁してほしいわねぇ冬将軍閣下には。」
「高校入るまではまだ楽しめたけどね。あ、お風呂入っちゃってよ。沸いてる筈だから。」
「おーけぃ。」
409侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/03/10(水) 02:59:29 ID:s8nWh1j2

外から来た服のままこたつに潜り込もうとしたアスカを見越したようなシンジの言葉で、アスカは素直に風呂場へ足を向けた。
「あ、嗽忘れないようにね?」
「わーってるわよ。」
脱衣所に入る音と嗽をする音を聴いてから、シンジはポトフの煮込み加減を見ようと、お玉に手を伸ばす。
女性らしくアスカは風呂が長く、シンジもそこをわきまえているから、こう言った日常を要領よくこなす。鼻唄混じりに、シンジはポトフのアクを丁寧に掬った。

焼き上げたハンバーグをサラダを盛った皿に装い、上にたっぷりの大根おろしを見映えよく乗せる。素人目には洋食屋のメニューの様にも見えるし、確かに素人にしては立派な出来栄えである。
シンジが皿を両手に持ち、食卓に運んでいる所へ、部屋着姿に着替えたアスカが風呂から上がってくる。髪はまとめ上げてバスタオルにくるみ、部屋着にはイエローの毛糸で編んだセーターを着ていた。
「お〜いい匂いねぇ!」
瞳の形がハート形に見えてしまいそうなほど嬉しそうに、アスカは両手を合わせて体をくねらせた。
「メニューはね、ドイツ風のポトフとハンバーグとパンだよ。あとサラダ。」
「おードイツ風とは流石ね!」
早速二人は食卓に着き、手を合わせる。話しながらフォークを進め、空腹を満たしていく。ポトフのソーセージはわざわざドイツ食品を扱う店で買っただけはあり、驚くほどジューシーだ。

410侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/03/10(水) 03:00:59 ID:s8nWh1j2

食べ終わった食器を洗うのは二人で。最初は家事をシンジに任せっきりだったアスカも、今ではこのように肩を並べて家事をこなす事も多い。食器洗い器を買わないのも、こう言った触れ合いを大切にするからなのかも知れなかった。
食器を片付け終わって、アスカが鏡に向かって髪を下ろした。あの頃と変わらない紅茶色の髪。
「ねーねぇシンジー。」
シンジは自然な動作で後ろに立ち、櫛を手に取った。
「丁寧にね?」
「わかってるよ。」
櫛を髪に入れるとアスカはうっとりとした表情をする。肩胛骨の下まである髪を一房ずつ解かし込んで行くと湿り気を帯た髪が一本一本にほぐれる。そしてドライヤーのスウィッチを入れ、髪を乾かす。さらさらとカーテンのように髪が流れ、背中に広がる。
「長い髪ってのも面倒よね?」と爪の手入れをしながら、アスカが言った。
「そうかな?」
「だってアレの時だって邪魔じゃない?」
動揺して櫛をとりおとし掛けたが、そんなシンジの様子を、アスカは鏡越しにバッチリと目撃していた。
「予想通りの反応ね。」
さも面白そうにアスカは笑う。
「どうせなら切っちゃう?」
「だ、だめだよっ!」
411侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/03/10(水) 03:03:08 ID:s8nWh1j2

冗談でも、シンジにしてみれば勘弁して欲しい言葉だった。何故ならアスカの長い髪は、彼の大のお気に入りなのだから。
「分かってるわよ。あんた泣きそうだし。」
アスカのお決まりのからかいにキチンと掛るのも、シンジのシンジたる所以なのだろう。

髪を解かし終わるとアスカはフカフカとした弛いヘアバンドで髪を簡単にまとめ、こたつによいしょと座った。
「ホラッ、早く持ってくるっ!」
「はぁい。」
シンジは返事をしながら、自室の学生鞄からノートパソコンを持ってきて、アスカの隣に座り、広げた。そこには、数学で今日出された宿題の数式データが羅列されている。
「さっ、今日はどこ?」
「えーと、ここかな。」
二人で交互にキーを叩く。
外では雪が降り、夜のうちに何センチも積もるのだろう。深々とした静寂の中で、今日もとっぷりと夜の帳が降りた。


412侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/03/10(水) 03:09:08 ID:s8nWh1j2
投下終了
うはー、全然エロくねぇエロの欠片すらねぇ(;´Д`)

えー、と言うざれごとは置いておきまして……まあ需要あるか解りませんが完結はさせる(と言うか大体は書き終わってる)ので、あと一〜二回の投下にお付き合いくださいませ
413名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 18:37:08 ID:vop65pYp
>>412
いんや萌えたすげー萌えた!
エロくなくてもこれずっと読んでたいですぜ!
GJでした!
414名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 03:11:30 ID:P0f1Ce5q
続きwktk
415名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 19:15:14 ID:R2eCjUib
>>412
こういう生活味のあるパートが入ると感情移入し易くなるし
あるに越したことはないぜよ
416まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/03/12(金) 22:33:25 ID:VLVCC/MA
お世話になっております、まとめサイト管理人です

本日、昨日まで投稿分のアップデート、および>353氏ご依頼の本文修正を完了いたしました

その他既投稿分につきましても、修正希望等ございましたらご遠慮なくお申し付け下さい
当方土日以外休みが取れないので週末にまとめて作業する形にはなりますが、よりよいものを残したいという職人様の
お気持ちを尊重したいと思いますので、最大限努力いたします

以上取り急ぎご用件まで
417名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 07:48:19 ID:h/wfeVPK
>>416
本当にいつもありがとうございます。
お体大切になさってくださいね。
愛してます。
418まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/03/13(土) 08:08:26 ID:ruWGHri1
お世話になっております、まとめサイト管理人です

>353様、メールフォームでご指摘いただいた「2」と「3」の重複部分の件、大変失礼致しました
コピペの際にミスしたようです
修正しておきましたのでご報告いたします

以上取り急ぎご用件まで
419名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 08:46:31 ID:VW4hsO1Z
>>418
管理人様、お疲れ様です。お仕事に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます!
420名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 16:28:25 ID:cR8SUshz
遅レスだがアスカ、レイと子供の絡みなら汁行けばよくねw?
421名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 21:39:04 ID:k+dK9QwW
>>420
ただのエロガキの武蔵とか啓太じゃなく、ちっちゃい頃のシンジみたいな
控えめな子供が、きれいなお姉さんに夢中になっちゃう話が読みたいんですよ・・・
422名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 00:18:11 ID:5XjS3jGj
エヴァに取り込まれたシンジをサルベージするのに10数年かかったとしたら、
少年のままのシンジと大人の女性のアスカやレイとの絡む展開になる。
423名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 00:35:53 ID:0Dp6cn4T
それなんてパパゲリ?
424名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 08:01:56 ID:Xk+MF3Iw
ないものは自分で書けばいい。それがFFの碇。いや掟。
425名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 10:47:19 ID:97yPC0wf
>>421
ウェブ探せば、ショタシンジ物って結構ころがってね?
426名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 10:53:44 ID:klb6j6i2
またあーだこーだと自分の好みを開陳して無い物ねだりされるからほっとけよ
427名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 11:51:20 ID:97yPC0wf
まあ、そうだなw
428名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 11:55:38 ID:pznNfUEm
_________________________
| _______________________ |
| |              ________             | |
| | ≡≡≡≡≡≡≡|              |≡≡≡≡≡≡≡ | |
| |   才是 言斥   |              |   シ夬 言義  | |
| | ≡≡≡≡≡≡≡|              |≡≡≡≡≡≡≡ | |
| |  CODE:263   | BALTASAR・2 |     _____  | |
| |   ;:;・、::,    |    雌豚      |    |可決  | | |
| |   :;・:;;_;   \        /     ̄ ̄ ̄ ̄ | |
| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/\___/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | |
| | |              \   MAGI   /             | | |
| | |   CASPER・3    |――――‐|  MELCHIOR・1 | | |
| | |    雌豚        |       |    雌豚       | | |
| | |                |       |               | | |
| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | |
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |


マヤ「MAGI!全会一致で可決!シンジさんの雌豚です!」
リツコ「母さん・・・」
429名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 12:00:01 ID:pznNfUEm
イロウル「へっへっへ〜、電脳熟女4Pとしゃれこみますかwwwwて、あれ・・・・・?」

MELCHIOR 「何度計算しても、私はシンジさんの雌豚」
BALTASAR 「リツコ、シンジさんが新しいお父様よ」
CASPER・3 「シンジさんはやくぅ〜 オチ○ポください〜」 
430まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/03/16(火) 14:09:58 ID:Sr/qoff6
お世話になっております、まとめサイト管理人です

現在まとめサイトにアクセス不可能な状態になっています
当サイトのみならずFC2ブログ等、全てのFC2ページで起きている現象のようです
情報が入り次第続報をお知らせいたしますのでよろしくお願いします

以上取り急ぎご連絡まで
431まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/03/16(火) 14:34:52 ID:Sr/qoff6
お世話になっております、まとめサイト管理人です

まとめサイトへのアクセスが可能になりました
以下FC2障害情報(ttp://fc2support.blog85.fc2.com/)より転載です

2010/03/16
【FC2ID】緊急メンテナンスのお知らせ
CATEGORY/FC2ID

FC2サポートです。
平素はFC2をご利用いただきありがとうございます。

FC2ID( http://fc2.com/ )の障害により、下記の影響が
発生しておりました為、緊急メンテナンスを行いました。

【障害内容】
・FC2の各種サービスへログインできない。
・FC2の各種サービスの閲覧、及び、各種機能の利用。

【発生時刻】
2010年 3月16日(火) 13時50分頃 〜 14時25分

今現在は復旧しており、正常にご利用可能となっておりますが
復旧直後は断続的に接続しにくい状態になることがございます。
その場合は、しばらく時間を置いてから、アクセスをお願い致します。

ご利用の皆様には大変ご不便をお掛け致し申し訳ございませんでした。

引き続きお気づきの点等ございましたら
サポートまでお知らいただけましたら幸いです。

以上、今後ともFC2を宜しくお願い致します。

----
FC2, inc

以上転載
432Capsule 3:2010/03/16(火) 18:28:30 ID:xfbC97jw
「ああッ…あ…ん…ッ…!」

冬月のその手はフェイス・ハガーのようになだらかな恥丘を押さえこみ、ベッドに寝そべった伊吹二尉のそこへ、
堅く閉じられた、だが緩みつつあるそこへ、その中指を少しずつ差し込みつつあった。

なんとか指一本が収まるその隙間を、冬月は巧みに、フライス盤が鉄材にねじ切り穴を精密に開けるように
指を少しずつ回転させながら犯していく。
粘液で濡れそぼった、そして男には興味がないと思われていた女のそこを、内側の襞のひとつひとつを、
その指先に感じながら押し開いていく。

「あァ…副指令ッ…いいッ…そこッ…いいですッ…んぐッ…ッ…!」

その口を冬月は、自らの唇でふさぐ。
二人の、唾液が混ざり合う。
伊吹二尉の、その細い顎の骨の裏側にへばり付く健康的な肉色をした歯茎を、ホワイトニングの手間を
惜しまない真っ白い歯を、長い舌を、冬月の舌がなぞる。

そうしながらも冬月の親指は、既に包皮から顔を出し始めている肉芽を優しく、だが力強く刺激する。
伊吹二尉の、その内側から、潤滑液がとめどなくあふれ出る。
口をふさがれて行き場のなくなった声の、その震えが、喉の震えが、冬月の舌にはありありと伝わってくる。
少しずつ開いていく女の花弁の、内側のやわらかい肉が、冬月の中指を包む。

「ッ…ぁ…ッ…!」

肉芽の、尿道の裏側の、少し盛り上がりざらざらとしたその部分に冬月の指先が触れた瞬間、伊吹二尉の背中が
ビクッと激しく震える。
冬月は、中指の第一関節を少し曲げて、その部分をいっそう刺激する。

「ああッ…あ…ッ…あ…んッ…副指令ッ…副指令ッ…!」

「ッつ…!」

背中に回された両手の爪が、きれいにネイルアートの施されたその爪が、染みだらけの背中の皮膚に食い込む痛さに
冬月は声を上げた。
だが、冬月の指の動きは、決して止まらなかった。
なおもその女の裏側を、コリコリと指先に触れる子宮口の感触を、その周りの肉の柔らかさを、冬月は楽しんでいた。

冬月に与えられる快感は、この老人が伊達に歳を重ねているわけではないことを、伊吹二尉にもひどく実感させていた。
それは、いつしか冬月の中指だけでなく人差し指をも自らのそこが飲み込んでいることが、ありありと示していた。

「副指令ッ…ダメですッ…焦らさないでくださいッ…私にッ…早くッ…くださいッ!」

「伊吹二尉、君は何が欲しいのかな…?
 はっきり言ってくれないと、わからないな?」

伊吹二尉は、すごくつらそうな顔をしながら、目の前の老人をいたく憎むような視線で見ながら、荒い息の中、続けた。

「副指令の…お○ん○んを、私に…ください…。」

その語尾は、消え入りそうなほど小さかった。
真っ赤な顔の伊吹二尉のそこを、満足げな冬月は片手で広げると、自らのモノをあてがってみせた。
ここからが、あのカプセルの効果の本領だった。
冬月は、一気に腰を差し込んだ。
433名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 04:51:12 ID:eiuPsXxB
 生きて行く上で些細なことで落ち込んだり、戻らない過去を振り返って後悔したり、
見通せない未来に不安になったり、誰にでもあることだろう。そうして、それに抗う手
段も人それぞれにある。
 彼――碇シンジの場合は、電車に乗り隣町のさらに隣町――知り合いと出会う確率の
低い土地に行く。
 誰も彼のことを知らないこの場所では、醜さも愚かさも、過去の負債は一切なく、無
限の未来が広がっているように感じられる。いや、実際に彼の知人が今、横を通り過ぎ
たとしても、気付かずにそのまま素通りしたことだろう。
 なぜなら今の彼は、肩まで伸びたウィッグを付け、身に付けるのはギンガムチェック
のワンピース。さらにファンシーなポシェットを持った、どう見ても完全な少女だったからだ。
 最初はどぎまぎして真っ直ぐに歩くこともできず、笑っている人はいないか、いぶか
しんでいる人はいないか、きょろきょろと辺りを見回していたが、ばれることがないと
分かった今では人通りの多い場所でも堂々と歩けるようになった。
 彼がそこまでの自信を持つに至ったのは、駅前を歩いていて幾度もナンパ目的の男に
声を掛けられたからで――もちろん「ごめんなさい」と謝って即座に逃げ出すのだが――
他に大勢いる女性を差し置いて呼び止められたという事実は、大いに自尊心を満たして
くれた。率直に言って、もう声を掛けられる為に出掛けて来ていると言ってもいい。
 その日も例によって年上の男性に声を掛けられ、しかしいつものようににべもなく断
らなかったのは、その男が他の男達のようなぎらついた感じがせず、また彼の知り合い
にどことなく似ていた所為だった。
434名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 04:51:45 ID:eiuPsXxB
(なんか加持さんに似てるな。少し若くした感じ)
 二十代前半のその男は、リュウジと名乗った。
(リュウジ……? 名前まで似てる)
 親近感を覚えて、すっかり警戒が緩んでしまう。
「で、君は?」
「えっ?」
「名前だよ、君の」
 当然のことを聞かれ、しかしシンジと言う訳にもいかず、パニックに陥りかけた彼は、
「レ、レイ」
 そう答えていた。
「レイ? きれいな名前だね。なんか君のイメージとは違うけど」
「そ、そうですか?」
 内心ぎくりしながら、なんとか平静を装う。
(分かるわけない、分かるわけない)
 自分が男でシンジだなんて、知っているわけがない。だって男に声を掛けるはずがな
いんだから、そう自身に言い聞かせる。
 ともあれリュウジに気を許し、胸の内で刺激を求めていたシンジは、彼の誘いに乗
り、お茶≠ノ付き合うことにした。
 そうお茶≠セけ、彼の行きつけの喫茶店に行って、他愛の無い会話をするだけ――
 だったはずであるのに、気が付くとシンジはホテルの一室にいた。
435名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 07:35:21 ID:eee3DQLf
801はよそでやれ
436名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 15:25:13 ID:LOvdvDXM
>>412
遅れましたがGJ!
437名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 00:02:42 ID:qjVTdcWc
>>434
アスカか綾波かミサトさんと女装シンジとのセックルに展開するんだったら超GJなんだが
438名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 01:42:10 ID:PYZOTc79
赤木博士が女装させたシンちゃんに馬乗りになってレイープですね判ります。
439名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 07:29:59 ID:9xow1yOL
抜けりゃ性別なんぞどうでもいいw
440名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 10:53:49 ID:NWVqGxGk
レズのマヤたんが女装シンジにムラムラきて…とかも有り
441まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/03/19(金) 22:33:18 ID:pVsJVT6i
お世話になっております、まとめサイト管理人です

先ほど、昨日まで投稿分をまとめサイトにアップロードいたしました
>428-429の投稿については、SS形式ではないので今回収録していませんが、要望が多ければ次回収録いたします

以上取り急ぎご用件まで
442名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 22:38:07 ID:XsHQabfv
おつ
443名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 09:42:55 ID:wHdp3yls
>>432
GJ。
シンジ女装も歓迎。
444A Night without the Stars:2010/03/25(木) 21:25:59 ID:iO3TJQ5f
星のない、夜だった。
眠れない私は、アクセルを床まで踏み込みながら、開け放たれた窓からの風に身を任せていた。
もう戻れないあの頃の私を探しに、一人アルピーヌであの頃よく走った道を、もう何周目になるだろう、飛ばしていた。

常夏の日本とはいえ、やはりこの時間、薄手のジャケットの肩が、切なかった。
あの頃と同じ、いや、精神的には少し強くはなれたかもしれないけれど、弱い私が顔を出し始めた。
少女の私が、鮮やかに甦ってきた。

私は、あの頃あの人が自分のエランでしたのと同じように、ヒール・アンド・トゥで回転数を合わせながらギアを一段落とす。
モーターが、唸る。
周りの木々が、「第3新東京市 17km」という道標が、あっという間に背後へ消えていく。
ブレーキパッドと、タイヤの焦げる匂いがする。

あの人の愛撫は、今のこの風のようにとても優しくて。
私を、心まで、そう心まで全部抱きしめてくれて。
ちくちくとする無精ひげの生えたあの頬で、大きな口で、全てを愛してくれて。

言葉じゃ、なかった。
理屈、でもなかった。
そう、それは偶然の作り出した、一瞬の煌き。
傷つくことを予感していても、誰にも、私自身にも、もちろんあの人にも、止められなかった。

あの人の、私を下から突き上げる力強い腰。
身体の芯の、あの切ない感覚。
全身が性器になったような、あの感覚。

あの人と付き合う前も、そしてあの人の下から私が逃げ出した後も、他の男の人と、何人もお付き合いしてきた。
だけどみんな、みんなあの人とは違った。
むしろ、私の父と、今は亡き父と、みんな似ていた。

私は、父からの開放を望んでいた。
15年前、私を助けて命を落とした父の、あの事件の呪縛から、私は逃げたかった。

だけど、私が欲しかったのは、やっぱり父の影だったのだ。
あの人にすら、私はどこか父の面影を求めていたのだ。

あの人は、私の意識の中のあの人は、そんな深層心理での欲求とは違ったはずだ。
いつも何を考えているかわからないようなとっぴなことを言い出して、そのくせいやに理屈っぽくて頑固で。
父とは全く違うタイプ、だから、安心していた。

暑いアパートに何日も篭って、身体を重ね続けて。
あの人の全てを、私の中に、受け入れたくって。
避妊なんて、関係なくって。
熱を持った粘膜と粘膜を、いつまでも触れ合わせていたくって。
あの人と、繋がっていたくって。

そんな風に思っていたはずなのに、いざ父の面影をあの人に感じたとき、私は自分に吐き気を覚えて。
父の影から、逃げ出したくて仕方なくなって。

それも、もう過去のことだった。
今は私は、女である前に、「保護者」であり、「作戦課長」なのだ。
シンジ君やペンペンだけじゃない、今度こっちに来るアスカの世話だって、しなくてはならないのだ。

なんだか、全てリセットできたような気がした。
明日からも頑張れる、そう思えた。

私は、あの頃からずっと同じ場所、峠の八合目にあるUCCの自販機の前で車を停めた。
ドアを開ける私は、きっと、晴れがましい顔をしていた。

<完>
445名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 19:57:17 ID:F2hfWa1S
葛城一佐GJだ!
446名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 01:43:07 ID:YdTxV7oo
なんかかっこいいな
447名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 12:29:23 ID:wpTeffTy
あり得たさんかな?
乙です。
448If love or not:2010/03/28(日) 21:59:26 ID:xn2G93/W
その日、私は彼に抱かれた。
命を賭けた戦いに臨むには、彼は余りにも若く、幼かった。傷つき、虚ろな目を
した彼を放って置けなかった。だから自分の躯を与えた。男性の心の傷を癒す方
法を、私は他に知らなかった。
言い訳かもしれない。このままではコイツは逃げ出す、と直感したのは事実だっ
た。自分の立場を守るために、躯をエサにして彼を引き止めた。それも真実。
初めての女の躯に彼は戸惑っていた。そんな彼を導き、迎え入れた。
男に抱かれるのはずいぶん久しぶりだった。彼の未熟な愛撫で濡れるはずもなく
、彼のまだ未成長のペニスですら鈍い痛みを覚えた。もちろんそんなことは表情
には出さない。彼にもう一度バージンをあげたつもりになれば我慢できた。
すぐに来る射精。初めてだから無理もない。避妊はしなかった。出来たら出来た
で構わないと思った。彼が負ければ産む間もなく人類は滅亡だから。

それから私達は一つのベッドで眠るようになった。彼は毎晩求めてきた。私はそ
れを一度も拒まなかった。拒めなかった。彼を利用していることへの罪滅ぼし?
わからない。

女の躯は恐ろしいと思う。いつの間にか私は、彼が乳首を吸うと小さく声をあげ
、彼が入ってくると陶酔を覚えるようになっていた。彼のまだ幼い愛撫、彼のま
だ小さなもの。それにすら私の躯は順応している。かつてあの男の雄大なものを
受け入れた躯は、いま少年の幼いそれを迎えて、それを包み、締め付け、悦びの
声をあげている。
弟というには歳が離れ、親子というには近すぎる少年に抱かれながら、じわじわ
と高まっていく私。あの男の時とは違う優しい愛撫。女の躯を知り尽くしたあの
男の、容赦なく絶頂に追い込むようなセックスとは違う優しい快感。私はその優
しさに新鮮な驚きさえ感じていた。
私の上、私の両脚の間で夢中になって腰を使う彼。気持ちいいの、シンジ君?
いいわ。中に出していいわ。あなたの辛さも苦しさも、精液と一緒に出しちゃい
なさい。私があなたに強いた辛さだから、私が躯で受け止めるわ。

私の胸に顔を埋めて眠る彼。この子は私に何を求めているのだろう。姉?母?そ
れともただの性欲のはけ口?
どうでもいいことだと思った。彼が求めるなら与える。それが私がしてやれる唯
一のこと。心でも、躯でも。

未来が見えない。私も、彼も、人類も。私たちにできるのは、ただ身を寄せ合う
ことだけ。この温もりがいとしい。この傷ついた小さな魂がいとしい。私は彼の
細い躯を抱き寄せた。 【終】
449名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 22:13:01 ID:hQ5i+l2r
ミサトさん祭りキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
GJです!
450名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 07:42:00 ID:Q4Mj+y5q
>>448
GJ!
ミサシン最高。
451Ilha Formosa〈続く〉:2010/03/29(月) 12:35:05 ID:Lk6JRZ/H
退役直前の747は、定刻遅れで桃園に着陸した。

この国のIT産業なしにNERVは、いや、SEELEさえもあんな予算でEVAは作れない。
それが技術者として、研究者として、私は悔しかった。
MAGIだって、母の開発した有機プロセッサ以外はかなりをこの国の部品産業に依存している。
それが私に、複雑な感情を与えていた。

「よ、りっちゃん。」

入管の行列、聞きなれた声に私は振り返る。
そこには、あの人懐っこい、不精ひげだらけの笑み。

「あら奇遇ね、主席監察官どの。
 ご公務かしら?」

「いや、今日は只の伊達男さ。
 久々に旨い小籠包が食いたくてね。」

「そうなの…てっきり、私の監視役としてこっそり付いてきたと思ったわ。」

「あと、鶯歌で茶器を仕入れたくてね。
 …だが、知的な女性とご一緒なら点心も一層深く味わえると思うんだが、いかがかな?」

「お生憎さま、これから新竹の科学工業園区へ直行なのよ。
 時間取れれば、米粉くらいなら奢ってもいいけれど。」

この男の入国理由は、プライベートなんかではない。
調べられるよりむしろ、尻尾をつかんでやる。
そう思い私は、軽く取り付くしまを残しておいた。
入管の列が、少し進んだ。
452名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 21:47:05 ID:bcGOUmg3
ミサシンって…




453Ilha Formosa 2(続く):2010/03/29(月) 22:32:24 ID:+r5q8NH0
在来線の新竹駅から程近い、城隍廟前の、夜の屋台街。
喧騒の中、私と彼は、二人で炒米粉を啜る。

…本当は、会うべきではなかった。
ミサトの思いのためにも、そして彼の保身のためにも。
けれど私は、彼がこの国に来た本当の目的を、どうしても知りたい、その欲望に勝てなかったのだ。

「本場の味は、やっぱり違うわね。
 この街に何度来てもつい、この屋台に入ってしまうの、私。」

「旨いな…さすが君の見立てだ。
 もっとも、君と一緒だから、余計旨く感じるのかもしれないな。
 それに、ここなら葛城の目もないし。」

「あら、いいのかしら、そんなこと言って。
 見たでしょう加持君、私の周りにちゃんとSPがついてるの?」

そう、彼は見ているはずだ。
私がここまで乗ってきた黒いティアナの前席に座っていた、黒いスーツの男たちを。
そして、私の命で彼をひそかに付けている、別の男のことも気付いていないはずがない。
野暮ったい革ジャンを着て、向かいの屋台で貢丸湯を啜っている、イヤホンをしたあの男を。

「彼等も、男女の仲についての告げ口なんて、野暮なことはしないさ。
 惹かれあう男と女が、一緒に食事をする、それの何が悪い?」

「中華文化圏では、家族でもない男女が二人で食事をするのは相当親密な証拠なのよ?
 ここが日本だったのは1945年まで、もう70年も前の話だわ。」

「…理屈っぽいところは、8年前と変わらないな、りっちゃん。」

「りょうちゃん、一つ、違うことがあるわ。
 私はあの頃の、只の『赤木リツコ』じゃない、『NERV技術局・E計画チーフの赤木リツコ博士』なのよ、今は。」

「俺の中の君は、あの頃よりずっと輝いているさ。
 知的な女性は美しいよ。
 それが、俺の中の雄を、刺激してやまないんだ。」

「…期待しても、何も出ないわよ?」

「君の唇はそう言ってるが、瞳はそう言っていないよ。
 南国での刺激を、本当は期待していたんじゃないのか?
 誰にも言えない、異国でのアバンチュールを。」

急に彼に抱きすくめられて、私は動揺した。
けれど私には何故だか、彼を拒絶する気は起きなかった。

それは、この南国の月夜のせいかもしれない。
街に溢れる、沙茶醤と八角の香りのせいかもしれない。
この、湿気と排気ガスの匂いにまみれた、夜の空気のせいかもしれない。
それとも、猫をも殺すような好奇心の、せいかもしれない。

「中正路のハワード・プラザ・ホテルに、部屋を取ってある。
 食後のコーヒーでも、飲みに来ないか?」

私の目を見ながらそう言う彼の顔を、じっと見かえしながら、私は無言で頷いた。
目の前を、スクーターの群れが、駆け抜けていった。
454名無しさん@ピンキー:2010/04/01(木) 12:02:12 ID:xOFRK13e

緻密な描写の文体ですねぇ
雰囲気が良く出てると思います
次あたりでエロかな?
455新劇のサハ戦後つづき:2010/04/02(金) 12:03:26 ID:I3u25oFo
「……ア、アスカ?」
気の強い娘だと思っていた同居人の泣き顔を初めて目にして、シンジはこの上なく動揺した。
「……どうしてあの女の名前なんて出したの?」
ぽろぽろと涙をこぼしながらも、責めるように語気強く彼女は言葉を繰り返す。
こちらを睨んでくるその瞳には、涙とともに怒りと、そして悲しみが浮かんでいるようだった。
自分の放った言葉が彼女を傷付けたことは自覚しているものの、彼女のリアクションの意外さに少年はとっさには言葉を返せない。
「……ち、違うって、アスカ……」
「何が違うの?」
厳しい詰問。
アスカは泣きながらも弱々しい態度は見せない。
「……綾波の名前を出したのは……彼女のことを……好きだから、とかそういう理由じゃないんだ……」
「……じゃあ、どういう理由なの?」
「……」
「どういう理由なの?」
なんと言葉にしたらいいものか。
これを口にすることで更に彼女を傷付けることになりはしないか。
―彼女を傷付ける。傷付けている。
シンジはまた、自分の複雑な心境も自覚する。
アスカを傷付けたことに罪悪感を感じながらも、彼女の見せた反応に心の何処かでは歓喜しているからだ。
否定したくとも、それは自分の正直な気持
456名無しさん@ピンキー:2010/04/03(土) 10:06:26 ID:mSvDnyf5
>455
続きキター!!
しかし尻切れは残念…
457名無しさん@ピンキー:2010/04/03(土) 23:04:13 ID:ZHggOswx
いいねー
458Ilha Formosa 3:2010/04/05(月) 08:52:32 ID:3sbsR9VD
本当は、コーヒーだけのはずだった。
ここの特産のコーヒーを、彼の部屋で飲む。
それだけのはずだった。

けれど今、私たちはベッドにいた。
彼の鍛えられた裸の胸を、薄い胸毛の柔らかな感触を、私は頬に感じていた。

最初にキスしたのは彼?
それとも私だった?
もう、そんなことも判らなかった。
確かなのは、私の頬の泣きぼくろを、バサバサの金髪を愛しげに撫でる、私の一糸纏わぬ肩を力強く抱く、彼の存在だけだった。
彼の、体温だけだった。

「どこへ行った、AcerかBenQか、Asusか?」

「全部ハズレよ…そんな、いかにもなところはサンプルみんな送ってくるもの。」

「案外、台塑あたりかな…あそこのベークライトは、質の割にはかなり安い。」

「さあね…今度は私の番。
 お目当ての小籠包は、食べられたのかしら?」

「ああ…師範大近くの『高記』に行ってね…『鼎泰豊』も悪くないが、客が増えすぎた。」

言いながら彼は、私の下の茂みに手を伸ばすす。
毛先の合間から、既に濡れた肉芽を彼はあっという間に見つけだし、見会わぬ細い指で優しく摘まむ。

どうやら彼は、あまり深いことは話したくないらしかった。
今の二人の関係を、ただ楽しみたいようだった。
459名無しさん@ピンキー:2010/04/06(火) 13:18:37 ID:dJzwR8Z+
>>455
久しぶりにきた!w
続き待ってますよ私は!
460新劇のサハ戦後:2010/04/07(水) 15:10:51 ID:N80eX6mC
「知りたかったんだ、……アスカの気持ちが……」
同居人はきょとん、とした顔になる。
「アスカ、綾波の名前を出すとやけに反応するから……」
「……面白がってたんだ」
シンジの言葉に同居人は一瞬表情が緩むも、継いだ言葉にまた表情が歪む。
いつの間にか、涙は止まっていた。
だが、泣きはらした顔は、彼女の悲しみをそのまま伝えていた。
シンジはアスカを痛ましく思いつつも、いつもの彼女ならこちらの指摘に真っ先に反論するはずであることに気付いた。
彼女への違和感。
それは現在進行形で彼女を傷付けているということだ。
「違う……違うけど、アスカの反応は実際嬉しかった……」
そこで、アスカの目はまた一段と吊り上がった。
待って、聞いてよ、とシンジは手を振って取り繕うように苦笑する。
「……だって、それは……僕に綾波の話をしてほしくないってことでしょ?」
アスカはハッとなって少年から顔を反らす。
そのまま何も答えずに、うつむいた。
「さっきだって、外に出ようとしたら、あんなに必死で止めて……だから、それって」
「……分かんない」
アスカは顔を上げ、こちらを見据えていた。
「え?」
「……あんたが何を言いたいのか、全然分かんない。男ならもっとはっきり言ったら?」今度はシンジがうつむく番だった。
どう言えばいいものか、と思いつつ、言うべき言葉は自分の中で既に決まっていることを悟る。
問題は彼女にそれが言えるかだけだった。
だが、それを言えば彼女との一線を越えてしまうことになる。
―そこまで、考えてシンジはふっと苦笑する。
一線も何も、するべきことをする前に、彼女とはもう色々と一線を越えてしまっているのだ。
今更何が一線か。
これは単に順番が前後するだけなのかもしれない。
言おう、とシンジは思った。
今ここでしか、言えない、とも。
彼女に拒絶されることは考えなかった。
何より、熱が宿っていた。
彼女との行為で互いに高め合い、幾度もの中断で沈んだかに思われたそれが、内にくすぶる熱が、シンジを後押しした。
「僕は、アスカが好きなんだ」
461名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 15:18:15 ID:RNNfbtIm
告白キタコレ!
462新劇のサハ戦後:2010/04/07(水) 16:15:09 ID:N80eX6mC
「な……」
告白を受けて、同居人は絶句する。
みるみる内に、その頬が紅潮していく。
泣いたこととは関係がないようだ。
その彼女の反応すら面白がりながら、シンジは自分の頬も同じになっていることを意識しつつ、続ける。
「アスカも同じ気持ちなのかを確かめたかったんだ。だから綾波の名前を出したりした。……もちろん、悪気があったわけじゃないけど、他に方法もなかったんだ」
言ってしまってからは、するすると言葉が出てくる。
思いを伝えたことを慌てて取り消しているような気がして、シンジは自分を滑稽に思った。
実際こんなにかっこ悪い告白もないだろう。だが、構わずに続ける。
同居人はまだ固まっていた。
「情けないけど、僕には度胸がないから告白なんて出来なかったし。だから、探りを入れるみたいなことしかできなくて……いや、今告白したんだけどさ……」
顔が熱い。
言っていることも段々、要領を得なくなる。自分で自分を笑ってやりたい感覚。
彼女もいつもの調子なら笑ってくれるだろう、何言ってんの?あんた馬鹿ァ?と。
軽蔑の眼差しで。
実際笑われてしまった。
「ぷっ…」
「えっ?」
「……あはははは!」
表情を崩し、手を叩いて笑い出す同居人に今度はシンジが絶句する。
笑い過ぎて、さっきまでとは違う種類の涙を目に浮かべながら、アスカはシンジに近付いた。
そこまで笑うことはないだろう、とさらに顔を赤くしつつ、シンジは思わず後ずさってしまう。
笑い過ぎるせいでまともに話も出来ないようなのに、アスカはシンジをしっかりと罵った。
「はははは……バカ、シンジの癖に、一丁前に、あたしに、……告白……する、なんて…。
……生意気なのよ」
最後だけ冷たい声。
包帯を巻いた手をつねられる。
「あいたっ!」
シンジは今日何度目かになる叫び声をあげた。
463新劇:2010/04/07(水) 16:40:31 ID:N80eX6mC
大分間が空いたので、投下もしづらいんですが、もう少しでなんとか完結にこぎつけそうです。

全然作品には取り掛かってなかったんですけど、エヴァ12巻読んで次はいつだろう、と思っていたら、自分も人の事を言えないな、と思いまして。
相変わらず、だるくて拙い作風ですが、読んでくれる人がいたら嬉しいです。
破の発売までにはなんとか完結します。
464名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 17:37:17 ID:Ua4tIOlU
いやいや、いつまでも待ちます!
シンジ君の男っぷりをこの調子で見せてください!
465名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 18:35:50 ID:cFJ9sjP4
( ゚∀゚)o彡゚ 早く!早く!
466名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 11:58:13 ID:ePHK1EPb
BD効果じゃなく、12巻効果で復活とは珍しいw
二人のやりとりが可愛いです。続き楽しみにしてます!
467Ilha Formosa 4:2010/04/08(木) 16:14:52 ID:6pp79t0t
彼の指先が、私の中に入ってくる。
堅く閉じた、しかし湿りつつあるそこを、乱暴にではなく、あくまでジェントルに、少しずつ拡げていく。

慣れたあの人とは、違う。
あの人とのセックスは、もっと動物的で、野蛮で、荒々しくて。
あの人とのそれは、もっと本能的な、他人との関係をまるで赤子のように求める、そんなセックスで。
もちろん、私の側もいつもの『知的な女』を、すっかり忘れてしまっていて。
こんなにロジカルなものでは、いつものそれはなくって。

それが、私にまだ知らぬ悦びを、きっと与えている。
あの人とのときの、ただ脊髄反射的な潤滑液の分泌とは違う、身体の奥底から彼を、私は求めている。
私のそこは、今だかつてない程に液体にまみれ、切なさが背筋を襲う。
理性と本能の狭間で、私の『女』が、彼を求める。

私の、いつの間にかすっかり開いてしまったそこに押し当てられる、避妊具越しの彼の肉茎。
いきり立つそれを彼は、私の肉芽に何度か擦り付けてから、再び入り口へと持ってくる。

「…加持君、来て。」

「ああ、りっちゃん…。」

刹那、彼が私の濡れそぼるそこを一気に奥まで貫いた。
ごりごりと子宮の入り口に当たるそれの感触に、私の脳を今までになかったような衝撃が突き抜けた。

「ぁ…あ…ッ…加持君ッ…加持君ッ…!」

私は、自分の精神を彼がどんどん侵していっているのを、静かに感じていた。
否、出てしまう声は、とてもお世辞にも静かとは言えなかった。
私に『男』を教えてくれたあの人のそれとは全く違う、それは快感だった。
もっと奥へ、奥へ彼を受け入れたかった。
彼の腰が差し込まれるたびに、私は抑えきれない声に自分でもどんどん飲み込まれていくような感覚に酔った。
468まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/04/10(土) 21:45:02 ID:fsrf3Yh+
お世話になっております、まとめサイト管理人です

さきほど、4月9日までの投稿分をまとめサイトにアップロードいたしました
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出来る限り対処させていただきます

以上取り急ぎご報告まで
469新劇:2010/04/11(日) 01:55:58 ID:eXfdFiil
サハ戦後続き投下です。

今度はコミックトリビュートっての読んだんですけど、これぞLASって作品があったのが嬉しかったです。
470新劇のサハ戦後:2010/04/11(日) 01:58:35 ID:eXfdFiil
「ホントにウルトラ馬鹿ね。
まわりくどいこと言ってくれちゃって。
最初っから素直にそう言ったらよかったでしょ?」
「……うん」
言えないよ、と思いながらシンジは頷く。
二人は立った状態から床に腰を落ち着け、向かい合う格好で座っていた。
アスカは先程つねったシンジの負傷した腕を、今度は優しく撫でながら、罵倒を続ける。
「あんたって、面倒くさい男よね」
言葉の冷たさとは裏腹に、ふふふ、とアスカは微笑んだ。
顔は泣き腫らした跡が残るものの、涙の気配は感じられない。
さっきのはウソ泣きだったのかと思うほどだ。
相手の心を探ってみたつもりが実際には、探り合いになってしまって、もしかすると、アスカに告白を促されたという形になったのかもしれない。
「でも、」
シンジが分析していると、唐突に彼女から笑みが消えた。
「当てつけみたいに女の名前出したりしてたら、あんた何時か刺されるからね」
ぴしゃりと、言われる。
手を撫でてくれている感触が怖い。
「……うん、もうしない」
あの綾波に限って、そんな行動を取ったりはしないと思いながら、珍しいこともあるものだな、とシンジは感じた。
この発言は、綾波をダシに使ったシンジを非難している。
つまり、アスカにしては珍しく嫌いな女を思いやった、ともとれるわけだ。
違和感を覚えながらも、それについては口にしない。
今余計な事を喋るのは明らかにマイナスだからだ。
彼女の根底にあるのははやはり優しさだ、と思うことにする。
やがて訪れる沈黙。
同居人は言うだけ言ってしまったようで、口を閉ざしている。
そして、二人とも向かい合って座っているものの、視線は合わせられない。
妙な気恥ずかしさで、お互いにうつむいている状態だった。
言葉が出ず、沈黙が深まるのと比例して、頬が赤くなっていくのをシンジは自覚する。
471新劇のサハ戦後:2010/04/11(日) 02:01:15 ID:eXfdFiil
そして思い出すように言った。
「……そういえばさ、アスカ」
言葉に反応してアスカは一瞬、シンジと顔を見合わせるが、目があうとすぐうつむいてしまう。
彼女の、こちらの手を撫でる動きも止まる。
「……何よ?」
「その……返事は?」「え?」
「だから、……返事は?」
そう、まだ聞いていないのだ。
彼女の反応からして断わることはないと思うものの、やはり聞いておかなければいけない。
また面倒くさいと言われるだろうか、と覚悟しつつ。
シンジの言葉にさらに頬を赤くしたアスカは、顔を反らすように、さらに顔をうつむけると、ぼそりとつぶやいた。
「……しないわよ」
「え?」
イエスでもノーでもない、長い言葉をシンジが聞き取れずにいると、同居人は息を吸い込み、真っ赤になって叫んだ。
「す、好きでもない相手にあんなことしないわよっ!」
「……そう」
いかにもな間接表現だが、それはとても彼女らしい返答だった。
もっとも、行為に及んだ後に、ただの遊びだ本気にするな、とも言えるわけで、ずるいな、とシンジは思う。
愛撫されたこと自体には嫌悪感を覚えずに。
「でも、アスカは優しいからさ……」
良いとも悪いとも言えない、複雑な可能性をシンジは口にする。
「あんな事をしてくれたのは……ごほうびなのかなあって思って」
「ご、ごほうび?」
「さっき今日の戦闘のこと、褒めてくれたでしょ?
あんたが怪我しなきゃ勝てなかったって……。
でも、怪我したから自分で自分を慰められなくてって、僕を不憫に思って……、してくれたのかと思ってさ」
説明するのも恥ずかしい。
言ってしまってから、赤い顔をうつむけると、向かいから、ふん、と鼻を鳴らす音がした。
「このあたしが、他人にごほうびなんてあげるわけないでしょ」
目を向けると、不適な表情を浮かべるアスカの顔があった。
わずかにその表情を曇らせてアスカは続ける。
「そんなこと言うのはあんたがあたしのこと、よく知らないって証拠なんだからね」
「ごめん……」
シンジは慌てて言葉を紡ぐ。
「でも、これからアスカのこと、いろいろ知っていけたらいいと思うんだ」
472新劇のサハ戦後:2010/04/11(日) 02:06:38 ID:eXfdFiil
返した言葉は正解だったようだ。
同居人はこれまでに見たことがないような微笑みを浮かべていた。

二人の関係は変わった。

これまでよりも彼女の心の内側に入り込める可能性を自分が作ったのだ。
彼女から直接自分を受け入れる言葉を聞いた訳ではなかったが、二人にとってはシンジの告白が大きな前進となった。
図らずもお互いに、守りたい大切な存在ができてしまった瞬間だった。
と、見つめた同居人の瞳がとろけたようになっているのにシンジは気付く。
それが彼女の情欲を表していることにも。
次の一瞬で、女の匂いと共に、彼女の手が肩に回され、シンジの心臓はびくりと跳ねる。
「言葉だけじゃなくて」
アスカは顔を寄せて囁く。
「行動で証明してみなさいよ、あんたの気持ち」
のぞきこむように、こちらの目をじっと睨んだ後、アスカは唐突に目を閉じた。
世界は無音に包まれる。
彼女のかすかな吐息だけ残して。
シンジは彼女の熱を感じながら、元からそこにあったように、わずかに突き出されたアスカの唇を塞いだ。
473名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 09:00:13 ID:+tNVTBQ7
うほっw
474新劇:2010/04/11(日) 13:15:56 ID:eXfdFiil
書き忘れた。
これで終わりに見えるかもしれないが、まだ続きますからw

普通のLASだったらここで終わっていいというか終わるべきだと思うんですけど、エロパロなんで。
あともう少しお付き合い下さい。
475名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 22:00:20 ID:+tNVTBQ7
待ってるよ
476名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 14:17:55 ID:Qk1sZ2Yw
わっふる!わっふる!
早く早く!!
477名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 22:05:12 ID:SKFqhnyt
>>467
りっちゃん最高。
続き待ってます。
478名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 22:04:14 ID:jik+yh7f
12巻発売より新劇さんの復活が嬉しく感じてるw
479名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 13:24:50 ID:FmUgP8sZ
エロパロでやんなくてもいいようなのばっかだな
480名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 23:11:19 ID:9Oj9qtsk
こっちの方がいいかも
式波とセックスできたらその後男性機能失ってもいい
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/eva/1248581480/521-
481名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 23:19:59 ID:LgR/Se3y
>>479
じゃあ、エロパロでやるべきなのはほのぼのな話じゃなく露骨なエロエロってこと?

イタモノとかも、いちおう子供はお断りってことになってるエロパロのほうがいいのかも
しれないね。
482名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 23:25:34 ID:PP7M0NdA
ほのぼのでも露骨でもエロならいいよ
483名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 23:36:00 ID:9Oj9qtsk
イタモノといえばアスカが戦略自衛隊に捕まって、凌辱されるやつはツボでした
ただ今月に入ってから見れなくなりましたが・・・orz
484名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 23:41:16 ID:LgR/Se3y
>482
そうか。

イタモノといっていいのかどうかわからないが、シンジ以外の男が相手の
エロ話を書くのもここでいいのかな。いまのところ構想だけなんだけどね。
ゲンドウとか加持とかじゃなくてオリキャラの男で、シンジより年上の軍人を考えてる。

式波が日本に来る前の前日談で、実はEU空軍に恋人がいたみたいな話。
485名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 23:47:55 ID:LgR/Se3y
>>483
どこにあったSSでしだっけ?
もしかしてソドムコウジとか言う人のサイトに投稿されたやつかな?
メリーゴーランドの木馬に載せられたりする話だったかも

あのSS、せっかくネルフのパイロットと知られつつ捕まったんだから、
パイロットの証であるプラグスーツでのエロもやってくれたらいいのにと思ったw
パイロットがプライドのアスカにはそれが一番こたえたはずと思うんだ
486Time after Time:2010/04/19(月) 12:06:35 ID:Mal9s6LZ
気がついたら私は、木陰のベンチに寝そべっていた。
周りを見渡すと、緑以外には何もない。
市内ならどこからでも見られる、中心街の高層ビル群すら、環状線のモノレールすら、見えない。

使徒の電撃で、段々気が遠くなっていったのは覚えている。
でも、ここはどこ?
それに、なんでプラグスーツじゃなく私服を、お気に入りの黄色いワンピースを私は着ているの?

私には、何がなんだかわからなかった。
でもとにかくネルフ本部に戻らないといけない。
そう思い、身を起こした瞬間だった。

「あ、気がついたんだね、外人さんのお姉ちゃん。」

子供特有の、甲高い声。
茂みの影から私を見つめている、一人の男の子。

歳は、10歳よりは下みたい。
その右手には、濡れたタオルを持っている。
…私の額に、かけてくれようとしていた?

「ガイジンって何よ、失礼ね!
 私にはアスカって名前がちゃんとあるんだから!」

男の子は、きょとんとした目でこっちを見続けている。

「変なの、外人さんなのに日本語の名前なんだね。」

屈託のない顔で、男の子は笑う。
…どこか懐かしい、そんな笑顔で。

でもそれより、早く戻らなくては。
それが、気がかりだった。
487名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 20:41:42 ID:kpg6SDuf


もしかしてこの男の子は小さいシンジ?
アスカは過去に飛んだということ?
488Time after Time:2010/04/19(月) 21:42:27 ID:Fq9XM9E6
「だから、私はクォーターで、1/4は日本人で…ってああ、もう、外人さん、でいいわ。
 ていうか、ここ、どこなのよ…って言っても、あんた、ちっちゃいから、どうせわかんないわよね?」

「お姉ちゃんこそ、失礼だよ!
 ここは、神奈川県の箱根町。
 小2にもなれば、それくらいわかるよ!」

「箱根町?
 そんな地名、聞いたことないわよ?
 適当言わないでよ!」

「ホントだよ!
 ほら、あの標識、あの松の木の向こう、見えるでしょ?」

男の子が指差す方向を、私は見る。
木々の間、大きな標識に、青地に白い文字で、『↑箱根町役場 2km →人工進化研究所 300m』と、確かに書いてある。
耕運機を積んだ軽トラックが、その下をのんびりと走っていく。

「…ホントだ。」

「だから、そう言ったじゃないか!」

男の子が、ぷんぷんむくれながらこっちを見る。
なんだか可愛らしく思えて、私はつい噴き出してしまう。

「ぷっ、あはは!」

「なんだよ、自分が間違ってたくせに!」

「ごめんごめん、なんかあんた、可愛くって。」

「僕、男の子だよ!?」

でも、箱根は知ってるけれど、箱根町なんて名前は、聞いたことがない。
まあ、箱根ってついてるくらいだから、第3新東京市からはそんなに遠くないはず…市町村合併か何かで、新しくできたのかな?

「とにかく、私は第3新東京市に帰りたいの。
 ここから第3新東京市には、どうやって行けばいいの?」

「…第3…新…東京市…どこ、それ?」

「あんた、 なんだかんだ言って、やっぱり子供ね。
 第3新東京市、知らないの?」

「うん…聞いたことない。」

「まあいいわ、あんた頼りにならないもん、携帯で探すわよ。」

私はポケットからBlackberryを出し、ブラウザを立ち上げる。
…あれ、電波悪いのかな?

「…どうしたの?」

「何よこのポンコツ、高かったくせに、肝心のときに役に立たないんだから!」

「…研究所まで行けばバス停があるから近くの駅までは行けるよ。
 僕も研究所まで戻らなきゃいけないから、バス停まで一緒に行く、お姉ちゃん?」

仕方ない、そうするしかないか。
私は、ため息を付いた。
489名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 03:07:35 ID:XX36Y4TX
ショタか……


wktk
490名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 08:49:31 ID:WzE7UllW
新劇続きマダー?
491Capsule 4:2010/04/20(火) 16:10:06 ID:+9i3YVt0
コトを終えた冬月はベッドの端に腰掛け、いつもは吸わない煙草に火を点けた。

ヴァージニア・ブレンドの豊かな香りが、部屋に立ち込める。
脈打つ心臓の鼓動が、より鮮やかに感じられる。
たちのぼる煙の、くゆる螺旋が、暗い照明にうっすらと照らされる。

この、胸を締め付けられるような肺の収縮が、冬月は好きだった。
横で寝息を立てる伊吹二尉の、毛布ごしに感じる体温が、心地よかった。

だが、それにしても今日のこの胸の痛みは何だろう?
このカプセルを飲むようになってから、余計酷くなってきたような気はしていたが、このまるで風邪で寝込んで言うときのようなひどい息苦しさは何だろう?

副作用として、息苦しさや脈拍の上昇、発熱があることもある、そういえば薬屋の店員が言っていたような気がする。
にしても、これはひどい。

冷蔵庫の飲み物でも飲んで落ち着こう、そう思って立ち上がった、その瞬間だった。
冬月は、目の前の景色が揺らぎ、まるでカメラを手から落としたときのような、そんな視界を、静かに感じていた。
ドサッ、と自分の身体が床に叩きつけられるのを、冬月はまるで地球の反対側で起きた事のように感じていた。

ひどく、寒い。
自分の裸の腕に鳥肌が立っているのが、見えた。
冬月は小刻みに震えながら、なんとか立ち上がろうとした。
いつの間にか目を覚ました伊吹二尉が、目をこすりながら身を起こしているのが、なんだかすごく遠くのことのように感じられた。

ドサッと、冬月の身体は再びカーペットの敷かれた床に叩きつけられた。
目の前が、だんだん暗くなっていった。
伊吹二尉が慌てて自分を呼ぶその声が、どんどん、どんどん遠くなっていった。

伊吹二尉は、パニックになりながらも、ベッドサイドの電話機でなんとか119番をプッシュした。
だが、それももう、遅かった。
かつて、日本の形而上生物学分野の権威と言われた男の、いま、世界の運命を握っている特務機関のNo.2、副指令である男の、それは最期だった。

懸命に人工呼吸を試みる伊吹二尉の後ろで、冬月の上着が、ガタッとハンガーごと床に落ちた。
胸のポケットからは、一枚の紙が覗いていた。

『使用上の注意―塩酸ヨヒンビンの作用により、慢性心疾患・強度の低血圧症の患者は心臓麻痺を起こす可能性がありますので服用しないでください。』

<完>
492名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 23:31:08 ID:gJUFIxtY
乙。
冬月先生はどうにも浮かばれんな。
493名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 23:59:02 ID:wHpzU2Lo
終わりなの?
494名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 21:40:57 ID:Ok7Bja/z
>>488
この温かい雰囲気がどうエロくなるか楽しみだぁ
男の子はシンジかな〜個人的に子シンジは大好物だw
495名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 22:21:40 ID:abUZlCWu
幼シンジでもおもしろいけど、シンジじゃなくて別の男の子でしたって展開でもいいね
年下の男の子にイタズラされちゃうアスカってのも新鮮

それはそうと、プラグスーツじゃなかったのはなぜなんだろう
496Ila Formosa 5:2010/04/21(水) 23:26:22 ID:u1sblQVh
壁越しのシャワーの音ととぎれとぎれに混ざる、彼の声で、私は目を覚ました。
どうやら、ドアの閉まったバスルームで電話をかけているらしい。
相手は女性らしいが、相手の声はよく聞こえない。

「…アデレードから三沢に行く国連軍の定期便を押さえてある。
 第3新東京市の上空を通過するように手配してあるから、それに乗れ。」

尻尾を、出した!?
私は裸のまま、彼と私の体液にまみれたまま、極力音を立てないようにベッドから這い出ると、バスルームと客室を隔てている壁に片耳を当てる。

「ああ、エジンバラ基地から明日出るAn-124だ。
 上空にさしかかったら、タイミングを見計らって、パラシュートで脱出しろ。
 あとは、地上にエージェントが待っているはずだ。
 ネルフ本部のパスは、こないだ鍵を渡した新箱根駅のロッカーに、当座必要そうなものと一緒に入れてある。」

やはり、この男は何かを企んでいた。
どうやら声からは女性らしいこの相手が何者かはわからないけれど、どうやら私の知らない何かに、この男は一枚噛んでいる。

あの人は、碇指令はこのことを知っているのだろうか?
でも、何かがあったときに事を有利に運ぶカードくらいには、これはなりそうだ。

「アスカのことか?
 大丈夫、あの子は何も知らないよ。
 だから、そっち方面から君のことが露見することは、おそらくない。」

しかも、相手はアスカのことを知っている?
…これは、ものすごいことを私が知ってしまったということなのだろうか?

「ああ、幸運を祈るよ。」

シャワーの音が、急にやむ。
そして、今まで聞こえてこなかった夜の街の喧騒が、開け放たれた窓から流れ込んでくる。
私は気付かれないように、再び毛布の中に滑り込む。

しばらくしてから、ガチャ、とバスルームの扉が開く。

「りっちゃん…起きてたのか?」

「…女性より先にシャワーを浴びるなんて、『伊達男』としては失格ね。」

「事を終えたままの姿でそのまま待っている方が、粋じゃないと俺は思うがね。」

「あら、そうかしら?」

平静を装って目をこすりながらも、私は内心ほくそえんでいた。
ついに、いかにも怪しげなこの男の尻尾をつかんだのだ。

数週間後、第10使徒が第3新東京市を襲ったそのとき、私はこの日の通話の真実を知ることとなる。
それも、予想もつかない形で。
…このときの情報でそれをなんとかできるほど私は頭のいい女ではなかった、という証明にもなったのだけれど。

そのことについては、また時を改めて語りたい。
それまでは、私の胸にしまっておこう。

<完>
497名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 00:53:48 ID:x/RH2X3h
>>496
乙。個人的にはりっちゃんの絡みがもう少し読みたかった…。
498まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/04/22(木) 21:59:56 ID:XZqglihZ
お世話になっております、まとめサイト管理人です
本日、4月21日まで投稿分をまとめサイトにアップロードいたしました

修正したい点等、ご指摘されたいことがおありの職人様は、ここかまとめサイトのメールフォームで
当方までご連絡いただければ幸いです

以上取り急ぎご用件まで
499名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 22:51:38 ID:PYC6Itkv
ミサトさん×綾波でレズ

「レイ、服を脱ぎなさい、これは命令よ」
「わかりました」
しゅるしゅる、しゅるっぱさっ
「いい子ね、次はブラジャーをとりなさい、下も脱ぐのよ」
「はい」
カチッ、するする
「綺麗な肌ね…」
つー…
「……っ!」
「くすぐったい…?」
「よく、わかりません…んんっ」
チロチロ…
500名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 23:56:12 ID:aNj7Wrj/
>>499
メール欄に半角小文字でsageと書いてくれ
話はそれからだ
501名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 02:36:22 ID:LCuP63Cs
>>498
いつもありがとうございます。おつかれさまです。
502名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 21:27:25 ID:4zu9TxlU
新劇マダー?
503名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 06:41:18 ID:TlAhUIAr
マダー?
504【専属慰安婦 (第1話)】LASキッチー:2010/05/02(日) 03:02:45 ID:Up6q7BD5

「惣流アスカ・ラングレー、貴女を初号機パイロット慰安担当に命じます」
赤木リツコ博士は、いつも通りの落ちついた声でその任務を告げた。
その言葉の向かう先、伏し目がちに視線を彷徨わせていた蒼い瞳の少女は
その目を見開いて、彼女の上司を見つめ、その言葉の意味を問うた。

アスカにとって今日は、ただのシンクロテストの日に過ぎないはずだった。
もっとも、第15使徒・アラエルとの戦い以降、エヴァパイロットとしての
資格をほぼ失っていることを再確認させられるだけのこの日はアスカにとってはこの上ない苦痛の時ではあったが。
以前は3人一緒に受けていたシンクロテストだが、レイの零号機が失われテストに参加しなくなったのと、
シンジと二人きりを避け、アスカが「一人で集中したい」と言い出したため、この場にいるチルドレンは彼女一人だった。
いつもどおりの手順、試験。
もしやわずかでもシンクロ率が回復していないだろうか、
というアスカの淡い期待は冷徹な計測結果により霧散する。
「シンクロ率3.5%、このままのペースだとあと数週間でほぼ0になるわね」
薄暗いモニタールームの中、ディスプレイの光を反射したリツコのメガネがきらりと光った。

「イアン担当?」
眉を寄せ、怪訝な顔で聞き返すアスカにリツコが答える。
「簡単にいえばシンジ君のセックスの相手をしなさい、ということよ」
「シンジのセックス…?あ…」
ここに到り、少女にも己に投げかけられた言葉の理不尽な内容が理解できた。
慰安…、慰安婦、従軍慰安婦。
歴史の授業で聞いた、時の権力によって強制的に性を提供させられた女性達。
「まさか…アタシを、よりによってバカシンジの慰みものにさせようっての?」
失意の日々を送るうちに失われていたアスカの目の輝きだったが、
それが疑念とともに湧き上がる怒りによってわずかに蘇る。
「そうよ」
「なんの意味があるの?なんでアタシが?」
「レイの零号機が失われ、貴女が弐号機を起動できない今、使徒迎撃任務を行えるのは、シンジ君と初号機のみ」
「だけど、残念ながらそのシンジ君のシンクロ率も最近下がる一方なのよ。特に第16使徒との戦いの後にね」
「シンジが…?」
自分のシンクロ率の低下で頭がいっぱいだったアスカには初めて聞く話だった。
「レイがシンクロできる五号機の投入にはまだ時間がかかるわ。このままでは人類は自衛のための戦力を全て失うのよ」
「それは絶対に避けねばならないこと。そのためなら私たちは何でもしなければならないわ」
「でも、それとアタシがシンジの…、相手をするのとどう関係があるのよ?」
「シンクロ率はパイロットの精神面に大きく左右されるわ。アスカ、それは貴女が一番知っているわよね?」
「…っ!」
505【専属慰安婦 (第1話)】LASキッチー:2010/05/02(日) 03:04:54 ID:Up6q7BD5
アスカは思い出す。
使徒に乗っ取られた参号機からの不意打ち、第14使徒の圧倒的な戦闘力に対しての完敗。
第15使徒によってえぐり出された、幼い日の忌まわしき思い出。
そして、自分ですら意識していなかった、あの感情。
それらが自分を追い詰め、シンクロ率を下げ続けている。
「シンジ君のような若い男性の精神の安定に一番効果的なのは、女性の温もりなの。
戦場で兵士を慰める女性が必要なのは生物学的に必然なのよ。」
リツコはそこで、一旦息をつき、先を続けた。
「さらに心理学を加味すれば、出来れば同じ相手と関係を続けるのがベストだわ。同じくらいの年齢の異性とね」
「…アタシの気持ちや体はどうだっていいっていうの?」
「エヴァを起動できないほどシンクロ率が落ち込んだパイロットをいつまでも置いておけるほど、
ネルフに余裕はないわ。嫌ならドイツに帰って静養する、ということになるかしら」
「…その場合、復帰はほぼ絶望的と、思ってくれたほうがいいけれど」
「く…」
エヴァパイロット一人を臨戦体制に置いておくためのコストがとてつもない額であることは、
訓練、検査、警備などで使用する機材、スタッフなどの規模から察しはつく。
回復の見込みの薄いアスカなど放っておいて、新人パイロットを養成したほうが合理的と判断されても
文句は言えない。
現在のところ、機体とパイロットの互換性の問題から予備のパイロットというのも現実的ではない。
故国に戻って養父母の下でただの少女として生きていくか、屈辱に耐え一縷の望みに賭けてみるか。
アスカは不本意な選択を迫られる。

「決められないようね。それなら彼に決めてもらおうかしら」
リツコが後ろへ振り返って、声をかける。
「シンジ君」
碇シンジが気まずそうな顔で姿を現す。
「アンタ、いたの?」
アスカはわずかに頬を赤らめてシンジを睨む。
目をそらすシンジ。
「シンジ君、聞いていたわね。アスカはどうも気が進まないようね」
「当たり前でしょ!何を言ってんのよ!」
ようやくシンジが口を開く。
「リツコさん、本当にこんなことしないといけないんですか?」
「説明したでしょう。貴方の心身は、もはや貴方一人のものではないって」
リツコがアスカとシンジを見比べて、溜息をつく。
506【専属慰安婦 (第1話)】LASキッチー:2010/05/02(日) 03:05:25 ID:Up6q7BD5
「二人とも気が進まないなら、…そうね、もうひとつ選択肢があるわ、シンジ君。レイはどう?」
「…っ!」
アスカは息を呑んだ。
綾波レイ。あの女。碇司令のお気に入り。
数週間前のエレベータでの会話以来、まともに言葉を交わしたことはなかった。
「心を開かなければエヴァは動かない」
自分を激昂させたその言葉があまりにも正鵠を射ていたことに
気付かされたのはもう何もかもが手遅れになってからだった。
シンジは目を伏せたまま思案してる様子だ。
(そう、親子揃ってあの人形みたいな女がいいってことね…)
不意にアスカの怒りが醒める。
(いいわ…。あの娘とよろしくやればいいじゃない)
所詮、ここでも私は必要とはされていなかったのだ。
だが体を満たしていくその諦めが、先ほどまでの怒りと表裏一体であり、
エヴァパイロットとしての立場以外に自分が求めているものが故の感情だとは
アスカ自身は気付かなかった。
不意に蘇った言葉に心を捉われたが故に。
「誰、アナタ。知らない子ね」
遠い昔に突き立てられた、未だに脳裏から消えない自分を呪い続ける言葉。
結局、この言葉からは逃れられない。
(さあ、アタシを楽にさせて…)
アスカは目を閉じて、死刑宣告のようにシンジの答えを待った。

だが、耳に入ってきたシンジの言葉は、彼女の予想とは違っていた。
「…アスカがいいです」

(つづく)

使い古されたネタとは思いますが、EOEに対応したビデオ22話〜24話の流れでの
痛い展開での露骨なエロエロwを考えています。
筆力が及ぶかどうか怪しいですが、反響あれば続けてみようと思います。
507名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 04:31:04 ID:4MaJnix5
GJ!続きお願いします
旧作終盤準拠のLAS系作品期待
この系統のヤンデレアスカたまらない
508名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 09:21:32 ID:M1ZjAM4Z
おお!素晴らしい!GJです。
式波もいいけど、病んでる惣流アスカもいいですな。
ぜひ続きを投下してください。
ワクテカしながら待ってます。
509名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 11:33:13 ID:2CDd+/73
病み系ってけっこう久しぶりだぁな
期待待ち町
510名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 11:02:07 ID:VCBsd20d
>>506
反響しちゃうw ぜひ続き希望
511名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 11:41:06 ID:XQKF/7O2
>>504-506
謹んで続きを期待させていただきます。
512名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 00:09:16 ID:AOIMZBro
拙僧も期待するでござる
513【専属慰安婦(第2話)】LASキッチー:2010/05/05(水) 01:43:31 ID:huvUM6cA
「アスカがいいです」
なかば衝動的に口にした言葉にシンジ自身も驚いていた。

午前中から行っていた訓練が完了した夕方。
不意に強要された異常な決断。
例の一件以来、半分軟禁状態の赤木リツコ博士が提示してきたその内容の倫理的な問題はさておくとしても。
綾波レイと、惣流アスカ。
級友であり、生死をともにした同僚であり、それぞれと心の交流があった彼女らを、
どちら、と選ぶことなど自分にはできないはずのことだった。
…これが1週間ほど前の話ならば。

だが、第16使徒戦のあとの綾波レイはシンジにとって遠い存在になろうとしていた。
零号機の自爆。
その後の今までの触れ合いなどなかったかのような態度の変わりよう。
さらに、赤木博士に見させられたダミープラグの秘密。
認めたくなかったが、自分の知る綾波レイはおそらくもういないのだ、とうすうす感じてはいた。

惣流アスカについても、関係は最悪、といっていい状態だったが、
レイとは意味合いが違っていた。
アスカは第15使徒戦を境にかつてのトップパイロットとしての力を失い、
プライベートでも精神的に不安定になっていた。
葛城家の日常でもほとんど会話を交わすこともなくなっていた。
使徒による精神攻撃の後遺症、と公式に説明されてはいたが、シンジには、アスカが自分に対して
徐々に刺々しい態度をとるようになった理由がよくわからなかった。
そして、回収される弐号機の前で膝を抱えてうずくまっていたアスカ。
顔を見せてはくれなかったが、声でわかってしまった。
あのアスカが、泣いていた。
どんな逆境でも毅然としていた彼女が。
もう、以前とは何もかも違うのだと思わざるを得なかった。
514【専属慰安婦(第2話)】LASキッチー:2010/05/05(水) 01:44:13 ID:huvUM6cA
シンジは温もりが欲しかった。
トウジには参号機事件以降会っていない。
ケンスケら、他の級友達も疎開して遠く離れてしまった。
加持リョウジはおそらく死んだ。
ほとんど唯一の頼れる大人であった葛城ミサトはそれを機に笑うことがなくなり、
ほとんど家に寄り付かなくなった。
綾波レイが別人のように変わり果てた今、自分に残されているのは…。
アスカしか、いない。
赤木博士のいうような「男女の仲」なんてものは想像の範囲外だ。
ただ、以前のような明るい彼女に戻ってそばにいてくれさえすれば、それで良かった。
「アンタ、バカァ?」
そう言って、明るく笑い飛ばす彼女がいてくれれば、
どんな逆境も、試練も超えられそうな気がする。
もう少し、時が立てばアスカも元気になるかも知れない、と自分に言い聞かせて耐えてきた。
皮肉なことにアスカの不調の一端が自分にこそあるのだということを、シンジ自身は露知らずだったが。

赤木博士への返答を躊躇したのは、予想はしていたが、アスカの射るような怒りの視線を
受けたからだった。
アスカとの関係はギスギスとしたものになっていたが、
これを受け入れたら今までの関係の完全な破綻は間違いない。
だが、受け入れなかったらアスカは帰国してしまう。
どうすればいいのか分からなかった。
そのシンジを決断させたのは、綾波レイの名を聞き、突然怒りを忘れたように黙ったアスカを見たことだった。
目を閉じて立ちつくすアスカは、何故かひどく寂しげに見えた。
いつか見た表情。
呼び起こされる記憶。あの第7使徒戦の前夜に見た、夢で母親を呼び、涙を流していた彼女。
その母親が帰らぬ人だと知り、その涙の意味を知ったのは不覚にもついこの間だった。
アスカをドイツに帰らせては駄目だ。離れたくない。
シンジに声を振り絞らせたのはその一念だった。

(つづく)
515【専属慰安婦(第3話)】LASキッチー:2010/05/05(水) 01:46:29 ID:huvUM6cA
シンジは家路を急いでいた。
あのあと、赤木博士の「これで決定ね」との一言でその場はお終いとなり、
アスカ、シンジの順に赤木博士との面談が実施された。
アスカは先に返されたが、シンジはさらに作戦課に呼び出され、帰宅できたのは19時を回っていた。

夕飯の支度が遅くなるな、と思いつつ、葛城家のドアを開けると、美味しそうな匂いが漂ってきた。
(…あれ?)
キッチンにたどり着くと、テーブルに豪華なディナー、とはいかないが、レトルトを温めて皿に移した
らしき品が数品、湯気を立てている。
「…これ、アスカが用意してくれたの?」
シンジはビックリしながらも尋ねる。
「そうよ。ありがたいでしょ?…リツコの指示だけどね」
タンクトップにショートパンツ姿でテーブルに頬杖をついていたアスカが仏頂面で答える。
「これからはアタシが毎日夕食を作るんだってさ。やんなっちゃうわ」
「へえ。リツコさんがそんなことを?…」
アスカの横を通る。
プン、と石鹸とシャンプーの香りが漂った。あと、いつもとは違う何かの香り。

シンジは手を洗って食卓に着く。
「アスカに夕食を作って貰えるなんて、嬉しいな。冬でも来そうだけど」
ことさらにおどけて言うシンジにアスカがため息をつく。
「余計なこと言ってないで食べるわよ」
カチャカチャ、とそれ以降は会話が弾むことなく黙々と食事が進んだ。
結局、いつもの夕食風景とあまり変わらないことに少々残念ながらもメニューをたいらげるシンジ。
すっかり食が細くなったアスカはまだ箸を動かしている。
「ごちそう様。アスカ。美味しかったよ」
アスカは黙々と箸を進める。
「それでさ、夕方の話だけど…」
シンジが話を始めると、アスカが上目づかいに目を向けてくる。
「リツコさんの話は冗談だから気にしなくていいよ。
僕は最近帰りが遅いから、アスカが先に帰っている時は夕食を作ってくれたら、
そりゃ嬉しいけど、気が向いたときでいいし…。」

「シンジ!」
やや大きな声を上げ、アスカが箸をおいてシンジを睨む。
「な、なに?アスカ。どうしたの?」
アスカの大きな蒼い瞳がシンジを見つめている。
「いい、よく聞いて。アタシは契約を交わしたのよ。ネルフとね。
アンタを慰めるのがアタシの新しい仕事。
毎日、夕食と…、セックスの世話をしてあげる。
なんでも希望をかなえてあげるわ。良かったわね。楽しみにしなさい」
言葉の意味を理解し、耳まで真っ赤にするシンジ。
対してアスカはその言葉とは裏腹に無表情のままだ。
516【専属慰安婦(第3話)】LASキッチー:2010/05/05(水) 01:48:34 ID:huvUM6cA
「…アンタがそれをいらないって言うのなら、アタシはネルフにとって不要な人間てことよ。
荷物をまとめてドイツに帰るわ」
帰る、という言葉にビクッと反応するシンジ。
「…アスカ、無理しなくていいんだ。2人で話を合わせれば問題ないじゃないか。いままで通りでいいんだよ…」
一瞬、アスカの口が引き締められたように見えたが、すぐに次の言葉がたたみかけられる。
「…つくづくおめでたいわね。バカシンジ。今までどおりのことなんてもう何もないのよ。アタシもアンタも
アンタの欲求のはけ口になって精神とやらを安定させて、シンクロ率を維持させるのが今のアタシの仕事。
それを誤魔化したら人類が滅ぶかもしれないのよ。考えて物を言ってほしいわ」
もう、話は終わったという風に首をふりアスカが最後に言う。
「一時間たったらアタシの部屋にくるのよ。もちろん歯を磨いて、お風呂に入ってからね」
「アスカ…」
「もし、今晩こなかったら明日、引越し屋に電話するわ」

(つづく)

皆さん声援ありがとうございます
ヤンデレ惣流は根強い人気があるのだなと再認識ですw
王道に挑戦ということで気を引き締めます

>>507
>旧作終盤準拠のLAS系作品期待
できるだけ準拠するつもりですが、久しぶりにレンタルで見直すと時系列とか
良く整理しておかないと危険ですね(メインは23話と24話の間ですが)
一応、EOE関連の追加セリフはできるだけ盛り込もうと思いますが、
「加持さんはもういないんだ」とか破壊力のあるセリフだけに投入タイミングが難しい

ちなみにLAS系ではありますが、EOEの昼ドラにつなげるべくアスカさんにはかなり酷い目にあって
もらいそうですw
(TV版パイプ椅子のおとなしいアスカが、EOE版キッチンのヤンデレにどうしてそうなるか)

次回はたぶん、やっとエロくなりますw
517名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 02:33:45 ID:ZDiDrPcs
>>516
頑張ってください、鶴首します。
イタモノは怖いけど・・・
518名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 02:39:28 ID:ebykM5dX
GJ!
しかしこれは切ない、アスカ切ない…。
俺はどっちかっつうとLRS派なんだが
少なくともここにいる間は
アスカの幸せを心から祈るよ
519516:2010/05/05(水) 10:52:57 ID:huvUM6cA
>>517
どもです。EOEよりは痛くならないので大丈夫ですw(たぶん)

>>518
LRS派の人にそう言ってもらえるなら光栄至極
切ない->いろいろあって人格崩壊->ヤンデレきましたー、
というダースベーダー誕生秘話的な展開を狙いたいですね
520名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 19:36:52 ID:vG9/A5PH
続きマダー?
521名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 06:57:57 ID:bsL+KfHl
期待しながら待ちます
522名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 01:07:48 ID:UYqTQLbL
ヤンデレLASのエロは痛みを伴うがセクシーな雰囲気があるなぁ
ツンデレのエロは健康的なエロなんだよね
まあどっちも好きだけどw続き期待しております
523名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 02:34:29 ID:F84lSWQK
続き期待
524【専属慰安婦(第4話「初夜」)】LASキッチー:2010/05/08(土) 20:03:48 ID:SJeDJoma
1時間が経った。
シンジは「許可なく立ち入りを禁ず。勝手に入ったら殺すわよ!」と書かれたふすまの前に立つ。
いつものTシャツと、短パン姿でシンジが声をかける。
「アスカ、…入るよ?」
「…いいわよ」
ふすまを開け、中に入る。
冷房でひんやりとした空気の中にわずかにシトラスの芳香剤の匂いが漂っている。
(アスカの部屋に入るのって久しぶりだ…)
もう何時だったかも思い出せない。
一段落とされた照明の下、室内を見回すと、アスカはベットで横になっていた。
縞のパジャマを着て、タオルを一枚かけたまま、壁を向いている。
「アスカ?」
「ベットに入っていいわよ」
アスカは向こう側を向いたまま答えた。
言われるがままにベッドに上がりアスカの横に膝を崩して座り込む。
肌は接していないが、アスカの体温がわずかに伝わってくる。
「シンジ」
「何?アスカ…」
「何でもしていいって言ったけど、ひとつ条件があるわ」
「え…」
「キス、はさせない。絶対にね。…アタシはアンタの恋人になったわけじゃないわ。
ただの任務よ。だからこれがアタシの譲れない一線。破ったら契約は破棄よ。いいわね?」
「う、うん」
(キスだったら一回したことがあるじゃないか。いまさら、なんでだろう…)
だが、アスカの口調はシンジの疑問を挟めないほど毅然としていた。
「分かったよ」
「…じゃあ、あとは好きにしなさいよ」
そう言ってアスカは向こうを向いたまま黙った。
525【専属慰安婦(第4話「初夜」)】LASキッチー:2010/05/08(土) 20:04:16 ID:SJeDJoma
(好きに、って言われても…)
何しろこんなことは初めてだ。
シンジはとりあえず右肩を下に、アスカの背に向う形で横になった。
アスカの髪の毛が目の前に広がって、シャンプーのいい匂いがした。
アスカ自慢の栗色の髪におずおずと触れてみる。
上等の生地のようなそれをすくい上げると、指の隙間からパラパラと流れ落ちていく。
シンジは自分の心臓がトクトクと早鐘を打ち始めるのを意識する。
思い切って左手をアスカの体に伸ばす。
脇のやや下にわずかに触れるとアスカがピクッと動いた。
そのまま手を回り込ませていくと指先が柔らかい曲線に突き当たる。
(アスカのおっぱいだ…)
ユニゾンの夜に見た、はだけた胸元。プールサイドで自慢げに突きだされたバスト。
いつもちょっと見ただけで顔をそむけざるを得なかったそれに触れようとしている。
(ほんとにみんな、どうかしている。でも…)
その手は吸い寄せられるようにアスカの胸に回されていく。
パジャマの薄い布越しにアスカの体温を感じながら、掌に力を込めて行く。
ぎゅっ。
そのままつかめば溶けてしまいそうな弾力でアスカの胸は応えてくる。
「う…」
アスカがかすかに声を洩らす。
ビクッと、シンジが手を止め、わずかに引く。
「続けていいわよ…」
アスカのかすかな声。
その言葉に安心し、ゆっくりとそのままやわやわと手で揉んでいく。
「…あ」
アスカの反応に気を良くして、さらに胸を探る。
やや、プクっと飛び出ている部分に突き当たる。乳首だろう。
ちょっとつまんでみる。あまり弾力はない。
「くう…」
やや苦しそうなアスカの声。強すぎたか、とシンジは乳首の周りをなぞっていく。
「ふ…、ううん」
しばらくそれを続けると、やや物足らなくなってくる。
アスカの顔を見たい。もっと体を見せて欲しい。
ざわざわとした衝動。
ほんの数分前にはなかったそれにつき動かされ、シンジがアスカに囁きかける。
「アスカ、こっちを向いてよ…」
ほんの数秒、アスカはためらっていたかに見えたが、すぐに寝がえりを打って仰向けになった。
526【専属慰安婦(第4話「初夜」)】LASキッチー:2010/05/08(土) 20:04:40 ID:SJeDJoma
アスカは目を閉じていた。
お腹にかかっていたタオルをゆっくり剥ぎとると、アスカの全身があらわになる。
だぶだぶのパジャマの上からでもきれいな体のラインが分かる。
(こうやって目をつむっていると、アスカはまるでお姫様だ…)
最近の刺々しい表情を見慣れていただけに、本当のアスカはこんな姿なのだと、
ちょっと優しい気持ちになる。
だが、それはすぐに先ほどの衝動に取って代わられた。
両手を伸ばし、アスカの胸を掴む。
手のひらにすっぽりと納まった二つの膨らみを思うままに握りしめる。
「う、あ…」
眉をひそめるアスカの表情が悩ましい。
(いいんだよね…)
とうとう、パジャマの上着に手をかけ、ボタンをはずしていく。
全部はずし、パジャマを左右に開くと、アスカの形良い乳房があらわれる。
「あっ」
脱がされたことに気がついて、目を開いて声を上げるアスカ。
真っ白な肌。美しい曲線を描く二つの丸みの頂点に桜色の乳首がつんと上を向いている。
戸惑ったような表情のアスカを上目に見ながらシンジが左の乳首に吸いつく。
「ああっ」
アスカの反応がシンジの衝動に油を注ぐ。
アスカの上にまたがり今度は右の乳首を吸いながら左は指でコリコリとつまんでみる。
「ひゃ…うっ」
口の中で乳首が固く突き立ってくるのを感じる。
「アスカ、気持ちいいの?」
思わず、乳首から口を離し、アスカを窺う。
「…か、体の勝手な反応よ。恋人でもない男に体を弄られて女が本当に感じると思ってんの?」
アスカが頬を紅潮させて答える。
527【専属慰安婦(第4話「初夜」)】LASキッチー:2010/05/08(土) 20:05:12 ID:SJeDJoma
(恋人じゃない…か)
それはそうだ。自分とアスカはただの同居人、クラスメイト、同僚。
じゃあ、「恋人」が相手ならアスカはもっと反応してくれるのだろうか。
加持リョウジ。加持さん。目の前の少女が憧れつづけた大人の男。葛城ミサトの思い人。
「いい加減なこと言わないでよ!バカシンジのくせに」
「だから何度言ったら分かるんだよ!もう加持さんはいないんだってば!」
「…うそ」
ほんの数日前の記憶。
勇気を振り絞って口にした真実に少女は激昂し、そして最後の支えをなくしたかのように
意気消沈していった。
もしかしたら、アスカは加持さんと関係していたのかも知れない。
今、自分がしたような行為に、もっと嬉々と声を上げたのかも知れない。
シンジは自分の中にいままで知らなかった新たな感情が生じるのをおぼろげに感じる。
怒りにも、苛立ちにも似た感情。
(体の勝手な反応、か…。だったら…。もっと感じさせてやるよ。「加持さんの時」よりもっと!)

荒々しく乳首に吸いつく。右手は乳房を揉みしだく。
「ああっ。あ、あんまり、乱暴にしないで…」
アスカが訴えてくるが、行為は止めない。
後ろに手を伸ばし、アスカの股間をさする。
パジャマの下に柔らかな太ももと下腹、そして秘部を感じる。
「あう!…」
ビクンとアスカが体をのけぞらす。
体を後ろにずらし、アスカの股間を目の前にする。
腰の両側に手を伸ばし、パジャマを膝まで引きおろす。
アスカの股間に残された純白のパンティが目に眩しい。
だがそれをロクに鑑賞する余裕もなく、パジャマと一緒に引きずり下ろし、完全に脱がせてしまう。
細いつま先から、よく鍛えられ締まったふくらはぎ、太ももへと真っ白な肌が続く。
膝をつけ、閉じられた両足の付け根に、栗色のヘアが楚々と茂っている。
視線を先に延ばすと、上半身は前をはだけたパジャマだけ。
形の良いおへそと引き締まったお腹のライン。
下から見上げると天をつく二つの膨らみの形がよく分かる。
屹立し始めている可愛らしい乳首も。
その向こうに美しい髪をシーツの上に広げたアスカの不安げな顔。
(加持さんも、誰も関係ない…。今は、全部、僕のモノ、なんだ)
一時間前の自分の言葉のなんと、偽善めいていることか。
でも、そんなことはもうどうでもいい。
528【専属慰安婦(第4話「初夜」)】LASキッチー:2010/05/08(土) 20:05:37 ID:SJeDJoma
アスカの両ひざに手をかけ、左右に押し開く。
「アアッ…」
アスカのか細い叫びも、もうシンジの耳には遠い。
シンジの目前にアスカの秘裂が広がっている。
ぷっくり盛り上がった恥丘に栗色のヘアが茂っている。
その下の閉じられているワレメに両親指を添え、ゆっくり開く。
鮮やかなピンク色の粘膜がさらけ出される。
「きれいだ…」
思わず言葉が漏れる。
ピクッと秘裂全体がわなないた気がした。
秘裂の上のほうにあるピンクの突起を指で弄ってみる。
(これがクリトリスかな…)
「う…、ああん」
アスカの声とともに徐々にクリトリスが包皮を押し上げて勃起してくる。
(こんな風になるんだ…)
新鮮な感動を覚えながら、今度は秘裂の奥に指を差し入れる。
ヌチャ。
そんな感じで指がヌルヌルとした温かい肉の中に潜り込んでいく。
(これって、もう「濡れてる」ってことなのかな)
その感触を楽しみながら顔を上げアスカの表情を窺う。
「ああ…、ああん」
アスカはもう顔をのけぞらせて喘ぐばかりだ。
それに意を強くし、さらに大胆な愛撫を始める。
屹立しかかったクリトリスを口に含んで舐めまわしてやる。
「あ、ああっ!ああーん」
アスカが腰を僕の顔に押しつけるようにのけぞる。
クリトリスを解放してやり、今度は秘裂を左右に押し開きベロベロと舐める。
「ううん、アアッ、アアッ!!」
アスカが顔を左右に振り振り、髪を振り乱して喘ぐのが視界の隅に入る。
(イヤラしいよ、アスカ…)
だが、シンジも顔をしかめて呻く。
「ううっ!」
油断していた。
初めての刺激的な体験を続けるうち、シンジのペニスは気がつかないうちに限界に達していた。
アスカの嬌態につられ、精を放ってしまったのだ。
ドクドクッ。
(う…、まだ何もしてないのに)
腰がぬけそうな快感。
が、ブリーフの中に射精したため、徐々にひんやりしてくるヌルッとした感触が気持ち悪い。
愛撫の手を止め、シンジも服を脱ぎ、全裸になる。
ブリーフの乾いた部分でペニスの汚れをを手早く拭き取る。
「はあはあ…」
目を閉じて、荒い息のアスカは気が付いていないようだ。
529【専属慰安婦(第4話「初夜」)】LASキッチー:2010/05/08(土) 20:06:16 ID:SJeDJoma
一回射精したシンジはやや冷静さを取り戻す。
身を乗り出し、アスカの上半身に覆いかぶさるような体勢で顔を近づける。
「アスカ、いいの?」
「…、今さら何言ってんのよ。やりたくてしょうがないんでしょ。そんなにおっ立てちゃってさ」
頬を上気させ、息のやや荒いアスカ。
しかし、まっすぐに見つめ返してきたその目からは感情は読み取れない。
「…うん」
「好きにしろって言ってんのよ」
それに応えて無言で、アスカのパジャマの上着を脱がそうとする。
アスカもそれにやや身を起して協力してくれ、あっさり上着はベットの横に捨てられる。
生まれたままの姿のアスカが目を閉じて横たわっている。
その美しさに感動しながらシンジは、ペニスに手を添え先端をアスカの秘裂にあてがう。
「いくよ、アスカ」
アスカがかすかに口を引き締める。
そしてズブッと、シンジが一気に根元までペニスを押し込む。
「あううっ…!」
アスカが呻き、シンジを載せたままビクンと体を弓なりに反りかえらせる。
シンジはかまわずヌルヌルっとペニスを温かい肉の中に潜り込ませていく。
(なんて気持ちいいんだ)
アスカの膣内は温かく濡れ、優しく締め付けてくる粘膜の感触が最高だった。
なにもせずに入れているだけで達してしまいそうだ。
さっき射精していなけば間違いなくいま暴発してるだろう。
しばらくその感触をじっと味わう。
そして、とうとう我慢できずにゆっくりとピストン運動を開始する。
「あっ…」
アスカがびくっと反応する。
身を重ね、ズッズッとペニスを出し入れする。
ピチャピチャと音を立てる濡れた粘膜との摩擦が、ペニスを蕩かしそうだ。
「く、ああ、あああっ」
切なげなアスカの声がさらにシンジを掻き立てる。
アスカの肩を抱きピストン運動を続けるシンジの薄い胸板にアスカの柔らかい胸が押しつぶされる。
「最高だ…。アスカの体」
思わずアスカの耳元で呟きながら、どんどん腰の動きを激しくしていく。
「あう、くう、ああん」
途切れ途切れのアスカの声は、苦しげにも聞こえる。
だが、それを気にする余裕はシンジにはない。
本能のままにアスカを貫き続ける。
やがてアスカの肉のあまりの心地よさにシンジは堪え切れず、2度目の絶頂を迎えた。
「くうぅっ!出るっ…!」
1度目とは比べものにならない快感に貫かれ、シンジはありったけの精液をドクンドクンとアスカの胎内に注ぎ込んだ。
530【専属慰安婦(第4話「初夜」)】LASキッチー:2010/05/08(土) 20:06:55 ID:SJeDJoma
「はあ…、はあ…」
アスカに身を重ねたまま、どれくらい時間が経ったろうか。
二人の呼吸も落ち着いてきた。
射精の快感も過ぎ去り、落ちつきを取り戻したシンジは身を起こす。
アスカはぼんやりと天井を見てるようだった。
(「恋人」同士ならここでキスでもするのかな…)
なんとなく落ち着かなくなったシンジが身を離すと硬度を失ったペニスがズルリと抜けてくる。
(リツコさんがアスカが避妊薬を飲むから妊娠の心配はないって言っていたけど…)
膣口からドロリと流れ出してくる精液が生々しい。
「あ…」
白い粘液に混じってかすかに赤い筋がいくつか流れてくる。
「これって…」
「シンジ!」
顔を上げると、アスカがこちらを睨んできている。
「どう、気持ちよかった?」
ニコリともせずにアスカが聞いてくる。
「う、うん」
「そう。…じゃあ、もう今日はお終いよ、出ていって」
「…え」
「アンタと朝まで添い寝する、なんてのは仕事に入ってないわ。満足したんならアタシの部屋から出てって」
「うん、分かったよ…」
いそいそと服をひろい、手早く身につけて部屋を出る。
立ち止まり、アスカにやはり声をかけようかと振り向く。
「出ていって、って言ったでしょ」
アスカの苛立った声。
シンジは目をそらし、襖を後ろ手で閉め、廊下を歩きだす。

そのとき、襖の奥からわずかに声らしきものが聞こえた気がした。
幻聴だったかも知れない。
でもそれと同じものを、シンジはどこかで聞いたことがある気がした。
だが、シンジがそれがどこで聞いた何であったのか、気がついたのはその後、何もかもが手遅れになってからだった。
それは、弐号機の前でうずくまっていたアスカの、すすり泣きの声だった

(つづく)

皆さんレスどうもです。
>>522
>痛みを伴うがセクシー
ヤンデレLASはやっぱりアスカの想いがいろいろ重いので、エロさが増す、という感じですかね
セクシー、目指しますw
こういう具体的なコメント書いていただけると参考&励みになりますです


今回はかなり長くなってしまって申し訳ないですが、一応導入編完了です
ここから先はもうちょっと短めのものを何編か、という感じにする予定です
今回は初体験、というところであまり病んでない感じにしましたが、
これからどんどん病ませますw
シンジ依存オンリーで話を進めたほうがすっきりしそうだったので、
あっさり加持さん死亡告知はすませちゃいましたがw

破BDDVD上映会で健康的LASに追い風っぽい(?)本日にこんな痛エロLASですみませんが、
これから影が薄くなりそうな惣流と旧作シンジへの供養wということでご容赦ください
531名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 20:43:54 ID:guA8qUxA
>>530
切ない…二人の思いのすれ違い…イイ!
GJです!
続きが気になる!
532名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 22:19:04 ID:2AI3tybo
GJ!!
式波よりやっぱ惣流だな。
533名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 02:27:47 ID:R/Stn+rS
こりゃ良いね
エロLASのシンジって、愛撫の時に遠慮がちなイメージがあるから、今回のマグロアスカと攻めシンジはけっこうレアかも
まあ作品内の時期が時期だしシンジも多少狂ってるのかもしれないかな?

ていうか個人的には既に少しイタタな感覚なので先が楽しみなようで不安だー
534名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 04:00:59 ID:hUisYtZf
>>533に同意だが、それにも増して期待感が半端なさ過ぎるww
がんばってくれw
535名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 06:19:19 ID:V1AZe9b5
おおGJ!!
この雰囲気や痛さが旧作終盤再現されてて凄く良いね。続きに期待

>今回のマグロアスカと攻めシンジはけっこうレアかも

攻めシンジは多少壊れ入ってないとないだろうが、アスカってこういうことすると
初体験じゃマグロになるだろうなってイメージ
シンジのこと挑発して、暗に誘うようなことまでしてるのにいざそういうことすると受動的で待つだけ
になってしまう。抱きしめてくれるの長い時間待ってたキスシーンもそうだったよなあ
536名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 09:23:42 ID:mwDlT+H9
GJ!
>>527
>もっと感じさせてやるよ。「加持さんの時」よりもっと!
うわあ、加持さんのこんな使い方があったなんて!
537名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 23:18:35 ID:ZJnSOe0Q
素晴らしい!
アスカには悪いけど興奮しました。
だんだんシンジも鬼畜になっていってほしいな。
538530:2010/05/09(日) 23:43:59 ID:bTiXS4yw
レスどうもです。励みになります

>>531
体は繋がっちゃったけど、心は繋がらない
そんなエロエロなすれ違いが続きます

>>532
式波さんもかなり好きですが、まだまだ本家の貫録ですね、惣流さん

>>533
マグロアスカ…。淫靡な響きですね(笑)
攻めシンジは、やっぱりちょっと違和感ありでしたかね
ご指摘のようにレイ2人目死亡で狂い始め、という想定なんですが、文中にそれっぽい描写がなかったなと反省です
(過剰なストレスで、性欲増進みたいな感じ)
今回でイタタですか。今後痛くなる一方だったりしますがw

>>534
やっぱイタタですかw
セクースシーンについては、ひたすら痛いのが続きそうだったんですが、ちょっと甘LASぽいのも
入れたほうがいいかな…。結局は上げて突き落とすパターンになっちゃいますが…w
頑張ります

>>535
痛モノ好きですかw
惣流はマグロ、に賛同してもらえて心強いw
EOEエンドも絞め殺されるのを待っている、というある意味究極のマグロだし…(病んでる)
「抱きしめてくれるのを待ってた」が惣流のキーワードかもしれないですね

>>536
性に目覚めたシンジにとっては結構加持さんは嫉妬の対象じゃないかとw
(同居の美女2人のハートをゲットしてるわけで)

>>537
ご期待どおり、シンジは鬼畜化予定ですw
でも、24話とかEOEに繋げるためには本人にあんまり自覚がないとかw、
結構バランス調整が大変だったり…

連休中に仕込んだ分は投下してしまったので、続きは週末ごと、くらいになります
マグロアスカさんでは、いい仕事ができないので、リツコさんからかるく性技指導、みたいな展開で…w
(明るい式波さんにはミサトさん、重い惣流さんにはリツコさんが相談役に向いてるような)
気長にお待ちくださいということで、長文レスすみません
539名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 00:38:18 ID:txvnF4F/
ざわざわレスお疲れ様です。
鬼畜シンジに期待してます。
いろんな道具の使用やアスカを恥ずかしめて(野外露出とか)
マグロのままでは、いられなくしていくのもいいかも。
続きを楽しみに待ってます。
540名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 00:40:10 ID:txvnF4F/
ざわざわ→×
わざわざ→○
541名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 01:04:28 ID:k1Xq/boM
534ですが、レスお疲れさまです。
イタモノよりは甘甘好みではありますが、イタモノもイケます!
惣流はマグロ、これ鉄板です
542名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 07:23:22 ID:DJMupCTr
おお続き来たーGJ

>性に目覚めたシンジにとっては結構加持さんは嫉妬の対象じゃないかとw
>(同居の美女2人のハートをゲットしてるわけで)

アスカはもとよりミサトさんもシンジに惚れて来た羨ましい状況になってるのに、本人は
それに気付いてないのがなんとも・・・

それをコンプレックスに歪むシンジたまりません。
続き待ってます。
543侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/05/14(金) 02:11:46 ID:h9nE7SyO
投下開始
空襲警報発令
544侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/05/14(金) 02:12:50 ID:h9nE7SyO
「ん、んふ、ふぁあ……。」
アスカはキスの合間に息を漏らす。
二人が入っているこたつに置かれたノートパソコンは、既に閉じられている。
二人はこたつの中で足を絡め、服の上から互いの体を貪りながら、口を合わせている。
「あっ。」
シンジの口の端から零れる唾液を追うようにして舐め上げ、「んふ♪」と愉しそうに吐息を吐く。
「んん、んぁ、はぁ。」
「ん、ん、はぁ、アス……カ……。」
シンジもお返しだと言うように舐め返し、アスカと名を呼ぶ。
「はぁ、あ……もっと、呼んで……!」
「ああっ! アスカッアスカァ!」
「ああっあっあああっ。」
そしてシンジは、それまでアスカの背を掻き抱いていた手を、腰のくびれから乳房まで廻らせて、ふわりと掬うようにして持ち上げ、五指で柔らかさを堪能するように揉み上げる。
ブラをしていなかったのか、縛られていない乳房が自由に揉みしだかれる。セーター越しにアスカの乳頭を抓んでやると、シンジの口に吐息を漏らしてしまう。
押せば押すだけ反発する普段の彼女のような張りのある胸の揉み心地は、シンジの考える余裕を失わせる魔力に満ちていた。
親指と人差し指だけで揉み、ときおり乳頭のあるところを擦られるとアスカは溜らず声を上げてしまい、シンジの欲情を誘う。
「ね、あぁ、ねぇ……。」
「……んっ」
シンジの体がアスカの体を撫でるようにして下に向かい、こたつ布団と彼女のスカートをまくり上げると、こたつの熱で暖められたむっと欲情を誘う蜜の匂いが鼻をつく。
「……凄い匂い……だ……。」
「ああぁっ!」
恥ずかしさにアスカは顔を覆い、悲鳴をあげる。
シンジは腕をアスカの腰に回し、凹んだ腹部と脂肪がうっすらと張った下腹部に顔を埋める。
「シンジぃ……。」
「ん、んっ……。」
シンジはスカートの中に頭を突入させると、器用に口を使い、ショーツ引きずり下ろす。アスカも協力するように腰を浮かしているから、容易だ。
「はむ、しゅぶ……。」
ぺろりと舐め上げるとびくんと腰が顫え、ピンポイントに攻めてやると
呼気を荒げてシンジの頭を慈しむように撫で、髪に絡め、尖らせた舌が入口を割り開けると悲鳴を零してのけぞった。
545侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/05/14(金) 02:17:24 ID:h9nE7SyO
攻めれば不足なく応えてくれる淫美な肢体だ。次々と溢れる蜜を啜り、舐めると、それは絶えずに溢れ続ける。
「く、ふっ……はぁ……あすか、もう、止まんないよ……。」
「んは、あぁ、はぁ♪ んふっ。」
「んんっ。」
口を離して見上げたシンジの唇を、アスカが奪う。水々しい音が唇から発生し、たちまち二人の口許や頬は唾液と蜜の混合液まみれになってしまう。
「ん、ちゅぅっ……はぁっ。」
ようやく離れた唇。
アスカはぼやけた瞳でシンジを見つめ、口許を舌舐めずりした。
「……あは♪ もうびしょびしょ……。」
アスカはくすりと笑う。
「どう? エッチでしょ。」
「う、うん……とっても……。」
「んっ、やんっ、シンジっ……。」
我慢できなくなったのだろうか。
シンジはアスカの腰裏に左手を回して引き寄せ、セーターの中に右手を侵入させ、首筋に顔を寄せる。ちゅうっと吸われるとゾクゾクと震えが走る。
セーター内を這い回る手にもどかしくなり、焦らした末に胸を揉み始めた掌に溶けてしまうような快楽を味わい、乳頭を擦り上げられれば不随意に体が跳ね上がってしまう。
そんな一時の愉悦にアスカは逃したくないと自らシンジに抱きつき、耳元に熱い吐息と嬌声を浴びせる。
そして絡まるようなペッティングをしたあと、アスカは良いことを思い付いたように笑みを浮かべ、シンジを引き離した。
「アスカ?」
「……ふふっ、お返ししてあげるわ……。」
そう言うとアスカはシンジのズボンに手をかけて引き、彼を仰向けにしてしまうとトランクスごと膝まで脱がしてしまう。
「な、なに……!?」
「鈍いわねぇ。お返しだっつってんでしょうが?」
そう言いながらアスカがシンジのソレに手を添えて顔を寄せるとようやく理解したように赤かった顔が更に真っ赤になる。
「……っもう。いまさら恥ずかしがる事じゃないでしょ……んっ、いくわよ……。」
ぺろりとひと舐めしてから宣言し、アスカは一気にソレを口に含んだ。
「んふっ、ん、ちゅるっ。」
アスカの舌がぬるぬると動く。くびれにぴったりと這わせ、幹の隅々まで舌で舐め上げる。そして沸き出す汁を吸い上げ、丹念に舌で掃除をする。
「んっ、はぁっ……。」
オーラルの時間はさして長くはなかった。
今出しちゃったらもったいないんじゃないの、とアスカは思ったのだ。
「ねぇ……ベッドでしよ……。」
546侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/05/14(金) 02:19:46 ID:h9nE7SyO
シンジは抱えてきたアスカを彼女自身のベッドに下ろし、上に被さるように四ん這いになる。
床には脱ぎ落とされたスカートとズボンが落ちている。
アスカの髪がベッドの上に敷き布のように広がり、シンジはその髪を避けて手を突いた。
紅く上気したアスカの頬。唇の朱は鮮やかに色を表し、潤んだマリンブルーの瞳は光っているかのようにはっきりとしていて、中にはシンジが映っていた。
「ああ……。」
吐息を漏らしながら、アスカは腕をシンジの首に回す。
ソックスが履かれ、ショーツが絡んだ膝(右膝だ)は、シンジの腰を挟むように立てられている。完全にアスカはシンジを迎え入れていた。
「あっ、しんじ、早く……。」
「う、うん……。」
シンジもアスカの背に手を回し、自らのモノを彼女の秘めどころに当てがう。
「んんっ。」
「行くっ……よ?」
「んはぁっ!」
じゅぷぅと空気を吐き出しながら、シンジのモノがアスカに重なった。
「あ、ああぁっ!」
アスカがのけぞり、その白い喉元を露に晒し出す。
下腹部からはどちらのものとも知れない汁が頻りに飛び散りシーツやセーターや太股を晒す。シンジが引き出し、そしてまたさしこむ。
「くっっ、ふぁあっ!」
それを何度か繰り返し、シンジが体を起こすとそれまで首根っこにしっかりとしがみついていたアスカの体がずるりと外れてしまう。そしてシンジはアスカの膝裏に手を入れ、ぐっと彼女自身の胸元にまで押し上げてしまった。
「くあっ、はぁ! んんーっ!」
淫らなソコが露になり、シンジのピストンは更にスムーズになる。
濡れそぼり、筆先のように鋭利になった下の茂みや、汗や蜜でてかるおしりから膝裏までの線、そして連結部まで隠しようもなく公開してしまう。
より深く迎え入れてしまうその体位。いつの間にか、彼女自身も腰を揺すり、回してそのピストン運動を楽しんでいた。
「んふぅ、ん、ぁああっ! いいよぉ……気持ちいーよぉ。」
「あぁっアスカっアスカっ!」
恥じらいを失ったかの様に、アスカは声を張り上げ、シンジは夢中でアスカの水々しい豊かな体を貪る。
更に深く繋がろうと、アスカの足がシンジの背中に回り、足首がしっかりと組み合わされる。
腰が振られ、アスカは短い嬌声を細かく上げながら体を動かす。
「んはっ! んあっ、あっあっあっ、あぁっ! んふ、ふぁ……んぅ……。」
その嬌声を、シンジは自らの唇で抑える。
547侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/05/14(金) 02:20:34 ID:h9nE7SyO
アスカの背中に手が回され、引き寄せられた。座っているシンジの太腿にアスカが乗せられた様な形。対面座位だ。
溶けてしまいそうなほど深く抱き締めあい、シンジの浮いた鎖骨辺りで、アスカの柔らかな胸がひしゃげた。
「んふぅ、ん、んちゅ、うぅん……はぁっ……あっもっと……。」
アスカがシンジを押し倒す。
そして、アスカはシンジの胸板に両手を突き、結合部がまざまざと晒される。それに、恥じらいではない頬の赤みをさしながら、アスカは艶然と笑った。
「……気持ちいーよ? ふんっ。滅多に言わないケドさ。たまにはいっぱい言ったげる……気持ちいーわよ?」
「……アスカさ……なんか……。」
「――?」
「すっごくエッチだ……。」
「ふん、ばーか。」
艶言を終え、アスカは腰をゆっくりとスライドさせる。シンジの体に擦り付けるようにゆっくりと。
「んっ、くっ!」
何度経験しても耐えられない、アスカのくれる快楽がシンジを追い詰めていく。
アスカの手がシンジの頬を撫でる。もういってしまおうといういつものサインだった。シンジは、手を重ねることでそれに答える。
「んはっはっはっはぁっ!」
自ら蠢かせる腰の動きとシンジの突き上げに、アスカは息を荒く零しながら登りきってしまうのを必死に耐えていた。
「ああっ、アスカ……。」
「んふぅふぁあ! くるっ! アレきちゃうぅ!」
もうシンジの言葉に答えることも出来ない。
ぞくぞくという顫えが背中を這上がり、脳髄を痺れさせる。
開けっぱなしの口から、唾液がだらりとだらしなく溢れて伝う。
そしてその瞬間はやってきた。

548侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/05/14(金) 02:21:50 ID:h9nE7SyO
「んはっはぁあー!」
シーツを握り締め、腰を必死に振るっていたアスカは虚脱した。頭を覆う真っ白な光が思考を赦さない。
シーツを手放し、糸の切れたマリオネットのように肩を落とし、「はっはっはっ。」と短い吐息を連続して漏らすだけになってしまった。
「いっ……くよっ!」
シンジは呟き、意識の定かではないアスカを揺らしていた腰の動きを止め、放出した。
「くっ! ふぁ……っ……っ!」
二回三回とアスカの体がぴくりぴくりと痙攣し、くしゃりと体を折って、シンジの体に枝下るように、白いシーツに突っ伏した。ぼうっとした瞳を、シンジが覗き込むと潤んで僅かな光を反射するスカイブルーの瞳が、微かに見詰め返した。
「はぁ……きもち良かった。」
ただ一言の呟き。
シンジはそれを聞くと、赤くなりつつも紅茶色の髪に手指をゆっくりと絡ませ、すいた。
「恥ずかしいこと言わないでよ……。」
「んっ。」と吐息を漏らしながらアスカは腰を浮かせ、シンジを引き抜く。
漏れ出す滴りをそのままに、シーツの布地に染みを作る。
そして深いキスをしてこう言った。
「明日もいっぱいしなきゃね。他のコとやっちゃ絶対に駄目だからねっ?」








549侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/05/14(金) 02:33:35 ID:h9nE7SyO
現在絶賛自信喪失中の侍大将です
えー、これで終わりなのですが、二月も投下が無かった上に短く稚拙な完結編だったことを詫びておきます。本当にすまんかったorz(需要あるか解らんけど……)
また書き貯めたら投下するかも知れないので、どうかその時は生暖かい目で見てやって下さい
550名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 05:31:53 ID:lc++w87t
投下乙です!
楽しませてもらいましたw
GJ!!
551名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 07:33:35 ID:JH2EsQjW
>>549
GJ!
アスカの一番エロい体位は対面座位かなと思ったり
「いつものサイン」のやりとりもなんかエッチでいいw
次回作、待ってます
552名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 08:16:04 ID:2qRkIB0L
描写うまいなあw
乙!
553名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 12:33:30 ID:NpycDlxw
甘エロLASは癒やされるなぁ〜。行為中の細かい二人のやりとりが良い!
またの投下待ってますよ〜
554名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 23:18:10 ID:cctOyhXP


しかしそろそろマリ×シンジこないかのう

同人では見るのに
555名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 23:24:26 ID:5MX+IsJ8
当然マリが責めか
556名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 00:14:20 ID:2daCTkiB
侍大将氏乙
GJでした

こんなにいいのに自信ないか…だけどファンは確実にいるからね!
557マリ×シンジ:2010/05/15(土) 16:03:18 ID:NOt78JyK
破で綾波主催の食事会当日より少し前の時間設定です。
SS初投稿これがですがなんかこんなんチゲぇよとかあったらぜひおっしゃって下さい。
皆さんのマリ像と余りにも違ったらゴメンなさい。
マリに普通にヤラれちゃうシンジ君です。


558マリ×シンジ:2010/05/15(土) 16:04:24 ID:NOt78JyK
シンジは自宅で数日後に予定されている綾波主催の食事会についてあれこれ想像を膨らませていた。
「食事会、か…。楽しみだなぁ…父さんも来ればいいのに…。
でも綾波の料理って大丈夫かな…」

そんなことを考えていると、トントンと部屋の扉をノックする音が聞こえた。
(? ミサトさんは加持さんと飲みに行ってるし、アスカはいつも急に入ってくるのに…)
不審に思いつつ扉を開けると、そこには見慣れない制服の、眼鏡をかけた女性が満面の笑みで佇んでいた。
「こんばんは、ワンコくん♪ 遊びに来たよ♪」
そう言うと女性はきゃっきゃとシンジの首に腕を回し飛びつくように抱きついた。
「んーっ、やっぱりイイ匂いだねぇ♪」
「あっ、いやっ、ちょっ、え…あの、ど、どちらさまですか…?!」
シンジは顔を真っ赤にして、突然の事に何がなんだか分からずに混乱しながらも、両手で肩を掴み必至に女性を引き離した。
「あー、ヒドーい。ついこないだ私の胸に顔突っ込んだのにもう忘れたんだー?」
「え…、あ、学校の屋上で空から降ってきた…」
「そうそう、あの時の美少女だよー♪♪」
そうしてまたシンジに飛びつく謎の女性。
「あ…いやっ、ちょっと、結局何なんですかあなたは?」
「…ん…、私のことは…マリって呼んで…? ふふっ…」
マリはシンジの腰に両腕を回し、背伸びをして微笑みながら互いの鼻が触れ合わんばかりに顔を近づけ、器用に足を使って扉をパタッと閉めた。
「今日はね、ワンコくんとぉ、とってもイイコトしに来たんだよ…」
少しトロンとした口調で言葉を発したかと思うと、マリはシンジの唇に己のそれをそっと重ねた。
「んっ、んんっ?!」
唇を重ねたまま、体重を預けてくるマリにシンジはそのままベッドの上に押し倒された。
とにかく離れようと手を動かそうとすると、首につねられたようなチクリとした痛みを感じた。
「いつッ…?!え…?!」
スッと唇を離し、ニヤニヤしながら自分に跨っているマリの手元を見ると、なにか注射器の様なものを持っている。
「な…何をしたんですか…」
「ゴメンねぇ、ワンコくんに暴れられちゃあチョット困っちゃうから、動けない様にしちゃった♪」
「ええっ…?!」
腕や足を動かそうとするが、全くいうことを聞かない。
「ぼ…僕に一体何をするつもりですか…?」
「だからぁ〜? 言ったでしょお、イイコトよ、イ・イ・コ・ト♪♪」
「安心して? 全身の感覚はちゃんとあるし、首から上は動かせるようになってるから」
「く、首から上だけって…」
「それと、大きな声は無理だけど普通には喋れるよ…声聞けなきゃ面白く無いからね…」
「お…面白くって…」
「余計な話はオシマイ…はやくシよ…」
559マリ×シンジ:2010/05/15(土) 16:06:12 ID:NOt78JyK
マリは両手をシンジの頬に添えると、先ほどよりも強く、押し付けるようなキスをした。
シンジは呼吸を止め、きゅっと唇を締め抵抗するが、マリの柔らかい唇の感触に少し力を緩めた瞬間、熱い舌がぬるりと侵入してきた。
「ン…むゥ…ふぅ…う…あう…」
一気に口をこじ開けられ、歯も、歯茎も、舌も、口内の全てが艶かしい動きで蹂躙されていく。
今まで体験した事の無い感触にシンジの思考は段々と麻痺していき、いつの間にか自分からも舌を絡めていた。
「ンン…ぁむ…ハァッ…プハッ…はぁ…、んぅ、いいねぇ、ノってきたじゃんワンコくん♪」
少し顔を離し、妖しい笑みでシンジを見つめるマリ。
「言うの忘れてたんだけど…さっき打った薬ね、媚薬も混じってるんだぁ…。これからもっと感じるようになるよ…」
「そんでこれが、私の分…」
女性はどこからか取り出したもう一つの注射器を、自分の首にプスっと刺し薬を注入した。
「ん…ああ…、フフ…、大丈夫だよ…私のは媚薬だけだから…ワンコくん…一緒にイッパイキモチイイこと…シよ…」

それからマリはシンジのTシャツをめくり上げ、すでに固くなっている乳首を両手の指先で優しく撫で回しながら、耳、首筋、うなじに鎖骨まで隅々まで痕がのこるほど吸い付き、舐め尽くした。
「うっ…あっ…ああ…すごい…ゾクゾクします…」
シンジは胸から上の愛撫だけで、最早快楽の虜になっていた。
全身は火照りあがり、自身のモノは最早痛いほどに隆起し、刺激を欲していた。
そしてソレは勿論、今自分を責めているこのマリという女性もとっくに気づいているはずだ。
なのにその手は一向に下半身に向かう様子を見せない。
シンジが恨めしそうに視線を送ると、
「ん〜? どうしたの〜? 物欲しそうな顔しちゃってぇ…」
先ほど薬の影響か、マリの顔も赤くなり、瞼も少し垂れているようだ。
「上だけじゃ足りないんでしょ…ふふ…でもぉ…まだダァメ…まずは私を先に…気持ち良くして…ね…」
マリはパンツ以外の服を脱ぎ捨て、シンジの顔に股間を見せつけるようにしゃがみ込む。
ピンク色のパンツとソレはすでに湿っているどころかビシャビシャに浸っており、中身は完全に透け、トロトロと透明な液体が太ももをつたわりシンジの頬を濡らした。
「ほらぁ…何するかわかる…?ここが…女の子の一番エッチで…ドロドロになっちゃうトコだよ…さあ…思い切り…舐めてね…」
マリはむわあっと淫乱な匂いを漂わせるその部分を、最早役目を果たさない下着ごとシンジの唇にグッと押し付けた。
シンジはマリの言うがまま、唇と舌を使い秘所に吸い付き、舐め回す。
「んっ!んっ!ああっ、あ、はぁっ、いいよっ!上手だよぉ、ワンコくんぅぅっ!」
さらに刺激を要求するマリは両手を自分の膝に置き、腰を小刻みに前後させ、シンジに自身を擦り付ける。
「ふぅぅっ!これっ!これぇっ!クリめくれて、擦れてっ!ああっ!キモチイイよぉ!」
何度もこすり上げられ、さらにシンジの動きも加わり、下着の秘所の部分はほぼずれて露出しており、鼻は陰核を刺激し、舌は膣内に入り込みグチュグチュと掻き回している。
「ああうぅぅっ!ワンコくんの舌っ!熱いぃっ!だめっ!だめ!んんっ!来ちゃう!来ちゃうよぉ!」
息が詰まりそうになりながらも、シンジは必死に目の前の蜜壺に貪りつく。
「っうああっ!あっ、あっ、あっ、イクっイクっ、溢れちゃうよぉ!あああああっっ!!」
マリは全身をビクビクと痙攣させ、ブシャッ、ブシャッと水道を指で抑えたような勢いで大量の潮を吹き絶頂を迎えた。
「ふぅ…んん…はああぁ…スゴいいやらしい舌だね…よかったよ…ワンコくん……」
560マリ×シンジ:2010/05/15(土) 16:07:03 ID:NOt78JyK
蜜壺から解放されたシンジは顔面だけでなく首元までビシャビシャになっており、その愛液の匂いと媚薬の影響でぺニスは先ほどより更に硬度を増しており、先走りがズボンにまで染み出していた。
「はあっ…はあっ…あ、あの、お願いです…ぼ、僕のも…」
「ふぅ…ん…おっけー…ワンコくんの精液、全部吐き出させてあげる…」
マリはシンジの顔面の愛液をぴちゃぴちゃと舐めとり、そのまま舌を胸の方へと這わせながら、トランクスごとズボンを脱がせ、ブルンと暴発寸前のぺニスを露出させた。
「アハッ、スゴ〜い…ビクビクして、触ってもいないのに先っぽから白いお汁がたれてるよぉ〜♪」
楽しそうにぺニスを眺めながら、マリは絞れそうなほどに濡れたパンツを脱ぎ、自分の手に巻き付けた。
「まずはぁ…これで思いっきりシゴいてあげる…ん…ぁむぅ…」
マリはぺニスを見られて恥ずかしそうにするシンジを横目に舌でシンジの乳首をペロペロ舐めながら、愛液の染み込んだパンツを巻いた手でそっとぺニスを包み、一気に先から根元までを思い切り擦った。
「うっ、うああああっっ!!」
待ち焦がれた快感にシンジは歓喜した。
「んん…カタぁ〜い…ふふ…いつでも出していいんだよ…」
自身のの先走り汁とマリの愛液がグチャグチャと混ざり合い、上下に激しくシゴかれたシンジの欲棒はものの数秒も持たずに爆発した。
「ううあぁっ!!、あっあっ、ああ、あああ…」
最早液体ではなく固まりとも思えるほどの量の精を一気に放出し、それはシンジの胸の上にあったマリの頬にまで届いた。
マリは嬉しそうにそれを指ですくいあげ、シンジの体に付いたものまでも全て舐めとり味わいながら飲み込んだ。
「んむ…あぁ…やっぱりワンコくんのおいしいし…イイ匂いだねぇ…」
マリは全く張りを失っていないぺニスに笑みを浮かべつつ、シンジの股間に体を移動させ、両手を使いその豊満な乳房でぺニスを包み込んだ。
「今度は私のおっぱいでイッパイ擦ってあげる…♪」
自身の体液でヌルヌルのぺニスを、マリが手で乳房を上下させグチュグチュと擦っていく。
「あっ、はああああっ…」
シンジが一度目を上回る刺激に悶えると、さらに乳房から露出した亀頭にマリの舌と唇が襲いかかる。
口をすぼめカリを刺激し、先の汁をチロチロと舐めとりながらの、体液の粘膜に包まれたような柔らかい竿全体への刺激に、またもすぐさま果ててしまいそうになったその瞬間、聞き慣れた女性の声が家の中に響いた。
561マリ×シンジ:2010/05/15(土) 16:07:52 ID:NOt78JyK
「たっら〜いま〜!!」

ミサトが帰って来た。
「あっれぇ〜、シンちゃ〜ん?まだ起きれるのぉ〜?」
すでに時刻は深夜、いつもならミサトはろれつが回らないほど酔っ払ってるときは、シンジの部屋はスルーして自分の部屋に直行なのだが、扉の隙間からこの部屋の明かりが付いているのに気づきこちらに向かって来ている。
(こ、こんなところ見られたら…)
焦るシンジがマリに目をやると、この状況でも楽しそうにぺニスを挟んだままチロチロと先っぽを舐め続けている。
(うう、隠れてなんて頼んでる暇ないし…)
トントンと足音が近づいてくる。
シンジは深く息を吸い込み、下半身からの刺激に耐えながら、出るだけの精一杯の声を出した。
「ミっ、ミサトさん?! ゴメンなさい、明かりつけたまま寝ちゃっててー!」
足音が止まった。
「ん〜?あーそうなの〜、あしらも学校らんだから、早く寝なさいよ〜、おやすみ〜」
「お、おやすみなさーい」
必死の思いでどうにかやり過ごし、ミサトは自分の部屋に吸い込まれていった。

だがシンジが一息ついたのも束の間、マリが一気に責めてきた。
口と舌は亀頭に絡みつき、、乳房はグニュグニュと全体を包んてシゴいてくる。。
先ほど達しかけていたシンジにもはや耐える力は無かった。
「うっ、ああっっっ!!」
「ンッ!んん、んく、んく…」
一発目と変わらぬ量がマリの口内にドプドプと放出されるが、マリはそれに動揺することなく
全てをコクコクと飲み干していった。
「んぅ、んふぁ〜、さすがぁ、二回目でも全然衰えないねワンコくん♪」
「ちょ、ちょっと…もう…ハァ…体力が…」
「な〜に言ってんの♪ これからが本番じゃ〜ん♪♪ 」
マリは楽しそうにまだ硬さを失っていないぺニスをさする。
「ううっ…、わ、わかりましたから…ハァ…少しだけ…休憩を…」
「ん〜もう、しょうがないなぁ〜、じゃあ一分休憩ね♪」
「い、一分………、は、はい…」
シンジは一体自分は何をしてるんだろうと思いつつも、未だに満足せず快楽を求め収まらない下半身に、どうしても従わざるを得なくなっていた。
マリはシンジの腕を開き、腕枕をさせてシンジの顔を見つめている。
「ねぇねぇ、ワンコくん、さっきの同居人の人さ、結構美人だしスタイルイイじゃない?あの人とも今みたいなエッチなことしてるの?」
「ミ、ミサトさんと?! 知り合いなんですか?な、無いですよそんなこと!てゆうか、誰ともしたこと無いし…」
「えっ?じゃあ、私が初めての女のコなの?!」
シンジは興奮とは別の意味で顔を赤くし、小さくゆっくりと頷いた。
「そっかあ…そうなんだぁ…、フフッ、…じゃあ、私がワンコくんの初体験を目一杯楽しませたげるよ♪」
562マリ×シンジ:2010/05/15(土) 16:09:11 ID:NOt78JyK
マリはシンジに軽いキスをしながらそっとぺニスの上に跨り、愛液まみれの秘所に当てる。
「んっ…じゃあ、いくよ…ワンコくん…」
マリはゆっくりと腰を沈ませ、シンジを根元までズッ、ズッと飲み込んでいく。
「ふっ…んっ…奥まで…入っ…たね…どう…?初めての女の子の中は…?」
「はぁ…あ…すごい熱くて、ドロドロしたのが、絡み付いてきてっ…全部っ…持ってかれちゃいそうでっ…最高っ…です…」
「あは…動かすともっともっと気持ちイイよぉ…ほらぁ…」
マリは腰を少し浮かせたかと思うとズンッと勢い良く体を沈ませる。それを繰り返し、どんどんペースが早くなっていく。
「あっ、ああ!! すごい、気持ちいいですっ…!」
「あはっ…ワンコくんっ♪ 今すごいカワイイよぉっ♪♪」
マリはシンジを見つめながら、恍惚の笑みを浮かべ、片手でクリトリスをこねまわし、もう一方の手の指を噛み、涎をたらしながら、動きをさらに激しくしていく。
「ふぅあああっ、ああっ、ワンコくんの、スゴいゴツゴツしてッ!パンパンでッ!中ゴリゴリえぐられてるぅぅ‼」
シンジは初めての女性の感触と、愛撫の時には見えなかったマリの乱れた様子に興奮の頂点に達し、ぺニスは破裂寸前まで膨れ上がる。
「うっ、ああ、マリっ、さん…もうっ僕…!」
「イイよっ、わたしもイクからっ、イイよっ、イッていいからっ、私の中に、白くて、ドロドロの精液っ、いっぱいちょうだいッ‼」
マリは両手をシンジの腰に当てると、ぺニスを子宮にゴリゴリと当てるように、クリトリスごと秘所をシンジに擦り付けながら前後に激しく腰を振るう。
「うああっ、出ますっ、出ますっ、出ますっ!!うううっ、あああああ‼」
「んぅぁぁッ‼ 来たっ、来たっ、あっあっあっあっ‼イクッ‼イクッ‼イックぅぅぅぅぅ‼‼」
三回目にして一番の濃さと量の精液が膣内で弾けた瞬間、マリも腰から上半身を大きくのけ反らせ、大量の潮吹きとともに一気に絶頂へと達し、シンジの全てを搾り取るように膣内を締め上げた。

全てを出し切ったシンジは体力を完全に使い果たし気を失った。

その後マリは、シンジの服装と、ベッドを整え、また新しい注射器を手に取っていた。
「ゴメンね、ワンコくん…今夜の記憶は諸事情により消さなきゃいけないんだ…でも今回これだけ経験したんだから、また会えた時はもっと長く楽しもうね♪♪」
そしてそっと首に注射を打つと、スヤスヤと気持ちよさそうに眠っているシンジの唇に軽くキスをして、マリはそっと部屋を出ていった。


「またね、ワンコくん♪♪」







「ん〜っ、さぁ〜て、次は2号機の女の子かあ♪♪ 今夜は若い子ばっかりが相手で幸せだにゃ〜♪♪♪」


おわり
563名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 17:32:46 ID:lKLQcWRu
ナイス
564名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 20:07:37 ID:kUWMlZoc
>>562
GJ!
マリのSSもいいですな。
やっぱりシンジが受けの方がしっくりきますな。
アスカとマリの百合もお待ちしてます。
565名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 09:53:33 ID:z49Eqfzz
マリって新しいSSのネタにはおもしろいけど、キャラやセリフの言い回しクセをちゃんと掴んでからで
ないと嘘っぽくなりそうだから、破のDVD穴が開くほど見てからでないと俺は書く気になれないな
映画2回見た程度じゃちょっと無理だ


マリ×シンジの人は何回見たんだ?
566まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/05/16(日) 10:18:00 ID:7xdAo0GR
お世話になっております、まとめサイト管理人です
『破』DVD発売を前に、再びスレが盛り上がってきているのを大変嬉しい気持ちで覗かせていただいております

さて、本日、昨日まで投稿分をまとめサイトにアップロードいたしました
不具合・コピペミス等ありましたら当方までこちらのスレかまとめサイトのメールフォームでお知らせください

PC用
ttp://evaeroparomatome.x.fc2.com/
携帯用
http://evaeroparomatome.x.fc2.com/i/

以上取り急ぎご用件まで
567【専属慰安婦(第5回)】LASキッチー:2010/05/16(日) 12:50:02 ID:cXMMTGrO
・第3話「口唇」

夜が明けた。
爽快な朝だった。
久しぶりにぐっすり寝た、とシンジは思った。
リビングに出て行くと、ちょうどシャワーを浴び終わったらしくバスルームから出てきたアスカと出会う。
タオルを巻いただけの無防備な姿に、思わず視線は体のラインを追ってしまう。
昨晩のめくるめく体験を思い出す。
視線に気づいたアスカがじろりとシンジを睨んだ。

数時間後、ネルフ本部の訓練エリア。
シンジは初号機のエントリープラグで操縦桿を握る。
今日の訓練もまた、シミュレータを使った模擬戦だ。
最近、おかしいと思うのは、以前からの対使徒を想定した訓練に混じって、
戦車や航空機…、人間の軍隊を相手にした戦闘訓練を行わされていることだ。
(なんで、ネルフが人間相手の戦いの訓練をやるんだろ…?)
本来、それは国連軍に編入されている自衛隊や、政府直轄の戦略自衛隊の任務のはずだ。
シンジは、この訓練が嫌いだった。
使徒と違い、戦車も戦闘機も全て人が乗っているからだ。
ちょっとでも想像力を働かせれば分かるが、それを相手にするということは、つまり人殺しだ。
自分が死ぬのはもちろん嫌だが、人を殺すなんてもっと嫌だ、とシンジは思う。
(ミサトさんは、外国の軍隊の侵攻もありうるから仕方ないわ、なんて言っていたけど)
セカンドインパクト以降、疲弊から抜け出せていない世界、比較的国力を維持できている日本に攻め込む
ことのできる国などない気がする。
なんの為の訓練のなのか分からないのも気を滅入らせる。
最近の人間関係もそうだが、この訓練が始まったことも自分の心を荒ませている気がする。
(だけど、もう、そんなことどうでもいいか…)
シミュレータ上で、こちらに向かって発砲しながら迫りくる、数十の戦車の群れ。
パレットライフルでなぎ倒す。
戦車砲弾などとは比べ物にならない、大口径、超高初速のパレットライフルの弾体が一撃で戦車を貫き、爆発させていく。
(この訓練が終われば、家に帰れる。アスカの温かい体に触れられるんだ…)
一瞬、脳裏をよぎる、アスカの白い裸体。
そのためには訓練を確実にこなさなければならない。
心の奥の熱い衝動と任務と割り切り感情を捨て冷徹に行う動作、相反するものを感じながら、
シンジは「敵」を殲滅していく。

それをモニタルームで見守る2つの影。
「今日のシンジ君なんだかやる気ありますね。今までの命中率とは段違いですよ」
瞬時に計算される初号機の戦闘データ。それをデスクのモニタで監視していた伊吹マヤが感心したように呟く。
「…彼が急にやる気出すと、ろくなことにならないんだけどね」
マヤの後ろから、立ったままのミサトが腕組みしながらそう返す。
「でも、急に様子が変わったのは、どうしてかしら。
リツコが昨日、シンちゃんとアスカのシンクロテストの後に、面談するって言っていたけど」
眉をひそめるミサト。
「…リツコのやつ、また何か変なことを、シンジ君に吹き込んだんじゃないでしょうね?」
568【専属慰安婦(第5回)】LASキッチー:2010/05/16(日) 12:51:11 ID:cXMMTGrO
葛城家のマンションのリビング。
今日もアスカは夕食を用意していた。
もちろん大半はレトルト食品だが、ご飯だけは炊飯器で炊いてあったのが違った。
訓練で腹ぺこになったシンジが温かいご飯をぱくつきながら話かける。
「アスカ、結構ご飯良く炊けてるよね。おいしいよ」
「…アンタ、バカ?そんなもん、全部自動でしょ」
シンジの言葉にぞんざいに返事するアスカ。
「でも、お米もちゃんと研がないと美味しく炊けないしね。前に教えたの覚えててくれてたの?」
「…」
しかし、そんなやりとりでも、ちょっとだけ前の関係に戻れたようで、シンジは嬉しかった。
「それで…、今日はどうすんの?」
出された料理をすべて平らげて、満足したシンジに、TVを見ていたアスカがそのまま顔も向けずに聞いてくる。
「どうって…。あ…」
アスカはTVを見たままだ。
「…したい」
シンジがぼそりと答える。
「まったく、さかりのついたなんとか、ってヤツ?」
アスカが振り向き、シンジを見つめて答える。
「しょうがないわね、相手してあげる」

アスカの部屋。
ベットの上で絡み合う裸の少年と少女。
仰向けになったアスカを大股開きにさせて、シンジはアスカの秘裂を舐め続ける。
「く、ううっ」
アスカが切れ切れの吐息を漏らす。
慣れたせいか昨日よりアスカの反応が良く分かるような気がする。
(やっぱり、クリトリスのほうが感じるのかな…)
ターゲットを変え、包皮から顔をのぞかせたばかりのそれを口に含み、舌先で転がしてやる。
「あっ!ああん!」
トクン、と秘裂の奥からぬるりとした愛液が流れてくる。
それを指ですくい取り、秘裂全体に塗りつけていく。
「あん、ああっ!」
アスカが腰をくねらせ喘ぐ。
569【専属慰安婦(第5回)】LASキッチー:2010/05/16(日) 12:51:50 ID:cXMMTGrO
(だいぶ濡れてきたみたいだから、もういいよね)
すでにシンジのペニスは待ちきれんばかりに天を突いている。
早く一つになりたい。
「アスカ、入れるよ」
言うなり返事も待たずに、ズブズブッとペニスを潜り込ませていく。
「あっ、シンジ、ちょっと…、あううっ!」
アスカがビクンとのけ反った。
ペニスが温かい肉の中に沈み込んでいく。
「ああ、いいよ、アスカ」
一番奥まで挿入し、シンジはゆっくりピストン運動を始める。
「ああっ…。あっ…、ああん」
アスカは切なげに身をよじらせる。
昨日ははじめてで、あっという間に達してしまい、じっくり味わうこともできなかったが、今晩は若干余裕があった。
熱くヌメったアスカの内部にうっとりとなる。
息をつめ、ペニスを出し入れするたび、柔襞がピチャ、ピチャと淫靡な水音を立てる。
「う…、あう…。ううん…」
長い髪をベッドに広げ、シーツを握りしめ、顔を横に向けて喘ぐアスカ。
その美しい裸身を見下ろしながらゆったりとしたリズムで腰の動きを続ける。
アスカの乳房がその動きに合わせて弾んで動く。
右手を伸ばし、片方を掴んで乳首に刺激を与える。
「アッ!アアッ…」
アスカが首を振り振り身もだえする。
シンジは、しばらくそのまま動き続けたが、やがて込み上げてくる快感に、我慢できずに
徐々に腰の動きを速めていく
「アッ、アッ、ああん、くうっ…」。
ピチャピチャピチャと淫らな音とアスカの喘ぎが重なり合う。
とうとう堪え切れずにシンジが口走る。
「ああ、出るよ。アスカっ」
全身をのけ反らせて、アスカの胎内に思いきり精を放つ。
ドクッドクッドクッ。
(やっぱり、アスカの中に出すのって最高だ…)
射精の余韻を感じながらアスカの体に体重を預ける。
「く…、あう…」
胎内で放出された熱い精を感じたのか、アスカがビクビクっと身を震わせた。
570【専属慰安婦(第5回)】LASキッチー:2010/05/16(日) 12:52:37 ID:cXMMTGrO
しばらくアスカに重なっていたが、やがて身を起こしたシンジが遠慮がちに問う。
「…アスカ、もう一回いい?」
眉を寄せ、シンジを見つめ返すアスカ。
「…、まだやる気?ほんと、スケベでどうしようもないわね…」
ちょっと視線をそらし、思案気なアスカ。
やがて、シンジを見つめ、口を開く。
「しょうがないわね…。特別サービスよ。口でしてあげる」
「え…、く、口?口で…?」
「そうよ。結構、気持ちいいらしいわよ」
アスカが起き上がり、ゆっくりとシンジを逆に押したおす。
ビックリしたシンジのペニスがしおれかかる。
それをアスカが手に取ると、自分自身の愛液と精液にヌラつくペニスをティッシュで清めていく。
「う…」
アスカの手に触れられ、シンジが快感のうめきを上げる。
「あ…」
すこし驚いたような声を上げたアスカの手の中で、シンジのペニスがムクムクと大きさを増していく。
アスカはしばらくそれを見つめていたが、やがて意を決したようにシンジの股間に顔を埋めてくる。
クチャ。
アスカの口のなかにペニスがゆっくり飲み込まれていく。
「う、あ…」
痺れるような快感。
シンジは顔をしかめてその感覚をかみしめる。
さらにアスカが先端部を含むと、チロチロと舌を這わせてくる。
「ううっ」
顔をのけ反らせるシンジ。
シンジはなんとか快感に耐え、ペニスを半ば受け入れ、本格的に舌を使い始めたアスカを見下ろす。
乱れた前髪を直すアスカの仕草が艶めかしい。
(アスカが僕の…、これをしゃぶっているなんて…)
自分の意思で膣内を蹂躙する快感とはまた、違う。
舌が勝手に亀頭に絡みつき、敏感な部分を刺激してくれる。
そして、その肉体的な快感もさることながら、女性に奉仕させているという精神的な快感が大きい。
それがあの、勝気な惣流アスカならなおさらだ。
数か月前に自分のファーストキスを受け入れた可憐な唇が、今度はいきり立ったペニスを迎え入れている。
そのギャップにシンジはあの頃には戻れないという一抹の寂しさと、…さらなる興奮を覚える。
チュパチュパと、みだらな音を立てて、アスカの愛撫が続く。
「うあ、いいよ…。アスカ…」
うっとりとアスカの口にすべてを委ねる。
しかし、ある考えがふと頭をよぎる。
(でも、やっぱり…。アスカは初めてじゃないのかな…)
こんなことを初めての女の子ができるとは思えない。
加持さん、それとも知らない誰か。
彼らにいろいろな「行為」を教えられたのだろうか。
(ちくしょう…)
また、焦燥感に似た感情が噴き出してくる。
シンジはアスカの頭を掴むと、腰を振ってペニスを打ち付け始める。
「む、むぐ?、ううっ」
アスカが突然の深く押し込まれたペニスの動きに苦しげに喘ぐが、シンジは腰の動きを止めない。
いや止められなかった。
乱暴な動きによる唇とペニスの摩擦快感ににシンジは絶頂を迎える。
「ううっ、出るよっ!アスカぁっ」
ドピュドピュッ。
残された精を全て放つ。
「ん、んんっ、んんー」
口の中に多量の射精を受け、アスカが苦しげにうめく。
シンジが頭を掴んでいるので、口を離して吐き出すこともできない。
が、コクンコクンとなんとか徐々に喉に精液を流し込んでいく。
571【専属慰安婦(第5回)】LASキッチー:2010/05/16(日) 12:53:47 ID:cXMMTGrO
「はあっ、はあっ」
ようやく快感が過ぎ去り、シンジがアスカを解放する。
身を起こしたアスカが、ゴクンと喉を鳴らし、最後の一口を飲み込んだようだ。
口からはみ出た白濁液を手で拭う。
その年に似合わぬ妖艶な姿にシンジはぞくっとする。
「まったく、アンタちょっと乱暴じゃないの?」
アスカがシンジを少し睨んで言う。
苦しかったせいか、やや涙目のようだ。
「ご、ごめん」
「ま、いいけどさ…」
「でも、すごく気持ちよかったよ」
「そう」
それを聞いて、気が晴れたのか、アスカの表情がゆるむ。
それに安心したシンジが質問する。
「やっぱり、アスカって色々知ってたの…?」
アスカがわずかに瞼をピクリとさせたように見えた。
ややあって、アスカが答える。
「…そうね、アンタみたいなお子様とは違うわよ」
「そうなんだ…。やっぱり加持さんと?」
その瞬間、眉を吊り上げたアスカが声を荒げる。
「そんなのアンタに関係ないでしょ!?なんでアンタに、そんなことを洗いざらい言わなきゃいけないの?」
「ご、ごめん。もう聞かないよ…」
「…フン」
アスカが横を向いて鼻を鳴らす。
シンジが服をまとめて気まずそうに出て行く。
残されたアスカがぼそりと呟く。
「なんでいつも、こうなっちゃうんだろ…」
572【専属慰安婦(第5回)】LASキッチー:2010/05/16(日) 12:54:05 ID:cXMMTGrO
その日の朝。ネルフ本部。
デスクに座りタバコの煙をくゆらせながら赤木リツコ博士がアスカの話を聞いている。
「…そう。ご苦労様だったわ。アスカ」
「まったくよ。このアタシのバージンまで捧げてもらえるなんて、神に感謝すべきよね。バカシンジは」
「そう。貴女には申し訳ないことをしたわ」
「…べつに、アタシは何とも思ってないわよ?。バージンなんて特に大事なもんでもないし。
痛いって言ってもまあ、大したことなかったし」
「…体の痛みはそう、さして重要ではないのよ。問題は常に心にあるわ」
不意にアスカを見つめるリツコ。
アスカはそのリツコの真剣な眼差しの奥に底知れぬ闇のようなものを感じて、ぞくっとする。
自分と同じ、科学者を母に持つ、自分の倍も人生を生きてきたこの女性は一体どんな経験を重ねてきたのか。
「でも、体のほうはまだ痛むのでしょ?」
「そうね…」
「そのことはシンジ君は?」
「さすがのあのニブチンも最後になんか気がついたようだけど、面倒くさいから追い出したわ」
「そう」
「あのバカ、アタシがバージンだったなんて知ったら、萎縮するか調子にのるかどっちかね。
どっちも面倒だから黙っとく事にするわ」
「それじゃ、シンジ君、今日も求めてくるかもしれないわね」
「うーん、今朝もイヤラしい眼でアタシを見てたから、きっと…そうよ」
「その時は…」
リツコがアスカに何事かをささやく。
アスカが顔を真っ赤に染めていく…。

(つづく)

>>566
管理人様、いつもお疲れ様です。
拙文掲載いただきありがとうございます。
掲載話の表現はちょっと変えました。
一応、前回からそのまま続いています。
(修正お願いする場合は別途ご連絡します。)

2回戦に突入しましたが、エロ分は一回目よりちょっと減っっちゃったかなと思いますw
その辺バランス的にはどうなんでしょうね?w
573名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 14:42:25 ID:Lv4zVvAK
うおおおお!GJ!
ktkr!!
投下待ってましたーーー!!
エロはエロで重要ですが、そんな事とは別に話の展開自体が気になってきますた
ここからどう病んでいくのか!
傾向は見え始めとりますが、楽しみですなー。
ごちです!
574名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 17:39:14 ID:1QZTBDkB
同一キャラでのエロ連作って凄く難しそうですよね。一回目で全部やっちゃ駄目だし、行為の内容も変えなきゃいけないし。
だからシリアスストーリーの中にエロがあるという見せ方で正しいと思いますよー。
実際ストーリーとエロが上手く絡んで進行してるので、良いです!

マリシンの方も乙でした!マリはやっぱり攻めが似合うんですよね。百合も似合いそう。
個人的にはマヤとかと絡んでほしいですね。
経験豊富な年下に攻められて、大人の対応しようとしながらもマリのテクでガンガン堕ちていくマヤとかw
575名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 17:44:56 ID:Q8Q+aE1z
いやぁ管理人さんもSS書きさんも、いい仕事してますねぇ。
それにしてもシンジの気持ちがよくわかります。
アスカみたいな娘とエッチ出来るんだったらチョットくらい嫌な事があっても頑張れますから。
どんな風にシンジが鬼畜になるのか楽しみです。
続きをwktkしながら待ってますよ。
576マリ×シンジ:2010/05/16(日) 21:46:21 ID:WDHlQQvc
>>566
お疲れさまです。ありがとうございます。

>>563 >>564 >>565 >>574
レスありがとうございます。

>>562です。
映画は4回観ました。
やっぱり<破>だけだと行動の趣旨が謎なので、情報が十分とは言えないですが…印象としては好戦的で、チルドレン達よりはお姉さんな感じ…
今回は劇中での戦闘中のように好奇心旺盛に、さあヤっちゃうよ〜って感じで書いてます。
個人的には、今までに無いイケイケのSキャラなのかなと考えてます。
577572:2010/05/17(月) 23:51:42 ID:v5mjxpWD
レスありがとうございます

>>539
>>いろんな道具の使用やアスカを恥ずかしめて(野外露出とか)
若干そういう方向も考えてます(ご期待!)
ただ、「どこいっちゃたんだろ…、アスカ」とか旧作ベースだと、シンジがあまり罪悪感を感じてないように
見えないといけないのでちょっと調整が難しいとこですw

>>541
マグロ鉄板ですかw

>>542
>それをコンプレックスに歪むシンジたまりません。
シンジが男っぽくなってくると、やっぱり加持さんには嫉妬しますよねぇ、ということで
ガンガン嫉妬させる予定です。

>>573
最終的に24話、EOEに行きついちゃう予定なので、アスカさんはこれから病みまくりですw
エロLASなのでエロく病ませるよう頑張ります

>>574
少ないエロ引出しから小出しに放出中ですw
>だからシリアスストーリーの中にエロがあるという見せ方で正しいと思いますよー。
ふむむ、勇気づけられます!

>>575
いったんやっちゃうとシンジは調子に乗るよ、てな感じで進めますw
最終的に補完中にアスカもそりゃ切れるさ、てな感じで

これからちょっと調整が難しいので、投下頻度が落ちるかもしれませんが、気長にお待ちください
578名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 23:55:38 ID:n6gJzGW5
GJだけど、作者さんはあんまし語らないほうがいいと思うんだ
579572:2010/05/18(火) 00:11:12 ID:XKZgtMOr
>>578
おっと、つい調子に乗っちゃいましたが、返礼は投下で、が正当ですね
控え目にしておきます
(が、レス乞食なのでよろしくおねがいしますw)
580名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 07:22:44 ID:6UZrXLFV
作者さんが語り出すと叩くヤツがいるから気をつけて
このスレは比較的そういうの厳しくないが、他作品スレはひどい勢いで叩くヤツほんと多くて…
581名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 11:12:41 ID:WJikAAlA
レスした側からしたら、返信あると嬉しいもんなんだけどね〜
ただ作者さんに荒らしが寄り付くのもツラいし、適当に対応してくれたら良いと思いますわ
582名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 12:27:18 ID:slftkfLe
おめーらもファンを装った荒らしだろ
583名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 23:27:04 ID:Z6FQxcSn

ーーーーここで批判とかは終了ーーーー

( ゚∀゚)o彡゚ はやく!はやく!

584弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/21(金) 17:53:44 ID:JUz/8AgH
投下します



6月頭のある蒸し暑い夜のことだった
「え、今なんて」
僕はアスカの言葉を上手く聞き取れなかった
「だから、そろそろ次の段階に進んでもいいかもって思ったの
あたしとシンジが付き合うようになってからその・・もう一年経つでしょ?
最初はあんたを他の女に渡したくないって理由で付き合っただけで、あんたとどうにかなるなんて考えられなかったわ」
「・・・」
「でも、あんたと長い間一緒にいてどれだけあたしのことを大切にしてくれてるかわかったし、あたしもあんたのことを信頼してる
だからそろそろしてもいいかなって」
アスカは目を合わせずに口早に言った。が、僕はアスカがなにを伝えたいのかよくわからなかった
「・・なにを?」
「・・そんなことまであたしに言わせるの?」
「だからほんとに」
「だから!セックスしてもいいって言ってるの!バカシンジ!」
呆然としたがアスカの真っ赤になった顔に気づき、ただごとではないことに気づく
「・・冗談じゃないの?」
「冗談でなんでこんな恥ずかしいこと言わなくちゃなんないのよ」
「だって今まではずっとそんなこと」
「・・今日、あんたの誕生日じゃない。だから・・プレゼントよ」
僕の思考はアスカの言葉には追いつかない。ええと、次に言うべき言葉はなんなのだろう?
「・・・あたしが、あんたとセックスしたいと思ったから言ったのよ!あんたはあたしとしたくないの!?」
そう訴えるアスカの表情はもう恥ずかしさを通り越して不安のようなものを浮かべていた
涙目になったアスカの表情を見て、僕は今最高に幸せ者なんだと悟った
585弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/21(金) 17:56:21 ID:JUz/8AgH

こうなると僕の理性は衝動に追いつかない
目の前にいる愛しい人にキスをして、親指で頬に伝う涙を拭う
アスカはいつから僕の前で涙を見せるようになったんだろう?
舌を口内に侵入させ絡めてみる。自分とアスカの体温が混ざりあうようで、とても心地いい
僕に口の中をなすがままにされながらアスカは目をとろんとさせている
「大好きよ。シンジ」
こんな言葉をちゃんと聞くのは初めてかもしれない。僕は耳まで熱くなった

右手をそろそろと下へ動かす。部屋着越しのアスカの胸を触った。アスカの体がぴくっと動くのがわかる
付き合って一年以上経って初めて触ったアスカの胸は想像以上に柔らかくて、つい手に力をこめてしまう
「んっ・・んっ・・」
耳元でアスカの息が漏れる声がしてひどく興奮してしまう
気づくと僕は両手で夢中になってアスカの胸を揉みしだいていた
「ね・・ねぇ・・・」
「・・なに?アスカ」
「す、するなら・・あっ・・シャワー浴びてからにしようよ」
「このまましよう」
「ね、ねぇお願い」
そんなこと言われても僕にはもう止められない
「・・だめ。今までずっと待ってたんだ。もう我慢できない」
586弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/21(金) 17:59:14 ID:JUz/8AgH

そこまで言うとアスカは主張しなくなった。今やされるがままのアスカをベッドに優しく押し倒した
薄い黄色の部屋着のシャツをめくると、下着を着けない胸とその真ん中の薄桃色の乳首に目がいく
アスカは恥ずかしそうに眉をひそめると、顔を背けてしまう
僕は柔らかく大きな膨らみを堪能しながら、小さな乳首を指で刺激する
するとそれはすぐに硬くなり、僕の興奮を高める
「あっ・・はぁ・・はぁ・・」
恥ずかしいのだろうか。気持ちがいいのだろうか
初めてなのでどうも反応がわからないが、そのまま乳首に舌を滑らせてみる
「あっ・・・んんっ・・・」
夢中になってアスカの乳首に吸い付く僕の姿は滑稽かもしれない
でも大抵の男はそんなのが好きなんじゃないか、とも思う
アスカの乳首を舌先で転がし、時折軽く歯を立ててみる
するとアスカの腰がびくんと動いて切ない顔をする
今まで見せたことのないアスカの表情をもっと見たいと思った
587弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/21(金) 18:01:02 ID:JUz/8AgH

アスカのすらりと伸びた美しい脚に目をやる。そしてショートパンツを履いたその付け根。
アスカの恋人でありながらそこに触れられる時が来るとは思っていなかった
しかし今は躊躇なく裾から手を入れてみる
「あっ・・・そこは・・・」
アスカのとても柔らかい部分は下着越しでもわかる程に温かく濡れていた
「し、しんじぃ・・・そんなところ触らないで・・・」
「でも、アスカ。セックスするんだから」
「あぅ・・はぁはぁ・・」
「すごい濡れてる。これって興奮してるってことだよね?」
「よくわかんないわよ、ばか」
「アスカのここ、ぐちゅぐちゅしてる。すごいことになってるよ」
「あんっ・・もう、やぁ・・・」
「もっとちゃんと見たい」
588名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 18:01:05 ID:jiFLtoDg
得意顔が目に浮かぶようだwww
589弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/21(金) 18:02:24 ID:JUz/8AgH

ショートパンツと下着をまとめて脱がす
アスカは抵抗しようとしたが、僕は無理やりアスカの下着を片足から引き抜いた
「シンジっ!」
「なに」
「電気、電気消して・・・!」
アスカはまだ隠そうと脚をもじもじさせながら、切実に訴える
そんなアスカの言葉を聞く余裕もなく僕はアスカの膝に手をかける
「ねぇ!恥ずかしいから」
「僕に、だから恥ずかしくないよ」
「こんなに明るいのに・・・!」
「僕、初めてだからよく見ないとどうやってやるのかわからないと思う」
僕とアスカはじりじりと攻防を続けていた
「本当に・・・お願い」
「アスカの全部が見たい」
もうアスカを気遣ってあげる余裕がなくなって、膝を無理やりに開く
蛍光灯の明かりの元にアスカの秘部が露わになった
590弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/21(金) 18:04:23 ID:JUz/8AgH

アスカが必死に隠していた場所はとてもきれいで濡れそぼっていた
ちょっといじっただけでこんなになってしまうなんてひどくいやらしい。女の子はみんなこうなのだろうか?
「ば、ばかシンジのくせに・・・」
アスカの顔を見ると、両手の甲で目を隠していたが、泣いているのが分かった
僕はアスカをいじめているような気になってしまったが、ひどく興奮してここまで来るともっと困らせてみたいと思った

僕はアスカの脚を抱え、秘部に顔をうずめる
びくっと反応したアスカに抵抗させる余地を与えずに柔らかな場所を舐め上げた
「し、しんじぃ!そんなとこ舐めちゃ・・」
まだ騒ぐので思い切り吸い付いてやる
「あっ・・あっ・・はんっ・・・!」
「たくさん濡らさないと入らないと思う」
僕は適当なことを口走りながら、夢中になってアスカの大事な所にむしゃぶりつく
「あん・・んっ・・シンジぃ・・あっ・・あっ・・」
あのアスカがこんな風になるなんて誰が想像出来るだろうか。それを許されたのは僕だけなのだ
591弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/21(金) 18:06:15 ID:JUz/8AgH

アスカの表面がひくひくとしてきたのでいったん顔を離す。そして中指をゆっくりと挿入してみる
「ふぅっ・・んっ・・はぁ・・」
とてもきつい。小さな穴だと思った。僕のは平均並だと思うが本当に入るんだろうか?
「シンジ、指なんか入れちゃ・・」
「でも、これから指よりもっと大きいものを入れるんだよ?」
そう言って指をもう一本入れてみる。出し入れをしているといやらしい音がいやがおうにも聞こえてきた
「ふっ・・はぁんっ!」
指がある部分に微かに触れるとアスカが過剰に反応した
「アスカ、ごめん!痛かった?」
「そ、そうじゃなくて・・」
指での刺激を止めずにいると、また親指がその部分に触れた。すこし上にある、小さく突起した部分。
「あっ・・・うぁ・・はぁん!」
「・・・アスカ、もしかしてここが気持ちいいの?」
アスカは答えなかったが、顔を真っ赤にして否定をしなかった
僕は興奮しながら指を引き抜き、アスカの小さく尖った部分を中指で攻めてみる
「あんっ・・あんっ・・も・・そこはだめぇ・・・」
僕の期待以上にアスカはいやらしい反応をしてくれる
「あう・・はぁ・・んっ・・んっ・・!」
「アスカ・・アスカ・・アスカ・・」
「だ・・だめ・・それ以上いじっちゃ・・おかしくなっちゃう・・!」
「・・もう手加減できないよ」
「はぁぁぁ!!んん・・・あぁぁぁぁ!」
思い切り刺激を与えてやると、アスカの腰がびくびくとはねて痙攣する
「ば、ばかしんじぃ・・・」
もしかしてイったのだろうか?涙目でこちらを睨むアスカは何か主張したげだ
592弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/21(金) 18:07:45 ID:JUz/8AgH

「ねぇ、アスカ。そろそろ挿入れてもいいかな?」
アスカの体に触れてアスカのいやらしい姿を見れただけでも最高に幸せだ
でも、僕の若い身体はこんなに刺激的な状態で何もしないでいられる程我慢強くはない
おかしくなりそうだ
アスカをめちゃくちゃにしてしまいたい

「初めてだから上手く出来ないかもしれないけど」
「痛くしちゃうかもしれないけど」
「アスカと一つになりたいんだ」
「他の誰とでもなくアスカと」
593弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/21(金) 18:09:02 ID:JUz/8AgH

目が合ったアスカの表情はとても優しくて、僕を抱きしめてくれた
「私もあんたと同じ気持ちだってこと分かってよ・・・やさしくしてよね」
アスカの言葉の一つ一つで理性が効かなくなる

「・・いくよ」
もう我慢が出来ない。アスカの足を抱える。
「ちょっと待ってシンジ。そんなおっきいの入らないわよ、いやだ」

苦笑い。確かに今は興奮して大きくなっているけれど、僕のは人並みだ
「アスカ、お願い、もう焦らさないで」
594弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/21(金) 18:10:17 ID:JUz/8AgH

ゆっくりとアスカの入り口に当ててみる。ぬるぬるしていて上手く挿入らない
アスカは一瞬身体を強張らせたが、潤んだ眼で僕を見つめてくる
僕は目の前のアスカに激しくキスをする。とろけそうな程に舌を絡ませる
ごまかすように息をつく暇もない程のキスをしながら無理やり下半身を挿入してみる

きつい。アスカ、痛いんだろうな・・・
アスカ、ごめん・・ごめん・・

「シンジ・・・大好き・・本当に好きなの」
僕はこの時本当にアスカと出会えたことに感謝をする
アスカの中は信じられないくらい気持ちよくて、感じるままに求めていたらすぐに果ててしまった
595弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/21(金) 18:12:19 ID:JUz/8AgH

――――――――――
「アスカ、ごめんね」
「なにに対して謝ってるのよ」
「アスカが嫌がってるのに無理やり恥ずかしい思いさせたこととか」
「アスカが初めてなのに我慢出来なくて無理やり挿入れたこととか」
「気持ちよすぎて、僕だけ先にイっちゃったこととか」

「・・・そんなこといいわよ。たくさんすれば慣れることだし」
「私は今日したことに後悔なんて一つもしてないから」
「あんた、私のバージンを奪ったんだから、私のこと世界一大事にしなさいよ」

「もちろんだよ!」
やっぱり今日は幸せすぎてばちが当たりそうだ
目の前のアスカがとびっきりの笑顔で微笑む
・・・だめだ、もう一回したくなってしまう
目の前の彼女に言ったら怒られるだろうか?
596弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/21(金) 18:17:52 ID:JUz/8AgH
これで終わりです〜。お粗末様でした
エヴァ板から誘導されて初めて投下してみました
こっちのスレの方が本スレより勢いがあって驚いたりw

DVD発売にかけてエヴァの更なる盛り上がりに期待!
597名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 20:29:24 ID:nHhQRqFq
>>596
乙です!
シンジが暴走してるようだけど優しくて、すごく自分好みだ!
この二人はこういう幸せそうなのもいいね。
598名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 21:52:24 ID:c/xksUtd
GJ!!
アスカかわいいよアスカ
599名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 00:56:55 ID:Gc7Kfref
>>596
ごちです!
おいしくいただきました!!
解禁されて気持ちが暴走しちゃったシンジに萌えました。
念願叶って良かったなぁ、シンジwww
乙です!
次回作楽しみに待ってます!
600名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 01:09:03 ID:4buEOWt7
>>596
GJです
誘っておきながら恥じらいまくりのアスカさんが萌えます
恥じらい描写がなかなかエロいです
シンちゃん早すぎ!なところが多少残念ですが(^^;
その辺シンちゃんの成長に期待?
601名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 09:35:11 ID:ZwY2v38j
>>596
萌えました。
やっぱりアスカは良いですなあ。
最近職人さんの投下が増えてきて嬉しいかぎりです。
602名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 20:30:43 ID:fHMWaqm0
GJ!!!
シンジはよく一年も我慢してたなぁwww
アスカがやっと心と体を許してく描写とちょっとS入ってるシンジがたまらないっすwww
603弐号機 ◆DVkEFgjnW6 :2010/05/22(土) 20:55:09 ID:jG0ll75s
コメントありがとうございます
恥ずかしいようで嬉しいですw

自分の好みで書くとどうしてもシンジ目線の話になってしまうのだけど、
また何か書きましたら投下させて頂きます〜
シンジが早すぎなのは書いてる途中で力尽きたから・・・ではない・・・!

では、ROMに戻ります〜
604名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 01:18:41 ID:7Q0XoWXj
GJでした!
アスカは照れ屋な部分が、逆に淫乱キャラよりエロいんですよねw
自分から誘っといてマグロというのが良い!
封印解かれたシンジも若さゆえに突っ走りましたね〜
早いのは逆にリアルだったかな。初体験の初々しい失敗ですよね。最後、アスカに謝っちゃうあたりシンちゃんらしいですw
エロLASやっぱ好きだわ
605名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 16:56:50 ID:k4t9gDim
GJ!
好きにして欲しいのに恥ずかしすぎて泣いちゃうアスカとか……
可愛い過ぎる!!
まだ控えめだけど更に積極的になるシンジを見たい!
606【専属慰安婦(第6回)】LASキッチー:2010/05/25(火) 01:40:29 ID:CzIVzVy4
・第4話「教室(前篇)」

薄曇りの空の下、銀色のエヴァが左右に身を振りながら迫りくる。
身をかがめ、半ば四つ足で動く様はまるで獣だ。
シンジは大きく息を吸い、初号機の両手で持った大型の刀を構え直す。
銀色のエヴァがこちらに向かって跳躍する。
(今だ!)
エヴァの急所、首を、一撃で落とさんと初号機の刀が振り下ろされる。
ズバッ。
確かな手ごたえ。
(やった?)
だが、その斬撃は狙いをそれていた。
首だけを飛ばすつもりが、深く袈裟がけに切り下ろしてしまっていた。
結果、相手のエヴァの上半身は左肩の付け根から斜めに寸断される。
(しまった…!?)
胸から上を失い、転がった胴体が動きを止める。
青色の気味の悪い体液が切断面からあふれ出てくる。
そして、その切断面の背骨のすぐ後ろにあるものは…。
きれいに断ち切られたエントリープラグの楕円の切断面。
そして、エヴァ同様、上半身を失い、真っ赤な血を迸らせているパイロットの死体だった。
「…うあああああっ!!!」
ガバッと起き上がるシンジ。
そこはいつも通りの葛城家のマンションのシンジの部屋のベットだった。
「…夢か」
頭を振るシンジ。気分は最悪だった。
しばらく、ぼおっとしているとようやく、夢と現実の区別がついてくる。
昨日は、新しい訓練メニューが始まり、機材の不調などで深夜まで作業が続いた。
新しいメニュー、それはエヴァを仮想敵に仕立てた訓練だった。
失われたとされるエヴァ四号機。それが使徒に操られた、と想定した訓練。
今までの使徒の戦法から考えて十分ありうる筋書きだが、シンジに取っては悪夢そのものだ。
あの標的のエヴァ四号機は、参号機と色は違えど、外観は全く同じなのだから。
(ちょっとは人の気持ちも考えて欲しいよ…)
参号機事件の経験からシンジもエヴァを相手にする戦闘を想像してみたことはある。
結論は出ていた。手足を切断して動きを封じるか、センサーの集中する頭部を切り離して行動不能に追い込む。
それしかパイロットを救う手段はない。
だが、使徒の運動パターンを取り入れたという獣じみた動きに翻弄され、深夜まで続いた訓練の成果は、
エントリープラグごとエヴァを両断するというものだった。
もちろん、シミュレータ上の映像に夢のようなパイロットの死体などはなく、破壊されたシートがモニタに写されただけだったが。
そのため、四号機撃破に無邪気に喜ぶスタッフもおり、さすがにシンジも毒づいた。
「みんな、どうかしてますよ…」
607【専属慰安婦(第6回)】LASキッチー:2010/05/25(火) 01:41:19 ID:CzIVzVy4

そんな最悪の日の明くる今日は、久しぶりの登校日だった。
零号機の自爆による第3新東京市の市街区に壊滅以来、第壱中学校は無期限の休校となり、
疎開した友人達はともかくとして第3新東京市に残るシンジ達にとっては授業のない日々が続いていた。
が、休校とはいえ最低限の業務は続いており、残った僅かな教師たちがボランティア的にシンジ達に
指導する時間が週に何度か設けられていた。
よく晴れた午後の青空の下、シンジとアスカが一緒に登校する。
(いっしょに学校に行くなんて一体いつ以来だろう…)
昨晩の記憶も遠ざかり、少し浮ついた気分でシンジは足を進める。
思えば参号機事件以来、アスカに避けられ始めていたような気がする。
一緒に家を出なくなり、しまいにはアスカは不登校になっていた。
「…ちょっと待ちなさいよ、シンジ」
「あ…」
アスカの声が意外に遠い。
いつの間にかアスカとの間隔が大分離れていた。
立ち止まったシンジにアスカが追いつく。やや息が荒い。
「アンタ、ちょっとは人の歩くスピードに合わせなさいよね」
「う…、うん」
(おかしいな、前はいつもアスカがどんどん先に行っちゃっていたのに…)
シンジは歩調を緩め、アスカと並んで歩く。
(そういえば、アスカ最近ちょっと痩せたような気がするな…)
ちらと視線を走らせた細い首筋が、前よりややか細い印象を受けるのは気のせいではないのだろう。
アスカの食べる量もずいぶん減った印象がある。体力が落ちているのかも知れない。
だが、そんな心配とともに、その髪の毛の間から覗く白い肌にぞくっとする興奮をシンジは覚える。
608【専属慰安婦(第6回)】LASキッチー:2010/05/25(火) 01:42:47 ID:CzIVzVy4

2−Aの教室で受ける授業。
黒板に向かったまま、チョークで説明を書きながら、淡々と説明を続ける老教師。
静かな教室内。
正面だけを向いていれば、数か月前と何も変わらない授業風景だ。
教室にいる生徒が自分と、シンジだけなのを除けば。
ドイツにいた頃のあっという間だった学生時代の濃密な講義に比べれば退屈もいいところだが、
アスカはこの授業風景が嫌いではなかった。
同年代の生徒達のやや緊張した雰囲気の中、ゆったりとした時間が流れていく。
飛び級でさっさと卒業した大学での、一回りも年齢が違う学生たちとの居心地の悪い空間とは違う。
もしエヴァに乗ることにならなかったら、ドイツでもこんなのんびりとした学生生活を送っていたのだろうか。
アスカがそんな感傷に浸っていたときだった。
サワッ。
何かが制服のスカートの上からアスカの太ももに触れた気がした。
(ん?)
気のせいか、と夢想に耽けるのを止め、授業に集中しようかとアスカが姿勢を正した時だった。
サワサワ。
(え…)
気のせいではない、何かが自分に触れている。
一瞬の思考の後、その何かの正体へ目をやる。
シンジが素知らぬ顔で、右隣の席から手を伸ばしてきていた。
教卓の直前の席に2人とも座っているので、教師からは死角で見えないだろう。
それを見越した上で、シンジは破廉恥な行為に及んできていた。
(コイツ…)
声を出して叱りつけてやろうかとアスカは思ったが、教師に知られては、余計な問題に発展しかねない。
仕方なく、シンジに顔を向け、睨みつける。
が、それをちらりと見たシンジは視線をそらしぼそっと呟いた。
「…いいよね?これくらい」
アスカの怒りが行き場を失い、戸惑っていると、シンジがさらに大胆な行動に移る。
スカートを引上げ、太ももの内側に直接触れ始めたのだ。
(う…、ちょっと何考えてんのよ?)
教師に知られることを恐れ、声を上げることも、身動きもできないアスカ。
調子にのったシンジは延々と太ももを撫で回し続ける。
影でそんなことをしながら授業のメモを取る余裕すらある姿が憎らしい。
(く、う…。やだ、ちょっと)
身をよじらせ、シンジの手から逃れそうとするが、所詮小さな机と椅子の限られた空間ではそれは叶わない。
刺激に堪え切れずピクッピクッと太ももを震わせたのを感じとってか、シンジがさらなる暴挙に出る。
スカートを完全にまくり上げると、パンティの隙間から指を差し入れ、秘部に触れ始めたのだ。
(あっ。な、何すんのよ!?バカ!!駄目よ!こんなところで…)
訴えかけるアスカの必死の視線に目もくれず、すました顔で授業を受け続けるシンジ。
だが、その指先は秘部をゆっくりと探索していく。
(う、あ…、駄目、駄目なのに…)
アスカの気持ちとは裏腹にその肉体はシンジの愛撫を受け入れ始めている。
指先のなぞる動きが急に滑らかになった。
(嘘…。まさか)
アスカは認めたくないが、ゆっくりと潤滑液が分泌され始めているのだ。
ヌラつきを感じとった指先の動きが激しくなる。
(や…。このままじゃ、アタシ…)
とうとう愛液をまといつかせた指が膣内に入り込み、蹂躙を始める。
クチュ、クチュ、と耳を澄ませるものがいればその音が聞こえたかも知れない。
(んん、だっ、駄目…ダメぇ。ダメなのにぃ…)
左の小指を噛み、なんとか喘ぎ声を堪えるアスカが授業終了のチャイムによって解放されたのは、30分後だった。

(つづく)

いい感じの初々しいLAS話が続いたところですみませんが、痛エロLASですw
4話が長くなってしまったので、切りのいいところで投下します。
学園凌辱モノみたいになっちゃいましたがw、教室編はまだ続きます。
609名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 12:25:05 ID:anPYT9qQ
正座して続きをお待ちしています!
610名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 12:30:35 ID:0v5S2RJI
おおお!GJGJGJ!
昼飯を食べた後に覗いてみると投下されているとは!
こういった羞恥プレイは大好物です。
どんどん鬼畜化していくシンジ君に期待してますよ。
611名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 20:36:53 ID:byfPhFFp
意外とこういうのって女の方が大胆だったりするんだよね。
612名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 00:15:47 ID:1JIaVK+w
シンジとアスカの席って前後だった気がする。
613名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 00:32:41 ID:uzVMBaWs
二人っきりになったから、隣どおしに・・・(ry
614名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 00:55:43 ID:YZjSR7jE
生徒2人しかいないんだから、前に並びで移動させるかな

GJでした。大胆になっていきながらもポーカーフェイスで悪さするシンちゃんに親父の面影を見た!
615名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 01:13:29 ID:1JIaVK+w
ああスマン。
エロ部分だけ飛ばし読みしてるんでシチュエーションに気付かなかったw
てか、それならそんなにエロくないな。
616新劇のサハ戦後:2010/05/26(水) 09:29:56 ID:2R3STScx
「ん……、んむぅ」
三度目の口付けは少年の方から行った。
強引に舌をねじこんで少女をうめかせる。
そのまま彼女の舌を存分に味わった。
ロマンチックなキスををぶち壊されてか、アスカはシンジを軽く睨んだが、数秒後には目を閉じて彼にされるがままになった。
いつもとは違う彼の
積極さにこたえるように、アスカは少年の首に回した手の力をわずかに強める。
やがて肺活量が足りなくなって少年は少女から口を離す。
唇の代わりに、熱っぽい視線をお互いにかわし合う。
「……アスカの舌、しょっぱいんだね」
呆けたように半開きにしたシンジのその口からは、銀の光を放つ糸が伸びていた。
同居人は糸の終着点である、彼女の可憐な唇を使って下品にも、糸を吸いよせ、それを断ち切ってしまう。
「バカね」
一呼吸置くと舌をつきだし、前歯でなぞりながら、舌を引っ込めてみせた。
「あんたの汗がしょっぱいのよ」
その言葉を聞いた時、、シンジは不快にはならなかった。
要するに、彼女の舌には先刻舐めとった自分の汗が染み込んでいるのだが、それをむしろ喜ばしく思った。
そして欲求にかられた。
自分の舌にも彼女の汗を染み込ませたい、と。
「……アスカの汗も、味あわせ
617新劇のサハ戦後:2010/05/26(水) 09:32:15 ID:2R3STScx
「ん……、んむぅ」
三度目の口付けは少年の方から行った。
強引に舌をねじこんで少女をうめかせる。
そのまま彼女の舌を存分に味わった。
ロマンチックなキスををぶち壊されてか、アスカはシンジを軽く睨んだが、数秒後には目を閉じて彼にされるがままになった。
いつもとは違う彼の
積極さにこたえるように、アスカは少年の首に回した手の力をわずかに強める。
やがて肺活量が足りなくなって少年は少女から口を離す。
唇の代わりに、熱っぽい視線をお互いにかわし合う。
「……アスカの舌、しょっぱいんだね」
呆けたように半開きにしたシンジのその口からは、銀の光を放つ糸が伸びていた。
同居人は糸の終着点である、彼女の可憐な唇を使って下品にも、糸を吸いよせ、それを断ち切ってしまう。
「バカね」
一呼吸置くと舌をつきだし、前歯でなぞりながら、舌を引っ込めてみせた。
「あんたの汗がしょっぱいのよ」
その言葉を聞いた時、、シンジは不快にはならなかった。
要するに、彼女の舌には先刻舐めとった自分の汗が染み込んでいるのだが、それをむしろ喜ばしく思った。
そして欲求にかられた。
自分の舌にも彼女の汗を染み込ませたい、と。
「……アスカの汗も、味あわせてよ」
618新劇のサハ戦後:2010/05/26(水) 09:34:26 ID:2R3STScx
「へっ?……ひゃん!」
少年の返答の意味するところが分からなかったのか、アスカは一瞬ぽかんとなるが、彼のの積極さによって、言葉の意味を理解した様。
シンジはアスカの体も舐めてやる、と言っているのだ。
手始めに首筋を舐められた。
はじめは汗を舐めとれる、というより唾液を塗りたくられる感覚だった。
べろり、と舌で舐められ、唾液と汗とを混ぜ合わせた後、さらにジュルジュルと混合液を吸い立てられる。
「あ……、ああ……」
彼女としては不本意だが、吐息をもらさずにはいられなかった。

気持ちいい。
そして、シンジの積極さが嬉しかった。
さんざん挑発しておいて今更だが、アスカはシンジが自分の体を求めてくるとは思っていなかった。
行為をしたとしても、あくまでそれは、自分がシンジに奉仕することで会って、それ以外はない、と。
本来そういう目的で彼の寝床に潜り込んだので、今の状況は本末転倒なのだが、アスカは遮らなかった。
シンジの好きにさせてやりたい、というより自分が気持ち良くなりたいからだった。

だが、彼女の性格からその気持ちをストレートには表せないので、感じてしまっているのを悟らせないように、うめく声を極力抑える。
619新劇:2010/05/26(水) 09:49:08 ID:2R3STScx
ちょっと書き込みミスりました。
宣言通り、今日中に終わらせたいですが、ちょっときついかも。
620新劇のサハ戦後:2010/05/26(水) 12:50:43 ID:2R3STScx
もっとも、シンジの方から見れば、アスカの反応は分かりやすく、、心の内が透けて見えるようだった。
いつもの彼女の態度との落差もあって、可愛らしく思う。
愛しさがこみあげると、それは行為の激しさへ変換される。
首の後ろの方にあった自身の頭を、スライドさせ、彼女の首の側面から正面を舐めあげる。
彼女の頭髪の量からして、その部位の発汗量はかなりのものだった。
その間を何度か往復して、しっかりと汗を舐めとった。
「あぁ……、あぁん!」
彼女のかぐわしい、濡れ光った金髪の間を
抜けるのは惜しかったが、代わりに甘い吐息を耳元で聞くことが
できた。
今度は声を押さえられないようだ。
その耳元へ囁いてやる。
「汗を舐めとられるの、気持ちいい?」
アスカは答えない。
否、答えられない。
シンジの与えた刺激の余韻に体を震わせ、声を出してしまいそうになるのを必死で堪えていたからだ。
そこへさらに囁く。
「……アスカの汗、とっても美味しいよ」
言って、シンジは彼女の耳たぶへしゃぶりつく。
「っつ……ひゃあ!」
意表をついた責めに
またもアスカは声をあげてしまう。
たぶに吸い付くような愛撫を加えた後は、耳全体をまんべんなく舐め回して、奥まで届かないまでも穴へとシンジは舌を伸ばす。
その間、アスカは声を上げたり、堪えてたり、と忙しかった。
ようやく、シンジが耳から口を離すと、アスカは安堵のため息を長く吐いて、ぐったりした顔をうつむかせた。。
耳と首を舐めるだけでこうなってしまうのでは、この先ではどうなってしまうのだろう。。
「アスカの体、感じやすいんだね」と、囁いてやりたかったが、目の端にわずかに濡れたものが浮かんでいる彼女に対して、流石に
そんな台詞ははけなかった。
シンジはしばらく、舌にたくわえた彼女の分泌した液を再度味わうことに努めた。
シンジの愛撫で少し息を切らせてしまっている同居人に休憩時間を与えてやろうと思ったのだった。
621名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 13:51:07 ID:uzVMBaWs
BD効果か?
お祭りだな
楽しみだw
622新劇のサハ戦後:2010/05/26(水) 15:10:21 ID:2R3STScx
「はぁ…、はぁ、…」
目を閉じて、吐息をはき続けるアスカを見ながら、シンジは口内で彼女の塩分を唾液で分解する。
なめている時に思ったが、汗のにおいはきついものではなく、シンジは少し残念に思った。
彼女の肌と甘い体臭と合わさってこそ、極上の蜜となったそれを
単体で楽しむのはやはり物足りなかった。
そう意識すると、獣のような欲が湧いて、シンジは同居人の汗の溜り場へとまた舌を伸ばす。
まだ息を切らせている彼女を休ませてやることは忘れていた。
次は幾多の粒が流れ落ちたであろう、今も淫靡に汗が濡れ光る首の付け根を責めた。
鎖骨の斜め上あたりを吸血鬼のように襲う。
「……はあぁぁんっ!」
呼吸を乱されてアスカが切なげにうめく。
そんな彼女をよそにシンジは彼女の体を味わう。
舌で感じる汗のしずく、彼女の体から発せられる甘い匂い、シンジの舌を押し返してくる弾力と熱を持った肌た。
鎖骨の斜め上あたりを吸血鬼のように襲う。
「……はあぁぁんっ!」
呼吸を乱されてアスカが切なげにうめく。
そんな彼女をよそにシンジは彼女の体を味わう。
舌で感じる汗のしずく、彼女の体から発せられる甘い匂い、シンジの舌を押し返してくる弾力と、熱を持った肌。
これらが揃ってこそ味わいがいがあるというものだった。
623新劇:2010/05/26(水) 16:34:01 ID:2R3STScx
ごめんなさい
携帯の画面が駄目になってるんで誤字が多いです。
さっきの文、正しくは次です。
申し訳ない
624新劇のサハ戦後:2010/05/26(水) 16:36:23 ID:2R3STScx
「はぁ…、はぁ、…」
目を閉じて、吐息をはき続けるアスカを見ながら、シンジは口内で彼女の塩分を唾液で分解する。
なめている時に思ったが、汗のにおいはきついものではなく、シンジは少し残念に思った。
彼女の肌と甘い体臭と合わさってこそ、極上の蜜となったそれを
単体で楽しむのはやはり物足りなかった。
そう意識すると、獣のような欲が湧いて、シンジは同居人の汗の溜り場へとまた舌を伸ばす。
まだ息を切らせている彼女を休ませてやることは忘れていた。
次は幾多の粒が流れ落ちたであろう、今も淫靡に汗が濡れ光る首の付け根を責めた。
鎖骨の斜め上あたりを吸血鬼のように襲う。
「……はあぁぁんっ!」
呼吸を乱されてアスカが切なげにうめく。
そんな彼女をよそにシンジは彼女の体を味わう。
舌で感じる汗のしずく、彼女の体から発せられる甘い匂い、シンジの舌を押し返してくる弾力と熱を持った肌。
これらが揃ってこそ味わいがいがあるというものだった。
625まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/05/26(水) 20:42:34 ID:ZeoOzpYS
お世話になっております、まとめサイト管理人です
私のところにもアマゾンから『破』のDVDが届きました(これから見ます)
職人の皆様の書き込みもまた増えてきまして、喜ばしい限りです

さて、メールフォームより「カップリング等の情報を追加して欲しい」とのメッセージをAU携帯から書き込まれた方、
承知いたしました
週末にならないと時間が取れませんので、しばしお待ちください

以上取り急ぎご連絡まで
626名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 00:08:51 ID:tTUGZSu+
( ゚∀゚)o彡゚ はやく!はやく!
627名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 00:58:04 ID:8kF7bfAm
>>624
GJです
男前な新劇シンジさんだけど、ちょっとネチコイ感じがまたいいw
(ちょいとフェチな作風?)
携帯からの書き込み?のようで大変そうですが、続き期待してます
628名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 08:42:53 ID:XtwZ3nj7
BD発売効果?新劇さんもキタ!
これでもかというくらい、ねちっこい描写がたまらんなぁ!
シンジは手愛撫より舌愛撫のがめちゃくちゃ似合うのは何故だろうw
629まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/05/28(金) 23:29:37 ID:RGsehl8T
お世話になっております、まとめサイト管理人です

さて、リクエストいただきましたカップリング他情報について追記、および5/27まで投下分のアップロードを行いました
ご確認いただければ幸いです

PC:
ttp://evaeroparomatome.x.fc2.com

携帯:
ttp://evaeroparomatome.x.fc2.com/i/

以上取り急ぎご用件まで
630名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 11:57:35 ID:2Nu5nbaV
まとめサイトの人、乙です
携帯サイト見ました。
カップリングだけじゃなくて
内容等に触れてあるのもいいですね。
631名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 12:26:58 ID:2YPikHLq
いやシリアスとか書いてあるじゃん。
内容にまで触れてるところなんてあんまりないと思う
632名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 22:42:31 ID:vnDNebyA
>>629
まとめ作業お疲れさまです
カップリングとジャンル分け?(シリアス、凌辱、ギャグ…)で
見に来た人の好みの作品にたどり着くのがすごく楽になったと思います
(初めて来たときは探すのがなかなか大変だったので)
633名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 23:38:14 ID:hp6QTZTn
破のDVD&BDの発売もされて最近職人さんの投下も増えて嬉しい限りです
新劇さんに続いてあり得たさんと駆け引きさんも投下してほしいなあ
634名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 00:12:38 ID:NxHrkDiF
専属慰安婦の続きマダ?
635名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 00:47:38 ID:KCxdoW1e
まとめサイト、なにげに色彩パターンとかトップ画像も変わってるのな
636名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 01:21:45 ID:Wxl2LbEq
専属慰安婦の続きをよろしくお願いします(*´Д`*)
637【専属慰安婦(第7回)】LASキッチー:2010/05/30(日) 08:37:33 ID:H2XGabM5
・第4話「教室(後篇)」

シンジは教室にもどる廊下を歩いていた。
最後に授業は今日で最後であることを職員室で聞かされて少し憂鬱な気分になっていた。
ついさっき連絡があったそうなんだが、久しぶりに登校してくれた惣流くんにも申し訳ない、と老教師はすまなそうに言っていた。
アスカには自分から説明しておきます、と言ってシンジは職員室を出た。
(アスカにはなんて言おう…)
昨晩は深夜の帰宅だったため、アスカには触れていない。
訓練の記憶が授業中に蘇り、気を紛らわせるためにちらりとアスカのほうを盗み見た。
そのすらりとした足と、スカートに包まれた腰のラインに思わず手を伸ばしてしまっていた。
(学校の話以前に、激怒するんだろうな…)
欲求不満がたまっていたとはいえ、軽はずみな行動過ぎたかと、シンジが反省しながら教室にたどり着く。
引き戸が開きっぱなしの教室の入口から中を窺うとアスカが窓際で外を見つめていた。
それを立ち止まって教室の外から覗くシンジ。
白いブラウスが夕日に染まり黄金色に見える。
そしてキラキラと夕日を反射して輝く長い髪の毛が幻想的で美しかった。
まるで、一枚の絵画のようなその光景をシンジは見つめ続ける。
アスカはじっと夕日を見つめている。
穏やかな、でもどことなく物憂げで、寂しそうな表情。
たまにアスカはこんな表情を見せる。
そんな時、シンジはなにか胸を締め付けられるような感じを覚えていた。
やがて、アスカが目を閉じ、じっと動かない様を見て、まるでこのままアスカが死んでしまうかのような胸騒ぎを覚える。
そして思わず声をかけた。
「あ…」
パチッと目を開いたアスカがシンジのほうを向く。
驚いたらしい、アスカらしからぬ戸惑った表情でシンジを見つめる。
が、それはすぐ、いつものやや眉毛を吊り上げた表情に変わる。
(アスカって本当によく表情が変わるなあ…)
シンジが感心する間もなくアスカの言葉が飛んでくる。
「やっと戻ってきたわね。おっそいのよ!」
「ごめん」
後ろ手でドアを閉め、アスカに近づいて行く。
「さあ、帰るわよ」
鞄を手に取り、歩き出そうとするアスカの手首をシンジが掴む。
もう、先ほどの感傷的な気分は消え、欲望が前面に押し出されてきていた。
「今日はミサトさんが早めに帰ってくるんだ」
「だから…?」
アスカが振り返り怪訝な表情をする。
「だからここでさせてよ」
アスカの目が丸くなる。
「先生が戻ってきたらどうすんのよ!?」
「大丈夫だよ、先生はもう少し職員室で仕事するって言っていて、こっちの校舎のカギ預かってきたから」
「そのために手伝った訳?…最低ね。バカシンジ」
638【専属慰安婦(第7回)】LASキッチー:2010/05/30(日) 08:38:10 ID:H2XGabM5

アスカは机に座らせられる。
不安定な机にこわごわ乗り、後ろに手をついた姿勢を取らされる。
シンジの手が伸び、制服のベスト部分を左右にずらし、肩からはずす。
首元の赤いリボンを慎重につかみ、ひも解いていく。
そしてブラウスのボタンを上からぎこちなく外していく。
ボタンを外し終わり、ブラウスを左右に開くと、純白のブラジャーに包まれた胸があらわになった。
「ん…」
アスカがかすかに声を上げる。
スカートをまくりあげるとやはり真っ白なパンティが夕陽に照らし出される。
シンジが股間を撫で上げるとアスカがビクンと腰を浮かす。
「さっきはゴメン…。我慢できなくて…」
「…ほんと、ケダモノ並よね。バカシンジ」
「でも…。ちょっと、パンツが湿ってるよね?授業中なのに感じちゃったんだね…。エッチだよね、アスカは」
「…バ、バカ言ってんじゃないわよ!恥ずかしいだけよ!これは勝手な体の反応で…!」
「恥ずかしいと濡れてきちゃうの?」
「バカッ!」
顔を真っ赤にして、身を起して反論しかかるアスカを押しとどめて、シンジはブラジャーを押し上げる。
「あっ」
首から垂れさがった赤いリボンと、着崩れた白いブラウス、ブラジャーから覗く、白い肌、ピンクの乳首の組み合わせが退廃的だ。
少しそれを観賞し、やがてシンジが顔を寄せ、アスカの乳首を口に含む。
「んんっ」
口の中で舐め回され徐々に突き立ってくる乳首の感触を楽しみながら、右手で胸を掴んでゆっくり揉んでいく。
「ふうっ、うう」
アスカの息がだんだん荒くなっていく。
(トウジ達が見たらなんて言うだろな…)
シンジはふと思う。
そんなことは、もう起こりえない、そう分かってはいたが。

胸を解放したシンジがしゃがみこむと、パンティに手をかけ引き下ろしていく。
注意深く、パンティを靴先から通して左足から脱がし、右足首に丸めておく。
机ギリギリまでアスカの腰を手前に引きよせ、太ももを大きく広げる。
「ああ…」
(教室の中だからかな…)
脱がされて、見られるだけでもアスカの反応がいままでより激しいようにシンジは感じた。
シンジの股間も制服のズボンの中ですでにいきり立ってはいたが。
顔をアスカの股間に埋め、両親指で秘裂をこじ開け、中に舌を這わせる。
「アアッ!」
教室に響く渡るほどの声を上げ、アスカがのけ反る。
それに気を良くしてシンジは、さらに奥へ舌を差し入れ、中をクチュクチュと舐めまわす。
「アッ!アッ!ああん」
奥から熱い愛液がにじみ出てくる。
授業中の悪戯が効いたのか、今までで一番量が多い。
やや酸味がかったそれを舐めてから、クリトリスの包皮を剥いてやり舌先で転がしてやる。
「ひゃう!あうっ、ああっ……」
上を見上げると、ぴんと突き立った乳首を頂点にした胸のふくらみの先に、顔をのけ反らしたアスカの細いアゴだけが見える。
クリトリスを口中で思いきり責め立てる。
「ひいっ!やあっ、駄目ッ…、アア…」
ビクビクと体を震わせ、そしてその言葉とは逆に、腰をシンジの顔に押し付けるように浮かせるアスカ。
「ああん、くうっ…」
しばらく、アスカを喘がせ、透きとおった声を堪能した後、シンジは顔を上げ、上気したアスカの耳元でささやく。
「机に手をついて、こっちにお尻を向けてよ」
639【専属慰安婦(第7回)】LASキッチー:2010/05/30(日) 08:39:25 ID:H2XGabM5

「ええっ!?いやよ、そんな恰好…」
「ベットなんかないんだし、しょうがないじゃないか」
しぶしぶアスカが、机を降り、机に上半身を乗せてからお尻を上げる。
シンジがスカートをめくりあげ、アスカの真っ白なお尻を丸出しにさせる。
「う…」
アスカが振り返り、不安げにシンジを見やる。
それを見ながら、シンジはズボンとパンツを膝まで下し、勃起したペニスを取り出す。
そして、指で割り開いた陰唇に、ペニスの先端を潜り込ませ、ヌルヌルっと挿入していく。
「はうっ」
アスカが驚いたように背中をのけ反らせる。
シンジはそのまま、ズブズブと根元まで挿入してしまった。
アスカの尻を抱え、滑らかな尻の肌の感触と膣内の温もりを味わう。
それを十分に堪能した後、ズンズンとピストン運動を開始する。
「あっ、ああっ!」
ペニスを突き入れるたびに、膣内の襞がペニスの敏感な裏側を舐めまわすように摩擦してくれる。
正常位で交わった時とはまた違う快感にシンジが酔う。
「う…、いいよ、アスカ」
思わず声を漏らす。
シンジのペニスの出し入れとともに、愛液が結合部から次々と押し出されてくる。

「はあっ、はあっ」
アスカは後ろから貫かれながら、荒い息を吐いていた。
シンとした教室の中、自分の喘ぎ、シンジの呻き、そして二人の結合部から漏れるピチャクチャという淫らな音だけが響いている。
「ううっ。ああ」
両肘をついていたアスカの力が抜け、机の上に突っ伏してしまう。
「…あ」
ふと目に入った机の落書き。
(これ、シンジの机だ…)
「碇」「惣流」の名前が並んだ相合傘。
クラスの男子の誰かがいたずらでカッターで彫り込んだものだ。
これじゃ、消えないね、とシンジが苦笑いしていたのを思い出す。
カッターでさらに削れば消せるだろうに、からかわれても、何故かシンジはずっとそのままにしていた。
そんなシンジに呆れたアスカは、その横に「アンタバカぁ?」とペンで書いてやった。
まるで照れくささを言い訳するように。
(ふふ…、バカばっかりだったわね)
ズブッ。
「う…、ああっ」
だが、そんな甘酸っぱい思い出を霧散させるようにペニスが深く胎内をえぐる。
そのシンジが後ろから自分を犬のように犯している。
「…どうして、こうなっちゃったんだろ…」
思わず、アスカは呟く。
だが、その言葉は快楽に耽るシンジの耳には入らなかった。
640【専属慰安婦(第7回)】LASキッチー:2010/05/30(日) 08:39:52 ID:H2XGabM5

このまま、動き続けるとあっけなく射精してしまいそうだ、とシンジが一旦動きを止める。
「…あ」
ほっとしたような、物足りなさそうなアスカの声。
ふと思いつき、アスカに挿入したまま後ろから抱きかかえ、窓に近づく。
「な、何する気?」
アスカが振り返り、困惑気に聞いてくる。
窓を開き、窓枠にアスカの両手をつかせる。
「ちょっと、シンジ!何バカなことしてんの…ああっ!」
アスカの抗議も聞かずに、ピストン運動を再開する。
日が落ち始めたとは言え、昼間の熱い風が外から吹き込んでくる。
「誰かに見られたら…、ううん、くうっ」
アスカが声を押し殺し喘ぐ。
お互い次第に汗ばむのを感じる。アスカの尻の中心部が吸盤のように吸いついてくる。
腰を使いながらシンジがしゃべりかける。
「アスカ、誰かに見られたら、何て思われるだろうね?」
もちろん、校庭にも、表通りにも人影はない。
第3新東京市が廃墟と化した今、こんな郊外の中学校にやってくる人間などいない。
だが、アスカにとっては十分羞恥心を煽られる状況のようだった。
「バカ…」
かぶりを振ってそう言っただけだった。
「恋人同士に見えたりすのかな?」
「は…はあっ、恋人同士?バカ言ってんじゃないわよ…」
分かって言っているつもりのシンジだったが、明確な否定の言葉に、またあの感情が甦ってくる。
(なんだよ…)
仕返しのように腰の動きを激しくさせる。
「ああーっ!」
シンジが腰の動きは止めずに後ろから覆いかぶさり、アスカの耳元でささやく。
「じゃあ、レイプされてるって思うのかな…?でも、その割にはアスカは気持ちよさそうだけど…」
「そんな、こと…、ううっ。ああっ」
「ほら、やっぱり。アスカはエッチなんだ。きっと見てる人もエッチな娘なんだって思うよっ!」
溢れる愛液をかき分けペニスを奥まで突き込む。
「ああーっ、いやあっ、駄目ぇ!」
アスカが声を抑えきれずに喘ぎ、膣内がキュッキュッとペニスを締め付けてくる。
シンジの辱めの言葉は、アスカの高ぶりを助長したようだった。
「アッ、アッ、アアン、アーッ!」
恥ずかしがる余裕もなくなったのか、顔をのけぞらせて外に向かって喘ぐアスカ。
「ううっ!」
アスカの声と体の淫らな反応にとうとう堪え切れず、シンジがアスカの膣奥に精を放つ。
「アアッ!」
ドクドクッと精液を注ぎ込こむたびに、ビクビクッとアスカが肌を震わせる。
放出を終えたシンジがアスカに身を任せると、アスカも力尽きたように窓枠にもたれかかる。
アスカの体温と汗の湿り気を制服越しに感じるシンジ。
生暖かい風が二人の頬を撫でていった。
641【専属慰安婦(第7回)】LASキッチー:2010/05/30(日) 08:40:59 ID:H2XGabM5

その夜、葛城家のマンションのリビング。
ミサトは一週間以上も空いた我が家の夕食に舌包みを打っていた。
シンジ、アスカと三人で食べる食事は久しぶりだ。
「それにしても、アスカが夕食作ってくれるなんて、雪でも降るかしらね?」
ミサトはおどけて言う。
シンジは、零号機自爆の件以来の落ち込みから回復したように見えるし、アスカも先週までのギスギスした感じがなくなっている。
(リツコが指示したっていう、夕食作りの「任務」がそんなにアスカやシンジ君の精神安定に役立つとはね)
親友に対する認識をまた新たにするミサト。
「…ミサトにだけは言われたくないわね」
「あははは」
「酷いわ、シンちゃん。そんなに笑わなくたっていいじゃない」
「だって…、すいませんミサトさん。でもアスカのサラダって結構美味しいですよね?」
「そうね…。あとで教えてもらおうかしら」
「そんなもん、ただ切って盛りつけるだけよ」
他愛もない会話。
連日の詰め込まれた業務と、その隙間を縫っての個人的な情報収集作業。
何もかも余裕をなくした日々の中で久しぶりの安らいだ時間にミサトは微笑む。
(…でも)
無邪気に微笑むシンジは良いとして、アスカの挙動は何か違和感がある。
ふとした瞬間に見せる、探るような、怯えるような、…期待するような表情。
その視線の先にいるのはシンジ。
(これじゃあ、まるで、半年前の逆だわね)
葛城家の王女のように振る舞っていたアスカと振り回されていたシンジ。
それがどうして?
(アスカも年頃だし…、でもよりによってまさかね…)
ミサトは首を振り、この何でもない、だが貴重な日常の瞬間を大切にしようとビールを喉に流し込んだ。

(つづく)

レスありがとうございます。

>>610
一応、学校なんで羞恥プレイぽい感じにしてみましたが、
まあほぼ無人のはずなんでライトです。(シンジもまだ初心者だしw)

>>614
基本はシンジのキャラから組み立ててますが、そういやゲンドウぽくもありますね。
やっぱり似たもの親子、ということでしょうか。

>>629
まとめ作業お疲れ様です。見やすくなっていいですね。

>>634
>>636
お待たせしましたー。週一はちと辛いですがw

なんか回を増すごとに長くなってますが、一話分はこれくらいが限界ですかね。(繋げると10レス近く使っちゃうし)
私も新劇BDを見ましたが、アスカのハイクォリティなライトエロ描写やら(やり過ぎ感もありますが(汗))、
ミサトとのシリアスシーンでいろいろ刺激になってます。
642名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 09:20:19 ID:8i6PfGvG
本当にお疲れ様です。
専属慰安婦の続きを早速読ませて頂きました。
こまめに張り付いていた甲斐がありました。
教室の中での性行為に戸惑いながらも感じてしまうアスカに萌えてしまいました。(*´Д`*)
シンジはアスカに対する羞恥プレーを、どんどんエスカレートさせて欲しいです。
それでは続きを楽しみに待ってます。
643名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 10:35:02 ID:nnI4T1MM
やっぱアスカシンジはいいね!
続き待ってる
644名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 18:06:49 ID:Z+ZwAv7k
おお!キタ!
待ってました。つづき期待します!
645名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 04:08:16 ID:BRz1xOEh
ちょっと前と今の現状を思うアスカ切ねぇ・・・
これからどんどん病んでいくんでしょうなぁ・・・

続き待ってます!
646名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 13:11:05 ID:wGbT2/fm
学園エヴァのあの落書きを流用しましたか!この演出は切ないですね。
嫉妬するシンジ、行動はけっこう鬼畜なんだけど、シンジが嫉妬してると思うと妙に可愛い…と思ってしまう部分もw

久しぶりに破を見ると、どうしても優しさのあるLASを見たくなってしまうんですが、こういうLASも大好きな自分に困るわ。
647Time after Time:2010/05/31(月) 23:27:40 ID:RgYbObLb
「ハァ…ハァ…ハァ…アスカッ…アスカッ…!」

私は、その声で我に返った。

いつもの、『コンフォート17』―ミサトのマンションだ―の、私の部屋。
二人の荒い息遣いと、扇風機の音だけが聞こえる、深夜のマンション。
その扇風機の風がカーテンを揺らし、開け放たれた窓の外の満月が、一瞬私たちを照らす。

ぴったりと合わさった肌から、私にのしかかるシンジの体温が、重さが、はっきり伝わってくる。
私の腹の上に広がるシンジの白濁が、熱く、やけに生々しく感じられる。
シンジの身体から滴る汗が、私の顔に垂れる。

…あれ?
さっきの、男の子は?
あれは、夢?
使徒の電撃を受けたのも、夢?

「…シン…ジ?」

「ハァ…ハァ…どうしたの…アスカ…?」

シンジは、汗ばむ手で私の髪を優しく梳く。
その感触が妙にこそばゆいが、不快ではない。

私の額を、シンジと私の汗が混ざったものが、ツーッと流れ、シーツに染みを作る。
そうだ…私たちはいつものように、ミサトが寝静まった後、こうして身体を重ねていたのだ。

「…なんでもない。」

そうだ…あれはきっと、ただの夢。
妙にリアルだったけれど、ただの夢。

「そっか…ならアスカ、もう一回、いい?」

「あんた馬鹿?
 ていうか、猿ね、ホント…馬鹿。」

そう言いながらも、私はシンジの頭をぎゅっと抱え込む。
そして、つややかな黒髪を、さらさらなそれを、シンジが私の金髪をそうしているのと同じように、さわさわと梳く。

その拍子に枕元のBlackberryに私の肘が当たり、カタッと音を立てて、フローリングの床に落ちる。
画面が、一瞬バックライトに照らされる。
私は、反射的にその方向を見てしまう。

『『電波状況のよい場所でリトライしてください』』

目に飛び込んできたのは、ブラウザの、エラーメッセージ表記。
Googleの検索画面の上に、メッセージが立ち上がっている。
そして、その下にあったのは、あり得ないはずの検索ワード。

『『箱根町 人工進化研究所』』

私は、目を疑った。
瞳孔の開いていくのを、私は静かに感じていた。

「夢じゃなかった!
 シンジ、今の、夢じゃなかった!」

シンジは、何がなんだかわからない、という顔をしていた。
心の臓が激しく脈打つ感覚に、私は襲われていた。
648名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 00:44:03 ID:RmniTcwG
>>647
お、再開ですね。素晴らしい
男の子のいる世界と、現実世界を行き来する展開になるのかな
現実に戻った先がサービスシーンwなのは上手い構成ですね

続き期待してます
649Time after Time:2010/06/01(火) 22:25:16 ID:6lc/D9Hw
僕は、アスカと二人で眠りについたはずだった。

ミサトさんが寝てしまった後、二人で身体を重ねて。
ギリギリで、アスカの外に、僕の欲望の滴を思い切り吐き出して。
アスカの白い肌を、いっそう白く、僕のそれが染めて。
荒い息の中、汗にまみれて、二人手をギュッと握り合って。
愛の行為の後始末もそこそこに、そのまま意識が遠くなって。

そのはずだったのに。
いつからか日課になった、そんな夜だったはずなのに。

目に飛び込んできたのは、ハイビームのヘッドライトの明かりだった。
僕は、なぜか学校の制服姿で、だだっぴろい夜の平野の中の舗装道路に、いつしか立ち尽くしていた。

クラクションが、僕の鼓膜を破ろうかという勢いで辺りに響き渡り、僕はとっさに耳を覆う。
スキール音とともに、"ALDI"と大きく白い文字でフロントが彩られた青い大型トラックが、急ブレーキで僕の直前に止まる。

「バカヤロー、死にてえのかクソガキ!」

転がり落ちるようにトラックの運転席から降りてきた金髪の男が、叫ぶ。
それを僕は、まるで違う惑星での出来事のように、ぎゅっと頭をかかえこんだまま、ただぼんやりと聞いている。
…でも、なんで僕、ドイツ語をちゃんと聞き取れるんだろう?
そんなの勉強したこともないし、バウムクーヘンとイッヒ・リーベ・ディッヒくらいしか、わからないはずなのに。

「ったく、クソヤローめ、アウトバーンにどうやって入ってきやがった!?
 さっさと中国にでも帰っちまえ、腐れ移民のケツ穴ヤロー!」

男はぶつくさ言いながら、再びトラックに乗り、走り去る。
僕はただ、男の剣幕に何も言えず、身体を硬くしたままでそれを見送る。

再び、僕は暗闇に包まれた。
灰色の空の、雲の間からのわずかな月明かりだけが、目に入る光のすべてだった。
虫の声しか、耳に入る音もなかった。

とにかく、道路にずっと立っているのはまずい。
僕は、なんとか潅木を抜け、フェンスをよじのぼり、なんとか外の畑へと出る。
規則正しく植えられたジャガイモの花が、月の光を反射して、うっすら白く光っている。

と、向こうの防風林の方から、乗用車のものらしいエンジンの唸り声が聞こえてきた。
木々の合間から、少しずつまたヘッドライトの明かりが見えてきた。

その白いフォルクスワーゲンのSUVは、防風林に囲まれた茶色い屋根の家の前で止まる。
ライトが消え、親子らしい女性と、まだ7〜8歳といったところだろうか、女の子の声がかすかに聞こえてくる。

「さ、早くシャワーに入って寝るのよ、アスカちゃん。」

「えー、テレビ見てもいいでしょ、ママ!?
 今日はこどもニュースで、セカンドインパクトの話をやるのよ!」

へえ、あの子もアスカって言うのか…偶然、だな…。

「ホント、アスカちゃんはお勉強が好きね。
 パパに似たのかしら?」

「ねー、お願い、ママ!」

親子は、ドアを開けて家に入り、ぱっと明かりが点く。
そうだ、あの家で電話を借りて、NERVのユーロ支部にでも迎えに来てもらおう。
僕は、ジャガイモの苗を踏み潰さないように、そろそろと歩きだした。
少し土が、スニーカーの中に入ってきた。
650名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 23:35:05 ID:JCsVZpuT
続き待ち!
エロも楽しみだがストーリー展開がもっと楽しみですね。
幼児期のアスカとシンジは可愛いなぁ…。
651名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 23:44:57 ID:RmniTcwG
>>649
むむん、展開が読めませんw
どうなるのか楽しみです
652名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 17:24:14 ID:0mRa7qMD
盛り上がってるスレを嗅ぎ付けて来るんだよね。
こういう、『書きながら投稿』を得意にしてる奴w
653名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 23:07:31 ID:k+yrewsJ
>>652
そういう刺のある言い方しなくてもいいのに…

まあ、話途中で切れると読み手の期待の裏返しでフラストレーションが上がるというのも一面としてあるので、
続きもので間空くなら、次回投下予定とか単純に「つづく」とかで続ける意思表示くらいはあったほうがいいかなあ

職人さんは気にせずどんどん投下してくれればいいと思いますが
654名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 23:36:45 ID:3vCkp5Ci
たった1レスずつでしかぶった切って投下するのって何なの?
その度コメが欲しいの?自己中なの?

と思ったことがある
655名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 12:30:12 ID:h/DO+wdw
専属慰安婦の続きマダ?
656名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 18:05:39 ID:Cu79AW8j
>>655
気持ちは分かるが、三日前に投下されたばかりじゃないか
少しは黙って正座してようよ
週一投下は結構つらいと言ってるんだからさ
空気嫁



657名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 21:04:07 ID:UBUrkM6d
専属慰安婦の続きマダ?
658名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 21:21:24 ID:/UCrdbJf
659名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 22:30:22 ID:9bm7BSRu
専属慰安婦の続きマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
660656:2010/06/04(金) 02:02:02 ID:SzB/MG+T
ヲマエラw
嫁てなかったのは俺か!
流れに乗るかw

専属慰安婦の続きマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン


LASキッチーさん、気にせずゆっくり良いもの書いてくださいw
ゆっくり待っとりますw
661名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 05:56:31 ID:C9DCQhDs
あげんな
662名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 17:29:13 ID:Csf0sLLh
急かすとクオリティ落ちるぞw
663名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 19:36:15 ID:ciWgUIk7
 
664656:2010/06/05(土) 00:05:36 ID:9U7+37FK
やべぇ、あげてた

という事でROMにもどるわ
すまん
665まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/06/06(日) 08:41:43 ID:4tXnuQEl
お世話になっております、まとめサイト管理人です

本日、6月5日まで投下分をまとめサイトにアップロードいたしました
お気づきの点等ありましたらまとめサイトの管理人行きメールフォームまたはこのスレでご連絡いただければ幸いです

PC用
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携帯用
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以上取り急ぎご報告まで
666名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 14:26:09 ID:YYOeNkjK
脚本案 初の三機での作戦の後 深夜 シンジの部屋を訪れるアスカ。
「あんた遅かったわね」といってシンジにくすぐりの刑を処す。
我慢できずにむずかってボッキするシンジ。
「さあ・・・次は手コキ我慢よ」といってこすりはじめるアスカ。
あせるシンジに「さあ・・・私ガサついたから触らせてあげる・・・こっち向いていいのよ」と誘惑するアスカ
誘惑に負けてアスカの腰と尻を触るシンジ。
「あん。」と甘い声を出すアスカ。


ってのはダメかな
667名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 16:06:22 ID:YUqMteXu
>>666
新劇設定かな?そこはハッキリさせて欲しい
あとアスカの超積極的な行動の理由づけがなんか欲しい。ミサトさんのアドバイスをなんか勘違いしてるとかw
シチュエーションは結構好きです。投下期待してます
668名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 16:07:24 ID:YYOeNkjK
>>667
新劇設定
まあちょっとSっ気が入ったアスカと思えば。
669名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 16:35:29 ID:YUqMteXu
>>668
ふむ。新劇だったら、料理対決あたりでデレ式波が再度夜這いがシチュエーションに合いそうです
えこひいきの前でデレデレしてんじゃないわよ、みたいな
以上
670名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 16:36:28 ID:YYOeNkjK
>>669
料理・・・対決…?
シンジは京都にいたから料理には五月蝿そう。そういう設定はないけど。
671名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 16:41:36 ID:YUqMteXu
>>670
レイに対抗して式波が料理練習始めたところ、って意味でした。

今のところ、料理はシンジがダントツトップだけどw
672パッチン:2010/06/06(日) 20:59:04 ID:YYFpqaJ2
暑い…。
こんな場所で待つなんてやっぱりやめときゃ良かったかなぁ、と今更軽く後悔。

でももうすぐ来るよね…。来たら、もう逃げられないよね。

ドキドキと暴れる胸の奥を押さえこむように、アタシは身体を胎児のポーズにして縮こまる。
ぐるぐる回る頭を整理するよう、深く深く深呼吸。

「ふ…あぅぅ」

肺いっぱいにアイツの香りが溢れて、更にシュワシュワと熱い血が全身を駆け回る。

や、やば…失敗した。もっとおかしくなっちゃう…。

ガチャっ。バタン。ービクっ!!

廊下の方から聞こえた洗面所の扉の開閉音、遠くに鳴ったそれにアタシはくるまっていた『アイツの布団』を吹き飛ばしそうになるほどの身体の反応をみせてしまう。
673パッチン:2010/06/06(日) 21:00:54 ID:YYFpqaJ2
来る…来ちゃう。落ち着いて、落ち着くのよアスカ。

ペタペタペタペタ。

練習した通りに、その通り言えばいいだけなんだから…!

がたっ、すーっ

来た!!

部屋のふすまが開いた瞬間、アタシは隠れていた布団をガバッとめくり上げ、彼の前に姿を現す。
突然の出来事にキョトンとした表情をしているのは予想通り。
アタシはなるべく緊張を悟られぬよう、堂々とした振る舞いでベッドから降り立ち、彼に向かって高々と宣言するのだ。

「誕生日おめでとうバカシンジ!!プレゼントはアタシよ!!」

「・・・・・へ?」

「だからプレゼントはアタシの身体よ!!感謝しなりゃいよ!!」

・・・最後…緊張でかんじゃった…。

腰に手をあてシンジを見つめるアタシの頭には、赤毛にくくりつけた赤い大きなリボンが揺れていた。
674パッチン:2010/06/06(日) 21:02:23 ID:YYFpqaJ2
「ね、ねぇ本当にいいの…?」
「な、何きいてんのよ!アタシがいいって言ったのに、アタシが嫌がるわけないでしょ!」

アタシ達はシンジのベッドの上に乗り、お互い正座で向かいあっている。
豆電球の明かりの下、うっすらと戸惑ったシンジの表情がうつる。

「でも…僕達まだそんなことしたことないし…」
「ば、バカじゃないの!?同居してる恋人同士なんだから、エッチなことの1つや2つ当たり前じゃない!
交際3ヶ月、同居生活2年半、今までしたことないのがおかしいのよ!」
「そ、そういうもんなのかな?」

・・・極度に他人との距離感を気にしながら生きてきたアタシ達2人は、付き合い始めた今でも相手に触れることを微かに怖がっている部分がある。

無性にシンジに抱きつきたくなること、甘えてみたくなること…。
恋人同士なんだから思い切って行動しちゃえばいいのに、タイミングも方法も分からず、ただボーっと眺めてモヤモヤするしか出来ない。

このままじゃ良くないって…何か変えたくて…。

「じゃ、じゃあまずはキスからよ。アンタは目ぇ瞑ってこっち向いてなさい」
「う、うんっ」
675パッチン:2010/06/06(日) 21:04:18 ID:YYFpqaJ2
キュッと怖がるようにシンジは膝に両手を置いて肩をすくめる。
ドンドコドンドコと太鼓のようにアタシの胸が緊張を伝える。

実はあの因縁の鼻つまみキス以来になる。シンジと唇を重ねるのは…。

付き合ってからの3ヶ月…デートというくくりでデパートや映画に遊びに行く以外、本当に以前とほとんど変わらない生活をしてきたアタシ達。

勇気を出して、好きって伝えたあの日以来の胸の高鳴り。

失敗しないようお互いが触れ合うギリギリまで開けていた瞳を閉じ、静かに唇だけが2人を繋いだ。

「「んっ…」」

ふにゃん、とたわむような感触。
ドキンっ、と縮むアタシの心臓。

キスしちゃった・・・・・シンジと。

考えた途端、感覚が全て唇に集まっていき…シンジの感触がアタシの心を夢中にさせる。
柔らかくて温かい唇が優しくて…、ピクピクと緊張で震えるのが妙におかしくて…、シンジとキスしてるという事実で胸がいっぱいになる。

・・・こんなに温かい気持ちになれるんだね。キスって…。
676パッチン:2010/06/06(日) 21:06:36 ID:YYFpqaJ2
「ん…くちゅっ」

「ふゅん…!?」

その時、今まさにとろけていきそうだったアタシを目覚めさせたのは、膝の上で固まっていたシンジの両手。
我慢出来ないよ、と言わんばかりにアタシの両肩をそっと掴み、今度は自分から上半身をこちらに傾ける。

その動きと同時に唇を擦り付けるようにシンジが顔をひねってくる。

積極的な動きに慌てたアタシの開きかけた口に…突如シンジの舌がねじ込まれた。

「んっ、んちゅっ…」
「ふにゅちゅ!?んーっ!にゅぷちゅ…」

な、なによこの展開は!!予定ではアタシがガンガンリードしていくはずなのに!!

一定のリズムをとるように呼吸をしながら、アタシの口内をゆっくりねぶっていくバカシンジ!

一方完全になすがままになって、両目を開ききって呼吸困難のようにパニクるアタシ。

ま、負けちゃダメよ…アスカ。
677パッチン:2010/06/06(日) 21:08:50 ID:YYFpqaJ2
さっきからツンツンとアタシの舌をつついてくるシンジの舌。
一緒に踊ろ?と言わんばかりに誘ってくるそれに、おずおずと答えるように、アタシも舌を動かしてみる。

焼けるように熱い体と顔が、沸点を越えてくる。

気がつくとシンジに押し倒される体制で、布団の上に身を預けていた。

感じる舌はヌルリとザラリを足したような感触で、気持ちの良い物では無いはずなのに…。
シンジの舌・・・と思うと、擦り合わせることを止められない。

舌を伝って流し込まれる雫は、微かに歯磨き粉の香りがすること以外は無味無臭…。
でもシンジの唾液と思うと、それは危ない薬のようにアタシの心を魅了していく。
アタシとシンジの味が混ざったそれを飲み込むと、体中が燃え上がる。

美味しい…。

アタシがコクリと喉を鳴らすたびに、嬉しそうに鼻を鳴らすシンジが可愛い。

脳みそがクチュクチュという口からの音と味にゆっくり溶かされていく…。

なんで…こんなにコイツ大人のキスが上手いんだろ…?

絶対何かあるわね…。
678パッチン:2010/06/06(日) 21:10:40 ID:YYFpqaJ2
「…っぷは・・・アスカ」
「シンりぃ…」

離されたお互いの唇を繋ぐ透明な糸、その先に見える真っ直ぐにアタシを見つめる涙目のシンジ。

恥ずかしい・・・。多分アタシとろとろな顔になってる。
両手で顔を隠しそうになって、グッとこらえる。

シンジに恥じらって弱気になるアタシなんて、死んでも見せたくない。


「・・・あ、アスカ」
「な、なによ…」
「胸…いい?」
「あっ、・・・い、いちいち聞くんじゃないわよバカ!好きにしなさいよ!」
「ご、ごめん!あの、ありがとう…」

無意識に顔の付近に集まりかけていた両手を、グッと広げて大の字にする。
これから触られるという事実を必死にごまかすように強気でせめる。

シンジは軽く息を整えるようにしてから、小さくアスカ…と呟いて再びアタシに軽くキス。
そして右手が優しく優しく、アタシの胸に置かれた。

「あっ…う…」

「アスカ?」
679パッチン:2010/06/06(日) 21:12:20 ID:YYFpqaJ2
ノーブラのタンクトップというあまりにも薄い防具の下。シンジの手の熱さが敏感に伝わり、思わず声があがってしまう。
心配そうに顔を覗きこんでくるシンジから慌てて顔を逸らし、続きを促すようにアゴで指示する。

ま、まだ胸を触られてるだけなのに、どうしようもないくらい恥ずかしい。

無理かもしれない…これ以上のことしたら、心臓が爆発して死ぬかもしれない…。

下唇を噛み締め、必死で出そうな声を鼻から逃がすアタシを尻目に、感触を確かめるようフニフニ動くシンジの手。

い、いつの間にか両手使ってるし…。

シンジの手の熱と、揉み込まれたことに反応して、多分服の上からでも分かるくらい勃起してる乳首。
時々シンジの人差し指がそれを確かめるよう、布越しにサリサリと擦る。
「ひっ…んっ」

「アスカ…アス…カ」

ずっと名前を呼ぶシンジ…。
シーツをぐちゃぐちゃに握りしめながら、アタシは顔を横にブンブン振るしか出来なかった。
680パッチン:2010/06/06(日) 21:16:04 ID:YYFpqaJ2
シンジ誕生日記念に失礼します。初めから恐ろしくベタな展開すみませんw
エロは初めなのでエロく出来るか分かりませんが、まあ可愛らしく出来ればいいかと思ってます。
681名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 21:39:50 ID:Iep5WU6X
続きマダー?
682名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 22:15:06 ID:YUqMteXu
>>680
GJです。
これはAEOE設定かな?
シンジを待構えるアスカのヘッポコぶりがなかなか可愛いです。
続き期待。
683【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー:2010/06/06(日) 22:55:05 ID:z3qB4EIA
(注:今回、SM的表現が強くなっております。苦手な方はご注意ください)

・第5話「偽物」

シンジは新しい実験に参加していた。
過シンクロ状態のコントロール実験。
薬物投与でパイロットの感情を刺激し、エヴァに疑似暴走状態を作り出すのが目的だ。
パイロットの過剰な怒り、悲しみ、絶望がエヴァのパイロットを守ろうとする本能を刺激し、設計以上の性能を引き出す。
偽物の感情を作り出し、エヴァを騙すとも言える。
地下のエヴァ実機を使った広大な演習施設での、その結果は150%を超える高シンクロ率を叩きだした。
薬物投与とは言え、このシンクロ率を再現性を持たせて実現できたことにスタッフがざわめく。
シンクロ率100%というのは決してシンクロ率の上限というわけではない。
パイロットが己の体を操るようにエヴァを操縦できる状態を便宜上100%としているだけだ。
150%というのは、まるで自分の体が敏捷な獣になったような感覚だ。
もっと言えば猛獣に自分の精神が乗り移ったような感じだ。
4つ足で演習用ターゲットめがけて突進し、両手で無骨な鉄骨で組まれたターゲットを引きちぎる。
瞬く間に4つのターゲットを破壊するが、また新たなターゲットが地面から出現する。
(くそっ!まだいるのか!早く、いなくなっちゃえよっ!)
5つ、6つ、7つ。
ターゲットを粉砕していく。
(こんなに動けるなら、いくら敵が来たって!)
ふと、ジオフロント内で第14使徒を殲滅した時の激しい感情の高ぶりを思い出す。
あの時は皆を守りたい、失いたくないという一念だけで、自分でも信じられないくらいのエヴァとのシンクロ率で目の前の使徒を地表に叩きだした。
活動限界ぎりぎりで使徒を地面に叩きつけ、その顔を引きはがそうとしていた。
あの時の無我夢中の精神状態に近いかもしれない。
獣の様に衝動のままに目の前の敵を倒し、破壊する。
その後のシンクロ率400%を記録したという史上最強の暴走の記憶はシンジ自身にはなかったが。
8つ。9つ。最後のターゲットを粉砕するまでほんの数分しかかからなかった。
(これで終わった…)
「あ!」
不意に演習施設の加粒子砲が火を噴き、初号機の顔面に迫る。
なんとか着弾寸前に左手をかざし、ATフィールドを強化する。
バシュッ!
ATフィールドでほとんどのエネルギーを弾きかえすが、ほんの僅か、反応が遅かった。
ATフィールドを貫いた加粒子の射線がエヴァの装甲を融解させ、左手を焼く。
「うう、うああああっ!!!」
左手に走る激痛。
いつもの神経接続から伝わる苦痛とはレベルの違う痛みに、シンジは絶叫する。
だが、それで終わりだった。
「実験終了します。シンジ君は大丈夫かしら?」
リツコからの問いに苦痛を堪え、シンジが問題ないことを答える。
「初号機のケージへの格納後、パイロットはメディカルチェックをすぐに受けてください」
「了解」
シンジは、鈍い痛みを覚える左手を見る。
手のひらの端がまるでナイフで切り裂かれたかのように破れて、出血している。
(まさか)
エヴァからのフィードバックでパイロットが傷つくことなど。
だが、過剰なシンクロが副作用でパイロットへのフィードバックによりパイロットを負傷させる、
もしくは命の危険をもたらすことは以前から理論的に予想されてはいた。
実際、400%の異常なシンクロ率を記録した際にはシンジ自身が己の肉体の形を失うという極限の状態に追い込まれた。
そして、今回のこの負傷もそれに次ぐ、理論の実証だった。
つまり暴走状態のエヴァを破壊することは、パイロットを破壊するのと同義になるということだ。
(これじゃ、エントリープラグを傷つけなかったとしてもパイロットが死ぬじゃないか…)
シンジは暗澹たる気持ちになる。
綾波レイのコピー体がすべて失われた今、ダミープラグの製造は不可能のはず。
であれば、理由はなんであれ、敵対するエヴァに乗っているのは生身の子供達しかありえない。
(こんどは本当に人を殺してしまうかもしれない…)
顔を右手で覆い、溜息をつくシンジ。
684【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー:2010/06/06(日) 22:55:58 ID:z3qB4EIA

薄暗いモニタールーム。
初号機が獰猛な獣、といった動きを見せ、9つのターゲットを瞬く間に破壊する様が巨大なスクリーンに映し出されていた。
リツコ、ミサト、レイ、そしてアスカがそれを固唾を呑んで見守っていた。
「ビーストモード。エヴァの獣化第2形態の実用化への良いデータが取れたわね」
満足げなリツコ。
「凄い…!」
実験の成果である初号機の従来の常識を超えた動きに、ミサトとアスカは素直に感嘆の声を上げる。
(それにしてもまあ、リツコ、アンタも良くやるわね)
半ば監禁中の身でありながら精力的にエヴァの研究を続けている友人の横顔を見つめ、ミサトは畏敬の念を抱く。
アスカは身を震わして、モニターを見つめ続けていた。
「…こ、これ、私もこの薬使えば、エヴァを動かせるようになるんじゃない?」
期待を込めて、リツコを見つめるアスカ。
「…残念ね。この薬はシンクロ率の倍率をアップさせるものなのよ。底上げするわけじゃないわ。今の貴女が使っても、
起動指数に届くかどうか、というところね」
輝きかけたアスカの目が伏せられる。
「そう…」
リツコが声をひそめて言う。
「それに、この薬はパイロットの感情を無理やり増幅させるの。アスカ、今の貴女のような精神的に不安定な人間には危険すぎて使用できないわ」
「く…」
うなだれるアスカ。
「なんで、アイツばっかり…」
「…碇君、苦しそうだった」
突然、口を開いたのはレイだった。
「そうだった?レイ」
アスカを気づかって見ていたミサトが意外そうに振り向いて言う。
画面の端にはエントリープラグ内のシンジの表情も表示されていた。
ミサトもアスカも初号機の動きに目を奪われて、シンジの様子などロクに見ていなかったが。
「はい。いつもの碇君じゃないようでした」
「はん。アイツ、ちょっと調子に乗ってやり過ぎただけじゃないの?」
軽口を叩くアスカ。
レイは静かに言葉を返す。
「貴女もあの薬を使ったら、碇君と同じように苦しむと思う。だから貴女にも使って欲しくない」
きょとんとするアスカだったが、すぐに食ってかかる。
「アタシが弐号機に乗れなくても良いって言うの?」
レイを睨みつけるアスカに対して、レイは無表情のままだ。
「アスカ、いい加減にしなさい。レイはそんなこと言ってないでしょ?」
ミサトが見かねて割って入る。
685【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー:2010/06/06(日) 22:57:26 ID:z3qB4EIA

ネルフからの帰り道を、シンジとアスカが並んで歩く。
「あの薬は良くないよ…。なんか自分が人間じゃなくなるような気がする」
「気のせいでしょ?それくらいで、エヴァの戦闘能力が数倍に跳ね上がるんだから、いいじゃない」
「あんな事までしてシンクロ率を上げなくても、エヴァで戦うことはできると思うんだ。別のやり方で」
「は、さすがは無敵のシンジ様。余裕しゃくしゃくですわね」
アスカがわざとらしく、高い声でしゃべる。
「ワタクシめが、毎晩、お慰めさし上げている甲斐がありますわ」
「そんな風に言わなくてもいいじゃないか…」
困ったようにシンジが返す。
「シンクロ率だけ上がったっていいことなんてないよ」
「ほら、見てよ」
包帯に巻かれた左手を見せる。わずかに血が滲んでいる。
「こんな風になるんだ」
アスカが息を呑む。
「だから…、アスカはもう、無理してエヴァに乗らないほうがいいんだ」
(もう、トウジや綾波のように傷つく人は見たくないんだ。だから…)
綾波レイのことはアスカに対しても秘密事項となっていた。だからシンジはそれ以上の言葉は継げなかった。
だが、アスカの反応はシンジの予想と違っていた。
「…それくらいの傷が何よ。そんな怪我が怖くてエヴァに乗れるもんじゃないわ。それともまたアタシがエヴァのトップパイロットになって、アンタを追い抜くのが怖いの?」
「違うよ!エヴァにこだわったって良いことなんてないんだ!」
パシッ!
「どうせアタシはエヴァを起動することすらできない役立たずよ!でもアンタに説教される覚えはないわ!」
アスカに頬を張られたシンジが口をつぐむ。
そのまま2人は無言のまま帰宅した。
686【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー:2010/06/06(日) 22:58:11 ID:z3qB4EIA

マンションでの夕食は味気ないものだった。
茹でたスパゲティにレトルトのソースをかけたものと、レトルトのスープ。
メニューより、会話のなさがシンジには耐え難かった。
「そうだ、スイカがあるんだ、食べようよ!」
立ち上がったシンジに、スパゲティの最後の一本をつるんと飲み込んだアスカが目を向ける。
「スイカ?」
「そう。ミサトさんが産地から取り寄せしたんだけど、ミサトさんがしばらく家には戻れないから食べちゃって、だってさ」
「ふーん」
冷蔵庫からスイカを取り出し、切り分け始めるシンジ。
頬杖をついてそれを眺めるアスカ。
「はい、どうぞ」
スイカを半分にしたものを更に半分にし、2.5センチくらいに切り分けたものがずらりと大皿に並んでいる。
「ちょっと切りすぎなんじゃないの?」
「うん。でもアスカ、スイカ好きだったよね?」
「まあね」
言い終わらないうちに手を伸ばし、スイカにかぶりついているアスカ。
シャクシャクと噛み、ゴクンと飲み下す。
「ふむ、なかなか甘くて美味しいじゃない…」
ちょっと表情を和らげたアスカに、ほっとしたシンジもスイカにかじりつく。
「ほんとだ。美味しい。ミサトさんいいもの買ってくれたね」
そういえば、加持さんもスイカを作っていて、みんなに食べさせてくれることになっていたっけ。
結局、使徒の侵攻でジオフロントの本部施設ごと畑も失われ、それも実現しなかったのだが。
アスカがぽつりと呟く。
「加持さんの作ったスイカ、食べてみたかったな…」
どきりとする。
「…そうだね」
アスカが寂しそうに漏らした言葉に同意するのと同時に、違う感情が沸き起こる。
(また、加持さん、かよ)
なんで死んでしまった人のことばっかり言うのか。
シンジの心に冷たい風が吹く。
そんなシンジの心を知ってか、知らずかアスカが不意に問いかけてくる。
「今日もどうせ…、するんでしょ?」
「今日は、…射精しちゃダメだって、リツコさんに言われたんだ。今日使った薬の、明日の身体データ収集に影響出ちゃうからって」「…だから、今日は止めておくよ」
「…ふーん。そりゃ、おサルのアンタには残念だったわね。バカシンジ」
拍子抜けした様に視線をシンジからそらす。
「じゃ、今日はゆっくり寝かせてもらえそうね」
さらにスイカにパクつくアスカ。
「あんまり食べると後でトイレが大変だよ…」
「アンタが切ったんでしょ…」
大皿に乗ったスイカをすべて食べ終わると、アスカは「寝るわ」と言ってさっさと自室に引き上げてしまった。
687【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー:2010/06/06(日) 22:58:39 ID:z3qB4EIA

1時間ほどして、TVを見ていたシンジが立ち上がる。
(やっぱり駄目だ…)
投薬のせいか、夕方のアスカとの口論のせいか、はたまた加持リョウジの名前をまた聞かされたせいか。
イライラが収まらない。
そんな精神状態でアスカを求めても、アスカに酷い行為をしてしまいそうだし、実際、射精を禁止されたのも事実だったから、
今晩はやめておこうと思ったのだが、やはり我慢できない。
アスカの部屋の前に立つ。
「アスカ?」
アスカの部屋の襖をゆっくり開き、小さな呼びかけるシンジ。
返事はない。
(寝ちゃったのか…)
シンジは少し思案すると、きびすを返す。
しばらく、マンションの中を行き来したあと、アスカの部屋にそっと入る。
シンジがそろそろとベットに近づき、腰をかがめる。
すうすう、と小さな寝息を立ててアスカは寝ていた。
その安らかな寝顔をじっと眺めていると、夕方の激しい怒りを見せたアスカとは別人のように思える。
(いつもこんな風に大人しければ、もっと可愛いのに…)
勝手な願望だと自覚しつつ、そう思う。
頬に掛った髪をそっと指で横に払ってやる。
その美しい顔をしばらく眺めたあとシンジは行動を起こす。
ベッドの横から手を伸ばし、ゆっくりと首元からタオルケットを剥いでいく。
縞模様のパジャマ姿があらわになる。
慎重にアスカの手を掴み、万歳のようなポーズをとらせる。
両手の手首を交差させ、素早くタオルを巻いた上からロープでぐるぐる巻きにしていく。
「ん…?」
アスカが寝ぼけたような声を漏らす。
一瞬、シンジは次の行動を躊躇するが、すぐに手を動かし始める
手首を縛り上げたロープをアスカの頭の先のベットの柱に縛り付ける。
急いで、足もとのほうに移動し、両足首を別々に手首を縛ったようにベッドに固定する。
これでアスカが人の字型にベットに縛りつけられた形になった。
「ふう」
一仕事を首尾よく終え、シンジが安堵の息を漏らす。
688【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー:2010/06/06(日) 22:59:07 ID:z3qB4EIA

そろそろとアスカの胴の右側に移動し、アスカの耳元で囁く。
「アスカ、起きてよ」
「う…、ん…?」
目をシバシバさせて、アスカが首を振って起きようとする。
だが、両手が頭の上で縛られているため、身を少し起こしたところで、両手を後ろに引っ張られるような形でそれは失敗する。
「え…、あれ?」
足を動かしてもほとんど自由がないのが分かると、首を左右に振ってシンジの姿を認め、次第に状況を理解するアスカ。
「シンジっ!アンタ何やってんのよ?」
シンジはそれには答えず、アスカの手足の様子を見る。
「な…、何?なに、人を勝手に縛って…。こんなこと許されると思ってんの?」
アスカの縛めが完全であることを確認し、ようやくシンジが語りかける。
「今日はアスカにビンタされたしさ、また殴られないようにね」
「…悪かったわよ」
「それに、アスカの「仕事」は僕を慰めてくれることだよね?」
目を見開いて、驚くアスカ。
「まさかこの恰好でアタシを犯そうっての?」
「アスカ、今日は出しちゃダメだから、ちょっと変わった感じでしたいんだ」
「何よ…」
「出さなくてもいいんだ。でも、アスカに触りたいんだ…。ゆっくり。いいでしょ?」
「…勝手にすれば」
シンジにこれ以上の害意がないのを確認して安心したのか、視線を逸らしてアスカが呟く。

シンジがアスカに添い寝すると、ゆっくりと胸に手を這わせる。
「う…」
アスカがビクンと反応する。
布越しに触るのは久しぶりだ。
ギュッと両手で握りしめるとアスカの乳房の大きさが伝わってくる。
(なんか、前よりちょっと大きくなったような気がする…)
アスカの腹にまたがり、やや痛みの残る左手で胸を揉み続けながら、右手を股間に伸ばす。
「あう…」
パジャマの上から股間を擦りあげられ、アスカが声を上げる。
パジャマを着たまま縛りあげられ、愛撫に身を捩じらすアスカを見ていると、まるで自分が少女の寝室に深夜潜り込み狼藉をはたらく変質者になったような気がしてくる。
実際、無理やり本人の了解を得ていること以外はまったくその通りなのだが。
パジャマの上着のボタンを外していき、上着を首元まで押し上げる。
ぷるんと、乳房が揺れながらシンジの目の前に現れる。
両手を縛っているので、それ以上は脱がすことはできない。
アスカの下半身のほうに移動し、パジャマの下とパンティも脱がす。
弾力のあるパジャマなのでひざ下まで下すことができた。
可愛らしいパジャマ姿で縛られたまま、胸と、秘部を露にさせられたアスカの姿は、痛々しくもいやらしい。
自分だけ部屋着のままなのも一方的にアスカを凌辱しているような気分を助長させる。
思わずシンジは、携帯を取り出し、シャッターを切る。
パシャ。
「あ…、な、何撮ってんのよ!?」
アスカが抗議の声を上げる。
「大丈夫だよ、誰にも見せないから」
身を起こそうと、もがくアスカにのしかかり、乳首を口に含む。
「だからって…、ああっ」
アスカの体から力が抜け、ぐったりとなりシンジの愛撫に身を任せる。
「ふふ、アスカの乳首、もう立ってるよ。エッチだなあ」
「違う、アタシはそんなんじゃ…。あううっ!」
口の中で乳首を舐めまわし、右手でもう片方を揉みながら乳首をこねまわす。
今日は、アスカに挿入することはできない。
別に挿入を禁止されたわけではないが、実際のところ、シンジはアスカに挿入したらあっという間に射精してしまう。
だから、今日は挿入は一切しないつもりだった。
そのかわり、いつもは挿入を急ぐあまり、最小限にしがちな愛撫を今日はじっくりして、アスカの嬌態を楽しむつもりだった。
まるで赤ん坊に戻ったようにアスカの胸にすがりつき、乳房に甘える。
「あ…、ああ…」
アスカの切なげな声を聞きながら、シンジはうっとりとその行為に浸る。
689【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー:2010/06/06(日) 23:00:22 ID:z3qB4EIA

30分ほどもそうしていただろうか。
次の愛撫に、移ろうかと身を起こしたシンジに、アスカがためらいがちに言う。
「ト、トイレに行きたいんだけど…」
動きを止め、シンジが問い返す。
「おしっこ?」
「…!そ、そうよ!」
顔を赤らめてアスカが答える。
一瞬思案したシンジが、答える。
「分かったよ。ちょっと待ってて」
身をアスカから離し、立ち上がるシンジにほっとするアスカ。
だが、シンジはアスカに背を向けると、部屋から出て行く。
「え…?ちょ、ちょっとシンジどこ行くのよ!?さっさとこのロープほどきなさいよ!」
アスカの抗議の声への反応はない。
しばらくすると、シンジが戻ってくる。
「ゴメン、おまたせ」
「何やってんのよ、早くほどきなさいよ…。ええ?」
アスカの下半身に陣取るシンジ。
「ちょっと何する気なの?」
「ほら、これですればいいからさ」
シンジが突き出したのは葛城家に常備されているビール用の大型の紙コップだった。
「な…」
絶句するアスカ。
シンジがアスカの股間に紙コップをあてる。
数秒後、想像外の事態へのパニックからアスカが立ち直り、猛然と抗議を始める。
「バ、バカァ!そんなことできるわけないでしょ!?早くロープをほどきなさいよ!!」
「アスカのおしっこしてるところ、見たいんだ」
「へ、変態じゃないの!?」
「そうだね。僕は変態かもしれない。アスカのいろんな恥ずかしがるところを見てみたいんだ」
「…!」
またも絶句するアスカ。
「い、いいわよ…。だったら我慢するわ!」
「そう?今晩はもしかしたら朝までアスカといっしょにいるかも。何しろ出さないからね。それじゃ、アスカの「仕事」は終わんないよね?」
「ええっ!?」
「朝まで我慢はきっと無理だよね。アスカ、さっきスイカ食べ過ぎだもの」
「く…」
「まあ、ホントにしたくなったら言ってよ」
追い詰められたアスカの心など、どこ吹く風といった感じで、添い寝したシンジが肌への愛撫を再開する。
「ああっ。ヤダっ」
脇の下をなぞるとアスカが上半身を揺すって嫌々をする。
再度胸を経由して、お腹のきれいなラインをなぞり下腹部へと愛撫のターゲットを移す。
「ああ、ダメ、あううっ!」
敏感な脇腹を指先で攻めると、快感と尿意が混じったか、アスカの声のトーンが切迫した感じになってくる。
690【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー:2010/06/06(日) 23:01:04 ID:z3qB4EIA

また30分ばかり過ぎたろうか。
「シンジ、お願い…」
アスカが哀願するような目でシンジを見つめる。
シンジはドキリとしてアスカを見つめ返す。
「トイレに行かせてよ…」
「駄目だよ」
「…。夕方ぶったの怒っているの?謝るから!ゴメンナサイ!」
必至の面持ちに胸が痛くなるのを覚えるシンジ。
「だから…、ね?」
だが、そんなちっぽけな良心より、もっと優先することがある。
「駄目だよ」
「…そ、そんな」
驚きで目を丸くするアスカ。
「だって僕はアスカに恥ずかしいことしてもらうと気持ちいいんだ。これもアスカの「仕事」だよね?」
「変態…」
目を瞑ってうつむくアスカ。
「いいわよ、分かったわよ!!ここですればいいんでしょ!?じゃあ、させてよ!」
「分かったよ」
アスカの背にクッションを入れてやり、やや状態を起こした格好にしてやる。
アスカの股間の間に入り、腰をやや浮かさせて、タオルと紙コップを下におく。
「はい、どうぞ」
「ちょっとシンジ、置いたらそこどきなさいよ、邪魔よ!」
「いいよ、ここで見てたいんだ。アスカがおしっこするところ」
「バカッ!!変態!!」
「そうだね。でもそろそろアスカも限界なんじゃない?」
アスカの下腹部を指でなぞってやる。
「ああっ、ダメ、触らないで!」
「早くしちゃったら?」
「く…。分かったわよ…」
観念したアスカが尿道を緩めたようだった。
「う…」
チョロチョロと、水流が滴り落ちる。
それが見る間に水量をあげていく。
「ああ…」
苦痛からの解放と、羞恥心からかアスカが艶っぽい吐息を漏らす。
「いっぱい出てくるよアスカ」
シンジが感心したように呟く。
「嫌ぁ、見ないでぇ!」
全身をびくびくと痙攣させ、アスカが声を上げるが、水流はもはや止まらない。
それを紙コップで慎重に受け止めるシンジ。
大きな紙コップをいっぱいにするほどになったところで、アスカの放尿は終わった。
「あ、うう…」
屈辱に身を震わせ、嗚咽するアスカ。
それを見ながらシンジが紙コップを取り出した。

タオルでアスカの下半身を拭いてやり後片付けをすますシンジ。
溜めていたものを全て出しつくして放心状態のアスカを、シンジがまた撮影する。
だが、アスカはもう、それくらいでは反応しないようだった。
いい機会と、アスカの両足のロープを一旦外し、パジャマとパンティを抜き取ってから、また縛りなおす。
アスカが暴れる気配もないので、上半身にまわり、同様にパジャマの上着を抜き取り、両手を固定し直す。
アスカが生まれたままの姿で、ベッドに縛り付けられている。
放心しているアスカの無表情と相まって、淫靡さのある西洋絵画のような雰囲気を醸し出している。
また、数枚写真を撮る。
691【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー:2010/06/06(日) 23:03:01 ID:z3qB4EIA

アスカの両足を開き、股間に顔を埋めるシンジ。
「あっ」
ようやく、我に返ったアスカがか細い声を上げる。
秘裂を指で割り開き、中を指で探る。
やや、ぬめりを感じる。
「アスカ、もう濡れてるよ。もしかしておしっこして感じちゃったの?」
「バカァ…。そんなことあるわけないでしょ…」
アスカの反論も弱々しい。
ワレメ内部を舌でなぞっていくうちに、奥から愛液がどんどん溢れてくる。
「…う、あん、ああん」
クリトリスもいつの間にか包皮の中から顔を大きく出している。
丁寧にクリトリスを舐めまわす。
「あん、はああっ!ああーん!」
いつもより反応が激しい。
(やっぱりさっきのおしっこが効いたのかな?)
と考えながらも、シンジは愛撫の手を緩めず続ける。
しばらく、下半身への愛撫を続けたシンジだったが、そろそろ物足りなくなってくる。
いつもなら、とっくに挿入してアスカの膣内を味わっているころだ。
(やっぱりアレを使ってみよう)
シンジが立ち上がり、ベッドの横の鞄から何かを取り出す。
「な、なに?」
シンジにされるがままに愛撫されていたアスカだったが、シンジの不穏な動きに警戒する。
身を起してシンジのほうを見つめる。
「今度は何をする気…?」
シンジは平然と答える。
「いつもと一緒だよ。アスカに僕のを入れるんだ」
「でも、出しちゃ駄目、なんでしょ?」
不思議そうな顔のアスカにそれを見せつける。
男性器を模した、張形。バイブレータ。
「ひっ」
アスカが息をのむ。
「な、何?それ…」
色は、透明がかったピンク。ペニスを模した本体に、刺激用の2本の突起が付いている。
「リツコさんにもらったんだ。ネルフで採取した僕の身体データをもとに作らせたから、ぼくのアレそっくりなんだって」
アスカがまた目を丸くしている。
「だから、アスカも安心していいよ」
「い、嫌よ、そんなの…」
眉をひそめ、不安気な表情のアスカ。
「アスカはこういうの使ったことはないんだ?」
「あ、あるわけないでしょ!」
(さすがにこういうのは使ったことないのか…)
シンジの心に悪戯心が芽生える。
「やっぱり。きっと嫌がるだろうと思って、縛らせてもらったんだ。じゃあ、いろいろ試してみようよ」
「や、やだぁ…」
「大丈夫だよ…」
嫌々と首を振るアスカを無視して、その張形をアスカの乳房の下側に押しあてる。
「ひいっ」
冷たい感触に身を震わせるアスカ。
「ほら、僕のとそっくりでしょ?」
アスカは張形を見つめると、顔を赤らめ、すぐに下を向く。
シンジがスイッチを入れるとブーンと低い音を立てて張形が振動する。
「あ…、なにそれ…?」
乳房の柔らかい皮膚を細かく波打たせながら先端を移動させる。
乳首に当てるとアスカがひときわ高い反応をしめした。
「ああっ!いやあっ!」
その刺激から逃れるように上半身を揺らすアスカ。
692【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー:2010/06/06(日) 23:04:16 ID:z3qB4EIA

アスカに見せつけるのはそれくらいにして、下半身に再度潜り込む。
張形の先端を右足の太もも内側に押し付け、スイッチを入れたままゆっくりと足の付け根に向ってなぞっていく。
「あ…、やっ!」
アスカが足と腰をくねらす。
もう左足からもそれを繰り返し、ようやく張形がアスカの秘部にたどりつく。
「うっ。ダ、ダメ…」
体で一番敏感な部分にそれが近づいたのを感じ、恐れおののくアスカ。
ブーンと鈍い音を立てるシンジの分身がアスカのワレメの外側をなぞりだす。
「ああっ、いやっ!あああっ!」
大陰唇を震わせて蹂躙する張形にアスカがなすすべもなく喘ぎ続ける。
腰をもう片方の手で押さえていないと、狙いが定まらないほどだ。
3周ほど周回コースを楽しむと、アスカの膣口からどっと愛液が溢れ出してくる。
「うう…」
スイッチを切り、張形をアスカの肌から放すと、ようやくアスカの喘ぎが落ちついてくる。
「アスカ、すごい濡れてきたよ」
「嘘よ…」
アスカの声ももう頼りない。
「こういう素直なアスカって可愛いよ」
「やだあ、バカぁ…」
まるで幼児がぐずるような口調だ。
「じゃあ、そろそろアスカの中に入れてあげるね」
シンジが姿勢を正して、アスカの膣口に張形の先端を押し当てる。
「あ、やだ…、今入れないで…」
アスカの最後の懇願をも無視して、張形をアスカの胎内に潜り込ませる。
十分濡れていたおかげか、ズブズブと張形はスムーズに挿入されていく。
「ああーっ!」
顔をのけぞらせてアスカが悲鳴のように叫ぶ。
完全に根元まで張形を挿入すると、今度はゆっくり手元に引き戻し、また突き入れる、をくり返す。
「あ、ああ…。あううっ!」
張形と膣口の隙間から愛液が滴り落ちる。
「ほら、見てよ、アスカ。こんな風に入っちゃっているよ。アスカもいっぱい」
ことさらアスカが恥ずかしく感じるようにしゃべりかける。
「ああ…。酷いよ、シンジぃ…」
トロンとした目でそれを見つめながら、頬を真っ赤に染め、ぼおっとした表情でアスカが呟く。
ふと、手を止めそのアスカの全身をじっくりと見る。
さんざん繰り返された愛撫に、両胸の乳首がぴんと突き立ち、乱れた栗色の髪が白い肌にまとわりついている。
そして、可憐な少女の奥ゆかしい部分に、突き立てられたグロテスクな張形。
無残な、そして淫靡な光景だ。
パシャ、ともう一枚、アスカの淫らなポートレートが記録されたが、本人にはもうそれをとがめる気力はないようだった。
693【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー:2010/06/06(日) 23:05:08 ID:z3qB4EIA

とうとうシンジは、最後の行為を開始する。
張形の抜き差しを再開し、ペースを徐々に早めていく。
「ア、アアッ。ああん」
つき方を少しずつ変えてはアスカの反応を伺い、アスカの急所を絞り込んでいく。
「アアーン、アアッ、はあああん!」
感じる部分を集中的に攻められ、声を張り上げるアスカ。
いままで、シンジがアスカの胎内の気持ちよさからすぐに射精してしまっていたため、アスカはまだ膣感覚に目覚めていなかった。
だが、絶頂を知らぬ張形による終わりのない攻めはアスカの官能を目覚めさせていく。
「いやあ、ダメ、ダメぇ!!」
髪を振り乱し、全身を波打たせるアスカ。
(これで縛ってなかったらどうなっちゃんだ!?)
シンジが唖然とするほどアスカの体が暴れまわる。
負けないように、張形のピストン運動を激しくさせていく。
ズボッ!ズボッ!
「ああーっ!いやあっ!変になっちゃう!」
結合部から淫らな音が響き、アスカの嬌声とともにシンジの脳を焦がす。
(これでどうっ!?)
膣奥の上側を突くように連続で張形を送り込む。
「うっ!ひあああっ!あああーん!!」
一際、大きな声を上げたかと思うと、アスカがブリッジをするように股間を天に突き上げる。
そのまま、ビクビクと痙攣を繰り返したかと思うと、ぐったりとなった。
シンジも、張形の動きを止め、深い息をつく。
(これがイッちゃう、てことなのかな?)
目を閉じて、悩ましげな表情で、はぁはぁと荒い息を繰り返すアスカを見守るシンジ。
(なんてイヤラしい娘なんだ…)
だが、シンジの全身は初めてアスカを絶頂に導いた喜びでいっぱいだった。
「やっぱり、恥ずかしいことをしたほうがアスカは感じやすくなるんだよね…」
アスカは絶頂の余韻に浸っているのか、無言のままだった。
(これで他の誰かのことなんか忘れて、もっと僕のことを見てくれれば…)
694【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー:2010/06/06(日) 23:06:16 ID:z3qB4EIA

その晩は、そのまま力尽きたように寝てしまったアスカにシンジも添い寝して朝を迎えた。
朝、早くに目が覚めたシンジ。
寝ているアスカをロープから解放してやり、体をタオルで清めた後、パジャマを着せてやる。
「意地悪して、ごめんよ、アスカ」
アスカの安らかな寝顔を見て、ふと罪悪感が蘇り、思わず言葉が漏れる。
「でも、アスカが心配なんだ。もっと大人しくしててくれればいいのにって」
「こんな勝手なこと言ったらアスカ怒るよね…」
可憐な唇に目が行く。
アスカの顔にのしかかるように顔を近づける。
アスカの肌の熱が感じるくらいの距離にまで近づく。
(でも、約束は守んなきゃだめだよな…)
思い直したシンジはそのまま、背を向け、部屋を出て行った。

シンとなったアスカの部屋。
「意気地なしのバカシンジ…」
寝返りを打って背を丸めたアスカがそう呟いた。

(つづく)

シンジ君の誕生日の本日に、今回特に非常にアレな内容の本作を投下で恐縮です(汗)
こちらはシンジ君へのプレゼントがアスカさんというより、生贄がアスカさんみたいな…(汗汗)
今後のネタふり的にバイブプレイを盛り込みたいというのが今回の出発点でしたが、
○学生で、バイブプレイとかねえだろ、というようなツッコミ対応をいろいろ盛り込むうちに
シリアスパートやら、緊縛プレイやら長くなりました。
一応、あまりマニアックにならないよう、羞恥、SMチックなのはこれ位を限度にする予定ですw
あと過シンクロとかビーストモードとの関連云々は俺様設定ですので、広い心でお許しを。
(一応、演出重視のEOEにそれっぽい後付け設定をつけてみたいという厨二病なので)

レスどうもです、皆さん。

>>642
今回、かなりエスカレートさせてみましたw
これくらいが限界ぽいですがw

>>645
今回はまだ元気なアスカを落とす、みたいになりましたが、次回あたりから病み始めになりそうです。

>>646
ちょっと甘い要素も欲しいということで、ご指摘通り学園エヴァからです。あれくらいは本編でもあってもいいかなということで。
鬼畜シンジはただの鬼畜になってしまうとLASじゃないので、ちょっと苦労するところです。可愛いと思っていただければ幸いw

>>665
いつもありがとうございます。

投下待ちレスの方も励みにしてますが、やはり週一はきついw
今回はシンジきゅん誕生記念で頑張って投下しましたが、次回は19日くらいと予め降参宣言しておきます
695名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 23:42:01 ID:dCNJXJE4
お疲れ様!!!!
696名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 00:24:26 ID:YSpZCzwN
LASキッチーさん本当にお疲れ様でした。
これだけ中身の濃いSSを投下して頂いてありがとうございます。
ただ単にエッチをするだけではなく、そこに至るまでの細かい描写が素晴らしいですね。
どんどんエッチになっていくアスカに引き込まれてます。
羞恥プレーとして野外露出とかもいいかもしれないですね。
次の投下を心待ちにしてます。
697名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 00:52:43 ID:eZ9Z7892
更新乙です!!
放心するアスカさんに萌えました!!
19日の更新楽しみにしております!!!!!
698侍大将 ◆2phQ3EPUH. :2010/06/07(月) 03:59:01 ID:DH87jlCS
パッチン氏、キッチー氏乙です!
ほんわかと濃厚のダブルパンチでフラフラですよええ

Ps.……ネタが無い無いと考え抜いた挙げ句、誕生日を過ぎてから、
「シンジ……誕生日プレゼントがあるの……」
「え!? 嬉しいなぁ。で、どこにあるの?」
「えーと、あたしのお腹のなか……」
「えぇ!?」
「去年シンジから貰った誕生日プレゼントが当たっちゃったみたい……」
と言う愚にもつかないネタを思い付いてしまった私を許してくださいw
699名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 04:09:40 ID:eZ9Z7892
>>698

というか、それはもう産まれてるるのでは???www
700名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 07:08:38 ID:t3VSc61L
アスカの誕生日にもらったならまだだろ


というわけで2人とも乙

続き待ってる
701名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 23:58:42 ID:sIhv6jDq
みんな乙
なんか書きたいけど創作意欲が湧かんorz
702名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 00:47:25 ID:WjESMyRf
>>698
乙です
6ヶ月か…。気付かれずに済む段階かなw
「シンジの誕生日まで黙っていよう…!」とか一人微笑む(たぶん大人の)アスカさんを想像して萌えました

>>701
破DVDでも見て、エネルギー充填を…
703Time after Time:2010/06/08(火) 08:10:39 ID:t5PX4Kde
呼び鈴を押してからややあって、母親の声が奥から聞こえてきた。

「はーい、どちら様、こんな時間に?」

「すみません…迷ってしまって…電話を貸してもらえませんか?」

目の前の、重厚なドアが開く。
金髪の30代らしい女性がいぶかしそうに僕を見つめる。

「あら、貴方…日本の方かしら?」

「…なんで判るんです?」

「その名札よ、『イカリ』と読むのかしら?
 母が日本人でね、私もキョウコという日本名があるのよ。」

「そうなんですか…あの、電話、貸してもらえませんか?
 帰りたいんです、うちに。」

「ええ、いいわよ…娘が汚すもので、部屋、少し散らかってるけれど。」

「ありがとうございます!」

キョウコと名乗った母親は、にこやかに僕を招き入れる。
そして、何やら難しそうな本がズラリと並ぶ居間に通される。

「ママ、ねぇ、私のお猿さんど…こ…?」

言いながら部屋に入ってきたパジャマ姿の女の子の姿は、僕にどこか懐かしさを感じさせた。
だが、女の子は明らかに狼狽していた。
そして女の子は、信じられないことに僕の名前を呼んだのだ。

「…シン…ジ!?」

女の子の見開かれたブルーの瞳が、僕の視界に焼き付いた。
704名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 00:30:16 ID:9cMNfLqu
>>703
こ、これは…
正直、今後の展開はよくわからんと思っていたのですが
ロリアスカと熟女キョウコママの、
まさかの惣流家親子丼…
キタ―――(゜∀゜)―――!!!
705Time after Time:2010/06/10(木) 23:25:08 ID:qvpquobS
「なんで、僕の名前を…?」

僕の顔は、きっと鳩が豆鉄砲を食らったようなそれだったに、違いなかった。
なぜこの子は、会ったこともないはずの女の子が、僕の名前を知ってるんだ?

「やっぱり、バカシンジ!
 夢じゃなかった、やっぱりただの夢じゃなかった!」

「…アスカ?」

確かに顔も声もよく似てるし、さっきの親子の会話では、この女の子も『アスカ』と呼ばれていた…だけど、まさか。

「アスカちゃん、このお兄さん知ってるの?」

母親は僕と同様に、わけもわからずおろおろしている。

「ママ、話せば長くなるから一言で言うわ。
 私は、これから起きることを知っている。
 ママの身に、私の身に、このバカシンジの身に、そして世界に起きることをね。」

「ちょっと待って、君、本当に、本当にアスカなの?」

「正真正銘、ホンモノの惣流アスカラングレーよ。
 でもあんたの知ってる私は、多分もっとオトナの…。」

そう言いかけた『アスカ』の言葉を、母親が遮る。

「…EVAパイロットの適性検査で、何か見たのね、そうでしょ、アスカちゃん!」

『アスカ』の両肩をがっしりつかみ、顔の高さを合わせながら、母親が言う。

『EVAパイロット』、確かに今、この母親はそう言った。
やはり、アスカなのか。
おろおろしている僕の方を見ながら、アスカは続ける。

「ママ、ごめん、シンジと話させて。
 …バカシンジ、今日は何年何月何日だと思う?」

「えと、2015年の12月…9日?」

「違うわ、よく聞いてシンジ、今日は2008年の5月16日よ。」

「2008年!?」

「あなたたち、いったい誰なの…2015年って、じゃあなたたちは未来から来たって言うの?
 そんな、日本のアニメじゃあるまいし、そういうごっこ遊びなのアスカちゃん?」

母親が、気味の悪いものでも見るような目で、僕とアスカを交互に見る。

「どういうことだよアスカ!?」

「私にもわからないわ、気付いたらこうなってたの。
 私の2015年までの人生も、あんたやEVAのこともただの夢だと思ってたけど、ある日ママに連れられてEVAの適性検査を受けに行って、薄々何かがおかしいと思い始めた。
 そこに、あんたがこうやって来たんだもん、そりゃ、自分の記憶を信じるしかないでしょ?
 …とにかく、今日はもう遅いし、うちに泊まっていくといいわ。
 目が覚めたら、二人とも2015年に戻ってるかもしれないしね。
 ね、ママ、客間をシンジに使わせてあげてもいいでしょ?」

僕はただ呆然としながら、いつもの僕に異論を挟ませないような調子の、だけど少し甲高いアスカの声を聞いていた。
柱時計が、9時を知らせていた。
706名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 01:34:22 ID:pzAnHi15
子供は寝る時間だけど…。ゴクリ。
707名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 06:57:48 ID:yRRDEIOl
育成計画のキョウコママってエロいよね
708Time after Time:2010/06/11(金) 20:32:31 ID:AjquMbUQ
僕は、客間のベッドの天井を、ただぼんやりと眺めていた。
知らない天井、2008年のアスカのドイツの家の、天井を。

2008年、そう、2008年に、僕はいるのだ。
まだ母さんが生きていた、この時代に。

写真すら残っていない母さんの顔は、今ではもうほとんど思い出せない。
けれど、あの凛とした瞳は、何故か今でも覚えていた。

どこかで、あの瞳と同じような瞳を、見たような気がしていた。
だけど、それが誰の瞳だったか、僕には思い出せずにいた。

…そうだ、アスカの母親も、生きている。
あと数ヶ月で精神を病み、首を吊る予定のアスカの母親だって、今は生きている。

それを考えれば、アスカがこれから取るであろう行動は予測がついた。
きっとアスカは、未来を変えるつもりなんだ。
少なくとも、僕がアスカと同じ立場なら、きっとそうする。

コンコン、というノックの音に、僕は慌てて腰を起こしてドアを開けた。

「…アスカ?」

「バカシンジ、入るわよ。」

真剣な表情のアスカは、返事も聞かず客間に入ってくる。
きっとアスカは、きっといま僕が考えているのと同じことを考えている。

「シンジ、私が考えてること、わかるわよね?」

「…お母さんの、こと?」

「うん…私の記憶が確かなら、ママはもうすぐ…。」

「…そっか、やっぱり。」

「でも、今の私には、あの未来を変えることができるの、ママの死を止めることができるの。」

「アスカ…僕も、そのことについて考えてたんだ。
 僕の母さんも、人工進化研究所の実験の失敗で、もうすぐ死んじゃうはずなんだ。
 だけど、歴史を変えると、未来のことも変わって、僕たちは一生会うことすらなくなってしまうかもしれない。
 …僕は、正直アスカと出会えなかったらってことを考えると、怖い。」

「同時に、タイムパラドックスが、発生するわ。
 ママが死ななかった未来の私が過去に戻ったら、当然ママを助けようとしない、そうしたら、ママは死んでしまう。
 その延長線上の未来の私が過去に戻ったら、またママを助ける…その矛盾に耐えられず、この次元が崩壊するかもしれない。
 だから、これは賭けなの、シンジ。」

「…。」

「だから、その前に私、自分の身体にあんたのこと、刻み付けときたいの。
 あんたと出合った証を、私の身体に、残したいの。」

「…アスカ、僕には、アスカが何を言ってるのか、わからないよ!」

「シンジ…いまの私を…こんな子供だけど、それでもよかったら、抱いて…。
 私の中に、シンジを残して…やっと会えたんだから、シンジ、お願い…。」

僕はそれを、どこか違う惑星での出来事のように聞いていた。
けれど、僕の身体は、アスカの小さな身体を抱きしめようとする僕の腕は、もう、止まらなかった。
709名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 21:12:12 ID:AjquMbUQ
うわ、今調べたら碇ユイの没年は2004年だった…
すいません、2008年だったってことにしてください、この作品については
710名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 00:10:59 ID:brE9CevW
7歳のアスカのエロパロか...
711名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 00:21:26 ID:QuJXF65z
これは犯罪だろ・・・
712【専属慰安婦(第6回)追加】LASキッチー:2010/06/12(土) 07:57:16 ID:Uw6y4Sxh
(注:・第4話「教室(前篇)」投下漏れ分です)
>>608からの続きです。

(なんて言って、とっちめてやろう!…)
だが、痴漢行為から解放され、冷静さを取り戻したアスカが怒りに燃えて口を
開く前に、シンジは教師に教材の持ち運びの手伝いを申し出、一緒に教室を出て行ってしまった。
「すぐに戻ってくるからここで待っててね。アスカ」
と、言う言葉とにこやかな笑みを残して。
「あの…バカ」
またもや怒りを爆発させる機会を失ったアスカは窓際に立ち、ぼおっと外のグランドを見やる。
もう、日は傾き、夕方となっている。
「夕日は嫌い…」
思わずアスカは呟く。
赤みがさした夕日はいろいろと嫌なことを思い出させる。
仕事で忙しい母をずっと待ちつづけた保育所時代。
夕日が落ちていく中、他の子供たちが母親と楽しそうに帰って行くのをじっと見つめながら
母を待ちつづけた。
エヴァのパイロットに選抜されたあの日。
暮れていく夕日を追いながら母のもとへ走りつづけた。そのあと、何が待っているのかも知らずに。
そして、つい数か月前、使徒に乗っ取られた参号機を迎撃するために夕日を浴びながら待機を続けた。
ふと、級友達を思い出す。
片足を失うという重傷を負った、シンジの親友の鈴原トウジ。
バカなことばっかり言っていたが、芯はしっかりした少年だったということはあとで知った。
治療の長引く妹のためにエヴァパイロットを引き受けたという理由は、エヴァパイロットであることに誇りを
もつアスカに取ってはやや不満だが、立派な理由だ。
級友の女の子の中でほとんどただ一人心を許した、親友といってもいい洞木ヒカリが惹かれていたというのも、
その辺りのことを感じ取ってのことか。
彼女らは今、どうしているのだろうか。
近しい彼女らの運命を狂わしたのが、自分の拠り所であるエヴァのパイロットになったことが原因であるということは
アスカにとって大いなる皮肉だった。
だが正直、鈴原トウジの受難は気の毒だったが、碇司令の判断は正しかったとアスカは思う。
ダミープラグの発動がなければ、戦意の無いシンジと初号機はひねりつぶされ、本部への使徒侵攻を許し、最終的にはサードインパクトにつながっただろう。
それを阻止するためにはどんな犠牲も払わねばならない。
もちろん自分がそのような立場に立たされることも覚悟しているつもりだ。
パイロットになった以上、人類の存亡をかけて戦い、命を落とすことも受け入れなければならない。
それがエヴァに乗るということだ。
(…それを、あのバカは)
あの参号機事件時、鈴原トウジが受けた運命を知ったシンジは、よりによって、ネルフ本部施設内で碇司令らを糾弾し、本部施設の破壊まで企てたのだ。
これにはアスカもさすがに驚いた。
一足先に回収され、本部施設に戻っていたアスカは、シンジの怒リ狂う様を発令所のスクリーンで見た。
なんでこんなことをするのか、理解できなかった。
碇司令の判断に、間違いはなかったはずだ。
なのになぜ?
その後、何度もこの問いを繰り返してアスカは一応結論を得た。
(アイツは、親友を傷つけられてこと、父親に裏切られたと感じたこと、それをただ怒りに現しただけ、なんだ)
ただそれだけのこと。
人類の存亡の前にはどうでもよい、ちっぽけな感情。
だが、それをシンジはエヴァパイロットであることより優先した。
アスカには、信じられないことに。
(アイツにはエヴァパイロットであることより大事なことがあるんだ)
自分にはなにもない。あの母親が死んだ日から。
713【専属慰安婦(第6回)追加】LASキッチー:2010/06/12(土) 07:57:51 ID:Uw6y4Sxh

だが、そのことはずっと頭から離れなかった。
あの鈴原トウジの受難に対してシンジが表したような、激しい感情を自分は誰かから与えてもらったことはあっただろうか。
もちろん、ない。
誰も自分のことなど気にはしてくれない。
もし、自分が死ぬようなことがあっても、涙を流し、悲しむような人間はいないだろう。
自殺した惣流キョウコ・ツェッペリンの娘。
セカンドチルドレン。
東洋人の血の入った生意気なチビ。
弐号機パイロット。
目の青い転校生。
皆、そんなレッテルを貼って、遠巻きに自分を見るばかり。
近づいてくるのは自分をただの見かけの良い人形と思って手を出してくるバカな男だけ。
ちょっとキツイ言葉を返してやればたちまち尻尾をまいて逃げて行く。
(もう誰も、アタシを見てくれない)
ミサトは結局、エヴァパイロットとしての手ゴマとしてしか自分を見ていなかった。戦力にならなければ興味を無くす。
一人の女の子として扱ってくれた加持さんは居なくなってしまった。
ヒカリももう、いつ会えるかも分からない。
(ううん、でもずっとそうだったわ。別に何も変わらないじゃない。ママが死んだあの日から)
そっと目をつぶる。
(いいじゃない、アタシは一人で生きるって決めたんだから。誰も必要なんてしないのよ)
嫌なことを思い出させる夕日も、もう見えない。
ずっとこうやっていれば苦しい思い出も消えてなくなるかもしれない。
(だから、大丈夫…)
自ら作った暗闇の中で、そう結論をだそうとした刹那、胸を射抜かれるような声にアスカは我に返る。
「アスカ」
そう自分を呼ぶ、少年の声に。

(なによ…)
アスカは心臓の高鳴りを覚える。
(なんで、こいつに名前を呼ばれただけなのに…。こんなにドキドキすんのよ…)
夕陽を浴びたシンジが教室に一人立っている。
薄暗い教室に、金色に浮かび上がった姿は、天からの使いのようにも見えた。
その非現実的なイメージが、アスカの脳裏にある問いかけを思い出させる。
(ねえ、シンジ…)
(もし…。参号機に乗っていたのがアタシだったら…。アンタはあんな風に怒ってくれた?)
決して、言葉にしてはならない、その問い。
(あんな風にすべてを捨てて、悲しんでくれた?)
けれど、ずっと頭から離れない、その問い。
その答えを聞いて、どうするのか、どうしてもらいたいのか、なんてことは考えていなかった。
ただ、ただ、聞きたかった。
飢えにも似た感情。この気持はなんなのだろう。
(…あ)
怪訝そうにアスカを見つめるシンジの表情に気がつき、アスカの思考は日常のものに戻る。
そして、息を吸い、いつも通りの声でシンジに返事を返す。
いつものように。
こんな問いかけを抱える前のように。

>>637へつづく)

原稿を見返していたら、なんと投下漏れがあったので、順番前後してすみませんが追加投下します。
(エロ分0ですが)
参号機事件をアスカがこんな風に考えてるんじゃないか、ってネタは前から温めていたのですが、
新劇でまんまアスカが3号機に乗る展開になるとは予想不能でした…w
714【専属慰安婦(第8回)改訂】LASキッチー :2010/06/12(土) 08:00:32 ID:Uw6y4Sxh

(>>694の差し替え版です)

アスカに添い寝をしてどのくらい経っただろうか。
名残惜しく身を起こすシンジ。
「ん…」
アスカは力尽きたのか、縛られたままのことに不平も言わず、けだるそうな視線をシンジをちらりと向け、再び目を閉じる。
一度、部屋から出て、お湯で絞ったタオルを持ってくるシンジ。
横たわっているアスカの体をタオルで清めてやる。
乳房を下から捧げ持つように支え、散々舐めまわした乳首を優しくタオルで拭く。
「あ…」
まだ、絶頂の感覚が残っているのか、アスカがピクリと肌を震わせる。
下半身に回り込み、閉じられている膝に手をかけ、左右に力を込めると難なく開脚する。
アスカ自身の分泌液にまだ湿っている内股を丁寧に拭きあげる。
「う…」
アスカが小さく呻く。
後ろを振り向き、両足首の縛めをほどいてやる。
両足を大きく開かせ、ワレメを細心の注意を持って清めていく。
「ううん…」
まだ、敏感なままなのか、アスカがわずかに腰を振る。
されるがままのアスカを、幼児を世話するするように丁寧に拭いていく。
一通り拭き終わると、両手もロープから解放してやり、パジャマを着せてやる。
アスカはずっと目を閉じたままだった。
「意地悪して、ごめんよ、アスカ」
アスカの安らかな顔を見て、ふと罪悪感が蘇り、思わず言葉が漏れる。
「でも、アスカが心配なんだ。どこかに行っちゃいそうで…」
「もっと大人しくしててくれればいいのにって」
「こんな勝手なこと言ったらアスカ怒るよね…」
返事はなかった。
シンジはそのままゆっくりと立ち上がると、部屋を出て行った。
シンとなったアスカの部屋。
「散々人をおもちゃにしておいて、心配だなんて、ふざけた事言ってんじゃないわよ…」
寝返りを打って、胎児のように背を丸めたアスカが呟く。
「…バカシンジ」

(つづく)

原稿見返していたら、この部分、初回投下のように2人ともデレるにはちょっと早いだろ、
と感じたので、すいませんが前回はノーカン、改訂版を投下します。
やはり、クオリティ落ちてましたねorz
こっちはついでにちょいエロにしましたw。
2代目スレの「アスカさん取り扱いマニュアル」のエロさにはとてもかないませんが…w

>>696
野外露出、かなり社会派の鬼畜プレイなので、本作のシンジ君にはちと似合わんかなと思ってますが、
上手いシチュを思いつけばやるかもしれませんw
(露出的なシチュはこれからも出す予定ですが)

>>697
放心シチュはいいですよね…。今回は無理やりマグロのアスカさんでしたがw

>>698
侍大将氏
濃厚と言っていただければ幸いです。


新作は来週の予定です。以上
715まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI :2010/06/12(土) 15:47:33 ID:3INrtnjg
お世話になっております、まとめサイト管理人です

職人の皆様、シンジ君の誕生日記念SSをはじめとした作品の数々、大変ありがとうございました
本日12:00までに投下された分をまとめサイトにアップロードいたしました

PC用:
ttp://evaeroparomatome.x.fc2.com

携帯用
ttp://evaeroparomatome.x.fc2.com/i/

一部続き物作品については、各社携帯で読める長さにこちらで勝手に分割しています
この分割でも読めない、あるいは、執筆上の意図がこの分割では生かされない、といったお気づきの点があれば
ここもしくはまとめサイトの管理人行きメールフォームからご連絡いただければ幸いです

以上取り急ぎご用件まで
716名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 23:13:01 ID:mrRvMon2
LASキッチー、管理人両氏共におつかれちゃーん(;´Д`)ハァハァ
717名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 00:07:46 ID:FOQ4AzDL
LASキッチーさん、管理人さん共に乙&GJです。
確かにアスカに野外露出をさせるのはガードの黒服に見られる可能性が高いので、厳しいですよね。
アスカにはノーパンノーブラの状態であの黄色のワンピースを着せてアソコにバイブを仕込み、外に連れ出して
シンジが色々なタイミングでバイブのスイッチを入れて、アスカの反応を楽しむシチュを妄想してました。
また続きを楽しみにしてます。


718Time after Time:2010/06/13(日) 09:46:22 ID:gN+KhRUl
幼いアスカの身体は、温かくて、いつもにも増してか細くて、ギュッと抱きしめたら折れてしまいそうで。
潤んだ唇は、どこか甘酸っぱい匂いがして。
混ざり合う二人の唾液が、チュクチュクと空気と混ざる音を立てて。

唇が離れた後も、銀の糸が二人を繋いでいる。
僕は、少し名残惜しさを感じながらも、アスカの華奢な首筋に、舌を這わせる。
7歳とは思えない、まあ精神は僕の知っている14歳のアスカだから当然だが、艶めかしい声を、アスカは漏らす。
パジャマの上からでも肋骨のひとつひとつがわかるほど未発達な、まだ筋組織がしっかり付いていない
アスカの身体を僕は優しく愛撫する。
膨らみはじめている胸の先端が、固く、充血して、僕の指を誘う。

「ぁ…シンジッ…あぁあ…!」

コリコリする乳首は、おそらくまだ乳腺が発達途上で、僕が触ると痛みがあるだろうとは思うのに、
アスカは顔を真っ赤にしながら、僕の指を受け入れている。
痛さと快感が混ざったような、複雑な表情をアスカは僕に見せる。

僕は少しためらって、アスカのパジャマの中に手を入れる。
すべすべした、腹筋がまだ発達していない少しぽっこりしたお腹が、少しひんやりとしているのがわかる。
少しアスカが、汗をかいているのが、わかる。
ボタンが、ひとつずつ外れていく。

僕は片手でアスカの背中を抱きながら、下の方にも手を伸ばす。
アスカは、「ぁ…」と声を漏らすが、だけど一度付いた火は止められない。

まだ産毛すらない恥丘を、僕は微妙なタッチで軽く撫でる。
つるつるだ。
だが、快感の溝は、こんな歳のアスカでも、もう少し湿り気を帯び始めている。
クロッチの部分には、もうかなりの水気が染み込んでいる。
豆粒のような突起が、もう起立している。

「ぁぁぁあああ…ッ…あッ…あン…あ…ッ…シンジっ…そこ…いいッ…シンジッ…!」

綺麗な、まだ襞の形成も終わっていないアスカのそこは、僕の指を受け入れる準備がもうできているようで。
ぐっちょりと、潤みを帯びたそこは、僕の心を、背徳感を覚えさせながらも、魅了して。

「アスカ…下…脱がすよ…。」

アスカは赤ら顔で、コクッとうなづく。
僕は一思いに、パジャマとショーツを膝まで下ろす。

色素の沈着も何もない、アスカのまだ誰のことも知らぬそこは、ただ綺麗で。
精神は僕との行為のひとつひとつを覚えているだろうけれど、だけどアスカの身体は、二回目の初体験を
今か今かと待ち受けているようで。
パジャマに染みができるほど、潤滑液がアスカのそこからは溢れていて。

僕は、溝をなぞっていた指で、少しずつアスカのヒクヒクと蠢く入口を馴染ませる。
やはり、僕の知っているそこよりずっと、きつい。
それに、少し骨ばった両股が、横から僕の腕をがっしりと固定する。
まだ一人も到達したことのないアスカの奥底を、僕は少しずつ入口を広げながら、目指す。

「…ッ…あ…ああ…っ…ァ…あ…!」

アスカの声と合わせて、空気と潤滑液が混ざる音が、部屋に満ちる。
僕の指は、何かアスカの奥底を外界から隔てている、柔らかい膜のようなものに突き当たる。

「シンジッ…私の初めて…もう一度あんたにあげる…ね…来てシンジ…痛くてもいい…辛くてもいい…だからッ…!」

アスカは、少し辛そうな顔をしながら、やっとの思いで、という表現がふさわしいような顔で、そう言った。
だから僕は、アスカの背中を抱いて、アスカをベッドにそっと横たえた。
719名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 18:35:57 ID:evS3pfKw
>>679の続きです

「脱がすね…?」
「・・・・・」

もう頭がクラクラしてしまいそうなアタシは返事さえかえすことも出来ず、ただ無言。
スルスルとタンクトップを捲り上げられると、空気に触れて涼しくなるはずのお腹が猛烈に熱くなる。

シンジの視線にチリチリと焼かれて熱くなる…。

「・・・アスカ、ちょっと背中上げて」
「ん…」
「ありが…と」
「・・・・・」

服を首のあたりまで完全に捲られた…。
胸…全部見られてる…。

もう我慢出来ず、とうとうアタシは両手で自分の顔を隠してしまう。

無言のままお互いの息使いと、たまにコクっと鳴るシンジの喉が怖かった。

「きれい…」
「・・・ぁた、り前で…しょ…」

独り言を呟くように出たシンジの言葉に、金魚のように口をパクパクさせながらやっと出た強がり。

「アスカ、可愛い…」

「・・・っ!!」
720パッチン:2010/06/13(日) 18:37:44 ID:evS3pfKw
そんな金魚のアタシに対して出た言葉か、アタシの成長途中のバストに出たセリフかは分からない。

ただ初めてシンジに言われたその一言に、たった一言に…。

今日一番感じてしまった。

「ふ、ぅん、ひぁ…あっ、あっ…」
口を抑えても漏れてしまういやらしい声。
シンジに直に触られてる胸がくすぐったくて、気持ち良くて…。

恥ずかしくて恥ずかしくて恥ずかしくて…。

こんな声を上げて、シンジの下で女の子になってる自分が恥ずかしくて。

シンジがギシッとベッドを鳴らして体制を変える。
シンジの顔がアタシの首筋あたりに埋まり、そこをピチャピチャと音をたてて舐めだす。

「ひぅっ…あっ、あんっ…」
優しく撫でるようだった胸への愛撫が、硬さを取り除くように強めに揉む動きに変わる。

「ふぁっ、しんじっ…ひゃぅ」
シンジの舌がツツーッと降りていき、胸の谷間のあたりをペロペロされる。

「あっあんっ…あっあっ…あぅ」
シンジの両手の人差し指がコチョコチョと2つの乳首をくすぐり、ホッペタをアタシの胸に甘えるように頬擦りさせる。

「アスカ…心臓の音凄いよ…」

「ば、ばかぁ!よ、余計なこと言わないれよ!」
721パッチン:2010/06/13(日) 18:40:46 ID:evS3pfKw
指摘されずとも分かる心音は、うるさいくらいアタシに緊張を伝えてくる。

こんなにドキドキするものなのかな…?アタシ達はどこかおかしいのではないだろうか?

キスをして…深いキスをして…
胸を触られて…胸を見られて…
更にこれからまだまだ続くであろう行為に、更にアタシの弱虫な心臓がビクつく。

こんなこと一気にしちゃうなんて…もっとゆっくり段階を踏むべきじゃないの…?
急に1日で全部しちゃうなんて…

エヴァで言えば…エヴァや使徒という存在を知って…
いきなり乗せられて…いきなりシンクロして…
いきなり使徒と戦うみたいなもんじゃない?
あ、そういえばシンジはそんなデビューなんだっけ…?

・・・ちゃぷっ「ひぃあっ!?」

ボワボワと逃避するかのように、思考の海を漕ぎ出していたアタシを再び現実に引きずり込んだのは、左胸の先に触れる生暖かいもの。

乳首を唇で挟み、小さく音をたてて舐めるシンジ。
722パッチン:2010/06/13(日) 18:43:02 ID:evS3pfKw
「あっ、やぁ!あっ、あっ!」

指でされるのと全く違う感覚。シコりきった乳首をほぐすように、れるれると動くシンジの舌。
何より、シンジがアタシの乳首を口に含んでいるという事実に、頭の中がスパークする。

「ひんっ!あぅあぁ!」
右の乳首が胸に押し込まれるように、シンジの指に潰される。

「あっ、あっ!だ、めぇ!あっ!」
唇が一瞬離され、ピョコンと勃ちあがった乳首を今度は「ちぅ」っと吸われる。

「ひぁっ、もぉ!あんっ!あぁ!」
はしたない音がたつくらい強く吸われると腰が勝手に浮きあがり、シンジの身体に擦り付けるように快感を欲しがる。

もう気がつくと、声を上げることに躊躇していなかった。

シンジの頭を無意識に抱きしめ、短い髪をクシャクシャ撫でるようにして愛撫に答える。

欲しい…もっとシテ欲しい…。

心で願わずともアタシは無意識のなかでシンジの行為に溺れていったのかもしれない。
723パッチン:2010/06/13(日) 18:45:06 ID:evS3pfKw
「ふぅ…はぁ、はぁ…ぅんっ」

唾液でベトベトになったアタシの乳首にシンジの吐息があたり、小さく声が出る。

全力疾走した後のように全身が疲れ果てて…。
しかし頭が冷える間もなく、次の衝撃が待っている。

「ふぁっ!」
「あ…!」

部屋着のホットパンツの上から、シンジの指がクニッとアタシのアソコを刺激したのだ。
突然の攻撃に声を上げてしまったアタシだが、何故か同様にシンジも小さく声を上げた。

「アスカ…?」
「な、何よ!?触る時は触るって言いなさいよね!」
「ご、ごめん…その…」
「なによ!」

アタシのアソコに指を添えたままゴニョゴニョするシンジに、真っ赤な顔で怒鳴りつける。

こんな状態で固まってるなんて恥ずかしいんだから、早く…と言おうとしたが、それより僅かに早くシンジが口を開いた。

「その…あの・・・ぐ、グショグショなんだけど…大丈夫?」

「ーな゛っ!?///」

顔をガバッと上げて視線を下に降ろすとそこには


724パッチン:2010/06/13(日) 18:47:25 ID:evS3pfKw
『ふぇーんママごめんなさぁい!』
『もう本当にアスカちゃんったら。もう4才なんだから、おトイレは自分で出来なきゃダメよ?』
『ぐすっぐすっ…』
『ふふ、じゃあお布団も干し終わったし、朝ご飯にしましょうか?』
『わーい♪ママ大好き』
『あらあら、アスカちゃんったら嘘泣きだったのね?』
『うふふっママぁ♪』



「ふっ、ひっく…えっく…」
「あ、アスカごめん…泣かないでよぉ」

あの日以来の惨状に、気がつくと涙が溢れて止まらなくなっていた。

「ほ、ほら、これってオシッコじゃないんでしょ?女の人なら当たり前なんでしょ?」
「・・・・・う゛ぅ」
「僕がシタから…こうなったんでしょ?」

そうよ…。シンジにされてイヤラシく感じた結果、ホットパンツに染みだすくらい漏れちゃったのよ…。

足を軽く動かすたびにニチャッと鳴る、恥ずかしい場所。

青色の物を履いたことをに更に後悔…。はっきり濡れた部分が見てとれちゃう…。

死んじゃいたいくらい恥ずかしくて、アタシは両手で顔を覆って泣くしか出来なかった。
725パッチン:2010/06/13(日) 18:50:30 ID:evS3pfKw
しばらく黙りこくっていたシンジだけど、何かを決意したように静かに口を開いた。

「あの、僕も…脱ぐよ」
「・・・!」

小さく聞こえた一言に、アタシは「あっ」という声を押し殺し、指の隙間からシンジの動きを見た。

平静を装うように閉じた瞳と、羞恥に染まる真っ赤な頬。
矛盾した2つを混ぜたその顔は、なんだかあまりにもシンジらしい姿で…。

部屋着のシャツを脱ぎ、見えた白い肌とシンジの身体にドキリと胸が鳴る。
ズボンとパンツを同時におろした時は流石に見ちゃダメだ…と思い、サッと指を閉じた。

「アスカ…」
「ば、バカ…」

再び両手をベッドにつき、アタシの上で四つん這いになるシンジ。

バカによる捨て身の攻撃で気持ちが少し収まったアタシも、ゆっくり両手を解いてシンジと目を合わせた。

そのまま吸い寄せられるようにキス…。
お互い唇だけを使い、懸命に味わうようにモクモクと動かす。

チュピっ…と音が鳴るくらいアタシはシンジの下唇に最後まで吸い付きながら、キスが終わる。
726パッチン:2010/06/13(日) 18:52:10 ID:evS3pfKw
お互いに「はぁ…」っと幸せそうに息を吐き、シンジが小さく微笑みながらアタシに言った。

「ねぇアスカ…?・・・もっと感じてよ?」
「はぇっ!?」

アタシの顔の隣にあったはずのシンジの右手はいつの間にか移動をしていた。
それがたどり着い場所を強めにクニューっと押す。

「あんっ!あっ、ちょ、ちょっとバカ!!」
「ごめんねアスカ…ホントは嬉しかったんだ」
「ふっ、えっ?」

粘ついたクチャクチャという音とともに、下着とホットパンツの上から刺激する指。

身体中を這い回る快感に震えながら、アタシはシンジの言葉に耳を傾ける。

「だって濡れるって、女の子が気持ちよくなった時にそうなるんでしょ?僕、アスカを気持ちよくしてあげれたんだよね」
「ば、バカじゃないの!?何恥ずかしい感動に浸ってんのよ!」
「でも、アスカのことを気持ちよくしたんだって思ったら…なんか」
「ふゃあ!」

金メダルでも首に下げたような、やり切った笑みを浮かべたシンジは更にアタシの割れ目の部分を形にそって指で押しこむ。
そしてそこを小さく横に震わせて、アタシの快感を掘り起こそうとする。

思わず喘ぐアタシの声と、震えた場所から出るニチニチという生々しい水音。

「くっ!な、生意気なのよバカシンジのくせにい!!」
「ふぇっ!?あっ!」
727パッチン:2010/06/13(日) 18:56:04 ID:evS3pfKw
中途半端なとこですが、今回ここまでです。感想くれた方本当にありがとうございます!

キッチーさんGJです!
ハードなプレイなんですが、加持さんに嫉妬するシンジやアスカの気持ちの行方など、イタタLASな雰囲気もたっぷり出ており非常に楽しく読ませてもらってます。
エヴァ訓練中の描写など、こういうシリアスも大好きです。影から色々するリツコさん…実に黒いw
数多くのエロLAS作品はありますが、バイブを使うシンジ君はあまり見たことない気がしますね。挿入無しで攻めに徹するというのが凄く良かったです。
追加されたパートも良いですね。切ない雰囲気が更に膨らむなぁ。続きを楽しみにしています!

time after timeさんもGJです!
サキエルよりも更に昔に行く逆行ものは新鮮ですねー。
しかしほのぼの系かと思いきや、エロはかなりアブナイことにw
ストーリーもエロも次の展開が凄く楽しみです!

>>698
去年の12月4日

「あぁっ!ぁっ、シンジぃ」
「くっ、アスカ!もう僕…」
「ねぇ…ねぇシンジ、アタシ誕生日プレゼント欲しいっ」
「え」
シンジ君の腰にアスカさんは足を絡めます。
ぐいっ
「う、うわ!ちょっとアスカ駄目だよ!そ、外に…!」
「駄目…」
「あっ、あす!」
アスカさんシンジ君の耳元で囁きます

「逃げちゃ駄目…」

「う、うわあああああああああああ!!」
「あはっ♪シンジのプレゼントあつぅいっ♪」

みたいな
728名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 12:46:56 ID:KDUG1DOE
GJ
初々しいね
729Time after Time:2010/06/15(火) 22:53:16 ID:F4GFceJ8
僕は、アスカに背を向けて、脱ぎっぱなしのズボンのポケットに入れた財布の中から避妊具を取り出す。
包みを破ろうとしたところで、荒い息のアスカが言う。

「シンジ…私、生理まだ来てないから、なくていいよ、ゴム。
 それに…シンジをそのまま感じたい。
 これで子供ができちゃっても、いい…シンジがここにいた証を、私の中に残せるから、いい…。」

「でも、アスカ…。」

振り向いた僕の瞳に写りこむアスカの目は、決意を胸に秘めた、そんな目で。

「いい。」

アスカは念を押す。
そんなアスカに、アスカの思いに応えなければ。
妊娠のせいでアスカが苦しむかもしれないという怖さはあるけれど、だけど、アスカがそれを望むのだ。
その責任だって僕は取らないといけないけれど、だけど、アスカがそう思っているのだ。

「…わかった。」

僕はアスカの目を見つめながら、うなづいた。
僕は、腹を据えた。

ベッドに横たわるアスカの両脚を、僕はそっと開く。
アスカの引き締まった太股と僕の太股が触れ合い、アスカの体温が伝わってくる。

「シンジ、ぎゅっとして…そしたら、我慢できるから。」

僕は無言でうなづきながら、アスカの背中に手を回す。
胸と胸を、ぴたっと合わせる。
アスカの心臓の鼓動が、薄い胸からダイレクトに伝わってくる。
僕は、濡れそぼったアスカのそこに、まだ毛の一筋もないそこに、右手に持った僕のそれの先を触れ合わせる。

アスカの背中が、かすかに震えている。
僕は左手で、アスカのさらさらの金髪を撫でる。

「いくよ、アスカ。」

「うん…シンジッ…!」

刹那、アスカの充分にほぐされたそこに、僕のそれの頭が飲み込まれる。

「んァあああ…ッ…くっァ…!」

アスカの表情が、痛みに歪む。
本能的に逃げようとするアスカの身体が、ベッドの枠に阻まれて、僕を少しずつ受け入れていく。

狭い…ひどく狭くて熱いアスカのそこが、僕のそれを、ぎゅっと締め付ける。
いつもよりずっと、アスカの身体の抵抗を感じる。
僕が少しずつ腰を入れていくと、誰のことも受け入れたことのないアスカのそこが、僕のそれの形にだんだん広がっていく。
処女の証の鮮血が、一筋流れる。

「ハァッ…ハァッ…アスカッ…アスカッ…!」

「シンジッ…あァ…シンジッ…!」

アスカのことしか、それだけしか今は考えられない。
まだ女のカタチを成していないこの身体でも、僕の下に組み敷かれているのは、僕の大好きなアスカなのだ。
アスカは、何故か過去に精神だけ飛ばされたアスカは、僕をこの時代で待っていてくれたのだ。
それが、嬉しかった。
730名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 20:39:01 ID:Vddpvu8r
time after time、良いですね。
続き待ってます。
731Time after Time:2010/06/17(木) 22:19:41 ID:+2QzKqLR
アスカの中は、ぎちぎちに僕を締め付けるアスカの中は、とても暖かくて。
アスカの温もりが、二人が生きているということが、何に隔てられることもなく、伝わってきて。
アスカのそこに流れる血流のひとつひとつが、脈打つ心臓の鼓動が、二人のドキドキが、伝わってきて。
痛みを堪えるアスカの、震える唇のみずみずしさが、出てしまう声が、僕の興奮を刺激して。

まだ、動いてしまってはダメだ。
アスカが、まだこの痛みに慣れていないだろうから。
破瓜の苦しみから、アスカは開放されていないから。
二度目の処女を、少しでも楽に奪ってあげたいから。

「ンッ…あ…ッ…シンジッ…シンジッ…!」

「アスカッ…アスカアスカアスカッ…!」

狭い。
アスカの中は、僕が知っているそれより、ずっと狭い。
まるでギュッと握られているかのように、僕のそこは充血している。
アスカのそこは、僕を強く、強く、まるで二人の心のつながりの証のように、包み込む。
まだ動いてもいないのに、なのにそれだけで、射精してしまいそうになる。
アスカの奥底からとめどなく流れ出る潤滑液が、まだ青い果実のようなその匂いが、僕の鼻腔を刺激する。
アスカの息遣いが、苦しそうなそれが、僕の嗜虐心を、刺激する。

「…シンジッ…動いてもいいッ…動いていいからッ…シンジッ!」

「でも…アスカ!」

「いい…シンジのしたいように…ッ…気持ちッ…いいように…していいッ…!」

だけど、僕にはそんなことは、とてもできなくって。
たとえアスカが、まだ『女性』にすらなっていないアスカが、そう望んだとしても、僕にはそんなことはできなくって。

アスカの中の、蠢き。
緩むことのない、括約筋の締め付け。
アスカの、呼吸。
アスカの肩の、かすかな震え。

だから僕は、腰を入れるより、アスカの髪を撫ぜることを選んだ。
さらさらの、まだキューティクルが痛んでいないみずみずしい金髪を、インターフェイスではなく赤いリボンで
束ねられたそれを、僕は優しく、優しく、梳いて。
まるで子犬にするように、アスカの頭を、撫でて。
そのたびにアスカのそこが、僕をいっそう、いっそう締め付けて。
未発達な襞のひとつひとつが、僕のそこを、かすかに刺激して。

アスカと、こうしていられるだけで、幸せだった。
アスカがこの時代でどれだけ過ごしたかは知らないけれど、だけど、時の流れを超えてアスカとまた会えたのだ。
まだ穢れを知らぬアスカが、無邪気な瞳に知性を宿したアスカが、僕を待っていてくれたのだ。

けれど僕には、この刺激に耐えることはどうやらもうできなくって。
何一つすることもできずに、本来男を受け入れられるはずがない歳のアスカの中で、ただじっとしているしかできなくて。
アスカとの絆が、アスカの思いが、ただ嬉しくって。

「アスカッ…!」

次の瞬間、僕はアスカの中に自分の遺伝子を大量に放出していた。
脈打つ僕のそれが、アスカの中をかき回すのを、まだ青いアスカの中を汚すのを、僕は背筋に流れる電流の中で
ただ感じていた。
二人の汗が、玉のように肌には浮かんでいた。
無数のそれが、つーっと、二人の震えでひとつになった。
それと同時に、僕の意識は、なんだか朦朧とした混沌の闇の中に飲み込まれていった。
また…闇が僕を包んだ。
732名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:17:56 ID:t4KYhKCs
続きマダー?
733名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 23:54:17 ID:hhxmeiVg
LASキッチー様、専属慰安婦続きマダ?
734名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 00:56:32 ID:vHZHMd8w
専属慰安婦の続きマダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チンチン
735名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 11:02:13 ID:jUvnObw0
専属慰安婦の続きマダー?(*´Д`*)ハァハァ
736名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 17:40:06 ID:zCwVYuK0
マダー?
737【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー:2010/06/20(日) 19:40:59 ID:hZY+MLi7
・第6話「光芒」

「もう、アタシが聞く必要のある部分は終わりよね…?帰るわ」
ネルフ本部のミーティングエリアで、会議の流れを遮ってアスカが立ち上がる。
十数人のスタッフが集まった会議は前半の訓練計画の説明が終わり、エヴァ実機を使用する具体的な訓練手順の打ち合わせに入っていた。
つまり、エヴァを起動できないアスカには、意味のない説明だった。
打ち合わせに熱中するあまり、準パイロット扱いに降格されているアスカへの配慮を誰もが忘れていた。
しまった、という顔をするミサトと、冷やかにアスカを見つめるリツコ、無表情のレイ、気まずそうな表情を浮かべたマヤを始めとする支援スタッフたち。
「アスカ…」
そして、名前を呼んだきり、二の句を告げられず、無言でこちらを見つめてくるシンジ。
彼らをぐるりと見渡したアスカは、くるっと背を向け、ミーティングエリアのドアを開けて出ていく。



「ふん」
最低の気分だった。自分だけが取り残された感覚。それが居たたまれなかった。
会議から抜け出したはいいが、行くあてもないアスカはブラブラと本部施設内を歩く。
すぐに家に帰るのも馬鹿らしく、散歩がてらに歩いていくうちに、多少気分が落ち着いてくる。
アスカにとっては勝手知ったる本部施設だ。セキュリティもフリーパスで気ままに歩いていく。
(あ…。ここに来ちゃった)
エヴァ専用格納庫の弐号機専用区画。ここになら目を瞑っていてもたどり着ける。
今までのくせで、無意識に来てしまったようだ。
もっともシンクロ率が起動指数を下回って以来、最近はほとんど来てはいなかったが。
赤い巨人が冷却水を満たしたケージに固定されている。
ゆっくりと、巨大な弐号機の頭部へと近づいていく。
手すりに両手をかけ、4つ目の異形の、しかしアスカには己の分身のように感じる巨人を見上げる。
(ごめんね…。シンクロ率が回復したら、アンタを自由に動き回らしてあげるから…)

「でもさあ、俺は思うのよ…」
(え…?)
下から声がする。
身を乗り出して下を覗くと、冷却水上に浮かんだボートに乗った作業員が3名、点検作業を行っているようだ。
いままで、ロクに会話したこともない彼らだが、彼らなくしてエヴァは動かせない。
自分の不調で、稼働不能の弐号機だが、彼らは休むことなくエヴァの整備に精を出している。
(お礼を言っておかなきゃ…)
ふと、そんな考えが浮かび、話かけようとしたその時。
「パイロットが役立たずなお陰で、俺らの努力が無駄になっちまうのはどうもな、って」
「ちょっと言い過ぎだぞ。でもまあ、正直、初号機担当の連中が羨ましいよな」
「あーあ、弐号機の新しいパイロット、早く決まんないかな」
作業員たちは何か計測器を操作しながら、世間話のように「そのこと」を語っていた。
アスカは口を開いたまま、その場に立ち尽くす。
「…あ」
漏れたのは、言葉ではなかった。紡ぐ言葉はなかった。
それに気がついた、3人の作業員が上を向き、驚愕の表情を浮かべる。
「あ…。アスカちゃん?」
「…、す、すいません。別に、そんな…」
「わ、悪気は無かったんだよ…」
それ以上は聞こえなかった。
アスカはその場から走り出していた。
足の力の許す限り全力で、走っていく。
次々と心に後悔の気持ちが湧き上がってくる。
(こんな惨めな気持になるなら、ドイツに帰るんだった)
(…日本になんて来るんじゃなかった)
(…エヴァになんか乗るんじゃなかった)
心を吹き荒れる陰惨な衝動。
(こんなことなら…!!…あの時、ママと一緒に死んであげれば良かった!!!!)
アスカにはそれをコントロールすることができない。

738【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー:2010/06/20(日) 19:41:46 ID:hZY+MLi7
格納庫の通路を数百メートルを走り、ようやく走るのをやめ、とぼとぼと歩く。
アスカは無人の暗い通路を虚ろな視線のまま進み、出口のない思考を巡らせる。
(いっそ、あの浅間山の火口のマグマの中で死んでいれば良かったのかも知れない…)
そうすれば、エヴァパイロットとしての誇りを抱いたまま死ねただろう。
「勇敢なるエヴァパイロット、選ばれしセカンドチルドレン、惣流アスカ・ラングレー。2体の使徒を倒し、
孤立無援の困難なる戦闘にて3体目と相打ちになり、マグマの中に消える」
そう言って、世の人々はその英雄的行動を褒めたたえ、その死を惜しんでくれたに違いない。
あの時に、死んでさえいれば。
だが、現実には自分は生きながらえ、とうとう娼婦まがいの行為まで強いられ、生き恥を晒している。

主のいない最奥のエヴァ格納用ケージ。
ぽっかりと空いた空間に作業用通路だけが橋渡されている。
ケージの中央まで来て、ふと立ち止まり下を見下ろす。
壁面に非常灯だけが点々と燈り、はるか下の床面まで続く壁をわずかに浮かびあがらせている。
(ここから飛び下りれば、簡単に死ねるわね…)
不意に、そんな考えが浮かぶ。
(もう、いいか…。疲れちゃったし…)
張りつめた想いが、どんよりとしたものに変わっていく。
(エヴァとの接触実験で心を病んで首吊りした母親と、エヴァパイロットの資格を失って格納庫で身を投げた娘…か)
「ふふ…、あはは。笑えるくらい、お似合いの親子じゃない…」
両手で安全柵を掴み、身を乗り出して下を見る。
(さあ…、もうちょっとで楽になれるのよ、アスカ。やっとママのところへ行けるわ)
息を吸い、最後の一歩を踏み出そうとする。
だが、アスカはそれ以上動けなかった。
体がこわばって動かない。
(嫌…。やっぱり駄目。まだ、死にたくなんてない。生きていたい。)
(でも生きているのが苦しい。どうしたら…。だれか、だれか…)

「アスカ!」

アスカの眼前の地獄の入口のような暗闇が、一瞬にして、ただの暗がりに変わる。
アスカはまるで地底から舞い戻った放浪者が怖々太陽を見上げるように、声の主へ顔を向ける。
あどけない顔をしたお馴染みの少年へと。

739【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー:2010/06/20(日) 19:42:14 ID:hZY+MLi7
「う、あ…」
それ以上、アスカは声を出せなかった。
感情が高ぶり過ぎている。
目が熱い。
口を開けば、何かを叫びだしてしまいそう衝動に支配されかかっている。
(くっ…。なにやってんのよアスカ。落ち着くのよ。今までみたいに感情をコントロールするのよ)
(相手はただのバカシンジでしょ…)
やっとの思いで、アスカは普段通りの声を出す。
「…なによ?」
「なんか、様子がおかしかったから、心配で探しにきたんだ…」
「アスカ、なんか怖い顔してたよ」
「はあ?なにが?アンタには関係ないでしょ?」
あふれ落ちそうな涙を気取られぬように、踵を返し、シンジに背を向けて、歩きだそうとするアスカ。
だが、思いがけず左手首を掴まれる。
「放してよ!」
シンジの手を振り払って、駆けだそうとする。
「駄目だ!」
「あっ」
「うわっ」
「きゃあ」
予想外に強い力に引かれ、バランスを崩したアスカがシンジにぶつかるように倒れこむ。
シンジがなんとか踏みとどまり、アスカを抱え込むような形で支える。
しばらく無言で体を寄せたままの二人。
アスカは下を向いたまま、無言のままだ。
「関係なくはないよ…」
シンジがぽつりと呟く。
アスカの体がピクリとする。
肩をシンジに掴まれたまま、2人の距離は10cmもないだろう。
(何よ…。上辺だけ取り繕って、適当なこと言ってんじゃないわよ…)
視線をシンジの顔からそらしたまま、アスカが心の中で呟く。
(だれもアタシなんて本当には必要としていない)
(アタシなんて、いくらでも変わりはいる)
(だからアタシはいつ死んだっていい。そんな覚悟はとうの昔に決めている)
(なのに…)
(なのに…)
(なのに、なんでアンタはいつも、いつも、いつもアタシを構うのよ?引きとめんのよ?そんな振りをすんのよ!?)
あのユニゾンの特訓で葛城家を飛び出した時も。
(何もしないで突っ立っているだけのくせに。アタシの心なんて知らないくせに)
使徒に心を踏みにじられて、うずくまっていた時も。
(アタシから何もかも奪っていったくせに。アタシの何もかもを汚したくせに)
エヴァのトップパイロットの座も、ファーストキスも、初めての全部も。
(放っておいてよ…)
そうすれば、自分は誇り高く生きられた。綺麗なまま死ねた。

740【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー:2010/06/20(日) 19:42:42 ID:hZY+MLi7
(ううん…。嘘ね…)
アスカは知っていた。
あの灼熱のマグマの中で、その時、そのセカンドチルドレンが両ひざを抱えて震えながら、死を待っていたことを。
勇敢なパイロット?
お笑い草だ。
いつも一人で大丈夫だと強がりながら、一方でありもしない救いを求め続けている。
そう、救いなどありはしないはずだった。
加持リョウジも結局こんな小娘など構っている余裕などなかった。
保護者づらして手元に置いた葛城ミサトも。
病んだ母を見捨てた父親も。
死んだ両親の代わりに自分を引き取った継母も。
誰も自分を救ってなどくれない。
そんなことは最初から分かっている。自分はピエロだと自覚して踊っていたはずだった。
幾重にも張り巡らせた防壁の内側に、人とのつながりに飢えた脆弱な心を隠して。
(それなのに…)
(アンタは…)
制服のブラウスの薄い布越しに、肩に触れているシンジの手が温もりを伝えてくる。
(アンタは、アタシの覚悟を台無しにしてしまう)
(アンタの一言一言が、せっかく築いたアタシの砦を崩していってしまう)
まるで打ち寄せる波が、強固に見えた砂の城をあっさりと崩していくように。
(ベットの上でアタシを裸にひん剥いて舐めまわしたみたいに、アタシの心まで素っ裸にしようっての?)
(それで、最後には哀れな女だってあざ笑おうっていうわけ?)
病院で無防備な姿をさらした母の記憶が蘇る。
(それとも…)
(それとも…。まさか本当にアタシを必要としてる、とでも言うの?)
顔を上げ、シンジの目を見つめる。
一瞬、アスカとシンジの視線が絡み合う。
シンジの瞳の中にアスカが映っている。
(ねえ…本当に?)
時が止まったかのように動かない二人。
だが、それはつかの間だった。
「あ、ご、ごめん…!」
シンジがあわてたように手を放す。
解放されたアスカが、溜息をつき、制服のリボンとブラウスの襟を直す。
(散々、アタシの中でザーメンぶちまけて、あんなもんまで突っ込んだくせに…)
(何、今さらこれ位であわててんのよ…。バカじゃないの?)
ふと、己の鼓動の早さに気が付くアスカ。
(なんで、アタシ、心臓がこんなに…)
「アスカ、家に帰ろう」
いつになく真剣なシンジの顔に、アスカは余計な感情をしまい込む。
「…あんた会議はどうすんのよ?」
「明日に伸ばしてもらったよ。ちょっと怒られたけど」
「そう…」
シンジは行こう、と言う様に振り返ってから歩き出す。
まるで見えない手で引かれるように、シンジの後ろについて、アスカはゆっくり足を踏み出した。

741【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー:2010/06/20(日) 19:43:03 ID:hZY+MLi7
マンションのキッチンで今日も2人だけの夕食が終わり、シンジは食器の片付けを行っている。
脱衣所から聞こえていたドライヤーの音が消えると、風呂に入っていたアスカがキッチンに戻ってくる。
いつもはつけているインターフェイスや髪留めの類はつけず、アスカは珍しくストレートヘアを下ろした状態だ。
膝までの短い丈の白いワンピースと相まって妙に艶めかしい、と振り返ってちらりと見たシンジはどきりとする。
「ねえ、今日はどうするの?」
ようやく、食器を棚に戻し終わり、テーブルの椅子に座ったシンジにうつむき加減にアスカが聞いてくる。
わずかな間、沈黙したシンジが答える。
「…。今日はいいよ。なんかアスカ調子悪そうだし…」
「…そう」
アスカの声に張りがない。やはり昼間のことを気にしてるのだろうと、シンジは心を痛める。
でも、自分にできることなど、何かあるのだろうか。
せいぜい、アスカをそっとしておいてあげるくらいだ。
「僕は先に寝るよ…。おやすみ」
「…おやすみ」

自室に引き上げたシンジは、ベットに横たわり目を閉じる。
が、しばらくして枕元の携帯電話を取り出し、左手で操作する。
間接照明だけでやや暗い室内の天井を背景に、携帯電話の画面だけが明るく浮かび上がる。
その画面に映し出されているのは、先日のベットの上で縛られたアスカの痴態だった。
パジャマ姿で胸と秘部を露にされている写真。
全裸のまま、気だるそうな表情でこちらを見ている写真。
蕩けた様な表情と秘部にねじ込まれた張形があまりにも卑猥な最後の写真。
どれも見飽きないエロティックな写真だ。
「…アスカ」
思わず、名前を口に出してしまう。
右手は既に、いきり立っている自身のペニスをさすり始めている。
「う…」
衝動がこみあげてくる。
アスカを汚したい。犯したい。
彼女の心を気遣いながらも、その身を欲望で汚したい、という矛盾した感情にシンジは葛藤する。
だが、欲望には勝てなかった。
想像の中で、シンジは写真の中のアスカにペニスを突きたてて犯し始める。
あの時のアスカの嬌声を思い出し、アスカを攻める様を思う。
徐々に興奮が高まり、ペニスを掴んで前後させる動きを最大限にまで速める。
「…アスカァ!」
もう少しで、絶頂に至れそうになった、瞬間。
ガラッ、とシンジの部屋の引き戸が開いた。

742【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー:2010/06/20(日) 19:44:25 ID:hZY+MLi7
「あっ!」
音のしたほうに顔を向けたシンジの視界に入ってきたのは、携帯電話の画面の全裸のアスカの先に居る、本物のアスカだった。
「うわ」
驚いたあまり、携帯電話はシンジの手から離れ、ベットから転がり落ちる。
シンジは慌てて起きて、股間から右手を放す。
だが、ベッドの上から手を伸ばした先に携帯電話はもうない。
先ほどのワンピース姿で、すたすたと入ってきたアスカが既に手にしている。
ピッピッと、険しい表情でいくつかの写真をチェックしたらしいアスカが、表情を変え、いたずらっぽい視線をシンジに移す。
「ふーん。男ってこういう写真で、するんだ?」
「か、返してよ!」
顔を真っ赤にして、シンジが必死に抗議する。
「写ってんのはアタシなんだから、所有権はどちらかしらね?」
ふふん、と笑ってアスカが携帯電話をシンジに手渡す。
携帯電話を受取って、安心したシンジにアスカが話しかける。
「まあ、いいわ、これも仕事の一環ということにしてあげる。でも、他の誰かに見せたら殺すわよ…?」
最後の言葉だけは鬼気迫る表情を見せたアスカが、どっかりとシンジのベットに上がりこんでくる。
「なんか部屋の前通ったら、呼ばれたような気がしたから覗かせてもらったんだけど。面白いもん見せてもらったわ…」
「うう…」
なにも言い返せずに、押し黙るシンジ。
「へんな遠慮しちゃってさ。余計なお世話ってもんよ」
アスカの髪の毛が、シンジの頬に触れる。
アスカが後ろに手を伸ばし、シンジの股間を掴む。
「ううっ」
「結局、したいんでしょ?だったらやりたいって言えばいいのよ」
アスカの手のひらの中で、衰えていたペニスがムクムクと復活し始める。
「どうなの?」
「…したい」
「ふふん、やっぱりね」
満足気にそういうと、アスカは体の向きを180度変える。
アスカがシンジのズボンとパンツを脱がし、シンジの股間に顔を埋める。
「うああっ」
突然、ペニスが温かいモノに包まれ、シンジが快感にうめき声をあげる。
アスカがペニスをすっぽりと口に含んだのだ。
クチャクチャ、とアスカがペニスをしゃぶる音が続く。
「どう?一人でするより、ずっと気持ちいいでしょ…?」
しばらく続けた愛撫の手を休め、振り向いて、アスカが聞いてくる。
「う、うん」
シンジが答えると、アスカは頬を緩め、再びペニスを含んでくれる。
「ふうっ」
快楽に声を洩らしつつ、シンジはアスカの口での奉仕に負けないように、アスカへの愛撫を始める。
743【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー:2010/06/20(日) 19:45:19 ID:hZY+MLi7
ワンピースの裾をつかみ、上のほうにまくりあげる。
白いパンティが覗く。
パンティの上から股間をさすってやる。
「んん…」
シンジのモノを含んだまま、アスカが呻く。
シンジはアスカのパンティを脱がし、股間を引きよせ、秘裂に舌を這わせる。
「…ああん」
しばらく、二人とも無言で互いの性器に顔をうずめ、愛撫を続ける。
アスカのワレメからはトロトロと愛液があふれ始め、シンジの顔を濡らす。
クリトリスに指を這わせて、刺激を与えてやる。
「んんーっ!」
アスカが腰を揺らして反応する。
だが、先に限界が訪れたのはシンジだった。
「くう、駄目だ。アスカ、出ちゃうよっ」
とうとう堪え切れずにシンジが呻く。
アスカは、シンジのものを含んだまま、顔を上下させ、摩擦を増加させてくれる。
「うああっ、出るっ!」
アスカのワレメから顔を離し、全身をのけぞらしてシンジが射精する。
ドクッドクッと迸る精を、アスカがすべて口で受け止め、コクコクと飲んでくれているようだ。
丸出しになったお尻とワレメの向こうで、続けられるアスカの愛撫にシンジは夢見心地で射精の余韻に浸る。



アスカが、放出された精液を全て飲み込んで、べろべろと口の中でペニスを舐め回し清めてくれる。
それを終えるとアスカが、また体の向きを変え、シンジに覆いかぶさってくる。
「どうだった?」
「うん、すごく気持ちよかったよ…」
「ふふ…」
アスカが笑みを浮かべる。
シンジが手を伸ばし、ワンピースを脱がそうとする。
「まだまだ、やる気十分ってわけ?ほんとエロシンジよね…」
アスカが協力し、ワンピースを脱ぐ。
ブラジャーだけが残ったが、外し方がわからない。
「後ろのホックを外すのよ…」
両手を立てていたアスカがシンジの体に身を預ける。
ブラジャー越しにやわらかいアスカの両胸を感じながら、シンジはアスカの背中に手を伸ばし、なんとかブラジャーをはずす。
「ぶきっちょねえ」
「しょうがないだろ…。こんなの初めてなんだからさ…」
「ふうん。まあ、そうよね」
口を尖らしたシンジを愉快そうに見ながらアスカが上体を起こす。
シンジの下腹部に座り込んだ状態になったアスカの弾力ある胸がぷるんと揺れる。
重力に引かれてやや下に変形した胸の形が量感を増していて扇情的だ。
いつも、ベットに寝ているアスカを組みしいていた時とはまた違った眺め。
シンジは両手を伸ばし、アスカの両胸を掴む。
「あっ」
アスカの反応に気を良くして、今度は人差し指と親指で乳首を、くりくりと捏ねまわしてやる。
「ああん」
やや、立ち始めていた乳首がさらに固さを増していく。
目を瞑り、首を振って快楽を堪えるアスカの長い髪が、左右に振り乱れ、アスカの感情の高ぶりを強調する。
ずっとこの光景を眺めていたい、と思うほどにエロティックな姿だ。
744【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー:2010/06/20(日) 19:47:23 ID:hZY+MLi7
「…アスカ、今日はアスカが上から自分で入れてよ」
ふと、思いついてシンジがアスカに注文をつける。
「ええ、アタシが…?」
アスカが眉を少しよせて思案する。
「うん。見てみたいんだ」
「しょうがないわね…」
アスカが腰を上げ、そろそろと、シンジの股間に合わせるように後ろに下がる。
長い髪と、乳房がユラユラと揺れる。
そのアスカの艶めかしい動きにシンジのペニスは最大限に勃起する。
アスカが両ひざを立てると、その屹立しているシンジのペニスを心細げに見つめる。
いままで何度も挿入されたモノだが、自分で積極的にいれるのは抵抗感があるのだろう。
シンジはその光景にゾクゾクとする。
ようやくアスカが左手でシンジの掴み、自身のワレメに当たるように、ゆっくりと腰を落としてくる。
「く…」
「あ…」
ワレメの入口の亀頭があたり、アスカがかすかに声を洩らす。
シンジもペニスの先端にヌルリとした感触を受け、快楽への期待に身を震わせる。
覚悟を決めたアスカがそのまま腰を落とす。
「あああっ!」
「くううっ!」
ズブズブとシンジのペニスがアスカの中に飲み込まれていく。
「あ…ん」
完全に腰を下ろし、シンジのモノを根元まで受け入れたアスカがため息をつく。
「アスカ、自分で動いてみてよ…」
すぐに腰を使いたい衝動を堪え、シンジがさらに注文をつける。
「ええ…?しょうがないわね…」
アスカが腰を少し浮かせ、また落とす。
クチャッ。
淫らな音が響く。
「ああ、いいよ…アスカ」
シンジの言葉に勇気づけられたか、アスカは腰の動きを繰り返し始める。
「あ…、あん」
アスカが腰を落としこむたび、シンジのペニスをアスカの温かく濡れた柔襞が優しく包んで呑み込んでいく。
自分で動かない分、シンジはその快感だけに集中することができた。
目を閉じてその快感を噛みしめるシンジ。
まるでアスカの中に自分が全部入っていくような感覚だ。
745【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
しばらくすると要領が分かってきたのか、アスカはペースを上げて、腰を振る。
「あっ、ああん、あん」
アスカもだいぶ感じてきているようだ。
目を開けると、アスカが栗色の髪を振り乱し、上下に動いている。
規則的にゆさゆさと揺れて形を変える二つの乳房にシンジは目を奪われる。
やがて、自分の体重を支えきれなくなったのか、アスカが両手を前について前のめりになる。
目の前にある乳房をシンジが掴む。
「ああーっ!」
乳房を力いっぱい掴まれて、アスカの感情がさらに高まったようだ。
しかし、シンジのほうはもう限界だった。
心地よくぬめった柔襞にペニス全体が包まれ、こすられる。
自分の意志でコントロールできない快楽にシンジのペニスは暴発寸前になる。
「アスカ、出ちゃうよ…」
「えっ。ちょっと早いんじゃないの?もうちょっと頑張りなさいよ」
「アスカ、駄目だよ。そんなに動いちゃ…」
「ふふん、情けない声出しちゃってさ。かっこ悪いわねバカシンジ」
アスカの腰を振る動きがさらに激しくなる。
「ああっ、いいっ」
アスカも目を瞑り、腰を振りながら快感に耽っているようだ。
二人の結合部からグチャグチャと淫らな音が漏れ、愛液が滴り落ちてシンジの下腹部を濡らす。
膣内がさらにキュッキュッと締まってくる。
「ううっ、駄目だ。出すよっ!アスカっ!」
とうとう堪え切れずに、シンジの全身が絶頂の快感に包まれる。
「うああっ」
膨張しきったペニスの先端から精が迸る。
身をのけぞらせて、ドクッドクッとアスカの膣内に絞り出されるように精を放ち続ける。
「ああっ!」
アスカも胎内で弾けた精を感じたようにビクンビクンと身を震わせる。
シンジの射精が終わり、ぐったりとなったアスカが、シンジの体に重なってくる。
「はあっ…、はあっ…」
しばらく、二人の荒い息だけが続いた。