【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ8【本家も】

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1名無しさん@ピンキー
本編等に登場するポケモンのエロパロSSスレです。
主にポケモン×ポケモンSSやポケ姦SSをここで扱います。
救助隊も探検隊も歓迎!みんな笑顔で明るいスレ!

・ポケ姦・原型・擬人化もOKですが、投下前にどちらか宣言してください
・投稿する際には、名前欄に扱うカプ名を記入し、
 冒頭にどのようなシチュのエロなのかをお書き下さい
 女体化/ポケ姦/スカトロ/特定カップリング等が苦手な住人もいます
 SSの特徴を示す言葉を入れ、苦手の人に対してそれらのNG化を促しましょう
・ここは総合スレです。さまざまな属性の住人がいます。他人の萌えを否定せずマターリ行きましょう。

人間キャラのSSはこちらに
ポケモン その15
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1243152196/

過去スレ
【ポケ同士】ポケモン不思議のダンジョン総合スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1190991108/
【ポケ同士】ポケモン不思議のダンジョン総合スレ(2スレ目)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199007221/
【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ3【本家も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237022355/
【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ4【本家も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1246619016/
【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ5【本家も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1248710461/
【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ6【本家も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1249662019/

前スレ
【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ7【本家も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1252676025/l50

ポケモン系保管庫
ttp://green.ribbon.to/~eroparo/contents/pokemon.html
2名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 01:17:56 ID:yDhrErlA
>>l乙〜


もう8スレ目か〜。早いなぁ。
良作読み続けてたらあっというまだなw
3名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 01:41:16 ID:iTk2ijc4
新スレ早々で悪いんですけど、人間がポケモンにフェラやクンニをする描写があった場合、
注意書きに書いた方がいいですか?
4名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 02:45:53 ID:k1KTMTke
乙です
職人さん方、良作をいつもありがとうー
作品には感想書いたり、投下直後に空気読まないレスしないようにしたり、読み手もいいスレを保っていこうぜ

>>3
気になるんだったら、注意書きにさらっと書いといたら?
フェラやクンニとか、別に注意書きするほどでもないと思うけど
5カイリキーとかの人:2009/10/11(日) 12:58:48 ID:AN2Fyhil
スレ立て乙です。さて、前回の続き。

・微エロ。本番はまだなんだ、ごめんね。
・戦闘中心
6鎌砕き:2009/10/11(日) 12:59:17 ID:AN2Fyhil
「竹細工君、私がどのポケモンに挑戦状を送ったか分かるか?」
こいつ、送ってからずっとこんな感じで上機嫌なんだよなぁ……
長い尻尾振りまくって、ドンだけ楽しみかっつー話だ。
「…ああ、そうか、さすがに絞れないか。ならば三択にした上に三日分で、どうだ?」
「え、いいのか。」
「ああ、今日の私は気前が良いからな。

1.チームリーダーのザングース
2.チーム隊員のサンドパン
3.同じくチーム隊員のストライク

さあ、どれか分かるか?」……こいつ、俺の事を馬鹿にし過ぎじゃないのか?実質二択じゃねーか。
まあ、俺は勘が良い方だから、二択なら間違いなく当てられる。そうだ、間違いない。
ちっぽけなことでも俺はこいつに勝てる。
流れを変えることが出来る。
よし、たぶんこっちだ。
「おまe「残念、ハズレだ。私はあえて選んだのだ。答えから外したのはお前自身だ。」
………ちくしょう。こいつが負けを求めてるのを考えていれば…
「私は行かなくてはな…『竹製ハブネー君』。
「…くおぉぉおっ!!」
もうこいつの飯の中にベリブの実を混ぜてやろうか、
駄目だこいつ何でも美味しく食べられるんだった。
俺が食えない渋すぎる野菜とか
俺の大好きな甘い果実とか
……俺も好き嫌い多いんだよな…まずはスープの中のパセリから克服を……



「のいたのいた〜っ!」
まさに虫のように自由自在に飛び回り、しかし腕と化した鎌を一切使わず、
その羽と強靭な脚でひたすら襲い掛かるポケモンの攻撃を避け、蹴りで弾き、大型ポケモンの頭を踏み台に使ったりもする。
とにかく戦いから避け、逃げ、階段目指して一直線に進む。
持ち前の速さと諸事情で鍛えられた技術、何より速く挑戦状の送り主に会いたいという気持ちでさらに加速する。
腕比べのために鎌を念入りに手入れし、最善の状態を保つため途中ではなるべく使わない。
出来るだけ依頼人を待たせない。
ストライクの中で決められた独自のルールは、雑念その他を完全に消し、
(黄金の林檎っ──!)
……心を唯一つの思いに集束させている。まあ、間違いではない。
7鎌砕き:2009/10/11(日) 13:00:07 ID:AN2Fyhil
階段を登ることを生き甲斐としてるかの如く駆け上がる、
襲い掛かるポケモンから逃げる、転がっている林檎やグミなども目もくれない、
「いらっしゃ〜…ありがとうございました……」
そしてまた階段を風のように登ると、何時もより随分と変わった場所に出た。

一つ目に、ここには石くれも何も転がったりしていないこと。
二つ目に、ここのフロアは遮蔽物も何も無い、
少し大きめの部屋のような立方体に近い形をしていること。
三つ目に、ここにはストライク以外には一体のポケモンしかいなくて、

そのポケモンが今現在ストライクを見ていて、
「随分と早かったな……こちらが遅れてしまう所だったよ。」
それが新しい玩具を見つけたような、
好奇の眼をしていること。
「お前が送り主……か?」
「ああ、その通りだ。他に質問は?」
ストライクは短時間のうちにそのポケモンに様々な疑問を抱いていた。
まずストライクはそのポケモンを見たのは始めてで、
何が得意なのか、タイプは何なのか、全く分からない。
とりあえず、紫がかった体色からエスパー、あるいはゴーストと推測した。
体の表面が何かで覆われていないのも気にかかる。
リーダーのようなもふもふも無いし、サンドパンのような棘も見当たらない。
つまり見れば見るほど怪しいポケモンが目の前に立っている。

"……もしかして、騙されちゃった?"
ストライクの中に疑念が広がる。
「…本当に、黄金の林檎、くれるの?」
もし嘘だったら、自慢の鎌で格子模様を体に彫り込んでやる。
「……まあ、当然の事だろうな。ほら、これだ。」
そのポケモンの手の中に、いつの間にか光輝く金の鞠、
否、確かに林檎の形をした物が、球がくっついたような手に握られ、その金色に反射した光が零れていた。
「……!…ホント!?本当にくれるの!?」
ストライクはこの林檎はまさしく黄金の林檎だと確信した。
以前別チームの探検隊が持っていた黄金の林檎。
それから溢れる輝きと全く輝き方が同じだったから。
8鎌砕き:2009/10/11(日) 13:00:51 ID:AN2Fyhil
「ああ、本当だとも。……腕比べをしてくれたらな。」
そのポケモンは、手の中の林檎を何処かに消し去り、少し重心を落とした、安定感があるような構えをとる。
「…さて、質問はもう無いか?」
聞きたい質問自体はなにもかも消え去ってしまった。
もしストライクが首を横に振ったら、それが腕比べ開始の合図になる。
お尋ね者を目の前にしたり、モンスターハウスに直面した時のように、
ストライクは戦闘時における身体の変化が表れていた。
ザングースは瞳孔が開き、全身の毛が逆立つ。
サンドパンは背中の棘を震わせ、…………背中の棘が奮い立つ。
ストライクも身体を大きく見せるために背中の羽が限界まで開ききり、
両腕の鎌を振り上げて、自身の顎が曲げた膝につきそうなくらい前に屈み、地面の土を足で少し掴んだ。
「………無い。」
─このまま真っ直ぐ踏み込んだら、相手は避けるだろうか。
ストライクは僅かな時間で先手の最適な取り方を考える。
─もし毒など使われたら後に響くし、麻痺したら格好の的、眠らされたら何をされるか分からない。

相手より先に仕掛けるか、
相手の先手を潰すべきか?
「……分かった。」

多分これだ─

「では……」

おそらく勝てる──

「腕比べを…」

─オレは勝てる

「始めようか」

黄金の林檎──

刹那、ストライクの身体は地に足をつけていなかった。
全力で角度十五度程で跳躍し、接近しながら、エアスラッシュを放つ。

「これは…始めて見たな……」
言いながらもその顔は笑みを浮かべていて、
そのポケモンの体格より大きい半透明の板を出現させ、放たれた空気の刃を受け止める。
「…少し、壁越しにも手が痺れるな……
まともに当たったら、動けるまで時間が少しかかりそうだ……」
冷静に分析するポケモンにストライクが跳び近づいている。
もしこのまま壁を出したままなら、壁が砕かれ、手痛い反撃を受けるだろう。
雷で撃ち落とそうかと思ったが、このエリアは晴れ。
ならばこれで撃ち落とすか。片方の手で壁を維持し、
もう片方の手に力を込め、エネルギーの発現、
命中しても大事に至らぬくらいのエネルギーを凝縮、球形に纏める。
9鎌砕き:2009/10/11(日) 13:01:39 ID:AN2Fyhil
次の瞬間、両耳孔から実に不快な耳鳴りと直接頭を殴られたような衝撃が走り、
凝縮したエネルギーが手から逃げ、拡散する。
尚も耳鳴り衝撃は続き、地に膝を着けてしまう。
「これは……少し…予想外だな……」
揺らめく視界をストライクに向けてみれば、ただ羽をばさばさとせわしなく動かしながら、空中に静止している。
しかしはばたきが異様に速く、普通に羽を飛行目的で使っているとしたら、遥か彼方まで飛んで、空に飲まれているだろう。
「……それも、始めて見た……いや、受けたな…」
ストライクの羽は空中に静止する分と、相手方にダメージを与えるくらいの波を発するため、羽自体の動きがゆっくりに見えるほど素早く動き、
そこから放たれる音波はそのポケモンの耳孔から入り込み、無茶苦茶に頭を揺らす。

むしのさざめき。

味方側にも五月蝿さから小規模なモンスターハウスでも使用を控えるように忠告され、
音波を放つことに不馴れなためあまり使わない技である。
「凄いな……あっという間に……ここまで塞がれるとはな……」
片手で耳孔を押さえるも、あまり頭の衝撃は消えず、あまり意味が無い。

さらに、防御用として張った壁はこの攻撃を音として認識し、ごく当たり前のように通り抜けてくる。
しかし壁を解いたら真っ直ぐストライクが飛び進んできて、鎌を喉元にあてがわれてこちらの負け。
もしくはあの刃を繰り出されて当たって怯んでいる内にこちらに飛び進んで以下略。

壁をもう一度飛び進んで来る短時間に張ることなど不可能。
「……ならば、迎え撃つしかないか。」
空いている片手を耳孔から離してしっかりと握り、現在の状態から振り絞れる分の力を拳に込める。
耳鳴り他に耐えながら膝を震わせながら再び両足で立ち、壁を解いた。
「……来い。」
そのポケモンの表情は、頭の中に衝撃が走っていると分からないくらい笑っていて。
その笑顔にストライクが反応したかの如く飛び進み、

鎌を振り上げながら、

そのポケモンの数歩手前の地面に落ち、土を身体で掘り返し、足元まで進んだ後、止まった。
「……?」「……お腹…すいて…動けない……」
ストライクは撃退も収集も『食事』も忘れてここに赴いた。
さざめきを放つために羽を過度に動かし、不馴れなために余計に羽ばたき、
その結果、相手にダメージは与えた。
「…もう……無理…まいっ……た……」
ついでに、自身の体力にも。
10鎌砕き:2009/10/11(日) 13:02:16 ID:AN2Fyhil
「…………」
そのポケモンは、力を籠めた拳をそのままに、しばらく茫然と地面に転がるストライクを眺める。
「…終わり、か?」
きゅりりるぎゅぅぅ。
ストライクの腹部から空気を押し出す音。
「……おなか……すいた………」
身体を動かす余力も無いのか、力無く呟く。
「…色々と楽しかったな。あまり何もしてない気もするが……」
拳を胸元に当て、溜まっていた力を解放、
全身に循環させると残っていた頭痛と平衡感覚の異常が綺麗に無くなる。
「今の…何……?」
「自分の力を使って、自分のダメージを回復する技だ。」
「そんなの……ずるい………」
「…あまり喋らない方がいい。」
鎌の無い自分には、あの刃を生み出すのにどれ程の負担が腕にかかるのか、
羽を持たない自分には、どれだけ羽ばたくとあの音波が発されるのかは分からないが、
ストライクは今相当危ない状態だ。数歩歩いただけで倒れてしまうくらいに。
「……何故、自分を危険に曝してまで技を放った?」
ただ、浮かんだ純粋な疑問が口からこぼれ出した。
「…だって……勝ちたかったから……あ…?」
ストライクの身体が宙に浮き、ポケモンのいる方向に引き寄せられ、
手を羽の付け根に回す形で、優しく抱き留められた。
「えっ……な…に…?」
「報酬の一部だ。…食べるか?」
手の中には鈍く輝いている黄金の林檎が、ストライクの口元に近づけられる。
と、ストライクはそれにゆっくりと口を大きく開け、かぶり付いた。
「…固い……」
旨味が凝縮され、見た目以外にも質量も黄金のように重い林檎。
その外皮は中の果肉を守護するかの如く固く、普通のポケモンでは食べ難い。
もしハッサムなら、鋏で掴んで全力で鋏同士を打ち合わせることにより割ることが出来るが
ストライクは出来ないし、ハッサムだったとしてもそれをする分の力は残っていないだろう。
「仕方無いな……」
林檎を手から浮かせて回転、皮を念力により剥き、手ごろに等分したそれを一端口の中へ。
「あ………むぅぅっ?」
念入りに咀嚼し、
どろどろにおろしたそれをそのままにストライクの口を塞ぎ、口内の林檎を流し込む。
ストライクは空腹も手伝ってか、抵抗する様子もなく飲み下していった。
11鎌砕き:2009/10/11(日) 13:03:10 ID:AN2Fyhil
「ふうぅっ……え?…うわあっ!」
流し込まれた林檎は、その輝きに等しい味と爽やかさ、それと質量。
空っぽの腹はわずか四半分で十分に動けるくらい満たされ、ストライクの体力があれよあれよと戻っていく。
「ななな、何で?」
「自分では食べられなかっただろう。だから手伝ってやっただけだ。…何か質問は?」
そのポケモンは未だストライクを抱えていて、
具体的には王子様的位置にいるのがそのポケモンで、お姫様的位置にいるのがストライク。
そういう抱き方をされて、さらにキスまでされた。
「あわわわわわ………」
鎌で火照る始めた顔を覆い、どくどくと高鳴る鼓動に耳を背ける。
「もうっ…離して……!」
「駄目だ、まだ完全に癒えてないからな……あまり動かないでくれ。」
鎌で顔を隠しながら、必死に身をよじり、ポケモンの腕から逃れようとする。
だが念力で浮かせている身体は
仮に手から完全に離れたとしてもストライクは宙に留まり、結局そのポケモンからは離れられない。
(ダメ、ダメだこいつから考えを離すんだリーダーが頭を抱えてたことの内容とか……)
──始めて、他のポケモンと口を触れ合わせた。
口に柔らかい感触が伝わってきて。そのまま甘くて爽やかな感じがするリンゴを口移しで、
しかもすり潰されていたから唾液も飲んでしまって……
(ダメ!そんな風に考えたら……)
「興奮してるのか?」
次の瞬間、ストライクの動きがネジの切れた玩具のようにぴたりと止まる。
顔を隠している鎌をずらし、自分の下半身を覗くと、
まだ純情さが残る薄いピンク色の性器が粘液で濡れ、ちょこんと外気に露出していた。
「違うっ……これは…!」
再び鎌で隠した眼に涙が滲む。恥ずかしい。露出した性器を見るのは始めてではない。
何度か処理(サンドパンの持っていた本で得た知識で)もしたこともある。
しかし、あの時は自分だけで、今では誰かに見られている。
「…見ないでよぉ……」
自分以外のポケモンが側に、しかもそのポケモンに抱き留められていると言うのに性器を露出している自分に、
情けなさを覚えていた。

しかしそのポケモンは怪しい眼をして小さく笑う。
まるでぜんまい仕掛けの玩具の仕組みが解った子供のように。
12カイリキーとかの:2009/10/11(日) 13:05:55 ID:AN2Fyhil
つづく。

ドパン「ヒメグマがリングマに進化した?

熟女はちょっとなぁ…」
13名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 14:31:37 ID:CuT3+kMW
おおおおお恥らうショタライクGJGJ!
しかしドパンの本・・・ロリショタな本じゃなかろうなw
14名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 15:03:02 ID:CuT3+kMW
ショタ属性なストライクは行動も思考もテラカワユスなあ
15名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 17:40:23 ID:J/tVy+lR
>>1
乙!
>>3
人間がポケモンにフェラやクンニだと?wktkして待ってるぜ!
>>12
GJ!ストライクかわいいよストライク
16名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 22:25:10 ID:hzXUeg9c
>>12
所々にある小ネタに吹くw
GJ!
17sage:2009/10/12(月) 02:56:31 ID:3BuKGlW/
亀で悪いんだが、
前スレ>>501
久しぶりに来てみたら俺の嫁がいた…!!
わ、わっふるわっふる!!
18名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 13:11:47 ID:rxjgWFC/
>>12
このあと、ストライクはヤられちゃうんだろうかワクテカ
ドパン、リングマ♀は熟女扱いかよwwアーボックの無実証明してやれやww
19名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 13:32:26 ID:6gzAl0/r
『ドリンクスタンドのパッチールに特大サイズの
カイスの実を渡したらどうなるの?』っと
20 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/12(月) 16:06:21 ID:IGH1Dn3c
>>1
前スレは埋まったようですね。

続きを投稿します。
ジュカイン♂×オーダイル♂
21 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/12(月) 16:07:01 ID:IGH1Dn3c
俺達が互いに殺し合った、あの後…
慌てて駆けつけた俺達の主人がポケモンセンターに届けてくれたお陰で三匹とも一命をとりとめたらしい。
主人は俺達が度々傷付け合う事を気に病み、
とうとう家から出なくなってしまった。
…いつまでも主人に懐かない俺達が悪いのかもしれないが…そんな事はどうだっていい。

主人が出かけなくなった事により、俺達3匹は主人の友人のトレーナーの名義でそれぞれ育て屋に預けられる事になった。
お陰で相部屋ではなくなったが、同じ敷地内である為、育て屋の目を盗んで会いにいく事はできる。
…だが、あいつに会ったとして俺はどうすれば良いんだ…?
…何も思いつかない。

「オーダイル…」
あいつとは物心付いた頃からの仲間だった。
その頃は俺はキモリで、オーダイルもワニノコで…
…リザードンもヒトカゲだったな。
あの頃は恋愛感情は無く、3匹でポケスロンのチームを組まされたりしたっけ…。
意識をし始めたのは…確か皆が進化した頃だったな…。

回想にふけっていると、窓から吹き込んだ涼しい風に身を震わせた。
気付くと外はすっかり暗くなっている。
…少し様子を見て来るか。
俺は部屋を出て、オーダイルの部屋の方へ向かった。

---------------------------
22 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/12(月) 16:07:39 ID:IGH1Dn3c

俺は彼にどう謝ろうか、1人で必死に自室で悩んでいた。
ああでもない、こうでもない…と考えているうちに、すっかり日が暮れてしまった。

「リザードン…許してくれ…」
…いや、これではダメだ!
リザードンはジュカインを殺そうとした俺をこの程度では許さ無い…。
でも、ああしないとリザードンがやられてたから仕方無いし…。
でもリザードンは自分を犠牲にしてまでジュカインを…あぁっ、くそっ!!

リザードンにジュカインを諦めさせるには、ジュカインをどうにかしなければならない。
ジュカインを傷つけるとリザードンには嫌われる。
しかも、ジュカインは俺の事を求めている。
…リザードンを殺そうとする程に。

…リザードンが俺を受け入れるようにするには…

リザードンを守る為には…

俺も自分自身を犠牲に…?

…。

…何だ、こんな簡単な事だったのか…。


23 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/12(月) 16:09:36 ID:IGH1Dn3c

…部屋の外に何者かの気配を感じる。
「…ジュカインだろ?入ってこいよ。」
「っ!?」
気づかれないとでも思っていたのだろうか。
興奮で荒くなった息が聴こえて居たのだが…。
きぃ、と戸が開き、ジュカインが部屋に入って来る。
「オーダイル…」
入り口の所からこちらの様子をうかがっている。
「ジュカイン、もっと近くに来いよ、…もう怒ってないから…。」
「…。」

戸惑いながらも、ジュカインは寝床の側に来る。
俺は仰向けになり、目を閉じた。
「…好きにしろよ、ジュカイン。」
「…どういうつもりだ?」
「…後で話す。今は…気が済むまで…やってくれ。」
「…分かった。」
24 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/12(月) 16:09:57 ID:IGH1Dn3c

ゆっくりと身体に掛かる重量。
伝わる彼の体温。
絡み合う指と指。
首筋をなぞる湿った生暖かい感触。
口を押し開く彼の舌。
甘い、とろけるような口づけ。
身体を愛撫する彼の手。
胸…腹…下腹部へ。
思わず漏れる喘ぎ声。
孔に侵入する彼の指。
俺の物が次第に大きくなり、彼の指に触れる。
先走りに濡れ、糸を引く太い肉棒…。
「…じゃぁ、入れるぞ…」
「…あぁ。」
指が抜かれ、代わりに侵入する彼の大きな熱い物。
今迄にも無理に何度か挿れられている為、痛みは無かった。
彼は俺の物を握り、ゆっくりと扱く。
「オーダイル…、お前が…好きだ…。」
「あぁ…。」
「…そろそろ…動くぞ…?」
ジュカインは俺の両脚を脇に抱えて腰を動かし始める。
俺の巨根に負けず劣らずの彼の物が、俺の中を往復する。
脳天まで突き上げられ…
内臓ごと引きずり出されるような感覚…
…その繰り返し。
彼の腹に俺の物が擦れ、先走りで濡れていく。

暫くして、彼の動きが不規則になってくる。
…俺も…限界だな…
「…オーダイル…すまねぇ…もう…イ…イく…っ!」
「くっ…俺も…一緒に…っ!!」
俺は我慢出来ず、彼の頭を掴んで俺の物を咥えさせる。
ードビュッ!ビュッ!
俺が彼の口内に熱を放つと同時に、彼も俺の中で果てる。
…ゴクリ、と彼は俺の精液を飲み干すと、身体を俺に重ねた。

暫しの余韻の後、ジュカインが俺に乗ったまま話しかけてくる。
「…オーダイル、そろそろ話してくれるか?」
「…あぁ。ジュカイン、…お前に頼みがある。」
「…交換条件って訳か…?」

「…リザードンに…抱かれてやってくれ。」
ー続くー
25名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 18:15:56 ID:0OpOL3/0
>>24
GJ過ぎるぞこの野郎!!
これからの三匹に期待してる!!
俺も何か三角関係モノ書いてみたくなったなあ…
26名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 18:16:48 ID:0OpOL3/0
すまん、興奮の余り下げ忘れた
27名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:33:04 ID:dEPo6CT1
エロシーンでポケモンの特徴とかが活かせて無いなーとは思った

GJ
28名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:57:14 ID:6gzAl0/r
>>19
ヤター自己解決できたよー

え!?本当にこれでドリンクを作れ、と?
…いや、その、少し手前にはちょっと大きすぎるかな、と……
!ち、違いますっ…すいません、さ、早速作らせていただきます。
カイスの実はいりますっ!
ぐ、重い…少々時間がかかるのでしばらくお待ちくださ、あ、あっ…!
………すいませんっ!手前が修行不足なばっかりに…
ひぃっ…!?ごごごごめんなさいっ!だから許してぇっ…!

せっ…誠意ですか!?…やれる限りの事はやらせて頂きます……

…えええっ!?…ななな何でこの場で、そんなことをやるって…
いやっ…嫌ですっ…!こんなこと……お客様に見られてぇ…
違うんですっ……手前は、淫乱なんかじゃ…
ひっ!…手前を、見ないで下さいぃ…!
気持ち良くなんか、ないですからぁ…早く、止めて……
見ないでっ!お願いですからぁっ!こんなの、やめてぇっ!
いっ…きゃうぅぅぅっ!?

やだぁ…もう……許して…下さいぃ…
29名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:57:36 ID:TJB013Av
>>24
乙です
三匹が小さな頃から育ててるのに、懐かれてないトレーナーがカワイソスww
この交換条件、最後には円になって連結できそうだな
30名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:29:44 ID:S1xS2l+S
3ケツか……。
正に男同士だからこそ成せる技……っ!!
31名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:48:32 ID:uYDc2Kdu
>>24
GJ
この三角関係が今後どうなるのか期待。

>>28
GJ
和ましてもらいました。
32小ネタ「なつき度」:2009/10/13(火) 00:02:06 ID:c11vT0qV
なつき度0%
「ふ、不覚だ……。この私が人間如きに捕まるなど……。マスターボールとかいうあのチートボールのせいだ……私の力不足なんかじゃない……。……はぁ。せめてもの反抗だ。あんな人間には私は絶対になついてなんかやらないぞ」

なつき度10%
「私に戦えだと?断る!何故私が貴様如きの命令に従わなければならないのだ?……あとでポロックをくれるのか?……はぁ。仕方ない。戦ってやろう……ポロックのためだ」

なつき度20%
「何?そらをとぶ?……何故私が秘伝技なんぞ覚えないといけないんだ。ムクバードとかそのへんに覚えさせておけばいいだろう!あ、ちょ、なにするやめr…………!!…………私の、エアロブラストが…………」

なつき度30%
「背中に乗せろ?まぁ、私に乗れば何処へでもすぐに行けるがな……断る!!え?ポロック?…………仕方ない。早く乗れ」

なつき度40%
「……はぁ。私があの人間に捕まってからもう1ヶ月か……。私は全然あんな人間にはなついていないからいいのだがな。……うん、なついてなんかいない。ポロックをくれるところだけがあの人間の良いところだな、唯一の」

なつき度50%
「ん?ピンチなのか、人間?あんな電気鼠に苦戦するなどまだまだだな。仕方ない、私が手を貸してやろう。……ありがとうだって?か、勘違いするな。見ていられなくなっただけだ。……一応貴様は私の主人だからな。だが、あとでちゃんとポロックはいただくぞ?」

33小ネタ「なつき度」:2009/10/13(火) 00:05:06 ID:BUCKecH9
なつき度60%
「ご主人よ、また私が先頭か?まぁ、いいのだがな。ご主人の後ろをついていくのも悪くはない。……何故かって?さぁな。ただなんとなく居心地がいいだけだ。それだけだ」

なつき度70%
「よし、じゃあ今日はどこへ行くのだ、ご主人?どこへでも連れて行ってやるぞ。……ポロック?いや、ポロックは欲しいが私が好きでご主人を乗せているのだ。それ以上は望まんよ」

なつき度80%
「ん、ご主人はもう眠ったのか。……。何故だ?何故ご主人を見ていると変な気分になるのだ?まったく……私は何を考えているのだ!!ご主人にはなついてなんかやらないと決めたのに……今はご主人のことが……ご主人のことが……」

なつき度90%
「はぁ……はぁ……。んっ……ふぅ…ご主人っ!!そんなっ//ふぁぁぁっ///イ、クゥ…ッ!!…はぁ……はぁ…。ま、また…またやってしまった。ここのところ毎日、か。
ご主人にバレないようにするのも大変だな……。しかし、仕方ないな。こんなことをしているのがバレたら……ッ!!ご、ご主人!?!?ま、まさか……見ていたのか?……ッ!!
え?な、何をする気なんだご主人!?そんなの……私とご主人じゃ大きさが違いすぎる!!……それでも私を気持ち良くイカせてあげることは出来る……?……わ、わかった。頼む…ご主人」

なつき度100%
「さて、今日は何処へ行こうか?何をしようか?まぁ、私はご主人と一緒なら何処で何をしようと楽しいのだがな。ん?なんだご主人?まだ昼間じゃないか。
……好き、だって?……そんなの言うまでもないじゃないか。
まぁ、あえて私も言葉にするならば……私もご主人のことが好きだ。大好きだ。ずっとずっと一緒にいたい。今はそう思っているよ。ほら、ちゃんと背中に乗ってくれ。乗ったか?じゃ、次の目的地へと向かおうか」

〜おしまい〜

ちなみにポケモンはルギアです。

34名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 00:08:06 ID:bBjMmKAe
これは良いデレっぷり。GJ
35名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 00:10:06 ID:KajnOZg5
さり気に空を飛ぶ要員にされてるのにワロタwwwGJ!
36名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 00:44:47 ID:ZcdlDw0l
空を飛ぶ要員なのは、どこでも一緒にいるためですね分かります
近作の連れ歩きってまさにこんな感じだよなw
デレちゃうルギアたん可愛い
37名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 04:17:12 ID:9mqsCfNe
2828とまらんwwwGJ!!!
38名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 10:12:08 ID:7snwgYAG
ちょうど今ルギア先頭にして懐かせてる真っ最中だったからハァハァするぜ…
39名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 18:46:07 ID:erYn1TcU
>>27
まあ、ポケモンによっちゃ特徴生かすのが難しいのもいるし、個人的にはこれも良いんじゃないかと思うけど…
あと、何か一つ指摘をするのなら、一つ良いところを見つけて指摘したら良いんじゃない?別にここに投稿してる人達は本格的に上手くなろうとしとる人ばかりじゃないと思うし、その程度の馴れ合いなら許されるんじゃないかな?
40 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/13(火) 19:35:08 ID:4dLd5IiB
>>27
ポケモンらしい描写を書こうとしたのですが、
オーダイルの大きな口でのキスの描写に雰囲気を持たせる事や、
背中にとさかがあるオーダイルをどう仰向けに寝かせるかとか、
二匹の太くて扱いづらい形の尻尾をどう使おうかとか、
急いでいたので細かい描写を考えるのを挫折して削ってしまいましたorz
41名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 20:19:27 ID:iTNN5ax/
>>27が言いたい事は分かるな。せっかくのポケモンのSSなのに、今回はキャラの名前だけでしかキャラを描写出来てないと思った

>>40
まあ別に急がなくてもいいんじゃないか?
読んだところ投下は2日おきと早いが少ない行数で3レスくらいしか使ってないようだし、
もっとじっくりと細かい描写を書くほうがいいと思うけどな
頑張ってくれ。応援してるよ
42名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 20:47:58 ID:Yyb2Lh0l
>>40
わかるわかるww
特徴を生かした描写って難しいよね
特にエロシーンならなおさら
お互いがんばろー!時間はたっぷりあるよ
43名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 21:11:20 ID:BUCKecH9
>>40
これは自分もわかるなぁ
ポケモンによって出来ること出来ないことっていうのもあるし。
例えばストライクは手コキ出来ないとか
44名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 21:53:26 ID:Y7z/x4/1
テクニシャンだからどうにかなりそうな気がする
鎌の腹で先っぽぐりぐりしてたりとか
45名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 22:33:32 ID:aXDa/YUD
ストライクに手コキされるの想像したら縮こまった
46名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 22:52:58 ID:orS1ivmy
むしのしらせだと終盤乱暴になるんですね
以前投下されたムクホ×ネイティオのシンクロの使い方は感心した
47名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 23:34:37 ID:KajnOZg5
両刃じゃないんだしカマの背でやればどうにでもなりそうじゃね?
ハッサムもだけど床オナばりの圧迫擦りオナニーになりそうだwww
48名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 00:11:02 ID:S0tPD3sV
>>47
両刀使いじゃないって事はガチホモなのか!?
己の倫理観と性癖の狭間で悩むサムライクハアハア
49名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 00:25:16 ID:F4vgFLXI
オスはいいとして、おにゃのこストライクのオナニーは大変だな
アソコを傷つけないためには鎌の先っちょしか入れられない。
でも気持ちよくなりたいって場合は逆レイプしかないんだろうか
50名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 02:17:14 ID:G+RfPRNv
カマキリ的に逆レイプ事後にそのまんまの意味でも食われそうだwwww
ストライクはオスメスグラの違いあるよなー、ぱっと見のお腹の長さの他にも隠された秘密があってもいいかも
51名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 11:07:22 ID:K3M9YVN0
前スレSSの影響で、公式HPのポケモン図鑑でビークインにハアハアしようと思ったんだが。
公式イラストでパンチラ、というかスカートの中もろ出しだったw
ゲーム画面の印象で、鉄壁スカートで中身は謎だと思い込んでたのにw
もちろんハアハアしたけどな。
52名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 16:15:30 ID:akriLjKt
人間が虫ポケ♀をヤるとなると…
どんな子がヤりやすいだろうか…
53名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 17:14:48 ID:8SRHL5dV
>>52
ツボツボとかどうよ
54名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 18:10:45 ID:G+RfPRNv
らめぇ!きのみジュース溢れちゃうよぉ・・・
55 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 18:49:01 ID:O/mr83wi
>>52
パラセクトを後ろからガツガツと、と言うのもアリだと思う。
うっかり胞子を嗅いだらお終いだがw

遅ればせながら新スレ乙です。MAD書いている者です。
前スレからの続きを投下させていただきます、
注意点は前回と同じに+一部アブノーマル的?な描写がありますので苦手な方はすいません
56赤星願 12/1 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 18:50:10 ID:O/mr83wi
「……い、嫌だよ!馬鹿!止めな!!」
鉤爪を振るってバシバシとアーボックの尾を叩くが、彼は屁でもない様子で舌を揺らしていた。
「マニューラ様、後ろは使った事は無いんですか?」
ドラピオンが尋ねると、マニューラは腕を止め、しばし黙り込んだ後に
「………あるさ…一度だけだけど…」
と、苦々しい表情を浮かべて吐き捨てた。
「え……うわ、冗談だったんですけど……マジですか?」
ドラピオンは驚いた様子で呟き、アーボックも、ほぅ、と息を吐いた。
「もしかして、あの鎌ヤロー共に……ですかぁ?ボス」
「…そうだよ」
「うひぃ。アイツらボスのアナル処女まで奪いやがったんか。許せねー」
「今度会ったらブチのめしてやろうか」
「おー、そうしようそうしよう」
「って!そんなのどうでも良い!とにかく後ろを使うのは嫌だからね!!」
顔を赤らめてマニューラが咆哮するが、部下たちはそうも行かない様子であった。
「どうしてですかい?」
「ど、どうし…てって……お、お前たちのじゃ……その………」
チラチラと彼らの股に視線を向けてマニューラが口を濁らせると
2匹は「あー…」と、納得した様子を見せた。
「切れちまうかも、と?まーでもしっかり馴らせば大丈夫ですって。前の方にも入ったんですし」
「だ、大丈夫…って……ひゃ、あ、こらっ!!」

アーボックはケラケラと笑っては、尾の先端をまずはマニューラの秘所に寄せて
零れている液を絡めてから、それを臀部の窄みへと擦りつけた。
「う……後ろは嫌だってばぁ…」
マニューラはそう言いつつも抵抗をしようとせずに、うつ伏せに横たわったまま身体を震わせていた。
「まぁまぁ、そんなに怯えないでくださいよ、マニューラ様」
ドラピオンがマニューラの横へ歩み、首を下げて声をかけると
彼女は他人事の様に言うなと、赤い瞳で睨んで無言の圧力をかけた。
「ん…っ……ふぁ……」
後ろの窄みを撫でられ、マニューラは声を抑えられずに息を吐いた。
アーボックは尾を窄みの中に入れる素振りを見せず、今は執拗にそこを撫で回しては
体液を馴染ませる事に集中し、それにより受けるくすぐったさに似た刺激にマニューラは身をよじらせた。
トロリと、秘所から愛液と精液が垂れたのを見て、アーボックは彼女が感じ始めている事を知った。
「なぁんですか…何だかんだ言ってもしっかり感じているんじゃねぇですか」
失笑しながら、アーボックがマニューラへ今のように言うと
彼女はピクリと肩を揺らして反応を見せ、羞恥心から顔を赤らめた。
「し……仕方ないだろ…」
「へへへ。ま、正直なのはイイ事ですぜぇ…」
アーボックはそう言って一度尾を離し、窄みの様子を確認すると
薄い桃色の窄みがヒクヒクと震えていた。
「もうちょっと馴らしてから、解しに入りましょうかねぇ」
そして再び尾の先端に液を絡め、それを窄みに馴染ませる事を繰り返した。

少し強めに尾を押し込んで、窄みを解そうとゆっくり回して見せると
マニューラは小さく身体を揺らして息を吐いた。
「はぁ……ぅ、ん……」
「……ボス、ちょっと入れますよ」
「う、……んぅッ…!」
ピリピリとしみるような軽い痛みを感じ、マニューラは呻いて藁の枕に右頬を押し付けた。
「痛いですか?」
「ん……だ、いじょうぶ…」
はぁっ、と肺の奥から熱くなった息を吐き、マニューラは弱々しく答えた。
その言葉を受けて、アーボックはゆっくりと尾を回して窄みを解す事にした。
「ん、う……はぁ…」
「…いやぁ、しかし……後ろにアーボックの尾を入れられて
悶えるマニューラ様を見られるなんて、何か感激ですねぇ」
「う、うる、さい!ね!」
マニューラは自分がとてつもなく惨めに思い、枕に組んだ腕を置いてその中に顔を埋めた。
57赤星願 12/2 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 18:51:08 ID:O/mr83wi
「もー…こんくらいで大丈夫ですかね。一度経験有るんならまぁ平気か」
アーボックはそう言ってから、マニューラの窄みから尾を抜くと
彼女は小さく呻き、壁と背を合わせるように身体を横へ転がしてから
アーボックに弄られていた箇所を鉤爪で覆った。
「……何か、ヒリヒリするよ……」
「液で濡らしてもそうなっちまうのは仕方無いですかねぇ……よっと」
「わっ」
アーボックはマニューラの腰に尾を絡め、ヒョイ、と持ち上げては自分の腹部へ彼女を乗せ、
そして肩に自分の顎を乗せては舌でマニューラの頬を撫でた。
「う…ん、……えと…その、さ…どっち……から?」
アーボックの胸に背を寄り掛けて視線を下へ落とすと、
股の間から勃起したアーボックのヘミペニスが覗いており
先端が膨らみ、棘が生えたソレを最初に挿入するのは無理ではないのか、とマニューラは内心そう思った。
すると、マニューラの心情を読み取ったのか、アーボックは「あぁ、ドラピオンからですぜ」と答えた。
「え?オレ?」
「順番考えたら、オレさまは前だからな。それにオレさまのじゃぁいきなり突っ込むのもムリだろー」
それこそ切れるぜ、と続けては、アーボックはケラケラと笑った。
「でも…さぁ……」
チラリ、とマニューラはドラピオンの腹部へ視線を向けて苦く笑った。
「……ドラピオンのも、ちょっとねぇ…」
ドラピオンは腹部を床に向ける形で立っており、仰向けの時はほぼ垂直に勃起していたペニスは
今は腹部と床の間に押し付けられるように寝かされており、胸の兜の下から先端を覗かせていた。
「まぁ、ケツの穴も結構広がるモンですぜ。内部は案外緩いモンですから
最初は穴の方を緩めるのも兼ねてドラピオンに任せましょうぜ」
「……やけに詳しくないかい、アーボック…?」
腕を組み、マニューラがジト目でアーボックを見上げ、ドラピオンも同じく相棒の顔を引き気味に眺めていた。
頭と相棒の冷やかな視線に、アーボックは彼女らを交互にキョロキョロと眺めては、ははは、と笑った。
「ま、気にしないで下さいよ。……じゃ、ボス、オレさまの挿れて下さい」
「ん……」
マニューラは腰を浮かし、アーボックと向い合せになるように身体を回して
そして彼の胸に鉤爪を押し当ててから、腰を落としてヘミペニスを自分の秘所へ押しつけた。
ズニュ…、と鈍い水音が鳴り、アーボックのヘミペニスは驚くほどあっさりとマニューラの膣内へ挿入された。
「んッ…はぁ…」
「…ボス、すんなり入るようになりましたねぇ…でもナカは相変わらずスゲェ締め付け…」
アーボックは目を細め、喉奥を鳴らしてから首を下げて彼女に口付けし、
マニューラはそれに応えるように、彼の頭部に腕を回して舌を絡ませた。

「マニューラ様、挿れたいんですけど…」
「ふ……ん?」
アーボックとの口付けを中断し、マニューラは後ろを振り返ってドラピオンを眺めた。
「その体勢だと多分挿れられないと……」
「あぁ。座ってちゃ確かにムリだな。ボス、前に倒れるように寝て下さいよ」
アーボックはそう言ってから、自分の背を後ろに流してマニューラが寝られるように腹部を伸ばし、
彼女はそれに応じて、鉤爪をアーボックの腹部に寄せてから肘を曲げて軽く前へと身体を落とした。
そしてドラピオンが、アーボックの尾に乗りあがり、
その上で身体を落としているマニューラの臀部へ己のペニスの先端をあてがい、彼女の腰を両爪で掴んだ。
窄みへドラピオンのペニスが押し当てられ、マニューラは一瞬身体を強張らせたが深く息を吐き出し、
「……良いよ…」
と、呟いてみせると、ドラピオンはそれに応じて腰を前に突き出した。
58赤星願 12/3 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 18:51:51 ID:O/mr83wi
「ひぅ……うん…」
マニューラは顔を顰めつつも、肛門を押し広げられる感覚に悶えドラピオンを受け入れていた。
アーボックの尾で解された事もあり痛みは感じず、侵入され圧迫される感覚に彼女は息を飲んだ。
「んっ……ちょっと入った…マニューラ様、平気ですか?」
「うん…でも、腹に力を入れられ無くて……呼吸がし辛いねぇ…」
下腹部に鉤爪を寄せて、軽く擦りながら息を吐き、苦々しく笑った。
「マニューラ様、もう少し挿れますんで……」
「う、ん………んー…」
異物が侵入し、直腸内が徐々に圧迫されて行き、マニューラは口を閉じたまま唸った。
「っ……う…と、とりあえずここまでで…」
息を詰まらせてから吐き出し、ドラピオンは腰を進める動きを止めた。
彼のペニスは先端と竿の丁度境界線までをマニューラの内部へと入れており、
窄みの皺を伸びきりそうなまでに広がしていた。
「ボスぅ、どんな感じで?」
アーボックが口の端を上げながら、舌を揺らして尋ねると
マニューラは頬に流れた汗を拭いながら答えた。
「何と言って…ん…良いのか、分からないねぇ……今はちょっと苦しいだけだよ」
「ドラピオンはどーよ?」
「んー……前とは大分違うんだな…って感じだなぁ…でもスゲェ…」

窄みは元に戻ろうと収縮するための動きを取るが、それはドラピオンのペニスで遮られてしまう。
そしてその動きが、ドラピオンのペニスを締め付ける結果となった。
だが、それに反して内部は緩く、優しく包み込むような暖かさがじんわりと染み入っていた。
緩いと言っても、マニューラにとっては強烈な圧迫を感じる程である。
しかも膣内にはアーボックのヘミペニスを挿入されているのだから、たまらない。
「そんじゃボス…動きますぜ」
マニューラの身体を思ってか、アーボックは腰を突き上げる事をせずに
彼女が乗り上がる尾をくねらせ、膣内をゆっくりとかき混ぜる方法をとった。
「んっ…ぅ、ぁん……」
蕩けそうな穏やかな快楽に、マニューラはうっとりと瞳を潤わせた。
「オレも動きます……う、ん…ッ」
「ひゃ……んぅ…」
ぬるりと、ドラピオンのペニスが引き抜かれて行き、排泄を行っているような錯覚を感じ
マニューラは羞恥心からか、瞳と口を固く閉じた。
引き抜いて行く過程で、窄みを通り過ぎようとするとその部分が締め付けられ
ドラピオンは鼻で息を吐き出しながら、マニューラの後部の感触を味わっていた。
先端の先端まで引き抜いたところで彼女の窄みは元の大きさまで戻ったが
再度、それを広がすためにドラピオンはペニスを押し付けて内部へ侵入した。
きつい締め付けを通って柔らかな温もりに辿り着き、膣内とはまた違う感触に
ドラピオンは徐々に夢中になり、先端で内部を掘り進めては入れ込む深さを増して行った。
そしてマニューラもまた、張り裂けそうな腹部の圧迫感と羞恥心に苛まされていたのが
徐々に悦楽の一つになって行くのを感じ、自己嫌悪に襲われていた。
「はっ…あ、ぅん…はぁ…」
アーボックの腹部に身体を落としたまま、マニューラは喘いでは身を捩じらせていた。
「ボス、善くなってきました?」
「ん……まだ、良く分からない、ね……悪くは無いけ…」

──と、言いかけた時、マニューラは突然、身体を飛び跳ねさせて悲鳴を上げた。
「……ひ、ひゃぁッ!!?」
直後に、全身の体毛がゾワッと逆立ち、彼女は目を見開いた。
59赤星願 12/4 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 18:54:08 ID:O/mr83wi
「あ……あ?な、何……?」
突如、受けた感覚にマニューラは驚きを隠せない様子で呟いた。
「お?ボス、どうしました?」
「わ、分からないよ!」
「おい、ドラピオン。何かしたか?」
「え……いや…?あ、先に硬い何かが当たっているみたいだな…」
ドラピオンはそう言いながら、腰を軽く揺さぶってペニスの先端でマニューラの内部を探り
目当ての感触を腹部側の肉壁に見つけ、そこを先端で擦ると
彼女は再び戸惑いと混乱が混ざり合った悲鳴を上げた。
「ひゃぅッ!や、だぁ…おか、しいよぉ……そこ何ぃ…」
「あー……なるなる。そこ、子宮口ですぜ。腸の壁越しに当たっているんだな」
「へぇ…じゃぁ、ここがポイントですかね、マニューラ様?もっとして差し上げますね」
ニタリと笑い、ドラピオンはその部分を先端で擦りつけ始めた。
そして今まで腰をくねらせていたアーボックも、更なる快楽をマニューラに与えるために腰を突き上げた。

「ひ、あ、んッ!!あ、嫌…だ、よぉ……」
「へぇ…?何でですか、マニューラ様…?」
首を横に振り、与えられる感覚を拒絶するマニューラに、ドラピオンは首を下げて彼女へ問いた。
「だ、だって、…だって、さぁ…き、気持ち良すぎ…るから…壊れちまうぅ……!!」
羞恥心よりも自己嫌悪よりも、身体の芯を揺さぶられる感覚にマニューラは怯えていた。
「……ボス、大丈夫ですって。別に壊しゃしませんから」
「壊られたら、こっちが困りますしねぇ…」
マニューラの意外な反応に、アーボックとドラピオンは更に興奮したが
あえてそれを行動で示す事はせずに、ニヤリと互いに笑うだけで済ませた。
「…ッ…う…やば、そろそろ出そ…」
マニューラの子宮口付近にまでペニスを入れてから、ドラピオンは突き進める動きを止めては今のように言い
グリグリと彼女の内部を弄くっては訪れようとしている射精感に喉奥を鳴らした。
「マニューラ様…今、出しますからね……」
「んッ!あ、そっちで出すのは…駄……ひゃ、あ…!!」
「お、おお……ッ!!」
ドラピオンのペニスが直腸内で跳ね飛んだのをマニューラは感じ、
その感触に喘いだと同時に彼の精液が放出され、腸内を満たして行った。
「ひは……腹のナカぁ…膨らんで…るよ…」
膣内に射精された時の圧迫される感覚と違い、満腹感に似たその感覚にマニューラがたじろいでいると
射精が治まったドラピオンがペニスを引き抜き、栓を失った窄みからコポコポと精液が排出された。

「はぁー…あー、スゲェ良かったですよ、マニューラ様…」
満足した様子で息を吐き、マニューラのうなじに口付けしてからドラピオンは今のように呟いた。
「そぉ、かい……はぁ…後ろが痛い…」
ヒリヒリと擦れた痛みに、マニューラは軽く呻いては大きくため息を吐いた。
「…ボスのケツ、そんなに良かったのか?」
アーボックが舌を揺らしてドラピオンに尋ねると、彼はコクリと大きく首を揺らした。
「前もイイけど…後ろも相当だったなぁ…」
マニューラのうなじを舌で舐め上げながら、ドラピオンは彼女の体内を思い返していた。
「へー……そんじゃぁ、オレさまも味わいたいんで、イイですか?ボス」
「う…」
アーボックは揺らしていた舌を伸ばし、マニューラの顎下を撫でながら今のように言うと
彼女は一瞬、困惑した様子を見せたが「…い、良いよ…」と、部下の欲求を飲んだ。
「へへへ…じゃ、こっち抜きますか。ドラピオン、ちょっと下がれや」
マニューラの背に乗り上がっていたドラピオンはそう言われて後ろへ数歩下がり、
それを確認してから、アーボックはマニューラの腰に尾を巻きつけて持ち上げてはヘミペニスを引き抜かせた。
「ん…」
引き抜かされる際、出口で一瞬ヘミペニスの先端が引っかかり、
力任せに抜かれる感触にマニューラは小さく喘いだ。
それが原因でか、彼女の花弁は開いたままになっておりトロトロと液体を垂らしていた。
そして液体は、秘所からだけでなく後部の窄みからも垂れており、
その様子をまじまじと眺めながらドラピオンはニヤニヤと笑っていた。
「マニューラ様、前も後ろもイイ眺めになっちゃいましたねぇ…」
「…ば、馬鹿……見るんじゃないよ…」
尾羽を下げて二つの秘部を隠し、マニューラは胸の奥をくすぐられるような羞恥心に身体を震わせた。
60赤星願 12/5 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 18:54:54 ID:O/mr83wi
「今じゃぁ、ボスにバカ言われても逆効果なんですけどねぇ…興奮しちまうだけですぜぇ」
マニューラを腹部に乗せ直し、アーボックもドラピオンと同じく、ニヤリと笑った。
「っ……ま、全く……」
マニューラが不貞腐れてアーボックの腹部に顔を埋めようとした時、ドラピオンが再び声をかけた。
「マニューラ様、こっち向いて足を曲げて座って下さいませんか?」
「ん?う、うん…?」
ドラピオンに促されるまま、マニューラは身体を起こし上げてからアーボックの腹部に腰を落とし
クルリと身体を半回転させてドラピオンと向い合わせになり、膝を曲げて両脚を開いた。
マニューラは左腕を股の間へ入れて、その部位を見せないようにしていたが
今更隠されても、尚興奮するだけだとドラピオンは内心そう思った。
そして、開いたマニューラの脚の間に両腕を入れ、爪で彼女の腰を掴んでは
尖った兜の一つ目と二つ目の繋ぎ目に彼女の膝の裏を乗せ、グイ、と持ち上げた。
「んっ!?」
脚を開かされたまま持ち上げられマニューラは一瞬戸惑い、そしてドラピオンの狙いを読んだ。
視線の先には、尾を支えに腹部を曝け出したドラピオンの尚も勃起を続けているペニスが見え、
この体勢で挿入するのか、と彼女は息を飲んだ。

「おー……ボス、精液垂れていますぜ…漏らしているみてぇ」
「!」
ギクリと身体を強張らせ、首を後ろに回して視線を移すと、
幾度と無く放出された白濁液が雫を作ってポタポタと床の上に垂れていくのが見えた。
「あ……そ、そんな事…言わないでおくれよ……」
部下たちにすっかり翻弄されてしまったマニューラは羞恥に顔を赤く染め、
奥歯を噛み締めながら首を戻し、顔を伏せては自己嫌悪に浸った。
そんな彼女を眺め、ドラピオンは腕を動かして自分の顔に近づけ、マニューラの頬を舐めてから
「まぁー…それは仕方無いですよねぇ。オレたちが張り切り過ぎちまっているのもありますし…」
と、彼女を労わろうとしたが
「も、じゃないだろう。お前たちが張り切り過ぎなだけ、だよ…」
逆に彼女の心情を逆撫でてしまったのだった。
「へへへ……それはすいませんねぇ。でもボスがあまりにもそそるから、つい興奮しちまうんですぜぇ」
起き上がり、背を伸ばしてマニューラの後ろに回っては彼女の首筋に口付けし、
アーボックが今のように呟くと、マニューラは一言、馬鹿、と返した。

「それじゃ、挿れますよ」
マニューラを抱える腕と自分の首を下げ、彼女の広げさせた脚の中心部に怒張の先端を押し付け、
そしてゆっくりと彼女の膣内へと入れ込んでいった。
「ん……あ、ぁぁ……はぁっ…」
秘所を広がされて膣内を押し広がされる感覚にすっかり慣れ、
マニューラはゾクゾクと背に走る快感に喘ぎ、仰いでは浅い呼吸を繰り返していた。
「あ…ん……当たってるよぉ……」
ドラピオンの先端が奥を突き、マニューラは無意識的にその事を口にしていた。
「そいじゃぁ、オレさまも挿れさせて頂きますぜ…」
マニューラの濡れた後ろの窄みにヘミペニスの片方を押し当て、
軽く腰を揺さぶりながら膨らんだ先端を埋め込もうとすると、マニューラは「くぅ…」と、苦い表情を見せた。
先端が尖ったドラピオンのとは違い、アーボックのを挿入されるのは前方と同じく手間取りを覚えたが
やがてそれはグジュリ、と粘膜が擦れ合う音と共に彼女の窄みを広げて内部へと入り込んだのだった。
「んッ!んんッ……ひぁ…あ、はい…った…?」
首を後ろに回し、アーボックへ視線を向けるとその口を彼の口に塞がれた。
アーボックはマニューラの口付けしたまま、腰を少し揺すって内部の具合を確かめてみると
挿入していない方のヘミペニスが彼女の臀部の間と尾羽の付け根を擦り付け、
マニューラはその感触に対しても悦楽を感じた。
「ふ……ボス、後ろもイイ具合していますねぇ…」
アーボックは彼女から口を離し、短く息を吐き出してからニヤリと笑っては腰を本格的に振り始めると
それに促されたのか、ドラピオンも腕を上下に揺さぶってピストン運動を始めた。
61赤星願 12/6 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 18:55:47 ID:O/mr83wi
「ひゃ、ぁ…!あ、あぁ、ん!」
「マニューラ様…どう、ですか?」
「ん、んくッ…少し苦しい……けど、気持ち良い…よ……もっと欲しいよ…」
口から溢れ出そうになる唾液を飲み込み、マニューラは身を捩りながら更なる悦楽を求めていた。
「はぁー…ボス、ヤッてる時は弱くなっちゃって…可愛いですぜ…」
アーボックがマニューラの腰から背のラインを二股の舌先でツゥッと弄ると、
彼女は再び身を捩り、受けた愛撫に悶えていた。
「はぁ、ん……」
「マニューラ様がオレたちを抱くって言っていたのに…それって最初だけでしたねぇ…
今はもうオレたちがマニューラ様を抱いているだけになっちゃいまして……」
「しっ……仕方、無い、よ……お前たちが調子に乗る、か…ん…」
マニューラの言葉を遮るように、ドラピオンが彼女に口付けした。
一瞬戸惑ったが、マニューラは鼻で息を吐いて笑い、腕をドラピオンの首に回して互いの舌を擦り付け合った。

その間も、部下たちはそれぞれ腰の動きを止めずにマニューラの体内を貪り、
そして彼女が望む悦楽の感触を与えていた。
マニューラの両穴からは、彼女の愛液と彼らの精液そして先走りが混ざり合った液が垂れ、
彼らの身体を伝って床の上に零れていた。
「ふ、はっ…」
息苦しくなったのか、ドラピオンがマニューラから顔を離した時
彼女の鉤爪が彼の頭部の角を掴み、グイ、と彼の顔を引き寄せた。
「ッ!?」
口付けを止めるなと言う意思表示かとドラピオンは一瞬思ったが、
マニューラは彼に視線を合わせて含んで笑っているだけであり、それは違うと理解した。
「……ま、マニューラ…様?」
肉食獣特有の鋭い瞳に見据えられ、ドラピオンはたじろぎながらもどうしたのかと尋ねてみると
彼女はニヤリと口の端を上げて飛び出した牙を更に飛び出させ、次のように言った。

「……お前、ジラーチに会わなかったなんて……嘘だろう?」

---------------------------------------

「変更するお願いはー……それで、いいの?」

淡く、虹色の輝きを放つ水晶が星の化身の姿を映し出していた。
「…お、おう。それでいい」
そして、赤紫色の兜を身に纏う男の姿も映し出していた。
「……ほんとーーに、それでいいの?」
「しつっけぇな!いいっつってんだろ!!」
ジラーチの再確認に苛立ちを覚え、ドラピオンは思わず怒鳴ってしまったが
それに怖じ気付く事無く、ジラーチはゆらゆらと身を空中に泳がせながら「そぉ」と返した。
「だって、また途中で変更したいって言われても困るからねー……ふぁー…じゃ、ちょっと待っててねぇ…」
大きな欠伸をドラピオンに見せつけた後に、ジラーチはクルリと彼に背を向けて
短い腕を前に突き出し、瞑想を始めた。
彼の小さな掌の前に、これまた小さな光の粒がふわふわと幾つも浮かび上がっては、
それらは集結し合って一つの光の固まりとなり、ドラピオンがジラーチとその光の塊を眺めていると、
突然それはポン、と弾け飛び一瞬の内に消え去った。
「さーて…終ったよ」
スカーフを揺らしてドラピオンへ向き直っては、ジラーチは願いの儀式が終了した事を伝えた。
「え?それで?」
「うん。これでかんりょー。……に、してもお兄さん、変わったお願いにしたねぇ」
62赤星願 12/7 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 18:56:31 ID:O/mr83wi

願いを叶えた後に、何を言うかとドラピオンは内心で思い、悪いか?と返した。
するとジラーチは首を横に振り、そうではないと示した。
「うぅん。ただ、最初のお願いとずいぶん違うお願いだったから、ちょっとびっくりしちゃって」
「……ま、そうだろうけどな……。
……実は、本当はよぉ。本当に願いたい事は別、だったんだよな」

「…えぇ?どんな?」
ジラーチは緑色の瞳を丸くし、何故その願いにしなかったと言いたげにドラピオンに尋ねた。
ドラピオンは視線を水晶の床に向け、映りこむ自分の姿を眺めてから、ポツポツと語り始めた。
「……ずっと、な……MADを組んで…マニューラ様とアーボックと、一緒に生きていてぇってな…
でもそれだとさ、無理矢理オレがマニューラ様たちを縛り付ける事になっちまうだろ。
マニューラ様もアーボックも、それぞれの居場所を見つけたら、
そっちで生きたいと思うだろうし、オレもそうして欲しいしさぁ…」

──あのビッパが、羨ましかった。
仲間と共に暮らし、仲間と共に生き、そして例えその仲間と離れてしまっても
決して切れぬ結び付きを持っている、あのビッパが。

「……だから、オレは……マニューラ様とアーボックとに……別れても切れない絆が欲しかったんだ」

首を上げ、ジラーチを真っ直ぐ見つめ、ドラピオンはニヤリと笑って見せると
ジラーチもまた、ニコリと笑ってはコクリと頷いた。
が、ジラーチはすぐに表情を真顔へと変えては、パチンと両手を合わせて
「あ、でもぉ〜……実はぁ、お願いか叶うかどうかは、お兄さん次第になっちゃうんだけどねー…」
と、バツが悪そうに笑った。

---------------------------------------

「っ……え、あ、…あのッ…!!」
ドラピオンはドキリと身を怯ませて口ごもった。
そんな彼の様子を眺めて、マニューラはフッと息を吐き、やはりな、と呟いた。
「…お前は、嘘をつくのが本当……んっ…ぁ…ヘタだねぇ…」
「んん?何だよ、ジラーチに会ったのかよテメェ」
腰を突き上げる動きを止め、マニューラの肩に顎を乗せてアーボックはジロリと相棒を睨み、
睨まれたドラピオンは言葉を失い、視線を彼らから反らした。
「おい、何を願って来たんだ?……見たところ、強さを手に入れたワケでもなさそーだし…
……まさか、ボスとヤりてぇとかって願いじゃねーだろーな」
「んな……なな…な、わけあるかッ!!!」
即座にアーボックに振り返り、唾を散らす勢いでドラピオンが否定するとマニューラがアーボックを咎めた。
「ドラピオンをからかうんじゃないよ、アーボック。
……コイツが何を願ったのなんか、ワタシらが知る必要なんか無いんだからね…」
マニューラはそう言ってアーボックの額に口付けると、彼はへへへ、と笑ってから彼女の肩から顎を離し
再び腰を突き上げる事に専念し始めた。
「んっ…あ……ドラピオン、お前も動きな…」
角から鉤爪を離し、自分の脚を支える彼の腕に寄せて指示すると、
ドラピオンは戸惑いを見せつつも、腕を再び上下に揺らした。
「あ……あ、ぁあ…ッ!ん、ふぁッ……ふぁ…気持ち良い…あぁ…」
ズッズッ、と、膣内と直腸内を擦られ、マニューラは恍惚とした表情で喘いでいた。
解れた窄みと直腸をヘミペニスで味わっていたアーボックだったが
何かを思いついたようで、相棒に首を伸ばして声をかけた。
63赤星願 12/8 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 18:57:39 ID:O/mr83wi
「おい、ドラピオン」
「ん?何だよ……」
「……ちょっとさ、ボスから抜いてくんね?全部じゃなくてイイからさ」
ニタニタと笑うアーボックを見て、ドラピオンは彼が何かを企んでいる事を理解したが
その内容までは理解できず、とりあえず言われた通りに
マニューラの膣内からペニスを先端が埋まる程度まで抜いた。
そしてマニューラも、アーボックが好からぬ事を企んでいる事を知ったが、
ドラピオンと同じく内容まで把握出来ていなかった。
「…? んっ!?」
ピクリと肩を揺らし、マニューラは自分の窄みが広がった感触に小さく喘いだ。
──アーボックが彼女の後部からヘミペニスを抜いたのだった。
何故抜くのか、とマニューラは疑問に思ったが、その考えは直後訪れた感触に吹き飛んでしまった。

「──!! な…ちょ、ちょちょちょちょ!!?」
「う、えッ!?」
マニューラとドラピオンの戸惑いの声が、同時に上がった。
それもそのはずだろう。
ドラピオンは自分のペニスに、そしてマニューラは自分の後部と前部に違和感を覚え
それが何なのかを即座に理解したからだ。
──アーボックの一対のヘミペニスが、後部と前部に入り込もうとしていたからだ。
「なっ……あ!馬鹿!両方とも入れるなんて聞いてないよ!!」
マニューラは腕を振るい、アーボックの頭部を鉤爪で叩きつけようとしたが
すっかり体力を失ってしまっている彼女の今の力はもはや無力に近く、
ペチペチと彼の頭部を叩くだけの物となっていた。
「お、おおおお、おいッ!テメェのが当たって…気色悪ぃだろ、よせよ!」
相棒の陰茎が自分の陰茎に触れ、擦り付けられる感触に嫌悪の念を示しながら
ドラピオンはアーボックの行動を止めようとしていたが、彼はそれを気にも留めず
今一度腰を突き上げて、対のヘミペニスをそれぞれの部位に入れ込んだのだった。

「ひゃッ!!…裂けちまうよぉ……」
ビリビリと痺れに似た痛みを秘所に感じ、マニューラは顔を顰めて首を横に振った。
「ふぅー……でも、ちゃんと入ったみたいですぜぇ」
「いたたたたた!おい!棘が刺さってる!刺さってる!!」
陰茎に突き刺さるような鋭い痛みを覚えてドラピオンは相棒に息巻き、一度抜いてしまおうと腰を引かせたが
それではアーボックだけがマニューラを味わう事となるので、
チッと舌を打ってマニューラの奥までペニスを入れ込んだ。
「ふぁッ!!」
「へへへ…やーっぱり、両方とも挿れてぇんですよぉ、ボス…
今はちょいキツいかもしれませんけど、すぐ慣れますって」
前後に一本ずつ挿入されていただけでも相当な圧迫を感じていたが、
それが三本になってしまったのだから、腹部が張り裂けてしまいそうな錯覚をマニューラは見ていた。
だが、内部をアーボックの棘の生えた太い先端で撫で回される感触と
ドラピオンの先端で奥を突かれる感触に、かつてない程の悦楽を感じているのもまた事実であり、
マニューラは浅い呼吸を繰り返しながら身体を震わせていた。
「つぅか……何、ドアホな事考えてんだ、オマエは!気色悪いっつーの!」
「へっ。気色悪いのはお互い様だ。嫌なら抜けよ?」
「冗談じゃねぇな…オマエだけにマニューラ様を抱かせるかよ」
「も……争っている場合じゃない、だろぉ…!一番キツいのはワタシだよ……」
息を大きく吐き出し、マニューラは歯を食いしばっては部下たちを宥めた。
「へへ…無茶して悪いですねぇ、ボス。でも、拒絶しない所は嬉しいですぜ…」
マニューラの頬に口付け、アーボックは腰をくねらせて彼女の体内をヘミペニスで掻き回して見せると
彼女はビクリと身体を揺らし、彼の頭部を軽く叩いた。
64赤星願 12/9 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 18:58:26 ID:O/mr83wi
そしてドラピオンも、アーボックの感触に嫌悪感を抱きつつも
マニューラの膣内を自分のペニスで掻き回しては突き上げる事を再開させた。
「は、あぅッ…ん!!あ、あっ…ぁあぁ!!ひぁ、キツい…よぉ…!」
目を見開き悲鳴に近い嬌声を上げるマニューラの小柄な身体は、部下たちによって揺さぶられていた。
ジュブッジュブッ、と粘膜が擦れ合わさり糸を引いて垂れ落ちて行く。
部下たちはマニューラを揺さぶるだけでなく、ドラピオンが彼女の胸を二粒の突起ごと舌で舐め上げ
アーボックが彼女のうなじから生えた羽根を舌で梳きながら、尾の先端を膨らんだ陰核に擦り付けた。
「あはあぁっ…お前…たちっ…ぃ!それっ凄く、感じっ…る……ひゃあッ!!」
プシュップシュッ、と、マニューラと部下たちの結合部から潮が吹き、ドラピオンの腹部へと露を飛ばした。

「ひはぁっ……ふぁ、んッ!あぁー…あッ!!!」
ガクン、と背を反らして喘ぎ、マニューラは訪れようとしている波が来る事を
無意識的に行動で部下たちに教えてしまい、彼らは自分たちの頭の状況を瞬時に読み取った。
「お…ボスぅ、イきそうなんですねぇ…オレさまたちにこんな風に抱かれて…嫌らしいですねェ…」
腰を回してマニューラの直腸内と膣内をグリグリと掻き乱してはアーボックが笑い、
「三本も咥え込んで、イッちゃいますか?マニューラ様……エッチなお身体しちゃって…」
腰を突き上げてマニューラの子宮口を突いてはドラピオンが笑い、
「ひゃぁ、んッ!あ、あ、や、やだぁ……い、イきたく、無いよぉ……!」
腕で顔を覆いながらマニューラが首を横に何度も振った。
「嫌、嫌だよぉ…こ、こんっな……ふぁっ!やだ、やだ、やだぁあ!あっん!」
訪れようとしている波に怯え、マニューラは尚も首を横に振っては部下たちに恐れている事を教えていた。
「んっ……んー…なんで、ですかいボス?」
「う……く……そぉですよ、マニューラ様。気持ちイイんでしょう?」
部下たちも限界が近い事を互いに知り、マニューラを揺さぶる勢いを増させた。
「だ、だって…こん、な……あぅっ…こんなので、イッちまったらぁ……
も……自分じゃ、満足出来ない、よぉ…ッ!!」

「………」
「………」
『ぶふっ!』
アーボックとドラピオンは面食らい、一瞬言葉を失ったがほぼ同時に吹き出してはゲラゲラと笑い出した。
「ぶはは!ちょ、ボスぅ……さっきっから爆裂の種投げまくりですぜぇ」
「は、はは!もー、マニューラ様…本当可愛らしいですねぇ…」
「笑うな!ひぅ…あぁっん…!!とにかく、嫌ぁ…!」
首を横に振るうマニューラの意思を部下たちは聞き入れるわけも無く、
彼女に襲い来る波の高さを上げる為、快楽の壷をそれぞれ探ってはそこを重点的に責めた。
「ん、ぅ…オレさまも、ボス以外の女はもー抱けませんねぇ…ここまでイイなんて知っちまうと」
「あー……ふー…オレもかな。マニューラ様が良過ぎて、ねぇ…」
「は、あぁ!やぁ……気持ち…良過ぎ……狂ッ…狂っちまうよぉ…あ、ぁ…」
部下たちの言葉などもはや耳に届いておらず、マニューラはガクガクと身体を震わせていた。
膣内は部下たちの性器を締め付けて、直腸内は小刻みに痙攣しており
絶頂を自分だけではなく、彼らにも促していた。
「も……イ、ッちまうぅ…はぁっ!あ、ぁ!!」
「くッ…ボス、オレさまも…」
「マニューラ様っ!オレ、も…」
「や………は、あぁっ…あ、ッ、お前たち…ぃ!…ひはっあ、あああぁあぁッ……!!!」

口を大きく開いて牙を剥き出し、マニューラは泣きながら背を弓なりに反らして身体を跳ね飛ばせた。
──ついに、前方と後方の両方で抱かれての絶頂を迎えたのだった。
「お、うくッ!!」
「つ、うぅ…ッ!」
同時に、部下たちもそれぞれの性器をマニューラの体内で跳ね飛ばせ、先端から白濁の液を放出させた。
「はぁっ…あ、腹ぁ……あ、ぁ…また…熱…ぃ……」
震える腕を動かし自分の下腹部に鉤爪を寄せて、体内に放出される熱さに悶えながら
マニューラは喜悦から笑みを浮かべていた。
65赤星願 12/10 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 18:59:15 ID:O/mr83wi
「……う、ふぁ……あー……も、ダメだ…」
射精が治まった所で、アーボックは大きく息を吐いて彼女からヘミペニスを両方抜き取っては
今のように呟いて藁のベッドの横へとその身を落とした。
「あー……オレも、疲れた……」
マニューラを抱きかかえながら、ドラピオンも相棒と同じく息を吐いてペニスを抜き、
前にゆっくりと倒れこみながら彼女を藁のベッドに寝かせ、その隣にうつ伏せで寝転んだ。
ドラピオンとアーボックの間に挟まれるように仰向けに寝かされたマニューラは、
はぁ、と未だ治まらぬ絶頂の余韻と痺れる秘部の感覚に息を吐いた。
「も……この、馬鹿、共…が……ワタシを、はぁ…壊す気かい…」
本当は怒鳴りつけてしまいたかったが、もう既にそこまでの体力が無く、
マニューラは仕方なしに呟く程度の叱咤を飛ばした。
「へぇ、い…すいませんねぇ、ボス……」
「はぁ…申し訳、ございませんでした…マニューラ様ぁ…」
部下たちは声で反省を示したがその顔はニタニタと笑っており、
マニューラはジロリと彼らを睨んでは、ため息を吐いた。
「……ま、お前たちが節度を保つ事なんて、端から期待してないけどさ」
「へへ、ボス分かっていますねぇ」
「調子に乗るんじゃないよ…もう………眠たい。もう、ワタシは眠るよ…」
腹部の上で鉤爪を組み合わせ、マニューラは天井を見据えながら呟いた。
灯りを保っていた皿の油は燃え散りかけており、闇が小さな灯りを侵食しようとしている所を見て
マニューラはその戦果を見届ける事を、瞳を閉じる事で無視する姿勢をとった。
「……えぇ、寝て下さいよ、ボス……オレさまも…寝ますんで…」
広がった胸を床に押し付け直し、アーボックも瞳を瞑った。
「…おやすみなさいませ、マニューラ様……」
そしてドラピオンも、息を大きく吐いてから鱗の眉を生やした瞼を下げた。




──瞼に突き刺さるような痛みを覚えた。
いや、それは痛みではなく、眩しさを痛みと錯覚したのだと理解する前に
ドラピオンは目を開き、首を上げて頭を振るった。
「う、うん……?」
「おー。ようやっと起きたかよ。おせーな」
頭上で自分を貶す聞こえ、ドラピオンは反射的に顔を上げると
相棒が舌と尾を揺らして自分を見下ろしていたのを見た。
次に、窓へと視線を移すと闇はとっくに消え失せて、今は太陽の明かりが十字の影を部屋の中に作っていた。
あぁ、朝か、と理解した後に身体を起こし上げたが、腰がズクリと痛み、ドラピオンは軽く呻いた。
「ぐ…うー…いてて…」
そんな相棒の様子を見て、アーボックはケラケラと笑っては尾でドラピオンの腰を突いた。
「だっ!」
「へへへ。童貞の癖に張り切り過ぎだっつーの。弁えろ」
「う、うるせぇな…!……って、マニューラ様は?」
突かれた腰を爪で擦り、キョロキョロと部屋の中を眺めてみるがマニューラの姿が無く
ドラピオンはアーボックに尋ねると、
「あぁ、ボスなら近くの川で水浴びしに行かれたぜ。そろそろ戻ってくると思うけどよ」
と、答えが返って来た。するとドラピオンは首をかしげ、水浴び?とアーボックのセリフの一部を復唱した。
「何で?」
「何でって……おいおい、コレを見ろって…」
呆れ気味に、アーボックは尾で床の一部を指し、つられてドラピオンはそこに視線を向けると
木の板の床には所々白濁の斑点が浮かんでいた。それが自分たちの体液が乾いた成れの果てと知るや否や、
ドラピオンは「あー…」と、納得した様子で呟いた。
66赤星願 12/11 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 19:00:00 ID:O/mr83wi
「ボスは『なんだいコレは』つって気にもしてなかったけど。身体に付いたのを洗い落としに行ったワケ」
「え?」
アーボックの言葉に、ドラピオンは眉を顰めて彼に詰め寄った。
「お、おい…それどう言う…」
「ボス、言っていたじゃねぇか。目を覚ませば、全て忘れる……ってさ」
「………え?で、でも、あれって…」
──マニューラが、オレソの実で混乱していると言う主張は、どう考えても彼女の狂言だった。
自分たちの想いに応える為の口実である事など、アーボックも分かりきっている筈だと、
ドラピオンは口を挟もうとしたが、アーボックは喉奥から蒸気音を鳴らし
「……ボスがそー言っているんだから、そーなんだろ。ま、ちょっと寂しいけどなー」
鎌首をもたげ、項垂れ気味に苦く笑った。

その時、部屋の出入り口を塞ぐ藁の壁がザワザワと動き、それを掻き分けながら
「戻ったよ」
と、アーボックとドラピオンの前に、マニューラが姿を現した。
「お、お帰りなさいませ、ボス」
「あぁ。おや、ドラピオン起きていたかい。全く、お前は朝が弱いんだねぇ」
黒色の絹で編みこまれた織物で身体に付着した水分を拭き取りながら、マニューラはドラピオンへ笑みを見せた。
「え…あ、お、おはようございます…」
ドラピオンは戸惑いを見せつつも、マニューラに目覚めの挨拶を見せると
彼女もまた、「あぁ、おはよう」と、返したのだった。


「さぁーて、と。今日は何処のお宝を頂こうかねぇ…」
床に広げた羊皮紙製の地図を囲うように、マニューラ達は床の上に腰を落としていた。
「ん?ボス、ゼロの島じゃねぇんですか?」
アーボックが首を伸ばしてマニューラに問うと、彼女は背を伸ばして、まぁね、と返した。
「…最近、焦りすぎているかなーって思ってさぁ…失敗続きなのに意地になっちまってて…
だから、しばらくは他のお宝を手に入れつつ、レベルを上げる事に専念しようかねぇってね」
「なぁる。さすがマニューラ様!」
ドラピオンが感嘆すると、マニューラはジロリと彼を睨んだ。
「……ゼロの島で失敗が続いている原因が言うんじゃないよ」
「うぐっ!……は、はい、そうでした…」
痛いところを突かれ、ドラピオンは首をペタリと下げて項垂れると
アーボックがその様を見てはゲラゲラと笑っていた。
「それに、さぁ……別に、今必要ってワケでも無いしね。でも、いつかは絶対に手に入れて見せるよ」
鉤爪で拳を作り、それを自分の胸の前まで持ち上げては力を込めると、
「おぉ、ボス。気合入っていますねぇ」
と、アーボックが返した。そして次にこうも返した。
「……でも、いつになりますかねぇ?ゼロの島の財宝を手に入れるのは」
「──さぁ?数ヵ月はかかるかもしれないし、一年以上かかったりするかもしれないし…」

「…それこそ、世界中のお宝を手に入れるには一生かけてもどうか分からないよねぇ…」

「………え?」
あからさまに、含んだ言葉を紡いだマニューラに、ドラピオンは反応を見せた。
「ま、マニューラ様、それって」
「はぁー。本当、弱い部下を持つと大変さ。……ま、それでも結構楽しいから、良いけどね」
ドラピオンの言葉をわざとらしく遮って、マニューラは腕を伸ばし拳で彼の鼻を突いた。
突かれた彼は一瞬たじろいで言葉を失い、そんな彼の様子を見て彼女はクスリと笑った。
「で、ボスぅ。今日はどちらへ?」
「ん。そぉ…だね。烈火の洞窟にでもするかねぇ……」
鉤爪で地図上を指し示しながら、マニューラは呟いた。
67赤星願 12/12 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 19:00:33 ID:O/mr83wi
「烈火の洞窟!?そこって炎ヤロー共の住処ですぜ!ボスにゃキツいんじゃぁ…」
アーボックが声を張り上げて、マニューラの出した案に異論を唱えようとしたが
マニューラは首を横に振り、大丈夫だよ、と返し、
横に置いておいたトレジャーバックの蓋を開けてはその中に腕を入れた。
「ワタシたちには、コレがあるからねぇ……っと」
中を探り、鉤爪にある道具を乗せて持ち上げては、アーボックとドラピオンに見せるように地図の上に掲げた。
──青く輝く、不思議球を。

「あ…それ……」
ドラピオンはその不思議球に対し、ドキリと胸の兜を揺らした。
するとマニューラがニッと笑い、彼の代わりに不思議球の効力を説明した。
「そう、雨球、だねぇ…炎の力を半減させるんだから、多少の攻撃を喰らってもまぁ大丈夫だよ」
と、言っては雨球をトレジャーバックに戻し、次に地図を掴んでは縦に丸めて
それもバックへと入れて蓋を閉じ、紐を掴んで肩に回してから、マニューラはスクッと立ち上がった。
「さて、目的が決まれば長居は無用。さっさと向うよ」
腰に鉤爪を寄せ、床の上に座り込む部下たちを見下ろしては急ぐようにと促し、
マニューラは床を蹴り上げて部屋の出入り口を塞ぐ藁へと駆け出した。
「え、あ、は、はい!」
「了解ですぜ、ボス!」
アーボックとドラピオンは威勢良く返事を上げると、彼女は藁の前で立ち止まった。
「…あ、そうだ」
クルリと首を後ろに回し、マニューラは部下たちとそして部屋を眺め、ふぅ、と鼻から息を吐いた。
「……別室を取っていたけど、結局昨夜は全員こっちで眠っちまったねぇ。
ポケが勿体無いから、もう別室を取るのは止めにするか」

瞳を細めてクスッと笑ったと同時に、マニューラは藁を掻き分けて部屋の外へと飛び出した。
そしてそれをアーボックが尽かさず追いかけたが、
ドラピオンはと言うと、彼女の今の言葉に意識を奪われ出遅れを喰っていた。
「……あ、ま、待って下さいよ!マニューラ様!おい、アーボック!!」
ハッと気を取り戻し、ドラピオンは頭と相棒の名を呼びながら、
追いかけるために慌てて腹部の爪を前へと動かした。



ドラピオンの願いが叶ったのか、どうか。
願いをかけたドラピオン本人と、そして願いを叶える事に協力したジラーチだけが、知ると言う──


68 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/14(水) 19:02:01 ID:O/mr83wi
以上で今回の投下分および話しは完結です。
いつもながら長々と失礼いたしました。
また何か書いたら投下にしくると思います。では。
69名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 20:11:23 ID:K3M9YVN0
>>68
GJGJ!毎回楽しみにしてました、ありがとう!
エロとか動きとか心理とか描写が濃くて、こんだけ書けるってすごいなあ
いろいろ大変なことされてるマニュ様がエロ可愛くて俺が大変なことに。
童貞だけどノリノリなドラピオンと、手慣れててやけに詳しいアーボックもいいw
70名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 21:04:18 ID:F4vgFLXI
>>68
完結乙!三本挿しとはスゲェエロい…ハアハア
ドラピオンの願いは絶対にマニューラ様達と一緒にいたい、だと思っていたのにしてやられた
不思議玉の伏線まで回収するとは思わなかったよw
71名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 21:43:07 ID://UM+7ma
なぜそんなうまくエロ描写を書けるんだあああああ
毎度GJです!

72名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 23:23:13 ID:T5v9/8Eb
Gj!!!

ルカリオ大好き
73名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 23:49:53 ID:HrPux0nW
ルカリオってやっぱりトレーナーが自分にエロいことしたいことが分かって
それを分かっているトレーナーがいっそのことオープンに野外でヤって
周りでそれを見てる野生ポケモンの気持ちを読んで恥ずかしいけど気持ち良いとか
74名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 00:22:15 ID:K4AKKLXo
久しぶりの投下です。
HGSSで初めてヘラクロスを育ててたら、かわいくてかわいくて…
ヘラクロス好きな人いるかな?連れ歩きグラがたまらんです。
萌えのあまりに書いてしまいました、メタモン×ヘラクロス♂。


ぼくがマスターに出会ったのは今から数年前。誕生日祝いにと父親から子(マスター)へと、ぼくが手渡された。
それからずっとマスターとぼくは一番の相棒だ。
マスターとぼくで最初につかまえたのはオオタチというポケモンで、ようきな性格からぼくともすぐ仲良くなった。

空が青く冴え渡る夏の日。
遠くから聞こえる虫ポケモンの声を聞きながら、ぼくとマスターとオオタチは若葉が茂る森に佇んでいた。
「なぁメタモン。本当にここにいるかなぁ」
麦わら帽子をつまみあげながら、マスターが独り言のようにつぶやく。
返事をしたいけれど、もちろん人とポケモンは言葉を交わすことができない。
かわりにぼくは体をうねらせてはげますようなしぐさをしてみせた。
となりでオオタチも同じように、そのスラッとした体を動かしている。
「…よぉっし。いっちょためしてみるか?いけっ、オオタチ!!」
マスターのかけ声とともに、オオタチが頭からつっこんでいく。
ポケモンではない。大きな木の幹に、だ。
どおおおおんっっっ!!!
オオタチの頭がぶつかった。大きな音が響き渡り、振動が伝わってくる。
葉ががさがさと揺れて、それにびっくりした鳥ポケモンたちがいっせいに飛び立っていくのが見えた。
「…あっ!」
マスターが叫んだ。
大きな木からなにかポケモンらしき影が降り立ち、木々の陰からそいつは姿を現した。
「やった!ヘラクロスだ!」

75こんなメタモンはいやだ?2:2009/10/15(木) 00:22:57 ID:K4AKKLXo
マスターはどうやらそのかぶとむしポケモンがずっと欲しかったらしい。
木にずつきすることでポケモンが落ちてくることがあるのだが、ヘラクロスは出現が稀なのだそうだ。
一発目で見つかったマスターは相当運が良いのかもしれない。

そのヘラクロスはなまいきというかいじっぱりというか、とにかく仲間のオオタチのようにひとなつっこい性格ではなかった。
とはいうものの長い間マスターと一緒にいることでだいぶなついてきたようで、だんだんとぼくとも打ち解けてきているような気がしていた。

ぼく、オオタチ、ヘラクロス。
ぼくたちはマスターのお気に入りベスト3で、どこへ行くにもぼくらを連れてってくれていた。
マスターが67匹めのポケモンをつかまえて家に帰る途中、ぼくたちの横をなにかが通り過ぎていった。
ぼくは基本動きが遅いのでそれがなんだったのかを見ることはできなかったのだが、マスターは見ていたらしい。
「あれって…」
マスターは興奮で頬を紅潮させ、しばらくそのなにかが走り去った方向を見つめていた。
次の日、マスターが突然こんなことを言い出した。
「メタモン、ヘラクロス。悪いんだけど、今日からおまえたちをそだてやに預けることにしたよ」
モンスターボールから出されたヘラクロスがきょとんとしてマスターを見上げている。
「実は昨日、色違いのポケモンを見たんだ!僕、どうしても色違いが欲しいんだよ。だからごめんな。たのんだよ」
76こんなメタモンはいやだ?3:2009/10/15(木) 00:23:39 ID:K4AKKLXo
「そんなあ…ますたあ…」
マスターがそだてやから出て行った後、ヘラクロスが泣きそうな声でつぶやいた。ポケモン同士なら会話はできるのだ。
不安になるのもむりはなかった。
彼がマスターから離れることなんてこれまで一度もなかったんだから。
けれどそれよりぼくが気になったのはマスターが言っていた言葉だった。
『どうしても色違いが欲しい』
「いろちがいか…うーん、むずかしいかもね」
色違いなんてレア中のレア。へたしたら一ヶ月以上はここにいることになるかもしれない。
「いろちがいがどうしたって?」
ヘラクロスが涙をこらえて話しかけてくる。
「マスターはいろちがいのポケモンがほしいんだよ。だからぼくたちをあずけて、」
「ちょっとまってよ、おいらたちはオスだろ!?そんなのできるわけない」
「ううん、ぼくはオスじゃないよ。メスでもないけど」
「え!?」
ヘラクロスは丸い目をさらに丸くした。知らなかったのか。
「どういうこと?」
「うーん、つまりぼくはどっちにでもなれるってことさ」
ぼくは自分の体を広げ、液体状の体の一部をヘラクロスとそっくりの手につくりかえた。
「そうか、『へんしん』で…」
「そゆこと」
「ん?てことはおいらはオスだからおまえがメスになって…?」
「そゆこと」
「うわああああっっっ!!!」
いきなりヘラクロスが叫ぶものだからぼくはびっくりしてへんしんをといた。
「なに?」
「そんなのっできるわけない!」
ヘラクロスは信じられないといわんばかりに頭をぶんぶん振っている。
よく見ればその顔は少し赤く染まっているようだ。
「…そうしなきゃマスターの願いは叶えられないんだよ?」
「むりむり!」
「…そんなに悪いもんじゃないとおもうけど?」
「むりむり!!」
「…もしかして、したことないの?」
「むりm…、なっなんてこときくんだよ!?」
ヘラクロスは真っ赤な顔をさらに赤くして飛び上がった。
いちいち反応がおもしろくて、ぼくはついついいじわるを言いたくなってきた。
なんだろう、この気持ち。
「そっかぁ、ヘラクロス、体は大きいのに、けーけんないんだ」
「ど!どうせおまえだってないだろっ!」
「あるよ」
「ほーらいわんこっちゃ…  え?」
「まえにも何回かあずけられたしね。もちろん、オスメスかんけーなく」
「…なんだよそれ!?おまえはそんなんでいーのか!?」
「いーもわるいも、ぼくはオスでもメスでもないし。若いからセーヨクはありあまるほどあるし。
メタモンに生まれてきてよかったなぁと思ってるよ」
「へんだろ、そんなの…そんな」
ヘラクロスが、こころなしか悲しそうな表情を浮かべたのをぼくは見逃さなかった。
「もしかして…好きな子としかしたくないとか?そういう純粋な考え方のもちぬし?」
「!!」
いじわるな言い方になってしまっていたのは自分でもわかったのだが、ぼくは口を止めなかった。
「ひゃあ〜、みかけによらず、硬派なんだねぇ。ヘラクロスはもっとガツガツしてるかと思ってたよ。意外だなぁ〜。
ねぇ、好きな子いるの?どんな子?その子としたい?
それとも独りでなぐさめちゃう?告白した?告白して想いが通じ合ったらするつもり?
でも今時そんなんじゃだめだよ?げんにあのオオタチだってこの前…」
そこまで言いかけて、ぼくは言い過ぎたと後悔した。
ヘラクロスの吊り上った目に涙が光っていたのだ。
「………ごめん」
77こんなメタモンはいやだ?4:2009/10/15(木) 00:24:17 ID:K4AKKLXo
気まずい雰囲気の中、ぼくたちはいつのまにか夜を迎えていた。
そだてやのおばあさんは自分の家に帰ってしまったみたいだ。
他の人のポケモンたちがどうしているのかは、仕切られているかわからないが、おそらく寝ているか・しているかのどちらかだろう。
天井の窓から月が見える。綺麗な三日月だ。
「…なぁ起きてる?」
ふいに後ろから呼びかけられた。
後ろを振り返ると、ヘラクロスの黒い目がこっちを見ている。
「起きてるよ、どうしたの?」
「かんがえてみたんだけどさ…」
おずおずと話し出したヘラクロスに、ぼくは耳(?)を傾ける。
「さっきは…あんなこといったけどさ。…あ、あずけられちゃったもんはしかたないしっ!
タマゴがひとつもなかったら、マスターがっかりするだろうし!
それにずっと二匹だけってなんかひまだし!」
いったい何を言い出すのかと思えば。
ヘラクロスは、まるで自分に言い聞かせるように言い訳を垂れ流した。
その様子から、ぼくはある種の期待を持ち始めていたんだ。

「…だからさ、…べつに、してもへいき」
ヘラクロスが真っ赤な顔をしながら、そう言った。
その途端、ぼくには無いはずの下半身が、熱を持った気がした。
78こんなメタモンはいやだ?5:2009/10/15(木) 00:25:34 ID:K4AKKLXo
「ほんっとーに、いいの?ぼくがすきなわけじゃないんだろ?」
「……」
「なんだよ、だまっちゃって。まあいいや。へんしんするよ」
とはいうもののなんのポケモンにへんしんしようか?
ヘラクロスと同じタマゴグループのポケモンでなければならない。体の大きさや重さも考えないと疲れるし。
なんとなしにヘラクロスを見てみる。
地面をコツコツといじりながらぼくを待っている様子に先ほどのやりとりが思い出され、なぜだかぼくはもう一度彼をからかいたくなってきてしまった。
 決めた。―――へんしん
みるみるぼくの体が変形していく。思い描いていたポケモンにへんしんするのは、一瞬だ。
ヘラクロスは顔を上げてこちらを凝視している。
「…どう?みごとなもんでしょ」
スタッとそのしなやかな脚で地に降り立つ。
「キリンリキ…」
そう、ぼくがへんしんしたのはキリンリキ。四足歩行のくびながポケモンだ。
「そんなんで、で、できるのかよ?」
不安そうにぼくを見上げるヘラクロス。ぼくは小さく笑うと、二本の前足で彼を押し倒した。
「あっ!?」
こうすればヘラクロスは簡単に起き上がることができないだろう。
「ちょっとあそばせて、ね?」
甘えるようにささやく。
「なに?…ん!?」
なにかをいいかけようとしたその口に、自分の口を合わせる。
周りをひと舐めしてから舌をその中に差し入れると、そこは湿っていた。
うねうねとさまよう舌に自分のを絡めて、吸ったり舐めたりをくりかえす。
「うぅっ…んむ、んっく…」
夜目にもわかるほどにヘラクロスの頬は赤くなった。
それに気を良くして、ぼくはさらに前足に力を入れた。
79こんなメタモンはいやだ?6:2009/10/15(木) 00:26:44 ID:K4AKKLXo
「きもちよさそうじゃない。まんざらでもないのかな」
「そんなっ…あっ、おい!そこは!」
べろり、と。下腹部から突き出ていた肉の管に舌を這わせる。
ヘラクロスの顔を見ると、だらしなく口の端からよだれを垂らしている。
「キスだけでたつなんて、どんだけ純粋なの。かわいいね」
「いや…やめろよメタモン…ん、んんっ」
充血したそれは本当に誰の中にも入れたことがないのだろう、新鮮なきのみのようにおいしそうな色を帯びている。
ぷっくりと膨らんだ性器を舌で転がしながら丁寧に愛撫していく。
先端をくりくりと突付き、浮き出た血管をなぞるように舐める。
キリンリキの口に含めるほどのそれはさほど大きくもなく、ぼくはその獲物をじゅぽじゅぽと口先で扱いてやるのだ。
「んぶっ…む…」
「あっあっ、あやだ、あ、いや、ああーっあーっ!」
ヘラクロスの両足がつっぱり痙攣し始めた。
「ふぶっ…そろそろ、イく?」
「んやあっ…はあーっ、はぅあああっ!!」
ぶるり。熟した果実は一瞬震え。先端から白濁とした蜜をびゅるるっと放出した。
「…濃いね。ずっと出してなかったの?」
「うぅっ」
喉を通ったあとのその熱さとしつこさがぼくは嫌いだが、なんとなくヘラクロスのそれはおいしそうに見えた。
彼は甘い花の蜜が大好物だから、そう思っただけなんだけど。
予想外に苦味が強かったそれをゆっくりと飲み干していく。
荒く息をつきながらのろのろと体を起こしたヘラクロスは、涙を流しながら頭をふるふると左右に振った。
「やだあ…やっぱりむりだよぉっ!」
「なにいってるの、キミから誘ったんでしょ?」
「だって…こんなっ」
「こんなにきもちいいと思わなかった?…いっとくけど、これでまだおわりじゃないからね?次はぼくを楽しませて」
80こんなメタモンはいやだ?7:2009/10/15(木) 00:27:33 ID:K4AKKLXo
まだいやいやとだだをこねるヘラクロスを無視し、反転させて押し倒す。
ぼくはその背中に乗り上げると後ろ足だけで立ち上がり、前足をヘラクロスのツノに置いた。
「なに?つぎはなにする気だよ!?」
慌てて叫ぶヘラクロスは、しかし振り向くことができない。
「だまって。キミはじっとしてればいいよ」
少し辛い体勢かもしれないが、ぼくはツノから前足を離した。
そして―――猛った己自身を、そのツノの二又に差し当てる。
「…?」
ヘラクロスが身じろぎをするが、ぼくがそれを許さない。後ろ足で肩を抑えてけん制する。
ぼくは後ろ足で体を支え、ペニス一本でバランスをとった。
はたから見れば、なんて滑稽な光景だろうか。それを想像してぼくは小さく笑った。
「ふふっ。ずっとこのツノでこうしたかったんだよね…」
ぼくはゆっくりと腰を動かし始めた。
ぬるっ…にゅるんっ…。かすかに濡れた音を立てながらぼくの動きはだんだん激しいものになっていく。
「はあっ、はあっ、これっいいなっぁ…あっ、はっ…」
わずかな隙間に差し入れたペニスは二本に分かれたツノで擦られ、なんともいえない気持ちよさがぼくを襲った。
しゅこしゅこと刺激を与えていく。
ヘラクロスはなにをされているかわかっているのかわかっていないのか、うつ伏せになったままじっと耐えているようだった。
声を出されないんじゃつまらないなぁ。それにこの体勢は辛すぎる、かも。あ、後ろ足がシビれてきた。
ぼくはツノオナニーをやめ、屈みこんで彼に顔を近づけた。
「じっとしてろとは言ったけどさ、だまっちゃうとつまらないよ。ほら、また仰向けになって…」
優しく囁きながらぼくは彼の体をまた抱き起こした。
ヘラクロスの顔は彼自身の肉茎と同じぐらいに赤く染まって、ぎゅっと目をつむっている。
「うそつき…」
「ん?」
ぼくはヘラクロスの胸板を舐めながら気づいたな、とほくそ笑んだ。
81こんなメタモンはいやだ?8:2009/10/15(木) 00:28:03 ID:K4AKKLXo
「うそ…ついたろ…おいらがオスなら…メタモンはメス…っん!」
小さく頭をもたげるその肉塊にぼくは愛しげに口を寄せた。
「メスの…あっん、ポケモンにぃっ…うあ…なるってぇそのつもりでぇっ…ひゃあ!?」
肉茎より奥まった場所にぼくの舌が到達した。
汗と精液のすえた匂いがぼくの鼻に入り込み、思わずむせそうになる。
それでもペロペロとぼくはそこを舐め続けた。
「やだあっ!メタモンやめろおっ!やめてよおっ!」
普通なら羽と甲羅に遮られて絶対に見えないような位置にある、排泄器。
ぼくはヘラクロスのアナルを舐めているのだ。
なにも初めてじゃない。オスとしたことはあるしそのオスのほとんどはココが感じるポケモンばかりだった。
…たいていのポケモンは『メタモン』には舐めてかかってくる。バトルでもセックスでもね。
けれどぼくはどんなポケモンにだってへんしんできる。
そこから逆転して相手をあっと言わせるんだ。
ぼくは相手を気持ちよくさせるのが好きだし、相手があえいでいる姿を見るのも好き。
だから今目の前で快感に溺れているヘラクロスが、かわいくてたまらないよ。
82こんなメタモンはいやだ?9:2009/10/15(木) 00:29:19 ID:K4AKKLXo
「やっ…ああ…ん、もうやめてくれよおっ…」
尻をもじもじさせながらヘラクロスが懇願する。
その時シュシュ、シュシュ、と小さい音が聞こえることに気づいた。
なんだろうと首を回してみると、ヘラクロスの背中で羽が揺らめいているのが目に入った。
「ヘラクロス、それ…」
彼の持つ羽と尻が擦れ合って出している音だったのだ。
シュ・・・シュ・・・とかすかに擦れあう音。興奮の証。
急に嬉しくなって、ぼくはアナルがよく濡れそぼったのを確認してから、また彼の上に覆い被さった。
「はぁはぁ…メタモン、おいら…」
「わかってる。いれてほしいんだよね?」
「ちがうよっ!!もう…おまえがこんなにヘンタイだったなんて思わなかった…!」
顔の前で腕を交差させて恥ずかしそうに呟く。
ぼくはフンフンと顔を近づけて顔を舐めた。
「くっ…くすぐったい…」
「…キリンリキとやるの嫌?」
「…そうじゃなくて…おいらオスなのに…」
「性別なんてどうでもいいじゃない。ね、そんなことよりさ、もうガマンできないよ…」
「へ?」
ぼくのペニスは先ほどのツノオナニーからずっと射精を待ちわびていた。
腰をふりヘラクロスが見えるようにすると、彼はずり、と後ずさる。
「どうするんだよそれぇ」
「こうする」
ペニスを彼の尻にひたりと近づける。後ろ足を折り曲げれば、もう挿入準備万端だ。
83こんなメタモンはいやだ?10:2009/10/15(木) 00:30:46 ID:K4AKKLXo
「あっ…」
「ねぇいいでしょ?今夜だけ入れさせて」
「…あ、あ、あたってる…」
ヘラクロスは困惑したように体をびくりとちぢこませた。うーん、かわいい。
「いきなり入れないで…おいらのケツ壊れちまうよぅ…」
「うん…」
ぬるぬると滑るその入り口に、力を入れて身を沈めていく。
ひゅっと息を飲む音が聞こえ、穴が締まる。
唐突な締め付けに思わず出るのをこらえてヘラクロスに囁いた。
「ゆっくり深呼吸して…そう、そのまま…」
強く握られたような感覚に襲われたまま全てを飲み込ませる。
「あーーきっつ…」
たまらず息をついてから動きを止め、ぼくは前足でヘラクロスの頭を撫でた。
「あぁっ…う、うぅーっ…」
「スー。ハー。」
「すぅ…はぁ…」
素直に言うことを聞くヘラクロスがいじらしい。
「動くよ?」
返事を待たずに再び腰を動かして、体内を蹂躙する。
「あっ!あぅんっ!うっ、うごくなぁっ!ぁっ!」
「ははっ、ほら、こわいならさ、つかまってなよ」
激しい抜き差しを繰り返して、ぼくはそのきつい穴をほじくるように腰を動かす。
ぱちゅんぱちゅんと濡れた音が空気を犯していく。
前足をふんばりさらに強く早く揺すれば二匹の熱はどんどん上がっていった。
「あああっ!はあぁっ、あううっ、うんんーっ!!」
「はっ…はっ…」
吐いた息が白いもやとなって目の前に浮かぶ。
結合部からの卑猥な音に交じってヘラクロスのうなる声が聞こえる。
厚い腸壁にずりずり擦られてぼくのペニスも限界を感じていた。
ペニスが一番奥にコツンコツンと当たるようにスパートをかけていく。
たらたらと蜜をあふれ出す自分の陰茎にヘラクロスが手を伸ばした。
「んくっ…、もうっ、おいらぁっああっ…」
上下に手を動かし自身に刺激を与える。
と同時に後ろからのぼくの絶え間ない突きにヘラクロスは嬌声をあげた。
「もぉっもおおぉっ…メタモンんっっ…!!」
「くっ、ふっ…はぁっあっ、イこ、ヘラクロスっ…んうぅっ…!!」
じゅぷん、じゅぷん、と波打つ音を響かせて、最後の一瞬を追い求める。
「ひやあぁああっっ!!」
その悲鳴を最後に、ぼくたちは頭が真っ白になった。
びゅくびゅくと欲望を一気に吐き出し…
ヘラクロスの白い蜜がお腹に勢いよく当たるのを感じて…
「あっう……すご、い…おしりが…ぁっ…」
ぎゅうとしがみついてくるヘラクロスの頭に頬を寄せながら、ぼくは最高のエクスタシーを感じていた。
84こんなメタモンはいやだ?11:2009/10/15(木) 00:31:56 ID:K4AKKLXo
へんしんをといて、元の体に戻る。
ヘラクロスは目をつぶって寝る体勢に入っているようだ。
「ねぇ、ヘラクロス?」
「…」
「どうして急にさ、」
―――『してもへいき』なんて、言ったの?
そう聞こうとしたけれど、やめておいた。
その答えがなんであれ、ぼくたちにはもう必要ないだろうと思ったから。
「…なに?」
言いかけたぼくに、ヘラクロスが怪訝そうに尋ねる。
ぼくはごまかすようにその体に乗り上げた。
「わっ…もうしないぞ!?」
「わかってるよ。明日からいろちがい目指して、がんばろうね」
そう言うとヘラクロスは少し照れながらうん、と頷いた。
しばらくして眠ってしまった彼を見ながら、ぼくはメスの姿でどうやって彼をいじめようとそればかりを考えていた。


おわり
85あとがき:2009/10/15(木) 00:35:24 ID:K4AKKLXo
区切りめちゃくちゃですみませんorz失敗しました・・・


ヘラクロスの一人称に悩みました。
おいらも僕も俺もなーんかしっくりこない。
86名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 01:10:30 ID:VUOt5Sif
>>85
メ…メタモンえろいハァハァ
後日談の普通のセクースも希望!


てかメタモンは凄く想像が膨らむポケモンだ
育て屋に預けられて嫌なのにレイプされまくる日々とかあのとろとろ感とか
87名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 01:45:47 ID:lgyqq5dP
>>85
ヘラクロス連れ歩くと体系コロっとしてて瞳がつぶらでカワイイヨカワイイヨーネー
えっちなメタモンにリードされて悶えちゃう姿ハァハァGJ!しかし本当メタモンHは夢が広がりんぐ
88名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 12:54:37 ID:dpNpstg4
>>85
ヘラクロスの一人称…
いっそ「おい」とか「おいどん」とかww
89名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 17:45:53 ID:Ntr5lVkz
>>85
ヘラクロスが可愛すぎるGJ
続編希望
90カイリキーとかの:2009/10/15(木) 18:20:31 ID:NREjqcgm
ようやく完結。
・アッーなエロだよ!
・しかもちょっとマニアックだよ!
91鎌砕き:2009/10/15(木) 18:21:07 ID:NREjqcgm
「興奮させてしまったものはしょうがないからな……」
そう言いながら、球が指先にくっついたような形状の手で、ストライクの性器を握る。
「ひゃあっ!?駄目ぇっ!」
握られた際にびくりと震え、ストライクはその刺激で涙をにじませ、しかし鎌で隠しているためその顔は見えない。
「もう、これほどヌルついているとは……随分、敏感なんだな。」
「言わないでよぉ…」
自分以外の熱を持った手が自分の──を握っている。
これまで触れたことの無い不思議な弾力を持った感触が──を通して伝わる。
「何で…何でこうなっちゃうんだよぉ……」
それは、ストライクの性器をさらに膨張させるのに十分すぎるほどの快感。
握られているだけなのに、今にも弾けてしまいそうな。
「まずは一回出してもらうか……」
そう言って、ストライクの性器をしっかりと握り、ぐじゅり、くちゅりと水音を立たせながら上下に扱き上げ始めた。
「ひぁぁっ!?待っ…て…!オレ、は、雄だからぁっ…!」
「確かに、雄であることは重々承知だ。

くちゅっぐちゅっぬるっぬりゅうっ

「だ、からぁっ!雄にこんなことするの、止めてぇっ!」
「……気持ち良いのだろう?」
「ッ!?違うっ…違うぅっ…」
ストライクの性器は手が先端を擦る度に先走りが溢れ、そのポケモンの手を汚している。
しかし気に留める様子もなく、尚も扱き続ける。
「お願いっ…!もうやめてぇ……」
扱き上げられた性器がびくびくと大きく震え始め、ストライクはこらえるように下腹に力を込めた。
「そろそろ限界だろう?我慢する必要はないはずだ。」
性器を掴んでいた指を、先端の孔に力を入れて擦り付ける。
「ひっ……ひゃぁぁぁっ!?」
すると今まで溢れていた透明な先走りより粘性の高い、白濁した精液が飛び出し、
弧を描いてストライクの胸を染め、そのポケモンの顔を掠めた。
「ぐすっ…やだぁ……見ないで…」
他ポケにより絶頂を迎えてしまった。
その情けなさと、白く染まった自分の身体と臭い、
一度達して未だ萎えない自分の性器の貪欲さにボロボロと涙を流す。
92鎌砕き:2009/10/15(木) 18:21:50 ID:NREjqcgm
「ずいぶん濃いのを出したな……」
そのポケモンは、手を白濁で塗らし、満足そうにストライクを見ながら笑っている。
「しかし出し足りないか……」
「うあぁっ!?」
射精したばかりの敏感になっている性器を、再び掴む。
「や…だ…やだよぉ……」
ストライクは涙声で訴える。
「そうか、ならば…」
そのポケモンは手をストライクの性器から放すと、指を性器の根本辺りにあてがう。
そして、指に力を込めて、
「くぅぅんっ!?」
ストライクの性器が普段収まっている孔に、指を無理矢理侵入させた。
「…こういうのは、どうだ?」
中の指は外殻に包まれている柔らかな肉によりぎゅうぎゅうと締め付けられ、
思いきり力を入れないと抜けそうにない。
鼓動が指を通してどくどくと伝わり、それに連動して肉がリズミカルに蠢いている。
「ひゃっ…なに、これ……どうなって…」
自分も触れたことの無い内側の部分に指が侵入し、ストライクは戸惑っている。

先程の感覚は、何か?
痛みではない?
圧迫感ではない?

では?

「…大丈夫みたいだな。動かすぞ。」
指が、引き抜かれる。名残惜しそうに肉が指に吸い付き、
また押し込まれると感激したように粘液が溢れる。
それは、
「なに…ぃっ…こんなのっやだぁぁっ!」
雄のストライクが今までに感じたことの無い、異常な快感だった。
指を出し入れする度に性器から先走りが飛び、ストライクの胸までかかる。
「や…だっ…こんな……オレ、雄だよぉっ…!」
「気持ち良いみたいだな…少し、速くするぞ。」
内部の締まりが相当と言うこともあって、指には一層力が入る。
その指はストライクの内部を探り、より奥深くまで侵入する。
「待って…お願いだから…待ってぇ…!」
口からは涎がこぼれ、うまく体を動かせないくらいの快感。
しかしその精神は未だ羞恥心を感じていて、それが堕ちきるのを防いでいる。

しかしその心は蝕まれる。ぐぽぐぽと音を立てながら、
指が内部から新たなる快感をストライクに与える。
「ひあぁぁぁっ!?」
それに耐えられず、ストライクは二度目の射精を放った。
93鎌砕き:2009/10/15(木) 18:22:38 ID:NREjqcgm
中の肉が指を締め上げ、一回目とほぼ同じ量の精液が吐き出された。
「はっ…はっ…ひくぅっ……」
粘液にまみれた指を引き抜き、ストライクはその刺激に喘ぐ。
そしてストライクの頭にその手を乗せ小さな煙のようなものが手から放たれ、開けっ放しの口に入ると、
糸の切れたようにストライクは寝てしまった。
「腕比べ、実に楽しいものだった。…それ以上に、これ程若いとは思わなかった。
時が経てば、私は負けてしまうかもしれないな。」
そのポケモンが眠っているストライクを見ながら呟く。
「……だから墜とさないし、虜にもしない。今後に期待している。」
そのポケモンはストライクを床に下ろすと、
太陽とはまた違った明るさを放つ黄金の林檎を手から出現させ、10個紙袋に詰め、
ストライクに持たせる。
そして怪しげなたまをストライクに対して使うと、
ストライクは光の柱に包み込まれ、
フロアの空の彼方に消えるようにして天空の階段から脱出した。
「……さて、新しい謎解きでも考えるか。」
地面に落ちた三切れの黄金の林檎を手にとって食べながら、
そのポケモンは自分が住んでいるフロアへ戻っていった。



…おー…。…トラ……起き……襲…………よ
…きない…思…き…チューしちゃ…ぞ…
「…ん、うーん……」
柔らかなとまではいかないやや固めの感触を胸に感じ、ストライクは目覚めた。
「ああ、起きた?後五分くらいは寝てていいのに……」
横にはいつも通り楽しそうな黄色いサンドパンが。
「…あれ?オレは……ッ……ぅぅ〜〜」
天空の階段で起こったことを鮮明に思い出し、すぐ前にあった枕に顔を埋める。
「いや〜まさか本当に林檎くれるなんてね!良いポケモンもいるもんだ。
何故かストライクが戻ってきた時寝てたけどね!」
なにか丸いものが入った紙袋がベッド近くの台にあり、そこから爽やかな香りが広がる。
─寝てたのか。それでオレが起きるまでベッドに寝かせてたのか。
「……ありがと」
「うんうん♪だけどね、ストライク、少し質問があるんだ。」「へ……何?」
「あのね…何でそんなに良い臭いがするの?
次の瞬間、時間が止まったようにストライクはせいしした。
「え……何の…事?」
「ココだよ、コーコ」
サンドパンは自分の股間辺りを爪で指す。
94鎌砕き:2009/10/15(木) 18:23:17 ID:NREjqcgm
「やっ…それは…ちょっと……うっ…」
ストライクはあの腕比べでの恥態を思い出し、
羽を考慮してか、ベッドにうつ伏せに寝させられていて、
その結果はみ出した性器がぽつりと染みをつけてしまう。
「んー?また臭いが強くなったよー?もしかして…そりゃっ」
「わあっ!?あ……」
サンドパンが爪を器用に引っ掛け、
うつ伏せだったストライクを枕に足を向ける形に仰向けにひっくり返した。
すると露出しかかったストライクの性器が晒される。
「ああー、やっぱり大きくなってるー♪」
「ううっ……」
同じチームの一員に自分の性器を見られている。
でも、あそこで起こった事に比べるとでも性器は隠そう。
ストライクはそう考え、鎌を股間に当てようと
…ぐちゅぅっ……
したその時、サンドパンの長い爪がストライクの性器が収まる筈の孔に突き立てられる。
「ひゃああっ!?」
その爪は階段のそのポケモンの丸い指より深く入り込み、その分ダイレクトにストライクに快感を与える。
「ねー、ストライクー、もう少し聞きたいことがあるんだけどさー」
ぐちゅぐちゅと爪を出し入れしながら、サンドパンが話す。
「ひゃっ!サンドパン……やめて…」
すでに性器は膨れ上がり、粘液を先端から撒き散らしていた。
「天空の階段で、何があったの?もし言わないと〜」
内部の爪の動きが、まるで固い地面を掘るように力強く、より肉の奥へ奥へと抉るような動きへと変貌する。
「ひぎゃぁぁぁっ!?」
「言うまでず〜っとぐりぐりしちゃうよ?」
「分かっ、た、からぁ!言う、からっもうとめてよぉっ!」
目に涙を浮かべたストライクはサンドパンに天空の階段で起こったことを話した。



「…ふ〜ん…そうなんだ。隠し事は無い?」
「うん……全部…話したから……抜いてぇっ…」
動きこそしてないが、話している間もずっと爪がストライクの孔に入っていた。
その爪が、再び動き出す。より内へ開拓するかのように、ぐちゃぐちゃと掻き回す。
「やぁぁぁぁっ!?」
「それって、チーム以外のポケモンに気持ち良くされちゃったんだ。」
サンドパンは普段通りの口調で話す。
「万が一そいつがここに来たらストライクが取られちゃうかもしれない。



だから、そいつに取られないように、しっかりと教育してあげるからね。」
95鎌砕き:2009/10/15(木) 18:23:57 ID:NREjqcgm
「ひぐぅっ!?駄目っ…やめてよぉっ!」
サンドパンの爪がストライクの性器が収まる孔を抉り、
奥を刺激し、身体がびくりと震えるほどの快感がストライクに走る。
「んー、もっと入りそうだね。…すでにギッチギチだけど。」
「やぁっ!もう駄目っ…無理ぃっ…!」
孔に突っ込まれた手のすぐ上にはぶるぶると先走りを溢れさせ、限界の近いストライクの性器が。
「あぁ、入るかな?……無理すれば入るな。む〜…」
ぎち、ぐちぃっ…ぐりゅぅっ
「ひゅぎぃぃぃっ!?」
サンドパンの爪、ではなく爪のついた手が、飛び出た性器と孔の隙間に完全に埋め込まれる。
そのあまりの快感に、目をきつく閉じながらストライクは絶頂を迎えた。しかし
「しっかり拡げておかないと、後になって困るからね〜」
「だめぇぇっ!動かさないでっ…ひゃぁぁぁぁっ!?」
サンドパンが手を内部で動かし続け、きつい中を拡張するように爪を開く。
性器の根本を圧迫されることにより、白濁液が流れるのが妨げられ、
ゆっくりと一瞬の筈の快楽がしばらくの間続き、白濁はとろとろと垂れていった。
「サンドパン…もうやだよ……やめてよぉ…」
鎌であの時のように顔を隠しながら涙を流し、身体は白濁に濡れている。
「そのポケモンは、『ここ』で止めたんだよ。だから、ここからが本番。」
「………え…?」
今までベッドの横で身体を弄り続けていたサンドパンが、のしかかるようにベッドに飛び乗ってくる。
ぎしり、とベッドが軋んだ。
「こう見ると、ほんと、可愛いなぁ……怖くないから、力を抜いててね。」
「…っ!……何するの……?」
サンドパンの股間には、体色にミスマッチした、
強いて言うなら肉色の物体がビクビクと震えながら付いていた。
「ほら、力抜いてー」
「そんな、嘘だよね?オレ、雄だよ?だから何してるの、止めて、
そんなことしないでお願いだからそんなの──」
ぐりゅぐりゅと音を立てながらサンドパンの性器がストライクの性器を押しのけ、孔に力強く挿入されていく。
「──!─っ─!?」
「すごいね……ぎゅうぎゅう締め付けてくる」
快感が閃光のように駆け回り、ストライクは絶頂を迎えてしまう。
しかしそれが弾けたりはしない。
反り返ったサンドパンの性器が爪以上に流れをせき止め、じわじわとしかせり上がって来ない。
射精時の快感が頭に焼き付くかの如く延々と続く。
96鎌砕き:2009/10/15(木) 18:25:20 ID:NREjqcgm
爪や指と違って太く、熱量を持った性器が捩じ込まれ、
内部の肉はそれを侵入させないようにきつく締め上げる。
その結果、侵入した性器は大いに喜び、更に奥へと突き入れられた。
「それじゃ、動くよー」
宣言通り、サンドパンが早めのストロークで腰を打ち付け始める。
「ひゅっ…がっ……あぁ…っ」
その動きの一つ一つに、ストライクは快感で頭の中を掻き回される。
引き抜かれる時は粘液を引きながら名残惜しく中の肉が性器を引きずり、せき止められていた性器が跳ねながら白濁を飛ばす。
押し込められると性器が再びせき止められ、中に留まった白濁がじわじわとストライクに快感を与える。
「ひっ…サンドパン…ッ……オレ…変だっ…」
「あまり余裕無いなぁ…」
サンドパンの口調は変わらず、息の上がった様子もない。
「オレ…もうっ……雌になっちゃうよぉっ…!」
ストライクは顔をグシャグシャにしながら、
サンドパンが動く度に身体を細かく震わせ、その眼は霞み、口からは涎が溢れている。
「…そろそろ、出るっ!」
言うやいなやサンドパンの性器から白濁が吐き出され、孔の奥の奥まで流し込まれる。
「ひゃぐうっ…熱いっ……熱いよぉ……」
それを、ストライクは震えながら受け入れた。あまりに奥で出したのか、白濁は一滴も溢れなかった。
「ふぅ〜、すっごい良かったよ〜♪…よっと」
「…ふあぁぁぁぁっ!?」
サンドパンが孔から性器を引き抜くと、
せき止められていたストライクの性器から溜まっていた分の白濁が噴き出し、顔を白く染め、
それでも止まらずしばらく噴き出続けた。


「ねぇストライク、思ったんだけどさ…」
「…え………何?」
ストライクには今、犯された分報復する余力は残っていなかったし、
仮にしたとしてもタイプ的に返り討ちにあっていただろう。
「…やっばり、教育するのに一回じゃ足りないよな、って。」
「………え?」
「だからさぁ……」
「!」
白い糸を引いたサンドパンの性器が再び膨張している。
その上身体は動かず、孔に再び熱いものが押し当てられる。
「……頭に残って離れないくらい、気持ち良くしてあげる〜♪」
97鎌砕き:2009/10/15(木) 18:26:24 ID:NREjqcgm
「はぁ、やっと眠れ……ないな、畜生。」
ザングースがくたびれた顔をして歩く。
ストライクが出ていったその後、ジバコイル保安官が駆け付け、念入りな現場調査の結果、
『チームMADのアーボックが何らかの方法で、サンドパンを誘惑。それにより、
サンドパンの身体に影響を及ぼし、一時出血が止まらなくなった』ということに落ち着いた。
「しかし、こんなんに騙されるのがチームの一員とは…」
ザングースの自我が戻ってきた頃にはジバコイルは既に戻っていて、目の前のテーブルに封筒が置いてあった。
その内容を調べ、騙しだと判断したザングースは、一旦サンドパンの担ぎ込まれた所へ赴き、
サンドパンが動けるならばストライク捜索を提案しようと考えていた。
そしてそこに辿り着き、サンドパンが寝ている筈の部屋のドアを押し、中に入る。
「よぉサンドパン、動けるんだったら……」
「ひぁっ!リーダー!?やめてっ…見ないでぇ……」
「あ、リーダー、遅かったね。」
「…………」



「…そんな事が、あったのか……」
「うん……ごめん…なさい……」
ストライクは小川へ浸かり、身体の汚れを鎌で器用に洗い流す様を、ザングースは川べりに座って見ている。
ストライクは洗いざらい腕比べ後やその後サンドパンに襲われた事を話し、それをザングースは黙って聞いていた。
「その…幻滅……しちゃったよね…あんなこと…されてて……」
うつむきながらぽつぽつとストライクは呟く。
「……林檎は、」
「………え?」
「黄金の林檎は貰えたのか?」
「あ…うん…貰えた……」
「そうか…じゃあ、良かったじゃないか。」
「………?」
「自分一体で天空の階段に挑み、腕比べをした。
依頼の報酬もしっかりと貰った。お前は立派な、一人前の探検隊だよ。」
「……幻滅して、ないの?」「当たり前だ。でも次からは自分一体で依頼を受けるなよ?」
「リーダー…ぐしゅっ……うわぁぁぁんっ!」
鎌の腹を使って傷つけないように、ストライクは泣きながらザングースに抱きつく。
ザングースはそれを受け止め、ストライクが落ち着くまで頭を優しく撫でていた。


「すいませーん、チームMADのアーボックですー、この度はご迷惑を……」
「…………」
「…………」


「これは、面白い情報だな。」
ぐげぇっ…パセリ食い物じゃねえよ、モモンの実はどこだ!
「『アーボック♂、サンドパン♂を暴行後殺害』か……実に愉快だな。」
98カイリキーとか:2009/10/15(木) 18:30:01 ID:NREjqcgm
D「ま、前から少しおかしかったんだ!話す度にずっと下の顔の二つの眼が睨んできて……」
M「……あの顔は模様と教えていなかったかい?」

終わり。
長い間ありがとうございました。
99名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 03:27:17 ID:vqqGS9Yw
>>68
大長編の堂々たる完結ですね。
開発されまくったマニューラ様カワユスなあ
GJ!
>>74
貞操観念が強い童貞ヘラクロスハアハア
やはり、メタモン様は最強の攻めだな。GJ!
>>98
サンドパン死んだw
チンコスリットに挿入は、変態かつエロイですね。
ストライクが可愛い過ぎる。
100名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 04:25:31 ID:iZJXVKZD
ショタライク可愛いよショタライク

ところで今さらですまんが
果たし状を送ってきたポケモソは誰…?

ポケダンシリーズは赤しかやってないし
赤からのポケとしてもストーリーを忘れてしまった…
101名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 04:30:05 ID:R4rApvYz
ポケダンやってないけど形状とかからクレセリアかな?と思ってたけどどうなんだろう・・・気になる
お姉さまにリードされるストライクとかいいなーとか。まだ続いたり展開あるならその辺も期待してます
102名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 05:31:40 ID:aPyZ5lAl
ツー様では?
103名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 12:35:17 ID:iZJXVKZD
え、やっぱりミ/ュ/ウツー?
そういやあれって白ベースに紫が入ってたか

映画の初代ミュウはいたずらっ子なショタな気がする
中の人はまさかの山ちゃんで男性だし
104名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 13:36:01 ID:jlz1HQHZ
まさかのサンドパンがストライク食っちゃった展開になるとはw
ザングースは不憫なまんまだけどそれがいい

>>100 >>101
これを機に探検隊プレイしてみようぜ!中古なら3000円切っているしさ!

ミュウツーならばアイツーとの組み合わせが好きなんだが
その場合、二人とも幼すぎてエロなんてムリぽ状態か・・・アイツーに至っちゃ意識だけの存在だしなぁ
105名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 14:38:53 ID:8JqxRCfX
ショタミュウツーの可愛さは異常
106名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 14:52:29 ID:oZU2V0Hn
竹細工ってレックウザの事だよね?
竹製ハブネー君とかワロタwパセリ苦手とかも伝説の威厳がw
107名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 16:27:03 ID:rBQMRYKJ
ミミロップに筆卸しされたい…!
108名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 22:31:10 ID:CWrCs7i7
ミミロップと言えばチャームズ。
以前にチャームズ3Pを書きたいとか言っていた人はどこにいったんだー
ずっと待っているんだけどなぁ
109名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 00:19:11 ID:fltOYuIv
サーナイトやミミロップって人気だよね
やっぱ人型だから人間×ポケモンでも書きやすいのかな?
110名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 01:33:37 ID:VI/QYjjw
ちーかま3Pはまだですか?
111 ◆JPS7UUK2Es :2009/10/18(日) 01:42:55 ID:fh/dB8n5
投下します。

・スピアー♀×ビークイン♀の百合
・ビークイン♀×スピアー♀の続き
・8レス
112スピアー♀×ビークイン♀ 1/8:2009/10/18(日) 01:43:29 ID:fh/dB8n5
私とスピアーがお友達となってから、それぞれの日常に変化が生まれた。
彼女は週に一度お休みを取り、私のもとへ来るようになった。
そして私は、彼女と会える日を待ち遠しく思いながら日々を過ごすようになった。
寂しいけれど、我儘を言って彼女を困らせたくはない。
けれど……

「お泊り、ですか?」
「ええ!今日にでも、あなたにお泊まりしてほしいの!」
スピアーとの幾度目かの逢瀬の日、いつも彼女が帰ってしまう時間帯に、ついに私はこの願いを口にした。
あの日から、ミツハニー達に命じて森のポケモン達の『お友達同士がすること』を調べさせていたのだ。
報告される楽しげな話の中でも、一際素晴らしく聞こえたもの──お泊り。
「ええと……」
「ね、お泊まりしてくれるわよね?」
期待に胸を膨らませて問い掛けた。
しかし、スピアーの返事は沈んだものだった。
「その、週に一度のお休みも、無理を聞いてもらっている状態でして……」
触角を垂らしすまなさそうに言う姿に、私の期待はしおしおと萎んでいった。
「ダメ、かしら……?」
そっとスピアーの顔を覗き込み、上目遣いに尋ねる。
やはり、我儘が過ぎてしまったのか……また困らせてしまった。
ダメならいいのよ、と告げようかとした時。
彼女は一瞬言葉を詰まらせたかと思うと、口を開いた。
「ああっ……そんな顔をしないでください」
それから、突如うんうんと悩みだした。
それを見守りながらも、この願いは聞き入れられないだろうな、と考えた。
あれほど忠実で真面目な働き蜂のスピアーが、群れに反することを選ぶとは思えない。
けれど、悩んでくれるだけでも嬉しい。
「……ダメなら、」
「い、いいえ!分かりました、お泊まりします!」
私の言葉を遮り、半ば勢いのようにスピアーは声を上げた。
そんな、本当に?
「本当!?」
ほぼ諦めていた私は、スピアーの言葉に飛び上がって喜んだ。
そんな私に、ただ!と彼女の声がとぶ。
「ただ、早朝に帰らせていただきます。女王様の朝食のため、毎朝、隊を組んでの採蜜活動がありますので」
採蜜隊の隊長も厳しい方で、女王様のために働けることが光栄ではないのか!と今日も出掛けに怒られてしまい……
そんなスピアーの愚痴も、今の私の頭には入らなかった。

──スピアーのお泊りという嬉しさ!彼女が私を選んでくれた嬉しさ!──
──スピアーを縛る彼女の女王蜂への嫉妬!彼女から奉仕される、彼女の絶対的存在への嫉妬!──

一瞬、私の内を二つの異なる感情が駆け巡ったのだ。
だが、後者を選択したあの日は失敗した。
今度こそ、今度こそだ。
113スピアー♀×ビークイン♀ 2/8:2009/10/18(日) 01:44:00 ID:fh/dB8n5
「ミツハニー!」
「はっ!女王様!」
自室から一声かけると、ミツハニーはすぐにやって来た。
ぽかんとするスピアーを横目に、豪華な夕食と極上の甘い蜜、柔らかな寝台を用意するよう命じる。
「はっ!我等が女王様!」
そしてミツハニーは来た時と同じように素早く去って行った。
しかし、まだ何か出来ることがあるような気がしてならない。
「えっと、他に必要なものは何かしら?あ、夕食時にミツハニー達の合唱とか……」
「ビークイン、そんなに持て成していただかなくてもいいのですよ」
落ち着いたスピアーの声ではっとする。
張り切りすぎて、呆れられてしまったのだろうか?
彼女の女王蜂への嫉妬心はあるが、お泊りによって浮かれているのも確かだ。
言葉に詰まり黙り込んだ私に、彼女はクスリと微笑んだ。
「ありがとうございます。その気持ちは、本当に嬉しいですよ」
やはり、スピアーは優しい。
その優しい瞳に見つめられては、なんだか照れてしまう。
「お泊り、私も初めてなんです。ワクワクしますね」
「きっと楽しいわ、あなたと一緒なんだもの!」

それから、スピアーと一緒に夕食のため食卓へと向かった。
言い付けの通り、夕食は豪華で美味なものだった。
しきりに恐縮していた彼女だが、美味しいと言ってくれて嬉しい。
極上の甘い蜜を飲んでいた彼女が、ふと笑い交じりに呟く。
「舌が肥えてしまって、これから困ってしまいそうです」
「なら、ここにいればいいのよ。毎日でも御馳走するわ」
私の言葉に、スピアーはただ微笑むだけだった。
夕食を終え自室に戻ると、私は彼女に寝台に上がるよう勧めた。
「一緒の寝台に、ですか?でも、ご迷惑では……」
「そんなことないわ。お泊りの時は、一緒に眠るものなのよ」
ハニカム構造で出来た自室の壁の、床から僅かに上の部分に、大きな六角形が一つだけある。
ミツハニーによって生成された蜜蝋で作られた、私の寝台だ。
内側にはクッションのように柔らかな繭がたっぷりと、それと隅には美しく芳しい花々が置かれている。
私は毎晩それに身を沈め眠るのだ。
「さあ、どうぞ」
「は、はい!失礼します……」
スピアーは何故だか緊張したように、恐る恐ると腰掛けようとしている。
私はそんな彼女の反応を不思議に思った。
「わあ……!柔らかくて、良い香り……」
「……あなた、いつもはどんな所で寝ているの?」
うっとりとするスピアーに、更に疑問が湧いた。
これはただの寝台だと思うのだけど。
「いつもですか?働き蜂はみんな、巣の内部の個々の巣穴に入って直に寝ていますね」
「ええっ!?」
私のスピアーが、クッションも無しに寝かされているなんて!
やっぱり私の群れにお入りなさい、と言い掛けるのをぐっと堪える。
そういえば、ミツハニー達も巣穴に入ってそのまま寝ていたような気がする。
「そ、そうなの……」
「はい。ですから、今日は初めてのことがたくさんです」
そう言って、スピアーは寝台に深々と身を沈めた。
初めてのこと──私も、お友達のお泊まりは初めてだ。
ええと、お泊まりでは次にどんなことをするのだったかしら……
114スピアー♀×ビークイン♀ 3/8:2009/10/18(日) 01:44:58 ID:fh/dB8n5
「確か……じゃれあったり、するのよね……」
小さく呟く。
そしてすっかり力を抜いているスピアーを見下ろした。
「…………」
「ビークイン?どうし──わあっ!?」
ぎゅっとスピアーに抱きついてみる。
むしろ覆いかぶさる。
「え、ええと……?」
「こ、これは、お友達同士のスキンシップというものよ!お泊りの時はみんなするものなのっ!」
「そ、そうですか……」
この次は何をすればいいのだったかしら?
頭が真っ白になって思い出せない。
「…………」
「…………」
お互い無言のまま、時だけが過ぎていく。
胸がドキドキと脈打つ。
スピアーと触れ合っている場所がやけに熱を持ってしょうがない。
彼女の顔を窺うと、彼女もなんだか赤面していた。
引き寄せられるように顔を寄せ、そっと、触れるだけのキスをする。
「……お友達同士で、キスはしないの?」
「するのは……恋人同士、かもしれません……」
私の初めてのお友達。
でも、キスだってしたい。
スピアーのことが、好きだから。
「ね……恋人にも、なってくれないかしら?」
「っ!……私は、ずっとあなたの傍にいることはできません。私は……」
「いいの。それでも、いいのよ。あの日、お友達になった時から、分かっているもの」
もう我儘は言わない。
ただ、スピアーの返事が欲しい。
「……私で宜しければ、喜んで」

「じゃあ早速……」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
ちょうどいい体勢なのだから、と手を出す私にスピアーは慌てて待ったをかけた。
「明日は早いんです。される側だと、身が持ちません!」
あの日のことが、スピアーの中で思い起こされているのだろう。
さすがにあの日ほど無理矢理にする気はないのだけど。
「その言い方だと、する側ならいいの?」
「……ええと、はい。ビークインは、嫌ですか?」
とんでもない!
スピアーに奉仕されることが、嫌なはずがない。
「ふふっ、嫌じゃないわ」
スピアーの上から起き上がり、そのまま彼女の横に腰掛ける。
彼女も身を起こし、しばし見つめ合った。
「来て、スピアー」
115スピアー♀×ビークイン♀ 4/8:2009/10/18(日) 01:45:57 ID:fh/dB8n5
「んっ……」
「……ぅんっ……」
深くキスをする。
お互いに舌を求めあい、絡ませる。
どちらからともなく離れると、二匹の間に透明な糸が引いた。
「……して、くれるのよね?」
「はい……」
小さく言葉を交わすと、スピアーは寝台から降りた。
私が彼女の方を向き座りなおすと、彼女は私の目の前で跪いた。
傍から見れば、この体勢は正真正銘の女王蜂と働き蜂の関係に見えるかもしれない。
そんなことを思っていると、彼女の視線を感じた。
私の腹部からは、尾を中心にしてスカート状に巣が広がっている。
寝台から少しはみ出した巣は、それなりの強度があるので座っていても潰れることはない。
そのため、私は跪いたスピアーに向けてスカートの中を見せる格好になるのだった。
「はっきりと見たことは無かったのですが、中はこんな風になっていたんですね。
 針のない尾って、なんだか可愛いですね……」
遠慮のない視線をひしひしと感じ、今更だが恥ずかしい。
ふと、興味深そうに喋っていた彼女が呟いた。
「……今、この巣の中にミツハニーが入っていたりします?」
「は、入っているわけないでしょっ!!」
突然なんてことを言うのだろう。
確かに、この巣の中で産まれたばかりのミツハニーを育てはする。
けれどその期間はほんの僅かで、彼らはすぐに巣から出て働き蜂として働き始める。
それにスピアーと会う時は、二匹きりになれるように気を配っているのだ。
「ああ、すみません……ふと頭に浮かんでしまって」
謝りながら、スピアーは私の巣穴へと針を伸ばした。
六角形の巣穴の縁を、針でなぞる。
「んっ……」
つーっ、と撫で上げられ、私はゾクリと身体を震わせた。
「ふふっ、私の針くらい、入っちゃいそうですね」
クスクスとスピアーが笑う。
その振動が針から伝わってきてくすぐったい。
「さて……ううん、腕の針で解すのは危なくて無理ですね。それでは……」
「っ!」
言うと、スピアーは急に尾の先端に口付けてきた。
小さな舌が、入口から侵入しようとぐりぐりと押しつけられる。
「あっ……う、ぅっ……!」
入口は簡単に舌の侵入を許した。
舌が、入口を更に広げるように動かされる。
浅い場所を舐められ、奥の方までじんじんと切なげに疼き出す。
トロリ、と蜜が溢れてしまう。
「……甘くて、美味しいですね」
蜜を舐めていたスピアーが、ふと口を離し呟いた。
そして立ち上がったかと思うと、彼女の顔が寄せられる。
……これは、まさか。
「あなたも、いかがですか?」
「っ!」
やっぱり、と思うのと同時に、スピアーは返事も聞かずに口付けてきた。
ぬるぬるとした自身の蜜が、彼女の唾液ごと舌で押し遣られてくる。
そして執拗に舌と舌を擦り合わせ、味わわせようとしてくる。
「んっ……んんーっ!」
スピアーの蜜ならいくらでも味わうが、自身の蜜なんて気持ちの良いものじゃない。
口内の甘さは、きっと彼女の舌と唾液が甘いからだ、きっとそうだ。
両腕で彼女を押したが、彼女は両針を私の首に回し、ぐいぐいと更に深く舌を絡めてくるだけだった。
「ふ、う……美味しかったですか?」
今度のキスでは一方的に私の口内を掻き回し、漸くスピアーが離れた。
そして、さも楽しげに聞いてくる。
まさにあの日の行為をそのまま意趣返しされ、いろいろな意味でいたたまれない。
116スピアー♀×ビークイン♀ 5/8:2009/10/18(日) 01:47:08 ID:fh/dB8n5
「いっ……いじ、わるうっ……!」
「さあ、なんのことでしょう?」
荒い息のまま答えた私に、スピアーときたら涼しげな顔だ。
なんだか、とても悔しい。
「ビークイン。少し思いついたことがあるのですが」
「な、なにかしら?」
自分のペースを取り戻すべく、落ち着いた様子を装い返事をした。
「その……私の産卵管を、あなたの中に挿れてみたいのです」
スピアーは少し恥じらいつつ、提案してきた。
彼女の産卵管を、私の中に……
「両腕は針ですし、舌だと奥までは──」
「いいわ」
「えっ……いいのですか?」
「だって、私たち恋人同士じゃない。ね?」
あっさりと私が了承したので、スピアーはやや拍子抜けしたようだった。
しかし私が甘く囁いてやると、彼女は嬉しそうに顔を輝かせた。
「い、痛くないようにしますからっ!」
「ふふっ……」
スピアーはいそいそと屈み込むと、私に背を向けて座り込んだ。
そして座る私の、少し高い位置にある尾に挿れるべく、上体を俯せに寝かせ尾を持ち上げる。
……そこで私は身を乗り出し、目の前の尾を掴み──ぐいっと持ち上げた。
「きゃあっ!?な、なんですかっ!?」
引き上げられたスピアーは私のスカートの上に乗り上がった。
彼女の尾の針──産卵管は、私の顔のすぐ前にある。
ふうっ、と息を吹きかけるとビクリと震えた。
「挿れるなら、こっちもちゃんと濡らさないといけないわよね?」
ニコリと微笑み、がっしりと産卵管を掴みあげ言ってやる。
途端に彼女の顔が引きつったが、気にせず産卵管の先端から付け根までを一気に舐め上げてやった。
「ひゃあんっ!?」
先程まであれほど余裕を持っていたスピアーが、なんとも可愛らしい声を上げた。
「や、止めてください!今日は私がっ……!」
「あら、私が痛い思いをしてもいいの?」
「よ、よくないです、けどぉ……!」
ならいいわよね、と会話を打ち切る。
丁寧に舐め上げ唾液を塗すたびに、彼女は身を震わせた。
「んっ……!んぅ、う……」
「こっちも……」
ちゅっ、と産卵管の先端に口付け、咥え込む。
彼女の中から蜜が溢れてくるのを感じ、舌を入れて掻き回した。
やっぱり、彼女の蜜は甘くて美味しい。
「ああ、あっ!も、もうっ……!」
まだ味わっていたいのに、スピアーが尾を振るって抵抗する。
渋々と口を離してやり産卵管を見やると、蜜がトロトロと溢れ出している。
その様を眺めていると、ふと良いことを思いついた。
つい、と手で彼女自身の蜜を掬い、産卵管に塗り付けてやる。
「ひうっ!?」
突然ぬるりと蜜を擦り付けられ、スピアーは再びビクリと尾を揺らした。
更に溢れた蜜を掬い、産卵管の隅々まで塗り付けてやる。
ついでに扱いてやると、尾がビクビクと暴れ出した。
「んううっ……!も、もういいですっ!十分ですぅ……!」
「そう?」
スピアーの反応が楽しいので残念だが、尾を開放してやる。
これだけドロドロにしたのだから、挿入に問題はないだろう。
私自身、彼女への奉仕で興奮したのか、奥から蜜が溢れてくるのを自覚していた。
「うう……やけに素直だと思ったら……」
「さあ、なんのことかしら?」
うふふ、と笑ってやった。
117スピアー♀×ビークイン♀ 6/8:2009/10/18(日) 01:47:43 ID:fh/dB8n5
「今度こそ、挿れますからね……」
スピアーは先程と同じ体勢になり、産卵管を私の尾の先端に押し当ててきた。
「んっ……!は、あっ……!」
息を吐きながら、押し入ってくるスピアーを受け入れる。
「ああっ……!全部、挿れてっ……んうっ!」
「ふっ、うう……!」
初めはすんなりと入ったが、産卵管が半分ほど入ると圧迫感が増してきた。
内壁を擦られ、突き上げられ、根元まで捩じ込まれる。
「ひぅっ!あっ!ああんっ!」
「ふ、はぁっ……!は、入り、ました……!」
スピアーの動きが止まった。
見下ろすと、彼女が小さく震えているのが分かった。
接合部は自身のスカートのせいで見えないが、きっと彼女の産卵管の形を浮かび上がらせているのだろう。
その時、はあっ、と彼女が熱い息を吐くのが聞こえた。
「中、熱くて……!溶けて、しまいそうっ……」
悪戯を仕掛けるような気持ちが、私の中でむくむくと膨らんだ。
尾に力を入れて、中のスピアーをきゅうっと締め付けてやる。
途端に彼女は可愛らしい声を上げた。
「ああっ!そんな、締め付け、ないでくださいっ……!」
中でスピアーがビクビクと震えるのを感じる。
自身も甘い疼きを感じたが、それよりも見下ろした先の彼女の反応が愉快だ。
「んっ……ふ、ふふっ……可愛い、わね……」
「っ……!う、動きますからねっ……!」
言うと、スピアーは私の中を下から勢いよく突き上げた。
「ひゃんっ!?ああ、あっ!ひぁぁん!」
下からずんずんと突き上げられ、最奥までスピアーを感じる。
入口は彼女の産卵管を根元まで咥え込み、じゅくじゅくと厭らしい音を立てている。
「はぁ、ぁ、ふあぁ!あ、あああああ!」
「っ、はぁ……!ううんっ……!」
二匹の声が混ざり合う。
どちらの息遣いなのか、喘ぎなのか、もう分からない。
「あああ、あっん!んんう、ひうっ……!」
ぐりぐりと突かれて、目の前で白い光が瞬いた。
内壁がきゅうきゅうとスピアーを締め付け、私と彼女を更に駆り立てる。
「ああっ!ビークインっ……!ふっ、くうう……!!」
快感に喘ぎながらも、いじらしく私を責め立てるスピアー。
そんな彼女の背を見下ろすと、胸が切なさと愛おしさで締め付けられた。
「ひゃあ、あっ!スピアー!好き、大好きっ…!あ、ああああっ!」
「っ……!あ、ああっ!」

──ずっと私の傍にいて──

その言葉は、私の胸の奥に仕舞われた。
118スピアー♀×ビークイン♀ 7/8:2009/10/18(日) 01:48:46 ID:fh/dB8n5
「はあっ……!っ……!はっ……」
震えるスピアーを中で感じ、このまま彼女の暖かさを感じ続けていたいと思った。
しかし、荒い息を吐く私の中から彼女は出ていってしまう。
「あっ……」
どぷり、と二匹分の蜜が溢れた。
なんだか寂しくて、身体の中まで空っぽになりそうだ。
私の中で二匹の蜜が混ざり合い、卵が出来たらいいのに──そんな馬鹿な考えが頭を過ぎる。
「……ビークイン……」
スピアーの呼びかけに、彼女を見つめた。
座り込んだままこちらに顔を向けている。
彼女の濡れた赤い瞳は、やはり美しい。
「……どうしたの?」
「その……ええと……」
何故だか口籠っている。
その態度に、なんだか不安になって来た。
恋人になって早々、別れ話?行為の相性が良くなかった?恋人というものを何か間違えた?
一匹でぐるぐると考えていると、ついにスピアーは口を開いた。
「あのっ!こ、腰が抜けてしまったのでっ……起こして、ください……」
真っ赤になって、最後の方は消えいるような声だった。
腰が抜けた?
「こ、腰が抜けたの?あ、あはははははっ!!ふふ……ふふふっ!」
「わ、笑わないでくださいっ!!」
あれほど切なさに胸を締め付けられ、不安に駆られていたのに。
ああ、彼女には敵わない。
「ふふっ!そんなに気持ちよかったのねえ……やっぱり可愛いわね、スピアー」
「ずっと尾を上げたまま動いていたからですっ!」
「じゃあ、気持ちよくなかったの?」
「そ、それはっ……気持ち、よかったですよ……」
笑い交じりに揶揄うと、ついにスピアーはぷいっとそっぽを向いてしまった。
そんな彼女を見るのは初めてで、なんだかとても嬉しい。
「ね、拗ねないで。ちゃんと起こしてあげるから」
「……拗ねていません」
寝台から起き上がり、座り込んでいる彼女の正面に行き、屈みこんだ。
そしてぎゅうっと彼女に抱きつく。
「ビークイン?」
「…………」
不思議そうなスピアーの声に返事を返さないまま、彼女の身体を抱き込んだ。
ぎゅうぎゅうと抱きつく私に、彼女もまた、腕を回してくる。
「……ビークイン。お慕いしています」
「……うん。好きよ、スピアー」
しばらく、私たちは静かに抱き合っていた。
世界には私たちしかいないような、そんな夜。

「ちゃんと抱き起こして寝台に寝かせてあげたのに、そんな顔してどうしたの?」
「……なんで私、押し倒されているんですか」
「夜は長いのよ、スピアー」
「朝は早いです!ひゃうっ!そ、そんなとこっ……!やあ、あっ!」
私たちの夜はまだまだこれからだ。
119スピアー♀×ビークイン♀ 8/8:2009/10/18(日) 01:49:41 ID:fh/dB8n5
翌日。
二匹ともすっかり寝入っていたようで、私が起きたのは昼をとうに過ぎた頃だった。
自室の外からはいつものミツハニー達の騒がしさが聞こえる。
どう考えても早朝ではない。
そういえば、スピアーを起こすよう彼らに命じていなかった。
決して自室に近づかないように、とは命じていたのだけど。
寝ぼけた頭でぼんやりと考えていると、隣でスピアーが身じろぎした。
「ううん……おはよう、ございます……」
「おはよう、スピアー」
眠たげな瞳の彼女の頭を、優しく撫でた。
ぼんやりとしている彼女が、不意に呟く。
「今……朝、ですよね……?」
「いいえ。お昼よ」
一瞬の間の後、彼女はガバリと飛び起きた。
「わっ、わあっ!!え、ええっ、昼!?そんな、まさかっ!?」
とても取り乱していて、今にも飛び出していきそうだ。
「ね、スピアー。急ぐのも大事だけど、帰る途中に川に寄ったほうがいいわ」
二匹とも、昨夜の行為で身体が汚れている。
このまま巣にはとても帰れないだろう。
「は、はい……ううう、慌ただしくてすみません。失礼しますっ……」
こんなときも真面目なスピアーだが、涙目になっている。
そして大慌てで出て行ってしまった。
残された私は、ぽつりと呟く。
「……またね」

やはり、彼女の女王蜂に対しての嫉妬はある。
彼女が帰る場所が、私のもとならどれだけいいことか。
私は彼女の女王蜂にはなれなかった。
けれど。
私は彼女とお友達になった。恋人になった。
それは、とても素敵なこと。

「またね、スピアー」

120 ◆JPS7UUK2Es :2009/10/18(日) 01:50:23 ID:fh/dB8n5
以上です。
ありがとうございました。
121名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 02:14:40 ID:f0+W+AKk
虫の絡みってエロい…
素晴らしきGJです!
122名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 11:01:37 ID:XjgdUMf3
>>111
まさかの続編に俺の愚息も大喜びだぜ。
百合で挿入プレイできるなんて思わなかったよ。
GJ!
123名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 11:24:59 ID:s8XUSHUL
虫エロなかなか無いからめちゃめちゃイイ!!
ビークイン可愛いよビークイン
124名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 18:42:16 ID:jw43owwV
ちょっと通ります
エーフィさんとブラッキーさんの、一般的な雌雄の絡み
あんまりエロくないのでそう言うのが苦手な人はNG推奨


「エーフィ」
「何?」
彼に呼ばれて、短く声を返す。
「こうなることは分かってたのか」
「うん」
彼は視線を逸らすみたいに、前を、どこか遠くを見据えていて。
「避けることだってできたはずだろう」
現状に納得してないのか、そんな風にあたしに声を向ける。

真っ暗な森の中、彼の体にある模様が優しい光を放ってあたし達の周りを照らしてくれてる。
彼はあたしを仰向けに押し倒した状態で、あたしの体の左右に足を置いて。
こうなっちゃうことはちょっと前から空気が教えてくれてた。彼の言う通り、あたしが彼を避けることだってできたはず。
「ブラッキーは、こうしたかったんだよね」
だけど、そういうのもいいかなって。いつもは避けてたところだけど、今回は受け止めてみたくなった。
「いや……いや、だから、うん、その」
「……なんて、ね」
取り乱す彼がなんだか面白く、くすりと笑って。
あたしは尻尾をゆらりと宙に舞わせて、空気の感覚を読みとってみる。
空気は彼の思念に影響されて、乱れ、不規則に流れていた。

「ブラッキーは、あたしのこと好き?」
「聞かなくても分かってるだろ」
あたしが声で聞いても、彼は嫌そうな口ぶりでそう言い、答えるのを拒む。
今まで彼の周りの空気を感じ取ってきてて、別に言ってくれなくてもどう思ってるかなんて分かってるけど。
「言って」
ただ、直接言って欲しくて、そうお願いして。一瞬の間が開いてから彼の言葉が返ってきた。
「……好きだよ」
彼は瞼を少し落とした虚ろな目で、それでも視線はあたしの目を見据えたまま動かない。
分かってても、こう言われるのはすごく嬉しくて、ちょっと恥ずかしい感じもして。あたしの気分を高揚させる。
「もう一度言って」
ずっと聞いていたい言葉。別に意地悪するわけじゃないけどそうせがんで、今度は間髪を容れずに言葉を返してくれる。
「好きだよエーフィ」
暖かく柔らかい彼の体が落ちてきて、あたしを包み込んでくれる。
小さい頃じゃれ合ったみたいに無心で居られる訳でもないけど、怖いことなんてない。
彼から感じ取れる優しさ、それとその内にある願望、どっちをとっても嬉しかった。
125名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 18:42:57 ID:jw43owwV
「ありがと」
あたしはそう小さく声を返し、そのまま彼の首元に鼻を押し付ける。
少し嗅ぐと、ツンと刺すような独特の匂いがした。彼の汗であり、本来ならその身を守る毒。
あまり嗅いでいると体調を崩すけど、こう改まって嗅いでみるととても甘い香りがする。
口を当てがえて誘われるままにペロリと舐め取ると、舌の表面が毒を嫌って熱を帯びる。
「お、おい」
そんなことしてると、彼の困惑しているかのような、張りのない声が差し向けられて。
「大丈夫だよ」
本当に大丈夫かはちょっと怪しいけどあたしはそう答える。
暖かさもあって、ただ離れたくなくない。そのままぐい、と顔を押しうずめると、じきに顔全体がむず痒くなってくる。
それでも、これが彼なんだ、と思うと、辛い事もなかった。
少しの間はお互いそのままで居て。淀んだ空気は辺りを落ち着かせながらも、彼の思惑を運んであたしに伝える。
「……エーフィ」
「うん、何?」
あたしがそう聞くが早いか、彼の舌があたしの頬を軽く撫でる。
愛撫されてるのかただ繕ってくれてるのかよく分からないけど、心地いい。
「……お前を、俺の物にしてしまいたい」
「スケベ」
空気の教えてくれた、彼の願望のほうが今し方前に出て来始めた。
でも悪い気はしないし、寧ろ彼の物になったらどうなるのかとか、そう思うとなんだか楽しみで。
「その、他にどう言えばいいか分からない、お前が欲しい……」
「あたし、物じゃないんだけど」
彼の言葉を思わず強く突っ撥ねながらも、恥ずかしさを紛らわそうと自分の細い尻尾を彼の尻尾に軽く絡ませる。
からかってるわけじゃない、もっと、過激な言葉が欲しい。
彼は、うう、と声を詰まらせて。一時の間が開いてからようやく言葉が返ってきた。
「まだガキだった頃は、なあ、もっと近くにいただろ」
あの頃はお互いに姿だって変わらず、何がよくて何が悪い、みたいな物心もついてなかった。
しょうもないことで喧嘩して泣きじゃくったりもした。
「しょうがないよ」
あたしだって本当は、あの頃みたいに無心でじゃれ合いたい。
でもいつからか他の生き物の思惑や、これから起こりうるであろう事なんかを空気から感じ取れてしまうようになって。
最初はあたし自身が勝手に思ってるものだって、そう信じてたけど。脳裏を過る光景はどれもこれも本当で、他の生き物のことをずっと警戒するようになってた。
「そんなこと……あの頃みたいに、近くに居たい!」
あたしは目をつむって、こくりと頷く。あたしのことを大切に思ってくれてた生き物が、いよいよ一歩踏み込んで来てくれたんだ。
今までは彼のことも警戒してた。でも、もうそんなこと思わなくてもいいんだよね。
彼も成長して毒を持つようになってから、毛繕いとか過度に他の生き物と近づくことは避けてたみたいだし。あたしたち、似た者同士なのかな。
あたしは目をつむったまま自身の尻尾を、絡ませていた彼の尻尾から少し浮かせてもう一度空気の感覚を読みとる。
再認識した彼は禍々しい空気を纏っていた。ちょっとした野心を持った、いつもの彼だ。
「なあ、その、いいだろ……?」
さっきあたしが頷いたのが見えなかったのか、それとも彼もあたしの言葉を聞きたかったのか、彼はそう言ってあたしの耳を押さえつけた。
彼の吐く息があたしの顔をかすめる。彼は落ち着くことを次第に忘れ、言動が粗暴になってきている。
126名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 18:43:51 ID:jw43owwV
「何したい?」
あたしだって、もっと近くに居たい。空気の感覚も本当は分からなくていい、ただ近くに居たい。
さっきの毒が回ってきたのかな。胸は破裂してしまいそうなぐらい鼓動を打って、喉の奥を絞めつけて。だけどこの苦しさが嬉しくて、楽しい。
「エーフィ」
彼ならきっとあたしを受け止めてくれる。ちょっと都合の悪いことも、何もかも。
あたし、そんな彼のことを欲しがってたんだ。支えてくれて、支えてあげたい。
「ブラッキー……うん、あたしもこういうのちょっとだけ憧れてた」
求められて、求めて、なんだかよく分からないけど、そのうち理解できるようになると思う。
今はただこうして、お互いを認め合って居られればいい。

「うええ……エーフィイイイ!!」
「えぁ……や、ぁぁ」
彼の口があたしの耳の付け根辺りにあてがえられて。優しく、甘く噛んでくれる。
あたしがそれに近いことすると毒がどうとか言うのに、なんだかずるい。だけど、幸せ。

あたし自身の変な感性が仲間内に知れ渡った時も、彼は分け隔てなく接してくれた。
でもあの時は彼の内の思惑なんかを察知して、それでもどうすればいいか分からずただ距離を置くことしかできなくて。
あれからずっと、他の生き物たちにも一歩距離を置いて孤独だった。でも本当は寂しいのは嫌で、ただどうしようもなく独りだった。
だけど彼と一緒にいれば独りじゃない。ずっと一緒に居たい。
言わなきゃ通じないのは分かってる、彼はあたしじゃないんだから。だけど、ほんとに言っちゃうのはちょっと。

――好きだよブラッキー。
127名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 18:45:42 ID:jw43owwV
ちょっと通りましたよ
以上あんまりエロくないのでそう言うのが苦手な人はNG推奨
128SS保管人:2009/10/18(日) 22:14:09 ID:nP0D4ARp
〜業務連絡〜

数が増えてきましたのでポケモンの部屋を二つに分けました。
ここはポケモンの部屋その2になります。
アドレスが変わりますのでトップページから入り直してください。

2chエロパロ板SS保管庫
http://yellow.ribbon.to/~eroparo/
129名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 00:00:30 ID:t5DwNoii
>>127
エーフィとブラッキーの組み合わせはいいよな!

>>128
乙ー。いつもご苦労様です!
130名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 00:06:29 ID:1KhR3eGP
>>127
こう、初々しい関係の小説が大好きな奴もいるんだぜ。
もっとやれ いえ書いてくださいおながいします

>>128
いつも乙。更新頻度パネェっす!
131名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 00:59:40 ID:nDmfJcVB
>>120
続きGJです!お泊りいいなぁお泊り

>>127
ラブい小説は大好きです!

>>128
いつもありがとう乙です


前スレでヤドンとカブトプスのやつを読んでくださった方々
ありがとうございました
今回はヘルガー♀×ギャロップ♀を投下します
・百合
・ポケダン時闇の世界を参考
・15レスくらい
132ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:00:41 ID:nDmfJcVB

彼女はあの頃からずっと変わっていない、確かな根拠はないが私には確信がある。
そして彼女は私を待っている。
そうでなければこのように挑戦的で狡いマネはしないのだから。
私は彼女と再開し話し合うため、今日までどんな辛い試練でも乗り越えてこられた。
全てはこの日のためにやってきたことであり、今の私に選択肢は一つしかないはずだ。
だがどうしても決心がつかないでいる。
落ち着かないのでカフェの隅で一匹立っていると、予想通りカモがやってきてくれた。
「アノー……、貴方ハギャロップサン、デスヨネ?」
無機質な声の正体はジバコイル保安官。
正にギャロップである私はほくそ笑み嘲笑しているのを内心に留めておき、毅然とした態度で、
「ええ、そうです」
と返した。
「ヤッパリ、アノ有名ナ探検家ノ」
そう、私は探検家となり早くして腕を上げ、警察の信用を得てきた。
「実ハ、ヘルガー逮捕ニ協力願イタイのデス」
やはり来たか。
ギルドの掲示板に掲示された、私の過去の親友であると思われるヘルガーのポスターを思い出した。

特徴を掴み、細部まで描かれてはいるが、お尋ね者ポスターはあくまで手描きのポスターである。
彼女が私に覚えのあるデルビルの進化後の姿であると判断に急ぐことは出来ないはずだ。
だがあの似顔絵から向けられる不敵な笑みは、間違いなく私に向けられている。
全く根拠のないことを理由にし、探険家になるなどばかげた話だろう。
結局はヘルガーが私の親友でなければそれが一番いいのだ。
後は探検の際に手に入れた数多の財宝を糧にして優雅に暮らせればいい。

私は何事もなかったかのようにジバコイル保安官と話を続けた。
「ヘルガー……、今世間に名を馳せている凶悪犯のことですね」
――放火魔ヘルガー、世間ではそう恐れられている。
異名の通り、時には家々を放火、またある時にはポケモンを焼身する。
私の知る限り、今まで狙われた者達は暴力団や盗賊などの犯罪者ばかりであったはずだ。
善良なポケモン達に手を加えているわけではなかったが、それは犯罪を犯していい理由にはならない。
警察や探検家達が今まで立ち向かってきたが、全く歯が立たず苦戦を強いられているとのことだ。
「ソウデス。ヘルガーハ恐ロシク強ク、ソシテ非道デス。ソコデ優秀ナギャロップサンニ協力シテホシイのデスガ」
「私もどうにかして逮捕したいと思っていたところです。是非私にも協力させてください」
「オオ、心強イ!アリガトウゴザイマス!」
ジバコイル保安官はヘルガーのポスターを取り出した。
「昨日、ヘルガーノ潜伏場所ヲ突キ止メマシタ。今ガ絶好ノチャンスナノデス」
今日ヘルガーのポスターが新しく貼りかえられていると思ったが、やはり進展があったか。
再びポスターを見る。
吸い込まれてしまいそうな闇を連想する彼女の深紅の瞳、私の目よりもずっと深い色をしている。
私は既にこの瞳の囚われの身となってしまった。
もう後戻りは出来ない。

ジバコイル保安官はポスターをしまい、
「デハ、他ニモ探検家ノ方ニ来テモラッテイマス。呼ンデキマスネ」
と言ってカフェの外へ出て行った。
他の探検家も加わるのか、居場所だけを教えてくれればいいのだが。
だが警察側にとってを考えれば至極当然のことで、早く捕まえないと被害はどんどん大きくなる。
ここで方を付けるためにはフェアだの考えている場合ではなかった。
首にかけられたトレジャーバッグの中身を確認する。
大丈夫だ、私以外にも協力者がいることを想定して必要なものは揃っている。
暫くしてジバコイル保安官と二匹の探検家がやって来た。
133ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:01:27 ID:nDmfJcVB

ジバコイル保安官はパッチールの方へ行き、残りの二匹は私のいる近くの席へと腰を下ろす。
探検家はフローゼルとドクロッグ、どちらも、特にフローゼルの名前はよく耳にするほどこの世界では有名だ。
「よぉ、アンタがギャロップか」
「ククク、ギャロップさんよォ、よろしくゥ」
「皆さんにお会い出来て光栄です。今日はよろしくお願いします」
みずにかくとう、なるほど、どちらもヘルガーの苦手とするタイプだ。
ジバコイル保安官がパッチールに注文したと思われるジュースと共にこちらへ来た。
カラフルでよく冷えたコップに入ったジュースが並び、テーブルの上が華やかになった。
フローゼルがそれを一口だけ飲み、一息ついた。
「では挨拶もこれくらいにして、早速だが今から作戦を立てよう」
フローゼルが指揮を執るようだ。
私は木のイスに座るのに適した体型ではないため、無理せずそのままテーブルに寄っただけに留めた。
「まず、今回はあまごいがキーポイントとなるだろう」
「アマゴイ、デスカ……?」
「ああ、ジバコイル保安官のタイプはがね、ドクロッグも特性のかんそうはだでほのお攻撃のダメージが大きくなってしまう。だが雨が降る
ことでほのお技の威力は弱くなる、それだけでヘルガーを弱体化出来るんだ。そして……」
「そしてェ?」
「雨はオレのベストコンディションだ。みずタイプの威力が増加、特性の効果で普段よりも素早く移動できる」
「ククク、なるほどなァ。おれの特性も火にゃ弱いが雨で傷を癒すことも出来るんだよォ」
雨は確実にこちらの有益となるに違いない。
だがほのおタイプに共通すること、私も雨は好まないのだ。
「デモソレダト、ギャロップサンモ不利ニナッテシマイマスネ」
ジバコイル保安官の言う通りだが、大方フローゼルの言うことに検討はついていた。
「うむ、元々ほのお同士は相性が悪いから無理に攻撃することもないだろう。ギャロップにはサポート役になってもらう。いいかい?」
予想通りのことをヘルガーは言ってくれた。
「分かりました。スピードには自信がありますので、ヘルガーを追い込みます」
「だがヘルガーもなかなかすばしっこいが大丈夫か?」
「その点はこうそくいどうでカバー出来ます」
もしかして彼らはヘルガーの特性を知らないのだろうか。
どちらにしても大雨の中で炎技を使うことはないと思うが。
「ほのおタイプの他にもう一つ、あくタイプの技も厄介だ」
「ソレハ大丈夫。ドクロッグサント私ノタイプガ有利デスカラ」

恐ろしいくらい話がスムーズに進んでいる。
だが本当にそれで対処できるのか。
自分を追う敵の包囲網を潜り抜け、敵を返り討ちにしてきたヘルガーを。
それ以前にもまだ私にしか知らない壁が彼らには立ちはだかるはずであった。
「以上が作戦だ。これだけオレ達に有利に働くのならきっと勝てるだろう」
「ククク、今日はやけにやる気満々じゃねェか。フローゼルさん」
「当たり前だぞドクロッグ。今日こそは雪辱を果たし必ずや捕まえる!」
フローゼルはみずタイプでありながら一度ヘルガーに惨敗したらしい。
その分だけ気合も入っている、ということか。
話は終了し、フローゼルはテーブルのジュースを一気に飲み干し、力強くコップでテーブルを叩いた。
「よし!今回を放火魔ヘルガー最後の日とする。皆、共に戦おう!」
ドクロッグは喉袋を膨らまし、ゴボゴボと不気味な声を発しフローゼルに賛同した。
私も前足を使いコップを傾け中身の赤いジュースを喉に流し込む。
ジュースはまだ冷たく、熱い喉を急激に冷やし、腹へ流れるのが分かるくらいだった。
「ギャロップ、行く準備は出来ているかい?」
「ええ、いつでも探検が出来るようにと準備はしてあります」
「そうか、じゃあ今すぐ行こう!ジバコイル保安官、案内してくれ」
私達はジバコイル保安官に誘導され、まずはカフェを出た。
潜伏場所はここからそう遠くはない場所にあるのだそうだ。
一歩一歩を踏みしめる度にヘルガーに近づく、だが私と生活との均衡も徐々に崩れ去っていく。
緊張のために胸が酷く高鳴る。
彼女は私を待っている、逃げることは出来ない。
134ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:02:15 ID:nDmfJcVB

「次ノフロアガ潜伏場所デス」
洞窟の壁に等間隔に設置されている松明、そして私の纏う炎だけが薄暗い洞窟を照らしている。
見え辛い階段を下りきった時、ジバコイル保安官がこの洞窟の地図を確かめた。
「いよいよこの先にヘルガーが……皆、用意はいいか?」
先頭に立っていたフローゼルは全員を見渡す。
ぼんやりと浮かぶ眼は僅かにおののいていたが、燃える闘志に掻き消されそうになっている。
「ククク、いいけどよォ、ちっとばかし嫌な予感がすんだよなァ……」
ドクロッグは体を身震いさせ、ゴボゴボ、と喉袋を鳴らして笑った。
「ヘルガーの位置が近いってことか……」
「いやァ、これはヘルガーじゃないね。何か別の……」
「どういうことだ?」
「残念ながらこれ以上はおれにも分からんね、ククク」
ドクロッグの言葉の意味が分からなかったフローゼルは顔をしかめたものの、すぐに気を取り直した。
「まぁいい、いくぞ。油断するなよ……」
「ちょっと待ってください」
歩を進めようとするフローゼルを私は呼び止めた。
「どうした?」
燃える眼は一瞬だけ私を怯ませたが、ここで引くわけにはいかない。
「このまま全員で行っては機動力に欠けますし、ヘルガーの警戒も大きくなると思います。ですので、まずは私一匹で行かせてください」
「何だって?」
「皆さんを危険な目に遭わせるわけにはいきません。ここで待っていてください」
フローゼルの顔に陰りが見え始め、ジバコイル保安官も戸惑いを見せていた。
「なあ、ヘルガーはそんなに甘い相手じゃない、それはオレが身を持って分かっていることだ。チームワークを大切にした方が……」
パリン、何かガラスが割れたような音がした瞬間、辺りは眩い光に包まれた。
暗闇であった瞼越しからは白い閃光が感じ取れた。
目を開けるとその場で蹲った三匹の姿、大口を叩いた割には実に無様で滑稽だと思った。

私は脚の下で砕けているガラス片をひづめで蹴り散らかした。
「ギャロップ……アンタ……」
フローゼルが蚊の鳴くような声を搾り出す。
ギリギリと歯軋りをして、地に這いつくばりながら私を睨みつけていた。
「コレハ一体……」
「ククク、しばりだま、か。こりゃざまあねェな」
私は少しの間彼らを見下ろし、立ち去ろうとしたが、フローゼルは私に向かって吼えだした。
「グルだったの、か……オレ達をっ!騙したのかよ!!」
私ははたと足を止まらせ、彼らへと振り返った。
「ヘルガーとはグルじゃないですよ。それと騙すも何も私は貴方達を仲間だと思っていませんでしたから」
そして再び暗闇の向こうへと体を向ける。
「暫くここで待っていてくださいね。もし罠が解けても私が帰ってくるまで来てはいけませんよ」
言い終わってから私はふと首にかけてあるトレジャーバッグに付いているあるものの存在に気が付いた。
それは探検隊バッジだった。
普段は特に見ることもないそれを剥がし、改めて見て見た。
ゴールドランク、短期間で私はそこまでやってきた。
だがこれはもう必要ない、ただ警察に信用させようというだけの証、紙っぺらの張りぼてに用はない。
バッジの支えをなくすとそれは垂直に落下し、いかにも安っぽいような音を立て、石ころのように転がった。
そのついでに大したものは入っていないのでトレジャーバッグも捨てた。
「私の脚の下にあったふしぎだまの存在にも気が付かないなんて、ヘルガー逮捕など聞いて呆れます。では」
洞窟にはフローゼルの怒号とドクロッグの不気味な笑いが響く。
私は気にせずに彼らを振り切り、更に地下への階段を探した。

私はこの後逮捕されてしまうのだろうか。
少なくとも警察や他の探検家達からの信用は消失するだろう。
これからのことをどれだけ想像しても、先にヘルガーの問題がある今では何も考え付かない。
もしヘルガーがデルビルでなければそれこそお笑い種だ。
ヘルガーの元へと行き着く間、私は昔の頃、まだポニータだった時のことを思い出した。
135ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:02:59 ID:nDmfJcVB

私が親から独立し始めた頃、私には友達のデルビルがいた。
デルビルもまた親離れしたばかりで、私達は一日中共に暮らしていた。
彼女とはとても仲がよく生活も楽しい、だが一方で私には悩みもあった。
「ねぇっ、ポニータ、ちゅーしていい?」
「う、うん……」
私はデルビルの体長に合わせるため首を下げると、デルビルは私にキスをした。
触れるだけのキスをしてしまうと次が更に欲しくなる彼女は、私を横に寝かせてキスを続ける。
彼女は私のことが好きだった。
私も彼女のことが好きだったが、それは恋心からのものではない。
一方でデルビルは本気で私を愛し、恋をしていた。
彼女に好かれて私はとても嬉しい。
だが、彼女に恋心を持たなかった私は、女の子と関係を持つことが酷く不自然でならなかった。

「ん……」
デルビルが私の口に舌まで入れ、私と繋がろうと必死で絡めている。
嫌われたくない、その一心から私も彼女に答える。
口の僅かな隙間から漏れる甘い吐息がいじらしく可愛らしい。
だが私は常にこのことが誰かにバレやしないかとヒヤヒヤしていたものだ。
夜の草原の上でいやらしく戯れ合う私達。
見つからないようにたてがみの炎を極力抑え、息を殺すかのように行為に耽った。
まだ幼く、キスしか知らない私達はずっとくっ付き長い夜をそうやって毎日過ごした。


そんなある時、私は風邪を引き数日間寝込んでいた。
苦しさに喘ぐ私を見たデルビルは、私を誰もいない洞窟まで連れ、一匹で何処かへ出掛けてしまった。
日も暮れる頃、デルビルは鞄から落ちそうなほどたくさんのきのみと、あかいグミの入った紙袋を持って帰ってきた。
私が驚いていると彼女は、
「町に行ってね、買ってきたんだよ。あかいグミもチーゴもすきでしょ?」
遠く離れた町、子供の持っているお金ではチーゴのみはまだしも、グミなんて気軽に買える代物ではなかった。
「ごめんね、さびしかった?早くかぜがなおるといいね!」
やはり持つべきものは友、デルビルの気持ちが本当に嬉しかった。
「ありがと、デルビル……。わたし、デルビルの友だちでよかったよ」
互いに体を摺り寄せ、彼女が買ってくれたものを仲良く分ける。
風邪であまり味は感じないはずだったが、普段のグミやチーゴのみよりも格段に美味しく感じた。

だが数日して風邪も完治した頃、草原の上でいつもお決まりの、そしてデルビルが私に教えてくれた夜が訪れた。
「ちゅーしよっ」
「うん……んんっ」
デルビルが私の口を塞ぎ、ゆっくりと押し倒す。
深く奥まで私を求め、小休憩でもするかのように浅く、互いの乱れた呼吸が落ち着く頃には、再び深く潜っていく。
デルビルのペースに乗せられている私は自分の意志を持たなかった。
彼女が好きなようにやってくれればいい、私の中に入られるときは実に不思議な感覚に襲われた。
「ふうっ……」
デルビルが私を解放した際には、つぅっと月明かりを浴びた一本の糸が尾を引いた。
「ねぇ、交尾って知ってる?」
突然彼女は真顔になり、私に尋ねた。
「こーび?」
私はまだそんな言葉を知らなかった。
そして結果的に言えば知りたくはなかった。
「うん、セックスとも言うんだって」
「せっくす……」
どれも聞いたことのない言葉だが、デルビルは何処からそんな情報を仕入れたのか。
今になっては、彼女が町に行った時に危ない誰かにでも教えられたのでは、と不安だが。
「それをしたらね、もっと仲良くなれるんだって。ポニータ、いっしょにしない?」
何が何だか分からなかったが、デルビルの望むことなら何だって構わない。
頷くと彼女は嬉しそうに笑った。
136ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:03:43 ID:nDmfJcVB

微かな風が私の肌を撫で、辺りの若草をなびかせる。
揺らめく炎がデルビルのはにかんだ表情を浮かび上がらせた。
「何だかきんちょーしちゃうなぁ……。わたしも本当はよくやり方が分かんないんだけど」
「ねぇ、こーびってどんなの?」
「えっと、まずねー……」
デルビルが私の首筋を甘噛みした。
突然のことに私の体はビクリと反応し驚いた。
「あ……!?」
とてもくすぐったく、我慢のし難い行為、どことなくキスと同じようなものの感じがして、私は興味を持ったことに少し後悔した。
「ひはっ、やめて……」
そこが急所であるせいか本当に触られていたくなかった。
だがデルビルは行為の中断をしてくれることなどなく、私の首筋に熱い舌を押し付ける。
「んんっ、はぁっ……」
「好きっ、ポニータぁ……」
デルビルは私を愛してくれている。
健気な彼女を拒むことは出来なかった。
零れそうな涙を月明かりに照らされまいと必死で堪えた。

デルビルは私の首筋をじわじわと解すように刺激し、持て余している前足で私の腹部を触りだした。
ぞくぞくと這う彼女の前足が何だか彼女でない気がする。
その上、自分が自分でないような気もした。
前足が私の下腹部の一点に触れ、未知の感覚に私は身震いした。
「っああ!?」
私の反応を見たデルビルは、甘噛みを止め、そこを弄ることに専念した。
「そこはっ、いやっ!」
恥ずかしい部分を見られることでさえ嫌であるのに、触られてしまうだなんて。
触られたくないはずなのに、体の奥底ではこの刺激の虜になっていた。
上り詰める何かに上り詰める自分が情けない。
堰が切れたように涙が溢れた。
「もうちょっとがまんして……そしたらすごく気持ちよくなるんだって」
「ああっ、だめぇ!」
気持ちいい……とは、そよ風が吹いた時、暖かい天気の時、普段感じる心地よさとは似て非なるものだった。
これほどまで未経験のことに恐怖を覚えたことはない。
追い討ちをかけるかのように、徐々に不思議な気持ちは強くなってくる。
「なにこれぇっ、でるびるぅ……」
今すぐにでも逃れたい、だけどそうすればデルビルは傷つくだろうか……。
考える暇もなく脳内はこの気持ちがいいとやらの感覚に埋め尽くされ、彼女の前で痴態を見せることしか出来なかった。

「あっ、あんっっ、なにか、きちゃうよぉ……ふぁぁ」
デルビルに擦られるほどにそこはぬめり、彼女の前足がスムーズに滑る。
そこから何かが来そうな恐怖に怯えた。
「ポニータ、もうちょっとだからね……」
私に優しく言葉をかけるデルビルの声も次第に遠くなっていく。
こんなにも傍にいるのに体が彼女から離れてしまうような、自分が崩れてしまいそうな気がした。
「やあっ、もうだめっ!で、でるびるぅ……っ!はぁあああっああん!!」
声が抑えきれずに辺りに嬌声がこだまする。
ビクビクと震える体を庇い、快感と呼ばれるものの余韻に浸った。
「だ、だいじょうぶ?」
ぐったりと倒れる私をデルビルがさすってくれた。
私から出た体液がぬるりと肌に付着する。
「あの、ごめん……こんなになっちゃうって知らなくて……」
デルビルが私の眼から雫を拭い取り、私の頬を撫でた。
「ううん、ちょっとびっくりしただけ」
これはやっていけないことだと思う、だがデルビルが望めばしてあげたいとは思った。
私はデルビルがやってくれたように、彼女の首にもキスをした。
「ポニータ……?」
「デルビルにも、してあげるね……」
本意ではない、だが彼女が喜んでくれれば、私はそれだけで嬉しかった。
137ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:04:33 ID:nDmfJcVB

私達はその後も何度か交わった。
それは数えるほどもなかったと思うが、その頃の私には衝撃が強すぎた。
デルビルには嫌われたくない、だが正直我慢の限界。
誘われる前に今夜こそは、と私はデルビルに話しかけた。
「ねぇ、デルビル……」
「なあに?」
屈託のないデルビルの笑顔、気が引けるがここで言わないわけにはいかない。
自分の意見を押し殺してばかりいるのもよくないことだ、と。
私は一呼吸間を空けて心中を明かした。
「デルビルがわたしのことを好きっていうのはすごくうれしいよ。だけど、これからもデルビルとは普通の仲でいたいの……」
「ポニータ……?」
「あ、でもっ、デルビルはわたしの一番の友達だからね!ずっと親友だよ!」
デルビルの顔が一瞬歪んだように見えた。
だがその一瞬を除いて彼女の顔は笑顔に変わった。
「よかったー……わたし、ポニータにきらわれちゃったかと思ったから」
ああ、何も心配をすることなどなかったのだ。
私もほっとして、
「そんなわけないよ。こーびなんてしなくてもずっと最初から仲良しでしょ?」
と言った。
「うん、ごめんね、今までいやだったのにむりやりしちゃって」
デルビルも意外にすんなりと理解してくれた。
「じゃあ、おやすみ。ポニータ」
「おやすみ」
私は目を瞑ると、いつもにない深い眠りへと落ちた。


……朝起きるとデルビルは私の隣にいなかった。
初めはきのみを採りに行ったり水を飲みに行ったりしているのかとさほど気にはしなかった。
だが昼になっても、夕刻を過ぎてもデルビルは帰ってこない。
ああしまった、私は大切な友達を失ったのだ、とようやく理解した。
誰かに連れ去られたのではという考えも過ぎったのだが、それ以上に思い当たることが昨夜にあったばかりだ。
「デルビル、デルビルーっ!!」
私は必死になって名前を叫んだが、返事はなかった。
不気味に紅く染まる夕焼け、広大な草原にただ一つだけ落ちている私の影。
恐怖から逃げようと、何処かにデルビルはいるのではないかと、私は無我夢中で走り出した。
何処にいても夕焼けと影は私に付き纏う。
振り切ってもなお離れようとはしない。

やがて紅い空は紫色に変化し、夕闇へと形を移していく。
いつの間にか気味の悪いほど長く伸びていた影の姿は闇に溶け込んでいた。
その状況に気が付くと、急に走り続けたせいで脚は軋み、喉が焼け付くように熱くなった。
息を荒げて歩いていると、小さな池を見つけた。
水を飲もうと水面に口を寄せる。
だがその時、たてがみの炎が暗い水面に周りの景色を映した。
私は独りだった。
いつも傍にいてくれるはずのデルビルはいない。
絶望に打ち拉がれた私からは止め処なく涙が溢れた。
立ち上がる気力もないままその場に座り込み、一生分泣いた。
涙が枯れても嗚咽は止まらない。
今までデルビルは幸せだっただろうか。
私は彼女といられるだけで、それだけで楽しかった。
私もデルビルに恋をすればよかったのに。
そうすれば互いが、ずっと幸せでいられただろうか……。
138ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:05:13 ID:nDmfJcVB

それから私は大人になり、放火魔ヘルガーは最近になって有名になった。
私はデルビルが私に恨みを持ち、逆恨みとしてこのような事件を起こしたと考えた。
そして現在に至る。
ようやく見つけた階段を取り囲む壁には松明がなく、闇へと誘うかのように下へと続いていた。
自らが纏う炎の明かりのみを頼りにし、一段一段ゆっくりと下りていく。
ある程度まで下りると、この先に階段は見当たらない。
どうやらヘルガーの潜伏場所のフロアまで辿り着いたようだ。
フロアは暗闇に覆われ何も見えない。
炎の光は私の周辺のみを照らしていた。
「ヘルガー!そこにいるのは分かっている!」
私の声がフロア中に反響する。
どうやらここは迷路のような地形でなく大部屋のようだ。
歩くとひづめが地面にぶつかる音がカツン、カツン、と響いた。
その時、前方に青白い火の玉が出現した。
青白い光の中に誰かの影が浮かび上がる。
――そう、あれは……、
「……待ってたのよ、ポニータ」
姿と声色が変わろうとも昔のままの彼女がそこにはいた。
「久しぶりね。……デルビル」
私は真っ直ぐ彼女を見据えた。


ヘルガーは物音立てず静かにこちらへと寄ってくる。
それにつれ、互いの炎が互いを照らしていく。
おにびを纏う彼女の顔はほんの少しだけ青白く見えた。
「変わらないわね、ポニータは。やっぱり背も全然追いつけない」
ヘルガーは笑いながらそう言った。
昔のデルビルも背の高い私を羨望の眼差しで見ていたことを思い出した。
「デルビル、何故こんなことを?仕返しするなら私だけにするべきであって被害に遭ったポケモン達に関係はないわ」
私の言ったことに、ちょっと他人行儀じゃない?とヘルガーは笑い、更に、
「別に私はポニータを恨んでなんかいないわ」
と私に縋りついた。
「あ……」
「こうでもしないと他に伝える方法はない、だから私は放火魔として世間に注目してもらえるよう仕向けた……」
「…………」
「いつかポニータが私の所に来てくれるって信じてたわよ」
「私……」
私は一度縋りつくヘルガーを押し退けた。
「デルビルがいなくなちゃった時すごく寂しかったけど、悪いことして周りが皆敵になるのはもっと悲しいよ」
私の口調もいつの間にか子供の時のそれに戻っていた。
デルビルがいなかったために、今まで感情が曝け出して喋ることなど皆無だった。

再びヘルガーは私に擦り寄る。
私には払いのける気などなかった。
「そうよね、どうせなら賞賛されるようなことして有名になれたらよかった」
「デルビルが悪いやつばかり狙ってたの、本当は私もすっきりしてたけど周りはそう見ないからね……」
「うん……」
私を待つためには捕まるわけにいかない、子供の時、彼女が強いポケモンだと思う節はなかった。
それだけ今まで作戦を練り、並々ならぬ努力もしてきたのであろう。
私をここまで誘導するためにリスクを犯し、わざわざ警察にこの場所の情報を与えようとしたのか。
見つかったことなど彼女の想定内、計画通りのことなのであろう。
そう言えばこの後であの三匹に私は逮捕されるのだろうか。
業務の妨害と暴行と……詳しいことは知らないが。
最初からそのことは覚悟していたが、よく考えれば私も犯罪者ではないか。
ヘルガーのことを言っている場合ではないなと、私は僅かに口元を歪めた。
139ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:05:59 ID:nDmfJcVB

「ポニータから……」
暫くの沈黙の後、ヘルガーは口を開いた。
我に返り苦笑いをする顔を元に戻し、ヘルガーに視線を戻す。
「ポニータから振られただけで逃げ出して人生をダメにするなんてね。若気の至りってやつかな?」
まぁ若くはないけど今も似たようなものだよね、と付け加えた。
「夜は狸寝入りをして、ポニータが寝たのを確認してから当てもなく走り続けて。ポニータを愛せない自分なんていなくてもよかった。私に
とってはそれが全てだったから」
ヘルガーは続けた。
「でもばかよね、私。親友をなくしたら元も子もないのに。……こんなこと言ったら嫌われちゃうかもしれないけど、私、まだポニータの
ことが好きなの」
ヘルガーの両前足が私の後ろ首へと回され、僅かに体重をかけられる。
少し俯く形となった私は、この先のことを予期し目を瞑った。
「ギャロップになっても、ずっとそう」
彼女に自分の深くまで触れられることに前ほど嫌悪感と罪悪感はない。
私の薄い唇に柔らかいものが触れた。

すぐ後にヘルガーが私から離れたことを確認してから目を開ける。
「ごめんね」
衝動に駆られたのではなく、彼女は私に触れることをずっと懇願していたのだろう。
俯き目を逸らす彼女が欲しているこの先を許すことも私は常に考えていた。
決して慈善を施すわけでない。
「デルビル」
過去の名前を呼ばれ顔を見上げた彼女の唇を私は強引に奪った。
「ふっ……ぅ」
ヘルガーの口を抉じ開け、中に舌を進入させる。
熱を持った彼女の舌がうねり、私のものと熱く絡み合う。
唾液の混ざる淫猥な音が耳に届くその都度に恥ずかしさを感じていた。
今となっても行為自体そんなに好きというわけでない。
もう逢えないと思っていたヘルガーがこんなにも近くに、私と時間を共有していると思うと嬉しかった。
興奮しきった私の鼻と口から息が抑えきれずに漏れる。
彼女の牙を一本ずつ舐め、口の側面、上部を突付く。
その度に彼女の体がピクリと反応し、震える舌で私を小突く。
「んっ、むぅ……っ、ふ……」
後ろ足で体重を支え、背の高い私まで体を懸命に伸ばすことにそろそろ疲れてきたようだ。
ヘルガーを解放すると、小さく咳き込んだのと共に、彼女の口からどちらのともつかない唾液が零れた。
私は首をヘルガーの体長に合わせて下げ、口の周りについた唾液を舐め取る。
「けほっ、はぁっ、はぁ……」
私からこのように深くするのは初めてだった。
昔は私を先導してくれたヘルガーの反応や喘ぎが全て愛しい。
「私はもう縁が切れただなんて思ってないよ?何があってもデルビルのこと嫌いにもならない」
私はヘルガーに、
「話さなくちゃいけないことはたくさんあるけど今日だけは、ね?」
と言い、そして、
「デルビルがいなくなってから気付いたけど、私もデルビルのこと本当に好きなのかもしれない……」
私は初めて彼女に告白した。

深呼吸をすれば昔の彼女の匂い。
それと共に炎で温まった空気が私の体内に染み入る。
もらいび、私達に共通する特性だ。
相手のほのおタイプの攻撃を受けた時、その火を自分のものとし自らは更に高く燃え上がる。
ヘルガーの炎は私に燃え移り、私の炎はヘルガーに飛び火する。
種類の違う炎は混ざり合い、私達は互いを共有した。
混ざり合った瞬間には熱さを感じたが、それも過ぎると静かで温かな火となった。
その後の瞬間は恥ずかしさも相まってあまり覚えていない。
気が付いた時に私はヘルガーに身を委ね、地面に寝そべり、彼女と肌を重ねていた。
140ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:07:04 ID:nDmfJcVB

冷たいはずの地面は熱を帯び温かくなっている。
横たわった私の背中をヘルガーは前足で撫で、舌で腹を舐めた。
久しぶりの感覚に戸惑い、そして昔のようなデルビルの存在を感じた。
「ポニータ……」
ヘルガーに進化したことに対しては違和感などないが、私の中では彼女はいつまでもデルビルであり、彼女も私をそう思っているだろう。
昔の名を呼ばれる度に実感する。
現在私をポニータと呼ぶ者など誰もいない。
デルビルのことばかり考え過ごした今までの人生での私は、ギャロップでなくポニータとして生きてきた。
ヘルガーの舌が、子供の頃に比べ膨れた乳腺に触れた。
「んあっ、デルビル……」
幼い時はくすぐったいだけであったが、体も成熟してか今はそれが小さな快感となる。
そうだ、これが心地いいということなのか。
好きだから尚更のことなのかと思っていた時、ヘルガーが乳腺の一つをむしゃぶった。
「あんっ、あっ」
ぬめった舌が舐め転がされ、ちゅううぅぅぅと長く伸びる音と共に吸われる。
我慢も出来ずに思わず嬌声が出る。
「きゃっ!?ひゃぁん!あっ、ぅうう……」
目を瞑り体を捩るとヘルガーが私の体を支え、決して離さずに行為を続ける。
「ちょっ、でるびっ……ああん!そんなにだめだってぇっ!……ふぅっ」
ヘルガーが不意に弱く歯を当てると、私の体が勝手に反応し、ビクリと背が反り返った。
目を薄く開けると、ヘルガーと目が合った。
この様子を見て、体で感じたヘルガーは満足そうに小さく笑い、前足を背中から腹へと移動させた。
それを私の後ろ脚の付け根へとかけ、私の脚を開かせる形となった。

脚を広げ仰向けとなった私は、急所を全てヘルガーに曝け出していた。
普段は見せまいと思うこの姿も彼女の前であれば落ち着かないこともない。
だがとても恥ずかしい。
ヘルガーが大事な所に前足をかけ、わざとらしく音を出してみせる。
「もうこんなに濡れてる」
ぐちゅぐちゅと立つ音が嫌でも耳に響いてくる。
危険をいち早く察知するために欹てている耳を、なるべく音が聞こえないようにと倒したが、その程度となると安易に耳に入ってしまった。
「ん、嫌、恥ずかしい……」
「今更言っても遅いわよ、そっちが誘ってきたんじゃない」
とヘルガーは楽しげに言い、私のそこに舌で優しく触れる。
「やあっ!?」
敏感な核に触れられ私は悶えた。
昇りかけた気持ちよさが更に欲しくなり、勝手に腰が動いてしまう。
「はっ、あっ、くぅぅ、ん」
私の期待に応えるかのようにヘルガーはより強く押し付け、そこを捲るようにねっとりと舌で絡みあげた。
「ふぅう、デルビルっ、……あぁっ!」
体の先から貫かれるような感覚がした瞬間、私は早くも絶頂に達した。
ぎゅっと目を瞑り、何かを求めるように口の開閉を繰り返す。
「ポニータったら、ちょっと早すぎない?」
私が達したことにヘルガーは気付き、私を整えるかのようにさすりながら笑って言った。
「だ、だって、久しぶりなんだからしょうがないでしょっ」
だがヘルガーはそのことが嬉しく、満足したようだ。
それと私も暫くはご無沙汰というわけで、最近の私に経験などないという事実もばらすこととなった。
「ポニータって彼氏とか旦那さんとかいないの?」
「……い、いないわよ」
「よかったー、彼なんていたら泣いちゃうとこだったわ」
「デルビルは?」
「まさか。私はポニータしか好きになったことがないから」
私も彼女が処女だということに安堵した。
彼女にも好きな男性が出来れば喜ぶよりも嫉妬の念を抱くだろうな、と自分に多少の嫌悪感を感じつつも、やはりよかったと思う。
141ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:07:52 ID:nDmfJcVB

「もうちょっと続けても大丈夫?」
彼女はそう言いながら、私に体を押し付けてきた。
「うん」
「じゃあ……」
ヘルガーの言葉が途切れたかと思っていると、彼女の口から紅蓮の炎が漏れたのが見えた。
私の体を支えるように腹を軽く噛み、ずれない程度に固定すると、彼女の口から勢いよく炎が噴出された。
「っ!?ああぁぁぁ……こ、これは……?」
「ふぅっ、大人になってから思いついたんだけど、こうしたらもっと熱くなれるでしょ?」
灼熱の炎は私を取り巻き、あっという間に私達の間を燃え広がる。
私の全体を這うようにして火は嘗めていき、肌がジリジリと焼かれるかのような錯覚を覚えた。
もちろん特性もらいびとほのおタイプであるおかげで、火傷をする前に炎を自分のものとしてしまった。
それでも熱さは変わらず、熱が私を貪りつくすような感覚がする。
「っ、ポニータもして……」
ヘルガーに促されるまま、背部に力を集中させると、背中から噴出す炎が更に大きさを増した。
それがうねりながら他の炎を呑み込み、辺りを火の海へと変化させる。
轟々と燃える音を聞きながら、互いが抱きしめ合い、勢いが静まるのを待った。
先ほどまでは急に燃え出した火に驚いたが、今はその焔が体内で燃え、私の中の血を熱く滾らせている。
血が送り出される度に疼くような熱を感じ、それが敏感に反応していた部分を熱く蘇らせた。
もっと、早くデルビルが欲しい、と催促すると、彼女は私の上に乗り、後ろ足の側を私の頭へと向けた。
いわゆるシックスナインというやつだと理解すると、自分でも分かるくらい顔が赤らんだ気がした。
「私も……お願い……」
とヘルガーは弱弱しい声で私にねだる。
下腹部に流れ込む熱さで相当参っているらしい。
体長差が大きいので、上に乗った彼女ごと体を横たえ、背中を少し丸めた。
これで互いに届くはずだ。

ヘルガーのそこは熱く、弄ってもいなかったのにもかかわらず潤んでいる。
私自身も熱に疼いていたが、彼女もヒクヒクと痙攣させ私を迎えようとしていた。
「あんっ……」
舐めてみると漏れるヘルガーの声。
独特なテイストの奥に微かに感じる甘み、液を掬うようにして舐めると、嬌声が更に大きくなった。
「やっ、んんん!」
私の方にもどうにかして舌を這わせようとしているが、込み上げる快感のせいで上手く出来ないようだ。
私自身も大した刺激が与えられていないはずなのだが、先ほどの余韻と熱さのせいで舌が上手く回らない。
彼女の痙攣が大きくなり私の体にも伝わってくる。
断続的に弓なりに仰け反る所、核を潰すかのように強く舌を押し付けると、
「ああん!」
と大きく仰け反り、喘ぎ声がフロア内に広がった。
「うっく、はぁっ!あぁぁぁああ……」
ヘルガーが私の腰にするりと前足を絡めてくる。
私もきつく抱きしめてもらえるよう、腰を彼女に押し付ける。
少し動かしただけでも、体の響きが下腹部付近に伝わった。
彼女も限界に近いと知り、貪るように舌を蠢かせた。
腰を抱く力が強くなり、快感から逃れるよう体がより大きく反らされた。
「ふぁああっぁぁぁ、ぁ……」
声に力がなくなり始めたかと思うと、そこがビクビクと不規則に震え、熱く滾った愛液が止め処なく溢れ出た。
前足の力も緩くなったのを見るとどうやら達したらしい。
溢れた液がヘルガーの太腿にゆっくりと伝った。
口を離し、肩で荒く呼吸をする彼女をくるりと回転させ、私の目をしっかり見させる。
「デルビルも、随分、早いじゃない?」
「はぁ、はぁ、……久しぶり、なんだもの」
外見だけでは大分落ち着いてきた互いの炎だが、体内では衰えることを知らないようだ。
私の呼吸も乱れていた。
恥ずかしさからか目を逸らしたヘルガーは、そのまま体を私の下方へずらした。
結局シックスナインの体位は意味を成さなかったが、どうやら次へと移るようだ。
142ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:08:41 ID:nDmfJcVB

私のそこに顔を向けるヘルガーを見やると、立派に生えた二本の角が見えた。
むしろそれに邪魔をされてなかなか彼女の顔が見えなかったが。
「挿れてもいい?」
ヘルガーの前足がそこを撫で繰り回す。
動きの滑らかさからも迎え入れるのに十分と判断した私は、
「来て……」
と承諾した。
そこは挿入し易くするために濡れるのだと大人になってから知った。
子供の時、交尾を知っていた彼女でもそれは知識外のことで、この行為に至ることは今までなかった。
私のひづめでは彼女をさすがに傷つけてしまうだろうが、彼女のであれば何とかなりそうではある。
誰にも許したことのない分、愛している彼女のでも恐怖心は大きかった。
それでもヘルガー……デルビルにであれば構わない。
ここでの初めてはオスとのものとは意味合いが違うのかもしれないが、私にとってはこれを初めてとしたい。
……私は今の状況で言えば性別問わず誰とも交わる気はないのだが。

一旦前足を退けたヘルガーは私のそこに顔を埋めた。
力が入ったことにより少し強張った舌が私の中にぬるりと進入する。
「んっ、くぅ……」
まだ先しか入っていないと思うが、それでも私にとってはきつい。
指一本通したことのなかったためか息苦しく、なんだか自分の中と言われると変な感覚であった。
ぐいぐいと押し込まれるようにされているが、果たしてこれより奥まで入っていくのか分からない。
私は苦しさで重く喘ぎ、迎え入れ易くするよう脚を開くことしか出来なかった。
結局入りきらなかったか、ヘルガーは舌を一瞬引き抜いたのだが、すぐさま私のそこに齧り付き口から炎を噴射した。
灼熱の炎が今度は直に私の体内へと入る。
それも心臓と同じく最も熱くなっていた部分に。
「デルビル!?デルビルっ!!」
火柱が膣内を貫き子宮にまで到達、私の最奥に熱の塊が渦巻いた。
「熱っ……あつひっ、でるびる……はっ、ぁぁん……」
熱で蕩けさせられた私のそこに、ヘルガーの前足の爪が捩じ込まれた。
だが決して手荒なマネはしない。
じわじわと慣らしていくよう優しく内壁を引っ掻く。
まぁ、決して火傷をしないとは言え、いきなり炎を吹き込まれるのは少し乱暴かもしれない。
「くっ、はぁ……」
「苦しくない?」
「うっぅぅ……」
ヘルガーの気遣いにも返事を返す暇がない。
彼女が少しずつ私に侵入を始め、まるで熱せられた鉄が入ったかのように熱い。
「あぁ、ポニータの中、すごく熱い」
「はぁっ、はぁっ、は、入ったの……?」
おそらく殆ど、指先程度しか入っていないだろう。
ヘルガーは、
「慌てなくていいわ。これから少しずつ慣らしていけばいいから」
と優しく言った。
私達は今日限りのはずだと思ったが。
――これから……またヘルガーと一緒にいたい、これからもずっと。
彼女の指先が熱さで溶けた中で蠢く。
痛くはないが息苦しい今でも、いつかは快感に変わるのだろうか。
今はそうでなかろうとも、デルビルが私の中に入る、そう考えると不思議と楽な気持ちになった。
「……もう抜くわよ」
「待って」
そろそろ引き抜こうとするヘルガーを制止する。
「もうちょっと、続けて……?」
恥ずかしいが少々甘えた声で彼女にねだってみると、彼女も諒解してくれたようで、そのまま引き抜きはしなかった。
143ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:09:22 ID:nDmfJcVB

私の中に短い爪と指が更に押し込んでくる。
無理はしないよう、指の腹で内壁を押し広げているようだ。
「辛かったら言ってね」
「ん……」
返事も自分の口から漏れる溜息になってしまい、それがヘルガーを心配にさせないかと思った。
今度がそれを我慢しようと呼吸もするまいとしていたが、彼女は私を見上げ、
「もっと声出していいわよ」
と私を笑った。
ある程度押し進められた指が中を触れるだけのように引っ掻き、出し入れを始める。
「ひゃぅぅ」
擦られた部分が自分の核に僅かに響く。
私の反応を感じたヘルガーは核の丁度内側部分をぎゅうぎゅうと圧迫した。
「あっ、んん」
緩やかなピストン運動が時々私の中の何処かを圧迫して回り、中の一部分を捉えた。
「っ!!」
「ここがいいの?」
「くぅぅん……ひゃぁあ!」
私の声色を変えた部分をヘルガーは集中的に擦りつける。
少しだけ奥にあるそこを刺激するため、膣の出口が無理にも広げられる。
先に達するのか千切れてしまうのか、不安で気が気ではなかったが、
「ぁっあんっ!」
触れられる度に快感が不安の霧を払い、脳内を満たしていく。

ヘルガーの動きに連動してそこから愛液が溢れ出る。
「うわっ……すごい出てきた」
彼女がそういうと、股に熱いものが伝った感覚。
それを彼女が舐め取り、くすぐったさに私は身震いした。
「あっ、あっ、デルビルっん!」
そのついでかどうか知らないが、ヘルガーは核の部分に舌を小突き、私は同時に攻められた。
粘膜のみで覆われたそこを這う熱い舌に焼け焦げてしまいそうだ。
時折彼女の口から僅かな炎が漏れ出し、熱を持って疼きだすのはそう遅くなかった。
「っひゃん!ひっ、あああぁん……!」
じくじくと疼く核に気を取られている暇もなく、中をピンポイントに弄られる。
ヘルガーの焼けつくような吐息が神経を麻痺させ、私を狂わせた。
そのことにより体内で弾け飛んだ火花が火種をより燃え上がらせ、行き場を失った炎は体外へ放出された。
思わず噴出したたてがみが一挙に肥大化し、ヘルガーごと包み込む。
「ふふ」
苦しそうに笑ったヘルガーは私と同調するかのように口から熱を放ち続ける。
「ああああー!」
脚の先から脳髄まで溶かされ、全てが下腹部に注ぎ込まれる。
ヘルガーから的確に突かれる度に溜まる血と熱によって下腹部が重くなる。

恋しき彼女に身を焦がし、私は浮かされている。
視界が歪み朦朧とする意識の中ではっきりとしているのは、私の傍にヘルガーがいるということだ。
熱すぎるが暖かい、直接繋がっている部分は僅かであるが、そこから全身に彼女を感じられる。
下腹部を流れ全身を駆け巡る血は、心臓を蹴り上げ半ば強引に脳へと流れ込む。
響く彼女の存在と官能を一瞬で享受する私は、狂おしく彼女が欲しくなる。
私には強すぎる熱と刺激には逃れたくなるが、体は正直にそれらを求めている。
「デルビルっ、もっとぉっ!」
溢れる愛液は蒸発もせずにマグマのように私から流れ落ちた。
中のぬめりが良くなり、徐々に狭かった所にもゆとりが感じられるようになった。
ヘルガーの指先が大分滑らかに出し入れを続け、敏感な箇所の刺激も忘れない。
ごりっと鈍く舌が擦れることで、私の核も最高に硬化していることが分かった。
閉じていても目の前に瞬く白の閃光、絶頂への合図を示している。
「あっ、ふぅっ、で、デルビル!デルビル!わたし……わたしぃっ!いっ……あ!!」
下腹部が痺れ、もどかしい感覚がした直後、私は至高の喜びの念に襲われた。
意識が真っ白になりながらも、私は確実にヘルガーの中のデルビルを感じていた。
144ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:10:12 ID:nDmfJcVB

「大丈夫?」
ヘルガーは指を引き抜くと、そこからはどぷりと液が出た。
見なくても分かるほど、そして音まで聞こえそうな位大量に。
顔を覗き込む彼女に私は目で答えた。
「それにしても……また早かったわね」
「久しぶりだったから……」
「さっきもしたばかりでしょ!」
「だって!あの炎が……!」
他愛もない言い争いを続け、討論も尽きてしまうと、互いが声を出して笑った。
本当にいい、この関係は。
ずっと続けばいいのに。
そう思っていると、ヘルガーは自身を私のそこに押し付けた。
「こんなに元気だったら、まだ平気そうね?」
まさか、まだやると言うのだろうか。
「ええ!?もう無理よ」
「だって私はまだ一回しかイってないのよ?」
「じゃあ私がしてあげ……あぁん!」
「んんっ、だめー!」
私ほどではないが、それでも十分に熱いヘルガーの秘部が私に押し当てられる。
脚が絡み、愛液も絡む。
彼女が腰を振る度にひどく濡れたそこはいとも簡単に滑り、刺激をし合う。
激しく振付ける彼女の体に私も押され、私も腰を振ってしまった。
いや、本当を言えば疲れきった体はまだヘルガーを欲していた。
自らも思い切って擦りつけた方が、より気持ちよくなるようだ。
「やぁっ、もう!」
「あんっ、ポニータぁ!好きぃ!」
無我夢中で互いを感じ、そして私達は愛し合った。


余韻に耽った後、体を引き離すと混ざり合った愛液が伝い、地面を濡らした。
腰が砕けて動けない私のそこに余った愛液を、ヘルガーが吸い出すと我慢し切れずに吐息が漏れた。
「デルビル……これからどうするの?」
「……私は今からポニータに逮捕されて、それで刑務所で過ごさなくちゃ」
だが私はもう……。
「私、さっき探検家を辞めたからデルビルを逮捕する義務なんてないのよ」
「辞めた?」
「罪は償わなくちゃいけないけど、私は捕まって欲しくない」
何が正しいか分からない。
ここで捕まるのが彼女にとっていいことなのかどうなのか。
もし捕まれば放火という重罪を重ねた彼女は一生帰ってこられないかもしれない。
そうすれば今度は看守に転職かしら、と少しだけ笑った。
「ポニータ……私と一緒に逃げよっか?」
ヘルガーの一言で急に現実が突き刺さった。
逃げる、私とデルビルの実力があれば逃げ延びるのはそう難くないはずだ。
そうすればずっと一緒にいられる。
だが、
「何てね、ポニータを犯罪者にするわけにはいかないわ」
ヘルガーが自分で断った。
「じゃあね、ポニータ」
ヘルガーはこれで行ってしまう。
私は返す言葉に詰まったが、唯一これだけは。
「私、デルビルのことずっと愛してる」
「私もよ、ポニータ」
体に纏った炎を消したヘルガーは、暗い闇に溶け込み、フロアには私だけが取り残された。
私を照らす炎、それも徐々に勢力が衰え、明るさも弱くなっていく。
意識も段々と遠のいていった。
145ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:11:12 ID:nDmfJcVB

……冷たい、冷たい大粒の雨が私の肌を強く打つ。
おかしい、ここは洞窟の中であるはずなのに。
消えかける意識の中、不意に降ってきた雨の正体、それは、
「ヘルガー!ギャロップ!そこにいるのは分かっている!」
ああ、フローゼルの声だ。
ぺたぺたと階段を下りているであろう音とフローゼルの怒号が耳に届いた。
そうかこれはあまごい、ヘルガーと予想外に出現した敵一匹を潰すための作戦だ。
丁度よく雨がシャワーとなり、行為で汚れた体と地面を洗い流してくれた。
これでもう何も心配することはない。
さぁどうぞ、残念ですが本命のヘルガーはもうここにいません。
ですが私は抵抗する気も逃げる気もございませんのでどうぞご自由に。
緊張で取り乱すかと思った心臓はやけに落ち着き、そして私を強い眠気と疲労が襲った。
こんな状況で眠るだなんて、だがその方が結末までの面倒な過程を見ずに済んで結構かもしれない。
私の意識はそこで途絶えた。


目が覚めた時、私の視界にはフローゼルの険しい顔つきが広がっていた。
うわっ、と短い叫びをあげると彼は急いで飛び退き、顔を逸らせた。
「ふっ、ふん!やっと起きたか、ギャロップ!」
辺りを見回すとジバコイル保安官とドクロッグもいた。
当の私は藁の上で横たわっていた。
どうやらここは牢獄の中ではなく、救護室の類であるらしい。
「大丈夫デスカ?下ノフロアデ倒レテイタンデスヨ」
欺き裏切った彼らに合わせる顔などなかった。
だが現実逃避するわけにもいかず、私は彼らと向き合った。
「全く、何が私に任せてください〜だ!おかげでせっかくの作戦は台無しになるしヘルガーには逃げられるし……」
「申し訳ございません」
「そんなんで済むかーーーー!」
フローゼルの口から叱咤と唾が飛んだ。
「ったく……、ああこれ、忘れ物だぞ」
しぶしぶ言ったフローゼルは私の目の前に向かって何やら物を投じた。
それは私が捨てたトレジャーバッグと探検隊バッジだった。
だが探検隊バッジは何だかチープな見た目になっている。
「大人の社会のルールを知らん者は、頭を冷やしてノーマルランクからやりなおすんだな」
「そぉだよォ、フローゼルさんがわざわざ拾ってきてくれて、バッジの再発行もしてくれてェ」
「シャラーーップ!」
フローゼルは顔を真っ赤に染めながらドクロッグに鉄拳を放ったが、軽い足取りで避けられてしまった。
そんな彼らを余所に、ジバコイル保安官は妙に犯罪者の私に優しかった。
「怪我ガナイヨウデ何ヨリデシタ」
「はぁ、ご迷惑をおかけしました」
私がそう言った所で、フローゼルが急に首を突っ込んできた。
「そうだぞギャロップ!怪我がなかったから良かったものの、大怪我されちゃオレ達にも連帯責任があるんだからな!」
「はい……」
「そぉだよォ、一番心配してたのはフローゼルさんなんだからなァ」
「そぉいっ!」
次はフローゼルからローキックが飛び出したが、脚の短い彼ではドクロッグに届きすらしなかった。
ドクロッグは楽しそうに笑い、フローゼルは怒りで肩を震わせていた。
どうやら届くはずだと過信していたようだ。
「ふんっ!行こう、ジバコイル保安官!ヘルガーの情報を集めないと」
「ハイ」
仏頂面のまま大股で歩き部屋を出て行くフローゼルをジバコイル保安官は追いかける。
部屋には私とドクロッグの二匹だけになった。
146ヘルガー♀×ギャロップ♀:2009/10/19(月) 01:12:08 ID:nDmfJcVB

ククク、と不気味に笑っているドクロッグを前に落ち着かなかったが、彼が口を開いた。
「アンタは見事におれ達を裏切った。だけど皆まだアンタの力を見込んで信じてるんだぜェ?」
「信じている?この私を?」
「ヘルガーに倒されている所を見るとアンタはグルじゃないみてェだし、よほどの事情があったに違いないってなァ」
甘い、本当に甘い。
私は彼らを信用などしていないのに、この方々は。
「フローゼルに感謝しなよォ。アイツが『今回のことはなかったことにしてくれ』って頼み込んでたからなァ」
「フローゼルさんが?私は彼とお会いしたのは今回が初めてですし、それに彼が一番私に不振を抱いていたじゃないですか」
「さァ?何ででしょうか〜?」
ドクロッグは意味深にククク、と笑った。
後味は悪いが彼のことは私に関係ない。
危機は免れたのであれば、不本意ながらよしとしよう。
私は立ち上がり、トレジャーバッグや探検隊バッジを拾わなかった。
「皆さんには悪いですが、私は探検家を引退したので、これで」
「まァ、おれは別に構わんがね。ところで、この先どうすんのかなァ?」
「…………」
「もしかしてヘルガーを探しにいくとかァ?」
私は彼に後姿しか見せなかったが、一瞬動揺してしまった。
振り向くと、な〜んてねェ、と呟くドクロッグ。
明らかに図星だと感づいているだろう。
「……失礼します」
逃げ出すようにして部屋を飛び出すと、ククク、と聞こえたドクロッグの笑い声が耳にこびり付いた。
私はこうして、社会の居場所を捨てた。


これでまた私とヘルガーは離れ離れになってしまった。
だが私達は互いの炎を共有し、交換した。
ヘルガーの炎は私のものと混在し、昏い炎となり、私の最期まで尽きることはないだろう。
一方でヘルガーも私の炎を体内にいつまでも宿している。
運命だなんて陳腐な言葉は使わない。
だが、もらいびのように私達はまたいつか惹かれ合い、そして一つとなるはずだ。
私はそう彼女と何処かで逢えると信じている。

命尽きるまで絶えない焔はいつか私達を導き、そこで再び新たな命となって、私達の中で生き続けていくだろう。


その後放火魔ヘルガーは、二度と社会で姿を現し、罪を犯すことはなかった。


――end

147名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 01:13:35 ID:nDmfJcVB

以上です
148名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 01:24:40 ID:RSVNONXp
なんなんだ。百合祭か?いいぞ、もっとやれ!!

>>147
お互い両思いなのに切ないな…少ししんみりしてしまった。
ツンデレフローゼルがいいキャラしているw
149名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 01:32:57 ID:mfvEmzB/
>>128
いつも保管ありがとうございます!
もうこんなに作品が増えたんだなあ、職人さん方にも感謝!
しかし「新生ポ○モンエロパロ小説」が浮いてるなw

>>147
GJ!百合いいよいいよ!
エロでの炎の使い方がすげえw
150名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 12:47:28 ID:0kKVEmIV
>>127
このラブラブさがすばらしいです
もっと見たいなあw

>>131
もらいびを使うなんてうまいですね
あと他のキャラもよかったし
最後の1行が希望があっていいですね

どちらもクオリティが高かったです
151小ネタ「わざマシン」:2009/10/19(月) 16:12:31 ID:YEuPoZ4t
小ネタ思いついたので投稿します。



「あんまり気乗りしないんだけど」
ザングースが普段から鋭い目をより鋭くさせて言った。

「まぁまぁ」
わざマシンをザングースの頭にのせる。
しばらく待って。
「どう?」

「んー使えると思う」
バリバリと爪で頭をかくザングース。

「やってみてよ」

「でも、同性だと効果ないんだろ?」

「いいじゃん」

「イマイチよくわかんないけど」
ザングースは上目遣いで俺を見上げながら、バッチィンと音がしそうなウィンク。

ズキュゥゥゥン!

こうかはばつぐんだ!

俺の心をハート型の矢が貫いた。

「ザングー!!!」
ザングースを押し倒す。そしてザングースの首筋に顔を埋める。ふわふわの毛、ザングースの匂い。
「もうサイコー」

「なんで同性なのにメロメロにかかってんだよ!」

「もーお前もわかってるだろ。大人しくいぢられろっ」

「アッー!!」
152名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 19:21:16 ID:ceTNe3um
>>151
ザング可愛いなぁ……。
153名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 20:31:31 ID:hosZZHEb
ハートスワップでポケモンと体入れ替えてぇ……このさいゴキブロスでも構わない
154名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 20:42:45 ID:Tm6jAr+z
153が目覚めるとそこはボックス3の中だった……。
155名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 21:09:02 ID:Gbo5vBcn
>>147
ロリケモ同士の百合場面が背徳感に満ちていて、美しいですなあ。
百合は美しい。
156名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 22:24:01 ID:ea18Nx5x
>>147
脇役のフローゼルとドクロッグが良い味出してるw
157こねた:2009/10/20(火) 23:06:59 ID:bP0d+QWf
捕獲
皿にハニートーストを乗せ、その上ににザルと棒を立て掛け、
棒に紐を引いたらザルがハニートーストの皿に被さるようにくくりつける。
こうしてできた装置を路上に仕掛けた結果、およそ一時間後に捕獲成功。
今後様々な実験を行い、生態解明に尽くす。

一日目
カイリキーの群れに襲われる夢を見た。自分はその夢で夢精をしてしまった。
とりあえずトースト、白米、パスタを並べ、何が好みかを調べる。
トーストを使って白米とパスタを挟み、それを食べていた。
一口だけ食べ、その後ずっと部屋の角で眠っていた。
気になり自分も食べてみる。……もう眠ることにする。

二日目
コロッケの大群に「唐揚げw唐揚げw」と馬鹿にされる夢を見た。
今日はスキンシップが取れるか確かめるために、思いきって頭を撫でてみる。
…眼を閉じて、手の温もりを感じているようだ。そのまま眠ってしまった。

三日目
蜜柑の皮が触れただけで白い筋も吹き飛ぶ夢を見た。
体型の謎を解明するため、下半身のスカート状の部分を捲り上げてみる。
…この後の事はあまり記述できないが、とにかく嬉しい発見が出来た。

四日目
寝て起きるまでルージュラとキスさせられる夢を見た。
目眩、吐き気、不整脈、発熱等の症状がおさまらず、やむ無く床につく。



ザマミロこのセクハラ魔

158名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 23:16:23 ID:w79mMpN6
>>157
ムウマージ…?ダークライ?
ところで最近小ネタを投下しているのは同一人物かね?
159名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 23:37:10 ID:BFisSsuT
〜日目のネタは同じ人っぽいような
>>151と日目ネタの人は別人な気がする
160名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 23:38:28 ID:BFisSsuT
あ、前スレにもいたってことね>日目ネタの人
新スレに移ってたの忘れてた
161名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 19:47:47 ID:F34LtIXE
まとめページ見れないな
162名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 21:21:21 ID:YY6qRUpE
>>161
部屋分けでちょっと変わったからだよ。>>128のとこからいけば見られる。

PiPiPiアドベンチャーってポケモン少女漫画を読んだんだけど、ここの住人が好きそうだと思った。
ポケモン同士が喋って恋愛してて、両想いも片思いもあるし。
薔薇くわえてるアーボック→天然プクリン、不器用カイリキー×つんでれシャワーズ、とか萌えた。
163名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 21:25:45 ID:frbgODyZ
ポケダンのカクレオンは姉妹だと思ってた
兄弟だとそれはそれで可愛いんだけど!
164名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 21:26:00 ID:VITE/bHl
>>162
懐かしいタイトルだw
165名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 21:31:30 ID:Ri04pYPm
リンクをクリックしないで、アドレスをブラウザにコピペ入力すれば行けると思うよ。
166砂に霞む「異常」:2009/10/21(水) 23:43:14 ID:mpSfQI+l
いつぞやは色々と申し訳なかったです。

前半部分を投下させていただきます。エロは自慰だけ。
後半は時間もかなり飛ばしてのエロメイン……で書けるといいな、と。
あまりにも書くのが遅くて絶望しておりますが頑張ります。
167砂に霞む「異常」:2009/10/21(水) 23:43:46 ID:mpSfQI+l
太陽が砂に霞む。青いはずの空も砂に埋もれる。白い雲も砂に紛れる。見渡す限り、どこまでも砂、砂、砂。
砂塵が絶えることなく舞い上がるこの砂漠で私は生まれた。生きていくだけでも大変なこの環境に私は生まれた。
群れの皆と共に巣穴に隠れ、そのすり鉢状の、いわゆる蟻地獄に落ちてくる獲物を捕らえて生きていく、はずだった。
いつかは進化して、皆と一緒に砂漠を飛び回って、皆と笑い合って生きていく、はずだった。
――なのに。

「また逃がした……っ! あんたのせいよ! どうしてくれんの?!」
群れの仲間の目線は一斉に私に集中する。もう獲物の姿は砂嵐の奥へと消えて行ってしまった。今日はまだ一匹も捕まえていない。
私のせいじゃない、私のせいじゃないのに。そうやって誰かしらの救いを求めても、私に救いの手をさしのべてくれる仲間はいない。
「一体あんたのせいでどれだけ私たちの群れが苦労してるか分かる?! ……ほんと、気持ち悪いのよっ!」
群れを取り仕切る一匹。ずっと前から私は目の敵にされてきた。だから今更何を言われようとも気にならない。
私は何も悪くない。ただ、私は運が悪かっただけ。生まれたときからこの運命は決まっていたんだから。
もう慣れた。ずっとだ。元々友達なんて寄りついてくれなかった私。狩りを始める年齢になってからは誰からも邪魔者扱いされ続けた。
「……何とか言いなさいよ!!」
渾身の「すてみタックル」。彼女のいらだちは頂点に達している。何度も何度も、気の済むまで私に身体をぶつけてくる。
群れの皆も止めようとはしない。もちろん彼女が怖いからという理由もあるかもしれない。けれどそれ以上に、きっと皆も少なからず私に侮蔑の意を抱いているはず。
いつもならこれで終わっていた。後はもう一度獲物を捕らえるまで私は待機。皆が獲物を食した後のおこぼれを頂いて終わり。
でも今日は違った。昨日は一匹も獲物が捕れず、今日もそうなりそうだと分かった途端に皆の怒りは爆発した。
お前のせいだ、お前さえいなければ、あんたがこの群れに生まれてくるから、さっさとどこかに消えて――。
言葉と暴力の矛先は全部私。失敗したのが私じゃなくても、逃がしたのが私じゃなくても関係ない。彼らにとって私がお荷物なのだから。
身体を横に倒されて、砂までかけられて、上から叩かれて、あるいは体当たりで吹き飛ばされて、傷つけられて。
反撃も許されず、群れの皆に攻撃された私は動くことさえ出来なくなっていた。日はまだ天高く昇っている。普段日の当たらないお腹の部分にまで日が当たって熱い。
砂塵の霞の中へと離れていく群れの皆。オレンジ色は砂の黄土色と見事に混ざって溶ける。そう、こうやって身を隠して獲物を捕らえるのが私たち。いや、「彼ら」たち。
「今日であんたとはお別れするわ。一匹でやっていく事ね、『汚らわしい色の』ナックラーさん?」
完全に姿は見えなくなった。砂しかないその場所に、私はひとりぼっち。結局私は最後まで認めてもらえなかった。

――私だって、好きでこんな姿で生まれてきた訳じゃ、ないのに。
「青い」身体が重くなる。もう動かない。節々が痛い。お腹が空いた。のども渇いた。
だけどもう、私を助けてくれる仲間はいない。群れから見放された私に、この状況を打破することなんか出来ない。
ふっと気が遠くなる。砂の舞う音が小さくなる。日の光が届かなくなる。静寂と闇が私の意識をかき消していく。
――どうして私は、皆と違うの?
168砂に霞む「異常」:2009/10/21(水) 23:44:20 ID:mpSfQI+l
砂漠とは違う、堅い地面。ひんやりとした空気。呼気に混じる砂粒も感じられない。身体に吹き付ける砂嵐の感触もない。
「……起きたか」
意識が戻ってきたのを確認してから、私は目をゆっくりと開ける。暗い洞窟、だろうか。ごつごつした岩が壁を作っている。
周囲を見渡せば、そこが一匹のポケモンの住処であろう事が判明した。綺麗に整頓された木の実、人間達が捨てたであろう透明な容器とそこに入れられた水。
「とりあえずこれでも食っておけ。身体が楽になる」
そういって目の前に差し出されたのは黄色い木の実。群れの皆が食べていたのを見たことがある。確かオボンの実、だったような。
そして差し出したそのポケモンは、尻尾に赤い炎を灯している。頭部の出っ張りがあるこのポケモンはリザード、と言う……はずだ。
昔母親に連れて行ってもらった砂漠の外。ヒトカゲとリザード、そしてリザードンの群れを遠くから眺めた記憶がある。
そんな昔の出来事を無理矢理頭から引っ張り出してみるが、どうも何か違和感が残る。一体何だったか。
「あ、あの、え……と」
「安心しろ、毒なんて入れてない」
「あ、は、はい」
ともかく、私に好意的に接してくれているみたいだから、それに甘えることにした。目の前の木の実を一口かじる。
甘酸っぱいけれども、どこかに渋みと苦みが残る味。しかしこれが意外とおいしい。二口、三口。気がつけばもう木の実はなくなっていた。
暫く私を黙ってにらんでいたそのリザードは、なにやら透明な容器を持って私から離れていこうとしていた。
「あの、私は……?」
「どうせ群れに追い出されたのだろう? ここに住むと良い。幸い他には誰も住んでいないし、この洞窟は広い。好きなところに寝床でも作っておけ」
そういって足早に離れようとする彼を私は引き留める。いきなりそんなことを言われても何が何だかさっぱりだ。
第一どうして私が群れを追い出されたと知っているのだろうか。まず此処はどこなのか、どうして此処に連れてこられたのか。
「待って下さい、その、此処はどこなんですか?」
「砂漠の一角、複雑に隆起した岩が作ってくれた自然の洞窟だ。入り口をほとんど塞いであるから、誰にも気づかれていないがな」
まさか砂漠の中にこんな立派な洞窟があったなんて、全然気づかなかった。いくら砂漠が広いとはいえ、隅から隅まで回ったつもりだったのに。
岩の出っ張りこそ多々あったが、その中にこんな立派な洞窟を構えたものがあったとは驚きだ。
「……どうして私を助けてくれたんですか?」
素朴な疑問だった。砂漠では生きていくのも大変だ。まして砂漠に適応していないようなポケモンが生き抜いていくのは並大抵の苦労ではないはず。
それでも彼は私を此処まで連れてきてくれた。それがどうも私には信じられなかったのだ。
まさかこの固い身体を持つ私を食べることは難しいだろうし、相性的にも私は炎に有利だ。まかり間違っても私を標的にはしないだろう。
「俺と同じだったから連れてきた、それだけのことだ」
「……同じ? それって……」
「水を汲んでくる。好きにしてろ」
私の質問にもそれ以上は応じてくれず、彼は明かりの漏れる方へと去っていった。私は独り取り残される。

同じ。彼も群れを追い出されたのだろうか、いや、それとも――。
違和感の原因。彼が同じといった理由。幼少時の記憶。全てが繋がるにはこれしかない。
――私は初めて「仲間」に出逢えた気がした。
169砂に霞む「異常」:2009/10/21(水) 23:44:52 ID:mpSfQI+l
「リザードさん、ありがとうございました」
両手に水の入った容器を抱えて帰ってきた彼に、私は感謝の意を伝えた。彼は少し面倒そうな顔をしつつ私から目を逸らす。
「……礼なんて要らない。お前が『その』生まれじゃなかったら助けてない」
彼は洞窟の奥へその容器をドサリと置くと、はぁ、とため息を一つついてから地面に座った。
そんな彼に何とか恩返しがしたい。その一心で私はまたその目線の先へぐるっと回って彼と話を続ける。
「でも、貴方が私の命を救ってくれたのは事実ですから。出来ることがあったら何でもお手伝いさせて下さい」
「別にそんなのを求めてるわけじゃない」
彼はとことんまで私に無愛想を貫き通すつもりらしい。それでも私はめげない。これ以上足手まといでいることが、どうにも耐え難かったのだ。
「じゃあ、勝手について行きます」
「……好きにしろ」

彼との生活は大変だった。まず毎日の水汲み。これだけでも大変な重労働だった。それというのもオアシスが遠いのだ。普通に往復するだけでも数十分はかかる。
容器4,5個をまとめて運ぶ彼は本当に大変だと思う。爪のついた手で器用に容器のふたを開け水を汲む。それを数回繰り返して今度は住処に戻る。
帰りはもっと大変だ。数個を抱えるだけでも大変なのに、これに水が入るのだから考えるだけでも重たそうだ。
私が手伝えるのは口にくわえた一個だけ。それもふたの開け閉めはやってもらわないと到底出来ない。
寧ろ足手まといになっている気がしたが、それでもやれるだけのことはやろうと精一杯努める。

次に木の実の採集。水汲みと同時に木の実を物色して、いい木の実がなっていたらそれを取りにまた歩いてオアシスへ。
これも私には運ぶ手段がなくて大変だった。どうしようかと考えていたら、彼が口で運んでもいい、と一言言ってくれた。
結局それ以来私は口の中に木の実を沢山詰め込んで運んでいる。唾液でべとべとになった木の実を、彼は嫌な顔一つせず整理していた。

彼と共に暮らし始めて暫くして、その変化は突然に訪れた。その日の水汲みと木の実の採集を終えて、洞窟に戻ってきた時だった。
「あ、な、なにこれ……」
身体が輝く。身体の中から沸々と何かエネルギーがわき上がる。身体が張り裂けそうなほど、そのエネルギーが身体で暴れる。
痛みはない。ただ不思議な感覚。まるで水の中で浮かんでいるような感覚とでも言えばいいのか。
「……進化、だな」
一層光が強くなる。自分自身も眩しくて目が見えなくなる。そうして身体の中の力がはじけ飛んだ。
「……あった、金属の板の破片だ。自分の姿、分かるだろう?」
見たことがある。群れの中から巣立っていった仲間の姿と同じ。四枚のはねが背中には生えて、長い尻尾も生えている。目の周りにはカバーがあって、足は虫ポケモンのような形。
けれども決定的に違うのはその色。仲間達の緑色とは違う、夕焼け色に染まった羽とカバー。
「よかったな、お前もこれからは『ビブラーバ』、か」
「私にだって、お母さんが付けてくれた名前もあるんですよ? ……呼ばれたことはないですけど」
「……そういえば、名前を聞いてなかったな。俺の名前はドラク。お前は?」
「ゼルア、です。……改めてよろしくお願いしますね、ドラク」
「……ああ、よろしくな」
170砂に霞む「異常」:2009/10/21(水) 23:45:21 ID:mpSfQI+l
その夜、寝床で私は物思いに耽っていた。彼とこうして生活を共にしてきてから、私は段々と彼のことを考えることが多くなっていた。
今日は彼が「よろしく」と言ってくれた。最初、私が勝手について行こうとしたときとは態度がずいぶんと違う。
「ドラクも私のこと……少しは認めてくれてるのかな」
ドラク。今までずっと聞けなかった彼の名前。何度も聞こうとしたけれど、どうも言い出せなくて聞けずじまいだった。
それを今日は自然な流れで聞くことが出来た。彼との距離が縮まっていく気がして嬉しかった。
ドラクを見ていると、私は何か変な気持ちになる。好きだとか愛しているだとかいう感情じゃない、最初はそう思っていた。
きっと彼に対する感謝の気持ち、恩が膨れあがっているだけなんだと思っていたけれど、今はそうじゃない。
好きだ。彼のことを考えるだけで胸が一杯になる。かっこよくて、強くて、物知りで、無愛想にみえて優しくて――。
進化した時、ふっと頭に浮かんだこれは本能からくるものだろうか。分からないけれどとにかく、もう我慢が出来ない。
熱い。身体が熱い。抑えきれないこの欲望を吐きだしてしまいたい。

少し出っ張った丸い岩。この高さならちょうど良い。
「よし……っと」
私の寝床はドラクの寝床とはだいぶ離れている。最初にどこにするか聞かれたとき、何だか怖くて離れた場所にしたのを今でも思い出す。
好きになってからはそのことをだいぶ後悔していたが、今この時点ではやっぱり正解だったかも知れないと思い直す。
初めての経験。本能に任せて、とにかく私はやってみることにした。
「あっ……ん……」
冷たい岩の感触が秘部に走る。彼の事を考えるだけで、すでに秘所は湿り気を帯びていた。くちゅ、と淫猥な水音が寝床に響く。
「はっ…………あぁ……」
そのまま身体を前後に揺すれば、岩のざらざらした感触が秘部をこねくり回して刺激を起こす。よく分からないが、どうやら気持ちいい。
やめられなくなるようなこの不思議な刺激に酔いしれながら、一心不乱に身体を揺する。頭の中にはドラクの姿。それもいつもの姿ではなくて――。
「あ……やぁっ…………ど……らくっ……」
段々と滑りがよくなってきた。ますます動きを早めていく。その快感におぼれながら、私はドラクの名を呼び続ける。
「だめっ……だめだよっ…………なんかっ……でちゃう…………!」
秘所にあった謎の出っ張りに岩が擦れる。その瞬間、限界を超えた刺激が身体に走る。
「どらくっ……やぁぁぁっっ!!!」
ぷしゅ、と盛大に液体をまき散らして私は快感のピークを迎えた。どばっと押し寄せる疲労。心の隅に残る罪悪感。
頭の中とはいえ、勝手にドラクを汚してしまった気がした。だけどそれ以上に、初めての快感で頭はほとんど一杯だった。
「好きだよ…………ドラク……」
眠気が私を襲う。未だ液体が垂れている秘所も、濡れた岩もどうでも良かった。
私はそのまま寝床の隅、洞窟内の砂をかき集めて作ったちょっとした柔らかい地面に寝そべって、夢の中へと旅立つことにした。
171砂に霞む「異常」:2009/10/21(水) 23:47:08 ID:mpSfQI+l
短くてすいませんでした。
アドバイス等あれば是非ともお願いします。
ついでに長くする秘訣があれば教えて欲しかったり。
172名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 00:17:26 ID:iYvY7lmW
>>171
えぇと…誰?以前に作品を投下した職人さんなら
何々を書いた者です、みたいな事は言ってもらいたい。あと鳥あったらそれをつけるとか
アドイスとは言えないと思うが、改行が少ない、ポケモンの特徴の描写が少なくて勿体無いと思った
余計なお世話になるかもしれないが
アドバイスが欲しいなら叩かれスレ行った方が、正直な感想がもらえると思うよ
173171:2009/10/22(木) 00:36:04 ID:i6QeBsL8
>>172
わざわざどうもありがとうございます。
改行、それと特徴の描写……後半頑張って増やしてみます。
そこまで厳密なアドバイスではなくてもいいのですが、このスレの皆さんから見てどうなのかなー、というのが知りたかったんです。

結構前の話ですが、自分はディアパル書かせていただいた者です。
174名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 00:39:44 ID:n9bPYk8h
>>171
乙!
ただ投下前に、何ポケの組み合わせかは書いといた方がいい。>>1のテンプレ読んで。
いじめっ子ナックラー達×色違いナックラーになるのかと思って最初読んでたw
ついでにタイトルにもカプ名あった方が保管庫では見やすいけど、それは人それぞれだからなー。

でも内容はいいよー!
ナックラーもビブラーバも可愛くて好きだから、読めて嬉しいし。
今まで一匹ぼっちだった二匹の、これからのエロが楽しみです。
175名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 01:07:37 ID:iKSPq5Z8
>>171
GJ!
ディアパルも良かったしこれも楽しみだなー
ビブラーバかわいいよビブラーバ
176174:2009/10/22(木) 01:24:26 ID:n9bPYk8h
>>・投稿する際には、名前欄に扱うカプ名を記入し、

テンプレ見たら、名前欄にタイトルと一緒に書くのがいいみたいだった
人それぞれとか適当に言ってスマン 
177名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 02:53:22 ID:Xd9LkNy3
小説ならちょうどいい長さなんだけど
掲示板だから改行が欲しくなるね

それにしても上手いなぁ
ビブラーバかわいいよ。続き楽しみに待ってます
178名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 03:06:32 ID:fBCV0t5v
>>171
長くしたいならしつこいぐらい細かく描写するのがいいよ、長ければいいって訳でもないけど。
三点リーダー並ばせて作った間の中とか、視線の動向や尻尾辺りのくだらない仕草なんか気になるかなーちょっと欲張りかも。

貴方とはもうちょっと別の所で出会ってみたかったや。
ともあれ未来のドラゴンさんごちそうさま、可愛いね。
179名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 07:02:51 ID:Us1RT14l
>>173
おぉ、あなたでしたか!
今でもディアパルは何度も読ませて頂いてます!
今後もああいう鬼畜リバを期待してます!
頑張って下さい!
180名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 17:41:03 ID:MjcRH3uJ
初投下です
糞なら遠慮なく言ってください

ペラップ×ピカチュウです
エロ無し(?)
よろしくお願いします
181名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 18:11:27 ID:8L3ieEXD
ワタシの名前はペラップ♪
親方様のギルドの、副署長だ♪
実は、最近気になることがあるんだ
最近入った新入りの、ワタシに対する態度が
少しおかしい気がするんだ
まぁ、まだ入ったばっかだし、緊張してるんだろう

ーその夜のこと

zzzz・・

(・・ん?
あれはピカチュウじゃないか
まさか脱走する気じゃないだろうな)

「おいオマエ」
「えっ?あっ・・・ペラップ・・起きてたの?」
「起きてるよ、見れば分かるだろ?オマエ
まさか脱走する気じゃないだろうな?」
「ちっ・・違うよ
ちょっと海岸に行くだけだよ」
182名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 18:25:06 ID:ZJe/LWzT
(ちっ・・違うよ・・だと
コイツ絶対脱走するだろ・・見張っとかないと)
「ワタシも一緒について行く」
「えーっ!?だっ・・駄目だよう・・」
「何だ?どうしてそんなに嫌なんだ?
何かあるのか?」
「な・・無いけど・・」
「よし、決まりだな
早いとこ行って、早く帰って寝る!
分かったな!」
「は・・はーい・・」
(ペラップは何も分かってないよ
わたしの気持ちが・・)

「しかし今日は空がキレイだなー」
(まわりをキョロキョロしてるな
逃げる隙を探しているのか?)
「おい!オマエ!」
「えっ!あっ・・どうしたの?」


183名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 18:34:47 ID:ZJe/LWzT
「何でそんなにまわりをキョロキョロ
してるんだ?何かあるのか?えっ?」
「何にもないってば!」
(はぁ・・ペラップって本当に鈍いんだね
・・・)
「 ・・・ねぇペラップ」
「何だ?そろそろ帰るか?」
「違うよ・・わたし相談があるの」
「何だ?どうした?」
「・・わたし・・好きな人がいるの・・」
「誰だか分かる?」
「うーん、パートナーのリオルか?
オマエはメス、リオルはオス、いいカッ
プルじゃ無いか?」
(ピカチュウには悪いが、こう言う噂は
結構好きだったりするんだなー)
「・・・ううん・・違う」
「じゃあ誰だ?
うーん、他に誰が居たか・・」
184名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 18:50:01 ID:AJ7Dph6h
「・・・ペラップって本当に鈍いんだね」
「ハッ?」
(まったく何なんだか)
「わたしが好きなのは・・ペラップ・・
あなたなの・・・」
「な・・何だって?」
「突然ごめんねこんな事言って
・・でも本当にペラップのことが
好きなの・・・」
「ペラップは、わたしの事嫌い?」
(・・何て言えば良いんだろう)
「えっ・・・えーとだな・・そのー・・」
「嫌いならそう言って、遠慮しないで」
「ま・・まぁ嫌いでは無いが・・」
(何故こんなに緊張してるんだろう・・
ワタシはピカチュウのことが好きなの
だろうか・・・)
(い・・いや、でも少し前まで、ただの
新人として扱っていた。
そんな突然、好意を持つなんてあり得な
いはず・・しかし、この緊張は一体・・)

185名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 18:56:24 ID:AJ7Dph6h
「ねぇペラップ、どっちなの?」
「そ・・その」
(ワタシは・・)
「ワタシも・・好き・・だ・・」
「・・ふふふ・・ペラップ・・
ありがとう」

バサッ

「うわっ!急に抱きつくな!」
「・・いいじゃない」

・・・どっちだろう
わたしはピチューがいいな

おわり

186名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 18:57:48 ID:AJ7Dph6h
終わりです
駄作申し訳無い・・
完全に趣味が入ってしまいまして・・
何かすみませんでした
187名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 19:03:33 ID:iYvY7lmW
投下の時間のかかり方、妙な改行、三点リーダーでなく中黒…携帯から書きながら投下してた?
セリフばっかりで行動がさっぱりわからないよ
ぶっちゃけ貴方の書き方は嫌われる要素が多過ぎる
別スレならフルボッコの嵐だよ…
188名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 19:16:52 ID:5vJa8kgZ
>>186
乙。俺好みの純愛でハァハァ
内容はイイと思うけど、以下の点に気をつけてみてはいかがか。

・テンプレにあるように、名前欄に扱うカプを書いたほうが見やすいかな。
>>187も指摘してるけど、すぐ上で話題になってたことだから
スレ見てないの?って思われちゃうかも。

・最後のレス、展開がふっ飛びすぎなので、時間が経ってるなら
そういう描写を入れると、読み手にわかりやすい。

・言葉が悪いけど、全体的に不親切な箇所が多い。
勢いに任せて書いて、燃え尽きて尻すぼみになってるイメージ。
常に読み手の気持ちに立って、ここで盛り上げようとか
こうなったら読み手も楽しいだろうなとか、考えてみると良いかも。

SSの添削は不慣れなので、変なこといってたらごめんね
これからもいい作品待ってるぜ
189名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 19:20:44 ID:VHj4BJfp
ってかなんでIDがころころ変わってるの?
190名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 19:42:54 ID:JkOeHV6I
>>186
ペラップ視点なのにピカチュウの心情描写が所々あるので
今後そこに気をつけるといいと思う

こういう雰囲気好きだし初々しい2匹にも萌えたよ
乙でした
191名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 21:32:49 ID:7haNxscc
このスレって一気に批判くるよNE!!
192名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 21:33:06 ID:2Abfldsy
えーと
出直してきます
193名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 21:40:27 ID:RT82tX+l
アドバイスは的確だと思うからこれにめげず頑張ってね
194名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 21:47:03 ID:1o1sG1dV
ちょっとテスト
195名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 21:48:04 ID:1o1sG1dV
>>192
俺は好きだよ
また頑張って書いてね
196名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 21:55:27 ID:2Abfldsy
iphoneで書いてました
何か、皆さんの良作の邪魔をしたみたいで
本当に申し訳無いです・・・
アドバイスありがとうございます
197名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 01:28:04 ID:jHhxd3hK
こんな板で思わず年齢確認がしたくなるのはポケモンゆえか
198名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 02:30:56 ID:EmEYV8rJ
ていうか住人の反応が優しいww
内容が上手下手とか関係なく、投下の仕方の時点でフルボッコにされてもおかしくないのにな。
どう見ても書きながらの投下、卑屈な前書きと後書き、とかな。
199名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 07:02:36 ID:2hWKmfty
自分もiphone…
三点リーダは「てん」を変換すれば出るよー。
各々の心情が現れる書き方は文書より漫画向けだね。
200名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 12:04:27 ID:Pv59zfQC
>>196
まあ、小説の書き方を教えてくれるサイトに目を通すか
ラノベでもいいから小説を読んでから出直せばいいよ
201名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 16:58:36 ID:ZUBo0lFv
202名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 17:11:42 ID:Pk3q1sCq
203名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 23:01:29 ID:wGaJ+kDt
来週のポケモンの話が気になるのは俺だけじゃないはず。
ピカチュウとポッチャマって男同士じゃなかったっけ?
204名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 23:47:25 ID:000ZzuGO
>>203
トゲピーの回を見るかぎり二匹とも♂。
ショタ×ショタか…(ゴクリ

しかしスタッフに一体何が。
205名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 23:50:57 ID:dtb66csY
最初は♂設定だったはずだが、チアリーダーのコスプレしたりとかするし
スタッフ側も曖昧になってきてる印象
206こね続:2009/10/23(金) 23:59:17 ID:jKCFC/vS
○月・日
いまだにペラップは見つからないでゲス……
おやかたさまが一番心配しているみたいで、夜遅くまで帰ってこないことが多いでゲス…
…やっぱり、もうペラップは……
○月/日
今日は勇気を振り絞ってちょっと怖そうなポケモンに聞き込みをしてみたでゲス。
危なげながらも聞いてみたら、そのポケモンはいなくなる少し前に会ってたらしいでゲス。

しかも、その時に『このアホ二人は気付いてなかったが、
こっちをじっと見てくる視線を感じた』らしいでゲス。
店員さんに聞いてみたら新顔の客が確かにいたらしいでゲス。
そのことをおやかたさまに報告したら、また夜遅いのに外に駆け出していったでゲス。
今は手掛かりかぺラップが見つかるのが最優先でゲス。
明日、見つかるのか…心配でゲス。
●月♪日
あまりに見つからないから、
周りの探検隊に捜索に協力してほしいとおやかたさまは話したでゲス。
みんなこころよく引き受けてくれて、あっしは胸が一杯になったでゲス。
●月〜日
何処のダンジョンにもいなかったみたいでゲス……
やっぱり、悲しいけど、ぺラップは……
●月●日
ついに、おやかたさまは、ペラップを見つけた者に報酬を渡すと宣言したでゲス。
でも、何処の不思議のダンジョンにもいないらしいでゲス。

……あくまで、あっしの考えですが……
…これは『行方不明』じゃなくて、『誘拐』なんじゃないかと思うのでゲス。
…理由は分からないのでゲスが、誰かに捕まってる気がするのでゲス。
207名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 13:13:26 ID:W0SH55WD
>>206
投稿に間が空くならその旨を書いてくれるとありがたいです。
書き込みがし辛いので…
208名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 15:51:08 ID:i+8G8xsw
>>203
来週は数年ぶりに見ようとオモタ
209 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/24(土) 16:02:26 ID:mhZFTPrU
御三家三角関係の続きです。
リザードン♂×ジュカイン♂
210 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/24(土) 16:02:49 ID:mhZFTPrU

…俺を愛してるんじゃ…なかったのか…?

俺はオーダイルの部屋の前で立ち尽くしていた。
彼の部屋の中からはオーダイルとジュカインの声。
『オーダイル…、お前が…好きだ…。』
『あぁ…。』

何かの間違いであって欲しかった。
あぁ…俺の心を弄んでいたなんて…。


ジュカインから救ってくれた恩と、一途な想いのこもった告白により、俺
はオーダイルに惹かれつつあった。
ジュカインの事を諦め、オーダイルを受け入れようと決心し、彼の部屋へ
行って…

…行かなければ良かった、と今更後悔しても、もう遅い。
心が冷たい水の中を何処までも沈んでいくような感覚。
世界に俺以外、誰も居なくなったような孤独感。

俺は自室にずっと篭り続けた。
か細く燃える尻尾の炎を見つめながら…。
…何度かオーダイルやジュカインが部屋を訪れたが、会いたくない、と、
帰ってもらった。

…もう、誰も信じられない。



日が暮れ、部屋には俺と、壁に大きく映る俺の影だけ。
このまま灯火を消してしまおうか…
そんな事を考えていると、戸をノックするの音がなった。
「リザードン、入るぞ。」
ジュカインが入り口から入ってくる。
…彼にやられた翼の傷が疼く。
「…出て行ってくれ。」
「どうしたんだ?この前からずっとそんな調子じゃねえか。」
「…誰の所為だと思っているんだ?」
ギロリ、と彼を睨む。
「悪かった、って…お前を始末しようとした事はこの前謝っただろ?」
そんな事は今はどうでもいい。
それはそれで謝って済む問題では無いと思うが。
「…要件は?」
「機嫌直してくれよ…好きなだけ俺を抱いて良いからさ、なぁ?」
何のつもりかは知らないが、どうせ俺をからかっているのだろう。
「…帰ってくれ。」
「おいおい、どうしたんだよ…?この前まで俺に鬱陶しい程べったりだっ
た癖に…。
折角お前に抱かれてやるって言ってるんだぞ?」
「…そんなに抱かれたいなら、また愛しいオーダイルにでも抱いて貰えば
良いだろ。」
ジュカインの表情が曇る。
「ちっ、うるせぇな…、今はお前に抱かれたいんだよ!」
211 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/24(土) 16:03:21 ID:mhZFTPrU
ーーーーーーーーーーーー


「…そんなに抱かれたいなら、また愛しいオーダイルにでも抱いて貰えば
良いだろ。」
俺は舌打ちをする。
オーダイルの出した交換条件は、俺をリザードンに抱かせ、交換条件とし
てリザードンがオーダイルを受け入れるようにすること。
俺はリザードンが俺を抱きたがっているのを知っていたし、オーダイルを
自由に犯せるならと、この条件を飲んだのだが、
リザードンに俺を抱く気が無いとなると、交渉に出す条件が無くなってし
まう。
「ちっ、うるせぇな…、今はお前に抱かれたいんだよ!」
リザードンがオーダイルに抱かれるまで、俺はオーダイルを抱く事ができ
ない。
俺はリザードンを押し倒し、上に跨る。
「っ…!?」
「おい、さっさとおっ勃てろ。」
リザードンのスリットに指を潜り込ませる。
そのまま指で掻き回すと、やがて奥からリザードンの物が顔を出した。
リザードンは抵抗しない。
…無言は肯定って事で良いんだよな?
リザードンの物をつかみ、ゆっくりと扱く。
…熱いな。それに思ったよりデカいし。
…俺やオーダイルのと良い勝負じゃねえか?
試しに俺の物を並べてみる。
ややむっちりしているが、芯はしっかりしている感じだな…。
俺は後ろを向き、リザードンの物を俺の孔にあてる。
「…じゃぁ入れるぞ?」
俺はゆっくりと腰を下ろし、リザードンの物を下の孔で咥え込んでいく。
「痛っ…」
…裂けたか?
切れた直腸が次第に熱を帯びていく。
くそっ、初めてだし仕方無いか…。
「…ジュカイン、いきなりは無理だろ…?」
リザードンがぽつりと呟く。
「…うるせぇ、受けるのなんて初めてだから…その、勝手が分からねぇん
だよっ!」
俺は顔がカッと熱くなるのを感じた。
俺は何事も無かったかのように挿入を試みる。
しかし、痛みでなかなか進まない…。
こんな奴だってデカいもの入れて平気で居られるってのになぁ…。


ーーーーーーーー


ジュカインが時々声を上げながら、俺の物を必死に入れようとしている。
もう、みたくも無いと思っていたのに、いざとなると俺はこの光景に興奮
を抑える事が出来ないでいた。
「…なんで…こんなになってまでこんな事するんだ?」
「あぁ?」
俺の声に彼は動きを止める。
「ジュカインにはオーダイルが居るんだろう?…オーダイルはお前を…」
「あいつは…今でもお前しか見てねぇよ…。」
ジュカインは悲しげに答える。
…演技、等では無い、悲しい、切ない感情の篭った声で。
212 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/24(土) 16:03:57 ID:mhZFTPrU
沈黙。
…本当なのか…?
オーダイルは今でも俺を…?
俺は思い切って口を開く。
「…俺、聞いたんだ。…お前とオーダイルが…やってるのを。」
「…なんだ、そうだったのか。」
…くっくっ、とジュカインが笑う。
「誤解…なのか?」
「いや、やってたのは否定しないがな。あー、つまり、交換条件って奴
だ。」
ジュカインは俺に条件を説明してくれた。
好きな相手に受け入れてもらう為に、もう一方の愛を受け入れる…か。
「結局、片想いなのは変わらないし、虚しいだけじゃないのか?」
「そんな事は無いぜ?セックスすりゃ嫌でも面と向き合う事になるから
な。
知らない一面が見えて印象が変わるかもしれねぇぞ?」
確かに、この前の事で俺はオーダイルの一面を知り、気持ちが傾きつつ
あった。
「そう…かもな。」
俺の曖昧な返事に彼は続ける。
「それに、現に俺もお前の事が…」
…お前の事が…え?
「…俺が、どうしたって?」
「あ、いや、なんでも無い。」
顔を赤くしながら彼は目を反らした。
「…そ、それよりどうするんだ?」
「…何をだ?」

「…今夜は俺を好きにしていいんだぜ?(キリッ」
ジュカインの言葉に思わず俺は吹き出してしまった。
「な、何だよ、急に笑い出して!」
顔を赤らめて怒る彼を見て、俺は笑が止まらなかった。
だが、お陰で沈んでいた気分は何処かへ吹き飛んでいったようだ。
その様子を見て、彼も安心して安堵のため息を吐く。
「それで、受けは始めてなんだろう?」
「あぁ。」
俺はジュカインを押し倒し、彼の秘部を覗き込む。
「なっ、いきなり何を…」
僅かに血の滲んだ孔が、ひくひくと動いている。
俺は舌を孔にゆっくりと這わせる。
「あっ、くっ…!?」
「ちゃんと馴らしてやらないと気持ちよくならないからな。」
俺はゆっくりと舌を入れ、唾液を塗り広げていく。
爪が刺さらないように、曲げた指で孔を広げる。
ジュカインは俺が孔へ出し入れするごとに尻尾を強張らせた。
…尻尾の葉が当たって痛い。
「大丈夫か…?さっきから痛みを堪えてるようだが…。」
「ふ、ふん、これぐらい何ともないって…てて…さ、さっさと終わらせ
ろ…っ!」
俺としてはゆっくり一晩はかけたいが…仕方ないか。
213 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/24(土) 16:05:37 ID:mhZFTPrU
俺は彼の気が変わらないうちに事を済ませる事にした。
彼の孔から腕を出すと、孔からは体液がたらたらと滴る。
…まだ少し馴らし足りないかもしれないが、後は実物で慣れて貰うことにするか。
俺はジュカインを四つん這いにさせる。
後ろから尻尾を抱え上げ、俺の物を彼の孔に充てる。
「…じゃあ、入れるぞ?」
…先端が孔に入る。
ジュカインは歯を食い縛り、痛みを堪えているようだが、俺にはそんな事を気にする余裕は無かった。
先端が入ると、後は簡単に根元まで入っていった。
裂傷で熱を持った孔の内部は炎のように熱い。
中で蕩けてしまいそうだ。
「リ、リザードン、気持ち良いか?」
「あぁ、良いぞ。お前、いつもオーダイル相手にこんなに気持ちいい事をしてたのか?」
「あ、あぁ。…童貞卒業おめでとさん、っと。」
「お前も処女孔卒業だな。…さてと。」
俺はゆっくりと腰を振り始める。
全周囲が擦れ合う感触。
その強烈な快感に失禁してしまいそうになり、すぐに動きを止める。
「…ん?どうしたんだ?気持ち良過ぎて腰が抜けたのか?」
「ま、まだ始めたばかりだろう!ゆっくりやらせてくれ。」
「こっち側としてはさっさと終わらせたい気分なんだが…」
ジュカインは何か思いついたようで、こちらを見てニヤリと笑った。
「…まさか、入れたばかりでもうイきそうなのか?」
図星をつかれて俺は慌てて反論する。
「そ、それはお前じゃないのか?触ってもいないのに先走りがこんなに出てるじゃないか!」
…彼の表情が凍り付いた。
床を見ると、彼の下には既に先走りが水溜りになっている。
「そ、そんな訳ねぇだろっ!お前も大丈夫って言うならさっさと続けて証明しやがれっ!!」
俺は勢いに任せて何度も力強く腰を打ち付ける。
…くそっ、先にイかせてやる…っ!
パンパン、と腰を打ち付け、俺の物でジュカインを貫く。
ジュカインが目を閉じて必死になって射精を堪えているのを見て、俺の興奮は高まっていった。
214 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/24(土) 16:06:55 ID:mhZFTPrU
…はぁ、はぁ…
呼吸は荒くなり、むせ返る雄の匂いがきつくなる。
ジュカインの表情も空ろになり、口からは涎を垂らしている。
押し寄せる快感に、次第に膝がガクガクと震え始める。
…やばい、出る…っ!
「うぁっ!?」
不意に膝に力が入らなくなり、彼の上に倒れこむ。
今まで以上に勢いよく深くまで突き刺さる俺の物。
「ぐぁっ!?」
「うぉっ!?」
彼は体勢を崩し、俺を乗せたまま床に崩れ落ちる。
2度目の衝撃。
『…っ!!』
―ドビュッビュッ!
―ドプドプッ!
擦れ合う感触に耐えられず、彼の中で果てる俺。
俺の精液が彼の中に満ち、彼の下腹部を膨らませる。
…ジュカインも同時に果て、床を白濁液で汚す。
「はぁ…はぁ…へへへ、ひどい早漏だよな、俺達。」
「ジュカイン、お前って奴は…。」
ジュカインは起き上がると、俺に顔を近づけて来た。
暫しの間、見つめ合う俺とジュカイン。
彼は瞼を閉じ、顔を傾け口を少し開き、更に近づけて来る。
俺は惹かれるように同じ動作をする。
重なる口と口。絡み合う舌。
甘い、甘い口づけ。
いつまでもしていたい想いに駆られる。
しかし、彼の口はすぐに離れていった。

「…短時間で済まねぇな。交換条件を飲んでくれれば、また今度やってやるからな。」
「…あぁ。」
「…愛してるぜ、リザードン。またな。」
そう言葉を残すと彼は部屋から出ていく。
…愛してる?
ジュカインが愛しているのは…いや、考えるのはよそう。

俺は彼の匂いの残る部屋で、やがて眠りについた。
-続く-
215 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/24(土) 16:07:49 ID:mhZFTPrU
今回は以上です。
携帯メールからのコピペで変な個所に改行が入ってしまいました。
すいません。orz
216名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 17:05:59 ID:v179MqLU
乙と言わざるをえない
217名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 18:17:42 ID:crRg80Fm
やばいいなぁ、乙です
218名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 19:20:08 ID:w8dIxfFq
>>215
おお、丁度三角関係の人まだかと思っていたところに何というタイミングwww
とにかく今回は輪をかけてエロかった!!そして気になる最後……。
乙です!!
219名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 19:56:10 ID:rBLSJ381
いいはなしだな〜・:・
220名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 23:26:28 ID:y+cvghr9
>>206
続きktkr!
俺がペラップを誘拐したい。犯人ウラヤマシス
221名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 00:54:47 ID:9mbhrwmz
>>157の意味が分からなくて夜にうなされる
いつも自分のポケモンにセクハラしてるからなのか…
222名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 20:18:55 ID:JrRWzN4Q
ポケサン見てたら、次回ポケモンの予告で、オクタンとメリープもピカチュウとポッチャマと同じようにくっついてた。
触手×ロリの和姦を想像してハァハァした
223名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 23:00:05 ID:l9Je85xH
>>208
毎週見ようぜ!!
224砂に霞む「異常」:2009/10/25(日) 23:43:40 ID:k5Lwi0zg
後編できあがりましたので投下させていただきます。CPはフライゴン×リザード(リザードン)です。
普通にエロなだけなので、特殊なプレイは一切ないです。
225砂に霞む「異常」:2009/10/25(日) 23:44:08 ID:k5Lwi0zg
「待て……待ってくれ、ゼルア……」
舞う砂にふらりと浮かび上がる炎が尻尾と一緒にだらしなく下がっている。ぜぇぜぇと息を切らしながら砂地を踏みしめてゆっくりと歩いてくるドラク。
ナックラーのころから、進化したらどうなるのだろうとずっと思っていたが、これは非常に便利かも知れない。
砂嵐の中を平気で飛び回れる羽、飛んでいる最中も目を守ってくれるカバー。この二つのおかげで生活が一転してしまった。
今まで地面を必死に歩いたり、地面の中を潜って移動していたけれど、今はそれよりも遙かに早く空を飛ぶことが出来る。
今日もドラクをあっという間に置き去りにしてオアシスの方角へ。ただ、容器は大して運べないので、その辺りはまだドラクに任せっきりではあるのだが。
あまりにもあっという間に着いてしまうので、最近はドラクの少し先まで飛んでから待ってあげることにしている。そうでもしないと待つのが退屈だ。
「じゃ、また先に行ってますね、ドラク」
四枚の羽をせわしくはためかせて、尻尾を地面に叩きつけるようにして舞い上がる。後は尻尾と足でバランスを取りながら飛べばいいだけ。
進化した次の日、飛ぼうと試してみたらこれがまたあっさりと飛べてしまった。少しバランスを取るのに失敗して何回か墜落したけれど。
数日もすればもう慣れてしまった。今では目をつぶっていても楽にまっすぐ飛べる。そろそろ足に荷物を持っても良いかもしれない。
そうやって少し飛んでからまた砂地に着陸する。これの繰り返しでようやくオアシスにたどり着けるのだ。

「お、嬢ちゃんどうしたんだいこんなところで」
この広い砂漠で他のポケモンに会うことはなかなかない。群れにいたときも、一日外にいて一、二回獲物に出逢えれば良い方だった。
だからあの洞窟に住み始めて以来、なかなか他のポケモンには出逢えなかった。オアシス付近では何匹も出逢ったけれど、こんな砂漠のど真ん中では初めてだ。
背中に生えたいくつもの棘はどう見ても刺さったら痛そう。手足の長い爪もかなりの鋭さを持っていて、いかにも強そうな外見。
どうも友好的……というわけではなさそうで、明らかに下心見え見えの声で私に話しかけてきた。こういう時はさっさと逃げてしまうに限る。
「いえ、これから住処に帰るところなので……」
そういって足早に飛び立とうとする。が、飛べない、尻尾を踏まれてしまったようだ。無理矢理飛び立とうにも、尻尾で離陸をしていた私にはどうしようもない。
足を退かそうとしたときにはもう遅く、私はこのポケモンに完全に身体を押さえ込まれてしまっていた。
「へへ、そう言うなって。この砂漠、あんまり楽しいこともないだろ? 楽しませてやるからさぁ」
くるりとひっくり返された私の身体。此処まで来ればもう私の大事なところも全部丸見えだ。それでも逃げることは出来ない。
「さーて、お楽しみと……」
にたりと笑ったそのポケモン。尻尾を上機嫌に揺らしながら私の身体をなめ回すように眺めていたそのとき。
何かがそのポケモンを思いっきり突き飛ばした。砂の上を景気よく転がるそのポケモン。そして目の前にいたのは。
「おいお前、俺の一番大切なパートナーに何やってるんだ? もちろん……覚悟は出来てるんだろうな?!」
相手を吹き飛ばしたドラクは、抱えていた容器をその辺に投げ捨て、ひっくり返されていた私を元の体勢に戻してくれた。
凄い形相で相手を見つめて、そのまま飛びかかっていく。ドラクがこんなに怒っているところは初めて見た。
しかし相手も黙ってはいない。その鋭い爪でドラクと互角に戦っている。いや、どちらかというとドラクの方が押されているかも知れない。
爪と爪での切り裂き合い。爪のリーチでは圧倒的にドラクが不利なのだ。自然と攻撃が当たる回数も減ってしまう。
炎を吐いても「じめん」タイプの相手にはたいしたダメージもない。ドラクの攻撃がことごとく効かないことを相手は確信して、不敵に笑う。
突如地面の中に消えたそのポケモン。次の瞬間、ドラクは宙に突き飛ばされていた。大きく浮く身体。その下には爪を構えたあいつ。
「じめん」の波導を纏った攻撃はドラクに大きなダメージを与えていた。力なく落ちてくるドラクに照準を合わせて――。
「案外よわっちいんだな。お前のパートナー、確かに頂いていくぜ……っ!」
226砂に霞む「異常」:2009/10/25(日) 23:44:32 ID:k5Lwi0zg
ドラクの身体を支えつつ、私は砂の上に滑るように着地した。一瞬の出来事。無我夢中で飛んでいたみたいだ。
即座に離陸、出せる限りの速度を出してドラクの所まで向かい、落ちてきたドラクを背中で受け止めて空を滑空。我ながら完璧だったと思う。
優しくドラクを背中から降ろして、ドラクをかばう形で相手と向かい合う。今度は誰も助けてくれない。……私が戦わないと。
「おい嬢ちゃん、俺は今ちぃとばかし頭に来てるんだ。どかねぇと痛い目みるぞ?」
今度は私の方をにらんできたそのポケモン。爪で私を威嚇しながらじりじりと近づいてくる。
その鋭い目線を受けつつ、私も一切の隙を作らないようにしながら相手との間合いをとる。
「駄目だゼルア……はやくここから逃げろっ……」
ドラクは必死に私に逃げるように言っている。でもここでドラクを置き去りにして逃げるなんて考えられない。
彼は私を助けてくれた。なら今度は、私が彼を助ける番だ。――私には、それが出来るだけの力がある。
「大丈夫。私だってそんなに弱くないんですから」
そう。ドラクを置いてけぼりにしてオアシスに行っていた間にもこんな事はよくあった。その経験、溜めた力もそろそろ感じられる。
あのときと同じだ。いける。私は――。
身体の輝きが、辺りを白く染めあげた。

緑と水色の身体。長い尻尾に二本の足と二本の手。羽が二枚に減って、頭には長く伸びた角のようなものがあるらしい。
身体を上手く動かせることだけ確認して、目の前の相手に飛びかかっていく。まずは相手の頭上を低空飛行で越えてから、振り向きざまに爪の一撃。
「ドラゴン」の力を帯びた爪が背中の棘を数本傷つける。何本かは折れたかも知れない。それだけの感触があった。
「っそ野郎ぉぉぉ!!」
私の方に振り向きつつ爪を振りかざしてきた相手を長い尻尾で吹き飛ばす。吹き飛んだのを確認してから、私は少し上に飛び上がって最後の一撃を準備する。
もう言葉になっていない叫びを上げながら空中の私に対して突撃してくる相手に、「りゅうのいぶき」を浴びせる私。口を閉じて一息つけば、地面にばったりと倒れた先ほどの相手が。
進化しても余り使い勝手は変わっていないみたいで一安心だ。それどころか今まで以上の威力だったような気がする。
「ゼ、ゼルア……お前、強いんだな……」
開いた口がふさがらない、と言った様子で私の戦いを眺めていたドラク。まだ立っているのは辛いのか、座ったままだ。
「まあ、群れでいたときから強くなろうとは決心してましたから。……でも」
ひっくり返されたときは流石に焦った。もちろん戦おうと思えばそこからでも戦えたかも知れないが、無傷では済まなかったはず。
それを今こうやって、傷一つなくいられるのは紛れもなくドラクのおかげなのだ。
「ドラクが私のこと、助けてくれて。私のこと、一番大切なパートナーだって言ってくれて……嬉しかったです」
危険も顧みず突っ込んできてくれたドラク。苦手な相手を前にしていても私の為に戦ってくれた。
私はドラクのことがずっと好きだった。でも、彼はそうじゃないのかもしれないと思うと、怖くてずっとずっと言えなかったけれど。
「私もドラクの事……好きです。大好きです」
カバー越しに見えるドラクの顔。気恥ずかしそうに爪で顔を掻いている。目線は横の地面を捉えたまま動かない。尻尾の炎は不規則に揺れていた。
「……俺も好きだ。ゼルア……愛してる」
227砂に霞む「異常」:2009/10/25(日) 23:44:59 ID:k5Lwi0zg
ドラクを私の背中に乗せて、私は砂漠を飛んでいた。進化したことでようやくドラクを乗せることが出来るようになったのだ。
周りは一面砂だらけで何も面白みはない。空高く飛べば話も違うだろうが、ドラクを乗せてそれはちょっと不味いかも知れないと思ってやめておいた。
「ゼルア。その……敬語、やめてくれないか? あんまり堅っ苦しいのもな」
「あ、……うん、分かった、ドラク」
それっきり、私もドラクも喋らなくなってしまった。風を切る音がうるさいのも理由の一つかも知れなかったが、それ以上に気まずかった。
敬語を急にやめると慣れないもので、どう喋ればいいものか分からない。そうやって考えているといつまで経っても喋れないのだ。
そしてあれこれと思案していたらもう洞窟は目の前に。それほど速度を出したつもりはなかったのだが。
「……ありがとう、ゼルア」
そういって、ドラクはささっと洞窟の中へ。私も水の入った容器を手に持って洞窟の中へと入っていった。

夕方。帰るなり眠ってしまったドラクの横でずっと寄り添っていた私も、少し眠くなってきた。
早いけれど、そろそろ木の実だけ食べて寝ようかと思い立ち、ドラクの隣をそっと離れて起き上がる。
「……ん……ああ、もう夜か」
ちょうどそこで目を覚ましたドラク。寝惚け眼を腕でこすりながら大きくあくびを。軽く首、足、尻尾を動かして身体を解(ほぐ)している。
「ドラク、よく眠れた?」
ようやく起きてきたドラクに私は適当な木の実を見繕って目の前においてあげる。ドラクの好きな辛い木の実が中心だ。
固い木の実は私が尻尾で叩いてある程度柔らかくしたし、これなら今のドラクにも食べやすいはず。
「ありがとう、ゼルア。……お前も食べるだろ?」
こくり、と首を縦に振ってからドラクの隣に私も座り込む。ドラクと一緒に木の実をいくつか頬張っていると、ドラクの不自然な動作に気がついた。
どうも右腕がまだ完全に治っていないみたいで、食べづらそうに左手で木の実を食べている。
「大丈夫? そうだ、私が食べさせてあげるね」
「だ、大丈夫だ、別に……ん……」
強がるドラクをよそに、私は右腕で木の実を掴んでドラクの口の前へ。渡されたドラクは観念したのか、口を近づけて私の手から木の実を咥え取った。
目は私とは逆方向の岩壁を見つめたまま。相変わらず恥ずかしがり屋だ。でもそんなドラクが可愛く見えてくるのは、私が進化して大きくなったからなのだろうか。それともドラク自身のせいなのか。
「……次、マトマのみが欲しいな」
なんておねだりをされたときは、流石に私も吹き出してしまったけれど。
228砂に霞む「異常」:2009/10/25(日) 23:45:24 ID:k5Lwi0zg
「それじゃ、そろそろ寝るか……お休み、ゼルア」
「あ、その……今日は私もここで寝て良いかな?」
「ああ、もちろんだ。ちょっと狭いかも知れないけど……すまないな」

私は今、ドラクの隣にいる。ドラクはもう寝てしまったのか、すーすーと寝息が聞こえるだけ。
完全に陽も落ちて、明かりはドラクの尻尾の炎だけ。ゆらゆらと幻想的に揺れているのが目に留まる。
ドラクの寝顔がうっすらと見える。尻尾を伸ばして仰向けになって寝ている。さっきから見ていたが、どうも寝相が悪いらしい。
そんな仰向けのドラク。クリーム色が炎の色で染まっているお腹の少し下。何か細い筋を見つけてしまって、私の心臓が鼓動を早めた。
今まで何度か頭の中に浮かんでいたドラクの姿。その姿と今見ている姿が重なる。ドラクも私のことが好き。なら。
「……いい……よね」
そう呟いて、私は爪を立てないように慎重にその筋をなぞる。ぴくん、とドラクの身体が微かに動いた。もう一度。また動く。
なぞる動きは段々とエスカレートして、少しずつ速くなっていく。まるで私が独りでしているときのように優しく、けれど激しく。
ドラクの息遣いが荒い。そういえば身体の動きも何だか大きくなっているようだ。感じてくれているのだろう。
そしてついにドラクの雄が顔を覗かせ始めた。手を触れないようにして眺めていると、それはむくむくと大きくなる。
そして先ほどまでは見えなかったその雄が、ついに完全に姿を現した。ドラクの身体の大きさに相応しい大きさだ。私から見たら少し小さめではあるが。
今度はその雄に手を延ばす。三本の指で優しく包んでそれを扱く。これも群れにいたときに教わった方法だ。こうやって雄は自慰をする……らしい。
「っぁ……は……ゼ、ゼルア……?」
ドラクの声。不味い、起きてしまった。荒い息遣いをしながら、状況が読みこめていないドラクは寝たまま首を傾げる。
「あ、ご、ごめん……つい」
慌てて雄を掴んでいた手を引っ込める。顔が熱い。ドラクの目をまともには見られなくて、結果として目が泳ぐ。見渡しても岩、岩、岩。
「……ゼルア、あの……俺でよければ、続けてくれ……」
そのまま寝床に帰ろうとしていた私を引き留めて、ドラクが言った言葉。それを頭の中でもう一回だけ反芻する。
「……うん」
物欲しそうな目で私を見つめているドラクの顔。その顔に首を伸ばして、唇を重ねてキスをする。舌を伸ばして、お互いに唾液を入れ替える。
ドラクの味。ドラクの匂い。口の中にそれが広がって、まるで劇薬のように頭の中に刺激が走る。
立ち上がっていたドラクを押し倒す。尻尾の炎に気をつけながら、猛ったドラクの雄を少しきつめに握って、素早く扱き始める。
「は……っぁ……ぁぁ……」
数分もすれば、その先端からは液体がじわじわと漏れだしてきていた。それが潤滑油のようになって、さらに私の動きを早める。
だけどここでドラクが先に果ててしまっても面白くない。私は手を離して尻尾の付け根をドラクの顔に近づけ、私からドラクに催促する。
その意味をくみ取ってくれたのか、ドラクは私の割れ目に手を伸ばしてきた。触れられて気づいたが、もうだいぶ湿り気を帯びていたようだ。
「ぅ……ん……あっ……」
小さかったはずの滑る音は、今やぐちゅぐちゅと遠慮なく鳴っている。もう少しで果てそうだ。出来ることならもう果ててしまいたい。
だけれどドラクも私と同じ考えだったのか、ふっと手を離してしまった。そうだ、ここからが本番なのだから、果ててしまってはいけない。
そう思い直して、私はドラクの股の上に跨る。ドラクの身体がまだ万全でない以上は、私がリードしなければ。
「……いいんだな、俺で」
「うん。……ドラク、愛してる」
彼のそそり立つ雄と、私の濡れそぼった秘所が重なる。一つがもう一つに埋もれていき……私と彼の身体が一つに重なった。
229砂に霞む「異常」:2009/10/25(日) 23:45:48 ID:k5Lwi0zg
初めての証を突き破って、さらに根本まで彼を納めきる。
「ドラク。私が動くからね……」
すっと腰を上げると、秘所の中の壁で彼の雄が擦れるのが分かる。その快感は今までやってきた自慰の比ではない。
抜けるぎりぎりまで腰を上げてから、今度は一気に降ろす。ドラクは小さな悲鳴を上げた。その声はまるで雌のよう。
私はその快感にとりつかれたように、ひたすら腰を上げ下げする。私と彼の出した液体が香りと音でそのムードを盛り上げる。
「はぁっ……あっ……ぜ……るぁ……ぁっ」
「ドラク……っ…………あぁぁっ」
腰の動きは激しいものへと変わりつつあった。いつの間にかドラクも必死に腰を上げ下げしている。お互いの不規則な動きでますます中がかき乱される。
快感の波は着実に終わりへと近づいていた。彼の雄が中でびくびくと暴れ回っている。私自身も膣がきゅっと締まる感覚が襲い始めている。
「ぜる……あ……でるっ…………」
「うんっ……だし……て……」
ラストスパート。私も彼もそれだけのために必死に動いていた。そして、彼の雄が根元まで突き込まれたその瞬間。
「うぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
私の中に熱い液体が注ぎ込まれた。中で大きく撥ねた彼の雄が私の中で暴れ回って、それが私の起爆剤にもなった。
「んぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
ぎゅっと膣がしまって、中に入っていた彼の雄の形がはっきりと浮かび上がった。ぴしゃりと飛んだ液体が彼のお腹と顔に飛び散る。むわっと立ち上る匂い。
彼の放出が終わったところで、彼はぐったりと手を投げ出して息を整えていた。しかし私はまだ物足りない。
大きさ故なのかドラゴンという種族故なのかは分からないが、もう一度いける。そんな気がした。
「っぁぁ! ぜる……あっ……もうむりっ……だ……あああっ!」
少ししぼんでいた彼の雄を中に入れたまま、私はまた腰を動かした。正直に反応してくれる彼の雄。彼の悲鳴もあっという間に喘ぎ声に変わる。
「あぁっ……は……んぁぁぁっ……ひぁっ……!」
少量ではあったけれども、二度目の絶頂を迎えたドラク。私の秘所はその全てを受けきって中に溜め込んでいる。でもどうやらドラクにこれ以上は無理そうだ。
私はあきらめてそれを抜いて、疲れ切った様子のドラクと深いキスをしてから横で寝る体勢を作る。
――突然、彼の身体が光り始めた。
ぶるぶると震える身体。これは間違いない。ドラクの進化だ。光は段々と大きくなって、私も目を開けられなくなって――。
次の瞬間、目の前には私と同じくらいの大きさのリザードンが。ただ、かつて見たのとは違って身体が黒い。このくらい場所にいるからかも知れないが、普通の色でないのは確かだ。
「……おめでとう、ドラク……っ?!」
ドラクはそのまま私を押し倒してくる。唇を奪われて、さらに彼の手は私の股へと移動していた。
「あっ……やぁっ……」
完全に上を取られてしまった。さっきまでとは違って、ドラクの動きにも容赦がない。手を少し中に入れてかき回してくる。
それどころかもう一方の手で出っ張りを弄られたのだからたまったものではない。私の身体は何度も撥ねた。これじゃもう持たない。
「いやっ……ぁぁぁぁぁっ!!」
液体を盛大に噴きだして果てた私。それにも構わずドラクは再びそそり立った雄を私に突き入れてくる。
だがさっきまでと違うのはその大きさだ。私の最奥にも届きそうな、立派な大きさ。それが私の中に徐々に進入してくる。
太さも長さも段違い。限界ぎりぎりまで広げられるその圧迫感の中に快感を見いだしてしまう私。
「ゼルアっ……あっ……くぅっ……」
「ど……ら…………くっ……あああっ……ぅぁぁっ」
最奥を突かれ、先ほど以上の快感に悶える私をよそに、ドラクは一気に腰を引き抜く。中で雄が擦れて熱い。快感がどばっと体中に溢れる。
「やぁぁっ……だめっ……だめだってぇっ……んぁぁぁぁっ!!」
三度目の絶頂。それを気にもせずに腰を動かしてくるドラク。私は連続で何度も果ててしまった。にもかかわらず自分からも腰を動かす。
快感が欲しい。もっともっと、このままの快感が続いて欲しい。それはドラクも同じ事だったようで。彼も三度目の絶頂を迎えたが、気にせず続きを始めている。
身体と身体がぶつかり合う音。湿り気を帯びたものが擦れる音。それらが洞窟の中に、夜明け前まで響き渡っていた。
230砂に霞む「異常」:2009/10/25(日) 23:46:24 ID:k5Lwi0zg
次の日。目を覚ますと洞窟内に立ちこめるのは私とドラクの甘い匂い。覚えはあまりないが、口の中にもその味が残っていると言うことは、それだけ色々と激しいことをしたのだろう。
少し外を覗きに出てみれば、日は既に空高い。外の暑さを考慮しても、どうやら今はちょうどお昼頃だろうか。眠りすぎた。
再び洞窟の中に戻る。するとドラクがようやく起き上がってきた。大きな身体はそのほとんどが黒い。どうやら昨日黒く見えたのは暗さの所為ではなかったらしい。
「……ああ、おはよう、ゼルア……」
「おはよう、ドラク」
暫くお互いの身体をじっと見つめ合う。大事なところを含めて、全身が乾いた砂と液体の跡でぐちゃぐちゃだ。匂いも酷い。お互いに苦笑いしながらそそくさと容器を準備する。
「……オアシスに行かないと駄目みたいだな。水汲みだけじゃなくて、身体を洗いに」
「うん。……昨日は激しかったもんね、ドラク……まさかあんなに積極的だなんて」
ふわっと宙に浮き上がり、ドラクをちょっとからかってみる。クスクスと笑う私を見て、彼は慌てて反論してきた。
「そ、それはお前だって同じだろ? お互い様、だ」
じーっと目が合う数秒間。得意げに「お互い様」と言ってのけたドラクが意地を張る子供にしか見えなくて、つい私は笑い出してしまう。
「……ふふふ」
「……ははは」
それに釣られてドラクも笑う。しかしずっとこうしていても埒があかない。まずはさっさと身体を洗いに急がないと。
身体を宙に浮かせたまま、器用に洞窟の外へ。ビブラーバだったとき以上に羽の扱いが細やかに出来る。これは便利かも知れない。
のっそりと出てきたドラクも初めての羽ばたきを難無くこなし、空の旅へと出発する。これなら今度、砂漠の外へ旅をしても良いかもしれない。その前にまずは空高く飛ぶのもやってみたい。
そうだ、と思い出したように私はドラクの方を向く。同じ速度で飛んでいる私たちはお互いに顔を見合わせる形になった。
契りも交わした私たち。これだけは改めて言っておこうと思って、こほんと咳払いをしてからしっかりとドラクの顔を見つめる。
彼も言いたいことが分かったみたいで、同じく私の顔をしっかりと捉えて私の言葉を待っている。これからはドラクとずっと一緒だ。
似たもの同士出会ってから、まだほんの数日しか経っていないみたいな気がしてならない。でも確かに私たちは通じ合った。
どちらもが「異常」を抱えていて、その所為で独りぼっちだったけれど。今は仲間がいる。パートナーが居る。私には……ドラクが居るんだ。

「愛してるよ、ドラク」
「俺もだ、ゼルア」
231砂に霞む「異常」:2009/10/25(日) 23:56:49 ID:k5Lwi0zg
以上です。前編に合わせて今回も改行が少なめになっていますが、次回から気をつけたいと思います。
次回があるかどうかは分かりませんが、またお会いできると良いですね。
一応もらったコメントをきちんと返しておこうと思います。


>>174
どうもすいません、誤解させてしまったようで。
ナックラーもビブラーバもフライゴンももっと愛されるべきだと思うのです。

>>175
ディアパルとは路線が全く違いましたがどうでしたでしょうか。
ナックラーもビブラーバもフライゴンも(ry

>>177
どうも小説の長さに慣れていて……次回作を書くことになったら、気をつけたいと思います。
まだまだ改善すべき点は多々ありますが、そういっていただけると本当に嬉しいです。
ナックラーも(ry

>>178
アドバイスありがとうございます。少し今回は気を配ってみましたが、それでもまだまだ足りませんね。精進します。
別の所ですか。一応他所でもひっそりとポケモン小説書かせていただいてるので、ひょっとしたら別のところで出会うこともあるかも知れませんね。
ドラゴンタイプはお気に入りだったりします。ナック(ry

>>179
どうもありがとうございます。今回は路線が全然違ったのでちょっと期待とは違ったかも知れませんが。
もし「また今度」があればそのときは伝説鬼畜系になる……かも知れません。
頑張らせていただきますね。応援どうもありがとうございます。
232名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 00:40:18 ID:nB11oOjY
>>231
何という文才…
まじGJ
233名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 00:49:20 ID:NOI7VzGc
>>231
GJ
凄すぎて感想に表せないじゃないか。
234名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 06:57:19 ID:LgFbaje3
>>231
GJ!
次回の伝説の「鬼畜」かつ「リバ」(←ここ重要)の作品も期待してるよっ!
235名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 18:05:41 ID:fDgGwFeR
そろそろハロウィーンの季節だから
コスプレしたゴーストタイプのポケモンが
はしゃいで「TRICK・OR・TREAT!」って
来たらいいなぁ…
236名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 18:44:13 ID:0vudoYPH
リバってなんだ?
237名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 19:04:16 ID:n+vj6vY3
A×BかつB×Aの事だな
238名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 19:11:57 ID:0vudoYPH
あ、なるほどね。そんな専門用語知らなかった
239名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 21:40:00 ID:M4vOlHHP
>>231
GJ、両方とも好きなポケだったので楽しめたよ
砂漠とフライゴンで誰か分かった気がする
240名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 22:41:49 ID:FOUd4Abn
wifiで海外の人とポケモン交換してて思ったんだが、
やっぱ海外のミミロップとかサーナイトとかってスタイルいいのかな?
241231:2009/10/26(月) 23:59:07 ID:M1BZqWIX
少し端折って返事を返させていただきますね。皆さんの感想が素直に嬉しいです。ありがとうございます。


>>234
リバですか。ちょっとどうなるか分かりませんが、どうもそのリクエストが多いようなので考えておきますね。

>>239
想像している方はきっと同じ方だと思いますが、残念ながら私ではないですね。あの方の文章力に少しでも近づけたら良いのですが。
これ以上は話が逸れそうなのでやめておきます。
242名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 00:47:06 ID:9+2UrG4O
>>235
やべえ萌える…
243名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 01:04:00 ID:VwEuCNB1
ヨノワールに両手でおっぱい揉みしだかれて、舌で舐められたり口で甘噛みされ乱れまくる女の子
雪山でゲンガーにいやらしい事をされて、結果体が暖まり生き延びた女の子
やぶれたせかいに迷い込み、ヤンデレギラティナに監禁されて毎日ボゴォひぎぃされる女の子

ええゴースト大好きです
244名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 01:11:55 ID:3jzz5sCr
ハロウィンと言えば、シューチョコスナックのパッケージ絵はいいものだ
魔女帽子かぶっているエネコ可愛いすぎだろjk
245ヒコザルの人 ◆GShikoDN72 :2009/10/28(水) 17:14:38 ID:cUFyDLU5
えー、間が少し開いてしまいましたが、
ブイゼルくんのおちんちんランド、もとい「ビークインの呪い その2」をお届けします。
今回は最初っから最後までエンドレスでエロのみ!エロ以外存在しません。
カップリングは、
ブイゼル♂一人○ッチ
ブイゼル♂×ヒメグマ♀(`_)
プラスル♂・マイナン♂×ブイゼル♂
と盛りだくさんでいきまーす。

全12レス予定
246ビークインの呪い その2 1/12:2009/10/28(水) 17:16:43 ID:cUFyDLU5
『ビークインの呪い』その2

琥珀の森の深部を抜け、ミツハニー達のテリトリーを離れると、
ブイゼルはやっと一息ついた。
正直、ビークインには殺されるかと思った。
締め付けられながら見上げた、あの物凄いプレッシャーを放つ瞳が目に焼きついて離れなかった。
しかし、ここまでくればもう安心だろう。
少し開けた場所の切り株の根にもたれかかって体を休める。
と…、体を動かさなくなった瞬間、
またもやふわぁ…っと甘い蜜の香りがブイゼルの周囲に立ち込め始めた。
原因はもう嗅いでみなくても分かる。
オチンチンだ。
全く何も付着していないはずの、いつもと変わらないそのツボミから、
まるで甘い蜜が塗りこまれているような芳醇な香りが漂う。
(ビークインの呪い…かぁ)

そう。
ほんの出来心…今になって思えばそう言うしかないのだが…。
ものすっごく甘い蜜を作っているという話を聞いて向かった、ビークインの住処。
単にそれを分けてもらおうと思っただけだったのに、なぜか異常なまでに強硬に抵抗され、襲いかかられた。
成り行き上バトルで勝って、蜜をもらえることになったのはよかったけど…。
実はビークインの作る特別な甘い蜜というのは、その、
女の子の恥ずかしいところから分泌されるらしく、
それを戸惑いながらも舐めてしまったブイゼルは、一気に興奮してしまって、
蜜を散々吸いまくった挙句、あろうことか、
本能の赴くままにビークインの体まで奪ってしまった。しかも初めてを。
そして、ビークインの怒り…というか、恨みをかってしまったのだ。
ビークインが怒るのも無理ない…と思う。
むしろ当たり前だ。無理矢理だったし。

で、怒り狂ったビークインは、ブイゼルを抱きしめたまま一族に伝わるという「呪い」をかけたのだ。
そして、気を失ったブイゼルを何故かそのまま川に流して解放した。
一思いに復讐するでなく、じわじわと苦しめるのを選んだ…ともとれる行動だが、
その呪いの内容が不可解だった。
今のところブイゼルの体で変化したことと言えば、自分の股間にある男の子のしるしから、
濃厚な甘い蜜の香りが漂ってくるということだけなのだ。
痛かったり、苦しかったりということは一切ない。
もしかしてこれを目印にミツハニーが襲い掛かってくるんじゃあ…?と最初はかなり警戒したが、そういう様子もなかった。
247ビークインの呪い その2 2/12:2009/10/28(水) 17:17:35 ID:cUFyDLU5
(これが呪い、ねぇ…。むしろ嬉しいんだけど)
甘いものに目がないブイゼルにとって、甘い蜜の香りはたまらないものがある。
ずっと嗅いでいたいくらいだ。
少し疲れた体を丸めると、ブイゼルはくんくん…と自分のオチンチンの匂いを嗅いでみた。
やっぱりすごく甘くて、いいにおいがする。
さすがにビークインの蜜ほどじゃないけど、極上の甘い蜜の香りだ。
「はわぁぁ〜〜。じゅるっ…」
思わずヨダレが出てしまった。
たまらない。

目の前のその肉のツボミをちょんちょんと手でつついてみる。
そこはいつもと同じ柔らかさで指を押し返してきた。
と、さっきのビークインとの行為の時に、そこが大きく立ち上がって、
皮を押し広げて中からピンク色のものが出てきたのを思い出した。
(さっきみたいに…なるかな)
恐る恐る両手で先端を持って、くいっと皮を押し下げると、
意外なほどスムーズに皮がくりくりと根元へ引き寄せられ、中からにゅうぅ…っと粘膜が露出した。
「わっ…!やっぱりムケた…!」
意識して自分でこんなことをしたのは初めてだった。
初めてビークインの秘所を見た時のような、イケナイことをしているドキドキ感がしてきて、
ちょっとだけオチンチンが大きくなってきた。
そして、皮を剥いたせいか、そこから漂う甘い蜜の香りが一層強くなったように感じられた。

ヒクン…ヒクン…と律動しながら、徐々に硬く、大きくなっていくオチンチン。
幼いわりに大きく成長しているそこは、皮も剥かれて立派な姿を晒していた。
ぎゅうっと握ってみると、トクトクという心拍音を感じた。
(いい匂いのオチンチン…。それにしても、さっきの…気持ちよかったなぁ…)
徐々に興奮してきたブイゼルが思い出すのは、もちろんさっきのビークインとの性行為だ。
初めて味わうメスの肉感。
肉ヒダの締め付け。粘液のぬめり。
全てがエロチックで、とてつもなく淫猥だった。
そして、その蜜壷の中に、このオチンチンが出入りする光景…。
知らぬ間にブイゼルの股間に添えられた手が、ゆっくりと上下しはじめていた。

くいっ…ぐにっ、ぐにっ…
「んっ…!あっ!すっごい…!これ…」
小さな肉球のついた手のひらが、柔らかに粘膜の上を滑る。
自然と反対側の手が伸びて、ぽってりと膨らんだ2つのふくらみを下から支え、もてあそんだ。
初めて行う自らを慰める行為に徐々に興奮が高まっていき…
とぷっ…とぷっ…!
「んっ…!えっ!?何?コレ…」
興奮が高まり始めたことを示す粘液が先端から溢れ始める。
その液が――黄金色をしていた。
それだけではない。
さっきよりもずっと強い甘い蜜の香りが、そこから漂ってくる。
(まさか…!)
信じられない。だけど…。
恐る恐る、その先端から分泌された液を手で撫で取ると、それはねっとりと糸を曳いた。
そのまま舌先へと持ってくる。
口腔内に広がったその味は、間違いない、甘い蜜の味だった…。
248ビークインの呪い その2 3/12:2009/10/28(水) 17:18:29 ID:cUFyDLU5
確かにブイゼルはまだ幼く、性的知識も乏しい。
しかし、甘い蜜が自分の体内から分泌されるということが、異常であることくらいは容易に分かった。
そして、これもまたビークインの呪いとやらの効果であることも理解した。
自分の体から…オチンチンから甘い蜜が…!
驚愕すべき事態だ。
戦慄が走る現実だ。
でも、その時のブイゼルが感じていたのは――純粋な喜びだった。

(これって、本当に…呪い…なんだよね?嬉しいことばっかりなんだけど)
甘いものが大好きな自分の体から、甘い蜜が出るようになる。
最高じゃないか!
これって、実は天からの贈り物なんじゃないだろうか。
(ある意味究極の自給自足じゃん)
自分のオチンチンから出る液を舐める姿はちょっとヘンタイちっくかもしれないけど。
ブイゼルは小躍りしたいほどの気分だった。
――あとになってみれば、本当に気楽なもんだったと思うけど。

「んっ、くっ、気持ちいい…!」
とろっ、とろぉぉ〜。
興奮を感じ始めた陰茎が、とめどなく液を…いや、蜜を分泌し続ける。
通常のオスが興奮時に分泌腺から排出する液よりもずっと多い量の蜜が、
溢れるようにしてその先端から出続けていた。
(うわっ、垂れちゃいそう…)
自分でそこを握りこみ、動かしながら感じる快感と、
先端から漏れて溢れそうになる蜜を手ですくって舐め取った時の極上の味わいと、
その両方がブイゼルを痺れさせる。
(もう…直接、吸いたい…)
堪え切れなくなったブイゼルは羞恥心をかなぐり捨てて、
大きく足を広げて座り込むと、背中を丸めてそこへ直接口元を近づけていった。
ツンと目の前に突きあげるようにせり出すピンク色の肉茎。
先端にスリット状に開いた尿道口から、黄金色の甘い香りの液体が垂れ落ちていく。
いつもおしっこをしているところだけど、汚いなんて全然思わなかった。
ぺろっ…
「っ!!」
そっと舌先を伸ばして垂れていく蜜を舐め取ると、
自分でも信じられないほどのゾクゾクっとする快感が背筋を走った。
舌先でオチンチンを刺激するのが、こんなに気持ちいいなんて…!
もう少しだけ背中をかがめると、先端をくわえ込む事もできそうだ。
そうすると、どれだけ気持ちいいんだろう…。
これまでは単なる排泄器官であり、自分がオスであることを示すものという認識でしかなかったオチンチン。
しかし今ブイゼルの中で、目の前で大きく形を変化させてヒクついているそれが、
今までとは全く意味の異なる、魅力に満ちた生殖器官であるという認識へと変貌を遂げていた。

はむっ、ちゅうっ…ちゅっ、くちゅっ…
「〜〜っ!んっ!」
一舐め、一吸い、一擦りするごとに、新鮮な快感が走りぬけ、
口の中には甘い蜜の味が広がる。
食欲と性欲がマーブルチョコのように交じり合い、快楽の海で溶けていく。
(も…もうダメ…!気持ちよすぎる…オチンチンおいしすぎ…!)
自分自身の舌で撫でられ、口腔内で温められ、あっという間に絶頂へと運ばれようとする幼いツボミ。
その下では肉球に支えられた柔らかな袋が、最後の甘い蜜を搾り出そうとヒクヒクと痙攣していた。
もう少し、あと少しで快感が耐えられる限界を超える…
じゅぷっ、じゅぷぅっ…
肉茎をくわえ込む口が淫猥な音を立てながら前後する。
その瞬間――声をかけられた。
「お兄ちゃん、何してるの?」
249ビークインの呪い その2 4/12:2009/10/28(水) 17:19:25 ID:cUFyDLU5
「っ!!」
突然かけられた声にびっくりして顔をあげると、目の前にはヒメグマがいた。
「ねえ、何してるの?なんでオチンチン舐めてるの?」
こくっと首をかしげ、右手を口に持っていきながら、ヒメグマは無邪気な顔でそう聞いてくる。
その目の前で、突然刺激を中断されたオチンチンがヒクン、ヒクンと物欲しげに前後していた。
「うっ、うるさいな!どっか行けよ!」
羞恥で真っ赤になりながら、ブイゼルが怒鳴る。
しかしヒメグマは気にする様子もなく、ブイゼルに話しかけてきた。
「あのね、ここから大好きな甘い蜜の匂いがするの…。わたしも欲しいの…」
「っ!」
ヒメグマが指差す先、ピンク色に輝くブイゼルの肉茎から、
いくらでもどうぞとでも言いたげに、とぷっ、とぷっと蜜が垂れ、茎を伝っていた…。
「だ、ダメだよ!これはボクの…!」
ボクの、何だろう?
エッチな液だからダメなのか、自分の体から出た自分のものだからダメなのか…?
ちょっと言いよどんだその隙に、ヒメグマの手が伸び、先端から蜜を掬い上げていった。
「あっ…!」
「うっわぁぁ〜、ホントに蜜だぁ。お兄ちゃん、オチンチンから甘い蜜が出るんだね!すっごぉい!」
ヒメグマは嬉しそうに自分の手をぺろぺろと舐め続けている。
そうだ、ヒメグマというポケモンは甘い蜜が大好きで、
蜜の香りが染み付いている手をいつも舐めているような奴らなんだった…。

「いっただっきまぁ〜す」
「うあっ!やっ…」
甘い蜜と見ると、全く見境がない。
それが染み出しているのがオスの生殖器だというのに、断りも躊躇いもなく握りこむと、
身を寄せて一息にはむっとくわえ込んできた。
そしてそのまま、赤ちゃんがおっぱいを吸うようにちゅうちゅうと音を立てながら吸い始める。
「んっ!ヒメグマ、ちょっと…あっ…!」
少し歯が当たって痛かったけど、舌と一体になってこくっ、こくっと律動する口蓋の蠕動運動が
絶妙な感覚で肉茎の先端部を刺激し、元々限界まで高まっていた興奮を再び呼び起こした。
よほど蜜がおいしいのか、ヒメグマは夢中になってオチンチンにむしゃぶりついている。
(んっ…!き、気持ちいい…)
いきなり見知らぬ相手にこんなことをされて、普通ならはねのけているはずなのに。
ヒメグマの“ほしがる”の効果は知らぬ間にブイゼルの心に染み込み、抵抗感を奪っていたのだった。

ちゅぷっ、ちゅぷっ…
美味しそうにオチンチンを吸い続けるヒメグマ。
冷静に見てみると、まだコドモのようだ。
そっと頭を撫でてやると、オチンチンをくわえ込んだまま嬉しそうに目を見つめてきた。
純真無垢な瞳をしながら淫猥に性器を頬張る姿を見ていると、
異常なまでに背徳的な気分が沸きあがり、より一層汚してしまいたくなる。
つい先ほどオスとメスの性行為を初体験したばかりのブイゼルの頭に、
邪な感情が浮かんだのは無理もないことだった。
「こっち向いてごらん」
「ん…んくっ…」
完全に横たわると、オチンチンに吸いついたままのヒメグマをゆっくり反転させ、お腹の上に持ってくる。
体の上でツン…とお尻を突き上げる格好にさせると、お尻の穴から恥ずかしい所まで、完全に丸見えになった。
まだ熟していないピンク色のスリットをゆっくりと上から指でなぞると、少しだけイヤそうにヒク…っと腰が動いた。
しかし、それだけのことをされているというのに、
ヒメグマは全くオチンチンを口から離そうとせず、一心にそこから出る蜜を欲しがり、舐めている。
(意地汚い奴だな…。こんなことされてんのに。
まだコドモのメスだけど、どこまで恥ずかしいことされたら、舐めるのやめるかな?)
好奇心と悪戯心が性欲と混じり、歯止めを失っていた。
250ビークインの呪い その2 5/12:2009/10/28(水) 17:20:11 ID:cUFyDLU5
くいっと両手の指でそこを左右に広げると、コドモでもちゃんと内部の構造はオトナと変わらないようで、
ピンク色の粘膜の中央部には奥へとつながる小さな孔が開き、
そのお腹がわにはくりっと小さなでっぱりがあった。
くんっと鼻を近づけて匂いをかぐと、さすがにビークインのように蜜の香りがするはずもなく、
まるで赤ちゃんのように、オシッコまじりの肉の香りが漂い、それが逆にブイゼルを興奮させた。
「んっ、んっぐ、くむっ…」
つぷ…っと指を浅く挿し入れてみると、やはりまだきつく孔が閉じられているのがわかった。
しかし……。
そこまでされてもまだヒメグマはしゃぶるのをやめようとしない。
(なんだこいつ、恥ずかしくないのか?こんなにされて)
反応の薄いヒメグマに、ブイゼルの行為はどんどんエスカレートしていく。
ついにブイゼルはヒダをぐいっと大きく左右に捲り上げると、
舌先を中央部へと突き入れるようにして刺激し始めた。
じゅっ、じゅぷっ、じゅぷぅっ!
くちゅっ、ちゅくっ…
静かな森の中、ひたすら相手の陰部を舐め、刺激し合う音だけが響いていく。

先に音をあげたのは、ヒメグマだった。
「っはぁっ!お、お兄ちゃん、ダメぇ…、そんなとこ、舐めないでよぉ…」
ついに耐えきれなくなったのか、一心に吸い続けていた肉茎から口を離すと、
口の周りを蜜でベトベトにしながら振り返り、頬を綺麗に染め上げて訴える。
その息は荒く、暖かい吐息が口から離されたばかりのオチンチンに吹きかかってきた。
そう、ヒメグマはブイゼルの口撫で快感を感じていた。
ツンツンと舌で陰核をつつかれると、まだコドモだというのに立派に粘液が分泌され、
「ふぁぁ…ぁん」
と艶っぽいあえぎ声をあげる。
全身から放たれ始めたメスの香りに、ブイゼルの股間はより急峻な角度で持ち上がった。

「ヒメグマ、蜜は美味しかった?」
「う…うん…。すっごく甘かった」
「蜜好きなの?」
当たり前のことを聞くブイゼルに、ヒメグマは頬を染めたままこくんと頷いた。
「うん。蜜、大好き…」
「ふぅん。そんなに大好きならさ、直接体の中に入れてあげよっか」
「えっ!?あぁっ!」
返答も聞かず、ブイゼルは再びヒメグマの恥部を舐めまわす。
執拗に舌で刺激を受け、唾液と愛液でぐっしょりと濡れそぼったそこは、
興奮で血流が豊富になって、まるで成熟したメスのそこのように、濃いピンク色に充血し始めていた。
「ほら、四つんばいになりなよ。ここも“ほしがる”使ってるみたいだよ…」
「やぁっ、イヤ…、こんなの…」
「うるさいなぁ。蜜が欲しいんだろ?」
イヤと言う割には、ヒメグマの抵抗は緩慢だった。
蜜のためとはいえオスの性器を舐め続け、自らも秘部を刺激されたことで
身体が本能的にオスを求めているのかもしれない。
ぐいっと首根っこを持って動かないように押さえつけると、
ブイゼルはゆっくり、慎重に自分のカチカチになった肉茎を小さな孔めがけて進めていった。
251ビークインの呪い その2 6/12:2009/10/28(水) 17:21:01 ID:cUFyDLU5
ぐいぃっ…ぐりっ…!
「ひぃうっ!いっ、お兄ちゃん、きついよぉ…」
ねっとりと染み込まされた唾液で緩められ、侵入物自身の先端からも大量の蜜が流れ出ているものの、
体格差がある上に、ブイゼルのものはその幼さに似合わない大きさだ。
まだ先端部がようやく入ったばかりというのに、
早くもヒメグマのそこからは破瓜の血がうっすらと伝っていた。
「はぁっ、ふぁぁっ…」
ゆっくり、ゆっくりと肉茎が前後運動を繰り返しながら、次第に深くその身を沈めていく。
先細りになったその形状は、周囲の肉壁を徐々に圧迫感に慣らしていき、
かなりの時間をかけたものの、ついにはその全身をヒメグマの中へ埋め込んでしまった。

「ねえ、ヒメグマ、お腹どう?いっぱいになってる?」
「あ…あ…、す、すごいよぉ…。オチンチンが入っちゃった…」
ヒメグマの腹壁ごしに、先端が内部で突き上げているのが分かる。
それだけではない。延々流れ出続けている蜜が、内部で大量に溜まり込んで、
膣だけでなく、まだ小さな子宮の中にまで流れ込み、いっぱいに膨らませていた。
もう限界まで圧が高まっている証拠に、
挿し入れられた肉茎がゆっくり前後するその瞬間に、
ぶぴゅっ、ぶぴゅっという卑猥な音を立てながら、結合部の隙間から蜜が溢れかえっていた。
そしてついに…
「んっ!すっごい、キュウキュウになっちゃった…!ボク、もうイっちゃいそう…!」
「んっ、ふぁぁぁん、もう、ヤだよぉ…、お腹が、はじけちゃうよぉ…」
1日に2度の破瓜を経験した幼茎は、またもや欲望のおもむくままにメスの内部で興奮を弾けさせ、
蜜でいっぱいになったその中に、一段と濃い粘液をドクドクと送り込んだ…。


「ふぅ…、気持ち、良かったぁ〜」
泣きべそをかいて、股間から蜜をぽたぽたと滴らせながら去っていったヒメグマを見送ると、
ブイゼルは満足感に包まれながら横になった。
またメスを犯してしまった。しかも今度はまだ幼いコドモを。
いけないことをしてしまった背徳感はあるが、それよりも尚、オスとしての満足度が優っていた。

ビークインの呪いを受けてからというもの、イイコトばかりだ。
いつでもどこでも甘い蜜を舐めることができ、しかも気持ちいい。
その上メスまで寄ってきて、体をほいほいと差し出してくれる。
今まで生きてきてこんなにハッピーだと思ったことがないくらいの幸せっぷりだ。
(ビークイン、あんた最高だよ…)
心地よい疲れの中、ブイゼルは自然と目を閉じると、
うと…うと…と眠りの中へといざなわれて行く。
その瞬間…!
ドンッ!バチバチィッ!という激しい音と共に、全身を雷に打たれたような激しい衝撃が貫いた。
252ビークインの呪い その2 7/12:2009/10/28(水) 17:21:46 ID:cUFyDLU5
「ちょっとちょっと、やりすぎちゃったんじゃない?マイナンー」
「いいんだよ。最初にガツンとやっちゃえばさ。ほら、ちょうど追加効果でマヒしちゃったみたいだし」
「そーゆーのを結果オーライって言うんだよー」
ほんの少しの間、気絶していたみたいだ。
くわんくわんと警告音のように耳鳴りがしている。
まだぼやける瞳に、2体の電気タイプのポケモンの姿が映った。
「あ、気がついたみたいだよー」
ほっぺにプラスのマークの入った赤い色のポケモンが顔を覗き込む。
「へー、結構頑丈なんだね。おいらマイナン。よろしくね!短い付き合いだけどさ」
それを押しのけて、今度はほっぺにマイナスのマークのついた青い色のポケモンが顔を出した。
どうやらさっきの激しい衝撃はこの2体からの攻撃であったようだ。
プラスルとマイナン。
電池の両極の名をつけられたこの2体は、よく一緒に行動している。
水タイプの自分としては最も警戒しなくてはならない相手なのだが…
寝込みを襲われてはどうしようもなかった。
意識はやっとはっきりしてきたものの、その分体がピリピリとマヒしている状態が伝わってくるだけで、
これじゃあ逃げようにも腕一本動かせそうにない。
「くぅぅっ!」
こんな森の真ん中で油断して眠りこけてしまった自分が恨めしかった。

「ねえねえ、キミさ、さっきからいい匂いさせてるよねー」
「ボク達、ずーっと見てたよ?」
のんびりしたプラスルの声と、意地悪そうなマイナンの声が交互に響く。
まるで息の合った双子のようだ。
「ひっどいなぁ、まだコドモのヒメグマを無理矢理犯しちゃうなんて。サイテーだよ」
「そーだねー」
ぺしぺしとブイゼルの体のあちこちを叩きながら、値踏みするように見つめる2体。
どうやら、ブイゼルの体がどれだけマヒしているのか叩いて確認しているようだ。
「あ…う…っ!」
(助けもせずに見ておいて…サイテーもないもんだ)
そう言い返そうと思ったけど、よほどのダメージを負っているのか
舌までマヒしてしまっていて、ロクに言葉も出ない。
それどころか、ちょっと体を動かそうとしただけで、ビリビリっと電気が走ったような刺激が響く。
当然のことながら2体が体を叩いてくる度に痛みが走り、ブイゼルは苦しそうに顔をしかめる羽目になった。

「ねー、マイナン。やっぱりだよ!こいつのオチンチンからすっごい甘い匂いがしてるー!」
元々性格がサディスティックなのだろう。
マヒを確かめるというより、痛そうにしている姿を見て悦に入っている様子でブイゼルを叩き続けていたマイナンだったが、
プラスルにそう話しかけられると、やっと叩くのをやめて股間の方へと向かっていく。
「ねっ、ほらほら、甘い蜜の香りがするよー!」
「ほんとだ。コレは…本物だね。間違いないよ」
「え?なになにー?マイナン何か知ってるのー?」
語尾を伸ばし、ちょっととぼけた感じで尋ねるプラスルに、
へへんっと鼻の下を得意げにこすると、マイナンはいかにも知ったかな様子で喋り出した。
「これはきっと、ビークインに呪いをかけられちゃったんだよ。
オレ、じーちゃんから聞いたことあるもん。
森の奥に棲むビークインは決して怒らせてはならんぞ。呪いをかけられるぞってね」
253ビークインの呪い その2 8/12:2009/10/28(水) 17:22:43 ID:cUFyDLU5
「呪いをかけられるとどうなるの?」
「なんと、体の一部から甘い蜜が出てくるようになるんだって」
「そっかぁー。それで、こいつのオチンチンから甘い蜜が出てくるんだねー。でも、それが何で呪いなの?嬉しくないの?」
無邪気に尋ねるプラスル。
そう。それはブイゼルも気になった。
呪いっていうのは、もっとずっと苦しい思いが続いたりするものに対して使う言葉だ…と思う。
こうなった自分が喜んでいるのに、それをなぜ呪いと表現されるのか。
痺れる首をなんとかもたげて、マイナンの次の言葉を待つが…
「うーん、よく分かんないんだよね。じーちゃんに聞いても。
『片時も身の休まることなく耐え難き苦痛に晒され、自らの滅びを望むことになる』…とかなんとか」
「ふーん」
(自らの滅びを?)
もっと詳しく聞きたい。
そんなブイゼルの心の声をよそに、2体の興味はすぐに別な方へと移っていったようだった。

くにっ…、くにっ…
「んっ!あ…」
プラスルの小さな手が、甘い匂いを漂わせるその源をゆっくりとまさぐる。
しかしそこは、全く硬くなる様子を見せなかった。
そして、当然のことながら、柔らかいままのそこからは甘い蜜が出てこない。
「ねー、マイナン。これ、美味しそうな匂いはするけどさ、蜜は出てこないよー?」
「馬鹿だなぁ。さっきの見てただろ?チンチン立たせないと出ないんだよ」
「ふーん。じゃ、刺激しないとー」
そう言いながら今度はさっきより強く肉茎を握りこみ、擦り始めるプラスル。
それでもやはり、そこは簡単には硬くならず、手を離すとすぐてろん…と下向きに垂れてしまう。
まあ、2回射精をした後に、全身電撃のダメージを負ってマヒした状態で
強姦気味に性器を刺激されて、勃起しろと言う方がムチャってもんだろう。
「ねー、やっぱりさっきの電撃やりすぎたんじゃない?全然おっきくならないよー?」
「ははっ。でかいわりには役『立たず』ってやつだね。インポになっちゃったかな?」
(オヤジかお前は…)
可愛い顔して下品なセリフを吐くマイナンに呆れていると、
プラスルがとんでもないことを言い始めた。
「そーだ!“てだすけ”してあげるー」
(え?何だ?)

右手でブイゼルの柔らかなツボミを握りこんだまま、
プラスルの左手がとんっと陰嚢の裏っかわ、少しだけくぼんだところにあてがわれる。
くんっ、くんっとリズミカルにその手が押し込まれると、
そこから暖かい奔流のようなものが体に流れ込んでくるのが感じられた。
「えいっ、えいっ!」
「んっ!ああっ…っ!」
いや、体と言っても全身にではない。
陰嚢と、そこからずぅんっと響くようにして、オチンチンの先端まで集中的に熱が伝導してくる。
「ほーらぁ、気持ちよくなってきたでしょー?」
「あははっ!もうおっきくなってきた!皮ムケてきたし!」
可愛い顔をして笑う2体の目の前で、強制勃起させられたブイゼルのオチンチンがゆるゆると鎌首をもたげ、
再び皮を剥きあげながら内部のピンク色の先端がにょっきりと顔を出しはじめていた…。
254ビークインの呪い その2 9/12:2009/10/28(水) 17:23:44 ID:cUFyDLU5
「うっわぁぁ〜。あっまい匂いがするぅ〜!」
「あ、出だした!蜜が出だしたよ!」
皮がしっかり剥き上がり、より強い芳香を放ち始めたその肉茎の先端から、
またしてもとぷっ、とぷっ…と黄金色の粘液が迸る。
プラスルの“てだすけ”の影響か、さっきよりも勢いが増している。
そしてその分、より強い快感がブイゼルを襲っていた。
「んっ!あああっ!強すぎ…!やめっ!」
さっきより少しは痺れがとれて喋れるようにはなってきたものの、
体の痺れは全くと言っていいほどとれない。
せっかく喋れるようになった口からは、強すぎる快感への喘ぎ声しか出てこなかった。
「ふあぁー、この蜜、おいしいねぇ〜。すっごく、甘いやぁー」
くぷっ、ちゅぶっ…ちゅるっ…
もうとっくに最大の大きさまで勃起したというのに、
その幼いわりに立派な肉茎は、プラスルの手で握りこめないほどに育っているというのに、
プラスルは“てだすけ”をやめようとせず、だくだくと滴る蜜に吸いついている。
“てだすけ”の熱がこもり、敏感になった先端部を舌先で責められるブイゼルはたまったものではない。
「ふあっ!もう、やめろって…!んっ!きついよぉ…うぁっ!」
快感が強すぎて、目の前がチカチカと明滅する。
あっという間に絶頂を迎えそうになる。
しかし、快感が一気に突き抜けそうになった瞬間、パチィっと軽い電撃で体を刺激され、それが阻害された。

「『やめろ』?あんたさ、まだ立場が分かってないの?搾乳されるために飼われてるミルタンク以下の存在のくせに」
「なっ!」
プラスルに性器の刺激を任せたまま、マイナンはついにその嗜虐心を全開にしてきた。
トンっと軽く脇腹を蹴られ、またそこからマヒした体にピリピリとした刺激が走る。
そのまま顔の横までやってくると、マイナンは家畜でも見るような目でこっちを見降ろした。
「言葉づかいがなってないんじゃないのぉ?しかも、何その目つき?」
「くっ!このぉ…あっ!ふぁぁっ!」
くむっ、くむっ…
頭の中はこの生意気なマイナンをどうにかしてやりたくて沸騰しているというのに、
股間から容赦なく伝わってくる異常に強い性感は、その怒りを津波のように呑み込もうとする。
「ほら、もっとチンチン虐めてくださいって言ってみろよ」
「あははっ、マイナンに電撃されてるのにこいつのチンチン興奮しまくってるよー」
(サイテーだ、こいつら…!)
理性では分かっている。
オチンチンがこんなにビンビンになって、甘い蜜をドクドク垂れ流しているのはプラスルの技のせいだ。
でも、実際にマイナンからひどい扱いを受けながらも性的興奮を持続させていると、
次第に自分が何に興奮しているのか、体が分からなくなってくるのだ。
電撃の痛みと“てだすけ”の熱と、性器から伝わる快感と…
すべてが満遍なく混じり合い、打ち消し合い、逆に高め合う。

「ふあ〜、もう、お腹いっぱい〜。1年分は飲んじゃったぁー」
絶頂を迎えさせてもらえないままに甘い蜜だけを延々分泌し、
プラスルのお腹がぷっくりと蜜で膨れ上がる頃には、ブイゼルの精神はすでに崩壊しかけていた。
「あ…あ…、お願い、もう、許してよぉ…」
「ダぁ〜メ。今度はボクの番だよ」
涙ぐみ、口調も柔らかなものになったブイゼルを見るマイナンの顔には、とっておきの邪悪な表情が浮かんでいた…。
255ビークインの呪い その2 10/12:2009/10/28(水) 17:24:29 ID:cUFyDLU5
「うっわぁ、ホントに美味しいねぇ。コレ」
「でしょー」
トクトクトク…
絶頂を求め、手助けの熱がいっぱいにこもったそこからは、
まるでチョコレートタワーから流れ落ちるチョコのように甘い蜜が流れている。
手に取って舐め、口をつけて啜り、マイナンはそれを存分に味わっていく。
「エロいチンチンだなぁ。恥ずかしくないの?」
「くぅっ!」
言い返したい。
でも、言い返したらマイナンから何をされるか分からない。
しかも…
さっきから延々オチンチンに刺激を受け続けて、もう早く絶頂を迎えたくてしょうがなくなってきていた。
相手が誰でもいいから、もうマイナンでもいいから、もうちょっとだけそこを刺激して
オスの欲望が最高に高まった液体を出してしまいたい…。
「ボクにも“てだすけ”して欲しいんでしょ?言ってみなよ、して欲しいですって」
そう、その“てだすけ”だ…。
プラスルが刺激をやめてしまって、陰嚢の裏っかわからさっきまでの昂りが消えてしまい、スースーしてる。
マイナンがぺろぺろと蜜を舐めとる刺激は気持ちいいけど、
もう、そんな普通の刺激だけじゃあ物足りない。
「ねぇ、そんな目してるだけじゃ分かんないよ?ちゃんと言ってごらんよ」
「うう…。お、お願いです。…“てだすけ”して、欲しいです…」
言ってしまった。
その瞬間無意識にオチンチンがヒクヒクっと動いたのが、まるで物欲しそうにしているみたいで恥ずかしかった。
「こいつかーわいー」
ついに快感に負け屈伏してしまったブイゼルを、2体がニヤニヤと笑みを浮かべながら見つめていた。

「へへへ。ボクの“てだすけ”は一味違うよ」
「ひゃうっ!な、何…?」
既にぽってりとした袋の上にまで溜まりはじめていた蜜をすくい取ると、マイナンの手がすっと下へとのびる。
そのまま、ぺちょっ、ぺちょっと音を立てながら、
ブイゼルのまだ何も受け入れたことのないスボミに黄金色の液が塗りつけられ始めた。
「え…?ま、まさか…!」
そのまさかだった。
「じゃ、やっちゃうね」
ずぷっ!ぐいっ、ぐいぃっ!
「ひぃっ…!はぁっ、はっ、ううぅっ!」
侵入してくる。自分の体内に、オスの性器が。
あらかじめそこにも蜜を塗りつけてあったようで、初めてだというのに意外なほどスムーズに入り込む。
そして…
「ほら、どう?中から直接“てだすけ”されると、響いちゃうでしょ?」
「ああっ!ひぃぃっ!す、すごい…!」
小さいながらも硬く尖がった先端が、こりこりとオチンチンを裏側から持ち上げ、
同時に、さっきまでと同じように、暖かい奔流が先端まで突きぬけ始めた。
「これっ…、これ、やばいよぉ…!」
「ははっ、分かりやすいなぁ」
幼茎を挿入しているマイナンの目の前に、ヒクヒクと痙攣しながら蜜を迸らせるオチンチンがある。
その動きっぷりをみれば、ブイゼルの興奮が一目瞭然だ。
「オスのくせにオシリ犯されて、しかも初めてなのにこんなにチンチンビンビンにして、サイテーだね」
「ううっ…」
「ねえ、ボクのチンチンが気持ちいいんでしょ?もっとして欲しいんでしょ?」
サディスティックな言葉とともに、幼茎が遠慮なく内部を動き回る。
ブイゼルは恥辱にまみれながらも、
プラスルのオチンチンの先端から伝わる“てだすけ”のぬくもりがより深部で感じ取れるように
自然と足を広げて、腰を浮かせていた…。
256ビークインの呪い その2 11/12:2009/10/28(水) 17:25:15 ID:cUFyDLU5
「ふぁぁっ!もう、ダメっ、イク、イク、イっちゃうよぉ!」
さっきから散々刺激を受け続け、もう限界だった。
オシリにマイナンの幼茎を受け入れながら、ちゅうちゅうと先端を吸われ、あっという間に絶頂へと昇りつめていく。
てっきりまたマイナンに電撃されるかと思ったけど、
マイナンは挿入に夢中になっているのか、今度は全く邪魔をしてこない。
「あああっ!あっ!あっ!」
とぷぅっ!どくっ、どくっ!
「んくっ…」
今日はもう3回目だというのに、今までで一番濃いいんじゃないかっていうほどの甘い蜜が、ブイゼルのオチンチンを駆け抜けていく。
豊潤な蜜の香りがマイナンの口の中で弾け、その甘さが瞳を潤ませた。
(やっと…出せた…)
これで終わった。この2匹も満足だろう。
早く休ませてほしい。
もう体もオチンチンもカラカラだ…。

「すっごい…。イった時の蜜って、こんなに甘いんだ…」
「えー!マイナンだけずるいよー!ボクも飲みたいー!」
隣でプラスルが物欲しげに言う声がするが、それはもう無理だ。
もう3回も出してるんだ。
今度ばかりはもう“てだすけ”をされてもオチンチンが立つ気がしない。
役目を果たしたオチンチンがてろんっと力をなくして垂れ下がっていくのを感じながら、
黙って解放されるのを待っていると、
まだしっかりと硬い幼茎を体にねじ込んだままに、マイナンがとんでもないことを言い始めた。

「いいよ。ボクはこいつ犯してるからさ。次の液はプラスルが舐めなよ。その後は交替ね」
「へへー。やったぁー」
「えっ!?いやっ、もう、もう無理だって!」
顔をひきつらせて訴えるブイゼルだったが、マイナンはそれを見てむしろ嬉しそうだ。
「もー、若いくせに何言っちゃってんの。何回でもイかせてあげるよ。なんたってボクら、応援ポケモンだしね」
嘘であってほしい。
そう思いながら覗きこんだマイナンの目は、完全に快感でトんでしまっていた。
「ほら、これでどう?」
じゅぷっ、じゅぷっと蜜の音を響かせながらマイナンの抽送が再開される。
そんなことされても、もう勃起なんてするはずがない。
…そう、そんなはずない…のに…
「うっわぁ、あっという間にまた立っちゃったぁー!もう蜜が出てきちゃってるよー」
「ひぅっ!はぁぁっ、ちょっ…なに、これ、何で?うぁっ!」
意味が分からない。
興奮もしていないのに、オチンチンがカチカチになってる。
意志とは無関係にとてつもない快感が襲ってくる。
「どう?ボクの“アンコール”。効くでしょ?」
得意げに、そして相変わらずのサディスティックな笑みのままに、マイナンが見下ろしていた。

(こいつ…悪魔だ…!)
効くなんてもんじゃなかった。
さっきまでの“てだすけ”と違い、“アンコール”の効果は強制的だ。
気持ちよさを高められて…ではなく、完全に技の威力によって精巣が刺激され、
無理矢理に中の蜜が押し出され、大きく育った陰茎を伝って溢れようと暴れ出す。
「いやぁぁぁっ!ああぁぁっ!あっ!ひぃっ!」
イきたくないのにイってしまう。
絶頂を迎えるまでの感覚がないのに突然射精感が高まり、オチンチンが絶頂を迎えて蜜を放出してしまう。
「うっわぁー。ホントだ。すっごい甘いよぉ。カラメルみたいだー」
もう、ちゅくちゅくと先端を舐めとるプラスルの舌の刺激すら分からない。
2度、3度と“アンコール”されるままに、ブイゼルのオチンチンは従順に濃い蜜をドロドロと迸らせていた…。
257ビークインの呪い その2 12/12:2009/10/28(水) 17:25:53 ID:cUFyDLU5
「じゃ、またねー」
「あ、心配しなくても森のみんなにもあんたのこと言いふらしといてあげるから」
「ゴンベとか喜びそうだよねー」
散々蜜を舐めつくされ、更に体まで何度も犯されて…。
やっと満足した2体が去っていったのは、もう夕方あたりのことだった。
ビークインとHして、オナニーして、ヒメグマとHして、そしてプラスルマイナンに犯されて…。
もう半日以上ずっと性行為ばかりしていることになる。
しかも、その濃さが尋常ではない。
とにかく今は体がきつかった。
(なんとか体を休めないと…)
体の中の水分が全部なくなっちゃうんじゃないかというくらいに蜜を出してしまい、喉がカラカラだ。
こんな状態でまた別なポケモンに襲われたら…。
股間から甘い蜜の香りを濃く漂わせている今の状態では、鼻のきく森のポケモン達から逃れるのは困難だ。
プラスルが去り際に言っていたゴンベに吸いつかれ、貪欲に全てを頬張られる姿を想像してしまい、
ブイゼルの背中にゾッと震えが走った。

(そうだ、水の中だ。水中なら匂いもそんなに広がらないし、森のポケモンに見つからない)
まだしつこく痺れの残る体を引きずって、さっき上がってきた川へと向かう。
ずりっ、ずりっと足を引きずり、オシリから白濁液を垂れ流しながら。
こんなにもゆっくりとしか進めない自分がもどかしい。
今にも他のポケモンが蜜を求めて襲いかかってくるんじゃないかという恐怖が襲う。
風でさざめく木々の葉ずれの音にも怯えながら、ゆっくりと歩を進め、
ブイゼルはやっとのことで川へとたどり着いた。

(とにかく…この森を離れないと。そして、安全な所へ…)
安全な所。
そんな場所、どこにあると言うのか。
世界はポケモンでいっぱいだ。そして、甘い蜜の嫌いなポケモンなんか、いるんだろうか?
『片時も身の休まることなく耐え難き苦痛に晒され、自らの滅びを望むことになる』
それがビークインの呪い。
その意味が、じわじわとブイゼルの心に染み込みはじめていた。



続く
258ヒコザルの人 ◆GShikoDN72 :2009/10/28(水) 17:28:14 ID:cUFyDLU5
もー、ほんとにヘンタイですんまそん。
マイナンファンの人とか特にごめんね。

次の3話目で一応完結予定です。
でも…次回はもっとヘンタイなポケモンが出る予定なんだよなぁ…orz
259名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 18:21:17 ID:OlDYMh1x
>>258
おお、変態的かつエロエロですな。GJ!
プラマイのサポート技も性的な意味で鬼畜だなあw
水中に逃げてもオクタンとかに襲われそうだw
260名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 23:24:46 ID:58/Cvto6
そろそろポケモンと人間の作品も欲しいところ
261名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 02:23:58 ID:dKgMRDqf
エロすぎるw
感動越えのアンコール

次回も期待してます!
262名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 07:59:54 ID:bhMJnJcz
GJ!前回よりさらにヘンタイ度が増してるw
ポケモンの技を上手くエロに使ってるなぁ
次回も首長くして待ってます
263名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 23:19:15 ID:Boepvzpf
今週のアニポケについて
264名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 23:25:44 ID:wSTzvBxU
伝ポケもああなるのかな…
265名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 00:09:05 ID:OXA2VIcq
>>264
スイクン×ライコウとかすげえ萌える
266名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 00:31:35 ID:kGS0pw8F
>>265
唯一神様だけ仲間外れで涙目www
267名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 11:49:59 ID:AyLAARbb
アニメで一体なにが
268名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 11:57:52 ID:YtdMqGV+
>>267
人工的に作り出したメロメロ効果を利用した機械によって
単電タイプと単水タイプが性別関係なしにラブラブになっていたんだよ

やっぱりメロメロはエロいな
269名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 14:47:17 ID:pnvL3jZ4
ブイゼルとパチリスも出ておちんちん勝負とかやればよかったのに
270名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 16:25:10 ID:ul1BpbmF
アニメ見ようとしたら既にNARUTOが始まってた


絶望した
271名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 23:05:25 ID:qZ3sSjBk
あれがノーマルとでんきがメロメロになるだったらニャピカが見れたのに
272名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 23:56:09 ID:RIKcx2P5
とばっちり規制がようやく解けたので、すごく遅ればせながら感想を言いたい

>>215
続き乙です!
三角関係に変化が出てきて、続きが気になる展開。
なんとか良い関係に収まるのかwktk

>>231
純愛いいねいいね!
色違いのドラゴン同士、エロも文も萌えた。
ナックラーもビブラーバもフライゴンも愛してるぜ。

>>258
GJ!SS書く速さと文章量と文才を尊敬するわ。
ヒメグマ可愛いなw
それにプラマイのSっぷりと技の活用法がすげえw
因果応報なとこもあるブイゼルだけど、これからさらに大変な目に合いそうだなあ。
次回のおちんちんランドも楽しみにしてます!
273名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 06:52:46 ID:fjv0O8G9
そういえば昔あったシャワーズがモジャンボにレイプされる話がまとめにないんだが…
あえて避けたのか入れ忘れたのかは分からんけど
274名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 09:03:37 ID:Ja6JoooF
作者の人がまとめの人に頼んで収録やめて貰ったとかもあるかも
275名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 10:35:23 ID:rk+Lh4ZV
>>273 2-401様 : ユクシーのカウンセラー が多分それ。
収録時のタイトルミスかな?
276ヒコザルの人 ◆GShikoDN72 :2009/10/31(土) 10:41:06 ID:s4r3VaLI
アニメのあまりのエロさに愕然。
性別関係なしのメロメロ激エロw
あの博士とは非常に気が合いそうだww

しかし、タケシの説明で、「磁石と同じだと考えてひっくり返せば離れるんじゃないか」と言われたとき、
(そのまま逝くと完全にピカチュウとポッチャマの形が69に…!アッー!)と興奮度MAXだったのに、
普通に背中合わせに向き換えされたときはテレビ画面殴ろうかと思った。

>269
はげど


応援してくれてる方々ありがとうございます〜。
277名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 17:34:24 ID:s94zWef0
ちんちん!ちんちん!
278名無したんハァハァ:2009/10/31(土) 17:40:53 ID:AHnCKvOO
人生初めてのオカズは映画ラティオスラティアスのカノンでした。
あのふとももたまらん
279名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 19:54:58 ID:q9JtAUAf
あの映画はラティアス×サトシだったな。
280カイリキーとかの:2009/10/31(土) 21:21:26 ID:lil3qj9/
ハロウィン記念なあれです。
・ポケ×ポケ
・男の子にあれこれ
・触手、身体操作、射精管理

トリック・オア・トリデプス!どうぞどうぞ。
281お菓子がないなら仕方ない:2009/10/31(土) 21:22:26 ID:lil3qj9/
「トリック・オア・トリート!」
同じような言葉が、近くの家の前で、あっちの商店の前で、こっちの店の前で仔供達が繰り返します。
その仔供達は思い思いの衣装を身に付けています。白い布を被って、カボチャを模した被り物を付けて、
何かしらで黒い縫い目を顔に一周させて、包帯で全身をぐるぐる巻きにして。
町の容貌もそれらの衣装に見合ったような、
黒を基調とした飾りが、
ズバットの形のモビールが、
顔の形にくりぬかれたカボチャが、
あちらこちらに置いてあります。

ハロウィーン。悪戯の神様への感謝祭。

この日はゴーストタイプのポケモンの独壇場であり、
「お菓子を貰えなかったから」と悪戯が唯一許される日であるから、
ゴーストポケモンも普段色々溜まっている方も大喜び。

…おやおや?そんな中でそれが気に食わない方もいるようです……。
「……全くもって不快だ。」
その方は、紫色のケープのような身体で、胸には紅い宝珠が煌めいています。
帽子を被ったような頭に、その下の表情は窓から見える風景に嫌悪感を表していています。
そのポケモンは、ムウマージと世間一般で呼ばれているポケモンで、
所謂ゴーストタイプのポケモンの一種でした。しかし、
「何でこんな騒ぎがあるんだ…?得するのは無意味な事に時間を注ぐ馬鹿ばかりじゃないか……」
この科白から解るように、そのムウマージは非常に真面目な性格で、
しかも冗談の類いが大嫌いでした。
家で色々な勉強をするのが日課です。
その勉強の種類がとてつもなく多様であるから、色々という表現を使っただけであって、
種類が思い浮かばなかった訳ではありません。
そうしている内に、ムウマージの家のここら一帯でありふれた扉を叩く音がしました。
ムウマージはその客に応じるため、ふわひよと扉の前まで浮かんでいって、
扉を開けました。
「トリック・オア・トリート!」
黒い帽子を被ったトリデプスが、わくわくしたような顔で扉の前に鎮座していました。
言うなれば、全く似合ってません。帽子が泣いているようにも思えます。
「…………」
ムウマージは、無言で扉を閉めました。
282お菓子がないなら仕方ない:2009/10/31(土) 21:23:30 ID:lil3qj9/
「……顔か?顔なのか?」
扉の前でトリデプスがしょんぼりした声で呟き、
重量感のある歩きでムウマージの家から離れていきました。
「…あ〜?相変わらず生真面目君だね〜」
その直後、濃い灰色の身体をした、口元の金属が時々かちかちと鳴るポケモンが
ノックもせずに家の中に入ってきました。
「…馬鹿騒ぎに楽しさを感じないだけだよ、ジュペッタ。
悪いけど君も騒ぎに便乗してるなら水も木の実一欠片も出せないよ。」
「いやいや、欲しいものはあくまでお菓子ですよ。」
ジュペッタと呼ばれたポケモンは、ムウマージとは正反対で騒ぎが大好き。そして頭脳労働が嫌いですが、
ムウマージが自分の友達と認めています。

…何故かって?
友達とはそういうものです。
「甘い物は嫌いなんだ…角砂糖一ヶも置いてないよ。」
つくづくこのムウマージはムウマージらしくないポケモンです。
ちなみにトリデプスは甘い物はそれほど好きではなく、騒ぎに便乗しただけです。
「成る程、つまりお前にイタズラしても構わないってことだよな?」
ジュペッタが腕を怪しく動かしながら、ゆっくりとムウマージの背後に迫ります。
「ああ、そう。」
ムウマージは鈍器として使えそうなくらい分厚い本を念力を使って、
「フハハハハ!スカート貰ったがひゅっ…」
ジュペッタの頭に落としました。

「……容赦無いな、オマエ。」
頭があの頃のクロワッサンのように潰れたジュペッタが、腕でひしゃげた顔の形を元に戻そうと四苦八苦しています。
「…自己防衛。僕に罪はない。」
このムウマージの言葉は正しいです。
実際はハロウィーンで怪しげな衣装を着た輩が家に来た時点で保安官に連絡してしょっぴいて貰ってもいいのですが、
それは無粋ってもんです。
「…にしても、菓子ぐらいは用意しとけよ?」
ようやく顔が元に戻ったジュペッタが喋ります。
「悪戯されても、それは用意しなかったオマエの責任なんだからな!」
「悪戯されてこちらに非があるなんて、随分な騒ぎだね。」
そしてジュペッタはムウマージの家から出ていきました。
「騒がしかったなぁ…」
ムウマージはほっと一息ついて、本を読み始めました。
283お菓子がないなら仕方ない:2009/10/31(土) 21:24:26 ID:lil3qj9/

さてさて、ハロウィーンの騒ぎが最高潮な時間です。
真夜中、用意した衣装と装飾が最も見映えする、ゴーストタイプの活動時間。
くり抜かれたカボチャの中の蝋燭がともされ、顔が妖しく顔の形に夜の街を照らします。
ここまで粘る仔供達は、真夜中独特のハイテンションで眠気は吹き飛んでる模様。
ゴーストタイプのポケモンも加わって端から見れば怪しい服を着た大規模な新興宗教にも見えます。
「…五月蝿いなぁ……」
ムウマージはそれが不服そう。
多分ジュペッタもあのグループ内にいるのでしょう。自分が入りたいなら快く加えてくれる筈です。
しかしながらムウマージには無許可で他人様の家に入り込んで、
悪戯、あるいは略奪行為を行うほど世紀末思考には傾いていませんでしたし、
眠っている最中にいきなり大量のポケモン達に押し掛けられるのもごめんでした。
ですから騒ぎがおさまるまで本を読んで過ごし、落ち着いたところで眠るつもりでした。

こつこつ。
「…またか……」
ムウマージは本を置き、ふわひよと浮きながら扉を開けました。
「なーんにもありませんから……アレ?」
そこにはポケモンの姿は無く、ただ石がぽつりと置いてあるだけでした。
「………?」
よく見てみると石には顔のようにも見える変な模様がありました。
「無意味な事を…」
ムウマージは、何処かの馬鹿がこの石を置いて、家の扉をノックして走り去っていったと考えました。
謎です、意図が解りません。
とりあえず、石をのけようと思いましたが
「……どこの脳筋がこんなことを?」
やたら石が重くて持ち上がりません。念力を使っても駄目のようです。
さらに、
「トリック・オア・トリート?」
石から激しく渋い声で紫に翠を散りばめたような顔が飛び出してきました。
「……………」
ムウマージはそれを見て動きが凍り付いたように止まりました。
「…トリック・オア・トリート?」
尚も渋い声で顔は喋ります。
「………何にも、ありません。」
ようやくムウマージは喋ることが出来ました。
「…そうか、じゃあ」
そう言って顔は石から顔と同じ物質らしき触手を沢山顔の下からわさわさ生やしました。そして
「悪戯、だな。」
ムウマージに向かってそれを伸ばしました。
284お菓子がないなら仕方ない:2009/10/31(土) 21:25:29 ID:lil3qj9/
「うわっ!?」
ムウマージはあっという間に紫の触手に絡み取られてしまいました。
その感触といったらぷにぷにとした弾力の中に固い芯が入っているような、ステレオタイプな物でした。
「離せっ!くうっ…」
当然ムウマージは暴れて何とか触手から逃げようとしますが、
しっかりと絡み付いた触手はムウマージの身体を離しません。
「駄目駄目、お菓子を用意していないなら悪戯をちゃんと受けなくちゃ。」
ムウマージの頬を触手でぺちぺち軽く叩きながら、顔は言いました。
この顔が出てくる石は、ミカルゲと言うなの立派なポケモンです。
少し会うには特殊な方法が必要で、ヤミラミはこのポケモンを粉砕したがってます。


…何故かって?
エンテイがバクーダを嫌う理由とほぼ同じです。

…おっと失礼、
オニドリルとムクバードの関係と同じでした。
「やめろっ…!悪戯かどうかはともかく、ひたすら不快だ…!」
ムウマージは身体を動かすのを止め、冷静さを保ってミカルゲに訴えることにしたようです。
しかしミカルゲはあくまで悪戯をする気です。
「不快だって?大丈夫だよ、ホラ」
すりっ……
「ひゃうんっ!?な、何を…」
「すぐに気持ちよーくしてあげるから…悪戯、でね。」
触手がムウマージのスカートの中に入り込み、隠されている部分を撫でました。
そうです、ミカルゲの行おうとしている悪戯は、『そういう』ベクトルの悪戯でした。
「止めろ…!この……変態がっ!」
勿論ムウマージはそんな事をされたくなんかありません。
そもそも『そういう』知識は持っていましたが、実行に移したことは二、三回程度でした。
「その変態に弄られて喜んでるのは誰かな?」
ですから、ムウマージは非常に敏感で、触手の責めに既に反応してしまいました。
数度撫でただけで純粋無垢を表したような薄いピンク色をした性器が、スカートを押し上げています。
「うぅっ……」
スカートに敏感な先端が擦れて、つい声が漏れてしまいました。
「随分敏感だね……まずは一回出して貰おうかな…」
そう言うと触手をムウマージの性器に巻き付かせて、
まるで自慰をするかのように、上下に擦り始めました。
285お菓子がないなら仕方ない:2009/10/31(土) 21:26:40 ID:lil3qj9/
こしゅっ、こしゅっ、こしゅっぐしゅっぐじゅっ…
「うぁぁぁっ……」
他ポケに、しかも今までヒラヒラしたはっきりした感触の無い自分の手で処理をしていたのですから、
弾力のある触手に擦られては、ひとたまりもありません。
あっという間に先端から透明な汁が滲んで、そして
「やっ…だめぇぇぇっ…!」
ぴくぴくと触手に包まれた性器が震えて、触手に白濁をぶちまけてしまいます。
それは今までムウマージが行った時よりも、量は多く、快感は長く続きました。
「はっ……はっ…はっ……」
「ん〜、凄く初々しいなあ。ひょっとして初めてだったかい?」
ミカルゲは息が荒くなり、余韻に浸っているムウマージの顔を覗き込むように見ます。
「この、変態っ…」
「ああ、別に構わないよ?何と言われようと悪戯は続けるから。…恥ずかしいのかい?」
ムウマージの顔は怒りと他ポケ前でイってしまった恥ずかしさと、ふがいなさが混ざっています。
その顔を見ながら尚もミカルゲは触手の動きを止めないのでした。
「さて、次からは絶対初めての体験。…そ〜れっ!」
「何…ふむぅぅっ!?」
ムウマージの口の中に、紫の触手が入り込みました。
それは口内からムウマージの体内へとどんどん入っていきます。
「むぐぅぅぅっ!むぅぅぅっ!」
喉の奥が塞がれて非常に苦しそうな顔をしています。吐き出そうにもいかんせん奥に入りすぎて、
腕で掴んで引っ張っても抜けないようです。

そして、急に喉から体内へ続く圧迫感が消え失せました。
「ごふっ…げほっ…!……?」
ムウマージは大きい咳をし、落ち着いたところでいきなり苦しみが消えたことに疑問を感じていました。
何にせよ、なにもされていないのなら再び……何をしたら良いのかムウマージには思い付きません。

次の瞬間、猛烈な変化がムウマージを襲いました。
「ひぁぁぁあぁっ!?」
現在刺激されていない筈の性器から、電撃が走るような快感が身体を突き抜けました。
しかし性器はびくびくと震えるばかりで、白濁どころか先走り一滴も零れませんでした。
286お菓子がないなら仕方ない:2009/10/31(土) 21:28:24 ID:lil3qj9/
「うぁぁぁっ!何!?止めてよぉっ!」
ムウマージは身体をびくびくと痙攣させながら、快感から逃れようとします。
きつく閉じられた目から涙が流れ、つき出された舌から涎の筋が垂れています。

と、いきなり身体を駆け回っていた快感が無くなりました。
「あっ…はぁっ…はっ……」
「どう?気持ち良かっただろう?」
ミカルゲは得意そうな顔で言いました。
ムウマージはそれに答える程の余力は残っていません。呼吸を整えるだけで精一杯のようです。
「今のはね、君の身体の中に侵入して、ちょっと操ってみたんだよ。」
その言葉にムウマージはハッとした様子でミカルゲを見ました。
「そんな…嘘でしょ……」
「嘘じゃないよ。その証拠に……」
「ひぁぁっ!?」
突然、ムウマージは絶頂を迎えてしまいました。
白濁がスカートの裏につき、触手にだらしなく垂れています。
「…ホラ、自由に操れる。」
ムウマージは余韻に浸る前に身体が恐れから震え始めました。
「やだ…やめて……」
「恐くないよ。気持ち良いだけだから、さ。」
触手がムウマージの性器の後ろに、(ここでは孔と呼ぶことにします)そこにある孔にぴたりと先をくっ付けました。
「やだっ…お願いっ……止めてよぉっ…」
ムウマージは涙を流してます。しかしその涙は通用しないようです。
「嫌だぁぁぁっ!?」
必死の叫びも虚しく、みちみちと肉が擦れ合うような音を出しながら、触手はムウマージの中へ収まっていきます。
それに見合った以上の快感が、ムウマージを襲うのでした。
「ひぎぃっ!やだっ……助けてぇっ…!」
「大丈夫だよ、ここは町から離れてるから、もっと声を出しても良いんだよ。」
確かにムウマージの家は町から離れているので、いつも静かに本を読むことが出来るのです。
場所が場所だけにこの家に来るポケモンは限られていました。


……トリデプス?
さぁ……
「ふぁぁぁぁっ!?」触手が押し込まれ、ムウマージの奥をぐいぐい突きます。
これ以上入らないことが分かると、ピストン運動を始めたのでした。
ぐちゅぐちゅとありきたりな水音を鳴らしながら触手はムウマージの中で暴れ回ります。
その刺激でムウマージの体は突かれる度に跳ね上がり、口から喘ぎ声が漏れます。
しかし性器はぴんと張りつめていますが、粘液にまみれていますが、
先端から何か流れ出る様子はありません。
ミカルゲが達させてくれないのです。
287お菓子がないなら仕方ない:2009/10/31(土) 21:30:50 ID:lil3qj9/
そのせいでムウマージにはイけないもどかしさと、与えられる快感が頭の中を満杯直前まで積み重なり、
あまり物事が考えられなくなってきました。
「やぁっ…やめてよ……許してよぉ……」
「うんうん。次で最後だよ。」
ムウマージの目は快感で霞んで、身体は触手からの刺激でがくがくと喜んでいます。
微かに残った理性だけが、ミカルゲの悪戯を拒んでいました。

と、ここでミカルゲの最後の悪戯が始まります。
「やぁぁぁっ!?」
触手が中に一層深く潜り込むと、急に太く、大きくなります。
それだけではなく、表面に無数の突起が生えてきたのが、ムウマージには分かりました。
「かっ…あぅぅっ……」
触手はムウマージの腹にその影が外から見えるくらい大きくなりました。
それには無数の突起がびっしり生えて、ムウマージの内部をごりごりと刺激します。

しかもそれが、動き始めました。
突いたのではなく、抜いたのではなく、猛烈な勢いで回転し始めました。
「ひぎゅぅぅっ!?やらぁぁぁぁっ!」
その快感は今まで与えられた刺激を鼻で笑えるくらい強いもので、
ムウマージの中をひたすら削るかのように掻き回します。
「おねがいだからぁっ…やめてよっ…壊れちゃうぅぅぅっ!」
ムウマージの頭にまで強烈な快感は回り、しかし絶頂を迎えられないもどかしさが理性を繋ぎ止めています。
「…そろそろ出させてあげるよ。」
そう言ってすぐに、ムウマージの性器が激しく震え出しました。
「あ゛あ゛あぁぁぁぁっ!?」
今まで溜まっていた白濁が激しく噴き出します。
両側から与えられ、掻き回され、出させる快感にムウマージはすっかり沈みきってしまいました。

……こんこん。

と、ドアをノックする音が聞こえます。
「ん?どうぞ。」
ミカルゲが言うと、直ぐ様ドアが開いて、
「トリック・オア・トリート!」
ゴーストポケモン達の声が響きました。
「このムウマージはお菓子を用意してないんだよ。」
「ひぐぅぅぅっ…やめて…」
「何だって!?じゃあ…」
「悪戯だね。」

こうしてムウマージは沢山のゴーストポケモンに犯されたようです。

…何故かって?
ゴーストポケモンは『悪戯』ですから。


おしまい。
288カイリキーとかの:2009/10/31(土) 21:34:41 ID:lil3qj9/
「別に甘い物は嫌いだし顔にコンプレックスなんか持ってないし
第一あんなひらひら野郎にシカトされても寂しくなんかないし
顔にコンプレックスなんか持ってないし
こんなイベント本当にくだらないと思ってるから。」

終わりです。
289名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 01:57:09 ID:K2QA0HHB
うわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ムウマージムウマージムウマージぃいいぃわぁああああ!!!


…GJです
ゴーストタイプのは貴重だから嬉しいなー
そしてジュペッタが可愛いので是非続編を
290名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 08:59:18 ID:AtBOdV+V
トリデプスに萌えてしまった・・・
291名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 14:59:22 ID:ERvBe58F
なんで保管庫死んでんの?
292名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 15:37:33 ID:fAeTDWVH
移動したから
293名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 15:38:04 ID:fAeTDWVH
保管庫のアドレスもかわってる
294名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 15:51:50 ID:icel3Zri
トリデプスいいキャラしすぎww
ムウマージかわゆうううハァハァ
ハロウィンとはいいものだな、GJ!
295名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 07:51:37 ID:dTpqXMC0
寒い
バシャーモに思いっきり抱き着いて
勘違いしたバシャーモに襲われたい
296名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 10:38:57 ID:qrUL3SVv
>>295
オレの妄想そのままww

バクフーンも良いけどばさもが良いなぁ
297名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 11:27:04 ID:xx/yTA8L
ばさーもの太ももが性的すぎて辛い
298名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 16:13:08 ID:aRJnJd8G
ぼくは ぶーすたーたん!

連載ものの続きが来ないな…住人もいきなり減った感じだし
みんな規制に巻き込まれているんだろうか?
299名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 17:49:34 ID:3PUBy/jZ
くそっ、自分に文章力があったら脳内に浮かびまくったネタを綺麗にまとめてSSとして投下できるのに…
300名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 04:42:47 ID:Nn3uPN35
>>299
えっちそうな会話文や単語を適当に並べて保存、数分寝かせる

それらの辻褄が合うように地の文章を肉付けして保存、一日寝かせるかそのまま投下

投下しなかった場合
次の日、その文章を読んでみる。何をしているか分からないといった表現の不足、あるいはあっさりしすぎてるといった物足りなさを感じたら一つ前の段階に戻る
不満な点や、それに対する言い訳が思い付かなければ投下

こんな感じでだいたいあってると思う
知ってる言葉を時間かけて繋いでくだけでちゃんと読み物になるから安心しる
ところでPC規制解除まだか
301名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 09:43:23 ID:iAIq0sBm
ホウオウに抱き着いて眠ったらさぞ贅沢だろうなあ

昔のポケ四コマで、野宿にベッドに変身したメタモン使うネタあったけど
おにゃのこが熟睡中触手が伸びてきて手足を拘束し、そのまま…っていうのを妄想したよ
302名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 10:07:56 ID:GcqMzso0
>>299
なせばなる、なさねばならぬ、なにごとも、ならぬはひとのなさぬなりけり
って昔の人が言ってた
がんがれ
303299:2009/11/04(水) 12:44:11 ID:376ccTkI
>>300>>302
貴重でとても分かりやすいアドバイスと優しいコメント本当にありがとう!
自信はないけど自分なりに頑張ってやってみようと思う勇気が出たよ

そして>>301はエスパーかと思ったんだが、
HGで連れ歩いてるホウオウがものすごく可愛くて、ホウオウ関連のSS書きたいなあなんて今まさに思ってたんだ
でもホウオウは性別不明だし、性別不明ポケモンに対するイメージって人によりけりだから(♂or♀派、本当に性別が無い派、ふたなり派など)
そういう面でもネタ投下を躊躇してたんだよね

個人的なイメージでは♀っぽい感じだけど…
304名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 12:55:19 ID:wHhg5xWJ
ふたなりと言わずに両性具有と言えば神聖に聞こえる。
いや、聞こえだけなんだけど

性別不明は書き手がどうするか決めればいいさ。♂でも♀でも両方でも無くても萌えるしな
305名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 13:59:43 ID:bBYdSFjT
.ルギアは♂だと思いたいけど
神の神だから雌っぽくも見える、母なる海だし

でも映画のイメージもあるしオスっぽくもある
306名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 14:15:45 ID:iAIq0sBm
伝説鳥はみんな総排泄孔っぽいけどルギアだけ哺乳類系ふたなりの予感!ふしぎ!
307名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 14:22:36 ID:OQIT3Kjr
ルギアは鳥で無く翼竜だと思うのだが
というかそもそも三羽鳥はルギアの隷属であって同列じゃ(ry
308名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 14:37:15 ID:FnKS91di
ホウオウ、ファイヤーは手塚治虫の火の鳥の影響で♀っぽいイメージ
ルギアは♂っぽいけどアニメで子供を産んでいたから♀でもいいと思う事にした。シルバーはショタ派だけどw
309名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 23:12:53 ID:FNUwM/r2
性別不明な伝ポケは
みんなふたなりで良いじゃないか。
そっちの方が研究に精が出る。
310名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 00:20:44 ID:wSv2RuaN
敬う気にもならないルーキートレーナーにチートボールで捕まり、絶対懐くもんかと意地を張るも
「人間の一生など我が命の永さに較べれば瞬きのうちに過ぎるもの…
ち、ちょうど退屈してたし少しぐらいなら暇つぶしで一緒に暮らしてあげてもいいんだからねっ><///」
と懐柔されたころ、主人公の故郷の研究所に連れていかれる伝説ポケ。
かねてから噂には聞いていた伝説のポケモンを是非見たい、研究したいと博士が願い出て主人公はそれに快く了承したのだ。

ボールから飛び出た伝説の荘厳な美しさに息を呑む研究所の面々。
「大丈夫、博士たちはいい人だから痛いことや嫌なことはしないよ。いい子にしててね」
と伝説の頭をひと撫でし、そらをとぶで行ってしまう主人公。

主人公の姿が小さく空へ溶けていくのを見送る伝説ポケモンは――気付かなかった。
雌雄の生殖器を備えた自分が、他のポケモンの種を孕み孕ませる無限の可能性を持っていることを…
幼さゆえの純粋さからか、タマゴはどこから来るのかすら知らない主人公を
事後に言いくるめるなど簡単だということを…
研究員たちが自分を見る目が、未知への貪欲な探求心でどこまでも輝いていることを……


じっくり長期のお泊り調査で快楽を教え込まれ主人公への忠誠ゆえ抵抗も出来ず、
精液サンプルを搾り取られ着床実験されアヘる伝説が見たい
311名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 00:36:47 ID:RCtcbx/e
>>310の妄想力に吹いたwww
そして主が帰ってきても快感を忘れられず1人で泣きながら自分を慰める、と
312名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 12:55:33 ID:0GL3V/5e
そんな風に調教されちゃうかもと期待に胸を高鳴らせていたルギア
しかし研究所の実態は至極まっとうだった!

ムラムラして仕方ないので研究所のゼニダネカゲと性的に戯れるルギア
レベル90↑のルギアといたしているのでどんどんレベルが上がる三匹
最終的にはカメバナドンとなりド迫力の4Pファック
313名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 16:40:13 ID:tHvCTxVr
>最終的にはカメバナドンとなりド迫力の4Pファック
コーラ噴いたww
地響きやら騒音やらご近所迷惑ってレベルじゃねーぞww
314ヒコザルの人 ◆GShikoDN72 :2009/11/05(木) 20:23:03 ID:c/c98Bj6
規制で投下が少ない…
投下するなら今のうち(AAry

「ビークインの呪い その3」
今回でいちおう終了。全11レス。

今回のカップリング
シャワーズ♂×ブイゼル♂
アゲハント×ブイゼル♂

系統:ショタ、強姦気味
315ビークインの呪い その3 1/11:2009/11/05(木) 20:23:51 ID:c/c98Bj6
ちゃぽっ…
(ああ…!)
水が体に染みわたる。
水タイプのポケモンとして生まれ、周りが水で囲まれているのが当たり前だった毎日。
こんなにも水を有り難いと思ったのは初めてだった。
カラカラに乾いていたブイゼルの体に潤いが戻っていく。
川面に漂ううちに、しつこく残っていた痺れも徐々に洗い流されていった。

ビークインに呪いをかけられ、オチンチンから常に甘い蜜の香りが漂う体になってしまった。
しかも、勃起してしまうとその先端から先走り液に代わって甘い蜜が滴る。
甘いものが大好きなブイゼルは、当初その呪いを天の恵みとばかりに喜んだが、
蜜を求めて数々のポケモンが集まってきて、ついには強制的に蜜を奪われる事態に至って、
やっとその呪いの恐ろしさに気がついたのだった。

甘い蜜を求めるポケモン達が、ブイゼルの体調など気遣ってくれるわけもない。
いくら疲れていようが、マヒしていようが、オチンチンから出るその甘い蜜を求めてくる。
いや、マヒしていれば逆に、これ幸いとばかりに襲い掛かってくるに違いないのだ。
(このままじゃあ体がもたない…!)
プラスルとマイナンという悪魔のようなコンビに犯し尽くされ、
マヒした体を引きずりながらブイゼルが逃げ込んだのは、自分の住処とも言える川の中だった。
水の中なら森のポケモン達は入ってこれない。
甘い蜜の香りだって、陸上と違いそんなには拡散しないだろう。
そして、その考えはとりあえずは正解のようだった。

首の浮き輪を膨らませ、顔だけぷかぷかと水面に浮かせて、流れにまかせて川を下っていく。
辺りはもうすっかり暗くなり、夜空に星が煌いている。
ゆっくりとではあるが、水に浸かっていることで体力も回復してきていた。
時折恐々と水の中を覗いてみるが、
数体のコイキングやトサキント達が泳いでいるたけで、
他のポケモン達がブイゼルの甘い蜜を狙っている様子はなかった。
(よかった…。やっぱり、水の中にいる限りは大丈夫だ)
ビークインの呪いも、もしかしたら水タイプを想定したものではなかったのかもしれない。
張り詰めていた緊張の糸をゆっくりとほぐしながら、ブイゼルは水面を漂っていた。

最初にその違和感に気付いたのは、
川が下流に差し掛かり、流れがかなり緩やかになってきた頃だった。
ぬるぅっ…
「…?」
何か気配がする。
今確かに、自分の股のあたりを何かが通っていったような感触があった。
(まさか…!)
また何かが襲いかかってきたのか。
緊張してざぶっと水の中にもぐり込み、注意深く周囲を見渡すが、辺りにポケモンの姿はない。
(気のせいかな?)
しっぽをプロペラのように回転させて方向を変え、前後左右上下くまなく見てみても何もない。
いや、何もなさすぎる。
さっきまでは見えていた他のポケモン達が、全くいない。
おかしい。何かある。
そう思って身構えた瞬間、
ぬるぅぅっ〜…
「っ!!」
再び、股間を何かぬめっとしたものが通り抜けていくのをブイゼルは感じた。
316ビークインの呪い その3 2/11:2009/11/05(木) 20:24:39 ID:c/c98Bj6
「何…?誰なの!?」
もしかして…オバケ…?
不可解な感覚に怯えるブイゼルの耳元で、陽気な高い声が響いた。
「あはははっ、オチンチン縮みあがっちゃったねぇ」
「ひっ!!」
びっくりして振り返ると、今までそこには確かに何もなかったというのに、
突如水中に浮かぶようにして、シャワーズの顔が現れていた。
――顔だけが。
「う、わぁぁっ!!オバケ、オバケぇっ!」
地上なら確実に目に涙が浮かぶのが見えていただろう。
それを見た瞬間、ブイゼルはわたわたと手足をかいて逃げようとするが、
どういうわけか全く体が進んでいかない。
ぬるっとした粘液状のものに体全体が包まれていた。

「失礼しちゃうなぁ。勝手に縄張りに入ってきた挙句、オバケ呼ばわりなんて」
体の自由の効かないブイゼルの正面に回り込むように、シャワーズの顔がすーっと平行移動してくる。
よく見るとその首から下の部分は、消えるようにして周囲と同化していた。
まるで陽炎の中に溶けていくように…
(…溶ける?そうか!)
ブイゼルはやっと、自分の自由を奪っているものの正体を理解した。
シャワーズの“とける”だ。
「やっと気付いたみたいだね。それは溶けてる僕の体だよ。
それにしてもキミ、いい匂いさせてるねぇ…。
こうしてキミを取り巻いてみると、はっきり分かるよ。
キミのオチンチンから甘い蜜の香りがする。水の中でも落ちないんだねぇ。どうしたの?それ」
「……」
言えない。ビークインに呪いをかけられたなんて。
それを言ったが最後、このシャワーズが襲いかかってこないという保証はないのだ。
「ゴメン、シャワーズ。キミの縄張りだって知らなかったんだ。すぐ出ていくから」
答える代りにそう言って、すっと泳ぎだそうとするブイゼルだったが、
シャワーズの溶けた体がそれを許さなかった。
「っ!」
網の目のように張りめぐらされたその体に、あっさりと取り込まれてしまう。
全く見えないだけに、厄介だった。
「待ちなよ。そんなにつれなくしなくてもいいじゃないかぁ。
実は僕ね、甘い蜜が大好きなんだ。どこかに持ってるんだろう?分けてくれないかな」
「っ!!」
顔が、あからさまに引き攣るのが自分でも分かった。
危険だ。
このシャワーズに、バレたらマズい。

「ほぉら、その顔。持ってるんでしょ?ちょうだいよ。甘い蜜。
僕はオスもメスも好きでねぇ。キミみたいな可愛い子は特に好きなんだぁ〜。
素直にくれないと、悪戯しちゃうかもよ…?」
ぬめっ、ぬめっ…
(ヘンタイだ…)
再び股間をぬめぬめとした感触が撫でてきたのを感じながら、ブイゼルは必死で逃げる方法を考えていた。
317ビークインの呪い その3 3/11:2009/11/05(木) 20:25:17 ID:c/c98Bj6
「ほぉら、早く出しなよぉ。それとも、こういうのが好きなのかなぁ?
体のわりにはおっきなオチンチンしてるもんねぇ〜」
まずい。本当にまずい。
“とける”を使ったシャワーズがこんなにも危険な相手だったとは。
技を使って攻撃しようにも相手は見つからず、逃げようにも既に体は不可視の縄で縛られたかのように自由が利かない。
そして…
本当に甘い蜜の1つでも持っていれば渡して逃げることもできるかもしれないが、
もちろんそんなもの持ってはいないのだ。
あるのは、強烈に匂いだけを放ち続けるオチンチン…。
「ほんとに、キミのオチンチンいい匂いするねぇ〜。剥いちゃったりなんかして」
にゅぅっ…。
「うぁっ!!」
突然股間から伝わってきた感覚に、びくんっと腰を引くブイゼル。
見ると幼茎にかぶさっていた皮が大きくずり下げられ、散々いじめられて赤くなりつつある粘膜が大きく露出していた。
慌てて元に戻そうとするけど、目に見えない水のリングがきつくそこを固定しており、全く動かない。
「いい声で鳴くなぁ。本気になっちゃいそうだ。甘い香りも強くなったねぇ」
「お願い、シャワーズ、許して…」
「だぁ〜めぇぇ〜」
ダメなんだ。ほんとに。もしここで勃起してしまって、シャワーズに知られてしまったら、
大変なことになってしまうんだ。
勃起だけはしちゃダメなんだ…。
(オチンチン立たないで…!)
必死の思いで腰を引き、愛撫から身を守ろうとするブイゼルだったが、
どんな体勢になっても、周囲を包む水が変わりなくそこを刺激する。
その上…
「ひゃぁうっ!!」
「そんな風にオシリ突きだされちゃったら、ここも弄りたくなっちゃうじゃないかぁ〜」
ブイゼルの恥ずかしいスボミからほんの少し染み込んだ水が、ぐぐっと内部で膨れ上がり、そこを自在に拡張した。

「あれ?キミ、もしかして元々そういう趣味だったの?これはラッキーだなぁ」
そこを拡げた瞬間の、シャワーズの言葉の意味が分からずきょとんとしてしまったブイゼルだったが、
すぐに理解すると、猛烈に抵抗し始めた。
「っ!ち、違うっ!それは…、さっき無理矢理…!」
そう、シャワーズはその孔を広げた瞬間に、先ほど流し込まれていたマイナンの精液を感じ取っていたのだ。
最悪だ。
「なに?キミ、無理矢理が好きなの?」
「違うぅ〜!!んぐっ!」
言葉の抵抗も空しく、興奮の高まったシャワーズは本格的にブイゼルの全身を愛撫しはじめていた。

「はぁっ!ふぁぁぁん、むぐぅっ…!」
まるでアメーバに犯されているみたいだ。
ねとっ、ぬるっ…っと体を粘膜がはいずり回り、自由を奪う。
首元を、脇窩を、乳頭部を…
皮膚が薄く敏感なところを重点的にぬめぬめと撫でられ、興奮が高められる。
アメーバと違うところは…所々で、自由に感触を変えてくるところだ。
口をこじ開けて侵入してきた異物は、突然内部で舌先の形状になり、内側を舐めまわしてきた。
そして、オシリに侵入してきたそこは、一段と体温の高い硬い棒状になって、前後しはじめていた。
318ビークインの呪い その3 4/11:2009/11/05(木) 20:26:21 ID:c/c98Bj6
「すごいだろぉ〜。こんなの、味わったことないだろ」
耳元で囁くようにシャワーズの声がする。
「僕たちシャワーズはね、体の遺伝子を組み替えることでその形状を変化させることができる。
“とける”と併用することで、体中のありとあらゆる部分を自由に操ってキミを愛撫することができるんだよ〜」
(こ、の…。どヘンタイ…!ふぁぁっ!)
限界だった。
こんな異常な愛撫を受けて、興奮せずにいられるポケモンがいたら見てみたいくらいだ。
ひくっ…ひくっ…!
「やっと立ってきたねぇ。すごい、エッチな大きさだねぇ〜。まだコドモのくせに」
どこにいるか分からないけど、見ているのだろう。
少しだけ休んだことで立派に硬さを取り戻した幼茎の周囲を、ぬるっ、ぬちゅっ…と淫猥な刺激が襲う。
(舐められてる…)
その感触から、ブイゼルは確信した。
バレてしまったことを。
「やっぱりかぁ。オチンチンから甘い蜜が出てるよ。キミ、ビークインに呪いをかけられちゃったんだろう。
聞いたことあるよ。体から甘い蜜が出るようになる呪いのこと。
まさか本当にあるとはねぇ。すっごく美味しい、甘い蜜の味がするじゃないかぁぁ〜」
襲ってきたのがシャワーズでなかったなら、
直接口をつけて味あわない限り分からなかったかもしれない。
いや、それ以前に蜜の香りを水の中で強く感じることはなかっただろう。
しかし、周囲の水と同化しているシャワーズは、その味も香りも原液のまま感じ取っていた。

「知ってた…の?呪いのこと…」
「ふふふ、まさか本当にそうだとは思わなかったけどね。
大好きな甘い蜜と、エッチな体をした可愛い男の子が一緒に手に入るなんて。
まさにカモネギが鍋を背負ってってやつだねぇ。お互い楽しもうよ」
「いやっ!あっ!ふぁぁぁっ…!」
さっきまでのがシャワーズの本気の愛撫だと思っていた。
でも、それはひどい思い違いだった。
拒絶の言葉を吐き終わる暇もなく、一瞬にしてそれを体感した。

より辱めを感じさせるように、両手足首に水の拘束具がかかり、体をぐんと引き伸ばされる。
大きく股間を広げさせられ、隠すこともできずに硬く伸びたオチンチンを晒されると、
その方が興奮すると思ったのか、再びそこにシャワーズの顔が出てきて、
ちゅぷぅぅ〜っという音を水の中に響かせながら、剥き上がった幼茎を咥え込んだ。
そして同時に、全身をぬめぬめと刺激していた愛撫の感覚が、劇的に変化を遂げる。
「っ!!むぐっ、んぐうぅぅっ!!」
ぬめぬめと粘液で舐めるようだったその表面が、
ぐちゅぐちゅとした絨毛状になり、全身の皮膚を探索するように蠢く。
快感でヒクリと反応する筋繊維一本一本の動きすら感じ取り、着実に性感帯を開発していく。
「すごいだろぉ。コレ」
その口はブイゼルのものをしっかりと吸いこんでいるはずなのに、
確かに耳元でシャワーズの声が聞こえた…。
319ビークインの呪い その3 5/11:2009/11/05(木) 20:27:17 ID:c/c98Bj6
「うーん。ほんとにすごいねぇ。甘い蜜がドクドク出てくるよぉ」
「あうう…」
オチンチンはただくわえられているだけなのに、全身を絨毛で撫でまわす刺激が気持ち良すぎて、
性器からの分泌感がとどまる様子もなく続いていく。
その蜜を体内に導きながら、シャワーズの声が次第に酔ったような調子になってきた。

「さっきの続きだけどさぁ。遺伝子を組み替えれるってやつね。
感覚器官も例外じゃないんだ。
普通の生き物は舌で味覚を感じ、鼻粘膜で嗅覚を感じ、触覚が発達した性器で快感を感じる。
僕達はね、それすらも操ることができる。
つまり…。今キミの可愛いオチンチンをぐちゅぐちゅに刺激している粘膜で、
オチンチンの気持ちよさも、甘い蜜の味も、香りも、
ぜぇぇ〜〜んぶ同時に、余すところなく味わえちゃうんだなぁぁ〜」
「うっく、ううっ、くぅぅっ…!」
(このっ!どヘンタイ!)
吐き気を催すような言葉だった。
嫌悪感が全身を包む。
しかし、それを覆い尽くして余りあるほどの快感がブイゼルを飲み込み、絶頂へと押し上げていった…。

「ここの味もしっかり感じてあげるからねぇ〜」
「ひぃうっ!あああ…!オシリ、いやだぁ…ふ、太いよぉ…むぐっ!」
これが本当のシャワーズの性器の形なのだろう。
大きく膨れ上がった肉茎が、ぐりっ、ぐりぃっとねじ込まれていく。
先ほど味わったマイナンのものよりも、ずっと太くて、硬い。
そして同時に、満足に閉められないようにされた口の中にまで、
全く同じ形状のモノが挿入され、前後運動を開始した。
「おいしいよ。キミの体、すっごくイイよぉ〜。
もうイっちゃいそうなんだろ?もうちょっとだけがんばりなよ。僕の液もあげるからぁ」
「んぐぅぅ…、むぐっ、んぐっ…!」
(もう、ダメ…!)
全く同じオスのペニスを口とオシリの両方に突き込まれ、
それが同時にビクビクと震えつつ、体液を送り込んでくるのを感じながら、
ブイゼルは絶頂を迎え、特濃の甘い蜜を絞り出していた…。

「キミはねぇ、もう甘い蜜を吸われるためだけの存在になっちゃったんだ。
――慰みモノってやつだよ。
僕の愛撫、気持ちよかったろう?
僕は水の中のどこにでもいる。また味わいたかったら…水に入って僕を呼ぶといいよ」
あの後も何度も愛撫を続けられ、またもや全てを吸いつくされ…。
ただ呆然とした表情を浮かべて川を流れていくブイゼルの耳元に
シャワーズのねっとりとした声が絡みつき、消えていった。

(水から…あがらないと…)
水タイプである自分にとって住処であるはずの水の中。
しかしそこはもはや、安全地帯ではなかった。
安全どころか、水の中に入るということは、あのシャワーズに進んで抱かれることを意味する。
(どこに…一体どこに行けばいいんだ…)
長時間の拘束を受け、疲れ切ってしまった体を引きずるようにして川から出ると、
ブイゼルはついに行くあてもなく彷徨い歩きはじめた。
320ビークインの呪い その3 6/11:2009/11/05(木) 20:28:00 ID:c/c98Bj6
下流に差し掛かっていた川から上がると、そこはすでに森を抜けており、木々もまばらになっていた。
東の空からはうっすらと太陽が射し始めている。
一晩中、シャワーズに犯され続けていたことになる。
そのことを知って、体にどっと疲れが押し寄せてきた。
そして、
ふわぁ…
(ああ、まただよ…)
水から上がりぶるっと体を震わせて毛皮についた水を弾くと、甘い蜜の香りが周囲を漂う。
ふと、その香りが前より強くなった気がして自分のオチンチンを見ると…
「うわっ、皮が…!」
昨日から1日中愛撫を受け続け、酷使され続けたその幼いツボミは、
勃起してもないのに皮がゆるやかに捲り上がり、
少し赤く腫れた敏感な粘膜がにゅぅっと顔を出していた。
その形もいつもよりずんぐりと太くなっているように見える。
勃起してもないのに。エロすぎる。
慌てて皮を前みたいにかぶせようとするけど、少しするとまたゆるゆると剥きあがってきた。
そして、肉茎だけでなく陰嚢の方も、散々絞り尽くされ危険を感じ取ったかのように
盛んに蜜の造成を行っているのか、少し熱っぽくなってぽってりと大きく垂れ下がっていた。
歩いていても、自分の股間に重量感と違和感を感じる。
自分の体が変化していっている。
シャワーズの言うとおりの、慰みモノとして。
認めたくはないけれど、事実だった。

(これから…どうしよう…)
重い体を支えて歩くのに疲れ、朝露の垂れる一本の木を背にして横になる。
そうして体の動きを止めると、また股間からの匂いが周囲にこもり始める。
何もしなくてもオチンチンが剥き上がってしまっているせいで、香りの濃度が更に濃くなっていた。
朝日を見ながらじっと寝そべっていると、
まるで鼻先に甘い蜜を置かれているかのように香りがどんどん濃くなっていって、
何も食べてないお腹がぐぅ〜っと鳴った。
(おなか…空いたなぁ…)
体力を回復するためにも、木の実を食べに行きたいところだ。
しかし、森の中に入るわけにはいかない。
水の中で食べ物を探すこともできない。
一体どうすればいいというのか。
疲れ切った心と体でぼうっと遠くを見つめると、その視界の端に花畑が見えた。
(ああ…もーボク天に召されちゃうのかなぁ…ん…?)
一瞬幻覚でも見えたのかと思ったけど、違う。
綺麗に区分けされた大地と、そこに咲く色とりどりの花々が、緩やかに風になびいているのが確かに見える。
そしてその脇には、明らかに人工的に作られた家がぽつりと建っていた。
あれは――人間の畑だ。
食べ物が、あるかもしれない。
わずかな希望を見つけ出し、ブイゼルは重い体を引きずり起こして歩を進めていった。
321ビークインの呪い その3 7/11:2009/11/05(木) 20:28:41 ID:c/c98Bj6
「うっわぁぁぁ〜!!」
1歩、また1歩と歩を進める毎に鮮明になっていく畑の様子。
そこにあるものを見つけたブイゼルの足は徐々に速まっていき、ついには駆け出していた。
あれは…、あの畑にたわわに実っている大きな実は、
カイスの実だ。
人間に管理され、森の中では望むべくもないほどまん丸に大きく育っている。
朝露を表面に滴らせながら、何十個、何百個ものカイスの実がずらりと並ぶ景色は壮観だ。
「わぁぁぁ〜い!いっただっきまぁぁ〜す!」
畑の中にある一番大きなカイスの実を抱きつくようにして抱え込むと、
ブイゼルはもの凄い勢いでそれを食べ尽くし始めた。
しゃくっ!しゃくっ!
内部に含まれる豊富な水分が、ひと噛みするごとに口から溢れる。
木の実の中でも随一と言われるほどの甘さが喉を潤し、お腹を満たしていく。
「お、おぉいしぃ〜!」
さっきまで暗澹としていた気分が嘘のようだ。
あまりの美味しさに大きな目をうるうると潤ませながら、ブイゼルは1つ、また1つと大ぶりのカイスの実を平らげていった。

「あれ?雪?」
とうとう3つ目の実を平らげてしまったところで、目の前にちら…ほら…と白い粉が降ってきているのに気がついた。
今はまだ雪が降るような季節じゃないけど…。
何だこれ?と思いつつ、腕に付着したその粉を払いのけようとして、
自分の体が思い通りに動かなくなってきているのにやっと気がついた。
(痺れ…粉…だ…!)
ゆっくり、ゆっくりと痺れはじめた体を捻って上空を見ると、
凶悪な目つきのアゲハントがこちらへと降りてこようとしていた…。

「この…卑しい木の実泥棒が!」
「ち、違うんだよぉ〜」
飢え死にしそうだったんだ。
そう言い訳しようとしたけど、盗み食いしてしまったことには変わりない。
辺りにカイスの実の皮を散乱させ、お腹をぽんぽんに膨らませて違うと言っても、説得力の欠片もなかった。
「このカイスの実はな、私と主人の人間とで受粉させ、時間をかけて育ててきた結晶だ!
言わば私にとっては子供も同然だ!それを貴様…、無事に帰れると思うなよ!」
「ご、ごめんな…さぁい…」
鋭い眼光に射すくめられ、痺れて満足に動かない体を引きずりながら、
ブイゼルはずりっずりっと後ずさりする。
その体から強く漂う甘い蜜の香りに、アゲハントが気がつかないはずがなかった。

「お前…、何だ、その匂いは?なぜそんなに甘い蜜の香りをさせている?」
「あっ!」
言わずもがなだった。
慌てて丸出しになっていたオチンチンを手で隠そうとするブイゼルを見て、
怒りで吊り上がっていたアゲハントの瞳が、にぃっと邪悪に歪む。
「そうか…、お前がそうなのか。森で噂になっているぞ。ビークインに呪いをかけられたブイゼルがいると。
どれ、味あわせてもらおうじゃないか。その体内から出てくる甘い蜜を」
(もう…こんな所にまで知れ渡ってるなんて…)
「ヤだ…イヤだ…!お願い…」
ゆるゆると羽ばたきながら近寄ってくるアゲハント。
必死で逃げようと身をよじるが、マヒしてしまった体は簡単には動かない。
もうイヤだ。もうたくさんだ。
無理矢理甘い蜜を接取されるのは。
(もうお願いだから…ボクの体を好き勝手にしないでよ!)
涙ながらに叫ぶブイゼルの懇願の声は、アゲハントには全く届いていないようだった。
322ビークインの呪い その3 8/11:2009/11/05(木) 20:34:37 ID:c/c98Bj6
「ビークインの呪い――か。同じ虫タイプとして、よく知っているぞ。どんなものかは。
ビークインが初めての相手に与えるために、長い年月をかけて己の秘所で熟成させる濃厚な甘い蜜、
それを無理矢理奪われた時にかけると言われている。
お前、ビークインに呪いをかけられて然るべき行いをしたのだろう」
「うう……」
言い訳のしようがない。
黙り込んでしまったブイゼルに、アゲハントはまるで判決文を読み渡す裁判官のように、
冷たい断罪の言葉を口にした。
「因果応報…という言葉を知っているか?
ビークインの呪いは、己に浴びせられた羞恥や苦痛を、そっくりそのまま相手に味あわせるためにあると言われている。
まさに執念深い女王に相応しい呪いだな。
今から己の体に降りかかる痛みも、苦しみも、相応の報いと思って受け取るがいい」

アゲハントの言う通りだ。
無理矢理甘い蜜を求められ、それが性的羞恥心を伴う行為であるというのに
一向にお構いなく犯され、蜜を奪われる。
今ビークインの呪いによってブイゼルの身に降りかかっている出来事は、
全てビークインが実際に味わったことなのだ。
(でも…、でも…こんなのって、ひどいよ…)
「ううっ、ひくっ、ヤだよぉ、許してよぉ…」
ぽろ…ぽろ…と、ついに瞳から大粒の涙をこぼし始めたブイゼルの前で、
アゲハントの細長い吸収管が甘い蜜を求めてオチンチンを弄り始めていた。

「本来なら、ビークインの呪いをかけられたポケモンから特濃の甘い蜜を絞り出すには
性的興奮を絶頂まで高めなければならない。それがまた呪いをかけられた相手への辱めとなるのだが…。
我が種族には、そのようなことをせずとも甘い蜜を摂取する手段がある」
しゅる…しゅる…と音を立てて、その細長い吸引管がしなる。
「動くなよ…。抵抗すると余計に苦しむだけだ」
「ひっ!!ま、まさかっ、まさか…!ひぅっ!」
にゅるっ…!ぐぐぐぐぅっ!ごりっ!
「ひぃっ!!ふぁぁぁっ!や、やめっ!ああああっ!!」
既に皮が剥き上がり、無防備な鈴口を露出していた先端から
苦もなく鞭のようにしなる吸収管が挿しこまれ、奥へ奥へと進んでいく。
マイナンやシャワーズに無理矢理オシリを犯された時とは全く質の違う衝撃が、ブイゼルを貫いた。

「ふむ…ここ、か」
「ひゃぁっ!あ…あ…」
ブイゼルのオチンチンの奥底の、オシリに近いくらいのところで、
くにっ、くにっとアゲハントの管が蠢くのが分かる。
ぞぞぞぞっと背筋を虫が這うような感覚がせり上がってくる。
直接内臓を弄られているような、耐えがたいその感覚に、ブイゼルの腰がガクガクと震えた。
そして…
「では――いただくとするか」
ちゅっ、ちゅくぅぅ〜!きゅぅぅぅ〜!!
「あっ、ああああっ!!いやだぁぁぁ…!!」
吸われていく。自分の全てが。奥底から。
体中に吸引音が反響し、睾丸がその内部に必死でため込んでいだ濃厚な蜜が、あっさりと吸い上げられていく。
「これはまた…なんという上等な甘い蜜であることよ…」
(気が…狂っちゃう…)
直接脳の中に虫のさざめきを叩き込まれたかのように、ざわっとする感触が流れ込んできている。
もうダメだ。こんなの、耐えられない。
あと数秒この責め苦が続いていたならば、あるいは本当にブイゼルの精神は雪崩をうって崩壊していたかもしれない。
しかしその瞬間、ブイゼルにとっては救いの声が辺りに響いた。
323ビークインの呪い その3 9/11:2009/11/05(木) 20:36:01 ID:c/c98Bj6
「アゲハント!何してるんだ!」
人間の、青年の声。
その声にびくっと反応すると、アゲハントはしゅるっとブイゼルの中に挿入していた吸収管を元に戻し、
再び中空へと舞い上がった。
そして、青年の方を振り向くブイゼルの前で、
手の中にあるモンスターボールから赤い光がアゲハントに向かって伸び、その姿が飲み込まれて消えていく。
(助かった…の?)
いや、まだ分からない。
ゆっくりこちらに近寄ってくる人間は、このアゲハントのトレーナーであり、畑の持ち主に違いないのだ。
依然危機が去ったわけではない。
(逃げないと…!)
マヒした体を必死で持ち上げ、立ちあがろうともがくブイゼル。
しかし、全く足が言うことを聞かなかった。
腰が抜けてしまっている。
「っ!」
自由の利かない体をなんとかよじって動こうとするブイゼルに向かって、
ざっ、ざっと足音を立てながら人間が近づいてくる。
畑を荒らした木の実泥棒に、お仕置きをするつもりなんだ…。
その1歩ごとに、自分の顔から血の気が失せていくような感じがする。
もう、絶望的だ。
「うわ…あ…うっうっ…」
泣いちゃダメだと思うのに、もう心も体も疲れ切っていて、自然と涙がぽろぽろと零れ落ちていた。

(もうこのままここからいなくなっちゃいたい。全部夢だったらどんなによかったか…)
そんなことを思いながらぐっと目を閉じる。
奇跡を夢見て再び潤む瞳を開いてみても、何一つ変わらないままの現実がそこにあった。
ついにブイゼルの正面までやってきた人間は、かがみ込んできて…
「ご、ごめんなさいっ…!」
差し出された手がまるで灼熱の鉄の棒であるかのように、ビクッと反応して身を引くブイゼルに、
その人間は優しく微笑んできた。
「ふふっ、可愛らしい木の実泥棒クンだなぁ」

(えっ?)
「ゴメンな、うちのアゲハントは気性が荒くて。お腹空いてたのかい?
でも、珍しいね、こんな所まで野生のブイゼルが来るなんて」
人間の口調は優しく、これ以上ないほど穏やかだ。
とても大事にしていた畑を荒らされた後とは思えない。
「怒らない…の?」
怯えた目で聞くブイゼルに、人間はまるで悪戯をした子供を諭すように言葉をかけた。
「そりゃあ、ちょっとは怒るけどさ。キミ、その様子だとアゲハントに散々やられちゃったんだろ?
これに懲りて、もう2度と泥棒なんてしちゃダメだぞ」
「……」

不思議そうに見つめるブイゼルの目の前で、
青年は簡単な応急手当てをしてブイゼルのマヒを治してくれると、
「森にお帰り」
と優しく放してくれたのだった。
324ビークインの呪い その3 10/11:2009/11/05(木) 20:37:09 ID:c/c98Bj6
(人間…)
ブイゼルの中で、今まで考えたこともなかった思いが浮かび上がってきていた。
ビークインに呪いをかけられてからというもの、一時も気の休まることなくポケモン達に襲われ続けた。
みんな、ブイゼルのオチンチンから出る甘い蜜を目の色変えて欲しがり、吸いつくしてきた。
でも、あの人間だけは、そんなことなかった。
そうだ。
人間は甘い蜜を欲しがったりしない。襲ってきたりはしない。
人間に、ゲットしてもらえば…
さっきモンスターボールに吸い込まれていったアゲハントの姿がよみがえる。
あの中なら。モンスターボールの中なら、安全だ。
ブイゼルは、暗闇の中で一筋の光明を見つけた気がした。

野生で暮らしている時には、考えたこともなかった。
人間にゲットされるなど。
人間に飼われ、人間に尽くすために生きているポケモン達のことを軽蔑してもいた。
しかし今、自分を助けてくれる存在は人間しかないのだとブイゼルは悟った。
(ボクの、トレーナーになってくれる人間を探すんだ)

応急手当てを受けたとはいえ、体はボロボロだ。
昨日から一睡もできず、木の実を食べて少し回復したかに思えた体力も、
アゲハントに体の芯から吸い取られてしまった。
それでも、歩かないと。
早く自分をゲットしてくれるトレーナーを見つけないと。
またどんなポケモンに襲われるか分からない。

「誰か…ボクをゲットして下さい…」
ポケモンに襲われるのが怖くて、慣れない人間用の道を歩き、体は土埃で汚れていく。
洗い流そうにも、水の中に入る勇気はない。
ボロボロになりながら、オチンチンは真っ赤に剥きあがったままで、
少しでも立ち止まると周囲に甘い香りが立ち込める。
そんな状態で時折見かける人間のトレーナーに声をかけても、みな避けていくばかりだった。
(ダメなのかな、こんなボクをゲットしてくれる人間なんて、いないのかな…)
絶望的気分に浸りかけたその時、
ふ…と目の前に男が立ちはだかった。
「あ…、あの、ボクを…」
「ゲット、してほしいのか?そんなみすぼらしいなりして」
「は、はい…。ボク、なんでもするから。体から甘い蜜だって、出せるんです…」
もうプライドも何もなかった。
人間にゲットしてもらうために、体の全てをさらけ出していた。
その場で蜜を出してみろと言われたら、すぐにでも出そうとしたに違いなかった。
「そうか、いいだろう」
短くそう言った男の手から放たれたモンスターボールに、ブイゼルは心から安心した表情で吸い込まれていった。
325ビークインの呪い その3 11/11:2009/11/05(木) 20:38:14 ID:c/c98Bj6

「ん…く、はぁっ…」
「お前は可愛いな、ブイゼル」
長い口腔内の愛撫が終わり、人間の愛撫は今度は首元から胸元へと降りていく。
この人間の愛撫はいつもこうだ。
何十分も、何時間もかけてブイゼルの体全体を撫でまわし、ゆっくり、ゆっくりと刺激していく。
絶頂を迎えさせないままに。
そうしながら、ブイゼルの様子をじっくりと観察して興奮を高めているようなのだ。
その間中、ブイゼルはじわじわとオチンチンの先端から甘い蜜を垂れ流すしかない。
そこにはピチューがぴったりとしがみつき、一滴も漏らさないとばかりに
ちゅうちゅうと音を立てながら吸い続けていた。

人間の、興奮が高まり始めた性器を口で奉仕させられながら、
今度は指でオシリを弄られ始める。
「ずいぶん上手になったな、ブイゼル」
「ん…、くむっ…」
体中を刺激され、興奮が高まってきているものの、ブイゼルの瞳には決して喜びは浮かんでいない。
そこにあるのは諦めと…恐れだった。
この人間は自分に飽きてしまわないだろうか、
捨てられて…、またあの襲われるのに怯える生活に戻ってしまわないだろうか。
その恐怖故に、ブイゼルは必死に人間に奉仕する。
自ら進んで人間の性器を己の体の中へと導き入れすらした。
この生活が、苦しいものであっても、少しでも長く続くように祈るような気持ちで――。


「ブイゼル、お前はちょっと目立ちすぎるな」
「えっ!?」
行為を終え、蜜の香りが色濃く漂う部屋の中で、男が話しかけてきた。
(それってどういう…。もしかして、ボクが嫌いになっちゃった…?)
「お前がいるだけで、野生のポケモンが香りにつられてどんどん寄ってくる。
まあ、それで助かる時もあるが…。ヘタに草むらに入れない」
「ごっ、ごめんなさい…」
(やっぱり…、捨てられちゃうんだろうか…)
不安で心をいっぱいにし、しっぽをしなっと垂れ下がらせながら謝るブイゼルに、
人間は小さな布切れを差し出してきた。
「これをいつも履いておくようにしろ」
「…え?」
大きな穴が1つと、小さな穴が2つついたその白い布は…
「オムツだ」
「…っ!!」
悔しかった。涙が出るほど。
でも、それを拒否することなど、自分には決してできないことが分かっていた。
ただできるのは…
「しっぽの出る穴を、あけて…下さい」
そう言って、新たに1つ穴のあいたその布を、ゆるゆると身につけることだけだった。

たった一度の過ちがもたらした、取り返しのつかない結果を呪いながら。




326ヒコザルの人 ◆GShikoDN72 :2009/11/05(木) 20:39:06 ID:c/c98Bj6
えー、毎度ヘンタイですんまそ。
特にシャワーズ好きの人(多そう)すんまそ。

>>272に今回の作品テーマずばり指摘されてびびったのは秘密w

最後のオチを書いてみたかったってのもあるんですけどね。
年長児に履かせるオムツはいいものですよ。うん。
327名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 20:57:04 ID:FGObjlYZ
へ、変態だー!
328名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 21:15:05 ID:ibQFdyAk
完結GJ! ブイゼルにとっては悲惨だけど仕方ないよね…
あと、あなたのおかげでシャワーズの新しいエロさに目覚めました。
その点でも感謝。
329名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 21:22:56 ID:uryfpVNl
>>288
ショタムウマージカワイスw
トリデプスは後で復讐レイプされてしまえば良いよ
>>326
呪い怖ええええええ!
でも、凌辱されるブイゼルにハアハア
330名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 21:23:39 ID:uG+Ehiwp
毎度毎度HENNTAIで素晴らしすぎるwGJ!
331名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 23:28:13 ID:3Y5ryOfP
ブイゼル可愛すぎて泣いた
変態的な意味で文才的な意味で尊敬する
332名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 00:56:29 ID:kJ+4rX8j
俺もビークインに呪われてぇ…
333名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 02:46:51 ID:e4SvY22B
おちんちんわぁい
334ヒコザルの人 ◆GShikoDN72 :2009/11/06(金) 08:52:34 ID:OFJG3YaG
毎度お褒めの言葉をありがとうございます。

もう保管庫更新されてて感動したww

変態ショタばっかり書いてると人格を疑われそうなので、
今更ですが次回はなるたけ変態っぽくないやつを目指してみようと思ってますが、
たぶん無理でしょう。
335名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 01:03:02 ID:oG2XgJg7
>>334
どうせケモナーってだけで世間からは人間扱いされてないんだしいいじゃんwwwww
これからも楽しみにしております!!
336名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 13:49:14 ID:Y/SPER4I
>>335
ひでえw

不遇ポケを集めて散々言葉責めしたのち、
特訓と称して性的イタズラしたりお互いに絡ませたりしてやりてぇ
337名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 15:28:29 ID:gykZJBqm
>>334
完結乙です!
ブイゼルいろいろとボロボロだけど、やっぱり因果応報なんだなあ
でも気弱になっていくブイゼル可愛い
氏の変態ショタ大好物だから、次も楽しみにしてます!
338名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 19:31:44 ID:CjeQWTK6
トレーナーにお仕置きされると思って泣いちゃうブイゼル可愛すぎる
いつか呪いが解けるといいな・・・
339名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 19:37:04 ID:ILVrr81Z
ブイゼルのヒレがいらないと思うのは俺だけじゃないはず
340名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 00:06:58 ID:rbCT3kSk
>>339
チラシの裏にでも書いとけ

ブイゼルとフローゼルのヒレを触りまくって嫌がられたい
なにげに感度の良さげな部分だし、ブイゼル系は♂も♀もなんでか泣かせたくなる
341名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 00:13:38 ID:YGmRhKBo
♀フローゼルの豊満な胸と腹に顔を埋めてもっふもっふしたい
ブイゼル・フローゼルは水タイプなのに体毛が豊かな所も魅力の一つだな
342名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 00:57:44 ID:6A64KSrZ
豊満乳繋がりでダークライ♀とオールナイトでダイナマイトしたい。
騎乗位で突きまくって喘ぎ声と揺れまくる乳を堪能したい。
アヘ顔みさくら語で淫語叫ばせて絶頂と同時に失神そして失禁させたい。
ちくしょー、ダークライ揉みてー
343名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 11:37:19 ID:4PQt0hBq
雄ークライが悪夢を見せに迎えにいきます
344名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 00:28:55 ID:KtbKaTyv
>>343
悪夢より淫夢がいい…
345名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 05:30:18 ID:8MsEQ/mC
胸って結構意見が分かれるよね、自分はどっちも大好きなんだけど。
個人的にはルカリオ♀を推薦
胸の棘が埋もれてる様子とか、
普段は毛皮に隠れてるけど発情すると乳輪が顕になるとか、
手の棘を変形出来るんだから、リオルの時みたいに胸の棘を平べったくしてからご奉仕させるとか、
毛皮に覆われた胸の揉み心地とか、
妄想が止まらない
346名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 14:52:02 ID:7vb4O552
ひんぬー派だから大人(進化)になってもつるぺたと言うポケモンが好きだ
マニューラの赤いアレの中に手を潜らせて、さわさわしては爪で引っかかれてー
347名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 20:37:26 ID:bFHxpyDL
>>345
ルカリオってトゲ変形できたのか
348名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 20:41:09 ID:p4UN+z+O
すくなくとも、手の棘は メタルクロー(だっけ?)のときに変形してた
349名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 21:13:43 ID:RmnXSdaq
まあポケモンっていう不思議生物だしなー
現実の動物の生殖に当て嵌めてエロを考えてたら、このポケどう交尾するんだ?ってなるヤツいるし。
無機物ポケに生殖器があったり、現実の鳥≠鳥ポケってことで鳥系ポケにチンコがあったっていいよな!
現実の動物の生殖・生態っぽいSSも大好きだけど。
350名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 21:17:46 ID:p4UN+z+O
バシャーモ・ゴルダック・カモネギ
は陸上もついてるから鳥でもちんこある

トゲキッス・チルタリス・ペリッパー
も別グループ混ざってるからちんこあってもおかしくない
351名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 22:13:22 ID:bFHxpyDL
なんてロマン溢れる考え方
352名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 22:16:51 ID:DSHeGaid
現実の動物の生態っぽいのだと無機系はどうすりゃいいんだ
「パルタたんじょうのひみつ」みたいのか
353名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 22:24:27 ID:zl9UgV2F
エロはファンタジーですよ

ところでかまいたち3Pの続きがこないな・・・
規制巻き込まれたのかな
354名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 23:32:12 ID:W5ZOHyVT
レントラーの人も続きが見たいけど以下略
355名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 00:29:51 ID:OGB+vsTC
かまいたち3P書いてる人結構いるから誰のことか分からなかったりする

それはともかく、ガーディと一緒に寝たい
356名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 00:37:32 ID:FzbOoLRe
チーかまネタを書いている人は何人かいるけど
チーかまで3Pを書いているのは今のところ一人だけだじゃなかったっけ?

寒いから、ブーバーの腹をぽんぽんして暖かくしてもらいたい
357名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 00:51:55 ID:QQ1mo+YW
ヘラクロスの人をひそかに待ってるけど(ry
大規模規制はもう解けたよね
358名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 00:55:15 ID:YLAHFfIz
スリーパーに抱きついて襟巻をモフモフしたい
♀は襟巻が長くてなんか可愛いんだよ、性的な意味で見てしまうぜ

ポケエロ好き相手でも、引かれないか心配でなかなか言えないんだけどな
359名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 01:24:12 ID:cUtpk5wz
また催眠系のエロSSとか見てみたいな〜
360名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 03:29:31 ID:rBY4kTLk
>>352
パルタ懐かし過ぎww
361名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 21:13:05 ID:Qr1cbESe
>>358
スリーパー♀とはお目が高い。
俺は、小さい女の子が大好きな百合百合催眠おねえさんなスリーパーが好きです。
362名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 22:19:23 ID:yPjm3hfQ
むしろロリショタに襲われる気弱スリーパー♂萌え。
363名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 02:44:38 ID:gHIweoJi
スリーパーが変質者以外の何者にも見えない俺はどうすればw

幼女さらって犯してあのイミフな鳴き声上げてる姿しか想像できない 多分ポケダンのせいだな
364名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 10:41:49 ID:++VQUlVU
手足を拘束されて振り子を亀頭にはめられ、そのまま糸でちんこの根本をぐるぐる巻きにされて
言葉責めされて涙目になってるスリーパー♂のエロ画像を見てから俺に死角はない。

はがね系犯したいな
あのメタリックな体の中が意外と柔らかかったりするのかな
365名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 13:08:34 ID:MRIiNr8z
エアームドとかハッサムはなか軟そうだな
366名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 15:29:06 ID:FyALxd5W
「ふぅん…中は意外と、柔らかいんだな」
「んくぅっ…!」
ハッサムのまるで鎧のような肌。そっと頬を撫で上げると、そこが内部から火照っているのが分かった。
ぬちゅっ…!ぬちゅっ…!
「あああっ!」
すぅっと指先を胸元から、お腹へと滑らせていく。
硬い、鋼タイプ特有の体付き。
しかし、その下には急激に柔らかさを増した粘膜面が存在し、熱い粘液を迸らせながら男性器をしっかりと受け入れていた。



こうですか、よくわかりません ><
367名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 01:24:30 ID:/g8rQuaL
>>363
ポケダンでルリリ♂をさらったのはスリープじゃなかったか?
FR・LGの木の実のスリーパーは幼女なマヨちゃんを誘拐しかけたけどw
でもこの流れでスリーパーに萌えた。

鋼系で体の中が柔らかそうで、エロの仕方を想像しやすいのって意外といるよな。
あとはクチート・ボスゴドラ・ジラーチ・エンペルト・トリデプス・ルカリオ・ディアルガ・ヒードランとか。
しかし>>366はSSを書くべき。
368名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 01:43:24 ID:CV43HhH+
ルカリオ・ジラーチ・クチートはそもそも鋼ポケモンとして認めたくない
俺はメタグロスを旦那にしたい

タンケン♪タンケン♪
369名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 02:29:42 ID:8Eyu2zYN
>>368
ダイゴさん何やってんですか
370名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 13:05:50 ID:C7lWoHwj
むしろ中も硬い方がそそる 雄雌問わず
371名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 13:43:49 ID:xE0YTgsc
中まで硬かったら、チンコ折れそう
372名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 14:59:44 ID:0DR33FKA
想像したら縮こまった
373名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 21:01:35 ID:ykJ9Iv+m
チンコの方も鋼なら何も問題無い。
金属音が鳴り響く、無機物ファックは最高ですな。
374名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 21:06:43 ID:dwEprm6U
まさにガチガチに固くなったアレってわけだな
375名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 21:08:00 ID:Vi2R2a8O
文字通りの潤滑油が出て来るのか
376名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 21:20:32 ID:ry3Ntz2z
メタグロスとかジバコイルの交尾か
377ブラッキー×エーフィ:2009/11/12(木) 21:41:20 ID:Kl5NMSXb
携帯からちょっと通ります
・エーフィさんとブラッキーさんの雌雄絡み
・エロないのでそう言うのが苦手な人はNGID
・扱いとしては>124-126の続き物となります、服用の際は合わせてお飲み下さ……いや別にいいか


「もうそろそろ、朝方になるか」
「そだね」
あたしは彼の横に付け、後ろ足を畳んで尻餅をついて、その体を彼の側面に寄せる。
まだ真っ暗な森の中、彼の体にある模様が淡く光り続けてあたしの視界を確保してくれてる。

毎日を彼と一緒に過ごすようになって、まだあんまり経ってないかな。
一緒に過ごすって言っても最初は、夜行体質の彼と意思疎通できる時間なんて全然無かったけど。
日が昇り始める頃は彼の無垢な寝顔をただ横で眺めて、日が沈んで真っ暗になったら、彼の見守る傍で眠って。すれ違うことが多くてやきもきしてたっけ。
だけどお互いに少しずつ活動帯を合わせていって。今ではお互い、起きる時も眠る時も一緒。
夕暮れ頃に起きて、日が空の真上まで昇る前ぐらいに眠る、って。そんな習慣がついた。
いいことなのか悪いことなのかは分からないけど、あたしはそのことを喜ばしく思ってる。

「毛繕いしてあげよっか」
何気なしに、彼にそう声を向ける。
たわいない一言、ちょっと気が向いたらいつの間にか口から出す言葉。
「ん、ちょっと待ってろ」
彼はそう言葉を返して、斜向かいぐらいにある背の低い木に一歩、二歩向かっていき、飛びかかって。
程なくして成っていた木の実を三つ、枝ごと咥え採って、あたしの正面に戻ってくる。
「食うか?」
それは栄養の詰まった甘くて美味しい木の実。毒をちょっとだけ中和してくれる効果もあって、日一つ昇って落ちるその度に食べるようになった木の実。
小さい頃は、これの取り合いで二回くらい大泣きしたっけ。二回目の時なんか、喧嘩が収まってみればまともに食べれる状態じゃなくなってたりとかしたし。
なんだか因縁深い木の実だけど、今では仲良く分けあったりとかもする。ちょっと不思議。
「うん、ちょうだい」
あたしは小さい声でそう言って。顔を、口を彼のすぐ前まで寄せておねだりしてみる。

「しょうがないな」
彼はその木の実を、ほんとはただあたしの傍に置くだけで終わるつもりだったんだろうけど、あたしの言ったことを了承してくれて。
一旦木の実を自身の口に入れて三、四回ぐらい噛みしだく。
「ありがと」
あたしは舌を出して彼の口周りをそっと舐めて。程なくして、柔らかくなったその木の実を口移ししてもらう。
それと一緒に味の乗った唾液が流し込まれて、舌に甘い感覚が広がって。
口を閉じようとすると、入りきらず零れた唾液が頬を伝い、首筋を、前足をなぞって。その部分だけ体毛を沈ませた細長い模様を作ってた。
「みっともない」
そんなこと言われても別に気にするようなことじゃない。寧ろ、これで言い訳ができた、なんて心の中でこっそり笑う。
あたしは流し込まれた木の実をある程度噛んで、舌で転がして味わってから。少し遅れてぐっと唾液と一緒に飲み込んで。彼を見据えてから返事をする。
378ブラッキー×エーフィ:2009/11/12(木) 21:43:54 ID:Kl5NMSXb
「後で繕ってくれる?」
「ああ」
触れ合っていられる、そのことがたまらなく嬉しい。
あたしは折り畳んでいた後ろ足をピンと伸ばし、立ち上がって。対面する彼の横まで数歩進み、その横に付いて彼の体をそっと押す。
「その前に、あたしが貴方を繕わなきゃだけどね」
彼は押されたのと反対側の足を折り畳み、草の地面に腹ばいになって。首を曲げて顔を、視線をあたしのほうに向けて声を短くくれる。
「頼む」
あたしはもう一度尻餅をついて座り、彼の耳や後ろ首辺りの体毛を舌でといて。続けて前足の爪で丁寧に整える。
ぴりぴりと彼の汗が舌をしびれさせて、心地いい。
彼のそんな汗、毒は、ずっと一緒にいると、やっぱり吸ったり、浴びたりすることってたくさんあるし。ずっと浴びてたらあたしの体が持たないことぐらい、お互いに分かってる。
それでも彼に触れるくらい傍に居たくて。毛繕いだなんてほんとは言い訳だけど、彼だって心地よさそうにしてて、多分満更でもない。
別に彼の体毛が特別乱れてるなんてことないし、寧ろあたしが乱しちゃうかもしれないけど。じかに触れて毛繕いしてくれる、あげるっていうのは、そういうこと。

「あたしってどんな性格してるかな」
繕う前足を彼の頭周りに登らせながら、急な話を振ってみる。
「ん」
「可愛いーとか、綺麗だとか、そんな感じのこと」
ふと気になっただけなんだけど、たわいない一言、ってわけでもない。
今までそう言う話をしたことってなかったし、空気から感じ取ることもなかったから。
「それ、性格って言わねえだろ」
彼の、困惑したみたいなくぐもり声が返ってくる。
「いいから言って」
無茶言ってるかな、ってあたし自身思ったけど。でも気になって仕方がなくて。
「んー……」
彼がそう悩み始めるとあたしは尻尾を宙に揺らし、何も言わなくても空気から読み取ろうとした。

彼、思ったことは正直にちゃんと言うのに、絶対そうだって思ってることでも言い切らず謙虚にも同意を求めてくる、そんなところがあるから。
姿形の変わった後も分け隔てなく接してくれて。だけどその頃の彼の思惑――あたしを屈伏させて侍らせたい、とか。そんな感じの空気を漂わせてたから、もっとガツガツしてて強気なのかな、って思ってたりもしたけど。
本当はもっと、"繊細"、って言うのかな。思惑と戦って、悩んで、結局どうすればいいか分からなかった。それが彼だから。
本能の行きつく先なんて皆同じなのに。"本当"の彼はそのことだって気にかけてくれて、優しくて。
でも空気を読みとる間もなくして返ってきた言葉は、あんまり心地のいいものじゃなかった。
「"意地悪"、かな」
「どういうことさ」
だからって怒るわけじゃないけど。そんなつもりなくても、ついついきつい返事になって。
ほんとあたしって物を問うのが下手で。彼の機嫌を損ねてないか、言ってから不安になる、けど。
「……怒ってる?」
彼は身を固くして、振り向くわけでもなくただ短く、そんな風なぎこちない声であたしの様子を窺った。
その体にある模様は光を抑えて、まるで気を張り詰めさせてるみたい。彼も不安がってた。
379ブラッキー×エーフィ:2009/11/12(木) 21:47:41 ID:Kl5NMSXb
「ううん」
とにかくあたしは怒ってないって、ちゃんと否定して。それから両前足で彼の背中を挟んで、身を乗り上げる。
さっき木の実を食べた時の、唾液の伝った跡が当たってその背中を湿らせるけど、気にしてない。
柔らかくもピンと立った彼の耳に後ろから舌をあてがえ、弱々しく光るその模様を丁寧になぞりながら次の言葉を促す。
「……それだけ?」
「いや、さ。お前って結構大胆だよな」
大胆って言われても、自覚はなかった。
「一緒になるまでは、もっと臆病でおとなしい奴だって思ってたけど…… 」
「嫌?」
今一はっきりとしない彼の口ぶりがなんだかもどかしくて、空気の感覚に意識を向けてみる。
周りの空気は彼の感情に感化され、浮き足立って落ち着かない。それは嘘ほんととかじゃなくて。あたしに大胆でいて欲しい、ってこと。
空気の教えてくれたそれは何だかおかしくて、思わずくすりと笑う。
「ふうん、そういうのが好きなんだ」
ぐい、と顔を彼のすぐ横まで持っていって、彼の落ち着いた目を間近に捉えてからそう聞き直した。
「……ああ、うん」
少し間が開いて、でも彼は否定しなかった。大胆でいて欲しいって、それが望みなんだ、って。
あたしが空気から教えてもらった、ってことも彼はきっと分かってて。だからって何か言われるわけでも責められるわけでもない。
もうあたしのことを大分理解してくれてて。それが嬉しくて気が高揚する。
浮かせていた尻尾を彼の尻尾にきゅうっと巻きつけて、絞めて落ち着かせようとしてみるけどかえって落ち着かない。
確かに大胆に出るには、あたしの変な感性は便利かもしれないし。彼と一緒にいられるなら、って、思わずにはいられなくて。
「……お前さ、結構寂しい時期があっただろ」
そう喜々としてると、彼の、細々とした不安げな声が向けられてくる。
彼の"本当"には所々に穴が開いてて、その穴から控え目に本能が覗いてる。その本能には抵抗しきれないことも理解してるはずだけど、それでも優しい彼は抗おうとしてる。
だから遠まわしに、"嫌いなら逃げて"、みたいなことを言いたいんだと思う。ほんとバカみたい。
姿形の変わった後のあたしはほんとに寂しくて寂しくて、だからこそ一緒になれた。でも別に、寂しかったのはあたしだけじゃない、そうだよね。
「うん、今日も番おうよ?」
気付いたらあたしは、彼の続ける声を掻っ切って、そう短く言葉を差し向けてた。
番おう、なんて言葉にしたことが後から恥ずかしくなってきて、巻きつけてる尻尾をいっそう強く締める。
でもそんなこと言われる彼も、恥ずかしくて仕方ない、きっとそう。
それに恥ずかしいっていうのは悪いことじゃない。誰にも見せたくない、言いたくない、そんなことだけど。だけどそんな思いを共有できるって素敵なことだから。
「……このスケベ」
あたしは彼の言葉を無視して、顔を、頬をその暗い後ろ首に押しつける。
毒汗の匂いがいっそう強く感じられて、鼻をつんざいて。
それでも離れずにいると、それはすぐに喉の奥にまで広がっていって、じきに全身をピリピリとしびれさせ。刺激された目からは勝手に涙が流れて、彼の体毛に染み込んでいく。
格好だけでも彼の体毛を繕い続けようと、顔をうずめたまま前足を彼の頭の辺りに差し向けるものの。それもうまく動かせず、悪戯に彼の耳を撫でてぐにゃりと曲げるだけ。
「エーフィ」
そんなあたしを、不憫に思ったのかは分からない。
「うん」
あたしはちょっとだけ顔を離して、上向いて声を返す。
涙で霞んでるその視界には、真っ暗な中彼の光がぼんやりと浮かび周囲や彼の体に滲んでた。
380ブラッキー×エーフィ:2009/11/12(木) 21:50:01 ID:Kl5NMSXb
「悪い……いっつも、ごめん」
急に申し訳なさげに、彼からそう声を向けられる。あたしのこと、悲しくて泣いてるんだ、って。そんな風に思われたのかな。
別に悪い気はしないけど、誤解されてるならそれは解いてあげなきゃいけない。
あたしは彼にもたれかかってた体を起こして、彼の横に付き直して。目をつむり、彼の横顔に頬を付けてそっと擦る。
「あたしのほうこそ貴方にたくさん助けられてるし、さ」
どくどくと、脈が強く打つ。
一瞬だったけど、すごく長く思えた静かな時間。
「……だから謝んないでよ」
そんな時間の後にはそう言葉を付け足して。まだまだ素直になれないあたし自身がちょっと悔しい。
気を紛らわすわけじゃないけど頬擦りを続けて。唾液の流れた跡が、涙の伝った跡が、彼の頬を濡らして。やがてお互いの頬の体毛が絡み付く。
こうしてると頬がだんだんとむずかゆくなってきて、あたしはよりいっそう強く頬を擦りつける。
分かってる、こんなことしても毒気を帯びて余計に悪化するだけ。でも、すぐ傍に彼が居ると思うと嬉しくて、嬉しくて。
「……これからも、こんな俺と一緒にいてくれ」
そんなことを続けてると彼は唐突にそう言って、その体であたしの体を横から軽く押す。
催促してるんだ。彼もまだまだ奥手なところもあって、どうすればいいか分からないみたいにすること多いし。
あたしは押された反対側の足を折り畳んで、さっきの彼みたいに草の地面に腹ばいになる。
「うん、好きだよブラッキー」
もうちょっと強気になってくれてもいいのに、ほんと甘くて。でもあたしはそういう所が大好き。
381ブラッキー×エーフィ:2009/11/12(木) 21:52:02 ID:Kl5NMSXb
心が踊り、呼吸がまばらになって。喉の奥から声にならない声が漏れる。
日が昇っちゃうと、こう言うところを他の生き物たちにも見られたり、狙われたりしちゃうから。ブラッキーのことは特別だって、そう思いたくても、どうしても周りを警戒して無防備でいられなくなるから。
だから、まだたくさんの生き物たちが落ち着いて静まり返ってる今のうちに、って。いつもそうだし、今回も、言葉に出すじゃないけどそんな風に彼を急かす。
「もう少ししたら、丁寧に繕ってやるからな」
「うん」
木々の隙間から見える遠くの空には、赤っぽく焼けただれた色が侵食を始めていて。まだ間上は真っ黒だけど、もう少しすればここも真っ赤に染まって、焼けた後には青く明るい空だけが残る。
目と鼻の先に置かれた彼の足、そこにある模様は淡く緩急のある乱れた光を放っていて。まだまだ暗く静かな森の中には全然馴染まない。
そのくらい不自然な彼の光は、見ただけでもその高揚感が伝わってくる。お互いに同じ思いを共感してて、心がこすれ合ってる。くすぐったく、痛くて、幸せ。
「……ふ、くぐ……!」
空気から感じ取れることも多いけど。直接目で、鼻で、耳で、肌で、舌で、心で。この身いっぱいに貴方の好意を受け止めたいから。
繊細な貴方を思いがけず嫌がらせたり、傷つけちゃうかもしれないけど。それでももっと近くに居たいから。
「んや、えぅ」
貴方が思う通りの言動ができるように。貴方の邪魔をする"本当"を傍で感じて、それを本能と争わせないよう少しでも手助けしてあげたいから。
だから代わりに、あたしのことをもっと知ってよ。独りで居た頃がどんなに寂しかったか、分かるとかじゃなくて、その身いっぱいに感じとって欲しい。
「だいじょぶ、かあ……」
貴方と一緒にいてもいなくても、暗闇に苦しくて潰れてしまいそうなあたしを。全部教えるから、支えて欲しい。
まだまだ貴方は頑丈な柱じゃないかもしれないけど、あたしが上から留めて、しっかり補強してあげるから。だからあたしのたった一つの足場になってよ。
「へぇき」
あたしには貴方しかいないから。あたしの"本当"を、何も言わず認めてくれるのは貴方だけだから。
離れたりなんてしたら、ただひとり苦しくて、潰されて死んじゃうから。

「おねがああいぃ、もおっと」
大丈夫、貴方が怖がることなんてないよ。
ずっと一緒だから。その黒い体毛も、辺りを漂い始める貴方の瘴気も、何もかもが魅力的で。
だからちょっとぐらいの我侭――いいよね。
382名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 21:53:44 ID:Kl5NMSXb
・以上エロないのでそう言うのが苦手な人はNGID
ちょっと通りました
383名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 22:44:10 ID:yVd2I+He
>>382
GJ!待ってた!
384名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 23:04:27 ID:/g8rQuaL
>>382
乙!
甘酸っぺー!純愛だなあ!
お互いを想い合ってるのが伝わってきて萌えた
385名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 22:01:48 ID:glHATEla
>>368
クチートは多分大顎以外は鋼じゃないはず
質感は普通だけど鋼タイプ特有の丈夫さで、乱暴に犯されたり体格差でも傷つかないとか
386名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 22:21:09 ID:xUZE21gA
でも熱には弱くて、熱いチンチンを突き込まれると、
「だめぇぇっ!そんな熱いの…溶けちゃうぅ…」
とかなっちゃうわけですねわかります(棒読み)
387名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 01:10:49 ID:snatXuFS
>>385
そうと見せかけて身体も鋼だと凄く萌える
388名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 09:00:19 ID:el35MRuQ
鉱山の硬〜いポケモンたちに輪姦されちゃうクチート…
389名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 11:25:01 ID:By5xzk+X
其処に颯爽と現れ助けてくれたドサイドン先生にクチート君はもうメロメロです
どう考えても入らないので大顎フェラになってしまいますね
あれって奥まで突っ込むと脳姦になるんだろうか
390名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 14:02:22 ID:UYsQ9dRk
ポケダンのせいでエアームドはザマスなイメージしかない
マダムエアームドもいいなヒス起こされそうだけど
391名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 03:28:19 ID:8XTTzmLw
前のギャロップのやつを読んでくださった方、ありがとうございました
今回は人間女×イーブイ♀を投下します

・8レスくらい
・レイプ描写あり
・百合の要素はないです、ちょっとスイーツな描写あり
392名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 03:28:56 ID:8XTTzmLw

女は愛玩生物など飼ったこともなかったし、寧ろポケモンはあまり好きではなかった。
それなのに今女の住む部屋の片隅には小さなメスのイーブイがちょこんと座っている。
こうなったのも女の知り合いのせいであった。
女には友達も恋人もいなかったが、その知り合いの女だけは彼女にやたらと馴れ馴れしく接してきた。
疎ましいと思われていることにも気が付かないで、いつも女の部屋に遊びにやって来る。
今朝早くに突然尋ねて来たかと思えば、
「急用が出来たから何日か預かって!」
とイーブイを女の部屋に置いて行ってしまったのだ。
女は寝巻き姿のまま寝惚け眼を擦り、適当にあしらって帰した後に二度寝をした。
再び起きて歯を磨いている時、視界に入ったイーブイを見て彼女の普段の無責任さを思い出したのだ。
置いて行ったのはポケモンだけで、エサや育て方の本すら持って来てくれはしなかった。
台所にある冷蔵庫の中を見ると、萎びたレタス、期限の切れた開封済みのミルク、干乾びたハム……それだけだった。
「どうしろってのよ、ねぇ?」
と女がイーブイに話しかけても大きな瞳が揺れただけであった。
女は苦々しく笑いながら冷蔵庫の扉を閉める。
部屋の真ん中には小さく丸い白のテーブル、後は棚がある程度で他に目ぼしいものはなかった。
部屋自体に不自由はないが、女にはそれ以上の金をかけることが出来なかったのだ。
そんな女にイーブイ一匹だって養う余裕はなかった。


女は体育座りをしながら隅にいるイーブイをじっと見ていた。
二対の潤んだ瞳も女を見つめている。
女とイーブイはこれが初対面ではなかった。
知り合いの女は部屋に遊びに来る際、よくイーブイと一緒にやって来るのだ。
彼女は小さく可愛らしく、柔らかなブラウンの毛並みを持つイーブイをいつも自慢していた。
だが情など起こらなかった女は無愛想に接していたため、イーブイもあまり懐かなかった。
そんなポケモンとどう接すればよいか分からなかったので、女はイーブイを見ながら様々な思いに耽った。
あのふわふわな毛はこれからの季節暖かそうだ、とか、柔らかそうな体をしているなぁ、など。
このまま眺めていては腹癒せに、マフラーとイーブイシチューでも作ってしまいそうだったので、女は小さな台所に立った。
ミルクを皿に注ぎ、零れてしまわないよう慎重に運び、それをイーブイの目の前に置いた。
最初は匂いを嗅ぎ警戒していたものの、一度舌を浸すとその後は何の不満もなさそうに全て飲んでくれた。
女はミルクの安全性を確認してから、底に溜まったものをラッパ飲みで処分した。

皿を片付け、カーテンを開けると差し込む陽の光。
日も高くなってきたようだ。
毒見をさせられたイーブイの白い目もそこそこに、眩しい光を女は睨んだ。
こんな暖かい日には太陽に当たりながら、読みかけの本でも片付けるのが一番だ、と普段なら女は思うのだが。
言葉の通じないポケモンがいると言うのは落ち着かないものだ。
喋る人間にしても苦手ではあるが、何を考えているのか分からないのはそれ以上に得意でない。
放置してそこら辺をトイレにされるのも堪ったものではないし、世話を放棄して死なれては困る。
勿論女の部屋にはパソコンなどないし、携帯電話も所持していなかった。
公衆電話で連絡を取ろうにも無責任女の番号を書いたメモは捨ててしまったのだ。
仕方なく女は出掛けることにした。
イーブイの世話に必要な物一式を買うために。
どちらにせよ残飯のようなレタスとハムでは体が持たないので、買い物には行かなければならないのだ。
女はテーブルの下に置いてある草臥れた鞄を引っ張り出し、中に入れてある財布を開いた。
今回は乗り切れそうだが、果たして広い視野で今月を見た場合にはどうだろうか。
計算の面倒な女は、何とかなると呟き、財布を鞄にしまった。

「行くわよ」
立ち上がった女はイーブイに声をかけるが、イーブイは動こうとしない。
「あんたが来てくれないと何買えばいいか分からないのよ」
そう言う女をイーブイはしげしげと見るばかりであったが、
「早くしないと育て屋にぶち込むけど」
女がドスを効かせた声で言うと、
「きゅぅ……」
イーブイは切なげな声を出し女に従った。
393人間女×イーブイ♀:2009/11/15(日) 03:29:59 ID:8XTTzmLw

女は店でポケモンフーズを少し、そしてシート状のポケモン用トイレを購入した。
購入する物はイーブイが商品を前足で軽く叩いて知らせてくれたので、何とか買うことが出来た。
それと女が食い繋ぐための食料も買った。
買い物を極力少量に抑えたので、今回は思ったほどの出費は嵩まなかった。
それは本当にその買い物の時だけであったのだが。


帰り道、女は商品を入れたビニル袋を手に提げていた。
ビニルの擦れる音が女にとって耳障りであったが、その音を掻き消すかのように、
「きゅん!」
と鳴く高い声が聞こえた。
女は自分の周りを見るが、今までついていた声の主の姿は何処にもない。
後ろを振り返るとイーブイは少し後ろの方で留まっている。
イーブイは何やら落ち着かない様子で辺りを見回しており、時折女に強請るような視線を向けるのであった。
その場から動く気配がないので、女は仕方なくイーブイへと駆け寄ると、イーブイは一層激しく鳴いた。
「きゅう、きゅーきゅー!」
「一体何よ?」
と女が中腰になって尋ねると、イーブイはある方向に真っ直ぐ目を向けた。
それはケーキ屋であった。
店の外から手動のガラス戸とショーウィンドウ越しに、様々な種類のケーキが見える。
普段ケーキなど食べない女には、またショートケーキ位しか知らない女にはそれらが未知の物質として認識された。
女にとってケーキは高嶺の花、いや、もはや食べ物としての認識は殆どなかったのだ。
女は言った。
「ケーキなんて許されるのは誕生日とクリスマスだけよ。
言わばそれほど神々しいお菓子であって、普段から口にしていては万物に対するありがたみが薄れて……。」
と、女の話はくどくど続く。
つまり、あんた風情がケーキを口にするなどおこがましいわ!ということだ。

だがイーブイには女の言っていることを理解する様子も、諦める様子もなかった。
甘えた声で鳴きながら女の足に擦り寄り媚びるのだ。
普段は近寄ろうともしないのに、ああ、これがあの飼い主の躾の賜物かと女は納得した。
しかし幾ら納得しても譲歩するのとは違う。
我慢なさい、女が言わんとした瞬間、イーブイはケーキ屋へと駆け出した。
女の制止も聞かずぴょこぴょこと跳ねながら店の前まで行き着き、小さな体をガラス戸にへばり付けた。
立った状態で前足を広げ、腹をガラス越しに店内に晒すという大胆な体勢で。
ふさふさの毛を持つ尻尾を千切れんばかりに振り回す後姿は、これ以上ない興奮を率直に表現している。
「ぶいいぃぃぃ〜」
きっとイーブイは店内のケーキにさもしい目を向けているに違いない。
女は慌ててイーブイを追いかけ、戸からイーブイを引き離す。
ビニルの袋を肩にかけ、脇腹を両手で挟み持ち上げたが、このポケモンは小さな体の割りに意外と重い。
すぐにでもイーブイを下ろしてしまいたかったが、下ろさずに腕でイーブイを抱きしめる。
「帰りは抱っこしてあげるから感謝しなさい」
「きゅー!きゅいー!」
女の声が震えてきたのを気にも留めず、イーブイは女の腕の中で暴れ続ける。
「いい加減にっ……」
一度怒りに任せ怒鳴ってしまおうかと思ったが、視界に入ったあるものを見て女は我に返った。
それはこちらの一部始終を店内から見ていた、若い女性店員の顔である。
息を呑む女の視線が合った店員は、微笑みを浮かべた顔で女に会釈した。
これではこの店でケーキを買ってあげる他ないではないか。
「……これからいい子でいること、いいわね?」
「きゅう!」
急にイーブイは大人しくなり、そして溌剌とした声で返事をする。
女はイーブイを片腕に持ち替え、ガラス戸の金色の取っ手に手をかける。
扉を開けると、女の気持ちとは裏腹に陽気なベルの音が鳴り響いた。
「いらっしゃいませ!」
そして女の鼻腔に甘ったるい菓子の匂いが広がると同時に、店員の朗らかな挨拶が店内に響いた。
394人間女×イーブイ♀:2009/11/15(日) 03:30:42 ID:8XTTzmLw

「高い……」
部屋の中で嬉しさのあまり飛び跳ねるイーブイを余所に女は同じ悪態を何度も吐いた。
近頃のハイカラなケーキは平気で五、六百円もするのかと溜息混じりに呟く。
「きゅっ、きゅ〜……」
先ほどからイーブイはテーブルの上に置かれたケーキの入った白い箱が気になって仕方ないらしい。
何度も女に擦り寄り催促している。
実はもう昼食を終えたどころか時刻は夜なのである。
高いケーキなど買わされて損ばかりしている女は、少しは楽しませてもらおうとイーブイにお預けさせているのだ。
好物のケーキを目の前にイーブイはよく我慢した方だ。
そろそろいいかと女はそれを認め、小さなケーキの箱を開けてやることにした。
箱の中にはチョコレートケーキが一個、イーブイの分だけが入っていた。
ドーム型のケーキに生チョコがコーティングされ、上にはアーモンドやらキャラメルやらが乗って……。
まぁ女にはよく分からなかったが、とにかくイーブイがあれこれ悩んだ末に選んだケーキである。
目を輝かせ箱の中身を覗き込むイーブイから喜びが伝わってくる。

女は皿にケーキを移しイーブイの目の前に置くと、イーブイはすぐさまケーキに食らいついた。
夕食に少しポケモンフーズを与えたのだが、ケーキは忙しなく動く小さな口にどんどん詰め込まれていく。
チョコレートを舐め溶かし、アーモンドを噛み砕き、スポンジ生地を頬張り……。
イーブイの大きさで比べてみれば、ケーキは随分大きく見えるのではないかと思う。
だがチョコレートはケーキごと溶けてしまい、あっという間にそれを完食してしまった。

今イーブイは口の周りと中に残っているチョコレートを舐めている最中だ。
口をもごもごと動かし、小さく赤い舌が口の周りを懸命に掃除している。
「美味しかったの?」
女が問うとイーブイは何度も頷いた。
「そう、良かったわね」
そんなイーブイの様子を見ながら女はふと考える。
イーブイは満足したようだが今日自分は損してばかりで、別に愛情も何もないイーブイが満足しても自分は満たされないのだと。
女は皿を綺麗に舐めるイーブイの背後に回った。
ふわふわとした尻尾、その根元に触れるとイーブイの尾が反射的に持ち上がる。
尾に隠されていた場所には、毛の薄いピンク色の溝が顕になった。
「きゅ?」
突然そんな場所を触られたものだから、イーブイは気になり女に振り返る。
何も知らない幼いイーブイの潤んだ無垢な瞳に穢れた自分が映っているのが見えた。
女は極力優しい手招きでイーブイを呼ぶ。
「おいで」
迎え入れるよう両手を広げると、すっかり心を許したイーブイが女の胸に飛び込んで来た。
イーブイを落としてしまわぬよう女はしっかりと腕に抱く。
ケーキ一つ、最初は不服であったがこんなにも容易く手懐けられるだなんて。
腕に抱えたイーブイを両手で持ち直し、ゆっくりと仰向けに寝かせる。
人差し指の爪先で仰向けになったイーブイの性器を軽く弾いてみせた。
「きゅぃん!」
今まで触れられたこともなかった場所なのであろう。
高く悲痛な叫びを上げ咄嗟に逃げようとしたイーブイだが、横腹をがっちりと押さえ込まれる。
「きゅっ、きゅー!」
足をばたつかせ抜け出そうと暴れるが全て空回りしてしまう。
ポケモンとは言え、自分の何倍も大きい成人の女には敵いもしなかった。

「世の中何でもタダで済むなんて甘くはないわ。しっかりと見返りは貰うわよ」
女はイーブイ目を見てやりそう言い放つ。
その言葉はイーブイの目を一瞬で怯えた色へと変えた。
一旦暴れるのを止めた体から、手へと小刻みの振動が伝わってくる。
女にとってイーブイは可愛いものでなかったが、この瞬間だけはイーブイを手に入れたのだとそこで初めて笑った。
395人間女×イーブイ♀:2009/11/15(日) 03:31:29 ID:8XTTzmLw

女は片手で白い毛の生えている首を押さえ、イーブイの性器を片方の手で捏ね繰る。
「みゅっきゅうぅぅ!きゅー!」
開始されるとイーブイは再び暴れだしたが、女にがっちりと押さえつけられてしまう。
そこの端と端を指で摘み、乱暴に擦り合わせたり引っ張ったり等していると、淡いピンクが充血し始めた。
徐々に湿り気を帯び、膨張したクリトリスが突出してくるのが分かる。
全体的に柔らかい中で硬くなった一部を解すように捏ねていると、比例するかの如く愛液が溢れてくる。
「びゅ、ぃぃ、きゅぅう!きゅぁあ……」
イーブイは歯を食い縛り懸命に耐える。
女は健気なイーブイを見下ろしながら冷笑する。
「何、結構感度がいいじゃない」
イーブイは違う、とでも言いたげにふるふると首を振り動かした。
瞳からは一粒の涙が零れ、毛が僅かに濡れる。
女は確認をするのに指を突きたて、そのままクリトリスに潰すように押し当てた。
「きゅいぃん!」
泣き叫ぶ声と共に後ろ足が大きく跳ねた。
押し潰したままきつく女が指で擦る度に、後ろ足は翻弄されるかのようにびくりと動く。
足をどうにかして閉じ、女のいたずらを止めさせようとするが、何の効果もない。
そもそも弄る女の手が邪魔で完全にに閉じることが出来ないのだ。

虐めるのはこれ位で勘弁してやってもいいと女は思っていたが、一度すると止めるのが惜しくなってしまった。
ここで中断してしまってはイーブイにも悪いであろう。
実際にイーブイは早く止めて欲しいだろうが、気持ちいいのはあっちだからいいでしょう、と女は開き直る。
そこは赤く充血し切り、慣らしたせいか、摘み上げると伸縮性が増しているように思えた。
毎日開発を進め玩具にするのも面白いだろうが、このポケモンは自分のでないことが悔やまれる。
だからと言って飼いたいとも女は思わなかったが。
互いに今まではほとんど無関係であったので、このようなことが出来ることであろう。
「んきゅぅぅ……」
イーブイの鳴き声が落ち着きを戻す。
この刺激には少し慣れたのかと、女は再び指をそこにぐりぐりと押し付けた。
「みぃぃぃ!?ふゅぎゅうぅ……!」
まるで断末魔かのように部屋に響く。
夜であるから周囲を気にして声を抑えるのも我慢するのもよし、気にする暇もなく喚いてくれるのもまたよし。
強く、ひたすら刺激を求め、繊細な粘膜に爪を立てる。
クリトリスは抗うほどに膨らみ硬化していた。
「きゅー!」
刺激があればあるほどイーブイは必ず体を震わせ、腰を捻り足をばたつかせ逃げようとする。
暴れるほどに女の指が柔らかな部分に食い込む。
自らが押し付けているとも知らずイーブイは喘ぎ泣き叫んだ。

「イーブイ」
女が声をかけると、きつく閉じていたイーブイの目が開かれた。
「こんなの覚えちゃったら、帰った時に大変ね」
わがままなイーブイのことであるから、強がってこちらを睨みつけてくると思ったが、意外にも怯えたままであった。
女は緩慢に、だが手を止めることは決してない。
じわじわと押し寄せる感じを与えるようイーブイの反応を窺いながら撫で続ける。
「きゅ、ぃ……」
イーブイの喉から搾り出される脆弱な声が聞こえる。
「止めたい?」
女が言うとイーブイは気力なく頷いた。
正気を失いかけたイーブイに女は、
「ダメよ」
と言い放った。
女には犯されるイーブイの気持ちなど分からない。
愛液をたっぷりと塗った親指をクリトリスに擦りつけてやった。
イーブイの悲痛な叫びも何もかも、女は聞きながらも聞こえてはいなかった。
396人間女×イーブイ♀:2009/11/15(日) 03:32:22 ID:8XTTzmLw

「きゅふっ、けふぅ……みきゅー……」
イーブイの顔は涙で濡れ、開きっぱなしの口の周りの毛も唾液で濡れている。
嫌がっていたイーブイもそろそろ限界だろう。
そこをずっと弄んでいたので、不規則な痙攣の間隔が早くなっているのが女には分かっていた。
「いくわよ」
「きゅうー!!」
女の言葉を皮切りに、イーブイのクリトリスを摘み激しく捏ね繰り回した。
万力のように締め上げたり、極力優しく触れたりと刺激を調整していく。
イーブイは押し寄せる不規則な波に強い快感を覚えていることだろう。
途端にイーブイの体が跳ね、絶頂へ向かうサインを示したところなので、女も弄る速さを高めた。
「きぃゅ、ああぁ!いぃいい!」
一際大きく鳴き声を上げたところで、女は摘み上げていた指を離し、代わりに指を三本押し付ける。
小さなイーブイの性器はそれにすっぽりと覆われる。
そのまま何度も全体を掻き混ぜた。
「きゅぎぃいい!きゅっ!きゅーっ!」
イーブイの腰がびくびくと跳ね絶頂に達そうとした瞬間――女は中指だけを少し曲げ、イーブイの中へと突っ込んだ。
未だに誰も迎え入れたことのなかった場所はきつく女の指を締める。
「きゅいっー!?」
慣れていない場所に突然挿れられたのだから、当然イーブイには痛みが走っただろう。
だがそれよりも思考を犯し続けた快感が勝ったようで、イーブイの痙攣の度合いは大きくなっていた。
女は波が途切れないようすぐさま中を蹂躙した。
激しく出し入れをする毎に愛液が飛び散り、指が締め付けられる。
「ふ、きゅっ!きゅいぃあ!きゅぁああ!!」
イーブイの体が大きく跳ねた瞬間に女は中を貫いた。
イーブイのそこから粘り気のない液が噴出し、ぐったりと床に体を横たえる。
女の指には脈打つイーブイが感じられ、女は満足した。


この行為の後女はイーブイを風呂に入れてやった。
果たして意識があるのかないのか、始終イーブイは何の声も発さず抵抗もなかった。
ぐしょ濡れのままでは困るので、女は滅多に自分には使わないドライヤーでイーブイを乾かした。
面倒くさがりの女であるが、今回ばかりはその気は起こらない。
ただイーブイはずっと無言であった。
乾かした後、シルクのような毛並みを持ったイーブイはおぼつかない足取りで部屋の隅へ行ってしまった。
女に背を向け丸まり、顔を体に埋めている。
女も今日はやることがなく、明日はバイトがあるので寝ることにした。
おやすみと言ってもイーブイは何の反応も示さなかった。


翌日も起きてはいるようだがイーブイは部屋の隅から動こうとしない。
女は深めの皿を三枚用意し、一枚に水、残りの二枚にポケモンフーズを入れた。
「お腹が空いたら食べるのよ。もう一つはお昼になるまで食べちゃダメよ」
と女はイーブイに喋りかけたが、これらに手を付ける気配はない。
女は一応昼の分の皿に剥がし易い程度に軽くラップをしておいた。
「バイトに行ってくるわ。あんたのケーキ代稼がないといけないから」
――ケーキ、女の言ったその単語にイーブイが一瞬だけぴくりと体を反応したように見えた。
よく見ると片耳だけを少し立てているような、そんな気がする。
その様子に女は少しだけ笑うと上着を羽織り、鞄を手に持った。
女は、
「夕方には帰るからいい子にしてんのよ」
と言い外に出た。

今日は気の晴れない曇天で、木枯らしが吹き荒ぶ憂鬱な日である。
徒歩でバイト先へ行く途中、女はイーブイのことばかりを考えていた。
だがイーブイが心を開かなくなった原因に関して、自身を苛む気はなかった。
まぁ、人が寄って来ない理由の一つかは別として、そういう人間なのだ。
寒さに身を縮ませ背を丸くしながら、女はイーブイをどうするか、それだけを考えながら歩いていた。
397人間女×イーブイ♀:2009/11/15(日) 03:33:09 ID:8XTTzmLw

「ただいま」
夕刻、女は帰って来た。
部屋の気温は高くないはずだが、風を防ぐことの出来るこの場所は屋外と比べればずっと暖かい。
薄暗い室内に明かりを点けると、まだ拗ねて隅に収まっているイーブイを見つけた。
イーブイは片耳を立てて多少の反応は見せたが、すぐに耳を伏せた。
だがポケモンフーズが入れられていた皿は綺麗に二枚とも空であり、水を飲んだ形跡やトイレをした形跡もある。
女は所持品をテーブルの上に置き、それらを片付けた。
そして手を洗いうがいをし、上着を脱いでテーブルに着いた。

そこで女はテーブルの上の鞄と共に所持していた小さな箱を開けた。
中身はあのケーキ屋で売られている、フルーツタルトが一つだけ入っていた。
さくさくタルト生地に、新鮮たまごがたっぷりのなめらかカスタード。
その上には瑞々しい果物が盛られ、薄いゼリーのコーティングによって一層華麗に彩られている。
それだけでも美しいが、金粉まであしらわれている。
バイトの帰り、この店に寄ってみたのだ。
ケーキに詳しくはない女は多くの種類から選ぶのに苦労した挙句、店員にお勧めを聞いてみた。
するとこれが店の一番人気、なのだそうだ。
素材がいいだけ値段も高ついたので、女は店内で眉をひそめていたが。
その甘い香りにイーブイはぴくりと体を動かす。
「早く来ないとなくなっちゃうわよ」
女は常にイーブイに気を払いながら、付属のプラスチックフォークの縁でタルトの端を切り崩した。
イーブイは首を伸ばして女とタルトに視線を向ける。
フォークに大きな欠片を乗せ、女は口へと運んだ。
久々に食べる菓子の味、女はこの洋菓子を少し甘すぎると感じたが悪くはないと思い直し、果物にフォークを伸ばした。
「きゅいー……」
あんなにも頑なだったイーブイが、遂に物欲しそうな顔をして近づいてきた。
女は大粒の葡萄にフォークを突き刺す。
その目を向けていたタルトのすぐ横にイーブイの健気な目が見えた。
女は葡萄を口に放り込むと同時に、運んだ軌跡をイーブイの目は追いかけていた。
目の動きと一緒に首も動いているのが女には可笑しかった。
女は次に苺を突き刺し、苺の刺さったフォークをイーブイの目の前まで持ってきた。
「あーん……」
イーブイは大きく口を開け、目の前の苺を食らおうとした瞬間、苺は突如軌道を変え女の口へと吸い込まれてしまった。
「うーん、美味しい美味しい」
女はいやらしい目つきで目をやると、イーブイは呆然とする一方で段々と怒りが湧いてきているようだった。

女はそうしてイーブイの顔色を窺いながら桃にフォークを突き刺した。
――あのね、この子は桃が大好きなんだよ〜!
以前にこのポケモンの飼い主に聞いた話だが、このほんのりピンク色の白桃はイーブイの好物であるらしい。
「きゅん!きゅいー!」
とうとうイーブイは女の体に抱き付き、何としてもそれを食べようとする。
女はそれを見計らって桃を口へと放り込んだ。
「きゅっ、きゅー!きゅー!」
イーブイは涙目になりながらその悲惨な光景を眺めるしかなかった。
女は桃を口に含みながら薄ら笑いを浮かべていた、が、
「むきゅ、むきゅー!」
ムキになったイーブイはそれを奪おうとしたのだろう、女の口を必死になってちゅうちゅうと吸い始めたのだ。
女は目を丸くし、呆気にとられ閉じていた口を解放する。
落ちそうな桃をイーブイは舌を伸ばして救出し、自分の口へと入れた。
女は残りのタルトを皿ごとイーブイの目の前へ置いた。
イーブイは一心不乱にそれをがつがつと食べ進めた。
398人間女×イーブイ♀:2009/11/15(日) 03:34:22 ID:8XTTzmLw

まさか菓子のためだけに自分に口を付けるとは、女にとってあの行動は想定外だった。
そしてケーキにあそこまで執着するイーブイを哀れだとさえ思った。
「イーブイ」
女が呼びかけると、イーブイははっとしたように女を見た。
口の周りにはカスタードが多く付着しており、床にはタルトのくずが散らばっている。
皿の上にはまだタルトが残っているが、食べ終えるのを待たずに、女はイーブイに飛びかかった。
「ぶい!!」
イーブイは逃げようとしたが、女に後ろ足を掴まれて前のめりに転倒してしまった。
女はイーブイを引き摺り自分に引き寄せ、昨日と同じように寝転ばせようとした――が、
「あ……っ」
指に鋭い痛みが走り、咄嗟に女はイーブイを払い除けた。
女の人差し指には小さくはあるが深い穴が一つ開いていた。
イーブイの歯型である。
一瞬の静寂の後、傷口からは血が出てきた。
決して重大な怪我ではなく、血は傷口の上で丸く膨らんだ状態になっていた程度だったが、傷口が酷く疼いた。
「きゅ……」
イーブイは急にしおれると女の手へと近づき、女の傷口を舐めた。
イーブイは負い目を感じたのか、だが明らかに自分に非があったと認めた女には理解出来なかった。
「もういいわ。ありがと」
女は手を引っ込める。
痛みはまだあるものの、血はあれだけしか出なかったようであり、またイーブイに舐められているのも落ち着かなかった。

ここで気まずくなったところであるので、女が止めるか、と言えばそうではなかった。
女はイーブイの前で衣類を脱ぎ、一糸纏わぬ姿となった。
そして女は食べかけのタルトのカスタードを指で掬い、自分の乳首、腹、下腹部にそれを塗った。
「指はもういいけど、こっちも綺麗にするのよ」
と女は寝転がりながら言った。
イーブイは固まっていたが、やがて女に歩みより、カスタードの付いた胸をおずおずと舐め始める。
柔らかく十分に湿った舌がカスタードを舐め、女の胸を撫でていく。
「はぁっ……」
丁寧に舐めようとする舌が隅々まで行き渡り、女は溜息を漏らした。
事実女は自分以外にこう曝け出したことも、愛撫されることも経験がなかった。
自分でするのとは全く違う感覚に戸惑い、徐々に蕩けていく。
体が唾液でべとべとにされていくのと共に、女の中では僅かではあるが快感が堆く積もっていく。

「っく、あ!」
イーブイに下腹部を舐められ思わず嬌声が上がる。
くちゅくちゅと粘っこい音を立てながら進もうとするイーブイを止めようとしたが、足に力が入らない。
女の小刻みに震える太腿、そこにイーブイが割り入るのは容易だった。
自慰では決して得られない、女はそれに興奮し益々欲しくなったのだが、どこか違和感を感じた。
そう、やはり――
「きゅ!?」
女はイーブイの体を掴み、形勢逆転、押し倒した。
「きゅい!?きゅーいー!」
昨日のように顕になった性器を手で刺激し、その後お返しと言わんばかりに舌で舐めしゃぶる。
「きゅあ!きゅうう!」
舌の運動を速めると、それに連動してイーブイの体が跳ね続ける。
やはりこうでないと。
イーブイに攻められるよりも、自分がイーブイを虐げる方がずっと興奮する。
溢れる愛液を音を立て啜る。
見ると、小さく息を呑んだイーブイは次にされる行為に怯えているところだった。
どんな刺激を与えればどんな表情をするか、女はそれを確かめてみようと、強く刺激を与えてみる。
「ひきぃいぃ!きゅっ、きゅっ、ぶぃぃ……」
苦痛と快楽のジレンマで歪む顔、女はそれを見るのが楽しかった。
この行為は毎晩行われることとなった。
399人間女×イーブイ♀:2009/11/15(日) 03:35:11 ID:8XTTzmLw

「ココアちゃあああん!会いたかったよぉ……!」
「きゅーいー!」
このイーブイにはれっきとした『ココア』という名前があった。
女には知ったことではなかったが、とにかく、数日後の朝、イーブイの飼い主の女はようやくイーブイを迎えに来たのだ。
久しぶりに飼い主に会えてイーブイも嬉しそうだ。
それ以上に、女から解放されたことが大部分を占めるだろうが。
無責任女からイーブイを預けた理由は旅行に行っていたからと聞いて女は呆れた。
寂しいなら今度はポケモン連れてってやりなさい、女はそう窘めたが、お土産の菓子だけは文句なしに貰っておいた。
「じゃあ、バイバイ。ありがとねー」
イーブイを抱えた飼い主は帰ろうとした時、女とイーブイは視線が合った。
イーブイが視線を逸らす前に女は口を開いた。
「また来なさいよ」
そう言った瞬間に、イーブイの瞳は震えたが、そのことに飼い主の女は気が付かなかった。
「うん、また来るねー!」
「あんたは来なくていいです」
「そんなこと言わないでよ〜。今度来る時にケーキ持って来るからさぁ!」
飼い主が言ったケーキにイーブイは、目で見て分かるほどに体を震わせた。
その反応に飼い主もさすがに気が付いたものの、言及はしなかった。
「バイバーイ」
飼い主の女がイーブイを連れて帰っていく。


部屋には数日前の静けさが戻っていた。
目には入った残されたエサとトイレのシートに、少しだけ女は侘しさを覚える。
どうせあいつのことだからまたイーブイを連れてちょくちょく家に来るだろう、何も心配はないのだ。
……だが、今度あのイーブイを虐めることが出来るのは何時だろうか。
自分にはポケモンを飼うつもりはない。
だがもう構ってやれないと思うと少しだけ女は、あの無責任女にいつも以上の嫌悪を感じた。


――end

400人間女×イーブイ♀:2009/11/15(日) 03:38:31 ID:8XTTzmLw
以上です 
最初にタイトル入れるの忘れてた…orz
401名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 05:05:54 ID:OF6q/es2
スイーツな描写ふいたw
402名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 13:41:03 ID:l3vy/bW6
なんというかひでぇ
403名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 16:12:00 ID:DwTEtWzZ
こういうのもいいな
404かまいたちとなにか:2009/11/15(日) 16:54:46 ID:OGAmiQLM
♂×♂描写あり

虫ポケモン
ドパンが変態
今回はエロ無し
キャラの口調を気にしたらバレットパンチ

NGは名前でお願いします



「あちー…あつすぎるぜー…」
秋も近いというのに、やたらと熱い。太陽がやたら近くに見える。日差しが強い。強すぎる
グラードンが何かやらかしたんじゃないか、なんて噂が飛び交い、しまいにはグラードンの様子をぶっ倒してこいなんて依頼まで出てくる始末だ。伝説のポケモンもずいぶんな扱いだな、オイ

そこで名乗りを上げたのがチームかまいたちだった
ポケダンズはダーコイズだかサークライだかのところに行っちまってるし、チームMADはゼロの島にしか興味がないらしい
チャーレムの所はうみのリゾートにいっちまってるし、プクリンギルドの奴らは頼りない、ゲスゲス言ってるのが特に

「そんなこと言ったって、どうにもならないんだから言わないでよっ。余計に熱くなるよっ」
「お前らいじょーに暑さに弱えーんだよ、オレは…あちー…」
「わたしだって熱いんだからねっ!グラードンさんが落ち着くまでの辛抱だよっ」
「んなこと言ってもよー…グラードン鎮めにむかってんのがかまいたちだろー?」
「…ま、まあそれなりに名の売れた探検隊だし大丈夫なんじゃないかなー。同族としては期待してるよっ」
「オレはあの虫やろー、どーにも好かん。真面目すぎんだろー…よく他の二匹についていってるよなー。大体…」
と、ハッサムが言葉を途切ると地面からサンドパンが現れて
「ただ今戻りましたっ!!!遅れてしまい申し訳ありませんっ!!これもすべて自分の不徳と致すところ…」
「あー、はいはい。ここにもクソ真面目なのがいたなー…」
「地面の中だと涼しそうでいいよねーっ、しばらくそこで避暑しようかなっ、毛がちょっと汚れそうだけどー…でー。どうだったのかなっ?」
「…それが…良いにくいのですが。彼らが失敗してしまったらしく救助依頼が張られてまして…食糧がなかったそうです」
「ええっ!?」「マジかよ!?」
「問題はその依頼なのですが…実力のあるチームはみんな出払ってしまっていて誰も受けられないようなのです…」
「んー?さっきチームMADさんみたよー?アーボックさんがマニューラさんにどつかれてたねー」
「…あいつら犬猿の仲だし無理だろーよ、火花散らしてるところしか見たことねーよ…にしてもしょうがねーなー…かまいたち」
「こうなったら、わたち達が行くしかないねっ!みんな!準備しよっ!」
「えっ!?じ、自分の実力では…少々荷が…」
「あー、無駄無駄。こいつはこーなったら聞かねーだろーが。諦めろ。テメーのフォローはある程度してやるから」
「…い、いえ頑張って…見ます…」
「それじゃ、各自準備してかげろうのさばく入口に集合だよっ」
「…なー、せめて一人傭兵とか連れてこないか?戦力的にはけっこーぎりぎりだぜ」
「んー、チームかまいたちの救助ならやっぱりわたしたちで行きたいしねっ。だいじょーぶだよっ、イケるってっ!依頼なんかはわたしが受けておくよっ。それじゃあまた後でねっ」
と、いうとザングースは走ってさっさと行ってしまった
「それは答えになってな…あれ?」
「もう行ってしまわれました。仕方ありませんから我々も準備しましょうか」


オレたち三匹は…まあ幼馴染って奴だ。たまたまチームかまいたちと同じ種族の集まりだったからガキのころはよくごっこ遊びなんかしてたりしたし、最近まで奴らと勘違いされ声をかけられることが多かった
オレが進化してからはそんなこともほとんどなくなったが、いまだに勘違いされることが稀によくある
…で、その本物のかまいたちを助けに行こうって訳だ。めんどくせ―…
大体オレが砂漠に行けってのがそもそもおかしいだろーが……
……かといって、あのザングースが一度言いだしたことを止めるなんてことは今まで生きてきて見たことがなかったわけで…

「なんだってんだ、全く…」
残された雄二匹は仕方なく準備を始めるのだった・・・
405かまいたちとなにか:2009/11/15(日) 17:10:59 ID:OGAmiQLM
…さて、依頼があったのは9階か
……あと1つ階段を下りれば目的の階には辿り着けるわけだが…
「…おい、ザング。一度休もうぜ?」
その言葉にこちらを振りむいてオレとサンドパンを一瞥すると
「…あー、そうだね。この先モンスターハウスだろうししっかりしなきゃっ」
「い、いえ自分でしたら大丈夫ですので…ハァハァ…」
(とても大丈夫には見えないよねーっ…)
「…オレも疲れたんだよ、糞暑いなか歩かされたしな。お前も本ばっかり読んでないで体力つけろって」
「そ、そうでありますか…了解しま…した…」
サンドパンはそういって崩れ落ちるように倒れこんでしまった…

「なー、こいつガキの頃より体力落ちてねー?」
「しょうがないよっ、たくさん勉強してたもん。でも私たちよりものすごくいろんなことしってるよっ?」
「にしたって限度があるだろーよ…ま、今はいーか…オレも結構体力キてるしなー…休むぜ…お前もちゃんと休めよ?オレやドパンはなんともねーけどお前には砂嵐はつらいだろー?」
「だいじょうぶだよっちゃんとオレンの実食べてるからっ……けっこう敵も強いしねー…でも強くなれてる感じもするよっ。レベルアップって感じだねっ」
「グラードンをぶったおせ、じゃなくて良かったな。俺たちじゃ相当厳しいぜー…」
「やっぱり本物のかまいたちさんはすごいよねー、昔はあこがれてたけど今でもこうやってダンジョンにくるとすごいなーって思うよっ」
「最終的にハラへってぶっ倒れてるけどなー…飯持ってこなかったのか?あいつら…」
「だからリンゴもお弁当も持ってきたよっ。これ食べて頑張ってもらおうねっ……そろそろ行こうっ、待たせても悪いしね」
「…そーだなー。  おい、ドパン起きろ、行くぞ!」
「は、はい…了解しました……」


かげろうのさばく9F モンスターハウスだ!
「う―わ―…休んどいてよかったねー…」
「ど真ん中かよ…おい、ドパン無理しねーで回復優先な」
「了解しましたっ、では参ります!縛りだまっ!」
サンドパンがたまを掲げた途端に部屋のポケモンどもが皆動かなくなっちまった。やっぱこえーアイテムだ
「油断しないでくださいっ、アーボックはすぐに動き出しますのでそちらから対処してくださいっ」
「毒タイプならわたしとハッサムさんにまかせてよねっ、いくよっ!」

………
「案外あっけなかったなー、アイテムの力ってかー?」
「私たち自身も強くなってるよ、たぶんっ。えーっと救助は…あ、あそこだねっ」
ザングースが部屋の隅に立っていた旗にバッジを翳すと旗から光が溢れ辺りが真っ白になり…光が収まるとそこには三匹のポケモンが立っていた

『ッ・・・ふぅ、助かった。らしいな』
「お待たせしましただよっ、助けに来たよーっ」
『お?おお、同族か!助かったぜ!このバカが食糧買い忘れるなんて初歩的なミスしやがってよーありがとよ!』
『いやー、まいったねー。最近物忘れ激しくて嫌んなっちゃう』
『嫌になるのはこちらの方だ、確認作業は怠るなとあれほど言ってあっただろう』
『しょーがないじゃーん、忘れちゃったんだからー』
「あー…えっと。お弁当もってきたよっ。サンドイッチとおおきなリンゴ3つ!皆で食べてね!」
『マジで?しかも手作りじゃねぇか。女の子の手作りとか何年ぶりだ?』
『あー、リーダーずるーい。俺も食べるー』

……あー、さっきはあんなこと言ったけどやっぱり実物目の前にするとダメだなー。こいつらオレより全然つえーなー…、倒れた理由はマヌケだけど
なんて考えてるとドパンはドパンで歓喜極まってるらしい、ガチガチに緊張してやがる

『もしかして、君たちが例の三人組か?俺たちと同族の仲のいい三人組がいると聞いたことがあるのだが…』
…やっぱりこいつは常に一歩引いてるよなー冷静というよりはこいつらのノリについて行くのをあきらめてるって感じだが・・・、ザングースとサンドパンは…いやこれはかまいたちの方で…ええいややこしい!
「たぶん、そうだなー。憧れのかまいたちさんに会えて嬉しいぜー?こいつなんか感動してさっきから何もいえてねーし」
『え、マジで?俺らのファンうれしーねー。ね、ね。君今度二人で遊びに行かない?』
「じ、自分とですかっ何ともったいないお言葉で…!」
406かまいたちとなにか:2009/11/15(日) 17:14:32 ID:OGAmiQLM

『おい、サンドパン。ナンパなら後にしろ。先にグラードンぶっ倒すぞ』
『ちぇー…つまんない…んじゃあとでその話をゆっくりね♪』
「その話なんだけどー…私たちもグラードンのところまでついていっていいかな?」
「おいちょっと待て、今何て言った?オレも含まれてんのか」
『ええっ。危ないよ?俺女の子にはあんまり危ない事させたくないんだけどなー…』
『俺はいいぜここまでこれてるんだから、十分強ぇんじゃねえの?お前はどうだ?ストライク』
『…俺は、構わない。このハッサムの実力も見てみたいのでな。彼の戦い方を見ておきたい』
「んじゃ決まりだねっ。よろしくお願いしますだよっ」
「おーい、オレらの意見は完全に無視かー?」
『虫ポケモンだけに無視ってね、あははっ。』
…はあ、ドパンもついて行きたがるだろうし、何言っても無駄だろうな…



「あー…疲れたー。だり―。かったりー…」
『さすがに骨が折れたな…お前たちがいなければ途中で撤退していたかもしれぬな…』
「わたしもちょっと疲れたねー……というかお酒つよくないかなー?」
『ザングース一族に伝わる秘伝の酒だぜ。女の子には強かったか?』
「せっかくだからいただくよっ…サンドパンさんはだいじょうぶかなー?」
「ひゃい…、大丈夫であり…あります」
「だいじょーぶそーじゃねーな。お前はもー休んどいたらどーだ?」
『んー、お酒強くなかったみたいだねぇ。おくってくよー♪』
「あぅ…助かります…」
『…サンドパン、変なことするなよ?』
『す、するわけないじゃーん。もう信用ないなあー』
「うぅ…私は失礼します…」
「なさけねーなー…これしきの酒で…」
『いや、この酒はなかなか強いぞ、お前が酒に強いのだろう。……しかし今日は本当に助かった、礼を言う』
「それはいーけどよー…お前ん所のサンドパンもけっこー飲んでたぜだいじょーぶなのか?」
『いくらなんでも、夜這いをかけるような節操のない奴ではないと思いたいが…』
「…そーゆー話じゃねーんだが…ってゆーかあいつは何でもいいのか…」
『らしいぜ、ストライクと違ってそういうの大好きな野郎だからな』
『…余計な御世話だ』
「節操がないってやつだねっ!もーよくないなあー。そういうのはだめだよっ」
「……ザングもそうとう来てるなー。お前も無理すんなよー?」
「…うえー?そんなことないよー。酔って………うー、ぐるぐるするよー」
『…すまん、飲ませすぎたようだ。……外歩いて酔いを覚ましてくるといいぜ?』
「う―…ぐるぐるするよー…行ってくるねー…」
「やれやれ、うちの奴らはなさけねーな…」
407かまいたちとなにか:2009/11/15(日) 17:29:40 ID:OGAmiQLM
『いや、あれはなかなかにきつい酒だ。女子には辛かろう。…ところでハッサムよ一つ頼みがあるのだが…』
「んー?どーしたー?」
『一度、お手合わせを頼みたい。進化後の同族の戦いを感じてみたいのでな』
「…オレはかまわねーけど。お前の方があっとー的に強いだろ」
『……いや、先ほどの闘いを見ている限りそれほど実力差があるとは思えなかった。お願いできないだろうか』
「別にいいって言ってんだろ、明日の昼以降ならいつでもいいぜー」
『感謝する、時と場所は追って連絡させよう』
『おー、熱いなー。んで負けたほうが犯されるワケだ』
「………………」
『………………』
『…ごめんなさい。』
『謝るなら最初から言うな』
『お前ら目が怖えんだよ、同時に睨まれたらビビるっての』
『…まあいい、ハッサム。気にしなくていいからな。それでは今度頼む』


その後酔いを醒ます、と言って外に出てきた
冬が近い星空の下を歩くのは嫌でも体が冷める…はずなのに
オレはさっきの言葉のせいなのか、酒のせいなのか体の火照りがとれる事はなかった。



つづく


メモ帳文章をからコピーするたびに「メモリが不足しています」と出るエラーはなんなの
次回、頑張ってエロまでもっていきたいと思います。
408名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 17:37:21 ID:Lk69K5bw
>>400
GJ!GJ!
スイーツな描写ってケーキのことなのかw
ポケモン側は鳴き声のみって作品も好きだ
女性の淡々とした様子とか、イーブイの描写とか、すっごく興奮した

>>407
乙!
同族が複数いると書くのややこしいよなw
これからのエロ期待
409名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 18:15:43 ID:oWEUtge5
>>400
乙!
このスレの作品群としてはかなり異色な文調で面白かったよ

>>407
ちょっと台詞が続く場面が多くて分かりづらいのと
描写がもう少し欲しいと思ったけど
次回のエロに期待して待ってるよGJ!
410名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 20:02:47 ID:DwTEtWzZ
うあー、誰が何喋ってるか分からないよー\(^O^)/
411名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 20:06:48 ID:kfBUwsYR
『』のセリフはちーかまなんだな。
にしてもちーかまとMADが犬猿の仲吹いたw仲良くしないとw
次も待ってるよ!
412名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 20:33:26 ID:jcHGH9iD
ショタコンハム様なにやってるんだ
413名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 09:27:00 ID:EzpysqPf
面白いんだろうけど正直状況がよくわからんw
414名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 13:41:57 ID:59QGBiGt
>>411
性的な意味で仲良くするんですね、わかりうわ何をするやめシビレビレ
415名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 14:47:14 ID:p+jFbEgk
寒いよヒコザル
416名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 16:01:41 ID:erSK7mnY
サーナイトさん僕を抱擁してその豊かな胸で温めて下さい
417名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 18:48:42 ID:oRHrwFk/
グサッ
418名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 19:13:57 ID:Z0xte/tA
こんな寒い夜にコイルを触ったら、冷たいんだろうなあ
だけどストーブやコタツで温めすぎたら、ジュッて感じで俺が火傷しそうだ

俺の体温でゆっくり温めてあげるから、一緒にベッドへ行こうかコイルたん
419名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 19:40:52 ID:CY/b3MUG
待てはやまるな
420名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 20:58:28 ID:p+jFbEgk
コイルとか穴ないもんな
421名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 21:07:26 ID:7nmZSODf
あったら何するつもりだ?
422名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 22:51:02 ID:LR3VjFQI
頭のネジが性感体だよ
軽く撫でるだけで
「ビビ……///」
とか言って感じまくるよ
423名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 23:11:54 ID:cPfRvzv/
まさか こんな所に メノクラゲが いるとは 思わなかった
//--
先生!シリツをして下さい
//--
そういうわけで、このネジを締めるとぼくの体は しびれるようになったのです

そんなコイルはどうですか
424名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 03:10:06 ID:mazaKbgw
>>422
俺が聞いた学説では頭のネジは手?の部分の力の調整らしいが
425名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 04:18:18 ID:o1m43SFA
あったなぁ、そんな情報w
426名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 10:17:33 ID:4mSw77oh
「このネジはなぁ……力の調節だっ!!」
「ひぎぃっ!!つ……つよしゅぎりゅよぉぉぉお!!コイルくんんんんんんんんん!!」
427名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 10:43:49 ID:4zBjt0+C
ドリルくちばしでめちゃくちゃネジ回されてみさくら化するコイルがいると聞いて
428名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 12:49:23 ID:z8/riqJT
>>426
ほっぺをつねられてるピカチュウ思い出して吹いたw
429名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 17:40:41 ID:JCva+gFW
先にイキそうなピカチュウを許さないコイルが
ピカチュウのチンコをぎゅうううしてあうう…
430かまいたちとなにか:2009/11/18(水) 17:55:19 ID:zl+bOoNH
腹黒コイルの4コマ漫画あったなあ
431名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:40:33 ID:qPK13vOL
>>420
ネジをとれば…
432名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:48:49 ID:jG46X6gQ
>>430ー!名前欄!名前欄!!
433名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 23:04:03 ID:SUTKfIjK
レアコの交尾って乱交だよな というかむしろレアコが交尾の最中なのか?
434名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 00:47:02 ID:GDDCmraz
オレンジ諸島編のコイル回をちょうど見ていたから、この流れにワロタ
川の上をぽちゃんぽちゃんする6号テラ萌ス
レアコイルは3Pでお願いします
435名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 01:54:32 ID:JTkyRqnU
ドードリオ×ドードリオの交尾はとんでもなく喧しいんだろうな
436名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 02:47:04 ID:CHPwBAeF
繁殖期のドードリオは群れの♂同士での蹴りあいやつつきあいによる小競り合いが多発する。
この小競り合いは群れの中の♀を奪い合う行動であり、群れの上位に位置する強いドードリオになるほど戦いは熾烈になる。
そこではどれほどの多様な技を繰り出せるかが鍵となり、時には命を落とすものも現れるという。

戦いは主に一頭の♀を見つけた♂数頭の間で行われ、戦いの勝者は
羽を広げる、首を振り腰を落とすなどの求愛ダンスを♀に披露する。
繁殖期のドードリオの♀は♂が近づいても攻撃的になることなく、むしろ求愛を受け入れておとなしくなる。
だが♂は♀のもっとも攻撃的な首(表情から察することができる)を
自らの三つの首のどれかで押さえ、交尾の最中けして離さないようにしなくてはならない。
(これを怠った場合、♀の機嫌が何かの理由で損なわれたときなど
♂は手痛い反撃を受けて追い払われてしまうこともあるという)
また♂の残りの首二つは交尾中♀の羽をつくろい、甘噛みをして愛撫を施し、凶暴な首の怒りを治めたり
求愛のおりに♀の好物をくわえて気を引いたりする。
交尾の時間は短いが、カップルが成立してからも♀の攻撃的な態度は変わらず
一度の繁殖で二個から三個のタマゴを育てるドードリオの♀はそれに見合うだけの回数、もしくはそれ以上の回数交尾をしなくてはならない。
また、♀を守れる強さがなければ後からやって来た他の♂に♀を奪われてしまう可能性もある。
ドードリオの♀が態度を軟化させるのは求愛を受けてから交尾に至る間ぐらいのもので、
その後も抱卵期、育児期と我が子を守らなくてはならないため敵に対しての凶暴性は増す一方であり、♂もしばしばそのとばっちりを受ける姿が目撃される。

涙ぐましい努力を見せるドードリオ♂だが、勢い余って♀の攻撃的な首を著しく傷つけ弱らせてしまったり、
乱闘や交尾の最中お互いの首が絡まりそのまま共倒れになる運の悪い個体も存在するという。


こうですかわかりません
437名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 02:52:17 ID:pEcHWAw4
携帯獣スレみたいだな
438名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 02:54:31 ID:CHPwBAeF
しまったドードリオに羽はない
439名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 05:24:58 ID:JGGq8vI0
想像したら笑うと同時に切なくなってきた…w
自然界でも男は苦労するんですね、わかります
440名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 17:03:58 ID:YlZKi9o+
レントラーの雄とか超ぐーたらしてそうだ ライオン的に考えて
441名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 21:12:38 ID:+BtPNZT8
レントラーになれば覗きしほうだい
442名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 01:33:45 ID:DvT8LBin
トゲキッスの夫婦とか凄くイチャイチャしてんだろうな
443名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 02:16:50 ID:R39Ir1AB
ニドキングクイン夫妻はセックスレス
444名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 02:18:45 ID:0zCLg1sh
むしろ孕まないからって、旦那さんが中田氏しまくりかも
445名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 08:10:53 ID:vbm38uvH
孕まないポケは輪姦中田氏がデフォ
446名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 10:46:15 ID:Co3kfaSf
やべぇ何かよくわからんがニド夫妻萌え
447名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 18:31:53 ID:X6v3MYyH
どんなに子供が欲しくてもできないんだよな
それで悩んだりするのかな
448名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 18:42:24 ID:JUG8hsqA
ポケモン達が住む森の平和が乱れ、その解決にやってきたユクシー
場を荒立てずに事を収めるために、ニド夫妻の記憶を操作して子供として居つくことに

しかし、使命を果たして帰ろうとしたその日、知ってしまうのです
実は子供を作ることの出来ない身体だったニド夫妻。
ユクシー自身の存在が、彼らの望んでも叶わぬ夢そのものだったことを・・・


ミンキーモモ海編とかリアルタイムで見てた世代って何人くらい居るんだろう
449名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 20:16:10 ID:0AXJnPt+
ニドラン♂♀時代に中田氏セックスしまくれば、何も問題無い。
ショタ×ロリハアハア
450名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 22:42:49 ID:DvT8LBin
ミュウとミュウツーは鉄板 勿論攻めはミュウ

異論は認める
451名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 23:14:10 ID:w23jYhOn
ミュウツーもえろい身体してるよな
あの何ていうの、股間通って尻尾に繋がってるあの紫のライン、、
あれなぞって感じさせたい
452名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 23:27:52 ID:8eu1ZQ/R
昔、「ポケモン一匹だけもらえるなら何がいい?」って話をしてた時、
普通の女の子たちはピカチュウだのピチューだの
御三家第一進化だの無難なかわいいのばっかり選んだのに
その中でも1番かわいい子が「ミュウツーに守ってもらいたい」って言ったの思い出した
453名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 00:11:02 ID:WJbw051I
たしかゲームじゃ、ある一匹のミュウがミュウツーを産んだんだっけ。
ポケモン屋敷の研究者×ミュウ=ミュウツーとか考えたことがある。
んで子供の遺伝子を弄られて、悲しみのうちに何だかんだで生き別れてしまう親子まで受信した。
お母さん大好きなミュウツー×子煩悩なミュウも萌える。
454名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 00:38:36 ID:6oAuM2zk
エンテイにパパになってもらいたいって子は居なかったのか
455名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 01:28:13 ID:RJSda87n
サトシのママが無理やりママにされたやつ
456名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 04:01:01 ID:oDNVHH5V
>>445
その理論でいくと伝説・幻系たちは‥‥(*´Д`)ハァハァ
>>454-455
エンテイさんはロリコン界の紳士だと信じてる
457名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 05:47:17 ID:obzZ8nzR
お前はママだ!
458名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 08:53:00 ID:Mtd6CopW
お前はマゾだ!
459名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 13:35:14 ID:8j/kLLsA
当時はロリコンなんて言葉知らなかったから
自分にとって映画のエンテイはミュウツーくらいカッコよかったよ
大きくなってからはなるほど、ロリコンだと思った
460名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 19:30:02 ID:tTzV/JmF
エンテイは巨根
スイクンはガバガバ



ライコウ?短小早漏だよ
461名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 20:10:32 ID:VQjtafMQ
泉のU・M・A3体も夜な夜な泉に集まって交尾とかしてるだろうな
462名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 20:32:55 ID:E9IlFQ8g
それにしても投稿減ったなぁ
463名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 20:54:07 ID:WknWfvX+
ほんとなぁ
464名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 22:01:19 ID:FBprKDug
雑談程度なら携帯書き込みでいいけど投下は手間がなあ
噂のp2だか●だか買うのも意地らしく ああ規制解除まだなの 
465名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 22:15:11 ID:Jp9WNoK5
リレーでもやる?
466名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 22:31:38 ID:WJbw051I
投下減ったと言っても、最後の投下からまだ一週間だ
まだ規制中って職人もいるだろうし、雑談もまあ賑わってるし、そんな焦んなくていいんじゃない
今までの職人方のSS投下の速さとクオリティと量がすごかったんだよな
467名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 23:59:14 ID:hB7W4t0R
スイクンにさらわれて媚薬的な効能のある水をたっぷり飲まされた後
激しくバックで犯されたい
その後スイクンが呼んだエンテイも混ざって
二本挿しされて快楽に溺れたい
468名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 00:34:33 ID:T0M+Lkdl
ま、ここは誰でも気軽に投下できるスレじゃないしな
469名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 00:53:45 ID:BiwlDWbK
>>461
UMAが伝説で一番好きなんだけどエロパロ1つも無くて泣ける
ネタはあるけどwww
470名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 02:27:43 ID:bcGkLmDM
メタモンをローション代わりにしたニド夫婦の営み
471名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 02:31:11 ID:siptYVrQ
>>468
ポケモンでエロを書く人口自体が少ないってことか?w
このスレって、投下の常識さえあればどんなSSでも結構受け入れてくれていいな

UMAは尻尾とか絡ませ合ってラブラブ3Pしてたら萌える
472名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 07:41:42 ID:c4TYHXwE
ミュウツーを鬼畜触手レイプして孕ませたい
473カイリキーとかの:2009/11/22(日) 13:08:08 ID:FcN/hT00
ようやく出来上がりましたので

・一応『鎌砕き』の続編だけど見てなくても可
・キャラ崩壊注意。注意。
・エロ入れる前に吹っ飛んじゃった
474ごった鍋:2009/11/22(日) 13:09:22 ID:FcN/hT00
「…実に無様だな、レックウザ殿。」
「ちくしょう……」
コイツは基本俺を倒すことを目指してるヤツに対しては絶対ちょっかいを出さない。
俺も最上まで誰か来ると内心ワクワクしてるから特に問題は無いがなぁ……無いけどなぁ………
「ところでレックウザ殿」
「……何だよ?」
「実に無様だな。」
「…何で二回言ったんだコラァ!」
もうキレた、コイツとの縁もこれで終いだ!
バラバラに砕け散ってしまえこのヤロ……冷たァァァァ!?
「コラッ!見ず知らずのポケモンに攻撃したら駄目だろっ…あれ」
「すいません、どうにも気性が荒いみたいで…」
ああ、俺をぼこぼこにしたちびっこい奴等の面が見える……寒い…
「いや、私はこのポケモンの『心の友』だ。」
てめぇ何大嘘ついてんだ?
「本当?」「本当ですか?」
…見ず知らずのポケモンを何でそんな信じられる?
その胸のボタンみたいなの二つとも毟り取ってやろうか?
「……彼はどんな味が好きなんですか?」
「確か…少し味覚が心配になる程苦い物が好きだったな……」
「教えていただいてありがとうございます!早速用意しますっ!」
テメェ何笑いながら答えてるんだぁぁっ!気付け!オイ!額の小判叩き割るぞ!
「それじゃあ新入メンバーの歓迎会の用意がありますので…」
「ラブタの実を沢山用意するからね!」
「分かった、ごきげんよう。」
ちょっ…凍って…動かん……助けて…



竹串君の所に頻繁に遊びに来ても、迷惑だろうな。
長い紫色の尻尾を揺らしながら、そのポケモン──ミュウツーはあても無くぶらぶらと歩いている。
住み処の主であるレック……竹串君がとうとう負けてしまった。
宝を獲られた上、倒したチームは竹串君を仲間に誘った。
それを嫌々受け入れた竹串君は晴れて住居を離れる事となった。
(今あのチームに挑戦状を送っても構わないが、竹串君が絡むとなると…)
ミュウツーは数秒考え、下らないとばかりに頭を振った。
「まあいいか、暇潰しに山にでも…」
「ひぇえぇぇぇっ!」
「…ん?」
ミュウツーの目の前から、何か赤い斑が散りばめられたクリーム色の小さなポケモンが、短めの足を必死に動かして走っている。
「………!」
そのポケモンはミュウツーを見上げると、素早い動きでミュウツーの背後に隠れた。
「し、暫くかくまってくださ─「何処だぁぁ!」
「ひぇっ…!」
ポケモンの後を追うように、柄の悪そうなポケモンが走ってくる。
475ごった鍋:2009/11/22(日) 13:10:24 ID:FcN/hT00
ミュウツーを壁にして隠れているポケモンは見つかるかもしれない恐れからか震えている。
と、エビワラーとサワムラーがミュウツーに近づいてきた。
「おい、そこの白いの。パッチールを見かけなかったか?」
「……パッチール、とは?」
粗野な言葉に少し憤りを感じたが、十分に我慢できる範囲だ。
「クリーム色に赤いブチ模様で、こんくらいの大きさのヤツだよ。」
サワムラーが自分の腰辺りまで腕を下げる。丁度ミュウツーの後ろのポケモンと同じ程の高さだ。
「で、知らない?俺らマジ怒ってんだけど……」
「知らないな。他を当たってくれ。」
言葉を発した途端、後ろのポケモンの震えが止まった。
「……オイオイ、嘘ついてないよなぁ?もしついてたらヤっちゃうかもよぉ?」
ふざけた様子でエビワラーは嘲るように笑いながらミュウツーの胸を小突く。
サワムラーはそれをヘラヘラした様子で見る。
「俺らここら一帯じゃ結構有名なのよ、分かる?」
「お前みたいなの見たこと無いなぁ!余所者なら俺等には逆らわない方が…」
「…おい!後ろにパッチールとか言うポケモンが……」
「「何っ!?」」
海老沢はほぼ同時に後ろを振り向いた。
が、該当するポケモンはおろか、ムックル一匹いない。
「何処だよ、まさか嘘──「も゛っ」
次の瞬間、サワムラーは後方から強烈な衝撃を受けた。
エビワラーは、相棒が星となったのが端から見えた。
「あ……あ………」
「知らないなぁ……解ったか?」
「ぎゃあぁぁぁ!」
エビワラーは拳を大きく振りながら、サワムラーを追うように逃げていった。
「さて、一体何があったのか……」
「あわわわわわわわわわわわわ…」
ミュウツーの後ろのポケモンが、腰を抜かして震えている。
「大丈夫か?」「あわわわわわ…」
「何があったのだ?」「あわわわわわ…」
結局、まともに話せるまでに十分程かかった。
「ありがとうございますっ!」
追われていたポケモン──パッチールはミュウツーに向かって御辞儀をする。
「あの方達に見つかってしまったら、手前は…ひぇぇぇ…」
その場合を想像したのか、頭頂部の耳が垂れる。
「このご恩は、是非とも手前の店で……」
「それより何故追われていたか、その理由を聞きたいのだが……」
「え……?…手前の身の上話を聞いてくださるとは……」
パッチールは感動からか、息を詰まらせる。どうにも渦巻き状の目から感情が読めない。
「では、語らせていただきますっ!」
476ごった鍋:2009/11/22(日) 13:11:45 ID:FcN/hT00
えー、手前があんな怖い方々に追われていた理由はですね。
手前はこう見えて、ドリンクスタンドなるものを経営してるわけですよ。
お客様が持ってきた木の実やグミを手前が独自に編み出したシェイクによって美味しいドリンクにするんです。
どうです!ユメとロマン溢れると思いませんかっ!たまに凄い調子の良い時があって、
その時のドリンクを飲みほしたお客さんの顔といったら!
…しかしながらっ!手前は客商売の厳しさを思い切り味わった訳でして……
手前の店は結構人気がありますので、集団のお客様も多いのです。
チームが全員集まって、手前の作ったドリンクを飲みながら今後の予定を話し合ったり……
それで、先程のエビワラー様やサワムラー様を含んだ…四体ぐらいですかねぇ……
全員、格闘持ちのお客様達がいらっしゃって、カウンターに着くと、
手前に向かって「皆同じ木の実を出すから、全員分のドリンクを一気に作れるか?」
と聞いてきたので、快く承ったんですよ。

…そしたら全員カイスの実を出してきたんです。大体一個一個が手前と同じ大きさの実ですが、
とてもとても出来そうにない。だが一度言ったからには引き下がれない訳です。
特大サイズのシェイカーをドンと置いて、うんうん言いながらその中にカイスの実を全部入れて、
全身全霊をかけて……
〜♪、〜♪くるくる〜っ…と、振ろうとしました。

そしたら案の定けたたましい音と一緒に店内にぶち撒けちゃったんです……

その光景といったらあのアーボックの……ひぇぇぇ…あ、大丈夫、です。
…で、「絶対に許さない」と、皆さま方は言いました。
なので誠心誠意謝るしかないと思って、「申し訳ありませんっ!」と深いお辞儀をしながら言ったのです。

しかし次に皆さま方は言いました。「お前の身体で払え」と。
何を言ってるのか解らない内に、えと…ドグロッグ様が「グッヘッへ……」と笑いながらこちらに手を伸ばしてきました。
それで身の危険を感じた手前は、慌てて店から逃げてきて、今に至るわけです。

……え?ドリンクを作るときの動きを?
〜♪、〜♪、くるくる〜っ、はいっ!
……と、いつもこんな風に作ってますけど、何か気になる所で「見つけたーっ!」
ひぇぇっ!と、とりあえず逃げなくては!
…え?助けてくれるって?一体どうやっ「べぶっ!」
………あわわわわわわ。
477ごった鍋:2009/11/22(日) 13:12:44 ID:FcN/hT00
「ああああ、ありがとうございます……」
尚も震えながら感謝の意を表すパッチール。先程星になったゴーリキーが気になるのか、
ちらちらと飛んでいった方角を見る。
「…さて、一度決めたことは最後まで突き通したいのでな……」
腕を回しながら呟くミュウツー。
「ドリンクスタンドとやらに行くぞ、案内してくれ。」
「……えぇぇっ!?」
パッチールはその奇抜過ぎる発言に、耳をピンと立たせて驚いた。
「何でそんな事を…もし見つかりでもしたら…あぁぁぁ……」
「…簡単な心理だ、パッチール君。」
独特の癖となってしまったのか、某緑色をからかうようにミュウツーは語りかける。
「あるポケモンが逃げ出して何時間か経った。そのポケモンは足が速い。
自分はそのポケモンを追わなければならない。自分は何処を探すべきか?

1.そのポケモンの住み処
2.近くの小川
3.遠くの実のなる木

さあ、どれだ?」
「え!?えーっと…」
パッチールは頭を傾け、暫くの間思考、そして意を決したのかゆっくりとその口を開けた。
「…喉が「今、1番を勝手に答えから外していなかったか?そういう事だ。分かったら案内してくれ。」
「……あー!はいっ!」
言いたい事を理解したのか、パッチールは勇み足でドリンクスタンドへの道を歩いていった。
(後は、根も葉もない噂を…北部辺りが良いかな…)・


(誰かこれどうにかして、ナノ……)(…ソーナンス……)
「あの、マニューラ様」「…………」
「ひぇっ…すいませんっ……」
ユメとロマン溢れる、ドリンクスタンド兼リサイクルショップ。
現在ドリンクスタンドの店主であるパッチールはおらず、
しかもリサイクルショップ店員であるソーナンスとソーナノは隅で小さくなっている。
「…これはこれは、いかにも雄と遊びたい放題に見える絶倫兎じゃないか。」
「あらあら、そういう貴女は雄一匹すら寄り付かなそうな泥棒猫さんじゃありませんか。」
片や、黒を基調としたポケモンから成る盗賊団、MAD。
片や、美しげな二足歩行の雌ポケモンから成るチーム、チャームズ。
隣り合わせのテーブルに着いた、それぞれのリーダーであるマニューラとミミロップが、
「…………」
「…………」
熾烈な火花どころか、チャージビームを飛ばし合っている。
(助けてお腹痛い、毒キノコにやられた)
(……お前毒持ってるだろ)
(………あっ)
478ごった鍋:2009/11/22(日) 13:13:47 ID:FcN/hT00
「…そういえばアンタ、『スカーフすらロクに巻けない探検家だ』って噂されてるよ。」
その言葉にミミロップの長めの耳がぴくんと動いた。
「救助依頼の報酬がリボンの類いの相手の救助は滅多にしないらしいねぇ……
マスターランクの探検隊が、聞いて呆れるよ。」
「……ウフフ♪」
(……サーナイト、ミミロップは今どんな感情を持ってる?)
ふと気にかかって聞いてみるが、
サーナイトは胸に手を当て、嫌いな木の実を大量に食べてしまったような表情をしている。
(……言いたくない。動作で察して。)
チャーレムがミミロップの方を見てみると、テーブルの下でおぞましいほど拳を固め、
手首に生えたクリーム色の毛が逆立っているのが見えた。
「…貴方こそ、随分と有名になっていますよ♪」
ニッコリとわざとらしいくらい満面の笑みを浮かべながら、ミミロップは喋り始める。
「『過去にお金持ちな依頼人に頼まれた道具を渡す時、その依頼人の身ぐるみを剥がした』とか……」
「ふぅーん…」
盗賊団を自称してる以上、達の悪い噂は勝手に沸いてくる。
マニューラはそのような噂には慣れっこだった。
「他には『雌っぽいと仔供の時言った相手に復讐するために盗賊団になった』」
「!?……」
マニューラの顔に驚きの色が現れた。
「『平然と雌用の物が使える生まれながらの変態』、
『雌のように胸を大きくしたいから毎日揉んでいる』…あと……」
「……!」
赤い襟巻き状の毛が逆立ち始める。マニューラが怒っている証拠だ。
(泣きたい)(好きなだけ泣け)
(今泣いたら泣き止むまで殴られる気がする)
(違う。泣き止むまで斬られるんだ)
「あとは…『少し膨らんだ胸とクールな性格なオトコノコは堪らない』と、
スリーパーさんが仰ってましたよ、良かったですね♪」
「…ナア、ミミロップ。ヒトツ、勝負ヲシナイカイ?」
若干ぎこちない笑顔でマニューラは語りかける。しかしながらその背には鬼のオーラが浮かんでいる。
「今からこの店に入った客に私とアンタ、どっちが『雌』として良いのか、決めてもらう。
より多くの客に指示された方が勝ちってのは、どうだい?」
(多分ミミロップを選んだ客を……)(やめろ)
「…もし私が勝ったら、何をくれる?」
「一日私を好きにしていいってのはどうだい?」
「ええっ!?」「ちょ、マニューラ様!?」
「……あぁ?」
「…すいません……」

ドラピオンとアーボックは ちいさく なった!
479ごった鍋:2009/11/22(日) 13:15:22 ID:FcN/hT00
「…私の命令を、なんでも聞く?」
「アンタが勝ったならね。」
「ベッドで一夜をご一緒してもいいかしら。」「……勿論だとも。」
(マニューラ様とミミロップがベッドで……)
「べぼっ!」「…!…オイッ何考えて……」
「べががががぎがぎぎゅえっ!?」
ドラピオン は たおれた!

「何だかうっさいねぇ……で、どうする? 勝負を受けるのかい?」
「……ふふふ♪」
ミミロップは余裕過ぎるとばかりに深く息を吸い込み席から立って体をくるりと回転させ
「……よろしくてよ!」
そう、高らかに宣言した。
(…参考までに聞くけど、サーナイトはどっちを選ぶ?)
(……チャーレム)
(え?何だって?)
(……やっぱりミミロップかな……あはは)(………??)


ドリンクスタンド兼……の店内の出入り口付近に、二体のポケモンが立っている。
向かって右側にはマニューラ、左側にはミミロップ。
「…今なら降参しても許すけど?」「ハッ…ほざけ……!」
と、足音が扉に近づき、爪がかけられたのか、かつ、と小さな音が響く。
「…うふふ♪」
「おお………」
その音を聞き取ったミミロップは、両腕を首の後ろで組み、自身の豊満な胸を強調させるポーズをとる。
「…畜生……」
マニューラは歯噛みした。自分も同じポーズはとれるが強調する分の胸が無いからである。
そんな店内の状況を知らない客が
「ただいまーっと……あれ?パッチールは?」
呑気そうな声を出しながら入ってきた。途端にその客にミミロップが近づく。
「ねぇアナタ、私とこのマニューラとどっ「あーちょっと、邪魔。」
「えっ…」(えっ)(!??)
爪でミミロップを押し退けると、真っ先にその客はソーナノ達が経営しているリサイクルショップへ向かう。
「久し振りだね〜、パッチールはどうしたのかな?」
「い、今はいないノ…あと、リサイクルは都合上今は出来ないノ……」「ソーナンスゥッ……」
「なーんだ、しょうがないな……」
客は落胆したのか背中の茶色い棘が下がり、しょんぼりした様子で出入り口へ向かう。
「ちょっと貴方?この私と「邪魔。…確か、ヨマワル銀行前で待ってるって…ヨマワル…くふふふふふ…」
ぶつぶつ呟き薄ら笑いを浮かべながらその客は、店内から出ていって、
呆然とする二体の雌だけがぽつねんと。
(…アイツ、生きてたのか……)
誰にも気付かれないように、ほっとアーボックは息を吐いた。
480ごった鍋:2009/11/22(日) 13:17:06 ID:FcN/hT00
「…ふふっ!無視されてるじゃないか。」
「…貴方こそ空気に見間違われていたようね。」
「………」「………」
実に、フワライドが地面に張り付く程の重苦しい空気が店内を埋め尽くす。
出入口の扉を開けてすぐ両脇に猫と兎が目からチャージビームを飛ばしていることが分かるならば、
誰もこの店に入りたがらないだろう。
(早く来てくれ…誰でも良いから……)
(息苦しい……)
(怖いノ…)

…ぱた、ぱぱた、ぱ、ぱた…
まばらな足音が扉の前で止まる。
「!…ふふっ♪」「…うわぁお!」
それを感知したミミロップは、直ぐ様腰を曲げ、両手を床につけた。
四足歩行のポケモンの基本姿勢のような。床にくっ付きそうな程豊満な胸が揺らされ、
高く上がった臀部を挑発するように軽く振る。

そして扉が開かれ、
「スイマセンッ!お待たせしましたぁ!」
店内の客が誰も見知ったドリンクスタンドの店員であるパッチールと
「結構広いな……」
店内の誰も知らない、見たこともないような白と紫のポケモンが入ってきた。
(何だアイツ……)(…誰ナノ?)
パッチールは足早にカウンターへ入っていった。
「……ねぇ貴方、一つ質問があるんだけれど」「…ん?何だ?」
(あの体勢で普通に話しかけた!?)
チャーレムに電流のようなものが走る。
(驚いたチャーレムの顔……)
「…この私と」
ミミロップは尚も手を床につけたまま上目使いでそのポケモンを見ながら話す。
「あのマニューラと」
ミミロップはマニューラを指差す。
「…どっちが雌としてイイと思う?」
「雌として、か…ふーむ……」
そのポケモンは手を口元に当て、まじまじとお互いを見る。
「……♪」
ミミロップは見られる事を楽しんでいるのか、セクシーポーズをバッチリと決める。
「………」
マニューラにはそうする事の出来ない自分の肉体が不甲斐なかった。
「…オイ、ドリンクは作れるか?」「あ、私も……」
「はいっ!早速作らせていただきますっ!」
くるり、とポケモンの視線がシェイカーに木の実を入れるパッチールに向けられる。
「ねえ、どっちが好みなの?」
「…すまない、今はそんな事はどうでもよくなった。」
「え……」「…〜♪、〜♪、はいっ!」
「……ふふ…」「………」


…最悪の目覚めだ…畜生、アイツは悪魔だ……
「ねぇレックウザ、この依頼に行ける?」
「『遭難した、助けて、ゼロの島北部72階、ドグロッグ』だってさ。」
481カイリキーとかの:2009/11/22(日) 13:25:52 ID:FcN/hT00
終わりです。

「何が!足りないと言うのぉぉぉ!胸?お尻?顔の彫り?何なのぉぉっ!」
「落ち着いて!まずは落ち着いて!」
(あわてふためくチャーレムの顔……)

「…なあ、お前達は私をどう思ってる?」
「……仕えていることを誇りにすら思います。」
「ハイッ!じ、自分は純粋に好Kゴホッ!ゴフッ!」
「……落ち着いて話しな」
「…アーボックと同じ思いですっ!」
「そっかぁ…そうだろうね……」
(…場合によっては、ドラピオンを……)
482名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 13:47:34 ID:ARCEV25l
GJ!
相変わらずキャラが魅力的だ
483名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 17:44:31 ID:YwdvqtdM
(あわてふためくチャーレムの顔……)
484名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 17:56:07 ID:veYSXAPI
マニュ様、胸はご自分で揉むよりも
エッチしながら相手に揉まれる方が大きくなりやすいんですよ!
俺が胸を大きくする手伝いしてあげますよ!さあ!さあ!!
485ストライク×ウインディ:2009/11/22(日) 19:07:13 ID:XBSUoJmD
初投下です。
テクニシャンのストライクが性的過ぎて生きるのが辛い。

・♂×♂
・腹扱きだけにするつもりだったのに手が滑って尿道ファック
・ストライクのSはどSのS
・下半身ファンタジー。深く考えたら負け。

「悪タイプにてこずってね。お前の力を貸してくれ、ストライク」
捕獲要員として稼動し数年。一時は現役から身を引いた私を目覚めさせた主人の第一声がそれであった。
私を迎え入れた他のモンスターも幾らか交代はあったらしいが多くは懐かしい面々である。
私が眠っていた間年月が育んだのは彼等の身の丈、体重、そして圧倒的な経験―…力の差。
彼等は進化を遂げ、私を見上げていた子供らも今は逆に私が見上げる程に成長していた。
嘗てその一刃の下、止めを刺さぬため細心の注意を払わねばならなかった頃にあった私の優位性は既に存在しない。

主人が求める力を再び手中の物とするべく努力は、苛烈を極めた。
旅も此処まで来ると受け止める一撃一撃が重く、己が誇っていた素早さや攻撃値の高さ等最早無きに等しかった。
しかし成長出来ていると言う確かな実感が私を救い、血の滲む様な訓練も辛くは無く、寧ろ充実した日々である。
――…ただ一つ、私の頭を悩ませている存在はあったけれど。

訓練を終え、ボールから開放された私は風を受けて凪ぐ草原に佇んでいた。
慣れ親しんだ草の香りが鼻腔を擽り、疲れた体を癒してくれる。
私を信頼してくれる主人に甘え、人里遠いこの場所迄足を伸ばした甲斐があったと言うものだ。
不意に腹奥から込上げる物があり、それが何かを感じ考えるよりも先に私は地面を蹴った。

その瞬間。

距離を取っても解る、空気を揺らす程高温の炎。それを纏った獣が一直線に私が居た場所へと轟音を立て突っ込む。。
私の佇んでいた草原は一瞬の内に焼き焦げ、焦土と化した地面の中心に、着地に失敗した結果足を捻りでもしたか、横転し悶える無様な獣がいた。
「さっすがストライク!今度こそ気付かれて無いと思ったのになァ」
「――…物事を行動に移す前にそれらが引き起こすであろう結果を考えろと私はお前に散々教えた筈だが」
悪びれもせず嬉々として呟く相手を、双眸を眇め睨み付ける。
「だってさァ、ストライクとこう出来るのも久し振りだろォ?俺嬉しくってさァ!!」
尾を千切れんばかりに振りたくり、挫いたらしき前足を若干引き摺り獣―…ウインディは笑う。
486ストライク×ウインディ:2009/11/22(日) 19:08:26 ID:XBSUoJmD
人が見蕩れる程豊かな鬣、威風堂々としたその体格。伝説ポケモンの名に相応しき神々しさと、それを全て台無しにするアホ面。
出身地が近いせいか何なのか、彼がガーディであった頃から何かと懐かれていた。
まさしく毛玉と言って差し支えない頃は、今の様何かと私の後追いをし、暇さえあれば足許にじゃれついて来ていた。
未だ乳離れも出来ぬ程幼い内から捕らわれた幼子に対する同情心も在り、私もそれに応え何かと世話を焼いてやっていたのがいけなかった。
吼えられて飛び上がり、火の粉で翅を焦がされても、それでも甘えて擦り寄り、無心に己を慕い懐く子をどうして邪険に思えようか。

だが、物事には限度がある。
若干の頭痛覚えて鎌の先で額を抑え、地上に降り立った所間髪入れず第二撃が私を襲う。
私はそれを必死で避け、結果彼は騒々しい音を立てて大木に激突することになった。合掌。
「遊ぼうよォ、ストライク!」
「やめんか、馬鹿犬」
この、己の成長を全く省みぬウインディのスキンシップこそが私の唯一である「悩みの種」であった。
彼は「甘えてる」つもりなのであろうが、彼の進化、それに伴う体格の変化は半端では無い。
炎タイプは私が苦手とする最たる物でもあり、彼の一撃は私にとって命取りになりかねぬ物であると言う事を理解しない。
復帰して早々仲間の歓迎によりポケモンセンター送りなどなれば主人に顔向け出来ぬ。
そうで無くともそんな事私のプライドが許さない。

顔を顰める私の心情を知ってか知らずか、彼は前足を伸ばして上体を低くし、
それでも相手されぬと知るや眼を細めて身を摺り寄せて来る。
数年前と何ら変わらず無邪気な挙動に聊か毒気を抜かれながらも、その結果散々な目にあった過去を思い出して口を開いた。
「…いい加減にしろ。ガ…ウインディ。何時までも子供の様に、みっともない」
ウインディは私の苦言を意に介さず、その豊かな鬣をも余さず私の体に擦り付ける。
本人は無邪気に懐いているだけかも知れぬが、擦り寄られる都度ウエイトが絶望的に異なる私の体は揺らぎ時に傾ぐ。
「だってさァ、ずっとこうしたかったんだもん!」
喜色満面の笑みで告げられれば、私も然程悪い気はしない。
昔に戻った心地すらして来る。
悪い気はしない、が、一層力の篭った懐き具合に思わず膝をついてしまった。
487ストライク×ウインディ:2009/11/22(日) 19:10:37 ID:XBSUoJmD
「ウインディ…」
非難がましく声を上げた私を見返すのは、嬉々として輝く二つの眼。
これは危険だ。そう判断するより先、子犬時代のじゃれつきの延長で圧し掛かってくる。
彼の体重は公式で155kg。この駄犬の体格は平均より上回るが故当然体重もそれに伴う。
もしウインディが加減して無ければ確実に圧死レベルであった。
前足を地面についた鎌を抑え付ける様に置き、鼻先を外甲殻の境目、項へと押し当てて軽く歯牙を押し当てて来る。
「俺さァ、ストライクがいなくてずっと寂しかったんだよォ。ね、俺大きくなったでしょ。凄い?偉い?」
甘えて鼻を鳴らす仕種は可愛い、のかも知れないが、如何せん今はとにかく重い。
相手の胴体によって翅の方向が若干不自然に拉げ、付け根に痛みを覚えた。
己の最も柔い腹部が拉げ潰れる不吉な未来を想像し、思わず翅を震わせながら末端を上下させ捩じらせる。
節付いた蛇腹が相手の腹部を叩き毛並みを掻き分ける感触に対し、ウインディは寧ろ心地よさ気に眼を細めた。
「…いい加減にしろウインディ!成長したと言うならば態度も相応に改めるべきだろうが!」
思わず声を荒げ怒鳴りつけることでようやく歯牙が離れる。
安堵の吐息が、境目を舐めるざらついた舌に悲鳴へと変化した。

「ウインディ…?」
語尾が情け無く揺れたのは、私の腹部をぬめりと押し上げる粘膜の感触のせいだ。
私の心臓が嫌な意味で早鐘を打つ。私の腹部とほぼ長さの変らぬペニスが、ぬる、にゅ、と脈動しながら腹部を撫ぜる。
錘めいた先端から滴る生臭い汁に、怖気覚え震える翅が鈍い音を立てた。
「――相応の態度ならァ、いい?」
何時もの甘えたウインディの鳴き声。だと言うのに私は不穏な物を感じ思わず身を竦めた。
ウインディの厚い肉球が刃の表面を撫ぜ、鋭い爪を私の鎌へと押し当て引掻くことでもどかしい様な疼き伴う振動が伝わる。
雌よりも若干短く末端の丸まった私の腹部を、ウインディの腿が挟み込む。
「ッ」
特有の腰の動きで、ウインディが私の腹部へ熱く猛った陰茎を押し当て揺する。
蛇腹の溝にねっとりとした淫液が溜まり、溝が拉げ、また引き伸ばされ開く都度ぬちぬちと淫音が響くのに身が強張る。
私の柔らかく脆い腹部を雌の性粘膜に見立てたその扱いに、羞恥が頬を焼くのを感じた。
それが何であるのか、何を意味するのか。
判断出来ぬ程無知では無いが、余りの出来事に思わず怯み動きが止まる。
浅く拉げた先、薄く盛り上がった淵に刻むスリットに気付いたウインディが大きく腰を引いて先端を宛がおうとする仕種で、
私はようやく我を取り戻し、我武者羅に暴れた。
翅の付け根が軋み痛んだが、最早その事に構っている余裕は無い。
488ストライク×ウインディ:2009/11/22(日) 19:12:48 ID:XBSUoJmD
前足から強引に引き抜いた鎌の背でウインディの顎先を強く殴り付け、悲鳴を上げ怯んだ相手の下から引き摺り出ようと足掻いた。
後少しと言う所で右足を咥えられ、ぶるりと頭振るう勢いの儘仰向けの状態となる。
威嚇のため鎌を擡げる私に怯みもせず、ウインディは何故か双眸に涙を滲ませて私を見詰めていた。
泣きたいのは私の方だと言うのに。
「ストライク」
私の足の爪へ、淡くウインディの牙が食い込む。
外骨格に神経は通ってはいないが、微かな振動は内部へと伝わり何とも言えない気分にさせられる。
「大好き。ずっとずっと、ガーディの頃から、ずっと好きィ。嫌?俺と交尾するの、駄目?」
嫌に決まってる。駄目に決まってる。
何故ならば私達は雄同士で種族が異なり、私は小便臭いガキなど好みでは無いのだ。
第一同意も取らず問答無用で襲って来る獣に絆される奴など此の世には存在するものか。
なのに、、
「……」
「ストライク」
濡れた鼻先が私の胸部を探り、外骨格を辿った末薄黄緑の薄い皮膜に行き着きその場所へと舌を這わせる。
器用に舌を動かして皮膜を吸い上げ、子犬が母犬に甘える動作の儘前足を鎌の腹へと宛がい再び私の両腕を地面へと縫い止めた。
「ストライク」
「…、煩い。今考えている所だ。邪魔をするな」
何故私は己の体が損傷せず、或いは損傷しても出来るだけ最小限で留まる様営む方法など考えているのだろうか。
「だってストライク、中から…」
「首を掻き切るぞ、小僧」
私の生殖孔が淡く綻び、ウィンディのしそれとは大きく外見が異なる輸精管が顔を覗かせひくついていた。
体の何処よりも最も濃い色合いの緑は硬く、節立っていて細長い。
一見無機質なその場所は、その実私の体のどの部分よりも敏感で、彼の被毛が節を撫ぜ擽る都度、私の腹部が熱く波打ち震える。
それにウインディが興味を示さぬ筈は無く、再び腰を低く沈め、思案する私の腹部、そして輸精管へとペニスを摺り寄せる。
その都度思考が乱れ、怒鳴りつけかけた私の頭に閃く物があった。
「くふっ?!」
肉球を傷つけぬ様鎌を抜き取り、峰の部分で肉錘を捕らえる。
先走りの汁に覆われた粘膜は挟み辛かったが、本人が驚き動きを止めた事が幸いした。
動揺しながらも熱い吐息を零し、興奮も露に肉棒を脈動させる若い雄を改めて見遣る。
「私と交尾したいんだろう」
首肯返されるよりも早く、ねっとりとした腺液が滴り私の刃を汚す。
中腹にあった肉瘤がしゃくり上げる様に上下し、熱く脈打って興奮を伝えて来た。
「私の中に入るにはお前のこれはでかすぎる。わかるか。…だから、私がお前の中に入る」
「そ、それって俺が雌役って事ォ?お、俺後ろは…」
「勘違いするな。お前の尻孔なんぞ興味は無い―…もっといい場所だ」
根元から先端を撫で上げ、肉瘤を圧迫すると一旦引かれ掛けた腰が再び沈む。
微かに丸み帯びた輸精管の先で裏筋の膨らみを撫で上げ、鈴口へひたりと宛がう。
私の先走りとウインディの先走りが混じり合う様に、興奮を覚え思わず咽喉を鳴らした。
「まさ―…、ぎゃいんっ!」
疑念の声は悲鳴へと代わり、私の胴体を挟み込む腿が滑稽な程痙攣を繰り返す。
撓る肉輪の締め付け、より直接感じる脈動、そして粘膜のぬるつき。
押し開いた尿道口が痛々しい程赤く熟れ震えていたが、私の中にペニスを捩じ込もうとしていた彼の行為を考えればきっと許される範囲だろう。
489ストライク×ウインディ:2009/11/22(日) 19:14:24 ID:XBSUoJmD
「ぬ、抜いてェ、抜いてよォ、や、だ、中が擦れ…」
ぷ、ぶぷ。濡れた音を立てて沈む輸精管を嫌がるウインディの言葉に応じ、私は腹部を引いて埋めたそれを浅く抜き取る。
「ひっ、抜かな、い、でェっ!」
相反する言葉を零すウインディに笑い、再び私は挿入を開始する。
私の輸精管が幾ら細長いとは言え、ウィンディが感じる痛みと異物感は軽減しこそすれ免れない。
鬣が逆立って膨らみ、震える両足が緩やかに開き蟹股となる。
限界まで捩じ込み、節で軽く抉りながら引き抜く。
掻き出した粘液が泡立ち、私の腹部へ伝い落ちるのに何とも言えぬ快楽を覚えた。
「う、ァ、く…ぅん…ストライク…」
ウインディの内部は熱く、狭い筒の締め付けすら粘液の潤滑により甘く興奮を促す物へ変貌する。
限界迄引き抜き、間髪入れず根元迄埋めて荒々しく肉を捏ねると、ぐちり、生々しい音が響いた。
「ひ、…っぐ…ァ、あ、壊れるゥ。…ご、ごめんなさい、ストライク、ごめ、…ァ、出る、出る」
私を押し潰さぬ様肘をつき、踵を持ち上げ震えるウインディのいじらしさに愛しさが芽生えると共に嗜虐心が湧き上がる。
しゃくり蠕動する内部の心地よさに息を吐きながら、私は一層動きを激しくする。
「ストライク、…ストライク…、や、出したいィ…!ひ、は、…れ、なィ、抜いてェ、お願…」
毛並みに覆われた睾丸が収縮し、絶頂を覚えてはいるのだが私が栓をしているがため射精出来ずウインディは悲鳴を上げた。
「尿道を直接擦られて、射精している様だろう。…最も、実際は吐き出せぬから過ぎる快楽は辛いものでしか無い。
…違うか?」
片目眇めて囁き、絶望の呻きを上げ頷く彼を笑う。
「ストライク、らし、出したい、…射精させ、て。何でも、する、からァ」
かく、かく、と力無く腰を揺するウインディが私の顎下へと顔を寄せ、顎先から口許へと舌を這い上げ懇願する。
「何でも、とは軽々しく言うべきでは無いぞ。…お前は今、私と交尾してるんだ、ウインディ。―私を満足させてみろ」
熱く焼けた吐息が膚を擽り、私を酷く興奮させる。
ウインディは暫し思案した末、身を低くし私を軽く固定すると、下肢を捩じらせ、腰を前後する事により自らの尿道で私の輸精管を扱く。
「ふ、…っふ、ぁ、あ、あっ」
どちらとも知れぬ濁った粘液が滴り、淫らに拉げた鈴口を覆い淫猥な光沢がねっとりと絡みつく。
赤く腫れた粘膜と、無機質めいた私の濃緑の輸精管の交接が妙に背徳的で、私は背筋に駆け上がる興奮の痺れに眼を細めた。
「いい様だな。ほら、動きが鈍くなってるぞ。…ずっと私に嵌めていて欲しいのか。雌犬が」
短く吐き捨てるとウインディの体が戦慄き、一時動きを止めてから熱心に腰を揺らす。
尿道を犯され、また塞がれることで逆流する白濁が相当の痛みを与えている筈だが、それがまた快楽へと繋がっているらしい。
「ん、ぅ、…う、ァ、…ス、トライク、いってェ、俺の中、で、せーえき、だひ、て。も、だめ」
伝説ポケモンと呼ばれ、遥か東の地では信仰の対象にすらされていると言う彼が私にだけ見せる無様な媚態。
征服欲が心地よく私を満たし、興奮が末端を支配するも彼を求める欲求の方が次から次へと込上げ、私の射精を遅らせていた。
そんな我慢も終に臨界点を迎え様とした頃、私は肉錘に宛がっていた鎌の背を輸精管を咥え込み歪む鈴口へと移した。
「仕方ない子だ、ウインディ。――…私が手助けしてやる」
私の心情など知らず、幼い頃の儘無条件に私を信頼し慕い続ける彼は解らないながらも幾度も頷く。
私は鎌に意識を集中し、刹那、微かな熱と小刻みな振動を鎌からペニスへと伝えた。
ヴィイイイイ…。
鈍く低い振動が粘膜全体を震わせ、それで丹念にペニスを撫で回してやると目に見えてウインディの太腿が強張りがくがくと痙攣する。
太い四肢で地面を踏み締め、きつく地面を爪で引掻いても逃しきれぬ快楽に仰け反る咽喉元へと噛み付く。
「ぐ、く、ぉおんっ!」
「っ」
短い彷徨が合図であったかの様に私は彼の中へ精液を吐き出し、徐々に縮み収まる輸精管を充血した尿道より引き抜く。
途端散々掻き乱され泡立った精液が、脈動する楔の動きの儘押し出された。
どぶ、ぶぷ、ぶ。
鈍い音を立て、次々と溢れる精液は私の腹部へと伝い落ち、私の膚には無い「白」を与える。
「ウインディ」
射精後特有の倦怠感に苛まれながら、私は腹奥から込上げるあの感覚を感じ取っていた。
ぐら、と私の上でウインディが揺らぐ。
「おま」
490ストライク×ウインディ:2009/11/22(日) 19:16:21 ID:XBSUoJmD

ぴんぴんぴぽぺーん♪

あの数時間後帰りの遅い私を心配した仲間が私達を見つけ、結果私はポケモンセンターの医療用ベッドに、
ウインディは主人の説教をくらい項垂れている。
圧迫された時間が長かったがため物を言う気力も無い私はウインディを庇うことも出来ず、
またその気も然程無く柔らかな寝台に身を休めていた。
「復帰早々大変だったわね」
その心地いい香りで神経を宥めてくれるメガ二ウムを横目で見遣り、私は曖昧に頷いた。
「あの子、昔から貴方が大好きだったけど…ねぇ」
それ以上彼女は言葉を濁したが、彼女の言いたいことは大体理解出来る。
発見された当初、私は如何見ても「被害者」であった。
まさか私が散々彼の性器を苛め犯しぬいて気絶させた等夢にも思うまい。
「…同意の上だ」
色々と説明するのも面倒で、取り敢えずそれだけは告げておいた。
途端彼女の顔が笑顔でやわらぎ、「甘やかすのも程々にしなさいな」とだけ告げて笑顔で立ち去って行った。
説教も一段落ついたらしく、依然項垂れた儘のウインディが彼にしては珍しいおずおずとした様子でこちらへと向かって来る。
「ストライク、俺、ごめん、あの、だって」
前足を寝台に掛け、ベッド上の私を覗き込む。私は無言で鎌を持ち上げ、刃で傷つけぬ様注意を払いながら頬を撫ぜた。
「――…次は」
黒色の瞳が、真っ直ぐ私だけに向けられる。
「……次は、もう少し工夫することにしよう。毎度押し潰されては敵わん」
途端ウインディは恥ずかしそうな、それでいて嬉しそうな複雑な表情を浮かべ首を竦めた。
出会った頃から、どれだけ酷い目に合っても私を慕う彼を心から疎ましいなど思えたことなど一度として無い。
きっとこれからもそうなのだろう。
―…取り敢えず出会い頭のフレアドライブをやめさせなくては。
私は明日に備えるべく、擦り寄るウインディの体温を感じながら瞼を閉じた。

おわり
491名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 19:36:04 ID:z3+S1Wci
ちょうどウィンディっていいな、って思ってたところ
なんかいいな!
492名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 20:06:29 ID:obaxuWRW
> ぴんぴんぴぽぺーん♪ワロタ
493名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 20:29:38 ID:yFa1HFeJ
>>485
100発抜いた
まさかこれが初書きじゃないよな……?
494名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 21:26:29 ID:BUMV8QSY
>>485
ハアハアおちんちんファンタジーランドやあ。
漢字が多くてお堅い文体で、老ストライクのキャラが上手に表現できてるなあ。
495名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 21:49:58 ID:tng4eio/
>>485
ウインディがかわいすぎる・・・
GJ!
496名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 21:52:38 ID:kpYi/nWG
若いがゆえについやりすぎちゃうウインディかわゆす!

スト様も包容力ありすぎでやばいなぁ
497名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 02:22:50 ID:VgKPi3KN
読んでてちんこ痛い…
498名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 09:30:12 ID:k8wBG1hI
最近尿道攻めはやってるのか・・・
499名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 16:17:22 ID:7bUCPL6J
>>485
尿道攻め大好きな俺には最高でしたGJ
500名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 16:30:41 ID:LVq+H9EJ
イシツブテを尿道攻め
501名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 17:38:13 ID:B01LETYM
俺は以前結石というイシツブテに尿道を鬼畜攻めされたわ…死ぬかと思った
502小ネタ:2009/11/23(月) 18:03:53 ID:gE0+6nV3
ドンカラス×人。1レス小ネタ。育成相談スレ風。





774 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/11/22(日) 14:56:55 ID:???

うちで飼っているドンカラスのことで質問があります。
タマゴ時代から育ててきた♂で、最近ヤミカラスからドンカラスに進化しました。
貫禄のある姿に私も家族も喜び、本人も誇らしげに胸を張っているのですが最近この子の様子がおかしいんです。

前にくらべてアクセサリーや花を拾う回数が増え、最近は役に立つアイテムも拾って一日に何度も持ってきます。
それだけならまだいいのですが私がドンカラスを褒めて頭を撫でようとすると翼で振り払い、目が合うとそっぽを向きます。
草むらから飛び出して来た野性ポケモンに対して、逃げようと言っているのに
急所狙いで執拗に攻撃し、倒すとこっちを一瞥もせず先へ行ってしまいます。

それからこの前は、もう育ち切っているというのに私の肩に乗ろうとして飛び掛かり、私を押し倒しました。
うつぶせに背中に乗られて苦しがる私をじっと見下していたかと思うと頭にほお擦りをし、
説教もどこ吹く風でくちばしで髪や耳を甘噛みし、何やら囁くように一言二言鳴きます。
私もはじめは暴れていましたが、ドンカラスの体重を押しのけることができずすぐにぐったりとなってしまいました。
すると彼は私の体の上で尻尾を上下させ腰に爪を食い込ませて、バサバサと羽でバランスをとりながら私の背中で遊びはじめました。
興奮しているのかお腹の羽根を通して伝わる体温は熱く鼻息は荒く、私のジーンズに尾羽をすりつけ続けます。
起き上がろうとする後頭部を胸のもふもふに幾度もぶつけ、床に顎をしたたか打ったのでドンカラスを怒鳴り付けてどかせましたが
そしたら彼は普段の貫禄とは掛け離れた、雨に濡れたガーディのような目でこっちを未練たらしく睨んでいました。

ドンカラスは群れのボスとして格下の相手を統率すると聞きます。
進化したことで主従関係が崩れてしまったのでしょうか…?このようなことは初めてです。
彼と良好なパートナー関係を保ち続けたいので、どなたかアドバイスお願いします。

ドンカラスは私に怒鳴り付けられた日以来ろくに食事もとらず溜め息をついてばかりです。


775 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/11/22(日) 16:22:43 ID:???

>>774
まあ何て言うかアレだ
「ひこうタイプ」「求愛」「生殖行動」でググれ


776 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/11/25(水) 03:55:01 ID:???

>>775
大変お世話になりました。その後、のん題うぉk愛決しようとし、辞退はなんとか収束しました。
本当にありがとうございました。

ところで、ポケ門の遺伝しが人間のものと結び付くことって可能なんでしょうか。。、
多分ないですよnんねwww(笑)
一応意見をおきききしたいですy


777 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/11/26(木) 10:55:01 ID:???

大丈夫だ鳥ポケ相手なら妊娠はしない安心しろ


多分
503名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 20:34:52 ID:K0fS0cd3
せっかくだから俺はルギアxハブネークのコックボアを選ぶぜ!
504名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 22:39:54 ID:J9nYukpL
>>473
♀として意識してるマニュがかわいいったらありゃしない!
>>485
ポケモンで尿道攻めは初めて見たなぁ。痛気持ちよさそう
>>502
>>776落ち着けwwww
505名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 23:46:44 ID:LTCvkCFO
>>502
なんという携帯獣スレww
それにしても776がヤバイw
506名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 23:59:43 ID:n7i70ez+
携帯獣スレは実は結構ネタの宝庫かもしれない
507名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 00:25:41 ID:phMZSe4s
>>502
GJ
笑いと妄想が止まらなくなった。
508名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 11:20:24 ID:dHUy8n98
>>506

あのスレはいいものだ
509名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 22:17:48 ID:PVn0xRb2
携帯獣スレってなにかしらん
510名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 02:33:50 ID:ANbQrBTd
>>509
「携帯獣生態図鑑」でググってみ
511リザードン×ホウオウ:2009/11/25(水) 09:51:36 ID:VY9Vv8K6
前回は感想有難う御座いました。>>485です。
ちんこが痛くなったら金の玉にタバスコ塗っとけってばっちゃが言ってた。
ちんこ痛いどころの騒ぎじゃ無いってさ。
・エンテイさんが余りにも捕まらないのでホウオウさんに責任取って貰った
・ホウオウさん雌扱い。と言うか単純に鳥

子供特有の高い笑い声で目が覚めた。
背中に擽ったさを感じて身震いし、伏せていた頭を擡げ後方を振り返る。
案の定俺の体を遊び場にしていたらしいコリンク、ポチエナの二匹と目が合い、
俺は少しばかり片目を眇めて見せた。
叱責される気配が無いと判断した二匹は途端動きを再開し、
翼の下に潜ったり、尾先の炎を物珍し気に眺めたりと好き勝手を始める。
俺は大口を開けて欠伸を零し、小さな炎を二、三個吐き出してから組んだ前足の上へと顎を乗せ再び目を閉じる。
眠りに沈みかけた俺を阻んだのは、小さな放電による背中の痺れと、チビ二匹の言い争う声だった。
「どうした」
二匹が怖がらない様俺は努めて優しい声で問い掛け、眠気を訴える瞼を押し開く。
涙目のコリンクが静電気を纏う毛皮を逆立て威嚇するもポチエナは意に解さず、
寧ろ余裕を見せ付ける様身を低くし、尾を緩やかに振って挑発している。
俺に気付いた二匹は互いから視線を外し、転げ落ちる様背中から降りて俺の顔近くへと駆け寄った。
「ねぇリザードン聞いてよ、コリンクったらねぇ」
「もーいいだろ!あんまり言いふらすと噛み付くぞ!!」
コリンクが牙を剥いて見せるが、数ヶ月年下の異性を舐めきっているポチエナは、小さく鼻を鳴らすだけで流す。
「ふふ、あのね、卵はペリッパーが運んで来るんだー、なんて赤ちゃんみたいなこと言うのよ!」
意地悪そうに眼を細め、ポチエナが囁いた途端コリンクがとびかかった。
ポチエナは短い笑い声を零してそれを避け、それから俺を中心にして二匹で追いかけっこを始める。
見ているこっちの目が回りそうなことをしながら、それでも彼女の口は止まらない。
「そんなことある訳無いじゃない。それが本当だったらぺリッパーは休む暇無く飛んでることになるわ。
卵の作り方を知らないなんてお子様コリンク!」
「うるさい!うるさいうるさい!」
そう言って茶化すポチエナも深くは知らないに違いない。その証拠に、
「ポケモンの卵はねー、ラッキーが持ってるのよ。
ラッキーしか知らない秘密のキャベツ畑があって、そこから採って来てママとパパに渡すの」
その微笑ましさに小さく俺は噴出し、周囲でそれを聞いていた仲間もそれに倣うと彼女は自分の間違いに気付いたらしい。
多少罰が悪そうに動きを止める。
今度はコリンクが馬鹿にした表情で彼女を揶揄り、
取っ組み合いの喧嘩になる前にポチエナの首根を軽く咥えて二匹を引き剥がした。
二匹は暫し不満そうに唸りあい、同時に俺を見上げる。
『じゃあ卵はどうやって出来るの?』
俺は暫く二匹を見下ろし、思案する様双眸を細くする。
卵はたしか――…
「卵はな、ナッシーから捥いで来る。仲のいい二匹がナッシーの下でキスをすると四つ目の実がなって、
それが卵になるんだ」
二匹は感心した様な声を上げ、様子を傍観していたナッシーに興味を移しそちらへと駆け寄って行った。
矛先を向けられたナッシーが眼を見張り、落ち着き無く足踏みして頭上の木の葉を揺する。
「冗談がきついぜぇ旦那」
「そりゃ俺ら見てるだけで世話しなかったけどよー」
「こう言うのは苦手なんだよ。無茶振りしねぇで助けてくれよー」
俺は聞こえないふりで顔を背け、畳んだ翼を広げ大きく伸びをした。
肩甲骨の間を竦ませる事で鳴らし、寝心地のいい姿勢を探す。
『旦那ー!!』
横目でナッシーを一瞥し、ふと沸いた疑問を零す。
「そう言えばお前、育て屋に行か無くていいのか?そろそろだろう?」
俺は答えを待たず、睡魔に身を任せ瞼を閉じた。
512リザードン×ホウオウ:2009/11/25(水) 09:52:38 ID:VY9Vv8K6
その後ナッシーは散々な目にあったらしい。
夕食頃になってようやく目覚めた俺に、散々不満不平を垂れ流した。
「ったく旦那もポケモンが悪いったら」
「あの後チビ二匹がうるさいのなんの」
「いっそ俺らは本当のこと教えてやろうかってどんだけ思ったか」
今日のポケモンフードは若干湿気ている。
俺は少し顔を顰め、尾先の炎で軽く炙って水気を飛ばした。
「あの後二匹揃って、なぁ?」
「何時育て屋に行くの?卵がなる場所が見たい!」
「大事な儀式だから、他人が見ちゃいけないんだって言い聞かせるのにどんだけかかったか」
かりっとした触感に満足し、口の中でほどけるフードの味を楽しむ。
俺は口に含んだそれを飲み下してから、感慨深気に頷いた。
「――…そうか。それは知らなかった。
何時か見てみたいと思ってたんだが、残念だ」
今迄思いの侭食事の時間を過ごしていた仲間が、一斉にこちらを向く。
仲間達もフードを炙って欲しいんだろうか。
チビ二匹の世話を終えた主人が顔を出し、この光景を俺と同じ様不思議そうに見守る。
俺は何か変なことを言ったんだろうと、遅まきながらに理解する。
あの時のポチエナの気持ちが、何だかわかる様な気がした。

人語を解す仲間が主人に事情を話した途端主人は顔を赤らめ、その後一気に青褪めた。
「ごめんなリザードン、そこまで気遣ってやれなくて」
「グォ?」
俺は事態を把握出来ず、困惑して首を傾げる。
一層涙目になる主人の頬へ顔を寄せ、擦り寄ると何時もの様に顎先を擽って貰えた。
その一方で、主人はポケギアへと手を伸ばし、慣れた様子で通話ボタンを押す。
「もしもし、兄ちゃん?あのさー、リザードンの相手探して…
違う、バトルじゃ無くて。それに兄ちゃん強いからやだよ。
うん、今度で…本当?丁度卵を産ませたいのがいる?
リザードンは雄…いや、どっちでもいいって兄ちゃん」
「ギャゥ…」
「うんうん、リザードンは何も心配しなくていいから。
そうだよな、思えば火も上手に吐けないヒトカゲの頃からずーっと一緒にいたんだもんなぁ…」
通話を切った後主人は俺へと向き直り、何処か懐かしそうに眼を細める。
長く撓る首筋を丁寧な手つきで撫で下ろされ、俺は小さく鼻を鳴らした。
「リザードン、卵はナッシーからとれるんじゃ無いんだよ。
ペリッパーが運んでも、ラッキーがキャベツ畑から持って来るでも無い」
…。主人は何を言ってるんだろうか。
ならどうやって卵は作られるんだろう。
店や自販機で売っているのか?
513リザードン×ホウオウ:2009/11/25(水) 09:54:03 ID:VY9Vv8K6
俺の様に卵の時代から人間の飼育下にあるポケモンが、そう言ったことを知らないのは珍しいことでは無い。
そう慰められても、俺の心は晴れないままだった。
リザード時代、ゴーストに教わったことを今の今迄信じ込んでいたのだ。
馬鹿にも程がある。チビ二匹のことを欠片も笑えない。
あの後首を傾げる俺に主人はうにゃむにゃとした口調でオシベやらメシベやらの関係を説明してくれた。
しかし主人は照れ過ぎて最後まで説明出来ず、結局ポケモンセンターのジョーイさんに事情を話して泣きついた。
そして俺はセンター勤めのラッキーから、ビデオ教材を用いての性教育を受けることになった。
事務的ではあるが親切且つ丁寧、解かり易い講義の後、
笑みを浮かべたラッキーが最後に先程の言葉で俺を慰めてくれたと言う訳だ。

「もう少しで兄ちゃん来るってさ、リザードン。
…兄ちゃんのポケモン、お前と相性が合えばいいんだけどなぁ」
「ギャウ」
俺の首筋を掻きながら、主人が呟く。
どうにも頭の整理が追いつかず、俺は曖昧な鳴き声を上げた。
昨夜知識を取り込んで今日すぐ実践と言うのはどうなんだろうか。
別に興味が無い訳では無いけれど、初めて事に挑むにあたり心の準備をする時間を儲けてもらってもいいのでは。
俺は人語を喋れないし、また主人の好意を無碍にするのも何だったので、小さな溜息を零した後覚悟を決めて顔を上げる。
雲ひとつ無い青空に、ぽつりとした黒い染みが見えるのに眼を眇めた。
徐々に接近するその黒影こそが、カイリューに抱かれた主人の兄だった。
「悪い、ちょっと時間がかかったわ」
言葉に反して然程悪びれる様子も無く地面に降り立つ青年は、成る程主人とよく似た匂いがする。
人間の顔の構造と言うのは俺にとって余り理解が出来ぬので、
似てるかどうかと問われてもよく分からないと言うのが正直なところだ。
「いや、何時もと比べれば全然だよ。そのカイリューがリザードンの?」
主人の言葉に反応し、目の前で佇むカイリューを見遣る。
「グォッ!!」「ギャルルル…」
俺でも解る。相手はどう見ても雄だ。
青年は笑って否定し、その後に「それはそれで面白いけどな」と冗談とも本気ともつかぬ声で呟く。
俺とカイリューが顔を顰めるのは同時だった。
青年はバックから一つのボールを取り出し、無造作に地面へと抛る。
軽い音を立てて出て来たそのポケモンは、俺とご主人の想像を絶する物だった。

「一ヵ月後には様子見に顔を出す。何かあったらメールくれ。じゃ、俺は忙しいから、後頼んだぜ」
用件だけ告げてカイリューへと攀じ登り、伸ばした片手で主人の頭をぞんざいに撫でて掻き乱す。
「ちょっと兄ちゃん…!」
言うが早いか早々に立ち去る青年に主人は何とも言えない表情を浮かべ、軽く肩を竦めた。
そして改めて、広げていた翼を畳み、静かに俺と主人を見つめていたポケモンを見遣る。
「…。ねぇリザードン。俺このポケモン昔話の絵本で見たことあるよ」
太陽の光を受けて輝く七色の羽。
金色の鶏冠は強烈ながら品の良い光沢を纏い、全身から放つ威圧感に反し瞳に宿す光は慈愛に満ちている。
「…どうしようか」
それはこちらの台詞であった。
「キュールォウ」
小さな鳴き声に主人共々飛び上がる。そんな俺と主人を、さも愉快そうにホウオウは眺めていた。
514リザードン×ホウオウ:2009/11/25(水) 09:55:13 ID:VY9Vv8K6
あの青年と主人は兄弟だとしみじみ実感した。
心地よい熱風を頬に受け、狭間に苔に似た植物が申し訳程度に生えているだけの岩肌へと腰を落ち着ける。
目の前には、上昇気流を翼に受け舞い上がるホウオウの姿。
物珍し気に周囲を飛び回り、ようやくに満足したか俺から距離を取った所に舞い降り、
それから鳥類特有の跳ねる様な足取りでこちらに近付く。
一度ダイレクトに舞い降りた際、風圧で俺がよろけたのを見て以来ホウオウはそうして俺に近付く様になった。
近くで改めて見ると矢張りでかい。主竜形類の俺よりも巨大な鳥。
当初こそ若干の屈辱と嫉妬を覚えていたが、それすらも見透かした様ホウオウが笑うので、徐々にどうでもよくなった。

―…結局、俺とホウオウは育て屋に預けられた。
「リザードンとホウオウの子供だったらきっと強いポケモンになるだろうなぁ」
散々心配していた主人は預ける際、そんな事迄零していた始末である。
初めての相手が神話レベルのポケモンとは一体どう言うことだろう。
ハードルが若干、否、かなり高過ぎやしないだろうか。
あの時はカイリューに同情したが、俺の主人も結構似たり寄ったりかも知れない。
そもそもこいつは雌なのだろうか。雌なんだろう。多分。
俺は不安になって、相手に聞いてみることにした。
ホウオウは翼を繕う嘴を一旦休め、頚を傾げる。
「…我はその様な事柄を超越した存在故、雌雄と言う概念自体が無い」
落ち着いた声音は涼やかで、俺の枯れたしゃがれ声とは対極にある様だ。
聞き惚れる一方で、初めてが超越した存在と言う予想外の難関に思わず空を仰ぐ。
俺は青空の彼方、朗らかに微笑むラッキーの面影に助けを求めるも、
別に死んだ訳でも何でも無いラッキーは微笑むばかりで何も答えてはくれない。
「……すまぬ」
俺の狼狽が伝わったのか、静かにホウオウは呟く。
「…、アンタ…いや、…貴方が、嫌だと言う訳では無い、です。俺は―…」
呼称や口調を改める俺にホウオウは笑い、頭を緩く左右に振る。
「普段通りでよい。今、主と我はツガイじゃ。そうであろう?」
口許にホウオウの羽根先が軽く宛がわれ、独特の質感が口許を撫ぜる。
こうされると俺の鼓動は、妙に落ち着かず弾むのでどうにも苦手だった。
動揺した俺の吐息は軽く発火する程であったがホウオウは熱がる様子も無く、
その七色の羽毛の中へと取り込む様沈めてしまった。
「なれば、遠慮は無用じゃ。主の良い様に。…主が望むのならば、我を雌として扱うが良い」
恐らく相手は何気無く言ったのだろう言葉に、何故か俺の方が照れて膚を火照らせる。
初日から今日まで終始こんな状況で、相手とは大分打ち解けたとは思うのだが、
相変わらず俺は落ち着けないままでいる。
その間もホウオウの羽根は俺の鱗上を滑り、柔らかなタッチで輪郭をなぞる。
主人に触れられるのとは微妙に異なる心地よさに、思わず尾の付け根が震えた。
「我相手では、その気も起きぬか」
顎下を擽る動きに、意味も無く指の開閉を繰り返してしまう。
膨らんだ咽喉に炎と唸りを篭らせ、鼻腔から火薬に似た匂いの吐息を零す。
515リザードン×ホウオウ:2009/11/25(水) 09:56:49 ID:VY9Vv8K6
「―…う、では。無い。…、ホウオウ、少し、待ってくれ。
…落ち着かない」
瞬きの回数が自然と大きくなり、先程済ませたばかりだと言うのに排泄感に似た感覚が俺の股間を疼かせる。
思わず鼻梁へと皺を刻み、懇願するもホウオウは何処吹く風で笑うばかりだ。
「ならば、何故じゃ?」
ホウオウは首を傾ぎ、静かに俺を見据える。
炎の様に赤い双眸は、相変わらず優しい光を燈していた。
俺は口篭り、暫く意味の無い呻きを零す。

今迄なら、そこで終わっていた筈だった。
揶揄う様にホウオウが嘴同士を摺り寄せ、満足すれば身を離し傍らで寛ぐ。
時折ホウオウは思い出したかの様に過去を語り、俺はそれに応えて仲間の話や主人との旅の話をした。
俺は此処に預けられた目的から故意的に意識を逸らしていた。
卵を作る気配も無い、寧ろホウオウが身を寄せる度妙に気構えて体を硬くしていた俺に、
ホウオウは今迄気を使ってくれていたのだろうと思う。
自分の経験が無いことが、酷く恥ずかしい様に思えて、俺はホウオウにその事実を告げたくなかったのだ。

妙に乾いた口中を湿らせ、拳を握り締め意を決して口を開く。
「俺は……。その、…は、初めて、なんだ。
だからよく、…色々と…特に…アンタみたいなのと、その、どう…卵を作ったらいいのかが」
俺に汗腺があったなら、この体は相当湿っている筈だろうと思う。
「愛い奴」
ホウオウは何もかも見透かした様に笑い、徐に羽を広げる。
七色の光が輝き、ホウオウの体を一際大きく見せた。
風圧で傾いだ俺の体をホウオウは足で軽く押し遣り、白色の爪を俺の腹部へと軽く埋める。
仰向けになった俺に圧し掛かったホウオウに、獲物を掴む様握り込まれ、思わず頚を逸らした。
白色の柔毛が擽る様腹部に押し当てられ、そしてその接触は徐々に下方へと下がる。
接触の前、若干硬い尾羽が尾の付け根を弄り、その刺激に俺のスリットから赤紫の肉錘が顔を覗かせていた。
排尿感に似た違和感は一層強くなり、心臓が下腹部に移ったのでは無いかと思う程の脈動に応じ熱が篭る。
尾の先に燈した炎は興奮によって一層膨らみ、地面を黒く焼き焦がしていた。
柔らかく温かい羽毛の感触から一転し、ぬるりとした粘膜がペニスの先端を撫ぜる。
俺のそれと同様、触れる粘膜は熱い。ホウオウも興奮しているのだと思うと、一層下腹部に熱が集中した。
「知らぬと言うならば教えてやろう。何も怖がる必要は無い」
ホウオウが羽ばたく都度振動が伝わり、濡れた粘膜同士がくちくちと言う淫音を立てる。
淡い接触に焦れながらも俺は何をしたらいいのか、この熱を解消するにはどうしたらいいのか解らず歯噛みした。
ホウオウが身を乗り出し、掛かる体重に思わず俺が息を吐き出す。
先端から徐々に熱くぬめる粘膜で飲み込まれ、付け根が竦む様な快楽が俺を襲った。
ホウオウが身を揺らす都度細かな溝が震えながら蠢き、肉環が窄んで締め付ける。
短い腰の跳ね上げもホウオウに抑え込まれて儘ならず、俺は情けない呻きを零した。
蕩けた粘膜が先端に口付け、舐り、かと思えば酷くヌメヌメとした全体で雄を包み込む。
頭の中で疑問符が弾け、ホウオウが短く息を漏らすか漏らさぬかと言った所で、込み上げる何かの衝動に気付いた。
その衝動の儘腰を震わせ、ホウオウの内部で俺は精液を吐き出した。
「――…は」
どぶ。ぷ。びゅぶっ。
内部で砲身が脈動する都度、先から精液が溢れ出る。
ホウオウの孔は内部の柔らかさに反して狭く、
俺のペニスがみっちりと嵌まり込んで蓋をしているため精液が毀れることは無い。
ホウオウが浅く腰を持ち上げ、砲身を半ば抜き出す事で、ペニスに絡まっていた精液が掻き出され捲れた淵周りを汚す。
516リザードン×ホウオウ:2009/11/25(水) 09:57:50 ID:VY9Vv8K6
「ホウオウ」
快楽に戦慄く俺の声に応え、ホウオウは長い頚を巡らせ俺の首に軽く擦り寄る。
羽毛が柔らかく鱗を逆撫でし、違和感と共に言い様の無い熱を覚え震えた。
堪らず口吻を寄せるも、嘴の先同士がかち合い、軽い衝撃を受けて弾かれるばかりで色気から程遠い行為となる。
構造上キスが出来ずとも仕方無いのかも知れないと俺が諦め掛けたその時、
ホウオウは数度俺の口吻を嘴でノックして口を開かせた。
親から餌を強請る雛の様に嘴の先を軽く捩じ込み、舌先を軽く摘んで引き出す。
今度は己も嘴を開き、首を傾ぎ角度付ける事で狭間同士を重ね合わせる。
先端が丸くつるりとした舌先が俺の舌へと触れ、俺は飴玉をしゃぶる様肉厚な舌を懐かせ絡めとる。
構造上深い口付けが叶わないながらも、俺は夢中で差し出された舌先を舐った。
「…リザードン…」
舌を引き抜かれ、思わず不満気な声が零れる。俺から離れたホウオウを追い、首筋を咥え甘噛みすることで引き止めた。
「これ」
叱責すら甘く、喜びを射精しても萎えぬペニスを震わせて表現する。
離す気配が無いと知るとホウオウは羽ばたきを一度休め、全体重を腹部へと掛けて来た。
「ギャウッ!」
流石に辛く、牙を離し背中を丸めた途端ホウオウは羽ばたきを開始する。
その儘総排泄孔より俺のペニスを引き抜き、地面へと涼しい顔で降り立った。
俺の雄の形に拡張され弛んだ肉孔から、ねっとりとした精液が溢れ伝い落ちる。
無造作に背中を向ける相手に遅れ、俺は立ち上がり翼を広げた。
燃え盛る尾の炎を揺らめかせ、本能の儘「雌」に対する求愛を行う。
低い音を膨らむ咽喉で鳴らし、零れる熱を炎に変え、吐息に絡ませて押し出す。
俺はホウオウが欲しかった。一度では到底足りない。今迄知らなかった分、何度でも欲しかった。
この「雌」が俺の子を孕んだと確信出来る迄、何度でも繰り返し中で吐き出したかった。
長くしなやかな首筋へと口吻を摺り寄せ、抵抗が無い事を確認すると前足を掛ける。
ホウオウの腰が小さく震え、金色の尾羽が緩慢に持ち上がった。
「位置はもう、覚えたか?」
刺激的な匂いが俺の鼻腔粘膜を焼き、思考を熱く蕩かせる。
先端を潤む粘膜へと宛がうと、俺は背中の翼を動かして羽ばたき、狭い総排泄膣の入り口を再び抉じ開け砲身を埋める。
背中の揺れで、ホウオウが笑ったのが解った。
「――…我が」
体重を乗せて根元迄埋め、馴染み吸い付く肉を掻いて引き出す。
「…圧し掛かれば、辛かろう」
言葉の合間に吐息が零れ、特に根元迄捩じ込む際は声音が揺れる。
爪先で羽毛を掻き分け、尾羽の付け根を圧迫すると、雄肉を包む膣環がきゅうと窄まった。
「それ、に」
伸びたホウオウの首元がブルブルと戦慄き、根元を縊る淵から、ねっとりとした蜜が湧き出して俺の砲身に絡む。
「雄は、雌を組み敷くもの、であろう」
語尾が持ち上がるも、俺に聞いている訳では無いことは知っていた。
仮にそうだとしても、俺がそんなことを知る筈も無い。
ホウオウに言われ、初めてそんなものなのだと朧ながらに理解するのがやっとだ。
角度が悪いのか二度目は中々根元迄埋まらず、先端で襞を執拗に擦り空間を求める。
引き伸ばされ歪む淵からぐちぐちと粘っこい音が零れた。
肉環の収縮は既に痙攣が伴い、ホウオウの体が苦し気に波打つ。
一瞬本当に苦しいのかと勘違いしかけたが、ホウオウも自分と同じ様快楽を覚えているのだと言うことが解った。
517リザードン×ホウオウ:2009/11/25(水) 10:01:50 ID:VY9Vv8K6
ホウオウの体は規格外の大きさ以外は鳥のそれと変わり無く、板書された物の様複雑な作りでは無い。
俺のペニスを飲み込むこの孔が、全てを兼ねるのだと思うと意味の無い興奮に駆られる。
腰の動きの儘に俺より大きなホウオウの体が揺さぶられ、一際熱い粘膜が震える。
荒い息と微かな唸り声ばかりで嬌声は薄く、切れ切れに呼ぶ声とそれに応える声が混じった。
もっと深く、もっと奥で。確実に俺の種がホウオウの胎内に宿る様に、性衝動と本能に導かれ腰を動かす。
腹部を叩き付ける音は羽毛に緩和されるも、粘膜はそうも行かず粘液の飛沫を零しながら水音を零した。

二度目は先程よりも持ち、三度目は更に間が開いた。四度目はもっと長くこの心地良い空間にいられるだろう。
気付けばホウオウの七色に輝く羽根が数枚散って足元に落ち、岩肌に食い込むホウオウの爪先が小刻みに痙攣していた。
嘴の周りを唾液で濡らし、うつろに双眸を細めるホウオウの顔を覗き込むと、俺を飲み込んだ儘微かに笑う。
「良い様に、と言うたであろう」
細く掠れた声音はそれでも涼やかで、胎内に伝わる振動と締め付け、鼓膜を撫ぜる心地良さに俺は低い唸り声を零した。


翼を広げ、青空を優雅に飛ぶホウオウを俺は眺めていた。
「ホウオウ」
一抹の寂しさを覚え鎌首を擡げ呼び掛けると、すぐに反応してホウオウはこちらへと舞い降りる。
「何用か」
弾む様岩肌を歩み、傍らで立ち止まると嘴を寄せて俺の顔を覗き込んだ。
無言で折り畳まれた翼の合間へ顔を寄せ、鼻先で捩じ込む様にして潜り込む。
微かな振動は直接的に、涼やかな笑い声は若干篭って俺に伝わった。
「――…今日で、最後か」
今日で一週間。ホウオウの主人、あの青年が戻る日だ。
鼻先で脇腹を擦り、俺は深く溜息を零す。
「…若し今日、主人が我を連れ帰り、離れることとなっても」
翼から緩慢に頭を抜き、俺はホウオウの瞳を見詰める。
「我は主のことを忘れぬ」
暫し俺達は見詰めあい、どちらともなく首筋を絡ませた。
「…寂しくなる」
ぽつりと零されたその一言で、俺の心はどうしようも無く締め付けられると同時に満たされた。
518リザードン×ホウオウ:2009/11/25(水) 10:03:34 ID:VY9Vv8K6
久方振りの再会に喜ぶ主人に応えて顔を摺り寄せ、横目でホウオウの入ったボールを手に持つ青年を見遣る。
「聞いたら随分相性がよかったみたいじゃないか。そこでだ」
青年は何故か主人で無く俺を見た。
多少の期待を込めてボールへと視線を移すが、ボールはあっさりと鞄の中へと片付けられる。
再び引き抜いた青年の掌の上には、ボールが三つ。
ホウオウの時の様に無造作に地面へと放り投げ、出て来たポケモンを満足気に眺めてから俺へと顔を向けた。
「こいつらとも、仲良くなれるんじゃないかと思ってさー」
軽く周囲を見渡した後、好戦的に俺を睨み付ける獣。
その獰猛さを表す様牙が顔を覗かせ、纏う暗雲に混じった紫電が音を立てる。
こちらに興味が無さそうに顔を背け、暢気に身を撓らせる獣。
三匹の中でも一番大きな体格を持ち、王者の風格が全身から滲み出ている。
もう一匹とは対照的に、俺を静かに見据える獣。
しなやかな体躯に、緩く波打つ鬣が流水を思わせた。

そして三匹に共通するのが、ホウオウにも感じた静かな威圧感。
青年の声に反応して三対の赤い双眸が俺を見据え、同時に同じ疑問を口に出した。
『何故お前からホウオウの匂いがするんだ』
口調は異なるが、その疑問、そしてその言葉の裏に在る三者三様の不快感は共通だった。
「…。ねぇリザードン。俺このポケモン昔話の絵本で見たことあるよ」
その台詞は以前にも聞いた気がする。
これが俗に言うデジャ何とかと言う奴なのかも知れない。
案の定早々に立ち去る青年と、暫し悩んだ末同じ言葉を吐き出す主人を前に、俺は目の前が真っ白になりそうだった。
相変わらず空に浮かぶラッキーは、微笑んだ儘何の解決策も俺に与えてはくれない。
何処か遠くで、ホウオウの笑い声が聞こえた様な気がした。

おわり
519485:2009/11/25(水) 10:19:09 ID:VY9Vv8K6
一週間と一ヶ月を間違えて死にたい。
俺は知らない内に時を操るポケモンをゲットしてた様です。
前回句読点ミスとか誤字とかあったから何度も読み返した筈なのに
孔明の罠に掛かった。ごめんなすん。
脳内補完よろしくお願いするでござる。
今から反省のため金の玉にタバスコ塗って来るわ。
520名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 12:55:48 ID:vCRRj03a
>>511
乙!ホウオウ美しいよホウオウ。
でも微妙に今書いてるネタとかぶって泣いたOTL
521名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 13:51:03 ID:Vo1dr1h1
やべぇ、リザードンもホウオウも超萌えた
しかもエロいとくる、ああもうキュンキュンしすぎてたまらん、GJ!!
522名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 15:24:04 ID:R1q9H/r2
>>511
GJ!
神々しいホウオウに萌えたぎった
エロくっていいよいいよー!
ネタも面白かったwそういえば三匹はホウオウが蘇らせたんだっけなw
523名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 15:27:45 ID:N1sNpTbM
なんという速筆・・・GJ
524名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 22:56:13 ID:4ZYUPa/2
書くの早えええ
525名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 09:23:58 ID:FKs9hp2B
>>511
萌えて燃えまくって髪焼けてなくなりました
GJ

>>520
今書いてるネタについてkwsk
526名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 12:26:30 ID:HMoHWjbi
アニメを見直していたら、ニャースが「ニャーにまたたび、ねこにこばん」とか言っていたから
あの世界にもまたたびはあるんだろうか。
あるんなら、猫ポケにまたたびん嗅がせてにゃんにゃん出来るんだろうか!
ブニャットとにゃんにゃんしてぇ
527名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 18:50:17 ID:atturWOK
>>526
バトルファクトリーのブニャットは同性相手だろうとお構いなしにメロメロ使ってくるから困る
そんなことされると…興奮しちゃうじゃないか
528名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 00:17:30 ID:Pc0eojuk
ブニャット・・・だと・・・
529名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 02:25:49 ID:X9iCpGWb
ブニャットはいかにもワガママにゃんこな外見がたまらん。
調教してやりたくなるぜ。

ネコイタチのザングに、マタタビは効くのか。
半分いたちだから他の猫ポケよりは効き目が薄いのか?
二足歩行で他の猫ポケと比べたら
ちょっと猫から離れているニューラマニュもどうなんだ
エロパロ板的にはやっぱり効いて欲しいがw
530名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 08:18:02 ID:tpZp98ep
もちろん効きます。

うちのザングはマタタビの木を口にくわえさせられてあぐあぐしながら
おしりにも突っ込まれて直腸粘膜から直接マタタビ成分染み込まされて
目がとろんとしちゃってるよ。
531名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 13:11:16 ID:MS7nzL6C
人間♂×♂ポケは多いけど人間♂×♀ポケってほとんど無いのね

大好きなご主人に気持ちいいとこ弄られてヌルヌルになったのに興奮して毒素吹き出してご主人を気絶させちゃってもじもじしてるブラッキー超可愛い
532名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 17:05:56 ID:fKQLOGXd
そういやブラッキーって興奮すると毒の汗出るんだっけ
交尾の時相手ポケ死ぬな
533マニューラ♀×グライオン♂:2009/11/27(金) 17:53:43 ID:l3E3Gsup
突然ですが初投下です
・逆レイプ気味
・世界観はHGSS中心
・細かい事は気にしない方向け



「姉ちゃん、見てみて!
オレ、こんなに立派になったよ!」
「ああ、そうかい…そいつは良かったねぇ」

ある夜の事。
ポケモンセンターの一室で休む、2匹のポケモンの姿があった。
人間のトレーナーにに飼われているマニューラの♀。
そして同じトレーナーに飼われている幼いグライオンの♂だ。
グライオンは昨晩、生まれた直後の状態からいきなり進化した、スーパールーキーである。
しかし彼の進化には秘密があった。

「あんたは自分が誰のおかげで進化する事が出来たのか、ちゃんと理解してるのかい?」
マニューラがドスの効いた声で問いかけると、グライオンは天井を仰いで首をひねる。
「えーっと、オイラが進化したのはするどいキバの力だから…するどいキバをくれた兄ちゃん!」
グライオンの言う兄ちゃんとはトレーナーの事である。
マニューラは目を吊り上げる。
「ア・タ・シ・だ・よ!あんたのするどいキバは、アタシが死ぬ気でバトルタワーを勝ち上がって取って来たんだよ!」
「ええ、そうだったの!?」
「それも無理やりね。そうで無ければ誰があんたのためになんか…」
悪態をつくマニューラに対し、グライオンは無邪気に喜ぶ。
バトルタワーって、すっごく強い子が一杯出てきて、"くおりてぃ"とか"でんせつちゅう"って言うのと戦わないといけない場所なんだよね?
そんな所を勝ち上がるなんて、姉ちゃんすごい!」
「…あんたは誰にそんな事を聞いたんだい?」
「兄ちゃんが言ってた」
「アイツは…全く」
534マニューラ♀×グライオン♂:2009/11/27(金) 17:54:29 ID:l3E3Gsup
「グライオン、あんたは少し甘やかされすぎているよ」
マニューラの目つきが鋭くなる。
そのプレッシャーに少しだけグライオンはたじろいだ。
「アタシがマニューラに進化するのに必要だったするどいツメ。アタシはこれを自力で勝ち取った。
何度も負け、痛い思いを積み重ねながら、死に物狂いで力を得た。
なのにあんたはどうだい。進化のための道具は他人に取ってきてもらって、レベルアップさえ学習装置を使ったって話じゃないか」
「がくしゅうそうち?兄ちゃんがつけてくれたあのピコピコしたやつ?」
「最初から強いあんたは、弱い自分を知らずに育ってしまう可能性がある。そうならないためにも…」
マニューラの氷柱のような爪が伸びる。
「少し実戦の厳しさって奴を、教えてあげるよ!」

マニューラは腕の中に小さな氷のつぶてを作り出し、それをグライオンに投げつける。
「ひゃっ、冷たい!
ね、姉ちゃん!?どうしたの、いきなり!?」
「お黙り!アンタも進化形のモンスターなら少しは抵抗してみせな!」
「や、やだよ!姉ちゃんと戦いたくなんて…」
「だったら黙ってやられるっていうのかい!?」
マニューラの冷凍パンチ!もとい手加減ver.の冷凍でこぴん!
冷気に弱いグライオンは持ち堪える事が出来ずに、仰向けに倒れた。
「痛い…冷たい…」
「どうした?ここまでされて、まだ戦いたくないってのかい?」
「うぅ…」
「ったく、情けないね…っ!!」

その時、マニューラの体が一瞬強張った。
仰向けで倒れたまま、涙目でマニューラを見上げるグライオン。
「もうやめてほしい」と懇願するような幼い瞳。
その表情を見た時、マニューラの悪タイプの本能、嗜虐心が疼いたのだ。
「…そこまで抵抗する気が無いってなら、アタシにも考えがあるよ」
535マニューラ♀×グライオン♂:2009/11/27(金) 17:55:26 ID:l3E3Gsup
「アタシくらいの実力があれば、隣の部屋のポケモンから自分の狙った技を引き出すだけの運が伴うものさ…」
マニューラの「ねこのて」を使った!
マニューラの「くすぐる」こうげき!
きゅうしょにあたった!
「っ!?ひ、ひあぁっ!!」
マニューラはグライオンの股間を中心に各性感帯を素早く撫で回す。
グライオンは突如自分の局部に襲いかかった不気味で艶やかな感触にビクンと身震いする。
自分の手の感触すら知らないグライオンにとって、マニューラの愛撫はあまりに刺激的すぎた。
ものの数秒で、グライオンの雄はスリットを飛び出し猛々しく立ち上がった。
生まれて日が浅いとは思えないほど立派な雄は、少しばかりマニューラを身震いさせた。
「ほう…流石は進化系のポケモン。可愛くないもの持ってるじゃないか」
マニューラがいたずらっぽい目で問いかける。
「や、やだ、なにこれ…見…見ない…でぇ…」
グライオンは謎の背徳感に襲われ、思わず股間を手で覆い隠そうとする。
…が。
マニューラの「ねこのて」を使った!
マニューラの「くさむすび」!
突如床から蔦がにょきにょきと生えてきて、グライオンの長い腕を短い足を縛り付ける。
無抵抗のポーズで、身体の動きを封じられ、おまけに性器を膨張させているその姿は、まな板の上の鯉同然だった。

「姉ちゃん、お願い…もうやめて…これ以上されると、オレ、おかしくなっちゃう…」
「やめて欲しかったら、死ぬ気で抵抗して見せな…もう手遅れかもしれないがね」
マニューラはだんだん自分が興奮し始めている事に気付いていた。
当初の目的とは違った方向に事が進んでいる事にも。
でも、もう自分の悪意を止められない。
「さあ…フィニッシュだよ!」
マニューラの「ねこのて」を使った!
マニューラの「ふみつけ」!
きゅうしょにあたった!
「あぁっ!」
マニューラはグライオンの局部に乗せた脚をリズミカルに振動させる。
「あっ、あっ、あっ、あっ…」
的確に性感帯を押さえつつ、ピストンのように上下に動かされるマニューラの足。
回数を重ねるごとに強くなるグライオンの喘ぎ声。
それがますますマニューラの勢いを激しくした。
そして…。
「あ、あ…あぁぁああぁぁ!!」
グライオンは勢いよく精をぶちまけた。
初めての発射は量も濃さも凄まじいものがあり、グライオンの顔を含めた上半身が精液まみれになるほどだった。
そして発射口に乗せていたマニューラの足にも白い飛沫が飛び散っていた。
536マニューラ♀×グライオン♂:2009/11/27(金) 17:56:31 ID:l3E3Gsup
「本当に…情けないねぇ」
「はっ…!はっ…!」
悪びた笑顔で見下ろすマニューラ。
ぐったりとしながら肩で息をするグライオン。
マニューラが足を除けると、そこには射精したての敏感な性器が重力に反して立ち上がった。
疲れきっているように見えて、まだまだ元気があるようだ。
「おや…どうやらあんたの体はラウンド2をお望みのようだね」
「はっ…!もう…やだっ…!」
「何を嫌がっている?気持ちよかったんだろう?」
「オレ…良く分かんないけど…こんなの…ダメ…」
「だったら何故抵抗しない?何故射精した?」
「…っ!」
マニューラの意地の悪い問いかけに、グライオンは自分の精で白く汚れた顔に涙を流す。
マニューラの言葉は理解できなかったが、それの意味するところは本能的に察する事が出来たからだ。
本当に力を振り絞って抵抗すれば、マニューラの束縛を解けたかもしれないのに、それを自分がしなかったという事実もグライオンの胸を刺した。
「さて…お次は"しぼりとる"でも借りるとしようかね」
マニューラは再び悪い笑顔を浮かべて手を振り上げる。
ここで自分の強運が途絶えてしまう事も知らずに…。
マニューラの「ねこのて」!
マニューラの「ダークホール」!
…ぐぱぁ
「え…?」
その時、マニューラの恥部が音を立てて開いた。
そして自分の性器に引っ張られるようにマニューラの体は動き、グライオンの雄を取り込んだ。
「ま…まにゃあああああああ!!」
「ぐらああああ!」

予想に反して局部と局部で連結してしまった2匹は、もう冷静な判断力が残されていなかった。
「くっ…くそっ!こんなはずじゃ…!何かこの状況を…打破する技をアタシに貸してくれっ!」
マニューラの「ねこのて」!
マニューラの「はねる」!
マニューラの体がグライオンの上で激しく上下に動き始めた。
「まにゃっ!まにゃっ!まにゃああああ!!」
「ぐらぁっ!ぐらぁっ!ぐらぁぁぁぁあ!!」
シンクロして響く2匹の声。
「なっ…なんでこんな技が…っ!こ、今度こそ…!」
マニューラの「ねこのて」!
マニューラの「こらえる」!
「ふぅ…っ!ふぅ…っ!」
「はぁっ…!危なかった…まさかアタシとした事がこんなミスをしてしまうなんて。だがもうしくじらないよ!」
マニューラの「ねこのて」!
マニューラの「だいばくはつ」!


同時に爆発的な量の液体をぶちまけた2匹は、そのまま果てるように気を失った。
537マニューラ♀×グライオン♂:2009/11/27(金) 17:57:16 ID:l3E3Gsup
翌朝。
「…昨日は悪かったね。なんか、途中から…つい、その、興奮しちゃって…」
昨晩の取り乱した自分の姿を思い出しながら、顔を赤くしてマニューラが謝る。
つられてグライオンも顔を赤くして俯いた。
マニューラは慌てる。
「ほ、ほら!今度バトルフロンティアで"ストーンエッジ"の技マシンを取ってきてあげるから!
それを使えば、もう怖いもの無しだよ!氷タイプのモンスターだってイチコロだよ!」
「…たい」
「な、何だい?」
「…姉ちゃんと一緒に戦って、一緒に頑張って手に入れたい」
「!!」
「…だめ?」
実はマニューラは目が覚めてから、ずっと自分を責めていた。
グライオンに酷い事をしてしまった自分の事を。
でもグライオンの瞳があんまりにもまっすぐで純粋だったので、マニューラは少し泣きそうになった。
そして、すぐにちょっと意地の悪い笑顔を浮かべて。
「アタシの足を引っ張るんじゃないよ?」
「姉ちゃんこそ…もうあの技、使わないでよ?」
「ははっ、相方があんたなら問題はないさ。猫の手も借りたい時は遠慮なく使わせてもらうよ」
「もう…」
2匹が楽しそうに笑っているその横から、突如一匹のモンスターがあらわれてそっとマニューラに耳打ちした。
「ゆうべは おたのしみでしたね」
マニューラは背筋が凍りつく。
慌てて振り返ってみると、そこには筆のような尻尾をした白いポケモンが何事も無かったかのように歩いていた。
「まさか…」
ぶつぶつ呟くマニューラは。
「姉ちゃん?」
グライオンの声を聞いてとび跳ねた。
「!! な、なんでもないよ!それじゃあ行くよ!」
「うん!」
マニューラとグライオンの2匹はトレーナーと合流し、自分たちをバトルフロンティアに連れて行くようにねだるのだった。
538名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 17:58:57 ID:l3E3Gsup
短めでしたが、以上です。
グライオンが好きすぎてついやっちゃいました。
楽しんでいただけたならうれしいです。
よいこのみんなはポケモンセンターで暴れてはいけません。
539名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 18:55:59 ID:X9iCpGWb
くっそ吹いたww面白かったよ、GJ!
HGSSでマニューラがねこのてを習得するのを知って
いまいち使えねーと思っていたけど、こんな使い道があったかw
姐御肌で詰めが甘いマニュも、ショタグライオンも可愛いな。
最後に出てきた白いポケはザング?タイムリーだ
540名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 19:09:29 ID:+u3wsV5n
Gj!!ポケモンの技にこんな使い道があったとは…w

>>539
自分はドーブルかとオモタ
541名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 19:27:25 ID:007vkUpi
ドーブル大先生じゃないの?
542名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 20:49:12 ID:X9iCpGWb
あー、そっかドーブルか!d
543名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 21:29:50 ID:Pc0eojuk
ドーブル先生育て夜の常連なのにエロ少ないよ
544名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 23:11:06 ID:MS7nzL6C
俺もマニューラの爪先で優しく乳首くすぐられたい
545カイリキーとかの:2009/11/27(金) 23:54:06 ID:/+HiOJHT
・フタークライ続編
・三本挿し、ボコォ、尿道攻め、体内貫通、寸止め、目隠し。
・攻め側の目はやけに小さい。
546その後の:2009/11/27(金) 23:54:35 ID:/+HiOJHT
とある洞窟の奥底に何か音がするのを聞いたことはあるだろうか。
例えば金属同士が触れ合うような音。
例えば子供が激しい水遊びをしているような音。
例えば雌のような雄のような矯声。


「はっ…はっ…はぁっ……」
そのポケモンは、銀の鎖によってこの洞窟に繋がれている。
灯りも一切無く、黒い体色がただ銀の鎖が浮いているようにも見える。

ざっ、ざっ、ざっ、ざっ……
「………!」
誰かが近づく足音。小さい灯りも、それに伴って近づいてくる。
それに気付いたポケモンは息を潜めてやり過ごそうとして、

「……見ーつけた。」
「!…い、嫌だっ……」
繋がれたポケモンの黒い身体が照らされる。
見つかったポケモン──ダークライは身を捩らせて逃げようとする。
が、繋がれた鎖は切れる様子は無い。
「ほらほら、怖がらなくていいよ。うーんと、遊んであげるから。」
松明を持ったポケモンは、赤い羽毛が全身を包んだ二足歩行のポケモン、バシャーモ。
と、両手を広げ、ダークライをギュッと抱き締める。
「ひゃうっ!?」
途端に、ダークライの身体が跳ね上がる。
「あー、やっぱりすごい敏感なんだ。ふーん。」
言いながらバシャーモはダークライの身体を撫で回す。
「やめ……っさわるな…ぁっ……」
熱いバシャーモの腕が首筋を擦り、へなへなと力が抜けてしまう。さらに、
「…もう溢れちゃってるよー?」「…っ……!ぅぅっ…」
熱くなり始め他ダークライの秘部から、独特の匂いを放つ液が内股をつたって垂れ始めていた。
「ほんとに感度良いんだなぁ……さて、失礼しますっと。」「ひゃ…っ……」
バシャーモがダークライのスカートのような部分を手に取り、一気に捲り上げた。
「うわぁ……」「…うぅっ……」
既に秘部は撫で回された反応でぐちゃぐちゃと液が溢れかえっていて、

さらに普通のポケモンの雌には無い、雄棒がぴんと反り返り、先端から先走りを流している。
「すごいヤラシイなあ……でもまずはコッチからかな。」
「…っ…ふむ……っ…!?」
バシャーモがスカートを捲っていた手をダークライの背中に回す。
そして顔を寄せ、嘴を開き、ダークライの口を自身の口で塞ぐ。
547その後の:2009/11/27(金) 23:55:34 ID:/+HiOJHT
「ふうっ……むぐ…ぅ…っ…!?」
体温以上に熱い舌により口内を舐め回され、じわじわとした快感が口から走るのが何ともいえない。と、
バシャーモの熱い舌がいきなり口内で枝分かれし、それがダークライの舌に幾重に絡み付いた。
「むぅぅっ!むっ……くぅぅ……」
「んー………」
ダークライ自体はこれまでに何度もキスをされている。
しかしばらけた舌によって自分自身の舌を扱き上げられることは始めての体験だった。
「んぐぅぅっ!?むぅぅぅっ…!」
じゅるじゅると舌が吸われ、バシャーモの熱い口内へ運ばれる。
そこでさらに口同士の重なりが深くなり、舌の先から奥まで念入りにマッサージをするように熱い舌が擦る。
「むっ…!……ふぐぅぅっ…!?」
口内から溢れた熱が身体中を巡り、ダークライの身体はびく、と跳ね上がった。
「……ふぅっ…どうだった?」「あぁっ…はっ……」
「んー?もしかして…」
そこでようやくく口が離れ、とろりとした唾液がダークライの口から零れ落ちる。

ふと気付いたバシャーモが再びダークライの下半身を捲ると、
スカートの裏にべっとりと白濁が貼り付き、秘部は熟れきって尚も淫靡な液を垂らしていた。
「うわ、もうイっちゃった?我慢できなかったんだねー。」
伸びた舌を口に収まるよう縮めながら、バシャーモがおだてるように喋る。
「…じゃあ本番だね。でもショッキングかもしれないから、目隠しはしておくね。」
ダークライが息を整えている合間に、バシャーモはダークライの目元を覆うように黒布を巻き付けた。
「具合はどうかなーっと。」
ずぷっ、ぐち…ぐちゅっ、「ひぁぁ…っ…」
バシャーモの指が、ダークライの後孔へ侵入を開始する。
数本纏めて入れ、中を探るようにばらばらに動かす。
ぐちゅ、ぐりゅ、ぐちっ……
「ひゃぁぁ……」
「…うん、まあ十分でしょ。」
そしてバシャーモは指を引き抜き、自身の腰をダークライの秘部に擦り付け、
その熱をダークライに感じさせる。
「気持ちよーくしてあげるよ……何も考えられなくなるぐらいにね。」

……ぐぶぶぶっ、ずにゅぅぅぅっ。
「ひぎゃぁぁぁぁっ!?」
いきなりの強すぎる快感に、ダークライは声高に啼いた。
火傷をしそうなくらい熱いバシャーモの雄棒が、秘部と後孔の両方に突き立てられた。
さらにそれは異常なほどに大きく、ダークライの腹にその形上が少し浮かんでいる。
548その後の:2009/11/27(金) 23:56:25 ID:/+HiOJHT
びっく、びっく、とバシャーモの雄棒が脈動する度に表面のごつごつした突起がダークライの内部を刺激する。
ぢゅっ……ぐぢゅっ…ごりゅぅぅっ──
「やぁぁっ!ふぁぁぁぁっ!」
「トコロテンしちゃうなんて、感じてくれているみたいだね。」
バシャーモは腰を軽く打ち付けているだけなのに、雄棒自体が生きているかのごとくうねり、蠢き、暴れ回る。
「…ココが、イイのかな?」
ごりゅっ、ぐりゅぅっ…ぐりぃっ…
「ひぐぅぅぅっ!?そこ、ばっかりっ…やぁぁっ……」
後孔を貫いていた雄棒が中でうねり、ある一点を正確に、執拗に抉る。
そうされる度にダークライに電流が走るかのような快感が襲って、断続的に達して、
白濁をバシャーモの胸辺りに何度も飛ばした。
「…このままイッてたら、最後まで持たないかもね……まだ全然本気じゃないよ?」
「ひぁっ…もう……いやぁ…ひっ!?」
白濁に濡れたダークライの雄棒にバシャーモの三本目の雄棒が、向き合うようにして当てられる。
「…何っ!?何…するの……っ」
身体を震わせながら、ダークライは怯えた声を放つ。
「あ、ダイジョーブダイジョーブ。すぐに病み付きになるから。」
そして雄棒を押し付ける力が強くなって、
ずにゅるるるる……
「ふあぁぁぁっ!?やだぁぁっ」
ダークライの雄棒、その先端の孔に細くなったバシャーモの雄棒が入り込み始める。
「やだっ…抜いてぇっ!」
「ヘタに動いたら傷付けちゃうかもよ?」
「ひぅぅぅっ…!」
誰にも弄られたことの無い雄棒の孔に、バシャーモの一部分が入り続ける。
「もぅっ…無…理ぃっ……」
それによってダークライの下腹部は膨れ上がって、雄棒ははち切れんばかりに振動している。
「…えーと、ココかな?」

……ぐりゅぅぅっ
「ひぃぁぁっ!?」「当たったみたいだね。」
雄棒の裏側から、後孔の一点を突かれたものと同じような快感が走った。

…ぐち、ぐち、ぐぃっ
「……っ…うぁぁっ……」
「ココを挟んでぐりぐりしてみたら、どうなるかなー?」
後孔の雄棒を敏感な一点に当てる。そして、同じ部分の裏側辺りを雄棒に入り込んでいるそれが押し当てられる。
「……!やだっ…待って……」
「待たないよ。どれどれ……」
…ぎゅる、ぐちゅぅぅっ…ごりっ、ぐりゅ、ぐりゅぅっ──
549その後の:2009/11/27(金) 23:57:18 ID:/+HiOJHT
「ぎゃあぁぁぁっ!?やっ……ひぎゅぅぅぅっ!?」
意識が飛んでいってしまいそうで、ぎりぎり達することが出来ない、地獄のような快楽。
視界はスパークし、頭の中を直に漁られるような快感が駆け回る。
「…気持ち良いみたいだから、本気でいくね。」

ぐぢゅ、ぐりゅりゅりゅりゅ……
「だめぇっ!なかで、そんなの……ひぁぁっ!」
いきなり、秘部内のバシャーモの雄棒が、
ダークライの腹を大きく膨らませるほどに巨大になり、質量が増加した。
……ぐぢゅぅぅぅぅぅ。
さらに後孔内の雄棒は、ゴム紐のように伸び、ダークライの奥へ奥へと進んでいく。
「なに……腹の中が…あぁぁ…ぁっ……」
熱い雄棒はダークライの後孔から上へせり上がり、まるで燃え盛る綱が体内へ通っているような刺激を与え、
そして、
「うぁぁっ…がっ…ごぇぇっ…ぐむぅぅぅっ!?」
とうとう口に到達した雄棒の先端が、舌のようにダークライの口内からはみ出した。
体内に一本の肉塊が通され、その苦痛のような快感のような感触に呻く。
「今にもイきそうなんだよね……まあ、せいぜい楽しませてよ。」
そう言って、バシャーモは動き始めた。

ずんっ、ずんっ、ぎゅるる、ぐちゅう。

それはとても異様な光景であった。
「はぁっ…はぁっ…凄いイイよ。」
腰を振る眼のやたらと小さいバシャーモ。
「むいぃぃっ!ひんじゃぅぅぅぅっ!?」
腰が深く突き込まれると腹が大きく膨れ、腰を引かれると腹もしぼむ目隠しされたダークライ。
良く見ると口から雄棒らしきものが蠢いていて、そのせいか言葉を上手く話せていない。
さらに雄棒には管状のものが挿入っていて、それが中で暴れているのか、雄棒は小刻みに震えている。
「そろそろっ…」
ぢゅるっ、ぢゅるるるる。
「…あ゛あ゛あああーっ!もうっ…壊れ……ぅっ…!」
白濁を造り出す部位から、直接搾り取られる。待ちに待っていた筈だが、
快感が強過ぎる。止まらない。
身体をがくがくと痙攣させて、でも意識を失うことは無い。
「もう……ひんひゃう…よぉっ…」
「まだまだ続くよー?あと三日ぐらいは。」
「あ…あぁ……」

矯声、水音、金属音。

とある洞窟の噂を、知っているだろうか?
550カイリキーとかの:2009/11/27(金) 23:59:20 ID:/+HiOJHT
おわり。

こうして虫ポケモンの間で精液直飲みが流行りましたとさ。
…このダークライを介抱したい。
551名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 01:41:56 ID:RHLMi8cu
>>525
タマゴ生まれでそういう知識のない子にいろいろしちゃう話。
♂×♂だしポケのタイプも全然違うけど描写がちょっとね。
文章初挑戦だから期待はしないでくれ。

>>533
ショタグラかわえええ!!!
♀は苦手なはずなのにマニュ姉様にも萌えれたわGJ!

>>545
フタークライ続き待ってたわGJ!相変わらずメタモンはエロスだ。
552名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 07:58:37 ID:d9znsYRq
内気ヨマワル♀×性欲旺盛エルレイドの需要ってあるかい?
553名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 10:13:32 ID:NNC4mCC5
>>550
作品自体は凄くイイ!
…しかしこのスレにダークライの需要は有るのだろうか
とりあえずGJ
554名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 12:08:31 ID:Pcu4HwPj
>>552
それなんて俺得
555名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 14:01:47 ID:/bDY2jcQ
>>553
でもテンプレに禁止って書いてないのも悪いよね
もうすぐ次スレだから需要ある傾向をまとめてテンプレに入れたほうがいいと思う
556名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 14:40:12 ID:plLbIE4v
というか何か悪いのかな
別にダークライ書いても何も問題ないと思うし、十分いい作品
需要なんて人それぞれなんだから、明文化する必要もないんじゃないかね
557名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 14:41:17 ID:fGDfEZxx
ダークライハアハア
ふたなりはユメとロマン溢れるな!!

需要あるないは関係ないだろ…
内容次第で需要は生まれるもんなんだから。
ところで今、490KB
558名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 15:24:54 ID:a+nIt5G4
ダークたんのKI・THI・KU強姦の続きキターッ!
テラGJなんだぜ!!

需要もなにも全ては>>1に書いてあるから問題ないっしょ?

もしこれからエロスの批判する輩がいたら、それは>>1を読んでない証。

>>1嫁」で充分に撃退できますわい
559名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 16:12:37 ID:dh9tYY30
前編読んでなかったからバシャーモが怖かったでござる
560名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 18:11:01 ID:/bDY2jcQ
>>556-558
ショタエロとBLエロが主流なことくらい書いてもいいんじゃない?
561名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 18:23:40 ID:aWk1cWp0
>>560
お前さんがショタエロとBLエロを読みたいからそう言ってるように見えるぞ
562名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 18:34:28 ID:/bDY2jcQ
スレを通して見るとショタとBLの率が高いからそう書いただけ
需要あるから許容されているんでしょう?
私個人はエロならなんだっていい。男女でも百合でもBLでも
563名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 18:39:34 ID:JCVlrPlY
ショタは絶賛するからなこのスレ
564名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 19:34:09 ID:fGDfEZxx
保管庫をみると今の所、男女ものが一番多いんだけどな
現スレだって普通に男女ものがいくつも投下されているでしょ
テンプレに需要云々を入れようと言っているのは>>562だけだよ

次スレ立てようとしたら弾かれた。誰か頼む…
565名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 19:34:11 ID:dh9tYY30
なぜダークライがいけないのかという話になるな
566名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 19:48:15 ID:gIaYwwqA
>>519
精緻な情景描写と語彙の豊富さに嫉妬。
神々しいけど大らかなホウオウ様ふつくしい……
>>538
オネショタわっほい!
マニューラは姐さんが似合うねえ
>>550
伝説ポケを貫通レイプさせちゃうメタモン様にしびれるあこがれるぅううう!
ダークライは顔は厳つくて男性的だけど、スカートが女性的で両性具有にはピッタリ
ですわね。
567名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 23:52:00 ID:Kg5aC1lB
なんというか…ここはエロパロ板だよな?
「♀は苦手」とか言っちゃう>>551とか、「私」とか女丸分かりで「ショタとBL需要」主張の>>562( ID:/bDY2jcQ)とか…
これってちょっとどうなんだ
別に読んだり書いたりに男女は関係ないし、SSも注意書きあれば♂♂も♂♀も♀♀もいいんだけどさ

職人さん方は超GJ!
>>533
GJ!逆レイプいいな
エロいのに「ねこのて」で吹くんだがw
ショタっこグライオンと姉御なマニュが両方可愛くて萌えた

>>545
乙!容赦ない鬼畜っぷりだなw
メタモンさんパネェっす
568名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 23:58:34 ID:Le06EEBp
変なのはほっといて自由にやればいい
569名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 00:22:47 ID:MNdrlLjS
次スレ立ててきていいか?
570名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 00:32:03 ID:Ma02gQZy
>>567
551だが、言葉が足りなかった。
「強気な」♀が苦手って意味で書き込んだんだ。誤解させてしまったようで申し訳ない。
571名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 00:37:56 ID:gYcOxGL9
>>569
お願いします。

ねこのても良いがふくろだたきで輪姦もいとをかし。
572名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 00:48:22 ID:MNdrlLjS
立てた

【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ9【本家も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1259422952/
573名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 01:26:23 ID:R5soAJ5R
>>572
乙!

まあ、テンプレ守って自由にやればいいよな
ポケモンは約500匹くらいいるんだし、どんなポケモンでも需要はあるさ
最近だとスリーパー♀にも反応レスあったしw
574名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 10:29:44 ID:qbpgJ5i7
vipのゴーリキー♀小説が
普通にエロくていい話しだった件。
575名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 13:28:24 ID:gYcOxGL9
>>574
良いことを聞いた。
カイリキー♀萌えの俺としては是非参考にさせてもらいたいな。
576名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 13:39:27 ID:qbpgJ5i7
どうやらスレはとっくに落ちてしまったらしいが
まとめがあった。
tp://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51359766.html
タイトルに吹いたが、普通に小説として成り立ってるからゴイス
ゴーリキー♀って……いいよな!
577名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 15:20:45 ID:N9oUIg9g
スレタイに人×ポケもOKって書いてほしかったなあ
578名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 15:26:51 ID:gYcOxGL9
ポケ姦が人×ポケに相当する表記だから無問題。
579名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 15:30:16 ID:vyFN2PwY
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1243152196/
こっちははっきり人×ポケおkって書いてあるよ
気になるならこっちに投下すればいいんじゃないか?
580名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 16:14:54 ID:o2p+BH16
>>576
飛べない…
581名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 16:43:39 ID:Op3Y/8Ko
テンプレには書いてるけど、「スレタイ」にもってことだろ
自分は別に今のままでもいいけど
582名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 21:14:21 ID:NrDnwH6Z
「本家も」って人とポケモンのことじゃないのか

ところでいつになったらガーディが家に来てくれるのかな
583名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 23:22:40 ID:nRFj5j7H
「ポケモン同士」がコンセプトだろ
スレタイは変えないほうがいい
584名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 23:37:32 ID:Izz9UfGY
また作品ごとにスレは1つ騒動に巻き込まれて共倒れすれば良いよ
585名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 23:33:08 ID:3SrhQ7Nb
500k越えしたスレってもう書き込めないんだっけ?
586名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 03:46:21 ID:XzsWELEn
>>585
そう。

埋めー
587名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 13:22:48 ID:ysubXzLH
ゆけっ!埋め!
588名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 18:47:47 ID:VZad51qj
うめ
589名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 18:49:27 ID:v6MGJlG8
埋めれるかどうかを確認
590名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 23:00:33 ID:PoopuUTZ
うっまーれ
591名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 14:36:45 ID:BtN5VLtG
592名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 19:53:03 ID:kz6kUqFh
埋め
593名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 02:49:35 ID:fknQPYM2
      _         . -――- 、
        \ `ト、    〈   ●    \
        \|  \    ', _         ヽ
         / ̄ `ヽ  V |`>、  > '´
       _/     ぃi\〉、_ >'´
       /   rぃ  ’_,´ (卜 |    <埋め!
    /  ィ ゝ' ーくr‐|  | \/\
   /ーァ'´ ヽ r=、   ー'  /、 /   ',
  {./-―┐ \こ ___ //ハ      !
   |    レヘ ノ ̄  /⌒)―|  ● |
   |  /l>'´ |    じフ\ /    i
   l/  |     \___/エエ\   /
      /l   /   /   | | \/
      し' \/   /-‐'  | |
         丶-'´|      / |
            丶--r ┬'´
               し'
594名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 14:12:32 ID:9g4cNgF1
埋めっ埋めにしてやんよ
595名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 17:54:46 ID:CDNwrxJ8
まだ498KB
596名無しさん@ピンキー

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