もやしもんでエロパロ2

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1名無しさん@ピンキー
・次スレは>>970踏むかスレ容量が450KB超えた辺りで
・ゴスロリ蛍絡みで801要素を含みそうな場合は注意書き必須

前スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174484294/

保管庫
ttp://www1.ocn.ne.jp/~herma/SS/Moyasimon/Index/ff/0001.html
2名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 02:59:15 ID:dAD0McY9
1乙

目指せ即死回避
3名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 03:16:44 ID:PZUMEHs5
おりぜーおりぜー
4名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 05:31:59 ID:ERs8cVGd
おりぜーおりぜー
5名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 11:38:07 ID:R4G+0d6l
即死回避協力。

おりぜーおりぜー
6名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 20:00:19 ID:xgdIdO4h
おりぜーおりぜー
7名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 04:16:28 ID:dHax0asd
乙&即死回避
8名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 13:39:41 ID:KNiP6xBu
おりぜーおりぜー
9名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 17:33:36 ID:kWWDqgv4
>>1


ピッ

に禿萌えたに禿同意ノシ
10名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 06:52:41 ID:C949LD4e
かもして おかすぞ
11名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 19:40:11 ID:8a03eR7i
はせがわはせがわ
12名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 00:41:24 ID:yCblBZpF
長谷川×美里で投下します。
まだ前スレ終わってませんがまったく自分の都合でこっちに・・・身勝手
ゴメンナサイ。
このカップリングに興味ない方、嫌いな方はもちろんですが
長谷川に思い入れのある方もスルーしてやってください。
かなり壊しておもちゃにしちゃったもんで・・・ゴメンナサイ。
13名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 19:03:04 ID:tdZXPLoD
投下はまだですか?
1412:2009/05/06(水) 01:03:16 ID:kTWfRlso
ゴメンナサイ。
1512:2009/05/06(水) 01:14:15 ID:kTWfRlso
あ、ダイジョブだった・・・
12書き込んだ後作業中に、いえ貼ろうとしてただけなんですがふいっと落ちて
しまいました・・・!
仕事中の未処理データがあったんですんっごいあせりました。
驚!焦!慌!願→努→鬱→→→兆→望→驚!→謝→喜→今 という感じです。
すいませんどーでもいいこと・・・
16名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 01:49:57 ID:kTWfRlso
ん・・・
何かおかしい。
は・・・軽く息を吸い込むような音。小さく わー・・・という声。
部屋の中が暗闇でないことから夜が明け始めた頃というのは察せられた。遥のベッド。
目覚めきらない頭と体で状況を把握しつつ、この感触は何だろうかと考えた。下半身に違和感・・・
自身が起つのは毎朝のことだ。それだけでなくそのトランクス越しに何かが・・・
「!」
遥の手が毛布の中を探って美里の屹立したそれをトランクスの上から触っている。
気づいた途端美里は遥の手首をくっと握り締めていた。
「なにやって・・・」
手をはずしながら遥を見るとまじまじと美里の顔を見ている。
「なに」
「・・・朝から大変ね」
羞恥と呆れたので返事もできない。遥はまた美里の下腹部に手を伸ばしてきた。
「やめぇ」 美里は遥の手をどけた。目が覚めてしまった。時計に目をやると5:18am
「毎朝?」
「は?」
「毎朝こうなるの?だって昨夜・・・」 言いながらまた触ってこようとする。
「男はこんなもん」 美里は諦めて遥の好きにさせた。遥は指だけを下から上にすーっと這わせた。
美里の全身に震えが走る。
「気持ちいい?」 遥が美里の顔を見ながら手で緩く掴み、指先だけさらに下部に這わせる。
トランクス越しなのに呻き声が漏れるほど感じてしまった。
「やめてくれ」 美里は遥の手を掴んで遥の体の方に押しやる。
「アンタの言う通り男は朝から大変なんやからこれ以上面倒くさいことにせんでくれ」
「面倒くさいことって?」
「・・・寝ようや。もう少し・・・」 美里は遥と反対側に寝返りをうった。
「そんなんで寝られるの」
寝る。寝てやる。
惚れた女で大抵のことは逆らえないとはいえ、そういつもいつも遥の思い通りにさせたくはない。
目を閉じてじっとしていると遥が近づいてきて美里の背中に抱きついた。
肩に手をまわし、体をぴったりくっつけてくる。ほのかに香水の香りが漂う。
「・・・男ってやっぱり・・・女は胸おっきい方がいいんでしょ」 美里の耳元で囁く。
何やら動きがおかしいと思ったらやはりそういうことらしい。ナイトウェアしか着けていない遥の胸が
美里のTシャツ越しの背中にしっかりあたっている。押し付けているとしか思えない。
美里のそれはますます元気になってしまった。
「そ、そんなん・・・人によるやろ」 声が上ずってしまう。
「薫は?」 美里の縛った髪の毛を背中から胸の方にまわし、上から下にゆっくり扱く。
「俺は・・・」 あかん。限界。
美里は遥の手をはずし、がばっと上半身を起こした。
「俺はこれや。このサイズ」 掌で着ている物の上から遥の胸を包み込む。
ウエストが引き締まり腰も細いのにバストは大きめ。
男から見たらそそられる曲線なのは間違いない。それを強調させるような体に密着した露出度の
高い服を着る。
整った顔立ちの上に濃い目の化粧。手足が長く女にしては身長があるのに10センチのピンヒール。
どこにいても目立つ。
なんでこんな女が俺と一つ寝台で共寝しているのやら・・・。
美里は遥と関係を持ってから何百回目だか頭に浮かんだ疑問をまた思い返した。
17名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 02:53:17 ID:UZDyBfBG
おりぜーおりぜー
18名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 03:43:55 ID:kTWfRlso
着ている物の上からそっと遥の胸を揉み上げる。遥は大きく息を吸い込んで仰け反った。
両胸の先端が起っているのがナイトウェア越しにはっきりわかる。
美里は遥に口付けした。唇を離すと遥の目を見て言った。
「責任とってもらうわ」
美里は毛布をはいでナイトウェアの裾を探り、遥のショーツを脚から抜き取った。
「起こしたのアンタやからな」
「最初っから起きてたもん」
遥は美里の手が腰に触れるとびくんっと反応したが抵抗はしない。
ショーツを手にとって薄暗い中で目を凝らして鑑賞しようとしている美里の手からそれをひったくった。
美里がナイトウェアの肩紐に手をかけようとすると、遥が「待って」と美里を制して起き上がり、
サイドテーブルの引き出しから小箱と何かを取り出した。
美里は箱を受け取り、中の物を取り出した。手元で小さく音がする。
遥に背を向け、Tシャツとトランクスを脱ぐと注意深くそれをつけた。
遥の方に向き直ると遥が無言でアイマスクを差し出した。完全遮光のカーテンではないので
部屋の中が徐々に明るくなってきていた。遥は最中自分を見られるのを嫌がる。
美里はうんざりした。
「目つぶるから・・・」 アイマスクは勘弁してほしい。遥の顔の表情や体を見ながら抱きたいのが本音。
遥は黙って美里を見つめたまま。美里は諦めてそれを受け取ってつけた。間が抜けているし邪魔。
遥がくすっと笑ったのがわかった。
「つけさしといて何わろてんの」
遥は答えず美里に体重をかけて押し倒した。口付けし、やや強引に舌を入れる。
美里がそれに応えながら遥の背中に腕をまわした。右手が遥の左肩を撫で、左手が腰の方へ
下りていく。
遥の着ているナイトウェアの手触りがいい。滑らかに手に馴染む。
遥が普段着ないような淡い桃色、フェミ系、シンプルなデザインの膝丈のナイトドレス。
昨夜それを着て洗面室から出てきた遥を見た美里は、その可愛らしさに涎を垂らさんばかりに
見入ってしまった。
男ってやっぱりこういうのが好きなんだ・・・。
遥はその腑抜けた表情の美里を、いささかの軽蔑感を抱きながらも愛しく思った。
このナイトドレスも美里目線で、というより男が好みそうな物を選んだのだが、それが予想以上の
効果を上げてしまったわけだ。
手元に届いた時はこれを着てみようと思った時の自分の心理状態を疑ったものだが。
年下だろうと好きな男に可愛いと思われたい自分がいた。
実際着てみると満更でもないことに気づき、それにも苦笑した。
アイマスクを着けさせたのは2回目。顔や体を絶対見られないし、探るように遥の体に触れてくる
美里の指の感触が新鮮で遥は気に入ってしまった。
遥は美里の体の上に乗るのも好きだ。体が密着する。
美里の感じやすいところを探して反応を見ながら刺激するのが楽しかった。
その時に出る美里の声が好きなのだ。
元々美里の声に性的魅力を感じているから、耳元で呻かれたりすると全身の力が抜けるほど
うっとりしてしまう。
思い切り引かれるだろうからそんなことは絶対言えないけれど。
美里自身はそれがあまり好きではないようだった。いつも遥が楽しんでいる最中に我慢の限界が
くるらしく、不意に遥を仰向けにした。
我慢させた分お返しとばかりに遥の鎖骨から耳元まで性急に舌を這わせた。
・・・ぁ・・・あっ・・・
形勢逆転。美里は遥の体を本人以上に知っている。
今の美里にとって遥の体に愛欲の火をつけることなど何の造作もなかった。
19名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 03:50:30 ID:eB6r88SX
おりぜー過ぎる
20名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 11:19:21 ID:mvz82XdA
オリゼーオリゼー
21名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 20:26:05 ID:20Leqzl+
これはなんというオリゼーオリゼー
こういう壊し方なら大歓迎ですよw
22名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 22:37:07 ID:nUGu8MTA
GJ!!
オリゼーオリゼー!!
23名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 03:04:36 ID:tMg76L/U
どうしてこうも簡単に美里の愛撫に反応してしまうのだろう・・・。遥は自分の体を腹立たしく思った。
美里をその気にさせたのが自分だということは頭の隅に追いやられている。
たまには美里からの刺激に何も応えないまま、焦れる気持ちを美里にも味わわせてやりたかった。
5時間前まで濃厚に愛し合ったのに、この瞬間また美里の次の動きを待ち受けている自分に厭きれた。
美里は遥の肩からナイトドレスの肩紐を滑らせ、脱がせようとしたがうまく体を下りていかない。
学習してほしい・・・遥は思った。昨夜と同じことをしている。
遥が起き上がって自分で脱いだ。その途端美里が遥の肩を押さえつけるように押し倒した。
ぐずぐずしているとまた遥に体の上に乗られてしまう。
それを嫌悪しているわけではないが、この貧弱な体のどこが面白いのか理解できなかったし、
遥に奉仕させているようで何か落ち着かない。
遥はそれを楽しんでいるらしいからそんな風に思う方がおかしいのだろう。
徐々に慣れ、そのうち受け入れられるはずだ。・・・ただ。
その前に飽きられるかもしれんな、俺。
遥を抱く度にいつもこれが最後かもしれないと思って時間をかけてしまう。
「もう会わない」 そう言い出されるのは半年後かもしれないし、もしかしたら明日かもしれない。
追いすがるような真似はしたくないし、いつもその覚悟をしておいた方が傷は浅くてすむはずだ。
時折漏れていた遥の声の感覚が短くなってきていた。
辛いことを思っていたせいか、知らないうちに愛し方が手荒になっていたようだ。
いつもと違ってまったく見えないから、遥の声や息遣いや動きで感じ取るしかない。
下腹部から膝にゆっくり指を滑らせる。肌に残ったショーツの跡のわずかな凹凸を唇でなぞると
くすぐったいのか感じているのか、短く可愛らしい声を出して腰を浮かせる。
美里は遥の右胸に顔を寄せ、舌を這わせた。ここに時間をかけるのは遥が感じやすいのと
触れると吸い付くかと思われるほどの肌の滑らかさに魅了されているせいだ。
指と舌と唇とでそれを感じ、形や、その色まで思い描く。
遥が一番感じやすい先端にはすぐ近くまで唇を寄せながら触れない。
左胸は膨らみに沿って指先だけが滑っていく。やはり先端には触れようとしない。
左胸も同じように執拗に舌と指を這わせる。
いつものような愛撫でないのに遥が焦れているのがわかっていながら、最後までそれには触れなかった。
美里は遥の耳朶を唇でなぞった。遥は上半身を震わせ、甘い吐息を漏らした。
美里の手が遥の腰に伸び、それが前にまわり指先が動く。
遥がシーツを握り締めた。
遥の体の中を美里が貫いた。ゆっくりと。深く。
暖かく包み込まれているような感触。
遥が声を上げた。上半身を反らせたのがわかる。
痛みを感じたのかと動かずにしばらく様子を窺っていると、遥が美里を急かすかのようにくぅっと
絞めてきた。
これが堪らない。今にも・・・。
・・・あー・・・違う。まだ・・・早すぎる。
美里は息を吸い込んで耐え、動き始めた。
・・・ん・・・ぁ・・・ぁあ・・・
遥はもう抑えようとはせず、そのままを声に出していた。
互いの耳に届くかと思うほど鼓動が早く大きく感じる。
遥のそれが近いらしいが美里も限界。無意識に動きが早くなる。
不意に美里が動きを止めた。
遥が荒い呼吸のままどうしたのかと訝っていると、美里は頭を下げて先ほど最後まで触れなかった
遥の胸の膨らみの先端を舌で包み込んだ。
ーーーーーーっ・・・
途端に遥が、か細く長く声を上げ体全体を仰け反らせた。美里もその瞬間を迎え、果てた。
24名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 19:11:11 ID:I+SjWtfM
乙乙乙でした〜!
アイマスクで目隠しとは・・・
25名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 22:47:26 ID:N+Pry7kl
まだ終わってないよね?
オリゼーオリゼー!
26名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 04:01:46 ID:pqQiYcXS

アイマスクをはずすと蒸れるほど汗をかいていた。タオルでぬぐい、後処理する。
遥は美里に背を向け横になっている。呼吸が落ち着いてきていた。
美里はTシャツとトランクスを着け、遥の体に毛布をかけた。肩にキスするとびくんっと身震いする。
髪の毛をそっと撫でるとわずかに頭を反らせた。
髪の毛を撫で続けていると遥は美里の方に寝返り、胸に顔を寄せた。
「・・・水持ってきてくれる?グラスと。冷蔵庫に入ってるの」 遥が美里の胸の中で言った。
「うん」 美里は起き上がって部屋を出た。う・・・・。直後は立ち歩くのがしんどい。
グラスとピッチャーを持って戻ると遥は頭から毛布をかぶってごそごそしている。
ナイトドレスを着ているらしい。毛布から顔を出すと美里を見て「飲ませて」と言った。
・・・は?
「口移しに」
えーーーーー・・・。
「そ、そんな器用な真似できん」 照れているのか憮然として美里が言う。
「やったことあるの」
「あるわけないやろ」
「じゃ試して」 ちょっと起き上がればすむのにそういうことをさせようとする心理が理解できない。
美里はグラスに水を注ぎ、冷たいそれを口に含んだがそのまま飲み込んでしまった。
「なんやこれ。レモン?」 レモンの香りと微かな酸味を感じる。
「うん。ねぇ・・・早く」 そんな甘えた声出さんといてくれ。
美里はベッドに膝をつき、少しだけ水を口に含むと頭を下げて遥の顔に寄せた。
遥の口の中に少しずつ慎重に水を注ぎ込む。おー・・・できたやないか。心の中で自分を褒めてやった。
遥がそれを飲み込んで「もっと」と言った。
こぼさないよう少しずつ・・・。それを飲み込むと遥はまた「もっと」と言う。
結局美里は5回同じことをさせられた。
遥が起き上がった。髪の毛が乱れているのが妙に艶かしい。それにこの着ている物・・・
「寝て」 グラスに水を注ぐ。美里に飲ませようとしているらしい。
「いらんいらんいらん」 慌てて首を振る。顔が紅くなるのが自分でわかった。
「・・・あたしじゃ嫌なの」 真顔になっている。・・・怖い。美里はおとなしく横になった。
遥が水を口に含み、美里の口の中に注ぎ込む。美里が飲み込むと嬉しそうに微笑んだ。
可愛い・・・。体中の血が沸騰したかと思うほど感情が湧き出てきて抑えようがない。
遥が口付けしてきた。先ほどの水で二人とも口の中が冷たい。それを和らげるように何度も触れ合う。
遥が離れようとすると美里が抑え付け、美里が手を緩めると遥が引き戻す。
互いが互いから離れようとしない。遥が美里の体の上に乗ってきた。
耳の下から喉にゆっくり舌を這わせると美里はわずかに顔を歪めて呻いた。
きた・・・!ぞくぞくする。もっと声を出させようとしていると美里に力ずくで仰向けにされた。
その声が聞けなくなったと思うと、遥の高揚していた気持ちが急速に冷めてしまった。
「・・・アイマスクね」 美里の目を見つめて言う。
えーーーーー・・・
「もおおおおおぉーええやんこんな綺麗な体なんやから!」
美里は吠えるように言うとナイトドレスを捲り上げた。
「やめてやめてやめて!」 遥が身をくねらせて半ば楽しんでいるような嬌声を上げる。
このまま押さえつけてでもナイトドレスを脱がせてしまうつもりだったが、美里は手を止めた。
今日別れを宣告されないためにも遥の嫌がることはしたくない。
遥がじっと美里を見ている。少なくとも拒んでいる目ではない。どころか・・・。
ひょっとしたら俺を挑発してる? 力ずくというやつを密かに期待してるわけか・・・?
・・・どないしたらえーねん・・・。
美里の手が遥の肩に触れた。
                                 おわりぃ
2726:2009/05/08(金) 04:07:00 ID:pqQiYcXS
なんつか・・・しょーもない。ゴメンナサイ。
28名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 10:49:55 ID:vqfg0a9L
>>26
いやいや、しょーもなくないぞ。
GJ!!
29名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 13:21:21 ID:+H1AeX7S
しょーもなくない!駆け引きがすごくイイ!
美里も遥も凄くテクニックあるみたい…
またお願いします!
30名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 16:37:59 ID:o/gifbq4
「沢木。これなにかわかる?」
ゴスロリ青年、結城蛍が取り出したものは、形状がコルク抜きに似た
プラスチック製の代物だった。
「つーかさ、蛍。その前になんで俺は手錠をかけられてるんだよ」
後ろ手に拘束され、ベッドの上でゴロンゴロンと不服そうに沢木は体を揺すらせて抗議する。
しかし、そんな沢木の苦情を蛍は、さらりと聞き流し、なおも手に取った器具についての説明を続けた。
「これはね、エネマグラっていってドライオーガズムを得るための道具なんだ」




これなら、やおいじゃないよね?ね?
31名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 18:19:35 ID:czD4URsR
>>30
やおいはともかく、この後の展開が気になる。
32名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 21:04:19 ID:qYh0CyjG
このような場合言わなければならない言葉など一つだろ

オリゼーオリゼー!
33名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 00:22:06 ID:i3tZLP/4
オリゼーオリゼー!
34名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 03:30:55 ID:diZF0MTp
ノープランで書き出したので適当なのを許して欲しい。


つつっと蛍がおもむろに身を寄せ、息がかかるほど間近に顔を近づけてきた。
男同士だというのに、沢木はなぜか照れてしまい、少しうつむき加減になる。
「人生何事も経験が大事。でしょ?」
「はぁ?」
「だから…ね?」
黒い手袋に包まれた、細くて長い指が沢木のベルトに掛かり、瞬く間にズボンを脱がし始めた。
「ちょ、ちょ!なにしてんだよ蛍。あっ…ごめんなさい脱がさないでください、脱がさないでください」
手錠で腕の動きを封じられている以上、抵抗できるわけもなく蛍のなすがままに剥かれてしまう。
「今まで体験したたことのない未知の快楽を、沢木にも教えてあげるね…」
だんだん蛍の口調が、しっとりと艶を帯びた女の声になっていく。
その一方、目の前で起こっていることに、思考がついて行けなくなりつつある沢木は
眼前にいるゴスロリ少女の美しい容姿と、艶めかしい声と吐息によって脳が痺れつつあった。

35名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 03:55:24 ID:MhnkqKBR
>>34
がんばれオリゼ−オリゼ−
3626:2009/05/09(土) 23:38:57 ID:RqoJQ9sk
読んでくださった方、レスくださった方ありがとうございました。

>>29
駆け引き、テクニック・・・ですか。そーか・・・
なんか初々しさからほど遠くなってしまったのかな・・・w

30 34読んで
沢木ってM?蛍って潜在的S? 
と胸躍らせたりしたのは間違った解釈だろーか
つまり蛍はそれ試したんですね・・・?
37名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 23:47:48 ID:yGukLdNS
蛍はともかく、沢木は間違いなくMですよねー
38名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 01:57:32 ID:gilbORlG
>>37
やややややめてください
かかかか考えたこともないのです(嘘)
オリゼ−オリゼ−
39名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 15:12:50 ID:k7rKYA8I
空気読まず申し訳ないんだが
蛍関連の職人さんは>>1を忘れないでくれるとうれしいな

自分はぶっちゃけ801はちと辛いんで………

ここで蛍でヤるな、とは言わないが
ヤるならヤるで気は使ってくれい





いや蛍は男のおにゃのこだから(ry系の反論は聞き飽きたから
やっちゃやーよ
40名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 20:51:02 ID:A/MjAqy7
じゃあーってわけでもないけどムトー×美里は?
春祭終了後とフランスから帰った後の亜矢さんの店で何気にタッチしてる。
どっちもお互い意識してないけどね。

あぁ! 長峰君×からあげ姉さんは?
41ゴスロリ青年と次男坊:2009/05/12(火) 04:26:44 ID:Cs5AJoG9
なまじ、エネマグラを使うと書いたため、そこまでの道が遠いこと遠いこと。



「♡」
ズボンを脱がし終え、トランクスに手をかけようとした蛍は、ふと腕に固い感触を感じた。
その正体は言わずもがなだが、蛍は嬉しそうに隆起した沢木の男性自身に対し、布地越しに絡みつくような
動きで指を這わせる。
その度に、ビクッと反応する様が愛おしくて、さらに何度も何度も包み込むようになで回した。

「期待してるんだ?」
微笑みながら、沢木に意地悪な質問を投げかけ、ジッと瞳を見つめる。
その視線を直視出来ない沢木は、顔を背け視線を外す。だが、蛍はそれを許さない。
グッと顎を掴んで正面を向かせると、もう一度問いかけた。
「き、期待なんか、してねーよ…」
と、精一杯強がった返答をするものの、蛍が「あ、そうなんだ」と笑顔で、ペニスのてっぺん部分を
爪先でカリカリっといじめると、沢木はその刺激に耐えきれず、吐息混じりの鼻にかかった、甘い喘ぎ声を
つい漏らしてしまう。

(可愛い…!)
そんな沢木の反応がとても愛おしく、思わずぎゅっと力強く抱きしめると、顔中にキスの雨を降らせた。
それだけでは満足できないのか、さらに首筋、喉元もネットリとねぶり、唾液音混じりに吸い上げる。
「ん…蛍、やめろよぉ」と口では否定するものの、既に拒絶の意志は感じられない。
とはいえ、素直じゃないのが少し癪に障るので、この幼馴染みにもっと身体でわからせて
あげるべく、一気にトランクスを剥ぎ取った。
42名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 07:10:49 ID:Ux6i7R7p
ゴクリ…
43名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 02:07:11 ID:/JLige5A
オリゼ−オリゼ−
44名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 22:00:29 ID:0+jywcKR
唐揚げ娘が長峰に雌豚調教される話をキボン
45名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 23:50:46 ID:lOROGooh
過疎ってるなー
46ゴスロリ青年と次男坊:2009/05/15(金) 15:36:56 ID:xGj5t2Sr
文章書くのって難しいね。とりあえず、長くなるのもアレだから
手短にしてみました。次こそクライマックスです。



完全に下半身が露出し、さらに完全に反り返った性器までさらされた沢木は
身をくねらせ、なんとか隠そうとするものの、後ろ手に拘束され、蛍にのし掛かられた体勢では
もはやどうすることも出来なかった。
「ほら、暴れない」
子供をあやすような口調であしらうと、器用にくるんと沢木の体をひっくり返し、尻を突き出させ
座薬を入れるような四つん這いの体勢を取らせる。

「少しほぐしておくね」
そう言うと、沢木の尻穴に蛍はそっと舌を這わせはじめた。
その湿った感触は非常に生々しさがあり、そしてとても熱く、まるで体温を身体の芯で感じようだった。
「ぁっ…やめろ…そこ、汚いっ…」
全身をよじり、必死に逃れようとするが蛍はガッチリと腰を掴かみ逃さない。また、少しでも隙間が
出来ようものなら引き寄せられ、再びじっとり熱を帯びた蛍の舌が、沢木を責めさいなませる。

蛍は実に熱心に、菊門を責め続けた。
最初は、遠慮がちにつつく様な動きだったが、段々と吸い付き舐め回し、最後には舌を押し込んで
沢木のなかを蹂躙していく。
「こんなの…おかし、い…。け、蛍、やめて…」
挿入感に身を強ばらせながら、消え入りそうな声で沢木は何度も何度も止めるように哀願する。
が、その行為はかえって蛍の責めを激しくした。そして舌はさらに中へ奥へと進入していくのだった。
初めて感じる違和感と、くすぐったいような感触、そして、不浄な所を幼馴染みに嬲られる
羞恥心等々、様々な感覚と感情が入り交じりあって沢木を浸食していく。
それにより、頭も心もオーバーフローを起こしてしまい、この時、沢木の思考は完全に停止した。
もう、蛍によって強制的に与えられた刺激に、ただ反応することしかできなくなる。
身体からは、急速に現実感が失われていくのであった…

(こんなところかな)
蛍は、おもむろに黒手袋を外しだした。露わになった手は長く陽に当たっていない賜か、
透き通るような白い色をしている。
爪には口紅と同じダークパープルのマニキュアが塗られており、背徳的な
行為を彩る、鈍く淫靡な光沢を放っていた。
そして、その手がベッドサイドに置いてあった、エネマグラに伸びていく……
47名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 01:08:12 ID:DPLrhNot
麹黴麹黴
48名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 09:50:32 ID:nBTus0E2
ageてみる
49名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 08:45:59 ID:JCEoFhyc
オリゼー!オリゼー!
50名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 07:26:38 ID:HqwqzzRA
おりぜーおりぜー
51名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:34:36 ID:MRZkcn5O
美里×長谷川楽しみだぜ
52ゴスロリ青年と次男坊:2009/05/27(水) 03:14:22 ID:W/MKV8Z1
なんとかBL臭を消そうと、半分以上文章を削ったが駄目だった。
あと2回くらいで終わります。


蛍はエネマグラを手に取り、ローションを塗りたくっていく。
白い指とダークパープルの爪が、これから行われる禁忌の快楽を想像させひどく艶めかしい。
「さあ、いよいよ本番だよ……」
エネマグラが押し当てられると、ローションの冷たい感触に沢木は思わず「ひっ!」と情けない声を漏らす。
十分ほぐされていたため、思いのほかスムースに突起部分が呑み込まれる。
自然の摂理に反する肛門への挿入に、沢木は急速に不安感を募らせ思わず
「蛍、蛍…蛍……」
と、震えるような声で何度も名を呼んだ。

「大丈夫だよ、沢木」
手をぎゅっと握って沢木の声に応える。
その動きでジャランと、手錠の鎖が鳴った。
(邪魔……だな)
蛍は、手錠を片手で器用に外していき、沢木の両腕を解放する。
(……今は、僕を求めてくれる)
そう思いながら、手錠の跡が付いた手首へ、舌を這わした。

沢木をリラックスさせるために、横向きに寝させると正対に向き合った。
この体勢だと、互いの顔がよく見える。そして、なにより沢木"自身"の感触が味わえる……
距離を縮める為、沢木の頭を優しく腕の中へ抱え込んだ。
胸にはパッドが入っているので、谷間に顔がぴったり固定される。
人工物とはいえ予想していなかった胸の存在に、沢木はびっくりしたのか、それとも照れているのか、視線を
”おっぱい”から外して意識をしないように努めた。
しかし、蛍から香るムスクの匂いが鼻孔を刺激し、ますます本能が"女"として誤認識してしまう。
股間へ、さらに血が集まっていく気がした。

「沢木……力を抜いて。僕を信じて……ね?」
金髪を指で弄びつつ、蛍はゆっくりとエネマグラを抜き差し始めた。
側位の体勢なので、動かすたびに沢木の腰が蛍に押しつけられる格好になる。
またそれに併せて、蛍は自らの太腿を沢木の肉茎に擦りつけるように動かしていく。
最初は、スカートに。そして、徐々に素肌へ当たるようコントロールする。
ごく自然に、沢木に悟られぬ様に……
53名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 04:51:56 ID:/E9VfBO+
おおおエロい。特にラスト6行。
文章削ったってのはもったいない気がする。けどGJ!
54名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 20:00:06 ID:/wwNmRhb
BL臭くなるのは役割に同性愛的なものを持ってくるからじゃね
男×女装男でも役割が男×女ならBL臭しない
55名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 17:55:40 ID:k0UG5iFm
透き通るような白い肌 ダークパープルのマニキュア ムスク えねま…
ふわぁああぁぁ…
なんか出てきちまいそうだぜ

おりぜーおりぜー
56名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 23:07:41 ID:IYTqxIfV
 
57名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 00:36:46 ID:CGzUsWRt
完全に書きたいことに対して文章力が追いついておりません。ごめんなさい。
あと、DVD4巻ジャケットの蛍がエロ過ぎです。ごめんなさい。


エネマグラの挿入による反応で腰が突き出てしまい、正面の蛍にペニスが当たってしまう。
親友に怒張した性器が触れる……その何とも言えない気恥ずかしさに、沢木は身悶えた。
蛍にペニスを擦りつけることは避けたいと、沢木は腰を下側に捻り回避しようとする。
こうすれば、ベッド側にペニスが向くので、蛍の身体には当たらなくなるはず。そう考えた。
ただ、一気に動くと、意識している事がバレてしまい気まずくなりそうなので、エネマグラの挿入に
あわせて徐々に捻っていくことにした。

(え?)
予想とは異なる感触に目線を下ろすと、そこにはスカートから覗いた蛍の白い太腿があった。
逃れるつもりが、かえって自ら太腿に乗せてしまう格好になった。
今までの布越しの接触とは違い、肌へ直接性器が触れてしまっている……
その蛍の太腿は、体温を感じるものの、同時にヒンヤリともしていた。
細身にもかかわらず、思った以上に柔らかさが感じられる。
なによりも、蛍が動くたびに筋肉の伸縮が伝わってきて、それが非常に生々しく、形容し難い羞恥を呼び起こす。

「嫌、沢木。そんなに押しつけないで……恥ずかしい……」
その声に沢木は耐えきれなくなって、体勢を戻し逃れようとする。だが、蛍はそれをさせず、もう
片方の脚を引き寄せて、肉茎を両腿で挟み込んだ。
まるで予想外の行動に、沢木は慌てふためく。一方、蛍はその反応が愉快でたまらない。
――自分を意識している。
そう思うと、今まで感じた事のない高揚感が沸いてきて、身体が震えた。
「フフフ……沢木のおちんちん、サンドイッチ、いや、ホットドッグ状態になっちゃったね」
あまりの興奮に、つい結城蛍らしくない下品な冗談が口に出る。

太腿ではさんだ、沢木のペニスは想像以上に熱く、ドクドクと脈打っていた。
先端部分はぬめっており、その粘液が僅かに不快と感じる。しかし、その汚れることの不快感がかえって
蛍の性的興奮を高めていく。
――もっと汚して欲しい。
      沢木の全てを、身体で受け止めたい。――

気が付くと、無意識に力が入っていたようで、沢木の肉茎をギチギチと強く締めつけていた。
「蛍…きつい……っ!」
暴力的な圧力から逃れようと、太腿をこじ開けようとするが、蛍はエネマグラをねじ込み抵抗を奪う。
「気持ちいい?」
うっとりとした表情で、訊ねる。これは、どちらに対しての問いかけだったのだろうか?
とはいえ、沢木の反応を見れば、快感より苦痛が勝っていることは明白だ。それでも、あえて問う。
見下ろすその瞳には、どこかサディスティックな光が混じっていた。

「ねぇ、気持ちいいって言って……」
頭の中が解けてしまいそうな、とても甘い声。
しかし、その問いかけに沢木は応えない。否、応えられない。
エネマグラで菊座を責め立てられている上に、性器までも潰されるような圧力で嘖(さいな)まれては
口を開くどころではない。
「ねぇ…ってば……」
さらに催促し、耳たぶに軽く歯を立てる。
「あっ……」
こそばゆい様な刺激に、声を漏らす。
「沢木は耳が弱いんだ……ふゥン……」言い終わらないうちに、耳の溝に沿って舌を這わせていく。
そのネットリとして、くすぐったい感覚に、沢木は首をすくめる。
さらに、耳穴に舌を挿入する蛍を止めようとするが、
「好きだよ、沢木」
と、熱い吐息と共に囁かれてしまえば、もう強く抵抗することも出来なかった。
58ゴスロリ青年と次男坊:2009/06/03(水) 00:54:24 ID:CGzUsWRt
あ、ゴメン。
タイトルつけ忘れてた。
59名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 22:28:17 ID:BKOg0gFt
ンふふ…えろいー…ふふふ…

なんか今読み終わって
次男坊が女の子といいふいんきになっちゃってゴスロリ青年がそれ見て嫉妬して
やさしくやさしく甘い声で締め上げる…ってのを想像した
「…なんで…蛍…あっ…俺なんか…した?」
「沢木はああいうこがタイプなんだ…」
「あぁっ!」
60名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 23:16:38 ID:p9SDS8JI
なんにしても沢木は蛍に攻められるとこしか想像できないなぁw
61名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 03:16:41 ID:L9rZKyA7
女の子相手でも、沢木が攻めてる所はどうも想像しにくい
菌にすら口で負けるような奴だからかな
62名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 12:51:33 ID:6/MOt2Oh
からあげお姉さん、ちょいブスで巨乳だなんて素敵すぎだろ。逸材だ
6344:2009/06/09(火) 20:41:59 ID:azFKEHya
唐揚げ娘が長峰に牝牛調教される話をキボン
64名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 13:31:30 ID:iF6qfBw3
畜産メガネっ娘はちょいブスでなくてフツーなんだよ
女の子美人ばっかだからそう見えるのかもしれないけど
メガネはずして髪下ろしたらまた印象違うはず
から揚げ娘の新たな谷間…もとい魅力ハケーンの長峰君との展開は…
65名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 20:11:21 ID:z1n4HTDu
最後のコマで長谷川と美里が残ってましたよね。
ムトーが(多分)倒れて、美里がお姫様ダッコでムトーを運んで後で長谷川にヤキモチやかれてアーンナことやコーンナことを要求してしてやったりなんだが結局メロメロにされ。


なんて妄想を書店で立ち読み中に考えてしまう自分は欲求不満なのかと自己嫌悪…
66名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 22:11:00 ID:BOAdEK7j
書いてくれ是非。
特に
アーンナことやコーンナことを要求してしてやったりなんだが結局メロメロにされ。
ってとこ詳細に
67名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 23:51:05 ID:8hbcsBGL
からあげ、とりあえず名前がわからんことにはなぁ
68名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 14:38:49 ID:qpCDy7AU
田中でも山田でも構わんよ。(仮)ということで
69名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 19:56:05 ID:v08VHNb9
>>67

からあげ→鶏→鶏(ケイ)→桂子
でどうですか。
野中桂子。


>>66
65なんですが、書いてみてもいいんですけど、3ヶ月後とかでもいいですか〜
初めての作業になるので(脳内動画を文章に変換)そんくらいはかかる…
70名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 21:59:08 ID:45/seT97
>>69
うーん…けいだと蛍とかぶるな…
野中はAV女優にいるのだろ…いやいやいやいや

66じゃないけど気長に待ってるぜ
71名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 10:58:35 ID:d1hz4sKi
生肉すき?
72名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 12:30:00 ID:c/ASlOCZ
耳かじっていい?
73名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 12:41:02 ID:vZdYRv0B
いや噛み切って血を見ないと無理
74名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 06:40:29 ID:kb8kz5DS
ユッケなら好きですごめんなさい。
75名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 09:17:47 ID:zJwB8Enl
76ゴスロリ青年と次男坊:2009/06/23(火) 03:29:08 ID:DI2BV4L3
間が空きましたが、ようやく今回で終わりです。
実は前回投稿時に、9割近く出来ていたのですが、つながりが悪いところがあって四苦八苦し、時間を浪費した次第です。
まぁ、言い訳はともかく、書きたいことを書くのは意外と難しいと、実感しました。
相変わらず拙い文ですが、御笑読して戴ければ幸いです。
    
     *      *      *      *     *

耳までも犯され、甘美な毒が全身に廻りつつある沢木は、熱に浮かされたように
「気持ち…いいよぉ……蛍…ぇ……」と、声を発した。
待ち望んでいた言葉に、蛍はうっとりとした笑みを浮かべながらも
「聞こえない。もう一回……言って、沢木……」
わざと、乙女のように駄々をこね、もう一度促す。
「……きもち、いい……蛍……」
瞳を潤ませながら、沢木は再度言った。
その、苦しそうでいて、照れつつも甘えるような表情と仕草が、蛍にはあまりに魅力的すぎ、一瞬で心を奪われる。
――蛍の心にある、最後の箍(たが)が外れる音がした――
「はぁ……っ、うぅン……♡」
強引さを伴った情熱的なキスが突如、沢木に襲いかかる。
突然のことで戸惑い、遠慮がちな沢木の舌を、自らの舌で絡ませ引きずり出し、ヌチュヌチャと淫らな音をたててながら
互いの唾液を交換した。
蛍の激情は治まるところを知らず、さらに舌を激しく抜き差しさせ、沢木の歯茎の裏までも蹂躙していく。
あたかも、これが口で行うSEXであることを、沢木の身体にねっとりと教え込む様だった。
「うぐ……んぅ、けぇ…ぃ…ム…やめ…」
何か言おうとしても、お構いなしに、蛍は唇を強く密着させ幼馴染みの言葉を封じる。
今まで想像したことも無かった、呼吸を妨げらる程のセクシャルなキスに、沢木は翻弄されていった。

ようやく、蛍の熱いベーゼから解放された沢木は、息も絶え絶えで、浅い呼吸を繰り返し、軽い酸欠状態にだった。
結果、それが快楽の引き金を引く事となる。
エネマグラに依る苦痛が、焼け付くような刺激に変わった。
そして、肉体の内側から男性器に伝わっていき、ペニスの快感と相乗作用をおこして、身体全体が肛門の刺激を快楽として
認識していく。 
まるで腰椎に、快感物質が溜まっていくような未知の快楽に、沢木は腰をくねらせ激しく悶えた。
「うう゛ぅ……あああ゛ぁぁっーーー!!」
それでも耐えきれない快感に、思わず叫び声をあげる。沢木自身、信じられない程の大きな声だった。
歯を食いしばり、なんとか声を呑み込もうにも、快楽の波に押し流されて、止めどもなく喘ぎ声が溢れてしまう。
呼吸も益々荒くなり、息を吸い込むたび、喉がビュービューと笛のように鳴る。
完全に、開きっ放しになった口からは、涎が垂れ流れ、ゴスロリ衣装に伝い落ちていく。
蛍は、口元の唾液を人差し指で拭いつつも、そのまま沢木の唇に、紅を施すように塗(まぶ)した。
ひとしきり、柔らかな感触を味わったあと、その指をおもむろに口内に突っ込む。
なかの熱さと唾液のぬめり、そして沢木が喘ぐたびに、蠢く肉の感触が指先に伝わって来る。
まるで、沢木の肉体とその意志が、全て指先で感じられるようで面白く、そして愛おしい。

「沢木……」
再び、耳に唇をつけ囁く。
「あそこが、ビクンビクンってなってる……いやらしい……」
敏感な耳に、低く甘い声が直接響く。
「お尻が感じるんだ? 沢木。フフッ、ヘンタイだね……この僕に犯されて、ペニスがギンギンになるなんて!」
「ちが…っ!オレは、オレは……ひゃあっ!」
耳たぶを唇で噛み、ペニスを挟んだ太腿を擦り上げるよう交互に動かすと、沢木は堪らず嬌声をあげる。
必死に否定しながらも、快感に流される沢木が、今は可愛く見えた。
「いつでも……イっていいよ、沢木……」
優しい声で囁きながら、沢木の髪の毛をゆっくりと撫で上げて、射精を促した。
77ゴスロリ青年と次男坊:2009/06/23(火) 03:30:42 ID:DI2BV4L3
「蛍ェ……、オレ…もうだめ……だっ……!!」
身も世もなくよがり喘ぎ、蛍の両肩に逆手でしがみつきながら、限界まで膨れあがった肉棒を一心不乱に蛍の太腿の間へ
突き入れていく。
蛍自身の汗と、鈴口より大量に溢れ出る粘液が潤滑剤となり、ペニスはスムーズに抽送され、パンパン、と肉のぶつ
かり合う音が、室内に響きわたる。
その光景は、まさしく男女の性行為そのもので、蛍は甘美な錯覚を覚えずにはいられなかった。
(あぁ、沢木が僕の中でイク……!!)
そう思うと、背筋がゾクゾクッとふるえた。
精神的オーガズム――性的刺激がないのにも関わらず、今にも達してしまいそうな快感が蛍を満たしていく。

「ぐっ…はぁ……っ! イク、イクッ!……蛍ーーーーーーーッ!!」
初めてのドライオーガズムと射精、二つの大きな波に呑み込まれ沢木は絶頂に達する。
ドクッドクンと脈打ち蛍の内腿へ、白濁した欲望が勢い良くぶちまけられた。
沢木は、射精後さらに全身を二度三度激しく痙攣させ、そのまま糸が切れた人形のようにベッドに深く沈み込み
意識を失った。
(ああっ、熱い……っ!)
沢木の吐き出した精液が、蛍の内腿にまとわりつき、ドロリゆっくり垂れていく。その感触に、ブルルッと身体が震えた。
蛍は太腿に手を入れ、粘つく精液を指で絡め取り、その手を天井のライトに翳す。
あまり自己処理をしていなかったのだろうか。あまりの粘度に、指の間に糸を引いていた。
ツツーと、ダークパープルの爪先から、精液がしたたり落ちる――その雫を、真紅の舌が舐め取る。
それをきっかけに、恍惚とした表情で、指に付いた精液を丹念に味わうようにねぶっていく。
指についた全ての精液を舐めとると、大きく息を突く。
蛍は言い様のない、深い充足感を感じているようであった。

「愛してるよ、直保……」
決して生涯、伝えることのないであろう想いを、そっと告白した。
気を失っている沢木に寄り添うと、胸に頭を預け、もたれかかる。
(ファンデが移っちゃうな)とも思いつつも、頬ずりせずにはいられなかった。
沢木のTシャツは、汗でびっしょりと濡れていて少し冷たかったが、火照った頬の熱が吸い取られるようで気持ちが良い。
ゆっくり瞳を閉じると、沢木の心音が聞こえてくる。激しい鼓動が、徐々に収まっていくのが分かった。
心地よさに、そのまま眠りそうになるが、
「いけないっ、沢木が風邪をひいちゃう!」
と慌てて頭を起こし、甲斐甲斐しく、汗で色が変わったTシャツを脱がせた。
ふと、沢木の下半身が目に入る。
そこには、先ほど射精したばかりだというのに、ドライオーガズムの効果なのか、再びはち切れんばかりにそそり勃つ
肉茎があった。
「すごい……」
口元に手を当て、小さく驚きの声をあげる。コクリ、と喉が鳴った。
蛍は恐る恐る、その肉茎に手を伸ばす。初めて素手でさわる沢木のモノに、胸がドキドキするのが分かる。
そして、そのままゆっくりと口をつけようとした時……

ガチャッ
不意にドアが開いた。
今まで意識を失っていた沢木が、その音で目覚めた。
「ちょっとー、外まで声が漏れちゃってるわよー!」
聞き覚えのある声だった。
「えっ……お、及川……?」


〜〜『いつも周りにくわれてばかりの主人公』 おしまい 〜〜
78名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 22:26:39 ID:pWslVnVv
おぉいーかぁーわぁぁあぁ…っ!!
ノックもせずに入ってくんじゃーねぇっー!

堪能した。描写とかすごいわ…
79名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 07:55:19 ID:fmD6iABn
結城蛍は俺の嫁
80名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 13:01:51 ID:/M9b9WKp
>>77
おー…濃いな…GJ!
沢木の体のどこをどう刺激すれば気持ちいいのかとかちゃんとわかってんだな
蛍…いつの間にそんなテクを…
81名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 20:45:07 ID:QXWE18tJ
>>76-77
GJとしか言いようがない
82名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 07:42:35 ID:8N+oaIRW
あげてみる
83名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 09:21:41 ID:VWqUlWLj
>>79
いや、沢木のだろ
84名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 10:48:07 ID:iAE/Nf2M
いや俺のだから。
85名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 20:08:39 ID:PzAv6VGj
及川たんかわいい
86名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 03:29:29 ID:BbtYlT9S

 か       ー、ー-〜'⌒゙ヽ        __,....、
        も ヽ、  `;ソ {   ー=ニi┐`^Y{
            `ヘ ;r'´     |,>― 、|
     ,ィ〜:':.:.:. .    | |  し   lニ互ニ|
    ,ノ彡;' : : .;.:.. ..   |_|    /,二ィ´|| | `ヽ:.:.:..
   彡彡r'⌒   "'' L__ヽ、_レ'´ |i |_| i ヽ  `~⌒^)::.
 、 彡彡',         |_|ヽ、__ヽ ̄⌒||l | | l ヽ つ  (:.:.:.:.:...
 丶巛ミ"             ` ̄⌒>|!j|l | l j }   く` ̄`):.
   ヾミ.                ヽ`ヽリノル'"|       (:.:.:.:...
 丶 ミ、 ',  ∴        _,.. -―-'  .:.:.:ハ.::|      せ ̄`ヽ:.:.
  ヾ、ミミ:、; ∵  ,. -‐ '"´       ,.: '  ヽl.:.:|        え ):.:.
   ヾミミ:、 ',    \         .:    ..:.:.:. |.:.:.〉     ',   从  ・
    ヽ`ミミ ';    ヽ _     ..:.:.:.:.:.:.:.: |;;ノ       ヽ ノ川ノ ’,・え
     `丶`ヾ、    `¨)::`ヽ、,,;,;,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.  |   .:,'  ,::' ノノノノノ
  丶 ' ,  丶 `ヾ:、    \::::::::::::::ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:  }  ..::  ..::,.ィ彡彡彡彡'′∴ え
    `丶、 ,  ヾ、 `丶、   ` ̄`ヽ:::ト =ニ二l | :'   ,ノノノノノノノ丿 '"
 ` ‐- 、_  丶.  丶   `丶、__  | |   . : l |  ,ィ彡彡彡彡彡彡ノ 〃   え
 '' ‐-  _ ‐-  _` ‐- _ .j. ,{,,,;;::==≦j..」≦≦≦≦彡彡彡彡 , '
.二ニ=-‐_二ニ=-‐_二ニ=-‐_二ニ=-‐__二ニ=三==‐''"´, '
87名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 13:13:50 ID:Hw6wLkBw
最近沢木・武藤が来てるんだが……俺だけ?
88名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:01:26 ID:Shl3NBOX
ムトーって年下いいかも。面倒見いいし
まだ元カレのこと引きずってそうだけど
相手のことが見えなくなっちゃうくらい一途に惚れちゃうんだろうな
89名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:20:09 ID:YyI3Qpg0
間違いなくいい女なのは分かるんだけど、何故かそんな気が全くしないんだよなムトー
90名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 02:37:30 ID:lxSHDhoz
>>87
96話、まだ薄暗い早朝に武藤を起こしに行く沢木。
あれやる時間は充分あったよなあ・・・とか妄想してるぜ。
「抱き枕として最高のサイズの女と同サイズの男」ってのもいい。
91名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 23:11:45 ID:ShcA4j8+
>>90
あれとは何ですか

   あぁ おいちょかぶか
92名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:13:07 ID:Kw6Efdnr
 
93名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 17:32:24 ID:EROtLsL6
過疎なのでageる
94名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 03:05:23 ID:J3BmsHTo
↑エロパロ板でエロIDとかすげえなw
95名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 21:20:42 ID:N9947xpJ
>>93
ネ申www
96名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 00:55:50 ID:0NQfJGVB
おいおいおい〜っ!
唐揚げ娘美人じゃねーか…!
メガネはずしたら…なんて二昔も前の定番パターンかいw
エロさから言ったら及川より上だぜ
97名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 01:49:16 ID:3lBX2v5x
>>96
あれいいよな。特装版も買ってよかったわ。
ちなみに通常版はラクロス娘+ババア4人の絵。
98名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 13:35:08 ID:4h67RlvE
畜産娘は自分の破壊力を自覚していないに違いない
99名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 15:54:52 ID:nv6d7mIy
そのうちしれっとモブから本筋登場に格上げか、ややあぶれ気味の川浜あたりとからんだりしないかね
>からあげ娘
100名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 16:22:16 ID:hKNpw0Bi
そんな罠があったのか 通常版買ってしまった
101名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 20:20:59 ID:wbxdY4/i
蛍たんの夜の酒場でのお仕事はまだ誰も書いていないようだな
お偉方に必死でご奉仕する蛍たんはいつ誰が書くのかね?
102名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 00:35:56 ID:aK8noZdI
>>101君、君は言い出しっぺの法則というのを知っているかね?

是非とも、期待してるよ
103名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 13:41:54 ID:nRD0pf2o
おじさんたちに弄ばれる蛍なんていやぁぁぁ

…逆だったりして
104名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 22:05:50 ID:A1UM8H5X
ムトーや長谷川に弄ばれる蛍ならいつも妄想してる。
105黒ゴスの夜のお仕事:2009/08/05(水) 20:00:16 ID:Kw7qqMnJ

ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d612688.jpg

コラだがアリだろうか…
それにしても過疎ってるな

106名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 20:02:02 ID:Kw7qqMnJ
>>105
すまんスレ違いだった
流してくれ・・・
107名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 20:36:00 ID:H5JKbWjJ
>>105
良い出来です
がスレ違いだ
108名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 21:11:04 ID:Rd8HhqJ6
>>105
当然保存した、がスレ違いだな
109名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 22:44:45 ID:vTlJvxrY
これはアリだね
スレ違うけど
110名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 11:46:57 ID:IXhT5tMV
>>105
わざとらしい人は嫌われますよ?
いい出来だけど
111名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 20:29:23 ID:u367n33b
112名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 17:42:45 ID:+dTNlQ9p
だきまくらのくだりでムトー×はな
が俺の中でガチになった。
113名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 01:25:41 ID:oZVBhV5f
流れとは全く関係ないですが(ゴス)蛍×沢木を書いたので投下します。
挿入はしてませんが当然ガチホモなので要注意。あと長いです。
114沢木君と結城君 1:2009/08/13(木) 01:27:07 ID:oZVBhV5f
「沢木君はもう結城君とHしたの?」
「は?」

授業も終わり、帰宅しようとしていた沢木を武藤が捕獲、発酵蔵に連れ込んだのは今日の夕方だった。
蔵に泊り込むという武藤に付き合わされて飲むこと暫し、床に十数本の空き瓶やら空缶やらが散乱し、とっぷり日も暮れた頃にこの問題発言である。
「付き合ってるんでしょ? そろそろやることやってんじゃないの?」
「い、いやいやいや」
すっかり出来上がっている武藤の目は、エロオヤジのそれとなっている。
「ややややるわけないでしょそんなこと! 付き合ってもいないし、そもそも蛍、男っスよ!」
「えー、あんなにかわいいのにぃ?」
「そ、そういう問題じゃないっス」
樹ゼミの面々に蛍のことを彼女扱いされるのには、最早慣れてきた(それもどうかと思うが)沢木だが
ここまで直球というか、セクハラチックなことを言われたのは初めてだし、そもそも皆冗談で言っているものと思っていたから
ちょっと過剰なまでの狼狽を見せてしまった。
「いやー、あたしはアリだと思うなぁ、男同士も」
「お、俺がナシっス…」

「でも、結城君は好きなんじゃないの、沢木君のこと」
「えっ?…こ、今度はなに言い出すんスか」
思わぬ言葉に不意を突かれて、沢木の心臓が飛び上がった。
よく考えてみれば確かに、彼女扱いされるということはお互いが、相手のことが好きだ、と見られているということだろう。
蛍が自分のことを好きだ、沢木はそんなことを考えたことは無かった。
「間違いないって。だって結城君と話してても、二言目にはお酒か沢木君かどっちかの話題しか出てこないし
それに、沢木君と一緒にいるときの結城君、すっごい楽しそうに見える」
「そ、そりゃまあ、蛍とは小さいころからの友達だし、まあ、一番仲いいっスから」
「ふぅん、でもいくら仲良くてもキスまでする?」
115沢木君と結城君 2:2009/08/13(木) 01:28:07 ID:oZVBhV5f
再び心臓が大きく脈打った。何ヶ月か前の、あの格好をした蛍と始めて話した日のことを
柔らかい唇の感触や、その時にふと漂ってきた香水のような不思議な香りまで、ありありと思い出した。
「な、なんでそのこと知ってるんスか」
「葉月ちゃんから聞いた」
「えー…」
「あー、ひょっとして秘密にしてた? まあ、葉月ちゃん酔わせて聞き出したのあたしだし、許してあげてよ」
「別に秘密ってわけでもないスけど…いや、アレは違うって言うか、俺もわけわかんないって言うか」
何故か冷や汗が出てくる。あの日のことは、いくら考えてもわけがわからないので、最近はもうなにも考えないことにしている。
「なにが違うのよ。絶対間違いないって」
「い、いややっぱ無いっスよ。蛍、昔っから何考えてんのかわかんない所あるし」
「むぅ、どうしても否定するか。じゃあ沢木君と結城君っていったいどういう関係?」
「どうって…」
沢木は思わず口ごもってしまった。自分と蛍の関係、そんなものを改めて考えてみると、すぐに答えが浮かんでこなかった。
「まあ、友達って言うか、幼馴染っスよ、単なる」
「ほんとにぃー? なんか納得いかないなぁ。単なる幼馴染がキスするぅ?」
「いやだから、アレは違うんですったら…」

(でも、実際『単なる幼馴染』でいいのかな、俺と蛍…)
確かに、少なくとも農大に入る前までは、沢木と蛍は単なる幼馴染で、単なる親友だった。
もちろん、単なる、とは言っても、沢木にとっての蛍、蛍にとっての沢木は、とても大切な
それこそ肉親よりも大切かもしれない存在だ。だが、その大切さは『親友』という言葉で説明できた。
(別に、ガキのころから変わってないよな、俺ら)

「大事な人には間違いないっスけどね。もやし屋と酒屋の息子だし、一生の…親友? ってそんなたいしたもんじゃないッスけど」
「ふーん、なんだかうらやましいなぁ、そういうの」
「はは…げっ、もうこんな時間かぁ」
何気なく見た時計の針はなかなか大変な時間を指していた。大学に泊り込むならともかく、帰宅するには一瞬ためらうような、既に非常の時間だった。
「ああ、もう帰る? 今日はごめんね、付き合わせちゃって」
「いやいいっスよ。こっちもご馳走様っス」
116沢木君と結城君 3:2009/08/13(木) 01:28:42 ID:oZVBhV5f
「おおう、さみぃ」
武藤に別れを告げ蔵の外に出ると、酒で火照った顔に冷たい風が突き刺さった。
真っ黒い空にまん丸から少し欠けたような形の月が、僅かにぼやけて浮かんでいるが、星は見えなかった。
ダウンジャケットを着てきてよかった、そう思いながら沢木は農大の外に出た。遠くの雲に車のヘッドライトが
反射しているのが見えたが、農大周辺の道路に人影はなく、車も走っていない。こんなに遅く帰るのは初めてかもしれない。
(それにしても武藤さん、なに言い出すのかと思ったら…俺らって皆から本気でそんな目で見られてるのかな…まああの格好は確かに似合ってるけど)
そんなことを考えながらしばらく歩いて、沢木は日吉酒店の近くまで差し掛かった。この日は路駐されている車はないようだ。
ふとシャッターを閉じる音がしてそちらに目をやると、既に見慣れたシルエットが店の中から出てきて、店の前に立っていた。

「あれ、沢木?」
「うわっ!」
ちょうど頭に思い浮かべていた人物の登場に、つい素っ頓狂な声を出してしまった。
今日も蛍は、黒い外套を羽織っており、おそらくその下もいつもと同じような(よく見ると微妙に違うような気もするが)
黒を基調として、フリルやらリボンやらがやたらについた、かわいらしい服装なのだろう。
「なんだよ、うわって」
「い、いや別に。それより蛍、今帰り? いつもこんな時間なのか?」
「うん。まぁ、色々やることもあってね。それに沢木こそ、ずいぶん遅いんだね」
「ああ、武藤さんに捕まって、今まで蔵で飲んでたんだ」
「武藤さんと、二人で?」
二人で、と口にする瞬間、蛍の声がほんの僅かに低くなり、その表情も、これもまたほんの僅かに引きつったことに
薄暗い外灯の下で沢木は気付くこともなく、すぐにその変化も消え去った。
「今日蔵に泊まるとかで、一人で飲むのは面白くないとか言ってさ。どう考えてもそんなことないと思うんだけど」
「へぇ。…もう遅いんだから、沢木も発酵蔵か自治寮に泊めてもらえばいいのに」
「いや、いくらなんでも美里さんたちももう寝てるだろ…それに蛍こそ、こんな時間に一人で帰るなんて、危なくない?」
「え? なんで?」
「なんでって…別に、なんとなく」

夜中に一人で、しかも徒歩で帰ろうという蛍に、とても危なっかしい感じがした。
いや、蛍は自分よりも相当しっかりしているし、こんな格好をしているが、男だ。
別に心配することもない、とは思う。何故こんな考えが突然浮かんだのか沢木には分からなかった。
「大丈夫だよ、いつものことだから」
「まあ、途中まで送ってくよ」
「そう? いや、それよりも…」
蛍は顎に手を当て、少し考え込むような仕草をしてから、沢木に向き直って言った。

「今日、沢木の家に泊まってもいい?」
117沢木君と結城君 4:2009/08/13(木) 01:29:38 ID:oZVBhV5f
「え、な、なんで?」
先ほどの武藤の言葉を思い出したのは不覚だった。しかも主に「Hしたの?」のあたりを。
ついでにいつか雑誌かなにかで読んだ『10代女子初体験の場所BEST1は彼氏の部屋』
とかいうキケンな情報まで思い出して、不自然に声が裏返り、言葉に詰った。
「自分の家に帰るより沢木の家のほうが近いしね。どうせ明日もここに来るんだし」
「で、でも、着替えとかは?」
「店に何着か置いてるから大丈夫だよ」
沢木は何故か無意識に一歩後ずさりをしたが、蛍がそれを追い詰めるように顔を沢木に近づけた。

「でもえっと、ほら散らかってるしさ。菌どももいっぱいいるし」
「今更気にしないよ、そんなの」
「で、ででででもでもでも」

(って、なんで俺はいい訳探してるみたいになってんだ? 蛍を泊めるからってなんでもないだろ!)
頭の中が混乱している。冷たい風が吹きすさんでいるというのに、顔が妙に熱い。
よく考えてみたら、ただ一人暮らしの大学生が、友達を一晩泊めるだけだ。
そもそも沢木も美里たちの下宿に何度も泊まったことがある。なんの問題もないはずだ。
「でも?」
電信柱に追い詰められて、蛍が沢木の瞳を覗き込む。近い。顔が。
「い、いや…じゃあ、来る?」
「うん、ありがとう。でもなんか様子が変だけど、沢木が嫌なら別にいいよ?」
「い、嫌なんてことないけど。ただちょっと、急だし、ほんとに散らかってるから」
沢木の言葉に、蛍は笑顔でうなずいた。
二人は並んで歩き出し、その道すがら沢木は、そうだ、何も意識するほうがおかしい
単なる幼馴染だと言ったのは自分だと、何度も自分に言い聞かせていた。
118沢木君と結城君 5:2009/08/13(木) 01:30:05 ID:oZVBhV5f
「なんだ、全然散らかってないじゃない」
「そう? まあ、入って」
もともと、あまり部屋を乱雑にするタチではない。一人暮らしの男子大学生の部屋としては、むしろ破格の綺麗さだ。
なにしろちょっと掃除しないとすぐ様々なカビどもが乱舞する。

『お、直保だ』 『おかえり直保ー』 『なんでこんなに遅いんだ』 『さけくせーぞ』
『なんだ、もう一人いるぞ』 『だれだ』 『女だぞ』 『お持ち帰りか』 『ついにやりやがったか』
『待て、あれ蛍だぞ』 『え、あの酒蔵の息子の?』 『蛍って男じゃなかったっけ?』 『女になったのか』
『なんでもいいからさっさといてこませ』 『いってこませー』

「うるっせぇよ!」
沢木の周りに、実家からやってきたA.オリゼーだのA.ソーエだの、その他の菌たちがわらわらと集まってくる。
一人暮らしをしていて、こうしていつも出迎えてくれるのは、ありがたいこともある。
だが、この日はどの菌も常ならざる客に興味津々で、口々に沢木をはやし立てた。
蛍の服や髪にもたかっているのが見えるが、いちいち払っていてもキリが無いので放っておく。
そのうち表皮常在菌にやられるかもしれないが。
「ああ、また菌達? なに言ってるの?」
「い、いや、別にどうでもいいことばっかり」

『どうでもいいってなんだ』 『お前の門出を見送ってやろうってんだぞ』 『かもすぞ直保』
『それよりひにんしろよひにん』 『でも男同士ってひにんする必要あるのか?』 『女になったんなら必要だろ』
「もういいよお前ら…」
119沢木君と結城君 6:2009/08/13(木) 01:30:36 ID:oZVBhV5f
勝手なことばかり言っている菌どもを無視して、蛍を部屋へと招き入れる。
蛍に菌たちの声は聞こえないと分かっているが、変に意識して妙な汗をかいてしまう。
「じゃあ、すぐ風呂沸かすから」
「ありがとう。ああ、できればパジャマと下着貸してくれる? 流石に持ってきてないから」
「下着…? え、あ、ああ。おう」
今の蛍は少なくとも外見上は完全な女の子だ。その人物に面と向かって下着を貸せと言われて、うろたえるなというほうが無理だ。
勿論すぐに別に普通、と自分に言い聞かせる沢木だが、そういやどんなパンツ穿いてんだろう、とか考えてしまった自分が憎い。
「なんか飲む?」
「沢木が飲むなら」
「俺はいい。武藤さんに散々飲まされたから」
「じゃあ、いいよ」
風呂に湯をはる間、沢木と蛍は部屋の中央にある小さなテーブルを挟んで、向かい合うように座った。
胡坐をかいてだらしなく座る沢木に、膝をそろえてちょこんと正座をしている蛍は対照的だった。

(それにしても、確かに女の子にしか見えないよなぁ)
この衣装のせいか、なんだか最近蛍がより細く、小柄になった気がする。沢木が言えたことではないが。
それにメイクも最近は随分と上手くなって、ふと元の顔が思い出せなくなりそうになることがある。
睫毛は一本一本がすっと長く、アイラインをきつく引いた目元が流れるような光を放っている。
ただ、顎のラインや口元に、ほんの少しだけ男っぽさが残っているようにも見えて
その一種のアンバランスさが、奇妙な色気を醸し出していた。

「なに? 沢木」
気がつけば、蛍の顔をじろじろと見つめていた。心の中を見透かされたような気がして、慌てて目線を逸らす。
しかし蛍の大きな目は沢木の顔をとらえて外さなかった。
「いや、な、なんでもない。風呂もう沸いたかなぁ、先入る?」
「僕は後でいいよ。先入って」
蛍の視線から逃げるように、沢木は風呂に駆け込んだ。バスタブに湯はまだ半分ほどしか溜まっていなかった。
120沢木君と結城君 7:2009/08/13(木) 01:31:22 ID:oZVBhV5f
「まったく、なんでこんな日に泊まりに来るんだろう」
沢木の独り言は、小声で言ったつもりだが、風呂場全体に思いの外大きく響いた。
今日、蛍に会って以来、一人で空回りしている気がする。全ては武藤のせいだ。
武藤があんなことを言わなければ、さっきの菌どもももっと何事もなく一蹴できたはずだ。
(まあ実際、かわいいけどなー、蛍)
そんなことを考えてしばらく、危うく自分で自分を湯に沈めかけた。酒だ、酒のせいだと無理やり自分に言い聞かせる。
自分の中での蛍の存在位置が揺らいでいるのを感じた。気がつけば、自然と蛍を女の子扱いをしているような気がする。
以前はこのようなことはなかった。

(いや…本当になかったか?)
衝撃の再会から、蛍の変化を全面的に受け入れてきたが、改めてその事実を考えてみると、我ながら何故そんなに抵抗がないのか不思議だ。
これまで、どんな気持ちで蛍に接してきたか、それすらも分からなくなってくる。
(ああもう、熱いな)
思考がまとまらない。今日は色々と普通じゃない、さっさと寝てしまおう。そう思って、沢木は早めに風呂を切り上げた。

居間兼寝室に戻ると、蛍の位置は移動し、ベッドの縁に腰掛けていた。
ちらりともこちらを見ない蛍に、一瞬どうしようかと思ったが、仕方なく沢木はその横に座った。
「風呂、空いたよ」
「うん」
「…」
「…」
(なんだこれ…)
妙な沈黙が流れ、気まずい雰囲気が漂う。沢木はさっさと風呂に行ってほしいと思ったが、蛍は立ち上がる気配もなく
ただ少しうつむいて、どこを見るでもなく視線を床の辺りに漂わせている。沢木は仕方なく、その横顔を眺めた。
急いで溜めた風呂のお湯は熱く、少しの時間でも頭に血が上るには十分だった。全身がかっかと火照っている。
黒い髪と白い肌のコントラストが、綺麗だと思った。周りでは菌が『押し倒せー』と大合唱をしている。
121沢木君と結城君 8:2009/08/13(木) 01:32:07 ID:oZVBhV5f
「あの、さ」
重い空気を切り裂くべく、沢木の口が動いた。
「ん?」
「俺たちって、いったいどういう関係?」
言ってしまってから後悔した。何故この話題をチョイスしてしまったのだろうか。
「どういう関係って…何、急に」
「いや、今日武藤さんに訊かれたんだよ。俺たち、どういう関係なんだって」
「…沢木は、なんて?」
「単なる幼馴染…って」
蛍は無表情で沢木の目を見つめただけだった。
「だって俺ら、ガキのころからずっと一緒だし、東京に出てきてからも別に変わってないだろ」
「そうかな」
蛍は視線を外さずに、少し微笑んで言った。
「沢木、けっこう変わったよ」
「そうかぁ?」
「うん」
そしてまた、沈黙が戻った。

武藤に尋ねられたのは、それだけではない。酒は相当回っている。頭は熱い。もう、言ってしまおうか、気になることを全て。
「蛍はさ」
俺のこと好きなのか、そう続けようとした沢木の言葉は、蛍に遮られた。
「この部屋、沢木の匂いがする」
「へ? え、あ、そう?」
あまりにも予想外の言葉に、沢木は危うく漫画チックにベッドから転がり落ちそうになった。
自分ではそれなりの覚悟を決めて、威勢良く駆け出そうとしたところを上手く受け流された気分だ。

「でも、好きだよ」

受け流された所を、今度は背後から突き飛ばされた。
「沢木の匂い」
「そ、それどういう意味?」
「さあね」
122名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 01:33:17 ID:oZVBhV5f
ちょっといったん切ります。続きはまた明日の夜ぐらいに。
123名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 01:44:28 ID:RO+rHLm5
話の流れが上手いな
続き期待
124名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 03:35:16 ID:qLgUKVat
沢木君の結城君の扱いが完全に女の子への扱いだー。
でも沢木君ぽくて違和感ないよ。後菌達が可愛いよ。
続き期待ッス。
125名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 18:50:54 ID:LJE9DsZt
鳴かぬ蛍が身を焦がす…
126名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 01:08:42 ID:E0v81d51
どうも。>>121の続きです。
大したことありませんがエロパートに入りますので注意。
127沢木君と結城君 9:2009/08/15(土) 01:09:09 ID:E0v81d51
沢木は一瞬、身体に衝撃を感じたかと思うと、次に視線に映ったのは部屋の天井だった。
なにが起こったのかわけがわからず、混乱しながらも、自分の身体の上になにか重くて、柔らかいものが覆いかぶさっているのに気付いた。
顔を黒い髪が撫でた。蛍の顔は、沢木の顔の真横にあった。耳のすぐ横で吐息が聞こえた。
蛍の両腕はベッドと沢木の首の間に回され、蛍の体重全体を沢木の身体が支えていた。
『なに逆に押し倒されてんだよー』と菌の声が聞こえたような気がした。
頭の中には「え?」と「何?」という言葉だけがぐるぐると飛び交っている。

「一度ね、試してみたかったんだ」
「な、なにをスか」
「沢木を押し倒したら、どんな気分になるんだろう、って」
沢木の耳元で、蛍が小さな声で囁いた。背筋に電流が流れたような気がした。
「で、ど、どうなった…?」
蛍はそれには答えず、沢木の首に回した手を解いて、ベッドについた。
一瞬、蛍の顔が視線に映った。が、それはすぐに暗くぼやけて見えなくなった。
唇に、数ヶ月前と同じ感触があった。漂った香りは、あの日と違うような気がした。

キスをしていた時間はほんの数秒なのだろうが、沢木には異常に長く感じられた。
ゆっくりと蛍の顔が離れて、再び黒い大きな瞳と向き合った。心なしか、目全体が潤んで、頬が上気しているように見える。
素直に可愛いと思った。急に顔が熱くなった。

蛍は何も言わず、再び自分の唇を沢木に重ねた。
今度は、舌が唇を割って出てきて、滑り込むように沢木の唇の中に侵入してきた。
沢木は一瞬身体を強張らせたが、手足を動かそうとしても力が入らなかった。
頭の中まで、蛍の舌に嘗め回されるような気がした。思考が急激に現実認識能力を失っていく。
もう、どうでもいいと思った。
自らの咥内で、不思議なまでの熱をもち、自ら意思を持った生き物のようにうねる蛍の舌に、沢木は夢中で自分の舌を絡めた。
思わずきつく吸いつくと、ぢゅっという水音がした。その音が、沢木の頭蓋にやたら大きく響き、脳を中心から溶かした。
気がつくと、沢木は両手で蛍の細い身体を強く抱きしめていた。
128沢木君と結城君 10:2009/08/15(土) 01:09:54 ID:E0v81d51
「け、いっ…」
空気を求めて、一瞬唇が離れた瞬間に、沢木は声を漏らした。多分、こんな声で蛍を呼んだことは一度もない。
すぐに今度は蛍が沢木の舌に吸い付き、音を立てた。
朱に染まった沢木の思考の片隅で、男のほうがウェットなキスを好むらしいだとか
一度のキスで2億個の菌が移動するらしいが数えてみようかだとか、妙に冷静なことが浮かんでは消えた。
沢木の下唇を、蛍が軽く噛んで引っ張り、顔を離した。微かな痛みが、頭に伝わり増幅され、手足の先まで痺れとなって走った。
2人とも息が上がり、口で呼吸をした。蛍の顔は真っ赤になっている。恐らく、自分も同じだろう。
「蛍…」
なにか他に言わなければならない言葉があると思った。だが、口を突いて出てくるのは、自分に圧し掛かっている、呼び慣れた幼馴染の名前だけだった。
いや、ダメだろ。やっぱりこれはダメだろうと思う。思うが、それがどうしたと、誰かが囁いたような気がした。

それから、何度も何度も互いの口を貪り合った。5分か10分か30分か、あるいはそれ以上か。時間の感覚は完全に麻痺した。
アパートの一室に、時折沢木が蛍を呼ぶ声と、唾液が交わる水音だけが響いた。
人の体温が、こんなに熱いものだとは知らなかった。
沢木は、小さいころドラマで見た、男が女を押し倒し、熱っぽく口付けをするシーンを思いだした。
そのころはあまり意味がわからなかったが、何故か嫌悪感のようなものを感じて直視することが出来なかった。
それと同じことを今自分達がやっていると思うと、なんだかとても卑猥な気がした。

「沢木」
蛍が一旦沢木から顔を離し、身体を起こして小さな声で言った。
もっと蛍の体温を感じていたくて、沢木は蛍の身体を引き戻そうとしたが、突然下半身に襲ってきた新たな刺激に、沢木の身体は硬直した。
「僕で興奮してくれるんだね」
いつのまにか沢木の股間の彼自身が、これ異常ないというほどに硬く、膨張していた。
蛍の細い指が、パジャマの上からでもはっきり形の分かるそれに、優しく這っていた。
「うれしいよ」
「ま、待って! やっぱりやばいって!」
沢木が思わず声を上げた。久しぶりに新鮮な空気をたっぷり吸ったことで、ほんの一瞬、この目の前の美少女が、蛍であり、男であることを思い出した。
ともすれば吹き飛んでしまいそうな理性が、最後の抵抗を試みた。
129沢木君と結城君 11:2009/08/15(土) 01:10:40 ID:E0v81d51
「沢木は、嫌?」
「い、いやって言うか、その」
沢木の耳元に口を寄せ、蛍が信じられないくらい艶っぽい声で囁く。
その間にも蛍の手は沢木をゆっくりと撫で続ける。二枚の布越しの、曖昧な感触がたまらなくもどかしかった。
「僕のこと、嫌い?」
「き、きらいじゃない」
「じゃあ、動かないで」
そう言って蛍は、沢木の耳に口付けした。
沢木がいくら頭の中で「これは蛍だ」と唱えても、もうそれは背徳と禁忌感を帯びて、彼の興奮を煽るばかりだった。

蛍は舌の先端で、沢木の耳をその形に沿って嘗め上げた。虫か何かが這うようなくすぐったさに、微かな水音。
時折、耳たぶを甘く噛み、沢木の名を細く囁く。その度に沢木の腹の奥で、なにかがぞわぞわと蠢いた。
「け、蛍」
「なに?」
「その、パジャマ…」
「パジャマ?」
「いや…」
蛍の指は相変わらずパジャマのズボンの上から、その形に沿ってゆっくりと滑った。
指が鈴口の部分に差し掛かると、爪を立て、そこだけを重点的に引っ掻くように責めた。思わず沢木の身体がピクっと反応してしまう。
すると、耳元の蛍がくすっと笑った。吐息が熱い。

しかし、足りない。
耳元と下半身、両方から襲ってくる快感に、今にも我を忘れそうだ。
だが、その快感の果て、射精するに至るにはまだ、刺激が足りない。

(直接、触ってほしい…)
130沢木君と結城君 12:2009/08/15(土) 01:11:26 ID:E0v81d51
そんなことは言えない。もうここまできたら、何を言おうが同じような気もするが
幼馴染に、自分からそんなことを言うわけには行かない。言ったら負けだ、そう沢木は思った。
「パジャマをどうかしてほしいの?」
蛍がまたちょっと笑って言った。沢木は、小悪魔というものの笑いを聞いたような気がした。
そして蛍は空いているほうの手を沢木の髪の中に入れ、数回わしゃわしゃと掻き回した。
それから顔に指を絡み付けるように這わせそのまま顎、喉を撫でながら下ろし、パジャマの襟元から胸元へと差し込んだ。
指先だけで僅かに触れるような感触が、右の乳首のあたりに当たって、くすぐったさに思わず身体がビクンとなった。
「あれ、沢木、こんな所で感じるの?」
「く、くすぐったかっただけだって」
「じゃあ…やっぱりこっち?」
「あ、ちょっ」
そう言って、蛍は股間のほうの手の速度を増した。が、今度の動きは先端よりも下の、敏感でない部分が中心だ。
刺激は、相変わらず少ない。
遊ばれている。そして焦らされている。くそっ、負けてたまるか。

「自分の思っていることは、ちゃんと言葉に出して言わないとわからないよ」
「うひゃっ!」
急に蛍の手が沢木の亀頭付近を強く握り締めた。
軽い痛みさえ感じた突然の刺激に、我ながら情けない声を出してしまった。
蛍は、目を細め、蕩けたような目つきで沢木を見つめる。
「どうして、欲しい?」
「…直接触って下さい」
「ふふっ、いいよ」

もう負けでいいや。
131沢木君と結城君 13:2009/08/15(土) 01:12:14 ID:E0v81d51
蛍は沢木にベッドに腰掛けるように促した。沢木はそれに素直に従い
蛍は少し開いた沢木の足の間に膝を床について身体を入れ、沢木のジャージに手を掛け、トランクスごと一気に引きおろした。
その時に、勃起した沢木のそれがトランクスに引っかかり、ビクンと大きく跳ね上がった。
「うわっ」
少し驚いたような顔をして、しげしげとそれを眺める蛍に、沢木の顔がさらに熱くなる。
「あ、あんまりジロジロ見るなよ」
「よくお風呂とか一緒に入ったじゃない。その時散々見たのに、今更恥ずかしがらなくてもいいよ」
「えっ…いや、そんな時はこんな状態じゃないだろ」
「それもそうだね」
なんだか微妙に引っかかるような蛍の発言だが、沢木にそんなことを気にしている余裕は無かった。
蛍の白魚のような指が、沢木のそれに絡みつき、上下運動を始める。意外な指の冷たさに、一瞬腰が引けた。
先ほどまでの散々の焦らしで、それの先端からは既に透明の液体が滲み出ており、蛍の指は滑らかに滑った。
「少し、皮被ってるね」
「う、うるさい」
「かわいい」
ここはもう少し怒ってもいいような気がしたが、本当に愛しそうにそれを扱う蛍を見ると、何も言えなくなってしまう。

蛍の右手の指は陰茎に巻きつき、左手の指はその下の二つの玉を、袋の中で優しく転した。
決して大きくは無い沢木のそれを覆った包皮を、剥いてはまた被せて柔らかい刺激を与え
またその一方で、親指で亀頭の裏筋を擦り、断続的な刺激を与え続ける。
睾丸をいじられるのは、少し怖かったが、腫れ物を扱うようなその手つきに、じんわりとした快感がこみ上げてくる。
(上手いな、蛍…)
なんとも絶妙な力加減に、ついため息が漏れた。
(やっぱり自分でやったりするのかな)
思わず蛍が一人で自慰にふける光景を思い浮かべてしまう。格好は、今と同じゴシックかつロリータな姿だった。
普段なら色々とドン引きすべきところだが、今はそれすらもたまらなく扇情的な光景に思えた。
132沢木君と結城君 14:2009/08/15(土) 01:13:04 ID:E0v81d51
指の動きは次第に早く、強くなっていき、鈍い射精感が高まってくる。
鈴口からは益々多くの粘液が分泌され、蛍の指を汚していく。
蛍は一旦手を離し、濡れて妖しく光る自らの指を熱っぽい目で見つめ、おもむろに口に咥えた。
右手の指一本一本を順に根元までゆっくり咥内に挿入して、引き抜く際に名残惜しそうに舌で舐める。
「ん…」
見せ付けるように自分の指をねぶる蛍に、沢木の目は釘付けにされ、無意識に唾を飲み込んだ。
唾液に濡れ、ぬめりを持って光る細い指が、蛍の口に出入りし、或いは舌が巻きつくのを見て
その指が別のものに置き換わった光景をつい思い浮かべてしまい、頭がくらくらした。
「しょっぱいね」
「そりゃあ、まあ」
「…直接、舐めていい?」
「直接って…え?」

蛍が、指を唇に当てながら言う。沢木の顎から、汗が一滴落ちた。これは、冷や汗か。
それだけはだめだと思った。これまでのことなら、まだ友達同士の悪ふざけで済む(かもしれない)。
しかし、これ以上の行為に進んでしまったら、もう二度と蛍と元の関係に戻れない気がした。
「いや、でも…」
しかし、蛍の伏目がちの視線に射すくめられたかのように、沢木は拒否の言葉を発することも、蛍の手を払いのけることもできなかった。
思考とは別に、想像のみが暴走し、その先の快楽を描き出した。
自らの指を淫靡に舐め上げたその舌を、蕩けるような熱を持ち、濃厚なキスを交わしたあの口を、あの柔らかい唇を、もっと強く感じたかった。
もっと敏感な場所で、もっと強い快楽で持ってして。
「初めてだから、下手だったらごめんね」
沢木は、黙って頷くしかなかった。
133沢木君と結城君 15:2009/08/15(土) 01:13:51 ID:E0v81d51
初めての感覚だった。
蛍の舌が、ほぼ反り返るように直立している沢木自身を、ねっとりと粘着質に舐め上げる。
舌の表面には案外細かい凹凸があり、ざらざらした感触が伝わってくる。
先ほどまでの包み込まれるような手の感覚に比べて、直接的な刺激は少ない。
しかし、蛍の白い肌、唇の黒いルージュ、そこからちろちろとのぞくピンクの舌、そして肉色をした沢木自身のコントラスト。
さらに、物心つく前から共に人生を歩んできた幼馴染である蛍が、その口でこんな行為に及んでいるという事実が沢木を興奮させた。
舐めながら、蛍がちらっと沢木を見上げる。上目遣いの威力は、凄かった。
それにしても、なんだか蛍にやられっぱなしのような気がする。この主導権握られっぱなしの状況、このままで良いのか。
ベッドに後ろ手をつき、無意識にシーツを握り締め、荒い吐息を漏らしながら、沢木はそう思った。
せめてもの抵抗として、腰から足にかけて力を入れ、迫り来る快感に耐えてみる。

「沢木、我慢しなくていいよ」
そんな沢木の努力を見透かすように蛍が言う。もう、限界は近い。
「蛍ッ…蛍…」
「んっ…」
そして蛍はただ舐めるのを止め、両腕で沢木の腰を抱え込み、それを喉の奥まで咥え込んだ。
熱い。なんたって熱い。
咥内の肉の柔らかい感触と、独立して蠢く舌、それらに纏わりついている粘液のウェットなぬめりを、身体のただ一部分で感じる。
蛍は咥えたそれを、あふれ出た唾液と共に強く吸い上げる。
「んぐっ…じゅ…」
「は…ああ…」
何もかも吸い取られるような感覚に、思わずため息と声が出る。心臓が痛いほどの速さで脈を打ち、シーツを握り締める手に力が入る。
身体の末端まで激しい鼓動が伝わり、血管の中を炎が走るようだ。
沢木が、自らを慰めることは勿論幾度と無く日常的に体験しているが、こんな苦しいほど脈が上がったことは無い。

「蛍っ、もうだめっ…離れてっ」
下半身全体を侵すような快感が、頂点に達しようとして、なんとか沢木は蛍の口からそれを引き抜こうと思った。
だが、沢木の下半身は蛍にしっかりと抱擁されており、腰を動かすこともできなかった。
134沢木君と結城君 16:2009/08/15(土) 01:14:30 ID:E0v81d51
「うぁっ! 蛍ぃっ!」
「うっ…ぐっ」
一瞬視界が歪み、鋭い快感が一点を貫いて、沢木は蛍の咥内にそのまま成す術もなく、大量の熱い欲望を何度も吐き出した。
痺れるような感覚が全身を駆け巡り、太ももの内側の筋肉が一瞬攣りそうになった。
無意識に蛍の頭を手で押さえつけていた。蛍が少し苦しそうに顔をゆがませた。
蛍の口からそれを引き抜く時、白濁した糸がそれの先端と蛍の唇の架け橋となるのが見えた。
「ぐっ…げほっ…」
「あっ、ご、ごめん!」
蛍が口に手を当て、軽く咳き込んだ。射精の余韻に浸っていた沢木の脳から、一瞬で霧が晴れた。
「んん…ん…んくっ…」
しかし、蛍は直ぐに平静を取り戻し、しばらく口をもごもごと動かしていたかと思うと、その小さめの喉仏がコクッと動いた。
「…別に飲まなくても良かったのに」
蛍は何も言わずににっと微笑んで、その口角から垂れた一筋の粘液を指で拭い、口に運んだ。
その動作に沢木は、壮絶な背徳と情欲を感じた。

「じゃあ、お風呂入らせてもらうね。あ、でも沢木汗かいたよね。また入る?」
突然蛍が立ち上がり、何事もなかったかのような口調で言った。
全く予想外の蛍の様子に、沢木は呆気に取られてかくかくと頷いた。
「え、あ、うん。い、いや俺はいいよ。蛍入ってこいよ」
「そう? じゃ、パジャマ、貸してね」
「あ、ああ、そこに洗ったやつあるから」
畳まれて床に置かれていたパジャマを取り、風呂場に向かった蛍を呆然と見送った沢木は、そのままベッドに仰向けに倒れこんだ。
経験したことのある、わけのわからない困惑が沢木を支配した。
「な、なんなんだよ、もう…」
急速に冷静さを取り戻していく沢木の脳裏に、自分と蛍の、幼い頃から共に過ごしてきた様々な情景が、走馬灯のように駆け巡った。
その記憶の中の蛍の顔と、先ほどの行為にふける蛍の顔が重なり、妙に居心地の悪い罪悪感のようなものが燻った。
蛍を、汚してしまった。そんな種類の罪悪感だった。同時に、自分で自分の記憶と思い出も汚してしまったような気がした。
その一方で、最後の最後まで蛍に振り回され、蛍に対しなんの反撃もできなかった自分への情けなさと、蛍への申し訳なさのようなものが入り混じり
さらに、反撃っていったい何すりゃいいんだよという難解な問いも湧き、沢木の心は沈鬱に落ち込んでいった。
それと同時に、全身を重く、しかし心地よい倦怠感が包み、急激な眠気が襲ってきた。

「蛍、風呂遅いな…」
風呂場から、微かな水音が聞こえてくる。ずいぶんと長湯だ。ふと時計に目をやると、もう夜よりも朝に近い時間になっていた。
明日が休みの日でよかった、そう思いながら沢木は、せめて蛍が風呂から上がるまで、迫り来る睡魔に抵抗しようと思ったが
自然と瞼は下りてきて、手足を動かすことさえ面倒に感じてきた。
意識が途切れる瞬間、少し寒気を感じたのは、パンツを穿き忘れたままのせいだろう。
135沢木君と結城君 17:2009/08/15(土) 01:15:04 ID:E0v81d51
瞼を突き抜ける日差しの眩しさに沢木は目を覚ました。ベッドから半身を起こして、いまだ覚醒しきらない頭で部屋を見回す。
見慣れた部屋には既に白い光が満ち溢れ、時計は11時半を指していた。頭が痛い。流石に昨日は飲みすぎた。
もう一度ベッドに倒れこみ、目を閉じる。蛍の夢を見ていたような気がする。
「あ…蛍?」
沢木の脳裏に昨夜の出来事がフラッシュバックし、がばっと跳ね起きた。ちゃんとパンツとジャージを穿いている。
部屋のどこにも蛍の姿は無かった。もう、帰ったのだろうか。
代わりにテーブルの上に、ラップをかけられたご飯の茶碗や、玉子焼きの皿、味噌汁が入ったお椀が置かれているのが目に留まった。
ベッドから這い出した沢木は、用意された食卓と一緒に一枚のメモが置かれているのを見つけた。

―ちゃんと朝ごはん食べないとだめだよ―

見覚えのある筆跡で書かれたそれを拾って、沢木は昨夜のことを思い浮かべた。
「夢…じゃねぇよなぁ」
妖艶に微笑む蛍の顔を思い出すと、顔と、下半身に血液が集まるのを感じた。
それにしても、考えれば考えるほど現実味の無い出来事だった。
正直なところ、蛍はただ普通に泊まっただけで、全てが夢だったと言われても、納得できそうだ。

『おいこら直保』 『なんだよ昨日はやられっぱなしでなさけねーな』 『それでも男か』
いつの間にか、菌たちが沢木の周りを取り囲んでいた。いつも通りの騒がしさだった。
「お、お前ら見てたのかよ」
『あたりまえだろ』 『無視しやがって』 『せっかくアドバイスしてやってたのに』 『まあ実際に見たのは俺らの3世代くらい前だけど』
そういえば、昨日は途中から菌たちの声が聞こえなかったような気がする。また一時的に見えなくなってでもしていたのだろうか。
だが、菌たちがそう言うという事は、夢ではなかったのだろう。猛烈な恥ずかしさが襲ってくる。
罪悪感はもうあまりなかったが、嫌悪とも後悔ともつかない、変に黒くもやもやしたものがほんの少しだけ、胸にあった。

沢木は頭痛と全身の倦怠感を引きずりながらも、とりあえずうがいをして、せっかく蛍が用意してくれた遅い朝食を食べることにした。
なんだか身体が汗臭いような気がした。シャワーを浴びようかとも思ったが、それも面倒くさかった。
蛍が料理をするとは聞いたことが無いが、玉子焼きは甘くて、美味しかった。味噌汁はとっくに冷めていた。
「あ、そういや」
ふと思い当たって箸を止めた。菌たちは、もう興味を失ったのか、それぞれ自分勝手にそこらを漂ったりしている。
「結局、俺のこと好きなのかどうか聞いてねぇ」
沢木は、携帯電話を取り、蛍の電話番号を表示させた。訊かなければならないことは、山ほどある。
しかし、ダイヤルボタンを押す勇気は、どうしても今の沢木にはまだ無かった。
今日、これからどうしよう。そんなことを考えながら、沢木は食事を再開した。
136名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 01:16:52 ID:E0v81d51
以上で終わりです。
書いてみて思ったのはエロなんか書けるかコンチクショーってことです。
137名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 01:31:46 ID:xyFfbOuA
面白かったです!!
最高でした。
GJ
138名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 02:04:23 ID:Wr2cBYfR
GJ!!
じゅーぶんエロいよ蛍。
ヘタレだよ沢木。
面白かった!ありがとう!!
139名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 15:40:31 ID:M3W53kR9
同人作ってくれ
140名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 00:04:19 ID:Qtft4kgl
蛍のエロさに身悶えた
141名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 15:02:59 ID:KjyETUPB
GJ!
142名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 22:36:23 ID:fqTv1ueL
 
143名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 23:33:09 ID:zcXLrSfG
↑黙ってないで何とか言えよぉ…

新聞TV欄のある場所にパッと目がいった。
そっち系映画タイトルの後 葉月蛍(主演女優だよな…)
自分ではさほどに思ってなかったがこれしきのことに目が釘付けになるようだと
結構ハマってんだろうな、俺はこのマンガに…と納得した。
144名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 22:48:55 ID:S2yuvlHp
>>142
どうしたww

>>143
セットでおいしい
145名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 19:56:37 ID:L4bDAovl
久々に本編で蛍の嫉妬が拝めたので今日は満足だ
146名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 20:05:16 ID:FoxHq7+H
明日本屋行ってくる
147名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 15:51:30 ID:ev8K9VwV
>>105
消えてるや…
おじさん見てみたいなぁ
148名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 18:10:31 ID:2Bgcm2j1
今号でそうえもんは、受けだと再確認した。
149名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 19:53:44 ID:K0auTS7J
え、今更?
150名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 23:41:45 ID:Cy8dG2de
151名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 02:17:27 ID:VhDZBY/A
美里×長谷川 小ネタ投下します。

美里誕生日2週間前
「お祝いしてあげる。希望は?」
「いらんわそんなん。今更…」
「いいじゃない。酒とか言わないでよ」
「…アンタ浴衣持ってる?」
「え?」
「浴衣着て…膝枕…」
「はぁ?」
「春祭ん時一晩中アンタのこと膝枕してたんやで俺」
「だからって…だいたいあれは……ばか♡」

当日
「…浴衣はなで肩で胸なくて寸胴で胴長が似会うもんや」
「何それ」
「…アンタ真逆やのにめっちゃ似会うてる」
「…褒めてるつもり?」
「この下…何着てんの」
「な、なんでそんなこと聞くのよ」
「いや、知らんから…浴衣用の下着とかあんの」
「あるわよ」
「自分で着たんかこれ」
「うん。帯はこの結び方しか知らないけど…ちょっと…何するのよ」
「着てみせてくれ。そのためにはまず…」
「やっ…あははくすぐったい!だめだったらもぉー…なんなのよ」
「誕生日…」
「調子にのるな!…あン…あぁ…ねぇ酔ってる?」
「素面じゃこんなんできん」
「飲んだらのるな」
「俺は飲まんでものる時はのる」
「ちょっ、もう少し…は…あっ…リクエストに応えてこれ着てあげたのに
 なんで脱がそうとするのよ」
「んっ…中もめっちゃ綺麗やから……あぁ…」
「…ぁ…あぁっ…もう……ばか…♡」

 おわり
152名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 23:20:30 ID:cotcanRP
乙です!
153名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 01:03:00 ID:BkO+lcEu
>>151
これはなんという甘え上手な美里ハァハァ

良い小ネタでした
154名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 22:14:41 ID:vMwcA8sI
長谷川可愛い!
155名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 19:41:58 ID:7GXd+lUk
美里と長谷川研究員好きだー
156名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 22:11:01 ID:+ykMz29P
美里と長谷川、大プッシュやー!

もう、ばかv
157名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 23:24:33 ID:N8OzcjZd
まぁそのなんだ。
美里も純情多感な二十歳の青年なわけだし。見えねーがw
長谷川にも、たまにでいいからフワッとしたとこ見せてほしいしな。
色恋に関しては長谷川はリードされたい方のような気がするが。
というわけで美里、それなりにがんばれ
158名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 00:00:34 ID:VUKZpyft
前スレに長谷川×美里(エロなし)を投下してた者です。
この流れに乗じて、書きかけのやつですみませんが
投下させていただきます。


***


今夜半から雨になるでしょう、と朝の天気予報で告げられていたのを確かに聞いていた筈なのにと、
重い雲に覆われた夜空から勢い良く落ち始めた大きな水滴を見上げて長谷川は一つ舌打ちをした。
逡巡したのは数秒。ここからならば、研究室よりも醗酵蔵の方が近いと踏んで、長谷川は雨粒が一気に
黒に染め上げる道を駆けた。高いヒールのブーツは不安定で足を取られるけれど、慣れているから
転びはしない。高らかに足音を響かせて、長谷川は蔵へと辿り着いた。

「思ったより濡れたわね」

水気を吸って変色した革に眉を顰めつつ髪に付いた水滴を首を振って払うと、重たい扉に手をかける。
鍵の存在に気付いて、小さな口からあっと声が零れたけれど、扉はぎしりと軋みながら前に開いた。
灯りの点いた室内。今日泊まり込みをする予定はなかった筈だと小首を傾げた長谷川に、部屋の中から
よく知っている声がかかる。

「何や、ハセガワ研究員か……って、どうしてん、ビショ濡れやん」
「雨降って来たのよ」
「あー、今日降るって言うてたなァ」

そう言いながら立ち上がった美里は、ちょっと待っときと言い残して一瞬姿を消す。濡れた身体で畳の上に上が

る訳にもいかず、長谷川は大人しく言葉に従った。すぐに戻ってきた美里が手にしていたのは、真っ白な
バスタオル。泊まりでの作業も多い為、誰かが置いているものだろう。女子の間での貸し借りは日常の事。
長谷川も及川や武藤に勝手に服を借りられているが、最早何とも思わない。だからこれも洗って返せばいいと、
ありがとうと手を伸ばしたけれど、掌の上にそれは置かれず、ばさっと広がって頭の上に降ってきた。

「ちょっと」
「まァまァ、じっとして」

くしゃくしゃと髪を拭われる感触に思わず俯いてしまったから、美里がどんな顔をしているのは
見えなかったけれど、声が少し笑っているのは分かる。
普段は一応秘密にしている関係だけに、美里のこんな他愛も無い優しさに触れると、長谷川はどうしていいのか
分からなくなってしまう。好きだと言って、気持ちが通じ合って。けれどその先が分からない。
歪な婚約関係を長らく続けていた所為で自分が妙な所で晩生なのを長谷川自身も知っていたが、キャラが
キャラだけに全面的に押し出す訳にもいかず、美里に勘付かれていると薄々察してはいたものの
解決策もなく現在に至っていた。
ふわりとしたバスタオルと、優しい掌の感触。小さな子供にする様な仕草が擽ったくて、気持ち良い。
159158:2009/09/18(金) 00:02:01 ID:VUKZpyft
「はい、これでちょっとは乾いたんちゃう? 後は自分で拭いて。着替え、あるんやろ?」
「うん」 

離れた手が少し名残惜しくて見送ってしまいながら、長谷川は頷いた。
乱れた髪を手櫛で整えて、濡れた身体を簡単に拭うと、編み上げのブーツの紐を緩めて脱いで畳の上がる。
美里の視線が自分に向けられているのが分かるから、心臓の鼓動が早くなってしまっていた。

「あったかいモン、淹れよか?」
「いいわよ、お気遣いなく。用事があっているんでしょ?」
「寮、飲み会ねんや。俺はレポート纏めなアカンかったから逃げてきた」
「寮も大変ね」
「楽しいけどな」
「あたしも参加してみようかな」
「アカン。あんたは飲むな」

二人きりであるのを意識すると、どことなくぎくしゃくしてしまうのは美里も同じで、どうでもいい会話が
途切れない様に気を使っているようだった。
お互いに、好きだと言った。特別だと思っている。けれど付き合うのどうのといった関係ではないのは、
今の樹ゼミの空気の所為だ。てんでばらばらな面子なのに、妙に居心地がいい。だから恋愛を絡めて
壊す事が出来ない。

「ハセガワ、髪跳ねてる」
「えっ」

ひょいっと伸ばされた手が耳朶を掠って髪に触れる。たったそれだけの事に動揺して、肩が震えてしまった。
自分のそんな反応が恥かしくて、目元を赤くして俯いた長谷川の頬に、美里の指先がそっと触れてきた。



***
続きはまた今度。
160名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 09:32:38 ID:d/sQ0M1D
の、のあっ!?
読んでたおれが生殺しにされた!!
161名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 22:07:41 ID:MkueeMGw
寸止め…生殺しだよう。
162名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 23:37:49 ID:h+sgcuyS
待ってましたよーっ!
ぜひとも今回は二人の初…初…ハァハァ
163名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 19:11:40 ID:0jXB0ExM
保守
164名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 19:45:30 ID:04BhFsUP
美里×長谷川小ネタ。

「結城と沢木、仲いいわね。本当に恋人同士みたいに見えるわ。」
「ホンマやな。二人ともお互いの長所と短所を知り尽くし取るからな。」

「この間、二人別々に思い出を語ってもらったら、2時間くらい付き合わされたわ」
「なんじゃそら、そこまで好きなんやったら、ごちゃごちゃ言うとらんと、さっさと引っついたらエエねん」
「本当ね。周りの目を気にしてバッカじゃないの?」


「見ててイライラするわ。」
「ホンマにそうやで」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あ、長谷川さん。美里さん知りません?」
「及川。なんであたしに聞くのよ?知るわけないでしょ、あんな髭のことなんか!!」
「お、怒らないでくださいよぉ。ちょっと聞いただけです」
「あんた、あたしと美里の仲を疑ってるんじゃないでしょうね?」
「そ、そそそそそ、そんなことありません!!!」

「長谷川さんが、あんな不潔でヒゲで貧乏な上に頭の悪い奴を相手にしないことぐらいは、わかりますよ!!」
「っ及川!!そこまで言うことないでしょう?美里だって良い所があるのよ!!よく聞きなさい!!!例えば!!」
「す、すみませ〜んっ!!」(ひぃぃっ、さっきより怒ってるよぉ!!)
165名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 23:40:36 ID:OGTniOJ+
>>164
そこで2時間語るわけですねw

乙でした〜!
166名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 17:36:22 ID:xFQIhEo1
なんか二人とも可愛いいなw
美里×長谷川、いいな〜w
167名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 17:52:22 ID:dnb+6TcB
撤退は、問題外だ。死守せよ
168名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 22:00:04 ID:jsZiT05z
もちろんだとも
169名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 22:51:28 ID:fWtvtiSN
保守
wktk
170名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 10:55:59 ID:OYoIQpra
保守
171名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 11:23:56 ID:JTLCpdZs
保守のついでに小ネタ
美里×長谷川

「院生、おかげで助かったわ、野菜のこと教えてくれへんかったら、虫喰うところやったわ」
「べ、別にあんたのためじゃないわよ!目の前で虫とか食べられたら気持ち悪いからよ」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・な、なによ・・・」

「最近は、そう言うのツンデレ言うらしいで・・・・・・」
「は、はぁー!?な、何言ってんの?か、勘違いしないでよね。あ、あたしは、自分のためにやったって言ってんの!!」
「ああ!!そうそう、そう言うキャラの事や!」
「ち、違うって言ってるでしょ!!別にあんたなんて気づかってないわよ!!あんた、ばっかじゃないの?」
「うーん。王道のセリフやな・・・・・」

「・・・・・いい加減にしないと、ムチ入れるわよ」
「わ、わかった、じょ、冗談や冗談や!!わかっとるがな、そんなこと」
「あんたは、俺のことなんか何とも思てへん!!。ただのネタや。怒るな院生!!」

「・・・・・・え・・・・・・・い、いや・・・その」
「ほ、ほな、俺、川浜の所に行ってくるわ!!じゃ!!」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・はぁーっ、あたしってどうして、こう・・・」
「ああ、そや、院生!!」
「な、なななななな、なによ、ま、まだいたの?」

「・・・・・・ありがとうな・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・バカ・・・・・・・・・」
172名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 15:25:54 ID:OYoIQpra
>>171
奇声上げながら悶えた(俺が)
GJ
173名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 17:27:38 ID:+wcyQqpU
今間違いなく和んだ
GJ
174名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 23:58:37 ID:OOp9PG4k
>>171
うーん…美里、余裕じゃねぇかw GJ!

こないだ作者の日記読んでてフランス編の美里と長谷川がマリーの家まで
10`も歩いたって知ってなんかおかしくなった。
それでいて風呂に入りたくなくなるほど楽しかったんだもんな長谷川は。
繋いでて気持ちいい手って確かにあると思う。
お互いがそうだったんだろうよ。あの二人は
175名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 00:07:38 ID:fqVE1PIO
変態ばかりの樹ゼミにおいて、この二人は最後の良心
176名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 04:06:01 ID:iIJke+4i
…否定できない
これでいいのか主人公
177名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 20:45:00 ID:OL3gh0n+
保守のついでに小ネタ
美里×長谷川

「あーあ。お腹すいたなぁ・・・でも、もうちょっと頑張らないと・・・」
「無理したらあかんで、食いたい時には食わな」
「わぁっ!!美里、お、驚かせないでよね!!」
「醗酵蔵のチェックに来ただけや。ほなら、こんな時間まで電気付いてるから・・・・」

「・・・もしかしてあんた、心配して見に来てくれたの?」
「え・・・い、いや。食うもんもないのに大丈夫かいな、思ってな」
「ほ、ほら食わへんかったら、ええ知恵も出にくいやろ?」
「お、俺が何か食うもん買ってったろか?」

「・・・・・・・そうね、でも、せっかくなら外に食べに行きたいな」
「こんな時間に女一人でか?しかもそんな服装で!」
「何よ、あんた、女一人で夜道を歩かせるつもり?」
「あ・・・・・・そやな。一緒に行ったるわ」
「ありがとう。いい店知らない?」
「あるで!!びっくりするほど美味い屋台や!」
「ほんと?よし、じゃ連れてってよ」
「よっしゃ!!いこか!」
「うん!」

「・・・・・・・・・・・・え」
「な、なによ。」
「そない素直なあんたは、初めてやな。・・・・・・せやけど以外と可愛いで」
「な、ななななな・・・・何よそれ!!」
「いや、素直なあんたも可愛いでって・・・・」
「な、何回も言うなぁーっ!!」
「何怒っとんや?」
「こ、これは・・・怒ってるわけじゃないわよ・・・・もう、バカっ!!」
178名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 23:53:00 ID:Z3n10R46
保守
楽しみだな〜
179名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 13:09:23 ID:IdDR1tiw
保守
180名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 09:17:12 ID:9t/aUVnm
気をつけ!!兵士諸君、傾注せよ。
これより503高地奪還作戦の成功の褒美として、
アホほど泡盛飲ませて捕獲した優ちゃんでの慰安を認める。
兵士諸君!!諸君は、

優ちゃんは、水着姿で犯したい派か
いや、やっぱり、スカート姿がよい派か
蛍との禁断のゴスロリレズ(?)プレイを楽しみたい派か
遥のボンテージ調教を楽しみたい派か
ムトーとのドロドロ泥酔プレイを楽しみたい派か
それとも優ちゃんに嬲られる沢木で楽しみたいドMの集まりか?
181名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 12:41:24 ID:Dzgl1pNU
つ ゴスロリレズプレイで、ドS的に嬲られる蛍。
182名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:19:28 ID:Yel2ByUR
>>180
気の利いたこと書いたつもりかよ
レベル低すぎ
183名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 11:43:47 ID:Hmto21iw
なにカリカリしてんの
184158:2009/10/17(土) 12:59:41 ID:Fu/6TC7Y
>>158の長谷川×美里、続き。
仕事で忙殺されて、放置プレイになってて申し訳ない。
そして短くてさらにごめん。

***

無骨な指先は優しくて暖かい。触れられると安堵と緊張の両方を長谷川にもたらす、ある種の
諸刃の剣だった。
多分、今自分の頬は赤くなってるんだろうな……と長谷川は思う。髪を整えてくれる美里の指と
微かに鼻腔を擽る馴染んだ煙草の匂いが、否応なく頬に血を上らせる。もう少しだけ近付きたい。
そんな気持ちが自然と湧き上がる。すぐ傍にある胸に寄りかかろうかと考えるけれど、普段の
女王様然としたキャラクターが柄じゃないわよと邪魔をする。『女王様』ではない長谷川遥を
美里はとっくに知っているのに。髪を軽く引っ張って、美里の手が離れる。
結局動く事が出来ずに見送るだけの長谷川の葛藤に気付かず、美里はくるりと背を向けながら言った。

「俺も飲むから、お茶くらい付き合ってや」
「……いいけど。じゃぁ、あたしが煎れるわよ」
「ええよ。飲みたいの、俺やから」
「いいってば」

必要以上に甘ったるくなりかける気持ちを切り替えたくて、長谷川は無理矢理に美里を押しのけた。
醗酵蔵の中に備品として置かれている湯飲みや急須を取り出して、殊更丁寧にお茶を煎れる。
例えお湯がポットのものでも、急須と湯飲みを暖めてやったり時間を計ったりと手順を踏んでやれば
茶葉は応えてくれる。酒と似た所があるのだ。
それともあたしとかしら、と長谷川はふと思う。
『逃げ場所』だった大学が、いつの間にか『居場所』になった。
185158:2009/10/17(土) 13:01:19 ID:Fu/6TC7Y
喧嘩にすらならなかった今までの人間関係を思い出す。鳥籠の中から空を見上げていた自分を思い出す。
抗いと諦めが常に長谷川の中には矛盾しながらも交じり合っていて、ろ過する方法が分からなかった。
樹が見守ってくれていた。沢木と及川、それに結木は慕ってくれた。武藤は傍にいてくれた。
川浜は良くも悪くも引っ掻き回してくれて、美里は手を引いてくれた。
格子越しの青空が、満天の星空に塗り潰される。
美里が見せてくれた、あの夜空。不器用な励ましと、照れを押し殺すための顰めっ面に頬が緩む。
誰が欠けても、きっと外には出られなかった。
手を引いてくれたのが美里だったのを、長谷川は嬉しく思った。
もうそこには戻りたくない。戻れない。長谷川の居場所はここなのだから。
緑茶の爽やかな芳香が漂う。頃合だと急須を持ち上げて湯飲みに注いだ。

「はい」
「おおきに」

湯飲みを渡す指先が触れる。意識しない様に勤めて、長谷川は両手で湯飲みを包んだ。
人肌とは違う熱は何処かチクチクと皮膚を刺す。
欲しいのは美里の手だと思い知らされる。
悠然と湯呑みに口をつけ、旨いなぁなんて呟いている美里の呑気さが腹立たしい。

「なぁ」
「何よ」
「あの後、家、大丈夫なんか?」

不意の問いかけの意味を理解するのには、数秒必要だった。
きょとんとして美里を見ると、えらく真面目な顔で見つめ返される。似合わないわよなんて憎まれ口を
挟む隙間は何処にもなくて、美里がずっとそれを気にしていたのだと分かった。


***
次はもちょっと早く投下出来る様に頑張りますので、お付き合いして
頂けると嬉しいです。
タイトルとか付けた方がNGワード設定出来ていいんでしょうか?
186名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 22:15:35 ID:vOKjumYv
おーっ!待ってましたよー!
このマンガで 待つ のは慣れっこだしw いくらでも待ちます

7巻の蔵の前で二人で見つめ合ってたとこ思い出しちゃった
優が黙って立ち去ってれば…って結局なんもなかっただろうけどw
続き楽しみにしてます。
187名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 23:03:11 ID:EEVoFr9K
うおおおおGJ!!
やっぱいいなあこの二人は
188名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 00:52:29 ID:t7c0C/cS
>>186 187
158です。レスありがとでした。
エロ苦手で本編進まないから逃避で書いたSS、お礼にもならないが落とします。
原作8巻が舞台の美里×長谷川。

***

大きく開いた胸元にはフリル。肩は露出するものの、二の腕を隠す袖にもフリル。計らずしも
胸を強調するバイエルンの民族衣装は長谷川が普段着ているボンテージよりは大人しいものだ。
にも関わらず、何となく目のやり場に困ると、美里は視線を僅かに逸らした。

「これ、首元に衿付けちゃ駄目ですかね?」
「いいんじゃないの、多少のアレンジは」

こちらは普段着ているゴスロリ服よりは露出の激しい衣装に戸惑っている結城は、すかすかする
首元を掌で撫でながら一応お伺いを立てている。
最早祭ジャックを完成させたミス農大は、前日までの無理が祟っているのかまだ姿を現してはいない。
先程沢木が起こしに走ったのでそろそろやって来るには違いないが、わざわざ武藤に聞かなくても
いいだろうと長谷川が返事を返した。

「じゃぁ、付けちゃおうっと」
「本当に結城君はそういう格好が似合うね」
「及川さんこそ」
「……なんちゅう倒錯した世界やねん」

褒め合いを始めた後輩達に呆れつつ美里は煙草に火を点ける。パレードが始まってしまえば
喫煙している暇はないので、これが最後のニコチン補給だとばかりに肺の奥まで煙を吸い込んだ。
しかし気になるのは、長谷川だ。
腰に手を当てた不遜な態度で会話に加わっている長谷川は普段の通りなのに、彼女を見ると
どうしてだか落ち着かなくなる。気になれば気になる程視線は吸い寄せられてしまう。これは不味いと
美里はまだ数口しか吸っていない煙草を揉み消した。
ジロジロ眺めれば川浜辺りが勘繰るだろうし、当の長谷川からは鞭が飛んでくるかも知れない。
それでもやっぱり何かしらの引力に引っ張られ、美里は長谷川を見た。

「あっ」

不意に違和感の正体に気付いて小さな声を漏らした美里は、慌てて己の口を両手で押さえた。
耳聡く気付いた結城が問いかけてくる。
189名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 00:53:05 ID:t7c0C/cS
「どうしたんですか」
「い、いや、何でもない」
「どうしたのよ」

一番気付いて欲しくなかった元凶が、怪訝そうな顔で美里へと数歩距離を詰めてくる。
上手い言い訳が咄嗟に思い付かなくて、口篭りながら美里は言った。

「あんた、いつものアレどうしたん?」
「アレって」
「首輪」
「首輪って……あぁ、あれね。服に合わないから外したけど」

それでか……と納得する余裕は美里にはない。
普通の格好と呼ぶには特殊だけれど、ボンテージ姿以外はシックなドレスしか見た事のない
長谷川の武装を解いた女の子らしい格好は、正直言って可愛らしかった。
それが美里をもやもやとさせていた違和感の正体だったけれど、勿論さらりと言葉になんて出来やしない。
出来るのは、せいぜいぶっきら棒な言葉を吐くだけだ。

「付けといたら?」
「服と合わないんだってば」
「付けとかへんと、周りの連中が誤解するやん」
「誤解って」
「ハセガワ研究員が凶暴やない普通の女やって……ちょっとっ! ム、ムチはアカン〜っ」
「じゃかあっしゃい!」

鬼の形相で近くに置いていた鞭を瞬時に取り上げ振り上げた長谷川に、美里は慌てて両手を前に
突き出して制止を懇願する。

「ど・お・せ、あたしは凶暴よ!」
「悪いなんて言うてへんっ」
「うるさいっ」
190名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 00:53:42 ID:t7c0C/cS
ビュンっと風を切りながら鞭が唸る。爪先スレスレの足元の地面を叩いた鞭が立てた音に、その威力を
垣間見て美里は青ざめた。
思わず数歩下がったものの、まだまだ鞭の射程範囲。眦を吊り上げた長谷川は鬼気迫る美しさだった。

「落ち着け、ハセガワっ」
「命乞いなら聞いてあげるわよ」
「全然聞く体勢やないやん。取り合えずムチ下ろしてや」

真意を計る様に美里に視線を注いだまま、長谷川は一旦鞭を握る右手を下ろした。
これで命が繋がった訳ではないが、安堵が込み上げるのも本当だ。
きょろきょろと周りを見回すと、祭の準備が忙しいのもあって、またやってるといった風に流して
その場の全員が美里と長谷川に注意を注いでいなかった。
美里の小さな手招きに眉間に皺を寄せたままの長谷川が渋々応じる。
怒りのあまり赤いままの耳に、美里はそっと唇を寄せて、命乞いで言うてるんやないからと
前置きをした。

「アレないと可愛過ぎるやろ」
「……はぁ?」

ひどく間の抜けた相槌が返る。やっぱりこれだけじゃ分からないよなぁと心の中で呟きながら、
美里は続けた。

「トゲトゲしたん付けてへんかったら、視覚的にも近寄り易いやん。ハセガワのかいらし所は
俺だけが知ってたらえぇんとちゃうの。だから付けてくれると……」
「…………バッカじゃないっ!」

鼓膜を貫く様な怒鳴り声。
大きく見開いた瞳と真っ赤な顔。
でもそれはもう怒りではないのを、美里だけが理解していた。


――――そして、結局。

「長谷川さん、アクセサリー付けてるんですね」
「それ指摘したら殺されるぞ、沢木」

こそこそと耳打ちし合う川浜と沢木の隣で、美里は一人上機嫌だった。
いつものチョーカーとブレスレットを身に付けて祭に参加していた長谷川の心中は、誰も知らない。


***
次は本編にてお会い出来ればこれ幸い。
191名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 01:28:14 ID:h9/6uURd
な、なんかきてるーw
192名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 09:20:58 ID:fIxKjZrl
よっしゃきた!!!
ドMですから放置は好物ですが、何か?
193名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 09:37:13 ID:2QM5+gJC
かわいいなー。
ラブラブ展開大好物っすよ!!
非エロで大丈夫ですから、出来あがったら、またどうぞ
194名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 12:20:46 ID:d2ltBgIV
うわーなんだこれニヤニヤするwww
エロいのもエロくないのも楽しみに待ってる!
195名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 22:58:44 ID:DhmXcy4h
いやーほんとどっちもうまいなぁ! 楽しみすぎる〜♪ 

ムチ振るう長谷川で思い出したけど
7巻冒頭であれだけ長谷川が怒り狂ったのは、フランスでの大切な思い出が
くだらない噂話で汚されちゃったような気になったから…だと思ってる
川浜がやっかみ混じり面白半分に広めたんだろうけど。
いくらなんでも美里が自らあんな話しないだろうし、美里にとってもいい思い出に
なってるはずだし。
…案外亜矢さんあたりだったりして。意味深に話したりするの上手そうだw

長文スマソ。お座りしてハァハァしながら待ってます!
196名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 05:52:23 ID:s/Ze2X2H
校内にて

女学生A「亜矢ちゃん、フランス旅行で長谷川さんに彼氏が出来たって聞いたんだけど何か知らない?」
亜矢「ふぅん、もう結構広まっちゃってるのね」
女学生A「え?亜矢ちゃん。詳しい話聞かせてよ」
亜矢「そう言うのって、当事者二人の問題だから、私からは何も話せないなー。クスクス」
といって、美里の方をちらりと見る

亜矢「年下の彼氏が出来るとは、まさか思わなかったけどね」
女学生A「年下!?」

こんな感じか?
197名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 23:25:49 ID:lm4MtwcQ
198名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 19:35:32 ID:PDuQw0x4
保守のついでに重大発表ってなんだろうか?って書いてみる
199名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 21:05:41 ID:K7nf+ehR
ああいうのは大したこと相場が決まっているが、絵本第二段発売とかなら流石に怒りますよ僕は。
200名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 10:15:52 ID:0w2pA1No
アニメ2期制作スタートだったら、どんなにいいか・・・
201名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 21:45:08 ID:GP0TTIBf
……ほんとどんなにいいことか
202名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 23:14:14 ID:1PDQ/MFN
連載終了のお知らせ、だったらどうするよ
203名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 12:12:03 ID:CPKWIZiz
なら長期休載の方が可能性が高いよ

つかそれならマリア休ませて
こっちをとにかくひとまず畳んでくれよ
と思うけど
204名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 13:25:59 ID:TjJ0jHFy
ムトーよ
長谷川さんの柔肌に噛みつくよう
美里を煽ってくれ、いや下さい
205名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 18:19:39 ID:+45GH68F
そんなことせんでも、美里の柔肌を長谷川は、齧りまくったぞ。
いたたたた・・・・・
206名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 01:22:55 ID:w7ZY1LPg
あんまり羨ましくないです。沢木ならまだしも。
207名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 09:37:38 ID:wurThl+J
そこで蛍ではなく、沢木が出てくるあたり
お前の変態っぷりがわかるな。

まぁ、俺も同族だが・・・・・・
208名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 21:12:47 ID:AeZV13oe
 
209名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 08:56:43 ID:O+Iknpti
妄想でも一般論でもいい
このまま進展するとも思えんが


石川先生ありがとう
210名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 12:48:40 ID:y8mEtFjt
前々回の締めは前振りだったのかー!?!

サラッと本音をこぼしちゃうヒゲかわいいよヒゲ

いつか勢い余って長谷川さんの柔肌に(ry
無論逆も有(ry
211名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 09:51:20 ID:9xxfwn3s
今号のイブニングは皆さんにとってネタの宝庫ですね。
私的には吊りと、蛍で大満足ですので、夫婦とイチャイチャはどうぞどうぞ。
212184:2009/11/12(木) 00:21:05 ID:JLmG2vFr
>>158 >>184 の続き
今回もまだエロに届かんかった。ごめん。
生殺されてくれ。


大丈夫なのかと問われれば、小康状態というのが本当の所かもしれない。
けれど自分と龍太の間ではお互いに結婚を望んでいないという意志を確認出来ているし、
親の圧力に屈して……という事にはもうならないだろうとも確信している。
許婚という望まぬ縛りが消えた今、龍太とは穏やかな友人関係になっていた。
本来なら幼馴染として、もっと早くにそんな関係になれていたのかも知れないと、長谷川は思う。
目の前で心配そうな気配を漂わせている男を安心させてやりたくて、長谷川は殊更さらりと
告げた。

「大丈夫よ。親がガタガタ言ってきても、あたしと龍太君の意志が固ければ問題ないでしょ」
「……そうか」
「あんたにも心配かけたもんね」

フランスまで来てくれたし、とは心の中だけで呟く。
あの時はまだ明確なものは二人の間にはなくて、尋ねた所で樹に頼まれただけだと濁されるだろう。
こうなった今だから、余計に気恥ずかしくて聞けやしない。何時からあたしの事を好きだったの、
なんて。
やたらと乙女めいた自分の思考に似合わないと蓋をした長谷川は、美里が眉間に皺を寄せているのに
気が付いた。
龍太と長谷川の問題が片付いたのに、一体何が彼をそんな険しい顔にさせているのか。
尋ねようと開きかけた唇から声が出る前に、美里が言った。


「……俺は『あんた』で、元婚約者は『龍太君』なん?」
「……はぁ?」

ぷいっと横を向く子供じみた仕草で分かり易く拗ねて見せた美里に、長谷川は目を見開いた。
尖った唇と、逸らされた視線。初めて自分に向けられた美里の駄々に、長谷川は胸の奥がきゅーっと
締め付けられてしまう。
いとおしい、という気持ちが長谷川の心に明かりを灯す

「バカね」

苦笑混じりに呟いた声は、甘かった。此処に武藤辺りが居れば、驚いて目を丸くしただろう。
しかし長谷川との付き合いがまだ短い朴念仁にはその甘さが伝わらなかったらしい。
213184:2009/11/12(木) 00:23:34 ID:JLmG2vFr
「バカってなんやねん」
「バカはバカじゃない。ヤキモチ?」
「う、うるさいわ」

あっさりと図星を突かれて、美里は横を向いたままでジャケットのポケットから煙草を取り出した。
形勢が不利と悟って、話を逸らす方法を考える為の時間稼ぎだと察して、長谷川は素早く煙草の
箱を奪い取った。

「おい、ハセガワっ」

咄嗟に奪い返そうとして身を乗り出した美里と、伸ばされた腕を避け様とした長谷川の距離が
ゼロになる。
最初にとんっとぶつかったのが、腕だったのか、胸だったのか。
停止ボタンを押された様に、互いが動きを止めたのは数秒にも満たなかった。

「うわっ、あ、あの……っ」
「へ? え、その……っ」

言葉にもならない近さへの驚きと、赤くなる顔。
意識してしまえばもうただの先輩後輩の関係を装う事なんて出来やしない。
此処が常はゼミ全員が集う発酵蔵だとか、夜中に誰かが覗きに来る可能性がなくもないとか、
そんなものはブレーキにならない。
煙草に向けられていた手は長谷川の背中に回され、逃げかけていた身体は美里の胸に収まる。
心臓の音すら聞こえてしまいそうな静寂の中、ぽつりと言葉を落としたのは長谷川だった。

「……煙草、いる?」
「……いらん」

囁きと共にぎゅっと腕に力が篭る。
かぎ慣れた筈の煙草の匂いに長谷川は目を閉じる。耳の奥で鼓動が聞こえる。それが自分の
ものなのか、美里のものなのか、区別するのは難しかった。
小さく、長く息を吐く。ドキドキと落ち着かない気持ちの半面、ひどく落ち着いている長谷川がいる。
美里は長谷川のハリネズミの針を脱がす事の出来る、唯一の人間だった。
この場所なら、この距離なら。
長谷川は全ての武装を解く事が出来た。
美里の腕の中。ハセガワ研究員でも女王様でもない、ただの長谷川遥がそこにいた。


***
今号の妄想と美里が可愛くてどうしようかと思った
思わず買った
これで続きを書く燃料が出来たよ

次回エロになるように、みんなのオリゼーを分けてくれ。
214名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 03:37:06 ID:hKNPneqE
エロくなれエロくなれ

オリゼーオリゼー
215名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 22:48:15 ID:ep8IvHW6
オリゼー オリゼー
楽しみだ
216名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 22:54:03 ID:AMmyfZRe
きてた――――!!
今号でhigh!になってたんで読んで異様にテンション上がっちゃったよ
212さんありがとーっ!
212さんの書く物なら非エロでもおいしく戴いております。
でもやっぱエロ期待しちゃう〜♪

お買物つきあってね
お買物お買物お買物お買物お買物………お に萌えますた…
217名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 22:58:18 ID:AMmyfZRe
連投スマソ。書き忘れた

オリゼーオリゼーオリゼーオリゼーオリゼーオリゼー

セレビシエの後姿っておまんじゅうみたいw
218名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 06:44:55 ID:Fc4oG5nP
美里のイイヨーがよかった。
219名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 18:18:36 ID:jYI2Nebt
あのスウェットもオソローぽい
220名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 01:45:43 ID:lJON8JRf
保守ついでにどうでもいい小ネタでも。一応801ネタ注意。


ある日の深夜、某農大自治寮の一室で「ドキッ!男だらけの朝までぶっちゃけトーク大会」と称した、要するに単なる飲み会が開かれていた。
メンバーは沢木美里川浜のいつもの三馬鹿に、酒の配達を頼んだ蛍を半ば強制的に加えて、宴のボルテージは最高潮に至ろうとしていた。

「いやぁ、餡ころ餅はないッスよぉ!」
「そうだよ、なんでおはぎじゃねぇんだよ美里ぉ!」
「ちゃうねんって! あん時は俺もテンション上がっとったんやって!」
「「「はははははははははは!」」」

「…ところで結城、お前さっきから黙って飲んでばっかりやけど、お前もなんかないんか?」
「え? 僕ですか? ぶっちゃけトークかぁ、難しいなあ…あ、そうだ」
「お、あるのか」
「なんやなんや」
「へー、なんか意外だなぁ。蛍がこういうの」

「沢木でオナニーしたことかな」

「「「…」」」

「ぶぅぅぅううううう!」
「うわっ! 汚ねぇ! 沢木、お前なんでよりによって口に酒入ってんだよ!」
「げほっ! ごほっ! げっほっ!」
「だ、大丈夫か沢木! 気管に入ったんか! こら結城! お前いきなり何言い出しとんねん! 沢木を殺す気か!」
「ええええ!?」
「大丈夫か沢木ぃいいい!」
「げほっ、ごほっ…だ、ダメッス…」
「沢木ぃ! 死んだらあかん! 沢木ぃいいいいいいいい!」

深夜2時である。
221名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 01:47:19 ID:lJON8JRf
「えーっと、沢木もちょっと落ち着いた所で…」
「くわしく聞かせてもらおやないかい」
「き、聞かなくてもいいじゃないッスか。いやむしろ何も聞いてませんよ俺は、何も」
「前に、実家から持ってきたアルバムの整理してたんですよ。深夜に。それで中学生ぐらいかなぁ、水着姿の沢木の写真が出てきて」
「出てきて? それからそれから?」
「いやいやいやいや、川浜さんお願いだからあんまり突っ込まないでくだ」
「なんかすごいムラムラしてきて」
「それで、ついうっかりアレか」
「アレってなんですか。わかりません。俺は何にもわかりませんよ」
「ええ、まあ。つい、うっかり。…で、それで終わって」
「終わって?」
「死にたくなりました」

「あー、それはなんとなく気持ち分かるな」
「やっぱり好きな子ではできんもんな。こう、罪悪感言うんかな。まあ真っ最中はハッスルしとるからアレやけど、終わったら一気に来るわな」
「いやわかんないッスよ。なに美里さんも川浜さんも共感してるんスか。好きな子ってなんスか。っていうか、さっきからなに言ってんだよ蛍!」

「ぶっちゃけトークでしょ?」
「ああ、ナイスぶっちゃけやな」
「今日のMVPだな…」
「そもそも、わざわざ実家からアルバム持ってきとるところが凄いな」
「もう本気だもんなぁ」
「なにが本気なんスかああ! え、ちょ、そんなこと言われて、俺、今日からどう蛍と接すればいいんスか!」
「どうって、そらお前、幼馴染として、新鮮なネタの一つも提供してやな」
「いい意味わかんないッスよ! ネタってなんスかネタって。あーもう! 皆飲みすぎですよ!」
「いや、これは結城が悪いやろ」
「まさか、ここまでぶっちゃけられるとは思ってなかったぜ…!」

「まあ嘘なんだけどね」

「「「嘘かよっ!(かいっ!)」」」

(確かに、好きな子じゃそんなこと出来ないよ。沢木?)
222名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 15:21:31 ID:BemRvzUH
>>220-221
GJ!
焦りながら話をごまかそうとする沢木とか、原作の絵で想像できた
223名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 17:51:27 ID:1+w2rKzS
GJ!
801ネタだが、生々しくないので面白かった
224名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 18:41:10 ID:tJ2P9edk
保守す
225名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 02:23:44 ID:GZOLq7A7
オリゼーオリゼー
226名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 12:27:22 ID:aOl/Sz8V
ヒオチヒオチ
227名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 01:20:41 ID:UL94vzka
ハルカーハルカー
228名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 03:09:52 ID:Kg7RqD3l
ムトームトー
229名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 12:57:55 ID:jBNlKI4p
保管庫かびてない?
230ミス農大と次男坊:2009/12/04(金) 07:09:22 ID:jkiLottN BE:397421142-2BP(0)
どうも、夏から書いていたのに全然進まない奴を投下します。
エロシーンは、次回かその次くらいを予定しています。
保守代わりとおもって、御笑読ください。



秋の夜長、発酵蔵では武藤と沢木が二人、ビールを酌み交わしていた。
「たまには後輩と、サシで飲むのもいいもんね」
と、しみじみしながら、スウェット姿の武藤はグビグビと喉を鳴らしつつ、豪快にビールを飲み干す。
「はぁ」
沢木は、素っ気ない言葉を返す。
いつも、学生寮で美里達と男だけで酒盛りする沢木が、なぜこのような状況に置かれているかというと、オクトーバー
フェストでビールを飲むことが出来なかった武藤が、親の仇とばかりに飲み倒している所へ、沢木はうっかりと
遭遇してしまい、そのまま武藤に付き合わされる羽目に成ったのだ。
「しっかし、冷えるわね」
そう言いながらグラスに注ぎ、空になった缶をゴミ袋へ投げ込む。
晩秋の蔵は陽が落ちれば、冬と変わらない程に室温は下がる。
石油ストーブこそあるものの、この広い空間を暖めるには力不足であり、従って自然と酒が暖を取る手段となる。
もっとも、こんな寒いなかビールで暖を取るというのも妙な話だが。
「そろそろ、暖房増やさないと辛いッス」
そう話しながら、沢木は一瞬で空になった武藤のグラスに、ビールを注ぐ。
勢い良い泡がグラスから零れそうになり、慌てて武藤は口からグラスを迎えに行く。
「おっとっと……。まぁ、こんだけ寒けりゃビールを冷蔵庫に入れなくても、飲み頃に冷えるのは便利っちゃ
便利なんだけどさァ」
先日の農大オクトーバーフェストでは、全国三十社の地ビールメーカーが参加しただけあって、今すぐにでも
商売を始められそうな程の量と種類のビールが、発酵蔵の隅にうずたかく積み上げられていた。
どう考えても、これら全部を武藤の財布で買えるはずもなく、樹教授や長谷川の顔が浮かんだが、沢木はあえて聞かないことにした。
「でも、炬燵とか欲しいですね」
沢木の提案に、武藤も「確かに」とウンウンうなずく。
「この季節、ビールだけだとなかなか体も暖まらないなー。どうしたもんかねー」
など言いつつも、武藤はまた一瓶空ける。
その相変わらずのウワバミっぷりには、沢木も苦笑を漏らすしかなかった。
231ミス農大と次男坊:2009/12/04(金) 07:13:11 ID:jkiLottN BE:1341296339-2BP(0)
(ピコーン!)
新たな瓶の栓を抜きながら、武藤は何かを思いついたようで、頭上に見えない電球が灯った。
「チョット、沢木君こっち来てみ」
栓抜きを持った手で沢木を手招きする。
「はい?」
言われるがままに沢木はにじり寄ると、武藤は沢木の左手首を取りグイと自らに引き寄せた。
「おわっと!」
沢木は体勢を崩し、右手に持ったグラスのビールが、波を立てて揺れる。
零さないようにとバランスを取るが、膝立ちのため缶単位姿勢は崩れ、そのまま武藤のあぐらの上に尻餅をついた。
そんな沢木を、武藤は乱暴に抱え込むと、一緒に毛布にくるまる。
「うおー、あったけー!人間カイロだぜぃ!」
いきなり出来事に、沢木は唖然とする。
「何なんスか、一体?」
沢木の抗議に、武藤は目もくれず「あったけー」と抱きしめる。まるで犬や猫だ。
(しっかし……)
これはまるで、お父さんの膝に乗る子供みたいじゃないか。そう沢木は思う。
とてもじゃないが、一八歳の少年が妙齢の女性に対して取る格好ではない。
なので、沢木はそろりと、武藤の膝から降りようとしたが、再び武藤に抱きかかえられ、膝上に乗せられる。
この辺も、端から見ればペットっぽい。
「くっつかないと、温っかくないでしょーが!」
「イヤイヤイヤ、武藤さん。流石にこの体勢は、こっぱずかしいっス」
「おい、カイロ動くな。先輩命令な」
「ひっでー! なんスかそれ」
冗談とも本気とも取れる武藤に、沢木は珍しく応酬していく。
その様を知らない人が見れば、仲睦まじいカップルに見えなくもない。たぶん。
結局は、沢木がじたばた抵抗して、武藤の膝から降りる事に成功した。
しかし、武藤は大層ご立腹で
「もう! この聞き分けのない糞チビめ」等と散々と悪態をつく。
そうこうしてる内に、再び武藤の頭上に見えない電球が灯った。
( (゚∀゚)キタコレ!! )
武藤はあぐらを崩し、膝を立て脚を伸ばした。そして、への字に伸ばした脚の間に沢木をガッチリ挟みこんだ。
「な……ッ?」
「フフン、逃すものか!」
武藤は、勝ち誇り気味に鼻で笑う。そして毛布をかけ直してビールを呷(あお)った。
まぁ途中しきりに「ぬくい、ぬくい」と言っているので、口調の割には全然格好良くはなかったが。
沢木の方といえば、十センチ以上ある武藤との身長差の為、頭まで毛布に包まれる格好になっていた。
(あ……)沢木は、ふと気付く。
先程は暴れたのでわからなかったが、毛布にくるまると空気が籠もるので、普段は意識しないような匂いまでがハッキ

リと、嗅覚に感じられる。
さらに、今の武藤は寝間着のスウェットスーツを着ている。
文字通り武藤の汗が、少なからず染み込んでいるスウェットスーツからは、化粧水と体臭の入り交じった
甘い匂いがしてくる。
追い討ちをかけるように、沢木の首筋にまとわりつく武藤の長い髪からも、コンディショナーの軽やかな香りがふわり漂

ってきた。
心臓の鼓動が、段々と早くなるのを沢木は自覚した。
232ミス農大と次男坊:2009/12/04(金) 07:18:09 ID:jkiLottN BE:496776825-2BP(0)
「あ゛〜沢木君はちょうど良い大きさだな〜。楽ちん楽ちん」
まるでジャンボクッションを抱くように、両腕を回して覆い被さるようにもたれ掛かった。
沢木の背中に、武藤の豊かな胸が当たる。
いや、単に当たるどころではない。柔らかなスウェットの布地一枚を通してノーブラのおっぱいが密着してくる。
そんな甘美な肉の感触に、沢木はドキッと全身をびくつかせ反応する。
童貞らしい過敏さだが、この状況で彼を責めるのは酷だろう。
「あ、あのムトーさん」
平静を取り繕いながら言葉をかけた。しかしその声は、いつもより僅かに固い。
「ん〜? なぁに〜」
そんな沢木の内心を知らない武藤は、沢木の肩に顎を乗せ、気の抜けた声で答えた。
「いや、なんでもないっス……」
沢木は、むすっと不機嫌そうに、少し頬を膨らませた。
彼からすれば、自分はこんなに、武藤を"女"と意識してドキドキしているのに、いつも通りとはいえ、武藤は沢木に対し
て全く無防備で、警戒心の欠片も感じられない。
『男として全く相手にされていない』それが沢木にとって腹立たしかった。
勿論、それが八つ当たりであると自覚はあるが、若さから生じる感情は、そう簡単にコントロールできる物ではない。

「照れてんのか〜オイ。かぁ〜いいなぁ〜沢木君は〜」
武藤は満面の笑顔で、クシャクシャと乱暴に頭を撫でまわす。
「……………」
ここは、何か言い返してやりたいと沢木は思ったが、口下手な彼にはこの状況で、何も思い浮かばなかった。
「ま、飲め飲め。まだ、飲んでいないビールが山程あるんだからさァ」
武藤がグラスを飲み干すたび、アルコールを含んだ熱い吐息が沢木の首筋にかかる。
男の哀しい性なのか、一度異性として意識してしまうと、些細なことでも性的な刺激へと結びついてしまう。
飲んだくれでいい加減でだらしない、あのムトーだと、何度も頭の中で言い聞かせるが、若いリビドーはそう易々と
払拭出来るものではない。
「沢木君……どうしたの?」
武藤が、沢木の顔を肩口からのぞき込む。
僅かにウェーブのかかった黒髪が、沢木の襟元に入り込み首筋をさらりと撫でた。
「こーんな、美人のお姉さんに抱きつかれて、沢木君緊張しているのかな〜」
小馬鹿にする感じで、武藤はカラカラと陽気に笑った。
からかわれた沢木は、あからさまに不機嫌な表情になる。
「そ、そりゃまあ、オレも、男ですから」
「そっかそか、沢木君も男の子だったか。ウンウン」
変に納得したのか、何度もうなずいた。
納得されて、更にむくれる沢木の耳元で、ふいに武藤が囁く。
「ねぇ沢木君……あたしが女を教えてあげようか?」
233名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 14:43:19 ID:s/Ka17i+
>>230-232
2人がすごく2人らしい描写でいい
続き期待
234名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 22:32:11 ID:iBFLy5B5
オリゼーオリゼー

可及的速やかに続きを!
235名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 23:51:44 ID:rIrx2KA2
さぁさぁ沢木、何と答える!?

武藤と及川はああいうことがあった後も何もなかったようにしれっとしてたけど
沢木は一回でもそういうことがあったら意識しまくりだろうな
とにかく続き楽しみだー
オリゼーオリゼーオリゼーオリゼーオリゼーオリゼーオリゼーオリゼー
236名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 01:50:01 ID:Vt6VNpFq
「ねぇ沢木君……あたしが女を教えてあげようか?」

童貞だとバレてるのか決め付けられてるのか
どっちにしろ沢木不憫すぐるw
つーかオリゼーオリゼー!
237名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 01:38:34 ID:mwo4xkaM
二人の雰囲気よく出てていいな
別板の蛍スレは台詞回しとか全然沢木と蛍っぽくないのばっかで萎える

俺もオリゼーオリゼー
238名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 21:42:04 ID:2ET243l8
>>237
ごめんな。キャラのイメージ壊して気を悪くさせちゃったみたいだね。
ss職人じゃないから・・・・・・
239名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 23:52:20 ID:WNJhBn3g
>>238
あっちで書いてる人? 別に謝らなくてもいいと思うんだ。
あのスレ大好きなんでまた投下してくれ。正直蛍沢のイチャイチャっぷりが堪らんわ。俺には書けんw
あと自分が好きな作品&キャラで他人がどういう妄想してるか見るのは面白いし参考になるよ。
自分の妄想と同じようなネタ先に書かれるとあ゛あ゛あ゛あ゛〜ってなるけどw
240名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 01:49:01 ID:XbKZDTPF
ドラマ化で、ここも活気づくのかな?
241名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 21:36:20 ID:7YhQfQNX
従来からのファンの9割が現在意気消沈しているけどな
242名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 22:33:12 ID:j8hOIqCq
実写化でオリゼーがリアルになってたらちょっと泣くかも。
243名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 00:22:12 ID:HbeOG9qt
そんな中、ここの皆に聞いてみたい事がある
特に美里に萌える皆様方にだ


笑い飯の西田って
萌える事ってできますか?
244名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 01:13:40 ID:CHTj5WwH
そもそも三次には萌えないだろ
245名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 05:56:29 ID:i/+TCN5D
つーか西田、髪切ってパーマかけちゃったし
246名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 19:23:00 ID:R++Bf9uN
ドラマ化すればヒットするとでも思ってんのか?
どうせやるんだったら、樹の若い頃の話を実写にしろよ。
内容の濃い話が出来ると思うぞ
247名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 00:40:05 ID:VwkQn94N
>>244
大体の人はそうかもしんないけど
そうじゃない自分みたいのもいるからさ…
それでも笑い飯は勘弁だけど


>>245
それなら笑い飯はないな
良かった…安心した…


要は、確かに美里は笑い飯をモデルにしているだろうが
奴さんと美里は完全に別物だから
安易な笑い飯キャスティングだけは勘弁して欲しい

それだけなんだ…
248名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 18:56:11 ID:pl6xUn+D
酒屋の息子はケンコバか?
249名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 21:31:39 ID:Y2YcP59Y
似てるのは完全に偶然だってコミックスに書いてなかったっけ?
250名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 00:30:32 ID:kzQePEwH
>>249
少なくとも笑い飯の方についてはそう書いてたな
251名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 03:25:36 ID:KwhIxTz4
どちらもよくあるデザインだし、偶然でしょう
252名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 08:28:44 ID:/OibeCo4
後の巻で実は、ブレイクする前からファンでした、って訂正してるから
あれは、石川流のギャグでしょう
偶然ですよクスクスクス・・・・見たいな感じの
253名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 18:34:25 ID:1aOyQ+88


もうちょい腰下ろして…
…無理…
うー…
あっやだっあっあ


ごめん、書いてみたかっただけなんだ…
254名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 00:59:38 ID:gxOVcxtI
構わん、続けてくれ
255名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 23:30:29 ID:Yt/tda8s
うむ、是非続けてくれ
256253:2009/12/17(木) 10:14:29 ID:MakDwvwn

長谷川は明るいのを嫌がる。
間接照明さえ許してくれない。
それを、恥じらいと取るか、別な意味と取るか、美里はずっと考えあぐねていた。

「……それは私の気持ちを疑っているということかしら?」
艶然とした微笑みからは慇懃無礼という雰囲気が漂う。
ああやっぱり怒らせたかと思うが、後悔はない。
「ぶっ倒れる寸前の友人を介抱するのは人として当たり前のことで、そこに下心を勘ぐるのは、俺の気持ちを疑っているということじゃないんかの…」
物凄い目付きで睨まれた。口は災いの元とは、先人の意見は正しい。
「……勘ぐってなんかいないわ。勘違いしないで頂戴」
沈黙は金。雄弁は銀。先人の意見は尊重すべきだ。
「……煙草、吸ってもいいわよ」
沈黙は金。手だけが雄弁にライターを弄る。
「……吸いなさいよ」
「……ハイ」
「……珈琲、冷める前に飲みなさい」
「飲め」
「ハイ」
煙草も珈琲も要らない、とは言えない。
「お風呂、沸いているから入りなさい」
何故今この時に風呂なんだ。今必要なのは熱い湯船ではなく、話し合いではないのか。
「返事は」
「……ハイ」
257名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 12:39:53 ID:MakDwvwn
>>256

> 「……珈琲、冷める前に飲みなさい」
> 「………」
>「飲め」
> 「ハイ」

と書きたかった。
抜けてしまったスマヌ。

253ですが、65でカキコした者です。
前スレでは風呂場で云々と脳内妄想を書いた者です。
約束したのでとりあえず書いてはみたが。
エロに至るまでに256のようなのがダラダラ続き、エロはさっくり終わるというモノになりました…。
256はかなり短くしたよ…。
己の文章能力に失笑しか出ない…。
それでもお付き合い頂けるなら投下します。
携帯厨なので、下手すると年越しますが。
258名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 19:10:40 ID:RPJ4Vnhu
みとるぞ
259名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 09:16:29 ID:iv7SDY3f
>>65の人か…なるほどw
女王様でドSでいいじゃん長谷川
つオリゼーオリゼー

ネタバレ的レスはちょっと…
真っ白な状態で読みたい
260名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 19:01:08 ID:9s+sHfPA
むしろそれがいい!
オリゼーオリゼー
261名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 00:58:10 ID:ZGddBlSO
そうか…>>253は長谷川美里だったんだ…
いかん…その二人で妄想するだけで
なんかきちゃうわぁ…

遠慮はいらぬ
やっておしまいなさい
いや、是非ともして下さいませ
オリゼーオリゼー
262名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 10:05:25 ID:YCM7Mxrz
253です。
では頑張ってやってみます。
え〜美里は基本標準語です。
気になる方はご指導宜しくお願いします。
添削しながらですので気長にお待ちください。
書く前からウダウダ言うのは、怒られると嫌になるタイプだからです…。
誉められて伸びるのさ。
263名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 10:11:11 ID:YCM7Mxrz
火をつけたばかりの煙草をもみ消し、殺意すら感じる視線を直視出来ず、そそくさと風呂へと向かった。


言いたい事はあるけれど、言ってしまった後を考えると気が滅入る。何を勘ぐっているのか、問い詰められたら困るのは自分だ。
「うぅ…臭い」
薔薇の匂いで統一されたバスグッズ。入浴剤一つでも結構な値段だろう。それを臭いと評するのを聞かれたらムチのひとつやふたつは跳んできそうだ。
「……薔薇の花びらとか浮かべそうや」
「あるわよ。入れる?」
独り言に返答があったのにビックリして入り口を見ると、長谷川のシルエットが浮かんでいる。
「……いや、いらないです…スミマセン…」
薔薇の花びら風呂に入る俺?なんの罰ゲームやねん。気色悪い。
「スミマセン、じゃなく、お気遣い有難うございます。が美しい日本語という感じよね?」
「………」
ドンッ!!
風呂場の扉が揺れる。
「……お気遣い有難うゴザイマス…花びらはイリマセン…スミマセンアリガトウゴザイマス」
「そう?綺麗なのに」
そりゃあ綺麗だろうが、入るのは俺やん。
「私は入れるけど」
言葉と共にとびが開く。
長谷川が入って来て俺の頭から薔薇の花びらを散らした。
264名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 23:25:00 ID:dlz4kHme
GJ! 
バラの花びらが散る湯船に浸かってる美里の顔想像してワロタww

続き楽しみにしてる。気長に待つよ
オリゼーオリゼー
265名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 00:57:32 ID:eLXUDZ/m
>>263
「俺に長谷川は不可能や」思い出したw
オリゼーオリゼー

石川せんせはなぁ…
オッと思わせといてスルーするから
長谷川も美里も自分から動きそうにないし
互いに好きなんだろうなという感じはするけども
当分はここで楽しませてもらおっと
266253:2009/12/23(水) 06:24:27 ID:yeZ4sPns
>>263

× 言葉と共にとびが開く。
〇 言葉と共に扉が開く。

またミスりました…。
スミマセン。
題名は、思い付かないのでパクることにしましたゴメンナサイ。
267農大の薔薇:2009/12/23(水) 06:28:25 ID:yeZ4sPns
濃厚な香りが一層強くなる。
赤い薔薇の花びらを散らした長谷川は服を着たまま湯船の脇に立ち、俺を見下ろしていた。
入浴剤で白くなったお湯のおかげで下半身は見えないはずだが、脚を折り曲げ思わず隠してしまう。
「なんなん、いきなり…」
「私は入れる、と言ったでしょう?」
確かに言った。ああ確かに言ったとも。俺は要らないと言ったはずだ。
頭に残った花びらを払い落とし、長谷川を見上げると、おもむろに上着のジッパーを下ろし始めた。
「………何してんの…」
「服を脱いでるのよ
「な、なんでっ!」
「着衣のままお風呂に入る趣味はないわ」
不機嫌そうに目を眇めて言い放つ。
スカートを取り去り、下着姿になった長谷川を直視出来ずにうつ向いた。耳が熱い。
「だっ脱衣場があるやろがっ!」
「あるわよ、勿論。自分の家なんだから知ってるわよ」
「そりゃそうやけど…そういう意味ではなくてやな…」
水面が揺れる。
長谷川がするりと湯船に入って来た。向かい合わせに座り悠然と肢体を伸ばしてくる。
広い浴槽のためにぶつかることはないが、更に脚を折り曲げてできるだけ距離をとる。
薔薇の芳香に包まれて微笑む彼女は…怖い。
268名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 22:34:53 ID:O1aiCjwk
攻めの長谷川はいいな〜
269名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 00:43:25 ID:gC4p9cpL
怖い…か…

美里ガンバw
270名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 22:47:03 ID:JZu96vpR
キャ―――――――ァ………

女のフェロモンは薔薇のような香りがするんだって…
271名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 19:11:13 ID:lGr/3Zej
美里頑張れw
続き楽しみにしています


しかし原作、沢木結城の公認ぶりも凄いけど美里長谷川の発展も
ありそう?
272名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 19:17:58 ID:9LXVUTS6
「発展」するのは、沢木と蛍
「進展」するのが、長谷川と美里

ハッテンは、最近では、やばい言葉なのだよ。
273名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 21:56:08 ID:4gdJALYi
>>272
それはむしろ801板向けの話題なのでそちらへどうぞ
274名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 22:44:10 ID:da7rtS1n
キャラありきなら板違いじゃないだろ
275名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 09:01:43 ID:asWUTIe/
>>273
じゃ、お詫びに小ネタを
「はぁ?また、菌が見えなくなったの?」
「はい。すいません。蛍に襲われたショックで・・・・」
「・・・・・・・え?・・・・・・・」
「しくしく・・・・」
「お、落ち着きなさい。沢木!!の、野良犬に噛まれたと思って・・・」
「しくしく・・・」
「もう!!しょうがないやつね!!」ぎゅっ!

「は、長谷川さん?」
「ほ、ほら、前は、これで見えるようになったんでしょ!?」
「な、なんか、刺激になれちゃって」
「えー!!もう、面倒臭いやつね!」
はらり・・・・

「うわー。長谷川さん、綺麗なピンク・・・て何やってんですか!!」
「いや、びっくりするかなって・・・・・胸じゃ刺激が足りないの?」
「・・・あら?」
「え?」
「ちゃんと立ってるじゃないのさ。変態」ぐりぐり・・・・
「や、そんな。ハイヒールで・・・あああっ!!」
「え?」
「・・・・・・」びくっ・・びくっ・・・・
「何?あんた、いっちゃったの?ウソでしょ?」
「・・・・・・ぐすっ・・・・・・」
「こ、こら!!泣くな!!ほら、綺麗にしてあげるから!!ねっ?」
「あ、は、長谷川さん?」
「あら?体の割に大きいのね・・・・・ぺろっ・・・」
「ああっ!!」
「女の子みたいな声出して、情けないやつね。ほら、ここがいいんでしょ?」
「あああっ!いいっ!!何これ?暖かくて、とけそうだ!!」
「ふふふ。美里に鍛えられてんだから、今度は、喉の奥で犯してあげるわよ・・・」
「は、あああ・・・・・・・あ?」がしゃーん!!!!

「さ、沢木・・・・オンドリャァ・・・・・・・・」ここで極妻のテーマ!!

「み、美里さん!!」「美里!!」
「こ、これにはわけが!!」
「やかましい!!ワシらの喧嘩は、玉の取り合いじゃ!!死ねやぁ!!」
「ぎゃー!!!!」

「わーーーーーーーっ!!!」
「はぁ、はぁ、ゆ、夢かぁ・・・・・」
「も〜、何?沢木。怖い夢でも見ちゃったの?」
「け、蛍!?」(そ、そうか俺、昨夜・・・・・それでこんな夢を・・・)
「はいはい。怖い夢見ないように抱っこしたげるから、寝ましょうねぇ〜。いい子いい子」
「現実の方が、よっぽど怖ぇ―よぉ〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
276名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 00:58:44 ID:L5DKfxIy
 
277名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 02:46:09 ID:2Mq//RGm
婆さんや>>232の続きはまだかのう
278ミス農大と次男坊:2010/01/10(日) 01:12:32 ID:tdZZSTzC BE:2235492195-2BP(0)
遅くなりました。
展開を考えすぎて自滅してました。
次は、早く投下できると思います。

*   *   *   *   *

驚いた沢木は、振り返る。
あまりに突然な武藤の提案に、顔は真っ赤になっている。
「ちょ、な、な、なにを言い出すんですか! い、いくら酒の席でも、冗談過ぎてますよ!」
沢木の声はひっくり返り、あからさまに動揺していた。
「冗談? そう……冗談ね……」
武藤は一瞬目を細め、意味深な笑みを口元に浮かべると、左手を動かし、沢木のシャツの襟ボタンを、一つだけ外す。
「……沢木君は、冗談で済ませたいんだ?」
ちょうど、目の前にきた沢木の左耳に唇をつけて、わざと吐息を漏らしながら問いかける。
沢木はその問いには答えず、ただくすぐったそうに肩をすくめ、体勢を正面に向き直して少しだけ距離をとった。
「うふふっ、敏感じゃない沢木君」
いかにも愉しげな表情をしながら、指の背で沢木の耳元をくすぐる。
身をくねらせながら嫌がる沢木を、これ以上逃さぬよう、脚でホールドしながら弄ぶ。
そうこうしているうちに、ビールが波打ち勢い余り、沢木のグラスから零れ畳を濡らした。
原因のはずの武藤は「しょうがないわね」と笑いながら、
「ほら、これ飲んで落ち着きなさい」
と、自分のグラスを沢木の口元に持って行き、傾けた。
武藤に促されるまま、沢木は喉を鳴らしてビールを流し込む。
「ゴホッ、ゴホッ!」
慌てて飲んだ沢木は、大きくむせた。
「ほらほら、慌てない」
武藤は、そう背中をさすりながら、沢木が飲みきれず自身のグラスに残ったビールを、一息に飲んだ。
――タンッ
畳の上にグラスを置く。
それから沢木の頭を引き寄せると、自分の方へ向かせやおらキスをした。
「うぐッ……んぅんんっ……!」
突然のキスに、沢木は大きく目を見開き驚く。
対称に目を閉じている武藤は、ゆっくりと沢木の唇をこじ開けていく。
「んんっ…」
沢木の口内へ、武藤が含んでやや生ぬるくなったビールが流れ込んでくる。
何が起きているのか理解できないままに、沢木は飲み下していった。
「落ち着いた?」
武藤の問いに、沢木は朦朧としたまま、コクリとうなずく。
それを見て武藤もコクコクと、満足げにうなずいた。
「あっ、ちょっと零れちゃったか」
武藤は沢木の口元から首にかけて、キスの隙間から漏れたビールが、跡を残しているのに気付く。
反射的に袖で拭き取ろうとする沢木の腕を、武藤は掴み制する。
「もったいないでしょ」
そう言うと沢木の喉元目掛け、むしゃぶりついた。
微かに残る雫と濡れた跡筋を、唇を這わせながら舐めとっていく。
「何…してんスか、ちょっとやめ……」
「ふっふー」
抗議を尻目に武藤はニヤリと、口の端を上げ笑うのだった。
沢木の白く細い首に、武藤の真っ赤な舌が、キラキラとした唾液の跡を無数につけていく。
単調に舐めるだけでなく、時に舌の側面を使いながら、接触面での強弱もつけてジグザグに這わしていった。
その合間に、傍らにある缶ビールを開けて飲む。
そして再び沢木の喉元を舐め上げると、またビールを飲む――その行為を数度繰り返した。
……沢木の汗を肴にして、酒を飲んでいるというとんだ変態女である。
279名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 11:50:08 ID:XQNTzdrY
待ってました!
280名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 20:19:43 ID:Vq9WKZNf
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

これで終わりじゃないよな?
オリゼーオリゼー!!
281名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 21:32:36 ID:Yjb0/swu
オリゼー!!!!!!!!!!!
オリゼェェェェエエェェエ!!!!!!!!!
282名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 23:31:34 ID:DExCUgDs
待ってたよ―――っ!!
オリゼーオリゼーッ!

そういや沢木はムトーのセミヌード見てんだよね
まぁあん時はインフルが気になってそれどこじゃなかったか…
283名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 18:28:07 ID:WLE2cmCN
保守
284ミス農大と次男坊:2010/01/24(日) 17:55:26 ID:ENtZpqO2 BE:894197063-2BP(0)
「おんや〜ん?」
武藤はニタニタといた笑顔を、沢木に見せつけるように浮かべた。
「嫌がってた割には、"ご子息様"は随分やる気満々じゃない」
鼻歌交じり、楽しそうに言う。
実際、沢木の股間は、ズボンの上からでも分かるほどに、激しく屹立していた。
「いや、その、これは」
しどろもどろ弁解しようとする沢木を尻目に、武藤は後から脚を回し、その感触を確かめるよう器用に動かしていく。
「ほっほー、これはこれは。カッチカチのフルボッキではないですかン♪ ん〜? な〜にイヤラシイこと考えていた
のかな〜うりうり」
かつてのガテン系バイトで鍛えられた武藤のふくらはぎは、適度に発達しており、程よい凹凸と硬さをしていた。その
ふくらはぎが、沢木の堅く隆起した股間をもどかしく刺激する。
「ほらほら、抵抗してもいいんだぞ〜。ここか? ここがええのんか〜?」
抵抗しないことを承知の上で、愉しそうに沢木を嬲っていく。と同時に「これからどうしようかしら」と思案していると
( Σ(゚ω゚) )
またも武藤に電流走る・・・っ!

いきなりスウェットの裾をめくりあげると、背後から沢木の頭へと被せた。
「え? え?」
視界を奪われ混乱する沢木を、間髪を入れずに強く抱き寄せた。
体勢こそ先程と同じだが、今は沢木と武藤を隔てるものは何もなく、肌と肌が触れあい、互いの体温が直に伝わる。
沢木も小柄故、体温は高い方であるが、それ以上に酔った武藤の肉体は熱くなっていた。
火照った体は、体臭のさらなる活性化を促す。いわゆるフェロモンというものだろうか、甘くセクシーな女の匂いを吸い
込むと、沢木は暗闇の中で揺れるような目眩を覚えた。
息が詰まるように苦しくなり、心臓も武藤に音が聞こえてしまうのでは? と思うほど激しく鼓動を打っていく。
沢木の頭の中は、既に真っ白に吹っ飛び、これからどうして良いのか、まるで思いつかないまま、興奮した体を持て余
していた。
そんなまごついている沢木を、
「よっ!」と武藤は掛け声と共に持ち上げた。
小柄な沢木の身体はいとも簡単にコントロールされ、スウェット内で一回転すると、沢木の顔がちょうど武藤の胸の谷
間へ、ぴったりと収まった。
武藤の狙い通りと言ったところだろうか。
(なっ……)
先程から驚きっぱなしの沢木も、流石に唖然とする。
スウェット内に引きずり込まれ、あれよあれよと言う内に、武藤のおっぱいに顔を挟まれたのである。
その武藤のおっぱいは、アルコール摂取のせいでしっとり汗ばんでおり、沢木の頬にペタっとくっついてきた。あまりに
生々しい感触に、沢木の情欲は焦燥を感じるほど煽られる。

「ふふっ、沢木君の好きにしていいんだよ。ん?」
言うと自らの胸へ、沢木の頭を軽く押しつけた。
戸惑っていた沢木も、好奇心と性的欲求に後押しされ、恐る恐る触れる。
手の中に収まりきらない程大きな双房は、単に柔らかいだけでなく、揉むと押し返してくる弾力があった。
まるで、子供の頃遊んだ手打ち野球のゴムボールの様だと、沢木は思いながら揉んでいった。
愛撫にほど遠い、ふにふにと胸の感触を確かめるような沢木の手を、武藤は自らの手を添え、ゆっくりと導いていく。
そんな意識させない程の、絶妙な武藤のリードによって、沢木の手の動きに自然と円運動が加わっていき、強弱をつけ
て乳房全体を揉みしだきだす。
「そう……なかなか上手だよ」
武藤の吐息に、段々と艶が混じってくる。
それと共に、武藤の乳首が硬くなりだし、沢木の手のひらをくすぐってきた。
乳首の勃起を、性的な反応として今イチ理解していない沢木は、何だろうと思い興味心の赴くまま、指先で摘んでみる。
「やぁっ! ……うう゛、ゴホゴホゴホ」
突然襲った乳首への強い刺激に、武藤は思わず嬌声を漏らす。だが次には、何事もなかったかのように、咳払いをして
誤魔化した。まあ、子供でも分かる不自然さだったが。
尤も、そうやって取り繕う武藤の反応で、行為が"正解である"と理解した沢木は、乳首へ更なる追撃を加える事にした。
「ああ、あんっ! 馬鹿ァ……調子にィ乗らないっ……はぁ……んっ」
指先だけで、武藤を操っているような不思議な感覚にとらわれ、沢木は段々と楽しくなる。
スウェット内の暗闇で視覚を奪われている沢木にとって、武藤の反応を窺いながら愛撫するこの状況は、まるで電気を
消した部屋で、ボタンとツマミだらけのバブルコンポを訳の分からないまま、いじくり倒すような面白さがあった。
285ミス農大と次男坊:2010/01/24(日) 18:05:21 ID:ENtZpqO2 BE:3576787698-2BP(0)
沢木は、ゆっくり乳房を手で揉みしだきつつ、乳首を唇ではんだ。
大きく体が跳ねる。一瞬の間の後、武藤は声にならない大きな吐息を漏らした。
(おや……?)
沢木の鼻を雫が伝う。
責めに気を取られていて気が付かなかったが、武藤の体は先程よりも、汗でびっしょり濡れているようだった。
元々汗ばんでいたところに、沢木の頭が突っ込み愛撫を加えていたのだ。むしろ汗をかかない方がおかしい。
その汗を、沢木はチロリ舐め取った。
(意外と、しょっぱくないんだな)
などと思いながら汗をワイプしていく。ろくに肴も無いままビールを飲んでいたせいか、汗の塩気はほとんど感じない。む
しろ、肉体が水分と塩気を欲しているため、美味しい――とまでいかないものの、やけに後を引いた。今なら、先程武藤が
取った奇行も、何となく理解できる気がした。
沢木の舌が縦横無尽に動き、くすぐったさと快感の入り混じった刺激を武藤に加えていく。ひと舐めされるごとに、武藤は
快感に打ち震え徐々に力が抜けていき、そして、後へゆっくりと倒れていった。
「ちょ……こら、やめなさい……って」
快楽で声が上擦りながら沢木に止めさせようと、武藤はスウェットの上から沢木の頭を突き放そうとした。
だが、子犬のように熱心に舌を這わせ、胸の谷間の汗を舐め取っていく沢木は、そう簡単には離れなかった。押し退けよう
とする、武藤の手も力が入っていないようだった。

沢木は、一通り谷間を舐め終えると、そのまま横滑りさせて乳房の下側へ移る。ここは豊かな胸の持ち主が、もっとも汗ば
む箇所である。
乳房を手で軽く持ち上げると、溜まっていた汗が流れ、添えていたもう片方の手に伝った。
いわゆる下乳と呼ばれるこの部位を、愛撫する男はそう多くない。外観の印象からか感度が低いように思われているが、皮
膚である以上そうそう感度に差があるわけで無く、むしろ刺激され慣れていない分、効果が期待できる性感ポイントといえた。
そこを今、沢木は責める。
おっぱいと基底部の継ぎ目を沿うように舌先で舐めていきながら、乳房の縁へ吸い付いた。
口の中へ、つきたてのモチの様に柔らかな肉が満ちる。それを口内全てを総動員し、味わっていく。
グニュグニュと食(は)む様な愛撫に、武藤は
「くぅ…んっ……そこ、気持ちいいィ……ンあっ」
初めて肯定的な言葉と共に、大きく喘いだ。

さらに沢木の愛撫は続いたが、肝心の乳首への愛撫は無かった。
沢木本人には、焦らしているつもりはない。
そもそも武藤の汗を拭うという意識から出た、舌での愛撫だったので、汗ばまない乳首へ向かわないのは、当然と言えた。
だが結果、この乳首に触れない愛撫が、武藤を焦らし高ぶらせていた。
武藤は、いつまで経っても乳首への刺激が来ないことに、痺れを切らしたのか、切なそうに身をくねらせながら、胸を強く押し
つけて沢木に催促した。
「うぷ……武藤さん、く、苦しいっス」
その声を無視して、武藤は胸をグラインドさせて、沢木に乳首を咥えさせようとする。
只でさえ、スウェット越しで狙いが付かないというのに、やみくもに動くので、沢木の顔のそこら中に、乳首が擦りつけられる。
これはこれで気持ちいいのだろう、武藤の表情が恍惚としたものへ変わっていく。
そうこうしていると、沢木のつなぎのポケットから、くぐもった着メロが聞こえて来た。
「おやおや、こんな時間に誰からですかな〜?」
相変わらず胸を押しつけながら、武藤は興味シンシンで聞いてくる。
沢木は、スウェットから抜け出すと、急いでケータイを取った。
ディズプレイには、見慣れた文字が表示されている。
「あ……蛍からだ」
沢木は嬉々としながら、電話に出た。
電話に気を取られている沢木の背後では、武藤は意味深に舌なめずりをするのだった。
286名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 21:02:11 ID:fa94hISj
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
オリゼーオリゼー!!

蛍いい所で邪魔すんなよ!
287名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 19:23:47 ID:s5AZuZSO
きたー!
この展開はまさか…
288ミス農大と次男坊:2010/01/27(水) 17:30:10 ID:X4RHoooi
ここ見ているのって、2〜3人位なんだろうな
289名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 17:31:12 ID:X4RHoooi
おっと、途中で送信しちまったい。
なんか、今年に入ってpink板自体人減りすぎじゃね?
290名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 17:51:28 ID:YE/nlG+o
ROMを一人見かけたら30人はいるっていう噂
291名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 19:00:41 ID:qjmH8gFc
>>288
大丈夫。もやしは、どこもそんな感じさ。
大人しいのさ。皆
292158・184:2010/01/28(木) 20:11:14 ID:z8FYNDcd
ここにも見てる人間いるよー。
ミス農大と次男坊、いつも楽しみにしてます。

そして忘れた頃にやってくる158とか184の続き。
今回でラストです。

***

僅かに顎を上げると、顔が近付く気配がした。何度か触れ合った唇がすぐそこにあって
後はもう重なるだけ。
ふっと唇に吐息がかかる。

「……遥」

低い声が名前を呼んだ。
ずるい、とこの場の甘さに似合わない程の悔しさで思う。些細な事で拗ねてしまう様な年下の青年の
たった一言でこんなにも心臓が痛くなるのだから。
この瞬間、長谷川は迷わなかった。唇が触れるまでに残された三秒で初めてそれを音にする。

「かおる」

えっと息を呑んだ美里に構わず長谷川は自分から唇を重ねた。
き美里は驚いて目を開けただろう。赤く染まった頬を見られるのは恥かしくて、どうにかして
目を閉じさせてやりたかった。
んーっと叫び声がしたのは、多分「ずるいわ自分」とかなんとか文句を付けられたのだろう、というのは
長谷川にも察しがつく。ずるいのはどっちよと言い返しはしないけれど。
僅かに開いた唇から、文句を言葉ではなく行動で示すのに切り替えた舌が入り込んできた。
口づけが深くなる。背中に回された腕に痛い位に力が篭った。
本当はいつでもこんな風に触れて欲しかったと言ったら、美里はどんな表情をするだろう。
ゼミの中で皆でわいわい騒ぐのも、いつしか好きになっていた。それでも自分だけが知る美里と、
美里の前だけでハリネズミではなくなる長谷川自身も、同じ様に好きになっていた。
長谷川が美里を特別に想う様に、美里にもそう想って欲しかった。
駕籠の中の鳥でいた頃は、こんなに欲深くなかった筈だったのに。
けれど変わった自分も、そんなに嫌なものではない。
ぎこちなく舌を絡めて応えている内に、思考は徐々に二人の間で高まる熱に溶けていく。

「ん、……んっ」

どうしても押さえられなくなる声はひどく甘ったるい。くらくらと眩暈に似た感覚を起こして、
長谷川の膝から力が抜ける。それでも美里は口づけを解かずに、崩れそうになる長谷川を支えながら
畳の上へと二人して座り込んだ。
293158・184:2010/01/28(木) 20:11:45 ID:z8FYNDcd
ぺたりと膝を内側にして崩れた長谷川の上に座る訳にもいかず、美里の体勢はどうしても不安定に
なってしまう。膝立ちでバランスを取っていたのは最初だけ。
背中に畳の感触。離れた唇に目を開けると、美里の肩越しに蛍光灯の眩しい灯りがあった。
見下ろされる形で組み敷かれ、こくりと一度上下した美里の咽喉に隠しきれない緊張と欲望を
見て取った長谷川は、この先にあるものを強く意識した。
同じ体勢で美里を見上げた事がある。あの時は机の上だったけれど。
だから今回も、きっとまだ怖いと言えば美里は許してくれるだろう。大切なのは長谷川自身だと
前にも言われた。惚れた女を大事にして何が悪いと、リトマス試験紙よりも赤くなった頬で
怒鳴った美里の顔と、その後に貰った「すき」という言葉は宝物のみたいに長谷川の胸の中に
仕舞われている。

「……ハセガワ」
「うん」

余裕なんてお互いにこれっぽっちも持ち合わせていなかった。
短い言葉と視線で互いの想いが同じベクトルだと教え合って、長谷川は小さく頷いてみせる。
もう美里を待たせたくなかったし、待ちたくなかった。心の中で寝かせた気持ちは時間と共に
醗酵して、今がきっと飲み頃だ。
美里の指が胸元の大き目の輪っかが付いたファスナーへと触れる。

「今日、この服着てくれててよかったわ」
「どうして?」
「いつものやったら、どっから脱がしてえェんか分からんやろ」

真面目くった言い草が可笑しくて、つい笑いが込み上げる。強張った肩から力が抜けた。
確かに前が紐になっていたり鋲がついていたりとごちゃごちゃしている服ならば、慣れない美里が
脱がすのに困ったに違いない。それはそれで面白そうだから見たかったけれど。
ふと気になった事を、長谷川は素直に尋ねた。

「こういう格好って……やっぱり嫌?」
「こういう格好って何?」
「露出多いでしょ」
「あー、まァまァそりゃ多いな。でも別にえェんとちゃうの。似合ってるし」
「他の男に見せたくないとか思ってくれないの?」
「逆や逆。アンタ、モテる癖にアプローチされへん理由がどこにあると思ってんねんや。どう考えても
男連中がその格好に臆するからやろ。こんないい虫除けないやん」
「虫除けねぇ」
294158・184:2010/01/28(木) 20:12:15 ID:z8FYNDcd
「他の連中に見せるの勿体ないとは思うけど、中身は俺だけが知ってるからえェんよ。
そのキッツい性格が、ホンマは目茶苦茶かわいいとかな」

冗談めかした言葉の最後に、長谷川はまんまとやられる。途端に顔が赤くなって、美里が目を丸くした。

「アンタなァ、そろそろ慣れたらどうなんよ」
「なっ、慣れる訳ないでしょっ! 大体あたしのこと可愛いって言うのなんてっ」
「俺だけにしといてください」

呟きと共に額にキスを落とされて、さらに顔を赤くして長谷川は黙った。
火照った耳朶に触れる唇を冷たくは感じない。ファスナーを下ろされて肌に触れた外気の方が
ひんやりとしていた。
上着が肌蹴させられて、鎖骨を食む唇の感触に鼻にかかった吐息が零れる。
露出した白いブラジャーの上におずおずと手が伸ばされると、咽喉の奥で小さく上がった声が
悲鳴なのか嬌声なのか、長谷川にも分からない。一瞬躊躇を覗かせて止まった手はそれでも触れる事を
やめなかった。
二度三度とそっと力を入れて、長谷川が抵抗しないのを確かめたかの様にブラジャーがずり上げられて、

形の良い胸が剥き出しになった。
普段こんな格好をしているのに……と思いながらも、直に視線に晒されるのは恥かしかった。

「やだ……み、見ないで」
「いやや」

か細い懇願ををきっぱりと両断して、美里は左手で長谷川の胸を揉みしだきなががら、白い
肌の上で薄紅色に色付いた突起を口に含んだ。

「あっ、やぁ」

軽く吸われ舌先で押しつぶされると、柔らかかったそれが弾力を持ち始める。
黒く塗られた爪が畳を引っ掻くざりっとした音と、長谷川の上擦った声が蔵の中に落ちた。
どうやっても消えない恥かしさと身体の奥から湧き上がる熱を長谷川は持て余す。
漫然と円を描く様に乳房を捏ねていた左手が意図を持って乳首を摘む。

「あんっ」

しっとりと汗ばんだ肌は吸い付く様で、美里は夢中で愛撫を続けていた。
捏ねられる度に鳴き声を上げながら、長谷川はもう自分自身がコントロール出来なくなっているのに
気付く。与えられる快感は羞恥による抵抗を削いでいった。
左胸を離れた硬い指先が脇腹を辿り、一旦離れてしどけなく投げ出されていた足に伸ばされる。
295158・184:2010/01/28(木) 20:12:45 ID:z8FYNDcd
太腿の途中まで黒いストッキングが覆っていたけれど、その上はもう無防備だった。
長谷川は思わず固く目を閉じる。たくし上げるまでもない短いスカートの中。薄い布越しに初めて
男の指の感触を知った。

「ぁ、だめェ……っ」

反射的にそう叫んだけれど、声に滲む艶が隠し切れない。本気の抵抗なら美里は理性を総動員した
だろうが、今の長谷川の声はただの嬌声で、逆に欲情を煽る結果にしかならない。
ブラジャーとお揃いのショーツを脱がされて、咄嗟に擦り合わせようとした脚の間に割り込んできた
自分のものとは大きさも筋肉の硬さも違う美里の身体に本能的に怯えが走る。強張りかけた身体は、
怖さを与えてくる筈の美里の指で溶かされた。
割れ目に添って指で撫で上げられるとくちゅっと粘度の高い水音が響く。女性として当然の
反応とはいえ、感じている自分を見せ付けられた様でひどく気恥ずかしい。
透明な蜜の絡まった指の腹がその僅か上にある突起に触れた瞬間、長谷川の細い腰は電流に
打たれたかの様に跳ねた。そこが長谷川の弱い所だと知って、美里は何度も何度も指で刺激を繰り返す。

「やっ、あ、あっ、ダメッ……アァっ」

与えられる強過ぎる快感に、目尻から涙が零れる。何も考えられなくて、大きな手に導かれるまま
膝を割る。その格好が美里の眼前に全てを曝け出しているという事すら長谷川は認識出来ない。
奥から溢れてくる蜜が指を動かされる度にたてられる猥雑な水音に、頭の中まで掻き混ぜられている
錯覚を起こした。
一旦、ぴたりと動きを止めた美里に上がりきった呼吸を整える暇もなく、指先がゆっくりと
柔らかい入り口に埋められる。

「……ふぁ」

今度こそ身体を強張らせた長谷川のそこを、美里は無理矢理に押し開こうとはしなかった。
人差し指の第一関節分も飲み込ませずに手を止めると、長谷川の顔を覗きこんだ。

「怖いか?」
「……あ、アンタだから、平気」

涙目の強がりではちっとも騙せやしなくて、美里は難しい顔で黙った。
理性と本能の鬩ぎ合いが行なわれている事くらい、経験のない長谷川にだって分かる。
男としてはもうこのまま何とかして抱いてしまいたいのだろうけれど、何とか踏みとどまって
長谷川の気持ちを尊重しようとしているところが美里らしさで、もどかしい半面いとおしい。
意を決して長谷川は美里のジャケットのボタンに手をかけた。よくよく思い返してみると
二人ともほとんど服を着たままで、いかに余裕がなかったのかが伺える。
296158・184:2010/01/28(木) 20:13:16 ID:z8FYNDcd
何をされているのか理解出来ない様子でぽかんと口を開けていた美里だったけれど、ジャケットに続き
シャツのボタンをほとんど外されるに至って、長谷川の意図が汲み取れたらしい。

「いい。自分で脱げるから」
「うん」

慌ててジャケットごとシャツを脱ぎ捨てると、美里は背を向けながらついでズボンと下着も纏めて
畳の上に放る。
自分で脱ぐのは恥かしかったけれど、前に回した二の腕で散々嬲られた胸元を今更隠しながら
上半身を起こした長谷川は、睫毛を伏せながらボンテージの上着とずらされたブラジャーを
そっと肌から離した。そして今までお守りの様に腰に巻いていた鋲が沢山打ち付けられた
大振りのベルトを緩めると、革のスカートのホックに震えそうになる手をかける。
迷いを見せない為に頭の中を空っぽにして腰を浮かせると、スカートをそっと滑らせた。
これでもう後戻りは出来ない。するつもりもなかったけれど。
向き直った二人は視線を交差する事すら出来ずに、無言のまま肌を重ねて畳みの上に縺れ込んだ。
遮るものなく肌を合わせるのは、泣きたくなる程気持ちが良かった。美里が耳元で落とした
長い長い吐息も、同じ気持ちから湧き出たものだと思える。広い背中に手を回したのが合図になって、
情事が再開された。
怖かった。
未知のものへの恐怖はどうしても拭えない。けれど今自分を抱いているのが美里だという事が
嬉しい。
受け入れた指は一本だけでは然程違和感を生まなかったけれど、少しこ慣れた頃に二本に増やされると
途端に異物感を抱いてしまう。自分の中に別のものがあるのだと、どうしても意識させられる。
それでも唇や手が触れる他の部分から引き出される快感で、相殺にはならなくても我慢は出来た。
だから膝を抱えられ、大きく脚を開かされたそこに美里の昂ぶりが押し当てられた時も、長谷川は
大丈夫だった。
身体を貫かれる痛みは想像していたよりも強く、幸せはもっと大きかった。
長谷川が止めていた息を吐ききった隙を見抜いて、根元まで自身を飲み込ませた美里は、そのまま
動きそうになる腰を何とか押さえ込む。
黙ったままで長谷川が異物感に慣れるのを待ち、メイクを落として珊瑚色になっている唇が大丈夫だと
告げるまでの時間を耐えた。
――――ごめんな、もう、余裕ない。
低い声で呟いた美里に、長谷川は小さく頷く。
そこからはもう長谷川は本能のままに自分を貪る美里の背を抱く事も出来ずに、鳴き声を上げ続けた。



畳の上で腕を持ち上げる事も出来ずにしどけない姿を晒してた長谷川の、時折露出されているのに
不思議と日焼けしていない腹の上に吐き出された白濁を、塗らしたタオルが綺麗に拭う。
額に張り付いた髪をそっと払った指の背が、そのまま同じ慎重さでまだ濡れている目尻を撫でる感触で、

長谷川は長い睫毛を持ち上げた。
297158・184:2010/01/28(木) 20:13:47 ID:z8FYNDcd
「ごめんな、痛かったやろ?」
「……うん」

最後の最後に自分に負けて、性急な動きで痛みを堪える長谷川を何度も何度も突き上げた事を
後悔しているのか、しょぼくれた美里はがっくりと肩を落としている。
飼い主に叱られた大きな犬が反省している様を思い出させて、長谷川はくすりと笑いを零した。
達した後もしばらくの間長谷川をきつく抱き締めていた美里は、お互いの余韻が醒めた頃になって
慌てて身体を起こして土下座せんばかりの勢いで後始末の一切を引き受けてくれた。
ついでに、本当に今更だとは思うけれど仮眠室に布団を敷いてきたらしい。
場所がどうだの、持ち合わせがどうだのと、引き伸ばしにしていた結果が発酵蔵の畳の上という
結果に終り、美里は心の底から長谷川に詫びていた。
馬鹿ねーっと長谷川はその謝罪を一笑に付したけれど。

「取り合えず、起きたいから手、貸して?」
「……いや、こっちやろ」

まだ反省期間中なのか、美里は長谷川の上に覆いかぶさると首に腕を回す様に指示をする。
言われるがままに従うと、膝の裏を掬い上げられ抱き上げられた。

「ちょっとっ」

あまりに恥かしいお姫様だっこに思わず抗議しそうになった長谷川は、美里の照れ隠し故に
不機嫌そうに尖った唇を見て、続きを飲み込んだ。
実際歩くのも億劫なので運んで貰えるのは有り難い。
短い道程を転ばない様に慎重に歩いて、壊れ物を扱う繊細さで長谷川は布団の上に降ろされた。
かけられた上掛けと隣に滑り込んできた体温に不思議と安堵を覚える。
せがむまでもなく腕枕を与えられ、長谷川は目を細めた。
初めて肌を重ねた気恥ずかしさは勿論あるけれど、離れてしまうのは寂しい。寄り添っていられる
時間は貴重だとよく知っていた。
とろとろと込み上げてきた眠気に身を任せてしまうべきかと迷いかけた瞬間、ふと気がかりが
あったのを思い出す。
あっと短い声を上げた長谷川に、どないしたんと呑気に美里が聞いていた。

「そういえばあんた、レポートしに来てたのよね。出さなきゃまずいよね。提出期限は?」
「明日やけど、もう投げたしかまへん。こうなってアンタ離して戻るの無理や。俺が嫌やもん」
「……明日の朝、あたしがざっと纏めるしかないか」
「頼りになるなァ、ハセガワ研究員。お願いします」
298158・184:2010/01/28(木) 20:14:26 ID:z8FYNDcd
渡りに船と素直に頼んだ美里に情けないなァとくすくすと笑う長谷川の、楽しげな笑いがゆっくりと
フェードアウトしていく。
安心したのか腕の中でくったりと力を抜いて、無防備な寝顔を晒しかけている長谷川の鼻先に、
美里はそっと唇で触れた。

「ホンマに……どえらいかわいくて困るわ。……すきやで、遥」

夢心地で長谷川はその呟きを聞いた。ありがとう、だいすきよ、薫。そう返したかったけれど、もう
言葉にならない。訪れた眠りは幸せなままに長谷川を眠りの世界に連れて行ってしまう。
動きかけた唇が何を言おうとしていたのか、美里には分かっていた。そして叶わんなァと呟いて
美里も目を閉じる。
長谷川遥は本当に可愛い。
それは美里にとってレポートよりも何億倍も大切な世紀の大発見であり、他の人間には
教えるつもりのない最高レベルの機密だった。


 そして後日、畳の上に残った表皮菌に群がった微量のカビ達と沢木の大活躍により、
隠しているつもりの二人の関係が白日の下に晒されるのは、もう少し先の話となるのであった。



***
以上、終りです。途中間違ってageちゃったよ、ごめん。
エロ書ける筆力がなくて本当にすまない。
長らくお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。
299名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 22:35:27 ID:kwKtn/VN
>>292-298
待ってました!
GJです。
300名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 20:59:18 ID:huA6I6ei
続きキテター
乙!
301名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 01:01:38 ID:VjgablFE
>>298
ありがとう!すーごくよかった…待ってた甲斐があったよ〜
保管庫いって>>298さんのSS最初から全部読み直した
描写と文章がきれいだし>>298さんの書く美里と長谷川は可愛くて魅力的
気が向いたらまた書いてください。気長に待ってます
302名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 01:09:41 ID:VjgablFE
連投ごめん
農大の薔薇&ミス農大と次男坊も続き楽しみにしてるよ〜!
303名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 04:18:13 ID:KHRqKPBo


304農大の薔薇:2010/02/03(水) 12:16:08 ID:KHRqKPBo
年末から規制中でしたm(_ _)m
今も第二次規制中なんだけど、この板には書き込みできる…何故かはワカランが。
いつまた書き込み出来なくなるかワカランから急いで投下します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

向こう脛に何かが触れてくる。
長谷川が器用に足の爪を立ててゆっくり撫でてきた。
「で、別な意味って、なに?」
綺麗にカーブした唇とは裏腹に目は笑っていない。
「なんのことや」
「……同じ事を何回も言わせないで」
ドンッ、と音がして水面が揺れる。
踵で向こう脛を蹴られた。
「ちょ…本気で痛いって!」
──やっぱり言わなきゃ良かった…
こうなったら白状するまで許してくれないだろう。
面倒くさい。非常に面倒くさい、というのが心情だが、それを言ったら更に何をされるか解らない。
「……なんでそんなに機嫌悪いねん」
「はぁ!?」
「む、む、武藤を介抱したんが気に入らないんか…なんで怒られなあかんねん…」
長谷川を直視出来ずうつ向いたままでいると、爪先で顔に水をかけられた。
「ぶっ!なんぼ足クセ悪いんやっ!」
「ウルサイ」
ギラリと睨まれる。
先ほど蹴った場所を、グイグイ踵で押してきた。
「イタイて…」
「でしょうね」
踵の力は緩めない。
──この真性サドめ
どうしていいか解らず、とりあえず黙る。
「……怒ってないわよ」
──絶対、嘘や
言葉には出さない。怖いから。
「本当に、怒ってないってば」
胸の裡を読んだように、長谷川は言葉を重ねてゆく。
「自分の狭量さに嫌気がさしているだけよ」
長谷川はため息をひとつ、つく。
「……武藤をね。…仕方のない事だし、しょうがないし、当然の事なのよ。当たり前なのよ。人として」
美里はこの話の行く先がみえず、ただ頷くだけだ。
「別になんて事はないのよ。解ってるの。解ってはいるんだけど」
長谷川は目を合わせない。口調が段々早くなっていく。
「解ってはいるんだけど、嫌なのよ」
「…なるほど」
「何が嫌か解るの?」
「や、ワカラン」
長谷川は踵を上に滑らせ、美里の折り曲げた膝に乗せた。そうしてため息をまたひとつ。
「アンタの腕の中に誰かがいるのが堪らなく嫌なのよ。そんな事で腹をたててる自分に嫌気がさしてるの。だから怒っているわけではないのよ。…本当に」
「……なるほど。解った」
305農大の薔薇:2010/02/04(木) 17:31:25 ID:SCXwNySb
長谷川の耳が赤い。釣られるように自分の顔が火照るのがわかる。
「つまりや…それは…多分やけど…ヤキモチ、つうやつなんですかね…?」
睨みつけてくる、その目元が赤い。
前ならば赤みを帯びた頬にも気づかず、ただ怖い女だと距離をあけるだけだったろう。
「ふ…わかった。これからは気を付ける」
今ではそれが自分の心情を吐露する恥ずかしさからくるものなのだと解る。
絶対に認めないだろうけれど。
「俺が悪かった。これからは気を付ける。堪忍や。スマン」
「…そうよ。アンタが悪いのよ。勝手な事をするからよ」
「……申し訳ありませんでした」
長谷川の足首を掴み、折り曲げた足を伸ばす。
柔らかな太股に触れる。
「それで?」
「…なんや」
「質問に答えなさい。別な意味ってなによ?」
「…いいやんか、そんなん」
その瞬間、両足首を捕まれ持ち上げられた。
306名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 22:58:36 ID:WvqeZnY/
乙。
続きを待ってます。
307名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 12:42:12 ID:MuwwYqkw
ちょっと質問させて。
上を仰ぐ
て、文章として変?
天井を仰ぐ
かな?
308名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 12:43:40 ID:Dm6OK8WP
上を仰ぐ、は二重表現じゃないか?

正しくは「天を仰ぐ」では?
309名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 12:52:43 ID:MuwwYqkw
ありがとう!
では
天井を仰ぐ
ん?室内でも
天を仰ぐ
で良いのか
310名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 19:13:29 ID:IWZKsRQn
農大の薔薇と言われてはじめは蛍かと思った
311名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 00:21:06 ID:QSW1y3yd
>>304
確かピンク板は2ちゃんの外部板じゃなかったっけ?
だから2ちゃんの規制は関係なかったはず

それが証拠に携帯規制の自分もこうして書き込めるんだ

あとグッジョブーやw
312ミス農大と次男坊:2010/02/07(日) 03:48:31 ID:hmqYdtq+ BE:695486472-2BP(0)
今回短めです。



「もしもし、どうした蛍?」
ケータイで、沢木君が嬉しそうに話し出した。
全く……あたしのような超絶美人との情事中だというのに、ふざけた態度である。
コイツは、一度懲らしめてやらないと……
そんな事を考えながら、また一缶ビールのタブを開けた。
(このまま強引に押し倒して、結城君に音声を聞かせてやろうかしら)
などと、エロマンガみたいな展開を妄想してみる。
(……悪くない)
が、よく考えりゃ結城君の性格上、あたしをプスリと刺してきそうな気もする。それはノーサンキューだった。
(でも、バレなければ……?)
考えると、あたし中の悪戯ゴコロが、ムクムクと急速に発芽していった。
そう。電話先の結城君にバレることなく、沢木君をいぢめる分には問題ないのだ!
我ながら素晴らしいその考えに、あたしは思わず舌なめずりをするのだった。

手始めに、沢木君の肩を抱き寄せる。
一瞬、チラとこちらを向いたが、特に気にとめる様子もなく電話に集中した。
(ほっほう……そう言う態度を取りますか……)
沢木君の耳を、はむりと、甘噛みしてみる。歯形が残るかどうかギリギリに、力を加える。
「あっ……」と沢木君は、愛らしい声を発した。
その声を、マイクが拾ったんだろう、
『沢木、どうかしたの?』
ケータイから、結城君の案じる声が聞こえてきた。
それに対し沢木君は、慌てて――それでも不自然にならないように、平静を繕う。
「な、なんでもねーよ。くしゃみが出そうになっただけだ」
この言い訳に、電話の向こうの結城君は、恐らく違和感を感じたと思う。
とはいえ流石の結城君も、親友が、女と肉体関係を結ぼうとしている状況(なか)、電話に出ているとは、思いも
寄らないだろう。

あたしは取り繕う光景を尻目に、ニヤニヤと笑いながら、耳たぶを味わっていく。
沢木君の食感(?)は、すこぶる柔らかく、小ぶりなのも含め本当に女の子の耳みたいだった。
甘噛みしながらあたしは、
「さっきはよくも調子に乗ってくれたわね」
と、ケータイに音声が乗らないよう囁く。
それに対して、沢木君は怯えた表情で、こっちを見てきた。あたしとの身長差の為、自然と上目遣いになる。
そんな小動物的な可愛さに、思わず押し倒したくなる衝動に駆られた。
(イカン、イカン。危うく我を忘れるところだったわ……)
すんでの所で堪え、あたしは額の汗を拭いながら一息つく。
酔いが回ってきたせいか、自制するのがチトしんどくなってきた。神経が焼き切れる前に、ちゃっちゃと沢木君を更に追い詰めることにしよう。
313ミス農大と次男坊:2010/02/07(日) 03:50:24 ID:hmqYdtq+ BE:1788393694-2BP(0)
あ、前回までが一部、今回からが2部で
御覧のように視点が、武藤に切り替わっています。
314名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 04:36:06 ID:jhgLFVDQ
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
突然武藤の一人称になったから誰かが勝手に続き書いたのかとオモタ
オリゼーオリゼー!!
315農大の薔薇:2010/02/08(月) 15:10:02 ID:hqYonuJB
湯船に頭から沈みそうになるのを寸でのところで堪えた。声が出ず唖然とする美里を愉快そうに眺めながら長谷川は足首から手を離しす。
「ふふ…さっさと言わないからよ」
無邪気に笑う長谷川は妖しいくらい綺麗だ。
美里は湯船から顔だけ出し天を仰ぐ。
「俺はどうにも好かれている自信がない──」高嶺の花、だと思っていた。
「顔がエエわけでもなく頭がエエわけでもなく…万年金欠病や。俺が女やったら歯牙にもかけん。……俺のどこがエエねん」
人より優っているものなど、ましてや目の前の女に誇れるものなど、少ない。
不釣り合い、とは良く言われる。美女と野獣と揶揄されるのは可愛い方で、長谷川が聞いたら怒り狂うような陰口も言われた。
「──加えてこの扱いや。好かれているというより玩具にされてる感じや。それに、明るい下で…その…したくない…つうのは、そこまで心を許されてない気がする、というかやな…」
美里は言い澱んだ。そんなことに拘る自分が情けなく感じる。
「──俺が悪いんや。自信がないねん」
「馬鹿ねぇ」
長谷川が笑う。
「他人の意見なんか関係ないわよ」
長谷川は美里の胸に脚を乗せて力を込める。
「え…うわっおいっ!」
美里は顔が沈みそうになるのを身を捻り逃れた。
「ホンッマに足くせ悪いな!」
美里の抗議など聞こえぬ様に長谷川は笑った。
「勿論、アンタの意見も聞いてないわ。──私が好きなんだから、アンタは私のモノなのよ。知らなかったの?」
316農大の薔薇:2010/02/08(月) 15:14:49 ID:hqYonuJB
高嶺の花〜
改行忘れた…。

第1次規制中の時はここにも書き込めなかったんだよ…。
忙いで投下する、つって全然投下せずごめんなさい
317名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 01:49:31 ID:WmvCXt4i
乙ですお
最近ここ賑やかでいいね
318名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 12:53:56 ID:iclJeZa0
ごめん、スレ違いは承知で質問させて下さいm(_ _)m
立ってくれる?
を、関西弁にすると、どんな?
319名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 13:38:43 ID:jznY/Uzu
立ってや?
立ってくれへん?
あたりじゃないかと思う
320名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 14:15:17 ID:z60qWMBl
立ってんか?
とかも。関西といっても地方によって違うが。
321名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 15:06:02 ID:iclJeZa0
>>319
>>320
ありがとうございますm(_ _)m

レスが早くてちょっと笑ったw
322名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 15:02:22 ID:VWOWt5T3
ここは規制中でも書けるのかな

お二人共グッジョブすぎてありがとうございます!!
323名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 10:46:35 ID:ULL1/myt
待ってる間に小ネタ。長谷川×美里

「チョコ…なんていらないわよね。2月14日」
「はぁ?…あぁ…アンタでもそんなん気にすんの」
「何それ。どういう意味よ」
「いや別に…あのな…結城って身長166やて。アンタもおんなじくらいやろ」
「あぁ、まぁ。…それがどうかした?」
「一度…借りて着てみぃひん?」
「…え?」
「せやから…結城の着てるようなの…」
「…はぁっ!?」
「あ、いや、その…」
「あっ…あたしにアレ着ろって言うの!? 結城の!? つまりゴシック・ロリィタ!?」
「いっいや…」
「アンタああいうのが趣味だったの!?っていうか結城のことそんな目で見てたの!?」
「ちゃうがな。ちょっ、お、落ち着いてくれ!」
「バッ カじゃないのっ!!」

2月14日
「…」
「な、なんとか言いなさいよっ」
「いっ、いや…なんやその…思ってたより…」
「…なんなのよ」
「思ってたよりずっと…その…可愛いわ」
「…結城が選んでくれたんだけど。
 だ、だいたいこれはあたしくらいの歳の女が着る物じゃないし…」
「そうなん?似会うでほんま… 参ったわーこっちが照れる…」
「ちょっ…なにすんのよ!」
「いや…いつも着てんのとどっちが脱がしやすいか…」
「…あっ、あン…せっかく着たんだからもう少し…」
「…結構気に入ってるんやん…あ、今度は白いのも…マリーの着てるような…」
「…」
「ンなケーベツしきった目で見んでもええやん。ほんまに可愛らしいからついその…」
「…もう…ばか……♡」

                            どっとはらい
324農大の薔薇:2010/02/12(金) 19:08:59 ID:5Qhg1yj/
そう言い放ちながら、薔薇に囲まれ優雅に寛ぐ長谷川を見返す。
「どんな理屈やねん……」
美里は苦く笑うしかない。それは、子供がお気に入りの玩具を離そうとしないのと同じことで──いつかは飽きて捨てられるのではないかとは思う。
しかし、長谷川が曲がりなりにも愛情を示してくれたことが、美里は嬉しかった。
「なぁ、立ってくれへん?」
「はぁ?なんでよ!?」
「見たいからや……嫌か」
「──嫌だと言ったら?」
「俺がアンタのモノだと言うんなら、見せてぇや……なぁ」
「……言うじゃないの」
長谷川が排水のボタンを引いた。
「──覚悟なさい。アンタの目線一つまで私のものよ」
湯船の水面がゆっくり下がってゆく。それにつれて長谷川の体も露になっていった。
白い肢体に薔薇の花びらが張り付いている。豊かな乳房の先には、薔薇よりも僅かに淡い突起が見えた。
軽く脚を組み、目映いばかりの裸体を惜し気もなくさらしながら美里を睨む。
「……お気に召したかしら」
325名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 19:10:55 ID:5Qhg1yj/
規制が入ったっぽいのでとりあえず…

>>323、GJ
326名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 19:12:37 ID:oy/LZAD1
GJ!
327名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 23:48:55 ID:hLsbJuWj
>>323 >>324
(;´Д`)ハァハァ
二人ともGJや!
328農大の薔薇:2010/02/13(土) 17:35:33 ID:ZQVi9MGY
短くても良いから投下することにしました…。
見直すと手を入れたくなるので、この調子では夏になる。
つか、俺、「……」や「──」が多くない?
変じゃない?
読みずらくない?
文体が初めと変わって変だ…。


─────────────────────



長谷川の体が露になるということは、同じく美里の体も丸見えということだ。しかし、それも気にならい程に美里の胸は高鳴っていた。心臓が脈打ち痛いくらいに。顔というより全身が熱い。全身というよりも──。
「……勃起してるわよ」
「あっあっ……スミマセン……」
「別に謝らなくてもいいわ」
長谷川は髪をかき揚げ、ため息をついた。
「……出るわ。湯冷めしちゃう……」
立ち上がる、その脚を美里は掴んだ。
「……なに?」
美里にはその問いに答える術はない。長谷川の顔を直視出来ずに、跪き、踝を食んだ。
329名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 21:11:21 ID:MLCoNx25
できたら長くかかってもいいからまとめて投下してほしい
しかしGJ
330名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 02:28:45 ID:nH7Md8IN
>>304下から3行目と>>324下から5行目の長谷川のセリフに萌えぇ
>>315ラスト行の女王長谷川理論にさすがと思ふ

>>328
気にならない
夏かwドラマで盛り上がってる頃かね

いよいよ>>65>>253へ続くわけだな…
331名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 07:53:24 ID:Cs643UjJ
オハヨウゴザイマス。
すみません…質問させて下さい…。
「開いてくれ」
「どんな目してるって言うんだ?」
を関西の方言にするとどんな?
332名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 14:39:12 ID:hsRN81pt
>>331
「開いてくれや」
「どんな目ぇしとる言うねん」
とかかなあ。
シチュエーションが気になるやないか。
333名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 21:30:42 ID:iYGbuozv
>>331
うちの地域だと
「開いてぇや」
「どんな目ぇしてるっちゅーねん」
とか。同じ関西でも332さんとことはやっぱり違うんだなぁ。
334名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 12:31:28 ID:gRxNMirV
>>332
>>333
ありがとうございますm(_ _)m
スレ違いなのは解っているんですが、変換ツールは携帯から使えないし…。
本当にありがとう!


>>329
自分でも、いくらなんでもこりゃ短かすぎだよなぁ〜と思った…。
もう先がみえてきたのでお付き合い下さいm(_ _)m


>>330
萌えて頂けて嬉しいです。
>>65の伏線回収が大変だった…。
頑張る…頑張るよ!
腱鞘炎になったけど!




みなさん、しつこいエチーは好きかい?
335農大の薔薇:2010/02/18(木) 12:37:11 ID:gRxNMirV
「っ……ちょっと止めてっ……」
長谷川の言葉など聞こえぬように、美里の唇は上へと進み、その後を掌が追ってゆく。形の良い脹ら脛──膝──太股へと。脚の付け根に張り付いていた花びらごと舐めあげ、腰骨に歯を立てた。
美里の掌は太股から柔らかな尻へと撫で上げる。腰骨にうっすら付けた歯形を舐め、臍へ吸い付き舌先をねじ込んだ。
「あっ……止めてってばっ……」
長谷川は目元を朱に染めながら美里を見下ろす。そんな長谷川と視線を合わせ、美里は見せつける様に臍から下腹部へと唇を移し、舌でねっとりとなぶった。
恥毛の生え際まで舌を這わせて甘噛みを繰り返す。
手の甲を唇にあてて声を堪える長谷川を眺めながら、美里は湯船に背を預け両手に力を込めて尻を揉み立てた。
「……ちょっと、膝開いてくれや」
長谷川は、眉を寄せて苛立つように声を絞りだした。
「……その顔、止めてよ……」
「──顔?」
てっきり調子に乗るなとか罵倒されると思った美里は拍子抜けする。
「顔は生まれつきや。どうにもならん」
「違う……そうじゃなくて……」
長谷川は両手で顔を覆い泣きそうに呟く。
「……そんな目で見ないで……」
「……俺がどんな目ぇしとる言うねん」
美里は尻から膝裏に撫で下ろして脚を開くように促がした。僅かな抵抗はあったものの、すんなりと膝が動く。長谷川が顔を覆った指の間から自分を見ているのを感じながら、美里は恥丘に顔を寄せた。顎髭を強く押し付けて動かすと、長谷川の恥毛と擦れあい、ざりっと音がたつ。
「やっ……」
「なぁ、俺はどんな目ぇしとる?」
美里はそう言いながら顎を小刻みに動かす。恥丘の割れ目にねじ込むと、温かい粘り気のある液体が髭についた。
「あっいやぁっ……」
長谷川の内股が痙攣しているのを宥めるように唇を這わせて、髭についた液体を指で拭った。長谷川を上目遣いに眺めながら、濡れた指を口に含む。
長谷川に見せつけるように、音を出しながら指をしゃぶって広げてみせた。粘り気のある液体が糸を引く。
「なぁ……どんなん?」
336名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 07:17:23 ID:8fNXElPJ
乙です。
337名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 10:25:10 ID:pP+o9261
>>335
おおぉ…美里がSがかってきてる…イイネ―

普段はなんも逆らえないけどエチーの時は美里が主導権握ってるってのもいいな
オリゼーオリゼー
338名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 14:00:25 ID:CHVvQvCp
>>335
ぐおぅ…
これはエロい…



しつこいの大好きですどうぞ遠慮無くオリゼーオリゼー
339名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 16:40:17 ID:4DdzWWBR
340名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 20:54:49 ID:H0sA3qAh
>>339
実写版、蛍は誰がやるんだろう?
341名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 22:03:18 ID:W33adFhT
>>339
ワロタww
美里が一番原作に忠実だな。
342名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 01:52:40 ID:f7434RaL
>>243>>247
まだここ見てるかな。正式発表されちゃったねー
自分は笑い飯ってキャスティングは、役者でないってことと
35って年齢にひっかかる。川浜に至ってはもうなんつか…

笑い飯と美里が完全に別物ってのと同じように
原作とドラマも別物だと思えればいいんだけどね
343名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 01:41:29 ID:i/PlWupc
個人的に蛍は高城元気がいいと思う。あんなにメイド服が似合う男は多分他にいないはず
344名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 01:16:51 ID:eo9rhoIF
小ネタでも。一応801要素若干有。



どないやねん

これは亜矢さんからも聞いた話やから、多分確かなんやろうけど…
及川と武藤さんが付き合うてるらしい。
いや分かってるがな、そらあの2人は女同士や、普通や無いわな。
まあ今時そんなん本人らの勝手やと思うし、現ミス農大と次期ミス農大が
そういう関係やっちゅうんはその、なんや、ええやん。…いやなんでもない。
…やけど、発酵蔵のワイン樽の影で、服脱ぎ散らして濃厚なキッスしてるとこ、たまたま目撃してみ、…ビビるで。
え? いや逃げたがな。そーっと。そらそうやろ。


どないやねん

俺の後輩って、他にもなんか変わった奴多いねんなぁ。
菌が見える沢木は言うまでもないし、結城も何考えてんのんか全然分からへんもん。
…で、こないだ沢木が俺の部屋に泊まった日の話やけどな、川浜も一緒に三人で風呂入ったんや。
まあようあることやねんけど、こっからが重要や。
沢木のな、胸言うか脇腹の辺りか? そらもうくっきりべったり口紅の痕や。
鏡見て「あっ!」とか言うて慌てて洗てたけど、俺は見逃さへんで。
しかしあんな真っ黒な口紅付けてるのなんか…結城しかおらんやん。
沢木には何度聞いても「いや蛍男ッスから!」とか白ばっくれとるけど
服脱がなあんな所にキスマークなんかつかへんやんけ。
まあ…詳しく想像はしたないけど、やっぱりそうなんやろ。
しかしなんや、言うことはやな、あいつナニした後シャワーも浴びんと俺らと会うてたんか?
人畜無害な顔しといてからに、ようまあ…
いやええねんで。女はOKで男はダメとか、そういうんはあかんで。
…やけどやな、同じゼミ内でなんや、こう、プログレッシブなカップルが二組て、どうなん? どうなんそれは?
345名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 01:17:47 ID:eo9rhoIF
どないやねん

…なんて現実逃避してる場合やないな、これは。
目の前にはあの肉食獣がじりじり迫って来る。既に部屋の隅に追い詰められて、逃げ場も無い。
あいつに誘われて、ほいほい家までついてった俺が悪かった。
「血って素敵よねぇ…色っぽくて、セクシーで」
「っておんなじやんそれ、いやすんませんすんませんすんません」
「ねぇ〜え、早く見せてよ、血」
「かか、カンベンしてくださいぃい」
今日が「飲む日」やとは知らんかった。それ以上に、今更んなってリミット寸前で止められんかった俺のミスや。
…言い訳するわけやないけど、こうなるかならんかギリギリって所が、一番素直でかわいいんや。
「き、今日は普通にする言うたやん」
「生肉、好きぃ?」
「またそれかい…」
「首、噛み切っていい?」
「いやもう意味分からんがな…ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」
ああもう、せっかく向こうがノリ気の珍しい日やのに、なんでこうなるんや。
「いたいいたいいたいいたい!!」
あいつが俺の頚動脈あたりに思いっきり噛み付く。ついでに爪が顔に食い込んでくる。
あかん、もう覚悟決めるしかない。拝めるかなぁ、明日の朝日…

…それにしてもなんやねんこいつら。うちのメンバー、まともなん全然おらんやん。なんちゅう不健全なゼミや。
まったく、どないもこないもあらへんがな。

って、血がー! 血がー!
346名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 02:55:57 ID:BgkrNxoX
エロのはずなのにわろたwww
GJです乙です続きありますか!
347名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 19:22:55 ID:MWQzv50W
GJ!!
このくらいの801ネタなら問題ない。つーか武藤さんと及川さんについてもっと詳しくー!!
そして美里頑張れwww
348名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 22:21:44 ID:UM7lrimc
GJGJ!! ワロタww
長谷川、さすがに頚動脈はマズイって…

>こうなるかならんかギリギリって所が、一番素直でかわいいんや
なんか妙に納得したw
349名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 16:21:20 ID:c4Qd9Yqu
通りすがりだがGJ
面白かった
350名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 20:08:37 ID:HcOC6ZEO
今号のイブニング読んでどうにもたまらんかった。
とにかくなんだ、公式でもとうとうって感じw
351名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 16:47:18 ID:oBdWLY9m
まだ読んでない…どんなん?
352名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 22:23:18 ID:YSPSLPo9
>>351
美里、付き合って!
353名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:09:44 ID:oBdWLY9m
校内の売店に?
354名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:31:24 ID:P/rDhyx9
あーあ
355名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:44:06 ID:oBdWLY9m
間違えた?
ん〜、学食に?
356名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:57:52 ID:o4MhP7H5
とりあえず最新号のイブニングを買ってきなさい。
まだ売ってるかどうか知らんけど。
357名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 00:24:56 ID:t6UZjrlW
うん…体調不良と雪のため日曜日じゃないと買いに行けないんだ…
日曜日に仕事入ったらいつになるかな〜
358名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 17:29:53 ID:+LNWr3Oq
最新号読んだ。
付き添いもありってな〜……
359351:2010/03/16(火) 12:44:30 ID:tGVm+SJS
最新号読んだ。
交際して、の付き合うではなく
マリーの観光に荷物係で来い、なのでは…
360名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 20:59:55 ID:ueOKBuv7
最新号は酔いつぶれた蛍の裾からちらりと見えた太ももに興奮した
俺はもうダメかもしれない
361名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 03:44:02 ID:7Y6q8uaW
            . --  、
          , ´       ヽ
    /     l  (●) (●)l     ぶっかもすぞヒューマン!
.   |      |  ,、___,,}     排便はすませたか?主治医に連絡は?
   、     l   {     _j ハ    トイレの隅でガタガタ震えて吐き戻す心の準備はOK?
    ` ー--ヘ   ̄ ̄ ノ(
.           `7 T \   `ヽ
           /  {   ヽ  J
         {   ノ     }
.          }  (     丿

362名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 23:14:05 ID:dzRn0NLV
今の沢木は蛍が本気で迫るとやらせてくれると思う
武藤が土下座すれば長谷川もやらせてくれると思う
363名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 00:03:27 ID:jx5FiVfp
長谷川研究員?
及川じゃなくて?
364名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 02:04:15 ID:/2XEZCZq
別に土下座しなくても、ちょっと酒でも飲ませて
ムトーのテクニックを持ってすれば及川は簡単にノリそう
365名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 20:55:42 ID:yw5sUw9l
保守がてら。


手にしていたファイルで口元を隠しながら、武藤はにぃーっと笑って目を細めた。
視線の先では綺麗な背中を白衣で隠したお姫様もとい長谷川遥がパソコンに打ち込みをしている。
軽やかな足取りで傍に寄ると、武藤はタイミングを見計らって話しかけた。

「はっるーかさん!」
「何よ、武藤」

振り返りもせずに声だけの返事を寄越した長谷川に、武藤はにやにやと口元をゆるめたままで
さらに話しかける。

「最近、可愛くなったって評判ですよねー」
「……はぁ?」

やっと手を止めて椅子ごとくるりと振り返った長谷川の整った眉は眉間の方に寄せられて、
長い睫毛が縁取る眼は怪訝そうに眇められていた。

「何よ、それ」
「いやー、遥さんの可愛さに気付く人間が現れるとはねぇ。感無量ですよ」
「ちょっと武藤」
「あたしだけの可愛い遥さんじゃなくなるのは寂しいけど、しょうがないか」
「ム・ト・ウ?」

声音に込められた凄みも武藤には通用しない。にっこりと笑うミス農大は長谷川相手に
対等に渡り合える逸材だ。

「とある情報筋からのタレ込みなんですけどねー。遥さんを可愛いって言ってる人がいて」
「誰よ、ソイツ」
「美里君。いやぁ、見る目ありますよねー」
「……はぁ?」
366名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 20:56:12 ID:yw5sUw9l
簡単に発言者を明かしてみせると、途端に心底きょとんとした顔になった長谷川に、武藤はこっそりと
『やっぱり遥さんは可愛いなー』と思う。言ったが最後、また凄まれそうだったけれど。

「だから、美里君が遥さんを『かわいなった』って言ってたんですって」

子供に言う様な簡潔さで駄目押しをする。最後の『て』を発音してからきっちり二秒後、
長谷川は耳まで真っ赤になった。

「な、なによ、それ!」
「何よって言われても、聞いたままですけど」
「誰がそんな事をっ。どうせ川浜でしょ」
「樹先生に聞きましたよ?」

まさか樹の名が出てくるとは予想だにしていなかったようで、長谷川は口をぱくぱくさせるものの、
二の句が告げずにいる。

「だからまぁ、良かったですね」

これ以上揶揄かうとどんな反撃が待っているかは分からない。素面の武藤は引き際を心得ている。
長谷川の頬から血が下がる前に、武藤はにっこりと笑って研究室から出て行った。
これで遥さんもちょっとは気付くといいんだけどなー。なんて思いながら。
少しずつ引き合う二人を見ていると、微笑ましいけれど焦れったい。でも他人が下手に力を
加えたら、微妙な二人の関係は壊れてしまうだろう。だから見守ろうと武藤は思っているし、
きっと他の面子もそう考えている。
だから影響は最小限に。壊さない様に、そぅっと、そぅーっと。
赤くなった長谷川を思い出すだけでご飯の三杯位は食べられそうだ。
美里にも見せてやりたかったとつくづく思う。自分の言葉で長谷川があんな表情になるのを見たら、
鈍い彼でも分かるだろう。
発酵蔵も樹ゼミも、楽しいのはこれからだ。
鼻歌を歌いながら武藤は廊下をスキップで駆けた。
367名無しさん@ピンキー:2010/04/01(木) 07:15:05 ID:SBpf3pE7
乙です!
368名無しさん@ピンキー:2010/04/03(土) 00:36:32 ID:KdmPn0uG
あの2人がくっつくにやはりムトーの暗躍が欠かせないな
369名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 23:41:22 ID:dWST8Yy2
保守
370名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 02:01:44 ID:zyE7QLUt
保守
371名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 23:45:10 ID:vjm7D5qn
ポニーテール蛍とか、原作は相変わらず攻めてくる
372名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 11:13:56 ID:53AGW0Fm
人気はどの組合せ?
ホモネタはいらん
373名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 23:04:47 ID:gVoggtKn
保管庫が更新されなくなって一年経つけど、誰か引き継いでくれない?
374名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 22:10:59 ID:AyLQpiek
wiki形式のほうがいいのかな
375名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 22:12:58 ID:OiFOOdnd
楽は楽だが荒らすやつが出やすいっつー懸念はある
376名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 18:39:10 ID:9pH+iPuY
それでも誰か作ってくれるならお願いしたい
377名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 08:34:02 ID:XT898/2s
下がりすぎだからあげつつほしゅ
378mole:2010/06/11(金) 04:08:02 ID:PNjSSOkN
歳は小学3〜4くらいの設定で


「なあ沢木、『オナニー』って何?」
「(゚Д゚)ハァ?」

ありがちなシチュエーションで質問してくる親友の蛍に対し思わず顔文字で答えてしまった

「だから『オナニー』って何?」
本気で知らないのだろう。再度聞きなおしてくる。
「....なんで?」
「今日保健の授業で友達が気持ちいいって言ってたから」
「そいつには聞かなかったのか?」
「聞いたらじっと俺を見て『お前ほんと女っぽいよな』って言って教えてくれなかった」
今夜そいつの家火事にならなきゃいいけど...。
「だから教えてくれ」

事の成り行きはわかった。
まあ実際オナニーを知らないのは蛍くらいなもので自分はもちろん周りにそれを知らない人は周りには

いないと思っていた。
教えてもいいがやはり口頭では難しいし、実際にやってみなければならないだろう。
ここで教えずとも自然とわかってくるものなのだがこの純真な心を汚していくというのもそそられる。
なにしろ蛍はかわいく、クラスのどの女子よりも美人だ。
自分がここで教えなかったらほかのやつに聞くだろうし、そいつに蛍が襲われる可能性もある。
それは絶対嫌だ。
やはり自分が教えるべきだろうという考えに帰着した。

「...知りたい?」
「?うん。だからそういってるじゃん。」
「それじゃあ蛍の家にいこう。家だとオリゼーが邪魔だし」
「?うん。わかった」

俺は高鳴る鼓動を抑えながら蛍の家へ蛍とともに歩いていった。

379mole:2010/06/11(金) 04:13:13 ID:PNjSSOkN
という感じのを投稿したいのですがいいですか?
この後の展開としては
・そのまま蛍の家でセクロス
・漫画の年代までもってって回想しながら女装セクロス
などを考えています

「しね」でもいいので感想をくれたらうれしいです

380名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 06:14:50 ID:Zv3HVdYz
>>379
なにやってんだ早く投下しろ
381名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 08:53:15 ID:9uch3zvV
「しね」って書くから、ね?
もっと書くから、お願いします










つーか書いてくれたら俺もかく!
382mole:2010/06/11(金) 20:29:41 ID:PNjSSOkN
「それじゃあ着ているもの全部脱いで」
「へ?全部?」
「うん。全部。そっちのほうが気持ちがいいんだ」

もちろん嘘だ。
しかしその嘘を見抜けるわけもなく少し恥らいながら服を脱

いでいく。
蛍の肌は白く透き通っていてやはり女子のそれより断然きれ

いで目が離せない。
「?沢木?これでいいの?」
蛍は次の支持を出さない俺を不思議に思い声をかけてきた。
「え?ああ、うん」
蛍の肌に見とれていた俺は蛍の声によって現実に引き戻され

た。
「じゃあ自分でチンコ握って上下にこすってみて」
「ん、こう?」
蛍のあそこにはまだ毛が生えてなく皮が被っており、蛍はそ

こを一生懸命こすっていく。
しかし
「沢木?気持ちよくないよ?」
快楽を得る要因がわからないのに自ら愛撫してもその快楽を

得るのは難しい。
しかしそれは初めからわかっていた。
ここまでは予定通りだ。
「あーそうだ初めは何かエッチなもの見ながら出ないと難し

いんだよ。何かない?」
「なっ、ないよ」
まあ、あったらオナニーくらい知っているだろうし予定通り

だ。
「パソコンは?」
「ない」
もちろんこのことも前もって知っている。
「んー、どうしよっかなー。まずチンコを起たせないとなー

。」
と少し考えるふりをし、はやる気を抑えて一つの代案をだす。
「俺が立たせてやるよ」
383名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 22:57:00 ID:GvYyeWTX
>>379
小学3〜4じゃオナニーなんか知らない(田舎なら尚更)
つーかその年代だと精通もまだの奴が殆どだぞ
年齢設定だけ中学生に変えた方がよくね?

内容は超GJ
オリゼーオリゼー
384mole:2010/06/11(金) 23:39:40 ID:PNjSSOkN
「ちょっ、沢木!?」
おれはベットの上に蛍を座らせ足を開かせ、蛍のそれを迷わずくわえ込んだ。
「沢木そこ汚いっ....やめっ..」
当然蛍は困惑してやめるように求めるがここでやめられるはずがない。
俺はかまわず手でしごいたり舐め上げたりしながら蛍のそれを育ていく。
「沢木お願いだから...」
「蛍、ちょっと痛いけど我慢してね?」
「へ、」
そう言うと俺は蛍の返事も聞かず蛍のあれの皮を一気に剥いた。
「痛っ..!」
「ごめんごめん。でもこれで準備できたから」
蛍のあれは俺の唾液で濡れながら上を向いている。
「じゃあ自分でしごいてみて」
「う、うん」
すでに感じているらしく軽く放心状態で答えてくる。
「あ....う...」
しかし剥きたてのあそこは空気が触れるだけでも敏感に反応するようで、ましてや触って扱くことなどできないようだった。
「沢木ぃ〜...」
潤んだ瞳で見つめてくる蛍に理性が飛びそうになるのを抑え、
「しょうがないな〜、蛍は」
と言い、蛍のあれに手を添えてしごき上げる。
「ああっっ...んんっ..あっ」
感じすぎ腰が逃げていく。
「こら、逃げるな」
と俺は逃げる腰を捕まえて扱くスピードを上げていく。
「沢木っ..何かくる..あああっっっ........」
扱いてから30秒もしないうちに蛍は俺の手の中に吐き出した。
「はぁはぁ...はぁ..はぁ」
385mole:2010/06/11(金) 23:41:06 ID:PNjSSOkN
胸を上下させながら呼吸を整えていく蛍がとても色っぽい。
「これがオナニー?」
「うん、そうだよ。気持ちよかった?」
「よくわかんない。最初のほうは気持ちよかったけど、最後のほうは何も考えられなくなっちゃって...」
「そっか...。俺のオナニーも手伝ってくれない?」
「へ?」
「さっき俺がやったみたいにさ」
「...いいよ。」
よっしゃと俺は心の中で叫んだ。
早速服を脱いでベッドの上に座った。
蛍はさっき俺がやったように俺のを歯を立てないように咥えようとがんばっている。
「蛍」
「ん?」
俺のものを咥えるのをやめへこちらを見る。
俺はベッドの上に仰向けになりながら俺の胴体をまたいで咥えるように促す。
いわゆる69の体位だ。
「うん。わかった。」
俺が蛍のを咥えると蛍はびっくりしたがそのまま続けるように促す。
蛍のものがふるふるとたまらなく震えるようになったころ俺は双丘に舌を這わせる。
「んはぁっ!?」
蛍は未知の感触に体を反応させた。
「沢木何やってっ!?」
間髪いれず指を一本挿入し抜き差しを始めた。
「オナニーの一種でアナニーって言うんだ。今度は最後まで気持ちよくしてあげるから気にせず続けて?」
もちろん蛍は未知の感覚によりそれどころではなくっている。
しかし蛍はその感覚を我慢しつつ何とか沢木のもの舐めている。
指先にコリっとしたものがあたったとき蛍の体がはねた。
「ここがいいんだ?」
「ん、あんっ」
蛍は自分の意思とは裏腹に勝手に声が出るようで戸惑いを隠せないようだ。
「沢木何か..あんっ」
見つけた蛍のいいところを重点的に刺激していくうちに蛍は感じすぎて放心状態になっていった。
沢木が指を引き抜くころには逝ってはいないものの放心状態で腰を上に上げた状態になっていた。
俺は蛍の腰をつかみ蛍の唾液にまみれたあれを双丘にあてがいそのまま奥に進んでいく。
386mole:2010/06/11(金) 23:41:54 ID:PNjSSOkN
「あっ、ああん!?」
放心状態から復活した蛍はまたあられもない声を出してしまう。
しかし次の瞬間
「痛い!痛い!沢木痛いよ!」
「蛍落ち着いて息をゆっくり吐いて」
「あっ..あっ..ふっ..ふっ..」
蛍はゆっくり息をはこうと努力するがなかなかうまくいかず俺のものを強く締め付ける。
俺はそれに耐えつつ何とか蛍の中にすべてを収めた。
蛍のものは挿入の痛みで萎えてしまい、蛍本人もまだうまく息継ぎができていない。
「はぁ...はぁ...はぁ...」
息が整ってきたところでさっき見つけた蛍のいいところを突こうとする。
「あっ...あっ..沢木痛い.」
「ちょとまってて、もうすぐよくなるから」
「いいから抜いて、 あんっ」
やっといいところを見つけそこめがけてにつく
「あんっ..あっ..あっ..」
「よくなってきた?」
「あっん..何これ..気持ちい..沢木.気持ち言いよぅ」
「俺も蛍のなかが俺のを締め付けて気持ちいい」
「沢木..沢木..沢木..ああっ」
「蛍..蛍..蛍..んんっ」
俺たちはお互いに狂ったように名前を呼び合い同時に果てた。
387mole:2010/06/12(土) 00:06:34 ID:Roq1kogs
俺が事後処理を終わったあとも蛍は気を失っていた。
さすがに初っ端から挿入は刺激が強すぎたかなと思い少し心配になってきた。
そのとき
「ん、沢木?なんでここに..?」
とまだ覚醒してないのだろう寝起き特有の声で話しかけてくる。
「ああ、俺オナニー教えてもらって、気持ちよすぎて寝ちゃったんだ...」
「気持ちよかったんだ」
「うん。オナニーって気持ちいいな!」
「あっ、うん。またやろうな」
オナニーとセックスを取り違えたまま(取り違えさせたまま)の親友をどう修正していくかを考えつつ、これから続くであろう幸せに胸を躍らせる俺であった。
388mole:2010/06/12(土) 00:19:26 ID:Roq1kogs
考えてみればこれBLじゃねと思えてきた。
まあ、BLが何たるかを語れるほどの知識を持ってないのでできればショタのジャンルとして認めてやってください
年齢設定は中学にしてしまうとBL感が増す気がするのでそのままで
自分沖縄なのですが周りには精通が小2〜3年がふつうです。
遅くても5年位かな?
なんでこんなに早いんだろ?
乱れているからかな?
レイプが一番多い県だし
評判がよければ女装でセクロスするほうもあげたいと思います。
文章スキルをあげたいのでアドバイスがあるとありがたいです。
ps.駄文張ってすいません
389名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 00:37:10 ID:DX6OqAn5
乙ですお
>>382だけ改行が変なのは何故なんだぜ?
保管庫更新してないから別にいいけど
390名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 01:46:03 ID:SvfOWuhH
GJ!
女装セクロスもお待ちしてます
391名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 01:56:38 ID:Kjzlgsw9
規制規制でいやになる

中断?してるの何本かあったねぇ
待ってるよ
392名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 23:37:56 ID:qeLx2cUe
単行本派だが9巻読んで美里と長谷川に激しく悶えた
皆にからかわれてる時は否定するけど二人きりになると意識しちゃって…みたいな展開が読みたい
393名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 00:22:16 ID:nNHO/o1K
美里と長谷川の公式っぷりに感動した。

そうえもんは及川派なのに、そっちにはいかないのは残念。
394名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 00:34:59 ID:xesR40+J
>>379
ドラマも始まるというに女装セクロスの方はどうしたんだい?
395名無しさん@ピンキー:2010/07/15(木) 17:05:03 ID:vNsGZ81V
保守
396名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 14:51:32 ID:dUlpOmbY
沢木「長谷川さん……って、オナニーとかした事あるんスか?」
長谷川「な、何よ、ソレ!」
沢木「いや……バカな質問とは思いつつっス」
長谷川「あ……あんた達はどうなのよ!した事あんの?」
397名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 23:29:03 ID:f9gashOF
これはまた夢が広がりそうな

亜矢さんは豪快なオナニーしそう
398名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 20:00:28 ID:RPRH5Nwi
マリーに足コキされてイかされまくる蛍まだかしら
そうえもんが見てる前で涙目になりながら「さわ…き……だめ…見な、いで……んああ!」な感じで。
399次男坊×ゴスロリ:2010/07/29(木) 00:48:58 ID:MDVxgkes

やおい入るかもしれないんで
苦手なひと注意してね

「沢木が来てくれて助かったよ」

寺院の裏に座り込んだゴスロリ「女」は、俺が戻ってきたのを見るとぐったりと呟いた。
「誰?さっきのおっさん」
「お店の…お得意様」
「おい日吉酒店はいつからそんな店に」
「…嘘だよ。僕男だから大丈夫って油断してたけど、オジサンってけっこう力強いんだね」
鍛えようかな?と滑らかな細腕を眺める「彼」に、止めとけよと思わず言ってしまう。あまりに不釣り合いに思えたのだ、鍛えるなんて。
目の前にいるコイツは、結城蛍。見た目こそ可愛らしいゴスロリ娘だが、その真っ黒なスカートの下には「女に付いているはずがない」アレがいるわけで。
つまるところ、彼は男だ。
しかも昔からの幼なじみというオプション付き。

「こんな夜中にお寺なんてさ…よく歩く気になったね、沢木」
「…迷って」
「なんだ偶然か」
やたらとけだるそうに話す蛍に、「立てるか?」と手を貸す。その手が蛍の耳を掠めた瞬間、「ひッ」と短い悲鳴をあげて、蛍が後ずさった。
ぽかんとする俺と、気まずそうに目を逸らす蛍。
「け…蛍、大丈夫か?なんかされた?」
「…一服、盛られた…かも」
「え!?」
樹先生の媚薬なんかじゃなくて、本物の!?
400次男坊×ゴスロリ2:2010/07/29(木) 00:50:07 ID:MDVxgkes

言われて見れば、蛍はさっきから変に顔が赤いし、呼吸も荒い……ような気がする。
潤んだ目で力無くこちらを見る蛍は、ゴスロリ美少女という外見も手伝ってか、とても艶やかに見えた。
「あーもう」と悪態をつくと蛍は、おもむろに黒い手袋を外した。黒い爪に塗られたトップコートが光を跳ね返して、キラリと光る。
蛍はスカートを少し捲って正座すると、ふう、と一息ついて呼吸を整えた。

「…蛍?なにを」
「抜く」
「はああ!?今?」
「もう、我慢、出来ないんだって、はぁ」
嘘だろ、オナるの?今から?
いきなりのことにうろたえていると、蛍がちらりと俺を見る。
「沢木、向こうむいててよ」
「え」
「夢、壊したくないだろ」
「……」

確かに。
今の蛍はただのゴスロリ美少女。そのスカートの下からモノを出して扱くところなんて、女性経験のない俺みたいなやつにとっては見たいもんじゃないだろう。
俺は素直に頷き、懐中電灯を消すと、そのまま蛍に背中を向けた。


「……んっ……く、ふ…」
必死に結んでいるだろう唇から、それでも漏れる声。加えて、ぐちゅぐちゅと響くいやらしい音。
肩越しに聞こえる蛍の喘ぎと自慰の音。俺は下半身に血が集まるのを感じていた。
懐中電灯を消したのだから辺りは暗闇。目を開けていると蛍の淫行が目に浮かぶようだ。振り払うようにぎゅっと目を閉じても、浮かぶのはゴスロリ衣装の蛍がオナニーに耽る姿だけだ。
「あっ……んんっ……うっ」
ぐちゅ、ぐちゅん。ずり。ズッズッ。
漏れる呼吸にも、だんだんと艶が混じり、水音の聞こえるペースも速くなる。かくいう俺のペニスは完璧に勃起してしまって、抑えようにも手遅れだ。
もう限界だった。

俺は勢いよく振り返ると、オナニーしている蛍の肩を掴み、その場に押し倒した。





あんまりエrくならなかった
かもされてくる
401名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 10:07:19 ID:fiBFzN/5
ちょ、まさかここで止める気か!?
402名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 00:18:10 ID:I/Ji3H6j
続きが遅いぞ早くしろ
403名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 14:13:49 ID:6JFaXlNd
かもされたのか!?
メディーック!

オリゼーオリゼー
404名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 23:11:03 ID:dYhBeoqi
俺ももやしもんみたいな楽しい学生生活送ってみたかったな……
405名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 08:12:00 ID:bwjOccmy
オリゼーオリゼー
406名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 14:46:43 ID:jQaEtb+f
>>404
>俺ももんもんした楽しい学生生活

に見えた。
悶々してたら楽しいわけないわなw
407沢木×長谷川:2010/09/08(水) 16:30:15 ID:jQaEtb+f
それは何処かの国の寝台列車でのある深夜の出来事。
深夜列車の緩やかな進行はまるで赤子
の揺り籠のような夢心地を生んでいた。
何処の国なのか教えてもらえぬままの旅、
決して優雅とは言えない列車の旅もこの
一時だけは夢の中で一休みできそうだった。

『…わき…ねぇ……ねぇったら!沢木!』
深夜、ふと暗闇から静かに、しかし強く
自分の名前を呼ぶのを夢うつつの中で
沢木は聞いた気がした。
『ん………け、蛍?』
すこぶる寝惚けた声で返事をするも、
薄く開けられた眼には無人の客席しか
映っていない。あぁ、列車の中なんだな
とやはり夢うつつで認識し、声の主が誰
だったか思い出そうとして沢木はハッと
した。ガバッと起き上がり、声を掛けた
人がいるはずの下のベッドを見た。

…時折顔を出す月明かりがカーテンの隙間
から光を照らす。その光のお陰なのか、
単に眼が暗闇に慣れたからなのか、声の
主の顔、正確には表情がはっきりと見えた。

『沢木…アンタ……』

長谷川の顔には驚きとも呆れとも取れる
なんとも表現出来ない表情が浮かんでいた。

『いやっ…ち、違うんスよ』
男は慌てて否定をしようと次の言い訳を
口にしようとするが、言葉が出ない。そも
そも何が違うんだ?声質が違う事?いや
そうじゃない。前にも同じようなシチュ
エーションがあっ……いや!無い無い!
無かったはず!!

次の言葉を必死に捻り出そうとしている
男の様子をじぃーと凝視していた女は
『とにかく、ちょっと降りてきて』
と沢木を下に誘うのであった。

(つづく?)
無駄に長くなってしまったorz
やっぱり美里×長谷川の方が皆さんお好き
でしょうか?
沢木を美里に名前を替えたバージョンにも
作れますが…
408名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 22:34:44 ID:nvH9pHNc
沢木×長谷川でもバッチコイですよ、ぼかあ
409名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 23:29:24 ID:jQaEtb+f
じゃじゃじゃじゃあ、あくまで番外的な感じで
書かせて頂きます。
携帯からなのと遅筆なのはご容赦頂きまして
思い付いたまま書きますが、最後まで何とか
形に出来るよう善処致す所存です。

410名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 23:32:06 ID:JMX/Q7dB
誰かー
ドラマ5話6話の間の沢木と蛍の一夜を書いてくれー

とか思ってたら
蛍 まんまなんじゃん!沢木は蛍ってわかってすげぇショック受けてたし
「やってません!」とか言ったら蛍はエラい怒ってたし
みんなどう解釈してるんだ?
411名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 23:44:44 ID:RIyYoGLP
保守ついでに

>>410
他スレで「暗闇の中バレないよう蛍が巧みに導いた」ってあった
結局媚薬はどっちが飲んだか飲まなかったかわかんなかったわけだし

沢木とコヒ蛍がチャリで通学途中「ラブレターどうした?」「興味ないんだよね」
てな会話があったけどやっぱ蛍はそういうことだったのか?
412名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 01:01:59 ID:HqM9/oxU
ドラマの蛍は色々ガチすぎて怖い
413mole:2010/10/08(金) 23:08:40 ID:0Dm1RbX3
>>378です
規制がやっと解けたのであげていいでしょうか?
414名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 20:34:00 ID:N9rOk6f5
無論である
415mole:2010/10/10(日) 20:30:42 ID:pAwe6WvQ
「沢木まだ眠い?」
フランスから帰ってきた沢木と一緒に亜矢さんのバーに向かっている。
一週間だが会えなかったのはやはり寂しい。
「イヤー帰りの飛行機も菌だらけで眠れなくてさ...」
そうこうしているうちにバーへ。
「マジでーーーー」
「で で で でもでもでもでも」
及川さんと武藤さんが盛り上がっている。
どうやらフランスで美里さんと長谷川さんとの間に何かあったらしい。
「カップル出来まくっていいじゃない、樹ゼミは」
「あんたまで何言ってんのよ。やめてよ」
うん、好きな人が出来るというのはいいことだ。
「........ねェ、結城は白いのは着ないの?」
「えっ?」
「いやー、。沢木は白好きよねェ」
「ま、まァ、白も言われれば着なくは...(いきなりなんだろう?)」
そのとき後ろで
「そ、そう言えば沢木はマリーとどうやったんや」
「そうだそれもあった。俺だけ何もなかった!」
「マリーって?」
マリーって誰?
「あんたソックリの白いフランス人よ」
ゴンッ  ドサッ
気づいたときには沢木が床に倒れていた。
「ゴ、ゴメン沢木!なんか自分でも説明できない。何を言っているかわからないかもしれないけど僕も何でしたのかわからない」
なんで殴ったんだろう?
そんなことよりマリーって誰?
416mole:2010/10/10(日) 20:32:07 ID:pAwe6WvQ
「おい沢木ちょっとこっち来い!」
「は、はい」
解散した後、僕の部屋へ問答無用で沢木を連れてきた。
「マリーって誰?」
「だからフランスで会ったお前そっくりの白いゴスロリの」
「女?」
「うん。女」
「女..なんだ..」
沢木は僕のことが好きなはずだけど男ということになんら抵抗がないはずがない。
そう思えた。
「あの〜蛍..さん?」
「.....」
「...もしかしてマリーと何かあったと思ってる?」
「...だって沢木ゴスロリ好きだし。..僕に似てるって言うし。沖縄版が出てきたって言うから心配してたのに今度は沢木の好きな白ゴスロリのフランス版が出てきて..」
「俺は『蛍』がすきなんだよ?『ゴスロリ』でもなく『女』でもなく『蛍』が」
「沢木...」
うれしい
うれしくて胸がつぶれてしまいそうなほどうれしい
「ほんとに好きならキスして..」
沢木は少し驚いた顔をし少し微笑み顔を近づけキスの雨を降らしていく。
最初は額に次に目にと下に降りてきて唇と唇が重なる。
舌が入ってきて口内を侵していく。
おずおずと出した舌を絡めとられてより一層口内に侵入してくる。
こちらも舌を絡めていくと気持ちよすぎて頭の後ろに手を回し縋るよな体制になる。
417mole:2010/10/10(日) 20:32:29 ID:pAwe6WvQ
「あっ...」
沢木はスカートの下から手をいれ後ろの双丘を割って指を入れてくる
「もう十分ほぐれてるじゃん。今日やると思って自分でしてたの?すけべだなあ」
「そ、それは」
「それも含めて好きだよ、蛍」
「沢っ..」
沢木の指が中に入ってきていいとこをすりあげてくる。
「俺がいない一週間どうしてた?自分でやったりしてた?」
「あっ..ん..やったけどっ....全然..いけなくて....バイブ....とかも...買って..きても..うまく..いけなくて...僕..もう...沢木じゃなきゃ...」
「俺もだよ。俺も蛍じゃなきゃ一発も抜けなかった」
「沢木...あああんーーーー...」
後ろだけでいってしまい、パンツの中で射精してしまった。
「ハァ..ハァ...」
「蛍、俺のもいい?」
「あっ..うん」
ズボン越しでもわかる沢木のあれを取り出し舐め上げていく。
決しておいしいとは思えないけど舐めていくうちにまた自分のあれがたちあがってきた。
「あむ...じゅる..ん...ん...じゅる...」
「ん...蛍、上手になったね」
そういって髪をやさしくなでてくる。
それが気持ちよくてより一層深くくわえ込んでいく。
「ああ、蛍、気持ちいいよ。蛍のもしてあげるからこっちにむけて」
そういって69の状態になりお互いをむさぼりあっていく。
とそのとき沢木が舌を穴にいれ舐めてくる。
「あっ..あんっ..」
思わず声が上がり舐めるのを中断してしまった。
「ん?蛍どうした?舌が止まっているぞ」
とうれしそうに沢木はさらに舌を進めていく。
「あっ..ん...わかってる...くせに」
「まあね」
ぐちゅ..ぐちゅ..
みだらな水音が鼓膜を犯していく。
「沢木ぃ..もう...」
「ん..?もう入れてほしいの?」
「...うん」
「じゃあ自分で開いて誘ってみて」
「えっ..」
「おねだりしてみて」
いい笑顔で言いやがって。
後で覚えてろ。
418mole:2010/10/10(日) 20:32:59 ID:pAwe6WvQ
沢木の目の前でお知りを突き出した状態で自分の指で秘所を開き一番恥ずかしいところを沢木の眼前にさらしている。
「お願い、沢木のいれて」
「ん?なにを?」
「え..?」
「俺の何を入れてほしいの?」
本当に後で覚えてろよ。
「お願い、沢木のチ○ポを僕の中に」
「よく出来ました」
沢木の熱く大きくなったそれをひたりと僕の入り口にあてる
「沢木ィ、はやく」
「わかった、わかった。いくぞ」
ぐっと力をいれ沢木のそれがゆっくりと僕の中に入っていく。
「あああっっ....」
「蛍、力抜いて」
「無..理っ..あっ..」
ビュッ..ビュッ...
いってしまった。
「もういっちゃたの?」
「ごめん...」
沢木はまだ一回もいってないのに僕はもう二回もいってしまった。
「沢木...気にしないで動いていいから。気持ちよくなって」
「うん、ちょっと待って」
そういうと沢木は僕のものを手にとり何かし始めた。
「えっ..ちょっと沢木何をっ..痛っ」
あわててみてみると輪ゴムで根元をしまってしまっている。
「沢木、お願いはずして」
「あんまりいき過ぎるとつらいのは蛍だよ?」
「でも..あっ..」
沢木が律動し始めた。
「一週間分するんだからこの方がいいよ。それにこの方がもっと気持ちよくなれるよ」
そういうと服の中に手を滑り込ませ乳首を弄ってきた。
「あっ...ん..ああっ..だめ..」
「だめじゃないだろ?こんなコリコリさせといて。気持ちいいだろ?」
「あっ..もういきそう。ああっ」
いったと思ったら出るはずの熱が出ないので逆流してきた。
「ああっっ!?ああっ..ああっ..あーーーーー」
「いきたくてもいけないだろ?」
「あっ...お願い...これはずして...いかして」
「だーめ、俺が二回いくまでそのまま」
「狂っちゃうっっっーーーーー。」
「うるさいな」
そういうと沢木は唇をふさぎ、乳首を思いっきりつね上げてくる。
「んんんんんーーーーーーー」
口、乳首、腰の前後からの刺激で本当に狂ってしまいそうなほどの快感が襲ってくる。
419mole:2010/10/10(日) 20:33:29 ID:pAwe6WvQ
「蛍、そろそろ」
「ああっ...きて...」
いままでで一番奥のほうにきたとき沢木のがはじけ、それと同時に縛っていたものが解かれ盛大にいってしまった。
「くっ...」
「あああああああああああっっっーーーーーーー」
ビュッ...ビュッ...
いったショックで気を失いかけていたが
ズンッ
「えっ?」
「沢木っ、ちょっと休ませっ..あっ」
沢木は射精したばかりだというのに萎えるどころかさっきより強く突き上げてくる。
「あっ...あっ...」
ズンッズンッ
ビュッ...ビュッ...
しかも縛られていたせいか沢木が突いてくるたびに射精してしまう。
出し切ってもう出ないのに沢木は腰を打ち付けてくる
「あっ..沢木..もうやめて」
沢木は聞こえないとばかりに腰をさらに激しくする。
「蛍、いくよ」
ドピュピュ
「あああああああああああっっーーー」
沢木の一回目の射精と変わらない量の精液を出されそのかいらくを抱いたまま意識を手放していった。
420mole:2010/10/10(日) 20:34:40 ID:pAwe6WvQ
「んっ..」
気づいたときには沢木が僕の髪をなでていた
「気がついた?大丈夫か」」
そのときやっと気を失っていたことに気づき
「うん。大丈夫」
「本当に大丈夫か。無理させてないか」
「大丈夫だって」
沢木が心配してくれることが素直にうれしい。
「そうか...じゃあ続きしような?」
「へっ?」
「一週間分取り戻すのにあれだけじゃたりないだろ」
「でもあんなに出したんだから...」
「全然大丈夫だよ?」
「でも僕は..」
「さっき大丈夫っていったよね?」
「でも..んっ」
続行を阻止しようとする僕とは逆の沢木は黙らせるためにキスをしてくる。
舌を絡められ腰にくるキスだ。
「ほら大丈夫だ」
と完勃したあれを掴み上下扱いてくる。
「もうしょうがないな」
といって今度は自分から唇を重ねた

421mole:2010/10/10(日) 21:25:46 ID:pAwe6WvQ
これ書いた後、友人に
「下手なやつほど、せりふ多いよなww」
と言われました
確かにwwww
次回は表現のほうに力を入れたいです
422名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 01:33:27 ID:9x3jMMYA
蛍とエロい事するの気持ちよさそうだな・・・
と思ってしまった俺はもう駄目かも知れない
423名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 01:46:25 ID:GO8bNRI6
久々に来てみたら新作が!
乙ですお
424名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 11:56:26 ID:1AXqSWGO
>>421
遅ればせながらご馳走様、やっぱ蛍はカワエエのう。
アレだ、行為の後で蛍の髪撫でてる沢木ってのもなんかいいな。

個人的には台詞よりも状況描写多めの方が好みだったりするけどコレはこれで好き。
逆に擬音はあまり描写しない方が良いかなとは思うんだけどねー、それも
筆者、読み手で大きく変わるだろうからあくまで私見としてひとつ。
425名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 01:47:03 ID:6g5p2yqR
 
426名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 00:05:09 ID:cjD4NTsj
427名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 01:09:04 ID:R9oxGybt
沢木兄は女好きだが男も抵抗はなく両方からモテて
蛍見て「やっぱりおまえそうだったんだな」
その兄の目を見て沢木が胸騒ぎ…という妄想中

長い黒髪に真っ白なゴスロリ姿とショートゴスの蛍
まだ見てないんだよな沢木は
428名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 23:48:10 ID:669nV3vW
さぁ 蛍×マリーきたぜ…
429名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 12:30:41 ID:g6GigoXk
白黒同衾
430sage:2011/01/14(金) 21:13:12 ID:zhB+NC2S
今号の柱はどう取ればいいんだ……!!!
と悩みつつほしゅ。
431名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 01:24:56 ID:a9c+FBq/
あんた……sageが名前に入ってるぜ……
432名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 23:37:04 ID:PYmGBA58
て、いうか。
この作者は、同性愛者をギャグとして活用してきたし、
2次元萌えの人間も公然とバカにしてるぐらいの人だから、
蛍オタの期待を引っ張るだけ引っ張って、ズコーっとくるのを期待してたんじゃないかな。
それが、「いやいやいやいや」という突っ込みにつながる。

マリーと蛍がひっつくという展開。今思えば、金城さんに対して好意的だった話が前振りだったんだね。
433名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 00:06:43 ID:j0ayjl1u
だがあの柱は担当の暴走っていう
434名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 07:03:23 ID:aGxQ8rXD
なんてホホエマシーw
435名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 11:15:45 ID:MIIU3skn
直保と及川同衾したぜ

『クリスマス』でだが
436名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 21:49:17 ID:1h6ZAeZ3
430です今更ですが申し訳なし。
書き込み久しぶりすぎていろいろ忘れてました……

お詫びもなにも思いつかず……。
437名無しさん@ピンキー
ドラマ沢木高身長過ぎて萎える
鞄入ったりとかどーすんの