【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ7【本家も】

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472赤星願 12/4 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/09(金) 01:31:39 ID:+oRDVk/L
「はぅッ!…あ、あん……はぁっあ…!」
唾液が垂れる口元に鉤爪を寄せて、マニューラは快楽に身を捩っていた。
「マニュー…ラ、様……気持ちイイですか?」
「う、んっ……も、本当、お前ってば、馬鹿……はぁっ…気持ち…良いさ…」
「へへ…オレ……も、マニューラ様の…う…締まりが…良くて、最高、です……」
「……お前のが大き過ぎるだけ、だ、ろ……んっ!あ、あぁ、はあぁ!」
腰を掴まれるドラピオンの爪を鉤爪で掴み返し、マニューラは自らも腰を振り始め、
ジュブッ、ジュブッ、と2匹の性器が擦れ合っては互いの粘膜を散らした。
「あ、んっ…いい、よぉ……もっと…」
マニューラは笑みを浮かべてドラピオンに強請った──が、
「う……そ、そろそろオレ、イきそうです…」
ドラピオンは限界が近い事を口にした。
「なっ…!お、お前ッ!!」
自分の命を破り、快楽に溺れた上に自分までをも同じ波に落としたにもかかわらず
ドラピオンが絶頂を迎えそうな事に、マニューラは息巻いた。
「ここまで……ぁ、んッ…しておいて!それっは!無い…だろ、う!」
「も、申し訳ございま…せん……でも、もうっ…!!」
「馬鹿!馬鹿っ!!わ、ワタシ、もぉ……ッ!」
「マニューラさ……まあぁッ!!!」

兜の歯を噛み締め、大きく腹部を跳ね上げると同時にドラピオンは焦らされ続けた白濁液を
マニューラの膣内へと注ぎ込んだ。
「ひはぁあっ!あ…ん……」
体内の奥深くに熱い液体が注がれ、マニューラは体内から溶け出してしまいそうな錯覚を感じ、
身体を小刻みに震わせては背を反らして喘いだ。
「う…っ、うぉ……!!」
ただでさえ体格の関係でドラピオンの精液の量は多いのだが、
散々焦らされた為か射精は長く続き、ドラピオンは粘着質な液が尿道を抜ける快感に悶え
マニューラは腹部が精液で圧迫される感覚に大きく息を吐いた。
膣内で痙攣するペニスの感覚が治まり、マニューラはそれでドラピオンの射精が終った事を理解してから
ギロリと瞳を鋭く細めて彼を睨むと、ドラピオンが快楽の余韻に浸って笑みを浮かべているのが見えた。
「……ドラピオン!!!」
マニューラが吼えると、ドラピオンはビクリと首を震わせ慌てて彼女へ視線を向けた。
「……お、お前、ねぇっ…!せっかくワタシが抱いてやっていたのに……この馬鹿!!」
「ヒィッ!も、申し訳ございません……でも、我慢出来なくて…」
ドラピオンはマニューラの腰から腕を解き、自分の顔面手前まで寄せてマニューラの叱咤に怯えた。
「しかもお前だけ先にイッて!……ワタシはまだだったのに……」
マニューラは身体の奥の疼きに喉を鳴らし、ギリギリとドラピオンの腹を鉤爪で引っ掻いた。
「いたっ!いたたた!申し訳ございませんんん〜〜!」
「……まぁまぁ、ボス。童貞だったからつい興奮しちまったんでしょ。許してやりましょうぜ」
涙目で呻くドラピオンを嘲笑い、アーボックがマニューラの肩越しから顔を覗かせて彼女を鎮めようとした。
「む……」
マニューラは唇を尖らせながらも、アーボックの忠言を聞き入れて鉤爪の動きを止めた。
「ひぃ……あー…」
ドラピオンは痛みが引いた事に、ほっと息を吐いたが
マニューラの機嫌は損ねさせたままであり、彼女はそっぽを向いてはフン、と鼻を鳴らした。
「へへ…ま、物足りないんなら、オレさまのでイけば良いんですよ、ボス」
アーボックは低く笑っては、マニューラの腰に尾を巻きつけて持ち上げると
彼女の股からドラピオンのペニスが抜かれ、それと同じく膣内に放出された白濁液が
コポコポと音を立てて秘所から足を伝い、ドラピオンの下腹部に垂れ落ちた。
「んっ…」
抜かれる感触にマニューラは小さく喘ぎ、自分の秘所から流れ落ちていく精液を見ては顔を赤らめ
アーボックがその様子を見逃さず、ニヤリと笑って彼女の首筋を舐め上げた。
「ひゃ…ぅ、ん…」
「今更恥ずかしがっているんですか?可愛いですねぇ」
「か…可愛いとか……馬鹿言ってんじゃない、よ…」
473赤星願 12/5 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/09(金) 01:32:52 ID:+oRDVk/L
顔を伏せてブツクサ言うマニューラに、アーボックはケラケラと笑っては自分の下腹部に乗せて尾を解いた。
「そんじゃボス。オレさまも抱いて下さいねぇ…」
「…分かっているよ……ふふ」
マニューラの肩に顎を乗せて強請ると、彼女は彼の首に腕を回し
子供をあやす様に頭部をポンポンと軽く叩いた。
「準備は万端なんで、すぐにでもしてもらえますか?」
「ん?」
マニューラが乗せられたアーボックの下腹部を眺めてみると、
既に勃起したヘミペニスが一対、彼女の下腹部に擦り付けられていた。
マニューラはその内の一本を鉤爪で握り、軽く力を入れては硬さを確かめてから腰を浮かした。
「……ちょっと、その…や、やっぱりしにくいねぇ…」
アーボックのヘミペニスは長さも太さもドラピオンより劣るとは言え、
先端が膨らみ棘までもが生えたそれを自ら挿入するのは、マニューラにとって一苦労となるだろう。
浮かした腰を軽く屈め、両鉤爪で広げた秘所をアーボックのヘミペニスをあてがい、
マニューラは苦笑しながら今のように呟いた。
「……ボス、無理だったら…」
「お前までそう言うのかい?大丈夫だと言っているだろう……
……アーボック。お前も、愛しているよ」

ズチュ…と、音が鳴った。
「んっ……く、はぁ…!」
「うっ…」
マニューラの秘所はアーボックのヘミペニスを受け入れ、その先端を飲み込んだ。
ドラピオンとの行為により、アーボックのヘミペニスを挿入する事は容易かったが
問題はその後であった。棘の生えた先端を奥へと導こうと腰を更に屈めたが
棘が膣壁を引っ掻く感覚に、マニューラは呻いて動きを止めてしまった。
「つっ!…は、ぁ……す、少し…待って、な…」
秘所から鉤爪を離してアーボックの背にしがみついては、マニューラは大きく息を吐き出し
ゆっくりと、だが確実にと彼のヘミペニスを埋めて行った。
「あ…ぅ、……んぅッ!!」
一気に腰を落とし、マニューラは自分の太腿をアーボックの下腹部にピッタリとくっつけた。
「はぁ……ん、お前…のは、全部……入った、な…」
アーボックの背に回した腕を解いてそれを彼の胸に押し付け、首を下へ向けてはマニューラはクスリと笑った。
「じゃ、動くよ…」
そう言いながら、膝に力を入れて腰を持ち上げようとした──が、
「い……は、つぅ…!!」
膨らんだ先端と棘がマニューラの膣壁に引っかかり、その感覚に彼女は呻いては動きを止め、
ピクン、と身体を震わせてはアーボックの胸に寄りかかり、熱い吐息を吹きかけた。
「ぅ、んっ…はぁ…」
「ふ……う……ボス、動かなくても十分イイですぜ…?」
それは本当だった。
ドラピオンとの行為の影響か、マニューラの膣内と秘所は収縮してはうねりを上げ、
アーボックのヘミペニスを締め付けては滑りの液体でぬるぬると包んでいた。
「ん……でも、さぁ……は…やっぱり、動いた方が良いんだろ…?」
「えーと……まぁ、確かにそうですけどー」
尾の先端を揺らしてアーボックは正直に答え、それを聞いたマニューラは「仕方ないね」と呟いて微笑んだ。
「じゃ、また動くから、な…」
アーボックの胸に寄せた身体を起こし、彼の胸に鉤爪を押し当てながら
マニューラは再度、動こうと腰を持ち上げた。
「うくッ!…ん、ぅう…」
膣を引っ張り出されそうな痛みにマニューラは顔を顰めて呻いたが、止める事はせず
震える脚で懸命に腰を持ち上げた。
474赤星願 12/6 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/09(金) 01:34:05 ID:+oRDVk/L
滑りの液で塗れた竿が秘所から覗き、一度全て抜こうとマニューラは腰をもう少し高く持ち上げようとしたが
膨らんだ先端が秘所の出口で引っかかり、中々抜ける気配がしなかった為、
彼女は全てを引き抜く事を諦めて再度腰を落とした。
「はっ…あ、ん…はぁっ…」
「ぅ、ん……ボスぅ……」
自分が感じるアーボックの痛みよりも、彼が感じるマニューラの快楽を優先し
マニューラは腰をゆっくりと上下に振っていた。
「ボス……ボスのナカ、マジたまんねぇですぜ……」
「んっ、ふぅ……どんな、風に?」
「はぁッ…とろっとろなのにすげぇ締め付けて…あったけぇ…すぐにでもイッちまいそうだ…」
「……お前も、ドラピオンとあんまり変わらない感想だねぇ……あ、ん…うんッ!」
挿入していない方のヘミペニスがマニューラの下腹部と陰核を擦り、
ビリビリとした感覚が彼女の全身を走り、一瞬呼吸を止めてしまった。
「あ……あっ?やっ…あ、ん!」
それがきっかけとなり、マニューラは痛みが完全に消えてジワリとした快楽に溺れた。
「あ、あ……こ、これ…!いい、よ……はぁっ」
腰を落とし、陰核をもう一方のヘミペニスにグリグリと擦り付け、
さらに擦り付けるために左鉤爪でヘミペニスを掴んでは、陰核に押し付けて再び腰を上下に振り始めた。

「あぁ、…ん…気持ち……良いよぉ、アーボック…」
ジュプジュプと2匹の結合部は水音を鳴らし、
その嫌らしい音でさえ、今の彼女らにはただの興奮剤と成り果てていた。
「オレさまも、です…は、ぁ…」
「んっ……あ、も、……イっちま、う…!すまな、いね…!」
自分から抱いてやると誘ったはずだったが、ドラピオンの責めでお預けを喰らった事もあり
マニューラはアーボックを絶頂させる前に自分が果ててしまう事を詫びた。
だが、アーボックはその事を咎めずに「いいですぜ」と返した。
「オレさまもそろそろ…ボス、お先にどうぞ……ふっ、く…」
彼の言葉に遠慮を捨ててマニューラは快楽を貪り続け、
絶頂の予兆を膣内で感じ、さらに登り詰めるためにマニューラは腰の動きを早めた。
「んっ、んっ……あ、アーボック…アーボックぅ…!」
部下の名を連呼した瞬間、マニューラはビクン!と背を弓なりに反らした。
その反らしと同じように膣内がビクビクと痙攣し、ヘミペニスに潰された陰核もヒクヒクと小さく震えていた。
いつの間にか赤い尾羽も真上に張り上がっており、アーボックはそれを見てマニューラが絶頂した事を理解した。
「ボス……っ!!」
アーボックは牙を噛み締めて、肩を震わせたと同時に一対のヘミペニスから精液を吐き出した。
「ひゃっ!…あ、熱……はぁぁ…」
絶頂の余韻に浸っていたマニューラは、膣内と下腹部に注がれたアーボックの精液の熱さに驚き
今のように呟いては瞳を瞑り、うっとりと微笑みながら大きく息を吐いた。
───が、すぐさま目を見開き、バッと自分の下腹部へ視線を向けた。

左鉤爪で握っていたアーボックのヘミペニスは彼の精液で白く汚れており、
それと同じ汚れがマニューラの黒い体毛を生やした下腹部と、そして股に付着していた。
「………あ、アーボック!!お、お、おまっえ!……ナカに出したな!?」
「あー……あ?えぇ、そうですけど…」
アーボックは治まった射精の余韻に浸ろうとしていたが、マニューラに今のように言われて
何が悪いのか分からずに、舌を揺らしては首を傾げた。
するとマニューラは彼を睨み付け、火を吹く勢いで怒りをぶつけた。
「ば、馬鹿かいお前は!!お前だと、は…孕んじまうだろうが!!」
475赤星願 12/7 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/09(金) 01:35:07 ID:+oRDVk/L
────しばし、アーボックはもとよりドラピオンまでもが凍りついた。
「馬鹿!馬鹿!!は、早く抜け!!」
マニューラはアーボックの胸を拳に形作った鉤爪で叩き、ヘミペニスを抜いてから彼の腹から降り、
立ち上がっては鉤爪で秘所を開いてみるとドロリとした精液が零れ落ち、
それを見てマニューラは眉を八の字に下げてため息を吐いた。
「……ボスぅ…えーと」
あっけにとられていたアーボックだったが、ようやく事の重大さに気がついたようでマニューラに声をかけると
彼女は赤い瞳に涙を溜め込み、ギロリと彼を睨み返すだけであった。
「っ……ボス?……え、えぇー…?」
マニューラの言葉に、アーボックは尾の先端で自分のこめかみを掻いては苦く笑ったが
彼のその表情を見てマニューラはまた咆哮した。
「何、笑っているんだい!笑い事じゃないよ!」
「えぇ〜?…マニューラ様、ナマでヤッておいてそれは…」
身体を起こし上げていたドラピオンが口を挟んでマニューラへと歩み寄ると、彼女は次に彼を睨みつけた。
すると味方をつけたアーボックがうんうんと頷いてはマニューラに首を伸ばし、自分の身の潔白を主張した。
「そぉですよ、ボス。それにドラピオンにも中出しさせたなら、オレさまもイイんだって思いますぜ?」
「で、でもねぇ!…出すんならちゃんと言っておくれよ。そうしたら外に出させたのに……」
「……ボス、そんなに中出ししたの、怒ります?」
アーボックは彼女の顔を下から覗き込み、マニューラを真っ直ぐ見つめた。
「はぁ?当たり前……わっ!?」
言葉を言い切る前に脚をアーボックの尾で掴まれ、視界がグルリとひっくり返ったので彼女は驚きの声を上げた。
気がついたら正面に闇と灯りを映す天井が見え、それをアーボックとドラピオンが遮った。
マニューラは今度は仰向けではあるが、再び藁のベッド上に落とされた事を知り
ふぅ、と息を吐いて自分を見下ろす部下たちを睨んだ。
アーボックは二股の舌をチロチロと揺らし、寝転ぶマニューラの首筋に鼻先を埋めた。
「妊娠したら、産めばイイじゃねぇですか。オレさまは構いませんよ?」

──アーボックのその言葉に、今度はマニューラが凍りついた。
「……ば、ばっ……馬鹿言っているんじゃない、よ!」
数秒後、彼女は鉤爪でアーボックの頭部を引き剥がし、憤慨しながら彼を睨んだが
その顔は赤く、決して先ほどの情交によるものでは無いと、部下たちは分かっていた。
「バカだなんてヒッデェ〜。認知するって言ってんですぜ?」
「馬鹿だろう!あ、あのねぇ………あぁ、もう…」
ぽふり、と藁の枕に後頭部を埋め、マニューラは呆れながらため息を吐いた。
「はぁ……オスは気楽だねぇ…メスはそうにもいかないんだよ……」
額の宝石に腕を寄せて、マニューラは不貞腐れた様子で呟いた。
「まぁ中出ししても、確実にたまごが出来るってわけでもないですしね、マニューラ様」
ドラピオンが首を下げてマニューラの顔に自分の顔を寄せて語りかけると
彼女は「…そぉだけどさぁ…」と、割り切れない様子で答えた。
「先にオレが出していたし、まだ平気じゃないですか?」
「うぅ…ん…」
「でも、オレさまとしてはボスにオレさまの子供を産んで貰いたいとは思いますがー」
「ば、馬鹿言ってんじゃ、ないって、ば!!」
「うーん、でもマニューラ様とオマエのガキだなんて、あんまり想像出来ねぇな」
マニューラは顔を赤らめたまま尚も憤慨し、アーボックを怒鳴りつけるが彼はそれにとり合わず、
ドラピオンの呟きに対してリアクションを起こした。
「ボスがたまごを産んだら、孵化するのはニューラだよなぁ?うむ、オレさまが蛇だからすげぇ違和感」
「猫目じゃなくって、蛇目のニューラが孵化するんじゃね?」
「おぉ、それだ!それは非常にカッコイイぞ。だったら息子がいいな」
「メスだったらマニューラ様に似てさぞ美しいお嬢様になるんだろうなぁ……」
「言っておくが、娘でもテメーにゃ渡さんぞ」
「…はっ!なっ!な、なななな……!!」
ドラピオンはとっさに首を上げ、アーボックへと詰め寄ろうとしていた。
部下たちのかけ合いを眺めていたマニューラだったが、あまりにも下らないその光景に
彼女は短い息を吹き出して笑い出した。
476赤星願 12/8 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/09(金) 01:36:05 ID:+oRDVk/L
「ぷっ…あはははっ。なぁに馬鹿な事言っているだい、お前たちは…」
寝転んだままのマニューラが眉を下げた笑顔で部下たちをからかうと
2匹は彼女へ視線を移し、「えー?」と不服な表情を見せた。
「いやぁ?だぁってボス、コイツにオレさまらの子供を渡せますかぁ?」
アーボックが自分の尾でドラピオンの兜を突いて見せると、マニューラはそれに同意の仕草を見せた。
「確かにねぇ……ドラピオンじゃぁ甲斐性が無さそうな気もするけど」
「な!ななな…ま、マニューラ様ぁ!?」
「ふふふ、冗談だって」
腕を軽く上げてはヒラヒラと振り、マニューラはドラピオンをたしなめ、
それにつられてか、アーボックも同じく笑ってはマニューラへと首を伸ばした。
「ボス。……たまごを産んだら、ちゃんと孵化させて下せぇよ?
あのザングースの小娘みたく、誰かに押し付けたりしたら嫌ですぜ」
「……まぁ、そうなったらそうするしか無いけどね…」
マニューラはクスリと笑い、アーボックの首へと腕を伸ばした。

が、その腕が彼の首に触れる前に、アーボックの尾でクルリと身体を横に回され
マニューラはうつ伏せの形を取らされてしまった。
「え?」
瞳を瞬いて今の呟きを声に出す前に、マニューラの胸と腰にアーボックが巻き付き
彼女の背に胸で乗り上がっては、腰を浮かさせた。
「ちょ……あ、アーボック…?」
両鉤爪を藁に押し付け、身体を起こし上げようとしたが身体を拘束された事と
アーボックが彼女のうなじを顎で押さえつけた事が重なって、マニューラは動く事が出来ないでいた。
そしてアーボックがマニューラの股の間に身体を滑り込ませ、
未だに愛液と精液を吐き出している秘所へと、ヘミペニスをあてがった。
「…あ……」
ここでマニューラはアーボックの意図を読み、ゾクリと肩を震わせた。
「ボスぅ…オレさま、今度はこっちを挿れてぇんで……」
そう言うと、アーボックは先ほど彼女の鉤爪に握られていた方のヘミペニスを、
マニューラの充血して膨らんでいる花弁を広げるように押し込んだ。
「こ、こっち……って、ひゃ…!」
何をだ、と言い切る前にアーボックのヘミペニスが秘所に埋め込まれ、マニューラは思わず喘いでしまった。
「んっ、ぅんん……は、ぁん……」
再び訪れる下腹部を圧迫される感覚に、マニューラは小さく呻いては熱い吐息を漏らした。
うつ伏せに寝かされているせいか、アーボックのヘミペニスは彼女の膣壁を上から斜めに押し込むように刺激し、
膨らんだ先端と棘で強く膣壁を擦っては、滑りの液を染み出させていた。
「あ、あっ…も、お、まっえ……あぁ、あ、ああ、ぁんッ!!」
制するマニューラの声を無視しながらアーボックは腰を沈めては浮かす事を繰り返し、
腰を浮かすとヘミペニスの竿部分が秘所から覗き、愛液と白濁液の混合液が零れ落ち、
それはさながら膣内に残る精液を掻き出しているかのようでもあった。

「んぅっ…は、ぁ、あ…アーボ……ック、ちょっと、重い…」
首と背を押さえつけられ、自分よりも体重が二倍近いアーボックに乗られているのだ。
マニューラが苦悶の表情を浮かべながら呼びかけると、
アーボックは彼女のうなじと背を押さえ付けていた顎と胸を上げた。
圧し掛かられる感覚が消え、マニューラはホッと息を吐いた。
だが、それもつかの間で、彼女は突然上へと持ち上げられ、後ろへと落とされた。
「ひゃっ!?……あ、え?」
胸と腰には未だアーボックの尾が巻かれたままで、ヘミペニスも挿入されたままである。
「おー…マニューラ様、イイ格好していますねぇ…」
正面に見えるのは、マニューラを眺めてニヤニヤと笑っているドラピオンで
彼女は何が起こったのかしばらく状況が掴めずにいた。
477赤星願 12/9 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/09(金) 01:36:57 ID:+oRDVk/L
「は…………あ!こ、こらっ…!」
ようやく、マニューラは後座位の形を取られている事を知り、
首を後ろへ動かしてアーボックへ怒鳴りつけたが、彼はヘラヘラと笑っているだけであった。
アーボックを睨み付けていたマニューラだったが、脚に違和感を覚えてそっちの方へ視線を向けると
ドラピオンが両爪で彼女の足首を掴んでいる所が見えた。
それをマニューラが制する前に、ドラピオンは彼女の脚をそのまま上へと持ち上げ
マニューラはV字に開脚した姿を披露する事となってしまったのだった。
「や……こ、こらぁっ!離しなぁ……!」
「おぉ、マニューラ様…丸見えですよ」
脚を上げられた事により、アーボックのヘミペニスは浅く挿入され
それを逃さないとばかりにマニューラの膣内と秘所は絡み付いて離そうとせずに、グチュリと音を立てた。
「うわぁ、咥え込みながらヒクヒク言っていますよ……」
「ばっ…馬鹿!見るんじゃ無いって、ばぁ…」
腕を伸ばしてドラピオンの爪を払おうとしたが、胸をアーボックに押さえられている為それは届かないでいた。
「おっ!?」
その時、アーボックが小さく呻いた。
「ん?どうした?」
ドラピオンが声をかけると、アーボックは首を傾げつつ喉を鳴らして答えた。
「いやー……マニューラ様ン中、締りが増してさぁ…」
「へぇ。チンコを咥えている所を見られて興奮したんですか?マニューラ様」
「ち、違っ……ん…」
否定しようとしたが、その口をドラピオンの口で封じられてしまい
マニューラは鼻から息を吐いて笑い、彼の首に腕を回した。

しばらくマニューラはドラピオンの舌を味わっていたが、
アーボックが腰を揺らし始めるとドラピオンは顔を離し、マニューラは名残惜しそうに腕を伸ばしたが
すぐに突き上げられる刺激に意識を奪われてしまった。
「あ、ひゃぅッ!あ、あ…」
「マニューラ様のに、アーボックのが出たり入ったりしていますねぇ…
ジュプジュプとヨダレ垂らして、そんなに気持ちイイんですか?」
「やっだ…もぉ、見ないでおくれよぉ……は、ぁん…!」
アーボックの舌がマニューラの耳を舐め上げ、その愛撫に彼女の膣内は更に締め付けを増した。
「おっ…おー…やべー……またイきそう…」
挿入していない方のヘミペニスがビクリと跳ね、先走りをマニューラの下腹部に散らした。
「あ、アーボック…!こ、今度は外に…」
「嫌…です、ねっ!」
「ばっ……駄目だって!ナカは、あ、ん…駄目っ……ひぁっ…!」
「一度出しちまっているんですし…ふぅ…同じじゃねぇですか?」
「変わる、よ!馬鹿!!」
アーボックは突き上げる動きを早め、その度にマニューラは大きく揺さぶられては嬌声と罵倒を飛ばしたが、
彼はそれに構う事無くひたすら彼女の膣内をヘミペニスで突き上げる快楽を貪っていた。
そしてマニューラも、浅く挿入されたヘミペニスで膣内の入り口を執拗に責められる刺激に夢中になっていた。
「はっ、は…あん、んッ!ふぁぁ…あ、あぁん……」
瞳はトロンと蕩け、呼吸を繰り返す口の端からは唾液が垂れ、
マニューラのその姿を見てドラピオンはニヤニヤと笑った。
「マニューラ様、イイお顔していますねぇ……すっげぇ気持イイみたいで」
「声も色っぽくなってきたしなぁ……ボス、イイですか?」
「んッ!!あ、あ……いい、よぉ……」
「へぇ……どんな風にですかい?」
「っ……と、棘がぁ…っ!ゴリゴリって……ナカに、引っかかって……ひゃッ!?」
マニューラがアーボックの呼びかけに答えた直後、強烈な刺激を受けて彼女は驚きの声を上げた。
478赤星願 12/10 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/09(金) 01:38:04 ID:+oRDVk/L
マニューラの足首を掴んでいたドラピオンが、ヘミペニスを挿入されている秘所を軸にして
ゆっくりと彼女の足の爪先で円を描くように回し始めたのだ。
それによりヘミペニスの先端が膣壁を撫でるように擦れ、マニューラはその快感に背を反らして鳴いた。
「ひゃ、あ、ああぁぁ…!!や、だぁ…気持良いよぉ……!!!」
「ふ……ぉ…ったく、ボスもう本当可愛いですねぇ…お、そろそろマジで出そう……」
「はぁっ…!ナカ、はぁ……駄目、だから、ねぇ……」
胸に巻かれたアーボックの尾を掴んでマニューラは首を横に振るが、
既に彼女には抵抗する余裕も無く、それを分かっているアーボックが彼女の懇願を聞き入れる訳も無かった。
「そんな事言いましても、ボスぅ……ふぅ…ボスの中、ぎゅうぎゅうに締め付けて…
オレさまの精液、欲しがっているんですぜ?だから、出して上げますぜぇ……」
「ば、かぁあ!!嫌だって、言って…!」
「………すいません、もう手遅れ…ッ!!」
マニューラを締め付ける尾に力を込めて彼女を抱き込み、一瞬身体を強張らせたが
その直後ヘミペニスから白濁の液が噴出し、それは弧を描いてはマニューラの下腹部へと降り注いだ。
「う、お、おぉ…」
「ひゃ、ぁ……腹のナカ……熱いよ……」
挿入している方も、ビクビクと跳ねながら精液をマニューラの膣内へ吐き出しており
それを全て絞り採ろうと、膣壁がヘミペニスに絡んでいた。

「ん……ふぅ……あー、マジ良かったですぜぇ、ボスぅ…」
射精が治まり、アーボックはヘミペニスを抜いてはマニューラの首筋に鼻先を埋め、
擦り寄っては満足そうに今のように言った。
「……も、ぉ……出すなって、は…言った、だろう……」
鉤爪で拳を作り、コツンとアーボックの額を叩いてはマニューラが文句を言うと
叩かれた彼は「いてっ」と小さく呻き舌を伸ばして叩かれた額を撫でた。
「でもマニューラ様、すっごく感じていらっしゃったじゃないですかぁ」
マニューラの脚を下ろし、爪を足首から離してドラピオンが言うと
彼女はギロリと彼を睨んでから大きく息を吐いた。
「はぁ……それとこれは、別、だよ……もぉー…」
下腹部に付着した精液を拭いながら、マニューラはブツブツとむくれていた。
「マニューラ様またイけませんでしたでしょ?」
「……そうだよ。まぁ、アーボックには一度イかせてもらったけど、さぁ…」
「物足りません?」
「足りないさ……アーボック、いつまで絡みついているんだい。離しておくれよ」
「へいへい」
アーボックはそれに応じ、マニューラの身体を拘束していた尾を緩めると
彼女はスルリと抜けて出しては藁のベッドの上に腰をつけた。
──と、思ったら両脇で身体を支えるように掬われ、彼女は再度持ち上げられてしまった。
「え……あっ?こ、こらっ!ドラピオン!?」
後ろから、ドラピオンの爪に持ち上げられて彼女は身体を捻って彼へと振り返ると
彼は三度後ろへと寝転んで仰向けになり、マニューラを抱えたままニヤリと笑みを返した。
「じゃぁ、マニューラ様……オレが満足させて上げますよ?」
479赤星願 12/11 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/09(金) 01:39:13 ID:+oRDVk/L
「……テメーのテクじゃぁ満足はムリだろ」
アーボックが呆れ気味に首を横に振って相棒の言葉を否定すると
ドラピオンは「う、うるせぇ!」と咆哮した。
「…満足…と、言うか物足りない分は埋めて差し上げますよ」
しかし、やはり否定は出来ないものだったようで、ドラピオンはマニューラへそう言い換えると
持ち上げていた彼女をゆっくりと自分の腹部へと降ろし、マニューラは彼の腹部に膝立ちの形を取らされた。
「う、ん…?」
股の間にドラピオンのペニスを感じ、マニューラが反射的に首を下へ動かすと
ドラピオンの両爪は彼女の腋から腰へと移り、軽く彼女を掴んだ。
「ん……あ…ん…」
ズ…と、粘膜が擦れ合いながらドラピオンのペニスがマニューラの膣内へゆっくりと挿入された。
先ほど、マニューラが自分から受け入れた時はギチギチに強張っていた膣内だったが
今はすっかりと柔らかくなり、難なくドラピオンのペニスを受け入れる事が出来た。
「んっ……ここまでですかね…」
先端が硬い壁に突き当たったのを感じ、ドラピオンはマニューラを下げる爪の動きを止めた。
「ふっ…ふぅ……んっ……」
マニューラは腹部に鉤爪を寄せて深く呼吸を繰り返していた。
だが、それもつかの間で彼女は深い呼吸から、浅く荒い呼吸を余儀無くされた。

「ひゃ…あ、ぁ!あっんぅッ」
ドラピオンが腕を上下に動かし、爪で掴まれるマニューラも上下に揺らされ
彼女はその刺激に喘ぎ、悶えながら身体をくねらせた。
膣壁から滲み出る愛液と、膣内に放出された精液でマニューラの中は滑りを増し
その感触も相まってドラピオンは喉を鳴らして軽く呻きを見せていた。
「く……う、マニューラ様……どうですか?」
「あ、ぁんッ…良い、よ……もっとしておくれよぉ…」
その言葉の通り、膣壁はドラピオンのペニスを逃さないとばかりに絡みつき、
マニューラも自ら腰を揺らし、快楽を求めていた。
「へへ…どのように気持ちイイですかぁ?」
「んっあ、あん!あ、ぁ、お…奥まで…!届い、てぇ……腹のナカが…は、はぁんッ!?」
ビクリと肩を揺らし、マニューラは悲鳴を上げた。
「いやー、ホントイイ眺めですぜぇ、ボスぅ…」
アーボックがマニューラの正面に立ち、尾の先端を伸ばしては彼女の陰核を弄ったのだった。
「よく、こんなぶっといの入りますねぇ。まぁたまごを産めるくらいだから当たり前ですか」
ドラピオンのペニスがマニューラの秘所を出入りする様子を眺めながら
舌をチロチロと揺らしては、陰核を弄る動きを止めようとはしなかった。
先端で軽く突くと、マニューラはその度に肩をビクリと震わせて首を横に振った。
「あ、や、嫌、だぁよぉ…!そこは、駄目……見るな、ひゃ、ぁんッ」
嫌だと口で言うものの、突かれると強烈な快感がビリビリと脳まで伝わり
膣内もその刺激から締まりを強め、今度はドラピオンの種子を強請り始めた。
「お、おー……締まってる締まってる…」
「ボスーすっげ気持ち良さそうな顔していますぜぇ……そろそろイきそうですね…」
「マニューラ様、イきます?」
「ひぁっ……あ、ぅん、うんッ……イ、イきそ…う……で、でも、もう少し…」
もう少し、ドラピオンを味わいたくマニューラは絶頂を促す事を止めるように指示するが
それに従う訳もなく、部下たちはそれぞれ彼女を絶頂へ登り詰めようとした。
480赤星願 12/12 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/09(金) 01:40:27 ID:+oRDVk/L
アーボックは溢れ出る体液を尾の先端に絡めてその側面で陰核を擦り、
ドラピオンは揺らす腕と突き上げる腰の動きを止めず、
そしてマニューラは、背を反らして唾液が垂れる口に鉤爪を寄せて鳴いていた。
「ひゃ、あッ!あ、あ、あ、あぅッん…!やぁっだぁ……イッちまうよぉ…」
ゾクゾクと背の体毛が逆立つのを感じ、尾羽も天を仰ぐ様に張り上がった。
「お…マニューラ様、尻尾…上がっていますよ」
マニューラの後姿を眺めながら、ドラピオンが悠長に言うが当の彼女は既にそれに構う余裕は無く
ゾワゾワと競り上がる快楽の波に溺れていた。──そして
「……ふっ……あ、ひゃぁッ!あんっん、あ、ぁあ、ぁぁ……!!!」
今一度、大きく身体を揺らし、ビクビクと肩を震わせて、マニューラは絶頂を迎えた。
「んぅっ…」
ドラピオンは顔を顰め、痙攣するマニューラの膣内の感触に悶えたが
そこで精を吐き出す事はせず、彼女を動かしていた腕を止め、落ち着くのを待っていた。
「はぁっ、あ、ん……はぁー………」
くたりと身体を後ろへ落とすと、張り上がっていた尾羽も同じように垂れ下がり
マニューラは瞳を薄く開いては心地良い絶頂の余韻に浸っていた。
「……マニューラ様、イッたようですね」
そう言いながら、マニューラを持ち上げて彼女から自分のペニスを引き抜き、
未だ呆然としている彼女を藁のベッドへとうつ伏せで寝かせた。

「はぁ……はぁー……も、う…お前たちねぇ……」
絶頂の余韻も治まり、マニューラは藁の枕に腕を乗せて部下たちへ振り返っては今のように言うが
彼らはヘラヘラと笑っているだけであった。
「一対一でセックスされていると、余った方はヒマなんですよぉ、ボス」
「そそ。見ているのもイイんですけどやっぱり混ざりたくなるって言うかー」
「むぅ……だったらさぁ…余った方は口でしてやっても良いけど…」
部下たちの不満を聞き、マニューラは枕の上に腕を組んでその中に顎を入れてため息を吐くと
アーボックが彼女の後ろへ蛇腹を滑らせ、のそりと彼女の顔を横から覗いた。
「それもイイんですけど…やっぱり、ボスのナカでイきたいんですねぇ…」
「えぇ?でもそれだとさぁ…」
マニューラは眉を下げ、口を尖らせてアーボックを眺めては自分の不満を投げた。
「お前たちは1回でもワタシには2回、つまりは倍、お前たちを相手にしないといけないんだよ。
さすがのワタシもくたびれちまうからさぁ……」
瞳を閉じてはため息を吐き、勘弁してくれと言葉に含めて返した───が、
マニューラは即座に瞳を見開き、ビクッと腰を揺らした。
「あ……なッ!!」
肘を曲げて両鉤爪を藁へと押し付け、後ろへ振り返るために身体を捻ると
アーボックの尾が、マニューラの尾骨から臀部の割れ目を沿うように撫でていたのだ。
尾下板部分でゆっくり下から上へと撫でると、マニューラはアーボックの企みを読み取り、奥歯を噛み締めた。
「う…ちょ、ちょい待ちッ!ま、まさかこっちも…」
恐る恐るアーボックを上目で眺めると、彼はニヤリと口の端を上げては
「えぇ、そーですぜぇ、ボス。こっちも使えば、同時に相手に出来ますぜ?」
と、返したのだった。
481 ◆iXE5QnS4Jg :2009/10/09(金) 01:42:19 ID:+oRDVk/L
今回投下分は以上です。次回で完結になりますので
もうしばしお付き合いくだされば嬉しいです。

…カイリキーの人がMADネタを書いて下さってテンションだだあがってる自分がいるw
482名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 01:43:13 ID:xClXCpe0
リアルタイム遭遇するとは思わなかった……もう三匹とも可愛すぎて鼻血が出る
そしてやっぱりマニュ様はおしりも頂かれてしまうんですねw
483 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/09(金) 07:08:59 ID:VfjLvz6f
需要があったので続きを書きました。
視点が変わっていくので注意してください。
リザードン、ジュカイン、オーダイル。
♂×♂ 流血のある戦闘描写あり エロなし
484 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/09(金) 07:11:50 ID:VfjLvz6f
オーダイルに襲われて数日。
流石に異常を察知したのか、育て屋の主人はオーダイルを別の区画に移動させた。
襲われた時の体の傷はすっかり回復したものの、
心の傷は癒されることは無い。


きぃ、と入り口が開く音が聞こえる。
「あ…ジュカイン…」
ジュカインは辺りを見回し…軽く舌打ちをする。
「今回はあいつが連れていかれたのか…」
彼は木蔭の草むらに腰掛ける。
俺は彼の隣に立った。
「き、今日はいい天気だな。実は俺が日本晴れで…」
「…暑い。」
いつものように素っ気無い態度。
「…ジュカイン、俺…」
「…失せろ。」
「俺…お前の事が…」
「…聞こえなかったのか?さっさと失せろ。」
構わず言葉を続ける。
「ジュカイン、お前が好きだ。」
「俺はお前が嫌いだ。」
「っ…!!」

予想していた言葉。
それなのに、実際に言われると、もう何も言えなくなってしまった。

------------------

「ジュカイン、お前が好きだ。」
「俺はお前が嫌いだ。」
俺の放った言葉に、リザードンは黙り込む。
俺は更に追い討ちをかける。
「もう、知っているんだろう?
俺がオーダイルを好きな事を。
…そしてオーダイルがお前を好きな事を。」
…そう、オーダイルはこいつを愛している。
俺ではなく、こいつを。

こいつさえ居なければ、オーダイルは瀕死になる程の怪我をしなかったのだ。
こいつさえ居なければ、オーダイルとずっと二人きりで居られるのだ。
こいつさえ居なければ、オーダイルは俺を愛していた筈なのだ。
こいつさえ居なければ…
こいつさえ…

-------------------
485 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/09(金) 07:12:53 ID:VfjLvz6f
「…リザードン」
低く冷たいジュカインの声に、俺は顔を上げる。
「…?」
ジュカインがゆっくりと俺に歩み寄る。
「本当に俺の事を想っているのなら…」
「…。」

「死ね。」

瞬間、ジュカインの刃が俺に襲い掛かる。
回避が間に合わず、腕で攻撃を防ぐ。
「ぐぅっ…!?」
刃が腕の肉を抉り、焼け付くような痛みが走る。
ジュカインは周囲の岩石を尻尾で俺の方へ弾き飛ばし、俺の身動きを封じ込める。
続けて二回目の辻斬り。
背後から翼の薄膜が切り裂かれる。
「ぐっ、や、止めろっ!」
しかし、ジュカインは攻撃を止める様子は無い。
そして三撃目。
正面から…来る!
カウンターの構えを…いや、ダメだ!
ジュカインを攻撃するなんて…!
「うぐっ…!?」
腹部が切り裂かれる。
俺は地面に膝をついた。

「これで…最期だ。」
ジュカインはゆっくりと刃を振り上げる。
もう…最期なのか…。
結局、ジュカインには認められないままだったな…。
俺はグッと目を閉じる。

…ごりっ、と鈍い音。
痛みは…感じない。
続けて、どさり、と何かが崩れ落ちる音。
俺は恐る恐る目を開いた。
ジュカインが地面に横たわり、オーダイルがその後ろに立っている。
…口を真紅に染めて。
「オーダイル…お前…どうして…」
「お前が心配で…逃げ出してきたんだ。…立てるか?」

----------------------
486 ◆Ivgyg0cn3w :2009/10/09(金) 07:14:37 ID:VfjLvz6f
「オーダイル…お前…どうして…」
リザードンが驚いた表情でこちらを見ている。
「お前が心配で…逃げ出してきたんだ。…立てるか?」
俺が差し出した手をつかみ、リザードンは立ちあがる。
…手遅れになる前に間に合って良かった。
振返ると、ジュカインが首元から血を流しながら、よろよろと立ち上がろうとしているのが見える。
ちっ、急所を噛み砕いたつもりだったが外していたか…。
「くっ…邪魔をするな…っ!」
ジュカインがこちらに飛び掛かって来る。
俺はジュカインをギッと睨みつける。
「よくも…俺のリザードンをここまで…やってくれたな…!?」
俺は怒りに身をまかせ、冷気を込めた拳でジュカインに殴りかかった。
「…っ!?」
…ジュカインは回避が間に合わず、大きく弾き飛ばされる。
「ぐはっ…!!…くっ!」
「ふん、まだまだ行くぜ!」
素早い動きでジュカインを翻弄し、爪で切り裂く。
…回避不可能だろう。
…予め、竜の舞で攻撃や素早さを上げておいたのだ。
「ぐぁっ…!?」
ジュカインは攻撃を受けると、地面に倒れた。
「トドメだ!くたばれぇっ!」
俺は最期の一撃をジュカインに…

瞬間、周囲が光に包まれる。
…なっ…ソーラービーム…だと…!?
ジュカインは既に意識を失っている。
放ったのはジュカインではない…となると…
「オーダイル…もう…やめてくれ…ジュカインを…傷つけ…ないで……」
どさり、と、背後でリザードンが倒れる。
馬鹿か…そんな事で…打つか…?
もう、戦う力なんて…残って無かったんだろ…?
無理しやがって…。
それ程にジュカインの事を…想っているのか…?
…俺の意識は次第に薄れて行った。

-続く-
487名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 07:51:52 ID:a/CaJ5pK
>>481
ドラピオンのがっつきぷりと先にイッちゃう所がまさに童貞だなww
アーボックのちんちんがどんななのか何となく想像ついていたけど
ヘミペニスでググル先生に画像を探して貰ったら、一枚目からすげーのが出てきた。
こんなん自分からいれちゃうマニューラ様パネェっす!

>>486
おお続きキター!!
複雑な三角関係だなぁ…どう解決するのか見物だな
488名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 13:13:40 ID:Xct4uaU2
>>483
修羅場キター!!やっぱ三角関係はこうでなくちゃな。
アンタの小説は結構ツボだから続きも全裸で待ってるぜ!!
489名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 17:10:12 ID:rZUbSzI5
見るのが怖い…でも、見ちゃう! (ビクンビクン
490名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 20:47:11 ID:RE3Wljx3
>>481
続き待ってましたー!GJGJ!
毎回エロも心理描写も濃くて俺の興奮が大変なことになってるぜ!
見せられた夢と同じに、マニュ様は両方を頂かれる運命なのかw
次回で完結ってことで今からwktk

>>486
修羅場って怖えー!
命とる気満々なジュカインとオーダイルが怖ええー
こうなるとこの三匹のトレーナーは大変だなw
491小ね:2009/10/10(土) 00:25:15 ID:wAktC9cw
○月×日
今日もおやかたさまに呼ばれ、夜中にセカイイチをあげるハメに。
止めてくれと忠告したが、聞く様子なし。
○月□日
ダグトリオが行方不明。
あくまでギルド一員としてメンバーが減ると色々と困るからであって
心配など全くもってしないまま捜索。海岸で発見。
○月△日
久々に何も起こらず眠る。
しかしどうにも寝つけない。変な違和感がある。
お化けなんていないし全く怖くない、
そもそもお化けと言う存在自体が曖昧な全く怖くないもので、
真後ろに白い影がいたとかそんな全く怖くないものは元々心理的な思い込みで全く怖くない。
○月▽日
今日はタウンでセカイイチの在庫があるか調査。
一つしかないと言われ、やむ無く購入。
昨夜の違和感がまだ消えていない。お化けなんていないし、全く怖くない。
そもそもお化けとは……
(以下同文)
○月◎日
マニューラに絡まれる。
礼儀の悪さを指摘してやったらドラピオンとアーボックに囲まれた。
一瞬の隙をついて逃走。
違和感なんか無い、お化けなんか(以下同文)
○月☆日
ようやく違和感の正体を掴んだ。
夜に薄目を開けて眠ってたら、誰かの眼が開けっ放しの扉から、
こちらを覗いているではないか。面白い。今捕まえてやってもいいが、それでは面白くない。
三日以内にジバコイル保安官に引き渡してやる。
このギルド副所長を甘く見たことが貴様のミスだ!


「これで、何日目だっけ?」「もう、八日目でゲス……やっぱり…」
「駄目だよ…本当に、それだけは……」
「……ゴメンでゲス」
492名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 17:49:25 ID:VtUoyqx8
>>491
ワロタんだが、オチがよくわからん

ここ最近の投下SSでチーかま3Pは性欲に忠実
MADの3Pはラブラブってイメージがついてしまったw
493ヒコザルの人 ◆GShikoDN72 :2009/10/10(土) 18:21:41 ID:gwytwcIV
>>481
GJ!! 今回ずっとエロですねw
次回の完結楽しみです。文章きれいだし書くのも早くてうらやましい…
セリフと情景描写・心理描写のバランスがよくて、読みやすいなぁといつも思ってます。
見習いたいです。

>>483
GJ!! 三角関係の緊張感と相まって、バトルの緊迫した雰囲気が伝わってきます。
果たしてどんな結末になるのか、期待してます。


さて、3連休みなさまいかがお過ごしでしょーか。
みんなが遊んでいるときに黙々仕事してると、空き時間に筆が進むもんですねww

新作はブイゼルが主役。
アニメのせいでショタポケの地位を確立したポケモンにも関わらず、前作で登場させられなかったため、
いじりまくりたいと思います。

題名は
「ビークインの呪い」
今回はその1をお届けします。
注意事項:ショタ系。強姦系。
カップリング:最初ちらっと人間×ブイゼル
       ブイゼル×ビークイン

あ、あと、設定がちょっとぶっ飛んでいる部分がありますが、
全体としてギャグと思っていただけると嬉しいです。
494『ビークインの呪い』その1 1/11:2009/10/10(土) 18:24:23 ID:gwytwcIV
たった一度の過ちが、取り返しのつかない結果をもたらすことがある。
いくら反省しても元に戻ることは決してない、己の運命全てを歪めてしまうほどの転機。
それが、この世の中には確かに存在する。
そのことを…ブイゼルは噛みしめていた。


「お前は可愛いな、ブイゼル」
「あっ、くぅっ!んっ、あんっ…!」
体の後ろから伸びた男の手がゆっくりと脇腹を撫であげ、そのまま全身を滑るように刺激していく。
首元には暖かい息が吹きかかり、そっと頬のあたりに寄せられた男の唇が次第に中央へと移動してくる。
横を向くと、その男、自分の主人である人間の優しそうな目が瞳に映った。
もう何を言いたいのかが、見ただけで分かる。
ブイゼルはこくんと頷くと、さっきまで愛撫に悶えて喘ぎ声を流していたその口を自分から動かし、人間のそこに重ねた。
くちゅ…くちゅ…
唇を割って躊躇なく温かい舌先が侵入し、動き回る。
ポケモンである自分が相手だというのに、この人間は非常に楽しそうに口腔内を愛撫してくる。
長時間口を塞がれ、ブイゼルの小さな黒い鼻からくぴくぴと荒い息が漏れた。
1分…2分…
執拗に。
その言葉がぴったりくるぐらい、人間の口撫が続く。
肉厚の舌がねっとりと絡ませられ、口腔内の全てを撫で、擦り、刺激する。
元々水タイプで少し体温が低めのブイゼルの内部へ、粘膜ごしに直接人間の熱が送り込まれ、
脳が茹でられているかのようにぼうっと意識がぼやけてきた。
くにっ…
それまで腹部を愛撫していた人間の手が、そっと股間に伸びる。
触られてもないのにキスだけで既に半分立ち上がりかけていたそこは、
余程敏感になっているのか、握りこまれただけで先ほどの2倍くらいまでに大きくなって、
人間の手のひらから元気に顔を出してしまった。
甘い香りが周囲に広がっていく。

「今日も元気だな」
やっと口を解放してくれた人間が、今度はゆっくりと局部を撫で上げながら満足そうにほほ笑む。
ブイゼルはただただその手つきを眺めながら、頬をピンク色に染め上げ、身を預けていた。
無抵抗なその姿。
一瞬だけこの1人と1体の姿を見ただけならば、お互いが進んでそういう行為をしているように見えるかもしれない。
しかし、もしじっと観察していたら、このブイゼルが決してこの行為を楽しんでいるわけではないと気付いただろう。
確かにブイゼルの目は性的快楽に潤んではいるものの、
その瞳の奥には、絶望から来る諦観の色が深く刻まれているのが見て取れただろうから…。
495『ビークインの呪い』その1 1/11:2009/10/10(土) 18:25:09 ID:gwytwcIV
「気持ちいいか?ブイゼル」
「ん…あっ…、は、はい…。すごく、いいです…」
くにゅっ、くりっ…くちゅっ、くちゅっ…
まだ立ち上がったばかりのブイゼルの肉茎を、人間の器用な長い指がこねあげていく。
ふとその人差し指が小さく鈴口の開いた先端にあてがわれると…
ねと…っとその先っぽから黄金色の糸が伸びた。
「ふぁっ…!」
「もう出てきたな。毎日毎日エロい奴だ。さあ、今夜もしっかり愉しませてくれよ。こいつらもお待ちかねだ」
薄暗い小屋の中、人間が顎で示した方を見やると、
既にお馴染みとなったポケモン達がじっとこちらを見つめているのが目に入った。
物欲しそうなその顔。
ヨダレを垂らしているやつまでいる。
「まずはピチュー。お前からだ」
「やったぁ!一番だぁ!」
トコトコと嬉しそうに駆け寄ってくる幼い顔。
その目の前で、ブイゼルの局部を握りこむ人間の手が少しだけ強めに根元を絞りこんだ。
「んっ…、はぁぁっ…ん…」
とぷっ…
たまらず快感に喘いだその先端から淫猥な雫が膨らみ、あっという間に肉茎を垂れて滑り落ちていく。
その雫が…黄金色だった。
赤く染まった粘膜を伝い、それが皮との境目に達しようかというその瞬間、
ピチューの小さな舌が伸びて、まるで子供が溶けそうなソフトクリームを舐めとるように
肉茎の先端までつつーっとなぞっていった。
「うぁっ!んっ!」
そのひと舐めがまた新たな刺激となって、
ブイゼルの興奮しきった先端から黄金色の粘液がとめどなく溢れだし、甘い香りで辺りを満たしていく。
「今日もよく出てるな。おいしいか?ピチュー」
「うんっ!」
口の周りをもうベトベトにしながら、嬉しそうに答えるピチュー。
後ろでは他のポケモン達が待ちきれないとばかりに目を血走らせている。
「んぐっ…!」
くちゅっ、くむっ…
肉茎をピチューの好きにさせながら、人間はまたブイゼルの口を犯し始めた。

ああ…
なんで、なんで、こんなことになってしまったんだろう?
いや、原因は分かっている。
ただその過ちがもたらしたあまりに過酷すぎる現実を、受け止めきれずにいるだけなのだ。
そう。あの時あの場所で…
ブイゼルは、己の中の運命の歯車が突然不協和音を奏で始めた音を確かに聞いたのだ。

496『ビークインの呪い』その1 3/11:2009/10/10(土) 18:26:22 ID:gwytwcIV


「琥珀の森?」
「えー、ブイゼル聞いたことなかったの?甘党には有名だよ!」
それはまだほんの数か月前のこと。
遊び仲間だったブルーとのそんな会話がきっかけだった。
ブルーは頭がキャンディみたいな形をしてるだけあってかなりの甘党で、
ブルーの勧める甘いものにはハズレがないって評判だ。
ブイゼルも実はかなりの甘いもの好きで、甘い木の実なんかには目がない。
この前なんか、自分の顔くらいの大きさのカイスの実を全部食べてしまったほどだ。
そんな2体のこと、会話も当然のことながらそういう話題が多くなり…
そこでブルーが言いだしたのが、「琥珀の森」だった。

「琥珀の森はね、ビークインが住んでるんだ!」
「ビークイン?」
「うん。ミツハニー達の親玉だよ。でね、ミツハニー達がいつもせっせと運んでくるあま〜〜い蜜をね、
いっぱいためこんで、ものすっご〜〜〜〜っく甘い蜜を作ってるんだ!」
「ものすっごく…甘い蜜…」
じゅるっ…ごくんっ…。
垂れそうになるヨダレを慌てて飲み込んだ。
聞いただけで全身が震えそうになるほどの、美味しそうな名前だ。
甘い蜜だけでもかなりの美味しさだというのに…。
隣のブルーは目をきらきらと輝かせながら中空を見つめている。
「でも…」
と、突然その瞳の色が輝きを失い、口調も一気にトーンダウンしてしまった。
「でも?」
「気性が荒いミツハニー達がいっぱいで近づけないんだけどねー」
がくっ。
「ダメじゃん…」
「うん…」
頭を垂れる2体。
その場はそれでおしまいだった。
でも、夜になっても、また次の日になっても、
琥珀の森のビークイン。ものすっご〜〜〜〜っく甘い蜜。
その言葉がブイゼルの頭を離れることはなかった。
ほんのちょっと、一舐めでいいから、味わってみたい……。
497『ビークインの呪い』その1 4/11:2009/10/10(土) 18:27:30 ID:gwytwcIV
結局数日後には、ブルーに聞いたその場所へとブイゼルはやってきていた。
琥珀の森。
その名前がつけられているだけで、普通に生えているだけの木々がまるで黄金色に輝いているかのように見える。
新緑の葉に太陽の光が反射してまたたき、垂れ落ちる朝露はまるで本物の蜜のようだ。
甘い蜜。
甘い蜜。
ものすっご〜〜〜〜っく甘い蜜。
ブツブツと呪文のようにその言葉を繰り返しながら、ブイゼルはその森奥深くへと進んでいった。

「おい、お前!この森に何の用だ!?」
突然後ろから浴びせられた鋭い声に振り向くと、
1体のミツハニーが音も立てずに空中をホバリングしていた。
普段花の蜜をあつめて飛び回っている時とはまるで異なり、
その声の端々から警戒心が露骨なまでに顔を出している。
いきなりそんな目を吊り上げて話しかけてこなくても…と思いつつ、話し始めたブイゼルだったが…
「あのー、実はここにビークインがいるって聞いて、ものすっごく甘い蜜っていうのを…うわっ!」
言えたのはそこまでだった。
ここに来た理由を言い始めたまだ途中だというのに、
ミツハニーは突然、その言葉を遮るようにしてブイゼルを攻撃してきたのだ。
猛烈な勢いで突進してくると、真空状になった空気の刃がブイゼルを襲い、地面をえぐった。
よけなければ…当たっていた。

「ちょっ、ちょっと待ってよ!」
必死で避けるブイゼルの声を聞こうともせず、連続で空気の刃が撃ち込まれてくる。
「そっちがその気なら…!」
ブルーから琥珀の森のミツハニーは気性が荒いから気をつけた方がいいとは言われていたけど…。
ポケモン同士、そんなに話が通じないはずがない。
もしかしてちゃんと話せば、少しくらい蜜を分けてくれるかも…なんて甘い考えを抱いていたブイゼルは、
いきなり攻撃されて頭に血が上ってしまった。
得意の水の中とまではいかないまでも、素早い動きには自信がある。
あまごいを使って雨を降らせ、2倍のスピードになったブイゼルには
空中を自在に飛び回るミツハニーの動きでさえ、スローモーションに見えた。
ミツハニーの体当たりを余裕をもってかわすと、隙だらけのその背後から冷凍ビームをお見舞いしてやった。
「わあぁっ!」
パキッ!ビキビキッ!
雨で濡れていたミツハニーの体が一瞬で氷に覆われ、地面へと落下していく。
弱点をつかれ、完全に氷状態になってしまったミツハニーは、満足に動くこともできなくなってしまった。
(なぁんだ、こいつら大したことないじゃん)
タイプ的にも、実力でも己の優位を確信したブイゼルは、ちょっとした高揚感に包まれながら更に森の奥を目指していった。
498『ビークインの呪い』その1 5/11:2009/10/10(土) 18:28:58 ID:gwytwcIV
実際、ブイゼルにとって琥珀の森を進んでいくのはそれほど困難なことではなかった。
森の中に小川が流れていたのだ。
琥珀の森を巡回するミツハニーも、他の虫ポケモン達も、水の中を進むぶんには全く問題にならない。
川の中を遡って行き、その水がめである大きな湖にたどり着くと、
その湖畔に目指すべきものがあった。
琥珀色に輝く大きな巣。
いや、それはもはや、巣というよりは城と呼んだ方がしっくりくるかもしれない。
琥珀色に塗り固められた壁が幾何学的な形態を呈し、
内部にいる女王、ビークインを守るべく張り巡らされている。
(すごい…)
想像以上の美しさとその威容に、思わず気押されそうになったブイゼルだったが、
あまい蜜への好奇心と、突然問答無用で攻撃をしかけてくるようなミツハニー達への怒りが背中を押して、
そっと水路からその城へと侵入していった。

ビークインを見つけるのは容易かった。
大きな城だというのに、その外側と違って内部には全くと言っていいほどミツハニー達がいないのだ。
やっと見つけた1体のメスのミツハニーを襲って凍らせると、
女中として女王の世話をしているというそのミツハニーは、怯えた目つきでペラペラと喋り出した。
城の中は男子禁制で、今ここにいるのは自分と女王のビークインだけであること。
女王はまだなりたての、若いビークインであること。
ミツハニーが集めた蜜の中でも最上級のものを女王のもとへ運び、
それを女王が体内で熟成させて、最高に甘い蜜を作っていること…。
全てをしゃべり尽くした上に、寝室の場所まで教えてくれた。
まったく、ビークインもいい部下を持ったもんだ。
他に誰もいないと分かると、もう何も遠慮することなどなくなった。
教えられた寝室へと進み、バンっと大きな音を立てて扉を開けると、
ふかふかした白い繭のようなベッドに横たわるビークインの姿があった。

「あんたがビークイン?」
「何奴っ!!どうやってここに入ってきた!?」
ブイゼルの姿を認めた瞬間、ブォン!っと羽音を立てて飛び上がるビークイン。
すごいプレッシャーだ。
まだ若い…というより幼いくらいの年齢と聞いていたけれど、とてもそうは見えない。
腕を広げ、眼を鋭く光らせるその姿からは女王の風格とも言うべきものが感じられた。

「まあ、そう怒らずに話を聞いてよ。ボクはただキミの作ってるっていう、
ものすっごく甘い蜜っていうのを分けてほしいと思って…」
低姿勢に話し始めたブイゼルだったが、ビークインの反応はミツハニーと同様、取り付くしまもないものだった。
言葉を遮るようにして、怒声が響き渡る。
「貴様…!わらわの蜜を分けろ、だと?汚らわしい!!
誰が貴様ごときに!その口が開くのを見たくもないわ!消えるがいい!」
……。
もしかして女王なら少しは話が通じるかもと思っていたけれど、
やはりそれも無理だったみたいだ。
(話くらい聞いてくれたっていいじゃないか!そんなに無理を言ってるわけじゃないのに!)
あまりの話し合いの通じなさに、これまでの期待が逆に失望から怒りになってブイゼルを包む。
その目の前で、ビークインがあからさまに戦闘体勢をとってきた。
これはもう、力ずくでいくしかない。
ブイゼルは覚悟を決めた。
499『ビークインの呪い』その1 6/11:2009/10/10(土) 18:30:49 ID:gwytwcIV
「去ねぃっ!!」
ビークインを中心に、放射線状に音波が走る。
それはそのまま部屋中の壁を揺らし、城全体に広がっていった。
しかし、1秒…2秒…と時が過ぎても、何の変化も起こらない。
「っ!?」
不思議そうに辺りを見渡すビークインに、ブイゼルは余裕の表情で説明してやった。
「キミの攻撃司令も、防御司令も、外には聞こえないよ。今ボクが外で大雨を降らせてるからね。
雨が城の外壁を叩く音で、城の外のミツハニーには全く音が届いていないから」
ゆっくりとビークインに歩み寄る。
動揺したその顔を見つめながら、最後の説得を試みた。
「ねえ、ちょっとだけでいいんだ。キミの作る甘い蜜をわけてくれないかな」
しかし…部下を呼ぶこともできず、窮地に立たされたはずのビークインに、一片の変化も見られなかった。
「ふざけるな、まだ言うかこの下郎が!貴様ごとき下賤の者にくれてやる蜜などないわ!」
(はぁ……)
この強硬で高慢な態度は何なんだろう。
ビークインの作るものすっごく甘い蜜って、そんなに大事なものなんだろうか?
これだけ強く拒絶されると、かえって是が非でも欲しくなってしまうのが人情ってもんだ。
ついに己の体で襲いかかってきたビークインの技を難なくかわすと、
「後で後悔しても知らないからねっ!」
その体に勢いよく水流を叩きつけた…。

羽を湿らせ、冷凍ビームで凍らせる。
ミツハニーに有効だったこの作戦は、当然のことながらビークインにも効果的だった。
部下から切り離され、羽を凍らされ、凍傷で動きを封じられたビークインはただ悔しそうに顔を歪めて横たわっている。
飛翔していた時はスカートのように広がっていた下半身も、水に濡れややしっとりと細まった姿へと変化していた。
「ほら、言わんこっちゃない。ねえ、甘い蜜はどこ?」
「き、貴様…!」
「ねえ、いい加減あきらめたほうがよくない?命は惜しいでしょ?蜜を分けてくれるだけでいいんだしさ」
このセリフ、まるで悪役だな…と思いつつ言葉を投げかけると、
さすがのビークインもついに観念したらしい。
「くっ…。仕方がない。下賜してやらんでも…ない。我が蜜を」
まだかなり上から目線だったけど…。

「ほんとっ!?ねえ、どこにあるの?」
「……。こ…、ここ…だ」
目を輝かせるブイゼルの前で、ビークインの凍える細い腕がゆっくりと己の下半身をまさぐる。
水に濡れて細まったヒダをそっとめくり上げていくと、
その奥深くから、綺麗なピンク色をした粘膜のスリットが顔を出した…。
500『ビークインの呪い』その1 7/11:2009/10/10(土) 18:32:47 ID:gwytwcIV
「えっ!?」
ドキッ!!ドクン、ドクン…!
その姿を見た瞬間、ブイゼルはかぁっと顔が熱くなり、心臓がとてつもない速さで脈打ち出すのを感じた。
(そ、それ、あの、それってもしかして…女の子にとって、恥ずかしいところなんじゃあ…?)
自分が同じような体勢をとったらどうなるか、想像してみる。
そこには間違いなく、男の子のしるしがあるはずの部位だ。
ビークインはメスだから、自分みたいなオチンチンはなくて、そこにあるのは…そのぉ…
「ちょっ、あのっ…ビークイン…」
「どうした?欲しいのではないのか、ここから出る我が蜜が…?この…下衆めが!」」
悔しそうに、指でそこをめくりあげるビークインの顔は羞恥で真っ赤だった。
間違いない。
そこはビークインにとっての性器なんだ。
これじゃあ、蜜をくれって言って嫌がるのも当たり前だ。
(こんなひどいこと…するつもりじゃなかったのに…)
ブイゼルは、ほんの出来心でスカートめくりをして女の子を泣かせてしまった小学生のように、
どうしていいか分からない、居たたまれない気持ちになって立ちすくんでいた。

「さあ、早く摂取するがいい。わらわを辱める気か!」
こんな恰好になっていてもまだ、ビークインのその言葉からはプレッシャーが感じられた。
そして、恥ずかしそうに指で示されたその秘所からは、
左右のピンク色の肉襞から湧水が染み出すようにして、ゆっくりと黄金色の液体が滲みはじめていた。
粘性の高いその体液が、ヒダの下端にじざじわと雫を形成する。
と同時に…
ふわぁっ…
(ああ…。いい…匂いだ…)
とびっきり甘い蜜の香り。
今まで舐めた甘い蜜を遥かに凌駕するその強い芳香。
ほんの少し染み出しただけだというのに、その液体から広がった香りはたちまちブイゼルを虜にし、
さっきまでの居たたまれなかった気持ちを隅へと追いやってしまった。
気がつけばブイゼルは、花の蜜に吸い寄せられるミツハニーさながらに
ビークインのその場所へと顔を近づけていた。

501小ね補足的な:2009/10/10(土) 18:33:35 ID:wAktC9cw
※月Ω日
今日、運命の出会いをした。
あそこまで自分のタイプと合致する相手は、そうそういないだろう。
口調やその身体を必死で思い出して自慰を馬鹿みたいにやった。
でもまだまだ元気だ。
※月Θ日
運命の相手を町中で見かける。
カクレオンの店でリンゴを箱一杯買って嬉しそう。リンゴが好きなんだろうか。
笑顔を思い出して、自分を慰める。いくら出しても昂りがおさまらない。
※月η日
運命の相手が路上でビッパを叱りつけていた。
ずいぶん口調が厳しいが、何をしているのか、気になる。暫く調査してみよう、
そうすれば自分は…
○月×日
やった!遂に運命の相手の所在を突き止めた!
なんとプクリンのギルドの副所長をやっているみたいだ。
さすが自分の運命の相手だ!
そこまで賢く可愛く美しく艶やかで自分をここまで虜にしてしまうとは!
○月△日
ギルドの扉は開けっぱなしで、
運命の相手が梯子に止まっているのが外から分かる。
ぎゅっと目を瞑って必死に眠ろうとしているのか堪らなく可愛い。
○月▽日
あのリンゴは、運命の相手が食べるものではないと分かった。
自分だったら、そんなことさせないのに…
今日も眠る姿を見た。朝まで見ても飽きない。
○月◎日
運命の相手がマニューラ他に絡まれていた。
すぐさま血祭りにあげてやろうかと思ったが無事に逃げ出していた。よかった。
しかしこのままでは駄目だ、早く自分が危険の無い場所へ連れていかないと…
○月☆日
今日も眠る姿を見ていたら、薄目を開けてこちらを見ていた。
可愛い、と思ったが、自分の中の気持ちに気付いた。
自分は運命の相手の『愛』を欲していない。
そうだ、ひたすらに運命の相手が欲しい、
その羽根を一枚残らず、その身体を一欠片も余すこと無く、
その心を全部欲しい。
そうだ、ひたすらに快感を与えよう。
狂う程強く、長く、相手の容量をいっぱいにして、それでも止まらぬほどの快楽を。
そうすれば、身体は自分無しじゃいられなくなる、
心は自分だけに向けられる、
それで自分はとうとう…
○月★日
自分だけの場所に運命の相手を連れ込んだ。
優しくリボンでしっかりと飾り付けたけど、まだ身体も心も引き留めていない。
時間はたっぷりあるんだ、だけど自分は待てない、
明日から沢山沢山与えることにしよう。
今日はその用意。
502『ビークインの呪い』その1 8/11:2009/10/10(土) 18:34:01 ID:gwytwcIV
「は…、早く…!舐めとるがいい…!」
じぃっと見つめるブイゼルの目の先で、綺麗なピンク色の陰唇がひくひくと震えている。
(これが女の子の…初めて見る…)
「ひぅっ!」
滲み出る液の出所を探ろうと、くいっと肉球で縦についた唇のようなそこを広げると、
蜜壺からトロッ、トロッと黄金色の雫が分泌されていた。
(すごい…)
少しだけ指を挿し入れると、ざらざらした粘膜のヒダの1つ1つが蠕動しながら、
じゅくっ…じゅくっ…と濃厚な蜜を絞り出しているのが感じられた。
エロい。
まだ性体験というものを経験したことのなかったブイゼルだったが、
本能でそれが淫猥なものであることを理解していた。
そして同時に…
(オチンチンが…すっごい硬くなってる…)
ビークインの秘所に小さく指を挿し入れながら、
性的興奮によって自分の股間が著しく膨張しているのに気かついていた。
つぷっ…と指を引き抜くと、せき止められていた蜜が一筋の糸のようにトローっと流れ出す。
「くぅぅっ!」
指を引き抜いた瞬間のざらっとした刺激がよほど耐え難かったのか、
気丈だったビークインが押し殺した声を漏らしながら、未だ自由の効かない体をヒクつかせた。
ブイゼルは内部から溢れてきたその濃厚な蜜をそっと手ですくい取り、口元へと運んで行く。
じゅっ、ちゅぷっ…じゅるっ!
甘く香るその液体を啜りあげると、強烈な甘さと、濃厚な香りと、そして淫猥な匂いが一体となって
口腔内から鼻腔へと突きぬけ――ブイゼルを狂わせた。
媚薬。
そう表現しても差し支えはないだろう。
もはやその蜜は単なる食物の域を超え、オスの欲求を異常なまでに高める薬効を有していたのだから。

「あ…ふぁぁ…、す、すっごぉい…!おぉいしいよぉ〜〜!」
ちゅうっ、くちゅっ、じゅるっ…!!
「はぁぁぁぁんっ!あっ、いやぁぁぁっ!ダメぇっ!」
一舐めしただけで、理性も、分別も、何もかもが一緒くたになって吹き飛んでしまった。
指をつけるのももどかしいとばかりに、ぐいっと陰唇を左右に広げ上げ、
直接口で秘所を覆い込み、思いっきり吸い上げる。
突然の激しい刺激にビークインはたまらず体をのけ反らせ、ビクビクと震えだした。
「あっ、あんっ!そんなっ!やり…すぎ…だって!」
全体を吸い上げながら、更に貪欲にブイゼルの舌先が内部へと潜り込み、ざらざらと舐めあげる。
ぐいっと突き込まれた鼻先が、ちょうど陰核の部位にぐりぐりと当たって皮を剥きあげ、
そのまま直に鼻息を吹きかけられた、小さいながらも敏感な器官が快感で疼く。
とめどなくブイゼルの舌先に蜜を分泌しながら、ビークインは初めての絶頂を迎えようとしていた。
503名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 18:34:29 ID:wAktC9cw
割り込みごめん…
次から気を付ける
504『ビークインの呪い』その1 9/11:2009/10/10(土) 18:34:55 ID:gwytwcIV
「んくっ、ああっ!ダメぇ…!もう、やめてぇ…!ヘンになっちゃうからぁ…あっ!ああっ!」
懇願するビークインの言葉は、蜜に夢中になったブイゼルには届いていなかった。
ぺろっ、ちゅくちゅく…、じゅぷっ…
蜜を求め、蠢く舌先。
計算された愛撫ではないが故の、不規則な刺激が波のようにビークインに襲い掛かる。
「んぐっ、ああ…すっごいよぉ、おいしいよぉ〜。もっと、もっとちょうだい…」
ブイゼルの刺激は、そのままビークインの全てを吸い取ってしまいそうな勢いで続いていく。
ビークインはもう限界だった。
「ああっ!んっ!はぁぁっ、もう…!…ダメぇ…!っ!」
ビクンっと体が震え、一際濃い蜜がとぷっと分泌され…ブイゼルの口を甘い香りで埋め尽くした。

「ふぁぁ…、すっごい…甘いぃ〜」
「はぁっ、はぁぁっ、うう…。もう、もうよかろう…。わらわを…許して…」
顔の周りをベトベトにして、うっとりとした表情を浮かべるブイゼル。
やっと終わった…とビークインは思ったことだろう。
しかし、性感をこれでもかというほどに高められたブイゼルには、まだ始まりでしかなかった。
ものすっごく甘い蜜を味わう。
当初のその目的は達成していた。
確かにビークインの蜜はこの世のものとは思えぬおいしさで、ブイゼルを満足させてくれた。
しかし、ブイゼルのオスとしての本能は、目の前のメスを求めていた。
いまだ蜜の流出の止まらない秘所を露わにし、ぐったりと横たわるビークイン。
その体を前にして、己の股間は見たこともないくらいに硬く、大きく立ち上がり、
今までしっかりと皮で覆われているだけだったピンク色の粘膜の先端が、
にゅうっと先端から顔を出し、透明な液体を分泌させはじめている。
ブイゼルは今、完全にオスの本能に目覚めてしまっていた。

ズキズキと痛いほどに伝わってくるオチンチンからの脈動。
その大きく反り返った肉茎が、目の前のメスを求めているのが分かった。
さっきまで舌で味わっていた柔らかい粘膜に、オチンチン全体が包まれたがっている。
これを挿し入れたい。
内部までずっぷりと。
それは正しいことだと、当然のことなのだと、オスの本能は告げていた。
「ねえ、ビークイン。挿れちゃうよ…」
絶頂を迎えたばかりでぼうっとしているビークインは、その言葉に気づかない。
返答を待たず、ぴと…とその先端が、蜜でベトベトになった秘所へとあてがわれた…。

505『ビークインの呪い』その1 10/11:2009/10/10(土) 18:36:34 ID:gwytwcIV
「ひぃっ!何をっ!貴様っ!何…あっ!!」
つぷ…
ビークインが我に返った時には、既に遅かった。
まだ氷の溶けない体と、快感の余韻に浸る心も抵抗の邪魔をした。
あっという間にその侵入物は、ビークインの体へとねじ込まれていく。
ぐいっ…ぐりっ…!
「いつっ!!あっ、あっ!痛っいっ!やめっ!」
「んっ、きっつい…!」
さっきまで豊富に蜜を分泌していたその肉壁が、初めての異物の侵入に痛みを覚え、それを阻止しようと必死で締め付ける。
しかし、その蜜が今度は最高の潤滑油となって、ブイゼルのオスのしるしを滑らかに奥へと進めていった…。
ゆっくりとブイゼルの太めの肉茎が内部を押し拡げ、
ビークインの秘所から蜜に混じって破瓜のしるしである赤い筋が流れ出て…
ついにその全てが内部へと導き入れられ、ずんっとビークインの奥底へと突きたてられた。
「うっわぁ…、ぬちゅぬちゅして、気持ちいい…。すごいや」
初めて性行為を行うオスとメス。
オスの方はその快感に酔い、夢中になって己を突き込んでいたが、
メスの方は恥辱と、怒りに体を震わせていた。

「貴様っ!貴様ぁっ…!蜜を奪うだけで飽き足らず、わらわの体まで…!んくっ!許せ…ん!んっ…」
「あっ!すっごい、これ、気持ちいいよぉ、オチンチンが、中で擦れるっ!」
ブイゼルはもう夢中になって、全く何も聞こえてない。
ねっとりとしたビークインの秘部の中に出入りしながら、皮が一段と剥きあがり、
くちゅくちゅと音を立てる自分の肉茎の様子に見入っている。
あっという間に性感が高まり、絶頂を迎えそうな肉茎がピクンピクンと中で跳ねる。
「あっ、イくぅ!もう、出ちゃうぅ!」
「なっ!あうっ!おっきぃぃっ!いやぁぁ…!」
必死で体を動かして肉茎を抜こうとするビークインを押さえつけたまま、
興奮が極致に達したブイゼルが己の欲求を解放する。
その先端から、どくん、どくんと白濁した液が弾け、ビークインの内部で濃厚な蜜と混じりあった…。

「貴様ぁぁ!許さん、許さんぞ!呪ってやる!未来永劫な!」
体内でオスの液が弾ける音を感じながら、ビークインが怨嗟の言葉を吐き出す。
そして、最後の力を振り絞るかのように、
凍っていたはずの両腕でしっかりとブイゼルを抱き込むと、その瞳が妖しく輝き始めた。
「わっ、な…何するんだ…!」
「黙れ!ビークインに伝わる、女王の呪いを…受けるがいい!!」
どこにそんな力があったのか、
ぎゅっとブイゼルを抱きしめる腕は、力を込めてもぴくりとも動かない。
その上、いまだ挿入されたままのブイゼルの肉茎も万力のような力で周囲から締めつけられていた。
(うう…ちぎれちゃいそう…)
息ができず、意識が遠のく。
その霞みゆく意識の中、ビークインの声が聞こえた。
「簡単には殺さん。ビークインの呪いの恐ろしさを…思い知るがよいわ!」
506『ビークインの呪い』その1 11/11:2009/10/10(土) 18:39:07 ID:gwytwcIV
気がつくと、川を流れていた。
ビークインの城に行く時にさかのぼったあの川だ。
はっと我にかえって、自分の体をあちこち見てみたけど、どこにも何も変わった様子はない。
(無事…だった…?)
真っ赤に輝くビークインの目に睨み付けられながら締め上げられ、死を覚悟した。
あれは夢だったのかと思ってみたけど、そんなはずはない。
あのビークインの秘部から流れ出るものすっごく甘い蜜の味も、
初めて味わったメスの体の感触も、しっかりと体に焼き付いている。
そして、あの「ビークインの呪い」の言葉も…。
あれは一体なんだったんだろう。
ただの脅しとは思えないけど…。

ザバッと川から上がり、ぶるっと体を震わせる。
内部にたっぷりと空気を含んだ毛皮がすぐに水気を弾き飛ばし、体を軽くした。
と、辺りに甘い蜜の香りが漂っているのに気がついた。
くん…と鼻を鳴らしてみる。
間違いない。
すごく上等な、甘い蜜の香りだ。それも、すぐ近くから香ってくる。
(どこだろう?)
くん…くん…と辺りを嗅いでいき、ついにその源を突き止めた。
「え…?ボクの…オチン…チン?」
間違いなかった。
皮に包まれ、てろんと垂れた幼い肉茎。
川で流されてそこについていた蜜は完全に流されたはずなのに、
まるでべっとりとそこに蜜が張り付いたままの状態のような、濃厚な香りが漂ってくる。
嗅いでいるだけでヨダレが出そうになるくらいに。
(まさか…まさかコレが…ビークインの言ってた、呪い?)
「は…、ははっ。なぁんだ、こんなのが『呪い』だって!大袈裟すぎじゃん!バッカみたい!」
呪いというおどろおどろしい響きから、もっととんでもないものを想像していただけに、
思わず吹き出してしまうブイゼル。

その時のブイゼルはまだ、ビークインの呪いの効果がどれほどのものなのか、
この後自分がどれほど苦しむことになるのか、
全く理解していなかったのだった……。



続く
507ヒコザルの人 ◆GShikoDN72 :2009/10/10(土) 18:42:09 ID:gwytwcIV
なんか、先の展開が見え見えすぎてちょっと恥ずかしい…
早めに続き書きます。
その3くらいで終わる予定。

>>503
いえいえ。
508名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 19:15:52 ID:RxKVZuAh
設定が壊れててエロいよGJ!!ww
509名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 20:59:49 ID:ChY+4b/R
ぶいぜるのおちんちんらんどはじまった! わぁい
510名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 22:25:13 ID:wAktC9cw
まだ一月経ってないのに容量が残り少ないとは…
とにかく職人皆様に感謝。
511名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 22:44:14 ID:ao7JVzUc
495 KB か・・・
そろそろ次スレ立てるべきかな??
512名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 22:50:01 ID:ZDlxhwa8
ぶいぜるのうるとらおちんちんらんど

始まり過ぎだGJwww
513名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 22:57:12 ID:poWgl/+b
>>511
立てていいと思う。

しかしもう良作がっぽがっぽだな!ハァハァ
514名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 23:55:34 ID:NNlX6v/f
レントラーの人です。
レントラーさんが紳士すぎてなかなか長くなってしまってしまっています。
次スレまで推敲しておりまする…

あとGJありがとうございました!嬉しかったですー。
ミミロップも男子ですがミミロップ無双などもよいかと思っておりますw
515名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 01:13:47 ID:iTk2ijc4
516名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 02:28:04 ID:k1KTMTke
>>507
新作きたー!ショタっ子ブイゼルわぁい!
高貴なビークインが可愛すぎて萌えたぎった!GJ!
ああもうビークイン可愛いよビークイン
この後のブイゼルの性的な受難も楽しみすぐる

>>515
スレ立て乙!
517名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 12:19:51 ID:NMRCBvhp
>>468
ドラピオンもアーボックも絶倫だなあw
長くてねっとりとした濡れ場描写がすげえ良いっす。
>>493
レイプするような悪い子は、きっついおしおきが必要ですよねw
特性があまいかおりになってしまった、ブイゼルテラカワユスw
518名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 21:50:45 ID:edxN6cUp
そろそろAAでも張って告ぎすれ次スレに移動しよう。
                 |    |
             ,,.. -‐┴   、ノ
          ,. '"        _ ヽ
        /          ,'´`', ヽ、゙'、
   ,,.. -‐ ''"    _        l゙ ''゙。 o ) ヽ、
''"       ,r'r'" ヾ,、    -  ̄ ̄    ,r'"ヽ,
      ,ィ   l ゙' ‐ '゙ )             l    |
    / |  ヽ、o。 /     ,r‐‐'" ,二 )  ヽ ,.' '" ゙゙' 、
- '' "    ゙!         _/ / ̄ ,. - '''"、'゙        ヽ
        ゙! , - 、  〃 ̄ ,. '"   ,. - '"'、          ゙!
        ヽl    l   /  ,. '"    / l> .,       |
         ヾ' ‐ '゙ ,. ‐ '''"  ̄ ゙'、    / ,. ィ / ゙゙ ''' ゙ 、/ _
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            ゙!      /゙! _  ゙! ,. '"      ,. -‐ '7  |
             ゙!   /  /| |゙l      ,. - '"     /   |
             ゙! '"    | | | |  ,. '"     ,. '"  ヽ、 _ノ
519名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 23:07:18 ID:yDhrErlA
スレ落ちる前に質問
みんなの好きなSSって何?

自分はチームMADのSSが好きだ
520名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 23:37:56 ID:uF3u8RDr
そうですか
521名無しさん@ピンキー
                                     /ヾ,
                 ________________           /彡:|
               ,,-""       ""--,,,       /<<彡/ :Λ
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            ノ                  i,   |\|彡彡巛巛彡<<|
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           |:         /::::::::::\      i,    |人<巛巛彡<ソ
          /         :|:::○::::::::::|      ::|     \<巛<_/
          |         |::::::::::::::::::::|       |   ,,,--" ̄<</
          |         :|::::::::::::::::::|      :::|, /    ../
           |         ヽ::::::::::::/       :i/     :/
           |           ̄ ̄        :"\    i
           ヽ                      ヽ,  :::|
            \          ,,            ヽ,  :|
              "-,,,___,,,,,--" ノ           ヽ, i
               /    /  ̄ ̄             ::i|
          ,,,,,----,,,,|    人                 :::i,
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