2 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 16:05:45 ID:4LIokv64
何発でもぬるぽ
>>1乙!
それにしても前スレのラストは何だったんだよ…
>>1乙
まああれです、スレの容量考えて投下しましょう。
乙です!
ご利用は計画的に。
支援保守
とっころで、前スレの続きは来るのかな?
こないなら先に書きたいのですけど…………。
スレ立ってからしばらく経ってるし、
>>11が既に書き終えているなら投下しちゃっていいんジャマイカ。
即死回避にも有効だし、さぁщ(゜Д゜щ)カモォン!
14 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 01:37:59 ID:Ih5MvGBm
全スレ突然書き込みなくなって、しかもノーレスだったな
「自白・・・するかね?」
女の飛ばしたつばが拷問官の目に入った。
「くっ・・・」
「・・・ふん」
一糸まとわぬ白い裸体を晒しながらも
強気の表情を崩さない。
拷問官はニヤニヤしながら引き出しを開ける。
よく手入れされた竹刀を取り出すと床に投げ捨てた。
その竹刀でこれからどんな目にあうやら・・・
女は想像して冷や汗をたらす。
「殺せ・・・殺せぇええ!」
恐怖にかられ絶叫する女を尻目に
引き出しから今度は鉄のサックを床に投げ下ろす。
「殺せぇ・・・」
後ろ手を縛る手錠が震えでカチャカチャと音を立てる。
続いてスタンガンを投げ下ろすと
女は喉元まででかかった弱気を呑み下すように歯を強くくいしばる。
「残念だ。
くびれた腰、可愛いおへそ・・・
本当に残念だよ・・・」
拷問官は酷薄な笑みを浮かべ少しづつ女に近づいていった−
続く
17 :
11ですが:2009/06/13(土) 23:48:37 ID:L3TcZouy
しまった! 先に書いてる方がいましたね、ちょっとだけ良いですかね?
「う、うあああ! 降参! 降参します!!」
コロシアムの中央に倒れている黒髪の少女が泣きながら大きく叫び剣をむき出しの砂の上に置き降伏の意思を見せる。
胸と腰回りをわずかに覆っただけの革鎧を身に着けむき出しになった腹部は対戦相手の一撃を受け真っ赤に染まっていた。
恐らくは内臓部に大きくダメージを受けているだろう。
その横ではハンマーを片手に持った金髪の少女がじっと地面に倒れた少女を見つめていた。
「も、もう闘えない、お願い許して……」
だがその言葉を無視するように少女は無慈悲に手に持ったハンマーを少女の腹にめがけて振り下ろす。
「ぐ……!! ご、ご、げぇぇぇ」
胃液と声にならない声を発して少女はその場に崩れ落ちた。
「レイラ戦闘不能のため勝者はシャーリー!!」
司会者が大声で叫び、片手にハンマーを持った少女の勝利を告げた。
ユウたち三人は闘技場で有名なロマーナの街に来ていた。
シぃンと押し黙ったままデビロットは先ほどから一言も口もきいてない。
「どうしたデビロット? ああ……そうか」
ユウはてっきりデビロットが今の試合の凄惨さに声も出ないのかと思っていた、だが。
「わかったわ! ユウ、早くこの町から出ましょう!」
突然興奮したようにデビロットは叫ぶ。
「ど、どうしたんだデビロット!? 何がわかったんだ?」
「ろうしたんれすか? デビロット様?」
「わかったのよ! どうせこの後、私が無理やり闘技場にあげられて、お腹をボコボコに叩かれる展開になるのよ!!」
「? 何言ってるんだ?」
「お、おちついてくらさい、デビロット様〜」
プリスは興奮するデビロットの腕をつかんで何とかなだめようと努力する。
だがデビロットの興奮はちっとも収まりそうになかった。
「もういや! いいからはやくこの街を出ましょう!!」
「落ち着けよデビロット」
呆れたようにユウはデビロットへ視線を向ける。
「いやよ!! 絶対にこのままだとあの子と闘わされて、お腹をボコボコにされるのよ!」
叫ぶデビロット、周囲の者達の視線は皆さん人に集まっている。
「落ち着けって、第一、あの子は普通の剣闘士だろ?だったらお前の方が強いって」
「そ、それはそうだけど……」
「だろ? お前ならお腹を叩かれる前に魔法で倒せるって」
「そ、そうかな……って! 危ない! 危うくその気になるところだったわ!」
デビロットはがたんと立ち上がると、其のまますごい勢いで闘技場より走り去った。
「危ないところだったわ……、今回こそはお腹を叩かれないように気をつけないと」
一般人向けの安い食堂でプリンをパクつきながらじっと体を固くするデビロット。
「毎回毎回、お腹ばっかり叩かれてたまるもんですか!!」
白く柔らかいお腹を守るように両手で庇いながらあたりを見回す。
「ここでユウ達を待ちながら闘技場には絶対近づかないようにすれば、痛い思いをしなくて済むはずだわ!」
――― こうして超賢くて、スーパー美少女の、偉大なるデビロット様はお腹を叩かれる事無く、その日を終わらすのでした、メデタシメデタシ ――――
「ふう、これで安心ね」
独り言を言いながらノートに文字を書いたデビロットが、運ばれてきた六っつ目のプリンにかぶりつこうとしたまさにその瞬間の事だった。
「失礼だが貴公、この街に勇者であるユウ殿が訪れてるはずだがしらないか?」
突然デビロットに声をかける者がいた。
「?」 デビロットは声のする方を向くと其処には長身で、シルバーの髪を肩口で切りそろえ、金属の胸当てをした女性が立っていた。
「あんた誰?」 不躾にデビロットは女性をじろりと睨む。
腰には装飾が施されたサーベルを身に着け、意匠が凝らされた金属製の胸当てと腰周りを覆う鎧は高貴な身分をよくあらわしていた。
何より、中性的で端正な顔立ちはかなりデビロットを
イラッとさせた。
「失礼、私はハイン王国の聖詠(せいか)騎士団の団長を務めさせてもらっている、
ステス・ハイプリー、このたび王命により救国の英雄であるユウ殿をお助けするべく、今その居所を捜索しているところ」
よく透き通るようなハスキーボイスだ。
(むう、また厄介そうなのが来たわね)
露骨に嫌そうな顔をするとデビロットは口いっぱいにプリンをほうばる。
「残念だけど、ユウはあんたみたいなのの助けなんか必要としてないわ、帰っていいわよ」
「ユウ殿を知っておられるのか!?」
(しまった!!) 知らないと言えばよかったのだ。
「し、しらないわ……」プリンを食べつつステスから目を背けるデビロット。
「? どういうことだ?ユウ殿を知っているような口ぶりだったぞ?」
(あわう、うう〜)
脂汗をダラダラ流しながら必死にステスと目を合わせないようにするデビロット。
だがその行動は逆にどんどんと彼女の不信感を募らせていく一方で在った。
透き通るような水色の瞳がじっとデビロットを見つめる。
「はっ、はわううう〜」
首だけを横に向けて顔を背けるデビロットを見て、ステスははっと目を大きく見開くと、腰のサーベルに手を掛けた。
「さては貴様!! 魔族だな!」
「えっ!?」その言葉に逆に驚くデビロット。ユウと出会った後に体に在った魔族の証は皆返却したはずである。
(な、なんでわかったの?可愛いから? 私がかわいすぎるから? それとも全身からあふれる気品?)
デビロットがパニックに陥っていると。
「魔族の中には人間に化け人を誑かす物がいると聞く、貴様もそう言った小悪魔であろう!!」
ビシリ!!
ステスは人差し指をデビロットに突きつける。
ズルリ。
デビロットは思わずイスからずり落ち掛ける。
「あ、あんたばか!? 私は元魔王のデビロットよ! 小悪魔なんて馬鹿にしてるの!?」
行ってからはっと気づく。
冷たい眼がデビロットに突き刺さる。
「ふん馬鹿な事を、貴様の様な、ちまっとしたちんちくりんが魔王の訳は無かろう、まあいい、一緒に来い、貴様からは色々聞きだしてやる」
「なっ―――――!」
怒鳴り声をデビロットが上げようとするより早く、ステスの右手が顔の前で開かれる。
すると、急に激しい睡魔が彼女に襲いかかり其のままデビロットはテーブルの上に倒れこんだ。
「すまなかったな、主、これは謝礼だ」 騒ぎを遠巻きから見ていた主の顔をちらりと見ると、ステスは腰から銀貨を取り出しテーブルの上に投げる。そして、眠ったままのデビロットを担ぎあげそのまま店を後にした。
「おい、いつまで寝ている!早く起きろ!!」
「は、はわわわぁぁぁ!! あっ!? い! イタタた……」
突然怒鳴りつけられたデビロットは慌てて眼を覚ます、と、手足に激痛が走り痛みに顔を歪めた。見ると手足は鎖に繋がれたままどこか見知らぬ部屋のベットの上に寝かされていた。
部屋はすべてつめたい石でできており薄明かりしか部屋には明かりがない。
薄明かりがステスを怪しく照らし出す。
「なっ!? ここ何処? 私をどうするつもり!?」
「黙れ、大人しくしろ」
そう言うと寝ているデビロットの着ている上着を捲り上げる。
ペロン、と可愛いおへそが現れ、少しぽっこりとしたお腹がむき出しとなった。
ステスの手が、そんな真っ白でフニフニした柔らかいお腹を何往復もしてゆく、そして人差し指でゆっくりとおへその上の部分で止めるとそのまま少し強めにグッと押した。
「きゅうう〜!」
堪らずデビロットは、じたばた暴れながら悲鳴を上げる。
「ほう? 魔族とは面白い悲鳴を上げるのだな」
口端を楽しそうに上げると指でそのままデビロットの柔らかなお腹を弄り回し始めた。
「魔族はお腹に魔力を貯めると何かの本で読んだ事がある、貴様もそうか?」
「そ、そ、そんなのうそよ! お腹なんて押してもそんなの入ってないモン!!」
半泣きに成りながらデビロットは首を振る。
(ううう、これからこいつに又いつもみたいにお腹をボコボコに叩かれちゃうんだ)
そう思うと自然とお腹に力が入り少し固くなる。
「ふん、痛いところを突かれて動揺しているのだな」
少し固くなったお腹をさらに指でステスはなぞる。
「さてと、貴様ユウ様をどこに隠した?」
「か、かくしてなんかないわよ!! ユウなら闘技場にいるわ!」
バタバタと暴れながら慌てて今日あった出来事を喋るデビロット。
「ほ、ほんとよ、嘘じゃないわ!! 信じて!!」
「……その慌てぶり、信用できん」
「そ、そんな!?」
怯えた目でステスを見つめるデビロット。
だが彼女は意を介さず机の引き出しより手袋を取り出す、それは金属の描画が打たれたグローブであった。
「ひっ!? い、いやいやあ!! 止めて!!止めて!!」
ベットの上で暴れるデビロット、だが、頑丈な鎖はびくともしない。
「貴様が自分で言うような魔王なら鎖ぐらいほどけるであろう?」
「な、も、もう魔王じゃないわよ!! それに魔王だったころだって鎖を引きちぎるような腕力なんてなかったもん!!」
涙で顔をグシャグシャにしながらデビロットは泣き叫ぶ。
「私のお腹をたたいて喜ぶなんて変態よ!変態!」
「まったく…………貴様どれだけ私を愚弄すれば気が済むのだ?」
ステスが短い言葉をつぶやくと右手が白い光に包まれる。それはプリスやユウを遥に凌駕する魔力の塊であった。
「い、いや、止めて、止めて、本当に死んじゃう!!」
「なら、本当の事を話すか?」
「ゼ、全部本当の―――くぎゅゅうぅ!!」
冷たい目でデビロットを見つめながらゆっくりとステスは指でお腹を押す、それは肉屋が食肉の鮮度の良さを確かめるそれの行為と酷似していた。
先ほどよりも強めにお腹を押されたデビロットは泣きながら手足をばたつかせる、そのたびに手足に鎖が食い込んだ。
「もう良い、すぐ泣いて本当のことを言いたくなる」
そう言いながらゆっくりと拳を振り上げる。
「い、いやあああ!! やめて!!! 誰か助けてー!!!!!」
デビロットは固く目をつむり大好きな少年の姿を思い浮かべる。
そんなデビロットの白く柔らかいお腹に魔力がたっぷり詰まった
拳が振り下ろされる―――――――、
――――――ことはなかった。
振り上げられた拳はピタリとデビロットのお腹の上で止まる。
「…………何者だ貴様?」
ステスは突然現れたその‘モノ,の方をじっと見つめる。
凍てつくような寒さがデビロットを襲い、こわごわ彼女が目をあけると、
其処には最も見慣れた一人の少女が立っていた。
「久しぶりね…………デビロット」 黒髪にチェックのスカートに、赤いセーター。
デビロットの前に何度も出現し、自らを『ラスボス』と名乗る少女だ。
「貴様も魔族か!?」 言うが早いかステスはサーベルを抜き、風の様な速さで少女に切りかかる。
少女の体を横なぎに払った瞬間――――――!
剣は固い金属音をあげ根元より折れる。
「ば、馬鹿な」呆然と剣を見るステス、まさに目の前で起こったことが信じられずにあっけに取られた刹那。
ドス!! 鎧を着けてない腹部へと強力な魔力の塊が叩き込まれる。咄嗟に光の壁を出し攻撃を防ごうとしたステスだったが、それより先に薄い空色のタイツのような生地しか身に着けてない腹部に、深ぶかと攻撃が叩き込まれ、あまりの衝撃にステスは体をくの字に丸める。
「ぐ、が、がはぁ……」 痛みのためにその端正な顔がゆがむ。
「ニンゲンよ、何故お前たちはお前たちの信ずる神のみを崇めて我を崇めぬ?」
少女の問いかける声はいつもの抑揚のない声では無かった。
それは重厚であり、厳かであり、尚且つ、
神々しい物であった。
「あ、うっ、くく、だ、黙れ!! 魔族が神を口にするな!!」
腹を押さえながら呻く様にステスは叫ぶと同時に渾身の『聖詠』を解き放つ。
凡そユウどころか、力の絶頂期の母親にも匹敵するのではないか?
デビロットがそう感じた光の柱が天空より何本も少女の元に降り注いでゆくのが解る。
コッソリと鎖を魔法で外すとその場をこそこそと出て行こうと試みるデビロット、
あわよくば二人とも共倒れしてくれれば大儲け、そんなことを思いながら、部屋からの脱出を試みようとする。
しかし、そんなデビロットの鼻先を壊れた剣がかすめる。
「ひにゃやあ!!」 情けない声を上げて飛んできた方向を見るとステスがじっと睨んでいた。
「貴様はコイツと共に魔界に送り返してやるそこでじっとしていろ」
「ひ、ひいい」 がたがたと震えながらデビロットは慌てて物陰へと逃げ込んだ。
ライオンとトラが獲物をめぐって縄張り争いをしている。
デビロットのおかれた状態はまさにその間のウサギのそれであった。
「どうだ我が‘聖詠,を! 貴様の体、塵芥も残さずこの世界より消し去ってくれる!!」
ステスの詠う『聖詠』は途切れることなく次々と光の柱の形となり降り注ぎ続けてゆく。
「…………す、すごい……」
呆然としたままその光景をただ見つめるデビロット。
並みの魔族、いや、魔王クラスの魔族であっても跡形もなく消え去るのではないか、
そんなことを思った瞬間。
ドス!!
「!? ん、なぁ!? あ、あぐうぅぅぅ」
突然光の柱の中より発せられた黒き光の玉が白く薄手の生地しか身につけてないステスの腹筋を直撃した。
「面白い声でナクね…………ニンゲン」
轟々と立ち込める砂埃、その中よりゆっくりと少女が進み出てくる。
「天井に穴を開けずに……光の柱を降らせるって……すごい芸当ね」
スーッと足を滑らせるようにステスへと近づく。
「き、貴様、化け物か?」
お腹を押さえながらうずくまるステスを見つめ少女はポソリとつぶやいた。
「いいえ、私は貴方達ニンゲンが‘神,と呼ぶそれ」
クスリと笑い、
「まあ…………魔神って呼んでくれたほうが良いかもね」
そう呟くと絶望の表情を浮かべるステスの髪の毛を掴むと自分の顔を近づける。
「いい……ニンゲン……お前たちは私には勝てないの……絶対」
どこにそんな力があるのか? 自分よりも小さな少女に髪をつかまれステスは為す術もなく完全に少女にコントロールされている。
「ぐ、うう、早く殺せ!!このハイン王国聖詠騎士団長ステス・ハイプリー死ぬことなど恐れはせぬ」
じっと目の前の少女を青い瞳が睨みつける。
何者にも屈しない強い意志を持った瞳が。
「ふーん……そう」暗い灰色の瞳がすっと細められ、
ドス
再びステスの腹に強烈な痛みが走った。
「あ、あがあああ!!!」
あまりの激痛のためにがくがくと体を震わせステスは悲鳴を上げる。
「このままお腹を、死なない程度に死ぬまでたたいてあげるね」
「うう、ぅぅうう、嬲るつもりか……」
苦しみのために、口からは胃液とよだれと血をゴフリと吐き出し、
全身をフルフルと振るわせ続ける。
「……すごく楽しいわ……だって」
ステスの髪の毛をつかみながら首だけを真後ろに向け少女はじろりとデビロットを睨む。
「あの子も一緒にボコボコにできるんだから」
血のように赤い眼がデビロットの姿を写し取る。
「ひ、ひい」
恐怖のためにデビロットはずるずると後ずさる
「成るほど、口ふうじという訳か、だがやつは強情だ、なかなか本とのことは言わなかったぞ」
ステスは皮肉げに笑いながらじっとデビロットを見つめる。
「あ、あんた本当の馬鹿?私がこんなやつの仲間なわけないでしょ!!」
「この期に及んでまだそんなことを……だがそんな戯言ももう良い!!まとめて退治してやる!! 観よ!!聖詠第三楽章『エー……!?ぐぶわっ!!!」
「……うるさい……ニンゲン」
ステスは目の前の魔族を打ち払うべく自分の讃えれる最大の聖詠を詠おうとしたまさにその瞬間、腹部めがけて鋭い痛みが走った。
少女の髪の毛の束が硬くまとまり、拳のようにステスの腹部を叩いたのである。
並みの拳ならばステスの鍛え上げられた腹筋の硬さに跳ね返されるところであろう、
だが少女の一撃はそんな筋肉の壁すらもやすやすと打ち砕く絶望の一撃であった。
「あ、あぎががっが……ヒ、ひ、卑怯者……!」
「お褒めに預かり……恐縮です」
お腹を押さえてうずくまるステスを尻目に、
じっとデビロットを見つめたままクスリと笑い、少女はつぶやくのだった。
26 :
急ですが:2009/06/14(日) 00:15:09 ID:JAH0skwj
すいません、続きは又2〜3日後に書きに着ます。
よしGJだったからこのおあずけは我慢しとくぜ
毎度毎度くぎゅうううで吹くんだがw
>>16 >>26 まずは新スレ一発目乙です
二人とも続くと言ったからには、続きも書いとくれよーw
ごめんなさい2〜3日書きましたけど、もう少しかかりそうです。
ちなみにここって、一度にどれだけ書き込めますか??
そろそろ即死は無いかもしれないけど、念のため保守
一人が複数人から入れ替わり立ち替わりのリレーじゃなくて、一度に腹責めされる話を読んでみたいな
悪役レスラーコンビの肩を揃えて放たれるダブル砲弾パンチを両脇腹に食らって悶絶する弱々アイドルレスラー
それを助けるべき先輩善玉レスラーは他の反則乱入者に四肢を抑えつけられて複数の手が入り混じったアイアンクローで
自慢の腹筋をメチャクチャにされてしまってとっくにリングにダウンして仰向けに横たわりなすがままになって泣き喚かされている始末
遂にはポストまで追い込まれてロープにかかし吊りにされてサンドバック状態の
アイドルレスラーは苦しむに朦朧とする目で助けを求めてそちらを向くが
頼りの先輩善玉レスラーは腕柱の林の下でもはや白目を剥いて虫の息…
そして絶望に歪むアイドルレスラーに数人のスクラムからなるショルダータックルが、
先輩善玉レスラーには騎馬戦形態の超重量ストンピングのトドメが与えられようとしていた…
こんなんで
身体の下にあるモノを庇うために必死にブリッジをして落とし込まれる攻撃に耐えるシチュって良いよね
怪獣出現なのに緊急手術が行われてしまっていて避難が遅れている病院を庇うためにブリッジで怪獣からの攻撃を防ぐ巨大変身ヒロイン
超重量の一撃一撃を腹部に落とされ震える手足、吹き出す唾液に胃液…
最大の弱点であるカラータイマーすら庇えずに延々と繰り返される攻撃に遂には心がへし折られてしまい
霞む意識の端に残る自らの下の守るべきモノの事も忘れて泣き叫んで許しを請うが、
最後のトドメの一撃が強烈に腹部を貫いてがくりとブリッジを支えていた手足を折れさせる
破壊された腹筋にボコボコと拳の形に変形して落ち窪み砂埃にまみれ汚れて艶を失った銀色ボディー
その身体の下は守るべきハズであった病院が自分の下敷きになって無惨にも潰れて瓦礫と化してしまっている。
だが無様に蛙のように潰れた手足を投げ出す巨大変身ヒロインは胃液と唾液にまみれて放心したアヘ顔を晒すだけ
五月蝿い程に鳴り響いていたカラータイマーの音も徐々に掠れて途絶え消えようとしていた…。
こんなん妄想した
悪いけど笑える
ふつうは四つん這い
流石にそのシチュでブリッジは無理あるw
>>35 そこで北斗の拳のシュウのように、何か持ち上げた体制で腹部をカバーできない状態で
滅多打ちにされるというのはどうだろう?
ビキニアーマーの美丈夫アマゾネス戦士が、
子供達が逃げるまで燃える家の崩れそうな天井を支える
そのむき出しの腹目掛けて暗殺者が石弓連打するも必死に耐えて・・・みたいな
>>39 石弓ってクロスボウだろ?クロスボウって甲冑貫通用に開発された筈だからそんなん刺さって凄い事になるぞ
しかし悠理愛の漫画に出てくるようなタフで超肉体復元能力を持った超戦士ヒロインが
エネルギーや炎を纏った拳で腹筋連打でぶち殴られたり槍や剣に貫通されたり、
貫通された穴に手刀や触手を潜り込まされて腑をかき回されて悶絶するとかいうシチュは良いかも
>>40 ちっちゃい投石器みたいのを考えてたよ、勘違いスマン
鍛え上げられたアマゾネス戦士の自慢の美腹筋も、豪速で打ち込まれる石には堪えきれず・・・みたいな
>>18 続きです
「休憩終わり……続きをはじめるよ?」
髪の毛をつかんだまま冷たい声で無慈悲に少女は宣告する。
息も絶え絶えのステスが回復するのを少女はじっとまっていた
「な、なめるな……!」
髪をつかまれたまま絞りだすような声でステスが告げる、
だが、その手を振りほどく力すらもう彼女には残されてはいない。
「お歌も、もう歌えないね」
ニヤニヤと邪悪な笑顔を浮かべながら青黒くなっているステスの腹部をじっと少女は見つめる。
「お歌……私も得意だよ」
そう言うとすっと息を吸い込みそのかわいらしい唇から歌声が流れ始めた。
『一人寂しく森の中』
「ぐ、がが! うわわわわ!!!」
その途端ステスの絶叫が部屋に響く。
彼女の腹部がまるで何か巨大な手のひらに握られてるようにへこんでいったからだ。
『かわいい小鹿が森にいた』
「ぐ、ぐるじ…………!!! し、し、死ぬ!!」
ばたばたと手足をばたつかせて必死に逃げ出そうともがくが少女は逃げれないように無慈悲に髪の毛をつかんだまま、楽しそうに歌い続ける。
『其れを見つけた狩人は』
歌を歌い続けている間めりめりと音を立てて目に見えない何かはステスのお腹を無慈悲に押しつぶし続けてゆく。
もはや白目をむき失神寸前まで追い込まれている彼女からは闘いの前の美しさは完全に消えていた。
『ママの元へとつれてった』
ゴキリ。
鈍い音がした後ステスは口から泡を吹き、ビクン、ビクン、と痙攣を繰り返し完全に失神してしまった。
「さてと……お待たせ」
ポイッとステスを放り投げるとスーッと音も無く少女はデビロットの傍に近づいてくる。
「ひ、ひぃ、こ、こないで」
その場で腰を抜かし、短い悲鳴を上げたままズリズリと後ずさりをデビロットは、始める。
「……別にこのまま近づかずに殺してもいいよ?」
コクンと小首をかしげながら少女はポソリと呟く。
ごくり、
その無慈悲な問いかけに思わずつばを飲み込むと
「お、お願い、殺さないで」
ついにはシクシクと泣き出し必死に命乞いを始める。
「お、お願い、殺さないで! 何でもするから」
そんなデビロットの様子をじっと少女は見つめる。
「う〜ん、ゆっくりと時間をかけてじわじわ殺すのと、苦しみもがいて殺すのとどっちか選んでいいよ?」
「い、いやよ!! どっちも酷いじゃない!!!」
「デビロット、わがままキャラ…………」
ぷぅーっと子供のように頬を膨らませて
すっと足を止めていた少女が
「ひっ!? ひぃぃ……」
再びデビロットの傍までぴったりと近づく。
デビロットは恐怖に引きつった顔で両手を顔の前でクロスさせる。
と、
サワサワ
服を胸の上まで捲くり上げた後にサワサワと、白く柔らかいデビロットのお腹に手を添える。
「デビロットのお腹……白くて柔らかくて……すき」
白い指にお腹を撫でられる度に、がたがたと恐怖で小さく震え続けるデビロット。
「ふふふ……ちょっと汗で湿ってる」
少女の手のひらに緊張で腹筋がぴくぴく震えているのが伝わってくる。
少女は自分の顔を息がかかるぐらいまでデビロットに近づける。
「お、お、おね、お願い、許して……ゆるひてぇ」
恐怖に震え、声にならない声で少女に必死に命乞いを繰り返す、少女はそんなデビロットを楽しそうに見つめていた。
「100回ぐらい叩いて、死ななかったら助けてあげようか?」
「そ、そんな!!100回も叩かれたら死んじゃう!!」
先ほどの聖詠の女性戦士とて、半分の50回も耐えれずに無様に失神している。
聖なる加護や鍛え上げた腹筋ですらも、目の前の少女の攻撃を防ぐことが出来なかったのだ。
普通のお腹であるデビロットには到底耐えられる物ではないのは火を見るよりも明らかであった。
「無理、無理よ!! その前に死んじゃう!!」
涙で顔をぐちゃぐちゃにしながらデビロットはイヤイヤと首を振る。
そんな様子を楽しそうに見つめていた少女はデビロットのほっぺたの涙をぺろぺろと舐め始める。
「おいしい……」嬉しそうに目を少し細めた後にサワサワと白い手で、ぽっこりしたお腹をなで続けながら怯えるデビロットの反応を楽しむ。
「じゃあ……これから……少しづつ引っ張り出していくね」
先ほどからお腹をなで続けていた右手を自分の顔の前までゆっくりと上げる。
その手に長く鋭い爪がまるで剣のように生えてくる。
「ひぃいい!! た、助けて!!!」
逃げようとするデビロットを地面に引き倒し、仰向けに押さえつけると馬乗りになりゆっくりと右手を頭の上まで振り上げる.
「じゃあ、いくよ」
ヒュン
風きり音が鳴り。
「いやあああああぁぁぁぁぁ!!!」
悲鳴が上がった後
ドス!!
肉と骨を立つ音が部屋中に響いた。
少女は不思議そうに自分の胸を見つめていた。
「……? ええと?」
そこから生えた剣の切っ先を信じられないものを見つめるように見た後ゆっくりと首を後ろに向ける。
「大丈夫か!? デビロット!!」
「ユ、ユウ!? 来てくれたの!!!」
デビロットは、少女の後ろに立ち、剣をつきたてた少年の名を叫んだ。
ユウは手にした剣で少女を貫くと
ゴリ!!!
さらに力をこめて剣を少女の胸元に押し込む。
「グアアア!!!! ク、クソオオオオ!!! ニンゲンの分際で!!!」
あまりの激痛の中、あたり一面を揺るがすほど大きく絶叫すると、大きく首を振り回し、
少女が髪の毛を剣に変え、邪魔者を排除するべくユウに突き立てようとした、まさにそのときであった!
「喰らいなさい!!!」
体の下からデビロットが魔力の火球を少女の顔に叩きつける。
油断してなければ直撃を受けてもなんと言うことも無かったであろう、『其れ』は、少女の顔を激しく焼き、再び大きな悲鳴が上がる。
「ぐあああああ!!! オ、オノレエエ!!」
無理やりに剣から体を引き抜くと、あたりにどす黒い血液を撒き散らしながら二人と距離をとる。
「に、逃がさないれすよ!!」
と、
少し間の抜けた声が聞こえその瞬間閃光と共に光の網が少女の体に纏わり付く。
「なっ!?」
驚きの声を上げて声のほうを向くとデビロットたちと行動を共にしているプリーストの少女 ――― プリス ――― が杖を向けて立っているのが、少女の目に留まった。
「ク、クソオオオ!!」
三度汚い悲鳴が少女の口から発せられた。
「ゆるさない!! われは魔族の神!! 貴様らニンゲンがよくも! ヨクモ!」
わめきながら振りほどこうと暴れるが光の網は捕らえた獲物を逃がさぬよう少女の体に深く食い込んでゆく。
「はうぅぅ、デビロット様、ユウ様、は、早く倒してくらさ〜い」
杖を構えるプリスの手がフルフルと震える。
だがユウは暴れまわる少女を捕らえられず、攻めあぐねている。
「も、もう駄目かもれす〜」
徐々に少女を捕らえている網はほころびを見せ、網より出ようとしたまさにその時――!
ドン!!
さらにもうひとつの光の網がおおい被さり少女を押し潰した。
みながはっとその方向を向くと、
ぼろぼろになった腹を押さえながら必死に声を絞り出し‘聖詠,を詠うステスの姿があった。
「ユウ、早く止め!!」
デビロットの絶叫に背中を押されるように飛び上がると、そのまま地面に倒れこむ少女めがけて剣を一気に振り下ろす――!
グサ!
確かな手ごたえと共に、
「グアアアアアアア!!!」
少女、―――― いや、魔神は今まで出一番大きな断末魔を上げると、ゆっくりとその場へと崩れ落ちていった。
「や、殺ったの?」
恐る恐るデビロットは動かなくなった魔神のそばに近寄る。
「さあ、な」
ユウは、はぁーと長いため息を吐くと、動かなくなった魔神の体を見つめる。
「や、やりました〜!」
眼をウルウルさせながら、プリスは大はしゃぎしている。
三人はそれぞれ戦いが終わったことを感じていた。
「あ、あの……」
不意に声をかけられ三人はクルリと声の方を向くと、申し訳なさそうな顔をしたステスが立っていた。
「わたくしは、なんと罪深いことを……」
「ああぁ……」
デビロットは忘れかけていた先ほどまでの事を思い出した。
「あんたのせいで私死にかけたんだからね!」
ビシリ!
人差し指をステスに突きつけるデビロット。
「お、おい、よく解んないけどこの人のおかげで俺たちあいつに勝てたんだから赦してあげればいいじゃないか」
頭を下げるステスとデビロットの間に入ると
『なっ?』
と、ユウは問いかける。
「むぅ〜……、イイワヨ、ユウが赦してやれっていうなら、赦したげる!あんた私に感謝なさい!!」少し頬を膨らませた後、腰に手を当てながら再びビシリと目の前のステスに指を突きつけた。
(それに今回お腹叩かれなかったしね)
ぺろりと心の中でデビロットは舌を出した。
「た、たいへんれす〜!!」 そこへポテポテとプリスが走ってくる。
「どうした? まさか!!」 ユウはハッとすると慌てて先ほどまで魔神が倒れていた場所に目を向けるとヨロヨロと立ち上がる体を持ち上げる姿がそこにあった。
一同に緊張が走る――!
が―――。
「さすがだなニンゲン達、この魔神ラース様にここまで傷を付けるとは、ここは一端身を引くが、今度は油断はせぬぞ」
そう告げると、見る見るうちに『魔神ラース』の体が溶け出し、完全にその場より姿を消した。
「ま、まて!!」
ユウが叫ぶが、そこにはもう何も残ってはいなかった。
「くそぉ、逃げられたか……」
悔しそうに右手を爪が食い込むまでユウは握りこむ、
そんなユウの方をぽんと叩くものがいた。
デビロットだ。
「いいじゃないユウ、今度こそ本当にアイツをヤッツケてやりましょう!」
にこりと笑い有を精一杯力づける。
「そうだな、また旅を続けるか……」
「うん! また冒険しなきゃでしょ!!」
そう力強く叫ぶとみなのほうを振り返りデビロットは
もう一度
「でしょ?」
と言い、
にこりと笑った。
以上です、お付き合い頂き有難うございました。
GJ!
なんだが…くぎゅぅぅは?w
52 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 22:00:16 ID:5GPgNbm1
デビロットの腹を少女が責める展開じゃなくて萎えた
たまにはデビロットがいいとこ見せて勝利ってとこが良かったGJ!
できればデビロットの腹責めでの勝利を飾った方が纏まって気はするけど
何にしても作者さん乙!
54 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 12:08:16 ID:kd/gpESz
上げ
55 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 21:13:40 ID:KsHCoRg1
生意気美少女生徒会長のどてッ腹に鉄拳制裁age
言葉では表現しにくいが全然違うんだ
腹責めはパンチということに意味がある。
強気から弱気にとか、責められてる感が良いというか
良く分からんだろうが、求めてるものが違うんだよ
ドム!! って感じと
ザク!! って感じの違いですかね?
「お、おねがい、ゆるして…………」
暗い部屋の中で先ほどから両手を縛られた体勢で天井よりつるされた少女が、命乞いを繰り返している。
そのような物が目の前の相手に通じるわけが無い、理性では分かっている。
だが、‘生きたい,と言う生物として至極もっともな、根源的な、そして当たり前な意志が
彼女の口を開かせる。
生きたい。生きたい。イキタイ。いきたい。
「おねがい、ころ…………さ、ないで」
少女の懇願は。
ドス!!
「おぶぅ! あ、あがぁぁぁ………」
強烈な腹部への一撃により、だが、否定された。
可愛い少女がいた。
誰からも愛されるほど可愛い少女が。
美しい金色の髪はいつも日の光を浴びると、まるで黄金を其の身に纏っている様であった。
可愛らしいその瞳は、まるでガラスのように光り輝き如何な宝石よりも、美しいものであった。
まるで少女は天から降りてきた天使のようであった。
だが彼女は天使ではなかった
少女は天使などではなかった。
その子は。
魔族であった
その子は森から来た。
森の中にいたのを、ハンターが連れ帰ってきた。
家族を魔物に殺されていたハンターはその娘を自分の娘の娘として育てる事にしたのだ。
村の人々は言った。
『美しい子だ』
『きっと天の使いだろう』
『そうだ天使だ』
彼女は守り神として見られた。
彼女自身には何の事だか分からなかった。
自分が何者なのかすら記憶に無いのだから。
だからこそ、村の人々が優しくしてくれるのが嬉しかった。
そして村人以上に、優しくしてくれる。
父親代わりのハンターがとても好きだった。
少女は年をとった。
いや、年を重ねたと言うべきか。
少女と同じように、村人たちも年を重ねた。
いや、年をとったというべきか。
自然の摂理に従い、村人たちは年をとり、ある者は逞しい若者となり、ある者は笑顔が素敵な淑女となり、ある者は老人となり、そしてまたある者は、万物がそうであるように、
死を迎えた。
だが自然の摂理に逆らう者がいた。
村に来た少女であった。
少女は年を重ねても、まだ少女のままであった。
少女の育ての親であったハンターも、人間である以上自然の摂理に従い、当然のごとくに死んでいった。
その後は、
最初は神の使いだった少女も、やがて疎まれ始め、忌むべき者に変わるまで、少女にとってはあっという間の出来事であった。
それは些細な事であった。 普段から山に入るのを生業にしていた薬氏が転倒し、足をくじいた。
30年山に入ればそんな日もあるだろう。
それは些細な事であった。 めったに風邪など引かない子供が、ある日高熱を出した。
どんな元気な子供もそういうこともあるであろう。
それは些細な事であった。 長く長く雨が降った。
そんな天気の日もあるであろう。
それは些細な事であった。 長雨のせいで、山道が崩れ、村の通り道がふさがれた。
長雨の後は良くある事であった。
そして、村人の怒りが爆発した。
『全てはあの女の仕業だ!』
『薬草氏を動けなくし、疫病で村人を殺すつもりだ!!』
『村の街道も通れなくした!』
村人は少女の住む山小屋へと上がりこみ、何も分からない少女を引きずり出し、
村長の元へと引きずってきた。
少女はここに来る間ずっと懇願し続けた。
「やめてください、やめてください」 と、
だがやめる者など一人もいなかった。
少女の美しかった金色の髪の毛は泥まみれとなり。
『おい、こいつの背中を見ろ!』
少女の服は破けその背中から、
黒い羽がのぞいていた。
『コイツやっぱり魔族だ!!』
『今まで騙しやがって!!』
村人たちは口々に叫んだ。
少女は吊るされていた。
服はほぼ破け、白く透き通っていた体は痣だらけで真っ赤になっていた。
「こ、殺さないで……」
涙を流し、体を痣で真っ赤にし、ポタポタと足の間より体液を垂らし、
少女は懇願し続けた。
だが誰も止める物はいない、少女の小さな体に、
ドゴ!!
「!! ………ぅあ! あああああ!!!!」
口から様々な物を吐き出し、苦しさでばたばたともがき続けるが、ロープは手に食い込むばかりで外れる気配は微塵も無かった。
「たすけて、たすけて!! お願い、殺さないで、ころさないで……」
『うるさい、だまれ!』
ドゴ!! ドゴ!! ドス!!
複数の男たちの固い拳が、少女の弱りきった体へと叩き込まれて行く。
「あがぁぁ……! うを……うげぇぇ……」
『こいつまた吐きやがった』
『気をつけろ、何が出てくるか、わからねえぞ』
手も足も縛られて蓑虫のように動く事の出来ない少女は、体をぴくぴくと痙攣させている。
(このままだと、本当に殺されちゃう)
少女はじっと男たちを見つめる。
憎しみに満ちた瞳が自分を見つめている。
村の言葉で『祝福された物』と言う意味で親がつけてくれた自分の名を、悪意に満ちた声で呼ばれる。
(死にたくない、死にたくない)
『おい、コイツさっさとやっちまおうぜ』
『ああ、そうだな』
(やめて、やめて)
『よっしゃあ、やっちまうか』
(ころさないで、ころさないで)
ころ……、こ……る)
『ん? なんか言ってんぞ?』
(こ……す、ころ…)
「殺してやる!!!!」
少女が叫んだ瞬間、髪の毛が男達に襲いかかった。
「う、うわあああああ!!!」
男たちは悲鳴を上げながら、少女の髪の毛により次々と殺されて行く。
「みんな、みんな殺してやる!!!」
自分を縛り上げていたロープを切ると、小屋のドアを破壊し、次には村のニンゲンを破壊していった。
逞しい若者も、笑顔が素敵な淑女も、老人も、
万物がみな全て等しく
死を迎えた。
死への恐怖からか、彼女の生命に満ち溢れた美しい金色の髪は、冷たく暗い、銀色へと変わり果てた。
ガラスのように美しかった金色の瞳は、
闇のようにくすんだ色へと変わった。
その昔ある一人の賢者が言った。
『祝福とはすなわち、裏を返せば呪いであると』
元は祝福を意味する彼女の名は、
恐怖と共にその名をよばれる事となった。
すなわち、
‘魔神,
『ラース』 の誕生であった。
「これがわしの知る全てです」
果たしてその物語を語り終えた、目の前の男はふっと息を吐いた。
気がした。
息など吐くわけが無かった。
「そうですか……」 重苦しい息をユウは発した。
「ヒドイ……」 デビロットはただそう一言呟いた。 その瞳には大粒の涙を湛えている。
「…………」 プリスは押し黙ったまま下を見た。
ある村にゴーストが出る。 ソレを退治するように言われて、ユウ達はこの村に立ち寄った。
そしてこの村に起こった事を一体にゴーストの口より聞かされた。
「わしは今でも後悔しております」
「僕たちが何とかします、だから……」
「……だから、安心してくらさい」
そう言うとプリスはすぅっと右手を差し出す。
暖かな光がその男を包み込む。
「ありがとう」
少しづつ、男の姿がこの世界から消えて行く。
「娘を、お願いします」
その声に三人はコクリと力強く頷く。
それを見て、男は笑顔を見せると、すぅっと、光のかなたへと消えていった。
「いこう、か」
「うん」 「はい」
ユウに促されて、二人はコクリと頷きその村を後にするのだった。
以上です。
今回デビロットが叩けなかったので、今度はデビロットを叩く話も書きます。
ではまた〜。
ふむ
>>67 はみ出しそうなお股に一発埋め込んでやりたいな。
もちろん、このスレ的に…拳をだよ。
あとは手に持ってるトゲ付き鉄球で…
夜凪さんやランサーさんとか、神はもういないのだろうか
自分は腹筋フェチじゃないから女の子らしい薄いおなかが好きだなw
自分は腹筋フェチじゃないから女の子らしい程よく脂肪がのったムッチリお腹が好きだなw
>>75 たまんねえなw そそる腹だぜ
腹責め似合う腹は、ぺったんこよりはそこそこ起伏があったほうがいいね
ふとましくむっちりした腹も良し、腹筋の凹凸があっても良し
色白でむちむちだがふとましくもあるドジっ娘。
バーサス
褐色でシックスパックで貧乳のボクっ娘。
昼は親友。ドジっ娘のムッチリ腹に顔面をうずめて昼寝するボクっ娘。爆睡中のボクっ娘のバキバキに六分割された腹。その筋肉のこわ張りを一つ一つ優しく揉みほぐすドジっ娘。
夜はライバル。手加減なしの拳のめり込ませ合い。
全然むっちりしてないじゃん
ほぼ筋肉のみって感じ
80 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 23:42:24 ID:+aKM8T/k
ある日男子高生のAは自由自在に透明人間になれるようになった!
彼は喜んだ。やってみたいことがあるからだ。そう、彼は腹パンフェチなのだ。
学校に行き、透明になる瞬間を他人に見られないようにしながら透明になる。その瞬間、その高校の女子生徒は全員ターゲットになった。
って話どう?
原責め通り魔ね、いいね!
おれもむかし、光学迷彩スーツ着て草薙少佐を腹パンチしまくるって妄想したよw
いいですね〜そんなのがあったら
83 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 13:45:32 ID:U6iKRIcl
是非読みたい
84 :
80:2009/07/18(土) 23:53:30 ID:Q6PF5ZDX
分かりました。
文章まとめるのヘタだけど作ってみようと思います。
85 :
平凡な男:2009/07/23(木) 01:32:00 ID:hqcXQaZ8
透明人間PART1
東京都立の高校に通う筋肉質な男子生徒がいた。彼の名は斉藤優斗、高校三年生。
つい最近、夏の大会を終えたばかりであった。
彼は夜遅くになると、自室のパソコンに電源を入れて、あるサイトを閲覧する。
『腹パンチ小説の館』それが、彼がとりこになっているサイトの名前だ。
ここには日本中から投稿された腹パンチ小説が掲示されており、優斗は毎晩のようにこのサイトを閲覧した。
そして、もう一つの楽しみは、午後の十一時ごろに来る。
「お、きた」
優斗は高層マンションの七階に住んでおり、同じ階に同じ高校に通う同い年の女子生徒がいた。
マンションはコの字型になっており、女子生徒の自室は優斗の自室からよく見えた。当然、向こうも見ようと思えば優斗の自室がまる見えであった。
優斗は、女子生徒がカッターシャツのスカート、という高校の制服姿で部屋に入ってくると、相手にばれないよう部屋の電気を消し、カーテンの隙間から覗き見た。
女性徒は、最初にスカートを脱いだ。
「今日は水色か」
そして、今度は女性徒がカッターシャツのボタンに手をかけ次々と開いていった。
確か、彼女はバスケットボール部に所属していたはずだ。脂肪などほとんどなく、いつも引き締まった白い腹部をセクシーに露出させて見せてくれる。
「ブラも水色か」
カッターシャツのボタンをすべて解放させると、そこには真白で引き締まったお腹と、大きく膨らんだ胸を覆っている水色のブラが見えた。
しかし、いつもここで終わり。そこにくると女生徒はカーテンを閉めてしまう。
「ちぇ、今日もかよ」
優斗は舌打ちすると、再びパソコンのサイトに目をやった。
(もし、あの腹を殴れたら・・・)
優斗は想像した。引き締まって軽く筋肉のついているあの腹を、自分の陸上部で鍛え上げたこの腕っ節で蹂躙出来たら・・・。そう想像していると、あの女生徒のお腹が、違う少女の物にかわり、優斗は慌てて首を振り、想像するのをやめた。
もう、思いだしたくないあの思い出を。
翌朝、いつもどおり学校に登校して、友達と会い、つまらん授業を受け、夕暮れ時に部活のない物足りなさを感じながら帰路についた。
その途中で
「優斗!」
86 :
平凡な男:2009/07/23(木) 01:32:30 ID:hqcXQaZ8
背後で、女の声がして振り返ると、あの女がいた。長い髪を背中で束ねた少女かわいらしい顔をした少女、名前は宮崎優菜、同じ高校に通う幼馴染の女生徒だ。
「悪い、また今度にしてくれ」
そう言って優斗は逃げようとしたが、優菜にネクタイを掴まれてしまった。一生の不覚。
「ちょっと!授業ちゃんと聞きなさいよ!あんたが隣で寝てると、風紀委員の私の名が落ちるでしょ!」
優菜は学年の風紀委員を担当しており、席は優斗の隣であった。
「いいだろ、そんなこと」
優斗は優菜の小さな手をネクタイから引き離すときびつを返して歩き出した。
「優斗・・・」
背後で、優菜の声が聞こえたが、優斗は無視して歩いていった。
「いいんだ、これで」
ひどいことをしたんだ。優菜には、もう顔向け出来ない。だから、これで。
物思いにふけりすぎて、信号が赤を示していたのに気づかず道路へ出てしまった。そして、大きな衝撃音と共に優斗の体は宙に浮いた。
「先生!心拍数が低下しています!」
ぼんやりとした世界の中で、誰かが叫んでいた。
(ここは、病院か?)
しかし、様子が違う気がする。どこが、と言われてもよくわからないが。
「仕方がない。《あの薬》を試そう」
(あの・・・薬?)
おいおいと優斗は思った。変な薬を使うんじゃないだろうな、と不安になった。まだやりたいことがいっぱい、と言っても腹パンチしたい女がいっぱいいるのに、こんなところで。
「しかし先生。あの薬は今まで使用されていませんし、副作用がどんなものかわかりません!」
「構わん。今すぐに投与する」
そして、注射針が優斗の動脈に刺さったところで彼の意識は消えた。
「あれ?」
目が覚めると朝になっていた。
「優斗!早くしなさい!学校におくれますよ!」
キッチンから母親の声が聞こえてくるということは生きている。体のどこにも異常は―
「え・・・」
自分の体がない。今、自分の手を目の前に持ってきているはずなのに、手がないのだ。しかし、感覚は確かにある。足もない。でも感覚はある。
優斗は慌てて鏡を見た。
87 :
平凡な男:2009/07/23(木) 01:32:59 ID:hqcXQaZ8
「ない!」
顔がない。顔だけではない。体中すべてがないのだ。どういうわけかないのだ、自分が。
「なんだよ、これ・・・」
まずい。何がまずいかというとこのままでは母が優斗の部屋に来てしまう。まだエロ本を洋服棚の後に隠し終えていないのだ。だが、どうすればいい。このまま母の前に出ることも出来ない。
「くそう!戻れ、戻れ、戻れ・・・」
必死に唱えた。唱えて、唱えて、そして恐る恐る目を開けると、そこには自分の体があった。
「あれ?」
元の自分だ。裸ではあるが、もとの自分だ。
「よし!」
慌ててエロ本をしまった優斗は、パンツを履き、カッターシャツのズボンとネクタイを取ろうとクロウゼットを開けたが、ない。夏用のズボンがないのだ。しかも、三着あるはずのカッターシャツが一着しかない。もう一着は洗濯中。では、もう一着は?
優斗の背中に戦慄が走ったが、元にこうして生きている。
「じゃあ・・・」
「優斗!!」
母のどなり声に飛びあがった優斗はとりあえず大急ぎで冬用のズボンを履いてやりすごすことにして家を飛び出した。
「いったい、なんだったんだろう・・・」
(消えろ、消えろ、消えろ)
心で強く唱えた。右手消えろ、と。すると、驚くべきことに右手だけ透明になって消えたのだ。
「そんな・・・」
夢ではない。本当に消えた。他も試したが、念じるだけで体の好きなところが消えるのだ。
「すごい・・・すごいぞ!」
おもわず声を上げて驚く優斗だが、学校にとっくに遅刻したことがわかると絶叫して学校まで走った。
授業後、優斗はさんざん陸上部の顧問の先生に怒鳴られ、ぎゅうぎゅうに絞られ終わるとようやく帰宅を許された。
「はぁ・・・」
職員室を出て、荷物を取りに教室へ向かった。すでに夕暮れ。もうすぐで夕日が完全に沈みそうだった。
「遅かったね」
88 :
平凡な男:2009/07/23(木) 01:33:26 ID:hqcXQaZ8
教室に戻ると、優菜がいた。
「ねぇ、久しぶりに一緒に」
「悪いけど、一人で帰るから」
「え・・・」
冷たく吐き捨てると優斗はリュックサックを背負って教室を出ようとドアに手をかけた。
「待ってよ!」
優菜が叫んだ。
「どうしてそんなに避け続けるの・・・?中学まではそんなことなかったのに、どうして」
「あのさ、俺、お前嫌いだから」
そう言ってチラっと振り返ると、優菜は泣いていた。声を上げず、真剣な眼差しを優斗に向け続けて涙を流していた。
「じゃあな」
優斗は教室を出た。
「いい加減、忘れろよ・・・。あれは・・・」
優斗は思い足取りで家に帰った。そして、いつもどおり、十一時頃。親が寝静まって、自分も毎日の楽しみである覗きをし始めた。
今日の下着は白だ。でもいつもと同じところでカーテンを閉めてしまう。
「くそう・・・」
歯ぎしりしていると、あることを思いついた。
「よし、やるか」
女生徒の名前は、巳緒という。優斗と話したことは一回もなかった。しかし、優菜とは親友といっていい関係であった。
彼女の親は有名な資産家で、世界中を回って仕事をしていた。そのため、巳緒は一人でマンションの一室で暮らしていたのだ。
ピンポーン
インターホンが鳴り、巳緒は慌ててボタンを止めてスカートを履いた。そして、ドアを開けるが、そこにはだれもいない。
「あれ?」
巳緒は外に出てあたりを見回したが誰もいない。
「おかしいな」
そう思って部屋に戻り、鍵をかけた。
巳緒は自室に戻り、いつもどおり、スカートを脱いでボタンをすべて外し、白い腹部を露出させた。
可愛く窪んだ臍。薄いラインの走る腹。綺麗な三角形をかたどった鳩尾。部屋に潜む凶悪な変態が荒い息をあげる。
89 :
平凡な男:2009/07/23(木) 01:33:53 ID:hqcXQaZ8
「ひっ!」
巳緒は驚いた。だれもいないはずなのに、荒い息使いが聞こえる。
「だれ!?」
怯える声で叫ぶ。しかし、部屋にはだれもいない。だがいる。誰かいる。
怖くなった巳緒は部屋から逃げようと振り向き、走りだそうとしたその瞬間
ボクン!
「こふ・・・?!」
何かが、巳緒の鳩尾に放たれていた。
「な・・・に・・・?」
何かがずっしりと巳緒の鳩尾に埋没している。
「う・・ぐぅ・・・」
みちりみちりと音を立てて、目に見えない何かが巳緒の腹筋を貫いて彼女の急所にめり込んでいた。
自分でも見てみた。何もない。なのに、自分の鳩尾に大きく陥没している。
「そんな・・・うぶぅ!!」
いきなり喉の奥から熱いものが込み上げてきて、黄色い液体が幼げな唇からあふれた。
(拳?)
自分の肌に浮き上がった陥没から見て、人の拳だ。しかも、かなり高威力のものだ。
透明な拳は巳緒の鳩尾から引き抜かれ、再び同じ場所に埋没した。
「ごふぅ!!!」
再び巳緒の腹筋は簡単に貫かれ、見えない拳が巳緒の胃をじかに抉っていた。
胃から押し出された黄色い液体が唇からあふれ出し、巳緒の白桃のような胸を濡らし、白いブラを黄色く染めた。
(痛・・・い・・・)
いままでにない痛み。内臓を掻きまわされる気持ちの悪い感触とそれに伴う激痛。巳緒は涙を堪えている目を大きく見開いた。
さらに透明な拳は鳩尾から拳を引き抜くと、すかさず臍と鳩尾の間に撃ちこんだ。その威力は普通ではない。
「うぅ!!」
巳緒の爪先がわずかに宙に浮き、固い拳が内臓を圧迫した。
大きく見開いていた目がふるふると震え始めると、それに同調して白桃のように白く、大きな胸が震え始めた。
拳が引き抜かれ、自由の身になった少女の体はもはや立つことも出来ずにその場にひざまずいた。
「けほ・・・けほ・・・」
力なく少女はせき込んだ。
90 :
平凡な男:2009/07/23(木) 01:34:18 ID:hqcXQaZ8
しかし、何かが無理やり巳緒を立たせると真白なパンツの中心に強烈なアッパーを叩きこんだ。
ズム!
「はぐぅん!!」
完全に弛緩しきっていた下腹部に、透明な拳はおそらく手首まで埋没し、白いお尻が先ほど自分の頭があった位置よりも高く突き上げられた。
「う・・げぼぉ!!」
それに伴い、口から黄色い液体が洪水のように溢れだして太ももとお尻が震えはじめ、巳緒の目は焦点が合わなくなった。
しかし、それだけでは終わらなかった。透明の何かが巳緒の下腹部に埋没した拳を大きくねじったのだ。
巳緒の体はビクン!と痙攣して、口からは際限なく黄色い液体があふれ始めた。
そして巳緒の下腹部から拳が引き抜かれると彼女の体は床に受け身をとることなく落ちた。
しかし、今の巳緒にとって落下したときの痛みよりも腹部を襲う鈍痛のほうがはるかに痛かった。
しかし、透明な何かはまだ足りない、といった様子で巳緒を立たせると、壁に押し付けた。
もはや意識がほぼ消滅している巳緒。その巳緒の窪んだ臍に再び強烈なアッパーがたたきこまれた。
「ぐぼぉ!!」
壁を伝って巳緒の体が浮き、透明な拳が自分の肝臓を抉った感覚が確かに伝わった。
この一撃で少女の消えかけていた意識は強制的に引き戻され、それをまっていたかのようにもう一方の透明な拳が弛緩しきっている鳩尾に叩きこまれた。
ズボン!!
凄まじい衝突音と共に背後の壁にひびが入った。
「ひ・・・ひぐぅ・・・」
巳緒の鳩尾は、ゼリーのような柔らかさで強烈な一撃を受けて止めてしまった。背後は固い壁があったため、その衝撃はほぼすべて巳緒の体に吸収されたことであろう。
それはもはや女性では受け止めきれるものではなく、白桃のような胸が大きく波立ち、綺麗だった三角形型の輪郭が粉々に砕け散った。
「ひ・・・ひぁ・・・・」
痙攣した眼から一筋の涙がこぼれると、瞬時に目がぐるんと白目をむいた。
透明な何かは、臍に突き刺してある拳と、鳩尾に突き刺してある拳の両方が、抉っている貧弱で、びくびくと震えているものが潰れる感触を感じた。
それからしばらく、巳緒の痙攣が完全に収まるとようやく両方の拳が引き抜かれた。
少女は完全に意識を失っており、もはや何があっても一日は起きないであろう。
透明人間こと優斗は、自分の肉棒がびんびんに立っているのに気が付き、目の前で失神している巳緒に挿入した。
91 :
平凡な男:2009/07/23(木) 01:34:42 ID:hqcXQaZ8
巳緒の胃液で汚れた彼女のブラを引き裂いて、こぼれた巨乳を鷲掴み。激しく腰を振りまくり、さんざん彼女を蹂躙した挙句何度も彼女の中に精液を流しこんだ。何度も何度も、激しく彼女を攻めた。そして、十一度目の精射を終えると、ようやく彼女の体を離した。
優斗はもう一度、巳緒の胸に触れた。
心臓の鼓動が伝わる。なんだか弱い。しかし、優斗は構わず部屋を出ていった。
翌朝、優斗の体は重かった。
気分は最高であった。
(いい夜だった)
正直、逆上せていたため何をしたのかあまり覚えていないが、それでも気分がいい。
優斗は鼻歌を歌いながら登校していった。
向いの部屋では、無様に豊満な肉塊と化した少女が、心臓の鼓動を微弱にして倒れているというのに。
GJ! 興奮しますた!
正直
>>80のネタだけ見た時は全く期待していなかったんだけど、面白かった
寝苦しくて暇つぶしに覗いたのに余計寝れなくなっちまったいw
93 :
平凡な男:2009/07/24(金) 01:04:39 ID:bVE6AGf7
透明人間PAER2
優斗が巳緒を肉塊にしてしまった翌日、当然ながら巳緒の姿は教室にない。
「どうしたんだろ、巳緒?」
親友である巳緒の身を優菜はあんじた。
(お見舞いに行こうかな)
学校が終わると、巳緒は勇気を出して優斗に声をかけた。
「あのさ、優斗。実は、巳緒が今日学校に来てなくて」
「巳緒?」
優斗は首をかしげた。
「だれ?」
「ほら、優斗の向いの部屋に住んでる女の子だよ。同じクラスの」
その時、優斗の背におびただしい冷や汗が流れた。
「そ、そうなのか・・・」
「それでさ、私、お見舞いに行きたいんだけど、途中まで一緒に帰らない・・・?その、一人じゃなんとなく心細くて・・・」
「ああ、いいよ」
優斗は引き受けた。もし証拠があったら回収できるかもしれないからだ。しかし、透明になっているため監視カメラはおろか住民も優斗の姿を見ていないのは言うまでもない。
「なんか、久しぶりだね・・・」
優菜は静につぶやいた。
94 :
平凡な男:2009/07/24(金) 01:05:08 ID:bVE6AGf7
「え?」
「こうやって一緒に帰るの」
「ああ」
夕日を浴びて二人は並んで歩いていた。他人が見れば恋人と間違えるであろう。
「・・・」
でも、それ以上話が進むことはなかった。優斗が一方的に拒んだからだ。
そして二人は巳緒の部屋の前までたどり着いた。
ピンポーン
チャイムを鳴らすが誰も出てこない。
「おかしいな?」
優菜はドアノブに手をかけた。すると、部屋に鍵はかかっておらず、ドアが開いたのだ。
「巳緒?」
優菜は部屋の中に入っていき、優斗も何があるのかをわかっていて平然を装って後に続いた。
「み・・・お・・・」
巳緒の自室に入った途端、白目を向いた豊満な肉塊と化している巳緒を優菜が見つけた。
でも、優菜は悲鳴を上げなかった。すぐさま駆け寄り、胸に手をあてた。
「鼓動が弱い。すぐに救急車を!」
すぐさま優斗が救急車を呼び、その間、優菜は巳緒を出来るだけ介抱した。
(この痣・・・)
腹部全体にいくつもの痣が残っている。みな、拳で殴った痕だと優菜はわかった。
(巳緒・・・お腹を殴られて・・・)
優菜は自分の鳩尾に手をあてた。鳩尾を殴られる痛みを優菜は知っている。
(こんなことするのって・・・)
優菜は躊躇なく、優斗を見た。
(優斗の拳だよ、この型は・・・)
優斗は優菜に見られているのに気付かないふりをした。
(優菜のやつ、おれを疑ってるのかよ)
しかし、証拠はない。警察も今回はお手上げだろう。
直に救急車と警察が駆けつけ、巳緒は病院に搬送された。それから一時間ほど二人は事情聴取を受け、家に帰された。
優菜は帰り際に巳緒のことを警察官に聞くと
「ああ、ひどかったらしいよ」
肋骨が下から四本がへし折れ、胃と肝臓が破裂、子宮も破れかかっていて、腸がねじれ、膀胱が潰されていた。
特に胃と肝臓はひどく、大分切り取って移植しないといけないらしかった。
95 :
平凡な男:2009/07/24(金) 01:05:36 ID:bVE6AGf7
「そうですか」
優菜は優斗へと疑いを強めて帰路についた。
夜遊びにふける不良少女三人が暗い夜道を歩いていた。
三人ともある不良集団に所属しており、赤いズボン、『くそったれ!』とかかれたとても短いタンクトップという服装であった。あまりにも短すぎて、膨らんだ下腹部から肋骨の綺麗な三角形が全て丸見えであった。
「いけないな、夜遊びなんて」
そんな三人を透明人間となった優斗が襲いかかる。
「ん?」
三人の少女の名は、ロングヘアが特徴の愛美、二つに結んだお下げが特徴な優美、肩で髪をきり揃えているのが特徴の織江。
そしていま、愛美の肩を誰かが掴んだ。
「だれ?」
振り返りざまに、愛美の弛緩している鳩尾に優斗の強烈なアッパーが突き刺さった。
ドスン!!
「えぐぅ?!」
優斗の透明な拳が豊満な双乳の真下に埋没し、彼女の体が宙に浮いた。
「なに?」
今まで真中にいた少女が変な音と共にうめき声を上げたのに不審におもって振り返った。
「えっ?!」
二人が振り返ると、なぜか愛美が宙に浮き、背中に、恐らくは鳩尾の真裏がぽっこりと丸く膨らんでいたのだ。
愛美の弛緩しきった鳩尾と、生暖かな胃を容易に貫通した優斗の拳は背中まで達していたのだ。タンクトップが拳に巻き込まれて、愛美がノーブラであることと、胸の大きさ、そして乳首が立っていることをこれでもかと強調していた。
「た・・・すけ・・・」
声を出そうとした愛美の口を封じるように、優斗は拳を大きくひねった。
愛美の体がぶるっと震えて口から黄色い液が溢れてタンクトップを濡らす。
ふかぶかと鳩尾を抉られて、愛美の肉体は壊滅的な打撃を受けていた。しかし、優斗はさらに無慈悲な攻撃を臍に突き刺した。
「ひゆぅぅぅ!!!!」
臍を貫通した優斗の拳は、少女の生暖かい小腸を掻きわけてその配列をぐちゃぐちゃにしてしまった。
「くわぁ・・・」
愛美の意識は飛び、だらしなくあいた口から黄色い液体が際限なくあふれ始めた。
96 :
平凡な男:2009/07/24(金) 01:06:04 ID:bVE6AGf7
優斗は愛美を地面に転がすと、動転している二人の内、優美を選んで攻撃した。
壮絶な一撃を優美の下腹部に撃ちこんだのだ。
ドス!!
「はぐぅん!!!」
ズボンのジッパーがはじけ、優美の青色のパンツが螺旋に巻き込まれ、秘部の形を強調した。優斗の拳は未だ発育途中で成熟しきっていない子宮を破壊すると、そのまま拳を下腹部の中で解放した。
「いやぁ・・・」
優斗の拳が下腹部を掻きまわし、優美の頬を赤らめさせる。しかし、優斗の拳が危険な場所を手中に収めると、顔が蒼白になり、目が真円に見開かれた。
「や、やめ・・・」
しかし、その哀願は受け入れられることはなかった。
ぎゅぽん、という音と共に、優美の膀胱が握りつぶされ、彼女の青いパンツが湿り気を帯びだ。
「は・・・か・・・」
優美は天を仰ぐように上を向き、目を虚ろにさせて狼狽した。もはや少女に意識などないのかもしれない。
それでも優斗はやめない
下腹部から拳を引き抜くと、音速の一撃を彼女の臍に突き刺した。
「ひぐぅ!!」
優美の口から黄色い液体が噴き出てきた。
優斗の拳は優美の臍を貫いて肝臓を潰していたのだ。優美は一瞬にして意識を現実に呼び戻され、凄まじい激痛を味わって再び気絶した。
優斗は優美もその場に転がし、最後の一人、織江に手をのばした。
「ああ。そんな・・・」
もはや恐怖のあまり逃げることすらできない織江。不良にしておくにはもったいないほどの美貌を恐怖に染めて震えていた。
(かわいそうに・・・)
優斗は彼女に最上級の激痛を味あわせてあげようとここに決めた。
そして、がっちりと固めた拳を、手始めに彼女の鳩尾に叩きこんだ。
ボクン!!!
「こ・・・こぁ・・・」
凄まじい衝突音と共に、織江の肋骨が紛糾し、胃は貫かれ、拳は背中にまで達した。しかし、織江がその激痛を感じる間もなく優斗は拳を引き抜き、今度は拳の方向を臍に向け、そして突き刺した。
手首まで埋没した拳は織江の肝臓を破壊し、再び引き抜くと即座に下腹部に拳を衝突させた。
97 :
平凡な男:2009/07/24(金) 01:06:30 ID:bVE6AGf7
ドスン!!!
「ひゃぁぁぁぁ!!!」
今までにない最上級の一撃が織江の下腹部に衝突し、彼女の女を破壊した。
わずかこれらのことを二秒足らずで行われた織江は、一斉に襲ってきたそれらの激痛を受けて目を大きく見開き、大粒の涙をこぼし、口からは黄色い液体を吐きだし、彼女は体を官能的にのけ反らせてビクンビクンと痙攣した。
まるで一人で踊っているように、織江は白目をむいて痙攣のダンスを舞った。
そして織江が倒れると、優斗は最後の楽しみにかかった。
「さあ、君たちと交わらせてくれ」
優斗は三人をそばのぼろ屋に運び込むと朝日が昇るまでさんざんに犯し続けた。
まさか、今までの光景を、優菜が見ていたとも気付かずに。
(優斗なんだね。姿は見えなくてもわかったよ)
優菜は覚悟を決めてその場を去った。
次の日は土曜日。休みの日だ。
優斗はだるい体を起こして朝食を取った。
「まぁ、また?」
母がテレビに釘付けになっている。
「また女の子が襲われたの」
母は会われそうに搬送されていく不良組の三人の美女に見入った。
すでに彼女たちは集中治療室に搬送されており、内臓から性器官にかけて壊滅的な打撃を受け、生死の境をさまよっているという。
「ふ〜ん」
何かがおかしい。優斗は自分でもおかしいと思った。人を殺しかけたというのに、平然としている。しかも、筋肉も外見ではわからないが、尋常じゃないほどに強められていた。
(あの薬のせいなのか?)
うっすらとしかない記憶。そこで、白衣の男が何かを自分に投与し、それがきっかけで透明人間になった。
「さて、出かけますか」
優斗は朝食を食べ終わると外出していった。
(さてと、今日は一日中狩りといきますか)
夕方、一人の少女が優斗の自宅を訪ねてきた。
「あら、優菜ちゃん。久しぶりね」
「はい、こんにちわ、おばさん」
98 :
平凡な男:2009/07/24(金) 01:06:56 ID:bVE6AGf7
「さあ、入って。ああ、優斗のやつまだ帰ってないの。部屋で待ってて」
「はい、ありがとうございます」
そう言って優菜は優斗の部屋に入った。
「あそうだ、優菜ちゃん。私これから買い物に行くから留守番しててちょうだい」
「はい、わかりました」
優斗の母は買い物に出かけていった。
「懐かしい部屋・・・。このベッドも変わってない」
優菜は学校の部活帰りであった。夏の全国大会に向けての練習の帰りなのだ。制服姿のまま優菜は優斗のベッドに横になった。
三年前まで、ほぼ毎日のようにこのベッドの中で優菜と優斗は一つになっていた。それもちょうどこの時期まで、本当に激しく交わっていた。
「優斗・・・」
優菜はカッターシャツのボタンをすべて外すと、彼女の白い腹部を恥ずかしがることなく露出させた。そして、彼女は自分の手で、臍、鳩尾に手を置いた。
彼の性癖を知っていて、誘惑した。興味本位で。そして、殴られた。胃の中のものが全てなくなり、意識が飛んで失禁して、内臓がめちゃくちゃになるまで。
でも、それは自分が悪かったのだと、優菜は思っていた。
自分の軽はずみの行為の結果、優斗は大好きだった柔道を棄て、夢の全国大会の舞台への切符も捨てた。
今日、優菜は死ぬ覚悟でここへ来た。全ては終止符を打つために。
優菜は今日ほど自分の大きな胸が便利だと思ったことはなかった。胸の谷間に、カッターの刃を忍ばせ、優斗の帰りを待った。
99 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 18:27:43 ID:18J6ywdt
GJ
三年前って優菜さんちうがくせいでそんな毎日ってw
なんてエロい…
>>98 GJ。仕事早いな。
続き楽しみにしてるよ。
エロい。興奮した。
しかしナマで出しまくったら証拠が残っちゃう気が。
細けぇこたーいいか。
103 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 14:38:47 ID:D6IbuNbp
>>102 そうだよ、細かいことは気にしちゃダメだよ(・∀・)
インターホンに指紋ついちゃってることなんて気にしたらダメだよ(・∀・)
104 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 14:42:34 ID:H3moCQZm
うわ〜クオリティ高い。最高。
めちゃめちゃ抜けるね。贅沢を言うと
犠牲者にスーツ姿のOL三人組なんかも加えてもらいたい。
最後の優菜の回想が良かったw
ふぅ
107 :
平凡な男:2009/07/26(日) 02:42:31 ID:MmSaRXVq
透明人間PART3
優菜はベッドに横たわって待った。優斗が返ってくるのを。
「七時か・・・」
優菜は時計に目をやり、優斗が今頃だれを襲っているのかを考えた。
「やっぱり、女の人だよね・・・」
優菜は優斗の部屋にきてからずっと露にしっぱなしであった腹部を撫でた。流石に夏でも、少し冷えて痛みが出てきた。
そんなとき、家のドアが開かれる音がした。
「ただいま」
優斗だ。
優菜は覚悟をきめ、優斗が部屋にくるのを待った。
「あれ、母さんいないのか?」
そして優斗は、自室のドアを開けて口を閉ざした。
「優菜・・・」
「おかえり、優斗・・・」
「どうしてここに・・・」
「あなたを待ってたの。全てを終わらせるために」
優菜は立ち上って優斗に近づくと、背延びをして優斗の唇に自分の唇を重ねた。
(懐かしい・・・)
三年前まで、いつも当り前のように味わっていたこの温もり。でも、もう昔のことだった。
優菜は唇を話すと、優斗の目を見つめた。
「私のせい?優斗が変わったのも、今回のことも・・・」
「いったいなんのことだ」
「優斗が柔道をやめたのも、あこがれていた高校をあきらめたのも私のせいなんでしょ?」
「何を言ってるんだ」
「私が悪いっていってるの・・・」
思わず、優菜の目から涙がこぼれた。
「私が・・・あんなひどいことをしたから・・・」
事件が起きたのは三年前の兆度今と同じ暑い夏のことだった。
優斗と優菜はすでに恋人と言っても過言ではない間柄であった。二人は練習のない日曜日になると一緒に道場で練習をしていた。事件はその最中で起こった。
優菜は、優斗がお腹を殴ることが好きだと知っていた。でも、優斗は決して優菜には言わなかった。大切な人だから、傷つけてはならない、と思って。
優菜は優斗のパソコンから偶然にサイトの履歴を見て知っていたのだ。
そして優菜は、優斗がどれほど腹を殴りたがっているのを知っていて、誘ったのだ。
優菜は、暑いといって中にきていた体操服を捲り上げてお腹を見せたのだ。
108 :
平凡な男:2009/07/26(日) 02:43:02 ID:MmSaRXVq
その時、優斗の我慢していた欲求が溢れだしてしまった。
優斗は殴った、優菜の腹を、無茶苦茶に殴った。そして、優斗がやっと我に返ると、黄色い胃液を大量に吐き出し痙攣している優菜を見た。しかも、なぜか下腹部から血が零れていたのだ。
優菜は身籠っていた。これは優斗が悪かったのではない。優菜が、優斗をだましたのだ。暗い部屋の中で、優斗の肉棒にゴムをかぶせたふりをして、そのまま行ったのだ。
優斗は興奮すると泥酔したように感覚が鈍くなる、記憶もあいまいになる。そこをついて嘘をついたのだ。
なぜ、優菜が嘘をついたのか。それは、彼女の家庭にあった。
優菜の父は有名な柔道家で、オリンピックにも候補に挙がっていた。しかし、選手選抜の決勝で惨敗し、それをきっかけに性格が一変したのだ。
毎日酒浸りの日々。最初は優菜の母親は懸命に励まそうとしたが、最後は自分自身がおかしくなってうつ病にかかった。そのとき、優菜は七歳であった。
優菜は父によく八つ当たりをうけた。優菜には兄が二人いたが二人とも年が離れていて、いつも夜遅くに帰ってきていたため逃げ場のない彼女が標的にされたのだ。
そして、優菜は父に無理やり柔道をさせられた。負ければ容赦なく殴られた。そのため、優菜は柔道を憎んだ。
それから二年後、近所の人が見かねて優菜のことを警察に通報し、優菜の父は暴行罪で逮捕された。
父から解放された優菜であったが、家はめちゃくちゃであることには変わらなかった。
うつ病の母。家庭から逃げだした二人の兄。
優菜は結局、すがるように柔道に没頭した。そんなとき、同じ道場に幼稚園の幼馴染である優斗が入ってきたのだ。
昔から笑顔の明るい優斗に、優菜は憧れを感じた。やさしい父と母。恵まれた家庭。そして、明るい笑顔。
優菜にはないものがすべて優斗にはあった。
ときどき嫉妬して、初心者の優斗を何度も痛めつけた。でも優斗はそのたびに笑って返した。
そんな優斗にひかれ、次第に柔道が好きになり、優斗と一緒に柔道を楽しむようになった。
その後二人は、名門の柔道部がある大学付属中学に特待で入学し、一緒に強くなった。
そのうち、お互いに意識し合った二人は中学二年のときに付き合いはじめ、その翌年、二人は揃って全国大会の切符を掴んだ。
しかし、優菜はさびしかった。優斗と会えない時間がつらかった。毎日一緒にいたいのにそれもできなかった。
子供のころのとらうまが骨にまで浸みこんでいた優菜にとって優斗という恋人と離れるのは恐怖に近いものがあった。そこで、優斗の分身、つまり子供を身籠ればさびしくないと思ったのだ。
109 :
平凡な男:2009/07/26(日) 02:43:40 ID:MmSaRXVq
大会が終わるころに身籠ればいい。そう思っていた。しかし、すべて誤算だった。
優菜は優斗の性癖を知っていて誘い、そして、失敗した。身籠った子供まで殺してしまったのだ。
優斗は優菜を自宅へ連れ帰った。ぐったりとした彼女を自室に運び看病したのだ。
病院に運ぶ手もあったが、運んでそのあとどうすればいいというのだ。優菜は母のこともあって
生活補助を受けていて、私立中学に行けているのは特待で授業料がないからだ。もし今回のことがわかれば優菜は柔道部を追放されるだろう。そうなれば、優菜は夢も、未来もなくなってしまう。せっかくの全国大会も無に帰してしまう。
優斗は自分の保身よりも、優菜の保身を第一に考えていた。そのうえでの行動であった。
翌朝、優菜は意識を取り戻し、なんとか事なきを得たが、優斗は自身の責任を取るため、自ら柔道部を去り、優菜とも別れた。そして、目指していた難関高校の受験もやめて、推薦で受かる高校へ入った。
優菜も、それからというもの全てがうまくいかなかった。柔道の大会は地区予選で負けた。優斗のことで、もう何もできなかった。そして優菜も、優斗の後を追って、同じ高校に入学した。でも、結局優菜と優斗が仲直りすることはなかった。
でも、優菜にひとつだけ嬉しいことがあった。優斗が陸上部に入ったことであった。優斗は楽しそうに部活に打ち込み、笑っていた。かつて、自分が奪ってしまった笑顔を取り戻してくれたことであった。
「もう、これでいいよ」
優菜は、それだけで十分だった。このまま三年間が平和に過ぎて、優斗が幸せであってくれるなら。そう思っていた矢先、今回の事件だ。
「私のせいで、優斗は全国大会も、高校もあきらめた・・・。私のわがままが、優斗の笑顔も、夢も、みんな奪った・・・」
「・・・」
優斗は応えない。
「そんな私に、優斗のやってることに文句なんて言えないのはわかってる・・・。でも、私があんなことしなければ、今日はやってこなかった・・・。優斗が・・・こんなこと・・・」
「もういい。俺はやってない」
「嘘よ!知ってるんだから!最初から最後までずっと見てた・・・優斗が・・・」
その時、優斗は突如、優菜を抱き寄せて唇を重ねると、すぐに優菜の胸の谷間に手を突っ込んだ。
「ん・・・」
頬を赤らめる優菜であったが、優斗が、カッターの刃に気付いて抜き取ったのを見て瞳を震わせた。
興奮してしゃべりすぎて、胸を大きく揺らしすぎたのだ。そのせいで、カッターの刃が谷間から顔をのぞかせてしまったのだ。
110 :
平凡な男:2009/07/26(日) 02:44:09 ID:MmSaRXVq
「それで、やめなかったら俺を殺す気だったのか?」
「それは・・・」
脅すつもりであったのは事実だ。でも、訊かなかったら殺すきだったのかどうか、優菜には疑問であった。
「ただいま」
緊迫した空気の中、優斗の母が家に帰ってきた。
「!!」
驚いた二人であったが、優菜はすかさず優斗を押し倒すと、覆いかぶさって唇を重ねた。
「優斗、優菜ちゃんが・・・!!!」
ベッドの上で、ほぼ下着姿となっている優菜が優斗の上に覆いかぶさりキスしている姿を見れば、どこの家の母親でも硬直するだろう。
「お・・・お邪魔しました!!」
優斗の母は部屋を飛び出した。
「その・・・え・・・と・・・優菜ちゃんの分のごはんも作るから食べてってね・・・。なるべく・・・ご飯までに済ませてくれると嬉しいな〜」
母親はそれだけ言うとキッチンに歩いて行った。
しかし、優菜は離れようとしなかった。優斗と唇を重ねたまま、涙を流していた。
ようやく唇を離したと思うと、優斗の母に聞こえないように、彼の耳元で
「私じゃ・・・ダメなの?私・・・いくらでもお腹なぐらせてあげる・・・エッチだって・・・好きなだけ・・・だから、もうやめて・・・」
「俺じゃない」
優斗はそれだけ言うと、優菜と唇を重ねて、母の要請通りご飯ができるまでに優菜を抱き終えた。
「久しぶりね〜」
優斗の母は久々の優菜の来訪を歓迎した。
「いえ・・・」
優菜は照れそうに頬を赤くするが、優斗はむっつりとしていた。
結局、食事は優斗の母が一人で喋って終わり、そのあと、優斗の母は友達の家に行く約束があると言って出て行った。明らかに、二人に気をつかっている。
優斗は、その夜、優菜を抱いた。久し振りの優菜の味だった。
激しく攻めれば攻めるほど、優菜は狂ったように優斗を求めた。そしてなんども激しく交わり、二人は夜中には寝ついた。
一方、警察では連続女子暴行事件として捜査本部を設置し、証拠を探っていた。
「ないですね〜」
「ないか・・・」
111 :
平凡な男:2009/07/26(日) 02:45:18 ID:MmSaRXVq
鑑識官と警部が証拠を見て首を傾げた。
「インターホンからとった指紋はいろいろな人のが混ざって特定できませんし、学生や不良から精液を採取しようとしましたが、透明の
粘りっこいものがあっただけでそれらしきものもありませんでした」
「では、強姦はしていないのか?」
「さあ。彼女たちが意識を取り戻さない限り、不明ですね」
その時、背後のドアが勢いよくあいた。
「警部!大変です!」
「どうした?」
「それが、入院していた女の子四人なんですが、警視総監の特別命令で病院を移ったそうなのですが、その
病院がどこなのか私たちにも一切極秘にするとのことです」
「なんだと!そんなことがあるか!今から捜査一課に乗り込むぞ、続け!」
鑑識官までひきつれて警部は保管庫を出た。それからすぐに、怪しげな数人の部外者がやってきて、犯人のものと思われる透明な液体を奪ってさっていった。
「ふぅ」
優斗はふと横に目をやった。優菜はすやすやと寝息をたてて眠っている。
「悪く思うなよ」
優斗は優菜の寝顔にそう告げると、家を出て、狩へと出かけて行った。
すでに時刻は午前二時。優斗は人気のない路地に陣取った。
すると
「おお、いいね〜」
向こうから女がやってきた。色白で、年は近そうな女だ。しかも服装がすごかった。
中学生の時のものなのか、とても短いジャージを履いている。あとほん少しでも下げようものなら下腹部のジャングルが見えるほどである。上も短く白いタンクトップを着ていて、鳩尾が
うっすらと隠れる程度の長さで、下腹部のふくらみから鳩尾の少し下まですべてさらけ出されていた。しかも、胸がとても大きく、タンクトップがはちきれそうになっていた。
さらにブラジャーをしていないようで、それぞれの胸のてっぺんに突起物が立っていた。そして、その上から黒い長そでのジャージを羽織っているのがなんともいえない色気をかもしだしていた。
「よし、行くか」
透明な優斗は、色気たっぷりの少女に襲いかかろうと背後から迫った。
「はぁ!!」
ベシ!!
「いたぁ!!」
少女が背後の優斗に回し蹴りをお見舞いしたのである。凄まじい威力で、思わず優斗はのけぞった。
112 :
平凡な男:2009/07/26(日) 02:45:49 ID:MmSaRXVq
「優斗!私があなたを止める!」
「ゆ、優菜・・・」
色気たっぷりの女は優菜であった。
「透明になっても無駄!あなたがどこにいても・・・私にはわかる!」
まさしく愛の力とでも言うべきか、優菜は優斗が家を出たのを確認すると、すぐに自分の自宅に戻り、身なりを変えると優斗が出没しそうなところへわざと来たのだ。
「はあぁ!!」
優菜は強烈な拳を優斗の顔面に直撃させた。
「ぐはぁ!!」
ボキ、という音が鳴ったのを確かに聞いた。優斗の首の骨がきしむ音であろう。その後も、優斗は回避したが優菜はすぐに優斗を捉えて攻撃してくる。もはや、それはほんとに感覚的なものでしかなかった。
(まずいな・・・)
できるなら、優菜にだけはもう暴力をふるいたくなかった。でも、それももうかなわない。
優斗は覚悟を決めて、優菜と戦うことにした。
まず優斗は、優菜の攻撃をかわすことに専念した。優菜は必死だ。優斗に攻撃するのに必死で体力を計算していない。優菜の体力が落ちてきたときこそ反撃のチャンスだ。
そして、チャンスはすぐにやってきた。
大ぶりな技ばかりを優菜は使ったため息切れを起こし、技のキレも速度も落ちてきたのだ。
「はあぁ!!」
そして、優菜が無理に放った拳を優斗がすり抜けて懐に入ったとき、彼女の敗北は決まったのであろう。
優斗は渾身の力を込めた拳を、優菜の綺麗に窪んだ臍に突き刺した。
ドスン!!
「くおぉ?!」
いきなりのことで優菜は何をされたか一瞬わからなかったようだが、優斗の拳は深々と優菜のへそに埋没し優菜の生暖かい肝臓を抉ったのを確かに感じた。
「ひ・・・ひゆぅぅ・・・」
優菜の体がぶるっと震えて、未だに幼げの残る唇から涎が零れた。
優斗は優菜の臍から拳を引き抜くと、すかさず拳を優菜の脇腹にめり込ませた。
「こはぁ!!!」
優斗のこぶしは優菜の脾臓を半分以上も抉り、その形を変形させた。
優菜の目が大きく見開かれ、唇をわななかせるのと同時に大量の涎を吐き出した。
この二撃が、優菜の力を完全に奪い、優斗の独壇場に変えてしまった。
「けほ!けほ!お・・・おげぇぇぇ!!」
優菜は激痛のあまり臍を両手で押さえ激しくせきこむと、勢いよく胃の中のものを吐いた。
113 :
平凡な男:2009/07/26(日) 02:46:19 ID:MmSaRXVq
優斗の家でごちそうになったものだ。
苦しみのあまり、優菜の目に涙が浮かび、それが視界を妨げて優斗を隠した。
優斗は拳を強く握りしめると、もう一方の手を優菜の背中にまわし、強く引き寄せた。
引き寄せられた優菜の体を、待っていたもう一方の拳が歓迎した。
強く握りしめられた拳は優菜の膨らんだ下腹部に壮絶なアッパーを撃ちこんだ。
ズム!!
「はぐぅ!!!」
優菜の足が地面から数十センチも浮き上がり、優斗の拳は弛緩していた下腹部に手首までねじ込まれていた。
優斗の拳は、子供を産むときのための器官を守るわずかな肉をかきわけてその急所に達した。
「い、いやぁ・・・・」
優斗の耳元で、ほほを赤くしている優菜が子犬のような声を上げて哀願した。
(やめて・・・優斗・・・・)
そこだけは、壊さないでほしい。急所に拳がめりこんだとき、優菜の脳裏に浮かんだのは自分の夢であった。
自分の下腹部が大きく膨らみ、妊婦である自分を優しく優斗がだき締めてくれている。
それこそが優菜の夢であった。しかし、ここで子宮を破壊されれば全て消えてしまう。
優斗は、優菜の中で拳を開いた。
「ひゃぁ!!」
それを感じ取った優菜は足をばたつかせて抵抗したが、優斗がもう一方の手で優菜の脇腹を抉り、脾臓を押しつぶすと、ぐったりとして動かなくなった。
「や・・・やめ・・・て・・・・」
それでも、優斗に哀願する優菜。
優斗は、優菜の膀胱を握りつぶした。
「はぁ・・・・!!!」
声にならない叫びが優菜の喉の奥から官能的に聞こえてきた。
直後、優菜のズボンが湿り気を帯びた。
優斗は優菜の急所から拳を引き抜ぬいた。優菜は膝から地面に落ち、そのままひれ伏すような形で臍と下腹部を押さえ、苦しんだ。
「う・・うぅ・・・おげぇぇぇ!!!」
また吐いた。今度は黄色い液体がいっきに喉もに上がってきてそのまま外に溢れた。
そんな優菜を、優斗は無理やり起こすと、腹の中心に強烈な一撃を突き刺した。
ボクン!!
「く・・・・っ・・・」
あらわになっている鳩尾に拳を突き刺すなど優斗にはぞうさもないこと。
114 :
平凡な男:2009/07/26(日) 02:46:44 ID:MmSaRXVq
大きく陥没した鳩尾が修復する前に、優菜は前のめりで崩れはじめ、意識も遠のいていった。
(私・・・負けたの・・・?)
このまま倒れれば、楽かもしれない。でもそれで本当にいいのか優菜は迷った。
優斗から夢も、笑顔も、すべてを奪ったのに、こんなあっけなく負けていいわけがなかった。
優菜の目から消えかけていた闘志が再び炎をともした。
「うおおぉぉぉぉぉ!!!!」
優菜は最後の力を振り絞ってふんばると、渾身の力をこめた拳を優斗の画面にはなった。
バシ!!!
「やった・・・」
「・・・・」
「え・・・?」
確かに命中はした。しかし、五臓六腑に凄まじいダメージを受けている優菜の一撃など、もはやないに等しい威力しかもっていなかった。
「そんな・・・」
優斗は優菜に回し蹴りをくらわすと、背後の塀にたたきつけた。
「こふ!!」
強く背中を撃ちつけ、せき込みそうになっている優菜に優斗は最後の追い打ちをかけた。
優菜の肩を強くつかみ、逃げられないようにして拳を強く固めた。
(負けた・・・・)
優菜の予想通り、事は進んでしまった。
優斗は、もはや腹筋をかためることもできない優菜にこく過ぎるとどめの二撃を放った。
ズドン!!!
「ぐはぁうぅ!!!!」
優斗は優菜の臍に強力な一撃を突き刺すと、最初の一撃とは違い、肝臓を深くえぐり、脾臓のごとく、半分以上も押しつぶした。
優菜の形の整った胸がプルンと震え、口からは黄色い液体がこぼれる。
「ひ・・・ひぐぅ・・・・」
さらに、優斗は臍の陥没が修復を始める前に、強烈なアッパーを優菜の鳩尾へ突き刺した。
「あ・・・くぅ・・・・」
もはや完全に弛緩しきった鳩尾は、優斗の強烈な一撃を抵抗することなく受け入れてしまった。
塀に挟まれた優菜は拳によるダメージを全て吸収してしまい、肋骨を搔い潜って優菜の急所を抉っていた優斗の拳は、胃をも押しつぶして背中までぶちぬいていた。
優菜の果敢な精神力でももはや持ち直せるはずがない。
115 :
平凡な男:2009/07/26(日) 02:47:15 ID:MmSaRXVq
優菜は最後の力を振りしぼり、優斗の耳元で小さくつぶやいた。
「ず・・・っと・・・あい・・・し・・・・てる・・・・」
その一言を告げると、優菜は震える目から大粒の涙を零して胃液を天に向き合って吐き出し続けた。そして、優菜の鳩尾にはしばらく優斗の拳が埋没していたままひくひくと痙攣していたが、それも次第に収まった。
そして、優菜の目から光が消え、目をつぶるとようやく優斗は拳を引き抜いた。
ぐぼ、という水っぽい音とともに拳が引き抜かれると、優菜の口からわずかながら胃液が零れ、そして、その場に崩れた。
優斗は優菜を三年前のときと同じように自室へ運んだ。そして、抱きかかえたまま、優菜の腹をさすり続けた。
「いた・・・い・・・」
優菜が目を覚まして、上を見上げると優斗がいた。私服姿になっていた。
「ゆう・・・と・・・」
「おはよう、優菜」
しかし、まだ外は暗い。まだ夜中だ。
「おは・・・よう・・・」
優菜は激痛をこらえて言葉を発する。そのたびに、体中に大量の脂汗をかき、苦しそうに生きずをする。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・」
苦しげな優菜を見ていると、優斗は三年前を思い出す。
あの時と同じだった。優菜を傷つけてしまった。
「ゆう・・・と・・・・」
「ん?」
「すき・・・・」
そう言って、優菜は優斗の唇を求めた。
「ああ」
優斗は拒むことなく唇を重ね、優しく、そしてさらに強く抱きしめた。
すると優菜は、嬉しさのあまり涙を流した。
「だいて・・・」
激痛にさいなまれながらも、優菜は優斗を求めた。優斗も拒まず、優菜の求めたとおり、激しく抱いた。
「ううぅ!!」
激しくすればするほど、優菜は激痛にさいなまれ、目を震わせる。でも、優菜はそれでも優斗に激しく攻めてほしかった。自分が自分でなくなり、狂い優斗を求め、その果てを感じるために。
激痛に次ぐ激痛が優菜の五臓六腑を痙攣させ、大量の脂汗がわき出てくる。優菜の白いタンクトップは汗でぬれ、優菜のピンク色の乳首がつんと立っていた。
116 :
平凡な男:2009/07/26(日) 02:47:49 ID:MmSaRXVq
優斗は激しく優菜の体を攻めながら、乳首を摘んだ。
「はぁ!!」
優菜は嬉しそうな声をあげて体をくねらせた。
その夜、優斗と優菜は、三年前のように激しく交わった。よせてはかえし、よせてはかえし、まるで溶け合うように。
二人が目を覚ましたのは朝になってからだ。
優菜が最初に目を覚まし、優斗の安らかな寝顔をみつめた。
(もう、止められないんだね・・・)
自分は負けた。だから、優斗の暴走は止められない。その悲しさのあまり涙を流し、肩を震わせて泣いた。
すると優斗がいつのまにか目を覚ましていて、優しく抱きしめると、また優斗と優菜は一つに交わった。
「優菜」
「なに?」
「一緒に生きよう」
「うん・・・」
優菜と優斗はさらに激しく交わり、そして、果てた。
二人が起きると、すでに朝の十時であった。
「ただいま〜」
「!!」
「優斗、優菜ちゃんは・・・・!!」
優斗の母は、優菜の格好を見て目を点にした。
「あ、あの・・・その・・・これは・・・・」
優菜は顔を真赤にして弁明するもののどうにもなるはずがない。
「へぇ〜」
優斗の母は次第にいやらしい目つきで優菜を見ると、にやにやして
「あら〜優菜ちゃん色っぽくなったのね〜。あ、でも中学生のときからそういう格好してたもんね〜」
優斗の母にからかわれ、優菜はますます顔を赤くした。
「あら〜ラブラブはいいわね〜。愛する男のために、色気いっぱ〜い」
「か、母さん・・・」
優斗も顔を赤くした。
「いいじゃない、ちょっとぐらい!」
「だめだよ!!」
「ふふふ」
117 :
平凡な男:2009/07/26(日) 02:49:14 ID:MmSaRXVq
優菜は嬉しそうに笑った。ここに求めていた安らぎがあったから。
三人の後ろで、テレビが緊急会見のニュースを放送していた。当然、三人は気付かない。
「ええ、今日、世界初の薬が完成しました」
その声、もし優斗が訊いていれば思い出すだろう。あの日、優斗に投薬した白衣の男の声であった。
「ニルホルミンと名付けましたこの薬は、傷口を凄まじい速度で回復させる能力と、筋肉の増加を促進する作用のある薬です。これを点滴と混ぜて投与すれば、傷口も早く治り、リハビリの期間も短縮すること可能です」
優斗が車にひかれたにもかかわらず、無傷であった理由。そして、以上なまでの筋力の増加。全てはこの薬のおかげであった。
「副作用などはなかったのですか?」
記者の質問に白衣の男は答えた。
「はい、国家機密ですので、詳しいことはお話できませんが数日前に一人の少年の協力のもと実験を行い、副作用を発見しました。しかし、その副作用を打ち消すことに成功し、今日を迎えたのです。少年にも副作用を中和するワクチンを投与済みですのでご安心を」
優斗の家のポストに、ニルホルミン副作用中和剤と書かれた包みが入れられていることを後になって知るのである。
そして、優斗の欲望の犠牲になった四人であったが、ある日いきなりどこかの病院から警察病院へ搬送されてきた。
しかし、事件のときの記憶がなく、検査の結果全員が処女のままであることから警察は暴行事件で再調査をするものの、証拠がすべて盗まれたため事件の捜査は頓挫してしまった。
もし、ニルホルミンに少女の秘部の傷を修復するまでの能力があるとしたら、もし、国家プロジェクトで開発された薬に、透明人間になるという副作用があるということが世間に知られたくない政府が警察の証拠を盗んだとしたら、すべて辻褄が合うのであった。
その後、優斗と優菜は同じ大学へ進学し、卒業後結婚した。
その時、すでにお腹には優斗の子を身ごもっていた。
それから間もなく、優菜は夢にまでみた幸せを掴んだのである。
118 :
平凡な男:2009/07/26(日) 02:49:56 ID:MmSaRXVq
また面白そうな話題が出てきたら戻ってきます。
すげー超展開w
優菜の思考がいかにもな厨でワロスwww
だが良かった!誤字とか拙いとこは山ほどあったが勢いと熱意とエロさは感じられて楽しめた
またなんか書いてくれるの待ってるぜ!
これは、すばらすぃ!
すばらすぃ!
ほんとラブストーリーにするの好きだな
123 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:33:36 ID:E/iWlYC9
蹂躙 強奪編
女性の性犯罪が増加するに伴い、女性がボディーガードを雇う傾向が強くなりつつある今日、女性のみで構成されている
警備会社《ガーディアンレディース》に警護の依頼が届けられた。
「失礼します」
四人のスーツ姿の美女たちが、社長室に入っていった。
「よくきれくれたわね」
出迎えたのは《ガーディアンレディース》社長、中川 巴(二十七歳)であった。
輝くばかりの美貌、大きな胸、流れるようなライン。まるでトップモデルさながらの体格であった。しかし、こうみえても彼女は元陸上自衛隊の特殊部隊に所属していたが、
国防の必要性が薄れ、警察面での必要性が強まるのを感じ警察官に転職。そして、警察での経験を生かした警備会社を彼女が二十五の時に設立した。
構成員は全員が女。現在ボディーガードとして働いている社員は百人以上、スタッフを含めれば五百人は下らないだろう。わずか二年でここまでの規模に膨れ上がったのも、
女性が日々、変態達に狙われる件数が増えたことが後押ししているのであろう。
「今回の任務は、十七歳の少女の護衛および自宅の警備よ。海外に住む親戚がお亡くなりになり、イギリスまで葬儀で行くそうなのだけど、依頼主の一人娘さんは病弱で
長時間の飛行に体に負担がかかるため自宅に残していくことになったということよ。でも、こんな危ないご時世に病弱な十七歳の女の子を一人自宅に残すなんて心配、そ
こで私たちの出番というわけよ」
今回派遣される四人は、リーダーとして油井崎 巳緒(二十三歳)、サブリーダー進藤 織江(二十三歳)、サポートとして、横山 愛美(二十三歳)、阿倍 優美(二十三歳)の四人であった。
彼女たち四人は去年、《ガーディアンレディース》が設立したボディーガード育成学校をトップで卒業し、入社してからというもの成功率が100%を下回ったことのない精鋭であった。
彼女たち四人は、高校時代、何者かによって暴行行為をうけて生死の境をさまよったという苦い経験を持っていた。そのため、彼女たちは同じ女性を守る仕事に就きたいと大学を中退して、軍隊並の厳しい訓練を《ガーディアンレディース》から受けた。
四人とも動機が同じということだけあってよく気があい、今では親友であり、チームであった。
「まあ、そういうわけだから四人ともパスポートを事務所で受け取って、ファイルを必要なものだけ持って出動してちょうだい」
「はい」
四人は社長室を後にし、事務所でパスポートと任務内容が書かれた書類を受け取った。
今回の依頼主は、クリニア王国の要人で、財務大臣のモハディー・ナエサル氏。護衛対象は長女ミリアス・ナサエル(十七歳)。期間は七日間。そして、最後に、拳銃携帯必須。
124 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:34:11 ID:E/iWlYC9
「拳銃か・・・」
優美は顔をしかめた。
「あの国で銃なんているのかな?」
「美女の国だから暴漢も多いんでしょ」
と愛美が応える。
「でも、あの国にいったら、胸が膨らむ果物とか、色が白くなるお魚とかあるんでしょ?夢みたいだね〜」
リーダーの巳緒は頬を赤くした。
「仕事なのよ、気を引き締めなさい」
サブリーダーの織江は鋭い視線で巳緒を見た。
「冗談よ、冗談。じゃあ、集合は明日の午前七時、武蔵空港でね」
巳緒は仲間と別れ、マンションの自室へと帰った。
「ふう」
巳緒は疲れたようにベッドに横たわった。
その自室は、かつて巳緒が暴漢に襲われた場所であった。巳緒は腹部に何度も打撃を与えられ、内臓が壊滅的な打撃を受けたのだという。しかし、彼女には記憶がない。他の三人も同じように記憶がなかった。
「考えても仕方がないか」
巳緒は起き上がって、携帯を手に取った。時間はすでに午後の九時。
「いまいいかな?」
巳緒は親友である優菜に電話をかけた。
「優菜?私」
「ああ、巳緒じゃない。どうしたの?」
優菜はすでに幼馴染の優斗と結婚しており、すでに一児をもうけていた。
「明日、クリニア王国へ仕事でいくの」
「え?!本当?いいな〜。あそこって、女性にとって夢みたいな物がたくさんあるんでしょ?」
「うん、でも仕事だから」
「そうか、で、今日は何の用?」
「うん、ちょっと優菜の声が聞きたかっただけ。家族にも勘当させられちゃって、今、どこかへ行ってきますって言えると優菜だけなんだ」
「そう、じゃあ、今度は御帰りを言うね」
「うん、ありがとう」
巳緒は優菜との短い会話を終えると携帯を切った。
巳緒は、親の反対を押し切ってガードウーマンになった。既に親の決めた結婚相手がいたが、大学を勝手に中退したり、その婚約者と勝手に別れ話を進め実行してしまったり、と親に勘当されてもしょうがないと巳緒はあきらめていた。
125 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:34:56 ID:E/iWlYC9
「初めての海外だな」
しかし、巳緒は言葉にこそ出さなかったが、あの、拳銃携帯必須、と書かれていたことが
気になった。治安のいいあの国で拳銃などいるのだろうか、と。
翌朝、四人は拳銃以外の装備と必要な荷物だけを持ち、王国にたどり着いた。
時刻はまだ朝の八時だ。
「あ・・・」
空港に着いた途端、美女の国を言われる由縁を四人は理解し、頬を赤らめた。
空港にいる女性はみな美女ばかり。色白で、目や髪の色はさまざまだがみな日本のトップモデルと同等かそれ以上のスタイルを持っていた。
なぜ、そうわかるのか。その理由は、女性達がとても薄着だからだ。暑いこの国では、薄着が普通だ。しかも、腹部を全て露出する服装は普通で、
目に着く人全員が腹部を露出させていた。さらに、中にはズボンを履いているものの、上はビギニだけ、というスタイルもいるのだ。しかも、みなブラをつけていない。
水着を着ている人は別として、薄手のシャツ一枚で、乳首が立っていようとお構いなしに歩いている。大きな胸がプルンプルンと揺れているのに、それも気にしないのだ。
さらに驚くべきは男だ。みな、当たり前の光景として育ったせいか、厭らしい目で女性達を見る男など一人もいなかった。
「すごい・・・」
四人は思わず目を覆いたくなった。しかも、スーツをびしっと決めて王国に乗り込んできた巳緒達四人はギャップが激しすぎた。
「とにかく急ぎましょう」
もう耐えられないといったぐあいで織江が先頭をきり、タクシーを捉まえて依頼主の邸宅へと移動した。
「おお、君たちか」
依頼主であるモハディー氏は快く四人を迎え入れた。
「娘が中で待っておる。自己紹介が終わり次第私と妻はイギリスへ飛ぶから一週間、娘の警護を頼むぞ」
「はい」
そして、四人は警護対象であるミリアスに対面した。
「かわいい・・・」
巳緒は思わず頬を赤くした。
人形のような綺麗で色白な少女。澄んだブルーの瞳。奇麗になびく金色の髪。巳緒は可愛さに心躍った。
126 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:35:19 ID:E/iWlYC9
「リーダー」
織江が隣で鋭い目つきをしているのに気づくと慌てて顔を引き締めなおした。
「こんにちは、ミリアスです」
ミリアスはパジャマ姿で、ベッドに腰を掛けながら四人と対面した。
「こんにちわ、リーダーの巳緒です」
「サブリーダーの織江です」
「サポートの優美です」
「同じくサポートの愛美です」
「ミリアス、日本から女性だけのボディーガードを呼び寄せたよ。これで安心だろ?」
「うん」
ミリアスは小さく頷くと、巳緒ら四人に微笑んだ。その笑みが、なんとも言えない可愛さを含んでいて、巳緒はおろか、厳しい織江ですらほのかに頬を赤くしてしまった。
「それではみなさん、後はお願いしますね」
氏は飛行機の時間が迫っている、と慌てて主だったものとともに邸宅を後にした。
このときより、巳緒達の仕事が始まった。
最初にミリアスの予定にあわせて警護を行うためのブリーフィングを行った。
「今からミリアスは公園でジョギングをして、帰宅後は昼まで邸宅内で過ごす。今日の午後は友人と近くの喫茶店で会話をして、夕食ごろに帰宅。その後は翌朝まで邸宅内ですごす。今日以外、午後の外出はないわ」
と巳緒はスケジュールを言い渡した。
「じゃあ、着替えないとね。織江、着替えあるよね」
「うん・・・・」
「織江?」
「社長からの荷物に・・・」
ほのかに顔を赤くしている織江に首を傾げる三人であったが、着替えてみてその意味がわかった。
「こんな・・・恥ずかしい・・・」
四人は、どれだけ伸ばしても下腹部の芝生をなんとか多いかぶせるほどの長さしかないランニングズボンと、白いタンクトップ、そして、ジャージをはおるというスタイルであったが、織江は社長から渡された紙に書かれた通りに自らと三人をコーディネートした。
まずはブラジャーである。服装を知らなかった三人はブラジャーをつけていたが、この国の女性でつけている人などいないので、全員ブラを外し、お中を露出しないこともないのでタンクトップも胸を隠すことのできるぎりぎりの長さで切り揃えた。
「こんのないよ・・・」
愛美は顔を真赤にして、はずかしげに胸と腹部を手で覆った。
「我慢しなさい。この国ではあたり前なんだから。それと、三人とも」
127 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:35:44 ID:E/iWlYC9
織江は三人の、ズボンからはみ出していたパンツを指差した。
「脱いで・・・。社長の指示」
「うう、社長め・・・」
優美は恨めしそうに社長を呪った。
「この国では日常茶飯事。男も気にしないんだから、いいの」
織江は無理やり三人のパンツも脱がせ、着替えを終えた。
「ミリアス、行きましょう」
まだ顔の赤みが抜けきっていない巳緒であったが、時間は時間なのでミリアスを部屋まで迎えに行った。
「はい」
部屋から出てきたミリアスは、巳緒達と同じ服装をしていた。ジャージがピンクという色の違い以外は同じだ。
「あ・・・」
巳緒は、自分よりも六歳年下の体に見入った。
下腹部から腰にまで流れる奇麗なライン。セクシーに窪んでいる臍。引き締まった腹部と、巳緒達にも劣らない大きな胸と、乳首。
「巳緒」
織江の怖い声が聞こえて巳緒は我を取り戻した。
「あ、ご、ごめんなさい」
「ん?」
いったい二人の間の会話が理解できずミリアスは首を傾げた。
ミリアスは病弱であったため、体力作りのために毎日一時間ほどの軽いランニングを行っていた。公園のポイントポイントに四人を適格に配分して警戒に当たる。
「こちら巳緒、以上なし」
あまりのも服装が薄すぎるため、四人は互い小さな動作を起こして異常がないことを知らせ合った。また、拳銃は小型のものを背中に忍ばせた。
公園を超えたビルの屋上で、ミリアスを望遠鏡で見ている男が一人いた。美形の男だ。まるで美女の顔を男に移したような男だ。
「ふふふ、警護に四人か。あんな小娘たちなら、苦労はしないだろう。作戦は今夜、実行だ」
ランニングも無事終わり、午後の友人との談話も終わり、時刻は午後七時を回った。
「ねえ、着替えちゃダメ?」
「ダメ」
巳緒は織江にそう言われると、両手で冷えた腹部をさする。
128 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:36:11 ID:E/iWlYC9
夜になると昼間の暑さが嘘のように寒くなってきた。
「大丈夫ですか?」
ミリアスはランニングの時と同じ格好で平気そうに言った。
「え、ええ・・・」
(こんな薄着でいさせるから病弱になるのよ・・・)
巳緒は心の中でそう思った。
巳緒はミリアスとともに寝室にいた。まずリーダーが対象の間近で警護し、他の三人が屋敷を巡回して警護する態勢を取っていた。織江はその定時連絡に来たのだ。
「どんなときでもこの国の人になりきるの。この国にいる日本人だって少なくないのよ。もしスーツ姿でいたら、ボディーガードはここですよって言ってるものじゃない。じゃあ、そういうことだから」
織江は寝室を出て行った。
一台のバイクが、邸宅の玄関前に止まった。大型のバイクで、なぜか日章旗を後ろに刺して掲げている。そのバイクを見て、監視役の優美は日本の暴走族を連想した。
「バイクが一台来たわ」
優美からの報告を受けて、三人は拳銃を取り出し、いつでも発砲できるようにした。
「ちーす。俺だ〜。ミリアスちゃ〜ん」
(怪しい!)
言葉の使い方といい、乗ってきたバイクといい、どうも怪しい。
織江は背中に拳銃を隠してドアを開けた。
「はい、どなた様ですか?」
「あれ・・・?」
織江の顔を見た男は首を傾げた。
(日本人?)
金髪だが顔は日本人だ。ジーパンに、上は黒いライダースーツを羽織っているだけで逞しく八つに割れた腹筋と堅そうな胸筋が印象的だった。しかし、なぜだろう、どこかやさしげな雰囲気を持っていた。そしてなぜか、この男に惹かれるような気がした。
「あんた、この家のもんじゃないね・・・」
男が警戒した様子を見て、優美と愛美が二階の窓から拳銃を構えた。
「おじさん!」
「え?」
背後から声がして振り返ると、そこにはミリアスと巳緒がいた。
「巳緒、あなた・・・・対象を・・・」
織江が動揺するのにお構いなしに男は家に入ってきた。
「よっす、ミリアス。遊びにきたぜ〜」
129 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:36:35 ID:E/iWlYC9
「おじさん!」
ミリアスは大喜びで男に抱きついた。
「あの、これは・・・」
織江が状況を把握できずにいると、ミリアスが
「この方は、私の叔父です」
「でも、日本人で」
「ええ、私は日本人とのハーフですよ」
「ええ!!」
巳緒が驚きの声をあげた。
思い返してみれば、彼女の母はなんとなく日本人のようでもあったが顔を見たわけでもなかったからわからなかったのだ。
「この方は、母の兄にあたる人です」
「てなわけで、よろしく〜」
「は、はぁ・・・」
織江は微妙な顔つきをした。
「なんだ、姉ちゃん?」
織江のことだ。
「俺見たいなタイプは嫌いか?」
「・・・」
織江は応えない。
男は小さく溜息をすると、ミリアスに
「さあ、部屋に戻りなさい。体にさわるぞ」
「はい。オジサンは?」
「ああ、今日はもう少ししたら会合の時間だからそれまで休ませてもらうよ。会合が終わったらまた来るから」
「約束ですよ?」
「ああ」
「はい!」
ミリアスは嬉しそうに頬笑みながら寝室へ戻って行った。
「にしてもよ、あんた達がミリアスのボディーガードか?」
男は巳緒と織江、そして二階にいる優美と愛美を見回した。
(この人、優美と愛美に気付いていた)
織江は少しだけ警戒した。
「なんだかきゃしゃで頼りないな。ほんとに守れんのか?美貌だけじゃ守れないぜ」
その言葉が、巳緒の気に触れた。その言葉は、勘当した父と同じことを言ったからだ。
父も言った。顔だけで人を守れるものか、と。きゃしゃな巳緒に人を守ることなどできない、といっている嫌味な表現であった。
130 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:37:10 ID:E/iWlYC9
「取り消してください」
「あん?」
「私たちは訓練を受けています。たとえきゃしゃでも、彼女を守れる自信はあります!」
「どうかね〜」
男はタバコを取り出すと加えて火をつけた。明らかに馬鹿にしている。
「ならば、証明して見せましょうか?あなたと勝負して」
「巳緒」
織江が止めに入るが、巳緒がこうなると止められない。
「いいけどよ、なるべく女には手を出したくないんだ。あんまり弱いと、女に暴力をふるった最低男になっちまうからよ本気で頼むぜ」
「ええ、望むところです」
二人は中庭で決闘をすることになった。
「いいの?」
愛美が織江に訊いた。
「ほっておくしかないわ」
しかし、織江には嫌な予感がした。あの男、強い、と織江の女の勘が言っていた。
「さあ、どっからでもいいぜ」
男は両手を広げ、いつでもこいと挑発する。
「私は巳緒、あなたの名前も聞かせてくれるかしら?」
「大善だ」
「変わった名前ね」
「ああ」
そこで会話は終わり、一瞬で戦いの火ぶたがきられた。
「はぁ!!」
巳緒は俊足で大善の懐に入った。そして、一気に顔面をけりあげた。
「おぁ!!」
さらに拳を連続でボディーに打ち込む。
「いって!!」
(どうよ、私を侮ったこと後悔させてあげる!)
そしてさらにもう一発殴ろうと、興奮してつい拳を大きく振りかぶってしまったとき
「いてぇじゃねえか」
平気そうな顔で大善が態勢を瞬時に立て直したのだ。その顔に、痛みなど微塵も伺えない。
(しまった・・・)
大善を無言で拳を固めると、巳緒の鳩尾めがけて拳を放った。
(来る!)
巳緒は鳩尾を守ろうと出来るだけ腹筋を固めようとした。
131 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:37:36 ID:E/iWlYC9
ボクン!!
「え・・・・?」
しかし、巳緒がそう思案している最中に、大善の拳は巳緒の鳩尾に激突していた。
(え・・・早・・・す・ぎる・・・)
動体視力が抜群であるはずの巳緒の目でさえ、大善の拳が取えられなかった。
「か・・・はぁ・・・・」
大善の拳は巳緒の鳩尾をぶち抜いて、彼女の急所を抉っていた。
激痛の余り、涙をこらえた巳緒の目が大きく見開かれ、ブラがないため制御不能となっている巨大な双乳がフプルプルと震えた。
「だからいっただろ、きゃしゃだって」
巳緒は、大善の拳に鳩尾を貫かれながらも戦おうと果敢に顔を上げるものの、大善の強力すぎる一撃はすでに彼女の体が耐えられるレベルをはるかに超えていた。
「う・・・くぅ・・・」
巳緒は口内の涎をだらしなく吐き出すと、ぐったりとして動かなくなった。
「ったく、しょうがねぇな」
大善は巳緒から拳を引き抜くと、彼女を抱きかかえて邸宅内に戻った。
「巳緒・・・」
織江は騒然とした。巳緒は、四人の中で一番強い。だからこそリーダーなのだ。そのリーダーが、相手にダメージを与えることすらできずに敗れた。しかも、たった一撃で。
「おらよ」
大善は巳緒を優しくベッドに横たえると、布団をかぶせた。
「ふぅ。本当に、日本人の女の強情さは変わらない・・・な・・・」
部屋を出ると、織江が敵意を持った目で睨んでいるのに気づいた。しかも、巳緒の敗北を聞いて戻ってきた優美と愛美も同様の目で見ていた。
「ったく、俺はなるべく平和主義者なんだけどね」
そう言って愛美に近づいた。
「な、なに・・・」
「俺は、女を拳で倒すより、こっちのほうが好きなんだかね」
「え・・・ん!」
突徐、愛美の唇を大善が奪ったのだ。愛美は抵抗しようと拳銃に手をかけたが大善の太い手がそれを牽制し、拳銃を床に落とした。さらに、指をズボンに突っ込んで、愛美の秘部に指を入れたのだ。
「んん!」
頬を赤く染め、体をくねらせる愛美。
「離れなさい!!」
織江と優美は拳銃を構えたが、大善はお構いなしだ。
132 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:38:14 ID:E/iWlYC9
「愛美・・・」
しかも、愛美はもはや抵抗する意思を持っていない。大善のうますぎる指使いに足が震え、目からは快感の余り涙がこぼれ、とろんとしていた。おおきな胸も足が震えるの
と同調してプルプルと震えている。しかも、大善が舌を愛美の舌と絡めているのだが、明らかに愛美も大善の舌と自らの意思で絡めているのだ。
そして、大善が明らかに秘部に挿入していた指に力を入れるのを織江と優美が見たとたん、愛美は快楽の声を喉の奥から上げ、全身を激しくふるわせると、一気に失神した。
大善は失神した愛美を床にそっと横たえた。
「な?こっちのほうがお互い気分よく済むだろ?」
今度は優美に近づいてきた。
「こ、こないで・・・くると、撃つよ・・・」
「無理だな。女は意外と情にもろい。敵意のない相手は撃てないだろ」
そうこうしている間に優美も大善に唇を奪われ、指を直接秘部に挿入されてしまった。
「んん!!!」
優美は愛美と違って抵抗したが、すでに銃は挿入直後に落してしまい、大善が指使いを激しくすると快感に負けて彼女もまた自らの意思で舌を絡めてしまった。
大善の指が優美の中の奥深くに突き上げられると、優美も愛美同様全身を震わせて失神した。
優美もまた床に優しく横たえられた。
「私は・・・」
二人のやられざまを見て、すでに織江はあきらめていた。逃げられないと。
織江は自分でも情けないと思った。諦めて、目を瞑り、薄く唇を開いて大善が自分に手をつけるのを待つなんて。
大善は二人と同じように唇を奪った。
「ん・・・」
(温かい・・・)
初めてのキスがまさかこんな形とは、と織江は変な気分だった。そして、大善の長い指が秘部に挿入されると、織江の体はビクン!!と震え、おおきな胸がたゆたゆと大ぶりに揺れた。
「んん!!んん!!!」
織江は唇を奪われて声が出ない状況でも、必死に声を上げて、体内をめぐる快感を追い出そうとしたが、大善は今までの二人とは違い、もう一方の手で織江の大きな胸をもんだのだ。
「んんん!!!」
織江はもう我慢できないとからだをくねらせるが大善の指使いですぐに沈黙し、快感のあまり涙を堪えた幼げな瞳を震わせた。
133 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:39:49 ID:E/iWlYC9
さらに、大善は織江の両胸を激しくもみ終えると、びんびんに立っている乳首を掴んだ。
「!!!」
織江の精神も限界を迎え、ついに織江は大善の魔手に屈した。
織江の小さなしたべらが、大善の舌べらと激しく絡み合い、互いの涎を交換しあった。そして、大善がとどめの一撃として長い指を奥まで突き上げると、織江は果てた。
「はぁ!はぁ!はぁ!」
しかし、なぜか織江は失神していない。お腹を大きく上下させて、必死に呼吸した。
「どう・・・して・・・」
「俺、お前みたいな女、タイプなんだ」
「え・・・?」
大善のような男のことだ、そう言って抱きたい女を落として抱いてきたに違いない。織江はそう思っている。そう思っているのに、大善に体を自らの意思で預けてしまった。
大善は織江を奥の部屋へと運ぶばれてしまった。
(私・・・私・・・)
織江は必死に自分を取り戻そうとした。任務に忠実で、規律を厳守する自分を。しかし、その人格が戻ることはなかった。
「へぇ、パンツ履いてないんだ。よくこの国になじんでるな。でも、毛のない女の初めて見たぜ」
もともと少し下げるだけで芝生が見えるほどズボンを下げて履いていた織江だ。ズボンを少し下げれば芝生はおろか、秘部まで丸見えである。大善はズボンを少しだけ下げて、織江の秘部をあらわにさせる。そして織江の秘部には毛がなかった。
「み・・・見ないで・・・」
織江は恥ずかしそうに頬を赤らめた。
「へいへい、じゃあ、行くぜ」
「あ・・・」
少しだけ戸惑った。厳しい織江が最後の抵抗を見せたのだ。しかし、大善のすがすがしい顔を見たとき、厳しい織江は敗れた。
「うん・・・」
大善の大きな肉棒が、織江の中に入っていった。
こうして、二人は一つになった。
いつも任務に忠実で規律を厳守しているはずの織江が、大善という男と任務中に交わっている。それも自らの意思で。
織江は、自ら大善を激しく求め、自らも腰を動かしていることに気付いていた。大善が白い歯で自分の乳首を噛むと、言葉に
ならない官能的な声を喉の奥からはっして喜んでいることにも気づいていた。胸をわしづかみにされたり、臍をくりくりと穿られたりしても、喜んでいる自分がいることに気付いていても止められなかった。
134 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:40:20 ID:E/iWlYC9
おそらく、大善が織江自身に最高の果てを見せない限り、今宵の交わりは終わらないだろう。
激しすぎて、汗が止まらない。タンクトップは織江の汗で完全に透通り、真白で大きな胸が透けて見える。また、大善に何度も座れて大きくなっているピンク色の乳首も透けて見えていた。
「もっと・・・はげ・・・しく・・・・」
織江は大善をもっと求めた。大善は求めに応じ、さらに激しく、激しく織江を抱いた。織江が果てにいくにはまだかかりそうだ。
「ん・・・」
その頃、大善との戦いに敗れた巳緒は目を覚ました。
「大丈夫?」
目を覚ますと枕もとにミリアスがいた。白いタンククトップ越しにもミリアスの乳首が浮かんで見えて、巳緒は頬を赤くする。
「え・・・ええ・・・」
「よかった・・・」
そして、ミリアスの顔がどんどんと近くなってきた。
「ミ・・・ミリ・・・」
アス、と言いかけた時、巳緒の唇とミリアスの唇が重なった。
「ん・・・」
ミリアスはなれたように目を瞑ったが、巳緒は頬を真赤に染めて目を閉じ、震わせた。
そして二人の唇が離れると、涎の糸が二人の唇を繋いで、すぐに切れた。
「どうして・・・?」
「いったでしょ。私、日本人のハーフだって・・・。だから、あなたみたいな綺麗な東洋人が、好きなの・・・」
ミリアスはそれだけ言うとまた巳緒の唇に自らの唇を重ねた。
(だ・・・だめ・・・)
ミリアスは護衛対象。しかも、女の子で自分より六つも年下であった。
巳緒はミリアスを放そうと手を彼女の肩に手をかけたが、ミリアスの指が巳緒の秘部に挿入されてしまった。
「ん!!」
巳緒の体が一気の硬直し、巳緒はミリアスの手にかけていた手を放した。
(なん・・・て・・・指・・・使い・・・)
流石、大善の姪だと、織江が見たら言うだろう。その指使いは大善に決してひけをとらなかった。
ミリアスが巳緒の唇から離れると、巳緒は子犬のような声で
「や・・・めて・・・おね・・・がい・・・」
「気持ちよくないの?」
ミリアスはほほ笑みながら指を激しく動かした。
135 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:40:47 ID:E/iWlYC9
「きゃぁ・・・」
あまりの快感に巳緒の体は自然に力が入り、小さく震えていた。
「奇麗なおっぱい」
ミリアスは、巳緒の震えに同調してふるふると震えている巳緒の巨乳に見入ると、今度はつん、と立っている乳首に舌を当てて攻めた。
「ああ!!」
巳緒は体をのけ反らせて足をばたつかせた。しかし、ミリアスの華麗な指使いですぐに鎮圧されてしまう。
「乳首、すごくたってる」
ミリアスは大切そうに巳緒の乳首をぺろぺろと舌先で舐めると、今度は思い切り吸いついて、赤ん坊のようい吸った。
「・・・・!!!」
言葉に成らない声が巳緒の喉から溢れて来た。
ミリアスが巳緒の乳首を攻めたせいで、乳首のまわりはミリアスの涎で濡れてピンク色の乳首が透き通って見えた。さらに、全身に汗が溢れだして、白い腹部や、胸の下側に流れていた。
「汗が・・・」
ミリアスはさらに下を巳緒の巨乳の真下に持っていき舐める。
「おねがい・・・やめて・・・」
巳緒は秘部に挿入されているミリアスの指と、すでにお腹をなめおわり、臍を苛めているミリアスの舌のせいで果てそうになっていた。
「好き・・・・巳緒、可愛い」
ミリアスはお構いなしになめたいところをなめ、吸いたいときに巳緒の胸を吸った。そして、巳緒の目がとろん、としてくると唇を重ねて舌を入れてきた。それに合わせてミリアスは指をさらに奥に進めて激しく動かした。
「はぁ・・・!!」
もはや巳緒の忍耐も限界を超え、ついにミリアスのための肉塊へと化した。
巳緒の舌は、示されるままにミリアスの下と絡まった。
「ん・・・いい」
ミリアスはその頃になってようやく頬を赤らめた。
もうすぐで巳緒は果てるだろう。それを見越した巳緒は一度指を抜いた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
巳緒は苦しげに呼吸して、ぐったりとした。
「これ」
ミリアスが持ってたのは、両端が男性器の先端になっている青いゴム棒だ。
136 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:41:11 ID:E/iWlYC9
「そ、それは・・・」
巳緒は固唾をのんだ。
「入れちゃうね」
「ま・・・待って!」
巳緒が抵抗しようとする前に、ミリアスは巳緒のズボンを少し下げてあらわになった秘部に挿入してしまった。
「い・・・痛い・・・」
「あれ?まだ巳緒って処女だったんだ」
ミリアスは満足そうにゴム棒を動かした。すると、巳緒の秘部から血が滴る。
「ああ・・・私・・・」
よくよく考えてみれば、先ほどのミリアスとのキスがファーストキス、そして、今の挿入が初体験ということになる。
「私も、いれるね」
ミリアスは、自らもズボンを下げて秘部をあらわにすると、巳緒にまたがり、ゆっくりと腰をおろした。
「ああん!!」
ミリアスは甘い声を上げて、頬を赤らめた。
「動くよ・・・」
ミリアスは激しく動いた。
「ああ、きも・・・ちい・・・」
完全にミリアスに支配されてしまった巳緒はミリアスの見せる凄まじい交わりのとりこにされてしまった。
「ミリアスのも、気持ちよく、させてあげる」
巳緒は自分の上で激しく腰を上下させているミリアスの乳首をなめた。
「ひゃあ!!」
そして、ミリアスの乳首を吸い、自分がされたようにミリアスの乳首を攻め続けた。
二人の交わりは、さらに激しさを増していく。
「はぁはぁ」
その頃になって、ようやく織江は大善から解放された。
汗だくで、体中びしょぬれであった。タンクトップもびっしりと濡れてしまい、完全に透通っていた。
「じゃあまたな」
大善は夢から覚めたばかりのような織江にそうとだけ告げると部屋を出て行った。
「あいつ、ひどいな・・・」
散々人で遊んでおいて、終わったらすぐに出て行くなんて、と織江は不服を言ったが、一方で、ティッシュの塊がゴミ箱に捨てられているのを見て
「でも、エチケットはあるのね・・・」
織江が妊娠しないようにコンドームをつけていた。そして、ゴミ箱には血が沁み込んだティッシュも入っていた。
「しかも、ファーストキスも、初体験をあいつにささげちゃうなんて、どうしたのかな・・・」
一方、大善の指で失神させられてしまった愛美と優美はようやく目を覚ました。
137 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:41:59 ID:E/iWlYC9
「あれ?」
「ん・・・?」
二人は目をあわせると、互いに服を見た。びんびんに立っている乳首と、湿っているズボン。二人は顔を真赤にした。
その時、背後のドアが開き、二人はあわてて振り向いた。
「お・・・織江・・・」
しかし、織江を見た優美と愛美は自分たちがまだましであることがわかった。
「ち、乳首が・・・」
胸が汗のせいで完全に透通り、白桃のような織江の胸が丸見えであった。
「まさか、あいつに侵されたの!?」
「ち、違うよ・・・・そうじゃ・・・なくて・・・」
「じゃあ・・・」
その時だ。
ガチャーン!!
という音とともに、催涙ガス弾がガラスを突き破って屋敷に打ち込まれたのだ。
「なに?」
三人はすぐさま銃を構えて窓際に立った。
外には兵隊達がいる。トラックに、ジープ、戦車の姿はないが完全武装をした兵隊達が屋敷を虜込んでいた。外には無数のサーチライト。
「今のは?」
巳緒もミリアスとの交わりの途中で外を見た。
「なに、あれ?」
巳緒が首をかしげていると
「ねえ、巳緒」
「ん?」
振り返りざまの巳緒に、ミリアスは強い一撃を巳緒の鳩尾に激突させた。
ボクン!!
「こ・・こはぁ?!」
巳緒はいきなりのことで何をされたかよくわからないようであったが、ミリアスの拳が自分の鳩尾に拳を埋没させていることに気付くと、いきなり鈍痛にさいなまれて意識を失った。
「一緒に来てね、巳緒」
ミリアスは細い腕で巳緒を担ぐと、部屋を出て行った。
「どうするの?」
と優美が織江に訊いた。
「まずいわね」
よく状況がわからない上、敵は完全武装の兵士だ。対応を誤ると全員殺される。
そんなときだ。
「ねえ」
ミリアスの声がして三人が振り返った。
「巳緒!」
織江が叫んだ。ぐったりとしてミリアスに担がれている巳緒を見たのだ。
「そこをどいてくれない?私、これから巳緒を連れて行くの」
「あなた、何を・・・」
「外にいるのは私の兵隊よ。私たち、反政府ゲリラなの。この国の古い王政を打倒して、新しい風をこの国に吹き込むためのね。まあ、私にはどうでもいいの。巳緒みたいな綺麗な人の交わらせてくれればね」
「いったい何を言ってるのよ!」
愛美は拳銃をミリアスに向けた。
138 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:42:34 ID:E/iWlYC9
「言ったとおりよ。さあ道を開けて」
「悪いけどお断りよ」
織江と優美と愛美はミリアスの行く手を遮った。
「そう、じゃあしょうがないわね」
ミリアスは巳緒をその場に降ろすと三人に向かって駆けてきた。
「上等じゃない!」
優美が駆けた。
「優美!待ちなさい!」
しかし、優美は織江の忠告を無視して突っ込んでいった。
「はぁぁ!!!」
優美はミリアスとの距離が目前になると拳を前に突き出した。
「え?」
しかし、ミリアスは優美の拳を搔い潜ると、その懐に飛び込んだ。
「しまった・・・」
ミリアスは拳を引き絞ると、優美の綺麗に窪んでいる臍に渾身の一撃を突き刺した。
ズム!!
「けほぉ!!!」
「優美!!」
織江が叫んだ。
ミリアスの拳は、優美の腹にずっぽりと埋没していた。
優美は、日々の鍛練で鍛え上げたはずの腹筋が貫かれ、鈍痛が彼女を襲う。
「ひ・・・ひうぅぅ・・・」
ミリアスにとって優美の腹筋などないに等しく、彼女の拳を優美の生暖かい肝臓を大きく抉り、押しつぶしていた。
「う・・・くぅ・・・・」
優美の瞳が点に凝縮し、口からは黄色い液体が零れた。
ミリアスが優美から拳を引き抜くと、優美は臍を押さえてその場に崩れた。
「行くわよ、愛美!」
「うん!」
二人は息を合わせてミリアスに襲いかかった。
「はぁ!!!」
しかし、二人が攻撃を放とうとした直前にミリアスは二人の懐に飛び込んできた。そして、織江に回転蹴りをくらわせて壁に叩きつける。
139 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:43:05 ID:E/iWlYC9
「ぐ!!」
「織江!!」
しかし、愛美に織江を気にかけている時間があるはずもなく、その隙をミリアスが見逃すわけながい。
ミリアスは動揺している愛美の、弛緩しきっている鳩尾に壮絶なアッパーを付きあげた。
ドスン!!
「がぁ!!!」
愛美の大きな胸がプルンと大きく揺れ、彼女の体が数十センチも浮き上がり、背中にはぷくんと大きく盛り上がっていた。
ミリアスの拳は、愛美の肋骨を搔い潜ると、胃をぶち抜いて背中まで拳を到達させていた。
「ぅあ・・・くぅ・・・・」
愛美は苦しげに目もとに涙を浮かべ、まだ学生の面影がのこる唇をわななかせた。
しかし、ミリアスは拳を瞬時に引き抜くと、再び壮絶なアッパーを、女性最大の急所である下腹部に突き刺した。
ドボン!!
「きゃふぅ!!!」
弛緩しきっている下腹部に、ミリアスの拳は手首まで埋没し、まだ見ぬ愛美にとっての大切な人の精液で満たされるはずの器官を圧壊させてしまった。自然と、口と下腹部から黄色い液体が噴水のように零れた。
「う・・・うげぇぇぇぇ!!!」
そして、下腹部と胃に存在している黄色い液体を全て出し終えると愛美はぐるりと白眼を向いて失神した。
「織江・・・逃げて・・・あなた・・・だけでも・・・」
優美は震える足を無理やり立たせて織江の前に立った。しかし織江には、優美は今にも湧き上がってきそうな胃液を必死に飲み込み、意識が遠のきそうなほどの鈍痛に耐えているのがわかる。
「いやよ。いつも一緒」
織江は優美と並んだ。
「ばかな人ね」
ミリアスは不気味に笑うと、再び二人に向かって駆けた。
「くらえぇ!!」
ミリアスが大きく拳を振りかぶった。そしてその矛先を織江に向けたのだ。
(くっ・・・)
よけられるだろうか,と織江は少しだけ不安になった。愛美を失神させたあの拳。早すぎる。しかも、今回はからに威力を強めているだろう。
140 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:43:39 ID:E/iWlYC9
「だめよ」
「え?」
優美が、織江の肩を掴むと後ろに倒した。
「優美!」
優美は突撃してくるミリアスに足を駆け、拳の矛先を自分に変えさせたのだ。しかし、足をかけた直後に態勢を崩してしまい、壁に背中がついてしまった。
そんなところに、ミリアスの強力な一撃が容赦なく優美の鳩尾を貫通した。
ドズン!!
「ぐはぅ!!!」
廊下中に響き渡るほどの激突音が響き、優美が背にしていた壁にひびが入った。
優美は激痛のあまり目から大粒の涙をこぼし、彼女の巨胸はブラによる抑えがないため、制御不能に陥って縦横無尽に揺れまくった。
「お・・・りえ・・・今・・・が・・・」
その先を言う前に、ミリアスのもう一方の拳が無慈悲にも優美の臍を抉った。
「くぁ・・・」
ミリアスの二つの拳は愛美の胃と肝臓を抉り、完膚無きまでに破壊してしまった。
「ごほ・・げぼぉぉぉ!!!」
そして優美は黄色い液体を口から際限なく吐き出し続け、ついには痙攣を起こしてしまった。そして、そのまま彼女の意識は遠のいていった。
「優美・・・」
優美が命をかけてつくった隙、これを織江は決して逃そうとは思わなかった。
(ごめん、優美)
「うぉぉ!!!」
織江はミリアスに向かってかけた。
ミリアスが優美の体がから拳を引き抜くよりも、織江がミリアスの鳩尾に引き絞った最強の一撃を激突させるほうが早かった。
141 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:44:04 ID:E/iWlYC9
ズドン!!!
「はぐぅん!!!」
(勝った)
これ以上のない最高の手ごたえを織江は感じた。彼女の拳は手首まで埋没し、ミリアスの胃を貫いていた。
「げほ・・・」
「え・・・?」
ミリアスの口から血が溢れて来た。
(まさか・・・本当に・・・)
ミリアスは病弱で、そもそも内臓器官が貧弱だと聞かされていた。しかし、戦闘からそれが嘘であると織江は確信していた。しかし、そうではなかった。
「ど・・・して・・・おげぇ・・・」
ミリアスは勢いよく血を床にぶちまけた。
「ああ、そんな・・・」
固く握りしめた拳が、ミリアスのひ弱な胃を破裂させてしまった感覚を確かに感じた。
織江は完全に狼狽してしまい、勢いよく拳を引き抜いた。
「くぅ・・・おげぇ・・・」
ミリアスは、血を吐いた。織江の足元まで血にそまるほどの血を。そして、倒れるミリアスを織江はどきとめた。
「そんな・・・そんな・・・」
織江は涙を零し、必死にミリアスの腹部をさすったが、無意味なことだった。そんな織江の背後に、一人の敵が迫っていた。
「え?」
織江はその泣き顔を振り向かせ、敵を見た。
敵は悠々と拳を引き締めており、その一撃を織江の下腹部に突き刺した。
「きゃぁ!!!」
弛緩しきった下腹部を、敵の拳はかきわけて進んでいった。
「いあぁ・・・」
もはや抵抗する意思すらもたない織江は頬を赤らめて子犬のような声で哀願した。
しかし、敵の拳が下腹部の最深部に達すると、顔が蒼白になり、目を大きく見開いた。
敵が、織江の子宮を握ったのである。
142 :
平凡な男:2009/07/29(水) 02:44:54 ID:E/iWlYC9
ギュポンという音とともに、織江の子宮は瞬時に握りつぶされてしまった。
「はぁ!!!」
目から大粒の涙を零し、織江は口をだらしなく開けて涎を垂らした。
もはや意識はほとんど残っていない織江を壁に押し付けると、敵は無慈悲にして壮絶な最強の一撃を織江の鳩尾に突き刺した。
ドッスン!!!
「ぐばぅ!!!」
敵の拳は鳩尾に突き刺さると、織江の肋骨を螺旋状に巻き込んでぼきぼきにへし折り、そのまま胃を破壊して、背中までぶち抜いた。さらに敵は拳を引き抜くと、鳩尾の陥没が修復を始める前に臍と鳩尾に間に同威力の拳を突き刺した。
ドッスン!!
「げぁう!!!」
敵は、拳を小腸に突き刺すとそこを軸に拳を大きくねじって小腸と大腸に凄まじいダメージを与えるとともに奇麗な配列をぐちゃぐちゃにしてしまった。
そして敵は総仕上げに移った。
拳を引き抜き、さらに拳を織江の臍に激突させたのだ。
ドッスン!!!
「はぐん!!!」
敵の拳は肝臓を完全に貫くと、その機能を完全にマヒさせてしまった。
織江はキャノン砲なみの威力の拳を3発も、抵抗することなくその全てを自らの体に吸収してしまった。五臓六腑は壊滅。
「けほ・・・げぼぉぉ!!!」
織江は血の混じった黄色い液体を口から泉のように噴出させ、瞬時に意識を失った。
敵は、ミリアスと巳緒を抱えると、痙攣する3人の豊満な肉塊を背に屋敷を去っていった。それと同時に、屋敷を囲んでいた軍隊は退去していった。
「平凡な男」って、SSのタイトルだと思ってたんだけど、コテだったんだな・・・
>>123 超GJ!!
>わずか二年でここまでの規模に膨れ上がったのも、
>女性が日々、変態達に狙われる件数が増えたことが後押ししているのであろう。
サーセンwwww
ふぅ・・・
146 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 22:39:45 ID:KMR7gwR3
ミリアスは死んだの?
147 :
平凡な男:2009/07/30(木) 00:54:53 ID:vFGNwwUf
いいえ、死んでません。続きは制作中ですのでお待ちください。
149 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 10:19:13 ID:Jx3C8SDn
ふう
150 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 20:45:55 ID:LR1N1dez
ていうか俺は腹筋が一回もできないような弱い腹の女が責められるのがすきなんだが
なぜこのスレの人は腹筋ある人を責めるのが好きなんだろう…
実際腹筋ある人にはあんま腹パンチきかないってのに…
151 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 22:42:36 ID:zB7shwRT
>>150の全文同意する。
だけど女同士じゃなくて男が責めるほうが好きだ
格げーの女キャラのやられポーズから目覚めましたからねw
ええ、もう腹筋鍛え上げた強気ヒロインが剛拳を腹に食らって
はしたなく「うえええッ!ゲプゥ」と吐くなんて大好物ですよw
あんま腹筋は無い方が好きだな。
女の子の好みと一緒で、色んな好みがあってエエんじゃなかろうか。
まあ
>>153 な自分も、色白樽ドルのぽっちゃり腹に会心の一撃なんて
のも大好物ですがなw
いろんな腹にいろんな責めがあってよかよかw
その女が人生削って積み上げた物(=腹筋)を無為に粉砕、突き崩して屈辱を与えてやるのが風流なんじゃないか
登山家があえて厳しいルートで山を登るのに似ているかもしれない
腹筋があると言うよりなんだろう
こう明らかに割れてる、と言うより良く例えられる「鳩尾から臍にうっすら〜」くらいがいい
固いとか言うより健康的な腹にどかんとやりたい、やられてるのがいいのが私的嗜好
オレも格ゲー女キャラからです・・・
もう11周年だよw
>>150 オレモー
2スレ目くらいにあったミストさんの作品に出てくる子とか最高なんだが
>>150 俺もー。腹筋なんて気持ち悪いだろ、普通女にはない
普通の可愛い女の子がぶん殴られて苦しんでる方が自然だ
ニッチな趣味だし、書き手も少ないし、これ以上門を狭めても仕方あるまいて。
あっちはダメこっちはダメじゃなし、俺はこういうの好きだな、こういうのも見たいな位で行かんかねや。
ほんまやほんまや!
結局、責め甲斐のある腹が欲しいだけなんや!
六つに割れた腹筋はある意味ほかのジャンルでいうIカップGカップに似たものがある
巨乳といってもD、腹筋といっても縦筋が入るぐらいが望ましいと思うんだがどうか
>>166 あるあ…うん、ある
AAAやAよりCやDみたいな方がいいな
うん、その例えは感心したw
170 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 21:33:07 ID:nFnxm76D
のりP出頭記念age
腹パンプレイ専門店がもし存在するならば、
むっちり嬢と六つ割れ嬢を同時にいじめてみたいところ。
ムチムチした腹に顔面を深くうずめつつ、腹筋の割れ目をちんぼでこね回す。
二人の嬢にちょっと情が湧くまでは、そういう前戯で楽しんでみたいところ。
内臓破裂させても刑事事件にならない店がいいな
それは無理じゃろ
強力なパンチを数回よりもネチネチとまあいわゆる拷問系が好きだ
ド素人氏とかすげえいいんだが、居なくなってしまったのか
ど素人氏はロリと熟女で名作を仕上げてくれた。
是非とも今度は学生物でネチネチやってもらいたいもんだが、もうこのすれにもいないだろうな・・・
176 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 22:38:39 ID:/Ze1gSvC
えぐりこむように!撃つべし撃つべしage
>>175 まとめのロリ物って病人の女の子を踏んでる奴だけかな?
何か興奮する腹パンチさいとはないものか。英語のサイトは山ほどあるけど英語読めんからよくわからん。
多分悪気があって言ってたんじゃないとは思うけど。
ちょっと前の腹筋がどうのこうのって流れで萎えた職人もいるんじゃないか?
そういう嗜好の人をナチュラルに拒絶してたわけだし。
まあ色んな好みの人がいるなかで
たまたま腹筋フェチ寄りの人の声がでかく見えただけでしょw
>>177 あれは名作
JINさんの闇の拳その4がまた読みたいです
どなたかうpして下さいませ〜
>>178 監督のとこは?
創作系だと今も更新し続けてくれてるとこはほとんど無いねぇ
>>181 昔うpされてたの?俺も読みたいな。
随分前の話だけど、フリスで小説書いてた人たちはどこ行ったの?
もう止めちゃったのか?
それともmixiにでもいるのかな。
>>183 うん、フリス末期頃かな?たしか闇の拳は5話まであった筈
個人的にはめっちゃ強い女教師が腹責めヒロイン役の4話が最高傑作と思う
JINさんこのスレにこないかな・・・
昔話もいいけど、ほどほどにしとかないと
それこそ今覗いてる職人さんまでいなくなっちまうかもしれないぞ?
とはいうものの。俺もランサーさんと前スレのほむらの続きを待ってたりする。
前スレのほむらは良かったねw
ああいう執拗に責めるやつはやばい
暇だから書こう。
どんなのがいい?
プロは言うことが違うな
知り合いの男がさ、歩いてて、ちょっとこけて
腹が痛いってんで病院で検査したら、内臓から出血してた。
その日は入院。
結局はファンタジーの中だけなんだよなぁ…。
まとめ読んだけど、中にはプロっぽい人もいるなぁ…。
全体的にレベル高いなぁ…。
>>187 んじゃ女VS女のバトルモノ。
今週末までなら楽しみに待ってる。
どんなキャラが良いですか?
展開は一方的?それとも良い勝負?
>>192 んだば、拮抗する方向で
キャラは2次元的なイメージで
ほむらがどうこう書いてあったんで過去ログ見てキャラ調べたら
好みのキャラっぽくていいな。前編で止まってたんやね。
地の文の表現がうめえや
>>192氏には悪人って感じでねちっこい人物像が出てる責めキャラで書いてほしいな。
最近冷静で紳士的な、それでいてアッサリ致命傷負わせるキャラが増えてるから
>>197 ちょいとスレチな会話になって申し訳ないが、
「んだば」という単語が通じないって話?
それとも、193のレス自体が通じないって話?
>>198 そりゃあ「んだば」が口語並びに死語だから通じないって意味だろ
んだばなんてミンキーモモの魔法の国のお父さんぐらいだろ使ってるやつ
201 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 10:59:11 ID:D56trRlK
更衣室の仕置き再開しないかなあ…
202 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 14:40:45 ID:s7mUMsYW
強気女を腹責め屈服は永遠のマロンなんだぜage
リョナは文学
腹パンチは人生w
需要に対しての供給が少なすぎるジャンルだよな…
例えば絵描き掲示板にしてもここにしても、
職人さんの供給に対して反応が少ないから自然と供給は減るだろうなと思う。
だからといって無理に反応する必要もないとは思うけど、
反応の薄さを見る限りそんなに需要あるのか? このジャンル
とは思う。
あるいは意外に好みが細分化されてるからなのかね。
腹筋←―→柔腹
女攻め←―→男責め
弱気←―→強気
ジワジワ←―→一発
こんな感じか
柔腹 男攻め 弱気 ジワジワ がいいです。エロもあるといいなぁ
面白い区分けだなぁ。
柔腹 女攻め 強気 ジワジワと一発の間 かなぁ、俺は。
エロっぽい急所責めもあると嬉しい。
>>206 >柔腹 男攻め 弱気 ジワジワ
俺と一緒だな。弱い腹だからこそ色々な責め方が出来る。
腹筋 女責め 強気 ジワジワ嬲って焦れてきた所に一発
ガチな衆道の世界ではお互いの腹筋を殴り合いながらセンズリの見せ合いっていうのが割りとポピュラーにあるけど、それの女同士版がいいなあ。
ガチレズサウナで腹の責め合いハッテンらぶ
全裸より着衣のがいいな俺は
イシンバエワ級の美麗アスリートに羽交い絞めで腹責めフルコースをw
213 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 20:31:37 ID:GSI662MP
>>206に加えて
生腹←→衣服
俺は
柔腹、男が責める、強き、Tシャツ一枚かブラウス(制服)一枚に、一発かな。
改めて自分気持ち悪いな
214 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 20:59:46 ID:GSI662MP
責められヒロインの職業も追加だな
刑事とか、戦隊ヒロインとか、ただの学生・OLとか
俺は腹筋・ぴっちり着衣・強気・じわじわ責め・刑事だぜw
あと、どこまで責めるかも大事だぜ
ゲロ吐くまで・失神するまで・生死の境までwとかなwww
>>205 絵にすると結構反応多いみたいだけどね
SSってエロさが伝わりにくいのかも知れんね
まぁそれでも職人さんたちの長編投下されてGJの一言で終わらせるのもどうかとは思うけど
218 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 22:08:07 ID:KpwPmbvz
絵の感想はGJとリク厨しかいねえからなあ。
まあやる気出んわな。
あんだけ多種多様な性癖に対応したコミケですら、
いまだに腹責めジャンルの同人誌は一冊も無し・・・
まあ何はどうあれ好きで腹パンチ小説を書いてるんだからみんなが興奮してくれればいいんじゃない?
>>219 まぁ委託はないんだろうけど、会場限定ならリョナ物含めいくつかはありそうだけどな
行ってみたいなぁ、夏以外で
このスレで雑談がこれだけ続くのも珍しいな
と、思ったw
ところで、今更POSERというものに興味を持ったんだが、
絵心のない人間でも萌える腹パンチ画像作れるものなのだろうか。
スレチな話だから無視してくれてもいい。
紙にシャーペンで描く方が遥かに簡単。
やられ顔を描いた後、その真上に幸せだった頃の笑顔を描く。
仕上げに、描いた紙の余白にめり込みどアップを描く。
それだけでも充分に自家発電できるよ、お試しあーれ
225 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 10:44:57 ID:O2uIlP3s
苦しそうな呼吸音、ぬるりとした汗、僕の目の前の少女は間違いなく具合がよくない。
「いいよ、気のすむまで」
「ごめん」
「大好きだから大丈夫だよ」
「ごめん」
言ってから僕は握り拳を作る。少女はそれを見て身を固くする。
「いくよ」
言うと彼女は無理矢理力を抜く。防衛本能に抗う無理矢理。
ドス!
「ごぇぇぇぇ!!…ゲホッゲホッ…」
拳がめり込んだままで彼女を窺う。彼女はその端正な顔を嘔吐と涙でぐしゃぐしゃにしていたが、
こちらの視線に気がついて、笑顔を作った。
僕は定期的に他人をどうしても傷つけたくなる。理由は解らない。
この衝動を僕は高校生の頃、はっきり自覚した。お陰で彼女が出来ても長続きはしなかった。
そんな僕が社会に出て会社勤めを続けるなんてできやしないと、誰もが思っていた。そりゃそうだ。
死んでしまおうとすら考えていた。
だが、こんな僕を救ってくれる人が現れた。
20歳の誕生日だった、自分の未熟さに落胆し自殺を図ろうと歩道橋に足を掛けた僕は
華奢な女に救いのバックドロップを受けた。
それが彼女だった。
「ごめん」
「……大丈夫よ」
なぜ殴っている自分が彼女に慰められなければいけないのか?
なぜ殴られている彼女は慈愛に満ちた目をしているのか?
「愛してるわ」
ありがとうと心で言うけれど、口には出せない。言えない。
「大丈夫、あなたのことわかっているつもりだから」
ハッとしていつの間にか俯いて顔を上げる。彼女は笑っていた。
「どういたしまして」
僕はついに泣いてしまった。
おわり
書きたいネタはあるけど、ピースからそれが数珠繋ぎになって行かない。困ったものだ
ネタの助けになれば幸いなネタをひとつ。
youtubeで愛美筋で検索すると女の子が頑張って腹筋して
毎回腹のアップ(筋肉ついたかどうか)を見せる動画の日記が見れる
最初からクビレがあって美しいので要チェック
>>223 アドバイスありがと。
とりあえずやってみなけりゃ判らんと思って買ってみた。
確かにこれは金も時間もかかるわw
ただ結構面白いオモチャなんで、しばらく遊んでみる事にします。
>>226 ピースだけ書いているうちに、自然と繋がったりする事もあるかもしれないぞよ。
またはそのピースだけで案外1本分になっちゃったり。
229 :
wess:2009/08/22(土) 17:07:41 ID:PkRkI1hC
750の大型バイクに乗って深夜のベイエリアを壮快に走る藤崎綾乃(25)。
埠頭近くのカフェバーで毎日フリーターとして働いている。
美しい黒髪のサラサラのロングヘア。透き通るような白い肌。二重瞼の大きな瞳に、整った輪郭。
そこらのタレント顔負けの美貌から、彼女目当ての常連客も多かった。
モデルのようなスレンダーな身体で大型バイクを乗り回すギャップが、周囲の注目や好感を集めていた。
今晩はいつもより早く上がり、自宅までの帰路についていた。
誰もいない埠頭の道路を飛ばしていたら、後ろから一台のバイクが大きな音を立てて近づいてくるのが分かった。
形状からして、暴走族風の物だった。綾乃のバイクに気がつき、真横にピッタリとくっついて来た。
「うっとおしいわね」綾乃が横目でバイクを睨むと、相手は2人乗りの女だった。相手を威嚇するかのような
いかつい髪型とメイクで、「ちょっと停まれや姉ちゃん!」と凄む。倉庫街のど真ん中で、人は誰一人としていない。
しばらくシカトしていたが、あまりにもしつこいため腹を立てた綾乃は、バイクを停めて降りた。
綾乃は白いキャミソールの上に、黒のジャケットを羽織り、ジーンズのホットパンツにウエスタンブーツ
というファッションだ。相手の暴走族風の女達もバイクを停めて降りてくる。彼女達は、特攻服の様なものを
着ており、体格も大きい。足下は安全靴のようなものを履いている。
230 :
wess:2009/08/22(土) 17:33:54 ID:PkRkI1hC
「何か様でもあるの?」華奢ながら気の強い綾乃は、臆する事なくいらただしそうに暴走族風の女を見つめる。
「てめえが綾乃?」一人の大柄な女がドスの効いた声で訪ねる。身長は180以上はありそうだ。
「だったら何よ?」綾乃の声は高めだが、透き通るような落ち着いたトーンの声で返す。
もう一人の女が前に出る。身長は小柄だが、ガッチリした体格で迫力がある。目付きも異常に鋭い。
「あたいの男がさ、てめーの店に通いつめててよ、てめーにどうやら惚れ込んじまってるみてえなんだよ。分かるよな?誰だか。」
綾乃には心辺りがあった。トラックの運転手をしているその男と綾乃は、何度か肉体的な関係を持った事もある。
付き合ってる女はいないと言っていたけど、こういう事ね。綾乃は正直に認めた。
「だったら何?あたしには女はいないって言ってたわよ。何かあたしが悪いの?」綾乃も強気だ。
「てめー誰の女寝取ったと思ってんだよ。この方をマジで怒らせちまってんだぜ」大柄の女が言う。
この大きい方が子分ね。綾乃は2人を観察していた。
「で、何なのよ。あたしをこんな所で足止めして。仕事上がりで疲れてるんだから、さっさと用件言って頂戴。」
2人の暴走族風の女は顔を見合わせて、嫌らしく笑う。
「用件だって?てめーどっかの受付かwツラ貸せってわざわざ言わなきゃなんねーのかよ。」
2人の女が、綾乃に向かって歩いてくる。大柄の女が指をポキポキならしている。
「何するのよ、あたしを殴ったって何にもならないじゃない!」綾乃が後ずさりする。
231 :
wess:2009/08/22(土) 17:45:12 ID:PkRkI1hC
大柄の女が綾乃の目前に迫った瞬間、綾乃の細長い脚から、ハイキックが繰り出された。
中学生の頃から空手を習っていた事もあり、防衛本能が過剰に反応してしまったのだ。
だが、殴り合いの喧嘩などしたことなどない綾乃の蹴りは、スピード、早さともに大柄女を
捉える事はできなかった。大柄女が左腕で顔をウエスタンブーツを履いた綾乃の脚をガシッと押さえた。
「こんな蹴りであたいを倒そうとしたのかよ?笑わせやがって。おらよっ」
綾乃の脚を掴んだまま、もう片方の脚を払う。綾乃は、簡単に仰向けでひっくり返ってしまった。
「きゃあッ」女の子らしい声を上げて倒れる綾乃だが、すぐに立ち上がった。その瞬間。
綾乃の目の前に、大柄女の拳が迫っていた。受け身をする間もなく、顔の左側に強力なフックが決まった。
232 :
wess:2009/08/22(土) 18:06:54 ID:PkRkI1hC
「ああッ!」綾乃の小さい顔に大柄女の固い拳が炸裂し、彼女は口から泡を飛ばした。
脳天にも重たい衝撃だった。倒れこそしないが、綾乃はフラフラっとよろめいた。
「痛あ・・・」顔を押さえながら、殴りつけた相手を睨みつける。だが同時に、綾乃は腹部に重たい衝撃を感じた。
大柄女は、綾乃から30pも離れていなかった。キャミソールの腹部に、その女の拳が埋まっているのを彼女の目が捉えた。
「な・・・いつの間に。う、うう!?」痛みが時間差でやって来て、綾乃をくぐもった声で呻かせた。
両手で腹をかかえ、膝を少し折り曲げて中腰の姿勢となった綾乃。腹部の痛みから、目を片方つむって苦しそうな表情をしている。
「こんなもんで済むと思うなよ」大柄女は、両手の塞がっている綾乃の髪の毛を思い入り鷲掴みにした。
サラサラの髪の毛が無造作に崩され。シャンプーの香りを撒き散らす。
「ああッ、痛い」顔を歪める綾乃だが、大柄女はおかまいなしに2発目のパンチを見舞った。場所は、同じく腹。
「やばい!」とっさに腹筋に力を入れる綾乃。だが引き締まっているとはいえ、体格が一回りも大きく鍛え上げられた
大柄女の拳を受けるには残酷な話だった。拳は彼女の腹筋を簡単に破り、胃袋に達した。ドスウウッと鈍い音が響く。
「ううぉうぉぉッ!?げ、げふうう・・・ぐ、ぐおお〜ッ!」綾乃は別人かと思うような汚い声を上げた。
233 :
wess:2009/08/22(土) 18:24:56 ID:PkRkI1hC
前屈みになり、口から涎を垂らしている綾乃。大柄女は、非情にも彼女の両肩を掴み、また同じ腹に、
今度は膝蹴りを叩き込んだ。2発、3発・・・7発と立て続けの攻撃に綾乃の腹部はぐちゃぐちゃになるような
痛みが襲う。
「うぐッ!ウウッ!エウッ!ゲウッ!や、やめて!お、おえええッ!」綾乃の腹の中から、壊れた楽器のように呻き声が
絞り出される。美しい大きな目は痛みと恐怖に見開かれていた。力の入らなくなった綾乃の身体を、大柄女が小柄な女に
パスをするように放り投げる。綾乃は小柄な女に抱きつくように倒れ込んだが、小柄な女の鍛え上げられた腕がフルスイング
で綾乃の鳩尾を抉った。もはや腹筋に力の入らない腹に、渾身の一撃を喰らった綾乃。互いにそのままの姿勢で止まる。
「グウッグムムムムッ」綾乃の頬が見る見る膨らむ。その一秒後。
「ゴオオッ〜ゲウェウェウェ〜ッッ!!」胃の中の物を弧を描くかのごとく遠くに吹き出した綾乃。
小柄の女はまだ綾乃の腹部に拳埋めたままだ。勝ち誇ったような顔をしながら、綾乃の耳元でささやく。
「ハンペンみてえに柔らかい腹で、粋がってるとこうなんだよ!」捻るように拳を奥まで一気に押し込む。
234 :
wess:2009/08/22(土) 18:36:11 ID:PkRkI1hC
「オゲゲゲェェ!」口から残りの嘔吐物をビチャッと吐き出す綾乃。下を突き出し、白目を剥いてしまっている。
小柄な女は、綾乃の腹の中埋まっていた拳を引き抜いた。同時に、綾乃は「ゲフウッ」と小さく声を漏らしながら、
膝を突いた。そして、美貌のかけらもなくなったうつろな表情でスローモーションで顔から地面に倒れた。
そこには、綾乃の胃の中の物(夜食のパスタやサラダが未消化のまま)が異臭を放ちながら撒き散らされており、
ベチャっと音とともに彼女の顔は嘔吐物にまみれた。
ジョロジョロとホットパンツの股間が濡れ、異臭を放つ液体が流れてゆく。そして、全身が弛緩したためか、
大きな音を立てて放屁が始まった。
「くっせーな、美人も台無しだな」2人の女は満足そうに物言わぬ物体と化した綾乃を見下ろす。
「どうします?こいつ?もう気が済みましたか?」大柄女が小柄女に訪ねる。
235 :
wess:2009/08/22(土) 18:48:10 ID:PkRkI1hC
小柄女が陰険な表情で答える。
「当分街歩けねえようにしてやんね〜とな。あたいの彼氏もこれなら離れるだろ」
一時間後、綾乃は瀕死の状態で、彼女が先ほどまで働いていたバーの入り口に放り投げられた。
店内にいた客達は、一瞬汚れたマネキンか何かが放りこまれたかと思った。
綾乃はキャミソールと汚れたホットパンツ、ソックスしか身につけておらず、ジャケットと
ウェスタンブーツは剥ぎ取られ、耳とヘソのピアスまで千切られて、2人の女達の戦利品とされてしまった。
顔面は常連客でも見分けがつかなくなるほど酷く殴られ、腫れ上がり、歯も折れていた。
2人の女達は、事件から2ヶ月たった今でも、未だ逮捕に至っていない。
GJ!強気でお洒落な女の子がめちゃくちゃにされたラストで良かった
けれど今度からはメール欄のところにsageって打つようにしてね
sage厨うざい。 GJだったぜ
GJ
いいね嘔吐好きの俺が興奮した
GJ。ヤラレ声がとても好み。
>>187先生の執筆はどうなったのかな?
書くよと宣言する人でホントに書く人なんていないって事でいいのかな?
今回投稿した人が187かもしれないのに…
それは無いw
今度腹責めモノで某エロラノベレーベルに突撃してみるお
あ〜最近いいネタがなくて困りまする。どこかにいいネタないかな〜
248 :
平凡な男:2009/09/03(木) 02:10:27 ID:NmDW00sB
某県のスポーツジムでは日々、腹筋を磨く美女達がいた。
彼女たちは愛美筋に成功したある女優を見習い、日々、腹筋を鍛えていた。
ある夜のこと、大学生になったばかりの美少女、間藤 由美は一人、ジムで腹筋を鍛えていた。すでに六つの筋が浮きあがり、あと一歩で六つに割れる腹筋を持っていた。
「ふぅ、いい汗を欠いた」
由美は真赤な長そでのシャツと、ショートパンツ、黒のニーソックスを履いていた。由美はシャツを捲り上げて腹部が全て露になるよう結んだ。
「う〜ん、まだまだかな」
由美はうっすらと筋の通った腹筋を鏡で見て顔をしかめた。
「しょうがないか、シャワー浴びよう」
由美はシャワー室へ向かおうとしたその時だ。
「いいね〜最近の流行は」
背後で男の声がして驚いて振り返った。
「あ、あなたは・・・」
そこにいたのは金髪の男。屈強がたいをしていた。
「俺は大善だ!いぇい!」
そう言って大善は名乗りを上げた。
(何こいつ)
由美は驚きのあまり声が出なかった。
「な、何用なのよ・・・変態!」
「変態?おいおい、冗談じゃないぜ。俺はただ」
(まずい、なんだかこの男、危ない・・・)
由美はなぜか大善という男に危険を感じた。
「変態!覚悟!」
由美はいきなり大善に襲いかかった。
「はあ!」
由美は目にもとまらぬ拳を放ち、大善の顔を殴った。
「いてぇ!!」
由美は武術に通ずる女であった。大学でも空手部に所属し無類の強さを誇っていた。
「ひでえな」
「え?」
しかし、強烈な一撃にもかかわらず大善にはびくともしなかった。
「にしても、いい腹筋だね」
「はぁう!!」
大善がいきなり腰に手を回してきて抱き寄せると、もう一方の手で由美の腹を撫でまわしたのだ。
249 :
平凡な男:2009/09/03(木) 02:10:54 ID:NmDW00sB
「やぁ、やぁ・・・」
由美は直ぐに膝を大善の脇に放ったがこれもびくともしない。
さらに、大善の行いはセスカレートした。大善は腹を撫でていた手を南下させて、由美のショートパンツ内に侵攻を開始。これを一瞬で通過すると、由美の最後の砦であるショーツとも突破して虎口に達したのである。
「や・・・やめてぇ・・・」
いきなり大善の指が由美のあそこに指を突っ込んだのだ。
大善の指が巧みに由美の秘部を掻きまわし、彼女の頬を赤く染めさせた。
「ああ・・・ああ・・・」
まだ男と体を交えたことのない由美にとって、その行為は凄まじい快感をもたらすものであった。
(だめ・・・これ以上!)
由美は両手で大善を突き飛ばし、床に崩れると息づかいを荒くした。
「やめてくれよ、な?もういいだろ?」
しかし、由美はこのときほど怒りを覚えたことはなかった。
「このぉぉ!!」
由美は自らの処女を見据えた指使いに凄まじい怒りを感じたのだ。
「ったく、しょうがねぇな」
大善は由美の放った拳を搔い潜ると、反撃に転じた。
ドスン!!
「こふぅ?!」
由美の鳩尾に、何か固い物が埋まっていた。
「え・・・」
由美は下を見ると、大善の拳が自分の肋骨を搔い潜り、急所を深く抉っていた。由美はあどけない目と同調して、大きな二つの胸が揺れた。
「そ・・・んな・・・くぷぅ!!」
由美は突如、喉の奥から込み上げてきたものに耐えきれずその場に跪き、両手で口を覆った。
由美は直ぐに込み上げてきたものを飲み込むと、再び
「うぉぉぉ!!!」
由美は渾身の力を込めて拳を放ったが、またもや大善は簡単によけられた。
大善は由美の弛緩しきった臍に拳をずっしりと埋め込んだ。
「く・・・うぷぅ・・・!」
大善の拳に、由美の肝臓を抉った感覚が確かに伝わった。由美は肝臓を抉られ、油断すれば気絶しかねない鈍痛に必死に耐えた。しかし、足元はふらつき、立っていられなくなってその場に崩れてしまった。
250 :
平凡な男:2009/09/03(木) 02:11:21 ID:NmDW00sB
「なあ、もういいだろ?俺は別に何かをしに来たわけじゃないんだ」
しかし、由美は体を無理やり立たせると、再び大善を敵視した。
「絶対・・・殺す・・・」
気の強いだけに由美は屈しようとしなかった。大善が屈しようとしていなくてもであった。
「死ねぇぇ!!!」
由美はまた拳を放ったが、その速さは大善にとって止まっているに等しかく、簡単に大善は由美の拳を掴んでしまった。そして、大善は強烈なアッパーを由美の鳩尾に向けて放った。
ボクン!!
「こぁああ!!!」
由美の背中がぽっくりと丸く盛り上がった。
由美はすでに腹筋に力を入れることができず、その鳩尾は弛緩しきっていた。そこへ、大善の強烈な一撃を叩きこまれ、その拳は由美の背中までぶち抜いていた。
シャツが弾け、スポーツブラが露出した。由美の瞳は点に凝縮し、唇をわななかせた。
しかし、大善は由美にいくら言い聞かせても無理と悟ったのか、もはや無言で攻撃を続けた。
大善は片ほうの拳を鳩尾に突き刺したまま、もう一方の拳で由美の臍の下。丹田を思い切り突き上げた。
「ひゃぅぅぅ!!!」
まだ一度も使用したことのない子宮に大善の強烈な一撃が深くめり込み、大善の拳は手首まで埋没していた。すると、今まで堪えてきた物が堰を切って細い喉から溢れてきた。
「こぽぉ!!」
黄色い液体が口から溢れだし、同じ色の液体がニーソックスを濡らした。
大善は手を緩めず、すぐさま二つの拳を引き抜き、まだ巨大なクレーターが修復しきらない間に由美の脾臓を大きく抉った。
「ぶふぅ!!!」
由美の脇がめきめきと悲鳴を上げ、大善の拳は脾臓を半分以上も押しつぶした。由美の口から黄色い液体が水鉄砲のように吹き出し、視界を大きく揺らがせた。
もはや由美は立つことができず、その場に崩れていったが、大善は崩れゆく由美の体にとどめの一撃を突き刺した。
ドズン!!!
「こ・・・あ・・・」
崩れゆく由美の鳩尾に大善の拳は手首を超えてさらに奥まで埋没した。いままでどれだけ体を攻められても目だけは強気の由美であったが、ついにその輝きを失い、目から大粒の涙を零した。
大善の一撃でスポーツブラははじけ飛び、ボーリング球のような巨乳が縦横無尽に暴れまわった。
251 :
平凡な男:2009/09/03(木) 02:11:58 ID:NmDW00sB
「くぅ・・・こぷ・・・」
完全に力が抜けた由美は体中から液という液を口と下腹部の口から溢れさせ、目を一瞬で白くした。
「すまないな・・・」
それから由美は長く眠った。そして、意識が戻ると、ジムの床に横たえられ、布団を掛けられていた。
「よ」
大善が自分の枕元にいるのを見て、由美は一瞬驚いで起きあがった。
破れたシャツから零れている巨乳も共に大きく揺れた。
「いたい!!」
由美は凄まじい鈍痛に苛まれ両手で鳩尾を押さえた。
「いや・・・」
そして、なんとか巨乳の先端についているピンクの突起をかくそうと体をねじった。
「帰ってよ・・・。私の負けでいいから・・・」
「そのさ、お前、いい女だったから・・・その・・・」
大善の手が、いきなり由美に伸びてきて、ピンクの突起を指で挟んだ。
「はぁ!!な・・・にを・・・」
由美は再び頬を赤くした。
しかし、大善は無視して今度は両手で二つの突起を攻めた。
「ひゃあ・・・」
由美の秘部が濡れはじめ、それを察した大善の指が秘部に刺さった。
「う・・・きも・・・ちい・・・」
正直、気持ちいことは事実であった。由美は未だに未経験。愛撫されることは初めてであった。
由美はそれからピンクの突起、巨大な胸、濡れた秘部をさんざんに愛撫され、みるみる内に目をとろんとさせてしまった。
「お前を抱きたい・・・」
大善のいきなりの言葉に、真の快楽を味わいたくなった由美は頷くしかなかった。
大善の大きな肉棒が由美の中に入り、激しく子宮を突きあげた。
「はぁ!はぁ!!ああん!!ああ!!いい!!気持ちい!!」
処女であるにも関わらず、すでに由美は極楽にいた。それから何度も何度も大善は由美の中に子だねを噴射し、彼女が失神するまでし続けた。そして、朝日が昇るころ、ようやく
全ての子だねを出しつくした大善は、極楽におぼれた由美を寝かせてジムを出て行った。五ヶ月後、大善は町を歩いていると、由美を見かけた。その時、由美のお腹は大きく盛り上がっていた。
252 :
平凡な男:2009/09/03(木) 02:12:39 ID:NmDW00sB
むしょうに書きたくなって書いてしまいました。ちょっと変な作品ですが御許しを。
ぐれいと!非常にぐれいとな作品だった!
いわゆるGJ!だ
久々の腹筋系責めを堪能し申したw
妊娠で自慢の腹が台無しになるのもGOOD
255 :
平凡な男:2009/09/05(土) 00:03:04 ID:vSiYEFF5
誉めてくれてありがとう。
最近、腹責めの小説を書きたいのですが、ネタが・・・。何か仮題みたいなのがあればいいのですが、いいのが浮かばないのです。
巫女さん腹責めとか、
悪霊退散腹責めとか、
女怪盗腹責め拷問とかどうよw
257 :
平凡な男:2009/09/05(土) 01:03:28 ID:vSiYEFF5
巫女さんについてストーリー詳細を教えておくれ。
悪霊退散腹責めいいな…
悪霊(もちろん女)に仮初めの肉体を与えた上で腹責めするのか
それとも毎回悪霊に取り付かれた挙句、腹責めを受けまくる助手子がいるのか
悪霊が周囲の無関係な人に取り憑くので、それを追い払うのに腹責めするのか
>>257 前スレにもあったけど、豊作祈願の儀式で、巫女さんを腹責めとか
んで、腹責めし終わって巫女さんが自力で立っていられたら(あるいは吐かなかったとか、もっと惨く死ななかったらとか)
来年は豊作で儀式完了、みたいなw
>>258 自分考えたのは1と2みたいな感じですね
悪霊は女の子宮(もしくは丹田)に取り付くので、腹パンチで追い出すとかw
2の場合だと、憑依役に巫女さんネタが使えますな!
毎回の過酷な責めに耐えるため、肉体鍛錬は怠っていないとか(戦国キャノンのこよりみたいな感じw)
260 :
平凡な男:2009/09/05(土) 03:09:03 ID:vSiYEFF5
了解
そろそろ腹責めオンリー本とか、出てもイイ頃合だと思うんだ
腹パンチ本の製作は本気で考えた事あった。
でも、何部刷ればいいか判らなかったし、どういう体型を喜んでもらえるかピンとこなかった。
だからやめたんよ
完全予約制の受注生産で良かったんじゃね?
手間はかかるが在庫は残らんし
夜凪さんが昔出してたよ
>>261 悠理愛のキューティーハニーの同人が腹責めバイブルだな
腹パンチ、膝蹴り、アイアンクローからの赤熱責め、エネルギー弾の内部爆裂、大剣の串刺し、触手の潜り込み…
それ等をあくまでも強気に耐え抜くハニーに、「フフフ…せっかく再生したのに今ので腹の中がグチャグチャになったわねハニー」とか言っちゃう敵
全てが最高だった
わしてきにはランサーさんの小説がアニメ化して欲しい
いいね、それ。アサギを手掛けたスタッフさんたちで!なんて妄想してみた。
二巻目の腹パンチシーンは打撃音も含めてエロかった。
腹パンチくらったあとの白目むいて失神がたあらんばい!
どだろう
夜凪さんのHPの更新も無いから分からない
271 :
平凡な男:2009/09/11(金) 02:25:28 ID:Wgju+OS7
四人の巫女
かつて、出雲の国でオロチと呼ばれる魔物が封印された。魔物を封印した英雄アマテラスは愛するクシナダヒメに四人の女の子を産ませる。
彼女たちは封印したオロチを未来永劫にわたり監視し続けるための子供たち。彼女たちとその子孫は、望むと望まぬとも不思議な因果に巻き込まれ、代々、その
役目を負わされるのであった。
二千八年、島根県、出雲市。
「うわぁー!!遅刻しちゃうよ!!」
出雲大社の分寺にあたる楠大社では朝から騒騒しい声が響いた。
声を上げているのはセーラー服姿の女子高生。二つの長い髪を二つに結んだ美形の少女。名前は美濃 リン(十八歳)
「みんな!!あれ・・・?」
居間に飛び込んだリンであったが、そこにあったのは味噌汁とご飯、焼き魚が一匹。
「あれ・・・?みんな・・・?」
その頃、リンの通う楠高校には続々と生徒が登校してきていた。
「リン、今日も遅刻だね」
「うん、間違いない」
「本当によくも毎日、こんなに飽きずに遅刻するもんだね」
そう言って、リンのことを口にしているのはリンと同じ楠大社に住んでいる三人の美少女達だ。
最初に口を開いた順から、信濃 巴(十八歳)、丹波 かなめ(十八歳)、相模 くるみ(十八歳)の三人である。
巴は長い髪を腰まで伸ばした物静かそうな美少女。かなめは髪を肩で切り揃えていて元気溌剌そうな美少女。くるみは短い髪を後ろで束ねた明るい感じの美少女であった。
三人の中で一番発育しているのは巴、次にかなめ、そして最後がくるみであった。
巴はボーリング球のような巨大な胸をなんとかセーラー服の中に押し込み、肉づきのいい太腿を短いスカートから曝け出していた。
かなめの胸は少し小ぶりでまだ成熟し切っていないものの、完璧なまでの球体で形だけでいえば三人の中でも最高であった。また、陸上部に所属しているため体が全体的に引き締まっており、巴のように豊満な肉体ではないもののほっそりとして筋肉質であった。
くるみは三人の中では一番胸の小さかった。一番小さいと言っても、一般的な十八歳と同じ程度の胸であり、普通のブラに収まる程度だ。肉づきもそれほど豊満でもなく、筋肉もそれ程でもない、まだまだ子供の体であった。
リンはこの三人中で二番目に成熟していた。二番目と言っても総合的な話で、胸は巴が上、肉づきはリンの方が豊満で男の性欲をよく誘った。
「まったく、今日は文化祭だっていうのに、遅刻するなんて・・・」
巴は大きく溜息をついた。
272 :
平凡な男:2009/09/11(金) 02:26:35 ID:Wgju+OS7
生徒達の登校も終わり、いよいよ朝のホームルームの時間がやってきた。
「じゃあ出席を取るぞ」
先生がクラスの生徒の名前を次々と呼んでいく。巴とリンは同じクラスで三年B組。
かなめとくるみも同じクラスで三年C組であった。
「美濃!おい、美濃?なんだ、また遅刻か。本当によく飽きないものだな」
クラス中から笑いが起こる。その時だ。
「遅れました!」
クラスのドアを勢いよく開けて、ぜいぜいと息を荒くしているリンが入ってきた。
また、クラス中から笑いが起こる。
(あ・・・)
リンは、自分の事を笑っている一人の男子をちらっと見た。小栗 秋則(十八歳)、大人しげで、少し筋肉質な好青年であった。
リンは、秋則に想いを寄せていた。高校一年生の時からだ。だが、それを言うことができずに三年間が経った。
(ああ、笑われちゃった・・・)
リンは遅刻したというよりも秋則に笑われたということで落胆して席に着いた。周囲は文化祭特有の興奮した雰囲気でいっぱいだというのに。
「じゃあ、十時から文化祭が開始される。それまでに最終チェックを済ますんだぞ」
「は〜い!!」
生徒たちはホームルームが終わると目にもとまらぬ速さで自分たちが主催するお化け屋敷へと走って行った。
B組の催し物であるお化け屋敷は校舎の裏手と少し地理的には不利であったがクラスのみんなは燃えていた。大人しい
巴ですらなぜか燃えているのだからリンには不思議であった。
リンも燃えるクラスの女子に引っ張られてお化け屋敷へとはいって行った。
「よし!やるぞ!!」
男子達はお化けの衣装をチャックしてやる気満々であったが、女子の姿がない。
「リン、こっちこっち」
クラスメートの女子に誘われて、なぜかお化け屋敷の中に張ってある黒幕の裏に連れて行かれた。すると、そこにはクラスの女子全員が犇めいていた。
「すごいね、これ」
「うん、私も彼氏を連れてこよっかな」
「いいな、彼氏がいて。私なんて今日、告白しようと思ってるのに」
(なんなんだろう?)
リンは犇めく女子の間を縫って行くとそこには二人用のベッドと、山のように積まれた箱型のティッシュ、幾枚も積まれたベッドのシーツ。それとダオルも大量に用意されていた。
「なに、これ?」
273 :
平凡な男:2009/09/11(金) 02:27:31 ID:Wgju+OS7
リンは首をかしげて訊いた。
「なんだ、リン知らないの?」と、一人の女子。
「うん、知らない」
「しょうがないな」
クラスメートの女子が頬を赤くしながら耳元で
「ここで、好きな人とエッチするの」
「え・・・」
リンの顔が瞬時に赤く染まった。
「それってどういう・・・」
「なんかのエッチなゲームが元らしいんだけど、ここに好きな男の子を連れ込んでエッチするの。一回のエッチにつき千円」
「御金とるんだ・・・」
「商売は、商売。でも大丈夫。ネオンもがんがんに流すし、この事を知ってるのは女子だけなんだ」
「そう・・・」
「どうしたの、リン?」
リンはその頃、自分が秋則と交わっている姿を想像していた。
午前十時頃、ついに学園祭が始まった。
リンはお化け屋敷の制作係であったため当日は役目なし。巴、かなめ、くるみ、の三人の姿が見当たらなくて、リンは一人さびしく学園祭を回った。
時間が午後を回った時だ。
「ちょっと、お化け屋敷でも覗いてみるかな」
リンはそんな軽い気分でお化け屋敷に入って行った。
(そうだ、あのエッチする部屋はどうなったんだろう)
リンは変な興味心に惹かれて、覗いてしまった。
(!!・・・くるみ・・・)
そこには、リンの知らない男子と、くるみが激しく交わり合っていた。いつも明るい美少女であったくるみだが、激しい性格では断じてない。
なのに、男の上に乗り、まだ
成熟しきっていない胸を、セーラー服を捲り上げて全てを露にさせ、激しく縦横無尽に暴れさせていた。
「ああ!!いいよ!!!いいよ!!!」
いつものくるみは既にそこにはいない。愛を貪欲なまでにエッチで求め、男の上で激しく腰を浮沈みさせていた。
それから直ぐに男がくるみの中で果てて、くるみはぐったりと男にもたれかかった。
「へへへ、いっちゃった」
くるみは同じ神社に住む三人の友人にすら見せない大人びた笑みを見せ、乱れた髪を丁寧に直していた。それから二人は直ぐに着替えを始めるとお化け屋敷を出て行った。
274 :
平凡な男:2009/09/11(金) 02:28:27 ID:Wgju+OS7
「くるみの彼氏なのかな」
リンは二人から隠れようと黒幕の中に隠れていた。それからなぜかそこから出られなくなったのだ。
(次は、誰がここでやるんだろう・・・)
リンは一度も経験がない。それ故に興奮した。
それから直ぐに、次の恋人たちがやってきた。
(え・・・かなめ・・・)
リンは驚きを隠せなかった。あの元気溌剌で、気が強く、男なんか!といつも威勢のいいはずのかなめが、男と手を繋いで入ってきたのだ。
「ここ?」
男は同じ陸上部の人らしく、がっちりとした体格であった。
「うん、ここだよ・・・」
かなめはいつもの大きな声とは比べ物にならないほど小さく、猫が甘えるときのようにかわいらしい声で応えた。それからさらに驚くことが続いた。
あのかなめが、子犬のような甲高い声を何度も上げて男の肉棒による快楽におぼれていったのだ。
激しく突かれれば突かれるほど、かなめは頬を赤くして喜んだ。
横になっても丸みを崩さない大きな胸が大きく揺れて、相手の男が何度も先端の突起に吸いついた。
「ひゃぁあ・・・」
かなめはますます声を甲高くして感じ続けた。
くるみの時と同じように男はかなめの中で果てた。それから直ぐに、二人は着替えてお化け屋敷を出て行った。
(驚いた・・・まさか・・・あのかなめが・・・)
気高く獰猛なトラの女王も、愛する前ではただの猫でしかなかったのかとリンは改めて納得した気がした。
(流石に疲れたな。そろそろ出よう)
携帯で時間を確認したら既に午後の四時。学際終了まで一時間しかなかった。
その思った時だ。最悪の光景を目の当たりにした。
想いを寄せている秋則と、巴が手を繋いで入ってきたのだ。
(嘘・・・)
今までの中で最大の衝撃が走った。
それからは、先の二人と同じだ。秋則が巴の中に挿入して、巴は気持ちよさのあまり頬を赤くさせ、目からは涙を零していた。さらに巴は秋則に恥じることなく裸体をさらけ出し、巨乳の突起を何度もしゃぶられて喜びの声を発した。
今までの二人の時は、リンは興奮して見ていた。しかし、同じ屋根の下に住む、一種の家族のような巴が、自分の片思いの相手と激しく交わっていた、それを見て、リンはその場に崩れて小さな声を上げて泣いた。
275 :
平凡な男:2009/09/11(金) 02:29:32 ID:Wgju+OS7
しかし、快楽におぼれる秋則と巴にはその声が聞こえることはなかった。
午後の五時となり、学園祭は終わった。リンは巴、かなめ、くるみの三人と校門の所で待ち合わせをしていた。
「おまたせ」
リンを覗く三人はやけに機嫌がよさそうだ。少し汗ばんでいる三人の様子から見ると、学園祭が終わるぎりぎりまで彼氏とエッチをしていたのだろう。
「さ、帰ろう」
三人はリンの暗さに気づくことなく、我が家である神社に帰った。
いつも四人は神社に帰ると巫女の服装に着替えて境内の掃除を行い、それから食事にした。学園祭の後、というよりも彼氏と激しく交わり疲れ果てた後だからといって日課を止めるわけにはいかなかった。
リンを覗く三人は彼氏に吸われて未だに固くなっている乳首を見られまいと必死に隠しながら着替えた。
しかし、リンからすれば体中にキスマークのある三人はどうあがこうと彼氏とエッチをしていたことは一目瞭然であった。
それから四人は、いつもどおり境内の掃除を始めた。
「はぁ・・・」
リンはみんなのそばにいるのが辛くて、一人で神社の裏手の大木の側を掃いていた。
「秋則君・・・」
(可哀想にな)
「だれ?」
心の中に、誰かはわからないが女の声が聞こえてきた。
(親友達は皆、お前との約束を忘れて恋人をつくり、なおかつ巴はお前の好きな男を奪った)
「だれなの・・・?どうしてそんなことを知ってるの?ひょっとして、くるみ?それともかなめ?ふざけてるんだったら許さないよ!」
(違う。かなめもくるみも神社の石段を掃除している。巴は食事の用意をしている。お前と話しているわらわは直ぐそばにおる)
「え・・・?」
リンはまわりを見回したが、あるのは巨大な大木があるだけであった。
「まさか・・・」
(そうだ、わらわはここだ。ここにおる)
「そんな・・・木なのに・・・」
(こっちへ来い、リンよ。わらわがよいものを見せてやろう)
リンはなぜか木の声に誘われて、木の木目に手を触れた。その時だ。
「きゃぁぁぁぁぁ!!!!」
リンの中に、オロチが入ってきた。
276 :
平凡な男:2009/09/11(金) 02:30:09 ID:Wgju+OS7
(はははははは!!!ついに、ついにやったぞ!!わらわがついに、復活するのじゃ!!!)
「リン、どうしたの?いまの悲鳴!!」
悲鳴を聞きつけたかなめとくるみが急いでやってきた。
(リン・・・)
リンは大木に両手をつけて、静かにたたずんでいた。
「ねえ、リン・・・?」
みくるはそんなリンに静かに近づいていった。
「さっきの悲鳴、なんなの?ひょっとして、悪戯?だったら冗談が過ぎるよ」
しかし、リンは応えない。
「ねえ、リンってば・・・」
そして、肩に手を触れた時だった。
ドスン!!!
「おえぇ・・・」
くるみは一瞬何が起こったのかわからなかった。だが、喉の奥から急に暑い物が込み上げてきて、自分がいったい何をされたのかわかってきた。
「リ・・・ン・・・?」
袴の結び目より少し上。ちょうど鳩尾辺りに、リンの拳がずっぽりと埋没していた。
「そんな・・・」
くるみは、リンの拳に胃を抉られている感覚が確かに伝わってきていた。あまりの鈍痛のあまり瞳を震わせて、唇をわななかせた。
「リン・・・どうし・・・うぷぅ!!」
思わず涎がくるみの口から噴き出た。
「くるみ!!」
背後でかなめの声が響いた。
「くるみ!!リンから離れて!!早く!!」
かなめの言う通り、くるみは激痛を耐えながら拳を鳩尾から引き抜くと、すぐさまかなめのところまで退いた。
「くるみ、大丈夫?」
「ええ・・・なんとか・・・」
そうは言うものの、くるみは両手で鳩尾を抑え、胃から込み上げてくるものを飲み込むのに必死だった。
「でも・・・どうして・・・リンが・・・」
「オロチだ」
「え?」
「ねえ、リン。いや、オロチ。あんたなんでしょ?私の目は誤魔化せないよ」
かなめの瞳が青色に染まり、リンの体を透視した。
277 :
平凡な男:2009/09/11(金) 02:30:55 ID:Wgju+OS7
リンの体内の三か所に黒い霊魂が集結していた。
「鳩尾、臍、子宮、まったく変なところに陣取ったわね、オロチさん」
すると、リンが肩を震わせて笑いだした。
「はははは!!さすが選ばれし巫女!その能力も一人前ということか」
「素直にリンを返す気はないのよね?」
すると、またリンは大きな声を上げて笑った。
「はははは!!お前たちは親友のくせに何も知らないのか?リンは、わらわの誘いに乗って、体をわらわに預けたのだ」
「そんなの・・・嘘だ・・・」
苦しげな声でくるみが言った。
「嘘なものか。お前たちはリンとの約束を破って男をつくり、あろうことか内、一人はリンが想いを寄せている男を愛し合っている。リンがその男を愛しているのを知っていてな」
「・・・なんで、そのことを・・・」
「わらわはこの大木に封印されて以来、幾千年もここから人を眺めていた。ここから見えるのは、日本人の欲なき姿。中華を滅ぼし、南蛮のさらに西の西南蛮まで滅ぼしてこの世の頂点に君臨したその歴史も見てきた。
そして、お前たちが同時に親を失い、四人でこの神社にやってきた事もな」
「じゃあ、全部・・・」
「そうだ、わらわはずっと見てきた。お前たちの生き方をな。その中でも、リンは最も不幸な生い立ちの童であった。家族を殺され、親友に裏切られ、愛する人までも奪われた。不幸に満ちたリンは、わらわと契約することで、過去を変えようと思ったのだ」
「そんなの信じられると思う?どうせあんたがリンの体を奪っただけなんでしょ!リンが・・・リンがそんなことするわけない!くるみ!いける?」
「うん・・・痛みはほとんどひいたから、まだまだいけるよ」
二人の巫女の目に怒りの炎が灯った。
「いい、くるみ。あいつは魂を三か所に分けてリンの体を支配しているわ。鳩尾、臍、子宮の三か所よ。拳に全ての霊力を集めてその三か所を抉ってオロチの魂を追い出すしか方法はないわ。わたしが臍を殴るから、くるみは子宮をおねがい。
とどめの一撃は私がやる」
「わかったよ。でも、霊力で強化した拳なんかでリンを殴ったら」
「ええ、三か所を殴れば肋骨は殆ど折れるし、内臓も大ダメージでしょうね。子宮も相当やばいことになるかもね」
「じゃあ、しょうがないね」
くるみはようやく立ち上がり
「血は繋がってないけど、大好きなお姉ちゃんのために臓器を上げる覚悟しないとね」
「そうね、大事な姉さんのためにね。さ、行くよ」
二人は身構えて突撃の姿勢を取った。
278 :
平凡な男:2009/09/11(金) 02:31:29 ID:Wgju+OS7
「さあ、来るがいい。憎たらしき巫女共よ」
リンも、目を真紅に染めて二つの拳を引き絞った。
「いくよ!くるみ!」
「うん!!」
二人は霊力を足に集中させ、まさしく神速でリンの正面に迫った。
「リン!!待ってて!!」
「今すぐ、助けるから!!!」
二人の拳に霊力が集中し、リンの体に吸い寄せられていった。
ボクン!!
ズム!!
「けはぁ!!」
「こぁあ!!」
かなめとくるみの拳は、リンの体に触れる寸前で止まっていた。かわりに、リンの二つの拳が、かなめとくるみの鳩尾に深々と手首まで埋没していた。赤い袴と白い衣がリンの拳に大きく巻き込まれて、二人の豊満な肉体をこれでもかと露にしていた。
(そんな・・・・)
(強すぎる・・・)
二人は忘れていた。リンにとりついているのは、神であることを。神にとって、所詮は人であるかなめとくるみの拳など止まっているのと同じ速さしかない。
「くる・・・み・・・」
かなめは今にも消えそうな意識を必死で引きとめながらくるみの身を案じた。くるみはこれで二撃目を受けているのだ。
「ひ・・・ひぐぅぅぅ・・・」
くるみはリンの拳にまたも胃を大きく抉られたあげく、リンの拳はくるみの肺までも圧迫して酸素を無理やり排出させていた。
凄まじい鈍痛のせいで、くるみは涙を堪えた目もとを必死に見開いて、まだ発育途中である小さな胸をふるふると痙攣させた。
「こふ!!」
かなめはリンに突き飛ばされて突き刺さっていた拳から解放されたものの、凄まじい鈍痛がかなめを襲い続けていて、かなめは両手で鳩尾を抱えながらうずくまった。
「く・・・るみ・・・」
激痛のあまり、目が見えない。そんなことはお構いなしに、オロチの攻撃は続く。
「みせてつかわす。わらわの力を」
一度、オロチはくるみから拳を引き抜いて、赤い光を拳に漲らせた。
くるみは激痛のあまり棒立ちになってしまい、思うように動けない。
(逃げないと・・・)
279 :
平凡な男:2009/09/11(金) 02:32:26 ID:Wgju+OS7
そう何度も思っても、体が動いてくれない。
「さらばだ、巫女よ」
そして、神の拳がくるみの弛緩しきった体に突き刺さっていった。
ドッスン!!!
凄まじい激突音が神社中に響いた。
「ひゃぁああ!!!」
激突音は一つだが、激突は三か所で起こっていた。それはちょうど、かなめ達が狙っていたところ。
オロチの拳は、くるみの羽織っている白衣を引き裂きながら鳩尾に拳を激突させると、即座に引き抜いて隕石が落下した後のクレーターのように陥没した鳩尾が修復を始める前に今度は臍に拳を衝突させ、貧弱な肝臓を完膚無きまでに抉り潰して臍までを覆っていた袴
を引き裂き、そして、最後に、女性にとって最大の急所である臍の少し下、丹田を壮絶なアッパーで突きあげた。まだまだ成熟しきっていない生命の果実はオロチの強烈な一撃で押しつぶされ、一気に壊れていった。
神の三撃で、くるみの巫女装束は腹部全体と胸が露出するほど広範囲に引き裂かれ、まだ小さなくるみの胸は縦横無尽に暴れまわれず、先端の固くなった突起のみが小刻みに震えるだけであった。
「う・・・くぅ・・・くぷぅぅ!!」
そしてついに、堰を切ったようにくるみの口から黄色い胃液があふれ出し、小さな胸をつたって地面に落ちていった。
「くるみ・・・」
かなめは何もできなかった。目の前で、親友であり妹であるはずのくるみが三つの巨大なクレーターをその美しい肉体に刻み込まれて胃液を噴きだし、小刻みに痙攣していた。その目にはすでに光がなく、数日は意識を取り戻さないことは確実であろう。
「次は・・・」
オロチは重力のいいなりとなったくるみをその場に転がすと、視線をかなめに向けた。
「ねえ、今の音は?」
(まさか・・・巴・・・?!)
オロチによる強力な拳にくるみの体が貫かれた時の激突音を聞いて、巴がやってきたのだ。
「ねえ、みんな・・・?」
何もしらない巴がこちらにやってくる。
オロチの口元が、かすかに微笑んだ。
ちょwwwww続き早く頼む!!!
いちいちツボにはまる単語と台詞が良い
GJ!
さらばだという掛け声で腹パンチとかイカすな
保守
ずっと気になっていたんだが、《保守》ってどういう意味?
dat落ちしそうなのをレスする事によって防ぐのが保守じゃないの?
>>285 腹に力が入りそうになるだろ?
そこを見極めて、気が緩んだところにずぼっと鉄拳をぶち込むことを保守ってんだろw
パンチやら膝やらの肉弾攻撃じゃないビームやら器具での腹責めとかってないかな?
魔貫光殺砲みたいな?
>>290 貫通は…まあしなくても良いけど
こう…ぐばぁって光線の直撃を食らって吹き飛ばされて、当たった部分が赤熱化してその高熱に悶え苦しむようなヤツ
デカいゴムバズーカ食らって悶えるのもまたよし。
巨大な万力に挟まれて押し潰されるのを必死に腕で押し返そうとする変身ヒロインとか
294 :
平凡な男:2009/09/29(火) 01:59:29 ID:J+wP9DfC
「巴!助けて!」
オロチがわざとリンの声を使って巴をおびきよせようとした。
「だめ・・・巴・・・」
かなめは巴に危機を知らせようとするが、鳩尾からくる鈍痛のせいで思うように声が出せなかった。
「助けて!!巴!!」
オロチはさらに大きな声を上げる。
「どうしたの!みんな!」
そうとは知らず、巴はきてしまった。
「こ、これは・・・」
巴は胃液を吐き散らし、半裸となったくるみと、鳩尾を両手で押さえながら蒼い顔をしているかなめを見て驚愕した。
「巴!」
そこへ、リンを偽ったオロチが走ってきて、巴の懐に飛び込んだ。
「リン、これはどういうこと?いったいだれが?」
「・・・」
「リン?」
(どこか、違う)
問いかけに応じず、ずっと巴の巨乳の谷間に顔をうずくめているだけのリン。外見は同じであるのに何か違和感があった。
「巴・・・逃げて・・・」
そこへ、蒼い顔をしたかなめがようやく声を発した。
「そいつは、リンだけど・・・違う・・・」
「え?」
直後、リンを偽っていたオロチは薄く微笑んで拳を強く握った。そして
ボクン!!
「こふぅ?!」
巴の鳩尾に、リンの小さな拳がピンポイントで手首までめりこんでいた。
(リン・・・じゃ・・・ない・・・)
しかし、気づくのが遅すぎた。
オロチは片方の拳を鳩尾に突き刺したままもう一方の手で巴の脇腹を抉った。
「ぐふぅ!!」
巴のあどけない唇に黄色い液が垂れる。引き締まった巴の脇腹に突き刺さったオロチの拳は彼女の脾臓を容赦なく押しつぶしていた。
「リン・・・どうして・・・」
巴は激痛に耐えながら必死にリンに話しかけた。
「リンじゃないわ。わらわはオロチ。貴様らに封印された神である。この女、名前はリンと言ったか。お前に男を奪われた復讐をするためにわらわに体を貸したもうたのじゃ」
「え・・・」
295 :
平凡な男:2009/09/29(火) 02:00:02 ID:J+wP9DfC
思わず、巴の顔に戦慄が走った。
(そんな・・・知ってたの・・・。でも・・・でも・・・)
「嘘よ・・・そんなの・・・」
「嘘なものか。そなたはリンがあの男を愛しているのを知っていて体を捧げたのだからな」
「そんな・・・どうして・・・」
ついに巴の目から涙が零れた。それと共に、いままで引き締めていた筋肉が一気に弛緩した。
「愚かよの、巫女よ」
オロチは瞬時に二本の腕を引き抜くと、神らしく神速で拳を引き締めて巴の下腹部と鳩尾に再度激突させた。
「かはぁぁ!!!」
鳩尾からは肋骨がへし折れる音がして、下腹部からは卵巣が破壊されて精液が漏れる音がした。
「くおぉぉ・・・」
凄まじい鈍痛に、巴の意識は消えかけた。下腹部からは黄色い液が流れだして袴を濡らし、口からも黄色い液が流れだして胸の谷間に流れていった。
「長かったぞ、この日が来るのを。お前たちに復讐する日が来るのをな」
それからオロチの甲高い笑い声が境内に響いた。
そして、ギュポンという音と共に巴の体から二本の腕が引き抜かれて、巴は仰向けに倒れて行った。既に意識もほとんどなく、目にともっている光も消えかけていた。
「リン・・・」
まだ動けるかなめはなんとかしようと立ち上がったが
「馬鹿な巫女よ。眠っていればよいものを」
オロチは神の力を拳に集中させ、弛緩しきっていたかなめの臍に突き刺した。
ドスン!!!
大砲を至近距離から放たれた程の衝撃がかなめを襲った。
「きゃふぅぅぅ!!!!」
ただでさえ少ない脂肪をかきわけてオロチの拳は肝臓を破壊して背中にまで到達した。
「こ・・・こえぇ・・・」
そして先の二人みたく、下と上から黄色い液体を垂らして失神した。
「さて、これでわらわは自由。もうこの体にも用はないの」
オロチは痙攣する肉塊と化した三人の巫女を背にして神社の中に入って行った。
「ん、これはよい」
そして、リンの部屋で木刀を見つけた。
「この体から抜け出すにはこうするほかないからのう」
そう言ってオロチはリンの衣の裾を大きく広げ、爆乳と、引きしまった腹部を露にさせると正座して、木刀の柄を自身に向けた。そして
296 :
平凡な男:2009/09/29(火) 02:00:32 ID:J+wP9DfC
「は!!!」
ドス!!!
全力を持ってして、木刀の柄を鳩尾に突き刺した。
「けぉぉぉ!!!」
オロチは一瞬だけ鳩尾を抉られる痛みを味わったが、肉体が瞬時に失神し、オロチ自身の魂もリンの肉体から抜けることができた。
(さて、わらわはこの世でも見て回るかの)
気絶したリンの口からは黒い煙のようなものが溢れ、それが八つの首を持つ龍となって天に消えていった。
298 :
平凡な男:2009/10/01(木) 01:09:29 ID:Mj+PvcXZ
これでまたねネタが尽きた。どこかにいいネタがないだろうか?
投下します。
以下の特殊属性を含むので、取り扱い注意願います。
・胸、股間などへの攻撃が多めです。
その分腹責めが少ないです。
・グチャドロしてます(失禁多数)
・一部親子丼です(母親への腹責め、強姦等があります)
・続き物予定です。
特に、母親責めにご注意願います。
中盤以降、描写が多いので嫌いな方はスルーにご協力願います。
都市部では、星は夜空でなく地上で瞬く。
夜が明けるまで輝くネオン。車のヘッドライト。
高層ビルから漏れる明かり。明滅する赤い航空障害灯。
しかし、歓楽街の明かりを遠く望むオフィス街は、閑散として星も少ない。
通行する車もない通りで、信号機のみが3色の発光を順に繰り返しているだけ。
ビルの林が静かな寝息を立てる中、1本の高層ビルが小さな音を立てた。
10階以上の高度から細かな破片が舞い落ちて、無言で発光を繰り返す信号機に新たな輝きを降り注ぐ。
見上げても何が起こったのか判らないし、そもそも上空を覗くべき人間もいないが、
そのビルの、外壁を兼ねたガラスが砕けていた。
壁の失われたフロアでは、内圧がガラス片と空気を押し出す轟音が響いている。
そこに、呻き声が混じる。
フロアに並んだ机の合間に、下着姿の女が一人、倒れ伏していた。
局部以外隠す物の無い肌は、汗のせいか水気に濡れ、非常灯の光を怪しく反射させている。
倒れた女は、淡いピンクのランジェリーを両手で押さえながら悶えていた。
呻き声に合わせて、小さな喉仏がコクリと上下する。
ルージュの隙間から液体が漏れて、ランジェリーからはみ出た乳房に上塗りされた。
「う……ぐぅっ」
太股をすり合わせて左右に転がるたびに、下着が食い込んで、汗に濡れた尻肉の面積が広がっていく。
暗闇に包まれたオフィス。
轟音が止み、苦しげな喘ぎだけが残るそこに、もう一人、女が現れる。
真っ赤なランジェリー姿。
長髪をポニーテールにまとめた赤い下着の女は、薄桃色の下着の女の足元に立った。
背が高く、しっかりとした体付きだった。
胸と腰にも張りがあり、ピンクの女よりも凹凸が激しい。
彼女は足元で喘ぐ女の足首を取った。
片足を抱え上げられた淡いピンクのランジェリー女は、相手よりも少し小さく、柔らかそうな印象を受ける。
今も床で悶え苦しむ彼女の髪も長く、まっすぐに伸びている。
赤い女に引きずられて、黒い髪がフワッと床に広がった。
非常灯の灯だけが光源の、真っ暗なオフィスに他の人影は無い。
上下揃いの下着を着た女が2人だけ。
仰向けに倒れた女の片足を、もう一人が抱え上げている。
赤い下着姿にポニーテールの女は、目の前で大きく開かれた股の中心に張り付いた
淡い桃色のランジェリーから透けて見えるその奥に、無言で拳を振り降ろした。
「あがぁっ!!」
桃色の女の口から唾液が飛んで、乳房をぬめらせる。
抱え上げられた腰が、陸に上がった魚のようにビクビクと暴れていた。
細い腰周りから徐々に鋭角になっていく布地の頂点部分。
僅かに盛り上がった先端に、拳がしっかりと食い込んでいる。
華奢とはいえ、固い拳骨で繊細な急所をぐいぐいとこね回してから、赤いランジェリーの女は、
再び淡い桃色のランジェリーに拳を落とした。
グシャッ。
「はぶぅっっ!」
桃色女の唇から泡が飛ぶ。
赤い女の拳が濡れた。
ブピュッ!!
急所にパンチの直撃を受けた哀れな女の股間が、体液を吹き上げる。
失禁したようにしか見えないが、少し違った。
僅かな粘性を持った、白く濁る液体だった。
赤いランジェリー姿の女の肌に触れると、蒸発したように消えていく。
「ひっ、ひぎぃぃぃぃぃぃ」
股間パンチの連打に耐え切れなかったか、粘液を吹き出しながら、桃色の女は白目を向いて硬直している。
赤い女が足を離すと、彼女はたまらず両手で股間を押さえてもんどりうった。
「うぐううっ。ふ、ふぐうう……!!」
痛みにのたうつたび、粘性の液体がピチャピチャと零れ落ちる。
両腕の間で左右に揺れる小ぶりな胸が、赤い女の次の標的となった。
白く滑らかな太股が振り上げられ、固い踵がランジェリーごと柔らな乳房を踏み潰す。
新たな悲鳴をあげて、自分の乳房を踏みにじる足をどかそうとする桃色の女。
それを振り払い、赤い女は小ぶりの乳房を踏みつけたままジャンプした。
「ふぐゥっ」
たまらず両胸を庇う女の真上。
天井に足をつけた赤い女は、天地の逆転した世界で足場を蹴り、再び飛び上がった。
見つめる先は、胸と股間、2ヶ所のランジェリーのちょうど中間。
荒い息に上下する臍の少し上。
庇う物の何もない無防備な腹部に、赤い女は襲い掛かろうとしていた。
柔らかく敏感なバストの盛り上がりも、粘液が零れる股間の急所も、全ては胃袋を襲う為の布石。
そこが最も効果的な攻撃ポイントだと、彼女は知っているのだ。
全体重をかけて、赤い女は相手の体力と意識を奪うため、桃色女の柔らかい腹に向け、落ちる。
「ぐぶッ!」
衝撃で桃色の女の身体がくの字に曲がった。
彼女の息が止まる。
背中の床が砕けて、腹部が埋まった。
一瞬で胃が潰された様子が彼女の虚ろな目に写る。
赤いランジェリーの女の踵が二つ、臍の上あたりにめり込んでいる。
「……あっ!?」
燃えるような痛みと衝撃が、桃色の女の爪先から頭のてっぺんまでを駆け巡った。
喉を突き出してビクンと跳ねる。
赤い女が踵を中心に、身体をグリっと捻った。
桃色女のお腹の肌がひしゃげて捻れる。
ドリルのように回転する踵に、お腹の奥がかき回された。
「ああっ!」
桃色女は再び身体をくの字に曲げて、潰された自分のウェストを眺めた。
唐突に、数日前の記憶が脳裏をよぎる。
胃袋にあるエネルギーを全て吹き出しながら喘ぐ母親。
ママも、こんな風にされて……。
「うっ…………!!」
桃色女の潰された腹が蠢き、胸が波打った。
胃にあった液体が逆流し始める。
「マ……マ……、ぁ。うええっ。うっ、うぶエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!」
桃色女は潰れた蛙のような大声を上げて、吐瀉物を噴き出した。
長い黒髪をストレートにした、淡い桃色のランジェリー姿の女が、
同じ下着姿の女に腹を踏み潰されて、口から溢れる液体を自分の臍の上に浴びせている。
灯りのない夜のオフィス。
壁に開いた穴へと吹き出していく風が、足で腹を踏みにじり続ける下着姿の女の髪と、踏まれ続けて嘔吐を繰り返す女の髪を、
撫でるように揺らし続けている。
その光景は誰が見ても、異様としか言えないだろう。
「ぐええええ……、う、うえええええ」
桃色の女は、腹を踏み続けられて既に力尽きている様子だったが、それでも赤い女の足の動きは止まらず、
桃色女はそのたびに、自分の吹き上げた白っぽい水分で、自分の顔や胸元をベタベタに濡らしていった。
(お願い……。もう、許して……)
桃色の下着をつけた女は、何度かそう言いそうになっていた。
でも、誰に対してそう言えばいいのか、彼女には判らない。
両胸の奥と、子宮のエネルギーも流失して殆ど残っていない。
胃袋の分は、今も吐かされながら、どんどん減少している。
このままでは、いずれ全ての力を失うだろう。
彼女は朦朧とする意識の中で、一方的に責められる自分の姿を、数日前の母親の姿と重ねた。
西園 梨花子。
桃色の下着を着けた女の名前だ。
年明けに卒業を控えた大学生だった。
赤いランジェリーの女の名前は里美。
里美は商社勤務のOL。
2人はそれぞれ、それまでの人生に別段特別な所は何もなかったし、お互いに面識も無かった。
梨花子は母親とマンションに二人暮し。
物心ついた時は既に父親は無かったが、資産家の家系とやらで不動産を幾つか残しており、
母子2人暮らしていく分には事足りていた。
現に梨花子は大学まで進学出来たし、母親に何点かの不満はあったものの、それなりに仲良くやってきた。
しかし、彼女の人生には異変が訪れた。
数日前、梨花子が講義を終えて帰宅した時、家の明かりは消えたままだった。
母親は外出中かと思ったが、玄関にあがってすぐ、リビングから声が聞こえた。
覗いてみると、半開きの扉の向こうで、母親は誰かと電話をしている。
重い胸を抱えるように片腕でささえながら、窓際で受話器を耳に当てていた。
過去から続く不満の一つ。
母親のくせに肉付きが良すぎるのだ。
一時期に比べれば落ち着きつつあるものの、見た目も若い。
同級生の男子や男親達の向ける視線が嫌いだった。
いずれ梨花子も。親がああなのにどうして梨花子は。
そんな台詞も聞き飽きた。
「行き先は掴めてないの? ええ、それは判るけれど……」
深刻そうな母親の声が聞こえて来る。
梨花子はただいまと声をかける代わりに、玄関の電気を付けに戻った。
「梨花ちゃん? 帰ったの?」
「アタシだよ。ただいま」
梨花子は勤めてぶっきらぼうに声をあげた。
「娘が戻ってきたからこれで。何か判ったら教えて」
母親はそう言って電話を切った。
「誰から?」
「昔の知り合いよ」
「悪い話?」
「聞こえてたの? 大した事じゃないわ。ご飯用意するから先にお風呂入ってらっしゃい」
母親は苦笑すると、大きな胸をエプロンで覆いながらキッチンへ向かった。
梨花子は、母親の過去をあまり知らない。
大抵の親子はそうなのかもしれないが、昔の話はあまり聞いた事がなかった。
代わりに父親の話はよく聞かされた。
母親は凛子という名で、昔から抜群にスタイルが良く、今時の水着さえ着こなせる筈だが、
注目を浴びるのを嫌ってあまり外には出なかった。
反対に、娘の梨花子は海やプール、大学でテニス、街で買い物、外に出るのが好きで、肌の出る服を好んで身に着けた。
母の髪が短いから、梨花子は長く美しく伸びるよう努力した。
彼女自身が思うよりも、梨花子は十分に美人の条件を満たしていたが、
それでも母親が隣に立つ事で、彼女の存在が霞んで見える事は事実だった。
美人の母親を自慢に思っていた時期もとうに過ぎ、最近は一緒に外に出かける事もない。
今、2人が並んで歩いたら、どう見えるだろうか。
夕食後の気ままな時間を終え、ベッドの中でそう考えていると、母親の声が微かに聞こえる事に気がついた。
また、誰かと電話しているらしい。
そっとベッドを降りた。
音を立てないように注意しながらドアに向かう。
少し、隙間を空けるだけで声は聞き取れる筈だった。
母親が電話で話し込むのは珍しい。
少なくとも、彼女の記憶の中の光景には存在していない。
どうしても気になった。
何か不穏な空気を、母親から感じるのだ。
話してくれないのであれば、自分から探るまで。
彼女は上唇をペロリと舐めると、ドアノブに手をかけた。
イタズラ心が芽生えた時にする、昔からのクセだ。
ドアノブを捻り、そっと僅かな隙間を開く。
途端、背後からの吹き抜ける風が、梨花子の長い髪をなびかせて、彼女は驚いた。
窓は閉めたままの筈なのに。
振り返って、息を呑んだ。
ベランダと部屋を隔てている窓に、何か大きな物が張り付いる。
黒い人影が立っているようにしか思えなかったが、それでも彼女が悲鳴を上げなかったのは、
それが現実とは思えなかったからだ。
窓ガラスに張り付いた人型の影は、部屋の内側に向けて徐々に盛り上がっている。
まるで人が歩き出しているかのように、右足から順に。
やがてそれは部屋の中に入り込んできた。
暗闇そのものに溶け込んでいるのかと錯覚する程ぼやけた人の輪郭が、本棚の隣に佇んでいる。
双眸にあたる部分だけが、ギラギラと輝いて見えた。
梨花子は何故か、その輝きを食い入るように見つめずにはいられない。。
金色や銀色を放つ輝きが燃えるような赤に変わると、梨花子は軽い眩暈を感じてよろめいた。
よろめきながらも後ろ手に壁を探り、震える指でスイッチを押す。
蛍光灯が何度か瞬き、部屋を照らすと、梨花子は絶句した。
光の下に晒された姿は、悪魔だった。
青白い肌をした裸の男。
肌の色と不釣合いな筋肉質の身体。
時折赤く燃え上がる瞳。
額には角を思わせる突起。
そして、背中には、巨大な翼が折りたたまれている。
男は、小首を傾げた。
「おや? 効かないな。お前だけか? それとも今のニンゲン全てがそうなのか?」
まるで床を滑るように、男の身体が動いた。
死人のような青白い腕が胸に伸びて、梨花子は悲鳴を上げた。
その手が触れた瞬間、彼女の身体は感電したようにビクっと震えていた。
パジャマもブラジャーも着ていた筈なのに、乳房とその先端を、冷たい手で直接撫で回された気がしたのだ。
恐ろしかったのは、彼女の肉体がそれを気持ち良いと感じてしまった事。
それが精神的に気持ち悪くて、梨花子はもう一度悲鳴を上げた。
夢中で男を突き飛ばそうとしたが、彼女の両手が触れる寸前、男はスっと滑るように距離を取る。
もしこれが夢ならば、ここで気を失えば、夢から覚めるだろうか。
目を瞑り、意識を放棄しようとした彼女を呼び起こしたのは、母親の声だった。
「梨花ちゃんッ」
駆け込んで来た凛子が、崩れ落ちそうになった娘を支えていた。
「久しぶりだ、リリス。70年ぶりか?」
男が口を開いた。
血の滴るように、真っ赤な口内に牙がチラついていた。
「アダム! 娘に何をしたの!?」
「そうか。お前の娘ゆえ、我の目が効かぬのか。ならば合点がいく。次は何故ニンゲンの姿などしているのか、だ」
青白い男は、赤く燃える瞳で梨花子を見た。
「な、何あれ。ママ、あ、アレッて、何!? に、人間なの?」
母親の肩を強く握り締めて、梨花子が震える。
凛子は肩越しに、娘の手に触れた。
「梨花ちゃん、落ち着いて。大丈夫、ママが守ってあげるから。ね? もうすぐ人も来るわ」
凛子は梨花子を悪魔から庇うように立ち塞がった。
娘に語るとのは別人のように凛とした声を響かせる。
「何故ここに来たの? アダム。立ち去りなさい。すぐに追っ手が来るわ。
貴方なら逃げ切れるでしょう? 人の目の及ばない場所を探して、ひっそりと暮らせばいいのよ」
「イヴが死んだ」
「そんな……。まさか……」
「ニンゲンどもが殺した。我と共に来い、リリス。生きる道を授けよう」
「ダメ……。娘は、娘は連れていけない」
うろたえ始めた母親の手を、梨花子が握った。
何の話をしているのか、まったく判らなかったが、ただ漠然と、母親が自分を残して消えてしまいそうな気配を感じていたのだ。
凛子の手が、娘の手を強く握り返した。
「ならば……」
アダムの身体がスっと滑るように動いた。
「我が力となれ」
「はおっ!」
肉と肉がぶつかり合うドスっと言う音がして、凛子の身体が震えた。
寝巻きに使っているネグリジェの腰から下の生地が裂ける。
音に驚いた梨花子が視線を下に向けると、ママの桃のようなヒップが丸出しになっていて、
そこからビシャっと勢い良く水が噴き出した。
背後の梨花子からは見えなかったが、凛子の下腹が陥没し、子宮から膀胱から、内臓が全て潰れていた。
「なんでそんなエロい格好で寝るのよ。旦那もいないのに」
特大のブラジャーが透けて見えるネグリジェを見て、梨花子はよくぼやいた。
「パパがね、この格好好きだったから。今でもなんとなく、これ使っちゃうの」
「スケベ親父にエロババァ」
憎まれ口を叩いてはよく叱られた。
幾つになっても女として勝てる気のしないママに、梨花子はずっとコンプレックスを抱き続けていたのだ。
童顔だが、スクリーン越しに見る女優のように、変わらず美しい顔。
大きな胸と細い腰。引き締まったヒップと太股。
いつも羨ましいと感じていたスタイルを持つ母親の膝が震えだしたかと思うと、
あっという間にむき出しになった腰が砕けた。
特大の乳房と顔を、目の前の男の胸に埋めるようにしながら崩れ落ちていく。
男の両手が凛子の小さな頭を掴んだ。
凛子の童顔目掛けて男が腰を突き込むと、鼻に掛かった悲鳴が聞こえてる。
「んぐーっ! むぐゥッ」
口を塞がれた凛子の頬が破裂する程に一瞬で膨張した。
男の腰に張り付いた唇の隙間から、白い物が零れて足元の水に混ざる。
フローリングの床に座り込んだ凛子の白いお尻の周りで、水溜りが出来ていた。
「ぐぶっ」
両手から開放された凛子は、その水溜りに両手をついて倒れそうな上体を支えた。
「逃げて、梨花ちゃん。外へ……」
「我が精気を受けて尚、自我を保てるか。ならば子宮に叩き込んでくれようぞ」
今にも崩れ落ちそうな凛子を見下ろす男の赤い視線が、ベッドへと移動する。
四つ這いで転がるようにベッドに向かった梨花子が、携帯電話を手にしていた。
バチン!
横面を引っ叩かれる衝撃に、梨花子はその場に尻餅をついた。
痛みよりも、何が起きたか理解できない事に、彼女はただ目を丸くしている。
携帯電話を握っていた筈の右手を見ると、粉々になったピンク色の破片だけが残っていた。
砕けた携帯と、母親の前に立ったまま人差し指を突き出している男を、梨花子は見比べる。
指も腕も、ここまで届く筈はない。
でも、男が電話を壊した。
彼女はそれを理解していた。
四散する破片が切り裂いた頬が、血を流し始める。
「た、助けて……ママ」
可哀想な程に梨花子の身体が恐怖に震え、パジャマの股下には、瞬く間に染みが広がっていった。
突如、聞く者の身体の芯まで響き渡るような、強い意思を含んだ声が響く。
「アダム! 貴方はたった今、私にとって許す事の出来ない存在になったと知りなさい」
それを発した凛子の背中に、蝙蝠のような黒い翼が広がった。
凛子はそれを羽ばたかせて立ち上がると、座り込んだ梨花子を背にする。
上半身を覆っていたネグリジェが裂けて、足元に落ちている。
「え……? 嘘……。何、コレ……」
梨花子の頭は事態を整理しきれなかった。
男の背にあるのと同じものが今、凛子の背中にある。
「私を甘く見るな、アダム」
ママが悪魔のような男と同じ姿で立っている。
短い髪の間から2本の角を伸ばし、別人のように鋭い目つきと、完全な若さを取り戻した肌で。
パパの好きだったネグリジェは、千切れ落ちて濡れている。
「やはりお前はその姿が美しい。無駄な布など捨て去るがいい」
男が人差し指を弾くと、凛子の重い胸を支えていたブラジャーが切断された。
「うッ」
不意を取られて呻いた凛子が、隠し切れない大きな胸を両腕で隠す。
その隙を突いて、男が動いた。
ズシッ! という重い衝撃が凛子を突き抜け、その背後にいた梨花子の頭部さえ仰け反らせる。
上を向いた梨花子の鼻はひしゃげていて、血が飛んでいた。
1人を突き抜けてその威力なのだ。
直撃を受けた凛子の内臓等、ひとたまりもない。
「お前を甘く見ると、どうなるのか。我に教えてくれるか。リリス」
「は……はぉ……」
返す言葉もないまま、凛子は白濁とした反吐をブチ撒けた。
黒い翼と胸を隠す腕が力を失い、隠すもののなくなった乳房を男の青白い手が掴む。
母親の瞳は見開かれたまま既に光を失っている。
男の圧倒的な力の前に、無力だった。
その背後で恐怖に涙を浮かべる娘の瞳に、新たな人影が写った。
ベランダに2人。
大きな銃で男を狙っている。
そうと気づいた時には、部屋の扉を蹴破って、新たに2人の男が転がり込んできた。
「撃て!!」
身を起こすなり1人が叫び、全員の肩からブラ下がった銃が光を放った。
無数の銃弾が、翼を持った2人の人影を一瞬で蜂の巣に変える。
凛子と男の身体は壁まで吹き飛んだ。
「ママぁっ!!」
叫んだ梨花子の身体をも、弾丸が貫いた。
血だらけでベッドに倒れ込んだ彼女は、灼熱する激痛を腕と太股に感じながら、間もなく意識を失った。
千代田区霞ヶ関。
日比谷公園に面した超高層ビルのエントランスに、煙草の煙が漂っていた。
一見してただならぬ雰囲気の女が、警備員に呼び止められている。
まず、行きかう人々が暗色系のスーツばかりの空間で、真紅のワンピースが異様に目立つ。
しかもバブルの頃に流行ったような、ボディコンスタイルのミニだ。
誰かの愛人か正妻が、納得のいかない別れ話の抗議にでも乗り込んで来たのだろうか。
そんな好奇の視線に晒されても、女の表情はよく見えない。
無造作に伸ばしたざんばら髪のせいで、目元が殆ど隠れてしまっているのだ。
服装とのギャップが激しい。
警備員に問い詰められながら、彼女は面倒くさそうに頭をガシガシと掻いた。
煙草をふかしつつ、ノースリーブのワンピの上から羽織ったジャケットを捲り、内ポケットに入っていた身分証を突きつける。
「そういうワケだから。ハイ、どいたどいた」
困惑する警備員を押しのけて、彼女は煙草を吹かしたままエレベーターに乗る。
同乗者の視線も気に止めず、地下へと向かう。
「君。ここは禁煙だぞ」
たまりかねて注意した男の鼻先に、女は無言で煙を吐き出してやった。
地下3階。
このビルの最下層にエレベーターがたどり着く。
怒りに震える男を始め、全ての乗客がエレベーターを降りても、女は中に残った。
閉まる扉の外側に向け、笑顔で手を振ってみせる。
ジャケットから取り出した鍵を階数ボタンの下にある鍵穴にブチ込むと、エレベーターが停止した。
パネルが開き、新たに表示されたボタンを押す。
地下30階。
エレベーターボックスが一度大きく振動し、地下に向けて高速で落下を始めた。
ポン。
間の抜けた音が目的の階に到着した事を搭乗者に知らせ、扉がゆっくりと開く。
目の前に続く通路を、女は歩き出した。
煙草の香りに混じって、微かに生臭い匂いが彼女の鼻腔を刺激する。
分厚い機械式の扉の前に立つと、それは更に強くなった。
常に固く閉じている筈の扉は半開きのままで、脇にあった網膜認証装置が今も火花を上げている。
両脇に立っていた男が、女を見るなり無線機に手をかけた。
「室長。津島班長が到着されました」
「何があった?」
「詳しくは室長から。少しお待ち下さい」
ややあって、ツーピースのスーツを来た長髪の男が扉の向こうに顔を覗かせた。
顔に幾つかの皺が刻まれていたが、実年齢の割に精悍な顔つきをしている。
「着いたか澪。入って来い」
澪は扉の隙間に身を入れて、奥へと進んだ。
進むたび、生臭い匂いが強くなる。
血の匂いだ。
「まさか、その格好のまま正面から入ってきたのか。このビルは全館禁煙だぞ?」
「この格好が俺の戦闘服だって何度説明したよ。それに煙草でも吸ってねぇとここの匂いには耐えられないんだよ。
そんな事より。ウチの隊員、何人生き残ってるんだ?」
「…………全滅した」
「8人……全員やられたってのか?」
澪の煙草が、床に落ちた。
彼女は新たな煙草を取り出そうとしたが、手が大きく震えて上手く掴めない。
「誰か息のあった奴は、いたのか?」
「増援の到着時には、全員の死亡が確認されている」
「クソがッ!!」
叫んだ澪が、煙草をケースごと壁に投げつけた。
「説明しろ! 何が起こった。何故俺の部下を使った」
「ラボの連中が、アダムを目覚めさせた。事故なのか故意なのかは、まだ判らん。
その前に、厚労事務次官の名で、準備室宛にここの警備要請が出ていてな。AD隊を配置した」
「警備要請が来るって事は、ハナからヤバイ事やるつもりだったんだろ。
制服組のド阿呆共が!! 俺が今すぐ鉛弾ブチ込んでやる」
澪はジャケットの下から拳銃を取り出すなり、初弾を装填した。
「やめておけ。どの道全員もう死んでる」
「まさか、次官も含めてか?」
「惨いぞ? 家族には見せられん。推進派の次官が死んで、大臣も動き始めた。各部局が一斉に潰しにかかってくるぞ。
遠からず準備室も解散になるだろう。しかし、まずはアダムだ。
お前の事はアダムの捕獲が可能な唯一の人材として変わらぬ立場を確保しておくつもりだ」
「AD隊無しでか?」
「問題はそこだ。D対策班の生き残りから再編するしかあるまい。候補者を見繕ってくれるか。
他に必要な人材があれば各省庁にも掛け合おう」
「資料を寄越しな」
スーツの男がずっと脇に挟んでいた資料を受け取ると、澪はしばし悩んでから口を開いた。
「リリスの力を借りよう」
「呼び戻すのか? 彼女を」
「アダムの力、イヴより上なんだろ? AD隊がいない今、俺1人じゃ何も出来ないよ。彼らに生かされてたようなモンだ。
外で連絡してみる」
「現場は見ないのか?」
踵を返す女の背中に、男が問いかける。
「俺はもともと自衛隊でもないし、警察官でもないんだ。血なまぐさいのは、見てられないよ」
「落ち着いたら、ゆっくり彼らを弔おう。アダムを捕らえて、伝染病対策準備室という名が消えた後に」
澪は応えず、ただ、手にした資料を振りながら去った。
「うぐえええええええええっ!!」
夜のオフィスに、一際大きい悲鳴が響き渡る。
淡いピンクのランジェリー姿で悶えまくる、梨花子の声だ。
赤いランジェリーの女が、梨花子の腹を蹴って飛び上がり、強烈な一撃をまたも彼女の腹部に埋め込んでいた。
お腹を庇った梨花子の手が砕け、相手の踵ごと自分の中に埋め込まれる。
「ごぶぅっ」
白濁した反吐を胸元に零して、梨花子はビクビクと痙攣した。
ぬるぬるした肌の上で、白く濁った吐瀉物がごく僅かな煙を上げて蒸発していく。
動かなくなった彼女に、赤いランジェリーの女、里美が圧し掛かる。
足の指を器用に使って梨花子の足首を固定し、両手で手首を固定する。
泡を吹き始めた彼女の唇に顔を寄せ、何度かそっと息を吹きかける。
唇を開くと、真っ白い牙がチラチラと覗いた。
口周りと覆っていた泡を吹き飛ばすと、里美は動かない梨花子に向けて唇を寄せる。
ビクン!
梨花子の腰が大きく跳ねたが、里美は圧し掛かりながら口付けを続けた。
「んんーっ!!」
意識が戻ったのか、梨花子がもがき始める。
里美は片足を梨花子の足首から離すと、足を振り上げて膝を落とした。
「ングゥッ!」
下腹部に与えられた激痛に、梨花子の喉が水分を逆流させたが、里美はそれさえも飲み込んで口付けと膝蹴りを続ける。
「フグゥッ。ングゥッ」
梨花子の弱った胃に残った水分が繰り返し里美の唇に流れ込む。
「ぐっぶゥ!」
不意に里美の唇が離れ、梨花子は最期の白濁液を吐き出した。
「ギャン!!」
里美がわき腹を捩って悲鳴を上げる。
誰か室内で花火でも上げているのか。
そんな音が連続で響き渡ると、里美が梨花子の上から転げ落ちた。
ずっと倒されたままだった梨花子がようやく身を起こすと、離れた場所で煙が上がっているのが見える。
ボディコンワンピにジャケットの女が咥えた煙草、そして彼女が手にした銃が煙を上げている。
ざんばら髪の澪だ。
澪は続けて銃を正射しながら、梨花子に近寄る。
その度に里美が悲鳴をあげて床を転がりながら遠ざかった。
里美と距離が離れると、澪は空になったマガジンを捨てて、新たなそれと交換しながら、梨花子の隣にしゃがみ込んだ。
「あーあ。随分とヌレヌレになっちゃってまぁ。せくしぃだコト」
「澪さん……。誰も入って来ちゃいけないんじゃなかったの?」
「俺だけはいいの。リリンがやられちゃったら元も子もないよ。かなり零れてるな。俺の精気で補充するか?」
梨花子の上下を隠すランジェリーは、水分をたっぷりと含んでいるのが傍目にも判る。
それを見ながら澪が言ったが、梨花子は立ち上がって口元の唾液を拭いながら断った。
「いい。アイツから吸収する」
13発の弾丸が直撃した里美は、床ではいつくばっている。
梨花子が吐いたのと同じ、白濁した液体を唇の端で零しながら、2人を睨みつけた。
胸や腹に開いた13個の穴が膨らみを取り戻し、鉛の玉がポロポロと落ちる。
里美は立ち上がり、そこへ梨花子が飛び掛った。
2人は揉み合いながら転げ回る。
机にぶつかり、ディスプレイが落下して火花を上げる。
やがて梨花子が背後を取った。
真っ赤なランジェリーから伸びた里美の白い太股を、後ろから両足で絡め取り、回した腕で頚動脈を締め付ける。
激しくもがいて逃げ出そうとする里見の乳房を、梨花子は力任せに握り潰した。
「グゥゥゥッ」
里美が苦痛に呻き、両手を剥がそうと爪を立てたが、梨花子の細腕は意外な力で更に相手を締め付ける。
「ウッ、ウウウ。ウゲッ」
顔を真っ赤にした里美から吹き零れた泡が、首に食い込んだ腕を這う。
里美はポニーテールを揺らしながら、激しく身を捩った。
最初は激しく揺れていた真っ赤なランジェリーに包まれた胸や腰の動きが、やがて緩慢になり、
激しい呼吸に上下していた臍周辺が不定期に痙攣し始める。
梨花子より大きな胸まで泡が濡らし始めた頃、里美の体が弛緩した。
太股の間から液体が溢れ出す感触が梨花子の足にも伝わると、ようやく彼女は里美を解放した。
ポニーテルにした里美の頭が床に落ちてゴツンと音を立てる。
白目を向いて痙攣している彼女の、だらしく無く伸びた舌の上に、いつの間にか飴玉のような球体が一つ、乗っている。
梨花子は身を屈めてそれを吸い上げた。
「D対策班。侵入を許可する。事後処理を頼む」
澪が無線に向けて呼びかけると、程なくして黒ずくめの装備に身を包んだ人間達がオフィスに雪崩れ込んできた。
彼らは銃を構えながら里美に近寄ると、彼女の身体を拘束し、まるで棺桶のようなケースに閉じ込めて運び出した。
澪は下着姿の梨花子を大きなタオルで包むと、彼女を連れ添って部屋を出た。
「彼女、この後どうなるの?」
4人がかりで運ばれるケースを目で追いながら、梨花子が尋ねる。
「特殊な施設に隔離して監視する」
「普通の人間には戻れないのね」
「治療薬が出来るまではね。進行性の病気じゃあないから、抗体さえ出来ればすぐに治るさ」
「抗体って、どうやったら出来るの?」
「一番早いのは、アダムを見つけるコトかね。アンタの母親を探す為にも、協力して貰うよ。リリン」
澪に促されて彼女の車に乗ると、梨花子はただ頷いた。
人通りの無い道を、ヘッドライトが作る小さな星が駆け抜けていく。
おお、なんかハードボイルドw
闇の拳を思い出したな
チン子痛くなったw
GJ!
>>313 すげー!
やっぱ腹筋だけじゃなくて有る程度脂肪層がないとパンチの威力は吸収できないんだな
>>313 なんかこれプロレスの投げ技は実はぜんぜん痛くなかったって知ってしまった時のような味気なさを感じるわ
やっぱ殴られて喘いで何ぼだと思う
いやいや、こういうタフな女を一撃で沈める剛拳に萌えるんですよw
>>313 Jillさんのか。この人結構なおばさんだよw
一つ質問。
過去作書いた人と別な人が、その設定とか人物とか借りて書くのはおk?ダメ?
319 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 22:19:52 ID:FMgVw4Uu
許可取れるなら取るべきだけど、まあいいんじゃない?
シェアードワールドとかあるし、設定周りの共有はありかなと思うけど、
(最初に明言しとくの必須だと思うけど)
例えば勝手に続編書くのは頂けないんじゃないかと思う。
ここでその職人さんに聞いてみるとか、
保管庫の管理人さん経由で連絡取ってみたら?
返事無いようなら確認のしようがないから、後は空気次第?
2ちゃんねるだし、基本何でもありだろうが、そこは
常識の範囲内でね。
やるとしても、引用元を明記した上で
パラレルと明記するか、名前と設定を
微妙に変えるなどして、作者さんに配慮した上でだね。
おれはいいぜw
おれが何を書いたはともかくw
>>318 だからとりあえずここで作者と元のSSあげて聞いてみろよ
一晩立てば返事くらいくるかもしれないぜ?
作者がもう見てない可能性もあるからなあ
でもまあ事前に「××さんの作品の設定一部借ります」「続編として書かせて貰えないでしょうか」
と言う風に宣告して出せばいいんじゃないのかと個人的には思う
結局二次創作ってことだし断りを入れておけば目くじら立てるほどのことでもないとは思うけど。
まだ職人が居るかもだし一旦元SS明記して聞いてみれば?
今まで腹責めは絵とか動画じゃないと抜けなかったのに
なんとなく此処に来てまとめ見てたらかなり興奮した。
ランサー氏のが一番抜けたな…もう活動してないのだろうか
>>318 なんの続編かいてくれるんだよう
教えてくれったら教えてくれよう
こっちは拳握り締めて全裸待機なんじゃけん
まあまあ、お腹の力抜いてゆっくりまとうよ。
結局、誰の作品を借りたいの?
>>318 俺と同じこと考えてる人が居たとは・・・w
まさか同じ発想してたら笑うよ
まあ先に表明してくれw
作者さんに聞いてみればというが、
内心嫌でも、そういうのは断りにくいだろ?
もし仮に俺のだったらって話でしかないが、
場合によっては断るつもりだから、前もって聞いてくれた方がありがたいよ。
随分チャレンジャーだな、と思うのが率直な感想
元作者の可否云々抜いても、表明した時点でだいたいどんなの書くのか予期されてしまう
何と言うか、俺なら書く前から作品のハードル上げたくはないなあ
てか、人物の名前とか別にすればそれで大抵済みそうと言うか
設定含めて貸して欲しいといわれる作品は、数少ないから逆に何となく想像はつくかも
大体同じかな
世界観とか登場人物を丸トレースする訳でもない限りは
長くなりそうだからとりあえずその作品挙げた方がいいんじゃね
同感。何の続編を書きたいのか気になる。
この流れでは既に立ち消えになってるかと思われ
>>318は、なんとなくの質問だったっぽいね。
>>330はやる気っぽかったけど、結局表明はせんのん?
340 :
平凡な男:2009/10/10(土) 02:03:21 ID:EMTtn5Zi
最近、腹パンチ小説を書きたくてもいいアイディアが浮かばない。平凡な男なのでw
何かいいアイディアはないでしょうか?
店内にて1、2を争うキャバ嬢同士の喧嘩にて、罠にハメられたNo.1のキャバ嬢が、No.2以下のキャバ嬢達に代わる代わる腹や下腹部にパンチを当てまくられて無様に嘔吐や失禁をしてしまうとか?
捕らえられたくの一が、拷問の一環として腹パンチを食らいまくって最初は、腹筋で耐えるが、何度か殴られて居る内に耐え切れなくなり、無様に嘔吐や失禁をとか?
モテモテの女子高生に嫉妬したクラスメイトが…
ありきたりなストーリーのプロローグだが、こんな感じでどう?
妊婦がいいな
初期の妊婦に下腹部、子宮責めして流産とか臨月妊婦に子宮責め
このSSがスレの起爆剤になれ…そ〜れゲロゲロ!
高校の頃、キックボクシングのジムに通っていた。
と言っても喧嘩に強くなる為ではなく、貧弱な身体が少しでも鍛えられれば、という程度だった。
だから丁度近所にジムがあり、さらに
『女性でも安心、フィットネスコースも格安で!』
なんていうお約束の文句があったせいで、俺は深く考えずに入門したんだ。
現実を知ったのは初日だった。
面接をした会長は、初対面でこそ人のいいラーメン屋の親父風だったが、
いざジムに入ると江戸っ子の鬼に代わった。
どのぐらい怖いかって?
そりゃあ、俺が退会を申し出られないぐらい、だ。
ともかくも、そのジムは本格的な武闘派ジムだったわけだ。
結構女の人もいたけど、当然フィットネス目的じゃない。
いかにも族に入っていそうな、並みの男より遥かに刺々しい連中ばかり。
当然その髪の色は、茶か金、もしくは赤だったりする。
ただたった一人だけ、黒髪の子がいた。それが芦屋恭子(ならきょうこ)だ。
歳は俺と同じ17歳。
そして隠さず言うなら、俺は彼女に一目惚れした。
まず目力が凄い。彼女はジムに入るなり、変わりがないかぐるりと周囲を見渡すのだが、
その時のくっきりと見開かれた瞳には誰でもそそられると思う。
肩まである髪は念入りに手入れしてあるのか艶々で、令嬢っぽい。
ジムではいつもランニングウェアとハーフパンツという格好で、
白いシャツを持ち上げる豊かな胸、すらっと長い膝下が眩しかった。
初めて見たのは入門初日で、丁度彼女がランニングから帰ってきた時だったが、
その時の様子は今でも鮮明に思い出せる。
汗で浮き出た胸と腰のライン、手櫛で風に流れる黒髪、涼やかな視線…。
だがそんな恋心は、その数瞬後に砕け散った。
「なぁおっさん、誰だよこのモヤシ?」
声は綺麗だった。だが、初めての台詞は会長に向けたそれだ。
肥溜めの蝶、煉獄のオアシス。一瞬でもそう思った俺が馬鹿だった。
令嬢どころか、彼女はこの本格化のジムでもとりわけ期待の星。
中学時代は番町で、今では現役女子高生にしてプロ格闘家だ。
絶対に勝ちたいライバルがいるそうで、いつもジム一の猛練習を科されている。
そして強い。
打撃練習で、ジムの男の先輩が相手になっているのを見たことがある。
ラガーマンタイプで脚が丸太のように太く、俺が一目で避けようと決めた人だ。
その人が仁王立ちし、恭子がその力を込めた太腿を蹴るのだが、
俺は目を疑った。
――ッシパァアン!!!
恭子がすらっとした脚を振ると、ジム中に音が響いたのだ。
強面の先輩がはっきりと表情を変えたのがわかった。
シパンッ、シパアンッ!!
さらに2発の音がした後、先輩が突如「待った」の声を上げた。
らしくない苦笑いをし、腿を押さえて引き摺っている。
そしてリングの下には氷嚢が用意されていた。
恭子は嘆息しながら、俺のいる方のロープを跨いでリングを降りる。
「ねぇ、ビビッた?モヤシくん。」
猫のように瞳を開いて俺を覗き込み、くすくすと笑う。
だが正直怖い。下手に怒らせて殴られれば、俺の骨はたぶん耐えられない。
目の前でシャツを脱ぐ恭子を見ながらそう思った。
シャツの下から鍛えられた腹筋が覗く。
物々しく6つに分かれている、というわけではないが、側筋の浮かび上がった美しい腰つきは、
モデルでさえ驚愕する事だろう。
その身体を好きにいたぶれる日が来るなんて、その時は想像もしていなかった。
※
秋の半ば頃だっただろうか。
家で惰眠を貪っていた俺は、会長に電話でジムに来いと呼び出された。
ジムは殆どの先輩がバイトやら何やらで出払い、居たのは会長と恭子だけだ。
俺がドアを開けたとき、丁度恭子が長めのパイプ椅子に横になっている所だった。
会長がその足首を縛り、手を頭の上に組ませる。
よく見る光景だ。あの姿勢のまま腹にバスケットボールを落とし、腹筋を鍛えるのだ。
…しかし、その日に限ってはそうではなかった。
「おう哲哉、ちょっとココに座れ」
会長が顎をしゃくって俺を呼んだ。
俺は当惑する。会長の指す場所とは、椅子の端、恭子の股の間だからだ。
「お、おいおっさん!何させようっての!?」
恭子が非難の声を上げる。それはそうだろう。
だが会長は至って真面目だった。
俺を半ば無理矢理そこに座らせると、肩に手を置いて囁きかける。
「いいか。これから2時間やる。その間、ひたすら恭子の腹を叩け」
俺と恭子が同時に息を呑む。
「あ…あのさぁ、だったらこんなモヤシじゃなくて、もっと力のある奴にしようよ。
私こんな奴に殴られっぱなしとか、イラついて血管切れそうなんだけど」
恭子がそんな事を言っていた。
会長がそれに対し、相手の十八番は前蹴りだ、腹筋の力なしには…などと反論していた。
でもそのどちらも、はっきりとは覚えていない。
俺の視線は、俺の体の下にある恭子の体に吸い寄せられていた。
恭子は胸に水着のようなブラを着け、下はスパッツと言う出で立ちだった。
腹部は剥きだしになっている。横になっている姿で見ると、本当に綺麗な腹筋だ。
臍の中の産毛までが見えている。
それを察したのか、恭子がこっちを睨みあげてくる。
俺は興奮でぶるりと震えた。
今から、2時間だ。
俺はまず恭子の腹部に触れた。
すべすべだ、産毛の感触さえない。そして暖かい。
肌触りに酔いしれながら、軽く押してみる。へこまない。
まるで樹皮を押し込んでいるようで、確かな硬さが窺える。
「手つきがやらしいよ、モヤシ」
恭子が言う。
「うるせぇ!」
そう返しながら、俺は思いっきり振りかぶって殴りつけた。
ばちんっ!!
良い音がする。恭子が一瞬息を詰まらせる。
しかし、俺は手首にじんわりと痛みを感じた。思った以上に硬い。
「ふん、何それ。駄々っ子の真似?」
恭子が嘲笑う。俺は無性に腹が立った。
「じゃあ、これでどうだよ!?」
俺は叫びながら恭子の左脇腹にフックを叩き込む。
そして間髪入れず、さらに右の腹部にストレートをぶち込む。
さらに左フック。右フック。左ストレート、右フック。
身体を揺らしての無呼吸での連打だ。
「んっ!く、ぐっ!うんっ!!」
恭子は目を見開き、頬を膨らませて腹筋を締めていた。
時おり吐息が俺の前髪をくすぐる。ミントの良い匂いだ。
俺はその匂いを嗅ぎながら、さらに歯を食いしばって拳を振るう。
ごっ、ごんっ、ごっ…と鈍い音が響く。音の鈍い方が効くらしい。
肉の当たる音、恭子の早い呼吸、ぎしぎしと軋むパイプ椅子。
セックスみたいだ、と思いながら俺は夢中で叩いた。
元々そこまで鍛えていない俺だ、どんどん呼吸が苦しくなる。
しかし俺は、限界まで殴り続けながらある意地の悪い策略を巡らせていた。
「っらぁあッ!!!」
大声で叫びながら恭子の腹筋に拳を突きたて、思いっきり引く。
そしてそのまま息を止める。
「うんっ!く、ぶはぁっ!!!」
汗を散らしながら恭子が真っ赤な顔で喘いだ瞬間、俺は引いていた拳を思いっきり叩きつけた。
裏拳気味の不意打ち攻撃だ。
ほぉ、と会長が驚きの声を上げるのが聞こえる。同時に拳が柔らかい肉の層に包まれる。
そう、柔らかいのだ。樹皮のように鍛え上げられた腹筋でも、息を吐いている間は生肉のように。
「んもぉう゛っ!?う、ぶふうぇっっ!!!」
可哀想な恭子。緩んだ腹を不意に打たれl目を剥きながら噴き出した。
唾の飛沫が飛び、俺の前髪から滴るのが見える。
「きったねぇなぁ。何噴いてんだよ」
俺がからかう間も、恭子は腹を押さえてゲホゲホと咳き込んでいた。
いや、ゲホゲホは綺麗すぎる。
もっとガゥフガゥフと危険な感じで、突き出た下唇をぶるぶるさせてそれは不細工に
……などと思っていると、その瞳がギラリと俺を捉えた。
「ッ…ッ……こ………こッろして………ヤル!!」
唸り声のようなものが聴こえ、気付いた瞬間には顎の下から風が吹き付けた。
「お、おい馬鹿野郎!!よしやがれ!!!」
会長の叫びを聞いて、ああやばいんだな、と思い、俺の顎はかち上げられた。
一度じゃない、二度ぐらい浮いた気がする。
背筋がシャンと伸びて、肩の上が涼しくなって、すぐに視界が黒く染まった。
※
「……ぃ…おい、おい哲哉よぉ!!」
会長の声で目を覚ますと、俺はジムの壁にもたれ掛かっていた。
不思議と意識はハッキリしている。顎は凄まじく痛むが。
「悪かったな、ひでぇ役押し付けちまって。誰か他の奴に来させるからよ、堪忍してくれ」
会長は俺に薄い頭を下げた。そんな弱気な姿を見るは初めてだ。
ふと辺りを見ると、恭子は変わらず長椅子に横たわっていた。
よく見るとその手首は椅子の下に回され、縄跳びで厳重に縛められている。
またブラを取り去られ、裸に剥かれた上半身に無数の赤い線が浮かんでいた。
縄跳びで鞭を打つように折檻されたのだろう。会長が怒るとよくやる事だ。
最も、そこまでやるのはスポ根仲間の恭子にだけだが。
「プロが素人と同じ調子で息を上げてちゃしょうがねぇだろうに。
一応折檻はしといたからよ」
会長が言う。だが、俺の気は収まっていなかった。
「会長、俺、続けますよ」
俺はたぶん薄笑いを浮かべて言ったと思う。
「で、でもお前さっき…」
「大丈夫。第一、このまま引き下がれませんよ。練習生として」
俺は収まらなかった。怒りがではない。興奮が、だ。
恭子の腹を打てる、こんな機会が何度もあるとは思えない。
「へっ、モヤシ君のお礼参りですか」
俺が股の間に戻ると、恭子が悪びれもせず言った。
「ああ、そうだ」
俺はその言葉の終わらぬ内に、肘打ちを真っ直ぐに振り下ろす。
「ふ、うぇええ!?」
恭子はまたしても虚を突かれ、情けない悲鳴を上げる。だが可愛い。
俺はほどよく温まった肩を回し、渾身の力を込めて腕を振り落とした。
「ごじゅう…ろっく!ごじゅう……っしっち!」
俺は恭子の腹に鉄槌を振り下ろしながら、数を数えるようになっていた。
何発腹に叩き込んだのか、と考えるとたまらない。
「ふしッ……、ふしッ……!」
恭子は歯を喰いしばって耐えていた。
縛られた手首を椅子越しに背に貼りつけ、腿を張らせて腹筋の途中のようになっている。
その顔は、はっきり言って相当可愛かった。
赤い目から涙を流している。垂れ目にも釣り目にも見え、ウサギっぽい。
額と鼻頭と唇の上、すべてに汗が浮いた赤い顔は湯上りのようだ。
白い歯を覗かせるぽってりとした唇は、ものすごくキスしたくなるが多分噛まれるだろう。
腹部には臍を中心に赤い楕円が広がっていた。俺の拳の痕だ。
今や腹筋は一撃を入れるごとにぷるぷると震え、拳の先に触れる表皮は相当に熱い。
ばちんばちんっ、ときついのを二つ入れた後、俺は拳を止めた。
恭子は今度は油断せず力を入れ、唇を震わせて息を吐きかけ、警戒したのかまた息を吸う。
俺はフェイントを翳しながら、その鯉のような動きを愉しんだ。
「どうだ、きつくなってきたろ?」
俺は真っ赤な腹を撫で回しながら問う。腹は子供でもいるかのように痙攣していた。
「ううぇっ!……え、えつに?たいしたことないあよ」
恭子は最初明らかに嗚咽し、その後も怪しい口ぶりで強がった。
吐瀉物が胃の辺りまできているのか、それとも口内が唾液でいっぱいだからか。
「へぇ、そうなんだ。スゲーな」
俺はどうしても吐かせたくなり、指を立てた拳を恭子の臍の辺りに突き立てた。
恭子が目を瞑る。なんだか吐きそうだ。
俺はその腕を支えに圧し掛かるようにして、体重すべてを恭子の腹に乗せる。
「うわああぁっ!い、痛い、やめて!!」
メリメリという感覚で恭子の腹がへこんでいく。さすがにこの重さだと腹筋に押し勝てる。
さらに力を入れようと前のめりになると、急にがくんと身体が下がった。
拳が滑り、恭子の下腹を撫でるように股の方へ降りる。
「ん、はぐっ…!」
恭子は小さくそう呻いた。その、直後。
俺のズボンを何か生暖かいものが濡らした。驚いて飛びのくと、恭子のスパッツから薄黄色い液が流れ出ている。
「ははっ、お漏らしかよ?」
俺がなじると、恭子は意外にも睨んでこない。ただおろおろと視線を彷徨わせている。
どうやらこの喧嘩女王、失禁したのは初めてらしい。
俺はひとつ、勝った、と思った。
「しょうがねぇ奴だな。ほぉら、脱ぎ脱ぎしようぜ」
俺は笑いながら恭子のスパッツを引き下ろす。
「や、やめて、ちょっと!!」
恭子が慌てて防ごうとするが、手を縛られ、股の間に俺がいるのではどうしようもない。
むしろ柔らかい太腿が俺の興奮を煽るだけだ。
唯一抑止力となりうる会長を見やると、彼は気まずそうに目を背けた。
もう誰も止められない。
スパッツをずり下げると、下から薄緑の下着が覗く。
もっとも尿に濡れて濃緑色に変化しているが。
「へぇ、緑かよ」
そう言うと恭子が片目を閉じるようにしてこちらを睨む。相当恥ずかしいのだろう。
だが本当に恥ずかしいのはその後だった。
ショーツをずらすと髪同様によく手入れされた茂みが現れる。
やはり基本的に律儀なのだろう。
「へへ、可愛い恭子ちゃんのヤリマンご開帳だぜ」
恋心と裏腹な罵りをしながら、その茂みの奥に手を滑り込ませる。
変態、変態、と恭子が何度も叫んでいるが、膣に触れた時、俺は笑みを浮かべる。
「変態なのは、お前じゃねーか」
俺はその慎ましい割れ目の中に指を潜らせた。
ぐちゅり、と音がする。恭子が目を見開いた。
「何だよ、この音は?」
「ば、ばっかねぇ、ほんのちょっと前の事も頭に残んないの?
そ、それ、わ、私がさっき、おし…っこ、漏らしたじゃない」
白々しい、言い訳だった。
「あのさ、こんな肌と肌触れ合ってて、そんな薄っぺらい嘘が通じると思う?」
ぐちゅぐちゅ、とかき回す。
恭子が眉根を寄せて頬を引きつらせる。
「ぐっちょぐちょじゃん、中。小便なんかとは全然違う。
恭子お前、俺に腹殴られて濡らしてたのかよ」
「ち、違うってば!!ちょっとおっさん、こいつ何とかしてよ!やばいってこれ!!」
恭子は会長の方を振り仰いだ。しかし返事はない。
「諦めろって、俺が貰った二時間はまだまだ残ってるんだからさ」
俺はさらに責めを強める。
親指を半分皮の剥けた陰核に添え、中指と薬指で膣の中…Gスポットの辺りを探る。
「ああっ!」
その場所は恭子がわかりやすく示してくれた。
「ここか。ほら、気持ちいいだろー、気持ちいいよな?」
俺は陰唇を挟むようにしながら右手でぐりぐり陰核とGスポットを擦りあげる。
恭子は唇を噛み、背を微かに浮き上がらせて悶えた。その瞬間。
「おいおい、腹がお留守だぜ!?」
俺の左拳が強かに恭子の腹へ突き刺さった。
力の抜けきってやわらかい、やわらかい腹へ。
「おぶっ………!?
……か、かは…っ…ぉ、んおうげええええっ!!!!!!」
ついに。
ついに恭子が身を捩り、横を向いて溜めに溜めた吐瀉物を吐き出した。
びちゃびちゃと床に半固形の液が広がっていく。
その間も俺の右手は彼女の局所を嬲りまわしていた。
腹も責められ、股間も弄られ。
恭子の地獄巡りは、ここから始まった。
「あっ、あ、ああ!あぅう〜っく、あ、ああ!!」
陰核を弄り回され、乳房を誇るかのように背を仰け反らせた途端、
「む!…ぐぅおおおうええええ゛!!」
腹に一撃を叩き込まれて悶絶し、唾液に溶けた白い液を飛沫かせる。
鼻腔はひくひくと開きっぱなしになって鼻汁を垂らし、唇の横にも嘔吐の跡がついている。
どれほど造りがよくても台無しだ。
仰け反ったり縮こまったり、今や恭子は完全に俺の玩具と化していた。
「ほら、逝くのか吐くのか、はっきりしろよ」
俺は脇腹に縦拳を連打で叩き込みながら、Gスポットを擦る。
俺の打撃など知れているが、腹筋の力がまるでない今の恭子にはたまらないだろう。
「くっ、くるし、苦し、とえて……やぁ、い、いぐううっ!!!!」
言葉だけなら完全にマゾの領域で、恭子は口をへし曲げながら嘔吐し、同時に膣を収縮させた。
全く器用な事だ。
もしかしたら、本当にマゾなのかも知れない。
俺は完全に崩壊した恭子の腹筋をべちべちと叩きながら、そう嘲笑った。
※
大学生になった今、俺には困った事がひとつある。
「また圧勝ー!これで8連続防衛、ベルトの移動はもう無いのかー!?」
リングの上で黒髪の女性が拳を振り上げている。
相手は何と言ったか忘れたが、確か前蹴りを伝家の宝刀と言っていた相手だ。
だがその伝家の宝刀は悉く黒髪女性の腹筋に弾き返され、足首を捻挫してからはまるでサンドバッグだった。
…などと冷静に分析していると、いきなり頭上が暗くなる。
見あげると、勝者である黒髪の女性がトップロープを蹴っていた。
「これはもはやお約束っ!チャンピオン愛のダイビングだ!!」
がしゃん、と音がして俺は椅子から転げ落ちる。女はちゃっかりと俺の腕の中に納まっている。
いいなー、うらやましいなー、そんな野次が周りから飛んできているようだ。
「おい、コレいい加減恥ずかしいからやめろ…」
俺が呻くと、女――恭子は猫のように瞳を丸めて意地悪く覗き込んでくる。
「ねぇ、ビビッた?モヤシくん。」
そう言ってくすくすと笑いやがる。
「…諦めなよ。私をこんな性癖にしたの、モヤシくんじゃない」
恭子は腹部を俺に擦り付けながら囁いた。勘弁してくれ、と俺は思う。
あれ以来恭子は、腹部を痛めつけられると火照る身体になったらしい。
だから試合がある度、俺は腹を叩きながら抱くという奇怪なプレイに強制参加させられる。
しかも恭子の腹筋は、最近いよいよ岩のように硬くなってきていた。
よほどの力で殴らないと痛みが伝わらない、というのだ。
ならば力を抜けというと、それは気持ち悪くてダメと駄々をこねる。
今日は実に2ヶ月ぶりのプレイだ。
こいつがエクスタシーに達するのと、俺の拳がお釈迦になるのは、果たしてどっちが先だろうか…。
おしまい
>>345 ミス
芦屋きょうこ(なら・・→あしや・・)
なら、どこから来たんだ…orz
最高です!!!
>>344 その気迫と文章力にGJ!!
ホント言うと甘いのは苦手なんだが、文章が好みなんでつい最後まで読んでしまった。
どうしてくれるww
俺もチラ見ぐらいなのに上手すぎて見入ってた。リズムがいいのかなぁ読みやすい
このスレには思いもよらぬ良SSがいつのまにか投下されてるから
油断できねえw
最後のレスの試合を書いて欲しいなんて言っちゃったりして
固い腹のど突き合いを読みたいです
>>354 まさかあなたのSSをここで読めるとは
まあいままでこのスレに来なかったのが不思議なくらいだったんだけどW
上のほうで悪霊とかの話題が出てて、
悪い赤子の霊に取り付かれた巫女さんが内側から腹を叩かれまくって悶絶するのを妄想した
映画「エイリアン」のビッグチャップは、まさに内側からの腹責めの極みだぜw
必死に人類に仇なす存在を産むまいと堪え続けるヒロインを内部からの突き上げで苛む異星物
ボコボコとでたらめに変形する腹部が一気に膨れ上がり、白目絶叫のヒロイン
そして破滅の刻が訪れ、破裂した腹から這いずり出でる触手生命体…。
戦闘用に強化改造された肉体のために辛うじて、死ぬ事は免れたヒロインだが大事な腹の全ては持っていかれてしまい、
か細い弱々しい呼吸を虚ろにするだけで、パタン…っ力を込めていた拳もほどけて力なく地面に落ちて、その四肢をだらしなく広げて横たわる
そんなヒロインの虚ろな目に異星物が自らの誕生を謳歌する奇怪な叫びを上げる姿が映り続ける…。
こんなんだな
それもう腹責めやない、グロや
俺のID、ポフス → ゴゲフ
うん、全然ちがた
芦屋をどう読めばならになるのかわからなかったがやはり間違いか
つーかどうしたら『あしや』と『なら』を間違えるんだよwしかしながらGJだ
2行下の「なら」をコピペしたまま手違いで貼っちゃったのよ
ところでくすぐり責めで笑わせまくって腹筋崩壊ってのも腹責めに入るのかな
過程に重きを置くか、結果に重きを置くかだな
372 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 21:05:58 ID:AuVXVgYM
詐欺師悪女に鉄拳腹責め制裁age
隊長!
屋上に女の子が居ます!
何ッ!?
自殺志願者かッ!?
と、止めろッ!
よ、よし、ならばゴムバズーカを奴の土手っ腹にお見舞いしてやれ!
狙撃兵ッ、前へッ!
イエッサーッ!
目標、屋上の女の子ッ!
狙うぜ、狙い打つぜッ!
よし、標準定まり次第撃て!
イエッサーッ!
隊長ぉッ、定まりましたッ!
よしッ、てーッッ!
バスッ!
ヒューン…ボスッ!
隊長ぉッ!
当たりましたッ、命中です!
双眼鏡を覗く隊員が、報告する。
報告によると、腹にゴムバズーカを受けた女の子は、
ウッと腹を抑えてくの字に身体を折り曲げて、黄色い胃液や吐瀉物を撒き散らしながら後ろに吹っ飛び気絶したらしいと。
報告を受けた隊長は
でかしたッ、狙撃兵ッ!
任務完了だッ!
警察へ連絡しつつ撤収ッ!
イエッサーッッ!
腹撃ちバズーカ隊は、気合いの号令一過そそくさと撤収したのであった。
屋上では、腹を抑えて白目を剥き気絶した女の子が倒れて居たが、間も無くやってきた救急車に運ばれて行った。
内臓破裂をしては居たが、一命を取り留めた。
一命を取り留めた女の子は、死ぬ苦しみを知り二度と自殺すると言う気持ちにはなれなかったと言う。
〜完〜
失禁描写が抜けた…まあ、保守用小ネタだからいいか。
375 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 16:45:34 ID:zedrWIhA
どぼぉ
げふぅ
377 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 21:26:35 ID:NywEtxww
黒髪魔女のベヨネッタのどてっ腹に鉄拳めり込み制裁age
防御機能に優れたボディスーツを自慢げに着こなしているヒロインが、
灼熱のヒートナックルを鳩尾深くにまで抉り込まれて、腑を焼き尽くされるような激感に
首を左右に振りたくって泣き喚くなんて良いよね
保守
>>364 なんか似たような感じの超人がキン肉マン2世にいたなぁ(Vジャンプ版のやつ)
敵の体内に入り込んで、腹とか目玉とか触手で突き破って相手をバラバラにして倒しちゃう奴
いまだ。今しかない…。
1年間待ち続けたこのチャンスを逃したら,リベンジは果たせない。
こいつらがもっと力をつけたら,本当にかなわなくなっちまうかもしれない。
俺は空手道場の片隅でそのチャンスをうかがっていた。
デブな俺,キモい俺。もう,名前すらもどうだっていい。この道場で空手を習ってはや1年。
しょぼい俺は,あいつらと戦うことにすら,びびっている。
でもいい,もうここを辞めるんだ。今日で終わりだ。
あいつら。緑川姉妹。この道場の看板娘だ。強くてかわいいときたもんだ。
あいつらにとっちゃ俺なんて虫けら以下の存在に見えるんだろう。
全く神様は不公平だ。年もこんなに離れているのに,俺は男なのに,あっちは女の「子」だぞ。
あのときのくやしさといったら…。
俺は1年前,負けた。ガチで負けた。しかも当時中2の妹のほうにだ。
体格差は倍以上あった。なのに,負けた…。同級生じゃ男子もかなわない。
パワーはそれほどでもなかったが,スピードでめちゃくちゃに翻弄された。
まぐれで俺の突きが顔面に入り,たじろがせたのが精一杯。
もちろんその後,さらにぼこぼこにされたのは言うまでもない。
その後,姉妹は俺を見下し始めた。
弱くてキモいお兄ちゃんのイメージが,しっかりとすり込まれている。
どうせ,俺をサンドバッグぐらいにしか思っちゃいない。だがな,稽古は積んだ。傍目から見たら
しょぼい目標だ。女の子に勝つために稽古したんだからな。どう転んだって男になんて勝てない。
でもいいんだ。あいつらにだけは勝って,見返してこの道場を辞めてやるんだ。自信はある。
「なあ,胴着着てるうちにさ,勝負…しようぜ。」
わざと自信なさげに,稽古後のクールダウンを終え,着替えて帰ろうとしている緑川姉妹に話しかける。
「え,もう帰るんだけど。明日にしてよ。」
素っ気なく姉が答える。
姉の名は,緑川鈴佳。高校2年生である。数々の大会で優勝している強豪選手。軽量級だが,パワーとスピードは
人一倍ある。モデルと言っても通用しそうな長身とその容姿で,何人もの対戦相手を床に這いつくばらせてきた。
「いや,今日でないとダメだ。明日は俺はいない。」
「え,何で?」
「今日で俺はこの道場を辞めるんだ。」
「やったー。」妹の綾佳が叫ぶ。
気に触るやつだ。キモいやつがいなくなると思ってうれしがっているんだろう。
妹の綾佳は中学3年生。姉によく似ているが,やはり年齢のせいか,若干線が細く,顔もあどけない。しかし,強豪選手に変わりはない。
姉にはさすがにかなわないようだが,試合ではそこら辺の女子など,相手にはならない。
「綾佳,言い過ぎだって。あはは。綾佳,勝負してやんなよ。すぐに勝負つくんだからさ。いつまでもいられると,うざいし。」
自分が戦うまでもないと思っているんだろう。妹を俺と戦わせようとしている。まあいい。どちらが先でもかまわない。
「お姉ちゃん,じゃあこいつ,ぼこぼこにしていいよね。」
綾佳が自信たっぷりに姉のほうを振り返る。一応,お互いに拳にサポーターをつける。
勝負開始だ。
「なあ,綾佳。腹にサポーター着けないのか。痛い目見るぞ。」一応。申し訳程度に言っておこう。
「はあ?あんた相手にそんなのいるわけないじゃん。舐めないでよね。」
予想通りの反応だ。着けろとは言ったんだ。何が起きても俺のせいじゃない。
「暑っつ!」この道場の胴着は元々袖が短い作りになっているのだが,綾佳はさらにその袖を肩までまくり上げる。
細いが筋肉質でよく鍛えられた腕だ。肩幅も人並み以上にあり,いかにも女性格闘家というにふさわしい。
腹回り。俺の一番の狙い所だ。綾佳はいつもガードが高い。よってボディがよくがら空きになるのだ。
もっとも,そのがら空きの腹にうまく突きや蹴りを入れられるかは別の問題だが。
構える。試合開始だ。
「綾佳,30秒以上倒せなかったら,帰りにアイス買ってもらうよ。」姉が叫ぶ。
「じゃあ,30秒以内で倒したら,あたしがアイスもらうね。」
ふざけやがって。まあいい。すぐにあいつらはアイスを食うどころじゃ無くなるんだからな。
綾佳の目が鋭い格闘家の顔に変わった。
バシッ!綾佳のローキックが俺の足を襲う。正直,マジ痛い。しかし,ここで負けたら,リベンジは果たせないのだ。
続いて,鋭いハイキックが俺の顔面を狙って飛んでくる。
「くうッ!」
間一髪でかわす俺。一年前なら,確実に食らってKOだったはずだ。だが,今は違う。
「ちっ!」
綾佳はこの一撃で俺をKOするつもりだったらしく,悔しそうな顔をする。負けず嫌いな綾佳の性格はよく知っている。
綾佳の一番の得意技は中段突きだ。姉のパワーに勝るとも劣らない中段突きは,試合のたびに相手の腹に突き刺さり,
何人もの空手家をうずくまらせてきた。俺なんて何度あとから吐かされたことか。だが,そんな日々ももう終わりだ。
俺はこの一年,腹筋を鍛えまくった。まず防御だ。その後,さらに鍛えた拳で反撃する。見かけは相変わらずのデブ腹だが,
中身は一年前とは違う。筋肉の鎧が,この脂肪の下にあるのだ。
綾佳は上段,中段,下段と,コンビネーションを駆使して俺を倒そうとするが,何とか耐えしのぐ,俺。
たまに,攻撃の時に隙ができる腹部に突きを打ち込む。
さすが有段者。弾力のある腹筋が,俺の拳とせめぎ合う。
「ふッ」,「ふッ」。俺の突きが打ち込まれる瞬間。綾佳は腹筋を締め,最も固い状態を作り上げる。
毎日の鍛錬の様子はよく観察している。綾佳は腹筋をよく自慢していた。元々体脂肪率は低い体のようだが,以前
着替えの時に,うっすらと割れた腹筋がTシャツの合間からちらりと見えたことがある。相当鍛えていることは確かだ。
自らが中段突きを得意とする以上,腹部をやられた時の苦しみはよく分かっているのだろう。
その腹部を,突く。もちろん,全力ではない。
「(効くわけないじゃん。)へ。効かせてみなよ。へなちょこ。」
やはりガードは高めだ。フックが何発か入る。
きっと綾佳は,俺の突きは耐えられると思っているはずだ。
馬鹿を言え。同い年の女の子の細腕と一緒にされちゃ困る。
データ採取,完了。
緑川姉妹の戦い方は,研究し尽くしてきたのだ。相手にとって不足はない。
「綾佳ぁ!なにやってんのよ!もう30秒だよ〜。アイスもーらいっ!」
「え〜,お姉ちゃん,ひどいよ。」
「30秒たったぞ。俺なんか相手に,所詮ガキだってことだ。」
わざと挑発的に言ってみる。まあ,これも,このあとの考えがあってのことだ。
「マジむかつく!もう本気出してやるんだから!」
所詮子どもだ,悔しさのあまり,頭に血が上っている。そして,一年前俺を倒した中段突きの連打を,俺の腹に打ち込んできた。
ドボッ!ガッ!
確か2発でやられたんだっけか。あのとき。だが今回は効かない。いや,もう少し効いた振りをしていよう。
「やっ!」数発のストレートの後,アッパー気味の一発が撃ち込まれる。とどめのつもりなんだろう。
「ぐう…」演技演技。腹を押さえてうつむき,後ずさり,肩で大きく息をする振りをする。綾佳は,少し顔を紅潮させ,
俺のダメージを確かめるように俺を伺い,きれいな構えをとる。
(やった。やっぱ弱いな,こいつ。)
「やり過ぎたぁ?ごめんね,弱い人相手に,本気出しちゃった。泣いちゃダメだよ。」
ふ…泣くのはお前だ。」わざとトーンを低くして言ってみる。
「な!?(うそ…結構強めに入れたのに。)」
綾佳は相当驚いている様子だ。それはそうだろう。自分の渾身の突きを思いっきり打ち込んだのだ。倒れないはずはない。
他の大人は倒せなくても,俺には楽勝。そう思っていたはずだ。
「お姉ちゃん!こいつ,こんなに頑丈だっけ!?」焦った声で姉に話しかけ,平静を保とうとする綾佳。
「気をつけて!なんか様子が前と違う。油断しちゃダメ!」
「油断なんてしないって!やあっ。(とにかく,ボディ効かせて弱らせて…)」
中段突き連打。単調だ。
「なあ。」
腹をボコボコ打たせつつ,あくまでも冷静に話しかける。ちょっとやせ我慢。
「こんなに俺のこと殴ったんだからさ…。」
「な,何よ。」
密着して突きを打ち込んできているので,お互いの顔はすぐ近くにある。
「一発ぐらい…殴り返したって,いいよ…」
「え?」
綾佳は俺の動きを察し,腹に力をこめた。ちょうどいい。ベストの状態をつぶしてやろう。
「なああああッツ!!」
ゴッ!
鬼のような形相で、右手の拳を握りしめ,俺に密着してきている綾佳の腹に拳をねじり込んだ。
「ううっ…ん?!!(う,嘘でしょ!効くうっ!」
入った!俺の拳は胴着とTシャツを巻き込み,空手少女の鍛えた腹筋を見事にへこませて,唯一の弱点とも言える腹部を貫いた。
腹筋の固い感触が拳に伝わってくる。さすが毎日鍛えているだけあって,中3の女子にしては見事なものだ。
だが,大人の俺の前ではなんの役にも立たないことを,ここで思い知らせなければならない。
成人男性の本気の力を見くびった罰だ。
「お…ごあ。(これが大人の本気!?めいっぱいお腹に力いれてたのに…)」
タイミングを見計らった渾身の突きだ。効かないはずがない。
線の細い,女の子の胴体のど真ん中,誇らしげに結ばれた,使い込んで色落ちした黒帯の結び目の少し上。
絶妙の位置に、万年白帯の俺の拳が深々と打ち込まれているのである。
俺の拳とのせめぎ合いに力尽きた綾佳の腹は,がっちり固めた格闘家の腹から,もはや柔らかい,少女の腹に変わっていた。
「ふん,油断したな。」
拳をゆっくり引き抜く。
綾佳は目を見開き,思わず腹を押さえ,くの字に体を折り曲げる。
「く…ううっ…う…げ(こ,こんな…一発で…お腹に力がはいんないよ…やばい…」
力なく内股になり,うめき声をあげながら,よろよろと後ずさる綾佳。
「あ,綾佳が…あいつに腹を効かされた!?」大苦戦を強いられている妹の姿を,信じられないようすだ。
そんなに力が強いわけではない俺だが,少女の腹筋が,大人の男性の突きをしのぎきれるわけもない。
たった一発の突きで,綾佳の動きは止まった。
「なんだ,ボディ一発でダウンかよ。ご自慢の割れた腹筋,キモい俺の拳が見事に砕いてやったぜ。
。どうだ?自分の得意技でやられる気持ちは。大人相手なら,お前の実力なんて,そんなもんだ。」
「ふうっ…はあ…」「ふうッ…,ふうッ…あ(やばい…息整えて,反撃しないと…」
苦痛に顔を歪ませながら,何とか顔を上げ,俺をにらみつける綾佳。地区大会優勝のプライドがそうさせるんだろう。
息を吐き,懸命に呼吸を整えようとしている。
こんな悔しそうな顔は初めて見たかもしれない。年も体格も違うんだから,気にすることないのに。
「綾佳あ!」姉の鈴佳が駆け寄ろうとするのを,綾佳が制止する。
「ぐ,お、お姉ちゃん,ダメ…こいつはあたしが倒すんだから…」
腹を右手で押さえ,いかにも苦しそうだ。足にきているのか、ヒザががくがくと言っている。
小1から姉と一緒に空手を始め,稽古を重ねてきた。今までの稽古の全てを,拳一発で砕かれたかのようだ。
腹を効かされて,動きも鈍っている。試合で繰り出す多彩な技も,これでは出しようがない。
「手ぇ…出しちゃダメ。こんなやつ,本気でやればすぐに…。」
「やあああっ!」
来たな。だが,動きの鈍った女子中学生空手家など,俺の敵ではない。
髪を振り乱し,ものすごい形相で向かってきているが,俺は繰り出される技の一つ一つを,パワーで丁寧につぶしていった。
今までのダメージの蓄積で,相当きついようだ。
かわいそうだ。そろそろ終わりにしてやろう。
「やッ!」
綾佳の右中段蹴りが飛んできた。こんな状況でなかなかの威力だが,俺はその蹴り足をがっちりとキャッチする。
これには綾佳は驚きを隠しきれない様子だった。それはだろう。一番の得意技を,俺が封じたのだ。
このまま軸足を刈ってもいいが,せっかくだ。
俺は渾身の力で綾佳の右脚を絞り上げた。普段なら反則だが,これは試合じゃない。
「があ…は,離せ…」
綾佳の顔が苦痛に歪む。ただでは離さない。
そして綾佳の気持ちが足に集中しているそのときを狙って,がら空きの腹に軽く一発入れておく。
「う…うぷッ」
不意打ちのせいか,思いのほか効いたようだ。まあ,こんなのはジャブ。そろそろとどめといこう。
俺は綾佳を左右に揺さぶると,左側の壁に思いっきり押しつけ,体重で押しつぶす。
「ぐへッ」
もはや,綾佳の心は完全に折れている。
もう終わりにしてやろうか,そう思ったのだが…
「どけよ…でぶ…」
やっぱり許さん。
「謝れよ。」
右フック。
「ごふッ!」
簡単に脇腹にめり込む。
左フック。
「うう…んッ」
もう腹に力を込める気力はないようだ。
「はあ…く,くそお…ッ。(悔しい…悔しいよ)」
壁にもたれかかり,力なくガードの構えをとる綾佳。
しかし,俺の拳は細腕のガードを難なくはじき飛ばし,へそのあたりから鳩尾に向かって左の拳でボディアッパーをえぐり込ませた。
「げえ…ッ!あ…ん(もう…ボディは…)」
俺の拳が空手少女の腹に突き刺さる,
苦悶の表情を浮かべながら必死に俺の拳を引き抜こうとするが,パワー差のせいでそれもままならず,もがくのみ。
「ふんっ!」
素早く左の拳を引き抜いた俺は,渾身の右ボディを,綾佳のへそのあたりに深々とめり込ませた。
「ごふっ」
絞り出されるような咳のあと,頬をふくらませ,両腕で腹を抱えながら,綾佳はゆっくりと膝をついた。
鍛え上げた自慢のボディを,さんざん馬鹿にしていた俺に効かされてダウンさせられた悔しさは相当のものだろう。
「あがあっ…」
腹を押さえて床を転げ回る綾佳に姉の鈴佳が駆け寄る。
「綾佳!綾佳大丈夫!?」
「う,ごめんお姉ちゃん。やられちゃったよ…げほッ!げッ」
額にぐっしょりと汗をかき,ようやく聞き取れる声で答える綾佳。
「綾佳…。」
鈴佳は,鬼のような形相で俺をにらみつける。
「よくも綾佳を…。あたしは綾佳みたいにはいかない。次はあたしの番だ。」
凛々しく構えをとる鈴佳。
俺も相当消耗しているが,もう一人何とかねじ伏せてやろう。負けるわけにはいかない。
「そうだな,確かにお前の番だ。床で転げ回る順番な。」
終わり?
デブ男の執念ここに極まれりだなw
生意気女子中学生を拳で屈服させるのはやっぱりイイ!
姉との後半戦ではデブ男らしいショルダータックルやら、壁際に押し付けての頭突きなど
その体重を利用した攻撃をして、より強い姉の屈服ダウンを見れると良いな。
拳一辺倒だとちょっとワンパな気がするんで。
投下GJ!
387 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 23:56:41 ID:W+yp0LiZ
美女格闘家姉の6パック腹筋をぶち抜くデブ漢の拳に期待age
なんか情念を感じていいね
流石パンチャーさん
一人称視点なのに相手の心の声が聞こえるの?
まあそこは顔見て心情読み取ってるとかでいいじゃん
細かい重箱の隅突付きしててもナンセンスだろう
保守ぬるぽ
保守ガッ
394 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 15:18:32 ID:vEdtfuuQ
保守どぼォオオ!げうッ・・・き、効いた・・・
age
吸血鬼ハンター見たいな感じで
子宮に杭を打ち込んで倒すようなSSが読みたいんだが。
保守レスに萌える
少し書かせてもらいます
「アキ! 相手脇腹、開いてるよ!」
「綾香さん、右、右に回って!」
ここは彩玉県にある亜辻女子高校の体育館。
中にはリングが造られ、二人の少女による格闘技の試合が行われていた。
シューズやグローブなどを青色で統一し、髪を短く整え、少し日に焼けた肌の少女の名は
『坂崎アキ』 亜辻女子高校の二年生。
ジャブを放ちながら、ガードの隙を狙っている少女の名は
『上総綾香』
日本人形を思わせる長い黒髪に白い肌が特徴的な少女は、こちらは全ての装備を白一色で
統一している。
少女は共にトップレスで、あとはショートタイツを身につけているのみであった。
そのためお互いの拳や蹴りが相手の体を打つたびに、美少女拳闘士の形の良い胸は大きく
揺らいでいた。
互いが、互いの肉を打つ音がリングの上に響き、二人の汗が飛び散る中、少女を応援する
友人達の声援が体育館にこだまする。
昨今の格闘技ブームにより、学校教育の中でも授業カリキュラムの中に、様々な格闘技を
取り入れる学校が増え、男女平等の考えと相まって、このように男子生徒と同じ
上半身裸で格闘技に望む娘たちも急速に増えていき、今ではこのような光景は、
決して珍しい物ではなくなっていた。
また、出来るだけ体に何も身に付けていない方が、傍から見た時にダメージが、
伝わりやすいと言うのも大きな要因であった。
綾香の方は先ほどアキの強烈なミドルキックを二回ほど脇腹に受けて大きく痣ができていた。
そして、アキの方は両胸が真っ赤に染まり、お腹周りも、何度も打撃を受けた為に痣が
できていた。
「アキ! 効いてる効いてる、ガンガン攻めちゃえ!」
「綾香さん! シッカリ守って!」
両者は全身にくまなく汗が流れ、それが遮る物の無い素肌の上を滑り落ち、或いは打撃の
衝撃で飛び散り、両者の肌を艶めかしくも、美しく輝かせ続けていた。
(やっぱり強いや綾香、こんだけ攻撃してるのにちっとも隙が出てこない)
がっちりとガードを固め少しづつプレッシャーを与えるようにじりじりと前につめてくる綾香。
攻めている筈のアキは、その圧力にじりじりと交代させられる。
(くっ、ビビッたら駄目だ!)
左肩部分を狙い撃ちする様にハイキックを繰り出す。
綾香は一瞬苦痛で顔を歪ませるがまたじりじりと足を進めていた。
ルール上、選手の安全面を考えて、首から上は狙ってはいけない事になっている。
そうすると、当然狙うのは
(やっぱり、思いっきりボディを叩かないと駄目か)
と、いう事になる。
だが当然、綾香もそれを警戒してシッカリと腹部はガードしている。
(よし、一か八か!)
撃つのを止めて、アキは半歩後ろに下がる。
降って沸いたチャンスに綾香は間合いをつめた、まさにその瞬間。
「!? キャぁぁ!!」
綾香は突然巻き起こった激しい痛みに堪らず悲鳴を上げた。
アキが足を大きく振り上げて、下から綾香の胸を蹴り上げたのである。
それも女子にとっては致命的とも言える、急所の胸の先端部分を的確に蹴り上げたのだ。
柔らかい胸は大きく弾みをつけて、ぷるぷると上下に振るえる。
大事な部分をブーツのつま先で蹴り上げられたのだ、少女である綾香にとって、肉体的にも精神的ダメージの方も相当なものであろう
「う、くくぅぅ……」
その為試合の最中にも拘らず綾香が思わず足を止めて、両胸を押さえてしまったのも仕方
の無い事であった。
だが、アキはまさにそれこそ狙っていたチャンスであった。一瞬だけ背を向けると、彼女のがら空きになった腹部へと、渾身の回し蹴りを叩き込んだ。
「げぶぅ……っ!!」
思わずえびのように体を仰け反らせて、悲鳴を上げる綾香。
すさまじいまでの威力の蹴りがスキだらけの腹部にヒットし、
白い腹がリングブーツの形に大きくへこんだ。
ガクリと膝から崩れ落ち、だらしなく大きく開いた口からは、嗚咽と唾液がこぼれ落ちる。
「やったねアキ!!」 友人たちからの歓声と、逆に反対側から大きな悲鳴が巻き起こる。
(完全にヒットした)
これでほぼ自分の勝ちは間違いない。
勝ちを確信した彼女は自分のコーナーへと戻ると、じっと対戦者が立ち上がるのを待つ。
だが恐らくはもう立ち上がってこないだろう。
仮に立ち上がってきたとしても、また腹に叩き込めば良いだけだ。
カウントが進み、よろよろと綾香が立ち上がろうとするのが見える。
驚きと同時に、だがアキは心の中でまだ彼女と闘えるのを嬉しく思っていた。
『もう立ち上がらないで』
『早く立ち上がって続きをしよう』
相反する気持ちが心に同時に浮かぶ。
「上総選手OK?」
レフェリーが立ち上がった綾香に確認を取る。
「だ、だい、丈夫です……」
苦しそうに呼吸をしながら綾香はファイティングポーズを取る。
先ほど自分が蹴り上げた胸の突起がぴんと張り詰め、お腹にはくっきりと、ブーツの痕が
残っているのを満足げに見ると、アキもまた、同じくファイティングポーズを取りリング中央へと足を進めた。
(今日の試合は私が勝つ!!)
綾香は今まで何度も闘いあった良いライバル。
(前回は負けたけど今回は……!)
止めを刺すべく綾香との間合いをゆっくりとつめ始めた。
「終わりよ!」
開いた脇腹に右足のミドルキックを叩き込もうとしたアキは、だが、次の瞬間、笑顔が凍く!
綾香はアキのミドルキックをキャッチするとそのままカウンターのストレートパンチを
アキのみぞおちめがけて食い込ませてきた。
「!? う、ぐぐぼぅ……!」
そのまま綾香は、キャッチした足を離さずに何度も何度も拳をアキの日に焼けたお腹めが
けて叩き込んでいく。
そのたびに、パクパクと口を開き、短い悲鳴を上げさせられ続けていった。
「ぐひぃ! や、やめ……ぎやぁ!」
体勢を低くし、次々と自分のお腹に拳を叩き込んでいく綾香に対して、アキは何も抵抗出
来ないまま、ただされるがままになり続けていく。
褐色の肌は段々と痣色に変わって行き、苦しさのあまり、声になら無い悲鳴を上げ続けていた。
「アキ……拳って言うのは……こうやって叩き込むの」
一発、一発、教え込むように何度も何度も重い一撃を綾香は腹に叩き込んでいく。
「そして……」
そう言うとようやくアキの足を解放し、ようやく解放されたアキは間合いを取ろうとした時に、
首を掴まれてまるでお辞儀をするように上半身を屈ませられる、
(!?)
そして。
「!? あ、あぎゃがあオォォ……!!」
「こうやって膝は叩き込む物……分かった?」
アキの腹に今までとは比べ物になら無いほど強烈な痛みが走る。
綾香の膝蹴りがアキに情け容赦なく突き刺さる!
身体がふわりと浮かび上がるかのような強烈な膝を何度も受け続け、必死に逃れようと、
もがき続けるが、膝蹴りは何度も何度も腸をえぐり続けるかのように突き刺さり続けた。
「ゆ、ゆる……し、ぎゃぁ!!」
がっしりと逃げられぬように首を押さえつけられたまま、ギブアップすらも出来ない状態
に絶望を感じながら、ついには体を激しく痙攣させると、ゆっくりとアキは体の力を亡くしていった。
「そ、それまで!!」
完全に失神したアキを見て慌ててレフェリーが停めに入る。
そして、高らかに勝者の名前を告げた。
リングの上には、勝利宣言と共に、レフェリーに両手を高く掲げられて、会場から拍手を
浴びる勝利者の姿と。
その足元で、腹部を完全に破壊されて、青色のショートタイツを、自らの体液で大きく濡
らしてしまった、敗者の姿がそこにはあった。
以上です、有難うございました。
ではまた〜。
とりあえずまた来てくれ!
MFマニアさんGJ
腹ぬるぽ
腹ガッ
やはりいいな、スポーツ少女パンチャー
腹筋浅べそ興味無し
保守
腹ぬるぽ
ガッ
5日経ったので三度腹ぬるぽ
腹めがけて
ガッ!
除夜の鐘替わりに除夜の腹打ちネタでいっちょ書いてみるか…
百八連発の腹責めか良いねぇ
腹責めされまくって悶え苦しむ女の声で年越し
415 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 02:08:04 ID:UuujGlNy
漫画にしてるやつもいるしな>除夜の腹責め
本当に更新が遅いスレだよなここ…
最近格闘物が多いので俺も除夜の腹責め拷問が欲しい
418 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/03(日) 00:28:41 ID:CPIlemUi
腹責めましておめage
お年玉の代わりに拳を落としていくのか…
当たり障りの無いシチュエーションが投下しにくい雰囲気
>>422 最後の動画の1発目は強めに打ってたよね。GJ
425 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 01:18:33 ID:uhmzB3BS
age
はじめまして。
実体験で良いなら書き込みますが、どうですか?
ここ数ヶ月で、多分数百発?は打ってると思います。
スレ違いですね、すいません。
もう一つのスレに行きます。
ここのSSは事前にまとめサイトで全て読ませて頂きました。
みなさん文章がうまく、良い参考になりました。
ではノシ
いや別にここでイイと思いますが・・・
わざわざ実体験だとか言わずにSSとして落とすならアリだと思うけど
つか自己完結が恐ろしく早えなw
430 :
えすえす:2010/01/23(土) 08:29:11 ID:LD8xqOSV
では、SS?の形として、書き込ませていただきます。
それと、まとめサイトの管理人様、私がこれから書く内容は
サイトには載せないで下さい。
では、下手糞な、文章ですが綴っていきます。
さて・・・と、どこから話しましょうかね・・・。
文章を投下していく中で、腹パンチに関して、疑問とか質問とか
そういうのがあったら、どうぞ。
私の経験の範囲内で、答えられるものであるなら、答えます。
431 :
えすえす:2010/01/23(土) 08:33:01 ID:LD8xqOSV
まずは、事の経緯から説明しますと。
私が、こういう趣味を知ったのは1年と半年程前でした。
ネットで知って、頭の片隅にはあったのですが、その時は、
あぁ、世界には色んな趣味の人がいるなぁ、と思う程度でした。
私は、どちらかといえばMな方で・・・・って、ここは省きます。
432 :
えすえす:2010/01/23(土) 08:41:40 ID:LD8xqOSV
私は勤め人なのですが、会社が傾き、すでに会社が潰れるのが先か、
私が退職するのが先かと言った状況です。
その中で、何か副業的なものを考えていた中で、
供給が少ないものである上で、一般のアダルトビデオからは、一線を
画した、こういう趣味なら、需要もあるかと、個人的に撮影を行い、
販売、または広告収入などで・・・・・・・
って
まぁ、要は儲けたいと思ったんです。
433 :
えすえす:2010/01/23(土) 08:42:18 ID:LD8xqOSV
ビデオを撮って、売ったり、広告収入などでですね。
434 :
えすえす:2010/01/23(土) 08:49:54 ID:LD8xqOSV
そこでまず、研究からはじめることにしました。
主にネットの世界からです。
2ちゃんねるや、個人サイト、動画サイト、海外サイト・・・などなど。
中から、参考になるような動画を、お金を出して買ったりもしました。
で、あ、こういうのだったら私にも作れそうだな・・・と。
435 :
えすえす:2010/01/23(土) 08:59:54 ID:LD8xqOSV
撮影の中で、一番大変なのが、出てくれる女性を探す事です。
どうやって、見つけたのかは内緒ですが、大事な事は
信用とお金
です。
片方が欠けても駄目ですね。
それに、内容が内容ですから、撮り手としては、
かなりリスクの高い撮影でもあると言えます。
誤って相手を、内臓破裂などでもさせようものなら、その時点で
全てが、オシマイです。
かといって、良くある
>422
のような、軽い感じでは、嘘をついている事になります。
そこらへんの加減に、かなり神経を使いました。
思いもよらず、お腹に拳が入り込むことも、度々あって、
その度に、肝を冷やします。
436 :
えすえす:2010/01/23(土) 09:04:13 ID:LD8xqOSV
殴る際、絶対に固めた拳で叩いてはいけない箇所があります。
それは肋骨です。
肋骨は、骨が弱い人であるならセキやくしゃみをしただけで折れる事が
あるそうですから・・・撮影を行う際は女性にまず立ってもらって、
肋骨の位置を確認するところからはじめてます。
437 :
えすえす:2010/01/23(土) 09:09:49 ID:LD8xqOSV
お腹には、急所、
殴られたら、非常に息苦しく痛い思いをする、箇所が2つあります。
みなさんご存知でしょうが、「鳩尾」と「肝臓」です。
私も、叩く時は、この2箇所を意識して拳を振ってます。
特に、腹筋が緩んでいる時に、この2箇所を打たれると、どんなに鍛えた人でも
うずくまってしまいます。
それが、たとえ、子供のパンチであったとしてもです。
438 :
えすえす:2010/01/23(土) 09:15:30 ID:LD8xqOSV
上記で「拳」
と書きましたが、正確ではありませんでした。
固く握り締めた拳と言うのは、固いものを砕く時には向いてますが
お腹を「効かせる」ことに主点を置いた場合、適切ではありません。
腹筋が強い人ならなお更で、衝撃が中まで届かずに、皮膚と筋肉で
とまるからです。
439 :
えすえす:2010/01/23(土) 09:20:34 ID:LD8xqOSV
正しい打ち方としましては・・・。拳を緩く握り、スナップを利かせ、
斜め上方、鳩尾の方に向かって振りぬきます。チョップや
手の平が有効だったり、手首が有効だったりと様々ですが、とにかく「拳」は
不向きというのが、経験から分かったことです。
440 :
えすえす:2010/01/23(土) 09:23:20 ID:LD8xqOSV
疲れました。
感触とかどうだった?
殴る以外の責め方はしたのかな?
これのどのあたり、SSだと思って書いているんだろうか。
自分のサイトにお帰りあそばせ
小説の体裁を保ってたらその知識もでリアリティが出てよかった。
仮名で女の人を出して撮影か何かを文章にしてみたらどうだろうか。
いやいや、腹筋鍛えてる女への効果的な腹の効かせ方、興味ありますw
腹圧鍛えてる相手には、いくら拳撃っても全然響かないってのは経験ありますもんw
445 :
えすえす:2010/01/23(土) 19:27:34 ID:LD8xqOSV
>441
>感触とかどうだった?
@脂肪の厚さ
A筋肉の厚さ
B腹筋に力を入れているか否か
C内臓の感触
これら4つの要素の違いと組み合わせによって変わってきます。
同じ女性のお腹でも、打ち方とかタイミングとか強弱を
少しかえるだけで変わってくるので、一概には説明出来ません。
柔らかい時は、ゴム風船のようですし、固い時は、タイヤのように固いです。
だから加減が難しいのです。
タイヤの感覚で殴っていたのが、ふいにゴム風船に変わり
思わぬタイミングで、拳が入り込む時があり焦ります。
そういった意味で、腹筋が固いお腹程、加減が難しいと言えます。
内臓の感触は、ぐにゅっと柔らかく水っぽいです。
ぼちょっ ぼちょっ っと音が鳴る事もあります。
>殴る以外の責め方
殴る・蹴る・膝・踏む etc
色々とやりました。
まだ模索中です。
良いアイデアがあれば、教えて欲しい位です。
>443
えすえすです。
その内に消えます。
ここの書き手の方には、お世話になりましたので、
私の経験も、資料として頂ければ幸いです。
>444
打ち方や・拳の強さと言うより、タイミングの問題です。
腹筋が強いお腹に、これと分かるタイミングで打った拳と
言いますのは、まず利きません(肋骨・胸骨は除きます)
皮膚や筋肉のダメージにはなりますが、内臓には届きません。
これは、僕も意外でした。
女性のお腹と言うのは、柔らかいものであると思ってましたから・・・。
一番有効なのは「目隠し」ですね。
来るタイミングの分からない打撃と言いますのは、対処(腹筋を締め上げる)
し辛いからです。
打ち方としましては、先ほども言いましたが、ぎゅうっと固めた拳で打つのは
お勧めしません。ダメージが皮膚と筋肉で止まりますし、万が一骨に当たった
場合、そこを骨折させてしまう可能性があるからです。
446 :
えすえす:2010/01/23(土) 19:40:25 ID:LD8xqOSV
そうですね・・・・。
あとは、時間の勝負と言うのもありますね。
数打てば当たると言いますが、ひたすらに数を打ち込んで行くのです。
強弱を付け、タイミングを変え、打つ場所を変え、相手の方を疲れさせる
というのも手です。腹筋も疲労していきますし、ダメージも筋肉に蓄積され
て行きます。撮影も後半になるにつれて、お腹が弱ってる感じというのは
わかります。
447 :
えすえす:2010/01/23(土) 19:41:56 ID:LD8xqOSV
壁や床を背にしてもらうと、打撃の衝撃が全てお腹に吸収される形と
なりますので、これも有効です。
あとは・・・・。
448 :
えすえす:2010/01/23(土) 19:50:37 ID:LD8xqOSV
あぁ、一つ有効な打ち方?があります。
目隠しをしてもらうのが一番なんですが、それが適わない場合。
それは・・・相手の方に床に仰向けに寝てもらい、両手の平をお腹に
乗せた状態で、瞬間的に一点に体重と力を込める、というやり方ですね。
心臓マッサージの要領と同じですね。
これですと、打撃の瞬間が読まれにくいですし、有効的です。
さらに、これを足でやると・・・。
449 :
えすえす:2010/01/23(土) 20:02:52 ID:LD8xqOSV
もう一回のやりとりで、やめます。
本格的に仕事として動き出すのは今年の後半からです。
そうですね・・・・小説を書いてみましょうかね。
それでは、これ以降は 小説となりますので、
全てフィクションと捉えて下さい。
私も、そのつもりで書きますので・・・。
まとめサイトの管理人様、稚拙な素人の文章で宜しければ
これ以降の分の掲載を、お願いします。
掲載に不適切と判断された場合には、それに従います。
450 :
えすえす 1:2010/01/23(土) 20:15:08 ID:LD8xqOSV
その女性と知り合ったのは、知人の紹介からであった。
君の撮影に、適当な女性がいる 話だけでも聞きたいそうだ。
と。
撮影と言うのは、女性の「お腹を殴る場面」を延々と撮るといったものだ。
どうして、こういうものを撮影しようと思いついたのかに関しては、
省かせて貰う。話せば長くなるし、このスレではそういった理由などは
無意味だからだ。
451 :
えすえす 2:2010/01/23(土) 20:19:04 ID:LD8xqOSV
話をしたのは、喫茶店だった。
全体的に線の細い、スラっとした美しい女性だった。
顔も愛玩動物のように可愛らしく、ショートの黒髪が良く似合っていた。
だが、その顔は緊張に強張り、あからさまに撮影者である僕を、
警戒しているようであった。
無理も無い。
撮影の、内容が内容なのだから。
452 :
えすえす 3:2010/01/23(土) 20:26:43 ID:LD8xqOSV
僕は緊張する彼女に、なるだけ自然体を心がけながら接し、
撮影の内容と・方法・報酬についてを詳しく説明をした。
30分程説明に時間はかかったが、結局彼女は撮影を了承した。
少なくない報酬額に加えて、親しい知人からの紹介であることが大きいだろう。
撮影は、その日に行われた。
453 :
えすえす:2010/01/23(土) 20:29:23 ID:LD8xqOSV
疲れました・・・続きはまた明日。
>>453 聞きたいんだが
腹殴られて嘔吐する、ってまじにあるのか?
もしあるならば、どんな感じか詳しく書いてくれないか
うん、俺も本当に胃液は出るのかってのは気になる。
書いててモヤモヤするんだわ。
子宮とか卵巣のあたりを殴られると、他とは違う痛みがあるのかな?
Bodyzoneでやれ
そして誰もいなくなった
459 :
えすえす:2010/01/29(金) 00:50:43 ID:K6xJ1Dcu
>454
食後など、吐くものがあれば当然に吐くと思います。
それは、透明な綺麗なものではないとは言っておきます。
撮影は、撮影前から食事を控えてやるので、吐くものはないのですが、
それでも、吐きそうになるとは言ってます。
尚、胃が膨れてる状態での撮影は内臓破裂の危険が大きいので、やりません
>455
まとめサイトのSSは全て読ませて頂きましたが、中にはヤケにリアルな
ものもありますね・・・。
>456
子宮とか卵巣のあたりと言いますと、下腹の辺りですかね?
でしたら他とは違う痛みは、特に無いようです。普通に痛いだけのようです。
男が金玉殴られた時のような反応はありません。
それでは。SSは頭働かないので、また明日以降書きます。
かれこれ4ヶ月間、新作投下無しか…職人さん戻ってこないかねぇ。
作品一本書き上げてある者なんですけどね、投稿しようとしたらアクセス規制に巻き込まれてるとかで、書き込むことができないんですよ…。
>>461 そうはゆうても、書きこんどるやないですか兄さん・・・
あんましお預け食らわせよったら、
そりゃこっちだって重いの一発腹に喰らわせまっせw
>462
いや、携帯からやっと書き込んだのよ。
PCの方は相変わらずアクセスできず。
なんとか方法聞いてがんばってみます。
風船割り競争…と言うのが思い浮かんだ。
膣内に水が大量に入った風船。
これを自分のが割れる前に相手のを叩き割ったら勝ち。
負けると大量失禁っぽくって辱め効果抜群。
もちろん服着用。
水の量はそのままハンデキャップとなる。
(動きにくさと割れ易さから…)
いくら殴った所で、柔らかい肉に包まれた風船は割れないだろ
…と思ったが、中国拳法の試験として化頸を使うということならいけそうだ
461ですが、避難所に書き込みさせてもらいました。
よろしくどうぞ。
467 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 14:28:54 ID:KarHrVXn
避難所どこー
避難所にきてたのか
白くてポヨポヨしてて幼いほうが好きだなぁ
避難所に小説上げさせてもらってる者です。
話の途中ではございますが、
まことに勝手ながらしばらく掲載を中断させていただきたく思います。
というのも、小説だけではキャラのイメージがつかみにくいだろうと思いまして、
絵の方を少し手掛けておりまして。
遅筆のためいつ出来上がるか確約はできませんが、
できるだけ頑張りますので生暖かい目でお待ちいただきたく。
物語自体はもう完結しております故、このままブラックアウトということは決して致しませんのでご安心を。
ごめんぴ。
小説書けて絵も描けるって神かよ
俺も久々に描き始めた
476 :
ooおお:2010/02/11(木) 21:08:35 ID:TSnls4CN
アメリカと中国の全面戦争は激しさをました
アメリカ軍 第75レンジャー連隊 アレックス ノンフィールド二等兵
午前9時30分
戦闘がはじまりアメリカ軍は前進を開始した・・・
「いこう!みんな!」
と叫ぶ{ジョセフ アレン伍長}
私のタイプで本気で好きな男性・・・
アメリカ軍は圧倒的な戦闘力で中国軍を圧倒した
午前9時55分中国軍が撤退を開始した・・・
勝利を喜ぶアメリカ軍・・・
しかし・・一瞬だけ強い光が眼に映った・・・・
その瞬間から味方のAH-64Dヘリが次々と墜落し
戦車のM1A2エイブラムスは機能停止した・・
兵士たちの光学機器は機能停止した・・
兵士が戸惑っている瞬間空からヘリが落下してきた・・・
絵を1枚描いてみたので、試しに上げてみました。
うPろだ@2chライブラリーの lib213069
DLキーは duel
鉛筆描きのうえ着色無し、構図なんかも全くなってない絵ですが、取り敢えず登場人物やシーンのつかみ程度に思っていただければ。
堪忍してつかあさい。
ktkr。素晴らしいです
あれ・・・どこかで・・・
>>477 なんというか、お帰りなさいw
腹パン絵もwktkして待ってる
どうすれば見れるの??
頑張れば見られるよ
>>480 「うPろだ@2chライブラリー」で検索してごらん?
携帯からだと見れるかはわかんない
あざっす
484 :
INHUMAN:2010/02/15(月) 17:24:54 ID:QuD/7QnL
ちょっと、あんたたち!!
こんなスレッド立てて恥ずかしくないの!?
そのうち削除依頼を出して、
消してもらうつもりだから、
覚悟してなさいよね!!
さあ、潰れるざます!
逝くでがんす!
フンガ〜!!
まともに潰れなさいよ〜!!
?
486 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 21:55:57 ID:v2OWT1pu
これは、四人まとめて『腹ボっ娘』にしなければ!!
作品上げたいけど、いつも規制で書き込めないんだと言い訳をしてみる
書き込みテスト失礼。
初心者で、書き込めるか知らないけど、一応SSを書いてみた。長編になる予定ですが、一応
最後までネタは出来てるんで、暇を見ては続きを書きたいなと思う。
とりあえず、最初のシーン。ただ、最初は世界観うんたらかんたらで少し(多分)長いんで、
飛ばし読みをお勧めしてみる。
『概要』
ファンタジー世界の軍隊物。女性だけで構成された特殊部隊のアジトに、全身を
鋼鉄の鎧や装備で纏った最強の傭兵が潜入する。雑魚兵戦ももちろんあり。
メインは、敵の幹部(4人)と敵の総司令との戦闘シーン。
特殊な力をもつ幹部達を一人ずつ完膚なきにまでフルボッコする予定。
エロは概ね皆無。頭の中で勝手に付け足してください。
・・・・こんな感じのSSなんだが、投下してもよろしい??
〜(1)〜
「こちらRED1。Cブロック1から5、異常なし。」
「―――了解。RED1、任務を続行。続いて6から10の調査へうつれ。」
「RED1了解。」
オーラン大陸最東部の街よりさらに東。かつては隆盛を誇った大都市オックスが、
度重なる不景気や災害によって衰退し、人が去って瓦礫の山と化してからおよそ数十年。
人の姿が消えてから久しいこの残骸都市に、この日は珍しく人の姿があった。
「こちらRED1。Cブロック全域の調査終了。異常なし。これよりDブロックの調査に移る」
「―――了解。任務を続行せよ。」
凛凛しく澄んだ声に無線機から返されたのは、同じく透き通った可憐な声。
瓦礫の街に不釣合いな人間の正体は、その可憐な容姿に似合わぬ物々しい装備をまとった、少女達だった。
特殊部隊、という言葉が見るものの脳裏によぎるだろう。
紺色で迷彩柄のズボンに、上着がわりにかけた漆黒の防弾チョッキ。各関節にはプロテクターをつけ、
肩から小銃をぶらさげ、顔には暗視ゴーグルという念の入りようだ。
無線機を閉じ、ズボンのポケットにしまった小隊長は、ため息を一つ吐き、任務続行を部下に告げた。
旧大都市オックスは、オーラン大陸にその名を轟かす大軍事国家アーヴィングの領内にあった。
近年は、大陸の西部全域に展開するルフス王国軍との全面戦争に備え、軍備増強政策を続けていた。
大陸を南北に両断する大山脈を境ににらみ合いを続ける両国、特にアーヴィング側としては、
東部地域に部隊を展開する意味もない。ルフス王国軍も全戦力をもって正面からぶつかる構えを見せている今、
最低限の護りを東部地域にのこして、ほぼ全軍を西部側に送っているのが現状だ。
しかし、本来ならば西部に向かうべき地位にいる一人の人物が、本部に直談判し、最最東部である瓦礫都市に
自分の部隊を配置させた。自身の持つ特殊部隊を、自分の思う最高の地で鍛え上げ、
人員不足が懸念されている後詰め要員として、また、本国の特殊工作部隊へ送りたいためだという。
一体いつ戦争の火蓋が切って落とされるか分からない現状況で、貴重な兵員を東部へ回すなど、
何をふざけたことを・・・と、誰しもが思った。
しかし、なぜかこの案は承諾され、現在にいたる。なぜ承諾されたのか、上層部の思惑は何なのか、
様々な憶測が飛んだがそれは本部の上層部、及び本人以外、だれもしらない―――。
かくして、旧オックスの残骸の中に隠れるように、アーヴィング軍特殊部隊、
通称「白雪(ホワイト・スノウ)」が誕生した。
本部が唯一・・・上層部の意向とは別に、助かった点があるとすれば
「白雪」の総司令にして今回問題となった人物が、既存の兵員の強化ももちろん
各地域から新たな兵を募集して、兵数の底上げを図るよう働きかけていることだ。
上層部の承諾印を見てもなお、不満の声を上げた長官達を黙らせたのも、この働きがあったからといっていい。
・・・・なぜ、この部隊の兵達が皆、女性なのか・・・
その疑問も、彼女達の個々の能力・働きをみた後では、なんの意味のない物となった。
話は、瓦礫都市に戻る。
今回の任務に同行することになった新兵の少女エヴィは、心なしか・・・いや、目に見えて不機嫌だった。
本来ならば訓練は午前中で終わり、午後からは非番の筈だったのだ。
部隊専用の秘密通路を通って、街に繰り出して休みを満喫するはずだったのに。
「(どうせ、センサーの誤作動よ・・・わざわざ確認なんて・・・)」
他の隊員の顔を見やる。同期の面々も、先輩も後輩も、隊長でさえも、表情は若干暗い。
貧乏くじを引いたものの顔とは、かくもこんなに暗いものなのか・・・。
特殊部隊の隠れ蓑であるこの瓦礫都市には、いたる所にセンサー兼カメラが仕掛けられている。
部外者が来れば、即座に反応して本部にデータと映像が送られる。
過去に十数回、隣街とこの瓦礫都市をさえぎる広大な森から魔獣が紛れ込み、それの鎮圧に兵が向かったことがあった。
しかしそれは、カメラがしっかり映像を捕らえていたからであって、今回のような・・・
センサーだけが、不特定な生命体の反応を、わずか数秒だけ捉えた、ということだけで
簡単に兵隊は動くものではない。
それはこの場に居る8名はもちろん、熟知していることだ。だというのに・・・
「なんか問題っぽいのでー・・・お暇でしたら、見てきてもらってもいーですかー?」
というなんとも気の抜けた声で、総司令直属の配下にして我等が四幹部が一人
リンワン大佐の直々の命がくだったのだ。
「はぁ・・・」
「ちょっ、エヴィ!」
真後ろから、同期のアイリからの焦ったような忠告が、小さく聴こえた。
「ふぇ?・・・あ」
目の前に、拳骨が迫っていた―――
ゴツッ
「〜〜〜〜〜〜ッ!!?」
「こらエヴィ。しっかりしないか。任務中だぞ?」
拳骨を遠慮なく振り下ろした今任務の小隊長ミレイユが、綺麗な長い黒髪を揺らめかせ
右手首をぷらぷらさせていった。
周りのメンバーからも、くすくすと笑い声が漏れた。もっと早く教えてくれてもいいのに・・・。
「すいません隊長・・・」
「・・・まぁ、気持ちはわかるがな。私とて、今日の午後の予定は全て後日にまわすハメになったんだ。
もし何もなければ、機器整備班に抗議しなければ」
「全くですよ!私も今日の午後をどんだけ楽しみにしていたか。
ケーキ・服・お菓子・おやつ!買うものいっぱい考えてたんですよ!」
「アイリ、そのうち三つは同種よ」
「私も昨日できたっていう新しいお店いきたかった・・・」
アイリの一言にあわせて、周りからも同じような声があがった。
「やれやれ。こんなに騒がしくては、特殊部隊の意味がないな・・・」
次第に文句から変わっていった笑い声や隊長の苦笑い。
どれもこの場所では不釣合いなことこの上無いが、それは同時に、少なくとも此処は
彼女達にとって居心地の良い場所であることを示していた。
このまま何事もなく終わればいい。休暇など、この先いくらでも取れる。
突然の仕事に文句を言いながらも、本音は皆一緒であった。
と、突然―――
「――こちら本部!RED1応答を!」
無線機越しに、緊迫した声が響いた。一気に周囲の空気が張り詰めたのを皆が感じた。
至極冷静を保ち、ミレイユ隊長が応対した。
「こちらRED1。何事だ?」
「―――RED1と反対側を調べていたGREEN1からの応答がない。至急現場に向かってほしい」
「場所は?」
「―――Fブロック3、旧デパートの一階広場に全隊員の生命反応を確認」
「・・・生命反応は正常、か。そこで休憩をしているわけでは?」
「―――それにしては応答が全くない。ガネッサ隊長が定時連絡を怠るとも考えづらい。
なにより・・・」
「なにより?」
「―――かれこれ10分以上、全隊員の誰もが、ピクリとも動いていない」
「!!・・・わかった。RED1、直ちに向かう。」
通信を切り、部下に向かって振り向いた隊長は、すでに戦闘員の顔をしていた。
Fブロックは、他の地区と比べ比較的、娯楽施設用の大型建造物が目立つ地区だ。
かつては魔力で動く射影機などで巨大スクリーンに映像を常時流し続け、人々の活気が騒音に拍車をかけた場所。
今はそれらはただの機械の残骸でしかなく、光と活気の途絶えた室内では余計に不気味に見えた。
そのうちの一つ。巨大デパートの一階広場の中央、巨大な柱を中心に円形に椅子を並べた
ロビーの休息所を前に、駆けつけたRED1チームは固まっていた。
「馬鹿な・・・!」
冷静沈着なはずのミレイユも、このときばかりは動揺を隠し切れずにいた。
GREEN1が全員、戦闘不能状態に陥って、椅子にならんで座らされていた。
一応息はしているが、無事かどうかは判断が難しい。皆口からだらしなく涎や胃液を
あるものは血を流し、中には全身をピクピクと痙攣させているものもいる。
辺りには彼女達が流したであろう胃液や吐瀉物が散乱し、すっぱいような臭いとなって一面に広がっていた。
「腹部を酷く殴打された形跡がある・・・あきらかに、人為的なものだ」
ミレイユ隊長が、GREEN1隊長であるガネッサの服を捲り上げて、原因を特定した。
臍から鳩尾にかけて赤く、さらにその中央は青に近い色に変色し、ヒクヒクと震えていた。
その事実にも驚いたが、皆の目は隊長の・・・ちょうど腹部辺りが砕けちった防弾チョッキに向いていた。
「それに・・・気をつけろ。どうやら私達は罠にかかったと考えていい」
「え?」
「ガネッサ隊長をはじめ、全員椅子にご丁寧に並べさせられたこと。彼らの手に、生体反応用のイヤリングを
わざわざはずして持たせていること・・・敵はすぐ近くに―――」
ドゴンッ!!
「!!!?」
突然、砲弾でも飛んできたかのような破壊音が響いた。かすかに、床が振動しているのがわかる。
全員とっさに、小銃、ナイフ、魔法、あらゆる攻撃手段でかまえた。
場所は、先ほど自分達が突入した正面入り口。そこには、周囲警戒用にアイリ一人をおいてきていた。
「アイリ・・!」
「・・・エヴィ、私と来い。他の物は周辺を警戒。固まって行動するように。」
そう短く命じて、ミレイユは走った。われを忘れ走った、エヴィを追いかけるように。
「アイリ!」
エヴィは隊長の話が終わるより早く駆け出していった。アイリは広場の惨状をしらない。
何事もないことを祈りながら足を動かすと、探し人はすぐにみつかった。
アイリの後姿を見て、エヴィは走りながらも安堵した。
入り口の柱に寄り添って、外を見つめている。かけつけて声をかけようとしたとき、エヴィはふと、違和感を感じた。
「あれ・・・・?」
アイリがもたれかかっている柱が・・・砕けている?
「・・アイ・・リ?」
声をかけるが、外を見つめたまま友の声に振り向きもしない。
違和感は確信に近いものへと変わり、序如に心を不安と絶望に染める。そして・・・
「!?いやあぁぁッ!アイリぃ!!」
エヴィは叫んだ。
アイリは、すでに犯人の手にかかっていた。
「が・・・はぇ・・・ぅっ・・・」
目は空ろに虚空を見つめ、全身が小刻みに痙攣していた。
だらしなく開いた口からはだらだらと涎と胃液が流れ、内股に震える両足も、別の液で既にぬれていた。
力なくおろされた左手から、ガシャンと小銃が落ちた。ピクピクと痙攣しながら右手が抑えている腹部は
一部がクレーターの様に酷く陥没していて・・・
「〜〜〜〜!!アイリから離れて!!!」
エヴィは反射的に、アイリの目の前の空間に向けて、小銃を乱射した。
しかし、弾丸はアイリの前でとまらず、全弾がはるか前方の建物の壁にめり込んだだけだった。
なにかが今そこで彼女の腹部を押しつぶしている・・・
その考えを、ある意味常識的な話を、真っ向から否定された。
「うそ・・・なんで!なんで・・・アイリ!」
「げ・・ほ・・・・」
陥没痕がゆっくりと修復し、もとの形に戻る瞬間をエヴィはみた。
グポッという音が不気味にも鮮明に聞こえた。その瞬間、まるで見えない拘束が解かれたかのように
アイリの体がグラリと傾き、エヴィはとっさに倒れこむ彼女を支えた。
「アイリ!しっかりして、アイリ!!」
「なんという、ことだ・・・」
後から駆けつけたミレイユは、全ての状況を理解した。
敵は我々の想像を超えた、化け物のような強さを持っていること。
そして、私達が今、それに狙われているということ。
その事実に、背筋がぞっとするのを感じたのもつかの間――――
「!!!」
たった今はなれた部下達のいる方で、爆音が響いた。
小銃の乱射音、魔法による爆破、物が砕け散る破壊音・・・あきらかな戦闘音だ。
「いくぞエヴィ!!」
「ぐすっ・・は、はい!!」
涙するのは後だ。急げば救急班がかけつけ、みんな助けてくれる。
そう自身を奮い立たせ、涙を拭い去って、仲間の下へ走ろうとした。
「だ・・・め・・・!」
弱弱しい小さな声に、エヴィだけが気がついた。
振り向くと、震えて激痛に耐えながら、エヴィに訴えかけようとするアイリの姿があった。
「アイリ!」
「だ・・ぇ・・行った、ら・・・だめ・・・」
「アイリ、無理しないで!大丈夫、すぐに救急班も応援もくるから、ね?」
「エ・・ヴィ・・だ、め・・・」
「アイリ?」
なにかを言おうとしているのだが、聞き取りづらい。
エヴィは顔を近づかせ、友の言わんとすることを聞こうとした。
「か・・ぇな、い・・・勝て、ないよ・・・・」
「え・・?」
「て、き・・・・見え・・・なかった・・・」
「・・・いったか。」
・・・動くなら、そろそろだな。
隊長と思しき隊員と一人の兵士が走り去ってすぐ。俺は行動を開始した。
音も無く、振動も最小限に抑え、隊員の一人に近づいた。隠れもせず、堂々と目の前に立っているのに
これから意識を刈り取られる標的はあさっての方向を向いて、俺に気づく気配もない。
いつもどおりの事だ。特殊なスーツを纏った俺は、今や周囲の景色と同化して、誰にも姿を見られることが無い。
最小の動きで、最大の効果を。
俺は右拳をぐっと握りなおし、腕を引き、狙いを定めた。
標的は他の隊員と比べて、若干年齢をとっていて、どうやらこの隊の副隊長らしい雰囲気を感じた。
それでさえ、おそらく20代の前半といったところだろう。防護服の上からでも豊満な体つきが覗え
その二つのふくらみの、中央にして真下の一点を狙う。これを打てば、戦闘が始まる。
これからの任務を思えば、今こんな段階で被害をこうむるわけには行かない。
しばしの間・・・意を決し、俺は拳をぶちこんだ。
ドグォッ!!
「げふぅっ!!?」
見事命中。完全に油断しきった体に、拳が一瞬丸ごと埋まったのを感じた。
正拳突きを何の準備もなく食らった標的の鳩尾が数秒、そのまま凹んだ。両足がうき、モロに受けた拳の威力に
のせられたまま、後ろにとんだ。
「ごふ・・ぐ、う・・げぇぇ!」
本人はおそらく何が起こったのかまるで理解できていないだろう。
突然大砲を間近で受けたような衝撃と、あとからじわりと腹部全体を襲う灼熱のような痛み
そして激しい吐き気に襲われたのだ。もはや腹を両腕でおさえごろごろ転がりながら
胃の中のものをぶちまけて白目をむく以外、出来ることはなかった。
「ひっ!ろ、ローレンス副隊長!?」
「な、なに!?何なのよ!!」
突然、戦闘不能の状態におちいった副隊長に、予想通り残された兵士達は慌てふためいた。
どうやらこの隊は新兵を中心に編成されているようだった。恐る恐る、倒れた副隊長の下へ駆け寄ってくる一人の隊員。
それはつまり、何の準備もなく俺に向かっているということだ。
ズドォッ!!
「!!・・・・がっ・うぐぇえぇ!?」
狙い澄ました肘鉄が、かけよる少女の臍辺りを真下から突き上げた。
両足が一気に浮き、への字になって空中を瞬時漂う。
かわいらしい口元がぷくっと膨らんだのもつかの間激しく嘔吐をはじめた。
地面にうつぶせのまま激突した少女は、尻を突き上げるような格好で弱弱しく震えながら、失神した。
「!!だ、誰だ!?」
「!」
失態だ。真上に浮きあげてすぐに吐かれたのがまずかった。
胃液の一部が足にかかり、シルエットをつくってしまっていた。
突然の敵の襲来を理解した隊員達の行動は、なかなかに早いものだった。
小銃を乱射し俺を牽制する。当たるわけにもいかないので後ろに飛んで距離をとると、
銃兵の背後で準備を整えた魔術兵が、大き目の火球を放った。
しかし、完全に俺の姿が見えているわけでもない。
よけるのはたやすく、それは彼女達にとっての失態だった。爆炎と煙に包まれた中で、
不完全だった俺のステルス迷彩を援護する結果になったからだ。
俺は足にかかった胃液を素早くふき取り、完全なステルス状態を取りもどった。
すぐさま走り柱の壁にはりつき、まずは厄介な銃兵に狙いを定める。
未だ爆炎の中にいると思ったのか、見当違いの方向に銃を乱射している
一人の兵士に向かって右腕を構える。ギミックの一つが作動し、小さめの鉄球が発射体勢にはいり・・・
ボンッ・・・・ドボォ!!
「ゲボォォっ!!」
少女の腹に猛スピードで放たれた鉄球が命中した。そのまま後方に飛ばされ、壁に激突する。
壁にクレーターを作り、その中央に貼り付けにされる少女の意識は、すでに闇に落ちている。
そのままギミックを操作し、鉄球を引き寄せようとし、ふと気づく。
そして、狙いを魔導兵にさだめ、ボタンをおす。
本来は引き寄せるための装置を利用し、逆に体自体を鉄球のほうへ引き寄せる。
体が力強く引っ張られ、その勢いのまま、進路上にいる少女に突進する。
ドスゥ!!
すれ違い様に、先にやられた少女に気を奪われ油断した兵士の腹を
アッパー気味に拳を突き上げた。
「ごふぅぅぅッ!!」
そのまま後ろに吹き飛び、アーチを描いて仰向けに地面におちる少女。
栗色のはねっ毛が左右に揺れ、はげしく嘔吐しながら意識を手放していく。
穿った腹は、まだ修復できていなかった。
「ゲフゥ、エグッ・・うぐぅぅ・・・」
「ひ・・・!?」
残す敵は、あと一人だけだった。
下手に銃を乱射されたら逆に対応に困るところだったが、幸い戦意を喪失しているようだった。
姿を見せない何かに、一瞬で仲間を全滅させられたのだ。恐怖のあまり、銃を取り落としてしまう。
しかしそれを拾うことも無く、ついに少女は後ろをむき、泣き叫びながら走り出した。
にがすわけにもいかない。俺は右腕をひき、戻す途中だった鉄球を手元にもどし、また大降りに横に投げつけた。
大きく右腕を振ると、見えない鉄球が鎖に引かれ、少女にむかって横から大きく弧を描いて向かう。
ドゴォっ!!
「!!!か・・・ふっ・・!?」
突然右脇腹にはしる衝撃。遠目から見ても、不自然に横腹が凹んだのが分かる。
走っていて不安定だった体はたやすくバランスを崩し、もんどりうって横に転んだ。そして、反応は今までどおり。
苦しげに口から胃液を流し、やがて意識を手放し・・・周囲に静寂がおとずれた。
・・・およそ一分。
小隊一つを倒すのにかかった時間としては、まずまずの成果だ。
「な・・・お前達、しっかりしろ!」
突然静寂を破ったのは、先ほどこの場を離れたうちの一人で、隊長らしき女性だった。
仲間達がボロボロにされ、さすがに取り乱さずにはいられないだろう。
しかし、彼女は他の隊員とはやはりちがった。
「・・・誰だ、そこにいるのは・・!!」
気づかれた。いや、正確な位置はつかめていない。
しかし、気配を感じ取れるあたり、やはり熟練されている。
まだうら若き乙女といっても過言ではない程に若い女性が。
しばし、考える。今作戦の任務と依頼主の事。
今までより危険が多いかといえば、決してそうはいえない。
いままでにも、数千人が厳重に護る要塞に単身乗り込んだこともあった。
まして今回は、女性のみで構成された部隊との事。依頼内容を心の中で反芻し・・・
・・・やめた。今はそんなときではない。
それは・・・目的が達成してからだ。
気を失ったアイリをその場に寝かせ、広場に戻ったエヴィが見たものは、信じがたい光景だった。
「隊長!」
「ぐっ・・あ・・!」
広場に残った隊員が皆、GREEN1と同じ状態に陥っていた。
腹を両腕で押さえ体を屈めてもなお、口から苦しそうに汚物を吐き出す者。
体を崩れたブリッジのようにのけぞらせて辺りに胃液を撒き散らす者。
すでに白目をむいて口から泡を吹く者。
皆重傷なのは見て明らかな状態だった。そして彼らの中央で、ミレイユ隊長が“浮いていた”。
両足が地面から数十センチほど浮き、顔が上向きに、表情は苦しそうに歪み
首の前の虚空を隊長の両手が掴んでいた・・・明らかに、隊長の前に『何か』がいる!
「く、来るな・・エ、ヴィ・・・!」
「し、しかし隊長・・・ヒッ!?」
銃を構えようとしたエヴィは、思わず後ずさった。
一瞬、隊長の前の景色が揺らめいた。そう思った瞬間、なにもないはずの空間に『目』のような光が浮かび・・・
明らかに、エヴィはそれと目があってしまった。
「本部にもどれ、エヴィ・・ぐっ・・・早く、ほう、こくを・・・うっ!?」
目のような光が消え、謎の揺らぎが突然消えた次の瞬間。
宙に浮く隊長の体が大きく後ろにさがり・・・
ボグォオッッ!!
「ぐぼぁ!?」
後ろに大きく揺さぶられた隊長が、前に戻りきる寸前、腹部が多きく凹み
体全体がくの字に曲がった。
口から勢いよく唾液と胃液の塊が溢れ出て、一気に汗が全身から噴出したのが分かる。
ビチャビチャと吐瀉物が地面を染めた。
「ゴボェェェ!グブゥ、オエェッ!!」
深刻なダメージを受けた腹は、おそらく臍の辺りをまるごと陥没させられたのだろう。
エヴィの手の平など容易にはいってしまえるほど広く、そして深く抉られた腹から
グチュ、という生々しい音が発せられた。黒い長髪を優雅にたなびかせていた隊長は、
今は吐瀉物にまみれて無残な姿になった。
「げふっ、え・・・おえぇぇぇっ」
完全に白目をむいて、絶え間無く口から胃液を零れ落とす隊長。
暫くして、ミレイユの体がカクンとうなだれ、両手足から力もなくなったのを
見計らうように、再び敵が目の前に現れた。
グラグラとゆがむ空間は、人型をしていた。背丈はかなり高く、その朧げなシルエットからも
その体つきの良さが見て取れる。そして、うなだれて今度はへの字の状態で宙に浮かぶ隊長の腹から、
太い一本の・・・おそらく、腕と思われる揺らぎが見て取れた。
その揺らぎが隊長の体から離れたことにあわせて、隊長の体はようやく地面に落ちた。
ピクピクと微かに痙攣を起こしているあたり、GREEN1やRED1のメンバーと似たような状態・・・つまり、
今すぐに命の危険をどうこういう段階ではない、ということがわかった。
が、問題はここからだ。
正体不明の敵・・・それも、特殊部隊の猛攻を掻い潜り、全員を戦闘不能にした強敵と
まさか・・・自分ひとりだけが対峙している。
いままで、持っているインカムが部隊内通信のみの専用機であることを、ここまで恨めしく思ったことがない。
せめて本部に通信したくても、通信が届く仲間は全員、目の前で虫の息になっている。
本部へとどく道は、隊長の腰にかけてあるものだけだった。
「あ・・・・あぁ・・・・!」
怖い、怖い、怖い、怖い、怖い・・・・
もはやエヴィの頭には、恐怖しかなかった。
揺らぎの、頭部と思しき箇所に、ふたたび一対の目が現れた。
完全に、エヴィの方をむき、確実に視界に捕らえている。
揺らぎが、ぐらぐらと動き出した。棒立ちのまま動けない、エヴィのほうに。
「い、いや・・いやぁ!こ、ここ・・こない、で!」
ガシャン、ガシャンと、不気味な足音が次第に大きくなる。
すでに揺らぎは、自分と目と鼻の先にある。そしてそれは、震えながら上を見上げるエヴィと、目が合った。
「・・・お前達は、『白雪』の構成員だな・・?」
「ひっ!」
震え上がったエヴィを見て・・・なんとなくだが・・・
謎の目が、細くなった気がした。
「答えろ。」
「は・・・・え・・・そ、そう・・です・・」
「そうか・・・」
会話がしばしとまる。
何を考えているのか、不気味に宙に浮く目が、あさっての方向を向く。
この間、エヴィの心臓は弾けんばかりに鼓動を刻んでいた。
「・・・・・よし。お前」
「ひゃぃ!!」
突然向き直り目があったエヴィは、またしても体がビクンと跳ね、声が上ずった。
そしてまたしても、目が細まった。
「案ずるな。私は無駄な戦闘はしない・・・彼女達は皆、無事だ」
「・・・へ・・?」
「今はこの通りだがな・・・君もあとでわかる。すぐ良くなるよう準備だけは整えてある。
今は私としては、任務を続けなければならない。
当初の予定とは狂ったため、強行軍になりそうだな」
「は、はぁ・・・」
・・・何をいっているんだろう、この人は・・・うん?人??
「よもや私を、魔獣か何かだと思ってはいまい?」
「ひっひぃぇえ、めめ、滅相もッ!!」
「そうか・・・どうして考えていることが分かったのか、そういった顔だな?」
「ひっ!?」
クックと笑い声が響いた。
誰の?・・・おそらく目の前の、人・・・だろう。
「そんな魔法は使えんよ。ただ、相手の表情をみてなんとなく・・・
おっと、そんな話はどうでもいい・・・エヴィ・・だったかな?」
「は・・・はひっ!」
「私は君らの隊長に用がある。ああ、彼女じゃない。君達の親玉。総司令殿に用がある」
すぐ横で倒れ付している黒髪の女性をみやり・・・
つぎに、とんでもないことをつげた。
『白雪』の、総司令に用?
謎の人物が、とんでもない力をもった敵が、自分達の総司令様に!?
「そ、そんなこと、できるわけ・・・!」
「あぁ、今は無理だ。なにせ場所が分からない。しかし、それを知っている人物を見つけ
・・・こうして手に入れることが出来た」
そういって、目の前の揺らぎが動き・・・エヴィの左肩を掴んだ。
ビクンと、大きく体が跳ねるように震えた。
「・・・つ、つまり私に・・・アジトへ連れて行け・・と・・?」
「出来ない話ではあるまい?」
自分の右頬に、固いごつごつしたものが触れるのを感じた。
おそらく、彼の左拳が当てられているのだろう。存外に、やさしい力遣いだったのに違和感を覚えた。
そういえば、目の前に居る男は・・・といっても
声の質でなんとなくそう感じただけだが・・・今も敵であるはずなのに
どこか紳士的にさえ感じさせる雰囲気があった。最初の緊迫した空気が、若干だが、薄れているのが分かる。
「いっておくが、私は今まで、本気の2割も出してはいない」
前言撤回。とんでもない脅し文句が飛び出した。
もし断れば、ミレイユ隊長やアイリにされたことの、倍以上の拳をうけるというのか・・・
「わ・・・わかり、ました・・」
脳裏にうかんだ、総司令の声。
初めて隊に所属したとき、激励の意をこめて総司令自ら話しかけてくれた言葉。
『無理はしないように、ね?大事な命なんだから』
その言葉を尊重することで、エヴィの脳内で開かれた緊急会議は一致された。
「そうか。それは助かった。
ではそうだな、お礼に・・・」
そういうと、目の前の揺らぎが一層激しくなり、バチバチと全身からスパークが生じた。
「自己紹介をしておこう」
揺らぎが足元から、バチバチという耳障りな音をたてながら消えていく。
代わりにその場に現れたのは、漆黒に近い銀色の靴。ついで膝、太もも、腰と順々にゆがみが
消えていくが、現れるのは一様に鋼の鎧に包まれた体だった。
ただ呆然と、ゆがみが消えるのを目で追ったエヴィは、ついに謎の敵の正体と、改めて目があった。
「私はウスター・・・ただの傭兵だ。」
『鋼の死神』ウスター・ゾヘル
大陸全土にその名を轟かす、正体不明にして世界最強の傭兵を前に
ついにエヴィの意識は途切れた。
・・・すいません、長すぎた;;
ひとまず第一章完。次回、四幹部の一人と対面予定。
・・・いや、一応それも書き終えてはいるんですが
あんまり長いと顰蹙買われそうなのでひとまず;;
こいつ…ッ!ハッタリじゃねぇ!
スレタイ通りかつ読めない展開 やりおる!
これで2割か…ワクワクしてきたな…
・・・ふぅ。
510 :
INHUMAN:2010/02/21(日) 15:52:16 ID:5gsrOuz3
ちょっと、あんたたち!!
こんなスレッドを立てて非人間的だと思わないの!?
削除依頼を出して消してもらうかどうか、
分からないけど覚悟してなさいよね!!
さあ、潰れるざます!
逝くでがんす!
フンガ〜!!
まともに潰れなさいよ〜!!
>>510 強気ヒロイン腹潰しでフンガと逝くシチュですね、わかります
514 :
平凡な男:2010/02/22(月) 03:35:17 ID:NGyoaR30
襲撃
十一月の中旬、都内のマンションが密集する団地の公園に、一人の少女がブランコに乗っていた。
「勇、まだかな」
彼女の名前は広前 華乃、私立霧名高校の三年生で、武術部のキャプテンをしていた。元々スポーツ名門である霧名高校の武術部部長である華乃は三年の春の大会までは戦績は優秀であった。
その後も華乃の戦績が評価されスポーツ推薦で有名大学への進学を決めていた。そのため毎日、高校の部活に顔を出しては練習に勤しんでいる。
水色のカッターシャツの上から紺色のブレザーを羽織り、スカートは最近の女の子らしくスカートをわざと短く履いていた。そして、防寒対策にピンク色のマフラーと黒いストッキングを履いていた。
彼女が待っているのは夏に別れた元彼氏の日比谷 勇。今日は彼の誕生日で、華乃はどうしても渡したいものがあって、彼の帰宅路であるこの公園で待っているのだ。
「勇、私のプレゼントなんて・・・嫌がるかな・・・」
そう言って華乃はかばんの中にしまってあるプレゼントを心配そうな目で見つめる。
二人は小さい頃からの幼馴染で、今は都内に住んでいるが元は東北の人間だ。
親が親友同時の勇と華乃は兄弟のように日々を過ごしていた。だが、華乃が五歳のときに彼女を悲劇が襲った。華乃の両親が交通事故で他界したのだ。
それで、親戚も身寄りもなくなった華乃は、親の親友であった勇の両親に引き取られることになったのだ。
華乃が勇のことを好きになったのはそれからすぐ後のことで、落ち込んだ彼女をやさしく励ましてくれた彼の優しさに惹かれたのだ。
それから二人はスポーツに頭角を現すようになり、華乃は武術に、勇はテニスに才能を発揮し始めた。そして、名門私立高校である霧名高校にスカウトされ、高校生で上京したのだ。
そこで、二人はマンションで隣同士の部屋となった。
小さいころから勇のことが好きであった華乃は別として、勇はそのころには大人に近づきつつあり、華乃を異性として認識し始めていた。そして、華乃の気持ちにようやく気付いた勇は華乃に告白し、二人は結ばれたのだ。
それから高校三年生の夏までは二人は順調に進んでいた。しかし、夏休みに入った頃に二人は大喧嘩をしてしまう。理由は、勇がテニス部の後輩の女子と歩いていたところを華乃が目撃したからだ。
勇はただの後輩と無罪を主張したが、昔から負けず嫌いとやきもち焼きは人一倍の華乃は我慢しきれずに勇の顔面に一撃を御見舞してしまったのだ。武術部最強の女子である華乃と、テニスプレイヤーである勇とでは勝敗は明らか。
勇は一撃で目を回した。
その後、華乃は自らがやりすぎたことを反省し、勇と仲直りはしたもののさらなる悲劇が二人を待ち受けていた。
515 :
平凡な男:2010/02/22(月) 03:36:44 ID:NGyoaR30
夏休みの練習帰りに、華乃はまたしても、部活帰りに後輩の女子と歩いている勇を目撃してしまったのだ。しかも、その後輩の女子がとてもかわいらしかった。
体つきも、筋肉質な華乃と違い、ほっそりとしてどこかか弱く、胸も華乃より飛び出ていた。そうなれば、もはや華乃の焼きもちは嫉妬へと変わり、問答無用と
その場で後輩の女子の鳩尾に強烈な一撃を御見舞してしまったのだ。
後輩の女子は白目をむいて痙攣してしまった。
そして、そこで勇との恋もついえたのだ。
それが原因で、華乃は夏の大会で試合に集中出来ず、一回戦で敗退してしまった。
そして、その後も勇への想いを捨てきれない華乃は、長い間悩み続けたあげく、勇の
誕生日に汗拭き用のハンカチを贈ることにしたのだ。ハンカチには華乃自ら刺繍した勇の名前があった。なれない裁縫をしたために華乃の手はばんそうこうだらけであった。
「勇・・・」
先ほどから華乃の胸の高鳴りは一向に収まらない。
そんな時だ。
(あれ)
公園に人影が現れた。華乃のいる公園はマンションに付属しているもの。マンションの住人が来るぐらいならなんの不自然もない。だが、公園にやってきたのは明らかにマンションの住人ではないのだ。
(やだ・・・まさか・・・)
やってきたのは、全身黒ずくめ人。顔も黒いマスクをかぶっているために男か女もわからない。
(こないでよ・・・おねがいだから・・・)
だが、華乃の願いに反して、黒ずくめはどんどんと華乃のほうへと歩いていく。
(どうしよう、逃げたほうがいいかな・・・)
そう思い、逃げようとした時だ。華乃に妙案が浮かんだ。
(そうだ。もし、こいつが私に何かしたら少しぐらいわざと襲われて傷つけば、勇が優しくしてくれるかもしれない)
華乃には、目の前の黒ずくめが自分より弱い自信があった。だから、わざとやられてもいくらでも挽回出来る。返り討ちにして、なおかつ被害者となって勇に優しくしてもらえる可能性がある。
(やるしかない)
華乃は逃げるのをやめ、黒ずくめに向き合った。
ただ、華乃の作戦には一つだけ問題がある。この黒ずくめが襲ってこなければ作戦事態が成り立たないのだ。
(でも、その心配はなさそうね)
華乃は黒ずくめが確実に自分との距離を詰めてきていることから、相手が自分を襲うであろうと確信した。
516 :
平凡な男:2010/02/22(月) 03:37:10 ID:NGyoaR30
そして、黒ずくめが目前に迫ったとき、ついにその時が来た。
黒ずくめが、拳を華乃の鳩尾めがけて突き出してきたのだ。
(きた!)
華乃は一応腹筋を固め、敵の一撃を受けることにした。だが
ズム!
「こあぁ・・?!」
華乃の目が、信じられないといように見開かれた。
(え・・?)
黒ずくめの拳が華乃のカッターシャツの中心にずっぽりと埋没していた。
「え・・・うぅ・・・」
長年かけて鍛え上げてきた腹筋が、たったの一撃で貫かれていた。
「そ、んな・・・うぅ!!」
不意に、華乃の口の中に生温かい液体がこみ上げてくる。
(くそ!)
華乃はすぐさま黒ずくめとの距離を取るべく大きく後ろへ飛んだ。そして
「う・・うげぇ・・・」
胃からこみ上げていた物を吐き出した。
そして華乃は相手を甘く見すぎていたことを後悔した。もし、腹筋を固めていなければ一撃でノックアウトしていただろう。
華乃はいまだにじんと痛む腹を片手で押えながらきっと黒ずくめを睨みつける。
(ちょっとやばいかも)
華乃の目が、格闘家の鋭い物に代わる。そして、ブレザーを脱ぎ捨て戦いやすいように体を軽くする。
(少し痛むけど、まだ平気ね)
自分が腹部に受けたダメージを再確認し、まだ十分に戦えることを認識した華乃は冷静に黒ずくめの動きをとらえる。
一方、黒ずくめは華乃に向けて歩き始める。
二人の距離がどんどんと縮まり目と鼻の先まで迫る。
「やぁあ!!」
先に仕掛けたのは華乃だった。
得意の回し蹴りで相手の首筋を狙う。スカートが翻り、水色の紐ショーツが丸見えになることなど気にしていられない。
至近距離から放っただけあって、華乃の回し蹴りは見事に相手の首筋に直撃する。
「・・・!!」
声は出なかったものの、相手が呻くように顔をのけぞらせたことからその効果がわかる。しかし、黒ずくめは倒れない。
517 :
平凡な男:2010/02/22(月) 03:37:40 ID:NGyoaR30
もちろん華乃もたった一撃で敵を倒せるなど思っていない。華乃は直ぐに足を戻すと今度は拳を握り、相手の鳩尾へと叩き込んだ。
バシ!!
今まで多くの女選手をこの一撃で倒してきた。女性特有の鍛えても、鍛えてもどこか柔らかい鳩尾にずっしりとめり込んでいくあの感触。そして、自らの拳に伝わってくる相手の臓器の生温かさ。最後は頬をほのかに赤らめた選手達の目が白で満たされ、崩れていく様。しかし
「うそ・・・」
黒ずくめの鳩尾は男性の腹筋のような硬さであった。
(やっぱり、男・・・)
だが、華乃の一撃を受けてうめき声を上げない男などいない。なのに、目の前の黒ずくめはまったくと言っていいほど平然としている。目の前の黒ずくめは、今まで華乃が戦ってきた全ての男を凌駕する腹筋を持っているのだ。
そんなことを考えている華乃に出来た隙を敵は見逃さない。黒ずくめは未だに鳩尾に押しつけられている華乃の腕を掴んだ。
「し、しまっ!!」
慌てて後退しようとした華乃であったが遅すぎた。黒ずくめは万力のような力で華乃の腕を掴んで離さない。
そして黒ずくめは動揺する華乃の鳩尾に渾身のアッパーを突き刺す。
ぼくん!!
「かはぁ!!!」
二つの小ぶりのメロンのような双乳の真下にみちりと音を立てて圧倒的な破壊力を持つ凶器が埋没し、華乃の肉付きのいい丸尻がぶるりと震える。
「あ・・・くぅ・・・」
黒ずくめの拳は肋骨をかいくぐり、寸分の狂いなく華乃の急所にめり込んでいる。
今まで出会ったことのない圧倒的な力で鳩尾を撃ち抜かれ、華乃は涙を浮かべながら精いっぱい見開かれた。
だが、黒ずくめは拳を引き抜くと再度同じ場所に引き絞られた凶器を打ち込んだ。
「ごえぇ!!」
華乃の腹筋を完全に破壊した拳は、カッターシャツをらせん状にまきこみながらまたもや華乃の中に埋没する。巻き込まれたカッターシャツにより、肉付きのいい華乃の乳房がこれでもかと強調されていた。
胃を押しつぶされながらも必死にあふれ出てくる胃液を飲み込み続けた華乃であるが、既にあどけなさを残す唇の両端から黄色い液体が滴り始めている。
黒ずくめが華乃の中から拳を引き抜くと、華乃は力なくその場に崩れていく。だが、黒ずくめは許さない。
518 :
平凡な男:2010/02/22(月) 03:38:05 ID:NGyoaR30
華乃の落下に伴い、めくれるスカート。そこに現れた水色の紐ショーツ。黒ずくめはその中心に強烈な一撃を叩き込む。
「ひゃぁぁぁぁぁ!!!」
最凶の一撃が華乃の下腹部を壮絶に突き上げる。
めくれたスカートから露わになった真白な華乃の丸尻が頭より上の高さにまで突き出た。
黒ずくめの拳は手首まで埋没し、螺旋状に引き絞られた紐ショーツは華乃の秘部の形を惜しみなく露わにする。
「ひ・・・ひぐぅぅ・・・」
最強にまで引き絞られた拳は、華乃の未だ成熟しきっていない子宮を難なく破壊していた。
いつか、愛する勇との愛の結晶を宿らせようと、大切にし続けていた揺り篭の崩壊を感覚的に理解した華乃の目から大粒の涙がこぼれる。
だが、黒ずくめはそれでも飽き足らず、女の密集地帯とも言うべき下腹部に埋没させている拳を大きく捻じったのだ。
「ひぅぅぅぅ!!!」
途端、華乃の体に稲妻が走ったようにびくんと痙攣した。そして、華乃に第二の悲劇が襲うのだ。
「ひゃぁ!!」
ばしゃぁぁぁぁぁ!!
音を立てて決壊した華乃の膀胱から、小水が勢いよく溢れ出た。
水色の紐ショーツを一瞬で濡らした小水は黒いストッキングを濡らしていく。
そして次の瞬間、か細い華乃の喉元が大きく盛り上がった。
「こ・・・くぇ・・・・おげぇぇぇぇ!!!」
幼げな唇から黄色い液体が噴出した。
黄色い液体は華乃の喉を辿りカッターシャツを黄色く染めていく。
しばらくして、全ての内容物が華乃の胃から押し出されると黒ずくめは拳を引き抜いた。
体に力の入らない華乃は受け身もとれぬまま地面に落ちた。
「はう・・・」
白い尻を天につき出す格好で地面に落ちた華乃は満足に動くことも出来ず、両手で鳩尾を押さえた。
黒ずくめはそんな華乃を仰向けにすると、胃液よって黄色く染まった華乃のカッターシャツを躊躇なく引き裂いた。
すると、そこから現れたのはスポーツブラによって封印されている巨大な乳房と、うっすらと筋の通った引き締まった腹部、そして可愛く窪んだ臍であった。
「い・・・や・・・」
華乃は自らの肉体に視線を感じ、最大限の力を振り絞って黒ずくめの顔に拳を打ち込んだが、上下の急所を打ち抜かれた少女のそれな手の平で顔に触れるのと同意であった。
519 :
平凡な男:2010/02/22(月) 03:38:29 ID:NGyoaR30
だが、黒ずくめはそれを反撃とみなして可愛く窪む華乃の臍に猛撃をたたき落とした。
ドスン!!
「ごぇ!!」
鋼鉄のような硬さを誇る拳と地面とのサンドイッチ。黒ずくめの拳には、少女の生温かい肝臓を抉る感触が確かに伝わってきた。
「う・・・おぇ・・・」
あまりの鈍痛に何かを吐き出そうと喉をびくつかせる華乃であるが、既にその胃には胃液一滴残っていない。ただむなしく苦しげに舌を突き出して失った酸素を取り戻そうと口をぱくぱくさせるしかなかった。
そして黒ずくめは華乃のスポーツブラも引きちぎった。するとそこには予想通り、大きすぎもせず、小さすぎもしない、メロンと呼ぶにふさわしい真円の乳房が露わになった。
「わぁ・・・」
自らの胸が自由になったことを感じ華乃の頬がほのかに赤らめる。
だが黒ずくめは続いて華乃のスカートを引きちぎると紐ショーツへと手を伸ばす。
「いや・・・やめ・・・ひゃぁ!!!」
子犬のような声で哀願した華乃であったが、ショーツの中心を豪快に抉られると全身を狂ったように痙攣させる。
「あ・・・う・・・」
下腹部に再び猛撃を打ち込まれて華乃の戦意は完全に消沈する。
華乃がおとなしくなったことを確認した黒ずくめは、華乃の小水によって湿り気を帯び、なおかつ華乃の肉付きのよさを強調するショーツを容赦なく引きちぎる。
今まで勇にしか見せなかった華乃の、一切の茂みのない秘部が月光に照らされる。
(あぁぁ・・・)
絶望的な恐怖のあまり、華乃の目に涙が浮かぶ。
(助けて・・・勇・・・)
恐怖で怯える華乃をよそに、黒ずくめはポケットからあるものを取りだした。
(え・・・なに・・・それ・・・)
黒ずくめが取りだしたのは、男の肉棒の形をした棒だ。正確には、銀で出来ているようであった。
黒ずくめは、その銀で出来た肉棒を勢いよく華乃に挿入した。
にゅち
「あうぅぅぅぅ!!」
今までに勇の肉棒のみを迎えてきた華乃の秘部が、思わぬ物をねじ込まれて悲鳴をあげる。
だが、銀の肉棒は華乃の意思とは無関係に華乃の中を突き進み、そしてその最深部へ突き刺さる。
華乃の瞳孔が点のように縮小した。
520 :
平凡な男:2010/02/22(月) 03:39:00 ID:NGyoaR30
「あ・・・ごぇ・・・い・・・や・・・いさ・・・む・・・」
(いや・・・いやだよ・・・勇・・・)
今まで、華乃は自らの体をずっと勇に捧げたがっていた。胸も、あそこも、みんな勇のために、そして、破壊された子宮も勇の愛液で満たされ、そこで二人の愛の結晶を宿らせるための物。それを、華乃は圧倒的な力で破壊された。
だが、黒ずくめはやめない。今度は、ポケットから最悪とも言える危険物を取りだした。
「ス・・・タン・・・ガン・・・?!」
青い稲妻をビリビリと発生させる武器、スタンガン。用途は護身用から対テロ特殊兵器と幅広い物であるが共通して言えることは人体の内部に多大なダメージを与えるということ。黒ずくめの持っているスタンガンは明らかに軍用のようだ。証拠に稲妻の大きさがまともではない。
黒ずくめは、それを華乃の体に押し付けるのではなく、あまりの長さに華乃の中に収納しきれず飛び出している銀の肉棒へと近づけていった。
(ひ・・・!!!!)
高校三年生であれば必ず習う、物体の電導性。銀は、全ての物体の中で最も電気をよく通す物だ。それにスタンガンが触れればどんなことになるか。
あまりの恐怖に、華乃の肉列がびくびくと震えて黄色い液体を漏らす。
「いや!やめてぇ!そんなことしたら・・・きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
懇願が受け入れられることはなかった。
目で見えるほどの大電力のスタンガンが銀の肉棒の根元に押し付けられた。
「あがぁぁぁぁ!!!!」
華乃の体が極限までブリッチし激しく痙攣した。凄まじい電流が華乃の体内を駆け巡りでたらめに様々な器官を刺激していく。
「ごぁ・・・ひゅう・・・」
そして何を勘違いしたのか、小ぶりのメロンのような乳房の先端、ピンク色の乳首から白い愛液が噴水のように溢れ出る。
「やぁ・・・やめぇ・・・・」
体中に電気を流されながらの華乃は必死に哀願する。だが、黒ずくめは無情にも最後の一撃を放とうとしていた。
「いやぁ・・・・」
スタンガンを銀の肉棒の根元に押し付けたまま、黒ずくめはもう一方の拳を固く握り空高く掲げると、美しい三角ラインを描いている下乳の狭間にたたき落とした。
ズドン!!
「ぐぇぇぇぇ!!!」
公園に地震のような衝撃が走り、同時にぐちゃりという音が響いた。
華乃の危うすぎる肉体が完全に破壊され、肉列から流れる小水が滝のように吹き出てくる。
521 :
平凡な男:2010/02/22(月) 03:39:49 ID:NGyoaR30
最後の一撃は華乃の胃を破裂させたばかりか、肋骨を粉々に砕いて彼女の背筋まで抉っていた。
「か・・・こぇ・・・・」
もはやそれは少女の耐えられるものではない。上半身では鳩尾を深々と抉られ、下半身では強烈な電流が流し込まれていた。二つの急所をめちゃくちゃにされ華乃の意識は瞬時に吹き飛んだ。
そして、力の抜けた秘部からはとろみのある大量の蜜がこぼれだしていた。
「い・・・さ・・・む・・・」
ただ、一言を残して。
黒ずくめは確認のために鳩尾深くに埋没させた拳を大きくひねるが、もはや華乃は反応しない。その光の失われたうつろな目でただ自分を襲った犯人を見つめるだけ。
すると黒ずくめはようやくスタンガンを離して、拳を引き抜いた。
ぐぼっ!という音と共に拳が引き抜かれ華乃の唇からぷくりと胃液がこぼれる。
だが、襲撃者は本当の意味でのとどめを刺そうと、懐からダガーナイフを取りだした。
後はナイフを心臓に突き刺すだけ。だが
「何をしてる!!」
部活帰りの勇が、その光景を見てしまった。
いきなりの怒鳴り声に黒ずくめは驚いて走り出し、夜の闇へと溶けて行った。
その後、勇は目の前の光景に唖然とする。
「華乃・・・・」
可愛くて、でも強い、そんな華乃が口からは大量の胃液を吐き出し、秘部からは卵巣から無理やり蜜を押しだされ、膀胱をつぶされて小水を漏らし、秘部
には銀色の棒のような物が突き刺さっていた。おまけに、びくんびくんと体中が痙攣し、大きな二つの胸が大きく波立っている。その上、その先端からミルクが溢れているのだからそれも驚きだ。
「華乃!!」
勇はぐったりと横たわる華乃に駆け寄り、制服が胃液で汚れるのも構わず抱きかかえた。
「華乃!華乃!しっかりしろ!!」
すると、光を失っていた華乃の目に再び光が戻った。
「い・・・さ・・・」
しかし、その眼は焦点が合っておらず、目も開いてはいるがちゃんと見えているのか定かではない。
「華乃、俺だ!勇だ!」
すると華乃の目から大粒の涙がこぼれた。
「い・・さむ・・・」
「ああ、なんだ」
「か・・・ばん・・・」
「かばん?」
522 :
平凡な男:2010/02/22(月) 03:40:30 ID:NGyoaR30
「とって・・・」
勇は言われるがまま華乃のかばんを取ると、中からプレゼント用の包装に包まれた物を見つけた。
「これ・・・まさか・・・」
「う・・・ん・・・」
華乃は勇からその包を受け取ると、再び勇の前に差し出した。その震える手で。
「お・・・たんじょう・・・び・・・おめで・・・とう・・・」
「まさか・・・このために・・・」
勇はその時、ようやく華乃の手がばんそうこうだらけであるのに気がついた。
「華乃・・・」
「勇・・・ごめん・・・ね・・・」
「謝るのは俺のほうだ・・・ごめん・・・」
もっと早く帰宅していれば、そもそももっと早く仲直りをして、一緒に帰宅していればこんなことにはならなかった、と勇は自分を責めた。
「勇・・・」
「なんだ」
「好き・・・キス・・・して・・・」
「ああ、俺も好きだ・・・愛してる・・・」
勇は華乃の唇に自らの唇を重ねた。
(うれしい・・・勇・・・)
華乃の意識はそこで暗転していった。
「華乃?」
唇を離してみるとすでに華乃の目から光が消えていた。
「華乃!」
勇は華乃の大きな胸をかき分けて谷間に手を突っ込むと、すでに心臓がその鼓動を停止させていた。
「駄目だ華乃!死ぬな!」
勇はその後、心臓マッサージと人工呼吸を繰り返した。
華乃の悲鳴を聞いた近所の人の通報と勇の懸命な救命活動により華乃は一命を取り留めることができた。しかし、体の損傷はあまりにも酷く、肋骨
の粉砕骨折、子宮、膀胱、卵巣の圧壊、肝臓損傷、胃の破裂、電流による神経系の損傷と十四時間にもわたる大手術が必要な程であった。当然ながら、彼女の格闘家としての選手生命は永遠に断たれた。
ここで終わりなの?
なんぞこれ
525 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 21:43:50 ID:Ycf47hMg
いやうまいじゃんw
やっぱ鍛えた腹筋を壊すのはいいね
腹筋と一緒にプライドも破壊したい
ラブラブ系は他所でやれ
ここってラブ系禁止だったっけ?腹攻めならokな気がするが…
腹責めがオマケで、ラブがメインとかにならない限りは大丈夫かと
腹パンありゃ俺はおk
530に同意
そりゃ残念な話だ
久しぶりに書かせてもらいます。
「それではこれよりCDリリースを掛けてのタイトルマッチを開始します!」
スタジオ内に設けられたリングに上がった男がマイクで宣言をすると同時に、
観客席からは大きな歓声が上がった。
「青コーナー、パラドックス事務所所属〜、YUMA!」
リングアナのコールで、青コーナーの女性が手を上げてリング中央まで歩み寄る。
二年ぶり、4枚目のシングルを掛けてこのリングへと上がっていた。
学生のころグラビアアイドルとしてデビューし、後にロックミュージシャンへ転向、
その恵まれた体を惜しげも無く見せ付けるかのように、きわめて布地の薄い
黒のセパレートタイプのコスチュームを身につけている。
「YUMA!ガンバレー!!」 観客席からの声援に右手を上げて笑顔で答える。
自軍のコーナーに戻ると、YUMAのマネージャーが、近づき、そっと耳打ちをする。
「大丈夫か星野」
「大丈夫よ、グラビア時代は良くジムとかに通ってたんだから」
「それだって何年前の話だ?」
「それに、ボイストレーニングの為に腹筋だって、ほら」
そう言いながらグローブをはめた手で自分のお腹を指し示す。
其処には鍛え上げシッカリとした‘腹筋,がある。
「それに、リーチがぜんぜん違うわよ」
そう言って対戦相手の少女のほうに目を向けると同時に、リングアナのコールが起こる。
「赤コーナー、ファイナル・プロダクション所属〜、姫野若葉!」
呼ばれた少女はパタパタとリング中央まで元気に走ってくるとジャンプしながら両手を挙げる。
「応援よろしくお願いしマース!」
まだ、かばんを背中に背負う姿が似合う少女だ。
ツインテールにした髪形に、かわいらしいピンクのコスチューム。
腰のところにスカートのような、短いヒラヒラが付いており、それが動くたびにピラピラと、捲くりあがる。
そのたびに会場からパシャパシャとフラッシュがたかれる。
顔に満面の笑みを浮かべながら大きく両手を振り観客にぺこりとお辞儀をする。
大手芸能プロダクションに所属し、3歳の頃にドラマデビューを果たし、
このたび、写真集の着いたデビューシングルを出す予定だという。
芸暦はYUMAよりも大先輩に当たる。
そんな彼女であるからYUMAとのリーチの差は明らかだった。
勝った方はCDが発売されて、負けた方は『そのCDの発売禁止』を受ける。
『日本著作権管理運営委員会』によるまさに生き残りを掛けた厳しい闘いである。
やがて二人ともレフェリーによりリング中央にまで呼ばれ細かな指示を受けていく。
おおむねボクシングのルールと同じだが、顔面へのパンチだけは今後の仕事に差し障るので
禁止されている。並んでみると、若葉はYUMAの胸の辺りまでしか届いてない。
「おい、チビ、痛い思いをする前にギブアップしちまいな」
「はい? それはこっちの言葉なんですけど?」
始まる前からお互い一歩も引かない覚悟で激しくにらみ合いが続き、その様子に会場から歓声が上がる。
レフェリーに促され両者コーナーに戻り互いに相手を睨み合う、と、
「ファイッ!!」
レフェリーの掛け声と共に勢い良くYUMAはダッシュをかけ若葉の『薄い胸板』に拳を叩き込む。
「キャッ!」
それを受け苦痛に顔を歪ませながら二、三歩後ろによろよろと若葉は下がる。
「逃がすかよ!」 YUMAは追い討ちをかける為踏み込み肩と言わず、胸と言わず、
情け容赦なく拳を叩き込んでいった。その度にYUMAの自慢の胸が大きく揺れ動く。
YUMAのファンから歓声と、若葉のファンから悲鳴とYUMAに対する罵声が飛ぶ。
若葉は両手で固くガードを固めるが、それをこじ開けるように力ずくで拳を叩き込んで
行き、ついにはズルズルとその場に力なく倒れこんでいった。
「おい、レフェリー! ダウンだ!」 YUMAは叫びながら倒れた若葉にグローブを突きつけアピールする。
「あ、ああ、ニュートラルコーナーに下がれ……ん?」 レフェリーがYUMAを下がらせ
若葉に向き直った時。
だらんと足を投げ出した若葉はオイオイと涙を流していた。
「おい、あのちび泣いてるぞ! 私の勝ちじゃないのか!?」
YUMAに指摘されレフェリーも困惑した表情で「おい、姫野降参か?」
戦意を確認するとフルフルと首を振りヨロヨロと立ち上がる。
「ま、まだ……闘え、ます」そんな健気な仕種に会場中から歓声が巻き起こる。
「ちぃ……」 YUMAは軽く舌打ちをすると、ごしごしとグローブで涙を拭いている若葉に近づいていく。
「ん、だよ、これじゃあ本当にただの弱い物苛めじゃねえか」
(しゃあねえなぁ、とっととブッ倒しちまうか)
「おい、ちび、こんだけ引っ叩いたんだから、その水着の下のちっちぇ胸は大きくなるだろうから写真集取り直せよ」
パシパシと両手のグローブを叩き合わせながらゆっくりと若葉に近づいていく。
一方、YUMAが近づくたびに恐怖に怯えた表情で両手を顔のところに当てたままその場を動かない若葉。
観客は今まさにライオンに食べられる小鹿を連想していたであろう。
悲鳴にも似た歓声が会場に響く。
(取り敢えずもう胸じゃなくて腹に思いっきり叩き込んでやるか)
思いっきり踏み込んでアッパー気味に叩き込むしかお腹に当てるのが良さそうだ。
ロープ際から動かない若葉との距離をじりじりと詰めて行く。
「悪いけどこの後、新曲発表会見やるからあんまり時間無いんだ」
じっくりと距離を詰め若葉の幼いお腹に叩き込むため拳を引くYUMA。
と、
すっと後ろに下がった後若葉はロープの反動を利用し急速に前に出る。
そして、
ドス!
YUMAの鍛え上げた腹筋を打ち崩すかのような渾身の一撃が今までの恨みを晴らすかのように叩き込まれた。
「あ!? う、うげ……」
腹のそこからこみ上げてくる物を我慢するよりも早く、若葉のパンチが次々と、YUMAの
腹へと叩き込まれてゆく。
「い、いぎ! あがぁ」
声になら無い悲鳴を上げるが若葉の拳はYUMAの腹筋へと情け容赦の無いダメージを与え
続けていった。
観客達は思いもかけない逆転劇にシンと静まり返っていたが、やがて大歓声が巻き起こり
会場は最早若葉コール一色であった。
(こ、こいつがきの癖になんでこんな重いパンチ撃てるんだ?)
取り敢えず距離を取ろう、そう思った瞬間。
ギュッ!
自分のリングシューズを、若葉が踏みつけてきた。
「逃げようとしても無駄だよ」
驚いたYUMAの耳に若葉の冷たい声が響く。
「最初に美少女ボクサーがピンチに陥ってその後、大逆転これが今回の私の役」
そう言うとにやりと笑い、「あんたはそのヤラレ役ってわけ」
「くっ!」
とにかくこの状況をどうにかしないと。
そう、YUMAは考え、動きを止めるべく拳を若葉へと叩き込むが先ほどまでと違い、
若葉は全く動じた様子は無い。
「ど、どういうこと?」あせるYUMAに、 「アンタほんとにバカねさっきまでのは演技」
ドス!
絶望的な言葉と共に絶望的な一撃がYUMAの腹へと叩き込まれ。
「あ、あががぁぁ」大きく目をむくYUMAの足から若葉はスッと自分の足をどける。
その途端支えを失い前のめりにYUMAが倒れこむ。
「やったね、わーい、勝ちました!」早々とニュートラルコーナーに戻ると観客席に笑顔で手を振る若葉。
最早試合前半のダメージは完全になさそうだ。
その様子を、マットに倒れたまま憎憎しげにYUMAは見つめる。
「くそ、おかしい、あのチビの体であんなパンチが出せるはず……」
その間もレフェリーのカウントが進んでいるのに気が付き、慌ててYUMAは立ち上がる。
何とかカウント8でファイティングポーズを取る。
「やれるか? YUMA?」 レフェリーの確認にコクリト頷く。
だが腹へのダメージは思ったより大きいフラフラとした足取りで若葉に近づく。
若葉も一瞬不愉快そうな顔をしたあと観客へのアピールを止めYUMAへと歩を進める。
カーン。
二人が近づくより早く第一ラウンドが終了する。
YUMAは安堵で、若葉は名残惜しそうにそれぞれのコーナーへと戻る。
「ひどいな」YUMAのセコンドは腹の具合を見ながら呟く。
氷嚢で冷やしているが、赤黒く晴れ上がり、とてもあれほど年下のパンチを受けたとは思えない。
自慢の腹筋は完全に破壊されていた。
チラリと二人は反対コーナーを見た。
「ねえ、あいつらこっち見てるよ」
YUMAと目があった若葉は傍らに立つ男に声をかける。
「ああ、姫野ちゃんが何でこんなに強いのか不思議に思ってるのよ」
「マネージャー、念のためグローブを普通の物に取り替えて、此処からは私のパンチでも倒せるから」
「わかったわ」
姫野若葉の陣営は、予めグローブに仕掛けを施しておき、そのパンチ力を増していた。
また、コスチュームにも、吸収剤のような物を付け多少のパンチならば、
ダメージが通らないようになっている。
「姫野ちゃん、焦り過ぎよ、本当なら3ラウンド目ぐらいで倒す予定だったのに」
「うるさいわね! アイツ、ムカついたんだもん、それにこれ結構痛いんだけど欠陥品じゃないの?」
マネージャーに対して怒りを露にはしているが、顔は勤めて冷静さを保ち、
時折かかる声援には笑顔で答え手を振る。
「兎に角、アイツのお腹もうぼろぼろよ、次に私自身で完全に壊してやるんだから見てなさい!」
反対側のYUMA陣営では、
「ねえ、あいつ、グローブ取り替えてない?」
「ああ、くそ! そういうことか、あいつらなんか細工してやがったんだ」
「なるほどね、道理であんなチビがあんなパンチ出せたわけだ」
「おい、そうするとたぶんアレにもなんか細工してるんじゃねえのか」
マネージャーがピンク色のスカート付きの水着を指差す。
(そうかもね)
YUMAは心の中で呟く。 其れならば今までの事が全て納得いく。
「おい、星野」
「棄権なんてしないわよ、あのガキに世間の恐ろしさ叩き込んでやるわ」
氷嚢をマネージャーに渡し、立ち上がると、反対コーナーの対戦相手の少女を睨みつけた。
「ねえ、マネージャー、あいつすっごく睨んできてムカつくんだけど」
「熱くなっちゃ駄目よ姫野ちゃん、冷静に行かないと」
「五月蝿いわね! いいわアイツに芸能界の恐ろしさたっぷり叩き込んでやる!」
そう言いながらぴょんと立ち上がると、
「観客の皆さん! 若葉、次のラウンドも頑張りますので応援お願いします!」
客席にぺこりと頭を下げる。
その途端会場中から歓声が沸き起こる。
第二ラウンドのゴングが鳴り、今度は若葉が矢の様に飛び出してくる。
「このー!」 可愛らしい掛け声と共に、的確に痛めたYUMAの腹へと拳を叩き込んでくる。
「さっきとは全然重さが違う、テメエやっぱりグローブに細工してやがったな」
ガードを固めながらYUMAが若葉を睨みつけると、
「当たり前でしょ、アンタみたいなやつとまともに殴り合えるわけ無いじゃない」
涼しい顔で若葉が告げる。
「!? この、てめえぇ!」
ドス!
怒りに任せて若葉の体に拳を叩き込む。
「ふわ! い、イターい!」
良く通る若葉の悲鳴が会場を包み、会場からは一斉に『若葉ちゃん頑張れ』コールが起こる。
「ほーら、皆アンタの負けを期待してるよ?」
グローブで顔を隠しながら若葉が挑発する。
「このくそガキ!」
だが、YUMAが踏み込んだそれにあわせる様に、若葉は一歩踏み込むと、
強烈なボディーブローを叩き込んだ。
「ぐへぇ……!」
威力はさほどでもない、だが、今までのダメージの為、YUMAの身体が大きく沈む。
(楽勝ね、思ったよりも梃子摺ったけど)
「会場の皆さーん、皆さんの声援のおかげでワカバ、勝てました!!」
両手を振り上げぴょんぴょんと飛び跳ねる若葉。
(今だ!!)
崩れかけていた体勢を立て直すと、軸足に力をこめて、残った力を右腕にこめる。
其のまま隙だらけの、目の前の標的に向かいYUMAは飛び上がるように拳をその腹へと叩き込んだ。
「エッ……! ブオォ!!」
若葉のコスチュームの防御機能を完全に上回ったYUMAの全身全霊の拳がその幼い腹へと叩き込まれ、
一瞬その小さな身体が宙に浮いたのではないかと、誰もが錯覚するような一撃だった。
今までの可愛らしい悲鳴ではなく、くぐもり潰れた様な声を上げ、若葉は崩れ落ちていった。
「レ、レフェリー……カウントを……」そう告げると、YUMAはどさりと背中をコーナーポストへと預ける。
「あ、ああ……ワーン・ツー……」
ピクピクと痙攣していた若葉はカウントを聞くと、ジリジリとロープを掴み立ち上がり始めた。
「わ、……わたしは、負けない……!」
じりじりと歯を食いしばりながら少しずつロープを掴み上へと上がっていく若葉。
がくがくと震えてくる足に必死に力をこめる。
だが、気持ちとは裏腹に足には力は戻らない。
「あ、くっ! くそー!」
汚い言葉を吐き、力なくズルズルと崩れ落ちていく若葉、
ドスンとしりもちを突き、ブルブルと若葉が体を揺らす、その途端。
「あ! いや! いやああ!!」
ぶしゃあああアアアアア!!!
スカートの中の股間部分から足元に水溜りを造って行く。
ビクビクと体を震わせながら若葉は絶叫した。
「いやああ! だめええ! とるな!! 撮るなぁぁあ!!」
「……ナイン……テン!!」
少女の絶叫と共にテンカウントが告げられ、パシャパシャと一斉にフラッシュが巻き起こる。
「勝者! YUMA! 之によりCD発売権はYUMA選手の物になり姫野選手のCDは発売中止となります!」
アナウンスが会場に響き、YUMAは大きく右手を上げる。
リングサイドからは感極まったマネージャーが飛び出し、YUMAへと抱きついた。
「おい、やめろって、発売が決まっただけだろ」
そう言いながらチラリと、対戦相手だった若葉を見る。
ショックの為か、気の抜けたような顔をし、完全に前後不覚になっている。
「あの子にとってはキツイ歌手デビューになっちまったな」
ボソリと呟くと、会場に向かいもう一度大きく片手を掲げた。
後日、YUMAのCDは順調な売れ行きを見せ、
また、若葉の事務所は写真集の方だけ発売し、それは先の事件と相まって、跳ぶように売れたという。
有難うございました。
そして、5が二つできてしまったのと、
sageと入れたのに下がらなくてすいません。
ではまた。
GJ過ぎる
アイドル同士の腹責め、しかも、片方にジュニアを持ってくるあたり、フェチってモノを分かっている
奇を衒ったわけでもなくふつうにボクシングなのもいいですね。
楽しませていただきました。
こんばんは。
避難所をお借りしている者です。
絵が描けましたので、うPさせてもらいました。クズみたいな不味さの絵だけど、話の雰囲気をつかむ程度に思っていただければ。
場所は前回と同じうpろだライブラリー。
lib221270
パスは前回と同じです。
んで、小説の方も絵の展開と同じだけ更新しておきました。
やっぱり名乗らずにいても、絵柄でわかっちゃうものですかね?
また描いたら話の方も更新していきます。
お待たせしてごめんなさいまし。
くぎゅボイスの悪魔娘の続きは?
>>547 遅かったか……再うp願えないでしょうか!
小説が良かっただけに余計に気になる!
550 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 19:59:49 ID:gcdvUQbM
>>547 すみませんが、もう少し場所を教えてください(頭を下げる)
うpろだ@2ちゃんライブラリに再うpしておきました。
lib222680
DLキーも前回と同じです。
かッ、勘違いしないでよね!?
アンタがどうしてもっていうから仕方なくうpしてあげただけなんだから!!!
微妙にツンデレになってないw
その前回のキーを探しにレス遡るのが微妙にめんどくさい
いや、しっかりローカル保存しましたがw
確かに目欄にでもパス書いておいてくれるとより一層ありがたいかも知れないwww
絵がある方がより一層興奮するなw
続きもwktkしながら待ってます
556 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 16:15:45 ID:GhY+82TT
>>551 すみませんがパスワードを教えてください(頭を下げる)
那覇市
すいません誤爆
>>551 ありがとうございます!小説との相乗効果もあって最高の絵でした。
絵も小説もこのレベルとは本当に多芸な事で羨ましい限りですw
これからも是非頑張って下せえ。
腹責めは狭いようで幅広いジャンルだけど、好きなシチュ(または好きなSS)ってなんだい?
何かグッと来るものがあれば、それに応えられるSSを書こうと思ってまふ。
ストイックな格闘美女が今まで培ってきた自信毎ブチ抜かれる感じが
悪くは無いがそのシチュ何度目だ
逆に腹筋が欠片も無い少女か幼女が固すぎる肉棒でお腹をこねくり回されるとか
>>560 好きなシチュっつーか好きな妄想をw
書いてもらえたら泣いて喜びます
鍛えてるかっこいいお姉ちゃんが、何らかの脅迫を受けてリングに上がる。
セクシーな衣装を着せられた女の対戦相手は異常な馬鹿力の男で、序盤の善戦も虚しくフルボッコ。
最終的にアザで真っ黒になった腹筋を押さえながら病院送りに…
ってな感じでw
お目汚しサーセンw
>>560 前から打つ腹もいいけど
下から打つ腹もいいものですよ…
膝とか、振り上げるタイプの蹴りとか
「赤ちゃん産めなくなっちゃう」
「産む気だったのか?それは残念だったな…だがその心配はもう必要ない」
いままで金的蹴りで対戦相手を倒してきた女格闘家が…みたいな
負けたほうが脱がされるとか輪姦されるとかで必死に打ち合う女の子達とかいいな
もちろんMFも好きです。
技量では負けず懸命に反撃するも、一方的にダメージ蓄積していく格闘少女・・・
気力で立ち続けるもついに膝を付き悶絶とか嘔吐とか。
雪辱のため過酷なトレーニングに耐えるシチュも好き。
絵師さんが昔公開してた絵みたいに、地下ボクシングっぽい
シチュエーションがいいなぁ。
それに腹にめり込むならグローブが一番映えると思うんだw
めり込むというか、グローブは内臓に衝撃伝わる感じがいいんだよね。
素手とかじゃ表面の痛みが増えそうで
金髪ヘソ出しカウガールボクサーが最初は艶やかな笑顔でエキビジョンマッチのリングにノリノリで挑むも、
技量もパワーも何もかも上なスキンヘッドのガチな攻撃に圧倒されて足元とかフラフラ
コーナーポストまで追い詰められてドコドコとリズミカルに腹部を連打されて、
打ち終えた時にしどけなくスキンヘッドにもたれかかりがらズルズル崩れていくのとか好き
おまいらそこまで具体的な妄想なら自分で書けよww
>>572 妄想内でなら毎日10作は出来てるから問題無い
>>573 それ書いたって言わない
尚更自分で書いてみたら?
じっくり熟成させたらGJの嵐が吹き荒れるかもよ
とりあえず
>>565をネタに書いてみます。
どんくらいかかるか分からないので気長に待っててね
文才が無い俺には妄想は積み重なっても十行より長い文章は書けないんだ・・・
もしくはスイーツ()みたいな文章になる
>>565を元にssを書いているのですが、
「脅迫を受けて女の子が戦う」という部分について、こんな脅迫がいいという注文はありませんか?
女の子の闘志の原動力になりつつ、失神KOされた時により悲惨さが増すような、
カタルシスが得られる動機はないでしょうか
初ssなもので、住人に頼ってばかりですみません!
>>576も書いてみなよ
俺だって文才に自信は無いよ
ちなみに主人公は学生です
>>567みたいに負けたほうが脱がされたり輪姦される条件だといいと思うの
御意見ありがとう
無理やり脱がせるとかいかにも女同士のやり方っぽくていいですね。
何らかの裏イベントの試合って感じで書いてたけど、恨みを持つ他学生による決闘と見せかけた罠!
という感じにでもしてみます
脱がせたり、ライバルの彼氏にレイプされるといった表現はあるかもしれませんが、輸姦はちょっとかけないかもしれません。
鈍い音を鳴らしながら古びた扉を開け、少女が中に入ってくる。
少女の身長は170cmほどだろうか。そのポニーテールに纏められた美しい黒髪と、魅力的な褐色の長い肢体が強烈な印象を与える。
辺りを見回すと、小さめの倉庫の中はほとんどからっぽで、ポツンと佇むリングを中心にいくつかのパイプ椅子が置いてある。
少女はリングを見据え、ゆっくりと前に歩き出した。
少女の名前は夜上美夏。
18才の高校3年生で水泳部のキャプテン、更に小学校の時から空手を習っており、黒帯を締める程の実力者だ。
17才の時美夏は空手で県大会ベスト3に輝き、地元ではちょっとした有名人だった。
彼女を注目の的にしている理由はこれだけではない。
彼女の三体数は86・56・83と、まだ学生とは思えない驚異的なプロポーションの持ち主だった。
生まれつきのスリーサイズに加え、彼女のシェイプアップされた健康的な肢体は間違いなく彼女の血の滲む努力で作り出されたものである。
大きな胸は肩の筋肉に支えられ、水着を突き破らんばかりの激しい自己主張をしており、男女問わず注目を集める。
スラリとしながらも筋肉の密集した腰にはほとんど脂肪が付いておらず、彼女のアイデンティティでもある6つに割れた腹筋が常に浮かび上がっている。
そして長い手脚はしなやかに鍛えられ、その筋肉の密度にも関わらず女性的な魅力を失ってはいなかった。
もちろんそんな彼女を男子たち(正確には一部に女子生徒もいるようだが)は放っておかず、何人もの生徒が告白したが、未だ交際を了承された者はいない。
彼女は正義感も強く、気弱な男子生徒や後輩の女子には慕われ、優しくストイックな性格と外見的魅力も合わさって学校のヒーロー…いや、ヒロインとなっていたのだった。
しかしそんな魅力たっぷりの彼女にも敵対する者はいる。目立てば目立つほど嫉妬は買うものだ。
特に彼女と犬猿の仲の女生徒達がいる。同じ学校の生徒であり、更に同じ空手道場に通う三人組だ。
三人の内のリーダーは菊池松子(「まつこ」ではなく「しょうこ」)。彼女もまた美少女で、段位は美夏に一つ劣るものの黒帯を締めている。
多くの共通点をもつ2人だが、大きな違いは性格にあった。
美夏が学校のヒロインなら、松子は学校のイジメッ子達のリーダーといったところだろうか。
水泳部という設定は必要なんですかね?
583 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 21:21:46 ID:bsSUCdg3
水着の美少女がバトルの末にボロボロにされる姿は良いものだと思う。
「しょうこ」なのは「まつこ」だと更衣室シリーズのが浮かんじゃうからでしょうかw
相手が不細工でも、男でも、美少女同士でもそれぞれおいしい。
それは単純に着せればいい話であって、水泳部設定が必要だと思わないけど
強さの説得力を損ねさせる水泳部という設定は不要ではないかと
ストイックに鍛えてたのなら、なんで二足のわらじ履いてんだ…という疑問が沸いたので
日焼けした肌が好きなんで…
特に手足、首が日焼けしてて普段競泳水着を着ている胴体だけ白いってのが…
戦うときは競泳水着は着ません。腹筋に刻まれたアザが見えないので
でもポニーテールにできるほど長髪の水泳部ってよく考えると変w
キャラの名前は更衣室シリーズとミストさんの作品のオマージュです
今ボコられるシーンを書いてるんだけど、正直仕置き人さんのパクリと呼ばれないか心配だw
>>585 アドバイスありがとう!
今見たらこの設定は趣味で付けただけで後の展開に関わってなかったので消してみます。
日焼けは普段肌出して活動してるから、ってことにしときますね。
連投が過ぎるよ。
初SSで興奮してるんだろうけど、スレの私物化をしないように気をつけて
作品は期待してる
590 :
仕置きな人:2010/03/16(火) 00:47:51 ID:QgEgige3
>>587 全裸待機で応援してるお!
・・・自分は妊娠中の嫁にコノ趣味知られてエライことになったw
みんなも気をつけるべしw
>>586 君望だと思えばおkw
まあ個人的にスイマーは肩幅はグングン広がってくのに脂肪残して筋肉テクスチャー目立たないので好きでもなかったりするw
>>590その名前…仕置き人さんですか!?
僕仕置き人さんの作品読んでこのジャンルに興味持ったんですよ。
本人にコメントされたなら光栄です。
今、主人公の対戦相手の男のスペックを書き直しているんですが、外見的特徴や
言動について、こんな外道なら良い。という注文はありませんか?
>>589さんの言う様に、ちょっと書き込みし過ぎたので、以後自重します。
いい加減にしろ
お前は他人の望んだ物しか書けんのか?
読み手ってのは職人のオリジナリティを見たいんだぜ。
んな媚びられても嬉しくもなんともないわい
痛い人なんだろうな
自分のブログでも作ってそこでワイワイやってくれ
スゲー
書くのって中々大変なもんだけど、読むだけの奴が要望聞かれただけで何言ってるんだ
このスレはあいつの日記帳じゃねーぞ
他で書いてろ
少しマナーがよろしくないな。
SS書きってのは役者みたいなもんだ。
これから観客の前で劇やろうって人間が、作品について一言二言いうぐらいならともかく、
これはこうであそこはこんな設定で…って何時間もくっちゃべってたら野次が飛ぶだろ?
今はそういう状況。
ただ文章力はありそうなんで、作品には超期待している。頑張ってくれ。
598 :
エネエネ:2010/03/16(火) 17:27:11 ID:poj4Bei8
良スレ発見
今のが落ち着いたら書いてみようかな。かなりマニアックになるけど
夜のボクシング部部室、リングの上には2人の少女が互いを睨みつけながら佇んでいた。
背の高い少女の名前は夜上美夏。18才の女子高校3年生で、ボクシング部の部長を務めている。
背丈は170cm代前半といったところだろうか。ポニーテールに纏められた黒髪、
三白眼の鋭い目つき、そして褐色に日焼けしたグラマラスな肉体が強烈な印象を与える。
彼女の趣味は肉体を鍛錬すること。その肉体は筋肉の密度の割に女性らしいフォルムを失っておらず、
特に彼女のアイデンティティでもある美しい6つに割れた腹筋はシャツを着てもその形が分かるほどだった。
対のリングポストに佇む少女は、同じ学年、同じ部に所属する菊池松子(「まつこ」ではなく「しょうこ」)。
栗色のウェーブした髪をツインテールに纏め、同じく魅力的ながらも真っ白な肌は、ワイルドな美夏とは正反対の、
お嬢様のような印象を与える。しかし高慢な彼女もボクシングへの興味は強いようで、肉体の鍛錬は欠かしていないようだ。
彼女は県知事の娘で、生まれの良さを利用して傍若無人に振舞っており、学校で恐れられていたのだった。
2人はなぜこれから戦おうとしているのか。
肉体を美しく保つことが生きがいの美夏に対し、松子の生きがいは学内の生徒を屈服させ、お嬢様気分を味わうという幼稚なものだ。
しかし松子にとって、自分の仲間たちの脅しや嫌がらせに屈せず、部長という立場や実力でも優位に立ち続ける美夏は存在が不快だった。
2人は入部当時からいざこざが絶えず、どちらも部内のエースを争う実力者だが、未だ決着は着いていない。
松子の、自らの征服欲を満たせない美夏への嫉妬、憎悪は限界に達しつつあった。
ついに2人は決闘という形で雌雄を決しようとしていた。「負ければ勝った者に従う」という、松子らしい悪趣味なルール付きでだ。
美夏はそれに不安を感じながらも、彼女の好戦的な性格と、卒業前にライバルとの決着を着けたいとの思いから、了承したのだった。
「あんた、負けたらしっかり約束守ってもらうよ。」鋭い目で相手をみながら、落ち着いた口調で美夏が言う。
「ふふ、もちろん。あなただって負けて泣きべそかいても、許してあげませんよ?」からかう様な子供じみた口調で松子が返す。
美夏のウェアは、上はハーフトップ型のスポーツブラで、胸から下は普段服の下で日に焼けていない自慢の腹筋が見て取れる。
下に履いているのは、トレーニング用の光沢ある素材のホットパンツだった。魅力的な足が強調されている。
男子の目が無い女子高だからこそ、このような格好で部活に参加しているのだろう。
松子の格好も、美夏の美貌に対抗してかほぼ同じだが、違いはスポーツブラの色が黒で、花の刺繍がワンポイントになっているくらいだろうか。
ボクシングシューズは2人とも同じ物を使っていた。
部室に居るのは2人だけではない。他の部に所属する者が2人。
2人の名前や所属する部活は美夏の記憶に無いが、いつも松子とつるんでいる、腰巾着のような2人組だ。
松子が2人に命じ、開始のリングが鳴ろうとしている。基本ルールは一般のボクシングと同じだが。
この決闘はラウンド制を無視する。なので2人はどちらかが倒れるまで休み無しだ。
カァン!! ゴングが鳴る。
美夏の感覚は研ぎ澄まされ、真剣勝負の期待に肌が沸いた。
試合開始から2分ほど経つ。
まだ大きな動きは無いものの、両者の間でハイレベルな拳の応報が繰り広げられる。
美夏には松子との決闘にに臨むにあたって、1つ有利な点がある。
松子の得意技、必殺のフィニッシュブローは、相手の体力を浪費させてからの渾身のボディブロー。
しかし対する美夏は彼女の得意技を受け止められる程の腹筋をもっているのだ。
試合は続く。松子のブローを紙一重で避ける度、美夏のスリルを求める本能が刺激される。
(よし! 乗ってきた! 次のラッシュの間にアイツをKOしてやる!)
松子のパンチに合わせ疾風のようにカウンターパンチを放つ。松子は運良く交わすが、絶好調の美夏を前に血の気が引いた。
松子は慌てて距離をとり、気を落ち着かせる。美夏は余裕なのだろうか、積極的に責めない。
その澄ました態度が松子をイラつかせる。彼女は勢いよく美夏へ距離を詰めた。松子はいつも焦ると得意技を振り回す癖があった。
(来た!ボディ撃ちより早くあたしの拳をアイツの顔面に届けてやる!)美夏も上半身を前に出し、素早く前に出る。しかし次の瞬間
ズルッ! 前に飛び出しながら踏み込んだ足が思い切り滑った。リングは濡れていない
(あれっ!?何でこんなところで滑るの?ちゃんとシューズの手入れしてるのに…)慌てて眼を足元から前に戻すと、松子の拳が迫っていた。
ドゴッ!!「ゲボォォッ!」鈍い音と同時に呻き声が響く。美夏は自分の全体重と前進のスピード、そして怒りに燃える松子の全力が合わさったボディ撃ちを受けたのだ。
「うぐぅぅぅうぅぅぅうぅ!!??」腹を押さえ、立ったまま大きく体を屈し、足は内股になる。
美夏は思考が定まらずパニック状態だ。滑ったこと、最悪のボディブロー、そして松子の拳に感じた硬い感触だ。(まさか、あいつ…)
しかし今はこの状況を脱しなければ。体制をとりなおし、素早く後ろに振り向きながら前を見渡す。視線の中に松子がいない…
瞬間、彼女の視線の斜め下から拳が見える。(クソッ気付かなかった。横から!)
ドグゥ!「ゴブッ!」ガードも間に合わず、またもや拳が腹筋に突き刺さる。圧縮された胃の内容物がほんの少し、口から飛び出す。
「ぐえぇぇ!」美夏にとってこの2発目は致命的だった。怪しい点はあるものの、彼女の自身の表れがたった2発で打ち砕かれたのだ。既に美夏の膝はガクついている。
「松子ぉ…あんた、何か…」口から液体をたらし、相手を睨みつけてつぶやく。松子は無言だ。ポーカーフェイスの裏では美夏の様を嘲笑っているのだろうか。
再び拳の応報。しかし体力を失い、精神ダメージも負った美夏に先ほどのキレは無い。一心不乱に攻める美夏。
しかし彼女が大ぶりの拳を放った途端強烈なカウンターがの彼女の頬に返ってきた。一瞬意識が飛ぶがすぐにガードを固め持ち直す。
松子は美夏と数cmの距離まで距離を縮め、左手で彼女の片手を無理やり捉える。ガードをこじ開け、右手は大きく振りかぶっている。
(まさか…まだ狙う気なの…)いつの間にか強気な彼女は松子におびえ切っていた。正確には松子でなく、彼女の拳なのだが。
なんだかスローに感じる。美夏が片手でパンチをガードしようとしながら、松子の目を見た。
いつものふざけた態度から想像もつかない暗い目つき。その目つきは崩れかかった美夏の心に殺気すら感じさせた。「や、やめ…」
グチャッ もはや弛緩した腹筋は防御もままならない。一瞬遅れて美夏の口、鼻から吐瀉物がまき散らされる。
足に力が入らない。呻き声とも悲鳴ともとれない声をあげ膝を着き、松子にしがみつく様に前に倒れる。
「汚いわね、触らないで!」松子に突き飛ばされ仰向けに倒れた。顔全体に吐いたものがかかってしまった。
松子の合図を受け、取り巻きが嘲笑いながらリングに寄ってくる。痛み、そして格下と思っていた相手に負ける悔しさの中、美夏は意識を失った。
腹パン小説さえ読めれば私は嬉しい。
どれほどの時間が経ったか、水をかけられ美夏が目を開ける。
リング上で仰向けに大の字で倒れている。体は汗だくで服が張り付いている。足はほとんど動かない。まだダメージは抜けていない様だ。
目の前には松子とその取り巻きがおり、松子はすでに制服姿だ。取り巻き連中が手に持つ物は何だろうか。カメラ?逆光でよく見えない。
「起きたわね、美夏。さっきは惨めだったわ。あんな醜い負け方、恥ずかしくない?」いつもの上から見下すような態度だ。
「…松子、私のシューズと、あんたのグローブ、何か…」言いながら首を起こした美夏だが、恐ろしいものを目にする。
両者のシューズとグローブは脱がされている。これでは不正の確認ができない。しかしそんなことより、美夏は自分の腹部を見て絶句した。
彼女の白く、自慢の腹筋に3つのドス黒い痣ができている。その痣を中心に腹筋全体が歪んでいた。(な、なによこれ……)
視認した途端、忘れていた腹部の鈍痛が戻ってくる。美夏は顔を歪めた。
「シューズとグローブが何か?まさか、私達が何か細工したとでも?あなた、負けておいてそんなことを言うなんて、見損なったわ」蔑みの表情を浮かべる。
「せっかくあなたを倒すために必死で特訓したのに、あんまりだわ。」もっともらしく言うが嘘だろう。
「もしかして、負けてからそんなこと言う為に、わざとシューズの確認をしなかったんじゃねーの?」「うわっサイテーだこいつ」ようやく2人の取り巻きが口を開いた。
「とにかくあなたは負けたの、美夏。約束には従ってもらうわ。」3人がにやりと笑う。
「な、なによ…一体何をしろっての…?」怪訝な顔で美夏が言う。
「そうねえ。まずは私への服従の印として、ヌードモデルにでもなってもらおうかしら、2人とも!」取り巻きが美夏の手足を一本づつ無理やり抑えた。
「え…なっ…何考えてんのあんた!話せよお前ら!」抵抗しながら必死に叫ぶ美夏。
「うっせーよ!負け犬が命令すんじゃねえ!」「うっわ、汗くっせえなコイツ、きったねえ。」取り巻きの屈辱的なセリフが美夏に刺さる。
(畜生、こんな格下、私のパンチ一発も耐えられない癖に…)
「コイツ抑えらんねーよ。松子、お願い!」右の女が言う。
笑いながら松子が片足を上げる。その足で自分をどうするか悟った美夏。
「い、いや!お願い!やめて」言い終わると同時に足が降ってくる。
ズムッ 彼女の腹にローファーが食い込む
「ぐえ゛ぇ゛ぇぇえ゛!」
目は見開き、もはや中は空っぽの胃はまるで動物のような呻き声を絞り出すしかなかった。
かろうじで荒い呼吸を保つ美夏。抑えられた両腕と弛緩した下半身、反射的に曲げられた膝、まるでおむつを替える赤子の姿だ。
ぐったりした彼女の耳に、ジョキンと嫌な音が聞こえる。我に返ると、ブラは斬られ乳房に三人の視線が集まっていた。
「あっ、あああ…」絶望の表情で美夏は呻いた。薄く開いた目から、静かに涙が流れる。
誰にも見せたことの無い美夏の胸。大きく形のいい乳房が波打つように揺れている。
日焼けした手足と違い白く、汗でしっとりとした胸の真ん中にピンク色の乳首が上を向いている。その様子に、押さえつけている2人は息を呑んだ。
「あらあら、こんなにきれいなオッパイを持ってたなんて知らなかったわ。他の人にも見せてあげなくちゃ。ふふふ」
もはや美夏は無抵抗だった。
「じゃあ、次はこっちを取ってあげましょうか。」3人の視線が美夏の下半身に集まる。
汗と、腹部への責めにより漏れた液体で湿ったアンダーウェアが、開いた両足の間に張り付いている。
こちらはハサミを使わず足の間を通して脱がすつもりのようだ。2人が美夏の太ももを抱え、下半身を軽く浮かせる。
ウェアがズルズルと脱がされ始め、ついに陰毛が見えるかという時、美夏の手がゆっくりとウェアをつかんだ。
「お願い…そこだけは許して…そこだけは…」美夏は意識を保っているのだろうか、同じ言葉をうわごとのように繰り返す。
「あら、まだ起きてたなんて、あなたってすっごくタフなのね。見直したわ。でももう無理よ。明日にはあなたの写真がそこら中で見れるわ。」
残酷すぎる言葉を放つ松子だが、美夏には届いていない。
「お願い…やめて…他のことなら何でも聞くから…」
「へえ、他のこと?そうね……じゃあ、諦めなさい」冷たく言い放つと、再びゆっくりと足を上げる。
もう美夏の意識は消えかけ、最後に考えていたことを壊れた再生機のように繰り返していた。
(おねがい…ゆるして…もうやめて…)
ズシッ 美夏に衝撃が走る。
再度、無慈悲な足が振り下ろされ、更につま先で美夏の内臓をぐりぐりと踏みにじった。
ビクッ、ビクンと、美夏の全身が痙攣する。この攻撃が、弱り切った彼女への止めとなった。
消えかけの意識に霧がかかってゆく。周囲の状況は地獄だが、ようやく解放された彼女には快感を伴って感じられた。
震えていた体がゆっくりと地に投げ出され。彼女の守っていたアンダーウェアがついに取り外される。
無理やり開脚させられ、陰部どころか肛門まで3人に観察される。
美夏は気にしていなかったのか、ちじれた陰毛は量は多くないものの殆ど処理されてない状態だった。
「ハーフパンツ穿いてるからって、ムダ毛処理くれえしろよ!」取り巻きの1人が笑う。
「ほんと、身だしなみもできない女だったなんて、見そこなったわ…それに、オシッコ臭いし…」臭いの原因は明らかに松子の暴行によるものだが、松子は無責任に呟く。
「オイ、こいつ、すごい表情で寝てるよ!」顔のそばにしゃがんだ女が言い、美夏の顔に3人の視線が集まる。
その顔、目は白目を向き、下はダラリと垂れ、顔中の穴からは体液が流れ出していた。
どれだけの苦痛を受けたか物語る表情を浮かべているが、まるで笑っているかの様にも見える奇妙な表情だった。
観察に飽きると3人は美夏を持ち上げ何処か外に運び出す。
部室の電気が消え、扉が閉ざされると、無人の部室は静寂に包まれた。
おわり
すばらしい出来 GJ
・・・ふぅ。
おお、初SSとは思えない良作だ。GJ!
これからめきめき実力を伸ばして名書き手になる匂いがするぜ。
前書き・後書きどっちか入れるぐらいなら全然構わないが、
あまり書く前から喋りすぎると叩かれる事が多いから、そこだけ注意な。
後は全く問題ナシ。むしろ非常にすんばらしい。改めてGJ。
投下前に呟いてた内容とずいぶん違うな。
書き直した?
なんにせよ濃くて気に入ったよ。
次はもっと失禁要素多めでw
うまいけど萌えキャラ(?)に三白眼って珍しいなw
三白眼ってスト4のジュリで初めて知ったわ
あーいう眼が好きな人もいんのね
平凡さんの522ってあれで全部なの?
格ゲーの腹パンならデドアラ2HCでタッグ技で羽交い締めにして腹パン連打するやつが萌えたな
3以降に実装されてるかしらんけど、されてるならハイデフ画質で腹パン拝みたいもんだ
かなり大きめのアップロダありますか?
うpします。
具体的に何Mかにもよる
斧なら問題なく対応できると思うが
「女子ボクサー調教 ぼっくす! りみっくす」なるゲームを作ったのでそれうpしようと思うんですよ。
あとTRPG版もある
ほう。興味ある。
で、何メガくらいだい
うほッ芯棒たまらんぜw
>>616 ぜひぜひうpっしてくれい
619 :
614:2010/04/01(木) 12:00:34 ID:nvOagrpS
スレッドを間違えました。
もう一つの方にうpします。
>616
がんばって作ってください。
動画です。
620 :
616:2010/04/01(木) 15:12:12 ID:YI8ywEyu
ごめん、実はエイプリルフールなので>614の書き込みを便乗&利用させてもらったw
ちょっと理解に苦しむ
つまらんな
さすが に やって いいこと と わるいこと は くべつ しようね
625 :
エネエネ:2010/04/05(月) 14:54:12 ID:LaKtD4nO
この雰囲気打破の為にちょっとしたの書くかな…金髪美女が凌辱されるの
>>625 ぜひぜひおながいします
ところで陵辱って腹責めー>陵辱のコンボだよね?
627 :
エネエネ:2010/04/06(火) 14:34:30 ID:Mzfc2ywP
わっ反応あったw
今夜か明日あたりスタートさせます。
もちろん腹責め凌辱ね
週末まで待ったけど、投下無いね
そうだね
630 :
エネエネ:2010/04/12(月) 15:48:39 ID:FLE4vz+3
颯爽と書き込もうとしたら自宅PCがアクセス規制くらったのorz
会社PC&携帯から書き込むからもうちょっと待っておくれ
最近なんか規制ばっかりだわね。
どうなってんのか
嫌ですわねえ奥さん
ってか投下するする言ってる嘘つきどうにかしろよ
634 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 01:27:54 ID:5Z5SbPtG
もうちょっと待てっておっしゃってるじゃない
エクササイズで引き締まった腹がセクシーなツンデレ美女の
>>633 を羽交い絞めにして
力の限り腹パンチ
という妄想w
パンチではなくくすぐりというのはスレチだろうか
くすぐり→パンチ→くすぐり→繰り返し
なら至高。
どんな理由であれ、すぐに投下出来ないのなら宣言なんてしないほうがいい
投下がくるまで息を潜めて皆でじっと大人しく待っちゃうスレだからね
題材のわりに対応が良スレだよな、ココ
腹責め紳士とでも呼ぶが良い
640 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 00:30:37 ID:P9lBLWiG
まさかこのスレでエネエネさんを見かけるとわw
某浣腸スレではめちゃくちゃ興奮しました!。
俺は2チャンネルの中でも抜群に文才があると思うので、期待してます!!。
鈴木サリナがどっかの番組で腹筋自慢してて、軽く腹パンチさせててめちゃ興奮したw
鍛えた腹筋が自慢のアイドルを番組で腹責めしまくるシチュとかいいな
土気色の顔してても、事務所のために
「まだまだ・・・これくらいのパンチ、全然平気ですョ」
とかいっちゃうのw
ラブホテルの照明というやつはよく出来ている。
その黄金色の光にかかれば男の肌さえ妖艶に映るからだ。
しかし俺の前に横たわる女は、そんな小細工など必要ない。いい肌だ。
さて、こいつは何者か。
160cm51kg、スタイルを見ればグラビアアイドルとも思えるだろう。
だが腹を触れば異常なほど鍛えられている事がわかる。
吸い付くような手触り、これはそこらの女と同じ。
だが1度押すと驚く。まるで生ゴムのような弾力性なのだ。
体重を込めて肩で押し込むと逆に上半身が跳ね返ってしまう。
「うっ!……はッ…は、モヤシくぅん、いいよそれ」
女が喘いだ。
モヤシくんとは俺の呼び名だ。嫌味っぽく聞こえるが愛称だと信じたい。
俺をモヤシ呼ばわりするこの女は芦屋恭子(あしやきょうこ)という。
女子キックボクシングの元フライ級日本王者だ。
8連続防衛という化け物じみた記録を持ち、誰も挑戦者しなくなったので最近階級を上げた。
つまり今はスーパーフライ級になる。
もっとも彼女のキック力は男を2発で泣かすレベルなので、1階級上げても変わりがない。
むしろ相手に勝つより、体重が階級の下限リミットを割らないよう苦心するらしい。
男なら暴食して膨らませれば済むが、あいにく恭子は見目がいい。
客の大半は恭子のスレンダーな肢体を見に来ているので、下手に体重を増やせないのだ。
今の女子キックの興行を支えているのがまさに恭子と言っても過言ではなく、
スタイルが崩れでもしたら協会からお叱りを受けるのだとか。
考えてみてくれ、そんな相手からセックスしろと強いられる男の気分を。
しかもただのセックスじゃない、“腹を殴りながら”の結合だ。
そう、この恭子は腹を殴られて火照る変態なんだ。
……そうしたのは他ならぬ俺なんだが。
「モヤシくん、早く続き……してよ」
恭子が蕩けた目で催促してくる。
しばらくぶりのセックスだからか、ひどく張り切っている様子だ。
俺は再び恭子の腹に触れた。
前にやった時は本当に岩のようだったが、今はうっすらと脂肪がついている。
今が試合のないオフシーズンだからだ。
この時期は練習を押さえ目にしてフィジカル中心で鍛える。
ケーキや肉も食い放題で、恭子にとって最も幸せな期間だろう。
殴る方としてもこの状態の腹が一番楽しい。
俺は汗にてかる恭子の下腹を円を描くように撫でた。
凹凸が心地良い。つくづく見事な腹だと思う。
腰から尻にかけてのラインは女性的だ。
ただし普通の女性とはやや違い、よく練りこまれた、という細さだ。
側筋が綺麗に浮かび上がっている。
よく見れば薄らと6つに割れてもいるが、逞しいというよりセクシーだ。
涼やかな顔やすらりとした太腿がそう思わせるのかもしれない。
俺はその美しい腹にやおら鉄槌を振り下ろした。
「むぐっ!」
恭子が呻き、ベッドが軋む。俺は腕を引き絞ってさらに左右の連打を叩き込む。
恭子は息を詰まらせながら俺の目を見つめていた。
頬を真っ赤にし、口端が上がっている。なんともあどけない微笑だ。
「ふん、何だよその顔。変態め」
俺もつられて笑いながら殴り続けた。
「う゛、ぐふぶっ!んぐうっ、ぐむ゛っ!!」
恭子は弾むベッドに身を預け、されるがままになっていた。
殴るたび白い脚がぴくんと跳ねる。
次第に開いていく脚の間からは蕩けた秘部が覗いていた。
汗の匂い、女の匂い、健康的な肌。
それらの情報で俺の逸物は痛いほどに屹立していく。
俺は恭子の腿の間に腰掛けて腹を殴り続けた。
尻にむちむちした腿が擦れて気持ちいい。
「あが、うぐ、お…うっぐ!!!」
恭子が目を瞑った。
秘部に目をやるとシーツにまで愛液が伝っている。だらしない事だ。
だがその開いた割れ目の前では、俺の逸物も同様に先走りを零していた。
もうお互いの興奮も限界らしい。
「恭子、挿れるぞ?」
聞くと、恭子は目を開いて頷いた。
情熱的な恭子は中出しを好む。
だから俺達のセックスはいつもピルを飲んでの生性交だ。
腰を進めると、もう互いに愛液塗れ、ぬるりという感触で滑り込んでしまう。
「あ、入って、くるっ……。」
恭子が小さく呟いた。
膣内は熱く相当にきつい。そこへ奥まで無理に捻じ込む。
恭子が腰をうねらせた。
それがあんまり可愛くて、腹にフック気味の一発を見舞ってやる。
「うぉぐっ!!」
恭子が身を捩って叫んだ。同時に俺の逸物に痺れが走る。
足腰を鍛えた女性は締め付けが強い。
恭子は特に強烈で、挿入したまま腹を叩くと肉を食い千切りそうな圧力になる。
例えるなら、自分の逸物を両手で、全力で握りしめるようなものだ。
俺も初めは余りの痛さに叫びながら腰を引き、抜き去る途中で射精するという無様を晒した。
だが慣れというものは恐ろしい。
今や恭子のその締めでないと射精に至らないようになりつつある。
俺は逸物を根元まで沈めたまま恭子の腹を殴り続けた。
恭子はそのたび嬌声を上げて締め付ける。
ぐっちゃぐっちゃぐっちゃ、ばちっばちん、ばちん。
水音と激しく肉のぶつかる音が何重にもなって響く。
「あん、あう、うう、ぐうっ、くあう!!」
恭子がそのたびに良い声を上げる。
俺はその声に昂ぶり、ある時ついに背がぞくりとする射精感を覚えた。
極まりだ。
俺は腰を入れて最後に強烈な裏拳を叩き込む。
すると恭子の中が逸物へ噛み付くように締まり、うねり、ふうっと緩まった。
その弛緩に許されて逸物から熱い迸りが流れ出す。
迸りはどくどくと恭子の膣奥に流れていく。
亀頭の先の辺りが痙攣しているようだ。恭子も達したのだろうか。
俺はいつも射精をさなか、汗にまみれた恭子の身体を抱き締め、
ああ今この身体を孕ませてるんだな、なんて妄想をしてしまう。
雄としてこれほど誇らしい瞬間は他にない。
結合を終えた後、回復が早いのはいつも俺だ。
逸物を抜き去って冷蔵庫へ向かい、恭子の分のコーラも出してやる。
恭子は横向けになって腹部を撫で回していた。余韻に浸っているのだろう。
自分では解っていないだろうが凄い姿だ。
顔は熱があるように赤く、乳首はしこり立ち、腹筋は痙攣し、秘部から愛液が溢れ出し。
持ってきたコーラをちょいと腹に当てると、びくんと跳ねる。
「ば、馬っ鹿!冷たいよ」
恭子は今さら恥らいながらコーラを受け取った。
俺はコーラを飲む恭子を眺めつつ、鞄から二枚のチケットを取り出す。
格闘マニアの女子高生が活躍するという新作映画だ。
恭子はこの手のアクション物が好きだった。
「おお、『旋風少女』かよ!?観る観る!!」
チケットを見せると案の定の好感触だ。
「来週、練習が終わったら観に行こうぜ。ジムまで迎えに行く」
俺はにやけるのを我慢して言う。
「おうっ!」
恭子は勢いよく頷いた。
※
翌週の水曜、俺は数ヶ月ぶりにジムの前に立っていた。
大学入学を期にやめはしたものの、高校時代は随分と世話になったものだ。
恭子と出会ったのもここだった。
ただそんな大切な場所に、俺はある理由で中々近寄れずにいた。
午後3時、そろそろ恭子と約束した時間だ。
そろりとジムの戸を開ける。
途端に縄跳びの音、サンドバッグの軋む音が響いてくる。
ジムに恭子の姿はなく、代わりにすぐ近くの椅子に会長が座っていた。
前より髪の毛が薄くなったかもしれない。
「……会長、ご無沙汰してます」
俺はそっと会長の元へよって耳打ちした。
すると会長が振り向き、目を見開く。
マズい。
「うおお哲、哲じゃあねえか!!てめぇ久しぶりだな、達者でやってたかよ!?」
会長は椅子から立ち上がるなり大声を張り上げた。
ジム中の視線が俺に集まる。
すると髪を赤や金に染めたいかにも族な女達がたちまち俺を取り囲んだ。
彼女らは俺を凝視して息を吸い込む。
「………お久しぶりィーーっす、哲哉先輩ッッッ!!!!」
ジムを震わせるような大声が響き渡った。
俺は思わず竦んでしまう。
俺がジムに寄りたがらない理由はこれだ。
ジムのボスである恭子と付き合っているせいで、俺までこんな恐ろしい奴らに慕われている。
「おい、モテモテだなぁ哲!」
会長が丸太のような腕で背中を叩いてくる。冗談じゃなく背骨が折れそうだ。
俺は苦笑いしながらジムをうろつく。
リング近くに山口先輩がいる。ラガーマンのような体格だ。
昔はその見た目が苦手で避けていたが、話してみると案外温厚な人だった。
クルーザー級のキックボクサーで、実力は日本王者の恭子に次ぐ。
まぁそれゆえいつもスパーリングでボコボコにされている可哀想な人でもある。
「山口さん、お久しぶりっす」
近寄ってみるとやっぱり怪我をしている。
「お、哲っちゃんか。久しぶりじゃのぉ」
先輩は足にテーピングを受けながら俺に視線を向けた。
「あいつ、相変わらず容赦ないですね……」
俺は何故か申し訳ない気分で頭を下げた。
しかし先輩は笑う。
「いや、今日は随分とご機嫌じゃ。これもはしゃぎ過ぎての一発だしの。
何かえぇ事でもあるんじゃろうか?」
山口さんは全てを知っている笑みで俺に問いかけた。
俺が頭を掻いていると、更衣室の戸が開いて噂の恭子が姿を現す。
ジムの誰もが恭子の格好に息を呑んだ。
まず引き締まった腹筋が目に飛び込んでくる。
ヘソ出しルックというやつだ。
上は腹部を覆わないピンクシャツ、形状からサラシのようにも見える。
そのピンクシャツに半袖の黒ベストを重ね、
下は太腿に密着するこれまた黒のホットパンツ。
ベストとパンツの黒が白肌を強調し、ピンクのシャツが清楚な愛らしさを増す。
計算されたファッションだ。だが最も恐ろしいのはそこではない。
サラシ状のシャツから谷間を見せる豊かな胸、ホットパンツの裾から零れるむちりとした太腿、
そして中央に晒された側筋の浮かぶ腹。
それはもう単なるファッションではない。鍛え上げた身をアトリエにした肉体賛美だ。
似せるだけなら他の女性でも可能だろう。
だが滲み出る凄みまで再現するのはどんなアイドル、どんなモデルとて不可能だ。
そのオーラは日々を闘いに捧げる格闘家にのみ纏えるもの、
その美しさは神の気紛れと気の遠くなる鍛錬の末に奇跡的に生みだされたもの。
俺の知る限り、その格好ができる女性は恭子しかいない。
「カッコいい……」
「さ、最高っす恭子サン!!」
族の女達が黄色い声を上げる。
「ええのぅ、あんなのを連れ歩けるんじゃからの」
山口さんも俺を小突いた。
恭子はそれらに目をやりながら、ゆっくりと俺に近づいてくる。
思わず脇によけ花道に混ざりかけた俺を、一体誰が責められよう。
「悪ぃ、待たせたな」
恭子はまっすぐに俺を見上げて笑う。
髪の毛から果実的なシャンプーの匂いが立ち上ってくる。
俺は夢ではないかと疑った。未だに、だ。
「まだ3時だぞ、本当に練習はもういいのか?」
俺が問うと、横から会長が答えた。
「おう、最近は水曜を休養日にさせてんだ。軽く練習して、後は夜に走るぐらいだな」
さらりと言う。
だがその『走る』のだって、俺が5人いても達成できないキツさだ。
ランニングに付き合った時を思い出すと今すぐ吐ける。
この160cmしかない華奢な女は普段、そんな次元の違う世界に生きている。
だが今だけ、今日だけは、芦屋恭子は俺の彼女だ。
俺達は通り中の注目を集めているといっても過言ではなかった。
すれ違う奴が皆振り返って二度見していく。
確かに恭子は健康的な美人だし、痩せっぽちの俺とは釣り合わない。
だがそれだけで皆が振り向いたりはしないだろう。
最大の理由は恐らくオーラの違いだ。
恭子は何かを極めた人間特有の「強者のオーラ」に満ち溢れている。
逆に痩せっぽちの俺からは明らかな「弱者のオーラ」が溢れている。
虎とウサギが仲睦まじく歩いているようなものだ。
それは当然注目を浴びる。
そして恭子はドSだ、遠慮なく腕を組んできやがる。
そうなれば男の嫉妬心が俺へ向かうのに。
今も前から歩いてきた柄の悪いガキが、すれ違う瞬間に俺の耳元で囁いた。
「調子乗ってんじゃねぇぞ、モヤシ。」
俺は黙って視線を逸らす。
ああいう手合いと一々絡んでいては命が足りない。
「ビビってんじゃねぇぞ、モヤシ。」
隣で恭子が可笑しそうに真似をする。
思わず殴りかけるがやめた。
人前で女を殴るのに躊躇った…んじゃない。どうせ当りっこないからだ。
「怒った?」
恭子が顔を覗き込んできた。
「……腹が減った」
俺は少し意地悪い言い方をする。罰として奢れ、という意味だ。
恭子はくすりと笑った。
「おっちゃん、味噌ラーメン2つ、モヤシ大盛りでお願い!」
恭子はいつも通りのさばさばした口調で言った。
屋台のオヤジは見た目清楚そうな恭子の来店に驚きを隠せない。
「…嫌味か?」
モヤシ君こと俺は椅子に掛けながら問う。
恭子はまたニヤけた。今日は本当にずいぶん機嫌が良い。
「何で?私大好きなんだよ、モヤシ。」
告白とも取れる言葉で俺を惑わす。
「はいはい。モヤシが、ね」
俺は慌てない。慌てないが、脳内で良い様に解釈してほくそ笑む。
心なしかオヤジまで笑顔だ。
バカップル扱いは嫌いだが、俺達はこの時、確かに幸せの最中にいた。
※
屋台を出てしばらくした時だ。
大通りへ出ようと脇道に入った途端、突然何人かに囲まれた。
「よう似合わねぇお二人さん、デートか?」
そう喧嘩を売る男はドレッドヘアの黒人だ。
2メートルはあるだろうか、威圧感が凄まじい。
「何よ、あんたら……」
恭子は静かに黒人を睨みつける。珍しく余裕のない眼差しだ。
黒人の後ろにはバットを持ったレディースがおり、
俺の後ろに雰囲気のおかしい長髪男、恭子の傍にガムを噛む女子高生がいる。
「そう冷たくすんなよ。時に姉ちゃん、随分いい女だな。
そこの坊主とは今日んとこサヨナラして、皆で楽しもうや」
そう肩に手をかけられた瞬間、恭子は動いた。
シパンッ、パン!
ローで黒人の膝を崩し、下がった顎を打ち抜く。
黒人は声もなく倒れた。
さらに恭子は素早く振り向いてガムを噛む少女の腕を押さえ、腹に一撃を見舞う。
「うごぇあっ!!?」
少女は目を剥いてその場に崩れ落ちる。
「っ!?…おいチャン、こいつ格闘技やってんぞ!」
浮き足立ったレディースが長髪に叫ぶ。
流石は恭子だ、と俺が歓喜に震えた瞬間、ふと首筋に冷たい金属が触れた。
ナイフだ。
気付けば長髪の男が俺の背後に張りついていた。
煙草臭い息が鼻をつく。
「お嬢さん、そこまでだ」
長髪の低い声で恭子が振り向き、表情を凍りつかせた。
俺の頭も同じく凍りつく。
男だぞ?女を人質に取られて困るのが男だろ、俺が人質になってどうする!
俺は男の手を振り払おうとした。
だが細腕にも関わらずやたらと力強い。
ぐ、ぐ、と二度抗って失敗する。その直後、顎に鋭い痛みが走った。
「いっ!」
つい悲鳴が上がる。
ジンジン来るやばい痛みに汗が伝う。
「あ…て、………哲哉あああぁッ!!!」
恭子が俺を見て絶叫した。
珍しいな、そんな呼び方。そんな事を思いながら目線を下げる。
シャツの襟首が赤く染まっていた。
血が流れているのだろう。恭子の顔からすると、かなり派手に。
「脅しと思うな。余計な事をすれば動脈をいく」
長髪は淡々と述べた。
声色からも、雰囲気からも、本当にやってしまう奴だと解る。
俺はそれで心が折れたが、あの恭子さえ力が抜けたように壁へ寄りかかる。
俺のせいだ。俺が不甲斐ないばかりに。
「……どん詰まりまで行くぞ」
長髪が命じると、レディースが黒人と女子高生を起こし、俺達を路地奥へ連れ込んだ。
路地奥はまさに『どん詰まり』という表現が相応しかった。
コンテナや鉄骨が上の見えないほどに積まれ、悪趣味なペイントで彩られている。
下はひび割れたアスファルトだ。
人気の無いここで俺達を囲むのは4人。
ブレザー姿の女子高生と、バットを持ったライダースーツのレディース、
ドレッドヘアの黒人と、俺にナイフを突きつける長髪。
どうやらこの長髪がボスらしい。
俺の傷には一応の手当てがされたが万全とはいえない。
特に心のダメージは深刻だ。
たとえ格闘技を齧っていてもナイフの脅威には勝てない。
むしろナイフには絶対に立ち向かうなと教育されてきたのだ。
だから俺は大人しくする他なく、そのため恭子もされるがままだ。
「姉ちゃん、拳は乱暴だがイイ身体してんなぁ」
ドレッドの黒人が尻を撫でた。
「ほんと、でかいチチも張りがあるわ」
レディースはシャツを捲り、ブラジャーを毟って乳房を露わにする。
恭子はそんなことをされても毅然と前を睨み据える。
3人はそれを可笑しそうに見つめた。
「お尻も胸も凄いけどさ、やっぱ一番はここじゃん?
見せ付けるようなカッコしてるし、自信あるんだろーね」
女子高生がそう言って恭子の腹部を撫でる。
そうやってしばし撫でた後、彼女はおもむろに腹を殴りつけた。
「んうっ!!」
恭子が声を上げる。
「ふわー、硬ぁい。やっぱ只者じゃないねぇお姉さん。
でも実はあたし、空手やってんだ。今度は耐えれるかな?」
女子高生はそう言って距離を取る。恭子も足を開いて踏みしめた。
「…エェヤァッ!!」
女子高生は一喝し、大きく踏み出した左脚を軸に身を弾き出して突きを放つ。
堂に入った移動突き。
防御は疎かだが攻撃だけは熱心に練習するタイプだろう。
当然その威力は高い。
「うんんんぅっ……!!!」
恭子は内股になって後退を堪えつつ、顔の筋肉を引き攣らせる。
「あらら、耐えちゃったよ」
女子高生は呆れたように呟いた。そして手をパンと打ち合わせて笑う。
動く玩具を見つけた子供のようだ。
「いいねいいね、じゃあドンドン行くよぉ!」
ブレザーが風を切り、正拳が恭子の腹に叩き込まれる。
右の突きが入った瞬間には引きを利用して左が迫っており、ドドンと連続で突きが入ることになる。
しかも肝臓の寸分違わぬ位置に、もう7回も。
「うげおあっ!」
同箇所に何度も連発はさすがの恭子でもつらい。
恭子は腹部を押さえて後退する。一打ごとに押し込まれ、今度でついに壁を背負った。
「ホラ、後がないよ」
女子高生は腹を押さえる恭子の手を除けさせ、へそに左の中指を差し込んだ。
そのままくりくりとほじくり返す。
「ねェ気持ちいい?これ」
女子高生は指を執拗にねじ入れながら問い、恭子が大きく息を吐いた瞬間に右拳を叩き込む。
「おこえぇおっ!!!」
恭子は口を一杯に開いて叫んだ。
へそから丹田を刺激して呼吸を乱され、肺を空っぽにした所への一撃。
これはもう耐えられる道理がない。
「うぅ、あ……」
恭子は壁に背を預けたままずるずると腰を落とす。
両手は腹を押さえ、皺の刻まれた額からは相当な痛みが見て取れた。
「っしゃダウン!ほらほら早く立ちなよ、ワン、トゥー…」
女子高生ははしゃぎながらカウントを取る。
恭子は気丈にも膝を曲げて立ち上がった。
「はい、おかえり!」
同時に構えていた女子高生の突きが肝臓へ叩き込まれる。
「けおぉっお、ぐ!!」
恭子は耐え切れず再び崩れ落ちた。
何とか立とうともがくが、すぐにまた腰を抜かし、バンと床を叩いて受身を取る。
「いつまでも芋虫みたくチンタラしてんじゃねぇよ」
レディースが倒れた恭子の脚を蹴り上げた。
恭子は汗まみれの顔で睨みあげる。
「ふん、ご立派な面構え。こっちもまだまだ終わらせねぇよ?」
レディースが目配せすると、女子高生が恭子の腋を抱えて引き起こした。
恭子はそのまま羽交い絞めで立たされる。
「いい格好だなオイ。これでもう倒れる心配は要らねぇわけだ」
空手家の女子高生に代わり、今度はレディースが構えを取った。
女子高生の突きも酷かったが、レディースの責めもやばい。
恭子は羽交い絞めで動けず、腹筋をする時のように手を後頭に組んで耐えていた。
その腹をレディースが延々フックで殴りつける。
殴り方に容赦はないが、責め方もまたいやらしい。
胸にコンプレックスがあるのかやたらに恭子の乳房を嬲りまわす。
ピンク色の乳首を指先でこりこりと潰し、苦しむ様を見ながら腹を叩きまくる。
豊満な乳房が三角になるのだから、よほどの力で引いているのだろう。
「んん、んん゛!!」
恭子は悲鳴を押し殺しながら必死に耐えていた。
殴られるたび内股の脚が直角に張る。苦しげだがどうにも逃げられずにいる。
試合でも恭子がこれほど苦悶する事はない。
どちっ、どちっとレディースの拳が叩きこまれる音が響く。
「んんぉ、うぉ、く、っく、おうふ!けおっ、おぐう、んごっ!!」
恭子はただただ耐えた。しかし人間の耐久力など知れたものだ。
確かに恭子の腹筋は脅威に値する、それでも人に全力で殴り続けられれば耐え切れない。
おまけに恭子を捕らえる女子高生は、パンチが来る度に腰を押し出して恭子の腹をせり出させるのだ。
そんな事をやられてはダメージが受け流せない。
レディースはその恭子を好き放題に殴り、身体が沈んでくると股の間を膝で蹴り上げた。
マン蹴りというやつだ。
男ほどは効かないにせよ急所だ、受ける恭子はたまったものではないだろう。
レディースはそうした陰湿な責めで生かさず殺さず嬲り続ける。
その責めはちりちりと恭子を苛んだ。
「う、うぐ、ふんん…ぐう、ああうう!!」
苦悶の声は絶え間なく続く。
頭の後ろで組まれていた手は解け、煙を払うように嫌がりの仕草を見せる。
目は気だるげに閉じて瞼から汗を滴らせる。
「はぁ、はぁ、へへ、もう限界って面だなぁ。んならこれで、終いだッッ!!」
息を切らしたレディースが恭子の頭を抱え、下腹へ膝蹴りを叩き込んだ。
「くぇうっ…」
恭子が目を見開き、細く開いた口からかすかに黄色い粘糸が飛ぶ。
その小さな声を境にし、恭子は羽交い絞めにされたまま腰を捻るように崩れ落ちた。
女子高生が手を離すと恭子は前のめりに倒れ伏し、綺麗な黒髪がばさりと広がる。
背中がびくんびくんと痙攣していた。
よく見ればハーフパンツからの黄色い液が腿を伝ってもいる。
俺には何だかそれが死ぬ直前のように見え、そして気付けば叫んでいた。
「恭子おおおおおおぉっ!!!」
俺の叫びに恭子の肩が動く。
「恭子、逃げろ!そのまま立って逃げろ!!お前ならできる、俺はもういい!!」
本気だった。殺されてもいいと思っていた。
だが長髪の男は淡々と俺の肩にナイフを突き刺す。
「ぎああぁっ!!!」
俺はまた喚き、身を竦ませてしまう。
「錯乱してヒロイックな気分になるのは結構だ、だが下らん事を喚くな。
死にたいなら殺してやる」
ナイフがぐりりと回転し、俺は身を捩って涙を零した。
くそったれ、泣くな、恭子は耐えてるっていうのに!
そう思ってその悔しさでまた涙が出る。肩の痛みもひどく、死を色濃く感じた。
「・・・・・っ・・・・」
その時、恭子が何かを呻いた。
「ば、かやろ……へ、いき、ら…って……こ、ころ、くあ……い……。」
肘をついた恭子が背中を起こし、膝を突く。
崩れて匍匐前進のようになり、それでも立とうとする。
「げっ…こいつ、マジかよ……」
レディースが手をぶらつかせながら顔を顰めた。
硬い恭子の腹筋を殴り続けて痛めたようだ。だから最後が膝蹴りだったのか。
「全く女はしょうがねぇな。っと失礼、この不屈の姉ちゃんも女だったか。
おかげで俺にも順番が来た。感謝の極みだぜ」
そう告げるのはドレッドヘアの黒人だ。
身長は2m強、筋量は恭子の倍はある。これで弱いはずがない。
不安を示す恭子を女子高生が無理矢理に引き起こす。
左腕を抱え上げられ、腋を晒す無様な格好だ。
「さっきのぐらいなら平気なんだろ?楽しみだなぁおい」
黒人は指を鳴らし、驚くほどの素早さでフックを見舞った。
「ッ、ごぉオうろろえええええっ!!!」
恭子の身体は激しく前後に揺れた。
鼻から粘液が飛び出す。そして直後、唇が一杯に開いて黄色い吐瀉物が溢れ出した。
「うーわ、ついにやっちゃったよ」
女子高生が汚そうに恭子の身体を離した。
少し前に2人で喰ったラーメンがほとんど未消化で溢れ出す。
麺、焼き豚、メンマ、たっぷりのモヤシ……。
それが恭子の乳房とシャツを汚していく。
恭子は嘔吐の後も激しく咳き込み続けた。喘息のような咳だ。
「へ、すっかり胃の中のモンぶちまけちまって」
黒人は笑いながらもう一撃を叩き込む。
「おおおおぉおおおお!お・・・」
恭子は長い長い苦悶の声を漏らし、胡坐を掻くように崩れ落ちた。
リングで膝をつくことなど滅多にない恭子が、これほどにあっけなく倒れる。
もう足腰に力が入らないのだろう。
黒人は恭子の髪を掴んで壁に押し付ける。
「あ、あうう……」
恭子は天を仰いだまま口を開閉させていた。
「どうしたァ、ちょっとは辛抱して見せろよ!?」
黒人はそのまま左右の連打を見舞う。
「おお、おおおお、うおおおあっがあああああっ!!!」
恭子は再び悲鳴を上げ始めた。背中が壁にぶつかりべちべちと鳴る。
男の大きな拳は恭子の腹筋をいとも簡単に貫いていた。
浮き出た筋がクレーターのように無残に沈み込む。
沈み、膨らみ、沈み、膨らみ。
その衝撃はホットパンツのボタンが弾けとんだ事からも窺えた。
何度も何度も殴りつけられ、やがて恭子の腹がグルグル鳴りはじめる。
「うっお、あはっ・・・・!!」
恭子はついに泣いてしまっていた。
顔は涙と鼻水、吐瀉物でズルズルで、腹は一面に真っ赤、赤い溶岩の中に肋骨と臍だけが浮いてるようなものだ。
「可愛い姿になってきたなぁ、姉ちゃん」
男は茶化しながら殴りつける。
恭子の脚はぴんと真っ直ぐに伸び、ボタンのないホットパンツを腿に絡みつかせる。
薄緑の下着もほとんどが露わになってしまっていた。
「ああっがはっああっ…あっ、あっ…うふ!!」
恭子は強力で壁に叩きつけられながら泣いていた。
「なんだ、笑ってんのか?」
顔をぐしゃぐしゃにする恭子を見ながら黒人が意地悪く問う。
恭子はなおも泣き続けた。
男が満足して恭子を投げ捨てた頃、彼女は目も虚ろになっていた。
口からは何度も吐瀉物を溢れさせた痕があり、
脚はヒクヒクと蠢いている。
「なんかやらしいね〜」
女子高生が恭子の足元により、ショーツをずり下げて笑みを浮かべた。
「あははっ、見て見て!!こいつの股、糸引いてるー!!」
レディースと黒人もそこを覗き込み、恭子に侮蔑の表情を向ける。
「あれで感じるのか。救いようのない変態だな」
「ほんと、女の恥よね。せっかくだから指入れてみよっか。イカせまくっちゃお」
「ああ、このデカ物でヤリまくって色狂いにしてやる」
そんな下卑た会話を恭子を取り巻いて交わす。
くくっ、と背後で長髪の笑う声がする。
恭子は動く事もできず、ただ涙を零していた。
身体をボロボロにされ、心も折られ、それでも俺を救うために、耐えて。
この時俺は、頭の中で何かが切れるのを感じた。
生まれてこの方喧嘩などした事がない俺だが、今どうしようもない衝動が渦巻いている。
許せない。
恭子をいたぶったこいつらを、恭子を汚したこいつらを、
そのクズ共に怯え、傷つくのを躊躇った俺自身を。
「ふざ……けんなっ!!!」
俺は背後の長髪に向けて肘打ちをかます。
突然の事で怯んだのだろう、拘束が解けて距離が開いた。
すぐに長髪に向き直る。長髪は静かな殺し屋の目をしていた。
「…図に乗るな」
脅しではない様子でナイフを握り、俺の喉元へ突き立てる。
だがもう恐れない。俺はそのナイフを左手で引っ掴んだ。
握った指から血が迸るが、ナイフは長髪の利き手ごと封じている。
長髪が初めて動揺を見せた。
「図に乗ってんのは、てめぇだろっ!!」
俺は右手を強く握りしめる。スピードのあるストレートでも重い突きでもない。
恭子が喜んでくれる純粋な“拳”だ。
思いの丈を込めたそれは長髪の鼻を一瞬にして潰し、コンテナに轟音を響かせた。
長髪の顔から素早く手を引き抜いて反撃に備える。
だが長髪はコンテナに寄りかかったまま動かない。どうやら失神したようだ。
「お、おいてめぇ、何しでかしてやがる!!」
背後から黒人の怒号が聞こえた。
振り向くと、俺の行動に唖然としたまま声だけを張り上げている。
大きな身体だ。俺のとはまるで力強さが違う。
だが気迫では負けない。
「うううおおおおおおおお!!!」
俺は黒人に向けてがむしゃらに突っ込む。
「あ、やんのかコラ!?」
黒人が威嚇してくるが、怯まない。
――ビビってんじゃねぇぞ、モヤシ。
恭子の言葉を胸に、歯をむき出しにし、眉間に筋を立てて飛び掛る。
「う、うおあああ!!」
黒人はその俺に完全に気圧され、及び腰になっていた。
この集団ではあの長髪がボスなんだろう、それをノされて脅えている。
そうなっては体格差は問題にならない。
俺は黒人を突き飛ばして馬乗りになり、その横っ面を殴りつけた。
黒人は恐怖に駆られて殴り返してくる。
だが上に乗っている人間の圧倒的優位は覆らない。
それに今は怒りで普段以上の力が出る。
何度か反撃を受けて顔を腫らしつつ、黒人を殴り、殴り、殴った。
奥歯を砕き、鼻をへし折った末、気がついた頃には相手は気絶していた。
俺は血塗れの手をぶらつかせて立ち上がる。
「あ、あう…」
女2人は共に腰を抜かしていた。こいつらも散々に恭子をいたぶった奴だ。
女を殴るななんてよく言われるが、知らない。
2人の顔に一発ずつパンチを見舞う。それだけでどちらも涙目だ。
「さっさと失せろ」
俺は拳を握り締めて言った。あと一秒だって見たくなかった。
女は泣き叫びながら路地を後にする。
全員が静かになったところで、俺はふと我に帰った。
すぐに恭子の下に駆け寄る。
「恭子、恭子、おいっ!!」
恭子はぐったりとしたまま、薄く目を開けていた。
「……いやぁ、モヤシくん強い…なぁ。……惚れ直…したよ」
恭子は途切れ途切れながらもそう言った。
呼吸は苦しそうだが命に別状がありそうではない。
俺は安堵で顔が緩む。
「おう。何たってお前の彼氏だぜ」
パンと腕を叩いて誇ると、恭子がけらけらと笑った。
「何だよ」
「だって…力瘤全然ないじゃん」
「う、うるせぇ。見た目じゃねえんだよ」
俺はそう言って恭子の腹をそっと撫でる。
恭子は一瞬つらそうにした後、俺をじっと見上げた。
「この腕はな、お前を大事にする為についてんだ」
お返しに俺は特段の臭い台詞を吐いてやる。さぁ罵れ。
「ふふっ」
でも恭子はこんな時に限って否定しやがらない。
ただ1人でくすくすと、幸せそうに笑い続けるだけだった。
END
>>644 規制で書けない。
避難所にGJしてから携帯を思い出したわ。
超GJ!
いやもしろ腹スレ風に腸GJw
今北
エネエネってたまにいきなり規制くらうよね
もしかして今も…
浣腸ss以前みたけど、この人の書くのはかなり凄いので期待して待つ
ふむ
浣腸と腹責めってひょっとして相性いいのかも
こりゃ新しい境地を開拓できそうだw
一歩間違うとスカトロな罠…素人にはオススメできない
スカはかんべんしてくれよっ
でもどれほど凄いの書くのかは興味ある!
667 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 20:45:17 ID:P9lBLWiG
エネエネさんだけは本当に期待していいよ!。
ただし抜きすぎ注意!!。
途中組み合わせを間違ったんじゃ? と思ったが納得のエンドw
アクセス規制喰らってるエネエネさんって職人そんなにすごい人なの?
ちょっと浣腸スレ行ってくる
俺には落書きにしか見えなかったけどなあ
リンク間違ってね?
このスレになってるぜ
>>674 いいもんみっけw
こいつァ暫く楽しめそうだナ
676 :
672:2010/04/20(火) 02:44:00 ID:VJxf3dW7
3,4枚目と横向いてる色黒黒髪ねーちゃんが良いな。
腹筋があるのはいいけど、腕まで太いと女と思えない……。
679 :
新米絵師:2010/04/20(火) 21:05:31 ID:o8Ymn4Ef
こんばんは。
避難所お借りしている新米絵師です。
絵ができましたのであげさせていただきます。長々掲載せずにどうもすいませんでした。
もうね、多忙だったものですから・・。
うpろだ@2chライブラリー
lib237326
パス duel でございます。
680 :
新米絵師:2010/04/20(火) 21:15:00 ID:o8Ymn4Ef
小説の方も一応完結いたしました。
お待たせいたしました。
感想なんかいただけると嬉しいです。
推敲を重ねてなんとか読みやすいように仕上げたつもりでしたが、テンポは良かったか、読んでいて想像しにくい箇所はなかったか、重複表現はくどくなかったか、そんなところをいろいろ指摘していただけたら励みになります。
それでは、どうもありがとうございました!
681 :
新米絵師:2010/04/20(火) 21:21:58 ID:o8Ymn4Ef
あと、避難所の61番目
捕らわれの副団長 〜シャノン〜 Nr.5 20:16:40
の書き込みはコピペ失敗したやつなので、管理人さんかどなたか削除してくだされ〜。
URLも貼ってくれたほうがいいな。
新米絵師さん乙っす!
……ところで、あれだけ神格化されてたエネエネって人は何だったの?
同意。
ファンが多いのゎわかった。アクセス規制中になったんだっけか
腹にめり込む拳の感触を一度味わったら癖になったw
まぁ本当に実力のある書き手なら反応がどうのといわずに黙って投下する罠。
恭子の人みたいに。
まぁ本当に腹筋のある格闘家なら急所がどうのといわずに黙って腹責めされる罠。
恭子の人みたいに。
やっぱ縦に二本線が入ってるか、その上で薄らと6つに割れてるぐらいが一番好きだな
腹鍛えてるやつに素人がパンチしたら、すぱちーん!っていい音がすんだぜw
でも腕に覚えがあるそれなりのやつがパンチすると、ごっ!て鈍い音がする。
んで、一息ついたくらいの間を置いて、うっ・・・ってうめきながら腹をおさえてひざをついちゃう。
萌えた
しばらく離れてる間に新米絵師さんの絵見逃しちまったorz
とある科学の超電磁法にも二回ほどあったね
既出かな?
>>696 第23話 8:53
第24話 15:12
腹責めSSまとめサイトの管理人さん、更新までしなくてもいいですから
せめてFTPでログインして更新したフリだけしてください
未管理の状態が続いたせいでメチャクチャでかい広告がトップに表示されてしまってます
掲示板盛り上がってほしいおすなあ
オナ禁したら急に書く意欲が湧いて途中まで書いたんだが
オナ解禁したらまた書く気力が無くなってしまったよ…w
ということで今再びオナ禁中w
なぜオナ解禁したし
なんかフロー状態になって書いてしまったので、投下してみる。
設定とかあるんだけど、続けるかどうかはわからん
目の前には体操服を捲り上げて、腹を露出した少女が、壁にもたれて立っている。
身長は俺よりも少し低いぐらいだ。
俺は少々加減をして腹に、腹の真ん中にパンチを入れた
どぼっ、ずむっ、ボクン
「あうっ……、うぅうっ、……あぁっ…」
とても柔らかい…そう思いつつ、続けた。
ずむっ、ずむっ、どぼっ、ずむっ、ズボッ、ずむっ、ずむっ
「うっ、うぐっ、うぅ、…んっ、あ…っ、っ…、ぐっ…………………はぁ…はぁ」
何ともかわいい叫び声をあげる……
つい癖になってしまうのだ、これが…
そう考えていると
「……何…ぼーっと、してる…のよ…………早く、次来なさいよ…………」
と催促をしてきた。
手を万歳の格好にして体操服を捲り上げたキレイな、白い腹が突き出される
この際だ、もうおもいっきりいこう
そして
…ズボッ!
「はぐぅっ…」
とても苦しそうに顔をしかめるが、構わない
どむっ!!
「…うぐぅっ……!」
そして鳩尾へ…
ズボッ!!!!!
全く腹筋などには力が入ってなく、その鳩尾は拳を完全に受け入れた。
「ん!!………かっ……あっ……」
少女は腹を押さえ壁をずるずるとしゃがみこんだ。
いや気を失ったようだ、そのまま横になってしまった。
部屋には少女の息の音だけが聞こえる
C
もっともっともっとリョナに振り切れていても良いよね?
悠理愛の描くヒロインみたいな不死身の肉体を持った女の子が、鉄杭に腹を貫かれて虫の標本みたいに串刺しにされて、
灼熱化した杭に腑を焼かれて悶絶して必死に杭を掴んで抜こうと試みるも
ギュルギュルドリル回転が始まってしまい悲鳴を絞り取られて死ねない身体を呪うとか。
痛みが俺ら一般人にもはっきり知覚できるぐらいリアルに書かれてるならそれもよし。
ただ派手にやってギャアギャア騒いでるだけなのは全く面白くない
山本アツジの「剣の国のアーニス」みたいな、
リョナでなおかつ腹責めにこだわった作風なら大歓迎w
とりあえず前のやつを一区切り
気絶している少女をベットに移して俺はとったビデオの削除の準備をしていた。
これについては後述しよう、たいしたことではないが・・・・
「・・・う、んん・・・」
「目、覚めた?」
「うん・・・」
なぜ俺はこうして彼女を、彼女の腹を殴っていたのか・・・
この始まりは、もう1年も前の事になる。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
1年前の春、俺は高校生になった。
友人は殆どが別の学校に行ってしまったため、まだ校内に友と呼べる者はいなかった__まだそういう時期だった。
だから部活にでも入って早く学校になじもうと思い、早速見学に行ってみるがこれといったものがなかった。
一通り運動部の方はみたので、あまり乗り気ではなかったが文化部の方も覗いてみることにした。
人体については、昔から何となく好きだった。・・・変態な意味ではないつもりだ・・・
「・・・・・科学部:生物科[人体研究部門]・・・」
この学校では、人体実験でもやってるのかと、ツッコミを入れたくなるようなネーミングだ・・・
断っておくと、この高校は理系の部活にものすごい金をかけている、いやかけることができる、そういう学校なのだ。
そう、科学部も専用の建物があり地上6階、地下2階の本校舎以上の大きさだ。
そこでこんな表示があったのだそう思わざるをえない。
まさかという思いと、一体どんな奴らがいるのかという思いで、ナニを血迷ったか足を踏み入れてしまった。
ガチャッ
「失礼します・・・・・」
そこには誰もいなかった、がPCが一台起動してあった。画面にはいくつかのウィンドウが開かれていた
『裸眼立体視の方法』
『精神と身体の関係』
『腹部へのダメージと意識』
どれもマニアックだなと思い、だれもいないことを確認してひとつずつ見ていった。
最後の『腹部へのダメージと意識』には動画ファイルが入っていた。
「・・mizooti@? heso@? kahukubu@? 」
よくわからないまま動画を再生した。
そこには
|||||||||||||||
mizooti@
ズボッ、どむっ
「ぐっ・・・・・、うぅっ・・・・」
|||||||||||||||
「えっ!?」
そこにはなんと、かなりかわいくて抜群のスタイルの少女が仰向けで男に鳩尾をただ殴られていた。
俺はかなり驚いた、しかし、もっと見たいという興味の方が勝ってしまった。
___なんで興奮してるんだよ、俺は___
そう思いつつも動画を見てしまう
|||||||||||||||
heso@
ずむっ、どむっ、どむっ、
「・・・っ・・・・、うっ・・・・・くっ・・・・・」
||||||||||||||||
そうしていると
ガチャッ
「!!」
__やばい、誰かきた___
振り向くとそこには画面の中の少女がいた。いや少女といってもいいが、
彼女は大人の雰囲気、色気もなにか感じる。
これが彼女との最初の出会いだった。
「あっ・・・ええと、これは、その・・・」
何も言い訳がいえない、そりゃそうか・・・
「あなた、いま見てたのは?」
少女が口を開く。
「・・・・・」
「そう、見たのね、私の・・・、どうだった??」
「えっ?どうだったって・・・いわれても」
「普通は見ないでしょ、人が殴られて苦しんでるビデオなんて。興味あったんでしょ?」
__確かにそうだ、なにかとても興奮してしまった___
「・・・・ああ、でもいいのか?学校でこんな・・・」
「いいのよ、知ってるでしょ、この学校の異常さを。研究なら何をしてもだいじょうぶよ」
___これが研究なのかはわからないが、とりあえずいじめなどの問題ではないということのようだ___
___これが研究なのかはわからないが、とりあえずいじめなどの問題ではないということのようだ___
「まぁいいわ。私は、この科のチーフの志垣ミカ。もちろん入部しに来たのよね?」
「えっ、あ、ああ。俺は藤谷了。」
「これからは中峰先輩の代わりとしてうちの科で働いてもらうから、よろしくね」
「中峰先輩?」
「さっきので私を殴ってた人、こういうのは普通の人にやらせてもだめだから」
そう、こうして俺たちの放課後の活動が始まったのだった。
週に3回理科棟の地下で腹を殴るという、考えられないようなときを・・・
そうして気づいた、自分の性癖を・・・・
そして、ミカも、殴られることが苦ではないようなのだ。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
・・・ミカがいう
「久しぶりだったよ、気絶したの・・・・」
「今日が最後だからな、たぶん」
そう今日は卒業式で1年上のミカは卒業して少し遠い大学に行くのだ。
「じゃあちょっとサービス♡」
といって、体操服を脱ぎ始めたのだ。
上半身裸で仰向けになる。
「さぁ、了」
「わかった」
そう言って再開した。
すこし手で押してみると何の抵抗もなく沈んでいく。そして、ドスンっ
「う・・・んっ!」
人は殴られるとわかっていれば無意識に筋肉に力入ってしまうものだが、これが研究の成果なのか本当に力が抜けている。
さっき手で押しただけでもだいぶ沈んだのだ。今俺の拳はほとんどがミカの腹に包まれている・・・
・・・ズボッ・・・手を引抜いて、さらにもう一度、今度はへその下のほうに
ズム!!
「・・うっ・・・、くぅう!、あっ!!」
そのまま拳でおしたまま、反対の手で鳩尾とへその間に拳を振り下ろす。
ドボッ!!
「あぐぅ・・!!、うぅぅっ・・・・」
衝撃はすべて内臓で受け止められる。ミカの内臓はこれを幾度となく受けてきたのだ。
その内臓をつかむように手を動かす・・・・
グリグリ・・、グチュっ・・・ごりゅっ・・・
「くぅ・・・うっ・・・いやぁッ!・・・ぐぅっ・・」
内臓が腹の内部で、上から、下からいじりまわされ、ミカは顔を真赤にして耐えていた。
グチャグチャっ・・・ズルッ・・・・
「あうぅっ!・ぐっ・・うっ・うぅぅっ・・・や・くっ・・・」
俺は7〜8分内臓をいじり回してやっと拳を抜いた。
ズポッ、ズポッ
「・・・はぁ・・・はぁ・・・・うぷっ・・・今の、すごい・・・うっ・・・きつかった・・・
私の研究・・・・も、・・まだま・・・・だ、ね・・・」
「そんなことないぜ、十分耐えてた」
___ここに来ても、一体何の研究だったのかは本人しか知らないのだが____
「・・・・・・うん、はぁ・うっ・・・・あり・・・が・・・・」
ミカが言い終わる前に俺は再び拳を振り下ろしていた、腹の真ん中に今でで最高級のやつを
内臓を手で触れているような感触があった。
「あぐぅっ!?・・・・うぶっ!・・・・・・はぁ・・はぁ・・・・・も・・う、いきな・・りすぎ・・
・・・・」
ミカが腹をさすっているとき、俺はあるものが目に入った。
「これでなんかどうだ?」
金属バットだった。そういえばいままで拳以外のもので殴ったことはなかったと思う。
「・はぁ・・はぁ・・そ・・・・それ・・・・ううん、・・何でもない・・いい・・よ」
「わかった」
そういうとすぐにバットをミカの腹めがけて振り下ろした。
ズブン!!! メリ、メリッ バットは容赦もなくへそから上半身と下半身を分けるようににめり込んだ、背骨まで達したんじゃないかと思った。
「はぐん!!・・・んんんんん!!!・・・ごふっ!・・う、うぅん・・」
そのまま拳でおしたまま、反対の手で鳩尾とへその間に拳を振り下ろす。
<上の最後の行ミスってしまった。すまない>
ズポリ・・・バットを抜くときにも音が聞こえるくらい深くめり込んでた。
抜いた後も苦しそうな顔をして腹を押さえていた。
そして、もう一度振りかざして
「いくぞ・・」
そういうと手をどけて、腹を晒した
ブン・・・ドボォッ!!! 再び、今度はさっきよりも少し上のあたりに、より深くめり込んだ。
おそらく、肝臓がある当たりだと思う。
「うぐぅぅっ!!!・・・・・げほ、ゲホッ・・・・」
流石に少し心配だった
「大丈夫か?」
「ぜん・・・・ぜ・・・ん・・・・はぁ・・はぁ・・・へい・・・きよ」
「そうか、でも次は少し弱く行くからな」
俺はバットの構えを変えて、そしてミカの腹の中心めがけて、突いた。
ピュン・・ズボン・・ぐにゅうっ・・
「あふっ・・・・んんん!」
ごりゅごりゅ・・・ずるっ・・・ぐりっ・・ぬるっ・・・ぐにゅっ・・・
今度はバットで内臓をかき回すようにして動かした。
「んふぅうっ!!・・・うぇっ!・・・んむっ・・・・くぅううっ!
・・・んんんん・・あうっうう!・・・げふっ・・・」
腸が腹の中で絡まって、ぐちゃぐちゃになり、肝臓は圧迫されて『グニュウッ』と変形し、胃は完全に潰れていた・・
ずぽっ・・・ようやくバットが抜かれると、ミカはぐったりして言う・・・
「・・・・やっ・・ぱ・・り、・・・りょ・・了の拳・・はぁ・・はぁ・・の、ほう・・・が・・うぐっ・・・いい」
「そう、そうか。すまなかった。・・苦しかったろ??」
「・・・・あた・・・り、まえ・・・・じゃ・・・ん」
拳を振りかざし
「じゃあ、ほんとに最後な・・・」
といって己の力ある限り、すべてを受け入れてくれるミカの腹に打ちおろした。
ズムッ!!
「がはっ!!・・・あっ・・・うっ・うぅっ・・・」
そして拳を抜こうとすると
・・・がしっ
「・・・・ぅんっ・・・まだ・・お願・・い・・・
もうっ・・・・少し・・だけ・・・」
「・・・・・ああ」
そう言われたので、俺はさらに強く押し込めた・・・
メリッ・・・・ずむぅう・・・・
「くぅぅううっ・・・・うふぅ・・んん・・・」
・・・・・ずぽっ
「はぁ・・・はぁ・・・・ありが、とう・・・・・」
_________________
こうして、俺とミカとの部活は幕を閉じた。
ふぅ・・・
>>715 良かった
何故だか分からんが体操着の女学生に腹責めってのが異様に興奮したわ
ありがとう
一人でも良かったといってくれてうれしい
>>718 俺も堪能dさせてもらったぜ!
賢者モードになってたからレスおくれたそまんw
720 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 23:32:50 ID:WRqmFXCI
女同士での腹筋まったくない腹責めほしいお;;
たまには華奢で脆い子のもいいね
たまたま振り回した手が隣に立ってた女の子のお腹に入るとか…
イケメン格闘家のファンの女の子(もちろん経験なんてない)が力説しながら真似事してたら相手の子に当たっちゃったとか…
そんな感じかなぁ…。
夜道を押し倒すって王道の考え方はないのか
昔、弟の腹筋を舐めるお姉ちゃんの話を書いたことがあるが
趣旨違うなすまん
他愛のない姉弟ゲンカから発展しての腹責めってのは良いかもな
まだ勉強部屋も分けられてないぐらいに幼い二人が、狭い部屋の中で最初は軽いじゃれあいをしているんだが
妹の腕がたまたま強く兄の鳩尾を痛撃してしまい、泣き出す兄。
オロオロする妹だが、泣いて手の付けられなくなった兄の容赦のないパンチやら
連続膝蹴りとかを受けて幼い身でありながらお腹の女性機能を完膚無きまでに破壊されちゃうとか。
それは姉ちゃんが可哀想
腹を刃物で刺されちゃうのもokって自分だけかな?
>>727 アーニスで目覚めた俺はうぇーるかぁ〜〜む!
>>728 その(おそらくは)漫画(だろう)は知らなかった
それと、撃たれるって言うのもいいよね
>>729 「剣の国のアーニス」
刃物・リョナ系腹責めの極北
うん、かってみた
まだよんでないけど
なんか他にはおすすめみたいなのあったりする?
ちょっとスレチだけどネタ集めということでよろしく願いたい
遅れたけど、thanks
俺も腹責めの極北と言われるような作品が書きたいぜ
腹責め同人ノベルって需要あるかな?
長さ的にはフランス書院の黒本くらいで、延々と一人の強気系ヒロインを腹責めってノリで
腹責めで文庫一冊分とかどんなボリュームだよww
あれば一も二もなく買うわ
737 :
平凡な男:2010/05/22(土) 04:31:21 ID:KK9fLCrv
全力
ある夏の暑い日、私立北畠高校では目前に迫る全国大会に向けての練習が進められていた。
数々の部門で優秀な成績を収める名門北畠高校だが、その中でもひと際部活に熱を込めているのが総合格闘部である。
総合格闘部の道場では
「やぁ!」
引き締まった肢体の女子生徒達が汗を流しながら練習に勤しんでいた。
部員の八割が女子というこの部活、つい数年前まで北畠高校が名門女子スポーツ学校であったことと深いつながりがあるのだろう。
「は!!」
熱気に包まれた道場。多くの女生徒が頂点を目指して闘っている。そんな彼女たちの中で期待のエースがいた。
「そこ!何をやってるの!」
顧問さながらの覇気を持って、後輩の二年生に怒鳴りつける女子生徒、真壁 優奈だ。彼女は高校二年生で、三年生が優勝のための特訓をするために顧問と共に合宿に行ったため、その留守を任され同年代と一年下の後輩を指導している。
ぱっちりとした目に小顔で、可愛いというよりも美しい顔立ちをしている。体つきは少しか細いが、道着を着こんでいても丸みを崩さない小ぶりのメロンのような双乳と、日々の練習によって肉付きと筋力のバランスがとれ、なおかつ
肌が光を反射するほど美しい光沢をもった太ももは例外といえる。
肢体だけを見れば男の理想とも言える優奈だが、男子部員からの評判は、あまりよくなかった。
「そこの男子!何してるの!」
多くの女子部員の中で埋もれるように練習している男子部員に優奈は毎日のように絡んでいく。そして、彼らに
「そんなへっぴり腰だから前の練習試合で女子に負けるのよ!そんなへなちょこで、恥ずかしいと思わないの?」
と、誹謗中傷を浴びせるのだ。
ワッ!と女子部員が一斉に笑い始めて、男子部員は女子の前で恥を掻かされた。
このような光景が日常のように繰り返され、そして、何人もの男子が部を去った。優奈にとって男とは、性欲の塊で、下僕以下の下等動物としか見ていないのだろう。
そんな優奈でもなかなか手の出せない男がいた。その男は、道場の隅で数人の男子と共に一息ついていた。
「むむむ・・・」
優奈が睨んだのは、同い年で男子のエースである磯野 嘉明だ。
738 :
平凡な男:2010/05/22(土) 04:32:02 ID:KK9fLCrv
嘉明は中学の二年、三年の時に全国大会で優勝した男であり、学校が彼をスカウトしたほどであった。その輝かしい経歴の前に、優奈の最高成績である県大会三位など霞んでしまう。さらに学校が彼を期待しているため、他の
男子部員のように誹謗中傷を浴びせることが出来ないのだ。ただ、練習をさぼっていて注意してはいけないという規則はない。
「ちょっと、磯野!」
優奈は道場中に聞こえる声で怒鳴った。
怒鳴られた磯野はくるりと優奈のほうを向くと
「はい、磯野でございます」
と馬鹿げた声で言った。後ろでさぼっている男子部員が一斉に笑い転げた。
(こいつ、むかつく!)
優奈にとって、嘉明ほど怒りの種はなかった。そしてなによりも気に入らないのが、この不真面目なのに強いこの男とは幼稚園から高校までずっと一緒だということだ。しかも、クラスが違ったのは中学三年生の成績順のクラス分けの時だけだ。
「優奈、ほっとこうよ」
そう、後ろから声をかけたのは、優奈の親友である小高 ミヨだ。
肩で切り揃えた髪、小顔で可愛い印象の強い子で、小柄な体格にお世辞にも大きいとは言えない小ぶり双乳と、全体的に引き締まったしなやかな肢体は常に男の目を釘つけにしていた。
「そうよ、あんなの無視しなよ」
それに同意したのは、優奈の親友である沢崎 加野だ。腰まで届く長い髪と、小顔で美少女と呼ぶに似つかわしい顔立ちと、モデル顔負けの大きな双乳、くびれたウェストを持つ少女だ。
優奈は少し不満げな顔をしながらも
「まぁ、みんながそれでいいなら…」
そう言ってしぶしぶ引き下がった。
(でも、いつか後悔させてやるんだから、覚悟しておきなさいよ)
優奈は鋭い眼で嘉明を一瞥すると練習に戻って行った。
「ほんと、むかつくよ!」
優奈は練習帰りに親友二人と共に下校しながら嘉明の不満をぶちまけていた。
「まあまあ、しょうがないよ。学校もあいつに期待してるしさ」
とミヨ。
「でも、あいつ、私をこけにしたんだよ!それに練習もさぼってるし、そんなやつ、いなくなったほうがいいよ!そう思うでしょ、加野?」
と優奈は加野に同意を求めた。
「確かにそうだけど、優奈の言うとおり、打つ手はないわ」
739 :
平凡な男:2010/05/22(土) 04:32:24 ID:KK9fLCrv
加野にも同じことを言われて
「う〜」
優奈はしかめっ面をして唸った。そして
(何かいい案はないかな〜)
と思案を巡らせる。
そんな時だ。優奈の脳裏に、一人の男子部員の顔が浮かんだ。今日の部活の時に、誰よりも優奈のことを笑っていた男子部員。
(そうだ、あいつ。なんていったかな…確か…高坂だ)
優奈は、高坂が自分と同じ中学であったためにその名を覚えていた。しかも、高坂は嘉明にかなり懐いており、兄のように慕っていた。嘉明と同じ高校に通いたいとわざわざ北畠高校に入学してくるぐらいだ。対する嘉明も高坂を本当の弟のように思っている。
(そうね、もしあいつをああすれば…うん、いけるかもね)
優奈のきれる頭が、悪意に満ちた計算をはじき終わり、親友二人に声をかけた。
「ねえ、いい案を思いついたんだけど、協力してくれないかな?」
その夜、高坂は友人の家から我が家へと帰宅の途についていた。
鼻歌を歌い、意気揚々と歩く高坂。そんな高坂の目の前に、突如として三人の人影が現れた。暗くて男なのか女なのかも定かではない。
気にすることはない、と高坂がその三人の脇を通り過ぎようとした時だ。
ガツン!!
何か固い物で高坂は頭を殴られてその場に倒れた。そして、倒れた高坂に三人は容赦なく攻撃を繰り返した。
翌日、高坂が入院したと、部員達に告げられた。
「それで、高坂は!」
不真面目なはずの嘉明が、血相を掻いて顧問に詰め寄る。
「うん、そこまで重傷というわけでもないが、全身打撲と頭を二針縫う怪我をしてしまってな、念を入れた検査入院だそうだ」
「じゃあ、命には…よかった…」
ほっと胸を撫で下ろす嘉明。そんな嘉明を、横目で笑っている三人がいた。優奈、ミヨ、加野である。
(ふふふ、大事な後輩がいためつけられたんだから、黙っていられないよね?磯野)
その日の学校の帰り道、優奈の計算通りの事が起きた。
「おい、お前ら」
優奈たち三人を呼びとめたのは、嘉明だった。
「あら、なにかしら?磯野君?」
740 :
平凡な男:2010/05/22(土) 04:32:48 ID:KK9fLCrv
優奈は全てを見通していたかのような不敵な笑みを浮かべてこたえた。
一方、嘉明はいつにもなく真剣な目つきで三人を睨むと
「どういうつもりだ」
「え?何のことかしら?私、よくわかんな〜い」
「ふざけるな。高坂を襲ったのは、お前たちだろ」
「ちょっと!」
そこへミヨが入ってきて
「変な言いがかりはやめてよ!それに、なんの根拠があって私たちを疑うわけ?」
「お前たち、高坂が入院したと聞いた時、ひっそりとほくそ笑んでいただろ。いつものお前たちなら、日ごろの練習不足がたたって変質者に負けたんだ、ざまぁみろ、って笑ってたはずだ。なのに、今日は周りにばれないように、ほくそ笑んでいた」
「流石ね」
と今度は加野だ。
「磯野君は本当に鋭いのね。さすが、全国大会を制しただけあるわ」
「そんなのは関係ない。それより、どういうことか説明してくれ」
「勝負がしたいのよ」
と優奈。
「私たち三人と勝負して、負けたら部活を辞めてほしいの」
「なるほど。そういうことか」
普段の嘉明に勝負を申し込んだところで適当に流されるに決まっている。だからこそ、優奈は高坂という人間を生贄に捧げて嘉明を勝負のテーブルに引きずり込んだのだ。
「つまり、俺が勝負を拒み続ける限り、後輩たちを次々と襲うということか」
「さぁ?どうかしらね?そんなことより、やるの?やらないの?」
「その前に、お前たちは俺に負けたらどうするつもりだ。まさか、何もないなんて言わないよな」
「ええ、もちろんよ。でも、正直私たちが負けるシナリオは用意してないから、負けたら何を支払うかなんて考えてないわ。まあ、あなたが適当に考えておいて。無駄だと思うけど」
優奈は自信満々と嘉明に宣戦布告した。
「ああ、いいだろう」
嘉明も、その勝負を受けて立った。
勝負は土曜日の午前練習が終わった後、ルールは嘉明対優奈、加野ミヨの一対三形式で行われることとなった。ルールは総合格闘と同様、相手が倒れるまで。
「はぁ!!」
嘉明に宣戦布告した優奈は、他の二人とともに通いなれたスポーツジムで打倒嘉明を目標に特訓を重ねた。
741 :
平凡な男:2010/05/22(土) 04:33:43 ID:KK9fLCrv
黒いジャージとハーフトップのみで身を包み、惜しげなく曝け出された引き締まった腹部と、小さく窪む臍。特訓の汗が腹部を伝い、くびれたウェストをこれでもかと色気づかせていた。
(なんとしても、勝つ!)
優奈は三人の中でも特に練習に熱を入れ、猛練習の末に編み出した必殺技にさらなる磨きをかけていた。
それは、ボディーアッパーである。長年打ち込みを続けた優奈の拳は一撃でサンドバックに穴を空けられる程の威力を誇っていた。その高威力でボディーに一撃を加えられればどんな人間でも失神するだろう。現に、親友
でありライバルでもある加野とミヨも、優奈のボディーで失神し、敗北を喫していた。
(今度はあなたの番よ、嘉明!)
最後に渾身の一撃をサンドバックに打ち込んだ優奈。拳はサンドバックを貫通し、必殺技が完成に近付きつつあることを優奈に確信させた。彼女にとって、この必殺技は嘉明を倒して、初めて完成したと言えるのだ。
土曜日の練習が終わり、学校の道場に残ったのは嘉明、優奈、加野、ミヨの四人だけ。嘉明は黒のジャージで身を包み、優奈、加野、ミヨの三人は体操着に身を包んでいた。しかし、学校の体操着は、上は普通の半袖シャツ。下は
ブルマに少し裾を足しただけなのでは、と疑いたくなるほど短い短パンであった。
優奈たちのきている半袖シャツは普通の女子が着れば普通のシャツで済まされるのだか、肉づきのよすぎる三人が身にまとってしまえばなんとも哀れなもので、優奈と加野の大きな胸を抑えるのに四苦八苦し、ミヨの肉づきの良すぎる太ももとくびれた
ウェストをこれでもかと言わんばかりに強調させられていた。
「覚悟はいい?磯野君?」
優奈は余裕の表情でそう告げた。
「ああ、いつでもいいぜ」
対する嘉明も、今回ばかりは本気で戦うようで闘志にみなぎっていた。
「じゃあ、始め!」
優奈の声と共に、お互いの運命を賭けた決闘が行われた。
最初に攻撃を仕掛けたのは優奈たち三人だ。
三人は息を合わせて一斉に嘉明に襲い掛かったのだ。
まず、小柄なミヨが先攻して嘉明の懐に飛び込み、彼の顎に向けてアッパーを放った。しかし、嘉明の動体視力をなんなくミヨのアッパーをとらえて平然とかわすと、大きな隙のできたミヨに反撃の一撃を加えようとした。
だが
ガツン!!
742 :
平凡な男:2010/05/22(土) 04:34:07 ID:KK9fLCrv
「ぐぁ!」
強烈な激突音と共に嘉明がうめき声を上げる。
優奈の回し蹴りが嘉明の後頭部にクリーンヒットしていたのだ。
よろめく嘉明に、加野がローキックを食らわせ、彼の左膝にヒットさせた。
「くそ!」
加野の一撃で足をやられた嘉明は左膝を床につけ、俊敏な動きが出来なくなってしまった。序盤から、からに押されているように見える。
(やばいな…)
嘉明は優奈たち三人の実力が予想を超えていることに驚愕した。これが、日々、努力と丹念を積み重ねてきた者達の力なのか、と。
機動力を奪われた嘉明は優奈たちにとって格好の的だった。三人は代わる代わるに攻撃を繰り返し、徐々に嘉明の体力を奪う作戦に出たのだ。腕力と体力に差があるからこその、短期決戦。さすがの嘉明も、危うそうに見えた。
(勝てる!これなら、嘉明に!)
嘉明は思った程強くなかった、と優奈は心の中に余裕を持ち始めた。そして
(こんなに弱いなら、私一人でも)
と思い始めた。
確かに、嘉明は優奈が単身で叩きのめしたくなるほど弱かった。
(これなら勝てる!私、一人で!)
そしてついに、優奈は独断で嘉明に攻撃を仕掛けてしまうのだ。
「優奈!」
加野が叫んだときには遅かった。優奈はフォーメーションを崩して独断で嘉明に突進をかけていた。そして、その目標は嘉明の下あごに定め、拳を強く握りしめた。
そして
「喰らえ!!」
嘉明の下あごに渾身の一撃を放ったのだ。その時、優奈は嘉明がかすかにほほ笑んでいるように見えた。
(まさか…)
優奈の背筋に寒気がした。そして、寒気は目の前に現実となって現れた。
優奈の渾身の一撃は大振りになりすぎたため、嘉明の動体視力にとらえられ、簡単に避けられてしまったのだ。それに、優奈には嘉明がわざとやられたふりをして片膝をついていることを悟った。そうでなければ、優奈の拳を簡単に避けることなど不可能だからだ。
一瞬で態勢を立て直した嘉明は、隙だらけの優奈の肢体に目標を定めて拳を引き絞った。拳の角度からして、ボディーだ。
(来る…)
嘉明の拳が放たれる瞬間、優奈は持てる全ての腹筋を固めた。日々の努力の結晶である腹筋。それが嘉明の拳を防いでくれると信じて。
743 :
平凡な男:2010/05/22(土) 04:34:28 ID:KK9fLCrv
ボクン!!
「こぁ?!」
しかし、優奈の咽喉から予想もしていなかったうめき声が溢れた。
(そ…んな…)
嘉明の放った拳は優奈の下乳の狭間にずっぽりと埋没して、彼女の美しいボディーラインを大きく歪ませていた。
この時、優奈は嘉明を見くびっていたことがわかった。それは、圧倒的なまでの腕力と、一瞬の時間で的確に相手の急所を打ち抜ける技量の差だ。
嘉明の拳は優奈の努力の結晶である腹筋などいとも簡単にぶち抜いて、優奈の急所、鳩尾に寸分の狂いなくねじ込まれていた。
「う、うぶぅ!!」
胃を直に抉られて口内に湧き上がった涎が唇の両端から零れる。
両手で鳩尾を抑えながらその場によろよろと跪く優奈。今現在も、優奈は胃からせり上がってくる熱い物を必死に飲み込もうと懸命になっていた。
「優奈!」
親友の危機を察し、加野とミヨが二人同時に嘉明の背後から飛びかかった。
だが、二人の攻撃が嘉明に命中することはなかった。
嘉明は瞬時に加野とミヨに向き合うと、二人が繰り出す拳よりもはるかに高速な拳を二人の腹に激突させていたのだ。
「はぐぅ!」
「かはぁ!」
嘉明の右拳はミヨの張りのある筋肉に、ずしん、と音をたてて埋没し、左拳は加野の生温かい肝臓を抉った感触が伝わった。
「くぅ…あかぁ…」
今にも気絶しそうな鈍痛に襲われ、ミヨは涙をこらえた目元を精一杯見開き、肉づきのいい肢体をぷるぷると痙攣させた。
「こ…ぐはぁ…」
三人の中で一番腹筋のない加野は、ふかぶかと自らの肢体の中心に拳を埋め込まれ、そのあまりの痛みから目からは涙を零し、口内の全ての涎と空気を吐き出してがっくりと頭を前にのめらせた。
嘉明は豊満な肉体に突撃させた拳を同時にひきぬくと、ミヨと加野は受け身すらとることができずその場に腹を押さえながら倒れた。
優奈の軽はずみな行動が、ミヨと加野を先頭不能の状態へと導いてしまったのだ。
「みんな…」
未だにずきずきと痛む鳩尾を両手で押さえながら、優奈は蚊の鳴くような声で言った。
744 :
平凡な男:2010/05/22(土) 04:34:54 ID:KK9fLCrv
「なに…情けない声…出してるのよ…」
「ミヨ…」
そんな中、勇敢にもミヨが立ち上がり、嘉明と向かい合った。しかし、ミヨの足はがくがくと震え、その目は焦点が合っていなかった。
「うぉぉぉ!!」
それでもミヨは嘉明に突撃し、渾身のハイキックを見舞ったが、すでに急所を一度打ち抜かれているミヨの動きは素人でも見えるほど遅かった。
嘉明は悠々と拳を引き絞ると、ハイキック見舞ったことによってふわりとめくれた体操服の間から露わになった、ミヨの小さく窪んだ臍に高速回転する拳を突き刺した。
「こぷぅ…!!」
小柄なミヨの体にまたも嘉明の強固な拳が突き刺さり、強引に胃の中の内容物を押し出そうとする。
「う…ぶ…」
ミヨは蒼白になりながらも必死にそれらを飲み込み、さらなる一撃を見舞おうとするが嘉明はそれに付き合う気はなかった。
ミヨの臍から拳を引きぬくとすかさず彼女のわき腹に強引に拳をめりこませた。
「ぐぶぅ!!」
ミヨの肢体がぶるりと震え、あどけなさの残る唇から涎が噴出した。
嘉明の拳は、めぎり、とミヨのあばらにむりやりくいこんで脾臓にまで達していたのだ。
ミヨの視界にノイズが走る。
すさまじい鈍痛と吐き気がミヨを襲い、思うように呼吸を出来なくしていた。彼女の唇は失った酸素を取り戻そうと懸命にパクパクと動いていたが、嘉明はそんなミヨに攻撃の手を緩めることはなかった。
嘉明は拳をミヨの脾臓から引き抜くとすかさず腕をミヨの腰にまわし、もう片方の拳を引き絞るとその腹にためらいなく突き刺した。
「う…!くぅ…!」
嘉明の拳はミヨの肉を掻きわけて肋骨を掻い潜ると彼女の急所を大きく抉った。
「かぁ…うぅ…かふ!」
激痛と、胃や肝臓を抉られる感覚がミヨを襲った。色白いミヨのほほが朱色に染まり、咽喉からは官能的な声が零れた。
再びミヨから拳を引きぬく嘉明。対するミヨは激痛に襲われてその場に崩れることも、直立することもできなかった。そしてミヨは、先の一撃はただミヨの動きを封じるためのものであることも知らなかった。
嘉明は再び拳を強く引き絞ると、渾身のボディーアッパーをミヨの鳩尾に突き刺した。
「かふぅ!!!」
ミヨの小柄な肉体が地面から数センチ程浮き上がり、嘉明の拳はミヨの体操着をらせん状にまきこみながら寸分の狂いなく鳩尾に突き刺さっていた。
規制?
避難所見てきた。凄い肉感的でGJでした
748 :
平凡な男:2010/05/22(土) 13:00:02 ID:KK9fLCrv
規制されたため続きは避難所に掲載してあります
避難所ってなに???
わかんねぇから聞いてるんだろ、ボケ。
こんなだからアキバ系は協調性がなかったり人殺したりするんだよ
えへへ、これは良いゆとりだねー
ID:pGTCjb2u
>>748 !!・・・ふぅ・・・これで3回目だぜw・・・
758 :
平凡な男:2010/05/23(日) 00:51:16 ID:zi090kJY
私は多くの人に作品を読んでもらえればうれしいので754さんを支持
ここ2chだけど
今に始まった事じゃないが、二行に一つはツッコミ所がある文だな。
とりあえず、平凡君は自分の持ってる考えが常識と思い込まず、まず一般的な考え方を身に付けるべきだと感じる。
偉そうですまんがな。
今に始まった事じゃないが、二行に一つはツッコミ所がある文だな。
とりあえず、平凡君は自分の持ってる考えが常識と思い込まず、まず一般的な考え方を身に付けるべきだと感じる。
偉そうですまんがな。(キリッ
投下してくれる作者には文句はない。むしろ神
だがID:lRM7oDEPには自分が避難所すら探せない馬鹿であることを自覚し、小学校からやり直すことをお勧めする
文句も何も腹責めとしてめちゃめちゃいい出来じゃん。
何がすごいって感想がほとんどないくせに煽りやらなにやらばかりだってのがすげぇ
感想のないのが感想
というかこのスレは基本的に反応薄いだろ。
まあ正直な住民が多いって事だが。
良かった!抜いた!GJ!
…だけじゃああまりにも即物的すぎてアレだから気の効いた事を書こうとしてる内に時期を逸してしまう事が多いんだお
作者さん達には本当に済まないと思っているお
でもこれが賢者タイムというものだお
>>764 ID:lRM7oDEPが馬鹿な質問したのが発端じゃね?
作者に文句言ってる奴はただの基地外
これで何発抜いたと思ってるんだ・・・
770 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 01:46:57 ID:P6xwHK7N
俺は28913回抜いた
ぶっちゃけ過去作をオマージュしすぎじゃね?
オブラートに包まないで言うと、表現を真似しすぎと言うか。
ほぼ丸一行ランサー氏辺りのSSと同じ文面だったりする所もあるし
確かに作品は素晴らしいんだけど、
>>771に同意
これだけいいのを書けるんだから、完全オリジナルにも挑戦してみてほしい
言い方はなんだけど、確かに「参考にする」と言うレベルから逸脱している
>>772が言ってるけど、ちゃんと自分の文章で書けばいいのにとは思う
批判つけてる奴は本当に自分で書けばいいじゃん。
お前らに平凡氏以上の作品が書けるなら認めてやるよ、お前らの存在意義。
>>775 何言ってるんだ?
もし糞作品ならレスしないけどな
平凡神だからこそ、期待して言ってるんだけど
「これだけいい作品を書けるのだから、完全オリジナルでもいいのでは?」
これがただの悪評価に見えるならお前は相当やばいよ
あと
「お前らに平凡氏以上の作品が書けるなら認めてやるよ、お前らの存在意義。」
何でこんな偉そうなの?w
馬鹿は黙って28914回目をやってろよw
とりあえず一回ヌイて落ち着けw
てか流石にパクリ擁護・容認はおかしいだろう
ランサー氏以下歴代の作家を蔑ろにするにも程がある
猫はよっぽど懐いていても腹を撫でられる事を極端に警戒する。
腹に脂肪がなくて、すぐ下に内臓があるからだ。
つまりねこ娘がいたとしたら何とかしてお腹を守ろうとするんだろうな。
脂肪があるからこそいいんじゃないか
脂肪を突き抜けて内蔵に届くダメージこそ至高
>>776 お前こそ職人が書いてくれたもの読むしかできない癖にパクりだのオリジナルも書けるはずだの何様だよw
上から目線はお前の方だ
自分のレス読み直してみろ
それで非を感じないなら、少なくともお前に文章に対して指摘する資格は無い
>>779 貼られてるの今まで気付かなかった
いい腹筋すぐる
>>779 腹筋好きじゃない俺はぴくりともせんかった…
やわらかい腹が好きだ
>>785 自分もだ
あまりムキムキはちょっと・・・
とかいって、ぽっちゃりも行き過ぎるとちょっと・・・
贅沢かな、自分
美腹が好きなのか・・・
なんで俺の立ち寄るスレってことごとく荒らしが常駐してるんだろう…
どれが嵐?
どれも嵐とは思わないけど・・・
久々にスレが活気づいていいとおもうぜ
最近のオレのお気に入り妄想シチュは腹責めの誘い受けw
チュンリーみたいな強い女系ヒロインが、
「この腹を砕いてわたしを這い蹲らせてることが出来た男に生涯従う!」
とか宣言しちゃって、いろんな男が腹パンチで挑戦してくるのw
誰かバイソン呼んで来い
いや、腹責めならダッドリーの方が上だ
もっとジャパニーズに!
じゃあ腹攻め界最強戦士の大善さんで
昇竜拳を腹に食らい、腹にめり込む拳の痛みに悶絶しながら吐瀉物を撒き散らし中に浮くチュンリーとか波動拳を腹に食らうキャミイとかチュンリーとか。
レディース時代の源柳斉マキと女捜査官チュンリーのドロドロバトルとかね
>>800 腹ン中的な意味でドロドロになるわけだな!
泥仕合だと最終的にはお互いの攻撃力下がっちゃって、弱いパンチしか打てなくなっちゃうからな
やっぱり一方的か、卑怯な手を使って抵抗できなくしてから嬲るタイプが好きだ
うん、ヤッパリ強烈な一撃を食らうのが一番!
不意の一発でもなんでも
一発で抵抗することもできなくなってもだえ苦しむ
そしてそこにもう一発!!
ちょっとまたお邪魔します。
「よし、着替え完了っと。しゅっぱーつ!」
こう意気揚々と独り言を言ってタンクトップ姿で玄関から出てきた彼女の名は九堂リカ。
某私立有名大学を卒業し、現在は世界でも指折りの企業に入社したての24歳だ。
高校、大学時代は勉強に追われて運動というものに全く無縁だったためか、体力の無さ、そして
健康のことを考えて最近ランニングを始めたのだった。しかし運動とは無縁とは言ってもその容姿は素晴らしいという一言では言い表せない。
腰のあたりまで伸ばした日本人形のような艶やかなストレートの黒髪、それを今はツインテールに結んでいる。そしてそこらのTVに出ているアイドルたちに引けを取らない
美しさの中にも少し可愛さの残る顔立ち、それには少し似つかわしくないほど大きく存在感を顕にしている大きな胸。
さらに、タンクトップから覗く腹は全く鍛えられていないせいか、ほんとにムダが無い。実に筋肉にいたっては薄皮一枚程度で
内臓を守るといった本来の機能を果たしていないようだった。内臓は皮膚と数ミリの脂肪に守られているようなものだ。
「夏は熱くて嫌いだけど、夜は涼しくていいなぁ♪月も綺麗だし♪♪」
などと呟きながらマンションの階段を降りていった。日課のランニングはまだ始めたばかりだった。
いつもは8時ぐらいに出るのだが、今日は仕事が長引いてしまい、もう夜の10時半を回っていた。
・
・・
・・・
そしていつも休憩を入れる公園にたどり着いた。
「ふぅ、つかれたぁ」自販機でアクエリを買ってベンチに腰をおろす。しばらくしてリカはすぐ向こうの方に何人か人がいるのに気がついた。
「やばっ、絡まれたらやばそうじゃん・・・とっとと退散しよ」リカは気付かれないようにそっと反対の方へ向かって抜き足差し足で歩き出した。
しかし、この見晴らしの良さでバレないはずがなかった。
「おやおやぁ、姉ちゃんこんなところでなにしてるのかなぁ?」
あっという間に柄の悪そうな奴らに囲まれてしまった。「ここは俺たちの公園だゼェ??勝手に入ってこられちゃ困るんだけどなぁ」「結構いいからだじゃん」
「あはは、ごめんなさい。知らなかったから、じゃあね♪」そう愛想よくふるまって回れ右をし、後ろの男の横を走りぬけた。
・・・はずだった。
ずむん!!
「・・・ふぇ?」リカの足はその男の横で止まっていた。彼女自身にも何が起こったのか理解出来ていない。前に進まなきゃと思っているのに体が動かない。
そして何かがお腹にめり込んでいる? そんな気がした。いや実際そうだった。男は過ぎていこうとするリカの短めのタンクトップから覗く汗で少し湿った艶やかな腹に強烈な一撃を放っていたのだった。
ゆっくりとリカは顔を下に向ける。そこには男の拳が自分のお腹の真ん中、臍のあたりにズッポリと埋まっていた。
「・・・・う、うそ」その鈍痛からリカの意識はだんだんとぼんやりしたものになってきた。
「そう簡単に逃しはしない、罰として少し付き合ってもらうゼ・・ヘッヘッへ」
ぐぷっ・・・・どさっ 拳が引き抜かれると両手でお腹を抑え、体を折り曲げて倒れ込んだ。
「・・・・うぐっ、はぁ、はぁ(く、苦しいよ、だれかたすけ)・・・・うあっ!?」
男たちはリカをその場に無理やり仰向けにした。「ちょっと寝てな、不運な姉ちゃん」そして思いっきりお腹を踏みつけた。
「うがっ!?・・・く、うぅううう、んんん・・ぅぐうううぅぅぅぅ・・」手で足をどかそうとするが無駄だった。
・・・・・・・・・そしてリカは気を失ったのだった。
気がつくとリカは半径一メートルほどの大きな鉄柱に立ったまま後ろで手を縛られていた。タンクトップはまくり上げられ、その大きな乳の下部分が少し覗いて実にエロチックだった。
「ここは・・・?」見渡すとそれほど広い部屋でもない。トレーニングルームか何かのようでもあった。ドアは正面の一つだけ。
「へっ、やっと気ぃついたか、よし、始めっぞ!」リーダー格らしき者がそこらでだべっている連中に指図した。
「は、始めるって何するのよ?お願い、帰らせて!!」震えた声でリカは言う。
「おう、すぐにでも帰らせてやるさ。ただその前にちょっと俺の趣味に付き合ってもらうけどな」
「え?な、なに・・・?」そういって近づいてきた男は拳を振り上げリカの腹部を殴った。
どすっ、ずぼっ、ぐぎゅっ
「がふっ!(いきなりまたお腹)・・・いやっ、うぐっ、はぐっ(やめて・・・)」後ろで手を縛られているので、身体を曲げてダメージを軽減することなど全くできず、
リカの柔らかいお腹は男の拳を次々と受け入れていった。一発受ける度にリカの内臓はめちゃめちゃになっていく。
どむっ、ずむっ「はうっ、ぐっ(どうしてお腹しか殴らないの・・?)」慣れというものは恐ろしく一定のリズムで殴られ続けてそんな疑問を抱く事さえできた。が・・
どむどむっ「ぐ、はふっ!?」殴るタイミングをずらされて、不意をつかれたリカ。一気に吐き気が襲ってきた。
「うぷっ・・・・(苦しいけど吐くもんか、そんな恥ずかしいこと)」そういうリカの心の内は知らず、男はだいぶ興奮した様子で殴り続けた。
ずん、ずぶん!、ぐぽっ、どすっ、ドスッズムッ!!
拳は、鳩尾やおへその上、下腹、肝臓の上、臍の左右など、リカのあらゆるお腹を攻めてきた。
「うふっ、げぶっ(いや、もう。苦しいよ、いたいよ。だ、だめ、吐きそう)・・・ぐぶぅっ!(もう、限界かも)・・・っ・・・うぅっ・・・ぐぅぅっ・」
だんだんリカの意識がうすれてきた。
「・・そろそろ限界ってところか。反応がなきゃ楽しめねぇな」そう言って男は拳を止めた。「おい、あれを打ってやれ」
「あれか、やれやれ。結構だな、お前も」少し理系っぽいメガネの男がつかつか歩いてきた。
そしておもむろにポケットから注射器を取り出してリカの腕から薬物を注射した。
「はぁ、はぁ(なに・・・なんだろう・・・さっきまで気が遠くなってたのに)」
「どうだ?少しは意識が戻っただろう? なぁに打ったのはただの気力を倍増させる薬だ。それだけだ。」
「(!?じゃあただ苦しいのに気絶できないって最悪じゃない・・・)」
「じゃあラストスパートと行くか!よかったな、これが終わったら帰れるぜ!」そう高らかに言ってまたお腹を殴る体制に入った。
ずむっ!「(よかった、最後・・・)げはっ!!・・・・」パンチは鳩尾に深々とめり込み大きな胸がブルンと揺れた。
どむっ!「(これが終われば・・・)ふうっ!!・・・うぐぅううっ」へそに向かって放たれた一撃はめり込んだあとも
はなされることなく、リカのお腹を圧迫し続けた。
「・・・・・うぅぅっ・・・いやぁあっ!・・(く、苦しい・・・)」ぐぽっ
「はぁ、はぁ」ガシャン「・・・ふあ!」唐突に手を縛っていた手枷が外された。「はぁ、あうっ・・」リカは背中の鉄柱を伝って
両手でお腹を抑えてへたりこんだ「はぁ、はぁ(お腹ばっかり、やられてなんか内臓がおかしくなってそう・・)」
「どうした?終わったぞ。帰っていいんだぞ」男は不敵な笑みを浮かべて
「はぁ、はぁ、うっ・・・い、いわれなくても帰ります・・・」リカは立ち上がって、ゆっくりとドアの方へ向かっていった。
そんなに遠いわけでもなかったが、お腹の中の変な感じからそこにたどり着くまでに相当かかったような気がした。
ガチャッ・・・「きゃっ!?」目前に若い男が立っていた。そして手にはナイフが・・・・
「(・・・なに?まさかそれで私を・・・?そんなわけ)」ヒュッッッ!! グサッ
「えっ!?(そんなまさか・・・)」リカは信じられなかった。でもこれが現実だった。
ナイフは先程まで攻められていたお腹に刺さっていた。臍のちょうど数センチ左側に・・・・
「・・・か・・あ・・(なにこれ、刺さってるの?私のお腹に・・・?痛いよ・)」
すっ・・・ナイフが抜かれるとそこから鮮血が流れ出てきた。
「あっ・・・えうっ?・・・」どさり あまりの痛みに声にならない声を出してその場に倒れた。
それでもリカは気を失わなかった。いや、失うことができずにお腹を手で押さえてその痛み、苦しみにあえぎ続けた。
「はっ・・はふっ・・・う・・・」血は止まる気配がない・・・ドクドク心臓が脈打つごとに溢れてくる。
「ははっ、どうよ、助かると思ってたのになぁ?」さっきまで殴り続けていた男がよってきた。
「おい、お前ら、手伝え」そう言ってリカをさっきの部屋までズルズルと引きずっていった。
がばっ そしてまたリカを無理やり仰向けに寝かして、ライディングポジションをとった。
「うぐぅっ・・・はふっ・・・(また、なぐるの・・?もう耐えられないよ・・・)」
「押さえてろ」そう言って私の両手をお腹からはがして横で押さえつけさせた。もう身動きをとることはできない。
そして男の手はナイフによって開かれたリカのお腹の中への入り口に迫った。ゆっくり、ゆっくりと。
「いくぞ、どうなるかな!?」
「・・・!?(冗談でしょ??何考えて・・)」
・・・ズブ、ズブウッ・・・!ぐちゅっ・・・ミチッ・・
「い、いやあぁぁぁ!・・あぐっ・・・うぅっううう・ふぐぅぅぅぅぅぅうっ!!んんんんんんんん!!
(ああ、中に入って来る。気持ち悪い。痛い。もう死にたいよ、死なせてよ・・・・こんなに苦しいの嫌だよ・・)」
「さてと、胃はどこにあるんだろうな??これか?」
・・・グギュっ
「あっ・・はふっ!・・うっ・うげえぇっっ・・がはっゲホッ・・うぶっ!」
胃を直接握り締められて、リカの胃の中に入っていたものは口からあふれでた。殆どが胃液とそれからさっき飲んだアクエリだ。
「うぷ・・・」
もうリカの意識などとは関係なく、男が胃を握るタイミングに従ってごぽっ、ごぽっと口から吐き出されている。
「次は腸を絡めてやろうか?」
ねちゃっ、ヌチャっ、ズルリ「あ・・・・・っ・・・(もう好きにしてよ)」
「ん?どうした?諦めたのか?ちっ、もうだめか。おいお前ら、こいつぁもうダメだ」
そう言って手を抜いた。 べちゃっ・・・・それでも意識を保っているリカは絶望していた。どうせこのまま死ぬんだと・・。
かすかに下目で見える自分の血だらけのお腹・・・中身もいじられまくって、きっとひどい事になっているんだろう。
そんなことを考えて、やっと意識は闇に消えていった。
目がさめたのはいつのことだろう。あれからどれくらい立ったのか分からないが生きていた。
「生きてるの、私?・・・それとも天国??」
「いや、現実だよ。しかしあれだけの傷でよくもったね。私の腕も自慢できるものと思ってはいるがそれ以上に君の生命力にあっぱれだよ」
言っているのは傍らに立っている医者だ。
「そう、ですか・・・」
とりあえず、終了です。
さてはりょなもいける口だな
>>810 とりあえず今夜の夜食にさせてもらうわw
りょなでも腹ぜめに限る!
久しぶりの鬼畜作にオナホを使わせていただいた
引退宣言
大作(注:言い過ぎました)のアイデアが頭の中に浮かんで、
死ぬほど考えてプロットを組み立てて書き始めたつもりだったのに、
なにかがおかしい!そう思った時、続きが書けなくなった。
いつまでたっても手がキーボードを打ってくれなくて、無理やり動かしてもまともな物が作れない。
出来上がったと思っても、推敲する度に「すべて選択(A)→Delete」の繰り返し。
頑張ってやり直しても、結局は削除地獄に嵌っていく。
馬鹿の一つ覚えみたいに同じシチュを言葉を変えて書き直すだけの、破滅の無限ループから抜け出したのは、
歴戦を重ねたヒロインを書いたつもりが、実は歴戦とは同じ戦いが繰り返されただけのことに過ぎないと気付いた時だった。
見事なまでに成長の無いヒロインの話を長々と投下した事が恥ずかしくなり、それがおかしい物の正体だと気付いた時にはもう手遅れだった。
俺が途中まで投下したSSにGJをくれた人たちには申し訳ないけれど、俺はもう書けなくなってしまった。
もう一度やり直そうとしても、途中まで投下した部分が破綻するだけ。
頑張っても頑張っても満足のいく続きが書けなくなってしまったんだ。
バイバイ、スレのみんな。
ろくでもないSSばっかり投下した上に、途中で投げ出してしまって申し訳ないと思ってる。
生みの苦しみに負けた書き手より……
やたら長文だし引退宣言なんてどうでもいいけど、乙でした!
引退宣言されても誰か分からないからどうでもいい
精進していつか帰ってくるのを待ってるよ
>>814 そんなあなたに送る言葉
「読者が求めるもの・・・それは・・・奇をてらった展開や新機軸などでは断じて無い!
手を変え品を変え・・・繰り返される・・・マンネリという名の・・・醸成された王道展開!!」
やっぱりこのスレにも書き込んできたか…
こいつ(もしくは楽しんで真似してる奴)は方々のヒロピン関係のスレでコピペ荒らししてるヤツだよ
なるほど
つまりヒロインピンチではなく、
ヒロインへの御褒美として腹パンチをくれてやればいいわけですねw
引退宣言
大技(注:言い過ぎました)のアイデアが頭の中に浮かんで、
死ぬほど考えて構成を生み出して戦い始めたつもりだったのに、
なにかがおかしい!そう思った時、続きが撃てなくなった。
いつまでたっても膝がまともに言う事聞いてくれなくて、無理やり動かしても満足に蹴りも放てない。
立ち上がったとしても、抵抗する度に「挿入(I)→Bellypunch」の繰り返し。
頑張って起き上がっても、結局はサンドバッグと化していく。
馬鹿の一つ覚えみたいに同じ部位を強度を変えて殴られるだけの、破滅の無限ループから抜け出したのは、
才色兼備の格闘ヒロインになるつもりが、実は歴代と同じ扱いが繰り返されただけのことに過ぎないと気付いた時だった。
見事なまでに括れた自慢のウェストに延々とねじ込まれる事が苦しくなり、それがスレのみんなの望みだと気付いた時にはもう手遅れだった。
私が途中まで善戦してたSSに様式美を感じてた人たちの予想通りなのだけれど、私はもう吐かされてしまった。
もう一度リベンジしようとしても、最初だけ目立った後で決壊するだけ。
頑張っても頑張っても無残に痙攣する最後しか書かれなくなってしまってるんだ。
バイバイ、スレのみんな。
どこかで見たようなSSばっかり投下された上に、やっぱり気絶してしまって悔しいと思ってる。
若干苦しいが、方向性はそれだよな
引退なんてさせんよ
記憶を弄くってでもな
敗北宣言
必殺技(注:言い過ぎました)のアイデアが頭の中に浮かんで、
必死に試合を組み立ててつもりだったのに、
なにかがおかしい!そう思った時、腹筋ブチ抜かれて動けなくなった。
いつまでたっても脚が震えて動けなくて、無理やり動かしてもまともな動きができない。
動いたと思っても、攻撃する度に全て捌かれ→腹パンの繰り返し。
頑張ってやり返しても、結局は悶絶地獄に嵌っていく。
馬鹿の一つ覚えみたいに同じ場所を攻撃され嘔吐する、破滅の無限ループから抜け出したのは、
歴戦を重ねた女王つもりが、実は歴戦とは自分より弱い相手と戦っていただけに過ぎないと気付いた時だった。
見事なまでに無様な自分が悔しくなり、それがおかしい物の正体だと気付いた時にはもう手遅れだった。
私の今まで勝利に酔いしれてくれた人たちには申し訳ないけれど、私はもう動けなくなってしまった。
それでももう一度反撃しようとしても、途中まで動いた所で相手が私の腹筋を破壊するだけ。
頑張っても頑張っても逆に勝ち目がなくなってしまったんだ。
バイバイ、ファンのみんな。
ろくでもない試合を上に、途中で投げ出してしまって申し訳ないと思ってる。
腹責めの苦しみに負けた女格闘家より……
こんな感じでどうか
ふと思ったけどここのSSを誰か漫画化してくれないかなぁ・・
自分に画力があればと何度思ったことか
引退宣言
必殺技(注:言い過ぎました)を放つ力が丹田に浮かんで、
死ぬほど力を振り絞って技を放ったつもりだったのに、
なにかがおかしい!そう思った時、鳩尾に豪拳がめり込みました。
いつまでたっても腹筋に力が入らなくて、無理やり固めてもまともに防御ができない。
腹を固めたと思っても、ボディブローが入るたびに「すべてクリーンヒット→ダウン」の繰り返し。
頑張って立ち上がっても、結局はじわじわとスタミナを削られてゆく。
馬鹿の一つ覚えみたいに同じトレーニングをメニューを変えて繰り返すだけの、破滅の腹筋強化合宿から抜け出したのは、
歴戦を重ねた防弾腹筋を鍛え上げたつもりが、実は急所を外したパンチを受け止めていただけのことに過ぎないと気付いた時だった。
見事なまでに成長した対戦相手の拳を深々と腹に埋め込まれたことが恥ずかしくなり、
それが鳩尾に感じた鈍痛の正体だと気付いた時にはもう手遅れだった。
あたしが途中までいい調子だった試合にGJをくれた人たちには申し訳ないけれど、あたしはもう立ち上がれなくなってしまった。
もう一度やり直そうとしても、力が入らなくなった腹筋が内出血するだけ。
頑張っても頑張っても満足のいく戦いが続けられなくなってしまったんだ。
バイバイ、ファンのみんな。
みっともなくボディブローばっかり喰らったした上に、途中で嘔吐してダウンしまって申し訳ないと思ってる。
ハードパンチャーの鉄拳に負けた女格闘家より……
ネタにしてしまうとはwタフなスレだなw
みんな飢えてるのさ
>>834 すごく同意
こんなやわらかそうな腹に......
なんというか、腹パンチした時の効果音ってかめり込み音?っていろいろだな
「ずぼっ」とか「どすっ」とか・・・
どんなんが一番的確に表現しているのだろう??
>>836 おいらが対戦相手(腹筋みっちり割れてるwでも男だぜww)を沈めたときは、
ボゥンてか、そんな感じの鈍い音
まあ弾力ある硬いものを殴るとそんなもんだ
何をもって的確とするかにもよるんじゃない?
あくまで自分が聞いた音を擬音にする事にこだわるか、
読んだ時、どれが一番妄想をかきたてらて興奮するか
イメージしやすいか
にこだわるか
まぁ、そもそも相手の腹筋具合によっても変わるだろうし
更に言えば好みによってもかわるだろうし
難しいよね
ボグッ!
女の腹にめり込む拳
拳から伝わる女の柔肌と柔肌の奥の内臓の感触それと、苦痛に歪む美しい顔、口から涎目から涙そして、汚く濁ったらしからぬ悲鳴と吐瀉物
小便を股間から派手に噴き出させながら腹を抑えて蹲る様に勃起する俺――
――文章にするとこんな感じ?
腹筋弱いと速攻で効くけど、
腹筋硬いと直後はなんともないけど時間差でじわじわ効いてくる>ボディブロー
まあ俺の経験だと、6パックになるまで腹筋鍛えたやつでも、
胃に3発不意打ち食らうと立ち上がれないね
女?
やったことあるの?
呻き声とかどんな?
自分の腹を責めてちょっと妄想してるやつって自分だけか?
学生時代の喧嘩を思い出して書いてる
期待して待ってるよ♪
>>846 なんで腹をむき出しなんだぜw
きっと余程腹筋に自信あるんだろうね
でもその自信を漢の鉄拳で打ち崩されちゃうんだねw
「もう・・・お腹を狙うのは・・・やめて下さい
これ以上やられると・・・赤ちゃん産めなくなっちゃう」
とか女戦士のプライドを捨てて、
腹を押さえて、
ゲロまみれ涙まみれの顔で
必死に命乞いをするんだろうねw
それでも気を失うまで殴り続ける!
途中からはもう自慢の腹筋はもう飾りでしかなくて、普通の女子の柔らかいお腹になって、ダメージは全て内臓が受けてしまう。
みたいな
849 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 21:13:45 ID:JelX+Qnt
朝倉夢ちゃんが出てる‼
「お願い・・・もう許して・・・」
『おいおい、先にねえちゃんが襲いかかって来たんじゃねーか』
「ウ・・・そ、それは貴方がぐふぅ!
や・・・もうお腹殴るのはやめて・・・下さい・・・」
『だらしねーなあ、腹見せ付けるような服着て、余程自信あるかと思いきや』
「ぎゃあッ!顔は勘弁して・・・」
『言う事聞いてやったと思えば・・・糞うざってえ』
「ぐえっげぶ・・・助けて・・・
これ以上は・・・子供が産めなくなっちゃうわ・・・」
『安心しな、急所(子宮)は外してやるよ
ねえちゃんみたいな優秀な戦士からはいい子がデキるだろうしな』
「!やだぁ・・・何でもするから、それだけは許して・・・」
『仕方ない女だな。
じゃあこうしようか、気絶したり死なない限り、レイプするのは勘弁してやる。
もう少し”戦士のプライド”とやらを俺に見せてくれよ』
「うぅ・・・」
SS一枚からどれだけ妄想出来るか試してみた
会話以外を考え付く文才は無いので総カットした、正直すまんかった
いいかもしれない
この後の好き放題に責められるのを自分で想像するのも
しつこく三次で勧めてくる人ってなんなんだろうね
あたしの名前は常葉波瑠(ときわはる)。
高校3年生になって、彼氏ができた。そして今日は初めて彼の家におじゃますることになった。
私は今日、彼にあることを告げようと心に決めていた。そう、あたしは、おなかを責められると興奮するということを。
彼はこのことをどう受け止めるのだろう・・・そう考えながら、待ち合わせの駅へ向かう電車にゆられていた。
そもそも、あたしがお腹責めに目覚めたのは、お兄ちゃんのせいだった。あたしには5歳年の離れたお兄ちゃんがいる。
今から一年前、高校2年生の夏休みのある日の夜、両親がPTAの宴会に出かけていたその時、事件は起きたのだった。
「波瑠〜、ちょっとお願いがあるんだけど。入ってもいいかな?」
「いいよぉ」
あたしはその時、風呂上がりで、下着にTシャツを一枚着ていただけで、とても人前に出れるような格好ではなかったけどあたしは
お兄ちゃんだしとか思って全く気にもしなかった。
「それで、なぁに?お願いって?」
「あのさぁ、波瑠のお腹殴らせて」
それを聞いてあたしは、何かの聞き間違いだと思った。まさかお兄ちゃんにそんな趣味があったなんて思ってもみなかった。
「えっ?それってどういう・・・きゃっ!!」
お兄ちゃんはいきなりあたしをベッドに押し倒して、馬乗りになってあたしのTシャツをめくった。自慢じゃないけどあたしは結構いい体つきしてると思っていた。
同級生と比べても他の娘よりも目立った胸。女の子特有のしなやかで柔らかいお腹。脂肪も筋肉もそんなについていなくて、こんなところを殴られたらとんでもない、そう思った。
「いや、やだ、やめて!お兄ちゃん! おねがいd・・・ふぐぅぅぅ!」
これがあたしが受けた初めての腹パンチだった。見事なまでにあたしのお腹のど真ん中にお兄ちゃんの拳が埋まっていた。お兄ちゃんはめり込ませたその拳を、あたしのお腹の中でゆっくりと動かして
お腹の中の感触を確かめているかのようだった。あたしの小腸が、肝臓が、お兄ちゃんの手によって大きく位置や形を変えられていった。
「波瑠・・・波瑠のお腹最高だよ・・・、柔らかくて・・・」
「うぅぅぅ・・・そんなに中いじくっちゃ・・いぐっ・・、お兄ちゃ・ん・・・」
そういってお兄ちゃんは再び拳を振りかざした。でも不思議なことにあたしはそのとき、お腹に力を入れようとはしなかった。お腹の中で全部を受け止めようとしていた。
ずぶっ
「あぐうぅっ!!」
興奮したお兄ちゃんは、それからなんども続けてあたしのお腹を殴り続けた。
どぶっ
「うぐぅぅぅ!!」
どむっ
・
ズボッ
・
・・
・・・
「はうっぅぅ・・うぐぅっ・・おにぃ・・ちゃん・・・なんだか、あたし身体が熱くなってる・・・なんだか、気持ちイイみたい・・」
何をいってるのだろう、あたし・・・・でも本当の事だった。お腹を殴られると苦しかった、でもいやではなかった、むしろもっときてって感じだった。
それからというものあたしは一人でおなにーするときも、想像するのは、お腹を殴られること、内臓をいじくりまわされること、そんなことばかりになった。
たまには自分でお腹を責めたりもした。棒で思いっきり自分のお腹を突いて、ぐちゅっ、って内臓の音がしたりすると最高にに気持ちよかった。
親がいないときは、今度はあたしからお兄ちゃんにお願いすることもあった。お腹殴ってって・・・。
なんか書いてたらがまんできなくなっちゃった。
でもまぁココマデでも投下。
最近、このスレの書き込み量も随分と増えたな
発端は平凡さんの作品についての話題からだな
一番人気の作品だからな
ドラマなんかで殺人事件があるとき
若い女の人が腹を刺されるシーンに異常に興奮するんだけど
刺さる瞬間がアップであるとさらに良い
俺は、刺されるよりも殴られたほうが好きだぜ。それに、しぬところまではちょっと…
まぁ確かに死なない方が良いね
でも、刺されて血が出るお腹を押さえて倒れて苦しんでいるのがいいと思う。
863 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 18:27:12 ID:uezF+E8t
常葉波瑠(ときわはる)ってネーミングセンスはいいよな。
時は春。
ワクワクするぜ
そうしてあたしはお腹責めに目覚めたのだった。
そろそろ駅につくころだ。駅の出入口で彼が待っている。
・・・
・・・・
「あっ、良介〜」
「おっ、おつかれ波瑠。電車長くて疲れたろ?」
「ううん、そんなことないよ。だって良介の内におじゃましに行くんだもん。わくわくしてしょうがなかったよ。」
「そっか、よしじゃあ家まで案内します。こっからだと歩いて10分ぐらいだけどどうする?歩く?」
「うん、大丈夫だよ♪」
そういってあたしと彼は肩を並べて歩き出した。彼はとってもカッコよくて強かった。
なんたって空手部の主将で最後の大会では県大会個人優勝という輝かしい結果を残した、わが校の英雄なのだ。
そんな彼とあたしは歩きながらいろんな話をした。だからすぐに10分なんていう時間は過ぎて彼のの家に着いた。
「さぁ、入って。今日は俺の両親とも遅くなるって言ってたから、そんなに気をはらなくていいぜ。」
とはいわれてもあたしはかなり緊張した。あのことを言うべきか否か・・・いや決めたんだから・・伝えるって・・
「・・・・うん、おじゃましま〜す」
それから1時間ぐらいあたしたちは自分たちの事を話しあった。好きな食べ物とか、小さい頃の思い出とか・・時間はあっという間に過ぎていった。
そしてその時はやってきた。
「あのね、良介・・・聞いて欲しいことがあるんだけど・・・」
「ん?なんだ?改まって」
「何を聞いても驚かないって約束する? ちょっとエッチな事でも・・・」
あたしは顔がとても火照った。自分でも顔が赤くなってることがわかったくらいに。
「・・・いいよ、言えよ。おれは波瑠が好きなんだから。何といわれても波瑠を知れば知るほど好きなると思うから。
嫌いになったりは絶対にしない。だから言ってくれ。」
「うん、ありがとう。じゃあ言うね。実はね・・あたし、お腹いじられると感じるの・・」
「・・・どういう事だ?」
「つまり・・・良介にお腹殴って欲しいの」
そう言ってあたしは立ち上がってお腹をさらした。
「おい、いきなりそんなことを言われても・・・」
「・・・やっぱりダメなの?」
「いや・・・」
「じゃあお願い!思いっきり来て!あたし我慢できないの・・・」
(最近お兄ちゃんが殴ってくれない・・・なんてことは言えないけど・・・)
「・・・わかったよ。だけど大丈夫なのか?体の方は?」
「平気だよ。今までだって・・・・・・」
そう言ってあたしは壁を背にしてに立ってお腹を見せたまま良介が殴ってくれるのを待った。
「?・・まぁ、いくぞ。どうなってもしらないからな」
ずぼっ!!!
「あうっ!!!」
良介の拳があたしのお腹のど真ん中にめり込んだ。さすが空手で鍛えてただけあって重かった。それに加えて後ろに壁があったおかげで
パンチの威力が軽減されることはなく、ダメージが全てあたしのお腹に集約した。
「・・は・うぅ・・まだ抜かない・で・・」
拳を引き抜こうとする良介の腕をつかんで、さらに自分のお腹に押し込めようとした。
「・・あたしの・・・中・・どう?・・・・うぐぅ・・柔くて、いい・・でしょ?」
「・・・ああ、ほんとに柔らかいよ。でももう抜くぞ?」
「はぁはぁ・・・うん・・次は、みぞおち、殴って・・くれる?」
あたしは今度はみぞおちがちゃんと見えるようにシャツをもっとまくりあげて、胸に引っ掛けた。
そうすることで真っ白なブラジャーと服の上から見たのよりも大きく感じられる胸もさらされた。
「波瑠・・・わかった。言うとおりにする。」
どすぅっ!!
「かはっ!!」
空手で鍛えられた鋭い突きが、寸分の狂いもなくあたしのみぞおちを貫いた。
最高の、今までに味わったことのないものだった。
「・・・あっ・・・うぅ・・くぅ・・」
(・・・あれ・・?息が、できない・・苦しい・・)
ドサッ
そのままあたしは気を失ってしまったのだった。
C
↑ってどういう意味?
支援しますよ
869 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 17:40:51 ID:6C27uxde
おおっ!頭いい!
ありがとう。
871 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 21:10:57 ID:ZqVmSoYw
こんどのモナコ王妃がまたイイ腹してんだこれがw
フェチ板ででも語ってろよ
873 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 01:27:35 ID:0PD5zDHo
だらしなく弛んだ樽ドルの三段腹に腹パンチage
樽腹責めってかなりニッチだけど、俺様もありだと思うぞ。
母性たっぷりで乳がでかくて顔も犬可愛いんだけど、腹がかなりだらしない事になってるマゾっ気のあるお姉さんまたはママさん。
競泳水着着せてローションでぬるぬる状態にしてから手首まで埋めたり、ブリッジの態勢にさせて肘をめり込ませたりとか。
875 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 22:50:07 ID:A+bQ6wzn
ごめんね
なんかスランプ(笑)
完成してるひといたら、気にせず投下して下さい
877 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/10(土) 01:18:48 ID:QWKfB86C
支援age
そんな趣味無い筈なのになんか勃った・・・
879 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 19:17:54 ID:VFp01Adg
女装筋肉ショタvs巨乳長身お姉さん
虚刀流最終奥義!腹責め
「は、波瑠っ!!・・・・気を失っただけか・・・
自分であんなに大丈夫っていっておきながら・・・・」
(でも、柔らかかったな・・・なんだろう、もっとやりたい。気を失ってるしいいかな・・・)
そう俺は思って、床で仰向けになって意識のない波瑠をベッドに移してシャツとスカートを脱がして腹を露出させた。
少し腹を押してみる
ずぶぶぶ・・・
どこまでもめり込んでいきそうな気がした。
意識もないので腹筋の抵抗を一切感じることはなく女の子の腹はこんなにも柔らかいのかと感心した。
そして今度は弱めに拳を叩き付けてみる
ドプン
水風船でも叩いたかのような音がして、拳は深々と腹にめり込んでいた。
大丈夫まだ意識は戻っていない。
(もう少し行ける・・・・)
今度はさっきよりも強く、土手っ腹に拳を振り下ろした。
ドボォッ!!
「ふぅっ!・・・・」
「波瑠?・・起きた?」
いや、違った。殴られた勢いで肺の空気が一気に押し出されただけだった。
以前、気を失ったままであった。
ちょっと俺は調子に乗り始めた。だんだん興奮してきたのだ。どうして抑えられない何かが込み上げてくる。
ドボッ、ドボッ、ドブッ、ズプッ、・・・・・・・・
意識のない無抵抗な腹に俺はなんども拳を埋め込んだ。
殴るたびにベッドの軋む音、波瑠の吐息の音が聞こえてくる。
・・・・・
パリーン
「!?」
突然一階の方からガラスの割れる音がした。
_まさか泥棒?
波瑠はまだ気を失ったままだ。逃げるわけにはいかない。
「俺がとっ捕まえてやる・・・」
・・・・・・
一階の音が聞こえた部屋に行くとそこにはいかにも泥棒らしい格好の
黒ずくめでサングラスに、マスク、帽子に・・・どちらかというと強盗だ。いや結局は同じだし・・・・
なんて無駄なことを考えている暇はない。早くどうにかしなくては。
後ろからそっと近づいて、得意の空手を使って一気に気絶させよう
相手はタンスあさりに夢中だ。他に仲間も居なさそうだ。そう思ってゆっくりと近づく。
_シュッ
「がっ・・・。き、きさまぁっ!!」
(!? しまった、意外にタフな男だった。)しかもポケットからナイフまで取り出した。
みつかかってしまっては仕方ない、とった具合にもう殺る気満々だ・・・・
だけどこんな年いったおっさんに負けるはずはない、そして実際そうだった。
なんども切りかかってくるが、一発もかすることなく受け流してタンスに激突する。
_ガシャーン
「くそがぁあっ!」
相手はもう脳の血管が何本もきれているかのように顔を真赤にして向かってくる。そしてかわす。
「どうしたの? 何の音? いきなりいなくなちゃっててびっくりだよ〜。」
そういって波瑠が階段を降りてくる音がする。
(波瑠? くそっ、こんな時に目が覚めちまったのか・・)
「波瑠!! きちゃダメだぁ!!」
がちゃっ
波瑠が扉を開ける。
なんとも不運なことに、ちょうどそこには男が立っていた。
「?・・誰?」
振り向きざまに男はナイフを突き出す。
ずぼっ
「えっ・・・・・?あっ・・・」
ナイフはちょうど波瑠のへその横に根元まで刺さった。
1秒にも満たない静寂が、何時間にも感じられた。
(そんな・・・うそ・・だろ・・)
男もどうやら、震えてるらしかった。
動く気配がない・・・・
その中で波瑠だけがゆっくりとした動きで倒れこむ。
ナイフはしっかりと男の手に握られたままだったので、倒れたときには腹からナイフは抜けていた。
「良・・・すけ・・・・」
力ない声が聞こえる。傷を押さえて這いつくばりながらこちらへ来ようとする。
傷口からは鮮血がドクドク流れている。
そして何の音も聞こえなくなった。
誰も動かなくなった。
これが全て夢なら、どんなに良いことか・・・
そう思った。
無理やり書いたらこうなってしまった・・
ごめん、打ち切りの漫画みたいな終わりで
訂正です
無理矢理ではないね
もっとドボッドボッやってほしかったな。でもなんか萌えます。
887 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 16:26:54 ID:V4Vm16CB
心臓マッサージをみぞおちにやるのもいいよね
888 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 00:53:14 ID:M9pZFX2+
ヤリマンビッチのへそ下に2度と孕めなくなるくらいの強烈な鉄拳ぶちこみage
指マンしながら腹パンチしたら中指を捻挫したでござるの巻
爆乳で太腿がムッチムチで力を抜いてても腹が六つに割れてる褐色の戦女神様に大砲射出ファンタジー
891 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 03:27:01 ID:8UtMjzS1
500KB以上は書き込めないんだっけ?
だとしたらそろそろ次スレかね
誰がたてるの?
よくやった
>>893 !
うちに来て妹を腹パンチしていいっぞ!
>>893 乙
記念に極道系SSでも書いてみないか!
>>894 ひどいなアお嬢ちゃん
相手が筋モンだからって妹を差し出すなんて
妹ちゃん内臓がせり上がってお腹べコベコに凹んで、動かなくなっちゃったヨ
可哀想だよね、ウン可哀想だ
お姉ちゃんなんだから一緒に居てあげないとね
エヘェ何で逃げるのォォ
いつもの男言葉の勇ましい君はどうしたんだよぉ
アハッ
つ か ま え っ た
ちょ・・・
お、お腹を殴るのはやめて・・・
「や、やめて、これ以上お腹殴られたら子供作れなくなっちゃうよ…」
「へぇ、じゃあ子供作れるかどうか見てやるよ」
そういって俺は彼女の下着(漏れ出した小水でズクズクになっている)を引っぺがす。
「下の毛薄いな、胴着とかで磨れるもんなのかも知れんな…
さて、こっちは大丈夫かね」
脚と脚の間に拳を押し当てる。
「え、ま…まさか」
「多分ご名答」
899 :
qさま:2010/07/29(木) 22:06:20 ID:uOeg11oO
自分は2つ上の女の人と海に行ったんです
彼女はビキニを着ていて
お腹を見たらきれいにとは言いませんが6つに割れていました
腹筋すごいですねと言ったら
「そうでしょ」と
夕方に帰って家に着いた時
お腹殴ってみてと言ってきましたw
服の下はまだビキニでいきなりベットに横になってバンザイしたんですよ
軽くトンっと叩いたら、「なんだその軽いぱんちはああ!」
と言ってきましたなのでもう少し強くたたいても
だめだったんでまた「パンチヨワ!」
と言われて腹が立ち手を縛って固定して足も固定しました
最初のほうはまだ「全然大ジョブ!」
と言っていたんですが少ししてから
咳をし始めたんで「おれの勝ち!」?
と言ってしまったら「むせただけ!」と言うんです
でも縄をほどこうとすると怒るので
2時間ぐらいやったかな?
後半めり込ませました・・・
でもすごい腹筋でした!俺も負けませんよ!
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