◆けいおん!でエロパロ◆3

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1名無しさん@ピンキー
けいおん!の二次創作SSを扱う2chエロパロ板内のスレです。
18禁内容が主となっていますので18歳未満の方の閲覧/書込みは御遠慮下さい。

┏┓
┗■ 前スレ
◆けいおん!   でエロパロ◆
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1238673468/l50
◆けいおん!   でエロパロ◆2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1244801264/l50

┏┓
┗■ SS保管庫
http://wiki.livedoor.jp/keionclub/

┏┓
┗■ 関連サイト
原作者(かきふらい)サイト   ttp://www.kakifly.com/
まんがタイムきららWeb     ttp://www.dokidokivisual.com/
アニメ公式サイト          ttp://www.tbs.co.jp/anime/k-on/
2名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 13:17:01 ID:+O9al6Lh
>>1
3名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 17:29:52 ID:+N0uzPQO
あ、乙
4名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 23:51:18 ID:7+bTuUFl
>>1
うんたん
5名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 03:35:01 ID:QQ1dQwna
>>1
6名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 08:00:32 ID:2TZ3vdu5
前スレの最後にまとめて投下きて容量がいっぱいになっちゃったな
7名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 09:00:45 ID:PX3c+ZKm
これって他作品と絡ませるのってあり?
8名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 10:02:38 ID:rU3+joc5
>>7
止めて置いた方が無難だろうな。特に仮面ライダーとか未成年であるとかの場合は。
9名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 10:10:03 ID:G1s7vD9A
前スレは
形式上どこぞから来た事になっているボランティアにより埋め立て。
無事満了済みの模様。

前スレ最後の投下
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1244801264/n737-741
乙。
律、澪X聡のショタ攻めは趣味じゃないが雰囲気出てたので読めた。
保管庫Wikiで検索した限りではコピペではないようなのでレス。
10名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 11:44:08 ID:PX3c+ZKm
了解
だとしたら作品書くの難しいな
11名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 12:03:22 ID:s48p/0Mb
報告いらないから。最終的には自分の判断で。
あと聞くとき、どこでもそうだがsageた方が良い結果かもな。
12名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 12:16:57 ID:vR2tSAOD
テンプレに百合禁止って書いとけよ
13名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 17:07:15 ID:9VBny4i1
同意
14名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 17:12:35 ID:03dknMM3
エロパロなら何でもいーやん
15名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 17:43:57 ID:zgd3FBFC
>>12
そういうこと言うなら百合スレにここのSS貼るのやめてからにしてほしい
報復だということが分からないバカなあなたへの警告
16名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 18:29:44 ID:3yYrSWx3
百合スレでは、SSを書くなとかいうんだぜw
17名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 18:36:02 ID:+HkeoTgv
ここの荒らしは別人の振りをして
前に自分で書いたレスに煽り反対レスつけるのが特徴だったよな。
どうでも良いが。
18名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 18:52:52 ID:4j49s7gU
>>9で、'形式上'と報告されているのは、
報復で前スレにSSを貼ったと言っているのが
荒らし本人で、百合板の住人ではないという事を言ってるんだよな。

まあ普通に考えれば、荒らしにあって過疎になってしまっている住人がわざわざ
自スレの職人が自スレ向きに書いてくれたものを嫌がらせの貼り付けに使うかといえば
それはないわな。自スレの職人に迷惑なだけだ。

逆のエロパロスレのSSが百合板に貼られる場合も同じ。
19青太郎:2009/07/25(土) 21:08:04 ID:kcyIHJ3G
新スレお疲れ様です。書き手が増えることは嬉しいことです。こちらはコンスタントに投下できる自信がないのです。
20名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 21:08:54 ID:kcyIHJ3G
 目が覚めると、憂がいた。まわりを見ればそこは平沢家で、唯はいなかった。おかしいな、ホテルで寝てたはずなんだが……。
「おはよう、お兄ちゃん」
「ああ……。唯は?」
「そこにいるよ」
 言われて見れば、そこにあるのはマネキンだった。精巧に作られてはいるが、やはりマネキン。
「人形だろ」
「ううん。お姉ちゃんだよ。だってわたしの大好きなお姉ちゃんは人のものをとったりしないもん」
 そういって唯そっくりの人形を撫でる憂。あの、何で目に光がないんですか。
「わたしの大切なお兄ちゃんは誰にも渡さない」
 あれ、いつのまにか俺鎖で縛られてる。縄通り越して鎖……これじゃ抜け出すのはまず無理。
死んだ魚のような目をした憂はそのまま俺の顔を胸元に引き寄せ、
「ずっと、ずっと一緒だよ、お兄ちゃん……」
 
 そこで世界はブラックアウトした。


 第七章 前編


 …………夢を、夢を見てました。すごく嫌な夢でした。
「……何してる」
「チュウしたら起きるかなーって」
「ずっとしてたわけか」
「うん」
 俺の上にのっかってる唯を撤去。まったく。悪夢の原因はこいつか。あたりをみれば昨夜と同じ部屋。ま、当然だよな。
「それじゃあおはようのちゅー」
「さっきからしてただろうが」
 すると唯は口を尖らせ、
「それとこれとは別だよ」
 目を閉じ、「んー」と唇を近付けてくる唯。まったく。しかたのないやつだ。それに応じようとしたまさにそのとき、俺の携帯が鳴る。
「ちぇっ、いいとこなのに」
 唯の膨らんだ頬を尻目にディスプレイを見ると、先輩からだ。何の用だろう。
「……もしもし」
『おはよう』
「ああ、おはようございます……」
 声で何かマズいことしたのに気付き、冷や汗だらだら。
『職員会議サボるなんていいご身分じゃない』
「…………」恐る恐る画面の隅の時計を注視。八時過ぎてる……。
「すぐに向かいます」
 ――だれー? 女の人?
 おいこら唯。声を出すな。
『……女の子の声が聞こえるんだけど』
 この地獄耳め。
「気のせいです」
 左手でしっしっ、と唯を追い払う。しかしこいつは何を思ったのか腕にしがみついてきやがった。やめろ、HA☆NA☆SE!
「わたしというものがありながら……ひどいよお兄ちゃん!」
「何で先輩と話しただけで浮気になるんだ!」
 あ、やべ……。
『ふーん、そう。そりゃ会議にもふけたくなるわよね』
「違うんです、これは違うんです」
 くっ、こんなときにいい言い訳が思いつかん。ゼロ、俺を導いてくれ……!
『……十回』
「何の回数ですかそれ!?」
 見える、俺にも未来が見えるぞ。デッドエンドまっしぐらだ。うなだれる俺の手から携帯電話が落ち、それを唯が拾う。
まさか唯、お前がこの状況を打開してくれるというのか。心中に灯る希望。
そうだ、こいつならもしかしたら――もしかしたら――なんとかしてくれるかもしれない。
21名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 21:10:04 ID:kcyIHJ3G

 しかし現実はいつだってそんな儚い希望を踏み潰す。

「ダメですよさわちゃん先生。いくら自分が売れ残ってるからって、やつあたりは……」
「唯ちゃんそれ以上言っちゃらめええええええええ!」
 取り返したときにはもう手遅れ。恐る恐る携帯を構える。
「せ、先輩……?」
『…………』
 そのまま切れた。無言が一番怖いっての。
「おはようございます。昨晩はよく眠れましたか」
「おかげさまでな」
 皮肉を少量含めてオーナーにそう返すと、花束を持たされた。なんじゃこりゃ。
「昨日はさっさと部屋にひっこんでしまわれたものですから、渡せなかったんですよ」
「別に俺は……」
「まあそう言わずに受け取ってください。私の娘があなたの大ファンでしてね。
どうしても渡してくれと。本人は直接渡したかったようですが」
 そこまで言われちゃ受け取らないわけにはいかない。
花束に挟まっていたメッセージカードに気付いたあたりで、写真を一枚渡された。
「娘です。妻に似てなかなかのものだと思いますよ。手前味噌かもしれませんがね」
「……将来が楽しみだな」
 整った顔立ちをした、長い髪を左右に分けた女の子の写真を唯に見咎められないように素早くしまう。
「いかがでしょうか。あなたがよろしければ親しい仲になっていただけると……」
「……これ以上はごめんだ」
「?」
「いや、こっちの話だ。世話になったな」
 車を回して戻ってきたホテルマンからカギを受け取り、オーナーに返事を書いたメッセージカードを渡す。
「娘さんによろしくな。番号も書いておいた。使うかどうかはそちらにまかせる」
「これはこれは。何とお礼を述べるべきなのか……」
「ファンを大切にしているだけだ。昔からな」
 さて、問題はそのファンがどうしているか、どうなっているかだが……うう、寒気がする。nice boatだけは勘弁してくれよ、頼むから。
「お前目覚まし止めただろ」
 陰鬱な気分で運転している隣で唯は、首を傾げている。
「さあ」
 無意識に止めたのか。とりあえず平沢家にこいつをおいて、家に戻らねば。
唯はギリギリ間にあうとして、俺は終わったな。人生的な意味で。
「あ、それよりまだおはようのちゅーしてもらってない!」
「……遅刻したくなかったら黙っていような、唯ちゃん」
 そんなこんなで俺は可及的速やかに出勤し、朝帰りか、とからかう用務員に苦笑いを返し、
紳士にネクタイの曲りを指摘され、ようやくたどり着いた職員室で――――。

 鬼を見た。


「……これはひどい」
「およそ常人の所業ではありませんね」
 アソパソマソのように膨らんだ顔に氷をあてがいつつ、俺は「生きていることを、素晴らしいと思った」と感嘆す。
「しかし何をしたんですか」
「独身女性特有の逆鱗にでも触れたんかいな」
「当らずとも遠からずだ」
 俺が悪いんじゃないんだけどな。まあ、これで休暇がもらえたのは不幸中の幸いといったところか。
こんな顔じゃ授業に出れん。というか前が見えねえ。
「お大事に」
「ま、しっかり養生するんだな。こういうときは女に慰めてもらえよ。いればの話だがな」
「……たくさんいそうな気がしますがね」
 そこの紳士、そのいやらしい笑い方やめろ。昨日の夜それで危ない目にあったんだぞ。
 まあ、そういうわけで自宅謹慎だ。私立は色々融通がきいていいね。しかし自分のベッドで寝るのいつぶりだろうか。ずっと唯か憂ので寝てたもんな。
 ……なんか広く感じるな。それと少しだけ――ほんの少しだけだぞ――。
 さびしい。

22名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 21:12:05 ID:kcyIHJ3G

「抜け駆けしてすみませんでした!」
 血が凍るって表現がぴったりだと思う。
俺の復帰は怒り狂って暴力沙汰起こした先輩の謹慎解除と同期であり(ちなみに被害者の俺の頼みもあって先輩は謹慎だけで済んだ)、
唯のお説教はその日に行われたわけで、開口一番この子はすごいことをいったというのがこれまでの経緯ってわけ(電子の妖精のあらすじ風)。
「せ、先輩、お気を確かに」
 ぷるぷる震えている。まるで進化寸前のアレだ。でもこれ以上進化したら手がつけられなくなるな。ター●●ーターでも呼んでこないと。
「うわーん」
 泣いた。咽び泣いた。これが同僚や同窓生に先を越され、婚活とやらにまで手を出しかけている女の涙か。
なるほど、鬼気迫るものがある。
 そしてそのままこの人は唯の頬を引っ張りまくり、それに悲鳴を上げる唯と、それをどうしたものかと傍観する俺がいるという、
なんともシュールな光景ができあがった。
「唯ちゃんはしばらくうちで預かるから」
「どうぞ」
 そろそろ学園祭の時期である。しかしこいつらは驚くべきことにボーカルも曲もまだ用意しちゃいなかったという。
お前ら本当に武道館目指す気あるのか。まあ、そんなわけでボーカルになった唯だが、こいつ全然歌えないらしい。
俺もボーカルだなんて聞いていなかったからそういうのは一切教えておらず、
ならばとすっかりヤケになったと思われる先輩が唯の指導を買って出たってわけ(某艦長のあらすじ風)。
「お兄ちゃん助けて!」
「なにを言うんだ唯。いいじゃないか。練習は多いにこしたことはないんだぞ」
 それに襲われずに済むしなあ、俺。あ、憂のこと忘れてた。電話もメールもないのはどうとればよいのだろうか。
便りがないのは元気の証拠らしいが、元気すぎてダークサイドに落ちていたらどうしよう。
のこぎりなんて買ってた日には俺のバッドエンド確定じゃあないですか。
「それじゃあね」
「ええ」
「い〜や〜」
 ドナドナよろしく抱えられ連行されていく唯を感慨深く見送る俺。さよならは、言わないよ。
 というわけでやってきました平沢家。なんとなく嫌なプレッシャーを感じるのはなぜだろう。
俺宇宙に出てないのに新型に覚醒したんだろうか。そういえばあいつらも女性関係では凄まじいものがあったな。


「憂ー?」
 はたして憂はそこにいた。リビングで洗濯物をたたんでいる。
 憂の手が止まる。
「その……久しぶり」
 その背に言うが、無言。しかしここで引き下がるわけにはいかない。ちゃんと言っておかなければならないことがある。
「……全然帰ってこなかったね」
 しばらくたってかえってきたのはそんな言葉。ひどく小さく、ひどく低い。
「色々あってな」
「そう。お姉ちゃんと色々あったんだ」
 ずいぶん前に似たような会話をその“お姉ちゃん”としたような気がする。
「ああ、まあな……」
 嘘は言わない。言っても無駄だろう。とくに憂には。
「あのな、憂……」
「言わないで」
 さきほどとはまるで違う強い声に遮られる。
「言い訳なんて、聞きたくないよ……」
 ポタポタ衣類に落ちる水滴をとらえつつ、俺はいまにも消えてしまいそうな小さな背中を包み込む。
「全部、全部思い出したんだ。お前のことも、唯のことも。……約束のことも」
 憂の震えが一瞬大きいものになったのを腕が感じ取る。
「だから――身勝手なのも、図々しいってこともわかってる。だけど、やっぱり俺は二人を大切にしたい」
 厚顔無恥と非難されるかもしれない。ならば、ほかにどうすればいいというのか。どちらかを選んでどちらかを見捨てれることが正しいとでも言うのか。
 そんなのお断りだ。
 俺は誰かが泣くのを承知で幸せになろうなんて思えない。そうしたところで、きっと心のどこかで後悔し続けるはずだ。
 だから俺は――――。
「憂、十年も待たせてごめんな」
「ううん……そっか。思い出してくれたんだ」
 腕の中の憂がゆっくりこちらを向く。涙で濡れた頬が紅潮し、潤んだ瞳から零れる雫がさらに下の唇まで濡らし、顎から落ちていく。
 ゆえに重なるそこは塩辛く、
 それゆえに甘い。
23名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 21:12:34 ID:kcyIHJ3G

 積まれていた衣類が崩れ、憂を受け止めるように広がる。倒れることによって放射状にのびた憂の髪と相まって、それはどこか芸術的だ。
「あ、洗濯物……」
「いいから。どうせ増えるんだし」
 憂は自身のTシャツを掴む手を見て小さく笑い、
「もう。あとで片づけるの手伝ってよね」
「もちろん」
 再び重なる唇にもう涙はなかった。



≪オートセーブします≫



≪セーブが完了しました≫

 ニア【後編へ】
   【やめる】 
24あとがき:2009/07/25(土) 21:14:20 ID:kcyIHJ3G
前回がんばったので燃え尽きていました。
もっと書き手がふえますように。
25名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 21:42:03 ID:R3oWxqo2
>>24
乙です! まさかついに彼女が。
これからも楽しみにしてます。
26名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 23:33:24 ID:Lw+nxQge
>>24
乙。自分的に今回のギャグ部分が以前より大分スラスラ読めた。
さわちゃんはもっと毅然としてるイメージあるが
そこは二次ならではの姿が見れたという事なんだろうな。
燃料足りなくなってきた感じするので読めて嬉しい。
保管庫更新遅れていて特にスマソ。
27名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 01:13:05 ID:xn5lbtBy
GJ!!!
もっとこういうの投下求む!!
28名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 19:50:02 ID:cIUtHiQh
>>24
GJです。続きがとても楽しみです。
投下が減ってきたので、ありがたいです^^

29名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 20:08:36 ID:K07UcLBX
>>12
なんで百合禁止なんだよボケ
30名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 20:23:54 ID:FBpjj5Zy
>>29
検索スキルをあげてまたおいで小学生。
31名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 00:18:05 ID:gvLyFZan
>>30
もっと日本語の勉強してきなよ池沼包茎。
32名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 00:24:27 ID:nURjcf0/
>>24
GJ!
やっぱベースルートよりもギタールートの方が好きだ!
33名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 22:12:38 ID:alv5oeF0
またヤラセ紛争か
34名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 23:23:40 ID:Bsp3VUVY
>>30
は?意味がわからないんだが
いいからなんで禁止なのか説明してくれよ
35名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 06:51:00 ID:LdSCIg/z
お、某スレでフルボッコにして追い出してやった低脳がここに来てやがる
さあ今度はどうやってファビよらせてやろうかなwww
はむかって来る駄犬を蹴飛ばすのは楽しいなあ
36名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 08:21:12 ID:I8FrW8Yc
>>34
百合スレは別の板にすでに存在する
ほら、2つのスレの内容が被っちゃうのはよくないぜ
保管庫は一緒だけどな
37名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 14:18:14 ID:T0FXHEyH
>>36
そもそも女キャラばっかりなんだから百合になるのは仕方ないのでは?
百合が嫌ならスルーすればいいわけで
叩いて追い出して空気悪くするほうがよっぽどよくないぜ
38名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 14:36:37 ID:Kx5/SlXk
『エロ』パロOKなのはこの板しかないからけいおんで百合でエロパロをしようと思えばこのスレしかないわけだが。
っていうか百合排斥派は本気で追い出したいならその百合スレとやらへのリンクでも貼ればいいのに。

大体この手合いは難癖をつけて他人を攻撃したいだけの荒らしか、単に声がデカいだけの偏見持ちの
どっちかでしかないとは思うので、どっちにしろこの上なくどうでもいい存在ではある。
39名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 18:38:46 ID:ui74FN5h
基本、女しかおらんからなー
40名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 20:46:39 ID:L2hLzAek
らき☆すたとか東方とかも女ばっかであっちは百合以外(というかオリキャラ男)だと叩かれるよな。
41名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 20:48:06 ID:w3t0pkaU
校長と執事と弟と父親(但し夫婦ラブラブ)、

だけでエロパロ書くのは限度あるなw オリジナル男を出すのはやむなし。
でも校長逆レイプのやつは良かったと思う。
42名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 20:49:05 ID:L2hLzAek
変なオリキャラ男だされるよりかは原作キャラ同士で絡んでる方がいいよ。
使える男って校長とか店員とか律の弟ぐらいしかいないな。
43名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 21:01:23 ID:c8HL2Xeh
>>42
だから百合スレいけって
スレあるのにここにいるって嫌がらせ?

嫌なら見るな。


もうしたらばにスレ移した方がよくない?
44名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 21:07:01 ID:T0FXHEyH
オリ男が嫌ならスルーするかNGにすればいいだけ
百合が嫌ならスルーするかNGにすればいいだけ

ただそれだけ
45名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 21:42:56 ID:L2hLzAek
基本女しか主要キャラのいない作品のエロパロで百合NGとかほざくやつの方が場違い。
46名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 23:56:38 ID:qh2y7yV0
男が出るやつがいやなら見るな。

つまり

               ヽ人人人人人人人人人人人人人人人ノ
             <                      >
             <  嫌なら見るな! 嫌なら見るな!  >
             <                      >
             ノ Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Yヽ

         / ̄(S)~\
       / / ∧ ∧\ \
       \ \ (゚Д゚ ) / /
         \⌒  ⌒ /
          )_人_ ノ
          /    /
      ∧_∧    (   ))
     (   ; )ω   ̄ ̄ヽ
   γ⌒   ⌒ヽ  ̄ ̄|  |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|

47名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 00:14:30 ID:UIK0VemY
だから
馬鹿なAAは貼るな。
見たら投下者が引くだけだろう。
と何度言えば。
48名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 00:43:01 ID:6r+WseuB
>>46
さよなら
49名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 11:01:14 ID:0628S0yP
>>44それが一番良いだろう
好き嫌いはあるから読みたくなければ読まなきゃいい

百合ネタもオリ男ネタもホモネタも、禁止にすることはないよ
書き手さんには自由に投下して欲しい
50名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 15:59:02 ID:xHqr1MIm
>>45

ちゃんと百合スレあんのにわざわざこっち来て文句言うお前のが場違いだがな
おとなしく隔離されてろよ
51名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 16:17:59 ID:u0j4AU5t
スルーする事もしないで嫌なもんを叩き、中傷し続けるお子様よりマシだけどな
52名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 16:33:19 ID:xkuOWX57
他の板で重複しているシチュの、SSスレなんて腐るほどあるのに、何故排除なのかさっぱりわからん
53名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 16:43:35 ID:cSKys3G6
まあけいおん厨の程度の低さは周知の事実だからな
えろぱろ二重複スレを立ててさらにレズスレでも分裂
放送終了後もアニメ1板2板で迷惑をかけ続け
さらに2スレでもスレ版争いで乱立
避難所ですらけんかする始末

さすが1クール打ち切りの穴埋め糞アニメ
54名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 17:08:16 ID:1muHjE4Q
>>50
東方とかも百合スレあるけどエロパロのスレで百合排除とかしてねえぞ。
そういうんだったらあっちにも文句つけて来い。
55名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 17:24:07 ID:veE/yE77
はいはい百合厨は消えてね
56名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 17:33:11 ID:HJhPaExp
百合厨ってのはちょっと違うんじゃない?
ただ単に嫌なものは見なければいいってことでしょ?簡単な事じゃん。子供でもできる
57名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 18:45:17 ID:UIK0VemY
>>38
何も知らないで思いついた事を口にしているという前提で話をするが
百合ネタのけいおん!エロパロが活発に投下されている場所はある。それも複数。

テンプレで紹介されている
SS保管庫
http://wiki.livedoor.jp/keionclub/
のトップページでリンクされている百合板のスレで現在8スレ目。
コピペ荒らしに悩まされているがこの2日程居ない。
百合板はbbspinkなので当然エロが可能。

同じく保管庫のトップページで紹介されている
したらばの避難所。
百合スレが激しい荒らしにあった経緯で最近立てられた物だが
既にSSの投下がある。アダルト指定で立てられて居る。

そして保管庫そのものにも直接SS投下/感想投下が可能で
実際、活発に百合SSの投下がされている。
こちらもアダルト指定がされている。

けいおん!百合ネタ専門の投下場所が複数ある上、
過去、百合その他で揉めた後も嫌がらせレス等が続いて
投下数が落ち込んだここの男の出てくるSSより遥かに数が多い。
数倍どころの話ではないだろう。直ぐに分かる話だ。


自分で検索も調べる事もしなかったようだが、辛抱強く教えるレスがあった筈。
百合にこれだけ悩まされてきながら何故スレ主も誰も最初からはリンク貼りしたりして居ないのか
自分なりに考えた上で、紹介先でも良識ある行動を取って欲しい。

このスレでも、他に投下する場所がない/俺は迫害されているなどと叫ぶ必要はもうないだろう。
返答は要らない。
58名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 18:47:15 ID:VJ/0MUlu
>>50

38

『エロ』パロOKなのはこの板しかないからけいおんで百合でエロパロをしようと思えばこのスレしかないわけだが。

>>44
>>56
59名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 18:55:26 ID:LYnkVEJM
結論
投稿者は好きなように投稿でOK?
60名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 19:57:52 ID:h4fmW69q
おk
61名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 21:09:09 ID:UIK0VemY
どちらになってもの話だが
>>40,>>42,>>45 ID:L2hLzAek

>変なオリキャラ男だされるよりかは

このスレではその「変なオリキャラ男」が出て来るSSが大量にあるんだがね。
少なくとも男はほとんどに出て来る。ここで直前に投下があったSSもそうだ。
キャラと男の絡みを楽しんでいる住人が大勢いるよ、という事だけれどもね。
君ら全くその辺り配慮しないね。自分達の要求叫びっ放しだ。
それはどう思われてしまうだろうかね。

それと
> らき☆すたとか東方とかも女ばっかであっちは百合以外(というかオリキャラ男)だと叩かれるよな。
> 変なオリキャラだされる
> 基本女しか主要キャラのいない作品のエロパロで百合NGとかほざくやつの方が場違い。

という物の見方なら、
君ら自分達以外の他の趣味の人達と仲良く上手くやって行けるかな?

例えば仮に上のが

> 女ばっかの作品で百合以外のSSは叩かれるのが普通で当然である。
> (自分が見たくないのに)変なオリキャラ男を"出された"。
> 基本女しか主要キャラのいない作品のエロパロで男を出すとか"ほざく"やつの方が場違い。

となっているのなら上手くやっていくのは難しいのではないかな。

オリキャラ男のSSが投下されたらどうなる?
何これ作者もSSも気持ち悪い。
見たくないのに地雷に当たった。
となるのではないか?
嫌だが我慢してやる。で良くてNG指定の投下直後の雑談開始。
その行動を咎められたら、"NGにしない方が悪い"の口答え。
悪ければ妙な嫌がらせレスがその先ずっと投下の度に続くかも知れない。

それで百合SSが投下されれば"もっとこういうのを""こういうSSだけあればそれで"の他に無配慮な連続レス。

投下された百合SSに否定的な感想レスが付いたらどうなる?
スレが大騒ぎになるのでないか?

今回の様に実際に百合SSが投下され叩かれた訳でもなく、投下予告があった訳でさえないのに、
百合への否定的なレスが幾つかあっただけで、スレへの投下作品おっぽり出して自分達の話で大騒ぎしているのと同じで。

それだと百合SS投下まで嫌われるんではないかね。
実際に嫌われるのは行動だと思うのだが。
どこのスレでも同じだが配慮して欲しいね。
荒らしは直ぐに収穫に戻ってくるだろうから。
62名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 21:28:18 ID:u0j4AU5t
俺はオリ男も百合も大丈夫。グロとかスカトロは嫌だけどw
面白かったりエロければGJするよ
63名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 21:46:39 ID:UIK0VemY
>>62
本当だろうな?覚えとくからなw
新スレなかなか立てないわ、保管庫誰も更新しないわ、
このスレの奴はいまいち信用出来ん。一体誰が(略

後、GJ付けられなくても
お疲れの乙は付けられるだろ。
成人なら。
64名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 22:07:33 ID:hureXVgw
要は自分の趣向を他人に押し付けるなって事だ
書きたい人が書きたい内容で書けばいい
投稿する人がカップリングも載せてくれてるんだから、読みたくないカップリングなら読まなければいい
65名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 23:06:53 ID:9aLT8PLI
はいはいもういいですやめてありがとうございましたっと


こうやって職人が離れていってるわけだ
66名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 00:22:52 ID:wJfYbFP6
UIK0VemY
SSの投下以外で長文キモイです。
67名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 00:32:52 ID:a0lVQq/D
なんかアニメキャラ個別の自治に沸いてる基地外と同じにおいがするな
68名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 00:34:11 ID:a0lVQq/D
UIK0VemY

お前もういいからマスかいて寝ろ
69名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 03:15:46 ID:EPI0rsPL
律が忘れたお弁当を届けに聡が桜高にやってきて、校長に犯される話は百合スレに投下すればいいの?
70名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 04:51:30 ID:AH01qg57
>>69

ホモは801板
男×男で、百合スレでいいの?とか
今度は何始まるの?
71名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 08:15:42 ID:xvm9h7vx
百合板でのエロとここで求められるエロとでは質が違うと思うんだけどなー。
72名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 09:44:19 ID:jWAbHLRI
何か初期の頃よりさらに酷くなってるのな。
この手の作品って初じゃないのに、何でここだけこんなお子様が多いんだろう…
73名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 10:45:29 ID:ARY5tY4J
それだけ「生き甲斐」に思ってる連中が多いんだろ?
74名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 10:57:07 ID:7s2yXGLj
雑談はここで終了にしよう

書き手さんが投下しやすい環境を作る事が一番大事だからな

とりあえずジャンルはなんでもでOKで。読み手は苦手なジャンルならスルーすれば良い。
75名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 11:48:49 ID:f1MGXtU6
KENZENなエロスネタならセリフ形式でどんどん書ける。

前にデバイス型飴で澪一人遊びネタ投下したけどさんざんないわれようでへこんだな。

そういうことへの耐性つけないとな。
76名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 19:21:51 ID:AH01qg57
お前さんは全く学ばないね
77名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 19:36:13 ID:f1MGXtU6
>>76の作品に期待。
そんな上から目線で言えるならよほどの作品が書けるんだろ。
78名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 21:35:37 ID:AH01qg57
書き手じゃないんだけどな
それに何言われてるのかも分からないとは

あなたは誘い受け投下予告や要らんレス注意されて
じゃあ投下止めます、をしてた人でなかった?
なぜ同じこと始めるの?
79名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 21:46:14 ID:Xpe9viIf
>>78
ほっとけ
ていうか反応するな。
そんな風に言ってたらまた荒れる。
80名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 03:03:00 ID:X4lEb4ra
こここわい
81名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 03:11:13 ID:KgOj9Mvr
・・・いつもエロパロの方で読んでてこっちに来るの初めてなんだけどさ、
ここに来てるのみんな同士だろ?
SS投下する人とそれにGJっていう人だけで構成されるはずなんじゃない?

なんでそこに喧嘩とか起こってるわけ?
頼むからもう少し友好的にいこう。同士なんだから。
百合とエロパロの相違点もちょっとは分かってるつもりだから、
百合嫌いやエロパロ嫌いがいるのも頷けるけど、嫌いなら見なきゃいい。
わざわざ、こっちきてエロパロきもいとか言ってSS投下erのヤル気を
削げさせる必要もないじゃない。

SS以外のながったらしい話はこれでおしまい。
みんな、仲良くやろうぜ!

82名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 08:32:29 ID:FLcPnPkR
保管庫更新マダー?
83名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 10:49:46 ID:ERfxvhmo
>>81
何勝手にまとめてるんだボケ!
ココノカスが百合スレ荒らしてるのは周知の事実なんだよカス
84名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 11:48:09 ID:mIZmMWSF
オリキャラ厨と百合厨が諸悪の根源

と見せかけた壮大な自演荒らし

85名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 14:17:42 ID:QsQU0xPn
夏っすな
86名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 16:03:36 ID:CpfK2+Xm
虫の湧く季節です
87名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 21:28:01 ID:r61UoPRC
ネタの種になるか


ハーレムな泡風呂なんてネタがよぎった。
88名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 23:32:49 ID:ekp18Pv9
オリ男主人公×(律+澪)の続きマダー?
前スレでも書いたのにまだ投下されていない……
ついにこのスレに愛想尽かしたのか……?
89名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 00:10:29 ID:WsdDqvYw
>>83 そうなのか?
   ここしか読んでないからああいうこといったけど、もしそうなら悪かったな
90名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 07:35:46 ID:3Qu0O7MA
最近のアンチ百合の手としては
百合っぽくて人気でそうな作品のエロパロスレに粘着→
暴れて百合を百合板に追い出す→延々と百合板のスレで嫌がらせw
結局、あいつらの住み分けってのは荒らす口実でしかないw
91名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 10:14:22 ID:kaqiWVts
どっちもおkな俺は勝ち組



あとりっちゃんのバチで叩かれたい
92名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 10:14:47 ID:nzHwHAzP
保管庫更新。前回と同じく、不具合等あればWikiなので各自でよろ。
93名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 10:15:57 ID:g9STNmzT
雑談はここまで

書き手さん、どんなジャンルでも構わないので投下よろです
94名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 10:30:42 ID:6MOzB2xP
あげ
95名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 18:02:59 ID:vmL7kWC8
>>92
96名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 00:00:12 ID:lKf5EsKK
>>92
乙かれです。

書き手さん作品の投下お願いします。
97名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 20:54:50 ID:NPALylZb
ここまで書き込みなしか……。
落ちないように。
98名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 12:30:59 ID:VhBQbEay
あげ
99名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 23:52:20 ID:VhBQbEay
人いねえな……書き手さんが来るまで待とう。
100名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 02:40:03 ID:Qdbqlj8i
あげ
101名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 12:22:42 ID:dXb7WxvY
色々とすっ飛ばした上で「勝った……!」で締めて許される作品は俺の知る限りで
すごいよマサルさんと課長王子だけ。
102名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 12:23:25 ID:dXb7WxvY
誤爆しちゃった……。
103名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 00:24:10 ID:6o3+VJCp
なんというか……思いつかないなあ。
104名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 00:35:29 ID:Ci8+xGzB
ネタはあるけど・・・最近の流れ見ると躊躇する。
105名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 01:55:25 ID:5pqjlqYw
>>104
では黙ってやめておけば?
引き止めて欲しいのか?
106名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 02:10:06 ID:Ci8+xGzB
>>105
お前みたいなのがいるから投下したくないんだよ。
107名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 02:43:01 ID:5pqjlqYw
>>106
この程度のレスで逆切れ逆上。
お前呼ばわりで口汚なく相手を罵倒し始める。
そんなんでこのスレでこの先何するのか考えただけで寒いわ。
108名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 02:58:32 ID:U1HB/nXR
>>107
お前も同類だよ中学生。
というか、GJしないで叩いてばかり。
荒れ放題
馴れ合いたたく奴

過疎るわけだ。
109名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 14:42:41 ID:TzQV4U/C
未成年…か
110名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 16:19:33 ID:hkSCojux
末期なスレによくある流れ
111名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 18:24:18 ID:U1HB/nXR
>>107
そこは「どうか書いて下さい」と後押しする流れだろ。

空気嫁

ただでさえ過疎で末期なのに…
112名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 22:54:59 ID:m6veZ0oa
青太郎氏の続編はまだか
113名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 23:34:10 ID:/RR0qJIK
まぁこの流れなら投下も躊躇するわな
114名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 23:58:21 ID:FEEeopCC
>>112
氏はコンスタントに書くのは無理だと悲鳴あげてたからどうだろうな。

>>104,>>106
もし>>75,>>77と同じ人ならこれがスレへの3回目の打診書込みになる。
だとしたら前スレでのハーレム物の軽いジャブの続きが途中で終わって
悶々としてくださいと言っていた自信作抱えたまま気分悪いのは分かる。

そうでなく違っていた場合もいずれにしても、
投下するのには誰の何の許可もいらないのだから、投下してしまったら
どうだろう。いつまでもこのままでいるよりは。

いや、好意的な反応しか返らない状況を確保してからだ、というのなら
当然そうする権利なり自由なりがあるだろうけれど、その場合それは
自己負担つうか自己判断なのだから、XXXがXXXだから自分がXXXできない
という類のレスをスレにする必要はないんじゃないかな。

ということで、投下してしまえば?
ここが例えばかつての百合スレや現在の保管庫コメントの様に
全力マンセーGJしか許されない世界にいつの日かなるかと言えば
その見込みは薄いのではないかな。
115名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 14:56:14 ID:Jprw9dyH
とりあえず、書き手さんを待つことしかできない……のかな。

投下しやすい環境を整えることって、難しいかも。
116名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 19:25:47 ID:0eYOeJqs
でも、それを整えないとどうにもならない……。
事実、書き手の人は減っているわけだし。
117名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 01:35:56 ID:GQL0WWdg
常連は誰もがそれを望んでるのだろうが、空気の読めない未成年が多すぎる
まず連中が自重しないことにはね
118名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 13:18:56 ID:OZ0nS2Dh
二年前が懐かしい
119名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 09:23:11 ID:a8kYpZAS
120青太郎:2009/08/08(土) 12:29:57 ID:qRFIz+aT
 俺がクウガみている間に色々あったようですね。
投下がないのは残念です。色々な人の作品を見たいのですが。
121名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 12:31:29 ID:qRFIz+aT
 憂の中は久しい侵入者を歓迎するように締め上げ、それに呼応するように上の口も歓喜の嬌声を上げる。
度重なるその快楽に、とうとう俺は屈した。
「はぁはぁ……。お兄ちゃん」
「ん……」
 求められるままに唇を重ね、抱きしめ、さらに密着する。
周囲は脱ぎ散らかしたものと洗濯物がごっちゃになって、傍目にはどちらかわからないだろう。
「ずっと、ずっと一緒だからね」
「あ、ああ……」
 一瞬頭をよぎる悪夢。まあ、目が死んでないから大丈夫だろう、多分。
「それより寝たらどうだ。あんまり寝てないんだろ」
 うっすらくまができたまぶたを人差し指でなぞる。
「うん……。でも……」
「片づけは俺がしとくから。な?」
 憂の結んでいた髪をほどき、櫛ですくように撫でると、少女は小さく頷く。
「じゃあ甘えちゃうね」
「ああ」
 俺の胸に頭を預け、やがて聞こえてくる寝息。
さて、汗やらなんやらがついたのは洗濯のやり直しだな、こりゃ。とりあえず唯が帰ってくる前に何とかせんと。


 ドカッ


 冷や汗が体中に浮かぶのを感じつつ、廊下とこの部屋を繋ぐ扉を見れば、
「なんですと……」
「……お、おかえり」
 唯さんがおりましたとも、ええ……。


 バタンッ


 持ち主が落としても垂直に立っていたギターが、派手な音を立てて倒れた。



 第七章 後編



 第三次姉妹戦争(第一次だと思ってたのが第二次だったんだよな、実は)勃発。この事実は俺を震撼させた。
これでどっちにもバレたわけである、色々と。
ヤンデレや猟奇の恐怖におびえる俺とは対照的に、周囲はあまりに冷ややかとしていた。
用務員は「自慢乙」と切って捨て、紳士は「いいかげんにしないと友達失くしますよ」と呆れられ、
先輩に至っては「死ねばいいのに」とうつろな目で囁かれた。
「フラグなんてくそくらえだ……」
「あなた今全国の不特定多数の人間を敵に回しましたよ」
 姉妹の過剰な求愛から逃れるべく、紳士の家に避難した俺は注がれたワインを一気に飲み下した。
122名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 12:32:24 ID:qRFIz+aT
「俺はな、二人が大人になって、ちゃんとした相手を見つけられるまでの……いわば後見人みたいなもんでよかったんだ」
「ええ。私も似たような立場ですから分かっているつもりですが……」
 さらに注がれたワインを俺はまた口にしつつ、
「なのによ、あいつら自分を大切にしなさすぎなんだよ」
「しかしあなたの言では、最終的にあなたが致したように聞こえますが」
「そりゃそうだけどよ。だけどな、あんな可愛いのに誘惑されたり襲われたりして拒めるか?」
 紳士は苦笑いして肩すくめ。
「特殊な性癖の持ち主か、余程の聖人でないと無理でしょうね」
「それにな、いいわけかもしんないけど、あいつらの望みは、できるかぎりかなえてやりたいんだ」
「ええ、分かりますよ」
 依然酌を取る紳士に礼を言いつつ、さらに飲む。こういうときはアルコールに逃げたくなるものだ。
「いいじゃないですか。そのまま彼女たちの好きにさせるのも」
「だけどな。やっぱ不安なんだ。俺なんかじゃ不釣り合いなんじゃないかって、いつも思っちまう」
 すると紳士は悲しそうな顔をした。ん、どうかしたのか。
「あなたの悪い癖です。あなたは自分を過小評価しすぎる。謙虚と言えば聞こえはいいですが、ここまでくるとただの自虐ですよ」 
 ここで初めて紳士は自分のワインを口に運ぶ。注がせてばかりは悪い。俺も注いでやらねば。
「ありがとうございます。……いいじゃないですか。彼女たちがそれでよしとするなら、
あなたは彼女たちの理想の相手だということですよ」
「そういうものか」
「私から見てもあなたはいい男ですよ」
「俺にそんな趣味はない」
 アッー! を本来の使い方で使う気はない。絶対ない。ダメ、ゼッタイ。
「ご安心を。私にもありませんので」
 ここではないどこかを見るような目で紳士はいう。
「私の場合は高嶺の花を愛でるだけですから……」
「……何かあったのか」
 女のように細い首が左右にねじれる。
「いいえ。忘れて下さい。茶番にもなりはしない、つまらない話ですよ」
「お前がそういうなら詮索はしないが……」
 気がつけばボトルは空になっていて、紳士は追加を持ってくるため席を立つ。
「無理しなくていいぞ。高いんだろ? これ」
「お気になさらず。どうせもらいものです。それに、いい酒は、いい友人かいい女性と飲んでこそですから」
 物置へ行くその背に「そうか」と返し、俺はなんとはなしに部屋を見まわす。
賞状やらトロフィーやらが乱立する中、それらをわきに押しのけ置かれた一枚のパネル。
昔の俺や相方や紳士……あいつがいる。よく見れば下部に一筆添えられていた。

『この思い出と友よ、永久に』

「…………」
 俺はグラスに残っていたのを胃に流し込んだ。今日は思いっきり飲もう。そんで何もかも忘れよう。
悩むのはそれからでもいいはずだ。
 なあ、相棒。

123名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 12:33:31 ID:qRFIz+aT


「大丈夫ですか?」
「らいじょーぶらいじょーぶ。ぜーんぜーん酔ってませんよー」
「聞くだけ無駄でしたね」
 いい気分だ。最高にハイってやつだ。紳士の車で平沢家に送ってもらった俺は、礼を言って降りる。
「自宅じゃなくていいんですか。私としてはその方がよろしいかと」
「いいーのいいーの。もうここが家みたいなもんだし〜」
「…………すみません。なんと言っていいかわかりません。それでは、これで」
「おお〜。また飲もうなー」
 苦笑いを残して車がいっちまったい。さて、すっかり遅くなっちまった。でも電気ついてるってことは〜いるって〜ことだよな〜。
「さて、ビシッと言ってやりますか――ヒック」
 もらった合鍵で入るとリビングが騒がしいなり。こんな夜遅くまで騒ぐなんて、お兄ちゃん許しませんよ。
「ウ〜イ。お前ら何さわいどるんだー」
「あ、お兄ちゃんおかえり」
「あのね、どっちがお兄ちゃんをもらうかでね……」
 二人の話によると、どっちが俺の嫁になるかどうかもめてるらしい。
ったく、ひとがこんなに悩んでるってえのに、お前らときたら……。
「おら、二人ともちょっとこい」
 姉妹の細い腕を掴んですっかり俺の寝室になってしまった部屋に連れ込む。
困惑する少女たちをよそに、俺は二人をベッドへ放り出す。
 教育的指導じゃー。
「まったくお前らときたらいつも俺を困らせやがって」
 唯のズボンをパンツごと脱がし、安産型の尻をむき出しにする。いつ見てもいい尻だ。すりすり……うむ、すべすべ。
「お、お兄ちゃん!?」
 おら、憂、お前もだ。姉と同じように妹も剥き、まるだしにする。すごい光景だな、これ。
「俺の気苦労は絶えませんよーだ」
 女の子座りになっている唯の後ろに回り、久しく触れていなかったそこへ指を這わせる。
「ん……あっ」
 途端、姉の声は淫靡なものになり、妹はそれに動揺する。
「お、お姉ちゃん……?」
「やっ、憂見ないで……んんっ……」
 くちゅ……。次第に濡れていく溝に気を良くして上の豆をいじると、ビクンと震えた。よきかなよきかな。
 くちゅくちゅ。ぐちゅ……ちゅ……にちゅ。
「あっ。ふあ……」
「ほら憂、聞こえるだろ。お前のお姉ちゃんはもうびちょびちょだ」
「いやあ……んっ、あふぁっ」
 Tシャツをまくり、ブラを上にずらす。現れたちっこい軟球をもみもみ。しかし相変わらず変わったデザインだよなあ、このTシャツ。
「ふあっ、ひあっ。やあっ」
 邪魔になってきたTシャツをブラごと取っ払う。残るは靴下だけか……これはこれでエロいからよし。
「ん……っ。……あっ! んん……っ。んあっ」
 そういえば憂がずいぶん静かだなあ。ふと見れば、
「ふぁ……っ あっ んっ あッ」
 憂は憂で一人でやっていた。服と下着を捲りあげて唯より大きい乳房を揉み、
むきだしの陰唇を白く細い指が動いて、じゅぷ、ぬちゅと音を立てている。なんか新鮮だな。えろえろだー。
「あっ、ふあ……ッ。あふっ」
 唯の女はもうぐちょぐちょで、愛液がシーツを濡らし、水たまりをつくる有様。
 そろそろか。
124名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 12:34:56 ID:qRFIz+aT
「なあ、唯」
 熱に浮かされながらもこちらを向く彼女に囁く。
「いれてほしいか?」
「ほしい……お兄ちゃんのいれて……」
 しかし俺は体勢を変えず、指で唯の中を潜るばかり。
「人にものを頼むときはそれ相応の態度ってものがあるんじゃないか?」
 俺はその“やり方”を囁く。我ながら意地が悪いとは思うが、これも指導じゃ、指導。
 唯はのろのろ俺から離れ、こちらに尻を向ける。そのままゆっくりと自分の手で割れ目を広げた。
小粒な豆も、おしっこの穴も、待ちわびているそこも、さらにはもうひとつの穴も、俺の視線にさらされている。すげえ……。
 震える唇がゆっくり言葉を紡ぐ。
「お兄ちゃんの……お、お●ん●んを、わたしの……おま、おま●こにいれてください……」
「いれるだけでいいのか?」
 恥ずかしさで真っ赤な顔がさらに赤くなり、涙目になった。かわええ……ゲフンゲフン。指導、指導。
「い、いれて……いっぱい気持ちよくしてください」
「りょ〜かい〜」
 俺は着てたものすべて脱ぎ捨て、元気いっぱいな息子を取り出す。おじゃましま〜す。
「ひあっ」
 中はどろどろがいっぱいで、それが俺を包み、移動をスムーズにさせる。
前回とは違って、かたさが取れた感じだな。きついのは変わらんけど。
「あんっ、そ、そこ気持ちいいのっ。あっ、ふあ……ッ」
 緊張がとれたのはいいが、このままやみつきになっても困るな。おもに俺が。
「あっ。あっ。気持ちいいのおっ。あんっ」
 そういえばバックでやるのって初めてだよなあ。ぷるぷる震えている乳首をつまんで転がすと、かたい感触。
すっかりできあがっちまってやがる。いけない子だ。
「あ……っ、ああ。や……あっ」
 体位を変えると、挿入する角度が変わり、普段届かなかったり、触れない場所を刺激できるそうだ。
まあ、唯とはこれで二回目だから、『普段』とかそういう問題じゃないんだけどな。
「ああッ……。あっ。……や」
 締め付けが頻繁になってる。そろそろ限界か。こっちもけっこうきてる。
「唯、そろそろ出すぞ」
 すると潤んだ目でこっちを見上げた。えろ……いかん、これは教育なのだ。毅然と対応しなければ。
「出して! 中に出して!」
「ばかもん!」
「ひあっ!?」
 ぴしゃり尻を叩く。
「そういうのがダメだといってるんでしょーが」
 ラストスパート。オラオラオラオラオラオラァ!
「ああっ。ああっ……あぁああぁあんっ!」
 背中をそらし、震える唯から分身を引き抜き、尻と背中にぶちまける。ふぅ。けっこうたまってんな、俺。
「ほら、綺麗にしなさい」
「むぐ……」
 唯の愛液と俺の精液を帯びた怒張をその小さな口へダイブさせる。使ったら片づける。きちんと教えなきゃな。
「うへぇ……」
 舌が動き、なめとっていく。その感覚に快楽を見出しつつ、指示する。
「ほら、中に残ってるのを吸って」
 吸引を感じて、ようやく俺は腰を引く。唯はそれを見届け、ぐったり。
125名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 12:36:26 ID:qRFIz+aT
「ふう……」
 額の汗を腕で拭う。やれやれ。指導も大変だ―。
 そこで俺の背中に柔らかい感触。
「お兄ちゃん、次はわたし」
 そうです、まだこいつがいたのです。俺は振り返り、その眩しいほど美しい少女をだきしめる。
「まったく。悪い子だ」
「こんなにしたのはお兄ちゃんだよ」
 自分でしていただけあって、すっかりできあがってまあ……。服は全部すててすっぽんぽんやん。
「ん……ふあ。はぁ……。あっ、ひゃっ……あ」
 入口を肉棒でなぞっただけでこの反応。この成長を喜ぶべきか、嘆くべきか……複雑だ。
「焦らさ……ない、で……」
 憂は呻き、俺のに手を添え、自身のそこへ導く。
「あっ……あぁんっ」
 わずかに先っちょが入り込み、後は憂の体重で沈降していく。
少女の両腕が俺の首を回り、襲ってきた勢いに抗わず、俺は憂の下になって倒れる。これなんて体位だっけ。
「はっ……んんっ。あ、んあっ」
 律動の中ふと気になって憂の尻をなでる。ふむ、唯の方がこっちは大きいな。いや、しかしこういうのも捨てがたい……。
「ひぁ、あ、あっ。んっ」
 撫でまわしているうちに、指がある部分にふれた。好奇心で、そこへ力を入れてみる。
「ひぁ!? や、だ、だめっ」
 入口もさることながら、中も窮屈で、指一本でも辛い。それに呼応するように、膣の方も締まりがきつくなってきた。
「こっちでも感じるなんて、ずいぶんな変態さんだね。ホント、いけない子だ」
「あ、ふぁっ。や、だめぇ。んんっ」
 元々入るようにできていないそこは侵入者を排出しようと躍起になっているが、俺は居座る。
ここあったかくてなんだか居心地いいのだよ。面白いし。
「んあ。あ、あ、んんっ。ああ。おくまで……っ、とどいてる……」
 こういう体勢だと憂のあえぎ声や息遣いが耳にダイレクトにきて、すごく……えろいです。
「んあ。きもちっ、いいよぅ……。あ、ふぁああ」
「憂、そろそろ出そうだ。……中にいいか?」
 そう耳打ちすると、ぽっと頬を染める憂。目を伏せ、少し恥ずかしそうに……。
「その……お兄ちゃんがどうしてもっていうなら……いい、よ……」
 俺は胸中でため息。
「それがダメだっていってるでしょーがー!」
「ふぁあぁあ……!」
 尻に入ってる指をくの字に曲げると、小さな体はビクビク。無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ! 
まったく、そういうときはきちんと断りなさい。
瞬間的に浮き上がった憂の体内から発射寸前のきかん坊を脱出させ、発射。ちっこい尻に浴びせる。
126名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 12:38:25 ID:qRFIz+aT
「……ふっ……」
 息をつく憂を休ませるつもりは毛頭ない。今日の俺は最初から最後までクライマックスだぜ! 
ぼんやりこちらを見ていた姉の上に、ぐたっとしている妹をそっとのせる。
二人の戸惑う顔ににやりとしつつ、俺はいまだ衰え知らずの半身を二人の性器の間に出し入れする。
こういうのすまたっていうんだっけな。けっこういける。
「んぅ……。あふぅん。あぅ、ン」
「あぅん。んあ、あ。んあッ。あ、あ」
 二人も気持ちよさそうだ。ちょうど豆を擦る感じになるからな。
「あ、ん、ンふ、あ、あ、あン」
「あは、あ。あっあ。あッ」
 ほんとすごい光景だよな、これ。俺が二人の昔を知ってるから尚更そう感じるんだろうな。
尻にかかった精液もいい感じにエロさを演出しているよ。
あ、そんなこと考えてたら、おら、なんだかムズムズしてきたぞ。
「は、は、んあ。あ、あ――――」
「あ、は、あ、ン、は。あ、あ」
 こいつらはこいつらで抱き合って仲良くしとる。ふむ、仲直りできてよかったと思うべきかな。
お互いが密着することによって密度が増し、総じて快楽が増える。
重なっている二人のおっぱいがなんとも……げふんげふん。
「ふあ……っ。ふひゃ!? ひゃんっ!」
「ふわあ……ふぁ? にゃっ!?」
 向こうも限界近いな、こっちもいっぱいいっぱいだ。俺はピストン運動を加速させ、絶頂へ向かう。
「あっ! ふあっっ、ふわああっ!」
「んっ、ああっ! あはぁぁぁあ!」
「くっ……」
 三度目の吐精。もう無理。ぼんやりする意識の中、二人の耳元で「愛してるよ」と呟くのを最後に、俺は布団へ伏した。



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 ニア【最終章へ】
   【やめる】 
127あとがき:2009/08/08(土) 12:41:51 ID:qRFIz+aT
眠いです。クウガ面白いです。孤軍奮闘なあたりがシンパシーです。あ、でもあっちにはイチジョーやダンディ杉田が・・・・・・。

おやすみなさい。
128名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 12:50:39 ID:JVNPLVvT
>>127
ずっと待ってました。乙!
129名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 14:40:03 ID:r4zH4qyo
>>127
乙です。自分もずっと待っていたので、ありがたいです。
最終章も楽しみです^^
130名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 17:59:04 ID:AwZw+IqF
http://www.sos-dan.com/img/index.html (ハルヒ)
http://www.raki-suta.com/img/index.html (らき☆すた)

これのけいおん!板知ってたら教えてください
131名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 19:48:15 ID:CLAX1FTm
>>127
乙です

>>130
中学生は帰ってね
132名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 20:14:27 ID:AwZw+IqF
頭が消防なのはお前氏ね
133名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 20:17:50 ID:IgsqQp4f
うわ
134名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 21:35:27 ID:CLAX1FTm
>>132
まさか逆上するとは
しかもこの頭の悪いレス
予想以上に程度が低いようだ
135名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 00:13:43 ID:P2JPpy0C
>>127
乙。

スマソ。俺の乏しい妄想力では、この二人を唯憂に変換するのが難しい。
クウガに出てくるかも知れんオリ男が分身と会話するオリ世界で
何処かのオリ姉妹をコマしている様に見える。
だが気にせず続きどぞ。
136名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 00:30:47 ID:1ERbOm2S
>>132に釣られてる>>134
137名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 00:55:31 ID:iEbbHSiE
久しぶりの神光臨の矢先に何やってんだか
138名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 22:32:52 ID:7JeZiSOl
「律ちゃ〜ん、僕、律ちゃんのお嫁さんになりたい」
「はぁ?お嫁さんじゃなくてお婿さんだろ?」
(何言ってんだ…こいつ?)
「ごめん、間違えたお婿さんでした」
「つーか、告白か?」
「うん」
「…………」
(照れながら言ってるよ…可愛いな///)
「本気なのか?」
「…………」
(なんでモジモジしてるんだ?こいつ)

「え〜と……………律は俺の嫁!」
「…………」
(気持ち伝わったかな?…)
「それ言って………恥ずかしくないか?…………」
「……………恥を惜しんで言ったのに!!………律っちゃんのバカァァァァァ!!!!」
「あ、待てっ………行っちゃった……………可哀想なことしたかな?…………………………あいつ勇気出して言ったんだよな」

私は音楽室にとどまり彼の帰りを待った
「どうしたんだ?…」
私は彼が階段で泣きながら座っていたから見過ごすことは出来なかった
「失恋………かな?…」
(『俺の嫁』なんて言ったから……)
「誰に告白したんだ?」
「律っちゃん…」
「!!!!Σ」
何故か私はトンカチで強く打ったみたいに胸が痛かった」
「本当に律が好きなんだな?…」
「…うん」
139名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 22:33:27 ID:7JeZiSOl
「……そうか…」
私は足音が聞こえる方をみた
「どうしたんですか?先輩方」
「まぁ、ちょっとな」
「?」
「梓ちゃん……」
「先輩!!どうして泣いてるんですか!?」

私はひそひそ声で梓の耳元で喋る
(失恋したんだよ)
(え〜!!?誰にです?)
(律に告白したらしい…)
(律先輩に!?)
(ぁぁ…)
「そうなん…………ですか…」
(残念だなぁ〜、私も狙ってたのに…)


終わり

うむ 駄目だな
140『みおりつ!』(1):2009/08/10(月) 00:09:15 ID:KHoE5jSi
 律に襲われてから、一週間が経った。

 その間、私は律の部屋からほとんど外には出ていない。
 別に監禁されていたわけじゃない。
 律は普通に学校に行ってるし、私にも一緒に登校しようって毎朝誘ってくれている。
 でも、毎夜彼女に嬲られた後の姿を人前にさらす気には、どうしてもなれなかった。
 唯達に、私たち二人を並べて見られることは、我慢がならなかった。
 時間は10時過ぎ。暑い雨の日。床に仰向けになって、私はできるだけ呼吸を止めては、耐えきれずに吐き出す。
 こんなことを、朝から続けている。
 律と私の体臭が充満した粘っこい空気を、肺に入れたくなかった。
 鼻で吸えば、酔い臭いが眉間から脳天にかけて通り過ぎる。
 口で吸えば、舌の両側と根本が苦かった。
 臭いや味の感じ方より、そんな空気がそこにあると認識することがつらかった。
 それでも、窓は開けずにいた。外にこの臭いが漏れる方がイヤだった。
 道行く人に嗅がれるなんて、ゾっとする。
 息止めに体力を消耗して、結局呼吸を荒げて、目一杯部屋の空気を満喫してしまう。
 次にすることは決まっていた。
「どうして」
 どうして、こんなことになったのか?
 そんなことを、うじうじと泣きながら考え出すのだ。
 律と私は、つい一週間前まで、友達だった。
 今は、律は私のことを"愛している"と言ってくる。
 "恋人"だと思っている。

 私は――

 律が学校から帰って来た。

「澪、澪」
 律が私の上で喘いでいる。私は横を向いて、壁に飾ってある変な絵を見ている。
 気持ちよさそうによだれ、鼻水を垂らす律は、見たくない。
 最初の頃は、今日こんなことが学校であったとか、食事をろくにとろうとしない私にあれこれお菓子を
差し入れてくれたりとか、色々気を遣ってくれていたのだが、最近では会話もそこそこに、私の身体を貪ってくる。
 ちょっとでも難色を示すと、頬を引っぱたかれることも珍しくなくなってきたし、手を上げられたらすぐに謝っては
もらえるのだが、"ごめんね"を繰り返しながらにやけた顔付きで服を剥ぎとってくる。
 もう学校に行こうとも言ってくれない。
 まるで、私はここで律に抱かれてさえいればいいのだと、そう言っているようだった。
「みお、みおお」
 律が愛液を撒き散らして、どこかへ行った。
141『みおりつ!』(2):2009/08/10(月) 00:10:23 ID:KHoE5jSi
 部屋の窓を開けた。
 空気を入れ換えると、菓子箱とティッシュが散乱した部屋を掃除して、それからシャワーを使って身体を清めた。

 私は今朝、ひとつの決心をした。

 キッチンに入り、米を炊く。冷蔵庫から卵とハムとレタスを取り出しす。卵はサニーサイドアップにして、
ハムは軽く焦げ目を付け、レタスを沿えて皿に盛る。
 久しぶりに、人間らしい食事をした。
 それから私は、律の部屋に戻って、彼女が帰ってくるのを待ち続けた。
 学校から帰ってきた律は、部屋に入るなり鞄を放りなげ、制服のタイを乱暴に解いてを放り投げた。
「待ってくれ、律。私を抱く前に、私の話を聞いて欲しい」
「何?」
 不快そうに眉を歪めたが、律は飛びかかって来なかった。
 おかしなもので、たったこれだけの会話が成立したことに、私は感動を覚えていた。
「私が律の部屋にお邪魔して、結構経つね。」
「うん。ええと、三週間くらいかな」
「そっか。まだそんなもんか。もう、何十年も一緒にいてるみたいに思ってたよ」
「ああ、わかるわかる! 私も、時々そう思うんだ。今日も、授業中にね、澪のこと考えてたら澪のことどうや
って可愛がってあげようかって考えてたら、ずっと前から可愛がってあげてたみたいな気分になったよ! もう
、何万年も前からさ! ずっとずっと、私たち二人はこうなってたみたいだって思ってもうたまらなくてトイレ
いってしこしこしてた!」
「うん、わかった、わかったからさ。そっか、律は、ずっと私のこと考えてくれてるんだ」

「そうだよ。だって私、澪を愛してるもん」

 律は両手を広げ、オーバーアクション気味に、笑顔で言った。
 晴々として、律らしい。

 ――でも、欲望に膿んで汚らしい。膨れあがったトマトのよう。

「そう。そっか、ありがと。けどね、私は愛してない」

 すとんと、律の笑顔が止んだ。
142『みおりつ!』(3):2009/08/10(月) 00:11:41 ID:KHoE5jSi
 にわかに、今度は私の顔に笑みが溢れる。
 犯されてる間、"やめて"とか"痛い"とか"つらい"とかは、星の数ほど叫んだが、"愛してない"って言ってやったのは初めてだ。
 目も鼻も口も、全てを取りこぼしたかのような、律の顔を見れば分かる。
 私が律を愛してないって、ようやく理解してもらえたんだ。
 嬉しかった。誤解が解けて。だから私は、笑ったまま続けた。
「律。お前が私の友達でいるうちは良かったんだ。
 抱きつかれたって、甘えてこられたって、嬉しかったし楽しかった。
 でも、愛してるって言われてからは、もうだめだ。
 お前に、触られたくない。お前と、同じ空気を吸いたくないんだ。
 舌を這わせて欲しくない。特に、足の指の間をぐりぐりするのは最悪だ。
 髪の臭いを嗅ぐな。鼻息がかかる。
 足を無理矢理広げるな。股関節が外れそうになるんだ。
 下から睨め上げるような視線を送らないでくれ。怖気がする。
 律。分かるか? もう、私はお前に対して不快感しかないんだ。
 ホント、こうして向かい合ってるだけでさ、お前がいるってだけでさ、吐き気だってするくら」

「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 律はめちゃめちゃに私の顔を殴った。
 馬乗りになって、握った手を叩きつけるように鼻の頭に振り下ろしてきた。
 ぱんぱんと、ポップコーンが弾けるような音がして、その度に血が吹いた。
 二分とかからず、律は腕を振るう手を止めた。女の体力なんてたかがしれてる。
 私はぷっくり腫れたまぶたの隙間から、律の顔を見上げた。人間が作れる形相じゃないと思った。
 律は、涙と鼻水とよだれごと私の口に吸い付いてきた。私の胸元を剥いで、乳首にも、噛み千切りそうな勢いで吸い付いてきた。

「律」

 彼女の後頭部をそっと撫でる。
 不思議なことだが、徹底的に彼女を拒絶して、こうされて、私ははじめて快楽らしきものを感じている。
 私は本当に、律を愛するようになったのか。いやこれはきっと、同情だ。
 絶対に気持ちが報われない彼女に、"今だけだから"と、私は同情しているのだ。

「律、ごめんね」

 私は、隠し持っていたナイフで彼女を刺した。
 メッタ刺しにした。
143『みおりつ!』(4):2009/08/10(月) 00:12:28 ID:KHoE5jSi
 汗と、涙と、よだれと、血と、ほんの少しの愛液と。
 掃除したはずの部屋と清めたはずの身体は、結局再び、圧倒的に汚れてしまった。
 私は窓を閉めて、錠を下ろした。
 そして、部屋を出る。去り際、律だったもののそばを通り過ぎるが、目もくれない。
 律は、魂ごと私が粉砕したのだ。その残骸になんて、価値なんて一片もない。
 部屋を出て、暗い廊下をふらふらと歩きながら――どうしてこんなことになったのかと、そんなことを考え出す。
「どうして」
 思い出すのは、私が律にはじめて襲われた日の、一週間くらい前のこと。
 放課後、軽音部のみんなでお茶してから帰り道、律が、ムギからお泊まりに誘われていた。
 それもこっそり、まるで他の誰にも聞かれたくないように、律だけを誘っていた。たまたま、私の耳には届いていたのだが。
 思えば律の様子がおかしくなりだしたのは、律がその誘いを受けてからだ。
 その時、何があったか?
 何かあったのだ。きっと。
 律の精神を根幹から揺さぶり、目覚めさせてはならぬ思いと欲望と願いと、ほんのささいな悪意を植え付けることになった、
何か儀式めいた宗教めいた詐欺めいた何かが何かがあったのだ。私の律の心を打ち壊し、壊わした後に破片を集めて好き勝手に
再構築しミルもムザンでトテツモナイものに造り替えてしまった何かがあったのだ。

 ムギ。そう言えば、彼女は私に聞こえるように――?

「律っちゃん、今度、遊びに来ませんか?」

 それに、うっすら私を見て蔑みの笑みを浮かべていたような――?

「ムギ」
 私は壁に爪を立てた。べりべりと爪が剥がれた。
 私は律を愛することはできなかった。だから拒絶したのだし、それで律を死なせてしまったことは、他人から糾弾されてもこれ
から先罪の意識に悩むことになっても、正面から受け止める。社会的な罰も人としての罰も、全部それは私自身が引き起こしたこ
となのだから、受け続けることに覚悟はある。
 だが。
「ムギ」
 律の心を、傷つけたこと。
 私に、そうさせたこと。
 それだけは、絶対に許さない。
 絶対に、絶対に――

「ムギいぃ」

 殺してやる。
 絶対に、殺してやる。
 ナイフの柄を強く握って、私は田井中の玄関を抜けた。

               <了>
144名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 00:12:33 ID:WyhAFYWt
>>127乙!
この流れでよくぞ投稿してくれた、勇者よ!
そして>>138も乙!
この調子で書き手さん戻って来て下さい!
お願いします、心から!
145名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 07:12:33 ID:ItGZ83Dk
今度は百合ヘイトな作品投下していやがらせかw
死ねよw
146名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 08:17:58 ID:4CXpUWT6
>>145
百合ヘイト?
147名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 09:13:14 ID:ZrJNKFP7
ヘイト…?
148名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 15:20:51 ID:47RH1uVh
幼稚なコピペだね
律がトイレでしこしこした事になってるし
149名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 23:18:04 ID:gqID6v8V
・・・まさかヘイトの意味を知らないのか
それともヘイトとかわざわざ使っちゃってる>>145を揶揄してるのか
150名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 01:47:28 ID:h2Vkzi87
少なくともヘイトの概念が存在するMMOなりゲームをやってない限り、身近な単語とは言えないな。
151名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 07:53:15 ID:P0pVTEg3
どのキャラが男と絡ませやすいか議論しようじゃないか
ネタが出てくるかもしれん
152名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 08:08:18 ID:VyYPDVOg
>>151 澪は同人誌にされまくってるけど、実は和姦は一番しにくい。
    強姦なら澪がTOPだろうけど・・・。
シチュで絡ませ易さが変わるんじゃないかと思う。

俺は律を推したい。
正直、「レジカウンター」は読んでニヤけてしまった。
153名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 13:43:46 ID:assyNTEL
>>151
バンドだとライブハウスやクラブに出入りしてるぽいから、
チャラ男たちと組曲やってそう。

だから全員。

あずにゃんがライブハウスに出入りしてるシーンは、結構ショックだった。
154名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 13:50:01 ID:AngoXHUW
>>151
澪が夏期講習へ行っていたことから、もしかしたら男と接触してるかも。

まあ澪のことだから、個人塾の可能性が無きにしも非ず。
155名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 22:38:06 ID:TNCHoK0z
結局のところほぼオリキャラを出さないと(男×女の)話にならないってことね。
楽器店店員や紬の執事や律弟、そして忘れちゃいけない校長なんかは設定がほとんどないから
オリキャラ同然と考えてもいいしな。

例外として陵辱ものなら男には肉バイブとしての役割だけあればよいので必ずしも人格は必要ないが。
156名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 23:49:30 ID:44l/Imcb
>>155
結論はそうなっちゃうんだよね
ムギはレズキャラが定着してるせいで百合には向くが男とは向かない
157名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 00:14:20 ID:XB90QciN
レズっ子がむさい男に嬲られて悔しいけど感じちゃうっ的なのがいいんだよ
158名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 00:36:43 ID:JcvsPRHq
薬使ったプレイなんかも時事的な意味で出てきても良いような出て欲しいような。
ゆるいけいおん部とフィーリングが合わなかったあずにゃんがライブハウスで他の
バンドに入ってレイプされて薬使われて調教されつつギターも弾かされるような。
159名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 01:13:15 ID:TugEiNyA
7月に続き8月もこのペースですか。ほぼ連載の一人のみ。
けいおん!スレがまさかここまで陥るとは。
160 ◆cboFLV.7rc :2009/08/14(金) 01:15:29 ID:8Evgqs0Z
前スレ>>335の続き投下します。
妄想直下なので同人的ネタ。既存ネタ被りの場合ご容赦。

過去分は前スレまたは保管庫の
■1 はじまり! http://wiki.livedoor.jp/keionclub/d/%df%ba%a4%c1%a4%e3%a4%f3%a4%c8%a4%aa%a4%b7%a4%c3%a4%b3%20%20%a2%a3%a3%b1%20%a4%cf%a4%b8%a4%de%a4%ea%a1%aa
■2 校外ライブデビュー ! http://wiki.livedoor.jp/keionclub/d/%df%ba%a4%c1%a4%e3%a4%f3%a4%c8%a4%aa%a4%b7%a4%c3%a4%b3%20%20%a2%a3%a3%b2%20%b9%bb%b3%b0%a5%e9%a5%a4%a5%d6%a5%c7%a5%d3%a5%e5%a1%bc%20%a1%aa
■3 ファンサービス! http://wiki.livedoor.jp/keionclub/d/%df%ba%a4%c1%a4%e3%a4%f3%a4%c8%a4%aa%a4%b7%a4%c3%a4%b3%20%a2%a3%a3%b3%20%a5%d5%a5%a1%a5%f3%a5%b5%a1%bc%a5%d3%a5%b9%a1%aa
微陵辱系?で百合なし恋愛なし仮想彼氏なし暴力なし
挿入なし放尿あり、今回分ほぼ澪のみ。
では。
161澪ちゃんとおしっこ ◆cboFLV.7rc :2009/08/14(金) 01:15:54 ID:8Evgqs0Z

■ 4 みおちゃんのエアベース!

それでファンサービスのことって私たちはお互いに話さないようにって決めてた。私はなんともなかったけど
自分のボックスで何してたとかは他のみんなに知られても気まずいだけ、って特にみおちゃんが、って、
だからみんなでそういうことにしてて、それで残念だけど軽音部の練習も、放課後のティータイムもしばらく
するのお休みにしてて、クラスでも気をつけて会わないようにしてたんだよね。みんな顔合わせたらきっと
自分のこと話しちゃうから。

でも私のボックスでは男の子たちがそのうち4人とも集めようって言ってて、だから私はそのうちみんなに
会えるんだあって楽しみにしてたから、どうせそのときそれまで何してたか解っちゃうよねー、って思ってた。
私がステージ衣装でおっぱいとか出してて、それで男の子にしがみつくみたいにしてて、おなかとか
女の子のとことかでおちんちんこすったりしてるとこみんなに見られたら、そしたらたぶんすごく照れちゃうよね。
男の子たちのグループの最初の方なら平気だけど、最後の方とかだと、どうかな?って感じになっちゃってるし。

だけどファンサービスしてるのみんな一緒なんだし、唯はそれ似合ってる、って言われそうな気もしてたかも。
自分のことって自分じゃよくわかんなくない?でもみんなはきっと私のこと良く解ってるよね?

それででもお店の人とか先輩バンドの女の人とかには、お友だちのことが気にならない?やっぱりお店で
他のお友だちの子たちが何してるか知っといた方が良いんじゃない?そうすればたぶん、みたいに言われてて、
それで私はそのうち誰かのしてるファンサービスを見に行くことが初日から決まってた。
たぶんって、友だちの心配が出来ないようじゃ女の子としては駄目だよね、ってこと言われてたのかな?
私、この場所に来て自分が新しく憶えたことばっかりに夢中になってて、ずっとそればっかりしてきてたから
言われて見ればそれは確かにそうかもって、そう思うよね。すっと気にしてたんだけど、そのままになってたよ、
ってそういう感じだったんだよね。

なのでやっぱり別の日、私はお店の人に連れられてそれでお隣のボックスの、みおちゃんのファンサービスを
見に行ってた。やっぱりみおちゃんのことが気になるよね。ファンサービスとか大丈夫なのかな、みおちゃん?
パニックになってたりしない?私とか他のみんなはたぶん大丈夫だと思うんだけど。


それでその日、2回目のファンサービスを一組目で切り上げて、ちょっとぼーっとしてるとこを男の子たちに
呼びに来られてて、急いで身支度してって言っても行くのお隣のボックスだから、おなかのせーえき?拭いた
ぐらいで衣装の肩ひも直してあわてて立ち上がってて、それから人がたくさんいる中をかき分けてて、それで

……あ、みおちゃんだ。やほー、みおちゃ〜ん!

って私が連れられてきてたとき、みおちゃんは立ち上がっててボックスの左の側のシートから壁側の中央の
シートへって、男の子たちに引っ張られるみたいにして席を移動してたとこだった。みおちゃんのボックスっていつも
一番大きな8人掛けのボックスで、座ってる人の他にもたくさんの人がボックスの仕切りに寄りかかるみたいにして
見物してた。みおちゃんってここでもいつも、すっごく人気者なんだよね。

それでそのときみおちゃんはいつもの紺の制服が少し見えてて、シートの中央で落ち着いておとなしく肩を
背もたれにつけてる感じで正面を向いてて、すごくリラックスした様子でソファにきちんと腰掛けてた。
パニックとかなってないみたいで私はすごく安心したかも。

……良かったぁ。落ち着いたんだよね、みおちゃん。心配したんだよ?慣れたの、かな?

って、そう心の声で思ってから見てたら、少し下向いた感じでおとなしいみおちゃんはそんなのみおちゃんの
キャラじゃないけど、ざっくり切りそろえた感じの前髪と肩に流れてるストレートロングの黒髪が今日は特にすごく
目立ってて、とても綺麗でかわいくてお人形みたいな感じに見えてた。それでいつもはカッコイイ大人の
女性って感じに見えるんだから、ストレートロングの黒髪してるのってなんだかお得?なのかな?

それでみおちゃんはそんな感じでソファで男の子たちに左右挟まれるみたいにしておとなしく座ってた。
なんかいつもと違ってた。そのときのみおちゃんってなんだかはじめて会った頃のみおちゃんの感じに
見えてたのかな?なんか変、いつもとちがうよ、みたいな。どんな?ってそういうの説明するの難しいよね?
162澪ちゃんとおしっこ ◆cboFLV.7rc :2009/08/14(金) 01:16:26 ID:8Evgqs0Z

私たちってふだんいつも枝毛とか出てるよね?それがぜんぜん出てない感じ?って違うかな?っていうか、
なんかそのときのみおちゃんって、最近の私たちと一緒に居るときのみおちゃんじゃなくて、学校の廊下で
少しお澄まし顔?みたいな感じで歩いてたりするときのみおちゃんみたいだったんじゃないかな?
それでいつもの部室の音楽室のドア開けてドラムの前横切ってテーブルを過ぎてから窓際で立ち止まってて、
外のお日様のようすとか窓の外見てて、みおちゃん、あのねあのねって声かけたら顔だけちょっと振り返って
背筋延ばして立ったままその窓際から斜めにこっち見たときのみおちゃん、とかそんな感じ?

そういうときのみおちゃんって瞳がすごく印象的だよね。二重のまぶたが直線みたくして大きな瞳の上の方を
隠してるから、だからみおちゃんの目ってつり目がちなんだけどでも普段でもちっともきつい感じがしてなくて、
それでむしろ?瞳がすっごく優しい感じしてて、それってみおちゃんがみおちゃんだからそうなってるのかな?

そういうの見てると、なんか目元が涼しい美少女とかだよね、みおちゃん!ってそういう感じだよね。だけど
唯、しゃべるか食べるかどっちかにしろ、って男の子言葉みたくしてて、やれやれみたいに返事するときって
すこし直線がカーブしてるよね?それ見てたら、ああ、いつもの私たちのみおちゃんだあって思うんだよね。

それでみおちゃんって普段私たちと一緒に居るときも、私たちがちょっとだけ頼りなかったりするからいつも私が
何とかしなきゃ、みんなのんびりしすぎ!みたいにきりっと?してるときあるけど、でもみおちゃんのキャラって
ほんとはそういうしっかりさんとは違ってるんじゃないかな?って思うときあるよね。私とかりっちゃんが良い方向に
変えちゃったってことなのかな?でもみおちゃん髪はストレートロングの黒髪で腰まであるし、お姫様カットだし、
それに最初は文芸部に入ろうと思ってたくらいの、もともとおとなしめな?文学少女とかだったんだよね。

みおちゃんって、ほんとは女の子女の子してる趣味なとこや、恥ずかしがりやで恐がりやですぐ弱々になって、
そんなときの、うあぁぁぁ、すっごく可愛いよ、みおちゃん、ってとことか別にしても、それ抜きでもじゅうぶん
ほんとは美少女とかそんな風に呼ばれてて当然、みたいなそんな感じなんだよね。私たちと一緒でないときの
みおちゃんって。

本人ちっともそんな風に思ってないみたいだけど、ひとりで窓から外とか見てると、ムギちゃんほどじゃないかも
しれないけど、深窓のお嬢様みたいな?感じじゃないかな。それで男の子たちのあいだで座ってるみおちゃんって、
そのときそういう感じのみおちゃんに見えてたのかも。


それででもそのときのみおちゃんって、落ち着いてるところとか、おとなしい感じのとことかが、なんか疲れてるとか、
けだるい?みたいな雰囲気にも見えてた。顔しか見えてないけど、なんだか目とかほんわり?してる感じもしてた。
ちゃんと目も開いてて前見てるけどなんか、けむるようなまなざし?みたいな?

けむるって日本語難しいよね。たぶん女の子って我慢してたおしっこし終わったときに、ほうっ、みたいなちょっと
焦点の合わないみたいな目するときがあるよね?あれみたいのをけむるって言うんじゃないのかな?
おしっこ、おしっこって、唯、恥じらいなさすぎ!って怒られるかな?良く言われるけどでも間違ってるのより
正確な方が良いよね?みおちゃんって、そのときそういう焦点の合ってない目をしてた。

それでだから、そのとき私って、

……大丈夫?みおちゃん? なんかぼおっとしてるよ?風邪?

みたいに思ってて、どうしたのかな?みおちゃん?って感じで見てたかも。それで、そのあいだにお店の人が
集まってる人たちをかき分けてて、私をボックスの正面の右の方に押し出してくれてて、そのせいで視界開けて
前が良く見えるようになったら、前に出てちゃんと見えるようになってから、みおちゃんを良く見てみたら……

……みおちゃん、ちゃんと服着てない……。

って私はなってた。みおちゃんは確かにいつもの制服の上着のブレザーを着てたけど、両方のおっぱいとか、
乳首とか出てたし、スカートはいてなくて下着もつけてなくて、下がすっぽんぽんのはだかだったんだよね。

163澪ちゃんとおしっこ ◆cboFLV.7rc :2009/08/14(金) 01:16:53 ID:8Evgqs0Z

みおちゃん両腕は制服の上着の袖とおしてたけど前は開けてて、衿が肩のところから背中の後ろにずり下げる
みたいになってて、中の白いブラウスの両肩がむき出しになってた。なんか上着を中途半端に後ろに
脱がされかかってるみたいなそんな感じ?そのままだと大変だよ!上着にしわができるよ!みおちゃん!って
そんな感じだったかも。

それでそのブラウスの首元の衿の青い紐ネクタイとかいつもどおりちゃんと締めてたけど、そこから下の
前のボタンがぜんぶ開いてて、それで身体の脇とか後ろにブラウスの生地が流されてるみたいになってて、
それで上も下も下着はいてないしスカートもつけてないから、胸とかお腹とか太ももとか足とかブラウスに
隠れてるとこ以外はぜんぶ丸見えみたいになってた。

たぶんそのときってみおちゃん、汗とかもかいてたんじゃないかな?両方の肩とか腕とか胸とか腰とかに
白いブラウスの生地がぴったり張り付いてて、生地の下のみおちゃんの肌が透けて見えてたかも。

それでおっぱいはブラウスが乳首のとこの横にきてる感じで半分隠れてたけど、そんなだからかえってそれが
おおっ!みたいな感じで、肩とか腕は白いブラウス着たままでそれでネクタイの首元からブラウスの前開けてると
ほんとにおっぱいを、出してる、って感じだよね。耳の横から下りてる黒いロングのお下げ髪が2本ともおっぱいに
掛かるみたいに流れてて、それっていつも通りだけどおっぱいがむき出しで丸出しだと感じがやっぱり違うよね?
みおちゃん恥ずかしくないのかな?って感じだったけど、でも下も下で出してるよ、って感じだったからそれで
平気だったのかも。

その格好で下はすっぽんぽんだったからおへそから下は全部丸見えになってて、それでみおちゃんはその姿で
両腕を後ろにして軽く胸を反らす感じで、ソファの背もたれに寄りかかった感じで足組んで座っててたから、それで
そのときのみおちゃんの格好って、女の子として人前でしてたら駄目な感じ?がすごくしてたんじゃないかな。
下丸はだかで生足組んでて、それで胸と反らしておっぱい出てたらそりゃそうだよってそんな感じだよね?

でも、えええええええ〜って、それ見て私、最初はすごく驚いてたかも。だってみおちゃんなんだか堂々と?してたし、
背筋延ばして座ったまま、ちょっと背中反らし気味でおっぱい見せてたし。それでその乳首とかおっぱいとか
むき出しの丸出し状態で、その下のおなかとかおへそとか脚の付け根の中央のとことか太ももとか生足とかぜんぶが
やっぱりむき出しのまる出し状態なんだって、みおちゃん自分であんまり気にしてない様子なんだよね。

涼しい瞳で正面向いてて、いつもの桜ヶ丘の制服着てて、それででも前がぜんぶ開いてて首から下がおっぱいとか
ぜんぶ見えちゃってるのってなんだか、いけない?って感じだよね。でもそのときのみおちゃんは可愛いっていうより
綺麗なって感じのはだかの格好だったかも。 だから私も、最初驚いたけどすぐ持ち直してて

……みおちゃん!あのね?おっぱいとかつやつやしてるよ!頑張ったね、みおちゃんっ!

ってそのはだかのみおちゃん見ながら心の中で声掛けてた。だって普段のみおちゃんだったらそんなはだかの格好、
絶対できないよ、って思うんだけど、みおちゃんそのときもう女の子のオクターブを高くされちゃってたのかも。
女の子がおっぱいとかおなかとか脚とか脚の付け根の中央のとことか丸だしのはだかのときって、瞳の感じとか
そういうので女の子の気持ちとかわかる時があるよね?あなたに女の子のいちばん大切な物をあげるわ、みたいな?
みおちゃん、見てたらそういうときの女の子の匂い?みたいのが見てる人の目に伝わってくるみたいな感じがしてた。

お薬とかもだいぶん効いてたのかな?でもたぶんきっと一番だったのは、みおちゃん自分のおしっこのせいで
いまみんながここでファンサービスしてるのに責任とか感じてたんだよね。だから勇気振り絞って慣れてたんじゃ
ないのかな?きっとそうだよね?みおちゃん、だから精一杯がんばったんだよね、ってそういう感じ?
そういう女の子がはだかになってるのって、身体見てたら気持ちとかわかる感じがするよね。だって、そうだよね、
普段のみおちゃんだったらここまでするのにたくさん時間掛かるよね。でもこのときってみおちゃん足とかも生足で
靴もはいてなかったみたいだったと思うんだよね。

164澪ちゃんとおしっこ ◆cboFLV.7rc :2009/08/14(金) 01:17:30 ID:8Evgqs0Z

……みおちゃん、だいじょぶそう?

それで私はなんか少し心配になってみおちゃんのそのはだかの格好見てた。みおちゃんは両側に座った男の子たちに
むき出しになったブラウスの肩のところで耳元になんか言われてた。それからおっぱいの上に掛かってるブラウスを
指でつまんで持ち上げられてて、それから開かれてて、ちゃんと身体ぜんぶが見えるようにされてたりしてたんだよね。
それでだからみおちゃんのおっぱいは正面から見て皆んなの前でむき出しの丸出しになってた。

そのとき私はそれ見てみおちゃんのはだかがどうしていけない感じなのか、あ、そっかあ?って気がついたのかも。
みおちゃん乳首がすごく良く立ってた。これって自然とはならなくて男の子にいろいろされるとそうなるんだよね。
でも乳首って先っぽは服でこすれてても立つけど、それだけじゃまわりとか硬くなんないし赤くとかもならないよね?
みおちゃんの形の良い丸いおっぱいの先端って、そのとき、ぴんって感じですっごく立ってた。
透けてるブラウスの両肩少し引き気味にしてて後ろ手で、ちょっと背中反らせて胸突きだしたかんじだったから、
それでいっそうそれが目立ってたのかな?

だからそのときみおちゃんって、ファンサービスの時間も後半だったし、それまでもうずいぶん男の子たちに身体とか
いろいろあちこちいじられてたりしてたのかも。それでみおちゃん恥ずかしがり屋さんだし、一回もう限界越してて、それで
そのあとなんだか虚脱した?みたいになってて、なんだか涼しいけむる瞳みたいになってて、それで胸突きだしたまま、
席替わったあと男の子たちにさわられるまま、みたいな感じになってたんじゃないのかな。

みおちゃんのそれって賢者タイムとかって言うんだよね?それとも女の子のときはそういうふうには言わないのかな?
賢者タイムの胸丸出しのみおちゃんは、両方の乳首をかわいくぴんって外に向けて立たせてて、でもそれだけじゃなくて
反らしてる胸の尖った先っぽのところの乳首の周りの輪のところ?をうっすらと、でも目で見て解るくらいに隆起?させてた。
それで立ってるところが全体的に外向きで上を向いてたかも。

たぶんこれって痛いんだよねみおちゃん、って立ってるところ見てて思ったけど、でも問題はそういうことじゃなくて、
これが男の子のおちんちんと同んなじ感じで大きくなってるっていうのが見ていてすごく良く伝わってくる感じの
尖った乳首だった、ってことかな?それって私とかみんなだったらしててもいいけど、みおちゃんみたいな女の子がしてたら
すっごく駄目な感じだよね?それはみおちゃんが目だけはちょっと変だけどすごく落ち着いた感じで制服から胸を出してて
自然にむき出しの胸出して座ってたから、っていうのもあったかも。でもこんなふうに人前でたくさんの人と向き合ってると
いっぺんにたくさんの男の子に、自分が胸の先っぽ尖らせてるってそういう状態なのが伝わっちゃうんじゃないのかな?

みおちゃんそういうの苦手だよね。おっぱいって汗かくと蒸れてて匂いとかしてきそうな感じしてくるし、そういうの
ボックスの皆んなに見られてるのってそれだとやっぱり限界越しちゃいそう。

みおちゃんのおっぱいって普段はとにかく大きくて丸いって印象だけど、そのときは先が尖って上向いてたせいかな?
トップが下寄りに見えてて、そのぶん下の丸みが強調されたみたいな形?に見えてたかも。肌すっごく綺麗でそれで、
丸出しになってるその白いおっぱいの肌が濡れたつやつやのぷるぷるみたいな感じに見えてて、なんか水着とか
合宿のお風呂のときとかとすっごく印象違うんだよね。なんか人前で出したら危険で駄目なおっぱい?みたいな?
なんかそういうデンジャラスな感じのおっぱいってあるよね?皆んなで見ちゃいけません、みたいな?
匂いとかしてきそうなおっぱいって大抵?そんな感じだよね?

それで男の子たちって最初そのおっぱいをまわりから見てるだけで、さわれないよこんなの、みたいになってたんじゃ
ないのかな。みおちゃんがすっごくお嬢様みたいな外見してて、それなのにお嬢様はあんまりしないよねって感じで
制服半脱ぎで、皆んなの前でブラウスの前開けててむき出しの丸だしのおっぱい見える姿になってて、それでそれから
そのおっぱいの先が尖ってて、すごくきれいな形してるおっぱいで、ふくらみのとこの肌がつやつやのすべすべみたいで、
そういうのってかえって男の子たちはさわれないんだあ、ってそのときなんかまたひとつ学んじゃったかも。
165澪ちゃんとおしっこ ◆cboFLV.7rc :2009/08/14(金) 01:17:54 ID:8Evgqs0Z

それにみおちゃん駄目な格好だったっていうのは乳首とかが尖ってたからだけじゃないんだよね。
って言うのはみおちゃんのその隆起?した乳首は綺麗な薄い桜色をしてたけど、なんだか濡れてるみたいに
光って見えてたからだったかも。

みおちゃん唇を軽く半開きにしてたけど、そのみおちゃんのなんか吐息?が見えてきそうな唇もきれいな薄い
桜色してて濡れて光ってて、グロス塗ったみたいな感じで、それは乳首のと全く同んなじ色してて、正面から見てると
すごくふくらみが強調された丸いおっぱいの上でぴんと立って濡れてる薄桜色の乳首のその隆起?の2つと、
その上の濡れて見える唇が同じ色してるせいですごく強調されてるみたいになってて、その3角形からぜんぜん
目が離せないよ、みたいな感じに見えてた。

たぶんこれ……みおちゃん薄桜色のなんか塗ったのかな?……リップグロスとか?乳首に?

だって乳首光ってるし唇と同じ色だしって私は考えてたかも。でもみおちゃんがこんな色使ってるの見たことないし
自分でこんな丁寧には塗れないから、だから違うよねって。それにすごくきれいに塗れてるからとても時間とか
掛かったんじゃないかな、って。それからその場には先輩バンドの女の人とかも居たから塗られたのかな、って。
でも女の子がこんな色した乳首見せてるのってすごく恥ずかしいことなんじゃないのかな?
私はそういうのよくわかんないけど、みおちゃんはそうだよね?

それでたぶんみおちゃんはこのボックスに来てから、これだけの人たちの前で皆んなに見られながらそれで
スカートを脱いでて、それからあんな風に見える胸を丸出ししてて、それからものすごく時間を掛けて丁寧にゆっくり
先輩バンドの女の人たちに、隆起?してる両方の乳首に、皆んなに見られながらリップ塗られてたんじゃないかな?
だってみおちゃんが制服から尖った先したおっぱい出してたら、誰でもそういうことしたくなるよね?

でもみおちゃんそういうのすごく苦手だよね。皆んなの前でおっぱいの尖った先にうりうりうりって、ふつうそこには
しないもの塗られるのって。だから涼しそうな瞳して背筋延ばして座ってて、それで少し胸反らすみたいにしてて、
ブラウスのあいだからむき出しで丸出しのおっぱい正面に突き出すみたいにしてても、それは実はみおちゃん、
すっかり固まっちゃってたってことなのかも。でも普通はそこまではいかないよね?お薬だって効いてたみたいだし。
だって、おっぱい皆んなの前で見せてさわられたくらいじゃふつう何ともないよね?って私はそのとき考えてたかも。

でも……ほんとに大丈夫なのかな……みおちゃん

ってそのときのみおちゃんはそういう感じもしてた。もたないよねそんな女の子のオクターブ高い感じだと?
ってそんな感じだったかも。乳首すごく良く立ってて赤かったりするとそう思うよね?なんか身体に悪い感じする。
それにみおちゃんそのとき下半身もはだかだったし。下着はいてないと足の付け根のとことか涼しいけど
あんまり長い間それだと風邪とか引くよね?
166澪ちゃんとおしっこ ◆cboFLV.7rc :2009/08/14(金) 01:18:17 ID:8Evgqs0Z

みおちゃん下半身すっぽんぽんだから、脚の付け根のとこの女の子の部分見えないように隠すつもりで、
それでたぶんそのとき足組んでて、でもそんなことしたら確かにそこは見えないけど、他の下半身が正面とか
まわりの男の子たちからどんな風に見えるか気付いてないんだよね。ふだんはスカートはいてて隠れてるから
あたりまえなのかな?でも女の子って、スカートはいててもぜんぶは隠れないよね?

みおちゃんは左足を右足の上に載せて組んでて、それで生足だから上に載った左足のつま先から膝、太ももの
横から見た感じとか、その先のシートの上に座ってるとこのおしりの丸いとことか、はだかですべすべのおしりが
ウエストへつながってくなめらかな?曲線とかが丸見えになってた。上にあげてる左足は、はだかの右足と
太ももで重ってこすれてる感じで、それでその上の左足ってふだん男の子から見えない太ももの内側とかが、
根元から丸見えになってる感じなんだよね。

はいてないはだかの生足で足組んでるのって、見てるとすっごく足の付け根の方とか気にならなくない?
あと、はだかのおしりとかも?スカートも下着もはいてないと生のおしりがソファの皮?とかにこすれてる感じが
すっごくするよね?みおちゃんってそんなにおしり大きくなくて、ちょっと固い感じがしてて、丸いまんまで
ソファの上に収まってるってそういう感じだったけど、でも蒸れたりしないのかな?って心配になるよね?
ウエストくびれてると余分にそう感じるよね。

そういう下半身をみおちゃん本人は気付いてない感じで正面の男の子たちの方に投げ出してるみたいで
後ろ手だしどうそ好きに見て下さい、みたいな感じに見えてたかも。

それでそんな格好で皆んなの前でいるみおちゃんの身体からは何か出てた。なんていうかなんていうのかな?
女の子の匂い?ブラウスが張り付いて見えるいつもより大きくなってて先が尖って丸い感じが良く解る
そういうみおちゃんの両方のおっぱいの匂い?それとも開いたブラウスのあいだでむき出しになってる
おへそとかの匂い?それともそのさらに下でヘアがちょっと見えてる両脚の付け根の中央にある
みおちゃんの女の子の部分のそういう匂い?でもそれもあると思うけど、そういうのじゃなかったみたい。

みおちゃんはなんだかその皆んなの前で一回気持ち良くなったみたいなぼうっとしたみたいな黒い瞳とか、
それで半開きの唇な表情とか、ちょっだけ気怠げな雰囲気とか、ブラウスの上からでも解るつんと立ってて
輪のとこが膨らんでる両方の乳首のその盛り上がった感じとか、おへそから下がすっぽんぽんな格好の
その様子とか、うまく表現できないけどそういう見た感じの身体全体で女の子としての何かをすごく出してた。
よくわかんないけど女の子はそういうのでたくさんの男の子から出されたりするものなんじゃないのかな?
そういうのって誰かに聞いたらわかるよね。

167 ◆cboFLV.7rc :2009/08/14(金) 01:18:51 ID:8Evgqs0Z
今回長いので分割投下します。今回分ここまでで終了。
では。
168名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 03:26:03 ID:ElqTYVmm
乙、想像しやすくてエロいが
台詞がないと抜きにくくもあるな
169 ◆cboFLV.7rc :2009/08/14(金) 04:22:54 ID:6kSMUxPf
>>168
深夜レスサンクス。下手糞なのは御容赦。
抜きづらいのは自覚有って台詞は勉強中ですが
エロ状況の妄想と、上手い台詞妄想が同時にできないのでそれも御容赦。
170チョ・ゲバラ:2009/08/15(土) 00:10:27 ID:9nWKNuKr
お久しぶりです。
それでは早速投下いたしたいと思います。
今回は長いので分割となります。
171「初体験!」 1:2009/08/15(土) 00:11:02 ID:9nWKNuKr
大地を照らす猛烈な陽光にも少し陰りが見え始めたとは言え、まだまだ熱い日は続く今
日この頃。私達けいおん部にとっても熱いイベントが待っている季節の始まりだった。な
のにこうして暢気にお茶を飲んでいていいのだろうか、と私は少し心配になり溜息をつい
た。
「どうしたんだよ澪、元気ないな?」
 私の溜息を耳ざとく聞いてそう話しかけてきたのは田井中律。私の幼馴染というか、ま
ぁ腐れ縁ってやつだ。けいおん部のドラム担当であり、いちおう部長だったりする。
「澪ちゃんどこか具合でも悪いの?」
 本当に心配そうな色が篭った声でそう言ったのは平沢唯。彼女はギター担当兼ムード
メーカーだ。
「いや、そういうんじゃなくて……」
「まぁ大変、どうする、保健室に行く?」
 私の言葉を遮ってそう言ったのはキーボード担当の琴吹柚。通称ムギ。彼女はけいおん
部の補給を一手に担っている。詳しくは知らないがかなりのお嬢様らしい。
 おっと申し遅れたましたが、私の名前は秋山澪。ベースを担当している。なぜギターで
なくベースなのかと聞かれたら、恥ずかしいから、としか答えようがない。私は目立った
り人に注目されたりすることが大の苦手なのだ。
「じゃなくてっ! 文化祭も近いのにこんなことやってて本当にいいのかなって思ったん
だよ!」
 けいおん部は文化祭でライブをすることが一応決まっている。なのに放課後部室に集ま
って練習もせず、みんなで暢気にお茶を飲んでいていいのだろうか? 私でなくとも少し
は心配になるものだろう。
「あははは、まぁまぁそう焦らないで澪ちゃん。練習は後でちゃんとするからさ」
 舌足らずな口調で唯は言った。
「そうだぞ澪。焦ったってなんの解決にもならないんだぞ」
「ふふふ、さぁ、澪さんケーキどうぞ」
 これだ。結局またこのパターンになってしまう。みんなのこの楽観的で図太いところは
私にも少し分けて欲しいものだ。
「後からするって言うけど、結局、いつも何もしないじゃないか」
 そんなことを言いつつも私はケーキをぱくつく。美味しい……。ムギが家から持ってく
るケーキやお茶はかなり高級品のようで、本当に美味しいのだ。ああ、なんだかんだ言っ
てもこのまったりとした緩い空気が好きなんだな、と私は実感してしまった。
「なんだ、あんまり元気がないから、私はてっきり彼氏と上手くいってないのかと思った
よ」
 あっ! バ、バカ、律の奴! みんなには内緒だってあれほど言っておいたのに!
「「えええぇぇーー!!」」
 唯とムギがみごとにハモル。
「澪ちゃんって彼氏いたの?!」
「そうだったの! どんな人どんな人?」
 ううぅぅ、こうなるからイヤだったのに!
「ふっふーん、澪の彼氏はねー」
「コラーッ! お前は余計なことを言うんじゃないっ!」
 すかさず私は律の両頬をキューっと抓りあげ、その軽すぎる口を塞いだ。こいつだけは
こいつだけは!
「ええー、澪ちゃんの彼氏のこと聞きたいーっ」
「私も聞きたいです。恋人って、普段はどんなことするの?」
 唯は好奇心いっぱいの瞳をキラキラとさせ、ムギは頬を紅く染めてなぜか呼気が荒々し
い。
 はわわわわ、な、何でこんなことになってしまったんだ?!
「そ、そうだぞ澪。もうこうなったら洗いざらい全部白状するんだ!」
172「初体験」 2:2009/08/15(土) 00:12:22 ID:9nWKNuKr
 強力な援軍を得た律は、私の攻撃を必死で防御しながらニヤケ顔でそんなことを言う。
「全部お前のせいだろーっ!」
 いずれは彼氏のことを話さなくてはいけないとは思ってはいたのだが、できればもう少
しだけそっとしておいて欲しかったのに……。
 私の彼は幼馴染だ。もう十年以上の付き合いになる。付き合いと言ってもそれは幼馴染
としての付き合いで十年以上ということで、恋人の関係になったのはつい最近の出来事だ
った。あれは忘れもしない夏休みの終わりに、私は彼から告白された。涙が出そうになる
ほど嬉しかった。なぜなら彼は私の初恋の人だったから。彼は物心つく前からずっとそば
にいて、気が付くと私は恋の病に罹っていたのだ。それもかなり重度の。
 そんなこんなで私は被告人よろしく、三人の女検察官から根掘り葉掘りとチクチク取調
べを受けることになった。何でこんなことに……。
「━━で澪ったら、そんなことしたんだよ」
「あははははは」
 三人の笑いが合唱される。
「澪ちゃんってそんな頃から彼氏さんのこと好きだったんだねー」
「そうそう、本人は隠してるつもりなんだけど、もうバレバレでさー」
「…………」
「それじゃー澪さんの彼氏って幼馴染なのよね?」
「家がお隣さんなんだよ。なっ、澪」
「…………」
 キィー! バカ律めっ! 言わなくてもいいことをベラベラとー!
「で、私が幼稚園の頃に……いや、小学校だったっけ? まぁ、とにかくそんな頃に二人
と知り合ったわけ」
「でも、幼馴染で恋人になるなんて、何だか素敵よねー。それで澪さんの彼氏ってどんな
人なの?」
「ああ、アイツはね━━」
「こ、この話はもう言いだろっ!! 大体お前がだなーっ!」
「わぁー、や、やめろー、ぼ、暴力反対……」
 こうなったら全ての元凶の息の根を止めて、私も死んでやる!
「澪ちゃんっ!!」
 唯にしてはかなり珍しい真剣な声色に私は戸惑った。
「そ、それで、彼氏さんと、キ、キッスとかはもうしたの?」
 音楽室兼部室がサーっと凍りつくのと同時に、三つの好奇心旺盛な視線の刃が私の身体
にズバズバと命中した。
「キキキキ、キスゥーー!!」
 はわわわわ、キ、キスってあの唇と唇の、ににに、肉体的接触?! ちょ、ちょっとだ
け想像してみる……。まず見詰め合って、それから抱き合って、そして、く、唇と唇が…
………プシュー……私はブラックアウトした。
「み、澪ちゃん!?」
「まぁ大変、大丈夫!」
「フムフム、この感じじゃー、まだ何もしてないみたいだな。まぁ澪だからしょうがない
か。しかしアイツも意外に奥手だな……」

 
 制服から部屋着に着替えて一息つくと私はベットに横になり、さっきまでの学校でのや
りとりを思い浮かべて大きく嘆息した。
 恋人っていったいどんなことをするのだろうか? 
 私達はべつに特別なことをしているわけではない。普通に会って普通に会話して普通に
遊びに行って、思えば私達の関係は幼馴染の頃と何も変わっていないような気がする。私
だって女の子なんだから、もっと彼に触れられたいし触れてみたいとも思う。でもそうし
ようとしても幼馴染の期間が長かった分だけ、なんだかものすごく気恥ずかしくて照れて
しまのだ。
173「初体験!」 3:2009/08/15(土) 00:13:49 ID:9nWKNuKr
「キスか……」
 そっと唇に触れてみる。
 いずれは私も彼と……ダ、ダメだ、は、恥ずかしい! で、でも大切なファーストキス
の相手は彼しか考えられないし、恥ずかしいけど、やっぱりキスしたいな……。そう言え
ば彼はキス初めてじゃなかったよな……しかも相手はあの律だし! 私とだってまだした
ことないのにぃーっ! ああ、思い出すとまた腹が立ってきた。平常心、平常心。
 携帯電話の着信音に私はビクリと肩を震わせた。着信音で彼からのメールだとすぐにわ
かった。飛びつくように携帯電話を手にしてメールチェック。『おかえり』の文字だけ。
私はいつもどおり窓を開けて、向こう側の彼に声をかけた。
「た、ただいま」
「おかえり。今日も遅かったね」
 彼の家は私の家のお隣で、私達の部屋は丁度真向かいなのだ。
「うん、部活があったから」
「ああっ、文化祭でライブするんだったな。練習頑張ってるんだね」
 いや、結局今日も練習はしなかったんだけどね……。
「う、うん、まぁ、そ、そうなんだけど……」
「僕も澪の晴れ舞台はちゃんと見に行くから、チケット頂戴ね。桜高の文化祭ってすごい
人気だから、チケットってプレミアもんなんだよねー」
「こ、来なくていいよっ!」
「えぇー、なんでよ?」
「だって、君に見られるの恥ずかしいし……」
「言うと思ったよ。駄目です。絶対にいきますからっ!」
「ううぅぅ……」
 君が来ると絶対に唯やムギが会わせろって大騒ぎするのに……。
「ふっふっふっ、漸く禁断の聖地に巡礼できる日が来るわけだな。僕がどれだけこの日を
待ち望んでいたかと言うと、ピッコロがナッパに殺されて悟飯もやられそうになった寸前
で、やっと悟空が到着した時のクリリンぐらい心境だよ」
 言ってる意味はよくわからないが、とにかく相当待っていたことだけはよく分かった。
「来るのはいいとしても、うちの学校でおかしなことしたら承知しないんだからなっ!」
「おかしなこと? そんなことしないよ」
 とか言いつつも彼は「ジョシコージョシコー」とえらく御機嫌の様子だ。
 なんだか無性に腹が立つ。
「ところで、今日もおじさんたち遅いの?」
「う、うん、多分遅くなるんじゃないかな」
 うちは両親共働きなので、夜は私ひとりになることがよくあるのだ。
「それじゃー、行っていい?」
「うん、いいよ」
 実を言うと家にひとりっきりなのは少し寂しいので、彼が来てくれるのは素直に嬉しい。
彼とは家族ぐるみの付き合いなので、こういう日は私が彼の家に呼ばれて晩御飯を御馳走
になったりすることもある。ちなみに私達の関係は双方の両親も知っている公認の仲なの
だ。
 私は彼を出迎えるため玄関まで降りた。胸は痛いほどドキドキしていた。
 みんながおかしなこと言うから変に意識してしまってるじゃないかっ! でも……キ、
キスか……したいかしたくないかで言えばやっぱり……したいかも……。はわわわ、なな
な、何を考えているんだ私はっ! 
 そんなことを考えていると、がちゃりと玄関のドアが開いて彼がやって来た。
「オッス。あれ澪、顔赤いよ? どうしたの?」
「ええっ! 何でもないよ! 今日はなんだか暑いから! さ、先に私の部屋に行ってて、
飲み物持って行くからっ!」
174「初体験!」 4:2009/08/15(土) 00:14:37 ID:9nWKNuKr
「ふーん、そっか。わかった」
 勝手知ったる我が家よろしく彼は二階へと上がっていく。
 私はリビングに行ってとりあえず深呼吸。鳴り止まない胸の鼓動を抑えようと努力する
が一向に抑まらない。頭の中はキスのことでだけでぐるんぐるんになっていた。
 そ、そうだよ。恋人なんだから、キ、キスぐらいしたって問題ないんだよ。うん……キ
スぐらいしたって…………プシュー……わぁっ! ダメダメ、お、落ち着け私! 
 冷蔵庫に手をついてふらつく身体を立て直す。今のはちょっと危なかった。
 でもどうやってキスをするばいいのだろうか? キスしてって私からお願いするのか?
 はうっ! ム、ムリムリ! そんなこと恥ずかしすぎて言えないだろっ! はぁはぁは
ぁ、と、とにかくそれはできるだけ自然な成り行きに任せるとして、歯は磨いておかなく
っちゃ……って待てよ、歯磨きしちゃうと私がキスを期待してたの彼にバレちゃうんじ
ゃ?! はわわわわ、ど、どうしたらいいんだよっ!
 それから逡巡すること五分間。リビングと洗面所を何度も往復した末、やっぱり歯は磨
いておこうと決意した。一本ずつ丹念に歯を綺麗にしてから、私は飲み物を用意して彼の
待つ部屋に戻った。
「どうしたの澪、えらく遅かったね?」
「あっ、うん。ちょっと野暮用があって……」
 落ち着け、冷静になれ私! とにかく彼に気取られないようにできるだけ自然に振舞わ
なくっちゃ。
 私はさりげなくクッションを彼の横に移動させて、そこにちょこんと座った。
「そっか、おっきい方のトイレだったんだな」
「違うよっ!」
 まったく君はホントにデリカシーのない奴だな!
「ごめんごめん、冗談だって」
 もぉー! まったく君って奴は!
「でも怒った澪の顔も可愛いぞっ」
 バカじゃないのかっ! そんなこと言われて嬉しいわけが……まぁ、ちょっとは嬉しい
けど……。
「そう言えば、けいおん部の他のメンバーの娘って面白いんだって?」
「唯とムギのことか? まぁ、ふたりとも変わってると言えば変わってるかな。大体何で
君がそんなこと知ってるんだよ?」
「律から聞いた。それにふたりとも可愛いって」
「……まぁ、確かに可愛いけど……君には何の関係もない話だぞ」
 胸がざわめく。
 可愛かったらどうだと言うんだ? 君にはちゃんとした恋人がいるんだぞ。
「関係なくはないよ。澪がいつもお世話になってるんだから、僕からもちゃんと挨拶して
おかないといけないだろ。ふふ、会うの楽しみだなー」
 と、ニヤニヤ顔で言う彼。
 なんだか本気で会わせたくなくなってきた。
「……君やっぱり文化祭来るの止めろ」
「ええぇぇー、だからなんでだよー!」
「そんな人の友達に色目使うようないやらしい男に来てもらっては困る」
「いつ僕が澪の友達に色目使ったんだよ?!」
「今すっごいいやらしい顔してたじゃないか! こーんな鼻の下伸ばして! 私の友達に
変なことしたらただじゃ済まさないんだからなっ!」
「ハッハーン、なるほど、澪さんそれはヤキモチってやつですね」
 ななな、何っ?! 何てことを言うんだ君は!
「いつ私がヤキモチ焼いたんだよっ!!」
「僕は澪一筋なんだから、そんなこと心配しないで大丈夫だよ」
175「初体験!」 5:2009/08/15(土) 00:15:24 ID:9nWKNuKr
「だからヤキモチなんか焼いてないって言ってるだろ!」
「大好きだよ、澪」
「はうっっ!!」
 恥ずかしいこと言うの禁止禁止! ドキドキが止まんないだろ!
「どうしたの?」
「私も君のこと、ススス、スキだから……」 
「うん、知ってるよ」
 むー! 何で君はいつもそんなに余裕があるんだよ。ずるいぞ、インチキだ! それに
言葉だけじゃなくって、もっと他にすることあるだろ。こっちはもう心の準備も済ませて
るんだし、いつでも、キ、キスできるんだぞ! ド、ドンとこいだっ!
「えっと……どうしたのさっきからジーっと見詰めてきて、何かあった?」
「はうっっ! べ、別に何もないぞ! 何かして欲しいとか、そんなこと全然思ってない
んだからな!」
 喉がカラカラになっていたことに気付き、私はジュースを口に含んだ。
「ふーん、ところで澪はキスしたいんだよな?」
 ブーっとジュースを噴いた。
「なななな、何をいきなり言ってるんだ君はっ!」
「違うの?」
「いつ私がそんなこと言ったんだよ!」
「でも律からメール着たけど。澪がキスしたがってるからしてやれって」
 バカ律めっ! また余計なことをっ!!
「そんなの律のいつものやつだろっ! 私はそんなことまったく思ってないぞっ!」
 ううぅぅ……また余計なことを言ってしまった……これもみんな律のせいだっ!
「僕はしたいよ……してみない?」
「ええっ! な、な、何を?!」
「だから、キスだよ。僕達の今の関係ってすごく居心地がいいけど、このら辺で一線を越
えておかないと、なんだかズルズルと幼馴染の延長のままになりそうだし、僕は澪とちゃ
んとした恋人の関係になりたいんだよ」
 彼はまるで私の心の中の声を代弁してくれているようだった。素直に嬉しかった。同じ
想いを共有していたなんて、私達はもしかしてラブラブってやつじゃないか。自然に頬が
緩んでいく。
「き、君がどうしてもって言うなら、私はいいけど……」
「ホント?! ありがとう! それじゃー澪、その……するね」
 彼は私の肩にそっと手を置いた。視線が交差する。彼の澄んだ黒曜の瞳に、私は一瞬吸
い込まれそうになってしまった。
 えっ! えっ! キスしちゃうのか?! とうとうキスしちゃうんだな!? は、恥ず
かしいぃー! はうぅぅ、頭がクラクラしてきたぞ……。
「あの澪、眼をつぶってくれる?」
「あっ! う、うん、こうか……」
 瞳を閉じて彼がキスをしやすいように、顎を少しだけ上げた。もう心臓が口から出ちゃ
いそうなほどバックンバックン言っている。やっぱり歯磨きしておいてよかったな、と唇
が重なる瞬間私はそう思った。
 柔らかな感触が唇に押し当たった。
 優しいファーストキス。
 唇が触れ合った時間は僅か数秒たらずだった。でもその数秒はまるで刻が停止したかの
ような永遠にも思えた。確かに感じる唇の微熱の残滓に胸はときめき、羞恥と歓喜が混じ
った複雑な感情に、私は押し潰されてしまいそうだった。
「しちゃったね……」
「う、うん……」
 し、しちゃった。ついにキスしちゃったよ。ああっ、ダ、ダメだ。は、恥ずかしくても
う君の顔が見られないよ……。
176「初体験!」 6:2009/08/15(土) 00:16:19 ID:9nWKNuKr
「は、初めてのキスが、君でよかった……」
「うん、僕も初めてのキスが澪でよかったよ」
 ん? 今聞き捨てならないことを言ったぞ。
「ちょっと待って……君は初めてじゃないだろ」
「えっ? ……何が?」
「キスだよキス。君は初めてのキスじゃないはずだぞ」
「えっと……初めてなんだけど……」
 むむっ、惚ける気だな!
「君のファーストキスは律じゃないかっ!」
「律!? 意味わかんないよ。いつ僕と律がキスしたのさ??」
「昔したじゃないかっ! 別に嘘なんかつかなくていいよ。私は君達がキスしている目の
前にいたんだから」
「……まったく身に覚えがないんだけど? はっきり言って意味が分からないよ。やっと
ベルセルクの連載が再開したと思ったら全部見開きで、またすぐに休載になったぐらい意
味わかんないよ」
 そんなこと言われても、いきなり鹿を射殺しに行くぐらい意味がわからない。
「そこまで白を切るなら言ってやるよ! あれは小学校二年生のころに私と律と君の三人
でおままごとしていて、君たちふたりが夫婦役になって私が姑の役をしたことがあった
ろ!」
「そんなことあったかな……?」
「あったぞっ! だいたい私は姑の役なんか向いてなかったのに律に無理矢理やらされて、
しかも嫁に嫌味を言ってイジメる設定だったんだ。しょうがないから私が姑の役になりき
って嫁イビリをしてたら律の奴『あなたがいない時、澪婆が私のことをイジメるの』とか
言って君にベタベタ甘えて! 挙句の果てに『ご飯にするお風呂にするそれとも、ア、タ、
シ』とか私の目の前でイチャイチャし始めたと思ったら、『おままごととは言え今の時代
はリアリティーが必要』とか言って律は君にキスを強要したんだ! そしたら何を思った
のか君もその気になったみたいで、律にチュってしたじゃないかっ!」
「そんな昔の話をまるで昨日のことのようによく覚えてるね……。思い出したらそんなこ
ともあったような気もするけど、でもそれは小学生のころの話しだし、ノーカウントなん
じゃないかな、常識的に考えて?」
「む、昔のことでも私にはショックだったんだっ!」
 あまりにもショックが大きくて、その晩私は熱が出て寝込んだのだ。以来おままごとは
一度もしていない。
「ぷっ、ふふふっ」
「な、何が可笑しいんだ!?」
「だってそんな昔のことでヤキモチ焼くなんて、澪は可愛いなーって、ハハハ」
「バ、バカッ! だから私はヤキモチなんか焼いてないって言ってるだろっ! ただあり
のままの事実を話しただけだ!」
「フーン、澪はそんな昔から僕のことが好きだったんだなー」
「だ、だから、違うって言ってるだろっ!」
「でも、嬉しいよ。澪がそんな風に思ってくれていて。分かったよ。これからはもう絶対
に澪以外の女の子とはキスしないから。これでいいでしょ、ねっ? ごめんね澪、許して
くれる?」
 そういう約束をするなら、それはもういいかもしれないけど……。
「ま、まぁ、もう昔の話だしそれはいいけど……大体私は最初から別に気にしていた訳じ
ゃないんだからな!」
「ありかとう澪、それじゃー、仲直りのキスしよっか?」
 ええっ! 仲直りのキス?! し、したいかも……。
「君がどうしてもしたいって言うならしても……んんっ!」
177「初体験!」 7:2009/08/15(土) 00:17:14 ID:9nWKNuKr
 言い終える前に唇を奪われてしまった。
 セカンドキスは力強くて情熱的なキス。
「んっ! んっ! んん……っ!!」
 生暖かいにゅるっとした感触。拉げた唇の隙間から彼の舌がお口の中に入ってきたのだ。
私は驚きのあまりとっさに顔を背けようとしたが、逃げられないように後ろから頭を押さ
えつけられていてそれはできない。
 ちょっ、ま、待ってっ! そんなの、ダ、ダメッ! お口の中でにゅるにゅるって、ナ、
ナニコレッ!? す、すごく変な感じだけど、身体から力が抜けていく……ああぁぁ……
ヤ、ヤダ……ッ。
「ちゅつ、ちゅちゅっ、れろれろ、ぬりゅ、ちゅぴ、ちゅちゅちゅー」
 彼の舌は私の唇と歯茎の間に入り込んで我が物顔でちゅるちゅると舐めこそぎ、次の獲
物を求めて更に奥へと侵入してくる。怯えて隠れていた私の舌はあっさり発見されてしま
った。チョンチョンと舌先が触れてくる。逃げ場はない。またチョンチョン。私は茹だる
頭を駆使して答えを導き出し、恐る恐るチョンチョンと返事を返した。
「んんっっ!! くちゅくちゅ、ぬりゅ、ちゅっ、ちゅちゅー、くちゅくちゅ」
 無防備な舌は不埒な侵入者に簡単に捕まってしまい、チュチューっと吸い出されて螺旋
を描くように絡め取られてしまった。
 初めての大人のキスだった。
 頭の中はぽわーんとぼやけ、まるで夢の中の出来事のようだ。でもこれは夢ではない。
夢なら身体はこんなに熱く火照ったりはしない。お口の中でじゅわっと拡がる彼の唾液の
味はあまりにも甘美に満ちていて、気分はあっという間に最高潮に達してしまう。
「澪……舌、出してみて」
 私は言われるままにおずおずと舌を出した。するとはむっと怯えて震える舌は咥えられ、
彼の口内でちゅるちゅるとしごかれてしまう。もう脳裏は真っ白に染まって何も思考でき
ない。ただ彼の言葉だけがまるで強制力を持った呪文のように、私の耳の奥で鳴り響いて
いた。
「ひゃぁっ、いひゃぁ……れろれろ、ちゅちゅ、ひゃぁ、れろれろ、ちゅちゅちゅーっ」
 再度ぶちゅーっと重なり合う唇と唇。ものすごくエッチなキス。口内で複雑怪奇に絡ま
り合う舌と舌。それは淫靡すぎる肉帯の舞踏だった。
 いつしか私のほうからも積極的に彼の舌を求めてしまっていた。もう失神してしまいそ
うなほど恥ずかしのに、いやらしい舌の運動をどうしても止めることはできなかった。
 す、すごいエッチなキスしてる……エッチなキスしちゃってるよー! このキス、き、
気持ちいい……ああっ、そ、そんな、もしかして私、濡れてきちゃってるの!? 私もの
すごくエッチな気分になっちゃってる……これ以上されちゃったら、も、もうダメだろ…
…。
「んんっ! んっ! れろれろ、ぬりゅ、ちゅちゅ、んっ! んっ! ちゅちゅ、ぷはぁ
ぁーっ! はぁはぁはぁ、はぁ……」
 長かった大人のキスは終わりを迎え、同化しそうなほど重なっていた唇同士が名残惜し
げに別れを告げる。ふたつの舌を繋ぐ紅い糸ならぬ唾液の糸が、音もなくプツリと切れて
消失した。熱い吐息が触れ合う距離のままで、私は呼気を荒げて不足した酸素を肺へと送
り込んだ。
 彼が優しく抱きしめてきた。温かくて幸せな抱擁。大好きな彼の匂いが私の鼻腔を擽る。
「澪が欲しい……」
 ドッキーンっと大太鼓のように心臓が打ち鳴らされた。
 えっ! えっ! 欲しい?! ななな、何が欲しいのっ! ま、まさかっ!!
「澪が欲しいんだ……」
 はうっっ! や、やっぱりそっちのことなのか?! ダダダ、ダメだろっ! そんなと
ころまではまだ心の準備ができないよ! ムリムリッ! 絶対にムリだろっ!
「駄目かな?」
 しかし彼の真剣で真摯な眼差しは、私の心をたやすく貫いてくる。
178「初体験!」 8:2009/08/15(土) 00:17:57 ID:9nWKNuKr
 ど、どうしよう……そんな真剣な眼で求められたら、こ、断れないよ……。
 プシュー……目の前が真っ暗になる。
「澪?! 大丈夫か??」
「ひゃ、ひゃいぃ!」
 ギリギリのところで我を取り戻した。
 思えば彼とはずっと一緒だった。
 嬉しい時も、悲しい時も、楽しい時も、辛い時も、寂しい時も、彼はずっとそばにいて
くれた。いっぱい喧嘩もしたけど同じ数だけ仲直りして、いつの間にか好きになってて、
そして恋人になって……ああ、そうなのだ。最初から選択肢などなかったのだ。彼から求
められて断る理由など、私には何もないのだから。
「は、初めてなんだから、優しくしないとダメなんだからな……」
 消え入るような言葉で私はそう言った。
「ホント?! 絶対に優しくするから! 愛してるよ、澪」
 はうっっ! 愛してるって初めて言われた! 愛してるって愛してるって……はああぁ
ぁ……君はずるい奴だな。こうやってすぐに私を嬉しくさせるんだから……って言うか、
なんだか君の術中に嵌っているような気がする……。
「澪……」
「ちょちょちょ、ちょっと待って! 服は自分で脱ぐからちょっと待って!」
「遠慮しないでいいから、僕が脱がしてあげるよ」
「遠慮なんかしてないよ! 脱がす禁止だから! 自分で脱ぐからアッチ向いてて!」
 彼は「わかった」と渋々後ろを向いて自分の服を脱ぎ始めた。
「私がいいって言うまでこっち見たらダメだからな!」
「わかった」
 彼はさっさと服を全部脱いで早くも全裸になってしまっていた。引き締まった彼のお尻
が見えたので、私は慌てて目を逸らした。
 これからエッチしちゃうのか!? キスだけだって思ってたのに、まさかこんなことに
なるなんて思ってもいなかったよぉーっ! 怖い……怖くて身体の震えが止まらないよ。
でも、君になら初めてをあげても絶対に後悔しないからな。私だって君のことを……あ、
愛してるんだからなっ!
「澪、まだー?」
「も、もうちょっとだけ待って!」
 とりあえず深呼吸をして気を落ち着かせる。 
 そしてありったけの勇気を振り絞って、私は身に着けていた部屋着を脱いで下着だけの
姿になった。今日の下着は上下お揃いのピンクの縞々ショーツとブラジャー。この間彼が
「縞々は男のロマン」と言っていたので、思い切って購入したのだ。ちなみにこれとは別
にブルーの縞々も所持している。どの辺りがロマンなのかはさっぱりわからないが、私も
結構お気に入りだっりする。
「もーいーかーい?」
「マダだっ!」
 さすがに彼と一緒の部屋で全裸になる勇気は残っていなかった。もう今日だけで一生分
の勇気を使い果たしてしまいそうな勢いだ。心なしか彼の呼気がさっきよりも荒々しくな
っているような気がする。これ以上待たせると暴動が起きてしまいそうなので、私は下着
姿で布団の中に潜り込んだ。
「こっち向いて、いいぞ……」
 彼に声を掛けてから私はさっと頭も布団の中に潜り込ませる。ここからでは何も見えな
いが、気配で彼が近づい来ているのはわかる。そして、ゆっくりと布団が捲られ彼とご対
面。視線が交差する。同時にとても大事なことを忘れていたことに気付いた。
「あ、あの、で、電気消して……」
「駄目」
「な、何でだよーっ!」
179「初体験!」 9:2009/08/15(土) 00:18:41 ID:9nWKNuKr
「電気消したら澪の身体が見れないでしょ」
 ううぅぅ……見られたくないのにぃー!
「ふふ、澪、緊張してる?」
「そそそそ、そんなことにゃいぞっ!」 
 呂律が上手く回らない。意味なく猫語を使ってしまった。
「僕も緊張してるよ。僕も初めてだから上手くできないかもしれないけど、痛かったりし
たらちゃんと言っていいからね」
「う、うん……わかった……」
 本当にずるいぞ。こんな時だけ優しくして……嬉しいけど……。
「それじゃー澪の身体見るね」
 彼は布団を全部剥ぎ取ろうとする。
「ああっ、こ、これはダメだろーっ!」
 布団はあっけなく奪われてしまい、私は下着姿を彼の目前に晒してしまった。
「あんっ、お、お願い! み、見ないで……」
 私はベットの上で自分の身体を抱きしめるようにして丸くなった。
「おおー、縞々だーっ! 可愛いなーコンチクショー! よく似合ってるよ」 
「ホ、ホントか……?!」
 すっごく恥ずかしいけど可愛いって言って貰えた! う、嬉しい……やっぱり君が好き
な下着を選んでホントによかったよ。
「本当だよ。脱がすのが勿体無いぐらいだよ」
 ううぅぅ……やっぱりこれも脱がなきゃいけないんだよな……。
「それだけは、ま、待ってくれ、もうちょっとだけ心の準備を……キャーーッッ!!」
 突然とんでもない物が網膜に映りこみ、私は思わず悲鳴をあげてしまった。
 あのとんでもなく大きな物体はナンデスカ?? ままま、まさか、アレが噂に名高い…
…オ、オチンチンなのか!? 
「駄目だよ澪。そんな大きな声出したらっ」
「はうっ! ご、ごめん……」
 でもでも、そ、それはいくらなんでも大きすぎだろっ! こんなのさすがに聞いてない
よ! いくらなんでもそれは絶対に入りませんからっ! 
「どうしたの?」
「あ、あの、それはもっと小さくすることはできませんか?」
 敬語を使わなければいけないぐらい私は精神的に追い込まれていた。
「それって、これ?」
 お腹に張り付くぐらい硬くなって直立しているオチンチンがぶんっと揺れる。
「ひゃぁあっっ!」
「ごめんごめん、怖かったか。うーん、そうだな……これはあんまり僕の意思とは関係な
いから、小さくするのはちょっと無理かな」
 ダ、ダメなのか……それではいったいどうすれば……。
「むしろ、もっと大きくなるかも」
「もっと大きくなっちゃうのデスカッ!」
 ムリムリムリ、絶対にムリだろ! それ以上大きくなっちゃったら死んじゃうよっ!
「大丈夫だよ。大きくなると言ってもちょっとだけだから、心配しないで。すごく優しく
するから、ねっ」
「ううぅぅ……絶対だぞ! 絶対に優しくしないとダメなんだからなっ!」
「わかってるって。澪は寝てるだけでいいからね。後は全部僕がするから」
 彼は私に覆いかぶさりって、ちゅっと優しくキスをしてきた。
「ホントに可愛いよ、澪。それじゃーおっぱい見るね」
「ああっ……ううぅぅ……」
 彼は私の背中に手を回して、器用にブラジャーのホックを外した。そしてカップがずら
されブラジャーは剥ぎ取られてしまい、ふたつの乳房が勢いよくポヨンと飛び出して外気
に触れた。
180チョ・ゲバラ:2009/08/15(土) 00:19:34 ID:9nWKNuKr
おっぱいが出たところで次回へと続きます。
それではまたお会いしましょう。
181名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 00:33:53 ID:yJ6Aq5ch
>>180
GJ!
次の投下も待ってるよ
182名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 01:35:36 ID:NFvN9xIb
183名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 12:40:58 ID:h0Ashu9K
>>180
おお! 久しぶりです。
楽しみに待ってました。
184名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 12:56:54 ID:lPNqkktc
なんという生殺し
185チョ・ゲバラ:2009/08/16(日) 00:07:44 ID:7O/unm5V
それでは前回の続きを投下いたしたいと思います。
186「初体験!」 10:2009/08/16(日) 00:08:34 ID:7O/unm5V
「ちょ、おまっ! す、すっげーっ! 澪のおっぱいはやっぱりすごかったんだな!」
「あんっ! ダ、ダメだろっ!」
 私は咄嗟に双乳を両手で隠そうとしたが、その前に彼がものすごい早業で乳房を鷲掴み
にしてきた。五指は柔肉の中に埋まりムギュムギュっといやらしく蠢く。先端の桜色は不
本意にも次第に硬くなり尖っていった。
「うわー、すっごい柔らかいなー。指がおっぱいの中に勝手に沈んでいっちゃうよ。澪の
おっぱいすっごく気持ちいいよ」
「あっ、やん……っ、んんっ、はぁはぁ、あっ、ああぁぁ……」
 哀れな胸の膨らみは十本の指によって何度も何度も捏ね繰り回され、その形を無軌道に
変形させた。
 私だって健康な女の子なんだから、その……自分で自分の胸を触ってみたりとか、ひと
りで、エ、エッチなことをしたことだってある……あるさ、そりゃっ! 女の子だってエ
ッチな気分になる時ぐらいあるんだ! ずーっと待ってたのに、なかなか告白してくれな
かった彼が悪いんだ! 
 それはまぁ、置いておくとして。とにかく彼に胸を揉まれるのは自分でするのとはまっ
たく違うのだ。その……何と言うか……全然、き、気持ちいいのだ! 少々乱暴な手つき
がかえって新鮮で、乳房の中で生成された魅惑の快感が脊髄を疾駆して脳内を沸騰させた。
「い、いやぁ、はぁはぁ、あっ、んっ、んんっ、はぁはぁ、ああっ、くうぅぅっっ!!」
 勃起した乳首を指腹でキューっと摘まれてしまい、凍えるように私の身体はプルプルと
震えた。迸る快感が官能の矢となって快楽神経に命中する。私は頤を反らして漏れそうに
なるエッチな声を必死に押し殺した。
「澪の乳首コリコリって硬くなってる。気持ちよくなってくれてるんだね。ふふ、それじ
ゃー、いただきます」
 彼はまるで赤ちゃんみたいに可憐な乳首に吸い付いてきた。
「はああっ、ヤ、ヤダッ、そんなところ、な、舐めるのは、あんっ、やぁ、ああっ、はう
ぅぅ……」
「ちゅぱぁ、ちゅぱぁ、れろれろ、ちゅちゅーっ、れろんれろん、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ
ちゅちゅーーっ」
 削り取るようにザラつく舌腹で舐め回されたかと思うと、チュチューっと強く吸引され
てしまう私の可哀想な乳頭。同時に乳房を揉みしだくいやらしい指の動きにも、まるで搾
乳するかのような強い力が次第に込められていく。
「澪のおっぱい美味しい! ちゅぱ、ちゅぱ、本当に美味しいよ! ちゅちゅー、れろれ
ろ」
 そんなにしても母乳は絶対に出ないんだぞ。ううぅぅ……だいたい美味しいってなんな
んだ……本当に味なんかするのか……? 
 彼は右乳首をふやけるまで好きなだけいたぶると、片方だけでは飽き足らず今度は左乳
首に吸い付いて甘噛みしてきた。
「そ、そっちも?! ああんっ、んんっ、んっ、はぁはぁはぁ、そ、そんな両方も舐めた
らダメだろっ!」
 そんなことを言いつつも私の身体は実に正直な反応をしていた。胸の愛撫だけでショー
ツがジワリと濡れてしまっていたのだ。正確にはキスをしている時からなのだが、それは
まぁどうでもいいだろう。
 ヤ、ヤダ……すごいことになっちゃってる……?? こ、こんなに……どど、どうしよ
う?! こんなのバレちゃったらきっとエッチな娘だって思われちゃうよっ!
 バレてしまう瞬間はあっさりと訪れた。
 一心不乱に乳房を揉んでいた彼の右手がスルスルと私のお腹を伝って、迷わずショーツ
の中に滑り込んできたのだ。
「あああっ! やんっ、あっ、そそそ、そんなところ、さ、触っちゃっ! んんん……
っ!」
187名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 00:09:05 ID:d/rFk4y0
あ、はい
188「初体験!」 11:2009/08/16(日) 00:09:28 ID:+aSkz3Tw
「うわぁ……熱い……、澪のココすっごく熱くてヌルヌルになってるよ」
「バ、バカッ! そ、そんなこと言うな……っ!」
「そっか、澪はおっぱい吸われるのがそんなに気持ちよかったんだねー」
「はうっ! し、知らないそんなこと! ああっ! やっ、あっ、ああぁぁ……」 
 ショーツの中に侵入した彼の手は肉のクレパスに沿って上下に動き、私の一番大切な部
分を優しく摩擦していく。処女口からは壊れた蛇口のように、大量の愛蜜が止め処なく溢
れ出していた。
「はうっ! そ、そんなところ触ったらダメなのに……ひゃぁぁっ! そ、そこは、ああ
ああっっ!!」
 包皮をひん捲られ丸裸にされたクリトリスに彼の指が触れた刹那、ビリビリと電流のよ
うに迸る肉悦が血液を逆流する。私はもうとても声を我慢することができず、エッチな嬌
声を張り上げてしまった。ショーツの中からくちゅくちゅと淫靡な水音が部屋に響いてい
た。
「ヤ、ヤダ、エ、エッチな音が……ううぅぅ、やぁんっ、んっ、はぁあ、あんっ! ああ
っ! い、いやぁ……」 
 正直ひとりでする時とは比べ物にならないぐらい私は興奮していた。顔から火が噴出し
そうなほど恥ずかしいのに、身体がおかしくなってしまったのかと思うぐらいエッチな蜜
が溢れて止まらないのだ。彼はすごくエッチだけど私の身体のことを考えて、すごく優し
く扱ってくれているのがよくわかる。それが堪らなく嬉しくて仕方がなかった。
「すごいな……どんどん濡れてくる。手がふやけちゃいそうだよ。澪はココが気持ちいい
んだね。入れるよ……力抜いて……」
 エッチな涎を垂らす処女口の周りを丹念にマッサージしていた指が、とうとう膣内に挿
入されてしまった。
「ああっ! そ、そんなところに、ゆゆ、指入れちゃ……はううぅっ! あ、あああ……
 ヤ、ヤダ……ッ!」
 私の身体は異物の挿入に敏感に反応してビクンと弾け跳んだ。
 怖かったのでココにはひとりでするの時も自分の指を入れたことはなかった。だから彼
の指が初めての挿入。私は痺れる足の爪先をキュっと折り曲げて、お腹の中を震わせる奇
妙な感覚に悶え耐えた。
「はむはむって、澪のココすごく締め付けてくるよ。こんなに狭いんだね……ちゃんと入
るかな……?」
 ナ、ナニコレ?! 指がお腹の中でくにくにって……ああっ、こんな感覚初めて……は
ぁはぁ……ああっっ! おかしくなっちゃう! もうこれ以上されたら絶対におかしくな
っちゃうよぉーっ!
「おっぱい寂しがってるね。こっちも吸ってあげるね」
 そう言って彼はムチューっと乳首に吸い付きながら指で柔膣を掻き回してくる。
 上下を同時に愛撫された私は限界寸前へと追い込まれた。
 ぶわっと全身から吹き出る汗。
 キーンと高音で劈く耳鳴り。
 バチバチと網膜に瞬く閃光。
 脳細胞が焼き切られるかのような錯覚を覚えた刹那、私はめくるめく絶頂の波に飲み込
まれた。
「はあぁっ!! ンン…………ッッ!! くぅっっ! はあぁぁぁっっ!!」
 そ、そんな……イっちゃった……指だけでイっちゃったよ……君が見てるのに……。み、
見ないで……今すっごくエッチな顔してるから、み、見ないで……。
「澪の膣内がブルブルって震えてる。イっちゃったんだね。ふふ、イッた時の澪の顔すっ
ごく可愛かったよ」
「ワーーッッ!! 聞こえない聞こえない聞こえない。何も聞こないぞーっ!」
「パンツもお漏らししちゃったみたいになったったね。気持ち悪いからこれも脱いじゃお
うね」
189「初体験!」 12:2009/08/16(日) 00:10:24 ID:+aSkz3Tw
 ええっ! パンツ脱ぐって?! そ、それだけはダメだろーっ!
「ヤ、ヤダーーッッ!!」
 半分まで脱がされそうになっていた縞々ショーツの防衛に、私は間一髪でなんとか成功
した。
「これだけは、ダメなんだぞっ!! はぁはぁ……」
 絶頂の余韻が冷めやらぬ身体で、がっしとショーツの両端を握って死守する健気な私。
「えーっと、でも脱がないとできないし……いや、厳密には横にずらせばできなくはない
けど、でもそれだとBGMに『今日の日はさよなら』が流れるくらい不自然と言うか何と
言うか……」
 意味はわからないけど、『翼をください』が流れるのはまだ許せるような気がした。
「ヤダッッ! これを脱いじゃったら全部見えちゃううだろ!」
「うーん……」
 私の頑なな抵抗に彼も少々戸惑っている様子だった。
 私としてもここまできて些か無茶な注文をしているのは理解している。だがこちらにも
止むに止まれぬ事情というものがあるのだ。
 実は……何と言うか、その……私のデリケートな部分には、け、毛が生えてないのだ!
 夏合宿の時にさりげなくみんながどうなっているのか拝見させて貰ったのだが、全員ち
ゃんと生えていた。もしかすると唯だけは仲間だって信じてたのに……一番フサフサだっ
た……。何で私だけ子供の頃のままでツルツルなんだよ! こんなの恥ずかしくて誰にも
見せれないだろ!
「やっぱり澪の裸をちゃんと見てみたい。初めての想い出に澪の身体をずっと覚えておき
たいんだよ。それでも駄目?」
 そういう風に言われると悪い気はしないけど……やっぱり恥ずかしいからヤダッ。
「後一枚だけだから、頑張って脱いでみようよ、ねっ?」
「あっ! コ、コラーッ! ダ、ダメだって言ってるのにぃー!」
 暫くの間、縞々パンツの引っ張り合いが続く。彼は意地でも私の大切な場所を観賞する
つもりのようだ。
「もぉー! わ、わかったよ! 脱ぐよ! 脱いでもいいけど、一つだけ約束しろ!」
「なになに?」
「見ても絶対に笑わないって約束しろ!」
「そんなの、笑うわけないでしょ。約束するよ。絶対に笑わないから」
「ううぅぅ……ぜ、絶対なんだからな……」
 私はショーツから手を離して、そのまま顔を両手で覆い隠した。
 身に着けていた最後の縞々がゆっくりと脱がされ、私はとうとう生まれたままの姿にな
ってしまった。
「綺麗だよ、澪。そっか、やっぱりパイパンだったんだな。こんなの気にしなくてよかっ
たのに」
「パ、パイパン? 何だそれ……?」
「澪みたいに陰毛が生えていない女の子のことだよ。こっちのほうが可愛いから好きだっ
て男の方が多いと思うよ」
「ホ、ホントか? 変じゃないか……?」
「全然変じゃないよ。可愛いよ。割れ目が丸見えですごくエッチだし」
 フーっと大切な場所に息が吹きかけられる。
「あんっ! や、やめろーっ!」
「それじゃー全部見るよ」
「やっ! ダメッ! やああんっ!!」
 あんっ! そんな、脚を開いたら全部見えちゃうだろっ! そこは今すごいことになっ
てるのにぃー!
 両方の膝頭を掴まれ無理矢理M字に開脚されそうになってしまった私は、必死に太股に
力を込めて抵抗するが、所詮は無駄な努力でしかなかった。むしろ彼を悦ばせただけだっ
たのかもしれない。太股はプルプルと震えながら静かに開いて、私の一番大切な部分を彼
の目の前に曝け出してしまった。
190「初体験!」 13:2009/08/16(日) 00:11:20 ID:+aSkz3Tw
「うわー……ココも毛が生えてなくてすっごく綺麗だよ。澪のオマンコってこんな形して
るんだね。ふふ、ピクピクって痙攣しててすごく可愛い」
「あうぅぅ…………」
 見られちゃった……一番大切な場所見られちゃったよ……もうお嫁に行けない……。
「えーっと、それじゃー舐めていい?」
「ダメに決まってるだろっ!!」
 大切な部分を両手で防御して、それだけは絶対に拒否した。
 もしこんなところを舐めてきたら舌噛んで死んでやる!
「わ、わかった……舐めないから安心して」
 さすがの彼も私の気迫に押されたようだ。
「こんなに濡れてたら大丈夫だよね……。それじゃー澪の初めて貰うからね」
 ああぁぁ……とうとうエッチしちゃうんだね……お母さんごめんなさい……でも私は絶
対に後悔しないから……って、そ、そそそんなっ! オ、オチンチンさっきよりも大きく
なっちゃってるよ?!! こんなのどう考えてもサイズが合わないだろっ! 
「ホホホ、ホントに入れちゃうのか……?!」
「うん、優しくするから力抜いてごらん……」
 限界まで肥大化したオチンチンが処女口にくちゅりと音を立てて接触した。すごく熱く
てすごく硬くて、こんな物がお腹の中に入ってくるのかと思うと、もう怖くて逃げ出した
くらいだった。でも身体は金縛りにでもあったかのように動かない。心臓は乱舞するよう
に大暴れして、緊張のあまり喉がカラカラに渇いた。
 彼の腰に力が篭りオチンチンがゆっくりと膣内に挿入された。
「はぁぁっ! うう……っ!」
 が、亀頭の先っぽだけが膣内に入ったかと思うと、次の瞬間つるんと滑って外に出た。
彼はもう一度オチンチンを膣内に挿入しようと試みるが、また同じように滑って入らなか
った。
「あれっ? 入らないな……ごめんね、もう少しだけ力抜いてみて?」
「うん……」
 言われたとおりできるだけ身体の力を抜いてみる。
 再び接触する生殖器同士。
 ぐぐっとオチンチンが膣内へと押し込まれてくる感覚。
「ああぁっ! んん……っ!」
 だがやはりオチンチンは膣内に入らなかった。
「うーん……」
「私が悪いのか……?」
 自分の身体がどこかおかしいのかと酷く心配になる。すごく怖いしすごく恥ずかしいけ
ど、せっかくここまできたのだから、今日彼に私の全てを捧げたかったのに。ショックで
涙が出そうになる……。
「いや、澪は全然悪くないよ。心配しないで」
 そう言って彼は私の頭をなでなでしてくれた。現金なものでそれだけですごく安心でき
た。自分でもちょっと単純だなと思わないでもない。
「体位を変えみよっか。ちょっとうつ伏せに寝てくれる?」
「えっ? こ、こうか……?」
 ごろんと身体を反転させ、彼にお尻を向けて寝転がった。
「そうそう。あと枕取ってくれる?」
 何をするのかよくわからないまま枕を彼に手渡す。彼はその枕を私のお腹の下に敷いた。
すると私はお尻をちょっとだけ突き出した恥ずかしい格好になった。 
 ここで私はとんでもない事実に気付いた。この格好だとお尻の穴が丸見えになってしま
うではないか!
191「初体験!」 14:2009/08/16(日) 00:12:03 ID:+aSkz3Tw
「澪はお尻も可愛いな……」
「あーん、やっぱり! バ、バカーッ! そ、そんなところ見るなー!」
 尻肉をがっしっと鷲掴みにされて左右に開かれ、絶対に見られてはいけない恥ずかしい
穴をじっくり視姦されてしまった。一生の不覚だ。私は四肢をパタパタとさせて抵抗した。
「ごめんごめん、暴れないで。もう絶対に見ないから。それじゃー入れるから力抜いてみ
て。この体位ならきっと上手くいくと思うから」
 ホントに君だけは恥ずかしいことばっかりして……絶対に責任取れよな……。
 くちゅりと音を立ててオチンチンが処女口に宛がわれた。この体勢だと彼の顔が見えな
いのでちょっと不安だっが、ひとつになるためにはこれくらい我慢しなければいけない。
 そして、オチンチンは静かに膣内へと埋没していった。
「ああっ! んっ! くううぅぅ……っ!」
 さっきまでとは明らかに違う感覚。加熱した鉄串のような物が膣肉を引き裂いて、膣奥
へと押し込まれてくるのがよくわかる。オチンチンが処女道を少し進むたびに、ズキズキ
と例えようのない痛みが下腹部に集中した。
「やんっ! いたっ……んっ! はぁはぁ、ああぁぁ……いたいっ!」
「大丈夫? 今度は上手くいきそうだよ。もうちょっとだけ我慢してね」
 彼はオチンチンの角度を上手く調節し、更に力を込めて柔膣に突き立ててきた。懸命に
彼の物の飲み込もうと限界まで拡張される処女口。柔膣は次第に官能的な圧迫感によって
支配されていった。
「あんっ! いたっ! ああっ……はぁはぁ、いたいっ! んん……っ、やっ、ああああ
っ!」
 亀頭の先が膣内の薄膜に接触する。オチンチンの挿入は止まらない。圧力が掛った処女
膜はその形を変形させて、オチンチンの侵入を阻もうと死力を尽くした。だが、更なる力
が彼の腰に込められた刹那、処女膜は呆気なく破れオチンチンは未開の膣道を一気に突き
抜けた。
 この瞬間、私は大切な処女を喪失した。
「くうぅっ! ああ……っ! ああああっっ!!」
 亀頭は膣奥へと到達して子宮をぐぐっと押し上げた。
「はあぁぁっ! は、入った……全部入ったよ……すごい、はぁはぁ、なんだか感動する
よ……」
 私も心の底から感動していた。双眸から歓喜の涙が滂沱と溢れてくる。もちろん多少は
じんじんと膣内に激痛が奔るからでもあるが、それ以上に彼に初めてを捧げることができ
た歓びの方が遥かに上だった。なんだか自分が無性に誇らしい。膣内をこれでもかという
ほど圧迫する激覚が、これほど幸せに感じるとは思いもよらなかった。
「はぁはぁ、ああっ、はぁ、はぁ、やんっ、ま、まだ、動いちゃ……」
「痛い……大丈夫?」
「……うん、大丈夫だけど……ちょっとだけ待って……」
 幸せだけどやはり痛いものは痛い。あと少しだけ慣れるまで待って貰わないと無理っぽ
い。
「それじゃー痛くなくなるおまじないしてあげるよ」
 おまじない? なんだそれ?
「リ−テ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル……」
「もう、いいよっ!」
 もぉー! こんな時にまでツッコませて! しかも君が突っ込んでる癖に!
「ぷっ、ふふふ、もう、ホントに君だけはバカなんだから、ふふふ、クスクスクス」
「ごめん。ふふ、ハハハ」
 なぜかツボに嵌って笑いがとまらない。少しだけ緊張が解けると、まるでおまじないが
利いたかのように、膣内の痛みが嘘のように緩和していく。
「動いていいぞ……」
「本当に大丈夫か? 別に無理しなくていいんだぞ」
192「初体験!」 15:2009/08/16(日) 00:12:45 ID:+aSkz3Tw
「多分、大丈夫だと思う……でも、優しくだぞ……激しいのはダメなんだからな」
「わかった、痛かったら我慢しないでいつでも言っていいからね」
 私がコクリと頷くと、彼はソロソロと抽送を始めた。
 後ろからズンズンと腰を突かれ、オチンチンがズボズボと膣道を出入りする。やはりま
だ痛みは完全には治まらず、処女膜があった場所をオチンチンが通過するたびに、チクチ
クと痺れるような痛みが奔る。だが我慢できないほどではない。それよりも何よりも膣奥
に矛先が突き当たるたびに、えも言われぬ激感が短剣となって脳内にグサグサと突き刺さ
った。
「ああっ、やぁんっ! あっ、あっ、あっ、はぁはぁ、んん……っ、くうぅぅっっ!」
 気が付くとシーツを掻き毟るように両手に力が篭っていた。この内臓を丸ごと揺さぶる
ような激感は快感なのだ、と経験不足の身体は徐々に認識し始める。未発達の膣道は恥ず
かしいほどに潤い始め、オチンチンの抜き差しの潤滑油の役割を果していた。
「ああっ、気持ちいい、澪の膣内、熱くて凸凹してて、すごく気持ちいいよ! はぁはぁ
はぁ、気持ちいい……ううっ!」
 繰り返される抽送の速度が次第に加速して、タイミングよく私のお尻に彼の腰が打ちつ
けられる。
「ヤ、ヤダ……そんな……あっ! やぁんっ、あんっ! あんっ! はうぅ……そんなに
したら、ダ、ダメッ!」
 私はエッチな声で叫んでしまうが、もうどうしようもなかった。それほど初めてのセッ
クスで感じてしまっていたのだ。オチンチンが膣肉をゴリゴリと摩擦して膣奥に打ち込ま
れるたびに、目の前には無数の星が流れて落ちる。天秤は痛感から快感へと一気に傾き、
全身から玉の汗が滝のように流れ柔肌に滴った。
「そんなにキューって締め付けたら、もう出ちゃうよ。はぁはぁ、あっ、駄目だ! 気持
ちよすぎる!」
 彼の体重が私に圧し掛かり全身が密着したかと思うと、後ろから伸びてきた両手でふた
つの乳房は鷲掴みにされてしまい、まるで蕎麦を打つように捏ね上げられたしまった。同
時にピストン運動は小刻みで短いストロークへと移行され、素早くリズミカルに亀頭が子
宮口をピンポイントに攪拌してきた。
「はぁううっ! ひゃぁぁっ、ああ……っ、あんっ! そ、そこはっ! ああっ、いやぁ
っ! んっ、ううっ、くうぅぅっっ! あああぁぁ……」
 痺れるように切なく激しくうねって大歓びする子宮。その歓びは瞬時に満身へと伝播し
て、肉悦の奔流となって毛細血管にまで行き渡る。解き放たれ官能の獣が私の奥底で高々
と雄たけびをあげた。
 ナ、ナニコレ?! こ、こんな感覚初めて! 何でこんなにも気持ちいいんだよ! 初
めてのエッチなのにこんなに乱れちゃって、絶対エッチな娘だって彼に思われちゃってる
よぉーっ! でもでも、も、もうムリだろーっ! 全身が気持ちよくって、もうどこかに
飛んで行っちゃいそうだよぉー!
「もう我慢できない! 澪、イクよ! 全部膣内に出しちゃうよぉー!」
 そ、そんな! 膣内に出しちゃったら、あ、赤ちゃんできちゃうだろ! そんなの絶対
にダメに決まってるだろぉーっ!
「膣内に出しちゃっていいよね! 何も言わないと本当に澪の膣内に全部出しちゃう
よ!」
「あああ……っ、だ、だ、出してぇー! 全部、膣内に出してぇーーっ!」
 口から発せられた言葉は、考えていたこととはまったく正反対の言葉だった。なぜこん
なことを口走ってしまったのか、自分でも皆目検討がつかない。ただ頚部を風船のように
膨れ上がらせた子宮だけが、きゅんきゅんと疼いて新鮮な精液の到来を待ち望んでいるか
のようだった。
「わかったよ! いっぱい澪の膣内に射精するからねっ!」
「あああっ! いやぁぁぁっっ!!」
193「初体験!」 16:2009/08/16(日) 00:13:24 ID:+aSkz3Tw
 彼は上体を起こしてがっしっと私の腰を掴んで持ち上げる。後で知ったのだが後背位と
いう名前の体位らしい。お尻だけをツンっと上げたまるで動物のようなものすごく恥ずか
しい格好にされてしまい、そのままマシンガンのような激しいピストンが蕩けきった柔膣
に叩き込まれた。
「あああっ! やぁっ! はぁうぅぅ、あっあっ、あんっ! あんっ! ヤダッ! ヤ、
ヤダーッ! ら、らめぇーっ! も、もう、らめらのぉーっ!!」
 お尻の肉が拉げるほど腰を打ちつけられ、パァーンパァーンと淫らな快音が部屋に木霊
する。私は黒髪を振り回して、悦楽の瀑布となって襲い掛かってくる強烈な快美感に悶え
悦んだ。アドレナリンが全快に放出された脳内はぐらんぐらんと揺さぶられ、今まで感じ
たことのない射尿感よりも何十倍も強大な媚感が、激震となって満身を総毛立たせて打ち
震わせた。
「あああっ! イクよぉー! 澪、一緒に、一緒にイこうっ! ああああっっ!!」
 ぶちゅぶちゅちゅ! ずぴゅどぴゅぴゅ! ぶちゅぶちゅずぴゅぴゅぅーっ!!
 ピタリと子宮口に先端を突き刺したままオチンチンは破裂し、灼熱のスペルマが膣内に
何度も何度も繰り返して射精された。
「くひいぃぃっっ!! いやぁーっ! はぁああっ! あああああっっ!」
 突然底なしの落とし穴に嵌ったかのような墜落感を感じた刹那、私は圧倒的なまでのエ
クスタシーの彼方へと昇天した。
 う、うそ……初めてのエッチで、イ、イっちゃった……?? こんなにすごいの初めて
だぞ……、ああっ、まだ膣内でいっぱい出てる……オチンチンがブルブル震えて……すご
く幸せ……。
「ああっ……はぁ、はぁ、はぁ……すごく気持ちよかったよ、澪……」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はうぅぅ……」
 繋がったまま後ろから抱きしめられ、私達はベットに倒れこんで一緒に酸素を補充した。
 膣内の強い脈動を感じながら恍惚の至福感に陶酔した私は、瞼を閉じてそのまま魅惑の
まどろみに蕩けるように落ちていった。
 シーツには一輪の純潔の薔薇が咲き誇っていた。


「今日は随分とお機嫌じゃないか? 何かいいことでもあったのか、澪?」
 放課後、文化祭も近いというのに練習もしないでいつものティータイムの時間に、律が
そんなことを聞いてきた。
「い、いいこと?! ななな、何を言ってるんだ! いいことなんかこれっぽっちも全然
ないぞっ!」
「でもさっきから澪ちゃん、ずっとニヤニヤしてたよね?」
 唯までそんなこと言うのか! 昨日のことは絶対に秘密にしなきゃいけないのに!
「そうよねー。お腹のあたり摩りながら、すごーく幸せそうな顔してたわよねー」
 はうっ! まだお腹の中にオチンチンが入ってるような感覚が残ってて、すごく幸せな
んだからしょうがないだろ! 
「あやしいな……何があった、吐け!」
「だから何もないって言ってるだろっ!」
 こういう時の律はなぜか勘が鋭いから始末が悪い。
「まさか、昨日アイツと……」
「はわわわ!!」
「アイツって澪ちゃんの彼氏さん?!」
「うそっ! 澪さん彼氏さんと何かあったの!?」
 何でまた今日もこんな話になるんだよ!
「昨日アイツとしたんだろ! 白状しろ、澪!」
 しかも、何でこんなにあっさりとばれちゃうんだよ!
「ええーっ! 澪ちゃん、し、しちゃったの??」
「そうなの澪さん!? 女の子と男の子でもそれはそれでいいかも……」
194「初体験!」 17:2009/08/16(日) 00:14:06 ID:+aSkz3Tw
「ししし、してないっ! エッチなことなんかこれぽっちもしてないぞっ! 前からして
も入らなかったから後ろからしたとかすごく優しくしてくれて初めてなのに気持ちよくな
っちゃったとかそんなこと全然ないんだからなっ!!」 
 はっ?! 今、とんでもないことを口走ってしまったのような気が……。
「えーっと……したって、キスのことだったんだけど、まさか澪……エ、エッチしちゃっ
たのか?!」
 ブルブルと身体を震わせて聞いてくる律。
「すごいよ澪ちゃん! 大人の階段を上っちゃったんだねっ!」
 顔を紅潮させて興奮している唯。
「澪さん、素敵です!!」
 なぜか恍惚の表情のムギ。
「ワーワーワー聞こえない聞こえない聞こえない……」
 私は目と耳を塞いで現実から逃避する。
 放課後の音楽室はいつにも増して姦しく、差し込む陽光が陰るまで静まることはなかっ
た。
 もうじき暑かった夏が終わる。この夏はいっぱい大切な想い出ができた。人はその想い
を胸に秘め明日に向かって歩いていくのだ。私達は歩く。この人生と言う名の道を。そし
て必ず成功させよう。私達の初ライブを。まだ少し心配だけど大丈夫だ。みんなで力を合
わせてばきっとうまくいくはずだ。夏より暑い秋がもうすぐそこまで来ているのだから。
「コラーッ、澪!! 勝手に適当なこと言って終わらせようとするんじゃない! 全部話
すまで今日は絶対に帰さないからな!」
「ししし、しつこいぞ、バカ律!!」


終わり
195チョ・ゲバラ:2009/08/16(日) 00:17:41 ID:+aSkz3Tw
以上で終了となります。
感想などいただけますとありがたいです。
あと自サイトのほうを開設したので、よかった遊びに来てください。
本作の「初体験!」もオマケ付きで絶賛公開中です。
196名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 00:30:40 ID:FwFc3wXg
>>195
197名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 01:13:14 ID:twHzbvUM

198名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 15:46:14 ID:s/tPGbou

ちゃっかり宣伝ww…………乙
よかったよ
199名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 22:30:19 ID:c19rpulM
サイトの名前なんていう名前ですか?
200青太郎:2009/08/19(水) 19:52:33 ID:3gYapbJy
やったー。投下だ―。めでたいな―。
201名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 19:55:09 ID:3gYapbJy
 ……朝か。それにしてもなんだこの痛み。頭が頭痛だ。頭がパーンしそうだ……。
それにすんげえだるい。何この倦怠感。あと腰いてえ。
「ぬおっ」
 何で俺すっぽんぽん? WHY? なぜ?
 おかしいな。酒飲んで俺、それからどうしたっけ……?
 横でもぞもぞ動くものがあり、布団をめくれば、
「う〜ん、朝……?」
 憂がまるで冬眠から目覚めたクマのように這い出てきた。寝ぼけ眼が俺をとらえると、
とたんに「にんまり」という擬音がつきそうな笑みを伴ってすりよってきた。ってお前も裸かい。
「お兄ちゃんおはよう。昨日はすごかったね」
 ああ、そうですか。これがあの『酔った勢いで……』ってやつですね、わかります。わかりたくないけど。
「そうかい。腹にかかってる液体については見なかったことにするよ」
「もう。自分でかけたくせに」
 記憶にございません。
「でも激しいのもいやじゃないから……」
 そんな頬を染められても……。しかし一体どんなプレイをしたのやら。
くそ、頭が痛くなるばかりでまるで思い出せない。しかし今日が休日で助かった。ゆっくり休養していよう。
「…………唯、やめろ」
 布団を持ち上げれば、俺のマイサンにおイタしている唯がおったとさ。
「なんでこんなにしぼんでるの?」
「そんな悲しそうな顔するな」
 なんか俺がすごくアレな人に見えるじゃないか。


 最終章


「よっ」
「あ、おにいちゃんだー」
 とたとた寄ってくる憂をよっこらしょと抱きあげる。うんうん、この感触はいいものだ。
「ちゃんと面倒見のいい妹やってたんだな」
「うん!」
 えへんと胸を張る憂いに苦笑しつつ、俺は頭を撫でる。
「でももう少し俺を自由にしてほしいな」
「それはだめ」
「どうして」
「だっておにいちゃんしらないおんなのひととすぐなかよくなるでしょ」
「そんな気はないんだけどな」
 小さな手が俺の両頬をはさむ。幼い視線とぶつかる。
「おにいちゃんはういだけみてればいいの」
「お姉ちゃんが怒るぞ」
「だいじょうぶ。おねえちゃんとはんぶんこするから」
「そうかい」
 憂をおろし、俺は手を振る。
「また後でな」
「うん、ばいばい」

202名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 19:56:15 ID:3gYapbJy


「で、お前は何やってるんだ」
「ざりがにつり」
 糸を垂らしているこいつの眼差しは真剣そのものだ。これを褒めるべきか否か……難しいところだ。
「……そのバケツ一杯のザリガニさんを唯ちゃんはどうするつもりだい?」
「のどかちゃんにあげるの」
「……きっと喜ばないと思うぞ」
「だいじょぶ」
 何が大丈夫なのかわからないが、つっこんだら負けのような気がしたのでスル―。
「もういっぱいだー」
 一匹の入る隙間もなくなったところで唯は釣りをやめた。俺は一仕事終えたそいつを膝に乗せて座る。
「ギターは楽しいか」
「うん、ふくきせたりね、ごはんたべさせたりね……」
 つっこんだら負け、つっこんだら負け……。
「そうか。それはよかった」
「おにいちゃんはたのしい?」
「お前らのおかげで何とかな」
「そうか。それはよかた」
 軽く小突くと、唯ははにかんで俺の胸に顔をうずめた。その短い髪を、ゆっくり撫でる。
「えへへ」
「お前と憂に会えてよかった」
「うん、よかた」


203名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 19:57:14 ID:3gYapbJy

「…………あれ」
 起きると誰もいなかった。つつ……まだ二日酔いが残ってやがる。
だるさと腰がマシになっただけでもよしとしよう。
「あ、起きたんだね」
 がちゃりとドアが開き、お盆を持った憂が入ってきた。
「おかゆ作ったんだけど食べられる?」
「ああ、わるい」
「いいよ。口にあうといいんだけど……」
 ふぅふぅして冷ましてもらえるのはいいんだが、そろそろさじを渡してもらえませんかね。
「はい、あーん」
「……しなきゃだめ?」
「だ・め」
 うぅぅ……。しかたあるまい。俺は差し出された美味しそうなおかゆを迎えるために口を開いた。
「あーん」
「あ、あーん」
 おいしゅうございました。
「十年か。昔は片膝にのってたのになあ」
「十年も待ってたら大きくもなるよ」
 あぐらをかいた俺の足の上にのっている憂が小さく笑う。十年……ずいぶん待たせたな。
「ほら、おっぱいだってこんなに」
「よしなさい」
 見せようとする憂の手をとめ、そのまま抱きしめる。あのころから変わらずのぬくもり……。
「十年も待たせたんだよな」
「うん」
「すまん」
「だってそういう約束だったから」
 そこで憂は頬を膨らませて、
「ちゃんと責任とってよね。ずっとお兄ちゃん一筋だったんだから」
「モテて苦労した口か」
 奇遇だな、俺もだ。
「大変だったんだよ。スカートめくりはされるし、からかわれるし……ラブレターも……」
「俺も服を取られたりストーカーにもあったり、身の毛がよだつような贈り物をされたこともあったな」
 どれも今ではいい思い出に……ならんな、ちっとも。
「お互い苦労するな」
「それだけされてよくいままで無事だったね……」
 困ったような顔した憂に首を傾げつつ、俺は再び横になった。

204名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 19:58:55 ID:3gYapbJy
「おー」
「……何してる」
「一人で寝てたらさびしいかろうと思って」
「降りろ」
「ほーい」
 息苦しさで起きるのはたいていこいつが原因なんだよな、まったく。
「憂は?」
「買い物」
「そうか。……だいぶマシになってきたな」
 頭痛も気にならない程度にまで落ち着いた。やけ酒なんてするもんじゃないな。
あれ、でもなんでやけ酒したんだっけ……?
「ねえ」呼ばれてみれば、唯の珍しい真面目顔。どうした。
ついに自分のあまりのなまけっぷりが危険と感じたか。
「キスしよっか」
 俺の疑問と唯の突進はほぼ同時で、そうなると衝突するのは唇だけじゃないわけで……。

 ガチッ

「――ッ!? いったぁぁぁぁあい〜〜!」
 涙目になってゴロゴロする唯のそばで、俺はうめきながら悶絶。
ぬぉぉおぉおお。いてえ。歯と同時に頭痛もキツいのがきた……。
「いはいろおにいひゃん……!」
「こっちのセリフだバカタレ」
 よよよ、と泣きついてきたこいつを条件反射で撫でている自分がなんとも複雑。
「ったく、いつも突然で強引だな、お前は」
「でへへ。照れますなあ」
「褒めてねえよ!」
 だからこいつの演奏はいつもピーキーなのかとどこかズレた納得する俺。
「まったく。そんなんだからいつまでも下手なんだよ」
「ぶーぶー。そんなことないもーん」
 ため息しつつも撫で続け、
「だから……うまくなるまで教えてやるよ」
 すると恐ろしいほど瞳を輝かせて、
「じゃあずっとうまくなんなくていいや!」
「おいこら」
 

 ――――時というのは残酷で。


「おーい、無理してめかしこまなくていいぞー」
「だってこれひょっとしたら結婚式のスライドショーに使われるかもしれないよ。ちゃんとしなきゃ」
「ええっ!? ならわたしもとっときの服きてこよっと!」
「お前ら日が暮れるぞ!」
 家の前で写真撮るだけなのに何やってんだか。俺は平沢家を見上げる。
この数カ月、すっかり入り浸っている。もう家の隅々が自宅のように感じてしまう。
「見て見て! どぉう?」
「あー、七五三?」
 がっくり肩を落とし「無念なり……」と去る姉と入れ替わるように妹が現れ、
「どう、かな」
 そんなに恥ずかしそうにするなら最初から着なければいいものを。
「……綺麗なドレスだが今回は自重しようか」
「もう。分からずや」
 俺に何を分かれと。そして分かってどうしろと。


 ――――記憶は薄れ、人は老いる。

205名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 20:00:11 ID:3gYapbJy
「まったく。写真一枚撮るのにどんだけ時間かけてんだ」
「ちぇっ、いいじゃんべつに」
「唯、お前シャッター係な」
 口先尖らして不平を言う子にはおしおきです。
「そんな殺生な!」
 おろおろする唯を尻目にカメラをチェック。よし、バッチリ。
「でもどうして急に写真撮ろうと思ったの?」
 三脚を憂から受け取る。ドッキングモード、ドッキングモード。
「忘れたくないからな。今のお前らも、俺自身も」
 

 ――――けれど。


「ほら、準備できたぞ。唯、沈んでないで早く来い」
「わあい」
 こいつの浮き沈みの激しさにすっかりなれた俺は、唯が収まっているのを確認してタイマーをセット。
「ほら、撮るぞ」
 二人の間に入り、時を待つ。まっすぐ前を見ていると、両頬に柔らかい感触。懐かしいというか、なんというか……。
 カシャリ。
 ……ま、いっか。


 ――――不変もまたそこに存在する。


206名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 20:01:12 ID:3gYapbJy
 エピローグ

 決着のついていない過去がまだ俺にはあるわけで、
それをどうにかしないといけないと今更ながら思ったわけで……。
 まあ、動機はそんなもんだ。

 とある酒場でしばらく待っていると、やがてそいつは来た。
店内には俺しかいないのに、やたらきょろきょろしている。
「俺しかいねえし俺しかこねえよ」
「…………」
 いつものしかめっ面をさらにしかめて、さっさと背中を見せるそいつをひきとめる。
帰られちゃ困るんだよ。
「どんな罵倒も暴力も構わない。だけど――」
 俺は用意した日本酒と杯を取り出す。結局こういうことしか思い浮かばなかった。
仲直りの握手とか、プレゼントとかなんて俺たちには似合わないし、そんなことじゃこの溝はうまらんだろ。
「一献だけ付き合え」
 しぶしぶいやいや座ったそいつは乱暴に杯を手にし、酒を注ぐ。
俺もそれに倣う。乾杯なんてあるわけはなく、しばし睨み合って、それからほぼ同時に口をつけた。
「……不味い酒だ」
「まったくだ」
「だが――」
 しかめっ面がわずかに綻ぶ。久しく見ていない、昔はよく見ていたその表情が、
俺にはひどく貴い。これだけで、ここに呼んだ価値があったというものだ。
「ああ」




            ――――悪くない。

 
  


 ギタールート  〜ハッピーエンド〜 
    

【おしまい】
 
207あとがき:2009/08/19(水) 20:13:48 ID:3gYapbJy
やあ (´・ω・`)

ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「非エロ」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、この投下を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。

殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思ってこの物語を作ったんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。


……………………という感じで始まったこの投下も気がつけば二カ月とちょっとを過ぎたんですなあ。なんとも感慨深い。
当初はどうしたものかと悩み、はたして続けられるのかと不安になったものです。今までのように既存のキャラを動かさず、
このような手法をとりましたが、一部でも喜んでくれる方がいらっしゃったのでよかったです。救いです。
 とりあえず職人さんがくるまでの中継ぎでいようと思っていますが、どうなることやら。
『下手云々を気にせずに、どんどん投下』が一番、と思いつつ、やっぱり足踏みしてしまうよなあ、と過去を振り返りつつ、
ここいらで筆を置かせていただきます。

長々失礼しやした。
208名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 21:04:35 ID:d1S79NnI
>>207
乙。最高です。
このSSを読んで、平沢姉妹がさらに好きになりました。
ベースルートの続きも期待しています。
209名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 21:59:19 ID:S0eD1SrF
テラ乙であります
210名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 23:00:02 ID:2pxZneFo
>>207
お疲れ様でした、やはり純愛はいい!
口からアンモニア臭のする澪の続きも期待してますね!
211名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 23:12:10 ID:s4TDQf5R
GJ!

そして乙!
212名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 01:10:31 ID:yr1i1r7J
感動した!
213こおり:2009/08/20(木) 02:53:39 ID:x3Cbtuqz
勢いで書くだけ書いたから投下してみる。
梓×澪で、5000字弱。尿描写あるので苦手な方はご遠慮下さい。
では。
214無題:2009/08/20(木) 02:54:11 ID:x3Cbtuqz
 溢れる声が抑えられない。
 馬乗りになった梓が、私の乳房を揉みしだきしゃぶりつき、空いた手で私の秘所を責め立てる。それは私の理性を溶かし、快楽の世界へと引きずり込む。
「んんっ、あぁぁ、いやぁ」
「先輩、とっても可愛いですよ」
 乳首から口を離した梓が耳元で囁く。暗い部屋の中に、梓の声が思いの外大きく響いた。
「みんなが使う音楽室でこんなに感じるなんて、澪先輩は変態さんなんですね」
「違うぅ……そんなことぉお、んぁああ」
 梓の意地悪な言葉は、私は一層熱くなる。
「口では否定しても、さっきからアソコがキュンキュン締まって……こんなにベタベタにして説得力ないですよ」
「いや……意地悪言わないでぇ」
 言いながら手に付いた私の分泌液を舐め取る仕草は、普段の幼い振る舞いからは想像出来ない程淫靡だ。
「乳首もこんなに尖らせて、普段は澄ました顔してるくせに……こんな変態さんだったなんて、がっかりです」
「言わないで、言わないでぇ……」
 梓の言葉が私の理性を追い込み、その手が快楽の坩堝へと誘う。消えてしまいたい程恥ずかしく、消えてしまいそうな程の快楽に呑まれて、私は壊れた人形のように、されるがままになっている。
「皆さんが知ったらどう思うでしょうね……何なら今呼んでみましょうか」
 携帯をちらつかせながら、梓は嗜虐の笑みを湛えて言う。
「やめて! それだけはぁ」
「隠し事はいけませんよね、先輩。親友なんでしょう?」
 梓が見せる携帯の画面には、見慣れた親友の番号が映る。
215無題:2009/08/20(木) 02:54:56 ID:x3Cbtuqz
「いや! やめて!! 律には言わないで!!」
「案外、仲間に入ってくれるかも知れないですよ。ちょっと電話してみましょうか」
「かけちゃ駄目! こんなの、律にはやめて!!」
 私の叫びも虚しく、梓の携帯からは呼び出し音が聞こえ始めて――まもなく律の声がした。
「あ、律先輩? 今澪先輩がですね――」
「いやぁぁあああああ!!!!!」
 バレる。バラされる。そうなったら、もうまともな学校生活は送れない。律が私の前から居なくなる。軽音部にももう出れない。駄目だ。
「えぇ、ちょっと食事を。え、あぁ、ちょっと怖い話をして遊んでたんですよ」
「ぅぅぅぅうううううぅぅ……あぅ、あぁぁ」
 あまりの恐怖に強張った体は、梓のフェイントに一気に脱力した。腰が抜けたというのだろうか。体が全く言うことを聞かなくなっている。心臓はあり得ない程跳ね回り、目からは涙が溢れている。
「それで明日の話なんですけど……」
 梓の声はもう頭に入ってこない。涙も鼻水も垂れ流して、酷い顔をしているだろうけれど、もうそんなこともどうでも良い。気付けば太ももの辺りが暖かい。失禁してしまったのだろう。しかし、私の頭は完全にショートして、正常な機能を何一つ果たそうとしなかった。
「それじゃ、また明日。おやすみなさい先輩」
 梓が電話を切るまでどれ程時間があっただろうか。ほんの数分程度であろう時間が、私には数時間に感じられた。不意に、梓が顔を寄せる。その顔には、先ほどの嗜虐の色はなく、深い慈しみの感じられる顔だった。
「ごめんなさい、澪先輩。ちょっとやり過ぎました」
「ぅぅ……あぁぁ」
 もうまともな返事も返せない私の唇を、梓は優しくふさいだ。やさしい感触。舌と舌を絡め合わせ、互いを求め合うキス。先ほどまでの勢いはそこになく、ただ慰め合うような口吻。暖かい梓に抱かれて、幼児のようにそのぬくもりに甘える。そんな時間がどれ程続いただろう。
「本当にごめんなさい、先輩」
 梓が唇を離して、もう一度頭を下げた。
「もう、大丈夫だから」
 すっかり落ち着いた私はそう返す。起き上がろうとしたが体はまだ言うことを聞かないようだ。
216無題:2009/08/20(木) 02:55:41 ID:x3Cbtuqz
その姿を見た梓は何を思いついたのか、またあのいやらしい笑みを浮かべて言う。
「お詫びに先輩のココ、私が綺麗にしますね」
「んあぁっ」
 私の股間に顔を埋め、その間に隠れた恥部を舐め上げた。
「ふふ、ちょっとしょっぱいです。澪先輩が、まさかお漏らしまでしちゃうとは思いませんでした」
「そんなぁ、ほんとに、怖かったんだから」
「だから、私が綺麗にしてあげます」
 ぺろぺろと舐め始めた。まるで子猫のように、ちろちろと。その刺激に、鎮火しかかった快感が、再び燃え上がるのを感じる。
「やめっ、あずさぁ、そんなの、汚いよぉ……」
 拒絶しようにも、まだ体に力が入らない。言葉で言っても、梓の責めに再び溶け始めた体からは、色香を含んだ情けない声しか出てこない。
「うるさいですよ先輩。そんな口はあたしので塞いじゃいます」
「んんんっ!」
 梓は自らの秘所で私の口を塞ぐと、満足そうに私への責めを再開した。押しつけられた無毛の恥部は熱く潤い、ヒクヒクと私を誘う。アソコから吹き出す熱い匂いが、息をする度鼻から口から入ってきて、肺を埋める。息を吸う度、いやらしい気持ちが湧き上がってくる。
「舐めても舐めても蜜を垂らすからキリがないでっぅにゃあああ」
 責めの手を休めた隙をついて、熱く滾る梓の秘所を舐め上げると、存外に可愛い声が聞こえた。梓が私を苛める気持ち、少しわかったかも知れない。
「先輩! 何するんですか!!」
 梓がこちらを向いて言うが、私は答えの代わりにもう一度その恥部を舐めてやる。すると梓もこちらの意図を察したのか、より一層激しい責めを再開する。
 梓が私のクリトリスをつつくと、私は梓の中に舌を突き入れる。梓が私の尿道をねぶる。尻の肉を抱え込み、揉みしだき、互いに一心不乱に相手を責め立てる。
「はぁ、んっ、あずさ、良いよぉ」
 いつしか私は理性も捨てて叫んでいた。
「やっと、素直に、なりました、ねっ、せんぱい」
 梓にしか見せれない、こんな姿。
「あずさ、イこう、一緒にぃ」
 梓と一緒にイキたい。
「はいっ、みお、せんぱい、一緒に、一緒にぃ」
 無心に、共に階段を上りつめる。相手のタイミングを量りながら。そして互いの肉芽を弾いた時――
「んっぁああああああ、あずさぁあああ」
「にゃあああああ、せんぱい、せんぱいぃぃい」
 イった。一緒に。圧倒的な一体感と、押し寄せる快感の波に翻弄され、私の意識は薄れていく。
「あぁ、ダメ……出ちゃうぅぅ」
 腹の上の梓が、痙攣しながら言うと、押しつけた秘所から小水があふれ出した。梓のおもらし。私はそれすら愛おしく、溢れ出す聖水を受け止め、下していく。
「せんぱい、やめて、飲んじゃだめぇ」
 梓が情けない声を上げるが、私はその行為をやめない。流れ出るそれを飲み込む度に、体の芯が再び快感に打ち震えるのを、私は抑えることすらしなかった。
 そして、背徳的な行為の終わりと共に、私の意識は暗い闇へと沈んでいった。梓の温もりを全身に感じながら。

217こおり:2009/08/20(木) 02:56:19 ID:x3Cbtuqz
御目汚し失礼致しました。
まだまだ未熟な者ですので、表現、展開なんかで気になる点があれば遠慮無く指摘して頂けると幸いです。内容に関しては性癖出てるのでどうしようもない部分が多いですけども。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
218名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 02:57:21 ID:Y5ciXa1V
>>207
乙です。かなり楽しめました。
ベースルートの続きも見てみたくなりますね。

保管庫を見たところ、こっちは百合板のと違い ムギだけでなく梓のネタもほとんどないようですね。
この二人のネタも、もっと見てみたいですね。


219名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 20:46:32 ID:vUpfcj8B
ここは百合禁止だろ・・・
220名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 21:56:42 ID:z9N2mZQ3
217、結構よかったぞ!!

ベースルート続きまで保守
221名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 22:04:55 ID:c+7julWX
>>219
おまえ池沼か文盲だろ
222名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 04:14:56 ID:eqcjyE/l
>>217
乙。存外に良かった。

だが放尿好きと飲尿好きは似たようで居て非な物である事だけは
断じて断って置かねばならないかもしれない。
223 ◆cboFLV.7rc :2009/08/21(金) 04:15:43 ID:gUUCSIv/
>>160-166の続き投下。
224澪ちゃんとおしっこ ◆cboFLV.7rc :2009/08/21(金) 04:16:29 ID:gUUCSIv/

それでそれからみおちゃんはボックスのシートの中央に座っててその女の子のオクターブが高くなった姿を
しばらくそのまま皆んなに見られてたんじゃないかな。男の子も女の人も両方いたけど、皆んなちょっと
このままみおちゃんをずっと見ていたいって感じだったかも。最初のライブのステージのときと同んなじみたいな
あの期待のこもった感じで?これがこれからどんなになっちゃうんだろうみたいな?みおちゃんも皆んなの前で
ソファで半脱ぎのはだかで、もうどうにでもされちゃおうっ!って感じだったかもしれないよね。

そういうのってお風呂上がってはだかでいるとき、もうっ!早く服着ないと風邪引くよ!って言われてて、
そうだよねって思うんだけどついごろごろしちゃう時があるけどそれと同んなじだよね。
開放感?って言うのかな?みおちゃんも恥ずかしいのさえなかったら、はだかなの気持ち良かった筈だよね?
おっぱいもおなかも脚もぜんぶ出してソファに座ってたんだし、きっとそうだったかも。

でも次にいつもみおちゃんがすることはもう手順が決まってたみたいで男の子たちの準備?が始まってた。
みおちゃんを挟んで左右に座ってる男の子たちは、身体半分みおちゃんの方を向くみたいにしてて、それで
身体を傾けて座り直してて、そのあいだみおちゃんは制服の両腕をかるく曲げる感じで両手を広げる感じで
終わるのを待ってた。

みおちゃん、目はすごく開いてたけどなんだかぼうっとした感じのままで、左のボックスの仕切りのところで
ずっと見守ってる先輩バンドの女の人たちの方を見上げてて、たぶんそうしていちいち上を見上げて視線で
その人に指示を求めないと自分じゃなんにもできない状態だったんじゃないかな。

そんな感じでみおちゃんはステージに立って演奏を開始するときみたいにして女の人を見上げてから
慎重に右腕を右の男の子の足のあいだに降ろして右手の平を上にしてそれをセットしてて、それからまた上を
見上げてから左腕を左の男の子の両脚のあいだに降ろしてて、今度は左手の平を下にしてそれをセットしてて、
それで準備OK?スタートOK?みたいな感じでまた女の人を見上げてた。

みおちゃんそれでそのときなんだか窮屈な感じで座ったまんまで、水平にベースを構えたときみたいなそんな
格好になってた。みおちゃんを挟んでる男の子たちが、どうしてそんなにみおちゃんの身体に寄りつくみたいに
近くに座ってるのか、私がその理由が解ったのってそのときかも。男の子たちの足のあいだってファスナーが
全開?みたいになってて、そこから窮屈なとこから解放されたみたいにして立ってるおちんちんが出てたんだよね。


それで、

……みおちゃん、みおちゃんの握ってるのってそれ、おちんちん?

ってほんとに聞いた訳じゃなくて、そっか、みおちゃん両手にセットしてたの、おちんちんだったんだ!って
そのときってそういう感じだったかも。おちんちんってファンサービスはじめるまであんまり見たことなかったせいかな?
ふつう女の子はもっとおちんちん出されるのに慣れてたりするよね?たぶん出てるおちんちんって危険だからすぐ
気付かないと逃げらんなくなるよ、ってことなのかな?でもそれっておちんちんが近寄ってくるまでに気付けば
だいじょうぶだよね。私ってそういうのあんまり得意じゃないのかも。

なんでなんだろ、なんとなくすぐにはおちんちんだって自分で良くわかんなくて、じっと見つめちゃう、みたいな?
それでそれから顔上げて男の子の顔見たら皆んな、うん、そうだよ、おちんちんだよって教えてくれてる顔してて、
それってもしかしたら私がそのとき、おちんちんじっと見てる感じって変だってことなのかな?いつもはそういうとき
女の子はどうしたら良いの?っていうのは私ってみおちゃんを参考にしてたりするんだけれど、私ももっと
自分自身でおちんちん出され慣れして、それで自分で勉強しなきゃ駄目だよ、ってそういうことなのかもしれないよね。
225 ◆cboFLV.7rc :2009/08/21(金) 04:18:18 ID:gUUCSIv/

そのときっておちんちんは両方ともすっごく立ってたんじゃないのかな?左手の男の子のはそうでもなくて、
あんまり大きくないですね!って感じだったけど、右手のおちんちんはすっごく長いよね!ってそのとき思ったから。
それって、すごい、すごいよ!りっちゃん!私、おちんちんの大きさ解るようになったよ!ってそういう感じだよね?
でも和ちゃんには、唯あんた昔からそういう赤くて動いてるものに固執?してたから、とか言われるのかも。
けど確かにおちんちんって、そういう感じだよね。動いてるとこ目が離せなくなるよ、みたいな?
そういうのって良くあることだって思うからそのまんまでも良いのかな。

それでそのときみおちゃんは手の平を上にした右手でネックの上でコードを押さえるみたいにしてて、親指の側に
丸くて赤黒い膨らんでる先っぽの頭が突きだして見える感じでその右の男の子のおちんちんを握ってた。
それから左手は同じ様な先っぽの膨らみかけに親指を当てるような感じで、その親指とみおちゃんのなんだか
すべすべしてそうな白いおなかにおちんちんを押しつけて固定するみたいにしてて、それで左の男の子の
おちんちんに親指をつけて残りの指を下から軽くあてるみたいにして握ってて、それからそれでそのまま
握った2本のおちんちん使って演奏を始めてた。

ベース演奏っていうかこういうのってエアベース?って言うんだよね。ベースとかギターとか弾く女の子は
みんな出来てなきゃ駄目?みたいな。興味あるけど難しそうだよね。出来なきゃだから、そんなこと言ってたら
駄目なのかな?それで私はベースの奏法とかそういうのよくわかんないけど、みおちゃんはたぶんもう何回か
こうやってこういうベースプレイ?をしてて、それでそのときもう、おちんちんでプレイっていうか演奏?するのが
かなり上達してたみたい。途中とかボックスの先輩バンドの女の人から指示が出てて、みおちゃんはそれを
目を上げて確認してからひとつひとつ実行してて、それで演奏を男の子と周りに評価?とかしてもらってたのかな。

最初のうち、みおちゃんの右手はネックの太さや形を確かめるようにしながら指先で慎重にコードを押さえてて、
ときどき指示通りにおちんちんの筋のところを指で押して引っ張ってて、あのみょ〜んって感じのをしてたり、
優しく指を当てたままスライドするみたいな演奏をしてた。左手はみおちゃんは普段ピックを使ってるときも
あるけどその時は親指と残りの指で演奏してたかも。みおちゃんのみたいな白くて長くてそれで
形とか爪とかとってもきれいに整ってる指だと、それがコード押さえるのにおちんちんの上を動き回ってる様子が
すごく印象的なんだよね。見て見て!みおちゃんのこんな指めったに見れないよ!みたいな?

それから一度触ってみると解るけど、みおちゃんって女の子の指だなーってすごく良くわかる指してるから
右手の男の子もそういうのを感じてたんじゃないかな。みおちゃんは何回もネック軽く握るみたいに指ぜんぶで
きゅきゅっておちんちんを軽く握るみたいな指使いを何回もしてて、その上、握ったままスライドしたり
時々してたから、握られてるおちんちんにもみおちゃんの指の女の子っぽいところが伝わってたみたい。
普段の演奏のせいで指の固くなってるところと、それから柔らかいまんまのところと、握られるとそういうのが
ぜんぶ一緒におちんちんに伝わってくるんだよね。それでおちんちんで、あ、みおちゃんの指だあ〜って感じられたら
それって男の子はすっごく嬉しいよね?だっておちんちん触ってるの、みおちゃんの指なんだよ!って感じで。

そのときって左手のおちんちんはおちんちん全体でぜんぶの弦みたいなものだから、そのぶんどこも指に
触られてないときってないよね?みたいになってて、それで忙しくみおちゃんのひとさし指から小指に下側から
優しく爪弾かれる?みたいにされてたみたい。それと同時にみおちゃんのすべすべのお腹にしっかり押しつけられてる
感触が男の子のおちんちんに伝わってたみたいだったかも。おちんちんもみおちゃんのすべすべつやつやの肌とか
身体にくっ着いてたら楽しいよね。でも男の子のおちんちんの匂いとか、みおちゃんの綺麗な身体に付いたり
しちゃわないかな?って私はちょっとだけ心配になってたけど、みおちゃんそういうことぜんぜん気にならないみたいに
演奏してたんだよね。
226澪ちゃんとおしっこ ◆cboFLV.7rc :2009/08/21(金) 04:19:07 ID:gUUCSIv/

それでそれから演奏されてる男の子たちも、見ている人たちも、みおちゃんのそういう演奏で皆んなで
盛り上がってて、でもそのあと左手でおちんちんを弾かれてた男の子の方が、その反らした左親指を思い切り
うち下ろしてから反対の爪側ではね上げるみたいなみおちゃんの奏法がすごく痛いって言い出してた。

みおちゃんは先輩バンドの女の人にあらためて指示されてて、それでピック掴むときみたいにした左手の親指と
人差し指の輪のあいだにおちんちんの頭が出てくるみたいな感じで、おちんちんを軽く握ってスライドする方法に
変更してて、それで左手も右手も両方ともそのおちんちんを握ってスライドするみたいにストロークする奏法?に
なってたんじゃないかな。座ったまんまで両手のおちんちんをスライドさせるのって大変だよね?

私っておちんちんはいつもすっごく固くなってて反り返ってるおちんちんしか知らなくて、それはみおちゃんが
握ってるおちんちんもぜんぶそうだったから握りやすそうだったけど、でも長さとか太さとか先っぽの膨らんでる
ところの感じがみんな違ってて、特に頭の膨らんでるところが邪魔くさい感じだよね?でもそのあたりに押さえて
おかなきゃ駄目な重要ポイントがあって、そこちゃんと弾かなきゃ演奏にならない、みたいな感じだったかも。
たぶん私じゃ無理かも。それってみおちゃんだから上手にできるんだよね。

みおちゃんはそのおちんちんを使ったベース演奏を、前あきのブラウス姿で座ったまま肩をソファに着けて
丸出しの胸を少しそらして腰は反対に少し引きぎみにして、それではだかの脚を組んだままで続けてて、
ボックスのまわりじゅうの皆んながその姿に見とれてたんじゃないかなって思う。みおちゃんって胸もそうだけど
腰もちゃんとくびれてて、同じ学年の女の子の中でも女の子度が進んでるようなそんな気がする腰つきなんだよね。
そんなウエストだとおちんちん両手に握って座ってる姿がすっごく映える?よね。

みおちゃんそういう身体してて、それでだから今は襟元の紐ネクタイで留められたブラウス以外すっぽんぽんで、
そのブラウスも前が開いてて、そういう風にしてるとそのくびれた腰のおへそとか、おなかのいちばん下あたりで
薄いヘアが生えてるなだらかな?おなかが白いブラウスに包まれてる様子とか、丸いって感じのおしりとか
太ももの始まりあたりも同んじように白ブラウスに包まれてる感じで、それってすごく柔らかそうで、まるで
白い包み紙の上に置かれたやっぱり白くてもちもちした和菓子みたいな感じですごく美味しそう!って見えてた。

白いブラウスの布地に包まれてると開くと匂いとかもしてくるんじゃないかな。みおちゃんの女の子の身体の匂い。
みおちゃん、はだかだし、いつも抱きついてるときよりもっともっとするよね。生菓子?って感じで。
それってきっとブラウスの洗濯物とかの匂いと暖ったかいみおちゃんのはだかの胸の匂いが混じった感じなんだよね。
でもウエストとかおへそとかなだらかな下のおなかとかその下のとことかそういうのの匂いはわかんないや、って
そういう感じするよね?包まれてるみおちゃんの匂い嗅いでみたいよ、みたいな?

それででも人のことお菓子とかといっしょにすんな!それに匂いって!って、座ったままおちんちん演奏するのに
大変じゃなかったらみおちゃんきっと怒るかも。でもそのときの目の前のみおちゃんって、見てる男の子とかから
したら希望とか欲望とか煩悩とか?が青紐ネクタイのリボン掛けて包装されてる感じ?とかそういう感じだったかも。
皆んなすっごく熱心にはだかのみおちゃん見てたから。見てるだけでおちんちんとかから、なんかわかんないけど
なんかが出そう!みたいな?オクターブの高い女の子がはだかの身体から何か出してたりすると、そういうことって
良くあることだよね?だから匂いとか想像されちゃうのも仕方ないことなんだよね。

それにみおちゃん左脚を右膝の上の方に載せるみたいにして脚を組んでたから、おしりの丸みのあるとこから
始まってる太もも全体とかもすごくきれいな曲線してるのが丸見えで、そのうえ途中からみおちゃんはおちんちんを
演奏しながらその下半身を落ち着かなくさせてて、左足の組んでるところを上に上げてみたりそれを下に戻したり、
それでなんだか切なそうな感じで座ってるおしりの位置をずらしたり、それから腰のくびれごと下身体をくねる?
みたいにしてたから、それでいっそうみおちゃんのその動くはだかの下半身のようすからボックスの皆んな目が
離せなくなっちゃうよ!って感じになってたのかも。
227澪ちゃんとおしっこ ◆cboFLV.7rc :2009/08/21(金) 04:20:05 ID:gUUCSIv/

みおちゃんのすっぽんぽんの両脚の付け根のところって、そのたんびに動いて縦に細長くて淡い感じのヘアの
上の方?がなんだかあやしい感じで見え隠れしてた。私たちの制服のスカートってみんな丈を詰めてて
それでひだひだで、だからいつもみおちゃんが演奏してて少し腰を引いてベースを太ももで押さえてるときなんか
スカートのひだが流れてて下半身の身体の形が見えちゃってる時が、普段のときでも実はあるんだよね。

でも今のみおちゃんの脚の付け根の中央ってすっぽんぽんで、普段そこにあるはずのスカートと青縞パンツ?の
布2枚ないだけで、それだけでずいぶん違って見えるよね、って私はそのとき感心してたかも。
よくわかんないけどボックスの男の子たちも皆んなしてすごく熱心に?みおちゃんのそこに視線を集中させてて、
やっぱり私たちのスカートの奥って、そこが見えてると男の子のおちんちんからせーえき?とか出させる
パワーとかそういうのがあるのかなあ、ってそんな感じ?よくわかんないけど、でもみおちゃんの脚のあいだで
解ったのは、やっぱりスカートとかで隠すのってだいじだよね、みたいな感じだよね、ってことだよね?

でもそのときのみおちゃんの下半身はすっぽんぽんで、隠すとかそういうのがぜんぶ駄目な感じで、それは
脚の付け根の奥だけじゃなくて、はだかの太ももの下側とかおしりとかの丸い感じとか、それがすべすべな
感じとか、とにかくみおちゃんそのときはだかの下半身ぜんぶが駄目な感じだったかも。それでみおちゃん
なんだかいつものあの少し弱々な感じが戻ってきた顔とか表情で、そういう自分の下半身皆んなに見せつけながら、
おちんちんのストロークをどんどん強くしてってたんだよね。きゅきゅって手と指全体でおちんちん握りながら。
下半身とかはだかの身体の匂いさせながら。そしたらおちんちんはあのどくどくって感じになるよね?

……えっと、出てるの、かな?

って、それでおちんちんを演奏されてた男の子たちは演奏されながら、そういうみおちゃんの白いおなかとか
両脚とかむき出しの太ももが動く感じとか、両脚の付け根の中央のところが見えたり隠れたりする様子とかを
見ながら、それで2人とも出してたりしてたみたい。そういうので男の子たちに出されるのってみおちゃんにしか
できないよね?すごい!すごいよ!みおちゃん!って私はおちんちん演奏に成功した?みおちゃんを見てた。

みおちゃんはそのとき途中から組んでた左脚を降ろしてて、それでいったん両膝をくっつけたまま足先を
ハの字にした女の子座りをしたまましばらく演奏を続けてて、そういうソファの上のハの字の女の子座りって
ふだんならすごくかわいい感じだけど、下半身丸はだかで太ももとかおしりとかおなかとかおへそが
丸見えの状態だとやっぱり、なんか女の子としてすっごく駄目な感じだよね。

みおちゃんはそれから右膝を内側に斜めに上にあげた片脚立てひざをしてて、その内股な感じのまま
太ももの内側を見せながら両脚をふとももですりあわせるみたいに足を動かしてた。それで最後の最後に、
その片脚立てひざの右膝を内股にちょっと開くようにしてて、それで両脚の付け根のまんなかとかの内側が
あ、見えてるよ!みたいにぜんぶ見えるような感じになっちゃてたから、それを間近で見ながらおちんちんを
指で演奏されてて刺激されてたら、そしたらおちんちんから出るのもしかたないよ!ってそういう感じだよね。
それだから、みおちゃんのはだかの下半身って男の子たちへの攻撃力すごくあるんだよ!って皆んなに
言っても間違いじゃないんじゃないかな?って思うよね。

それでそれから出すときって正確にはまず右からスライド強くして出してて、それからタイミング合わせて左も
ストローク強くして出してて、なるべく同時に出さないと駄目ってみたいに指示されながらみおちゃんが上手に
出してたって、そういう感じだったかも。難易度高そうだよね、みたいな感じで?

男の子が出すときみおちゃんはその先っぽを自分のおなかの方に向けてなくちゃいけなくて、そうしないと
反対側の男の子に出したものが掛かっちゃうからで、それでみおちゃんはおちんちんをはだかの身体に
引き寄せながらスライドをだんだん強くしてて、それで1秒くらいの時間差で男の子たちは連続して
みおちゃんのおなかとかに出してた。それってすごく上級者テクニックな感じがしてたかも。
228 ◆cboFLV.7rc :2009/08/21(金) 04:21:15 ID:gUUCSIv/

でもみおちゃんそれでも時々は失敗しててどろっとした白いのがみおちゃんの細くてきれいな指にからまってた。
それでみおちゃんおちんちん演奏はもう何回目かで慣れてるはずなのにでも、そういうのにダメージ?みたいの
受けてたみたい。

皆んなに見られながら手の中でおちんちんがどくどくってするのとかそういうのが駄目みたいだったのかも。
まだ出るのに慣れてなくて、男の子が出すのとかであんまり幸せな気持ちになれなかったのかな?
男の子のおちんちんからせーえき?出るのがちゃんと嬉しくなるのって、そうなるまで結構時間かかるよね?
みおちゃん、たぶんまだそこまで来れてなかったんじゃないのかな。

それでみおちゃん片方のおちんちんが手の中でどくどくって出しはじめちゃってたら、そういうときはそのまま
手の指でやわやわってしごくようにしておちんちんを優しくスライドするみたいにしてた。そしたら男の子は
みおちゃんの白くて細くて優しい手の中にびくびくびくってたくさん出してたから、おちんちんが出すときって
そうするのが良いんだよねたぶん、って私は思って見てたかも。

それでそのあとみおちゃんはまだ片方の手で演奏中だけどそのまま、男の子が出した方の手を上げてて、
軽く指を握った手の平をこちらにむけたまま、指とか手の平の男の子が出したのが手首の方に伝わって
流れ落ちてくのにかまわないでその手を顔の近くまでもってきてた。 何するんだろ?ってそういう感じで?

そのときのみおちゃんって

……うおう、みおちゃん……その顔って…………

ってそういう感じだったんじゃないのかな?みおちゃん手の方まったく見ないんだよね。男の子の出したのが
手に載ってるとこを、そんなの怖くて見れない!ってそんな感じで。どうするんだろって見てたらたぶん
そういうことになってたのかな?みおちゃんなんだかその少し固まった感じでまっすぐ前を向いたまんまで、
それでそれから顔の近くまでもってきてた男の子の出したものがついた手とか手首とかを、延ばした舌で
舐めはじめてた。みおちゃん、あの黒い瞳がちょっと固まった感じになっちゃってて、それで前だけ見ながら
手首とか舐めるのって大変だったんじゃないかな?舌もちっちゃかったから時間とか掛かるよね?

みおちゃん、舌がとってもきれいな赤色してた。いつもよりちょっと赤かったかも。ずっと演奏してたから
血行?とか良くなってたんじゃないのかな?口っていうか唇もそう。みおちゃん瞳が正面向いてたし、
おっぱいとか出してたし、そんな格好で赤くて開かれたみおちゃんの口とか見てるとちょっと、どきってするよね?
それでみおちゃんそのときって、あーんて感じでお口開けてて、上の歯だけ見せてて、そこから小さく尖ってて
でも柔らかそうな舌をちょろって感じで外に出してた。舌が下側の唇の上に載ってるって感じだったかも。
なんか前見つめてる黒い瞳が固まった感じのまんまで。

それだと見てて、うああ…みおちゃん、可愛い舌してるよね、みたいになるよね?みおちゃんとキスするときって
顔近づけてあんな舌を自分の舌と重ねたりするのかな?みおちゃん、絶対ひゃうっとかになるよね?みたいな?
でも、せーえきのついた手首舐めるときのみおちゃんの様子って、キスするときとかとはちょっと違った感じしてたかも。
なんかふだんお菓子食べるときとかそういう別のときとも違う感じだったんじゃないかな。

舌とか出したまんまで顔ごとそれを動かしてる感じで、普通のぺろぺろって感じじゃなかったかも。なんか他に
使い道がないよって感じのそういう舐め方?で、それで、こういうときの女の子しかできない舐め方?みたいな?
みおちゃん自分の細くて白いはだかの手首を、顔だけ使ってそれで出しっぱなしの湿った舌を押しつける感じで
ゆっくりゆっくり下から上へ、それから上から下へとか舐め上げはじめてたんだよね。

そのときのみおちゃんってネコが前足あげて顔をこすってるときみたいなしぐさだったかも。それでみおちゃん、
ほとんどはだかで背中反らし気味だったからグロス塗った両方の乳首の桜色な感じがなんだか痛々しい感じ
だったかもだし、それが腕に押されてふにふにってしてたし、顔は少しだけ困り顔のちょっと涙目の黒い瞳に
戻ってきてて、それで黒いロングヘアがふわっと肩とか背中とかに流れてて、なんだかかわいい雰囲気の
毛が短くてはだかな感じの身体した黒ネコが顔を洗ってるとこみたいとかそんな感じだったかも。
229澪ちゃんとおしっこ ◆cboFLV.7rc :2009/08/21(金) 04:22:43 ID:gUUCSIv/

でもそういうみおちゃんが手を動かさないまま顔だけ器用に動かして舌で手を舐めてるのってなんか
不思議な感じだよね。みおちゃんは舌ですくい取った男の子の出した白いコンデンスミルクみたいな感じのを
かわいい赤い色した舌先に載せたまま、正面見たまま少しあいだをおいていて、それからぱくっと口を閉じて
口の中に入れたあと、ごっくんって感じでのどを鳴らして飲みこんでて、そういうときはボックスの中の
皆んながそのときのみおちゃんのしぐさや表情や白いのどやその先のはだかの胸がゆれる様子に見入る?
みたいになってた。みおちゃんがそういうふうにしてるのって印象的?だよね?

みおちゃんはそんな風にしてて、からまった感じで握ったままの指先や、手首より先の細くて白くてふにふに
した感じの腕とかも、舌と顔使って舐め取るみたいにしてて、そういう風に自分の身体を舐めてる女の子って
皆んなあんまり見たことなかったのかも。そのときのみおちゃんってそのままにしとくと自分のはだかの身体じゅう
ぜんぶ舐め続けるみたいなそういう様子してたかも。 でも、男の子の出したもの身体に着くの苦手だったら
しかたないよね。みおちゃんそういうの駄目なんだよね。だから舐めるのもしょうがなかったのかも。

舐め取ってなかったことにしちゃおう、ってそういう感じだったのかな?せーえき舐めるのって女の子としては
どうなのかな?って思ったりするけど、そういうのなんだかみおちゃんらしいかも、ってふだんのみおちゃんとか
良く考えてみたらそんな感じもするよね?
230澪ちゃんとおしっこ ◆cboFLV.7rc :2009/08/21(金) 04:23:19 ID:gUUCSIv/

それでみおちゃんはそんな感じで男の子のおちんちんを演奏し続けてた。ソロのベース演奏って大変かも。
でもステージってのは一度上がったら幕が下りるまで降りれないんだよ!って誰が言ってたんだっけ?
忘れたけどたぶんそういうことでみおちゃんのステージはまだそこで3分の1くらいだったんじゃないかな。

3組目が出し終わったあと男の子たちはさくさくって席を交代してて、それでみおちゃんはそのまますぐに
次のおちんちんを演奏してた。4組目の演目?みたいのは前もって決まってたみたいで、みおちゃんはそれを
思い出せないのかしたくないかみたいでなんだかちょっと抵抗してたみたいだったけど、それでもたぶん演奏の
2フレーズ目が始まる前にはまた組んでた脚を降ろして膝のとこまで両脚をぴったりと着けて閉じてた。
なんでなんだろ、みおちゃんのはだかの生足の両脚とか、おへその下の両脚の付け根のとことか、
ぴったりと閉じてても見てたら目が離せないよ、って感じするよね?

それででも脚の間に2組目の男の子たちの手を、するするって差し込まれてた感じで、それから両側から
太ももの内側とか手で触られながらおちんちんの演奏を続けてて、次にどうなるのかなって思った瞬間の
そのときのあっという間に、みおちゃん、男の子たちに股を開かれて大きく脚を広げてた。
それでみおちゃん左右から女の子の部分を男の子たちの指で開かれてた。男の子たちに上手にされてて
ぜんぜん抵抗する間?とかなかったかも。

それでこれって昔の言葉で御開帳?とかオープン・ザ・ドアーとかひらけごまとか言うんだよね?
今だとぱっくりとかくぱぁとかそういう感じに呼ぶのかな?みおちゃんのって御開帳がいちばん似合ってたかも。
みおちゃん、目を大きく開いていて唇はきゅって閉じてて目の下ちょっと赤くしてて、そんな顔見たら、おおっ!
みおちゃん!ってそういう気分になるよね?それでおっぱい丸出しにして広げた両脚の付け根の中央のとこ
御開帳してるみおちゃんは、もう帰る!みたいな感じだったけど、大丈夫だよ!みおちゃん!そのまんまで
みおちゃんの女の子のとこ十分可愛いよ!ってそう言ってあげたくなる感じだったかも。

うわぁー……かわいい色ー……みおちゃん、あんな色してるんだー……

みおちゃんの女の子の部分の内側って目が痛くなるくらいすっごく桜色してたかも。それで表面に細かい筋?
みたいのが出来てて、それ含めて全体がぷよぷよのゲル状?ゼラチン状?の材質?みたいのでできてて
そのせいで半透明な桜色のつやつやした感じに見えるんだよね。濡れて光ってる感じ?みたいな。

みおちゃん左右の男の子たちに一番外側のひだを思いっきり左右に広げられていて、それで入り口全体が
ひし形?みたいになってた。みおちゃんのそこって多分すっごく柔らかいんだよね?ぐにって広がってて
内側のひだから先がどんどん奥へと続いてて、一番奥にぽっかりと空いた穴みたいのが真っ暗な洞窟みたいに
なってた。なんか引き込まれそうな感じしてたかも。奥の方にもう一人小さなみおちゃんが居て、その穴から
顔だけ見せておいでおいでーってしてる感じなんだよね。恐くはなくてもっとやらしいみたいな?感じで。
でも今脚広げてるみおちゃんにそんなふうに見えるってこと教えたら大変なことになりそうだから黙っていよう、
みたいな?女の子のとこ開いたまんまで気絶とかしちゃったら大変だよね。

それでそれだとおちんちんの先っ歩の、あの丸い膨らんだところが柔らかく入って行きそうな気がするよね。
入り口の菱形がおちんちんの丸いふくらみにびたって貼り付く感じに包み込んで、それからどんどんどんどん
おちんちんがみおちゃんの奥の方に入ってくようになってるんだよね。ひくひくっとかときどきしながら?
でもみおちゃんのその一番奥の穴ってすごくちっちゃくてこんなのにおちんちん入るのかな?ってちょっと
心配な感じもしてたかも。よっぽどぐにーって広がらなきゃおちんちんとかはいらないよね。大丈夫なのかな?
みおちゃん女の子のところも女の子女の子してる感じだったんだよね。
231 ◆cboFLV.7rc :2009/08/21(金) 04:23:59 ID:gUUCSIv/
続きはまた。では。
232名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 08:34:40 ID:8Sefu+Ac

作品の投稿ペースが上がっているだと…!
233名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 08:46:50 ID:2N4oevDD
喜ばしいことだ
234名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 10:12:37 ID:J0/qq4qv
百合禁止
235名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 10:22:46 ID:zHaqIb5f
>>234
排他はどっかいけw
236名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 17:43:28 ID:Kc/bi0kg
池沼はスルー汁
237彼の家で 1:2009/08/21(金) 21:04:56 ID:uytm3Szt
こんにちわ 平沢憂です 今日はお兄ちゃんの家に遊びに来ました お兄ちゃんと言ってもお姉ちゃんと同い年で 幼い頃よく遊んでました

ピンポン
「はーぃ、こんにちは」
「こんにちは、お兄ちゃん」
「唯ちゃんは?」
「いないよ、お兄ちゃんとこ行く前に『お菓子買ってくる』って」
「そうなんだ、さ、上がって」
「お邪魔します」
私は靴を脱ぎお兄ちゃんの部屋に案内された
プルルルル!!
憂ちゃんの携帯がなった
(誰だろ?唯ちゃんかな?)
「ごめん憂〜、ちょっと遅くなるから先にやってて」
「うん、わかった、じゃぁね」ピ!
「お姉ちゃん遅くなるって」
「そうなんだ…」
30分後 二人の笑い声と喋り声が部屋に響く中
ピンポン!
「あ、きた」
「唯ちゃんかな?かな?ちょっと見てくる」
階段を登る音がした
「さ、入って」
「お邪魔しま…」
「梓ちゃん」
「憂だったんだ!?」
(まさか、知り合いって律先輩達だと思ったけど…)
「お兄ちゃんに招かれたの」
「肝心な唯ちゃんがいないけどね」
(またきっとブラついてる)
(ねぇ、梓ちゃん、お姉ちゃんがお兄ちゃん可愛いって言ってたけどどの辺が?)
私はだまった
238彼の家で 2:2009/08/21(金) 21:05:16 ID:uytm3Szt
(い、言えない…可愛いはそっちの意味じゃないって事を)
「梓ちゃん?」
「二人して何の話??」
「何でもありませ〜ん」
うぉ! ハモった
「そうだ!、おかわりの飲み物持ってくるよ」
俺は部屋を出て飲み物を取りにいった
部屋を出た、
憂はベッドの下を調べた
「ちょっと、何やってるの?」
「何ってHな本あるか…」
「多分探しても何も…」
「あったよ!」
「え!?」
バーン
ベッドの下にあった本それは『逞しくなれる本』だった
「……………」
ガチャ
「紅茶持ってきたよ!」
二人は急いでベッドに戻した
「どうかした?」
「いえ、別に」
「??」
「所で…軽音部って演奏とティータイム以外は何やってるの?」
「え〜と」
「お姉ちゃんが言うには絆を深め合ってるとか」
(何言っちゃってんのよ!!唯先輩!)
私は心の中で突っ込んだ
(唯ちゃん…)
「で、絆を深めるって何してるの?」
憂は興味津々
「私ちょっとトイレ」
バタン
梓は俺を残し逃げ出した
「私、お姉ちゃんから聞いたよ」
「絆の意味を?」
「うん」
「………」
「私もお兄ちゃんと絆を深めたい」
「で、でも」
俺は戸惑った
「私じゃ嫌?」
239彼の家で 3:2009/08/21(金) 21:05:36 ID:uytm3Szt
「憂ちゃんが嫌じゃなくて…」
「だったら私がリードします!」
ドサッ!!
「憂ちゃん?」
あっけなく俺は憂ちゃんに押し倒されてしまった
「お姉ちゃんの言ってた通り」
「何?」
「抵抗しないなら犯っても良い合図だって」
「それは…んぐ」
私はお兄ちゃんの言葉を聞かず口を封じるためキスをした

一方梓は
「やっぱ断らなきゃ」
ガチャ!
「憂、さっきのことなんだけど…」
梓はキスしている二人を見た
(な、なんで二人がキスを?)
「くす、キスだけで放心状態になっちゃって」
「ちょっ!憂?」
「お兄ちゃん動かなくなっちゃったね、これ以上お兄ちゃんを攻めるとどうなるかな?」
(な、何言ってるの?梓…)
「ねぇ?梓ちゃんも一緒にお兄ちゃんで遊ぼ?」
「ごめんなさい先輩…」
梓は俺に近づいた
犯る気なのか?
「や、やめよあず………」
梓は俺にキスをした 「…………ん」
長い 長いぞ 五分は経ったか? そろそろ息が苦しい
「ぷは!」
梓は俺から離れた
「もぅ…終わっ」
ヤバい 軽く意識が飛びそうだ
キスでここまでなるなんて
「まだ終わりじゃないよ〜」
憂ちゃんは仰向けになってる俺の下半身を持ち上げた
240彼の家で 4:2009/08/21(金) 21:06:20 ID:uytm3Szt
これチン○リ返し
「やめてくれ恥ずかし過ぎる!」
「ふふ、恥ずかしいだって〜」
「先輩我慢して下さい」
恥ずかしい もういっそのこと殺して
「お兄ちゃん♪」
憂ちゃんは机からボールペンを持ってきた
「ひぐ!」
ちょっ!俺の穴に!!
「堪えてね〜♪」
「じゃぁ私も」
憂ちゃんはボールペン攻め 梓は手コキ 性的虐めですか?お二人様

「そ、そんなに動かしたら…」
「動かしたらどうなるんですか〜?」
解っててやってるでしょ?
(ヤバい、イキそうだ…)
それに気付いたかのように梓は
「先輩、イッていいですよ」
「……ん!」

イッてしまった……超恥ずかしいぞ


ガチャッ!!

「ただぃま〜〜憂〜〜♪」
「あ!!」
俺以外の三人はハモった
「……………」
会話が出ない三人

「お楽しみ中だったんだね〜、私も混ざっていい?」
唯ちゃんは俺を見た
俺は寝たフリをした

「顔に精液掻けて何プレイ?」

唯ちゃんは俺の顔についた精液を舐めた
「お兄ちゃん起きたら今度は四人でやろ!」

(冗談じゃない、寝たフリしてそのまま寝てやる……起きたらオシマイだが………)
こうして寝たフリが本当に寝てしまった
241彼の家で 5:2009/08/21(金) 21:06:47 ID:uytm3Szt
そして
夕方に起き
夕飯も食べないで9時までパーティーを楽しんだ女性陣でした

終わり





あとがき
下手な文章を読んで頂きありがとうございます

ネタが浮かんだらまた投稿させていただきます

242名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 22:31:21 ID:XSVbzfHl
確かにい下手だが書きながら上達すればよい
ほい次
243けいおんの裏:2009/08/21(金) 23:11:53 ID:7elt+lJe
唯「キモオタなんてうんたん♪言ってれば楽勝」
澪「だよな。ちょっとパンチラしただけできもちわるいんだよ」
律「CDとかDVDとかBDとかも馬鹿みたいに買っちゃって」
唯「ださい曲も神曲とか言っちゃうし」
澪「歌詞寒すぎる」
律「本当ちょろいわ」
紬「ちょっと百合な感じ出したら盛り上がっちゃって」
梓「普通に彼氏とかいますからね」
律「そういえば澪。お前が使ってたものとか特定してそろえてるらしいぞ」
澪「きもっ。ストーカーかよ処分しなきゃ……」
梓「とりあえずアニソン以外も聞いて欲しいです」
律「そんなの無理だって」
澪「とりあえず今売れるだけ売らないとな」
唯「しばらくしたら別の子に萌えーとか言い始めるし」
律「だいたいギターとかベース弾けないのに買うなよ」
紬「楽器売れてよかったじゃない」
梓「財布だけ置いて行って欲しいです」
244けいおんの裏:2009/08/21(金) 23:12:15 ID:NNgZvLQL
唯「ハルヒ先輩とかこなた先輩も相当稼いだみたいですよ」
澪「でもその分不愉快になったんだろ」
紬「でもお金が入るから我慢しなきゃ」
律「でもただ喋ってるだけなのに売れるのはおいしいな」
梓「生命保険入って首吊って欲しい」
唯「はい。うんたん♪うんたん♪ノルマ終わりー」
澪「相変わらずきもちわるいなそれwww」
唯「私だってそう思うよwww」
律「萌え萌えきゅんwwwww」
澪「やめろwwww」
梓「にゃあwww」
一同「wwwwwwwwwww」


さわ子「いやキャラソンそこそこ売れたわ」
律「よかったっすね」
さわ子「これがなきゃやってられないよ」
澪「今日はコスプレ衣装ないんですか?ww」
さわ子「やだよあれ気持ち悪いからww」
紬「自作じゃないんですかww」
さわ子「違うwww違うwww」
澪「それにしても髪切りたい。染めたい」
律「人気なくなっちゃうよww」
唯「ピンクにでも染めるの?ww」
澪「アニメかよwwwwwwwww」
唯「梓も……あっ、あずにゃんも」
梓「言い直さなくていいですよwwwww」
紬「素が出ちゃったwww」
245けいおんの裏:2009/08/21(金) 23:12:43 ID:7elt+lJe
律「ぶっちゃけだいたい名字で呼んでたよなwww」
紬「キモオタは名前で呼ぶ方がいいんですって」
唯「あずにゃんwwwwwあずにゃんwwwww」
梓「こっちが恥ずかしいwwwww」
さわ子「wwwwwwwwwwwww」
紬「合宿とか酷かったですよね。夜」
澪「言えない言えないwww萌豚のハートがBAKI☆BAKI☆」
律「出た作詞wwwww」
唯「ただで泊まれたのはよかったね」
紬「あれもキモオタの金wwwww」
澪「メシwwwwウマwwww」
澪「田井中! お前最後の方で後ろから押してんじゃねーよwwww」
澪「マジで殴りそうになったぞ」
律「ずっと見てっからだろwww左ぎっちょが」
澪「ごめん私実は右利きwwwwwwwキャラ作りwwwwww」
律「まじかよ秋山wwww買った奴涙目wwww」
紬「二人とも名前名前wwwww」
澪「そういえばギー太は?ww」
唯「誰?www」
梓「先輩のギターwww」
唯「いや、中野さんのが年上だからwwwギターはヤフオクに出したwwww」
紬「wwwwww」
唯「放送中だったから高額wwww」
律「ちょwwwじゃあ普段どうしてた」
唯「あれはパチモンwwwww」
一同「wwwwww」
246けいおんの裏:2009/08/21(金) 23:12:58 ID:NNgZvLQL
紬「秋山なに読んでるの?」
澪「漂流教室」
律「お前漂流教室wwww一般人でも泣くレベルwwww」
唯「怖がりキャラは?wwww」
澪「ごめんキャラ作りwwwwwwそっちのが萌wえwかなってwwww」
律「お前頑張りすぎwwwwwそりゃ売れるわwwww」
梓「すみません。彼氏が呼んでるんで帰ります」
律「帰れwww帰れwww」
澪「中野の彼氏はやりすぎwwwww」
紬「この中で一番じゃない?wwww」
梓「最近プレイがエスカレートしてて」
唯「あずにゃんプレイは?wwww」


梓「いやですよwwwwwwww」
247けいおんの裏:2009/08/21(金) 23:13:13 ID:7elt+lJe
律「そういえばお前妹は?」
唯「彼氏家に連れ込んでるから帰るなって」
澪「アツいなwwww」
紬「実は仲悪いんじゃありませんでした?」
律「まじwwwww」
唯「帰ったら一言も喋らない」
澪「険悪すぎwwww」
律「シスコンは?ww」
唯「もちキャラ」
一同「wwwwwww」


和「こんちは」
唯「よっ、眼鏡wwwwwww」
和「これダテだからwwwww」
紬「それとプレイ用でしょ?wwwww」
和「なぜ分かったwww」
和「さっき中野さんとすれ違ったけど」
唯「あれはやりに帰ったwww」
和「ストレートww」

澪「これキモオタに見られたら発狂するなwww」

律「CD割るかなwwwwww」

唯「出た必殺CD割りwwwww」

紬「でもお金は返ってこなーいwwww痛くも痒くもなーいwwww」

一同「wwwwwww」
248名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 23:38:14 ID:Cm/2A3p2
>>247
コピペだが、続けろ
249名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 01:22:11 ID:sezLGfr2
>241
下手というよりは描写不足。台詞ばかりでなくもっと地の文量を増やしましょう。
250名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 02:15:53 ID:/rUS3SU4 BE:1060003384-2BP(1)
特に>>243が心にグサッときやがるwww
251けいおんの裏:2009/08/22(土) 08:59:39 ID:hSDbbaEs
唯「2ch?のSSも気持ち悪いよね」
澪「あの妄想垂れ流しの」
律「感動系(笑)」
唯「作者もあれだけど群がる信者がww」
紬「実態知ったら死んでくれるかしら」
澪「私達の歌の作詞並みの寒さwww」
一同「wwwwwwwwwwwwwww」


唯「○○…まさかてめぇも…
チッ…仕方ねえ…俺は今から二次元空間へと潜り込む!
あんなとこ…二度と行かねえって決めてたが…もう俺は大事なものを失いたくないんだ!
うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!待ってろ○○!! 」
一同「こわwwwwwwwwwwww」

和「じゃあバイト行って来る」
唯「キャバクラだっけww」
律「生徒会wwwww」
和「内緒ww彼氏にプレゼント買うから」
澪「私は買ってもらう派かなーwww」
律「さすがwww」
澪「あの眼鏡うざくない?」
唯「だいたいあいつけいおん!部じゃねぇだろ」
律「だよな……」
紬「中野さんもどうかと思います」
唯「年上だからって威張ってんじゃねーよちびが。ちんちくりんめ」
律「そりゃお前は身長高いもんなw」
唯「あ?」
律「ごめん」
252けいおんの裏:2009/08/22(土) 08:59:57 ID:tn9KJacL
紬「あっ、私もピアノのレッスンがあるので帰ります」
一同「じゃあねーww」
澪「あいつ金あるからって調子こいてね?」
唯「あいつも萌豚同様金ヅルだよ」
律「ひでぇなw」
澪「だってそうだろ。眉毛も太くてださいし」
律「そりゃそーだけど」
さわ子(ステルスさわ子の本領発揮よ)
澪「さわ子も脚本とはいえ衣装持って来る時の態度がうざい。何様だよ」
唯「秋山。マジで嫌がってたからね」
律「それは否めないな」
さわ子(……)

律「じゃ、そろそろ帰るわ」
澪「じゃあな」
唯「また明日ー」
唯「あのでこはげうぜぇ」
澪「私もうんざりしてる。何発入れても平気な顔してるし」
唯「マゾなんだよww」
澪「ありえる。弟にやられてたし」
唯「まじー?」
253けいおんの裏:2009/08/22(土) 09:00:12 ID:hSDbbaEs
――家
唯「おかえりは?」
憂「……」
唯「……」
憂「チッ……」
唯「あぁ!?」
憂「話しかけんなよ姉貴ィ!!」
唯「あっ、キモオタ」
憂「お姉ちゃんおかえりーアイス食べるぅー?」
唯「ウィーwwwwウィーwwww」
254けいおんの裏:2009/08/22(土) 09:00:25 ID:tn9KJacL
――自宅
律「くそっくそっ秋山や平沢ばっか売れやがって」
律「皆、同じ顔じゃねーかよ。ちくしょうが」
律「糞キモオタがー」
律「ドラム買って持て余せぇ!」
律「うぎゃぁああぁぁあ!」
弟「飯……」
律「そこ置いとけボケ!」

律「キモオタがぁ。あからさまなキャラ作りに釣られやがって」
律「私のキャラ作りのよさが分からねぇのかよ……」
律「単純なんだよ糞がぁ」
律「小物集めてないでもっとCD買えキャラソン」
律「ちくしょぉぉぉぉおおおお」


澪「ただいま」
親「おかえり。今日も蟹よ」
澪「マジで? やっぱもうかってんなキモオタ様様だわ」
親「いつもありがとうね」
澪「公式で稼げなくなっても同人誌でしばらくもつでしょ」
澪「ババァも私のお陰だってちゃんと分かれよ」
親「……」

紬「はぁ」ペリペリ
紬「ウケると思ってお嬢様キャラにしたけどさっぱり」
紬「糞アマ共にたかられて借金もかさんで」
紬「マジで売れなきゃ首をくくることに」
紬「秋山死ねばいいのに」
255けいおんの裏:2009/08/22(土) 09:00:43 ID:hSDbbaEs
澪「はぁ」
律「どうした?」
澪「私、人気下がってない?」
律「そうか?」
律(wwwwwwさすがの萌豚でも分かってきたかwwwwwww)
澪「もっとツンデレしようかな」


憂「姉貴、部屋の隅に転がってるゴミ捨てるぞ」
唯「は? なんだよ」
憂「この糞みたいなギターだよ」
唯「待てよ。まだ使うかもしれないだろ」
憂「こんなアニメ二期ないから安心しろよ」
唯「どうかな。でも売れるからってキモオタの相手は嫌だなぁ」

澪「またコスプレ?」
さわ子「いやだって脚本に」
梓「原作にもあるんで我慢して下さい。私も吐き気がしますけど」
澪「チッ」
澪「そろそろ萌豚に媚び売るのもうんざりだわ」
澪「既存の曲のバージョンを変えて売れよ。まだまだ搾り取れるだろ」
律「さすがにそれは」
澪「全曲カラオケバージョンでいいよ。歌うのも面倒臭いし」
唯「ちょこっと合いの手入れるのは?」
澪「いいねww楽だ。それでも買いそうww」
梓「カラオケでこんなに儲かるのはおいしすぎです」
256けいおんの裏:2009/08/22(土) 09:00:58 ID:tn9KJacL
澪「ベスト10枚くらい出せばいいだろう」
律「でもそんなに曲ないだろ」
唯「カバーでいいよカバーで」
澪「アニソン適当に歌えば買いそうだなww」
梓「wwwwwww」
紬「本当に馬鹿ですよね」
梓「CDを山程買う人いますよね」
澪「あぁ、財布としては優秀だけど人としてはゴミカスだよな」
唯「二次元に貢いじゃう男の人って」
紬「結局ほとんどは偉いおっさんとかに金がいくのにね」
律「おっさん同士のやり取りwww」

唯「ただダラダラしてるだけのアニメ見て楽しいのかな」
澪「おいお客さんお客さんが!」
唯「うんたん♪www」
律「出た金を払わせる呪文www」
紬「でもそろそろブーム去るかしら」
梓「まだ特別編があります」

唯「割れは死ねばいいのにね」
澪「割れ自体はやってもいいよ。ただ私達に金払いに来てくれればwww」
紬「wwwwww」
律「でもニコ厨とか2chの奴等とかそういうのが標的だからなぁ」
唯「きもちわるい妄想に付き合ってあげないとね」
澪「皆、非処女ですがwww」
律「人気がwww人気がwwwwww」
257けいおんの裏:2009/08/22(土) 09:01:11 ID:hSDbbaEs
澪「じゃあ今日は終わりにするか」

唯「いっぱいゆとりも釣れたしね」

律「そんなこと言うと顔真っ赤にして食ってかかるぞww」

紬「wwwwwww」

梓「必死で嫌ですね」

澪「そろそろけいおん厨は死んで欲しいな。相手するの疲れた」

律「商業主義の秋山にそこまで言わせる萌豚さんぱねぇっすww」

紬「最後は主人公の平沢が」

唯「それじゃあ鼻息荒げながら書き込み頑張ってねww」


終わり
258名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 17:34:24 ID:WayziGjk
面白いからもっとやれww
259名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 17:51:40 ID:yA2Yzw3F
面白い、笑ったwww
260名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 18:10:06 ID:/ExoyLcT
こいつらに50万円くらいなら払ってもいいから、目の前で蔑まれながらオナニー見て欲しいお…
261名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 18:22:24 ID:hSDbbaEs
まとめサイトがあるのなら、
「けいおんの裏」っていうタイトルで載せてください
262名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 18:24:12 ID:Ezoqh1x8
なんかこういうのを待ってた自分がいるwww
263名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 19:45:35 ID:AQ14dUW5
>261
>載せてください

面白いギャグだなwww
一番笑えたwww
こういうのはVIPでやるから面白いのであって
3日前のVIPコピペ張り付け回ってるお前さんはタダのクソ餓鬼www
顔真っ赤にして2回線目のID使って書込みしないでねwww
264名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 22:48:41 ID:tn9KJacL
>>263
何必死になってるのこのキチガイ
265名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 23:24:55 ID:63Tr4fKI
http://s2.artemisweb.jp/girls/
すけべそーこ(;´Д`)
266名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 23:48:19 ID:6EdpD7eQ
エロパロスレじゃなくて、是非アニメ2スレでやって欲しい
奴等の反応が見たいwww
267名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 23:51:14 ID:tn9KJacL
>>266
もう先にアニメ2スレやりました

微妙な反応でした
268名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 01:22:48 ID:TdNz6lUP
続きも期待してるぞ
269名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 07:42:30 ID:SDwUccrA
       /:::/::::::::;: --- 、:::::::::|::::::::ヽ
        |::::|:::::::├――┤:::::::l::::::::::|
        |:::」.ィ ┴――┴‐- L::::::::|
       |´ : | , -‐ 、   ‐- 、| `T ト、
       l: : : |{  じ   じ  }: : :V::::::}   ありゃー
        〃!: : | ー      ー | i: : }_/   澪とうとう死んじゃったのか・・・
      / |:i ; | u   '     jイ : ハ
          l:ト、:ト .  ^TTIト .イ/: /: :ヽ
       | ヾ ィ>イl川´}∨∠ェー ´
       _.. ヘ ヽ 川||/  ハー- ._
    , ィ''´    }  ンrtく  {      /ヽ
270名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 11:41:28 ID:7JAhnSYX
モー娘とか絶対こんな感じだろww
271名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 15:29:03 ID:Aon7rZbW
女とかほとんどこんなだれ
272名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 00:47:11 ID:V4yLBApu
>>269
蛸壺屋の新刊、すでにAA化されてるのかよ。
というか死んだの唯だろ?
273名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 07:36:22 ID:1gsH6Y7j
AAに細かいことは気にしないの
274名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 17:44:15 ID:m4+H9ATU
>>241
エロゲを参考にしない方がいいな
アレは絵つきなので・・・
275青太郎:2009/08/26(水) 23:57:12 ID:bRzKYWcJ
投稿が増えましたね。嬉しいことです。これでゆっくりクウガと作品をみることができそうです。
276名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 00:00:24 ID:bRzKYWcJ

≪《アーカイブ》が追加されました≫

 


   ≪はじめから≫
 ニア≪つづきから≫
   ≪新規ルート≫
   ≪アーカイブ≫ New




 ニア≪ベースルート 第三章≫




 危なっかしい手つきで澪が紅茶をのせた盆を運んでくる。
俺はそれを笑いをこらえて迎え、カップを受け取ろうとする。
しかし澪は直前で盆をひっくり返してしまい、中の紅褐色が俺様のズボンに盛大にかかった。
「も、申し訳ありません、ご主人様」
 俺様は澪の上から下までを見る。白いフリルのカチューシャに、黒のエプロンドレス。
まさしくその姿はメイドそのもの。
 メイドだからあたりめぇだけどな。


 第三章


「どこかお怪我は……」
 そういって俺様のズボンをパンツごと脱がし、出てきた肉棒を丹念に舐め上げる。
俺はそれを克明に記録しているであろうビデオカメラをチラ見。しかしうまくなったな。
嫌がるこいつに無理やりハードなのを見せたかいがあるってもんだ。うんうん。
学生の本分は勉強だもんな。どんどん勉強するヨロシ。
「ああ、こんなに腫れてしまって……今お鎮めいたします」
 口に入りきらず、喉にまで収めながら、この上目づかい……使いつぶしたら風俗で働かせるのもアリだな。
不用品の使い道まで思いつくなんて、やっぱ俺様てんさ〜い☆
「ちゅく、ちゅく。れろ、れろ……じゅる……にゅる……ちゅく」
 顔を前後させ、その刺激が俺様の脳髄に快楽を走らせる。
最近はタマタマフル稼働で精子を大量生産だ。それもこれもこいつの教育のため。
まったく、付き合ってやってるこっちはいい迷惑だよ。国から補助金をもらいたいくらいだ。
まあ、しかたないから我慢してやるけどね。
「じゅぴっ! ぶちゅっ!」
 ああ、もうダメだ。このまま中にぶちまけたいけど、映像的にはぶっかけの方がいいよね。
俺っちは貪ってるメイドの口から怒張を抜き、呆けているそいつにかけてあげる。

 びゅ〜〜〜っ! びゅるっ、びゅっ。
277名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 00:03:40 ID:bRzKYWcJ
 顔全体で白濁を浴びた澪は、嬉しそうに頬を染め、指で精子をあつめ、口に入れていく。
「ご主人様、貴重な精子をありがとうございます。大変おいしゅうございます」
 澪は立ち上がり、スカートをたくしあげる。そこにあるべきはずの下着はなく、
あるのはよだれをたらした秘裂だけであった。メイドは恥ずかしそうに顔を横に向けつつ、
「その……ご主人様のを手当てさせていただいているうちに、すっかり濡らしてしまいました。
このインランな牝犬をどうかお仕置きしてください」
 寝転がり、スカートを噛んでおさえるメイド。M字開脚によってまる見えになった秘部は、
ひくひくと男を期待している。俺はまだ元気な半身をそこへ一気に突きたてた。
「ひぎいいいぃっ! あっ、あひっ! あ、ありがとうござますぅう! ひっ! あひゃあっ!」
 とたんに、びくびく震える澪。だいぶ使い込んでるからすぐに快感を得るようになってるんだろ。
ちょっと昔はヒィヒィいってたのに現金なもんだ。これだからゆとりは……。
「あっ、あっ、ああっ。う……んっ。んん……ぅ」
 カメラに映りやすいように、さりげなく移動し、結合部をさらす。モザイクどうしっよかなあ。
めんどいから無修正でいっか。俺は困らないし。
「はっ、はあっはあっ。ああっ、あああっ……あ……あ、あはぁ……」
 長い眉を八の字にし、瞳を潤ませ、しきりに喘ぐ澪とは対照的に、俺は冷めていた。
そもそもこいつうぜえんだよな。「嫌だ」とか「恥ずかしい」とかさ、そんなの俺にはなんも関係ねーじゃん。
俺様がヤりたいって時におとなしくマ○コ出せばそれでいいのによ。これだからゆとりは困るぜ。すぐつけあがる。
「はひゃっっ! あっ……。あひゃっ! ひゃっ、ひゃっ」
 エプロンドレスを肩からはずし、下にずらす。ノーブラのため、乳房はすぐに現れた。まったく、何を喰えばこんなに育つんだか。最近のガキは発育ばかりいいよな。ぐにぐに揉んで、すでにビンビンの乳首をつねる。
「ひぐっ、くっ。んっ、んっ、んっ。ふあっ、んっ、ひぃンっ」
 同年代のそれを凌駕する二つの山を根元から絞るように揉んでいく。本当に乳とか出そうでこわいな。
結合部は澪の汁でビチャビチャで、半ば水たまりの中を、俺は往復する。
 
 ぶちゅ! ずちゅ! ずりゅ! ずりゅっ!
 にゅっぽ にゅっぽ にゅっぽ
 にゅっく にゅっく にゅっく
 びたっ ぴちっ ぺちょ びちっ

「はあ、はっ、はあっ。んっ、んっ。ひぁあああッ。あっ、あっ!? ひっ! あっくぅ、ひっいんっ」
 収縮の波が短くなってきている。それに締め付けが強い。こいつ、小規模な絶頂を繰り返してやがるな。
乳首を親指と人差し指ではさみ、潰すように圧迫すると、澪の体が跳ねて、案の定ギュッと締め付けられた。
「そろそろ出すぞ」
 喉に加減を加え、声色を変えて言った。ボーカルをやってただけあって、こういうのはお手の物だ。
ま、俺らのとこは基本全員歌えるんだけどな。
 メイドの女は驚いたような顔をして、
「中に出してください。ご主人様の高貴な精子をお与えください」
 むっちりとした太ももが俺の脇腹をはさむ。俺様は絶頂に向かうべく、ピストンのスピードを上げる。
それにともない、澪の胸はさらにぷるんぷるん揺れて、頂点の乳首が激しい移動を繰り返す。
 やがてくるべき時はきて、俺はそれに逆らわずに放出をした。
 
 ぶびゅ〜〜っ! びゅっ びゅ! びゅくっ!
278名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 00:05:51 ID:bRzKYWcJ
 カチッ。
「ほい、ご苦労さん」
 中から溢れだす精液まできちんと撮ったのを確認し、俺様はビデオカメラをとめた。
しかしヤるだけで金になるなんてウマいよな、ほんと。
規制まみれのこのご時世のおかげでレートは天井知らずだし。いやあ、世の中ちょろいもんだなあ。
「…………」
 澪は無言でメイド服を脱ぎ、股間のアレをティッシュで拭う。
こいつはそこいらのやつよりは学習能力があるので、台本を読ませたらすぐに暗記した。
すこし態度が癇に障るが、そこは大人の俺様がぐっと堪えてやる。坊やとは違うのだよ、坊やとは。
 でもしつけはしないとね。
「オイ」
 呼ばれて俯いていた顔がこちらを向く。俺様は長い前髪を鷲掴みにし、強くこっちへ引き寄せた。
「あぐっ!?」
「あのさあ。こっちだって疲れてんの。『お疲れさまでした』の一言もないわけ? お前何様だよ」
「ごめんなさ――!」
 掴んでいた前髪を畳の上におしつける。当然、顔もそうなり、鈍い音をたてて激突する。
「うくっ……!」
「はい、人の話を聞きましょうね―。俺がききたいのはそういうことじゃないの」
「お、お疲れさまでした……」
 俺様はよくできました、と足の裏でやさしく丹念にその賢い頭を撫でてやる。
うんうん、やっぱり子供は素直が一番だよね。
「ったく。これだからゆとりはよぉ。……お」
 いつものむずむず感がしたので、澪にそれを告げる。
するとあからさまに嫌そうな顔をしたので、また前髪を引っ張る。
ぶちぶち音をたてて何本か抜けたが、またすぐ生えるからいいや。
 涙目になった澪がゆっくりと俺様の股間へ顔を出す。
先ほど精子を飲んだ口が、再び俺の分身をくわえる。
それを確認した後、俺は下腹部に力を込める。
「…………ふぅ」
 ここって男子便所少ないのが欠点なんだよなあ。遠くていちいち行くのめんどくさい。
かといってペットボトルにためるのはなんかヒッキ―みたいでやだし不潔だし、困ったもんだ。
「……うぷっ」
「あ、吐くなら外でやれよ。汚いから」
 口を押さえて窓の方に走った澪は、恥じらいの欠片もなく嘔吐。
「オェェエエ」とか「ウゲエエェェ」とか、ファンが見たら発狂するぞ。いるかわからんけど。
とりあえずキショいから俺はテレビでも見てよっと。
『こんな奴らのために、誰かの涙は見たくない!』
 お、ちょうどいいとこじゃん。ラッキー。
『見ててください。これが俺の――――変身!』
 やっぱかっけぇなあ。男として憧れちまうよ。
279名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 00:08:28 ID:YUxXYlwd
 びちゃびちゃといういやーな液体音がなくなったのを機に、
後ろを見れば、ぐったりとした裸体の女がいた。
「さっさと服着て帰れ。目障りだ」
「…………」
「返事は」
「…………はい」
 まったく、いちいち人に言われなきゃわかんないのかねぇ。
澪はきれいにたたまれた制服に袖を通し、こっちに一礼して帰っていった。
それを見届けた俺はテレビを消して、さっき撮った映像のチェックと編集をするためにカメラをパソコンにつなぐ。
 ぐきゅるきゅる……。
 ……まずその前にメシだな。そうだ、ちょうどいい。あいつに頼もう。たしか番号は昔とかわっていないはず……。
 ピポパポ……。
『はい、こちら中華料理の――』
「おお、やっぱ番号はかわってねえな」
『……何の用だ』
 お、声がいつものに戻った。やっぱそっちの方がいいぜ、おめえはよ。
「なあに、今回は――いや、今回も、かな?――客としてだぜ。腹減っちまってよ」
『そうか。ならしかたないな』
「ああ、頼むぜ。適当に見繕ってくれい」
『分かった。30分ほど待て』
 そこで電話が切れちまった。さて、何を喰わせてくれるのかねぇ。俺は空腹とは裏腹に、期待に胸を膨らませて横になった。



≪オートセーブします≫



≪セーブが完了しました≫

 ニア 【最終章へ】
    【やめる】
280あとがき:2009/08/27(木) 00:23:58 ID:YUxXYlwd
 いつも思うんですが、エロシーンは短いでしょうか。また、長い方がいいんでしょうか。
書いてて苦労と苦悩をしております。とくに、話的にまるで風呂敷が広がらないベースルートは。


>>217
 お言葉にあまえて指摘兼感想をさせていただきます。
基本的なミスはなく、話としては成立しておりますが、
行為の最中だけが描写されているので、「ぶつ切り感」というか、
中途半端に感じます。「エロいのさっさと見せろ!」って方もいますので、
一概には否定はできないんですけどね。
 話はすごく丁寧に上手に作られているので、そこがもったいないかなあ、
と思いました。書いてる身としては、表現や書き方を見習いたいくらいです。
 濡れ場としては一級品ですが、物語としてはやはり少々難があるのではいか、
というのが私の感想でした。
281名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 00:34:48 ID:4UlqnAu8
なにを偉そうに

書き手は黙って書いて投下してればいいんだよ
282名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 01:15:52 ID:y3v880yA
>>281
ベースの主人公乙
283名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 01:43:59 ID:niPr2QHU
>>280
ベースルートではエロは短くても良いなと思いました。
むしろこのルートでは話の進展の方が気になりますね。

ギタールートのときはエロはちょうど良い長さかなと思いました。
続きが気になる上にエロも、もっと見たいというルートでもありましたが。
284名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 06:33:58 ID:4UlqnAu8
>>282
は?
285名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 13:13:19 ID:ztKseT0O
>>284

HA?
286名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 15:01:09 ID:BOv0UsRl
けいおんの裏の新作が見たいです
287名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 00:34:38 ID:FoH+qzkh
まさかの裏切り!
288名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 01:58:08 ID:QaCK6e2P
>>280
乙です! やっぱり面白い。

次で最終章か……どう終わるか想像できません。
289名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 05:56:56 ID:HHq9LEl5
やっぱり>>280が一番だな
290名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 18:05:26 ID:1cs1bzEi
保管庫更新。
漏れ追加/修正あればWikiなので
各自でよろ。
291名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 22:47:09 ID:qxV8EEzi
>>290
遅くなってしまったけれど、乙。
292名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 10:00:01 ID:Ay9eXBJ0
293名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 10:19:08 ID:fzQmTWNc
はい
294名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 15:34:15 ID:Ay9eXBJ0
ちょ
295恋人 2:2009/08/31(月) 22:00:52 ID:4lsTbgGq
>>139 の続きです

私は初めて彼に夢中だと気付いた

次の日の放課後

(やっぱり先輩、元気ないですね)

(律に振られたのがショックだからな)
私と梓は小声で話し合った

「ねぇ?どうしたの二人共?」
心配そうに訪ねる唯
「な、なんでもないよ」
「うん、本当に何でも……」
二人はブルーだった
「じゃぁ、僕帰るね…」

「あぁ、明日な」
私は彼に手を降った がなんか寂しそうな顔をしていた

「律……何でアイツを降ったんだ?」
私は単刀直入に聞いた 今の律の気持ちを知りたいからだ

「…どうしてそれを?アイツが話したのか?」

「昨日、階段で泣いてる先輩を見ました」

「そうだったんだ、それで……ねぇ、律っちゃん何で?」
私も気になった
唯も黙ってはいられなかったからだ

「何でって……それは……」

「てか何で律っちゃんなんだろ?」
天然な唯はタブーを言った

「オイ!私じゃ不満かぃ!?」

「そ〜ゆ〜訳じゃないけど……でも彼はそんな律っちゃんに惚れて告白したんだよ?」

「……………私も………わかんないよ……アイツへの気持ちが…………」

私は下を向き、スカートをギュッと握りしめた
296恋人 2:2009/08/31(月) 22:01:29 ID:4lsTbgGq
「律……」

「そりゃぁ、一緒にいて楽しいし、ベースは澪みたいに上手くないけど、それでも一生懸命で…けど友達以上は考えた事なくて…」

「じゃぁ、私が貰います」
梓は凄い勢いで立った

「私も彼に告白しようかな〜?」
唯も立ち上がった

「え!」
私は戸惑った 、彼を取られたら………

「律………行ってこいよ……」
澪は私の肩を叩いた
「澪……」

「律っちゃん行ってあげて」

「唯………皆……ありがとう…」

私は部屋を出て走り出した

私は彼の家の近くにある公園を見た ブランコに彼がいた

「はぁはぁ……」
私は彼の目の前に来た

「律っちゃん?」
彼は悲しげな顔で私を見た

その顔は捨てられた直後の子犬が飼い主を見てる顔をしてた
「私……お前が好きだ!!他の誰にも渡したくない!…だから……だから…」

私の思いを全て遂げた

「律っちゃん?」
彼の顔はキョトンとしてたが 次第に涙が出てきた

「こんな私を好きになってありがとう………だから…………付き合っても………いいよ」
私は彼を直視できなかった 恥ずかしかったのだ

「律っちゃん…………」
彼は私に抱きついた…
297恋人 3:2009/08/31(月) 22:01:50 ID:4lsTbgGq
私の胸に顔を埋めて…
ん? って
「て!、お前鼻水くっついた!!汚ねぇ!」

「ごめ〜ん」
彼は『テヘヘ』と言いながら笑った

(まったく こ〜ゆ〜時は子供だな)

私は彼の頭を撫でた
「よし!今日はお前の家に泊まるぞ!」
「ふぇ?」

「いいだろ?……親はまだ海外なんだろ?」
彼の両親は海外で仕事をしてるため 現在は1人暮らし

「うん…いいよ」


そして 家に着き


「さ、上がって」

「うは〜!いつ来ても広いな〜」

「誰もいないからね」

「親はいつ頃帰宅?」
私は今後の予定を建てるために 都合を聞いた

「ん〜帰る時は前もって連絡してくるから………あと一月はいないかも……帰ってきてもまたすぐ仕事でいなくなるけどね」


「へ〜♪ じゃぁ、私、いつでも泊まっても良いってことだな?」

「うん、何なら合鍵いる?」

「あと将来子供が…」

「子供が?」

(やば!!何聞いてんだ私! それは結婚してからだろ!…
いや待て……できちゃった婚も…… って私何考えてんだよ)

「律っちゃん、顔赤いよ?」

彼は私のオデコに手を当てた

「あ…あぁ、暑いからな、それより風呂入りたいな」
298恋人 4:2009/08/31(月) 23:17:04 ID:4lsTbgGq
「うん〜じゃぁ準備するね」

彼はペタペタと足音を出しながら風呂場に行った

「ふ〜アブネーアブネー」


私は色々妄想していた

「お風呂沸いたよ」

(沸くまで妄想してたのか 私……)

「私後から入るから、先に入って〜」

「じゃぁ、先に入るね…」

ふふふ……計画通り……


風呂場にて


「ふ〜」

「湯加減どう?」

私はタオルを巻き彼がいる風呂場に入った

「ちょっ!律っちゃん?」

彼は湯船に潜り込んだ
「なんだよ〜体洗ってやるから出てこいよ」
私は彼を誘った

「……………エッチなことしない?」
彼は疑いの目で私を見た

「しないしない」
(お前に魅力がなかったらな)

「う〜〜」
渋々湯船から上がってきて私に背中を向けた

「こうして並んで背中洗うと姉弟みたいだな」
「…うん………」

「よし、次は前だ!」

「ま!ま!前!?」 彼は驚いた
まぁ、当然だな
「嫌ならいいよ」
私は後ろから腕を通して前を洗い始めた
ニュルンッ!
「ひぁ」
彼が奇声を上げた
(なんて声を出すんだコイツは……)
「ココ…固くなってんぞ〜」
私はアソコを弄くった
299恋人 5:2009/08/31(月) 23:17:30 ID:4lsTbgGq
(ヤバい…コイツ見てると……)

「エッチなことしないって………言ったのに」

「洗ってるだけだぞ」

「も、もういいよ…」
彼は私の手を退けようとした
私は諦めなかった

「駄目だ!ここは念入りに洗わないとな」
私は激しく弄くった

「ひ……………はぁ………ぁん」
彼は何かに堪えていた

(コイツ、マジ可愛いな……澪以上かも)

彼は射精すると椅子から落ち私に寄り掛かった

「ほら、まだだぞ」
私はこれで終わる気はなかった

「ま、まだ?…………ん……ぁ」

(まだ固い♪)

「ひぅ……律っちゃん!」

「お〜まだ出るまだ出る」

「はぁ………終わっ…」

「まだ休ませないぞ!」

「そんな…………もぅ限界だよ」

「まだまだお前の限界はこんなもんじゃない!」

私は赤くなっているアソコを扱いた


「も………許して………壊れちゃ……」

「大丈夫、壊さないから……」


「!!」
彼の体がビクンとなった

「まだ出るな〜…」

「もう終わりにしない?、もう遅いし………うぁ」
私は終わらせる気はなかった
むしろまだ続けたい コイツの色んな顔がみたい…

「お願……い…だから…」
300恋人 6:2009/08/31(月) 23:17:58 ID:4lsTbgGq
私は聞く耳を持たない


「まだイッたばかりで敏感で……ぅぁ!!」

「悔しかったら抵抗してみろー!」
私は挑発してみた


「わかった…………それならこっちにも考えがあるよ…」

彼は私の方を向き私に挿入した

「うぁ!!な、何?、怒っちゃった?」 (私……彼のを挿れてる………)
彼はピストンをし始めた

「ご…ごめん、怒ったなら謝るからさ……もぅ」
(頭がジンジンする)

「ダ〜メ♪」

「お願い…もぅイッちゃう……」

「イッちゃったね……でもまだだよ」

彼は止めてくれなかった
そのままピストンを開始した

「ちょっ!ストッ………」

(コイツ……萎まない…)
「お願い…もう限界なんだ………だから………許し……」

「さっきまでそう言ったのに止めてくれなかったのはダ〜レ?」


「ごめん…だから…」


「駄目だよ…仕返し♪」


「うぁ……」
イッたあと私は意識を失った


「はぁ………はぁ気絶しちゃった…これに懲りたらもうほどほどにしてよね」

彼は律を運び、彼も横で寝た


「…………ん」
私は目を覚めたらベッドで寝ていた…………裸だけど

(昨日コイツ怒らせて…それで)
301恋人 7:2009/08/31(月) 23:18:22 ID:4lsTbgGq
「ん〜」
私は頭をかき、寝ている彼にキスをした

そのキスで彼は目覚めた
それは目覚めのキスだった

起きた彼も私にキスをした


〜〜〜〜ってな事があったんだよ

律は昨日の放課後から今日の朝の事までを私達に話した

「う〜、まさか、両思いになったとはな」
ちょっと私は悔しかった

(悔しいです)

「律っちゃん…」

「何ムギ?」

「今は幸せですか?」

(ムギは何を思ったんだろ? )

「うん、そりゃぁもぅ!」

私は本当に幸せだった

(許さない……彼は私が狙ってたのに………………ごめんね、律っちゃん、私、あなたの幸せ壊すから)
紬はニッコリ笑顔で律をみた


つづく
302名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 10:24:08 ID:/90o5udp
百合は禁止だけどオリ男もいい加減飽きた
303名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 10:44:39 ID:R22OvGE6
>>302
百合の次はオリ男排除かw
どこまで我が儘なんだよ、死ねw
304名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 11:35:58 ID:ceFBYV8y
マンネリ化か
そろそろ本格的に終わりかな
305名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 12:04:03 ID:205jkWZe
男なんて出てねえのに、オリ男イヤとかバカかよ
306名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 13:19:38 ID:jTUJZfmE
唯っぽいぐーたら系ダメ男にかいがいしく尽くす憂がいいと思うんだ。
307名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 14:27:48 ID:cPyVVk3p
けいおん!に出てくる男キャラ

・楽器店の店員
・執事の斉藤
・唯の父親
・男性教員
・校長先生
・夏フェスのバンド
・俺
308名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 18:21:32 ID:CLVK+oMC
律の弟もな
309名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 18:29:03 ID:ceFBYV8y
原作限定
310名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 18:47:59 ID:/z4KfSim
原作限定で百合とオリジナルの男キャラ禁止のSSということか
311名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 20:02:55 ID:9JIZbhBJ
ほとんど何も残らないじゃねーかwww
312名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 23:21:41 ID:cPyVVk3p
校長×斉藤×聡×聡の友達×さわ子が告白した男×オリ男

で大乱交SS書いてくれる職人さんいませんか?><
313名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 02:56:40 ID:Oec67Hrc
>>310
自慰させるくらいしかないな
314名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 13:30:02 ID:jtv2Ra7r
もういっその事このスレ潰せばいいんじゃないか
315名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 13:45:02 ID:yC7B9b0/
エネファームがハーレム作ると聞いて
316名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 22:31:00 ID:697AIerR
平沢夫妻しかない
317名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 22:32:50 ID:AWIubyRC
じゃあけいおんの百合専用スレ立てようか?
318名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 23:42:51 ID:LCjmAGvG
百合板にないのか、見てないから知らんが
319名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 00:02:32 ID:V7p7/K0q
それじゃあ荒らしの思う壺だろ
320名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 08:55:38 ID:aOdmolo7
>>318
あるけどここ同様荒されぎみ
321名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 03:51:26 ID:CB2/tOty
流石に百合駄目、おり男駄目ならなんも書けんw
322名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 12:30:24 ID:lhdQSCH7
ギー太とエリザベスを擬人化するしかないね
323名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 23:54:07 ID:d0mq+iZc
公式の話とかならともかく
ここでは別にオリキャラは定しないけどな
324名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 18:57:31 ID:TgL1MzNr
嬲ってくれるタイプならオリ男歓迎
325名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 19:33:08 ID:7BRx1Hn1
おい待てふたなりは禁止されてないんじゃないか!?
326名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 23:35:10 ID:/v/vnChU
それは需要的にどうなんだ
327名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 00:13:27 ID:KYOSEdb9
つまり、ふたなり律が攻めと思いきや反撃喰らって堕とされるんですね。

聡相手に。
328名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 04:05:02 ID:m8hAKRv/
いや澪がふたなりだろ

唯「うわ、すごーい!澪ちゃんって女の子なのにおちんちん生えてるんだ〜!!」
律「ほんと、澪はいやらしいな〜」
澪「ち、違っ!そんなんじゃない!その…知らない間に勝手に生えてきて……私だってこんなの嫌なのに…」
紬「まさか澪ちゃんが……い、意外でした……」
梓「澪先輩が……そんな……」
澪「うぅ……いやぁ……みんな…ジロジロ見ないでぇ…ぅぅ……」
律「……なぁ、澪。ちょっと触ってみてもいいか?」
澪「え?…あっ、ちょ!やっ!だ、だめぇ!!」
329名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 12:41:17 ID:hHyjtjrN
>>327
律「聡の中あったかいよ…」


……
誰得www


聡「姉ちゃんの中あったかいよ」

これは、まあ。
330名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 12:05:31 ID:BIjd5muf
ふたなりでかいてみるか、澪×ムギ、澪×律、どっちがいい?
331名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 16:12:15 ID:d7UxH1Un
>>330
どっちも捨てがたいが……。マスター、澪×ムギで頼むよ。
332名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 16:18:37 ID:buDGdkHQ
ふたなり気持ち悪いから禁止
333名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 16:38:42 ID:SsAgnIfS
>>332
何でも禁止するからお前禁止なw
嫌なら百合、オリ男、ふた抜きでSSを書いて投下しろ
できなかったらとっととでていけ
334名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 19:12:18 ID:JGOMXA4F
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
けいおん!の神動画見つけたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
お茶吹いたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7126691
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
335名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 19:59:14 ID:P0OAaPRm
唯とあずにゃんが講堂の楽屋裏で百合ってるSSないかい?
336名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 20:32:13 ID:05ZBnqJQ
これは…聡無双の流れ?
337名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 21:16:35 ID:QiBC82b1
最近過疎ってるな
しょうがないと言えばしょうがないけど
338名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:01:10 ID:NIVj9IgK
原作限定で百合とオリジナルの男キャラ禁止
339名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:02:48 ID:awneqtR2
>>338
だから手本になるSS書けよ
できなきゃどっかいけ、低脳w
340名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 02:00:02 ID:ek2+Hsdm
自慰、ふたなり、獣姦、蟲姦、触手、楽器擬人化

これが禁止じゃないんだったらまだネタはある
341名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 07:06:52 ID:R9uVGo2H
>>340
馬鹿、やめろ
そうやって書いたらまた禁止って叫びだすだろw
342名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 07:13:21 ID:muOS12wU
サイボーグ化、クローン、性転換、死姦、テレフォン(チャット)セックスなどはどうだ?
343名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 11:49:20 ID:6BPTr8Hu
エロ禁止にしろ!
344名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 15:13:22 ID:Msn6zOmz
けいおんって百合百合なお話しですよね
345名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 15:33:18 ID:R9uVGo2H
>>344
ムギ乙w
346名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 22:08:56 ID:DZNQSNu0
>>340
>>342
なんかSFファンタジー方面になってきたなwww
禁止厨なんてスルーして普通に書こうぜ?
347名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 02:15:17 ID:XRklvhuX
オリジナルでもクロスでも良いから投下してください
348名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 06:15:06 ID:JgMrCk0H
>>347
こうですか? わかりま(ry
349名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 06:16:40 ID:JgMrCk0H
「……なんだって?」
「だから将来設計はあるのかと聞いているんだ」
 俺の部屋きた教師は真剣な顔でそう聞いてきた。んなこといってもなあ……。
「別に今が楽しけりゃそれでいーよ。何? お前何か色々考え始めちゃった系?」
 するとこいつは気恥ずかしそうに頭をぽりぽりかいてから、
「まあ、な。やっぱり今のうちに貯金とか色々しておかないと、と思っている」
「いいんじゃねーの。なんなら無利子で貸してやるよ。困った時は言いな」
「すまない」
「いいってことよ。最近は繁盛してるんだ」
「? お前のとこは出来高だったか?」
 不思議そうだな。まあ、お前はきっと関わることはないし、似合わねえだろうから言わねえがな。お前は誠実すぎんだよ。

 俺と違ってな。


 最終章


 ――――それよりギターまた始めたんだろ? 指見りゃわかるぞ。
 ――――ああ。だが、また組むかどうかまでは……。
 ――――いいさ。それだけで一歩前進――いや、後退というべきか――ともかく、いいことにかわりはねえぜよ。
 ――――そうか。いや、そうだな。


 ……徐々に、本当に少しずつだけど、状況はよくなっている。いや、正しくは戻ってきているってとこか。
また昔みたいに、四人集まって、バカ騒ぎして……あのころはそれが当たり前だと思ってたのにな。
今ではそれがすげえお宝に思えてしかたがない。ったく、俺様もを年くったってことか。
ああいやだいやだ。大人にナリタクナーイ。
「まあ、普段の行いがいいと幸運ってのはあっちからやってくるもんだ」
 教師の去った後、俺様は買ったばかりの50インチの薄型テレビのスイッチを押す。
いやあ、最近のテレビは映像がきれいだねえ。ブラウン管とは違うのだよ、ブラウン管とは。
あ、そうだ。アレの最新作買ってこのテレビでやろうっと。ハードも新型がでることだし。
ネット環境もパソコン室のを流用させてもらってるからオンも心配ナッシングだぜ。
『じゃあ、見ててください。俺の変身』
 はあ。これもそろそろ終わりかあ。さびしくなるぜ。
最近リファインされたのがあるけど、あれは違うよなあ、どう見ても。
 扉の開く音がした。スピーカーからではない、マイルームのそれから、だ。
俺様はそっちを一瞥し、すぐに視線を戻す。
「寒いからさっさと閉めろ」
 この時期、巷はやれクリスマスだやれ大晦日だと騒ぎ、活気づいている。
しかし思い出してほしい。持てない奴や部屋から出てこない奴のことを。
奴らにはそれが苦痛でしかたがないことを。どうか、思い出してほしい。それが私の望みです。
『なれたんだね。究極の力を、持つ者に……』
 うっひょー。いよいよクライマックスだぜとっつあん。しかし寒くないのかねえ、この人。
「…………。……できちゃった」
350名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 06:18:33 ID:JgMrCk0H
「なにが。今いいとこなんだけど」
「…………赤ちゃん」
「あっそ。それで?」
「それでって……」
「産むの? 堕ろすの? あ、金は出してやるから俺に迷惑かけるなよ」
 まったく。俺も人がいいっていうか、太っ腹っていうか……。
この世知辛い世の中で貴重な存在だよね。
「あー、でも手間とコスト考えるとあっちの方がいいよなあ、やっぱり。お前もその方がいいよな?」
「でも、産んでほしいって……」
「俺が言った? じゃあ今撤回するわ」
 俺様は懐にたんまりある福沢氏の中から数十枚取り出して、そっちへ投げた。
「あ、ちゃんと領収書もらってこいよ」
 物語は壮絶な殴り合いへと発展する。なんか、こう、ぐっと来るね。
人間の本能っていうか、なんか心理的なものに訴えかけているっていうかさ……。
「…………次でラストかあ」
 番外編的なのがあるらしいけど、実質次で最後。
名残惜しいぜ。でも見なきゃ、前に進めないんだぜ。
「ああ、まだいたのか」
 扉のあたりを見れば、まだそこに突っ立っていた。
顔面蒼白で、時折、ヘンに震えている。トイレでも我慢してるのか?
「待てよ、今なら中に出し放題的なシチュエーションじゃね?」
 やることはいつもと変わらないけど、そういうのを楽しむのが紳士(通称じゃない意味で)ってもんだ。
「ほら、さっさとケツ出せ」
 靴を脱がせて座敷にうつ伏せにした後、スカートをめくってパンツをさげる。
ぬらすのめんどいからローションをぶっかけて準備完了。
「ん……んん。ふぅ、んっ。ん〜っ」
 ヤりはじめは前戯に燃えるんだろうが、最近はめんどくさくて仕方がない。
さっさと突っ込んでしまいたいのだよ、私は。
「はあっ、あふっ。ふあ……っ! ああ……」
 けれどこれがヒトのあるべき姿だとは思わんかね、諸君。
愛とか意思疎通だとかは所詮後付け設定にすぎんよ。某ロボットアニメのファーストのごとく。
「あんっ、あっ、んあっ。はぁ、あっ」
 このように暇さえあればずっこんばっこんするのが生物らしいではないか。
というか、少子化で困ってるならなおさらじゃね? とか思ふ。
「ん……ぅ。んっ、んん。はぁ――――ッ。……はぁ」
 まあ、俺様の場合は子孫繁栄とかあんまし興味ねえんだけどな。
あの教師はそういうことに関心があるみたいだけど。
「ん……。んん〜〜。ああっ。あ……っ」
 ていうか二股だっけ? あいつ。まったくけしからん。
ああ、でも、あいつがそういうことに興味持てるようになったのは成長したってことなのかもな。
ふむ、認めたくないものだな、ダチの女性経験というものは。
351名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 06:19:55 ID:JgMrCk0H
「はぁっ、ふぁ、はふ、んっんん……」
 ああ、そうだ。二股のさらに姉妹丼だ。チキショー! 
うらましいぞこんちきしょう! それなんてエロゲ? じゃねえかバッキャロ―!
「んうう……ッ。っはぁ、〜〜〜〜ッ。あ……ああ……」
 俺様ももう一人……いや、夢はでっかく持とう。
そうだな、13人の妹キャラを集めて戦わなければ生き残れ……ちょっと違うか。
「ひゃん! あっ……はぁ……。んっ……」
 こいつも締まりとか感度はいいんだけど、基本マグロだからなあ。
なんかマンネリ? でも遊んでる系は俺様的にやだなあ。
やっぱあれだよな、清楚なのを俺好みに調教する的な……そんな感じがいいよね。
「うっ、あぐっ。――――ッ! あ……はぁ。うあ……ぁ」
 しかしどうすっかなあ。あんまりやりすぎると面倒なことになるし、
かといってこの楽園を楽しまないのはどうかしている。はてさて、どうしたものか。
「あんっ、ひゃっ、ああ……っ。はぁ……」
 ああ、そうだ。バンドのことも考えなきゃいけないんだ。ふうむ。
俺様は多忙だぜ。まったく、できる男ってのは辛いなあ。そう思うだろ? お前も!
「ふぁ……。あっ。あぁっ……ン。んっんっ、っあ」
 あ、さらに思い出した。これ録画すんの忘れ―た。まあ、いっか。
今までのと大して変わらんし。ああ、でも固定客ついてるからもとはとれるんだよなー、どうしようかしら。
「あん、ハア、あ。ふっ……あ。んん……。んっんっ、はぁ」
 そろそろキツくなってきたので、ピストンを奥の方で激しくさせる。それを感じ取った穴がヒクつく。
「あ……ッ。あぁああ――――ッ」
 ドピュッ ビュルルッ



352名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 06:20:52 ID:JgMrCk0H
 エピローグ
 
 大あくびをして俺は澪と寺の門をくぐる。腹の子の供養をしたいんだと。
無神論者の俺様は拒否したんだが、土下座されたので、心の広い俺様はきてやったのだ。俺やさしー。
 水なんたらかんたらの前で澪が合掌したので、俺様もそれにあわせてやる。
ねみい。まったく、休日労働なんて俺の主義じゃないぜ。
「ごめんね。産んであげられなくて、ごめんね……」
 ボタボタ涙を垂らしているこいつの隣で、俺は盛大にため息を吐いた。
 着メロが鳴っているのに気付き、携帯を取り出す。おお、わが友ではないか。
「おはろぉ」
『おはようございます。クリスマスパーティのお誘いです』
「ほうほう。メンツは?」
『もちろん四人で』
「オーケーオーケー」
 へー。よくあのカタブツたちが納得したねえ。
『つきましては打ち合わせも含めて二人で会いませんか?』
 基本的にこういうイベント関係の作業は俺とこいつの役回りだ。
あの二人じゃコーディネートが不安で不安で。
「わかった。今からそっち行くわ」 
『よろしいのですか?』
「いいのいいの。どうせ暇だったし。んじゃまたな」
『ええ。それではお待ちしております』
 ケータイをしまい、俺はいまだにだらだら落涙している女をそのままに、寺をおさらば。
まあ、ここまで付き合ってやったんだ。感謝はされても恨まれることはあるまい。特別手当が欲しいくらいだぜ。
 ふと、空を見上げる。
 そこにはまるで俺の行く末を照らすように、燦然と太陽が輝いている。
 俺はその祝福のような陽光を浴びつつ、来る宴会を思い浮かべながら、上機嫌で石段を下った。


 


 ベースルート  〜ハッピーエンド〜 
    

【おしまい】
353あとがき:2009/09/11(金) 06:31:57 ID:JgMrCk0H
 ハッピーエンドってのは、主人公が幸せであればそうなるのでしょうか。
それとも周囲もそうでなければならないのでしょうか。難しいところです。

 ギタールートを書いていたとき、『乱暴する感じのが欲しい』的なのを散見したので、
「なら徹底的にやってみよう」とできたのがこれ。ニーズに合わせたはずなのに、
意外と受けが悪かったのは、なんともまあ……。

 朝っぱらから失礼しました。
354名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 06:50:23 ID:Q681T1np
乙だぜ
355名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 09:56:23 ID:jYm5iStY
>>353
乙でした。完璧に後味が良いわけでないハッピーエンドも
個人的にはありだと思いますね。ハッピーでなければトゥルーエンドともいわれますよね。

なんだかかまいたちの夜の真EDを思い浮かべましたね。
個人的にはなにかインパクトのあるあのEDが好きだったのですが。

もしほかのルートもお書きするのなら楽しみに待ってます。
356名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 16:18:29 ID:dZLrIlg8
誰かがハッピーなら、誰かがバッドなんだよ
357名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 19:04:12 ID:yosnLeia
これはこれで有りだと思う
358名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 21:55:09 ID:ddNt86xg
>>352
いつも楽しみにしていました。良い意味で期待を裏切られた気分です。

まさか、ここまで開き直れるとは……澪があまりにも不憫だ。
ギタールートとは、全く違う読後感が新鮮です。
ハッピーエンドだなあ、これも一つの。

次に他のルートを書く時があるならば、是非読ませていただきます。
359唯「早くしね!」1:2009/09/12(土) 21:45:57 ID:oK0k2WFN
スーー…

澪「えへへ…血がいっぱい出てきた//」

カシャッ

澪「よし!律にメール送ろっと!えっと…「また手首きっちゃった…」」

澪「画像をつけてと!送信!」
360唯「早くしね!」2:2009/09/12(土) 21:46:17 ID:oK0k2WFN
ピロロロロローン♪

澪「あっ!律からメールだ!「もうやらないって言ってただろ!?」だって…」

澪「ごめんなさい。送信!」

澪「ふんふん♪」
361唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 21:46:45 ID:oK0k2WFN
ピロロロローン

澪「あっきたきた!もう辞めろよ…か。」

澪「「怒ってる?」と送信!」

ピロロロロ−ン

「おこってないよ」

「うそだよ。怒ってる…」

「わかった。澪がもうしないって言ったのにまたしたからちょっと怒ってる」

「やっぱり…私って本当に生きてる意味ないね」

「なんでそうなるんだよ…」

「…律。今までありがとう。ごめんね」


澪「うふふ♪」
362唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 21:47:07 ID:oK0k2WFN
プルルルルル♪

澪「あっ律から電話だ♪」

ピッ

澪「もしもし…(暗いトーンでと)」

律「なぁもういい加減にしろよ」

澪「えっ」

律「もううんざりなんだよ!そんなに死にたいなら早く死ね!じゃぁな」

プチッツーツー…
363唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 21:47:28 ID:oK0k2WFN
サンジュが可愛すぎて殺したいよおおおおおお!!


澪「ひっく…ひっく…ぐすっ…」

律「はぁ…」

澪「律…ごめんね…もう本当に私死ぬね…」

律「はいはい」

澪「本当に死ぬんだよ!?律は私が死んでもいいの!?」
364唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 21:47:50 ID:oK0k2WFN
律「もうその台詞は聞き飽きた。お前そう言って本当に死んだ事あったかよ」

澪「今度は嘘じゃないよ…本当だよ…」

律「はいはい…もうその台詞も聞き飽きたから…」

澪「律…私今剃刀を腕に当ててるよ。深く切ったら死ねるかな?」
365唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 21:48:10 ID:oK0k2WFN
律「さあな?死ねるんじゃないか?」

澪「うわぁ…血がいっぱい出てきたよ!綺麗…」

律「……」

澪「どんどん溢れてくるよ…」

律「……」

澪「このまま血が流れ続けたら死ねるのかな?」

律「どうせ嘘だろ?」

澪「律は…信じてくれないんだね。…なんか視界が歪んできちゃった。そろそろ私ダメかも…」

律「そんな早く死なないから」

澪「えへっ…ちょっと深く切りすぎたみたいだね…」
366唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 21:49:32 ID:oK0k2WFN
律「……」

澪「律…いままでありがとうね…」

澪「そういえば小学校の頃覚えてる?」

律(また始まったよ…)

澪「私が男の子に虐められた時律はいつも助けてくれたよね…嬉しかったな…」

澪「遠足の時とか…ふふっ…律ったら//」

澪「…今思えば辛い事ばっかりだと思ってたけど楽しい思い出もあったね」

律「そうだな」

澪「律は私と友達になれて良かった?」

律「……」

澪「ぐすっ…あれ?なんか昔の事思い出したら涙がでてきた…ぐすっ…」

澪「えへへっ…最後まで泣き虫な私でごめんね…」

澪「もう力も入らなくなってきたよ…」

澪「じゃ…あ…ね…律…ごめんね…ありがとう…」プチッ

ツーツー…


澪「…ふふ♪律が家に来るまで漫画でも読んどこうかな♪」

1時間後


澪「律遅いなぁ…一体なにやってるんだ!!」

ピポパピ

プルルルルル♪

律「もしもし?」

澪「ぐすっ…なんで家にきてくれないの…ぐすっ…」

律「……」

澪「私死ぬんだよ…ぐすっ…律は私が死んでもいいの?」

律「死んでないじゃん」

澪「それはお母さんが私を見つけて…間一髪の所だったみたい…」

律「そっか。よかったな」

澪「…なんでそんなに冷たいの?律ってそんな子だった!?」

律「お前よかましだよ」
澪「…もういい!律なんか嫌い!!」プチッ
367唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 21:51:15 ID:oK0k2WFN
澪「律にメール送ろうっと。死ぬかもしれない私をこんな扱いにして…」

ピロンピロン♪

ガチャッ

律「ふう…いいお湯だったな♪」

律「うん?メールが…51件!?!?着信履歴が85件!?!?」

ピポ


「律変わったね…」
「律は私の事嫌いだったんだね。ずっと友達のふりしてたんだ…」
「もう本当に死のうかな…」
「律は私がいない方がいいんだよね?」
「死ぬね?」
「本当に死ぬよ?」
「私が死ぬのは律のせいじゃないからね…」
「さようなら」
「もうすぐ死んじゃうみたい」
「意識がなくなってきた」
「律…ありがとう」
「ねえ?なんで返事返してくれないの?」
「電話に出てよ!」
「本当に死ぬよ?」
「返事かえしてよ!」
「あーもう私死ぬ」
「人殺し!!」
「死ね!」
「死ね!」
「もうお前は人間じゃない!悪魔!死ね!」
「律を返してよ!!」
律「なんだよこれ…」

ピロロロローン♪

律「また澪からメールだ」

「人殺し!殺人犯は首を吊れ!!」

律「…もう電源きっとこ」プチッ
「おかけになった電話番号は現在…」プチッ

澪「電源切りやがったなあの野郎!!」

澪「……」

澪「寂しい…」

澪「あっそうだ!!」ポンッ!
「なんで電話に出てくれないの?」
「今屋上にきてます。この高さから飛び降りたら死ねるかな?」
「死ね!」
「死ね!」
「死ね!」
368唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 21:55:02 ID:oK0k2WFN
澪はパソコンの電源をいれた
サンジュ:みんな久しぶり!
ポン太:サンジュじゃないか!心配したんだぞ!良かった…生きてて…
サンジュ:心配かけてごめんね><
うさ子:サンジュちゃん!もう心配したんだよ!?死ぬって言ってから全然連絡つかないんだもん
サンジュ:みんな本当にごめん。連絡したかったんだけど、今までずっと入院してて…
ニート:サンジュ!元気してたか!?心配したんだぞ?入院ってどうしたんだ?
サンジュ:お母さんにまた虐待されて…それで気がついたらもう病院だったの
うさ子:ひどい…
サンジュ:もう死ぬ一歩手前だった見たい。生きてるのが奇跡だっていわれたよ><
ニート:大丈夫か?きっとサンジュが生きてないといけない人だから神様は助けてくれたんだよ
あけみ:ニートいい事言った!お前は早く就職しろ!
澪「あはははは♪やっぱりみんなと話すと楽しいな♪」
サンジュ:今日ね…友達に死ねって言われちゃった(笑)
      私ってやっぱり死んだ方がいい人間なのかな…
うさ子:そんな事言われたの!?ひどい…
あけみ:それ本当に友達なの?サンジュそんな奴の縁切った方がいいよ!
サンジュ:でも…私が悪いから…
ニート:なにがあったかお兄さんに話してみなさい
サンジュ:お兄ちゃんありがとう^^話す程の事じゃないんだけど…。
      私が死にたいって言ったら死ねばって言われたの…
サンジュ:私の事ずっとうざいと思われてたみたい…
      友達と思ってたのは私だけだったみたいだよ…
うさ子:サンジュ…
ポン太:サンジュ泣いてもいいんだよ?
サンジュ:ありがとう^^私は大丈夫だよん♪
ニート:サンジュ強がらなくていいんだぞ?
あけみ:そうだよ?私達はみんなサンジュの味方だよ
サンジュ:みんな…ありがとう><本当はすっごく辛かったの…
ニート:なでなで。サンジュは一人でなんでも溜め込みすぎ!もっと俺たちを頼りなさい!
うさ子:そうだよ!私達は友達なんだから!
サンジュ:みんな…ごめんね…私本当は今日みんなにお別れを言うつもりだったの…
ポン太:お別れってまさか…
サンジュ:でもね。みんなと話してたらやっぱりお別れしたくないって思った^^
うさ子:私もわかるな。ここでみんなと話してる時だけが人生で1番楽しいもん^^
ニート:そうだぜ!一人でも欠けたら俺達みんな自殺しちゃうぜ^^
あけみ:それ洒落になんないからww
澪「あはは♪やっぱりみんな面白いなぁ♪」
澪母「澪ー!ご飯できたわよー!」
澪「わかったぁ♪」
サンジュ:ごめんね…親から呼び出しされたから落ちるね…
ニート:大丈夫なのか?
サンジュ:うん…多分大丈夫かな…
うさ子:多分って…
サンジュ:ごめんね!早くいかないと…
あけみ:サンジュ私達は友達だからね><またここに絶対帰ってきてね
うさ子:サンジュ無理しないでね…
澪「ふふっ♪よしよし」

パタン
澪は自殺サイトのコミュを閉じた
369唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 21:56:54 ID:oK0k2WFN
次の日
律「いってきまーす」
ガチャッ
律「!!うわっ!?」
澪「律おはよー♪」
律「な、なんで私の家の前にいるんだよ!?」
澪「なんでって一緒に学校行くためだろ?」
律「……」
澪「律昨日の事覚えてるか?」
律「昨日の事って?」
澪「なんでメールや電話返してくれなかったんだ?」
律「あー忘れてたわ」
澪「そっか!ならしょうがないな♪」
律「……」
澪「昨日ね…また手首切っちゃった…」
律「……」
澪「傷見る?」
律「いいよ」
澪「律だからみて欲しいんだよ…」
律「傷とか痛そうだから見たくない」
澪「いいから見てよ!」バッ
律「……」
澪「…やっぱり気持ち悪いよね」
律「気持ち悪くないよ」
澪「いいよ…本当の事言ってくれて…ぐすっ…」
律(あーめんどくせー…)
律「澪、本当に気持ち悪くないから。昨日はごめんな。だからもう手首切るのとかやめてくれ」
澪「…うん。わかった//」
律(はぁ…)
澪「やっぱり律は優しいな♪」

トコトコ
370唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 21:59:22 ID:oK0k2WFN
部活
ガチャッ
紬「澪ちゃんおはよう」
澪「あっ…ムギおはよ…」
紬「ん?なんか元気ないわね?どうかしたの?」
律「……」
澪「あっうん。なんでもないんだ…気にしないで…はぁ…」
紬「気にしないでって…」
澪「はぁ…」チラッ
紬「やっぱり気になるわ。どうかしたの?」
律(まーた始まった…)
澪「あっうん…別にたいした事じゃないんだ…」
紬「私で良かったら話を聞くわよ?」
澪「大丈夫だから…ははっ…」
律「澪が大丈夫って言ってんだから大丈夫だろ?ムギお茶にしよう」
澪「うっ…ぐすっ…ぐすっ…」
紬「み、澪ちゃん!?どうしたの?」
澪「あはは…なんか急に涙が出ちゃって…なんでもないんだww気にするな」
紬「なんでもない事ないわ!ねぇ私には話せない事なの?」
澪「ムギありがとう…じゃぁ話すね…実はね…」
律(さぁ今日はどんな嘘つくのかなぁ〜ははっ♪もうなんだか楽しくなってきちゃったぞ♪)
ガチャッ
唯「(^p^)」
憂「おはようございます」
律「おー!唯きたのか♪」
唯「りっwwwwちゃwwwwwwwwwwww」
律「おーお!良く来たな♪」ナデナデ
紬「あっ唯ちゃん久しぶりねー」
唯「ムwwwwギwwwwwww麦茶wwwwwwww」
紬「あらあらお菓子が食べたいのかしら♪」
憂「遅くなってすいません。やっと退院する事ができました」
律「そっか♪良かったなぁ唯」
唯「よかったwwwwよがったwwwwwww」
澪「……」
唯「あうあうあーwwww」
憂「うん?どうしたのお姉ちゃん?」
唯「ざいにちーwwいるーwww」
澪「!?」
憂「な、なに言ってるのお姉ちゃん」
唯「ざいにちーwwwざいにちーwwww」
澪「」ムカッ
憂「こ、こらお姉ちゃん!」
澪「な、なんだって?」ピキッ
憂「す、すいません澪さん!こら!おねえちゃんメッでしょ」
唯「(^p^)」
澪(なんてムカつく顔だ…)
律「おいおい澪、唯だって悪気があって言ったんじゃないんだからさ」
紬「そうよ澪ちゃん。これぐらいで怒るなんてみっともないわよ」
澪「えっ…」
澪(なんで私が責められてるの?意味がわからない…)
371唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:02:05 ID:oK0k2WFN
唯「ざいにちーwwざいちにー(^p^)」
憂「お姉ちゃん…」
澪「もう…怒ったぞ!!」わなわな
律「おい!なに怒ってんだよ?澪が在日なのは本当だろ?」
澪「なんで律はあいつの味方なんだよ!?見ろよあの顔!」
唯「(^p^)」
澪「なんて不愉快な面してるんだ…」
憂「ちょっと澪さん!その発言は聞き捨てなりません!!」
澪「なんだ?本当の事言っただけだろ?涎なんか垂らして汚いんだよ!」
律「おい!澪いい加減にしろよ!?」
紬「そうよ澪ちゃん!そんな事言う澪ちゃんの方が不愉快よ!」
澪「えっ…」
憂「……」
律「澪!唯に謝れ!」
澪「はぁ?なんで私が謝るんだ!?
  唯が私に謝るならまだしも私が謝るって意味がわかんない!」
紬「…それ本気で言ってるの?」
憂「信じられません」
律「お前最低だな」
澪「な、なんだ?なんで私が責められるんだよ!?悪いのは唯だろ!?」
律紬憂「……」
澪「なんだよ。みんなして…ぐすっ…ぐすっ…」
紬「澪ちゃん…」
律「ああーどうせ嘘泣きだから気にすんな」
紬「えっそうなの?」
澪「うっ…うっ…嘘泣きじゃないもん…ぐすっ…ひどいよみんな…ぐすっ…」
憂「例え嘘泣きだろうと無かろうと泣かれてもなんとも思いません。
  澪さんお姉ちゃんに謝ってください」
澪「!!」
澪(なんだこいつ…)
律「そうだな。もう嘘泣きはいいから唯に謝れ」
紬「澪ちゃん。一言謝ればすむ話なの」
憂「……」
澪「なんだよ…まるで私が悪いみたいじゃないか!?」
律「はぁ?」
澪「なんだよなんだよなんだよみんなして!!!!!!!」わなわな
澪「もういい><!!!!!!!!」バンッ!!
律紬「!?」
澪「みんなの気持ちはわかったよ…私もう死ぬ…」
紬「な、なに言ってるの澪ちゃん!?」
澪「今までみんなごめんね。そしてありがとう…」
憂「謝るならお姉ちゃんの顔見て言ってください」
唯「(^p^)」
澪「……」無視
憂「!?」
澪「私は今から学校の屋上から飛び降り自殺するよ」
澪「みんな止めないでね…」
紬「えっ澪ちゃん何言ってるの!?」
澪「ごめん。ムギ…」
紬「そんな自殺だなんて…」
澪「うっ…ぐすっ…全部私が悪いんだよ…ぐすっ…」
紬「そんn」
律「ムギほっとけよ!」
澪「!?」
372唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:04:19 ID:oK0k2WFN
紬「えっ…でも…」
律「いいから。澪、元気でな」
澪「えっあっうん…」
憂「……」
澪「じゃぁ私屋上行くね…」ふらふら
唯「じざつwwwwwwおくじょwwwwしぬwwwwしぬwww」
澪「あ?」
憂「ぷっwwこ、こらお姉ちゃん何言ってるのw」
律「自殺するんだろ?早く行けよ」
澪「!?」
澪「…うん。本当に行くからな…」ふらふら
紬「澪ちゃん…」
テクテク
カチャッ
澪「みんな…さようなら…元気でな…今まで…ありがとう…」
バタン…
紬「澪ちゃん…止めにいかなきゃっ…」
律「大丈夫だって!あいつは死なないから」
紬「えっ」
唯「しぬwwwwwwwwじぬwwwwwみおたんwwwwwww」
憂「こらお姉ちゃんそんな事いっちゃだめ!」
唯「みおたんwwwwwwwしぬwwwwwww」ぽろぽろ
憂「お、お姉ちゃん?どうしたの?」
唯「しぬwwwwwみおたwwwしぬwwwwwwww」ぽろぽろ
紬「唯ちゃん…」
律「唯、澪は大丈夫だよ」
唯「みおたんだいじょぶ?」
律「うん。澪はちゃんと戻ってくるから死んだりしないよ」
唯「ほんと?」
律「本当だよ。あれはね死ぬ死ぬ詐欺って言うんだ」
唯「しぬしぬさぐ?」
律「うん。死ぬ死ぬ言ってて死なない奴の事だよ」
唯「あばwwwwwwwwwwwww」
律「ははっ」なでなで
唯「あーwwwwwwwwwwあうwwwwwwwww」
律「唯は優しいな」
憂「お姉ちゃん…」
紬「ねぇりっちゃん本当に澪ちゃん大丈夫なの?」
律「大丈夫だって。あいつはただ構って欲しいだけ。お菓子でも食べようぜ♪」
唯「おかちwwwwwwwwおかちwwwwwwwww」
律「唯お菓子好きだもんな♪」
唯「あーwwwwwwwwwwwwww」
律「そっかそっか♪」
憂「ふふっお姉ちゃんたら♪」
紬「本当に大丈夫なのかしら…」
373唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:07:18 ID:oK0k2WFN
30分後
律「あははははは♪」
唯「あーあーwwwwwwwwww」
憂「おねえちゃん面白いww」
紬「うふふっ」
ガチャッ
紬「澪ちゃん!?戻ってきたのね!」
澪「あっずるいぞ!みんな先にお菓子食べてるなんて」
テクテクガタッ
澪「ふぅ…ムギ紅茶くれ♪」
紬「えっ澪ちゃん…」
澪「なんだ?早く紅茶くれよ?」
律「澪自殺するんじゃなかったのか?」
澪「しようと思ったよ?でも屋上開いてなかったんだよ」
律「…はぁそうですか」
澪「さて今日のお菓子は何かな何かな?…ってお菓子ないじゃん!?」
憂「あーまたお姉ちゃんまたこぼしてるよ」
唯「あーwwwwwwwんぐっwwwあーwwwwww」ぼろぼろ
澪「!!」
澪「まさかこいつが私のお菓子を…」
律「あらら…よっぽどおいしかったんだな♪」
唯「おいひいwwおいひいよwwwwww」
澪「私のお菓子…ぐすっ…うっ…うっ…」
紬「あっ…私斉藤に電話してもってきてもらうわ」
澪「えっ本当か!?」ぱぁ♪
律「あーそんな事しなくていいよムギ」
紬「えっでも…」
澪「ムギがああ言ってるんだからもってきて貰えばいいだろ?」
律「迷惑だろ!それに澪が早く戻ってこないのが悪いんだから自業自得だ」
澪「はあ!?」
律「さぁそろそろ練習しよう」
紬「えっと…あっどうしましょ…」
澪(またしてもこいつのせいで…)キッ!
唯「(^p^)」
澪(見れば見るほど気持ち悪い顔だ…)
唯「みおたんwwwwおいひいよwwwwwww」
澪「あ?」
唯「おいひいwwwwwwおいひいwwwwwww」ぼろぼろ
澪「」ムカッ
唯「みおたwwwwwwうげえーwwww」
澪「な、なにしてんだこいつ?」
唯「みおたwwwwwwwwwwwあげるwwwwwwww」
澪「!!」
唯は自分の口の中に残ってるお菓子…だったものを取り出して澪に渡してきた
唯「あーwwwwwwあーwwwwwwwwみおたwww」
澪「なんだ…嫌がらせか?」
律「ははっ唯は本当に優しいな」
憂「おねえちゃん良い子良い子♪」なでなで
唯「あうーwwwwあーwwwwゆいwいいこwwいいこww」
澪「…(なに言ってんだ?こいつら頭おかしいんじゃないか?)」
唯「あーwwwwみおたんwwwwww」トコトコ
澪「うわっ!!近寄るな!汚いんだよ!!」ドンッ
唯「あうっ…」ドタッ
憂「お姉ちゃん大丈夫!?」
澪「うわぁ…きたなっ…さわっちゃったよ…」
律「唯大丈夫か!?」
紬「怪我はない?」
澪「……」
374唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:08:42 ID:oK0k2WFN
唯「あーあーwwwwwwwww」
憂「良かったどこも怪我ないみたい」
唯「げんきwwwwwwげんきwwwwwwww」
律「そっかそっか♪」
紬「うふふっ」
澪「なんだよ…なんだよ…みんなしてまた私を悪者扱いかよ…」
澪「私の方が被害者だろ…」
澪「なんでみんな唯唯唯唯…唯ばっかり…」
澪「私はどうでもいいのか?」
ぶつぶつ…
律「はぁ…澪いい加減にしろよ」
憂「澪さんお姉ちゃんに謝ってください!!」
澪「大体唯がいなかったらこんな事にならなかったんだ…」
澪「唯さえいなくなればみんな私にもっと優しくしてくれる」
澪「そうだよ。全部唯が悪いんだ…」
澪「唯さえいなければ…唯さえいなければ…」
澪「…ね…………しね……しね…しねばいい唯はいらない子だから死ねばいい」
ぶつぶつ…
律「おい澪、さっきから何一人でぶつぶつ言ってるんだ?」
澪「……ね…」ぶつぶつ…
律「お、おい澪どうしたんだよ?」
澪「!!」
澪「あっ…律なに?」
律「…あっいや…大丈夫か?」
澪「あっうん。唯ごめんな」
律紬憂「!?」
唯「あぅ?」
澪「ごめんみんな…今日は先に帰る」

テクテク
ガチャッ

律「お、おい澪」
バタン


澪(なに考えてるんだ私…)
375唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:12:09 ID:oK0k2WFN
秋 山澪家
澪「……」スーー…
澪「ははっ…やっぱり血を見ると落ち着くな…」
澪「……」
澪「寂しいよお…ぐすっ…」
ピンポーン
ガチャッ
澪「はーい」
律「よっ」
澪「律!ど、どうしたの?」
律「おじゃましまーす」タタッ
―――
律「うわぁ…また手首切ったのか…」
澪「うん…傷見る?」
律「いりません」
澪「ねぇもしかして私の事心配して家に来てくれたのか!?」ぱぁ!
律「そうですけど?」
澪「嬉しい!!!!!」ぎゅぅっ
律「ちょっ急に抱きつくな!」ジタバタ
澪(やっぱり律は私の事1番大切に思ってくれてるんだ♪)
・・・
澪「でねーこれがその写真…」
律「……」
澪「かなり深く切っちゃって本当に死にそうだったって先生がいってた」
律「……」
澪「私あの時は気が動転してたから…」
律「そうか…」
澪「それでね!気がついたら病院のベットで寝てて…」
律「……」
澪「お母さんがわんわん泣いちゃって…そう言えば律も泣いてたよね//」
律「あぁうん…」
律(もうその話何回目だよ…)
澪「その日から律私の事すっごい心配して毎日一緒にいてくれたよな//」
澪「一緒にいない時は電話とかメールも凄いくれて…」
律「そうだったかなぁ…」
澪「私凄い嬉しかったんだぞ♪」
律(それから澪の構ってちゃんが酷くなったんだよなぁ…)
澪「でも最近の律はちょっと冷たい…」
澪「前はもっと優しかったのに。今日だって私じゃなく唯ばっかりかまって…」
律「気のせいだろ」
澪「気のせいじゃないよ!…もう死にたい」
律(あーまた始まったよ…来るんじゃなかった…)
澪「なんで私って生まれてきたんだろう。こんな思いするなら生まれてきたくなかった…」
律「」イライラ
澪「律…友達ってなんだろうね…」
律(嫌味か?)
澪「はぁ…死にたい…」
律(あーもううっぜー!!これ以上ここにいたら殺意が芽生えそうだ…)
律「そんじゃー私そろそろ帰るから」
澪「えっ!?なんで?まだ夕方だろ?」
律「色々私にも用事があるんだよ…」
澪「えー…律がいなくなったら私寂しくて死んじゃうよ…ぐすっ…」
律(あーうっぜー!うっぜー!)
律「なぁ澪私だって色々あるんだよ。澪ばっかりかまってられないんだ」
澪「ぐすっ…ぐすっ…」
律「はぁ…なぁ澪明日なんの日か知ってるよな?」
澪「明日…?ぐすっ……明日って…?」
律「忘れてるのか?」
376唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:15:00 ID:oK0k2WFN
律「明日は澪の誕生日だろ?」
澪「!!」
律「本当に忘れてたのか…」
澪「あっそうだった!すっかり忘れてた!」
律「ははっw明日は部活のみんなでお祝いしような♪」
澪「えっ!?本当に!?」
律「本当だぞ!だから明日は楽しみにしてろよ」
澪「う、うん」キラキラ
律「後、梓も来るから!」
澪「梓も来るのか!?梓って確か今留学中だって…」
律「澪にお祝いするために帰って来るってさ♪」
澪「私のために…?」
律(本当は丁度用事があって日本に帰ってくるから澪はついでなんだけどな)
澪「そっかぁ…嬉しい…!」
律「明日は澪は主役だな♪」
澪「私が…主役…」
ガラガラ
律「じゃぁまた明日な」
澪「うん♪また明日」
タッタッタッタッ…
澪「私が主役か…」
澪「明日が楽しみだな…//」
次の日放課後
ガチャッ
パンッパンッパンッパンッ☆
澪「!!」
律「澪、誕生日おめでとう♪」
紬「おめでとう澪ちゃん♪」
和「澪おめでとう!」
澪「みんな…」ジーン…
唯「みおたwwwwwwwおめwwwwwwおめwwwww」
澪「…」
憂「澪さんおめでとうございます」ペコ
澪「みんなありがとう//」
律「私達からのプレゼントだ」
澪「うわぁ//なんだろう?開けていい!?」
律「おお!いいぞ♪」
澪「wktk」ガサゴソ
澪「これって…ブルーレイじゃないか!?」
律「へへっそうだよん♪澪ずっと欲しがってただろ?」
澪「うん!うん!…でも高かったんじゃないのか?」
紬「みんなでお金を出しあったから大丈夫よ」
澪「ありがとう//これでけいおん!のDVDが見れるよ…//」
和「私からはこれ」
澪「ありがとう//なんだろ?」ガサゴソ
澪「これって…」
和「海苔よ」
澪「…ふふっ和らしいな//」
憂「ほらお姉ちゃん」
唯「あう?」
憂「澪さんにあれ渡してあげて」
唯「あーwwwwwwwあーwwwwwww」コクコク
澪「唯も私に何かくれるのか!?」
377唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:17:15 ID:oK0k2WFN
唯「みおたんwwwwwwwあうあwwwwwww」
澪「あ、ありがとう…」そろっと…
澪「…なにこれ?」
憂「澪さんの似顔絵ですよ♪」
澪「これが…」
唯「あーwwwwwこれwwwwwwみおたんwwwwwwww」
憂「お姉ちゃん昨日澪さんのために一生懸命書いてたんですよ♪」
澪「あ、ありがとうな…唯…(後で捨てよ)」
律「唯絵描いたのか!?」
唯「あーwwwwww」コクコク
律「ちょっとみせて!」
澪「あっうん…」
律「おお!唯上手いじゃないか!!」
紬「本当!澪ちゃんそっくりだわ」
澪(どこが!?!?こいつら頭おかしいんじゃないのか…?)
律「唯は凄いなぁ」なでなで
唯「うんwwwwwwwゆいwwwwwちゅごいwwwwwww」
紬「ふふっ」
和「唯は賢いわね」
澪「……」
憂「お姉ちゃん良かったね♪」
唯「あーwwwwwwwwwwwwww」
律「ははっ」
澪(またこれだよ…今日は私が主役のはずなのに…唯の奴…)
澪「うっ……ぐすっ……」
律「!!」
律(やばっ…)
律「あっそうだ澪!澪にもうひとつプレゼントがあるんだ♪」
澪「えっ?プレゼント!?」
律「うん!なっムギ♪」
紬「ええ!ちょっとまっててね」タタッ
澪(なんだろう♪なんだろう♪)
紬「お待たせ!」カパッ
澪「わぁー!でっかいホールのケーキだ//」
紬「これは私が良く行ってるお気に入りのお店のケーキよ。
  きっと澪ちゃんも気に入ってくれると思うわ」
澪「ありがとう!ムギのお勧めなら絶対おいしいよ!」
澪「うわぁ//嬉しいな//」
律(ほっ…)
378唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:18:27 ID:oK0k2WFN
律「じゃぁケーキ食べるか」
澪「うん!ってそう言えば梓は?」
律「梓はちょっと遅れるってさ」
澪「そうなのか…」
紬「じゃぁロウソクさして火つけるわね」
・・・
ぱちっ
律「では…」
他一同「」コク
はっぴばーすでぃーとぅーゆー♪はっぴばーすでぃーとぅーゆー♪
澪(今日は人生で最高の一日だな♪)
唯「あーwwwwうぐあwwwwwwはびばwwww♪」
澪「……」
はっぴばーすでぃーとぅーゆー♪
澪「…//では。すうううううーf」



唯「ぶwwwwwwwwwwwwwww」

澪「!!」
379唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:22:35 ID:oK0k2WFN
唯「あーwwwwwあーwwwwwwみおたんwwwwおめwおめwwwwww」
澪「ゆ、ゆい…お前…」わなわな
律(やべっ…)
紬「あ、あらあら…唯ちゃんロウソク消したかったのかしらねえ♪」
憂「お、おねえちゃん…す、すいません澪さん!!」
和「…唾がいっぱいとんじゃったわね」
澪「……この……」わなわな
律「み、澪落ち着けって!唯は悪気があってしたわけじゃないんだからなっ?」
唯「あーwwwwwwwwあーwwwwww」ぐしゃっぐしゃっ
澪「!!」
唯「あーwwwはぐwwwんぐwwwwwおいひいwwwwwおいひいwwwww」
澪「……」
唯「みおたwwwwwwwおいひwwwよwwwwww」ぐちゃぐちゃ
憂「お、おねえちゃん!!!!!」
澪「……」
律「…あ、み、澪大丈夫か?」
澪「……」
律「唯もさ…悪気があったわけじゃないんだよ?」
澪「……」
紬「そうだ!澪ちゃん。明日新しいケーキもう一度もってくるわ!
  今度のはもっとおいしいケーキよ!」
律「おっ!さすがムギだ!澪明日ムギが新しいケーキもってきてくれるってさ!」
澪「……い」
律「えっ?」
澪「明日じゃ遅いんだよ!!だって誕生日は今日なのに…」
律「けど…」ちらっ
唯「あwwwwwwんぐwwwwwおいひwwwwww」
澪「……ね」
澪「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね…」
律「!?」
澪「……」スタスタ
唯「あーwwwwwwwあーwwwwwww」
澪「」ドンッ!!
唯「あぅっ…!!」ドサッ
憂「お、お姉ちゃん!!!!!?」
澪「死ね!死ね!死ね!死ね!!!!お前なんか生きてる価値ないんだよ!!!!!」
380唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:24:06 ID:oK0k2WFN
憂「お姉ちゃん大丈夫!?!?」
唯「うぅ…」
澪「池沼は死ね!!お前のせいで私は…お前がいるから…お前がいるから!!!!!」
律「澪!落ち着けって!辞めろ!!」バッ
澪「はあ!?律はまた唯の味方か!?」
律「なにいってんだよ!?」
澪「律だけは…律だけは信じてたのに!!!!!!!!!!」
律「お、おい」
澪「はぁ…はぁ…」
律「澪どうしたんだよ!?」
澪「…もういい」スタスタ
律「ど、どこいくんだよ?」
澪「……」スタスタ
カチャッ
バタン!!!!!!
律「……」
憂「おねえちゃん大丈夫!?」
唯「うう……みおた…ゆい…わるいこ?」
憂「えっ」
唯「ゆい…わるいこ?…みおたん…みおた」ぽろぽろ
憂「お姉ちゃん…」
唯「ゆい…わるいこわるいこ…」ぽろぽろ
唯「ごめんばざ…みおたうあああああああああん」ぽろぽろ
律「唯、澪の事好きか?」
唯「みおたんちゅきwwwwwwちゅきwwwwww」ぽろぽろ
律「そっか♪唯はわざとやったんじゃないもんな?」
唯「あーwwwwwあーwwwwwwww」ぽろぽろ
律「そっかそっか♪」なでなで
律「澪は大丈夫だからな」
唯「みおたんだいじょぶ?」
律「うん大丈夫♪」
唯「あーwwwwwあーwwwwwwwwww」
381唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:25:18 ID:oK0k2WFN
律「よしっ!ちょっと澪探してくるわ!」
憂「あっはい」
律「みんなここで待ってて!澪は今ちょっと気が動転してるだけだからさ」
紬「りっちゃん澪ちゃんをお願いね」
律「おう!じゃぁ行ってくる」タタッ
ガチャッ
バタン
憂「お姉ちゃん澪さんが帰ってきたら一緒に謝ろうね?」
唯「あーwwwwwwwwwゆいwwwwwあやまるwwwwwwwww」
屋上
ひゅ〜〜〜
澪「……」
澪「…死ぬか」
ジリッ…
澪「……」
ジリッ…
澪「……」
ひゅ〜〜〜
澪「………」
澪「!!」
澪「まてよ…なんで私が死ななくちゃならないんだ?」
澪「死ぬべきは唯だろ?」
澪「そうだよ。唯が死ぬべきなんだ」
澪「唯さえ死ねば…唯さえ死ねば…」

澪「あっそっかぁ!簡単な事じゃん♪唯を殺せばいいんだ♪ふふっ」

テクテク
ギイイイイイイ…ガシャン…
382唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:28:49 ID:oK0k2WFN
ギイイイイ…ガシャン…
律「はぁ…はぁ…」キョロキョロ
律「あれ?いない?」
律「ま、まさか!?」タタッ
ガシャっ
律「……」ジー…
律「飛び降りてはない見たいだな。ほっ…」
律「…にしても何処行ったんだ澪の奴は?」
唯「ばwwwwwwwばwwwwwww」きゃっきゃっ♪
憂「おねえちゃんったらww」
紬「紅茶のおかわりはいかが?」
和「ありがとうムギ」
紬「ふふっ」

ガチャッ…

紬憂「!!」































梓「あずにゃんでーす♪」てへっ☆
383唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:30:25 ID:oK0k2WFN
紬憂「梓ちゃん!?」
梓「みなさんお久しぶりです♪」
和「すっかり黒くなっちゃって」
梓「向こうは暑いですからね!」
唯「にゃwwwwwwあずにゃwwwwwwwww」
梓「あっ唯先輩!お久しぶりです♪」
唯「にゃああああああwwwwwにゃああああああwwwwww」
梓「えへへっにゃーですよ♪」
唯「あーwwwwwwwwあーwwwwwwwww」
梓「ところで澪先輩と律先輩の姿がありませんが?」
紬「あー澪ちゃんと律ちゃんはね…」
和「澪…」
憂「!?」
澪「………」
梓「あっ!澪先輩!」タタッ
梓「誕生日おめでとうございます♪これ私かr…えっ…」
澪「……」スタスタ
憂「あっお姉ちゃん澪さんに…ね?」
唯「あーwwwwwwwwwwwwあーwwwwwwww」コクコク
トタトタ
唯「あーwwwwwwwみおたwwwwwゆいねwwwwwwww」
澪「……」すぅー



グサッ…
384唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:31:45 ID:oK0k2WFN
唯「あぅ゛っ………」よろっ
憂「えっ…」
澪「……」すっ…
グサッグサッグサッグサッ!!!!!
唯「……っ…」
グサッグサッグサッグサッ…
唯「」ぱたっ…
澪「……」
澪「ふふっ……ははっ………」
憂「い、いやああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
憂「おねえちゃん!!!おねえちゃん!!!!嘘でしょ!?!?!?」
憂「目を覚ましてよ!!!!!!!ねえ!!!!ねえ!!!!!!!!!!」
澪「ふふっははははwwwwやったwwwwやったwwwwww」
紬「……っ!?」
和「い、いや……いや……」ガクガク
梓「み…お…先輩……」
――――
律「はぁ…はぁ…何処にもいないぞ?」
律「一体どこに行ったんだ澪は?」
律「…一旦部室に戻ってみるか」

タタッ…
385唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:32:15 ID:oK0k2WFN
部室
ガチャッ
律「澪!!帰っt…………えっ……」
澪「あっ律まってたよ♪今まで何処行ってたんだ?」
律「…な…んだよ…これ…」


唯「」

憂「」

梓「」

和「」

紬「」
386唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:34:17 ID:oK0k2WFN
律「…お前がやったのか……」
澪「うん!そうだよ♪本当は唯だけ殺すつもりだったんだけど…」
澪「外野があまりにうるさいから気がついたら殺しちゃってた♪」
澪「でもあんな奴ら殺して正解だよなww」
律「……」
澪「律もさ…あいつらと同じだよね?」
澪「…結局私を助けてくれなかったもんね」
律「澪…ごm」
澪「うるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!!!!!」
澪「黙れ黙れ!!!!!!!」
澪「…もうなにもかも遅いんだよ律」
律「…っ…」
澪「じゃぁね律。またあの世で会おうね…」
律「……」ぽろぽろ




グサッ…
387唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:34:42 ID:oK0k2WFN
屋上
ひゅ〜〜〜
澪「ふふっ…もう何も思い残す事はないな…」
ジリッ…

澪「みんな…今から私も会いに行くからね…」

スッ…


――――――――・・・
388唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:36:20 ID:oK0k2WFN
小学校
A男子「おい!在日!きもいんだよ!」
B男子「うわぁ…キムチくせーwwwwあっちいけよ在日wwwww」
C男子「在日は国に帰れよwwwwwww」
D男子「うわっ…在日にふれちゃった!きたね!!」
E男子「お前こっちにくんなよ!!」
F男子「ワキガくせ!!」
R男子「死ねばいいのに…」
幼女澪「うっぐすっ…ぐすっ……」
先生A「じゃぁこれ澪ちゃん読んでみて」
幼女澪「……」
幼女澪「……な……こと……」ぼそぼそ
先生A「澪ちゃんもっと大きな声で!!」
幼女澪「……」ビクッ
先生A「早く読みなさい!」
幼女澪「………が……だから……」ぼそぼそ
先生A「はぁ…もういいわ。授業終わるまでそこで立ってなさい」
クスクス…クスクス…
幼女澪「……ぐすっ…ぐすっ…」ぽろぽろ
先生C「えっいじめられてる?」
幼女澪「」コク
先生C「それは本当なのか?」
幼女澪「」コク
先生「はぁ…めんどくさい…なぁ秋山…勘違いだよな?なっ?」
幼女澪「!?」
男子A「お前先生にちくッただろ!?」ドンッ!
男子B「しねよ」ドカドカッ!
澪「うっ…痛い痛い!!やめて!!」ぽろぽろ
幼女律「こらー!!澪をいじめるな!!」ダダッ
男子A「うわあ!!男女だあ!!みんなにげろーwwwww」
男子B「うわあwwwwwwww」ダダダッ
幼女律「大丈夫澪ちゃん?」
幼女澪「うっ…ぐすっ……ぐす……」
幼女律「泣かないで。私が守ってあげるから」なでなで
幼女澪「りっちゃん…ぐすっ…」
幼女律「私はずっと澪ちゃんの味方だよ」なでなで
389唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:37:58 ID:oK0k2WFN
中学校
律「澪中学でもよろしくな♪」
澪「うん♪(友達できるかな//)」
わいわいきゃっきゃ♪
澪「……」ぽつーん
律「澪友達できたか?」
澪「あっ…えっとその……」
A子「りっちゃーん!今日遊びに行かない!?」
律「おーいいよ!ごめん澪!また明日な♪」
澪「う、うん…また明日w」
澪「うっ……ぐすっ…ぐすっ……」
澪母「澪…話があるの…」
澪「なに?」
澪父「お父さんとお母さんは離婚する事になったの…」
澪「えっそんな…」
澪母「澪はどっちと一緒に暮らしたい?」
・・・
澪「ただいま…って誰もいないか…」
澪「」もぐもぐ
澪「うっ…ぐすっ……ぐすっ……寂しいよ……」
390唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:38:39 ID:oK0k2WFN
高校
澪「軽音部?」
律「そうだよ!バンドやろうぜ!バンド!!」
澪「でも…」

・・・

紬「澪ちゃんこれなんだけど…」
澪「あぁそれは…」
梓「澪先輩!」
律「澪♪みてこれ!」ぶーww
澪「あははははは♪」
やっと見つけた私の居場所

唯「ねぇ澪ちゃん♪」

澪「うん?なんだ唯♪」






唯「早くしね!」
391唯「早くしね!」:2009/09/12(土) 22:42:11 ID:oK0k2WFN
ピッピッピッピッ…
「……お………みお!…澪!」
澪「……っ…」
澪母「澪!目を覚ましたのね!?良かった…うっうっ…」ぽろぽろ
澪(ここは……確か私は屋上から飛び降りて…)
澪(そっか…また死ねなかったんだ…)
澪母「良かった…本当に…うっ…うっ…」
澪(お母さん…)
澪「…っ!?」
澪母「うっ…ぐすっ…あっ今先生呼んでくるわね!」
澪「あ゛………あ゛あ゛………」
澪(まって!お母さん!!)
澪母「ちょっとまっててね…」ガタッテクテク
澪「あ゛あ゛………あ゛……」
澪(なんで…なんで声がでないの…?)
澪「…っ!?」ピクッ…
澪(えっ体が動かない……)
澪(どうして…なんで!?なんで!?なんで!?なんで!?)
ガラッ
憂「澪さんこんにちわ♪」
澪「!?」
澪(えっ…なんで…憂ちゃんは確か私が…)
憂「澪さん。ちゃんと殺すなら殺さないと駄目ですよ♪」
澪「!?」
憂「あっそういえばさっき澪さんのお母さんと会いましたよ」
憂「お母さんも美人ですね。整形ですかね?」二コッ
澪「あ゛あ゛あ゛……あ゛…」
憂「うん?なんですか?」
澪「あ゛あ゛あ゛あ゛……」
憂「うーん。何言ってるかちょっとわからないですね〜」
憂「あっ後澪さんが寝ている間に皆さんのお葬式をやりましたよ♪」
澪「!!」
憂「律さんも梓ちゃんも紬さんも和さんも…それからお姉ちゃん…」
憂「お葬式にはたくさんの人が来てくれました」
憂「皆さん泣いてました。そして殺した犯人を絶対許さないって」
憂「あっ犯人は未だ不明らしいですよ?」
澪「!?」
憂「澪さん…なんで他の皆が死んで私と澪さんだけ生き残っちゃたんですかね?」
憂「1番死ぬべきなのは澪さんなのに…」
憂「でも私澪さんが生きてくれてて良かったです♪」
憂「…澪さん聞きましたよ」
憂「澪さん打ち所が悪くて一生寝たきりらしいですね」
憂「おまけに口も聞けない。ご飯は管を通してしか食べられない」
澪「!?」
憂「これじゃぁお得意の自殺未遂もできませんね♪」
澪(そ、そんな……)
憂「自業自得ですね」
憂「澪さん…私なんで一人だけ生き残ったかってずっと考えてたんです」
憂「それでね、わかったんです。私はみんなの仇をとる為に生き残ったんだって」
憂「澪さん…ここからが本当の地獄ですよ」ぼそっ
澪「!?」
憂「ふふっ…じゃぁ今日は私帰りますね。また後日に」ニコ
澪「…あ゛あ゛あ゛……あ゛あ゛…」ポロポロ
澪(律…梓…ムギ…和………唯…)
はやく死にたい…


終わり
392名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 22:43:05 ID:oK0k2WFN
ご愛読お疲れ様でした
自殺は辞めましょう
393名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 01:16:21 ID:hG4tFJqh
うわつまんね

この程度でご愛読()笑とか
学校で日本語勉強してきてね^^;
394名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 01:24:55 ID:gVkjIblK
ここまで飛ばした
395名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 01:26:50 ID:gqFdsV2X
メンヘラ澪モノ書いて2chの鯖に負担かけるな
396名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 01:30:00 ID:O4UWwGrr
最初にNGにしたら何も見えない
397名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 02:18:41 ID:e5jQvgDV
>>391>>1読んでこい。
それからお前は精神病院いってこいwwwww
リアルでそれなら謝るけどなワラ
398名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 02:19:38 ID:gVkjIblK
>>397
はやく>>391にリアルで謝れよコラ
399名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 03:37:03 ID:0r1vyWS/
>>391 >>398
早く死ねクソ袋
400名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 08:47:23 ID:DNdE4wTm
なんちゅースレだ
401名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 11:28:32 ID:8rbwQgBv BE:1917553695-PLT(13731)
>>395
ここは2chではありませんよ
402名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 17:40:30 ID:ogCNObLC
>>401
は?
403名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 17:44:41 ID:8rbwQgBv BE:511348234-PLT(13732)
>>402
見えませんか?
大丈夫です?

眼科逝った方がいいですよ


ほらURLにbbspinkってかいてあるじゃないですか

http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1248322361/
        ↑↑
     ほら、ここですよ
    わかります?理解してます?
404名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 22:49:42 ID:eZ9zjWTa
>>403
見えませんか?
大丈夫です?

眼科逝った方がいいですよ


ほらテンプレに2chってかいてあるじゃないですか

けいおん!の二次創作SSを扱う2chエロパロ板内のスレです。
              ↑↑
           ほら、ここですよ
          わかります?理解してます?


あんなレスにムキになっちゃってバカみたい

18禁内容が主となっていますので18歳未満の方の閲覧/書込みは御遠慮下さい。
               ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ 
               これ見えます?わかります?理解してます?
405名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 22:50:33 ID:eZ9zjWTa
いかんズレた
406名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 22:57:27 ID:8rbwQgBv BE:767022629-PLT(13732)
テンプレ(笑)
407名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 23:34:27 ID:gAFooVS+
408名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 20:32:13 ID:ODl4pdqs
>>392
面白かったです 良さが分からない凡人どもは気にせず次回作期待しています なぜ唯が池沼かわかりませんでしたが… でも途中まではホロリと来そうになりそうでした
409名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 20:52:21 ID:HmKvCRPn BE:1193144674-PLT(13732)
>>405
      ┏┳┳┓     ┏┓              _ _(_)/       \
┏━━┛┗╋┛ ┏━┛┗━┓          l_j_j_j^⊃へ、   , へ ヽ
┗━━┓┏┛   ┗━┓┏━┛    ┏┓     ヽ |     | ̄|   ゜ | (_) _ _
      ┃┃     ┏━┛┗━┓┏━┛┗━┓   ヽヽ  ノ_j    ⊂_ l_j_j_j
┏━━┛┃     ┗━┓┏━┛┗━┓┏┳┛  /   ー――  /  ノ ̄
┃┏━━┛     ┏━┛┗━┓┏━┛  ┗┓ /        /ー
┃┃           ┃┏┓┏━┛┃ ━  ┛ ┃┏┳┳┓┏┳┳┓┏┳┳┓┏┳┳┓
┃┗━━┓     ┃┗┛┃    ┗━┓┏┫┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃
┗━━━┛     ┗━━┛        ┗┛┗┛┗━━┛┗━━┛┗━━┛┗━━┛
410名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 01:10:16 ID:k1eA8s03
何でいつもこうなるの
411名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 02:31:55 ID:1ypAdG5W
SS読みたいな・・・久々に俺モノの・・。
ここ、みんな喧嘩してばっかだし、アニキャラスレは俺モノ嫌い多いしw

頼むから誰か健全な俺モノ書いてくんないかなww


※健全な俺モノってなんだよ、>>411日本語勉強しろとか言う奴、中二病確定www
412名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 09:06:24 ID:y3gE5ODd
>>358
遅くなりましたがGJです、お疲れ様でした
子供が出来た事で主人公が改心してくれると思ってたのですが…
ギタールートの純愛的な内容がとても良かっただけに、澪ファンとしては少々複雑な心境です
せっかくギャルゲー風に書いてくれてるので、子供が出来た時に違う選択肢を選んで欲しかったり…は自分のワガママですねw
内容はともかくSSの書き方は上手いと思います、これからも頑張って下さい!
ドラムルートとキーボードルート期待してます!
413名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 13:30:37 ID:y3gE5ODd
間違えた、↑は>>353へのレスね
414名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 16:56:30 ID:Ry5QqvEq
俺「今日ポ○○ンのSS買ったんだ」
梓「……で?」
俺「ウォーカーでW稼ぎたいんよ」
梓「話が読めません」
俺「エッチしよ」
梓「…何でですか?」
俺「…W稼ぎたいから」
梓「Wとエッチの関係はなんですか!?」
俺「腰に付けて振る」
梓「………」

一時間後

梓「先輩いくら貯まりました?」
俺「116歩…………」
梓「少なっ!wwww」

俺「W貯まらないな〜」
梓「そんなにWが好きなら仮面○○○ーWになって下さい」
俺「相棒いないと無理」
梓「…………」(ダメだこの人…早くなんとかしないと)


終わり
415名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 19:13:02 ID:BTUJrsV3 BE:511347762-PLT(13777)
キメェ
416名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 19:33:19 ID:+BX3AMcB
>>353
GJです、心にズキッと響くものがあります。
余計な事かもしれませんが、
絶対評価では名作であるにも関わらず意外と受けが悪かったので途中で放り投げる、
という事が無いように非常に強く願っています。
417名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 23:53:20 ID:AFygRwjG
自分達のとあるエロ同人を発見した唯たち
唯「うあ〜なんか私たちがエッチなことされてるよ」
澪「恥ずかしいぞ」
紬「そうですわね、たしかに恥ずかしいですね」
律「・・・・・・・・・」
唯「あれ、そう言えばこれリっちゃんだけエロいことされてないね」
澪「本当だ。なぜか律だけ対象にされてないぞ」
紬「あら、本当ですね」
澪「律、お前だけずるいぞ」
唯「リッちゃんうらやましい
澪「あーあそれにしても本当に恥ずかしいぞ」
唯「これは・・・スゴイことされてるよ!」
紬「あらあら」
律「・・・・・・・・・・・別に悔しくなんてないもん」
418名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 11:11:57 ID:XDAObwtI
澪「ここは地獄ですか?」
419名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 10:05:21 ID:QedqZGSB
33 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 21:55:42 ID:g8d5o34G
>>30
唯「あずにゃーん」
梓「先輩いい加減にしてくださいウザイです」
ここまでハッキリ言えばいくら唯でも抱きつかないだろうがな

34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 21:58:02 ID:XVDVFYQ4
梓が唯を殺せば解決
池沼唯がいなくなって梓と澪も堂々といちゃいちゃできる
全く何で唯なんて糞キャラを作ったんだ死ねよくそがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 22:59:44 ID:ikERh4Jm
>>33
梓の中ではいい加減「いつものことだ、仕方ない」程度に
なってきてるんだろうな、そのスキンシップも
ただやっぱちゃんと先輩後輩として成り立ってるのは澪と梓だけだと思うが

36 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/17(木) 01:26:10 ID:0zWL4S/v
唯アンチスレと聞いて(ry
(^ω^)

37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/17(木) 01:29:53 ID:voMzCQyY
梓「唯先輩お願いがあります、死んでください」
唯「え?」
梓「前々から気に食わなかったんですよ、何あずにゃんとか気持ち悪いあだ名付けて
  馴れ馴れしく抱きついてきてるんですか?
  抱きつかれるなら澪先輩がいいんです。二度とその気持ち悪い面を見せないでください」

38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/17(木) 01:31:50 ID:tXKAUsVX
>>37
その先、読みたい!

支援

39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/17(木) 01:51:30 ID:QJac7tL8
>>18

40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/17(木) 08:49:26 ID:fbGOcLx0
そもそも唯以外あずにゃんっていってないのが受けるwwwwww
唯以外は気持ち悪いあだ名としか認識してない証拠だよな
420名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 17:31:26 ID:q8BDGmsr
けいおんも一過性の人気で終わっちまうのかなぁ
BD出しきった後の動きが気になるなぁ
421名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 18:49:48 ID:QSHyZbZN BE:1278369656-PLT(13800)
このページへのコメント削除願います

Posted by みお 2009年09月18日(金) 01:15:19
今回これを登録したのは、いつものエロパロ側保管人ではなく
エロパロスレに長期間常駐する荒らし。IDが違っている。
以前百合板スレにエロパロスレSSを作者に無断で嫌がらせコピペ張り付け連投して
百合スレ埋立て行為を常習していたのと同一人物だろう。

著名なVipスレSSを複数回に渡りエロパロスレに盗用改変張り付け、勘違い住人にほめられて舞い上ったのか
VipスレSSを自作と主張しタイトルを元と異なる物に変えた上、保管人に保管庫登録を要求し始めたが
「一つも」相手にされなかったので自分で登録という事だろうか。

と言う痛過ぎる内容ではあるが、ページ削除/IP制限は保管庫設置人しか出来ない。
どうするかは保管庫設置人の仕事。



Posted by eps 2009年09月14日(月) 23:53:59
鬱すぎるよ…

Posted by 匿名 2009年09月14日(月) 20:39:10
これvipのスレからとったやつだろ
ちゃんとvip専門のまとめサイトがあるんだからそこでまとめとけよ…

Posted by 名無し 2009年09月14日(月) 03:24:05
やめてほしい。

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
422名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 22:16:26 ID:c837SI3L
>>420
だからさっさとギャルゲーを出せと
423名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 10:25:39 ID:MYLT37xS
おはん
ベースルート書いた人に一言・・・だいぶ遅れたが・・・

律のときは頼むから澪みたいなやつはやめて・・・
頼むから・・・
発狂しちゃうぉwwww

by 絶叫星人ww←知ってる人は知ってる・・はずw
424名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 21:13:51 ID:CRc3LZ1H
この流れどうにかならないか?
425名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 21:18:25 ID:9135d8ac
難しいな
426名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 15:34:39 ID:sCDmakOX
アニメけいおん、番外編制作決定!
とでも言えば変わるか?

某アニメ雑誌に載ってた。
427名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 16:37:39 ID:uzE8UdYL
>>426
残念ながら、もう随分と前から知れ渡ってるんだ。
428名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 20:00:53 ID:2QcBlALW
唯「澪ちゃんって、オナニーしてる?」


澪「えぇっ、してないけど・・・唯はしてるのか?」


唯「うん、してるよー。この前ムギちゃんに教えてもらったんだー」


澪「ムギのやつ・・」



唯「そうだ、澪ちゃんにも教えてあげる!」



澪「ええっ」
429名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 20:07:24 ID:2QcBlALW
続けていいか?
430名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 20:10:29 ID:DbqvvjlR
どうぞどうぞ
431名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 20:47:00 ID:2QcBlALW

澪「わっ私はいいよー」


唯「まあまあ、そういわずにー、えいっ」

ムニッ


澪「こ、こら唯、なにするんだよ!」


唯「澪ちゃん胸大きいねー、こうしてやるっ」

モミモミ・・


澪「あぁっ!ん、揉むなー!」
432名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 20:53:50 ID:2QcBlALW

唯「気持ちいいでしょー」
モミモミ

澪「そんなわけ、ぁっ、ないだろっ」


唯「あれー?私がムギちゃんにやってもらったときは気持ちよかったのに・・・・じゃあこれは?」


クチュ・・

澪「ひぁんっ、あ、そんなとこさわるなっ、んっ」


唯「どうして?気持ちいいのにー」

クチュクチュ

澪「恥ずかしいだろっ」
433名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 21:06:28 ID:2QcBlALW
おもしろくなかったらやめるけど?
434名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 21:46:52 ID:4rYgK8IJ
あ、はい
435名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 21:48:57 ID:HCpKNBNF
どうぞどうぞ
436名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 22:20:50 ID:2QcBlALW

澪「そ、それに、これ以上されたら、んっ、わたしっ」


クチュクチュクチュクチュ

澪「あ、あっ、唯、イッちゃうっ、あぁっ、あー!」ビクンビクン


澪「ハァハァ・・」


唯「イッっちゃったね、澪ちゃん」


唯「そういやオナニーを教えてあげるんだったー
興奮して私がイかせちゃった。次は自分でさわってみて」


澪「やだよ!恥ずかしいだろ」


唯「じゃあ、私が見本としてやるね」

ヌギヌギ
437名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 22:40:09 ID:ZZlHv+5s
>>436
VIPでやれ
438名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 07:37:54 ID:+awvRW/p
>>437
NGぶちこむか、読まなきゃよろし
439名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 17:37:47 ID:pfGvttx4
本人乙
440名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 17:53:54 ID:+awvRW/p
俺もNGぶちこんでるから言ってるんだがなw
441名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 21:55:49 ID:pfGvttx4
あ、はい
442名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 05:22:48 ID:RkwCukUm
オリでも何でも良いから書きたい人が書きたいもの書いてほしい
それを読むかは読み手の自由
443最終話1:2009/09/24(木) 15:27:41 ID:We9oH1SU
>>301
の続き

放課後の帰り 私は彼を体育倉庫に呼んだ
「何?ムギちゃん」
「あのね、律っちゃんと別れて欲しいの…」

突然 何を言ってんのか理解できなかった
「私が貴方の彼女になってあげます」

「僕は律っちゃん一筋だから…ごめんね…」
最初から答えは解ってた

「……じゃぁどうすれば別れてくれる?」

「律っちゃんと別れたくないよ……じゃぁね」
彼は私を置いてドアの方を向く

こんなにも こんなにも貴方が好きなのに 貴方を愛しているのに

次の瞬間 私はとんでもないことをしていた

私の手にはバットを持っていた

…………………………………………………………………………

クチュ クチュ チュチュ ピチャッ

(…………ん?)

「目が覚めた?」

紬は彼のアソコを熱心に舐めていた

「ムギちゃ……………んぁ!」
(体が動かない………)
手は縄跳びで縛られていた
「貴方がいけないのよ………私のものにならないから」

「そん………な…………止め……………て」

「駄ぁ目♪」
紬はアソコから顔を離し、手にリモコンを持ちスイッチを入れた

ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ
444最終話2:2009/09/24(木) 15:28:08 ID:We9oH1SU
「ぁひぃぃぃぃ!!」
下半身から強烈な振動を感じた

「どう?…琴吹産のバイブの味は?」

「!!!!」
彼は目を上に向き 口をあけ よだれを垂らしてる

「や………べ…て……お…………かし…くなっちゃ…………」

自由を封じられ 抵抗すら許してもらえない

「あははははは、壊れちゃったら律っちゃんと一緒に居られないわよ……」

「…律…っ……ちゃん………」

「本当に……おうぎょうぎわの悪い……」

ガラッ!!

ドアが開いた

「ムギ……お前、何やってんだ?」

「律……っ…ん…」
「早く解放しろ」

律は紬に見せた事ない顔で怒ってる

「嫌♪」

「な!?」

「彼はね……私のものになるの…もう律っちゃんの入るスキはないの」

律は彼をみたが 彼は顔を横にブンブン振ってる

「いいから放せ」
律は紬に近付いた

スチャ

紬はポケットからダガーナイフを出した
「これ以上近付いたら………解るわよね?」

「ムギ…………」

律は彼を見た
「待ってろ、すぐに助けてやる」

「……駄目律っちゃん……」

彼の顔は何か不安で泣きそうな顔をしていた
「そんな顔すんな、すぐ終わるって」
445最終話3:2009/09/24(木) 15:28:28 ID:We9oH1SU
「ち!」

パシン!!

紬は彼の顔を思い切りひっぱ叩き、彼は横に倒れ込んだ

「!!?」
律は彼の元に走ろうとするが

「動かないで!」
ナイフを律に突き立てる

カチカチ
紬は手に持っているリモコンでバイブの威力を最大にした

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「!?ムギお前こいつに何をした!?」
「何ってナニよ」

「すぐに止めろ!」
彼は横で叫んでいる

「煩い」
ブスッ!

紬は彼の腹をナイフで刺した

「え?」
律は目の前の出来事に固まった

「ぇぐ…………かは………」

彼は次第に声が出なくなり 動かなくなった


「ふぅ……大人しくなった♪………………………どうしたの?律っちゃん?」

「…はぁ………はぁ……はぁ…」
律は血まみれな彼を見て 息が荒くなり 体は震えていた

「…………くも」

「え?」

「……………よ………も」

「聞こえないわ」

「よくも――――――!!!!!!!!」

律はバットを手に持ち 紬の頭を目掛け バットを降り下ろした

!!!!!!!

紬はそのまま床に倒れた

「………少し反省しな」

律はバットを離し彼を抱き起こした
446最終話 ラスト:2009/09/24(木) 15:28:58 ID:We9oH1SU
「大丈夫か?」

「………………」
しかし 彼からは返事がない
律は無言で彼を抱き抱え ドアを開き、保健室に向かった


「……………………………律っちゃん…………」

目を開けた彼は律を見た

「なんだ?……」

律も彼を見た

「……………………………………………………大好きだよ…」


この一言を言うために最後の力を振り絞った

その一言後 彼は息を引き取った

「………………」

律はそのまま 廊下を歩いた


終わり
447名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 15:32:34 ID:y5rdFWdC
はい次
448名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 15:51:49 ID:S6UsL2BP
次まだ〜?
449名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 21:09:16 ID:eAUPyVCm
次いってみよー
450名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 08:13:49 ID:+pQinft5
投下にすぐ反応するあたり、けっこうまめに見てくれている人がいるみたいだね。
451名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 03:05:04 ID:hZvXMDww
なんか、なかなかおいしいの書いてくれる人いないねーww
452名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 01:53:59 ID:fq6ViF2f
保管庫更新。
漏れ追加/修正あればWikiなので
各自でよろ。
453名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 10:40:04 ID:YuPnpww1
>>452
乙! 助かるぜ。
454名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 19:00:05 ID:epaLSiZd
保管お疲れ様です。
455名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 21:42:04 ID:/0AWnupj
>>452
乙彼!
今後もょろしく
456名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 13:36:48 ID:MXNReN8/
【噂ニュース】小さいほど効き目のあるペニス増大法、ほうれん草を食べるだけ
記事
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news7/1250876574/
参考資料
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/3843/1241598934/
457名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 14:57:21 ID:L+SxA0vK
【けいおん!】平沢 唯スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1253709429/
458名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 04:27:15 ID:Y6KaeDS+
私がこの高校に入学した理由は、今はもう忘れてしまった。
妹みたいに頭が良くない私は、必死に勉強してなんとか合格したにも関わらず、そこまでして入りたかった理由が思い出せない。
でも、私はこの学校に入れて本当によかったと思っている。
その理由は2つある。

1つは、軽音楽部に入り、新しい友達が増えたこと。
部活なんて入ったことなかった私は、なんとなく軽い気持ちで入部してしまった。
後になって軽音楽部が楽器を演奏する部活だと知り、カスタネットくらいしか演奏できない私は、少し不安になった。
でも、みんなとても優しくて、最初はちょっと緊張したけど、今は部活の時間が待ち遠しいくらい楽しみである。

そして、もう1つは……

「校長せんせー! いるー!?」
(^p^)
「あ、いたー!」
(^p^)んひひ

そう、校長先生との出会いである。
459青太郎:2009/10/05(月) 23:58:20 ID:w/ZRKOuy
続きがないようなのでがっくりしつつ投下いたす次第で候。
460名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 23:59:27 ID:w/ZRKOuy
≪《アーカイブ》が更新されました≫

 


   ≪はじめから≫
   ≪つづきから≫
   ≪新規ルート≫
 ニア≪アーカイブ≫ New




 ニア『とある姉妹の恋慕 姉編』
   『とある姉妹の恋慕 妹編』
   『水天の落涙』New


≪ファイルが選択されました≫



 平沢唯です。突然ですが結婚をぜんてーにおつきあいすることになりましたっ!


 『とある姉妹の恋慕 姉編』


 ああ、ごめんよみんな。一足お先に大人のレディーになるよ。みんな見た感じ彼氏とかいなさそうだしね。
きっとわたしが一番早いんだろうなー。
 考えてみればお兄ちゃんに初めて会ったのって十年も前なんだよね。これってかなりすごいよね。
出会えただけでもかなり偶然なのに、また会えるなんて。それもどっちも覚えていないのに。
やっぱりこれって運命なんだよね。きっとわたしたち赤い糸で結ばれてるんだよ!
 ギ―太もそう思うでしょ? あれ? そういえばお兄ちゃんのと似てるよね、ギー太。ねえ、お兄ちゃん。
「あのな、それを言うならお前のが俺のに似てるってことだろ」
「ぬおお。そこまで運命的だったなんて!」
「ただ印象に残ってただけだろ」
 そう話すお兄ちゃんはなんだか嬉しそうです。あ、今憂がこっちを見た。むぅ。そうなんだよね。
憂も一緒なんだよね。あ、憂が憎いってわけじゃないよ。憂は大好きだよ。
でも、どうせなら……やっぱりお兄ちゃんと二人きりの方が……。
「聞こえてるよ、お姉ちゃん」
「はぅ!」
 うーん、憂はこれだけは譲らないんだよね。まあ、わかるけど。いやいや、ここはやはり姉の威厳を……。
「そんなもん昔からないだろ」
「お兄ちゃんひどいよ!」
 いいもん。いつかビッグになって見返してやる。わたしはきっと大器ばんせーなんだよ。
「お姉ちゃん『大器晩成』なんて書けないでしょ」
「書けるもん! 書けるもん!」
「いいから寝ろお前ら」
 わたしと憂の間でお兄ちゃんは困った顔をしてました。
461名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 00:02:08 ID:w/ZRKOuy


「唯」
 呼ばれて、そっちを見れば、お兄ちゃんにキスされました。
その間に、服を脱がされているのがわかります。
唇が離れる頃には下着が体から離れていました。
「ひあっっ」
 お兄ちゃんの手が右の胸を、口が左の胸をいじります。
あんまり大きくないけど(まあでも、りっちゃんよりは大きいんだけどね)、
お兄ちゃんはそういうことを気にしないようです。嬉しいような、悲しいような……。
「はっ、あっ、はっ、はぁんっ」
 いつも思うけどこういうときの声って全然自分のだって気がしない。
歌でも声は変えてるけど、ここまでにはならないもん。
「はぁっんぁっ、あぁっあぁんんっ」
 あ、乳首たってる……。あそこも濡れてきてるし……。
お兄ちゃんの指でぴちゃぴちゃ聞こえるよぅ。
「はぁあっ、あっひあっ、 あはぁ!」
 あそこにかたいものがあたってる。いれるんだね。
普段はちっちゃくてぞうさんみたいなのに、こういうときにはなんかかめみたいになるんだよね。ふしぎ。
「おにいちゃん、ちょうだい」
 お兄ちゃんのほっぺたを手ではさんで、キスをする。
あつくてかたいのがはいってくる感触に、わたしはなぜか安心を感じた。
全部はいったとき、ぎゅって抱きしめられた。
からだもあったかいけど、それ以上に胸の中があたたかくなっていく気がする。
「いっぱいだしてね」
 そうすれば赤ちゃんできるんだよね。そしたらおにいちゃんもさすがに決心してくれるよね。
おにいちゃんやさしいのはいいんだけど、やさしすぎて遠慮しちゃうのが玉にきずなんだよね。
わたしは気にしてないのに。
 ――――唯。 
 でもきっといいお父さんになんだろうなあ。
ああ、でもそしたら子どもにおにいちゃんとられちゃうのかな。それはやだなあ……。
 ――――おーい。
 ああ、おにいちゃん。そういえばどうしてそんなにぼんやりしているの……?
「おーい、唯さん?」
「むむむ……んぅ?」
 あれ。なんで服きてるんだろ? それにすっかり外が明るくなってる。
「長寝するのは休日だから一向に構わんが」
 いつのまにかおにいちゃんの首に絡まっていたわたしのうでがゆっくり外される。
「俺に抱きついて呻くのは勘弁してくれ」
「…………そっか」
 夢なんだ。ざんねん。がっかりして下を向いていたら、ふっと何かに包まれた。よく知ってる感触。
「こんな感じの夢だったか?」
「ん〜。だいだいそんなかんじ」
 ……ま、いっか。わたしはそのぽかぽかな腕の中で、二度寝することにした。
髪の毛なでられるのってやっぱりきもちいい。

 今度は家族旅行とか……いいな。
 
 

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462あとがき:2009/10/06(火) 00:06:41 ID:GHGehkUN
 投下規制をくらって「これじゃあ投下できなくても仕方ないよね、フフン」とだらだらしていた結果がこれだよ!
他のルートに期待してくれてる人がいるのに、このままじゃ全部終わるのに年越しちゃうYO!
 つまりなにが言いたいかというとアギトおもしろいれす(^p^)
463名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 19:36:48 ID:Rhv4HKjF
>>462
乙です! いやー、やっぱ良い。
他のルートも気長に待ちます。ゆっくりじっくり書いてください。
464名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 11:32:01 ID:aJqtLzHX
昼すぎにこっそり投下するよ。
ちなみに私は律っちゃんが好きだ。
465 ◆bhtt9De1Cxz0 :2009/10/09(金) 12:05:17 ID:aJqtLzHX
終業チャイムが鳴り響く校舎の中を、一人の女子がズンズン歩いている。
いつものように廊下を駆け抜け、階段を上り、音楽室のドアを開ける。

ガラッ

「う〜〜〜〜〜〜〜〜、ムギッ!!」

いつもの彼女とちがうのは、明らかに不機嫌そうに音楽室に入ってきたということ。

「あら、律さん♪」

「あたしに熱いお茶をくれっ!」

カチューシャがトレードマークの彼女は田井中律(たいなかりつ)・・・桜高軽音部の部長である。
先に部室にいた部員・ムギこと琴吹紬(ことぶきつむぎ)は部長の指令を嫌がることなく笑顔で受け止める。

「今いれますからね〜」

彼女が自宅から持参したティーセットを食器棚から取り出す。
軽音部名物の放課後ティータイムである。

「いったいどうしたんだ、律?」

心配そうに律を見つめる黒髪の美少女。
いかにも生真面目そうな彼女は律の幼馴染、秋山澪(あきやまみお)。

「悔しすぎる・・・くそぅ」

「お茶が入りましたよ〜」

程なくして律の目の前に、ムギが入れた良い香りのする紅茶が置かれた。
部員は誰も気づいていないが、ムギのお茶を入れる腕前は洗練の極みだ。
もう少し感謝されてもよさそうなものだが。

「ありがとっ」

ズズズズ・・・・・・

つかの間の沈黙の後、澪が切り出した。

「なにか嫌なことでもあったのか?」

「うん、まあ・・・これ飲んでから話すよ」

律がそういいながらふた口目の紅茶をすすろうとした瞬間だった。
部室のドアが勢いよく開いた!

ガラッ

「あっ、りっちゃーん!澪ちゃんもムギちゃんもっ! あたしがビリ!?」

肩より少し短いくらいに切りそろえた髪を揺らしながら、やたら元気な声を発する彼女。
彼女がギターとボーカル担当の平沢唯(ひらさわゆい)である。

唯の顔を見た瞬間、少し落ち着きつつあった律が彼女に飛び掛った。
466 ◆bhtt9De1Cxz0 :2009/10/09(金) 12:06:46 ID:aJqtLzHX
「唯、こんにゃろー!!」

「なになにっ、うきゃー!」

鮮やかに唯の背後を取り、チョークスリーパーを決める律。

バンバンバン!

目を白黒させながら律の腕をタップする唯。
それでも律の怒りは収まらない!?

きゅう〜〜〜〜

「ギ・・・ブ・・ゥ」

「あたしのトキメキを返せっ」

「律、チョーク入ってるっ! 唯を離せ、ワーン、ツー・・・」

慌てて二人の中に割って入った澪が律に告げる。
3カウント前に解放された唯が前のめりにソファーに倒れこむ。

ぱたっ

「なあ、アタシと唯ってそんなに似てるか?」

グッタリした唯を放置したまま律は澪に問いかける。
さらにカチューシャを外して前髪を手で分ける。

「んー、大ざっぱでテキトーで部活の練習しないところとか似てるかもなっ」

「見た目の話だー!!」

今にも澪に噛み付きそうな勢いの律を見ながら、ムギは上品にクスクスと微笑んでいる。

「そうですね。たしかに似てますわ。」

「ムギもそう思うか・・・」

「うふっ、でもカチューシャしてれば見間違えることはありませんわ。」

「そこだけかいっ!」

前髪が少し長い律だが、髪の色も雰囲気も確かに似ている。
ムギの優しいフォローも今の律にとっては火に油を注ぐだけだ。

「いったい何があったんだ?律」

「簡単に言うと、アタシを唯に見間違えた男がいてだな・・・告白してきやがった」

チッと舌打ちをしながら語り始める律。
467 ◆bhtt9De1Cxz0 :2009/10/09(金) 12:07:46 ID:aJqtLzHX
「まあっ!」

「ほええっ、それでそれで!」

興味津々と言った様子のムギと唯。
澪は顔を真っ赤にして律のことをじっと見つめている。

「アタシがたまたまカチューシャをセットし直そうとしてたら後ろから声かけられて」

「うんうんっ」

「手紙渡されながら『好きです』って・・・」

「きゃーん!」

興奮のあまりムギに抱きつく唯。
首を絞められた痛みもどこかへ吹き飛んだようだ。

「でもその後に、あなたのギターと歌声に惚れました!っていうから慌ててカチューシャつけてやったのさ!」

「かわいそう・・・その男子」

「ほんとですわね・・・ご愁傷様」

即座に男性の不憫を察する澪とムギ。

「アタシに同情しろー!!」

「でもそれならさすがに気づいたんだろ?人違いだって」

「ああ、でもな・・・その男子は最後にアタシにこういったんだ・・・『すみません、その手紙を唯さんに渡してください』って。」

フーッとため息混じりに語り終える律の言葉に、部室全体の空気が凍りつく。
澪もムギも顔を見合わせたまま動かなくなってしまった。
さすがにこれでは・・・律の傷心が手に取るようにわかる。

「思い出したらまたイライラしてきた・・・」

律の怒りが再燃することを恐れた唯は、
誰にも気づかれないように部室の出口に向かっていたのだが・・・。

「唯、もういちどチョークスリーパーさせろ!!」

「ぶぎゃー!!」

暴れるニワトリを抑えつけるように唯の背後に飛び掛る律。
今度はムギと澪も彼女を止めなかった。
468 ◆bhtt9De1Cxz0 :2009/10/09(金) 12:09:10 ID:aJqtLzHX
「ふぅ・・・少し暴れてすっきりしたかな。」

首をコキコキならしながら部室の外へ出る律。
今頃部室内ではムギと澪が唯を介抱していることだろう。

「でもアタシってそんなに魅力ないかなぁ・・・」

すっきりした反面、さっきの出来事を冷静に分析しはじめてしまう。

「別に今は彼氏なんてほしくないけど、なんか悔しいよ」

それは唯に対する対抗心からではなく、ドラム一筋で女らしさに欠けるという反省。
自分でもわかっている。
澪みたいに長い髪は似合わないし、ムギみたいに上品でもない。
唯みたいに可愛い仕草も出来ないし、アタシっていったい―――

「あの・・・」

「ん?」

深く悩む律の前に一人の男子が現れた。
身長はそれほど高くなく、体育会系というカンジでもない。

(おとなしそうでけっこう好みのタイプかも!)

直感的にそう思った。
だがその男子は律に向かって一通の手紙を差し出した。

「この手紙を・・・」

「またかよー!アタシのドキドキを返せっ!」

「えっ?」

一瞬でも気を緩めた自分を律は許せなかった。
そういえばさっきからカチューシャを外したままだ。
どうせこの男子もさっきと同じで・・・

「アタシは今機嫌悪いんだ!ちょっと八つ当たりさせてもらう!!」

「えっ、えっ、ちょ・・・!?」

右手で彼の手首を掴み、左手に持っていたカチューシャをセットしながら律は誰もいない教室のドアを開けた。

「あ、あのっ・・・気分を悪くさせたならあやまりま・・・」

「うっさーい!!」

怯える男子を椅子に座らせる。
近くにあったガムテープで彼の手首をイスの脚にグルグル巻きにした。

(アタシって鬼畜・・・♪)

それだけで律は背筋にゾクゾクとする何かを感じた。
469 ◆bhtt9De1Cxz0 :2009/10/09(金) 12:10:03 ID:aJqtLzHX
「こうすればしゃべれないよねっ」

「んぐっ!?」

椅子に座らされて動けない彼に馬乗りになる。
そしてゆっくりと彼を抱きしめるように顔を包み込む。
律は自分の胸に彼の顔を・・・埋めた。

(柔らかいっしょー!けっこう自信あったりして)

彼女は自分のバストを気に入っていた。
大きさではなく、その柔らかさで男を虜にする自信があった。

しばらくジタバタしていた男子だったが、次第にその抵抗が弱まってきた。

「はぁ、はぁ・・・あの・・・」

「またどうせ唯と間違えたとか、唯にラブレター渡せとか・・・」

「ちが・・・」

「あー!もうっ!!」

男子はまだ呼吸が整わない。
何かを律に伝えようとしているのだが、先ほどのバスト攻めが効いてしまっている。

「カチューシャとってあげるわよ。これで唯に見える?」

おでこの上で止まっていた律の前髪がパサッと降りてきた。
その一部が男子のまぶたにサラサラと当たって、彼をくすぐったくさせる。

「か、髪が・・・」

「うりうり♪」

前髪で男子の顔を撫で回す律。
見た目よりも柔らかい彼女の前髪が、男子を優しく魅了する。

「ねえ知ってる? あの子、エッチは激しいんだよ〜」

スルスルとリボンを外してブラウスを脱ぎだす律。
左肩だけ肌を露出させるような格好のまま、右腕を男子の首に絡ませるようにして抱きついた!

「・・・でもアタシも結構激しいかもね?」
470 ◆bhtt9De1Cxz0 :2009/10/09(金) 12:11:41 ID:aJqtLzHX
少し汗ばんだ律の肌をグイグイと押し付けられ、否応なく高められる男子。

「あなたの体に刻んであげる。アタシのスティックさばき♪」

少しだけ腰を浮かせて、器用にズボンのベルトを外す。
律は身動きの取れない男子の股間にそっと手を伸ばした。

キュッ・・・

「うわあああぁっ!」

「おおっ、なかなかいいものお持ちですねご主人様〜」

トランクスに指先を滑り込ませて、その硬さを確かめる。

「これは握りやすい太さ・・・くるくる回しちゃおうか?」

特に亀頭部分は念入りに指先でこね回す。
さらに指先で輪を作って、棹の部分を上下させると男子の腰が跳ね上がった。

「でも先っぽが滑りやすいみたい。滑り止めが必要ね」

律の巧みな指さばきに反応する男子のペニス。

「こんなにトロトロしたものを出しちゃって♪」

あっという間に潤滑液を搾り出され、
優越感に満ちた律に顔をのぞかれたまま男子は喘ぐしかなかった。

唯に似ているかどうかは別として、律は美少女の部類に入る。
だが残念なことに彼女自身はそのことに気づいてはいない。

「先っぽをハンカチで包んじゃおうかな・・・」

ガマン汁でヌルヌルの指先をいったんトランクスから抜き取り、ポケットの中のハンカチを探す。

「あっ! もっといいことしてあげるよ♪」

何かを思いついた律はそっと腰を持ち上げた。
そして自分のスカートの中に手を伸ばし、ズリズリとパンティを脱いだ。

「ホカホカしてきもちいいよぉ〜」

その脱ぎたてのパンティをペニスにかぶせると、男子がビクッと大きくのけぞった!

「フフッ、はっずかしい〜〜」

律が柔らかな生地に包まれた亀頭部分を優しく撫で回すと、嬉しそうにビクビクと震えた。

「さっきより大きくなってるじゃん!」

その言葉を聞いた男子は首を横にブンブンと振った。
それでも律の言葉責めは止まらない。

「女の子のパンツはかされて感じちゃうなんて信じられなーい」

男子の羞恥心をあおるような言葉を容赦なく浴びせる律。
471 ◆bhtt9De1Cxz0 :2009/10/09(金) 12:12:38 ID:aJqtLzHX
「でも唯のパンツじゃないもんね。残念でしたー♪」

そしてついに律は両手で力強くペニスを握り締めた。

「悔しかったら唯のために我慢しなさいよ?無理だと思うけど」

彼女の右手と左手が別々の動きを見せる。
片方は先端をこね回し、もう片方で棹を上下に擦る!

「こんなにカチカチならもう少し優しくしごいてあげるだけで・・・ふっふーん♪」

そして適当なタイミングで左右の手の動きを逆転させる。
決して慣れることのない刺激を受け続け、律に押さえ込まれた男子はあっというまに絶頂寸前に追いやられた!

「ほらほら、このままじゃイっちゃう?イっちゃいますね〜」

もはや男子が射精するのは時間の問題だと気づいた律は、軽い寸止めプレイで男子を翻弄する。
少し強めに亀頭を揉み解したり、棹をゆっくり扱いたり・・・

「いつもならここから寸止めしちゃうんだけど、今日は速攻でイかせちゃう!」

律はペニスにかぶっていたパンティを取り払うと、ヌルヌルの亀頭を素手で包み込んだ。
そして彼の顔を見つめながら小刻みに手首を上下させる・・・

「あ、ああっ、ダメですっ・・・でちゃ・・・」

「ふっふーん♪」

男子がイく直前になったのを感じた律は、徐々にしごく速度を抑えていった。
彼の呼吸が激しくなるにつれてゆっくりとした動きに切り替えていく。

(このリズムでイかされると病みつきになっちゃうかもね?)

律の手コキは精妙を極めた。
もはやイくしかない男子を天国の一歩手前で縛り付けてしまうような技巧。
彼女の下で喘ぐしかない男子にとっては、天国と地獄が入り混じったような時間が繰り返されている。

(気持ちいいのがずっと続いてるよぉ・・・!)

だがそれもやがて終わりのときが来る。

「ああっ、出ちゃう〜〜!!!」

「だらしないなぁ・・・ほら、イって!!」

律の許しを得て、さらに亀頭が膨らんだ。
ひときわ大きな声を上げて、男子は長い長い射精のときを迎えた。
472 ◆bhtt9De1Cxz0 :2009/10/09(金) 12:13:25 ID:aJqtLzHX
「出た出た♪ でもここからもう一回」

自分の手の中でペニスが弾け、真っ白な液体が彼の腹部を濡らした直後だった。
再び律はペニスを元気良く扱き始めた。

「ひいっ!?」

「それアンコール♪アンコール♪」

敏感になったままの亀頭をこね回され、悶絶する男子をきっちり押さえ込む。
そしてまたさっきと同じくらいの硬さまで導く。

「また元気になってきたよ!」

律は再び大きくなったペニスを愛しげに撫でながら、彼に軽くキスをした。

「律・・・さん・・・」

「お客さんのリクエストには応えないとね〜」

うっとりした表情の彼を見ていたら、律のほうも少し感じてしまったようだ。
軽く腰を浮かせて、彼とさらに密着する。
パンティを脱ぎ去って露出した繁みにそっとペニスを迎え入れる。

「すぐに出させてあげる。」

すっかり熱くなった膣口に、カチカチになった男性自身をあてがう。

クチュ・・・

「ああっ!!」

声を上げたのは男子のほうだった。

「ほらほらほらほら〜!」

律はそのままカチカチのペニスをクリトリスに擦り付けるようにしながら快楽を貪った。
男子のほうも一度きっちりと搾られたおかげで二度目の射精まではかなりの時間を要した。

しかし、自分の上で熱心に腰を振る律の痴態を見せ付けられてはたまらない。
体の底からあっという間に何かがせり上がってきた!

「あ、あたしも・・・気持ちいいかもっ」

息を弾ませる律を見ながら、男子もとうとう力尽きた。
さっきと同じように体を大きくそらせたまま、2度目の絶頂を迎えた・・・

「よしっ!思ったよりいっぱいでたから、この辺でカンベンしてやろー!!」

パンティをはき直して、制服もきちんと着なおした律は男子に向かっていった。
だが彼は律に激しく搾られたおかげで身動きひとつ取れない。

「これに懲りて唯と律っちゃんを間違えないよーにな!」

そういい残して、律は誰もいない教室をあとにした。
473 ◆bhtt9De1Cxz0 :2009/10/09(金) 12:14:48 ID:aJqtLzHX

「あー、すっきりしたっ!」

再びさっきのように首をコキコキさせながら歩く律だったが、思い出したように制服のうちポケットに手を伸ばした。

「アタシばっかり楽しんじゃったから、せめてあの手紙を唯に届けてあげようかな!」

自らのテクニックで骨抜きにしてしまった男子への罪滅ぼしとして、律は彼が書いたラブレターをその宛先に届けてやろうと考えていた。
だが改めてポケットから取り出した手紙を見て、律は愕然とした!

「ちゃんと折れないようにしてあげたんだから・・・あ、あれっ」

目をごしごししてもう一度見直す・・・間違いではなかった。

「う、うそ・・・これアタシに宛てた手紙・・・だったの?」

顔色が一瞬で青ざめ、すぐに赤面する。
自分のやったことに今更ながら律は動揺した!

「やだっ、どうしよう!アタシひどいことっ・・・」

「なんだ、騒がしいな〜〜」

「あっ、澪! どうしよー・・・」

律の様子が心配になった澪がやってきた。
事情を澪に話すために、二人でさっきの誰もいない教室へと向かった。

「うわっ!ミイラ寸前だ・・・ひでーな、律」

「唯のファンだと思って思いっきり搾っちゃったんだ!」

「ああ、さっきの・・・」

「でも違うんだ!アタシのファンだったんだ、この人っ」

いつになく慌てている律を見ながら、澪はポツリとつぶやいた。

「いいんじゃない? まさか彼も告白当日で律にエッチしてもらえるとは思ってなかったはずだし」

「そ、そうかなぁ」

「うん、だって気持ちよさそうな顔してるもん。この人。」

律はそーっと彼の顔を覗き込んだ。
たしかにそのようだ。
澪が言うように初回特典だと思ってもらうしかない。

「激しくしすぎちゃったけど・・・ま、いっか。」

頭をポリポリかきながら、律と澪は部室へと戻っていった。



END
474名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 01:12:31 ID:SjprM44r
今更だが乙!

積極的過ぎるりっちゃんも可愛すぎる
475名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 03:27:06 ID:+gSN8xmE
>>473 
またくだらない逆レイプもんかと思ってたけど、反省。
すごく萌えましたww
476名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 00:42:48 ID:Y+tGxrN5
書き込み無さ杉ワロタ

ってか投下無いと何話せばいいのかさっぱりだな
一行エロ妄想ならいくらでも出来るんだがそれもまた違うし
477名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 03:40:16 ID:f2oGysrz
けいおん人気も末期かな
478青太郎:2009/10/17(土) 04:39:57 ID:/C/5xX71
世の中にはほとんど「保守」だけで半年以上過ごしているスレがあるんよ。

>>476
こうですか? わかりま(ry
479名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 04:48:06 ID:/C/5xX71
   『とある姉妹の恋慕 姉編』
 ニア『とある姉妹の恋慕 妹編』
   『水天の落涙』New


≪ファイルが選択されました≫



 あの人を初めて見た時、なんだかとってもぴかぴかしてるなあ、と思いました。
 あの人と初めて話した時、なんだか優しそう人だなあ、と思いました。
 あの人に初めて抱きしめられた時――――。


 そんな感情がすべて恋に集約されました。


『とある姉妹の恋慕 妹編』


 みなさんこんにちは。平沢憂です。わたしはこの春中学三年生になり、いよいよ受験です。
お姉ちゃんは高校生になり、部活に入ったそうです。
あのお姉ちゃんがそんな風に積極的になるとは思いませんでした。
高校とはそれほど魅力的なところなのでしょう。度々話に出てくる“先生”もその一因のようです。
もしかしたらお姉ちゃんはその人に恋をしたのかもしれません。
さびしいとは思いつつも、心のどこかで安堵している自分がいます。なぜなら――――。
 あ、電話です。受話器を取ると、お姉ちゃんからでした。
『もしもし。憂?』
「うん。どうしたの? お姉ちゃん」
『あのね、今日先生がうちにくるんだ。だから』
「うん、わかった。準備しておくね」
『ありがとー。じゃ』
「うん」
 電話が切れたのを確認してから、わたしは受話器を置きました。
そっかー。とうとう家に呼ぶんだ。高校生って進んでるって聞いてたけど、まさかあのお姉ちゃんが……。
「お姉ちゃん、やっぱり“お兄ちゃん”のこと忘れたんだね……」
 わたしは今でも覚えてる。優しい眼差し、しぐさ、声……。もちろんあの約束も……。
だからいつも結婚とか、そういうことの想像の相手はお兄ちゃんだった。
結婚して、お兄ちゃんのお嫁さんになって、それから……。
「あ……!」
 頭をふって、赤くなった頬をあわてておさえる。いけない、はやく準備しなくちゃ。
お姉ちゃんに恥ずかしい思いはさせたくない。
 けれど……。
 いったいいつになったら、会えるのかな……。
 お兄ちゃん……。

480名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 04:56:59 ID:/C/5xX71
 扉が開く音を聞いて、わたしはとうとう来たんだと思いました。いったいどんな人なんだろう。
かっこいいのかな、それとも渋い大人っぽい人なのかな。
まさか悪い人なんじゃ……などと、期待と不安を胸に、二階から出迎えると――――。
 
 え……?

 そこにいたのは若い男の人でした。優しそうな……いえ、優しいんです。それはもう知っていることなんです。
 だってそこにいるのは“お兄ちゃん”だから。
 あの時より大人っぽくなっているお兄ちゃんが、変わらない優しい眼差しを向けます。
どきり、と心臓が跳ねたような気がしました。
「妹の憂だよ」
 お姉ちゃんに紹介され、あわてて我に返りました。お姉ちゃんは覚えていない。
そしてこういう風に紹介されるということは、お兄ちゃんもわたしたちのことを覚えていない可能性が高い。
「初めまして」
 これで否定されてもいいし、そのまま受け入れても構わない。
なぜなら、ここですべてを明かせば、お姉ちゃんも思い出してしまうから。
こればかりはやっぱり譲れなかった。だから今は耐えるんだ。本当は抱きつきたいくらい恋しいけど、我慢しなきゃ……。
 結局、挨拶もそこそこに、二人は勉強のためにお姉ちゃんの部屋へ行きました。
お兄ちゃんがわたしたちのことを忘れていたのは、喜べばいいのか、悲しめばいいのか……微妙なところです。
(でも、また会えた……)
 それだけで、今は十分。これから次第で、どうにでもなるんです。
離れ離れにならざるを得なかったあの頃とは違って、今はいつでも会えるようになったんですから。
「それに、約束したんだから……」
 また頬が赤くなりましたが、構わずいそいそとお茶の用意をします。
そういえばお兄ちゃんって何が好きなんだろう。さりげなく聞いてみよう。
 ――――ねえ、恋人っているの。
 階段を上がっている途中、お姉ちゃんの声が聞こえてきました。
わたしはとっさに足音を消して、耳を傾けました。そうだ、すっかり忘れていた。
お姉ちゃんはそうじゃなくても、お兄ちゃんはもう恋人がいてもおかしくないんだ。
わたしは急に心配になりました。いたとして、どんな人なんだろう。どこまでの関係なんだろう。
キスしちゃったのかな。もしかしてそれ以上の――。
 ――――ギターが恋人だ。
 ――――そうじゃなくて……。
 ――――いない。生まれてこのかた、そういうのはな。
 わたしはほっと胸をなでおろしました。よかった。
わたしは邪魔しては悪いので(本当は邪魔したい思いもあったけど)お茶とお菓子を差し入れて、
すぐに自分の部屋に戻りました。
カギのかかった机の引き出しから古びたアルバムを取り出し、表紙をめくります。
そこには一枚の写真が飾られていて、わたしは見るたびに胸が温かくなります。
写真の中で幼いわたしがお兄ちゃんに抱きついて、右の頬にキスしています。
お兄ちゃんは困ったような、驚いたような半笑いで……。
481名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 04:58:57 ID:/C/5xX71
(お兄ちゃん……)
 そっと下着の中に手を入れると、わたしはベッドに座り込みます。
「あ、あう……」
 こういうことをするようになったのはいつからだろう。気づいたらしていたんだよね。
寝ようとしている時、お兄ちゃんのこと考えてたら切なくて。苦しくて……。
いつの間にかあそこへ手が伸びるようになっていた。
いじる指はわたしのじゃなくてお兄ちゃんのになっていて、頭の中ではわたしたちは恋人になっていた。
『憂……』
 いままではあの頃のお兄ちゃんだったけど、今はさっき見た――すぐそばにいる――お兄ちゃんがわたしを可愛がってくれる。
「ん――――。ん――――。んぐ!?」
 声を聞かれないように、シーツを噛みつつ、指を筋にそって動かします。頭がぼんやりして、想像に没頭してしまう……。
『憂、大きくなったね。綺麗だよ……』
 優しい声で囁かれて、抱きしめられて……。アルバムに触れている手がぷるぷる震えています。
「ん。んあっ、あはっ。んっ、んっ」
 ああ、聞かれたらどうしよう。えっちな子だって思われちゃう。軽蔑されちゃうかな。
本当はこんなことするべきじゃないのに。なのになんでこんなに興奮しちゃうんだろ……。
「んっ、ふっんっ!? んくっ!?」
 くちゅくちゅって音が聞こえる……。きっと下着の中はすごいことになってるんだろうな。
あとで着替えなきゃ……。上の方にある皮をかぶった小さなお豆さんをこすると、体中に電流が走った。
「あ、ああ! んっあっ、や、ああっや」
 お兄ちゃん! お兄ちゃん! おにいちゃん! おにいちゃん!
『憂。いいよ、イってごらん』
「ああ――――!」
 シーツを強く噛んで、わたしは大きくビクンと震えました。その後震えは小刻みになり、やがておさまりました。
息を整えつつ、アルバムを見て微笑みます。
(お兄ちゃん、大好きだよ……)

482名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 05:06:25 ID:/C/5xX71
 シャワーを浴びて、下着を替えた後、居間でのんびりしていると、お兄ちゃんが降りてきました。
さっきの声が聞かれたかもと思いながら、どきどきして応対すると、もう帰ってしまうらしい。
「じゃ、じゃあその前にお茶でも……」
 あ、声上ずっちゃった。恥ずかしい。
「そうかい? じゃあご馳走になるよ」
「はい!」
 わたしは急ぎつつ、けれど落ち着きを持った感じを装いつつ、台所に向かいました。
ああ、スーツ姿のお兄ちゃんかっこいいなあ。お姉ちゃんはいつも見てるんだよね。ずるい。
「お疲れさまでした」
「ああ、ありがとう」
 きゃっ。お茶を渡す時手が触れちゃった。顔赤くなってないよね?
「憂ちゃんも大変だろうに」
「いえ、楽しいですから」
 お兄ちゃんとこうしてるのも楽しいよ。ずっとこのままでもいいくらい。
「偉いねえ。まったく、憂ちゃんみたいな子とお近づきになりたかったよ」
「そんな」
 心臓が早鐘を打つようにどくんどくんしています。いいの? いいんだよね? 
お兄ちゃん。しかしこのあとさらにお兄ちゃんはわたしをどきどきさせてくれました。
「憂ちゃんみたいな子が彼女だったらなあ」
「そんな彼女だなんて……」
「器量もいいしさ。ずっとそばにいてほしいね」
「あの、あの……! ごめんなさいっ!」
 もうダメ! もう無理! 逃げるように台所にきたわたしは、胸に手をあてて落ち着こうとします。
しかし落ち着くどころか、何度も頭の中でお兄ちゃんの言葉が反響してきて、まったく治まる気配がありません。
 それどころか――――。
「うっ……ひっく」
 嬉しすぎて涙がぼろぼろこぼれてきました。待ち続けた10年間が、やっと報われたような気がします。
たとえお兄ちゃんは覚えていなくても、あんな風に言ってもらえるのはすごく嬉しい……。
「ぐすっ、いいんだよね」
 もう待たなくても、いいんだよね。これからは好きな時に会えて、話せるんだよね。
 お兄ちゃん――――。
「それじゃ、お茶ごちそうさま」
「いえ……」
 まあ、でも。すぐに返事が出せるほど心の準備ができていたわけではないので……。
「明日お姉さんの実力見て、まずかったらまた来るけど……大丈夫かな?」
「あ、はい! 大丈夫です! お願いします!」
 もうちょっと待っててね、お兄ちゃん。いいよね?
 だってわたしは10年も待ってたんだから。

 
483あとがき:2009/10/17(土) 05:09:06 ID:/C/5xX71
こんな風なペースも、ある意味らしいといえばらしいかもしれません。
まあ、他の人の作品も見たいというのが正直なところなんですが。
それではこれにて。
484名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 09:35:31 ID:SuT1IFM+
>>483
乙です! いつも楽しませてもらってます。

憂可愛いなあ。
485名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 16:29:06 ID:8JrzOERa
俺は量より質派だから別にこのままでもいいや
486名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 15:15:54 ID:Sevbm9+v
【国際トピックス】オマーンに空港建設、マスコミは「オマーン国際空港」と呼ぶか苦慮
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news7/1250876574/

同空港の概要紹介
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/3843/1241598934/
487名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 14:33:15 ID:t2RqVUGh
あずにゃんがおしりの穴を弄られてえっちな気分になっちゃうssが読みたいでござる
488名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 16:34:59 ID:w7lpwp3z
読みたいでござる
489名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 20:27:54 ID:LntB2f0b
よーみーたーいーでーごーざーるー!
490名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 23:02:54 ID:gHplgQed
黄泉対出御座瑠
491青太郎:2009/10/21(水) 19:08:05 ID:EE8XLFS2
読みたいでござるー。
492名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 19:10:22 ID:EE8XLFS2
   ≪はじめから≫
   ≪つづきから≫
   ≪新規ルート≫
 ニア≪アーカイブ≫ New




  『とある姉妹の恋慕 姉編』
   『とある姉妹の恋慕 妹編』
 ニア『水天の落涙』New


≪ファイルが選択されました≫


 どこで道を間違えたのか、何が悪かったのか。わたしはいまだにわからない。
わかるのは、たとえわかったとしても、それがもう手遅れだということだけだ。


 『水天の落涙』
 

 入学当初は初心者でコードも知らなかった唯が、最近はめきめきと上達している。
もちろんわたしや律やムギが教えてるのもあるが、一番の理由は彼だ。
新任の教師である彼は、昔はスゴ腕のギタリストだったらしい。
ためになる話をいっぱい聞けるチャンスなのだが、何分出会いが悪すぎた。
おかげでまともに顔をあわせられない。
向こうもそれに配慮してくれているらしく、わたしとは接触しようとしない。
わかっている、わかってはいるんだ。
彼は思ってるほど破廉恥で下劣な人間ではないというくらい。
傍目から見ても、唯の話を聞いても、彼の優しさは、誠実さは、よくわかる。
 ……だからよけいに話しかけづらいのかもしれない。
「昨日はお兄ちゃんとねー、一緒にアイス食べたんだあ」
「へ、へえ」
 嬉しそうに語りつつも、ギターを捌く手にミスはない。
女の子は恋をすると強くなるとはよく聞くが、本当にそうかもしれない。
いつかわたしも、こんな風に惚気る日がくるのだろうか。……あまり想像できないけど。
「それでね、『アイスを食べてる唯は可愛いな』っていってね、お兄ちゃん自分の分をわたしにくれたんだよ」
「そう。よかったな」
「でもそれを見てた憂がねー」
 こういう話って、語ってる本人は楽しいんだろうけど、聞いてるこっちは……はぁ。
なんで唯なんだろう。こういう話には、一番疎いと思ってたのに。
「ほら。もう学園祭近いんだから、合わせるよ」
「はーい」
 わたしは残りの二人にも声をかける。恋もいいけど、今はバンドに専念しよう。
なんだか逃げみたいだけど、こういうことも大切だと思う。
 思うんだ――――。
493名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 19:12:52 ID:EE8XLFS2
「みんな、じゃあねー!」
 部活も終わり、楽器の片づけが済むと、唯はすぐに帰ってしまう。
最近ではよくあることだ。わたしたちが各々返事をすると、唯は頷いて、嬉しそうに走り去っていった。
「唯ちゃん嬉しそう」
「実際嬉しいんだろうな」
 嬉々として語るムギにそう返すと、律はスティックを手でくるくる回しながら、
「しかし男ができると付き合い悪くなるってのはホントだったんだなー。いいのかよ澪」
「何が」
「ライブが近いのに何も言わないじゃん」
「最近はギターの特訓してるって。むしろ助かってるよ」
「なるほど」
 そう、あからさまに遊ぶ気なら、練習を大義名分にあれこれ言えるのだが、これでは逆効果。
実際成果が出ているのだから、口の出しようがない。
……って、何で邪魔したいみたいな感じになってるの、わたし。
「唯ちゃんはいいなあ。好きな人に好きって言えて」
 ぼそり、とムギの呟きが聞こえ、そちらを見れば、ムギは窓の外をぼんやり見ていた。
まるでどうやっても手の届かない星を見上げているようだった。
「ムギ……?」
「あ……すみません。ぼうっとしてました。何でしょう」
「いや……何でもない」
 やっぱり、この歳になるとみんな、恋をするものなのかな。
何だかさみしいような、くやしいような……。
「ん? どうした、澪?」
「いや、何でもない」
 ま、こいつは例外だろうな。


 学園祭当日、声を枯らしたというアクシデントがあったものの、
唯はもう人前で披露しても恥ずかしくない――それどころか、こっちが気後れするほどのレベルにまで達していた。
唯がすごいのか、教えた人がすごいのか……多分どっちもだな。まったく、お似合いだよ。
 これが終わったらあの人にお礼を言おう。あ、それとも謝るのが先かな。
どちらにしろ、いいかげん会話くらいはしないと。きっとあっちも気まずいと思っているだろう。
わたしは彼がきらいなわけではないし、彼もそうだと思いたい。
出会いがもし違えば――やめよう、唯に悪い。ともかく、これが終わったら、彼と仲直りするんだ。
 そう、これが終わったら――――。
「…………」
 …………。わたしはだるい体をゆっくりと起こした。いい夢だったな。
ここはあの時のステージでもなければ、準備室でもないというのに。
『願いの一つぐらい――――叶えてみせろ!』
 振り向けば、ゲームに興ずる男の姿があった。
わたしはとくに興味を示さず、服を着て用務員室の扉に手を掛けた。
ゲームに熱中している今、声を出すのも億劫なのだろう。あの男は何も言わなかった。
携帯を見ると、昼の一二時をすこし過ぎた頃らしい。休日なので、廊下を歩く生徒の姿はない。
校庭で熱心な体育会系の連中が声を出しているくらいだ。
しばらく何も考えずに、ふらふら歩いていると、よく知った声が聞こえた。とっさに隠れる。
494名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 19:16:58 ID:EE8XLFS2
「あのな、弁当を用意してくれたのは感謝するけどな、何もお前が来ることないだろ」
「えー。だって二人きりになれるのって学校くらいしかないし」
「それはそうだけどさ……」
 唯と彼が空き教室にいた。不平をいう彼の顔は、不機嫌なそれではなく、穏やかで、優しいものだ。
「ほら、ここまで持ってきたごほーび……」
 目をつぶり、背伸びをする唯に、彼は片手で頭をかきつつ、受け取った弁当を机の上に置き――――。
 二人の唇が重なった瞬間、不意に瞳が潤んで、涙がこぼれた。拭っても拭っても、それが止まる気配はない。
「えへへ」
「まったく」
 笑って抱きつく唯と、微笑んで唯の頭を撫でている彼。
それが涙を通してぼやけて見える。……もうだめだ。
わたしは足音をたてないように注意し、その場を後にした。
 なにが、いったいなにが間違っていたんだろう。
どうして唯があんなに愛されて……幸せになって……。わたしは、わたしは……。
「うっく……ひっく、うあああ」
 外に出ると、雨が降っていたらしく、あちこちに水たまりができていた。
それが無様なわたしを映し、よけいに惨めな気分にさせる。
下着が吸いきれなかった粘液が水たまりに落ちて、小さな波紋をつくった。
「どう……して……」
 涙越しに見上げた空は、忌々しいほどに青く、澄み切っていた。




   【《アーカイブ》に戻る】
 ニア【メインメニューに戻る】
495あとがき:2009/10/21(水) 19:21:32 ID:EE8XLFS2
 需要に対して供給が絶望的に足りていない現在、
当方は支援を要請する次第であります。
496名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 19:59:54 ID:6KRCRyPl
相変わらずこの澪ちゃんは可哀想すぎる・・・
497名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 18:34:56 ID:NlKSZn5K
相変わらずバッドエンド臭がすごい。
澪が可哀想だな。

でも、面白いぜ。これからも続き待ってるよ。
498名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 04:08:28 ID:IILzy2bU
785 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2009/10/22(木) 22:20:53 ID:bUKJpOIr0
ぱふぅさんところ追記きてるね
やはりエキサイトが対応したようだ
http://www.pahoo.org/entrance/support/support.html

787 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2009/10/22(木) 22:21:56 ID:McPhONic0
更新されてるぞ
ttp://www.pahoo.org/entrance/support/support.html

権利者もエキサイト運営もキビキビ動いてるなぁ

375 名前:友達の友達の名無しさん[] 投稿日:2009/10/23(金) 03:49:36 ID:BCmmhEKt0
権利者(「その人」)からpixivへ
「入れてあった著作者表示も意図的に消された上で写真を無断盗用されました。
 適切な処置をして下さい」

pixiv「弁護士と相談するから待っててね」
→「東京幻想に削除依頼するから個人情報教えて」

権利者
「セキュリティ対策してないフォームから個人情報送信するのは不安。
 必要なら郵送するので送付先教えて下さい」…10月3日

pixivから音沙汰無し

権利者「10月3日に問い合わせてから2週間以上連絡ありません。
 最初の問い合わせから5週間経ってます。
 状況を知らせて下さい」…10月18日

pixiv
「もう該当画像がpixiv内になくなったので知りません。
 以降、この件で問い合わせあっても返事しません」
499名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 04:22:49 ID:dOMjuxeE
乙です。澪が哀れですが面白いです。
続きも待ってます。
500名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 21:22:45 ID:aD2D1r9D
俺も今書いてるんだが、仕事が忙しくてなかなか…
小出しにすると叩かれるから一生懸命書き貯めてるけど、この分じゃいつ書き終わる事やら
501名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 17:28:13 ID:V0ofwh0L
澪「支払いは任せろ!」

むぎ「やめてー!」
502名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 15:48:04 ID:73piV6tB
乙です
澪ちゃんにも愛の手を〜
503名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 02:40:59 ID:JFDuFeIG
あずにゃんと濃厚なスカトロプレイがしたいにゃん…
504名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 12:14:34 ID:ieBgttXy
俺、この戦争が終わったら澪のハッピーエンドルートが追加されるって信じてるんだ……

澪が一番かわいそうなんだが、男子バンドの一人が悪役というのもちょっと抵抗が有るっぽい
結局それはそれって事なんだけどね〜
505名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 00:02:48 ID:0img9KsD
保守
506名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 16:33:16 ID:WPFUP8kz
つかさが不幸になっているようです2
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1256694100/
507名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 02:11:44 ID:urm5ZGkK
もう職人さんは来てくれないのか…
508名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 03:18:34 ID:hv5nqcaJ
>>507
百合を書くと百合板行けと叩かれる(もしくは論争で荒れる)から投下しないだけだけど。
それとは別に、今書いている人については気長に待っていれば投下するんじゃね。
509名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 05:52:14 ID:zQ+HDhgM
>>508
何だその未練がましくてみっともない書き込みはよ。気持ち悪い。

そこまでして投下したいなら、とっとと自分の書きたい物を書いて投下して
後は荒れようと何しようと一切口をつぐんで居れば良いものを
百合の件がどれだけこの場所に迷惑掛けたのか自覚ないだろ。

もういいから一切書き込みせず他所へ行け。
迷惑だ。
510名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 07:59:58 ID:hv5nqcaJ
>>509
何を怒ってんだか。
511名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 12:48:12 ID:SC9qPbd9
>>508
(;^ω^)
512名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 18:26:25 ID:jG/k6ev0
>>509
アメリカみたいな方ですね
513名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 21:16:37 ID:ZNm5vfsx
相変わらずすげー過疎ってるのな
514名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 23:07:45 ID:9sPZO6pJ
よし、ここは俺が書いて流れを変えるしかあるまい!
515名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 02:48:33 ID:4xWSdvTs
しばらくぶりに見たらアニメ2板のけいおんスレは
ほぼ終焉してるんだな。

アニメ放送の終了が遅くて7月で、あれから4ヶ月?
終わるの早すぎじゃないか?まあしょうがないとはいえ。
同人とかはまだぼちぼち出ているみたいだが……
516名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 20:25:04 ID:ShC8QON6
所詮一過性の人気
わかってたことじゃないか
517名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 13:52:29 ID:Km+mg14Y
本スレは今でも結構にぎやかだと思うが・・・PINK系列板のけいおん!スレはほぼ終わっちゃってるけど
518515:2009/11/24(火) 02:16:45 ID:u0dAgqe9
>>517
その通りだわな。今見たら健在だった。

けいおん!紅茶627杯目
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1258949307/l50

どうやら再利用されかけで途中放棄された重複スレを
間違って参照してしまった模様。
誤報スマソ
519名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 19:55:03 ID:fBHquJy7
保管庫更新して戴いた模様。thx > xNdoYlD0HQ殿。
-- eroparoside
520名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 07:37:22 ID:+BQVGTB6
保守
521名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 08:31:17 ID:hR+3cdPG
tesut
522青太郎:2009/12/09(水) 21:23:48 ID:ivTqCKJe
 規制は辛いです。
523名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 21:25:26 ID:ivTqCKJe

   ≪はじめから≫
   ≪つづきから≫
 ニア≪新規ルート≫
   ≪アーカイブ≫


≪!注意!≫


≪すでに特定のルートのセーブデータが存在するのでルート選択・変更が制限されます≫ 



 おとうさんとおかあさんにおもちゃやさんにつれてってもらった。いつもはそとからみているだけだったのに、きょうはなかにいれてもらった。
おとうさんが、ひとつだけすきなものをえらんでごらん、とぼくにいった。ぼくはまえからほしかったものがふたつあって、まよったけど、すごくなやんで、ひとつにきめた。


 ニア『このたたくのがほしい』
   『このおすのがほしい』


≪ルートが選択されました≫


 あの時俺に玩具を与えたのは、罪滅ぼしのつもりだったのか、それともただの憐れみだったのか。
まあ、そんなことはどうでもいい。要するにあいつらはくそったれのクズ野郎ってことだ。テメエの都合だけで簡単に他人を切り捨てるクズ。
そんなに自分が可愛いか。反吐が出る。だがそれ以上に俺をムカつかせるのは――――。
 俺の周りにはそういう腐った野郎が大勢いたってことだ。


 ドラムルート  〜中華料理人〜

524名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 21:26:47 ID:ivTqCKJe

「屋台の設置場所はここで……あ、一応いっておきますけど、火の扱いには十分気を付けてください」
「ああ、わかってる」
「それから……」
 あの人の頼みとはいえ、なんで俺が女子高の出し物をやらなきゃなんねえんだ。
しかし、逆らうとロクな目にあわんしなあ……。ここはしたがっておくしかねえ。
「……以上です。何か質問は」
「いや、ない」
 俺は渡された書類一式に目を通して、視線を眼鏡をかけた女生徒に戻した。若いくせによく働くものだ。
「それと――これは私見なのですが――笑った方がいいですよ」
 そういって微笑む彼女に、俺は怪訝な視線をおくった。そんなことをする必要がどこにあるのか。
へらへら年下の女の機嫌を取ってでも売れということか。冗談じゃない。俺にそんなものはいらない。
「仏頂面してたら、お客さんが逃げちゃうと思います」
「逃げるなら売らなければいいだけだ」
 女生徒はくすり、と笑って、
「それもそうですね。失礼しました。……自信がおありなんですね」
「これでずっと飯をくってきたからな」
 辛い修行を乗り越え、親方から店を託されて以来、俺はそうやって生きてきた。だから自慢できるというものだ。
「それじゃ、楽しみにしてますね」
「金を払えば作ってやる」
 それだけいって、俺は生徒会室を出た。書類の束を小脇に抱えて歩いていると、無駄に金のかかっていそうな扉から誰か出てきた。
扉横の壁面にあるプレートには『校長室』とある。
「おや、懐かしい顔ですね」
「……けっ」
 あのキザ野郎か。相変わらずの白い服と、ヘラヘラしたツラだ。そいつはチラリと俺の脇のものを見て頷く。
「なるほど。あの方も配慮はしてくれているようだ」
「何の話だ」
「私の独り言ですよ。耳障りなら鳥の囀りとでも思ってください」
 こいつは相変わらず遠まわしでキザだな。俺は鼻を鳴らしてさっさと歩く。するとこいつは隣を歩きだしやがった。
「外部からの出店ですか。真っ当な職につけたようですね」
「どっかの大馬鹿野郎のクソッタレのおかげでな」
 そうだ。本当なら、もっとやりたいことがあったんだ。あいつが邪魔をしなければ……クソッ、思い出すだけでムカムカしてきやがる。
「まだそんなことを」
「うるせえ。事実だろうが」
「あなただって、彼の真意はもうわかっているでしょうに」
「知るかそんなもん。だいたいなあ、俺はお前も許しちゃいねえんだ」
 俺がそういうとこいつは床に視線を落として、深いため息を吐いた。
「自分は悪くない。すべての責任は相手にある……すばらしい思想だ。敬意を表しますよ。見習いはしませんけどね」
 なんだよそれ。いつもそうだ。てめえ――てめえらは全部わかってますみたいな顔して、俺を見下して、除け者にする。
そうやってお前らは自分を守って安心したいんだろ? クソ野郎どもが。 
 話を変えましょう、とこいつは言いだし、窓から見える施設を指さした。
「あそこでライブをやる一団があります。奇遇なことに、人数と使用楽器が我々と同一なのです」
「だからどうした」
「……まあ、見せた方が早いでしょう。少々のお時間をいただきますよ」
「…………ふん」
525名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 21:28:39 ID:ivTqCKJe
 まあ、開店には間があったわけだし、外で時間をつぶすよりは校内にいた方が都合がいい。
俺は仕方なく、こいつの提案を受け入れてやった。道中、物珍しそうにこっちを見る女どもに視線を返すと、あわてて目をそらすか、こちらを見続ける。
なんだ、逃げやしねえじゃねえか。
「教職員に男性がいるとはいえ、やはり珍しいんでしょうね」
「知るか」
 そいつらことごとくに笑みを返すこいつは、傍目から見ればたらしだ。
 ――――やっぱりあっちの優しそうな人がいいなあ。
 ――――ええー。わたしはああいうワイルドな方がいいと思うけど。
 ……あの大馬鹿野郎はこういう雰囲気が苦手だったな、そういえば。今はどうしているんだか。ま、知ったこっちゃねえけど。
 講堂の中は見渡す限り、女でまみれていた。ここにあいつがいれば、『女の宝石箱やー!』とでもいったのだろうか。今はもう知るよしもないが。
「立ち見でいいですか?」
「ああ。どうせすぐに出る」
 合唱部のコーラスをぼんやり聞いている横で、白服は何かを探しているようだった。目当ての女でも捜しているのだろうか。
こいつも変ったな。いや、それをいうなら俺もか。もっとも、俺は変わりたくて変わったわけじゃないが。変わらざるを得なかった。
夢をあきらめて、好きでもないことやらされて……。もちろん俺を雇って育ててくれた親方には感謝している。
だけど、俺が本当にやりたかったのは――。
「あ、やはりいましたね」
 白服に肩を叩かれ、そちらを見ると、俺は目を見開いた。アナウンスが軽音部の出番であることを告げるが、そんなことはどうでもいい。
「やはり知りませんでしたか。彼らは、この学校に勤めているんですよ」
 あいつらがいた。俺と白服と共にバンドを組んだ、あいつらが。苦々しい気持ちが胸に満ちていく。
「これが見せたかったものか……」
「これは半分です」
 白服はもうあの二人を見てはいなかった。ステージで今まさに演奏を始めようとする四人を見上げていた。
いや、もしかしたらその中の一人に注目しているのかもしれない。
「私も彼らも、もう後進の育成に力を注いでいます。もう終わったことに執着するのはやめにしませんか?」
「俺の中では終わってねえ。てめえらが勝手に終わりにしただけだろうが……!」
 そうだ、あんなの認めねえ。俺がそういうと、白服は目を細めた。
「やはり私の言葉は届きませんか。あの方の厚意を無下にするのは残念ですが、仕方ありませんね」
 話は以上です、といって、白服は前の方の席へ移動した。その背中を俺はひと睨みしてから、視線をステージに戻す。
『ワン ツー スリー フォー ワン ツー スリー!』
 ドラムの女が、スティックを叩いている。やがて演奏が始まり、四つの楽器が動きだす。全員、楽しそうに演奏している。
実際楽しいんだろう。楽器を鳴かせるのが、楽しくしかたないんだろう。俺もそうだった。毎日が楽しくて楽しくて――――。
「…………チッ」
 何を今更。もう戻りはしないっていうのによ。もう時間も近い。屋台に向かっても早すぎることはない時間だ。
だが、プログラム通りなら、すべて聞いた後でも問題はない。
 …………。
 …………。
 …………。
 ……チッ。
 結局、俺は全部聞いてから行くことにした。…………ところで、作詞した奴はどんな感性してんだ?

526名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 21:30:16 ID:ivTqCKJe

「毎度」
 売れ行きは上々だった。なぜか女生徒が大量にやってきて、飛ぶように売れた。
まさかラーメンがここまで女子高生に人気だとは思わなかった。今度からはもっと仕入れよう。
「よっ」
「……うっす」
 あの人――山中さわ子がやってきた。ここで教師をしていると本人から聞いた時は驚いたものだ。
「生徒から聞いたわよー。『おいしいラーメンを作る美形がいる』って」
「どうも」
 注文を受け、さっささっさとつくる。渡すと、「ああ、本当においしいわねー」といって去っていこうとする。
「あの……お代」
「ああ、ツケといて。今月ヤバいのよねえ。やっぱり持つべきものは有能な後輩ね」
 まるでそれが当然のようにあの人はそういって人ごみに消えていった。これだから縦社会はいやなんだ。
 陰鬱な気分で調理していると、さっき見た顔がやってきた。たしか真鍋とかいったか。
なぜか警官がかぶってそうな帽子を頭にのせている。
「売れてますか?」
「これでラストだ」
 代金をもらい、俺は盛って差し出す。受け取った真鍋は、さっそく口にする。
「本当。おいしい……」
「……当たり前だ」
 俺はあらぬ方を見て視線をそらした。こうストレートにいわれると、気恥ずかしいものだな。
 なんて思っていると――――。
「ラーメンを頼もー!」
 かなりの速度でここまでやってきたこいつの顔も覚えがある。さっきステージでドラムを叩いていた奴だ。
「売り切れだ」
「なんだとー!?」
「ごめん、わたしで最後なの……」
 すまなそうに真鍋が言うと、カチューシャの女は、
「和さん、ちょいとそれをいただけやせんかねえ」
 いやらしく両手をにぎにぎさせながら詰め寄る女に危険を感じたのか、真鍋は後ずさる。
「えっと、それはちょっと……」
「よいではないか。よいではないか」
 俺はため息ひとつ吐き出して、カチューシャの女を制した。それから、昔親方が作ってそのままにしていたチラシをその女に渡す。
「そんなに食いたいなら本格的なのを食わせてやる」
「お、意外と近いじゃん」
 視線を紙面に走らせて女が嬉々として言う。近いから出張にきているんだ。博覧会に呼ばれるのなら別だがな。
「ほうほう。よっし、絶対食いに行くからな」
「好きにしろ」
 ていうか、タメ口かよ。真鍋もそのチラシをのぞきんで、
「わたしも行っていいですか?」
「好きにしろ」
 最近の女子高生はこういうのがブームなのか? さっぱり理解できん。ま、客が増えるのはいいことだな。
常連はいるにはいるが、それでもやはりこういう新規の客を育てるのが商売の基本だ。親方の受け売りだがな。
さて、片づけるか。おら、お前らはもう帰れ。
「それじゃ、あとで」
「またなー」
「…………」
 俺は二人を一瞥するだけにとどめ、リヤカーをひいた。“また”とか、“あとで”とか、そういう無責任な言葉は今でも嫌いだ。
そこに確実はない。だから裏切られる。
 だから、嫌いなんだ。
527名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 21:31:11 ID:ivTqCKJe
 ――『あとで会いましょう』
 ――『また会おうな』
 そう言った夫婦は、息子を置き去りにしてどこかへ消えた。捜す気はない。捜したところで、過去が戻ってくることはないからだ。
ただ、自分が満足するかどうかの問題。なら、そういうのはさっさと見切りを付けるに限る。なあなあの関係が一番始末が悪い。
 だから俺はあいつらとも縁を切った。裏切ったから。『そうではない。事情があるんだ』? 聞きあきたよ、そんなごまかし。
(結局人間関係ってのは、利がなきゃ成立しねえ)
 それが商売だとか、信用だとか、友情だとか、言い方を変えて存在しているだけだ。
すなわち、信用できるのは互いに利が存在する関係――商いってこった。金に対するサービス。何とも分かりやすい繋がりだな。
 ま、利益があるうちは相手してやるよ。
 その先は、知らねえな。
 俺はいつもの無表情をさげて、因縁渦巻くそこを後にした。



≪オートセーブします≫



≪セーブが完了しました≫

ニア 【第二章へ】
   【やめる】


528あとがき:2009/12/09(水) 21:32:24 ID:ivTqCKJe
規制には困ったものです。
529名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 22:13:45 ID:OHqAm88N
お久しぶりです
がむば
530名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 16:28:45 ID:7Oc1nVYn
やばい、やっぱあなたの作品は大好きだ。
規制が解けたのはなんとも嬉しい。
531名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 19:44:32 ID:16w7w7i1
お久しぶりです
ついにドラムルート 楽しみにしてます!!
やはりと言うべきか…白服はおすほうのようですね
532名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 20:39:04 ID:PudgNh4x
お久しぶりです
ドラムルート楽しみです!
533名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 04:09:32 ID:9YXRg9t1
お久しぶりです。待ってました。
今回も続きを楽しみにさせていただきます^^
534名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 11:49:57 ID:eVsBTkrM
これは期待
535名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 12:14:12 ID:wUYuYJlk
後進育成?
一人はハメ撮りして飲尿させて孕ませて中絶させてたような…
536名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 16:23:01 ID:C17tgfpH
正直澪編はハード過ぎるだろ・・・常人なら精神病んでるレベル
537名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 17:52:26 ID:Y0WmKLwe
>>535
口からアンモニア臭のする澪たんハァハァ…
538名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 08:36:08 ID:BUnCYvDL
あずにゃんの痴漢電車がみたい
539名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 19:59:05 ID:TUKJRzyt
けいおんは化に敗北したアニメ、もう終わったアニメなんだよ
職人なんて来るわけねえだろ。いい加減気づけよけいおん厨
こんなスレさっさと落とせ。目障りなんだよ
540名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 19:25:10 ID:4DcFdcNF
まあ気長に待とうか
541名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 20:06:31 ID:L/254AcO
>>539
何息巻いてんだ
542名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 07:19:35 ID:wnYaa2qv
唯と先生(オリキャラ)で投下します。
543唯のせんせー:2009/12/24(木) 07:22:53 ID:wnYaa2qv
「先生」と唯が付き合い始めて半年経ったある日の放課後。

先生「すーすー」
唯「…んせー、せんせー?」(ぷに…ぷに…つんつん)
先生「ん〜…?」
唯「はわわっ」

がんっ

唯「はぎゅっ」
先生「だ、大丈夫か?」
唯「あいたたた……お、おおぉぅっ?せんせーおはようごじゃりまふっ」
先生「…おはよ。とりあえず落ち着いて。お茶でも飲んで」
唯「はー…はー…こくこく」
先生「あ…上着、かけてくれたんだ?」
唯「え?え…えへ。せんせー、こんなところ(部室)で寝てるから。風邪ひいたら大変だし。お、お裾分けっ」
先生「はは、ありがと。助かったよ」
唯「えへん」
先生「で、ついでにキスしたんだ?」

ガチャン

唯「っちちちがっ!ししししてないですよっ」
先生「本当に?」
唯「うっ…………ま、まだだもん」

ちゅっ

唯「っ」
先生「唯は本当に可愛いな」
唯「んにゅ」

ちゅ…ちゅ…れろれろれろ。

首筋から頬、唇へと移動するようにキスをしていく。
唯「んぱっ…はっ…は…はっ……はぅ」
先生「大丈夫?続ける?」
唯「う…うん。あ…ちが、そうじゃなくてっ。あのっあのねっ。せんせーにお願いがあるの」
先生「うん?」
544唯のせんせー・2:2009/12/24(木) 07:25:19 ID:wnYaa2qv
二人きりの部室。
椅子に座る先生の上に、唯はちょこんと座った。

唯「えへへ。ずっとやってみたかったんだ〜」
先生「そりゃ良かった」
唯「せんせー椅子っ」
先生「まんまだね」
唯「んしょ…んしょ」

何度か座り易い位置を探る度に、ぷにぷにしたお尻が先生の股間に小刻みに当たり続ける。

先生「…どうですか?お客様。座り心地は?」
唯「な何てゆーか…上手く言えないけど…すっ座り易くはないですねっ」
先生「へー…帰ろうか」

肩を押して立たせようとすると唯が強く抵抗した。

唯「でもっ。でもでもでも、凄く落ち着くの。…きっ気持ちいいし。えへへ。もう少しこうしてても…いいですか?」
先生「好きなだけいいよ」唯「はうっ」

耳元で囁きながら腰に手を回し、うなじにキス。

唯「んっ…あ…あっ…あにゅ」
先生「唯…」

ピクピク唯が感じる度に、股間にお尻がぐにゅぐにゅと食い込む。

唯「っ…せ…せんせー。もしかして…おっきくなっちゃった?」(ぐにぐにゅ)
先生「う…うん。でも唯も少し濡れてない?」
唯「はぅっ!?ななな何でわかるの〜?」
先生「あ、本当なんだ?」
唯「う〜///」
545唯のせんせー・3:2009/12/24(木) 07:29:22 ID:wnYaa2qv
するっ
無言で制服に手を滑らせシャツの中、ブラの上から胸を撫でていく。

唯「せ、せんせー…だ、だめ〜っ。ここ部し…あんっ」
先生「大丈夫だよ。秋山たちはもう帰ったみたいだから。鍵もしてるし」
唯「で、でもでも恥ずかしいよ〜」
先生「俺は恥ずかしくないよ」
唯「い、いいいじわる〜」
先生「唯が…可愛いから」
唯「やぁ…っあ…あ、あ、んっ」

ふにふにぐにゅぐにゅ
胸を揉みしごく度に股間にお尻が当たり続ける。

コリッ
軽く乳首を弾く。

唯「あぅっ。せ、せ、せんせ〜……。も、もだめ。汚れちゃうっ」
先生「もうちょっと…黒タイツを堪能したいんだ」
唯「へっ変な事言わにゃいで〜…あっ」

ビクンッ

唯「はー…はー」
先生「唯?イッちゃった?」
唯「お、おかえしっ」(カチャカチャ)
先生「ちょ…ゆ、唯っ…ンッ」

唯「ちゅぱっ、ちゅぱちゅぱっ…ぁうっ」
先生「ゆ、唯…どこで…こんな…あっ」
唯「い、いちゅもせんせーから…さ、されてるもんっ」
先生「ん、は……んちゅっ」
唯「ひゃあっ?せ、せんせー、抵抗しちゃらめぇっ」
先生「こんな近くで…唯のお尻があるから…んちゅっちゅうぅっぷは」
唯「あぅっあ、ちゅぱ、あんっあっんっんっんっあぅっ」

ぶしゅっぶしゅっ
何度もイキ続ける唯とは逆に一度もイカない先生。

唯「せ…せんせー…私もしかして、へた?」
先生「や。き、気持ち良いよ。我慢してるだけ」
唯「…うぅ」
546唯のせんせー・4:2009/12/24(木) 07:32:38 ID:wnYaa2qv
しょんぼりする唯の頭を撫でて囁く。

先生「かわりに新しい事しても良い?」
唯「ふぇっ?いいいよいよっすか?おおおてやわらかかラカッ」
先生「あ、違う。違うって。これをこう挟んで動くだけ。…スマタってやつ。わかる?」
唯「すまた…」
先生「い、いいかな?」
唯「こくん」
先生「ありがとう」

ぐちゅっぐちゅっぐにゅっ

唯「ふゃあっ。せんせー…何かこれ、へんっ。やらしー」
先生「き、気持ち良いよ、ゆい」

ぐちゅっぐちゅっ

唯「やあぁうっ。やらしっやらしーよっ」
先生「くぅっ…は…はっ」
ぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっ

先生「ごゴメン、もうっ」
唯「ふぇっ?」

ドビュルルルルッ…びゅぅっ…びゅっ…びゅっ
先生の白濁が唯の下腹部一面に地図を広げた。

唯「はー…はー…せ、せんせー…せんせーの……えっち」
先生「はっ…はっ…ご、ごめっ…っ」

先生は謝罪の代わりに微笑みながらキスをして。
唯は絡めた指先に少し力を込めた。


おしまい
547名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 07:38:36 ID:wnYaa2qv
以上です。
548名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 10:52:17 ID:0TFh/ezE
>>547
乙です。甘甘でよかった。
549名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 23:31:08 ID:6tD0Zr8b
なんか唯っぽく無いなぁ…小学校低学年って感じがする
550名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 00:46:53 ID:1zsLL9uh
>>547
乙、やっぱりエロパロは純愛に限ります
551名無しさん@ピンキー:2009/12/29(火) 01:54:22 ID:Up/lNKaq
平均的な日本女性の膣の奥行きは7から10cmです
これをもってペニスは10cmあれば短小ではないという説があります
しかし女性器には子宮頸部からさらに曲がった方向に奥があります
ここにさらに深く挿入できることを知る経験者は男女ともさほど多くありません
男性は亀頭先端から強烈な反発力を女性は最深部まさにお腹の中をかき回される快感を味わいます
この時の快感や刺激を知っている女性は普通の奥と思われてる子宮頸部への挿入では満足できません
ですからペニスの長さが15cmに満たない短小な男性は性経験の少ないできれば処女を選びましょう
極端な低身長で性器が未発達の膣の奥行が短い女性に根強い需要があるのも同じ理由と考えることも出来ます
552名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 18:40:08 ID:7JrPXEFT
保管庫にエロパロ板12月分2作を追加更新。
ただし投下まとめページが編集不可能な模様。
どなたか更新できる人plz。出来なければ来年までとりあえずそのままということで。

内容は以下2行を

|[[ドラムルート 〜中華料理人〜>http://wiki.livedoor.jp/keionclub/d/%a5%c9%a5%e9%a5%e0%a5%eb%a1%bc%a5%c8%20%a1%c1%c3%e6%b2%da%ce%c1%cd%fd%bf%cd%a1%c1]]|青太郎氏| オリ男料理人×律| 2009/12/09(水) 21:23:48|
|[[無題(唯×オリ男教師)>http://wiki.livedoor.jp/keionclub/d/%cc%b5%c2%ea%28%cd%a3%a1%df%a5%aa%a5%ea%c3%cb%b6%b5%bb%d5%29]]|青太郎氏| 唯×オリ男教師| 2009/12/24(木) 07:19:35|

|[[無題(唯×オリ男教師)>http://wiki.livedoor.jp/keionclub/d/%cc%b5%c2%ea%28%cd%a3%a1%df%a5%aa%a5%ea%c3%cb%b6%b5%bb%d5%29]]|青太郎氏| 唯×オリ男教師| 2009/12/24(木) 07:19:35|

の次の行に追加。

ではよろ。
553名無しさん@ピンキー:2010/01/03(日) 14:29:25 ID:IY/cWcMF
録画を見直してたら、13話の聡が可愛すぎたので
聡と澪で妄想を煮込んだものを投下します。
エロはこの投下ではないけど、続きでこつこつ書いてます。
554男の子女の子 1/5:2010/01/03(日) 14:30:54 ID:IY/cWcMF

Side Satoshi

唐突だけど、俺には好きな人がいる。

「ただいまー」
「お邪魔します」
「おかえりー」
今から顔だけ出して姉ちゃんを出迎える。
ばたばたと靴を脱ぐ姉ちゃんとは対照的に、きちんと脱いだ靴を揃えているのは、秋山澪さん。
姉ちゃんの幼馴染み。
「澪さん、いらっしゃい」
「お邪魔します、聡くん」
内心の照れを悟られないように、出来るだけきちんとあいさつする。
「聡ー、部屋で勉強するから、後でお茶とかお菓子持ってきてよー」
「おい律、自分でやれよ」
「えー別にいいじゃん」
ぶーっと頬を膨らませる姉ちゃん。
少しは澪さんを見習って女らしくなればいいのに。
「いいです、澪さん。適当に持ってくから、ちゃんと勉強教えてもらえよ姉ちゃん」
「わかってるよ。補習はやだもんなぁ」
「ほら律、早く勉強するぞ。じゃあ、聡くん」
「いででででで、耳ひっぱんなよー!」
姉ちゃんが澪さんに引っ張られていく。
我が姉ながらもう少ししっかりして欲しいと思う。
そしてやっぱり澪さんは素敵だ。
俺の好きな人、秋山澪さん。
555男の子女の子 2/5:2010/01/03(日) 14:31:38 ID:IY/cWcMF

Side Mio

唐突だけど、私には好きな人がいる。

「まったく、唯といい律といい、家族に頼りすぎだ」
「えーーあたしゃ唯ほど酷くねーよぉ。それに聡は憂ちゃんほど頼れねーもん」
律の部屋で勉強道具を広げつつ、さっきのことを突っ込む。
相変わらずごちゃっとした部屋だなぁ。
「どっちもどっちだ。ほら、勉強するぞ」
「えー帰ってきたばかりなんだから、ちょっと休もうよー」
「あのなぁ、律」
「もうすぐ聡がお茶持ってくるからさぁ」
にひひと、律がいやらしい笑みを浮かべる。
自分の頬が少し赤くなっているのがわかる。
「しょ、しょうがないな。ちょっとだけだぞ」
「はいはい、わかってますよ澪先生」
暫くして、ドアを叩く音がする。
「姉ちゃん、入るよ」
「おー」
お盆を持って入ってきた聡くんが、ベッドの上でぐだーっとなっていた律に顔をしかめる。
「もっとしゃんとしろよ姉ちゃん。制服皺になるよ」
「だいじょうぶだいじょうぶ。それよりお茶ー」
「はいはい。あ、澪さんもどうぞ。買い置きのお菓子で申し訳ないですけど」
聡くんのお日様みたいなにおいに、ちょっと胸が高鳴る。
「いいよ。聡くんも大変だね」
「澪さんほどの苦労じゃないですよ」
互いに顔を見合わせて笑いあう。
「なんだよー、私一人だけ悪者かよー」
ぶーぶーと律が抗議の声をあげる。
「んじゃ、ちゃんと勉強しろよ姉ちゃん」
「るっせー、高校生は大変なんだぞー」
殴るぞーというポーズを見せる律に、お盆でガードをしつつ部屋を出て行く聡くん。
私の好きな人、田井中聡くん。
556男の子女の子 3/5:2010/01/03(日) 14:32:57 ID:IY/cWcMF

Side Mio

お茶とお茶菓子で軽く休憩した後、早速勉強を始めた。
こういう時だけは律も素直に勉強する。
暫くの間、部屋には律がシャープペンをはしらせる音だけが響いていた。
「なぁ澪」
「なに?」
テキストを見ながら、適当に返事をする。
「やっぱ今でも聡のこと好きなの?」
「なぁっ!?」
律のとんでもない言葉にテキストを取り落とす。
「あ、やっぱそうなんだ」
「なななな、なに言いだすんだよ!」
「いやだから、澪って聡のこと好きなんだろ?」
「べべべべべ、別に、すすすす、好きとかそんなんじゃ!」
顔が真っ赤になっているのがわかる。
律に背を向けて、両手で顔を隠す。
「何年幼馴染みやってると思ってんだよ。澪ってけっこうショタの気あるよな」
「しょ、しょたって!?」
自分の隠してる性癖を指摘されて、余計に狼狽してしまった。
「聡が半ズボン履いてるの見た時の澪の顔、かなりやばかったぜ」
「うっ!」
「流石に中学に上がってからはそういう服装しないけどさ」
小学校の頃の聡くんのことを思い出し、胸のどきどきが増す。
「それにー、我が弟ながら結構もてるみたいだぞ」
「ほんと?」
「うん、ラブレターもらってたぞ。私に見つからないよう隠してたけど」
律の話を聞いて、ちくちく胸が痛む。
聡くんも同い年の子がいいのかな?
「澪さえよけりゃ協力するけど、どうする?」
「協力?」
恐る恐る振り返ると、律はにやりといやらしい笑いを浮かべていた。
557男の子女の子 4/5:2010/01/03(日) 14:38:13 ID:IY/cWcMF

Side Satoshi

「おーい、さとしー」
居間でゲームをしてると2階から姉ちゃんの呼ぶ声がした。
ぱっと見、めんどくさそうに。内心、すっげえどきどきしながら2階に上がる。
「どうしたの姉ちゃん?」
部屋に入ると、コートを羽織った姉ちゃんがいた。
澪さんはクッションに座っている。
「ちょっと用事思い出してさ。すぐ帰ってくるから、その間、澪のこと頼むな」
言うが早いか、姉ちゃんはばたばたと部屋を出て行った。
部屋に残されたのは澪さんと俺だけ。
「えーと……お茶のお代わりいります?」
「う、うん」
その後、学校の話とか姉ちゃんの話しを澪さんとしながら時間が過ぎていった。
時計を見ると、もう1時間近く経っている。
「姉ちゃん遅いですね」
「そ、そうだな。あ、よかったら聡くんの勉強見てあげようか?」
ずずいと澪さんがこっちに身を乗り出してきた。
なんだか笑顔が引きつってるように見えるけど、気のせいかな。
「じゃあ、お願いします」
558男の子女の子 5/5:2010/01/03(日) 14:39:31 ID:IY/cWcMF

Side Satoshi

澪さんが隣に座って教えてくれているが、半分も頭に入ってこない。
なんかいい匂いするし、さらさらの髪の毛が目の前にあるし……集中できない!
テキストを指差してくれる澪さんの指先、細くてすべすべしてそうで、すっげえきれい。
ノートに書いてること見なきゃいけないのに、澪さんの指や顔や髪ばかり見てしまう。
一瞬澪さんと目が合ってしまい、慌てて目線を落とす。
と、テーブルの下の澪さんの太股が目に入ってしまう。
いかんいかん!と、ぶんぶんっと頭を左右に振る。
「――だから、こうなって……聡くん?」
「あ、はい!」
ダメだダメだ、ちゃんと聞かなきゃ。
変な奴だと思われちゃう。
っていうか、さっきから心臓鳴り過ぎだ。
顔赤くなってないかな、変だと思われてないかな。
ちょっとだけ澪さんの表情を窺う。
あれ? 澪さんの顔赤い? 風邪気味なのかな。
「澪さん顔赤いですけど、大丈夫ですか?」
「あ、ああああああ。だ、だいじょうぶ!」
余計に顔を赤くして、ぶんぶんと手を振っている。
……すげー可愛い……。
澪さんに悪いと思いつつも、じっと見つめてしまう。
何か言わなきゃと口を開こうとしたその時、澪さんが先に口を開いた。
「その、あのさ……律に聞いたんだけど」
「え?」
「ラブレターもらったって、本当?」
がつんと、思いっきり頭を叩かれたような衝撃が走った。
559名無しさん@ピンキー:2010/01/03(日) 14:40:20 ID:IY/cWcMF
一旦以上です。
560名無しさん@ピンキー:2010/01/03(日) 16:34:52 ID:LRIZ/eLr
良く来たね。まあ、お茶でもひとつ
つ旦~
561名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 19:59:36 ID:ukrRGJrK
しかし同人見てるとあんなに
けいおん!エロが世の中にはあふれているのに
ここはなぜこんな状態?
562名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 21:26:57 ID:PPjBQwFO
自分で二次創作をやりたいと思うほど原作が優れていないから。
エロ同人が大量に出たのはキャラだけは可愛くて制作が京アニで注目を集めたから。
要は単に売れ筋に同人ゴロが集中しただけの話。

その作品が本当に優れているかどうかは、非エロ及び金の絡まない同人活動における
ファンの熱心さがひとつの目安になると言っても過言ではない。
563名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 21:34:04 ID:irMbhtgZ
絵で表現するのと文章で表現するのは違うから
564名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 07:01:07 ID:uxHCoHwu
>>562
確かに原作だけだと中身ないもんな。特に1巻とか。
出来の高い二次創作のほうが中身が濃くて優れてると思うことも有るし。
4コマだと一瞬難しいと考えたけど、あずまんがとかは優れてるしね。

まあけいおん!は3巻に入ってからはだいぶ面白くなったと思うけど。

それにしても、こっちとは逆にらきすた関係は
結構盛り上がってたような気が。
565名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 13:02:05 ID:c7YngGLD
>>559
続き待ってます
566青太郎:2010/01/09(土) 01:33:28 ID:rqil/6VB
みなさん、あけましておめでとうございます。
567名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 01:36:10 ID:rqil/6VB
「食堂勤務、ですか」
 後日、呼び出しをくらった俺は渡された書類に目を通しつつ、目の前の女に聞き返した。女は頷いて、
「そ。嘱託でね。ほら、最近不景気でしょ? 食堂だって慈善事業でやってるわけじゃないし。
だったら売れるとこだけ売っちゃおうってこと。
あなたのラーメンバカ売れだったじゃない? だから」
 その人気商品を食い逃げした女がよくもまあいけしゃあしゃあと……。
内心でため息を吐きつつ、書類にサインする。まあ、実働一日約一時間でこれなら断る理由はない。
店のものをそのまま流用するだけだからな。
「接客はしませんよ」
「それなら問題ないわ」
 渡した契約書にチェックをしながら山中さわ子はぐっと親指を立てる。俺は対照的にうんざりした体で応接室を後にした。時計を見ると、どうやら今は昼休みらしい。
やけに騒がしいと思ったら、そういうことか。今も昔も、そういうところは変わらないな。

『よっ! 一緒にバンドやろうぜ!』
『…………経験は、ない。楽器も』
『大丈夫だって。貸してもらえるからさ。好きなんだろ?』

 そういって手を伸ばしたあいつは、手を取った俺は変わった。それが必然だとか、道理だとか――――そんな理屈には興味がない。
その『結果』が自分に何をもたらしたかが重要なんだ。結局、あいつは俺を裏切った。
伸ばした手を簡単に離して、自己保身に走ったあの大馬鹿野郎を許すつもりはない。
絶対に――。


 第二章


「あ」
「…………」
 廊下の曲り角で、真鍋に会った。いつもの制服姿で、何かのファイルを抱えている。何と言っていいか分からず、黙して立ち止った。
本当に、こういう時は何て言っていいんだろうな。故に先に口を開いたのはあっちだ。
「生徒会に何かご用ですか?」
「いや、別件だ」
 あの人にもらった書類を渡すと、すぐにその趣旨を把握したのか、小さな声を出した。
「食堂で働くんですね」
「正社員じゃないがな。店はいつも通りだ」
「じゃあまた伺いますね」
 あれから、頻繁にこいつはうちの店に来ていた。もう常連といってもいいくらいだ。
何がこいつをそこまでさせるのかはわからないが、気に入ってもらえたのは素直に喜ぶべきだろう。
 だが――。
「よく来るな。財布は大丈夫か」
 するとこいつは困ったように笑ってから、
「大丈夫ですよ。そんなに使うことはないですから」
「…………あまり親に頼らず、自分で稼いでみたらどうだ」
 こんなこと、俺が言うべきじゃないのかもしれないが、そこが気がかりだった。
依存していれば、いずれ来るであろう『離別』に対応できない。
ひどい虚無感と絶望が待っている。できることなら、それを味わうことを防ぐべきだ。
 俺のような思いをするのは、俺だけで十分だ。
「生徒会が忙しいのはわかるがな」
 持っているファイルを見ながら言うと、彼女は顔を俯かせた。少しきつく言い過ぎただろうか。
いや、しかし間違ったことを言ったつもりはない。
それにどんなに遠まわしに言ったところで、本質的には何も変わりはしないしな。
 それほど間をおかずに真鍋は視線を戻した。そして意を決したような顔をして、
「じゃ、じゃあ! 私を雇ってください……!」
 …………。
 …………。
 …………。
「…………」
 ……は?

568名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 01:38:00 ID:rqil/6VB


「それじゃ、調理の方は頼むよ。こっちは食券の受け取りと食器の洗浄してるから」
「ああ」
「あんたも若いのに大変だねえ」
「もう慣れた」
 会話はそれくらいで、後は黙々と作業。気まずいとか、つまらないという感情はない。むしろ楽だった。
黙って慣れたことをするだけでいいのだから。
 ……真鍋を雇うかどうかはまだ決めていない。たしかに働けとはいったが、自分のところを志願するとは思わなかった。
何があいつをそうまでさせるのか、本当に理解できない。
将来的に飲食関係の仕事に就きたいのだろうか。だとしたら、これはインターンシップのつもりなのかもしれない。
しかし、何もこんな個人経営の店を選ぶことはないだろうに。
もっと発達した組織――チェーン店を多く持つ企業で学んだ方が得策だろう。それに気付かないあいつでもあるまい。
まったくもって最近の女子高生の考えていることはわからない。
 そう思いながら学生が飲食している様子を見ると、見知った顔が複数あった。
一人がこっちの視線に気づいたらしく、俺はあわてて顔を背ける。……何をやっているんだ、俺は。いや、いいんだ。
関係がないのなら、関係を作りたくないのなら、こうして接触を拒めばいい。それで不快にも不利益にもならない、合理的だ。
そう、理に適っている。実に論理的だ。理性的でもある。
 ……なのにどうして料理にいらん細工をしているんだろうな、俺は。
 ――――『な、なんじゃごりゃあ!』
 予想通り、聞きなれた声の悲鳴が上がった。まあ、そのまま受け入れるような奴じゃないのは知っている。
起きるべくして起きたことだ。そんなこと分かり切っているのに、どうしてこんなことをするのか。
自分でもよくわからない、まったくもって。
 ――――『おいそこの! 詐欺も大概にしろ!』
 ペテンはどっちだ。俺は胸中で吐き捨て、そちらへ向かう。ほれ見ろ、面倒なことになった。
まったく、我ながら不可解だ。もう関わりたくないはずなのに。
「うるせえな……」
 そういって帽子と顔周辺を覆う布を取った。これ頭かゆくなるんだよな。慣れるとあまり気にならなくなるが。
「てめえにはそれで十分だ」
「ちっ……」
 そこにいたのはかつてともに同じものを目指していた三人。気がつけば別々の道を行っている三人。
 もう交わることはないだろう、三人。
「……作る気が失せた」
 俺とあの馬鹿はしばらく睨み合っていたが、やがてこっちが視線をそらした。あきたというより、うんざりだという感で俺は背を向ける。
「おや、じゃあ誰が料理するんだい」
 背中にかかる疑問に俺は厨房を指差して答える。
「全部作ってある。時間的にも問題はない。配膳は頼んだ」
「それならいいんだよ。だけどね」
 中年女性は声を小さくして、
「もう少し友達と仲良くしたらどうなんだい」
「そんな関係じゃない。赤の他人だ」
 すると鼻を鳴らす音。
「赤の他人にここまでしてやれるほど、あんたは器用じゃないだろ?」
「……さあな」
 勝手口の扉が、なぜか重く感じた。

569名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 01:39:47 ID:rqil/6VB

「おー、今日も来たぞー」
 真鍋同様、このカチューシャもうちの常連になりつつあった。こいつら以外にも、どこで聞きつけたのか、同じ学校の生徒がたまにやってくる。
本当に、最近の女子高生の好みはよくわからん。もっとも、あの頃の女どもの嗜好もよくわかっていないのだが。
「半ライス!」
「…………」
 カウンター席に座っての第一声。これにはさすがに閉口せざるを得ない。この商売をやっていて、このような注文は初めてだ。
というか、そんなのそこらへんの店で充分だろ。うちはそんなにいい米使ってないぞ。
「半ライス……!」
「……お前」
「悪かったな、わたしの財布はもうぼろぼろなんだ! でもこれからバイトするからいいんだ! だから今だけは」
 そりゃあ連日あれだけ注文していれば、金も底をつくだろ。それにこいつはバンドをやっている。
そっち方面にも金を使うだろう。俺はため息ひとつして、
「出世払い」
「へ?」
「バンドやってるんだろ? だったらそっちに時間と金を使え。こっちは後でいい」
 俺も――――俺達も親方にそうしてもらったっけな。まあ、この時期は金と時間がいくらあっても足りないだろうからな。するとこいつは目を輝かせて、
「そっか。じゃあ北京ダック――!」
「おい」
 そんなやりとりをした後、カチューシャ(ツケのメモをとるときにこいつが田井中律という名前だとここで初めてわかった)はいつものメニューを腹に入れて、満足したように帰っていった。
「ああ、そうだ。軽音部のライブ見てた?」
「……まあな」
 引き戸に手をかけたところで田井中が振り向いて聞いてきた。見てたというよりは、見せられたという方が正しいのかもしれないが。
「どうだった?」
「テクも運びもまだまだだったが、ネックは歌詞だな」
 興味津々といった表情が、苦笑いにかわる。あはは……と乾いた力のない笑い声が口から漏れ始めた。
「やっぱり……?」
「最近の流行はよく分からんが、少なくともあれはない」
 自分たちでもそう思ってるなら変えればいいものを……。もっとも、作詞者が頑固ならそれに苦労するだろうが。
俺たちも昔はそうだった。

『何でこんなこっぱずかしい歌詞歌わなきゃなんないんだ! ただでさえドラムは歌いにくいんだぞ!』
『何だとう!? 俺っちの美的センスが分からないとは、お前もまだまだだな!』
『あー、これ仲裁した方がよくないか?』
『私は見ていて面白いですよ』

 ……“あの子のおしりに頬擦り”なんて文句をシャウトできる精神など持っている人間は希少だろう。少なくとも俺はごめんだ。
570名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 01:42:33 ID:rqil/6VB

「こんばんは」
 田井中が帰ってからしばらくして、今度は真鍋がやってきた。生徒会より早く終わる部活を責めるべきか、部活より長く活動している生徒会を称えるべきか……。
「……おう」
「考えてくれましたか? アルバイトの件」
 俺はさっと店内を見回す。客は全員返った後だが、やはりこういうことは事務室でやるべきだろう。
もっとも、うちにそんなものはないから、奥の俺の部屋ですることになるわけだが。
「まあ、あがれ」
 少し早めの店じまいをして、普段居間として使っている座敷に真鍋を招く。
こいつは礼儀正しく礼をしてから、これまた礼儀正しく靴を脱ぎ、俺の前に座った。
何だかあぐらをしているこちらがいたたまれない気分になってくる。
「それで、なんでうちなんだ」
「働けといったのはあなたですし、その方が手っ取り早いですから」
「まあ、それはそうだな」
 思えば、反論や否定をする必要はないわけだ。いそがしい時は確かに人手が欲しい。もともと親方と二人でやってきたのだから、それは当然の成り行き。
真鍋のことだ、すぐに仕事を覚えて役に立つだろう。しかし妙な気分だ。こんな若いやつといっしょに仕事するなんてな。ままごとならはるか昔にしたことがあるが。
……ふむ。
「……わかった。だが給料には期待するな。こっちも羽振りがいいわけじゃない。その分賄いをつけるつもりだがな」
 それを聞くやいなや、この少女は顔を綻ばせて、
「ありがとうございます。それと、これからよろしくおねがいします」
「あ、ああ……」
 何というか、まあ、あれだ。何かむずがゆいな。今まで俺が自分で決めることなんてあんまりなかったし、感謝されることもこれといってなかった。
あー、何かもやもやする。何て言葉にすればいいのか分からないな、こんな気持ち。
「一応雇うわけだから、それなりの形式が必要だ。用意するから少し待っていろ。出来次第こちらから連絡する」
 連絡先をメモしようとペンをとった時、一瞬、視界がぼやけた。何だこれ。
しかしそれはすぐに治まり、いつもの定まった視界に戻る。気のせいか。
「私から連絡する時はどうしましょうか」
「店の電話番号を使え」
 ペン先を走らせながらそう返す。そういえばうちに制服はないな。バンダナとエプロンがあればいいか。
「携帯電話は持っていないんですか?」
「昔使ってたがもう使っていない」
 過去と決別するために、あいつらと関係のある品のほとんどは処分した。
機種変更という手もあったが、そんなものを使うような関係の人間はあの三人以外はいなかったので、金のかからない方法をとったまでだ。
自分で言ってて微妙にむなしく、かなしくなるな。
「そうですか。それじゃあ、今日のところはお暇しますね。また後日」
 ――『あとで会いましょう』
「おい……」
 座礼をしてから立ち上がり、背を向けるその姿に言い知れぬ何かを感じ取った俺は、無意識に声を出していた。
ちっ……振り切ったつもりだったが、尾を引いているってことか? これは。
「はい?」
「……気をつけて帰れよ」
 とりあえず思いついたそれっぽい言葉。しかし真鍋は嬉しかったらしく、微笑をもって、
「ありがとうございます」
 嬉しそうに去っていくその少女を、どうも俺は帰したくないらしい。気がついたらその細い腕を掴んでいた。
「いや、やっぱり送ろう」
「大丈夫ですよ。夜道には慣れていますから」
 だろうな。そう思う。しかし、今日はやけに感情的だな、俺。このあいだまではもっと無関心を装っていたはずだが。
あいつらと再会したのがまずかったのか?
まったく、理性的じゃない。賢くない、馬鹿げている。いや、馬鹿は昔から、か……。まったくもって、解せない。何もかも。
「でも……」
 掴んでいた手に白い手が添えられ、腕からその下の手へと位置を変えられる。そしてそのまま、お互いの指が絡む格好となる。
「こういうのもいいですね」
「……かもな」
 手をつなぐなんていつぶりだろうか。大切なものを握っていたはずの手。気がついたら何もかも失っていた手。失ったものを取り戻そうとしない手……。
「それじゃ、家までお願いしますね」
「ああ」
 取り戻したいのだろうか。それとも、手に入れたいのだろうか――――俺は。理屈……機械的に考えれば、すべては無駄と矛盾で切り捨てられる。
しかし、それをどこかで拒んでいる自分がいる。あの時捨てられた子供がそうさせれるのか、あの時夢を終えてしまったドラマ―がそうさせるのか。あるいは……。
 少なくとも、この冷たく小さな手を離したくはないな、とは思っていた。
571名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 01:43:07 ID:rqil/6VB



≪オートセーブします≫



≪セーブが完了しました≫

ニア 【第三章へ】
   【やめる】

 
572あとがき:2010/01/09(土) 01:44:40 ID:rqil/6VB
みなさま今年もよろしくおねがいします。
573名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 03:45:18 ID:QgNUpwn4
>>572
乙です!
こちらこそよろしくおねがいします。
574名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 16:10:22 ID:+/mOixRv
>>572
いやー、やっぱり面白いです。
続きを楽しみにしています。
575名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 16:31:18 ID:u2xNmkkv
もうここの職人は>>572氏だけでおk
別スレ立てるからほかの書き手はそこでよろ
576名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 01:46:00 ID:HZfWqeNC
>>547
よし、次は処女喪失だ。
577名無しさん@ピンキー:2010/01/13(水) 18:23:38 ID:sPrjfiEY
>>572
亀だけどGJ
578名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 06:50:27 ID:4wIympE0
唯の隣に住んでいる男の子(まだ小学生)がけいおん部のメンバー全員に
気持ちよくさせられちゃうっていうのはどう?
579名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 21:14:14 ID:8yNLdhws

階段をのぼって突き当たり。
3年前に教えられたとおりの道順で、唯は音楽室にたどり着いた。

最後にここに来たのは冬休みのときだったから、もう2ヶ月以上前になる。

新年が明けてからはセンター試験やら、そこからなだれ込むように始まった受験やらで手一杯で、部室に気軽に足を運ぶ暇も精神的余裕もなかった。
今、思い出してもすこし気が重くなる。
もう数ヶ月もたてば喉元を過ぎるだろうか。


扉を開けた。
見慣れた部室はたいていは前に来たときと変わっていなかったが、年末に掃除をしたのか椅子と机が隅に寄せられていた。
組み上げられた椅子と机は、まるでずっと前からその役目を果たしていなかったかのようによそよそしく影のようにうずくまっていた。


窓は閉めきられていて、空気はすこし埃っぽく澱んでいた。
遠くからはしゃぎ声が聞こえて、唯はとっさに振り返ったがそこには両開きの扉が無表情で佇んでいるだけだ。

声は外からしていた。
唯は窓際までいって、ひんやりとしたガラスに頬をつけて下を覗き込んだ。

男子生徒が4人。
みんな卒業証書の入った筒を持って、ときどきそれで相手の頭を叩いたり、蓋を開け閉めして遊びながら熱心に話し込んでいた。

陽は出ておらず、空は薄くほの明かるい雲でぴったりととじられていた。
窓越しにまだ冬の冷気が感じられた。

扉の開く音がして、沈んだような、落ち着いているような気持ちでいた唯は一瞬心と身を震わせた。

振り向くと、ちょうど紬が入ってきたところだった。
580名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 21:16:48 ID:8yNLdhws
彼女も唯の姿を認めてちょっと驚いたようだった。


「教室にいないから、もう帰っちゃったのかと思ったわ」
彼女の胸元で卒業生を示す紅白のリボンが映えている。

「どうしたの?」

「部室に忘れ物しちゃって」
紬は独特の優雅な足取りで部屋の真ん中まで来ると、辺りを見回して

「なんだか、寂しいわね」と微笑した。


紬は棚からティーカップを出すと、ひとつひとつ丁寧に箱にしまっていった。
陶器の触れ合う音が響く。
「ムギちゃんはいつ上京するの?」

しゃがんで荷物を整理している紬の手元を見ながら、声をかけた。
訊ねるだけなのになんとなく気後れした。

紬が地元を離れて東京に行くというぼんやりした未来に現実の色がついてしまった気がした。

「そうね、たぶん3月の末になると思うわ。なるべくこっちに残っていたいし」
「じゃ、それまでいっぱい遊べるね」
まだ20日間以上ある。
時間はたっぷり残されていると自分に言い聞かせながら、しかしきっとそれはあっという間に過ぎ去ってしまうだろうとも思った。
この3年間がそうだったから。

「そうね。澪ちゃんもぎりぎりまでこっちに残るって言っていたから、またみんなで旅行に行きましょ。今度こそ1番大きな別荘をとるから」

「あずにゃんは来れるかなぁ」

「どうかしら。春休みだからバンドが忙しいかもしれないわね」

たった1人の後輩は去年の秋に軽音部が廃部になってから、外部のバンドに加入した。
軽音楽という文化が校風に馴染まなかったのか、梓から以後、新入部員は入らなかった。

唯たちが事実上引退扱いとなって、部員が梓1人になってからも彼女は廃部にはしたくないと粘った。
それは自分のためというより、せめて唯たちの卒業までは部を存続させてあげたいという気遣いであることをみんな知っていた。

梓は部活動入部期間が過ぎてからも懸命に勧誘を続け、唯たちも勉強の合間を縫って手伝ったが、結果は芳しくなかった。

生徒会からの何度かの廃部勧告も梓は頑なに拒んだ。
来年、つまり唯たちが卒業した後の新入生を絶対に入部させるからと。
581名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 21:18:31 ID:8yNLdhws

梓の熱意の源を理解していた唯たちは心配した。

新入部員が入る保障はどこにもない。
仮に入っても、4月までは梓ひとりで練習を続けなければならない。
唯たちもなるべく手助けをするつもりだが、いよいよ受験が迫ればそれも難しくなる。

唯にも部がずっと続いてくれれば良いという思いがないではなかったが、大切な後輩の才能と情熱の芽を守ることの方がはるかに重い責務に思えた。

他の3人も同じ意を持っていた。
結局唯たちの説得でもって、梓は廃部を受け入れた。
小さい子供のように泣きぐずった梓を見て、唯はもう満足していた。

「ライブのあずにゃん、かっこよかったよねぇ」

冬休みに一度だけ、梓の参加しているバンドのライブを見に行った。
新しい仲間に混じった梓は別の人のように見えた。

唯は安心した。

「ムギちゃんは大学でも音楽やるの?」
紬はしばらく黙った。
思案している風ではなくて、どう言おうか言葉を探しているような表情だった。

いつの間にか外の声はなくなっていた。
白く明るい曇り空が視界の隅で光った。

紬は唯の顔を見た。


「たぶん、やらないと思うわ」

「えぇ、もったいないよ。ピアノ、上手なのに」

そう軽口を叩きながら、紬の言葉に驚かない自分がいるのを感じていた。

部を引退してからというもの、唯はギターから遠ざかっていた。
勉強に忙しいと口実を作りながら、気の向いたときに手にとって軽く弾いてみるだけになった。
そして実際、弦に指をかけて弾き出される音はひどく渇いていて、充分な満足を与えてくれるようなものではなくなっていた。

燃え尽きたなどといえば大仰に過ぎるが、それに近い喪失感があった。
582名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 21:20:46 ID:8yNLdhws

「唯ちゃんは、続けるつもりなの?」

「うーん、どうだろう」

言葉を濁したが、否定の響きは否応なしに混じった。

「りっちゃんは大学でもバリバリ続けるって言ってたわよ」

「おぉ、さすが、りっちゃん」

音楽が聞こえてくる。

今度は校舎の中からだ。

吹奏楽部が卒業生の送り出しでもしているのだろうか。


唯にとって音楽は手段だった。
怠惰で色のない、昨日と今日で代わり映えのしないような恒常的な日々を終止符を打つための。
なんでも良かったのだ。

音楽はついに目的にはならなかった。
高校生活を終え、その充実を喜びながら、次の行動をとれずにいた。
楽しかったのは音を作りだす行為自体ではなくて、お喋りのひとことひとことや、ケーキの甘さや演奏の一体感であって、ギターを弾くことは楽しさの層のほんの一部分に過ぎなかった。
その層を突き崩されて、もう一度積み上げろと言われても、ただおろおろする以外に術はなかった。

律や梓のように音楽への情熱を持ち続けられないのは当然の結果だったのだ。

彼女も同じなんだろうか。
そう考えながら、紬の白い指を見ていた。
すこし前まで鍵盤の上を走っていた指が所在なさ気に膝の上で重なり合っている。


紬から視線をあげると、両手を広げた黒板がある。
音符をぶら下げていない五線譜はなんだかもの悲しい。

日付のところが空白になって、『月』と『日』の字だけが存在感のあるゴシック体で記されている。
後で書き足しておこうと考えて、その無意味さに唯は心中で自嘲した。
583名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 21:22:22 ID:8yNLdhws

「あ、私、下にお迎えの車を待たせてるんだったわ」と紬が慌てて立ち上がったので、唯も腰を浮かせた。

「よかったら、一緒に帰らない?送っていくわ」

「ごめん、今日は憂と帰るから。ここで待ってなきゃ」

「そう。それじゃあ」と言って、微笑みかけた紬は軽く会釈すると扉に歩をすすめた。

遠ざかっていく背中を見送っているうちに、何か言うべきことがあるような、言わなくてはいけないことがあるような、そんな衝動が唯の胸をついた。


「ねぇ」と呼び止めるのと、言葉が頭に浮かぶのとはほぼ同時だった。
体の奥が胎動したようにジリジリと熱くなって震えた。

「ムギちゃんは、最初、合唱部に入りたかったんだよね」
扉に手をかけていた紬は、ゆっくり体を唯に向けた。

「えぇ、そうよ」

「あのさ、やり直せるとしたら。もう一回高校生をやり直せるとしたら、ムギちゃんは軽音部に入る?」
訊いていて、自分でもずいぶん間の抜けた質問だと思った。
けれど高校生活の最後にはぴったりの間抜けさだとも思った。

応えはすぐに返ってきた。
「ねぇ、唯ちゃん。私、軽音部に入って、とっても楽しかったのよ」

透明で有無を言わせない毎日がふたりの中を通過して、その思い出の残滓が目の前で結晶化しダイヤモンドダストのようにきらきらと輝いた。

「もう1回繰り返しても、きっと楽しいと思うわ」

「うん」
もっと言葉を尽くして同意を示したかったのに、息を吐くような声しか出なかった。

「それに、私、実は合唱部がどこにあるのか、まだ知らないの」
そう言って笑った紬を見て、唯は初めて別れを実感した。
悲しいとか切ないとか、そういう境目の分からない感情がせりあがってきて息苦しくなった。


ひとりになった部室で、唯は窓を開けようと錠に手を伸ばした。
鍵おろそうとしたが、どこかで引っ掛かってしまっていてうまく外せない。
頭がかあっと熱くなって、やたらに力を入れた。
体重をかけてほとんど壊すくらい強くおろした。

鍵が勢いよく外れた拍子に窓枠で手をしたたかに打った。
一拍おいて痛みが走った。
息が乱れている。

唯はうつむいた。

暖かく湿った吐息と髪先が疼く右手にやわらかくかかった。
音楽は鳴りやんでいた。
そうすると、もう何の音もしなくなっていた。
自身の呼吸音と胸の鼓動だけがやけに耳に響いた。

そろそろ卒業式の片付けを終えた憂がやって来る。


雲間からわずかに陽が漏れて、一閃のか細い光芒が地を撫でたが、そのことに唯は気が付かなかった。
584名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 21:26:27 ID:8yNLdhws
原作も卒業が近づいてるようなので書いてみた
つーか本当に軽音部はどうなるんだろう
585名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 12:58:12 ID:KqftzxL5
モブレベルの新入部員が入ってきて安心して梓残して卒業
大学生1年目は飛ばして梓も即進学
586青太郎:2010/01/29(金) 08:00:10 ID:V3S/exXO
徐々に作品が増えて嬉しい限りです
587名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 08:01:08 ID:V3S/exXO
 奇妙な浮遊感と既視感の中、俺はその感覚に身を任せ、どこかへ向かっていた。
肉体を置き去りにし、意識をここではないどこかへ運んでいく。
何度となく繰り返したそれを、今日もまた始める。
ここではないどこか、現実には存在しない場所。

 そこで“俺”は“ぼく”に還っていく。


 第三章


「ったくよ、厄介なの押し付けてくれたよな」
「そんなこと。あの子に聞こえたらどうするんですか」
「構うことねえだろ。くそっ、親戚だからってなんであんなの引き取らなきゃなんねえんだ」
「一番辛いのはあの子なんですよ?」
「けっ。お涙頂戴ってか? そんなもんより養育費よこせって話だわな。
かわいそうかわいそうって。周りが同情するのはあの夫婦かガキばっか。
一番の被害者は俺達だろうに。ガキ一人にいくらかかるか知ってるか?
ン千万だぞ? 何でそんな大金他人のガキに使わなきゃなんねえんだ」
「すみません。私が産めない体なばっかりにあなたには……」
「ば、馬鹿野郎。誰もお前を責めちゃいねえよ。泣くんじゃねえよ……」
「すみません、すみません」
「……俺が悪かったよ」


 ――――ああ、ぼくは悪い子なんだ。悪い子だから、おじさんとおばさんをこまらせてるんだ。
 ――――みんなが言うんだ。かわいそうな子、すてられた子って。でもしかたないよね、ぼくは悪い子なんだから。
 ――――ごめんなさい。ごめんなさい。悪い子でごめんなさい。


 何だかんだ言いつつも、俺は普通に学校に通わせてもらい、高校生になっていた。
それが周りからの叱責を怖れてのものなのか、ある種の義務感によるものなのかは今でもわからない。
さらに疑問なのは、今まで掛ったであろう費用を二人に払ったら、なぜか二人揃って悲しそうな顔をしていたことだ。
なぜだろう。喜ぶと思ったのに。

 小学生になっても、中学生になっても、そして高校生になってもあの時買ってもらった太鼓を叩き続けた。
それが唯一の家族との繋がりであり、心の支えだった。時間の流れによってそれはボロボロになっていったが、
それでもその都度修理して叩き続けた。それが何かのきっかけで噂にでもなったのか、俺の前にあいつが現れた。

「よっ! 一緒にバンドやろうぜ!」
 休み時間、ぼんやり窓の外を見ていた俺の前にそいつはずかずかとやってきた。
あまり人と関わろうとしなかったため、俺には友人というものがなかった。
だから最初はただの人違いではないかと疑ったほどだ。
「…………経験は、ない。楽器も」
 たしかに高校生ともなれば、そういうことをしたがる人間はいるだろう。
しかし、あんな玩具で人前に出るべきではないだろう。出たくもないし。
「大丈夫だって。貸してもらえるからさ。好きなんだろ?」
 実は俺も始めたばっかなんだ、と笑うこいつに、嫌悪感はなかった。
ただ、明るいな、とか、元気だな、とか微妙に場違いな感想をもった。
「だから……な?」
 差し出された手。あの頃から俺にのばされることのなかった手――人の干渉。
 胸中がどこか懐かしく温かなものに包まれたような気がした。
 だからなのだろう。その輝きに、光に誘われるままに、手をのばしたのは。

588名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 08:01:47 ID:V3S/exXO

「おお、もう面子がそろったじゃんよ」
「まったく。あなたの手練手管には頭が下がります」
「人聞きの悪いこと言うなよなー」
 初めての友人だった。
 作ろうとしないから、作れなかったものだった。
 だって仕方ないだろう? 俺は悪い子だから。だれかを不幸にするから。
 だったら作らない方がお互い都合がいいじゃないか。
 なのに――――どうして――――。
「…………俺でいいのか、本当に」
 三人の視線が自分に集まる。三人は一様に首を傾げて、
「問題ナッシング。むしろ大歓迎」
「こちらこそ、と問い返したいところですね」
「嫌だったら誘わないさ。それとも迷惑だったか?」
「いや……」
 ああ、なんで、こんな……。
 どうしてみんな……。
 俺はいらない存在ではなかったのか。
 必要とされない、悪い子のはずなのに……。
「嬉しいんだ……と思う」

 やっと見つけた、俺の居場所。
 必要とされる存在。
 嫌悪や軽蔑のない世界。
 望んではいけないとわかりつつも、欲していたもの。
 それを、俺は、やっと……。


589名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 08:03:41 ID:V3S/exXO


(今思えば馬鹿なことをした)
 あそこで突っぱねていれば、ムダな時間と金を費やすことはなかったのに。
後悔を脚にのせて外を歩いていると、見慣れたカチューシャがあった。
「おお」
「ああ」
「買い出しか?」
「まあな」
 持っていた段ボール箱を少し揺らす。最近は客も増えてきたので、少し多めに仕入れている。
学校で作る分も買わなきゃならんしな。そっちの材料費は給料にも含まれている。
「部活はどうだ。サボらず練習しているのか?」
「も、もちろん!」
「目をそらして言うな」
「め、目指せ武道館!」
「…………そうか」
 武道館、か。そいつは何の皮肉だ。それがこいつの夢だというのか。俺にとっては夢の終着だというのに。
「裏切るなよ」
「……?」
 不思議がる田井中に、俺はぽつりと。
「今いる仲間に裏切られることはあっても、お前自身は絶対に裏切るなよ」
「いや、あいつらは裏切るとか、そういうのは……」
「わかったな」
「お、おう」
「ならいい」
 田井中の肩を軽く叩いて、俺はその場を後にする。さっさと店に戻らねば。どうも体の調子が悪い。ふだんより時間を消費している。
「あ、お帰りなさい」
「……ああ」
 開店前の店内にいた真鍋に返事をして、荷物を厨房に運ぶ。「『ただいま』って言うんですよ、そういう時は」「気をつける」悪いが慣れていないんだ。
 しかしこいつに掃除を任せると見違えたように綺麗になったな。飲食店である以上、それなりに衛生的にはしているが、ここまでしようとは思わない。
そんなことより料理の味の方が大事だからな。
「もう少しで済みますから」
「まだする気か。もう十分だぞ」
「いえ、気になりますよ。こことか、あそことか」
「さっぱりわからん」
 まあいい。時給制である以上こちらに支障はない。それとも特別に手当てをつけるべきなのだろうか。
親方からそういうことは教わっていない。これを機会にそっちの勉強をしておくべきだろう。ん、前が……。
「…………」
「どうかしました?」
「いや、なんでもない」
「でも」
「なんでもない……」
 くそっ、また眩暈か。ますますひどくなっていやがる。心配そうに近寄る真鍋から逃げるように俺は店の出入り口へ向かう。暖簾を出さなきゃならん。
「おやっさーん、久々にきてやったぞー――ってあれ」
「…………ちっ」
 店の戸をを開けて威勢よく現れたのは先日再会したばかりの大馬鹿野郎。よりによってこの状況でこいつがくるとはな。
あいつらから話を聞いてないのか? それともあいつらがわざと黙っていたか……。
「……失せろ」
「おやっさんは? 何でお前がいるんだ? それに真鍋も」
「いいからさっさと失せろ……!」
 迷惑なんだよ。俺から何もかも奪ったくせに、てめえは何も失っちゃいない。
お前はいったい何なんだ。何がしたいんだ。俺に何をさせたいんだ。
お前らは表面だけ取り繕って、平然と人を切り捨てやがる。それが人間のすることか。
「お前はいいとして、真鍋のことは一応把握しておくぞ。こうして会っちまったんだから、職業上な」
「…………くそったれ」
 視界がまるで撹拌されたように混然としていて、意識が維持できない。俺はその場に膝をつき、あいつと真鍋の声を最後にすべての感覚を手放した。
590名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 08:04:33 ID:V3S/exXO

 これが罪というなら、何をすれば赦されるのだろう。
 そもそも、俺の罪とは何だ。俺が何をした。俺は何もしていないはずだ。
 それとも存在が罪科だというのか。ならば、俺は何のために生まれてきたんだ。

 誰か、教えてくれ。


『ついに来たな、武道館』
『ああ』
『何だ? もしかして緊張してんのか?』
『さあな。だが、悪くない感覚だ』
『そうかい。そいつはよかった』
『なあ』
『ん?』
『俺達……友達、なんだよな』
『今更だな。まあ、厳密にはもう違うかもな』
『…………』
『ああ、悪い。俺が言いたいのは、お前はもうそれ以上――親友になってるってことだ』
『フン、俺にとっては同じことだ』
『照れてんのか? 恥ずかしいのか?』
『茶化すな。素直に……嬉しい。いつまでも、こうでありたい』
『続くさ。俺達は仲間だからな』
『そうだな……』
 
 
 今思えば、あれが夢の終わりの始まりだった。灰かぶりにかかった魔法が解けるように、俺の夢もまた、ここで潰えた。
 違うところは、それが前触れなく突然だったことと、一人の恣意的な行動によるものということ。

 俺の人生はいつだって他人に歪められてきた。もしかしたら、この人生は俺のものではないのかもしれない。
 では、俺は何だ。俺の主体性質と存在理由はどこにある。


 俺の生きる意味は……。



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591あとがき:2010/01/29(金) 08:08:10 ID:V3S/exXO
ギタールートでほとんどのイベントや描写を踏襲したため、ほとんどオリジナルテイストです。
二期が待ち遠しいです。ネタ的な意味でも
592名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 19:41:00 ID:UpJKecJR
au規制解除キター!
>>591
いつも楽しみに読ませてもらってます
原作3巻も発売された事ですし、そっちのネタを入れてみてはどうでしょうか?
それとけいおんのSSなのに、けいおんキャラの描写が薄く、オリキャラ達がメインになってしまっているのもちょっと残念に思います
あずにゃんが入学するのにも当分時間が掛かりそうですね…
続きを楽しみにお待ちしているので、これからも頑張って下さい!
593名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 20:21:56 ID:WINyscwu
>>591
乙です!
ここからどう話が転ぶのか…
594名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 21:23:04 ID:1rQem7aR
>>591
ああ、ほんとにおもしろい!
これからも期待してます。
595名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 23:12:41 ID:M45v/frY
どこがけいおん?

無理にこじつけてここに投下してるだけの
’俺’物語になってないか?

誰も指摘する奴がいないだけで。
596名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 01:35:52 ID:tUi2bryW
>>591
乙です
続きが楽しみです
597名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 02:31:08 ID:7LAOMscA
>>591
乙です。これからどうなるのか楽しみです。

ギタールートに比べれば確かにオリキャラのほうがメインになってるように感じますね。
個人的には面白いからそれでもかまわないのですが。
原作やアニメも1年次のときのはこれといったネタがないですし。
自分も梓が出てくる話を見てみたいですね。
598名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 19:01:17 ID:ALasA4ly
じみ〜に盛り上がってる……わけないか
599名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 12:47:47 ID:3/7+fBWz
二期が始まれば瞬間的に盛り上がるんじゃないですかね。
で、終わったらまた過疎る。
600名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 08:13:28 ID:+YrRFHrF
なんだかんだで600いったな
今現在は職人さん待ちということか
601名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 10:36:15 ID:tGbULiv+
普段はやかましいりっちゃんが実は一番純情だったりするとたまらん
602名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 20:12:00 ID:jyXvkNDn
>>601
その想いを文に書き起こすんだ!
603名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 00:19:45 ID:KGwiN996
急に人がいなくなっただと…!?
604名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 04:30:55 ID:8zjMG3q2
肉便器マン
605名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 11:31:28 ID:wUgaBv83
アシュラマン
606名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 19:40:02 ID:PC30MYRl
保守
607名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 00:42:40 ID:teyUgBhx
4月から2期だってのに相変わらずここは過疎ってるな
608名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:02:56 ID:CiZe/3L5
そこを見たのは、ただの、本当にただの偶然だった。
何も無い田舎町の、何も無いただの海辺。
八月の日差しが容赦なく照りつけ、目に痛いほどに白く光る砂浜のその向こうから、きゃらきゃらと、甲高い笑い声が聞こえる。
水着姿の少女たち。
このあたりでは、めったに見ることも無い、少女たちの姿。
見つけたのは、ただの偶然だった。
泊まる家を見つけたのも、多分ただの偶然だった。

なら、今、開け放しの窓から忍び込んでいるのも、偶然なのだろうか。
609名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:03:35 ID:CiZe/3L5
つん、と、甘酸っぱいにおいがする。
小さな子がよくかく、汗のにおいと、そこに微妙に混じる、生々しい女の匂い。
月明かりに青白く照らされる廊下。きしきしと軽い音を立てる板を踏みしめて、匂いの漂ってくる方へと歩く。
次第に濃くなる匂い。
あわせて聞こえてくる、ささやくような、寝息。
頬が熱くなってくるのを感じる。
引き戸をそっと開く。
ひんやりとした、い草の感触。
薄暗い部屋。
聞こえてくる、何人もの寝息。
甘い匂い。
香水の花臭いそれではない、どこか、日なたの草原のような。
手近な布団でまるまって眠っている少女の顔を、そっと覗き込む。
さらさらと流れるような金髪と、本当に子供のような、無邪気な、幸せそうな微笑を浮かべた少女。だけど、半そでからのぞく二の腕や、掛け布のすそからのぞくふくらはぎは、明らかに女のそれだった。
安らかな寝息を立てる唇に、そっと顔を近づける。
ふと、気づく。
起こしたら、多分、他の子たちも起きてしまう。
それは、何だかあまりにももったいない気がした。
610名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:04:20 ID:CiZe/3L5
毎日、神社でみんなとちーちゃんを犯していたようにはいかない。
ちーちゃんはあんなだから、犯されている間もきゃらきゃらと笑っていたけれど、多分、この子は違うんだろう。でも、この子から立ち上ってくる匂いは、川にぽっかり浮かんで死んでしまったちーちゃんと、変わりなかった。
あの日から、みんなと何人も神社に連れ込んだけれど、ちーちゃんのようにさせてくれる子はいなかった。ばれないように、みんなで帽子をかぶっていたけれど、もう、今ではみんな村中に知れ渡っていて、ボクたちの相手をしてくれる女の人はいなくなってしまっていた。
みんな、ちーちゃんをなつかしがっていた。ボクもそうだった。
顔立ちも、格好も違うけれど、この子はちーちゃんみたいになってくれないだろうか。
そっと、唇から顔を離す。
みんなに知らせよう。
そして、相談しよう。
この子を、ちーちゃんにするために。
611名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:06:40 ID:CiZe/3L5
お手柄だな。
タイショウの手がボクの頭をぐりぐりと乱暴になでた。
神社の本殿の裏、いつもちーちゃんを寝かせていた場所に、今、その女の子がいる。
半そでのシャツに、ひざ上までのパンツをつけた少女は、時おり板間の硬さに慣れないようにみじろぎをしていた。
その度に布の下の身体がふわふわと形を変えて、隙間から新たに甘酸っぱいにおいが立ち上っていた。
デッチはもう我慢ならないように自分のズボンの下に両手を突っ込んでごそごそやっていた。ちーちゃんの身体に一番がっついていたのもデッチだった。
そんなデッチに見せ付けるように、タイショウは馴れた手つきで少女の髪をかきあげ、むき出しの首すじや頬に、丁寧に丁寧に舌を這わせ始めた。
小さく声をあげて、少女が身をよじる。起きるか起きないかのぎりぎりのところを、タイショウの舌が楽しむようにつついてまわる。
鎖骨、耳の後ろ、耳たぶをなめ回し、シャツの胸元に手をかけてゆっくりと引きおろす。まばゆいばかりに白い胸元の肌があらわになる。その隆起のふもとに口をつける。
すげぇ、ちーちゃんよりでっけぇ。
デッチがかすれた声をあげる。思わず手を伸ばそうとするのを、タイショウのにらみがとどめた。
612名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:09:23 ID:CiZe/3L5
一番はおれだ。おめぇは見張りでもしてろ。
少女を起こさないよう、大きくは無い声だったが、デッチはそれ以上少女に手を出そうとはしなかった。その代わりに、またズボンの下に両手を突っ込む。
ちきしょう、おれもやりてぇ。
心底悔しそうなデッチの前で、とうとう少女の胸がはだけられた。
真っ白な、まりのような豊かで柔らかそうな胸に、ほう、とはだけた当人のタイショウも息をついた。
先端の、薄桃色の尖りがゆらゆらと揺れるそこに、引き寄せられるように口をつける。
ねっとりと尖りをなめ回す。んぅ、と眉を寄せて、少女が身をちぢ込ませる。その腕を押さえて大の字に地面におさえつけ、なおも尖りをべとべとになるまでなめる。
おい。
予定よりも早く呼ばれ、用意していたタオルを手渡す。タイショウはもどかしくそれを少女の口に押さえつけると、ズボンのジッパーと少女の下着とを引きおろした。
髪の色と同じ、薄い毛が申し訳程度に生えたそこを、もう片方の手で割り開く。
月明かりに照らされて、なまめかしく光るそこの様と、むわ、と立ち上る酸い匂いに、ごくり、と全員がつばを飲み込んだ。
あ、とデッチが情けない声をあげ、びくびくと腰を震わせた。
ちきしょう、ちきしょう、おいタイショウ、次はおれだぞ、絶対おれだぞ。
うるせぇ、黙ってろ。
デッチやボクに、いつもは女に馴れた風を装うタイショウも、よだれを垂らしながらがっつくように少女の腰を引き起こした。
どこまですれば起きるかを楽しむのがタイショウ流だったはずだが、もうそんな余裕も無く、少女のそこに自分のモノをあてがう。
613名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:12:05 ID:CiZe/3L5
ぁ、と少女が小さく声をあげる。
まだ夢の中にいても、自分がこれからされる事を察したのだろうか、小さな手のひらがきゅ、と握りしめられた。
うお。
腰を沈めた途端、タイショウは弛緩したように動かなくなった。
おいタイショウ、終わったか? なぁタイショウ。
うるせぇ、まだだ。
デッチの催促にいらだたしげに言い捨て、再び腰を振り始める。
結合部から、血と泡混じりの白い液体が垂れ、少女の丸い尻を伝って地面に染みを作った。
すげぇ、こいつすげぇ。
誰に言うでもなくぶつぶつとつぶやきながら、タイショウは無我夢中で腰を振る。目の前でふわふわと揺れる胸の尖りに吸い付いて音を立ててしゃぶり、乱暴にタオルを引きはがして、ぁ、ぁ、と小さな声をあげる、かすかに開いた唇の間に無理やりに舌をねじこんだ。
んっ、と身を強張らせ、少女が頭を揺らす。
614名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:16:22 ID:CiZe/3L5
目が開く。
ぼやけたような目線が、しばし周囲を泳ぐ。
そして、はっとなったように大きく見開かれた。
んんんんっ、くぐもった声をあげながら四肢をばたつかせる。
タイショウが必死で押さえようとするが、身体の大きさが違いすぎた。
あっけなく上から振り落とされそうになる。
おい、手伝え。
タイショウの声にデッチが奇声をあげて少女に飛び掛り、胸の前に馬乗りになって両腕を足でおさえつけ、タオルを丸めて少女の口の中に手早く突っ込む。
息苦しそうに頭を振る少女の、その白い首筋にべちゃべちゃと吸い付き、両の手にあまるほどの胸を揉みあげる。
爪が食い込むたびに少女が眉を寄せて身を震わせる。爪あとにそって血がにじむそこをべろりと舐め上げ、デッチは低く下卑た笑い声をあげた。
少女の顔におびえが走る。何とかその苦痛から逃れようと再び暴れだす、が、何とか体勢を確保したタイショウが再び腰を突きこむと、びくんと金縛りにあったように身体を硬直させた。
目を見開いたままで、真っ青になった頬に、つぅ、と涙が垂れる。
615名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:17:51 ID:CiZe/3L5
ようやく悟ったのだろう。
自分が目の前の子供たちに強姦されているのだということを。
粘ついた音を立てて、タイショウのモノが少女の中に出入りする。
少女は、タイショウとデッチに身体を蹂躙されるがまま、放心したように社の天井を見上げていた。
その首が、ゆっくりとこちらを向いた。
目が、合った。
一瞬瞳に浮かぶおびえと、そして涙とともにあふれ出す哀願。
まだタオルを口に突っ込まれたまま、くぐもった声で、タイショウとデッチの責めに頬をひきつらせながら、少女は必死でボクに助けを求めた。
真っ白な肌と、かすかに匂う生臭い血の匂いと、目の前の涙。
ボクはこれ以上ないぐらい昂ぶってくるのを感じていた。
そっと、手近にあった石ころをつかむ。
やっぱり、この子はちーちゃんにしなくちゃいけない。
ボクの、ボクだけのちーちゃんに。
616名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:18:17 ID:CiZe/3L5
うおおお。
タイショウが低くうなり声をあげて腰を激しく突きこむ。
新たに血が垂れて床を汚していく。
すげぇ、こいつ、すげぇ、やべえ。死んじまいそう。
ぶるぶる、と腰が震え始めるタイショウの、その脳天に、ボクは力いっぱい石ころの角を叩き込んだ。
ぐわ、と獣じみた声をあげてタイショウの身体が跳ねた。
同時に少女の中から抜けたモノから白い液体がほとばしり、白い太ももを新たに汚した。
てめ、何を。頭から血を滴らせながらこちらを振り向こうとするタイショウの股間を力いっぱい靴先で蹴り上げる。
声も無く崩れ落ちるタイショウには目もくれず、ボクは少女の胸に吸い付いたまま凍りついているデッチの頭に向かって石を振り上げた。
617名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:18:46 ID:CiZe/3L5
少女のそこは温かかった。
タイショウが放った精が淀んでいたが、それも気にならなかった。
二人を片付けたボクを見上げた少女の頬に一瞬浮かんだ安堵は、自分のひざに手をかける感触で消し飛んだ。
丁寧に、丁寧に、ボクは少女の中を進んだ。
デッチが散々なぶった胸の傷を癒すように舐め、そして、まだそこに突っ込まれたままのタオルをぐい、と引き抜いた。
もがいているときに切れたのか、少女の口の端から垂れる血を、ゆっくりと舐めとる。
激しく咳き込みながら、少女は涙をぼろぼろと流す。
いや、もう、いや、帰して、お願い、お願いだから。
何度も何度も少女は繰り返した。
だけど、それは聞けない。
この子にはちーちゃんになってもらわなければ。
618名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:19:14 ID:CiZe/3L5
そう、だから、これも必要なんだ。
タイショウとデッチの血でじっとりと濡れた石を、再びつかむ。
五年前、ボクをいつもいじめていた千鶴子をちーちゃんにした、魔法の石。
じわり、とその時の感覚がよみがえる。
下腹部が熱くなる。ぁ、少女が眉根を寄せる。
突きこみ、突きこみ、突きこむ。
いやいやをするように少女が首を振る。
熱に浮かされたように桃色に色づく少女の身体。
かたくしこってきた胸の尖りに口付け、乳をせがむ赤ん坊のように丁寧に吸い上げる。
涙が再び浮かんだ少女の頬を、優しく撫でる。
突きこむ速度が増す。少女の口から、小さく、しかし高い声が漏れ出す。
じゅわ、と音を立てて中の水っぽさが増す。
お風呂の中でしてるみたいだ、とぼんやりと思う。
そうだ、今度は実際にしてみよう。
もう、順番を待つ必要も、じりじり焦れている必要も無い、時間はたっぷりあるんだから。
ひときわ深く腰を突きこむ。
びく、びく、と震えているのは、ボクのなのか、少女のなのか。
温かい水に全身が包み込まれるような感覚を浴びながら、ボクはゆっくりと石を振り上げた。

end
619名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:38:35 ID:CiZe/3L5
end
620名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:35:15 ID:hElluc5A
ドラムルートの続きが気になる
621名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 05:39:46 ID:iTgCgHV/
>620
同じく
622名無しさん@ピンキー:2010/04/01(木) 01:50:41 ID:jhRi7YJp
保守
623名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 05:38:59 ID:SUWP0T8Q
人いないかな?
二期記念にあずにゃんでこっそり投下…
624梓のせんせぇ:2010/04/08(木) 05:49:52 ID:SUWP0T8Q
「先生…」

梓は先生に後ろから抱かれ、赤面し俯いた。

「え、エッチな事はだめですよっ」
「わかってる」

そう答えて先生は梓の髪を何度もすいて頭を撫でた。
少しずつ緊張がほぐれ、梓はくてっと先生に力なくもたれた。

「ふーー…っ」
「ァ…あっ……んっ」

先生に優しく耳に息を吹きかけられ、ぞくぞくした恍惚が背中に走る。

「梓、好きだよ」
「せん…っせぇ」

耳もとで囁く声がたまらなく心地好い。

「梓…梓…梓…」
「はっ…はっ…はぁっ」

かぷっ

「ひゃあっ!?」

突然、耳たぶを甘噛みされ梓は仰け反る。

き、きもち…いー…

ゆらゆらとぬるま湯に浸かってるような恍惚がしっとりと体を包んでいく。

かぷっ…かぷっ…かぷっ…

「はっ…はっ…はっ……ふにゃぁ…」

下腹部がむずむずして梓は自分から先生の膝で股を擦り始めた。

くいっ……くいっ…くいっ…

「あ…あっ…あぅ…」

ヨダレがタラリとこぼれ、それを拭う余裕はなく、ぼんやりと先生を見つめる。
「せんせぇ…」
「梓…」

ちゅ……

額に軽いキスが触れた。
625梓のせんせぇ:2010/04/08(木) 05:54:16 ID:SUWP0T8Q
「ん…」

きもちいーよぉ……

キス…キス…キス…

ゆっくりと先生に顔が引き寄せられる。

ちゅっ…ちゅっ…

「ぁ…」

両頬に軽いキスが続き、先生が穏やかに微笑みながら梓を見た。

「ンッ…」

信じ…られない…

梓は自分から先生の唇を奪った。その事に自身が一番驚いたが、それも一瞬。甘いキスの余韻は梓から驚きを奪っていった…

「ん…ん…んちゅ…ぁ…んんちゅ…ちゅっ…ちゅううっ…」

徐々にキスは深く長くなり、梓が擦りつける腰の速度も上がっていく。

ぐぃっ…グチュッ…ぐぃっ…グチュッ…ぐぃっぐぃ…グチュゥッ…

「ぁ…んあっ…んちゅ…ちゅううっ…ちゅううっ……ンはっ!――…すぅぅぅ…はぁぁっ」

呼吸を忘れキスを貪った梓は離れると同時に息を深く吸ってはいた。

「気持ち良かった?」
「は…はぃ…」

エッチなのはいけないのに…

梓はそう思いつつ、言葉にならなかった。

今まで男は怖く乱暴で一方的なイメージがあった。しかし先生のエッチは優しく甘く温かかった。

「せんせ…せんせ…」

スリスリ…スリスリ…


梓は猫の様に夢心地で先生の頬に頬擦りを繰り返した。

「好きなだけこうしてていいよ。僕はどこにも行かないから」
「…ゃぁ…と、とけちゃいましゅ…」

梓の意識はゆっくりと深く沈んでいった…
626名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 06:00:48 ID:SUWP0T8Q
以上です。

梓はこれ位でイチャイチャするのが良いですね、個人的に(笑)
627梓のせんせぇ・エピローグ:2010/04/08(木) 06:10:22 ID:SUWP0T8Q
すいません、投下忘れがありました。


*

「っ!?」
「おはよ」

気が付いたら夕方で、梓は先生の背中におんぶをされていた。

「ご、ごめんなさいっ!わ、わた、私、寝ちゃったみたいで。すぐ降りますからっ」
「このままでいいよ」
「で…でも」
「正直に言うと…もう少しおんぶしたいんだ。…迷惑?」
「お…重くないですか?」
「軽いよ、羽が生えたみたいだ」

キュゥッッ…

「せ、先生は…イジワルですっ」
「え?何か…まずいこと…いィっ」

かぷっ

梓は先生の首筋に少し強く噛みついた。

ちゅっ…ちゅううっ…ペロペロ…ペロペロ…

「えへ、跡つけちゃいました」
「…あっ…梓の方がイジワルだよ」

先生が困った様に少しはにかみ、梓は回した手に力を込めて笑った。

『あずにゃんですから』


おしまい
628名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 21:22:29 ID:ELpVeEp5
乙です!
ちゃんといるからまた来てください!
629名無しさん@ピンキー:2010/04/09(金) 06:15:17 ID:hSeTES2D
GJすぎる
630名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 16:43:47 ID:Fgn9erh8
GJです!
631名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 22:08:54 ID:aORjZnII
GJ!

二期も始まったし
誰か曽我部さん(前生徒会長)+和×澪で
二穴物を…
632名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 01:45:03 ID:avemTMIN
ポニーテールで私服の澪と服きたまま騎乗位でやりたい
633名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 10:28:19 ID:NFcQ8ajc
澪の脱ぎたて縞パンコキキボン
634ぎぶそん(唯×ギー太):2010/04/13(火) 15:39:54 ID:SZG+XPTI
蜃気楼みたいな白い部屋で、唯は目が覚めた。

「ゆーい」
「あっ、ギー太〜」

少し年上の男の子が遠くから手を振り、唯はパタパタと駆け出して抱きついた。

「ギー太〜ギー太〜」
「どうした?」

すりすりと何度も頬ずりして甘える唯にギー太は優しく頭を撫でた。

「だって久しぶりなんだもん」
「唯がいつも夢の中でも寝てるだけだろ。根っからのニート体質なんだから」
「え〜ひどーい」

ぷぅっといじける唯をなだめる様にギー太は笑って抱きしめた。

「でもそこが唯の可愛いとこだ」
「え?えへへ」

一瞬にしてふにゃふにゃと破顔して唯は笑う。

「寝てる唯を膝枕するのも楽しいし」
「ギー太ぁ………むちゅー…」

唇を突きだして唯が催促する。

本当にこの娘は「人間」の定義が広すぎる。少しはオカシイとか怖いとか思わないのか?

「ギー太〜…」
「愚問だったな」

ギー太は苦笑し、甘える唯の唇を優しく塞いだ。

ちゅ…ちゅ…ちゅぱ…

「えへへ、ギー太〜…大好き〜」
「ありがとな、唯。いつも優しくしてくれて」

ギー太は、はにかみながら唯の頭をそっと撫でた。唯の胸がきゅぅっと熱く苦しくなった。
635ぎぶそん(唯×ギー太):2010/04/13(火) 15:43:02 ID:SZG+XPTI
「ギー太…ギー太…」
「ん……は…あ…」

ペロペロとギー太の首筋に唯が舌を這わせ、ギー太が僅かに音を漏らした。

「ちゅぱ……えへへ、ギー太、良い音…ちゅー…」
「ゆ…唯……んっ」

コリコリとギー太の乳首を指で責めながら唯は首筋に何度もキスをした。

ドサッ…

そのままベッドにもたれても唯の甘える様な愛撫は止まらなかった。

「ゆ…ゆい……ん、はぁ…はぁ…も、いいから…」
「まだだめ〜。今日は私がギー太を気持ちよくするの」

ペロペロ…ペロペロ…ペロペロ…

「んっ…んく…あ…クはっ」
「ちゅ…ちゅ…ちゅぅぅ…ちゅ…」

ギー太の腕の中で唯は丹念に首筋や乳首を舐め続けていく。

「んアっ」

突然、電流が走ったみたいに唯がのけ反る。ギー太の指先が支える様に唯のお尻を掴んで動いた。

「こ、こら〜、ギー太、大人しく…しなさい…あぅっ」
「ゆ、唯だって…」

もぞもぞとじゃれ合っている内に69の体勢になった唯とギー太。

くちゅくちゅ…くちゅくちゅ…

「んっ…あっ、あ、あ、あ〜っ、は、はむっ」
「くぁっ…は、はっ、は、は…ちゅぅっ」

二人はお互いを必死で貪り急激に高まっていった。
636ぎぶそん(唯×ギー太):2010/04/13(火) 15:44:25 ID:SZG+XPTI
「ギー太…ギー太…ぁんっ…も…い、いっちゃえ〜」
「ゆ、唯っ…唯っ……ぷぁっ」

グチュグチュグチュグチュグチュ…

「れるれるれる……んっ、ん、んぐっ……ぁぅっ?」
「ゆ、ゆいっ」

プシップシッ…ドプュッ…

ほとんど同時に唯とギー太はのけ反り果てた。

「はー…はー…っ…ゆ…唯…」
「えへへ…綺麗にするね…ちゅぅっ」

ペロ…ペロ…ペロ…ペロ…
ふらふらとぼんやりしながら唯はギー太のペニスを掃除していく。

すり…すり…すり…

ギー太もまた夢見心地で唯の太ももを優しく撫でた。目の前に広がる唯の秘処からはとめどなく愛液が溢れ、唯の頭の動きに合わせてピクピクと動いた。

「おぉぅっ。ギー太、おっきくなったよ〜」
「ゆ、唯……い、入れて…いいかっ」
「んっ…ギー太…今日は動いちゃ…だめ」

ごそごそと唯が移動して、ギー太の上に跨がった。

「い、入れるね…」
「ん…」

くちゅ…くちゅ……ぬ…ヌルッ…

「あっ…〜〜〜っ…は、はぅっ」
「ゆ、唯…気持ち…いー」
「ぎ、ギー太…えへへ…またイッちゃった…」
「ゆい…」

舌を出して笑う唯にギー太は思わず腰を打ち付けた。
637ぎぶそん(唯×ギー太):2010/04/13(火) 15:45:32 ID:SZG+XPTI
「きゃうんっ…ぎ、ギー太っ…急に動いちゃ…あっ…はぅっ」
「唯が…可愛いからっ」
「やぁっ…あっ…私がっ…あっ…動くのっ……ああぅっ゛」
「唯っ唯っ…ゆいっ」
「ギー太っ…らめっ…私またイッちゃ……あんっ」

ギシギシギシギシギシギシギシギシ…

ベッドが軋み、矯声を上げ、お互いの足を絡め合いながら唯の意識は薄れていく。

まだいや。ギー太と一緒…一緒にいる。

「ギー太…ギー太…」

ふわふわと右手を空中にさ迷わせながら、唯はギー太を探した。

「唯」

ギュッと手を握りしめて、ギー太は唯の正面で笑った。

ギー太…私、今日から三年生になるんだよ。一番のお姉さんだよ。

……ギー太……


「あいたっ」

唯はベッドから落下して我に返った。

「なんか…いい夢見た気がする…何だっけ?ギー太」

傍らに転がるギー太に話しかけ、時計が目に入り凍りついた。

「あれ、お姉ちゃん、はや…」
「いってきまーふっ」

食パンをくわえて唯が駆け出す。


「行こう、ギー太!今日から三年生だよ!」

『ばか』


ギー太が呆れた様に微かに鳴った。


おしまい
638名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 15:51:30 ID:SZG+XPTI
以上です。

あんまりエロくなくてスミマセン…

また何か受信したら投下します。
639名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 17:39:36 ID:BXgJgytc
GJ!
640名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 21:31:23 ID:ifB5mEea
やるじゃない
641名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 09:27:33 ID:3j4wZJXC
抜いた
642あずおん!:2010/04/19(月) 11:06:23 ID:fF9oxGso
「はぁあああぅっ」

静かな部室に梓の絶叫が響く。
いつものキスを終え、先生の腕の中で梓は動かなくなっていた。

「梓?」
「…ふあ……あ…先生ぇ…えへ…えへへ…えぃっ」

目が覚めて思わず先生に抱きついた。

何だかフワフワして物凄く幸せな気持ちだ。

「梓…大丈夫?」
「せんせ…ん…んにゃん…にゃむ…ペロ…ペロ…ペロペロ…」

梓は甘える様に先生の顔を舐めた。呆気に取られていた先生が優しく頭を撫でて応える。

「よちよち」
「えへ…えへへ…あ…先生…何かして欲しいこと…ありますか?」
「…別にないよ。梓には充分貰ってるから」
「えへへ…先生、無理してますね?我慢しちゃだめです」

目を逸らした先生の股間を梓は指で「つうー」っと撫でた。

「あっ…あず」
「おっきくしてますにゃ」
「だ…だめだよ…これ以上は…と…止まらなくなる…からっ」
「たまには……自分の事も考えてください、せんせ」

上目遣いの梓に、先生はきつく唇を噛みしめた。
無邪気な瞳に宿る母性はアンバランスで淫靡だった。


「梓…僕は梓の事が本当に好きだよ。だから―…」
「ふにゃあ…」

好きだよ、好きだよ、好きだよ――…

先生の言葉が何度も響き、梓の全身に熱が走った。
643あずおん!:2010/04/19(月) 11:15:02 ID:fF9oxGso
「梓のこと好きだから、これ以上―…」
「んちゅっ…ちゅっ、ちゅっ、ちゅっちゅっちゅっ」

梓は先生の頭を掴み何度もついばむ様にキスをした。髪が乱れ赤面して俯く先生が愛しい。

「梓…」
「せんせ…」
「ぼ…僕の指…舐めて…」
「はいっ」

目を閉じて控えめに差し出した先生の右手、その指先を梓は口に含んだ。

くちゅ…くちゅ…くちゅ

「なんだか…えっちでしゅね…ペロ…ペロ…ペロペロ…ペロペロ…」

先生の指を舐める内に梓の中で更にもどかしさと熱が膨らんでいく。

「…ん…はぁ…はぁ…やっぱり…先生はいじわるです」
「ご…ごめん」
「許してあげません」

梓はカチャカチャと先生のベルトを緩めた。

「あず―…」
「ひゃあっ!?」

ズボンが下がり、隆起したボクサーパンツが顕になって梓は固まった。

こ…こ…こんなに…おっきいの?…

「はは…怖いでしょ?だからもうこのへ…っ!?」
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

しゅこ…しゅこ…しゅこ…しゅこ…

トロンとした梓が小さな両手で先生の膨張したペニスを控えめに擦っていく。
644あずおん!:2010/04/19(月) 11:25:20 ID:fF9oxGso
「あっ…は…はぁっ…あずさっ…もうっ…」
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…はむっ……はむっ…はむっ…あぅっ」

必死でくわえようとするが小さな口に収まりきらず、梓は何度もペニスを逃がした。

…小さい体をこんなに恨んだの…初めてだ…

「梓」
「ふぁ…」

突然、頭上からの声。温かい掌が頭を撫でる。

「今も充分気持ちいーよ。大丈夫。ありがと」
「せ…先生…」
「…あ…あと…ここら辺…ペロペロしてくれると…嬉しい」
「は…はいっ……んっ…んっ…んちゅ……ちゅっ…れるれるれる…こ、こうれふか?…」
「あ…そう…そんな感じで…先端も…あっ…きもち…いぃ…」

先生の体が何度もビクンと小刻みに跳ねた。梓の頭が前後に激しく揺れていく。

愛しくて愛しくてたまらない。もっと…もっと…もっと…!

「んっ…んっ…んっ…んちゅっ…じゅるるるる…」
「あっ…梓っ!ヤバい!でるっでるっ…〜〜〜っ」
「じゅぼっじゅぼっじゅぼっじゅぼっじゅぼっ…んちゅっ…れるれるれるれるれるれるれる…ペロペロペロペロペロペロ…」
「ウッ」
「んぶぶっ…んぶっ…ん〜〜〜っ…んン〜〜〜〜っ…ぷあっ…はぁっはぁっはぁっはぁっ…」

顔と髪に跳ねた精液を指ですくい、梓は口に含んだ。味よりも匂いがキツかったけれど、体がそれを求めてる気がした。
645あずおん!:2010/04/19(月) 11:37:17 ID:fF9oxGso
「あは…いっぱい…でましたね……先生のえっち」
「…はい……気持ち…良かったです………すごく」

悪戯っぽく笑う梓に先生が小さくはにかんだ。

キュゥッ…

まただ。
先生は時々キツく胸を締め付けてくる。

「……んにゃぁ…」

思わず跨がって頬擦りを繰り返した。クチュクチュとペニスと梓のお股が擦れる。

きもちいー……きもち…いー…きもち…いー……キモチイイっ…

「んっんっんっんっんっんっんっんっんっんっ」

向かい合わせで貪る様に舌を絡めてキスをし、腰を擦り付けた。

ぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっ…

「梓っ梓っ梓っ梓っ」
「せんせっせんせっせんせっせんせっ」

首に手を回し、駅弁の様な体勢で二人はスマタに没頭した。

「梓っ…きもちいっ…気持ちイイっ」
「ひゃあんっ!せんせっ…あぅっ、おまめ…おまめ…ぐりぐりやああっ……きもちいっ…きもちいっ……いくっ…いくっいくっいくっ……あひぃぃぃぃいいい゛………ア゛おォッ」

梓はビクンビクンと痙攣しながら何度も達し、下腹部には先生が大量に精を吐き出した。


静かな部室にお互いの吐息だけが響き渡る。

自分でも自分が信じられない。こんな場所でこんな事までするなんて。

「あずさ…」
「せんせ…」

夢見心地で目を合わせ、微笑みながら絡めた指に力を込めた。

声が重なる。


『大好き』


おしまい
646名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 11:37:40 ID:fF9oxGso
以上です
647名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 23:34:36 ID:R0hD5vKW
聡ィィィィィィィィィィィィ
648名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 23:45:48 ID:qJ/dyg47
律乙。
649名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 08:02:37 ID:Kjl7mBUw
かなり気が早いが
立花姫子、高橋風子で一発、

誰か書いて…W
650名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 06:46:01 ID:TmYFUIo9
>>649
巣に帰れニコ厨
651名無しさん@ピンキー:2010/04/30(金) 22:06:02 ID:mbiQrW7X
聡きゅん可愛いよ

VIP規制なかったらさとういが書けるのに
652名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 01:56:44 ID:V5koNk85
けいおんにレイプされるMステを誰か書いてください><
653名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 13:26:24 ID:up+HeHlX
しゃらんらしゃらんら〜
654名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 21:14:05 ID:V5koNk85
誰かけいおんにレイプされるMステを書いてください><
655名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 09:18:50 ID:P1WeK78R
しゃらんらしゃらんら〜
656名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 21:35:37 ID:8UkX9Ob2
もう深夜2時。
私、秋山澪は自分のベッドの上にいるわけだけど、どうにも眠れない。
その理由はまぁ、なんとく自覚している。
下半身がムズムズする。ムラムラするのだ。
いままでも、何度か同じ事がありそのたび自慰をしてきたわけだ。
しかし今夜のは桁ちがいにムラムラ感だ。
これを鎮めるにはやはりあれしかない。
自慰。つまりオナニーだ。
そのためにとりあえず服を脱ぐ。
私はオナニーをする際、服を脱ぎ、パンツだけの格好になる。
その方が興奮するからだ。
その格好になり、ゆっくり右手で左乳首をつねる。
「くぅ..ふぅ...」
さらに強く
「ひゃ..ああっ...んんぅ」
3分ほどそうしていただろうか...
あそこが熱くなり濡れているのに気付く。
いよいよ本番だ。
私は意気込んでパンツを脱ぐ。
そこには毛一本生えていないツルツルの女性器。
これが私の一番の悩みなのだ。
水泳の授業などでみんな生えているか確認したがみんな生えていた。
唯なんかもうフッサフサだっだし律もはえてた。
「んっ...はぁん」
そんなことを思いながら割れ目にそってさする。
657名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 21:54:39 ID:8UkX9Ob2
そして今度は円を描くようにさする。
「ひゃあっ...くはぁぁぁ...あんっ」
今夜は家にだれもいない。私一人だけだから好きなだけ声をだせる。
そう思うと余計に興奮が高まる。喘ぎ声も大きくなる。
「ああん...くぅ...ああっ...くああああああああっ」
指を秘所突っ込んでは出して突っ込んでは出してを繰り返す。
ポタポタと自分のいやらしい汁が布団に飛び散る。
指を突っ込んでは出して突っ込んでは出して
指を突っ込んでは出して突っ込んでは出して
指を突っ込んでは出して突っ込んでは出して
「くぅ...ああっ...ダメッ..いや..ああんっ!!」
気持ちいい。今ではこのオナニーが軽音部の活動に次いで、
私の楽しみとなっている。
658名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 22:51:37 ID:P1WeK78R
できたー
659名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 23:40:39 ID:+wYmiJ4Z
TMAの唯や澪みたいに
学校の先生に犯されるメンバーを想像してみる
660名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 00:24:06 ID:pGowDxDl
661名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 06:02:35 ID:Ok9io5wO
憂と梓と純と俺の4人でペロペロしたい
662名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 23:59:46 ID:3vTgBill
レイプ系のエロパロ投下してもOK?
663名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 02:30:13 ID:7pahyXex
>>662
読んだ後なら返事可能w
664名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 06:14:27 ID:FsOjmLu6
ぜひ
665名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 07:22:09 ID:tCmIomlP
そもそも百合以外成立しづらい原作だよなあ。
666名無しさん@ピンキー:2010/05/13(木) 13:56:50 ID:lxEFrwF1
>>665
まあなあ、ただでさえ萌え系な上、女子高もの(はっきりしてるのはアニメ
のみ。原作では匂わせてあるだけで、女子校か共学かをはっきり描写している
ネタは無いが。)だもんな。
667青太郎:2010/05/15(土) 04:16:05 ID:jASEa/JC
みんなおひさしぶり。
668名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 04:17:34 ID:jASEa/JC
 耳をつんざく轟音の中に俺はいた。手足を忙しなく動かし、その喧騒に加わる。
音のひとつひとつが手に取るようにわかる。それがどこへ向かい、どう響くかも。
その果てを見届けることなく、新しい音が生まれては消えていく。
 やがてそうした連鎖が結集され、舞台は最高潮となる。
およそ負の情などなく、あるのは充実感と多幸感。
快楽が頭脳を埋め尽くし、何も考えられない。それさえ億劫だ。
 そして疲労も時間の感覚も忘れたころ、ようやく俺達は動きを止める。
あれだけ音を吐きだしたのに、あっという間にそれは消えていく。
それにかわるように、今度は観客が絶叫する。
「やったな」
 今まで背を向けていた男が振りかえる。その表情は達成感に満ち満ちていた。
「ああ。次もうまくいくさ」
 俺の言葉に男は笑う。その笑みは、どこか悲しそうだった。


 第四章


「何だって……?」
 武道館での演奏を終え、専用の控室に戻った俺は、リーダー格の男に聞き返した。
「解散するって、どういうことだ」
「そのままの意味だ。もうこのバンドは終わりにしよう」
 男は椅子に腰かけ、俯いている。俺はそいつの胸倉を掴んだ。
「ふざけるな。まだ表彰式も終わっていないのに」
 いや、入賞をどうこう言う以前に、全国規模のこのコンテスト、その決勝まできたのだ。これを踏み台にすればプロデビューだって夢じゃない。
レコード会社がほっとかないだろう。そうすれば、音楽で飯が食えるようになる。これを見逃す手はないはずだ。
「そうだな。多分俺らは入賞してるだろうな」
 無関心そうな視線を俺に向け、男は掴んでいる手を解く。
「だから、もう終わりなんだよ」
「――っけんな! 好きで始めたことなんだろ!? だったら何でやめちまうんだよ!」
 わけがわからない。気がついたら拳が相手の顔にめり込んでいた。ふっとび、ロッカーを滑る男の体。その様子を残りの二人が黙ったまま見ている。
「これからだろうが! これからバンバン売りだして……!」
「そして使い捨てられるのか」
 ゆっくり起き上がり、口の端から血を流しながら、男は俺に鋭い視線を飛ばす。
「たしかに金は入るだろうな。でも、その代償に自由を奪われる。こっちの考えを無視して、商業主義の名のもとに、大衆受けのする曲を量産させられる。
あらゆる商売のために体を酷使させられ、企業にとっては利潤を生みだす道具扱いだ。そんなことをするために俺は音楽を始めたわけじゃない。
そこに俺の求めたものはない」
 俺は残りの二人を見回した。こいつらは、こいつらはどうなんだ? こいつと同じ考えなのか?
 一人は肩をすくめながら、
「ま、ここいらが潮時じゃねえかい?」
 もう一人は小さく頷いて、
「私も留学の話がありますし、これ以上続けるのは厳しいですね。引き際としては的確かと」
 俺は膝を落とした。何だよそれ。皆ここまでがんばってきたんじゃないか。それをどうして、こんな簡単に捨てられるんだ。
必死になってたのは俺だけなのか? 他に居場所があるから、こいつらはこんなに余裕なのか? 誰か教えてくれよ。
 何で、何で――――。



669名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 04:18:14 ID:jASEa/JC


「あ、気がつきました?」
「ここは……」
 見知らぬ天井が見える。次に目に入ったのは、真鍋の嬉しそうな顔。見回すと、白い壁やカーテン、透明な管やパックがある。
どこにいるか、すぐに察しがついた。
「病院か」
「ええ。突然倒れて、ここまで先生が運んでくれたんですよ。仕事があるから、ってもう帰られましたけど」
 あいつがどこにいるか探そうとすると、彼女がすぐに付け加えた。そうか、と俺は頭を再び枕にのせる。
それにあわせて腕と繋がったチューブが揺れた。どうやら点滴をうたれているらしい。
「何でだ」
「原因はよくわかっていません。ただ、お医者さんの話だと、栄養失調か過労だろう、と」
「違う、お前のことだ」
 俺のことじゃない。どうして真鍋が付き添っているのかが気になるのだ。いや、それ以前に――。
「どうして俺に構う。そんな必要も理由もないだろ」
 前々から不思議だった。こいつはやたらと俺に関わろうとする。どう考えても不合理だ。
そこまでする価値が自分にあるとは思えない。
 眼鏡の奥にある瞳が揺れる。小さな両手が俺の右手を包む。それだけでわずかに心が休まる。
しかし、だからといって疑念が消えるわけではない。
「心配だから、じゃだめですか」
「俺のことなど、放っておけ」
 それがお互いのためだ。俺には俺の生き方があるし、真鍋だってそうだ。こいつならもっと上へ行ける。
能力の高い人間は、その限界に挑戦した方がいい。もっとも、それがもうできない俺には、関係のないことだがな。
「放っておけませんよ」
 俺の手がぎゅっと握られる。ひんやりとしたその感触が、火照った体には心地いい。
だが、それが一抹の不安ももたらす。この感触を失うのが怖くなる。いつもそうだ。
居心地がいいと思った場所は、たいていこちらが信用しきると、すぐに手の平を返す。
親も、友も……何もかもそうだった。失った時の悲しさ、苦しさは尋常ではない。
 だから、怖いんだ。
「私は、あなたのそばにいたいんです」
「やめろ」
「拒絶されたって構わない。それでも私はあなたといたい」
「やめてくれ」
 聞きたくない。これ以上優しくしないでくれ。これ以上求めないでくれ。期待してしまう。依存してしまう。
失うものが増えるだけなのに、それに身を委ねてしまう。そんなことをしても、結局辛くなるだけだって、わかっているのに。
 しかし真鍋はやめようとしない。あの時の、何かを決心したような顔で、言葉を紡ぐ。
「私はあなたが好きです」
「…………馬鹿野郎」
 いつの間にか、彼女の手を握り返していた。



670名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 04:18:53 ID:jASEa/JC


「お前は馬鹿だ」
「そうかもしれませんね」
「こんなろくでなしのどこがいいんだ」
「ろくでなしだから、かな」
 起き上がった俺が睨むと、真鍋が小さく笑って「ごめんなさい」といった。まったく、昔から女という奴はよくわからん。
「いいじゃないですか。好きになっちゃったんだから、しかたないでしょ?」
「知るか」
 少女の視線から逃げるように目を背ける。どうも居心地が悪い。
いや、悪い気はしないのだ。だが、どうにもいたたまれない。
どう処理していいかわからない感覚だ。
「それに、損得だけで物を考えても、疲れるだけですよ」
「……そうだな」
 たしかに疲れる。だが、それが一番傷つかない生き方でもあるのも事実だ。
打算的に生きれば、利益という免罪符が発生する。たとえ人として間違っていても、それで納得ができる。
感情的に生きれば、基準が曖昧になり、どうしていいかわからなくなる。結果、いつのまにか大切なものを失っている。
だったら、前者を選ぶ方が楽ではないか。傷つかず、利だけを求めつづければいいのだから。
「だが、それで誰も傷つかないなら、それでいいんじゃないか」 
「怖いんですか。人と関わるのが」
「かもな」
 真鍋は一度微笑んで、そっと俺の首に腕をまわした。久しく感じていなかった、人の温もりを感じる。
制服越しの柔らかさに包まれ、ゆっくりと瞼を下ろす。上から少女の声が降ってきた。
「少しずつでいいんです。少しずつ慣れていけばいいんです。私がそばにいます」
「……勝手にしろ」
 彼女の行為はもちろん嬉しいのだが、それを素直に認められる程俺は人間ができていない。
もう少しうまく生きられれば、この人生も少しは違っていただろうに。
 
 まったく、嫌になる。
671名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 04:20:13 ID:jASEa/JC

 しばしの抱擁を終え、真鍋は礼儀正しく別れを告げて帰っていった。
彼女から連絡を受けたのか、それからすぐに医者と看護師がやってきて、いくつかの質問を受けた。
その後、医師は聴診器やペンライトでの診察を済ませ、「一日様子を見て、問題なければ帰ってよろしい」、と言った。
(戸締りしてないんだが)
 まあ、そこは真鍋がうまくやっているだろう。そんなことをぼんやり考えて、『ああ、いつのまにかあいつに頼ってるな』と気付き、微妙な気分になる。
気恥ずかしいような、こそばゆいような、奇妙な感覚。悪くはないが、だからといって全肯定できるものでもない。そんな単純に判断できないのが、俺なのだ。
「おーっす」
 白衣の次にやってきたのは、田井中だった。静寂はあっという間に崩壊し、奴の声が場を支配する。
それをどうこういうつもりはないが、少しは静かにした方がいいんじゃないか、とは思う。
「和から聞いたよ。ぶっ倒れたんだってな。大丈夫か?」
「まあな」
 医者にもいったが、体に違和感はない。多分大したことはないだろう。
最近色々あったからな、肉体的にも精神的にも。ガタがきてもおかしくはない。
「それで、何の用だ。さすがに今日は店を開けんぞ」
 真鍋の時とは違って、こいつはある程度見当がつく。タダ食い(出世払いだが)できるなら、積極的に利用したいだろう。
 しかしこいつはチッチと人差し指を振って否定する。
「私はそんなに食い意地張ってませんぜ」
「じゃあ何だ」
 まさかこいつも……いや、それはないか。田井中は顎に手を這わせ、わずかに唸る。
「うーん。きっぱりとはいえないんだけどさ、そうだな……あんたといると、落ち着くんだ。うん、それが理由かな」
「ああ、そうかい」
 俺はお前の精神安定剤ではないんだがな。まあ、店としては客に満足してもらえるなら、言うことはない。
 そう、店としては。
「だけどな、お前の居場所は別にあるだろ」
「ん?」
 昔の俺にあって、今の俺にはないもの。友や夢、そうした環境がこいつにはまだある。それをないがしろにするのはどうだろうな。
少なくとも、過去の自分がそうしていたら、迷わず俺は止めようとするだろう。
「俺に構うな。今は目標や仲間に構ってやれ。いずれそいつらとは別れがくる。だからな、後悔のないようにしろ」
 わかってはいるのだ。あの時のあいつの判断は正しかった。だが、俺はずっと続けたかったんだ。
あいつらと、ずっと付き合っていたかった。喧嘩もしたし、絶交したこともある。それでも、結局はつるんでいた。
そこに俺の居場所はちゃんとあった。だからこそ、それがなくなるのがいやだったんだ。そういった感情によるしがらみが、今も俺とあいつらを隔てている。
 こいつには、そうなってほしくない。
「それにケリがついて、行くあてがなくなったら、俺の所にくればいい」
 それだけいって、布団をかぶった。返事を聞く気はない。俺は教師じゃないんだ、人生相談してやる義理はない。
俺は言いたいことを言ったまでだ。それに少し疲れた。こんなゆっくりできる時間はそうそうないのだから、休めるだけ休んでおきたい。
 ガチャ、とドアが開き、やがて閉まる。あいつがどんな表情で、何を思ったかは知らない。
でも、動き始めたということは、そういうことなのだろう。その先を考えるのはあいつにしかできないのだ。俺が気にしても意味はない。
 ふと、思う。

 真鍋和
 田井中律
 
 この二人に対して、俺はどうすればいいのだろう。いや、それ以前に、俺自身の問題がある。
きっとこのまま意地を張っても、後悔するだけだ。それはわかっている。しかし、だからといって最善策を実行できるほどの器量はない。
 暗闇に意識を沈めながら、そんなことを考える。

 
 ――そうだな、せめて――。
 

   ――――せめて夢の中では、素直でありたいものだ。
 



 ドラムルート  〜ノーマルエンド〜


【おしまい】
672なかがき:2010/05/15(土) 04:21:25 ID:jASEa/JC
次、いきます。
673名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 04:21:50 ID:jASEa/JC
≪《アーカイブ》が更新されました≫

 


   ≪はじめから≫
   ≪つづきから≫
   ≪新規ルート≫
 ニア≪アーカイブ≫ New




   『とある姉妹の恋慕 姉編』
   『とある姉妹の恋慕 妹編』
   『水天の落涙』
 ニア『少女の幸福論』New


≪ファイルが選択されました≫



 しあわせってなんでしょう。
 おかねでしょうか。
 おしごとでしょうか。
 
 わたしには、よくわかりません。


 『少女の幸福論』

674名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 04:22:51 ID:jASEa/JC


「もうすぐ一年生も終わりだね〜」
「そうね」
 たまに行く喫茶店に、私と唯はいた。私は生徒会、唯は軽音部があるから、最近はこうして話すことも少ない。
それを嘆く気はないけれど、それでも、やはりさみしい気持ちにはなる。
「私、高校生になってよかったよ」
「あの人にまた会えたから?」
「えへへ。それもあるよ」
 幼なじみは解け始めたアイスのように笑う。あの人とこの子は幼稚園の頃、一度会っただけの関係。
普通なら、やがて相手を忘れ、なかったことになっているだろう。事実、再会した二人は、どちらも覚えていなかった。
しかし、それでも将来を誓った約束は、今こうして果たされている。不思議なものだ。
自分が関与したせいかもしれないが、そうだとしても、結果としてこうなったのなら、それは運命ではないだろうか。
私はヒントを与えただけだ。それをどう扱うかは、あの人次第だった。そして、彼は過去と向き合うと決め、伴侶に唯を選んだ。
 それだけの話だ。
「軽音部の皆とも会えたし、軽音も面白いし、ギー太だって……あ、もちろん和ちゃんもだよ」
「いいよ、気を遣わないで。わかってるから」
 笑みを返し、湯気の上る紅茶を口に含む。春というにはまだ寒いので、温かい方がありがたい。
胃に滑り落ちた熱で暖まるのを感じる。
「幸せそうね」
「うん。和ちゃんは?」
「私は……そうね、幸せよ」
 そういいつつも、そうは思っていない。そもそも、何が幸福に値するのかよくわからないのだ。
教科書にあることは一通り覚えたが、そこにあるのはありきたりな事実ばかりで、役には立たない。
 もちろん、そういった観念は、個人差がある以上、定義できないことは知っている。
しかし、だからといって自分にそんな観念があるわけではない。ゆえに悩む。
 よくある物語では、運命的な出会いや境遇でのラブストーリーが、さも幸福であるかのように描かれている。
たしかに、唯とあの人は幸せそうだし、それに異論はない。ただ、それを自分が求めるのは違う気がする。
白馬の王子をいつまでも待つというのは、どうも納得ができないのだ。もっとも、『では、他に何かあるのか』と問われると、答えに困るのだが。
「誰かと付き合ってるの?」
「え?」
 一瞬固まる。この子は藪から棒に何を言いだすんだ。
「なんかそんな気がしただけ」
「う〜ん……」
 たしかに、そんな関係と言えなくもない相手はいる。しかし、あれを恋愛関係と称せるかどうか。
好きだと告白したが、かといって明確な変化はない。デートをしたこともなければ、キスの経験もない。
ただの雇用主と雇用者の関係だ。
 そう、私は彼に自分の想いを告げた。どこに惹かれたかは具体的に説明できない。
昔からのああいう性格が、貴く、美しく見えたのかも。
「……かもね」
「え? 誰々?」
 興味津々といった調子で尋ねる唯に、なんと答えればいいか考えていると、不意に窓の外で見慣れた姿を見つけた。
「ねぇ、あれ」
「へ? ……あ!」
 そこを指差すと、唯が急いで店外へ出た。その男性のもとへ一直線に走り、勢いよく抱きついている。まったく、少しは周りの視線を気にしたらどうだろうか。
でも、それが彼女のいいところでもあるのだ。天真爛漫なその性格が、たまに羨ましくなる。
675名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 04:27:05 ID:cd+scEf0
支援
676名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 04:27:22 ID:jASEa/JC
「じゃ、私は行くね」
 支払いを済ませ、遅れて店を出た私は、二人にそう告げた。お邪魔虫になるわけにはいかないだろう。
「うん、またね」
 手を振る唯に片手を上げ、その場を後にする。さて、どうしようか。このまま家に帰って勉強することもできるが、そんな気分でもない。
というか、友達がいちゃいちゃしている時に、そんなことする気になる人がいるのだろうか。
 しばらく歩いていると、とある店の前に着いた。バイト先の飲食店だ。足が無意識に向かってしまったらしい。
今日はなぜか休業になったので、することはないのだが、来た以上しかたがない。何か手伝うことくらいあるだろう。
 裏口に回り、カギを開けて入ると、彼が座敷で転がっていた。また倒れたのだろうか。
「どうしたの?」
「むー」
 しゃがんで聞いてみると、彼がゆっくり身を起こす。とろんとした視線が向けられる。普段と違い、覇気がまったくない。
 その理由は、近づくことによってわかった。お酒臭い。つまり、そういうことなのだろう。
「のどかぁ」
 突然名前を呼ばれ、どきっとした。この人はいつもぶっきら棒で、こんな風に言われたことはないのだ。
 彼のたくましい腕が私の背中に回り、そのまま畳の上に押し倒される。とっさに顎を引いたので、なんとか頭をぶつけずに済んだ。
「えっと……」
「ん〜」
 彼は私の胸に顔を擦り寄せるだけで、それ以上のことは何もしない。期待したわけではないが、予想とは違って微妙な気分だ。
「よしよし」
「んー」
 とりあえず頭を撫でると、嬉しそうな声を出した。酒が入ると、性格が変わることがあるらしいが、これがそうなのだろうか。
 まあ、これはこれで可愛いからいいのだが。いつもの、意地っ張りで強がる彼とのギャップに戸惑いつつも、
しばらくそうしていると、やがて寝息が聞こえてきた。
(どうしよう)
 このまま帰ることもできる。布団を用意して、そこに寝かせることも可能だ。けど、このままでもいいかもと思っている自分がいる。
 それが母性本能によるものか、愛護精神によるものかはわからない。ただ、そうしたいのだ。明確な理屈などない。
(まったく。成長したのは体だけなのかしら)
 不器用な人。それが初めて会った時の印象。幼稚園児の私がそう思うんだから、周りの人達もそう感じていただろう。
 だから、かな。あの時自分が興味を持ったのは。遊ぼうと誘ったのは。
 そんなことを考えながら、眼鏡をはずし、瞼を下ろす。こういうのもたまにはいい。いい夢が見られそうだ。
心地よい重さを感じながら、私も夢の中へ旅立っていく。

677名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 04:28:00 ID:jASEa/JC

『一緒に遊びませんか』
 園児達とどう接していいかわからない、という風で棒立ちだったその人は、小さく頷く。
『ああ。何をする?』
『おままごとでいいですか?』
 別に何でもよかったのだが、なんとなくそれがいいように思えた。彼はわずかに顔をしかめる。 
『…………』
『だめですか?』
 そう問う自分がどう映ったのか知らないが、彼は慌てて首を振る。
『いや、それでいい』
 まあ、そんなわけでやってみたのだが、あまり盛り上がりはしなかった。
もっとも、この遊び自体そうした要素がほとんどないのだから、しかたがないといえばしかたがない。
『悪いな。俺にはどうすればいいかわからない』
 テーブルの向こうで、彼はすまなそうに俯く。
『家族というのが、よくわからないんだ』
 その意味を察するのに、それほど時間はかからなかった。何かの事情で、一人ぼっちになったのだろう。
幸い、自分も知り合いもそんな境遇ではないが、話には聞いたことがある。大人の世界は複雑のようだ。
『じゃあ教えてあげますよ』
 彼が顔を上げる。その瞳は、ずいぶん弱々しく見える。まるで捨てられた子犬だ。
何かに縋りたいが、それができない――そんな様子。
『一緒にいれば、少しずつわかりますよ』
 その言葉に嘘はない。そうしてもいいと思ったのだ。惚れた、というわけではない。燃えるような恋というより、静かな好奇心。
この人と生きるのもいいかも。そんな考えが脳裏に浮かんだのだ。今は無理かもしれない。それでも、いつかは……。
『やめとけ』
 しかし彼の返答はそっけなかった。憂いを帯びた笑みでこちらの申し出を拒否する。
『俺といてもロクなことにならない』
 経験でいっているのか、それとも怯えているのかはわからない。ただ、それを決めるのは私であって、彼ではないだろう。
別にボランティアで言っているわけではない。自分がそうしたいだけだ。
『いやです』
 だから否定することにした。すると彼は一瞬ぽかんとし、それから視線をそらす。
『……勝手にしろ』
 私は胸中でくすりと笑う。どうやら照れているようだ。中々可愛いところもあるではないか。
 うん、じゃあ勝手にさせてもらおう。あなたがやめろと言っても、諦めるつもりはないよ。
 だってしかたないでしょ? 出会ってしまったんだから。


「おい、起きろ」
 夢と比べ、幾分か野太い声が聞こえる。ぼやけた視界にあったのは、大人になった彼の顔。いつかと逆になったわね。
「何で俺とお前が……」
「あなたが押し倒したんでしょ」
 眼鏡をひっかけながら言うと、彼はわずかに狼狽した。その様子を、顔に出さずに楽しんでから、ふと時計を見る。
もうすっかり日が暮れている時刻だ。
「帰るね」
 服にできたシワを直しながら立ち上がると、腕を掴まれた。少量の期待をこめてそちらを向く。
「……送ってく」
 むすっとした顔で、目を背けている彼は、やはり可愛い。お互い外からそのままの服装だったので、すぐに外出できた。
 外はすっかり暗くなっていて、雪でも降るんじゃないかってくらい寒い。こういう時は寄り添って、熱を共有するものだ。
一瞬、公衆の面前で相手に飛び付く友人を思い出し、わずかに首を振る。さすがにあんな真似はできないが、これくらいなら……。
「ひっつくな」
 彼の腕にそっと絡まると、すぐに解かれた。そんなに恥ずかしいのだろうか。赤くなった耳を尻目に、私は眼下にある大きな手を握ることにした。
「…………」
「これならいいでしょ?」
「……勝手にしろ」
 彼特有のお許しが出たので、そうさせてもらうことにする。握った手から伝わる、わずかな強張りや汗に苦笑しつつ、夜道を進んでいく。
678名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 04:28:35 ID:jASEa/JC
 
 ロマンチックなラブストーリーじゃなくてもいい。ただ、この人と一緒なら、それでいい。
 たとえ、これがままごとのようなまやかしだとしても、私の中ではこれが真実なのだから。

 ああ……。

 これがもしかしたら、私にとっての幸福なのかもしれない。




 
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679あとがき:2010/05/15(土) 04:45:06 ID:jASEa/JC
新年云々いっていたのが、気がつけばもう新年度も少し過ぎた今日この頃。
思考錯誤と紆余曲折を経て、ようやく一区切り。
そんな迷走っぷりを、このルートが如実に表しているような気がするわけです、はい。
ギターやベースで差っ引いた背景やら何やらのツケを、ここで清算したから、ある意味一番割を食ってるんじゃないかな。

まあ、そんなこんなで、あれから一年経とうとしています。
それまでに、決着がつくといいんですけどね。どうなることやら。

とりあえず、お互い五月病に気をつけましょう。
それでは、今回はこのへんで。

680名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 09:38:25 ID:d6fYJJ3p
>>679
乙!
久しぶりに続き来てたー!!
ノーマルエンドって事は………
681名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 16:28:19 ID:qCwBDCHT
>>679
もういらっしゃらないかと思ってました。戻ってきてくださり、とてもうれしいです。

ノーマルエンドですか……まだ続きがありそうですね。
それとも、キーボードルートが始まるのでしょうか? なんにせよ、これからも期待しております。
682名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 00:37:52 ID:VjGqI3+G
百合スレの方が活気あるな。
まあ、当たり前か。
683名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 17:49:02 ID:Z5OV1paS
けいおんには一切合切
男キャラがいないから仕方がない

一応聡がいるけど出したら
聡氏ねとか言われんだろうなw
684名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 18:43:33 ID:LsG4qOgW
男出したパロはここでは駄目なんですか?
685名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 11:08:31 ID:dgezoNvu
ここで良いと思いますよ
聡でもオリキャラでも大歓迎
686青太郎:2010/05/19(水) 15:55:00 ID:ete1XxVz
それは何より。
聡かそんな奴もいたな。
データ全然ないから、どっちにしろオリキャラ同然になってしまうという……。
687名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 15:55:55 ID:ete1XxVz

   ≪はじめから≫
   ≪つづきから≫
 ニア≪新規ルート≫
   ≪アーカイブ≫


≪!注意!≫


≪すでに特定のルートのセーブデータが存在するのでルート選択・変更が制限されます≫ 






 何もかもがつまらなかった。与えられた作業を淡々とこなす日々。そこに興味や歓喜など皆無で、ただの作業。
つまらない、あまりにつまらない。しかし、それを放棄することは、自身の存在意義の喪失を意味する。
ゆえに、辟易しながらも、絶望しながらも、ただただ作業を続けていく。まるで機械だ、と自嘲したのはいつからだろうか。
もう、覚えていない。
 その日もいつものように作業をこなしていた。与えられたカリキュラムを消化し、次の作業場へ移動する。
いつだって不変の世界。おそらく一生をこの世界で費やすことになる、そう考えていた。

 しかし――――。

「なあ、ピアノうまいんだって?」


 唐突に、その世界は変化を――色を帯びていく。


  キーボードルート〜ピアニスト〜


 いつだって変化というものは突然やってくる。こちらのことなんかお構いなしだ。
 あの時のことを思い出し、私はわずかに口元を緩める。
人生に転換期があるのだとしたら、あれがそうなのだろう。
いきなりやってきて、バンドをやろうなどと言われるとは。

「どうかしたかね」
「……いえ、それでは失礼します」
 眼前の男の声で我に返る。手元の資料を二、三確認し、私は腰を折った。

「引き続き融資の方は……」
「ええ。もちろんそのつもりですし、あなたと生徒の“個人的な”関係にも干渉しません」
 別にそんなことはどうでもいいのだ。彼女さえ問題なければ、それでいい。
 この男――校長が影で何をやっていようが、頓着する気はなかった。

「では、彼女の保護をこれからもよろしくお願いします」
 それだけ言って、私は無駄に豪華な扉に手を掛けた。
「なぜそこまでこの少女に手間をかけるのだね。やはり君も――いや、失礼。忘れてくれ」
 笑いを含んだ声の主を一瞥すると、どんな風に映ったのか、彼は慌てて訂正した。
それに反応することさえ面倒なので、さっさと退室させてもらう。

688名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 15:56:45 ID:ete1XxVz


 まったく、あれがここの責任者とは、世も末だ。
 いや、ああいうタイプだからこそ、上に立てるのだろうか。
 まあ、それはどうでもいい。要するに都合のいい人材なのだ、あれは。
金さえ積めば言いなりになる、ありふれた人間。これほど動かしやすい駒はない。

「お兄様」
 聞き慣れた声に気付き、私は何気ないしぐさで持っていた資料をカバンに放り込む。
これを見せるわけにはいかない。
「紬さん」
 振り返ると、そこにはいたのは彼女だった。相変わらずの笑みでこちらに近づいてくる。
「最近学校でよく会いますね」

「あなたとこうして会うためですから」 
「まあ」
 嬉しそうに微笑む彼女を見ていると、先程の嫌悪感があっという間に霧散する。
 
 もちろんこの少女――琴吹紬と血縁関係はない。ただ、兄のように慕われているだけだ。
それに関してどうこう言うつもりはないし、どうしようとも思わない。この関係を自分は気に入っている。

「部活動ですか」
 腕時計をちらりと見てから尋ねると、彼女は小さな顔を傾ける。
「ええ。今日はロールケーキを持ってきたの。皆喜んでくれるかしら」
「ははは。羨ましい限りです」
 自分の頃はもっと過酷だったな、と思い返し、少し憂鬱になる。
あの頃は地獄だった。あれに比べれば、西欧の英才教育など霞んでしまう。
「よかったらご一緒しませんか」
「いえ、そうしたいのは山々なのですが、少々用事がありまして」
 それほど急ぐ用でもないのだが、そういうシナリオの方がいいだろう。
彼女には学友との時間を大切にしてもらいたいのだ。
「そうですか。それは残念です」
「申し訳ありません。ですが今晩にでもそちらへ伺いますので、よろしければその時にでも」
 しゅんとする彼女の髪をそっと撫で、そう告げると、途端に目の前の花が咲く。
「はい、喜んで」
「では、行ってらっしゃいませ」
 背中をぽんと叩き、彼女を促す。長い髪が揺れて遠ざかるのを見届けてから、私は職員室へと向かった。

 
 最初は不安だった。この世界をよく知らない彼女が、普通の高校生と交われるのだろうか。
異端視され、虐げられないだろうか。そのために自分が随時視察しているのだが、どうやら杞憂らしい。
もっとも、だからといってこれを止めるつもりはない。万が一、ということがある。 

 それに、ここには存外“狼”が多い。

689名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 15:58:05 ID:ete1XxVz

「お、どうした。何か用か」
 廊下を歩いていると、無意識の狼が職員室から出てきた。
「ええ、あの方に会いに参りました」
「ああ、先輩ね。今いるよ」
「そうですか。ところであの件、考えてもらえましたか」
 彼はわずかに困った表情をして、ややあって、口を重たそうに開く。
「やってみても、いいかもな……」
「ほう。それは何より」
 バンドの再結成も近いかもしれない。ここはもう少し押してみるか。
 そう思って言葉を出そうとした所で、彼の携帯電話が鳴った。
「あ、ちょい待って。何だよ、何か用か? ……いや、今日は普通に帰るけど。
『じゃあ私も帰る』っておいおい。部活をやらんか部活を。…………。ああ、はいはい。
わかりましたよ。行けばいいんでしょ、行けば。……ったく」
 携帯電話を畳んだ彼は、すまなそうに片手を上げた。
「悪い、ちょっと野暮用できた――って、何で笑ってんだ?」
「いえ、あなたらしいと思いまして。では、私はこれで」
 不思議そうな顔をした友人をそのままに、私は室内に踏み込んだ。
はたして、そこには目的の人物がいた。

「あら。……例のあれ?」
「はい、お願いします」
 山中教諭は机の中から、一枚のSDメモリーカードをこちらに差し出した。
それを慎重にカバンに収める。これには部活での彼女の様子や、この人の所見が入力されているはずだ。
「しかしあなたもよくやるわね」

酔狂だと自覚しています」
「まったく。どいつもこいつも若い子ばっかり。ここに美人がいるっていうのに」
「面白い冗談ですね――いえ、失礼致しました」
 殺気を帯びた眼光を感じ、即座に修正。まだ私は死にたくないのでね。
「私は彼女をどうしたいとか、そんな気はありません」
「妹みたいな存在って奴? はんっ、どうだか。男なんてみんな獣よ」
「その獣に自らいただかれにいった結果、断られたのはどこの誰――――おっと、すみません。口が過ぎました」
 さて、無駄話も程々にして、そろそろ退散しよう。一礼し、そこから去ろうとすると、声が飛んできた。
「本当にそうだとして、あの子がほかの男のものになっても、あんた納得できるわけ?」
「…………。彼女がそれを望むなら、それがすべてでしょう」
 微妙にずれた、逃げた返答をして、職員室を出る。


 考えなかったと言えば、嘘になる。
 いずれ彼女も恋をする。それが愛になり、やがて成就することもあるだろう。

 彼女が、望んだ相手と愛を育み、子を産み、やがて老いていく。
 当たり前の流れ、結果。それを否定する資格は誰にもない。

 そこに自分はいない。その現実に対し、私は明確な回答を持っていない。
 こればっかりは、その時にならなければわからないだろう。



「難しい顔してんな〜」
「そう見えますか」
 中庭に出ると、用務員に声を掛けられた。やる気なさそうに箒を振っていた手をとめ、力強く頷く。
「見える! おいちゃんが保証するよ!」
「それはどうも」
 校長に持たされた和菓子を渡すと、彼はお茶を持ってくる、と言って購買の方へ走っていった。
 とりあえず近くのベンチに座る。  

 
690名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 16:00:42 ID:ete1XxVz

 あの教師のように、流されればどんなに楽だろうか。
ただ相手の好意を受け入れて、それで済むのなら、自分だってそうしたい。
 
 いや、この考えはおかしいな。これではまるで――。

「へい、お待ち」
「……ありがとうございます」
 飛んできたペットボトルを受け取り、中身を口に含む。
清涼感が体を満たすが、それでも、わだかまりは消えてくれない。
「だいたいさ、悩んでる時点であたい的にはおかしいのよ」
 隣にどかっと腰を下ろし、彼は言った。
「やりたいと思ったら、そうすればいいじゃん」
「それはそうですが」

 彼のように明け透けだったら、それはそれで楽なのだろうな。
 まあ、相手は苦労するだろうが。

「そうしているつもりです。ですが、本当にそうなのか、よくわからないんです」
「哲学? 僕チン、学がないからよくわかんないよのさ」
「どうなんでしょうね」

 ぐっ、とペットボトルを握る。
 彼女のために、彼女の手助けをする。それは自分の本心だと断言できる。
 しかし、そこに至るまでのものが、判然としない。
 親への反抗か、妹への愛情か、あるいは別のものなのか。

 わからない。


「そういえばさ、あんさん仕事は?」
「今月の分は済ませましたよ。こちらは一度の実入りが多いので、あまり働きませんね」
「羨ましいことで」
「あの時解散しなければ、今頃あなただって印税生活だったかもしれませんよ」
 嘆息しながら彼は青空を見上げる。
「それを言うなー。後悔しちまうだろうがよー」
「ですね」
 私は苦笑して緑茶を飲み下した。



 持ち帰ったデータに目を通し、それをシステマタイズする。それを終える頃には、すっかり夜になっていた。
 夕食を簡単に済ませ、車に乗り込む。報告書を彼女の両親に渡すという名目と、彼女に会うためという目的で、あの豪邸に行くのだ。

691名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 16:02:07 ID:ete1XxVz


 携帯電話が着信音を奏でる。ヘッドセットを接続・装着し、ディスプレイを見ると、彼女だった。
「どうしました」
『えっと、その……』
 不安そうな声色。相手が何を考えているのか、手に取るようにわかる。
「心配しなくても、今向かっていますよ」
『えっ――いえ、もちろん信じてます。ただ、遅いと、何かあったのかなって。だから、えっと……』
「大丈夫。私はいつでも紬さん第一ですから」
 思ったことをそのまま話すと、電話の向こうで彼女は慌てたような声を出した。
微笑ましいですね、まったく。
『じゃ、じゃあ待っていますから。一緒に御夕飯を食べましょう』
「ええ」
 腹に入るかな。ちょっと冷や汗をかきつつ、電話を終える。
自分を待ってくれるのは嬉しいが、家族と話せる数少ない機会なのだから、そちらを優先すればいいのに。
もしかして一家全員で我慢しているのか? そうだとしたら、急がないとまずいな。
アクセルをさらに踏み、速度を上げていく。数分で目的地が見え、さらに数分で目的地に着いた。
立派な門の前で身分証明書を提示し、さらに指紋認証をパスする。広い庭を駆け抜け、私は邸宅の前に車を停める。

 車を降りると、屋敷から執事の一人が現れた。私は彼の礼に合わせ、頭を下げる。
「お待ちしておりました」
「やあ、斉藤さん。お元気そうで何より」
「はっ。おかげ様で」
 軽く握手してから、斉藤さんにファイルした報告書を手渡す。
彼はそれをぱらぱらと捲り、「たしかに」と小脇に抱えた。
「あなたには本当に感謝しています」
「すきでやっていることです」
 広々とした廊下を、斉藤さんに案内されて歩く。
壁には高そうな絵画が均等に配置され、
所々に億はつきそうな像や壺が飾られている。
 ここまで豪華絢爛だと、感嘆する言葉さえ見つからない。
「その“すき”というのは」
「家族として、ですよ。分不相応でしょうけどね」
「いえ、滅相もありません。一執事として言わせてもらえば、あなたを次のあるじとするに、異論はありません」
 その声におどけはまったくなく、真剣そのものだった。
しかし、それに同調する気はない。ここは茶化させてもらおう。

「そんなこと言っていいんですか? ここの主人に言い付けますよ?」
「あるじも同意見でございます」
 私はわざとらしく、大げさにため息をした。
「まさか。いくら華族だったといっても、とっくの昔に没落している。今はもう庶民に毛が生えた程度ですよ」
「財力など問題ではありません。それを問題にしているのは、あなただけです」
 こちらを向く執事の顔に、一片の疑念もない。全幅の信頼が自分に放たれているように思えた。
「彼女には、もっと相応しい相手がいます。私なんかよりずっと」
 結局、またずれた、逃げた答え。いるかわからない、あるかわからないものに押し付ける。

 まったく、我ながら情けない。

「……今はそういうことにしておきましょう。着きました」
 斉藤さんが扉を開くのと、中から少女が飛び出すのは、ほぼ同時だった。
私は彼女をそっと受け止め、なだらかな腰に腕を回す。
「どうしました、紬さん」
 あくまで優しく、何事もなかったかのように語りかける。
よもや今の話を聞いたわけではあるまい。
「待ちくたびれました」
 屈託のない笑顔でそう言う彼女に笑みを返し、私は奥にいる彼女の両親に目礼した。
どちらも、微笑みを浮かべ、こちらを見守っている。

692名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 16:03:36 ID:ete1XxVz


 大切な彼女、その両親や関係者。
 みんな大事だ。失いたくはない。傷つけたくはない。
 だからこそ、距離を保ちたい。

 だと言うのに、みんな近寄ってくる。
 もっとそばにいてほしい、と手を伸ばしてくる。
 その手を取るべきか否か、自分は悩んでいて……。

 
 私は胸中で深いため息を吐く。



 まったくもって、

 贅沢な悩みだ。

 
 
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   【やめる】

  
693あとがき:2010/05/19(水) 16:08:50 ID:ete1XxVz
あとがきと言いつつ、特に書くことはありません。すんません。
694名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 13:04:02 ID:VSwRwcCM
キーボードルート、待ってました。
主人公がいい性格してて良かったです。

しかし、あの校長が……そんなことを。
桜ヶ丘も末ですね……。

また、さわちゃんのキャラに笑ってしまいました。
695名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 07:34:46 ID:UYS//flY
>>693
乙です
ドラムルートは煮え切らない終わり方だったから
キーボードルートに期待
696名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 17:46:30 ID:ggbnNy+a
けいおん18禁ssです。

少し長い内容ですが、文章は最後まで
書きだめしてしてありあす。


「中野梓の災難」



それは、ある日のティータイムで起きた事件だった。


「澪先輩!」

「なに、梓?」

「パンツ見せてください!」

「ーーーーー!?」


澪は飲んでいた紅茶を、唯に
向かって派手に吹いてしまった。
697名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 17:56:13 ID:ggbnNy+a
「なななーー何を言ってるんだ梓ぁ!」

「え? 何ってパンツですよ。パンツ。
 見せてくださいよパンツ」

「駄目に決まってるだろ! それに
 パンツパンツ連呼するな!」

「え〜なんでですか?いいじゃないですか。
 減るもんじゃないし。一年のときの学祭ライブでは
 派手にパンチラしてたじゃないですか?」

「うわわ。服がびしょびしょ〜だよ〜。
 ひどいよ澪ちゃ〜ん」

唯の服に紅茶が滴る。

「あの時は転んだだけだ!
 というか何で私のパンツが見たいんだ!?」

「私が澪先輩のことを愛してるからです」

「ひぃぃぃぃ!!」

それがどうかしたの? というそぶりで返答する
梓に澪は寒気を感じてしまった。
698名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 18:07:28 ID:ggbnNy+a
「あの〜私の服がびしょ濡れなんでだけど〜」

「澪先輩が嫌なら、しょうがないですね。
 今からスカートを脱がせます」

「ちょーーちょっと待って!」

「そんなに恥ずかしがることないじゃないですか。
 全くわがままな先輩ですね」

「そっちの方がわがままだ……!
 ちょっと! だ、誰か助けてーーーー!」

「もう! 聞いてるの!? 澪ちゃん!? 私の服が〜〜〜〜〜!」

「わあ! 今日のパンツはピンクのしましまだぁ!」

「きゃーー! めくらないでぇーー!」

澪はスカートを必死に押さえているが、一部を
梓にめくられていた。
699名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 18:15:30 ID:ggbnNy+a

「すごーい! 夢にまで見た澪先輩のパンツです!」

「やめてーー! スカートを脱がそうとしないでえ!」

「ねえ! 無視しないで、人の話聞いてよぉぉぉぉーー!」


三人が奏でるカオスと言う名のハーモニー。

そんな心温まる放課後の音楽室で、紬と律だけが冷静に
お茶を飲んでいた。

ティーポットを手にした紬が尋ねる。

「りっちゃん、お茶のおかわりはいかがかしら?」

「……え? あ……そうだな。もらおうか」

律が差し出したカップに、ゆっくりとお茶をついでいく紬。
高級品と思わせる紅茶のいい香りがただよった。
700名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 23:53:50 ID:nnKr34M2
>>699
投下が終わったらすぐに「終わり」と入れておくと良いと思うよ。
乙。
701名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 12:46:58 ID:H32sTuW4
誰か平沢姉妹強姦征服
つまり姉妹丼SSを
702名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 19:33:57 ID:3rjuzGWM
豚ニートが粗チンこすりたいと言っております↑
703名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 20:00:28 ID:wfen0rCL
>>701
結構前に青田郎氏が書いてるよ。強姦じゃなかったけどね。
エロかったからおすすめ。このスレの123から126を調べればきっと幸せ。
704名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 22:09:54 ID:yHm1BmZK
二期のモブ子たちの絡みとか見てみたい

姫子×唯とか、姫子×地味子とか
HTT&モブ子達…と言うより、3-2クラス&憂・純・あずにゃんで百合大乱交とか…
705名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 01:03:12 ID:Ix57B7bH
>>703d
>>126よかった、姉妹丼完食はやっぱり最高
706名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 00:01:30 ID:Mgd5Su1y
聡と誰かが絡む話はないのか?
707名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 02:34:46 ID:420r3cu7
>>706
>>554に澪と絡むやつはあるよ
途中で止まってるけど
708名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 11:51:49 ID:FLQRIXz9
未完かよ
709名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 17:07:13 ID:As9gALJC
和が最近、マイブームだ
クールな顔をして、会長とか食っていそうだ
710名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 00:01:00 ID:mVYRd/p0
和は円光やってるとかそういうビッチな設定見てきたからなあ・・・
711名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 18:51:34 ID:WmJkS4I9
 凋落した家門の復興。それが自分の生まれた理由らしい。
本当に最初からそうだったのか、途中からそうなったのかは知らない。
ただ、そのために生まれたのなら、そのために生きなければならないだろう。
それが自分の存在意義なら、それを実行しなければ、自分が生まれた意味などないのだから。

 そう――――。

 彼や彼女と出会うまで、ずっとそう考えていた。


 第二章


『俺の占いが……やっと…………外れる』
 二度目の夕食を終え、広々としたベッドの上に吊るされた、巨大なテレビを眺めていると、誰かがドアを叩いていた。
察しはすぐについたので、「どうぞ」と一言返す。わずかに音を立てて、扉が開く。
「起こしちゃいましたか?」
「いえ、少し考え事をしていました」
 リモコンを操作し、薄型のそれの電源を切ってから来訪者を迎える。不思議そうな顔をして、彼女はネグリジェ姿で客室に入ってきた。
「考え事……ですか?」
「ええ。紬さんが一人前になった後のことを、少し」
 昔とは違い、今は自分のやりたいように生きている。両親の意向に反逆し、彼女のために動いているのだ。
この少女が独り立ちできるようになるまで、自分はそばにいる。誰に命じられたわけでもない。自分自身の選択。
「どこかへ、行ってしまわれるんですか?」
「そこまでは考えていません。ただ、それも一つの手ではありますね」
 すると少女が悲しそうな表情をしたので、その頬をそっと撫でる。
「私を惜しまれるのはありがたいですが、いずれあなたはこの家を背負う身。自分を強く持たれた方がいい」
「でも、今は、今だけは……」
 撫でた手を小さな両手が包む。私はわずかに笑みを浮かべ、空いた手を重ねた。
「そうですね。今しばらくは、紬さんのそばにいるつもりです。それで、御用件は何でしょうか」
「えっと、その……」
 彼女は一度スリッパをぱたぱたさせて退室し、自分の枕を抱えて戻ってきた。ふむ、そういうことですか。
「少々窮屈かもしれませんが、それでもよろしければどうぞ」
 自分の上にのっていた布団をはぐると、少女はすぐに潜り込んだ。


「こうするのは久しぶりですね。いつぶりでしょう」
「私が中学生のころでしたから……二年くらい前です」
 はにかんでこたえる彼女に愛しさを感じつつ、私は小さく頷いた。
「ああ、なるほど。あなたが推薦を断って、一般に切り替えたので、ばたばたしていましたね」
 本当なら上流階級専門の学校へ行く予定だったのだが、彼女は急遽桜が丘へ進学すると宣言したのだ。
「あれには私も驚きました。あなたにはいつも驚かされる」
「だって、お兄様も言っていたじゃありませんか。『上に立つ者は、下にいる者を知らねばならない』って」
 恥ずかしそうに顔を布団で隠す彼女に、苦笑いを見せつつ、
「たしかにそうですが……。まさかいきなりその世界に飛び込むとは、予想だにしませんでしたよ」
 友人どころか知人さえいない環境に、わざわざ自分を置こうとは、普通思わないだろう。
しかしこの少女はそれを実行し、自分の居場所を作り上げた。
自他の境遇を度外視し、未知のそこに適応してみせた。
 立派だ。
 心底、そう思う。
 運命に抗うことは、それ程に難しい。
「そんなあなただから、惹かれたのかもしれませんね」
「あら。あの時からそう思ってたんですか?」
「さあ。どうなんでしょうね」
 曖昧な返事をして、私は瞑目した。自分でもよくわからないのだから、答えられるわけがない。

712名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 18:51:56 ID:WmJkS4I9

 もしかしたら――。
 
 あの頃はただ、理由が欲しかっただけなのかもしれない――。

 運命から逃げるための理由が――。


「こちらでございます」
 斉藤と名乗った執事は、僕を庭園へ案内した。
ここでの目的は、琴吹家とのコネクションの構築。
それを足がかりに、経済界の大家によるネットワークを形成する。

 戦前私腹を肥やしていた特権階級のほとんどは、終戦と同時に財産や地位を奪われ、没落していった。
既得権益で甘い汁を吸ってきた連中に自活能力など皆無に等しく、大抵は庶民と同等――最悪それ以下――にまで落ちぶれた。
 我が家もその中のひとつで、今までは奇跡的に残っていた遺産で何とかなっていたが、自分が生まれる頃にはそれさえなくなり、
後に残ったのは、何の役にも立たないプライドだけだった。
「斉藤さん、ありがとうございます」
 僕が一礼すると、彼は困った顔をし、首を横に振る。
「いえ、斉藤で結構でございます」
「これだけしてもらって、チップさえ差し上げられないのです。せめて、敬意だけでも受け取ってください」
 意地とエゴで両親が僕に命じたのは、現在の特権階級である、財界のトップへの接触だった。
要するに、財産と地位のために、自分の息子を利用しようというのだ。
虚栄心もここまでくると、呆れを通り越して笑えてくる。
「それで、彼女は」
「あちらに」
 斉藤さんが指し示した樹木の影から、小さな女の子がこちらを窺っていた。
「彼女が?」
「はっ。紬お嬢様でございます」
『ピアノを嗜む子ども同士の交遊』。表向きはそんな所だ。実際はもっと意地汚い策略だが、そんなことあの子は知らないだろう。
欲望や嫉妬とは程遠い世界に生きているのだろうから。
「呼んで参ります」
「いえ、僕が行きます。その方がフェアだ」
 申し出を断り、彼女へ近寄る。といっても、別に策があるわけではない。
ただ、これくらいは自分でやって然るべきだろう、と思っただけだ。
 小さな瞳は不安そうにこちらを見ている。つまり、この子に安心してもらえばいいのだろうが、
そんなことできるかどうか。こちらも不安になってきた。

 とりあえず、こんなのはどうだろうか――。


「アウハゥアゥハウ――」
 右手を頭に、左手を顎に添え、ヒレを演出。
およそユーモアとは無縁だったので、これが受ける保証などない。
だが、自分の中では、“中々イケる”と自信がある。
「なぁに?」
 ダメだ。受ける受けない以前に、まるで伝わっていなかった。
僕はがっくり肩を落とす。
「マンボウのマネ……のつもりでした」
 そういうと、少女はくすくす笑って、こちらに近づく。
「へんなの」
「すみません」
 小さな女の子はさらに笑い、自分もつられて小さく笑う。
僕とは違う、純粋で無垢な存在。この子を見ていると、今まで気負っていた自分が馬鹿らしくなる。
 

 ――今思えば、それが彼女との出会いだった。
713名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 18:52:17 ID:WmJkS4I9



「……っと」
 いつの間にか眠っていたらしい。すっかり日が昇っている。
することなんてないのだが、ここまで頭がすっきりしていると、二度寝する気にはならない。
 隣を見ると、あの頃からずいぶん成長した彼女がすうすう寝息を立てている。
私はその柔らかな頬に、そっと唇を落とした。

 もう彼女に取り入ろうとは思っていない。この少女が一人前になったら、自分は去るつもりだ。
そこから先のことは考えていない。ピアニストを続けるもよし、またバンドを組むもよし。
ヒマで困ることはないだろう。

「紬さん、朝ですよ」
 とりあえずこの女子高生を起こそう。私と違って、彼女には学校があるのだ。
自分で決め、自分の力だけで入った、あの学校が。
「ん……」
 肩を揺らされ、愛らしい瞼が開く。しかし、すぐに閉じ、少女は私に寄りかかる。
「もう少しだけで……」
 それだけ言って、すぐにまた寝息を漏らす。まいったな。そろそろ起きないと遅刻してしまう。
彼女とて、それは本意ではないだろう。かといって、叩き起こすのは気が進まない。

 しかたないな。
 
 私はその小さな体を抱き上げ、部屋を出た。
通りすがりの執事やメイドが挨拶をしようとして、ぎょっとする。
いい年をした男が、寝巻姿の令嬢を抱えて廊下を闊歩しているのだから当然だ。
「おはようございます。代わりましょうか」
「いえ、このままいきます」
 冷静に対応した斉藤さんに会釈して、私は彼女の部屋に向かう。
腕に感じるふんわりとした感触に、安らぎを覚えつつ、長い回廊を歩いていると、
曲がり角から彼女の両親が現れた。
「おはようございます」
 平然と挨拶。ここで狼狽すると、逆に怪しまれるというものだ。
「おっと……紬がまたベッドに潜り込んだのかね」
 特徴的な眉をした男性が微笑む。隣の奥方も笑顔を見せ、娘の寝顔を眺めている。
「ええ。おかげでよく眠れました」
「ははは。眠れなくても一向に構わんがね」
「もう、あなたったら」
 夫のさり気ない言いまわしに、夫人はくすりと声を漏らす。
 さて、どうこたえたものかな。反応の仕方に悩んでいると、腕の中で動きがあった。
「う〜ん」
 震動か、会話か。どちらにせよ、外部の音が原因だろう。彼女がゆっくり目を開けた。
「ん……」
 目をこすり、右を見て、左を見る。それから上を見て、目が合う。
「紬さん、おはようございます」
 笑みを浮かべ、そう言うと、寝ぼけ眼がとろんと緩む。
「おはようございまふ……」
 それから、また寝ようとでもするように、大きな瞳は瞼に隠れる。
しかしそこで彼女は異変に気付いたらしく、すぐに周囲を見回し、私の腕の中で驚きの声を上げた。
「へ? ……え!?」
「おっと」
 暴れ出したので、慌てて下ろす。娘は両親の顔を見て、さらに困惑。
「あ、あわわ……これはその、えっと――失礼します!」
 彼女は脱兎のごとく廊下を走り、自分の部屋に飛び込んでいった。

 残された私達は、呆然――そして微苦笑。


714名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 18:52:49 ID:WmJkS4I9

「紬、また彼の所へお邪魔したのかね」
 食後の紅茶を楽しんでいると、社長がそんなことを言いだした。隣の席がわずかに揺れる。
「……ええ。久しぶりに泊まってもらったんだから……いいでしょ?」
 バツの悪そうに問い返す娘に、父は肩を揺らす。
「ははは。何も批難しているわけじゃない。二人がいいなら、私達が文句を言う筋合いはないさ。なあ?」
 列席している夫人は水を向けられ、首を縦に振る。
「もちろん。仲がいいのはいいことよ。後は公私ともに、ね……」
 意味ありげにこちらに視線を送ってきたので、目を逸らすことにする。
「そういえば紬ももう16か。ついこの間まであんなに小さかったのにな」
「ええ。立派に成長されました。そしてこれからも、どんどん美しくなっていくでしょうね」
 正直な感想を述べると、当人は頬を赤く染め、スコーンを小さく齧った。
「ふむ。そういうからには、伴侶として申し分はないんだね?」
 またこの話か。胸中でため息しつつ、返答をする。
そろそろきちんと言わなきゃならないな。中途半端が一番よくない。
「ありません。ですが、そうする気もありません」
 隣席から聞こえる、スコーンの音が止む。前にいる夫妻の顔色が陰る。
こうなることはわかっていた。だが、それでもそう言うしかない。
これがお互いのためだ。光の住人は光の中が相応しい。影の者といれば、その光は消えてしまう。

 彼女達には、そうなってほしくないのだ。

「紬さんにこんな男は相応しくありません。もっと有能かつ裕福な男性がいるはずです。
私のことは、下男と思ってもらって結構――昔からそう言っているでしょう」
 だから突き放す。身分の違いを告げ、否定する。それがどんなに残酷でも薄情でも、そうするしかないのだ。
「地位や能力がそんなに重要かね。いや、私が言うと皮肉にしかならんか。
でもこれだけははっきり言える。父親としては、娘が幸せなら、それでいいんだ。
たとえそれがどんなに貧しくても、苦しくても」
 真摯な視線と言葉が心に響く。道徳的には間違っていない、正しい。
だが、そんな理想論でどうにかなるほど、世の中は優しくないのだ。
事実、貧しければ飢えるし、苦しければ死ぬ。そこに幸福が存在する余地などない。
「貧すれば鈍します。彼女にはそうなってほしくない」
 少女の髪を手で梳くと、大きな瞳が嬉しそうにこちらを映すが、すぐに陰ってしまう。
 好かれるのはありがたいが、それで彼女が身を滅ぼしては元も子もない。
遺産を食い潰すしか能がない血筋だ。一緒になっても、きっとロクなことにならないだろう。



「それで突っぱねた、と」
「間違っていますかね」
「う〜ん。いや、まあ、絶対に間違ってるとは言えないんだけどな」
 唸りながら教師は首を傾ける。自分のやっていることが、本当に正しいかどうかわからなくなってきたので、私は彼の家に押しかけていた。
「恨まれるとわかってて、そう言ってるわけだろ? よかれと思ってそうできる奴なんて、そうそういねえよ」
「ええ。彼女には幸せな人生を送ってほしいですから」
 純真なあの少女のためなら、何だってする。そのために責が生まれようと、問題ではない。
自分に罪や罰がいくらあろうと、どうでもいいのだ。大切なのは、彼女の幸福。
 そのためなら、何だって。
「でもな、一教師として言わせてもらえば、眉――琴吹はそんなに弱い生徒じゃないと思うぞ」
「わかっています。ですが、その強さにだって限界はある。不幸が避けられるなら、それに越したことはないでしょう」
「まあな。……まったくお前って奴は、優しいよな」
 ぽつり、と友人は言った。まさか。それはどちらかと言えば彼の方だ。
「あなたには負けますよ」
「違うんだよ。俺はさ、自分が傷つきたくないだけなんだ。傷つきたくないから、そういう選択をしているだけなんだ。
でもお前は違う。自分を犠牲にしてでも、大事なものを守ろうとしている。それは、すごいことなんだよ」
「……そうかもしれませんね」
 否定も謙遜も浮かばなかったので、その褒め言葉を素直に受け取ることにした。
私は礼を述べ、彼に別れを告げる。根本的な解決に至ってはいないが、それでも、少し楽になった。


715名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 18:54:01 ID:WmJkS4I9
 人はどこから来てどこへ行くのか。
 
 人間は誰しもそれに悩むという。
 
 しかし、それが定められた人間はそれに悩むことはない。
何のために生まれて、何のために生きればいいか決められているからだ。
その通りに道を歩めばいいのだ。

 そう、そうなるはずだった。
 だが、そうでない自分がいる。

(難儀なものですね)

 自宅に戻ると、いつもどおりの両親がいた。
働きもせず、酒を呷り、テレビに愚痴を飛ばす。
政治が悪い、経済が悪い、社会が悪い――そんな言い訳を並べている。
毎日よく飽きないものだ。

 男の淀んだ目がこちらを向く。
「また琴吹のところか」
「はい。泊めていただきました」
 瞬間、男の持っていたボトルがこちらに飛んできた。
それは扉に勢いよくぶつかり、中の赤い液体が弾ける。
「何度言わせればわかる! 琴吹など踏み台だ! いつまでもあんな連中に構うんじゃない!」
「これは失礼。何分ロクな教育を親から受けておりませんので」
 自分の白い服にワインが染み込むのを眺めながら、淡白に返す。
「貴様……!」
 怒号が聞こえたが、無視。さっさと自室に引っ込ませてもらう。
「…………」
 母親が無言で手を差し出す。私はその荒れた手に札束を載せ、そこを後にした。
もはや親としてのイニシアチブなど彼らにはない。
寄生する対象が遺産から息子に変わったのだ。
そんな状態で権威などあるはずもない。


 ホコリやクモの巣のはびこる廊下を歩いていると、携帯電話が鳴った。
 紬さんからだ。どうかしたのだろうか。
『もしもし』
 声色から察するに、少々緊張しているようだ。何かあったのだろうか。 
非番だった教師とは違い、彼女は学校があるはずだ。
腕時計を一瞥すると、今は昼休みの時刻。なら、問題はないか。
「どうしました」
 こんなことしている場合ではありませんよ、というニュアンスを含ませて尋ねる。
 学生にとって貴重な休み時間なのだ。自分にかまけずに、学友との談笑なり、授業の準備なりに使ってほしいのだが。

 しばし、言葉のない吐息だけが耳に伝わる。なぜか、それが奇妙な程長く感じた。
一秒が一分に、十秒が一時間に、やがて時間の感覚が判然としなくなったあたりで、
聞き慣れた――それにしては覚えのあまりない――声がようやく届く。



『…………結婚することに、なりました』



716名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 18:54:23 ID:WmJkS4I9



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ニア 【第三章へ】
   【やめる】


 
 


 
717青太郎/あとがき:2010/06/02(水) 18:56:16 ID:WmJkS4I9
6月です。祝日がないので、憂鬱です。
期限までに間に合えばいいのですが、どうなることやら。
718名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 22:45:36 ID:zJjaZ5hu
>>717
乙です
欲を言うならエロパロ板だし
そろそろエロが欲しいところ
719名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 22:52:37 ID:yT5D+UCT
鳴らして!鳴らしてギー太の0.52の6弦鳴らして!
わたしのピックアップでギー太の音を拾うから!
ギー太の極太6弦をわたしのクリバッカーで拾うからぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!
720名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 22:55:27 ID:hxcpH47O
719から最低の屑とか死ねばいいのにの臭いがする
721名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 14:03:10 ID:Rym/X+Ot
ファンクラブの暴走組×澪
722名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 17:17:36 ID:vKxKqxIC
男のFCに輪姦なら同人でよく見る
723名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 19:02:28 ID:E58hYWpO
>>721
そこはこうしてくれないか?
>曽我部さん(ぺニバン装備)&ファンクラブの暴走組(全員ぺニバン装備)×澪
(曽我部さんがFC暴走組を唆したのか、或は逆のパターンか…)
724名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 01:48:01 ID:xD6Soudb
薄幸な澪たん
725名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 23:44:10 ID:eMBR+tTe
ちょっとした聡×律ネタ物投下します
726名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 23:45:00 ID:eMBR+tTe
720 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2010/06/16(水) 13:45:49.90 ID:PZoThVBe0
聡はりっちゃんの風呂覗いたり、留守の部屋に入って下着漁ったりしてるんだろうか
いかん腹が立ってきた

737 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2010/06/16(水) 13:54:19.98 ID:WOhG3r/H0
>>720
いや、それどころか軽音部で疲れて帰ってきて
部屋でカチューシャ外し制服をラフに崩した格好でゴロ寝で熟睡している所」を…

聡「(ガチャ)ねーちゃーん、部屋から勝手に漫画持ってかないでって…、寝てら…」
律「んぅん、(ゴロン、前が大きく開いたYシャツとミニスカから白パンが丸見え…)」
聡「……、ごくっ……、姉貴?、…寝てるよな?」

そして聡は傍にあったロープを手にし、姉の露わになった胸と秘所の白布に手を伸ばし… そして…

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律「ん…んんっ!……!?、さ、聡っ!?、あ、あんた何してっあぁっ!…んはぁぁんっ!」
聡「ね、姉ちゃん!、姉ちゃんの中スゲェ熱くて…、お、俺…俺、もう…うぅっ!」

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律「!?、だっ、駄目っダメーっ!、あたし達、姉弟なんだよっ!?…お願いっ抜いてっ、ぬい…アァーーーッ!!」…
聡「出っ出るっ!、くうぅ――――――――ッ!(ビュグウゥッ!、ビュルッ!!、ビュルル〜ッ!!」
律「あ…、あぁ…、熱…い…」

そして二人は夜更けまで、盛りのついた獣の様に…
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聡「ハァ…、ハァ…、姉ちゃん…、姉ちゃん…くうぅっ!!(ドブゥゥッ!!、ドグッ!ドクッ!)」
律「あぁっ!…、あっ、あっ……も、もっと…、さ…とし…」

後日…聡は何を考えてか友達を呼んで…
律「あぁ――っ!!、さ、聡ーっ!もっとーっ!!」
聡の友人a「な、なぁ田井中、お前の姉ちゃんのアナル、スゲー気持ちイイ…、ヤベ…出そ…」
友人b「お姉さん、もっと扱いて…うっ!」・友人c「お、俺もう出そう…」
聡「あ、姉貴、俺も…」・律「あっ!、ああっ!…だ、出してぇーっ、いっぱい掛けてぇーっ!、沢山中に出してぇーっ!」
聡・友人a・b・c「うあぁぁぁーっ!!(ドプビュルビュクーッ!!!)」律「んはあぁ―――――っ!!」
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727名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 23:46:16 ID:XCSyRsow
死ねばいいのに
728名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 04:21:46 ID:uK2h8kvx
私、中野梓が無職の人やダメな人の相手をします
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/dame/1275663326/
729名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 21:33:34 ID:cajFoHVK
またロキノフのインタビューネタが見たいな
730名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 10:38:30 ID:WK83dkJj
元気なあずにゃんを監禁して強姦して孕ませて流産させて子宮を壊して四肢切断して
達磨あずにゃんを溺死させて屍姦してバラバラに切断して焼いて食べてしまいたい
731名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 22:52:30 ID:Crbi03lq
ネタ投入、教育実習生ネタとか。後輩が行ってきたようなので思いついた。
受け入れ先が中々見つからなかった男実習生。ようやく見つかった受け入れ先は桜高
教科は音楽で、担当はさわちゃん先生。他事で忙しいので、軽音部を任される実習生
オイタしちゃう話とか
732名無しさん@ピンキー:2010/06/30(水) 20:53:09 ID:tsjsw4i9
>>731
青田郎氏が書いてる
733名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 12:20:39 ID:qPk0yki1
734名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 16:13:43 ID:TeY84dCr
5人の乱交ものってあったらたのしそうだな
唯や律がノリノリでムギが興味津々であずにゃんと澪が動揺してる感じで
735名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 01:39:21 ID:vIROTiKH
男の先生、もっと出して
736名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 13:04:46 ID:ST5exMzP
そろそろ次スレの時期だな
737名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 22:23:01 ID:5cVeqewc
op変わったな。
738名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 08:20:32 ID:IxbgT5Td
今からクライマックスへと向かうというのにこの過疎はひどいな
739名無しさん@ピンキー:2010/07/15(木) 02:34:33 ID:k1Vb6BEF
唯の妊娠の話を考えているのですが、既出でしょうか?
知っている方教えてください。
740名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 01:35:40 ID:ZR9QsAaA
問題ない。楽しみにしている。
741名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 22:01:19 ID:h3mOuWPS
キャとられる話はありませんか??.
742名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 00:20:36 ID:J52ucWmb
次スレ

◆けいおん!でエロパロ◆4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1279293458/

存分に書いてくれ
743名無しさん@ピンキー
けいおんw