940 :
935:2009/11/29(日) 20:40:45 ID:fo2D2dJH
>>938様
いえいえ;;あの、じゃあなるべく急いで投稿するので自分が投下し終わったら続きお願いします
冒頭からして面白くてwktkしてます
すごく初々しくて可愛らしそうな雰囲気なのにこんな変態ビッチ系ではさんじゃって非常に申し訳ないです;;
941 :
東九:2009/11/29(日) 20:42:17 ID:fo2D2dJH
「この間、新八君達の前で去勢しようとしたらしいな、お前? 」
「は……」
女の言葉に、男は一瞬、きょとん、としながらも頷く。
「ええ……それは、今まで男としてお育ちとなった若に、女子として生きて欲しいと望むのであれば、私に男であることを捨て生きるようなことが出来るのかとハッパをかけられまして……」
「……成る程成る程。ではお前は、僕の為ならば、これまで男として生きてきた事を捨て、女子として生きることも厭わない、と……? 」
「そ、それは……勿論で御座います、若。私は若の為ならば、たとえどのようなことであろうと……」
「フン、口だけなら何とでも言える。……だが、本当に女子になれるというのなら」
すっ、と言いながら女は、胸の間から何かを取り出した。
「これくらい受け入れられるよな……? 」
「……!? 」
それを目にした瞬間、男の背筋が凍りつく。
果たしてそれは、怒張した己自身よりも遥かに巨大な、疣のようなものの散りばめられたバイブであった。
「お……お待ちくだされ若、いくらなんでもそれは……」
「……何だ? 矢張り口先だけか? 」
「……っ! も、申し訳ありません……若……」
女の冷たい言葉に、男は漸く覚悟を決め、硬く瞳を閉じる。
「仰るとおりで御座います。どうぞ、その……挿れて……ください」
「フン……」
男の言葉に、女は薄く笑みを浮かべると、
「っ!? あぁあ゛あぁ゛あああッ!! 」
慣らしもせずに、子供の腕ほどの太さはあろうそれを、一気に押し挿れた。
「ひッ……ひぎぃいぃぃぃッッ! 」
あまりに激しい痛みに、男は眉根を深く寄せ、目尻に涙を浮かべる。
無理矢理巨大な異物を挿入をされたその部分からは、破瓜を迎えた処女のように、真っ赤な鮮血が流れていた。
「どうした東城……泣くほど気持ちが良かったか? 」
「う…ぅ、わか……いたぃ、ですぅっ……!? 」
「……」
女はその答えを聞くと、無言でバイブの出力を、いきなり最強にまで押し上げる。
「あぁあァアァッ!? 」
直腸内で蠢く物体の感触に、思わず男は仰け反った。
「ほら……」
その様子を女は冷たい視線を浴びせながら見下す。
「女子のように、はしたなく喘いでみろ……」
「あ……あぁ……ッ! 」
そんな女の命令に、男は、
「あっ……ふぁぁっ…! ああぁあンッ…! 」
女の甲高い嬌声とはまた違う、上擦った、酷く情けない声をあげた。
――自分でも、信じられなかった。
「はぁ…ッン! あァアッ……! 」
内部を凶器ともいうべき動きで弄られ、そして尚も女の冷めた視線を向けられるそのうちに、男は痛みにも勝る快楽を見出していた。
やがてその欲望はむくむくと、己の分身に伝わっていきりたつ。
「中々才能があるようだな……随分と美味そうに咥え込んで。……ふふ、しかし惜しいな。女子にしておくには、余りに……」
そのそそり立つ剛直を、指先で弾いては、女は溜め息を吐く。
「どうだ東城、そろそろこちらも、気持ちよくして欲しいか? 」
「は、はい……」
女の言葉に、男は素直に頷く。
「若……もう、あまりに……切のう御座いますっ……」
「では、どうして欲しい? 」
「そ……それは無論、叶うことならば、若の中に……」
「……言葉を慎め! 」
切羽詰って、男が欲望のままに言葉を紡ぐと、女はぴしゃり、と男の頬を張る。
「貴様はまだ、自分の立場が分かっていないようだな……」
「若……」
「僕のここに、挿れて欲しければ、きちんと強請ってみることだ」
「……はい……」
一度息を呑んで、やがて男は口を開く。
「どうか……わ、私めの卑しいオチ●ポをっ……若の麗しく美しいオマ●コに挿れて、くださいませ……」
「ふ……ん。良いだろう。そのはしたなくいきり立って、先走りを零してる淫乱オチ●ポを、僕がたっぷりと調教してやるっ……! 」
男の言葉に、女は舌なめずりをすると、自ら赤く熟れた秘部を指先で広げ、ゆっくりと腰を沈めた。
942 :
東九:2009/11/29(日) 20:42:58 ID:fo2D2dJH
「んっ……! 」
ぬるりとした生温かい粘膜が、男の最も敏感な部分を包み込んでいく。
「は……ァっ……」
「ああ、若……」
焦らすように緩慢な動きで。やがて女のそれは、男の陰茎を根元まで呑み込んだ。
「熱い、です……若の中……熱くて、蕩けてしまいそうで……」
漸く与えられた待ちかねた感触に、男の口から吐息が漏れる。
「ふ…どうだ、東城。気持ち良いか……? 」
「はい……! 」
頭上から投げかけられた女の問いに、男は大きく頷く。
「気持ち良い、です……とても……! すぐにでも、イッてしまいそうで……」
まるで何千匹もの蚯蚓の蠕動が如く蠢き、そしてきゅう、と締め上げる女の内部に、男はうっとりとした表情を浮かべた。
「フン……だが、まだだ。僕が良いというまで、決してイくなよ? 」
「そ、そんな……あっ!?」
やがて女は動き始めた。始めはゆっくりと、しかし、徐々に激しく。深く浅く、緩急をつけて。時に円を描くように……。
「あ……あ、若……わか……っ! 」
「んっ…ふっ、ふふっ…! 東城ッッ……! 」
その律動に翻弄され、男の息が荒くなっていく。
「ほら、また大きくなったぞ…っ!? 本当に、いやらしい奴だな、お前はッ……! 」
「はっ……はいッ……! 」
「は……ぁっ、本当……にっ、すごいっ……! 」
どんどんと大胆になっていく動きに、次第に女の声にも歓喜の色が混じっていく。
「あっ…ん! とう、じょっ……! 」
「わか……っ! 」
普段からは想像もつかぬ、甘い声で名を呼ばれ、男は堪らず自らも腰を振り、下から女を突き上げた。
「ばッ…馬鹿ぁっ! うごく、なぁっ…! 」
「もうっ…! 止まりませんッ! わかッッ…! 」
最早女の声に、先ほどまでの威圧感はなかった。どんな命令も、可愛らしいおねだりにしか男には聞こえない。
「ああ、若……愛してっ…愛しておりますっ、わかァッ! 」
「とっ…とうじょぉっ……! 」
それまでの冷たい視線は何処にいったのか。吊り上った大きな隻眼を潤ませて、女は男に切なげなそれを送る。
絶頂は近い、と男は感じていた。
彼女に挿入する前から、あらゆる手段で昂られ、その上こんな風に煽られたのでは無理もない。
「若……ああ、若ッ! わかっ……、わかぁぁぁっ! 」
狂ったように只管女の名を繰り返しては、男は身体を震わせた。
己自身を絞り上げるような熱い女の胎内に、この欲望を最後の一滴までも注ぎ込みたかった。
しかし。
「……っ!? 」
その刹那、女は一際大きく動いたかと思うと、急に立ち上がって彼女の中から男のそれを抜き去る。
「え……? 」
そして酷く間の抜けた声と共に。男はドクン、と激しく己の中で響く音を感じ、気づけば女の腹から胸にかけて、勢いよく射精していた。
943 :
東九:2009/11/29(日) 20:44:23 ID:fo2D2dJH
「……この、雄豚が……」
「あぁっ!? 」
わけも分からぬままに、呆然としていると。汗の浮き出た顔を脚で蹴り上げられて、そのままぎゅう、と踏まれた。
「僕が良いと言うまで、イッてはならぬと言っただろう!? 本当に貴様は聞き分けのない淫乱だなッ! おかげで僕の服が汚れたわッ! 汚らわしいッ! 」
「わ……若……!? 」
一瞬見た、己に甘えた視線を送った女の姿は幻影だったか。そこにはいつのまにか、冷酷な支配者の風格を取り戻した女が、男を見下していた。
「……何をぼうっとしている。ほら。さっさと舐めろ」
「え……!? 」
女の命令に、男は耳を疑った。
「まさか若……それを、で御座いますか!? 」
「当然だろう。貴様の不始末だからな。……それとも、僕の命令が聞けないのか? 」
「い、いいえ……まさか、そのようなことは……。わかりました。……失礼致します……」
おずおずと、男は女の黒いコルセットに舌を伸ばした。皮の苦みに加え、青臭い刺激臭と、体液特有の妙な塩気とえぐみの混じった味に辟易する。
愛しい女のものであればたとえ便であろうと喜んで顔面で受け止められるが、それが自分自身の吐精したものだと思うと顔を顰めずにはいられなかった。
「……どうした。もっと、美味そうに舐めたらどうだ……? 」
「は…はい……」
そうしてまたも冷たい視線を注がれ、そんなことをしているうちに、男は再び妙な興奮を覚え始めるのだった。
「……っは! 」
その様子に、女は嘲笑の声をあげた。
「本当に貴様は、どうしようもない変態だな! 自分のものを舐めて興奮したか!? 」
「……。はい……私は、変態で御座います、若……」
侮蔑の篭った女の眼差しに、男は静かに頷いた。
「若に甚振られる度興奮し…喜んでおみ足やお尻の穴にまでしゃぶり付き……あまつさえ肛門に極太バイブを挿れていただき、
女子のように感じ……若の言いつけも守れず、若のお召し物にみっともなく射精し、そして今自分の精液を舐めてどうしようもなく昂っている……家畜にも劣る卑しい雄豚で御座います。しかし……」
そんな事を言っているうちに、目頭が熱くなっていくのを感じた。
「それでもあなたが好きです……。心よりお慕い申し上げております。若……」
けれどもその細い双眸の端に浮かんだ涙は、屈辱や苦痛ゆえのものでは決してなく、心からの歓喜ゆえのものなのだと、男は感じていた――。
「……なんって妄想で毎夜抜いたりしていませんからね若! 嫌いにならないでね! 」
「うがぁぁぁぁぁぁぁぁあああっ!! 」
「げふぅっ!? 」
とんでもない作り話を延々と聞かされ、ブチ切れた九兵衛は東城を蹴り飛ばした。
「貴様は真性の変態か! というか貴様、僕をどれだけ鬼畜攻めだと思ってるんだ! 幾らなんでも僕は男にそんな扱いはせんっ!! 」
「い…いえっ! それは勿論で御座います若っ! 若のお心の清らかさはこの私がよく存じ上げておりますともっ! ただ、そんなあなたも素敵なんじゃないかなー、とつい……」
「何が素敵だっ! このっ! マゾヒストがッ! 」
「ああっ! 若っ! そんな、激しッ…! 」
「喜ぶなァァッ! この、変態がッ! 失せろッ!! 」
すがり付こうとする従者を、げしげしと足蹴にする女主人。そんな、ある種仲睦まじそうな主従の姿を見て、九兵衛の親友である妙は、まあ楽しそう、と思う反面、
なんだか九ちゃんも最近ソッチに芽生え始めているんじゃないかしら、などと勝手なことを思いながら微笑ましく見守っていた。
「この馬鹿がッ! よくも妙ちゃんの前でっ! 僕に恥をかかせてくれたなッ! 」
そして、最早もの言わなくなった東城を尚も蹴りつけながらもふと、九兵衛は思った。
先ほどの彼のおぞましい妄想の中で、しかし彼に愛の告白をされたような気がするのだが――。
けれどその考えに、次の瞬間九兵衛は首を横に振る。
……まさか。そんな筈はないっ! 僕に対して、こんな気持ち悪い妄想をしている男が、この僕を愛しているなどと――。
やがてどれ程時が流れたか。漸く気の晴れた九兵衛はボロボロの雑巾のようになった東城を捨て置き、妙と共に去っていった。
「………わ……か……」
そうして後に残された東城は、力なく呟くのだった。
彼の激しくも屈折した主人への慕情が、彼女に届く日は、まだ遠い……。
以上です。お目汚し失礼致しました。
それでは自分は938様の新きらを全裸で待機する作業に移りたいと思います。
>>944 GJ!
(*´д`)ハァハァ…
>>939 どんまい!次からは気をつけてくれ
そして早く続きを投下する作業に戻るんだ!
この東城の報われなさが良いんだよ!
東九GJ
こんな九ちゃん珍しいからハァハァしながら読んでたら…東城妄想かーーいwww最初はエロく最後は笑わせて頂きました
ご馳走様でした
九ちゃん良いな!
思わず2度読みした
また九ちゃんネタ欲しいわ萌えるから
カプはどーでもいいんで九ちゃん投下してくれえええ!!
クレクレはだめよ
クレクレは必ずしも悪いことばかりではないんだけどね、書かせてもらう側としては
ネタ思いつくきっかけにもなるし
九ちゃんこの長い妄想を全部聞いてくれたのか
付き合いがいいというか、気が長いというか、結構優しいじゃないかw
クレクレが多すぎると迷惑だが、だからと言ってクレクレうざいはもっと迷惑
>>932自分もこの2人は良いと思います
上から目線のクレクレはウザいよ。
職人の感想クレクレもウザかったな、基本はGJだけでいいじゃんよ
良作神作には言われなくても感想つけたくなるもんなんだから
投下クレクレも感想クレクレも程度の問題じゃね?
これ以上はスレチかな。
>>939の新きら続きを楽しみに待っています。
職人の感想クレクレなんてあったか?
確か2,3人感想クレクレしてたね
新きらの人、そろそろおkじゃね?よろしく頼んます
神経質な人多いんだねハゲそう
おれは読めればいい細かいこと気にしない
>>941-943 これMなおれには最高傑作に見えた
九ちゃんにもっと踏まれたい
960越えてるし容量も残り30KBだからなー
次スレ建てて、新きらはそちらに改めて投下してもらうのはどうだろうか?
現スレも沢山楽しませて頂きました、職人様達とにかく乙です
次スレ誘導とか要るしもう建ててもいいかもな、
>>962よろしくありがとう
950レス超えたら1週間書き込み無ければ落ちるんだっけ
したらば掲示板って携帯じゃいけない?
いけるよ
ただ掲示板と携帯によっては書き込みが出来ない所もある
↑【銀魂】空知英秋作品でエロパロ16【13】
乙です
乙です
こっちはそろそろ埋める?
埋め用ネタがあればよろしく
480kbまで埋めないと落ちないんだよな
小ネタ祭でもする?
じゃあ短いからこっちに投下させてもらいます。
972 :
銀神1:2009/12/11(金) 01:43:59 ID:zLWiOpf5
最近銀時の様子がおかしい。
この前も午前様で帰ってきたくせに酔っ払ってなかったし、神楽に見つからないように風呂場へ直行した。
朝から神楽は胸中でひとりごちる。
──なんか匂うアル。カレー臭ってこんな感じアルか?
「うおーい、神楽ぁー」
「いやアル」
「……なんも言ってねーけど」
「銀ちゃんのほうが冷蔵庫に近いアル」
情けない表情で銀時がしぶしぶ台所にイチゴ牛乳を取りにいった。
その後姿を見ていると、神楽はなんとなく胸がちくちくする。
やっぱ取ってやっても良かったかと思うがもう遅い。イライラする。
何がこんなにも引っかかるのか、最近こんなことばかりで、どうしてだかわからないがもうしんどかった。
「銀ちゃん……」
すねているのか返事もせず腰に手をあてパック直飲みする男に、もうこの際ずばっと言ってやることにした。
「夜中に誰としっぽりしてるネ? 姉御か? つっきーか? 嫌がってるフリしておいてさっちゃんとか?」
途中でブバァッと景気よくピンクの液体を飛び散らされたが、構わずに最後まで続けた。
「誰といやらしいことしようが関係ないアルが、もし……」
……胸が痛む、だがやはり意味がわからない。
「もし誰かと所帯を持つなら、私はちゃんと出て行くから、銀ちゃんもちゃんと言って欲しいアル」
銀時はふり返り神楽を眺めてからピンク模様の台所を見渡し、ティッシュ、とつぶやいた。
「オメーなァ、なーんで俺が手を出さずに今まで一緒に住んでたと思うんだ?」
「家族だからアル」
「……まったくよォ、どいつもこいつも肝心なことはわかってくれねーんだよなァ……」
ぼりぼりと頭をかく手が大きい。
──そういや手つないだことあったっけ……? あ、幽霊蚊天人の時にあったアルな……
などと神楽がぼーっとしていると、目の前にティッシュ箱が突き出された。
「おら、お前も拭け」
「いやアル。噴くのは銀ちゃんだけで十分アル」
「うまくねーし分かりづらいんだよ! それに何、まだ反抗期なの?!
ったく、大事なもんほど汚したくないって男の心理がわかんねーのかねェ」
ティッシュに伸ばそうとした神楽の手がぴたっと止まる。
「……なんの話アルか?」
「そーいう話だよ」
短くきっぱりとした返事。だけど、どう解釈していいのか分からない。
口説き文句なら──
「神楽……」
沈黙が流れたあとで、銀時がゆっくりと神楽のほうに顔を近づけてきた。
──私も遊ばれちゃうアルか。
「いやアル」
「本当に嫌なら普通は逃げるもんだぜ」
そっと頬にふれてくる銀時の手が悲しいくらいにあたたかい。
「………いやアル」
「目ぇ閉じな」
何度も何度も口にした「いや」をもう一度言おうとして唇を動かしたが、心の奥底が痛いぐらいに
暴れだし、出てくる涙をこらえるためとうつむいたはずみで、ぎゅっと目を閉じてしまった。
キスされる?!と慌てて目を開けたら涙がこぼれだして、そこからはもう止まらなくなっていった。
ぼろぼろぼろぼろ泣き出した神楽を、銀時はじっと黙って見ていた。
973 :
銀神2:2009/12/11(金) 01:44:44 ID:zLWiOpf5
好きなだけ泣かせてくれた後で、ぽつりとつぶやかれた。
「……なにを泣いてんの?」
「…………っ! 他の女と寝てるくせに! なんかすっごく悔しいアルよ! 銀ちゃんのせいアル!」
「待て待て、何か勘違いしてるだろ。確かに銀サンは遊び人だけどよ、そっちの遊びはしたことないから。
そこんとこ間違えないように」
「嘘アル! 不潔アル! インモラルアル!」
「……俺はお前のパピーじゃねーんだぞ……」
「当たり前アル! 銀ちゃんは私の……!」
──大好きな……
そう言いかけて我に返ってしまうと、あとはもう何も言えなくなった。
自分の本心をいきなり自覚してしまい、神楽は口をぽかんと開いたまま銀時としばらく見つめ合う。
ふいに口を開いたのは銀時だった。
「無理強いしても勝てる気がしねーんだよ……」
その瞳はまっすぐに神楽を見つめていたが、すぐにため息と共に視線をはずしてしまう。
「だから俺はずっと待って……や、うん、まあ……いいさ。出て行きたきゃ出て行きな」
パチンコにでも行ってくらぁ、と片手をひらひらさせて銀時が出て行こうとする、その後ろ背に、神楽は
文字通りぶつかった。
「ぐほおおおっ! 神楽ちゃ〜ん力加減力加減……って何やってんだお前?」
「いやアル…………」
「さっきからイヤしか言ってねーだろお前。あ〜もうどうしたら満足するんだっつの」
「…………」
「あん? 聞こえねーよ」
「……だいて」
「はっ?!」
「抱いてほしいアル………」
およそ似合わない台詞を神楽は顔を真っ赤にさせて喉からしぼり出す。
銀時の背中にその火照った額を押し付け、暴走してしまった自分を呪うが、もうこのままどうとでもなれという
心境でもあったので、何の弁解もせずにじっと広い背中に抱きついていた。
銀時の長いため息が聞こえる。
「お前はよォ……もっと自分を大事にしろよな……」
神楽はカッとなって叫ぶ。
「銀ちゃんじゃなきゃ嫌なんだからしょーがないアル! 私のこともちゃんと女として扱ってヨ!
私だって……っ……もう子供じゃないアルよ!」
「……そうかい」
静かな声音に、神楽は抱きついていた腕の力を思わず緩め、そこを逃さず銀時はしっかりと神楽を正面に
引き寄せ耳元に唇を寄せる。
「途中で怖気づくんじゃねーぞ」
ぞくりと背がふるえる。耳に直接送り込まれる低い声と、濡れたように輝く危険な瞳、雄の匂い。
──やっぱり私も女だったアル……
神楽は己の内の抗いがたい何かを急激に自覚した。強い男に魅かれるただの女。
夜兎だとか天人だとか年齢だとか関係ない、自分よりも強い、愛しい男に組み敷かれたい。
ただそれだけを願い、神楽は目をぎゅっと閉じた。
力強く抱き上げられ、思わず首筋にしがみつく。
銀時は和室の襖を足で開け、敷いたままだった布団に神楽を抱いたまま寝転がった。
たくましい胸に頬をのせて、神楽は銀時の少し早い心臓の音を聞きながら口を開いた。
「……銀ちゃんはずっと、我慢してたアルか?」
「我慢も何も、大人の男はなぁ、締め方もわかんねーようなお子様に本気で襲い掛かったりしねーんだよ」
「それくらい知ってるネ、こうでショ」
「いででででっ! 違う違う違う首絞めんなァァァ!」
神楽は銀時の叫び声を聞いて、少しだけ緊迫していた空気がやわらいだ気分になる。
「新八が来たら……どうするアルか……?」
「朝だしなぁ、もう少ししたら来るかもな。
いいじゃねーか、見せてやればよ……気ィ利かせて自分家に帰るさ」
不安げな神楽に銀時はニッと笑いかけ、そのまま楽しそうに神楽の唇にキスをした。
974 :
銀神3:2009/12/11(金) 01:46:13 ID:zLWiOpf5
さんざん弄られ遊ぶように愛撫され、一度正常位で交わったが、悶える神楽の握力に銀時の骨が砕けそうに
なったので、銀時は有無を言わさず体位を変え、バックから入れた。
しかし理性が飛ぶほどの快感で攻め立てられては、神楽は羞恥心など感じている暇がない。
前儀がねちっこく執拗だったこともあって、初めてだというのに神楽はすぐに喘ぎだした。
「いくぅぅうう銀ちゃんいくぅっっあああああ! いっちゃうョォォォォ!!」
シーツにしがみつき、腰を押さえ込まれ、激しすぎるピストンに我を忘れてヨガリ狂い、とまらない絶頂の波に
何度も何度ものみこまれる。
「あっああああん、いやああああん!激しいアルぅぅうううっっこんなの、こんなの、すごすぎる…………っ!」
今まで知りえた全ての感情をはるかに凌駕するその狂おしいまでの劣情をどう受け止めればいいのか。
男に身体を貫かれるほどの激しさで責められ、子宮が悲鳴をあげているのがわかる。
でもそれ以上にどうしようもない快楽が脳みそを犯して理性を焼き切ろうとしてくる。
奥まで突かれる度に目の前が白くぼやけて、簡単に頭がおかしくなりそうだった。
シーツをつかむ手がおぼつかない、涎が染みをつくっていく、腰を打ちつけられる音、流れる汗、
あふれる涙、あふれる恋情、もっともっとおかしくなりたい、自分が何なのかもわからなくなるくらい、
快楽にのめりこんで、ヨガリ悶える痴態を銀時の目に晒したい。
わし掴まれている細い腰が大きく震え、銀時の容赦ない肉棒を愛液まみれで咥え込む。
そしておそらく無意識だろう神楽からの過激極まりない締め付けが、銀時の快感と欲望をいや増していく。
銀時の肉棒が内壁をこすり上げる度に神楽が鳴く。
奥を突いて子宮を突き上げる度に背を仰け反らせて幼い腰をびくつかせる。
太ももには一筋の赤い血が愛液と混ざり垂れ落ちていく。
容赦もいらない、遠慮もいらない。惚れた女をとことんまで愛しぬく。それが礼儀だと銀時は動き続けた。
神楽は魂ごと握りつぶされる錯覚に溺れながら、自分の身体が熱くとろけて原型がなくなっていく感触を
貪欲に味わっていた。
夢中で枕にしがみつき身体を揺さぶられ激しく喘ぎ、もうすでにかすれてしまった声で、銀ちゃん、と
繰り返し名を呼んだ。そうでもしていなければ、意識が飛んでしまう──
そんな神楽を見下ろし銀時は片膝を立てて腰を打ちつけ、息と鼓動が乱れるのも構わず、神楽の中を犯し続ける。
銀時の脳裏に色んな想いがよぎるが、それもからっぽになっていき、とにかく今は神楽の温かくて柔らかい、
それでいて粘っこく絡みつき締めつけてくる極上さに酔いしれていたかった。
だが腰の奥から急にこみ上げてくる勢いを感じ、銀時はどこに出そうか一瞬迷った。
「やべ、ゴムつけんの忘れてた……ッ!」
その焦ったつぶやきの意味を神楽はおそらく本能で察知し、残っているありったけの力で中を締めねじり上げた。
「ッバカ、お前………!!」
銀時は呻きながら中に出し、注ぎこまれる熱さに悶えて神楽が震える。
満足そうに揺れる女の瞳を見据え、一発も二発も変わんねーか……と銀時の舌が己の唇を舐めた。
「おはようございまーす」
能天気な声が玄関を開ける音と同時に響く、新八だ。
銀時はぐったりと荒い呼吸をしたままの神楽を布団に隠し、手早く服を着る。
「まだ寝てるんですか、しょうがないなぁ」
間一髪で襖が開いた。
「あれ? 今日は神楽ちゃんそっちで寝てるんですか? 息も荒いし……はぁはぁ言って……
神楽ちゃんもしかして風邪ですか? おかゆでもつくりましょうか銀さん」
「いや、おかゆより赤飯炊いてくれや」
「は? まぁいいですけど……ちょっと小豆ともち米買ってきますから時間かかりますよ」
新八が出かけた後で、もう回復しつつあった神楽は風呂に入り、べたべたになっていた身体を流した。
シャワーを浴びながら、部屋にいる銀時に声をかける。
「銀ちゃん、赤飯アルか?」
「おうよ、お祝いだからな」
「なんのお祝いなんですか?」
いつの間に戻ってきたのか、新八の声も聞こえる。
「大人の女になったお祝いだ」
「ちょっ……エエエエエ?!」
新八の大げさな声が今の神楽にはくすぐったい。
神楽はそーっと扉を開けて、銀時の姿を盗み見た。
神楽の大事な愛しい男は、いつもより少し優しく、笑っていた。
完
読んでくれた人ありがとう
GJGJ!
週末にいいもの読ませてもらいました!
神楽可愛い〜GJ!銀さん優しいな。
せっかくの良SSなんだから、本スレの方が良かったんでは?
うわぁうわぁGJ
GJであります!!
>大人の女になったお祝いだ
と聞いて、初潮を迎えたのだと勘違いして、生理用品買ってこないと!
と心配する新八が見えたw
>>979 それ同じこと思った!
神楽かわいい〜しマジGJでした
ふおお神楽ちゃんかわええ〜銀神好きだから嬉しい
GJ!
間に合うかな? 埋めネタ銀さちの『さっちゃん夜這い日記』。
注意書き:痛いぞ!
--------------------------------------------------
始末屋さっちゃんだぞ☆
今日は(×今日は ○今日も)銀さんを夜這いにきたんたぞ☆
銀さんたら鼾かいてよく寝てるわ……フフ、早速銀さんのうまい棒をいただきまーす♪
そっと寝巻きと下着をズリ下ろすと、そこにはポコチン……銀さんのうまい棒がお休みモードでした。
「銀さん……本当に美味しいわコレ……」
早速はむはむ、ちゅぱちゅぱ。みるみる硬度を増してくるうまい棒。
あら、サラミ棒になっちゃった♪ さっちゃんのアソコもヌレヌレだぞ♪
でも……何かが違う。
「……まさか?」
私はすぐに異変気づいた。
銀さんのCan玉が片方ないわ。誰? 誰なの? 銀さんのCan玉の片方を隠したのは!
さてはお妙さんね……お妙さんだわお妙さんに違いないわ! きっと私に恐れをなしたのよ!
こないだの夜這いの時に散々Can玉をふにふにしたり口に含んだりローリングしたりしたもの!
Can玉にパイズリしたら銀さんのうまい棒からコーンポタージュがどっぴゅんだったもの!
「……やるわねお妙さん……フフ、じゃあこちらのCan玉は……私がいただくわ……」
数分後。
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」
銀さんの絶叫が江戸中に響きましたとさ。あれ? 昔話?
(終われ)
------------------------------------------------------
>>982 GJ!
銀さんやはり股間が呪われてるwwwwww
>>982GJ
ワロタwww
ついに銀さんアナログスティックしか残ってないんかい!銀ちゃぁぁぁぁん!
GJGJ!!
わろた、かわええw
>>982 さっちゃんwwwww銀さんのCan玉ワロタwwww
職人最近多くて嬉しいな
落ちたか見に来たらSSが2つもw
エロ萌え銀神GJ!!神楽可愛えええ
さっちゃんもお笑い系AV女優みたいで良かったw
>>975 GJ!GJ!
銀さんの愛情がじんわりきて胸が熱いわ、良い作品をありがとう
埋め用じゃなく本スレでもいいのにと自分も思った
こっちも盛り上がってんなw
銀神もさっちゃんもGJ!