1 :
湊 智花:
第15回電撃小説大賞<銀賞>受賞作、蒼山サグのロウきゅーぶ!についてあれこれ妄想しちゃうスレです。
少女はスポコン! コーチはロリコン!?
高校入学とともに部長のロリコン疑惑で部活を失った長谷川昴。ただでさえ小学生の話題はタブーなのに気づけばなぜか小学校女子バスケ部コーチに就任って……!?
小学生の女子だって抱えている悩みは多いのです。
そんな彼女たちに翻弄される、さわやかローリング・スポコメディ!
◆次スレは480kbか970レスを越えたのを確認した人が宣伝後に建てましょう
◆ネタバレは公式発売から24時間経ってから
宣伝後ってなんだよ
宣言後です
すみませんorz
智花さんはお茶目だなあ
4 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 03:25:30 ID:91fP7MDD
キャラは好きだけど俺にはロリすぎるわw
6 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 06:11:03 ID:FRGBijcP
小学生に手を出しづらいなら葵の出番だな
葵は一成の頭部に踵落としを放った。
(ふあ……見てる、昴が私のぱんつを見てるよぉ)
小ネタ
「やっ、やめろよっ!!」
「大丈夫。すぐに気持ちよくなるぞ」
「ひゃっ!!そ、そこは駄目、触んじゃねぇ」
「そんなこと言って、もうこんなになってる」
「もう無理っ!!でっ、出ちゃうよぅ。やぁ、いっちゃううぅぅぅ〜〜!!!」
ドビュ、ドビュ!!
「たくさん出して、やっぱ可愛いよ、夏陽く・ん」
「はぁはぁ…ふざけるな、この変態ロリコ野郎……ン」
おわり
スレ一発目の小ネタが何故竹中w
確かに二巻ではヒロインだったけどさw
エロパロ………5人のゆりんゆりんした話は無いの??
意外にアイリーン×ひなたがいけるかもしれないと思った
一理ある
そこは、ひなた×アイリーンの無邪気攻めだろ
実はひなたのパンツ事件は故意だった説。
ひなた「おー。みんなにバラされたくなかったら、今日からひなの言うこと何でもきくんだぞ。おにーちゃん、たけなか」
携帯からの投下なので見づらいところなどもあるとおもいますが投下させてもらいます。
一部、キャラの呼称などが間違ってるかも知れませんが、その辺はご了承下さい。
18 :
2巻アフター:2009/06/12(金) 22:09:11 ID:qaZLHupa
昴のその後―――
「……どっ、どうしよう〜まさか長谷川さんだったなんて」
「おっ、落ち着いて愛莉。多分、大丈夫だから」
「す、昴さんっ、大丈夫ですか!」
「トモも落ち着いてっ」
「……ごりんじゅーだなっ、すばるん」
「真帆も、余計な事言わないっ」
「おにーちゃん、大丈夫?」
「あーもう、とりあえずみんな静かにしなさいっ!」
……何やら先ほどから、周りが騒がしいと思ったら、5人が何か言い合っている。
「とりあえず、だれか先生呼びに行かないと。誰か一緒についてきて」
「……なーサキ、みんなに落ち着けって言ったけどお前こそ落ち着け」
「何言ってんのっ、真帆。私が一番冷静じゃないっ。」
「……いや、でもそのままお前が手に掛けている戸を開くと、パンツ丸出したぜ。」
「え…………、わっ、わかってるわよ!服着てからに決まってんでしょ!」
何やら紗季が下着姿のまま部屋から出て行こうとしたらしい。何がなんやら。
……えっ、紗季が下着姿、何かヤバイことをおもいだしそうな……
19 :
2巻アフター:2009/06/12(金) 22:12:35 ID:qaZLHupa
「わっ、私が、確認もせず、あんな事したから」
「だっ、大丈夫だよ、愛莉。誰だってあの状況ならしかたないよ。」
そっ、そうだ。たしか、跳び箱ごと倉庫に運び込まれて、そこに5人が着替えに来たんだった!タイミングを読み間違えて出るに出れなくなったんだよな。
それにしても頭がズキズキするなあ、どうしたんだろう?
「でっ、でもだからって、五キロの鉄アレイ十個も投げ付けたなんて長谷川さんに知られたら嫌われちゃうよ……」
……よく生きてたな、俺。そういえば、頭以外にも、腕やら腰やらも痛い。
でも愛莉がしたことは、女の子が、自分の身を守る行動としては当たり前の事だ。むしろ、もし本物の危ない人(性的な意味で)相手なら、これくらいはしないと。中途半端にやっては、逆に喜ぶかもしれない(マゾ的な意味で)。
よしっ、そろそろ起きてみんなを安心させてやるか!試合頑張ったことも褒めてやりた―――
「ックチッ、おー、なんか寒くなってきた」
「そういうば汗の処理とかまだ途中だったね。冷えて下着がひっついてる。早く着替えないと」
―――いけど、みなさん、絶賛お着替え中でした。あぶねー、お互いの心に一生物の傷を残すとこだった。しかも、社会的に死ぬとこだった。……もうかなり危ないとこにいる気もするけど。
とりあえず投下終了です。
短くてすみません。続きは近いうちにまた投下したいと思います。
わっふるわっふる
22 :
2巻アフター:2009/06/13(土) 11:34:48 ID:DAZl4K7L
昨日の続き投下します。
23 :
2巻アフター:2009/06/13(土) 11:39:16 ID:DAZl4K7L
「はっ、はぁー、いい加減にしなさいよ、真帆」
「うっせーな、紗季。そっちがグダグタ言い訳してるだけだろ!」
まさかあの二人、ずっと口喧嘩してたのか。
「うるさいっ、身体冷えちゃったじゃない、この未乳!」
「なっ、なんだと、この微乳!」
「〜私はこれからまだまだ育つのよ!あんたみたいな将来性皆無の断崖絶壁じゃないのよっ!」
「ふっ、ふん。あたしはまだまだ発展途上だしなっ。そっちこそ、もう成長止まってんじゃねーの?ぎゃはは」
……紗季も真帆も一応男がいるところ(気絶してると思っていても)で、聞いちゃいけないような話をしちゃいけませんっ。
聞いたのが俺だったからよかったものの、もし聞いてたのが、同級生の子とかだったら、変な妄想しちゃたりしゃうかもしれないしなー。
……何考えてんだ、俺。
24 :
2巻アフター:2009/06/13(土) 11:43:33 ID:DAZl4K7L
「もうっ、二人ともケンカはやめてよ!それより他にする事があるでしょっ」
「……まぁーそうだな。いい加減着替えっか」
「……そうね、もしかしたら長谷川さん、おきちゃうかもしれないしね。その時こんな格好でケンカしてたら恥ずかしいもんね」
……ごめんなさいっ。実はもう起きてます。
智花がいてくれなかったら危なかったなぁ。
まあ、この喧嘩の記憶は心の中に閉まっておこう。
「でも本当に大丈夫かな?長谷川さん」
愛莉は、本当に優しい子だな。気が弱いっていうのも、身長のことだけじゃなく元々この子が持っているこういう気持ちも関係あるのかもしれない。
なら尚更バスケを通じて、もっと自分に自信を持たせてやりたい。
明るくなればきっとクラスでも人気者になるだろな。
愛莉の笑った顔は本当にかわいいし。
25 :
2巻アフター:2009/06/13(土) 11:45:55 ID:DAZl4K7L
「血とか出てないかな、って、きゃー」
――ぽよん。
なっ、なんだこの柔らかい感触は、
「おー。あいり、だいたん」
「やるなっ、アイリーン。その格好ですばるんに抱きつくとは」
「あっ、あ、あ、あ、あ、愛莉!だめっ、だめ、だめ、だめ、だめ!早く昴さんからはなれてっ」
「!しまった、その手があった。ハプニングを装ったアクションを使うべきだったっ。やるわね、愛莉」
……どうやら愛莉がハプニングで俺に倒れてしまったらしい。怪我してないかな。
それにしてもさっきから、なんか呼吸がしづらいな。
「すげーな、アイリーン。ブラとパンツだけですばるんとひっついて。しかも顔がおっぱいに埋もれてるし。なぁー、写メとっていい?」
的確な解説ありがとう真帆。しかし、写メは勘弁して下さい。もしそれが出回ったら俺はもう生きていけない……
26 :
2巻アフター:2009/06/13(土) 11:52:05 ID:DAZl4K7L
「だっ、だめっ、真帆ちゃん。撮っちゃ、だめっ。そっ、それに腰が抜けて動けないの。体に力が入らなくて」
「あいり、いいなぁ。おにーちゃんとくっつけて」
「そっ、そ、それでもだめっ。愛莉だけ、そんなことしちゃ」
「……この状況で長谷川が起きたらどうなるのかしら……おもしろそう」
……愛莉ごめんな。俺がこんなドジしたばかりに。
この記憶は心の中の奥のほうに眠らせておくよ。
……それにしても真帆とひたなちゃんは相変わらずマイペースだなぁ。
それに引き替え智花と紗季がなんか変だ。智花は普段と違って、とても慌ている 。紗季に至っては、なんか別の事考えてるし。
「やっぱりひな、おにーちゃんとくっつく。やー」
「…やっぱ既成事実作っとくのはありだな。いろんな意味で。よしっ、そりゃー」
――ぷにっ。
――ぺたん。
新たなる感触が二つ現われた。
27 :
2巻アフター:2009/06/13(土) 11:53:00 ID:DAZl4K7L
今回はここまでです。
ではまた。
すばるん大ピンチw
性的な意味で
アイリーンのおっぱいを揉みくだして乳首を抓りたい
性的なことを何も知らないひなたを快楽調教。
むしろひなたに無邪気に責められたいね
愛莉可愛いなぁ
智花さん意外なら一番エロパロ向きだしw
本スレの流れを見て
なつひきゅんとお風呂で生え具合を比べてる間に変な気持ちになって
同時射精するまでおちんちん相撲してしまう昴
↓
さらに智花さん乱入
↓
さらに声を聞きつけた全員が乱入してカオス化
という妄想が出てきたが最初の段階が需要ないかな……
昴×6人とか需要ありすぎだろ
もちろんなつひは完全に掘られる側ですよね?w
一人で遊びに来たひなたちゃんが
「おにーちゃんオトナゲないってほんと」
とコントローラー片手にそういった。
「・・・・・・うぇ?」
あまりに予想外の言葉に手が止まった俺の操作キャラが空中の打ち上げられる、
「ひなたははえてるよ」
意味不明な言葉の羅列というか意味わかっちゃまずいだろと理解を拒むうちに体力ゲージがゼロになる。
画面に踊るひなたちゃんの勝利を告げる文字、呆然とする俺の前にひなたちゃんが立ち上がる。
そしておもむろにスパッツを下にずらす、飾り気のない綿のパンツが俺の視界に入った
「は?」
意識がまとまらない、ステータス表示が絶賛混乱中の俺の前でスパッツが床に落ちた
そして俺が事態を把握しようとした瞬間パンツも床に落ちていた、
「ほらおにーちゃんみて、ひなたおとなげあるよ」
彼女が股間を指差す、確かにそこにはわずかながらの産毛に等しい毛が、ってなにをぼうっとしてますか俺
しかし何か誇らしげに彼女は笑顔を浮かべながら
「あ、おにーちゃんもみせて」
「む、無理ー!!」
俺は瞬間叫んだ、しかしひなたちゃんは
「たけなかがいうとおりなの?」
「違う、生えてる、俺大人毛あるから」
「じゃあみせて、ひなたはみせたのにおにーちゃんはずるい」
「いやそういう問題じゃなくてね、ほら女の子として慎みとか」
「むずかしい、というわけでみせて」
「何が?」
「ないからみせられないの?」
「あるって」
「じゃあみる」
ひなたちゃんはとてとてと俺に近寄ると座り込んだ俺のズボンのチャックを開ける
―――これ以上は描写できません
おにーちゃん、ひなたにいたずら、して?
40 :
37:2009/06/16(火) 14:06:20 ID:f4S6ak/m
「だ、駄目だって」
思わず上げた声にひなたちゃんは顔を上げる
「じかん」
そして再び意味不明な言葉、そして興味がうせたかのように時計を見つめつぶやく
「あ、ああそう、もうこんな時間だから帰らないと」
時計を見上げると午後6時、そろそろ家に帰す時間だと思う、危ない、本当に危ない
「おふろのじかんだよ、おにーちゃん」
「そっちかよ」
俺は叫んだ、
「?だいじなことだよ、じゃいこっ、おにーちゃん」
「何で」
もはやわけがわからない
「だってひなたひとりじゃあたまあらえない、しかたない」
「は?」
「それとおにーちゃんはひなたがきらいですか」
「そ、そんなことはないけど、一緒にお風呂は」
「じゃあいっしょにおふろ、ひなたはあたまがあられなくて、おにーちゃんはひなたがすき、だからおふろ、いこ」
え、そういうことなのか、ってどう考えても違うだろ
「あ、はい」
そして返事をしてしまった俺に、
「じゃあこれもってきて」
脱いだスパッツとパンツを俺に差し出す、まだかすかに暖かいって俺はなにを
―――そして混乱の末、俺は気がつくとひなたちゃんをひざに乗せて浴槽につかっていた。
>>40 このまま突っ走って下さい
期待しています。
43 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 06:24:51 ID:PZgt531q
智花さんが昴を
縄で縛り顔面騎乗
アイリーンのオナニーネタとか読みたい
自慰の快感に目覚める順を独断と偏見で。
1.紗季→本格的には小四くらいから。それ以前から「そこを弄ると気持ち良い」ことは知ってた。
2.愛莉→胸の膨みが目立ち始めたくらいから。「何でこんなにおっきくなっちゃったんだろう」って触ってるうちに、気持ち良くなることを発見。下は未開発。
昴との出会い前後の壁
3.智花→恋する智花ちゃんはせつなくて、昴さんのことを想うとすぐドキドキしちゃうの。
4.ひなた→二巻で、竹中との特訓で昴と会えなかった時期。「今日もおにーちゃんとあえなかった……」って考えてると、身体の奥がなんだか……。
5.真帆→昼は毎日元気いっぱいに飛び回り、夜は宿題とゲームに夢中、疲れたらベッドでばたんきゅー。真帆にとって「えっちなこと」は、人をからかう道具であって自分に関わることじゃないと思われる。智花と同じで、恋をして初めて知るタイプ
なお、性欲の強い順は、
紗季→ひなた→智花→愛莉→真帆
の順だと思う。
グッドだ
智花は昴の服でオナニーとか昴のベッドでオナニーとか
昴の机で角オナニーとかしてそうだな
50 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 11:41:58 ID:Hthm61ZK
智花さんは昴のパンツをくんかくんかしたりしてるよ
智花
技術は未熟だが卓越した想像力を持つ 昴さんの枕やシーツの匂いだけをオカズにぱんつの上からごしごしするだけでイける派
まほまほ
まだまだ好奇心旺盛なだけのお子様 ひたすら硬い物に擦り付ける事しか知らない 器具は机の角や上り棒
ひなた
アナルオナニー派 ウォシュレットで目覚めた 噴射をうまく肛門に合わせて自分にお湯浣腸するのが好き
アイリーン
ついつい乳首やクリをイクまで撫でてしまう 自分の発育具合が心配で調べるたびにオナニー猿になるので自己嫌悪
紗季
耳年増なのでうっかり自分で膜まで破ってしまった 指二本まで余裕 今度道具も使ってみようと思っている
ひなたちゃんのかわいくて慎ましいちくびを3時間くらい延々とさわさわしたい
そんなことしたら腫れちゃって、ちょっと触っただけで「おにーちゃん、痛い……」って泣いちゃうよ。
そんな時は舐めてあげると声を上げて悦ぶよ。
ふぁ・・・?
おにーちゃん、おっぱいほしいの・・・?
昴が「おっぱい触らせて」って頼んだら
5人全員触らせそうだな
昴が頼んだら全員処女膜を捧げてくれる
相手別ベッドへのお誘い文句
智花
「愛してるよ」
まほまほ
「エッチに興味はないか?」
ひなた
「おにーちゃんは好きですか?」
アイリーン
「エッチをすると成長が止まるよ」
紗季
「真帆は経験したよ」
真面目な話をしてると思ったら荒らし(というかタダのバカ?)も沸くようになったかぁ
サグたんも出世したんだなぁ
ラノベスレ誤爆ですね
自分も隣に開いてるので間違えかけることがあるのでわかります
新人賞スレ住人のワナビだったサグたんだもんな。
その割にshitされたりはしないのが人望というかなんというか。
フルボッコされてますね
そろそろ捨て台詞の信者認定がきそう
そんなことよりひなたとせっくすしたい
まぁshitしてなにくそ負けるかとならずにネチネチ言い続けるようじゃ一生ワナビだろうしね
この場合前者のような成功に繋がるタイプ(確実に成功するわけではない)の人間性じゃないのは明らか
誤爆なのか避難なのか?
ろうきゅうの5人はみんなそれぞれ美味しそうでたまらない。
一番ロリっぽいのに発育が上から2番なひなたとか、好奇心旺盛そうなまほまほとか
智花
二週間ほどあいてしまいましたが投下します。
あと、トリつけることにしました
ごめんなさいっ、さっき智花と紗季のこと、変だとかいってごめんなさいっ。
よく考えたらあの状況でマイペースなほうが変なんだよな。
自己意識を保つために一時的に逃避という防衛規制が働いたと考えれば、多少なりとも狼狽してしまうとも考えられるし。
それにしてもこの二人、まあ、ひたなちゃんは仕方ないが(あまり仕方なくないが)。
真帆!お前は俺をどうする気だ!とりあえず女の子が既成事実作っちゃえ、とかいうのは、ダメッ、絶対。
さあ、どうしよう……ああそういえばひなたちゃん、意外とあるんだよな。
それにしても真帆、前抱きつかれたときにも思ったんだけど、その…なんだ…って俺はいったいなにを
「そんなこと考えてちゃダメですよ (黒い笑顔で)」
「どっ、どうしたの?なんかさっきまでと感じが全然ちが」
「何言ってるの?紗季?(黒い笑顔で)」
「なっ、なんでもありません。とっ、智花様」
「うん、よろしい(天使の笑顔で)」
「あ、ありがとうございますっ」
……とりあえずごめんなさい。何か謝らないといけない気がするのでごめんなさい。
で、でも智花、いや智花様。あの紗季がそこまで怯えるなんていったいどんな表情してるんだ、まあ声を聞くだけでなんとなくわかる気もするけど。
さっきから冷や汗とまんねーし。
「おにーちゃん、なんかへんな汗かいてきた」
「やっ、やっぱり、どこかけがさせちゃったかな」
二人とも心配ありがとう。でもそろそろ俺から離れて着替えをすませてミホ姉呼んできてほしいなあ。
……さっきから、黒、いや天使のオーラ的なものビシビシ感じるってゆうのもあるし。
「ねえみんな、いい加減着替えてみーたん呼びにいかない? 」
「そうね、美星先生も昴さんのこと探してると思うし」
やっぱりこういう時に頼りになるのは、この二人だな。
やっとこの状況から解放されそう―――
「で、でも真帆達なんか楽しそうだし、わ、私もやっちゃおうかな?エイッ」
――ふわり。
左腕に何ともいえない暖かな心地よさを感じる。
ああ、紗季の悪ノリしちゃう癖がここで出てしまった。
これでもう残る希望は、智花しかいない!頼む智花、俺にはもう君しかいないんだ!
「! はっ、昴さんが呼んでる気がする」
「さすがだなーもっかん。すばるんとテレパシーで会話できるなんて」
……テレパシーはともかく、智花にはなにかしら伝わったのかな?
ならさすがにもう安心かな。
「さあ、ならもっかんも、すばるんと合体だ!」
「な、な、な、なにを〜」
「大丈夫、昔から言うじゃん。青信号、みんなで渡って元気百倍って。
右手まだ空いてるしそこにギューっといっちゃえ」
「えっ、ギューっとって?あっ!そ、そうだよね。合体とか言うからびっくりしちゃった」
「ん?びっくりって何を?」
「な、なんでもないっ!も、もう。……ごめんなさい、昴さん。でも少しだけ」
――ぴたん。
あっ、いつの間にか智花まで。
なんか真帆が喋ってたから、調子に乗ってそそのかしたんだな、多分。
たしか、青信号、みんなでなんたらかんたらとか言ってたのは聞こえたけど、
それって、赤信号が正しいよな。でも赤信号は何があっても渡ったらだめ。特に今回の赤信号だけは、渡ってほしくなかった。まじで。
二人が話してる間、ひなたちゃんが、俺の耳をはむはむしたり、頬をつんつんしたりして、意識がそっちにいってたから、ほかに何話してたかはわかんねーし。
こうなったら、みんながこの状況に飽きるのをまつしかないかー、はぁー
今回はこれで投下終了です。少なくてすみません。
一応、あと二回の投下で終了予定です(予定は未定)。
ではまた
乙。
次回も楽しみにまってますね。
75 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 01:04:45 ID:5C7qMQH6
昴とひなたのいけない関係
76 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 20:39:45 ID:SPBoqgdQ
昴さんとアイリーンのいやらしい関係
77 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 02:44:44 ID:k1Y7vQq+
昴と真帆の不適切な関係
「なあナツヒー、ひなたにふられたんだって」
「そういうお前こそ師匠にふられたんだってな」
「「・・・・・・」」
「おちこんでるのか」
「うーん、なんとなくこれでけじめがついたというか、不思議と落ち込んでない」
「それにしてもふられたその日にうちに来るなよ」
「そういやそうだな、帰ろうかな」
「待て、もうすこし遊んでいけ、それに私お前に言わなくちゃいけないことがある」
「そっかぁ、俺もお前のことが好きだった見たいだ、ひなたに言われてはっきりした」
「う、いきなり、巨乳好きじゃないのか」
「お前貧乳だし、で返事は」
「仕方ないからつきあってやんよ」
>>78 >「おちこんでるのか」
が、「おちんこでるのか」に見えた俺は間違いなく正常
>>79 あぁ、正常だな。
俺もそう読んだからな。
投下します
―――30分後
「ね、ねえみんな。さすがにそろそろ離れない?」
「ふっ、一番最初の脱落者は紗季か。だから、あまり目立たなくて地味なんだな?」
「な、何よ真帆!あんたこそ、その乱暴なしゃべり方直したら?その絶壁と合わさって長谷川さんに好かれる確率0%よ!」
「なあ、紗季?それケンカ売ってるよな?ちょっと決着つけようか」
「ううー、ド、ドキドキして恥ずかしいよー」
「へへー、おにーちゃん。 (スリスリ)」
「ふぁ……昴さんのが……私のところに……ふぁ……」
……いつまでこうしてればいいんだろう?
とりあえず今の状況をもう一度整理してみよう。
俺は手違いで倉庫に運ばれた。
↓
そこに5人が着替えるために入ってきた。
↓
愛莉が俺に気付く。鉄アレイにより俺気絶。
↓
意識は無事戻ったが、まだ着替えが終わっていない。気絶したふり開始。
↓
なんやかんやあって5人俺に引っ付く。意識戻った時に起きなかったことを心底後悔。 ←今ココ
……みんな時間がたつにつれどんどん引っ付く面積が広がってるのはなんでだろう。
ちなみに俺は仰向けに寝ていて、五人はそれぞれ、紗季は左腕、真帆が左わき腹、愛莉が胸から腹部、ひたなちゃんが右わき腹、智花が右腕の位置にいる。
紗季と真帆は、口ゲンカがヒートアップするにつれ、手に力をこめるので少し痛い。
しかも強く引っ付くのでなんな柔らかくて気持ち……よくなんてないんだからね!
ふう、落ち着こう。冷静さをなくしちゃダメだ。
次に愛莉は、腰の辺りに跨り、両手を猫の手のように丸めて、ほっぺたを胸に押しつけている。
……もう少し下のほうに動いてくれるとまるで騎乗……イー、リャン、サン、スー、ウー、ロー、チー、パー、キュー!邪念よ消え去れ!
ひなたちゃんは身体を丸めて、顔を肩に乗せ、俺の顔をいじっている。
ひゃっ、ま、また耳を……だめだ……おかしくなりそう……い、いやまだ倒れるわけにはいかないんだ!
そして智花は、その、えーと、俺の腕を強く抱き締めている。さらに付け加えると、ふとも……大腿部らしきものに挟まれてる感触がある。
……うん。この状況言い訳出来ない。あとはお迎えが来るのを待つだけだ。
出来れば、慈悲深い天使に迎えにきてほしいなあ……
「みんなー、どうしたの?遅いから様子見に来たんだけど?」
ああ、願いもむなしくお迎えが来てしまった。確かに、見た目は慈愛に満ちた天使のような顔している。
けれど中身は、この世のどの悪魔より凶悪で、自分に害を為す者相手なら平気でノートに名前を書き込むことができる(対象が俺の場合当社比で約五倍以上)
そんな神を気取った魔王みたいな奴が。
今回はこれで終了です。
ではまた
otu
わっふるわっふる
89 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 12:43:25 ID:P7NIS4Iu
ひなたと真帆はエッチな悪戯にあまり抵抗しなさそう。
90 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 18:34:53 ID:EiHUVC1I
146 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 18:31:38 ID:uhu5IUVv
それぞれの形容詞に「性的に」とつけてみる
智花さん「性的に真面目だけどスイッチが入ると途端に積極的になる」
真帆「性的に生意気だけど子供っぽい」
紗季「冷静ぶっているが性的に動揺しやすい」
ひなた「性的に天然で可愛らしい」
愛莉「性的に小心者だけどポテンシャルは最大」
あまり違和感がない
91 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 03:42:02 ID:n45OBbr6
これ、なまじっか原作が妄想力試される作品なせいで
エロ考えようとするとかえって難しいな
違うエロ自体は昴が総受け状態なんで考えることは楽なんだ。
ただ書いてるときに
「どきどきしてます。私いけないことしてる」
と罪悪感に苛まれかけなくなってしまうのだ。
まあ昴と美星先生とかなら楽なんだが需要ないだろ
Sな叔母に攻められる高校生……、うん、陳腐な展開だな
小学生×昴が書きづらいなら、百合モノとか一人へっちモノを書けばいいじゃないか
なつひ×昴
…美しいです
どう考えてもなつひ君総受け
97 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 07:56:46 ID:R1nMm7kL
本スレの変態どもは何でこっちを使わないのだろうか。
98 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 22:59:22 ID:4SvPaX2R
過疎…
18歳未満なんだよ、きっと
かといって向こうでこっちの事言う訳にもいかないしな
書ける能力を持ってて書きたいと思ってる人ならさっさと見つけてるはずだしねぇ
さすが智花さん、年齢制限をちゃんと守ってるんだな
時間があればそのうち書きたい。
ただ、某所に連載してるのと某大賞への応募作が優先事項だから、書く可能性は1割未満と思ってくれ……。
書くなら本当に気分転換程度の短いのかなあ。
悲しいことに、『書けるなら書く』は物書き用語では≒で多分書かない、なのよね……。
個人的にエロを見てみたいのは真帆とひなた。
後の三人は何となくシチュが想像できるけど、上の二人は乱れてる姿が想像できない。
ミホ姉? 俺の中のミホ姉は毎晩すばるんをオカズに激しくオナってる淫乱娘ですが何か?
俺は逆に真帆とひなたの方が妄想できるなぁ。
好奇心で溢れてる真帆と、無垢ゆえに色々と仕込まれてしまうひなた。
紗希は真帆への対抗心で色々やらかしそうだし、アイリーンは気弱なだけに押し倒されちゃいそう。
智花さんは盗撮以外は色々とやっているそうなので除外です。
104 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 02:45:50 ID:VXsKwIa/
ひなたちゃんを妊娠させてしまったところから始まるシリアスラブコメ。
新しくね?
十中八九「コメ」にならない悪寒
nice boat.
こっちのスレはひなた派の人間が多いな
まあ俺もひなたちゃん派だが。
「おー、おにーちゃんが帰ってきたぁ」
学校から帰ると、自宅の前でひなたちゃんが待ち構えていた。
何故だろう、いつもの「おー」も元気がない。
とりあえず部屋に上がってもらい、事情を聞く。
「おー、こないんだよー」
「こないって、何が?」
「おー、月のもの…」
月のものって、ひなたちゃんってもう来てたの!?
来てないと思ったから、あんなことやこんなことをしちゃったんだが。
まずい、非常にまずい。
このままではロリコン疑惑(というより、単なる事実なんだが)の二の舞だ。
そんな思考が頭の中を駆け巡る。
一人で混乱していると、ふとひなたちゃんが下を向いて落ち込んでいるのが目に入る。
そうだよな、一番辛いのはこの子なんだよな。
「うん、ひなたちゃんにお願いがある」
「おー、なに?」
「ひなたちゃんのお父さんとお母さんに会わせて欲しい」
「おー、そうしたいけど…。二人とも外国だよ?」
「え? 外国?」
「そう、お父さんもお母さんも外国にいる。それで毎月お小遣いが送られてくるんだけど、
今月だけこないんだ。困ってたらせんせーが『昴に毎月のものがこないと
相談してみなさい』と言ってくれたから…」
月のものって、そういう意味かぁ!!
そうだよなぁ、おんぶをしたり、手を握ったりで子供はできないよな。
これもミホ姉の嫌がらせか。それとも「手を出すなよ」という警告か…。
>>107gj
うん、なんだ。山葵さんは昴にいろいろ教えてあげないといけないと思う
109 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 23:12:24 ID:VY7XEC45
ひなたちゃんはどんな風にイくんだろうか。
保守
111 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 15:04:37 ID:KvxrkXmK
なつひ×ひなた
・・・ダメだ、なつひの相手はどうしても昴しか考えられない
アイリーンのおっぱいもみたい
113 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 06:16:06 ID:tWwfKVHq
ひなたちゃんは初潮より先に昴の子供を妊娠するよ。
とりあえず投下します。定番ですけど。
朝、目を覚ますと何故か暗闇だった。
どうやら布団をかぶったまま寝てしまったらしい。
布団をひっぺ返そうとして、下半身の妙な感覚に気付いた。
……なんか、スースーするんですけど。
「だっ、駄目だよ。やっぱりこんなのいけないよっ!」
「なにいってるんだよっ、もっかんだってみたいくせに」
「まあ気が引けるのはわかるけど、もうパンツぬがしちゃったんだから、ここまできたら見なきゃ損よ」
「おー。おにーちゃんの、げんきだなー」
「…………」
パンツ? 誰のパンツ?
まだ半分以上眠っている脳みそを始動させて昨夜のことを思い出してみる。
昨日は確か、練習の後、女バスのみんなが遊びに来て、母さんが張り切って
夕飯つくっちゃって、お風呂まで入って、そしたらひなたちゃんが寝ちゃって、
結局そのままみんなでお泊りになった……そんなんだっけ?
「で、でもっ。……でも……っ」
「ほーら、なんだかんだいってもっかん目がくぎづけじゃん。
すばるんの、みたことないんだろ」
「あっあっ、あるわけないじゃないっっ!!」
「いくら智花でもそこまでやってないって。……でも、これ、本当すごいわね」
「まっすぐまっすぐうえむいてー、なんか棒みたいだなー」
「…………」
ってことは、この声は女バスのみんなか。
まあ昨日はとっとと寝ちゃったみたいだし、朝早いことはいいことだ。
なんならこれからみんなでロードワークに……。
「ふーん、これが○○○かー。すばるんもなんだかんだいってやっぱりおとこのこだよなっ。
こーんなでっかいのかくしもっているんだからよっ」
「……ふぇ、……昴さんの……昴さんの……昴さんの……」
「……『朝立ち』っていうんでしょ。男の人は毎朝必ずこうなっちゃうんだって。
……それにしても、こんなに大きくなるだなんて……」
「ま、毎朝っ!? 私が毎朝来ていたときに、昴さんはいつもこんな状態に!?」
「へー、あさだちがあるってことは、やっぱりゆうだちとかよるだちもあるのかなー」
「おー、あさだち、あさだち。おにーちゃん、あさだちでげんきー」
「…………」
……ちょっと待て。
朝立ちって、あれだろ。男の生理現象のひとつ。朝起きたらアソコが勃起しているアレだ。
そして、今は朝。
スースーする股間。
下の方から聞こえてくる女の子たちのひそひそ声。
……。
…………。
「……おっきい……こんなのがいつも、ズボンの中に入ってたなんて……」
「いやいやいや、これはその……興奮してるっていうか、とにかくいつもこんなに
大きくなってるわけじゃないからっ」
「なんだよーっ、サキだって初めてみたくせに、しったかぶりすんなよっ。
すばるんはいっつもこーんなにしてあたしたちをしかんしてるんだぜっ」
「お前こそ、わからない言葉を偉そうに使うなっ!」
「おー、ひな、いつもおにーちゃんにしかんされてるぞー」
「ひなも真似しちゃ駄目!」
「…………」
がんばれ
なんじゃこりゃっ!!!
俺は慌てて飛び起きようとして、寸前で思いとどまる。
待て、待て、待て!
ここで飛び起きたら、下半身丸出しの男と小学生の女の子が
同じベッドの上で見つめ合うという最悪の構図が生まれる。
その時点で俺の人生、ジ・エンドだ。
ここはまず冷静になって状況を見極めろ!
ピンチの時こそ冷静性になれっ、バスケと一緒だ!
「あれ、そーいえばアイリーンは? さっきからずいぶん静かだけど?」
「愛莉なら真帆が昴さんのパンツ下ろした瞬間に気を失っちゃったよぉ」
「さすがに愛莉には刺激が強すぎたわね。ドアの所で泡吹いてるわよ」
「おー、あいりー、だいじょーぶかー?」
「…………」
へんじがない。ただのしかばねのようだ……。
つーか君たち。親友が気を失っているんだから、誰かひとりくらい
介抱にむかいなよ……。声の様子からして誰一人として
俺のシークレットゾーンから動こうとしない……。
でもこれでわかったことは、今俺の側にいるのは、真帆(主犯)、智花、紗季、
ひなたちゃんの4人で、愛莉はドア付近で戦線離脱しているということだ。
とにかくこの4人をどうにかしなければ、事態を打開できない!
「ちぇーっ、こんなチャンスめったにないのに、もったいないなー」
「でも、私も心臓がびくってなっちゃったよ。こんなの、初めて見たし……
今も…ドキドキしてる……」
「確かに、よくよく見るとほんとグロテクスな形しているわよね。
……なんか光ってるし、……時々動くし……」
「てかてか……びくびく……」
ああ、見られちゃってる、みんなに見られちゃってるよぉ。
それこそ小学生に視姦されてしまうなんて……もうお婿にいけいない。
自分のモノを凝視する4人の視線をヒシヒシと感じつつ、
さらには時々ナニに当たる生温かい吐息を極力意識しないようにしながら
俺はこの場から脱出方法に頭を巡らす。
やはりここは寝返りを打ちつつナニを隠し、今にも起きますよーというアピールをして
4人に退散してもらうというのが妥当な選択だろう。うん、それしかない!
俺がそう思って行動に移そうかとした……が。
「やっぱり亀頭というだけあって、なんとなく亀に似ているわね」
「きとう?」
「そう。亀の頭と書いてきとう。男の人のここのことをそういうんだって」
「へー、きとーってゆーんだ。たしかにすっぽんの頭とかこんな感じかなぁ」
「たぶん、このエラみたいになっているところから上が亀の頭に似ているからでしょ」
ぴっ…と、紗季が俺のカリの部分を指差したように感じた。
いや、触ってない触ってない。触ってないぞぉぉぉ。
反射的に反応してしまいそうになった衝動を慌てて抑える。
……と、その時――
「おー、かめさん。いーこ、いーこ」
すりすり。
!!!!!!!!!
亀頭に柔らかい、ひじょーに柔らかく、温かなものが触れて、
すりすりと撫で上げたのだった……。
がんばれ
すりすりすり。
子供特有の温かな手のひらが、俺の亀頭を優しく撫でまわす。
「ちょっ、ひなたっ! あんた何やってるの!?」
「うわっ、ばっちぃぞ、それ!」
やばい。
やばいやばいやばいっ!
これはシャレになってない!
「おー、ひな、動物好きだから、だいじょうぶ」
「いや、それ動物じゃないからっ。長谷川さんの一部だからっ!」
「ひな、おにーちゃんも好きだから、これ、とっても好きだよ」
ひなたちゃんはそう言いつつ、それこそ動物を愛でる様に、俺のモノを撫で続ける。
その柔らかさと、温かさと、ひなたちゃんの小さな手が俺のモノを撫で上げているという事実が、
俺のヤワな抵抗をあっさりと打ち砕く。
びくんっと、イチモツが大きく跳ね上がるっ。
「!」
「!」
「!」
「……むー、暴れんぼう……」
ひなたちゃんは言うことを聞かない動物を落ち着かせるように、一段と優しく……執拗に、ナデナデを続ける。
「……も、もしかして、昴さん、今ので起きちゃったんじゃ……」
「だいじょーぶ! 布団かぶせてあるから、起きても逃げる時間はかせげるぜ!
あたしたちの顔は見られないはずだっ!」
「たぶんこれは、脊髄反射みたいなものだと思う……。
外部からの刺激に対して反応しているだけだと思うわ」
真帆、布団かぶせたのはお前かっ!
あと紗季。不正解。しっかり起きてます。
ホント君たちは揃いも揃って……。
「いーこ、いーこ。……ごろごろごろ……」
!!!!!!!!!!!!
再び思考が破壊された。
ひなたちゃんは「いーこいーこ」だけでは飽き足らず、まるで猫の喉を撫でる様に手を動かしたのだった。
当然この場合、猫の喉にあたる場所にあるのは……裏スジ――男のもっとも敏感な部分である。
そこを、あの、ぷくぷくした指の腹で、思う存分蹂躙したのである。
しかも「いーこいーこ」と同時攻撃!
今やひなたちゃんは両手を使って、俺の息子をせっせと愛撫しているのであった……。
たのむ
つづきを
「ね、ねえ、紗季。気のせいか、昴さんの、さっきよりも大きくなってない?」
「大きくなってるっていうか、なんか亀頭が膨らんでる気がする。
これってやっぱり、刺激に反応しているからなのかしら」
「ひなたが触るたびに、びくんびくん跳ねてるし……昴さん、大丈夫なのかなぁ」
「じゃあ、もっとさわればもっと大きくなるんだな!」
ぺた。
!!!!!!!
新たな感触が生まれたかと思ったら、すぐに引っ込められた。
「なっ、なっ、ナニコレ! あ、あついっ、あついよ!」
「えっ! あ、熱いの!?」
「そ、そっ、それにっ、すごっいかたい! 石みたいにかたかった!」
どうやら真帆は触ったものの、それの熱と硬さに驚いて手を引っ込めてしまったらしい。
今の俺のモノはひなたちゃんの愛撫によって、大きくそそり立ってしまっている。
そりゃ、小学生女子にとっては触れたことのない、熱さと硬さであろう。
「で、でも、ひなは普通に触ってるわよ」
「おー、あったかくて、きもちいーぞ」
ふにん。
……え?
そこに生まれる別種の感触。
な、なんですか? この感触は?
柔らかい手の感触よりもさらに柔らかく、ふにふにとしていて、あったかくて、
その柔らかさの中にちょっとナニがうずもれてしまうような……。
ひたなちゃんの手の感触はまだある。その柔らかいものに俺のモノを押し当てるように
添えられている。……じゃ……この柔らかいものは……何?
つづきプリーズ
「っ!馬鹿! ひな、やめなさい! いくらなんでもそれは駄目!」
「そ、そ、そ、そこからおしっこでるんだぞ! き、きたないんだぞ!」
「ふぇっ、あぅっ、あぅっ……そ、そんな、ほっぺた……ひなたのほっぺたに昴さんのが……」
……説明ありがとう智花。
でも、その事実は知らせないでほしかった……。
ってことはアレですか。このやわらかーい感触はひなたちゃんのほっぺたの感触で、
今ひなたちゃんは俺のモノにスリスリと頬ずりをしていると……。
…………。
……。
すいません。俺、もう死んでもいいですか?
すりすりすり。
ひなたちゃんの柔らかいほっぺたの感触は、容赦なく俺の理性を削り取っていく。
ひなたちゃんの顔が上下するたびに、竿やら亀頭やらにほっぺたが擦りつけられて、
特に頬の肉がカリの部分にひっかかって擦り上げるときなど、脳天を直撃するような
刺激が体の奥から突き抜ける。
それを快楽を呼んでしまえば、俺の理性はあっけなく崩壊してしまうだろう。
だから俺はひたすら、自分は何も感じてない、感じてないと思い込んで
ただただその感触を堪えていた。
「おー、おにーちゃん、びくんびくん、してるー」
しかし、頬ずりしているということは、すぐそこに口とか鼻とか目があるということで、
ひなたちゃんのまつ毛がチクチクと亀頭にあたったり、鼻や口から出る吐息がもろに
竿とかを刺激したり、そして、口が、ひなたちゃんの可憐な唇がミリ単位の距離まで
近づくわけで……。もし、なんらかの拍子にその唇から舌が出てしまえば、
それは当然、擦りつけているモノを上から下までベロベロと――。
「だから、汚いから、早くそれを離しなさい!」
俺を救ったのはいい加減キレた紗季の一喝だった。
ひなたちゃんは顔の動きは止めたが、ほっぺたにナニをうずめたまま、
逆に頬を膨らませて抗議した。
頬肉ごしに伝わる空気の圧力……だめ、ほんと……もう……限界……。
「うー、ひな、おにーちゃんのこと好きだから、きたなくたってへいきだぞー」
「――ッ」
「――!」
「――」
ゾクリ――
……あれ?
今、部屋の雰囲気がガラリと変わったような……。
火照った体と頭が一瞬冷水を浴びせかけられたようなゾクリとした感覚……。
そして、今までひなたちゃんの行為に押されていた3人が――弾けた。
「わっ、わたしだって、昴さんのだったら、全然気にならないもん!」
「そ、そーだ! こ、こんなのゼンゼンへっちゃらだぜ!」
「わ、私は別に長谷川さんのことなんてどーでもいいんだけど、今後のためというか、
将来きたるべき日のために、男性器の構造を知っておくことは全く問題はないわっ!」
やばい。
この3人、外見から受ける印象はそれぞれ違うが、中身は無茶苦茶負けず嫌いだったんだ。
ひなたちゃんの(本人はまったく無自覚の)挑発を受けて、
3人とも俄然やる気を出してしまった。
「ひなた、あなたさっきからずっと触ってたんだから、交代して!」
「おー、わかったー」
先ほどまでの執着ぶりはどこへやら、ひなたちゃんはやけにあっさりと頬を離した。
ああ、でもとりあえず助かった。あのまま頬で擦られ続けていたら……
出してはいけないものをひなたちゃんの顔に出してしまっていたに違いない。
しかし、その後やってきたのはさらなる地獄であることを、俺はすぐ知ることになる。
……ぺたり。
「ふぇっ、ほ、ほんとに熱くて硬いっ……」
まず智花。
手のひら全体をつかってナニに触れ、その体温と硬さを感じ取ろうとする。
……ぺた、すりすり。
「だろっ。なんでこんなに硬いんだろ? これ骨じゃないよな?」
つづいて真帆。
智花の反対側に手をあてて、感触を確かめる様にスリスリと上下に手を動かす。
……つん、つんつん。
「あ、でも亀頭の部分はそんなに硬くないわ。硬いというより弾力があるって言う方が正しいわね」
最後に紗季。
まるで触診をするかのように、つんつんと亀頭あたりを突っついてくる。
……え、3点同時攻撃ですか?
それはちょっと、卑怯じゃありません?
頑張れ
「……ええっと、たしかここをこうして、ここをこう撫でて……」
すりすりすり
智花はひなたちゃんの手の動きを真似しようとしているようで、
竿とか亀頭とかを一生懸命撫でている。ひなたちゃんの慈しむような手つきとは違い、
ぎこちなさがぬぐえないが、それでも丁寧に、丁寧に俺のモノをさすってくれる。
その動きに、俺は行為以上の何かを感じてしまった。
「ふーん、ここまでが硬くって、このエラのつけ根から硬さが違ってるんだー。
……でもなんでこんなエラがあるんだろ?」
真帆は先ほどまでの様子とは打って変わり、興味深々に竿とカリの部分を
いじくりまわしている。真帆の手の動きは智花の丁寧な動きとは違って無遠慮で、
ちょっと痛みが走ることがあるが、逆にそれが強い刺激となって、俺をさいなみ続ける。
そして紗季は――
「それより、この血管っていうか、スジみたいのは切れちゃったりしないのかしら?
なんか触るのが怖いんだけど……」
「おー、おにーちゃん、そこさわると、すごくびくびくするよー」
な、だっ、ダメだ紗季っ。そこは裏ス――
「あ、そうなんだ。じゃ遠慮なく――」
さわさわ
紗季の指が、冷え性なのか他の3人よりもひんやりとした冷たい指先が、
裏スジの部分をさわさわと撫でる。その刺激に最早逆らうことはできなかった。
「うわ、ホントだ。ここ触ったら凄い反応してる! 不思議だな―、びくんびくんって。
やっぱり敏感なのかな―。……えいっ、ほら、ほらっ」
ええ、そこが一番敏感なんです!
だからグリグリしないでくださいっ!
ヒートアップする紗季の指遣いを止めようにも、
今の俺は三方向からくる刺激に耐えるだけで精いっぱいだった。
「あっ、すばるん、こんなところにホクロはっけーんっ。
えへへ、今度アイリーンに教えてやろっ!」
「ふぁっ、す、すごい。血管が浮き出てる。危ないなぁ、切れちゃったりしないのかなぁ」
「わ、またビクビクしてる。へー、こんなのが気持ちいいんだ。男の人って……」
……なんかもう、俺のプライバシーとか男の尊厳とか、
そんなものは海の藻屑と消えてますね……。
小6ならそれなりに性知識あるんじゃねという無粋な突っ込みはさておき
エラって単語は局部がどういうもんか知らなかったら出てこなさそうな気もする
つまり続きいちごサンデーいちごサンデー
「……あれ? なんだろ、これ?」
熱心に動かしていた手を止め、智花が不思議そうな声をあげる。
「え、なになに、どーした、もっかん?」
「……なんか、さきっぽから出てきてる……」
……えー、それはたぶんアレですね。
先走り液。もしくはカウパー腺液。
男の子が気持ちよくなっちゃったときにでてくる、精液とは別の液体です。
だが、ここはあえて我慢汁と言わせてもらおう。
この状態で、射精してないだけ褒めてもらいたい。
「うわっ、すばるん、おしっこもらしたのか!?」
「いや、それにしては量が少なすぎない?
漏れたというより滲み出たというような……」
「……うーん」
うっ!
尿道口を、誰かの指が、我慢汁をすくいあげる様に撫でた。
「くんくん……匂いは……ほとんどしないかな? おしっこじゃないと思う。
それに、なんだか少しべたべたしているような……ほら、こうすると糸ひくよ」
「へー、なんか納豆のネバネバみたいだね。これって、おいしいのかな?」
「真帆、またそんなバカなこといって……って、トモ!」
え、な、なに? まさか、智花……。
「……うーん、やっぱり、あんまり味しないな。
ちょっとしょっぱいような気もしなくはないけど……よくわからない……」
「どれどれ、あたしも舐めてみよっ」
「ちょ、待って! ……一応、私も経験しておきたいから……」
「おー、ひなも、ひなもっ」
きーみーたーちーっ。
女の子がそんなもの口にしちゃいけませんっ!!!
そんな俺の心の叫びもむなしく、真帆、紗季が順番に我慢汁をすくい取っては、
自分の口の中へと入れていった……。
ぺろっ!
!!!!!!!!!!!!!
「ひ、ひなた!」
そして、ひなたちゃんが、
「あーっ、ずるいっ!」
残っていた我慢汁を、
「だから、あんたは、どうしてそー抵抗なくそんなことができるのっ!」
全部舐めとった……。
……もちろん、その小さな舌で。
……直接……。
目の奥がチカチカした。
股間から脊髄を通って脳天を直撃したその刺激は、もはや快楽以外の何物でもなかった。
だからそれは奇跡だった。
その衝動を、どうにか堪えられたのは。
たぶん、実際に見ていないからだ。
もしその場面を、ひなたちゃんの唇から覗いた、小さな赤い舌が、
俺のモノを舐めあげるその光景を見ていたら……。
間違いなく、射精していた。
「ふぁっ、す、昴さんっ、だ、大丈夫ですか!?」
「すげっ、びくびく……ケイレンしてる……」
「これって……っているのかな? でも、男の人がそうなるときって、確か……」
イってないっ、まだイってない!
まだっ、まだだっ、まだおわらんぞぉーーーっ!
心の中で雄たけびをあげながら、どうにか第一波を受け流す。
…………。
……。
……やばかった。
今のは……本当に……やばかった。
「あ、だんだん痙攣治まってきた。大丈夫そうだね」
「で、でもさ、これ……さっきより、もっともっと、おっきくなってるぜ?」
「そ、それに色も真っ赤っていうか、ちょっと紫がかってきて
……さっきの液体も、どんどん出てきてる……」
「おー、じゃーもーいっかい……」
「だ、だめ、ひな! それはやめた方がいい。……そんな予感がする」
「もーいっかいやったら、バクハツとかするんじゃね? すばるん」
「……ちょっと冷ました方がいいのかもしれないね。
……ふーっ、ふーっ」
!!!!!!
あ、あの、智花さん。
その、いくら熱を冷ますからって、ふーふーするのはやめていただきたいんですが……。
「じゃ、みんなでやろっか、……ふーふーふー」
「そうね、とりあえずそうしましょう。……ふーー、ふーーっ」
「おー、わかったー。……ふーふーふーっ」
……これは、なんていう拷問なんだろう……?
イク寸前で無理やり止めた超敏感なイチモツに、
四方からふーふーと息だけを吹きかけてくる。
手とかで触ればもうすぐにでもイってしまうのに、
息だけだから射精するまでにはいかず、かといって
衝動が鎮まるわけではなく、むず痒さのようなものが高まるだけの状態。
ああ、もう。
何が何だか、わからなくなってくる……。
がんがれ
すごく良い
すごく良いよ
「……もう、いいかな? ちょっと小さくなったみたい」
「よーし、いーこ、いーこ、よくがんばったな―」
「ふーっ、吹きすぎて口が疲れちゃった……」
「ふーっふーっふーっ、……おにーちゃん、もーへいき?」
平気じゃありませんっ!!
もう刺激が強すぎたり、弱すぎたり、わけわかんなくなって、
感覚が麻痺してしまっただけですっ!
つーか、なんで俺、敬語になってんだっ!
あぁ、もう、コーナーに追い詰められてサンドバック状態だ……。
「あっ……またこんなに出ちゃってる……どうしようか、これ?」
「今度こそおしっこまじってんじゃないの? この量は……」
「……ひな、舐めるの禁止」
「……ぶー」
ああ、カウパーならいくらでも出ていいよ。我慢汁っていうのも疲れた……。
もう我慢の限界を超えています……。
「…………ぬーりぬーり、ぬーりぬーり。
あ、みてみて、こうして頭のところに塗ると、滑りが良くなるよ」
だからって塗るなぁーっ!
「あ、ほんとだほんとだ! さっきまでまさつでひっかかってうまくこすれなかったけど、
こーするとよくすべるなっ!」
ぬりぬり。
すりすり。
「これって潤滑油の意味があるのかしら? ……後でネットで調べてみなくっちゃ……」
再開された3つの手の刺激を、俺は諦めの気持ちで受け入れる。
もう……好きにして……。
しかし、そんな俺の諦観すらも凌駕することを、このお嬢さんたちはやり始めた。
今夜はここまでで。……もう寝ます。
乙です、おやすみー
おつ
乙
何この超絶寸止め
「お、そーだっ! すべりをよくするんだったら、もっといー方法があるぞっ!」
「え、なに、真帆?」
「んー、……ちょっとまってろっ!」
「……」
「……」
「……」
……あれ?
みんな黙ってしまった。
「まってろ」と言いつつ、真帆がどこかに移動した気配はない。
イチモツからも手を離し、その場でじっとしているようだ。
……なんだ? どうしたんだ?
いつもの真帆から考えるとかなり不気味な沈黙ではあったが、
俺にとっては千載一遇のチャンスであった。
真帆だけでなく、今俺の息子には誰も手を触れていない。
この間に呼吸を整え、さんざん小学生にいたぶられた息子を休ませ、
鎮めてやらなければならない。
すーはーすーはー。
…………。
……。
1分か2分か、俺にとっては至福のような時間が過ぎたが、
それでも真帆は静かなままだった。
さすがにちょっと訝しく思いだしたとき、布団ごしに聞こえる微かな音に気付いた。
…………。
……くちゅくちゅくちゅ。
くちゅくちゅくちゅくちゅ。
その音はだんだん大きくなってきて、やがてはっきりと聞こえる様になる。
「くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ」
これは……何かを口の中で混ぜる音だよな。
真帆は滑りをよくする方法を思いついたようだった。
そうすると普通は油とか石鹸とか……ローションとかだよな?
でもそれらは口の中では混ぜない。
飲料水とかいろいろあるが、通常人間の口の中にある液体といえば……。
……嫌な予感がした。
おい、真帆、お前……。
「くちゅくちゅくちゅくちゅ――んぱっ、……れろ〜〜〜」
!!!!!!!!!!!
生温かい、大量の液体が、俺のナニの上にゆっくりと垂らされていく。
これは、この生温かい液体は――唾液だ!
真帆はただ黙っていたのではなく、口の中で唾液を溜めていたのだ。
しかも俺のモノを完全に覆い尽くしてもまだあまりあるほどの量をだっ。
「れろ〜〜〜」
「……真帆、それだってじゅーぶん汚いわよ」
「れろ〜〜、んくっ、んーんーんー」
「いや、全部だしてからしゃべればいいから……」
「……れろ〜〜〜〜〜〜。……んっ、えーっ、いーじゃん。
ここまで来たら、『どくをくらわばさらまで』だっ」
「……ちょっと、使い方が違う気がする……」
「まーまー、細かいことはいーからいーから。そーらそーらっ!」
上から垂らされた真帆の唾液が、俺のモノにまんべんなくなすり付けられる。
……うわっ、なんだ、この感覚。
他人の唾液、しかも小学生の女の子の唾液を息子にかけられるなんてレアな経験は、
俺の15年の人生においてもちろん存在しない。
生温かい唾液にナニを包まれると、実際はそうでないのに、
まるで真帆の口の中に含まれているような危険な錯覚を起こさせる。
あのいっつも笑っている元気な顔の、その開いた口の中に突っ込んで、温かな唾液と粘膜に包まれ、
よく回る舌で亀頭や裏スジをペロペロと舐めまわされる……そんな危険な錯覚をだ。
「えへへ、……んー、よしっ。これでさっきよりももっとすべりやすくなったぜっ!」
びちゃっ。
うっ!
唾液で濡れたイチモツを、真帆の手が無造作につかんだ。
そう、「さわる」ではなく「つかんだ」のだ。
「んふふっ」
そして、その「つかんだ」手をなんのためらいもなく、上下に動かす。
!!!!!!!!!
やっ、やめろっ、真帆! その動きは、小学生がしていい手の動きじゃない!
しかし当然、俺の制止の声はとどかず、真帆の手は勢いよく上下運動を繰り返す。
真帆の唾液と俺の我慢汁が混じって潤滑油となり、じゅぷじゅぷと卑猥な音を立てる。
その感触は、先ほどの錯覚と相まって、まるで真帆の口にふくまれ、
激しくしゃぶられているようなイメージとなって、俺に襲いかかった――。
支援
昴さんはお婿に行けない体にされてしまいました。
「よーしっ、いっくぞぉーっ! ……すばるんっ、かくごしろよっ!」
「!!!!!!!!!」
声を抑えるのがやっとだった。
真帆の手が、俺のモノをすごい勢いで擦り始めた。
右手で竿を握り、左手を根元に添えて、シェイクするように右手を上下に高速移動。
な、なんでっ、小学生が、こんな手コキの仕方を知ってるんだっ!!!
じゅぷじゅぷと卑猥な音をたてながら、真帆の唾液と俺の我慢汁が混ぜられて、
手とナニの隙間から溢れ出る。
「――っ! ――っ! ――っ!」
口を押さえて必死で声を抑える。
さっきのひなたちゃんのひと舐めは一瞬だった。
だが今度の刺激は連続だっ。
無理、無理、無理っ。
もう堪えられるわけがないっ!
いったんは治まりかけた衝動が、急速に湧き上がってくる。
相手が小学生だとかはもう頭の中になかった。
俺は、もう――
頑張れ
「すとーーぷっ! すとーーぷっ! 真帆、どーどー」
「へ? なに、もっかん?」
「そんな乱暴に動かしちゃ駄目ッ。昴さん、壊れちゃうよっ!」
「えーっ、そんなことないよっ。すばるん、タフだし。ほらほらほら」
これ見よがしに、大きなストロークで俺の息子をなぶる真帆。
「……さきっぽ、ぷるぷる震えてるよ」
「あれ? なんだ、すばるん、もー限界かよー。なさけないなー」
…………。
……。
限界なんぞ、もうとっくの昔に超えとるわーーーっ!
もう何回寸止めくらってると思ってるんだーーーっ!
はっきり言って、気が狂う一歩手前だ。
……いや、別にもう出しちゃってもいいんじゃないか?
小学生に責められて射精するなんて男として終わってる気がするが、
もはやそんな余裕は皆無だ。
そうだ、出してしまえばもう終わりだ。
楽になろう、俺。
もうゴールしていいんだ。
「昴さんのは、もっと優しくしてあげなくっちゃ駄目なの!」
「えー、優しくって、どーすんのさ」
「……ちょっと代わって。……よいしょっ……と」
…………。
……えーと、智花さん。あなた、今、私の目の前に座りましたね?
大きく広げられた足と足の間――股間の真ん前に。
「……ふぁ……やっぱり、目の前でみるとドキドキします……」
そして、この息遣いからして、伸ばせばイチモツに舌が届く距離まで顔を近づけてますね?
「……昴さん……私が……優しくしてあげますから……」
そしてガッチリ両手で息子をホールド。
さて問題です。この状態で射精した場合、精液はいったいどこへ飛ぶでしょうか?
1.智花のぷっくりした唇。
2.智花のふんわりした頬。
3.智花の愛らしいおでこ。
顔以外にあり得ない……。
それはさすがに、可哀想だろう。
たぶんキスもまだしたことないだろうに、
いきなり顔射なんてされたらトラウマになりかねない。
……あれ、でもそういう子は普通、こんな風に男のモノを握ったりはしないんじゃ……。
「そ、それでは、湊智花、いかせていただきます!」
俺の思考は動き出した智花の手によって中断させられた。
今更だが支援
まさかアニメ化を待たずして普通に使えるSSが投下される日がくるとは
感激
昴がんばれ、ゴールしたらいろいろ終わるぞw
…いや、始まるのか?
しゅっ…しゅっ…。
「うぅっ……」
思わずうめき声が漏れた。
智花の手の動きは、確かに真帆のように激しくなく、優しく、緩やかに、俺のイチモツを刺激する。
右手で亀頭とカリを、左手で竿を握って、こすこすとゆっくり動かす。
真帆の唾液で濡れたイチモツを智花の柔らかい手で擦られると、
なんともいえぬ甘美な高揚感が湧き上がってくる。
「……いーち、にーい、さーん、しーい、……ん、たしかにつばがあると滑りやすくていいね」
「てか、トモ、真帆の涎まみれのものなんてよくさわれるわね」
「えー、友達のだから別に平気だよー」
「へへんっだ、もっかんはサキみたいにハクジョーじゃないんだよっ」
「……そういうつまらないことで、友情をはかってほしくないわ……」
「おー、ひなもさわれるぞー」
「あ、だめ、ひなた。今は私の番なんだから」
「うー」
「でも少なくなっちゃったのかな。ちょっと足りないかも……」
それはさっきの高速手コキでずいぶん飛び散ったはずだし、
智花の手の方に付着してしまったことも考えると量は減っているだろう。
ぼうっとした頭でそう考えていると、ふと周囲から音が消えていた。
「……」
「……」
「……」
……なんか、ついさっきも同じような間があったけど……。
……この沈黙は……まさか……。
…………。
……くちゅくちゅくちゅくちゅ。
ま、まて、智花。
君は真帆とは違うはずだ。
礼儀正しくて、きちんと躾ができている、しっかりとした女の子のはずだ。
そんなお行儀の悪いことをしたら御両親が悲しむぞっ!
「……れろー」
しかしそんな願いもむなしく、本日2人目の小学生女子の唾が
俺のモノへと垂らされてゆく。
あぁ……。
なにか大事なものをひとつ失った気がする。
智花の口から放たれた唾液は、俺のモノにゆっくりと纏わりつきながら、
亀頭から竿へと降りていく。そしてまんべんなく唾液に包まれたところで、
これまたゆっくりと智花の両の手のひらが包みこんできた。
「……よいしょ……よいしょ……」
……くぅっ……。
今度は自分自身の唾液を得て、智花の愛撫が再開される。
竿や亀頭はもちろんのこと、裏スジやカリの部分まで手のひらや指でぐるりと、
まるで汚れを落とすかのように、丁寧にゆっくり擦りつけてくる。
……いや、それは汚れを落とすというよりも、むしろ自分の唾液を俺のモノに
隅々まで塗りたくろうとするような、ねっとりとした愛撫であった。
なんか、自分のモノが智花の唾液に侵食されていくような、
ナニ全体で智花の唾液を味わっているような、不思議な感じがする……。
そんな陶然した気持ちでいると、彼女の執拗な愛撫は俺の考えもしない部分にまで及んでいった。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なっ、ちょっと――!
裏スジを丁寧に、皺のひとつひとつまで唾液を擦り付けていた智花の2本の指が、
やおら亀頭に及ぶと尿道口をくぱぁと指で広げた。
「……れろー」
そして、開け放たれたそこに、唾液を落とし込む。
「!!!!!!!!!!!!!!!!!っ」
だめっ、だめっ、出すところから入れるなんてダメっ!
しかも唾液をたっぷりまぶしてから智花の小さな指が尿道口に押し割ってきたのだ。
「!!!!!!!!!!!!!!!!!っっっっっっっ」
うわあ、はいってくる、はいってくるよぉ!
それは今まで経験したことのない感覚だった。
自分の内側に他者の存在が入りこんでくるというのは、
大きな恐怖とともに若干の痛みと未知の刺激を内包した、
得体の知れないものだった。
しかしその得体の知れないものが、見知った少女からのものだと認識されると、
なぜか心地良い安心感に代わってしまう。
智花が、俺の中に侵入してくる。
それは決して嫌なものではなかった。
もしかして女の人がされるのって、こんな感じなのだろうか……。
「うわっ、昴さん、すごくビクビクしてるっ。……ここ、感じるのかなぁ?」
「え、え? そこって、おしっこでる穴だろ? そんなところ、感じんの!?」
「おにーちゃん、すごくきもちよさそー」
「……こんなことで感じるなんて、……長谷川さん、もしかして……えむな人?」
周囲で好き勝手言われているようだが、俺の快楽は、静かに、そして確実に
終着駅へと向かって高まっていったのだった……。
頑張れ
すばるん完全に萌えキャラ化しとる
なぁ、◆7gPFohxHYUってサグたんじゃね?
「……ふぁ……昴さんのここ、……また大きくなった……」
ぷっくり膨らんで、凄いことになってる……」
「すっげーな、ほらっなんか、プードルとか作るフーセンみたいじゃね?」
「ほんと、いったいどこまで大きくなるんだろ?
最初のときより明らかに大きくなってるわよね」
「おー、おにーちゃん、すっごくおっきしてるー」
……ああ、もう4人が何をしゃべってるかもどーでもよくなってきてる。
……俺はこのまま……どうなってしまうんだろう……?
智花の愛撫によって快楽の底を押し上げられた俺は、なにも考えられないまま陶然とするしかなかった。
「それに、すっごく熱くなってる。硬さも増して……焼けた石みたい……」
ナニをニギニギして硬さと熱さを確認するように智花は呟く。
その声は、彼女自身自覚していないだろうが、先ほどよりも明らかに熱を帯びていた……。
だから次の行為も、智花自身無意識で行ったものかもしれなかった。
「……ん、……昴さん……」
……ふにん……。
うぅ……。
ここでそれを持ってくるか……。
ふにふにとイチモツに感じる智花の頬の感触。
先ほどまでの愛撫よりも明らかに刺激は弱いはずなのに、逆にそれは俺を意識の混濁から目覚めさせるくらい、強烈なものであった。
「……あつい……熱くて、硬くて……昴さんの……とってもたくましい……」
うっとりとした声で熱い吐息をつく智花。そして、その吐息はもちろん俺のモノにモロに吹きつけられる。
まぶたの裏に、智花の端正な顔立ちが浮かぶ。
その美しい顔をいま、俺のモノに擦り付け、陶酔している彼女を姿を思い浮かべると、
俺は胸が熱くなると同時に、息子をさらに膨張させてしまうこととなる。
「……あ、また……大きくなって、……すごい……
ドクンドクンって、昴さんの心臓が脈打つ音が、ここでも聞こえる……」
智花はイチモツを頬に押し当てたまま、まだ動こうしない。
ただじっと、その硬さと熱さと、脈打つ鼓動を感じ取っている。
それでも、彼女の口から洩れる熱い吐息、感じる頬の柔らかさと温もり、
サラサラと流れるセミロングの髪が股間の付け根あたりをくすぐるこそばゆさ、
そしてなにより、智花が俺のイチモツなんかを頬にうずめてうっとりとしているという
事実が、俺を果てしない高みへと上り詰めさせる。
>>◆7gPFohxHYU
何日間俺を裸待機させるだよ!?
いい加減会社に席が無くなってるかも知れん。
つーか、腹減った。
てか、昴さん童貞の癖に凄い持続力だなwww
小学生に弄ばれていると思った瞬間に終わってそうですな。
毎日放出してるからね
俺のモノを頬に当てたまま、うっとりとしている智花。
あと少しすれば、その顔を動かしてくれるだろうという俺の淡い期待を、
場の空気を読まないやたら元気な声が遮った。
「あーっ、もっかんばっかずるいっ! あたしもあたしもっ!」
ぷにん。
……ぷにん?
……。
……。
……え?
……え?
……えええっっーーーーっ!!?
柔らかい感触を、イチモツの両側から感じる……。
つまり挟まれているんですね、その柔らかいものに。
えっと、……柔らかいものって……なんだったっけ?
……。
……ほっぺた……だったよな?
……。
……ほっぺたにはさまれているって…………どういうこと?
あまりのことに俺は状況を正しく理解することができなかった。
「ちょっ……真帆! 私まだ昴さんに……すりすりしてあげてないのにっ」
「だって、もっかんがモタモタしてるんだもん。まちくたびれちゃったよっ。
それにさ、すばるんだって、ひとりよりもふたりでしてもらった方が
きもちいーはずだぜっ」
「えー、それは……そうかもしれないけど……」
……え、なにをふたりでするって?
いや、それよりも、ふたりとも、ほっぺたくっつけ合ったまま口を動かさないでくれ。
しゃべるたんびにナニが両側から変な風に圧迫されるんだ!
つーか、あれか? やっぱり、そうなのか? この両側から加えられる二つの感触は……。
イチモツの、向かって左側に感じるのが智花のほっぺた。これは間違いない。
先ほどまで押しつけられていたんだから。
そして、右側に新たに加えられたぷにぷにした感触が――真帆のほっぺた。
ふたりが両側から顔を寄せ合って、ふにふにとぷにぷにしたほっぺた同士で
俺のモノを挟みこんでいると……。
うん、了解。状況確認終了!
…………。
……。
ちょ――ありえないだろっ、その構図は!
小学生ひとりでも危険なのに、ふたりしてイチモツをほっぺたで挟みこむなんて
――それはもはや犯罪だ。
うわ、すごい、すごい見たい気がするが、見た瞬間人生終わってしまう光景だ!
俺は自分の視界が遮られていることを呪うと同時に感謝するのだった。
支援
まとめて投下しないから読みにくい
まとまるまで待っていればいいじゃない。
俺はそうしてる。頼んだぞ。
後で電撃文庫MAGAZINEに短編で掲載されるし
後に電撃文庫MAGAZINEが二次夢と並ぶエロ小説雑誌になろうとは、
>>169を除いて誰も想像できなかったのである。
「うわーっ、ほんと、すげーあつくてかたいなっ。
すばるん、すっげーコ―フンしてるんだっ!」
ぷにっぷにっぷにっぷにっぷにっ。
「あっ、やだ、真帆。ちょっと速いよ。もうちょっとゆっくり……」
「えーっ、もっかんが遅いんだよ。これくらい速くないと、すばるん気持ちよくなんないぞ」
「そ、そんなことないよっ。昴さんは……ほら、こういう風にほっぺたを押しつけて
ふにふにされるのが好きなんだよ」
ふにふに、ふにふに。
「んー? こう?」
ぷにぷにぷにっ。
…………。
だーかーらーお前ら、二人して両側からほっぺた押しつたまましゃべるなーっ!
か、顔でコクなんて、両側から挟んでダブルでコクなんてっ、反則すぎだろっ!
智花のキメ細く、しっとりとしたほっぺでふにふにされるのも、
真帆のハリがあって弾力に富んだほっぺでぷにぷにされるも、どちらも暴力的なまでに
俺のモノと快楽中枢を刺激してくる。
とはいえ速めの真帆とゆっくりの智花ではお互いにタイミングが合っておらず、
俺のモノは二人が動く度に右へ左へとブルンブルン振り回され、
まだどうにかましなのだが……。
それでも、真帆が擦り上げれば俺のモノは左に傾いて智花の髪の毛にあたり、
智花が擦り上げれば右に傾いて真帆のツインテールにあたり……と、
ナニをくすぐるこそばゆい感じボディブローのように俺をジワジワと追い詰めていく。
「うーん、やっぱりふたりでってゆうのは、ちょっと難しいね」
「そうだ、もっかん。……ごにょごにょ」
後半、真帆の声が小さくなってよく聞こえなかった。
「うん、わかった、じゃあ真帆はそっちね」
「おー、まかせとけっ!」
え、なに? なに?
なにかわからないが……こういう場合、大変よろしくない事態になることを、
俺はこの朝の短い時間で十分すぎるほど理解してしまった。
「……」
「……」
「……」
本日3度目の沈黙……。
……ふふん、それか、またそれか……。
いくら衝撃的な行為でも3回目ともなれば、それなりに心の準備ができようというものだ。
…………。
……くちゅくちゅくちゅ。
くちゅくちゅくちゅくちゅ。
「くちゅくちゅくちゅ」
「……れろー」
ナニの左側から智花の唾液がゆっくりと垂らされる。
かかっているのはナニの左側だから、おそらくこれは智花のだろう。
ふふん……ちょっとびくってしちゃったけど、大丈夫大丈夫。
これくらい大したこと……。
「くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ」
……あれ?
なんでまだ……くちゅくちゅ言ってるの?
「……れろーーーーーっ」
右側からぶばっと大量にかけられる唾液。
……て真帆、お前もかっ!
え、これもWなわけ!?
ああ。イチモツの右と左、それぞれ自分の唾液をかけて滑りを良くしようってわけね。
……なにその非常識っ!
「やん、真帆〜、こっちにまでかけないでよ〜」
「わはは、わりーわりー。ま、いーじゃんいーじゃん……それよりも、いっくぞーっ!」
「うん……じゃ、いっせーの、せっ……だよ」
両側から再び、ふわん、ぷにん、と柔らかい感触に挟まれる。
ああ、やばいやばい。唾液のせいでさっきよりも滑りやすくなってるし、
真帆と智花の唾液が、俺のモノでからまって、混じり合って、
それを両側からほっぺたで挟んで……。熱い吐息がっ、髪の毛がっ!
「じゃあ、いっせーのー」
『せっ!』
じゅるんっ!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今、ひとかきで意識がトビかけた……。
真帆と智花、ふたりの唾液でヌルヌルになったイチモツを、タイミングを合わせて一斉に擦り上げたのだった。
それはヌルヌルに濡れた柔らかい肉の穴にイチモツを突っ込んで擦り上げたようで……
そしてそれは、真帆と智花、ふたりのもので……。
これ、、……これって、まるで……。
しかしそんな妄想を詳しく分析する間もあたえず、真帆と智花は濡れに濡れたほっぺたを
合わせて、俺のモノを存分に刺激していく。
じゅるんっじゅるんっと音を立てて、唾液を飛び散らしながら、ふたり一体となって
俺のモノを上下に擦り上げる。
柔らかい頬がカリをめくり上げられるようにこすり上げ、返す刀で亀頭を押しつぶす。
それはまさしく『あの行為』に他ならなかった。
『いーちっ、にーいっ、さーんっ』
じゅるんっじゅるんっじゅるんっ!
はひっ、はひっ、はひっ。
『しーいっ、ごーおっ、ろーくっ』
じゅるんっじゅるんっじゅるんっ!
おまっ、えらっ、ちょっ、まっ……。
『しーちっ、はーちっ、きゅーうっ』
じゅるんっじゅるんっじゅるんっ!
っ――っ――っ――っ
むりっ、無理だっ、反則だっ、こんなのっ。もうっ、わけわかんねーっ!
『じゅうっ――!』
十のかけ声と同時に合わせた頬を一気に引き抜いた。
竿、カリ、亀頭、すべてが思いっきり擦り上げらる。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
――どぷっ! どぷっ! どぷっ どぷっ! どぷっ!!!!!!
もはやその快楽に抵抗することなど無理だった。
脳天からつま先まで、すべての神経が股間へと駆け巡り、そして放出される。
自分の魂すら放出しているような、すさまじい射精感。
――どぷっ! どぷっ! どぷっ! どぷっ! どぷっ!
射精は一向に治まらず、精液をこれでもかと放出する。
そしてその結果として当然――
「うわっ!? なにっ、なにっこれっ!? おしっこ!?」
「ひゃんっ、な、なに!? 白くて、ドロってして……」
「!!! ……す、すごい。あんなにたくさん出るんだ……って、止まんないの!?」
「おー、おにーちゃん、しろいおしっこ、いっぱいだしてる」
ナニから一気に頬を引き抜いた真帆と智花の顔に、直撃してしまったわけで……。
「うげっ、にがっ、なにこれ、ヘンな味っ!」
「か、髪について……ネバネバして……」
「ふたりともっ、早く洗い落さないと取れなくなっちゃうわよっ、それ!」
「ふたりとも、かおまっしろだぞー」
「!!! め、目にはいった! イタイ! イタイ!」
「ふぇ、服にもいっぱい付いちゃってるぅ……」
……もう大惨事である。
あとはもう、ドタバタ、キャーキャーと騒がしくなり、
みんな慌ただしく部屋を出て行ったのであった。
……あまりの絶頂感に動けないでいる俺を残して……。
…………。
……。
それから5分ほどしてから、俺はようやく起き上がることができた。
しかし、当然、心は深く沈んだまま……。
……終わった。
……俺の人生……完全に終わった。
……やっちゃった……出しちゃっよ……小学生に……。
しかも、真帆と智花にモロ顔射……。
やばいよなー、傷ついたよなー、ふたりとも……。
あんだけえらそーにコーチ面しといて、結局ただのロリコン野郎じゃねーか。
ああ、もう、しばらくってゆーか、一生、立ち直れそーにない……。
……でもさ、いいわじゃないけど……これって俺が悪いのか?
気付いた時にはもうパンツ脱がされてて、いたぶられて、……イカされて、
……むしろこっちが被害者じゃね?
…………
……
……とりあえず、パンツはこ……。
枕元にあったティッシュを取り出し、イチモツにこびりついていた精液を拭う。
イチモツに付いていた精液も、布団に飛びちっていた精液も、ずいぶん少なかった。
あれだけ大量に射精したというのに……。
……つまりそれは、その大量の精液のほとんどを、あのふたりの顔が受け止めたということで……。
「…………」
ますます沈んでいく心をどうにか持ち上げて、パンツを探そうとベッドから立ち上がったところで、
「それ」に気付いた。
「…………」
「…………」
無言で見つめ合うふたり……。
ドアの所にぺたんと女の子座りした、小学生にしてはずば抜けて長身の少女が、
俺のことを呆けた表情で見ている。
…………なんで……いるの?
ちなみに俺はパンツを履いてないから、当然下半身ノーガードである。
しかも、あれだけ出したとはいえ、若い15歳の衝動がそう簡単に治まるはずもなく、
俺のモノはいまだギンギンに勃起した状態である。
「…………」
ふと、見つめ合っていた彼女の視線が下にずれる。
その視線の先にあるのは、元気いっぱいの息子の姿。
焦点のあってなかった彼女の瞳が、徐々に光を取り戻していく。
「……ふぇ……」
そしてみるみるとその瞳に涙が浮かんでいく。
……まて、……おねがい、まって、……落ち着いて……。
今回のことに全く関与していない君にそんなことされたら、俺は、俺は――
しかしそんな俺の願いもむなしく――
くしゃっと顔がゆがみ、そして放たれる――絶叫。
「――いやぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁっぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!!」
……朝の長谷川家に、香椎愛莉の悲鳴が、大きくこだましたのだった――。
とりあえず終了ーです。
まず誤字修正
>>176 12行目
誤)……でもさ、いいわじゃないけど……これって俺が悪いのか?
正)……でもさ、いいわけじゃないけど……これって俺が悪いのか?
ああ、やってしまった……ごめんなさい。
乙
久々にためらいなく神と呼べる人が現れた
いきなりフェラとかしなかったのが好感触
続編やる時もじわじわと段階を踏んでいってほしい
まずは読んでくださった皆様ありがとうございました。
そして、コメントくださった方々に感謝を。
一応、続きはあるのですが、また長くなりそうなので、どーしましょうか?
最後はまとめてみたのですが、どうも急ぎ足になった感が否めません。
ごめんなさい、私の力不足です。
、
お疲れ〜
長編だな
>>180 コノヤロウ。一週間も全裸待機させやがって。許さん。
乙
良作だったな
しかしなんでかすばるんって破滅エンドが似合うなw
炉の宿命なのか・・・
実際、まとめて投下するのは結構難しいです。
書いてる間に、あそこはダメだ、ここはもっと良い表現があると、
UPするのが、1日、2日、1週間と伸び、最後には書く気力も
なくなってそのままお蔵入り……てゆーのがパターンなので。
一日一歩の感覚で書いていく方がまだ物語が進むので。
それでよろしければまた書こうと思います。
ほんと、コメントくださった方々ありがとうございました。
あんた最高だ!
このスレがあって本当によかったって思ったよマジで
僕の心は今とても晴れやかだよ
こんな気持ちになったのは久しぶりだ、ありがとう
本スレからきますた
あんたサグたん本人だろ?
大丈夫、時間がかかるときは1ヶ月以上かかった上にやっぱダメだなってなってお蔵入りになるからw
お疲れー
続きも期待してるよ
では2投目投下します。
序盤はエロないので、興味ない方は読み飛ばしてください。
また無駄に長くなるので、マターリお付き合いください。
長谷川昴。15歳。
ただ今自宅の居間に額を擦りつけて土下座中――。
最近なんだかこの体制がデフォルトスタイルになりつつある気がする。
「……ひっく……ひっく……ひっく……」
俺のモノをみて泣き出してしまった愛莉にひたすら頭を下げてみたものの、
さすがにあそこまで騒ぎになれば母さんも気付くわけで。
「……つまり、すばるくんを起こしてあげようと部屋に行ったら、すばるくんが
ぱんつ1枚で……テントを張っていて、それに驚いちゃったっていうわけね」
「はい。そーゆーわけなんです」
「すばるん、すっごくでっかくなってたんだぜー。な、もっかん」
「わ、私にきかないでよっ! あわわ、わ、私は、その……」
「あいりー、いーこ、いーこ、なきやんで、ね?」
母さんの説明口調に紗季が大げさに頷く。
土下座している俺の前には、嗚咽をあげる愛莉とそれを宥めようとしているひなたちゃん、
その右隣に我が母親と今回のことを説明している紗季、
そして左隣にシャワーからあがって運動着に着替えた真帆と智花――と、
ようは囲まれて裁判中です、俺。
愛莉の悲鳴がこだましたすぐ後、いち早く部屋に飛び込んできたのは紗季であり
(愛莉を置いてきたことに気づいて慌てて戻ってきたらしい)、そしてすぐさま
「パ、パンツを履いてください!」と怒られ、さらに
「とにかく、後は私にまかせて、長谷川さんは私の話にあわせてください」
と告げられた後、泣き続ける愛莉を宥め始めたのであった。
そして、しばらくしから「どうしたの?」とおっとりと部屋にきた母さんに対し、
紗季は上気のような説明を延々とし始めたのであった。
ときおり「そうですよね、長谷川さん?」と訊いてくる紗季に俺はただ「うん」と
頷くほかなく、また慰めている最中に言い含めておいたのか、愛莉に対しても
同じような質問をしては同意を得ていたのであった。
そうこうしている間に、真帆と智花がシャワーからあがってきて、
その二人に対しても「うん。そーだったよ」と言質をとり、
人数が多くなったので居間に移動して、いま現在に至るのである。
そして判決の結果――
「そうなの、ごめんなさいね。すばるくんもお年頃の男の子だから……どうしても
朝はああいうふうになってしまうのよ。私やみほしちゃんは慣れているから
平気なのだけど、みんなにはちゃんと言っておくべきだったわね」
「いえ、私たちも、無断で長谷川さんの部屋に入ったのだがら、悪いと思いますし、
愛莉はどうもそういう面に関して人よりも敏感なので、
こちらこそ朝早くお騒がせしてしまい申し訳ございませんでした」
人を疑うことを知らない母さんは、あっさりと紗季の話を信じ、俺は無罪放免となったのであった。
「はいっ、なゆっち、しつもーん!」
「あら、なあに、真帆ちゃん?」
「すばるんって、毎朝あんなに元気になってんの?」
「ぶっ。こら、真帆! おまえ何言ってんだ!?」
「すばるんにはきーてねーもんっ。ヒコクニンはおとなしくしてろーだ」
くそー、被告人もなにも、元凶はおまえじゃないか!
つーか、お願いだから本人の目の前で母親にそんなことを聞かないでくれ……。
「そうねぇ、……朝はだいたい毎日大きくなっているわね。いつも前かがみになって、
大変そうねって思ってるわ。いやよね、親子なんだから、もっと気にせず堂々としてればいいのに……」
あなたには思春期の息子の繊細な心がわからないのかっ!
……わからないんだろーなー、この人は……。
「た、大変って、昴さん、大丈夫なんですか?」
「ううん、よくつらそうにしているわ。おしっこするときもすごく大変そうで、
でも手伝ってあげようとすると、すごく怒るのよ、すばるくん。ヒドイわよね」
酷いのはあなたです。
ああ、もう勘弁してほしい……マジで。
しかしいくら無罪になったからといって、今俺が何か言える雰囲気ではない。
「ふぇ……昴さん、私が来る前に、いつもそんなことになってたなんて……。
……言ってくれれば、私だって……」
……智花、その後に続くのは、「来るのを遠慮したのに」だよね。
間違っても「手伝ってあげたのに」じゃないよね?
「なんでおしっこするのが大変なんだ?」
「だってほら、……あんな上を向いた状態じゃ、トイレの中に入らないからじゃないの?」
「おー、なるほど。……でも座ってすればいいじゃね?」
「それだって、下に向かなきゃできないでしょ。たぶん、男の人ってそういう構造なのよ」
「ふーん、……ねーねー、すばるん。どーやっておしっこしてんの?」
「……黙秘します……」
こいつら、好き勝手いってくれちゃってもう……。
「えー、おしえてくれたっていーじゃんっ! てか今度みせて、約束なっ!」
「おー、ひなもみてみたい」
「……確かに、どうやってするのか、ちょっと興味深いことではあるわね……」
おまえら……いい加減我慢の限界だぞ……こっちも。
そんなやり取りをさておくように、母さんはようやく落ち着いてきた愛莉に向き直ると、
まだかすかに震える肩に手を置き、優しく言葉をかけた。
「愛莉ちゃん、すばるくんが驚かせちゃってごめんなさいね。
すばるくんも、悪気があったわけじゃないから、……許してあげてくれる?」
「……ひっく、……いえ、わたしこそ、いきなり大声あげちゃって、すみませんでした。
……長谷川さんも、もういいですから、顔をあげてください……」
「ああ、ありがとう。……本当にごめんね、愛莉」
他の4人はともかく、愛莉に対して俺は完全な加害者であるので、心から謝罪をした。
「すばるくんも、寝るときはちゃんとパジャマを着なきゃだめよ。
特に、女の子がいるときは注意してあげないとね」
「……はい。反省しております」
いや、着てたのに脱がされたんだけどね……。
そんなことをいっても納まりかけている話がこじれるだけなので言わないが……。
「……あら、でも真帆ちゃんと智花ちゃんは、どうしてシャワーを浴びていたのかしら?」
「そ、それは、真帆が飲んでたヨーグルトをびっくりした拍子にこぼしちゃって……」
「あら大変。それだとお洋服も汚れちゃったんじゃないの?」
「あ、はい。一応お湯にはつけておいたんですけど……」
「じゃあ、後で洗っておくわね。ちゃんとしないとシミになっちゃうから」
母さんはそう言って微笑むと、ぱん…と小さく手を合わせた。
「それじゃ、ちょっと遅くなっちゃったけど、みんなで朝ごはんにしましょうか。
すばるくんはみんなを驚かせたバツとして、食器を並べるのを手伝ってもらうわよ」
「……わかったよ……」
いまいち釈然としないが、まあ、そのくらいの罰ですむんだったら万々歳である。
ちなみに、今日は土曜日、学校は休みである。
まあだからこそ、お泊りも可能だったのであるが、もし平日だったら大遅刻であった。
そして何よりも――。
「……母さん、このことはミホ姉には……」
「わかってるわ。みほしちゃんには内緒ね」
そう、ミホ姉は週末、教職員向けの講習を受けなければならないとかで、
地方のセミナーハウスに泊り込みでいないのである。
これを僥倖といわずして何といおうか!
もしミホ姉がいたら……俺は裁判もなしに即死刑であっただろう。
ああ……生きてるって素晴らしい。
「あ、昴さんっ、私もお手伝いします!」
「しゃーねーなー、すばるんばっかに押しつけるのもカワイソーだから手伝ってやるか!」
「じゃあ私、盛り付け手伝いますね」
「おー、ひなも、おてつだいするよ」
「……ぐすっ。……あ、ごめんなさい。わたしも、お手伝いします」
「うふふ、ありがとう。みんないい子ね」
……そういえば、まだ愛莉以外の4人にも謝ってなかったな。
先に散々いたずらされたという思いはあるものの、特に真帆と智花の二人に
顔射までしてしまったのは、やはりマズ過ぎる。
見た感じ気にしてなさそうではあるが、こちらにも後で誤っておかないと……。
……あれ?
でも考えてみれば、彼女たちは俺が起きていたことを知らないんだよな。
知らないはずの人間から謝られるのは、逆に変か。
するとこの件は……このままウヤムヤにしてしまった方がいいってことなのか……?
ん? そもそもなんで彼女たちは俺を庇ってくれたんだ?
自分たちがしたことがバレないようにするため?
俺に対して? 母さんに対して?
「…………」
いくつも疑問が頭を過ったが、ガヤガヤと朝食の準備になってしまったので、
違和感を残しつつ、俺も彼女たちを手伝うことにしたのだった。
キテター
GJ!
続きも首を長くして待っておりますよ
いい作品ですね
がんばって
――朝食後、俺たちはバスケの練習を開始した。
もっとも今日は休日なので、本格的な練習は行わず、
軽いミニゲームをするだけだった。
しかしそれも、いつも通りとはいかなかった……。
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
……ああ、みんなの視線を股間に感じる。
ちら、ちら、と動きの合間に見ては、俺がそちらを向くと
ばっと目を反らす――智花と紗季。
いや、この二人はまだいい。
「……じーーーー」
「……じーーーー」
真帆とひなたちゃんにいたってはガン見である。
そして――
「……ひっ……」
愛莉は逆に、俺と視線が合うと、すぐに顔をそむけて怯えるように後ずさってしまうのである。
正直、これはかなりショックだった。
最近はだいぶ打ち解けて、心を許してきてくれていると思ったのに。
これでは振り出しどころか、出会った時よりもマイナススタートである。
……あーあ、どうしようかな。
これでは今日はとても練習にならない。
いや、下手をすると今後の彼女たちとの関係にも影響を及ぼしかねない。
……やっぱり、一度ちゃんと謝った方がいいのか?
でもそうすると、俺が実は起きていたということを白状することになるわけで。
それそこ彼女たちに完璧に嫌われてしまうことになるんじゃないのか?
「……うーん」
「とぉーっ! なーにすばるん、落ち込んでんだよっ!」
「うわっ!? ま、真帆! やめろ、お前!」
突然、真帆が俺の背中に飛び付くと、がしがしと体を登っていく。
そして俺の顔の後ろからにょきっと顔をだして、文句を言う。
「あたしたちだけでゲームしてもつまんないんだからさ。
はやくすばるんもゲームにまざろーよっ!」
「だからって! こらっ、ひっつくな!」
なんで今朝あんなことがあったばかりなのに、平気で触ってこれるんだ、お前は!
真帆の体が触れている部分から、熱い体温が伝わってくる。
それは俺が過剰に意識してしまっているせいかもしれないが、
とにかく今は、彼女たちとの接触は極力さけたい。
「……くっ」
なぜなら俺自身、いまだ熱い劣情を体の奥にたぎらせているからであった。
今朝、彼女たちから受けた刺激はあまりに強く、容易に頭の中から離れてくれない。
彼女たちの視線を意識しただけで、そのことを思い出してしまい、股間がうずいてしまうのである。
だからゲームにも参加せず、声の指導だけに留めていたのに……。
「今日のすばるん、なんかヨソヨソシーぞっ。朝のことなんか誰も気にしてないんだから、
みんなで楽しくバスケしよーぜっ!」
いや、明らかにみんな気にしてるだろ、特に愛莉!
……でも確かに、この劣情を発散するには体を動かすのが一番かもしれない。
ちょっと動きは制限されるが、小学生相手ならちょうどいいハンデだし、なにより
――バスケだ。
俺は今、バスケができるんだ。
ならば、バスケに集中しよう。
そう。余計なことは考えない。ただ、バスケを楽しめばいいんだ。
「……真帆、ありがとな。……やっぱお前は、いいやつだよ」
「へ!? な、いきなり、なに言ってんだよ、すばるんはっ!?」
俺の上に乗っかったまま、あたふたする真帆をゆっくりと下ろしてやり、
俺は集まってくる仲間に向かって高らかに宣言した。
「さあ、みんな、バスケをしよう!」
皆の未成熟なゴールにダンクシュートを決める昴の姿がそこにはあった
わっふるわっふる
しばらくこないうちに神が降臨してるとは・・・
わっふるわっふる
そしてお昼――
昼ごはんをみんなで囲みながら食べていると、
よそ行きの服に着替えた母さんが声をかけてきた。
「すばるくん、お母さん、これから出かけなきゃいけないの。
悪いんだけど、みんなのこと、よろしくね」
「んー、あー、そう。いってらっしゃーい」
「帰りにお夕飯の材料も買ってくるから、ちょっと遅くなると思うの。
6時ごろには帰ると思うわ」
その言葉にびくんっと小学生5人が反応した。
「わかった。じゃあ、俺はそれまでにみんなを家まで送って行くよ。
いくら昼間だからって最近はなにかと物騒だからね」
当然のごとく言う俺に、母さんはなぜか不思議そうな顔をした。
「え……? みんな今日も泊っていくんじゃないの?
お母さん、親御さんからも、そう伺っているけど……」
「…………は?」
俺の目が点になるのをよそに、真帆が元気に手をあげる。
「そーでーすっ! 今夜もお世話になりまーすっ!」
「ちょっと待て! 俺、聞いてないぞっ、そんなこと!」
「あれ? サキ、すばるんに言ってないの?」
「ちょっと、長谷川さんには自分が伝えるって真帆が言ったんじゃない!」
「あれ? そだっけ? ……わりーわりー、すばるん、ゆーの忘れてた!」
そんな大事なこと、忘れるな!
そもそも昨日だって、ただ遊びにきたはずが、イレギュラーでお泊りになったはずだろ。
なんでさも当然のように今日も泊っていくんだよ!? だいたい着替えだって……。
そこで俺ははっと気付いた。
昨日の彼女たちの荷物、……いやにでかくなかったか?
まるで最初から2日分の着替えでも入っているかのように……。
そして謀ったかのようにいないミホ姉……。
今朝の行為……。
…………き、気のせいだよな。
……まさか小学生が、そこまで考えて行動しているわけないよな。
「ふふふ、今夜もお夕飯、美味しいもの作るからね。あ、でも荷物が多くなっちゃうから
悪いけどすばるくん、電話したら迎えにきてもらえるかな?」
それはいいですけど……。
つまり、電話があるまでは、家には俺と女バスのみんなだけになって、
決して邪魔が入らないということですか?
……なんだろう、すごく、身の危険を感じる。
不穏な予感を抱きつつも、母さんが出かけた後、俺はみんなと昼食の後片付けをして、
ひとまず自室に戻った。そして――
身の危険を感じるのが小学生女子ではなく、昴さんというのが何とも…。
コンコン
「……昴さん、ちょっとよろしいですか? 午後のことなんですけど……」
「んー、はいはい。いま開けるよ」
ドアを開けると女バスの5人が全員揃っていた。
ニコニコ顔の真帆、紗季、ひなたちゃん。
緊張した顔の智花。
涙目の愛莉。
……俺の脳に危険信号がともった。
「やあ、みんな。午後なんだけど、せっかくだからみんなで外に遊びに……」
「あ、あのっ、私たち、実は昴さんに折り入ってお願いがあってきました!」
先手をうった俺の言葉を遮って、智花が緊張しまくった声でしゃべり始める。
不吉なものを感じつつも、智花のこわばった表情に、俺はとりあえず耳を傾けることにした。
「……お願いって、いったいなに?」
「そ、それは、その、あの、昴さんには、ご迷惑だと思うのですがっ……」
「……うん、とりあえず、言ってごらん。……智花のお願いだったら、
俺のできることならたいていのことは聞いてあげるよ」
「えーとっ、その、あの、〜〜〜っ」
顔を紅潮させて一生懸命言葉を絞りだそうとしている智花を、俺は優しく促す。
この子がこんなに伝えようしていることならば、コーチとして、年長者として、
その言葉を聞いてやらなければならない。
そう思った瞬間、智花が意を決して叫んだ。
「――私たちに、えっちなことを、教えてくださいっ!」
俺の顔面が硬直した。
「…………」
「…………」
「…………」
「…………ゴメン!」
それ、たいていのことの範囲外!
ソッコーでドアを閉める!
「あっ!」
――危ないっ!
思わず反射的にドアを閉めてしまったが、間に割り込んできた手や足をみて、
寸前のところでストップする。
くそっ、残る脱出口は、――窓か!?
この際、危険は覚悟の上だ!
ドアから手を離して、すぐさまUターン。
後ろからドタドタと人の入ってくる音が聞こえるが、当然無視!
「――すばるんっ、つかまえたーーーっ!」
「なにぃ、速い!」
ベッドの脇まで進んだところで、真帆から腰にタックルをくらう。
しかし、しょせん小学生。そんな力で倒れたりは……。
「おーっ、ひなもあたーくっ!」
「ちょっ、ひなたちゃん!」
運動苦手のはずのひなたちゃんまで、足にタックルをしてきた!
もちろん彼女の細腕に俺を押さえられる力などないが、
下手に抵抗すればひなたちゃんの顔を蹴ってしまう!
結局俺は二人をぶら下げたまま、ベッドの上に転がるしかなかった。
207 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 13:51:52 ID:J7OEksGw
エロ漫画のような展開でワロタw
まぁこの板は何て名前?ってことだ
209 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 14:29:58 ID:J7OEksGw
誤解させてしまったな、こう書けばよかったな
エロ漫画のような展開でワロタw ……だがそれがいい!
展開が早くていいね、GJ!
とはいえ、もう何日も服を着ていない気がするぜ
っネクタイ
「もーっ、なんで逃げるんだよぉー、すばるん!」
「当たり前だ! お前らいったい何言い出すんだっ!」
「おー、おにーちゃん、つかまえたー」
俺の腹の上に馬乗りなり、ぶーっと文句を言う真帆に、当然の抗議をあげる。
ひなたちゃんも足の上に乗っているので、二人がかりでベッドに拘束されている。
「ふぇ……は、恥ずかしい……やっぱり……言うんじゃなかったよぉ……」
「と、智花ちゃん、大丈夫……?」
「だって、長谷川さんにお願いするには、トモが一番適任なんだもん」
「だ、だからって、あんな恥ずかしいこと言わせるなんて……。
ふぇ……昴さんに、変な子だって思われちゃたよぉ……」
「大丈夫、大丈夫。長谷川さんは、こんなことでトモを変な目でみるような人じゃないわよ。
それにトモだって全く本心じゃないってわけじゃないでしょ」
「うぅ、でもー、でもぉー……」
顔を真っ赤にしてへたりこむ智花を、愛莉と紗季が慰める……。
まあ、また真帆か紗季が発起人になって、智花を巻き込んだんだろうけど
……智花、そろそろ断るということを覚えようね。
「真帆っ、とにかく、人の上からどけっ! ひなたちゃんも!」
「すばるんが、ちゃんと教えてくれるって言ったら、どいたげるよ」
「だから何でそーなるんだ! お前ら小学生だろ、まだそーゆーことは早い!」
「長谷川さん、これだけITが発達した時代なんですから、小学生だって、ある程度の
性的知識はもってますよ」
「だったら、別に俺なんかが教える必要はないだろっ。ネットとかの知識で十分だろう!」
「いえ、ですから知識だけなんです。実際に試す機会がなったのですが、今回こうやって
長谷川さんのお宅にお邪魔することができたので、この際いろいろ実践してみようかと」
枕元までやってきた紗季は、上から俺を見下げてにこりと微笑んだ。
な、なんて恐ろしいことをおっしゃるんですか、君は。
「か、仮にそーだとしても、そういうことは好きな人としか、しちゃいけないんだ!」
「うん。だから、すばるん。あたしたち、みんなすばるんのこと大好きだから」
ちーがーうーっ!
君たち小学生のいう好きと、俺のいう好きでは、天と地ほどもかけ離れているんだ!
「す、好きかどうかは置いておいて、興味があって、それに応えてくれる人がいるならば、
ちょっとくらい教えてくれても良いと思いません? 私たちだって、いつまでも
子供ではいられないんですから。いろいろと勉強して、大人になっていかなきゃならないんです」
紗季……その学習意欲は評価するが、それは、勉強とバスケだけに向けてくれ。
こんなの無茶苦茶だ!
「だいたいっ、俺の意志はどうなる!? こんな無理やり押し倒されて、
俺が喜ぶとでも思っているのか!?」
「…………え? ……すばるん、うれしくないの?」
「当たり前だ!」
「え、だって、サキ?」
なぜか真帆は困ったように紗季に助けを求める。
紗季も少し驚いたような顔をして、確認するように俺の顔に近付いた。
「でも長谷川さん、今朝、あんなに気持ちよさそうにしてたじゃないですか」
「そ、それは……君たちが、勝手にしたことであって、……俺は知らない……」
「……知らない?」
怪訝そうにしていた紗季が、はっと思いついたように声を上げた。
「……あの、まさか長谷川さん、私たちが気付いていないとでも思ってたんですか?」
「気付いていないって…何を?」
「長谷川さんが途中から起きていたことです」
……うそ。
嘘だ、お願い嘘だといって!
いや、これはきっとカマカケだ。
気付いていたならその瞬間大騒ぎになるはずだ。
危ない、危ない、あやうく引っかかる所だった。
「なにをいっているんだいさや。そんなことあるわけないじゃないか」
「そんな棒読みで反論されても……それに、ねえ」
「だってすばるん、すごい腰浮いてたぜ。うなってるのも、丸聞こえだったし」
「そもそもあの状態でまったく起きないなんて、逆に変ですよ」
「それに証拠だってあるぜ! ねーアイリーン、あれ取って―」
「えぇっ、……あ、うん」
証拠?
真帆はそういうと、愛莉から小さな箱のような物体を受け取って、俺に見せる。
「……これは……なにかな?」
「えーーっ、すばるんそんなことも知らないのかよ。
これはビデオカメラっていうんだぜ。しかもこいつは最新型で
超小型で超軽量、操作も簡単で子供でも使えるんだぜ!」
むろんそんなことは知っている。
俺が知りたいのは、それがなぜここにあるかというとこだ。
おい、まさか、嘘だろ!?
「お前等、まさか俺の部屋盗撮してたのか!?」
「え、違う違う、すばるん。ちゃんと見てよ」
真帆はそう手を振ると、俺の目の前にモニターを
持ってきて再生ボタンを押した。
『えー、ではこれより、すばるんの寝起きを突撃いんたびゅーしちゃいますっ!』
『真帆、やっぱりやめよーよ。昴さん、怒っちゃうよっ』
『あんだよーっ、もっかんは毎朝すばるんの部屋に忍びこんでるから
いいけど、あたしらはすばるんの寝起き姿が見られるチャンスなんて
めったにないんだからなーっ』
『してない、してないっ。忍び込んでなんかいないもんっ!』
『ムキになって否定するところが怪しいわね』
『おー、ひなも、おにーちゃんのねおき、みたい』
『そ、そんな、男の人の部屋に入るなんて……はぅ』
『それでは、いざ突撃――――っ!』
「ほら、ちゃんと持ちこみだぜ! 設置なんかしてないぜっ」
「変わらんわーっ!」
わっふるわっふる
もうやめて! すばるんのHPはとっくにゼロよ!
前置きが丁寧で好感
サグたんSUGEEEEEEEEEEEEEEEE
まてまてまてっ!
ほんとかっ、本当にマジかっ!
ホントに今朝のことをビデオに撮られていたのか!?
いや、そうだ、彼女たちにだって良識というものがあるはずだ。
きっと撮ったのは最初だけで、肝心のシーンは自制して撮っていないはずだ!
「ねえねえ、ほら、みてみて。ここなんて、よく撮れてるだろ、すばるん」
『……すりすり……すりすり……
おー、おにーちゃん、びくんびくん、してるー』
…………こいつら、しっかり撮ってやがる。
それもよりによって、ひなたちゃんのほっぺですりすりされているところなんか
見せやがって!
ああ、やばい。思っていた通り、これは凶悪な光景だ。
ひなたちゃんの、まだあどけない輪郭を残す白いほっぺたに、俺のモノが擦りつけられ、
うずもれている。……シュールだ、シュールすぎる。
「ほらほら、ねっ、すばるん、すごい腰浮いてるでしょ?」
…………ええ、本当に。
まるでブリッジでもするかのごとく、すさまじく浮いてますね、腰が。
これは……ひなたちゃんに舐められて、絶頂寸前までいったシーンですね。
その後も、イキそうになる度に腰が浮いて、痙攣して、……ああ、確かに
うめき声も聞こえる。……これはどうみても、起きてるって分かるよな。
……どうりで後半、動きが大胆になっていたわけだ。
気付いているって分かってれば、そりゃ遠慮もなくなるよな。
そして――
「!!!!!!!!!」
うわっ、モロ見ちゃったよ。
真帆と智花のW顔コキシーン。
ああ、ホントに挟まれちゃってる……。真帆と智花、二人の顔が、あの元気な笑顔と、
俺を見つめる優しい微笑みが、俺のそそり立ったモノを、両側から…………。
あぁぁ、凄まじい罪悪感。
しかも、その挟んでいる顔のひとつが、目の前で同じシーンを見てるって、どういうことよ!?
「……うわぁぁ」
そして、最後のシーン――射精。
……なんつー量だしてんだっ、俺。
しかも、しかも、顔に、真帆と智花の顔に、全部、かかっている……。
小学生の、女の子の、とても大切な、教え子の、顔を、自分の精液が、真っ白に、塗りたくって……。
「……はは、なんか、こーしてすばるんと一緒にみると、さすがに恥ずかしーな」
「!!!!!!!」
――ごめんなさいっ、もう死にますから、お願いですから、許してくださいっ!
もう駄目だ。俺、もう駄目だ。立ち上がれないよ……。
別のところはすっかり立ち上がってそうw
「あれ!? どしたの、すばるん? なんか、泣いてるけど?」
「……こ、こんなものを一体いつの間に……」
「ああ、ほとんど私が撮ってました。真帆とかひなに渡すと画面がブレまくるし、
智花は長谷川さんのに魅入っちゃって全然協力してくれないから。
どうです、構図とか完璧でしょ?」
……ええ、ほんと。いつでもAVカメラマンになれる腕前ですよ、紗季さん。
特にほっぺたスリスリのシーンとかね、わざわざ枕元まで移動して、
男の目線でとるなんて、……キミ何者よ。
そういえば、紗季は指でつんつんしていただけで、それ以上触ってこなかった。
……つんつんだけでも十分凶悪な触り方して、しかもズームで撮ってたけど……。
それに、後半は真帆と智花の行為にほとんど絡んでこなかったが
……まさか撮影係だったとは……。
ん? 後半絡んでこなかったといえば、もう一人……。
「……ぶっ」
動画からその人物を探していた俺は、とんでもないことに気づいてしまった。
「ひ、ひなたちゃん?」
「おー、どーした、おにーちゃん」
俺に呼ばれて、ひなたちゃんはベッドからひょいっとおりると、
トテトテと枕元までやってきた。
……映像の中で、その舌ひと舐めで俺を決壊寸前に追い込んでから、
まったく俺に触ってこなかったひなたちゃんは、なんとその後、ずっと俺の枕元にいたのだ。
そして良く見ると、俺の頭からかぶさっていたはずの布団の入り口が少し開いて、
ひなたちゃんはその隙間じっと見つめていた。
つまりひなたちゃんの位置から、俺の顔が見えてた可能性があるということだ……。
……気付かなかった。
いや、あの時は射精を我慢するのに精いっぱいで、細かいことなど気にしてなかった。
俺はギギギ……と首をまわして、ひなたちゃんを見る。
ひなたちゃんはキョトンとしたまま、俺を見つめている。
「ひ、ひなたちゃん、あの……さ」
「おー、なーに、おにーちゃん?」
「ひなたちゃんは、もしかして、今朝、俺の顔、ずっと見てたの?」
ゴクリと喉が鳴る。
……ちがう。違うと言ってくれ! そうだ、あんな少しの隙間じゃ、暗くて
俺の顔なんか見えたはずないんだ! ああ、でもじゃあなんで、彼女は俺が射精するまで
ずっと枕元を離れなかったんだ!?
ひなたちゃんと俺の間に沈黙の時が流れる。それはとても長く俺には感じた。
そして悠久ともいえる時間がたった後、ひなたちゃんは俺の質問にYESともNOとも答えず、
ただニッコリと笑って……。
「おにーちゃん、とってもかわいかったよ」
「!!!!!!!」
み、見られてた!
ひなたちゃんに、俺のあられもない顔を全部見られてた!
小学6年生の女の子たちに寄ってたかってナニをいじられて、悶えて、あまつさえ
イってしまった顔を、全部見られてた!
この子の純粋無垢な心のメモリーに、俺の痴態が決して消えない記憶として残ってしまったなんて!
ああ……ビデオにとられていたことよりも、なんかこっちの方がよっぽどショックだ……。
わっふるわっふる
「――とまあ、御覧の通り、あれだけ散々いじられても、注意もせず、止めもせず、
気持ちよさそうに私たちのなすがままになって、最後には射精までしてるんですよ。
これって私たちの行為を素直に受けて入れくれているものだとばかり思っていたのですが、
……違ったんですか?」
「…………違いません…………」
もはやあの映像の前には、どんな弁解も意味をなさなかった。
「では、私たちのお願い、聞いてくれますね?」
「…………はい……」
言いたいことは山ほどあったが、自分にその資格も、気力もないことは明らかだった。
しかしそれでも、人として、男として、最後の抵抗を試みるっ。
「……でも、今日一日、今日一日だけだ。後は絶対しないっ。
それと、あの動画は全部消せっ!」
「えーーーーっ! せっかくアイリーンのために撮っておいたのにーっ!」
「うそっ! わ、わたし、見ないよっ。見ませんからっ、長谷川さん!」
「今日一日は、さすがに短いですよ。せめて明日までにしません?」
「でもほら、昴さんも可哀想だし、今日一日でいいんじゃない?」
「おー、ひなはねー、おにーちゃんといっしょなら、いつでもいーよ」
「……では、一日という点をとって、今から24時間、長谷川さんは
私たちに……性に関することをいろいろ教えていただきます。
その代わり、今朝撮った映像は複製を含めてすべて消します。
それでいいですか?」
……こいつら、すでにコピーをとっておいたのか。危ないところだった……。
しかし、いくら24時間と言ったところで、母さんが帰ってくれば、さすがに
そういうことはできないはずだし、夜だってこの子たちは寝てしまうはずだ。
実質、今日の午後と、明日の朝を乗り切ればいい。
よしっ、勝てる、勝てるぞっ、この勝負!
「……わかった……」
こうしてわたくしこと、長谷川昴の、苦悩と快楽にまみれた長い長い一日が
始まったのであった。
226 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 22:22:02 ID:mjtZvU9P
わっふるわっふる
サグ頑張れ
>>◆7gPFohxHYU
アンタ絶対サグたんだよな?な?
…本編含めて今後も期待してるから早く書k、いや書いてくださいお願いします。
今の章が終わったら、ミホ姉の作品も書いて欲しいです。お願いします
書いたのがサグたんだろうが誰だろうがべつによくね?
この前からしつこい奴がいるが
ネタとしてのネ申降臨みたいな感じなのかもしれんがいい加減しつこいかな
良質の物を提供してくれる人がいる、でいいだろうに
まあまあ。二次創作書きとしてはある意味最高の誉め言葉じゃんw
確かにしつこ過ぎるとウザいけどね
そんなことより続きが読みたい
わっふるわっふる
俺、戦争が終わったら田舎に帰ってこのスレをプリントアウトするんだ・・・
「……どうですか、長谷川さん? 気持ちいいですか?」
「……ノーコメント」
「ダメですよ。ちゃんと言ってくれないと、上手いか下手か
わからないじゃないですか」
不服そうな言葉の中にも、少し不安さを感じさせながら、少女は聞いてくる。
彼女の手つきはとても初めてとは思えないほど的確なものだったが、
俺がビクンッと反応するたびに、同じようにビクッ動きを止めてしまうところは、
見ていてなんとなく可愛かった。
「……上手だよ、紗季。とても初めてとは思えない」
「……それは……少しは勉強しましたから……」
恥じらうように視線を反らしながら紗季は答える。
結局、俺は自室のベッドの上で、再び彼女たちに股間を晒すこととなった。
一番手は、朝、撮影役に回ってろくに触れなかったということで紗季。
そして俺(の股間)を囲むようにぐるりと他の子が座っている。
……もっとも、そのうち一人は背を向けたままだが……。
「ほーら、アイリーンっ! もうビデオ撮ってないんだから、ちゃんと見なきゃダメだぞ!」
「無理っ、無理っ! わたしっ、ぜったいムリ!」
そりゃ今朝みたアレがまだ目に焼き付いているだろうから、直視するなんて無理だろう。
それなら部屋から出て行った方がいいような気もするが、
そこは自分ひとりだけ仲間外れになりたくないという微妙な心理が働いてるせいか。
とにかく愛莉は、いやいやするように、背を向けて、耳を塞いで、頭をぶるんぶるん振っている。
――と、そこに近付く影ひとつ。
「おー、あいりー。カメさんみるのいやなら、ひなといっしょにおにーちゃんの顔みてよー。
おにーちゃん、きもちよくなると、すっごくかわいい顔するんだぞー」
「え……、長谷川さんの、……顔?」
「そうだ。あと、昴さんに手を握ってもらったらどうかな。あんまり怖がってばかりいたら
昴さんにも失礼だし、まずは昴さんの体に慣れていくことから始めたらいいんじゃないかな」
……それは一理ある。
愛莉でなくとも、普通の女の子がいきなり男のモノを見ろを言われても引くだけだ。
とりあえず、まず男に慣れていくという意味で、軽い身体的接触は有効だろう。
「…………あの、そじゃあ、……長谷川さん、……手を、握っても……いいですか?」
「……ああ、愛莉がいやじゃなかったら、……いいよ」
「はいっ」
愛莉はこの数日見たことのない、嬉しそうな笑顔を見せた。
そして、俺に近付き、差し出された手を、両手でそっと握る。
「ふぁ……やっぱり、おとこのひとだ。……おっきい、手ですね」
「ごめんね。豆だらけで、ゴツゴツしてるでしょ」
「そ、そんなことないですっ! おっきくて、あったかくて……こうしてると、なんだか……とても……安心します……」
そう言って、きゅっ…と俺の手を握る。
うわっ……なんだろう。今下半身丸出しで、ナニを弄られているっていうのに、
こうして愛莉に手を握られている方が、よっぽど気恥しく感じる。
愛莉も愛莉で両手でぎゅっと手を握ったまま、少し赤らんだ顔をあげて、じっと俺の顔を見つめる。
その隣では、ニコニコと笑顔のひなたちゃんが、同じように俺の顔をじっと見つめている。
……でも、できれば顔を見るのは遠慮してほしいんだけどね……。
すいません。失敗したんで貼り直し。
……しゅっ……しゅっ……しゅっ……。
「……うぅ……」
股間を手で擦られる感覚が、再び俺を襲う。
白く、細く、そしてちょっと冷たい少女の指が、俺の熱いモノを、ゆっくりとリズミカルに擦り上げていく。
「……どうですか、長谷川さん? 気持ちいいですか?」
「……ノーコメント」
「ダメですよ。ちゃんと言ってくれないと、上手いか下手か
わからないじゃないですか」
不服そうな言葉の中にも、少し不安さを感じさせながら、少女は聞いてくる。
彼女の手つきはとても初めてとは思えないほど的確なものだったが、
俺がビクンッと反応するたびに、同じようにビクッ動きを止めてしまうところは、
見ていてなんとなく可愛かった。
「……上手だよ、紗季。とても初めてとは思えない」
「……それは……少しは勉強しましたから……」
恥じらうように視線を反らしながら紗季は答える。
結局、俺は自室のベッドの上で、再び彼女たちに股間を晒すこととなった。
一番手は、朝、撮影役に回ってろくに触れなかったということで紗季。
そして俺(の股間)を囲むようにぐるりと他の子が座っている。
……もっとも、そのうち一人は背を向けたままだが……。
「ほーら、アイリーンっ! もうビデオ撮ってないんだから、ちゃんと見なきゃダメだぞ!」
「無理っ、無理っ! わたしっ、ぜったいムリ!」
そりゃ今朝みたアレがまだ目に焼き付いているだろうから、直視するなんて無理だろう。
それなら部屋から出て行った方がいいような気もするが、
そこは自分ひとりだけ仲間外れになりたくないという微妙な心理が働いてるせいか。
とにかく愛莉は、いやいやするように、背を向けて、耳を塞いで、頭をぶるんぶるん振っている。
――と、そこに近付く影ひとつ。
「おー、あいりー。カメさんみるのいやなら、ひなといっしょにおにーちゃんの顔みてよー。
おにーちゃん、きもちよくなると、すっごくかわいい顔するんだぞー」
「え……、長谷川さんの、……顔?」
「そうだ。あと、昴さんに手を握ってもらったらどうかな。あんまり怖がってばかりいたら
昴さんにも失礼だし、まずは昴さんの体に慣れていくことから始めたらいいんじゃないかな」
……それは一理ある。
愛莉でなくとも、普通の女の子がいきなり男のモノを見ろを言われても引くだけだ。
とりあえず、まず男に慣れていくという意味で、軽い身体的接触は有効だろう。
「…………あの、そじゃあ、……長谷川さん、……手を、握っても……いいですか?」
「……ああ、愛莉がいやじゃなかったら、……いいよ」
「はいっ」
愛莉はこの数日見たことのない、嬉しそうな笑顔を見せた。
そして、俺に近付き、差し出された手を、両手でそっと握る。
「ふぁ……やっぱり、おとこのひとだ。……おっきい、手ですね」
「ごめんね。豆だらけで、ゴツゴツしてるでしょ」
「そ、そんなことないですっ! おっきくて、あったかくて……こうしてると、なんだか……とても……安心します……」
そう言って、きゅっ…と俺の手を握る。
うわっ……なんだろう。今下半身丸出しで、ナニを弄られているっていうのに、
こうして愛莉に手を握られている方が、よっぽど気恥しく感じる。
愛莉も愛莉で両手でぎゅっと手を握ったまま、少し赤らんだ顔をあげて、じっと俺の顔を見つめる。
その隣では、ニコニコと笑顔のひなたちゃんが、同じように俺の顔をじっと見つめている。
……でも、できれば顔を見るのは遠慮してほしいんだけどね……。
……しゅっしゅっ……しゅっしゅっ……。
「でもやっぱり不思議な形してますよね。……こことか」
「あうっ……」
「そーそー。ねーすばるん、ここはなんてゆーの?」
紗季が俺のカリの裏を指で擦り、真帆が指指して訊いてくる。
「そこは……カリっていうんだ」
「かり? なんでかりってゆーの?」
「そんなの俺だって知らないよ」
「ふーん……で、ここは気持ちいいんですか?」
すりすりとその部分を擦りながら訊く紗季。
「……気持ちいいよ。……すごく」
「じゃあ……ここは?」
「っ!」
俺の反応に、紗季がニタリと笑う。
紗季が触ったのは、裏スジだ。
「……そこも、気持ちいいよ……」
「……ふふん、ここが、男の人の一番気持ちいい場所なんですよね?」
……くそう、わざとやってるな、こいつ。
紗季は裏スジをこすこすと執拗に擦り続ける。
わっふるわっふる
わっふるわっふる
しかしすばるん高校生のくせに大した耐久力だ
243 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 10:18:53 ID:DLPjztB5
普段から抜きすぎで遅漏ぎみなんだよ
若さゆえに回数で勝負して欲しかった。
短編のようにヨーグルトまみれにする
「あぅっ、……でも紗季、そこばっか触っちゃ、ダメ! 他の場所も
まんべんなく触って、ときどき擦るくらいがちょうどいいから……」
「え、わ、ごめんなさい。そ、そーですよね、まんべんなく、ですよね」
俺に指摘されて、泡を食ったように他の部分を摩り始める紗季。
小さく「やっぱり知識だけじゃよくわからないな……」と呟く声がその唇から聞こえる。
……この子もちょっと耳年増だけど、根は真面目で、しっかりしていて、すごく良い子なんだよなあ。
――なんでこんなことになってしまったんだろう?
でも、自分の股間に群がる彼女たちを見て、俺は少しだけほっとする。
実際ナニを弄られているわけだが、紗季の言う通り、彼女たちは性的疑問を
解消するといった方に興味が注がれており、最初俺が危惧したような
淫靡な雰囲気にはなっていない。
よくよく考えて見回してみれば、服を脱いでいるのは俺だけ(しかも下半身のみ)で
女の子たちはビシッと衣服着用である。
これならば少し行き過ぎの保健体育授業で通るのではないだろうか?
……いや、やっぱダメか……?
そんな甘いことを考えていると、ちょっと落ち込んだ感じの紗季が、無念そうに俺に詫びてきた。
「……すいません。どうも私の知識だけでは、長谷川さんを気持ち良くさせてあげられそうにないです。
……真帆のマネになるのであんまりやりたくなかったのですが、
やはり長谷川さんを気持ち良くさせた実績のある手段をとらせていただきます」
いや、君の知識と手つきはかなり高レベルだと思いますよ。
正直、将来が恐いくらいです。
つか、真帆のマネってもしかして……。
「……くちゅ……くちゅ……くちゅ……」
今度は目で見てわかった。
紗季が口を閉ざしたまま、モゴモゴとほっぺたを動かす。
「だ、ダメだ紗季! それは駄目だっ!」
「…………?」
口をモゴモゴさせたまま、コクンと小首をかしげる。
「ほらっ、やっぱり、人の唾液をつけるって、汚いだろ? あ、別に、紗季のが汚いって
いってるんじゃないんだっ。どっちかっていうと汚いのは俺の方で……」
「でも、すばるん、つばつけてからのほーが、すっげー感じてたぜ!」
「……うん。滑るから、こすりやすいしね」
「そこ! よけーなこと言わないっ」
紗季は俺の目をじっと見つめながら、くちゅくちゅと頬を動かし続け、そして――
俺のモノへと顔を近づける。
「ん――」
小さな唇から、にょきっと赤い舌が割って出た。
彼女の白い肌と比べると随分と赤みを帯びた舌が、亀頭スレスレまで接近する。
そして、僅かに開いた唇から、唾液がつつーっと舌を伝わり、亀頭の先へ糸を引くように落ちていく。
「……れろ〜」
「――ッ」
――駄目だって言ったのにっ……!
生温かい紗季の唾液が、俺のモノへとゆっくりとまとわりついてくる。
ああ、やっぱり目でみると凄い効果だ。
そして、唾液をまぶしながら、くちゅくちゅと手の動きを再開させる。
「ぐぅ――!!!!!!!!!」
股間の感度が一気に跳ね上がった。
「……うふふ。なんとなくわかっちゃいました。長谷川さんがダメっていうことは、
……ホントは気持ちいいってことなんですね?」
「ち、ちがう! ほんとに……」
「――えいっ」
「ぐほっ」
紗季が濡れた指先で裏スジを撫で上げた。
「ふむ。ここぞというときに使えば効果てきめんと」
「長谷川さんは、女の子によだれを塗りたくられて、擦られるのが好きな、
いけない男のひとなんですね」
彼女の眼鏡ごしに見える瞳の中に、俺はゾクリとするものを感じた。
……あれ、……保健体育……どこ行った?
俺、もしかして、彼女の入れてはいけないスイッチ、入れちゃった?
「それで、長谷川さんは真帆みたいに乱暴にされるのと、
トモみたいにねっとりされるの、どっちがいいんですか?」
「ど、どっちもダメ!」
「そうですか。両方ですか。欲張りさんですね」
紗季の手が唾液まみれのモノを、ゆっくり、ねっとりとなぶってゆく。
「ぐぅ」
「あれ? でもあべこべってことは、もしかして……」
今度は裏スジを連続して強くこすり始める。
「あうっ! あ、あぁ、あぁっ、ああっっ!!」
「あ、やっぱり気持ちいいんだ。むー、騙してたんですね。お仕置きです」
今度は手で握りながら素早く高速運動を開始した!
くちゅくちゅと唾液が摩擦で飛び散る音がする。
「違う! 確かにそれも気持ちいいが、そんなにっ強っあっ!」
「もう口は信用できませんので、長谷川さんの体に直接聞くことにします」
「ねー、もっかん。サキのやつ、アイス・エイジモード、入ってない?」
「……うん。昴さん……壊れちゃわないかな……」
わっふるわっふる
紗季ちゃんこえーw
250 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 00:50:10 ID:x5UYUyzv
わっふるわっふる
本編以上にいきいきしてるねw
ぐちゅぐちゅぐちゅと凄まじい音を立てて、しごき上げられるマイ・サン。
「長谷川さん、ココをこんなに大きくさせて、……ほら、亀頭がぷっくり赤く膨らんでますよ。
カリのところ、……こーやって、親指と人さし指の間で擦られると、気持ちいいんでしょ?」
「――ぐうっ、――ひぃっ――あぁぁつ!」
「私のよだれが、長谷川さんと手の間で、ぶちゅぶちゅ泡だってますよ。
白くて……まるで精液みたい。…………んー、ほら、またよだれを垂らして、
大きくコスコスしてあげますから、いっぱい、気持ち良くなってくださいね」
「――らめっ、――それいじょぅ、―くふぁっ!」
目からチカチカと火花がとびそうだ。
股間からの刺激が、頭を壊していく。
ウソだ。ぜったい嘘だっ。
これ、小学生の手技じゃないぞ!
知識だけでこーなるもんじゃない、――天性だ、この子は、天性の――女王様だっ!
「ほらほらほらっ――もう限界ですか、ダメですよ、長谷川さん。まだ…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………(ニコニコ)」
突如として、女王様の手が止まった。
なっ、なにっ! もーすこしでイケそうってところで止めるなんてっ!
くそっ、焦らしのテクニックまで身につけてるのか、この子はっ。
畏怖の念を抱きつつ、紗季の方を見ると、なぜか彼女はぼうっとしたまま俺を見つめていた。
その両脇には同じような表情の真帆と智花。俺の手を握っている愛莉も同様だ。
そして、ひとりだけニコニコと笑顔なひなたちゃん。
気付くと全員が俺を見つめていた。
「……え、なに、みんな、どーしたの?」
荒れた息を整えつつ声をかけると、ひなたちゃん以外の子が、瞬間的に顔を赤くして、ばっ顔をそむけた。
なんとあの真帆さえもだ。
「ふぁ……あの、昴さんの顔というか、感じている仕草が……とっても……」
「……かわいい……。は、長谷川さんて、ほんと……可愛い表情をするんですね」
「……うん。長谷川さんが気持ちよさそうにしてる顔って、なんか女の子みたいで……ドキドキしちゃいました」
「なー、おにーちゃん、かわいーだろー」
「あ、あたしも、いま、いっしゅん、すばるんのこと、おそいそーになった……」
いや、もう襲われてるから。それもかなり激しく!
つーか、年下の女の子にかわいいとか言われても、ただただ恥ずかしいだけだっ。
「てか、顔ばっかみてないで、手を動かせ手を!」
そういうと「ご、ごめんなさいっ」といって、慌てて作業に戻っていく。
ふーっとため息を吐いてから、……あれ? 今のセリフ、間違ってない?と自問する……。
「そ、それで、あの、……次はどうしましょう。
やっぱりほっぺたでスリスリとかした方がいいんですか?」
こすこすと手を上下に動かしながら、ちょっとクールダウンした様子の紗季が上目づかいに訊いてくる。
さっきの超絶手技で頭の半分が壊れかけた俺は、女王様にほっぺスリスリは似合わないなー、
でも逆に背徳感があっていいかも……などと、バカなことを思いつつ、何気なく答えてしまった。
「いやっ、まあ、それもありかもしれないけど、普通はこういう場合、
舐めたり咥えたりするのが一般的じゃ……」
そこまで言ってから、はたっ……と自分の言葉の意味に愕然とした。
俺……今、なんつった?
「……なめる?」
「……くわえる?」
「……コレを……ですか?」
そういって、ナニに目をやる女子小学生一同。
空気が一瞬のうちに引いていくのがわかった。
……もしかして、いま、しょーがくせいにふぇらちお要求しましたか?
「ちょっと待って! タンマ! 今のなし! 今の言葉、取り消しますっ!」
お、お、俺は、小学生の女の子に、なんてこと頼んでいるんだっ!
たしかに普通はそうかもしれないけど、それを小学生に頼むことは異常だ!
昴さんパネェっすwwwwwwwwwwwww
「……あのぅ、昴さん……」
おずおずと手を挙げて智花が質問をしてくる。
ああ、やめてくれ。そんな困った目で俺を見ないでくれっ!
「そ、そのぅ、……し、舌で、舐めて差し上げるのは、私としては全然、構わないのですが、
……できれば、その前にして頂きたいことがありまして……」
顔じゅう真っ赤にして智花が言いづらそうに話す。
「あっ、も、もちろん、ちゃんと洗って綺麗にしてからね!
それでもダメなら殺菌消毒でも滅菌消毒でもなんでも……」
――って、なに俺、してもらうこと前提で話を進めようとしてるんだっ!
「いえ、その、そういうことではなくて、……それは別に……気にしないし……
じゃなくって! ……あの……はじめて……なんです……」
「……?」
そりゃ、フェラチオなんて初めてだろう。
逆に小学生で既に経験済みだったら恐いぞ。
「…………」
……ああ、わかっているさ。今、それをやらせようとしている鬼畜な男がいるな。ここに。
「うん。やったことないから嫌なんだろ。だから別に無理して……」
「そうではなくて、……だから……初めてなんです……キス……」
「…………え?」
…………キスって、あれ? 接吻? 口づけ? マウストゥーマウス?
「……ああ、キス……ね。そ、そう……そりゃ、は、はじめて……なんだ」
「……はい。初めてなんです。ですから……」
智花は顔をもう真っ赤っかにしながら、俺のモノをすっと指さす。
「これが、初めての相手というのは、いくらなんでも無理なんです!」
…………。
……ああっ、そーゆーことね!
そうか、彼女的には、一応、これもキスの分類にはいるのか。
「じゃあ、仕方ないね。無理してするようなことじゃないし、こんなことはもうやめよう」
俺は納得して、大人の対応をしたつもりなのだが、智花はなぜか紅いほっぺを少し膨らませ、
小さな声で何か呟いた。
「すばるさんの……どんかん……」
「え? なに、智花?」
「な、なんでもありませんっ! で、ですから、……は、は、初めてを、
ちゃんとした人に、してもらえてれば、……舐めてあげられると思うんです」
「うん。それはそうだろうけど、今、この場にそんな人はいないんだから、
今日は無理でしょ?」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
……なんか智花が、大変なことになってる。
ぶんっぶんっと、俺を指さして、仲間に訴える。
「うん。すばるんが悪いね」
「100%長谷川さんが悪いですね」
「長谷川さん、ひどすぎますっ。智花ちゃん、可哀想……」
「おー、おにーちゃん、だめだぞー」
え、なに? 俺、全会一致で否決されるの!?
だって……智花はキスをしたことがないから、口でするのが嫌で、
口でするには、まずキスを先にしなくちゃならなくて、
その相手は今ここにいないんだから、口ではできない……。
――何も間違ってないよな、俺の理論?
すばるんヒドスwww
激ワロタwwww
すばるんは駄目だな!
あと仲間に訴える智花が可愛い過ぎるんだが
やっぱりすばるんは受けが似合うな
むしろすばるんが攻めに回れる相手なんて居るのかとw
うん、たしかにもっかんが可愛い
あと、わっふるわっふる
やばいもっかんかわゆすぐる
「……ですから、……だからっ、私はっ、――昴さんにキスをして欲しいって言ってるんです!」
もう真っ赤うえに湯気まで出そうな勢いで、智花は叫んだ。
「…………え?」
「はぅぅぅぅぅぅ、いっちゃった、いっちゃったよぉ〜〜〜」
「おおっ、もっかん、いった!」
「ここまで鈍感だと、もう直球勝負しかないわよね」
「智花ちゃん、すごい、がんばったね!」
「おー、ともかー、がんばったー」
智花は真っ赤になった両のほっぺたに手を当てて、しゃがみこんでしまった。
その周りで他の4人が祝福している。
……俺が、智花に、キスをする?
一瞬、その光景を想像してしまい、――すぐに首を振る。
「それは駄目だ」
キッパリと言い放った。
ちょっと涙目の智花が、俺の方に体を向かせ、ごもごもと口ごもるように呟く。
「そ、それは、昴さんからしたら、私みたいな子供はお断りかもしれませんが……」
「違う! そんなことじゃないっ」
「ふぇ……?」
俺は智花の肩をガシッと掴み、真剣な顔で彼女の瞳を見つめた。
「いいか、智花。キスなんて、それも初めてのキスなんて、本当に好きな人としかしちゃいけないんだ。
こんなお遊びみたいな戯れ事のために、していいことじゃない」
「……お遊び?」
「そうだ。俺もちょっと調子に乗って変なこと言っちゃったけど、――キスは駄目だ。
そんなことしたら、智花が一生後悔することになるぞ」
見つめていた智花の瞳が、考え込むかのようにふっと伏せられる。
「……後悔なんて、しませんよ……」
「今はそう思うかもしれない。でも、後で、絶対する。
将来、智花に本当に好きな人ができたとき、こんなところで、俺なんかとキスを
してしまったことを、絶対に後悔することになる。
好きな人に初めてのキスをあげられなかったことが、一生心に残ってしまう。
俺は君にそんな思いをさせたくないんだっ! だから、やめよう。な?」
最初は強めに、そして最後は優しく、俺は智花に語りかけた。
確かに俺はそういうことを彼女たちに教えると約束してしまった。
だが、彼女たちを傷つけることは、絶対にしてはならない。
だから俺は、自分からは決して彼女たちに触れない。
それが俺が自分に課した絶対の枷だ。
俺の心のこもった真摯な言葉に、智花は、顔を伏せ、……小刻みに肩を震わせていた。
どうしたんだろう。ちょっときつい口調だったから、恐がらせちゃったかな?
サラサラとした髪の毛に隠れた智花の唇から、くぐもった声が漏れた。
「……ほんとうに、……本当に好きな人としか、……キスをしちゃいけないんですか?」
「ああ、そうだ」
「……なら、キスをしてしまえば、……その人は、本当に好きな人の証になるんですね」
「え?」
がばっと智花の顔があがった。
突然のことで、俺は反応できなかった。
智花が俺に飛び付き、そして、彼女の小さな唇が――俺の口に押し当てられた。
――キス。
唇に触れた彼女の彼女の感触は、柔らかく、そして――ひどく震えたものだった。
もっかんかわええー
わっふるわっふる
押し当てられた唇がゆっくりと離される。
智花は、俺の目をじっと見つめて、静かに宣言する。
「……これが、私の……本当の気持ちです……」
「……と、ともか……」
「……私は、昴さんが、……好きです。本当に、好きです。……いけませんか?」
二の口を継げないでいる俺を、智花の真剣な瞳が射る。
……と、突然、その顔がくしゃっとゆがむ。
「……うぅ、うっ、うぅぅぅ〜〜〜」
「と、智花! 大丈夫!?」
再び顔を伏せ、俺の胸のあたりをぎゅうっと握ったまま、彼女の嗚咽をこらえる声が聞こえる。
「……うぅっ、は、初めてだったのにっ、大切な、ファーストキスだったのにっ、
自分からしちゃうなんてっ、……ひっく、私ってば、最低……」
涙をこらえる彼女の体は大きく震えていた。
「あーあー、なーかしたー、なーかしたー、いーけないんだー、いーけないんだー」
「なっ、何言うんだ真帆っ! これは…………俺が……悪いのか?」
「あたしちゃんとゆったよー。みんなすばるん大好きって」
「いや、でもそれは……」
本当の好きじゃない。
そんな言葉を、今の智花にかけることなどできなかった。
彼女は俺のことが好きだという。
本当に好きだと言った。
そしてキスをした。
自分から、大事な、女の子には大切な、ファーストキスを。
それでも、俺は、それはホントの好きじゃないと、一蹴できるのだろうか。
小学生が、高校生に憧れているだけの、幼稚な感情だと、この震える肩を突き放てるのだろうか。
俺は――
智花を――
「……智花」
「……ふぁ」
その震える体を、そっと抱きしめた。
「……ごめん。ホント、ごめん。……俺、バカだから、どーしよーもない馬鹿だから
智花のこと、傷つけちゃって……」
「……ひっく……昴……さん」
智花は俺の胸に顔をうずめて、ひっくとしゃっくりを上げる。その両手はぎゅうっと俺の服を掴んだままで……。
抱きしめた智花の体は、本当に小さかった。
ほっそりとした体がすっぽりと俺の腕の中におさまってしまう。
背も低いから、俺の胸にちょうど智花の顔がきて、頭のつむじがよく見えた。
その小さな体が、俺のせいで震えている。
俺は少しだけ、痛くしないように、智花を抱く腕に力をこめた……。
「ふぁ……すばる……さん……」
「ごめん。痛かった?」
「いえ、……もっと強く……力をいれて頂いて構いません……」
「……うん」
ぎゅうっ……。
強く……智花を抱きしめる。その震えが、とまるように……ぎゅっと。
ラブラブモード入りましたー!!
智花かわいすぎ
いいぞもっとやれ
頭の中に、智花の姿が浮かぶ。
はじめて会った時の、ロングスカートのメイド服を、嫌々そうにしながらも姿勢よくキチンと着こなしていた姿。
ゴールをまっすぐ射貫くための無駄ひとつない機能美と少女の可憐さが同居したシュートフォーム。
俺にコーチを断られたときに見せた、寂しさを隠した儚い笑顔。
男の俺に真っ向勝負を挑んできたときの、ムキになった姿。
コーチを引き受けると決めたときに感極まってみせた泣き顔。
男子バスケ部との試合でみせた、スリーポイントと見まがうほどの、高く、柔らかく、美しいジャンプシュート。
そして――俺をもう一度コーチに復帰させるために、雨の中、フリースローを打ち続けた後ろ姿と、
毎朝見せてくれていた、その笑顔――。
智花との、大切な、思い出。
俺にとって智花は――。
「…………」
そんな彼女にさせてしまったことに、自責の念が募る。
だから俺は、自分に課せた枷をひとつ、外すことにした。
「……智花、やり直し、させてくれる?」
「ふぇ……?」
「智花の、大切な、ファーストキス。このままじゃ可哀想だから、ちゃんとしたいんだ、俺から……」
「昴さん……」
顔をあげた智花をじっと見つめる。
瞳は涙で濡れていた。赤く染まった頬に涙の筋がくっきりと残っていた。
俺は指で優しくそれを拭ってやった。
「……ん」
指先に触れた彼女の頬と涙はとても熱く感じられた。
俺は、その頬を、両手で包みこむ。
「……智花。君は俺にバスケの情熱を取り戻させてくれた。
君が、君たちがいなければ、俺はもうバスケを辞めていただろう。
だから君は、俺の恩人であり、大事な教え子であり、そして――」
ごくり…と唾を飲み込む。
「女の子として好きかどうかなんて、まだわからない。でもね、これだけは言える。
俺にとって、君は、とても大切な存在だよ。もう欠くことのできない……。だから――」
彼女の瞳をまっすぐ見つめ、
「好きだよ、智花。……ひとりの人間として…ね」
そう言って、まだ微かに震える、淡い桃色の唇に、そっとキスをした。
これさー、台詞とかすっごい格好良くてロマンチックだけどさー。
すばるん下丸出しだよなw?
しかも小学生女子に観察されているんじゃなかったっけ。
いずれ我に返ると思われ
アイリーンとかガン見してそうだなw
俺の中で、もう1つの本編となりつつあるんだがw
唇に感じる智花の感触は、柔らかで、鼻先に香る彼女の濃厚な女の子の匂いが、
胸の奥を熱くさせる。
ああ、やばい。
女の子として好きかどうかなんてわからないと言ったのに、
こうしていると智花への愛しさがどんどん増してくる。
俺は智花の体の震えが止まるの待ってから、ゆっくりと唇を離した。
智花はまだ瞼を閉じたままで、唇は僅かに開き、濡れていた。
その唇にもう一度吸い寄せられそうになるのをどうにか押しとどめ、
俺は優しく彼女に囁きかけた。
「……どう? 智花」
「ふぁい、すてきでした……一生の、宝物にします……」
とろん…とした瞳で智花は答える。
よかった。どうやら満足してもらえたみたいだ。
俺が智花の体を離そうとしたその時、やたら元気な声が部屋に轟いた。
「じゃあ、次、あたしーっ!」
「……は?」
「次はまほまほにキスする番だよ、すばるんっ!」
って、いつの間にか、他の4人はベッドから降りて、壁際に一列になって見学していた。
「お前らいつから……って、それよりも、真帆の番って、なんだよ!」
「へ? だって、すばるんは舌で舐めてもらいたいから、もっかんとキスしたんでしょ?
だったらトーゼンあたしともしなきゃダメじゃんかっ」
……えーと。
……たしかに、その理論からいくと、そーかもしれないが……。
……あれ? そもそもなんでフェラチオしてもらうことが既定路線になっているんだ?
「って、ことは、……真帆、お前も、……キス、初めてなのか?」
言い終わってから、しまった、女の子に訊くとこじゃねぇ! と後悔。
しかし真帆はそんなことは意に介した風もなく元気に頷く。
「うん! 男の人はねっ」
「え?」
「女とはサキとした!」
「バカッ! やめろっ思い出させるなっ、あの黒歴史!」
ふたりともそーゆー関係……なわけないか。ふざけてやったって感じか。
「……でもな、真帆、だったら……」
「あー、本当に好きな人とか、そーゆーことは、さっき全部きいたから。もーOK
あたしもすばるん好きだし、それでいーじゃん、ね!」
……かるい……軽すぎるぞ、お前の好きは。
「……真帆、お前な、あとで絶対後悔するぞ」
「あ、それはナイナイ」
パタパタと手を振って、高らかに宣言する。
「あたし、今まで一度もコーカイしたことないもん!」
……うわ、言い切りやがった。
しかも、妙に説得力がありやがる。
ほんとに後悔したことがないのか、それとも後悔したことすら忘れるような
超前向き志向なのか……とにかく紗季の例をみるように、キスのひとつやふたつで
落ち込むような子には見えない。
「……えーと、智花は、それでいいの?」
「……ふぁい……どーぞー……」
腕の中でいまだ抱きしめたままの智花を見ると、
……いかん、完全に惚けてしまっている。
「と、智花ちゃん、こっちこよっ」
「……ふぁーい……」
顔を真っ赤にして、なぜか俺の方を見ないようにしながら、
愛莉が智花の手を引いて連れていく。
「だいじょーぶ、ちゃんと5人全員ヌケガケなしってジョーヤクがあるんだから、
もっかんだって、おこんないって!」
なにその条約。聞いてないぞ。
でもまあ、本人が良いって言ってるんだし、これ以上話しても真帆が納得するとは
到底思えないわけだから、ここはさっさとしまった方が楽なのかな?
そうだ。キスなんて外国じゃ挨拶なんだから、深く考えない深く考えない。
「……じゃあ、真帆がそれでいいってゆーんなら……」
「あ、その前に」
「?」
「ぱんつとずぼんはいて」
俺は自分の下半身を見た。
げっ、そーいえば、丸出しだったんだ。
「長谷川さんもトモも、二人の世界作ってたから気付かなかったでしょうけど、
外からみてると結構滑稽でしたよ」
って、脱がしたのは君たちだろーがっ!
……まあ、幸い智花は惚けて気付いてないようで良かったけど……。
ごめん、やっぱり俺に素敵なファーストキスなんて無理だったみたい。
そんなわけで選手交代。
ベッドの上で真帆がぺたんと女の子座りして、智花は愛莉たちと一緒に
壁際に移動。……智花、まだぽぉ〜〜〜としてるし……。
「……さてと」
しかし、さっきは智花が泣き出してそれどころじゃなかったけど、
女の子5人に見られながらキスをするというのは……非常に恥ずかしい。
――もちろん、見ないでくれとお願いしたが、当然のごとく却下された。
俺とは対照的に、ベッドの上に座るまほまほさんは、まったく緊張しておらず、
目をキラキラさせて、今か今かと俺を待っている。
……こいつ、今からすることの意味、ホントにわかってるのか?
あまりにリラックスした真帆の態度に、さすがに不安になってくる。
「真帆、いちおー訊くけど、お前キスの意味分かってるよな」
「うんっ。好きなひと同士が、口と口をくっつけあうんだろっ。そんくらい知ってるって!」
……本当かなぁ?
……まあ、女の子同士とはいえ、紗季としてるっていうし、そんな心配することでもないのか。
俺がそう考えながら、覚悟を決めて真帆に近付き、その顎に手をやり、
顔を寄せようとしたその時――。
真帆が突然、びっくりしたように声を上げた。
「あれ? 愛のささやきは!?」
「……なんだそれは?」
「えーーーっ! もっかんにしてたじゃんっ。すっげー心のこもった、
きいてるこっちがハズカシクなるよーな、ラブラブ全開なやつ!」
「えっ、俺、そんな恥ずかしいこと言ったっけ!?」
「いったよっ、な、サキ!」
「ちなみに言われた本人は、現在こーゆー状態になってます」
「……ふにゃ〜……すばるさん……うふふ……」
紗季が指し示す方には依然惚けて何やらぶつぶつ呟いては笑みを浮かべる智花の姿が……。
……アレ、俺のせい?
うおー、智花かわいすぎw
わっふるわっふる
278 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 21:24:51 ID:toDsAjfC
これは難題だな
智花の後+一度仕切り直してるから、安易な言葉じゃ上滑りしてしまう
「……だからって、そんなこといきなり言われてもできるわけないだろっ!」
「えーっ、もっかんには言ったのに、あたしには言ってくれないなんて、ずるいずるい!」
真帆はだだをこねるが、俺だって智花に言った後に、続けて違う女の子に同じようなことを言うなんて、
さすがに気持ちがのらない。
「それとも――」
ふと、真帆の表情が陰った。
「……すばるんはやっぱり、あたしよりも、もっかんの方が好きなの?」
「え……?」
真帆が答えを求めるように、俺の目をじっと見る。
正直、真帆からそんなセリフが出てくるとは思いもよらなかった。
真帆はそういう恋愛ごとには無頓着だと思ったし、なにより、親友である智花に
対抗心など持たないだろうと思っていた。
「……真帆……おまえ」
「――あ、ゴメンゴメン! 変な意味じゃないからっ。ただやっぱりすばるんは、
朝とかいっつももっかんと一緒にいるからさ、もしかしてラブラブなのかなーって、思っただけだから!」
見せたのは、ほんの一瞬だけ。真帆はそれがまるで冗談だったように、すぐにいつもの笑顔に戻った。
だが、その一瞬みせた、普段の明るい真帆からは想像もできない、硬くこわばった表情が、俺の心を鷲掴みにした。
……たく、ズルイのはどっちだ。
おまえにそんな顔されて、俺が平気でいられるわけないだろっ。
「――ていっ」
「ひゃあっ!? な、なんだよぅ、すばるんっ」
俺は真帆の両耳をつまんだ。そして、耳たぶを指でぐりぐりと揉んでやる。
――うおぅ、すっげぇ柔らかい。
「きゃんっ……。くすぐったいってばっ!」
「……ばーかっ、なに言ってるんだよ。真帆」
「ふぇ?」
俺は見上げる真帆の瞳をじっと見つめた。
「たしかに智花は朝一緒に練習しているし、バスケの経験者で話やすいし、
……とって良い子だけどさ、だからって、真帆、お前と比較したことなんて一度もないぞ。
真帆だって、すっげー良い子だって、俺は知っているからな」
いつも元気で、突拍子もないことばかりして、振り回されっぱなしだけど、
この子の明るさと元気さが智花を孤独から救い、愛莉やひなたちゃんを助け、
紗季を引き入れ、女バスを作り上げた。そして……俺をバスケに戻してくれたんだ。
「な、なんだよっ、すばるん! そんなマジ顔でゆわれると、はずかしーよっ」
「そうか? 俺はマジでそー思っているから、気にしないけどな」
柔らかい耳たぶから手を放して、首筋をなでて、肩に至る。
うなじを触った際、真帆がすごい可愛い声をあげた。
「ひゃんっ! だ、だめだよっ、うなじ……よわいんだから」
「…………」
そう言われると、つい触ってしまうのが男心というものだ。
俺は真帆の白いうなじを、指先で数度、そおっと撫でてあげた。
「ひゃあんっ、だめっ、だめっ、そこっ、さわっちゃ、だめっ!」
うわっ、こいつ、こんな可愛い声あげるんだ。
新たに発見した真帆の一面にちょっと感動してしまう。
ふぅ…
展開うめええええ
あの無茶振りからどうやって続けるのか全然思いつかなかったけど
こんなに綺麗に繋がるなんて
でもこの後すばるさんは残り全員に甘い言葉をかけていかないといけないんですよね?
プレッシャーものともしないサグ(仮)さんに惚れるぜ
おもしろすぐる・・・
この際ザクたんでもゲルググたんでもガッシャたんでもいい
この調子でゆっくり最後まで頼むぜ
やるじゃねーかドムタン
「……ひどいよ、すばるん……」
「はは……ごめんごめん」
ちょっと涙目の真帆に、謝る俺。
でも、こころなしか、真帆のほっぺが紅く滲んでいる。
俺はそのほっぺたに右手を添える。
「……あっ……」
「……真帆、お前は本当に良い子だぞ。明るくて、元気で、いつもみんなを照らしている太陽みたいな子だ」
「ひゃっ、た、たいよーって、ナニいーだすんだよっ、すばるん!?」
聞き慣れない言葉を言われたのか、仰天した表情になる真帆。
「自分の決めた道に一生懸命で、がむしゃらに突っ走って、みんなを引っ張って行っている。
……まあ、多少空回りしちゃうのは御愛嬌だけど、そんなお前の姿は、見ていて嬉しくなるよ」
「あ、あたしっ、そんな良い子じゃないよ。ただ、自分のやりたいこと、やってるだけでっ……」
「……ジャンプシュートの練習、1日200本か? ちゃんと続けてるだろ。
いつでもチームのピンチを救えるエースになるために……」
「――ッ! すばるんっ、なんでそのことっ……」
「だからお前は良い子だよ。自分のしたいこと、仲間のしたいこと、全部努力して
なしとげようとしてるんだから。真帆、俺、お前みたいなやつ、本当に――」
目を大きく見開いた真帆の顔に、自分の顔を近づけ、
「大好きだよ」
唇を重ねた。
「――んっ……」
最初に感じたのは、温かさ。
智花よりも体温が高いのか、体が火照っているのか、
唇の触れた部分から、真帆の温もりが伝わってくる。
そして、唇は、ぷりぷりしてて、グミみたいだった。
……真帆の体って、ほっぺたも、唇も、張りと弾力があって……
あ、でも耳たぶはすっごい柔らかかったな。
俺はほとんど無意識に、頬に当てていた手を伸ばし、彼女の耳たぶをふにふにと揉んでいた。
真帆は動かない。呼吸すらしていないように思えるほど。
だが、微かに頬にかかる息吹が、彼女の生命の鼓動を感じさせ、
体から立ちのぼる甘い香りが、彼女が女の子であることを強く俺に意識させる。
俺は思わず、何度か真帆の唇をついばみ、その感触を楽しんでしまった。
「…………っ!」
はっと我に返ったのは、唇を重ね合わせてから1〜2分ほど経過してからであろうか。
その間、真帆は反応らしい反応をしなかった。
「……真帆?」
俺は唇を離して真帆の顔をみる……。
真帆は、目の焦点があっておらず、ぼぉーっとしていた。
その目の前で手の平を振るが、まったく気づく様子はなし。
頬には、朱が灯っていた。
「……おい、真帆、真帆、しっかりしろ」
紅く染まったほっぺたをぺしぺしと軽くたたいてやると、徐々に真帆の瞳に光が戻ってくる。
「…………ふぇ……すば……るん?」
「どーした、ちょっと目、いっちゃってたぞ」
「……ご、ごめん。……びっくりして……ちょっと、ぼーーーとしてた……」
……いや、ビックリって、キスも愛の囁きも自分から言い出したことだろ?
「ま、なんにしてももう終わったから。ほら、ちゃんと立てるか?」
「うん……ありがと…………って、ウソッ!? 終わったのっ? ゼンゼンおぼえてないよっ!」
「いや、嘘も何もちゃんとしたって……なあ?」
ギャラリーに同意を求めると、なぜか紗季と愛莉のふたりは、顔を赤くしてそっぽを向いてしまった。
ひなたちゃんは……見たこともない真剣な表情で、じぃーーーっとガン見しているし、
智花は……いまだ夢の中……。
「……ねえ、愛莉、あれ、意識して作って言ってるのかな? それとも、天然?」
「わ、わかんないけど……あの長谷川さんが、ひょいひょいあんな言葉作って言えるとは思えないよ……」
「じゃあ、やっぱ、天然、天然なのね! よくもまあ、あんだけ殺し文句連発できると思ったけど、
無意識でやってるのかぁ……」
「す、すごよね。あれだけ心のこもった言葉並べられて、す、好きっ言われて、キスされちゃったら、
わたしだったら、嬉しすぎて死んじゃうよ……」
「あれね、もう、ひなと一緒ね。男版イノセント・チャーム」
「うん。そんな感じ……」
ひそひそ声なので、よく聞こえないが、……なにかすごい不本意なことを言われている気がする……。
いいぞ
あのさあ、どういうつもりなの?こんなの書いちゃって。住人を悶え殺すつもりなの?
「とにかくっ、も―1回っ、もー1回だけっ、ねっ、すばるん!?」
「……うーん。わかった。しょーがないなぁ……」
俺はいかにも仕方がない、といった感じで答えたが、内心には、もう一度真帆とキスがしたくてウズウズしている自分がいた。
「……じゃあ、もう一度、うなじ触らせてくれたらいいよ」
「えーーーっ、なんで!? そこ弱点って言ったじゃんっ!」
「交換条件なんだから、相手の嫌がることじゃないと意味ないだろ?」
だからこれはちょっとした悪戯。断られてもキスはするつもりだったが、
真帆がどんな反応をするか見てみたかった。
まあ、どーせ嫌だってダダこねて……。
「……わかった。じゃあ…………はい。……すばるんの好きにしていいよ」
「…………」
真帆は素直にうなじを差し出した。
二つ結びの片方をふさぁっとかき上げて、白く綺麗なうなじを見せる。
その仕草が、細い首筋が、妙に艶かしく、俺は思わず、体を動かしていた。
「――ちゅっ」
「――んきゅーーーーーーーーーっ!!!!」
……あ、ごめん。
……キスしちゃった。
……うなじに。
真帆がうなじを押さえて七転八倒したと思ったら、すごい勢いで俺を睨みつけた。
……ぷるぷる震えながら涙目で訴えてくる。
「……あ、いや、だってほら、好きにしていいってゆーから、つい……」
「…………(ぷるぷる)」
「……そ、それに、キスしてくれって言われて、うなじ出されたから、もしかしてこっちかなーって」
「…………(ぷるぷる)」
「……そ、それにしても、真帆、ほんとに、弱いんだな、うなじ……」
「…………(ぷるぷる)」
「…………ごめんなさい」
「…………すばるんの……ばかっ!」
怒られちゃいました。
それにしても、真帆のやつ、自分の弱点さらけ出してまで、俺とキスしたかったのか……。
ちょっと……いや、かなり感激。
……遠くから「やっぱり男版……」「あれはさすがに……」とか聞こえてくるが
とりあえず無視。
俺はすっかりふてくされてしまった真帆を宥めにかかる。
「……真帆、ごめんな、ちょっと悪ふざけが過ぎた」
「しらないっしらないっ! すばるんのばかっ、トーヘンボクッ!」
「ほら、ちゃんと、約束は守るからさ、機嫌なおしてくれよ」
「……やくそく?」
さすがに気恥しいので、そっと耳元で、真帆にだけ聞こえる様に囁く。
「俺ともう一度、キスするんだろ? 今度はちゃんと、記憶に残るように……」
「…………うん……」
真帆はリンゴみたいに、顔じゅう真っ赤にさせて、頷いた。
駄目だ。萌え死ぬ。
神降臨に感謝
智花派のオレもうなずくしかない
真帆かわいすぐるww
すばるんが順調に秘められた才能を開花させつつあるな
けしからん、もっとやれ。
完結したらローカルに保存しておこう
神すぎる
どうしよう朝から死にそう
「ん」
真帆との二度目のキスは、ちょっと激しいものになってしまった。
顔面トマト状態の真帆の両頬を手で包み、上を向かせて、唇を吸う。
真帆も俺の首に腕をまわし、必死にしがみついてくる。
「んーっ、んーっ、んーっ……」
一回目は全く反応のなかった真帆だが、今度は目をぎゅっと閉じて、
自分から一生懸命クチビルを押し当ててくる。
片目をうっすら開けて見たその様子は、正直かなり可愛かった。
この状態でうなじに触ったらどうなるか興味があったけど、
さすがにこれ以上すると完全に真帆の機嫌を損ねるので、
今はただ、彼女の唇の感触に集中することにした。
そのかわり、耳たぶをふにふにしてやる。
……うーん、この感触、くせになりそう。
「っ! んっ……」
驚いて開いた口に割って入るように、さらに深く、唇を重ね合わせる。
そして真帆の唇を食するかのように、ゆっくりと口を動かして、その甘く、ぷりぷりした果実を味わう。
「っっっっっ! んーーっ、んーーーっ、んーーーーっ!」
――って、やばっ。あんまやり過ぎると、また真帆がトンでしまう。
俺は最後に一口、真帆の唇をついばんだ後、ようやく顔を離した。
「はーっ、はーっ、はーっ……」
「真帆、大丈夫か?」
唇を放たれた真帆は、荒い息を吐き続け、目の焦点がまた合ってない感じがする。
「はーっ、はーっ……だいじょう……ぶ……」
どうにか返事をするが、全然大丈夫そうには見えない。
「……ごめん。ちょっと強すぎたな。悪かった」
「……ううん」
ふるふると首を振ると、真帆はぽすんっと俺の胸に顔を預ける。
そのまま、俺の胸に顔をうずめ、荒い呼吸を整えようとする。
俺はそんな真帆の上下する小さな背中を優しくさすってやった。
彼女の呼吸が落ち着くまで、ずっと……。
「はあ……はあ……はあ…………んっ」
「どうだ、真帆。ちゃんと立てるか?」
「ん。もーへーき……。ありがと、すばるん」
少しは回復したらしい真帆は、フラフラと
危なっかしい足取りで、ベッドを降り、壁際へ戻った。
「……もっかん!」
「……ふえっ!」
そして、同じくトリップ状態の智花に抱きつく。
「キスって、スゴイねっ! あたま真っ白になって、なにも考えられなくなって、
でもなんか、ふわふわした雲の上にいるみたいなカンジになって、――もうわけわんねーーーっ!」
そう叫んで、バタンッと、智花の膝の上に倒れこむ。
「……もう、だめ。……すばるんに、あしこしたたなくされちゃった……」
「……うん。……そーだねー……」
……そこのふたり、人聞きの悪いこと言わないよーに。
……知らない人が聞いたら小学生相手にナニやってるんだと勘違い……。
…………。
……。
――って、ちょっと待て、俺!?
今までのやり取りって、かなりヤバくね!?
相手、小学生よ!? 小学生!?
抱きしめて、愛ささやいて、キスして、うなじにちゅーして、足腰立たなくさせて……。
これもう――アウトじゃね?
いやっ、まだ大丈夫! キスは挨拶、キスは挨拶……出会った瞬間、銃で撃ち合って腕前を
確かめ合う殺し屋のような過激な挨拶の気もするが、まだギリギリセーフだ! ……たぶん。
やっぱ小学生とキスなんかしちゃったから、精神汚染がかなり進んでるんだな……。
とにかくっ、これ以上はヤバい。これ以上は――。
「……さて、それでは」
俺の苦悶などよそに、ひとりの少女が立ち上がり、
「3人目といきましょうか、長谷川さん? あ、もちろん――」
俺を見つめ、ニッコリと笑った。
「真帆以上に、スゴイことしてくれなきゃ、……許しませんよ」
……とてもじゃないが、拒否できるような、お人ではなかった。
>スゴイこと
これはホントにスゴイことされちゃってサキが受けに回るフラグか!?
304 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 13:15:41 ID:7I+JZDgJ
そういえば、これの目的ってえっちなことを教えるんだよな
いったいどこまで教えるつもりだw
そしてすばるんのライフは最後までもちのかw
帰ってきたママンが作る夕飯がなぜかタイミングよく精力増強料理なら……!
ママン帰ってくるの大分先だろうけどな。今後の展開的な意味で
娘5人も一緒に増強されるので無意味w
そんなわけで三番手『氷の絶対女王政』こと永塚紗季さんとベッドの上にて対峙中。
なんだろう。先ほどの二人と比べて、緊張感が段違いに高いぞ。
「……紗季、あのさ、頭のいい君のことだから、話せばわかると思うんだ。
こういうことは、やっぱりマズイと思うんだ、お互いに……」
「長谷川さんにおっしゃりたいことは、先ほどのトモへのご高説を聞いていれば
だいたい解りますが、本人が良いと言っている以上、問題ないと思いますよ。
それにトモと真帆にしておいて、今さら私だけにしないなんて、それこそ不公平ですよ」
ま、それを言われちゃうと苦しいんだけど。
……と、いうか紗季さん、なんで君が四つん這いで俺の上に覆いかぶさっていて、
俺があおむけに寝転がらされているんでしょうか? ふつー体勢逆じゃない?
「それでも一応、意志確認をさせてほしいんだけど、紗季も俺のことが好きで、
俺がファーストキスの相手になっても、後悔しないってことで……いいのかな?」
俺が念のために同意を求めると、意外にも紗季はきつい目元をさらに険しくして俺に応えた。
「……は? なにを言っているんですか? そんなことあるわけないじゃないですか」
「え、違うの? だって、真帆がさんざんみんな俺のことが好きだとか言ってたけど……?」
「そ、それは真帆が勝手に言っただけで、私は、別に……長谷川さんが好きというわけではありません。
……もちろん、女子バスケットボール部を救ってくれたこと、バスケを教えてくださったことについては、
感謝も尊敬もしていますが、……それと好きとは別問題です」
つんっとそっぽを向く紗季の顔が僅かに赤いのは、自分が好きだなどと見当違いのことを言われて恥ずかしいせいか?
「……それじゃあ、なんで紗季は俺なんかとキスしようとしてるんだ?」
「……最初に申し上げました通り、将来のための予行練習、ただの知的興味に過ぎません。
決して、長谷川さんが好きだというわけではありませんので、そこのところ、勘違いしないでくださいね!」
「ああ、そう。そうなんだ……」
言外にうぬぼれるな、てめーって言っているわけですね。
「だいたい、私のファーストキスなんて、真帆のバカのせいで台無しに
なったんですから、今更誰としようが一緒です」
「ちなみにそれって、どーゆー状況だったの?」
俺が訊くと、紗季がすっごい嫌そうな顔をした。
「……1年生の時、真帆が遊具の上から私目がけて飛びかかってきて、……その拍子に……」
「…………」
「私、その時前歯が折れました。……乳歯だったから良かったようなものの……」
そ、それは黒歴史だ。
というか、ちょっとしたトラウマだな。
「つーかそれって、キスとは言わないだろ……。しかも女の子同士なんだし……」
「唇が触れあった以上、キスはキスなんですっ!」
顔を真っ赤にして怒鳴る紗季。
トラウマに触れられて怒る気持ちもわかるが、なんでそこだけ、お子様理論なんだろう?
「んー、まあ、とりあえずその話は置いておいて、……紗季、男とキスするのは俺が初めてでいいんだな?」
「ええ、そうですよ」
「……そうか。じゃあ、わかった。――紗季、ちょっとごめんね」
「え?」
「よっと――」
「きゃっ!」
俺は下から紗季の体を抱きしめた。そしてそのまま、足を上げて、下ろす反動で紗季の体ごと上体を起こす。
俺の膝の上にお尻をつく形になった紗季を、両脇を支えてそっと下ろしてやると、俺はその目を見つめて言った。
「なら答えは簡単。紗季、君とはキスはできない。――以上」
「ちょ、なんでですか!? いきなりっ」
「君は俺のことが好きじゃない。興味本位でキスをしようとしてるだけ。
しかもそれは、実質、君のファーストキスだ。なら俺がさっき言った、
キスしちゃいけない理由に該当するのは分かるだろ?」
「べ、別に……まったく好きじゃないってわけじゃ……ありません。そ、それなりには……」
「それなりの好きじゃ、友達にはなれても、キスはできない」
「だって、真帆にはしてるじゃないですかっ!」
「うん、まあ、俺も最初は不安だったんだけど、……さっきの真帆の態度みたら、
俺のこと、ちゃんと好きなんだってわかったから。見た目ほど軽いもんじゃなかったよ、あいつの好きは」
「わ、私だって、そんな……軽いきもちじゃ……」
「それにさ……」
俺は紗季の肩の上に、ぽんっと手を置いた。
「紗季は、小学1年生の時に口がぶつかっただけのことを、ファーストキスだって
ずっと気にしちゃうような繊細な女の子だろ。とてもじゃないけど、俺なんかが
キスしていいような子じゃないよ」
「え……」
紗季が驚いたように俺を見る。
「だからちゃんと取っておきな。本当のファーストキスは、本当に好きな人のためにね」
そして彼女の体から手を離した。
紗季は顔を俯かせ、じっとしている。
「……キスしてくれなかったら、……あの動画、消しませんよ」
「うん。いいよ」
「――ッ!?」
紗季が再び驚いて顔を上げる。
俺はもう一度、今度は彼女の頬に手をやり、ちょっとだけ強い口調で言う。
「俺のことなんて、どーだっていいんだ。そのせいで、紗季が間違った選択をする方が俺はよっぽど嫌だ。
その代わり、約束しろ。もう興味本位で自分を貶めるようなことは、するな」
「…………」
たとえ人として道を踏み外そうとも、男として間違ったことをするつもりは毛頭ない。
いくら小学生とキスをしようとも、自分を好きでもない女の子とキスをしてはならないのだっ。
俺は口調を和らげ、諭すように彼女に言う。
「紗季はさ、真面目で、しっかりしていて、頑張り屋さんで、とっても素敵な女の子だよ。
頭もいいし、よく気が付くし、人の気持ちに敏感で、常に周りを気遣って、サポートしてくれる、
とっても優秀で、やさしい子だよ。女バスだって、真帆が暴走しそうなときに、すぐに止めて、
まとめてくれるのは紗季だし、影ですごく努力していることも知っている。
球技大会の時、自分から進みでて、ドリブルの練習をしたこと、それだけじゃなくて、
真帆のバックアップになるように、横からのシュート練習もしていたこと、そしてなにより、
そのことを自慢せずに、真帆に手柄を譲ったことも……全部ね」
紗季の瞳は、ただ俺をみつめている。だから俺も、決して視線をそらさなかった。
そうでなければ、気持ちは伝わらない。
「だから、いずれきっと君にふさわしい、大切なひとがみつかるし、予習なんかしなくったって、
きっと素敵な恋ができるよ。俺が保証する。……まあ、俺の保証といったって……」
たかが知れている……と続けようとして、その異変に気付いた。
紗季の頬に触れた手に、温かいものを感じた。
最初は紗季の頬の熱さかと思ったが、それは流れ落ちる彼女の涙だった。
紗季は――泣いていた。
「……ひっく、……そんな……わたしだって……ひっく……本当に……好きなのに
……ひっく、……違うって……それなに……ひっく……そんな……人の心……
ひっく……えぐるようなことばっか……ひっく……いって……」
「え? え? え? さ、紗季!? なんでっ、どうして!?」
慌てふためく俺の耳に、遠くから愛莉の声が聞こえた。
「ふぇ……『氷の絶対女王政』が『無垢なる魔性』に撃破されちゃった……」
ひっくひっくと嗚咽を漏らす紗季、俺はオロオロと戸惑うばかりだ。
「あ、愛莉っ、ヘルプ!」
「わ、わたしなんかが、おふたりの戦いの間にはいっていけません!」
いつから戦いになった!?
「つ、つか、俺、悪くないよね! 間違ってないよね!?」
「え、それはもちろん、長谷川さんが悪いですよ」
オフコース!?
しかも即答!?
「なんでっ、どこが!? 俺、今回かなりまともなこと言ったつもりだぞ!?」
「長谷川さんは、女の子の気持ちをぜんぜんわかっていませんっ!」
えーーーっ。
たしかに自慢じゃないが疎いぞ、そっち方面は。
「長谷川さん、紗季ちゃんは、ちょっと照れ屋さんで、自分の気持ちを素直にだせない、
今風に言うと、『ツンデレ』っていうタイプの女の子なんです」
……ツンデレ……ね。
「愛莉。俺さ、昔、『ツンデレ殺しの長谷川昴』ってあだ名を付けられたことがあるんだ……」
「それは……見てればよくわかります……」
わ、わかっちゃうのか。
なぜだろう? 前に一成に訊いた時には『荻山にきけ』って言われて、
葵に訊いたら一成ともどもボコボコにされた記憶ならあるのだが……。
がんばれ
やっぱりすばるんヒドスww
オフコース即答に噴いたw
原作2巻しか出てない作品でこれだけ話を広げられるってのがすごいなぁ
いつも妄想してたからな
無垢なる魔性 ワロタw
葵に名字あったんですね
すばるんひでえww
全裸正座待機
山葵の苗字ってそうだったのか
バスケの練習中、○○の内股に血が垂れてるのに気付いた昴は……。
「で、俺はいったいどーしたらいいんだ!?」
「それをわたしが言っちゃったら、紗季ちゃんがあんまりにも可哀想です。
長谷川さんが自分で考えなきゃダメですっ」
くそっ、やっぱりそーなるのか!?
なんか智花の時と似たようなパターンになってないか?
それにしても、俺、よくよく小学生泣かせるよな。
愛莉、真帆、智花、紗季……。
あとひとり泣かせたらコンプリートだぞ。
……あと一人……ひなたちゃんか。
……ひなたちゃんを泣かす?
それは七つの大罪をも凌駕する罪だぞ。
「ひっく……ひっく……ひっく……」
と、とにかく、今は、紗季を落ち着かせることが最優先だ。
さんざん小学生の女の子を泣かせてきた経験を最大限に活かすんだ!
……俺の目の前で、女の子が泣いている。
……しかも第三者(愛莉)の目からすると、どうも俺が100%悪いらしい。
しかし俺には、その理由がわからない。
ならば俺にできることは、ただひとつしかない――!
「……紗季」
俺は、泣いてる彼女を抱きしめた。
馬鹿のひとつ憶えと言われようが、たとえ間違っていて殴られようが、今の俺にできることなど、これくらいしかないのだ。
ああ、でも、眼鏡をかけた女の子を抱きしめるって緊張する。
眼鏡が当たって痛かったりしないのかな?
「ひっく……ひっく……」
幸いというか、紗季は特に怒るわけでもなく、黙って俺の胸に抱かれ、しゃっくりを繰り返していた。
俺はそんな彼女の耳元で優しく語りかける。
「ごめんな、紗季。俺、見ての通りの鈍感野郎だから、紗季がちゃんと言ってくれないと、
なんで君が泣いているのかわからないんだ。……でも、俺が悪いんだよな、ごめん、本当に」
「……ひっく……ひっく…………なにが悪いかわからないのに……謝るなんて……無責任です」
「うん……そうだな。でも、俺が紗季を泣かせている事実に変わりはない。だから……ゴメン」
彼女の長い髪の中に顔をうずめる。
むせ返るような女の子の匂いが鼻腔に充満する。やばっ、今、あたまクラッてきた。
「紗季はさ、結局、俺のこと、どう思ってるだ? すっごくキスをしてほしそうだったのに、
俺のことはそんなに好きじゃないようなこと言ってたし、紗季の本心は、一体どこにあるんだ?」
そう。紗季はキスにこだわっていた。
それなのに、俺のことは好きじゃないと言った。ただの興味本位だと。
でも良く考えてみると、好きでもない男とキスするのに、動画をネタにして脅したりするだろうか?
普通、逆だろ?
「……そういう長谷川さんこそ、私のこと、どう思っているんですか?
トモや真帆には好きって言っておいて、私には何にも言ってません。
私は、長谷川さんにとって、どーでもいい人間なんですか?」
俺はその時になって初めて、泣いている紗季の顔を見た。
眼鏡越しに見える、涙でうるんだ瞳、頬を伝わる涙の跡、いつもの気の強い彼女の姿からは
想像もできない、儚い彼女の表情。
俺は無意識のうちに、紗季の頬を、両手で覆っていた。
「……あれ、言わなかったっけ?」
「言ってません。……多大なるお褒めの言葉は頂きましたが……」
頬を手で包んで、上を向かせる。紗季は――抵抗しなった。
「そっか。……ごめんね。じゃあ、言うよ。紗季、俺はね、君ことが」
俺は、そっと、彼女の顔に唇を近づけた。
紗季は、涙に濡れた目を、そっと閉じた。
「――好きだ。とても」
俺は紗季に、キスをした。
キスをした。
紗季の――ちょっと広めのおでこに。
「えぇっ!?」
ビックリした様子の紗季の声をあえて無視して、俺は紗季のおでこに、何度もキスを繰り返す。
「……ちょっとっ、長谷川さんっ、なにを……ひゃんっ!」
しまいには、ぺろぺろと紗季のおでこを舐め出してしまった。
ん、ちょっと汗でしょっぱい気がするけど、……とっても美味しい。
でこちゅーが終わると、今度は、紗季の濡れた瞳に唇を寄せ、その目元に溜まった涙を、
ちゅっとキスで吸い取る。
「きゃんっ……」
そのまま涙の跡をたどるように、目元から頬に沿って、何度もキスの雨を降らせる。
俺は、紗季が「やめて」とか「駄目」とか少しでも否定の意を唱えたのならば、
即座に止めるつもりだったのだが、結局彼女は最後まで、その言葉を発しなかった。
俺のなすがままに、キスの嵐を受け入れていた。
一度、右側の頬を制覇し、左に移る時、自然に唇にいきそうになった顔を、
慌てて止めた時、紗季の瞳に浮かんだ、不安と――期待。
その瞳を見てしまえば、さすがに鈍感な俺にも、ことの次第がなんとなく理解できた。
――それでも『なんとなく』なのは、それなら最初の時に何故あれほど強く否定したのか
など、いろいろ疑問に思う点もあるからで――。
そして、俺が紗季の顔に、まんべんなくキスをし終わったころには、そこにいたのは『氷の絶対女王政』などと
畏怖される存在ではなく、ふにゃっとすっかり力の抜けてしまった、ただの小学6年生の少女の姿だった。
「……ひどいです。……女の子の顔に、こんなにたくさんキスしておいて、……口には一回もしてくれないなんて……本当に、ヒドイ人です」
「……うん。紗季は、……本当に大切な女の子だからね。本人が『好き』っていうまでは、
絶対に唇にキスしないって、決めたんだ…………たったいま」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
顔を真帆に負けないくらい真っ赤にして怒る紗季を、俺は苦笑しながらも、とても愛おしく見つめていた。
この時間に…
すばるんってば・・・
わっふるわっふる
溶ける
すばるん天然ジゴロスキル高すぎ
いつも楽しみにしてるぜ
わっふるわっふる
335 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 11:06:10 ID:qM9EbQwJ
わっふるわっ・・・ふぅ
これが最後まで読めたら死んでもいい
すばるんナチュラルにキチークだよw
「言わなくったって、……ゾウリムシレベルに鈍感な長谷川さんが、
そんな意地悪な言い回しをするってことは、私の気持ちくらい、もうわかっているんでしょう……」
ほっぺたを真っ赤にして、俺とは視線を合わせられずに、ゴニョゴニョと小さく呟くように言う紗季。
時折、ちらっちらっと俺に視線を向けては、目が合うと慌てて反らす姿は、
先ほどまでの高圧的な姿勢とは正反対で、見てて少し可笑しかった。
……でも、せめて多細胞生物にしてもらえないか。単細胞生物と同列に扱われるのはあんまりだ。
コウガイビルの方がまだマシ……じゃないな。同じだ、うん。
「ん〜、でもさ、俺は紗季に『好きとかありえないから勘違いするなっ』って言われてる身だからさ、
実際、勘違いしている可能性が高いんだよなー。
……だから、そこははっきり言ってもらわないと解らないなー」
わざとはぐらかして言う俺に、紗季がむーっと怒った視線を向ける。
まあ、別にお返しというだけじゃない。
『小学生が自分のことを好きだと思ったので、キスしました』と
『小学生が自分のことを好きだと言ったので、キスしました』では、
一文字違うだけで、意味合いが全然違ってくる。
……どちらも結果としては社会的に抹殺されること間違いないが……。
「紗季は頭が良いからさ、他人からどう見られるとか、いろいろ気にしちゃって、
自分の本音を言うことなんてなかなかできないと思うんだ。でも、それじゃあ、大事なことは伝わらないよ」
瞳を右へ左へと揺れ動かしていた紗季は、俺の言葉に覚悟を決めたように、うんっと大きくひとつ頷いた。
そしてキッと壁際を見ると、愛莉とひなたちゃんの二人が耳をふさぐポーズをする。
それでも不安なのか、紗季は俺に首に両手をまわしてぎゅっと抱きつき、
耳元で、俺にだけ聞こえるような小さな声で囁くように言った。
「……私は、長谷川さんが好きです。大好きに、決まってるじゃないですか……」
ムッハー
「……ありがとう、紗季。とても嬉しいよ……」
首筋にすがりついてくる少女の体を優しく抱きとめて、俺は応える。
鼻をくすぐる彼女の髪から溢れる匂いと、体全身にピッタリと密着している少女特有の、細く、
なだらかなライン――わずかに隆起する胸の感触までもが、俺に凶悪的にまで伝わってきて、
頭の辺りの血管を、ふつふつと沸騰させていく。
「……紗季、ありがとう……本当に。だから、ちょっと離れてね」
「?」
この状態のままキスをすると、いろんなところの抑えがきかなくなりそうなので、とりあえずブレイク。
紗季をぽすん…と再びベッドの上に座らせると、その姿をじっと見つめる。
紗季は当然のことながら顔を真っ赤にさせて俯いている。やはり自分から告白するというのは
この自尊心の強い少女にとってかなり恥ずかしいことだったのだろう。
大きな罪悪感と……ほんの少しの嗜虐心を抱きつつ、俺は紗季の頬を手に取り、その可憐な唇を、つっ…と、親指でなぞった。
「……それじゃ、キス、するよ……ここに」
「…………はい…………おねがいします…………」
そしてふと思い出して問う。
「えーと、……愛の囁きとか、しなくていいの?」
「や、やめてくださいっ。これ以上長谷川さんに何か言われたら
……私、本気になってしまいます」
「へ? ほ、本気?」
「真帆だけじゃなくって、と、トモにも、愛莉にも、ひなにも、誰にもっ
長谷川さんを取らなくないって……思ってしまうようになっちゃうから
……お願いだから、それ以上、なにも言わないでください……」
「あ……、うん、……わかった」
それは、そんなに想われていると喜ぶべきなのか、それともここに至ってまだ本気じゃないんだと悲しむべきなのか
……どっちなんだろう?
長谷川さんを取らなくないって → 長谷川さんを取られたくないって
誤字多くてすいません。
わっふるわっふる
萌え死にそう・・・
俺がキスをしようと顔を近づけると、紗季が慌てたように声をかけてきた。
「あの、め、眼鏡は取った方がいいですか?」
「え……いや、別につけたままでいいと思うけど、どうして?」
「だって、……するときに当たって邪魔になるかなって思って……。
……さっきもちょっと、しづらそうにしてたし……」
消え入りそうな声で答える紗季。
そりゃ、目元にするときなんかは邪魔になるけど……。
でもこうして、キス本番になって、そんな小さなことを気にして不安になってしまう紗季の姿は
普段のしっかりした彼女の姿と違って新鮮だった。
俺は眼鏡のつるにそっと指を這わすと、そのレンズごしに紗季の瞳をしっかりと見た。
「俺は気にしないし、眼鏡姿の紗季は似合ってて可愛いから、そのままでいいと思うよ」
実際には素顔の紗季ってあんまり見たことなかったから比べようがなかったのだが、
今のままの紗季を受け入れてあげたいという思いが、俺にそう言わせた。
紗季は俺の言葉に、ちょっと安心したようにはにかむと、……ゆっくりと目を閉じた。
そして俺はようやく、彼女の震える唇に、己の唇を押し当てることに成功したのだった……。
「……んっ……」
「……ぅん……」
凍えるように震えるその唇に、唇を押し当て、吸う。
「……ふぅんっ……」
初めての口付けに、長い髪の少女はなすがままになっていた。
俺も本日3人目の小学生の唇の感触に、脳がとろけそうになっていた。
ふにふにと柔らかく、智花とも、真帆とも違う、紗季だけの唇の感触。
その感触をもっと味わおうと、より深く、唇を重ねていく。
「――んぅ――」
それに、あの紗季が――さっきまで俺の息子をなぶって楽しんでいた、あの紗季が、
今は俺のなすがままに、唇を吸われて震えている。
そのことが俺の興奮を一気に高めていった。
「……ぷふぁっ……」
俺は一度、唇を離す。
紗季はとろけきった瞳と顔で、俺をぼーっと見つめてくる。
そのいつもとはかけ離れた愉悦を帯びた表情に、俺はゾクゾクと嗜虐心が高まってくるのを抑えられなかった。
そう、さっきあれだけいたぶられたことへの、ちょっとした仕返し。ちょっとした悪戯。
そして思い出される、彼女の挑発的な言葉。
「……そういえば紗季、……たしか真帆よりもスゴイこと……してほしいんだったよな」
「……ふぇ…………え、あ、あれは、ちょっとした勢いというか、言葉の綾というか……」
「紗季にそこまで言われちゃ、してあげないわけにはいかないから、……するよ、凄いこと」
「……ちょ、ちょッと待ってください。そんな……無理にしなくても……」
俺は彼女の言葉を無視して、顎に手をやり、唇数ミリのところまで顔を近づける。
「……紗季、……キスするから、目を閉じて、口を半分くらい開けて、そのままにしておいて……」
超至近距離から俺に見つめられ、命令されて、初めてのキスでとろけきっている紗季は、
素直に、俺の指示に従った。
「……はい……」
瞼を閉じて、口を半開きにする。
その従順な仕草に、その桜色の唇に、むしゃぶりつきたくなる衝動を必死に抑えて、
俺はそっと、意識してゆっくりと、唇を再度重ねる。
「…………っ」
顔をちょっと斜めにして、口と口がより深く、密接に重なり合うようにして、
……俺は、……ことに及んだ。
「――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
紗季の細い体がビクンッと大きく跳ね上がるのがわかった。
俺は、紗季の開いた口内へとゆっくり侵入し、その奥で小さく怯えて震える赤い舌を、
自分の舌で絡め取ったのだった――。
わっふるわっふる
すばるん……恐ろしい子!
すばるんがへんた・・・大変なことに・・・
小学生女子に容赦なしですね。
紗季の舌はとても熱かった。
彼女の指が冷たかったので、舌もそうなのかと思っていた俺は
その熱さにちょっと驚いた。
そして、触れた舌を動かし、紗季のそれと絡めようとした次の瞬間――
がぶっ!
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
紗季が俺の舌に噛みついた。
声にならない悲鳴をあげる俺!
後ろに飛び跳ねるように倒れて、ベッドの上でのたうち回る。
「い、いきなり何をするんですか! 人が黙っていれば調子にのって!
初めて男の人とキスした女の子に、いきなり舌をいれるなんて、いったい何を考えているんですか!?」
驚いたような紗季の声がはるか遠くから聞こえる。
俺は紗季の非難に答えることもできず、口を押さえたまま、ピクピクとうつ伏せで痙攣する。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
まったくの不意打ちに頭が真っ白になって悶絶していたが、
舌に感じる痛みで徐々に意識が戻ってくると、俺は今しがた自分がしでかした行為に愕然とする。
俺、今何やった?
調子こいてすごい暴走してた気がするけど、
もしかして小学生相手に、舌絡めようとしましたか?
しかもその上、嫌がられて舌噛まれたと……。
……アウトですね。
今までは相手側に好意があったからまだ言い訳ができたけど、
今回はダメ、――完璧、アウトです。
きてれぅ〜
それにしても、やはり女王様は小さくても女王様だった。
安易に手をだしてはいけません。
「……あの、長谷川さん、もしかして、結構痛かったりします?」
俺の尋常ではない様子に、さすがに心配になったのか、紗季がちょっと焦った様子で俺の顔を覗きこむ。
「長谷川さん……大丈夫ですか?」
「おー、おにーちゃん、へーきか?」
愛莉とひなたちゃんも心配そうに俺を気遣ってくれる。
口を押さえていた手を見ると、くっきりと赤い鮮血。
「ぶぇー、ろーらっれる、ほれのふぃた?」
「わっ、口の中真っ赤ですよ!?」
「おー、おにーちゃん、ちーいっぱいでてるぞー」
「…………」
やばい、意識が朦朧としてきた。
「ちょっと待っててくださいね」
そういうと近寄ってきた紗季はポケットティッシュを取り出して、俺の舌に押し当てる。
「ふぁきー、ふぁりふぁふぉー、ふぉんふぁふぉふぇのふぁふぇふぃ……」
「いや、なに言っているかわからないから、しゃべんなくていいです。とりあえず、じっとしていてください」
「………………」
俺は言われた通り黙って、紗季のなすがままになっていた。
痛っ!痛い!オレまで痛い!
読者には何言ってるかちゃんと分かるあたり流石だw
ひー、さきちゃんこわいよー
誰か俺にO型の血を分けてくれ……このままだと失血死する…主に鼻から…
O型はないのでB型を注入してやろうw
…鼻からな!
わっふるわっふる
「これで、よし……と。あ、出血の割には、傷口も小さいですから大丈夫そうですね」
止血に使ったティッシュを捨てながら、紗季が安心したように呟く。
「……自分じゃ良くわからないんだけど……」
「……ほら、こんな風に」
紗季が折り畳み式の鏡を持ち出して、俺に見せてくれる。
こういう時すぐに鏡が出せるっていうのは、やっぱり女の子なんだなって思う。
鏡に映る傷跡は、たしかに一つ一つは小さいものの、歯全体で噛まれているから、
傷が歯形状に並んでいて、結構大規模になっている。
今は血が滲む程度に治まっているが、これは後から痛くなるぞ。
とはいえそれも自業自得だ。
「紗季。ゴメン。ホントにごめんな。紗季の気持ちも考えずに、あんなことしてしまって。
それなのに傷の手当までしてくれて。ありがとう。そして本当にすまない」
「……本当にまったく、どうしようもない人です、長谷川さんは。いきなり舌を入れてくるなんて、
……女の子をいったいなんだと思っているんですか……」
「ごめんっ! 紗季とキスしていたら、すごく興奮しちゃってさ、……つい舌をいれたくなっちゃったんだ……」
「私と……キスして……興奮して?」
「うん。そう」
素直に頷く俺に、紗季は紅い顔をさらに赤らめて俯いた。
「……そういうことでしたら……今回は特別に許してあげます。
……それに、私も長谷川さんにケガさせちゃったし……。……本当にもう大丈夫ですか、そのキズ?」
心配そうな紗季の瞳に、俺は慌てて、場を取り繕うように冗談を言う。
「いや、大丈夫だって。こんなの、舐めてりゃすぐ治るって」
「……舐める?」
「そう。舌だけに舐めてれば治る――って、どーやって舐めるねんっ!」
「…………」
「…………」
……いかん。すべった。
「……舐めれば、治るんですか?」
……しかも、やばい方向にすべったっぽい。
紗季が熱っぽい視線を俺に送ってくる。
「私がケガさせちゃったんだから、……私が責任をとるのが、当然ですよね」
「まてっ! 紗季! 今のは冗談だ。つまんなかったけどジョーダンなんだ! だから――」
「長谷川さん、目を閉じて、舌を出して、そのままじっとしていてください」
あうっ、なんかどこかで聞いたセリフ。
立場が逆転してしまった……。
顔を紅くしたままジリジリと近づいてくる紗季に、俺は一応、意志確認を試みる。
「あのー、紗季は、こういうの嫌じゃなかったの?」
「別にいきなりだったから驚いただけで……嫌ってわけでは……
そ、それに、これは傷を治すための治療行為なんですから、好きとか嫌とかそんなの関係ないです!」
ごめん。だから俺にはわからないって、そのツンデレ文学。
つーかこれ、俺、舌噛まれ損じゃね?
「……目はとじなきゃ……ダメ?」
「は、恥ずかしいから駄目に決まってます!」
俺は仕方なく、目をつむって傷だらけの舌を突き出す。すると、紗季の熱い息がかかり、
彼女が顔を寄せてくるのがわかった。
「じゃあ、血が出ているところ、舐めてあげますね。……長谷川さんは、動いちゃ駄目ですよ」
そう釘を刺すと、紗季は、緊張した様子でゆっくりと口を近づけ、
俺の舌の傷口を、そっと自分の舌で舐め始めた。
そ、そうきたか・・・
ツンデレ紗季ちゃんやっほーい
わっふるわっふる
>>350 「ぶぇー、ろーらっれる、ほれのふぃた?」
「ふぁきー、ふぁりふぁふぉー、ふぉんふぁふぉふぇのふぁふぇふぃ……」
上は「ねぇー、どーなってる、おれのした?」
下は「さきー、ありがとー、」までしかわからないんだ。
誰か教えてください
あと作者さんGJです
362 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 14:20:41 ID:YshOHhn6
GJ!もはやツンデレ殺しっていうか皆殺しの様相を呈してるな、さすがすばるん
>>360 最初のところは、「うぇー」か「げぇー」な気がする
>>361 正解です。
というか、もの凄いテキトーに書いたセリフなので
あんま深読みせず適当に流してください……。
「ねぇー」か「うぇー」かは読んだ人の心の感じるままにお任せします。
「……ぺちゃ……ぺちゃ……ぺちゃ……」
俺の舌を紗季が舐める音が部屋に響く。
紗季の熱い舌が、俺の舌の傷跡を癒すように、丁寧に這わされ、
彼女の唾液がじんわりと傷口に沁み込んでいく。
それだけで痛みが嘘のように引いていき、頭の中がぼぅっと麻痺してくる。
彼女が舌をひと舐めするごとに、俺の理性がぞろりと剥がされる……そんな気さえする。
俺はまったく動かず、あえて舌の痛みに意識を集中させることで、なんとか理性の決壊を食い止めていた。
「……んっ……んっ……んっ……」
最初は緊張でガチガチだった紗季だが、だんだん慣れてきたのか、動きが大胆になってきて、
明らかに傷がない部分にも舌を這わせ始めた。
粘膜と粘膜がこすれ合う感触に、何度も酔いしれそうになるが、その度に自分自身を諌める。
「……んっ…………」
とはいえ、俺は舌を突き出しただけで紗季とは唇も合わせていないので、
口から覗く部分だけを舐めている彼女はちょっとやりづらそうであった。
いったん舌を離すと、紗季は恥ずかしそうに目を反らしながらも、おねだりをしてくる。
「あの……少し舐めにくいので、……ちょ、ちょっとくらいなら、長谷川さんも動いても構いませんよ」
「そういう言い方されると、ホントにちょっとしか動かないけど、いいの?」
真顔で返すと、紗季は怒ったような恥ずかしいよな、とにかく顔を真っ赤にしたまま、
俺に「いじわる」とでも言いたげな視線を向ける。
……そして、観念したようにぼそぼそと小さな声で呟く。
「……長谷川さんが、さっきしたかったように動いていいです……。あっでも……」
紗季は俺を上目遣いに見つめ、
「初めてだから、や、やさしく、してくださいね」
と、潤んだ瞳で言った。
「…………」
……紗季、そのセリフは危険だ。
そんなことを言われて、言葉通り優しくしてくれる男なんて、ほんの僅かしかいないぞ。
後は全部、獣と化す。
もちろん俺は――
「…………っ!」
俺はわざと舌の傷口を噛んで、痛みを呼び戻す。舌先に走るズキンとした鋭い痛みが、俺を人へと戻してくれる。
「……わかったよ、紗季。……やさしく……するよ」
俺は残った自制心のブレーキを最大限に踏みつつ、彼女の頬に手を添えた。
リアルタイムわっふる
「……んっ――!」
「……ん……」
再び唇を重ね合わせて、今度はゆっくり舌を侵入させると、
紗季の舌に触れ、彼女の様子を見ながら絡ませていく。
「…………んっ……んっ……」
「……れろ……んちゅ……れろ……」
紗季が嫌がるような素振りを見せればすぐに止められるよう、ゆっくりと、ゆっくりと。
しかし、そんなゆっくりねっぷりとした口内の交わりは、俺の脳内を急速に沸騰させていった。
キスだけでもヤバかったのに、こうやってベロベロと絡めあうのはさらにヤバイ。
いつもクールで真面目でしっかりした印象の紗季が、こうして熱心に、情熱的に、俺に舌を絡めてくる。
先ほど紗季に舐められていた時の何倍もの感触が、舌を通じて俺の脳を直に襲う。
ブレーキなんてさっきからキュルキュルいったまま空回りだ。
今俺を支えているのは、舌に残る僅かな痛みと、また噛まれるかもしれないという
無理やり思い出させた恐怖心のみである。
それがなかったら、俺はきっと、この子を――
「…………ぷはぁっ!」
その行きつく先に思い当った俺は、慌てて紗季から唇を離した。
――と、離れた俺の唇を追うように、紗季がすっと体を寄せてきた。
「さ、紗季っ……んぷっ!」
紗季はがっしりと俺の首に腕を回すと、ぎゅっと抱きつき、唇を重ねた。
そして、激しく、舌を絡めてくる――!
ちょ――やさしくって言ったの自分だろっ!?
紗季は舌使いは技巧もへったくれもない、ただただ俺を求めてくるだけの熱烈なものだった。
その瞳はとろけきって、完全に焦点を失っていた……。
それだけではない。
ぐいぐいと押し付けられてくる幼い肢体が――それでも女を感じさせる部分が――
これでもかというくらい、俺の体に密着してくる。
そして彼女の長い髪からぶわっと立ち上ってくる芳香。
まるで彼女の発情に呼応するかのように、その香りはオスの心を昂らせる、甘く、蠱惑的なものであった。
――味覚――視覚――触覚――嗅覚――その4つが同時に俺に襲いかかってきた。
その瞬間、俺の体の中で警告音がけたたましく鳴り響いた!
「――紗季! ストップ! ストップ!! ダメだっ、しっかりしろ!?」
俺は恥も外聞もなく、力任せに紗季の体を引き離しにかかった。
それでも俺を求めようとしてくる紗季の体をガクガクと揺さぶって、
どうにか正気を取り戻させようとする。
「紗季っ、紗季っ! おいっ、しっかりしろ! 俺が誰だかわかるか!?」
「………………ふぁ……ふぁせぐぁわ……しゃん?」
まだ目に焦点は戻ってきていないが、とりあえず動きを止めた紗季が呂律の回らない声で呟く。
その時の彼女の顔は――
頬を紅潮させ、瞳はとろけきって、半開きの口元からは俺とも彼女のともつかない唾液がだらしなく垂れていた。
そこに垣間見えたのは『小学生の女の子』ではなく明らかに『女』の貌であった。
俺は首筋にゾクゾクと震えくるのを抑えられなかった。
それは恐怖心からきたものか、それとも――。
「よしっ。いいか、紗季。もうおしまい、もう終わったんだ。だから、向こうに戻ろう、な?」
口元をティッシュで拭いてやりながら、幼子に言い聞かせるように言うと、紗季はしばらくぼーーーっとした後、
こくん……とことさらゆっくり首を縦に振った。
そして俺に支えられながら、ベッドから降り、ヨタヨタと壁際に移動、ぽすんと腰を下ろした。
あ、危なかった……。
人間って、本当にヤバイ時には、体全体から警戒信号を発するんだな……。
それにしても――紗季、君、俺の中で最要注意危険人物に認定。
……危険だ。あまりに危険すぎる。
これは確かに、誰かがちゃんとした性的知識と、その制御方法を教えてあげないと……将来とんでもないことになりそうだ。
土曜を行動するための体力がなくなりそうだ・・・
ひー、こんなの読んでたら死んじゃうよー
でも続き読みたいー
それにしても……。
智花、真帆に続き、紗季まで脱落か……。
冷静に考えてみると、自分の部屋で女の子3人が骨抜きになってるって凄い状況だ。
……もっとも小学生3人を骨抜きにしたって、男として誇りになるどころか、社会的レッテルが貼られただけだが。
「……ん? ――って、真帆と智花、寝ちゃってるじゃん……」
よくよく見ると、智花は壁に体を預けたまま、そして真帆は智花の膝を枕にして、ぐーすか寝入っていた。
どーりでさっきから静かだったわけだ。
まあ、午前中いっぱい運動して、お昼を食べた後だったからな。ぼーっとしてしまっていたら、そのまま寝てしまっても無理はない。
しかもおまけに――。
「……おーい、愛莉―っ」
「…………」
何もしていないはずの愛莉が、目を見開いたまま呆然としていた。
よぉーく耳をすましてみると
「……きす……した……きす……したで……さきちゃん……すばるさんを……おそって……」
と、どうも先ほどの紗季の行動に面喰ってしまったらしい。
……うん。その気持ちは、俺も痛いほどわかるぞ、愛莉。
ということはこれで脱落者は4名。ほぼ全滅といった感じか……。
……つまり、この『お勉強会』もどうやらここでお開きらしい。
……よかった。一時はどうなることかと思ったが、なんのことはない。
結局、俺は一度もイカされることのないまま、この人生最大の危機を乗り切ったわけだ。
……ふっ、なんだかんだ言っても、やはり所詮は小学生。キスひとつでこうもあっさり陥落とは、不甲斐ない。
……ま、とにかく、お開きと決まったからには、彼女たちをこんなところで寝かせておくわけにはいかない。
ちゃんと客間に運んで、布団で寝かせてあげないと体を痛めてしまう。
そう思って、とりあえず智花に膝枕してもらっている真帆から運び出そうと、その体に近付いた時――
――むんず。
俺の服の裾を、何者かが引っ張った。
……あれ? おかしいな? 今この部屋に起きている人間なんて、俺以外には……おれいがいには……。
「…………」
……俺が首をギギギ……っと回し、ゆっくりと振り返ると、そこには――
「おー、おにーちゃん、つぎは、ひなのばんだよ」
ひなたちゃんが、俺の裾を両手で握り、ニッコリと微笑んでいた。
……今日はここまで。
乙彼様
完結時、すばるんの社会的生命は絶たれているか否か・・・
ひなたちゃん楽しみすぐる
3回つかっちまった・・・
まさか眼鏡でここまでとは・・・
一番の危険人物が残ってましたね。
それとも楽しみは最後まで取っておく主義なのかな。
愛莉が脱落だと!?
愛莉は体の成熟度的に色々と本格的になりがちでヤバい
「おー、おにーちゃん、つぎは、ひなのばんだよ」>
\ /_ / ヽ / } レ,' / ̄ ̄ ̄ ̄\
|`l`ヽ /ヽ/ <´`ヽ u ∨ u i レ' /
└l> ̄ !i´-) |\ `、 ヽ), />/ / 地 ほ こ
!´ヽ、 ヽ ( _ U !、 ヽ。ヽ/,レ,。7´/-┬―┬―┬./ 獄 ん れ
_|_/;:;:;7ヽ-ヽ、 '') ""'''`` ‐'"='-'" / ! ! / だ. と か
| |;:;:;:{ U u ̄|| u u ,..、_ -> /`i ! ! \ :. う ら
| |;:;:;:;i\ iヽ、 i {++-`7, /| i ! ! <_ の が
__i ヽ;:;:;ヽ `、 i ヽ、  ̄ ̄/ =、_i_ ! ! /
ヽ ヽ;:;:;:\ `ヽ、i /,ゝ_/| i  ̄ヽヽ ! ! ,, -'\
ヽ、\;:;:;:;:`ー、`ー'´ ̄/;:;ノ ノ ヽ| / ,、-''´ \/ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ Y´/;:;:;\
ひなたは既にすばるんの舐めてたよな?
我慢汁舐めた時
イノセントチャームで脱童貞
袴田ひなた、11歳。
身長131cm、血液型O型。
慧心学園初等部6年C組飼育係。
女バスの女の子の中でも一番小柄で、ふわふわと緩くウェーブのかかった長い髪に、
淡雪のごとく白い肌、目尻の下がった柔らかい顔づくりに、いつもニコニコと笑顔を絶やさない、
――とびきりの美少女である。
性格は天真爛漫、純粋無垢。見る者の保護欲を根こそぎ奪い取ってしまう愛くるしさに、
クラス半分以上の男子を虜にしながらも本人は全く意に介してないという純朴さ――
『無垢なる魔性』――通称『イノセント・チャーム』の持ち主。
そんな彼女が、今、俺の服の裾を掴み、ニコニコと微笑んでいる。
「……ひ、ひなたちゃん、……ひなたちゃんの番って、いったいどういうことかな?
お、俺には、いったい何の事だかさっぱりわからないんだ……」
「おー、ひなが、おにーちゃんと、ちゅーするばんだぞー」
まてまてまてまてっ!
それ駄目っ。絶対ダメっ!
こんな小学生の中でもとびきり小さな、5人の中でも一番小学生らしい、
THE小学生といっても過言ではない、ひなたちゃんとキスするなんて――犯罪以前に神への冒涜だ!
つーか、ひなたちゃん、絶対わかってないだろ、キスの意味っ!?
いや、そもそもだ、この智花から始まったキスターンは、キスもしていないのに俺のナニを舐めるのはイヤだ、
というのが最初の理由だったはずだ。
ひたなちゃんは、今朝、俺のモノを一度舐めているはずだ。
ってことは、彼女が俺とキスする理由なんてないんじゃないのか!?
俺は焦りながら急いでひなたちゃんの顔を見つめる。
「……?」
ひなたちゃんは相変わらず柔らかい笑みを浮かべたまま、コクン?と首をかしげる。
……可愛い……じゃなくて、――いや勿論かわいいんだけど――わかってないよな、絶対わかってないよな?
たぶん、みんなもしてるから、自分もするっ!っていう感覚で言っているんだろう。
ならば俺なんかが彼女とキスできるわけがない。
幼いひなたちゃんに、キスの意味をどれだけわかってもらえるかは不安だが、ここで俺がやらなければ、
彼女の輝かしい未来をズタズタに引き裂いてしまうんだ。
俺は不退転の決意をもってひなたちゃんの説得を試みた。
383 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 23:02:48 ID:GNMN2sMR
「……ひなたちゃん、あのさ……」
「おー、なーに、おにーちゃん?」
「智花たちがさ、俺とキスしたのは、その……俺の股のモノを舐めるのに、
キスを先にしなきゃ嫌だってことでキスをしたんだけど、
ひなたちゃんは今日の朝、一度舌で舐めちゃってるだろ?
だから今さら俺とキスとかしなくてもいいんじゃないかな?」
「おー。おにーちゃん、ひなとちゅーするのいやか?」
ひなたちゃんは不思議そうな顔をして俺に訊いてくる。
ぐぅ、その顔とセリフは卑怯だ。
早々に精神的ダメージを受けつつも、俺はなんとか気を取り直して
粘り強く説得を続ける。
「いや、そんなことはまったくゼンゼンないんだけど、キスはちゃんと好きな人としなきゃダメでしょ?
みんながしているから、ひなたちゃんもするっていうのは間違っていると思うんだ。
ここで俺なんかとしちゃったら、あとあとひなたちゃんに本当に好きな人ができたときに後悔することになるよ」
俺はひなたちゃんの濁りのない瞳をじっと見つめ、誠心誠意、心をこめて語りかける。
ひなたちゃんのために、――将来、この子が俺なんかのせいで涙を流すことがないように
――じっと、強く、その瞳に想いを伝える。
俺の視線を真っ向から受け、ひなたちゃんを小首をかしげ、少し考えるしぐさをした。
長い髪ふわふわとした髪が一房、ふわりと彼女の頬にかかる。
その小さな頭の中で、俺の言葉を何度も咀嚼するように、瞼を閉じ、じっと考え込んだ後、
ひなたちゃんは、目を開け、俺の顔をまっすぐ見て言った。
「ひなはおにーちゃんのことが好きです」
「…………」
「だからひなはおにーちゃんとキスがしたいです」
「…………」
「……だめ?」
本日二人目の直球ど真ん中。
この子の攻撃は防御無視でくるので、モロに心臓直撃だ。
俺は15年の人生で初めて、心臓を打ち抜かれるという感覚を味わった。
この子にここまで真っ直ぐ気持ちをぶつけられて平然としてるような野郎は男じゃない!
気付いたときには、俺はすでにひなたちゃんの小さな体を、両腕でぎゅうっと抱きしめていた。
大長編だなしかしwwwww
イノセントチャームには勝てなかったか…。
それもまた良し。
負けから得るものもあるさ。
「……ふぁ……おにーちゃん?」
「……あ、ごめん。痛かった?」
勢い余って抱きしめてしまい、慌てて力を緩める俺に、ひなたちゃんはふるふると首を振ると、
ぽてん…と俺の胸に顔を預けた。
胸といっても、ひなたちゃんの身長では実際には俺のみぞおち辺りに顔がくるのだが……
小さな小さな彼女の体は、俺の腕の中にすっぽりとおさまり、ただ黙って抱かれている。
……考えてみれば、この子はずっと俺のことを『おにーちゃん』と呼んで慕ってくれていた。
それは、小さい子が兄を慕う気持ちと同じだと思っていたが、果たして本当にそうだったのだろうか……?
そうだ、その幼い外見のせいで誤解しがちだが、この子はとても強い子なのだ。
男バス女バス対抗戦前の特訓で倒れるまで走って、愛莉に膝枕されながらみせた弱々しい微笑み。
俺の背中におぶさりながら、仲間のために頑張るから、バスケを教えて下さいといったその言葉。
みんなと一緒に楽しくバスケをしたいからと、竹中に頼んでシュートの特訓をしていた姿。
腕の筋肉をつけるために、まったく上がらない斜めけんすいを、それでも諦めずに続けていたトレーニング風景。
ただ幼いだけの子なら、そこまでしない。途中でやめて泣き出してしまうはずだ。
それでもひなたちゃんは、一回も弱音や泣き言を吐かなかった。
ただひたすら、自分の限界も忘れて、一生懸命、仲間のために頑張っていた。
俺はひなたちゃんの幼い容姿に惑わされて、彼女の心も幼いものだと決めつけていたが……本当はずっと成熟したものではなかったのだろうか。
彼女の好きが、年上の男への敬愛だけでなく、それよりももっと強い想いだったとしたら――。
「……ひなたちゃん……」
だが、そんなことは口にしない。
ひなたちゃんには、そんなまわりくどい言い回しは必要ない気がした。
直球できた以上、こちらも直球で返すのみ。
俺は腕を解くと、その場にしゃがみこみ、ひなたちゃんと同じ高さに目線を合わせる。
ひなたちゃんの瞳は……少しだけ揺れていた。
俺はその瞳を見つめながら、透ける様に白い彼女の頬を両手で包み、言葉をつむいだ。
「俺もひなたちゃんのことが好きだよ」
ただその一言に、万感の想いをこめた。
そしてそっと口づけをかわした。
ひなたちゃんはストレートにかわいいな
俺とひなたちゃんは、唇を寄せ合い、長くゆっくりとキスをしていた。
「…………」
「…………」
うわっ、犯罪だ。犯罪だ。
こんな小さな女の子の、こんな小さな唇に、自分の唇を押しつけている……。
柔らかいとか、そういうことではなく、もう食べれます。この唇。
温かくって、ぷにゅぷにゅで、定番だがマシュマロみたい。
ひなたちゃんの唇に触れている部分から、血流がすごい勢いで流れ始め、頭の中をグルグルと激しく循環させてゆく。
さっきっから体中で危険警報がビービー鳴りまくっているのに、唇を離す気にはまったくならなかった。
俺は魅入られたように、ひなたちゃんの唇をゆっくりと味わっていた。
ひなたちゃんの髪から立ち上る、鼻腔をくすぐるミルクのような甘い匂い。
柔らかで、すべすべで、ぷくぷくした頬の感触。
上唇に感じるこそばゆい息遣い。
そして何よりも、唇自体に押しつけられた、温かい、ひなたちゃんの小さな唇の感触。
そのすべてが、俺の神経という神経をいやおうがなしに刺激してくる。
それでも先ほどの真帆や紗季の失敗を踏まえ、俺はどうにか唇を動かさないよう、必死なって堪えていた。
……本当は唇をむさぼるようについばんだりしたいのに、そんなことをひなたちゃんには決してできないと心の中で繰り返し、
俺とひなたちゃんはただじっと、唇を触れ合わせたまま、長い時間を共に過ごしていた。
そして……5分か、10分か、俺にとっては永劫とも思える時間が経過した後、
全てにおいて限界がきた俺はようやく唇を離した。
「…………」
ひなたちゃんは頬を染めてぼぅとした表情を浮かべていた。
ちょっといつもとは雰囲気が違う。
「……ひなたちゃん?」
もしかして、やっぱり嫌だった?
そう言おうとしたとき、がばっと急にひなたちゃんが俺に体当たりするかのように
勢いよく抱きついてきた。
「ひ、ひなたちゃん?」
「……えへへっ、おにーちゃん、だーいすき!」
そして俺の顔にほっぺたを当てて、すりすりと頬ずりをしてくる。
「な、なんだ。驚かさないでよ……」
そのまま床に倒れ込んでしまうも、どうにかひなたちゃんの体を受け止めることに成功した俺は、安心してほっと息を漏らした。
……なんだ、もっと成熟しているかと思ったけど、俺の思いすごしか……。
俺はひなたちゃんの行為を、いつもの彼女の幼さからくる純粋無垢なものだと
解釈したのだが、……実はこれは彼女にとって最上級に部類される
愛情表現であるとは、この時はまだ知らなかったのであった……。
ひなちゃん萌え萌えー
「えへへ、おにーちゃん、おにーちゃん」
「えー、ひなたちゃん。そろそろ、降りてもらえると嬉しいんだけど……」
「だめー」
「……そっか、だめかー」
ひなたちゃんは俺の上に覆いかぶさりながら、じーーっと顔を見つめる。
「ひな、まだ、おにーちゃんにしてもらってない」
「え、……キスはしたけど」
「ちがう。さきにしたの、ひなにもして」
…………べろちゅーですか?
ひなたちゃんはべろちゅーを御所望でしょうか?
……いや、それは……俺の精神がもちそうにない……。
カルマが2つくらい増えそうだ。
「あ、あれはまだ、ひなたちゃんには早いと思うんだっ。
ほらっ、紗季も最初いやがって、俺の舌噛んじゃったろ?」
俺の言葉にひなたちゃんは、ぶーっとほっぺたを膨らませる。
「ぶー、おっぱいなら、さきよりひなの方が大人なのにー」
…………はい? 今なんとおっしゃいました?
紗季よりも、ひなたちゃんの方が、おっぱいが大きいだと?
俺はさきほど体に密着した紗季の胸のふくらみの感触を思い出し、
そして、ひなたちゃんの胸のあたりをじっと凝視した。
……ぺったんこじゃ……ないの?
ひなたちゃんはゆったりとしたフワフワ系のお洋服を好んで着ているので、外見ではよく分からない。
「おー、おにーちゃん、ひなの、みたい?」
「ぶるぶるぶるぶる!」
俺は首を思いっきり振った。
むろん、横にだ。
「……ぶー。おにーちゃんになら、ひなのおっぱい、みせてあげるのにー」
ひなたちゃんはなんだか不満そうに唇を尖らせる。
そ、そんな、ひなたちゃんの、紗季よりも大きいというおっぱいなんぞ見た日には、
自分がどーなってしまうかなんて火を見るよりも明らかだ。
――獣ですね。野獣ですね。狼ですね。間違いなく。
よし、おにーちゃんが代わりに見てあげよう
いやほんとにイノセントチャームって恐ろしいな
「おー。じゃーねー、ひなが、おにーちゃんに、してあげるね」
そういうと俺に馬乗りになったまま、ひなたちゃんは俺の頭をガシッと両手で掴み、その小さなお顔を近づけてくる。
……え?
……え?
――ええっ!?
だめだめっ、そんなのダメ!
はっきり言うが、べろちゅーなんて紗季だからできたんだ。
普段から大人びていて、ついさっきまで女王様気質を見せていた彼女だからこそ
『小学生』という意識が薄れて、あんなことができたわけで……。
それが見たまんま『小学生』の、『小学生』を強く意識させるひなたちゃんにべろちゅーなんてされたら……!
しかしそんな俺の恐怖をよそに、ひなたちゃんの顔はすぐそこまで迫っていた!
俺は慌てて両手で自分の口をガードする!
――と。
「……ちゅっ――」
…………。
……。
「……え?」
ひなたちゃんは俺のおでこにキスをした。
……でこちゅー?
……べろちゅー……じゃなくて、……でこちゅーですか?
「……ちゅっ……ちゅっ……ちゅっ……ちゅっ……んッ……れろっ……。
おー。どーお、おにーちゃん、きもちいーい?」
おでこに数度キスし、最後にぺろりと舌でひと舐めした後、ひなたちゃんはニッコリと俺に訊いてくる。
「……はは、……はは……」
そ、そーだよね。小学生が、いきなりべろちゅーなんて要求してくるわけないよね。
小学生だったら、でこちゅーだよね。でこちゅー……。
…………。
……。
俺はがばっと手で自分の顔を覆った。
「? おー、おにーちゃん、どーした?」
やめてっ、見ないで!
そんな純粋無垢な澄んだ瞳で、こんなよこしまな考えに毒された俺を見ないでくれーーーーっ!!
ああ、俺、もう駄目だ。もうとっくの昔に汚れてしまってたんだ……。
……そうだ。たしかに、紗季にはべろちゅーだけでなく、でこちゅーもしてたんだ。
それなのに、紗季と同じことしてとお願いされて、真っ先にべろちゅーだと思い込むなんて……。
ああ、なんて恥ずかしいヤツなんだ、俺はっ!
てことは何か? 俺は本心ではひなたちゃんとべろちゅーすることを期待していたのか?
そーなのか、だからそんな恥ずかしい勘違いをおこしたのか!?
――ちゅっ――
「……え……?」
自己嫌悪の無限ループに突入しようとする俺の手に、温かくて、柔らかなものが触れた。
――ちゅっ――ちゅっ――ちゅっ――
その柔らかいものは何度も、何度も、俺の手の甲に押し付けられてくる。
「…………」
俺が顔から手をどけると、目の前にひなたちゃんの顔があった。
真面目な表情で心配していたひなたちゃんは、俺の顔が見えると、いつも通り、ニッコリと笑い、
「おー、おにーちゃん、よくわかんないけど、元気だせー」
そう言って、ちゅっと、俺の頬にキスをした。
そしてそのまま、その柔らかい唇を、何度も、何度も俺の頬に押し付けてくる。
「……ちゅっ……ちゅっ……ちゅっ……ちゅっ……」
「……ひなたちゃん……」
さっき手に感じた感触は、ひなたちゃんの唇だったのか……。
彼女は俺を慰めようと、顔を覆った俺の手に、一生懸命キスをしてくれていたのだ。
胸の奥が、誰かの手でぎゅぅっと掴まれるような感じがした。
しまった、オレも穢れてる・・・orz
大丈夫、このスレは汚れつちまつた人しか見てないから
お前は決して一人じゃないぜ!
397 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 19:25:26 ID:kNLZkuLA
汚れた漢たちが集まるスレへようこそ
なに、確かに汚れた漢しかいないが…君も好きだろう?
俺は大好きだ
そんなこと言いだしたら、こんなことを妄想して書いている私は
とっくの昔に終わってます。
自室の床に押し倒され、小学6年生の女の子に覆いかぶされながら、
俺は顔じゅうにキスの雨を受けていた。
「……ちゅっ……ちゅっ……ちゅっ……れろっ……おにーちゃん……ちゅっ……ちゅっ……ちゅっ……れろっ……」
ひなたちゃんは、俺が紗季にしたように、頬やおでこ、目元や鼻筋、瞼の上にに至るまで、
顔じゅうのありとあらゆる場所に、キスの嵐を撒き散らしていく。――唯一、唇をのぞいて。
さらには何回かの割合でキスの合間にぺロリと舌での愛撫を入れることも忘れなかった。
「ひなたちゃん、ありがとう。もう十分元気がでたから、もうこれ以上は……」
ちゅっ、ちゅっ、……ぺロリ。
「だ、だから、もうキスもしたんだし、これで終わりに……」
ちゅっ、ちゅっ、……ぺロリ……ぺロリ。
「……しょ、小学生が……こんなことをしちゃ……」
ぺロリ……ぺロリ……ちゅっ……ちゅっ……。
「……………………」
俺のありとあらゆる制止の言葉を、ひなたちゃんは、唇と舌で封じていく。
下になった俺は、上から降り注ぐ彼女のキスに、最早抵抗する気力すら奪われていた。
上から降り注ぐのはキスばかりではなく、ひなたちゃんのウェーブのかかった長い髪も、
俺の顔にふさっとかかってきて、ミルクのように甘ったるい、濃厚な少女の匂いで、俺を覆い尽くす。
俺は自分が、ひなたちゃんの色に染め上げられつつあることを悟った。
「……ちゅっ……ちゅっ……ちゅっ……んっ、れろっ、れろっ……」
「――っ! ――っ!」
右頬から始まって、顔を一周してきたキスの軌跡は、最後に下唇の根元の部分をべろんべろんと舐めあげると――
「――ちゅぅぅぅぅぅーーーーーーーっ!」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
最後の最後に、ひなたちゃんは、俺の唇にむしゃぶりつくようにキスをした!
今までサンザン焦らされて、興奮を高められていた俺を、何倍にも増幅された快楽が襲うっ!
――脳が、破壊される。
冗談抜きにそう思った。
……紗季、ごめん。
……俺、無意識にやってたけど、とんでもないことしてたんだね。
……自分がされて、初めてわかったよ。
――こんなことされて、骨抜きにならない人間なんかいやしないっ!
俺はひなたちゃんに唇を吸われながら、自分の中にあった、理性とか常識といった砦が、
ガラガラと音を立てて崩れ去っていくのを感じた。
ひなたちゃん…恐ろしい子!
地獄というか天国というかw
目は蕩けきっていて頬を赤らめて扇情的なひなたちゃんが脳内に出現した
汚れきっちまってるな…俺
|┃三 /::::::::ハ、\、::::::::\\::::::::::::',
|┃ i:::::::イ `> ー─--ミ::::::::::::|
|┃ {::::::::| ::\:::/:::: \:::リ-}
ガラッ. |┃ ',::r、:| <●> <●> !> イ
|┃ ノ// |:、`{ `> .:: 、 __ノ
|┃三 |::∧ヘ /、__r)\ |:::::|
|┃ |::::::`~', 〈 ,_ィェァ 〉 l::::::》
|┃ |:::::::::::::'、 `=='´ ,,イ::ノノ从
|┃三 ノ从、:::::::::`i、,, ... ..,,/ |::::://:从
/ ̄ ̄\ |┃┃
/ _ノ \ 三 |┃┃
| ( ●)(●) . |┃┃て
. | (__人__) |┃┃ て
| ` ⌒´ノ ...|┃┃(
. | } 三 |┃┃
. ヽ } .|┃┃ピシャッ!
ヽ ノ三 .|┃┃
/ く \ .|┃┃
| \ 三....|┃┃
| |ヽ、二⌒) .|┃┃
>>399 あえて言わせてもらおう。
貴方が終わってるんじゃない、全ては貴方から始まったんだ!
確かに・・・
で、俺はいつまで全裸で待ってれば良いんだ?
そろそろ全裸待機が辛い季節になってきたな
しょうが湯でも飲みながら待つか、全裸で
防寒具としてネクタイくらいはしてもいいんじゃないかと
ちんこにか
それ以外どこに装着するんだよ
ひなたちゃんが俺の口を吸う。
彼女の小さな唇が、俺の唇をついばみ、さらに深く繋がろうと、口に割って入る。
俺は本能のおもむくまま、舌を突き出した。
――と。
「ふぇ……!?」
突き出した俺の舌をかわすように、すっ…とひなたちゃんの口が引いた。
俺は舌を突き出したまま、まぬけな表情を晒すだけだった。
「おー、おにーちゃん、気持ちよかった?」
「…………」
俺は呆然としたまま、こくり……と頷く。
するとひなたちゃんは、嬉しそうに顔に満面の笑みを浮かべる。
「むふふー。じゃーつぎは、おにーちゃんが、ひなにしてくれる番だぞー」
「…………え?」
「おにーちゃん、ひなに、キスをいっぱいしてください」
馬乗りになったまま、ニッコリと笑う少女を、俺はじっと見つめた。
「…………ひなたちゃんに、キスしていいの?」
「うんっ!」
「……俺、たぶん、もう我慢できないよ。でこちゅーだけじゃなくて、ほっぺとか、口とか……いろんな所に、キスしちゃうよ……」
「おーっ、どんとこい!」
胸を張るひなたちゃんに、俺はさらに本音を吐露する。
「……べろちゅーも、しちゃうよ? 紗季にしたみたいに、ひなたちゃんの舌を、俺の舌で絡めて、べろべろに舐めまくって、
……そんなヒドイこと……しちゃうよ……」
それは欠片ほど残った理性が言わせた最後の警告だったのか、それもと枷のなくなった
俺の欲望が生み出した言葉だったのか……。
たぶん、そのどちらもが混ざった、嘘偽りない俺の本音。
そんな俺の言葉を聞いて、ひなたちゃんは不思議そうに小首をかしげる。
「おにーちゃん、さっきから、へんなことばっかり言ってる」
「……え?」
「ひなは、最初っから、そーいってる。さきにしたこと、ぜんぶ、ひなにもしてほしいって」
そう言うとひなたちゃんは再び俺に覆いかぶさってきて、ちゅっと唇にキスをした。
そして、じっと深く澄みきった瞳が、俺を見つめる。
「おにーちゃんがしてくれることなら、ひな、なんでも嬉しいよ。ヒドイことなんて、なんにもないよ」
「………………」
……ひなたちゃん……。
ガラガラと崩れていった理性が再構築させる。
それは以前のような『小学生だから手をだしちゃいけない』という思いではなく、
『ひなたちゃんに痛いことや酷いことは絶対にしない』という想いだった。
その上で、この子の望みはすべて叶えよう。
俺はそう新たに決意した。
よしっ、ならばまず、でこちゅーでもなんでもしてあげようじゃないかっ!
――と、その前に……。
「……ひなたちゃん、悪いんだけど、この姿勢だとキスしにくいから、ちょっとどいてもらえるかな?
俺、起き上がりたいから……」
仰向けの状態から上にいるひなたちゃんにキスをするのは、結構しんどい。
「おー、わかったー」
俺のお願いに、今度は元気よく返事をすると……ひなたちゃんは、俺の体にぎゅっと抱きついた。
「……あのー、ひなたちゃん。なんでどいてっていったのに、抱きつくのかな?」
「おー? おにーちゃん、さっきさきにこうして起き上がったぞ?」
…………ああ、紗季との最初のキスのやり取りの時ね。ってか良く見てるなぁ、ひなたちゃん。
あの時は、どいてって言っても素直にどいてくれそうもなかったから、ああいう非常手段に訴えたまでで、
今回はひなたちゃんがどいてくれればそれで済むんだけど……。
しかぁし、ひなたちゃんのお願いはすべて叶えると誓った以上、
ひなたちゃんが望むならば俺は例え不可能なことでもやってやろうじゃないか!
俺はひなたちゃんの小さな体をぎゅっと抱き返すと、両足を勢いをつけて振りおろし、
その反動でひなたちゃんの体ごと起き上がった。
「おー! すごいすごい、おにーちゃん、やるなー」
喜びの声を上げるひなたちゃんに気を良くしつつ、体を起こした俺はひなたちゃんを膝の上から下ろそうと手をかけ……。
「……あのー、ひなたちゃん。起き上がったんだから、もう手を離していいんだよ?」
ひなたちゃんはあぐらをかいた俺の膝の上でぎゅぅーっと両手で抱きついたまま、離れようとしない。
「うーーーん……」
ひなたちゃんは、なんだかとっても嬉しそうにニコニコしたまま、俺の胸板にスリスリと頬ずりをする。
立っている時と違い、膝にのったひなたちゃんの顔はちょうど俺の胸のところにあたる。
「ひなはおにーちゃんのひざの上がとても気にいりました」
「はあ」
「だから離れるつもりはもーとーございません」
難しい言葉をよくご存じで……。
まあ、こうして顔が近くなった分、キスがしやすいっていえばしやすいんだけど。
すばるんは理性を取り戻したか
だが俺の理性は崩壊した
ひなちゃんをお嫁さんにしたいくらいかわいいな
わっふるわっふる
……ん? でもこの体勢って……。
俺ははたと気付く。
ひなたちゃんは、あぐらをかいた俺の足の上にお尻をぺたんとのせて、両足を俺の腰に絡めた状態で、ひしっと抱きついている。
これ……当たるよね? 俺のナニが。
今はひなたちゃんのキス責めで陶然としてしまっているのでやや半立ち状態だが、
このままベロチューでもして勃起してしまえば、モロ勃っていることがわかってしまう。
――いかん! このままでは駄目だ。
正直、ナニが触れてもひなたちゃんは驚かないと思うが、問題は触れる場所だ。
今の体勢でフル勃起したモノが触れるのは、当然ひなたちゃんの下腹部だ。
そんな場所に触れてしまったら、回復したての俺の理性がもつはずがない。
とりあえず今、ひなたちゃんは足首辺りにお尻をのっけて座っているので
ナニが当たる心配はない。ふにふにと柔らかいおしりの感触がたまらない。
……ふにふに?
「おー、おにーちゃん、どーした?」
「!? あ、ごめん、ひなたちゃん、ちょっと動かないでくれるかな」
――そうだ! 足の上にのっかってるんだから、当然おしりだっってモロにあたってるんだ!
ひなたちゃんが動くたびに、ふにふに、ふにふに、と俺の足の上で可愛く踊る小さなおしり……。
「…………」
……ごめんなさい。たっちゃいました……。
「あっ」
驚いたように声をあげるひなたちゃん。
くそっ、早速気付かれたかっ!
「おーっ、ごめん、おにーちゃん。ひな、大事なこと忘れてた」
「大事なこと?」
どうやら違ったらしい。
ひなたちゃんはおしりをふにふにとさせながら、俺の上でもぞもぞと動くと、
胸元を飾ったリボンをすっとほどき、ボタンをひとつ……ふたつ……と外した。
そしてグイッと襟元をひっぱると、白い肌をはだけさせる。
「はい。おにーちゃん。どーぞっ!」
…………はい?
俺の目の前に、ひなたちゃんの白いうなじが差し出された。
オレも…たっちゃいました…
わっふるわっふる
続きが楽しみでしょうがない
白い――本当にシミひとつない、綿雪のような真っ白のうなじ。
さすが生まれてからまだ十年ちょっとしかたってないだけある。
新鮮ぷりぷりである。
「ひ、ひなたちゃん、あの、その、これはどーゆーことかな?」
「おー。おにーちゃん、ここにキスするの好きでしょ?」
ま、真帆の時のことを言っているのか!?
あ、あれは真帆の反応があんまりにも初々しくて可愛かったので、
つい悪戯心がはたらいただけで、決して俺が好きとうわけでは……。
「おー。おにーちゃんが、ひなにキスしてくれるんだから、そのごほうびに、
おにーちゃんは、ひなにおにーちゃんが好きなこと、なんでもしていーよ」
「…………ナンデモ?」
プチッと理性の糸が切れかかった。
その瞬間、俺の脳裏にいくつものひなたちゃんとのしたい行為が駆け巡り、
そして、ことごとく、却下されていく。
そのいずれもが、最終的にひなたちゃんに激痛を味あわせてしまうこと間違いないからだ。
「……すーーーはーーーー」
とりあえず深呼吸。
……落ち着け、俺。
現状を正しく認識しよう。
俺の前には、はだけたひなたちゃんのうなじが、数センチ手前に見える。
ひなたちゃんは、ここにキスをしていいという。
「……ひなたちゃん、ちなみに訊くけど、今まで他の人にここにキスさせたこと、ないよね?」
「? おー、おにーちゃんが、はじめてだぞー」
その言葉を聞いた瞬間、俺の中にゾクリと芽生えた感情はなんだったんだろうか……。
圧倒的なまでの支配欲、征服欲、独占欲。
雪の降った朝、まだ誰も足跡をつけていない、真っ白な雪原に、自分が初めて足跡をつける――そんな感覚。
――ちゅっ――
「――んっ」
俺は魅かれるように、ひなたちゃんの、真っ白なうなじに吸いついた。
ひなたちゃんの体が、びくんっと震えた。
――ちゅっ――ちゅぅっ――
「――んっ――んぅっ――!」
たて続けに二度、その吸いつくようにハリのある肌に、キスをする。
そして唇を離して、ひなたちゃんのうなじをみると、そこにはクッキリと3つ、
赤いキスマークが、横一列に並んでいた……。
「……おにーちゃん……」
艶のかかった彼女の声が俺を現実に引き戻す。
だああああぁぁぁっぁぁーーーーーっ! やっちまったああああぁぁぁぁぁーーーっ!!!
すばるんてば・・・w
多分すばるんは二度と戻れんな、戻る必要もないがw
やっちまったじゃねーよ、ヤっちまえよw
女バスはみんな俺の嫁
byすばる
この期に及んで理性が切れかかってるだけなつもりで
とっくに切れてることに気付いてないおにーちゃんに萌えざるをえない
とりあえず今月の電撃文庫マガジンの短編は読むべき。
紗季の話らしいね
買ってくるか・・・
そろそろ3巻も買いに行かないと
ああ、どーしよー、どーしよー。
白い柔肌についた赤い三連星に自分でしたことながら、オロオロしてしまう俺。
な、舐めたら消えないかな?
パニクった俺は、こともあろうにキスマークのついたうなじを、ペロペロと舐め始めた。
「……んっ……んっ」
――って、消えるわけないじゃんっ!
ひなたちゃんの発する呻き声に我に返った俺は、慌てて口を離す。
「……おー、おにーちゃん、もー、おわり?」
ひなたちゃんが口元に握りこぶしを当てて、潤んだ瞳でそんな俺をみる。
いつもよりもちょっと弱々しい「おー」と、その表情に俺は、どきんっとする。
「……ひなたちゃん」
……数秒の逡巡の後、俺はあらためてひなたちゃんの頬に手を添える。
うなじを見せるときに顔にかかってしまった淡い色の髪の毛を、耳の後ろにそっと撫でつけて、
薄く薔薇色に染まったほっぺたを露わにさせる。
「んー」
ひなたちゃんがくすぐったそうに、俺の掌にほっぺたをすりすりと押し付ける。
その仕草がなんか仔猫みたいで、異様にかわいかった。
おでこにかかった髪も優しく撫でつけ、綺麗に整ったお顔をじっと見つめる。
ひなたちゃんは、本当にちっちゃくて、白くて、愛らしい顔立ちをしていた。
淡い雪のような肌に、薄い桜色の唇。ぷっくりと柔らかいほっぺたに、
ちょっとタレぎみの目元が俺の保護欲をこれでもかというくらい刺激しまくる。
……俺、ホントにこの顔にキスして良いのだろうか?
ひなたちゃんの顔にじぃーーと魅入っていると、じんわりとほっぺたを赤くしたひなたちゃんが、
ちょっと眠たそうなぼうっとした瞳で俺を見て、するりとその細い腕を俺の首に巻き付けた。
「……おにーちゃん……」
「…………」
「……キスして……」
「…………」
いつもとは違う、ちょっと鼻にかかったような声が、俺の両耳の鼓膜の奥までねっとりとこびり付いてくる。
「……ひなたちゃん……」
彼女のか細い声を受けて、俺はひなたちゃんの真っ白なおでこにそっと唇を寄せて、キスをした。
……ちゅ……。
うなじの時のような吸いつく感じではなく、軽くついばむ程度のもの。
……ちゅ…………ちゅ……。
それを何度も重ねていく。
……ちゅ…………ちゅ…………ちゅ……。
「……ぷくく。おにーちゃん、くすぐったいぞー」
そう言いながらも嫌がるようすはなく、緩んだ頬をさらにゆるんと緩めて、
俺のキスを受け続ける。
……ダメだ。この子……かわいすぎる……。
人の抵抗力をことごとく薙ぎ払ってくる。
俺ができるのは、強く吸い過ぎて、彼女の綺麗な顔に痕を残さなように自制することくらいだった。
萌え萌え
……ちゅ…………ちゅ…………ちゅ……。
細かいキスを、そのぶん、いくつも重ねて、ひなたちゃんのおでこやほっぺたにキスをしまくる。
彼女の陶磁器のように白く繊細な肌に唇が触れるたびに、頭が痺れてひなたちゃんのことしか考えらえなくなってくる。
――ひなたちゃん――ひなたちゃん――ひなたちゃん――。
俺のキスが自然と激しくなってくる――と。
……ちゅ……。
「ふぇ!?」
予想外の刺激が俺を襲う。
俺を見上げたひなたちゃんが、首に回した腕でぐっと俺の顔を引き寄せ、ちゅっと頬にキスをしたのだ。
「なっ……ひなたちゃん?」
「えへへーっ」
ひなたちゃんはいたずらが成功した子供のように、それでいてほんのりとした色香をかもしつつ、俺を見やる。
「……今は、俺がひなたちゃんにキスをしてあげる番じゃないの?」
「うー、ごめんなさい。……でもね、ひな、おにーちゃんにキスしてもらったら、ぽわ〜〜〜てなっちゃって、
……それなら、おにーちゃんにもキスしてあげたら、おにーちゃんも、ぽわ〜〜〜てなって、
そしたら、いっしょにぽわ〜〜〜てなれるかなって思って……」
一生懸命想いを伝えようとするひなたちゃんの言葉が、再び俺の心臓をズキュンと撃ち抜く。
……この子は、自分が気持ちよくなるだけでなく、俺にも気持ち良くなってほしいとしている。
……うわっ、なんだろう? この胸に込み上げてくるあったかいものは。
なんか……涙が出そうになるほど嬉しく感じる。
「……そっか、じゃ、ふたりで一緒に……ぽわ〜〜〜ってなろうね」
「うん!」
そう宣言すると、俺はちゅっとひなたちゃんのほっぺたにキスをして、ひなたちゃんも俺の同じ場所にちゅっとキスをした。
……ちゅ…………ちゅ……。
……ちゅ…………ちゅ……。
……ちゅ…………ちゅ…………ちゅ……。
……ちゅ…………ちゅ…………ちゅ……。
そのまま、俺がひなたちゃんにキスをすれば、ひなたちゃんも俺の同じ場所にキスをするということを繰り返す。
ときどき視線があっては、えへっと微笑むひなたちゃんが非常にかわいくて、俺はそのたびにぎゅぅっと彼女を抱きしめてしまう。
――そうか。
俺は胸に込み上げてくる熱いものの正体を知った。
一方通行じゃないからなんだ。
俺がひなたちゃんのことを想っていて、ひなたちゃんも俺のことを想ってくれている。
もちろん今までだって、それはわかっていたけど、どうしたって小さな女の子に悪戯しているような罪悪感は拭いきれなかった。
――でも今は違う。
俺がキスをすれば、ひなたちゃんもキスをし返してくれる。
――確かな信頼感。
それがとても嬉しくて、こんなにも俺を胸を熱くさせてくれるのだ。
俺とひなたちゃんは、その後延々と、お互いにキスを繰り返していた……。
変態流石すばるん変態
読んでる俺もぽわ〜〜〜てなっちゃいました><
このスレに来ると欲情よりも何故か和んでしまう俺が居る……
ひなたちゃんのターンなげぇ…
アイリーンのターンも期待してるぞ!
アイリーンは気絶してるからなぁ
どうするんだろ
このままスルーかな?
……ちゅ…………ちゅ…………ちゅ……。
……ちゅ…………ちゅ…………ちゅ……。
ひなたちゃんのほっぺた、おでこ、瞼の上、目元、お鼻の頭、口元、顎、円をかくように
いたるところにキスを降らせ、ひなたちゃんが同じようにキスをし返し、それが5周ほどしたところで、
俺は今までキスを避けていた部分――ひなたちゃんの桜色の唇に目を向ける。
「……ふぁ……ふぁ……」
延々と繰り返されたキスの奔流に、さすがに興奮してきたのか、今まで一度も見たことのないような
とろみきった表情で、ひなたちゃんが荒い息を吐く。
「……おにーちゃん。ひな、ひなね、しんぞー、バクバクいって、とまんないよ……」
「……うん。わかってるよ……」
体にぴったり密着するひなたちゃんの胸から、小さな鼓動がわずかに感じられる。
そして俺自身、心臓がバクバクとすごい鼓動をしているので、ひなたちゃんも同じであることは容易に想像できる。
もう本当は、さっきからひなたちゃんの唇にキスしたくてキスしたくてしょうがないのだが、
彼女の呼吸が落ち着くまで、背中や髪を撫でるだけですます。
ほっぺたをすりすりと撫でてあげると、ひなたちゃんはうっとりと目を細めて自分から頬を擦りつける。
どうやらひなたちゃんはほっぺたを撫でられるのがお好きのようだ。
そして心臓と同じくらい大きく脈打っている部分がもう一か所――。
「……っ……っ……」
ひなたちゃんとちゅっちゅっしまくって、すっかり興奮状態の俺のイチモツは、
ぴったりと抱きつく彼女の下腹部に埋もれていた。
イチモツとひなたちゃんのソコの間を阻んでいるものは、
ズボンとスカート、そしてお互いのパンツのみ。
イチモツにダイレクトに伝わる、想像すら許されない、今だ感じたことのない、柔らかな感触……。
ひなたちゃんはキスに夢中で気付いていないのか、または気付いているけど何とも思っていないのか、
そのことについては何も言ってこない。
しかしこちらはそうはいかない。
今でさえ脳が焦げつきそうなのに、この状態でべろちゅーなどやらかしたら、いったいどーなってしまうのか……。
でも、もう思い止まることなどできなかった。
後はただ、ひなたちゃんを傷つけないようするだけだ。
彼女の息が落ち着いてきたのを見計らって、俺は顔を近づけた。
「……ひなたちゃん……」
「……んー」
ひなたちゃんの小さな唇に、俺は再び自分の唇を重ねる。
今度は容赦しなかった。
唇を重ね、口を開き、そのままついばむように唇を動かす。
「……んーっ、んー……」
彼女の唇をむさぼるように、唇を動かし、吸う――。
「んーーっ」
――びくりっ…と彼女の体が強張る。
「んー、……ほにーひゃん……」
「――っ!」
そして驚いたことに、俺に激しく唇を求められたひなたちゃんは、先ほどと同じように、
俺にキスをし返してきたのだ。
小鳥がエサをねだるように、小さな唇で俺の唇をついばみ、か細い口の力で俺の口を吸う。
じんっ…と胸が熱くなる。
この子は……本当に、本当にやさしい子だ。
俺は激しくなりそうだった口の動きを抑え、ひなたちゃんの動きに合わせてゆっくりと、その唇を味わうようにキスをする。
そうするとゆっくりな動きに安心したのか、強張っていたひなたちゃんの体から力が抜け、
ふにゃ……と――とっても軽い――全体重を俺に預けてくる。
ぷはっ…と、一度口を離してから、彼女に詫びる。
「……ごめんね、ひなたちゃん。ちょっと強くしちゃって……」
「……うーうん。ひな、へーきだよ。おにーちゃんがキスしてくれるの、ひな、うれしーし、
おにーちゃんが好きだから、おにーちゃんの好きなこと、ひな、なんでもしてほしい……」
ふるふると首を振るひなたちゃんの健気な言葉に、俺は再びぐっと胸にくるもを感じながら、
その言葉に甘えてしまう。
「じゃあ、次は、……舌入れるよ。もし嫌だったり、痛かったりしたら、……俺の背中を3回叩いてね。
そしたら止めるから。何があっても、絶対止めるから」
「おー、わかったー」
ひなたちゃんは俺の背中の服をぎゅっ…と握り、しがみつく。
俺は柔らかなほっぺたに手を添え、身をかがめるように彼女の唇に触れ、口を開き、
……舌を入れていった……。
わっふるわっふる
ひなたちゃんの小さな口内に舌を忍ばせ、その中に鎮座するさらに小さな舌に触れる。
「――っ!」
触れた瞬間、びりっとした電気が流れたような錯覚を覚える。
舌を伸ばし、その小さな舌に絡めると、ひなたちゃんも同じように積極的に舌を絡めてきてくれる。
「……んっ……んっ……れろっ……れろっ……」
「……んー……んーっ……れおっ……れおっ……」
互いに互いの舌を絡め合う。
ひなたちゃんの舌はやっぱりとってもちっちゃくて、俺の舌にすぐに押しつぶされそうになるけど、
懸命に押し返してきて、俺の舌を舐めまくる。
その舌は、意外にも表面は紗季よりもざらっとしていて、でも裏はぬめっとしていて柔らかく、
その両極端な感触が俺の舌を交互になぶっていく。
――びりっ――びりっ――と、ひと舐めするごとに、脳に凄まじい電気信号が送られる。
ひなたちゃんの舌の感触と、小さな彼女に舌を絡ませているという事実が、
俺の脳をとろっとろに溶かせていく。
「……ぷちゃっ……れろっ……ぴちゃっ……れろっ……」
「……ぴちゃっ……れおっ……ぷちゃっ……れおっ……」
夢中になって舌を絡ませ合う、俺とひなたちゃん。
それでも俺は意識の一部を、かろうじて自分の背中に向けている。
……ひなたちゃんの手は、俺の背中を掴んだまま、離れていない……。
だから俺は、より一層深く、ひなたちゃんの舌と唇をむさぼってしまう。
……止める者が誰もいない、その室内で。
「れろっれろっれろっ……びちゃっ、ぴちゃっ」
「れおっれおっれおっ……びちゃっ、ぴちゃっ」
ズボンの中で痛いくらいに大きくなったイチモツは、ひなたちゃんの下腹部に
ぎゅーぎゅーと強く押し当てられている。
そこから伝わってくるのは柔らかいという感触ではなく、もはや『快楽』という名の刺激。
それが股間から体全体に駆け巡り、舌の感触と相まって、体を燃える様に熱くさせる。
――そろそろ止めないとマジでヤバくなる。
俺がそう思って、舌を離そうとした時――
「れおっ……れおっ……こくっ……コクン……」
ひなたちゃんの喉が動いているのに気付いた。
まるで何かを飲み込んでいるよう……って――!
支援
オレがわっふるって書くと、なぜかその直後に投下されてることがある
前回もそうだったし今回もそうだった
だから、三回目を期待して書き込んでみる
わっふるわっふる
膝の上にのった状態でも身長差があるので、ひなたちゃんは顔を上に向けて
俺は顔を下に向けてキスをしている。
だから当然、舌を絡ませてお互いの口内にたっぷりと溜まった唾液は、全部、ひなたちゃんの口の中へと流れ込んでいく。
……俺とひなたちゃんの、散々舌で混ぜ合った、ふたりの唾液。
それをコクンコクンと、ひなたちゃんが喉を鳴らして飲んでいたのだ。
俺は飛び跳ねる様に慌てて口を離す!
「ひ、ひなたちゃん、もしかして、俺の唾液、呑んじゃったの!?」
「? ……うん」
口元に溢れた唾液をまとわりつかせ、ひなたちゃんはトロンとした瞳のまま、
こくんとうなずく。
「だ、ダメだよっ。ほら、言っただろ? 嫌だったら背中を叩いてって。忘れちゃったの?」
「? ……ひな、いやなことなんてなかったよ? おにーちゃんにキスしてもらうのも、
ベロをぺろぺろしてもらうのも、おくちをちゅーちゅーされるのも、
おまたにあついのくっつけられるのも、ゼンゼンいやじゃなかったよ?」
だぁぁぁーーーっ、やっぱりわかってたのかぁぁぁぁっ!
「……で、でもさ、俺のツバ、飲んじゃったろ? 気付かなかった俺が悪いんだけど……。
ごめん、汚いだろ、やっぱり」
俺の言葉にひなたちゃんは「うーうん」と首を横に振ると――
「おにーちゃん、ひなのも、のませてあげるね」
…………………………え?
そう言うや、彼女は俺の膝から降りて立ち上がった。
そうするとさすがに40センチ差ある俺でも、ひなたちゃんに見下ろされる形になる。
そしてやおら、がしっと頭の両脇を彼女に掴まれると、抵抗するまもなく、その小さすぎる唇が、俺の唇をふさいだ。
「んーーー」
唇の感触を楽しむ間もなく、ぬるりとこれまた小さな可愛いらしい舌が俺の唇を割って侵入してくる。
口を閉じればその舌の侵攻はなんなく防げるはずなのに、その舌が触れただけで、
俺の唇は一切の抵抗力を失い、ただ彼女のなすがままになってしまうのだった。
そして独特のざらっとした舌が、俺の舌を捉え、舐めまわす。
「……んーっ、んーっ……」
「……ちゅぱっ……れおっ……れおっ……」
舌と舌とが絡み合い、上にいるひなたちゃんの口の中から、俺の口の中に、ひなたちゃんの唾液が流れ込んでくる。
重ねられた唇、絡み合った舌を通じて、ゆっくりと、ねっとりと。
そして彼女の唾液と、俺の唾液が、お互いの舌で絡み取られ、シェイクされ、
その複合物が……俺の口内……喉の奥へと重力により流れ落ちてくるっ!
その瞬間――俺の体中に、紗季の時に発せられた、けたたましい警告音が鳴り響いた!
ヤバイッ! コレを飲んだら、絶対にヤバイっ!!
本能がそう告げていた。
もはや何も言うまい
わっふるわっふる
わっふるわっふる
キスだけでこんなにわっふるさせられたのは初めてだ
エロパロって奥が深い世界なんだな
どんどん溜まったいく、俺とひなたちゃんのシェイクされた唾液と、彼女の口から流れ落ちる純度の高い唾液。
どーする!? どーする!?
逃げることはほぼ不可能。
力の上では彼女を突き放つことは可能かもしれないが、今の俺にひなたちゃんの体を、
腕を、舌を、放すことなんて精神的に不可能だった。
舌を絡め取られ、唾液を流しこまれ、頭の中はぐちゃぐちゃだった。
やってる行為は同じなのに、攻めと受けが逆転するだけで、まるで別物になってしまう。
俺ができることは、溜まった唾液を飲まないよう、喉をすぼめるだけ。
――だがもちろん、そんなこと、時間稼ぎにもならなかった。
だって現在進行形で、俺はひなたちゃんの熱烈な舌の愛撫を受けており、
上下が逆転したため、彼女の長い髪が再び俺に覆いかぶさり、俺の嗅覚をひなたちゃん一色に染め、
目を開ければ頬を朱に染めたひなたちゃんが、瞼を閉じ、一生懸命俺にキスをしている健気な姿がどアップで飛び込んでくる。
そして口内にたっぷり流れ込んでくる彼女の唾液。
――この体勢になった時点で、俺の敗北は決まっていたのだ。
――いや、もしかしたら、彼女にキスしてしまった段階で、こうなることは決まっていたのかもしれない。
「…………………………………………ごくりっ」
俺は運命を受けれいた。
すげえ、御利益あったよ(`・ω・´)
わっふるわっふる
ひなたちゃんが最強すぎる
すばるんもう開き直ったな
わっふるわっふる
「……ごくりっ」
ひなたちゃんの唾液は、とても甘かった。
「……ごくりっ、……ごくりっ」
実際にそうなのかはわからないが、とても甘く、そして蠱惑的な味に感じられた。
その甘い唾液を飲んだとき、俺の首の後ろから脳にかけて凄まじい刺激が電気信号となって、駆け上った。
そしてその電気信号は、俺の脳の、重大な部分に、回復不能の致命的なダメージを与えたのだった。
……それがどんな場所かは良く解らないし、その時ついた傷は小さな亀裂程度のものだったはずだ。
――でも、もう元に戻らない。
まさにこのとき、俺の命運は決まってしまったのだ。
「……ごくりっ、……ごくりっ、……ごくりっ」
俺は溜まりに溜まった、ひなたちゃんの――そして俺のと混ざった――唾液を嚥下していく。
そして溜まった唾液を飲み干すと、今度は自分から舌を絡めていく。
「……れろっ……れろっ……れろっ…………じゅるるーーーっ!」
「んーーーーっ!?」
深く深く、ひなたちゃんの口内に舌を侵入させ、そこにある甘い唾液を残らず吸い取る。
「……じゅるるーーーっ! ……ごくんっ……ごくんっ」
そして嚥下――。
ひなたちゃんの唾液は、たまらないほど美味に感じられた。
これは麻薬だ。
呑む度に、俺の理性を確実に破壊し、そして彼女を求めずには
いられなくする、とても甘美で危険な麻薬だ。
俺は舌を絡ませたまま、腰を浮かし、ひなたちゃんをぎゅうっと抱きしめる。
「んーっ、んーっ」
ひなたちゃんも俺に唇を押し付けたまま、ぎゅっと背中に腕を回す。
――その手は、未だ叩かれない――
計らずも俺とひなたちゃんは同じ目線で唇を重ね、抱き合い、
そしてひなたちゃんの体をがっちり抱きしめたまま、俺は立ち上がった。
べろちゅーされたまま、宙に浮くひなたちゃんの体。
このときの俺は、彼女の重さを羽毛ほどにしか感じなかった。
そして向きを変え、歩き出し、壊れ物を扱うように、そっとひなたちゃんをベッドの上に横たえた。
支援
「……ほにーひゃん……?」
あんまりにも舌を絡め過ぎて疲れてしまったのだろう。
舌足らずな発音で不思議そうな表情をするひなたちゃん。
俺はそんな彼女の頬を優しく撫でてやり、そして唇だけのキスをする。
「んっ、んっ、んっ……」
2、3度口をついばんで離れると、ひなたちゃんは安心したような、嬉しそうな笑顔を見せた。
俺はそんな彼女の予想を裏切り、唇をひなたちゃんの真っ白な首筋に移動させていく。
「……んっ、……んー」
うなじと同じように、首筋に吸いつき、舌を這わせる。
白いキャンバスに鮮やかな紅の花がいくつも広がる。
首筋を満遍なく紅く染めたあと、美しいラインを描く鎖骨へと移動し、そこでも同じ花を咲かせる。
「んっ、んっ、んーっ!」
ぴくんっぴくんっと、ひなたちゃんの体が跳ねるのがつい楽しくて、さらに範囲を拡大しようとするが、
そこで邪魔な布切れがあるのに気付く。
……そっか、服、脱がせないと……。
胸元のボタン二つ目までは彼女自身がはずしているが、それ以降はまだ手つかずだった。
ボタンに手をかけて、……ふと考える。
……そーいえば、まだおっぱい触ってなかった。
ひなたちゃんご自慢の、紗季よりも大きいというおっぱい……。
……いやでも、服脱がせてから、直に触った方がいいのかな? まだ見てないし。
……てか、どこまでしていいんだろう? 入れるのはまず無理だ。
ひなたちゃんに痛い思いはさせられないし、そもそも入らないだろう。
ならどうする? とりあえずしゃぶってもらう? なら服脱がす必要ないだろ?
それにただしゃぶってもらうだけなんて、あまりにももったいなさすぎる。
……そうだ。ひなたちゃんを体を舐めてあげよう。顔も、かたも、さこつも、おっぱいも、おなかも、
ても、あしも、わきも、こしも、あそこも、おしりも、ひなたちゃんのからだじゅうぜんぶ、
おれのしたがふれていないところはないよう、ぜんぶなめてあげよう。
ひなたちゃんはどんなこえをあげてくれるだろう。……たのしみだ!
そう決めて、俺が服を脱がすためボタンを外し始めた、その時――
突然、体が重くなった。
「……?」
なにか……体にまとわりついているように動かない。
それに気付くと、遠くから、何か声のようなものが聞こえてくる。
……? ……なんだろう?
俺はその声にじっと耳を傾ける。
「……んっ、……昴さんっ、駄目です! しっかりしてください!」
「……長谷川さんっ! それ以上はダメです! やっちゃ駄目です!」
「……ふぇ……長谷川さんっ、お願いっ、正気に戻って!」
……あれ? ともかに……さきに……あいり?
……なんで3人の声が……しかも必死に……泣きそうな声で……どうしたっていうんだ?
その声に、徐々に意識がはっきりとしていく。
いま俺を抑えつけている、か細い腕が誰のものなのかを。
愛莉が俺を羽交い絞めにし、智花と紗季がそれぞれ腕にしがみついている。
そして目の前には、乱れた服のまま横たわるひなたちゃん。
……あれ……なんで……こんな恰好……………………………………って!!!!!
そこで俺の目に光が戻った。
状況を確認し、愕然とする!
――お、俺はっ、なんてことをっ!?
と、その時、ドタドタとやかましい音がして――俺は反射的にそっちの方を向いた。
ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドターーーーーー!!!
一階から階段を駆け上がる凄まじい音が近付いてくるかと思うと、それは勢いを殺さず部屋の中に飛び込んできて、
そのまま俺目がけて宙を舞った。
「すぅぅぅばぁぁぁぁるぅぅぅぅぅんんんんんっっっっ、めぇぇぇさぁまぁせぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
真帆の揃えられた両足が、俺の顔面にめり込む。
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
顔面にモロ、ドロップキックを食らった俺は、そのまま部屋の壁に叩きつけられ、気を失った……。
イノセントチャームの恐ろしさをあらためて理解できたぜ
すばるん死亡エンドと聞いて
www
これはもうダメかもわからんね
463 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 17:18:39 ID:BP1Lrq+9
レイパーーーーー
464 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 20:08:04 ID:RpwbT7jX
小説書くの上手いな。描写もきちんと整ってるし、
もしかしてプロの方?
まほにドロップキックされてもいい
オレもひなたちゃんとわっふるしたいー
「まほまほのドロップキック食らってもいい」だって?バカ言ってんじゃないよ
まほまほの顔面ドロップキックとか御褒美過ぎるだろJK。食らいつつ足を舐め回すわ
もうね・・・・・・
わっふるわっふる
>>466 あれ?俺いつ書き込んだっけ?
わっふるわっふる
わっふるわっふる
わっふるわっふる
「…………」
「……長谷川さん、大丈夫ですか?」
「…………」
あれからしばらくして、俺は意識を取り戻したが、
「…………」
真帆の強烈なキックでも、記憶は消えてくれなかった。
はは……。
ついにやってしまいましたね。
犯罪ですね。収監ですね。間違いなく。
つか、小学生に唾液飲まされて襲いかかるって何事よ……。
……ああ、でもひなたちゃんの唾液のあの味、あの感覚、今思い出しても頭がくらくらする。
「こらっ、ヒナ! ヌケガケは禁止って言ったろ!」
「ぶー、ぬけがけじゃないもん。おにーちゃんがしてくれたんだもん」
「ひなっ、あなたね、私たちが止めなかったら、どうなってたと思ってんのっ。
長谷川さんに襲われちゃってたのよ!」
「ひな、おにーちゃんに、なにしてもいいよってゆったよ。なのにみんなじゃました。ずるい」
「ああっ、だからひなにはまだわかんないでしょうけど、とにかくっ、さっきの長谷川さんはとっても危険だったの!
もう少しで凄く痛いことされちゃうとこだったんだから!」
「ひな、いたくったって、おにーちゃんならガマンできるぞー」
向こうでは何か的外れな言い合いがされている――いや、的外れじゃないのか。
あのままみんなが止めてくれなかったら、それは多分現実になっていたこと……。
ひなたちゃんはああ言ってくれているけど、紗季の言い分の方が正しいのは明白で、
同意があったからと言って小学生に手を出していいはずがない。
なによりショックなのは、なんだかんだいって、自分は大丈夫だと思っていたことだ。
彼女たちに対して、多少ドギマギすることはあっても、まさか正気を失って襲いかかったりは絶対しないと思っていたのに……。
もはや自分の言動に対して何の自信も持てなくなっていた。
「……昴さん、大丈夫ですか? や、やっぱり真帆に蹴られたところ、まだ痛みますよね?」
「……けられたところ、赤くなってますよ。濡れタオルだけじゃなくって、氷とかもってきましょうか?」
心配そうに気遣ってくれる智花と愛莉の優しさが痛い。
黙っているのは大変心苦しいが、彼女たちに声をかけることすら彼女たちを汚してしまうようで、今の自分には許されない気がする。
正直、真帆みたいに足蹴りにしてくれた方が、まだ気持ちが楽だ。
ベッドの隅で体育座りしながら、激しい罪悪感と自己嫌悪に押しつぶされそうになる。
――と、顔すら上げられない俺の手に、ふわりと触れる温かな感触がふたつ。
「――ダメだ!」
それを鋭い声で制止する。
ビクッと手が止まるのがわかった。
「――今の俺は、君たちに何をするかわからない。だから、触っちゃ駄目だ」
以前ならそんなことはないと言えた自分が、もういない。
「…………昴さん」
「…………長谷川さん」
しかしそれでも、そのふたつの手は俺の手にそっと触れてきた。
そうなると、俺にその手を振り払うことなど、もちろんできなかった。
「……長谷川さん、とりあえず、顔をあげてください。そうじゃないと、お話もできません」
愛莉の強い声に促されて、俺は顔を上げる。すると智花と愛莉が、真剣な表情で俺をじっと見ていた。
そして俺の目をみて、ふっと表情を緩める。
「……よかった。大丈夫ですよ、長谷川さんは、もうおかしくありません。目をみればわかります。……いつもの、長谷川さんです」
「……昴さん、正気に戻ってくれて、良かった……」
俺の両手をそれぞれがぎゅぅ…と握り、ほっとしたように言う智花と愛莉。
その手から伝わる温かさに、思わず涙が出そうになる。
……あんなことをしたというのに、それでもこの子たちは俺に触れてきてくれる……。
それがとても嬉しくて、同時に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「……でも、俺がしてしまったことに変わりはない。結局俺は、コーチだとか言いながら、
君たちのことをいやらしい目でみていた、ただの変態だったんだ」
「そんなことありませんっ。わたしは……わたしたちは、長谷川さんがそんな人じゃないって、ちゃんとわかってます!」
「そうですっ! 昴さんは、やさしくて、頼りがいがあって、わたしたちが困っているときには必ず助けに来てくれる、
とっても強くて、良い人です。……たとえそういう目でみていたって……いえ、むしろその方が私的には嬉しいんですけど……、
それこそ昴さんが今まで私たちにしてくださったことには変わりはありません」
途中、智花の声がすごく小さくなって聞き取れなかったけど、ふたりは俺に変わらぬ信頼を寄せてくれている。
……そのことに、ただただ感謝だ。
まさかの早朝遭遇!
今日はもう書き込めないのでよろ。
今から出掛けないと……
いてらー
わっふるわっふる
476 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 20:51:46 ID:OrGH/pad
智花、ひな、愛莉の3人にご奉仕されるの書いていいですか?そんな感じじゃないですか?
まず書いてみよう、話はそれからだ
わっふるわっふる
……あなたが神か
わっふるわっふる
>>476 好きな3人だっ!是非頼む。 いや、お願いします
「おー、すばるん。復活したかー」
「ったく、ひなは へんなところで頑固なんだから……」
俺が感動にむせび泣いていると、言い合いを終えた他の三人がこちらに近づいてくる。
そうだ。なにはともあれ、ひなたちゃんにちゃんと謝らないと!
「ひなたちゃんっ! さっきは……」
「おーっ、おにーちゃん! とおっ」
げっ!?
謝罪の言葉を発する間もなく、ひなたちゃんがベッドの上の俺目がけてダイブしてくる!
ちなみに両腕は智花と愛莉に掴まれたままだ。
どすんっ!
「ぐぇ……」
みぞおちにひなたちゃんの体がモロぶつかる。
いくら小柄なひなたちゃんといえ、勢いをつけて跳びかかられたら、かなりの衝撃が体を襲う。
しかも両手を拘束されていれば衝撃を逃がすこともできない。
「おにーちゃんおにーちゃんおにーちゃんおにーちゃん」
幸いひなたちゃんの方は全く平気で、嬉しそうに俺の胸に頬ずりしてくる。
「……昴さん、少しの間に随分ひなたと仲良くなったんですね……」
「……ひなちゃんがそういう風にほっぺたスリスリするのって、わたしたちとか、大好きな動物さんとか、
本当に気に入った相手だけなんですよ。まして男の人なんて……」
……へー、……そ、そーなんだ。
なんかふたりが握っている手の力が、さっきよりも強くなっている気がするんですけど……。
「あーーーっ、すばるん、ずっけーっ! なにヒナばっかしヒイキしてんだよっ!
さっきだってヒナとすっげーエロいキスしやがって。あたしにはあんなのしてないじゃんかっ!」
「いや、別に贔屓ってわけじゃ…………って、そこか? そこなのか! お前の怒っているポイントは!?」
「え? だってしょーがないじゃん、すばるんだってケンコーなオトコノコなんだからさ。
あたしらの魅力にメロメロになって襲っちゃうことなんて、あるある!」
いやっ、ないないって!
……ってつい数時間前なら胸張って言えたのにぃぃーーっ!
「……あのねえ、真帆もひなも危機感なさすぎっ。いくらこっちから言い出したこととはいえ、
ホントに襲われちゃったら、すっごい痛い思いをするのは自分たちなんだから……」
俺が苦悩する中、まともなことを言ってくれるのは常識人の紗季だ。
そうだ。その通りだっ、紗季。だからこんなことはもうやめよう!
「……ちゃんと前戯をして、しっかり体をほぐしてもらってから、やさしく、ゆっくり挿れてもらって、
ようやく『痛いけど、大好きだら我慢できる』ってレベルになるのに……ほんと、わかってないわ……」
……前言撤回。
紗季さん、あなた、まだ処女だよね? なにそんな悟った物言いしてるの?
だめだっ、この子も真帆とは別のベクトルでぶっとんだ子だったんだ……。
GJ!相変わらず良いふいんき(なぜry)だ
しかし、この素晴らしく原作そっくりな作風だけに
アイリーンとどう絡むのか気になって仕方ないぜ
あれ、アイリーンはこれ以上絡まずにこのまま和やかに終わるものと思ってるのは俺だけ?
「そーですっ、昴さん! さっきの、ひなたとしてた……あれはなんなんですかっ!?」
「……あ、あれと申しますと……?」
「口と口あわせたまま、なんかモゴモゴさせてたヤツ! すっごくエロかったぞっ」
真帆と智花がすごい勢いで俺を問い詰めてくる。
って、智花、痛い、痛い、手、力入れ過ぎ!
「……ええっと、……それは、べろちゅー……かな?」
『べっ!??? べろ……ちゅー……!?』
見事にハモるふたりの驚愕の声。
「べろちゅーって、あのっ、……舌と舌とを絡め合う、あれですか!?」
「すばるんっ、ヒナのベロ舐めてたのかっ! なにそれっ、気持ちいーのか!?」
ああ、言うんじゃなかった……。
ふたりの追及はおさまるどころか、ますます激しくなるばかりだ。
「そ、そんな……私には唇を軽く触れるだけだったのに……舌を入れるなんて……絡めるだなんて……」
「ずるいずるいずるいずるいっ! あたしだって口ちょっと動かしたくらいなのにっ、ヒナばっかりずるいっ!!!」
「おー、ひなだけじゃないよ。いちばん最初にべろちゅーしたの、さきだよ」
「!?」
「ぬぁにーっ、サキッ、おまえもか!?」
ぶんっ、とこれまた凄い勢いで振り返り、紗季を睨みつける真帆と智花。
「ちょっ、待ってよ! 別に私からしたんじゃないんだからっ、長谷川さんの方からしてきたんだからっ!?」
「――昴さんっ!?」
「――すばるん!?」
そして再び振り向けられる糾弾のまなざし。
うぅ、その件に関しては弁解のしようがない……。
「おー。でも最後は、さきがおにーちゃんのこと、おそったんだよな―。ねー、あいりー?」
「……え、……あ、うん。たしかに最後は紗季ちゃんの方から、長谷川さんに、……べ、べろちゅーをしていったように……みえた」
「サキーーーッ!!! やっぱりおまえじゃねーかっ!!!???」
「そっ、そんな、紗季から襲っていったなんて……それじゃ、昴さんのこと、責められないよっ!」
「ひなっ、愛莉っ、なんてこと言うのよっ!? ……えっ、嘘っ、でも私、そんなこと、したっけ!?」
方向転換をしまくった真帆と智花の矛先は、自分のしたあやふやな行為に慌てふためく紗季に
たまりまくった鬱憤をはらすかのように撃ち込まれた。
……まあ、紗季もあの時は正気を失ってたから、俺と同じといえば同じかぁ。
それにしても……なんかもう……すごいドロ沼と化してきたな。
すばるん、もっかんとまほまほにもべろちゅーしてあげれば万事解決だゼ☆
愛莉も忘れないで
>>479から読んでてすごい面白かったんだけどどこから始まってるのかわからない
というかトリで抽出
◆7gPFohxHYU氏は連載始まってもうすぐ2ヶ月か……
すげーなw
「たっ、たしかに私が長谷川さんにキスしようとしたかもしれないけどっ、
それは長谷川さんが私に激しくキスしたからちょっと舞い上がっちゃっただけでっ、
決して私の方から長谷川さんを襲ったとかそういうことじゃないのっ!」
どっかの政治家のようにしどろもどろになって弁明する紗季。
それに対する反論は意外なところからなされた。
「……でもそれなら、みんなにお願いされて、智花ちゃん、真帆ちゃん、紗季ちゃん、ひなちゃんの4人にキスしてくれた長谷川さんは、
紗季ちゃん以上に舞い上がっちゃったはずだから、……ちょっと変になっちゃっても仕方ないんじゃないかな?」
「そ、それはそうかもしれないけど……」
いつも紗季に言い返しはしないだろう愛莉が、なんと俺を弁護してくれる。
「それに、わたしも途中からしか見てないけど……長谷川さん、ひなちゃんが苦しそうにするとすぐ止めてくれたよ。
キスしている時も、嫌だったら背中をたたいてって言ってたし、すごく気をつかってくれてた」
「うんっ。おにーちゃん、とってもやさしくしてくれたよ」
……あれ、俺ってそんなに優しくしてたっけ?
どちらかというと自分の衝動を抑えつけるのに精いっぱいだったような……。
「ああっ、もー、わかったわよっ! 長谷川さんがひなに襲いかかった件は不問とします。
たしかに、イノセント・チャームの恐ろしさは私も実感したら、もうこのことで長谷川さんを責めたりしません!」
「わーい。よかったね。おにーちゃん」
「良かった……紗季ちゃん、許してくれて……」
「……もしかして二人とも、俺のために紗季を説得しようとしてくれたの?」
俺の問いかけに、愛莉とひなたちゃんはえへへっと微笑むだけで答えてはくれなかった。
でもその微笑みだけで充分だった。
「ありがとう、ひなたちゃん、愛莉。俺のこと、庇ってくれて……」
「えへへーっ」
「そんな、これくらいいつも長谷川さんにお世話になっていることに比べたら大したことありません。
……それに、紗希ちゃんにはごめんなさいですけど、一応、本当のことですし……」
いまだ握ったままの手に、愛莉がぎゅぅっと力を込める。俺はその手を、同じくぎゅぅっと握り返した。
「……ところで愛莉、みんな、いつから目が覚めてたわけ?」
俺は愛莉の耳元に顔を近づけ、実は結構気になっていたことを訊いてみた。
いったいどこまで、あのひなたちゃんとの濃厚キスシーンを見られていたんだろう。
「わ、わたしが気が付いたら……長谷川さんとひなちゃんがお互いの顔をちゅっちゅって……してて、
そのあと……べろちゅーしているときにみんな起き出してきたんです」
そういえば愛莉は別に何かされたわけじゃなく、単に気が動転してただけだから、他の子よりも回復が早かったんだろうな。
「……じゃあ、愛莉。とりあえず真帆たちが起きる前のことは秘密ね……」
「……はい」
べろちゅーだけでもこの騒ぎなのに、でこちゅーとか顔じゅうキスの嵐とか知れたら、
とんでもないことになりそうだ。
わっふるわっふる
「そんなことよりすばるんっ、キス、べろちゅー、あたしにもして!」
「昴さんの無実が証明されたのは喜ばしいですが、私もちゃんとして頂かないと納得できません!」
そーらきた。
反対側から真帆と智花が二人して興奮した様子で俺の服を引っ張って、俺の体をゆっさゆっさと揺らす。
しかし……あれをもう1ターンやるのか?
それって結局真帆と智花だけじゃ終わらず、紗季とひなたちゃんもすることになって、
……さらにとんでもないことになりそうな予感がひしひしとする。
「いや、内容の差はあれど、一応全員にキスはしたんだしさ、もうこれでおしまいにしないか?」
「なにいってんだよっ。そもそもすばるんのを舐めるためにキスしたのに、かんじんのべろがみしよーだったら意味ないじゃん」
そーいや最初はそんなお題目があったな。……もーすっかり記憶のかなただったが……。
「それにっ、私まだ1回しか昴さんにキスして頂いてません。……ひなたには、私が数えただけでも10回はしてました!」
……言えない。実際はでこちゅーとかも含めると100回以上キスしてるなんて……。
「とにかくっ、サキとヒナにしたこと、全部してっ!」
真帆と智花は真剣な表情で俺に訴えてくる。
全部はともかく……べろちゅーくらいはしてやらないと、二人とも到底おさまりそうもない。
ちなみに俺が及び腰なのは、むろん二人とそういうことをするのが嫌というわけではなく、さっきのように自分がまた暴走するのが恐いからである。
とはいえ、これはもう仕方ないか……。
「……わかったわかった。ちゃんと二人ともするから、そんな引っ張んないで……」
「よーしっ、やったー……って、あたしたち、もう引っ張ってないよ?」
「え……? だってこんなに揺れてる……」
たしかに真帆と智花はすでに手を離しているが、俺の体はぐいっぐいっと引っ張られている。
……あれ? これって反対側だ。
そちらを振りかえると、そこには俺の腕を握ったまま、顔を伏せ、ぐいぐいと引っ張る愛莉の姿があった。
「……愛莉、どーしたの?」
「……ません……」
伏せられた顔から、途切れ途切れに何か言葉が聞こえる。
「どーした、愛莉? もしかして、どこか具合が悪いのか?」
考えてみれば、普通のキスに加えてでこちゅーやらべろちゅーやら愛莉にとっては
精神的ショックの強い出来事ばかりだったのかもしれない。
俺は慌てて愛莉に近寄り、顔色を確認しようと、髪に隠れたその顔を覗きこもうとする。
――と。
「……全員じゃ……ありません」
愛莉のか細い声が耳に届いた。
そこで俺が見たものは――
「……わたし、まだ……長谷川さんに、キス……してもらってません……」
目に涙をため、顔じゅうをこれ以上ないほど真っ赤に染めた、愛莉の姿だった。
ついに愛莉がわっふるわっふる
これはわっふるわっふる
ついにきたわっふるわっふる
保存したいけどすごくめんどくさいなw
スモール・フォワード!!
保管庫に申請しておけば?
アイリーンには愛のこもった優しいキスしてあげてください
アイリーンにも、だな。
愛莉はキスされたら気絶しそう
嬉しすぎて
この板的にはじゅん、じゅわーだな
そろそろ全裸じゃ風邪ひきそうだぜ…
>>503 靴下とネクタイは装着しろとあれほど……
最近はインフルエンザが流行ってるからな
対策としてステッキも持っておくんだ
紳士たるもの常に身嗜みには気をつけんとな
カフスも忘れるな、紳士だからな!
>>505 インフルエンザ対策には当然バタフライマスクが必要だろ
>>508 ちょ、それわw ウイルス防ぐより先に別の何かに目覚めるだけじゃ・・・
すばるん+バタフライマスク、、よりかは五人娘+バタフライマスクのがありそう
真帆は間違えでドスカラスみたいなマスク被ってきたりして
アクセス規制に巻き込まれてどーにもなりません。
こっちからいけるかなあ・・・
天が神に嫉妬したか・・・がんばって!
ベッドの上、ひときわ長身の少女がその体を小さく丸め、俺の腕ににすがりつくように両手で強く握ってくる。
「あ、愛莉、今なんて言ったの?」
俺の声に愛莉はビクンッと強く反応したが、ふるふると小刻みに肩を震わせるだけで何も答えてはくれなかった。
ただ手を強く握り、決して離そうしない。
「も、もしかして、俺の聞き間違いだったらごめんなさいなんだけど、俺に……キスしてほしいようなこと、言わなかった?」
俺の問いに、再びビクンと体を硬直させ、腕を痛いほど強く握る。
そして、かすかに、ほんの少しだけ、コクンと首を縦に振ったのだ。
愛莉が俺とキスをしたい?
またまてまて。
それはダメだ。
今まで他の4人が俺に手を出してくる中、決して加わらず良い子でいた愛莉がなんでまた!?
智花まで参戦してしまった今、彗心学園初等部女子バスケットボール部最後の良心、
俺の唯一の心のオアシスまでも干上がってしまったら、俺は砂漠で衰弱死するも同然だ。
そもそも、どー考えたって愛莉にそんなことできるわけないだろ!?
「だ、ダメだよ、愛莉。愛莉はこういうこと苦手だろう? それなのにみんながしてるから、
自分だけしていないのは仲間外れるなる…みたいな感覚でキスしちゃうのは、いけないと思うんだ」
「………………」
愛莉は無言のまま、ブンブンッと頭を横に振る。肩にかかるボブカットの髪の先が、その度美しく宙を舞う。
何が違うんだろう? ちゃんと話してくれないとわからないのだが、今の愛莉にそれを要求するのはおそらく無理だろう。
あの大人しくて引っ込み思案な愛莉が、俺にキスをせがむ理由なんてそれ以外に考えられない。
………………いや、まて。
本当にそうか?
ホントにそう思っているのか、長谷川昴?
目の前の少女をあらためて見る。
俺の腕を、まるでそれが最後の命綱のように、必死になって掴んでいるその姿を……。
周りがキスしているから自分もキスする。お前はこの子が本当にそんな気持ちでキスしてほしいだなんて言ったと思っているのか?
お前は今までその程度にしかこの子のことを見ていなかったのか!?
気の弱い愛莉が精いっぱいの勇気をだしていった言葉を、お前はそんな軽いものだと思っているのかっ、長谷川昴!?
――違うだろ!
愛莉がキスをしてほしいと言っている以上、その意味するところは――
俺はすっと愛莉の顔の横に顔を近づける
気配を感じて愛莉がビクッと震える。その瞬間俺は動きをとめ、彼女の耳元で、そっと囁いた。
「……愛莉は……俺のこと、好きなの?」
愛莉は一瞬大きく目をみはり、そして再びぎゅっと瞼を閉じると、……こくん……と肯いた。
涙の粒がキラキラと空を舞っては光となった。
嗚呼…あいりかわいいなあ…
愛莉かわいいよ愛莉
どうでもいいけど、砂漠で衰弱死じゃなくて愛の海で溺死って感じだよね
>>515 おいおい・・・そんな事言って良いのかよ・・・
恥ずかしさでコロコロしちゃうぜ・・・?
気のせいかも知れんが、どんどんすばるんの自制心が弱くなってきている気がw
そらそうなるわな
すばるん「∩(´・ω・`)つ―*'``*:.。. .。.:*・゜゚・* もう、どうにでもな〜れ」
俺のことが好き。
愛莉は俺のことが好き……。
「……それは……友達とか憧れている人とか、そういう意味での好きなのかな?
……それとも……異性としての……好き?」
「……お、おとこのひと……として……の……です」
つっかえつっかえになりながらも、愛莉はどうにか言葉を紡ごうとする。
「えっと…………どうして?」
「え!?」
俺の素朴な疑問に、驚愕の声を上げ思わず顔をあげてしまう愛莉。
「だって俺、初めて会った時は泣かしちゃうし、男バスとの試合の時には嘘ついて騙しちゃったし、
……愛莉には失礼なことばっかりしている気がするからさ。
今朝みたいに愛莉に恥ずかしい思いとかもたくさんさせちゃってるし、
それでも愛莉はやさしいから嫌われてはいないと思ってたけど、
……正直好きでいてくれているとは思わなかったから……」
「……そんな……」
今朝の丸出し事件といい、どちらかというと避けられていないか心配していたので、
慕ってくれていたのは素直に嬉しいが、まさか男として好かれているとは思ってもみなかった。
「コーチとしても最近、愛莉にちゃんと指導できてない気がして駄目だなあって思っていたから余計にね、
そう感じるのかも。やっぱり男の俺じゃ、愛莉を恐がらせちゃうのかなって……」
「――そんなことありませんっ!」
急に大きな声を出して愛莉は俺の言葉を遮った。
まるで魂からの叫びのような鋭い声に、今度は俺の方がハッと顔をあげる。
「――長谷川さんはっ、わたしにバスケを教えてくれて、どんくさいわたしにも、怒らないで、やさしくしてくれて、
――試合の時だって、わたしたちの居場所を守るためだったってちゃんと分かってるし、
それなのに……試合の後、たくさん謝ってくれて、わたしのこと、いっぱい誉めてくれ、
……わたし、すごく嬉しかったです。こんなわたしでも、長谷川さんはちゃんと認めてくれるんだって」
「……愛莉……」
無意識のうちにか、愛莉は握った俺の手を自分の胸のあたりでぎゅぅっと拝むように包み込む。
「それに、コーチとしてだって……、球技大会の前、長谷川さんだってお忙しいのに相談に乗ってくれて、
あまつさえ一緒にロードワークにも付き合って頂いて
……わたし、いっつも悪い方、悪い方にしか物事を考えられないけど、
長谷川さんに大丈夫だよって言われると、元気が出て、やってみようって思える様になるんです」
「………………」
とつとつと語られる愛莉の心情に、俺はなにも言うことができない。
むろん、感激のためにだ。
愛莉……俺のこと、そんな風に思ってくれていただなんて……。
うれしい。……ただ純粋に嬉しい。
「……ほんとは、最初、男の人がコーチに来るって聞いて、恐い人がきたら嫌だなぁって思っていたんです。
でも長谷川さんはそんなことなくって、すっごい優しくて、……かっこいいし、
わたしのこと、ずっと見てくれていて……気が付いたら…………その……」
愛莉は俺の手をかき抱いたまま、頬を紅潮させ、目を硬くつぶり、思い切り叫んだ。
「――だ、大好きになっちゃいました!」
あいりーんかわええw
わっふるわっふる
「愛莉……」
それにしても愛莉がこんな大きな声をだして告白するなんて驚きだ。
それだけ自分の想いを正しく伝えたかったのだろうか……。
あれ? でももしかして、これは使えるんじゃないか?
何の意味もないと思っていたこの『お勉強会』だが、
これを通じて愛莉が少しでも積極的になってくるのであれば、
それだけでやる価値はあると言える。
もともと愛莉の身長に対するコンプレックスだって、
他の人と違って恥ずかしいという羞恥心からきている。
ならば性的なことに慣れさせて羞恥心を和らげることができれば、
高身長へのコンプレックスも薄まり、センターとして成長も期待できるし、
愛莉の引っ込み思案な性格も少しは改善されてるんじゃ……。
「――っ!?」
そこで俺ははっとなる。
――なにを考えているんだ、俺はっ!!??
バスケを上達させるために愛莉のにエッチなことを教えていくだと!?
それはこんなにも俺に想いを寄せてくれている愛莉の純情を踏みにじることじゃないか!?
それだけじゃないっ。
お前のその行為はお前の愛したバスケをも冒涜することだ。
俺は自分の大切なモノをふたつとも汚してしまうところだった。
「真帆っ、蹴れ! 俺を蹴ってくれ!」
「えっ? なにっ、すばるん、そーゆープレイが好きなのか!?」
「違うっ! そーじゃないっ。俺は自分を許せない。とにかくお前の一番を俺に叩きこめっ!」
「よ、よくわかんないけど――わかった! じゃあまほまほの必殺技をおみまいしてやればいーんだなっ、
――いくぞっ! もっかん!!」
「ふぇ? ……ふぇぇぇっっ!? だ、駄目だよ真帆っ、昴さんの前でなんて!」
「いぃぃっっっくぞぉぉぉぉぉぉぉーーーーーー!!!!!!!!!!」
なにが起こるかわからないが、真帆は部屋の隅から智花に向かって思いっきり走ってきた。
最初は止めようとした智花だが、走り込んでくる真帆をみて諦めたのか、
両手の指を組み合わせてバレーのレシーブでもするような姿勢をとる。
そしてそこに真帆が突っ込む!
「でりゃああああーーーー!」
「――えいっ!」
――と、組み合わせた智花の手に、真帆が勢いを殺さずに足を乗せ、ピッタリのタイミングで智花がその腕を振り上げる!
ウソッ!? 小学生女子じゃできんだろっ、そんな力技!?
智花に持ち上げられた真帆の小躯はそのまま宙に跳び上がり――って、バカッ、天井にぶつかる!?
「そんなことぉぉぉわぁぁぁっ、おみとぉーしだぁぁぁ!!!」
「なっ!? 手ぇぇぇだとぉぉぉ!?」
天井に激突しようかとする瞬間、真帆は両手を天井につき、スプリングのように己の体を跳ね返すと、
そのまま俺の顔面向かって蹴りを繰り出した。
「でぇぇぇぇいぃぃぃぃっっっっっ、必殺っ、ミサイルまほまほキィィィクッッッ!!!!!!」
めきょっ!!!と音がして、真帆の右足が俺にめり込む。
……が。
「なっ!? 倒れないっ、だと!!??」
真帆の足が突き刺さったまま、俺は平然とその場に留まっていた。
重力に引かれてすちゃっと着地する真帆は驚きの色を隠そうとしない。
「そんなっ、夏陽だって一撃で沈めた真帆のキックを受けて平然としてるなんて……!?」
「……ふっ、なかなか良いキックだが、――軽い、軽すぎるぜ、真帆、お前の蹴りは!」
こんなもん、常日頃ミホ姉と葵の虐待に耐えている俺にしてみれば、まさしく子供のお遊びだ。
見た目は派手だが、威力はそれほどでもない。特にこんな狭い室内じゃ助走も天井からの反動もほとんど意味をなさない。
今の俺は、こんなことで倒れるわけにはいかないのだ!
それにしても――。
「だから真帆、この技はもう使用禁止な」
「えー、なんでだよっ!?」
「一度敗れた技はもう二度と使用してはいかんのだ。それにこの技には――致命的な欠陥がある」
「そ、そんなっ、あたしのまほまほキックは完璧のはずっ!? ねーねー、ケッカンてなになに、教えてよっ、すばるん!?」
ふふ、それはな…………いま真帆のめくれ上がったスカートを必死に直そうとしている智花に訊くんだな……。
……いや、一瞬だよ、一瞬。気付いたときにはもう足の裏しか見えなかったから。
支援わっふる
スカ○ラブを思い出した
「さてと……」
とりあえず自分の中ではケジメもつけて、改めて愛莉に向き直ろうとして……。
「あ、長谷川さん、ちょっと待ってください」
横から突然紗季が声をかける。
「愛莉を口説くんでしたら、その前に、いいかげんコバンザメみたいにひっついている
ひなを剥がした方が何かとやりやすいと思うんですけど……」
「え……?」
よく自分の姿を見てみると、相変わらず俺の腰にひなたちゃんが抱きついたままだった。
「ひーなーたーちゃーん!」
「おー?」
いや気付かない俺も俺だけどさ……。
なんだろう。決してひなたちゃんの存在を無視していたというわけではなく、
むしろひなたちゃんに抱きつかれているのが自然で気にならなかったような……。
……もしかして俺の精神汚染、かなり進行してる?
わっふるわっふる
毒を喰らわば皿までって言葉があるけど
もうすばるんは皿が置いてあったテーブルまで食べだしてる気がするw
とりあえずひなたちゃんには丁重にお引き取り願い、俺は再び愛莉と向き合う。
愛莉は目の前で起こった出来事がいまいち理解できていないようで、呆然としている。
「愛莉……ごめん。横道にそれちゃったみたいで」
「……はっ、はひぃ。……い、いえ、とんでもございません。……その、わたし、なんてことを……」
そしてハッと正気に戻ると、自分が言ったセリフを思い出したのか、かぁーっと急速沸騰する。
そんな愛莉の姿をかわいいなと思いつつ、その純真な想いを利用しようとした自分を深く恥じるのだった。
愛莉にエッチなことをするのならば、精神的成長だとかそんなことは関係ない。
愛莉のとこを好きだという想い、ただそれだけをもって愛莉に接するんだ。
それがなければ、彼女に触れてはならないっ。
どうなんだ、俺は愛莉のことをどう思っているんだ?
「……んー、……あれ?」
よくよく思い返してみると、俺は愛莉の身長のこととか精神的に成長させることばかりに目が向いていて、
純粋にひとりの女の子として愛莉のことを見ていなかった気がする。
なにせ初対面で背のことでいきなり泣かせちゃったからな。やっぱりバスケをしている人間としては
どうしても愛莉の身長に関心がいってしまい、それがコンプレックスであることを知ってからは
いかにそれを克服させるかばかり考えてしまう。
俺はそういった垣根なしに、愛莉を見てみることにした。
「……? あの、長谷川さん、どうされました?」
「し……ごめん、ちょっと動かないでいて」
「???」
……うん。敬語はしっかり使える、礼儀正しい子だな。
おとなしくて控え目、でも意外と芯は強くて友達のためだったら何だってやろうとするタイプ(できるかどうかはさておいて)。
真帆にメイド服のスカートをめくられて放心状態になったり、紗季の発案でスク水エプロン姿になったりと、
結構ひどい目にあっているのに少しも怒ったり、友達の悪口を言ったりしない(泣いちゃうけど)本当に優しい子だ。
とにかく優しすぎるんだよな。
誰に対しても優しくしようとするから、必要以上に自分を卑下してしまっているように感じられる。
真帆の傍若無人さを少しは見習った方がいいかもしれない……いや、やっぱりそれは勘弁してくれ。
でもそれだって少しずつではあるけど、前向きになろうと努力している。
いくら俺の口車にのったとはいえ、男バスとの試合に勝利できたのは愛莉の頑張りがあったからであり、
球技大会の前だって、自分が役に立たないと相談に来たり、いま自分には走ることしかできないと
転んでも黙々とロードワークをこなしていた……。
俺がどうこう言わなくたって、愛莉は少しずつではあるが着実に成長している……。
……なんだ。答えなんかもう出てるじゃないか。
俺が愛莉を好きかどうかだって? そんなの決まっている――。
わっふるわっふる
これはすばるんの熱烈告白であいりーんが気絶するフラグ?
「……愛莉、」
俺は愛莉の頬にそっと手を伸ばす。
……が。
「ひゆぅ……!?」
俺の手がその柔らかなほっぺに触れる寸前で、愛莉がビクッと震えて顔をそむけてしまう。
「……愛莉?」
「――あっ、ご、ごめんなさい! わたし、長谷川さんに触れるのが嫌なんかじゃなくて、……体が、どうしても……」
……恐いのだろう。
そりゃそーだ。さっきまで親友4人とキスしまくって、べろちゅーもして、
最後には襲おうとまでした男に触れられようとしているのだ。
愛莉がどんなに俺のことを好きでいてくれたとしても、臆病な彼女の体は勝手に防衛本能を働かせてしまうのだろう。
しかし咄嗟に握ってしまった俺のもう一方の手は、いまだ愛莉の掌の中にある。
ならば本気で嫌がっているわけではない。
……さて、どうしたものか……。
強引に触れても、事態を悪化させるのは目に見えているからなぁ。
俺は思案しながら再度顔を伏せてしまった愛莉の頭に視線を落とす。
「……ん?」
俺と愛莉の身長はほとんど変わらないが、ベッドの上にあひる座りをして顔を落としている今、愛莉のつむじが良く見える状態だ。
「……………………」
……なでなで……。
「……え? は、長谷川さん?」
俺はぽんっ…とその頭に手を乗せると、幼い子供にするようになでなでとやさしく撫で始めた。
……なでなで……。
「あの……長谷川さん……何を……」
……なでなで……なでなで……。
「……………………はぅっ」
頬に触れるときとは違い、愛莉は怯えた様子もなく、静かに俺に髪を撫でられ続ける。
そう――俺と変わらないくらい高身長の愛莉だと、頭を撫でられる機会なんて、なかなか無いのではないのかと思ったのだ。
そしてそれとは正反対に、年相応の純真な心を持ち、身長にコンプレックスを抱いている愛莉は、
そういった行為に憧れのようなものを持っているのではないかと考えたのだ。
どうやらそれは当たりらしい。
愛莉はうっとりとした表情で、俺の手を受け入れている。
俺は愛莉の頭を撫でつつ、まるで魚の掛った網を引くように膝立ちでジリジリと彼女に近づいていく。
「……ふぁっ!?」
そして愛莉が気付いた時には、俺はすでに彼女の体をその腕の中にすっぽりとおさめることに成功していたのだった……。
なでなで万能説
※
危うく騙されるところ
2投目 ◆7gPFohxHYU タンの作品になら金だしてもいい
サグたん
クブたん
片手は愛莉に握られたまま、彼女と自分の体の間に挟まっている。
もう片方は愛莉の頭を後ろからかき抱くようにして、サラサラとした髪の毛を梳くように撫でる。
「ひゆうっ、は、長谷川さん!?」
泡を食ったような愛莉の声が、下から聞こえる。
俺はあえて膝立ちのまま愛莉に身を寄せているので、彼女の顔はちょうど俺の胸あたりにくる。
そう――まだ抱きしめたりはしない。体を軽く触れ合う程度の身体的接触。
それでも愛莉はひどく戸惑った声を上げる。
俺はそんな彼女の髪に指を絡め、愛おしげに撫で続ける。
「――愛莉。大丈夫。びっくりしないで。ひどいこととか、恐いこととか、
愛莉の嫌がること絶対にしないから。落ち着いて……俺を、信じて」
髪を撫でながら耳元で囁くと、愛莉はビクッと体を震わせつつも、とりあえず大人しくなる。
「……ありがとう。愛莉」
「……長谷川さんを、信じてますから……」
まだ体の震えは止まらないけど、愛莉は俺の手をぎゅぅっと握り、こつん…とおでこを俺の胸にあてる。
「……わたし、やっぱりダメですね。本当は長谷川さんのためにいろいろしてあげたいのに、怖くて、臆病で何もできない……。
わたしだって、もっと勇気があればみんなと同じことを長谷川さんにしてあげられるのに
……抱きしめてもらうことすら、できないんですから……」
淡々と寂しそうに語られる愛莉の言葉に、胸が締め付けられるような感情を覚える。
……だが駄目だ。だからといって今、彼女を抱きしめるわけにはいかない。
俺は愛莉の伏せた頭に頬を寄せる。髪からシャンプーと愛莉自身の匂いとか混ざった芳しい香りがした。
「……いいんだよ。愛莉が俺に何もしてくれなくても、俺が愛莉を大切に思う気持ちに変わりはないから」
「え……?」
「たしかに、コーチとしては、もっと積極的になってほしいって思う。
その方が、愛莉にとっても良いことだと思うから。
……でもね、だからといって、今の愛莉を否定しているわけじゃない」
顔を上げる愛莉。俺はその涙に潤んだ瞳をじっと見つめる。
「俺は愛莉のこと、好きだよ。やさしくて、控え目で、自分よりもまず友達のことを優先して、他人を思いやれる子って素敵だと思う」
「は、はせがわっ、さんんっ、な、あにを、おっしゃって……っ」
「それでも俺やミホ姉がもっと前向きになってほしいって言うのは、
愛莉にもっと素敵な女の子になってほしいって期待しているから。
そうなれるって信じているから。……でも勘違いしないで――」
息がかかる距離まで、顔を近づける。でもまだ駄目。まだ、キスはしちゃいけない。
「愛莉は今のままでも、十分魅力的な女の子だよ。少なくとも、俺はそう思っている。
俺にとって愛莉は、とても大切で、大事で、かけがえのない女の子。今までも、これからも――」
そう言ってそっと頬に指を這わす。
「愛莉。俺は愛莉とキスがしたい。愛莉はどう? やっぱりまだ恐い?」
「わっ、わっ、わっ、わたしっ、は……」
腕の中で顔といわず体中の肌を真っ赤にさせて、借りてきた猫のようにカチンコチンに固まっていた愛莉は、
それでも何か思うところがあるのか、意を決したように真剣な表情で答えた。
「ま、まだ恐いけど、それでも、キスはできますよ。
決めてたから……初めて好きになった人とするんだって、
ずっと昔から決めていたから……」
初恋の人とキスがしたいか。
やっぱ女の子にとってキスって特別なんだな。
「……ありがとう。愛莉の初めてがもらえて、嬉しいよ」
俺はそっと愛莉の頬に手を添える。
本当は両手で包んであげたかったけど、もう片方の手はいまだお守りのように愛莉が胸元で握ったままだ。
それで愛莉の不安や恐怖が少しでも紛れるのなら良いだろう。
それでもまだカタカタと小刻みに震える彼女に、俺はやさしく諭す。
「愛莉、心配しないで。これからするのは、唇と唇が触れ合うだけのキス。
それ以上のことは、まだしないから。時間は――そうだな、十秒間。
十秒だけ、愛莉の唇に俺の唇が触れるから、その間だけ我慢して」
「が、我慢だなんてそんな……しませんよ。だって……嬉しいんですから……」
消え入りそうな声で呟く愛莉の表情は、今にも泣き出しそうであった。
その目元に溜まった涙の粒を、そっと唇ですくい取ってあげたい衝動にかられたが、
今はそれすら無粋な行為であろう。
「じゃあ……いくよ。……愛莉……」
俺は頬に手を添えたまま、ことさらゆっくりと顔を近づけ、そして――
「――大好きだよ」
震える少女の唇に、触れるだけの、儚いキスをした。
こんな時間にだと…!?
わっふるわっふる
GJ!とうとう愛莉とキスかぁ
読んでるだけなのに、何故かすごい達成感が
おかしいなまだおっぱいも揉んでないのにこのハーレム感
544 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 02:59:05 ID:BKaPqFVX
愛莉のパイズリ
巻き込まれないか心配
……一秒……二秒……。
上を向く愛莉の可憐な唇にキスをする。
本当に唇の表面が触れるだけの、軽いキス。
舌なんてもちろん入れられないっ。唇を動かすことすら許されない。
……三秒……四秒……。
「……っ……っ」
俺の手を握る愛莉の手に力が込められる。
唇はいまだプルプルと震えており、その振動が唇の位置を僅かにずらし、
重なる面積をほんのちょっとだけ増やす。
「……んっ……」
……五秒……六秒……。
ああ、でもやっぱり愛莉の唇、柔らかいな。しっとりとしていて、唇に吸いつくようで、
……我慢しないと、つい動かしたくなってしまう。
それにしたって、智花といい、真帆といい、紗季といい、ひなたちゃんといい、
愛莉といい、女の子ってどうしてこういい匂いがするんだろう?
みんなそれぞれ微妙に違うし、……ああ、駄目だ。頭がクラクラしてくる。
……七秒……八秒……。
今、愛莉とキスしてるんだ……。あの大人しく控え目な愛莉と……。
ただ唇を合わせているだけなのに、さっきから鼓動がどんどん速くなって止まらない。
握られた手から伝わる愛莉の鼓動もまた同じ。
……ただのキスでこんなんなら、これ以上のことしたらどうなっちゃうんだろう?
……九秒……十秒!
約束通り、すっと唇を離す。
名残惜しい気持ちはもちろんあったが、そこは鋼の意志でぐっとガマン!
唇を僅かに離し目を開けると、愛莉のドアップの顔が飛び込んでくる。
瞼をぎゅっと閉じて、顔じゅう真っ赤にしてプルプルと震えている。
……なんか小動物みたいで無性に可愛く思えた。
……かわいいな。愛莉。
初めて会ったときに、地味な子だなんて思った自分に蹴りを入れたい。
まあ、愛莉の可愛さは内面からにじみ出てくるものだから
初対面では見抜けなくてもしょうがないのだが……。
俺は愛莉の頭にぽんっと手を乗せると、さきほどと同じく撫で始めた。
「終わったよ、愛莉。良く頑張ったね、えらいえらい」
正直いつ気絶しても受け止められるように心づもりはしてたのだが、どうやら杞憂に終わったらしい。
――と。
「――っ――っ」
愛莉の体が、ぴくんっ……ぴくんっ……と一定期間をおいて規則正しく跳ね上がる。
「? 愛莉?」
「――ぇっ――ぇっ――ふぇええええええええええええええええええええん!!!!!」
突如俺の胸に顔をうずめて泣き出す愛莉。
――って、なんで!?
「うわあっ、愛莉、ごめん! やっぱり泣くほど嫌だった!?」
「――ぇぐっ――・えぐっ――ひ、ひがうんです。……わたし、うれしくって。
ひっく……長谷川さんとキスでくるなんて……ひっく……信じられなくて……それで……」
ああ、感極まって泣いちゃったのか。
しょうがないよな、愛莉だし。むしろよく気絶しなかったと誉めてあげたいくらいだ。
俺は愛莉の背中や髪の毛をさすったり撫でたりしてあげながら、愛莉が落ち着くまで待とうとした。
……がっ。
「ひっく……長谷川さんっ!」
ぎゅうっ!
むにゅっ!
「!!!!!!!!!!!!??????????????????」
嗚咽を漏らしながら、俺の体にぎゅうっとしがみつ愛莉。
その体と体の間、ちょうど俺の腹から腰にかけての部分に、弾力性があって
それなのにすんごい柔らかいモノが押しつけられている……。
………………。
……ええと、なんですか? このバスケットボール?
いやさすがにそれは大き過ぎる。
ハンドボール……いや、バレーボールはあるか……。
ともかく丸い二つの球体が、俺と愛莉の間でむにゅむにゅと押しつぶされている。
……おっぱい……だよね?
……愛莉の……おっぱい……。
――って、愛莉の胸、こんなに大きかったっけ!!!???
明らかに小学生レベル超えてるぞっ!?
俺の脳裏に過去のハプニングで垣間見た愛莉の胸や(主に真帆が原因)
練習中、ジャンプするたびに体操服の上から揺れていたソレ(もちろん慌てて目を反らしたさ!)が
矢継ぎ早に浮かんでは消えていく。
……いやさ、たしかに以前からおっきいだろうなとは思っていたよ。
……でもただでさえ身長を気にしているんだから、胸のことなんかもっと敏感なんだろうと思って、
みんなの前では決して口にしなかったし、極力意識しないようにしてきたんだよ……。
……でも実際に触れてみてわかったけど、――なにこの大きさ!!!???
それもさ、まだ若いから(つか幼い……だけど)滅茶苦茶ハリがあるのか、
つんつんっ――て、俺の腹をすごい突き上げてくるんです。
……これは……凶器だ。
おっぱいおっぱい!
……待て待て待て。
……落ち着け、俺。
あまりの事実に取り乱してしまったが、胸の大きさなんて関係ないんだ。
俺が好きになったのは、あくまで愛莉の内面だ。
大人しくて、控え目で、ちょっと引っ込み思案だけど、頑張り屋さんで、すっごくやさしい、
――そんな彼女を好きになったんじゃないか。
外面なんて、どーだっていいんだ。胸の大きさをあれこれ言うなんて、かえって愛莉に失礼だ。
――でも、性格よくて可愛くてプロポーション抜群って、ほぼ最強じゃね?
「…………」
……はっ、な、なんだっ、今の悪魔のささやきは!?
「…………」
愛莉が両腕でひしっとしがみついているので、俺は解放された腕を、愛莉の腰にまわし、そっと抱きしめる。
――きゅっ。
――ほそっ! くびれっ、細っ!
ああ、お尻も触って確かめたいが、そんなことしたら泣くどころの騒ぎじゃないし、
つか、見ただけでもそのボリュームの凄さがわかるし……ああ、なに言ってるんだ、俺……。
「……ぐすっ。……す、すいません。……いきなり……泣き出しちゃって……ああ、恥ずかしいなぁ、もう……」
俺が支離滅裂になっている間に、落ち着きを取り戻した愛莉が、顔をおこしてそっと目元を拭う。
そしてまだ涙の残滓が残った、濁りのない、純粋な瞳で俺を見上げる。
「……長谷川さん、わたし、決めました」
「……え、な、なにを?」
「……これからは、わたしも、……みんなといっしょに……は、はせがわさんに、……
その……いろいろ……してあげようって……」
それでもやっぱり恥ずかしいのか、後半になるにつけ、すっごく小さくなる声。
――って、なに!?
「な、なにを言ってるんだ……いいんだよ、愛莉、無理しなくても。
そんなことしなくたって、俺は愛莉のこと、嫌いになったりしないよ……」
「ううん。そうじゃないんです。……その、自分のためとかじゃなくって、
わたしが、長谷川さんにしてあげたいなって思って。……長谷川さんに、喜んでほしいから」
「……愛莉」
「だから、わたしができることなら、何だって長谷川さんにしてあげようって決めたんです。
え、え、え、えっちな、ことだって、今は無理でも、がんばっておぼえますからっ!」
……愛莉。
なんて……なんて健気な良い子なんだ!
……でもね、でもね、今キミにそんなことを言われたら、俺の頭に、他の4人じゃできない、
愛莉にしかできないような、あんなことやそんなことが怒濤のごとく襲いかかってくるわけで。
ああ、内面はこんな健気で、やさしくて……そして外見は……顔立ちは整っているし、
長身の割には腰とか異様に細くて、モデルみたいで……そのボリュームたっぷりの胸元と腰つきが……。
……やばい。この子、もしかしなくてもメチャクチャレベル高くない?
しかも俺好みの家庭的なタイプって……やばい、よく考えたら、もろ心臓ど真ん中な気がする。
ま、まて、俺、この子とこれから……エッチなことするんですか?
……耐えられるか、俺? ……襲わないか、俺? ばかっ、愛莉を襲うなんて、それこそ死んでもできないぞっ!
も、もしかして愛莉って、ひなたちゃんをも超える、俺の人格最終破壊兵器なんじゃ……。
まさかの再来…だと…?
そしてあいりーん最強過ぎるwww
553 :
SS保管人:2009/10/30(金) 18:45:50 ID:tNYvcRdt
一読み手としてはしてくれたほうがいいけどこればっかは職人次第としか
とりあえず私が書いたものに関してはOKです。
よろしくお願いします。
そういえば愛莉って週三で筋トレやってるから、体引き締まってるんだよなぁ。
くそう、どこのどいつだ、筋トレやったら背が伸びなくなるって言ったヤツ。
……崇め奉ってやる!
「すばるん!」
「どわぁっ!?」
俺が感慨に耽っていると、
後ろからいきなり真帆が飛びかかってきた!
「なに今度はアイリーンにばっかかまってるんだよっ! ってゆーか、なんか違う! あたしんときと愛のりょーが違う!」
「バカッ、そんなことないって。な、智花?」
「…………」
……あれ?
なんでそんな悲しそうな表情をするんだ、智花?
「申し訳ございませんでした。私、昴さんが愛莉のことそんなに好きだったなんて知らなくて……」
「……え? どうしたの、智花?」
「それなのに私、べ、べろちゅーとか、はしたないこと言ってしまって。……そうなんですよね、昴さんは、愛莉のことが……」
なんか智花が勝手に落ち込んでる。
……あれ、俺、みんなには同程度の気持ちしか言っていないつもりなんだけど……。
……いや、でもキスしていくにつれて意識していないうちにどんどんエスカレートしていったかも……。
いかん。これは問題だ。
少なくとも勇気を出して一番最初に告白してくれた智花に、そんな誤解を与えてはならない。
「……智花、ちょっとこっちおいで」
「……はい?」
愛莉には申し訳ないがひとまず愛莉の体を離し、背中に真帆を貼り付けたまま、
俺はこいこいと智花を手招きする。
素直に俺の所にやってきた彼女の頬に手をやると、おもむろに唇を重ねる。
「!!!???」
唇を押し開き、深く重ねて、ついばむように動かす。
「……んー、んー」
吸う。
「!!!!!!!」
その後何度か同じ行為を繰り返した後、俺は智花を解放してあげた。
「……はあっ……はあっ……」
智花は息も絶え絶えだ。
「……智花、これが俺の気持ち」
「……ふぇ?」
「……すごい自分勝手な考え方だけどさ、俺は、君たち5人とも。同じくらい好きだよ。
というか、君たち5人に順番とかつけたくないんだけどね。だから智花よりも愛莉が好きということもないし、
愛莉よりも智花が好きということはない。……今のところは」
「……昴さん……」
「それでも智花がそう感じてしまったとしたら、それは俺のせいだから。智花は一番最初に俺に気持ちを伝えてくれたのに
かえって言葉足らずになったのかもしれない。俺も緊張してたしね。智花……」
俺は智花の瞳をみて、しっかりとした言葉でいった。
「智花はとっても素敵な女の子だよ。俺は人間としても、ひとりの女の子としても、智花のこと大好きだよ。
まだわからないだなんて、はぐらかしてごめんね」
「す、昴さん」
感激のあまり涙ぐむ智花にそっと顔を近づける。
「……じゃあ、次はべろちゅーだっけ? 智花が満足するまでたっぷりしてあげるからね……気絶しちゃダメだよ」
「……ふぇ? ……ふぇぇぇぇぇぇ!?」
すばるんS入りましたぁ!
当人は単にサービス精神に満ちてるだけってのがまたw
これは期待せざるを得ない
わっふるわっふる
なんだこの天然ソフト鬼畜ッぷりわ
俺が再度智花に口づけしようとすると、ぎゅっと首を絞められた。
「こらっ、すばるん。なんであたしを無視するんだよ。みんな愛してるならびょーどーにしろっ!」
「ウゲッ、ま、真帆!? おまっ、チョークはいってる!」
背中におぶさったままの真帆が、ぎゅーーとチョークスリーパーを決めにかかる。
俺がどうにかそれを振り払おうと腕や頭を動かしたため、必然的な事故がおきる。
ちゅっ…。
「……んっ」
「うわっ」
横を向いた俺の口に、身を乗り出してきた真帆の口がうまい具合にあたる。
ちなみにびっくりして顔を離したのが真帆の方だ。
俺はもうヤケだと開き直って、そのままの体勢で後ろ手に真帆の頭を支え、顔をひきつけ、そのハリのある唇に唇をはわす。
「んーーっ、んーーっ」
なぜだか真帆はキスしてとせがむ割には、いざしてみると嫌がる…とまではいかないが、若干の抵抗感がある。
真帆が慣れていないからか、俺が下手なのか……まあ両方かな?
そんな真帆の姿は普段と比べて逆に初々しくあるので、結構可愛く目に映るのだが……。
真帆でもそう言われると喜ぶのかなぁ……?
「……ちゅっ……んっ……じゅっ……」
「……んーっ……んーっ……んんんーーーっ!」
動かしてはその弾力に富んだ感触を堪能し、ときおり吸ってみたりすると面白いくらい素直な反応が返ってくる。
いつもは小憎たらしい真帆が、キスの時は妙に可愛くなる。
なら毎日キスしてあげたら真帆も少しはお淑やかなお嬢様になるんだろうか? うーん、そんな真帆は想像もできない。
ハーレムらしくなってきた
智花さんのターンかと思ったら、急にまほまほのターンw
……ああ、そういえば真帆にもべろちゅーせがまれてたんだっけ。
どうしよう。このまま舌を侵入させてしまおうか?
でも真帆の場合、いきなりやったら紗季みたいに思いっきり噛まれそうだなあ。
俺がそんな取り留めのないことを考えながら真帆の唇を吸っていると、ふいに唇が離れた。
あれ、とうとう我慢できなくなったのかと思ったら――
どすん!
「……え? ええっ!?」
背中におぶさっていた真帆がベッドの上にいちなり落っこちた!
しかもそのまんま動かないしっ。
「どわぁぁぁーーーっ!? 真帆っ、どーしたっ! しっかりしろ!?」
「…………はえ? ……あ、ごめん。なんか体の力ぬけちゃった……」
って、ああっ、この子また目の焦点あってないしっ。
真帆、お前たかがキスで意識とびすぎっ!
慌てて抱き起こすと、落ちたショックで意識が戻ったのか、真帆は「うーんっ」と背伸びをするように俺の首に手を伸ばして、ぎゅうっと抱きついてくる。
「すばるんっ、今度はべろちゅーっ。約束だよ!」
「……………………」
いや、今までとはまったく違う意味で、恐くて出来ません。
つーか、最初は一番危険だと思っていた真帆が、この手のことに関しては一番弱いってどーゆーことよ!?
とはいえ、しなければしないでまた駄々をこねるからなぁ。どーしたもんか……。
真帆に抱きつかれた体勢のまま思案していると、くいくいっと袖を引っ張られる。
そちらを見ると――
「……………………」
……えーと、智花さん。そんな熱をおびだ瞳で見つめられても、俺の体はひとつしかないんですけど……。
とりあえず先にするって言っちゃった智花を優先――真帆が黙ってはいまい。
じゃあ、真帆を先にすまして――智花の無言のプレッシャーが強すぎます。
それなら二人仲良くって――何を考えているんだ俺は!?
なんだかさっきから頭が変な方向にしか働かない気がする……。
「……はあ……」
俺が疲れたため息を吐くと、くいくいっと智花とは反対側の袖が引っ張られる。
そこにはひなたちゃんが満面の笑みで微笑んでいた。
「おー。おにーちゃん、疲れちゃった? ひなが元気のでるちゅーをしてあげるよ」
そういってくいっと小さな唇を突き出してくる。
まあ、ひなたちゃんがそう言うならと、俺はそのサクランボ色の唇にちゅうっとキスをした。
……おおっ、ホントだ! なんか不思議と元気が湧いてきたような……。
…………。
……。
あれ?
すばるん・・・w
天然焦らしプレイですねわかります
「すーばーるーんーっ!!!」
「な、なんでひなたにはそんな自然にキスしちゃうんですかっ!?」
えっ、だっ、だってほら、ひなたちゃんにキスしてあげるって言われたら、
当然キスするのが男の義務というか…………あれっ、なんか俺、思考回路が書き換えられてる!?
ひなたちゃんとキスして以降、ひなたちゃんのお願いをまったく拒否できない……いや、拒否しようとしない自分がいる……。
「ヒナもドサクサまぎれでズルイぞ! いったい何回すばるんとキスしてるんだよっ!」
「おーっ、ひなねー、おにーちゃんとなら、何回キスしてもしあきないぞーっ」
「わっ、私だって、昴さんとだったら、何千万回だってキスできるんだから!」
ああ、身から出た錆とはいえ、すんごい修羅場になりそうな模様……。
パアァァァァァーーーーンッッ!!!!!
――その時、小気味良い音が部屋全体に響いた。
「いい加減にしなさいっ!!! あんたたち、いったいキスにどんだけ時間をかけるつもりっ!?
そもそも本来の目的忘れてるでしょ!?」
超特大のハリセンをもった紗季が仁王立ちで俺たちの前に君臨していた。
……ええと、とりあえずそのハリセンはどっから持ってきたの?ってツッコミはOK?
「そんな細かいことはどーでもいいんです! とにかくっ、キスだけで貴重な時間を
もう2時間近く浪費してしまっているんですから。これからはもっとスピードアップしていきますっ!」
「えーっ、なんだよそれーっ。あたしまだべろちゅーしてもらってないぞっ!」
「ええとっ、わ、私もまだ……」
「そんなもんはあとあとっ。とりあえずファーストキスはちゃんとしてもらったんだら、
そのへんは同時並列で進めていきます!」
まあ、確かに結構時間がたっている気がするが……紗季、その時間の半分以上を、
君とひなたちゃんが使っていることを、まさか忘れてはいないよね?
って、いかんいかん。それこそ、そんなことはどーだっていい。
次のステップに進む前に俺はどうしても言っておかねばならないことがある。
「まてっ、紗季! こんなことはもう終わりにしよう! この際ぶっちゃけて言うが、
俺、このまま続けたら、さっきのひなたちゃんの時みたく、自分を抑えられなくってしまう!」
この段階になっては、もう恥も外聞もあったもんではない。
事実として俺はひなたちゃんを押し倒した。そしてさらに愛莉まで参戦してきたとなっては、最悪の事態が現実味を帯びてくる。
この際あの動画がバレてロリコンと罵られようが、ミホ姉に半殺しにされようが、まず守るべきはこの子たちの身の安全だ。
しかし俺の決死の願いも紗季はどこ吹く風といった感じだ。
「ふふ、長谷川さん。ようやく私たちの魅力に気付いて素直になって頂けたのは大変嬉しいですが、そんなことで止めるわけにはいきません」
「でもっ、俺、もしかしたら君たちを襲ってしまうかもしれないっ。そんなことは、絶対に避けたいんだ!」
「大丈夫です。長谷川さんが私たちに襲いかかる点に関しては、すでに対抗策を考えてあります」
自信満々に言う紗季に、俺は愚かにも驚愕と期待の眼差しを向けてしまった。
「なにっ、こんな短期間にもう考えたのか!? そ、それはいったいどんなすごい策なんだ?」
溺れる者は藁をもつかむというが、俺はまさに掴んでしまったわけだ。腐りかけの藁を。
得意満面になった紗季は高らかに宣言した。
「縛ります」
女王様ktkrwww
昴以外を縛るんですね、わかります。
「……あのさあ、紗季。自分で言っといて何なんだけど……これはあんまりじゃないか?」
「……うふっ、なに言ってるんですか。とっても似合ってますよ、長谷川さん!」
俺は自室のベッドの上で、両手足を家庭用のビニールヒモでベッドの足に縛りつけられ、
かつて大昔の変身ヒーローが改造手術を受ける時みたいな恰好にされていた。
「しかもなんで俺……裸にYシャツなの?」
「だって長谷川さんの服は、愛莉が涙やらなんやらでべちょべちょにしちゃったんだから、しょーがないじゃないですか」
「はうぅぅぅぅ、ごめんなさい……」
「いやっ、愛莉は何も悪くないんだよ! そーじゃなくって、それなら着替えるだけで済むのに
なんでTシャツはダメで裸にYシャツだけなのかと……」
……ええ、モチロンひんむかれましたとも。
女子小学生5人に寄ってたかって裸にされて、最後にぽいっと投げて寄こされたのがYシャツ1枚ではそれは文句も言いたくなる。
「おー。おにーちゃん、ちくびピンク色。かわいー」
「すばるん、毛ーねーな。乳首どこかワキもツルツルだし。オトナゲネーなっ!」
「きゃっ、みてみて智花ちゃん! 長谷川さんのおなか、ちゃんと割れてるよ!」
「……ふぇ……昴さんのはだか……ちくび……おなかの筋肉……ぷにぷに……」
だあっ、智花! おなかをぷにぷにしちゃいけません!
「なに言ってるんです! 美少年を縛るときたら、裸にYシャツは欠かせないじゃないですかっ!」
……いや、美少年と評してくれるのはありがたいが、それは大変特殊な趣向ではないのか、紗季?
……あと真帆、オトナゲナイゆーな!
ふるふるわっふる
「それにこれならどーやったって、長谷川さんが私たちを襲う心配なんてないんだから、
万々歳じゃないですか!」
「……まあ、それはそーなんだけどな……」
ビニールヒモとはいえ四肢を拘束されたこの状態では、
襲いかかるどころか起き上がることすら叶わないだろう。
これなら俺が正気を失って彼女たちに襲いかかるという最悪の事態は防がれる。
まあ屈辱的な形ではあるが、これでひと安心だ。
俺がそう胸をなでおろしていると、紗季の嬉しそうな声が聞こえた。
「それじゃあ、早速続きをはじめましょうか。……長谷川さんの、たっぷり舐めてさしあげますからね。
ほらっ、愛莉も長谷川さんのために頑張るんでしょ。しっかり見ないと」
「はうぅぅぅ。そ、それはそーなんだけど」
ズボンもパンツも脱がされ丸裸にされた俺のモノを紗季のヒンヤリした手が掴む。
そして今まで自分からは決して見ようとしなかったそれに、恐る恐る目を向けようとする愛莉。
「って、なんで、サキがしきるんだよっ! べろちゅーしたくせにっ、おまえは一番最後だっ!」
「いや、そもそも長谷川さんがまだイってないんだから私の番、まだ終わってないし。
それとも何、真帆はそのまだ誰とも絡めたことのない舌で長谷川さんのモノを舐めようってゆーの?」
「……うぅーっ! すばるん! 早くべろちゅーしよっ。サキなんかに負けてらんないんだから!」
悔しそうに頬を膨らませると、真帆は広げられた俺の左脇の下あたりにぽすんっと座り、
ぐっと身を乗り出して俺に迫ってくる。
「こらっ、そういう理由でキスなんかしちゃダメ。紗季も必要以上に真帆を挑発しないことっ!」
「はーいっ……て、長谷川さん、その格好で言われても……威厳も何もないですよ」
誰のせいでこーなっていると思っているんだ!
……あ、俺のせいか?
なんつーか、もう…
すばるんはダメだなw
「ほら、見て愛莉。これが長谷川さんのオチンチン。意外と可愛いでしょう?」
「お、おっきいよぉ……」
「なに言っているの。これから触ったり舐めたりしてあげれば、もっと大きくなるわよ」
「えええっ!? こ、これよりももっと大きくなるの!?」
「そう。愛莉が長谷川さんを気持ちよくしてあげれば、その分だけ大きくなるの。
でも恐がらなくったって平気よ。別にこれ自体は襲いかかったりしないんだから。
……まあ、射精するときは精液が凄い勢いで出るからビックリしちゃうかもしれないけどね」
「……しゃせい? せいえき?」
「そう。長谷川さんがイク……すっごく気持ち良くなると、ここから白いおしっこみたいのが出るの。
それが精液。赤ちゃんの素」
「ふぁっ、あ、あ、あかちゃんのもとがここから……」
……そういえば、この子たちってもう性教育の授業は受けているんだろうか。
紗季はいいとして、真帆とか愛莉をみていると不安になってくる。
……いや、待てよ。たとえ受けているとしても教えてたのはミホ姉とあの羽多野先生だろ?
……ぜってーロクなこと教えてね―な。
「……知らなかった。男の人でも赤ちゃん産めるんだ……」
「ええっ!? セーエキって朝すばるんが出したヤツだろっ。うそ、あたし目に入っちゃったよ!
ねー、もっかん、どーしよっ! 目から赤ちゃん生まれてきちゃうよっ!?」
「落ち着いて真帆。そんなことないから。赤ちゃんはその、……ちゃんと愛し合った男の人と女の人との間にしか生まれてこないから」
…………。
……。
ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
性知識ゼンゼンねーじゃん、この子たち!
こんな子たちとエロいことなんてできるかぁぁぁぁ!
「紗季っ、はかったな!」
「は? 何のことです?」
「いまどきの小学生は、ある程度の性知識は持っているっていったのに!」
「ええ、持ってますよ。『私は』 でも真帆なんかは知識よりも実地で教えた方がわかりやすいから。
……長谷川さん、がんばって教えてあげてくださいねっ!」
じっち? 実地ってなに!?
まさか赤ちゃん作る実地じゃないよなっ!?
ああっ、止めようにもこんな状態じゃもうどーすることもできないっ!
超わっふる
わっふるわっふる
土曜このスレを開いた
日曜一巻を買って読んだ
月曜残りを買う事を決めた
有難う
礼はサグたんと7gPFohxHYUさんに言ってくんな
あと、読んだら本スレの方にも顔を出してくれ
「まあとにかく、ここまできた以上、長谷川さんも無駄な悪あがきはしないで
とっとと出すもの出しちゃってください」
くそう。まるで追剥だ。この子は。
だいたい出すったって、もう散々我慢してきたんだからすぐにでも――
そこで俺はとんでもないことに気がついた。
「紗季っ、まて、待って!」
「もうっ、どうしたんですか、長谷川さん? さっきから待て待てって」
「……いや、あのさあ。俺、こんな状態で動けないだろ? で、……その、
出すときな、このままだとみんなにかかっちゃうから、悪いんだけど、
ティッシュで受け止めてもらいたいんだ……」
そうだ。動ければ自分で違うところに出したりできるんだけど、この状態では彼女たちに頼むしかない。
射精した精液を女子小学生にティッシュで受け止めてもらうなんて死にたくなるほど恥ずかしいけど、
そうしなくては彼女たちの顔やら髪やらを汚してしまう。
「――ああっ!」
俺の話を聞いて、ぽんっと手を打つ紗希。
「そうですね。私としたことがうっかりしてました。このままだと服が汚れてしまいますよね」
「うん。そうそう」
「じゃあ――はやく脱いでしまわないと」
「うん。そうそ――――――んがっ!?」
そういうとおもむろに上着のボタンを外し始める紗季。
「まてまてまてまてまてまてまてまて!!!
違うだろっ! そんなことしなくても、ティッシュを使えばそれでいいんだって!」
「うーん。でも、そんな射精する瞬間をとらえてティッシュで受け止めるって、女の子には無理ですよ。
やっぱり脱いじゃった方が確実ですし、考えてみれば、これからエッチなことをするというのに、
長谷川さんは半裸で私たちは服を着たままというのはおかしいと思います。やはりここは平等に脱がないと」
いらないっ! そんな平等精神いらない!
君たちはそのままで…………ん? ……え? ……私『たち』?
その言葉の恐ろしさが脳に浸透する前に、他の子たちが動き出す。
「……そうですよね。昴さんが裸なのに、私たちだけ服を着ているって、不公平ですよね」
……え、あの……智花?
「しゃーねーなー。すばるんがそこまでゆーんじゃ、いっちょひと肌脱いでやるかっ!」
ばかっ、俺は脱げなんて言ってないっ。やめろっ、真帆!
「おー。ひなもねー、ひとはだぬいでやるー。おにーちゃん、ひなのおっぱい、ちゃんとみてね?」
ダメダメダメ! そんな……みたい……けど、それは絶対にダメっ、ひなたちゃん!
「……あわわわっ、長谷川さんの前で服を脱ぐなんて……紗季ちゃん、本当にやらなきゃダメ?」
いや、やんなくていいぞ、愛莉。君はそのままで充分魅力的だ。
いや、むしろ君だけは脱がないでください。愛莉のあのボディが白日のもとに晒されたとしたら俺は――!
「んー……別に無理にとは言わないけど……このままだと服が汚れちゃうでしょ?
だから私も仕方なく脱ぐわけだから……本当は私だって恥ずかしいんだからね!」
「……くすっ。でも、好きな人の前だから、大丈夫なんだよね、紗希ちゃん」
「なっ――!?」
「そういうこと、ちゃんと言わないと、また長谷川さんに誤解されちゃうよっ♪」
「……このーっ! 愛莉! あなたさっきからちょっと生意気よ! ええいっ、気が変わった。ひんむいてやる!」
「え? えっ? ええっ!?」
「よっしゃーっ! アイリーンのぷるぷるおっぱいをすばるんに見せつけてやるんだーっ!」
「おーっ! あいりー、ひなといっしょに、おにーちゃんにおっぱいみせっこしよっ!」
「――いっ、いやぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁっ!!!!!!!!」
「み、みんな、やめよーよぉ。愛莉が可哀想だよ」
「そうだ! やめろっ、みんな止めるんだ! とにかく服を着てくれ!!!!!」
しかし俺の声もむなしく、次々と服を脱ぎ、脱がしていく女の子たち。
天国はここか
この時ようやく俺は、自分が犯した致命的なミスに気付いた。
そうだ、俺が襲うんじゃない。最初に寝ている俺を襲ってきたのは彼女たちの方だったんだ。
それなのに、こんな風に自分を拘束したら、彼女たちが暴走した時、俺は何もできないじゃないかっ!
この後、彼女たちがどんな行為に及ぼうとも、俺はそれを止める手立てを持たない。
現に今だって、服を脱いでいく女の子たちに、俺は声をからして説得することしかできず、
そして無論、そんな言葉に耳を貸す彼女たちではない。
……やばい。
やばいやばいやばい!
今までとは比較にならないくらいにヤバイ!!!
――そして、彼女たちは服を脱ぎ終わる。
俺は知る。
これから起こることに比べれば、今までのキスやらべろちゅーやらは、ただの予行練習にすぎなかったことを。
これから俺は、本当の地獄を見る。
そして、もう二度と、それを地獄だと認識できなるなるのだと。
この小学生5人によって、俺の地獄は天国へとベロンベロンに塗り替えられてしまうのだと……。
『お勉強会』終了まで残り約22時間。
あまりに長い長い時間の開幕であった。
これにて2投目終了です。
……長かった。まさかこんなに長くなるなんて……。
こんな長い文章読んでくださった皆様、ありがとうございました。
そして飽きずにコメントくださった方々には感謝のしようがありません。
本当にありがとうございました。
というか、実はここまでで、本来考えてた2投目の3分の2ほどしか消化できてないんです。
でも、あんまりにも長くなったのと、とりあえず5人全員キスは終わったので
ひとまずここで切り上げることにしました。
……おかしいなあ、予定ではシルバーウィークの時点でここまで書いてるはずだったのに。
587 :
SS保管人:2009/11/02(月) 01:52:42 ID:eoFWg3De
問題無さそうなのでライトのベルの部屋、3号室に収蔵させて貰いました。
>>586 大長編、お疲れさまでした。
3投目も期待しています。
とりあえず残りの部分は3投目に回すつもりなんですけど
……どうなんですかねえ。今までだったかなり長いのに
まだだらだら続けるっているのは。
……つーかですね、個別ルートがやばすぎです。
何をするにも自動的に×5になるので。
とりあえず一息ついてからまた始めると思いますので
その時はよろしくお願いします。
>>586 SS保管人様
確認しました。
今書き上げたばかりのものまでUPして頂いて
どうもありがとうございます。お疲れ様でした。
2投目がエロ分少なかったので、3投目はもっと過激にやっていきたいと思います。
ようやく下地が整ったことですし。
それにしてもこんな短い文章でなんで誤字が2つもあるんあろう
>>588 一度寝て頭を冷やします…………それではおやすみなさい。
と言うレスに誤字を仕込む所に萌える
スタンディングオベーションGJ!
まだまだ次弾がありますか! 楽しみすぎるっ
長さは気にされる事はないと思いますよ。
保管人さんにも惜しみない感謝を。
長くてキャラの多いSSなのに流れがブレてなくて上手いんだよなあ。
早く次が読みたいと思ってしまう。ブラボー。
>>588 むしろ是非とも続けていただきたい。
無理のない程度に。
3投目が来るまで、wktkしながら全裸待機するか。
外じゃ、雪、積もってるけどなw
ネクタイと靴下くらいはつけておけ
>>594 東京だってさっきみぞれっぽいものが降ってたからな。
はやく人肌で温めないと、すばるん風邪ひくかもな
3投目はソウにゅーぶ!はあるかな、っと。
>>589がんがれサグ神
じっくり続編よろしこです
いっぺんまとめて推敲して、それから分けて投稿すればいいとオモ
やってみたことあるから分かるんだが、ちょっとずつ書いてちょっとずつ発表しないとモチベ続かないんだよね。
書き手さんのやりたい書き方でいいんでないか
そりゃ、いっぺんに投下してくれた方が、読む分には嬉しいが、
つまるところ読めればそれでいいわけだし
変な制約をつけて書き手さんがやりにくくなっては意味がない
いまんとこ一人しかいないから何も言わないだけで他のスレでこのやり方だったら
如何に素晴らしい作品でも叩かれてる可能性はあるよ
書き手スレだったりを見たら分かるけどぶつ切りはNG扱いのスレの方が多い
ただ他に書く人もいなさそうだし割り込みになる可能性がないから保守の意味も含めるとこのままでも構わないと思う
エロパロの流儀は知らないがカオスな事になってるんだな
金払ってるわけでもあるまいし只で見てる方がぐだぐだぬかすな
って個人的には思うけどまあスレによって色々だよね
じゃあ他の書き手も増えて賑わってからも同じ様な投下の仕方を続けるようだったら、
その時に改めて文句を言ったらいいんじゃないかな。
これ以上ウダウダ言ってたらスレの空気そのものが悪くなるからやめれ
「やりたいようにやってください」でいいだろ。まとめて読みたきゃ保管庫行けばいい
割り込み防止のために、その都度宣言とかした方がいいかもな
グダグだいってないとスレ落ちるぞ
見せてもらってる、見てもらってるって意識が無くなったスレから衰退していくってすばるんが言ってた
すばるんが全てを見られていると聞いて
もっかん、ついにすばるんのとーさつにせいこーしたのか
>>597の「ソウにゅーぶ!」は少し上手いと思ったw
で、3投目にはソウにゅーぶ!はあるのかね?
わかりました。当SSのオリキャラとして、
ノコギリを愛用するヤンデレ新キャラがバスケ部に加わります。
すばるんのピンク色の乳首やら大人気ないナニやらを同時攻撃されても、すばるんは逃げられないんだよな
恐ろしい
一歩間違えれば拷問だよな…
>>614 眼鏡「質問はすでに・・・『拷問』に変わっているんだぜ」
と言いつつすばるんの性癖調査ですね分かります
眼鏡「この味は! ……ウソをついてる『味』だぜ……長谷川昴!」
と言いつつ先っぽぺろぺろですねわかります
サキさんがどんどん変なスタンドバイミーの人にw
他の板みると書くにも色々規制があるようですが
実際どのあたりでまとめて投下した方が読みやすいのでしょうか?
2投目だとそれぞれ個別のキスシーンでまとめて投下した方がいいんでしょうけど
紗季とかひなたちゃんターンでは途中で音をあげかけましたから。
具体的に2投目で、ここで切らないでほしかったなどあげていただければ
3投目書く上で参考にさせて頂きます。
もちろんその通り書くとはお約束できませんが……。
2投目のような形なら各キャラのシーン毎、1、2レスくらいで終わりそうならもう1キャラ分、くらいの量がいいんじゃないかな
これだけの量を書けるのなら1度の投下で5〜10レス分まとめてって感じ?
ちゃんと終わらせてくれるみたいだし難産になって投下の間隔に時間かかってもいくらでも待つよ
作者さんの好きにやってくれりゃ良いです。
今のスタイルが書きやすい理由も既に上の方で語ってくれてる訳だし、
無知故ならともかく理由あっての投稿スタイルなら最早文句つける筋合いじゃない。
現状、他の作者さんはいないみたいだし
作品自体、多くの人が楽しめていると思うので
作者さんも楽しく書けるスタイルでいいと思う。
時間帯がある程度決まってると嬉しい
続きが読めるだけで満足っす。
でも欲を言えば一投下5レス以上ならもっと嬉しいかな。
↑訂正 ×5レス以上→○5レス程度
欲張りは身を滅ぼす
>>619-625の皆様、貴重なご意見ありがとうございました。
どうも5スレ分くらいがちょうどいいみたいのですが、
正直キツイかなと……。
書くのを待って頂けるのはありがたいのですが、
>>599さんや
>>184で自分が言っている様に
時間があけばあくほど書けなくなるのが実情です。
1ヶ月ほっておいたら、まず二度と書けなくなってますね。
逆に今のスタイルだったから、ここまで書けたと言えます。
なにせ2投目終わってから1週間で随分書く気力が無くなってますから。
常に書いている、今書いた続きを早く投下しなくちゃいけないプレッシャーみたいな
ものがないと途端に書けなくなってしまいます。
5スレ分まとめて書くというと、1週間ごとに投下することになりますが、
今まで「毎日書いて投下する」というつもりで書いて、1〜2日おきという
ありさまですので、1週間ごとしか投下しなくていいとなると、
……まあ書くのが遅くなるか、書かなくなるでしょうね。
本来はご意見を頂戴した以上、いろいろ考えて結論をだしたいところなのですが
これ以上時間がたつと、もう続きが書けなくなりそうなので
とりあえず今までの形で書いていって、……まとめて投下できそうならまとめる
みたいな感じでいきたいと思います。
読んでくださる皆様には読みづらい思いをさせてしまい大変申し訳ございませんが、
現状、私の力量ではこの形式で書くことしかできませんので、
これからも書くことをお許し頂けたらと思います。
早い話、わっふるわっふる言って頂ければ書く気力が湧いてきます。
らじゃー
わっふるわっふるわっふるふるふる!
俺は今までで一向に構わん!わっふるわっふる
全力で
わっふるわっふる
楽しみにしているので、書いてくれるのであれば形式や間隔はどうでもいいです。
そういうわけでわっふるわっふる。
書いてくれるだけで嬉しいですよ
わっふるわっふる
わっふるふる
書きたいように書くのが一番だ!
わっふるわっふる
ワッフリャワッフリャ
楽しみにしてますぜ
わっふるわっふる
わっほーわっほー
このスレ、こんなに人がいたのか…
わっふるわっふる
わっふるわっふる
>>627-638 ありがとうございます。
まだ書けてないけど頑張ります。
他の板ではレスに返答するのもいけないらしいので、
後は書くだけに集中します。
シュークリーム
遅レスなんですが、
今までのも「日刊」みたいなカンジで良かったですよ
毎日楽しみにしてましたもん
本スレの、「ロウきゅーぶ!外伝 ひなたのおさな妻日記」って言葉にオラどきわくです。
孤島医師が主人公のエロゲの外伝思い出したな
作品が違うぞwww
ブランドは同じだが
俺実はあっちの方が好きなんだ…
646 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 18:56:31 ID:5lOktEod
とりあえず今読んでしまった
わっふるわっふる
ちゅんちゅん
朝目を覚ますと、腕にわずかな鈍痛が走る。
目をやればそこには、すーすーと小さな寝息をたてる愛らしい顔があった。
「ひなた、おはよう」
そう言ってちゅっと頬にキスをすると、んんーと身じろぎをして
うっすらと目を開ける。
少しぼんやりした表情のまま、左右を見渡し、ようやく俺の顔に焦点があうと、
彼女はにっこりと、朝一番の極上の笑みを見せてくれる。
「……おはよう。おにーちゃん」
ひなた。俺の妻だ。
「おはよう、ひなた」
いまだに「おにーちゃん」が直らない彼女に苦笑しつつ、俺は今度はちゃんと唇に
おはようのキスをする。
ちゅっ。
「ん。……おにーちゃん、もういっかい」
甘えん坊やさんのひなたの願いに応えて、俺は深いキスを繰り返す。
くちゅっ。ちゅっ。ちゅっ。
「んふふー。ありがとう、おにーちゃん。じゃあ今度はひながしてあげるね」
そう言うとひなたは、いつものように俺の股に顔をうずめ、そこにある物を愛おしそうに舐め始める。
シーツに広がるウェーブのかかった柔らかな髪に指を絡め、頭をやさしく撫でてやる。
かいがいしく奉仕を行う可愛い子猫に、たっぷりと濃いミルクを飲ませてあげると、
俺たちは共にベッドを下りた。
部屋を出るとまずは一緒にシャワーを浴び、昨夜の残滓を綺麗に洗い落とす。
そしてふたりで朝食の準備をする。
ひなたにひとりで包丁を持たせるのはまだ危ないので、俺が後ろからぴったりくっついて
手伝ってやる。
「おにーちゃんっ! だめだよぅ。そんなに動かしたらおりょーりできないよぅ!」
「ごめんっあとちょっと、ちょっとだから!」
食事前にひと仕事した後、仲良く朝食を採り、身支度を整え家を出る。
夕方、家に帰ると先に戻っていたひなたが玄関で三つ指ついて迎えてくれる。
裸エプロンで。
「おー。おにーちゃんごはんにします? おふろにします? それとも……ひなにする?」
答えは決まっているので俺は食卓の上でひなたを美味しく頂いた。
「じゅる……。うん。このイチゴは赤く熟れていてとっても美味しいよ。こっちの小豆はどうかな?」
「ひゃうっ、そこっそこぉ、たべちゃだめ!」
その後おふろにはいり、ふたりで洗いっこをする。
俺は自分の体を使って、ひなたの体の奥を隅々まで洗ってあげる。
「おにーちゃんっおにーちゃんっ、おくにっ、おくにコンコンッあたってるよ!」
長湯になるといけないので一回で切り上げ、リビングで他愛もないおしゃべりをしながら
ひなたの長い髪を乾かしてやる。
そうしてひとときの団らんを楽しんだ後、お姫様だっこでひなたを寝室に連れていきベッドイン。
激しくコンバインして子作りに励む。
「おにーちゃん、でてるっでてる! おにーちゃんのあついの、ひなのおなかのなかにたくさんでてるよー!」
夜の早いひなたはすぐに疲れて眠ってしまうので、俺はいろいろ体位を変えながら、
できるだけ多くの子種を注ぎ込んだ。
「はあ、はあ、はあ。……おにーちゃん……だいすき……」
腕の中で幸せそうに微笑むひなたのおでこに、ちゅっとおやすみのキスをして
俺たちの平凡だが幸福な一日が終わる。
→朝に戻る。
ほんの出来心です。
今はちょっと後悔してる……。
>>652 後悔してるとか、そういう書き込みはしない方がいい
GJ言って貰うように誘ってると取られるよ
>>653も大概無粋だけどね
しかし成長後とはいえ小学生の頃を知ってる女に手を出せるとは、すばるん鬼畜だなw
後処理くらいしてから寝ようぜすばるんwww
カピカピになってそうだw
何か子供十人くらい出来そうな勢いだなw
少なくとも子どもだけでバスケチームが編成できるくらいは作るだろう。
すばるん、晩御飯食べてない気がするんだがw
ひなたちゃんは、たんぱく質採ってるけど。
俺もなんか書いてみようと思ってちょこちょこネタ考えたが、うまくまとまらん……
◆7gPFohxHYUはよくこんな長編書けるなぁ……
>>660 無理じゃない程度に頑張ってみてくれ
ほかの神様の書いた話も読みたい
わっふるわっふる
664 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 12:12:30 ID:QB6aSEDH
支援
3投目投下します。
題名:すばるん地獄編
ジャンル:ハーレム(真帆、智花、紗季、ひなた、愛莉)
NGワード:
そろそろ卑語を解禁したいと思うのですが……。
いい加減、ナニとかモノとかで通すのも不自然ですし。
女の子にも言わせると思います。
全開でいいのかな? それとも伏字にした方がいいんですかね。
一応、今回から投下の始めと終わりに宣言します。
投下終わったら1〜2時間以上は書きこみはないかと……
お約束はできませんが……。
だから3投目といっても3章みたいな感じです。
今更変えるのもなんなので、3投目で通します。
では、始めます。
俺、長谷川昴、15歳。
ただ今自室にて裸Yシャツで手足を縛られベッドに拘束中――。
いや、ありえない。絶対にありえない展開だから!
5つの着崩れの音とともに、ふさっと服が舞い落ちる。
俺の大切な、5人の女バスの少女たちは、今、服を脱ぎ、生まれたままの姿でそこに存在しているはずだ。
俺はぎゅっと瞼を堅く閉ざす。今できうる対抗策はそれしかないからだ。
見ちゃダメだ見ちゃダメだ見ちゃダメだ。
いくら未成熟な子供の裸とはいえ、今この状況でみてしまったら、
そしてもしその姿に反応してしまったら、俺は決して引き返せない道に進んでしまうことになる気がする。
彼女たちのことは好きだ。それは認めよう。
しかしだからといって安易にその道に進んでいいわけではない。
「昴さん、そんなに目をきつく閉じなくても大丈夫ですよ。
私たち別に裸になったわけじゃありませんから」
「へ?」
他ならぬ智花の言葉に、俺ははっと目を開けてしまう。
するとそこに広がっていたのは
「だ、だからって、……あんまりじっと見ないで頂きたいのですが」
色とりどりの下着に覆われた5人の姿だった。
「……下着?」
「す、すいません。どうしてもまだ裸になるには勇気がなくて。
今のところはここまでで許していただけないでしょうか」
「え……いや、もちろんいいんだけど! ……それ、下着だよね?」
「……ふぇぇぇ。そ、そんな見ないでください!」
たしかに下着は下着なのだが……。
みんなが着ているのは透け透けのランジェリーだった。
「みてみてっ、すばるん! この日のために用意した勝負下着だよ。どう、グッとくるでしょ?」
「しょ、勝負下着って、おまえなっ!? わざわざそんな物用意したのかよっ!?」
「うん。ベビードールって、ゆーんだって! あたしは別にパンツだけでもよかったんだけど、
サキがうるさくってさ」
「いや、さすがにいきなり胸出しはありえないでしょ。愛莉みたいにブラができればいいんだけど、
私たちじゃかえって格好悪いだけだし。特に真帆なんかぺったんどころかつんつるんてんだしね」
「うるせーっ。サキだって似たようなもんじゃねーか!」
「あんたよりは確実にあるわよっ!」
「で、でもほら、この下着フリフリが多くてかわいいし、私は気に入っているよ。……真帆とひなたのは……あれだけど」
そう。
智花と紗季、真帆とひなたちゃん。
この二組には大きな差がある。
まずは目の前に佇む智花。
色は可愛らしいピンクで、どこぞのお姫様がきるようなレースのたくさんついた
フリフリ感たっぷりのベビードールの下着。
ノースリーブではなく肩口も隠れるタイプなので、
下着というよりはネグリジェのようなパジャマにも見えなくない。
カッコ、透けてなければ、カッコとじ。
大量のフリフリのおかげで胸やおへそなど大事なところは隠れているものの、
布地そのものが透けているので、智花かの慎ましい体のシルエットがモロわかりだ。
そして裾からチラチラと見える、同じデザインのピンクのパンツ。
これもフリフリがついていて一見可愛くみえるのだが
…………アソコを隠す布の面積、明らかに少ないよな?
無論似合っていないわけではない。
それどころか大変似合っていて可愛らしいのだが、近くでよく見るといろんなところが見えそうで見えない、
可愛さの中に色香が隠れた危険な下着である。
次に紗季。
こちらは淡いアクアブルーのキャミソールに、フレアパンティーの組み合わせ。
5人の中では一番大人しめなのだが、その長い髪をかきあげるたびにキャミとパンツの隙間から
白い肌がのぞき、俺をドキリとさせる。
しかも俺が目線を向けるたびに髪をかきあげる仕草をしている……わざとだ。絶対。
そしてお約束通り生地はスケスケだ。
ここまではいい。
ここまではまだ許容できる。
問題はここからだ!
「えへっ、どーお、すばるん? せくしーでしょ?」
恐らくこの下着ショーの首謀者であろう真帆の姿は、
透け透けの黒のベビードールだった。
黒ということで地肌が見えにくいかと思えばところがどっこい。
ちょうど胸のところでパカッと縦にスリットが入っていて、
そこから白いおなかやおへそが丸見えなのである。
その肌の白さと生地の黒さのコントラストが、俺の中のとある本能をこれでもかというくらい刺激してくる。
しかも同じく丸見えのパンティーは、……紐パン? Tバック?
とにかく黒い逆三角形に紐がついただけのちょーダイタンなお品であった。
それも唯一真帆の秘部を隠しているその逆三角形自体、他の生地同様透け透けなのである。
……この子はもしかして俺に死ねと言っているのだろうか?
凝視したら……見えるんじゃないか? 線が。縦の。
……ダメだ。これ以上の言及は命にかかわる。
そしてお次はひなたちゃん。
ひなたちゃんも基本は真帆と同じデザイン。
違うのは色。真帆とは対極の純白のベビードール。
はっきり言おう。
ここに天使が降臨した!
もはやかわいいなんてレベルではない。
ひなたちゃんの周りだけ空間が違って見える。
清楚……無垢……そんな純な言葉をすべて網羅しても足らない雰囲気をひなたちゃんは醸し出していた。
たくさんの純白のレースやリボンに覆われたベビードールは、彼女の長い髪やあどけない顔、
その幼い体躯によく似合っていたし、真帆と同じく縦に裂けたスリットから覗く白い――
あまりも白い肌は、凶器と言って過言ではない。
「おー。おにーちゃん、みてみて。前、ぱたぱたするんだよ」
「やめなさいっ!」
ひなたちゃんが裾の両端を握ってぱたぱたさせる度に、可愛いおなかとかわいいおへそがチラチラみえる。
そして付けてるパンツも真帆とおんなじ――逆三角形。
くそうっ。このマインドクラッシャーめっ!
この子はいったい何度俺の良心を破壊すれば気が済むんだ!
ちなみにひなたちゃんは公言通り下着まで脱ごうとして、慌てて紗季と智花に止められた。
それは良かったのか悪かったのか……。
たぶん俺は、彼女たちの全裸を見ても、今ほど心が騒がなかったように思われる。
正直彼女たちの体のラインは、小学6年生らしい、第二次性徴前の、直線的なものであった。
だから例え裸を見たとしても、ああ、やっぱり子供なんだなって思うだけで、性的興奮は覚えなかったと思う。
しかし、この下着はそういった彼女たちを幼さを隠しつつ、その本来持つ色気を十二分に引き立てているのだ!
そして最後に待ち受けるは……下着がなかったら俺が卒倒しているだろう唯一の人物。
「うぅ〜〜〜」
ベッドの縁に身を隠すようにしゃがみこむ(うずくまる)愛莉。
しかし俺はひんむかれたその時の姿を目に納めてしまっている。
愛莉だけはランジェリーではなく、ブラジャーにパンツの出で立ちだった。
彼女の体系を考えれば当然。そして強烈――。
乳首がみえんばかりに際どいラインのブラジャーに
当然おしりは丸出し、前の方だって恥丘は丸見えで縦スジさえもう少しで見えそうな
布しかないローライズ。
色は両方とも白で精緻な刺繍がほどこされているが、それが逆に
愛莉の大事な所を透けさすことになってしまい、……俺……鼻血でてないよな?
とりあえず投下終了。
あとは書け次第アップってことで。
超乙わっふる
キター!
わっふるわっふる!
わっふるわっふるw
>>673 キター!!
わっふるわっふる!
すばるんひなたのこと好き過ぎじゃね?w
ところで、トリばれてない?
今夜中に新しいトリつけなきゃまずくね?
>>678 すいません。やっちゃいました。
次からはこれで。
トリ2個もあるとややこしいし
保管庫にも載っているので
わかりやすく名前をつけます。
もういっそ『ぐふ』で。
他意はありませんのであしからず。
投下
「はぅ〜〜、紗季ちゃん、ひどいよう」
「あはは、ごめんてば。ほら、ちゃんと教えてあげるから。泣かないで」
色とりどりの5人の下着姿にすっかり興奮してそそり立ってしまったモノを、
紗季がぎゅぅっと掴む。
「ちょっと待て、紗季! これはいったいどういうことだ!?」
「え? この下着のことですか? これは真帆が用意したものですよ。オーダーメイドで」
「お、おーだーめいど!?」
こんな子供用の下着、市販じゃ絶対売ってないと思ったが、まさかオーダーメイドで作るとは……。
「そうですよ。……しかも1人につきダンボール2箱分」
「はあ!?」
「えー、だってさー。せっかくみんなのサイズ図ったんだからたくさん作ったほーがいいじゃん」
「だからって私たちは成長期なのよ。今のサイズがたくさんあったってすぐに小さくなって着られなくなっちゃうんだからお金の無駄よ!」
「そんなこと言ってサキはそれ以上ゼンゼン成長しなかったりな!」
真帆の一言に、部屋の空気がピキンと凍った。
誰も何の言葉もしゃべれない。永久凍土にいるような沈黙がその場を支配した。
「――長谷川さん」
「はっ、はい!!!」
「そんなわけで、この下着はすぐに着れなくなってしまいますので、もう思う存分っ
長谷川さんの精液で汚しちゃってください。ええもうダンボール2箱分、全部」
いや、死ぬから。普通に干からびて死ぬから、それ。
もちろんそんなことは言える雰囲気ではなかった。
今日はここまで。
紗季さんが死ねとおっしゃる!
この子ら男の生理を分かって無さ過ぎるw
このままじゃすばるん死んぢゃうよ!
もうやめて!
すばるんの精力はゼロよ!
ですね分かります
つまりBADENDルートが二つあるということか
発覚ENDと赤玉END
赤玉の上さらに発覚
忘れてはいませんか?
妊娠ENDとNiceBoatEND
葵にバレて肉塊END
赤玉→発覚→妊娠→葵にバレて肉塊→NiceBoat
これでみんな文句はあるまい
赤玉→発覚→葵も参戦→葵の番だけ萎える素直なすばるん→
社会的抹殺END
ハーレムじゃなくて一途なすばるんも見たい
正直言うと、昴×葵も見てみたい俺。
葵ってそう言われる程魅力無くないよね?
巨乳で幼馴染みなんて、本来はメインヒロイン張ってもおかしくない人材だろう。
……本来はな。
明らかなジャンルエラーだな。
投下します。
「ともかく時間がないんだからさっさと始めるわよ。ほら愛莉も隠れてないでちゃんと出てくる!」
「い、いやだよう。長谷川さんに……いっぱい見られちゃう……」
「いーじゃん。紗季の成長しないおっぱいと違ってアイリーンのおっぱいならすばるんも見たいってさ!」
「まだ引っ張るか! その話題!」
「こらっ、勝手に人を持ち出すな!」
「えーーーっ。じゃあすばるん見たくないのかよ。アイリーンのぽよんぽよんのおっぱい」
……なんてことを訊くんだこの子は!
見たいか見たくないかと問われれば、それは――
「………………」
「……あうぅぅぅ」
「まて違うんだ愛莉! 決してよこしまな気持ちで見たいとは思わないんだが、
そんなこと言って逆に愛莉が魅力ないように捉えられたら嫌だなあって思って。
むしろ自信を持って披露してもらえたら喜ん……」
――って違う! そーじゃないっ。
「なんだ。やっぱ見たいんじゃん。すばるんも」
「違う! 人の話は最後まで聞け!」
「ダメねえ。長谷川さん。この期に及んでちゃんと素直にならないと」
「ふぇ、やっぱり昴さん……おっきい方がいいんだ」
「おー、ひなもねー、あいりのおっぱい、ぽよんぽよんで好きだよー」
「きゃああああああああ!!!!!」
ひなたちゃんはしゃがみこんでいる愛莉の後ろに回り込むと、あろうことかそのツンっと突き出た胸を揉み始めた!
「いやあー、ひなちゃん、やめてぇ!」
「おー。よいではないか、よいではないかだぞー」
「もー羽多野先生、またひなに変な言葉教えて……」
愛莉はひたなちゃんの手から逃れようとベッドの縁から飛び出した。
となると当然、俺の視界に愛莉の暴力的な下着姿がお披露目されることになる。
ひなたちゃんの小さな手に揉まれる愛莉の胸は今にもブラジャーからこぼれ落ちそうなほどたわわに実っており、
俺の目を釘付けにした。
筋トレで鍛えたおなかはきゅっと引きしまっていて驚くほど細く、
それに反比例して小さな布切れに抑え込まれたお尻はボンっと大きく張り出しており
そんじょそこらのグラビアアイドル顔負けのプロポーションを誇っていた。
「…………」
改めて言おう。
絶対反則だって!
愛莉はひなたちゃんの手から逃れようと体をひねるように動かすが、
ひなたちゃんはひしっと愛莉の背中に貼り付き、ぶるんぶるん振り回されてもなお離れなかった。
……ええ、体をひねってブルンブルン振り回しているんです。
ひなたちゃんの体とか。
……胸とかをね。
ひなたちゃんに揉みしだかれ、自らの重さによって左右に振り回されるそれは、
限界まで面積を狭められたブラジャーから今にも飛び出そうだった。
「………………」
さらに愛莉にしがみ付いているひなたちゃんの方も、
体も振り回されるから……もう丸見えなのだ。
……おしりが。
逆三角形のパンツの後ろは当然のようにTバックで、
白のベビードールの裾がフワッとひるがえるたびに、
ひなたちゃんの白い桃がぷりんっと顔を現す。
「…………………………」
ともに白い下着をまとった二人が激しく動くたびに、下着の白さとは別種の白さをもつ
丸みを帯びたモノが、俺の眼前でブルンブルン、ぷりんぷりんと交互に宙を舞う……。
「………………………………」
「駄目だよ愛莉!!そんなに動いたらズレちゃうよ!」
「……え? ……きゃああああああああ!!!」
…………はっ!
たしかに今一瞬、遠心力に耐え切れなくなったのか、愛莉の胸の一部がついにブラから飛び出て、
そのピンク色の円形を覗かせそうになる!
愛莉は慌ててベッドの上にうつ伏せになり、上半身全面を隠そうとするが
するとうつ伏せになった愛莉の目の前にあるのは――
「きゃううううううーーーー!!!」
愛莉とひなたちゃんの魅惑のダンスですっかり逞しく成長したマイサンだった……。
「ほらほら。愛莉、いい加減観念しなさい。ひな、そのまま押さえ込んじゃってて」
「おー。あいりのおっぱいをがっちりロックだー」
「ひゅぅん! だ、ダメひなちゃん! お願い、胸はもう許してっ」
「まったくもう。せっかくやさしい紗季先生が授業に遅れている愛莉くんのために
一からイロイロ教えてあげようっていうのに駄々ばっかりこねて」
「ホントにやさしいヤツは自分でやさしーってゆわねーぞ」
「黙れ真帆! ……とにかくっ、愛莉だって自分でするって宣言したんだから、
いつまでも逃げてばっかりじゃ駄目でしょ?」
「それはそうだけど、……いきなり下着を見られるのは恥ずかしいよう……」
「それはごめんってば。まあ、そーやって布団に横になってれば長谷川さんにも
見られないでしょうから平気でしょう?
まずは、いきなり触れとか舐めろとか言わないから、そこでおとなしく見ていなさい。
「うぅ……ふぁい、わかりました。先生……」
……お言葉ですが紗季先生。
実は俺の位置からですと愛莉の横乳がしっかりと見えるのですが……。
……それは言わないでおこう。愛莉のため、俺のため、みんなのために……。
あまりのことにしばし思考が停止していたが、いつの間にか舐めるのは後回しになって、
愛莉のための特別補習と相成ったらしい。
良かったと思う反面、まるで歯医者で診療台に寝かされてドリルを使われるのを
今か今かとビクビクしながら待っているような気がして、落ち着かない気分だ。
「そういうわけで長谷川さん、愛莉のお勉強のためにちょっとこのコをお借りしますね」
俺の息子の鈴口をちょんっ…と突っついて、紗季はニッコリと微笑みを向ける。
「……どうせ俺に拒否権なんて無いんだろ……」
「ふふふ、ちゃんとわかってるじゃないですか」
いじわるっぽく笑った後、ふいに紗季が真剣な表情になる。
「……それとも、本当にお嫌ですか? もし長谷川さんが私たちとこういう行為に及ぶことを
心の底から嫌がっているのなら、……私はこれ以上なにもしませんよ……」
……うっ……。
このセリフをキスの前に言われていたとしたら、俺は一も二もなくこの申し出に応じていただろう。
だが俺は知ってしまった。
俺をじっと見つめる紗季の瞳の中に、拒絶されることへの怯えと、抑えがたい情愛の炎が揺れているのを。
普段クールに振舞っている彼女の奥に潜む、熱く激しい想いを。
脅迫やふざけ半分で迫ってこられたのなら拒否することはできた。
だがそこに真摯な愛情があるのならば……俺にあらがう術はなかった。
「……嫌じゃないよ……紗季のしたいようにすればいい」
俺がそう言ってやると、紗季はほっと顔をほころばせ、……俺の息子にそっと頬を寄せた。
「……良かった。長谷川さんがそう言ってくださって、本当に嬉しいです。だからこれは――ほんのお礼です」
つぅーーーーべろんっ!
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ナニに頬を寄せた紗季は、根元部分にぺとっと舌を当てると、
そのまま一気に裏スジ目がけてべろんっ――と舐め上げた。
完全な不意打ち。
脳に電気を流されたような衝撃が襲う。
「うふふっ、大丈夫ですよっ、長谷川さん! 心配しなくても一通り愛莉に教えてあげたら
たっぷり長谷川さんにご奉仕して差し上げますから。楽しみに待っててくださいね!」
「おー。ひなも、ひなもね、おにーちゃんが気持ちいーこと、あいりにいっぱい教えてあげるんだ。
そしたらあいりもひなといっしょに、おにーちゃんを気持ちよくしてあげよーね?」
「……う、うん。あ、ありがとう。紗季ちゃん、ひなちゃん……」
額に冷や汗のようなものを浮かべ、ぎこちない笑みを浮かべる愛莉。
…………。
……。
ちょっとまてい!!!
い、今の一撃で、この威力だと!?
これじゃ、本格的に舐められたら、数秒ともたないぞ!?
しかも潜在的スペックが最も高い愛莉に、俺の内部危険度ランキングNo.1、No.2のこの二人が揃ってテクニックを教え込みだって?
……それって危険度が倍どこか二乗……三乗じゃねーか!?
「紗季っ、ひなたちゃんっ! ちょっとま……」
制止の声をかけようとする俺の目の前に、すっ…、でんっ! と二つの壁が立ちはだかる。
「……あの、昴さん。あちらの方はお話がまとまったようですので――」
「今度こそ、べろちゅーしてもらうかんな! もーぜったい逃がさねーぞっ、すばるん!」
俺の前に立ちはだかったピンクと黒の真っ平らな二つの壁……。
……拒否権? そんなもの最初っからあるわきゃねー!
地獄の開幕であった。
投下終了
わっふるわっふる
ひなたのTバックが無茶苦茶な破壊力だった。
尻には興味無いんだよ尻には!
↓
ひなたちゃんのぷりんぷりんTバックハァハァ
畜生……俺に新たな性癖を拓かせやがって……このGJ野郎(褒め言葉)!!
本スレの暴力女云々は気にしないでいいだろう
あれは短絡だから
あいりーんのおっぱいをたゆんたゆんしたい
毎回盛り上がる(勢いが増す)と沸いてくる荒らしだろうね
同じ主張してる人は言い捨てて消えてそれに賛同する新しい人が沸くとか分かりやす過ぎる
わっふるわっふる
愛莉は他の女の子よりちょっと大きい(成長早めの娘にありがちな)程度だと思っていたのに
いつの間にかかなり大きめキャラが定着してる感
あれか、某誌の付録が悪いのかw
紗季先生の補習授業・・・ ざわ
地獄の双璧・・・ ざわざわ
w k t k が と ま ら な い
アイリーンとひなが双璧の俺としては、ホント神進行だわ…
わっほーわっほー
もっかん&まほまほが好きな私は今後に期待
智花さん至上主義の私は5人ハーレムで浅く広くより、智花オンリーで深く狭くを望む
智花は深くて狭いのか…
「おにーちゃんのお嫁さん」 はかまだ ひなた
おにーちゃんはバスケットが上手です。
おにーちゃんはひなにバスケットを教えてくれます。
ひながシュートを決めたら、おにーちゃんは褒めてくれます。
おにーちゃんが褒めてくれたら、ひなは嬉しいです。
まだまだ下手くそだけど、おにーちゃんに褒めて欲しいのでひなは頑張ります。
おにーちゃんは優しいです。
ひなが倒れた時、ひなをおぶって保健室に連れて行ってくれました。
おにーちゃんの背中は広くて安心できるので、ひなは気に入りました。
ひなは、そんなおにーちゃんが大好きです。
ひなが大きくなったら、おにーちゃんのお嫁さんになりたいです。
それまで待っててください、おにーちゃん。
なんかほのぼのとしてくるな
竹中が号泣してそうだなw
すばるんがミホ姉に釘を刺されるフラグ(物理的な意味で)
ロリに走らないようにミホ姉が女を教えるがミホ姉くらいのサイズの女性でしか興奮しなくなる昴
>>716 こんなのクラスで発表された日にゃすばるんの命ねーなw
>>716 授業参観日に、ひなの親の代理としてすばるんを出席させてだな…
最近どうもぐふ氏SSと原作どっちで出た台詞か判らなくなることがある
>>724 んな事あるかよwwwエロいのがぐふ氏のSSに決まってるだろwwww
原作
「ひなもおにーちゃんを気持ちよくする−」
「すばるんはもうあたあしじゃないと満足できないんだよなっ?」
「動かしても、平気?」
ぐふ氏
「おにーちゃんは、ひなにおにーちゃんが好きなこと、なんでもしていーよ」
「……すばるんに、あしこしたたなくされちゃった……」
「……なんか光ってるし、……時々動くし……」
ほら、全然違うじゃ……あれ?
投下します。
俺の左脇に黒のセクシーランジェリーの真帆がどん!と乱暴に腰を下ろし、
反対側の右脇にはピンクのベビードールの智花がちょこんっと座っている。
「もーかんねんしろよ、すばるん! サキがトロトロやっているうちに追い抜いてやるんだからなっ」
「…………」
散々おあずけをくらったまほまほ姫は大変ご立腹であった。
隣にいる智花も怒ってはいないが、なんだか機嫌の悪そうな顔をしている。
ちなみにその間にも紗季は嬉々として補習講座を始めているのだ。
「このカメさんみたいな形をしているのが亀頭で、ここのスジみたいになっているところが裏スジよ。男の人はここが一番気持ちいいの。
特に長谷川さんはここを触ったり舐めたりされるのが大好きだから要チェックよ」
「ふあ……長谷川さん……ココが大好きなんだ」
「おー。かめさん、ほっぺですりすりしてあげるのも好きだよー」
「はぅぅぅっ。ほ、ほっぺたで!?」
ああ、愛莉の中の俺のイメージがどんどん崩されていっている……。
「こらっ、よそ見すんな! なんだよーすばるん、ひなやアイリーンばっかみてデレデレしてさっ。
あたしだってこーんなキワドイの履いてんのに」
ぴらぴら。
真帆が縦に開いたベビードールの裾をぴらぴらとめくる。
黒い下着の中から眩しいほどに白いおなかと、ギリギリの所しか隠していない逆三角形の黒い紐パンが目に飛び込んできた。
「だぁーーーっ、やめさない!」
だからみえるっ。見えちゃうから、そのパンツ!
透け透けなんだって!
俺は慌てて真帆から目を反らし智花の方を向く。
……と智花は相変わらず浮かない顔をしていた。
「…………」
「……あの、智花。もしかして、怒ってる?」
「……ふぇ? べ、別に怒ってなんていませんよっ。……ただちょっと……」
「もっかんはすばるんがアイリーンのデカパイばっか見てるからスネちゃったんだぞ!
どーやったってもっかんには勝ち目ねーもんな!」
「ち、違うよ! それに真帆よりはあるもん!」
「なにおーっ! よーしっ、ならすばるんに見てもらおう。
ねーすばるん、あたしともっかんどっちがおっぱい大きい?」
真帆はぐぐっと俺に向かって胸を突き出して見せた。片や智花は慌てて胸を隠す。
突き出して見せた……はいいが、実際には全然突き出ていない。
「……いや、そもそもその下着の上からじゃ判別できないぞ。
ゆったりした作りだし、レースとかたくさん付いてるだろ?」
「おおっ、それもそーだ。じゃーはいっ!」
ぺろっ。
「!!!!!!!」
「真帆っ!」
こともあろうか真帆はブラの部分を持つと、そのままぺろっとめくってしまったのだ!
即座に智花がスチールの手際で元に戻したが、俺の目に白い肌に浮かぶピンク色の物体が
しっかりと焼き付いてしまった。
「きゃっ! すごいっ。今ビクンッて跳ねた!」
「ふわわわわ……」
「よーしよーし。いーこいーこ」
「なんだ、すばるん。ちゃんとあたしんでも反応するんじゃん。……それとももしかして、実はひんにゅー好き?」
「昴さん……」
違う、違うんだ! これはびっくりしたから反射的に反応してしまっただけであって、決して――。
ああ智花、そんな目で俺を見ないでくれ!
「昴さん……ひどいです。先ほどから愛莉やひなたや紗季にばっかり構って。
……真帆にまでそんな風になっちゃうのに……私には……」
智花がもじもじと指でのの字を書く。
はうっ、でもそこっ、床じゃなくて俺の胸だから! しかも乳首付近!
「なっ、なに言っているんだ! 智花だってすっごく魅力的だよ。
その下着だってとても可愛いくて似合っているし……
それに突然あんなもの見せられたら、ついびっくりしてドキッて反応しちゃうよ」
「ドキッ……ですか?」
「うん」
「…………」
何を思ったのか、智花はすくっと膝立ちになって俺の方を向く。
そして俺が自分を見ていることを確認すると、ベビードールの裾に両手をかけ――
ぴらっ。
「ぐふっ!」
めくった。
膝立ちだからレースの下、智花の健康的な両太ももの間の布地がよく見えた。
「ひゃんっ! ま、また。またビクンッてなった!」
「長谷川さん、相変わらずすごい元気ですね。ふふ、これは楽しみがいがありそう」
「おにーちゃん。あとでひなのも見せてあげるね。おっぱいと、ぱんつ。ひなのときもびくってしてね」
見せたのはほんの1秒か2秒。
その後智花はぺたんっと尻もちをつくように座ってパンツを隠した。
「……うぅ、すっごく恥ずかしかったけど…………昴さんがちゃんと反応してくれて嬉しいです……」
照れ笑いのようなものを浮かべて、智花は安心したようにほっと息を吐いた。
智花! 君のパンツはレースの下はすっごい鋭角な切れ込みになっているんだぞ!
履いた時気付かなかったのか!?
……でもあの布の幅で見えないってことは……やっぱりまだ生えてないんだろうな……。
「……真帆、言っとくが同じことをしようたって、俺は見ないぞ」
「ちぇーっ。すばるんのケチンボ。あたしの方が露出エグイのになんでダメなんだよ―。
やっぱあれ? ちらりずむがいいの?」
……君のはチラリズム以前に正視できないから。
「ま、いーや。そんなもん、あとでたっぷり直で見せてやるんだから。
それより……すばるん――」
真帆がくっと身を乗り出して俺に覆いかぶさってきた。
その目が――妖しく光る。
「――キス――しよ。べろちゅー。サキにしたのよりも、ヒナにしたのよりも、ずっと濃いの……」
かぱっと開いた唇から、まだ生まれたてのような新鮮なピンク色の舌が蠢いていた……。
とりあえず終了
ま、まほまほが覚醒しつつあるのか…!?
わっふるわっふる!
真っ昼間からなんちゅーもんを読ませてくれるんや
Wプリンセスとラブ同棲で挿し絵分を補充しつつわっふるわっふる。
wktkが止まらない
しかし本スレは完璧に荒らしに住みつかれたなぁ
いらんこといちいち言わんでいいから
投下します。
舌舐めずりをした真帆が俺に襲いかかる!
「…………」
「…………」
「……で、どーすればいいの? すばるん」
がくっ。
「……真帆っお前な、わかってないのにやろうとしてたのかよ」
「んなこといったって、したことなんだからしょーがないじゃんか!」
ぷくーと頬を膨らませて文句を言う真帆の姿に思わず笑みがこぼれる。
肩すかしを食らった形だが、そんな真帆の姿に少しだけ安心している自分がいた。
「……そうだな。とりあえず、キスしよう。真帆の好きにしていいから、最初はキスから始めよう……」
「キス? ……うん。わかった」
上にのしかかった真帆が目を閉じて、ゆっくりと顔を降下させてくる。
俺も礼儀として瞼を閉じて真帆の唇を受け入れる……。
「ん……」
「ふぅん……!」
相変わらず真帆の唇はぷりぷりして弾力に富んでいる。
上から覆いかぶされているから真帆の二つ結びの髪の毛がふさっと垂れて少女特有の甘い匂いを発する。
好きにしていいと言われた真帆は、強く唇を押し当てた後、口を開いて俺の口をついばむように動かしてゆく。
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ……」
「……あむ……ふぅん! ちゅぅ……」
真帆の口の動きに合わせて、俺も口を動かし、彼女の唇を吸う。
実際真帆の唇の感触は独特のものがあって、気がつくとそのぷりぷりの唇に
どんどんのめり込んでしまいそうになる。
「ちゅっちゅっちゅっちゅっ」
「んあっんあっんあっんあっ!」
口を吸うたんびに、真帆の瞳孔がどんどん開いていく。
まだ1分もたっていないというのに……俺は少し強引に顔を横に向け、唇を離した。
「んあっ……はえ?」
「真帆、ちょい待ち。お前また意識飛びかけてるだろ?」
「……はあはあ……そんなこと……はあ……ない……」
はあはあと荒い吐息を繰り返す真帆……。
その瞳はすでに虚空をみつめている……。
……最弱だ。
運動神経抜群で、バスケでも物凄い上達ぶりを見せている真帆だが、
こと性分野においては部内最弱のようだった。
それにしてもこんなにキスに弱くて大丈夫かな、この子。そっちの方が心配だ。
お金持ちのお嬢様なんだからキスひとつで失神して誘拐でもされたら大変だ。
いやそれよりもこんな可愛いんだから、それこそ変質者にでも会ったら、
キスされてそのまま犯されて監禁されて、もう二度とお嫁にいけない体にされちゃうぞ。
「……………………」
……自分のことを完全に棚に上げているのはわかってるが、心配なことは確かだ。
「真帆。とにかく一旦休憩な。少し休んで落ち着いたらまたすればいいんだから……な?」
「……うん。……わかったぁ」
そのまま、くたぁ〜と脱力して俺の胸にもたれかかる真帆。
やれやれ。
こういう真帆も可愛いっちゃー可愛いが、どうも調子が狂う。
やはり真帆は元気なのが一番…………あれ?
「……ぶー……」
「……あの、智花さん? 随分御機嫌が麗しくないようで……」
「……ふぇ!? いえ、そのっ、あの、そんなことないですよ!」
「長谷川さん、トモは嫉妬深いんですから、ちゃんと気をつかってあげなきゃ駄目ですよ」
「え、そーなの?」
「ふぇええち、違います! ――紗季! ひどいっ。そんなこと昴さんに言うことないでしょ!」
「いや長谷川さん超がつくほど鈍感なんだから、そこははっきりさせておいた方がいいと思うわよ。
トモもいい加減、長谷川さんに良いとこばっか見せようとしないで、自分の感情に素直になったらどう?
『真帆ばっかりにキスしてないで私にもしてください』って」
「……してほしいの、智花?」
「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ………………………………………………………………はい」
智花は顔を俯かせて観念したようにコクンと肯く。
うわ、紗季の言う通り、全然気付かなかった……。
智花は聞き分けの良い子だとばかり思っていたから……。
「もしかして、今まで他の子たちとキスしているのって、智花イヤだった?」
「……嫌ってわけではないです。ちゃんとみんなとも話し合ったし、真帆も、紗季も、愛莉も、ひなたも、
私にとって大切な友達だから。……でも、実際に目の前でしているのを見ると……ちょっと……」
なんてこった。知らず知らずのうちに智花を苦しめていただなんて!
そういやこの子は意外と負けず嫌いだったんだ。しかもそのくせ俺には遠慮ばっかりして
自分の感情を隠そうとするから、俺が気付いてあげなきゃいけなかったのに……。
「なら、こんなことは今すぐ止めよう。俺は智花に嫌な思いをさせてまでこんなことをしたくない!」
「いえっ、それはもっと嫌です! せっかく昴さんと……想いが通じ合えるっていうのに……。
それに私だって納得しているんです。みんな昴さんのことが好きだって気持ちは一緒なんだって。
……ただ、感情の一部がざわつくだけで……」
「智花……」
「だから……あの……ひとつだけ約束して頂ければ、その感情にも整理がつきます」
「わかった。何でも言っていくれ。俺ができることだったら、何だってする!」
「……4人にしたこと、全部私にもして頂けないでしょうか。
それなら、変な嫉妬もしないですむと思いますから……」
…………………………はい?
「……ぜんぶ?」
「はい。ひとつの漏れもなく。そうすれば安心できると思うんです」
「……智花にしちゃっていいの?」
「……ふぇ。そ、そんな凄いことをなさってるんですか?」
……いけない。この約束はしてはいけない。
絶対に後でとんでもないことになるぞ。
特に紗希とかひなたちゃんとかにした……いや、されたことを俺から智花にするなんて……
犯罪だ。
加速度的にエスカレートするからな、あの二人の場合。
それに愛莉にしかできないことをしてしまった場合はどーなるんだろう?
「あの……やっぱり、こんなお願いご迷惑ですよね。いいんですっ、忘れてください!
って、そもそも私嫉妬なんかしてませんから。ほんと、気にしないでください!」
無理やりに作った智花の笑顔が、事実を知ってしまった俺には痛々しく見える。
……そうだ、なにを迷っている。俺は智花にそんな笑顔をしてほしくはないんだっ!
「……わかった。約束する。でも智花が嫌がったり、智花を傷つけてしまうようなことはしない。……それでいい?」
「――はい。ゼンゼン構いません! 昴さんのその言葉だけで不安なんて吹き飛びます!」
涙ぐみながら見せる智花の笑顔は、今度は本当に心からのものだった。
その笑顔をみて、俺は自分の決断が正しいものだと思った。そう――長くは続かなかったが。
「ふふ、良かったわね。トモ。……でも長谷川さん、嫉妬はなにもトモだけの専売特許じゃないんですよ」
「へ?」
「今の約束、もちろん私ともしてもらいますからね。私だって、他の子がして
自分がされてないことがあるなんて、我慢できませんから。特に真帆とか!」
「おー。おにーちゃん。ひなも、ひなにもみんなにしたことぜんぶして! やくそく、だよ?」
「……冗談……だよね?」
しかし紗季もひなたちゃんも、ウンとは肯いてくれなかった。
「わ、わたしは…………ごめんなさいっ! まだそこまでの覚悟はないです。……恐いから」
紗季とひなたちゃんを見て震えながら愛莉は言う。
このふたりのキスシーンを見ていた愛莉には、さすがにそのヤバさが理解できたらしい。賢明な判断だ。
てかシャレになってないぞっ、これ!
「大丈夫ですよ、長谷川さん。私より過激なことするのなんてひなくらいなんだから。
結局私たちにしたことをトモにしてあげればいいだけの話です」
「むー、なに? その上から目線……」
「ふふ。悔しかったらトモも長谷川さんが驚くようなことをしてあげることね」
やめてくれ、紗季! これ以上智花を炊きつけないでくれ!
下手したら智花は女の子として取り返しのつかない行為に及んでしまうかもしれないじゃないか!
つーかもう早くも後悔なんですけど……。
「……ふぇ? みんな……どーしたの?」
唯一の救いは真帆が上の空で何も聞いていなかったことだけだ。
この諍いに真帆が加わったことを考えるだけで……身の毛がよだつ。
ベッドに縛られた状態で体を震わせる俺に、そっと智花の顔が近付く。
「ええと、それではまず……べろちゅーを、していただけますでしょうか……」
なぜだかこの時俺の脳裏に、できない約束はするんじゃない!という葵の言葉と、
男なら一度した約束は死んでも守れ!とミホ姉に体に教え込まれた記憶が思い出された。
ごめん、葵。
どうやら俺は、ルビコン川を渡ってしまったらしい。
投下終了。
もっかんのターン
わっふるわっふる
>どうやら俺は、ルビコン川を渡ってしまったらしい。
まだ渡っていなかったとでも言うのか。
>ルビコン川
原作でもとっくの昔に渡ってしまってるのに、本人はまだ気づいてない感じだよな。
もっかんもっかん!!
わっふるわっふる
賽なんて、この子達に出会った時点でとっくに投げられてるよなぁw
751 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 12:00:08 ID:e4rsTLVV
夏陽くんの出番はー?
夏陽「ひ、ひなた!俺、ひなたの事が好きなんだ!」
ひな「おー。でもひなはおにーちゃんが好き」
夏陽「え…」
ひな「ひなそろそろ帰る。今日はおにーちゃんの家でバスケの練習して、そのままお泊まり。ひな楽しみ」
夏陽「へ?な、なんでひなたがあいつの家に行くんだよ!しかも泊まりって!」
ひな「ひながおにーちゃんに頼んだ。おにーちゃん、いいよって言ってくれた。」
夏陽「あ、あのロリコンやろう…」
ひな「ひなはおっぱいもあるし大人なのです。ばいばいたけなか」
ナツヒ哀れw
ひなたちゃん人気だね
投下します。
ベッドに縛られる俺の右脇から智花がおずおずと身を乗り出してくる。
俺はそんな智花のために顔を向けようと、頭を浮かせて彼女の方を見た。
「……!!!」
そして浮かせた頭を再びベッドに沈めることとなった。
「ふぇ、昴さん、どうされました?」
「なっ、なんでもないなんでもない!」
智花が俺の上に四つん這いになって顔をのぞき込む。
ダメだ智花!
智花の着ているベビードールはゆったりと体を包んでいるので、
ブラジャーのようにちゃんとフィットしていないんだ!
つまり四つん這いになったら下着が下に広がって襟元から見えてしまうのだ。
智花の生まれたまんまの姿が……。
つか見えた。
大きく開いた胸元から、智花の白い肌とその奥に……陰になってよくわからなかったが
二つのとんがったポッチみたいなものが……。
これはなんのご褒美だ?
いや悪魔の罠だ。
俺は極力胸元には目をやらず、智花を顔だけをみるように試みた。
「あの……それで昴さん、どういたしましょう? やっぱり私から……昴さんにして差し上げるしかないですよね」
「う、うん。ごめんね。ホントはもっとちゃんとしてあげたいんだけど、俺こんな格好だから……」
ああ、本当にごめんなさい! 見える……視線をちょっと下にずらすだけで見えてしまう……。
まさかこれを想定して作られているのかっ、この下着は!?
「そんなっ、昴さんが謝ることなんてありませんよ。私こそ、自分のことばっかり考えて、
わがまま言って昴さんを困らせてしまって申し訳ございません……」
いや俺が謝っているのは違うことなんだ。だから智花がその慎ましやかな胸を痛めることは……
……慎ましやかだけど乳首はピンと立っていて…………はぅっ、違う。まだシルエットだけだ。色まではわからないんだ!
「……昴さん?」
「智花、とりあえずキスをしよう。真帆と同じように智花の好きなようにしていいから」
唇を重ねてしまえば、とりあえず智花の可愛いポッチが目に入ることはない。
「ふぇ!? わ、私の好きなようにですか!? わ、わかりました。恥ずかしいですけど
昴さんにご満足いただけるよう頑張ります!」
意を決して智花の顔を俺に少しずつ近づいてくる。
「……それでは、ふ、ふつつか者ですがよろしくお願いします」
ちゅっと智花の唇が俺の唇に重なった。
くちゅっ……ちゅっ……ちゅ……。
「うん……ん……ぅんっ……」
たどたどしい動きで、智花の唇が俺の口を塞ぐ。
智花の唇はしっとりとしていて柔らかく、俺の唇に吸い付くような感じだ。
比べるつもりはないのだが、真帆とはまるで違う感触に、俺は戸惑うと同時に陶然としてしまう。
智花は浅く、小刻みに俺の唇をついばむ。
智花はこういうキスが好きなのかな?とも思ったが、
顔中真っ赤にして唇をついばんでる姿を見るに、恥ずかしくてこれが精一杯という感じだった。
それならばと、俺は智花の動きにあわせて唇を開き、より深く重ねようとする。
「んーーーっ、んーっ、ぷはっ!」
一瞬たじろいで顔を後ろに引いてしまった智花だが、すぐに思い直したように俺の唇をそのまま受け入れた。
「ちゅっ、……ちゅっ、……ちゅばっ」
智花の柔らかい唇を口全体を使って深く味わう。
両手で力一杯抱きしめて、むさぼるように求めるとこができないのがもどかしい。
「んーっ」
智花も頑張ってくれていて、俺の唇の動きにしっかり応えてくれている。
とはいえ、最初から飛ばしすぎるのはまずいので、俺は一旦動きを止めた。
「ぷはっ……はあ、はあ、……すばる……さん」
俺の意図を読みとってくれたのか智花は唇を離すと、ぼうっとした表情のまま俺を見る。
「それじゃ、今度は舌でキスをしてみようか」
「……舌で……べろちゅー……ですか?」
「ううん。違うよ。いきなりだとビックリすると思うから、予行練習をね」
智花なら大丈夫だと思うのだけど、やはり一度紗季にガブリとやられているから、
ここは少し慎重にならないと……。
「智花、べぇーて感じで舌を出してくれるかな?」
「? ……はい。ふぉーですか?」
智花は言われた通り、唇から小さな舌をのぞかせた。
べぇーというには、あまりに小さくそして可憐な仕草で突き出されたその舌を、
俺はつっ、つっと自分の舌で突っついた。
「ひゃんっ! す、昴さんっ、いったい何を!?」
「あ……ごめん、嫌だった?」
「昴さんにされて嫌なことなんて一つもありませんけどっ、いきなりされるのはちょっと心の準備が……」
「ああ、ごめんよ。今から智花の舌を舐めるから。まずは俺の舌の感触に慣れてもらおうと思ってね……」
「……そ、そうですか。わかりましたっ。……し、舌……昴さんのべろに、慣れさせられちゃうんですね……」
「うん。そう。じゃあ、もう一回……ね?」
「は、はい……」
再び突き出された智花の舌に、俺はゆっくり舌先をくっつける。
「!!!!!!」
智花はビクッと肩を大きく震わせたが、今度は舌を引っ込めなかった。
舌先同士をくっつけた後、そのまま舌を這わせ、徐々に触れ合う面積を広げていく。
そして最大面積に達したところで、べろりっと智花の舌を舐めあげた!
「!!!!!!」
舌を突き出して噛むようにしている智花は声も上げられず、ただ体を大きく震わせるだけだった。
……くそう。両腕が使えたら、すぐにでも抱きしめてあげるのに……。
俺は焦れた想いを紛らわせるようにべろっべろっと何度も智花の小さな舌を舐めあげる。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
瞼をぎゅっと閉じ、顔を真っ赤にさせ、俺に舌を舐められる刺激に体を震わせながら耐える智花の姿は、
正直メチャクチャ可愛くて、俺は思わずかぷっと智花の舌を口で咥えてしまった。
「!!!??? んーっ、んーっ」
驚いたのかさすがに唸り声をあげた智花だったが、舌を引っ込めようとはしなかった。
俺は唇をつかって智花の舌をしごくように動かすと、同時に舌で智花の舌先をなぶるように舐めまわす。
「……んー……んー……」
智花の発する声は徐々に小さくなり、そのかわり目はトロンと溶けて、顔どころか
ピンクのベビードルに包まれた体自体を紅潮させ、陶酔しきった表情になっていった。
そのタイミングを見計らって、俺はゆっくりと口を前へと進めていき、唇を重ね、口を押し開き、
深く口づけを交わすと、ねっとりと智花の柔らかな舌に己の舌を絡めたのだった。
「……ぐちゅっ……ちゅばっ、ちゅぱっ……」
智花に舌を絡めている。
智花とべろちゅーしている。
毎朝一緒に練習して、楽しくおしゃべりしていたあの舌を、今、俺の舌が蹂躙している。
凄まじい背徳感と興奮が俺の体を駆け抜ける。
でもそれ以上に心を支配するのは、それでも逃げずに俺の舌を受け入れてくれているこの少女への愛しさ。
多分気絶しそうなくらい恥ずかしいだろうに、俺のために必死になって頑張ってくれているその一途さ。
今も俺のシャツの袖をぎゅうっと握って、俺のなすがままに舌をねぶられている。
智花、可愛いなぁ……。
妹みたいに思っていたけど、やっぱりそれじゃおさまり切れない。
智花は俺にとって大切な『女の子』それはもはや間違いない。
こうしてキスして、べろちゅーして、……乳首みて興奮しちゃうくらい意識している、俺の好きな子だ。
このままずっとキスを続けていたかったが、そろそろ智花の呼吸が苦しそうになってきたので、
俺は名残惜しげに唇を離す。
「――ぷはっ! はあっはあっはあっ……はあっはあっはあっ……」
「……智花、ありがとう。よく頑張ったね」
「……はあっ、はあっ、はあっ……。ふぇ……すばる……さん……」
智花の顔はとろとろに蕩けきっており、瞳の焦点は合っていなかった。
「……すばるさん、私、わたし、……だいすき……です……」
そう言ってぱたっと肩にもたれかかるように倒れこむ智花に、俺はやさしい眼差しを送る。
「……ありがとう智花。本当に。……俺も智花のこと――」
――大好きだよ。
そう言おうとした口を、何者かの手でむんずと挟みこまれ、ぐぎっと反対側に振り向かされる。
「――んが!?」
「すばるん、次、あたしの番だよ……今度こそ、ちゃんとしてね」
いつもとは違う、潤んだ熱い瞳をたたえた真帆が、俺を見つめていた。
真帆っ。
せめて決め台詞くらい最後まで言わせてれ!
終了。
すばるんもう完全に向こう側に渡ったなw
ぐふさまGJでございました〜
乙!
もっかんかわいいなあ、そしてまほまほは空気読んであげてw
>>761最後
誤)せめて決め台詞くらい最後まで言わせてれ!
正)せめて決め台詞くらい最後まで言わせてくれ!
もう寝ます……。
このすばるんはきっとミホ姉辺りと訓練済みだな
調教済み
いつもながら素晴らしい。
GJ
わっふるわっふる
おー。ひな、わっふる大好き。わっふるわっふる。
771 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 16:26:42 ID:kpW/qrAC
wktk
投下します。
「真帆、お前もう復活したのか!?」
「すばるんともっかんのべろちゅーが長すぎるんだよっ。ずるいぞっ、すばるん!
あたしが先にしてたのにっ!」
「俺のせいかよ!?」
「すばるんが休んでろっていうから休んでたんだもん! だからすばるんが悪い!」
いやだってお前意識半分トんでたじゃん!
でもまあ確かに、キスをしている最中に別の女の子にうつつをぬかしてたら
そりゃ気分が悪いかもしれないが……それ言い出したらこの状態はなんなのよ?
「ったく、わかったわかった。俺が悪かったよ。ゴメンな真帆。
お詫びにお待ちかねのべろちゅーをしてあげるから許してな?」
「……うん、わかった。許してあげるから……やさしく、してね」
真帆は顔を朱に染めてコクンと肯いた。
……あれ?
もっとぎゃーぎゃー喚きたてると思ったのに随分おとなしいな?
「……じゃもう一度キスから……」
……待てよ。さっきと同じことしたってどうせすぐに真帆がダウンしてしまうに決まっている。
それなら手法を変えてみるべきだろう。
「真帆、さっきみたいにずっとくっつけているんじゃなくて、
一回口を付けたら離すみたいな小刻みなキスをしてくれないか?」
「こきざみー? なにそれ、わかんないよ」
「……ようは、ちゅっ、ちゅっ、て感じで一回一回唇を離してちゃんと間をいれるってこと。
まあいいや、顔近づけてごらん。してあげるから」
「うん」
真帆は肯くと、唇が届く距離まで顔を近づけてきた。
鼻の頭と頭があたり、真帆の潤んだ瞳が零距離からじっと俺を見つめてくる。
こういうとこは素直と言おうか……大変無防備である。
ああ、やっぱ心配だなあ。この子の貞操。
自分がそれを奪う最要注意人物であることはさておき、
俺はほんの数ミリ前にある真帆の唇に、ちゅっと軽くキスをした。
「わっ」
そんな軽いキスに驚いて後ろに引いてしまった真帆の顔が戻ってくるのを待って、
次は2回立て続けにちゅっちゅっとキスをしてあげる。
「んっ、んっ」
今度は真帆は逃げなかった。
それを見て俺はちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、と3回、少し間隔をあけて小さなキスを繰り返した。
3回といっても、同じところではなく、場所や角度を微妙に変えてやる。
「……ん、こんな感じ。どう、わかった、真帆?」
「…………うん。わかった……」
真帆が二つ結びの髪をコクンと揺らす。
じんわりと頬を赤く滲ませて目には熱を帯びていたが、
このくらいではさすがにまだ正気を保っていた。
「……んっ、すばるん。……ちゅっ……」
俺の肩に手をかけて身を乗り出し、ちゅっ…と真帆の唇が俺の唇に触れた。
何回もしているのに、そこだけ熱くなるような錯覚に陥る。
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ」
目を閉じた真帆が、ちゅっちゅっと小さなキスを繰り返してくる。
黙っていれば何とやらで、キスをしている真帆の姿はなかなかに可愛い。
断続的に休みが入るため、今のところ意識が飛んでしまうこともないようだ。
「ちゅうっ……ちゅうっ……ちゅうっ……えへっ、なんかコレ好きかも」
だいたい3回キスして一回大きく息を吐くというペースでキスを続けていると、
真帆の方も慣れてきたのか、安心したように久方ぶりの笑顔を見せた。
「すばるん。もっといっぱい、キスしてあげんね」
そう言うと真帆はちゅっちゅっと何度もキスを繰り返した。
うーん……。
キスしてくれるのは嬉しいのだが、……実は今の体勢は非常にまずいのだ。
真帆は脱力して俺にもたれ掛かった時のまま、つまり体をぴったりと密着させたままキスをしている。
真帆の胸がぺったんこであることは、さっき一瞬ではあるがこの目で確認しているし、
現在進行形で自分の胸にあったている感触でわかる。
でもそんなこと言ったって女の子の体は基本柔らかいのだ。
胸がないからといって肉がないわけではない。
特に下腹あたりの柔らかさが非常にやばい。
しかもだ。真帆のベビードールは胸元でスリットが入っていて、おなかが丸出しになってしまうタイプだ。
そして俺は今、Yシャツを羽織っただけのすっぽんぽんな状態。
当然の既決として、俺のお腹に真帆の下腹がモロに、下着一枚挟むことなく直接あたっているのだ!
……あつい。
子供は体温が高いというが、それにしたって熱く火照った真帆の下腹が、俺の左脇腹にぴったりとくっついている。
その熱さが素肌を通して俺の下半身にダイレクトに伝わってくる!
くそう、やわらけえ。
普段の行動や言葉遣いからやもすると男の子のような印象をもってしまうことがある真帆だが、
この下腹の柔らかさは、太っているのとは違う、女性しか持ち得ない神聖で禁忌的な柔らかさであった。
この熱い下腹の中には真帆の女の子の部分がある。
そんな危険な考えが頭をもたげてくる。
「……ちゅうっ……ちゅうっ……すばるんっ……ちゅうっ……すばるんっ!」
それを知ってか知らずか、真帆は一生懸命俺にキスをしてきてくれる。
やはり一回一回休める分楽なのか、真帆は本来の積極性をいかんなく発揮して、
ちゅっちゅっちゅっと激しくキスを繰り返してくる。
俺もそのタイミングに合わせて、ちゅうっと唇を吸ってやった。
「ひゃあっ! な、なんだよう、すばるん。おどかすなよ!」
「あはは、ごめんごめん」
熱心に、愚直に、細かいキスを繰り返す真帆があんまりにも可愛かったので、ついキスをし返してしまった。
「真帆、今度はもう少し深く唇を重ねてごらん。もちろん今まで通り一回ずつでいいから」
「深くって、口開けてキスすんの?」
「そう。あとまっすぐじゃなくて、ななめっていうか、いっそ顔を横にする感じでキスすると
もっと深く口が合わさるから」
「おーしっ、やってみんぜ!」
真帆はくっと首を伸ばし、顔を横に傾けて近づけてくる。
その拍子にふさっと二つ結びの片方が顔にかかり、鬱陶しそうに手で後ろに払う。
むきだしの肩からうなじにかけての白いラインが露わになり、そこには先ほど俺がつけた紅い花がひとつ咲いていた。
そういや男バスとの試合の前に智花にうなじについたご飯粒取られたときも、真帆ってばやらためったら反応していたな。
うなじが弱点だと思っていたけど、キスしてもすぐ意識トんじゃうし……。
もしかして真帆って、かなり敏感な体をしているんじゃないだろうか?
そんな考えがふと頭をよぎったが、真帆の唇がすぐそこまできていたので、
俺も少し顔を傾けて、深く、深く重なりあった。
ちゅばっ。
「……んっ……」
顔をクロスさせるようにして唇を深く重ね合わせる。
2、3回ついばんだ後、口を閉じながら離すと、真帆がちょっと困ったような表情をしていた。
「なんかすばるんにクチビル食べられてるみたいな感じだな」
「うん。真帆の唇、プリプリしていてとっても美味しいぞ」
「なっ、なにハズイコトいってんだよっ。すばるんのバカ!」
自分の唇を押さえて真っ赤になる真帆。
……ああくそう。抱きしめてナデナデしてやりたいくらい可愛いじゃねーか。
「そんなん言ったら、すばるんのクチビルだって、熱くってプリンってしてて、……キスしてるとヘンな気分になってくんだぞ」
「ヘンな気分?」
「ああっ、もーいーから続き続き!」
照れたことをごまかすように、真帆はブンブンとかぶりを振ると、再び唇を重ねてきた。
「ちゅうっ、ちゅうっ、ちゅうっ!」
「ちゅばっ、ちゅばっ、ちゅばっ!」
結局そのままお互いにキスをし合うことになってしまって、
俺は真帆の動きにあわせて口を吸い、ついばみ、時にそのぷりぷりの唇を甘噛みする。
すると途端に真帆は呼吸を乱し、視線を泳がせてしまう。
「……ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ……はあ、はあ、はあ」
「真帆、つらいか? ちょっと休むか?」
「こ、これくらい、へ、へっちゃらだってっ!」
やはりと言おうか、真帆は責められるのに弱いらしい。
俺自身、するのとされるのでは全然違うことは十分承知しているので
一度攻守を入れ替えた方がいいかもしれない。
「そっか。……じゃ、キスはこの辺にして、次は舌で同じことをしてみよっか」
「はひっ。……べろで?」
「そう。俺が舌出しておくから、真帆が今のキスの要領で少しずつ舐めてみな」
「……すばるん、して」
ぼーーとしたまま真帆が、んあーと口を広げて舌を出してくる。
って、いいのかよ。
これ以上責められたら、どうにかなっちゃうんじゃないのか?
……でもまあお手本示さないとできないのか。
「……なら、いくぞ」
俺は突き出された真帆の小さな舌を、ベロリと舐めあげる。
「んあっ!」
たまらず真帆が悲鳴を上げる。
うわっ、なに今の。……すっげー可愛い声。
普段のかん高い声から、さらに1オクターブほど上がったような……。
……ベロッ、ベロッ、ベロッ。
「んあっ、ひゃっ、んぁっ!」
調子にのって続けて3回、真帆の舌を裏側から舐めあげる。
「ひゃっ。――すばるんっ、ひもちいーよう。べろなめあえうの、ひもちいぃよう……」
真帆がたまらない声で俺を呼ぶ。
……やばい。
……なんかこの子、やばい。
とりあえず仕切り直そう!
「じゃ、じゃあやり方もわかっただろうから、今度は真帆の方からしてみて」
「……う、うん……」
俺が真帆の前に舌を突き出すと、ミルクを飲む仔猫のようにチロチロと舐め始めた。
ここまで。
最後までまとまらなかった……。
続きは日曜になると思います。
うああ…真帆かわいい…
わっふるわっふる!
もうだめだ
わっふるわっふる
まほまほおおおおおおお!
わっふるわっふる!!
すごすぐる…
わっふるわっふる
キスだけでどうしてここまで盛り上げられるんだ……
わっふるわっふる
わっふるわっふる
投下します。
「……んっ……れろっ……れろっ……」
瞼を強くつむり舌をめいっぱい突き出して、俺の舌をペロペロと舐める真帆。
桜色の唇から出るピンクの舌は驚くほど小さく、これでよくあんなにしゃべりまくれるものだと感心するほどだ。
その小さな舌を使って、俺の舌を裏側かられろっれろっと舐め上げる。
それも普通のべろちゅーとは違い、舐めているところが丸見えなので視覚効果は絶大だ。
目の前で真帆の舌が俺の舌をれろっと舐め上げる度に、舌先から脳に電流が走るような感覚が得られる。
「……れろっ……れろっ……はあ……はあ……」
真帆は俺の言いつけ通りに……というよりは恐らく無意識に二回舐めては一息いれる……ということを繰り返している。
おかげで責められていたときよりもだいぶ楽になったように見える。
よかった。
顔を真っ赤にして責められている真帆は正直すごく可愛いのだが、……見ていて心臓に悪い。
……特にさっきの舌舐めたときの声とか何よ。
……俺の心の奥に眠る嗜虐心を根こそぎ呼び起されるような……大変危険な声であった。
やっぱり真帆は元気に笑っているのが一番だ。
「……れろ……れろ……ふぅんっ……ぺろぺろ……」
息も整って落ち着いてきた真帆は、目を開いて舌先をペロペロと上下に動かして、
俺の舌先をなぶるように動かし始めた。
真帆の舌の表面が俺の舌の裏面にあたってぺろりっと舐め上げ、
返す刀で今度は真帆の舌の裏面が俺の舌の表面をぺろんっとぶつかって舐めて下ろしていく。
それをぺろぺろ、ぺろぺろともて遊ぶように何度も繰り返すのだ。
うわ……なんかもう、舌先感覚ねー。
「……ぺろぺろ……ぺろぺろ……へへ。すばるんっ、きもちいーい?」
「おう。気持ちいいぞ。真帆は舐めるのがじょーずだな」
「ほんと! やりぃーっ! えへっ、すばるんのべろもちょーきもちいーよ」
……そんなことを言われたら、男として黙っているわけにはいかない。
俺は真帆がしたのと同じように、ペロペロと真帆の舌先をなぶってやった。
「ひゃうぅぅん!? やったなーっ! うりゃっ、ぺろぺろぺろ!」
「なんのっ、そりゃっ、ペロペロペロ!」
「ふにゃっ、ひにゃっ、こ、このーっ、ぺろぺろぺろっ!」
「ははっ、よせって、真帆。それじゃただ滅茶苦茶動かしてるだけだって。
こうやってさ、ちゃんと相手の舌を捉えて、舐めて、絡めて……」
「ふわっ……」
真帆の暴れる舌を唇に触れることなく舌だけでキャッチし、ゆっくりと抑え込むように絡めていく。
「んんー、んーっ、ぷはっ!」
そして一周したらすぐさま離す。
それだけなのに、真帆の瞳はもうとろんとろんになってしまった。
「な、こうした方が気持ちいいだろ?」
「……わかんない……」
あう、そーですか。
「……わかんないから……もっとして」
「…………」
とろんとした瞳のまま、真帆が言う。
唇を開き、舌を差し出し、ゆっくりと顔を寄せる。
「……真帆」
俺はその舌をパクリと咥え、智花にしたように上唇と下唇で挟みこんでしごくように動かす。
「んー、んにゃっ、ふひゃあっ!」
そして唇を割り、舌を真帆のそれに沿って口内へと侵入させる。
同時に真帆の熱い舌も、俺の中へとはいっていく。
俺たちは唇を合わせ、舌を絡め合い、べろちゅーを開始した。
「……ちゅぱっ……ちゅぱっ……」
「……んっ……んんーっ……」
真帆の舌はやはりよくしゃべるだけあって、しなやかで俺の舌に負けじと絡みついてくる。
それはそれを受け止め、こりをほぐすようにゆっくりじっくりと舌を絡め続けてやる。
「……ちゅぱっ……ちゅぱっ……ちゅぱぁっ!」
「んーーー、んんーーーっ、んんんーーーーっ!」
だいたい十回くらい絡め終わってから最後にちょっとだけ唇を吸い、俺は口を離した。
二人の舌と舌との間に唾液の橋がかかる。
「どう、真帆? 平気……うわっ」
俺の言葉が言い終わらないうちに、真帆がどすんっと俺の顔目がけて倒れ込んできた。
「――はあっ――はあっ――はあっ――」
荒い息ばかりで返事はない。
「……ごめん。平気じゃ……ないよな」
それにしたって……ほんと責められるのに弱いのね、キミ。
ああ、ホントに心配だなー。
いっそこのまま俺のモノにしてしまった方が安心……。
――って何考えてるっ、俺!!!???
――いかんいかん。
どうも俺も脳の一部がトンでいるらしい。
真帆もこの状態だし、ここは少し休憩を……。
……ぴと。
「……え?」
俺の両頬に、温かな感触が生まれた。
それはゆっくりと力を加え、俺の頭を右へといざなう。
「…………」
そこには意識を取り戻した智花の顔があった。
「…………あの、もしかして……次は、智花の番?」
俺の問いに、智花は恥ずかしがりながらも、コクン……としっかりと肯いた。
――って、ウソ! 交互かよ!!!???
どうやら俺には休む暇すら与えられないらしかった……。
終了ー。
これは本当にすばるんが危ないな・・・息つく暇もないとはこのことか・・・
わっふるわっふる!
まほがかわいすぐる
そして次は智花のターンか。楽しみだ
わっふるわっふる
795 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 22:12:41 ID:u0zfTada
真帆可愛いなw
たまらん・・・・
わっふるわっふる!!
折角だから、俺はこっちの嫉妬もっかんを選ぶぜ!
わっふるわっふる!!
では投下します。
「……昴さん」
智花が目を閉じてゆっくり近づいてくる。
俺も覚悟を決め、瞼を閉じ彼女の唇をうけとめ……。
……しゅっしゅっしゅっ。
「がはっ!?」
「きゃ!?」
突如として股間に凄まじい快楽が生まれた!
「す、昴さん、どうされました!?」
驚いてのけぞる智花をよそに、俺はキッと下半身を見る。
「紗季〜〜〜」
「どうされました、長谷川さん?」
紗季はにっこりと笑顔で、俺のナニをしゅっしゅっとコスっていた。
「どーもこーもいきなり何するんだよ!」
「あら、長谷川さんは真帆とトモのキスに夢中で、私たちのことなんかすっかり忘れているんだと思ってました」
しれっとした顔で言う紗季。
いや、そんなことはない。
実際、さっきから股間にいろいろな刺激が加えられているのは感じていたが、
やっぱり面と向かってキスしている智花や真帆の方に意識はいくし、
それに下半身の刺激は真帆の下腹の感触とごちゃまぜになってよくわからない状態になっていたのだ。
「べ、別に忘れてたわけじゃないぞ。ただ紗季たちは愛莉にいろいろ教えるって言うから邪魔しちゃ悪いかなって思ったし、
それに智花と真帆にはまだべろちゅーしてあげてなかったから、ちゃんとしようと思って……」
「ええ、そうですね。随分丁寧にキスしてましたね。特に真帆には気絶しないように気を使って慎重に、
優しくゆっくりじっくりと、とてもいきなり私に舌を入れてきた人とは思えないくらい
懇切丁寧にべろちゅーをしてあげてましたね」
……紗季さん、もしかして怒ってます?
「それに真帆とキスしているときの長谷川さんってば、すっごくココを大きくさせちゃって、
ふふ、トモじゃないけど私もほんのちょびっとだけ嫉妬しちゃいました」
……すっごく嫉妬したんですね?
「……ねえ紗季。昴さん、そんなに大きくしてたの?」
「ええ、少なくてもトモとキスしていたときより当社比1.27倍は大きくなってたわ」
「……ふぇ……」
わざとだ。絶対わざと智花をあおってる!
なんだ当社比って。しかもその信憑性のありそうな微妙な数字はなに?
あう! だから智花っ、乳首付近でのの字を書くのはやめてくれ!
てか当たる! 当たっちゃう!
「待ってくれ紗季! 真帆はすぐ気絶しちゃうから慎重になっただけで、
決して君をないがしろにしたつもりはないぞ!
智花もっ。智花とキスして興奮した分に上乗せしてるんだから、
真帆の方が大きくなって当たり前なの!」
「ふぇ! そ、そーなんですか」
「ふふふ。わかってますよ。長谷川さん。別に本気で怒っているわけではないんですから。
そもそも私たちからみんなでってお願いしているのに、それで怒るなんて筋違いでしょ?」
「……本当に?」
「もうなんですか、その疑るような目は。
その証拠にわざわざ気を使って二人の初めてのべろちゅーが終わるまでは
遠慮してコスらないであげたんじゃないですか。
でもこれで愛莉以外は全員しちゃったんだし、2回目以降は
こちらも手加減抜きでいかせて頂きますからね!」
そりゃそーなんだけど……。
紗季は普段は真面目で言うことを聞いてくれるとっても良い子なのだが、いかんせん、
真帆がらみになると途端に意固地になってしまうから心配だ。
「さ、愛莉。そんなわけだから早速授業を再開するわよ!
男の人のオチンチンを愛撫する最も初歩的で基本となるのが、
こうやって手を上下に動かしてコスることです。
でも乾いた状態でするとうまくコスることができません。
この場合どうすれば上手にコスることができるでしょうか?」
「……えっと…………つばをつけるのかな?」
「はーいっ、だいせいかーい! ……ではひなっ、GO!」
え?
「れろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
口を真一文字に結んでもごもごさせていたひなたちゃんが、れろーーーと!大量の唾液を俺の息子にかける!
ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
ひなたちゃんの唾液は劇薬だぞ!?
ひなたちゃんの可愛らしいお口から垂らされた唾液は、鬼頭にかかり、そこからゆっくりとナニ全体に流れ落ちていった……。
「ぐぅぅぅっ!!!」
あの俺に正気を失わせた危険な麻薬が、鬼頭や竿の表皮からじわじわと浸透してくる!
「おー。おにーちゃん、中にもたくさんいれてあげるね」
「だめっ、だめっ、ナカにいれちゃだめぇぇぇぇぇl!」
俺の懇願もむなしく、ひなたちゃんは尿道口をくぱぁと開くと、そこにれろーーーと唾液を落とした。
「んがぁぁぁぁぁぁl!?」
冗談抜きにひなたちゃんの唾液が俺の一番大切な所に侵入してくる。
直接内部からしみこんでくる彼女の体液に俺は気が狂いそうになった。
ウソだ! ウソだ! ぜってー怒ってる!
でなきゃ何でわざわざひなたちゃんに唾液かけさせるんだ!?
「……と、このようにヌレヌレになったおちんちんを、このあと唾液が無くなるまでじっくりたっぷりコスってあげます」
3分クッキングみたいに言うんじゃなぁぁぁいっ!
紗季はひなたちゃんの唾液にまみれた俺のモノを何の躊躇もせずにぐちょぐちょとコスっていく。
「のぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ひなたちゃんの唾液。ひなたちゃんの唾液!
それを紗季の手でナニに塗りこまれて、擦りつけられて、俺はもう昇天しそうだった。
「あ、そうそう。長谷川さん。まだ射精しちゃ駄目ですよ」
「へ?」
「だってこれは今までの復習に過ぎないんですから。出すのは本番――ちゃんと舐めてあげるまでおあずけです」
……なにをいっているんだろう、この子は?
「そんなの無理に決まってるだろうがっ!!!」
「え!? 無理なんですか?」
紗季はパチクリと目を見開いた。
それは演技でも何でもなく、本当に素で驚いているようだった。
「……えっと、その、……ちょっと厳しいかな……と」
そんな表情で言われたら、まるで「早漏なんですか?」と言われているようで、一瞬言葉につまる。
「ご謙遜しなくても長谷川さんなら平気ですよ。こんなすぐに出されたら愛莉にしっかり教えられないので、これくらい我慢してくださいね」
……わかってねー。
そんなセリフが出てくること自体、男の生理現象というものを全く理解していない。
……いや小学六年生の女の子にそんなこと要求する方が間違っているのだが、俺としては死活問題だ。
「……ちなみに出しちゃったらどーなるの?」
「それはもちろん、オシオキです」
「お仕置き……でございますか」
「はい。とっても気持ちいいオシオキをしてあげますから。なんでしたらわざと出しちゃって良いですよ。
私、試してみたいことがいっぱいあるんです!」
とても嬉しそうな笑顔で答える紗季。
その笑顔を見て、俺はフェラチオされるまでは絶対に射精してはならないのだと確信した。
そのオシオキを受けてしまったら……そこにいるのは俺ではなく、俺の姿をした全く別のモノに違いない。
少なくとも人格は破壊される。
直感がそう告げていた。
「ほーら、愛莉。長谷川さんはね、こうやって女の子の唾液を亀頭に塗りたくられるのが大好きなのよ。
あとこのカリの部分を、こう親指と人差し指の間で輪っかを作って……」
「ぐうっ!?」
「わっ、ほんとだ……」
「ねーねー、さきー。これにつばつけたのひなだから、次はひなにさせてね?」
下半身では着々と恐ろしい実習が続けられている。
ひなたちゃんの唾液+紗季の手コキあーんど射精禁止。
ふふ、どこの地獄だ。ここは?
そして天井を見上げる俺の視界の片隅に僅かに映るひとつの影。
「……どーしたの、智花。キスするんでしょ?」
「ふぇっ!? で、でも。今は紗季がしているし、昴さん、なんだかお辛そうだし……」
「……大丈夫だよ。どんなに辛くったって、智花がキスをしてくれるんなら、俺は智花とキスできるよ」
「昴さん……」
そうだ。危うくまた智花のことを放っておいてしまうところだった。
なるほど……紗季の言う通り、智花はちゃんと気にしてあげないと、
遠慮してすぐに身を引いてしまう傾向があるな。
……で、その後人知れず落ち込んだり、むくれたりすると。
はっきり言って今ここで智花とキスすることは自殺行為以外のなにものでもない。
だが智花をそんな気持ちにさせるくらいならば、俺はあえてその道を進もう。
「……で、でも、昴さんがお辛いんでしたら、やっぱり……」
それでもなお遠慮しようとする彼女に、俺はひとつの提案をする。
「智花は……俺のこと好き?」
「も、もちろんです!」
「なら、その好きって気持ちの分だけ、俺にキスしてくれないか?
そうすれば鈍感な俺でも、智花がどれだけ俺のこと想ってくれているかわかるから……」
「そっ、そんな。そんなこと言われたら、一生キスしていなくてはならなくなります!」
かぁーっと頬を染めて言う智花。
い、一生……ですか。
「嬉しいけど……そう言われるとなんかプロポーズされてるみたいだね」
「ふ、ふえええぇぇぇぇぇぇぇ!!!??? ぷ、プロ……私がっ……昴さんにっ!?」
ますます顔を紅くしてあたふたとする智花は、ちょっと可笑しくて……とっても可愛い。
「はは。ごめんごめん。……智花」
俺は智花をじっと見る。
「おいで……」
「……はい」
全身真っ赤になった智花が、再び近づいてくる。
下半身の刺激はもはや無視できないレベルまで高まっている。
さあ、どこまでもつか……。
最悪正気を失っても、縛られている以上彼女たちに危害はないだろう。
あとはもう……男の意地だ。
終了。
紗季さんこええ…マジでお怒りになっておられる…
わっふるわっふる
朝からなんてものを見せてくれるんだ・・・
わっふるふる
紗季さんマジパネェ
わっふるわっふる
いちごサンデーいちごサンデー
紗季さんがすごいですね・・・
わっふるわっふる
813 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 17:15:43 ID:Tybd2ISx
このssで紗季と真帆の株が上がりまくってるんですが
わっふるわっふる
投下。
……ちゅ……。
「……ん……」
智花の唇がそっと重ねられる。
二、三度ついばんだ後、おずおずと舌が入れられてくる。
智花の小さな体に合わせたような小さな舌に、俺は舌を這わせ、ビックリさせないようにゆっくりと絡めていく。
「ちゅ……ちゅ……」
智花の舌は柔らかくて、俺の舌をしっかりと受け止めてくれる。
ああなんだろう。智花とこうして舌を絡めていると、なんだかとても安心できる。
無論興奮していないわけではない。
頭はぼうっとしてくるし、紗季に擦られているイチモツはギンギンに勃起しているが、
それと同時に胸の奥もじんわりと温かくなってきて、智花のことが愛おしくなってくる。
真帆の場合は気をつけないとすぐ意識がトぶし、愛莉だって恐がらせないようかなり気を使う。
紗季だってなんだかんだ言ってもまだ若葉マークの女の子なので、無理をすると意識が無くなって襲いかかってくるし、
ひなたちゃんは下手をすればこっちの意識が飛ばされる。
その中では唯一智花とキスするときは安心して純粋にキスという行為を楽しめる。
もちろん智花を軽視しているわけではない。
やはり一緒にいる時間が一番長いし、バスケを通じてお互い気心が知れているので、
他の子よりも接しやすいのかも知れない。
……そして、そんな親しい女の子の唇を吸っているというのが、
俺の興奮を高める若干のスパイスになっていることは否定できない。
「好きな分だけキスして」発言があったためか、智花は先ほどとは比べものにならないほど情熱的に舌を絡めてくる。
智花の舌がべろっ、べろっと俺の舌を舐め上げる度に脳に血流が駆け上り、同時に股間にも熱い血潮を流れ込ませていく。
「んんーーっ、んんんーーーっ!」
「んふっ、長谷川さんの、びくんびくん跳ねてますよ。コスって差し上げている最中でも動き回って
……とっても暴れん坊屋さんですね」
そして熱くたぎった肉棒を紗季がぐちゅぐちゅとひなたちゃんの唾液を潤滑油にして盛大に擦りあげていく。
気持ちいいなんてレベルじゃない。
智花と舌を絡ませあいながら、紗季にイチモツを擦り続けられている。
まさに天にも昇る気持ちだった。
……射精できれば。
こんなに気持ちいいのに射精できないといのは、その気持ちよさのすべてが一転して地獄に変わる。
しかも智花とべろちゅーをしているから必然的に歯を食いしばって耐えることができないのだ!
逆に間違っても智花の舌を噛んでしまわないように、常に意識して口を大きく開けておかねばならない。
そして大きく開いた口の中心にある舌を、智花が思う存分舐めて、吸って、絡めて、キスをする。
これで頭の中の八割は機能しなくなる。
そして……。
ぐちゅっぐちゅっぐちゅっ。
「んんんーーーっ!」
紗季に激しくナニをしごかれることで、その停止した脳が無理矢理叩き起こされる!
……くそう。
ほとんど拷問だ。
俺がどうにか射精せずにいられているのは、皮肉にも手足を拘束しているビニール紐を引っ張って
踏ん張ることで、どうにか快楽に抵抗しているからであった。
ぐちゅっぐちゅっぐちゅっ。
「こーやって、カリを引っかけるようにしてコスってあげると、とっても気持ちいいんですって。
そーなんですか? 長谷川さん?」
「んー、んー、んー!」
ええ、メチャクチャ気持ちいいですともっ!
紗季っ、君はいったいどこでそんなテクを覚えてくるんだっ!?
「……ちゅぱっ……れろっ……じゅる……」
「んんんーー! んー」
智花の唇も一向に離れる気配を見せない。
れろっれろっと規則正しいリズムで舌を絡めてくる。
……大丈夫かなぁ、智花。
人のことを心配している余裕はないのだが、つい2時間前までキスもしたことがなかった小学生の女の子が
こんな長くべろちゅーなんかして、頭パンクしたりしないかなあ。
ああ、それにしても智花の唇、ベロ、口ん中、あったかくって気持ちいー。
唾液も温かくてどんどん溜まってく……。
「!!!!!!!!!!!」
俺はようやく気付いた。
そうだ。寝ころんだ俺に智花が上からキスをするということは、
智花の唾液がすべて俺の口の中に流れ込むということを意味するのだ!
今までは時間が短かったから意識しなかったが、こう長くべろちゅーしてたら、
さすがに純度の高い智花の唾液が流れ込んでる。
俺は慌ててそのことを智花に伝えるべく、口を離そうとする。
しかし智花は俺の頬に両手を添えて、意外なほど強い力でがっちりとロックしており、まったく離れない。
ならばと舌を無茶苦茶に動かして、どうにか智花に気付いてもらおうとするのだが……。
れろれろれろれろれろれろれろんっ!
「んんーっ、んー、んんんーーーーっ!!!」
それを俺の責めだと勘違いしたのか、智花はその舌の動きに必死になってついていこうと自分の舌を動かしてしまう!
うわっ、駄目っ、智花! そんなに一生懸命になっちゃ、舌、溶けちゃう!
って逆にさっきよりも凄い勢いで智花の唾液が流れ込んできたぞ!
ああ、あんなこと言うんじゃないかった。
智花は好きな分だけキスをするという言葉を真に受けて絶対に唇を離そうとしない感じだ。
そうこうしているうちに、俺の口の四分の一はもう智花の唾液で満たされてしまった。
……どうする? もう飲み込むしか手はないのだが……。
脳裏にひなたちゃんの唾液を飲んだ時の感覚が思い出されてくる。
いや、さすがにあんな凶悪な効力はないはずだ! 強制リミッター解除。
呑んだ男の理性をことごとく破壊する(今んとこ俺だけだけど)ひなたちゃんの唾液のようなことには……。
そうだ。ただの唾液だ。智花の……。
智花の唾液……。
「…………………………ごくん」
……ごくん。
ごくん。
…………。
……。
……あめぇぇっぇぇぇっぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇっぇぇ!
あまいって! すげえっ、女の子の唾液って甘いんだ!
ってか智花のだからか!?
ああ、口の中が智花でいっぱいだ。
どうしよう……。もっと呑みたい。
智花……智香……。
「……じゅるるるるる…………ごくっごくっ」
俺は音を立てて智花の唾液をすすった。
「!? ぷはっ……ふぇ、す、昴さん!? 私のよだれ、飲んでしまわれたのですか!?」
「……うん」
「すっ、すいません! 私、全然気付かなくって。ああ、ごめんなさい。よだれなんて汚いのに
……って、私、口離しちゃった! どうしよう……」
「いや、どうもしなくて大丈夫だから。……それに、智花のよだれは全然汚くないよ。
……あまくて、とっても美味しい……」
「ふぇぇぇぇ!!!??? ……そ、そうなんですか?」
「うん。……だからもっと飲ませて」
「ふぇ!? ふぇ……」
俺の言葉に智花は目を白黒させて驚いている。
ま、当然の反応である。
「……美味しいんですか?」
「うん。智花の味がいっぱいするよ」
「ふぇ……私の味って……どんな味ですか?」
うーん。どんなと言われるとうまく形容しづらいのだが……。
しいて例えるのなら……。
「……甘いイチゴの味かな?」
「……いちご……」
「うん。だからもっと食べたいな、智花のイチゴ」
……ごめんなさい。また目に入っちゃったんです。
君の可愛い二つのイチゴが。
「……で、でしたら、どうぞおあがりください……」
智花は一瞬視線を泳がせた後、くちゅっと唇を重ねてくれた。
すぐに舌が入ってきて、まるでそこが定位置のように俺の舌に絡んでくる。
俺も馴れ親しんだもののように舌を絡ませ愛撫すると、じゅるるるっと口を吸い、智花の口内にあった唾液を飲み尽した。
「んんんんんーーーーーーっ!?」
智花が鼻にかかった可愛い声を上げる。
ぷはぁっ…と口が離れると、舌と舌の間に銀色の橋がはっきりとかかった。
「はあ、はあ……昴……さん……」
智花は瞳をとろん…と潤ませ、唇の端から吸いきれなかった唾液をつぅーと一筋垂らしていた。
その姿はとても小学六年生の女の子とは思えないほど凄艶なものであった。
思わずビクンッ!と股間が跳ねる。
と――
「れろ〜〜〜〜〜」
「うぐぅっ!!!」
跳ねたイチモツに、つぅーーーと唾液が垂らされる!
「れろ〜〜〜〜。……ほんと、長谷川さんは女の子の唾液が大好きですね。
ならこっちにもたっぷりかけて差し上げないと。
ほら、私とひなの唾液がまじって、ぐちゅぐちゅしてるの分かります?」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!
「ふぅぅぅぅぅぅん!!! わかった、分かったから! もうこれ以上は勘弁してくれ!」
「ふふ、なにをおっしゃいます。まだまだこれからですよ。――愛莉!」
「ふぁ、ふぁいっ!」
…………………………………………………………へ?
紗季に呼ばれた愛莉が、ぐっと身を乗り出して、イチモツの真上に顔を持ってくる……。
「……え、ウソ、ちょっと待って、愛莉! 何してんの!?」
「ふぇ、だ、だって、わたしだけまだ触れてもいないから。せめてよだれくらい……」
「駄目ですよ、長谷川さん。愛莉だけ仲間外れにしちゃ」
いいっ、いらないっ!という声は、紗季の『仲間外れ』という言葉に、ぐっと喉の奥に詰まらされてしまった。
「じゃ、愛莉。私の教えた通りにね」
「う、うん。……ん……」
愛莉が肯いて、唇からにょきっ…と舌をのぞかせる。
……あれが愛莉の舌。真帆やひなたちゃんよりも紅くって、紗季よりは薄い感じの、可愛い舌だった。
「……ん、……れろ〜〜〜」
開け放たれた唇から、その舌を伝って、愛莉の唾液が俺のイチモツへとゆっくりと垂れてくる……。
……つぅぅぅーーーー。
「ぬんあっ!!!」
頭ん中が弾けた。
愛莉の唾液が亀頭の鈴口に触れた瞬間、目の中に火花がとぶ!
あつい!
そんなこと、あるわけないのに、まるで熱湯でもかけられたような錯覚が俺を襲う!
舌から伝った唾液は俺の亀頭を万遍なく包み込み――
「どうですか? 愛莉の唾液の味は? これでこのオチンチンは5人全員のよだれの味を知っちゃったわけですね。
ふふっ、果報者ですね。――じゃあ、いきますよ」
じゅるんっじゅるんっじゅるんっ!!!
紗季とひなたちゃんと愛莉。3人の唾液がトリプルミックスされたイチモツを、紗季が左手で根元をしっかりと固定し、
右手でじゅるんっじゅるんっと凄まじい音を立てて擦り上げていく!
「はうっ、はうっ、はうぅぅぅぅーーーーっ!!!!!!」
思わず喉から声が上がる。
同じはずなのにっ、さっきの手の動きと変わらないはずなのにっ!
まるで3人同時に口でしてもらっているような恐ろしい快楽が全身を駆け巡る!
反則っ、これ、反則だって!
これ手コキじゃないっ、しゃぶられてるのと変わらないって!
なのにイッちゃダメなのか!!!???
股間に巻き起こる凄まじい射精感。
俺がそれに歯を食いしばって耐えていると……。
……くちゅくちゅくちゅ……。
耳元で、ある意味すごく慣れ親しんだ音が聞こえた。
……うん。嫌な意味で。
戦慄しながら俺はくるりと左に首を捻る。
するとそこには口いっぱいに唾液を溜めこみ、くちゅくちゅさせている真帆の顔があった。
……やあ、真帆。お早い御目覚めで。
で、キミはそんなにお口をモゴモゴさせて、いったい何をしているのかな?
答えはわかっているが、誰にだって認めたくない現実というのがある。
「……真帆……やめろ、はやまる……うぷっ」
俺の頬に手をやり、真帆のプリプリした唇が押し付けられる。
拒めばいいものを、俺の体は既に条件反射的にその唇を受け入れ、口を開いてしまう。
重ねられた唇からドバッと真帆の唾液が注ぎ込まれる!
「んんんんんんんんーーーーーーーーっ!」
そんなもんいきなり飲み込んだらむせるのはわかっていたので、喉の手前で溜めておく。
――が、真帆はそのままべちょべちょに濡れた舌を俺の舌に絡めてきたのだ!
べちょべちょ、べちょべちょと真帆のしなやかな舌が俺の舌を舐めまくる。
「ふんーーーっ、ふんんーーーーっ、ふんんんんんーーーーっ、…………ゴクンッ」
真帆に舐められる度に俺の抵抗力は削り取られ、結果ゴクンッゴクンッと喉を鳴らし、溜まった唾液を飲み干してしまう……。
……ゴクンッ……ゴクンッ……ゴクンッ……。
……とろっ……と脳みそが溶けて耳から流れ出すような気がした。
「……ぷはっ! ねー、どーお? すばるん、あたしのよだれは何味?」
「……………………メロン味」
真帆の唾液は…………もうメチャクチャ甘かった。
それはナニをしこたまシゴかれているからかもしれないが、
頭の中がとろっとろっに溶けていくような甘さであった。
「ふーん。もっかんがイチゴであたしがメロンって、なんかかき氷みたいだね。じゃーサキはきっと抹茶だ! 苦いからっ」
「……ふーん。ですって、長谷川さん。どうですか? れろ〜〜〜〜〜」
じゅるんじゅるんじゅるんじゅるんじゅるんじゅるんじゅるんじゅるん!
「んああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
唾液をたらしながらスピードアップした紗季の手が容赦なく俺のモノを扱きたてる!
くるくるくるくるっ!
俺の股間を第一波が駆け抜ける!
「んぎぎぎぎいいいいいいいいーーーーーーー!!!!!!」
歯を食いしばり、手足を踏ん張り、どうにかそれに耐えようとする!
腰は完全に浮き上がり、ブリッジ状態。格好なんか気にしてられないっ。
全身を大きく震わせ、それでも、どうにか、射精だけは踏みとどまる!
「っっっっっっっっっっっっっ! ………………………………はあっ、はあっ、はあっ……」
……よ、よし。どうにか、こらえたぞ!
つか股間と頭の中がおかしくなるぞっ、これ!
堪えたって言ったって、快楽の渦はまだ体の中に残ってるし、
すぐにでも第二波がやってきそうだ。
「……長谷川さん……もしかして、イっちゃいました?」
「はあ、はあ、はあ、……で、出てないだろ、まだ」
「そうですよね。まだまだこれからなんですから、これくらいで出しちゃ駄目ですよ」
――鬼。
鬼だ、鬼がここにいる!
くそうっ、今度同じことしてやる……。
――て、やばいっ。何考えてる俺!?
そんなことしなくても、素直に紗季にもう限界です、ごめんなさいって謝ればいいんだ。
「紗季っ……んぷっ」
「ちゅぱっ……ちゅぱっ……すばるん。紗季なんかいーからさ、キス……べろちゅー、しよっ!」
真帆が唇に吸いつき、ちゅぱちゅぱと舌で舐めまわす。
「ふぇっ、ひどいよ真帆っ。私、まだ昴さんとキスの途中だったのに……」
「んーっ、ちゅぱっ…………じゃーさ、もっかん。かわりばんこにしよっ!
それならさ、休みながらゆっくりすばるんとキスできるもんっ」
「えーっ。……うーん。わかった。いいよ、それで」
よくねーっ!
君たちは休めても俺は休めないだろっ!?
「へへーっ、交渉せーりつ! ちゅぱっ……ちゅぱっ……すばるんっ。
……れろっ……好きっ……大好きっ!」
ああっ、やめろっ。そんな好きって言われながらキスされたら……。
まだ口の中に智花の舌の感触が残っているっていうのに……どんどん真帆の舌に塗り替えられていく……。
「……れろっ……れろっ……れろっ……」
「んんーっ……じゅる…………じゅるるるっ!」
真帆は舌を絡めながら、わざとそうするように、唾液をたっぷりと俺の口の中に流し込んできた。
俺はそれを真帆の舌と一緒に絡めて、こねて、なぶって、シェイクして、ゴクリ、ゴクリと飲み込む。
真帆の甘ったるい唾液を飲むたびに、頭の脳細胞が破壊されていく。
「うふふふふふふふふふふふふ」
「んんんんんんーーーーーー!」
そして真帆とキスしているときは明らかに擦る速さが増してますよね、紗季さん!?
やばいっやばいっ、これっ、第二波きちゃうよっ!
「……ちゅぱっ……ちゅぱっ……ちゅぱっ……はあっ、はあっ……。もっかん、たぁーーっち!」
しかし幸いなことに持久力のない真帆は、すぐに息があがってしまった。
くぱぁっと銀色の糸を引きながら口を離し、へなへなと俺の胸にへたりこむ。
上気した頬を赤く滲ませ、はあはあと息を荒げるその姿は、俺の情欲を否応なく刺激した。
じゅるんっじゅるんっじゅるんっ!
「ひゅううううううう!!!!!」
「もうまた真帆でこんなに元気になって……でも駄目ですよ。真帆で感じて作った精液なんて、絶対出しちゃ駄目ですからね」
情欲にたぎったモノは、すぐに紗季に見つかり、激しく責め立てられる。
ならそんなに擦るんじゃなあああああいっ!!!!
「……昴さん……」
だがその声を上げる前に、俺の口は智花によって塞がれる。
んぷっ、智花、止めて、良い子だからっ。キスならこれから一生、好きなだけしてあげるからっ、今だけは!
「……ちゅぱっ……れろっ…………昴さん、私だって昴さんのこと……ちゅぱっ……大好き……れろっ
……だからまた私の唾液、たくさん飲ませてあげますね……」
「んーっ、んーっ、…………ごくり……」
真帆に塗り替えられた口内に、再び智花の舌と唾液が侵入していくる。
もう口の中はメロン味なのかイチゴ味なのか訳わかんないっ!
ああ、でも、智花に替わって股間を擦る手は幾分和らいだような……。
「ねーねー、さきー」
「うん? どうしたの、ひな?」
「まほとともかはかわりばんこにしてるんだか、ひなもかわりばんこにしたい」
「!?」
……な、なん……ですと?
「うーん、そうねー」
や、やめてっ。今だって辛いのに、俺内危険度No.1に出てこられたら俺はっ!
俺はなんとか止めさせようとするが、手足は縛られ、口は智花に塞がれたままだ。
手も足も出ないとはまさにこのこと。……ははは。
――笑い事じゃねぇぇっぇぇぇ!!!
「……うん。いいわよ。私は真帆のときにできればいいから。智花のときはひながやりなさい」
「わーい!」
「んんんんんんんんんーーーーーーーーーー!!!!!????」
ぎゃああああああああーーーーーーーーーー!!!!!????
ひなたちゃんがイヤなわけじゃない。
ひなたちゃんが嫌いなわけじゃない。
そんなことあるわけがないっ!
でも射精できないって状況下で、ひなたちゃんの愛撫を受けるということは
――核を落とされるのとなんら変わらなかった。
「おにーちゃん。ひながいっぱいいっぱいいっぱい、気持ちよくしてあげるね」
ぷにっ。
紗季に替わったひなたちゃんがぷにっと俺のイチモツを両手で握る。
そのぷにぷにと柔らかな手の平の感触。そう。それだけで俺は――
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
第二波が到来した。
股間はもとより、体中を熱い奔流が駆け巡る。
目から火が出て、脳が焼き尽くされる。
智花とべろちゅーしている最中だから、当然歯はくいしばれないっ。
ってゆーか、俺はよくぞこのとき智花の舌を噛まなかったと、自分で自分を誉めてやりたい。
両手足の紐を思いっきり引く。するとビニール紐が肉に食い込んで凄く痛い。
凄く痛いんだけど、その痛みがどうにか俺を絶頂の一歩手前で押しとどめてくれた。
痛いのが嬉しいって、俺もう立派な変態の仲間入りか?
「ぐぐーーーーーーーっ、んんーーーーーーっ、ごごごおごごごおごごおーーーーーっ!!!!」
第二波をどうにかやり過ごし、俺が脱力したところを狙うかのように、ギンギンに勃起したイチモツを、
ひなたちゃんの小さく柔らかなおててが、両手で大きくゆっくりと擦り始める。
「……うんしょ……うんしょ……」
――死。
その時俺の脳裏に、明確にその言葉が浮かんだ。
このままだと死ぬ。……いや、いっそ死んだ方がましか? この状況。
「おー。おにーちゃん。よだれ、少なくなっちゃったから、またたらしてあげるね」
れろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
ころせぇぇぇっぇぇぇぇぇぇぇっぇぇっぇ!!!!!!!!
今すぐ俺をころしてくれぇぇぇっぇぇぇっぇぇぇっぇ!!!!!!!!
もはや俺の精神は嵐の海に投げ出された笹舟のごとしだった……。
終了。
リアルタイム乙
というかすばるん高校生なのによくここまで耐えられるな
本編ではプール映像見て・・・ふぅなのに
えるしっているか
男でも射精をしないでもイクことができて
射精した時とは比べものにならないくらい気持ちいいらしい
ちょこふぉんでゅ、ちょこふぉんでゅ
だんだんタイトルと内容が一致してきたな、さすが地獄編だぜ
すばるんはもうゴールしても良いと思うw
私のよだれ、飲んでしまわれたのですか!?
すばるん逃げてぇぇぇぇ
いやいいぞもっとやれ
わっふるわっふる
すばるんテラ耐久力wwwww
マジで地獄というかわっふるわっふる
もう駄目だ
主に俺が
投下します。
電撃文庫Vol.10(2009年11月号ネタバレあり)
卑語注意。
俺の股間の前に鎮座した純白のベビードールに身を包んだひなたちゃんは
小さくべえーをした舌からつぅーーーーーと銀色に輝く糸を垂らししいく。
それはさながら天使のような神々しさと愛らしさを兼ね備えていたが、
今の俺にはいたずら好きの幼い淫魔の姿にしか見えなかった。
「れろーーーーーー。おー。おにーちゃんのかめさん、ひなのよだれであっぷあっぷしてるぞー」
俺のイチモツをしとどに濡らしたひなたちゃんは、両手を使ってゆっくりと擦っていく。
「……うんしょ……うんしょ……」
130センチちょっとしかない愛らしい顔立ちの少女が、男のグロテスクなイチモツを一生懸命擦っている。
その光景は一見健気なようにも見えるが、その実大変卑猥なものであった。
ひなたちゃんのぷにぷにしたお手ての感触がたまらない。
ひと擦りされるごとに頭をハンマーでごつんっと殴られたような快楽が襲ってくる。
まあとっくの昔にサンドバックだけどね、俺。
「おー。おにーちゃんのここ、かちんこちんだね」
ああ、もうさんざん寸止め食らったおかげで、ナニの先っぽまで精液がせり上がってるみたいだよ。
「ではひながマッサージをしてあげます。そーれ、ぐりーんぐりーんぐりーん!」
「!!!!!!!!!!!!!!!!」
ひなたちゃんは右の手のひらを亀頭に押し当てると、ぐりんぐりんと力を込めて撫で回した。
ぷにぷにの手のひらに押されて亀頭がまるで首を回すように360度回転させられる。
もう決壊ギリギリのところをそんな乱暴に扱われたらもう――
「ゴフッ!!!」
「ふぇええっ!?」
「ゴホッ! ゴホッ! 智花、ゴメン……」
あまりの刺激に喉の力がゆるみ、智花の唾液でモロにむせてしまった。
「す、昴さん! 大丈夫ですか!?」
あーあ、心配してくれる智花の口の周りがべしょべしょだ。
しかし智花には悪いが、今のでどうにか第三波をそらすことができたようだ。
「ひなたちゃん! それダメ! グリーングリーン禁止!」
「おー。おにーちゃん、もしかして痛かった?」
「痛くはないっ。痛くはないけど、強すぎるって。そんなのずっとされたら俺壊れちゃうよ!」
「あうー、ごめんなさい……」
しょぼん…とちょっと泣きそうな顔になって俯くひなたちゃんの姿に、
今までの性的快楽など全て消し飛んぶような罪悪感が巻き起こる!
「違う! ひなたちゃんは悪くないんだ! 悪いのは一方的に俺なんだ!
だからそんな悲しそうな顔しないでっ」
「ほんと?」
「うんっうんっうんっ!」
「じゃー、ひな、おにーちゃんのおちんちんを触ってもいいですか?」
「ごふっ!?」
再び吐血……もとい吹き出す俺。
「ふぇっ、昴さん。大丈夫ですか。しっかりしてください!」
智花が畳んだ服から持ってきた淡いピンクのハンカチで俺の口の周りを拭いてくれる。
おちんちん……おちんちん。ひなたちゃんの可憐なお口からおちんちん……。
「ひなたちゃん!!! 駄目! 女の子がそんな言葉口にしちゃいけません!!」
「おー。でもさきはそーいってるよ?」
「紗季!!!」
「え? 気付いていなかったんですか?」
こっちは君たちの攻撃から意識を保つのに手いっぱいなんだよ!
「まあ言い方はいろいろありますけど、正式名称は陰茎。もしくはペニス。オチンチンというのは幼児語ですね。
だから私たちくらいの女の子だったら、オチンチンと言った方が普通だと思うんですけど?」
「同意を求めないでくれ! あと普通女の子は言わないっ。もっと恥じらいを持ちなさい!」
「は、恥じらいならちゃんとあります! だからもっと他の呼び方も知っているのに、
全部いわないんじゃないですか!」
「他の呼び方って……知ってるの?」
誓って言うが素朴な疑問として出た言葉だ。
だが紗季はそれを挑発と受け取ったようで、ちょっと恥ずかしげに頬を染めて、
すっと俺の耳元に口を寄せた。
「――陰茎、ペニス、オチンチン、チンチン、チンコ、オチンコ、チンポコ、ポコチン、
肉棒、おしべ、イチモツ、ナニ、男根、エクスカリバー……何か間違っているものあります?」
「……だーかーらーっ、女の子がそんな卑猥な言葉をスラスラ言っちゃダメっ!
……てのは置いといて、最後のって違くない? ……聖剣って意味だろ?」
「えぇっ!? ……違うんですか? 本に書いてあったからてっきり……」
「……うん。少なくとも俺は聞いたことがない……」
「わ、わかりました。それは訂正させてください!」
……いったいこの子はどこからそんな知識を得てくるのか激しく謎だ。
「……ふぇ? チンコ?」
「……真帆。あとでたっぷりべろちゅーしてあげるから、もう少し休んでなさい」
「……ふぁーい。やくそくなぁー」
その単語に反応するようにがばっと起き上がった真帆は、
惚けたまま再び俺の胸につっぷしてゴロニャンと頬ずりをする。
「…………」
「……で、どれが良いですか、長谷川さん?」
「どれも不許可だ。コレとかソレでいいだろ」
「駄目ですよ。物事にはちゃんと名前があって、それを正しく使っていかないと後でとんでもない
間違いを起こしてしまいますよ」
「……間違いって何さ?」
「たとえばですね……」
紗季は何やらひなたちゃんにゴニョゴニョと耳打ちをした。
ひなたちゃんは「?」と首を傾げていたが、紗季が「いいから言う通り言ってみて」と促されて、俺の方を見る。
「おー、おにーちゃん」
「な、なに?」
「このズ○○○の○ン○をひなの○レ○○の○○ン○にぶちこんでたくさん○ぴゅ○ぴゅ○カ○○してください。
……さきー、これでいーの?」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「という具合に、その言葉の意味を知らないと、人に言われるまま平気に口に出してしまうわけなのです。
ですからちゃんと名前で呼んで、その意味を正確に理解……って、長谷川さん? 聞いてます?」
「………………………………」
「ふぇっ、昴さん、動かなくなっちゃった!」
「大変だようっ、長谷川さん、白目むいちゃってる!」
「おーっ、おにーちゃん、めーさましてーっ!」
「……まさか気絶するほどとは……『無垢なる魔性』相変わらず恐ろし威力ね……」
いや、どちらかというと俺はあんな言葉を知っていて、
なおかつそれをあえてひなたちゃんに言わせるキミの方が恐ろしすぎるぞ……。
長谷川昴。
第一ランド、ノックアウト(言葉責め)
終了。
わっふるわっふる
言葉責めは予想外
だが確かにイノセントチャームの真骨頂w
GJ
縛られてなかったらどうなったことかw
勝手に穴埋め
ルムケ チ コ ヌ ヌレ オマ コ ど ど ナ 出し
これであってるかな?
わっふるわっふる
>>848 なるほどすごいな
確かに合ってる
穴埋めは最初の思い浮かんだ物がズンダ餅だった時点で諦めてた
GJ!
エクスカリバーとか、紗季の将来が心配だw
ところでいつのまにか、ぐふぐふさんになってる件
何の進化ですかw
どむどむに進化するんですね分かります
ぎゃんぎゃん
>>850 もうハイパー兵器で良いじゃない。
小学生にして攻め方をここまで心得るとは紗希さんマジパネェっす
わっふるわっふる!!
イノセントチャーム恐るべし・・・
すばるんずたずたじゃないですかw
わっふるわっふる
今更ですが誤記修正
>>841 今までの性的快楽など全て消し飛んぶような→消し飛ぶような
>>844 第一ランド→第一ラウンド
>>840-844 ぐふぐふ→ぐふ
>>848 穴埋め大正解。ぱーふぇくとです。
今日はもうダメ……諦めます。
だんだんまとめ書きの弊害がでてきたようで
3つのルートのどれで行こうか悩み中……。
どんなルートがあるのか気になるが、聞いたらネタバレになっちゃうな・・・
ともかく自分のペースでやってくれれば十分ですよ
いつも乙
悩むなら 全部書いたら いいじゃない
至高のロリを 手にするために
昴源氏
そこで俺は
真帆を選んだ→72へ行け
紗季を選んだ→801に行け
ひなたを選んだ→33に行け
愛莉を選んだ→170くらいに行け
智花を選んだ→14に行け
ハーレムを選んだ→『蒼山サグ ロウきゅーぶ!でエロパロ』に行け
投下します。
「――というわけで、これからは長谷川さんのココのことは、ちゃんと『オチンチン』というように」
「おー、おにーちゃんのおちんちん!」
「えーっ、チンコでいいんじゃね?」
「……お、お、おちっ、ちんっ……はうっ、無理だよう……」
「……おちんちん……昴さんの……おちんちん……ふぇっ」
「……しくしくしく……」
ああ、俺のかわいい教え子たちが、どんどん汚れていく……。
俺が気付いた時には真帆も復活していて、みんな輪になって俺のモノを指さし
「おちんちん、おちんちん」と確かめ合うように大合唱していた……。
母さん……もう涙が止まりません……。
「……紗季、君が言うのはもう諦めたが、言いたくない子にまで強制するのは止めてくれ」
「……何か含みがありますね。その言い方。言いたいことがあるならはっきりおっしゃってください」
「……なら言うけど……紗季っ、もういい加減出させてくれてもいいだろっ!? ぶっちゃけ俺限界なんだ!」
紗季は眼鏡ごしにきょとんとした目で俺を見る。
「出すって、射精したいってことですか?」
「そう! そういうこと!」
「ええ。別にいつ出していただいても構いませんよ」
「えっ、いいの!?」
良かった。やっぱり話せばわかってくれるんだ。
「はい。道具もちゃんと用意してありますから」
「………………」
紗季。君、実は俺にオシオキしたくてたまらないんだろ!?
だからさっきから俺に射精させようと激しく責めまくるし、
いつまで経っても舐めようとしないんだな!?
つか道具だと!?
「紗季っ、道具ってなんだ、道具って!」
「それは秘密です。今言っちゃったら、後の楽しみがなくなっちゃうじゃないですか」
誰の楽しみだ!
てかやっぱりオシオキする気マンマンじゃないかっ!
「それ、何か危ないモノじゃないよな? 痛いのとか嫌だぞ……」
「大丈夫です。ちゃんと長谷川さんのために新品をご用意しましたから。
それに手順も本で予習してあるからバッチリ安心です!」
俺は君のいう本に何か得体のしれない恐怖を感じるんだが……。
やっぱアレか、アレ系なのか!?
気持ちいいオシオキに使う道具って。
しかもオシオキってことは、その道具を俺に使う気でいるのか!?
「紗季っ、あの……」
「はい! なんでしょうかっ」
……なんて素敵な笑顔で応えるんだ、君は。
恐い、恐くて聞けないよ!
いや待て待て。
早計に判断するべきではない。
今の流れだとどうしてもアダルト系のオシオキだと考えがちだが、
紗季はまだ
1.オシオキをする
2.それは気持ちのいいものである
3.道具を使う
この3つしか言っていないのだ。
どこにもエッチな言葉は使われていない。
しかもこれに『小学生が』という文言を入れて文章を組み立ててみるとどうなる?
『小学生がする道具を使った気持ちのいいオシオキ』
うん。『気持ちのいい』の部分が若干引っかかるが、卑猥な感じは全然しない実に健全な文章になった。
そうだ! きっと垢すりだ。
紗季はマッサージが得意だって言うし
あれは痛いけど結構気持ちのいいものらしいし。
よしっ。垢すりマッサージに決定!
「……で、どうします、長谷川さん。もう出しちゃいます?」
「……全力で我慢させて頂きます」
……ありえない。
今日この『お勉強会』のためにビデオや下着やら用意周到に罠……いや準備をしてきた紗季が、
ただの垢すりを『オシオキ』だなんて言うはずがない。
この紗季という女の子は真面目で頭も良い、とてもしっかりとしたお嬢さんなのだが、
真帆に張り合おうとするあまり、根本的な部分でスゴイ勘違いをしてしまっている気がする。
これは俺の勝手な想像だが、紗季は自分の常識では真帆に太刀打ちできないと分かっているから、
真帆に対抗するため、あえて自分の常識では考えられないようなことをしでかすのではないかと思う。
もう少し大人になれば、それがどんだけとんでもないことか客観的に判断できるのだろうが、
今の紗季にそれを期待するにはいささか幼すぎる。
ここは俺が年長者として、指導者として、ちゃんと教えてあげてこんな愚かな行為を止めさせなければ!
「紗季、あのさ、よーく考えてみてくれ。そのオシオキっていうのは、紗季がされても気持ちいいことなのか?」
「ええ!? いえ私はまだ子供ですから、いきなり気持ちいいなんてことはないと思います」
「そ、そうか。でも自分がされて嫌なことは人にしちゃいけないっていうのは紗季ならわかるな」
「それは……わかりますけど」
「なら俺だけがオシオキされるのがおかしいってのもわかるよね。
俺はさ、君たちに協力すると約束して、さらに君たちに危害を加えないように、こうして進んで縛られている。
そして君たちに色々いじられまくっているのに、射精したらオシオキっていうのはフェアじゃないと思わない?」
「…………」
紗季は考え込むように俯いて黙りこくってしまった。
よしいいぞ。紗季は基本常識人なのだから話せばきっと理解してくれるはずだ。
「……そっか、そうですね。長谷川さんは私たちのために、いろいろ我慢してくださっているのに、
それに甘えているばかりではいけませんよね」
「な、だからオシオキなんて止めて……」
「わかりました!」
紗季は伏せていた顔を勢いよく上げると高らかに宣言した。
「長谷川さんが舐めるまで耐えきったら、私がしようとしていたオシオキを、長谷川さんが私にして頂いて構いません!」
そおーーーじゃなああああい!!!
俺は君にそんなことを要求していなあああい!
てか俺の話全然わかってくれてねえええええ!
なんだ? 一体何を間違えたんだ!? 俺の言葉……。
「そうですよね、長谷川さんだけじゃ不公平ですから、言い出しっぺである以上、
私も同じリスクを背負うのは当然ですよね。……あっ、でも……」
紗季は顔に手を当てて、ちょっと恥ずかしげに頬を染めて呟いた。
「長谷川さん用のおっきいのしか持ってきてないけど、どうしよう。大丈夫かな……」
いったい何を用意してきたんだっ……この子は!?
しかも俺用の大きいのってなによ……。
支援
やばい。
もしオシオキが俺の予想通りのモノだったら、それを紗季にするなんて法律的にも社会的にも人道的にも犯罪だ。
「紗季、いいっ! 紗季は何もしなくていいからっ。オシオキは俺だけで十分!」
「え? よろしいんですか?」
「うん。はいっ、このことはこれで終わり!」
「はぁ……長谷川さんがそう言うんでしたら……」
ほっとしたような、でもちょっと残念そうな複雑な表情のまま紗季は引き下がる。
……危なかった。
ってゆーか、なんかもがけばもがくほど状況が悪くなっていくのは気のせいか?
まさに蟻地獄……って、俺、自分で退路を断ったちゃったよ……。
とにかくこれで俺はイチモツを舐めてもらうまでは、絶対に射精できないことになってしまった。
じゃないと俺は紗季のペットになってしまう!
今の会話からその予想はほぼ間違いないと思われる。
女子小学生のペットになった男子高校生。
ふふ、なんて淫靡な響きだ。
ご主人様の言う通りに尻尾を振ってわんわんするんですね。
終了。
全部ルート直行で。
これだけ長いのにまだ盛り上がるのがふしぎだwww
下半身的な意味でも
わっふるわっふる
もっふるもっふる
投下します。
「ねーねーおにーちゃん」
俺が自分の行く末に涙していると、下半身の方からひなたちゃんの声がした。
「ん? なんだい? ひなたちゃん」
「ひな、おにーちゃんのおちんちん、さわってもいいですか?」
俺のイチモツを握ったまま、ひなたちゃんが混じりけのない澄んだ瞳で俺をみる。
そんな卑猥なポーズで純粋無垢な目ができるのはひなたちゃんの特権だ。
「ひなたっちゃん!」
思わず叫び声があがる。
いくら一度気を失ったとはいえ、ナニはまだガチガチに勃起したままだ。
それをまたひなたちゃんにぐりーんぐりーんでもされた日にゃ……。
「おー。やっぱり、だめ?」
しゅん…と顔が曇る。
その表情を目の当たりにして出た俺の言葉は……。
「お願いだから……優しくしてね?」
どこの処女のセリフかと思うがもはやなりふり構っている場合ではなかった。
ちなみにひなたちゃんの愛撫をやめさせるという選択肢は、この時俺の中には皆無であった。
ひなたちゃんに悲しい表情をさせるくらいならば、坐して死すべきである。
俺の返事に、ひなたちゃんは目をパチクリさせた後、
花が綻ぶような可憐な笑顔を見せて元気に肯いた。
「うん。いーよ!」
…………。
……。
………………はっ。
いかんいかん。一瞬心を持って行かれてしまった。
うむ、相変わらずちょーかわいいのだが、その言葉を額面通りに受け取ってはならない。
なにせ今までだってひなたちゃんは俺を気持ちよくさせようとしていただけで、
苦しめようとか射精させようなどとは微塵も思っていないのだから。
ただする行為がすべて男のツボにストライク&突き抜けるという恐るべき特性を持っているにすぎない。
ふふ……無垢なる魔性……その恐ろしさは骨の髄まで染み渡っている。
だからひなたちゃん本人が優しくしようとしてくれても、
結果的に俺の精神を破壊し尽くすことは容易に想像できる。
ってゆーか今まで全部そうだし。
それでも今ここに至っては、ひなたちゃんの良心にすがるしかない。
鬼が出るか蛇が出るか、それは神ならぬ幼い天使次第だ。
「じゃーひなが、おにーちゃんのおちんちんを、やさしくさわさわしてあげます」
そして俺の期待と不安が入り交じった視線を一身に浴びながら、
ひなたちゃんは俺のイチモツに添えた手をゆっくりと動かし始めた。
「………………」
「……さわさわ……さわさわ……」
結論。
ひなたちゃんはとってもとってもとっても良い子なので
約束通り俺のモノをやわやわと優しく撫でてくれた。
「おー。おにーちゃん、どーお。いたくなーい?」
「うん。大丈夫、痛くないよ。ありがとうね、ひなたちゃん」
「えへへー」
礼を言われて満面の笑顔を見せるひなたちゃん。
うん。俺いま、この子のために死んでもいいと思った。
「……さわさわ……さわさわ……」
ひなたちゃんがゆっくりと優しく俺のモノをさすってくれる。
うわぁ、なんだろう。すごく気持ちいい。
紗季のように強制的に快楽をひきだされるのではない。
じわじわと体の奥から沸き上がってくるような感覚。
「さわさわ、さわさわ」
擦るというよりもただ触れているだけといった感じ。
でもそれがぷにぷにのお手ての感触と相まってとても、快楽とともに
えも言われぬ温かい感情が芽生えてくる。
「おー。おにーちゃん、ここはどーですか。きもちいーですか?」
ひなたちゃんが指先でぷにっとカリの部分を押し上げる。
くっ!
「う、うん。でも、優しく……ね」
「おー。がってんしょーちのすけなのだー」
本当はすっごく気持いいのだが、それを言ってしまうと「ならもっと気持ち良くしてあげるね―」
と地獄をみることになるので、慎重に言葉を選ばなければならない。
それにしてもひなたちゃん、なかなか語学に堪能でいらっしゃる。
「……あの、昴さん。私も、先ほどの続きをしてもよろしいでしょうか?」
智花がおずおずとためらいがちに申し出てくる。
「もちろん。智花のお願いを俺が断るわけないだろう」
「でも、昴さんは大丈夫ですか?」
「はは、正直ちょっとキツいから、ゆっくりやってもらえると助かる。
あとさっきは智花のこと汚しちゃってゴメンね」
「いえ! とんでもございません! 私こそ昴さんの様子に気付かず夢中になっちゃって。
あ、今度はむせないように枕をお使いになってください!」
そう言って智花は転がっていた枕を俺の頭の後ろに差し入れようとしてくれる。
うん。枕に頭を乗せて顔を起こせば喉にストレートに唾液が流れ込むことはないだろう。
「ありがとう。智……うぷっ」
智花は右腕で俺の後頭部を抱えるようにして、左手で枕を差し込もうとする。
すると当然、俺の顔は智花の胸に急接近するわけで……。
今までさんざんチラ見してきた智花のポッチが、ドアップで丸見えです。
うん。色はとっても綺麗なピンク色だ。
「……はい。できましたよ。首が痛くなったら言ってくださいね。すぐに直しますから」
「あ、ありがとう……智花」
体は仰向けの状態だけど、枕のおかげで顔だけは下半身の方を見る形になっている。
はい。すなわちポッチが見える形でロックされたというわけです。
……さすがに、もう言ってあげた方がいいかな。
目の高さがちょうど四つん這いになった智花の胸元にくるから、
襟元から胸を通り越して白いお腹まで全部見通せてしまっている。
ん? まてよ、おなか、お腹。
「智花、ずっとその格好じゃ腕が疲れちゃうだろ。真帆みたいに俺の体の上に乗っちゃっていいよ」
「ふぇ!? そそそそんなっ、昴さんの上にのっかってしまうだなんて畏れ多くてできません!」
いえいえ是非とものっかって、そのかわいらしい二つののポッチを見えなくしてください。
「ほらっ、智花。遠慮しないで、ね?」
俺が優しく微笑みかけると、智花はしばしの躊躇のあと、「昴さんがそうおっしゃるなら」と
そっと俺の体の上にその未成熟な体を乗せてくれた。
「そ、それでは失礼いたします。昴さん大丈夫ですか、私、重かったりしませんか?」
「平気平気。ぜんぜん軽いよ。智花の体」
「ふぇっ、あ、ありがとうございますぅ」
実際お世辞抜きに智花の体は心地よい重さと弾力をもって、俺の体を優しく包み込んでくれる。
「あーっ、なにやってるんだよ、すばるん! ここはあたしのしてーせきなんだからダメだぞー!」
一度起きあがって俺の股間を囲んでいた真帆が、ぽすんっと智花の反対側、俺の左隣に寄り添うように寝そべる。
ぎゅっーーー!
「くぅ〜」
そして体をぴったり密着させて俺の首筋にぎゅぅーーーと抱きついてくる。
またまた押しつけられた下腹の感触に思わず声が漏れた。
「へへーっ、すーばーるん! やくそくどーり、たぁーくさんべろちゅーしてね!」
くそう。憶えてやがったか。
「だ、駄目だよ真帆! まだ私の番終わってないよ」
「えーっ、だってもっかん遠慮してんだから、あたしが先にしちゃっていいじゃん」
「す、する! 私だってちゃんと昴さんにしてあげるんだから!」
「…………」
右側に智花。
左側に真帆。
二人の小さな体が俺の上に乗っかり、おなかも、おっぱいも、全部ぴったりくっついている。
……肉布団?
しかも小学生製。
真帆の下腹は相変わらず熱く、毛一本挟む隙間もなく密着したそこから、
熱と肉の感触がダイレクトに伝わってくる。
かたや智花は下着一枚挟んでいるとはいえ、その柔らかさは真帆に劣ることなく、
俺の右わき腹にやんわりと押し当てられている。
「……さわさわ……ぷにぷに……」
そして両側から幼い下腹の感触を受けてすっかり回復した俺のモノを、ひなたちゃんが優しくさすってくれる……。
生きてて良かった!
――ってちゃうちゃう。いけない。こんな贅沢は人間をダメにする!
「……もう。しょうがないな。……じゃ、昴さん……」
「……すーばーるーんっ!」
「……え? あ、ごめん聞いてなかった、なに?」
こんだけ密着しているんだから、当然ふたりの顔は俺の数センチ先にあるだけの、超至近距離だ。
それでも人間、物思いに沈むとつい聞きそびれてしまう。
「はい。ですから――」
「あたしともっかん、ふたりいっしょにべろちゅーしてあげるからね!」
「……………………は?」
そして例え聞こえていたとしても理解できない言葉というのは多々ある。
終了。
俺の中で勝手にネタにしていた「二人とべろちゅー」が現実に…やはり神は居るのか
わっふるわっふる
わっふるわっふる
わっふるわっふる
ひなたちゅわんが可愛過ぎて地球ヤバイ
わっふぉーるぅー
わっふるうううぅうぅぅぅぅ
今のうちに訊いておきたいんですが、
たぶん明日投下予定のクリスマス番外編で500kb超えると思うので、
2スレ目立ててそっちに投下していいですかね?
それともこっちに投下して、続きを次のスレにした方がいいんでしょうか?
ちょ、クリスマス番外編w
あんたに立てさせるのは野暮でしょう。
今の時点で478kbだし、俺が立てとく。
>>890 スレ立て乙です。
では24日深夜にでも次スレに投下します。
番外編とか、あなたはサンタか!
全裸で靴下さげて待機してる!
全裸編??? すばるん既にぜんらじゃないか・・と誤読した漏れは逝っていいorz
そうだな。むしろ絶対逝け
眼科に
しんねんほしゅ
次スレ立ってるから保守する必要ないわな
そんなことより埋めネタはまだかね
ほっときゃ落ちる・・か
残り22KBなんだし、AAが豊富にあれば張りまくって落とすところなんだが…
小ネタ来ないかな
,.... -─-r‐- 、 __
/,シ/ィ /lj !ヽヽヽヽ\
// / ///l|ハl | ヽ丶ヽヽヽ
,.'// 川 | | |l-ゝ! 、 ! | l l | l ヽ
!イ //!j !l | l、ゝ==、` lj y'jヾjノ
| !/,.- 、!|ヾ!` ヽヾ;;シ ィ;}'´
l ハ rソミ、 `''" 丶ヽ
ヽ!j,ヘ、ヽ,! "" _ j
ゞ彡ゝ、 u /
| rヽ`フヽ _____/
! lハYゝ,l !
j /∠ミヽ ヽ、_ ゝ- 、
l/ l ヽミΞ=-ニヽ_!lト、
/ /l ヽヽ、二ニミゞlノト、
,.',ィ'ソ| l´ ヽ-- ─‐rニゝヽ
lハ! / ヽ ソト、ヽゝ
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l || | !|l,ハ | / / / ヽ、ヽ ヽ、
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ヽ|j l ヽ `丶,ィ‐ 、j
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Lヽ、 ヽ-- ─ '´ l ヽ 丶
/ >、 丶 l l 丶 ヽ、 パタ
/ / \ ヽ、_! ヽ `ヽ、 、ー-、
/ / / ヽ  ̄_ヽ、>‐ 、,.. く ̄ア_ゝ パタ
/ / ,' !ヽ 、 ヽ、 l l | ト、
/ / / l/ ヽ_ヽ、>´、___!__,. -==- !/
埋め
ロリAAで埋めるんですね分かります
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, ´ `ヽ、
__/⌒Y / ヾー、
/ >‐く/ ヽノー- 、
/ / ノ`ー/ / ∧ ∧ ヽ
/ / / / / / ,/ / / l l | !i、 l
/ / / / // / /∠ノ / /ー-|!! lU i |
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l /l / l { {kl l/k==ミ t==ミbリ|! l| ! l l
| / Vl l Nト| | ''' ''' }Nl l! l /
∨ Y从l, -| ト、 / ̄ ̄ヽ / l ハノVV V
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ノ v \_`>‐'´ !
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V´ ̄`Y {/ }ノ 厶不〉
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