【GBから】サガシリーズでエロパロ6【ミンサガ迄】
2 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 05:45:05 ID:QnoA/zJw
サガシリーズでぬるぽ
乙乙砕く
前スレは長生きスレだった。
4 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 02:04:20 ID:Lwj+pQGt
>>1 乙
早速だけど
バンパイアXジャミル
でバンパイアがジャミル逆レイプして本番一歩手前まで行く奴書いた
5 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 02:05:28 ID:Lwj+pQGt
数百年前の吸血鬼が甦り、開拓村を襲っていると言う。その吸血鬼はかつて聖杯に
よって倒された。その聖杯は今、ジャミルが持っている。用意は揃った。ジャミルの
新たな自慢話が、ここ、ニューロードの最果ての先で生まれる。
ジャミルは敵を退け退け、吸血鬼の潜む地下の奥深くに足を踏み入れた。そして、
災厄の根源と対峙した。
「ジャミル、この女の人がバンパイアなのかな?」
「女の人だなんて思わなかったよな。」
ジャミルもダウドも、想像していたのはオールバックで背が高い貴族風の男だった。
だが、もうこの女以外にそれと思しい者などいなかった。ジャミルは気を取り直して
進み出た。
「よーしダウド、バンパイアやっつけるのオレな!!」
「へえ、もうやっつけれる気でいるんだ。」
バンパイアは動じていなかった。余裕と、かすかに可笑しそうな気配を漂わせてい
る。ジャミルは少しむっとして、取って置きの切り札を出した。
「見ろ見ろすっげーだろ!!オレせいはい持っとんだぞ!!おまえこれでたおして
やるぜ!!」
ジャミルは聖杯を持って気合をためながらポーズを決めた。バンパイアは笑いをこ
らえながら言った。
「すっごいじゃんジャミル君。それ使って見せて。お姉さんに使ってる所見せて。」
「よーし、お望み通り見せてやんぜ!!」
ジャミルは掛け声をあげながら勢いよく構えた。そして、使った。
「ひっさつ!!ゴソゴソのパァーッ!!」
しかし何も起こらなかった。
「もう一回!!ゴソゴソのパァーッ!!…そんな、『大事な最後の切り札だからバ
ンパイアと戦うまで温存しておくように』って書いてあったの守ったのに。オレが悪
い子だからダメなのか…。」
バンパイアは今や隠す事無く笑っていた。笑いながら下僕を呼んだ。下僕が来て、
何かをそっと置いた。初めて見たが、ジャミルにもダウドにもわかった。
6 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 02:07:02 ID:Lwj+pQGt
バンパイアの下僕が慎重に腫れ物に触れるようにして持ってきた物、それは、聖杯
だった。
「何でせいはいがここにあるんだよ。ダウド、オレ達きちんとカタコームから持っ
てきたもんな。おまえが持ってんのニセだろ。」
「この子達に説明してやって。」
「畏まりましたあ!!私めはバンパイアになる以前はそこそこ腕の立つすけべえな
頭の悪い戦士でありました。しかしここにいらっしゃる幾ら言葉を使っても表しきれ
ない貴い高貴なお方にお褒めいただき、ある夜、近く復活するバンパイアを倒す為に
聖杯を持ってくるよう命じられ、その通りに私は聖杯を持って帰ってまいりました。
そして、何とありがたい事か、私は聖杯を持ち帰った褒美に眷属にさせていただいた
のでありますう!!」
「そしてその後、いかにも聖杯っぽい骨董品を代わりに納めて、ついでに手紙も添
えて置いたの。書いておいたこと守ってくれてありがとねージャミルくんとダウドく
ん。」
ジャミルもダウドも喋る事ができなくなっていた。我に返ったジャミルが唸りなが
ら唾を飲んだ。生きて帰れる望みがあるかジャミルは不安だった。それはダウドも同
じだった。悩み慄く二人の前に、バンパイアが近寄ってきた。ジャミルを見ている。
悪い遊びをしようとしている緊張と極上の美味を前にした垂涎を思わせる眼差しに気
がついてダウドが飛び出した。
「やめろ!!ジャミルはオレがまもる!!」
「ダウドくんは後ね。ちょっと待っててね。」
バンパイアはダウドを横へ軽く押しやってジャミルにまた一歩近づいた。ジャミル
が叫んだ。
「ダウドに手を出すな!!」
7 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 02:08:31 ID:Lwj+pQGt
「ジャミルのこといっじめんなよー!!おばさん!!」
その瞬間人間離れした速度で無数の往復ビンタがダウドを襲った。見る見るダウド
の目に涙が浮かび、大声で泣き出した。
「折檻が好きなら、あなたの時はそう言う風にしてやるよ!!」
バンパイアの一声でダウドは泣き止み、ジャミルも竦み上がった。
「さて、ジャミルくん、お姉さんとあそぼうね。」
ダウドに見舞われた往復ビンタを見て臆したジャミルだったが勇気を出して何とか
喋った。
「オレ達を、血を吸って家来にするのか。いやだ!!やめろ!!」
「それは最後ね。お姉さんはね、従順な家来と遊ぶよりも、気が強くて歯向かう人
と無理矢理遊ぶのが好きなの。ジャミルくん達にはちょっとビックリするような遊び
かもねえ。」
言うが早いかバンパイアがジャミルに近寄ると、ジャミルの頬に吸い付いてきた。
弾けるような音を立ててバンパイアは吸い付いた口を離した。ジャミルは頬を手で触
れて、大慌てで足掻いた。
「うわ、うわー!!きもちわるい!!」
闇雲にジャミルが暴れてバンパイアに手を振り回した。武器で傷つきながらさも楽
しげに、次はジャミルの唇をバンパイアが強引に奪った。また、音を立てるほどに強
く吸いながら。ジャミルは驚かされた。そして息苦しくなって、口を離された時大き
く口を開いた。そこを狙っていたかのように、バンパイアの唇が割り込んできた。割
り込んできて、舌をジャミルの口の中に入れてきた。ジャミルの口の中で踊るように
バンパイアの舌が動き、ジャミルの心臓の鼓動は速まり、首を反らした。
「ジャミルくん、どうだった?」
「あ…あ…。」
今までにジャミルした事がないようなキスをしかけた後にバンパイアが楽しくてた
まらなさそうな顔でジャミルに聞いたが、ジャミルは完全にバンパイアの言葉が頭に
入っていなかった。
「せっかく楽しい事してるんだからジャミルくんも堪能して欲しいんだけどなー。
もっとしっかりしてよ。さっきの勢いはどうしたのかなー?」
「はっ、あ、あ、うわー!!」
「そうそうその調子。」
8 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 02:12:14 ID:Lwj+pQGt
必死に抵抗するジャミルの顔にバンパイアはその胸を押し付けた。離れようとする
ジャミルをそのまま追い詰めて壁にジャミルは背中をつけてしまった。逃げ場が無い
ジャミルの顔に、バンパイアの胸が押し付けられた。顔が胸で押され、頬が胸で押さ
れ、顎が舌から胸で押し上げられた。
「ぷはっ、はあ、はあ、はあ。」
「窒息しないでねジャミルくん。じゃあ次は、おべべを脱ぎましょうね。」
「あ、赤ちゃんみたいに言うなよ!!うわっ!!か、かえせ!!」
一瞬でバンパイアはジャミルの上半身を裸にした。隠そうとする腕をつかんでまた
壁に押さえつけ、バンパイアがジャミルの体をあちこち口付けし始めた。吸い、舐め
て唇をつけ、甘い噛みし、ジャミルに未体験の感触を与える。ジャミルは手を伸ばし
きり、喉をそらせて苦しそうに息をする。その口にまたバンパイアが口を被せた。人
並みの大人の男なら見ただけで感嘆の声を洩らすキスだ。女がバンパイアだとわかれ
ば深く悩むほどのキスだ。
「ああ…ああ…あ…ああ…。」
「すっかり疲れちゃった?でもね、ジャミルくん、まだまだこれからだよ。しゃき
っとしようねしゃきっと。ここから先はすっごいよ。」
消耗して抵抗が弱ったジャミルを横にするとバンパイアがそのジャミルの下半身を
まさぐりだした。そして見つけた。それを外に出し、手で摩り始めた。
「ああっ!!うああっ!!うううっ!!」
「あ、元気になってきたじゃん。いいぞいいぞジャミルくん頑張れー。」
バンパイアの手が更に勢いを増す。ジャミルの短い叫びも勢いを増した。
(オレ、どうなっちゃうんだろう。こいつに血を吸われるのはわかってるけど、そ
の前にどうなるんだろう。)
ジャミルは辛うじて残っていた冷静な部分で考えたがすぐに感覚の波に押し流されて
考えられなくなった。
「あっー!!あっー!!」
「お姉さんもちょっと燃えてきちゃった。いいよいいよ。いいねいいねえ。」
9 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 02:14:48 ID:Lwj+pQGt
声を殺して静かに隅で泣きべそをかいていたダウドは完全泣き止んだ。だが、バン
パイアに押し倒されて組み付かれているジャミルを見てまた涙が目に浮かんだ。だが、
その時気がついた。一瞬呆気に取られた。ダウドは最早要塞の地図を手に入れたも同
然だった。聖杯は今手付かずで置いてあった。
「すごいでしょう。たまらないでしょう。いいのよ出して。お姉さんの胸に向かって
出しなさい。出したら次は…。」
「そこまでだおばさん!!」
ダウドの声で鬼の形相でバンパイアが振り返った。そして鬼の形相が蛇ににらまれた
蛙よりも情けない顔になった。
「ひっさつ!!ゴソゴソのパァーッ!!」
取り乱したバンパイアは逃げ出した。逃げるバンパイアを聖杯を持ったままダウドは
追いかけ、我を忘れて逃げ回ったバンパイアは力尽きて煙のように消え去った。
「ダウドだいじょうぶか?」
ジャミルが服を着なおしながら追いついてきて言った。
「だいじょうぶじゃない。まだ痛い。すっごい痛い。それよりジャミル変な臭いがす
る。お風呂はやく入ろう。」
「ああホントまいった。」
(おしまい)
いやあ聖杯って便利ですねえ凄いですねえ
ハンの中央広場では歓声と共に、連合軍の旗が燃やされていた。
サウスマウンドトップで敗れた諸侯の旗。ヤーデの紋章が、ラウプホルツの紋章が次々と焼け落ちていく。
逃げ場をなくして、隠れ家の窓からその様を見ていたジニーは、世界の終焉を感じていた。
何も出来ないもどかしさに、ジニーは小さな手で拳を握る。
「パパ……ママ……おじいちゃん……みんな…………」
小さな胸は、絶望感で一杯だった。
アニマ教の信者たちは大勢の男女を集めては、怪しげな香を焚き、酒を振舞っては肉欲に淫
らな狂宴が毎晩の様に続けていた。
逃亡を続けるジニーは一度だけその狂宴の様子を覗いた事があった。むせ返る様な香の臭い
と嬌声の中で交わる大勢の男と女。
ジニーはその場から走り去り、こみ上げてくる悪心に嘔吐した。
明かりを手に敗残兵を探し回る偽ギュスターヴ軍の兵士たちが隠れ家の周りをうろついている。
もう、どうすることも出来ないだろう。大陸の中央部は完全に偽ギュスターヴ軍に制圧されて逃
げ出したところですぐに捕らえられるのは目に見えていた。
「ジ、ジニーちゃん!まだここにいたの!?」
掛けられた声にジニーが振り返ると、そこに居たのは師の元に戻ったと思っていたミーティアであった。
「ミーティアさん!どうして?もうテルムに帰っちゃったのかと…」
ハン・ノヴァから続く街道には敵兵が溢れ、通り抜けられる隙間はなさそうだった。ウィル=ナイツ
たちと合流して再起を図ろうと考えていたミーティアだったが、残っていたのはジニーひとりだけだっ
た。ミーティアは全てを悟り、愛らしいその顔は今や真っ青に染まっていた。
「早く逃げましょう、もうすぐこの家にも兵が入ってくるかもしれないわ」
「もういい、ミーティアさんだけでも逃げて」
頭を振り、抑揚のない静かな声でジニーは答える。
「おじいちゃん、ロベルト、それにグスタフももう……プルミエールまでも……」
とぎれながら話すジニーの両の瞳からは大粒の涙が零れ落ちていた。まだ幼い彼女の心情が伝
わりミーティアの顔に悲しみが浮かぶ。
「行こう…ジニーちゃん、まだ…終わっていないわ」
階下で轟音が響いた、ジニーがびくりと肩を震わせる、おそらく家の中に兵が侵入したのだろう。
「もう何処へもにげられない、ミーティアさんは早く逃げて!」
「大丈夫よ…私は…ジニーちゃんと…いっしょにいるわ」
ミーティアは言葉をつかえながら、ジニーの手を取ると、こらえきれず涙をこぼした。
扉が勢いよく開けられ、数人の男たちが入って来た。
ミーティアの形の良い眉が訝しげに動く。闖入者はエーデルリッター旗下の兵士ではなかった。
薄汚れた襤褸だけをまとい、手にする得物も安物、しかも壊れかけの石のナイフだ。
清潔感が全く感じられない襤褸から甘い香の香りが漂い、わずかにその空気を吸っただけで
くらくらとしてくる、……麻薬!!
おそらくこの近辺を中心に活動を続けるアニマ教団の信者だろう、ジニーを捕らえにきたのだ。
「見つけたぞ、ナイツの娘……。へへっ、それにしても随分……色っぺえガキじゃねぇか」
薬物中毒者特有のどろりとした瞳が舐めるようにジニーを見る。
後ろで束ねた淡緑の髪に長い睫毛、白い両肩を剥きだしにしたチューブトップに身を包んで身構
える少女の姿に男は劣情を催していた。
野卑な視線からジニーをかばおうとミーティアは両手を広げて男との間に割り込む。
ジニーもミーティアも戦えるようなものは何一つ持ち合わせていなかった。
「ほぉ、上玉がもう一人…こっちは十分に発育が進んでるよなぁ…」
にやつきながら品定めをする男の視線に、ミーティアは全身を虫が這うような感覚に囚われ
る。胸の二つの膨らみを舐めまわす視線に、思わず身を縮こまらせたくなるが、気力を振り絞り必死で耐えていた。
「お前たちの仲間…そう、プルミエール…だっけな、随分と良かったぜ」
教団員の口から出た仲間の名前にジニーは、瞳を大きく広げて視線を返すと同時に叫んでいた。
「プルミエール!!プルミエールは今どこ!?今彼女はどうしているのっ!?」
少女の言葉に男たちが笑い声を上げる。
「ククク、あの牝犬は最高だったぜ」
「何が大カンタールの娘だ、あんなに人前で尻を振る女なんか見たことがねえ」
「おねがい〜もうゆるして〜なんでもします〜おねがいだから〜もうおかさないで〜」
「何でもするっていうからよ、おま○こに蝋燭差し込んでやったら小便ちびって火を消しやっが
たんだぜ!?あれは傑作だったよなぁ、ギャハハハハ」
男たちの言葉に、ジニーは目が眩みそうな怒りを感じていた。ミーティアは殴りかかろうとする
ジニーを強く抱きしめると代わりに怒りの声を上げていた。
「女性をそんな目に合わせるなんてっ!!あなたたちはそれでも人間なの!!捕虜には捕虜
の扱いがある筈です!!!!」
ミーティアにとめられたジニーは必死に叫んでいた。
「プルミエールに会わせて!!」
男たちは更に笑い声を上げる。じりじりとにじり寄る男たちと今にも飛び出そうとするジニーと
の間に挟まれ、ミーティアの毛穴からは冷や汗が止まらない。
「プルミエールにあわせて〜、ね……」
「ウヘヘ、小さいお譲ちゃん、プルミエールちゃんは今どこにいると思いまちゅか〜??」
「意地悪しないで教えてやれよ、牝犬は逝きまくった挙句にあの世に逝っちまったってなぁ」
その言葉に、凍りついたかのように動かなくなったジニーとプルミエールを眺めて、再び男たちは爆笑した。
『プルミエールはもう生きていない』と一度は覚悟していたジニーだったが、改めて他人から、
しかもプルミエールを嬲り者にした連中から、その死を聞かされるのは受け入れがたい事実だった。
夢であって欲しい…、しかし自分を抱きしめてくれているミーティアから伝わる小刻みな震えと
押し殺した嗚咽が、これは紛れもない事実だと告げている。
「何日もったかな、あの女。ブッ壊れちまって何の反応も示さなくなったから最後におま○こに特
別なのをくれてやったんだぜ」
「牝犬が大好きな太くて熱い棒をな、本物の焼きごてをな……」
「手足を抑えてやったのに絶叫して暴れる暴れる。最後に何て言ったっけなぁ」
「『お義母様ぁぁぁ、許して下さい!!』だろ?ジニーちゃんも『ママ〜ッ!!』って叫んでくれるよ
なぁ?もっともジニーちゃんのママもいつか捕まえて、ジニーちゃんの名前を叫ばせてあげるからね?」
ジニーはミーティアを振り切って飛び出していた。手近にいた男の腰に挿してあった石のナイ
フを奪い取ると、その男目がけて全力で突き刺していた。
鮮血が迸り男は倒れた、がそこまでだった。三人の男が同時にジニーに飛びかかり、組み伏
せて細い腕を掴むとナイフを奪い取った。
ナイフをジニーの喉元に突きつけられるとミーティアは一人の股間を潰したところで抵抗を諦めるしかなかった。
男たちは仲間が殺されているのに平然と、それどころか今では口元に歪んだ笑いを浮かべて
いる。きっとこれから起こる出来事がそれだけ楽しみなのだろう…、ミーティアは背筋が寒くなった。
「元気のいいガキは大好きだぜ」
まだ14歳とは言ってもさすがディガーのはしくれだけのことはある、と男は思った。これだけ
元気があれば十分楽しめそうだ。それに…プルミエールのことを話したのは大正解だった、と。
男はジニーの胸元に手を掛けると、その手を勢いよく下ろす。
彼女の髪と同じ若草色のチューブトップの胸元が裂け、白磁の様な上半身が露になる、まだ
ふくらみはじめたばかりの乳房。ほっそりとした肉つきの薄い腰。ひょろりと細長い手足。それは
まだ女と呼ぶには早すぎる果実だった。
「い、いやぁぁぁあああ!!やめてぇぇぇっ!!!!」
まだまだ幼いジニーにも何をされるのかくらいは分かる。衣服を破り捨てた男を睨み返すが、
すでにその瞳からは先ほどの怒りは消え、怯えの色だけが走っていた。
「お、おやめなさい!!そんな幼い娘に何をするつもりなのですかっ!!」
ミーティアがジニーに群がる男たちに掴みかかった。二十五歳の十分成熟した身体に男たちの目線が注がれる。
「だめーーーーっ!!ミーティアさんは逃げてぇっ!!」
「お、お願いです、彼女をはなてあげて!」
ミーティアは押さえ込まれながらもジニーを助けようと必死で哀願を続けた。
しかし、男たちの手にまさぐられる胸は恐怖に震え、首筋へのキスには全身鳥肌が禁じえなかった。
「お互いを庇い合うなんて、いい話じゃねえか。じゃあまずは大きなお嬢さんから楽しむか」
ミーティアの可憐な唇に男たちは交互にむしゃぶりついた。ジニーを人質にしてミーティアが抵
抗しないのをいいことに遠慮なく舐めまわす。
一人が舌を絡め唾液を流し込む間、他のものたちはミーティアの耳朶や首筋に舌を這わせる。
「ぐうっ……うううっ……あうう…」
ミーティアは恐怖と息苦しさから目を瞑り、ぽろぽろと涙を溢れさせた。
「や、やめてあげて!その人はナイツとは何も関係ないんだからっ!」
必死に訴えるジニーに下卑た笑いを向け、男たちは頷きあうとミーティアを無理やり引き起こした。
「わ、私は大丈夫だから…ね、ジニーちゃ…きゃっ、きゃああああああっ!!!!」
ジニーを気遣おうとミーティアが声を掛けると同時に、彼女は衣服全てを引き千切られて全裸に剥かれていた。
桜色の乳首とこぼれる白い乳房。後ろから羽交い絞めにされながらも、必死で身を隠そうと
腰をよじり白い美脚を妖しく舞わせた。
ミーティアの陰裂を食い込むように見ている男たちの目に釣られ、ジニーもミーティアの股間に目を向けた。
まだ生えかけのジニーのそれとは異なる茂みの奥は、わずかにだが潤っているように見えた。
「見ないでぇぇぇっ!!!見ちゃだめえぇぇぇえええっ!!!!」
一人の男の手と指がミーティアの股間にのび、緩やかにミーティアの茂みを擦りはじめた。
声を出すこともできないジニーとミーティア。と、突然男は茂みを指の間に挟むように拳を握り
締めると、そのまま一気に引き千切った。
「ひぐぅぅぅううううううっ!!!!」
突然の痛みに悶絶するミーティア。男は引き千切った陰毛をジニーの目の前でぱらぱらと落としていく。
思わぬ残忍な男の行為にジニーは怒りの声を挙げていた。
「な、なんてことをするのよっ!!ミーティアさんを虐めないでっ!!!!」
「ふふう、ミーティアちゃんをどうするかはジニーちゃん、君次第だよ。俺たちはどっちでもいいんだぜ?」
ジニーは羽交い絞めにされてぐったりするミーティアを心配そうに一瞥すると、唇をかみ締めて覚悟を決めた。
「降伏します……だから……ミーティアさんを見逃してあげて下さい。お願いします……」
ナイツ家を降した、アニマ教団の教団員としてこれ以上の名誉な出来事はない。
ナイツ最後の血筋の降伏に男たちは狂ったように歓喜の声を挙げた。
「ようし、こっちの女は縛っておけ、しばらくおあずけだ!」
ミーティアの胸が強調されるよう、縄が乳房の上と下を通るようにして、後ろで両手首を縛り上げた。
猿轡を咬ましミーティアを床に寝かせると、男たちはジニーを丸裸に剥くと、自分たちも素っ
裸になって取り囲んだ。
「う……そ……!」
生まれて初めて見る目の前の肉棒は天を突くかのようにそそり立っていた。
不気味な形のそれには青黒く血管が浮かび、吐き気を催すような強烈な臭いがして絶句してしまう。
「ほお、ち○ぽを見るのは初めてかい?まあいい、さっそく奉仕してもらおうか」
「…ほう……し…?」
「知らねぇのか?口だよ、口でしゃぶるんだよ」
「く…ち……えっ!?」
ジニーは再び絶句した。
「できねえのか?だったら、あっちのねえちゃんを可愛がってやるとするか」
男の言葉にはっと我に帰る、男たちは床に転がされたミーティアの乳房と股間を脚で踏みつけ
るように弄びはじめた。
「むぅぅぅんっ!!」
いやいやをするようにミーティアの首が振られる。男たちに嬲られているせいなのか、ジニー
に『私のことは構わないで』と伝えようとしているのかは分からない。ジニーはおそらく後者だ
と確信し、覚悟を決めた。
小さな唇をゆっくりと開いて、目の前の肉棒に近づける。
覚悟をしても、唇の震えは止まらない。
ゆっくりと近付いた唇が、ようやく剛直に触れようとした瞬間、突然、強い力で髪を掴まれた。
「まどろっこしいんだよ、さっさとやりな」
小さな唇を割って、熱い塊が喉まで入り込む。
「むぐぅ!?おご…おうぇ!」
口の中一杯に、嫌な臭いと感触が広がり、嘔吐感がこみ上げる。
「歯を立てるんじゃねぇぞ、やったら分かってるんだろうな?」
そう言うと男は、後ろ髪を掴んだまま、乱暴に剛直を突き入れる。
「うえっ…むご!…えう!…んん!…んえ!」
開いているだけで精一杯のジニーの髪を掴んだまま、玩具の様に容赦なく咥内を犯す。
「ヘ、中々いいじゃねぇか、よし、しっかり飲めよ」
「うう!…むうううっ!!」
嗚咽を上げながら呼吸もままならない少女の喉奥に、白濁の精を叩き付ける。
「おうぇ…えげぇ…」
口内を満たす嫌な臭いと不快感に、中の物を吐き戻す。
「あーあー、もったいねぇ、お行儀が悪いぜ、ジニーちゃんよぉ」
そう言うと男は、苦しそうにえづく少女をベッドに突き倒す。
「い…いや、もうやめて……」
「ほう、それじゃあジニーちゃんは、関係のないはずのこっちのおねえさんで楽しめってのか?」
男が合図をすると、他の男たちは囚われのミーティアに群がり、乳房を鷲?みにし、陰裂に指を挿入していく。
「んんんんっ!!!んむぅぅぅんっ!!!」
自分よりも十歳以上年下のジニーが自分の身代わりと成って、犯されようとしているのを見守
るだけしかできないミーティア。
せめて男たちの責めに感じたりしないように、猿轡を噛み締め声を抑えようとするが完全に無
駄な努力と成り果てていた。
「や、やめてったら!お願いですから、ミーティアさんには手を出さないで!」
「だったら、ジニーちゃんはおとなしくしてな!」
そう言うと、男たちはジニー細い脚を掴んで大きく広げる。
「いやあ!乱暴にしないでぇっ!!」
身を捩って抵抗するが、男たちの力にかなう筈もなく、慎ましい割れ目が男の目に晒される。
肉付きの薄い腰にある脚を開脚されて、なお閉じたまま生毛を生やした割れ目は、女性器とは
違う美しい物であるかの様であった。
屈辱に身を震わせ目に涙を溜めながらも、白い肌を熱に火照らせ、未知の恐怖から逃れようとするジニー。
男は笑いながら、膨らみかけの乳房を掴む。
「ひぃあああっ!」
稲妻を受けたかの様に身体が跳ねる、まだ柔らかくなりはじめた乳房を掴まれた痛みは強烈な
快感となって少女を襲う。
美少女の乳房の感覚を、男はタップリ味わった。
しっとり掌に吸いついてくる柔らかさ、ほんのりとした温かさ、そして指に力を込めれば弾きかえ
してくる硬さ。こんな味わいは処女だけのものだ。
「い…いや……お願い…触らないで…」
気が付けば、初々しい秘裂は綻びながらひくつき、とろみのある液体を溢れさせている。
男の指が、秘裂を割って無理やり刺し込まれる。
「いひいぃぃぃぃっ!!」
頭の中で何かが弾けた、意識が真っ白になって何も分からない、ただ心臓の跳ねる音だけが響く。
ちょろろろろ。
身体の力が抜けた瞬間、少女は失禁した。
まるで他人の身体のようで、言うことを聞いてくれない。
「ハハ、今度はおもらしかよ、まったく行儀の悪い娘だぜ」
白いもやの中で、男たちの笑う声が山彦の様に響く。
「さて、そろそろいんじゃねえか?」
互いに頷き合うと、男たちはジニーとそれにミーティアを数人ずつ別れて取り囲んだ。
ミーティアを取り囲んだ男たちは、猿轡を外すと彼女の身体を赤子に小便をさせる様な格好で抱え上げる。
ミーティアは、一糸まとわぬ全裸のうえに、とらされた開脚姿勢のあられもなさに対する羞じら
いで、火柱のように燃えあがりのたうっている。
「いやぁ!やめて!はなしてぇ!」
ミーティアの泣き叫ぶ声で、ジニー意識を包んでいたもやが僅かに晴れる。
「ミーティアさん……ああっ…そ、そんな……やくそくが…」
「ナイツ家に関わったもの全て見逃すわけにはいかないからな!!」
そう言うと、男の一人は剛直をひくつくジニーの陰裂にあてがうと、一気に貫いた。
「うあっ!ひぃやああぁぁっ!!」
再び頭の中で光が弾ける、心臓の鼓動は一層高く鳴り響き、今度こそ心臓が止まってしまうかと思った。
ジニーの身体は、激しすぎる絶頂に痙攣し、未開の秘洞は少女らしからぬ顫動で男のモノを締め付ける。
ジニーが犯されている横では、開かされたミーティアの脚の付け根に男のモノがゆっくりと力
をこめて、押し沈められていくところだった
喘ぐ秘肉が裂けんばかりに押し拡げられ、猛る男根のカリ首をいっぱいに咥えこんだ。
「ひぃぃぃーーーっ……い、いやあーーっ……」
男は、悲鳴を噴きだしつつ悶えだしたミーティアを燃えるような眼でじっと見据えながら、ゆっくりとものを埋めてゆく。
ピクリ、ピクリ、と食い締める反応が男に伝わりはじめた…。
部屋の中に、二人の女の悲鳴とも嬌声ともつかない声が響く。
秘洞を貫かれ乳房を弄ばれるたび、津波の如く襲ってくる快感という名の苦痛に、二人とも身
体を痙攣させ男を悦ばせる。
「うお、コイツはすげえ…いくぜ、たっぷりとくれてやる」
ジニーを犯していた男が、一層激しく突き上げると細い腰に深々と打ち込み、子宮の奥底に白濁の精を放つ。
身体の奥に熱いモノを受けた瞬間、目の前が真っ白になり、今まででにない強烈で熱い光が頭の中を焼く。
体中を引きつらせ、狭い秘洞が痙攣しながら憎い男の精を吸い上げる。
「ぐっ…ううっ……もう…たすけ……たすけてぇ……」
大きく脚を広げたまま、脚を引きつらせ、すっかり開ききった陰裂はひくつく度に、精液を溢れさせる。
仰け反ったまま脱力して動かない少女のだらしない姿に、早速次の男が肉棒を突きたてた。再
び襲いくる津波に溺れて少女は悲鳴を上げる。
ジニーが嬌声と悲鳴を上げながらのたうっている横では、ミーティアが同時に複数の男に犯されていた。
見ると、男に跨ったミーティアが、騎上位で突き刺され、一心不乱に腰を動かしていた。
胸は男たちにもみくちゃにされ、半開きの口からは、涎だか、ザーメンだか分からない、白いものが垂れ落ちている。
最初、ミーティアは男に跨ってセックスすることなど考えたこともなかったため、操を奪われた上
に騎乗位で交わらされ錯乱した。
「お、降ろしてください!!こんな格好はいやっ!!」
下から激しく腰を突きあげられるたびに、上下に括られ跳びだした乳房を上に跳ねあげながら
哀願した。しかし、ミーティアの引き締まった膣肉を味わい尽くそうとしている男たちが許すわけがなかった。
「あぁぁぁ…いい…いいわぁ…おま○こ、壊れちゃう!!!」
今では下になった男が、突き上げる度に、本当に狂ってしまったかのように喘ぎ続けていた。
「ミーティア!いくぞ!!!!」
その男が、最後に一層強く腰を突き上げた。
「きゃあぁぁぁあああっ!!!!」
そう叫んだミーティアは、そのまま男の胸に突っ伏した。その身体が、ガクガク痙攣している様子
が、虚ろな目をして横たわるジニーの瞳に映っていた…。
その日の夜、ジニーは十四年の短い人生の幕を降ろした。
「いやああぁぁぁぁぁ!!」
憔悴している筈のジニーの大きな悲鳴が響く。
広場に集まった男たちは我先にと少女の身体に殺到し、穴という穴を陵辱する。
男たちの体が密集して作られた肉の城壁に閉じ込められたジニー。
休まることなく秘裂を、口を、そして肛門まで全ての牝穴を犯し抜かれ、全身を覆いつくすほど
の無数の男根が押し付けられていた。
いつ果てるとも知れない男達の陵辱のなか、ジニーは息絶えた。
エッグの影響で狂ってしまった男たちは、その屍体すらも陵辱し歓喜の悦びに打ち震えていた。
「さあ、犯して下さいと言うがいい。思いきり淫らに啼き狂わせてください――そう言ってみろ」
「……ああっ、犯してっ……あううんっ……ミーティアを……ああっ……お、思い切り、啼き狂わせ
て下さいませ……ああぁっ……!!!!」
肉芽から送りこまれる痺れるような刺戟にビクンビクンッと総身を慄わせ、ヒイヒイ喉を絞りなが
ら、ミーティアは操られるように恥辱の言葉を口にした。
ズンッ――重い衝撃が腰の中心を抉った。脂ぎった中年男がミーティアの女を一気に刺し貫いたのだ。
「ひいぃぃぃいいいっ……!!!」
衝撃が背筋を駆けのぼり、脳天で爆ぜた。とっくに粉々に砕けている理性と矜持だが、欠片
の一つも残すことを許されないかのように散らされる。そして快美な痺れとなって四肢に散り広がる。
ジニーの無残な最期を見せ付けられた後、ミーティアはとある金持ちの元へと売り飛ばされた。
偽ギュスターヴに武具を提供することでのし上がった男は金や名誉だけでなく、美しい性交用
の奴隷までも手に入れた。
来る日も来る日も陵辱は続き、肉獄の底に堕ちきったミーティアの悲痛な叫びは誰にも届くことはない。
だがミーティアは生き続けるつもりでいた。
大きく膨れたお腹に宿った新しい生命のためだけに……。
16 :
教授のダンス@:2009/06/14(日) 18:17:52 ID:vCJ428NA
「ひぎぃぃぃーーーッ!!」
ツヴァイクの山中にある洋館の片隅で、暗がりよりなお黒い影が蠢いている。
それは巨大な植物の触手に絡め取られた女性の姿だった…。
上着は触手により引き裂かれ、形こそ保っているものの乳房という肝心な場所だけは剥き出しになっている。
加えてスカートこそ脱がされていないものの、履いていたショーツはすでになく、女体を弄りやす
いように故意に取り去られた風にも見えた。
腰に巻きついた触手から逃れようと、女性は卑猥なダンスを踊らされていた。
触手に女性が絡め取られているとなれば、まず淫らな秘め事を疑うのが人の常だろう。
そして事実、その女性――教授は植物の蠢かす触手に貫かれていた。
ただし女性器をではない。触手の潜り込む先は尻肉の間に息づくあえやかな蕾。
「ううっ…、は、放しなさ…あっ…、ああぁーーッ……!!」
触手が肛門内で蠢くたび、教授は柳眉をしかめて熱い息を吐き出して喘いだ。
白く細い指を触手に掛けるが、引き剥がすというよりむしろ愛撫しているように見える。
まだ多少苦痛はあるものの元々アブノーマルな嗜好をもつ教授のこと、すでにそれを遥かに
上回る快感を感じている。
「き、気持ちよすぎる……こ、このままじゃ……はぅぅぅッ!!」
ヒトの指より一回り太い触手が、何度も出入りを繰り返し、容赦なく腸内を掻き回す。
触手の先はイソギンチャクの口のように微細に分かれており、強烈な吸引や攪拌を想起させる。
そのような物に腸内を侵されるなどにわかには耐えがたかろう。
しかしすでに教授がそれを受け入れてからかなりの時を経ており、彼女の体内がどうなってい
るか、もはや外面からは知る由もない。
彼女の目はもう何度も地上を彷徨っていた。深い後悔の色と浅ましい欲望の色を込めて。
地上には除草剤がある。
一振りするだけで大木すら枯らしてしまう優れものだ。
しかしそれはあまりに遠く、腕があと二掻き分伸びたとしても手にする事は不可能だ。
教授に刺激を与えて揺さぶることが植物の狙いなのだろう。
彼女が大人しくなりそうなときは触手をその巨乳に伸ばし、巻きつけては執拗に乳首を責めたてていた。
生来くすぐり責めに弱い教授は顔を真っ赤にして、触れられた箇所をビクンビクンと大げさに反
応させて身もだえを続けた。
その裸身がシュリンプピンクに茹で上がり、汗にまみれる。
「あぁぁぁッ……へ、変態…変態なのね!!ひぁぁぁんッ……す、素敵ぃ……」
触手に絡み取られた教授の足元には、流された蜜でできた小さな水溜りと小刻みな振動を繰
り返すローターが散っていた。
植物は触手を伸ばすと、床にこぼれた愛液を吸い上げていく。
それ故に彼女に少しでも多く刺激を与えて継続的に蜜を出させるのだ。
教授は新しい研究の為、自らの両乳首、淫核そして菊門にローターをしていた。
研究そのものはローターともオナニーとも関係があるわけではない。
研究のため、集中力を高めることを目的としてオナニーをしたのだった。
「あぁん…私に…もっと私に快感に耐える意志力さえあれば……」
教授が一際大きく身体を痙攣させると、その手からカランとディルドーが落ちていった…。
教授を襲っている植物(正確には獣だが)は教授が作り出した生き物だった。奇面草…教
授は彼(?)にそう名づけた。
数日前、教授の館から四匹の生き物が逃げ出した。
もしかしたら奇特な人間が彼らを捕まえてくれるかもしれない、いや、きっとそうに違いないと
判断を下したのが間違いの始まりだった。
「ひッ…ミ、ミスジャッジだったわね……あぅぅッ!!それとも…ミスリードだったかしら……んんんんんッ!!」
この期に及んでどうでもいい考えに身をゆだねる教授。
奇面草はマコやバーニィたちと同じく、能動的にヒトを襲う事はあまりない。
だが食欲が覚醒している点は同じだ。彼の食物とは、もちろん女性の淫蜜。
便所の底に潜んでいた彼は、駆け込んできた教授のとろみをまともに顔面に受け、そして猛った。
その食物を食らい尽くそうと触手を伸ばし、初めに教授の肛門に押し入り、そして今に至る。
17 :
教授のダンスA:2009/06/14(日) 18:20:51 ID:vCJ428NA
奇面草は絡め取った教授を祀り上げるように高く掲げていた。
その方が獲物に流させた蜜をすするのに都合がいいからなのだが、そのこと故に教授は空中
で満足な抵抗ができずにいた。
今の彼女にできる事といえば、排泄の穴を穿たれたまま細い脚をばたつかせる事だけだ。
しかし今また一つ新たな問題を教授は抱えていた。
小便がしたい…それも物凄く……いますぐに。
きっと排泄物が大好きな奇面草のことだ。小便なんかしたら喜んで尿道まで弄繰り回されるだろう。
「あぁぁぁ、そんなぁ……いくら私が美しいからって……黄金水まで欲しがるつもりなの……
ああっッ、スケベ……?」
妄想に興奮して耳朶を赤く染めた教授は、なんらためらうことなく小便を放った。
ちょろろろろ……。
激しい勢いで放たれた小便は放物線を描き落ちていく。
みるみるうちに床に大きな水溜りができはじめた。
教授は排泄後の安堵感と快感から蕩けるような視線で奇面草を見つめていた。
「さ、さぁ……あなたの大好きなお小水よ、私を降ろし…ひいッ!…んッ……んんぁぁッ……もう
お尻は勘弁してぇ……」
再開された肛門への責めに対して括約筋を閉めてみるが、まるで力が入らない。
奇面草は小便には興味を示さなかった、あくまでも主食は淫蜜だけ。
そして女性にそれを流させる刺激の与え方を彼は知っていた。
「くぅぅぅッ!!こ、これじゃ、ま…まるきり私、ただの…変態ッ!!そう…私は変態……」
教授の独白とともに蜜壷からはまた大量の液が溢れ出していた。
抵抗しようと括約筋を閉めた感触が気に入ったのだろうか、別の触手が妖しく蠢き、静かに押し入り始めた。
「…なッ!!そ、そんな急に!!……はあぁッ……!!」
菊門が一気に拡げられ、教授は苦悶とも恍惚ともつかぬ吐息を漏らす。
三十路の女が性器を剥き出して吊るし上げられ、不気味な蠕動を繰り返す触手でアナルを蹂躙されている。
「…こんな…姿、誰かに……知られたら…ひぐッ、……かはぁッ!!!!」
世界中の男がこの館に押しかけちゃう、と教授は指を咥えながら小さく声をあげていた。
菊門ばかりがゆるゆると嬲られ、丹念にほぐされて三十分が経過した。
教授は気息奄々だ。時折自ら気持ちよくなろうと蜜壷に手をやるが、その度に触手が腕に絡むと制止された。
涙目の教授が諦めてうなだれた、その瞬間に触手が伸びた。教授の――秘所に向かって。
「えっ……な、何よ、急に……きゃあぁぁぁッ!?!?」
教授はそれまで弛緩させていた手足を一気にピンと四方に伸ばして絶叫をあげた。
何と奇面草は器用にも触手の先端で、教授の包皮を割り開き、剥き出しになった敏感な肉珠を押しつぶした。
暴れだした肉感的な腰を逃がさないようにこれまで以上に触手はしっかり巻きつき、奇面草は教
授の膣口に食らいついたまま離れない。
溢れてきたあたたかな体液を触手の先端でジュルジュルと音を立てて吸い取り、グリグリとクリ
トリスを派手に刺激していく。
「はぉぉぉぉぉッ!!ら……めぇぇぇえええッ、死んじゃう!私、死んじゃうぅッ!!」
教授のあられもない絶叫が洋館に響き渡る。
股間に食いついた奇面草の触手はなんとか離そうとする教授の抵抗を寄せ付けず、クリトリス
の愛撫に熱中していった。
上着とスカートが引き裂かれた。
生まれたままの姿にされた教授の両手両脚に触手が絡みつき、大の字に広げられた。
前後の穴を一斉に責められ、教授にはもう余裕の欠片も残っていなかった。
大きく開いた両脚が幾度となく痙攣し、それに合わせて秘所からとろとろ密が流れる。
太腿からふくらはぎ、足首を伝い指先へと半透明の軌跡が描かれていく。
「……ひいぃぃぃッ!…ぐ……うぐぅッ!」
汗にまみれ、ほつれ毛を首筋に張り付かせたまま教授は不自由な肉体を折り曲げようと試みる。
蜜壷に潜り込んだ触手が一度収縮したか突然ねじれを加えながら膨張する。直腸内の触手の動作も同時だった。
薄皮一枚隔てた衝撃は瞬時に教授の理性を消し飛ばした。
「あッ――、……ッああぁぁぁあああああ――ッ!!!」
洋館から漏れ出した絶頂を告げる女の高らかな絶叫は夜のしじまを切り裂いていった。
18 :
教授のダンスB:2009/06/14(日) 18:22:07 ID:vCJ428NA
幾度となく繰り返される絶叫は奇面草が満足する翌日の朝まで続いた。
開放された教授はうつぶせのまましばらく痙攣していた。
四つ這いとなろうとするが手に力が入らず、仕方なく尻だけを高々と突き上げてのろのろと動き出す。
巨乳が床に押しつぶされ乳首が擦れる感覚が心地よい。
愛液で潤う木製の床を滑るように這い、除草剤を手にする。
「……ふふふ、打ちのめされても、薔薇は美しく咲くものなのよ……」
しゅっ、と眠りこけている奇面草の顔の中央に除草剤を一振り。
奇面草は苦しむ様子もなく、やすらかに寝息を立てたまま枯れて小さく萎んでいった。
猛々しく挑んできた触手も今では萎んで見る影もない。
安堵の吐息を吐き、仰向きになり大の字で転がる教授、脚をM字に開いておけば風が大事な部分を冷やしてくれる。
股間の火照りは収まらず、肛門も蕩けるような熱を持っている。
小刻みな痙攣が収まらず、快楽の余波に双丘がぷるぷる揺らされる様子を眺めながら、教授は
あの生物を作り出した自らの才能に満足していた。
「私は…そう…………天才」
穏やかな笑みを浮かべ、あられのない姿のまま教授は眠りに落ちた。
地下室からの階段に黒い触手が蠢き、扉の隙間から不気味な顔が教授の裸身を見つめる。
増殖した奇面草の分身は音も立てず扉を開けると、すやすやと寝息を立てる教授の肉体を一直線に目指す。
触手の先端が優しく教授の唇をなぞる。ぷるんと肉感溢れる唇が震え、白い歯が見える。
教授の口元から続く、生々しい涎の跡をゆっくりと撫でていく。
下唇の端から顎を通り、首筋を這うと鎖骨を、そして螺旋を描くように丘を登っていく。
先端の膨らみに到達すると二、三度乳輪をなぞり、軽く膨らみを抑えた。
「……うぅん……すけべぇぇぇ……」
教授は甘い吐息と寝言を漏らし、身をくねらせる。
触手はまたも螺旋を描きながら丘を下ると、微かに波打つ白い腹を、切れ目状の臍を辿って
遂に茂みまで到達した。
ねっとりとして蠕動を繰り返す触手の先端が、蜜壷にびちゃりと吸い付くように押し当てられる。
「うッ…うぅん……」
教授は小さく呻くと、右に左に顔を振るようにして仰け反った。
虚ろな目を開くが、すぐには自分の肉体に何が起こっているかは分からない。
触手は教授の肉体に纏わりつくと秘肉の構造を確かめてから、一息に蜜壷を貫いていった。
「ひぎぃぃぃーーーッ!!」
ツヴァイクの山中にある洋館の片隅で、暗がりよりなお黒い影が蠢いている。
それは巨大な植物の触手に絡め取られた女性の姿だった……。
もしかして 教授って初出?
それはともかく乙
10周年記念w
U:サガまだぁ?
ここは一つ秘宝伝説ネタでいくべき
23 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 00:53:30 ID:6XkfA5ru
いいねGBネタ
自分も読みたい
>>11-15 >SS投下前には出典作品やカップリング、
>特殊な嗜好ありの場合はその旨も、一言添えて下さるとありがたいです。
今度から一言添えて・・・・orz
空気を読まずにロマサガ1
アルベルトXシフで
アルベルトがシフをちゅっちゅします
難破船で拾った時、アルベルトは玉のようにかわいい子に見えた。同時
に、頼りなくて守ってやらないといけない存在にも見えた。勿論、今は違
う。力を合わせて悪魔を倒した今では、十分に助けになってくれる事がわ
かっている。そして、真面目で几帳面で責任感が強く頑張りやさんだと言
う事もわかっている。シフとアルベルトは騎士団領にやってきた。
「もうしわけございません。大騒ぎがありまして、使えるベッドがただ今
一人分しか用意できません。」
二人とも疲れていた。もう別の町に行く気力も無い。仕方なく二人は一
つだけベッドが残された宿で泊まる事にした。
「まあいいんじゃないの。シフ姉が今日はベッドになってあげるから。」
「そんな、僕、そんなに小さくないですよ。」
「じゃあ、あたしは床で寝るから…。」
「待って。ごめんなさいそれは僕が。」
アルベルトの見掛けの年に似合わない気配りの利きに軽く感謝して、結
局シフは床に寝た。
(あれも、親御さんの躾なのかねえ。)
目を閉じてシフはぼんやりとアルベルトの事を考えていた。生まれた城
の隣にあった洞窟の奥の悪魔を退治したその夜に、城がドラゴンまで含む
大勢の強力な軍団に襲われ、ただ一人生き残ったと言う。だが、あまりそ
の事を掘り返してもアルベルトを悲しませるだろう。シフはイスマス城を
思うのをやめた。
夜が更けて、何かが落ちる音がした。たまたま気がついたシフは瞬きし
て音のした方を見た。アルベルトだった。起きて抱え上げてやろうかと思
った時、アルベルトが寝返りを打って転がってきた。思ったよりも転がっ
て、シフの丁度正面まで来てしまった。
「んば、んま。」
赤ん坊のような寝言を言うアルベルトを見て、昼間の凛とした様との違
いにシフは音を立てず微笑んだ。アルベルトが思いもよらぬ事をした。横
になって体を丸めたまま、ずりずりと更にシフに近づき、寝巻きをはだけ
て乳首に吸い付いた。
(ちょっと!)
完全に不意をつかれた。だが払うに払えない。しかたなく、シフは吸わ
れるままにした。
アルベルトは手をきゅっと丸めて、一心不乱に吸っていた。懸命に吸っ
ていた。勿論、乳など出ないのだが、赤ん坊が安心する為におしゃぶりを
吸うようなものかもしれない。
「んっ。」
つい声を洩らしてしまう。だが、あまりにもかわいらしい。邪魔をした
くない。目の前の吸い付いているアルベルトはこの戯れをも許してしまう
ほどにかわいかった。かわいすぎて、シフは、どうかなってしまいそうだ
った。
「はああっ。」
気がついて、あわてて冷静になろうと努めた。
「さすがに犯罪か…。」
シフは独り言を言った。言ってすぐ、アルベルトがまた強く吸い付いた。
「ああっ…ん。」
シフは気がつかなかったが、シフの上げる微かな声もまた、昼間のシフ
からは想像もつかないほどにかわいらしい声であった。
しばらく乳首をおしゃぶりのように吸った後、吸い疲れたのかアルベル
トは熟睡に入った。まだ頬が赤いシフはアルベルトの眠りの深さを確かめ
てから優しく抱き上げ、また寝かしつけてやった。また床に横になって、
シフも深い眠りに入った。夢の中で、シフはまたアルベルトに乳首を吸わ
せていた。
「ええっ!?お前も行くって!?お前みたいなのが魔物討伐に助太刀す
る!?ママのおっぱい吸ってそうなお前みたいなのが!?」
討伐に出かけた騎士と騎士の見習いを追う事をたまたま口にしたアルベ
ルトはそれを聞いた町人に驚かれた。
「なにを!!僕はママのおっぱいを吸ってるような未熟な子供じゃありま
せん!!ラファエルさん達と一緒に退治して帰ってきてみせます!!」
それを聞いていたシフは飲んでいた牛乳を思いっきり口から噴出してし
まった。
終わり
28 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 01:02:13 ID:XvCF2Amq
保管庫覗くと結構いいの見つかるね
29 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 01:29:05 ID:XvCF2Amq
誰かGBネタ持ってきてくんろー
ところで保管庫に入れて下さってる方
新しいスレに移行した事に気がついてないのかも
……エロサガずき……エロサガずき!
おとうさんは
たびにでねばならん
それでだ これをおめよごしに……おい
エロサガずき!ねるな!!
という訳で、稚拙ながらSaGa2秘宝伝説エロSSを投下させて戴きます。
人間男とモンスターによる、エスパーガール二穴責めになります。
私はT260J、御嬢様の旅に同行する事になった、戦闘メカにして執事である。
冒険家である旦那様は私を異世界で拾って下さった際、個体名を下さった。
ゴホン! そこでもう一度、改めて自己紹介しよう……私の名はテムジン。
この名で私は御嬢様に懐かれ、幼少の頃より御仕えしてきたのだ。
ではその、我が麗しの御嬢様を――御嬢様? はて、いずこに?
「テムジン、こんやのやどが見つかったよー! 早くいこーよー」
あそこで千切れんばかりに両手を振って、飛び跳ねている方がそう。
旦那様が目に入れても痛くないと豪語する、エミリィ御嬢様である。
御嬢様は秘宝を求め冒険中の旦那様を探すべく、私達を引き連れ旅立たれた。
本当にご立派になられた……エスパーとしての資質も頼もしい限りだが……
「えへへ、きょうはたくさん歩いたから、わたし疲れちゃったー」
良く言えば天真爛漫、かなり頭がゆるいのが旦那様と奥様の悩みの種。
しかしご安心下さい、御嬢様はこのテムジンが必ずや道中お守り申し上げ――
「うーい、早く来いよポンコツ! どした? どっか壊れたか?」
「すみません、テムジンさん。一つしか部屋空いてなくて」
御嬢様を挟んで両隣に立つ少年達が、今回の旅の危険で厄介な仲間達である。
御両人とも、御嬢様が家族の他に、ただ二人だけ心を許された者達なのだが。
そもそも旦那様は世間では、無宿無頼の冒険家……奇異の目は御嬢様にも注いだ。
純真無垢な御嬢様をいじめから守り、一緒に遊んでくれたのが幼馴染の二人である。
この危険な旅にも迷わず同行してくれるのだから、無下にもできぬのだが……
「一部屋だけか。へへへ、じゃあ今夜は……なんてな! たっは!」
乱暴者で悪知恵の働く、村ではフダ付きの不良少年だった人間のリッツ。
非常に姑息で卑怯な男だが、いつも御嬢様を守って喧嘩にあけくれていた。
あの悪ガキも今思えば、随分と逞しくなったものだ……頼もしくもある。
「僕なんかはこの身体だから、今日あたり馬小屋でもいいくらいですよ」
知的でズル賢い、いつも悪辣で手の込んだ悪戯の好きなモンスターのマルム。
穏やかだが悪知恵の働く彼も、御嬢様には優しく勉強を教えてくれたりした。
冷徹な合理主義者との評判だったが、静かな声で迷わず同行を申し出てくれた。
「よーし、みんなそろった! じゃあ、まずは夕ごはんにしよー」
もし私に意思を表明する言葉が、その発声が可能な機能が実装されていたら。
真っ先に二人の少年に私は伝えたい……御嬢様の為にありがとう、と一言を。
こうして、村のせんせいと別れを告げた私達は、見知らぬ土地へと踏み出した。
冒険者達の活気で溢れた賑やかな町には「旅立ちの町」の看板が風に揺れていた。
……やはり私は、ワルガキの双璧と呼ばれた二人の同行が不安だった。
私の悪い予感は、不幸な事に的中してしまった……デリンジャーが疼く。
しかし同時に、エミリィ御嬢様が心底楽しそうだったのは嬉しいのである。
たまにはハメを外すのもいい、初めての旅に浮かれる最初の夜なのだから。
だが……あの二人め、よりにもよって御嬢様にアルコールを盛るとはっ!
「おーい、大丈夫かぁ? ほら、しっかり歩けって。マルム、部屋は?」
「うふふ、だいじょーぶっ! あはは、揺れてる揺れてるー」
「廊下の突き当たりだよ、リッツ。ちょっと飲ませすぎたね」
「ゆーれーるー、せかいがー♪ もうずっとー、揺れる揺れるー♪」
リッツに肩を貸された御嬢様は、マルムが指さす……蹄さす部屋のドアをくぐる。
巨体のマルムは身を屈めるように首を下げて続き、最後に私がドアを閉めた。
部屋の真ん中に置かれたセミダブルのベッドに、上機嫌で崩れ落ちる御嬢様。
「さてと、それじゃま……」
「うん、後は僕達は……」
私は御嬢様の貞操の危機を感じて戦闘準備、各種マスタリーがメモリを駆け巡る。
――だが、私の危機感は杞憂に終わった。
「また明日な、エミリィ! さて兄弟、今夜はどこで寝っかね」
「おやすみなさい、エミリィ。そうだね、廊下にでも寝ておこうよ」
二人の少年は、私が考えていたようなケダモノでは無かった。
人の皮を被った獣と評判のリッツも、今や馬のバケモノといった様相のマルムも。
私はこの、若き紳士達に酷く感動し、御嬢様はよき友を得たと思ったのだが。
「まってよぉ、リッツ、マルム……まって、もすこしだけ……いて」
もぞもぞと御嬢様は、ベッドの上に身を起こして二人を呼び止めた。
その大きな瞳が潤んでいるのは、何も慣れぬ酒精に酔ったからだけではなさそうだ。
やはり、この二人はどれ程の悪党であろうとも……御嬢様にとっては大切なひと。
「なんで二人とも、わたしについてきてくれたの……?」
ドアの前で立ち止まっていた、リッツとマルムが同時に振り返る。
「何で、って……なあ?」
「うん、別に」
二人は互いに肘で相棒を突っつきながら、御嬢様への言葉をせかした。
やがて意を決して、二人は驚くべき一言を放った。
「ほ、惚れた女を守るのに、理由なんかいっかよ……」
「僕達、決めてるんだ。エミリィだけはずっと二人で守る、って」
突然の告白に、御嬢様は一瞬驚きの顔で呆けて……やがて満面の笑みで微笑んだ。
その頬を一筋の雫が伝う。
「わたしも、二人のこと、すきだよ。リッツも、マルムも、だいすき」
この時私は、旦那様に許しを請いながら部屋の隅に下がって待機モードに入った。
御嬢様は薄着の服をもどかしげに脱ぎ捨て、生まれたままの姿で両手を広げる。
ギシリとベッドが二回続けて軋んだ。
……私はこの時、美しく成長なさった御嬢様から目が離せなかった。
「二人ともすごい、おとこのこってこんなになるんだ。あは、熱い……」
御嬢様を挟んで、リッツとマルムがたくましい裸体を曝す……マルムは元から裸だが。
リッツのペニスは充血してヘソまで反り返り、震える戦端が僅かに濡れて光っていた。
昼にラムフォリンクスを食い、シルバーへと進化していたマルムのモノはさらに凄い。
まさに馬並みのペニス……私に嗅覚センサーがあれば、その強い獣臭を感じただろう。
「んと、はじめてだから下手かもしれないの。痛かったらごめんね」
御嬢様は鼻先に突き出されたリッツとマルムのペニスを、愛おしそうに握ってさする。
そうして順番に、蕾のような唇を寄せて先端にキス。
その口での愛撫は次第に熱を帯び、舌先ですくうように舐めながら……その剛直を飲み込んでゆく。
湿った三人の吐息が入り混じる中、御嬢様は二本のペニスを交互に頬張った。
「リッツ、エミリィのも……僕は今日は手がコレだし」
「ああ、任せな。へへ、ガキん頃に見て以来だぜ」
マルムが蹄の手を……前足を見せ肩を竦めると、リッツが御嬢様の股間へと手を伸べた。
その湿り気を帯びた茂みをかきわけ、リッツの指先が御嬢様の秘所へと触れる。
ピクン! と身を震わせ、御嬢様は鼻から抜けるような声を漏らした。
「んっ、ぁ……」
思わず内股にリッツの手を挟んだまま、脚を閉じて恥らう御嬢様。
しかしリッツは構わず御嬢様の足元に移動すると、その両膝を優しく手で撫でた。
そうしてゆっくりと股を開かせ、露になった御嬢様自身へと顔を埋めて舌を這わす。
ピチャピチャと濡れた音が響いて、思わず御嬢様は大きな声を出してしまった。
しかしすぐに、御嬢様を跨いだマルムが、今にもはち切れそうな屹立を唇にあてがう。
御嬢様はそれを舌で丹念にねぶり、ぱくりと加えて奥まで飲み込んだ。
「おいおいエミリィ、ホントに初めてかぁ? すげぇ濡れてんぜ?」
「は、はずかし……だって、きもちいいんだもん」
「エミリィ、お口がお留守ですよ。ほら、僕をもっと奥までくわえて」
「は、はひ……ん、はぁ……おいひい」
二人の男にその身を捧げて、御嬢様は嬉しそうに鼻を鳴らした。
そのしなやかな肢体を白いシーツのベッドに横たえ、両足をリッツの首に絡ませながら。
巨大すぎるマルムのペニスにむせながらも、豊満な胸の谷間にそれを収めて、しごきながら舌を使う。
可憐で純情な御嬢様が、淫らな手管で二人の少年に奉仕してる。
その姿は私に、ある筈のない劣情を感じさせた。
赤子の頃よりずっと見守って来た、純真で可憐な御嬢様。
「ぷは、ふぅ……ねえリッツ、マルム、わたしそろそろ……」
「ん? リッツ、エミリィがそろそろ欲しいってさ」
「こんだけビショビショに焦らせば、たまらねってか……どれ」
振り返ったマルムは、顔を上げたリッツと目線をあわせて頷きあう。
やがてマルムの巨体がベッドを降りると……リッツが御嬢様の両足を抱えて身を寄せる。
それは人間達が正常位と呼ぶ、性交渉のスタンダードなスタイル。
何かを確認するようなリッツの視線に、御嬢様は静かに頷いた。
……私は敬愛する御嬢様の破瓜の瞬間を、心のどこかで待ち侘びていた。
「初めてだろ? エミリィ、痛かったら言えよ?」
「大丈夫だよ、リッツは上手いから……エミリィ、力抜いて」
「うん……ふしぎ、もっと怖いと思ってたのに……うれしいの」
エミリィ御嬢様は、圧し掛かるリッツの首に両手を回した。
リッツは慣れた手付きで、己の昂ぶる肉棒を御嬢様の濡れそぼる花びらに押し当てる。
マルムが見守る中、リッツがゆっくりと御嬢様の肉路へと挿入を果した。
短い悲鳴と共に、御嬢様の華奢な身がビクンと一瞬のけぞる。
「エミリィ、奥まで全部挿っちまったぜ? 痛いか?」
「少し、いたい……けど、へ、へいき……」
この瞬間、御嬢様は少女を脱ぎ捨て女へと成長したのである。
私はこの時の画像を、己の奥深くへと記録し何重にもプロテクトを掛けた。
例え旦那様でも、解除不能なパスワードを施す……ああ、愛しの御嬢様。
「あ、あのね、わたしね……も少し、痛くても……へいきだよ?」
上体を僅かに起こして、リッツの耳元へと御嬢様は囁いて。
そして、傍らでずっと立ち尽くしているマルムを見上げた。
「マルムにも、わたしのはじめて、あげるね?」
御嬢様の意図するところを、即座にリッツは理解した。
御嬢様と繋がったまま、その身を抱き上げ体を入れ替え下になるリッツ。
その引き締まった肉体に跨る形で、御嬢様はリッツの厚い胸板に両手を突く。
「マルム……うしろじゃ、いや?」
「でもエミリィ、僕のはこんなだし……裂けちゃうよ」
「ううん、だいじょうぶ。三人で、きもちよくなろ?」
御嬢様はそう言って、肉付きのよい尻へと右手を伸ばし、その谷間を開く。
きつく窄まる穢れた排泄孔が、綺麗な桜色でマルムを待ち侘びていた。
「じゃあ待って、今ほぐしてあげる」
鼻息も荒く、マルムは再びベッドを軋ませ巨体を乗り出す。
彼は御嬢様のアヌスを、長く大きな舌でベロリと舐めた。
下から突き上げていたリッツが、御嬢様の尻を両手で揉みしだきながら左右に押し広げる。
「ひうっ、マルムらめぇ……そこ、きたな、ひっ!」
「大丈夫かな、いきなりで。じゃあエミリィ、先だけ挿れてみるよ」
二人の上に四つん這いで重なり、マルムが腰を使って己の化身を突き立てる。
その巨大な逸物の先端が、僅かに緩んだ御嬢様のアヌスに触れ……徐々に挿入されてゆく。
メリメリという音がまるで聞こえてくるようで、御嬢様はリッツにしがみ付いて悲鳴を噛み殺した。
「凄いやエミリィ……初めてなのに。これ以上は無理だね、でも凄い締め付けだよ」
「こっちもだ。尻に挿れられたとたん、キュウキュウ締めてきやがる」
「や、やぁ……二人ともいわないで、わたし恥ずかしい……」
二人の少年の間で、御嬢様は耳まで真っ赤になりながらも快楽を強請る。
愛する者をくわえこんだ穴は両方とも、流血で濡れていた。
しかしそれでも、リッツとマルムの腰使いに嬌声を上げて息を荒げる御嬢様。
その姿を私は、ずっと記録し続けた。
それは二人の少年が同時に絶頂に達して、御嬢様の中へと若い精を迸らせても終わらない。
シーツを赤く汚しながらペニスが抜かれると、白濁がとめどなく溢れ出た。
……私はその時の、御嬢様の恍惚とした表情をその後……何度も自分の中に反芻してしまうのだった。
36 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 22:30:15 ID:XvCF2Amq
>>30 ありがとう!!あまさず読んだ
>>35 誰が保管してくれてるんだろうね
どこまでもたのしい ひとたちだ!
39 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 23:00:36 ID:/5UVQ7ja
保管庫が更新されてた
保管してくれてる人ありがとう
1000まで行かなくても容量が大きくなると書き込めなくなるってのには
前のスレに実際に書き込んでみるまで気がつかなかった
てか秘宝伝説も初出典?
保管庫にも魔界塔士と時空の覇者が1作ずつっぽいね。
保管庫以外でもお勧めのSSサイトがあれば行ってみたい。
しかも保管庫見て思ったのは、やおい作品がやたら少ないw
もしかしてここは健全なスレなのか。
特に意味はないが保管庫の作品を色々大雑把に分類してみた。
魔界塔士 純愛系:1
秘宝伝説 純愛系:2
時空の覇者 純愛系:1
ロマサガ 純愛系:54 陵辱系:6 ネタ系:12
ロマサガ2 純愛系:6 陵辱系:3 ネタ系:3 自慰:1
ロマサガ3 純愛系:31 陵辱系:13 ネタ系:5 自慰:1
サガフロ 純愛系:7 陵辱系:10 ネタ系:1
サガフロ2 純愛系:7 陵辱系:4
U:サガ 純愛系:31 陵辱系:17 ネタ系:1 自慰:1
ミンサガ限定 純愛系:3 陵辱系:1
注1)あくまで話の雰囲気での分類ですので・・・
注2)ネタ系はノリやオチ重視の作品です
カウントはこのスレのSaGa2秘所伝説までを分類しています。
作品別投稿数
Best1 ロマンシングサガ 72作品(ミンサガを含むと76作品)
Best2 ロマンシングサガ3 50作品
Best2 U:サガ 50作品
ロマサガ作品の特徴は数が多い上にほとんど純愛系(ネタ系含む)だったこと。
ヒロインはクローディアかシフが最も多く、次いでアイシャが多かったようです。
ロマサガ3、U:サガは陵辱作品が純愛の半分くらいあるようです。
ヒロインについて、ロマサガ3はエレン→カタリナの順でほとんど、U:サガは
ジュディ関連の作品が多かったように思われます。
今後投稿される方の参考までに・・・・。
集計乙ー。
エレンとカタリナは多いなと思っていたけど
やっぱり多めだったんだね。
スレ立て作品投下集計の皆さん乙です
>>25 GJ
アルシフは潜在需要がかなりあると思うんで
空気読まないどころか歓迎されるんじゃないかな
アプリ配信でロマ1ネタ増えるかと思ったけどなかなか来ないね
やってる人少ないのかな?
>>41 エロパロ板でやおいなんて大抵のスレでお断り状態だと思うんだが。
801板があるんだから巣からでてこないでほしいね。
>>46 最初に知ったSSの保管庫がFFDQ千一夜物語だったから
やおいが多いのが普通なのかと思ってた。
このスレの住人で良かったよ・・・・。
パロディの殆どが801なんて一部の同人女の思い込みだから安心しる
49 :
投獄@:2009/06/22(月) 01:13:09 ID:5au2NO1m
検査官が入ってきた。背の高い赤髪の若者と、脂ぎった中年男。
彼らは、女の手の拘束を外した。久々に手に自由が戻る。
女は黙って服を脱いだ。反抗するのは無駄だし、目をつけられるだけ損だ。
最後の1枚まで脱ぎ終わり、検査官たちの方におずおずと向き直る。
「隠すんじゃねえぞ、ちゃんと見せな」
無意識に両腕で乳房と、局部を隠してしまっていた女は、やむなく気をつけの姿勢になる。
元モデルというだけあって、服の上からでもわかるほどのかなり豊満なボディであった。
「結構いい体してるじゃないか」
中年男が、女の量感のある乳房をたぷんたぷんと持ち上げた。
女はわずかに眉間に皺を寄せたが、何も言わなかった。
ディスペアの冷たい空気のせいだけではないだろう、身震いが止まらない。
ガラス越しの隣室では、金髪をショートにした女が同じように全裸になっていた。
「まず身体検査を行なう。そこに四つん這いになれ」
赤髪が冷たく命じる。女は言われるまま、床に四肢をついた。
「口を大きく開ける。ケツを突き上げて、足は思い切り広げるんだ」
その命令にも従った。高々と持ち上げたヒップから、秘部が丸見えになる。
「奥歯に小型爆弾などを仕込んでいないか、金属探知検査を行なう」
赤髪は言うと、棒状の探知機を取り出し、女の口に突っ込む。
「ぐっ!……んくぅ……うっ……!」
口の中をかき回され、女は苦しそうな表情を浮かべる。
赤髪は無感動に探知機の反応を確かめ、女の口から引き抜いた。
「口中に金属反応なし。下腹部の検査に移る」
女の涎のついた探知機を消毒シートで拭き、赤髪は探知機を中年男に手渡した。
中年男はサディスティックな笑みを浮かべながら、探知機を女の秘部に突っ込む。
「ん……くく!……うっ……!」
わずかな快感と、それを遥かに上回る屈辱感に、女は顔を歪めた。
固く閉じた目に、うっすらと涙が浮かぶ。
「子宮内部に金属反応なし。次、肛門内検査」
検査結果をメモしながら、赤髪が命じる。中年男は探知機をずるずると引き抜いた。
探知機は女の体液でわずかに濡れている。
「感じてんじゃねえぞ、このメスブタが!」
中年男は冷笑しながら、女の尻をぴしゃりと叩いた。女はびくっと体を震わせる。
中年男はゴム手袋を取り出し、右手だけに着けた。
人差し指を伸ばし、女の肛門に突っ込んで、中を探る。
「があっ!…あ……い、痛っ!……」
ぐりぐりと肛門内を抉られ、歯を食いしばって耐えていた女は、かすかな悲鳴を上げた。
50 :
投獄A:2009/06/22(月) 01:14:12 ID:5au2NO1m
「我慢しな、すぐに終わる。よし、肛門内異物反応なし」
中年男が人差し指を抜いた。女は尻を持ち上げたポーズのまま、大きく息をついた。
「金属探知検査終了。次はメディカルチェックに移る」
記録用紙をしまった赤髪は、化学実験でも行なうような無機質な声で言った。
「ほら、立ちな。次はもうちょっと奥まで検査してやるからよ」
中年男が意地悪い声で言って、女の腕を取り、立つように促す。女はのろのろ立ち上がった。
屈辱に押し潰されそうになりながら、女は心の中で自分を奮い立たせた。
(我慢するのよ、今は耐えるしかない。そして必ず生き延びて……)
「いやぁぁぁぁぁっ……!!」
女性の悲鳴が隣室から響いてきた。
隣室の女は立った姿勢のまま、後ろから検査官に抱きすくめられていた。
爪先立ちにされた隣室の女の股間に男性検査官の赤黒い陰茎が出し入れされている。
別の検査官はその様子を見ながら手元の用紙に何か書き込んでいる――。
陰惨な検査の風景から目を背けることができず硬直している女の背後から中年男の手がまわされる。
握り締められた乳房が緩やかに揉みこまれ、女の肌から冷や汗が流れ落ちた。
隣室では別の検査官が女の正面から纏わりついていた。
分厚いガラスを隔てているだけだったが、隣室の女の許しを請う声ははっきり聞こえている。
法外の所業に耽る検査官たちは隣室の女のことを『アニー』と呼んでいた。
気がつけば硬く勃起した陰茎が女の尻の谷間にあてがわれ、上下運動を始めていた。
陰茎から伝わる灼けるような熱さを感じ、女は静かに目を閉じた。
中年男の陰茎が女の膣口を拡げ、熱い媚肉を割って入っていく。
(許して……レン。今の私にはこうするしか……)
女――エミリアの口から微かな吐息が漏れ、涙が頬を伝って冷たい床に零れ落ちた――。
……エロサガずき……エロサガずき!
おとうさんは
DSばんにきたいせねばならん
それでだ これをまたおめよごしに……おい
エロサガずき!ねるな!!
という訳でスミマセン、SaGa2秘宝伝説エロの続きを書いてみました。
今回はエスパーガールの前後異物挿入&三種族による3Pです。
あと、ちょっとGB版プレイした事ない人には解り難くてゴメンナサイ。
私はT260J、個体識別名テムジン――御嬢様をお守りする戦闘メカにして執事である。
目下、我々の旅は順調そのもの……悪童コンビはなかなかに慎重で、堅実かつ確実であった。
旦那様の足取りを追ってイシス神殿に立ち寄り、秘宝を狙う悪の存在を知り戦いを決意。
その為私達は、北の町を拠点に先ずは、少しの間だけ装備の調達と自己の鍛錬にあけくれた。
そして神官カイの助力を得て、アシュラの前線基地を撃滅……遂に今、天の柱を昇る時。
リッツとマルムは私と共に、エミリィ御嬢様を良く守り、勇敢に戦った……流石である。
御嬢様と契りを交わしたこの二人になら、私は全幅の信頼をよせることが出来るだろう。
――今朝までは、心の底から私はそう思っていた……今朝までは。
「っしゃ兄弟、次の世界に行くぜっ! おいポンコツ、遅れんなよ!」
「ほらほら、エミリィもしっかり歩いて。大丈夫? 足元がふらついてるよ?」
カイと別れ、天の柱を登った世界の屋根……煌く星々の上を私達は今、歩いている。
私と並んで歩く御嬢様は、華奢な肩を震わせ浅い息を刻んでいた。
上気した頬には赤みがさし、その足取りは覚束ない。
「ああん、まってよぅ……だ、だめぇ、こんな……もう歩けな……」
よろけた御嬢様が、私へと身体をあびせて寄りかかってくる。
こんなに立派に成長されて……起伏に富み、肉感に溢れた肢体。
咄嗟にメインアームをくびれた腰へと回して私は支えた。
嗚呼、どうしてエスパーの装束はこんなにも露出が激しいのだろうか?
これではまるで水着……いや、下着ではないだろうか。
「ごめんね、テムジン。ちょっと、きゅうけい……んっ」
御嬢様の白い肌には、玉の汗が浮かぶ。
それと言うのも全て、あの悪童コンビ――リッツとマルムの仕業である。
「ね、ねぇー、リッツー! マルムー! これ……わたしがそうびしなきゃ、だめ?」
御嬢様は今、背中にブロンズのたてを背負い、胸の前にブリザドのしょを抱いている。
ふくよかな乳房が真ん中に押し上げられて、その谷間を汗が伝った。
何も、御嬢様が喘いでいるのは、その二つが重い訳ではない。
「リッツ、エミリィがアレを外したいみたいだけど……どうする?」
「はぁ、しゃーねぇな。エミリィ、いいか? お前の頭でも解るよーに、もっかい説明すんぞ!」
先を歩いていたリッツが振り返り、踵を返して戻ってくる。
それに続くマルムは、昨日ライノサウルスを食べてねずみおとこになっていた。
そう、シルバーからパワーダウンしてしまったマルムは、少し機嫌が悪かった。
だから彼は、相棒のリッツをそそのかして、御嬢様にこのような淫らな悪戯を仕込んだのである。
「ご、ごめーん、でももう……力が、入らないよぉ」
今にも崩れ落ちそうな御嬢様の前に、リッツとマルムが立ちはだかる。
二人とも、非常にイイ笑顔をしている……思わずロケットパンチを叩き込みたくなるような。
しかし私は、実は二人には強く言えない立場でもあるのだ。
リッツは自分は拾い物の武器を使い、御嬢様と私に随分とケロをつぎ込んでくれたから。
お陰でロケットパンチにサブマシンガンと、私の火力は著しく向上していた。
……悔しいが私も紳士のはしくれ、恩を感じれば口も挟み難いのである。
「いいか、エミリィ……これはお前の為に、しかたなくやってる事なんだからな」
「そ、そうだよね、ごめんなさい。でも、その……も、もうこれ以上……」
「じゃあエミリィ、もう一回だけ説明するよ? エミリィはエスパーガールだよね?」
マルムの言う通り、御嬢様はエスパーガール……最も、ガールと言うにはわがまま過ぎる肉体美だが。
御嬢様はコクンと、マルムに向って小さく頷いた。
「エミリィ、旅に出てから新しく覚えた能力を全部思い出してごらん?」
「え、ええとー」
御嬢様は私の頭部にブリザドのしょをそっと置くと、腕組み思案へと沈む。
可憐で麗しい御嬢様の、唯一の弱点……それは、頭が少しゆるくて弱いこと。
「まずは、えっとねー、『けいかい』をおぼえたと思う!」
御嬢様のお陰で、私達は敵から不意打ちを受けることがなくなった。
だが、私は常に御嬢様の側に寄り添う、二人の幼馴染をこそ警戒して欲しいとも思うのだが。
毎夜毎晩、御嬢様は無防備すぎるのである。
「んでね、次に……んー、んんん……そだ! これだ、『かげぶんしん』だっ」
そう言って御嬢様は、笑顔で反復横跳びを始める。
御嬢様のすばやさがあがった! ……ような気がする。
しかし、突然激しい運動をした御嬢様は、ピクン! と身を震わせ湿った吐息を漏らすと。
そのままよろよろと身を崩して、その場にへたり込んでしまった。
ストンと尻餅を着いた衝撃で、鼻から抜けるような声を噛み殺す御嬢様。
ニヤニヤと笑いながら、リッツとマルムが御嬢様を取り囲んだ。
「エミリィは最初から覚えてる『ほのお』と合わせて、もう三つも能力を持ってるんだ」
「だからよ、こうしておかねぇと四つ目の能力を覚えちまう」
「そうなるとエミリィ、君は四つしか武具を装備することが出来なくなるんだ。困るだろ?」
「武器の他に、鎧に兜に小手に靴……な? 五つ目を覚えちまうと不便だぜ?」
私に喋る事が出来たなら、三秒でこのワルガキ達を論破してやれるのだが。
伝説のかんうのよろいや、こうめいのくつが例え手に入ったとしても。
それらは絶対、リッツが優先的に装備するであろうことは目に見えていた。
そもそも、御嬢様はエスパーガール……背負ってる盾を使えば、ぼうぎょも鍛えることが可能。
さらに言えば、世の中にはパワードスーツなる便利な鎧もあると聞いている。
最も、御嬢様の脚線美が見れなくなるので、パワードスーツは個人的に論外だが。
「俺ぁ、エミリィには似合うと思うんだけどな……エルメスのくつ」
「綺麗なきものに、サークレット……いやしのつえに各種魔導書、いいと僕は思うなあ」
リッツとマルムを見上げる御嬢様の瞳が、きらきらと輝き出した……もう駄目である。
そんな訳で今、御嬢様は四つ目の能力を覚えぬように、無理矢理フル装備をさせられていた。
とりあえず余っていたブロンズのたてと、先日の戦いで大いに役立ったブリザドのしょ。
防具は申し訳程度に、女性用の装飾が綺麗なブロンズのこて……というより腕輪を装備している。
そして……飲みきりサイズの小さなポーションが二つ。
御嬢様は今、男の味を知ってしまった前後の肉穴に、小さな小瓶を装備……否、挿入されていた。
朝からずっと、である。
……私は今朝方、前戯の後にそれを挿れられる御嬢様を、余さず記録していた。
ぺたりと床に座り込んだ御嬢様は、潤んだ瞳で切なげにリッツとマルムを見詰めている。
二人は互いに頷き合って、御嬢様と同じ目線の高さに屈み込んだ。
「へへ、ちょっとやり過ぎちまったかね? しっかし……こんなにびっしょり濡らしちまって」
リッツが御嬢様の股間に手を伸べ、汗と愛液で染みのついた薄布を摩る。
硬いガラス瓶の感触を探し当てて、彼がそれを軽く押すと……御嬢様は身を仰け反らせた。
「後のほうもこの数日で、随分と馴染んだよね。こんな太いのがほら、こんなに奥まで」
マルムも御嬢様の背後に回ると、毛むくじゃらの手を着衣と尻の間へ差し入れる。
桃尻の割れ目をなぞるマルムの手が、ポーションの小瓶に押し広げられた菊門を刺激した。
「ふあっ! ら、らめぇ……二人とも、おしちゃ……あン、おくにはいっちゃ、ひうっ!」
御嬢様はだらしなく半開きになった口から、涎を垂らしながら天を仰いだ。
リッツはリズミカルに愛撫を続けながら、噛み付くように唇を重ねる。
舌と舌が絡み合う音が、四人しか居ない世界の天井に響く。
そのまま互いの吐息を貪るように吸いあうと、光の糸を引いてリッツは唇を離した。
「兄弟、後の具合はどうだい?」
「根元まですっぽりくわえこんでるね。それにここ……こんなに硬くなってるよ? エミリィ」
マルムも、括約筋が押し出してくる小瓶を奥へ奥へと挿入しながら、御嬢様の胸へと触れる。
乱暴に薄布が取り払われると、豊かな重みのある双丘がたゆんと揺れて弾けた。
そのままマルムは片方の乳房を揉みしだき、硬くなった桜色の乳首をもてあそぶ。
「へへっ、なんだエミリィも勃起してんじゃねーか……随分と開発されてんなあオイ」
「だ、だってぇ、リッツとマルムがまいば、んっ!」
リッツも張りのある乳房を揉みながら、器用に下半身も裸にしてゆく。
御嬢様は嫌がる素振りも見せずに、リッツが脱がしやすいよう腰を浮かせた。
そうして最後の着衣が取り払われると、薄っすらとした茂みが露になる。
濡れそぼるその奥へと指を走らせ、硬く充血した肉芽を摘まれると、御嬢様は嬌声を漏らした。
わずかに覗くポーションの小瓶が、愛液に濡れて妖しく光る。
「ふあ……んっ、耳はらめ、そこよわ……」
御嬢様の長く尖った耳を、リッツとマルムは丹念に舐めながら甘噛みする。
既に呆けた表情の御嬢様は、だらしない痴態を曝して二人に身を委ねる。
「どれ、それじゃ抜いてやるっか」
リッツが前に挿入されたガラスの瓶を抜く……と見せかけて、また押し込む。
焦らすようなピストン運動の度に、御嬢様は声をあげて身震いした。
やがて、びっしょりと濡れた小さな瓶が引っ張り出される。
「エミリィ、後のは自分でひり出してみてよ。ほら、僕が支えててあげるから」
マルムがとんでもないことをサラリと言いながら、御嬢様を大股開きで抱かかえた。
嗚呼、何ということを……まるで幼子に小用を足させるようなポーズではないか!
私は不要なデータを瞬時に整理し、空いた容量へ画像を保存した。
「や、やぁ……こんなかっこう、はずかし……んっ、んんん……」
御嬢様のアヌスがメリメリと広がり、ガラスの小瓶が姿を現す。
それは御嬢様がいきむ度に、少しずつ直腸から押し出され……やがて材質不明の床に小さな音を立てた。
マルムの腕の中で荒い息を刻む御嬢様のアヌスは、だらしなく開きっぱなしの状態をさらす。
……私は心の中で旦那様に詫びつつ、気付けば食い入るように三人の情事へ魅入っていた。
「兄弟、ちと悪ノリし過ぎたんじゃね? なあエミリィ、大丈夫か?」
「ちょっとやりすぎたかなあ、ごめんごめん」
ぐったりと裸体を床に投げ出すエミリィ御嬢様を、リッツとマルムは抱き起こした。
二人に挟まれた御嬢様はしかし、媚惑的な視線を左右に巡らせ、両者の股間に手を伸ばす。
「あんなものより、わたしは二人のが……リッツとマルムのがほしいな」
御嬢様の手は左右どちらとも、雄々しく猛る剛直を掴んでいた。
互いの顔を見合わせ苦笑しながらも、いそいそとズボンのベルトを外すリッツとマルム。
「凄いよエミリィ、先週まで処女だったのに」
「どうしようもない淫乱御嬢様だぜ……そこがまたいいんだけどな。ほら、おねだりしてみな?」
とろけた表情の御嬢様は、おずおずと四つん這いになり、二人へと尻を突き出した。
あられもない姿にしかし、私は目が離せない……毎夜毎晩の交わりが思い出される。
「わたしの前でも後でも、リッツとマルムのおちんちん……いれてほしいのぉ」
誘うように左右に揺れる豊満な白い尻を撫でつつ、リッツが圧し掛かる。
彼は自らの滾る肉棒の先端を、前と後の間へ擦りつけながら御嬢様に囁く。
「エミリィ、どっちに欲しんだ? ん? ほら、声に出して言ってみな」
「あン、リッツのいじわる……じゃあ、んとね、ええと……どっちがいいか、はぁん!」
御嬢様の答を待たずに、リッツは濡れそぼる花弁を挿し貫いた。
一気に根元まで挿入されて、御嬢様が長い金髪を振り乱して仰け反る。
リッツは構わず細い腰を両手で固定すると、荒々しい腰使いで突き上げた。
粘膜のこすれる湿った音に、男女の息遣いと肉のぶつかり合う音が入り混じる。
「エミリィ、顔上げて……僕のも」
マルムは前に回りこむと、御嬢様の細く形良い顎をクイと手で上げる。
彼はそのまま、モンスターサイズの逸物を御嬢様の鼻先へと突き出した。
「今日はごめんね、エミリィ。つい……」
「ううん、いいの……あっ、ああん……マルムがイライラとれて、よかっ……んふぅ!」
リッツの激しい挿抜に喘ぎつつ、御嬢様はマルムのペニスへと頬擦りしながら。
鼻を鳴らして嬉しそうに、それをくわえ込んでゆく。
「あはっ、すごいにおい……あたまがクラクラしたゆ……おいひい」
「僕の、前より小さくなっちゃった。早く次の肉を食べなきゃね」
「ん、ふっ、ふう……ううん、マルムのはいつもりっぱだよぉ」
御嬢様はマルム自身を丹念にねぶり、唇でしごきながら深々と飲み込む。
上下の口をリッツとマルムに塞がれ、快楽の愉悦に浸る御嬢様。
その姿を私は記録し続けた。
嗚呼、私にも生身の肉体があれば……いや、それだけは駄目である。
主従を忘れて御嬢様と男女の交わりを持とうなどとは、言語道断。
「相変わらずいい締りだぜ、エミリィ! やべぇ、出ちまいそうだ」
「ぼ、僕ももう……エミリィ、出すよっ」
二人の若者は同時に絶頂の高みへ到達し、御嬢様へと精を迸らせた。
御嬢様も達して、激しく身を痙攣させる。
「んっ、ぷは……けほけほ。マルム、いっぱい出したね。リッツも……わたし、おなかいっぱい」
断続的に大量の精液を注がれ、飲みきれずむせてペニスから口を離す御嬢様。
それでもマルムの射精は停まらず、粘度の高い白濁が御嬢様の顔を汚した。
「んふふ、ほら見てふたりとも……中からリッツのが、溢れてきちゃうよー」
満足気に御嬢様は両足を開いて仰向けに座りなおすと、二人に向って秘所を曝した。
ゴポッという音が聞こえてくるかのように、白濁が二度、三度と噴出した。
この時御嬢様は四つ目の能力、ゆうわくを体得していたのだった。
……私はこの時、執事の身でありながら御嬢様の虜となった自分に気が付いた。
2/4に誤字発見
×「武器の他に、鎧に兜に小手に靴……な? 五つ目を覚えちまうと不便だぜ?」
○「武器の他に、鎧に兜に小手に靴……な? 四つ目を覚えちまうと不便だぜ?」
エスパーの能力は四つまでだった、とほほ。
妖魔が住むリージョン、ファシナトゥール。
その中心で街を見下ろすように聳え立ち暗い影を落とし続ける針の城。
魅惑の君を滅ぼした新たな城主アセルスは、以前の君主以上の恐怖を持ってこの世界に臨んでいた。
自らに従わないかつての同志を捕らえ、処刑を行なうアセルス。
彼女の目の前で転移の術により、ある人物が姿を現した。
「ジーナね……」
【寵姫】ジーナ。アセルスが妖魔の君として君臨して、初めての寵姫。
かつて人であった頃とは違い、冷徹な性格へと変貌していったが、それとは逆に、その容姿は寵姫と
なってから次第に目を見開くような美しさを見せるようになっていた。
「ジーナ、ただいま戻りました」
その美しき性奴はアセルスの前で跪く。
「ジーナ…。僕の可愛い忠実なしもべ…。いつもご苦労」
アセルスは彼女以外には見せない優しい笑顔を見せると、靴を脱ぎ、素足を彼女の目の前に差し出す。
「ああ…。アセルス様…」
ジーナは嬉しそうにその出された足を舌で丁寧に舐め始めた。
「ふふふ。いいね、ジーナ…。さっき、むかついて下級妖魔を一匹蹴り殺したんだ。あの汚らわしい
連中の匂いが残らないよう、今日は特に入念に頼むわね…」
「は、はい…。アセルス様が望まれるのであれば…」
言われたとおり、ジーナは足の裏や足の甲だけでなく、足の指の間や、脛までも丁寧に舌で舐める。
しかし、彼女はそれを嫌がることなく、むしろそれでアセルスが喜んでくれると思うだけで、嬉しくて仕方がなかった。
「さて、裏切り者どもの件だけど、あの連中は捕らえたのかな?」
一通り、足の『お掃除』が終わると、アセルスは彼女に尋ねた。
「は、はい…。イルドゥンの方は影のリージョン、オウンブルにて捕らえました」
「ゾズマの方は?」
「そ、それは…」
ジーナはとたんに言葉を詰まらせる。アセルスを失望させたくないからだ。
「ゾズマの方はどうしたんだい?」
「…んぁ…」
アセルスは足で黙り込んでいるジーナの股間部分を押した。
足を舐めて興奮したのか、服の上からでもそこが湿っているのがわかる。
「さぁ、ジーナ。正直に答えるんだ…」
そう言うと、アセルスはその足をぐりぐりと押し付けるようにジーナを刺激する。
「あぁ…ゾズマの方…は…くぅん…」
「ゾズマの方は?」
「申し訳…ありませんが…あはぁ…逃がして…しまい…ました……」
「そう…」
ジーナの報告を聞くと、アセルスは足の動きを止める。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ジーナのほうは物足りないのか、物欲しそうな目でアセルスを見つめ、股をしきりに擦りあわせている。
「ジーナ…イルドゥンの確保できたことは僕もとてもうれしいよ…」
アセルスはそう言うと、ジーナと唇を重ねる。
「あぁ…アセルス様…ん…ありがとうございます…」
ジーナは目を潤ませながらそのまま愛しい主と舌を絡ませる。
ジーナにとって、アセルスは憧れの存在であった。
自分よりも美しく、強く、そして冷徹であるアセルス…。
寵姫となってからも、いや以前よりも彼女のアセルスに対する思いはより激しいものへと変化していた。
無論、アセルスもそれに気づき、こうしてジーナを愛してやるのだが…。
「しかし、ゾズマを逃がしたことは許しがたいことだよ」
重ねた唇を離すと、突如アセルスは人が変わったかのように乱暴に、ジーナを地面に叩きつける
ように突き倒した。
「ジーナ…僕が常に完璧を求めているのは知っているだろう?」
そして、そのまま彼女に跨ると、平手でその顔を打った。
「あっ!!…も、申し訳…ありません……」
赤く腫れ上がった部分を手で押さえるが、痛みよりもアセルスに見捨てられる恐怖に怯え、涙目に
なりながら謝るジーナ。
「…謝ればいい、というものではないことも教えたはずだよ?」
パシン!
今度もわざわざ手を動かして反対側の頬を叩いてみせる。
他のものが相手ならアセルスがわざわざ自分の身体を動かして対応することなどない、その
絶大な魔力でたたき殺すまでの話だ。
「ああ…アセルス様、お許しください……どうか…どうか…」
ジーナは両手を合わせて、アセルスに懸命に詫びる。
アセルスに嫌われたくない。自分を見捨てないで欲しい。
妖魔としてのプライドはアセルスの前では消え去っていた。
「ジーナ…。君は本当に可愛い僕だよ…」
途端にまた優しい笑顔を浮かべると、アセルスは先ほど自分がはたいたところを優しく撫でてやる。
「だから、許してあげる…。でも、いつもどおり『お仕置き』をしなくてはね…」
『お仕置き』と聞いても、ジーナは嫌がる様子もなく、ただアセルスが自分を許してくれると聞いた
だけで、顔が明るくなった。
「あぁ…お優しいアセルス様…。この役立たずをどうかいっぱい『お仕置き』してください…」
ジーナは嬉しさのあまり、アセルスの胸の中に顔をうずめる。
アセルスもそんな彼女の頭を優しく撫でた。
「可愛い可愛いジーナ…。じゃあ、いつもの通り『あの部屋』で待っているんだよ」
「はい…。準備をしてお待ちしてます…」
アセルスから体を離すと、ジーナは一礼をして、彼女の前から姿を消した。
「ふふふ。さて、これからどうやって『お仕置き』してあげようかな?」
アセルスは口元に酷薄そうな笑みを浮かべた。
しばらくして、アセルスは『その部屋』へと向かった。
そこは元々アセルスがこの城に連れてこられたとき、出合いそして分かれたとある寵姫が使っていた
部屋であり、アセルスが妖魔の君となってこの城を支配してから打ち壊されなかった唯一の部屋でもあった。
ジーナは寵姫としてここに来たときから、この部屋を彼女専用の部屋としていた。
通称『薔薇の園』。
ギギギ…。
古びた大扉が嫌な音を立てて開く。
そこからむわっとした空気が流れ出てくる。
アセルスはその部屋に足を踏み入れた。
「あ…アセルス様…」
部屋の中央では、ジーナが全てを脱ぎ捨て彼女を待っていた。
その時の格好は、手を天井からぶら下がっている鎖で縛りつけ、そして自分自身は木製の三角形の
頂点が上になっている板、いわゆる人間たちからは三角木馬と言われるものの上に座っているという状態だった。
「ジーナ…。僕がしたかったことが分かっていたみたいだね」
ちょうど、『お仕置き』をする側であるアセルスも、今日はこの三角木馬を用いようと考えていたのだ。
「は、はい。褒めていただき…光栄です」
嬉しそうに返事をするジーナの顔は既に赤みを帯びており、呼吸も荒れている。
アセルスが靴音を響かせながら、彼女の周りを回りながら観察する。
汗ばんだ背中。
尖りはじめている乳首。
だらしなく垂れている涎。
そして……。
「僕が来るまで我慢が出来なかったのかな?」
三角木馬の変色している部分を触ってみると、ぬるっとした感触がした。
しかも、それはまだ暖かく、つい先ほどここに染み込んだものであることがわかる。
「あ……その…あの…」
体をもぞもそと動かしながら、恥ずかしそうにうつむくジーナ。
そんな様子は、アセルスにとっては虐める格好の材料となる。
アセルスは意地悪く笑みを浮かべながら、ぬるぬるしている指を口に入れる。
まるで木の中でろ過されたかのように、口の中に広がる味は、非常に透明感のある甘酸っぱさであった。
「いやらしい娘…。こんなにおいしいお汁を出して…。そんなに僕の事が待ち遠しかったの?」
「は、はい…。私はアセルス様の『お仕置き』が待ち遠しくて…」
「つい、この木馬に股間を擦り付けて、オナニーしていたんだね?」
アセルスの言葉に、ジーナはこくんと頷く。
「ふふふ。正直な娘だね、君は…」
アセルスはジーナの顔を優しく手で包み込むと、顔を近づけ、唇を重ねる。
「ん…んあ…んん…アセルス…さまぁ…」
ジーナは、アセルスを求めるように、自ら彼女の口に舌を割り込ませる。
絡み合う舌。
嬉しそうにアセルスの口内を味わっているジーナの口からはさらに唾液が溢れ、青く茂った
秘部からは、さらに甘い汁が垂れてきており、それが彼女の乗っている木馬にさらに染み込み、
ぽたぽたとその木馬から伝って液が地面に滴り落ち始めた。
アセルスは口を絡ませながら、その液でできた水溜りを素足で触り、そのぬめぬめとした
感触を感じると、指を鳴らす。
すると、部屋に二匹の下級妖魔がやって来た。
そして、アセルスがその足を彼らに差し出すと跪き、その足についた液体を舐め始めた。
無表情でアセルスの足についた、ジーナの出した汁を舐める彼らを見て、アセルスも満足そうに目を細めた。
そして、ジーナから口を離す。
「あ…」
長い時間口付けを交わしたためなのだろう。太い唾液の橋がお互いの舌を繋いでいた。
「ジーナ…君は本当にいやらしい娘だね」
「え?」
意外そうな顔をしているジーナに、アセルスは指でその指し示すところを見てみろ、と命令する。
「あ…」
アセルスの指し示したところ、すなわち彼女の足先のところでは、下級妖魔たちが自分がいつも
掃除する場所を黙々舐めていた。
「く…!下級妖魔の分際で!!そこは私のものよ!」
自分の大事なものを奪われたような嫉妬心を抱いたジーナは、幻夢の一撃を放とうとする。
しかしその詠唱は他ならぬアセルスに阻まれた。
「だめだよ、ジーナ…。これは、僕が彼らにさせたことなの」
「ア、アセルス様自身が…?」
アセルスは黙って頷くと、とたんに声を殺して笑い出した。
「君の甘い蜜が地面に垂れて、僕の美しい足を汚したの。だから、彼らに綺麗にしてもらってたんだけど…」
そう言うと、アセルスは下級妖魔たちに目配りをする。
すると、下級妖魔たちは妖魔の鎧を脱ぎ捨てると、恥ずかしがる様子もなく、自らの全てを二人にさらした。
「あ…」
ジーナが思わず声を出してしまう。
アセルスの使い魔である彼らは、感情を持たない人形であるはずだったが、ジーナの汁を舐めて
興奮したのか、その股間についているモノはそそり返っていた。
「妖魔とは本当に不思議なものだね。こんな人形に、勃起させる機能が備わっているなんて…」
アセルスは嬉しそうにそう言うと、一人の下級妖魔のモノを指でなぞる。
ぴくんとその触られた男の根は反応し、膨らんだ先端にある割れ目からは透明の汁が少しだが分泌された。
「へえ?もしかして、こんな下級妖魔でも生殖活動も可能みたいだね?」
意外な事を偶然知り、アセルスは不気味に笑いながらジーナに視線を向ける。
「アセルス様?」
「うふふ。下級妖魔とは言え2匹もいるんだ、性の喜びは上級妖魔である【寵姫】を屈服させてくれるんじゃないかな?」
アセルスの目は本気だった。
途端にジーナは妖魔でありながら、また恐怖に恐れおののいていた。
例え愛するアセルスの命令であろうと、いやアセルスの命令だからこそ、その目の前で下級妖魔に
抱かれ、快楽を感じてしまうことは、彼女にとって耐え難い屈辱であった。
「お、お願いです!そ、それだけはご勘弁を!!」
自分の中にある疼きなども忘れ、アセルスに必死にすがるジーナ。
しかし、アセルスが予想通りの彼女の反応を大いに楽しんでいるようで、そんなジーナをあざ笑うかの
ように笑みを浮かべている。
「そうだね。ジーナの欲しいのはコレだものね…」
そう言うと、アセルスはおもむろに服を脱ぎ始める。
アセルスの裸体は未だに十代の少女のみずみずしさ保っている。
すらりと伸びた手足に女性というにはまだ少し薄い胸。女というよりむしろ少年の肉体に近いものがあった。
ジーナにとって、性の錯倒を引き起こさせるような彼女の体型も愛しくて仕方なかったが、それよりも
興味を引いているのは、『お仕置き』や『ご褒美』のときに妖魔の力で股間に生やしている、男性の性器であった。
「あぁ…アセルス様のペニス…」
下級妖魔のモノとは比べ物にならないほど、大きくて太いアセルスの擬似の男根。
それを、自分の秘所に入れたくて、またジーナの股間がうずうずしてくる。
「ジーナ…欲しい?」
手で、その勃起したペニスを物欲しそうな顔をしている浅ましいしもべに見せびらかすアセルス。
そのペニスの動きから目が離せなく、思わずジーナはつばを飲み込んだ。
「ほ、欲しいです…」
そして、予想通りの答えが返ってくる。
「そう…。欲しいんだね…」
「はい…。ぜひ、アセルス様のペニスを私のアソコに…お願いします…」
またジーナは興奮で息が荒れ、木馬からまた汁が滴り落ち始めた。
アセルスはそれを見て、ますますジーナを虐めたくなった。
「いいよ。お望みどおり、これで君を貫いてあげる…」
それを聞き、妖魔でありながらジーナの顔が明るくなった。
まるで、おもちゃを買ってもらった子供のようであった。
「でもね、僕が来る前にオナニーしていたのは許せない。僕の目の前でさせようと思ったのに…」
アセルスはそう言うと、壁にかけてあるムチを手に取り、そこで軽く素振りをする。
ひゅんひゅんと風を切る音が狭い部屋に響き渡った。
「いい感じだね…」
一通り、それの使いやすさを確認すると、それをそのまま持ったまま、ジーナに近づく。
「アセルス様?」
パシン!!
返事の変わりに、乾いた音が部屋にこだまする。
「あぁ…いい音…」
「あ…くぅ…」
魔力で打ちのめしたときには出せないその音を聞いて、悦に入っているアセルスと、対照的に涙を
流しているジーナ。
「ふふふ。痛い?」
「そ…そんなこと…ないです…」
しかし、アセルスに尋ねられると、ジーナはそう答えてしまう。
背中に出来た青い血の滲み。
痛くないはずがないのだが、正直に答えてはますますアセルスを失望させてしまうからだ。
「そうだよね。この程度の傷、痛くないよね」
アセルスはそう言うと、ジーナのその傷を口で吸った。
「っ…!!」
ジーナにまた激痛が走る。しかし、悲鳴をあげることは出来ず、唇をかみ締める。
「ふふふ。やはり痛くないみたいだね…。安心したよ。あまり、可愛い君に痛い思いはさせたくないからね…」
「お心遣い、感謝します…」
「それじゃ、もう一発…」
ピシッ!
「――――っ!!」
「もう一発大丈夫かしら?」
ピシッ!
途端に、ムチの音が短い間隔で鳴り響く。
しかし、初めはムチの激しい痛みで涙したジーナも、休みなしに叩かれる事でその痛みの奥に快楽を見出し、
ピシッ!
「はぁん!!」
ムチがなるたびに、嬉しそうな声を出し始めた。
「ふふふ。気持ちいいの?」
またムチが心地よいくらいに乾いた音を響かせ、白いジーナの背中にまた一つ痕を刻んでいくが、
「ああ…もっと…もっと…」
ジーナは嫌がるどころか、さらにそれを要求しだした。
「ムチがそんなに気に入ったのか…。じゃあ、次からもこれで虐めてあげるよ」
耳元でアセルスがそう囁くと、ジーナの顔が輝いた。
「さてと、それじゃあムチに耐えたご褒美をあげないといけないね」
アセルスが後ろで控えていた下級妖魔に目配りをし、彼らによって、ジーナは三角木馬から下ろされ、
繋がれていた手首の封印も解いた。
「ほら…。君の大好きな僕のペニスだよ…」
そして、快楽を与え続けていたものから開放されて、少し息を切らせている彼女の眼前に、
擬似の生殖器を突きだした。
「はぁ…はぁ…」
ジーナのせっかく整ってきた呼吸も、また乱れ始める。
「舐めろ」
たったそれだけの言葉でアセルスはジーナに命令をする。
ジーナの目の前にあるアセルスのペニス。
先ほどからの自分の乱れる姿で興奮したのか、アセルスのそれは、はちきれんばかりに大きく
なっており、びくんびくんと脈を打っている。
アセルス様が私のいやらしい姿を見て興奮してくださる。
ジーナは嬉しくて仕方なかった。
「はい」
それだけ言うと、ジーナはためらうことなく、それを口の中に含んだ。
「ん…ちゅば…あん…おいし…」
ジーナがフェラを始めてすぐに、アセルスのペニスからは先走りの汁が出てきた。
その苦味を満喫すると、ジーナはさらに刺激を与えるため、その立派なものを豊かな胸に挟み、
それで扱き始めた。
「あぁ…いいよ…ジーナ……気持ちいい…」
ジーナのパイズリに、アセルスも気持ちよさそうな声を漏らす。
それを聞くと、ジーナも得意になってさらに胸の反復運動を早める。
「アセルス様…どんどん気持ちよくなってくださいね?」
「あぁ…すごいじゃないか……。肉欲など必要のない身体のはずが、精子がどんどん昇ってくるのが分かる…」
「アセルス様、イキたければ、ご自由にどうぞ…」
「そうだね…。じゃあ、イカせてくれるかい?」
「はい…」
アセルスの命を受け、ジーナは胸で扱きながら、舌も動かす。
「ん…んあ…ん…ちゅ…」
わざと音を立てながら、アセルスのペニスをしゃぶるジーナ。
そして…
「―――っ!出るっ!!」
ビュクビュクビュク!!
「んんん!!」
いきなり大量の精子がアセルスの擬似の男性器から放出され、ジーナは苦悶の表情を浮かべる。
「こほっ!こほっ!」
咳き込むと同時に、白濁した液体が口元からどろりと流れ落ちる。
「ジーナ…全部飲まないとゆるさないからな…」
アセルスは苦笑すると、彼女の口元から垂れているそれを舌で舐め取り始めた。
「…我ながら濃くておいしいな。ジーナ、おいしかっただろう?」
「は、はい…。全部飲めなくて非常に残念です…」
咳き込んだときに、半分ぐらいの精液が外に漏れてしまったため、ジーナは本当に残念そうな声を出した。
アセルスは、しょげている彼女の頭を撫でるとそのまま彼女を床に押し倒した。
「ジーナ…。安心してもいいよ、これから下のお口にいっぱい注いであげるから…」
そう言うと、左手の薬指で花弁の中をかき回す。
くちゅくちゅと卑猥な音がそこから鳴っていた。
「ああ…。アセルス様…。このジーナをいっぱい愛してください…」
「いいだろう…。僕にすべてを委ねるんだ」
ジーナがそれに黙って頷く。
アセルスはもう一度、ジーナと軽く口付けを交わすと、再び大きさと硬さを取り戻したペニスを
ジーナの膣内に挿入した。
「ああ!!いいぃぃぃ!!!」
とたんにジーナが嬉しそうによがり始める。
「ふふふ。本当に欲しかったみたいだね…。ほら、どんどん突いてあげる…」
一旦根元まで差し込むと、全部引き抜き、そして一呼吸置いて、また根元まで深く差し込む。
「はぁぁ…すごいです…アセルス様のが……何度も…はぁん!!」
「気持ちいいだろう…。もう少し激しく責めてあげよう…」
アセルスは時には激しく、ときには緩やかにジーナを突く。
緩急のついた動きに嬉しそうに喘ぐジーナ。
アセルスは自分とは違い女性らしい、かなりのプロポーションを持っている彼女のウエストに指を走らせる。
ジーナはそこからぞくぞくと刺激を感じ、さらに昂ぶっていった。
「アセルス様…だ、だめです…オチ○チンが擦れて、私…私!!」
体の奥底から湧き上がってくるモノを感じ、ジーナの喘ぎ声は一段といやらしいものになっていく。
「イクんだな…ジーナ、イクんだな?」
アセルスはにやにやと笑いながらそう尋ねると、膨れ上がった豆をくりっと摘む。
「あああああ!!イ、イキます…!!あ…ああ…も、もうだめです…!!」
びくんとジーナの体が大きく跳ねあがる。
「ふふふ。一緒に…逝こうじゃないか…」
アセルスも自分を昂ぶらせるため、男性器の下についている女性としてのものの秘核を先ほどと同じように摘む。
「ああ…ジーナ…いくよ…」
一通り刺激を与えると、終焉を迎えるため、ジーナのくびれたウェストを掴み、腰を激しく打ち付ける。
「アセルス様!アセルス様!あ…ああああああああ!!!!」
先ほど豆を摘んだときよりも、さらに大きく仰け反りかえり、ジーナは絶頂を迎えた。
「ジーナ…出すよ…」
その際の締め付けで、アセルスにも限界が訪れ、ジーナの中に精を解き放った。
「ふふふ。気持ちよかっただろう?」
繋がったまま、アセルスはジーナの頬を優しく撫でる。
「はい…。でも、まだまだ足りません。もっと…このいやらしいジーナをめちゃくちゃに犯してください…」
ジーナの目はいやらしく潤み、まさに堕ちた女の顔をしていた。
「可愛い娘…。もっともっと、僕の妖魔のエキスの入った精子を注いであげる…。これでより僕と同じ
完璧な妖魔に近づけるよ…」
「ああ…うれしいです…」
そして、再び二人の口が重なり合い、そのまま、二人は長い抱擁を交わす。
二人の歓声は暗い影が落ちる城下の町に幾度となく響き渡ったが、そのことを噂するものなど、
もはやこのファシナトゥールには一人としていなかった。
>51
>57
gj
俺の股間が必殺の一撃だ
>>57 GJ!ふたなり好きの俺にはご馳走だった!
最近投下多くて嬉しい。
イレイサー99の完成を阻むために張られていた殺人バリアに向かって、総長はためらうこと
なくバイクを走らせた。
爆音と共に火を噴くバイク、肉の焦げる臭いが立ち込め、そしてバリアは消えた……。
「へっ、どうだ。これがおとこだぜ……」
総長の意識はそこで途切れた――。
若い女、冒険者の一人が総長に近づき、その手に握り締められた鉢巻を奪おうとする。
だが、総長の手は強く握り締められ鉢巻が抜けることはなかった。
ちっ、と女は舌打ちをした。
総長に癒しの杖を使うと後ろに控えていた二人の女に目で合図を送った――。
むにゅっ
え?――
突然、背中に押し付けられる柔らかい感触で俺は目を覚ました。
全身に激痛が走る中、官能を刺激する柔肉が、背中でつぶれ、這い回る。
「あぁん、ぁ、気持ちいい……」
若い女の声だ。耳元に甘い吐息がかかる。
霞む目を凝らすと俺は自分が裸で横になっていることに気がついた。
「ぐっ、どうなって……」
激痛に耐え、首だけで後ろを振り向く。背後にいたのは俺が全てを託した冒険者の一人だった。
ロングの髪を振り乱し、目を瞑り、柳眉をひそめる上気した表情。俺が知る限り今まで一番官能的な表情だった。
だがそれよりも、俺の目線を釘付けにしてしまったのは彼女の胸元だった。剥き出しの胸は
ぴたりと俺の背中に押し付けられているので先端こそ見えないものの、なんとも魅惑的な谷間を
見せつけていた。
彼女も一糸纏わぬ姿だった。
「はぁ……ぁん……」
悩ましげな呻きとともに、小さなメロンくらいはありそうな乳房が蠢く。
――初めて彼女に出会ったとき、パーティーの重火器の担当である彼女は、バズーカを片手で軽々と扱う芸当を見せた。
その一方でタンクトップから半分以上のぞく、今にもこぼれだしそうな白く大きな乳房。
バズーカのショルダーベルトは胸の谷間に挟まるようにして掛けられ、強調された胸は彼女が
歩くたびに大きく揺れ動いていた。
股間に深く食い込んだジーンズはスジが浮かび上がりそうなほどであり、後ろからは尻肉が
大きくはみ出していた。
バイクに乗るとき、気持ちいいから、という理由で脱ぎたての黒いショーツを突然預けられた俺は、
その場でただぼんやりと立ち尽くしていた。
そのときは『さやか』の冷たい目線によって俺は現実へと引き戻された。
その彼女の乗ったバイクは何故か必ずしっとりと濡れている。
その噂はすぐに広まり、彼女にバイクを使ってもらおうと差し出す連中は後を絶たなかった――。
彼女の首筋から流れた汗が鎖骨を伝い、胸の谷間に吸い込まれていくのが見えた。
(な、何が、どうなって…それにバリア除去装置はどうなって……あっ)
興奮して全身に血が流れていくせいなのかどうか、より激しい痛みに首を戻そうとした俺に、
再び別の柔らかい感触が押し付けられた。
「あぁ……気がついたのね。よかっ……あぅん」
「えっ、う、うああっ!?」
いつのまにか前にいたのはやはりあのパーティーの別の女だった。背格好や髪型も良く似ている。
何よりこの女もまた全裸だった――。
両腕で胸を強調するような格好で、俺の方ににじり寄り、悪戯っぽい笑みを浮かべる。
二つの膨らみの先端にある突起を、俺の胸板で押しつぶすようにくっつけてきた。
長い黒髪にきれいな白い肌、落ち着いた、しかしながら清楚というにはあまりにも官能的な
雰囲気の女だった。
だが、俺の胸板に押し当てたままゆっくり蠢くその胸は、ムッチリとして肉感的である。
(うっ……、あ、ああぁぁぁ……)
互いの肌を隔てる服は存在しない。胸に押し付けられた大きくて、そして柔らかい膨らみから
送られてくる快感は、まるで俺自身を直接扱かれているかのようだった。
――たまり場に現れた彼女は、ノーパンのくせにジーンズの前を限界まで開いていた。
さっきの女とは逆に、ジーンズは腰に差したサーベルの重みでズレ落ちそうになっていた。
そのせいで腰のラインと、そこから下の尻の割れ目が半分以上見えていた。
一度、目の前でジーンズがズレ落ちそうになり、俺のほうが慌てて手で押さえてしまったことがある。
彼女のジーンズをではなく、自分自身の股間を、であった……。
アキバにロムを取りに行ったとき、彼女はノーパンミニスカという格好で15cm以上の高さがある
ブーツを履いていた。
いつ転ぶか度胸試しをしているのよ、と平然と語る彼女。
その瞬間を待ち受ける男たちの目の前で、彼女はいつも大股で歩き、尻を振るように歩いて
みせるサービスを怠ることはなかった。
俺は『さやか』に足を踏まれるまで口をあんぐりと開けたまま彼女を見ていたらしい――。
俺の胸板に押し当てられた二つの膨らみは、形を変えながら執拗に動き回っている。
二人の女の、二つの胸に挟まれ、俺はどうすることもできない。
(ん、あっ、ああっ)
危うく声を出すところだった。
正面の女がすっと身体を離した瞬間、後ろからしなやかな細い指が、俺の乳首を弄っている。
中指がくりくりと撫で回し、人差し指と親指がきゅっと摘み上げる。
(くぅ……う、あ、あぅ……)
妖しく蠢き、撫でくすぐる十本の指。
「フフ、気持ちいい?カラダ震えてるよ」
俺の背中に抱きつくようにして胸に腕を回している。豊満な乳房がぴったりと貼りついて、蕩ける
ような柔肉の感触を味合わせ、しなやかでそれでいて肉感溢れる脚が俺の股の間に割り込んで
絡み付いてくる。
「ホラ、もっと力を抜いて、イイ声出して……」
脳をふやかしてしまいそうな甘いささやきが耳元で響く。
力が抜けていく。
(はぁぁ……あ、あぁ……な、何なんだ、この女たちは……)
そこへ前の女が身体を傾けてきた。俺の胸に乳房を圧着させ、乳首と乳首を擦り合わせる
ように揉み、弄る。
俺の男根はすでにはち切れんばかりに勃起していた。
前から、後ろからしなやかな指が熱い肉の剛直に淫らに絡みついてくる。
「凄い……拳二つでも包み込めないおち○ぽ様なんて久しぶり……」
「アツくて、カタいよぉ……もうイキたくてたまらないんでしょう?」
前後から女たちが淫らに笑う。不可解な状況下であっても、俺は下腹部がさらに疼いてくるのを感じていた。身を寄せてくる女の甘い体臭が俺を包み込み、酔わせていく。
「乳首弄られてこんなに感じてる……あなたって変態だったの?」
「痛みと快楽って別腹なのよね。カリを擦ってあげるだけで、ほら!」
(うぉおっ!……っく、あぁ……)
全身を走る痛みのため身動き一つできず、与えられる快感に身をゆだねるだけの俺。
柔らかな胸のクッションは快楽だけでなく安らぎをもたらしてくれる
「ほぉら……つん…つん…つん……」
(うわぁ、あ、ああぁ……)
背後から執拗に乳首を弄ぶ女。決して強く刺激することはなく、くすぐるような快感をじわじわと与えてくる。
体が熱くてたまらない。早くここから逃げなくてはいけない。
このままだと、自分の体が長くは持ちそうにもないことは分かりきっていた。
せめて死ぬなら男気溢れる、誇り高い死に方をしたい。
女との快楽の果ての死なぞ、まっぴらごめんだ……たぶん。
だが体は様々な意味で言うことを聞いてくれなかった。
むにゅ、むにむに……くにゅっ……
(うっ、く、うあぁ……や、やめろ……)
正面の女は、俺に背を向けると焦らすような尻ズリから腰の動きを変えていき、激しく押し付けてきた。
ムッチリと張りのある尻は、俺の股間を蹂躙し、たちまち絶頂へと追い詰めていく。
ズボン越しだというのに、柔らかな尻肉が的確に肉棒を挟み込み、弄り、擦り上げる。
膨張した肉棒から我慢汁が吹き零れた。女の尻の谷間でにちゃにちゃと粘り、肉棒へ絡みつく。
それがさらなる快感を生んでいた。
(ぐぅ…あ、あああ……んああぁ……)
「くすくす、目が蕩けちゃってるよ、お兄さん。イイ顔になってきたじゃない」
「私のことも、気持ちよくして・・・・・・」
甘いささやきとともに、俺の腕は正面の女の胸へと導かれる。
(あ、あ、ああぁぁぁ……)
手のひらに吸い付いてくる女の乳房。後ろの女とどちらが素晴らしいのだろう――。豊かで、
どこまでも柔らかく手に張り付いてくるようだ。
乳肉に沈んでいく指先に、頭が真っ白になりそうな快感が走る。
もっと筋肉質かと思っていたが、彼女たちのバストもヒップも柔肉という表現がぴったりあてはまる
ような触感だった。
これがこの塔をここまで登り詰めてきた冒険者の肉体なのだろうか。俺は引き寄せられ、酔わされていく。
だが、このままやられっぱなしで終わるわけにはいかない。
すっ、と俺は指先を尻肉で俺を弄る女の乳首に当てると、軽く力を込めた。
「あっ!ひ、ひぃっ!!」
突然刺激を与えられた彼女は小さく悲鳴をあげると、びくんと身体を震わせ地面に膝をついた。
(へっ……ざ、ざまあみやが……はぅっ!?)
ちゅぱっ……ん、むちゅ……
耳たぶが口に含まれ、しゃぶられる。舌が耳の穴に侵入してくる。
(んなあああっ!!)
後ろから敏感な耳たぶを甘噛みしながら、舐めしゃぶる。俺の腕は力を失い、指で挟んだ
女の乳首を逃がしていた。
「動かないで。抵抗したら、『さやかちゃん』にバレちゃうわよ」
ダウンを取られた正面の女が意地悪な笑みを浮かべる。親指を口にくわえ、彼女の股間に
当てられたもう一歩の手からはきらりと液体が光っているのが見えた。
どうやら俺の逆襲はかなり効果があったようだ。
「総長…あなたのせいで濡れちゃったじゃない。もちろん責任とってくれるわよね?」
再び密着される肉体と肉体。そして、尻肉の谷間に添うように俺の肉棒は埋め込まれていった。
(うっ…あ、あぁっ……)
少し油断するとすぐに意識が飛びそうになる。決死の覚悟で歯を食いしばり目を瞑った――。
とろり。
(くぁぁぁっ!?)
冷たい液が垂らされる感覚に、俺は目を開けた。
目の前にオイル注しがあり、女たちと俺の身体との間に冷たい油が注ぎこまれていた。
チェーンソー用の潤滑油が入った油さし。それを手にしていたのは三人目の女だった。
ぴちょん、とオイル注しからさらに一滴油が落とされる。
「そろそろ時間よ、早く終わらせちゃいなさい」
――彼女はパーティーのリーダーである。いや、むしろ他の女たちの飼い主と言ったほうが正確だろうか。
タンクトップにジーンズの短パンという扇情的な格好は他の二人と全く同じだが、彼女だけは
痴女めいた振る舞いを見せることはなかった。
代わりに彼女の指示を受けた二人は、相手が敵だろうが味方だろうが構うことなくあらゆる快楽を
提供し続けた。
彼女のせいで俺たちのグループはいつの間にか『さやか』を除いて、全員骨抜きにされていた。
たまり場で脚を組みカウンターに腰掛ける女。
彼女を崇め、その素足を舌で舐めて服従する俺の仲間は時間が経つにつれ、増え続けていった。
(女相手になさけねぇっ!!)
女王に媚びるかのような仲間たちの不甲斐なさに怒りを感じながら、いつしか俺も彼女の前に
うずくまり、足の指先を、その隙間を喜んで嘗め回していた。
その頃には『さやか』は俺と口を利かなくなっていた――。
俺をサンドイッチにしている女たちとは違い、冷ややかな目線で俺を見下しながらオイルをまた一滴。
人ではなく、モノを見るかのようなその視線に俺の興奮はリミットを超えかかっていた。
「フフ、敏感。ちょっと擦れるだけで勃つようになっちゃったね」
「はやくイレイサーを手に入れたいし、そろそろトドメさしてあげるね。こんなセクシーな美女二人に
イカせてもらうんだもん、それだけで幸せってモンよね」
正面の女の腰が動き始める。艶かしい腰の振りに、それだけで俺の膝から力が抜けた。
後ろからは首筋を舌が這う。耳たぶをしゃぶりつくす。
豊満な乳房が背中に押し付けられ、柔肉の感触をたっぷり味合わせる。
油にまみれた三人の肉体。乳房が、尻が何度も俺の体の上を走る。
(ああっ、あ、あ、あああああっ!!)
肉棒を上下に擦りあげる女の尻。
俺は欲望の塊が肉棒の先端へと駆け上がっていくのを感じていた、全身が跳ね上がる。
ドクッドクッ……。
しかし大量に吐き出された精子が女の尻に掛けられることはなかった。
射精の直前にリーダー格の女が、俺の正面で尻を擦り付けていた女を引き剥がすと、代わりに
『あおとろろ』を俺の股間に貼り付けたのだ。
パーティーの最後のメンバーである『あおとろろ』の粘性の体内に俺の生きた証は吸い取られていた。
精子と生死をかけ終えた俺は、そのまま天国へ逝ってしまった。
「本当に大馬鹿野郎ね……」
冷笑するリーダーの横で『あおとろろ』は苦い精子の味に伸縮を繰り返して悶えていた。
総長を弄っていた二人の女は、悪戯っぽい、淫らな微笑を浮かべていた。
「バイバイ、総長」
「『さやかちゃん』のことは心配しないでね」
パーティーのリーダーは動かなくなった総長の傍らにあった鉢巻を拾い上げる。
しばらく指先でくるくると回していたが、やがて気に入ったようで額にすっと当ててみる。
「…んぁ…ずるいよぉ…私が一番頑張ったのにぃ……」
総長を尻で責めていた女は甘い息を吐き出し、抗議の声を挙げた。
リーダーに媚を売るように尻を振りたててみせる。
「あら……悪かったわね」
リーダーは締めかけた鉢巻を降ろし、彼女に一瞥をくれると、総長の背後から乳房を責めていた女に
目で合図を出していた。
そのまま尻で総長の相手をしていた女に近づくと、片腕を掴んで思い切り引き起こす。
彼女の股の間に族の鉢巻を通すと、片方の端を握り、もう片方を乳房責めの女に握らせる。
尻責めの女が恐怖の表情を浮かべるよりも早く、一気に鉢巻は引き上げられた。
ピンと張った鉢巻を股間に食い込ませ浮かび上がる女の肉体。そして鉢巻は前後に動かされる。
「ひぎぃぃぃっ!!ご、ごめんあさ……はぅっ!!ごえんあさいぃぃっ!!!!」
白布が亀裂に食い込み、敏感な肉の蕾を刺激する。
お仕置きは三十分くらい続いた。
ビタンッと床にできた涙と涎と愛液とで作られた水溜りに倒れこむ女。
当初の目的だった族の鉢巻は愛液まみれでこのままでは使い物になりそうにもなかった。
リーダーは嘲りの表情を浮かべたまま、倒れこんだ女の股座に『あおとろろ』を近づけ、
――そしてゆるゆると挿入していく。
「やっ、やめてぇぇぇっ!!わがままいわないから、た、たすけでぇぇぇっ!!」
いつも通りだ、一階からこの調子でよく飽きもしないものだと、『あおとろろ』は一人グチた。
だがこれで、この苦い精子を吐き出せるのだと自分を慰めると、悲鳴を挙げる女の膣内に滑り込んでいった――。
>>25 おお!!アルシフきてたぁ。
遠慮せずにもっと書いていいよ。
>>66 GJ!四人目は今か今かと待ってたら、モンスターキタコレ!
総長、ゲームでは人数分ハチマキとってごめんよ…
72 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 01:39:51 ID:MoZEt5L2
クローディアXグレイで
バンパイアになったクローディアが
マゾっ気があったグレイをバンパイアのしもべにして従わせます
銀髪の剣士が村への道を急いでいた。剣士の名はグレイ。グレイはバン
パイアを倒し、クローディアを残した開拓村へと凱旋する所だった。
クローディアと護衛のグレイはフロンティアへ見物に来ていた。だがそ
れは運が悪い事にバンパイア襲来の知らせが広まるのとすれ違いだった。何
も知らない二人はそのまま開拓村へ向かい、その途中クローディアをグレ
イは見失った。帰ってきたクローディアはバンパイアになっていた。不意
打ちの噛み付きをかわし、柱に縛り付けれたのはグレイの技量があってこ
そ出来た事だった。そしてグレイはクローディア達を束ねるバンパイアの
隠れ家に攻め入り、打ち倒したのであった。
グレイは村に着いた。まだ朝が来るまで間があるが、縛り付けておいた
クローディアが気掛かりだった。グレイは、クローディアを縛っておいた
家の戸を開けた。
クローディアは眠っているように見えた。グレイは起こさないように縄
を解こうとしたが、クローディアの目が開いた。
「クローディア…。すまなかった。」
「グレイ…。わたし…。」
「バンパイアはたしかに退治してきた。もう、安心していい。」
縄を解き終わったグレイが丁寧に手をとり、横にしてやる。
「グレイ…、ちょっと…。」
手を伸ばすクローディアにグレイはいざって近づいた。グレイが半身を
横になったクローディアに近づけた。クローディアが手をグレイの背にか
けた。
「ク、クローディアぁ。」
グレイが微かに戸惑った。そのグレイを力強く引き寄せ、クローディア
が首筋に噛み付いた。ただの歯とは違う鋭い痛みを伴いながらクローディ
アがグレイに噛み付いた。
「うぐっ!」
予想だにしない痛覚にグレイは動転した。すかさず突き放そうとするが
クローディアの腕は完全にグレイを締めていて腕が動かせなかった。
グレイは手も足も出ないままクローディアに血を吸われ始めた。だいぶ
血を吸ったクローディアがグレイの首から口を離すと、語り始めた。
「グレイ…、目覚めたみたいなの…。」
グレイを締める腕は緩んでいない。血を吸われて、グレイは返事をする
気力が無かった。
「わたしは、元は勿論バンパイアなんかじゃなかった。でも、バンパイ
アになって、目覚めたの。言うなれば、バンパイアの素質とでも言うよう
なものが。稀に見るような良質の物だってあなたが倒したバンパイアは評
していたわ。」
吸血が再開された。グレイの息はますます弱い物になっていった。また
吸血を止めて、クローディアが口を開いた。
「グレイ…、わたしのこと、好き?」
グレイは力なく、クローディアにおびえた。おびえるグレイを見ながら
クローディアは続けた。
「そう…、でもわたしはグレイのこと、好き。そして、あなたもわたし
のことが怖くなくなるわ。もうすぐ。」
そう言って再びクローディアはグレイの首筋に噛み付いた。グレイは震
えだした。そして、渾身の断末魔の叫びをあげ、うなだれた。クローディ
アは力を失ったグレイの体を自分が横になっていた所へ寝かせた。しばら
くして、グレイが目を開けた。
「おはよう、グレイ。」
「おはようございます、クローディア様。」
グレイがまずした事は、ひれ伏してクローディアのつま先にキスをした
事だった。片方にして、またもう片方にした。顔をあげ、また床にひれ伏
した。
「グレイ、わたしのこと、好き?」
「全てを捧げる程に、敬愛しております。」
「そう、褒美に、あなたが今一番したい事をする事を許します。無礼講
よ。」
グレイはしばらく硬直していたが、少しづつクローディアの脚に顔を近
づけていった。美しい脚だ。国宝である一等級の名刀の様に、クローディ
アの脚が、月光を受けて輝いていた。輝きを見て、グレイの動きが止まっ
た。汚す事を許されない高貴な輝きだった。
「許す、と言ったはずよ、グレイ。」
弾かれた様にグレイが飛びついた。両手で脚をつかみ、唇をその月光に
映える脚に這わせた。その様を見たクローディアは微笑を浮かべて、両手
をついて座った。全てのためらいを捨て、今までのこらえをグレイはクロ
ーディアの脚に絡み付けていた。荒々しく、恥じらいの欠片も無く、グレ
イは目の前の脚に縋っていた。たっぷり、クローディアはグレイに堪能さ
せた。
「グレイ、わたしの褒美はそこだけだと思ってるの?」
「わたしには、これが最も相応しい褒美かと。」
「そう…、では、褒美は終わりです。」
グレイが後退り、また伏した。
「グレイ、顔をあげなさい。」
グレイの目の前に、全てを脱ぎ捨てたクローディアが前と同じ姿勢で座
っていた。
「あなたが一番好きな褒美では無いようだけれど、わたしからの次の褒
美よ。わたしが好きなら受け取って。」
夢の中ですら見てはいけないと、隅に追いやろうと努めていたクローデ
ィアの裸体。だが今は、目の前に本物があった。
「ただし、脛に口をつけることは許しません。」
グレイが顔を前にして、クローディアの太ももに近づき、それにほお擦
りした。
「あなた、本当に脚が好きなのね。」
音を立ててグレイは両方の太ももをなめて、吸った。クローディアの顔
がほころんだ。次第に、吐息に熱がこもり出した。
「グレイ、あなたが喜んでるみたいで、わたしも、う、れし、い…。」
グレイは尚もふとももを貪った。クローディアの息遣いが荒くなり、腰
が動き出し、耐えられなくなって指が股間に向かった。
「わたしの愛しい筆頭下僕!!もっと求めなさい!!もっと縋りつきな
さい!!もっと頼りなさい!!もっと、わたしに、わたしに!!」
叫びながらクローディアは自分の指を荒れ狂うように踊らせた。腰が荒
馬の如く跳ね、いつの間にかグレイが濡れた指をしゃぶっていた。ぬめり
を吸い尽くして、ぬめりの源を吸い始めた。啜りに啜った。
雄たけびを上げ、クローディアは床に背を預けた。
「それでですね、勇ましく出て行った勇者さんが帰ってきたんですけれ
ども、何故か村を出た時にはお連れの方と一緒にバンパイアになってたん
ですよ。どう見てもボスをやっつけて帰ってきたように見えたんですよ本
当に。でもその後に、村で勇者さんは吸血鬼になっちゃったんです。私は
命からがら逃げてきました。見てる間に後ろからバンパイアに忍び寄られ
てたら危ないと気がついて気配が無いうちに逃げ出したんです。」
「こ、怖いよう。」
たまたまグレイの出発に立ち会い帰還も目撃した行商人の話をアイシャ
達は聞いていた。
「アイシャちゃん今夜はお姉ちゃんが一緒に寝てあげるから大丈夫大丈
夫。」
バーバラが後ろからアイシャによしよししてやっている。と、外が暗く
なってきた。ウエストエンドの空は急激に濃い雲に覆われ、日光が遮られ
ていっている。
「なんで!バーバラお姉ちゃん何これ!?おかしいよ!!」
「灯りを点けましょう!!何も見えなくなる前に!!」
「よし、いや、灯りつけたら窓のカーテンすぐ閉めて!!それと、商人
さん、あなたにも戦ってもらうよ。腕に自信ある?」
ウエストエンド入り口の前に黒衣の集団がいた。レインコールの術を応
用した雲の制御をしていたその集団は十分に日光が遮られた事を確認する
と一斉に黒衣を脱ぎ捨て顔を露にした。その中にグレイもいた。
箱を載せた輿にグレイが駆け寄り、中に何かを呼びかけた。輿が下ろさ
れ、厳重に光を遮っていた箱の一端が開き、主が姿を現した。
「ご苦労、グレイ。」
クローディアだった。傍に跪くグレイの頭に手をやり、つぶやいた。
「ここの者達はどんな味がするでしょうね。もっとも、あなたの血より
も美味な者などもういないでしょうけど。今考えると、もったいなかった
かしら。」
「…。」
「グレイ、私達がバンパイアになる前も、わたしのこと、好きだった?」
「勿論。」
「とにかく、行きましょう。」
(終)
77 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 01:47:14 ID:MoZEt5L2
ミンサガでも1でもどうぞお好きな様にご想像を
ミンサガの方が合ってるかな
78 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 02:00:07 ID:MoZEt5L2
あと、
>>6 に出てきたバンパイアとそのしもべとは関係ないので
サガスレって投稿数の量は多いけど、質が良くないよねーwww
スレもゲームも聖剣のできそこないだから仕方ないの?
教えて賢い住人さんたちwwwww
釣り糸デカすぎワロタw
ちぇっ、エロパロ板は反応なしかあってもノリ悪い
面白くないから帰るね
いろんなスレで過疎を嘆く声が満ちてるって板だからなー
兵士「かえれ!」
アンサガリメイクしてくれ〜
「んっ……はっ……」
きつく噛み締めた唇の隙間から、エレンが切ない吐息を漏らす。
雪のように白くきめ細かな双丘の頂に触れられるたび、背筋がゾクゾクする。
「ユッ、ユリアン……んぁぁっ!」
名を呼ばれたユリアンが、豊かな胸の谷間からエレンの顔を見上げた。
「なに?」
ふと、温かく彼女を包んでいた重みが消えて、エレンは我に返った。
深く一息つくと、また身体の芯から熱い疼きが沸き起こってくる。
「いや。やめないで……」
ユリアンはそっと微笑んで、またエレンの胸に顔をうずめた。
頂点を交互についばむように、チュッ、チュッと音を立てて口に含む。
「ひっ……ああんっ!」
その刺激に敏感に反応して身体を硬直させるエレン。その背中に、ユリアンはそっと腕を回した。
鍛え抜かれた厚い筋肉に包まれる安心感に、全身が硬直から解き放たれた。
男の温もりに身を任せ、エレンは眼を閉じた。
「はぁっ……ねぇ、もう……」
「ああ」
おもむろにユリアンの腕が解かれ、その指先が下腹を伝い下りてゆく。
「そうよ……そこっ……」
彼の指が彼女の薄い茂みに触れる。
そうしてその先へ――とおもいきや、果たして温かく湿ったその場所をはるか通り過ぎて、太股をそっと撫でた。
「や……やぁっ!」
エレンの抗議の声には耳も貸さず、ユリアンは右手を太股に這わせたまま執拗に胸への口付けを繰り返した。
「……ねぇ、ねぇったら!」
何度も急かされて、ようやくユリアンはエレンの胸から口を離した。
そっと身体を起こして、エレンの両足の間に自分の足を割り込ませる。
しかし、その間も左手では胸への刺激を諦めない。
「んんっ……そんなに、おっぱい、好きなの……?」
ちょっと不安な沈黙。そうして、ユリアンはエレンにぐいと頬を寄せて耳元で囁く。
「……エレンのぜんぶ、大好きだよ」
最近また伸びてきた若草色の髪がエレンの顔に掛かった。
くすぐったいけど、ユリアンの匂いがする――ふふふっ。
「またそんなお世辞ばかり言って。……他の娘もそうやって口説いてるの?」
そういって、わざとユリアンをからかってみる。
「いや、まあ、な」
「……否定しないの?」
エレンの顔からサッと微笑が消える。翡翠の瞳がユリアンを見据えて鋭く輝いた。
「ごめん。嘘だ」
「……許さないわ。ほら、なに休んでるのよ!とっとと続きしなさいよっ!」
自分がユリアンをからかおうとしたことも忘れ、本気で怒ってしまう。私にはユリアンだけ――。
そんな彼女の気持ちを知ってか知らずか、ユリアンはヤレヤレというように肩をすくめて笑った。
「じゃあ、さ……してあげるから、もっと力を抜いて、ね?」
つい本気になっていたことが恥ずかしくて、エレンは赤面して顔を背けた。
「は、はやく……」
そっとエレンの足を割って、ユリアンの身体が滑り込んでくる。
逞しい太股の筋肉の感触に、エレンの奥底がかぁっと熱くなり、蜜が湧き出してくる。
エレンの膝を支えていたユリアンの手が太股を伝い降りて、そっと茂みを撫でた。
焦らすかのようにゆっくりと薄い茂みをかき分けて、じっとりと潤んだそこをくすぐる。
「あはっ……んっ……」
ふとユリアンが顔を上げて、エレンはハッとしてその顔を見詰めた。
――必死に声を出すまいと堪えていたのがバレたっ!?
だが、すぐに彼はまたエレンの胸に口づけた。と同時に、彼女の下半身に痺れが走った。
「んぁっ!」
つぷっ、と水音がした。エレンは眼を閉じて強烈な刺激に耐えた。
彼女の中に異物が侵入してくる…そうして、それを強く締め上げて形を変える。
ずいとその――おそらくはユリアンの指が、沈められた。
「……っ!」
必死に声を出すまいと唇をかみ締めるエレンを知ってか知らずか、ユリアンは無言のまま2本、3本と指を増やしていく。
膣が押し広げられる感触に、きゅっと下半身が緊張して締まる。
激しく中を掻き回しながら、ユリアンはエレンに顔を寄せて、耳元でそっと囁いた。
「エレンの中……凄く、熱いよ」
「やっ……そんなことっ!」
ニヤッと笑うと、エレンの秘処に左手も添えて、そっと開いた。
「すごい、溢れてるよ? あのエレンがこんなにしてるなんて……」
「ばっ、馬鹿ぁ!」
それには応えず、ぱっくりと開いたそこに舌を這わせる。――熱い。
じんじんと舌が痺れる。
「あんっ……も、もぅ……んはぁぁ! や、やめ……」
途端に、ユリアンは頭を上げ、へその辺りをくすぐるように嘗め回す。
そうして、時折ぎゅっと口づけてキスマークをつけたりもしてみる。
散々焦らされて、エレンは疼いていた。
いつもの勝気な性格もなりを潜め、ただただ下半身から全身に伝わる甘い痺れに身を委ねていた。
正直なところ、こんなに自分が淫乱な女だなんて思ってもいなかった。
初めてのときは痛くて怖くて、つい本気でユリアンにナイアガラバスターを食らわせちゃったのに。
(なんでこんなにユリアンが欲しくてたまらないの……?)
下腹部を這い回るざらついた舌の感触に、背筋がゾクゾクして肩を聳やかした。
「ねえ……早く……」
「何? だって、エレンがさっき、やめてって……」
こんなときにもまだくそ真面目に言うことを聞いているユリアンが少し憎たらしいと思った。
もしかしたら自分は彼に踊らされてるのかも、とも思ったが、さすがにそれは認めたくなかった。
「馬鹿……また、その……さっきのを、ね」
ユリアンの熱い吐息が秘所にかかる。それだけで敏感に反応してしまい、呼吸が乱れた。
「ねえ……お願い……」
まさか私がこんなこと言うなんて。まともにユリアンの顔を見ることができなかった。
恥ずかしさともどかしさに、思わずぎゅっと目を閉じていた。
「じゃあ、いくよ……」
再びエレンの身体に、ユリアンの身体の温かい重みがかかる。
ぐっと突き上げられて、するりとそれを受け容れながらもその形に合わせて襞が蠢き、きゅっと締め上げる。
「くっ……はぁぁ、いいよ、奥まで……」
そっと目を開けると、目を瞑って必死に耐えているようなユリアンの顔が見えた。
身体の芯の疼きがユリアンの熱と溶け合い、熱く煮えたぎって2人を繋ぐ。
なんだかとても優しい気持ちが胸に広がって、エレンはぐいっと彼の背中を抱き寄せた。
「ねえ、しばらく、このままでいて……」
「んっ……ご、ごめん、俺、もう――」
「えっ、な、何よっ!?」
最高に幸せな空気を破られて、エレンは素っ頓狂な声を上げた。
が、その間もなく、ユリアンは身体を硬直させ、劣情の液体を注ぎこむ。
「な、ななななななによ!ちょっと――んはぁっ!」
ユリアンの身体の震えが伝わり、擦り合わされた互いの秘所がこすれて軽く達しそうになる。
こんなときにも、エレンは大慌てて今日が大丈夫だったかどうか考えていた……。
ようやくユリアンが一息ついて、そっとエレンを抱き寄せようとした。しかし――。
「……早っ」
冷たく背を向けて布団を引っかぶったエレンに、ユリアンは溜息をついて肩を落とした。
「やっと……見つけましたわ、ユリアン……」
窓のわずかに開いた隙間から覗きながら、モニカは微笑みを浮かべた。
その手に持ったシルバーフルーレは月の光を受けて冷たく輝いている。
先客だった…フォルネウス兵の血を滴らせながら――。
― 完 ―
ミリアムXグレイ
ミリアムXガラハド
ミリアムが二人のアレを手で遊びます
90 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 14:16:56 ID:oDVsqwDZ
二人の男が、地面のくぼみのまわりをそれぞれ反対側から円を描くよう
に走っていた。
「グレイに向かったよ!」
その声でグレイはすばやく向きを変えて、くぼみから離れるようにジグザ
グに走った。一方のガラハドもまた急カーブを描いてくぼみの中心に向かっ
て全力疾走をする。
「…取った…。」
くぼみの中央に並べられた丸みを帯びた物体を、しっかりとガラハドがつ
かんで走り去る。
「遅いッ!!」
ミリアムの叱咤が飛ぶ。
「相手は恐竜だからな。どれだけ精度を増しても足りない位だ。」
グレイ、ミリアム、ガラハドの三人は、恐竜の卵を掠め取るリハーサルを
繰り返していた。日の出から繰り返している。グレイとガラハドが囮となっ
て、追われなかった方が卵を取りに行く。ミリアムは全体の指揮と逃走支援
を行う。グレイもガラハドも汗を滴らせ、荒い息を吐いている。
「それにしても、おなかすいたなー。大声出してると意外とおなかすくの
早いんだよね。」
肩で息をしながらグレイとガラハドがミリアムを見て、間をおいて二人同
時に頷いた。
「全くだ。そろそろ何か食べないと練習にならない。」
「グレイの言うとおりだ。さて、何にしようか。」
腰を下ろしていたガラハドがゆっくりと立ち上がろうとして、動きを止め
た。ガラハドがくぼみをしばらく見ていて、それから口を開いた。
「では、あの卵を料理すると言うのはどうだ?」
三人が恐竜の巣に見立てていたのは何の物かわからない卵とそれがおさめ
られたくぼみだった。何の物かわからない卵を料理しようとガラハドは言っ
ている。
「ちょ、ちょっと待ってよ。」
「やってみてダメだったら町に戻ればいい。俺もどんな味がするか興味が
ある。」
「しょうがないな…。」
こうして三人はくぼみから卵を3個取り出してゆではじめた。
「そろそろか…。」
「意外と、いけるな!」
「おいしい!」
ゆで卵を平らげた三人は小休憩をしていた。そのうち、グレイとガラハド
がそわそわし始めた。
「なあガラハド。」
「ん、グレイお前もか?」
ミリアムに聞こえないように二人はひそひそと小声で話した。何度か話し
た後、グレイがミリアムに言った。
「ミリアム、そろそろじゃなかったか?」
「そうだよ。」
ミリアムが小型テレビを点ける。ミリアムはいい年して『変身ウルフ人狼
』に目がない。人狼に変身できるように改造されたただの狼がイカ男や蝶男
が幹部の悪の軍団と戦うお話だ。ミリアムはカバ男に変身する敵の幹部の剣
士がいたくお気に入りらしい。ミリアムにはもうまわりの全てに関心が無く
なりテレビに30分間釘付けになる。グレイとガラハドは離れた。
「全く、たまらんな。」
「こんな効能があったとはな。」
二人ともお互いの股間を見て嘆息した。ゆで卵を食べてから、おさまりが
つかない。ミリアムに見せられない状態になっている。
「見るなよ。」
「誰が見るか。」
お互い背を向けて、股間をいじる。相手が誰を想像しているか、何を想像
しているかを考える余裕は無い。二人ともうめき声を上げて、達した。それ
からまた達した。卵が無ければ、走り回った疲労でとてもできないはずだっ
た。
「おい何だガラハド…え?ミリアム!?」
「二人ともなにやってるの?」
「何って、お前には関係の無い事だ。それより、番組見なくていいのか。」
「もう終わったよ。」
二人は30分間以上時を忘れて快楽にふけっていたと言う事になる。グレイも
ガラハドも顔を赤らめた。
「クククッ、グレイもガラハドも恥っずかしい!」
そう言うとミリアムがグレイの股間に飛びついた。
「お?ミリアムに犯されるのか?」
恥ずかしがっていたのから一転してガラハドが笑い出した。
「こうすると気持ちいいの?ねえねえどうなのグレイ?」
ミリアムが年齢不詳の幼そうな手でグレイの股間をいじりだした。
「うへへっどうだどうだ、このっこのっエッチグレイめ。」
音を立ててグレイの股間をミリアムがつまんで、揉んで、こすって、指で弾
いた。
「いたっ!やめろミリア、ムゥウッ!!」
「ん?ここか?ここだな?ここをこうすると良いんだな?」
ミリアムはグレイの急所を見つけてしまったらしい。イタズラが大好きなミ
リアムのイタズラ心に火がついてしまった。
「う、う、うおおっ、あ、あふっん、くぅうぁああんっ。」
「グレイのこんな所はじめてみちゃった。でも、グレイもっとやってもらい
たいんだよね。だってグレイ逃げないしどかさないもん。」
ミリアムの指摘でグレイが狼狽する。だがそれもミリアムの容赦ない乱暴が
作り出す快感で途切れる。快感が、グレイの全てを包み込んでいく。グレイの
意識が快感だけで満たされた。
「あれっ、何か、うわっ!!」
「ううっ!!」
グレイは前に数度出した分よりも更に多く濃い液体を噴出した。
「うーわ…臭っ!」
ミリアムが可笑しそうに言って、液を指と指に絡めて遊んでいる。遊びながら
視線をガラハドに向けた。
「次は…ガラハドだよ!」
またミリアムは股間に飛びついた。
「おいガラハド…、お姉ちゃんにたっぷり遊んでもらえ…。」
息も絶え絶えにグレイがからかう。
「な、なにをするきさまっ!」
ミリアムが股間をいじり出して間もなく、ガラハドがのけぞり、股間が震えだ
した。ガラハドがあごを突き出した。
「おわーっ!!」
その瞬間、まるで吹雪の様な射精がミリアムを襲った。
「ガラハド、早すぎ。」
(終わり)
93 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 14:22:43 ID:oDVsqwDZ
保管庫がまた更新されてる
保管してくれてる人どうもありがとう
……エロサガずき……エロサガずき!
おとうさんは
SaGaシリーズサントラ10まいぐみがほしくてたまらん
それでだ これをまたまたおめよごしに……おい
エロサガずき!ねるな!!
今回もSaGa2秘宝伝説エロの続きを書かせていただきました。
微グロ(リョナ、レイプ、卵産み付け)なんでご注意下さいませ。
PS:保管庫更新お疲れ様です
私はT260J、個体識別名テムジ、ン――御嬢様を、お守りす、る戦闘メカにして……執事……
それもしかし、過去形で、語られる時が、きたよう、だ……メイン中枢沈黙、サブシステム介入。
私は今、圧倒的な神の力を前に大破、その戦闘機能を全て失った。
もうエミリィ御嬢様を守れない、遺憾ながら万策は尽きたのである。
「畜生っ、手前ぇ! よくも兄弟を、ポンコツを……そのうえエミリィまで!」
「待ちたまえ、リッツ君。若い者が無茶をするな。マルム君達の死を無駄にするつもりか!?」
謎の男、ふくめんが怒り猛るリッツを制する声――ああ、あの声はどこかで聞き覚えが。
しかしもう、何も思い出せない……もう私は動けない。
敵は、アシュラは私達が予想するより遥かに強大だった。
真っ先にその犠牲になったのは、グリフォンまで進化していたマルム。
彼は背に御嬢様を乗せると、機動力を生かして空からアシュラへと攻撃を仕掛けた。
しかし今、彼は物言わぬ死体となって転がり、アシュラの手下達に死肉を貪られている。
そして御嬢様はアシュラの手中に囚われていた。
咄嗟に助け出そうと突出した私は、強靭な6ぽんのうでから繰り出される一撃を浴びて……
気付けば無様に擱座し、もうすぐ完全に機能を停止する。
「リッツ、マルムが……テムジンが」
「だーってろ、エミリィ! 今すぐ俺が助けてやるっ!」
ふくめんを振り払って、リッツがバトルアックスを片手に地を蹴った。
まるで一本一本が独立した生き物のようなアシュラの腕……その連続波状攻撃を巧みに回避。
懐へと飛び込んだ彼の一撃に、私は最後の希望を託した。
「いかんっ、危ない!」
希望は、潰えた。
アシュラの口から放たれたほのおが、助けに入ったふくめんごとリッツを紅蓮の業火で包む。
バチバチと音を立てて、声にならない絶叫とともに二つの影が燃え尽きた。
「いやーっ! ふくめんさんっ! リッツ……リッツー!」
御嬢様の悲痛な叫びだけが、アシュラの塔の最上階に響く。
「わしにたてつくとは愚かな人間共だ……そうか、貴様等がガーディアンとかいう連中か」
巨躯を揺すって立ちはだかるアシュラが、不遜な笑いと共に私を見下ろしている。
ガーディアン? ふくめんの所属する組織だろうか? そんなことより――御嬢様!
「まあいい、わしには秘宝の力がある! ガーディアンなんぞ恐れるにたりんわ」
アシュラは手中の御嬢様の両手両足を、それぞれ腕で掴んで宙にはりつけにする。
骨の軋む音に悲鳴が入り混じり、御嬢様の瞳から大粒の涙が零れ落ちた。
「いい声で鳴きよる……非力な人間、もっとその絶望の声を聞かせるがいい」
アシュラは四本の腕で御嬢様を拘束したまま、空いた二本の腕で御嬢様の着衣を毟り取る。
たちまち裸にむかれた御嬢様を見て、周囲のモンスター達がおぞましい声をあげた。
……私はこの時ただ、何もできずに惨劇を見詰める他なかった。
かつて、一匹のゴブリンがこの世界に流れ着いた。
ひ弱な彼はしかし、裏切りの連続で他者を踏み台に、ついに秘宝の力を手に入れる。
それが今、私達を完膚なきまでに叩きのめした新たな神――アシュラ。
「さて、この小娘はどう料理してくれよう」
「は、はなして……わたしが、みんなのかたきを……はなし、んあっ!」
アシュラはエミリィ御嬢様の右腕を軽く捻りあげた。
骨の砕ける音と共に、その細い腕があらぬ方向へと曲げられる。
白目をむいて御嬢様は意識を失い……失禁していた。
滴る小水が眼下に水溜りを作る。
その様を楽しむように目を細めて、アシュラは床へと御嬢様を放り投げた。
「もうよい、皆への褒美じゃ……存分に楽しむがいい」
固い床へと叩きつけられた御嬢様へと、モンスターが群をなして殺到する。
私は今すぐにでも、じばくしてでも御嬢様を助けたかったが……体が動かない。
「さすがアシュラ様、太っ腹! これほどの上玉は久々だぜっ!」
真っ先に御嬢様へと、醜悪な植物……じんめんかが這いより絡みつく。
白い肌を無数にツタが走り、あっという間に御嬢様は縛り上げられてしまった。
ツタは執拗に豊満な乳房も絞り上げ、その痛みに御嬢様は意識を取り戻す。
「んっ、ん……あ……い、いやぁ!」
「へへっ、目ぇ覚ましやがったか。どれ、じゃあ楽しませて貰うぜぇ!」
じんめんかに絡まれ床に伏す御嬢様の前に、サーベルタイガーが躍り出た。
獰猛な肉食獣の生殖器は隆々と漲り、握り拳ほどの大きさの先端が露に濡れている。
細い肢体をくまなく覆うじんめんかが、無理矢理御嬢様に四つん這いの格好を取らせた。
そうしてまるで獣同士のように、御嬢様へと圧し掛かるサーベルタイガー。
白い背中に爪が食い込み、苦悶の表情を浮かべて悲鳴をあげる御嬢様。
「へへっ、人間の女は久しぶりだぜ……おう、もっと尻ぃあげさせろや」
既に御嬢様の肉体を完全に支配したじんめんかが、サーベルタイガーの言葉に従う。
「やっ、やめ……だめっ、そんなのはいらな、ひぎぃ!」
ケダモノの劣情が御嬢様を引き裂き貫いた。
激痛に身を震わせる御嬢様が泣き叫ぶ。
しかし構わず、サーベルタイガーは鮮血にぬめる御嬢様の秘肉を存分に味わった。
僅かな時間の陵辱が、私には永遠にも等しい長さに感じられた。
やがてサーベルタイガーは天を仰いで吼えると、絶頂に達して御嬢様の中へと精を注ぐ。
射精は数分間、断続的に続き……ツタが幾重にも巻きつく御嬢様の下腹部が膨らんでゆく。
「……や、やめて……やだ、もうやだよぉー! 助けて、リッツ、マルム……テムジン」
「へへ、こいつは極上だぜ。やっぱり人間の女を犯すのは最高だ」
「おいっ、後がつっかえてんだ! 一発ヌいたらさっさと代れぇ!」
内股を出血で濡らす御嬢様から、やっと獣が離れる。
ゴポリと粘度の高い白濁が、御嬢様の秘所から溢れ出た……が、それはすぐに押し戻される。
「おいおい、壊すなよ?」
「知らねぇよ、ケツでも使いな! どれ、よっと!」
「あ、あ……んぐぁ! あ、ああ……や、やぁー! 助けて、パパ……ママ!
モンスター達は次々と御嬢様を犯し、容赦なく大量の精液を注いでゆく。
じんめんかに拘束されたまま、御嬢様は前も後もケダモノ達の剛直に貫かれた。
……死よりも辛い御嬢様への陵辱は、これだけでは終らなかった。
「おい何だよ! 女がいるって聞いたから来てみれば……」
「こりゃ酷ぇ、前も後も裂けちまってる。お、まだ息はあんのか」
性欲を持余す獣達は、次々と押し寄せてはエミリィ御嬢様を汚し犯した。
今、私のノイズで霞む視界の中で、御嬢様は血と精液が汚す床に無残に横たわっていた。
アシュラは玉座で、その様子を満足そうに頬杖突きながら見詰めている。
既にもう、陵辱の限りを尽くされた御嬢様は、虚ろな視線を宙へと彷徨わせていた。
アシュラの手下ですら、もう御嬢様をこれ以上は――そう思ったが、悪夢は終らない。
「では最後に、この肉は私が貰うということで。よろしいですか? アシュラ様」
八本の足で這い寄った、巨大な蜘蛛のモンスター……どくぐもの声にアシュラは頷いた。
周囲のモンスター達が下卑た笑いを浮かべる中、最後の惨劇の幕が開く。
女性として全てを奪われた御嬢様は今、人間としても全てを奪われようとしているのだ。
私は懸命に助けようともがくが、コントロールを失った機体はただ虚しく火花を散らすだけ。
「さて、私の可愛い子供達……今産んであげますからね。ちょうどいい肉が手に入ったもの」
仰向けに投げ出された御嬢様の上を、どくぐもの細い足がまたいでゆく。
ああ、見るもおぞましい――いっそ死ねた方が、どれほど御嬢様にとって幸せだっただろう!
どくぐもは御嬢様の股間へと、産卵管を伸ばし……開ききった秘裂の奥へと挿入してゆく。
糸の切れた繰り人形のように呆けていた御嬢様が、ビクン! と身を震わし仰け反った。
その瞳は大きく見開かれ、口からは掠れた声で絶叫が響く。
「あ……あがが……は、はいって……や、やぁ……いやぁぁぁぁ!」
「ふふふ、たっぷり産み付けてあげるわ。大丈夫、死にゃしないわよ……卵がかえるまでは」
抗うように身を起こした御嬢様の、その細い首筋にどくぐもの鋭いきばがつきたてられる。
最後の力を振り絞って、必死に身を捩る御嬢様。
その髪を、近くでニヤニヤと見守っていた骸骨の化物……レッドボーンが無造作に掴んだ。
「どうよ? あ? おら、どんな感じか言ってみろや」
カタカタと歯を鳴らすレッドボーンに、怯えた眼差しを向ける御嬢様。
その間にもどくぐもは、何度もいきんで御嬢様の体内に卵を産み付けてゆく。
どくぐもが喘ぐたびに御嬢様の下腹部がボコンとうごめき、まるで妊婦の様に膨らんだ。
「ヘッヘッヘ、もうすぐ手前ぇは蜘蛛畜生に腹ん中から食い荒らされんだ。楽しみだろ?」
「ひっ、あ……ゆ、許して……もう、やめ、て……」
「へっ、気絶しやがった。おう、さっさと全部ひり出しちまえよ」
「焦らないで、まだやっと半分なんだから……うふふ」
周囲のモンスターたちが煽りはやし立てる中、どくぐもの産卵は続く。
意識を失った御嬢様は、既に抵抗もできず身を痙攣させている。
あれほどに美しく、瑞々しかったお姿がもう見る影もない。
……どくぐもの産卵が終ると同時に、私の機能は完全に停止してしまった。
気が付けば私は、どことも知れぬ場所に立っていた。
左右には同じく、ぼんやりとした表情のリッツとマルム。
ここは、どこなのだろう……それよりもエミリィ御嬢様は?
「ようこそ、勇者達よ。ここはバルハラ宮殿」
地の底より響くような、低い声を感知して私は踏み出した。
その前をリッツが、マルムが声のする方へと駆けてゆく。
「誰だ……誰だ? ここはどこだ、何がどうなったんだ」
「そんな事よりリッツ、エミリィは? エミリィは無事なの!?」
あの冷静なマルムが、珍しく焦り取り乱している。
その横ではリッツが、硬く拳を握って正面を睨んでいた。
そこに神はいた――全ての戦士を見守り、その魂に報いる神が。
「わしはオーディン、ここはバルハラ宮殿……お前たちは戦い破れ死んだのだ」
槍を携えた老人が、温かな眼差しで私達を睥睨していた。
その瞳は見る者を称えているようであり、哀れんでいるようであり……
何より、試そうとする意志がかいまみえる。
「僕達は、死んだ……じゃあ、エミリィは!?」
マルムの問いにオーディンは、静かに手を天へと翳す。
宙に突如、ぼんやりと映像が浮かんだ。
その瞬間、私は全てを思い出した――最後の瞬間まで、私は記憶していた。
「あ、ああ……あれは、エミリィ」
巨大な蜘蛛の巣にはりつけにされた、御嬢様の姿が映し出された。
その下腹部は、今にも破水せんとする妊婦の如く膨らんでいる。
半開きの瞳にはもう、光はなかった。
「リッツ、エミリィが! 助けなきゃ、エミリィを……リッツ、ねえリッツ!」
「……落ち着けよ、兄弟」
「これが落ち着いて居られるかい? 冗談じゃない、このままじゃ――」
「落ち着けって言ってんだろぉが! 兄弟っ! ……俺ら、死んでんだぜ」
慌てふためくマルムも珍しいが、それを強い言葉で一喝するリッツを見るのも始めて。
私はただ、黙って御嬢様を見詰め続けた。
「勇者達よ、よく見ておくがいい……己の非力さゆえの敗北を、心に深く刻むのだ」
オーディンはただ、静かに言葉を紡ぐ。
その声に面をあげたリッツの、血走り充血した目がカッ! と見開かれた。
マルムもただ、呆然と見詰める……御嬢様の最期を。
次第に鮮明さを失い、輪郭がぼやけて光り出す映像。
その中で、御嬢様の膨らんだ腹が裂けて大量の蜘蛛が飛び散った。
同時にオーディンの生み出す幻像が、眩く輝き集束してゆく。
それは光の球となり、その中心に見慣れた愛しい姿を生み出した。
御嬢様が今、生まれたままの姿でふわりと宙から舞い降りてくる。
黙ってリッツは、両手を広げてその体を受け止めた。
傍らで見守るマルムも、心配そうに覗き込む。
「そんな、エミリィ……守るって、言ったのに……」
「泣くなよ、兄弟。おい、ポンコツもこっち来いよ」
御嬢様の死に顔は安らかだった。
その体を抱きしめ、リッツは悔しさに唇を噛む。
「クソッ! 俺があの時もっと……畜生っ!」
「僕も迂闊だった……調子に乗ってたんだ、それでアシュラに」
それは私も同じ――そして恐らく、御嬢様も。
後悔にくれる私達にその時、オーディンの意外な言葉が投げかけられた。
「勇者達よ……戦いを続ける勇気はあるか?」
……私達はこの時、一つの意志となって現世へと蘇り……再びアシュラへ向って武器を取った。
>>94 THKS
オーディン倒すまでは出来たアレですね
なんか新スレになってから、怒涛の連携投下で凄く嬉しいんだが
俺のオティンティーヌがフルスイングでLPが持たないっ!
>>94-98 やはり陵辱モノは最高ですね!!
しかも異種姦とか興奮が止まりませんよ!!!!!!!!
今度どなたかメカ×人間女(またはエスパー)の陵辱モノお願いします!!
ふぅ〜、自重、自重。
しかも新作から読んでいたけど、良く見たら
>>89-92が女に弄ばれる男的なシチュで
またもや興奮が止まらない!!!!!!
いいですよね、逆レイプって!!
こんな時間に鼻息荒くしながら書き込めるなんて嬉しい限りです!!!!
ふぅ〜。
このスレって人多くない?
個人的には正統派カップルの長編希望しています。
てことで保守代わりに投稿。
T260GとT260G編で仲間になるメイレン、エミリア、アニーのお話。
ウィーーーン……ガチャンッ。
クラッシックな機械音を響かせながら、走行と回転を繰り返すロボットアームが最後のパーツを取り付ける。
「終わったぜ」
中島製作所の社長兼工場長でもある中島は帽子を脱いで汗を拭った。
ユニコーンの姿を模して作ったボティタイプ9。T260Gは早速動作のチェックにはいる。
「攻撃性能良好防御性能良好移動性能良好…各部正常。現時点で稼働状況極めて良好、問題なし」
「そりゃそうさ、問題があったら困る。何せこのタイプ9は中島製作所が威信を賭けて世に送り出す
ボディだからな」
自慢の髭を撫でながら中島は語った。
いい出来だった。ユニコーンの美しさ、気高さ、そして力強さに溢れている。
超銅金製のボディを軽く弾くとコーンッ、と軽快な音がこだました。
それにしても、と思う。トリニティの連中は、こいつの本当の機能を知ったらどれほど仰天するのだろう。
満足げにニヤニヤとしまらない笑いを浮かべる中島社長を尻目にT260Gは特別仕様モードの
プログラムと各種装備の稼動チェックを進めるため、かつてRB3と共に戦ってくれた仲間たちへと
連絡用の通信回路を開いた――。
「いやぁぁぁあああッ!!」
下着もつけていない陰裂に直接食い込む感覚にメイレンは絶叫した。
非力な彼女の腕では脚につけられた鉄製の錘の重量に耐えられず腰を浮かすことすらできない。
その苦痛の恐ろしさは当事者でなければ分からない、想像を絶するむごさであることを痛感した。
メイレンの全身から脂汗が噴き出した。
その悲鳴と汗の量が彼女に襲いかかってくる苦痛の激しさを物語っていた。
「ひぃぃぃッ!助けて!降ろして!股が裂けてしまうわ!…はぅッ!?ふぁぁぁあああッ!!」
陰裂に食い込む最頂部の縁が振動し、もう一度メイレンは悲鳴を挙げることとなった。
クリトリスに伝わる振動が激痛の中に快楽を生み出していた。
(どうしてこんなものに乗ってしまったの…)
後悔してももう遅い。
ユニコーン型のボディタイプ9はとても優雅であり、メリーゴーランドの馬を想像させるその姿は、
少なくともメイレンにとって好奇心を刺激するには十分だった。
目の前で4本の脚をかがめられ、背を差し出されると、思わず腰を掛けてしまっていた。
T260Gが立ち上がると、一気に変化が起こった。
金属製の胴の両側から出てきた隠しアームは、素早い動きでメイレンの両脚に錘をつけると、
唖然とするメイレンを尻目に彼女の衣類を全て器用にも取り去ってしまったのだ。
最後に残ったショーツは、鋏に先端の形を変えたアームが腰の両側から切れ目を入れて、
もう一方のアームがするりと引き抜いていた。
素っ裸にされたメイレンだったが、それで新型ボディの機能は終わりではなかった。
メイレンが腰かけたユニコーン型のボディの背中の部分が徐々に角度を増していき、屋根の
ような二枚の板が六十度ほどの角度で組み合わされている形に早変わりしてしまったのだ。
哀れな犠牲者第一号であるメイレンは全裸で三角木馬に跨らされた格好となった、しかもその
脚に鉄製の錘をつけられるというおまけつきだ。
「ひぃッ!!…あぐぅッ!!……くぅぅぅッ!!」
両足が床に向かってぴんと伸ばされ、台の背が彼女の股間の柔肉を引きちぎるほど深々と
喰い込んでいた。
彼女がいくら腿に力を入れても、磨き上げられたボディの表面を空しく滑るだけだった。
それでも、苦痛と快感から逃げようと、上半身を前後左右に動かし、僅かに動かせる手足の
指先を哀れにくねらせていた。
しかし数分間耐えた後、苦痛とクリトリスから伝わる快感の刺激でメイレンは逝ってしまった――。
「……はううッ!!」
約2時間後、エミリアはメイレンと全く同じ状況に陥っていた。
形のよい乳房を揺らし、見えない何かに向かって抗議するかのように暴れるエミリア。
しかし彼女はメイレンよりも腕力はあった。渾身の力を腕に込め、木馬から身体を浮かせる。
「ほお…」
と、中島は2階の部屋からモニターでその様子を見ながら感心していた。
(だが、これは予想通りの展開。問題はここから新機能が正常に作動するかどうかだ……)
中島は一人心配そうに呟くと、部屋に連れてきたメイレンに目を落とした。
汗を滲ませて荒い息をするメイレンの労をねぎらわないといけない。
首をうなだれ、ぐったりしたままイスに座らされているメイレンの乳首を中島はそっと口に含んだ――。
「だ、誰か……ここから降ろして……」
身体を浮かせることはできたが、木馬からは一人で降りることは無理だとエミリアは判断し、絶望した。
誰か人の助けがなければ、やがてまた木馬に腰を下ろすことになるだろう。
真下を見ると、木馬の背中がエミリアの柔肉を誘うかのように不気味に振動している。
(あんなところに降りてしまったら…)
一体どうなってしまうのだろう、と考えると冷や汗が流れ、手が滑りそうになる。
あらん限りの力で踏ん張るエミリアは木馬の背中の一部が開いて男性器の形をした張り型が
飛び出してきていることに気付かない、そして……。
「ひあッ!?ひぃぃぃッ!!あぁぁぁあああッ!!」
張り型はエミリアの肉壷に狙いを定めると一直線に貫いていた。
すでに濡れていたエミリアの媚肉はその擬似男根をすんなりと受け入れる。
膣壁を擦られ、白い衝撃がエミリアの身体を走る。
「こ、こんなのいやぁぁぁッ!!」
力を失い木馬の上に落下したエミリアは苦痛に尻を蠢かせると一際高く咽び泣いた。
裂かれた媚肉の上の肉の芽は残酷な責め苦にもめげずに熱く、しっとりと泣き濡れていた。
エミリアの肉体は激烈な苦痛に苛まれながらも、苦痛の大きさに近いほどの快感が全身を貫いていた。
彼女が手足を突っ張ると、台の背はより深く股間に分け入ってきたが、それでも絶頂への快感を
貪ろうとする本性のほうが強く、そのまま二重、三重の快感で逝ってしまった――。
「……きゃあぁぁぁッ!!」
さらに2時間後、アニーはメイレン、そしてエミリアがたどった道を見事に踏襲していた。
しかし三人の中で最も運動神経が高いアニーは張り型に貫かれた瞬間、ユニコーンの首筋に
しがみついていた。
ズチュッ、ズチュッ、と卑猥な音を立てて肉壷の奥まで貫かれる。
「はひぃぃぃ…、も、もう……や、やめてぇッ!!」
紙一重で木馬に落ちないアニーの肉壷を張り型は一定のリズムで責め続ける。
台の表面には淫らな分泌液が滴り流れた。
「こりゃあ、予想以上の大奮闘じゃないか」
ベッドの上で四つん這いにさせたメイレンとエミリアを指で責めながら中島は唸っていた。
ああっ、と切なげな二人のよがり声が防音壁に包まれた部屋中に響き渡る。
どうやら元気を取り戻してくれたようだ、中島は肉壷の中で指を折り曲げると、激しく性感帯を擦り続けた。
ベッドの上に突っ伏した二人の膣壁が指をキュッと締め付けている。
どろどろになった両手を二人の肉壷から離すと、一滴残さずなめ取った中島はT260Gにファイナル
モードの信号を送った。
ファイナルモードは凄まじいの一言に尽きた。
アニーの尻の穴にもう一つの張り型がつきささり、たわわに実った両乳は飛び出してきた
クリップにより、その先端の蕾を挟まれると同時に、微弱な電流が流されていた。
アニーは抗ったが、高まっていく自分の情欲を抑えきれず、陶酔の坩堝にのめりこんでいく
自分の情けなさに涙を流していた。
彼女の気持ちとは裏腹に、股間には多量の蜜が溜まっていた。
そのまま大きく仰け反ると木馬に柔肉を食い込ませたアニーは声にならない声を挙げていた。
「………………ッ!!!!」
隠しアームがアニーの両脚を掴むと激しく揺さぶりを掛けた。
木馬の背中もマッサージ器のように動き出し、クリトリスを挟むと揉みつぶすように何度も
執拗に動いていた。
「ひぐぅッ……あうぁ……たすけ……ひぃぃぃッ!!!……」
魂の消えんばかりの悲鳴が高い工場の天井にこだました。
涙と涎にまみれながら、何とか快楽から逃れようともがくアニー。
木馬をギシギシと鳴らしてアニーの白い肉体が激痛にのたうった。
その動きはまるで自分から女の亀裂を、牙をむいた木馬の背に擦りつけているようだった。
中島がモニターを拡大すると、アニーは白目を剥き、何度も気をやりながら痙攣を
繰り返しているところだった。
このままではアニーちゃんが壊れてしまうじゃないか、と慌てて中島は部屋を飛び出し、
T260Gの非常用電源を落とした。
うつろな目のまま口元に笑みを浮かべてぐったりするアニーを二階へ運ぶと、急いで気付用に
膣内射精を施してやる。
舌をれろれろと絡めて人工呼吸を行なうと、アニーが苦しそうに息を吐き出した。
舌と肉棒を差し込んだまま抽送を繰り返し、彼女の回復を待つしかない。
実験に付き合ってくれた被験者たちへのせめてものお礼と、今後の彼女たちの協力を
当てにしてのアフターケアだ。
経営方針を変え、戦闘用から娯楽を目的とした機械作りへシフトしていくには彼女たちの
協力、特に実体験によるデータの採取は欠かせないはずだ。
確実な協力が見込めるように、念のために3人の痴態は録画してあるが、どうやらそれも必要なさそうだ。
床では大の字になったメイレンとエミリアが、愛液を漏らしながら特大のバイブレーターを秘所に
咥えこんでいる。
幸せそうな二人の寝顔を見ながら中島はアニーの中に出していた――。
中島と取引をしたT260Gはボディの変更をせずにボロへと向かっていた。
このボディは人間の女性を喜ばすことができるボディとして開発されたのだ。
きっとローズマリー様も喜んでくれるだろう。
中島社長が言うところの“あへ顔”こそが人間の至高の悦びを表す表情らしい。
最後のアニーの表情がその“あへ顔”だったそうだが、T260Gには理解できない。
ただ再生した画像の中でアニーは『壊れちゃう…』とひたすら口にしていた。
『壊れる』ことと“あへ顔”にはどのような因果関係があるのだろうか。
端末で検索しようとすると、メイレン、エミリア、そしてアニーの気持ちよさそうに楽しむ様子が
メモリ内にフラッシュバックしてきた。
検索をやめ、静かに省エネモードに入る。
2時間32分と50秒後に懐かしいボロへと帰還した。
大地に降り立ったT260Gに駆け寄るローズマリー。
そしてボロの大地は、雲ひとつない蒼天に響き渡ったタイム隊長の絶叫を皮切りに、
再び騒動の幕が持ち上がるのだった――。
108 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 07:41:00 ID:lsxqHnlh
>>104 GJ!デストロイモードに変形するかと思ったらそんな事はなかったぜ!
ひょっとして先日、アセルスのSSを投下された方でしょうか?三角木馬への愛を感じるぜ…
>>108 Yes、同じ投稿者です。
木馬が好きなんですよ、フヒヒ。
こんな変態がいるなんて日本がいい意味で心配だ
がっかり記念に魔界塔士の小ネタを投下
パーティー構成
人間女 :大陸世界から来た主人公。
人間男1 :海洋世界出身、人間女に気がある。
モンスター:オーガに変身中。
人間男2 :空中世界から参戦、新入り。
「なあ、俺たちもうお友達だろ?そろそろ一発ぐらいさ……な?」
「一晩3,000ケロだ。現金で用意出来るなら相手してやるぞ」
「な…、か、金取るのかよ!」
「オーガなら一晩5,000ケロくらい出してくれるぞ。抜かずの五発を相手にするのは大変だけどな。
ま、お前ならお試し価格、2,000ケロで手を打とう」
「こ、この淫売!」
「なんとでも言ってくれてかまわんよ。そろそろ武器を買い増したいんだ。
お前が買わないなら町に出かけて白虎親衛隊の連中でも引っ掛けるさ」
「ちょ、ちょちょ、ちょっとまて!まてまて!せ、1,500ケロ。な!戦友のよしみで!頼む!」
「そんなに溜まってるのか?口だけだったら500ケロでやってならんこともないぞ」
「そりゃ魅力的だな……いやでもやっぱり本物の穴が……うおぉおお!」
「仕方のないやつだな。1,500ケロ。今夜だけだぞ。これで下手糞だったら去勢するぞ」
「あ、ありがてぇ!」
「よお、先輩!今夜の予定はどうなってます!」
「新入りか!悪いが、たった今このぼんくらと約束を――」
「8,000ケロ。それと美味い店を予約してあるんですが」
「是非お供させてもらうわ、いつも悪いわね」
「ちょま!ちょ!俺、先約だろ!」
「500ケロやる。オーガ相手にフェラでもしてこい――」
サガってもう続編でないの?
SS載せさせていただきます
ビューネイXユリアンのシャドウサーバント
気がつくと日本昔話風になっていました
昔々、ロアーヌと言うところにユリアンと言うたいそう元気な若者がおり
ました。ユリアンはモニカ嬢とその兄でロアーヌ侯のミカエルに取り立て
られ大事にされておりました。
「何か面白い冒険がしてみたいなあ。おいしい料理も食べたいなあ。」
ユリアンが或る日そうつぶやくとしっかり聞いていたミカエルが言いま
した。
「本当にそう思うなら、ほれ、あの山にゆくがよかろう。」
ミカエルは山を指して言いました。
「ミカエル様、あの山には何があるんですか。」
「あの山には栗でも柿でも何でもある。しかも、あの山には恐ろしい魔
貴族も住んでいるのだ。お前の望みが両方ともあるぞ。」
ユリアンは魔貴族と聞いてドキリとしました。魔貴族は人間に悪さをして
楽しむのが大好きで、しかも手がつけられない程に強いからです。ユリアンは
一人じゃ危な過ぎるかもと思いました。
「ユリアン、お前にこの三枚のお札をやろう。これを使うと色付きのシャ
ドウサーバントが使えるのだ。まあ見つからずに済むのが一番だ。」
「ではミカエル様行って来ます。」
ユリアンは山でたくさんおいしそうな食べ物を集めました。魔貴族が来る
かなあとドキドキしておりましたが魔貴族の家来しかいませんでした。魔貴
族の家来をかっこよくやっつけながらユリアンはこうしてたくさん食べ物を
集めました。気がつくともう日が暮れておりました。
「ああ、大変だ。早く下りなくっちゃ。」
ユリアンは急いで山を下りようとしましたが、思っていたよりも早く日は
沈み、山を下りる前に暗くなってしまいました。
「どうしよう。帰れなくなっちゃった。」
あたりはすっかり暗くなって歩くのも危なくなっていました。おまけにい
つ魔貴族が近くにいてもわからなくなってしまいました。
「困ったなあ。どこかに隠れれる所があったらいいのになあ。」
ユリアンが火を起こして灯りを点けようかその前に歩き回ろうか考えてい
ると、そこに灯りを持ったおばあさんが通りがかりました。
「おやおや、道に迷いなさったかな。ここは危ないから、わしの家に泊ま
りなさい。」
「わあ、ありがとうおばあさん。」
ユリアンはおばあさんの後についてどんどん歩きました。
ユリアンとおばあさんはおばあさんの家に入りました。
「ユリアンと言うのかね。今日はユリアンどのの取った物を少し使ってお
いしい料理を作ってやろう。たんと召し上がれ。」
おばあさんが作った料理はとてもおいしくてユリアンはたくさん食べまし
た。そのうちユリアンは眠くなって、おばあさんの案内で寝床についてぐう
ぐうと眠り始めました。
ユリアンはとても気持ちよく目を覚ましました。
(ああよく寝たなあ。もう朝かなあ。)
ユリアンは外を見ようかと思いましたが、よく考えるとユリアンが寝てい
た部屋には日が差すところがどこにもありませんでした。ユリアンは入って
きた戸を開けようかと思いましたが、全く開きませんでした。
(おかしいなあ。まるで閉じ込められたみたいだなあ。でもおばあさんを
起こすと迷惑になるだろうなあ。)
ユリアンはそう考えると、部屋をぐるぐるあちこち見て出口を探してみま
した。すると、壊れやすそうな壁が見つかりました。
(でも壁を壊しまでして部屋からでる事はないなあ。また寝なおして、お
ばあさんが開けるのを待とう。)
そう考えてユリアンは寝ようとしましたが、戸の近くに気がついて、そこ
から向こうを覗きました。するとそこにはおっぱいとおしりの大きなきれい
な女の人がおりました。
(あれえ?おばあさんの娘かなあ?)
ユリアンは不思議に思いましたが、女の人が何か言ってるのを見て、耳を
澄まして聞いてみました。
「ふふふ、ユリアンとやら、きっといい声で喘ぐだろうねえ。ふふふ、聞
くのが楽しみだよ。この魔貴族のビューネイのエッチなイタズラで人間が悲
鳴をあげるのは本当にいい楽しみになるよ。たくさん食べた分、たくさんも
だえてもらいたいねえ。」
ユリアンは震え上がりました。足音を立てないように壊れそうな壁まで行
って外を見ると、もう日はのぼっていました。しかしユリアンはお札を持っ
ていることを思い出しました。ユリアンはお札を一枚使ってシャドウサーバ
ントを取り出すと、小声で命令しました。
「ビューネイが来たら、エッチなイタズラに付き合って時間稼ぎをしてお
くれ。」
命令をすると、ユリアンは壁を壊し、布団で壊れた所を隠すと外へ飛び出
しました。
しばらくして、ビューネイが部屋に入ってきました。
「おはようユリアン。よく眠れたかしら。わたしは魔貴族のビューネイ。お
前にエッチなイタズラをしていじめてやろう。さあ怖がれ怖がれ。」
「うわあ!魔貴族だあ!!」
シャドウサーバントはビックリしました。
「はじめは、ユリアンのおちんちんを吸ってやろう。」
ビューネイは観念したのか自分からおちんちんを恐る恐る突き出したユリ
アンの前に座り込むと、ユリアンのおちんちんをくわえました。ビューネイ
はくわえたおちんちんを舌でなめたり揺さぶったり押し付けたり、軽く噛ん
だりしました。おちんちんを奥までくわえ込んだり口の外に出したりもしま
した。
(おかしいなあ。これだけすればもう出してしまうはずなのに。)
ビューネイは不思議に思いました。さっきからユリアンは叫んでるばかり
で一向に果てないからです。
「はっ、これはシャドウサーバント!!」
ビューネイはユリアンの正体に気がつきました。よく見ると壁が壊れてい
ました。そこは別のしわくちゃの魔貴族が理想の通りに作ったかっこいい影
の体を披露した時、勢い余って壊したところでした。
「待てえええ!!!待てえええ!!!ユリアン待てえええ!!!」
ユリアンは必死に山を駆け下りていましたが、ビューネイの怒鳴り声に驚
いて振り向きました。まだ遠くですが、そのうち追いつかれてしまいそうで
した。ユリアンはまたお札を使う事にしました。
「ここで、転んで動けなくなったフリをして、ビューネイのエッチなイタ
ズラに付き合って時間稼ぎをしておくれ。」
そう言うとまたユリアンは駆け出しました。
ビューネイはうずくまっているユリアンを見つけました。
「うう、なんてマヌケなんだ。」
「そこにいたかユリアン。さあ、今度こそイタズラをしてやるぞ。服を脱
げ。」
言う通りに服を脱いだユリアンは、背中をビューネイになめられました。
ビューネイは背中をなめながら、おちんちんを片手でこすったり指で弾いた
りして、もう片方の手で金玉をくすぐったりもんだりしました。途中で金玉
をいじっていた手でユリアンのおっぱいをつねったり、背中をやめてわき腹
をなめまわしたりしました。
「どうだユリアンまだか。」
「ああっ!まあだまだ。」
「どうだユリアンまだか。」
「ひいっ!まあだまだ。」
「ええいじれったい!!」
ビューネイはユリアンをしっかりと抱きしめると、思いっきり口づけをし
ようとしました。しかしその時気がつきました。
「はっ、またもシャドウサーバント!!」
ビューネイは地団駄を踏んで悔しがりました。目から火が出そうなくらい
に怒りました。
「待てえええ!!!ユリアン待てえええ!!!逃がさん、お前だけはああ
あ!!!」
ユリアンは驚いて振り向きました。ユリアンは昨日歩いた事がある道を見
つけたので、山を前よりも早く下りる事が出来ました。しかしまだ下り切っ
ていませんでした。ユリアンは最後のお札を使いました。
「ここで謝ったフリをして、ビューネイのエッチないイタズラに付き合っ
て時間稼ぎをしておくれ。」
そう言うとまたユリアンは駆け出しました。
ビューネイはブルブルと震えて土下座をしているユリアンを見つけました。
「見つけたぞユリアン!!!」
「ごめんなさいビューネイ様。もう逃げたりしません。」
「そうか、では、たっぷりといじめてやろう。」
そう言うと、ビューネイはとても大きなおちんちんのニセモノを取り出し
ました。シャドウサーバントは、おとなしくおしりを突き出しました。
「さあ、いい声で泣け。」
そうビューネイが言った時、ブルブルと震えていたシャドウサーバントが
叫びました。
「うわあああ!!!やっぱりいやだあああ!!!」
驚いたビューネイをとんぼ返りで飛び越えると、シャドウサーバントはビ
ューネイをうつぶせに倒してつかんで、ビューネイの大事な所におちんちん
をつきたてました。
「こらっ!!やめなさい!!」
ビューネイはシャドウサーバントを叱りましたが、シャドウサーバントは
止まりませんでした。
「やめて!!やめなさい!!こらっ!!」
しかしシャドウサーバントは止まりませんでした。ビューネイは泣き出し
ました。
「うわあん!うわあん!やめてえ!!」
「まあだまだ。まあだまだ。」
ビューネイは泣きながら力を振り絞ると、思いっきりユリアンのシャドウ
サーバントにお尻を突き出して消しました。
「うええん。魔王様と同じ所にムシケラが入れちゃった。」
ビューネイはオボコではありませんので血は出ませんでしたが、ユリアンが
ますます許せなくなりました。
その頃ユリアンはミカエルのお城にたどり着きました。
「大変ですミカエル様。魔貴族のビューネイに追いかけられてしまいまし
た。」
するとミカエルは自信たっぷりに言いました。
「ユリアンお前はお城の奥に隠れていなさい。」
間もなく、お城の門をドンドンと叩く音と怒ったビューネイの声が聞こえ
てきました。
「ユリアンはどこだあああ!!!ユリアンはどこだあああ!!!」
それにこたえる様にお城の門が開いてミカエルが出てきました。
「わたしがロアーヌ侯のミカエルです。わたしがロアーヌ侯のミカエルで
す。わたしがロアーヌ侯のミカエルです。」
ミカエルが落ち着き払って言いました。しかし三回言った時に、ビューネ
イはミカエルを右と左から勢いよく思いっきり、大きな御餅ではさんでしま
いました。ミカエルを御餅ではさんだビューネイはお城の中を歩き回りまし
た。
「ユリアンはどこだあああ!!!ユリアンはどこだあああ!!!」
歩き回るビューネイの前に、モニカ嬢が立ちはだかりました。
「ユリアンがどこにいるか知っている人がいます。ユリアンは逃げました
。ここのお屋敷にいる女の人と三日間お付き合いをすれば教えてくれます。」
「それはどうもご親切に。ありがとうございました。」
そういうとビューネイは飛ぶように去っていきました。カタリナがミカエル
をはさんだ大きな御餅をもぐもぐと必死に食べていると、同じようにもぐもぐ
と必死に食べていたミカエルと口づけをしてしまって、二人とも顔が赤くなり
ました。
モニカ嬢はお城の奥に隠れていたユリアンの所にいきました。
「もう大丈夫ですよユリアン。」
「わあ、よかったよかった。めでたしめでたし。」
ユリアンははしゃぎました。モニカ嬢もはしゃぎました。
「とってもきれいな魔貴族でしたねえユリアン。何をして怒らせたんです
か?」
「それはわたしにもわかりません。シャドウサーバントしか知りません。」
その後、モニカ嬢に言われた屋敷を訪ねたビューネイは、一日でユリアンの
ことなんかどうでもよくなりました。家来に話す話の種になるとおもってお屋
敷の主人の相手をしましたが、三日目の夕方に気分が悪くなって影のように消
えてしまいました。アビス空間で本物のビューネイは寝込んでしまいました。
(めでたしめでたし)
本物も影がユリアンのシャドウサーバントにされたのと同じようにレイプの
ダメージは受けたって事で
あと、勿論ユリアンにはシャドウサーバントがしていることは伝わりません
123 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 00:50:56 ID:vJDaRev5
モニカお嬢様が教えたお屋敷の女の人は勿論あの森の教授さんです
124 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 00:54:40 ID:vJDaRev5
すいません後書きはここでおしまいです
>>113 よぉ先輩でアホほどフイタ
この辺の雑さがGBだなwwww
あらくれ的ノリが読みたかったGJ
:.:/:.:.:/:.:.:./:i:.:.:.i:、:.\:.:.:.:.:il:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:ヽ:.:ヽ
/:.:.:/:.:.:./:.:.:./i:.i:.:.:.:i:.:.l:.:.:.ヽ:.:.:.il:.:.:.:.:.:.l:.i:.:.:.:.:.l:.:.:!
l:.:.:.:/:.:.:./:.:.:/il:.:l:.:.:.:.il:.:.i、:.:.:ヽ:.:.i|:.:.:.:.:.:l!:.l:.:.:.:.:l:.:.:l
|:.:.:/:.:.:.l:.:.:./ il:.:i!:.:.:.:.il、:lヽ:.:.:.ヽ:.il:.:.:.:.:.:il:.:l:.:.:.:.l:.:.:l
|:.:.l:.:.:.:.|:.:./ |:.!l:.:.:.:.:ilヾ! ヽ:.:.:.:l:il:.:.:.:..:.ij_:|:.:.:.:.|:.:.l
l:.:.l:.:.:.:.|:.:/ l:i l:.:.:.i| i! ヽ:.:.:l:i!:.:.:.//´_`ヽ:.:l:.:.!
|:.:l:.:.:.:.:l:/二ー-i! |:.:.:|ーli 二ヽ:i:i:.:.:// ,'::::::! l:.:l:.:l もしもし
|:.:il:.:.:.:i:lヽ ト'`l`i l:.:.| '"´ト'`l`/li:// ,'::::::::i /:.l:.:l パトロールですか?
l:.:!l:.:.:.:lゞ、_`ー' )-‐ヾi(´ `ー',)=l、/ ,':::::::://:.:.l:.:l 基地外がいるんです
.!:i li:.:.:.l::l ` ̄ l i!  ̄ ̄〃 i、ヽ:::::::://i:.:.:.l:.:!
l:! li:.:.:.l::l | /:::ヽ \ヾ!:.:!:.:.:l:.l
. l! !:.:.:l:i:l ` ,/-‐、::ヽ V 7:.i:.:.l:.!
i! |:.:.l:i:::ヽ、 ニニュ r'-‐‐=、 ヽj Y:.:.i:.:.l:|
!:.l:.i:i:.:.:.i\ / ̄\ ` .l:.ヾi:.:l:!
_,. |:.i:.:i:ii:.:i:l ヽ、 `ニ ̄ヽ l`ヽ、;j
,イ |´ |:.:.:.:i:.ii:.ll  ̄_,. -‐フ 〉 / `l ヽ、
/ | ヽ、 |:.:.:.:l:.:ii:l| /,.-ー ノ`! /i / / \
ヽ ヽ、!:.l:.:l:.:ii:ilー// / ,.イ /:.:l / /
ヽ 、 ヽ |:.l:.:.l:.ii::l/ / / l /:.l:l:l -‐ ' /
` ヽ、l:.:l:.:.l:i/ / | l:.:l::l:l:|-‐ '
最近の嵐は携帯からしか投稿しないから、AA貼るといいみたいw
?!?
こんなとこに誤爆してたw
珍しくスランプだ
思い浮かばん
と思ってたら出来た
イフリートXフラーマ
フラーマの塔は完全に包囲されていた。包囲しているのはテオドールが
率いる者達で、皆、主人を疑う事無く従っている。フラーマが逃げ延びる
望みは薄かった。
騎士達が今にも塔に突入しそうな様子を見てテオドールが言った。
「お前達は魔術師を逃がさないようにしていればいい。あいつめの火の
術は侮れんからな。わたしは対策が練ってある。突入はわたしだけに任せ
ておけばよい。いいな?わたしが出てくるまで塔には入るな。」
そう釘をさすと配下の者達は姿勢を正して気を静めた。テオドールは辺
りを改めて見回した。頃合だと彼は思った。
「ではわたしは突入する。くれぐれも塔には入るなよ。」
テオドールは塔の中に姿を消した。
テオドールの姿をした存在が塔を登っている。そいつはフラーマの階へ
の階段を目の前にして、正体を現した。この変装が通じる相手ではないだ
ろう。変装で全力を出せないせいで負けては何にもならない。イフリート
は正体を見せて階段をのぼりきった。
フラーマとイフリートが対峙した。
「要求は言ったはずだ。応じないなら、力づくでも、殺してでもうばい
とる。」
「かえれ!」
イフリートはフラーマをじろじろと見た。火の術についての対策は万全
のようだ。しかし自分もまた相手の得意とする所を恐れない。強硬手段に
出てみてもやはり持久戦になった。
(それにしても、悪くない。)
イフリートが相手をねめ回しつついやらしく笑った。
(いや、悪くないどころか上玉だな。)
イフリートが二度、三度うなずいた。
「いや、殺してでもと言うのは撤回しようかな。」
イフリートがつぶやき、フラーマがそれをいぶかしんだ。イフリートが
フラーマに近づいてきた。
「どうせ、お互い決定打はできなさそうだし。」
フラーマがイフリートの意図に気がついた。
「追いかけっこでもして楽しむか。」
イフリートが手を伸ばして走ってきた。
フラーマも逃げ出した。しかしたちまち追い詰められて、両手の二の腕
をつかまれてしまった。
「たまらん肌触りだな。魔法少女のお嬢ちゃん。」
すん、と息を吸った。
「この香りも、うむ、役得役得。」
イフリートのにやついた笑いが止まらなくなった。
「おっぱいはどうかな。」
イフリートは胸の谷間に顔を埋めた。
「おお、さっきよりも濃い香りが…大きさもや手触りもたいしたもんだ。」
「やめて!放せっ!この…。」
「この…って、このイフリートを一体どうするつもりなのかな?何も出来
ないんだろう?部下には入らないよう厳命してある。たっぷり楽しもうやお
嬢ちゃん。」
イフリートがまた胸の前で息を吸って香りを堪能し、胸の感触を顔で楽し
んだ。二の腕をつかんで放さない。時々息をする。息がかかるたび、フラー
マが身をよじる。
「く…。」
「お嬢ちゃんどうしたんだ?気持ちいいか?」
イフリートは依然として顔を密着させたままだ。不敵に喋るたびに息が胸に
当たる。
イフリートが顔をやっと胸から離したかと思うと、フラーマの顎に息
を吹きかけた。
「どうだいお嬢ちゃん。たまらんか?耐えられなくなったら、タオルの代わ
りにオレに噛み付いてかまわんぜ。」
その時イフリートが飛び上がった。いきなり背中から水を浴びせられた。
「オイコラ!!入るなって言ったよな!?」
イフリートが振り向くと、アルベルト達が立っていた。本物のテオドール
までいる。そしてアルベルトが手を合わせている。
「くらえウォーターガン!!」
アルベルトの他にも水の術に長じた者がいるらしく、イフリートは何本もの
水流を浴びせかけられて逃げ惑った。
「待て待てー!!」
アルベルト達はイフリートにウォーターガンをかけながら追い回し、いよい
よ追い詰められたイフリートに向かってアルベルトは合わせた手を向けてウォ
ーターガンをかけ続けた。
「まあ、その、うん、ありがとう。」
「お嬢ちゃんかぁ…。」
(おしまい)
……エロサガずき……エロサガずき!
おとうさんは
SaGaシリーズしんさくクル!とおもったら、FFですこしガッカリだ
それでだ おなじみのこれをおめよごしに……おい
エロサガずき!ねるな!!
またもやSaGa2秘宝伝説エロの続きを書かせていただきました。
今回は風呂でダブルフェラ、あんましエロくないかも……
>>101 メカ×エスパーガール、話が続けば書きたいので期待せずまってホシイ
私はT260J、個体識別名テムジン――御嬢様をお守りする戦闘メカにして執事である。
死闘を制した私達は、アシュラが残した最後の罠をも撃破……神官カイの救出に成功した。
この世界に君臨する神々の、その一角を倒したことは、率直に言って驚きを禁じえない。
これからも秘宝を探し、旦那様の背を追う過程で、神々との対立が待っているのだろうか?
そしてこの世界の神は――
「テムジン、ピカピカになったよ! まるでしんぴんみたいだね、ふふふ」
突如湯を浴びせられて、私は思考を中断させた。
振り返れば、エミリィ御嬢様の眩しい笑顔。
ここはアポロン神殿、大浴場……主の好意で、私達は旅塵を落し一息ついている。
久しぶりに平和な時間が訪れ、私はしばし村での日々を思い出してしまった。
御嬢様はいつも入浴に私を伴い、わざわざ自分で私の汚れを落としてくれるのだ。
幼い頃からずっと変わらず、御嬢様は私のようなものにもお優しい。
「つぎはわたしの番! テムジン、いつもみたいにシャンプーしてちょーだいっ」
そう言って御嬢様は、私の前にチョコンと座ると固く目を閉じる。
私はいつも通り細心の注意を払って、たおやかな金髪を梳いた。
幾つになっても御嬢様は、こんな所は変わらない……こんなにも躯は発育著しいのに。
「おいおいエミリィ、お前まだ一人で風呂に入れねぇのかよ……ポンコツも大変だな」
湯気に煙る湯船の方から、呆れたようなリッツの声。
余計なお世話である……これでも御嬢様は日々進歩しているのだから。
最近はシャンプーハットがなくても、ちゃんと我慢できるようになった程だ。
「んー、だってー! ひとりでおふろは、こわいもん」
シャンプーを泡立てて、御嬢様の髪を洗う。
おいたわしや、長旅でお美しい髪にも少しだけ痛みが……ルックス2%低下を確認。
「でもリッツー、アポロンさんてすっごいイイ人だねー」
「そうかぁ?」
御嬢様は私の前で、ギュムと固く目をつぶりながらリッツを振り向いた。
湯船から返る声は何気ないが、私と共有する疑問をリッツは上手く隠してくれた。
「だってさー、ひほうもくれたし、色々おしえてくれるし……おふろ貸してくれたし!」
御嬢様は無邪気で無垢で、人を疑うことを知らない。
しかし、そんな御嬢様を守る私達はそうはいかないのだ。
この世界の神、アポロン――無欲で物腰穏やかな紳士だが、果たして真意は?
「まあ、今は判断できねぇな。この世界の街はどこも平和だしよ。それに……」
「それに、秘宝への執着がまるでない。或いは、見えないのか」
リッツの言葉尻を拾って、マルムが大浴場へと現れた。
冷やかすような口笛を吹いて、リッツが湯船に立ち上がる。
……この時まだ、私達はアポロンの本性に気付けずにいたのだった。
「兄弟、俺が言うのもなんだけどよ……その格好、いいねぇ」
「ん、まあ一時的なことだから。食い合わせが悪かったかな」
私はエミリィ御嬢様の髪をシャワーで流しながら、改めてマルムの姿を振り返った。
モンスターは他のモンスターの肉体を摂取することで、突然変異する。
進化したり退化したりを繰り返しながら、全く違うイキモノになるのだ。
そしてそれは、時に性別すら反転してしまうのだと私は学んだ。
「でもマルム、きれい。わたし、いいとおもうな」
頭を左右に振って水気を払いながら、御嬢様が目の前で立ち上がった。
そのしなやかな肢体は起伏に富み、柳腰は細くくびれている。
お美しい……私の中の御嬢様フォルダはもう、五度目の圧縮の時期を迎えている。
しかし今日のマルムは、御嬢様に勝るとも劣らぬ美貌だった。
「僕としては困るな」
「え? どして? どんなすがたでも、マルムはマルムだよ」
「そうは言うけどね……僕は基本的にオスの体がいいよ」
「ふーん、そうなんだ。やっぱりおとこのこがいいんだ……」
妖艶な笑みを浮かべる美女が今、湯煙の中に佇んでいる。
それは今日、メドューサに変化したマルムその人だった。
タイルをこする音を連れてマルムが歩み寄れば、次第にその姿が露になる。
御嬢様よりも豊満な、肉感に溢れた扇情的な美は上半身だけ。
下半身は鱗に覆われた、見るもおぞましい大蛇。
マルムは重力に逆らい曲線を描く、大きな胸の双房を揺すって御嬢様に並ぶ。
「すごーい、マルムのおっぱいおっきー! ふふ、ママみたいー」
無邪気に抱き付き、マルムの胸の谷間に顔を埋める御嬢様。
私はといえば、入浴の度に取り続けていた記録を更新する……センサー、誤差修正。
御嬢様は上から、89のE-58-90……前回、巨人の街でのデータと変わりなし。
ついでだからマルムのデータも採取……98のG-60-94、保存せずそのままゴミ箱へ。
「相変わらず甘えん坊さんだね、エミリィは。いつまでたっても子供のまま」
「えー、そうでもないよ! わたしも大人になったよ、ニンジンも食べれるしー」
そう、御嬢様だって成長しているのだ……恐らく確実に、多分絶対に。
シャンプーハットも卒業したし、ニンジンも食べれるようになった。
しかし私の中ではいつまでも、御嬢様はあの日のまま……それは二人にとっても同じだろう。
甘えるように頬擦りする御嬢様を抱きしめ、マルムはリッツと目線を絡めて肩を竦めた。
「ママのおっぱいが恋しくなっちゃったかな? エミリィ」
「今ならまだ帰れるぜ? 秘宝も結構集めたしよ……」
マルムとリッツ、二人の言葉に私も同意の念を重ねたが。
静かに御嬢様は首を横に振った。
「ううん、ときどき帰りたくなるけど……わたしパパを探すよ。みんながいてくれるもん」
……健気な御嬢様が過酷な現実に直面し、旦那様の真実を知るのは……このすぐ後だった。
エミリィ御嬢様を胸に抱き、その頭を優しく撫でるマルム。
懐かしさが込み上げたのか、御嬢様は存分に甘えて抱き付いた。
「あのね、マルム……んと、その……」
「いいよ、エミリィ。僕が今だけママになってあげる」
マルムの言葉に恥ずかしそうに頷いて、御嬢様は赤子のように乳首に吸い付いた。
御嬢様の体を抱き上げると、マルムはとぐろを巻いて自分の下半身に腰掛ける。
やはり御嬢様は無理をしていたのだろう……本当はお寂しいのだ。
その寂しさを普段は忘れていられるのは、きっと二人の仲間がいてくれるから。
私も微力ながら、僅かばかりの支えになっていれば嬉しいのだが。
「ふふ、エミリィ赤ちゃんになったみたい」
「はは、でも兄弟……まさか、本当に……」
「出るわけないよ、リッツ。まあ、産卵期になればどうだろうね」
「うっ、やっぱり卵なのかよ……げげぇ、想像しちまった」
今のマルムは間違いなくメスだと、生物学的にあらゆるデータが証明している。
その繁殖方法は謎だが、御嬢様には母性を感じずにはいられないようだ。
夢中でマルムの乳房を両手に、その乳首を吸っている。
徐々にマルムの息が荒くなり、頬が上気して赤みがさしてきた。
私の傍らで見守るリッツも、その下腹部へと血液が集中してくる。
「ん、ふ、ぷあ……ママ……」
「エミリィ、ほら……リッツもテムジンさんも見てるよ」
唇を離した御嬢様の形良い顎を、指でクイと上げて。
マルムは媚惑的な笑みを浮かべて、御嬢様とくちづけを交わした。
湿った音が大浴場に響き、互いの唾液が入り混じって行き来する。
互いの呼吸を貪るような、舌を絡めあいながらのキスは長時間続いた。
ほうけた顔で御嬢様が離れれば、光の糸が唇の間を結ぶ。
マルムはその残滓を味わうように、先の割れた長い舌で唇を舐めとる。
「ほら、見てエミリィ……僕達のこと見て、リッツがあんなになってるよ」
「ほんとだ……」
「エミリィ、リッツにおねだりしてごらんよ。僕も、今は欲しいしね」
「うん……リッツ、わたしたちに、あの、その……オチンチン、ちょーだい」
隆々と漲る逸物をヘソまで反り返らせて、リッツが二人に歩み寄る。
私も電圧が不安定になり、粒子力炉の運転が僅かに乱れた。
「キスだけでこんなに濡れてるよ、エミリィ。ほら、リッツも触ってみて」
「相変わらず頭もアソコもだらしがねぇな……可愛いぜ、エミリィ」
リッツとマルムの手が、前後から御嬢様の秘所へと触れる。
薄っすらと茂る密林を掻き分け動く、その指の動きにビクリと身を震わせる御嬢様。
……私のところからもはっきりと、御嬢様の内股を濡らす淫らな秘蜜の滴りが見えた。
湯船の縁に漉し掛けて、リッツは大きく股を開いた。
その足と足の間に、御嬢様とマルムが並んで顔を並べる。
二人は嬉しそうに鼻を鳴らしながら、そそりたつ剛直へと頬を寄せた。
「ふふ、リッツ……いつもより興奮してるんじゃない?」
「ほんとだ、リッツのいつもよりかたいみたい」
「う、うるせぇ! つーかマルム、お前暫く肉食うの禁止な」
やーだ、と悪戯っ気たっぷりな笑みを浮かべて。
マルムは先走る粘液で光るペニスの先端へと、細い指を走らせた。
同時に御嬢様も、血管の脈打つ熱い肉棒に舌を走らせる。
僅かに呻いて、リッツは二人の髪を左右の手で掴む。
マルムの頭髪はメドゥーサの名の通り、無数の蛇が蠢いていた。
幾千にも折り重なる蛇の群が、快楽に震えるリッツの腕に絡まる。
「ふふ、エミリィ……ほら、いつもみたいに奥まで飲み込んで」
「うん」
マルムに促されて、御嬢様が蕾のような唇でリッツのペニスに触れる。
その露になった亀頭を、舌先でチロチロともてあそばれるリッツ。
御嬢様は逞しいリッツの腹筋に手を当てながら、奥の奥までそれを飲み込んだ。
「リッツ、今日は僕が気持ちよくしてあげるよ……いつもより、ずっとね」
そう言うなりマルムは、御嬢様と奪い合うようにリッツ自身をくわえる。
二人は互いに涎を垂らしながら、交互にリッツのペニスを口に含んだ。
「ちょ、やべ……兄弟、どこでそんな……」
「リッツ……僕、興奮してきちゃった。あ、まだ駄目だよ、まだまだ」
今にもはちきれそうなリッツの男根の、その根元をマルムは握った。
込み上げる射精感が突然せき止められ、思わず情けない声をあげるリッツ。
「あは、リッツかわいい……ね、きもちいい? わたし、じょうず?」
「エミリィが上手すぎて、リッツは声も出ないのさ。次は……ここ」
ギチギチとリッツの屹立を締め上げながら、マルムは睾丸へと唇を寄せる。
御嬢様も見よう見まねで、逆側から吸い付いた。
この時、リッツにどれ程の快楽が押し寄せていただろうか?
機械の私には想像すら困難だが、自然と羨ましさが込み上げる。
「リッツ、最後はじゃあ……エミリィの胸でいかせてあげるよ」
「ん、ぷは、んふっ! はぁ、おいひ……リッツ、沢山出してね」
夢中でリッツの竿をしごきながら、御嬢様はふぐりから唇を離す。
荒い息を刻むリッツはぼんやりと、自分の中心を御嬢様が胸の谷間に導くのを見詰めた。
二人の唾液と、自身が滲ませる粘液で濡れたペニスがぬめる。
マルムは御嬢様の背後に回ると、脇の下から両手を回して、たわわな膨らみを中心へ寄せた。
「リッツ、エミリィの胸でしごいてあげる」
「まて兄弟、そりゃ……っ、やべぇ……!」
背後からマルムに胸をもてあそばれながらも、御嬢様は舌先をリッツの先端に突きたてる。
たまらずリッツは数分ともたず、粘度の高い白濁を断続的に噴出した。
脈動するペニスから吐き出される大量の精液が、御嬢様の髪を、顔を、胸を汚してゆく。
「リッツ、溜めすぎだよ。それに凄い匂い……エミリィ、どう?」
「んふ、濃くておいひ……マルムもはい、あーんして……」
リッツの股の間で、御嬢様は振り向きマルムと舌を絡めた。
ニチャニチャと二人の舌が精液を分かちあい、淫靡な音を響かせ続けた。
……絶倫リッツはしかし萎えることなく、御嬢様の中で二度、マルムの中で一度果てた。
>>135 秘所伝説の人THX!!
アポロンにニヤニヤしつつ
お嬢様とマルムでニヤニヤニヤニヤさせてもらいました
>>135 いまのあんたがいちばん乙だぜ!
サガ2の仲間ロボの名前はテムジンで決まりだな
久々にロマサガ2から
ロックブーケの自慰です
ロックブーケはアマゾネスの事を考えていた。
(素直に従ってくれればもっと楽になるのに。)
だが彼女達は断固として抵抗を続けている。どんな懐柔も通用しそうにな
い。もう支配できないと割り切って考える方がいいかもしれない。
(でもやっぱり、もしも言う事聞いてくれたら楽なのに。)
ロックブーケはなかなか諦めれなかった。
(もしもテンプテーションが効いたら済むんだけど…。)
だが女を相手に女のテンプテーションは効かないだろう。そうロックブー
ケは考えた。しかし、女のテンプテーションを女にかけると言う発想が少し気
になった。しばらくして、ロックブーケは思わず叫んだ。
「そうだ!できる!」
(今の自分でダメなら、アマゾネスがテンプテーションにかかるように自分
を変えればいいんだ。)
ロックブーケは色々と考え始めた。
(あの娘達が惚れ惚れしちゃうような人ってどんな感じなんだろう。勇まし
いから守ってあげたくなるようなかわいいかわいい子かな。いや、それは男達
を奪った憎くてたまらないわたしそのものだから嫌いかも。あまり男を夢中に
させないような感じの方が好きだよねきっと。で、女の子に好かれる。難しい
なあ。)
ロックブーケは更に考え続けた。
(かっこいい女の子がいいだろうなあ。でも、一目見て男じゃなく女の子だ
ってわかるようにしないと。)
ロックブーケは寝ながら夢の中でもアマゾネスを篭絡するためには自分がど
うなればいいか考えていた。
ロックブーケは三日間かけて思いついたことをメモに書き続け、それをまと
めた。
(できた!さて、こんな人になるにはどんなカッコがいいかなあ…。)
ロックブーケは変身した自分を思い浮かべた。変身した自分の姿が現れては
消えていった。そして、最高の案が見つかった。
(これだ!これでいこう!)
ノエル兄貴や他の仲間たちとの辛くて苦しい、そして悲しくて憎さがつのる
旅の途中、ロックブーケは見つけた本に夢中になった。本を読んでいる間だけ
は幸せになれた。それは、巨大で高い塔を、その屋上にあるという楽園目指し
て上り続ける人々の話だった。ロックブーケは、心が歪むような現実をつかの
間忘れようとするように本にのめり込んだ。その物語に出てくるシルクハット
の男はとても憎らしかった。だが同時に、その憎らしいシルクハットの男に
ロックブーケは言いようがない好意を抱いた。紳士で優しくて、かっこよくて
美しく、そして、酷い。そのシルクハットの男をロックブーケは思い出した。
長い時間をかけて、衣装が揃った。ロックブーケは早速着替えた。男と間違
われない為に部分ごとの寸法を工夫したスーツ、金色のカツラ、そして、シル
クハット。これを用意するために何度も生地をダメにした。苦労の甲斐あって
出来上がった物は文句の付け所が無かった。ロックブーケは着替え終わると大
きい鏡の前に立った。
(これが、わたし?)
鏡には、あの本のシルクハットの男を女にしたような姿が映っていた。ロッ
クブーケは二度三度、鏡の前でクルリと回ってみた。
「うわぁ。」
思わず声が出る。見事だった。ときめいた。
(じゃあ、始めようかな。)
ロックブーケは深呼吸してから言った。
「このうえに、アシュラがすんでいます。きをつけて!」
ロックブーケは顔が赤くなった。だが、これで恥ずかしがっていたらアマゾ
ネスを支配できない。また深呼吸して言った。
「すざくにはどんなこうげきもつうじません。にげるのがいちばんです。」
今度は流れるように次の言葉が飛び出した。
「このせかいのボスはようへいをあつめていますよ。ボスにあうにはようへ
いになるのがいちばんです。」
調子が更に上がった。
「もう1ど のぼってこれるかー?」
それを言った時、ロックブーケは我にかえった。
(わたしは、鏡に映ったわたしの虜になっていた!)
気がつけば、ロックブーケの目は潤み、頬は赤くなり、脈が上がっていた。
まるで、惚れた相手の言葉に陶酔するように。
(わたし自身がこんな風になるくらいだから、アマゾネスの人達だってき
っと…。でも、危ない。危な過ぎる。大変な事になりそう。)
そうロックブーケは確かに思った。そう思いながら、知らぬ間に声が出て
いた。
「浮かない顔をして、どうしたんだいロックブーケ?」
(えっ?)
鏡の中の自分は、今は口を手で押さえて驚いている。
(今、私、確かに言った。『浮かない顔をして、どうしたんだいロックブ
ーケ?』って。)
「またお兄さんに叱られたのかい?」
またも、無意識のうちに語りかけていた。
(どう、なっているの…?)
鏡の中の自分は、今は驚いた顔をしている。でも、さっきは別な顔をして
いた様な気がする。その瞬間、ロックブーケが思っていた通りのことが起こ
った。鏡の中のロックブーケが、たちまちいかにも優しそうなる表情をした。
まるで、さっきシルクハットの男を演じていた時のように。ただし、今は努
めて演じようなどとは思っていない。そしてまた口を開いた。
「大丈夫、ボクはいつも君の味方だよ。ロックブーケ。」
また、さっきの様に、ロックブーケは鏡に映った自分の虜になり始めてい
た。だが、今度は抜けられるかわからない。前に比べて、深くて、重い物に
なるのは確実だった。
「ロックブーケ、大変そうだね。ボクが支えてあげるよ。」
ロックブーケが自分自身を抱いた。
「落ち着いたかい?気が済むまで、こうしていてあげるよ。ロックブーケ。」
完全に、ロックブーケは正気を失っていた。
「いいのかい?ふふ、君がそうして欲しいと言うなら喜んでしてあげるよ。」
ロックブーケの腕が、スーツの上から、胸をなぞり始めた。やさしく、愛
でるようになぞっている。体がほてって来た。肩が、ゆっくりとした周期で上
下し始めた。口は大きく開き、熱い呼吸を繰り返している。
「これでいいのかい?そう、ありがとうロックブーケ。もっとやって欲しい
のかい?そんな風にかな…これでどう…。」
ロックブーケは両手で、慈愛をもって胸を愛していた。声にならない声をロ
ックブーケは上げていた。首が反った。スーツを間に挟んで、なお快感は燃え
盛った。
「君が満足してくれているようで、ボクもうれしいよ。君の笑顔の為なら、
ボクは何も怖くない。いや、恐れない。」
不思議な光景だった。女性らしさを強調するよう改造されたと言っても元は
紳士のための物である装いをして、美しい女性が自慰に乱れている。その女性
は乱れながらも、鏡に向かって甘く、優しい言葉を語っている。
「ありがとうロックブーケ。じゃあお言葉に甘えて、させてもらうよ。」
ロックブーケは指を陰部に這わせた。切なげな声を上げてもう片方の手でス
ーツの上から胸をいたわってやる。陰部の指の動きが、やや大きくなった。ロ
ックブーケの乱れが増した。脚が目に見えて震えている。陰部から、音がし始
めた。涙を流した。
「我慢しなくていいよ。かわいい、ボクの、ロックブーケ。」
叫んでロックブーケは崩れ落ちた。それから、陰部に向けられていた指を、
丹念になめた。
アマゾネスを誘惑する計画はなかなか実行に移されない。あの衣装になると、
我を忘れてしまうからだ。しかしロックブーケは、度々着替えては鏡の前に立
つ。それは飽きる為だと彼女は自分自身に言い聞かせている。飽きる気配は一
向に無い
(完)
ルビーなんとかさん?
奴はうざいな
保管庫見るとUサガって凄くたくさんあるのな
´: /二二二二二`丶
/: : :.:/ : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : :/: :/: :/: : : : ハ: : :ヽ: :\: \
. /: : : : :,' : /: : {: : : : :ノ:ハ : : }: : : } : : ヽ
': : :i: : :{__/ー┘ ̄ ̄  ̄`ヽノ:j: : : : '
|: : :l: : :| _ノ~ ヽ W: : : : |
∧___j: : :| : l:| ___..二 ニ.._ !: : : !:W
| | .: ;レ:.八 弋::::ノ 弋::ノ `ハ: : :N
`ー一'| : { ( ̄ ¨ ¨ ': :レ'┘ ・・・・・・・・・・・・。
|: :{\ノ ' {: :|
|: :\: ーヘ. r、___ ,' : |
|: : : :Y⌒゙ト 、 `ー -'´ イ: : :|
. ,': : : /| | > __ , イ .|l : : |
/: : : /│ | /: : | |: ∧|
. /: : :_/ -| | {rヘ| |:│ |
/x<::::::::::L___j _ \{__ト│ |
/ ヽ ::::::| : : | ヽ. /  ̄|: : :|:::}`\
. / Y⌒| : : |〜ー─-〜─|: : :|ー| ヽ
?
30歳が歩きDSwww
>>148 スレあったからね
ただしその頃も投下間隔は結構開いてたという現実
……エロサガずき……エロサガずき!
おとうさんは
きょうこそは、ごじだつじがないSSをうpしたいとおもっている
それでだ またもやこれをおめよごしに……おい
エロサガずき!ねるな!!
またまたSaGa2秘宝伝説です……勝手に続き物ですんません。
今回は青姦な上に放尿です、苦手な方はスルーお願いします。
私はT260J、個体識別名テムジン――御嬢様をお守りする戦闘メカにして執事である。
そう、私は機械なのだ……悲しみという感情はないはずだが、これはどうしたことか?
旦那様の死は、ことのほか堪えた。
私を発掘、修復してくれたばかりか、屋敷に置いてくださった旦那様。
その正体は、様々な世界の平和を守る、ガーディアンズのたいさだったのだ。
勇敢で探究心に富み、誰よりも懐深く優しかった旦那様は、もういない。
私は今、どうやら皆と同じ気持ちを共有しているようだった。
しかし、一番お辛いのは――間違いなくエミリィ御嬢様のはずだが。
「ごめんなさい、エミリィさん。私のせいで、おじさまが」
少女の名はリン、この家で病を患った母親と二人暮らしをしている。
旦那様は世界を股にかけて冒険する傍ら、友の忘れ形見の面倒もみていたのだ。
それは御嬢様との間に些細な誤解を生じさせたが……それも今は解消された。
「泣かないで、リン。わたしはへいきだよ。リンはなに悪くない、ね? テムジン」
私は頷く代わりに、いつも通りメインカメラを点滅させるしかない。
リッツとマルムは、健気にリンに微笑む御嬢様から目を逸らした。
「わたしね、うれしいの。パパはママやわたしのこと、嫌いになったんじゃなかった」
「エミリィさん……」
「パパ、やさしいから。それにね、妹ができたみたいで……わたし、うれしいの」
御嬢様は、顔をクシャクシャにして泣き出したリンを抱きしめた。
まるで赤子の様に、声をあげて御嬢様の胸でリンは泣き叫ぶ。
「ごめんなさい! ごめんなさい、エミリィさん! 私……ごめんなさいっ!」
「いんだよ、リン……こわかったね。でも、もうだいじょうぶだよ」
「私が敵に捕まったから! だからおじさまが……し、死んっ、死んじ……ワァッ!」
「泣かないで、リン。いい子だから」
リンの背をポンポンと優しく叩いて、幼子をあやすように御嬢様は言葉を続ける。
奥のベットではリンの母親も、声を殺して泣いていた。
「リン、パパがリンを守ったように、こんどはリンがママを守らなきゃ。ね?」
「エミリィさん……はい。ごめんなさい、私ばっかり泣いて」
「ふふ、いいの。リンはだって、わたしのかわいい妹だもの」
泣き腫らした目で見上げるリンの頭を、御嬢様は優しく撫でて……そっと身を離した。
「じゃあリン、わたしたちもう行くね……ママのこと、だいじにしてね?」
「……はい」
リッツが、次いでマルムが部屋を出てゆく。
御嬢様は最後に、満面の笑みでリンを強く抱きしめると……元気良く夕日の街へと歩み出た。
……気丈に振舞う御嬢様に、このとき私は旅での成長を感じていたが……やはり悲しかった。
「ゴメン、リッツ……少し一人になりたいんだ。後で……天の柱で落ち合おう」
「……解った。兄弟、後でな」
リンの家を辞して街を出るなり、マルムが一人呟いた。
がいこつせんしの骨が、カタカタと鳴る……まるで泣いているように。
その少しすすけた背中を、ポンと叩いて押し出すリッツ。
互いに長い付き合いなれば、男と男の不器用な気遣いがいきかう。
「うん。少し一人で泣いてくる。この体で泣ければだけど。エミリィのこと」
「ああ、任せろ。あのバカ、ガラにもなく強がりやがって」
そんな二人のずっと前を、エミリィ御嬢様は元気良く歩いていた。
私達は今、再び天の柱を目指して森を抜け――旦那様の意思を継ぎ、新たな世界へ。
マルムが一人姿を消すと、リッツは私を追い越し御嬢様に並んだ。
寄り添い歩く二人の姿は、どこか物悲しさを私に感じさせ、炉心が不安定になる。
「あれ、マルムは? まいごかな? よーし、わたし探してくるね!」
振り向き駆け出そうとした御嬢様の、細い手首をリッツが掴んだ。
マルムがどれ程旦那様を尊敬していたか、私には解っているつもりだ。
利発的で賢いマルムに、書を貸し知識を与え……我が子の様に接したのも旦那様。
だから村一番の悪知恵小僧は、悪さはしても卑怯なことはしなかった。
「……もういいぜ、エミリィ」
「え、でもマルムが」
「俺等にとってもオヤジみたいな人だったからよ……多分あの、リンってガキもそうだろ」
「う、うん」
リッツは御嬢様の手を引き寄せ、しっかりと抱きしめた。
「エミリィ、もう我慢すんな……偉かったな。ガキの前じゃ、泣くに泣けないもんな」
「リッツ……ふ、ふぇぇ、リッツゥゥゥ!」
今までせき止められていた感情が溢れ出て、御嬢様の瞳に大粒の涙が浮かぶ。
リッツの胸の中で、御嬢様は顔をクシャクシャにして大声で泣き出した。
ずっと我慢しておられたのだ……本当は誰よりも真っ先に、泣きたかったのだ。
そして私は、泣きたいのを今も懸命に堪えているリッツに感謝した。
「リッツ、リッツゥゥゥ! パパが、パパがぁ! ひっく、ひっく……」
「……おっさんはよ、俺に剣や銃を教えてくれた……悪さが過ぎれば殴ってもくれた」
村のワルガキコンビにとって、旦那様は唯一にして絶対の存在だった。
時に師であり、時に目標であり……そしていつでも父親だった。
「みんながね、パパのことね、死んで悲しいって……だからわたしね、がまんしよって……」
「エミリィ、だから頭弱いって言われんだよ。泣けよ、泣いて少し忘れちまえ」
リッツにしがみ付いて、御嬢様は声を張り上げて泣きじゃくった。
静けさを湛えた森に、御嬢様の泣き声だけが響く。
「リッツは……リッツは、泣かないの?」
「俺ぁ泣かねぇ! 泣くかよ……クソッ! おっさんの代りに俺が、全ての秘宝を集めてやる」
決意も新たに、歯を喰いしばって涙を堪えると……リッツはそっと御嬢様の金髪を撫でた。
以前より少し逞しい胸に抱かれ、遠くへ視線を投ずるリッツを見上げて。
御嬢様は爪先立ちで背伸びをすると、震える唇に唇を重ねた。
……私はこのとき、どちらからともなく茂みの奥へと互いを誘う、二人から少し距離を置いた。
エミリィ御嬢様もリッツも、まるで言葉を忘れたように押し黙っていた。
しかし互いにしっかりと手を結び、自然と巨大な古木の根元へと歩む。
御嬢様は樹齢ゆうに千年を超えるであろう幹に、背を預けて寄りかかった。
「リッツ、少しだけ……今だけパパのこと、わすれさせて……おねがい」
搾り出すような、切なげな声をリッツがくちづけで遮る。
そのまま身を重ねて互いの背に手を回すと、二人は互いの唇を吸い合う。
舌を絡ませ唾液をすする、淫靡な湿った音が夕暮れの森に響いた。
「今だけ忘れようぜ、エミリィ……これからずっと、おっさんのこと忘れないためにもよ」
光の糸を引いてふやけた唇が離れると、リッツの言葉に御嬢様は小さく頷く。
リッツの両手が御嬢様の細い腰を左右から包んで、そのまま白い肌を撫でながら下ってゆく。
僅か薄布一枚、下着同然のエスパーガールの戦衣に指を掛けて、リッツは屈みこんだ。
「あっ、まってリッツ……んとね、泣くのだけ、がまんしてたんじゃなの……その、えと」
豊満な胸の前で両手を握って、もじもじと御嬢様は視線を逸らす。
それに構わず、リッツは御嬢様の唯一の着衣を膝まで下げた。
薄い茂みの股間が露になると、御嬢様は足を交互に上げて薄布を脱ぎ捨てる。
「ん? どしたエミリィ」
「ごめんリッツ……さっきまでね、ずっと悲しくてわすれてたの。あの……」
立ち上がるリッツの耳元に唇を寄せて、御嬢様が何かを囁く。
私は集音機能を最大にして、その恥ずかしげなつぶやきを拾った。
端的に言えば、御嬢様は小用をもよおしているらしかった……激しい尿意に内股気味で身を捩る。
「なんだよエミリィ、ションベンかよ……はっ、はは。まあ、お前らしいや」
「は、はずかしいよぅリッツ、言わないでぇ〜! ちょ、ちょっとまってて、すぐに……」
手近な草むらに駆け込もうとする御嬢様を、リッツは背後から捕縛して抱き上げた。
そのまま両の膝裏を撫でつつ、太股を抱えて持ち上げ足を開かせる。
それは幼児に用を足させるようなポーズとなり、御嬢様は羞恥で耳まで真っ赤になった。
「や、やぁ……リッツ、はずかし……もれちゃうんだよ? もうがまんできな、ヒッ」
「いいからして見せろよ、エミリィ。な?」
御嬢様のうなじへと舌を這わせながら、長く尖った耳を甘噛みしつつリッツがささやく。
息を荒げて僅かに抵抗しつつも、御嬢様は短い悲鳴と共に身を震わせた。
「ふ、ふぁぁ……リッツのばかぁ、見ちゃだめぇぇぇ!」
勢い良く黄金の雫が迸り、それはとめどなくアーチを象りながら噴出し続けた。
御嬢様は親指を噛みながら顔を背けつつも、呆けた表情で開放感に酔いしれていた。
「随分我慢してたみてぇだな、エミリィ。でもよ、これは……ションベンじゃねぇよな?」
ようやく放尿を終えた御嬢様を降ろし、足元の水溜りへと視線を落としながら。
リッツは背後から御嬢様の股間へ手を伸べ、その秘裂の中で遊ばせた指をゆっくり引き抜いた。
御嬢様の鼻先へと運ばれたその指は、尿とは別の粘度が高い液体に濡れていた。
……ニチュニチュとリッツの指の中で、御嬢様の秘蜜が淫靡な音を奏でるのを私は聞いた。
「エミリィ、お前ションベンして感じちまったのか? 普段より濡れてんぞ、これ」
「そ、そんなことないもん! そんなこと……ないもん」
真っ赤になって俯くエミリィ御嬢様を、リッツは抱きしめ頬に唇を寄せた。
その優しいキスに御嬢様も、振り向き見上げてキスで応える。
「ほんとかぁ? こんなに濡れて、糸引いてんだぜ?」
「それはリッツが、ん、ふっ……んんっ」
リッツは愛液の滴る二本の指で、御嬢様の唇に触れ……その蕾の奥へと差し入れる。
御嬢様は夢中でリッツの指にしゃぶりついて、丹念にその汚れを舐めとった。
そうしている間も、リッツのもう片方の手がたわわに実った乳房を揉みしだく。
たしかな重みと弾力、その張りと艶を楽しみながら、リッツはその頂点のしこりを指でしごいた。
「おら、乳首勃ってんじゃねぇか。やっぱいつもより感じてるだろ、どうみても」
「ひょ、ひょんらほと……ふ、はっ……ひゃんっ!」
御嬢様の舌を指でもてあそびながら、キュムと乳首をつねりあげるリッツ。
僅かに身を痙攣させて、御嬢様は軽く絶頂に達してしまった。
リッツの腕の中で天を仰ぐ御嬢様の耳に、リッツは卑猥な言葉をささやき続ける。
「う、うん……こう? リッツ、なんかいつもよりはずかし……」
「そうそう、もっと尻を突き出せよ」
御嬢様はリッツに言われるままに、古木の幹に手をつき腰を突き出した。
白い尻を撫でながら、その前にリッツが屈みこむ。
「だめだよぉ……リッツ、きたな……きょうはたくさん汗かいたし、それに、おしっ――」
「だから綺麗にしてやるって」
ピチャリと湿った音が響くや、御嬢様が身を仰け反らせて身悶える。
それに構わずリッツは、御嬢様の濡れそぼる秘所へと顔を埋めて舌を差し入れた。
わざと音をたてて舐め、その雫をすくいとるように吸う。
とめどなく溢れる淫液に汗と尿の残滓が入り混じり、リッツの劣情を激しくかきたてた。
私の場所からでも、屈んで片膝をつくリッツの股間の膨らみが確認できた。
「そろそろいいか……エミリィ、こいつが欲しいだろ?」
唇を舐めながら立ち上がったリッツが、おもむろに股間のジッパーを引き下げた。
隆々と漲る屹立が、充血した血管が浮かぶ姿を現した。
それで尻を何度か叩かれ、さらに谷間に竿をこすり付けられると……御嬢様はたまらず喘ぐ。
「リッツ、じらさないでよぅ……はやく、入れ、んはぅ!」
肩越しに振り返り、汗で背中に張り付く金髪を揺らして御嬢様がねだった瞬間。
リッツは剛直で一気に御嬢様を貫いた。
そのまま細い腰を両手で固定すると、ゆっくり引き抜き……再度奥の奥まで深々と挿入する。
挿抜は次第に間隔を縮めてゆき、次第に肉と肉のぶつかる瑞々しい音が響き渡った。
リッツの荒い息遣いと、御嬢様の嬌声と、汗の弾ける肉の音と、粘膜の奏でる淫らな音。
やがてリッツは絶頂に達して僅かに身震いすると、長い時間断続的に御嬢様の中へ精を放った。
「あは、おなかの中でビクビクいってる……いっぱい出たね、リッツ。リッツ?」
……私はリッツが御嬢様の金髪に顔を埋めて、涙も流さず泣いているのを見た。
>>154 おつの きれあじを きみらのからだで あじわうがいい!
>>154 乙です!よくネタが切れないものですね、凄い!
保守
保守代わりに何か投下しようと思ったが思い浮かばぬ
保守
そんな時は秘宝伝説の海の世界を思い出してボーッとしても良いじゃないか
女4人パーティで石像調べてキャーとかぼんやり想像しながらさ
テラ墓穴ワロスwwwwwww
ロマサガ2の魔道士とロマサガ3の教授の出演するSSは出たけど
ウェイクビンが脇役ででも出演するSSはまだ無いっけ?
SSじゃないけど、何年か前に、ソコニナー×コッチヨ>< で
><の肉の壁がメイルシュトロームな肉の大地な内容な同人誌を虎の穴で見かけてだな。
俺は思わず凄く脳削りでショックウェイブだったわ。
なんじゃ この せきぞうは
塔の石像強かったっけ…サイコガンで狩った記憶があったんだが…
…なんかまだ混ざっているのか…?
魔界塔士の神のエロパロはないのか
かみは題材としちゃかなり美味しそうですね
アバロンの街並みは今、悲しみに翳っていた。
偉大な王、レオンの死に国民は胸を痛め、重責を背負って気丈に立ち上がったジェラールに想いを馳せる。
安息日を前に華やぐ城下の街並みも、どこか空元気を感じさせて切なさを誘う。
宮廷魔術士のエメラルドは、その空気を全身で感じて己の責任を実感していた。
即位して間もないジェラールに、クジンシー討伐メンバーに選抜された自分の運命を噛み締める。
同時に彼女は、奇しくも一緒に戦うこととなった意中の人物を探して城下町に繰り出していた。
「っと、いた……んもっ、また一人でウジウジ悩んでるんだ」
城下でも一番の老舗、冒険者に市民、国の重鎮までが集う満月亭にその姿はあった。
見るも逞しい巨躯を、いかにも狭苦しそうに縮めてカウンターの隅に寄せて杯を傾けている。
エメラルドは、その姿をやっと見付けて店内に脚を進めた。
「探したぞ、ベア君。どしてキミはそうやって、一人で何でも抱え込むかな」
「エメラルド、さん……」
二代に渡って皇帝に仕える、帝国重装歩兵の青年が面をあげた。
驚きと小さな喜びに彩られた視線を受け止めながら、エメラルドは酒を注文する。
歌と歓声が満ちる酒場の片隅、カウンターに二人は並んで腰掛けていた。
「ジェラール殿下は」
「ジェラール陛下、ね」
「あ、はい……ジェラール陛下は、引き続き僕を登用して下さいました。どうしてでしょう」
「ベア君、それはキミが優秀だから。もっと自分に自信を持ったらどうかな」
――じゃないと、私も見てて気が気じゃない……その本音は心の奥に今はしまっておく。
エメラルドは酒場のマスターから泡立つ冷えたエールを受け取り、カウンターに頬杖を突いた。
「相変わらず自信がないんだ。だから不安になる」
「そうですね……僕はただ、盾になるしかできないのに。その責務も果せず、レオン陛下を……」
ジョッキを握るベアの手が震えていた。
大柄で強面な外見とは裏腹に、ベアは繊細で心優しい人間だった。
故に今、悩んでいる……己の使命を全うできなかった事を悔やみ、自分を責めている。
「いつもそうだね、キミは。いいけどさ、別に……私、見守るだけだったし」
エメラルドは冷たい豊穣の酒精に口をつけながら、独り言のように呟く。
今まではよかった……影ながらベアを見守り、応援して、時に叱咤し、時に激励して支えてきた。
だが、これからは違う。
既にもう、ジェラール陛下の下に集いし、クジンシー打倒を誓った仲間だから。
「ねえ、ベア君。キミにはキミにしかできないことがあるんだぞ? だから……」
「でも、僕は……エメラルドさんをはじめ、多くの人が気に掛けてくれるのに。期待に応えられない」
己の苦悩と葛藤を飲み下すように、ベアは杯をあおった。
空になったジョッキが、トン! と乾いた音を立ててカウンターに置かれる。
より身近な、具体的な仲間になったからだろうか? エメラルドは、そんなベアを見るのは辛かった。
今まではお姉さん面して、宮廷の奥からベアの面倒を見ながら心配してきたが。
今は、共に最前線でジェラール陛下の共をする身……互いに命を預けあう仲。
エメラルドは不意に杯をあおって一気にエールを飲むと、椅子を蹴って立ち上がった。
「よいかベア。我々はインペリアルクロスという陣形で戦う!」
驚き目を点にするベアへと、人差し指をつきたて、その分厚い胸をトントンと叩きながらエメラルドは言葉を紡いだ。
「防御力の高いキミが前衛、両脇をジェイムズとテレーズが固める。私は一番後ろに立つ」
「エ、エメラルドさん?」
「お前のポジションが一番重要だ。心して戦え――ベア君、陛下をお守りするのはキミなんだぞ?」
「は、はあ……」
驚き巨体を縮めて、壁際へと身を寄せるベアにエメラルドは上体をずいと乗り出して。
そのまま、ピンと伸ばした人差し指で、ベアの額をペチリと弾いた。
責任を感じる、その辛さは解る積もりだし、その責任感が好きだから。
だからエメラルドは、少しでも重荷を取り除きたかった……影に日向に見守って来た青年から。
「とりあえずっ! 悩んで凹んで落ち込んで、そうやっててもレオン陛下は戻ってこないんだから」
「それはっ! そう、です、けど……」
「なら、今できることをしようよ。ベア君、ジェラール陛下を守って。ま、まあついでに――」
私も守って……その一言は飲み込んで心の中に結ぶエメラルド。
彼女は呆気に取られるベアの前で杯を乾かすと、マスターに酒を追加してベアに微笑んだ。
「兎に角っ! しっかりしてよね、キミの鉄壁の守りが頼りなんだから」
「で、でも」
「まだ何か? 男の子でしょ、しっかりしなさいっ! 格好いいとこ、見せてよ」
「それは……その……」
もじもじと要領を得ぬベアに、エメラルドは酒場のマスターから受け取ったジョッキの片方を渡す。
そして、改めて乾杯を強要すると……可愛い弟分の巨体に身を寄りかからせて、彼女は酒気を身に招いて一時の幸せにまどろんだ。
「エメラルドさん、大丈夫ですか? 部屋取ったんで、今日は王城に戻るのはあきらめて……」
広く温かい背中に今、エメラルドは頬を埋めていた。
ベアに背負われ、満月亭の二階へと運ばれているのだ。
愛しく可愛い、しかし直接的には決して想いを伝えてこなかったベアが、優しくその身を揺する。
背後から首に手を回して、エメラルドは酔いに負けた躯をベアに預けていた。
「じゃ、じゃあ僕は王城に戻りますんで、その、ええと……い、いいのかな」
うぶなベアがしどろもどろに、個室の扉を開けてベットにエメラルドを横たえる。
ベアの体温が離れてゆくのを、エメラルドは名残惜しく感じて濡れた瞳を向けた。
失敗……励まし勇気付けるつもりが、調子に乗って飲みすぎてしまった。
結果、この体たらくだが悪い気はしない。
ベアはいつでもエメラルドにとって、優しい男の子で、いまもそう。
ただ、今夜だけはそれ以上を求めてしまう……長年秘めてきた想いが抑えられない。
「エメラルドさん、また明日……今日はありがとうございました」
ベアが踵を返して遠ざかるのを、エメラルドはベットで上体を起こして見送った。
ドアノブに手を掛けるベアが、肩越しに一度だけ振り返る。
「僕、陛下を……ジェラール陛下を守ります。今度こそ、命に代えても。そして……」
その言葉の先をエメラルドは全く予想していなかった。
勝手に好意を寄せて、おせっかいと老婆心で接してきたから……全くの不意打ちだった。
「そして、エメラルドさん。貴女を守り抜きます。それがきっと、僕にできる全てだから」
決意を述べて、ベアがドアを開けた。
その瞬間にはもう、エメラルドはふらふらと立ち上がり、身を預けるように駆け寄る。
自分でも意外だったが、エメラルドはベアの背に抱きすがっていた。
「エ、エメラルドさん」
「いや、いかないで……今夜は一人にしないで。ずるいよ、こんなの……」
広く大きな背に顔を埋めて、エメラルドは想いの結晶が胸中に弾ける音を聴いた。
秘めていた気持ちがとめどなく溢れて、気付けば頬を涙が伝った。
ずっと、いいお姉さんでいよう……見た目に反して気弱で繊細な、優しいベアを支えよう。
そう思っていたのに、もうエメラルドは自分を抑えられなかった。
「キミはいっつも、頼りなくて、弱気で。でもホントは強いんだぞ? ベア君、強いんだから……」
「エメラルドさん……僕、自分に自信は持てません。でも、エメラルドさんが言うなら」
己の腰に回る細くしなやかな手を手に取って、優しく解くとベアがが振り向いた。
そのまま華奢な宮廷魔術士の身体を抱きすくめると、ベアは甘い体臭に鼻腔をくすぐられる。
長い間抱き合い、互いの気持ちを声なき言葉で語らうベアとエメラルド。
二人は言の葉を紡ぐことを忘れた唇を、どちらからともなく重ねた。
ベアははじめての経験に頭が真っ白になった。
異性とくちづけを交わす、そのことも初体験で思考を急激に奪ってゆく。
ただ感じるのは、桜色の唇の柔らかさ、行き交う吐息の暖かさ。
抱きしめれば逞しい腕の中で壊れてしまいそうな、柔らかい体温をベアは慈しんだ。
永遠にも思える一瞬が過ぎ去って、唇と唇が光の架け橋を引いて離れると……
気付けばベアは無我夢中で、エメラルドを抱き上げベッドへと歩いていた。
エメラルドは拒まず、腕の中で恥ずかしそうに俯いていた。
「ベア君、あの、私ね……凄く、嬉しい、んだけど……その、あの……」
ベッドにエメラルドを優しく横たえ、その上に覆い被さるベア。
ギシリとベッドが軋んで、恥ずかしそうにエメラルドが視線を逸らす。
「私なんかでいいのかな、その……ベア君は、こんなこと言うのも、その……」
もじもじと胸元のスカーフをいじりながら、エメラルドは身を捩って呟く。
ベアはこの時始めて、常日頃から自分を見守ってくれてた、姉のような存在へと恋心を告白した。
「僕、エメラルドさんがはじめて好きになった人です」
「うん……でも、私でいいのかな。ほら、私ってさ、なんか、その……」
「エメラルドさんがいいんです。貴女じゃなきゃ嫌です。好きっ、なん、ですっ!」
「ベア君……」
息を切らせてベアは、エメラルドを見下ろしていた。
その頬に手を伸ばして、上体を起こしたエメラルドが唇を寄せてくる。
再度キスを交わした二人は、どちらからともなく相手の着衣を脱がせていった。
「……あ、あれ、ええと……」
「ふふ、やだ……もう、ベア君いいよ。無理しなくても。少しだけ、あっち向いてて」
アバロン帝国が宮廷魔術士に支給する、簡素なチュニックは脱がすことに成功した。
だがベアは、その下で白い肌を最後に覆う、下着の金具に大きな手を難儀させた。
ベアの胸のなかで喉を鳴らして笑いながら、エメラルドは枕元のランプの明かりへ息を吹きかける。
真っ暗になった中、目が慣れてくると……ベアの前に、白い裸体が浮かび上がった。
「私だけ、やだな……恥ずかしい。ベア君も脱いで」
「は、はいっ」
慌ててベアも、着衣を全て脱ぎ捨てる。
お互い生まれたままの姿になったベアとエメラルドは、闇の中に互いを求めて手を伸べた。
手と手が触れ合い、指と指が絡み合う。
「ベア君、さっきは嬉しかった。私もずっと、ベア君のこと好きだった」
エメラルドは逞しい胸の中で呟いた。
肌を合わせれば自然と、ベアの緊張が伝わりエメラルドの愛おしさを加速させる。
ベアにとって自分が、初めての女なのだと知れば、つい気を使ってしまう。
それはしかし、相手を想うゆえの純粋な好意からくる欲求だった。
ベアの初めてになる、その一夜を大切なものとして共有したい――
何より、ベアには男として自信をもって自分を愛して欲しいから。
エメラルドは今まで経験した誰よりも、ベアに強いときめきを感じて身体を開いた。
ベアの気持ちが肌と肌の間に感じられる。
しかしそれは同時に、ベアが想いを伝える術に戸惑っているとエメラルドは悟った。
既に互いを隔てるものは何もなく、全てを曝け出して向き合っているのに。
ベアはエメラルドの上に圧し掛かって見詰めながらも、その先に進めないでいる。
「そんなに緊張しないで、ベア君」
「でっ、でも、僕は初めてで……その、エメラルドさんは……」
「ん、私は、それは、まぁ、初めてじゃないけど……んもうっ!」
もどかしげにエメラルドは、ベットに手を突くベアの手首を手に取って。
そのまま、厳つい大きな手を己の股間へと導いた。
濡れそぼる茂みの奥へと、固く節ばった指がうずめられる。
「ほら、解る? ベア君、私こんなになってる……はしたない、かな」
「そんな……エメラルドさんは、はしたなくなんかないですっ!」
ベアの指が濡れた音をたてて、エメラルドの秘所を泡立てた。
その繊細な動きに身を震わせながら、エメラルドはベアの首に両手を回す。
「エメラルドさん、あの」
「ん、平気……そう、そこ。や、あっ……ベア君、いいの。もっと、して……」
湿った淫音をたてて、ベアの指先が秘裂へと埋まってゆく。
エメラルドはその度に、身をくねらせて喘ぎ声をあげた。
「ベア君……私も、触っていい?」
「えっ、あ、あっ、はい」
エメラルドは押し寄せる至福と快楽に呆けた顔をベアに向けながら。
両手を解いて、厚い胸板をさわさわと撫でる。
その手は次第に下がってゆき、引き締まった腹筋を伝って下腹部へと伸びた。
猛る剛直へと触れ、エメラルドはそれを優しく愛撫する。
「凄いよ、ベア君……こんなに。私、嬉しいな」
エメラルドの手の中で、ベア自身が熱く脈打ち漲っていた。
ベアはエメラルドの指使いに思わず声を漏らしながらも、不意に身を離した。
「ベ、ベア君? あ、や……無理、しなくて、いいのに」
「僕、どうしていいか……でも、あのっ、エメラルドさんのこと、好きだからっ」
不意にベアは身をずらしてエメラルドの下腹部に顔を埋めた。
そのまま唇で陰部に触れて、舌先をその奥へと這わせる。
稚拙だが熱意に溢れたその舌使いに、思わずエメラルドは眉根を寄せて全身で喘いだ。
「やっ、恥ずかし……ベア君っ」
「エメラルドさん、すっごい濡れてる」
ピチャピチャと音を立てて、ベアが貪るように舌を這わせる。
エメラルドはもう、身を震わせて快楽に酔う他なかった。
やがてどちらからともなく見詰めあい、自然と気運が高まり結合を求め合う。
「エメラルドさん、僕もうっ……」
「ん、いいよ……挿れて。そう、そこ……ゆっくり、落ち着いて……」
若い劣情の滾りを己の中へと導きながら、エメラルドは見上げた。
愛しいベアは今、自分を案じて気遣いながらも、一つになるべく悪戦苦闘していた。
それが何だか少しおかしくて、今まで以上に愛おしくて。
エメラルドは込み上げる笑みに喉を鳴らしながら、ベアへと身を委ねた。
エメラルドは今まで、両手で足りぬ数ほどの男と浮世を流してきた。
それは女として求める欲求に素直に応じた結果であり、どれも満足のいく関係だった。
しかし今、その刹那的な契りが色褪せてゆく……ベアと、一つになった瞬間から。
「あっ、あ……エメラルドさん、挿いり、ました……」
「ん、上手よ。そのまま、奥まできて……そう、遠慮しないで」
「で、でも」
「ベア君、私はもうキミのものなんだぞ? 私、嬉しいの」
肌を重ねて互いの粘膜を合わせて、ベアとエメラルドは一つになった。
その幸福感を今、両者は共有している……そのことがエメラルドには嬉しかった。
自分の中で今、雄々しく脈打つ強張りが愛しくてたまらない。
今までの誰よりも、ベアが好きで好きで、たまらなく好きで。
ずっと秘めて押さえ込み、そのまま化石になりかけていた想いが実ったから。
エメラルドは幸せを噛み締めながら、逞しい背中に両腕を回した。
「あっ、あのっ! エメラルドさん、僕もう……す、すみませんっ!」
「ん、いいよ……私の中に、たっくさん出して」
脚と脚を絡めて、エメラルドはベアの逞しい下半身を挟み込んだ。
同時に、自分の中で脈打つ肉棒が一際硬度を増して震えるのを感じる。
ベアは初めての経験に思わず、挿入から数分ももたずに達してしまった。
断続的に白濁が吐き出されるのを、エメラルドは己の中に感じて吐息を吐き出した。
「ああ……エメラルドさん、ごめんなさい。僕、あのっ」
「ふふ、いいのいいの。初めてだもの。それより……気持ちよかったかな?」
「は、はい……あの、僕また……」
「ベア君、溜まってたみたいだね。まだ私の中に出してる。あは、熱い……」
射精は長時間に及び、大量の精液を注がれエメラルドは下腹部に確かな重みを感じた。
若い精を迸らせたベアが、萎えることなく自分の中で強張るのを感じる。
エメラルドはベアと繋がったまま、身を起こして唇を重ねた。
「ベア君、好きだよ。ずっと好きだったの。だから……私より先に死んじゃダメだぞ?」
「は、はいっ! エメラルドさん、貴女をずっと守ります」
力強い抱擁にエメラルドは、満足気に溜息を漏らした。
心のどこかで、自分が不忠だと……ジェラール陛下に申し訳ないと思いながら。
自分を守ると誓ってくれたベアが、今は何よりも大切に思えてならない。
エメラルドは分厚い胸板に頬を寄せて、幸せを感じていた。
「エメラルドさん……僕っ、あのっ」
「ベア君、折角だからそれも卒業しようか」
不意に不思議そうな顔で、腕の中のエメラルドを見下ろすベア。
「ね、私はベア君の女なんだから……さん付けって、ちょっとヤだな」
「え、や、でも、ほら、エメラルドさんにはずっとお世話になってきたし……」
「だから、ね? 私達、もう……こゆ関係でしょ」
あたふたと口ごもるベアの唇に唇を重ねて、エメラルドは黙らせてしまった。
そのまま舌を絡ませれば、ベアも応えて抱き寄せてくれる。
「ん、ふぁ……ね? ベア君、もう私のことは呼び捨てて欲しいな」
「は、はい。ええと、じゃあ……エメラルド、あの、もう一回……」
「いいよ、ベア。もっと愛して……ずっと愛して」
耳まで真っ赤になりながらも、自分の中で漲るベアを感じて。
エメラルドは花咲ける笑みでベアを抱きしめ、求めに応じて身も心もゆだねた。
……エロサガずき……エロサガずき!
おとうさんは
なんだかれんとうぎみで、ひじょうにもうしわけなくおもう
しかしだ ついかいてしまうのでこれをおめよごしに……おい
エロサガずき!ねるな!!
またまたSaGa2秘宝伝説です、続き物ですまそ……あと5話くらいあるんだ(汗)
今回は浣腸(直接のスカ描写はなし)なんで嫌いな方はスルーお願いします。
私はT260J、個体識別名テムジン――御嬢様をお守りする戦闘メカにして執事である。
大都会の摩天楼を見渡し、スィートルームから望む夜景に目を……メインカメラの光を細める。
私の電子頭脳を過ぎるのは、エミリィ御嬢様達が救った一組の恋人達と、いびつな美への妄執。
あえて私は言おう、ビーナス……貴女は美しかった……しかし、間違った美しさだったのだ。
「やだよっ、リッツもマルムもばかー! そんなこと、恥ずかしくてできないもんっ!」
不意に部屋に、御嬢様が飛び込んできた。
ビーナスとの激しい戦闘の疲れもどこへやら、今夜も御嬢様はすこぶる元気、健康美である。
「まあ待て、エミリィ。俺等はお前の為を思って……な、なぁ兄弟」
「そうだよ、エミリィ。ビーナスの大都会では美しさを磨くため、みんなやってるんだから」
続いて現れたのは、ストーンゴーレムとなって厳つい身をゆするマルム。
その後からヒョッコリ顔を出したリッツの手元を見て、私は絶句してしまった。
――今まで御嬢様への不埒で淫らな行為を黙認してきたが、今夜ばかりは止めなければ!
私は瞬時に全兵装のセフティを解除すると、背後に隠れる御嬢様を庇って銃口を向ける。
「うわっち! ま、まてポンコツ! 話せば解る……いや、エミリィの為なんだよ」
慌てて両手を上げながら、リッツは引きつった顔で数歩後ずさった。
その手には、華美な装飾が彩られた、ガラス細工の浣腸器が握られている。
「この街じゃ美の為に、こいつが流行してんだよ。オリビアだってやってらぁ!」
「で、でもぉ、おなか痛くなるのはヤだもん」
確かに、古くから浣腸は医療行為として普及しており、美と健康の為にもいいとされている。
私は久々にネットワーク環境への接続を試み調べたが、この土地は一般的らしい。
だが、それとこれとは話が別である! いくら御嬢様でもそのような無礼を許したりは……
「エミリィ、お腹の中の古い老廃物を出し切らないと大変なことになるんだよ?」
マルムの口車に乗ってはダメです、ああっ御嬢様! 心配そうに話の続きを促してはなりません!
「昔の貴族の間では、浣腸は一種のたしなみだったんだ。僕等、興味本位で言ってるんじゃないよ」
「そ、そうだぞエミリィ! 俺達は心配してんだ、お腹の中を綺麗にしないとヤバいんだよ!」
「ホ、ホント!? そいえばさいきん、ちょっとおなか張ってて苦しいかも」
御嬢様……どうして貴女様はいつも、そんなに単純で素直なのですか。
そう言えば、今は亡き旦那様も生前はよく奥様に……ん? 私の中にプロテクトが?
S級の機密ファイル? 閲覧不能!? 旦那様、私の中に一体、何を、記録、した、ので……
「じゃ、じゃあ一本だけ……一本だけだよ?」
……私はお屋敷での古い記録に触れた瞬間、緊急停止コードに戦闘力を奪われ停止してしまった。
そう言えば旦那様も、昔から色々な性癖をお持ちだった……英雄、色を好むということか。
エミリィ御嬢様はリッツとマルムに見事に乗せられ、不安そうに服を脱ぎ出した。
「そっか、このままおなかに悪いのがたまると、わたし死んじゃうのかー」
死にません、御嬢様……死にませんとも、ほんとにもう――
「それでさいきん、ずっと出なかったんだ。どうしよ」
それは御嬢様、貴女が好き嫌いばかりして、野菜をちゃんと食べないから。
「な? 手遅れになる前で良かったろ? ほら、こっちこいよ」
ベットに腰掛けたリッツが、自分の隣をポンポンと叩く。
御嬢様は御馴染みエスパーガールの戦衣を脱ぎ捨てると、ベットの上に膝を突いた。
こうしている間もマルムが、巨体で器用に洗面器を用意し、その中へと市販の薬液を満たす。
美を追求するビーナスの大都会では、色々なブレンドの浣腸液が普通に売られていた。
恐るべきはビーナスの、美への執着……機械の私には、もはや理解不能な世界である。
「じゃあエミリィ、用意できたから。四つん這いになって、お尻をあげて」
マルムが浣腸器に薬液を注入すると、まるで医者のような口ぶりで爽やかに微笑む。
ストーンゴーレムの巨体が持てば、1リットルサイズの浣腸器も大きめの注射器にしか見えない。
改めて浣腸器を見て、ビクリと身を震わせたが……御嬢様はおずおずと尻を突き出した。
「はい、力抜いて。大丈夫だよ、エミリィ……苦しいのは最初だけだから」
「何だお前、緊張してんのか? 大丈夫だって、ビーナスの大都会じゃ日常茶飯事だぜ?」
マルムが片手で御嬢様の尻をムニュリと開き、谷間に窄まる蕾へと浣腸器の先端をあてがう。
冷たいガラスの感触を粘膜で感じて、御嬢様は「ひゃん!」と僅かに身を仰け反らせた。
「あっ、んー!? は、はいってきた。つめたっ……」
御嬢様は白いシーツをぎゅっと掴んで、耳まで真っ赤になった顔を枕に埋めた。
マルムが指を押し込むと、薬液がゆっくりと御嬢様の直腸へ注がれる。
下の口が1リットルを飲み下すと、僅かに膨れた御嬢様の下腹部は不穏な音を立て始めた。
「こっ、これで、あとはおトイレに……あン、リッツ? やだ、もう漏れちゃうよぉ」
「だーめ。エミリィ、ちゃんとお腹全体に薬がいきわたるまで、もう少し我慢だぜ?」
リッツは横から、御嬢様の下腹部を丹念に、執拗にマッサージしながら耳元で囁く。
……どう見ても、リッツもマルムも楽しんでいるようにしか私には見えないのだが。
私はコントロール不能に陥っており、復旧作業中で文字通り手も足も出ない。
「はい、次はリッツの番だね。交代しよう」
気付けばマルムが、再び浣腸器にギリギリいっぱいの薬液を準備していた。
……全身から噴出す脂汗に濡れ、必死に便意と戦う御嬢様を……私はしっかりと記録した。
「えっ、も、もうはいらないよ〜! だって、一本だけってさっき……」
「うん、だから一本だけ。一人一本、はいリッツ」
「サンキュ、兄弟っ! ほらエミリィ、もう少し頑張れ。尻をぐっと上げて」
本当にこのワルガキコンビときたら……む、エミリィ御嬢様フォルダの容量がもう限界か。
私は大量の御嬢様の発育記録を圧縮しながら、気付けばつい魅入ってしまった。
御嬢様は苦しげに湿った吐息を漏らしながら、膝を震わせリッツへ高々と尻を上げる。
桃のようにたわわな尻は、たっぷりと肉感がありながら瑞々しく張りがある。
その柔らかさを堪能するように揉みしだきながら、リッツは浣腸器を構えた。
僅かに盛り上がって震える、綺麗な桜色の菊門へと浣腸器の先端が吸い込まれた。
「う、うー、リッツゥ〜、苦しいよぉ。おっ、おなかが……」
「はいはいエミリィちゃん、もう少しの辛抱でちゅよー? ほーら、入れまちゅよー」
ふざけながら満面の笑みで、リッツはシリンダーをジワジワと押し込んでいった。
涙目で御嬢様は身を強張らせ、涎を垂らしながら下腹部の重みが増すのに耐えている。
ついに二本目も最後まで注入されてしまい、御嬢様は大きく肩で息をしながら喘ぐ。
それに構わず、マルムが固く太い指を御嬢様の股間へ伸ばし……茂みの奥に触れた。
「あれ? エミリィ、おかしいね。これはエミリィの為の、いってみれば治療なのに」
内股をびっしょりと濡らす秘蜜が、マルムの指の動きに合わせてぬちぬちと音を立てた。
歯を喰いしばって腹痛と便意に耐える御嬢様は、同時に初めて経験する快楽を感じていた。
「別にいやらしいことしてないよな、兄弟?」
「うん、お腹の中を綺麗にするだけなのに……どうしてこんなに濡れてるのかな?」
「ば、ばかぁ……そんなっ、べつに、わたし、きもちよくなんか、ふぇっ!? あ、ああ……」
マルムの指使いが激しくなると、御嬢様は逃れようと身を捩りながら悶え苦しむ。
それでも必死に御嬢様は、腸内で荒れ狂う汚泥の濁流の噴出をせき止めていた。
その耳に容赦なく、楽しげなマルムのささやきが零れる。
「ちょっといじると、すぐ大洪水だね。ほらエミリィ、わかる? この音、聞こえるかな」
「やぁ、言わないで……ん、んっ、らめぇ……それ以上されたら」
「浣腸されて感じちゃうなんて、いけないなエミリィは。それにここ、こんなに固くして」
「んっ! んんんっー! や、だめ……そこ、しごかな、ひっ! も、漏れちゃうよぉ」
マルムは御嬢様の充血した隠核をもてあそびながら、楽しそうにリッツへ振り向いた。
「リッツ、エミリィが漏れそうだって。じゃあ、そろそろ」
「そうだな、そろそろ」
……私はこのとき、やっと御嬢様は解放されると思ったが……少し考えが甘かった。
カチャカチャとリッツがベルトの金具を鳴らして、もどかしげにジーンズを脱ぐ。
そのまま下着も脱ぎ捨てた彼は、既にはちきれんばかりに勃起した逸物を手にベットへ。
「漏れそうなら、栓をしておかねぇとな」
リッツはエミリィ御嬢様の腰をガッチリと後から抱え込むと、そのまま漲る強張りで菊門を貫いた。
メリメリという音が聞こえそうな、荒々しい挿入。
無音の悲鳴を叫んで、開かれた御嬢様の口から震える舌先が覗く。
しかし構わずリッツは、いつもどおり激しい挿抜を開始した。
「おい兄弟、すげぇことんなってるぜ。キュウキュウ締め付けてきやがる」
「いいなー、僕もこんな身体じゃなきゃな。最近どうも食い合わせが悪いよ」
どうやらストーンゴーレムには生殖器がないらしく、残念そうにマルムは肩を竦める。
その目の前でリッツは「まあ、その内また別の身体になりゃいいさ」と笑いながら腰を振った。
肉と肉がぶつかり弾ける音に、リッツの荒々しい息遣いと御嬢様の悲鳴が響いた。
すでにもう、御嬢様は悲鳴とも嬌声ともつかぬ声を張り上げ、シーツをかきむしっている。
そのぐちゃぐちゃに歪んだ表情は、苦悶と恍惚が入り混じっていた。
「へへっ、どうだエミリィ? 腹ん中グチャグチャにかきまわされて、どんな感じだ?」
すでにもう、御嬢様は言葉を紡ぐことができず、ただ声を張り上げ喚くだけだった。
次第にテンポを上げて、より激しく速く腰を突き出すリッツ。
その動きに合わせて御嬢様は断続的に、鼻から抜けるような声を零す。
「っつ! エミリィ、出すぞ」
「ぁ……ん、んんっ! ふああ、出てる……おなかの中に、熱いの、たっくさん……」
呆けた表情で身を逸らして、御嬢様は身震いしながら声を絞り出した。
リッツは妊婦のように膨らんだ御嬢様の下腹部をさすりながら、その中へと精を迸らせる。
御嬢様の腸内は既に限界で、その中では大量の薬液と白濁が渦巻いていた。
「でも相変わらず、リッツも旺盛だよね」
「まぁな! 自慢じゃねぇけどよ、兄弟。俺ぁエミリィとなら何発でもできるぜ」
半ばあきれたように見守るマルムの前で、まだリッツは御嬢様と結合していた。
その剛直は達した後も萎える事無く、直腸に押し寄せる汚泥をせきとめている。
「ふぅ……さて。エミリィ、今度こそ出させてやっからな。行こうぜ、兄弟」
リッツは鍛え上げられた腕力にものを言わせて、脱力しきった御嬢様を抱き上げる。
肛虐を終えてつながったまま、両の太股をかかえられて御嬢様は運ばれていった。
マルムもその後に続く……寝室に一人になった私は、廊下の奥でトイレの扉が開く音を聞いた。
「いいかエミリィ、抜くからな? ほらよ……おー、すっげえ。出るわ出るわ」
「ほらエミリィ、こんなに沢山お腹に溜まってたんだよ? よかったね、綺麗になって」
「ふ、ふぁ……あ、あっ……やだ、へん……わたし、トイレで……きもち、いい」
粘度の高い流動体が、濁流となって溢れ出る音を私は遠くで微かに聞いた。
……これで御嬢様も、少し用心深くなってくれればよいのだが……演算結果が無理だと告げていた。
184 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 16:16:41 ID:sUoU3P/Y
秘所伝説の人GJ!!
毎回サガ2の世界に浸らせてくれてありがとう
秘所伝説の人乙!
他の作者ももっと頑張れw
今日は日食か
目が弱いから見れない自分には関係ないけど
日食といったらロマサガ3!
死食の影響でサラと少年が感応しあっt
(省略されました、続きを読むにはパリィを閃いてください)
ピコーン「ディフレクト!」
保管庫が更新されてないみたいだけど大丈夫かな
彼は人の子の如く目覚めた。彼は、本来目覚めてまず目にすべき景色とま
わりの違いに気付いた。彼が見たのは、雑然として汚れた小さな部屋だった
。その部屋は、創造されたモノどもの部屋そのものだった。
(どういうことだ。)
彼が目覚めるべき場所は、あの完全な場所だ。しかし彼はここで目覚めた
のだ。
(何故だ。)
彼は原因を考えた。何故このようなことが起きたのか答えを出そうと頭を
ひねった。だが浮かばなかった。あちらこちらと彼は動き回るが、創造され
たモノのごとく創造されたモノがうごめく中で休むことなど、ありえなかっ
たのだ。
彼は一つの答案を作った。その案は決して実現するはずがない案だった。
(誰かがわたしを、わたしの意に反してこの場所に連れてきたのか。)
この世界で彼の思い通りにならない事など、起きるはずがないのだ。彼が
気がつかないままこの場所に辿り着いて眠る事もまたありえなかった。彼が
眠っていたあの場所が眠っている間にこの様になる事もありえない。
(一体どういうことだ。)
彼はただただ納得がいかなかった。
彼は自分の姿を見た。裸だ。これもおかしい。気がつかない間に脱ぐはず
がない。何者かに脱がされるはずがない。
(一体、わたしは、どうなったのだ。)
「おはよう!やっと起きたんだ。」
振り向くと、部屋の入り口に人間の女が立っていた。
彼女は、塔を上る無数の勇者達の一人だ。特に根気強く、決して諦める事
が無く、強い心を持っていた。彼は、どんな困難が襲いかかろうとも屈託し
ない彼女に、興味があった。彼女は面白い。彼女は見所がある。彼女ならや
るかも知れない。彼女から、目が離せない。彼女の名は、ソルン。
「おはようございます。」
彼は迷った。言うべきか。言うべきなのか。彼は今まで、常に迷い悩む者
に手がかりを授けてきた。だが今は彼の方が手がかりを必要としている。
(そんなこと、無駄だ。)
彼は世界の全てを知っている。その彼が理解できない事など、彼女に説明
が出来るはずがない。彼の意地や自負などと関係なく、彼は彼女に聞かない
ことにした。
「なんか不思議そうな顔してるね。」
「そう、見えますか。」
「うん。」
彼は創造されたモノと語らいに付き合ってやる。ソルンは彼を気遣ってや
っているようだ。
だが、彼は無駄だと断じていた。
ソルンの言葉が彼を驚かせた。
「なんでここにいるか、キミはわからないとみた。」
彼は動揺を隠せなかった。
(こいつは、何を言いたいんだ。)
彼はソルンの次に放つ言葉を注意深く待った。
(わたしがわからないと思うなら、きみはわかるというのか。)
返って来たのは、ソルンの笑いだった。
「そうか。やっぱりわかんないんだ。じゃあね、教えてあげるよ。キミはね
、あたし達がやっつけたの!そんで、あたしがここに運んで来てやったんだ。
戦ったの覚えてるっしょ。」
彼は記憶を辿り始めた。
まるで、彼はソルンに助言を受けて示されたように思い出していた。
彼はソルン率いる4人の勇者の無謀な挑戦を受けてやった。そして、神の力
でソルン達に絶望と驚愕を与え、後悔させた。
神の力はソルン達の理解と、ソルン達の強さをはるかに凌駕した。その手を
振るえばソルン達は吹き飛ばされ、目を開けていられない眩惑を放ち、ゆるぎ
ない4人の意志をも惑わしてきた。
ソルンを除いて他の三人は精根尽き果て倒れ伏していた。神の正体を現した
彼は、残ったソルンにゆっくりと近づいた。ソルンは震えていた。悔し涙も見
える。その手は、最期に足掻く手段を必死に探していた。矢尽き刃折れ、と言
った言葉がよく似合う有様だった。だが、ソルンは悔し涙を流しながらも、ま
だ希望を持ち闘魂を迸らせていた。ソルンは何かを手にとって構えると、彼に
向かって飛び掛った。
彼の記憶はそこまでだった。
今、目の前のソルンは神を見て隠す事無く笑っている。
「思い出したみたいだね。記憶が無いのは、それはキミが負けた証拠さ!」
「そんな…うそだ…わたしが…。」
「負けたの!」
神はベッドに崩れ落ちるように座った。
神は、奏者のいなくなった楽器か、はたまた人形遣いのいなくなった人形かの
如く、完全に動きを止めた。神が再び動き出した。
「そう言えば、きみ達はわたしに憤激していまいたね。打ちのめしてやっつけ
てやろうと言う、はっきりとした殺意を持っていました。それが、そのきみが、
何故わたしを助けたのですか。」
ソルンは顔を赤く染めてうつむいた。神も初めて見る仕草だった。
「どうしたんだソルン。」
「…ソルン…、…正気…か…。」
「何考えとりゃあすかソルン!!」
気がついた三人とソルンが帰ろうとした時、ソルンのした事に三人は驚いた。
ソルンは、ばらばらにされた神を元通りにしていた。
「あいつを、あんな酷い奴を、駄目だソルン!!」
「…ソルン…、…やめ…よ…。」
「ばらかすどころか塩まいたったってバチ当たれせんよ。ん?神様ぶった切った
らバチなんて当たるわきゃないか。」
「大将が口を開くぞ!!控えい!!」
ソルンの一声で三人が黙った。
「こいつはすっごく強かった。でもね、この通りあたしはやっつけた。完璧に
やっつけたんだ。あたしは確実にこいつに勝てる。だからさ、こいつはもうあた
しの思うがままって事。悪さなんてしたらまたこうやって懲らしめればいいよ。」
「うんうん。で、どうして助けたんよ。まさか、まさか奴隷にするん?」
「ふっ、ふふっ、ふはは、ふはははははっ。実は、あたしこいつに…、こいつの
事好きになっちゃったんだ。」
三人が尻餅をついた。
「今までずっと助けてくれてさ、頼もしくってカッコイイなあ…なんて思っちゃ
ったり、優しいなあとか甘えちゃいたいなあとか…。こいつの正体がわかった時は
スッ極、憎かった。でもね、倒してからさ、なんとなくわかったんだ。こいつの寂
しさとか、死にたくなっちゃいそうな退屈とか、こいつも色々あったんだろうなっ
て。そしたら、なんか切なくなっちゃう位ますます好きになっちゃって…。」
「まあ、まあ、まあ、ソルンが言うなら仕方ないよな。神様をぶった切っちゃう
ソルンだぜ。」
「…もう…わたしは…相手に…ならない…な…。」
「おそぎゃあのう。ほいじゃあ、帰ろまい。」
「と、こう言うわけでキミを連れて来たわけだ。あれ、どうしたの。ちょっと。」
神は泣いていた。大粒の涙を流して、顔を真っ赤にして神は泣いていた。
「困ったな。」
「…りがと…。あ…りがと…う。」
聞き取れるか聞き取れないかギリギリの声で神が呟いた。
「よしよし。全く、こんな泣き虫だったなんて思わなかったよ。まさか甘えるど
ころかあやしてやるだなんて。ほらほら。…しょうがないな、たっぷり泣いていい
よ。」
神は一日中泣いた。ソルンに年下のように慰められながら、時に声に出して、神
は泣いた。
「わたしに同情してくれたなんて…。絶対に誰にも理解されないと思っていたん
です。ソルン、あなたにおれいがしたい!どんなのぞみでもかなえてあげましょう
。」
そこまで言った時神は爆笑するソルンに殴り飛ばされた。
「よりによってあの時の言葉か!!」
そう言いながら満面の笑みで、ソルンは頬を押さえて倒れてる神の前にしゃがん
だ。
「じゃあねえ、あたしのお婿さんになって!」
神の目に、かすかに涙が浮かんだ。
「ええ、喜んでなりましょう!!なりましょうとも!!」
結婚式が開かれた。あの長かった旅で出会った者が全員集まった。三人は
「新郎?あいつは功労者さ。いつも助言をくれてたんだ。そんで仲良くなって、ね。」
と来賓に紹介した。誰もそのシルクハットの男が神だとは思わないだろう。
「胴上げするぞ。そうれ。わっしょい。」
「わたしは、彼らに、…。」
「もういいんだよ。ねえ、神様…。」
二人はベッドに潜り込んだ。
「神様の体って本当に綺麗だね。女の子でも嫉妬しちゃうくらい綺麗。」
「ふふ、ソルンがかわいいのはわかっていましたよ。ずっと見ていましたから。そ
れにしてもやっぱり、かわいいね。あ、誤解しないで。そんな覗き見はしてないから。」
「してても許してあげる。あぁ、はんっ。神様ってこっちもお上手なんだね。」
「ソルンが好きだから、精一杯頑張ってるんですよ。神様だからとかそんなの
じゃないですよ。まあ少しは使ってますけどね。頑張ってみてるんですけど、張
り切りすぎちゃってますか?」
「ううん大丈夫。ああぁ…すごいよ…。すっごい…。いいよ…。」
「ソルン、言いにくいんですけど、その、交わっちゃいますけど、いいですか。」
「そう言われるとこっちも恥ずかしくなっちゃうな。いいよ。大丈夫。我慢す
るのは慣れてるから。それに、好きな人なら尚更へっちゃらだよ。」
「じゃあお言葉に甘えて。いきますよ。」
「あぐっ!大丈夫心配しないで。そんなに弱くないから。」
「はぁっ、はぁはぁ、はぁっ、ソルン!!」
「うあああっ神様!!あたし大好き!!かわいそうなあなたが大好き!!」
「ソルン!!ソルン!!」
「あああっあ、はぁ…。」
神はソルンには逆らえない。そもそも、逆らうと言う発想が無い。誰も神とわか
らないシルクハットの男は今、ソルンの虜だ。だが、ソルンこそは今まで決して会
うことが出来なかった存在だった。そんなソルンが、愛しい。虜になるほど愛しい
。ソルンも神が愛しい。神を憐れみ慈しむ、ソルンを何と呼べばいい。讃えるでも
仕えるでも奉じるでもない。創造されたモノなのに、創造した主を愛でてやる。ソ
ルンは神の理解を超えていた。ソルンの愛に包まれて神は深くまどろんだ。神は人
の愛を知る。
(おわり)
大変長くなってしまってもうしわけない
もうコテ使わないの?
たぶん使わない
乙!!
面白いスレ発見!
……エロサガずき……エロサガずき!
おとうさんは
いまさらながら、いちにんしょうかみしてんのぶんしょうをしっぱいだとおもう!
しかしだ やっぱりかいてしまうのでこれをおめよごしに……おい
エロサガずき!ねるな!!
またまたSaGa2秘宝伝説です、いよいよ折り返しかなーって感じで。
今回は男の娘モノでアッー!な展開が待ってるので、駄目な方はスルーよろしくです。
ふぅ、今は毎週日曜のエロ書きとDS版秘宝伝説だけが楽しみだぜ……
私はT260J、個体識別名テムジン――御嬢様をお守りする戦闘メカにして執事である。
「おめでとう! やはり きみたちが かったか! ふっふっふ……」
まるで事態を予測し、未来を見透かすような笑みを残してアポロンは去っていった。
かの神、アポロンが気まぐれで主催したドラゴンレースで、私達は圧勝し秘宝を手にしたが……
何故、アポロンは自ら所有する秘宝を手放すような真似をしたのだろうか?
私の中で疑念は高まり募る一方だった。
「それでは、優勝チームの栄えあるドラゴンライダーが登場です! さあ、表彰台へ!」
私達は訪れた世界の一つで、秘宝を賭けたドラゴンによるレースに参戦した。
餅は餅屋、という諺の通り……出場する為のドラゴンをマルムに選んでもらったが。
意外にも彼が選んだのは、乗り手に困る厩舎の、見るも貧相で人気のないドラゴンだった。
だが、モンスターにはモンスターの気持ちやコンディションが、誰よりも解るのだろう。
マルムの駆るドラゴンは、スタートこそ出遅れたものの見事な末脚で追い上げ優勝した。
エミリィ御嬢様もリッツも、もちろん私も、優勝と秘宝の入手を心から喜んだ。
「この幼くも可憐なお嬢さんが、今大会の優勝者であります! 皆さん、惜しみない拍手を!」
表彰台に上がるのは、嫌に白い顔をぎこちなく微笑ませる一人の美少女。
その正体は、何を隠そう私達の旅の仲間、マルムその人だった。
彼は――そう、断っておくが『彼』である――御嬢様が選んだ愛くるしい服を着込んでいる。
そのいでたちは、フリルとレースに彩られたモノクロームのエプロンドレスで。
ヘッドドレスをいただいた漆黒の頭髪は、綺麗に肩口の高さで切り揃えられている。
見るも愛らしい、ビスクドールのように白磁の肌を輝かせる物憂げな令嬢……
しかし私の全センサーが、今のマルクは性別的にはオスであることを明確に告げていた。
「それでは、商品の秘宝と花束、そして賞状の贈呈です!」
セレモニーを盛り上げる司会者がマイクに叫んで、水着の美女達が商品をマルムに渡す。
華奢で小柄な身でそれを受け取り、花束に埋もれるような格好でマルムは引きつる笑みを浮かべた。
――モンスターという種族独特の『食い合わせ』とは、実に不思議なものである。
私は長い旅の中で、マルムを検体としてモンスターの進化表を作成しているのだが。
モンスターは時として、姿形や能力、そして性別までも変化してしまうことがある。
「見ろよエミリィ、あの野郎……随分と緊張してるみてぇだ。はっ、ガラにもねぇことをするからだ」
「でもマルムすごいねー、ゆうしょうしちゃったね! またひほう、増えちゃった……すごいっ!」
御嬢様はただただ只管に感心しているが……リッツは込み上げる笑いを堪えるのに必死だ。
……私はこの時、アポロンの真意に一抹の不安を覚え、不安に電圧が上がったり下がったりした。
「やっと終った……もうっ! この格好、脱いでもいいよね? 他の服を用意してよっ」
宿屋にチェックインして部屋に入るなり、マルムが珍しく感情を発散してヘッドドレスを外す。
彼はそれを投げ捨てるや否や、己の身を包む華美なエプロンドレスを脱ごうともがいた。
「おいおい兄弟、もう脱いじまうのか? 次の肉を食うまで着てろよ、似合ってるしよ」
「そうだよー、せっかくわたしがえらんだのに……マルム、すっごく可愛いよ!」
エミリィ御嬢様とリッツの言葉を遮り、マルムは下着姿になって脱衣を床に叩き付ける。
下着も勿論、御嬢様が選んだシルクのショーツだが……その股間が僅かに小さく膨らんでいた。
「……二人とも、絶対楽しんでるでしょ。僕の悩みも知らずに……まったくもうっ!」
先日、倒した敵の肉を食したマルムは、またしても違うモンスターへと進化を遂げた。
ガスト――それは恐るべきアンデット、生ける死体……しかし、その容姿は見ての通り。
突然、全裸の少女然とした少年に変化したマルムには、一同唖然としたものである。
「でもよ、兄弟。そのナリじゃ俺の服を貸してもブカブカだしよ」
「せっかくかったのに……わかった! マルム、もっとかわいいのがいいんだ!」
「エミリィのバカ……リッツも。普通の服を買ってよ、人間型だと全裸で歩く訳にもいかないだろ」
獣ならば構わないが、生物学的に死んでいるアンデットとはいえ、人間が裸ではいささか困る。
そんな訳で御嬢様がマルムに服を買ったのだが……いささか趣味に過ぎた故か、本人には不評だった。
しかし似合ってしまうので、リッツは見る度に笑わずには入られない。
「それにね、リッツ! 僕がどれだけガッカリしてるか……みてよ、この粗末なモノをっ!」
マルムは最後の着衣を脱ぐと、その薄布を丸めてリッツに投げ付けた。
アンデット故に血色の悪い肌は、白すぎる美しさでその肢体を彩っていた。
「ぷっ……ははっ! いや悪ぃ、悪い兄弟っ! 悪気はねぇけどよ……たははっ!」
「もういいっ! ストーンゴーレムから久々に、生身の肉体になったと思ったらこのザマだよ」
唇を尖らせて不貞腐れると、マルムは人形のような己の身体をベットへと放り投げた。
その股間に久々に復活したマルムの逸物は、非常に小さく……すっぽりと包皮に覆われていた。
毎夜毎晩、リッツと一緒に御嬢様を悦ばせることが楽しみなマルムではあるが……
流石に今回、久々に男性器のある肉体に戻れたのに、余りに粗末な肉芽に失望しているのだった。
「はぁ、一時はヘソまで反り返らんばかりだった僕のが……今じゃ、こんな……」
「ゴメン……でもね、マルム。わたし、いまのマルムもすきだよ? かわいいもん」
御嬢様はマントを、次いで靴を脱ぎ捨てると、露出の激しいエスパーガールの戦衣に手をかける。
そうして一糸纏わぬ姿でシーツに膝を突くと、面を上げるマルムに変わってベッドがギシリと鳴いた。
……私はその時、昔旦那様が私に保存しておいた『男の娘』という名のフォルダを開いていた。
エミリィ御嬢様は大胆にも、ベッドの上に身を投げ出すマルムの上に覆い被さった。
そっと白い、白すぎる頬を手で撫で、そのまま瞳を閉じて唇を重ねる。
「ん、んっ……ふ、はぁ……ふふ、マルムのくちびる、ひんやりしてる」
「そりゃそうだよ、アンデットだもの。血の巡り、悪いんだ……だから、ほら」
額に頬に、鼻先に瞼にとキスしてゆく御嬢様に、マルムは視線で自分の股間を指した。
こじんまりと無毛の股間に縮こまるペニスは、ぴくりともせず柔らかに沈黙していた。
「んー、まっててねマルム。わたし、やってみる! だいじょうぶだよ、そんなおちこまないで」
「だってこんな……あんまりだよ、これじゃまるで子供のペニ――ふあっ!」
御嬢様は右手の中にすっぽりと竿を収めて包み、左手で睾丸を優しく握って揉んだ。
突如、電撃のような快楽に脳天を貫かれ、身を震わせるマルムの股間に御嬢様が顔を埋める。
「ふふ、ちっちゃくてかわいい……ほら、ヒクヒクしてるよ? あは、つめたいよぉ」
「あっ、エミリィ……だめっ、そんなに強く吸、んくぅ! あ、うぅ……」
御嬢様はぱくりと、未成熟なペニスを飲み込み頬張った。
そのまま余り過ぎた恥皮を甘噛して引っ張れば、マルムが顔を手で覆いながら身悶える。
さらには舌と唇で器用に包皮を手繰り、その奥に隠された亀頭を舐められれ悶絶するマルム。
「マルムのオチンチン、ぬるぬるしてきた……けど、たたないね? わたし、へたっぴ?」
「あっ、違……ひうっ! エ、エミリィは上手、だけ、ど……アンデットだから、血の巡りが、んぁ!」
ビクビクと身を震わせて、マルムは押し寄せる快楽に震えながら御嬢様の髪を両手に遊ばせる。
御嬢様の口で愛撫され、言葉にできぬ快楽に浸りながらも……彼の肉芽は勃起することができなかった。
「しゃーねぇなあ、兄弟。エミリィ、俺が手伝ってやるよ……いいか、見てな」
見かねたリッツがベッドに上がると、右手の中指をしゃぶって濡らしながらニヤニヤ笑う。
切なげに濡れた瞳で、幼馴染の義兄弟を見詰めるマルムは本当に可愛らしかった。
「いいか兄弟、力抜けよ……ほれっ」
「んんんっ! ば、ばかぁ……リッツ、そこは……ふぁぁぁ」
仰向けに身を開くマルムの、その尻の下へとリッツは手を伸べ、穢れた排泄孔を探り当てる。
唾液で濡らした指が、きつく窄まる桜色のアヌスへとめり込み……中から前立腺を刺激した。
たちまち絶叫と共に身をガクガクと震わせ、御嬢様の口の中でマルム自身が固く勃起してゆく。
「あは、マルムちゃんとたったよ。ほら……さきっちょ見えないけど、マルムのおいしいよ?」
「やっべぇやっべぇ! 兄弟、尻ん中すげぇひんやりしてんぞ!? まあアンデットだからか」
マルムは呆けた顔で涎を垂らしながら、やっと下腹部で身をもたげた己の剛直を見下ろしていた。
それは限界まで昂ぶって尚、あり余る包皮につつまれ、先から粘度の高い光の糸を垂れ流していた。
……私は旦那様の『男の娘』フォルダの中にさらに、『真性包茎』フォルダがあるのを確認していた。
「じゃあマルム、いれるね……ん、んっ、ひあっ! 硬いのに、つめたいよぉ」
エミリィ御嬢様はマルムを跨いで馬乗りになると、その小さなペニスを手に腰を下ろした。
既に濡れそぼって蜜にふやけた、淫らな秘裂の奥へと未熟な男の塊を導いてゆく。
マルムの粗末な逸物は、またたくまに御嬢様の中へと収まり飲み込まれた。
大きく息を吐き出し、御嬢様はマルムの薄い胸に手を突き頬を朱に染める。
「は、挿っちゃった……その、エミリィ、小さいだろ? その、僕、恥ずかしい……」
「ん、きもちい……マルム、わたしのなかでビクビクしてる。ちゃんと感じるよ」
御嬢様が締め付けるたびに、マルムが声を上げて総身を震わせシーツを掴んでたぐる。
そんなマルムを犯すように、御嬢様は激しい腰使いで挿抜を繰り返し、腰をグラインドさせる。
たびたび秘壷からすっぽ抜けるマルムのペニスは、その都度優しく元の場所へと戻された。
「や、あっ……こんな、エミリィに……僕、犯されちゃう、ひぅ!?」
「マルム、出そう? いいよ……いつもみたいに、わたしがしぼってあげるね……出して」
一際高いボーイソプラノを響かせ、マルムが達して御嬢様の中に精を放った。
御嬢様も身震いして、膣内に弾ける死人とは思えぬ精力の迸りに感じ入っていた。
「くっ、屈辱だ……僕が、こんな……」
「マルム、きもちよくなかった? わたし、よかったよ? ……ゴメンね、マルム」
「エミリィは悪かねぇよ。兄弟は拗ねてるのさ、そんなナリになってされるがままの自分にな」
傍らで笑うリッツが、御嬢様の長く尖がった耳へと口を寄せて呟いた。
マルムも食い合わせ次第では、大人の腕程もあろうかという豪胆な肉棒を取り戻す。
それも全部、前と言わず後と言わず突っ込まれるのは……リッツの言葉に頬を緩ませる御嬢様。
「そ、そだよね……マルムもほかのお肉たべたら、前みたいなおっきぃオチンチンになるよ、うん」
「そんな訳で兄弟、次はお前さんが上になって動けよ。ガンガン抜いてスッキリしちまえ」
リッツの言うままに、御嬢様とマルムは結合したまま体を入れ替える。
体格的にも少女と言うよりは幼女に近いマルムは、埋まるように御嬢様を抱きしめた。
「マルム、まだわたしの中でかたいよ? ね、出して……ぜんぶ、わたしに出して」
「あっ、駄目っ……エミリィ、今そんなに締めたら、んくぅ!? あ、あうぅ……」
愉悦と苦悶に彩られながらも、マルムが激しく腰を動かし出した。
肉と肉が激しくぶつかり合い、汗が弾ける音が荒々しい吐息に混じって部屋に響く。
マルムはただただ無心に腰を打ちつけ、全神経が集中したかのように敏感な肉芽で御嬢様をえぐった。
「……やべぇな、これは。いやぁ兄弟、俺ぁ今までそんな目で見たことなかったけどよ」
「え? あ、ちょっ……リッツ、何!? ちょっと、やめ……待ってよリッツ」
「いや、俺おかしいわ。おかしいぜ絶対……でもよ、何か、その、すまんっ!」
「バ、バカッ! リッツのバカ、違う身体になったら絶対んくっ! ……ば、ばかぁ、おおき……」
傍らで二人の情事を見守っていたリッツが、突如ベルトの金具を解き放ちズボンを下ろした。
まろびでたペニスは硬く充血し、その濡れて光る先端は……直ぐにマルムのアヌスへと突きたてられた。
……私は今日の動画を、旦那様が設定したフォルダのどれに保存していいか迷ってしまった。
>>198 GJ!!
今回は最後の最後まで何が起きるかわからない大変化球えしたね
204 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 23:48:59 ID:QS1iMrVh
アルベルトがクローディア、バーバラ、シフたちお姉さまに逆レイプされるというシチュがたまりませんですなぁ
民主党の鳩山由紀夫代表は「日本列島は、日本人だけの所有物じゃない。
仏教の心を日本人が世界で最も持っているはずなのに、
なんで外国の人が地方参政権を持つことが許せないのか」と公言した。
民主党政策集2009 「国籍選択制度の見直し」の項目 「重国籍を容認してほしいとの要望を踏まえ見直す」[07/24]
ttp://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1248406059/ 関連して「国籍選択制度の見直し」の項目をみると
「重国籍を容認してほしいとの要望を踏まえ見直す」と記している。
つまり、韓国など外国籍を持ったまま日本国籍も取得し、
参政権を行使できるようにするというわけだ。
丁度スレの容量が半分くらい埋まったみたいですね
アレクセイ手下とコーデリアは体を重ね合っていた。
初めは無理矢理犯されていたコーデリアだったが
性交の快感に流され手下との性交に抵抗を感じなくなってきていた。
コーデリアも手下も服は戦いでズタズタになっていてお互い半裸になりながらも激しく性器を重ね合っていた。
コーデリアは自分の中で手下が絶頂に達するのを感じていた。
「射精すぞ」
コーデリアの耳元で息を荒くした手下が呟いた。
「…はっ!あん……。」
コーデリアは最初は抵抗していた射精の与えるその性感が5回目になる今では抵抗なく受け入れられるようになっていた。
満足そうな表情の手下はずっとコーデリアと繋がっていた性器をゆっくり抜き出した。
「やあ…。」
性器が外れていく性感にコーデリアは身震いしていた。
コーデリアの女性器と手下の男性器は離れてもお互いの分泌液が糸のように繋がっていた。
戦闘、性交ともに限界まで肉体を酷使したコーデリアは力がでず起き上がることもできなかった。
乳や性器がむき出しの半裸の状態のコーデリアはそのまま意識を失った。
意識を戻したコーデリアは今度は一糸纏わぬ姿で手下と同じベッドに横たわっていた。
その状況に対して驚くどころか何故かコーデリアは自然に受け入れていた。
コーデリアは性交を通してなんとなくお手下と互いの情欲を感じあっていた。
手下は寝ていてしばらく起きそうにない。
コーデリアは周りを見渡したが服はない。
仮にあったとしても破りつくされたあの服はおそらく裸とたいした違いはない。
手下からこのまま逃げるにしても全裸で外へ出るわけにもいかず手下が起きるまでしばらく待つことにした。
ふと手下を見つめるコーデリアは性交を思い出し手下の下半身をまじまじと覗いた。
ベッドごしでも分かるほど逞しい男性器を見てコーデリアはまた情欲が湧いてきた。
「…。挿入れたい…。」
心の中でそう呟いたコーデリアは手下を覆うように抱きつき手下の男根を自分の女性器に挿入しようとした。
目を覚ました手下とコーデリアの目が合う。
手下もコーデリアを離さないよう量うでをコーデリアに巻きつけた。
見つめ合う二人の顔は次第に近づき唇が重なっていった。
コーデリアはウィルのこと、アレクセイのことを忘れひたすら手下との肉欲を求めあった。
一年後、アレクセイがウィルに倒さた同時期にコーデリアは手下の間に出来た赤ちゃんを出産していた。
>>210 乙
できれば終わりかどうかわかるようにするとありがたいです
レスどうも。
形態で書いたのでめちゃくちゃな文になりました。
今度PCでちゃんとしたのを書こうと思います。
>>204 書いてみたいけどうまく思い浮かばない
無念じゃ
ウハンジの舘を乗っ取ったシフたちがアルベルトを捕まえるとかどうだろ
そんなんよりアイシャとクローディアに玩ばれるホークが見たいんだが
>>215 なんという斜め上すぎる展開を希望してるんだお前は…。
だが悪くない。
やるよ
……エロサガずき……エロサガずき!
おとうさんは
やっとこ、おうぼようのげんこうをかきあげたぞ!……あすからすいこうさぎょうだ。
それでまあ いきぬきにかいてしまうのでこれをおめよごしに……おい
エロサガずき!ねるな!!
毎週毎週、お目汚しすみません(汗)
またまたSaGa2秘宝伝説です、後三話(いじわるなダンジョン、きたぞきたぞ、最終防衛システム)
今回はスライム姦で、あらゆる穴を奥まで犯した挙句にふたなり展開なのでご注意を!
私はT260J、個体識別名テムジン――御嬢様をお守りする戦闘メカにして執事である。
「っしゃぁ! 酒も女もっ、ガンッガンこーい! ローニンさんも飲みなって」
「……いや、拙者には……おたま殿が。リッツ殿、その……御主にもエミリィ殿が」
この世界は独特な文化圏で、非常に古風な封建制度で成り立っていた。
私達はそこで、えちごやの悪を暴き、しょうぐんを操る黒幕のおおごしょを倒したのだ。
それも全て、ガーディアンの一人であり、旦那様の旧友でもあるローニン殿の協力の賜物。
秘宝も残すところあと十個、それにしても良く集めたものだ……集めさせられたのか?
私の中で、集まる秘法の数に比例して、あの神への疑念は高まってゆく。
「ふーん、だ。リッツったら、ちょっとチヤホヤされてるからって……いこ、マルム」
「まあまあ、エミリィ。リッツは昔からお調子者だしさ。煽てられると弱いんだよ」
エミリィ御嬢様は不機嫌だった……リッツのあの、緩みきった顔を見れば無理もない。
この世界の救世主となった私達の中でも、リッツはとりわけ女達から好意を寄せられた。
悪童として名高いリッツは、その顔は二枚目半だが味があり、言葉で表せぬ愛嬌が感じられる。
このよしわらなる遊郭街の花魁達にもてはやされるのも、無理もない話だった。
私は、ローニン殿を巻き込んで酒池肉林にふけるリッツを尻目に御嬢様に続いた。
「そりゃ、リッツはかっこいーけどさ。それに、やさしいし……」
マルムを引きつれ、俯き独り言を零しながら歩く御嬢様を追う。
見た目の成熟した麗しさに反して、御嬢様は精神的には多分に子供に過ぎた。
「まあ、今夜くらい大目に見てあげてよ。エミリィ、しゃちほこの件で助けて貰ったじゃない」
「だってー、あれはー……うん。リッツ、わたしのこと助けてくれた。けがまでして」
マルムの言葉に足を止め、御嬢様はつい先程の決戦を思い返した。
それは異国の城を登り詰め、その屋根でおおごしょとの決着を控えた時のことだった。
好奇心旺盛な御嬢様は、城の屋根に飾られた黄金のしゃちほこへと、興味本位で手を伸ばした。
それは、城を守る守護獣にして凶悪なトラップだった。
突如あらぶる闘魚と化したしゃちほこが牙を剥き、無防備な御嬢様を襲ったのだ。
身を挺して助け、さんごのつるぎでしゃちほこへ鬼気迫る一撃を放ったのは……リッツだった。
「リッツはいつでも、エミリィのことを一番に考えてるよ。それは僕が保障する」
「うん……だからうれしいけど、むねがワサワサするの。それにね、マルム」
――いちばんに考えてくれるの、リッツだけじゃないよね?
そう言って御嬢様はマルムを伴い、寝室の戸を引いて明かりを付けた。
リッツがこの世界の女達と騒いで酒に酔う、その喧騒が遠くより聞こえる。
御嬢様はマルムを招き入れ、私が続くのを待って、楽しげに響く声を遮るように戸を閉めた。
……私はこの時、まさか現状のマルムにあんなことが出来るとは思いもしなかった。
「ねね、マルム。今日はいっしょにねようよー?」
「いや、この体だと布団をベットベトに汚しちゃうから……って、エミリィ!?」
「ふふっ、マルムの体、ひんやりしててきもちいいー! スライムみたいー!」
「スライムなんだよ、もう……溶かしちゃうよ? そんなこと言ってると」
エミリィ御嬢様は胸の内の想いを振り払うように、身に付ける薄布を瞬時に脱ぎ捨てる。
そうしてあられもない全裸になると、無邪気にマルムの体へと身を預けた。
肉を食べるたびに進化、変化を続けるマルムは、この世界ではあおとろろになっていた。
スライム系のその体は粘液質で構成され、不純物の微妙な配合が怪しい青色に輝いている。
「ふー、ごくらく、ごくらく……なんか、ウォーターベッドに寝てるみたい」
「あのね、エミリィ。その、こんな体でも僕は一応、男なんだからね?」
私がスキャンした限りでは、スライム系のモンスターには性別がなかった。
例えば故郷のせんせいがそう……スライムは個で繁殖する故に、性別は存在しない。
それでもマルムが男を主張するのは、彼自身が生まれた時の形態がオスのモンスターだったから。
巨大な弾力をもつ粘液の塊が、中央に光る一つ目を光らせて、覆い被さる御嬢様に抗議の声を上げる。
「ふーん、おとこのこなんだ。まえの体はちっちゃいけど、おちんちんついてたよね」
「ちっ、ちっちゃいって言わないでよね、エミリィ……まあでも、この体はこの体で、ね」
不敵にマルムが笑うや、その体の中へと御嬢様の痩身が沈み込む。
表面張力で形を象っている、液体ゼリーのようなマルムの全身が御嬢様の下半身を包んだ。
それは私には、マルムという浴槽に御嬢様が半身浴の形で浸かっているようにも見える。
「わ、わっ!? な、何!? びっくりしたー、わたしマルムの中に入っちゃった」
「エミリィ、太った? 村で暮らしてた時より、お尻がや太股が……」
「ふとってないもん! ちがうもん、ちょっとグラマーでセクシーになっただけだもん!」
「うーん、まぁそゆことにしておこうか」
確かに私が計測した限りでは、御嬢様のバストやヒップ、露な太物は最近サイズアップしていた。
それは太ったというよりも、毎夜毎晩の夜伽と長い旅時で、自然と実った豊かな膨らみ。
より女性らしさを増し、少女の未成熟な体から進化を続ける御嬢様は美しかった。
「とくにこう、足なんかムッチリしちゃってさ。肉感に溢れつつしなやかに、っての?」
「あっ、や、やぁ……もうっ、マルム! やめ……ん、んんっ、ずるいよぉ……これ、いい……」
すっぽりと御嬢様の下半身を飲み込むマルムが震えて、その体の中で御嬢様が身悶える。
マルムはゼリー状の体を駆使して、普段では不可能な愛撫で御嬢様の火照りをあおった。
「エミリィ、何か僕に不純物が混じってくるんだけど……汗と、あとこれは……濡れてる?」
「ば、ばかぁ、ちがうもん……ちが、ひうっ! ん、はぁ……マルム、そこ、すごくいい……」
次第に御嬢様の頬に赤みがさし、忽ち息は荒くなって瞳が潤む。
御嬢様は大きな一つ目を手でプルンとすくうと、唇を寄せてキスをした。
……私は今日も御嬢様のことを動画に記録していたが、フォルダ分けに困ってしまった。
マルムの軟体がピタリと御嬢様の肌に吸い付き、その肉体へと震える波長を伝えてゆく。
普通ならば味わえぬ、ヒヤリと冷たいスライムの感覚に下半身を浸してエミリィ御嬢様は喘いだ。
「ふぁ……マルム、なんかへんだよぉ。なんかね、マルムがね、染込んでくる感じ……んくぅ!」
「今、エミリィの肌を直接犯してるんだ。ほら、僕が浸透してゆくのを感じる?」
「なんか、肌がピリピリして、ホワホワして……きもち、いいの……」
「ふふ、溶かしちゃわないよう気をつけないとね。それにしてもエミリィ、ここ、ほら」
ビクン! と御嬢様が身を仰け反らして天井を仰いだ。
マルムの浸透が、濡れそぼる秘裂の奥へと達して粘膜に触れたのだ。
未知の感触に驚き震えながらも、押し寄せる快感に自らの頬を両手で覆う御嬢様。
「こんなに濡れて、僕に不純物を混ぜてくる……ほら、こんなに広がっちゃうよ」
「ふあぁぁぁ……マルムッ、すごい……こんなのはじめて、すご……い、いいっ」
「ここ、どうかな? ねえエミリィ、ここ……ほら、僕が入ってくよ」
「んくっ! そ、そこだめぇ……マルム、そこはオシッコの穴、んっ! ……はぁん」
マルムは御嬢様の下半身にある、あらゆる穴を犯し始めた。
毛穴の隅々まで浸透する一方で、普段は尿道口をくすぐる程度で終えてる、その奥へと……
マルムは自分の自由自在な体の一部を、御嬢様の尿道へと容易く送り込んだ。
「エミリィ、力抜いて……ほら、弛緩してきた。このまま奥まで僕で満たしてあげる」
「だっ、だめっ! そこ、広げちゃ……も、もれちゃうよぉぉぉ」
その瞬間、マルムの青色に輝く粘体に、黄色いもやが拡散した。
優しく尿道を愛撫していたマルムの先端は、膀胱へと到達してその門を開いたのだ。
御嬢様の中に溜まっていた小水が、残さずマルムの中へと放たれ混じる。
「ふふふ、随分溜まってたみたいだよ、エミリィ。ほら、こんなに僕の中に出して」
「だ、だってぇ……マルムがオシッコの穴に入って、うちがわからあけちゃうんだもん」
ブルブルと身を震わせて、御嬢様は放尿の愉悦に浸って呆ける。
しかしマルムの責めは終わらず、その体は御嬢様の下半身をスッポリ覆ったまま蠢いた。
「ひあっ! マ、マルム、そっちは……今日はだめだよぅ。だ、だって、さいきんわたし」
「ほうら、僕が染み渡るよ。エミリィ、お通じが最近御無沙汰だね? 僕が解してあげる」
マルムは御嬢様の後の穴へも、容赦なく浸透を開始した。
普段から第二の性器として開発し尽くされた菊門は、容易くマルムの侵入を許す。
最近便秘気味の御嬢様は、マルムの形無き手で宿便を揉み解され、羞恥に声を噛み殺した。
「ふふ、前も後も僕と混ざっちゃったね……エミリィ、もっと内側を隅々まで……」
「あ、あうぅ……これいじょう、らっ、らめぇぇぇ! こ、こわれちゃうよぉ」
前後の穴から侵食され、内蔵の隅々まで犯されて御嬢様は絶叫に喘いだ。
……私は美しくも淫靡な姿を記録しつつ……自分の中に『せんせい』というフォルダを見つけ驚いた。
「ねえエミリィ、僕とリッツと、どっちが好き?」
エミリィ御嬢様の内側に入り込みながら、マルムが囁く。
「ん、んっ……んんんー! はぁ、あぅ……そ、そんなの選べないよぉ」
御嬢様はボヨンボヨンとマルムの表面を叩きながら、身の内に侵食するマルムに身悶えた。
「だって、わたしはマルムもリッツもすきだし、テムジンだってすきだし……選べないよぉ」
「はは、そうだよね……ごめんエミリィ、困らせちゃったよね。ごめん、僕も好きだよ」
不意にマルムは、直腸を通り越してその奥まで浸透していた己の体を引っ込める。
同時に膣を満たして子宮の中まで犯していた手を……自在に形を変える手を引っ込める。
突如として自分から潮が引くように失われるマルムの感触に、御嬢様は呆然と驚いた。
「僕がどれくらいエミリィのことを好きか、教えてあげる。ほら、僕を見て……」
マルムはズルズルとその身を御嬢様から引き剥がすと、一点に集まり蠢き弾けた。
不定形の粘体が不意に立ち上がり、その輪郭を徐々に整え人型へと変えてゆく。
驚き言葉を失う御嬢様の前で、マルムは青一色の五体を持つ、見慣れた姿へと変身した。
「どう? エミリィ、君と寸分違わないよ……この顔以外は、僕が知るエミリィそのものだ」
「う、うそ……マルム、そのかっこう……え、わたし? なの? すごい、そっくり……」
私は驚きの余りうろたえたが、落ち着いてマルムの体を全センサーでスキャンした。
スライム状の肉体で形成されたそれは、スリーサイズから何から全て御嬢様と同一。
唯一顔だけが、スライム系モンスター特有の一つ目を輝かせている。
「僕、ずっとエミリィのこと見てきたから……エミリィのことで知らないことなんてないよ」
「マルム……」
「でもね、それはリッツも同じなんだ。リッツもね……僕と同じ位、エミリィのこと知ってる」
「うん……だからわたし、選べないよ。ごめんねマルム、ごめん……でも、すきなの」
大きな一つ目から、大粒の涙が零れた。
それは御嬢様がマルムに混ぜた汗が集まったものだが、御嬢様は優しくキスして口で舐め取る。
「ずるいな……僕、エミリィのこと好きだから。ずるいよエミリィ……僕もじゃあ、ずるしちゃうよ」
不意に、御嬢様に瓜二つのマルムがベタベタと歩を進め、御嬢様に抱き付いた。
同時に、表面張力で張りのある胸が、尻がプルルンと揺れる。
「ほら、見て……僕の大好きなエミリィから、こんなのが生えちゃうよ。これでエミリィを」
御嬢様に身を重ねるマルムの股間が競りあがり、そこへと粘体が集束して男根を屹立させた。
私は御嬢様の体にペニスが生えたかのような錯覚に、しばし混乱してしまった。
「ん、挿れて……マルム、どっちがいい? どっちでも、すきにしていいよ」
暫し迷って逡巡するマルムの複雑な心境が、私にははっきりと感じられた。
相棒に遠慮するかのように、背後にヌルリと回りこむや、マルムは冷たい強張りで御嬢様を肛虐した。
直腸の粘膜を擦り、抉り、まさぐって……その中に、先程御嬢様から搾り出した不純物を……
御嬢様の膀胱から自分の中に拡散させた小水を全て集めて、マルムは解き放った。
……私は同時に、旦那様とせんせいの不適切な関係に気付いてしまい、激しく動揺していた。
223 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 20:55:10 ID:Ayn87cmM
>>218 GJ!!
それにしても毎回場面のチョイスがオイシイですね〜
>>218 毎度毎度シチュといい、ネタといい素晴らしい!
特に旦那様のフォルダには笑わされます
迷ったが投稿します
酷い話なんで かみ が好きな人は読まない方が良いと思います
女体化かみ凌辱
この世界を創造したかみは、悪魔を打ち倒すヒーローの物語を楽しもうとして、
壮大な仕掛けを仕組んだ。多くの者がヒーローになれず、道半ばにして命を落と
していった。
無数の者達がもがき苦しむ中、4人は塔の最上階へと力強く突き進んでいった。
だが、その快進撃は、文字通り死体の階段を進むが如き凶行だった。
強盗、空き巣、その他誰かに大事にされている物を盗む事全てを至上の楽しみ
としている巨漢の肥え太った盗人。
金の為なら自分に惚れ込んだ女でも平気で売る、権力欲と物欲とそして自尊心
の塊のような卑怯なチンピラ。
無法を愛し乱世を楽しみ、正義の代行者を自認する者が敗れて死ぬのを笑うと
言うならず者。
とどまる所を知らない食欲であらゆるものを食べ、隙あらば仲間すら平気で食
べかねない餓鬼。
この4人は、かみの望むヒーローではなかった。4人の悪行は、かみすらも顔
をしかめる酷さだった。かみは途中から助言を一切与えないようにした。かみは
何度と無く、4人が竦み上がり、泣き叫んで助けを求め、その末に絶望して死ぬ
光景を待ち望んだが、ついにそれは無かった。4人はかみの助言を得ないまま塔
を進み、かみと対面した。
「まさかあなたがたがゲームを勝ち抜くとは思いませんでしたよ。」
「ゲーム?ゲフッ。」
「そうです。わたしの作った壮大なストーリーのゲームです。」
「てめえ説明しやがれ。どう言う事だ。」
「私は平和な世界に飽き飽きしていました。そこでアシュラを呼び出したので
す。」
「わからねえでもねえな。」
「アシュラは世界を乱し面白くしてくれました。だがそれもつかの間の事、彼
にも退屈してきました。」
「おまえ、うまぞう。ずげえうまぞう。ずんげえうまぞう。…ぐわぜろ。」
「おめえは黙ってろ。それでゲームってわけか。遊びが下手なかみさまだなあ。
グフッ。」
「そうです。私は悪魔を打ち倒すヒーローが欲しかったのです。しかし終わっ
てみれば数々の難関を突破してアシュラを倒したのはあなた方でした。失望しま
したよ。本当は、それらしい人が来るのを待ち望んでいたのですがね。」
「やいてめえ!!俺様はそれらしい人じゃねえってのか!?」
「そうです。あなた方創られた者には理解できないかもしれませんが、私にと
っては、あなた方は違いますね。」
「だがその俺は無理矢理にここまで来たぜ。あんたがどうしたかろうが関係な
いが、一応聞こうか。」
「最初から存在しなかった事にします。まずは、死んでもらいましょうか。」
しかし、4人は全く動じなかった。それどころか、かみを嘲笑していた。
「グフッ!生意気なかみさまだなあ。わかっちゃいねえなあグフッ!」
「ぐへへ…。」
「なあかみさま、俺はゲームを続けてえんだ。その前に朝飯前の簡単な作業を
させてもらうぜ。」
「ぐいでえ。ぐわぜろ。」
かみは4人の、文字通り神をも恐れぬ不敵な態度に怒りを覚えた。
「死ぬ前に神の力、とくと目に焼き付けておけ!」
そう言うとかみは、シルクハットにネクタイをしめたスーツの姿から、神々し
い姿へと変わった。
かみが4人を見ると、何かを相談している所のようだった。
「と言うわけだ。こりゃあおもしれえだろうが。」
「グフッ!おめえも来る所まで来たな。」
「その時の野郎の顔が見てみたくなってきた。」
「ぐわぜろ」
「お前達何を話している!!」
かみの声で、4人は相変わらずニタついたまま振り返った。手に持っているの
は、チェーンソーだった。
「グフッ!そんな怖い顔すんなよかみさま。命だきゃあ助けてやるよ。」
デブの言葉が癪にさわった。かみはいきなり右手を使おうとした。その瞬間、
チンピラが力任せにチェーンソーを叩きつけてきた。かみは、そんな物がきくは
ずは無いと思っていたが、つい避けた。
思いもよらない事が起きた。かみは、紙一重でかわしたのだが、チェーンソー
が、かみの衣を大きく切り裂いていた。決して、創られた者ごときに切られるはず
がないかみの衣が易々と切り裂かれた。
「というわけだ。お前さんは傷一つつかない無敵どころか、これの一振りで真
っ二つになる。まるで紙切れをハサミで切るようにな。たまたま奇妙な本を見つ
けてな、そいつにはこの世界の事が詳しく書かれていたが、あんたの知らないあ
んたの弱点まで書いてあった。」
かみが、たじろいだ。かみは、何かに気がついて腕で身を隠した。
「だからよ、命だきゃあ助けてやるって。その代わり…んん?どうしたんだ?」
4人がかみの仕草に興味を持った。かみは後退りしたが、体つきに似合わないす
ばやさでデブが後ろにまわりこんでいた。
「おお?てめえ何隠してやがる?この俺様に隠し事が通用するとでも思ったか!
?てめえら押えつけろ!!ぶった切られたくなけりゃ見せやがれ!!」
チンピラの命令も聞かずに4人はかみをチェーンソーで脅して押さえ込んだ。
「やめて!!ああっ駄目!!離して!!」
「…ほう、こりゃあ予想以上に面白くなってきたな。こりゃあ本にも書いてはなか
ったなあ。」
かみが隠していた物、それは、大きくはないが、乳房だった。
「グヒヒッ!!実はなあ、チェーンソーで脅してお前に男色専門の売春をさせて
やろうと思っていたんだ。それがまあ…こりゃあもっと大勢にかわいがって貰える
なあグフッ!」
「かーっこりゃあたまんねえぜ!それにしても中途半端な胸だな。なるほどこり
ゃ目立たなかったわけだ。」
「男が強姦されるのと、女が強姦されるのじゃ、どっちが惨めなんだろうな。」
「やっばり、ずんげえずんげえうまぞう。」
かみは体を無理矢理広げられ、恥辱に顔を伏せていた。傷一つ無い、整った体だ
った。確かに女性の体だったが、所々を無視すれば小柄で細めの男性にも見える体
だった。餓鬼が今にも噛み付きそうな目で凝視している。
「グヒヒッ!!お前もしかして、処女か?いや、まぐわった事ねえのか?」
「…。」
「答えやがれオトコ女!!これが目に入らねえか!?」
「まだありません!!」
「そうか…じゃあ、誰かがかみの処女を頂くって事になるな…。光栄だ。」
「俺だ!!かみの処女も俺の盗品記録の仲間入りだ!!グヒヒ!!」
「俺様に決まってるだろうが!!世界を手にする俺様以外が出来るわけがねえ!!」
3人が口論をしている隙に、餓鬼が大きな口を開けた。気がついたデブが手繰り
寄せた。
「畜生目を放した隙にこれだ!!早い者勝ちだ!!」
殴り合い押しのけあう3人が次々にかみにのしかかっては突き飛ばされた。かみ
の処女を奪った相手は、ついにわからなかった。かみは泣いた。初めて刺される痛
みよりも、物のように奪い合われる自分の境遇に泣いた。
「てめえら全員出て来い!!今日はてめえらにいいプレゼントがある…勿論有料
だがな!!出てきやがれド平民ども!!」
チンピラの怒鳴り声に大慌てで住人が飛び出して整列した。どの世界の住人も共
通して4人には皆酷い目に遭わされて来た。ここの住人もそうだった。隠れれば更
に容赦ない仕打ちが待っていた。恐怖の記憶が殆ど全ての住人を4人の前に並ばせ
た。
「へへ…てめえらこいつが誰だと思う?何とかみさまだ!!この世界創ったかみ
さまだよ!!そしてなあ、なんとアシュラに世界メチャクチャにさせたのもこいつ
だとよ!!」
住人の顔が引きつった。ある者はひれ伏して恐れた。別の者は隣にいた者とお互
いに、驚きで形の変わった顔を見合ってまた驚いた。またある者は夢か現実かどう
かわかりかねている。
「かみ!!こいつらにてめえがかみだって事証明しろ!!ほらアレ出せ!!」
チンピラの怒鳴り声にかみが飛び上がった。かみは大慌てで、グレートデモンを
何の前触れもなしに出した。半ば取り乱していた住人達は突然現れた悪魔に驚いて
完全に混乱し逃げ惑った。
「てめえら落ち着け!!全く…。」
グレートデモンは3人の容赦ない銃撃で一瞬のうちに倒された。倒れたグレート
デモンを、餓鬼が見る見るうちに食いつくした。
「ごぢぞうざまでぢだあ。」
冷静さを取り戻しかけた住人達は、久々に目の前で行われた餓鬼の食事でまた恐
怖に騒いで逃げ惑った。
「静かにしやがれ!てめえらまで殺されてえかっ!?これでわーっただろ?こい
つはまぎれもねえかみさまよ!!この世を無茶苦茶にしやがったかみさまよ!!て
めえら、こいつ犯してえだろ?いいぜただし!有料だ。文句言うんじゃねえ!!か
みさまだぞ!!高いモン払って当然だ!!」
チンピラが提示した価格は目が回るような物だった。しかし、一人の住人が、恐
る恐る進み出た。
「おお?確かにあるな。ようし、やれい!他のやつらも用意しろ!高利貸しに借
りてでも用意しろ!!損はしねえぞ!なんてったって、かみさまと遊べるんだから
なあ!!」
「ひっ、ひぐっ!」
住人の指がゆっくりとだが、かみの中へと侵入して来た。
「あっ、痛い!!」
かみの洩らした悲鳴に、住人が憤った。
「痛いだと?俺たちはもっと痛い思いして来たんだ!これぐらいで泣くんじゃね
え!高い金払ったんだ。その分、今までこの世で苦労した分、お前のせいで苦しん
だ分、無茶させてもらうぞ!」
住人が乱暴に指でかき回した。かみが叫んで体をよじった。殆ど動かせる部分は
無い。両足と腰は固定され足を広げさせられている。両手も手錠がかけられ首輪と
同じく鎖で動きが制限されている。その上、傍らにはチェーンソーを構えたならず
者が立っている。平気で誰の命でも断つ男だ。不快に反応する程度しか許されては
いないだろう。それすらも、気分によってはチェーンソーを振られる事になるかも
しれない。住人の指がようやく抜かれた。指と入れ替わりに男根が突入した。
「ああぅっ!」
「グフッ!一人目でそんな調子じゃもたねえぜゲフッ!」
デブはそう言うと美味そうに鳥の唐揚げに再びむしゃぶりついた。デブの声はか
みの耳に入っていない。住人の腰があわただしく動く。
「こりゃあいいぜ、オラッどうだ!今までの恨み晴らしてやる!」
「ああっ!はぁはぁ…ああっ!!」
住人が腰を叩きつけるごとに、かみを固定している器具が音を立てた。無論、ひ
ずみが出る気配はない。かみの爽やかな金髪が突かれる度に乱れた。
「ごめんなさいっ!ごめんなさい、あっああ…。」
住人は果てた。しかしたちまち硬度を取り戻した。
「せっかくのチャンスだ!!出来るところまでやってやるんだ!!」
前に劣らぬ激しさでかみは責め立てられた。股間から液体が時折はねた。住人の、
恨みがこもった劣情が再び吐き出された。ようやく交替となった。男根が糸を引い
て引き抜かれ、二人目の男根が空洞を埋めた。
「うおっ!たしかにいい具合だぜ。一生モンの思い出になるなあ。」
そう言って二人目が腰を打ちつける。衝撃にかみの首が揺れる。涙がまた一滴、また
一滴と、つやのある顎から滴り落ちた。かみは何も考えないように努めた。だが下半
身に伝わる衝撃がそれを邪魔している。目をつぶり、すすり泣きながら自然と言葉が出
る。出る言葉は前と同じだった。
「ごめんなさい!!ごめんなさいっ!!っぱ!!はぁはぁごめんなさいっ!!」
かみは涙を振りまいて叫びながら男に犯され続けた。
「ようし次の世界行くぞ。」
チンピラは上機嫌だった。集まった財産はとんでもない規模になっていた。4人
が撒き散らした災厄とアシュラ達による災厄のはけ口に、かみはされた。ぶつけら
れた白濁は全て合わせれば池を通り越して湖になるほどだろう。4人とかみはあち
こちの世界を回ってはかみを犯す者を募った。かみは犯されるたびに謝罪の言葉を
叫んで泣いた。4人の不興を避ける事を忘れなかった。餓鬼が間違いを犯さないよ
う、食事を大量に与えるのも忘れなかった。
かみは、大勢の創られた者達の死を見てきた。だが、自分が死ぬ事など思いもし
なかった。死の恐怖でかみは生きる為に気を抜かなかった。
「もう終わりにするぜ。そろそろまた町の襲撃をする。長い事やってないんでど
れだけ遊べるか楽しみだ。」
ならず者が不敵に言った。
「また、かみさまがいた所に行くぜ。あの扉の先まだ見てねえんだ。きっとお宝が
ウジャウジャあるぜグヒヒッ!!早く盗みに行こうぜグフッ!!」
デブが目を輝かせて舌なめずりをする。
「もうがまんでぎねえだあ!!ごのおなごぐわぜろおおお!!」
餓鬼が今までに無い大声で叫んだ。餓鬼はあの時から、かみを食べたくてたまらな
かったのを他の美味そうな食事でなんとか誤魔化されてきたが、限界だった。
「バカヤロウ!!まだ足りねえ!!俺は新しい神になるんだ!!この世の全てを
手に入れるまでやめはしねえぞ!!」
元々4人は、はみ出し者の一匹狼だった。それが今日まで殺し合いに発展する不
和にならなかったのは奇跡だった。
「グフゥ…てめえら…。」
「世界最強は俺様よ…。」
「死ねよ…。」
「ごろじでやるう…。」
この世で最も忌まわしい殺気が場を覆った。一瞬の沈黙の後、それぞれの一番の
得意技が荒れ狂った。それが終わった後、虫の息で4人はにらみ合い続けた。
突然、目を開けていられない光がその空間を支配した。4人は驚いた。何が起き
たか理解できなかった。虫の息のまま、手探りでのた打ち回った。のた打ち回るう
ちに理解した。かみは今、誰にも見張られていなかった。
チェーンソーを探すが見つからない。4人が4人とも、言葉にならない、命の限
りの悲鳴を上げた。かみは、無情な裁きを下した。
かみの体についた無数の痣や傷が消えていく。かみの衣が現れてかみを包んだ。
かみの目は怒りに光っていた。
「もう、要らない!!」
世界は一瞬で破壊された。同時に、新たな世界の基礎が創られた。世界がすばやく
仕上げられていった。ある程度進んだ所で、かみは作業を止めた。歯を食いしばっ
て、目を真っ赤にして泣いた。
にっくき世界は跡形も無く滅ぼした。傷も完全に癒えた。だが屈辱は容易には消
えそうにない。
(完)
231 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 03:21:57 ID:ljaNjLZj
なんでこんな酷い話が思い浮かんだか自分にもわからない
主人公「カイの胎内に入るぞ!」
カイ「い、いやぁ!そこじゃ…あん!なく…くぅ!てぇ!」
主人公「すぐに秘宝を取り出してやるからな!うおお!イクぞ!」
カイ「ダ、ダメェェェェ!」
こんな話を書きたいなと妄想してる
これまでどれくらい投下されてきたのかわからんがな
>>232 ちょっとだけ近いのが保管庫に一つあったよ
エロ成分は少なめ
題名は秘宝伝説だったような
保管庫覗いたら『モニカSS』のきょ・う・じゅが物凄くて吹いた
保守代わりに小ネタ
人間男Xかみ やおい
「閉ざされたドアの鍵は…、あ!!何をするんですか!!」
「この世界の奴にしちゃ綺麗過ぎてよ、ちょいとムラムラと来ちまってな。」
「わ、わたしはシルクハットの男!!『男』ですよ!!こんな事って」
「全くツヤツヤスベスベの肌しやがって。髪の毛だって最高だしよ。」
「そん…やめ…。」
「いい声で喘ぎやがるぜ。たまんねーな。」
「だ、だめえっ!!かみ様がみてるぅっ!!」
「かみ様はおめーだろうが!!」
>>235に刺激されて
女神×最終防衛システム
反省はしてる、後悔はしない
「私が一体引き受けます!」
「秘宝…確認」
「え?」
「秘宝…採取…開始」
「きゃあ!な、なによこれ…触手?コード?いやあぁ!離して!」
「秘宝…純度…調査」
「ふ、服の中に!?いや、どこ触ってるのよ!」
「内部…侵入経路…探索」
「ひ…な、中にぃぃ!中に入って…ああん!ダメぇ…そんなとこ…くふぅん!」
「内部…侵入経路…探索」
「え…後ろはダメぇ!んっ!んっ!両方同時…なんてぇぇ!あ、ダメ!きちゃう!きちゃうの!ああん!」
「秘宝…採取」
「ひゃ!な、中で動いて…んんう!こすれてぇぇ!ダメェェ!」
良スレ!
238 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 19:58:48 ID:vcvkSQ0b
みさくら神
保管庫の人乙です
……エロサガずき……エロサガずき!
おとうさんは
アクきんにまきこまれて、かいたSSがとうかできずにとほうにくれていたぞ。
それでまあ、まいどワンパですまないがこれをおめよごしに……おい
エロサガずき!ねるな!!
毎週毎週、お目汚しすみません(汗)
今回はミミズ姦なので、ミミズらめぇな方は要注意を!
あと、保管庫の更新おつかれさまでした!
私はT260J、個体識別名テムジン――御嬢様をお守りする戦闘メカにして執事である。
現在我々は、とあるダンジョンを探索中である……その迷宮は深く果てなく、私達を誘う。
――その名は、いじわるなダンジョン。
既にもう、ここで得るべき秘宝は手に入れてある、が……古き遺産の誘惑に私達は負けた。
現在、手分けして出口を捜索する傍ら、次々と強力なアイテムが私達を夢中にさせるのだ。
マルムはつまらなそうだが、人間のリッツなどは、サンブレードやディフェンダーに小躍りである。
コテージを拠点に、脱出そっちのけで宝探しをしてはや三日……私の装備は大きく様変わりしていた。
究極の破壊兵器、はどうほう……攻防一体の第三世代戦車、レオパルド2……そして、じこしゅうふく。
「ん、んん……むにゃむにゃ、リッツもマルムもぉー、そこ違う穴だよぉ、そこはオシッ……」
背後で寝言が聞こえて、私はゆっくりと振り返る――キュイン、と小気味良いモーター音が響いた。
相変わらず寝相の悪いエミリィ御嬢様が、ベッドで豊満なわがままボディを大の字にさらしている。
……今までの私とは違う、違うのだ……颯爽と身を翻し、私は御嬢様の身体を優しく布団の中へ。
素晴しい! 絶好調である! パワードスーツとはこういうものか! ……夢のようである。
私は、リッツが発掘してきたパワードスーツへと機能を移し、あの野暮ったいボディに別れを告げた。
四肢のある人間の肉体とはこういうものか……無論、姿だけではあるが、私は嬉しかった。
今までは武器を操作するマニュピレーターでしかなかった手……それが今は、五本の指がある。
「あはっ、もぉ二人とも〜、汚いからのまないでよぉ〜、たすけてテムジン、むふふ、むにゃむにゃ……」
今までお守りしてきた御嬢様に、こうして触れることのできる身体が得られようとは感無量……
はっ、私としたことが感傷的な……いかんいかん、それで電圧不安定、制御が不完全なのだろうか?
このパワードスーツに機能を移してから、どうも調子が良くないが、それもただの調整不足だろう。
「もう、二人ともやだよぅ、べーだっ! いいもん、テムジンとねるもん! ……むにゃにゃ」
御嬢様は夢を見ておいでの様子……無邪気なものだが、せめて夢の中だけでも安らいで欲しいものだ。
再び布団から飛び出てくるしなやかな足を戻し、宙へ伸べて何かを手繰るような白い手を握る。
御嬢様は私の無骨で大きな手を優しく握り返すと、そのまま指に指を絡めてくる。
温かで小さな、幼少より見守って来た御嬢様の手……その温もりを全センサーが感じる。
私はこの時、あろうことは執事という立場も忘れて、気付けば御嬢様の手に手を引かれて……
そのまま機体をベッドの上へと移動させ、御嬢様の裸体を覆うブランケットを取り除いた。
……私はパワードスーツの動作最適化の為、不要な『オメガボディ制御OS』等をゴミ箱へドラックした。
簡素で粗末なコテージ備え付けのベッドがギシリと鳴る。
当然だ、パワードスーツの総重量は200キロを超える……私は慎重にエミリィ御嬢様を見下ろした。
決して体重を掛けぬよう、御嬢様の身体を覆うように四つん這いの体勢で見下ろす。
――お美しい。
今、私の巨体の下で御嬢様は、僅かに眉根を寄せて喘ぐと、寝返りをうって丸くなる。
まるで胎児の様に膝を抱える、その白い肌は張りがあって瑞々しく、しっとりと汗ばんでいる。
華奢な痩身は出るところが出て肉感にあふれており、既にもう女性としての魅力を発散していた。
私は恐る恐る、まるでかくばくだんの起爆スイッチにふれるように、慎重に御嬢様の頬に触れた。
柔らかい……いかん! これはいかん! 主従の関係が、旦那様に対して申し訳が……
ギリギリで私の理性回路が最終安全装置を機能させ、複雑に入り組んだプログラムが起動する。
私は主に仕える執事メカとして、最後の一線を越えることなくベッドを降りた……筈だった。
「ん、はぁん……もぉ、いたいよテムジンー、どしたの? ふにゅ……ん、んんんっ」
手が、勝手に、御嬢様の……ふくよかな、胸を、揉みしだいていた。
一瞬、何が起こったか解らずうろたえた私は、次の瞬間には冷静にシステムをチェックしていた。
パワードスーツの制御プログラムにバグが? いや、違う……私の制御に問題はなかった。
しかし私は、異変の原因を発見した。
私の中に……パワードスーツの中に『何か』がいる。
パワードスーツとは、遥か太古の昔に、旧世紀の文明が造り上げた超科学の結晶である。
あらゆる環境で人間の有視界戦闘を可能にした、全身をくまなく覆う超合金の強化外骨格。
そう、当然パワードスーツの中には人を収容するスペースがあり……そこに今『何か』がいる。
私が強制停止を命じるより早く、パワードスーツの右手が乱暴に御嬢様の胸を揉み続ける。
そのまま左手は股間に伸びて、薄っすらと茂る金毛の奥へと滑り込んだ。
「ふああ、だ、だめだよテムジン〜、だめ……でも、いやじゃ、ないよ……いやじゃ、ないの」
嗚呼、御嬢様! 目を覚まして下さい! 制御不能の機体は御嬢様の躯をもてあそんでゆく。
私は御嬢様の寝言に本音を感じつつ、必死でパワードスーツに潜む『何か』と格闘していた。
電子制御系は全てこちらの手中にあり、中の『何か』はパワードスーツの中をはいずり逃げる。
私は巧みに装着者への電気ショック等の生命維持機能を駆使して、『何か』を一点へと集めた。
それは不幸にも、パワードスーツの股関節部分だった。
……私はこの時、生まれて初めて四肢ある人間型ボディの自分の、股間が盛り上がるのを目撃した。
股関節を保護する一次装甲、二次装甲が弾けて内側から破られた。
そして『何か』は、そのおぞましく無数にうごめく姿を現した。
それはラーバウォーム……灼熱ミミズの幼虫の群だった。
どうやら長い間、いじわるなダンジョンに放置されていたパワードスーツを巣にしていたらしい。
私は直感的に、エミリィ御嬢様を守るべくコントロールの復帰した両手で股間を押さえた。
しかしラーバウォーム達は、太く無骨な金属の指をすり抜け御嬢様へと殺到する。
幼虫とはいえ、太さは3〜4センチ、長さはどれも半メートルは超えるだろうか?
迂闊であった……痛恨の極み、私が事前に洗浄を行っていればこんなことには!
私は今や、己の股間から無数に生えるミミズの化物と、御嬢様を見下ろしながら格闘していた。
無敵の防御力を誇るパワードスーツも、己の内より這出るミミズが相手では無力に等しい。
しかも、ラーバウォームは私のアドバンテージである、パワードスーツの制御へも侵食を始める。
内側からの攻撃にはもろいもので、たちまち回路が断線され、人口筋肉が沈黙する。
変わってラーバウォームの群が、それ自体が四肢を律動させる筋肉となってうごめいた。
今や私は全身の制御をミミズごときに奪われ、ただ黙って陵辱される御嬢様を見下ろすだけだった。
「いやじゃ、ないよ……わたし、テムジンのことも、好きだもん……むにゃにゃ」
小さな頃から御嬢様は、寝つきの良さには定評がある……それが裏目に出た。
パワードスーツの巨体が御嬢様をうつ伏せに引っくり返し、その細い柳腰をガッチリと両手で掴む。
股間の亀裂から無数に生えたラーバウォームは、たちまち身を翻して御嬢様を襲った。
既にしっとりと湿って濡れそぼる秘裂へと、我先にと頭からミミズ共が突っ込んでいく。
御嬢様は僅かに身を強張らせてビクン! と震えると……そのまま異物の侵入を受け入れた。
私は必死で、装備されたじこしゅうふくを使いながらコントロールの奪回を試みる。
そうしている間も、ミミズの化物は二匹、三匹と御嬢様の中へ侵入し、淫らな音が室内に響く。
御嬢様は菊門も犯され、直腸内で複数のラーバウォームが暴れ出すと頬を赤らめ声を上げた。
「ふああっ、テムジンすごいっ! だ、だめ、激し……あ、あれ? わたし、なんで?」
御嬢様は目を覚ました、が……全ては遅すぎた。
私の股間から溢れたラーバウォームは、御嬢様の肢体を這い回り、汚らしい粘液を撒き散らす。
無数のラーバウォームが御嬢様を埋め尽くし、その胸を、手足を、腰を……ギチギチと締め上げた。
同時に内部でも、前からは膣を経て子宮が犯され、後は直腸を遡る触手の群が内蔵に達していた。
……私はこの時、何とかパワードスーツのコントロールを取り戻すところまでこぎつけていた。
エミリィ御嬢様は目を見開き、大きく開いた口の中では舌が痙攣して震えていた。
その全身を這い回る汚らわしいミミズは、外と内とから御嬢様を犯してゆく。
私はやっと自由になった両手で、御嬢様の身体からラーバウォームをむしってゆく。
しかしそれももどかしく、何より数に対して余りに動作が鈍かった。
もし泣けるなら、その時私は涙を流していたと思うが……私のメインカメラに涙腺はない。
私はただ、黙々とミミズの群に手を伸べ、それを蹴散らし握り潰す。
「たすけてテムジン、おなかがいたいよぉ! テムジン、手を……手をにぎって」
ラーバウォームの体液と粘液に汚れた、御嬢様が救いを求めるように手を伸べる。
私は、御嬢様の股間から複数のミミズを引っこ抜いて放り投げるや、その手を握った。
私が幼い頃から見守って来た、小さく温かな手……手に手を取って、御嬢様の体温を受け取る。
「テムジン……ごめんね……いつもテムジン、たすけてくれるから……またわたし、甘えちゃう」
いいのです御嬢様、私は御嬢様の為に機能している執事ロボなのですから!
――その瞬間、握る御嬢様の手が軽くなり……突如、御嬢様の腕がすっぽ抜けた。
「テムジン、でもこんどはわたし、ひとりでがんばるよ! やっつけるから!」
そういえば先日、マルムが妙な武器を拾って御嬢様に渡していたのを思い出す……まさか。
その記憶を思い出した時には、御嬢様は私にサイコガンを向けて弱々しく微笑んでいた。
――白い閃光に私は包まれ、そして……そして……
「おーい、ポンコツ? どした? 装備品が多すぎてパンクしたか?」
リッツがいつも通り、乱暴にゲンコツで私の頭部をコワーンと殴った。
レオパルド2の車体の上で、私は意識を取り戻したが、未だ混乱の渦中にあった。
……夢を? みていた? 私が? ……どうやら一気に増えた武器が原因らしい。
押し寄せる武器の全てを自分に装備して一体化する過程で、ゴミ情報が溢れて幻想を見せたらしい。
私は気を落ち着け、今見たビジョンをフォルダ分けしながら、現実の作業に戻った。
そう、このダンジョンで発掘された武器の数々を、急いで私は自分のボディに最適化しなければ……
「ふふ、どしたの? テムジンでもぼーっとすることあるんだね!」
御嬢様がにこやかに微笑み、私を見詰めて腰を屈める……目線の高さが並んで視線が重なる。
私は、指とは言えぬ二本の爪が並んだ手を……メインマニュピレーターを気付けば差し出していた。
御嬢様はニコリと、蕾がほころぶような笑顔でその手を握り、手に手を重ねてくる。
……腕が抜けるようなことはなかった、御嬢様はいつもの温かで柔らかな御嬢様だった、が……
「あれ、リッツも帰ってたんだ。ただいま、肉を食べたらこんな身体になっちゃった……まいったな」
「よぉ兄弟! はは、モンスターも難儀だなオイ! 太過ぎて頭から突っ込む訳にもいかねぇしな!」
……私はパワードスーツを抱えたマルムを……ラーバウォームになったマルムの姿を見て絶句した。
GJ!!
パワードスーツッ…!!
欝ブレイカー乙
ロマサガ2より
帝国軽装歩兵女とノエル
ノエルが捕まえられて性的に看護されます
248 :
太陽の罠 1:2009/08/14(金) 16:00:35 ID:k5oQznKf
メルー砂漠の熱砂で靴を焼き炒めるようにして、七英雄のノエルは深く重い
一歩を地に刻んだ。
「暑い…。」
砂漠が暑いのは当然だが、長年この砂漠に親しんでこれほど暑いのは初めて
だった。想定しなかった暑さがノエルを苦しめた。七英雄とはいっても、もう体
力の限界に達する所だった。
「もう…、ダメだ…。」
そう呟くと焼けた砂にノエルの体が落下した。ノエルは目を閉じ何も考えら
れなくなった。
ノエルは何かを感じた。手首足首に何かを感じる。口にも何かを感じる。そ
して、それらの無機質な感触とは違い、柔らかい感触を胸に感じる。
「…国の…どもとは…鍛え方…わぁ…逞し…綺麗…」
段々と聴覚がはっきりしてくると、音が聞こえてきた。音は人の声だとわか
った。独り言のようだった。ノエルは目を開けた。
「あっ!!あ…あ…目が覚めたんですね!!よかったあ…。」
胸に感じていた柔らかい感触と声の主はやはり同じ女だった。年の頃はわか
らないが三十路くらいか。胸が大きいのがはっきりとしない頭でもわかる。体
を柔らかくしならせている。
ノエルは自分の手首足首の事を思い出してそれを見た。そこには、鎖のつい
た枷がついていた。口には猿轡がはめられていた。
「ごめんなさい、暑さで頭がまいって、暴れて舌噛んだり体が傷つかないよう
にと。もう少し我慢して下さいねぇ…。」
女は申し訳なさそうに言った。
部屋は快適だったが、外の様子が明かり以外まったくわからなかった。
おそらく、暑さからして砂漠の近くであるようだ。女は甲斐甲斐しくノエルの
世話をしてくれた。
「スープが出来ました。まだ回復していないようなので口移ししますね。」
そう言って女はスープを口に含むと、ノエルの猿轡を解いて、開かせた口と自
らの口をつなげた。女の口からスープが伝わってくる。スープを伝え終わると、
また女はスープを口に含んで口移しした。それが皿が空になるまで続いた。
「じゃあ、また少し我慢して下さいねぇ。」
そういうと女は綺麗な猿轡をノエルにした。
夜が来る前に、女がぬれた布を持ってきた。
「きれいにしてあげますからねぇ。」
アルコールの香りがする冷たい布でノエルは全身を拭って貰った。手械足枷も
この時ばかりは一つづつ外しては着けていた所を拭った。全身を清められた後ノ
エルは布団をかぶせられた。
「それでは、お休みなさい。」
女が耳元で囁いた後、頬にキスをした。ノエルは夢の世界に落ちて行った。
249 :
太陽の罠 2:2009/08/14(金) 16:06:23 ID:k5oQznKf
ノエルの夢の中でもベッドに横たわっていた。ノエルは酷く消耗していたが、
ありがたい事に妹のロックブーケが魚を取ってきてくれた。しかしその魚は、おいし
いかまずいかふつうの味かわからない、魚だった。ノエルはロックブーケが喜ぶので
美味しいフリをして食べられない魚を食べていたが、耐えられなくなってある日
死んだフリをした。
ロックブーケは大粒の涙をこぼし、死んだフリをしているノエルの口に食べら
れない魚の料理を突っ込もうとした。
脂汗を滝のように流してノエルは目が覚めた。
「おはよう。すっごい汗、きれいにしてあげるからねぇ。」
ベッドにひじをついていた女はまた布を取りに行った。女は先に目が覚めてい
たようだ。布を持って戻ってきた女は早速ノエルの体を拭いてくれた。
一通り体を拭いた後、女が既に拭いた股間に跪いた。ノエルが不可思議に思っ
ていると、女がノエルの分身を口に含んだ。
「!!」
猿轡から言葉にならない驚きが漏れた。女はノエルの分身を口に入れたまま、
頭を前後させた。往復が止んでようやく開放されたかと思うと、口の外に出され
た分身が女の舌で舐め上げられた。思わず腰が浮く。分身の先端まで舐め上げる
と、女の舌は分身の先端を舌で回るように突いた。突きながら、女の手が珠玉を
摩っていた。体力がまだ万全でないノエルには、苦行に近かった。何度か腰が浮
き上がって沈んだ後、ノエルは盛大に噴出した。全てが女の口に納まった。目を
つぶって喉を鳴らした後、今までに見せなかった淫靡な気配を微かに伴って女が
目を開いた。
夜、ノエルは布団をかけられてキスされた後に目をつぶって考え事をしていた
。あの時見せた目をその後も女は二度と見せなかった。ノエルはあの目が気にな
った。まるで、隠していた本心が出たような目だった。
その時気がついた。今までの手厚い看護はどこか普通ではなかった。体を拭か
れている時に胸に頬擦りされた。脚や腹に舌を這わされていた様な気がする。ス
ープの口移しも妙に濃厚だった。思い出してみると口移しの間、背中や首に手を
回されていた。少しでも気分をよくしようと焚いてくれた香りを嗅ぐと妄想がよ
く思い浮かんだ。
女が胸を強調して体をくねらしているのも、今考えてみると誘惑するつもりだ
ったのだろう。
ノエルに冷や汗が浮かんだ。
大体、この手枷足枷はいつになったら外れるのか。この猿轡も。ノエルは音を
立てないように鎖を引いた。だが、鎖の頑丈さよりも体力が落ちている事の方が
先によくわかった。体力は回復する。しかしそれはまだ先だし、回復してもこの
鎖が外れる強度かわからなかった。ノエルは音を立てずに手足を下ろした。
ノエルは音を聞いた。戸に鍵をかける音だった。何故鍵をかけるのか!!枷は
発作で体が傷つかないようにするためだと聞かされた。しかし戸が開いたからと
言って危険になるとは思えない。ノエルの戦慄が、険しくなった。
そう言えば、倒れた日の陽射しは妙に暑かった。術か!?
「あら?起きてた?」
女がベッドの横に立って優しい声をかけた。ノエルは寝たフリを続けた。
「私さあ、まだ相手がいないんだよねぇ。婚期を逃さないうちに見つけたいん
だけど、私ってちょっと理想が高いの。現実の人じゃなくてお話の中の王様や王
子様みたいな、凄く凄くいい人と仲良くなりたいのよ。昔話に出てきた七英雄の
ノエルみたいな人が、ね。」
ノエルの顔中が汗まみれになった。女がその汗を舌で舐めた。ノエルが目を開
いてもがいた。
「素直にしてればいいのに。」
皿のように見開いた目でノエルは女を見た。恐怖で沈黙していた事に気がつい
たノエルは必死に猿轡のまま叫んだ。
「体にこたえるから静かになさった方がいいですよ。」
女はベッドに上がると、ノエルの上にうつ伏せになってノエルのもがきを抑え
た。
「恐怖に震えていても、帝国のボンクラどもよりずっと絵になるわぁ。」
女が衣服を脱ぎだした。十分に男を服従させる裸体だった。その持ち主はノエ
ルを恐怖させている。
「ああ、ノエル様…。」
女がノエルの顔に迫ってきた。その時、戸が破られた。驚いて振り向いた女は
戸を破った相手につかんでベッドから引き摺り下ろされた。
「帝国のボンクラで我慢なさい。ね!!」
飛び上がって女は荷造りして夜の闇の中に飛び出していた。
ノエルを助けに来たのは、やはり勇ましくもかわいらしい妹のロックブーケだ
った。
「あれは帝国軽装歩兵のグレタです。全く何て恐ろしい事を。」
ロックブーケが体の拘束を解いてくれた。解きながらも、その鍛え上げられた
裸体に熱い視線を送っている。
「ろ、ロックブーケ、今日は色々あった。さあ服を着せて寝かせてくれないか
?お前も寝なさい。」
「お兄様大丈夫です。やっちゃいけない限界くらいはわかってますから。」
そういうと鼻息荒いロックブーケは兄に飛び掛った。
(おわり)
……エロサガずき……エロサガずき!
おとうさんは
すこしだけDSばんにふあんをいだきはじめたが、べつゲーとしてたのしみにしてるぞ!
それでまあ、ほんぎょうはふたなりスキーですまないがこれをおめよごしに……おい
エロサガずき!ねるな!!
毎週毎週、お目汚しすみませんです(汗)
今回は秘宝の女神様登場、そしてふたなりですのでご注意を。
ウッカリDSリメイクに小躍りして書き始めたSSも、いよいよ次で大団円です。
私はT260J、個体識別名テムジン――御嬢様をお守りする戦闘メカにして執事である。
しかし今、再び私は主を……旦那様を失おうとしていた。
「からだが……くず……れる……」
多くの秘宝を取り込みながらも、最後の一つ『めがみのしんぞう』を見逃していたアポロン。
その体は今、溢れる秘宝の力に耐え切れず、遂に爆発した……私達を庇った旦那様を巻き込んで。
「やだ、パパ……やだやだっ! また死んじゃうのやだっ! せっかくまた会えたのに……」
「エミリィ……母さんを、頼むぞ。お前は強い子だ、自慢の娘だ……そのまま素直に生きなさい」
旦那様はエミリィ御嬢様の胸に抱かれて、その白い肌を血で汚しながら静かに微笑んだ。
「おっさん! 死ぬな、死んだらブチ殺すぞ! ……もう死ぬなよ、このっ、クソオヤジィ!」
「おじさん、嘘だよね? この間みたいに、死んだと思わせて敵を油断させるんだよね?」
「リッツ……マルム……二人とも、強くなったな。エミリィを……幸せに、して、く……」
左右から詰め寄るリッツもマルムも、気付けば涙を零して旦那様を揺さ振っていた。
まるで我が子を見るように、ゆっくりと旦那様が首を巡らせ目を細める。
村一番の悪童コンビも、旦那様にとっては手のかかる可愛い息子達も同然だった。
旦那様は両の手でリッツとマルムの手を、御嬢様の震える手へと導く。
「私に代って、お前達が……世界を救うんだ。誰の為でもない、お前達の為に」
肺腑より込み上げる血を吐き出しながら、旦那様は願いを……祈りを御嬢様達に託した。
リッツが、次いでマルムが力強く頷くと、最後に旦那様は私を優しい視線で撫でた。
「テムジン、この三人を最後まで支えて欲しい……私に代って」
私は静かに頷いた。
「思えばお前を拾い、エミリィが生まれ、リッツやマルムを育て……楽しかったなあ」
私はやはり、静かに頷いた。
「私はお前に、殺戮兵器ではなく家の執事として……何より家族としての生き方を望んだ」
私は尚も、静かに頷いた。
「テムジン、お前に保存した、私の秘蔵の画像と動画……全部、削除して、お……お前の、真の……」
私は旦那様の最後の命令を実行した。
同時に、私の中を圧迫していた旦那様の思い出(と特殊な性癖のフォルダ)が電子の藻屑と化し……
代って、嘗て星々の大海原を疾駆した、天駆ける戦船だった記憶が解凍されてゆく。
私は全ての機能を取り戻し、充分とは言えない現状のボディを瞬く間に戦闘兵器へと刷新した。
……あらゆる戦闘プログラムが復活した私の、鋭敏なセンサーが世界が軋み撓む揺れを感知した。
「パパ、死なないで……ううん、死なせない。ひほうのぜんぶと、わたしのぜんぶで……」
「エミリィ、おじさんは最後まで世界の為に戦って、僕達の為に二度も死んだんだ」
「もう眠らせてやろうぜ、エミリィ……エミリィ? お、お前……よせよ、エミリィ!」
揺れる世界の中心で、エミリィ御嬢様は旦那様を抱いたまま、めがみのしんぞうを掲げた。
その冷たく沈黙する最後の秘宝へと、77個の秘宝が吸い込まれてゆく。
一つ秘宝を飲み込むたびに、ドクン! と大きな鼓動が響く。
それはどんどん強く高鳴り、眩い光を放って――《心臓》から《神像》へと姿を変えてゆく。
最後の秘宝を飲み込み、遂に姿を現した女神像を、御嬢様はそっと床へと置いた。
瞬間、辺りを照らす光が収斂して集束し、その中に人影を現出させた。
「あなたは……?」
驚き呆けた表情で御嬢様が言葉を向ける、その先にもう一人の御嬢様がいた。
金髪ではなく漆黒の髪を靡かせ、背には翼を畳んだその姿は……正しく女神だった。
「私は古き神々の一人です。秘宝を発動させた者の姿を借りて降臨しました。この揺れは?」
黒髪の御嬢様……女神の出現に、御嬢様ばかりかリッツもマルムも言葉を失っていた。
「あ、えと、その……この揺れ? え? ほんとだ! 揺れてる、揺れてるよ!」
旦那様を失ったショックで、御嬢様は世界の揺れに今まで気付いていなかったようだった。
「説明しなくてもいいわ。君の頭の中を見れば解るから……なるほど……」
女神は少しだけ纏う空気を緩めて、どこか気安い口調で御嬢様へと手を翳す。
「あ、あっ、あの! めがみ様、パパを助けて……わたし、何でもします。パパを……助けて」
何でもします――その一言に女神は目を細めて、御嬢様の抱く旦那様の遺体にそっと触れた。
不思議な光が旦那様を包み、鼓動と呼吸が蘇る……私は今、古き神々の奇跡を目の当たりにしていた。
「これで大丈夫……君、何でもするって言ったわね? その覚悟、本当かな」
「なっ、何でもするもん! わたしにできることなら、何でもする!」
そっと旦那様を床に横たえ、御嬢様が立ち上がって女神に並んだ。
互いの目と目が視線を繋いで、思念が行き交い想いが交錯する。
気付けばリッツとマルムも、真剣な御嬢様の両側に寄り添って女神を見詰めていた。
女神は鼻から小さな溜息を零すと、根負けしたかのように優美な声で語りだした。
「救いは代価があってこそ。私はそれを求める。今、世界は《破壊》と《創造》の時を迎えたから」
秘宝とは、女神像とは……世界をリセットする巨大な二つのシステムの鍵だった。
「私達古き神々の予定では、まだこの世界は《維持》の刻……私はシステムを止めたいの」
そう言って女神が手を伸べると、その先に巨大な重々しい扉が突如現れた。
「死者の復活と世界の存続を望むなら……君、私と共に《破壊》と《創造》を止め……あ、んっ」
不意に女神が言いよどみ、頬が上気して赤みが差した。
「これは……我が身に混じるは……アポロン? あの若き神の滾りか、こんな……くぁっ」
己が身を掻き毟るように、数歩後ずさるや女神は着衣をもどかしげに脱ぎ捨てた。
……このとき私は、女神の裸体にアポロンの執念を見た。
全裸となった女神は、エミリィ御嬢様と寸分違わぬ美しさだった。
しかし、その股間には巨大な男根が充血して脈打っていた。
「我が身を構成する78の秘宝に、矮小なる若き神の妄執が入り混じり……あっ、き、君っ」
女神がよろめくたびにペニスが揺れて、先走る透明な粘液が、光の糸を引いて天界の床を汚した。
「浄化を……そこの彼氏達も。私の身の内に燻る、アポロンの俗な欲を発散……はぁ、はぁ」
女神がその場にへたりこむと、既に秘蜜を溢れさせた女性器が淫らな音を立てた。
呆気に取られるリッツとマルムに対して、御嬢様は解ることよりも感じることを選択する。
「えと、めがみ様はくるしいんだよね。中にアポロンがまだいるから……なら、わたしが」
「でも、交わる前に一つ言っておかなければいけないことが、ひあっ! あ、ああ……」
御嬢様は女神に優しく寄り添うと、その股間の屹立へと手を伸べ静かにゆっくりと摩った。
恐らく、話が難しすぎて御嬢様には理解できていない……ただ、何でもすると言ったから。
旦那様を救って貰った、その代価を懸命に払おうとしているのだった。
「男の子達は平気、でも女の子は……君は、私と交わることで、ふあっ、んんんっ」
御嬢様は女神の頬に浮かぶ汗を舐め取り、首筋から胸の谷間、くびれた腰を経て股間へと舌を這わせる。
そして隆々と漲る強張りを、蕾のような唇で包んで咥内へと迎え入れた。
ここにきてようやく、リッツとマルムも正気を取り戻すや、女神の背後に回りこむ。
「兄弟、難しい話はよく解らねぇがよ。ようするにこの偽エミリィをイかせりゃいいんだな?」
「リッツ、無礼だよ……女神様だってば。多分、アポロン秘宝への執着が降臨時の肉体に作用したのかな」
御嬢様に肉柱を吸われ、身を仰け反らせて天を仰ぐ女神。
その背を抱くと、リッツは涎を垂れ流す唇に自分の唇を重ね、舌と舌を絡めて吸い合った。
マルムもだいおうイカの体で這い寄ると、八本の触手で女神の肢体を愛撫し始める。
「あ、ああっ! 千年ぶりの性交……あは、すご……三人に、私が……ん、んんんぁっ!」
リッツに背後から左右の乳房を揉みしだかれ、マルムに秘裂や菊門をほぐされつつ……
御嬢様の口の中へと、達した女神の白濁が噴出した。
御嬢様はそれを全て受け止め飲み下すと、ニコリと笑ってぬめるペニスに頬擦りする。
「めがみ様、きもちよかった? ぜんぶ出しちゃえば楽になるのかな」
「ふあ……奴の、アポロンの念が薄まる……ひあっ! そ、そっちは……ま、まっ」
吸盤に覆われたマルムの触手が、女神の穢れた窄まりより直腸に侵入していた。
「あれ、女神様こっちは初めて? でもほら、こんなに広がって……二本目もね」
「ああっ、いや、そんな……やだ、後で感じ、んはぅ!」
女神は今、リッツに抱かれつつ、その背後のマルムに肛虐されて愉悦に息を荒げていた。
御嬢様は夢中で巨大な逸物を搾り、何度も射精させてはその迸りを全身で受け止めていた。
……私はこの交わりが後に、御嬢様を悲劇へいざなうとは思いもしなかった。
「へへ、チンチン以外はエミリィとそっくりだぜ。匂いまで同じときてやが、るっ!」
床に寝そべり、リッツは自分の上に女神を招いて騎乗位で挿入した。
女神は自ら夢中で男を貪り、逞しいリッツの腹筋に手をつき腰を振り乱して喘ぐ。
何度も射精したにも関わらず、より充血して漲るこわばりがリッツの腹を叩いた。
「こっちも同じ具合だよ、リッツ。エミリィをコピーしたからほら、お尻がこんなに」
女神の全身に絡みつくマルムは、触手で乳房や肉棒を愛撫しつつ、直腸の深奥を抉っていた。
女神は自分の内側でリッツとマルムが肉壁を通じてふれあうのを感じて、法悦に身を仰け反らせる。
「はぁ、はぁ……千年ぶりにイッた。しかもこんなに。でも、こっちがまだ……」
「だいじょうぶだよ、めがみ様。わたしがちゃんとしてあげるね? 何でもするっていったもん」
エミリィ御嬢様もリッツに跨ると、自分と同じ顔の頬を両手で包む。
濡れた瞳で見詰めあい、自然と唇を重ねて呼吸を分け合った。
女神は御嬢様と自分の唾液を混ぜあい分かち合いながら、二人の男に蹂躙されて嬌声を零す。
「ん、ふあ……ぷはっ。ふしぎ、わたしと髪以外一緒だね、めがみ様……じゃ、そろそろ」
「ま、まって。その、私と交わると、ひっ! き、君の体に秘、はうっ! あ、ああん」
何事かを必死で伝えようと、女神は言葉を紡いで呆けた顔で御嬢様を見詰める。
しかし、リッツとマルムに激しく突き上げられ、二人に腹の中を掻き回されて言葉を切った。
「しっかしアポロンの野郎、随分と立派なもんを偽エミリィにぶらさげやがって」
「それだけ秘宝への執着が強かったんじゃないかな。エミリィ、たっぷり搾ってあげなよ」
女神の巨大な肉芽を握ると、リッツとマルムの言葉に頷き御嬢様が腰をすり寄せる。
まるで射精の度に硬度を増して肥大化するような、血管の浮き出た熱棒が御嬢様の秘所にあてがわれた。
「ん、おっき……めがみ様、いっぱいだしてね? これは、お礼だから……パパの命の、お礼」
喘ぎながら御嬢様が、一気に腰を落として女性器で、女神に宿るアポロンの情念を飲み込んだ。
瞬間、身を強張らせて女神が痙攣し、御嬢様にしがみ付いて白い背に爪を立てる。
「あは、挿れただけで出ちゃったね……まだ出てる、いっぱい、たっくさん」
「ふああ、これでは、君も……いけない、でも」
「ん? どしたの? ふふ、だいじょうぶ、わたしから動くね?」
「あ、まっ……これ以上は本当に……私が後は一人で、じゃないと君は、あああっ!」
御嬢様がゆっくりと挿抜しながら淫らな肉で締め上げ、八の字を描いて腰をグラインドさせる。
直ぐに女神は達して、御嬢様の中へとマグマの奔流を大量に噴出した。
アポロンの念が完全に消え去り、女神の男根が萎えて消えるまで……天界で四人は交わり続けた。
……私はもう、この動画を保存するフォルダがないことが少しだけ寂しかった。
GJ!!
ついにアポロン自爆まで来たか…
次回がいやな予感で気になる
ハッピーエンドだといいな
このイージスのたてでバッドエンドはふせぐぞ
そういえばアポロンがメインのSSってまだ無かったっけ?
アイシャの横乳……あれ…初めて見た時…… なんていうか……その… 下品なんですが…フフ…… 勃起………しちゃいましてね…………
ア〜ポロンの娘 娘 娘 って歌思い出した
なんだっけその歌!?
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
奈落へと続くかに思われる非常階段の深奥、崩壊へと揺れる世界の中心にソレは鎮座していた。
敵は《破壊》と《創造》を司る、古き神々が残したゆりもどしの為の最終防衛システム。
「私が一体を引き受けます。貴方達はもう一体を!」
女神の言葉を合図に、私達は正真正銘最後の戦いへと全力で身を投じた。
全ての秘宝が女神像へと集まることによって発動する、この世の終焉が無慈悲な牙を剥く。
失われた旧世界科学の結晶は、恐るべき強さで荒れ狂い、私達に絶望を刻みかけた。
「いいかエミリィ、俺が切り込んで兄弟が続く。ポンコツは俺等の後で兎に角撃ちまくれっ!」
「最後尾のエミリィがとりあえず安全だと思うから。回復に専念して……飛び出しちゃ駄目だよ」
リッツが無数の剣を背負って地を蹴り、スサノオへと進化したマルムの巨体がその後を追う。
私は左右二体のパワードスーツを遠隔操作で操り、エミリィ御嬢様を守りつつ全火力を叩き付けた。
「パパ、まっててね……わたしたち、パパと一緒にかえるから……みんなで、ママのところへ!」
――正しく死闘だった。
リッツは振るう剣が砕けるたびに抜刀し、その都度未知の合金に数多の業物が散っていった。
サンブレードが、ディフェンダーが、むらまさが、ドラゴンキラーが破片となって宙を舞う。
「くそっ、全然っ刃が通らねぇ。ならコイツだ! 取っておきだぜ、食らいやがれっ!」
澄んだ透明な刃が、砲撃の光に一瞬刀身を煌かせる……が、ガラスのつるぎも虚しく砕け散った。
直後、最終防衛システムから眩い光が放たれ、庇ったマルムごとリッツを飲み込んだ。
恐るべきメガスマッシュの威力に、御嬢様はいやしのつえを使い切るや駆け出していた。
「リッツ! マルム! まってて、今ケアルを……あっ! やだ、こら、は、はなしてっ」
『創造……再生……最終シークエンス発動』
抑揚に欠く冷たい機械音声が響いて、最終防衛システムから放たれた無数のコードが御嬢様に絡みつく。
私は迷わず脚部のキャタビラを唸らせ突進し……直後に十字砲火に曝され擱座した。
無情にも御嬢様は裸にひん剥かれて、その全身をぬめるコードが幾重にも埋め尽くしてゆく。
「ふあっ、なかに入っ……ひぎっ! あ、あがが……や、やめ、んんんっ!」
『最終シークエンス発動……秘宝……解放』
宙へと磔にされた御嬢様の秘裂へ、何本ものコードが容赦なく侵入してゆく。
リッツやマルムが優しく愛撫し慈しんできた性器が、無情にも引き裂かれんばかりに広がった。
最終防衛システムはただ淡々と、御嬢様の口も後も同様に犯してゆく……何故?
……その答を叫ぶ声が凛として響き、私は立ち上がるリッツやマルムと一緒に振り返った。
「最終防衛システムは二体一対、こっちのアルパが《破壊》を、そっちのオメガが《創造》を司るの」
私達の視線の先で、沈黙した最終防衛システムの上に倒れ込む女神の姿があった。
エミリィ御嬢様を模した身体は満身創痍で、翼は片方が根元からもげ、全身血塗れだった。
それでも女神は、マサムネを支えに弱々しく立ち上がり、搾り出すように言葉を紡ぐ。
「アルパは女神を核に世界を破壊し……オメガは世界を創造して、女神を……」
ずるり、と血で滑って、女神は最終防衛システムの残骸から転げ落ちた。
苦しげに膝を突く彼女は、自らの胸へと手を当て、爪を立てながら語り続けた。
「オメガは創造と同時に、新たな世界へ秘宝を散りばめるの。女神を78の秘宝に分解して。ただ……」
私は戦慄という名の電流が回路を駆け巡り、傷付いたボディが軋むのを感じた。
リッツは血が滲む程固く拳を握り締め、その傍らではマルムも呆然と立ち尽くす。
「彼女は私と交わり、アポロンの妄執と一緒に私の精を受け……私と同質の存在になってしまったの」
そう言い放つと同時に、女神は絶叫を迸らせて自らの心臓を抉り出した。
温かな光が辺りを包んで、私達の傷が瞬く間に治癒し……女神は静かに立ち上がった。
「救いは代価があってこそ。さあ、人間達よ……世界の《維持》を賭けて今こそ――」
「やっ、かましぃぃぃぃっ!」
リッツの血を吐くような怒声が、女神の静謐なる声を遮った。
「じゃあ何か? この大ポンコツは新しい世界を作って、エミリィを秘宝に分解してばら撒こうってか!」
静かに女神は頷く。
本来、来るべき時が、破壊と再生の刻が訪れれば……女神はそうして、世界を刷新する筈だった。
しかし新しき神々の野望と、人の探究心が秘宝を集め、《維持》の時代に女神を蘇らせてしまったのだ。
「急いで! 揺れが激しくなってる……もう世界が持たない。破壊だけでなく、創造も止めなければ」
女神はしかし、もう余力無しとばかりにふらりと、背後の残骸に持たれてズルズルとへたりこんだ。
その視線の先で、コードに埋もれた御嬢様の白い肌に紋様が浮かび上がる……その数、七十と八。
「破壊前に世界が創造される時、何が起こるかは私にも解らない……ただ一つ言える事は――」
「…………よぉ、兄弟。世界とエミリィ、どっちが大事だ?」
「…………聞くまでもないだろ、リッツ」
既にもう、リッツもマルムも女神の言葉を聞いてはいなかった。
ただ呆然と、御嬢様を掲げてそびえ立つ最終防衛システムを見上げていた。
――私も、そんな二人に並ぶ。
もう、手持ちの火器も殆ど底を尽き、リッツの手には剣も無く、マルムも疲弊しきっていたが。
私達にはまだ、世界の存続よりも大事なものが残されていた。
……呆気に取られる女神に、古き神々に……人間の力を示す時が訪れた。
「彼氏達、正気? ふふ、君達みたいな人間がいるから、まだ世界は《維持》の時代なのね」
女神が笑って、マサムネをリッツへと放る。
リッツはその煌く刃を素手で掴んで受け取り……滴る鮮血と共にそれを投げ捨てた。
一瞬、呆気に取られる女神に、リッツとマルムは不敵に笑った。
「もう秘宝なんざいらねぇ……待ってろ、エミリィ! 今助けてやる……行くぜ兄弟っ!」
「うんっ! リッツ、僕に最後の手段があるんだ。一か八か、賭けてみない?」
いつもの悪巧みを湛えたマルムの笑みに、クククと笑ってリッツが頷く。
まるで旦那様や奥様、村の住人達に悪戯するような気軽さで二人は駆け出した。
たちまち最終防衛システムは、四基の砲台から苛烈な砲撃を浴びせて行く手を遮る。
私も二人に続いて突撃を繰り返し、火だるまになって転がりながらも立ち上がった。
既にもう、体力は限界を超え、僅かな精神力だけが私達の支えだった。
――そう、気合や気迫といった普段は無縁な精神論に、気付けば私も吼えていた。
「くそっ、エミリィは俺達のもんだ! 秘宝だとか女神だとか、うざってぇんだよ!」
「リッツ、奴の中央にハッチがあるだろ? あれが奴の切り札……それを使わせるっ!」
マルムの意図するところを察して、私は残された火器で砲台を潰しにかかった。
バルカンほうが火を吹き、なけなしのミサイルが乱舞してビームライフルから光が迸る。
その間もリッツとマルムは、私を援護するように囮となって逃げ惑った。
「君達、あまり追い詰めないで……あれを、スターバスターを使わせては駄目!」
「うっせぇ、偽エミリィは黙ってな! 見てろ、人間様の底力ってもんをよぉ!」
「まあ、僕はモンスターだけど……きたっ! リッツ!」
地獄の門が重々しい音を立てて開き、その奥に星をも砕く宇宙開闢の光が集束し始めた。
全弾を撃ちつくした私は、潰し損ねた最後の砲台を見上げ、次いで御嬢様を見やる。
既にもう、コードが絡む御嬢様の身体は、78の秘宝へと弾ける瞬間を迎えていた。
「さあ、創造主を気取る機械の偽神よ。僕は、ここだっ!」
真正面から飛び込むマルムの、その右腕が砲台に撃ち抜かれて千切れ飛ぶ。
その時、私と女神は信じられない光景を目の当たりにした……マルムが、自分の腕に――かぶりついた。
たちまちその肉体は原子レベルで再構成され、爆風の中へと消えて行く。
「よお、テムジン……エミリィのこと、頼むわ。あばよっ、楽しい旅だったぜっ!」
煌々と輝く最終兵器の前に、一本の剣が現れた……それは身を賭して最後の進化を遂げたマルムだった。
その柄にリッツが手を沿え引き抜くや、ルーンを刻んだ黒い剣はおぞましい金切り声を上げて吼え荒ぶ。
全てがスローモーションで、光の中へと消えてゆく……リッツは最後の一振りで、渾身の一撃を……
それは、スターバスターが放たれ、その恐るべき波動が周囲を薙ぎ払うと同時だった。
……私は白い闇の中、宙を舞う御嬢様をなんとか抱きとめ……そして世界の揺れが停止した。
「じゃあママ、おやすみなさい! いこっ、テムジン」
エミリィ御嬢様に手を引かれて、私は一緒に寝室へと歩く……ここは故郷の、旦那様の御屋敷。
私達はあの後、無事に旦那様と合流して帰郷し、既にもう半年が過ぎていた。
――戻ったのは旦那様と、御嬢様と、私と……たった三人。
「きょうもテムジンに、ご本よんであげるね。えーと、きょうはね、どれがいいかなー」
スターバスター発射の瞬間を攻撃され、最終防衛システムは全てを飲み込み爆縮した。
二人の少年を道連れに。
「ふふっ、きょうはこれにしよ! ね、テムジン……」
女神の話では、塵も残さず消え失せたか、因果地平の果てへと飛ばされたか。
少なくとも、あの二人はもうこの世界からいなくなってしまった……一瞬で、永遠に。
「むかしむかし、あるところにさんにんの姉弟がすんでいました」
女神はあの後、世界の中心に残った。
遠い未来へと残された古き神々の遺産、二つの最終防衛システムを修復するため。
御嬢様の姿を借りた女神は、破壊と創造のシステムを補完する為に、己を三つに分けた。
破壊、創造、そして維持……運命の三女神として、今も彼女は世界の中心にいるだろう。
こうしている間も、運命の糸を手繰り、紡いで――断ち切っているのだ。
「いちばん上のお姉さん、ウェンディはおとなになるのがいやでした。うーん、なんでだろうねー」
旦那様は故郷に戻るや、ガーディアンズを驚くべき手腕で再建した。
しかし旦那様自身は既に一線を退き、今は御嬢様達の旅の足跡を追う旅に出ている。
あの二人の、リッツとマルムの思い出を集めて回っているのだ……最愛の御嬢様の為に。
「そんなあるよる、ウェンディのところにようせいのティンカーベルを連れて……」
御嬢様は……エミリィ御嬢様は、身体のどこにも異常はないと女神は、三女神は言った。
しかし最愛の二人を失い、御嬢様のお心は砕かれ、引き裂かれてしまった。。
旅の記憶もなく、まるで全てを忘れたように童心に返られてしまったのだ。
「なんと、ピーター、パンが、あらわれ、ネバー……ラン、ド……むにゃむにゃ」
私達の旅は終わり、秘宝は再び伝説となり、世界は救われ存続し……平和が訪れた筈だった。
何もかも失ってしまった、それでも温かな家族の元へと帰ってきた御嬢様だけが……ん?
――次元震反応!? いや、そもそもそんな物を何故私が検知でき……ああ、そうだった。
私はまだ戦闘用の……遥か太古の昔、天駆ける星船だったころのシステムが生きているのだ。
その時、次元震の中心である特異点が三次元世界にむき出しになり、部屋の窓が突然開いた。
「リッツ、どうやら違うリージョンに出ちゃったみたいだよ? ヒューズ達とはぐれちゃった」
妖精が飛び込んできた。
その音に御嬢様が、眠そうに瞼を擦りながら身体を起こす。
「ほえ、ティンカーベルだ……じゃあ、あなたは……」
「構ゃしねえよ、兄弟! IRPOもガラじゃねえしな……って、ここは! ……エミリィ」
私は驚いた……タイタニアになって燐光を振り撒いているのは、姿形こそ違えどマルムで。
そしてそれに続いて現れた少年は、間違いなくリッツだった。
「あなたは……ピーターパン。じゃない……リッツ、リッツだよね? リッツとマルムだよね!」
御嬢様の虚ろな瞳に大粒の涙が浮かんで、確かに生気が蘇る。
「おうよ! 戻って来たのか? おい兄弟、夜這いの夜以来だな、この窓……で、どうする?」
「リッツ、ゲートが閉じる……行き先不明だけどまあ、とりあえず先に行ってるよ。待ってるから」
ふわりと羽根を翻して、マルムが閉じゆく小さな次元の断層へと消えた。
それを見送り振り向くと、リッツが手を差し伸べ、御嬢様は迷わず――
無論、私も後に続いた……なぜならば。
私はT260J、個体識別名テムジン――御嬢様をお守りする戦闘メカにして執事だからである。
……NEVER END……GO TO THE "GODDESS OF DESTINY"!!
……エロサガずき……エロサガずき!
おとうさんは
またROMにもどらねばならん
こんどは、なにでヌきに? だと?
ふっ、サガ2ひほうでんせつ GODDESS OF DESTINYだ!
よし! イくか!
稚拙な物語に最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
最終話だけエロが殆ど無くて申し訳ない……ごめんなさい。
それでは、皆様のサガLOVEにも良いハァハァが訪れますように!
シーユーアゲイン!
270 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 15:17:50 ID:bVqRxHQk
グレート…グレートにすげーよ
2ヶ月も頑張ってくれてありがとう
いい物読ませてもらったよ
271 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 00:56:41 ID:3Aqgxfhz
>>268 シャール「おつ?お使いのおつ?」
ライム「…(こいつバカだ…)」
乙!すごくよかった
乙です!
また書いてくださいね……
乙です!
また投稿お願いします。
保守代わりに投下
ノーマッド女とノエル
地上では日が暮れて3時間4時間は経っただろうか。移動湖の遺跡でノエル
は待っていた。
その日ノエルは旧友と歓談している時、アバロンから来た皇帝の来訪を受け
た。皇帝との会談でノエルは、分別のつかぬ者達に仕事を任せた事を詫び、全て
追い払う事を約束した。
早速取り掛かろうとしたノエルを皇帝が留めた。初めて会った話のわかる七
英雄との縁を大事にしたいのだと皇帝は言う。今夜、帝国からの贈り物を渡す
ので待っていて欲しいと皇帝は言う。
「いやあ羨ましいなあノエル。僕も誰かからもらいたいよ。贈り物なんてく
れる人がいなくなってから久しいもんなあ。曲がったピンや歯が無い櫛でもい
いや。」
のんきにサグザーが笑っている。
もうそろそろ約束の時間だ。しかし遺跡に何人か入ってきた気配はするが、
贈り物がまだ来ない。ただ、真っ赤な包帯人間がヨロヨロと歩いてきているだ
けだった。
ノエルはじっと待っていた。しかし何も来なかった。さっきから真っ赤な包
帯人間がノエルに近づき続けていて平静を保つ妨げになっている。ノエルは
見えないフリをしていた。こんな刺客に隙を見せる位で負けるノエルではない
。健気で純真な皇帝の贈り物を頂戴するに当たって失礼が無いように辛抱強く
微動だにせず待っていた。
包帯人間はノエルの真ん前まで来た。流石に無視出来なくなった。
(一体何者だ?)
確かに皇帝の一行が近くにいた。自分達の支配下に無いモンスターや地元民
が入ってくる事はできないはずだ。となると皇帝に関わりのある者だという事
になる。とにかく、皇帝からの贈り物の邪魔になる。
「失礼ですが、どいていただけませんか。これから大事な贈り物を受けとる
ので。」
ノエルは気がついた。真っ赤な包帯人間に札が付いていた。札には『ファテ
ィマ皇帝よりノエル様へ』と書いてあった。
こんな意味不明な贈り物をする皇帝にノエルは悩んだ。
(からかわれてるのかな?まさか、刺客を寄越したのかな?)
悩んだノエルは、次に考え込んだ。
(この贈り物、どうすればいいものか。)
考え込むノエルの前で包帯人間が奇妙な仕草をしている。
「包帯を、解け。そう言いたいのですか?」
しかたなくノエルは、包帯に手をかけた。頭からリボンが解けて行ってその下
から現れたのは、どこにでもいるような地味で純朴な村娘、昼間に会ったファテ
ィマ皇帝だった。
「プレゼントとはつまり私です。ノエル様!!受け取ってください!!」
「陛下いいですか?怒らずに落ち着いてお聞きください。目をつぶって、十
お数えください。そうすれば全てよくなります。砂漠の熱のせいでしょう。」
目を潤ませて告げるファティマにノエルは冷静に言って聞かせた。
「私は勿論あなたの事が嫌いではありません。私を慕う者の中に、他の私を慕
う異性を乱暴な事をしてでも私から遠ざけようとする者がいるのです。彼女に狙
われない為にも今すぐお逃げ下さい。」
ファティマの家来達が騒いで倒れる音がした。その方向から、憤怒を放つ足音
が聞こえてきた。大きくなった足音とともに、その足音の主が姿を見せた。至っ
て普通のどこにでもいる地味で純朴な村娘だった。ただ、その気配は尋常ではな
かった。
「離れなさい!!」
気迫に押されて後ずさりしたファティマだったが、自分でも可笑しくなるほど
冷静に聞いた。
「あ…あの…、どちら様でしょうか…。」
「わ、私!?私はその…ジャングルの女王…じゃなくて!!た、ただの村娘で
ございます!!」
「えっと…、その…、ただの村娘がどうしてこの方にそんな…。」
「いや!!やっぱり私は実はその同じ七英雄の一人として…じゃなくて!!ノ
エルお兄様の妹の…じゃなくて!!え…その…そう!!移動湖の好男子ファンク
ラブ会長です!!他のファンクラブ会員を苦しめない為にも移動湖の好男子様に
汚らわしい女がよりつかないようにしているのです!!」
丁度いい言い訳を見つけたロックブーケは再び威厳を伴ってそびえ立った。
「どかなければ、痛みつけられて落ち込んでからどくことになります!!」
ファティマは、普段ならおとなしくどくはずだった。それが、今日は違った。
夢のようだった。
「いいえ!!どきません!!」
二人は睨み合い、駆けて交差した。ロックブーケが
「ぎゅうっ。」
と唸って倒れた。余裕で会心の笑みを浮かべるファティマを後ろからノエルが抱
いた。
「ロックブーケもきっとこれで諦めてくれる。皇帝からの贈り物、しっかりと頂
きますよ。」
「ああ…ノエル様…。」
ノエルの手は、解けたリボンをさらに解いた。ファティマはリボンの下には何
もつけていなかった。
「はずかしかったでしょう。」
「はい。でも、ノエル様の為だからできました。」
「そこまで私の事を想ってくれるなんて…光栄ですファティマ。」
ファティマの体は見かけと同じくやはり地味だった。ノエルはその体を優しく愛
した。まるで女性の様な優しく柔らかい手つきで、ノエルがファティマの胸を包ん
だ。大きくないファティマの胸はノエルの手で完全に隠れてしまった。ファティマ
が恥ずかしさと嬉しさで一段と頬を赤く染めた。
「あっ…ノエル様…凄い。まるで…私の事何年も前から知っていたように…お
上手…。今日会ったばかりなのに…。武術が凄い人って…さすが…。」
ファティマの目立たない胸が愛撫で先端を尖らせた。ファティマはまた短い叫び
を放った。
「ファティマ、君のもっと大事な所に触れるよ。いいかい?」
「遠慮なさらないで…触れた事があるのは私だけ…これからはノエル様とわたし
だけ…ああ…。」
既に濡れていた。ノエルの、やはり繊細で女性のような加減の指がそこをなぞっ
た。ファティマの脚がわなないた。
「ノエル様…もっとして…。」
「ええ…しますとも。あなたの望む限り…。」
ノエルの指で一層ファティマは濡れた。強く長い叫びをファティマは放った。身
をよじり、脚をこわばらせてファティマはノエルの指に陶酔した。
全身に汗を浮かべ、ノエルの愛撫を味わいながら、ファティマが不意に浮かんだ
疑問を投げかけた。
「ノエル様…、はぁ…何故…、キスを…なさらないのです?」
「それは、あなたが知らないから。」
ノエルがファティマの声で答えた。
「ほえあ?」
アバロンのベッドでファティマは目覚めた。実際にはファティマはロックブーケ
の前から大慌てで逃げ出して帰ったのだった。全裸にリボンを巻いたファティマが
情けなく転がっている家来を起こして帰る様を見て、ロックブーケはつい笑ってし
まったのだった。
「うわ…お風呂に入らなくっちゃ。」
起き上がったファティマは着替えを探し始めた。
(おしまい)
?
エロくも面白くもない乙
まあ、めげずに次頑張ればいいじゃない! 乙!
因みに俺、ノーマッドじゃファティマが一番好きだったよ。
でもいつノーマッドって、弓育てるか斧育てるか悩むんだよな〜
ノエル兄貴が砂漠の移動湖にいるのはオアシスだからなんだろうか
?
>>281 まさかそんな洒落っ気…
あり得なくもないけど、ほかのメンツの名前ないからなぁ
284 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 22:41:12 ID:ju1G1TIn
投下期待あげ
?
286 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 22:26:52 ID:qfklwKgF
保管庫読み漁ってると飽きんわ
ビックリするようなSSもいっぱいある
保管庫見たけどアセルスとジーナのがエロくて良かった
レイプものは何か鬱になる
保管庫はフロ2のギュスレスとケルヴィンマリー書いた人のが読み応えあって面白かった
エロサガの人ので十分ですよ
小ネタもあなどれん…
密かに最終皇帝×少女体新宿の奴が好きな俺
投下された時は不評だったみたいだが……やっぱりTSに属するからか
新宿はよかったね。俺も好きだ。
後はギュス×レスリー
ミンサガのガールズサイドとボーイズサイドには吹かせてもらったWW
>>291 というかあれは、その前のスレで女体化ネタの扱いについて議論があって
荒れるからNGにしとこうって結論になった矢先(っても何ヶ月も後だが)のことだったからね・・・
まあ、あの議論があった時はスレ自体が無駄に荒れてたから
今はこだわらなくてもいいと思う。
誰か投稿してよ
そういや保管庫の更新タイミングっていつなんだ?
保管庫ってどんなシステムになってるんだろ
魔界塔士の最後の扉みたいに謎だ
ほかの部屋はみないからわからないけど
結構コンスタントに保管してくれていると思う
管理人さんて一人でやっているのかな?
1人で全部やってるらしいよ
すげえ…
DSのサガ2出たら少しは盛り上がるかな?
スレの容量って512KBが限界だっけ?
前のスレが1000行ってないのに書き込めなくなって不思議がってたのが懐かしい
いつ見てるかわからないけど保管庫の人乙です
スレ違いだがサムスピの新規投稿分も保管庫に反映していただきとうございます
ゲームセンターでサムライスピリッツ閃やったら帝国重装歩兵が出てたぞ
304 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 19:24:51 ID:tmNb+rg9
シャール「ミューズ様あ!あげちゃいますよ!ついでに俺の股関も…!」
ライム「嫌な夢を見た」
>>303 閃サムはおすすめできない…自分は好きだが
確かにベアそのまんまの奴が出て来るけど
306 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 00:23:57 ID:zGJAWTqT
age
秘宝伝説もサガクロニクルも出たのに盛り上がらないこのスレ
過疎スレ〜
309 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 16:30:04 ID:H8EyCg/H
上がり下がりの激しいスレだ
つか、そういえばこのスレってゲーム発売直後のネタバレ規制とかあったっけ?
スレチになるけど、みんなDSサガ2やってる?
俺は遊んでるけど、時間なくてなかなかプレイできない。
ゲームが一段落したらまた、稚拙ながらSS投下したいな…
サガ2書くの二度目になるけど、全ミューズを順々に犯しt(ry
ハア
サガ2やってるよ
肉食いに忙しくてまだエロ妄想どころじゃないw
カリオペとあんなことやこんなことしたい
いためし屋の新ドリンク アニーの小便 5000クレジット
エミリアの小便 1000クレジット
ライザの小便 300クレジット
ミューズたちの可愛さは異常
317 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 23:46:46 ID:7D88iZ9t
いざ発売されてみたら意外と面白そうで安心した
もう少し待ってからDSごと買おうかな
DS秘宝伝説で盛り上がってるけどアンサガでもサガフロでも書いていいんだぜ
そもそも盛り上がってすらいないから
時空の覇者やってみたい
でもどうすりゃやれるんだ
だからあれほど言ったのに
もっと もっとだー!
勢いが失われたスレ
人は皆〜 サガ2の中〜
326 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 22:54:18 ID:pgrcpND9
次のスレはスレタイ改変するのかな
゚・ *: : *・
*・ ゜゚・ * : .。. .。.: *゜
* ・゜ ゚・ *: . .。.: *・ ゜゚ ・ * :..
。. ・ ・*:.。 ∧,,∧ .∧,,∧ .:* ・゜
∧∧(´・ω・`)(´・ω・`)∧∧
(´・ω・`).∧∧) (∧∧(´・ω・`)
| U (´・ω・`)(´・ω・`) と ノ
u-u (l ) ( ノ u-u
`u-u' `u-u'
わくわくしながら毎日スレチェックしてるよ。
>>316 ミューズ様が一杯出ているの?
それでお父様はもういないのよパンチで一斉にタイガーブレイク閃くの?
エロいわ…
329 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 01:07:59 ID:Y1Bcthl1
一度でいいからユリアン×カタリナの作品を読んでみたい。
カタリナ×ユリアンならどこかで見た記憶があるんだが…
>>330 保管庫探すのでタイトル教えてくださいな
ふぅ
新エスパーガールに旧エスパーガールのビキニアーマー着せるっていうのはどう?
ふぅ
>>334 露出度だったら人間女が頑張ってくれたじゃないか。
ところでサガ2をやってミンサガ熱も再来した
ウェイクビンってエロパロ的にもおいしいキャラだと思うんだが人気ないのかな。
河津×小泉今日治×イトケンで・・・
いや、何でもない
ふぅ
339 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 00:54:25 ID:S9XJ5txN
ウェイクビンのところにやってきたパーティを帰り打ちにして、男は殺害、女は捕獲、んで、そのあと
自分の作った怪しい薬やモンスターのモルモットとする。っみたいな?俺は書けんけど。
けっこうサガ2の人間女ってやらしい感じがするね。
パッケージとか取説で目立ってるバージョンの人間女
使ってるけど、あの頭身なのに妙な色気を感じてしまうw
ミンサガでもあの頭身なのにそういうのあったからな。
ミンサガで個人的には姐さん×シェリルが見たい。
時間があればじっくり書いてみたいんだが。
ふぅ
343 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 22:48:16 ID:scIQkpvO
マッドサイエンティストと言えばきょうじゅのSSは二つともめっちゃエロかったな
ホーク×シフが好きだ
シフが変に弱くなくて無理矢理でもなくて
二人が対等な関係のエロが好きだ
>>343 きょうじゅのって
>>1の保管庫にあるペットの触手もの以外にあったっけ?
>1の保管庫のロマサガ3の女キャラの下ネタ限定のモニカSS
>>344 シフは人並みの弱さがあっていいよね
サルーイン戦の直前では意外な一面に驚いた
逆にホークは啖呵がかっこよすぎて惚れた
やるよ
角ついてからサルーインすら組み伏せて受けに回しそうなツフになった
ふぅ
ホーク×シフなら断然ミンサガバージョンがいいな
野性的すぎるw
保管庫にすごく読みごたえあるのがひとつあって嬉しかった
優しくアルベルトを受け入れる姉御なシフも好き。
姐御肌で男勝りなシフが、時折女らしさや母性本能をみせるといいね。
サガ2やってるんだが、女主人公で父娘姦とかエロくて良さそうだ
友達の家庭を見る限り明らかに親子間で血が繋がってないし
敵にとっ捕まって親子プレイを強要され仲間の命を楯に取られて泣く泣く、とか
…エロサガ好き、
…エロサガ好き!
お父さんは、
DS版二週目をメカ四機で、新しき神々に武力介入しなければならない。
エロサガ好きに、拙作で恐縮だが
読んでもらいたい物がある。
おい、エロサガ好き!
寝るな!!
全SaGa全肯定、ターンエーSaGa的な俺ですが…SaGa2秘宝伝説は特別好きですまないっ!
そんな訳でまたも同じゲームがモチーフで恐縮なのですが、楽しんで貰えれば幸いです。
因みにのっけから、エスパーボーイ×スライムというトンデモSSなのでご注意を。
ロアンが自分の気持ちを伝えた時、彼の母は一瞬驚きに目を丸めて。しかし、次の瞬間
には納得したように頷き、女神のような笑顔で我が子を祝福した。
「そうなんだ。ロアンちゃんももう、17歳だもんね。うん、もういちにんまえだねっ!」
村人からは実際の半分以下の年齢で見られている母は、童女のようなあどけない笑みを
浮べ、感無量といった様子で両頬を手で覆う。
ロアンは、少し不安になった。
「でも母さん、俺が居なくても大丈夫? 俺、心配だよ……だって母さん」
ドジで、おっちょこちょいで……実の子が言うのもアレだと思いながら、ロアンはつい
胸中に呟いた。母は、少し頭のネジが緩い。優しく包容力に満ち、常に明るく朗らか……
三十路も半ばを過ぎたとは思えない程に、母は少女然としていたから。身も、心も。
「しんぱいなのはママのほうだよ? ロアンちゃん、旅ってすっごくつらいんだから」
色素の薄い、若草色の髪を母に撫でられ、ロアンはそのまま抱きしめられた。柔らかな
母の胸に顔を埋め、その甘い匂いを全身に吸い込む。
だが、決心は変わらない。明日、旅立つ。
「大丈夫だよ、母さん。俺には母さん譲りの力もあるし。先生も誉めてたしさ」
「でもロアンちゃんは、まだフレアの書もよめないし……ママはしんぱいだよ〜」
村が強盗や足軽に襲われた時、サイコブラストの一撃で屠ったのはロアンの母だった。
エスパーガールとしては(もうガールという歳ではないが、見た目はまだまだガールで通
用するだろう)かなりの高レベルらしく、かつては父と異世界を冒険したとうそぶく母。
「安心してよ、母さん。大丈夫、俺は父さんを必ず連れて戻るよ。それに」
「それにおば様、御安心なさって下さい。私達がロアン君と一緒に行きますから」
「そうそう! 僕等でロアンはしっかり守って、ついでに秘宝もゲットだよっ!」
不意に背後を振り向き、ロアンは心強い旅の同行者……双子の姉妹に目を細めた。
「あれ、アーニャちゃんにサーシャちゃんも……ふたりともいっしょに? そっか〜」
ロアンの母は、心底安心したような、それでいて不安が増したように大人しくなった。
胸以外は全く同じシルエットが、ロアンを挟んで交互に母を諭す。ロアンにはついつい
同世代の少女同士に見えてしまう。静かに「私達に任せて下さい、おば様」と、清冽なる
美貌で微笑む美少女がアーニャ。その横で「大丈夫、おばさんも安心してよっ」と溌溂と
笑う快活可憐な美少女がサーシャ。
二人は双子。
髪や肌の色も違うが、そっくり鏡写しの二人。だが、例えモノクロームの別次元に突然
放り込まれても、ロアンは二人を見分けることができる。好きな人を見間違えることなど
男としてありえない……幼少期に旅へ消えた、父の言葉が頭を過ぎった。
「うーん、じゃあ……そだね、大丈夫かな? ね、テムジンはどう思う〜?」
母はダイニングキッチンから身を乗り出して、庭へと小さく叫んだ。その声に反応して
一機のメカが近付いて来る。ロアンの家の、自称執事ロボだ。終始無言の彼だが、何故か
母は意思疎通が出来るらしく。メインカメラの光にしきりに頷いている。
「奥様、アタシもご一緒シマス! 坊チャン、いいデスヨネ? ネ?」
――執事ロボがいるのだから、当然……メイドロボもいる。共通規格に当てはまらない
執事のボディの影から、見慣れたメカが飛び出してきた。黄色いボディに猫耳が揺れる。
「わー、プラちゃんも一緒にいってくれるの? ふふ、ありがと〜」
「はいデス! 村一番の姉妹に、このアタシがいれバ! ……ただ奥様、一つダケ」
メイドである自分がいなくなって、この家の家事がどうなるかを彼女は心配し出した。
そう、彼女、だ……この猫耳ロボ(本人はこのスタビライザーを『耳』ではなく『羽根』
だと主張している)は、女性人格で家族の一員。T260J+……愛称はJ+(ジェイプラ)。
「じゃあ、プラちゃんにアーニャちゃん、サーシャちゃんも……ロアンをよろしくね〜」
どうやら母は、旅立ちを認めてくれそうだった。ロアンは一人、安堵の溜息。
無言の執事が、部屋からバトルハンマーを取ってきてくれた。ロアンはエスパーとして
力を振るう方が得意なのだが、旅に武器は欠かせないだろう。J+はスレンダーなサーシャ
に並んで、競うようにロアンの母を安心させていた。
旅立ちは近い、何よりあの人と一緒の旅が――そう感じて意気込むその瞬間。
「ロアン君、後で学校に行って頂戴。教室で待ってるから……必ず行ってね」
意外な言葉に振り返れば、静謐なアーニャが真紅の瞳でじっとロアンを見詰めていた。
通い慣れた学び舎も、今日でしばらくお別れ……そう思えば感慨深く、ロアンは静かに
一人廊下を歩く。軋む古びた床板も、今は懐かしく愛おしい。
恐らく今日ほど、教室への足が弾んだ日をロアンは知らない。今まで何度も、それこそ
周囲が呆れる位に熱烈なアタックで挑み……全戦全敗だったから。
つまり、意中のアーニャに呼び出されたのが、ロアンは嬉しくてたまらない。
同じ双子でも、元気溌溂で明るく人懐っこいサーシャは、学校の人気者。男子生徒達は
こぞってサーシャに夢中になった。その一方で、同じ美貌のアーニャはと言えば……
「やっぱり男は当って砕けろ、されど挫けるな。父さんの言った通りだ」
知的で物静かなアーニャは、誰にとっても高嶺の花で。サーシャと同じく運動能力抜群、
更にはサーシャと違って学業も優秀……正に学校のマドンナ。双子の妹とは違いスタイル
もほど良く肉付いて、たわわな胸と尻の膨らみが、くびれた柳腰を強調していた。無論、
スレンダーなサーシャも魅力的だが。
多くの同級生と違って、ロアンはアーニャに惹かれるまま、素直に真正面から告白した。
そして振られ、周囲が納得する中……ずっと挑み続けていたのだ。熱心に好意を寄せる
ロアンへ、アーニャは一度も首を縦に振ってはくれなかったが。同時に、嫌悪を全く示さ
ず、常に丁寧に優しく、少し申し訳なさそうに微笑んでくれる。
そんな彼女が突然、父親を探し秘宝を巡る旅に、強く同行を申し出てくれた。
そして今、こっそり教室へと呼び出した……ロアンの鼓動は激しく高鳴った。
「おっ、おまたせっ! ごめん、待った?」
――ううん、今来たところ。
そんな定型句も、涼やかなアーニャの美声で奏でられれば、たちまちロアンは至福へと
真っ逆さまに登り詰めてしまうのだが。
現実は、違った。
「ロアンさん、よく来てくださいました。ありがとうございます……アーニャにも感謝を」
アーニャとは違う女性が、窓際に佇んでいた。僅かな失望をしかし、ロアンは己に対し
戒める。同時に思い出されるアーニャの言葉――『後で学校に"行って"頂戴』――確かに
彼女は、『来て頂戴』とは言わなかった。
だが、ロアンは同時に感謝もしていた。この人にはお別れの挨拶を、きちんとしたいと
思っていたから。
「後程、お家へ挨拶にと思ってたんですが。アーニャが気を利かせてくれたみたいですね」
ロアンは心からの笑顔を浮かべつつ、自分の浅ましさを努めて押さえ込んだ。
「旅立たれると聞いて。わたくしったらつい、アーニャにお願いをしてしまったのです」
「お体の方は大丈夫ですか? ここ最近はまた登校されてなかったので、心配してました」
大きくつぶらな一つ目で、柔らかくその少女は微笑んだ。モンスター、スライムだった。
彼女の名は乙姫。実際にはロアンより年上なのだが、病弱で思うように学校へ通えずに、
今年になって編入してきたのだ。先生の弟子であり助手でもある、乙女の妹に生まれたが、
将来の約束されたスーパースライムであるにも関わらず……乙姫は体が弱かった。
力無き故に人型を象れぬ橙色の不定形で、ゆっくりとロアンへ近寄ってくる。
「ロアンさんの一大決心ですもの。体のことなんて言っていられませんわ」
ロアンはこの、年上の上品な同級生が好きだった。それは何も、意中のアーニャの親友
だからという理由だけではない。三種族が寄り添い生きる多種多様な世界は、そのどこも
種族間の差別とは無縁だから。何より、か弱くとも気丈で優しい乙姫だから。
ただ、言い換えれば……同じ種族でも小さな理由で争い奪う、それが世界の全てだった。
「そんなこと言わずに、体をいたわって下さい。俺、乙姫さんが元気でいてくれないと」
「ふふ、嬉しいですわ。何か旅立ちの選別に、贈り物ができればと思いましたの」
不純物の全く混じっていない、綺麗な体が夕焼けに輝いている。先生や乙女と違って、
自我に目覚めぬ野のモンスターと容姿は同じだが……乙姫は気高く気品があった。
「ロアンさん、受け取って下さいますか? 私の贈り物」
「ええ、喜んで。嬉しいです、乙姫さん」
嬉しそうに乙姫は、潤んだ一つ目を細めた。自然とロアンも笑みを返す。
「では、その前に聞いてください。私の告白を」
――次の瞬間、ロアンは耳を疑った。
同時に、何故頑なにアーニャが、自分との交際をやんわり拒んだかを知った気がした。
「私は、乙姫は……あなたが、ロアンさんが好きです」
静かな夕暮れの教室を静寂が満たし、ロアンは探す言葉も解らず戸惑った。
「ごめんなさい、ロアンさん。驚かせてしまいましたね」
寂しげに乙姫が微笑んだ。
「それに、困らせてしまいました。わたくしったら、明日は大事な日なのに」
「そ、それはっ……困って、なんか、いないです。嬉しいです、けど」
それはロアンの本音だった。いつもアーニャに言い寄り振られ、サーシャにからかわれ。
そうして級友達と過ごす日々を、いつも乙姫は温かく見守っていてくれたから。
どこかでロアンは、姉のように乙姫を慕っていた。
だからこそロアンは胸が痛む……毎日毎日、アーニャに恥ずかしげもなく想いを伝える
自分を、乙姫はどんな気持ちで見守っていただろう? 好きな人は、親友が好き。そして
親友はそれを知って、気遣ってくれる。病弱な体以上に、乙姫は辛かった筈だ。
「よかった。ロアンさん……わたくし、ロアンさんに想われなくても大丈夫です」
「乙姫さん」
「ただ、私の想いは伝えたかった……そして、最後にロアンさんと」
「最後って、や、やだな、乙姫さん。約束します、俺は生きて帰ってきますよ」
父を連れて、仲間達と無事に。その時恐らく、ロアンはアーニャとの仲を深めている
かもしれないが……それを妬んで拒絶するような乙姫ではない。ロアンはそれが解る分、
少しだけ自分が卑怯な気がした。だが事実、恐らく確実に、多分絶対。乙姫はロアンが
アーニャと結ばれると、祝福してくれる。そういう人なのだ。
「今日が最後になると思います……だからロアンさん、一度だけわたくしを……」
「? 乙姫さん? 最後って」
「私の体はもう、長くは持ちません。だから今……見ててくださいね」
突如、乙姫の体が光り出した。その姿は伸びて起き上がり、本来あるべきスーパースラ
イムへと変化し……さらに輪郭を変え、見慣れた姿になった。綺麗な橙一色だった色も
今は淡雪のような白い肌が、深い翠緑色の髪が……何より、真紅の瞳が飾られていた。
まるで死力を振り絞るように、乙姫はアーニャと寸分たがわぬ姿に変身した。
「アーニャはわたくしに許してくれました。姿を借りて、想いを遂げることを」
そっと一歩、乙姫が歩み出た。二人の距離がゼロに近付く。足音は間違いなくスライム
だったが、その姿形はアーニャそのもの……どこか柑橘類を思わせる香りがロアンの鼻腔
をくすぐった。
「今、ここで、抱いてください。わたくしの純潔を、ロアンさんに捧げます」
アーニャの姿で切々と、恥ずかしげに俯きながらも言い澱むことなく。乙姫は募る想い
のたけを言の葉に託した。あまりに突然のことで硬直するロアンは、不意に手を取られて
思わず身を強張らせる。
「ごめんなさい、ロアンさん。体温までは再現できないんです。でも、触ってください」
乙姫の手で導かれて触れた頬は、驚く程に柔らかかった。ただ、スライム特有の冷たさ
は残っていたが。ずっと想像していたアーニャの感触が、そのまま手の内にあった。
と、冷たさに触れる手に一滴の温もりが零れた。
「ごめんなさい、泣かないって決めたのに。もう、満足です。ありがとう、ロアンさ――」
刹那、胸を焦がす熱い情動が爆発した。理性の飛んだ脳裏を思惟が駆け巡り、気付けば
ロアンは乙姫を抱きしめていた。全身に冷たさを感じてなお、強く強く抱いた。
「俺は乙姫さんに、謝らせてばかりだ。乙姫さんは悪くないのにっ!」
「ロアンさん……でも、わたくしは卑怯です。親友の姿を借りて、貴方につけこんで」
「いいじゃないですか……俺、乙姫さんの為に何かしたいです。俺はどうすれば」
エスパー特有の、術式の紋様が浮かぶ褐色の肌に顔を埋め、乙姫はロアンをただそっと
抱き返しながら囁いた。
「アーニャを、これからも好きでいてあげてください。あの娘は、本当は……」
「乙姫さん。それは、俺はアーニャが好きで! でもっ、今俺がしたいのは!」
「アーニャの頑なさは、別の理由もあるようにわたくしには感じるのです。それと――」
ついと爪先立ちで背伸びをして、乙姫が目を瞑る。その仕草が何を求めているのかを、
ロアンは咄嗟に理解しながらも。眼前の人物が本物のアーニャでないことを理解した。
アーニャもサーシャも、本当はロアンより目線一つ背が高かった。
「ふふ、気付かれてしまいましたね。少し質量が、何より魔力がもう……」
「乙姫さん、最後にしないで……生きてください。そう約束してくれるなら」
その先を言葉で語る前に、ロアンは蕾のような桜色の唇に唇を重ねた。
初めてのキスはひやりと冷たく、互いに求め合い絡む舌は甘かった。
母と交わすおやすみのキスとは違う……初めてロアンは、異性とキスをした。
ただ、乙姫の切なる願いに自分のファーストキスを捧げてもいいと思えたから。しかし、
若さゆえに下腹部が熱を持つと、自然とロアンは乙姫を、乙姫はロアンを夢中で吸った。
「乙姫さん、あの、俺も、初めてだから……」
「まあ、ではやはり……いけません、わたくしったらアーニャに……でも」
躊躇う素振りを乙姫が見せたが、ロアンが優しく自制心を奪った。そのまま手近な机の
上へと乙姫を寝かせる。彼女の肉体で構成されていた服が、まるでその身に染込むように
溶けて消えた。
目の前に今、一糸纏わぬアーニャの肉体があった。やや小さいが、すらりとしなやかに
長い足も、豊かな肉感の太股や尻も……くびれた腰も、たわわな胸の双丘も。いつも想像
していた全てが、今目の前にあった。
「ロアンさん……お願い、します。わたくしを、旅に奪い去って……わたくしの想いを」
華奢な裸体を気遣いながら、ロアンは身を僅かに預けて再び唇を重ねる。先ほどよりも
強く吸い合い、そのまま頬から首筋、胸の谷間へと舌を這わせる。初めてなのでロアンは、
夢中でただただ乙姫を貪った。両の手は既に豊満な胸を揉みしだいており、時折乙姫から
切なげな吐息と共に短い声が漏れる。
二人は息を荒げて身を重ね、夕焼けの最後の残滓を浴びながら行為に耽っていた。
「ロアンさん、ここ……アーニャも、たぶん、こうですから……見て、ください。それと」
ロアンの下で乙姫が、しどけなく股を大きく開いた。薄っすらと濡れて光る茂みの奥に、
淫らな秘裂があった。思わず食い入るように魅入って、ロアンは生唾を飲み下す。
「それと、ロアンさんのも、わたくしに見せてください。わたくしだけ、恥ずかしいです」
それだけ搾り出すように言い終え、頬を赤らめ乙姫は顔を背けた。同時に、しっとりと
汗ばんだ肢体を見せ付けてくる。ロアンはズボンのベルトを外した。
既に勃起したロアン自身は、包皮を脱ぎ捨てており、露出した先端が露に濡れていた。
「まあ、これがロアンさんの……わたくし、殿方のは初めてみます。立派ですわ」
「俺も、女の人のって……そりゃ、母さんは家じゃ無防備ですけど、でも……」
互いにうぶで、しかし昂ぶる性欲は旺盛で。ただ身を重ねて、ロアンも乙姫も、視線で
相手をなでまわしながら、自然と手に手を取って握り合う。それはやがて手を開く形で
指と指を絡めあい、より一層強い結びつきを望んだ。それを互いに相手へ確かめた。
完全に日が沈むのを待って離れた手は、互いの性器を近づけあう。
「も、もういいんですか? 乙姫さん、あの」
「ロアンさん、そんなに緊張なさらないで……わたくしも初めてなので。でも、ここ」
「は、はい。もう、こんなに濡れて……い、いいんですか?」
「ロアンさんと初めてを交わせるなんて。わたくし、今、しあわ――っ!」
淫靡な蜜に濡れたクレパスを、不器用に肉柱の先端で撫でていたロアンは、遂に挿入を
果たして、そのまま刺し貫いた。激痛に身を仰け反らせながらも、至福の笑みにまどろむ
乙姫。二人は一つに繋がったまま抱き合い、三度唇を重ねた。
「い、痛くないですか? 乙姫さん、初めての時って、誰でも痛いって……」
「この痛みが、嬉しいのです。わたくし、まだ、生きてる……生きていけるのですから」
「乙姫さん……そうですよ、生きてくださいっ!」
「はい……ロアンさん、動いて……生を、精をわたくしに……生きる、力を」
言われるままにロアンは、破瓜の純血に濡れた男根を引き抜く。冷たさだけはそのまま、
後は恐らく本物と同じなのだろう。初めて味わう女性の肉路は、優しく締め付け、狂おし
く圧してくる。思わず射精感が込み上げ、慌てて再度ロアンは腰を押し込んだ。
「ひうっ! あ、ああ……奥に、感じます。ロアンさんの、昂ぶりを」
「あ、当って、ます……奥にっ! あ、締まるっ」
「もっと、もっと荒々しく……ロアンさん、わたくしを犯して……貴方のものにして」
例えその姿が、親友を借りた偽りのアーニャであっても。そうまでして想いを遂げたい
と願った、乙姫がロアンは愛おしかった。そうまでさせたことが切なかった。
次第にはばからず、嬌声を上げて乙姫は喘ぎ出す。ロアンも夢中で腰を振り、汗に濡れ
ながら肉と肉がぶつかる音を聞いた。そしてやがて達し、大量の精を膣内に放つ。
それがロアンの旅立ち前の、最後の夜だった。
ふぅ
ふぅ
ふー
ふー…今回も続きを楽しみにしてるぜ!
しかしDSサガ2は思ったよりよかったな
タイタニアやらニケやら真・最終防衛システムの話を誰か書いてくれると嬉しい
>>359さん毎回乙です。
魔界塔士、秘宝伝説、時空の覇者はいつかプレイしなければ・・・・・・。
空気読まずにミカエル×カタリナ投下
「あら、ロアーヌ公がわざわざお見えになるなんて」
寝室にやってきた、ミカエルを見てカタリナはくすりと笑う。
「……私が一人の部屋を『たまたま』あてがわれているのって、こういう時の為なのでしょうか?」
「たまたまなどではないと知っているだろうに」
一時さえも無駄には出来ないように、ミカエルは後ろ手に扉を閉めるとカタリナの寝巻きをするりと脱がした。
カタリナがミカエルに抱きすくめられながら、静かに呟く。
「良い、香り」
「香を久方ぶりにたいてみたからな」
カタリナの口端に淫らな笑みが浮かんだ。
「そうですね、香――蛇香の匂いが、いたします」
蛇か――
獲物を見つめる――その視線を受け止め、カタリナは小さく、だが強く呟いた。
「早く、早く、私を高みへと導いて下さいませ」
ミカエルはカタリナを赤子のように軽々と抱き上げ、膝に乗せた。カタリナは見せ付けるように脚を大きく
拡げ、ミカエルを見上げると唇の端をそっと上げた。
赤い舌がカタリナの唇から蛇のようにちろりと刹那、見え隠れした。
それを合図にミカエルの手がカタリナの太ももに伸び、ゆっくりと撫で回す。
目もくらむような快感が、カタリナを襲った。
太ももを触れながら、ミカエルはカタリナの喉元に唇を這わす。
しがみつくカタリナも、貪るミカエルも、まるで獣のような力強さ。
カタリナは目を閉じ、無意識に開いてしまった唇から―― 一筋涎を垂らし、のけぞる。
ミカエルはカタリナの乳首を口の中に含み、柔らかく転がす。カタリナの身体が軽く痙攣し始めるとゆっくり
と指を濡れ始めた秘所に這わせた。
愛撫は獰猛だった。動きは暴力的と言ってもよく、カタリナは自分の中をガリ、とミカエルの爪で引っかかれ、
痛みに思わず腰を引いた。
が、ミカエルは憎憎しいようにカタリナの腰を構わず引き寄せ、今度は強引に臥牀に押し倒して猛りを突き刺す。
両腕を掴まれ身体は臥牀に押し付けられ、カタリナは自由を奪われたまま目の前の美しい顔を見上げた。
「――お前を一時でも側から離したのは、大きな間違いだった」
何も言わないカタリナに、ミカエルは震える声で呟く。カタリナが軽く笑うと、ミカエルは己の主の敵を討つように
唇をカタリナの頬、額、耳、胸元にすべり落とす。
長く激しい口付けの後、ミカエルの唇は再びカタリナの柔らかな唇に戻る。
乱暴な愛撫に身体は悲鳴を上げて良いはずなのに、熱い猛りを腰の中心に据えられて、カタリナは知らず
喘ぎ声を漏らしていた。
と、思いがけない、カタリナの低い声が室を満たす。
「マスカレイドを奪われたとき、私は操を――なのにミカエル様はそんな私を――」
ミカエルは静かに、顔色を変えずに答える。
「それがどうかしたのか?お前は私を求めてる」
「あああああっ」
太い楔を打ち据えられ、カタリナは一言も言えぬまにすすり泣いた。
身体の芯に火が灯されない内に逃げようと、カタリナは身体をのたうつ。が、軽々とミカエルの腕に絡めとられ、
そうしてまた愛撫の嵐に合う。
無垢も、穢れも、選べない――
誰か、罰してくれればいっそ楽なのに!!
己の身体を壊すようなミカエルの猛りを感じながら、純愛と淫蕩との狭間にカタリナは泣いた。
「全て――忘れさせてやろう」
ミカエルが一層激しく突き上げ、カタリナの子宮の奥底に白濁の精を放つ。
カタリナは強烈な光に焼かれ、忌まわしい記憶ごと浄化されていくのを感じた――
366 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 00:47:25 ID:TaKPSoSi
GJ
ミカエル「E」
やっぱサガシリーズで一番面白いのはロマサガだな
>>236 これがDS版で半ば実現してるな
筆者は続きを書くんだ!
GJ!黒いミカエルも、淫らなカタリナもいいものだ…
>>363 >>368 え、DSのぼうえいシステムそんなエロいの?触手伸ばせるようになってんの?
・・・ちょっと買ってくる。
それとタイタニアはともかく、ニケが思い出せない自分におおまかな容姿説明頼む。
>>370 GBニケ:ただの とりあたまの おとこだぜ
DSニケ:そうだよね、女神様だもんね…そしてはいてない!?
…らしいですよ、タイタニアは作ったけどニケはまだ。
それにマリリス様というダークホースもお忘れなくっ!
仮にここでDSsaga2のラスボスを書いて”ネタバレふざけんな!とかいわれないよな
>>370大まかなGBとDSの違い
最終防衛システム
GB→めがみさま1人に一機潰される
DS→触手より遥かに凄い究極技を繰り出してくる。あれもダブルになる
タイタニア
GB→無双状態
DS→弱体化、だが全体即死と最速全体回復は便利。そして幼女。俺の嫁
だいたいこんな感じ。ミューズも捨てがたいんだけどね…
DSはミューズが可愛すぎてもう冒険の目的を見失いそうだ。
レイオーたんにまつわる悲恋話とか書けそうで書けない。
エスパーガールビキニになってくれんかな。
そうすればすぐに買うのに……。
アポロン×大佐を希望する。
「こ、これが聖杯の力? ばっ、馬鹿な……」
手から木の器を取り落とす。体が燃えるように熱い。伝説の聖杯を友と探し当て、
そこに満たした清水を飲み干した瞬間――アポロンは驚愕に震えた。手から零れる
聖杯が、その名の割りに粗末で質素だったことに驚いているのではない。
聖杯伝説の意外な結末に、ただただ言葉を失い倒れ込んだのだった。
「は、謀ったな、大佐っ! これは、こんな――」
もとより眉目秀麗な顔立ちが、より耽美に柔らかな丸みを帯びてゆく。鍛えられた
長身も今は縮んで、大理石の彫刻のように逞しかった肉体も柔和に、華奢に。
アポロンは身を焦がす紅蓮の炎が去ったのを知るや、我が身の異変に気付いた。
「へっ、だから止めろって言っただろうがよ……やはり飲んだな? アポロン」
一人の男が、やれやれと肩を竦めながら溜息を一つ。
アポロンは涙目で潤んだ視線で、もう一度「謀ったな、大佐!」と叫んだ。
大佐と呼ばれた男は帽子を目深に被り直すと、苦笑を堪えながら腰の鞭に手を
伸ばす。それが帯を解かれて地へと伸びるや、撓って空気を引き裂いた。
「まあ、元が元だけになかなかの美人になったじゃねぇか。ええ?」
熟練の技が鞭を繰り、アポロンの衣服を一瞬で細切れに変えてゆく。舞い上がる
タキシードのなれの果てが、一片残らず床に散らばった時……そこに艶かしいまでの
美貌を湛えた肢体があった。
アポロンは今、見るも眩い絶世の美女となっていたのだ。聖杯の力で。
「さて、講義の時間だ……アポロン。聖杯伝説とはそもそも、何だ?」
「何を今更っ! ――貴様が異界よりもたらした、秘宝伝説に並ぶ……」
優雅に響く自分の声音に、戸惑いながらもアポロンは己の肩を抱く。たわわに
実った胸の双胸を押し上げつつ、股間を手で覆った。触れる手が、そこに有るべき
男の象徴を捜すも……そこはもう、茂みの奥に秘裂があるだけだった。
「まぁ、俺も色んな世界に飛んだけどよ。それはアレだ、ええと、どこだっけ」
「マルディアス。そこの神々が作った、一種の"裁きの器"なんだよね」
美貌を歪めて睨むアポロンの裸体を、大佐は視線で舐めてゆきながら。直ぐ傍らに
控える兄弟の言葉に、わざとらしく「それだ、それ!」と手を叩いて見せた。
猛獣使いの如き鞭捌きの大佐は、見るも逞しい虎を――白虎を従えていた。
「アポロン、聖杯は死者に残る執着や妄念を浄化し、不死の魔物を土に返す」
「同時にあれだ、その、まあ……生者に対しては、治癒の力を示すんだがよ」
大佐の目付きが鋭くなった。
「自称"新しき神々"さんにゃあ、聖杯はちっと罰を与えたみてぇだな……ええ?」
アポロンはビクリと身を震わした。豊満な尻を床に擦りながら、無言の抗弁と共に
後ずさる。しかし、素早く回り込んだ白虎の牙が、アポロンの逃げ道を断った。
「大佐、私は神に……古き神々を超える神になるっ! そうして、お前と一緒に――」
縋るような視線をしかし、大佐の眼光が跳ね返す。
「悪ぃな、アポロン。俺ぁ"前の世界"で手前ぇが何をしたか――するか、知ってんだ」
「だからこうして、僕達が別世界で使った聖杯をエサに、おびき出させて貰った」
前の世界? 知っている? 何を? アポロンは混乱しながらも、言う事を聞かぬ
我が身で必死に逃げようとする。こんな人間風情に、自分の野望を潰されるものか……
しかし無情にも、細くしなやかな足に鞭が巻きつき、アポロンは宙へと釣り上げられた。
あれほど強力だった魔力も行使できず、ただの人間の女に成り果てたアポロン。
彼は――彼女は今、どさりと大佐の両腕の中に落ちた。必死でもがくも、そのまま床へ
押し倒され、圧し掛かられる。強靭な肉体も今は無く、抗う術も失われていた。
「さて、と……どうする兄弟? まあ、聞くまでもねぇと思うんだがよ」
「聖杯は毒をアポロンに飲ませなかった。死では無く、違う罰を……って感じかな」
獰猛な獣らしからぬ、知性に溢れた言葉を紡ぎながら。大佐に擦り寄る白虎がグルルと
喉を鳴らす。その声に頷き、大佐はニヤリと笑って……ベルトのバックルに手を掛けた。
アポロンはただ、無力な人間の乙女のように、硬く結んだ唇を噛んだ。
「どうだアポロン……人間の、女の身体は」
「屈辱だっ! このような惰弱で貧相なっ! この私が愚かしい人間風情に、んふぅ!?」
己を嘆き、同時に人間を侮蔑するアポロンの言葉が遮られた。貪るように唇を吸われて
驚き目を見開き……次の瞬間には、絡み付いてくる舌の妙技にとろけて虚ろな眼差しを
宙へと彷徨わせる。
大佐の舌使いでアポロンは、初めて体感する女の愉悦に満たされていた。
「おいおい、ちょっと可愛がってやればこれかよ。罰になんねぇだろうが」
「くっ、何を……や、やめ……大佐ぁ! 貴様っ……ぁ」
アポロンの抵抗も虚しく、大佐の舌は首を伝い、見事に実った乳房へと吸い付いた。
先端の乳首は既に痛い程に勃起しており、桜色の乳頭が上を向いている。それを口で
丹念になぶられ、アポロンは恥辱に塗れながらも湿った吐息を零した。
同時に大佐は、手でもう片方の胸を揉みしだきつつ……下半身へも手を伸ばす。
「よ、よせっ! やめろ大佐っ、私は男だっ! 貴様という奴は――」
「いいから黙ってな、今ヒィヒィ言わせて……女にしてやる」
決め細やかな肌を滑る手が、淫らな茂みを掻き分けてゆく。必死でアポロンは両手を
伸べて、逞しい大佐の腕に縋りつくが……既にもう、股間に溢れる蜜は内股を濡らして
床へと滴っていた。それが大佐の指使いで音を立てるたびに、アポロンは身を捩って
押し寄せる快楽へと抗う。
「これが、罰だ。が……まあ、ダチのよしみだ。アポロン、神になるなんて諦めろ」
不意に手を止め、大佐が言い放つ。その眼差しはどこか寂しげで優しく。先ほどまでの
野獣のような眼光が一瞬だけ影を潜める。
――しかし、運命の女神が繰る糸は、物語をあるべき方向へと紡いでゆく。
「私はっ、それでも私は神となるっ! 新しき神々の一人として、唯一の神へ!」
「……馬鹿野郎が、どーなるか解ってんのか?」
「最古の神を思い描いているな? 大佐、私は塔など立てて戯れたりなどはしない!」
「……」
「私が正しく治めねば、愚かな民は秘宝を使って……あの聖杯だってそうだ!」
「……まあ、そうだな。おい、兄弟」
大人しくしていた白虎が、その巨体をのっそりと持ち上げて。床に転がっていた聖杯へ
歩み寄るや、いとも簡単に踏み潰した。異界の奇跡を封じ込めた器が、乾いた音を立てて
木っ端微塵に砕け散る。
「これでいいよね。苦労して取ったから、ミリアムやガラハドが見たら怒りそうだけど」
「もう必要ねぇよ。あっちの世界でも――こっちの世界でも、よ」
アポロンは戦慄き震え、自分を陵辱する者達の愚かさに激しく憤った。
「きっ、貴様はどこまで愚かなのだっ! 聖杯の価値が解らないのかっ!」
「ああ、解らねぇな。手前ぇが人間の価値を解らねぇのと同じに、よっ!」
不意に裂痛が身を貫き、アポロンは罵る言葉を飲み込み……変わりに絶叫を上げた。
大佐の赤黒く充血して強張る男根が、容赦なく挿入されたのだ。
「あ……あが、がっ! き、きさ、ま……」
爪がはげるかと思われる程に、アポロンは床を掻き毟った。そうして怒りと屈辱に耐え、
何より痛みに耐えた。この身体は、処女だった。破瓜の鮮血に塗れた、大佐の熱い怒張が
何度も何度も挿抜を繰り返してゆく。敏感な部分にカリ首が感じられるほどに引かれるや、
最奥の子宮口を抉るように強く貫かれる。
アポロンは気付けば、悔しさに泣き叫んだ。
この時、ガーディアンズの一人と一匹は、女性となったアポロンの女性機能が潰える
まで、何度も何度も犯した。そうして野望を諦めるよう、厳しくアポロンを懲らしめた。
穴という穴を犯され、全身を白濁に汚されたアポロンはしかし……改めて己の野望を
強く心に念じ――最初の秘宝を手に入れるや、元に戻った姿で一つの世界を掌握した。
この屈辱をアポロンは、中央神殿で大佐と再会するまで忘れていた。
…急いで書いたら誤字が…スマヌ、スマヌッ(汗)
ふぅ
ふぅ
念願の
White Impure Desire vol.9
を手にいれたぞ
384 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 22:36:26 ID:nClCCs88
とうとうアポロンがSSに出演したか
>>378 乙
わたしには ひるいなき もうそうりょくが みについた
最初目を疑ったぜwww
ふぅ…
だがこれは801向けじゃないのかwwww
サガ2のなみがきたぞきたぞ!
エスパーガールがビキニじゃなかったのは残念だったけど鳥人間のニケがエロかった。
>>378 dくす
しかしもっとガチムチものを期待したい
ガチムチものならシリーズは問わないので是非、お願い致します!
俺はエロならなんでもいいっす。
ただし女はニケかエスパーガール(ビキニ)でお願いします。
何を書くかは書き手さんの自由だから強制や限定はよくないぜ
でもカイやタイタニアの話書いてくれると俺が狂喜する
__
,...-.'::::::::::::i:`:‐.、
/ `ヽ ハ :::\
/ ノ ,...---.、` 、 ::::ヽ
,'`ゞ、 /、_ヽ;;;;;;;;ヽ ,ゝ‐、_:', 私は学者だ!
| |;;;;;;;;●ー-;;| '´::::| このロリコンどもめ!
'; ゝ;;;;;;;;;;;ヽノ .::::::,'
ヽ:‐く `゙―‐'" .:::、_/
\..`.ー -、 _...::::::::/
`ゝ、:_::_Y__;;;:イ´
| l |,!、/ ,イl ,!
ゝヽ、/ / ソ /
`ヽ! lイ_ノ
/ゝ`'、!
l l、`ヽ,ヽ
ゝヾ-/丿
) )!/
( (, ´
`ヾ
--=ニ三三三三ニ=--
ロリに該当するのって妖精だけじゃないか?
DS秘宝伝説でエスパガが触手8を喰らって一発昇天されたことから妄想した
エロさはともかく書いてることは二番煎じな上に短いです
後、触手凌辱、バッドエンドがダメな方はテレポートしてください
エスパーガール(以下エスパガ)は冷や汗を垂らしていた
つい今しがた、彼女達のパーティーは海の底で龍神を打ち倒したところだ
しかしあまりの強さを持つ龍神に彼女達は満身創痍だった
それでも何とか勝ち、街に帰って宿屋に入ろうというところで悲劇は襲った
岩場からの不意の一撃
それだけで彼女の以外の仲間は倒れてしまった
龍神との戦いでみな傷だらけだったところにふいうちで渦潮を喰らってしまったのだ
唯一高い魔力と”再生”の力によって体力を回復し続けていた彼女だけが倒れずに済んでいた
「な、なに!?」
意識せずに叫び、目を向けた先にいたのは巨大な水棲生物
タコ系モンスター最強のクラーケンだ
8本の脚と巨大な身体で船ですら簡単に沈めるという
「何でこいつがここにいるのか知らないけど…倒すしかないわね」
仲間は倒れてはいるが、彼女は”再生”と”ドレインタッチ”の力に加え、”ブラッドソード”も仲間から渡されている
戦いながらでも体力を回復することができるという点が彼女の自信に繋がっていた
ある程度体力を回復したら”破壊光線”をお見舞いすればいい
「悪いけど体力いただくわよ!」
悩む暇なく彼女は”ブラッドソード”を振り上げ、クラーケンに切り掛かる
だがそれは焦りからくるミスプレイだと気づかされた
クラーケンの口がこちらを向き、黒い塊を吐き出したのだ
「”スミ”!?しまっ…!!」
彼女の装備はいわゆる普通の防具でしかない
耐性は仲間の持つ”イージスの盾”に任せきっていた
故に彼女は一切の耐性がなく、むしろデメリットとして覚えてしまった”×電気”もそのままだ
「目が…これじゃ攻撃が…できない」
それでも”破壊光線”で攻撃しようと腕を伸ばした彼女の身体に衝撃が走る
クラーケンの放った”サンダー”が命中したのだ
「かはっ!」
クリティカルしなかったものの、弱点である属性攻撃は彼女の体力を大幅に削る
その場に倒れ込み、身動きできなくなった彼女にクラーケンはゆっくり近づいてきた
「もう、ダメ…」
一瞬、自分の中で”再生”の力が発動したことに気づくが今や焼け石に水
クラーケンは8本の脚をこちらに向けている
”触手8”─物理攻撃力で言えばモンスターの中でも最高クラスの一撃だ
諦めたように目をつむり、最後の一撃を待つ彼女に思いがけない浮遊感が襲った
「え…?」
恐る恐る目を開ければ4本の脚によって両手両足を掴まれ、宙に上げられていた
さらに残りの4本はこちらに向けられている
「こんな…攻撃だったかし…って!えぇ!?」
異様な攻撃方法に疑問を持つ彼女をよそにクラーケンは残りの脚をエスパガの服の中へと侵入させてきた
そして服の中で文字通り触手の如くうねっている
「や、なにすんのよ!」
腹部、胸、足と舐めるように全身をうねる
そして…
「そ、そこは!ひぃん!」
下腹部へ侵入した触手が下着の中に入り込み、秘部を前から後ろへとなぞる
突然の刺激に抵抗するエスパガだが、拘束され、宙づりの状態では身をよじるだけでしかない
そのまま前後する触手ーしかも幾つもの突起物がついたそれはエスパガの身体を意思とは無関係に蹂躙する
「い…やぁ!やめてぇ…!あぁぁぁん!」
突如、エスパガは意識が飛ぶほどの刺激に叫ぶ
触手につく吸盤が彼女の乳首とクリトリスに吸い付いたのだ
過去に味わったことのない刺激、そして3ヶ所を同時にされる快感にエスパガは絶頂を迎えた
「ハァハァハァ…もう、やめ…」
力無く抵抗の声を上げる彼女などお構いなしにクラーケンは秘部にあてがっていた脚を秘部の中へと矛先を変えた
「え…いやぁ!それはいや…あぁぁ!」
人間(男)の物に比べれば太すぎるそれはエスパガの膣内を容赦なく貫いた
同時に脚の一本をエスパガの口へと捩込む
「ふむぅ!」
舌を絡め取るようにうごめく触手はエスパガの口内を犯す
さらに膣内は触手の動きによって激しく掻き回された
「んんん!んんー!」
次第に激しさを増す動きにエスパガは早くも二度目の絶頂を迎えた
膣内からは触手が抜かれ、愛液でぬめっているのがよくわかる
身体を痙攣させ、真っ白になった頭で自分の状況を理解しようとするも更なる刺激がそれを許さない
口を犯していた触手がエスパガの秘部より後ろの穴へとあてがわれる
「そっちは違…ダ、ひゃうん!」
そして間髪入れずに後ろの穴に触手が侵入を許す
自分の唾液によってすんなり入ってきたそれは味わったことない快感をエスパガにもたらした
「いやぁ!お尻なんて…いやぁ!」
言葉とは裏腹にエスパガは自らの中から沸き上がるモノを感じていた
有り得ない場所に有り得ないモノが入っている感覚に嫌悪するも、その先にある快楽を頭が予想してしまう
それを振り払うべく頭を振って抵抗の意思を表すが、触手はそんなこと知らずに激しく掻き回し続ける
そしてー
「ひ…い、イク!お尻でイッちゃうぅ!」
宙づりのまま身体を弓なりにしてエスパガは再度絶頂を迎えた
はいたままだったショーツはグチョグチョに濡れて、滴っている
「もぅ…ダメ…」
力無くうなだれるエスパガをお構いなしにクラーケンは手を─もとい脚を休めない
後ろの穴に入れた触手はそのままに前の秘部にも一本近づける
「え…そんな同時なんて…ダメェ!」
1本でも人間(男)のモノより太いそれが前後同時となればどうなるか
エスパガは快楽に溺れそうになっている頭で恐怖を感じ取る
「大き過ぎるの!壊れちゃう!」
しかしクラーケンは聞く耳持つ気配はない
それどころか残っている触手2本を見事に実った胸へと巻き付け、揉みしだく
そして膣内へと触手を侵入させた
「きゃふぅぅぅ!」
前後の穴を同時に犯され、胸も玩具のように揉まれ、しかし両手両足は身動き取れないという状況
何も考えられないエスパガはただ与えられる快感に声をあげるだけだった
「あ!あ!膣内で擦れてるのぉ!おっきいのがこすれて…!
ああ!乳首引っ張っちゃダメぇ!ひぃぃ!クリトリスも吸っちゃイヤぁ!
もぅ、ムリぃ!壊れちゃう!イッちゃう!イクぅぅぅ!!」
あらん限りの声を上げてエスパガは4度目の絶頂を迎える
全身を震わせて体力の限りを尽くしてイッてしまった
それでも動きを止める気配のない触手はさらにエスパガの体力を奪っていく
元より体力は限界に近い上での行為
正直、現時点で体力は0に等しい
だがまあ、このまま助かる見込がないのなら体力0にでもなった方が楽になれる
オーディンに頼んで仲間たちと一緒に生き返らせてもらう
意識が遠退くさなかでそう考えていた
しかし、突然にクラーケンの脚が動きを止めた
拘束する4本の脚はそのままに他の4本が離れたのだ
何をしているのか疑問がるエスパガは次の瞬間、愕然とする
己の体力が回復しているのだ
言うまでもなく彼女の持つ”再生”の能力によって
「え…」
体力の回復によって遠退いていた意識も少しはっきりし始めていた
それは同時に自分の置かれた状況を知り、そしてクラーケンの脚が再度自分に向かってくる事実を知ることになる
「いやぁぁぁぁぁ!!」
携帯からだったのでいまいち文章量わからず無駄レス立てて申し訳ない
てか空気読まないでエスパガ投下してるな俺…
こんなんでも読んでもらえたら光栄です
ふふふ・・・・・乙です
ふぅ……GJ! きくまでもなかろうよ!
乙でした!
是非とも次はGB版のエスパガを。
…エロサガ好き、
…エロサガ好き!
お父さんは、
可愛ければウホッ!でも何でもいい、「可愛いは正義」の典型だ。
エロサガ好きに、またも拙作で恐縮だが
読んでもらいたい物がある。
おい、エロサガ好き!
寝るな!!
すみません、相変わらず暴走してます…ふたなり×男の娘なのでご注意を。
前回の反省を踏まえ、カイやリン、ミューズでエロも書くべくテムポ増やしたらこんなことに(汗)
それは先生と別れ、初めて外の世界へと飛び出した直後の出来事だった。
「ひゃっはーっ! お嬢ちゃん、一人でどうしちゃったのかなぁ?」
「町の外は危ないよぉ? 俺等みたいなのがたぁーっくさんいるからよ」
「これ、上玉。おで、前みたいに。裂けるまで、死ぬま――んあ?」
可憐な少女を囲む、見るも厳つい男達。なかでも一際巨漢の、ズボンのベルトに手を
かける強盗の肩を……背後から背伸びして、トントンとアーニャは叩いた。振り向く男が
「あ?」と間抜けな声を零す、その鼻先へとレイピアの切っ先が突きつけられる。
「おやめなさい。大の男がよってたかって……恥ずかしいとは思わないの?」
凛とした、良く通る声。
微塵の恐れもないアーニャの言葉に、男は暴力で応えた。ブンと振られた拳が唸って
アーニャを掠める。綺麗に切り揃えられた、短い翠緑色の髪が僅かに揺れた。
「おで、お前でも、いい」
交互に繰り出される、無軌道なパンチが空気を震わせる。しかしアーニャは踊るように
華麗に、全てを避けつつレイピアで一閃。肥満気味の男は、脇腹をパックリと切り裂かれ、
豚のような悲鳴を上げて仲間に駆け寄った。
その一部始終を、J+は余さず記録していた。その流麗なる技もさることながら、何より
剣舞に踊るアーニャの美貌を。陶磁器のように白い肌は、動き易さを重視した赤紫の軽装
に包まれている。それがかえって、豊かな胸や尻の膨らみを、何よりくびれた柳腰を強調
していた。ホットパンツから伸びる長い足の腿などは、肉感に溢れ、このうえなく扇情的。
「ア、アニキ、お、おでの、お腹、お腹、裂け、裂けれっ……」
「手前ぇ、よくも内の舎弟をやってくれ、ガッ!」
「僕はお姉ちゃん程優しくないもんね。隙を見せたら、こうっ! でっ、せーのぉ!」
強盗一味のリーダーらしき男が、眉根を寄せて躍り出た瞬間。その横合いから勢い良く、
サーシャがロングソードを叩き付けた。先ほど拾った物だが、洞窟で数回振っただけで、
ほぼ完全に使いこなしている。しなやかな細身が躍動した。
アーニャが静なら、サーシャは動……冷静に分析しつつJ+は武装のセフティを解除。
双子の姉妹とはいえ、アーニャとサーシャは顔以外は何もかもがアベコベに違っていた。
サーシャは眩い金髪に褐色の肌で、鍛え抜かれてはいるが華奢でスレンダーな肉体だった。
お揃いの着衣も水色が基調で、普段から闊達に動いているせいか、裾がほころびている。
何より二人は、性格が水と油……静謐なるアーニャと、快活なるサーシャ。
しかし二人は仲が良く、そろって村の人気者。それともう一つ。もう一つだけ、二人は
同じ物を持っている。それは大きくつぶらで、瞬く星のような真っ赤な瞳。
「二人ともっ、後は俺に任せてっ! ……集中、念じてっ……いっけぇ!」
二人の剣士が同時に振り向いた。アーニャの真紅の、サーシャの深紅の瞳が左右に散る。
刹那、ようやく反撃の素振りを見せた強盗三人組を冷気が襲った。空気中の水分が氷結
して結晶が舞う中、絶対零度の力が暴漢を襲う。
ロアンの能力は未熟で未知数だが、素質だけは母譲りで確かなものだった。
「あ、ああ、兄貴が、こここ、凍っ……ひいぃ! おお、おっ、お助けぇ!」
最後尾の一人が、極寒地獄と化した空間から飛び出した。その顔は寒さよりも恐怖で
凍り付き、戦意も萎えて逃走に移ったが……J+は自分の仕事をキッチリこなすことにした。
「あっ、お姉ちゃん! 一人逃げちゃうっ!」
「ロアン君、その子をお願い。……逃がさないんだから」
「お二人とも、ここはアタシが! 坊チャン、ちゃんとフォローしてくだサイネ」
言うが早いか、J+は地を蹴っていた。ローラーダッシュの音が土煙を上げ、逃げる悪漢
との距離が瞬く間に縮まる。デリンジャーが火を吹いた時にはもう、ザシャと土を噛んで
J+はターンしていた。確認するまでもなく、最後の一人が倒れる。
「勝利を我が手に、デス! キメッ!」
「……お姉ちゃん、前から思ってたんだけど……J+のアレ、何なの?」
「本人が格好いいと思ってるんだもの、いいじゃない。それより」
「だっ、大丈夫ですか? あの……立てます? もう安全で――」
三人の強盗に襲われ、縮こまっていた少女。へたりこむ彼女は、手を伸べるロアンへと
夢中で飛び付き、抱きしめた。その肩の震えが、無言で恐怖を物語る。
「あ、ありがとうございます。私はカリオペ……本当に、ありがとう、ございます」
J+はこの時、アーニャとサーシャの微妙な表情の変化を見落とさなかった。
「父さんじゃ、なかった……はぁ、疲れた」
「坊チャン、元気出してくだサイ。アタシの計算によれば、きっと近くに旦那様は……」
「酒場の人、でも……綺麗な、人、だったな……いい、音楽で、きっと、旅して……」
J+は真剣にフォローの言葉を選ぶ。何万パターンと登録された、赤子の頃からロアンと
会話して得た語彙を検索して。
しかしロアンは、初めての旅の疲れと……何より劇的な人違いで心身共に疲れていた。
そんな彼は、脱力してベッドに身を投げると、そのまま身を縮めて丸くなる。せめて
着替えをと思ったが、J+は部屋の明かりを消しにスイッチへ。
ロアンは今日、初めて戦いを知った。初めてなのに戦えてしまった。旅立ちを決意して、
本当に旅立ってみて……普段知るよりもJ+は、ロアンが心なしか逞しく、頼もしく見えた。
まるで一皮向けたみたいに、決意の日以来、ロアンは少しだけ男らしくなった。
奥様と旦那様に、何より敬愛する執事のあの人に……これはいい報告ができる。
J+はしみじみとロアンの成長を感じ、感情回路が喜びを発信するのを確認した。
「では坊チャン、おやすみなさいマセ」
優しい電子音声を奏でて、J+が消灯。部屋は柔らかな夜の帳を迎え入れた。
そうしてJ+も機能をスリープモードにし、明日に備えようとしたが……そんな彼女の
センサーが、微細な光を拾う。古い宿屋は、隣の部屋とを隔てる壁に小さな亀裂があった。
そしてそこから漏れているのは、僅かばかりの薄明かりだけではなかった。
人間には聞き取れぬ空気の振動を拾い、J+は亀裂をつい覗き込む。
「先にお風呂いいわよ、サーシャ。私は今日の日記をつけちゃうから」
「あっ、持って来たんだ……それ。ふふ、お姉ちゃんって几帳面だよね」
隣はアーニャとサーシャ、二人の姉妹の部屋だった。
「どれどれー、最近は何を書いてるのかなー? おっと、またロアン君ロアン君、か」
「あっ、サーシャ? いいから返して頂戴。ダメよ、人の日記を見るなんて」
小さな一冊のダイアリーを巡って、双子の姉妹は部屋の中をじゃあうように行き来する。
その姿は、機械のJ+にも仲睦まじいものに見えた。姉妹揃って優秀で、村の人気者……
良くぞあの家庭環境でと、J+はインストールされている双子のデータを省みた。
アーニャとサーシャ、二人には母親がいなかった。唯一の肉親、父親はと言えば……
それが御世辞にも、いい親とはいえなかった。村では、はみ出し者の典型的なダメ親父で。
毎日仕事もせず、酒びたりの日々を送っていた。
アーニャとサーシャにとってそれは、大きな枷でもあった筈だが。そのことに関して
二人が他者に何かを語ることは一度もなかった。気丈だとJ+も率直に分析する。
「お姉ちゃんもスポーツ万能だけど、僕の方がやっぱり、あっ」
「サーシャはスポーツ『だけ』万能だから困るの。ほら、お風呂入ってらっしゃ……もう」
ダイアリーを取り戻したアーニャを、サーシャは甘えるように身を浴びせて抱きしめた。
それだけなら、どこにでもいる普通の姉妹……仲がいいだけの姉妹だったが。J+は見た。
二人は見詰めあい、互いの赤い瞳を近づけて。どちらからともなく、唇を重ねたのだ。
最初はソフトに、触れるだけのキス。
離れるや今度は、サーシャからか求めるような、ねだるようなキス。
羞恥と愉悦を織り交ぜ、頬を赤らめるアーニャの、サーシャに応えるキス。
二人は長い事、互いに唇を寄せては離れて見詰めあい、また唇を重ねる。徐々にそれは
熱がこもり、湿った音をたてはじめた。触れる時間が長くなり、互いの舌と舌が絡み合う
ヌチュヌチュという音をJ+のセンサーが拾った。
強く抱き合いながら、二人は互いの唇を吸い合い、形良い鼻先を摺り寄せ合っていた。
「もう、しかたのないサーシャ……あ、んっ」
「やーだっ。僕もうおさまんないもん。ね、お姉ちゃんもでしょ? しようよぉ」
「だ、駄目よサーシャ。せめて、先にお風呂に……今日は汗かいたんだから」
「あはっ、ホントだ。お姉ちゃんの汗の匂い、僕すっごい興奮しちゃう」
僅かに力はサーシャの方が強いらしく、アーニャはベッドに押し倒された。そのまま
サーシャはアーニャの胸に顔を埋めて、肩を上下させながら深呼吸。全身で体臭を吸って
恍惚とした表情を浮かべながら、僅かに顔を上げた。
「ねえ、ほら……お姉ちゃん、さわって。僕もう、ね?」
下のアーニャの手を取り、サーシャは自分の股間へと導く。
「お姉ちゃんもでしょ? ほら、やっぱり……ふふ、相変わらずすっごいね」
同時にサーシャは、身を捩るアーニャの股間をホットパンツの上からさすっていた。
この事実はロアンを傷付けるのか……しばし悩みながらも、J+は記録を続けた。
「ね、窮屈……脱ごうよ、お姉ちゃん。ここ、もう村の外だよ? 僕達、自由なんだ」
「……サーシャ、それを言わないで。私、今でもお父様のことが少し、少しだけ……」
「あんな男っ、忘れちゃおうよ! ……僕が忘れさせてあげる……忘れさせてよ」
小さく頷き、息を荒げるサーシャにアーニャが口付けて。そのまま身を起こす二人は、
互いに着衣を脱ぎ捨てた。丁寧にたたんで置くアーニャの横で、待ちきれんとばかりに
サーシャが脱ぎ散らかす。
二人は下着まで対照的で……しかし、驚愕の酷似点をJ+は見つけて驚いた。
アーニャはその楚々としたイメージにピッタリな、白いレースの下着が眩しい。
対するサーシャはブラジャーをしておらず、水色と白の縞模様。
J+が驚きメインカメラをズームしたのは、その股間……二人とも、その可憐な容姿に
似合わぬ膨らみが薄布を押し上げ、その先端が濡れて染みを作っていた。
「ね、脱がしっこしようよ……いつもみたいに。お姉ちゃんも、ほらっ」
「もうっ、サーシャったら。やだ、ゆっくり――はぁん!」
ぶるん、と巨大な男根がまろびでた。アーニャの股間には、隆々と漲る立派な逸物が
ヘソまで反り返っている。小さな下着に閉じ込められていたそれは今、サーシャの手で
暴かれてしまった。そのままサーシャが下着を完全に下ろしたので、アーニャはおずおず、
交互に足を上げて下着を逃がす。
J+は見た……アーニャの股間に、男女両方の性器があるのを。両性具有、ふたなり。
「ふふ、お姉ちゃんったら先走りと愛液でグッショリ。今日のロアン、思い出してたの?」
「サーシャ! もうっ、知らないんだから。ほらっ、いいから立って……早く、見せて」
屈んでアーニャの下着をつまんでいたサーシャは、待ってましたとばかりに立ち上がる。
そうして腰を突き出すと、今度はアーニャがサーシャの最後の一枚を脱がした。
やはり、予想通りにペニスが現れる。しかしそれは、アーニャのに比べると余りにも
粗末……小さく、勃起してなお余る皮が全体をくまなく覆っていた。
「サーシャだって同じじゃない。もうビショビショ……私が洗濯するんですからね?」
「ふふ、僕はお姉ちゃんのこと思い出してたし。さっきのキスでもう」
J+は落ち着いて、サーシャとアーニャの二人を生体スキャンした。
アーニャは雌雄同体、両性具有……本来ならクリトリスがある部分にペニスがあって、
体内にはちゃんと精巣もある。無論、女性器もあり、子宮も確認できた。
対してサーシャは……驚く事に、正真正銘の男性だった。小さなペニスの下に睾丸が、
パンパンに張った状態でぶらさがっている。データは嘘をつかない。学校の人気を二分
する美人姉妹の片方は、男。双子は姉妹ではなく、姉弟だったのだ。
「お姉ちゃん、オチンチンも乳首も固くして……今日、ロアン格好よかったね」
「やだ、恥ずかし……サーシャったら」
「助けた子がでもさ、ロアンに抱き付いた時……お姉ちゃん、ムッとしたでしょ」
「ばっ、馬鹿っ! 何言ってるのよ……ほらっ、いいからもう、するんでしょ?」
意味深な笑みを浮かべる妹……否、弟を前に、同じ顔の頬を赤らめながら。アーニャは
サーシャの手を引き、ベッドに二人は横たわる。そうして抱き合い、互いの柔らかな腹へ
固く充血する強張りを押し付けあう。そうして切なげに吐息を零しながら、再びキス。
淫靡な光景を、J+はただ黙って記録し続けた。
「お姉ちゃん、焼いてたんだ……ロアンが他の、ひっ! おっ、お姉っ!」
「黙らせちゃうんだから、サーシャ。ロアン君のことは、ロアン君は……」
キュム、とアーニャが、サーシャのペニスを強く握った。アーニャの小さな片手でも
サーシャのペニスはすっぽりと隠れてしまう。その手が動く度に、サーシャははばからず
喘いだ。そのままアーニャは顔を近づけ、さも当然のようにサーシャ自身を口に含む。
「んっ、サーシャってばまた……ちゃんと洗いなさい? もうっ、凄い臭い。咽ちゃう」
「だ、だってぇ……お姉ちゃんに、あン! きっ、綺麗に、してもらう、もん」
翠緑色の鮮やかな髪を、サーシャは両手で包むように掴む。そうして頭部を固定された
まま、アーニャは熱心に弟の昂ぶりをねぶった。恐らく口の中で包皮をむいて、そこに
溜まった恥垢を舐め取っているのだろう。
「サーシャ、私のも。出発前に抜いたのに、もうこんなに。お願い」
姉に言われるまま、サーシャは上下逆にアーニャと重なった。そうして双子は互いに
股間のペニスを口に含んで、淫蜜を奏であった。
J+は背後にロアンの安らかな寝息を確認しつつ、双子の秘密の淫行を記録し続けた。
「ぷはっ、お姉ちゃんの、おっきすぎるよぉ。僕のに比べて、こんなに」
「ん、んっ……サーシャのも、凄い。こんなに」
「だって僕のは。僕のは包茎だもん。真性……あ、駄目っ! 皮噛ん、うぁ!」
「いいよ、サーシャ。ほら、こうするの好きでしょ? 可愛いもの、サーシャは」
どうやら誘うのはサーシャでも、ベッドの上でのイニシアチブはアーニャにあるあしく。
すでに呆けた顔で口を離したサーシャは、アーニャの口での愛撫にとろけていた。余った
皮を甘噛みされ、さらに引っ張られ。そして舌でむかれて、僅かに覗く亀頭を舐められる。
下のサーシャは込み上げる射精感に堪えつつ、アーニャの股間に指を滑らせた。
「ふふ、お姉ちゃん、こっちもベチョベチョ……ここ、まだ処女なのにこんなに」
「ひゃうっ! そっ、そこ駄目……あっ、指挿れながら、シゴかな……んふぅ!」
「この奥の膜を、純潔をロアンに捧げたいんだよね。お姉ちゃん、可愛い」
「しっ、刺激強過ぎ、るぅ! うっ、はあ……でも、こんな身体で……」
上下を入れ替え、サーシャが上になった。醜美併せ持つアーニャの艶かしさを見下ろし、
真剣な眼差しで見詰め合う。赤い目と目を気持ちが伝った。それは口を突いて出る。
「お姉ちゃん、秘宝でこの身体を治して……ロアンの気持ちに応えるんでしょ?」
「……うん、でも」
「僕は平気! お姉ちゃんがお嫁にいったら、僕も家を出るし」
「でも、お父様が……」
四つん這いに覆う双子の弟から、アーニャは目を逸らして僅かに俯く。
そんな姉に対して、サーシャは膝立ちに振り向き、尻を突き出した。
「お姉ちゃん、見て……ここ、見て。あの男がどんな人間か……いつも見たいに、感じて」
角度的に目視は不能だったが、J+のセンサーには全く問題がなかった。
アーニャに尻を向けてまたがり、サーシャはたわわな桃尻の肉を左右に自ら広げてゆく。
露になる谷間の中心に、汚れた排泄孔があった。そこは色素が沈殿して、使い込まれた
えぐみのある色で開閉を繰り返している。
「あの男は親なんかじゃないっ! お姉ちゃん、ほら。僕のここ……もう……」
サーシャは、搾り出すように独白した。
「してよ、お姉ちゃん。あの男の手で作りかえられた、僕のケツマンコ……してよっ!」
サーシャの下から身を起こして、アーニャは震える弟の背中を抱きすくめた。そうして
頬に頬を寄せ、流れる涙をキスで拭うと。そのまま耳を、うなじを、次いで背中へと舌を
這わせてゆく。そうして、そのままサーシャの背骨をなぞりながら――
「サーシャ、お父様を許してあげて。私がこんな身体で生まれて、お父様は……」
「違うよっ! 元からあの男は狂ってるんだ……僕、ロアンが羨ましい」
J+は一度だけ、ベッドのロアンを振り返った。守るべき少年には、普段は家にいないが
逞しく男らしい父がいる。常に家には優しい母がいて、執事がいて……何より自分がいて。
その全てが、壁一枚隔てた双子にはなかった。
「お姉ちゃん、して……僕を女の子にして。僕、あの男の手で汚れてるけど」
「ううん、サーシャ。サーシャがいつもしてくれるから……私、いつも感謝してるし……」
愛してる。
それは歪な、しかし純粋な気持ちの表れだった。アーニャはそのまま、サーシャの尻の
窄まりへと唇を寄せて。四つん這いになるよう促し、そのまま舌で菊門を解してゆく。
時折口を離して呼吸を整えては、より深くアーニャは舌を突き入れていった。
「ん、ふっ……はぁ。サーシャ、もう」
「うん……お姉ちゃんのオチンチン、搾らせて。僕のケツマンコで。中に、出して」
赤子の腕ほどもある、巨大な己の怒張を握って。アーニャは慣れた腰使いで高さを調節。
濡れそぼる先端を、すでにとろけて半開きの肛門へとあてがう。二人は呼吸を合わせると、
背徳の交わりに溺れていった。
「あ……んっ、挿って……くる、すご……お姉ちゃん、今日も、凄いっ!」
「きつ、ん……いい締まりよ、サーシャ。やだ、もう出そ……ふあ、ああっ」
「あ、あがっ! お、奥に、お腹の奥にっ、当って、う、うくぅ!」
シーツをぎゅっと握り締めて手繰りながら、サーシャが先に達した。触れもせずに彼の
粗末なペニスは、ぶるりと揺れて白濁を吐き出す。同時にアーニャも絶頂を迎えた。
その後も二人は繋がり続け、J+は激しいアーニャの腰使いを、サーシャの乱れ具合を
克明に記録した。二人は汗と唾液と精液に塗れ、抱き合い寄り添って……明け方になって
ようやく眠りについた。
409 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:09:08 ID:8h3L2sVC
一本から三本に増えただと…!?
とりあえずカリオペとフラグがたったと認識していいのかな?
>>404 乙だけど、毎回の前口上、なんかのネタ?
白けるしちょっと鬱陶しくなってきた
413 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 10:50:25 ID:VYd+ujHN
魔界塔士だとエスパーマンとエスパーギャル
秘宝伝説だとエスパーボーイとエスパーガールだって今知った
子供って感じの描かれ方されてるしね、サガ2主人公達。
でもDS版のキャラなんかを見てるとかなり大人っぽいよな…エスパーボーイとか。
エスパーボーイはちょいとガチムチ過ぎるぜ
>>411,412
荒らすしか能がないとは情けないwww
鬱陶しいとかは思わないけど、元ネタが(あるのかどうかも知らないけど)分からなくて寂しい。
サガ2のOP以外の元ネタってことか?
微妙に嫌な流れだ
どうみてもID:lffmOvNiが荒らしにしか見えない
わだいがかわれば つごうがいいしね!
>>416 指摘されてキレなくても
自分のだと強調したいならトリつけたらどうかな?
俺もいい加減鬱陶しがるだろうとは思っていたし
>411が荒らしとも思わないけど
そんなの職人の好きにすればいいんじゃね?
こっちは読み飛ばすだけだし
つかその作品のネタでなんかのネタって言ってもなあ
微妙なネタだからいいのか悪いのかわからんな。
ネタや作品の良し悪しはともかく、サガ2未プレイで
「なんかのネタ?」とか言ってるのはちょっとどうなんだって感じだわな。
サガ2作品だっつーことはタイトルで判るんだから、
未プレイなら素直にスルーしとけっつー。
いや、元祖は魔界塔士だろw
魔界塔士をスルーとは、許るさん!
ただの前書きなんだから『気に入らないならスルー』
作品が自分の好みに合わなくても、ちゃんと注意書きはあんだから『気に入らないならスルー』
これだけの話だろ?何をいつまで引っ張ってんだか…
内容よければ全てよし
いやそもそも
>>411-412は作者に対して失礼だろ?
エロサガ好きの中の人は今のところこのスレで一番貢献してるだろうし・・・・。
予想外のスレ活性化w
ここで>404の人はあえて前口上をつけて投稿すべきwww
おれは すきだぜ>口上
別に元ネタ教えてやりゃいいじゃないか
それで済む話
__
, ‐' ´ ``‐、 / ̄:三}
. /,. -─‐- 、. ヽ / ,.=j
_,.:_'______ヽ、 .! ./ _,ノ
`‐、{ へ '゙⌒ `!~ヽ. ! /{. /
`! し゚ ( ゚j `v‐冫 , '::::::::ヽ、/ そんなことより野球しようぜ!
. {.l '⌒ ゙ 6',! / :::::::::::::::/ __
. 〈 < ´ ̄,フ .ノー'_ , ‐'´::::::::::::::;/ (_ノ)‐-、
. ヽ.、 ` ‐", ‐´‐:ラ ':::::::::::::::: ;∠. ヽ_} ゙ヽ
,.r` "´ /:::::::::::::::::::ィ´ `ゝ !、 /
/ / :::::::::::::::: ; '´ /´\ / r'\
. i ! ::::::::::::::/ 墨 | .!::::::::/ヽ、.._!ヽ. ヽ、
{ {:::::::::::;:イ / ‖i:::::::/:::::::::::::/ \
. ヽ ヽ,.ァ‐'´ /ヽ 二 ,/`ヽ、::::::::: /
何やら自分の悪乗りで、スレの空気を悪くして申し訳ないです。
因みに前口上の元ネタは、SaGa2秘宝伝説の最初のテキストでした。
そんな訳で、これからは普通に、懲りることなく投下させていただきますね。
ちょっと父親が原作と違うキャラ(本当は知的でクール、一人称は"私")です。
他にもチラホラとオリジナル要素混ざってて、原作好きには申し訳ないッス。
毎度つたない文章ですが、楽しんでいただければ幸いです。
神殿の奥にある、カイが寝起きする簡素な一室。その密室で今、眼前の少女が秘密を
曝け出していた。恥ずかしそうにホットパンツを膝まで降ろし、次いで精緻なレースの
下着を追わせる。現れたのは、男女一対の性器だった。
カイは生まれて二度目に見る男性器を前に、思わず息を飲んだ。
「カイ様の魔力で、私の身体は治らないでしょうか?」
「……触れてみてもいいですか?」
アーニャと名乗った少女は、耳まで赤くなりながら小さく頷く。
カイには幼少の頃より、人の病を治し傷を癒す不思議な力があった。故にこの地方の
古き土地神の神官として、神殿に仕えるようになった。彼女は、訪れる者達を分け隔て
なく、無償で治療してきたが……このような異形を見るのは初めてだった。
屈んで顔を近づけ、そっと触れてみる。それは包皮が綺麗に剥かれ、爛れたピンク色の
先端が完全に露出している。軽く握れば、手の中に脈打つ熱を感じた。
「これは生まれた時からですか? 呪いの類なのかしら……いいえ、違うわね」
「あっ、あの、カイ様……あまり、その、御手を……や、やだ、駄目っ」
見たところアーニャには病の気配はなく、呪詛による変化も見られない。そう分析して、
カイが思案に暮れていると……アーニャは身を捩って、慌ててカイから離れようとする。
気付けば真剣さのあまり、カイの手はずっとアーニャ自身を握り続けていたのだ。
それは驚くべき膨張率だった。じんわりと熱を持つペニスにグロテスクな血管が走って
浮かび上がり、硬く充血した劣情の塊が身をもたげる。あっというまにアーニャは勃起し、
その立派な屹立が反り返る。その大きさにカイは、再度驚きに呼吸を忘れた。
「もっ、申し訳ありません、カイ様。御手が……やだ、私、どうしよう……」
アーニャは顔を両手で覆いながら、恐れ多いと戦慄きうろたえた。冒険者特有のラフな
服装を着て尚、アーニャには清冽なまでの気品があったが……それがかえって、隆々たる
股間の怒張とのギャップをカイに刻み付ける。
「構いませんよ、アーニャさん。そんな、悲しそうな顔をしないで」
「でも私、ダメなんです……毎日、こうなんです。それでいつも、苦しくて、切なくて」
「お辛いでしょうね……でもごめんなさい。私の力では、身体の作りそのものは……」
「い、いえっ、カイ様が謝ることなんて」
弱々しく礼を言って、アーニャは下着を両手で引っ張り上げる。しかし、一度カイの
温もりに触れた滾りは、小さな薄布に大人しく納まりはしなかった。通常時でさえ大きく、
股間の膨らみが目立たぬように気を使うのだから。こうして主の意に反して勃起すれば、
それは漲る性欲が発散されるまで、無言で先端から透明な粘液をたらすだけだった。
「カイ様、おと――妹を呼んで、二人にしてくださ……カイ様?」
「楽にしてください、アーニャさん。私に全てを委ねて」
カイはアーニャの手を取り股間を握らせて。その上から自らの手で包んで、上目遣いで
優しく微笑んだ。
「大丈夫です、アーニャさん。どうすればよいか、神官の私でもそれくらいは」
「でもカイ様、そんな……カイ様にそんなこと、させる訳には」
「私は神に……この地に仕える身。純潔は守らねばなりませんが、少しの心得はあります」
そう、ほんの少しの。つい先日得られた、官能的な体験を反芻しながら、カイはそっと
アーニャの手にする肉柱にくちづけた。強い雄の匂いが、自然と一人の男を思い出させる。
「だっ、駄目ですカイ様。そのような……」
いやいやと首を振りながら、今にも泣き出しそうな声をアーニャが搾り出す。それでも
カイは、幼子をあやすように優しく、そっとアーニャを口に含んだ。先走りに濡れそぼる
先端を、丹念に舌でねぶりながら……大き過ぎるその全長を喉の奥まで飲み込む。
全て、あの人に教えて貰った通りに。
カイは気付けば、息を荒げるアーニャへ熱心に吸い付いていた。内股気味に何とか立つ
アーニャは、膝をガクガクと震わせながら喘いだ。カイが息継ぎに口を離せば、切なげに
自分でしごきだす。そうしてどんどん硬く充血してゆくペニスを、何度もカイは口と手で
愛撫した。
「アーニャさん、気持ちいいですか? 私、まだ二度目ですから……」
「カイ様、そん、なぅ! ん、くぅ……き、気持ち、いいれふ、ふっ、はぁ……んんっ!」
半開きの口から、だらしなく舌を垂らしながら。アーニャは細い首筋を晒して天を仰ぎ、
同時に絶頂に達した。初めて彼女は、サーシャ以外に射精した。
溢れる大量の白濁が、カイの美貌を汚した。
「坊チャン、先ずは落ち着きマショウ。ほら、アーニャさんが戻って来まシタヨ」
「まあでも、遺跡でポリニアを助けたのってやっぱり」
何度も大量に射精した後、やっと萎えたアーニャと沐浴を済ませて。カイは、先程から
ずっと神殿の祭壇前で待っていた、アーニャの仲間達の元へ戻って来た。重い足取りで
俯き歩くアーニャを連れて。
「落ち着いてなんかいられないっ! だって乙姫さんが――」
「だから坊チャン、落ち着いテ。乙女さんの話では、村を出たとシカ」
「アシュラの基地に向かった、ってポリニアも言ってたし……お姉ちゃんも心配してる」
カイは、アーニャの三人の仲間を一人一人、改めて眺めた。
色以外ほぼ一緒の、スレンダーな双子の妹と、黄色い耳を揺らす機敏そうなメカ。その
二人の間で、一人の少年が焦燥感を募らせていた。大きな瞳に今、決意の色が灯っている。
あの人に似ていると、カイは感じた。
「……ロアン君、行きましょう。私はもう、大丈夫。乙姫を追わなきゃ」
「そうですネ。天の柱まで行けなければ、この世界を出ることはできないデスシ」
古き神々の遺跡で、僅かばかりの秘宝を得た冒険者達。その中心で、ロアンと呼ばれた
少年は大きく頷いて。アーニャを気遣う視線で、しかし何故にカイと二人っきりの治療を
望んだかは解らぬ様子で。ただ、颯爽と踵を返した。
アーニャ達三人の仲間と、あのアシュラの前線基地へ向かうつもりだ。
カイはその背中に何故か、先日の面影を見て追憶へ思惟を巡らせた。
「ですからカイさん、先程も説明したように……現在、世界は非常に危険な状態なんです」
炎の翼をたたんで静かに、しかし確かに人の言葉で喋る鳥。その優雅な姿を見てカイは、
眼前のモンスターがかなりの高レベルであることを悟った。それを裏付ける、さとい言葉。
「カイさんの力は、体内にある秘宝によるものです。このままではアシュラの……」
「しかし、私はこの土地を離れる訳にはいきません」
「それでは、我々ガーディアンの本部で保護を受ける気はないと」
「申し出はありがたく思います。しかし……この地の民は、私を必要としているのです」
――ガーディアン。
突然現れた二人組みは、カイにそう名乗った。秘宝を集めて保管し、新しき神々を監視
しながら世界を守る組織。その言葉に嘘がないと、カイはすぐに信じることができたが。
同時に、神官としてこの地を離れることは出来ないとも悟った。否、解っていた。
カイは生まれながらに治癒の魔力を持ち、長らくこの土地の民を癒し続けていた。毎日、
彼女を頼って大勢の旅人が足を止め、大勢の民が定期的に通ってくる。カイの力で生命を、
辛うじて繋ぎ止めている者も少なくない。
それらは全て、自分の命や世界の平和と比べるには……余りにもカイには重すぎた。
「たしかに、カイさんのような力を持つ者は稀です。しかし――」
「いいじゃねぇか、兄弟。お嬢ちゃんの言ってることぁ、間違っちゃいねぇ」
不意に、今まで黙っていた男が声をあげた。手にもてあそぶ鞭を腰に納めて、ゆっくり
カイへ歩み寄ってくる。鳳凰を思わせる羽ばたきで、大きな火の鳥が道を譲った。
「わがままなのは百も承知です……新しき神々の野望も、聞き及んでおります。でも……」
苦しい心の内が、押し込めていた感情が何故かカイの身に滲み出た。自然と潤む目を、
火照る顔を両手で覆って俯く。気付けば指と指の間を、一滴の涙が零れた。
「俺達ガーディアンズが……俺が、守ってやる。だからお嬢ちゃん、そんな面すんなよ」
ポン、と頭を大きな手が包んだ。それは優しく髪を撫でて、広く逞しい胸へカイを抱く。
初めて異性に身体を預けて、カイは鼓動が高鳴るときめきに息を詰まらせた。
手を当て頬を寄せる男からは、生涯見る事の無いであろう、外の匂いがした。
草と土と、花と埃と……太陽の匂い。
「おじ様、でも私は……卑怯なのかもしれません。この力を使えば、アシュラの――」
「それぁ俺達の仕事さ。お嬢ちゃんを必要とする人がいる……守ってやんな。な?」
小さくコクンと、カイは涙を拭いて頷いた。
同時により身を寄せて密着し、手を回して男を抱きしめる。今の今まで、神官として
崇められることばかりで……カイは、こんなにも率直に親身な異性を知らなかった。
「どうしてこんなに、親切に……私が秘宝をこの身に宿しているからですか?」
「ハッ、聞くまでもなかろうよ。俺ぁ女の涙に弱くてね……もう誰も泣かせねぇ」
カイは瞼を伏せて身を預け、ため息の様に一声鳴く朱雀の声を聞いた。
「そ、それはそうと、だな……お嬢ちゃん。そ、そろそろ、その、なんだ……」
「? ……あの、御迷惑でしたか?」
「いっ、いや! いやいやいや……まあ、一応俺も妻子のある身だしよ……それに」
僅かに顔を離して、カイは男の顔を見上げた。しきりに照れたような、どこか居心地が
悪そうに、男は頭を片手で掻き毟っている。肉食獣のように野性味あふれる、精悍な顔。
そこには確かに、鋭い知性と柔らかな温もりが秘められているとカイは感じた。
同時に、密着する腹部に、硬く熱いモノが布越しに存在感を訴えている。
「俺もこう、忙しくてよ……お嬢ちゃんみたいな、若い娘も、久しぶりというか」
「まあ……ごっ、ごめんなさいおじ様っ! わ、私ったらはしたない」
慌ててカイは、弾かれたように男から離れた。
神官は清らかにして聖なる存在……その純潔を生涯守るべし。そうして育てられた故に、
カイは今まで異性を知らなかった。うぶゆえの無防備と無遠慮が、男をあおってしまった。
「きょ、兄弟っ! な、何か肉食ってこないか? 牝なら何でもいいからよ」
「そゆ言い方、やだなもう……近くまで来たんだし、たまに故郷へ顔を出せばいいのに」
「私が悪いんです、本当に……私、男の人って初めてで、優しくされるのも、初めてで」
男は着衣の上からハッキリ解る股間のふくらみを、豪快に笑い飛ばした。
「いやぁ、いい匂いするしよ。柔らけぇし温けぇしで……まあでもよ、お嬢ちゃん」
「は、はい」
「女の子は、操を守って大事な人に捧げな。俺はまぁ、そう教えて育てたんだけどよ」
そう言うと男は、無精髭の浮かぶ顎に手を当てウンウンと頷く。その傍らで大きな鳥が、
喉を鳴らしながら「リンはでも、ちょっと真面目過ぎるから勘違いしてそうだよ」と笑う。
カイもつられて笑い、目尻の涙を細い指で拭った。
同時に、目はついつい……男の股間へと視線を注いでしまう。生まれて初めて、カイは
異性を意識し、強く惹かれていた。包容力と野性味に満ちた、しかし妻子ある男に。
ガーディアンを名乗る一人と一匹の為に、人払いはしてある……今、この広い神殿には、
治療を待ってあちこちで歓談する者達は一人もいない。
カイはごくりと、気付けば生唾を飲み下していた。
「あっ、あの……おじ様。私、その……少し、責任を」
「あ? ああ、いやっ! それは駄目だっ! 神官が純潔を……それ以前に俺ぁ」
「……はしたないですよね、私。でも、これから先も、ずっと男の人を知らずに……」
「あーっ、泣くな! 泣くなよ……そんな切ない顔すんな。っちゃー、参ったなこりゃ」
カイは迷わず、困惑する男の胸に再度飛び込んだ。拒絶はされなかった。包まれた。
「まぁ、秘宝のせいでずっと……不憫っちゃー不憫だよな。なあ兄弟?」
「僕はしばらく肉、食べないからね。全くもう……先に外で待ってるから」
翼を翻して、紅い鳥が出てゆく。その尾羽根を見送り、カイはうっとり目を細めた。
「……あ、あの……ん」
勇気を出して背伸びし、瞳を閉じて唇を捧げる。しかし、吐息が擦れ違う気配と同時に、
男の唇はカイの額に触れた。
「ファーストキスも取っとくもんだ、お嬢ちゃん。いつか、いい恋がくるかもしんねぇ」
「……そうでしょうか? 私はこのまま、神官としてずっと」
「んー、ま、まぁそうだな……えっとー、どうすりゃいいん――ええい、ままよっ!」
男は僅かにカイから身を離すと、もどかしげにズボンのベルトを外した。次いでジッパー
を下げるや、トランクスの前も開け放つ。カイは初めて見るそれが、男の性器だと最初は
気付けず黙って見詰めた。
「まあ、うぶ過ぎるのもいけねぇ……つーか神殿じゃ性教育とかどうし、お?」
「これが……男の人の……」
気付けばカイは、潤んだ視線で男の滾りを見下ろし……まるで夢遊病のように手を伸べ、
恐れることなく触れていた。熱く、硬く、そして何より生命力に満ち溢れた鼓動を感じる。
「あの、おじ様……どうすれば、気持ちよくなるんですか? 私……」
「いやまあ、その……どうすれば、てなあ。うーん、まあでも、無知過ぎるのもなあ」
夢中で男の劣情を握るカイは、優しく髪を撫でられながらとろけてゆく。
「擦ったりとか、するんですよね……あ、何だか、濡れてきました」
「お嬢ちゃんがあんまり可愛いからだな。男ってな、こーゆーイキモノなんだよ」
「それと、あのっ……口でしたり、とかも、するんですよ……ね? 私、知ってます」
カイが聞いた事のある、精一杯の性に関する知識を、男は笑わなかった。
祭壇に腰掛ける男の股間に、カイは顔を埋めた。
深く深く息を吸う……神官の理性が雄の匂いに痺れていった。そのまま愛しげに頬擦り、
すでに透明な粘液で光る竿を手でしごく。拙いその手に、男も短い声を噛み殺した。
「おじ様、私……口で、してみても、いいですか?」
「い、いや待っ……お嬢ちゃん、そんなにしなくてもいい! つーか、まずいっ!」
「平気です……神殿の戒律に背いてはいませんし。私に、教えてください……男の人を」
制止も聞かずカイは、ぱくりと男の分身を頬張った。瞬間、淫臭に咽返るも、そのまま
口にくわえて……しかしカイは、それからどうしていいかが解らなかった。
「……お嬢ちゃん、とりあえず、な」
「ふぁ、ふぁい……ん、ふぅ……おじ様、これは、私どうすれば。口で、って」
「うん、先ずな……歯をたてちゃ駄目だ。その、凄く痛ぇからよ」
「ごっ、ごめんなさい! 私、夢中で……あのっ、しかたが解らなくて」
男は一瞬、真顔でカイを見詰めて。不意に笑い出した。
カイは何だか恥ずかしくて、込み上げる羞恥に顔を真っ赤にしたが。男はそんなカイの
頭をなでながら、丁寧に教えてくれた。そのまま夢中で、カイは言葉を舌と指でなぞる。
「そう、そこからすくように舌で……上手だ、お嬢ちゃん」
カイは今、淫らではしたないと自分を恥ながら。同時に、初めて思慕の情を募らせる
相手への、耐え難い欲情を感じていた。その流れに身を任せ、男の言葉に身を委ねる。
両手でそっと竿を包み、その血管が浮き出た表面へと舌を這わせる。先走る粘液に
自分の唾液が混じりあい、湿った音が静かな神殿に響いた。次第に二人の吐息は熱く、
そして早く重なってゆく。
「しっかし、キスも知らないような娘の口を……やべぇな、こりゃ……っと、いけねぇ!」
不意に男がカイの形良い顎に触れ、クイと顔を上げさせた。同時に、れるんと、巨大な
逸物がカイの唇から零れ出る。何事かと、何か不手際がとカイが思った瞬間……目の前で
突如、男のペニスが膨れて弾けた。
呆然とするカイの顔に、大量の白濁がぶちまけられた。
「これが、男の人の……凄い臭い……おじ様、素敵です」
カイはそのまま、頬の一滴を指ですくって口に運ぶ。強烈な臭気と共に苦味が咥内へと
広がっていった。それを味わい心に刻んで、ゴクリと喉を鳴らして飲み込む。
その後も時間をかけて幾度となく、カイは男を学んだ。
決して恋してはいけない自分、恋してはいけない相手……そう思えば思う程に、カイは
熱心に男を、まるで貪るように吸い尽くしたのだった。
「兎に角っ、アシュラの手先は……俺がっ、俺達が倒すっ!」
やはり目元が、その光が似ているとカイは思った。
少年は恐らくは、母親似……あの人の妻に似ているのだろう。中性的な、ともすれば
頼りなく見えるその横顔。しかし、瞳に宿る決意は、あの人をカイに彷彿とさせた。
「乙姫さんのこともあるし。何より、奪われた秘宝を取り戻さなきゃねっ!」
「そうデス! ガーディアンの皆サンの無念、少しでも晴らしてあげたいデスネ」
「いきましょう、ロアン君……カイ様、無理をいって申し訳ありませんでした」
ありがとうございました。そして、さようなら――
真紅の瞳で少年の背を追い、アーニャがカイへと別れを告げた。そうして振り向き待つ
仲間達に並ぶ。眩しい夕日の差し込む神殿の出口へと、四人は揃って歩き出した。
「待って……ロアンさん、と仰いましたね? 貴方は、どうして……」
思わずカイは引き止めた。振り向く少年の、薄い若草色の髪が揺れる。
「――守りたいから」
迷いのない一言だった。
「俺は秘宝を、父を追ってます。でも、それとは別に……親しい人や故郷は守りたい」
カイは直感的に、少年があの人の息子だと気付いた。そして、少年が父親の仕事の事を
まだ知っていないことも。それでも少年は……ロアンは、同じ場所へと気持ちを向ける。
「まあ、俺に出来ることって少ないですけど。少ないけど、確かにあるんです」
ロアンの笑顔が、夕焼けの最後の残滓に溶けてゆく。
「――私にも、守れるかしら。守られるだけじゃなく……大事な人達を」
いいえ、守る……守ってみせる。
そう心に結んで、カイは初めて自分から一歩を踏み出し……ロアン達に同行を申し出た。
乙乙。気にしなくていいのにー。
前置きないと雰囲気がうすれるなぁ。
気にしないでいいのにー。
本気で見たくないと思ってる人間は黙って飛ばすだけだからね。
住人全員の個人的嗜好なんかいちいち気にしてたら何も書けなくなっちゃうよ。
そうだよね。
気にしなくていいのにー。
前置き知らなかったけどサガの何かだとは思っていた
まあ知らない人は?だろうけど
>>439氏はキチガイどもの書き込みに屈することなく、最初からの姿勢を貫くべき!
基地外…ってほどのこともないと思うけど…それってちょっと引かないか?
ここんとこ荒れなかったのが裏目に出て耐性無かったのかな…
過疎ってるのに小説投下してくれる人なんだから
口上くらいでうだうだ言うなってことだろー
「こんにちは」と同じ挨拶だと思っておけよ
サガは3しかやったこと無いから、元ネタちょっと知りたかったわ
・・・なんで1,2やらなかったんだ俺は・・・
>>451 だよなー
要は昔のクレクレ厨と同じような連中なんだって
時空の覇者だけやったって珍しいな
とりあえず秘宝伝説は最近リメイクされたやつが
それなりに評判いいんで、やってみれば?
魔界塔士も携帯アプリで出てるよ
GBのは途中放棄したからこれでクリアした
ホントいいゲームだわ
だがSSの本文読んだらネタぐらいすぐ調べがつくだろ?
頭の悪い連中が作者の人を不当にこうげきしてるだけじゃねえか
攻撃って…
なんか一部の人が過激に受け取りすぎ
口撃じゃね?
そんなことより誰か女モンスターの話や先生の話書いてくれ。
>>411 チンポしごきながら作者文句言うとかさすがだなw
てか荒れているとこに燃料投下する
>>439氏もどうかと思うが・・・・・・。
ここは全員自重ってことで。
投下自重ってアホかw
職人追い出しをするスレに未来はにい。
というわけで気にせず投下してください。
氏ね
(´д`;)ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア
ハアハアハア(´д`;)ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア
ハアハアハアハアハアハア(´д`;)ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア
ハアハアハアハアハアハアハアハアハア(´д`;)ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア
ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア(´д`;)ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア
ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア(´д`;)ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア
ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア(´д`;)ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア
ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア(´д`;)ハアハアハアハアハアハアハアハアハア
ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア(´д`;)ハアハアハアハアハアハア
ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア(´д`;)ハアハアハア
ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア(´д`;)
ハアハア――は、早く――エロを――ハアハアハアハア――世界に――――――潤いを――――――ハアハア
>>460 別にいいんじゃない?
それも覚悟で毎回同じことしていたんだからさー
そんなことでへこたれる人でもなさそうだし
がんばって、職人さん
>461
ホントに単純なバカっているもんだなw
エロサガずきの人以外の作者が怠けているからスレが荒れるんだろ?
>>467 怠けてるって…その発言は聞き捨てならないな。SS書くのってかなり大変なんだぜ?
他の人と内容がかぶったりしないようにとか、エロ行為そのものの描写のパターンとか、誤字脱字修正とか…
やること考えることは山のようにあるし、一回そういう作業に入ると満足いくまで繰り返すもんだ。
それと単純に書き手さんだってこのスレだけで書いてるわけでもないしな。
久々に来たらこの荒れ具合……たまらんのぉ
どうしようもない粕が粘着しているなぁ
カスはカス同士楽しくやってほしいもんだ
やるよ
ミリアムたんのお尻に鼻を押し当てて思い切り深呼吸したい
スーハースーハースーハースーハースーハースーハースーハー
いい匂いだなぁクンクン
正直なとこ、昔多かったジュディの話や最近あった
カタリナの話はスゲーつまんね
陵辱関係の話書くやつって大抵文章下手だよな
この荒れ具合ってそいつらが
>>439氏に嫉妬してるとしか思えん
強姦・輪姦もの作品は禁止にして別スレ立てて書けばいいんじゃね?
過剰反応する人が多くなりすぎですね。
正直
>>475の妄想には感動したよ。
早くよくなるといいよね。
>>475に賛成
陵辱SSは、サガシリーズに出てくる女性キャラを性のおもちゃにして、性差別・性暴力を
快楽として楽しむことができる異常者専用作品だろ?
このままいったらいつか中絶や食人ネタとか出されるぞ?
>>11とか犯されたジニーが死ぬとかマジモンで気持ち悪いネタ書いてる屑もいるわけだし
そろそろ自重してもらわないと困る。
エロサガずきとか小ネタを批難してる暇があれば陵辱SSには削除依頼だそうぜ。
サガの女性キャラとは愛あるセックスしか認めねえ。
とりあえずクローディアちゃん最高!!
>>478 陵辱の対象を男性にしたらどうなんだろう
ニーズが少なすぎて評価は見込めないと思いmすが?
それとも陵辱自体が禁止ですか
悪魔でフィクションなのでいいのでは思ってしまう
現実に行うのとは違う思う
釣糸いっぱい見える…
>>481 どうみても釣りだよな。
そう信じているのでネタ振り。
ミレイユとジャンヌが民衆の前で白虎に騎乗位で犯される。
ダブルまんぐり返しで突き上げられ、仰け反り悶絶。両手に男の物を握り、最後は射乳し、
狂い堕ちたかの様な笑い顔で昇天。
二人ともに白濁まみれで路上に倒れ、放置されて白虎の部下たちに過酷に犯されてエロエロに人体改造。
最後に主人公たちに、更に激しく犯されてイキまくり快感で狂い堕ち。
終始ミレイユを庇おうとしていたジャンヌの子宮からクリスタルが出てきてエンド。
そんな話が読みたいです・・・・。
>>478 どこぞでエロゲ規制しようとしてる外人連中みたいな考えですね(棒読み)
>>482 お前の妄想キモ過ぎる…
釣りだろうがどうでもいいから専用スレ立てろ
なんのための注意書きだよ…過疎スレを分けたら共倒れだろうが
上に倣って俺もネタ振りってか願望垂れ流し
神に全てを捧げたと言っても主人公への思いを捨て切れず夜な夜な自分を慰めるカイの話とか…
主人公の到着が遅れてハエ男や大目玉に色々されてしまうカリオペやレイオーの話とか…
妖精とエスパガが一人の主人公を巡って性技で勝負する話とか…
モスキートによる吸血プレイの話とか、しめじもどき話とか…
吉原で大活躍する伝八の話…はいいや。
とにかくそんなんカモン!それ以外でも投下あるなら嬉しいけど!
スレを分ける必要性がでてきたということでいいんじゃねえか
分けたくないならレイプもののSSは控えてもらわないとな
おいおいそんなデカい釣り針じゃ化石魚も、湖の主も釣れないぜ?
妄想盛り沢山物、レイプ物、陵辱物も分ける必要無さそうだけどなあ
合わなければ脳内スルーするし
微妙なら陵辱系のスレに投下して、そのリンクをここに貼れば無難じゃないかな
嫌ってる奴一人のためにそんな回りくどいことするのかよ
和姦、強姦で分けるのは反対
それなら時空の覇者だけ別スレでやるべきだ
言っていいのかわからんが現時点でそこまで伸びてないスレなのにわけたらもっとひどいことになるだろうが
それぞれのスレは各々の伸び具合に対して相応の振る舞いをすべき
それ以前に時空の覇者ネタなんて皆無じゃまいかw
>>485 ですの「や、やめてください。お家に帰るんですの」
大目玉「へへ、いいじゃねえか付き合えよ」
太目玉「一緒にいいことしようぜ」
ですの「ど、どこ触ってるんですの!」
大目玉「結構いい胸してんじゃねえか」
太目玉「魚娘は久しぶりだな、たっぷり楽しませてもらうぜ」
ですの「あ、あ…ダメですのぉ」
大目玉「もういい声で喘いでるじゃねえか」
太目玉「俺の太いのでもっといい声出させてやるぜ」
ですの「そ、そんな…入っちゃいますのぉ」
〜その後〜
大目玉「ちょ、ちょっと待ってくれ…」
太目玉「も、もう勘弁だ…」
ですの「まだですのぉ、お二人のせいでスイッチ入っちゃったんですの」
大目玉「もう…使用回数切れちまったぜ」
太目玉「エ、エリクサーが欲しい…」
ですの「うふふ、いーっぱい射精してくれる人、だぁいすきですの」
あぁ、うん…ごめん
>>493 スレの雰囲気を悪くしたいのかい?
だからスレを分けろとかいう基地外が沸くんだよ
『魔術師の妄想』 其の1
ローザリア城内の一室で、ミリアムは両手を縛られ寝台に押し倒されていた。
「ガラハド、ちゃんと押さえているか。おい、アルベルト。ぼぉっとしていないで憧れの王妃様の
服を脱がせてさしあげるんだ」
2人に指示を与えているのはグレイだった。ガラハドは表情を変えることなく、アルベルトも、
興奮と罪悪感が混じった表情でそれぞれ白いシーツの上の人妻を眺めていた。
ミリアムは抵抗の言葉を叫んでいるが、猿轡のせいでくぐもったあえぎ声しか漏れてこない。
それが3人の男の獣欲を刺激するとも知らずに、ミリアムは身体をくねらせて何とか逃れようとしている。
「ムダだ、ミリアム。他の連中はナイトハルトのお供でミルザブールまで出掛けられてね。
アルベルト、さっさと脱がせないと俺がやっちまうぞ?」
グレイの催促に、アルベルトはミリアムの服に恐る恐る手を伸ばした。胸のふくらみが童貞青年の
手に触れた。
瞬間、ミリアムは思わず身をよじって抗ったが、ガラハドとグレイが手足を抑えそれを許さなかった。
「ごめんなさい、ミリアム様……」
アルベルトはためらいがちに貴婦人の服の胸元に手をかける。軽量で武器を扱うのに邪魔に
ならないよう配慮された薄い上着の止め具を青年に外される度に、ミリアムは身体を小刻みに震わせた。
「む……ふうぅぅー!うううっ……!」
最後の止め具が外れ、ミリアムの形良く盛り上がった白い乳房があらわになると、ミリアムは
首を激しく左右に振った。(お願い、見ないで……!)
「さあアルベルト、よく目に焼き付けておくんだな、これが大人の魅力ってやつだ。ガラハドも
遠慮せずに触ってみな」
グレイに促され、ガラハドとアルベルトはミリアムの胸に手を伸ばす。ガラハドは乱暴に、
アルベルトは手になじませるように、大きな乳房の感触を味わう。
「んんー!んうう……うふぅ……うう!」
「そんなに気持ちがいいのか?いやらしい女だ。まあここまで剥かれてしまっては、大声出して
助けを呼ぼうなんて気も起きないだろ?」
グレイは悶える人妻の口をふさいでいた猿轡をはずした。唾液が糸を引き、ミリアムが吐息を漏らした。
「やめて……どうして……ああ!あんん、ガラハド、アルベルト、やめて……」
「今更やめてと言われても困るな。それより、こっちの口は正直じゃないか?」
グレイはそう言うと、いきなりミリアムの下半身を覆っていたスカートを引きずり下ろした。
「!!い、いやよ、そんな!許して!ああっ……!」
夢中になって胸をまさぐっていたガラハドとアルベルトの視線が、一斉に「そこ」に集中する。
丸みを帯びた曲線と、真っ白い太もも。そしてその間にある金色の茂み。ミリアムは脚を
閉じようとしたが、グレイが両足を押さえて拡げる方が速かった。
「いや、こんな……!こんな格好……お願い、見ないで!ああっ、見ないで下さい!!」
「2人とも、しっかり拝むんだ。これが王妃様の『あそこ』ってやつだ。おいおい、なにか
濡れてるような気がするが、俺の気のせいか」
「ど、どうして濡れているのです?」アルベルトが興奮した口調でグレイに尋ねた。
「んー?さあな。王妃様本人に聞いてみろよ。まさか、これから男3人に犯されることに興奮して
欲情してる――なんてことは無いと思うがな。お、ヒクヒク言ってるぞ」
世界で最も美しく、同時に最強の魔術師であるミリアムにとって、3人の男の視線が、
自分の一番恥ずかしい部分を食い入るように見ているなど想像したこともない体験だった。
しかしそれ以上に、これからその男たちに犯されるということの方が遥かに衝撃だった。
「お、なんか溢れてきたぞ。これはもう完全に興奮してしまっているな」
「ち、違……やめて!もう、こんな……」
「本当は前戯ってやつでここを十分濡らさないといけないんだけどな……まさかこんな淫乱な
メス犬だったとはな。それじゃ、アルベルト、まずお前からいってみろ」
ミリアムの抵抗を完全に無視して、グレイはアルベルトの背中をポンと叩いた。
「ちなみに王妃様、最初がアルベルト、次が私グレイ、3番目がガラハドです。アルベルトは
未だに女の味を知らない童貞なんで、素敵な初体験をお願いしますよ。さ、アルベルト、
憧れのミリアム様だ。たっぷり味わえよ」
アルベルトは無言でうなずくと、もどかしげに服を脱ぎ捨てていった。
(ああ……犯される……犯されるんだわっ!!)
ミリアムは苦楽を共にしてきた仲間の屹立したものを見て目を閉じた。
『魔術師の妄想』 其の2
「ミリアム様……俺、ずっと貴女のことが……貴女の身体が……」
「だめよ、こんな……アルベルト、お願いだから……んっ……」
ミリアムの抗議の言葉は、アルベルトの口で塞がれた。アルベルトは縛られた人妻の胸を
揉みしだきながら、夢中で唇を吸った。
(だめ……また濡れてしまう……)
アルベルトが舌で彼女の唇を刺激するたびに、勃起した彼女の乳首が青年の胸に
こすれるたびに、彼女の熟れた腰まわりに青年のモノがあたるたびに、ミリアムは自分の肉壷が
ギュっと反応するのが分かった。
「こ、ここですよね……入れます」アルベルトは律儀に断りをいれてから、己自身をミリアムの
入り口に当てがった。
「ああ……うっ……アルベルト……」
ミリアムはアルベルトが侵入するのを待った、しかし、初めてのアルベルトは勝手が分からず
秘所のまわりを突付きまわすだけだった。
「あ……うっくっ!」
アルベルトが短い喘ぎを漏らすと、ミリアムの下腹部が熱い感触に覆われた。興奮して、
挿入前に射精してしまったのだ。長旅で溜まっていたアルベルトの白い欲情の証が、
人妻の下腹部を汚していった……
「何だ、イッてしまったのか……ま、初めてなんだ。気にするな」
放心中のアルベルトの肩を、グレイは心から励ますように叩いた。「それじゃ、次は俺だな」
もうグレイは衣服を脱ぎ、冒険者としての修練を積んだ肉体をさらしていた。ミリアムは
彼のものを見てまた濡れた。今度こそ犯される……!
「よし、いきなりいかせてもらうぞ」
「え!?あ、ああ!だめ、だめよ!そんな……うううっ、うああ!いやっ……!」
グレイは本当にすぐに挿入を開始した。抵抗する間もなく、夫以外の男のモノをカラダに迎えた
ミリアムは、泣きながら喘いだ。
「ああ、あはぁ!うぅ……いやです、抜いてください……あなた……!」
「はっ、きたな、『あなた』!上の口では夫を呼んで、下の口はキュっと締め付けてる!最高じゃないか」
グレイは本格的に腰を使い出した。ミリアムの腰のくびれを掴み、緩急のリズムをつけながら
熟れた肉体を犯す。ミリアムの乳房が揺れ、臍に溜まったアルベルトの精液が下腹部に拡がっていく。
「ううう、や……!ああ、あはぁ、そんな!きゃあ!あぅ、あん、いやぁ……!」
ミリアムの喘ぎが、徐々に悲鳴から雌の啼き声に変わってくる。グレイが乳首に爪を立てて愛撫したり、
ベッドの上で弾む尻に手を回して感触を楽しんだりするたびに、ミリアムの肉壷は欲情に濡れながら
激しく収縮を繰り返した。
「おい、ガラハド……アルベルトみたいになりたくなかったら、先に一発抜いておいた方がいいかもな」
ミリアムの大きめの尻を愛撫しながら、グレイはガラハドに声をかけた。ミリアムの縛られた手を
握っていた聖戦士は、重々しくうなずいた。股間の隆起が服の上からでも分かる位になっており、
このままグレイが人妻を犯し続けるシーンを見せ続けたら、そのまま射精しかねなかった。
ガラハドはまだ放心状態のアルベルトにミリアムの拘束を任せると、急いで服を脱いで
犯され続ける人妻の枕元に膝をついた。
「あっああぁ!あうっ!んん、うふぅ……!あっ、ガラハドさん……何おおお!ああ!」
ミリアムはグレイの激しい陵辱に達しそうになりながらガラハドを見た。大柄の戦士は、
束ねられたミリアムの髪を手に取り、やがてそれを解き始めた。
「な、何を……、あっああ、うぅ!んん……するんです……?」
ガラハドは、犯され続けるミリアムの髪を愛撫しながら、暴発寸前の己自身に巻きつけた。
「ほぉ、敬虔な聖戦士には変わった嗜好があるんだな……ほら王妃様、ガラハドが貴女の綺麗な髪で
アレをしごいてますよ。どんな気持ちです?」
グレイの問いに、ミリアムは嫌悪と欲情を同時に感じた。女の命であり、毎日手入れを欠かさない髪を
犯されている……!
ガラハドは自分自身にミリアムの豪奢な金髪を巻きつけ、頬を上気させながら手でしごいている。
『魔術師の妄想』 其の3
「あ、ああ!ミリアム!最高だ!!」
ガラハドが叫ぶと、彼の先端から欲情の証がほとばしった。アルベルト同様、長旅で溜まっていた
白濁が凄まじい勢いで噴出し、ミリアムの髪を、美しい顔を、ぐしょぐしょに汚していった。
粘性のある熱い雄の欲望が、ミリアムの額に、耳たぶに、鼻の頭に、唇に降り注いだ。
「!!いや、いやぁぁぁ!!」
ミリアムにとって、顔に射精されるなど初めての体験だった。熱い体液が、ゆっくり流れ落ちて
顔を犯しているようだった。
「おいおい、俺はまだキスを楽しんでいないというのに…まあいい、俺もそろそろイかせてもらうとするか」
顔射に欲情したのか、グレイは一層激しくミリアムの胎内への陵辱を始めた。ビクンという感触が、
ミリアムの肉壁に伝わる。彼女も経験上、それが何を意味するか分かっていた。
「ああ、やめて!やめて、グレイ!それだけは……ううあ、あんっ!きゃ!……めて!やめてください!」
ミリアムは犯されながらも必死に懇願する。唇の端から精液を垂らして訴える人妻を見下ろしながら、
グレイは射精感の高まりを必死に抑えていた。
「よし、ミリアム、どこに欲しいかちゃんと言ってみろ。くっ、もう出そうだ!」
「いやよ!ああ、うんっ!そこにだけは……お願いですから!あああ!」
グレイは人妻の反応を楽しみながら、最後に深く腰を沈めて子宮を突いた。ミリアムはビクンと震えると、
首をそらして絶頂を迎えた。
グレイがミリアムの膣から己自身を抜くと、白い肢体を絶頂に悶えさせる貴婦人の口に咥えさせた。
「な、何を……おおぉぉ!んんぅふ……おぅっ!」
「しっかり奥まで口に咥えるんだよ!そらっ!」
グレイはミリアムの頭を両手に抱えて自分のモノを咥えさせた。むせて吐きそうになるミリアムだったが、
すぐにグレイ自身が大きく脈打ち、熱い濁流が喉の奥に注ぎ込まれた。
「!!うううぉぉ……げ……むぷ……」
「膣内には出さなかったからな、しっかり飲んでくれよ」
グレイはミリアムの頭を押さえて、彼女が必死に離れようとするのを押さえつけた。
「うぐっふぅぅん……おごっ……ずびっ」
ようやくグレイが長い射精を終えて哀れな性奴を解放すると、ミリアムは白いシーツの上に
白濁液を吐き出した。
「うぇ……あ……げぇ……!こ、こんな……うぇぇ……」
「ひょっとして口に出されたことはなかったのか?今度ナイトハルト閣下にしてあげてみてください、
喜ばれますよ」
夫の名前を出されて、ミリアムは肩を震わせた。私、こんなに汚されてしまって……あの人に何て……
「さ、次はガラハドだ。もう回復してるのか。この淫乱女は濡れ濡れだから、そのまま突っ込んでやれ」
グレイは満足した表情でガラハドを促した。美しい人妻が精液まみれで震える姿は、
逞しい中年戦士の欲望を激しく刺激していた。
ガラハドはミリアムの乳首を指でつまむと、しばらくその感触とミリアムの表情を楽しんでいたが、
やがて後ろへまわると濡れた秘裂の縦筋に沿ってモノを擦り付けた。
「一本だけじゃ物足りないんだろ?」
グレイは、自分のモノを掴んで人妻の頬をピタピタと叩いた。
「うぐぅぅぅっ!!」
猛り狂ったモノがミリアムに突き立てられた。ミリアムは口を開けてしまえば、そこにも男の象徴を
入れられてしまうと思い、唇を噛み締めて快感に堪えようとする。しかし、ミリアムの嬌声を聞くつもりなのか、
ガラハドは最初から腰を激しく振って貴婦人を犯し続けた。
『魔術師の妄想』 其の4(完)
「ガラハド。……どうやら、王妃様は下のお口より、妊娠の心配がないケツの穴の方が感じるようだ」
グレイの一言でミリアムの顔から血の気が失われた。
「そうかもな……!」
剛直が糸を引いたまま引き抜かれ、ミリアムの可憐な蕾に押し当てられる。そして、恐怖に震える
尻の穴を無理矢理押し開くように亀頭を押し入れていった。
同時に前からグレイが覆いかぶさり一気に子宮まで突き上げる!
「いやぁぁぁっっ!!!」
アナルに襲い掛かる激しい衝撃、絞り上げられた胸を揉み潰される快感、そして、野獣と化した
二人の男の狂ったような腰使い……。ミリアムの理性が吹き飛んでしまうのに、時間はかからなかった――。
三人は獣のように交わり続けた。バックのポーズから、少し形を変えて、片膝立ちのポーズ、
さらにまんぐり返し……。互いの汗と体液が交じり合い、ミリアムの歓喜の叫び声と男たちの
荒い息遣いが交錯し、三人は一つとなって狂っていく。
押し寄せる快感の波は大きくなり、やがてミリアムの全てがその波に呑み込まれる。
意識全体が大きな波に揺さぶられ、何も考えられない……。それは、快感と言うよりは、
恍惚の世界だった――。
私は息苦しさに目を覚ます。
真っ暗な寝室の中、私は気がつけば素っ裸になり、膣に指を二本押し込んで仰け反っていた。
そして……恥ずかしいことに、私のもう一方の指はアナルに……!!
ローザリアのナイトハルトと交わる妄想。それをネタにオナニーをしながら眠りこんでしまったとはいえ、
なんという淫夢を見てしまったのだろう……!!
ベッドは寝汗と股間から滴り落ちた愛液でぐっしょりと濡れている。薄壁一枚隔てた隣の部屋では
グレイたちが寝ているというのに…。もし淫らな声を出してしまっていたら……聞かれてしまったかも!
そう考えた瞬間、再び身体が熱く火照り、子宮が激しく疼くのが感じられた。両手で乳房を握り締め、
乳首を指で強く摘みあげる。……ああっ、気持ちいい!!
この旅の間、夜毎一人になる度に自慰に耽っていたがそれも限界にきていた。
昨日は我慢できなくなり、誰も見ていない草陰で真っ昼間から逝ってしまった――。
人一倍プライドの高い私が淫乱だ、なんて誰にも知られるわけにはいかない。
「クリ、気持ちいい……乳首も、いいわぁ……はぁあ……」
誰に強制されているわけでもないのに、私の口からは次々といやらしい告白が零れ落ちる。
自分で自分の言葉に興奮しているのか、私の身体は断続的に震え、快楽を求めて彷徨う指は
ぐちぐちと粘液をかき回すように秘裂を這い回った。
気持ちのいい場所を刺激しながら、私は絶頂の予感にふるふると身体を震わせて、ベッドの上で
腰を揺らす。
あまりの気持ちよさに涙が溢れ、私の視界はますますボヤける。
その淫らな光景が、据え置かれた鏡に映し出されるのをぼんやりと見え、私の下腹部を熱い波が襲った。
どろりと溢れていく愛液が、指の動きをますます滑らかにして、充血して勃起したクリトリスは
敏感になっていく。
「ああ……いぃ……す、すごく……いいよぉっ……」
甲高い嬌声を上げながら、私は指の動きを早め、乳首を片手の指先で揉むようにして潰す。
はあはあと荒い息を吐くと、私は身体を強張らせ、痙攣を始めた。
しかし嬌声をあげながらも、あくまで指の動きを止めず、どこまでも高みへと昇るように息を詰めた私は、
やがて大きく息を吐く。
「あ……はっ……はぁ……ふぅ」未だ収まらない痙攣と、心地よい倦怠感に身を任せながら、
私はぐったりとベッドに身を預けた。
浅ましい私はいやらしい歓喜の声をあげ、再び自慰行為に耽る。恍惚の中で漂っていると
レースのカーテンが窓からの風を受けふわぁとめくり上がる。
そして――そこから覗く視線に私はまだ気がつかない……
>>496 この状況で投下とか空気嫁
トリップつけて自己主張とか頭大丈夫か?
>>496 それと荒れる元だから強姦・輪姦作品をこのスレで投下すんなよ
投稿者だったら何でも許されるとでも思ってる?
あたいは ミリアム
>>496 陵辱モノはスレの雰囲気悪くするからやめてくれよ…
なんつー自演
注意書きさえあれば何も問題は無い、空気を変えるためにもどんどん投下してくれ
>>496 GJ!
SFC版はやりこんだがミンサガを知らないので、ミリアムにそんな設定追加が!?と驚いた。
しかし夢落ちだった、だがそれがいい。ミリアム好きとして乙させてもらうぜ!…ふぅ。
確かに今の流れ的には空気嫁だったかもしれないけど普通にGJ!
リンチとか殺されるとかそういう酷い展開以外であれば個人的には許容範囲
空気読んでの投下だろ
GJとしか言いようがない
俺のロマサガ1stプレイは、グレイでミリアム連れてったっけなぁ。
クローディア…誰それ?
>>493 使用回数ワロタ
>>496 GJ!エロ面白かった
かなりif設定だけどグレイは存外ありえなくもないと思ったり
てかアルベルトの不甲斐なさに噴いたw
GJ。凌辱好きだからどんどんどうぞ。
注意書きあれば何の問題もない。18歳以上ならNGくらい自分でできるだろう。
21歳以上じゃなかったか?精神年齢は知らんけど
前は21歳未満規制だったけど今は18歳だな
ところでもう454KBだが、容量どのくらいで次スレ行く?480くらいかな?
サガシリーズの♀キャラの左乳首は俺のもの
陵辱ネタよりもミリアムのキャラが違いすぎる方が問題だとは思わんかね
>>515 そうだな。
しかし、どのみちミリアムの左乳首に尋ねるしかないようだ。
ちゅぱちゅぱ
あたいは ミリアム 術法つかわせたら ちょっとしたもんよ どう なか・・・・んんっ・・・・ら、らめぇっ!!
>>496 GJ!陵辱も和姦もイチャイチャもなんでも美味しく頂きます
レス数500前後で容量450KBとは……良いスレだな、職人さん皆GJ
ここでは初投稿になります。
古参プレイヤーではありませんし、拙い文章で申し訳ありませんが
何卒宜しくお願いします。
何時からの願望だったのか?
この世で一番大切な存在を、守りたいと願ったのは……。
まだ開かない瞼に、朝を知らせる光の明るさと暖かさを感じる。
それが合図となって、どうにか目覚めた。
昨日の記憶が曖昧で、何時眠りについたのかさえ思い出せない。
相変わらず朝が苦手だからか?
見慣れない光景。
この場所が何処なのか、それすら記憶にないはず。
不思議な感覚に身を委ねながら、ずっと待ち望んでいた柔らかさに包まれ眠りについた……何故か、
そんな気がする。
それなのに、何度も繰り返し見たあの嫌な闇に捕らわれてしまった。
俺がもう一人の自分と溶け合い、そして深い闇の底へ沈んでいく夢……。
目覚めた広いベッドの上であたりをみまわす。
テラスへと続くだろう、大きな窓にかかるカーテン。
不図、それが風に揺れているのが目に止まる。
それと一緒に降り注ぐ優しい光も、まるでこの先に早くこいと手招きするかの様に揺れていた。
望む全てが、そこに……?
想いが強すぎるから、こんなにも馬鹿げた幻想に惑わされる。
何ひとつ確実な記憶もないまま、酷く疲れた頭をすっきりさせたくてシャワーを浴びる為ベッドから抜け出す。
バスルームを探し当て少し熱めのシャワーを浴びると、その勢いの強さが刺激となって徐々に覚醒されていく五感。
頭の中でバラバラになったパズルのピースが、ひとつひとつカチッと音をたてて納まり始める。
色鮮やかな形となり記憶の全てが繋がり蘇った。
帰って来れたんだ!!
何もかも夢だと、全てが自身で作り上げた幻だと思っていた。
焦る気持ちが邪魔をして、思い通りに動けないもどかしさ。
雫が落ちるのも気にせず、優しい光に変えてくれたカーテンを勢い良く開け放った。
一瞬目が眩む光が遮り、全て奪い去られてしまう感覚に落ちる。
……夢だと……何もかもが幻影だと……
現実では守り抜く事などできないと最初から諦めていた。
それでも一番望んでいたもの。
大きな窓から続くテラスに躊躇いなく足を踏み入れると、髪から落ちる雫の跡が床へひとつまたひとつと
広がる。
これほど朝が苦手な事を悔やんだのは、後にも先にもこの時以外ない。
光に慣れた視界にその姿を見つけ、全てが現実だったとやっと理解する。
と同時に、ほっと安堵し目の前に存在している姿に暫し見惚れた。
穏やかな風がプラチナブロンドの髪を柔らかく靡かせ、照らす朝日が優しく包む。
テラスのフェンスに体を預け景色を堪能する愛しい女。
アニー。
キラキラ光り輝いているその姿は、永遠に鑑賞していたいと思えるほどの美しさだった。
それでも我慢できない俺は、確かめたくて触れずにはいられなくなる。
「きゃあ!!」
腕を伸ばし後から抱き締めると、酷く驚いた様子を見せた。
「……夢かと思った……」
他に伝える言葉が、あったのかもしれない。
しかし余裕などない俺は、やっと搾り出した声でそれだけ伝えるのが精一杯だった。
「……ブルー……?……どうしたの?……大丈夫?……」
耳を擽る優しげな問いかけが心地良く響き、返事の変わりに抱き締めていた腕の力を強めた。
後ろを振り返り見上げたアニーは、躊躇いがちに俺の髪へと手を伸ばし触れる。
「シャワー浴びたの?……ちゃんと拭いてないでしょ?……ちょっと待ってて、今タオル持ってくるから」
何も答えない俺に、とまどう様子を見せる牧野は腕の中から抜け出そうとする。
「嫌だ……もう少しこのまま」
再会した時から、どうかしてしまった俺の我が侭にアニーは小さく頷いた。
光が降り注ぐ幻想的な世界にいるから、夢じゃないかとの感覚に襲われるのは仕方ない。
「約束してくれ」
「なにを?」
「もう二度と俺の元から消えたりしないって」
「……消える?……って、あたしが? 」
大袈裟だと、クスクス笑う。
「約束だ……もう二度と、俺の前から消えないって」
あまりにも必死の哀願に、コクリと頷いてくれた。
互いの想いは、何にも惑わされず重なり合う。
溺れるように求め合うキスは、初めて深く繋がった。
もつれ合い、サラサラと髪がわけ落ちて現れる白い項。
身も心も……全てがひとつになった証。
俺は何度もその白い肌にキスを浴びせた。
朱に染まった色香を放つ幾つもの証。
生の実感を刻み込む為、何度も繰り返し、行為の跡を彼女の項に残す……。
その証に、舌を使いなぞりもてあそぶ。
夢ではなかったと引き寄せられるように口唇で触れれば、くすぐったいと恥ずかしげな声をあげる。
それが俺を煽るのだとも知らずに。
真っ赤になった耳にも、そのまま舌を這わせ耳朶を甘噛みする。
鮮やかに蘇る、ゾクゾクするような、ドキドキするような、なんともいえない感覚。
もう会えないと諦めていた時を、少しでも取り戻すかの様に余すところなく触れたい。
二度と逃げない様にと、二度と消えない様にと、そんな願いをこめてしっかりと腕の中に閉じ込めた。
心行くまでその行為を堪能した後、ゆっくり向かい合い互いの瞳に互いを写す。
はにかむアニーの顔色は、これ以上染まらないだろうほどの赤。
それには、自然と柔らかな微笑みを浮かべてしまう俺。
「あなた……笑えるのね……」
このまま時が止まってしまえばいい……けれど、互いを求め合う様に時が動き出す。
口唇が触れる……キスまでの時間は、然程かからなかった。
この時この日をどんなに待ち望んだか。
やっと……この腕の中に……初めて愛しい大切な存在を……つかまえた。
触れ合う口唇の柔らかさに酔いしれながら、このまま混じり合い、同化してしまいたい。
そんな感情の激しさを抱えたまま、角度を変え深く何度も触れ合った。
あまりに夢中になり口唇が離れた瞬間、互いの熱い吐息が絡まり合う。
こんなにも近い距離に存在している事に心が震える。
少し近づけば、額を合わせ見詰め合う事のできる距離。
幻ではない、手に掴む事ができた、くすぐったいほどの幸福。
出会った頃と変わらない意志の強さが宿る瞳を見つめると、そこに隠し持つ弱さが顔を出す。
アニーの左手をそっと取り、薬指にキスを落とした。
「愛してる」
瞳には溢れそうになる涙、それが瞬く間に頬へと伝わる。
俺が持ちえる全ての優しさで包めるように、そして止める事などできないこの想い全てが伝わるように。
頬に零れ落ちた涙にキスをして、潤んだ瞳を見つめ囁く。
「これからはずっと一緒に……例え再び戦いのときが訪れても……永遠を誓って……何度でも、何度だって
巡り合いたい……」
コクリと小さく頷き、そのまま俺を見詰めた瞳には再び涙が溢れだした。
ぽろぽろと止らなくなった雫……
泣き顔は正直苦手だったはずなのに、見惚れてしまうほどの輝きを放つ。
ただ見詰めることしかできなかった俺を、消え入るような声で呼ぶ。
「……ブルー……」
微かに震える、アニーの指先が、求めるように近づく。
それを握り締め、その意外な細さに改めて気付き、俺は誓う。
二度と奪われない!二度と離れない!
「……ありがとう……」
空術でも時術すら敵わない魔法の言葉がアニーの口から零れたのは、抱き上げた俺に温かい手が
縋り付いた時。
その手にぎゅっと力が加わり、耳元で囁く声も震えていた。
「……あたしも……あいしてる……」
「今は……ただ、眠ろう……もう少し、ふたりで……」
暖かいひかりに祝福される様に背中を押され、再び二人だけの時に導かれる。
この全てが……夢では無い事を、心から願う。
俺はアニーの肩を抱くと、まだ溶け合った名残のあるベッドへ倒れこんだ――。
―END―
>>519-523 エロくないのにどうしてエロパロに投稿したの?
次からサガフロスレでよろ
>>519 普通の読み物としてはGJ
でもエロパロを名乗るには物足りない
【GBから】サガシリーズでエロパロ7【ミンサガまで】
次スレのルール説明
@暴力が振るわれる、または暴力的だと感じられる作品
A死姦、食肉など異常性のある作品
B強姦・輪姦等の陵辱系作品
C排尿・スカトロまたアナルファック等の排出器官が描写のある作品
D痴漢または痴漢に準ずるシチュエーションを描いた作品
E恋人・人妻等が寝取られるntr系作品
および
F性的描写がスレ基準値を下回る作品
※上記7項目のいずれかにあたる作品は全て掲載禁止とする
※前口上の長い作者、初投稿者ならびにシリーズ未体験作品がある作者の投稿は一切禁止とする
※ただし「時空の覇者」関連の作品は全てにおいて制限がないものとする
スレ分割推進派の方々の為にテンプレ作りましたのでよろしく!
ここまでの流れ見たけど
>>475が書いたのが全て
どうみても遅筆な作者連中が
>>439氏へ嫉妬して因縁つけてるだけ
それを指摘されてから慌てて何人か投稿したみたいなのが完全に証拠
自作で火消しやってるとかw
エロサガずきの人も凌辱系の人もみんな面白かったのに
下手にスレ分けられたら寂しい
気にしないからどんどん投下してほしいよ
こんだけ過疎ってるのにスレ分けはありえん
投下させていただきます、下記の能力をお持ちの方はご注意を。
×ふたなり
×多汁
×潮吹き
○カリオペ
今回はミューズの一番人気?なカリオペさんがふたなり娘とエッチします。
ミューズは全員書かせて頂きたいと思ってます…エウテルの扱いに困りますが(笑)
「これが、僕達の世界……あっ、故郷が、あんなに遠くに!」
「坊チャン、見てくだサイ! カイがまだ、あそこで手を振ってマスヨ!」
四人の少年少女を乗せ、天の柱は世界を眼下に舞い上がる。静かに上昇する床板の上で、
J+の声にロアンは力なく応えた。見るからに落胆の色濃い彼はしかし、空元気で笑っては
下を覗き込み「人間の目じゃ、もう見えないよ」とJ+の頭をポンと撫でた。
その痛々しい背中を、アーニャはじっと見詰めるしかできない。
アシュラの前線基地を潰し、天の柱を解放したが……そこに、故郷を突然出奔した筈の
乙姫の姿はなかった。もう、いなかった。散り散りに逃げるアシュラの手下を問い質して、
四人は……取り分けロアンは動揺を隠せなかった。同じく揺れるアーニャとは違って。
乙姫はその病弱な身体で必死にここまで辿り着き……身体で通行税を払ったらしい。
「きっともう、俺達が次の世界に行ったと思って……それを追いかけて乙姫さんは」
ぎゅむ、と拳を握って、ロアンが擦れ違いを悔やむ。努めて場の雰囲気を明るくすべく、
無理にはしゃいでたサーシャとJ+も押し黙ってしまった。
沈黙を載せてただ、天の柱は伸びる。
「――ロアン君、乙姫のこと……心配?」
「そりゃ心配さ! だって乙姫さんは……その、ええと、まあ」
アーニャは当たり前のことを、本心を秘めてロアンに問い掛けた。振り向くロアンは、
即座に答えた後に言い澱む。頬が、赤い。アーニャは親友の行方も気がかりだったが、
そんな態度でいつになく必死なロアンもまた、気になっていた。その訳も、知っていた。
親友の乙姫もまた、ロアンに想いを寄せる少女だから……そしてアーニャは、旅立ちの
前に、その想いを遂げる橋渡しをしてしまったから。いつもいつも、熱烈に恋心を寄せて
来たロアン……その気持ちに応えられずにいるうちに、そうなってしまった。
アーニャが親友を羨む、そんな自分を恥じた瞬間。音もなく床板が停止した。同時に
開ける世界の天井……そこに人影。もしや――
思わずアーニャは息を飲み、ロアンがもしやと駆け寄り……仲間達も続く。
「やあ、君達はミューズに認められし人間なんだね。なら、運命の城に行く権利がある」
背に天使の翼を生やしたスーパースライムが佇んでいた。
乙姫ではなかったことに皆が落胆する中……アーニャは複雑な心境に溜息を零した。
鳥が囀り、蝶が舞う……そこは安らぎに満ちた空間だった。
運命の城へとロアン達は向かったが、アーニャは一人の時間が欲しいと申し出たのだ。
そして今、天使スライムの厚意でこの場所にいる。石畳が所々に草花を芽吹かせる庭園。
ミューズの園と呼ばれる円形の空間は、八つのゲートに通じる橋を等間隔に分岐させつつ、
異界の最果てに浮かんでいるのだった。
「綺麗……空気が澄んでる。……駄目、アーニャ。こんな時こそ、私が落ち着かないと」
深呼吸して、自分で自分をしかりつける。そうして周囲を散策しながら、アーニャは
胸中の黒い霧を払おうと苦心した。好きな男の子と、親友と、三角関係。自分の性格なら、
本当は正々堂々とロアンを取り合える筈で。乙姫も同じだから、二人は親友だった。
しかし乙姫は身体が弱く、何より身体と言えばアーニャは……
「よそう、考え込むのは。先ずは、乙姫に追いつかなきゃ」
それからのことは、その時に考えればいい。そう思うアーニャは、気晴らしに荷物から
小さなダイアリーを取り出した。しかし日記というプライベートな独白は今、アーニャに
どうしても乙姫とロアンの事をアレコレ語らせてしまう。
結局ペンを挟み込み、閉じたダイアリーをアーニャは荷物へとしまった。その時。
「あの、もしやこの間の……わたしを助けて下さった方ですか?」
不意に声がして、アーニャは思わず腰のレイピアに手を添え振り返った。漲る緊張は、
次の瞬間には霧散して掻き消えたが。自分と同じ年頃の少女が、そこには立っていた。
「……ああ、この間の」
「はい、乱暴な方達に襲われていたところを、助けて頂きました」
少女はカリオペと名乗り、柔和な笑みに頬を綻ばす。つられて微笑を返そうとしたが、
アーニャは上手く笑えなかった。その表情の陰りに、カリオペが心配そうに近付いて来る。
「あの時、颯爽と現れた皆様は……あなたは素敵でした。それが……どうかされました?」
どうやら今の自分は、随分としょぼくれて見えるらしい。
「もし良ければ、わたしの園で一緒にお話しませんか? お力になれるかもしれません」
不思議とカリオペには、頑ななアーニャの心を解く優しさが満ち満ちていた。
カリオペの園は主の姿を、何よりその心を映す鏡だとアーニャは思った。
園内には先程の場所同様に、草花が控え目に空気を梳いている。宙を舞う虫達もどこか、
久方ぶりの来客を歓迎するように、そして主の邪魔をせぬように高く飛んでいた。
「そうですか……そんな事が。アーニャさん、どうか気をお強く持ってください」
庭園の中央にあるテーブルを挟んで、アーニャはカリオペに心境を吐露した。
無論、全てを語った訳ではない……自分の身体の秘密など、とてもではないが言えない。
何より、そんなおぞましい話をするのが躊躇われる程に、眼前のカリオペは可憐だった。
「でも、カリオペさんに話したら、私少しスッキリしました」
アーニャは湯気をくゆらすティーカップを手に取り、幾分か落着きを取り戻した自分に
安堵した。同時に、悩みを聞いてくれて、まるで自分の事の様に悩んでくれるカリオペに、
心の中で感謝を呟く。
「その乙姫さんという方も、お強いんですね……たった一人で」
「でも心配なんです。身体の弱い人ですから。それに……」
カップを置いて放した、その手をアーニャは膝の上に握る。そうして作った拳をじっと、
俯き見詰めて声を絞り出す。
「私は、きっと羨ましいんだと思います。……妬ましいとさえ、思えてしまう」
それが卑しいことだと知るだけに、アーニャは心苦しかった。自分も素直に、ロアンに
ぶつかっていきたい。ロアンがそうしてくれるように、気持ちを伝えたい。
だが、生まれ持った特異な身体が、それを決して許さなかった。
「それでもアーニャさんは、お友達を案じてます。お優しいんですね」
「そんなっ! 違います、私なんか……」
「ロアンさんは幸せな方です。こんなにも素敵な人達に愛されているんですもの」
「私は、違う……違います。ロアン君の気持ちに、私は……」
カリオペは静かに紅茶を一口飲むと、すっと椅子から立ち上がった。見詰めるアーニャ
との距離が、ゆっくりと縮まってゆく。そのまま彼女は、綺麗な装飾の椅子の横を巡って、
背後からアーニャを抱きすくめた。
甘い体臭がアーニャの鼻腔をくすぐり、背もたれ越しでも確かなぬくもりが伝わる。
「そんなに思い詰めてはいけません、アーニャさん」
不意に自分を包む優しさに、アーニャは顔も名も知らぬ母を感じた。
「私は何でも、素早く迅速なことを好みますが……恋に焦りは禁物です」
「でも、私は」
「乙姫さんという方はきっと、わたしが感じたままの方ならこう言います」
耳元に口を寄せて、カリオペがより身を預けてアーニャを包む。
「親友だから、アーニャさんにも一生懸命ロアンさんを想って欲しい、って」
不意にアーニャは立ち上がった。今まで堪えて押さえ込んでいた情動が噴火した。
ずっと優等生だった。誰にも相談できなかった……己を汚して自分を守ってくれてる、
双子の弟にしか話せなかった。それが今、目の前で微笑むカリオペが受け止めてくれた。
気付けばアーニャは地に膝を突いて、カリオペのお腹に抱き付き泣いていた。
「大丈夫ですよ、アーニャさん。乙姫さんもきっと無事です」
優しくカリオペが、頭を撫でてくれる。アーニャは見下ろすカリオペに母を見た。
遠慮なく頬を摺り寄せ甘える……そうして、優しさに溺れながらアーニャは泣いた。
真紅の瞳から涙は、とめどなく流れて頬を伝った。
「さあ、もう涙を拭いて。後は……ロアンさんを信じて、想いを伝えてください」
「それは……それだけは駄目なんです。カリオペさん、それだけは……ごめんなさい」
アーニャの頭を抱き、その深い翠緑色の髪をカリオペが優しく撫でる。アーニャはもう、
幼子のように無心でカリオペの温もりに身をゆだねた。無限にも等しい母性を感じる。
しかし同時に、アーニャの身に潜む異性が、魅力に溢れる少女の匂いに目覚め始めた。
覚醒にアーニャが気付いた時にはもう、股間で大人しくしていた逸物へと血液が流れ込む。
それは小さな下着の圧迫を押し上げ、ホットパンツの上に巨大な峰となって盛り上がった。
「こ、これが……私なんです。淫らで汚らしい、ロアン君には見られたくない……私」
僅かに頭をカリオペから離して、涙で濡れた顔で見上げるアーニャ。その姿を見下ろす
カリオペは、股間の異変に気付いて小さく驚いたが……すぐにまた、全てを許すような
笑みを形作って、アーニャをより強く抱きしめる。
「そういえばまだ、助けてもらったお礼をしていませんでした。だから、アーニャさん」
カリオペが僅かに頬を赤らめ、そっと呟くと……アーニャもまた、恥ずかしげに頷いた。
庭園の隅に、清潔感の溢れる寝台があった。花に飾られ、白いシーツが眩しい。しかし
それよりも今、アーニャの真紅の瞳には、清冽なまでに白いカリオペの肢体があった。
躊躇無く、しかし互いに気恥ずかしさから背を向け服を脱ぎ、全裸になっていた。
「アーニャさん……そのままではお困りでしょう? お礼ですから、さあ」
「は、はい。でも」
でも、でも、でも……そう何度も呟きながら、結局アーニャは寝台に上がった。そして
カリオペの隣に身を横たえると、どちらからともなく互いを抱きしめる。華奢で小柄な
カリオペの抱擁は柔らかく、彼女は腹部に密着する肉柱が熱いと微笑んだ。
「わたしにはこれくらいしか……アーニャさん、それとわたし、実は……」
「カリオペさん、私――ごめんなさい、こんなにも滾ってしまう。恥ずかしい」
脚に脚を絡めて、肌と肌を擦り合わせながら。次第に近付く唇と唇が、言葉を象るのも
忘れて重なり合った。カリオペはミューズと呼ばれる、古き神々とはまた別の神族だと
先程聞いたが。その感触はアーニャには、人間と全く同じに感じた。
唇を離すと、もうとろけた目を潤ませ、再びカリオペが瞳を閉じる。アーニャは黙って
再度唇を重ね、さらには舌を差し入れ無心にカリオペを貪った。
その瞬間、予想外の出来事にアーニャは目を見開いた。
「ん、んんっ! はぁう!」
舌を舌で舐めあい、互いの唾液を混ぜあいながら吸い合っていたアーニャとカリオペ。
何とカリオペは、その濃厚なキスだけで達してしまったのだ。アーニャは自分の身体を、
カリオペが噴出した潮が濡らしてゆくのを感じた。ぐっしょりと秘蜜が溢れ出た。
「あ、あの、カリオペさん? ええと」
「はぁ、はぁ……わ、わたし……早いんです。こんなにされたら、もう……」
早漏、という言葉は女性にも使うのだろうか? とアーニャは一瞬考えたが。すぐさま
思考を奪って欲情が弾ける。恥らうカリオペの首筋へと舌を這わせ、同時にやや小ぶりで
形よい乳房を手にする。手の内の膨らみを、両方交互に揉みしだいていると……またも
カリオペは絶頂を迎えて声を上げた。
「凄い、カリオペさん……こんなにぐっしょり」
「は、恥ずかしいです。わたしってば、いつもこう。すぐに達して、潮を吹いて……」
既にもう、溢れ出る愛液にシーツが大きな染みを作っていた。そのしたたりは温かく、
アーニャの下半身を濡らしている。それが糸を引けば、自然とアーニャの昂ぶりは一層
股間を充血させるのだった。同時にまた、女性器も蜜に濡れる。
「わたしに構わず、アーニャさんは……そうだ、わたしが口で」
カリオペはもう、しっとり汗ばんで息が荒い。それでもおずおずとアーニャの上になり、
その股間でヘソまで反り返る男根に顔を近づける。カリオペの吐息がかかるたびにそれは、
先走る粘液をだらしなく垂らした。
「カリオペさん、私も……お互い、口で」
「は、はい……アーニャさん、優しくしてくださいね」
カリオペがアーニャの顔を跨いで、同時に蕾のような唇に巨大なペニスを含んでゆく。
アーニャは今、目の前に本来自分にあるべき普通の女性器を初めて見て、魅入っていた。
既に愛液の甘露に濡れ、薄めの陰毛が輝いている。その秘裂は自分のものとは違って、
包皮に包まれた陰核があり、その周囲を綺麗な桃色が象っていた。見た感じでは自分同様、
あまり異性を知らぬ綺麗な印象がある。アーニャはそっと、そのクレパスに口づけた。
「ひゃうっ! んんんんっ――ご、ごめんなさい、アーニャさん」
そっと唇で触れて、舌を這わせた瞬間だった。やはり、またカリオペが達した。同時に、
アーニャは顔にくまなく、勢い良く噴出した愛液を浴びてしまう。頬を濡らすそれを手で
すくいとり、指で絡めてニチュニチュもてあそび……そっと口に運ぶアーニャ。
「カリオペさんの、美味しいです……こんなに沢山」
「ごめんなさい、わたしばかり何度も……気持ちよすぎて」
申し訳なさそうに肩越しに振り返り、再度カリオペがアーニャ自身を飲み込んだ。その
唇と舌での愛撫は、弟のものに比べて稚拙な児戯だったが……カリオペの懸命さ一途さが、
いやがおうにもアーニャを興奮へとかりたてる。
「ふぁ、カリオペさん……んっ、わ、私も……沢山、イッてくださいね」
アーニャは痺れるような快楽に、愉悦の笑みで身も心も解けながら。負けじと目の前の
秘所へと指と舌を這わす。その都度、カリオペは口を離して身を仰け反らせ、大漁の蜜が
アーニャの顔へ降り注いだ。
既にもう、カリオペが何度達したかアーニャは覚えていなかった。
互いに夢中で相手を貪っていたが、同じ法悦でも天国と地獄だった。歓喜の嬌声をあげ、
カリオペはすぐに達して身を震わす。その下でアーニャは、射精感が込み上げるたびに、
程よい刺激をもたらす口が離され、生殺しのまま悶えていた。
「あっ、あの、カリオペさん……私、もう……」
「す、すみません、わたしばかり」
「い、いえ……可愛いです、カリオペさん。こんなにここが」
「ふああっ!」
充血したカリオペのクリトリスに触れ、指で優しく包皮を脱がしてやる。それだけで、
あっけなくカリオペは達して潮を吹く。その度に恥らう姿は、アーニャが見ても愛らしい。
自分もこんな、可愛らしい本当の女の子なら……そう思うアーニャはしかし、現実には
隆々と漲る巨大な怒張を強張らせていた。
「アーニャさんも、イきたい、ですよね……はぁ、はぁ……待ってて、下さい」
桃の様に見事な尻が、アーニャの目の前で浮かび上がった。身を起こしたカリオペが、
今度はアーニャと正対するように肢体を跨ぐ。そうしてゆっくりと腰を下ろしてくるので、
アーニャは自然と、その触れれば折れそうに細い腰に両手を当てた。
それだけでまたカリオペがオルガズムに溺れる。もうアーニャの全身は、とめどなく
あふれ出すカリオペの淫蜜でびしょ濡れだった。自分のに比べて粘度は薄いが、その量は
尋常ではない。カリオペは全身が性感帯で、感度が良すぎる。
「わ、わたしが動き、ますね……沢山、気持ちよく、なって、くだ、ひうっ!」
アーニャの剛直を手で握り、自らの肉壷へと導こうとするカリオペ。彼女はゆっくりと
腰を下ろすのだが、入口に濡れそぼるアーニャの穂先が触れただけで、快楽に身を震わせ
達してしまう。
「ふふ、おかしい、ですよ、ね……わたし、何でも、早くて、はぁん!」
「そんなこと……あ、ああ、挿る……私のが、カリオペさんに」
比較対象が弟の粗末なモノだけとはいえ、アーニャは自分のペニスが人一倍巨大だとの
自覚はあった。勃起時の太さ、長さ、硬さは自分の身体の一部とは思えない程だ。
それがいま、少しずつカリオペに飲み込まれてゆく。数センチ腰が沈む度、声をあげて
カリオペが身震い呆けて天を仰ぐ。
何度も達した後、カリオペはアーニャを根元までくわえ込んだ。
「どう、ですか。わたしの、中……こんなの、久しぶ、んっ! 奥が、こじ、あけっ!」
「カリオペさん、凄い……やだっ、私ったら。あ、あっ、あの……実は」
「は、はい……何でも、仰って、くだ、さ、ひぁっ!」
「私、カリオペさんが、初めての女性なんです。それが、何だか嬉しくて……」
そう告白して頬を赤らめ、慌てて愛液塗れの顔を両手で覆うアーニャ。彼女はその時、
指の隙間からカリオペの、心からの微笑を見た。
アーニャは童貞ではなかった。物心ついたころからの激しい劣情と、常軌を逸した性欲。
それらは全て、自分ひとりで密かに処理してたが……処理しきれぬ時は、弟が手伝って
くれた。父親に開発されつくした尻で、弟はいつも萎えるまでアーニャを絞ってくれた。
だが、女性との性交は初めてで、それがカリオペで……アーニャは不思議な嬉しさに
戸惑った。同時に、ロアンがこの気持ちを乙姫で体験したかと思うと、言葉にあらわせぬ
悔しさ、妬ましさ、うらやましさが親友へ向けられる。それが今、何より恥ずかしい。
「アーニャさんもいつか、ロアンさんと結ばれるといいですね。わたし、祈ってます」
カリオペは脱力しかけた身体で、アーニャの細く柔らかい、しかし適度に腹筋のついた
腹部に両手を突く。そうして今度は、徐々に腰を上げ始めた。膣壁を血管の脈打つ熱棒が
こすり、達するやストンと力が抜けて、またも根元まで挿入。その衝撃でまた、絶頂。
カリオペはそれでも何とか腰を振って、アーニャと肉をぶつけ合った。
先程から焦らされっぱなしのアーニャも、次第に高みへと導かれてゆく。
「ん、あっ、いいっ! や、やだ、口から出ちゃう……初めてのオマンコいいっ!」
「アーニャさん、凄い……わたしのお腹、中から破れひゃ、くぅん! はぁ、あああっ!」
アーニャはやっと達した。普段にもまして大量の精液が、ドクンドクンとカリオペの
子宮内に注がれてゆく。それはまるで野生動物のように、断続的に長々と続いた。
「やっと、一回目、ですね……アーニャさん、まだまだ、もっと……萎えるまで」
そう言うカリオペは、子宮口まで抉られ腰砕けになっていた。アーニャはその後何度も、
初めての女性に溺れて萎えるまで射精し、その何倍もの数だけカリオペをイかせた。
>>485=
>>533=エロサガ好きの人
糞くだらんことして火をつけて何が面白いの?
お前のせいでスレがgdgdになってるっつーのに
>>538 やっぱお前キチガイだわwww
他の作者なんてやる気ない連中ばっかなのにwwww
>>538 つくづく社会不適合者なんですねw
エロサガ好きの人が火つけ?gdgd?何言ってるの?
釣りがしたいならいい加減他のスレでやってね
もしかしてここで酷評された作者さんか何かですかwww
>>538 このクズは確かに頭がおかしいが、レイプ系の作品で興奮できるやつって全般的に頭おかしいよな
>>540 おそらくレイプ作品書いてる連中だとおもわれ
お前らお互いに「らめぇえええ!しょんなっ!ら、らめぇえええ!ビクンビクン! 」
ってみっともない声上げあって、どんだけ敏感なんだよ。
544 :
412:2009/10/25(日) 18:28:50 ID:guVostDI
何、この過剰反応
口上がいらないだろ的なレスに同意しただけでなんでこんなに批難されてるんだろ
別に他の人みたいにスレを分割しろとか言ってないのにな…
いつからここは異常者の集まりになったんだよ
>>544が思ってるよりも、口上が好きな人が沢山いたんだよ
原作好きには嬉しいネタだからな
同じく。口上にケチつけた奴にケチつけたくなるわ〜。
元ネタは知らんけど別に気にならなかったよ。
このスレのどこのレスから空気悪くなったのか
それくらいも気付けない馬鹿なのか?
>>533 GJ!
エウテル……
とりあえず攻めかね?
口上にケチつけるとか言いがかりもいいとこ
こんな状況じゃ
>>533氏以外の作者に自重求めるわ
才能のない連中のやっかみがひどすぎるな
落ち着けよ
このままスレが荒れ続けるならスレ分割して対処すればいい
>>527のようにジャンルでわけるのは反対だがシリーズで分ければいい
・サガシリーズ(リメイク含む)
・ロマサガシリーズ+ミンサガ
・サガフロシリーズ+アンサガ
需要がなければ勝手に消えるさ
>>549 分割なんかしたら共倒れが目に見えてるよ。
発売から日数が経つにつれて投下数が減っているシリーズもある。
>>42で集計をしてくれているけど、伸びが少ない作品と多い作品の差がありすぎる。
中でも時空の覇者とU:サガの伸びは前スレと現行スレ合わせて0。
分割なんかしたらそれこそ保管庫のdat落ちスレ行き確定なので、もう一度よく考えてよ。
サガ総合スレで問題無いよ
作品でスレ分けて状況が良くなるとは全く思えない
いやー自分も毎度同じこと言ってたらうざがられるんじゃないかと
思っていたらいたなーって感じで
ああそう、って感じでいつもならスルーなのにどうしたんだ、これはw
陵辱とかも前々から普通に投下してたじゃん
色々今まで不満がたまっていたんかね
しょせん2ちゃんだと思って色んな意見があると思ってさ
暫く様子見たらどう?
>>552 前口上とかその人の特徴の一つだし、陵辱作品だってスレチじゃないだろ
>>411-412とかは思ったことを言っただけかもしれないけど、それに乗っかって
スレを荒そうとしている人がいるようにしか見えない
スレ分割とか、作品投下してくれている人たちに自重とかってスレ潰しが目的じゃないか
いい加減この不毛な罵りあいやめようぜ…
ただでさえ職人少ないのに、これじゃ皆呆れてさらに寄り付かないって。
スレ分けたら確実に双方倒れるからサガ総合でいいだろ?
凌辱苦手ならスルー。大人ならそれぐらい簡単にできなくてどうする。
スタンレーの街の一角にある酒場兼宿屋、『サガシリーズでエロパロ亭』。昼食には少し遅く、
ティータイムには少し早い微妙な時間。エレン=カーソンは一人カウンターに腰掛けてエールと
酒のつまみになりそうなものを注文していた。
先だってエレンも参加したファルスとの抗争は、彼女の活躍もあってスタンレー側の圧勝で
幕を閉じていた。そのときの勝利の喧騒はどこへやら、今は静かなもので酒場にも客一人いない。
新しく雇われた給仕は鼻歌混じりに木製の頑丈そうな机を拭いて回っていて、厨房では
料理人というには少し体格がよすぎる中年の親父が仕込みをしていた。
その『サガシリーズでエロパロ亭』の入り口を押し開いて1人の小太りの男が入ってくる。
怪しげな絵柄のぴちっとした白のTシャツの上に、明らかにオーバーサイズだと思われる
ブルーのチェックのシャツを羽織り、下はよれよれのジーンズを履いている。スタンレーはおろか、
世界中巡っても中々お目にかかれない格好だ。
男はエレンの姿をみつけるとにっこり笑って、ついと椅子をひいて彼女の隣に腰を下ろした。
微妙な匂いがエレンの鼻をつき、思わず顔をしかめそうになるが何とか我慢してみせる。
そんなエレンの様子に気がついた様子もなく、鼻息を荒くしたまま男は声を掛けてきた。
「エ、エレン=カーソンさんですよね?さ、探しましたよ…。君も…よ、傭兵にならないか?
戦いに参加するだけで、せ、1500オーラム、もし…はぁはぁ…勝てば…さ、さらに1500オーラムだぞ
……ふぅ」
話にならない。こんな胡散臭い男の話を誰が信じるものか…。
エレンはツイと顔を背けると飲みかけのエールを再び口にする。そんな彼女の様子に男は
焦った様子を見せ、口角泡を飛ばした。
「60分!60分で3万!いや、は、80分で4万オーラム出そうじゃないか!!」
破格の値段に思わず目をみはり、男の顔を凝視してしまう。男の異臭が鼻を突く。
しかし話を聞いてみる価値はあるかもしれない。エレンは興奮を悟られぬように冷静な口調で切り出した。
「で、どこの誰が相手なの?またファルスと戦うのかしら?」
男は脂ぎった頬を緩め、ニンマリと笑みを浮かべた。
「スレ分割を目論む反乱分子だよ……それでは前金2万オーラムだ」
「下翼突撃の陣っ!全軍出撃!」敵将の声が風に乗って届く。
緒戦からエレンは敵の全身攻撃に晒されていた……。絶え間なく続く責めに意識が何度も
飛ばされる。気がつけば『荒らし』と呼ばれる専門職の男の前に裸のまま跪かされていた。
「……ああ……エ、エレンは……ご、御奉仕……させていただきます……」
消え入りそうな声を慄わせ、屈辱の言葉を口にする。エレンは禍々しい肉棒におずおずと
顔を寄せると、固く瞳を閉じ、慄える唇を開いた。どす黒い亀頭に愛らしい桜色の唇が
おののくように触れ、すくいとるようにして咥える。
「もっと深くだ」
男の非情な声に追われて、エレンは口にあまるほどの肉塊を口腔深く導きいれていく。
「……うううっ……」
ヌメッとした気色悪い感触とともに、男の異臭がムッと口腔を満たした。
「唇をギュッとすぼめろ。顔を前後に大きく動かしてち○ぽの胴を唇で擦りあげるんだ。
舌を絡めてチュウチュウ吸いあげろ」
エレンはためらいながらも唇をすぼめ、貌を前後に動かして、醜怪な肉棒に舌を絡めて吸いあげた。
ぎこちない動きだったが、そのつたなさに刺戟されたように、半立ち状態だった肉棒がエレンの
口の中でググッと膨れあがり、威嚇するように硬度を増していく。
「……ううっ……」
口腔を埋めつくす大きさと、唇と舌に伝わるゴツゴツ節くれだったおぞましい感触に、エレンは
眉を寄せ、くぐもった呻きを洩らした。
(……ああ……こんな浅ましい……たった4万オーラムでこんな淫らなことをさせられて……)
きつく閉じ合わせたエレンの眼尻から涙がにじんだ。
だが、いつまで続けても男から許しを与える言葉はなかった。
そればかりか、舌を休ませるな――、たっぷりと唾を絞りだせ――、唇がゆるんだぞ――、
チュパチュパ音をたてて吸え――、淫らで非情な指示が容赦なく降り注ぐ。
あのスレの本当の支配者はこの俺だ――、奉仕するエレンの髪を掻き分けるようにして
己の優越感を誇示する。
柔らかな秋の陽光が降り注ぐ草原で、グジュッグジュッという淫らな水音と低くくぐもった呻きが
延々と響き続けた。
エレンの額には無数の汗の珠が浮かび、隠しようもなくさらされた腋がベットリと生汗に濡れ光り、
ほのかに甘い女の匂いを漂わせる。
(……ああ……もうゆるして……)
せつなく祈るように願いながら、エレンは顔を揺すり、舌を蠢かせて恥辱の奉仕を続けた。
野太い肉塊を咥え続けた顎が痺れ、恋人でもない男の男根に恥辱の奉仕を続ける背徳感と
淫らさに脳がジーンと痺れていた。
「よし、休め――」
「……ああっ……」
ようやくかけられた許しの声に、肉塊から離れたエレンの口から荒い息とともに喘ぎが洩れ、
唾液で濡れた唇がワナワナ慄える。
「どうだ、エレン、ち○ぽをしゃぶり続けると犯して欲しくてたまらなくなるだろう」
「……そ、そんなこと……ありません……」
「まあ、いい。何度だって犯してやろうお前も…このスレも……」
敵軍の後列突撃の合図が鳴り響いた。崩壊しつつある味方の戦線の心配をする間もなく、
エレンは人海に飲み込まれていった――。
(……ああっ……お尻が、あ、熱いっ……ど、どうして……)
双臀の芯が灼け痺れるように熱を帯びていた。エレンはその排便感にも似た、妖しく
そして重い異様な感覚が淫らな色を帯びていることにうろたえ、怯えた。
今、エレンを背後から抱きかかえるようにして犯しているのは『時空の覇者専用スレ』主義者の
男だった。元は神王教団と源流を同じくする宗派だったが、スレ住人の表現と集会の自由の権利を
濫用し、さらに、派閥間の対立を煽る、半ばテロリストのような存在だ。
「ふふ、淫らな女だ。もう尻の穴で啼くことを覚えたようだな」
「……ああっ……いやっ……そ、そんなこと……ああううっ……」
排泄器官を犯されて感じてしまう恥ずかしさに、エレンは懸命に顔を振って否定してみるものの、
尻肉を練りこむような抽送をくわえられると、恥辱に染まりきった淫らな啼き声がどうしようもなく
噴きこぼれてしまう。妖しく快美な感覚は自覚してしまうとさらに快感を増幅させ、ズブズブと蕾を
抉られるたびに腰骨が灼け痺れ、脳が蕩ろけていく。
「ああっ、ああうっ……あう、あうっ、あううんっ……」
いつしかエレンは双臀を抉りぬく肉棒の動きに合わせるように、絶え間なく熱を帯びた声を
噴きこぼして啼き続けていた。身を震わせて噴きこぼれるその啼き声は肉の悦びに慄える
女の声そのものだった。
「いい声だぞ、エレン。さあ、淫らな女であることを認めてみろ。尻の穴が気持いいと素直に口にだして言え」
煽るように腰を揺すりたてた男の動きが速さと力強さを増した。スパンキングの痕が残り双臀に
パンッパンッと肉音も高く腰が叩きつけられ、硬く熱い肉棒が蕾を抉りぬく。
「……あううっ……い、いいです……お……お尻がいいですっ……あああうっ……」
みずからを辱め、貶める言葉を口にする恥辱に全身が燃えあがり、犯されてもいない秘裂から
ドクドクと熱い蜜があふれでた。
「……ああっ、だ、だめっ……お、おかしくなってしまいますっ……あううっ……」
初めて知らされる絶望感と被虐心が交錯する狂気じみた快楽に、エレンは全ての感情を
曝け出すような声をあげて啼いた。
「おかしくなればいい。狂え、エレン。もっと淫らな声をあげて啼いてみせろ。時空の覇者専用スレの
樹立を馬鹿にした連中に思いきり羞ずかしい声を聞かせてやれ」
「……あううっ……は、はい……ああぁッ、ああうぅっ……」
エレンは思わず、そう応えていた。噴きこぼれる啼き声がより熱を帯び、ひときわ大きくなる。
スレ住人の見ている前で排泄器官を犯され、淫らで恥ずかしい歓声を噴きこぼして、
浅ましく啼いている――その倒錯した思いが、下半身を支配する妖しい色あいをより深め、
エレンを底なしの肉の奈落へと堕としていく。
「そろそろだ、エレン。お前の尻の穴をデューンやポルナレフの尻の穴の代わりに使ってやろう。
しっかり受け止めろよ、エレン」
アナル責め特有の重い衝撃が背筋を駆けのぼり、脳天を揺さぶり、脳髄を白く灼くように爆ぜた。
尻穴から征服された証である白濁液を溢れさせながらエレンは戦場に倒れ臥した。
かすかに残る意識の片隅で、エレンは自軍、敵軍の全軍突撃の声が聞こえたような気がした――。
「……ああ……恥ずかしい……助けて……」
羞恥に身を慄わせながら両脚を広げ、エレンは頼りなく揺れる膝を手で支えた。
『リョナ殺し』、『リョナニースレイヤー』。猟奇的オナニー主義者、つまり女性が痛めつけられる様子を
見て興奮する者たちを狩る側の戦士たち。パイパンに剃りあげられたエレンの白い股間と、
淫らに割れた亀裂から覗く柔肉を堪能しているのは、そう呼ばている連中だった。
彼らは、陵辱行為に悦びを感じる者たちをいかなる手段を用いてでも領土から排除することを訴える
正義の白騎士、という触れ込みで登場した。
しかし現実では彼らの多くは正義とはほど遠い存在だった。『イヤスキ』つまり『イヤよイヤよも好きの内』
などといった定義に独自の解釈を加え、自身らの感性を標準化、制圧したスレの住人たちに恭順を
強いてきた。
「注意書きがあればいい」、「読みたくなければスルーすればいい」。 そう抗議した住人たちを、
そして住人たちが愛したキャラを堕とすべく蹂躙を繰り返す。
緒戦より嬲り倒されたエレンのクリトリスは膨れあがり、濡れた秘裂がヒクヒクと蠢く。あふれでた蜜で
白い内腿を淫らに光り、犯されたばかりの尻穴にまで達していた。
「ふふ、エレン、いい格好だ。淫らな女の匂いがプンプンするぞ。犯さないでと言いながら、おまえは
恥ずかしい格好で嬲られるのが好きなんだ」
M字に開いたエレンの股間に男が膝をついた。
「……違います……そ、そんなこと……あひっ、いやっ、ああぁ……」
エレンがビクンビクンッと全身を慄わせ、歓声をあげて啼いた。蜜をすくいとった男の指先が
尖りきったクリトリスを擦りあげたのだ。
「男と女の交わりに陵辱など必要ない。俺たちとお前の交わりも和姦だ。そしてその基準は俺たちが決める」
男はエレンのあられもない声を絞りとりながら淫猥な笑みを浮かべた。
「さあ、エレンを犯してと言え。思いきり淫らに啼き狂わせてください――そう言ってみろ」
「……ああっ、犯してっ……あひいっ……エレンを……ああっ……お、思いきり、啼き狂わせてください
……ああぁっ……」
クリトリスから伝わる痺れるような刺戟に、何度となくビクンビクンッと裸身を慄わせ、ひぃっと
喉を絞りながら、エレンは操られるように恥辱の言葉を口にした。
(……ああ……ダメよ……こんな羞ずかしい言葉を口にしては……)
早くも霞みはじめた意識の中で、これを和姦だと認めてはいけないと願うエレンの最後の理性が
警鐘を鳴らした。
ズンッ――重い衝撃が腰の中心を抉った。男の逸物がエレンの女を一気に刺し貫いたのだ。
「ひあぁっ……」
衝撃が背筋を駆けのぼり、脳天で爆ぜた。残されていた最後の理性と矜持が粉々に砕け、
快美な痺れとなって四肢に散り広がる。
容赦をしないとばかりに、硬く野太い男の肉塊がエレンの女を抉りぬき、突きあげる。
「……ああぁっ……」
エレンはまた…啼いた。汗に濡れた白い喉をさらし、のけぞらした顔を左右に打ち振って啼いた。
啼けば啼くほどに耐えることなどできない甘い快楽が全身を駆けめぐり、肉の愉悦がエレンを支配した。
「ああっ……だ、だめっ……あひぃっ……」
なにかにすがりつかずにはいられなかった。膝を支えていたはずの手が分厚い背にまわされ、
エレンは男にしがみつくようにして快楽の声をあげて啼き続けた。
(……堕ちたな……)
エレンにとって、今日このときの出来事は幸せの記憶として残るに違いない。愛あるセックスで
エレンの貞操を完全に掌中にした満足感に、男はニタリと笑った――。
――遠くでスレ住人たちのときの声があがるのが聞こえた――。
「すばらしい働きだったぞ!さらに2万だ。イヤー、勝った勝った!」
「スレ住人の力をみたか!」
スレ住人たちがエレンの元へと駆け寄る。全身に激しい性行為の痕を残したまま
横たわるエレンを抱き起こす。うっすらと開いた彼女の瞳は意外にもセックスによって充足し、
満ち足りた甘い光を湛えていた。
涙目になっているのは、彼女が歓喜によって極まり、何度も涙を零したことを物語っている。
「エレン……お疲れ様…」
「…ん…」
皆は優しく微笑みながら彼女に応え、抱きしめ、そして交代で何度も甘い口付けを交わした。
エロパロスレの夜は、まだ終わりそうにない……。
560 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 00:35:50 ID:Z0rEN52K
>>555 G J 過 ぎ る
このタイミング、即興でネタまでw
堪能させて頂きました。
>>555 どこまでもだのもしいひとたちだ!GJ!
メタなスレネタとしてニヤリとできる上に、ちゃんとエロい。ふぅ…
512KBまで、あと一息
もう1作品くらいいけそう?
12KBか……人にもよるが、25行×4レス程度……微妙だなあ
じゃあ文字レスで埋めていきますか
ツフは俺の夫
アイシャは俺の姉