1 :
名無しさん@ピンキー:
>>1 スレ建て乙です。
他の乙もまだのところに、続きの途中ですみませんが
フォン×シャルが完結したためupさせてください。
(12レス分(27〜38))
最初から12レス分は保管庫に収録されています。
次の投下分は前スレの
>>368 -
>>372 直前の分は前スレの
>>762 -
>>770 です。
エロ描写のあるレスは(27)〜(33)です。
(注)
ガンダムOOの外伝マンガ「機動戦士ガンダムOOF」
(月刊ガンダムエース連載)の11話、12話をベースにした話です。
本編と共通するキャラクターも時々顔を出す作品ですが、
これからupするSSに登場するのは外伝キャラのみです。
今まで読んでくださった方々、ありがとうございます。
今回読んでくださる方、いたらありがとうございます。
次のSSがありましたら、直後でも構わず投下をお願いします>All
「あんな格好じゃ腰痛になっちまうぜ、げゃげゃ」
「・・・ばか!」
言ったものの、確かにこの体勢の方が楽だ。
改めて、屹立を保っているものに覆いかぶさると、
乳房の両側を押さえながら谷間に挟み込む。
そのまま、胸を突き出すように上半身を
垂直方向にゆすり始めた。
「〜〜〜〜〜!」
フォンが、声を出さず息だけで笑う。
ローションまみれの器官を乳房の間に
埋ずもれさせんばかりに包み込み、こすりあげ、
しごきおろすという奉仕を繰り返すうちに、
胸の谷間でそれがさらに熱を帯びていくのが分かった。
時々動きを止め、谷間からわずかにのぞく先端に
そっと舌先で触れ、唇を這わせてみる。
「!」
不意にフォンの頭が下がってきて、
わたしの右の耳を咬んだ。
首筋の時のように攻撃的ではなく、
耳全体を軽くはさむような甘い噛み方で。
肩が両方ともつかまれる。
「フォン?」
「がいいと・・・」
不明瞭な言葉がかすれた笑いに消える前に、
またぐいと押し倒された。
さっきより大きな水音とともに。
「ちょっと、待・・・!」
押し倒されたとたん、鋼のばねのような身体が
わたしの身体に覆いかぶさってくる。
また「がっついて」いるのかと思ったが、少し違った。
両腕をわたしの背中と頭に回しながら、
首筋や喉や胸もとや、さらには顔全体までを
舐めまわしはじめたのだ。ざらざらした、長い舌で。
また、あっという間に子猫になった人喰い獅子が、
ぐるぐると喉を鳴らしながら。
「ねえ・・・くすぐったいってば・・・」
照れもあって顔を引こうとするが、どこまでも舌は追ってきた。
胸もとから上を彼の唾液でくまなく濡らされながら、
声を上げて笑う自分に驚く。
今までにもまして動物じみたしぐさで、何の臆面もなく
甘えてくる彼がただ、おかしかった。
くすぐったさはすぐに、切なさに変わった。
台の上で愛撫された時以上に切ない感覚に
浸るうちに、また息が上がりはじめる。
「お前の口がいいとさ!」
ばしゃばしゃと水をはねかし、わたしを抱いたまま
身体をひねりながら、フォンが陽気に声を張り上げる。
天井から降り続ける温水の溜まった床に向き合って
横たわる体勢になり、舌がやっと顔から離れた。
人を食ったような笑みとは微妙にそぐわない、
紅く射るような眼差しでフォンがわたしを見つめる。
下腹部の真ん中に彼のものが痛いほど喰い込んで
押しつけられてくるが、わたしのなかに
入ってこようとする気配はない。
「・・・・・・」
もっと、口で。
そう、わたしもそれがしてあげたい。
背中に手をやり、床を流れる水の上でばらばらに
泳ぎはじめていた髪を巻き取って水を切りながら、
肘をついて上半身を起こす。
脇で、ざばりとフォンの身体が立ち上がった。
遅滞なく男の脚の間にひざまずき、
透明な液に濡れた根元に唇を寄せると、
そそりたつものの頂点に向かって
優しく舐め上げる。
舌を離す前に、舌先で先端を軽くはじいた。
わたしの濡れた後ろ髪を、
フォンの手がぐっとつかむ。
唇を先端にそっと押し当て、ゆっくりと舌を絡ませる。
歯を唇にくるみ、屹立したものを
唇の内側におさめて締めつけながら
一気に根元まで呑み込み、
締めつけをゆるめずに唇で再びしごきあげる。
そうしながら器官の下側いっぱいに舌を這わせ、
いやがうえにも硬く熱くなったものに
唾液を塗りつけながら、今度は短いストロークで
ぐいぐいとこするように舐め上げていく。
男が一番よろこぶ奉仕を懸命に続けながら、
わたし自身も眼を閉じ、男の生命そのものを
口に含む悦びを存分に味わっていた。
脚の間がさっきよりもずっと潤み、蜜液が
太腿の内側から膝の方にまで伝いはじめている。
仁王立ちになっていたフォンの片方の脚が、
いきなり乳房に押しつけられた。
彼が一瞬だけ、びくんと身体を反らせたからだ。
舌と唇の動きは止めないまま眼をあけ、
頭を少しだけ上げてみる。
フォンが見おろしていた。
さっきと同じ、射るような眼差しで。
息を荒くしつつも、これもさっきと変わらず
ふてぶてしい笑みを浮かべながら。
視線が合うが早いか、その笑みがさらに大きく広がった。
わたしの上目づかいが気に入ったらしい。
ずっと髪をつかんでいた手でうなじを掻くように撫で、
反対側の手を胸までおろして、片方の乳首を摘み転がす。
二本の針のように鋭い快感が、身体の中で交差しながら
走り抜けていく。
そんな風にされたら、わたしのすることはあとひとつしかない。
改めて、猛々しく反る器官を喉の奥までくわえこみ、
唇の締めつけをますます強くしながら
頭を激しく上下させる。
肩の上で、濡れて重いはずの髪が躍るのを感じた。
少し疲れると、硬い表面にぴったりと張りつかせた舌を
ことさらゆっくり、大きく這わせるという動作に
切り替えて、男の快楽が途切れないようにする。
そしてまた、喉いっぱいに男の分身をおさめては出し、
唇で激しく擦りたてていく・・・
唇と舌で愛撫を繰り返しながら、根元にも両手を伸ばす。
密集した毛の間に収まっていた膨らみの両方を
手に取り、そっと撫でては転がす。
ただ、愛しい男を最高に導くためだけに。
フォンが押し殺したように低く呻き、
両手がわたしの髪と肩にぐいと食い込む。
同時に身体が、さっきよりずっと大きく跳ね上がる。
思わずくわえていたものを放しそうになるが、
それだけはできない。
歯を立てないように必死になりながら根元に
手を添えた瞬間、熱いものが口の中に広がった。
「・・・ん・・・んっ」
濃い液を呑みくだすたびに、喉が音を立てる。
少しして、すべてを吐き出してぐったりとなったものを
口から放し、手のひらに載せてキスしてから
そっと下ろす。
ゆっくりとかがみ込んできたフォンが
わたしの顔を両手ではさみ、唇を重ねてきた。
舌を差し入れ、自分の放ったものを舐め取りながら
女の歯茎や舌を優しく愛撫する。
唇が離れると、フォンの姿を追って
やや放心状態で眼を上げる。
二度目の射精でも疲れを見せていない、精悍な顔立ち。
濡れそぼって少し嵩の減った金髪。
そして ----
縫いとめられたように視線が止まる。
剥き出しの首の中央を真横に走る、
ぎざぎざの大きな傷あとの上で。
ただの傷ではない・・・
これは、ヴェーダに逆らって生還した者の証。
どんなルールにも、ましてや権威にもとらわれず、
どんなときも自分の意志のみに従って行動する、
傲岸不遜きわまりない男に与えられた永遠の烙印。
そして、最高の飾り。
そう思った瞬間、
わたしのなかでなにかが激しくはじけた。
再度火をつけられた欲情となって。
足もとで派手な水しぶきがあがる。
自分がいきなり動いたせいだとも気づかず、
夢中でフォンの首に抱きついていた。
反射神経の塊のような彼が一瞬うろたえ、
よろめいたほどのすばやさと激しさで。
眼を閉じると、がむしゃらに唇を押しつけた。
酷使したはずの顎の疲れも感じない。
傷跡を感触で探り当て、ぎざぎざに沿って
舌を這わせながら強く吸う。
それだけでは足りず、咬みつきさえしてしまう。
フォンだって、わたしの首や胸の傷に歯を立てたことは
一度もないというのに。
やめなさい、と頭の隅で声がするが、
頭の中心では別の声がしていた ----
これが、フォン・スパークに最も効果のある愛戯。
おまえにそれがわかったのは、その男を本当に愛しているから。
「ぅ・・・あ!」
フォンの喉から、今まで一度も聞いたことの
ないような呻きが洩れはじめる。
どうやら、正しいのは頭の中心の声だったらしい。
彼がまんざらでもない・・・どころか、彼自身を
口で愛撫される時よりはるかに強い快感を
得ているのは明らかだった。
そしてたぶん、はるかに強烈な征服感も。
低い喉鳴りがまた聞こえたと思った次の瞬間、
ものすごい力で仰向けに組み敷かれていた。
水の溜まった床に叩きつけられんばかりの激しさで。
人喰い獅子の喉音にまじって、
言葉の断片らしきものが聞こえた。
「・・・もしろぃ・・・!」
「面白い」、だったのかもしれない。
水がいくつもの玉となって顔の周りを飛び散る。
わたしの両太腿を押し広げ、
射精したばかりとは思えないほど猛り立ったものを
女の部分の入り口に押し当てると、
フォンがすさまじい勢いで挿入を開始した。
潤みは十分すぎるほどだったが、
突き上げが激しすぎて衝撃と鈍い痛みしか感じない。
できるのは、舌を噛まないように
必死で歯を喰いしばっていることだけ。
だがかまわなかった。いや、それでよかった。
彼の持つ"狂気"と、茶色い髪をした怖いものしらずの
娘だったころからわたしのがずっと持ち続けている
何か・・・たぶん"狂気"と根はひとつの何かが、
今この瞬間確かに響き合っていたから。
そして、気づいた。
舌を噛む危険も忘れ、時々叫びと区別が
つかなくなるほど激しく喘ぎ続けている自分に。
1時間あまり後。
髪を乾かし、服をつけて二人でブリーフィングルームに
戻ってみると、エコはまだ眠っていた。
「アフリカで、地元のやつらが銃なしでゾウを
生け捕りにする時に使う毒矢用の薬ってのを
たまたま手に入れた・・・思ったより良く効くなぁ?」
「そ、そんな劇薬を?!」
知られたら殺されてもおかしくないようなことを
さんざん彼の目の前でしてしまった後ろめたさもあり、
あわててエコの机まで駆け寄ると、おそるおそる
手を口と鼻の上にかざしてみる。
「あげゃげゃげゃげゃげゃ!」
とたんにフォンに笑われた。
「心配ねーって。服用量は体重に合わせてある。
オレだって別におっさんに死んでほしいわけじゃ
ないからな」
「・・・当たり前です」
憮然として言うと、コンソールの前の席に座る。
フォンも、そのすぐ近くにどさりと腰をかけた。
照明を抑えた部屋で、時が静かに流れていく。
このまま、止まっていてくれればいいのに。
「国連が今のまま活動を続ければ、遠からず世界は
統一体制へ移行する・・・地球連邦という、
新たな秩序が出現するわ」
黙っていようと思うのに、言葉が口をついてでる。
「けっ」
分かりやすすぎる反応が返ってきた。
「そして皆、新たな秩序とやらを強制されるのさ。
国家やら民族やら宗教やらの枠組みを乗り越えられるかも
しれないなんて幻想はな、破壊され無視されるだけなんだよ」
「だとしても、それが戦いをなくすのだとすれば ---- 」
「戦いがなくなる? そんなことにはならないぜ」
これ以上、フォンと口をきいてはいけない。
頭の隅でそう叫ぶ声を無視し、頭の中心の声が
単純明快な疑問詞を発する。
「なぜ?」
振り向いたフォンが、にやりと笑う。
甲羅を経た狐のような邪悪さを込めて。
「オレが生きている限り、戦い続けるからさ」
------------------
そして、たった今。
フォンはフェレシュテから去っていった。
奪ったアストレアF2、そして太陽炉とともに。
組織は壊滅したぜ。
おそれていたとおり、そう切り捨ててみせた
フォンに向かって、わたしは必死に抗弁した。
CBの仲間はどこかで必ず生きて再起を
はかっているはずだ、と。
フォンの答えはこれだけだった。
「なら探して合流しろよ、おまえの仲間とな。
オレはオレの戦いで行く」
一人、薄暗い格納庫の隅にぐったりと腰掛けていると、
うつろな心にさまざまな思いが浮かんでは消えていく。
ばかね、わたし。
フォンに少し押されれば、人前で情事に耽るような
恥知らずな真似まであっさりと受け入れてしまうくせに・・・
仲間との約束のことだけは彼にさえも譲れないなんて。
だが。
わたしが目指すものが、本当に仲間との約束を
果たすこと ---- 戦争根絶の実現だけだったのなら、
CB崩壊後にフォンが好き勝手にガンダムを使って
活動することなど、最初から許していなかった。
たとえ命に代えても止めようとしていたろう。
彼の恐るべき力に立ち向かうことなどできるのか、
などと考える前に。
わたしがおそれていたのは、CBの支配から離れた
フォンがガンダムを利用して戦いの火種を作り続けることでも、
わたしと彼の目ざすものが食い違っていくことでもなかった。
わたしが本当におそれていたのは、
フォンのありのままの姿に魅かれていった末に、
わたしの生きる目的が仲間の願いの実現ではなく
フォンそのものになってしまうことだったのだ。
だが。
フォンの"狂気"と同じものを秘めた自分が
彼と同じ側に行ってしまう・・・
戦争根絶という目的を捨て、
わたしのために死んでいった仲間たちを捨てて。
そんなことが許されるはずはない。
誰よりもわたし自身が許せるはずがないのだ。
なのに。
二匹の悪い狐のようにフォンと情事を重ねるたびに、
大切な -- 大切だったはずのことがどんどん心から
抜け落ちていくような気がしていた。
自分のなかで、大切なひとたち・・・CBの仲間よりも、
フォンの存在がどんどん大きくなっていく。
それが怖くてしかたなかった。
「お前の過去から変えてやる」
フォン。あなたはそう言った。
でもやはり、わたしの過去は変えられない。
戦争が根絶されるまでは。
その目的が果たされていない以上、
茶色い髪の屈託のない少女に戻って
あなたと遊ぶことはできない。
仲間を死なせてしまったわたしには。
どんなにあなたの言葉を信じたくても、
わたしにはそのこと自体が許されない。
それが今のわたしの、ありのままの気持ち。
あなたにはもうそれが分かっていたのかもしれない。
「何を考えている?」
わたしを抱えて歩きながら、そう聞いてきたときに。
「シャル、きてたの? 帰ってきたと思ったらもう
出かけちゃったんだね、フォン。ハナヨの修理だけど・・・」
作業室から出てきたシェリリンがわたしを見て
話しかけてきたが、何かを感じたのか途中で口をつぐむ。
「・・・お疲れさま。体を壊さないように、少しは休むのよ」
弱々しく微笑むと立ち上がり、出口に向かって歩き出す。
格納庫から戻ると、エコが眼を覚ましたところだった。
「あ、シャル。この机はいったい・・・ふわ」
わたしを見ると、あくびをかみ殺しながら、
脚が折れて崩壊した作業台を指して聞く。
何も言わずにコンソールに向かうわたしの顔には
よほど生気がなかったに違いない。
エコがたちまち気色ばんでこういったからだ。
「あ、そうか!フォンのやつだ!アイツが
壊したんですね、ったくこれだから犯・・・」
「彼なら出ていったわ」
「え?」
「アストレアF改と一緒にね」
「ま、まさか!じゃ太陽炉も」
「ええ」
「って・・・・・・」
絶句した後、走って部屋を出ていく。
たぶん格納庫へ行くために。
キーを叩いて、フォンのプロファイルデータを呼び出す。
まだCBがヴェーダの支配下にあった頃に作成された、
首輪と手錠をつけたままのフォンのID画像が立ち上がり、
モニターの中から傲然と見下ろしてくる。
さらにキーを叩こうとして、爆発物付きの首輪に目をとめる。
・・・この操作を行った後は、わたしがこの首輪の役を
引き継ぐことになるのだろう。
いずれはフォンの命を奪うことになるのだから。
誰よりも大切な存在になるはずだった男の命を。
身を引きちぎられるような苦しみに襲われかけるが、
必死でそれに抗して顔を上げる。
そして、データを書き換えた。
MEISTER, FERESHTE: FON SPAAK
AS OF: TBD
TRAITOR, CODE:A, 13
「フェレシュテのマイスター、フォン・スパーク」から、
「反逆者A13」-- 探し出して抹殺することを義務づけられた、
CBにおける第一級反逆者へと。
まだ独立端末を壊される前に、ハナヨが言っていた。
フォンが首輪の爆発で瀕死の重傷を負った後、
プトレマイオスへ向かうコアファイターの中でのことだ。
"ヴェーダに助けを求めるべきかどうか、私は迷っていた・・・
その時聞こえました。フォンに意識があるはずはなかったのに。
'お前はお前だ。自分で決めろ!'という、彼の声が"
わたしもそうするわ、フォン。
たとえそれが、あなたを敵にすることであっても、
あなたに魅かれるわたし自身を敵にすることであっても。
フェレシュテはもう山賊の根城でも鶏小屋でもないのだから
------ だからといって、少しも嬉しくはないけれど。
(END)
>>2 前々から臭ってたが
やっぱり腐だったか。なんかがっかりだわ
前スレ985
最近だとルイス関連がそんな感じだったな、というかモロ全部当てはまってる
まあエロければいいんだけどね
>>2-14 完結おめでとう、お疲れ様
外伝知らないけど面白く読ませてもらってました
大長編だったな
前スレ
>>985 >>19 書いている職人に限った話じゃないと思うよ
あのカプのこんなのが読みたい〜ってレスする人も少なからず(てか結構)いるから、書き手も読み手も腐女子ばっかりってことになるね
だから基準を設けるだけ無駄
叩いてる輩は腐って単語を使いたいだけだから、相手にしなくていいと思う
正直繋がりが無さ過ぎるカプでラブラブな奴とかは流石にそういう主張も分からなくはなかったりするがな
長編お疲れ様です!!
シャルがすごい切ない・・・
心情描写がある=腐女子向けってことか
心情描写がある=腐女子向けってことか
「〇〇は突いた。××は喘いだ」って状況描写だけでやれと
そんなんで抜ける感性って中学生までだよね〜
誰向けでもいいよもう…男と女でヤってればこのスレの許容するところだろ
>>25-26 端的に書き過ぎ
誰もそこまで単純に言ってないだろ
それ以前にまず落ち着けよ
誰向けとか、決めつける方のさじ加減でどうにでもなる話はどうでもいいよ
TS系とかヤオイが来たならともかく普通の男女エロなんだから
寧ろある程度の心理描写が無いと抜けない
視覚にくる漫画じゃねーしキャラらしさが無いならオリジナルで事足りる訳で
モロに見えるよりパンチラが良いみたいなのも有る訳で
32 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 19:20:33 ID:c3n8Axn7
>>1 乙乙
さっそく投下ごち!!
やっとエロスレっぽい流れになったな!
>>2ー14
乙です。話の冒頭で気になってた
あと今回はフォンの反応がエロかったw
しかし実際には誰が手を下すんだろうな…逃げられるとは思えん…
漫画読んでみるよ
>>26はなんにでも細かく噛み付くいつもの腐女子援護最右翼の人だろ。
つーか単に心理は心理でも、男の心理状態でエロってるのが男向けだと思う。
しかし、00の主役級キャラはほぼ全員思春期の乙女のように誰かを想い、
それで一日が終わるような元々女っぽい奴ばかり。
あとは性欲ない変態か人外。
こんなに逆レイプが異様に似合い、しかも普通の男のようにもうけた〜ラッキーて感じで
にんまりするのではなく、真剣に好きな子を想って泣き出しそうな、少年向け戦闘原作の主役級キャラはそうはいまい
そりゃガンダムは他2次に比べても女性人気が高い方だろうが、
原作の男自体があれじゃあ、1次で男向けで書いてる人でも女臭くなりそうだ
関係性心理や恋愛をいれないと、すぐにネタ切れになるし。
落ち着けよw
エロパロの主役を選ぶとき、アニメでの主役を
優先せにゃならん理由はどこにもないじゃないか
アリーとか、ネーナや留美や姫や(ryをレイプとかでも
全然問題ないしな
てか、そんなに00の男がなえる原因になると思ってるなら
そうじゃないのを探すのをお勧めするんだぜ
さすが長文は、腐のお家芸だな!
職人さんが好きなように書けばいいじゃない
新スレとフォンシャル乙
フォンシャル大長編だったなー
外伝知らんからエロパートメインで読ませてもらいました
俺は、刹ネナきぼん
まだ一度もネタにされていない絹江さんとリンダさんに誰か愛の手を差し伸べてやって下さいお願いします
正直リンダさんが出てきた時間違いなく沙慈の人妻キラー再びだと思ったんだぜ……
他に誰かいたかな、まだネタになってない人
落ち着けよとか、長文とか、何も言い返せない奴が苦し紛れにするテンプレ的な書き込みをよく恥ずかしげもなく出来るもんだなあ
誰とは言わんが
言い返さないと気がすまない性格(ネットに不向き)なのか、ただのマッチなのかはっきりしろと言いたい
最低限、話題が流れかけてる時は悔しくても諦めろ
健気に他の話題振ってる人が不憫でならん
>>41 絹江ってネタにされてないのか!
なんか意外w
あ〜あ、釣られちゃったよ
>>44 徹夜帰りとかもあっただろうし、タイトスカートのままソファーに倒れ込んだりしてですね
沙慈がそれを見てスカートの中を…的な
>>44 いや、ネタになってないことはない>絹江
が、エロさが薄かった
絹江と絡んだ、エロパロを書きやすい相手がアニメ本編にいなかったからなあ
一生懸命考えてみたけど、例えば、ネタを話してもらうのに金払ってたみたいに
代わりに体でとか
アリーに車で拉致されたとき、夜の路地裏に放り出される前にいろいろとか?
実は沙慈と禁断の関係だったとかは?
そこにルイスとルイスママも加わるんですね。わかります。
どこかでアリーの絹枝凌辱見た気がしたんだが、ここじゃなかったのか
白昼夢だったんだろうか…
新シャアの某スレでは中の人つながりでグラハムの元カノが絹江さんになってるけどなww
>>53 あのネタは絶対あると思ったんだがな…
死体転がってた時点で色々鬼畜な想像した
ひろし、正体表した次の瞬間にはヤク打ちこんだりとかしてそう
パロと割り切ればそれまでだが、実際絹江さんの件では手を出す事はプロとしてあり得ないからな
DNA残るから
なら残る所を切り取っていけばいい
そこには穴が一回り大きくなった絹江の姿が!
絹江お姉さん萌え
>>51 上司はどうだ
絹江が、CBをやりたいんです、調べさせてくださいって
訴えてた相手、編集長とかだったっけ
実は愛人関係だったとか・・・
仕事場に追い詰められてお互い気が迷ったとか
流れを切ってすみません
今からライル×リンダを投下します
リンダママンが刹那たち(スメラギ含む)とそう変わらないと聞いて思わず書いてしまった
反省はしていない
エロなしですが、人妻を狙い撃ってるので一応ここに
ラグランジュ3に浮かぶ資源衛星の一つに私設武装組織ソレスタルビーイングの秘密ドックがあった。
多目的戦闘空母プトレマイオス2は自身と搭載された四機のガンダムの補修、そして支援機二機を受け取るためにそこにいた。
ガンダムマイスター、ロックオン・ストラトスは初めて訪れる基地内を物珍しそうに、しかしそれを面に出すことなく歩いていた。
本来なら新参者であるロックオンを誰か案内してくれても良さそうなものだが、補修と補給に追われてそれどころではないらしい。
優秀な戦術予報士殿が言うには完璧な迷彩を施したはずのこの場所が敵に発見される可能性が極めて高いのだそうだ。
なるほど新人に基地を案内して回る時間など一秒たりとも割けるはずがない。
それなら期限付きの休暇だと思って好きにさせてもらうさ、とロックオンは気分転換を兼ねて一人でドック内の散策を初めた。
それにしても一見すればただの岩の塊であるこの場所によくもこのような大規模で、且つ最新鋭の設備があるものだ。
彼がロックオンを名乗る以前、今も本命はあちらだが、属していた反政府組織カタロンとはまるで比べ物にならない。
三国家群時代の最早骨董品と呼べる旧式のMSと使い古された電子機器類。
同じ地下組織だと言うのにソレスタルビーイングとカタロンでは雲泥の差である。
そんなことを考えながら歩いていたロックオンだったが目前で通路が途切れているのに気付いて足を止める。
「また行き止まりかよ…。ったく、地図ぐらい置いとけっての」
愛機ケルディムガンダムの補修をとっくに済ませていたロックオンに急ぐ理由はなかったが、こう何度も行き止まりにぶつかると少なからず腹が立ってくる。
誰に聞かせるでもなく独り言をぶつぶつと呟きながら体を反転させ、元来た道を戻ろうとした瞬間だった。
「あれは…」
確か整備士イアン・ヴァスティの妻リンダだ。
通路横のドアへ吸い込まれてゆく金髪に誘われるようにロックオンは彼女を追った。
「休憩ですか?」
湯気が立ち上るカップに唇をつけるリンダに声をかける。
すると見た目通り優しい彼女は飲みかけていたコーヒーを遠ざけて笑顔で応えた。
「ええ。単純なミスを防止するために息抜きがいちばんだから」
「おれで良ければ息抜きのお手伝い、しますよ」
ありがとう、リンダが頷く。
落ち着いてはいるがやはりまだリンダは若い。
十四になる娘がいるなんて言わなければ分からないほどに。
だからロックオンは素直な気持ちを伝えた。
「結婚してるって知らなきゃ、口説いてたのにな」
最初はぽかんと、そしてやがてクスクスと控え目に肩を揺らしてリンダは笑った。
「ストラトスくんったら…。だめよ、おばさんをからかっちゃ」
「おれから見ればお姉さんですよ」
どこか少女らしさを残した細い顎をスナイパーの長い指が持ち上げる。
好みだと思ったのは本当だ。
でも人妻に手を出す趣味はない。
ない、はずなのだが。
「だめよ」
リンダがもう一度制した。
二人の唇が重なり合うまでもう10センチを切っていた。
「私には夫がいる。知っているでしょ、ストラトスくん」
困ったように眉尻を下げるリンダ。
しかし一人勝手にではあるがすっかり盛り上がってしまったロックオンにそんなことお構い無しだ。
「ライル。ライル・ディランディ…」
眼鏡のレンズの下で女性の瞳が大きく、丸く見開かれる。
「…その名前は呼べないわ。呼んでしまったら、あなたを受け入れることになるもの」
肩まで伸ばした金髪を左右に揺らしてリンダは男の要求を拒んだ。
愛する夫と娘の顔が彼女の脳裏に浮かんでいた。
まだ半分近く残された黒い液体はすっかりと冷えていて、持ち主であるリンダも既におらず飲まれることはもうないだろう。
それを屑入れに押し込むとロックオンは、んと胸を反らして長い体を更に伸ばした。
「…しっかし、まあ」
夫がいるからとリンダは断った。
つまり夫と言う足枷がなければ彼女はロックオンのキスを受け入れていたのだ。
「脈あり、ってことだよなぁ」
柔らかそうな桜色の唇を思い出してらしくもなくロックオンは頬を熱くさせた。
以上です
読んで下さった方がいましたら、ありがとうございます
GJ
誘う人妻が好きだがこういうのも悪くないなぁ
>>66 GJ!リンダさんの柔らかい人妻の色気が出てると思う
アニューがリヴァイヴとヒリングに悪戯されるの待ってる
リヴァイヴといえば小説でまさかの無性が明らかになったわけだが……
女装させられてヒリングとアニューに弄られる、というのはどうか
>>70 新シャアの某スレでは、無性が発覚した途端女装ネタで男の娘にしたてあげられてたな
落とす時の挨拶すら誘い受けって言われるのか
「すみません」とか言ってるけどダメって言われても落とすつもりなんだろ?
誘い受けじゃん
腐ウザい
ってか72(笑)みたいな奴は無視する方向で行こうぜ…
そして職人投下乙!
>>66 GJ!リンダさんいいよ!
荒らしなんか気にせず、また投下してくれーw
作品が投下されるのはいいんだがエロ無しじゃただのカプ小説にしか見えないぜ
せっかく人妻属性があるんだから軽いNTRっぽいノリで頼むぜ、せっかくライルもテクのありそうな年齢なんだし
kskしてると思ったらまだ荒れてやがったwww
>>80、焦るな。
今から怒濤のエロ展開が待っているはずだ。
つーかリンダさん幾つだ?まぁ幾つでもエロいが。
>>82 娘が14歳だから、まずスメラギさんよりは年上、夫のイアンより15歳以上若いと思う
だから恐らく30代後半〜40代前半くらいじゃないかな?
まあ何にせよ若々しい事は確かだ
逆に考えるんだ「百合なら人妻もOK」と…え、逆じゃないって?
小説で刹那達とそう年齢が変わらないと書かれていたリンダ
リンダってイアンの愛人じゃなかったっけ?
ですぅは不倫の子ってどっかで見た気がするんだが
>>86 おやっさんがリンダさんを紹介する時にハッキリと「わしの嫁だ」って言ったよ?
>>87 本編でそう言ったのはわかってる
ググってみたらどうもガセ設定らしい、すまん
>>85 そんなことが小説に?!
ちょっと待て。マイスター最年長がライルの29だよな?
もしリンダが29ならミレイナはリンダ15歳のとき産んだ娘、
・・・っていつ仕込んだんだよアワワワワ
犯罪ですよ!犯罪ですよ!
刹那たちというのがイアンを除くトレミークルーだとすれば
スメラギが32でラッセが36
リンダがスメラギと同じ32なら、ミレイナを産んだのはリンダ18歳のとき
リンダが36でも22歳のとき産んだ娘ってことに・・・
本当に、イアンってどうやってリンダとそういうことになったんだろうなぁ
違う違う
刹那達と同年代って描写はアニューの事だよ
小説二巻をよく見れ
>>89 ラッセはスメラギより一つ下だよ。(1st開始時スメラギ26歳、ラッセ25歳)
ミレイナの年齢から考えて、どう若く見積もっても、リンダは確実にスメラギより年上だと思う。
だが、ミレイナが養子ならば話は変わってくるけどね。
>>90 「二人とも年齢的には刹那たちとさほど変わらない」って書かれてる
その二人はリンダとアニューだ
おいおい細かいことにケチつけんなよ
過疎ってる中ネタを投下してくれたんだからいいじゃないか
>>61ありがとう、ちゃんと断るところでリンダ好きになったぜ
リンダさん可愛いよリンダさん
見た目同じ年齢に見えるって事じゃないのか?>小説リンダさん
リンダさんかわいすぎて、イアンがどう口説いたのか気になるw
早くなんか投下されないかなぁw
リンダとイアンの小作りが読みたいです
何かヴァスティ夫妻でこんなのが浮かんだ。
ラッセ「どうしたんだ、おやっさん?さっきから腰ばっか押さえて。」
イアン「ああ…。ミレイナの奴が『弟か妹が欲しい』なんて言ったもんだから、昨夜久々に女房とな…。いたたたた…。」
ラッセ「おやっさん…。歳なんだから、あんまり無茶すんなって。」
スメラギ「リンダさん。今日は何だか肌が妙にツヤツヤしてません?」
リンダ「あら分かる?娘が『弟か妹が欲しい』なんて言い出して、昨夜主人が張り切っちゃって…。」
スメラギ「は〜…。羨ましいですねえ。家庭円満なようで。」
オープンだなヴァスティ夫妻w
保守
とか言って落としたら叩きまくるつもりなのであった
00のなんだから投下は向こうでも保管はこっちにやってもいいだろ
保管庫は見たいのを見れるんだから(エロなし)って着けておけば問題ない
>>105 それはお前なんかがが勝手に意見して決める事じゃねえ
お前は各スレの保管庫の管理人を何だと思ってやがるんだ?
他スレに落したものまでこっちの保管庫の管理人に収録しろってのは勘違いも甚だしい
管理人にどれだけ負担かける気だよ
00の保管庫に入れて欲しければこっちのスレに投下すりゃいいし
00保管庫でなくてもいいなら他スレに落せばいい
そのあたりも考慮した上でどこに落すかは各職人の選択だし自由だよ
すまん
wikiみたく個人個人が編集出来るもんだと思ってた
随分必死だなw
保管庫管理人の負担とかどうでもいいし
刹フェルいきます!
1
アロウズ、イノベイターとの最終決戦が終結し、満身創痍のプトレマイオス2とそのクルー達は、反政府組織カタロンの支援を受けて、CBの秘密基地に辿り着いた。
刹那達ガンダムマイスターもその戦いで各々怪我を負い、医療カプセルの中に入れられ、彼らのガンダムもボロボロとなっていた。
それから数日が過ぎ、ライルとアレルヤ、マリーは治療を終えてカプセルから出たが、刹那だけはまだカプセルの中で眠ったままだった。
「グレイスさん。交代の時間ですぅ。」
「分かったわ。」
14歳の最年少クルーであるミレイナに交代を告げられ、フェルトはブリッジを出ると、真っ直ぐ刹那のもとへと向かった。
あの戦いの後、一向に目を覚まさない刹那を見つめ、フェルトは不安な表情を隠せずにいた。
自分が刹那に好意を寄せている事は自覚している。
だが、かつて自分が淡い思いを寄せていた男、先代のロックオン・ストラトスであるニール・ディランディは、戦いの中で帰らぬ人となった。刹那も彼と同じように、このまま自分の所に帰ってくる事は無いのではないか?そんな暗い考えがフェルトの頭をよぎる。
「刹那…。帰ってきて…。死なないって、約束したじゃない…。」
フェルトの目に涙が浮かび、彼女の視界が滲み出したその時、カプセルから治療が終わった事を知らせるブザーが鳴り、カプセルが開いた。
「刹那…。刹那…。」
「ん…。」
「刹那!」
「フェルト…か?」
フェルトの呼びかけに反応し、意識を取り戻した刹那はゆっくりと上半身を起こす。その様子を見たフェルトは安堵の表情を浮かべ、思わず刹那に抱きついた。
予想外のフェルトの行動に、刹那は焦る。
「フェ、フェルト!?」
「良かった…。本当に良かった…。刹那…。」
涙を流しながら自分に抱きつき、無事を喜ぶフェルトを見て、刹那は彼女の背中と頭に腕を回した。
「心配をかけた。もう大丈夫だ。」
「うん…。うん…。本当に…良かった…。」
「約束…したからな。死なないと…。」
「そうだったね…。あ。着替え、持って来るね。」
「頼む。」
フェルトは刹那から離れて涙を拭うと、彼の制服を取りに行くため医務室を出た。
2
数分後、刹那はフェルトが持ってきた自分の制服に着替え、彼女と共に廊下を歩いていた。
そして、ある事を思い出した。
「あ。そういえば、あの花…。」
「え?花?」
「あの時、フェルトから貰った花…。イアン達から何か聞いてないか?エクシアのコックピットに持っていったはずなんだが…。」
「えっと…。ううん。イアンさんは何も…。」
アロウズとの最後の戦いに向かう直前、刹那はフェルトから一輪の花を受け取っていた。
刹那のダブルオーガンダムが大破し、プトレマイオス2から射出されたエクシアR2に乗り換える際、刹那はその花もコックピットに持ち込んだのだが、その花はリボンズの乗るOガンダムの攻撃によって生じた裂け目から宇宙へ投げ出されてしまっていた。
「そうか…。やはり宇宙に飛ばされたか…。すまないフェルト。せっかく貰った花を、俺は失くしてしまったらしい。」
「気にしなくていいよ…。刹那が生きて帰ってきてくれただけで…私は…。」
「だが…。」
「いいの!…貴方がこうして生きていてくれたから…それだけで嬉しいの…。
ロックオンみたいに…帰ってこなかったらどうしようって、すっと心配だったから…。」
「フェルト…。ダブルオーのコックピットの中で、あの花に手を伸ばした先にエクシアが居た。
あの花が俺の命を繋いでくれた。『死なない』というお前との約束を護らなければと、あの時思った。ありがとう、フェルト。」
「刹那…。」
刹那がフェルトに微笑みかけ、フェルトもうっすらと涙をうかべて刹那を見つめ返す。
その時、フェルトの中で刹那に思いを伝える決心が固まった。
「刹那…。私…私ね…。刹那が好き!貴方の事が…好き。」
「………。」
フェルトの突然の告白に、刹那は目を見開いてフェルトを見る。フェルトの方も力の入った目を刹那に向け、その視線を外そうとしない。
3
「一つ…聞いていいか?」
「な、何?」
「俺は戦う事しか出来ない。俺の手は血に塗れている。実の親すら殺めた俺を、お前は…。」
「それでもいい…。それでも私は刹那の側に居たいから…。刹那の事、支えてあげたいから…。刹那と…一緒に居たいから…。」
「…分かった。こんな俺でよければ…。」
「刹那…。」
刹那とフェルトは互いに抱きしめ合い、そしてどちらからというわけでもなく顔を近付けて、その唇を重ねた。
最初は軽く触れ合う程度のものだったが、段々と互いを貪るように激しくなり、やがて息遣いも激しいものとなり、2人の舌が絡み合う。
「ふあ…せつ…なぁ…。」
「ん…フェルト…。」
なおも激しい接吻を繰り返す2人だったが、不意に刹那がフェルトから唇を離した。
「あ…何で…?」
フェルトは、上気した頬ととろんとした目で刹那を見、唇を離した理由を問う。
「此処だと誰か来るかもしれない。俺の部屋に移動しよう。」
「うん…。」
フェルトは刹那に手を引かれながら、彼の部屋へと向かった。
4
「ん…。せつなあ…。」
刹那の部屋に入った刹那とフェルトは身に着けている衣服を全て脱ぎ去り、フェルトは寝台に寝かせられ、刹那がその上に覆い被さり、フェルトの白い肌に唇を落としていく。
首筋や胸元、そして豊かな乳房と、赤いキスマークが増えていく。
「あ…はあん…。ああっ!」
乳房を揉まれ、硬くなった乳首を指で捏ねられ、甘噛みされるたび、フェルトの体に刺激が走る。刹那も表情にこそ出さないが、自分の愛撫に反応するフェルトの姿に、段々と息を荒げていた。
「フェルト…。」
「え…?ひゃあっ!」
刹那の指がフェルトの秘部に触れ、彼女の体にこれまで以上の刺激が走る。刹那は体の位置を変え、フェルトの股の間に顔を持っていこうとする。
「や…そこ…。」
「ダメか?」
刹那の問いかけにフェルトは目を閉じながら顔を横に振り、おずおずと両足を開いた。
そして刹那の顔がフェルトの女性器に近付き、指や舌がその中に入ってくる。
「はあ…ああん!」
フェルトの股間からは愛液が溢れ、刹那の愛撫はなおも自分の内部や陰核を刺激してくる。
しばらくその状態が続き、刹那はフェルトの女性器から顔を離し、フェルトの両足を持ち上げる。
「いくぞ。フェルト。」
「うん…。来て。刹那…。」
5
刹那は自分のモノの先端をフェルトの裂け目にあてがうと、ゆっくりと中へ押し込もうとしたが、突然フェルトが顔を歪めた。
「いつっ…あ…。」
「フェルト、お前…。」
「だいじょ…ぶ…。そのまま…。」
どうやらフェルトは処女だったらしい。痛みに身を強張らせ、涙を流すフェルトに刹那は戸惑うが、フェルトは続けるよう促す。
「了解。」
そう言うと刹那は腰に力を入れ、フェルトの中に自分のモノを押し進める。処女膜が破れ、フェルトの裂け目からは血が流れる。フェルトは喘ぎ声を上げ、刹那はなおもフェルトの中を突き進む。やがて刹那のモノ全部がフェルトの中に入った。
「はあ…はあ…。入ったぞ、フェルト。」
「うん…。」
フェルトは安堵して刹那の首に腕を回し、刹那も彼女を抱きしめる。
「いくぞ。」
刹那は腰を動かし、フェルトの腰に打ち付ける。最初はゆっくりと大きく、そして段々と激しくなっていく。刹那が腰を動かすたびにフェルトの大きな乳房が揺れ、実に艶めかしい。
「あ!あ!ああ…!せ、つ、なああ…。」
「う…ぐっ!フェルトォ…。」
フェルトは快楽の波に飲まれまいと、刹那の背中を爪が食い込むほど抱きしめる。フェルトの中の肉壁は刹那を熱く、キツく締め付け、2人が絶頂に達するのも時間の問題になってきた。そして…。
「あ…や…あああああっ!」
フェルトの全身に痙攣が走り、フェルトの体から力が抜ける。
「む…ん…くっ!…ふぅ…。」
刹那の方も達してフェルトの中に欲望を放ち、呼吸を整える。刹那がフェルトから自分自身を引き抜くと、フェルトの入り口から彼女の血液が混じった精液が溢れ出してきた。
「あ…刹那…。」
「フェルト…。」
「大好き…。」
「俺もだ…。」
2人はゆっくりと唇を重ね、そのまま眠りについた。
6
「ん…。」
「起きたか。体は大丈夫か?」
「刹那…。うん。大丈夫。」
行為が終わってから数時間後、フェルトは目を覚ました。刹那は既に目を覚ましており、上着のファスナーを上げているところだった。
フェルトもベッドから起きて衣服を身に着けると、部屋を片付けた後で2人揃って部屋から出た。
「ねえ、刹那。」
「何だ?」
「今度は、一緒に育てようね。あの花…。」
「ああ。そうしよう。」
フェルトは刹那に満面の笑顔を向けると、刹那もそれに応えて微笑む。
その時、フェルトの端末にスメラギからの呼び出しが入った。
「じゃあ私、行かなくちゃ。また、後でね。」
「送っていく。」
「え?うん…。」
フェルトは刹那を伴ってブリッジへと向かったのだが、いつの間にか2人は手を繋いでいたため、ブリッジに居たスメラギやミレイナに冷やかされまくり、質問攻めにあう羽目になる事を、2人はまだ知らない…。
終
保管庫って2までだよな?
GJ
だけど・・・フェルトさんがなんか違うなぁ・・・
だったら自分で書こうね
こうして刹フェル職人が増えるのであった・・・よいことだ
ってか結構そういうもんだよ
自分の読みたいものを追求してたら、なんか書いてたっての
敢えて言わせてもらおう、GJであると!
ティエリア
「私がガンダムです。」
そういや昔一時期このスレに刹マリ投下が増えたこともあったな
>>122 ブシドー「ならば私が貰い受けよう!」
ティエリア「アッー!」
>>123 あったな
で刹マリは何でもマンセー、他はスルーに近いとかで揉めて結局刹マリイラネ派の声が大きくなり刹マリが消えたw
自分は刹マリ好きだったけど他スレで似たような現象を見てカプ厨(腐?)のうざさが分かった
>>125 > カプ厨(腐?)のうざさが分かった
カプ厨をうざく思う人の気持ちが分かった、だった
2期に入る前後辺りは公式が刹マリ恋愛煽りしてたから増えたんだと思ってた
今からは映画に向けて刹フェルプッシュが来そうだから、刹フェル増えそう
だが、他のキャラでも単体萌えよりは特定カプ萌えしてる潜伏住人がこのスレ多いというか、
カプエロ目当てに色んなカプスレから集って来てるんだろう
目当てのカプしか読まない人が多くいる以上、感想の熱さ弱さに意味はない
以前から思ってたんだが、劇場版で刹フェルが来るって言うのはどこ情報なんだ?
新シャアでも刹フェル刹フェルって言ってるレスを多く見かけるけど、ソースはなに?
Gフェスで水島が言ってたとかか?
グラハム(ブシドー)のSSってどんなにエロくしてもギャグにしか思えないのは何でだ?w
それが面白いからいいんだけどさ
>>129 いや何も無いどころか刹那は恋愛するようなキャラじゃないと言われたし、恐らく今後も触れられない可能性が高いだろう
まぁ各自の妄想でなら幾らでも叶えられる話だから問題無いさ
>>129 ソースないから、新シャアのフェルト厨の妄想だと思う 花渡し→刹フェル!!とかやってたしな
あれでカプ腐の痛さが分かった
今後刹フェル禁止
>>131>>132 教えてくれてありがとう
「来るかも」じゃなくて確定したような言い方だったから、気になってたんだ
でも禁止はやりすぎだと思う
本編でくっつかなきゃダメってんなら沙ルイ、アレマリ、ライアニュ、コラカティ、ヴァスティ夫妻ぐらいしかネタなくなっちゃうし
スレチな質問してすまなかった
自分のヘタクソな文章でかまってもらえなかったのでカプ厨のせいにして自分を慰めるのであった
次からはもっとまともな文章で投下して欲しいよな
またそんな刺々しい事を
このスレ、カプスレ発のカプ厨かカプ脳の持ち主が一杯潜伏してると思うよ
基本、ガチエロよりも恋愛SSが大人気で来てたわけだし
まあ放送も終わった事だし、恋愛カプにこだわらず、色んなエロで行けばいいじゃない
つーかまともな文章って何さ
>>110の文章が他の職人とそれほど大差あるとは思えない
誰かと勘違いされてるみたいだな
痛くも痒くもないのでお好きに叩いて結構
逆に確定カプばっかだと女性向け中心になってまたスレに腐叩きや過剰な自治厨がわく気がする…
男性向けや凌辱なら基本何でもありだが、…かと言って刹フェルは全く確定はしてないけどどっちかと言うと女性向けだよな
前スレの終わりみたいな空気になんなきゃ何でもいいよ
なら女性向けとか男性向けとか出すなww
刹那とフェルトで凌辱もありだと思うぞ
最初から選択肢を狭める必要もないだろうさ
俺男だけど女性向けも普通に悪くないと思うんだ・・・
>>139 前スレの終わりみたいな空気?
それお前みたいな女向け女向け言ってる仕切り屋が半分だぞ
住人同士の話し合いとかもうお腹いっぱい
職人降臨待ち
144 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 03:47:30 ID:a20zoGUN
陵辱系降臨を待つ
>>144 投下されたら投下されたで叩くくせに
何言ってんのこの腐
叩くなら自分が投下してからにしろ。話はそれからだ
また腐か…
おまいらループしすぎ
こんなふいんき(何故かry)じゃ職人こねーよ
しばらくスレストさせといたほうがマシだ
荒らしはスルー出来るが
>>148は出来ないなw
ふいんきじゃねえよふんいき(雰囲気)だよ馬鹿野郎ww
150 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 13:08:02 ID:iuk1j4CN
何だこの流れ
なぜか変換できないは確かに既に風化したネタかも知れんが
148が不憫過ぎる
新参者が多いんだろ
きっと「半年ロムれ」っつー言葉も知らんのだろーな
「ふいんき」にマジレス…これは恥ずかしい…
>>149-150 ふいんき(何故かry
↑ネット用語なので意味は『ぐぐる』と分かるよw
春からネット始めたんだな 微笑ましいね
なるほど。これが誘い受け・・・
ツッコミ待ちなんだな
ってんなわけあるかいっ!
(シーン・・・)
とりあえず某妄想スレのアニューに我がマスラオが暴走寸前なのでアニュー凌辱物を所望する。
160 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 23:49:26 ID:6KzyLVw5
その時クリスの亡霊が見た
腐は口開くな
クリスとかなついな…
第1期の面子で読んでみたい
ムダにサイボーグ設定だったアイツ(名前忘れた)とか
>>163 新シャア板の『ライルとアニューの妄想物語』ってスレにある『俺とアニューの生活』シリーズあれはかなり来るものがある。男の浪漫を感じる
>>162 確かサイボーグの名前はリヒティだったはず
他スレの宣伝もサイトの宣伝もいらん
自分もどっちかというと物知らずだから親切に教えてくれる人の存在は有り難い
晒しの線引が難しいから注意する人の気持ちもわかるけど
他板の話題はもの知らず云々とは別の次元だと思う
何でもいいから00の二次創作読みたいって言うなら新シャアくらい見てろ
探すなら勝手にあっちでやれよ
リンダさん32才らしいね。
いろいろな意味で鼻血出そう。
アニュー陵辱待ち
>>169 イアンとは25歳差だそうだね
17歳と子作りってやっぱ犯罪ですよおやっさんw
ライルとアレルヤがリンダさんとアニューを陵辱すれば
皆が幸せになりますね。んで、ヤレルヤ誕生。
25歳年の差あって32歳のリンダさんは相当エロいに違いない。
>>173 エッチは覚えたし体力は衰えてないし、
とても美味しい体になってるところですな
リンダさん18で出産かよwwwwwwwwwww
17歳と42歳…犯罪だww
ミレイナも後3、4年したらお腹大きくなってるんだろうか
ミレイナも早いかもなw
相手は誰だよwww
意表をついてライル
自分(42歳)が17歳の子を孕ませた全科があるので強く言えないおやっさん
ミレイナの相手は意外とラッセあたりかもしれん
前スレのブシルイの続きを読みたいぜ
やはり女が多いな
誰も沙慈とルイスは書かないんだな
184が書けばいいじゃない
だって沙慈じゃ萌ないだろ
サジはアンドレイ以上にヘタレイメージ強すぎて、ルイスとのエロに結び付かん
スメラギやリンダに性的に慰められてる方が想像しやすいw
沙慈には人妻キラーの前科があるからな
ルイスに逆レイプされる沙慈ならあるいは…
沙慈ルイ全裸正座で待ってる!
ルイスなんかは誰とやっても違和感無いが、サジが他のキャラとやってり姿は想像できんなあ
マリーと?と思ったがこの2人じゃそれこそエロよりほのぼのしか想像できんし
>>191 まるで尻軽みたいな言い方だな
まあそうじゃなきゃエロネタにはならんが
じゃあ面倒だからルイスとソーマの百合で
アロウズ金銀乙女
流れ読まずにソーマ×アンドレイ投下します
新シャアのソマアンスレにインスパイアされて書いた
本編・小説の設定とかいろいろいじってみた捏造IFネタですが受け入れられる方のみどうぞ
全17レスお借りします
エロシーンは13−15レス目あたり
娘にならないか、はじめてそう言われたとき、どんな顔をしていいのかわからなかった。
身寄りのない――軍での試験管ベイビーなのだから当然だ――私の後見人として
身柄を預かり、同じ宿舎で生活を共にしてくれているのは、
ひとえに彼の上官としての責任感からだと信じて疑わなかった私は
彼にとってその言葉がどんな意味を持つのかさえ、その頃はまだ理解できていなかったのだと思う。
ガンダムの出現が無くなり、地球連邦の樹立に伴う軍の統廃合によって、
彼は新設の地球連邦軍に大佐として招聘されたが、私は一時お役御免となった。
それはとりもなおさず私自身が旧人革連の秘すべき超兵であるために、表舞台から隠す必要性が
あったのだろうと考えていたのだが、どうやら上層部には別の意向があったようで、
私を予備役にまで退かせたのは意外にも彼の強い要望であったらしい。
その理由が、私の『幼さ』故であったなどとは、後にマネキン大佐から別の言い方で知らされるまで、
当時の私には知る由もないことだった。
ひとつ屋根の下で暮らし始めたとは言え、上官と部下という関係を崩すわけでもなく、
と言うよりむしろ、それ以外の関係の結び方を私は知らなかったのだろう、
堅苦しい軍隊口調を改めさせてくれたのも彼で、
いわゆる普通の人――というのがどういう種類の人間を指すのかも最初はわからなかった――が、
家と呼ばれる場所で家族と呼ばれる関係の人間と過ごす穏やかな日常というものを
私は彼から教えられたのだった。
私の彼への感情は、まさに拾われた子犬がその飼い主に向けるのと同じようなものだった。
先のガンダム戦で奇しくもあの被検体E−57に指摘されたように、
私は人間よりもむしろ動物に近い存在だったのだろう。
あのとき、奴の撃破よりも彼の救出を優先したのは、
きっと本能で自分に優しい人を嗅ぎ当てて懐いていたからに違いない。
彼の側にいられることは私にとって喜びで、彼の喜ぶ顔が見たくて、私はいろいろなことを習得した。
料理に洗濯、掃除などの家事から、買い物や食事時の会話、美味しい紅茶の淹れ方……
とりわけ、生活に必要な諸般の技術よりも、私が純粋な楽しみの為に時間を使うことを彼は喜んだ。
まるで何かの罪を償いでもするかのように彼は私を慈しみ、私はそれに応えた。
そうしなければいられないと言うより、そうであることに何の疑問も抱かなかった。
誰に言われるまでもなく、彼と暮らしていた間、私は幸せだった。
幸福な、守られた、子供だった。
いまなら、わかる。彼が私に向けた愛情は、正しく一種の罪滅ぼしだったのだと。
おそらくその罪であるところの青年が、目の前で彼を「父さん」と呼んだ、
その声に含まれた険のある響きに、私は馬鹿みたいに驚きを隠せないでいた。
青年の眼差しの色は複雑すぎて、その感情を読み取ることは私にはできなかった――――
若かりし頃の彼の面影を色濃く宿したその青年が、どうやら彼とはあまり良好な関係を築いている
わけでないらしいことは、その最初の邂逅から容易に知れることだった。
私を迎えに来たことをきびきびと告げた青年に添われてアロウズ基地へと赴く車中で、
その生真面目な横顔に如何を問うてはみたかったが、どう言葉を切り出せばいいのかもわからず
今回の召集の理由へと思考を逃がすと、あとはただ黙っていることしかできなかった。
私が招聘された独立治安維持部隊《アロウズ》での青年の階級は少尉で、中尉である私の
直属の部下に配置されていた。
彼と不仲であるならば、起居を共にするほど彼に可愛がられている部下であった私自身についても
そう良い感情を持ってはいないだろうとは思ったが、少尉はそういった私情を窺わせるようなことは
一切無く、いっそ清々しいほどに忠実な私の部下として軍務に従事していた。
少尉の心中が実際どうであったかまでは私には想像することすら困難だったが、
私自身の感情としては、彼によく似た青年が傍に控えているというのは存外に悪くない気分だった。
少尉は、おそらく自分では気づきもしていなかっただろうが――というか私以外の他の誰もが
気づいていなかっただろうことのような気もする――時折見せるふとした仕草や表情に、
父親である彼と同じ匂いをさせるのだった。彼に飼われていた子犬の嗅覚でもって、
私は少尉が確かに彼の息子に相違ないとひとりで確信を新たにしていた。
もし彼のあの申し出を受ける返事をすれば、少尉を兄と呼ぶことにもなるのだろうかとも想像したりして、
その度に感じる浮き立つような楽しさが、彼への思慕故なのか、あるいは抱き始めたばかりの
少尉への好意故なのか……、やはり私には判別がつきかねるのだった。
アロウズに着任した私の最初の任務は、4年前のガンダム掃討作戦から捕虜となっていた
ガンダムパイロット・被検体E−57を囮にして敵組織を誘き出す作戦に参加することであった。
敵の出現に先立ち、私は長らく収監されていたという被検体E−57に接見した。
奴との戦闘時にあれほど悩まされていた脳量子波の過干渉は起こらず、長期間の拘束の為に
げっそりとした頬に虚ろだった瞳を大きく瞠いて、奴は私を呼んだ。
―――「マリー!」と。
幼少時の記憶のない私が、もしもマリーと呼ばれていたのなら、そして奴と旧知の間柄であったとしたら、
だから何だというのだろう? いまの私はソーマ・ピーリスで、奴は非道のテロリストだ。
私の知らない過去の関係が、現在の敵対関係にどう影響するというのだ?
私の同情を得ようとでもいうのか……愚かな男だ。
同じ超人機関で生み出された超兵である被検体E−57を、同胞と呼んで同情するには
その所業はあまりに許しがたく、私は奴を憎みすぎていた。
敵の襲撃を受けた収監施設から逃走しようとする被検体E−57に銃口を向けながら、
奴が私を、いや私の中のマリーを見るその目が、私が彼を求める目に酷似していると気がついたのは
何故だったのか―――奴は奴なりの必死さで飼い主を探し求めているのだった。
愛しているということと愛されたいと願うことはとてもよく似ていて、未だに私は見分けられずにいる。
ただ、奴にとっての幸福と私にとっての不幸は、奴のそれが一方通行でなかったということだった。
マリーは奴と同じくらいの強さで奴を求めていて…………私の想いは、誰にも届けられなかった。
奴の呼んだ「マリー・パーファシー」という名の響きとともに、マリーの記憶が、
その映像が濁流のように私の中に流れ込んできて、私自身の足元を掬っていった。
ひどい悪寒と混乱に膝を折った私の姿を見つけて、少尉が駆け寄ってきた。
少尉は不用意には私に触れまいと気遣って私の身体を背に庇い、奴に発砲した。
私は、私は――流れに押し流されまいと、自分を失うまいとして、無意識に少尉の腕に縋りついた。
私が私であることを受け入れてくれた、たったひとりの人である大佐の匂いを求めていた。
少尉は一瞬びくりと身体を強張らせたが、すぐに振り返ると身体の力を失った私を抱き止めてくれた。
その懐かしいとすら感じられる温もりに私は安堵して、――――意識を失った。
携帯通信端末の着信を知らせるサインで目が覚めると、医務室のベッドの上だった。
覚めきらない頭で起き上がり、枕元に置かれていた端末を手にして通信画面を開くと、
モニターに映し出されたのは大佐の姿だった。
『あぁ、中尉。作戦中に負傷したと連絡を受けたのだが……、大丈夫かね?』
「はい、もう大丈夫です。負傷というほどのものでもありません。
……ご心配をおかけして申し訳ありません」
感情を込めない口調で答えながらも、神妙な大佐の顔になにやらくすぐったいような気持ちになった。
正規軍基地のオフィスでしかめつらしい軍人の顔を形作ってはいるが、そこに浮かんでいるのは
まるで『娘』の身を案ずる『父親』の憂いで……自然と微笑みが浮かびそうになる。
『そうか、ならいいんだが……。 その、なんだ……、あまり無理をせんようにな』
こんなふうに誰かに心配されるという経験を、私はまだしていなかった。
これが――家族というものなのか。
共に暮らした期間が、離れても互いを想う気持ちを強くするのだということを、私は初めて知った。
宿舎を離れてそれほど日数も経っていないというのに、モニターに映る大佐の姿を懐かしいと思った
自分のその感情に驚きながら、その温かさを教えてくれた大佐に改めて感謝せずにはいられなかった。
「大佐……ご心配、ありがとうございます」
私にも、兵士が負傷した際に連絡を入れられる先がある、そのことの僥倖に、感謝した。
通信を切って端末のモニターを閉じると、ドアの向こうでノックの音がした。
「入れ」
「失礼します、中尉。……御気分はいかがですか?」
許可の声に従って入室してきたのは、アンドレイ少尉だった。彼の顔を見て、大佐に私の件で
連絡を入れたのは彼かも知れないという可能性に思い至る。
「ああ、もう大丈夫だ。……済まないな、迷惑をかけた」
「いえ、任務ですから…」
大佐の息子――血の繋がった本当の家族である彼は、大佐とどんな言葉を交わしたのだろう?
だが、同居していた数年の間に、息子の存在を私に匂わせもしなかった大佐のことを考えると、
さっきまで感じていた温かさに一筋の影が差しているような気がした。
「……まだ、あまり顔色が宜しくないようにお見受けしますが」
「ん…いや、平気だ。座って良いぞ」
「は、いえ……では、失礼します」
直立したままの少尉に傍らの椅子を勧めると、躊躇いながらも彼は腰を降ろしたが、
その背中はぴんと伸びていた。表情を崩さない生真面目さに、血とは争えないものだと知る。
兄妹になるかも知れない関係にしては堅苦しいものだなと少々暗澹としながら、そもそも、
少尉は私が彼の義妹になるかもしれないことについて関知しているのだろうか、疑問になった。
大佐は、もちろん望んでくれているからこそ私を養子に、と言ってくれたのだろうが、
もう一人の家族になるであろう少尉はどう考えているのだろう?
もし――望まれていないのだとしたら、私にはスミルノフの名をもらうことができないような気がした。
少尉にも、認めてもらいたい……受け入れてもらいたいと思うのは、贅沢な願いだろうか?
そう考えたら、少尉の望む家族の形について、知りたくなった。
「なぁ少尉、他人同士が家族になるのはどんなときだろう?」
「は、……家族…ですか?」
私の唐突な問いに、その真意を測りかねてか少尉は怪訝そうな顔を見せた。
「ああ、赤の他人と家族になりたいと思うときだ」
「それは……まずは、結婚するときではないでしょうか」
「……結婚? そうか…ふむ、なるほど……」
質問に答えてもらったのはいいが、実を言うと『結婚』がどういうことで、男女が共に暮らすこと以上の
何を意味するのか、完全には理解していなかったことを白状しておこう。
そして、そう言えば『結婚』とやらをすると、結婚相手の両親の娘という形になるのだったなと
どこからか得た無駄な知識を思い出した。
「では私と結婚しよう、少尉」
少尉は驚いて――私は人があんなに驚くのを初めて見た、私が少尉に初めて会ったときの驚きでも
あれほどではなかったと思う――力無く開いた口を閉じもせず、私の顔を穴があくほどに凝視してきた。
何かまずいことを言ったのだろうか…?
私は少尉の反応にいささか戸惑いながらも、その瞳を真っ直ぐに見返した。
「……嫌か?」
「そ、そういうわけでは……」
彼は思い出したように赤面して、しどろもどろになりながら答えた。
「…ご冗談はよしてください、中尉」
「冗談ではない、私は――」
少尉の家族になりたい、そして大佐の娘になりたい――素直にそう言うと、少尉は一瞬固まった後、
気が抜けたように笑って目を伏せた。
「あなたは……かわいいひとですね、中尉」
「……え?」
「私も昔は――いや、あなたのようでいられれば、父と袂を分かたずに済んだのかも知れません」
少尉は微かに笑みを見せて腰をあげた。
「では他の任務がありますのでこれで失礼します。…明日はご休息をとれるよう私から届けを出して
おきますので、中尉はごゆっくりお休みください」
それ以上の言葉を許さず、私に背を向けて彼は退室していった。
ガンダムを追尾する大型海上空母の甲板で、私はまた大佐からの通信を受けていた。
大佐はここのところ、3日と空けずに連絡を入れてくる。大佐の過保護ぶりに少々戸惑いを覚えながらも
その声を聞くたびに顔が綻ぶのを止められないのだった。
『……よもや、正規軍がアロウズの小間使いにされようとはな』
先程から大佐の口調に浮かぶ不満の色に、親しい者だけに向けられる砕けた雰囲気を感じて、
これまでとはまた違う関係性が出来上がりそうで、それもまた悪くないと微笑が浮かんだ。
モニターの向こう側は、先日とは違って正規軍地上空母の艦長室になっていた。
今回の大佐の出動任務はガンダムの捜索で、それはアロウズからの要請によるものだった。
権限と規模の拡大を図るアロウズに対する大佐の懸念は、もっともなことのように私には思えた。
『…ところで…、アレは、元気かね』
不意に、気の弱い笑みを浮かべた大佐が言いにくそうに口にした言葉に、彼の息子への気掛かりが
感じられた。以前には見られなかった大佐の心情に触れて意外な気がしたが、やはり父親としては
当然の感情だろうと思い直す。
「アンドレイ少尉のことですか? ……任務を忠実に果たしていますが」
整備兵となにやら真面目そうに話している少尉を上部甲板後方に見上げながら答えた。
『私へのあてつけだな』
大佐の声に含まれた苦みがあまりにも予想外で、驚きと困惑を隠せない。目を丸くして戸惑う私に、
大佐は自嘲気味に小さく笑って続きを口にした。
『アレは、私を恨んでいる』
「えっ?」
『私は軍人であっても、人の親ではなかったということだよ』
まるで懺悔のような大佐の言葉に、私は絶句した。
もちろん、私にとってはこの世界でたったひとり、私という人間――超兵ではなく――を
認めてくれた人で、軍人としても見習うべきところの多い、この上もなく申し分のない『父親』である
とは思っていたが、彼の言葉を、そんなことはありません、と否定するには、
私は『親子』という関係について無知すぎるような気がしたからだった。
それに、少尉の父親に対する拒否反応に多少ではあるが触れて、それを理解はできないものの、
何か理由があるのだろうとは感じていた。
けれどその詳しい事情に立ち入る権利が私にあるのかどうか、自分ではわからなくて、
誰にも問い質せずにいるのだった。
「大佐…あの、例の件なのですが」
『例の件?』
「大佐の、養子にさせていただく件です」
『おお、ついに決めてくれたのか』
とっさに早とちりして破顔した大佐は、続く私の質問にたたらを踏まされたようだった。
「いえ、そうではなくて、あの……アンドレイ少尉は、そのことをご存じなのですか?」
『えっ? ……あぁ、いや……』
大佐にしては珍しくきまり悪そうに口籠る。が、苦笑しながらも正直に答えを返してくれた。
『…何を気にしているのかと思ったが……、やはり君を誤魔化すことはできんようだな。
アンドレイにはメールで事情を伝えてある。…もちろん、返事などは返ってきていないが……』
「そうですか……」
少尉がそのメールを喜んだわけではないのだろうということだけは、なんとなく想像できた。
家族が欲しいと思うなら、彼にも認めてもらわなければならないと、改めて思った。
だからその後、モビルスーツの格納庫へと向かう通路で哨戒任務に出ようとする少尉に出会ったとき、
声をかけずにはいられなかった。
「スミルノフ少尉」
「…は、何でしょうか」
パイロットスーツに着替えていた少尉は片腕にヘルメットを抱えてさっと敬礼し、直立の姿勢をとった。
「あ、いや…、その、大したことではないのだが」
歯切れの悪い私に、少尉は不思議そうな顔を見せた。
「先程…、スミルノフ大佐からの連絡を受けたのだが…」
消せない躊躇いと少々の照れのために目を伏せてしまっていた私は、大佐の名前が出た瞬間、
少尉の目が険しく翳ったことに気が付かなかった。
「貴官のことを心配しておられたぞ。……あのように立派な方が父君で、羨ましいことだ」
「中尉は誤解しておられます」
私の語尾を遮るように少尉の声が差し込まれる。その感情を殺した声音に驚いて、私は顔を上げた。
……誤解とは何なのか?という疑問が私の顔には浮かんでいたのだろう、少尉は私からついと
視線を外すと、やはり抑揚のない声で告げた。
「スミルノフ大佐は、任務の為なら肉親すら見捨てられる男ですよ」
「えっ…?」
「あの男は、妻を…私の母を、見殺しにしたのです」
その目に仇意をこめた少尉に、言葉の意味を問う前に私は抗弁していた。
「少尉、…少尉こそ誤解している! 大佐はそのような人非人ではない」
「……あの男と数年一緒に暮らしただけのあなたに何がわかるというんですか?」
「! わ、私は……私はただ……」
予想以上に冷ややかな少尉の口調に打ちのめされて、思わず怯んでしまう。
「少尉と大佐の仲を…」
「……っ、あなたはっ…もう、いい加減にしてください!」
少尉は苛立ちを隠さずに声を荒げた。
「私と父のことはもう放っておいてください、あなたには関係のないことだ」
少尉の言葉は正論だった。けれどその刃先は、私が素直に受け止めるには鋭すぎて痛かった。
「関係なくなどない! 関係なく、ない……」
「…………どうして……あなたが泣かれるんですか……」
ぽろぽろと零れてしまった私の涙に衝撃を受けて、少尉は途方に暮れたように立ち尽くした。
そうだ、私は何も知らなくて、関係なくて、だからこそこんなことばかり言えたのだ。
けれどそのときは、彼の痛みには考えも及ばなかった。
私の父となる大佐を、私の兄となる少尉が憎んでいる、大佐がそれに心を痛めている、そのことが
ただただ悲しくて、だだをこねる子供のように、彼のことを責めた―――そう、責めたのだった。
「〜〜ウッ…す、済まない…ヒック…」
泣き声を止められず、両手で顔を覆ってしまった私の肩に、少尉は躊躇いながら
遠慮がちに手を触れて……
「……ああ、もう!」
ふわりと包み込んでくれた。
「なんでこんなことまで……」
不満そうに呟きながらも背中をぽんぽんと叩く掌が、泣きたいときは泣いてもいいのだと私にはじめて
教えてくれた大佐のそれと同じ暖かさで、私は涙を止められなくなってしまう。
大佐以外の人の前で、どうして私は泣いているんだろう? しかも、少尉は部下なのに……
彼の出撃前のデリケートなときに、こんなふうに面倒をかけてしまう自分が恥ずかしいと思いながらも、
その心地好さを手放すのが惜しくて、私は少尉のパイロットスーツにしがみついた。
大佐の妻だった女性が亡くなったときの状況について、調べる手段を私は何一つ持っていなかった。
仕方なく、旧人革連出身のアロウズ兵士に片っ端から聞いて回ることにして、実行してはみたものの
芳しい成果は得られず、もう大佐に直接尋ねるしかないのだろうかと思い悩んでいたところに、
マネキン大佐からの呼び出しを受けた。
「ピーリス中尉、貴官は何を嗅ぎまわっているのだ?」
艦長室に入室した途端、マネキン大佐に呆れられた。
「は、いえ…その……」
あまりのバツの悪さに敬礼を解くこともできないまま口籠った私に、マネキン大佐は情報をぴしぴしと
叩きつけるように教えてくれた。
「セルゲイ大佐の奥方が亡くなられたのは、作戦上の結果に過ぎない」
その作戦の指揮を執っていたのが大佐自身であったこと、自らも軍人であった奥方が所属していた
部隊が最前線に出ていたこと、最終防衛ラインを守るためにその部隊が犠牲になったこと、
そして、奥方のご遺体が見つからなかったこと………
「不幸な結果には違いないが…、よくあると言えばよくあることだ」
「…ありがとうございます」
初めから、彼女に聞きに来ればよかったと、自分の迂闊さを呪った。
「貴官の行動があまりにも目に余ったのでな、いらぬ世話だったか?」
「も、申し訳ありません……」
彼女のややハスキーで良く通る声には面白がるような響きが籠っていて、これが叱責や嫌味では
決してないことを示していたが、私はひどい羞恥に居たたまれなくなった。
「……まぁ、気持ちはわかるが。スミルノフ大佐と、養子縁組をするらしいな?」
「ぁ…いえ、まだ決まったわけではありませんが…」
「そうか。スミルノフ大佐のほうは、もうすっかりそのつもりだったぞ」
「……………」
私が黙り込んでしまったのを、照れと受け取ったのか困惑と受け取ったのか……
「まぁいい。……だが、あまり余計なことは詮索せぬほうが良い場合もある」
「…はい……」
泣きたくなるほど、情けなかった。やはり自分には、彼らの事情に首を突っ込む権利などないのだ。
「どうもあそこの親子は複雑そうだしな。まったく、スミルノフ大佐も貴官が可愛いのはわかるが、
養子になどせずとも、結婚相手でも見つけてやればいいものを」
マネキン大佐が何気なく口にした『結婚』という単語に、私は飛び付いた。
「マネキン大佐、あの、『結婚』というものについてご教授願いたいのですが」
「…………はぁ?」
艦長室を辞した私は、アンドレイ少尉を探すために一目散に駆け出した。
「少尉、少尉! 喜べ、私たちが結婚する際には、マネキン大佐が立会人をしてくれるそうだ!」
満面の笑みを浮かべた私の言葉に、少尉はそれまで器用に使っていた箸と呼ばれる2本の棒を
ぽろりと取り落とした。
「…んなっ、な、な、なにを……!?」
顔を赤くさせて急に立ち上がった少尉の後ろで、ガタンと椅子が倒れる。
「マネキン大佐は、私たちが結婚するのはとてもいい方法だと喜んでくださったんだ!!」
「〇×△□※―――!? ちょっ、もう、……!!」
やにわに騒然となった周囲の雰囲気に耐え切れず、少尉は食べかけの天丼も放置したまま
私の腕を引っ張って食堂から連れ出した。
「いったい、どういうつもりなんですか!? あんなところで……!」
少尉には羞恥と困惑と怒りと焦りと、他にもいろいろな感情が混ざり過ぎていて、私はどうして彼が
そんなにも激しているのかわからなかったが、多少は申し訳ない気分になった。
「済まない…でも、マネキン大佐が…」
艦長室で、手を叩いて破顔大笑しながら「中尉、最上の策だ!」と言ってくれた彼女を思い出す。
「マネキン大佐もご冗談がひどい……」
がっくりと首を垂れた少尉に、私は訂正すべき一点を指摘した。
「少尉は先だっての私のプロポーズを冗談だと思っているのか?」
「なっ…、と、当然でしょう!? 何を言って…」
「私は本気だぞ!?」
「あーハイハイ」
私の強硬な主張にもてんで取り合おうとせず、尚も軽くいなそうとひらひらと振られた少尉の手を掴み、
私はぐい、とその腕を引き寄せた。
バランスを崩しながらこちらに上体を傾けた少尉の鼻先にまで顔を近づけて、彼の瞳を覗き込んだ。
「何故、信じない?」
その拍子に互いの唇が触れそうになったが、私は少尉の腕を掴んだまま離さず、
頬を赤らめた彼が仰け反って身を引こうとするのも許さなかった。
「私は少尉が好きだ」
私の精一杯の真剣な顔に虚を衝かれた少尉はようやく私が彼をからかっているわけではないと
気づいたのか、真顔に戻って息を飲んだ。
何秒かの沈黙の後、少尉は私の手を自分の腕から優しく外すと、襟を正しながら静かに告げた。
「あなたは……私ではなく、私のなかに父の姿をみているだけです、中尉」
「…そんな…、そんなことは……!」
ない、とは言い切れなかった。確かに、私は少尉に大佐の面影をみていたのだから。
実際のところ、愛だとか恋だとかいう感情を、私はいまでもまだ理解し切れていないと思う。
誰かを大切に想う気持ちはわかる。
けれど、私が大佐に抱く気持ちと、少尉に抱く気持ちと、それからマリーが奴に抱いている気持ちと
准尉が誰かに抱いていた気持ちと…、そのどれもが少しずつ違うようで、でも同じようで……。
そのときの私の想いが恋ではないと少尉に否定されてしまえば、私には確たる反論はできなかった。
言葉に詰まり、俯いてしまった私を少尉は憐れむような目で見降ろした。
「いいんですよ、中尉。…多少は名の知れた者が親族にいると、そういったことはよくあります。
お気になさらずとも、私は慣れていますから」
少尉の口調に皮肉めいたものを感じて、私は顔をあげた。
「…あなたも、いつかはあの男に……」
そのときの私がいったいどんな顔をしていたのか、自分では判然としないが、
私と視線を合わせた少尉は言いかけた言葉を途中で失った。
「……少尉の言うことは正しいのかも知れないが、それでも私は、少尉を――」
「――中尉!」
強く、窘める口調に言葉を遮られる。
「中尉ほどの有能な武官が、部下に求愛など……見苦しく思われます。ご自身の為になりません」
「…っ、他人がどう思うかなど、私は気にしない!」
「私は気にします。…それに、そのような私情が組織の中でどれほど周囲に悪影響を及ぼすか……
中尉とて、ご存じないわけではないでしょう?」
多くの人が持つという二面性――建前と本音というものを、このとき私は初めて目の当たりにした。
「……少尉…、それがわかっていながら、何故、父親を許してやることができない?」
「!!」
少尉の顔色がさっと変わる。急所を衝かれた痛みをぎりりと奥歯を噛んで堪えたようだったが、
苦しそうな表情を誤魔化すことはできず、彼は声を絞り出した。
「…わかっていても、許せないことはあるのです……中尉にも、許せない男がいるでしょう…?」
被検体E−57のことを言っているのだとすぐにわかった。
だが、私にとっての奴は敵で――少尉にとっての大佐は、父親ではないか。
「それは、そうだが…いや、それは違う!」
「違いません。……同じです、中尉」
憎しみをその瞳に宿らせて、少尉はもう私ではなくどこか遠いところを見つめていた。
嘲笑をつくろうと口を歪めた彼の顔は、私にはまるで泣いているようにさえ見えたのだった。
血にまみれた、人・人・人――――――いや…人であった、肉塊…………
視界が、赤く染まっていった。
何の躊躇いも感情も見せず――機械なのだから当然だ――オートマトンが機銃を乱射しながら
一面に血の海を拡げていく様を、私はスマルトロンのコクピットから呆然と眺めていた。
これが、こんなことが許されるのか? これは戦いではない、これは――――!
作戦を命じられたときから疑問を感じてはいたものの、凄惨な光景を目の当たりにして
私は自分の顔から血の気が引いていくのを禁じ得なかった。
ガンダムの反撃を避けて出された撤退の命に従いながら、私は身体の震えを抑えることができずにいた。
操縦桿と一体化したかのような両手の指をおそるおそる引き剥がし、胸の前で握りしめる。
こめかみを、冷たい汗が一筋、滑り落ちていく。……吐き気が、した。
あれが戦場……戦いの場所……私が――超兵が――居るべき場所……
そうだ、私は超兵、私は――――『私は、そのためだけに存在を許されているのですから』!
何故か、ひどく胸が痛かった。4年前にガンダムと闘っていた頃には、こんな痛みは感じなかった。
それどころか、超兵であることに誇りすら持っていたのに。
この痛みは罰なのだろうか?
超兵が、戦うためだけの存在が、家族を持ちたいなどと――――
「そんな私が人並みの幸せを得ようとした……これはその罰なのですか、大佐……!」
任務を終えて空母の自室に戻り、いつものように熱いシャワーを浴びた後でも、心に圧し掛かった
暗く重い気分はなかなか晴れてはくれなかった。明かりを消したままの部屋で、目を閉じると
あの――血煙の舞う映像が脳裏に蘇る。
「……あれが……、いいえ、あれこそが本当の戦場……」
ベッドの端に小さく腰掛けて溜息を繰り返していると、電子メールの受信を知らせる音が聞こえた。
立ち上がり、デスク正面の壁面モニターでその内容を確認した私は、その衝撃に息を呑んだ。
それはスミルノフ大佐からの謝罪のメールだった。
大佐が入手した情報であのカタロン殲滅作戦が実行されたこと。そして、それに参加した私に
不快な思いをさせた、申し訳ないことをした……
大佐の、私を想う気持ちの深さに、視界が涙で霞んでゆくのを止められなかった。
大佐自身、自らが招いた惨劇に心苦しい思いをしているだろうに、そんなことは微塵も窺わせずに、
ただ、私の――『娘』の――心中を慮り、労わる気持ちをメールにしたためてくれたのだ。
「……ありがとうございます、大佐」
私はモニター画面の向こう側に、『父』になろうと言ってくれた大佐に、最上の礼を以て敬礼した。
兵器として生み出され、兵器として造り上げられた私を、ひとりの人間として認めてくれた。
『家族』になろうと言ってくれた。私の幸せを願ってくれた――――けれど。
「私は兵器です。人を殺すための道具です」
私は超兵。戦うためだけに生み出された存在。戦うことだけが、私の存在理由。
人間では……人ではない、そんな私が人並みの幸せを手に入れようなどと――――
両の頬を流れ落ちていく涙を感じながら、私は自分の為すべき使命を再認識していたのだった。
「私は超兵……どんな任務でも忠実に実行する……その為に生み出された存在…」
小さく呟きながら、私は格納庫に並ぶモビルスーツの列を眺めていた。
兵器であるということは、モビルスーツも、軍用オートマトンも、超兵もすべて同じ目的で開発され、
造られた存在ということだ。機械と同じであるならば、戦うことにも人を殺すことにもどんな感情も
持たずに済む筈なのに、生きていくことに幸せなどという幻想も求めずに済む筈なのに、
何故私はこんなにも悲しいのだろう? 胸の奥が痛いのだろう? 大佐の優しさが嬉しいのだろう?
笑ったり、泣いたり、怒ったり、喜んだり、困ったり、恥じたり…、そんなふうに感情を動かすのは、
私が超兵として、兵器として不完全になってしまったことの証左に他ならない。
こんな弱さは、捨てなければならない。感情などというものは、すべて封じ込めてしまわなければ。
いや……感情など、持ってはならないのだ――――
モビルスーツの金属の冷たさに自分を同化させようと、自分の乗機スマルトロンに近づき、その機体に
そっと手を触れた。指先から流れ込むひんやりした感触に目を閉じたそのとき、少尉の声が聞こえた。
「こちらにおいででしたか、ピーリス中尉」
軍靴の音を高く響かせながら、少尉が近づいてくる。
「明日予定されている作戦のブリーフィングの開始時間に変更があったのですが…」
彼の声を背中で聞きながら、動揺してしまった自分に対して皮肉でもって戒めを課した。
「少尉……貴官も、私のような者に想われて災難だったな」
「……中尉?」
「いや、なんでもない……気にするな」
俯いて彼の横をすり抜けようとした私の様子をいぶかしんで、少尉は咄嗟に私の腕を掴んだ。
その彼らしからぬ振る舞いに驚いて思わず顔を見上げると、少尉自身も自らの行動に
驚いているようだった。
「し、失礼しました」
「いや、構わない……」
少尉は慌てて私の手を離そうとしたが、私の顔を見つめて大きく目を瞠いた。
「中尉、また、泣いて――」
頬に残る涙の跡を見られたことに気がついて、急いで顔を伏せる。
「な、なんでもない…」
「どうしたんですか? なにが…、誰かがあなたにひどいことを?」
畳みかけるような少尉の言葉に、乾いたはずの涙がまた滲みだしてくる。それに気付かれる前に
少尉の手を振り解こうと乱暴に腕を振ったが、却ってその手に力を込められてしまった。
「ちが…」
う、と最後まで言えずに、また、温かい水が両眼から溢れて零れ落ちていくのを感じていた。
放っておいて欲しいと思いながら、少尉に心配されたことがひどく嬉しくて、急拵えの戒めなど
容易に意味を為さなくなる。その存在に、癒されたいと願ってしまう。
けれどこんなことは、私には許されないことなのだ。
兵器として、人を殺す道具として生まれてきた私が、どうして人を求めることなどできようか?
誰かの子を、親を、家族を、恋人を奪うための存在が、自らにそれを欲するなど、矛盾も甚だしい。
身勝手も甚だしい――――
幼子をあやすようにゆっくりと頭を撫でる優しい手が、自分には過ぎたものに思えて、
悲しくて、哀しくて、そのかなしみさえ自分には不要なものなのに、閉じ込めることができなくて
少尉の制服をまた涙で濡らしてしまったことを情けなく思いながら、
いまだけ、いまだけは許されたいと、何に対してなのかもわからずに私はただ願っていたのだった。
目を赤く泣き腫らした私が自室へ戻るのに付き添う間、少尉の心配そうな顔が晴れることはなかった。
ドアの前で立ち止まり、部屋のなかへ入ろうとした私の背中に、彼の気遣わしげな声が掛けられた。
「…中尉、何があったのかは知りませんが……」
「案ずるな。……いや、面倒をかけて済まなかった」
私は振り返り、少尉に精一杯の笑顔を見せた。
もう2度と、こんなふうに笑うことはないだろうと思いながら。
「いえ、任務ですから……それに」
「……?」
「あなたは、私の妹になられる方ですから……」
少尉の言葉は、もちろん、嬉しかった。どうやら、私は彼の家族として認められたのだ。
けれどそれは、兵器であろうと決めた私にとってもはや意味のある言葉ではなく、人間として
幸せになりたいと願っていた私の望んだ言葉でも、なかった。
「妹…か。……私は、妻になりたかったのだが」
既にどうでもいいことのはずなのに、落胆を隠せず、力無い笑いが漏れた。
自分の失言に気づいたものの、それを取り戻すこともできずただ焦った様子をみせる少尉を
困らせついでにもう一つ――もう最後だから――困らせてしまおうと私は尋ねた。
「少尉、貴官の任務は私の世話をすることなのか?」
「は、いえ……それも、上から命じられた任務のうちのひとつですが…」
やはり…と自嘲する。ある意味それは当然だ。私はそれだけ特別な存在――超兵、なのだから。
「そうか……では、ひとつ頼まれてくれるか」
そう言って、少尉を部屋へと招き入れた。
「失礼します……」
用向きは何かと、彼が訊くまえに、その首に腕を回して唇を押し付けた。
「――――!!」
くちづけなどした経験はなかったけれど、彼の唇を愛でることならできるだろうと思った。
少尉は驚愕に身体を固まらせて、突き放すでもなく、抱き締めるでもなく、黙って私の拙いキスを
受け入れていた。彼の手が、そろそろと私の背中に回されるまで、私は唇を離さなかった。
「中尉……、いけません」
私の身体をその腕の中に収め、胸で頭を受け止めながら、彼は言った。
「何故だ?」
「このようなこと……」
「いけないことか?」
「父の…大佐の耳に入ったら」
「入ったら? 結婚させられる? ……私に、いちばんひどいことを言っているのは少尉だな」
「! そんな……」
「私では不服か」
「っ、そういうわけでは……」
「では、私を抱け……命令だ」
「――中尉! ご冗談が過ぎます」
部下のくせに、いやにきっぱりと物を言うのは――兄、という認識故なのだろうか。
「……では、妹の我儘でもいい」
「え…?」
声が震えていることに、気付かれなければいいと願う。
「抱いて……兄さん」
後にも先にも、彼をそう呼んだのは、そのたった一度きりだった。
2度目のくちづけは、彼からではなかったか――――
唇をツ…と舐められて、身体の力が抜けていった。崩れ落ちまいと、彼の胸にしがみつく。
柔らかく唇を開かされて、舌が絡め取られる。少尉の唾液が砂糖水のように甘くて、びっくりした。
「は……ん…」
何故か、声が零れる。少尉の唇が、私を味わうようで、背中が、ぞくぞくした。
初恋のキスはレモンの味がすると、何かで読んだ気がするのに、全然、違う……。
そう感じて、私は少尉に恋をしていたのかと、そのとき改めて気がついた。でもキスの味が違うのなら、
やはり彼に指摘されたとおり、この想いは恋ではないのかも知れないとも思う。
けれど例え愛でなくても、恋でなくても、彼に触れたいと……触れられたいと願ったのは何故だろう?
今夜限りで私はもう人であることを放棄する、その最後の夜に、彼の体温を知りたかった。
唾液の糸を引かせて唇が離れたとき、私は泣き出しそうな顔を隠せていなかったに違いない。
「……す、すみません! やっぱり…」
少尉は急に我に返って身体を離そうとしたが、制服をぎゅっと掴んでくっつくように寄り添うと、
彼の下半身が反応していることに気がついた。
「だめです中尉…、ほんとうに……っ、ぁ……!」
私の手が、半分勃ちあがりかけた少尉のそれに触れると、彼は小さく声をあげて口を押さえた。
私は彼の脚の間に跪いて、それをズボンの前から引っぱり出し、躊躇うこともなく顔を近づける。
「…ぇ…!? っちょ、中尉……!!」
立ち込める雄の匂いに、鼻腔を刺激される。口中に唾液を溜めこんで、それをぱくんと咥えた。
少尉は腰を引いて逃れようとしたが、閉じたドアに背中を押し付けるだけにしかならなかった。
追いかけて、じゅるりと音を立てて舐め上げると、私の肩を押し戻そうとして掴んだ両手からも
力が失われていった。
「…っは…ぁ…、中尉、……ッ、…どこで…、こんな……」
何に驚いているのか、疑問を口にする彼にちらりと見上げる視線を送る。
答えてやるべきかとも思ったが、私の舌と唇はいまはこちらに専念すべきだと思い直して、
さらに角度を増した彼の肉茎から口を離すことはしなかった。
諦めた彼の指が私の髪をかき上げるようにして、躊躇いがちに額から耳の後ろへ滑っていく。
ぎこちなく髪を撫でる掌と長い指の感触に、褒められているような気がして、私はよりいっそう懸命に
少尉のそれに吸いついた。
口のなかにも性感帯があるのだと、どこかで得た情報を思い出す。彼のものを口に含みながら、
私は自分の身体が熱を持ってゆくのを感じていた。
両手で支えるように持ち、ソフトクリームを舐めるときのように舌を使う。初めこそ、汗のような
塩分を含んだ味を微かに感じたが、溢れる唾液を塗しながら舐めていくと、徐々に気にならなくなった。
それどころか不思議なことに『美味しい』とさえ思ってしまって、いくら少尉の身体の一部とは言え、
私の頭はついに壊れ始めてしまったのかと、我ながら不安になった。
大きさと硬さを増してゆくそれを口の中いっぱいに包みこんで、舌で先端をつついたり傘の部分を
くるりと舐め回したりしながら、唇で扱くように頭を動かす。鍛えられた筋肉のように硬いのに
ゆで卵の白身のような弾力を持つそれに、口中の粘膜を刺激されて涙目になってしまう。
少尉の顔を見上げてみると、彼は上気した頬で大きく呼気を乱しながら、眉根を寄せて
何かを堪えるような、不機嫌そうな表情を見せていた。
私の拙いやり方ではやはりまずかったのかと思い、つい口を離して尋ねてしまった。
「…少尉、その……気持ち…良くない、か…?」
「…っ……! …あぁ……もう!!」
少尉はぽかんとした私の肩を引き上げて立たせると、さっと抱き上げて傍らの寝台へと運んだ。
何がどうなってそうなったのかわからなくて、混乱する。
「中尉が、いけないんですよ……」
そう口にした彼は、まるでいたずらをした子供を叱るような苦々しい顔で私の身体を組み敷いた。
乱暴なくちづけが降りてきて、急に抱きすくめられる。その腕の力の強さに、私は軽く恐怖した。
単純な力だけなら、超兵である――普通の人間ではない――私の方が断然強い筈で
男性だからという理由だけでは、簡単に相手を怖れることなどあり得ない。
けれど私はそのとき、たぶん、超兵ではなく、軍人でもなく……そうでありたいと望んだ
ただの女としての私が、彼という男に、本能的な恐怖を感じたのだった。
私の身体のあちこちにくちづけながら、邪魔な軍服を器用に剥いていく発情した男の獣じみた瞳に、
あぁ、動物なのは私だけではないのだと、妙に安心した。
少尉の唇が、首筋に押し付けられる。少尉の舌が、鎖骨を滑って、その窪みを浚うように舐る。
少尉の指が、肋骨をなぞって脇腹を撫でる。少尉の掌が、乳房を包み込んで、柔らかく絞るように掴む。
控え目に主張を始めていた胸の先端を、舌と唇でねっとりと愛撫されて、声を零してしまう。
ちゅ、ちゅっ、と吸われてかたく勃ちあがったそれに歯を当てられて、身体がびくんと跳ねた。
いつの間にか服を脱いでいた少尉の掌が、やはりいつの間にか露わにされていた私の下腹部を
滑り下りて、腰から太股に這い回り、私の身体の中心へと向かう。
脚の間にその長身を割り入れられて、指が…、少尉の指がそこに―――
「…中尉…こんなに……」
呑んだ息を興奮気味に吐き出しながら耳元で囁く声に、赤面させられて目を閉じた。
「そんなに…したかったんですか? 私と…」
「…っあッ……」
耳朶を舐められながら、ちゅぷ…とそこに指を差し込まれて、思わず声をあげてしまう。
身体の中に何かが入り込むはじめての感覚に、背筋がぞくりとした。恥ずかしいほどに溢れ出ていた
液体のせいか痛みを感じることはなく、くちゅくちゅと音を立てながら出し入れされる少尉の指が
優しくて、いやらしくて、恥ずかしくて、嬉しくて……、彼の指で良かったと思った。
そう思った自分が、いつの間にかどれほどこの青年に信頼を寄せているのかに気がついて
……大佐を、少し恨んだ。
濡れた指を引き抜くと、少尉は私の膝を割り開き、潤いに満たされたそこに彼自身を宛がった。
未知の領域に身体が固まりそうになったのを彼に悟られまいとした努力は実ったのだろうか……
少尉はゆっくりとその肉杭を文字通り私のなかに打ち込んでいった。
「――――!」
男を知らない狭いそこが彼の体積に無理矢理こじ開けられ、拡げられる。
鈍くて鋭い破瓜の痛みに私はつよく目を閉じ、唇を噛んで耐えた。
少尉の肩に、爪の痕をつけてしまったかも知れない。
「…、きつ……」
小さく呻いた少尉は、痛みと圧迫感に声も出せずに喘ぐ私にそこで初めて気がついて、進入を止めた。
「ぇ…中尉、……痛い…ですか?」
しまった、気付かれた…だろうか? 彼に要らぬ気遣いをさせたくなかったのに、この行為に私が
込めた意味は隠しておきたかったのに、予想以上に難易度が高かった。 …どうしよう……!
パニックに陥りそうになったが、とりあえず首を激しく横に振って否定した。
「ちが…、だいじょ、ぶ……」
「いや、でも……」
つと身体を引きかけた彼に慌ててしがみついて、引き留める。
「だめだ、ッ、やめるな…! 平気、だから……」
少尉はそんな私に戸惑って、困ったようにあちこち視線を散らしたが、最後にはぁっと嘆息すると
私の額にくちづけた。
「後悔…しても、知りませんよ……」
後悔? 何に―――いや、後悔など……しているのは他のことだと、いまでも思う。
黙諾し、先を促すように私は目を閉じた。少尉はさっきまでよりもはるかに慎重な動きで
私のなかに全てを沈めると、ゆっくりと、半ば労わるように律動を開始した。
「ひ、あ…少尉……、すき…、ッあん、あ…ん」
身体の中心に穿たれた少尉の熱を感じながら、私はうわ言のように彼を呼び続けた。
少尉の身体が大きく動いて、私のなかに出たり入ったりする。そこはもう既に痛みからは解放され、
ドロドロに溶けているのに感覚は鋭敏で、彼の楔の形までわかりそうなほどそれに寄り添い、
ひくひくと蠢いて与えられることを悦んでいる。
これが――少尉の言う、いや、言ったのは大佐かも知れない――愛、なのだろうか?
よくわからないけれど、ただ、交接する部分から生まれる快感は否定できない。
もっと…もっと…、身体が際限なく貪欲になっていく。
少尉の手が、私の脚を恥ずかしい形に大きく開かせる。
いや…と恥じらいながら、さらに深くまで埋め込まれるのを期待して、
それすら見透かされているような気がする。
恥ずかしい、けれど少尉が、奥に、ずぷッ、て―――あぁん……甘い嬌声があがる。
少尉の、大きくて硬いあれが、私の、なかを……、はぁ、ん…きもち、いい…少尉…少尉……
奥まで突き入れられる。何度も、少尉のものが私の膣を抉り、襞を擦り…、ひぁ、あぁ……ぁん…
つぎつぎに引き出される快感に、涙が滲んでくる。
少尉の唇が胸の先端を啄ばむ。舌で舐めまわされると、ぁん、あん…そこから細い電流が走る。
少尉と繋がっている場所に、彼がもっと欲しいと信号が送られる。
それを感じてくれたのかどうか、少尉は私にくちづけをくれる。少尉の舌が…、ん…私の舌を引き出して、
絡める。私は少尉の首に腕をまわして、唇で少尉の舌を捕まえる。ちゅ…唾液をねだるように吸いつく。
ぜんぶ欲しい、…少尉、少尉、少尉……、…すき……ァ…ん、あぁ……
両脚のあいだで、少尉がうごく。じゅぷじゅぷと液体の音がする。
少尉の、あれが、私のなかで、また大きくなった気がする。少尉の目がすっと細められる、あぁ…、
少尉が身体を起こして、私の脚を抱える、あ…、腰が、押さえつけられる、…ふぁん、あっ、ぁっ…、
少尉の、動きが、速く、なる、ぁっ、うそ…、あん、奥まで、あれが、…だめ、叩きつけ、られる、やだ、
なに、何度も、ぁん、あん…あん…、声が、止められ、ない…、いや、何かが、ゃん…、少尉の、あれが、
もぅ、いっぱい、はぁん、私を、私の、あぁ…、なかを、ぁっ、あん、ぁん、ぁん…、擦る、ゃぁ…、繋がる、
いや、そこから、だめ、だめ…、何かが、だめ、いく、きて、いく、怖い、あん、ぁっ、あぅ、ぃゃ、いや、
いや、だめ、ぃく、いく、イく…、少尉、少尉、あぁん……少尉……何も、考え、られな…い……
「―――っあ―――」
少尉が私のなかでびくびくと痙攣して、何か、温かいものが奥に拡がっていくのが、わかった。
ベッドの端に腰かけて、少尉が着衣を整える衣ずれの音がする。私は彼に背を向けたまま、
シーツにくるまって膝を抱えていた。
朝まで隣にいて欲しいと、喉まで出かかった言葉を噛み殺して、口を開いた。
「上に…報告するのか」
「…まさか……!」
少尉はその言葉に気分を害したに違いないのに、その声に滲んだ感情は単純な驚きだけだった。
「…何も、後ろめたく思うことはない……貴官は、私のメンテナンスをしただけだ」
「……は?」
「アロウズ唯一の、重要な兵器のメンテナンスだったと言えばいい」
私の言葉に、少尉はしばし呆然とした。
「……本気で、言ってるんですか?」
「…無論だ」
強がりだと、正直に言ってみたところで何が変わる? 事実には相違ない……。
「心配しなくても、これきりだ。2度と貴官に手間をかけさせるつもりはないから、安心しろ」
結婚したいなどと、愚かな子供じみた願いも。家族が欲しいなどと、絵空事のような夢も。
幸せを望むことすら、しなくなるから。
「中尉……!」
立ち上がり、私の背中を見つめているだろう彼が、いったいどんな顔をしているのか、
振り返る勇気はなかった。
「今日はご苦労だった、下がっていいぞ」
このあと私はまた、ひとしきり泣くに違いない。いまだって、声が震えないようにわざと喉を張っている。
涙の最初の一滴が零れる前に、早く出ていって欲しい。
「…中尉、もし…もしいつか、父があなたの信頼を裏切るようなことがあれば、私は―――」
「もういい、下がれ!!」
彼の言葉が全部聞こえないように、急いで、心を閉じた。
ドアが開いて、また閉まるまで、私は持ちこたえられただろうか? 声をあげて、泣いた……。
次の日の朝早く、予定されている作戦の会議が始まる前に、スマルトロンの状態をチェックしようと
向かったモビルスーツ格納庫で、見かけたことのない金髪の女性兵士とアンドレイ少尉が
話をしているところに出くわした。少尉は私の姿を認めると一瞬ハッとして目を伏せたが、
すぐに表情を立て直して私に声をかけた。
「おはようございます、ピーリス中尉」
「…おはよう」
少尉の視線につられて、女性兵士も振り返る。
「おはようございます」
子供…かと思うような、可憐な雰囲気の少女だった。
「おはよう。 ……あなたは?」
「補充要員として着任した、ルイス・ハレヴィ准尉です」
まだ入隊して日も浅いのだろう、緊張が解けない様子の新人らしい敬礼を受けた。それを微笑ましいと
思う気持ちは、夜が明ける前に涙と共に流れきり、枯れ果てて消えた筈だった。
機械的に返礼した。
「モビルスーツ部隊所属の、ソーマ・ピーリス中尉です」
「よろしくお願いします、中尉殿」
互いに敬礼を解いて視線を合わせたとき、ふっと、感情の揺らぎを感知した。どこから…と不思議に
思ったのは一瞬で、すぐにこの目の前の女性兵士がひた隠しにしている想いだと知る。
それが、粉々に砕いて捨て去ったばかりの私の想いにとてもよく似ているような気がして、
思わず言葉をかけていた。
「……あなた……、無理をしている……」
心で泣いて、ずっと誰かを想ってる――――――
閉ざされた希望も絶望もすべて呑み込む深い眠りに落ちたのは、その数時間後のことだった。
いまでもまだ後悔しているのは、私が私であることを諦めようとした自分の弱さと、
彼の痛みを知ろうともしないまま、彼を傷つけたことにも気付かないまま、遠く離れてしまったことの
ふたつだけ。
いまでもまだ、後悔している…………。
Fin
以上です、スレ汚し失礼しました
読んで下さった方ありがとうございます
前スレで「わかりあえたアンドレイとソーマ」っていうリク見たので
その結末目指してる途中なんだが和解するとこがまだ想像できんェ……
>>195 GJ アンドレイとソーマもいいな
ここ覗くの久し振りなんだが刹マリ投下しちゃいかんの?
GJ
朝からいいもんみたわ
本当にスレ汚しだから困る
お前がいちばんのスレ汚しだよ、とレスされるのを待ってる誘い受けウザい
汚いレスだな
力抜けよ
>>213 グッジョブ!!
刹マリも全裸で待機してる
自分で書いておきながらスレ汚し失礼ってなんなの?
じゃあ俺はサジルイのラブラブなヤツを待つ
>>222 ある程度歳いってる日本人は謙遜と慇懃の固まりです
正確には謙遜と慇懃に見せかけた自己顕示欲+それと矛盾する保身欲の固まりだな
両方のギャップが広がりすぎて言葉と行動の矛盾が大きくなるんだろう
変なヤツがいるけど職人さんは気にせず投下してください
230 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 07:54:04 ID:HTUhvOZl
>>228 その職人さんが誘い受けだのするからこうなるんだけどな
ゆとりってこういう定型文ってものを全く理解出来ないんだよな
厨二病の頃はよくある傾向だねえ
しつこい
「スレ汚しすいません、駄文すいません、チラ裏すいません、初心者なんでヘタですいません」
この辺は謙虚な定型文と受け止められるんじゃなく、ただの言い訳だととらえられる事も多い。
それに対して、
じゃあ最初から落とすなよ、そんな駄文読ませようとしてんの?
で?カスだつまんないって正直に言っていいの?
便所の落書きならサイトででもやっとけ
などの定型反論攻撃がかまされるのもこの板では良くある事。
あえてうざいと言わないでスルーされてるのは、単なる住人の気遣い。
SS以外の部分でうざいと思われた時点で、書き手は損してるだけ。
いい加減馴れ合いスレだけじゃなく、他のスレもROMってきなよ
相変わらず書き手よりも読み手の意見が通るスレだな
いや、駄々か
>>232 他のスレも見てるけど、そんな定型文にいちいち噛み付く厨房君がいるのはここだけだよw
>>232 あと、2ちゃんは便所の落書きですよ?
何だと思ってた?
後者はよくある事ちがう
ただの私怨や
>>232 まーた俺様ルールですか
わざわざ長文書いて大変だね
>>234 「駄文」「お目汚し」等でぐぐったらさ、君とは違う意見がいくつか見つかったよ
>>238 ID変えてきたかな?
残念ながらお前が一番他人に迷惑かけてるよ
こんな定型文にもいちいち裏の意図を読んで住民の迷惑は考えず大暴れ
自覚ないんだろうねえ
えーマジ電池!?
キモーイ
電池が許されるのは電童までだよね
キャハハハハハハ
>>239 ID変えるって、PCを2つ持ってるとかネカフェに行くとすればできるのか?
悪いが、本当に知らないんだ。
>>240 ぐぐった中には、「「お目汚し」等の過剰な自己卑下は意味ないからやめましょう」という趣旨のスレもあったよ。
よかったら確かめてみてくれ。
>>242 そう考える人もいるけどね
で、その考えだけが正しいのかい?
それに上の奴はいつもの難癖つけたいだけの例の「誘い受け」君だからね
意味ないって言いたいだけでわざわざスレの空気悪くされても困る
>>243 >で、その考えだけが正しいのかい?
それはよくわからない。興味があるなら君が調べてみてくれ。
>「そんな定型文にいちいち噛み付く厨房君がいるのはここだけだよw 」
君の書いたこれをみて「本当にそうか?」と思ったから調べてみたら、事実じゃないと
分かったからそれでいいかなと思った。
リボンズのなりきりは該当スレでやってくれ
ここまでしつこくしつこく次スレにまで引っ張って噛み付く奴がいるのはここぐらいってことさ
語る前に書け。話はそれからだ
職人さんの定例文を誘い受けや極度の卑下イクナイ!という御仁は
荒らしじゃないなら見本となり得る前後の文つけて是非投下してくれ
まずはそれからだ
誘い受けでもない、ありきたりな謙遜に対する絡みより
エロ話を見たいんだ。期待してるぞ!
大体ぐぐったと言っといてその結果を示さないようじゃあ
議論にすらならん。ただの慇懃な非難中傷だ
>>250 ○ 文つけて是非作品を投下
× 文つけて是非投下
このスレの難癖付けた絡み(誘い受け)と
それに対する突っ込み(マジレス)のやり取りが、新手のプレイじゃないかと思えてきたwww
全裸待機でのぬるい雑談やクレクレまではまだいい。
書き手に難癖つけてる奴や相手をやり込めるような書き込みしてる奴、てめーらはダメだ。
さぁみんなwktkしながらの全裸待機に戻ろうぜ。
よし話を変えよう
1期の6話くらい、フェルトがクリスに着せ替え人形されてるシーンでの
「寝かせて…」
にエロスを感じたのは俺だけじゃないはずだ!
誘い受けとか何とか言ってる奴の方が腐った女の臭いがぷんぷんするなあ
258 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 13:54:36 ID:h/2cF55U
959:名無しさん@ピンキー 2009/05/16(土) 11:33:18 ID:J8kE+SUK[sage]
つーかID真っ赤にして他IDまで使い分けして自演すんなや
いっつも同じ論調で過剰擁護してるからさすがにバレバレ
腐った女の多くないスレなら、いつかは誘い受け叩かれるよ
読み手だろうが書き手だろうが、自分語りと馴れ合いと作品解説をがっつりやりたい奴はもう外部に池よ
あのジャンル、女的なのなら外部も非常に充実してるから、そっちの方が報われるだろ
投下場所確保したいなら、わざわざ荒地にしない努力も必要
荒れた後なら尚更。何でもスルーですまされるわけではない
荒らしがよくいうwww
クリスの全てが懐かしい
買い物一人で行ってたんだろうか?
凄いしっかりしてるイメージあったな
>>258 こいつの頭の中では自分の論理展開には何一つとして間違いはある筈はなく、
反論されるのは腐女子が一杯いるからだ!で止まってるんだろうなあ
261 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 17:35:58 ID:y7RoMf8s
書く時間がほしい
はーあ
ここって板的に嫌われる行為を職人擁護の名の元に開き直ってやらかす奴がいるよね
転載もオチ報告もいらん
ついでにそろそろ来そうなサイト宣伝もあえていらんと先走っとく
231 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/15(金) 12:57:55 ID:VdsEqC0w
ゆとりってこういう定型文ってものを全く理解出来ないんだよな
厨二病の頃はよくある傾向だねえ
234 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/15(金) 19:05:22 ID:VdsEqC0w
>>232 他のスレも見てるけど、そんな定型文にいちいち噛み付く厨房君がいるのはここだけだよw
235 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/15(金) 19:06:04 ID:VdsEqC0w
>>232 あと、2ちゃんは便所の落書きですよ?
何だと思ってた?
240 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/15(金) 20:34:43 ID:VdsEqC0w
こんな定型文にもいちいち裏の意図を読んで住民の迷惑は考えず大暴れ
自覚ないんだろうねえ
243 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/15(金) 21:22:41 ID:VdsEqC0w
>>242 そう考える人もいるけどね
で、その考えだけが正しいのかい?
それに上の奴はいつもの難癖つけたいだけの例の「誘い受け」君だからね
247 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/15(金) 21:56:37 ID:VdsEqC0w
ここまでしつこくしつこく次スレにまで引っ張って噛み付く奴がいるのはここぐらいってことさ
IDも顔も真っ赤じゃないかwwwwwwwwww
>>259 百合スキーとしては、フェルトと一緒に行ってる方が萌えるw
しかし、リヒティとくっつくのがせめて最終決戦直前とかならなあ…エロ書こうにも最期を思い出しちまって書けんorz
>>262 どうしたの?
顔真っ赤で何と戦ってるの?
>>262 エロパロスレでいちいち難癖つけて落とせないようにする奴が一番の嫌われ者だけどね
で、サイト宣伝なんてこのスレで見たことないな、一体何と戦ってるんだ?
結局のところ、作者のコメントなどは一切書かずに本編だけ黙って投下しろということのなるのか?
気に入らない奴が自分で読みとばせば済む話だがな
>>255 あれはエロい
オペ子好きだから書いてみる
>>270 頑張ってくれ、全裸で待ってる!
荒らしが何か言っても気にすんなよ!
エロければなんでもいいんだけど
特にイノベとアロウズ組のを所望する!
保管庫にあるのを書いた職人方は何処…
>>272 あれ?どうしたの?
気にしてるの?w
自分が荒らしなんじゃないかってw
大丈夫!立派な荒らしだよ!^^b
^^
エロをすると太陽炉の出力が高まる擬人化ガンダムがヒロインの超昂イノベイターセツナマダー
それなんてエロゲ?
>>265 最期になるまで男とすら認識されてなかったからなw
自分からそうしてた部分もあるだろうが、リヒティ乙としかw
どうせなら、奴の前で平然と着替え始めて慌てさせる女子二人とか見たい
280 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 14:31:11 ID:CDwpKXky
gundamーstay とれみ〜。
2スレほど前に、アリネナマリナと姫開発計画を書いてたものです。
住人さんはだいぶ入れ替わってるかと思いますが、
アリネナマリナの続き刹マリを置いておきます。
原作とは全く無関係な話の続きであることと、
刹那が強引に…なのであしからず。
全14レス。エロは4から11くらい。
青白い光が空気を震わせていた。
何が起きていたのか、状況は完璧に物語っていた。
月の光に、白い布から這い出た長い手脚がくっきりと浮かび上がっている。
黒い髪に綺麗に艶を作り、白い錠剤がいくつも散らばって、小さな影を落としていた。
彼女の頬に、一筋の涙の跡が残っている。
握っているはずの銃が、本当にそこにあるのかないのか分からなくなりそうだった。
心臓はゆっくりと、だけど大きく拍動して、鼓動が頭の中で響いた。
マリナの手首に赤く残る、縛られたような跡。
取り返しがつかないのだと、冷静に受け入れる自分がいる。
それなのにどうしてこうなったのか、考えがまとめられそうもない。
後ろでティエリアの声がしたが、振り向けなかった。
それが数時間ほど前のことだった。
「……これは、一般的な避妊薬です」
アニューの手の中で、小瓶に入った白い粒がからからと音をたてた。
刹那は返事をしないままぼんやりとその小瓶を見つめた。
男と一緒に赤い髪の女がいて、その女に渡されたとマリナが話したと、アニューは静かにつぶやいた。
「その、彼女は医務室にいる必要がないので…、彼女が望むようにさせてあげて」
何かあったら言って、優しくアニューは微笑んだ。
トレミーの医務室で目覚めたマリナは、いつもと変わらなかった。
黙々と診察を受けて、アニューの質問に明確に答えた。
そして申し訳なさそうに、シャワーを浴びさせてほしいと口にした。
刹那は部屋の備え付けのシャワーまで彼女を案内すると、アニューに呼ばれ、説明を受けた。
身体的な健康状態はさほど悪くないこと、体につけられた傷もきれいに消えるということ。
そして遠回しに、側にいるようにということをアニューは刹那に告げたのだった。
部屋に戻ると、絶え間ないシャワーの音がかすかに聞こえていた。
ふとシャワー室のドアから目をそらすと、刹那はベッドに腰かけた。
マリナが連れ去られたという報告は2日前、カタロンの中東支部から伝えられた。
それ以上の情報がなく何もすることができなかった刹那に、マリナの居場所とを伝える暗号通信が王留美からもたらされた。
画面に映し出されたアリー・アル・サーシェスの名を見た瞬間、刹那は激昂する感情を隠すことができなかった。
そしてマリナを連れてトレミーに戻ってみれば、まず刹那の耳に入ったのは情報をよこしたことに留美には心当たりがないということだった。
彼女の回線を扱えるのはもう一人だけで、マリナの言う髪の赤い女というのが決定的だった。
どうしてこんなことになったのか。
何故あの男が、ネーナが、マリナを連れ去る必要があったのか。
自分たちを呼び寄せるためなら他にいくらでも手段があるし、
そもそも刹那が監禁場所に着いたとき、そこにいたのはマリナだけだった。
ネーナにとってあの男は仇だし、一緒になって行動する意図だって見えない。
「刹那?」
驚いて刹那が見上げると、白いワンピースに濡れた髪のままのマリナが、側に立っていた。
「シャワーありがとう。すっきりしたわ」
マリナはいつも通りの笑顔でそう言った。
その笑顔に刹那の心は余計にざわめいた。
どうして、いつも通りに振舞える?
彼女を巻き込んだ、それも最悪の形で。
それなのに彼女は気丈に振舞っている。
そうさせているのは、一体何なんだ?
「…無理をするな」
力なくそうつぶやいたが、マリナはよく聞こえなかったのか、え?と聞き返した。
「俺は、…あんたに」
一気に逆流しそうだった。
彼女に対する理想、希望、欲望、愛情、あらゆる感情が。
だがそれは言葉にするには複雑すぎて、それ以上声にならなかった。
「刹那」
優しい声で、マリナが呼んだ。
彼女は刹那の隣に座り同じ高さになると、しっかりと刹那の目を見た。
「大丈夫よ。ね?」
だからどうして、そう強がるのだろう。
居たたまれなくてその微笑みから思わず視線を外した時だった。
刹那の視界にちらついたのは、ワンピースの袖に隠れている、彼女の手首の痛々しい傷だった。
奴らにつけられた傷。
思わず刹那はその手首を掴んだ。
あの部屋で、マリナは。
縛られて弄ばれた。
かつて自分に人殺しの手段を教えたあの手が、聖戦の意義を何度も何度も繰り返したあの口が、
この体に触れて辱めた。
彼女を探すにも手がかり一つなくどうする事も出来ず途方に暮れていた最中、彼女は。
「痛い、刹那、いた…っ」
やりどころのない怒りに自分を制御できそうになかった。細い手首を捕まえた指に力がこもる。
「何をされた」
荒ぶる心を抑えて静かに尋ねたつもりが逆に声は掠れて、
その声はマリナの虚勢にヒビを入れた。
マリナの心臓は早鐘のように脈打ち始めて、無地のワンピースが鼓動に合わせてどくどくと震える。
「そんな…こと、」
言えるわけがない。
あの男が、あの子が、自分にしたことを言えるはずがない。
あの子と刹那がどういう関係なのかとか、
あの男が何者なのか、
どうして自分がこんな目に会わなければならないのかとか、
口を開けばきりがなくて、たぶん刹那を責めることしかできなくなりそうだった。
だから必死に取り繕っていた。
刹那を責めるよりももっと、やらなければならないことがあるから。
マリナは刹那の指から逃れようと腕を振りほどこうとするが、刹那は反射的に、彼女をベッドに押し倒した。
ワンピースがめくれて、膝の上あたりの傷が目についた。
脚の傷に触れてくる手のひらの感触にマリナは体を縮こまらせ、
見る見るうちに恐怖で表情を歪ませていく。
「せ、刹那?や、待って…っ」
気丈に振舞う必要なんてない。全てを曝してほしい。
きつく閉じられた脚をこじ開け、刹那はマリナに覆いかぶさった。
「いや…だ、だめ」
肌の上を滑って行くその感触に、マリナの背筋は凍りついた。
以前はその指に触れられるだけで心が躍ったのに、それを怖いと感じた。
記憶の中のあの二人の声や、手や、体温や、口の中に吐き出されたあの味が一気に蘇る。
「お願い、刹那、やめて、ね?」
なだめるように言ったつもりだったが、声は震えていた。
気丈に振舞うことで隠していたものが、むき出しにされてしまう。
下着の上から胸を掴まれると同時に、首筋に熱い舌が這っていく。
「や…っ、やめて、いやっ!」
のしかかる体を引き剥がそうとマリナは刹那の肩を掴んで叫んだ。
それでも下に伸びていった指が、下着の中に入っていく。
マリナの震える叫び。
彼女はあの場所で同じように泣き叫んだだろう。
下着に潜り込ませた指を入り口に這わせ、
ワンピースをたくしあげて胸を隠しているそれをずらして乳首にしゃぶりつく。
「やぁ…っ、っあ」
この肌にあの男が触れ、彼女を苦しめて喘がせた。
自分しか知らなかった感触や声や、表情が、あの二人に。
クリトリスを擦りながら、舌でたち始めた乳首の先端を突く。
マリナは刹那の下でもがくがどうにもならなかった。
大きな指が入り口をかき混ぜ、そしてぬるぬるとした感触になったそれがクリトリスに戻ってきて責めてくる。
感じる部分を知り尽くしたその手が、荒々しく触れてくるのだ。
怖い。
思い出したくない。
「や、…ゃあっ、ぁん」
体の芯がじんとして、マリナは身をよじった。
あの時と同じだ。
最初は恐怖とか嫌悪とかしか感じなかったのに、体は感じて快感に支配されていく。
こんな体が悲しい。あの人たちに弄ばれたとき、痛いだけならどんなにましだったか。
どうしようもなく感じてしまったことが許せなかった。
どうして、こうなってしまったの?
クリトリスを二本の指が抑えるようにして刺激してくると、
マリナはさっきまであの男を受け入れた部分がひくつくのを感じた。
激しい絶頂を何度も与えられたせいで、体の奥はまだその余韻が残っていた。
忘れてしまいたいのに、今度は刹那の手がそれを許さない。
「いやぁっ、だ、ダメ…っ、やめ、て」
思い出したくない。
赤い髪のあの子が『刹那』と発音するのが嫌で仕方なかった。
あの子が笑いながら指で刺激してきて、嫌なのに体は感じて、腰が揺れた。
今も同じ。
まだ触れてほしくなかったのに彼に弄ばれて、やっぱり体は悦んでいる。
「ど、して…ぇ、や、いやぁ…」
いやと繰り返す唇とは逆に、細い腰は快感をねだるように揺れ始めた。
抵抗していた腕がシーツの上に力なく落ちて行く。
硬さを増したクリトリスを撫でる指の動きを速めると、甘い声が絶え間なく響く。
抵抗が次第に力ないものになり、喘ぎがよりはっきりとしていく。
彼女の尊厳が踏みにじられていく。
奴等にもこうやって踏みにじられていったのだと、刹那はぼんやりと考えた。
「や、だめ…っ、あ、あああっ」
軽い絶頂に体がぴくんと跳ねた。
ぼんやりとした意識のなかでマリナは刹那の体が離れていくのを感じ、ようやく解放されたと安堵した。
だがそれは束の間のことだった。
乱れた息を整えようと、ゆっくりと息を吐いたそのとき、脚をぐいと掴まれた。
下着は一気に脱がされ、脚を開かされる。
男の体がのしかかり、入り口に硬く熱いものが触れる。
「まって、お願い…いやっ!」
刹那はためらうことなく突き入れた。
指で慣らしていなかったのにも関わらず、そこはすでにひくひくと蠢いて刹那を捕えている。
――何度か交わった後のような感触。
それはつまり、彼女が蹂躙されていたのはほんのわずか前のことだったことをまざまざと理解させられた。
嫉妬とかそんな簡単なものではない。胸の奥がぐちゃぐちゃにかき混ぜられているようだった。
苛立ち、憎しみ悲しみ後悔、そういうのを混ぜたものがたぶんこれなのだ、刹那が分かるのはそれだけだった。
まとわりつく熱い襞の圧迫に急かされ、引き抜いたそれを一気に押し込める。
「あぅっ!」
鋭い喘ぎとともにきゅっと締まる膣の感覚に、息が止まりそうになる。
同じことを何度も繰り返しているだけなのに、交わる度にその時が一番だった。
こんな風に嫌がる彼女を組み敷いて無理矢理及んだ状況でも、最高であるというのはやはり同じだった。
感じるままに激しいピストンを開始すると、白いシーツの上でマリナは乱れた。
「あっ、あっ、ああっ、あん、や、ああっ、」
動きに合わせてマリナは喘ぎをあげる。
逃げる腰を押さえつけ、感じる部分を執拗に擦りあげればその声は高くなり、刹那の耳に心地よく響く。
もっと聞きたい。
奪われた分まで聞いていたい。
両手の中の細い腰を持ち突き上げると、より結合が深まりペニスの先端が奥にぶつかる。
奥に衝撃がはしる度にマリナは目じりに涙をためて首を振り、迫ってくる絶頂を抗うように喘いだ。
それでも膣壁を抉られ、意識は揺さぶられて、体は快感に高められていく。
彼女が感じるように腰を振れば、ペニスを締め付けてくるのはいつも通りだった。
このまま続ければ達して、体を震わせながらとろけるような顔をする。
いつも以上に執拗に刹那は彼女を乱そうと、より激しく動いた。
自分しか知らないはずの声を出させたい、表情をさせたい。
「やぁっ、だめっ、ひぅ…っあああっ、あああっ、い、いっちゃ…っ、あああああっ!!」
一層締め付ける膣壁をこすりあげ先端が奥にぶつかると同時に、マリナは絶頂に声を上げた。
いくつもの涙の跡が紅潮した頬を濡らしている。
苦しそうに肩で呼吸し快感に震えるマリナの体を抱き上げ自分の上に座らせるようにすると、刹那は突き上げた。
「ひぁんっ!」
絶頂の波が引き切っていないのに奥を突かれ、絶頂直前の快感に襲われる。
「や、やめ…っ、あ、はぅんっ…あああっ、」
刹那はマリナのヒップに手を伸ばした。すべすべの双丘の間に指を這わせ、後ろの入り口に触れてみた。
「やぁ、そ、んな、とこ…っああぅ、さわ…」
ここにまで奴らは触れたのだろうか。
その考えにとりつかれたように、刹那は腰を突き上げながら、もう一つの穴の入口を指でなぞった。
結合部からあふれる愛液を指に絡め、指を中に侵入させる。
「やっ、あぁんっ、ら、め」
快感に弛緩したのか、思ったより簡単に人差し指を飲み込んだ。
腰の動きを止め、指で腸壁を軽く擦ってみる。
初めて触れたそこは、ペニスが感じている膣と同じで熱く、そしてきつく指に絡みついてくる。
指を奥まで突き入れたところで、マリナの体がびくんと反応した。
それを逃さず、その部分を往復するように指を律動させる。
「あ…や…、あ…っ」
その声を確かめながら、刹那は軽く突き上げた。
「ひあ…っあんっ!」
腸壁の向こう側で動き回るペニスの感触を刹那は指で感じ取った。
ゆっくりと腰を突き上げれば、彼女の体の中へ進んでいく硬いものが粘膜のむこうにあるのが分かる。
後ろに突き入れられた指の未知の感覚に、マリナの視界はちかちかと点滅を繰り返した。
体を支え切れず、刹那にしがみついて快感に必死に耐えた。
後ろに入り込んだ指の形は、膣の中に入ったときとは違い、はっきりとはわからない。
それなのに指が気持ちのいいところに触れると、快感が生まれ、背筋をぞわぞわと駆け上がっていく。
膣壁を擦りあげるペニスと、もうひとつのほうに入り込んだ指とが、別々に刺激を与えてくる。
どちらに感じているのか分からない。二つが合わさって、より快感が高まっていく。
「あ、やっ、ああっ、や…、」
指がずるりと引き抜かれると、さっきよりも大きなものが入り込んできた。
二本の指が、入ってきたのだ。
「や、そんなの…っはいらな…」
愛液で濡らされた指は、突かれるたびに喘ぐマリナの中へ、徐々に侵入していく。
奥まで入り込むと、二本の指はバラバラに動いて責めてくる。
だんだんと括約筋の締め付けが弱まり、指の動きが自由になると刹那は指とペニスを引き抜き彼女をベッドに横たえた。
その体をうつぶせにすると腰をぐいと持ち上げる。
ペニスの先端が宛がわれた瞬間、マリナは振り返り訴えた。
「まって、そっちはだめっ、おねが…っあん!」
硬く反り返ったそれは、膣の中に入り込んできた。
奥に当たるそれが気持ちよくて、喘ぎが抑えられなかった。
お互いの体がぶつかる音が、ベッドがきしむ音とともに響いている。
マリナは快感に震えながらも、まるで意識が分離したようにあの二人にされたことを思い返していた。
思い出したくないという意志とは無関係に条件反射のように頭の中を掠めていく。
後ろからあの男に犯されながら、彼女が耳もとでささやくのだ。
「や…、も、やめ…っ」
体は感じていた。心はそれに追いつかなくて、バラバラになりそうだった。
シーツに愛液がぽたぽたと落ちて行く。
やめてとうわごとのように繰り返すマリナの声を聞きながら、刹那は動くのを止めなかった。
彼女の全てが見たいのか、壊してしまいのか。
残酷なことをしている自覚はある。
だがそれは余計に嫉妬や後悔や憎しみやらとあいまって刹那を突き動かしていた。
自分の愛情は、そもそも精神はたぶんおかしいのだと刹那は思った。
それを悲しいとは思わない。
快楽をこの白く透き通る肌の奥で感じたいだけだ。
膣から引き抜くと、それを後ろへと宛がいマリナが感づく前に一気に押し込んだ。
「あああっ、あ、や…」
初めて受け入れた圧倒的な熱と圧迫感に、がくがくとマリナの脚は震えた。
すがるようにシーツにしがみ付き、苦しそうに喘いでいる。
前から指を滑り込ませ、膣の中に差し入れ中をかき混ぜると、苦しげな声がたちまち気持ち良さそうな吐息にかわる。
後ろの入り口の締め付けが弱まったのを見計らい、腰を動かし始めると彼女はやはり戸惑いがちに声を上げる。
初めて味わうそこは、やはり熱く絡みついて媚びるように吸いついてくる。
たまらず刹那は強く腰を打ちつけた。
「ひぅっ、あん、ああっ、い、や、あああぅ、」
マリナの体を引き寄せ自分のほうを向かせると、そのまま唾液で濡れた唇を塞いだ。
舌を絡ませれば、くぐもった喘ぎと水音が唇の合間から漏れてくる。
もっと。
本能のままに、刹那はマリナを後ろから抱きかかえるように体を密着させた。
彼女の体は熱く、汗ばんでいた。
突くたびにあげる声は、ほとんど叫び声に近いのに、甘ったるく響く。
柔らかな肌、鼻をくすぐる甘い香り。
抱きしめる腕に力を込め、腰を打ちつける。
「ああっ、あああっ、はあああぁん!」
自分の限界が近いのを感じ、刹那の体はその限界に向かって焼けるような内臓の感触をむさぼろうと動いた。
強い衝撃が腰を打ちつけられるたびにマリナの全身を駆け抜けて、マリナはこのまま死んでしまうとさえ思った。
握りしめたシーツがくっきりといくつも皺をつくり、マリナの手がさまようたびに流れるように形を変える。
絡みつく熱、感触、心地よい叫び、腕の中の細い体、繰り返される肌がぶつかる音が、
一つに集約されていく。
せりあがってくる快感に変わっていく。
その感覚に従って、そのまま刹那は彼女の中に、全てを吐き出した。
その瞬間だけは、ドロドロした感情から解放されたかのようだった。
マリナを抱きかかえたまま、刹那はベッドに倒れこんだ。
乱れた呼吸を繰り返すマリナは、ただ震えているだけだった。
彼女の甘ったれた考えを、守りたいと思う。
闘わないという意志を貫いてほしい。
そして心の奥底で、戦うことを終わりにしたいと願っている自分がいる。
でもそれだけはできなくて、そうすることだけは許せなくて、
彼女が望んでくれても拒むしかない。
彼女の望む世界を自分も夢見ているのに、
戦いをやめることができず、彼女の願いを遠ざけている。
刹那は腕の中で震える体の存在を確かめるように抱きしめた。
同じものを夢見ても、相容れない存在。
これ以上何をしても、心は満たされそうになかった。
朦朧とする意識の中で、マリナは刹那の腕に力がこもるのを感じた。
あの男が言った、『誘拐して洗脳して兵士に仕立て上げた』という言葉がいつまでも頭の奥で鳴り響いている。
アザディスタンを燃やしたあの男のことを許すことなんかできない。
たぶんこれからもあの男はそうやって悪意を振りかざすのだろう。
その悪意を、どうすれば振り切れるの?
彼の心の中の闇が悲しいと思うのに何もできない。
すべてが中途半端だった。
神の教えに背いてしまい、彼を救うこともできず、国を失ったまま、人に守られたまま。
戦わないことを選んだのに、いつも誰かに守られている。
どうしようもない悪意の前では、あまりに無力な自分。
どうしても、マリナは刹那を戦いへと駆り立てる理由にだけにはなりたくなかった。
だから悲しみを隠して、それを自分の中にとどめようとした。
野放しの悪意があるこの世界で、戦わないで平和が作れるのだろうか。
だけど戦いはまた悲しみを作って、世界は歪む。
刹那は永遠に抜け出せない、世界に閉じ込められている。
彼が抜け出そうとするなら、いくらでもその手をとるだろう。
だけど差し出した手を、彼が掴もうとするのを待つしかできない。
戦うことを選んだ刹那の、想像を超えた悲しい過去を思うと、
その手を掴んで無理矢理に連れ出すことは、できそうもなかった。
「せつ、な」
待ってる。ずっと。
伝えたいことはたくさんあるのに、意識は彼女の意志とは無関係に眠りにおちていった。
「刹那」
通路を歩いていた刹那は、後ろからティエリアに呼ばれると足を止めた。
「彼女をどうするんだ」
「…カタロンに帰す」
マリナの目が覚める前に。
「側に置きたいなら、そうすればいい」
「それはできない」
はっきりとそういうとティエリアのほうを一度も見ずに、刹那は歩きだした。
側にいられるとしたら。
もしできるならそれは全てが終わったあとだろうと漠然と刹那は思った。
「途方もない話だ」
決意と諦めが、満たされない心に詰め込まれていった。
ごめ、間違えた。全部で13レスでした。
これで終わり。
腐女子乙です(`∇´ゞ
>>295 GJ!エロいんだけど、どうしようもなく切なくなる…
GJ! マリナエロいな
303 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 16:17:51 ID:sY1ivYir
キモっ
>>295 超GJ!!!
密かに続き期待してたんで嬉しいのと、話が切ないので涙が…
エロも凄く良いけどお互いの心理描写が秀逸で凄く良かった…!
失礼します、
今までスメラギ×シャルを書いていた者です。
続きを(81)〜(87)の7レス分書きましたが、
ここでの投下はせず、今後は自分で保管場所と発表場所を作って
続きを書こうと思います。
>>101で紹介されていたスレも含めて
どこかこの板の適当なスレに投下することも考えましたが、
連載途中で未完のものを投下して問題なさそうな所が見つからず、
そうすることにしました。
管理人様、
いつも保守してくださって、ありがとうございます。
上のような理由で、スメラギ×シャルの今までの分と
フォン×シャルを、自分で保管しようと思います・・・
大変お手数をおかけしてすみませんが、この2つの
保管庫からの削除をお願いしてもよろしいでしょうか。
(フォンシャルの方は完結で、エロの割合もそれなりではないかと
思いますが、OO関連で自分が書いた作品は今のところこの2つしかないため
一緒に保管できればと考えました)
多量のレスにもかかわらず、今までひとつひとつ
登録していただき、どうもありがとうございました。
腐女子腐女子うるせーな
そんなに腐女子が好きなら801板にでも逝きやがれ!
黙ってスルーが吉
>>309 ふれるなよ、どうせかまってもらいたいと思ってるアフォなんだからさ…
>>307 職人さん、いままでありがとうございした
スレがこんな状態で…なんかほんと申し訳ないことになって何と言ったらいいか
とにかく毎回GJでした!
>>307 本当にお疲れ様でした。
外伝知らない自分でも丁寧な補足があったので楽しみに読ませて貰ってました。
寂しくなるのは残念ですが…、今まで素晴らしい作品を読ませて頂き有難うございました。
テンプレに無いんだが、俺×キャラは投下駄目か?
別にいいんじゃね
テンプレに駄目って書いてないし
了解。書き溜めながら投下させてもらう
ティエリア×アテクシとかならボコボコだけどなw
ティエリア×ミレイナなら見たいけどな
ふとスメラギ×リンダという電波を
カティ×リーサとか言ってみる。
>>314 俺を名無しの男にしたらいいんじゃないかね
アロウズの一般兵とかカタロンモブとか
322 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 21:24:58 ID:yxMbjU7T
そういえばハムってすくねーな。
女とのからみが少ないからしゃーないのかな〜〜??
無理して絡みを書いても、それこそ違和感バリバリに感じるからな
ルイスのとを見たときそんな感じだった
あえて考えるなら・・・擬人化エクシア相手、とかか?
そもそも何故野郎のエロ?
普通女キャラだろ考えるのは
スメラギさんの柔らかおっぱい
クリスの痴態
フェルトの喘ぎ
ミレイナのスカートの中
ネーナ凌辱
ルイスとの和姦
カティの裸エプロン
マリナの、マリナの…
どれでも美味しいです
クリスの他に痴女の素質があるのは誰だ!
>>324 だからここは女が圧倒的に多いと何度も
読みたいのが特定カプか男キャラな人が多いんだよ
>>324 なんのことはない、多くのエロが男×女だからだと思うよ
>>328は
>>324が「そもそも何故野郎(×女)のエロ?普通女キャラ(×女)だろ考えるなら」と言ってると思ってるんじゃないか?
そう考えると
>>328のレスの意味も理解出来る
よくわからんけど百合最高ってことですね
シーリンとマリナ
マリナとヤエル
ヤエルとリアン
まーたフガフガ言い始めたか
あんあん言わせたい
変態!
人はすべからずして変態だ。
そうだ!俺達が、変態だ!
保管庫です。
>>307 スメシャル作者様
連載お疲れ様でした。
遅くなりましたが、保管庫の記事を下げました。
今後のご活躍を願ってます。
340 :
307:2009/06/01(月) 04:33:49 ID:bopV39L1
>>339 管理人様、
ありがとうございました、お手数をおかけしてすみません・・・
(収録時には文の修正やコメントまで反映していただいて、
とても感謝しております)
>>307にレスを下さった方々
こちらこそ、ありがとうございました・・・
楽しんでもらえていたら本当によかったです。
>作品を読んで下さった方々
片方がこちらでは途中になってすみませんが、
本当にありがとうございました。
ソーマがズボンのチャック開いて立ちションするSS希望!
(超兵なら立ちションくらい可能な気がするけど・・・)
女の立ちションフェチは特殊嗜好だって自覚した方がいいよ
だいたいチンコ生えてるわけじゃないんだからチャック開いただけじゃ漏らしてるのと一緒だよ
ギアスは現在失禁祭りだな
正直何がいいのかわからん
失禁は萌えるが立ちションは萌えない
まあどのみち属性はスカだな
うんこじゃなけりゃ萌える
>>342 綺麗な弧を描いて勢い良く放尿すればお漏らしにならないと思う
>>346 女の尿道の位置とズボンの構造から理解するべきだな
どんな上つきの女でもズボンの前からしょんべんなんて出せないよ
>>347 チャックが肛門付近まで開くズボンなら可能だと思う
普通のズボンでは無理かもしれないけど
とりあえず自分の趣味趣向と合わない奴は女かよww
349が女なんじゃないの?
それ以前に専門スレ行けないのかと
性別がどうあれゆとり臭を感じる
そもそも341はマルチの荒らしだ
釣られんなよ
腐向けSSの例
・公式でもマイナーでも、単体ではなく、まずカプ。
男向けが一般的に犯したるでえ!棒なんか何でもいいからとにかく女のエロい姿を寄越せ!というノリなのに比べて、
女向けは一般的にキャラ同士の関係性を重視する
・性欲エロよりも、恋愛感情に基づく女性的なひめやかエロ
・エロが薄い、もしくは綺麗。思いやりエロ。
ぶっかけとか顔射とか精液まみれでぐっちゃぐっちゃとかはまずありえない。
事後は汁だくヤラれちゃった肉便器でウゲエ屈辱、もしくは抜いてとりあえず爽快…とかではなく、
確認とか愛しあってる満足感が漂う
・表現が婉曲的で詩的。
・男キャラにやったるでえという迫力がなく、いつも切なげでどこか苦悶している
・エロに美しい意味を必ず持たせる。ヤるだけはありえない
・肉便器でも必ず本命の誰かを思うモノローグがあり、むしろそっちがメイン
コピペキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
356 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 20:02:33 ID:q9PZj+Hj
そっか、俺・・・女だったんだ・・・
ずっと周りから男男、と言われ続け、男子中高を出て、それにティムポだってついてるのに、俺、女だったんだ・・・
俺、この事実を一生引きずって生きてくのかな・・・
明日病院で検査してもらいにいくわ。
と、腐女子が申しております
女のそういう醜悪な成りすましパターンは分かってるからこっちは
>>357 うんうん、それで?闘っちゃってるの?キャハ☆
環望とか絵は男だけど内容が女性っぽいエロだよな
00関係ないけど
金田一少年
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < SS職人ネ申まだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/
ソーマ×アンドレイ(
>>196-212)の続編投下します
・捏造IFもの
・前回とほぼ同時系列でアンドレイside
全15レスお借りします
エロシーンは9−13レス目らへん
僕は言った。
父さん、おかえり……母さんは?
父は言った。
母さんは死んだ
僕は言った。
父さん、どうして母さんは死んだの?
父は何も言わなかった。
僕は言った。
父さん、どうして母さんを守れなかったの?
父は何も言わなかった。
父さん、何故何も言ってくれないんだ
父さん、せめて言い訳ぐらいしてくれよ
父さん、僕はどうやってあなたを許せばいいんだ
もしかしたら父は僕に憎まれたいのかも知れないと想像することしか僕に出来ることはなかった。
そしてそれが想像ではないと気づいたとき、言葉通りの意味で僕は途方に暮れた。
クーデターの首謀者が後見人のパング・ハーキュリー大佐で、実の父親さえも彼と共に在った。
その事実だけで、僕の立場は非常に危うくなる。
どんなに抗弁してみたところで、「あちら側」だとの嫌疑は免れない。
身の潔白を晴らすためには、あれは最善の方法だった。
ふたりを自分で殺すことが出来て僕は実に幸運だったと、嫌味でも自嘲でもなくそう思う。
父の遺体が見つからなかったのは当然だ。
この組織――アロウズ――には わざわざ敵の骨を拾う輩などいない。
連邦正規軍による確認作業は行われたが、爆散した機体の欠片に離反した将校の肉片は
残ってはいなかった。
そうして淡々と遺族への戦死報告だけが行われた。しかも不名誉を伴って。
本来の父の立場であれば、その名誉と功績を称えて盛大に送られるはずだった葬儀を
ひっそりと済ませた翌月、父のたったひとりの遺族だった僕は父を殺した功績によって昇進した。
世界は皮肉に満ちていて、僕は矛盾に塗れていた。
――お前の親父は本気らしいぞ、いいのか
父のかわりにいつも僕の質問に答えてくれていたハーキュリー叔父が、その日は珍しく
慌てたように声をかけてきた。何のことだろうと思ったが、
「私には関係のないことです」
といつものように明瞭に答えると、彼はすぐに諦めて溜め息をつきながら行ってしまった。
大体、あの男の寄越すメールを僕が読んでいるなんて思う方が間違っている。
もう何年も前、あの男からのメールが届き始めて3通目のときから、該当メールは
別のフォルダに自動的に振り分けられて僕の目には触れないよう設定してある。
だから僕が知っているのは父の無駄な努力が積み重なっていく件数だけだ。
父さん、あなたはほんとうに馬鹿だ
父はおそらくばらばらになったパズルのピースをひとつひとつ、はめ込んでいっている
つもりなんだろうが、そのパスルにはもう失くしてしまったピースがあることが僕にはわかっている。
だからそのパズルが完成することは永遠にない。
組み立てるだけ無駄なのに、父はそのことをわかってるのか、いないのか…
いずれこの全てを未開封のまま送り返してやるという粋なことが電子メールだとできないのが
残念だった。
けれどそのときはハーキュリー叔父の言葉が妙に気にかかったので、数年ぶりに仕方なく
嫌々ながらそのフォルダの中を検めてみた。
彼の懸念事項について記されたそのメールを読んで、僕にいったい何ができただろう?
『実の娘』のように思っている……だって
ではここにいる実の息子はいったいなんなんでしょうね、父さん
僕はいったいあなたにとってどういう存在なんですか?
父に関する事柄については感情をオフにすることに慣れていたつもりだったが、さすがに
笑えてきて、困った。
父が部下の女性兵士と宿舎で同居しているらしいという噂は、2年くらい前から聞いていた。
公認の愛人など、どんな妙齢の美女かと思ったが、どうやらそうではないらしかった。
『超人機関』の『超兵』、という単語を耳にしたのはそのときがはじめてというわけでは
なかったが、苦労して入手した彼女――デザインベイビーの兵士なのに女なんだ、
全く驚くよ――の資料に添付された写真の姿の幼さにはさすがに驚いた。
4年前のものではあったが明らかに僕より年下で、まるでガラスで作られた人形のように
冷たくて透明な子供に見えた。
この従順そうで優秀そうな――しかも特殊強化人間の――部下をあたかもペットのように
引き取って、親子ごっこをしているのだろう父の姿が容易に想像できた。
そうして子育てのやり直しでもするつもりなんだろう。
胸糞の悪い話だと、さらに父を軽蔑したことを覚えている。
それが今になってこんな話を進めているとは、その親子ごっこがよほど気に入ったとみえる。
彼女――ソーマ・ピーリスという名を与えられた超兵1号――が軍に存在する意味や理由には
一切目を瞑って、家族に迎え入れるだって?
僕にはとてもそれが彼女の為になるとは思えないけれど
そうやってずっと、大事なことからは目を逸らし続けていればいいさ、父さん
あなたの人生をどう使おうと僕にはもう関係のないことだ
だけどね、父さん
ガンダムが現れて、その為にソーマ・ピーリスがアロウズに招請されたとき、僕は心の中で
拍手喝采を叫んだよ
しかも僕には彼女を迎えにいく任務が与えられた
僕は本当に自分の運の良さに感謝したね、きっと母さんが見守ってくれているんだと思ったよ
あなたから大事な『娘』とやらを取り上げてやれるなんて、最高じゃないか……父さん
はじめて見た実物の父の『娘』は、僕の予想を裏切って意外に人間臭かった。
思わずあの男を「父さん」と呼んでしまった僕に相当驚いたんだろう、ぽかーんとして
僕と父の顔を見比べていたから、笑いを堪えるのに苦労した。
きっと彼女も親子ごっこを上手く楽しんでいたんだろうと思ったね
何の疑問も持たず…、いや、『持たせてもらえず』に、僕の存在さえ知らずに、さ
何にせよ、あの写真から思い描いていたガラス細工よりは余程マシな印象だった。
腰に届く銀の美しい長い髪、臆病な子猫のような黄金の瞳、柔らかな物腰と透き通った声……
いわゆる良家のお嬢さん――しかもお年頃の――としてほぼ完成していたと言ってもいい。
彼女がガンダム歴戦の優秀なMSパイロットだったなんて、ましてや遺伝子操作で
特殊強化された兵士だなんて、知らなきゃ誰もわからないだろう。
あのままガンダムさえ現れなければ、もしかしたら彼女も普通の『人間』として
生きられたのかもしれなかったが、実に残念なことにガンダムが出現して、
そうして彼女は召集された。
対ガンダムのエースとして、その『超兵』としての能力を期待されて。
何故か彼女の直属の部下に配置されて――どこからかの嫌がらせかと思ったが――、
これまた何故か彼女の世話――いわゆる監視だ――まで任務の一部として与えられた僕は、
通常の軍務をこなす以外のときは基本的に一日中彼女につきっきりだった。
これじゃあ部下どころかまるで執事か召使だと思ったが、彼女はとくに無茶な要求を
することもなく、上官としてそう扱いづらい部類ではなかったのが幸いだった。
ただ、久しぶりに軍隊に戻ったせいなのか、多少情緒不安定気味なところがあった。
エースパイロットなのにこんなに精神的に幼くて大丈夫なのかと気を揉んだが、つまりは
それをどうにかするのが僕の役目らしいと気づいてからは諦めた。
要するに怒ったら宥める、泣いたら慰める、とかそういうことだろう。
……僕はベビーシッターかよ……
彼女は軍人としては確かに優秀だったが、正直言って父に対する盲目っぷりには少々参った。
どんなふうに接していればこんなに手懐けられるんだろう?
やっぱり肉体関係があったんじゃないだろうかと真面目に疑ったが、その疑いは
彼女の言葉で一瞬にして吹き飛んだ。
なんて言ったと思う? 結婚しよう、だぞ!?
いや、さすがの僕も頭がまっしろになったよ……
冗談だろうと思ったが、彼女の目が真剣だったから柄にもなく照れてしまった。
うん…? 上官とか『超兵』って認識しかなかったが、彼女がもし普通の女の子だったら?
わ…悪くないな…、美人は美人だし……
そこまで考えて我に返った。
〜〜っ、危ない危ない…これはもしかしてあの男の戦略か?
色仕掛けとはやるじゃないか……そんな簡単に騙されてたまるか!
けれど彼女の「家族になりたい」という望みのささやかさに、なんだか急に胸が痞えた。
超人機関なんて特殊な施設で実験動物さながらに育てられてきたであろう
デザインベイビーの彼女に、優しく接して――人間扱いして――やったのは
おそらく父が初めてだったのだろう。
『軍人としては』立派な筈のあの男が、『軍務だから』彼女の身を引き受けただけかも知れないのに。
それが何を血迷ったのか家族になろうなどと言われて、彼女が舞い上がるのも無理はない。
幼い頃、人革連の軍服をピシリと着こなした父の姿が自慢だった。
「ロシアの荒熊」なんて二つ名を持って、
周囲の人々から尊敬と憧憬と羨望の眼差しを集める父が、
そんな父の息子である自分が「子熊」なんて呼ばれたりすることが、
たまらなく誇らしかった。
彼女の無垢な眼差しが、昔の自分を見るようで……その記憶の明るさに、苦い笑みが漏れた。
この世間知らずの超兵娘が父を慕うのは、彼女が悪いわけじゃない……
だからせめて彼女には、紳士であろうと努めていた。
僕と父との確執に、好んで彼女を巻き込むこともないだろうと思っていた。
なのに僕のそんな気遣いすらぶち壊してくれるくらい、彼女は父に夢中だった。
躊躇いを見せながらも嬉々として、彼女が父の素晴らしさについて僕に伝えようとすることに
僕がどんなに苛々させられたか……わかってもらえるだろうか?
彼女がどんなにあなたを慕っていたっていい、あなたと彼女のことだから
だけどそれを僕には押し付けないでもらいたいね
こんな小娘のおせっかいでどうにかなるほど、僕の絶望は浅くはないんだ……父さん
あの男と暮らしていた間に息子の存在を知らされることすらなかった彼女が、
僕と父との間に横たわる昏くて深い溝の存在について、知らされているわけがない。
何も知らない彼女に悪気がないことはわかっていたが、僕には我慢ができなかった。
彼女に何も知らせなかった父の惰弱を唾棄するように、冷たい声で告げた。
「中尉は誤解しておられます」
私が父を遠ざけたのではありません
父が私を見捨てたんですよ―――母の思い出と共に、ね
「少尉こそ誤解している! 大佐はそのような…」
「私と父のことはもう放っておいてください、あなたには関係のないことだ」
苛立ちを隠しきれなくなった僕は、食い下がろうとした彼女を切って捨てる一言を投げつけた。
僕の尖った感情の刃先はダイレクトに彼女を直撃したのだろう、
彼女は血の気を失った唇を震わせて、
「かっ、関係…なく、ない……」
涙を、零したから……それ以上は、何も言えなくなってしまった。
女の子を泣かせるなんていうことはそれだけで男の罪だ。
母は強い人だったが、そう僕を教育してくれたから、基本的には僕はいつだってフェミニストだ。
だからどんなに気分を害していたとしても、彼女の涙を止めてあげなければならなかった。
その涙の原因が僕の言葉だったことが傍目にも明らかなこの状況で、放っておくなんてことは
とてもじゃないができなかったし、それに彼女を慰めることは僕の仕事のひとつだった。
けれどもしかしたら、彼女の方が僕を拒絶するかも知れないとは思った。
思ったけれど―――肩を抱いたら、しがみついてきたから、不覚にもかわいいと思ってしまった。
……いや、我ながら、自分で泣かせておいてそれはないだろ……
手のかかる上官に『妹』という存在を重ね合わせてみたのは、たぶんそのときが最初だった。
何故父が彼女を養子にしようとしたのか、少しだけ、理解できるような気がした。
「少尉の声は、独特だな」
MSの戦闘シミュレーション訓練を終えて戻る途中、彼女が突然そんなことを言い出したから
驚いた。
「……どういう意味ですか?」
褒められているようには思えなかったので、若干口調に棘が混じった。
「あぁ、いや、気を悪くしたなら済まない……わかりやすくていいと思って」
訓練中に、僕の言葉で彼女が被弾を逃れたことを思い出す。
「そうですか?」
「ああ……大佐にもあまり似ていない」
父の名前を出されて、すぐに斜めに傾く僕の機嫌は素直だと思う。
「大佐の声よりも…、甘くて……良いな」
軍人の声が甘くてどんないいことがあるんですか。
そう言いかけたが、斜め前を歩く彼女の耳が赤く染まっているのが見えたから、
「……それは、どうも」
素直に受け取っておいた。
何かと父を引き合いに出す彼女に辟易しなかったと言えば嘘になる。
だが旧人革連の士官学校時代から、父と比較されることには慣れていた。
軍人を――父と同じ職業を――選んで志したときから既にそれは予想できたことだったし、
実際、軍服に身を包むようになってからは父の名前を聞かずにいることなど不可能だった。
失態を犯せば血筋を疑われ、成果を上げても親の七光と陰口を叩かれることは
しょっちゅうだったが、軍というのはそれほど甘いところではない筈だ。
旧人革連軍や現連邦正規軍であればいざ知らず、少なくともアロウズへの入隊を
認められたのは僕の実力以外の何物でもないと自負している。
その証拠と言えるだろうか、アロウズ入りしてからは僕の前であからさまに父の名前を
出すような程度の低い連中は減っていた。
だが、立場は違えど4年前の父と同じように彼女のお守りをさせられていることから考えると、
いずれにせよ僕はどこからも軍人としては父のようであることを期待されているのかも
知れなかった。
そう、たぶん彼女にとっても、僕はあいつの身代りに過ぎない。
彼女が愛してやまないあの男の若いころに、僕の姿はそっくりだった。
父がどんなふうに彼女に接していたのか具体的にはわからないが、きっと仕草や
雰囲気なんかも似ているのだろう。…声は……似ていないと、彼女は言ったけれど。
彼女が僕に対する好意を示してくれる度に、僕は彼女がどれほど父を愛しているのかを
思い知らされているような気すらした。
彼女が父と携帯端末で通信している様子を見かけたことがある。
あるはずのない耳と尻尾がぴこぴこ動く様子が目に見えると思えるくらい
素直に嬉しそうな後姿に、少しだけ胸がチリッとした。
いま声をかけたら、彼女は振り向くだろうか。僕を見て、どんな顔をするだろうか。
父との時間を邪魔されたことに、少しでもがっかりすればいい。
そんな子供のような感情で、彼女の名を呼んだ。
振り返った彼女は僕の期待通り、表情を翳らせたから……自分の小ささに、嫌気がさした。
彼女がおそらく自分でも気付いてはいなかっただろうその誤謬を指摘したのは
彼女の無邪気さに僕が耐えられなくなったからではなく、それが周囲に飛び火してしまうことを
懸念したからだった。
実際、既にマネキン大佐まで巻き込んでしまっている上に、衆人環視のなかで
結婚宣言とあってはさすがに平常心でいられない。
そうでなくても軍のような閉鎖的な組織における内部情報の伝播速度は侮れないというのに、
きっと明日には同僚たちの格好の揶揄いの種になるだろうことは目に見えていた。
いや、自分が冷やかされるだけならいい、ローティーンの子供じゃあるまいし
浮ついた噂など日数が経てば自然と流れて話題にも上らなくなるだろう。
本当に問題なのは、彼女だった。
大体、彼女は軍内での自分の立場を理解しているのだろうか?
確かにここ数年の間、その身はかつての上司たる父のもとに置かれてはいたが、
彼女は言わば軍の所有物のひとつなのだ。
憚らずに言ってしまえば、彼女に、自らの身の振り方を決める権利など、端からない。
父が彼女に示した養子の件にしても、おそらく彼女の精神的な充足と安定を狙ったものとして
上層部の許可がおりたのだろう。いや、穿ってみれば指示だった可能性さえ否定できない。
少なくとも父の一存で決められることでないのは確かだ。
つまり、例え僕が彼女を愛していたとしても、僕の一存で彼女を妻にすることなど不可能なのだ。
もし、万が一婚姻が認められたとしても―――軍からの要請があった場合には即座に
差し出さなければいけないことがわかっている妻を、どうして愛せるだろう?
それでも愛してしまったら、苦しむだけじゃないか……彼女も僕も、たぶん…誰だって。
かと言って「あなたは普通の人間じゃないんですから」などと言ってしまえるほど
僕も人非人ではなかったので、極力それには触れないように誤魔化しつつ、
僕への好意は錯覚なのだと彼女に諭した。
「あなたは私ではなく、私のなかに父の姿をみているだけです、中尉…」
「そんな…そんなことは、……」
即座に否定できない程度には自覚があったのか、彼女は言葉に詰まって下を向いた。
なんだ、自分でもわかってたってことか?
「いいんですよ、中尉……私は慣れていますから」
私の指摘に罪悪感を感じてしまったのなら、そんな必要はありません、と慰めたつもりだったが、
混じった皮肉の色は消せなかった。
僕は父とは違う、父のように妙な同情で彼女を惑わしたりなどするものか
いずれ守りきることが不可能な約束など、いつか彼女を絶望の淵に突き落とすことになるだけだ
そんなこともわからないなんて、あの男はほんとうにどうかしている……
「あなたも、いつかはあの男に」
裏切られることになりますよ、と忠告しようとした言葉は、彼女の眼差しに遮られて宙に浮いた。
ああ、見覚えがあるな、これは放課後の中庭とか体育館の裏に僕を呼び出したときの
女の子の顔だ………って、え……
「少尉の言うことは正しいのかもしれないが、それでも私は……」
「中尉!」
最後まで言わせないよう、慌てて口を挟んだ。
僕の一存で彼女を妻にすることは不可能だが、実は彼女の一存でなら僕を夫にすることは可能だ。
上層部が、その婚姻が彼女に必要だと認めさえすればいい。
軍にとって、そうするだけの価値が彼女の存在にはある。
つまり、もしも上からの指示があった場合、僕に拒否権などないわけで……
冗談じゃない、そんな茨の道を行く覚悟などあるものか!
だが自分がそうありたいと願っているほどには意思が強くない自覚が僕にはあった。
こんな美人に迫られるなんてそうそうない幸運に恵まれてみろ、拒否しきれるわけがない。
あぁ、だから、そう、こんなことは良くないことなんだと、彼女に教えてあげなくてはならない。
「中尉ほどの有能な武官が、部下に求愛など…見苦しく思われます。ご自身の為になりません」
ちょっと涙を堪えているような彼女の顔をまともには見ていられず、目を逸らしていたことに
気付かれただろうか。
「他人がどう思うかなど、私は気にしない!」
「私は気にします」
あなたがどう思われるか、私は気にしますよ、中尉
あなたは皆にどんな目でみられているのか、ご存じなさすぎる……
「…それに、そのような私情が組織の中でどれほど周囲に悪影響を及ぼすか……中尉とて、
ご存じないわけではないでしょう?」
問題をすり替えたのは、意図してのことだったが。
まさかあんなカウンターパンチを食らうとは、想像だにしていなかった。
「……少尉、それがわかっていながら、何故…父親を許してやることができない?」
古傷を抉られるというのはこういう感じを言うんだろうか、僕のポーカーフェイスは
脆くも崩れ去り、奥歯がぎりりと音を立てるのを耳の奥で聞いた。
父が、軍人として正しい判断をしたのだということぐらいは、わかっている。
いまや同じ軍人となった僕には、その点で父を責める材料を持ち得ない。だが……
「……わかっていても、許せないことはあるのです……中尉にも、許せない男がいるでしょう?」
被検体E−57のことを指して言ったのを、彼女はすぐに理解したようだった。
「…それは、そうだが…いや、それは違う!」
「違いません。……同じです、中尉」
同じです、あなたとE−57と。僕と父は……もはや敵でしか、ないんです……
……結局のところ、僕は嫉妬していたんだろう。
『息子』の僕が得られなかったものを父から目一杯与えられていた『娘』の彼女に、
すべてにおいて僕よりも優秀に父を満たしてしまった彼女に、
人の温もりというものを知らなかった彼女に甘い夢を見せてしまった父に、
その息子だというだけで、僕にその身を預けてもいいと思うほど彼女に信頼されている父に、
―――父と彼女の関係に。
「私を抱け…命令だ」
不意打ちのキスから、彼女の求めには気付いていたが、いざ耳にすると動揺した。
「中尉、ご冗談が過ぎます!」
もし本気なら、それはパワハラと言って軍法会議ものです!
……何故か裁かれるのは私のほうになるという理不尽な現象がおこるような気もしますが……
「では、妹の我儘でもいい」
「えっ…?」
僕を見る上目遣いの瞳は、微熱を含んで揺れていた。
「抱いて…兄さん」
に い さ ん って――――
彼女を『妹』だと認めるような発言をしたのは、もちろんそんなつもりではなくて、
ただ、何と言うか……ひとりで泣いていた彼女の姿が、年齢の割にとても幼く見えて……
何故か無条件に、その不安を取り除いてやらなければと思ってしまったからだった。
涙の理由を彼女は教えてくれなかったから想像に過ぎないが、おそらく今日の作戦に
関係があるのだろう。帰還してからの様子がおかしかったから、少し気になってはいた。
月並みなところだが、久々の戦場で人血の臭気に中てられでもしたのだろう。
白兵戦にはあまり出たことがないようだったから、余計にそう思った。
だがエースパイロットが戦闘を躊躇うようでは、兵の士気にも関わる。だからこそ彼女には
僕があてがわれているわけで、僕にはどうにかして彼女を支えてやる義務がある。
けれど泣いている彼女を慰めてあげたくなったのは、任務だからというだけじゃない。
こんな華奢な肩に、彼女が背負っているものが……その重さが垣間見えて、
声をあげて泣く彼女の心が少しでも救われればいいと願ってしまった。
父のやり方を安っぽい同情だと笑えない、僕だって同じくらい安っぽい男だと認めざるを得ない。
あなたの涙に心を痛める人間が、ここにも一人いますよと、ただ伝えたかっただけだった。
………だけだった筈なのに、彼女の震える声に――――僕は欲情した。
任務がどうこうなんて、可愛い『妹』のおねだりの前には消し飛んでしまうのか……
彼女の薄く淡い色の唇に引き寄せられるように、唇を重ねた。
啄ばむように咥えて、開かせた隙間にそうっと慎重に舌を差し入れる。怯えたように奥に
引っ込もうとした彼女の舌をそろりと舐めてやると、躊躇いがちに絡めてきた。
あ…、甘い、と感じたのは僕だけじゃなかったと思う。
まるでその味を確かめるかのような触れ方で何度も唾液を交換していたら、
彼女の吐息がちいさな声と共に零れて、その声の甘さにも
このくちづけが明らかにセックスの前座のキスだと裏打ちされたような気がした。
唇が離れたときの彼女の顔は今にも泣き出しそうで……僕を襲った半端ない背徳感は、
欲を煽る前に理性を呼び起こした。
まずい、やっぱりこんなこと、上にばれたら何を言われるかわかったもんじゃない
彼女は僕だけの意志でどうこうしていい存在じゃないわけで、それにいわゆる
護衛監視対象とそんな関係になっていいわけがない、いくら彼女が望んだとしても……
「…す、すみません! やっぱりだめです、中尉…」
身を引きかけた僕に寄り添ってきた彼女の手が股間に触れて、欲情を知られたことにぎくりとした。
彼女を制止しようとした僕の声はうわずっていて、全く意味を為さなかったに違いない。
跪いた彼女が勃ちあがりかけた僕のペニスを引っ張り出して、……口、で………ッ!!
「…ぇ…っ!? ちょ、中尉……!!」
濡れた粘膜が絡みついてきて、思わず上げそうになった声を必死で噛み殺す。
…っ、ちょ、ま…うそ、だろ
やべ…これは……やばいもーなにこれなんてエロゲ? いやマジでマジで……!
つかこの人どこでこんなこと覚えたんだ、まさか超兵機関とやらでこんなことまで教育するのか?
いやまさか…ない、とは言い切れないが……っあぁ、ペロペロって、だめです中尉!!
あぁあ神様、これは先月の飲み会で「女は面倒くさい」なんて放言した僕への罰ですか?
こんな据え膳……唇噛んで耐えろってんですか、いや、無理です!!!!
正直な話、……溜まっていた。
最後にセックスしたのはいつだったか…、まぁ僕は男だし、軍人が女を買うのは
珍しくもなんともないことではあるが、自分で処理する方が楽で手っ取り早いので、
特定の相手がいないときの僕は専ら右手…いや左手が恋人というやつだ。
だからって女性が嫌いなわけじゃない、当然だろう?
その特定の相手とはアロウズ入りするずっと前に別れていたし、ここ最近は
ガンダム出現のせいで忙しかったから、自己処理だってまともに追い付いていなかった。
……そしてこれは懺悔ですが、直近の自己処理のオカズには中尉を使いました、サーセン!!!!
不潔!? セクハラ!? でっていう!!
四六時中行動を共にする美人の上司相手に、しかも好意を寄せられていて、
妄想をたくましくしない男がいるだろうか!? いやいない!!
職場では強気で有能な彼女と、ベッドの上では立場が逆転……ってやるだろ? 普通!!
そう、丁度こんなふうに……、中尉に、舐められて…いや舐めさせて、だったな
あ…っ、やばいな、クる……拙いけど、一生懸命なカンジが……可愛い……
彼女の頬にかかる長い髪を、そっと指先でかきあげて耳の後ろへ流してやる。
なんかこう、違うよな、いかにも出させようってんじゃなくてさ……健気ってーの?
僕のことが、好きだって彼女の顔に描いてある……やっばいなこれ、やっぱ無理かも
やめさせなきゃ、って思うけど…それも無理、っぽい? …はむはむしてんの……はは、可愛い…
あーもうどうしよう、つかこの人……経験、あんのかな……はぁ…口んなか…気持ちいい……
処女ならこんなこと…しない、よな……たぶん……っあぁ……
僕のペニスを唾液塗れにしながら唇のなかに出し入れする彼女は、少し涙目になっている。
あーもうどうにでもなーれ…っていいのかな……いやだめだろ……どうすんだおい!
あっ、中尉、先っぽ吸ったらだめです……あぁ、僕は試されているのか? …って誰に!?
「っ、少尉、その……気持ち良く、ないか…?」
快感に耐える僕の苦悶の表情を見上げて、彼女が不安そうに尋ねてきた。
ぐわーなんだこの可愛い人、襲うよ? 襲って欲しいんですよね、中尉?
こんなことしといて、僕が触ったら超兵パンチとか、ナシですからね?
「あぁもう…!」
彼女の身体を抱きあげて、ベッドに押し倒した。
えっ、何、驚いた顔してるんですか!?
「中尉が、いけないんですよ?」
思わず情けない言い訳をしたあと、噛みつくようにキスをした。力の加減が上手くできなくて、
その華奢な身体が折れそうになるくらいつよく、抱き締めた。
もう、やめてって言っても、やめられませんからね……
ジェンダーバイアスと非難されるかも知れないが、僕の個人的な好みから言わせてもらえば
女性は軍人なんかになるべきじゃない、ましてや前線になんて出るべきじゃない。
これは母を否定することにも繋がってしまうのかも知れないが、僕のように遺される子供が
少しでも減って欲しいと願うからでもある。
そんなふうに身体を張ってまで世の中の役に立とうとしなくても、女性は女性だというだけで
充分な価値があると僕は思っている。あぁ、まさにジェンダーバイアス! ですが何か?
けれどだからこそ、彼女の存在を知って真っ先に疑問に思ったのは『何故女性なのか』と
いうことだった。戦場で戦う兵士が女性である必要性など、全くないと言っていい。
なのに何故? どうして彼女は女の子なんだろう……
もし彼女が男だったら、たぶん父は養子にするなんて言い出さなかったんじゃないかと思う。
僕だって、こんな…こと、彼女にしなくて済むわけで……あー何言ってんだ僕はぁぁどんな責任転嫁?
でもさ……女の子って、なんかこう……ほら、男にはないこの柔らかさがさ……
軍服の上からじゃあんまりわからなかったけど、中尉って意外に…着痩せするタイプなのか……
綺麗な肌、してる、な……
普段はきっちりと詰襟に包まれて隠されている首筋が眩しいくらい白くて、吸血鬼みたいに
つよく吸って赫いあとをつけた。
鎖骨の形も綺麗だし…、おっぱいも……柔らかくて可愛い、やっぱ女の子はこれだよ
マシュマロみたい…やらかい……乳首、綺麗なピンクしてる……ちょっと、勃ってる…
掌で乳房を優しく揉みながら、ツンとした乳首を舐めて口に含んだ。
「ぁっ…」
感度良すぎ……エロい声……だめだ、早く挿れたい……
我ながら手際の良い脱がせ方だったと思う。最後の小さな一枚を彼女の脚から抜き取って、
僕はルパンV世方式で一気に全部脱ぎ捨てた、裸体で彼女の両脚を開く。
細い腰の、陶器みたいに滑らかな肌を掌で味わって、柔らかい内腿の感触を楽しむ。
臍まで綺麗なのか……下、触るの、早すぎかな?
…でもちょっと…、確かめるだけ……えっ…? あ…すげ……ぬるぬる……
「中尉、こんなに……」
濡れてる、なんて……なんで? フェラ…してた、だけなのに? それで感じてた?
やばい……興奮、する……
彼女が恥ずかしそうに潤んだ瞳を伏せたその表情が、股間にずくんときた。
「…そんなに、したかったんですか…? 私と…」
指、挿れますよ…?
形のいい耳のなかに舌を差し込んで舐めながら、彼女の中心に指をつぷりと呑み込ませた。
「…ッあっ…」
仰け反った、首が、細くて……甘い、匂いがする……
すごい、ぬるぬるが、溢れてくる……手が、もう、びしょびしょだ……感じすぎじゃないか?
涙目になってる、可愛い……すごく……ここに、挿れたい……我慢、しなくていい、んだよな…?
いや、我慢できない、だろこれもう………
彼女の膝を大きく開いて、もうガッチガチになってる僕のペニスを、ぬるぬるの入り口に宛がう。
久々の女の身体に、股間だけじゃなく期待感も膨らんで、焦り気味だったことは認めよう。
じゅぷ…っていやらしい音をさせながら先端を潜り込ませたけど、予想以上にキツくて、
それが良かったのか悪かったのか、いやもちろん悦かったからなわけだが、
半分くらいまで一気に埋め込もうとして、ふと違和感を感じて……そこで
彼女が唇を血の気を失って真っ白になるくらい強く噛んでいることに気がついた。
僕が動きを止めると、固く瞑った瞳が少しだけ開いて、唇もちいさく開いて、短い呼吸を繰り返す。
僕の肩に置かれた両手の指先にも、異常なくらい力が込められている。
まさか、初めて、なのか? いや、可能性としてなきにしもあらずだが……
「…ぇ…中尉、痛い…? ですか…?」
心配そうに尋ねた僕に、彼女ははっとして、明らかに狼狽した。
「ちが、だいじょ…ぶ」
ブンブンと首を振って否定したけれど、さすがに嘘だってことくらいは僕にもわかる。
「いや、でも」
処女、だったんですか……僕が初めてのお相手でほんとにいいんですか?
いや、僕の方はもちろん構いませんが、……泣くのはあなたなんですよ、中尉?
「や、やめるな…! 平気、だから…」
健気に縋りついてくる彼女の、そのあまりの無防備さに、不意に氷のような感情がざらりと心を撫でた。
彼女は確かに何かに傷ついていて、その原因はわからないが、たぶん慰めて欲しいだけなんだろう。
でも、それがどうして僕なんだ? どうして僕を、そんなにも信頼できるんだ?
窮鳥懐に入らば猟師これを撃たず……
つまり腕の中で泣いている女の子を、さらに傷つけようなんて男は思わないものだ
と言いたいところだったが残念ながら僕は無垢な鳥を匿う情け深い猟師なんかじゃなく、
ただの羊の皮を被った狼に過ぎなかった。
親父のくやしがる顔が目に浮かぶね……そんなに僕が好きですか?
いやちがうか、『父に似た』僕が好きなんだ、あなたはね
ははっ、いつも疎ましく思ってた父譲りのこの容貌に、感謝したのは初めてですよ
どうせ心の奥底では、父に抱かれたかったんでしょう? 自分でも気づいていないんですね
かわいい中尉、何も知らないで……父へのあてつけで抱かれる中尉、かわいそうに
せっかくだから精一杯優しくしてあげますよ
いつか、あなたには父よりも僕を選んでほしいからね……
たぶん心底苛立っていたのは、ともすれば狼の皮を被った羊になりかねない、
ここにきてまで迷ってしまう自分自身にだった。
こんな僕に身を任せる彼女が愚かで、憐れで、……愛しいとさえ感じた。
「後悔しても、知りませんよ…」
宥めるようなくちづけを落としながら彼女を蹂躙した僕は、きっとこれ以上ないくらいに紳士だった筈だ。
痛みに耐える彼女の銀色の髪を優しく撫でながら、ゆっくりと奥まで全部嵌め込んだ。
彼女のなかは僕まで痛いくらい狭くて、下手に動かすのも憚られた。
痛いのもあるんだろうが、…緊張、してるんだろうな……
呼吸にちいさく肩を震わせながら、彼女が縋るように僕の首に腕を回す。
その子猫のような瞳には涙がいっぱい溜まっていて、舌でそっと拭ってやった。
くちづけをねだる彼女に何度も唇を与えてやっていると、甘い錯覚に墜ちていきそうだった。
固まった彼女の身体をほぐす為に、敏感な小さい突起に指先で触れる。繋がった部分から
漏れ出た液体を掬って、塗りつけるように指の腹で撫でてやった。
「ぁっ…、ぁっ、ゃっ…」
ちいさな喘ぎ声をあげながら、彼女は僕に抱き付いてくる。彼女のなかはひくひくと震え出して、
また新たな蜜を溢れさせながら僕を締め付けて刺激する。
そのまま、腰を動かさないように気をつけながら、指を小刻みに動かして小さな蕾を擦り続けた。
胸の先端を甘噛みしたり、白い肌のあちこちに吸いついたりして共寝の跡をたくさんつけた。
そのうち、彼女のほうから腰を揺らせてきて、絶頂が近いことを知らされる。
「ひゃぅ、ぁ、ぁん…、少尉、しょうい…」
彼女の内腿が震えている、もちろん、なかもひゅくひゅくと細動している。
膝の裏を伸ばすように支えてやりながら、剥き出しにした芯を優しく摘んで擦りあげた。
「ぁっ、ぁっ、だめェ、…あっ、ぁ、あんっ…あん…!」
彼女の目元がぱっと朱に染まって、背中から爪先まで痙攣が走って、彼女はイった。
もどかしい痙攣の伝播に焦れて、僕はゆっくりと抽挿を開始した。
「あぁ…っ…!」
感じたのが痛みだけではないと証するような、鼻にかかった甘い声があがって、少し安心する。
あとからあとから溢れだす愛液が、ぬぷっ、ちゅぷっと淫らな音をたてる。
気を抜くとそのまま突っ走ってしまいそうで、快感以外のことに集中しようと試みるが、すぐに
目の前の光景に意識が引き戻されてしまって、儚い努力は波の彼方に泡と消える。
切なげに眉を寄せる彼女の表情が、半開きの唇からのぞく白い歯が、
触れてもいないのにかたく尖ったままの乳首が、僕の肩を、腕を求めて伸ばされる細い腕が、
密着にふるえて揺れる腰が、しなやかに伸びて指先を反り返らせるラインの綺麗な脚が、
堪え切れずに零れる控え目な喘ぎ声が、薄っすらと汗ばんだ身体から立ちのぼる甘い匂いが、
ペニスにじゃれるように纏わりつく膣壁が、彼女のすべてが僕を追い上げていく。
どういうつもりなのか見当もつかないが、耳元で繰り返される「すき…すき」という囁きに
僕は自分の目的まで見失いそうになる。思わず「僕もですよ」と返したくなったが、
あざとすぎる嘘は自分の首を絞めるだけだと思い直して意味を消した吐息に変えた。
あまり…僕に懐かないで欲しい、そんなふうに信頼されると、傷つけることができなくなる
……犯しながら言っても、あまり説得力がないけど
あぁほら、また「すき」って……僕が、すき? ほんとうに? 親父よりも?
彼女の気持ちなんて端から信じてないくせに、騙されてしまいたくなる瞬間に襲われる。
少尉、少尉と彼女が呼ぶから、少なくともあの男と間違えてるわけではないんだろう。
そんなつまらないことにすら充足を感じる僕は、余程自分に自信がないのか、それとも父を
憎みすぎているのか……たぶんその両方なんだろう。
もしも彼女が、ほんとうに僕を選んでくれるなら、彼女を傷つけないでいられるのにと思う。
いつか彼女が、ほんとうに僕を選んでくれるなら……
ベッドでの睦言の半分は嘘で構成されていることを、彼女は知っているんだろうか
何が真実で何が嘘で何が信頼で何が裏切りで何が愛で何が憎しみなのか……正直、僕には
どれも見分ける自信はない
何が幸福で何が不幸なのかさえ、曖昧になって溶けていく
ただ確実なことは、いま……このセックスが気持ちいいってことだけだ……
彼女の膝を、ベッドに押し付けるような形で更に大きく開いて、深く深くまで入り込んだ。
「ぁあん……」
いやらしい、赤紅色の花弁のまんなかで僕はペニスをずるりと引き出し、また埋め込む。
その繰り返しに魅入られて、腰の動きが速くなっていくのを止められない。
あぁ、女の身体ってやっぱりいいな……
「少尉、少尉……もっと…」
涙の滲んだ瞳で彼女はかわいいことを言う。
駄目だな、ほんとに……可愛く思えてしまう、だから女って面倒くさいんだ
こんな…柔らかい身体して……あ、締まるし…ちょ……
律動に合わせて揺れる乳房に煽られて、その先端にしゃぶりつく。
舐めまわして、舌で転がして歯を立てて吸いついた。乳首で感じるのか、弄ってやると
膣がきゅっきゅっと締まる。
彼女の身体をこんなふうにデザインした科学者どもをGJしつつ片っ端からぶん殴ってやりたい
こんなエロいものを造るなんて……万死に値する!
単独でその極上さを味わっておいて、勝手な言い分なのは自覚している。
なんだろう、独占欲、なのか…? 誰にも……いや親父には、絶対に彼女に触らせたくない
これは、もう僕のもんだろ? ねぇ、中尉…?
ほら、そんなにしがみついてきて……、ちくしょう、可愛いな……
くちづけをねだられるまま、舌を絡め合って唾液を流し込む。ちゅ、ちゅ…とちいさく
吸いつく彼女のとろんとした顔に、僕は満足した。
「少尉……すき…」
何が? ペニスが? 舌が? 顔が? 僕の何がすきなんですか?
「ぜんぶ……全部…」
って―――あぁ、やばい、すげーキた……危ないなおい…
なんだよ、そんな……顔、しないでくれ、優しくしたくなる……
溺れさせるつもりが、自分が溺れてしまいそうなことに気がついて、少し焦った。
彼女の腰を押さえつけて、射精へのラストスパートに入る。
限界まで膨張したペニスを、子宮口に届くほど奥に突き入れて、激しいピストンを繰り返した。
「っぁっ、ぁっ、あっ、あっ、あん、あん、あん、あん……」
彼女の声が徐々に高くなっていって、膣もぬるぬるなのにキツキツに締まっていく。
隙間を抉るようにして粘膜どうしを擦り合わせる快感に、ただ没頭していくほかはない。
「ぃや、何か、くる…いや」
初めてのくせに、なかでイきそうとか…エロすぎですよ、中尉
んッ…あ、気持ちいい……だめだ、出そう、中に出してもいいかな…?
ぱんぱんぱんぱんと腰を叩きつける音が、みっともないくらい大きく響く。
ペニスの先端から腰までが麻痺したようになって、快感以外の刺激を拾えなくなっていく。
「いや、いや…怖い…!」
「…そういうときは、イく、って言うんですよ、中尉……イく、って」
ふるふると首を振る彼女に、そっと囁いてやる。
「あっ、ぁ……イく、ィくぅ…しょうい…」
素直だ、可愛い……ぁー止まんね……もう…っ
彼女のなかがペニスを扱きあげるように吸いついてきて、先端から、意識が溶けだして……
「ふぁんっ、ぁ、…っあ――――!」
出る、なかに――――
「――ッく………」
きゅうきゅうっと締め付けられて、精液が勢いよく飛び出す感覚に、腰が震えた。
あー…超兵って妊娠するんだろうか? いまいち生殖能力には疑問があるが
まぁいい、それならそれであの男を絶望させる材料になるだろう
それにしても……、彼女が僕と結婚したいだなんて、もし聞いたら父はどんな顔をするんだろう?
彼女はあいつが喜ぶと信じているみたいだが、実際のところは逆だと僕は予想している。
父がショックを受ける様子を想像しただけで、口元に浮かぶ笑みを誤魔化せない。
知らないうちに大事なものを奪われる苦しみを、あなたも味わえばいいさ……父さん
胸の内を昏い喜びで満たしながら上着に袖を通していたら、背後で蹲っていた彼女が
ぽつりと呟いた。
「上に、報告するのか」
「………まさか…!」
何を、言ってるんですか?
そんなこと、できるわけがない。
「…何も後ろめたく思うことはない……貴官は、私のメンテナンスをしただけだ」
「………は?」
「アロウズ唯一の、重要な兵器の…メンテナンスだったと言えばいい……」
……一瞬、見透かされたのかと、思った。僕の邪な考えを。
でも違う、そうじゃない、これは……
「本気で、言ってるんですか?」
裸の肩を微かに震わせている彼女の言葉が強がりだなんて、答えを聞くまでもないことだった。
彼女があんなところで――スマルトロンの側で――泣いていた理由が、やっとわかった。
でも、だったら何故、僕に抱かれたんですか? これきりって、どういう意味ですか?
僕の『メンテナンス』は、もう必要ないと?
……なのにどうして、そんなに……泣きそうなんですか……
あなたが泣くのは嫌だと伝えたかったのに、聞く耳を持ってはくれないらしかった。
出ていけと僕に命じた彼女の背中が急に遠くなったような気がして、どう取り繕っても
愛してるなんて嘘で騙されてはくれないだろうと思ったから、母の教えに背くのを承知で
彼女の望みどおり部屋を後にした。
案の定、泣き声が聞こえて……僕も久々の自己嫌悪に涙が出そうになったから、
壁を殴って手が痛いふりをした。
いつ…何が彼女をそうさせたのかはわからない、僕が自覚させてしまったのだろうか?
いや、自覚してもらうのが僕の仕事だった筈だ。けど、だったらあんなこと、ほんとうは
言うべきじゃなかった。安易な同情が孕む不用意な残酷さには、気が付いていた筈なのに。
……『妹』だなんて……夢でしかないと、彼女はわかっていたのか……
後悔しますよなんて格好つけたのに、現実に後悔したのは僕の方だった。
僕が傷つけたかったのは彼女じゃない……いや、あんなふうに傷つけたかったわけじゃない
あんな形で泣かせるなんて、まるで好きな子をいじめるガキみたいじゃないかと思った。
そして僕が図らずも完璧にやってのけてしまった彼女の『メンテナンス』が
取り返しのつかない結果を生んだことに……翌日になって、愕然とした。
被検体E−57の駆る羽根付きガンダムとの激しい戦闘で戦闘空域から外れ、
レーダーから消えてしまった彼女はそのまま戻らなかった。
僕に与えられていた任務は、あくまでも軍での日常生活面において
彼女を補佐することだったから、作戦行動中においてはその限りではなかったとは言え、
彼女の隊に配属されていたにも関わらず彼女の機体をロストしてしまったのは
紛れもなく僕の怠慢だった。
処分こそなかったが、捜索の打ち切りを告げられて尚、見苦しい後悔が身を苛んだ。
どうして、もっと彼女に優しくしてあげなかったんだろう?
部下として? 兄として? いや…男として? 何だっていい、彼女の側にいるべきだった。
彼女は僕よりもずっと優秀な軍人で、ガンダム歴戦のエースパイロットで、
守りたいなんて思うことすら面映ゆくて、けれど失ってしまったいまでは、
彼女の泣き顔ばかり浮かんできて……
彼女の身体に確かに息衝いていたその温もりを思い出して、身体が震えた。
あんなふうに彼女を傷つけたことへの罰ならば、いっそ僕が死ぬべきだったのに。
彼女の死を悼むことさえ、彼女の為になるのかどうかもわからなかった。
せめて遺体を、と思ったが、それも叶えられなかった。戦死報告をしたのが父だと知り、
その詳細を掴みかかって問い質したい衝動に駆られたが、そんなことができる筈もなかった。
僕でさえこれだけショックを受けたのだから、父の悲嘆に暮れる様はいかほどかと思ったが
変わりなく気丈そうだと聞いて、彼女の信頼が打ち砕かれたように感じたのは否めない。
あれほど…あなたが慕っていた父は、あなたの死にそれほど動じていないようですよ、中尉
我が父親ながら、やはり信ずるには値しない男だったようです
あなたが――それを知らぬまま逝ってしまったのが、せめてもの慰めです……
いつも泣いていた……父の為に泣いていた彼女を思って、僕は父への絶望をさらに深くした。
あの謹厳な父が軍を離反した理由には、どんなに考えても辿り着けなかった。
僕の知っている軍人セルゲイ・スミルノフ大佐は、任務の為なら自分の妻でも見殺しにできる
忠実な“ロシアの荒熊”だったから、クーデターに加担するなど想像すらし得ないことだった。
だがこの14年の間に、僕がずっと憎み続けた男は変わってしまっていたのかも知れなかった。
そして父を変えてしまったのは、もしかしたら彼女と…その死だったのかも知れないと少しだけ考えた。
母の為にすら犯さなかった軍紀違反を彼女の為には行ったのだとしたら、
それは母に対するなんという裏切り行為だろう?
その考えは僕にとって、とても許されざることには違いなかったが、
父が彼女の死に世を儚んだというのならば、彼女の涙が少しでも報われるというのならば
それでもいい……むしろそうであってくれればいいと、
もはや答えの出ない問いに、願った。
徒な皮肉ばかりが煩くて、自分の中の矛盾にはまだ耳を塞いでいたかった。
Fin
今回は以上です
読んで下さった方ありがとうございました
同じ設定で完結まであと2〜3話投下する予定です
>>379 神様キタコレ!
超GJでした!切ないけれど、エロパートのアンドレイの壊れっぷりに笑わせてもらったWW
続きも楽しみにしてます!
GJGJ!
続き楽しみにしてる
GJ!
エロくて切ない話かと思ったら笑いどころもあってよかったw
383 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 15:11:16 ID:aQI6Vkzc
俺アニューの人マダー
俺アニューって何さ
俺もアニュー物には期待してるけど
ハレルヤ×マリーで
ちょっと強引なやつ投下
9スレ(もしくは10)連投いきます
それは、トレミーを離れ数日後のある満月の夜のことだった
『マリー』
男女別にあてがわれた巡礼者のための簡易なベッドでマリー・パーファシーは目を覚ました
(今のは、脳量子波?でも…)
恋人のアレルヤ・ハプティズムは脳量子波を失っており、自分に呼びることはできないはずだった
ふと時計に目をやると午前2時を過ぎたところだ
『マリー』
どうやら気のせいではなかったらしい
(アレルヤが呼んでいる!)
イノベイドとの戦いを終えてから常に憂鬱げだった恋人の顔が頭をよぎる
こんな夜更けに使えないはずの脳量子波で呼びかけるなどただ事ではない
マリーは慌てて着替えを済ませ部屋を抜け出した
そしてそのまま宿を出る
辺りには街灯などはないが、今夜は満月だ
超兵であるマリーには十分視界が確保できる
迷うことなく『声』の主がいるであろう、林の奥へと駆け込んで行った
その男は月を背に立っていた
(やっときたか…おせぇんだよ)
男は待ち人の気配が真っ直ぐ近づいてくるのを確認するとニヤリと笑い舌なめずりをした
通常の男には似つかわしくない仕草は、まるで獲物を狩る直前の肉食獣のようだ
そして彼は愉快でたまらないという風にくつくつ笑いながら廃屋へ入って行った
マリーは微かな脳量子波を頼りに、宿からかなり離れた場所にある大きな廃屋を見つけ迷いなくそこに足を踏み入れる
屋内は月の光も射し込まず超兵の視力をもってしても闇に近い
「アレルヤ?いるんでしょう?」
「こっちだよマリー」
いつも通りの恋人の声に安堵しつつ、その声のするまっ暗な部屋へと入った
「ねぇ、一体どうし…」
その瞬間、派手な音を立てて先ほど入ってきたドアが閉じられた
「っきゃあ?!」
驚いたマリーが振り返った時、明かりが灯る
アレルヤがいつも通りの困ったような笑顔でライトを持って立っていた
「驚かせてごめんね、大丈夫かい?」
「平気よ、それよりどうしたの?こんな時間にこんな所にいるなんて」
ほっと安堵の息をもらし近くマリーをアレルヤが抱き寄せる
「…嫌な夢をみたんだ、そうしたら君に会いたくなって…」
ライトをテーブルに置き両手で強く抱きしめなおしながらささやく
(……?)
いつも通りの彼に間違いないはずだった
だが、マリーの脳量子波が警鐘を響いている
「…違う…あなたは」
「どうしたのマリー?」
彼女は恋人の腕を振り払い距離をとる
「あなたはハレルヤなのね?」
「どうしたんだマリー、ハレルヤは死んだんだよ…忘れたのかい?」
「近寄らないで!」
じりじりと後退りながら叫ぶ
「私にはわかるわ!あなたはハレルヤよ!どうしてアレルヤのフリなんかしているの?」
アレルヤは困ったように笑っている
いつもの彼に見えるのに、まるきりの他人に感じる
「ひどいな、僕がわからないのかい?」
「もうやめて!ハレルヤ!」
「……はいな」
一瞬にして恋人の纏う空気ががらりと変わり、もう一人のよく知る男が現れた
「よくわかったなぁ〜俺様の演技は完っ璧なんだがなぁ…愛の力ってヤツかぁ?この俺にもおすそ分けしてくれよなぁ〜お優しいマリー様よぉ」
その間にどんどん近づいてくるハレルヤ
ジワジワと恐怖心が這い上がってくる
「こっちに来ないで」
後退りしたマリーが壁にぶつかる
「きけねぇよなぁ」
そのまま両手を掴まれ左手で壁に押し付けられた
マリーも渾身の力で抵抗するが、力の差は歴然だ
「放して!何をするの!!」
「…バカかてめぇ、そりゃ男と女がこんなとこですることなんか……ナニしかねぇよなぁ?そぉだろマリイィ!」
そのままマリーを左肩に担ぐと空いた右手で下着ごとズボンを引きずりおろす
「何をっ?!」
「ヒャハハハハ!楽し〜よなぁ!」
マリーは死に物狂いで手足をバタつかせるが、効果はなくブーツ諸共剥ぎ取られる
「いやぁっ!」
「どうしたよ、泣いちゃうのかぁ〜?ぶっ壊されたくなかったら殺す気で抵抗してみせろよぉ!」ハレルヤは古ぼけたベッドにマリーを投げつけるとそのまま彼女に馬乗りになった
「きゃあっ!!あ…ぐぅ…」
マットのない板切れにしたたかに背中を打ちつけられ朦朧となる彼女に構わず、上着とインナーを乱暴に剥ぎ取ると
「おいおい気絶してる隙はねぇぞ…お楽しみはこれからなんだぜ?ヒャハハハ」
ハレルヤはニヤニヤと満足げに舌なめずりをした
「…うぅ………っあ?!」
マリーが意識を取り戻した時、自分の真上で声が聞こえた
「ったく、てめぇは昔から寝過ぎだよなぁ」
意識を失った一瞬で全裸にされ、その裸の腹の上にハレルヤが跨り、嘲るように自分を見下ろしている!
はっとして飛び起きようとしたが、ハレルヤの左手によって彼女は頭を鷲掴みにされ、ねじ伏せられた
そのままギリギリと頭を締め上げられる
「うあっ!…はなし、てっ!」
「ヒャハハ!言ったろ?殺す気でこいってよぉ!…ぶっ壊しちまうぞ?」
そして右手で控えめな乳房を乱暴に揉みしだく
「!!やめてっ!いやっ!…ああぁっ!」
マリーは必死に両手を引き剥がそうとするが、彼女をナブる手は微動だにせず、益々力が込められていく
「知ってるかぁ?人間の精神ってヤツは、苦痛と快楽の落差に耐えられねぇんだとさ」
「?!」
「完璧な超兵様はどうだろうな?試してみてぇよなぁ〜〜?なぁ?」
頭蓋骨が砕けそうなほど左手で締め付けながら、右手で立ち上がった乳首を摘み、こねながら乳房をナブられ続ける
「いやっ!やめてぇっ!」
右側の乳首も口に含まれ、軽く噛んだり、舌先で押しつぶすように愛撫される
(どうして、こんなっ)
ハレルヤを1度殺したのは自分だ、憎まれることは覚悟していたが、まさかこんな手段をとられるとはマリーは想像もしていなかった
「あっ…くぅ…いっいゃあぁっ…やっ」
だがマリーの心とは無関係に、確実に快楽の波が全身に広がっていく
まだ触れられてもいないはずの下腹部が疼くのを自覚する
(なぜこんなこと…!嫌なはずなのに、私、どうして?)
「なんだぁ?もうビンビン感じちまったのかよ?こうなると超兵様もただの牝だなぁ?あぁ?」
「ちっ違…ひあぁあっ?!」
無遠慮に秘部の肉芽を摘まれ、マリーの背が反り返る
「あっ、あ…ぁはあっ…んっ…やめっ」
とっくに頭部は解放されていたのだが、すでにマリーは快楽に翻弄され、抵抗すらできなくなっていた
あれから1時間程たっただろうか
マリーは未だ絶頂に達することのないまま、ナブられ続けている
「は、ぁ…あ、あ、…んん…ぁん」
いつの間にか、両脚を大きくM字に開脚した体制で、手首と足首を拘束されてしまった
恋人のアレルヤにも見せたことがない、恥ずかしい姿で拘束された羞恥心と相まって、否が応でも快楽が高まっていく
ハレルヤはマリーの足の間であぐらをかき、指先で執拗に肉芽を転がすように弄んでいる
だが、まるで決壊したかのように、愛液が溢れ続ける膣内には、けして触れない
彼はマリーが達してしまいそうな程に高まった時に、指先の動きを止め同じ質問を繰り返すだけだった
「…はっ、あっ、あぁっ、あっあっ…んぁあ?」
またしても絶頂の直前で刺激が止まる
「〜〜ぃやぁっ、も、ゆるし、てぇ…」
彼女は十数度目かの寸止めに堪えきれず、涙と唾液に濡れた顔を歪め懇願する
「なんだぁ、やっとその気になったかぁ?」
「………っ」
とっくに選択肢などないのだと思い知らされているが、マリーはどうしても答えられない
そんなマリーにハレルヤが耳元で囁く
「…ぁっ、」
隆々と勃起した自身のペニスで彼女の入り口をなぞりながら
「ただ、コイツが欲しいって言えばいいんだ。バカみてぇに我慢するこたぁねぇよ。今まで散々やってんだろ?」
この言葉にマリーは目を見開き、きつく唇を噛みながら、弱々しく首を横に振る
「…んんっ」
「俺は別にてめぇを苛めてぇわけじゃねぇんだぜ?」
そう言うハレルヤは楽しくて仕方ないという顔で笑っている
「ヒャハハ、アレルヤの野郎も言ってたろ?俺らは同じなんだよ。あいつも俺なんだぜ?」
「…ほら、コイツも同じだろ?確かめて見ろよ?」
ハレルヤは膣内にペニスの先端だけを突き入れ、ぐるぐるとめちゃくちゃに掻き回した
「ひあぁああん!あっ!ぁはあっ!」
そこでまた止められる
「…ククッ、そんな気持ちよかったかぁ?」
「はぁっ…はぁっ…はぁっ」
マリーにはもう耳に息がかかるだけで全身をガクガク震わせている
「もっとして欲しいか?こっちの口はコイツが欲しくてたまらねぇみたいだなぁ?」
膣肉が物欲しそうにヒクつくのを止められない
「…うっ…ふぅ」
(ごめんなさい…アレルヤ、ごめんなさい)
快楽に屈する悔しさと、恋人を裏切ってしまう罪悪感にうち震えながら
ついにマリーは屈服し、消え入るほど小さな声で懇願した
「……お願い…欲しい、のっ…」
「…はぁ?何が欲しいんだぁ?」
(この男はっ…どこまで…!)
「ちゃんと言ってくれねぇと、わっかんねぇよなぁ?俺が勘違いしちまったら、てめぇも困るだろぉ?なぁ?レイプって犯罪なんだぜ?まぁた豚箱入りはゴメンだぜ?」
「…あ、あなたのが、欲しいのっ」
「俺の?なんだよ?指かぁ?」
先端だけ挿入していたペニスを抜き、中指を突き入れられ、ゆるゆると擦られる
「〜〜〜!」
「さっさと腹括ちまえよマリィィ!」
「…あなたのっ……うっ…ペニスを、入れて、くださいっ」
「ヒャハハハハ!お利口なマリーちゃんにご褒美だぁ!」
ハレルヤは高らかに笑いながら指を抜き、一気に再奥までペニスを突き入れた
「んあぁああっ……!」
長時間焦らされ続け高ぶりきっていたマリーの身体は、それだけで達してしまった
「ヒャハハ、堪え性のねぇ女だなぁ!」
だがハレルヤは、絶頂の余韻に戦慄くマリーに構わず、激しく腰を打ち付け続ける
「はあぁっ…ま、まって…少し、やす、ませてぇっ、あっ、はあっ…」
「しょうがねぇな…」
ハレルヤが再奥に突き入れたまま動きを止め、マリーが安堵した時
「……なんてな!バカいってんじゃねぇ!」
そして彼女の腰を持ち上げ、突き入れたペニスで膣内をぐちゅぐちゅとめちゃくちゃに掻き混ぜる
「うあぁああーーっ!だめっ!だめぇっ!こわれちゃうっっ!ひぁっ」
「ぶっ壊れちまえよぉっ!ヒャハハハハ!ハハハハ!」
狂ったように頭を振り泣き叫ぶマリーに、ハレルヤの加虐心が煽られていく
「ハハハ!たのしいよなぁ!マリィィー!」
そのままマリー身体がくの字になるほど折り曲げ、彼女の紅潮した肩口にキツく食らいつき、両手で揺れる乳房を掴むと乱暴に乳首を摘みあげた
「ーーーーーっ!!!」
マリーは激し過ぎる刺激に瞬く間に2度目の絶頂をむかえたが、ハレルヤは益々激しく腰を打ち付け、片手で肉芽を摘んで攻め立てる
「また1人でイッちまったのかよ?淫乱な牝だなぁ?!もっとぶっ壊れちまえっ!」
「ぁはあぁーーっ!…あぐぅ!い、やぁあぁっ!」
「オラァ出すぞ!出すぞ!てめぇの中にぶちまけてやるぜ!」
「あうぅっ!いや、いやぁっ!中はっ…だめっっ」
「もうおせぇよ!」
マリーの再奥に熱い白濁がたっぷりと注ぎ込まれていく
「!!ーーっ!いああぁあぁーーーーっ!」
そして彼女も3度目の絶頂をむかえ、そこで意識を手放した…
彼にとって久しぶりの射精を楽しんだハレルヤは、ヒクヒクと膣肉を痙攣させながら気絶した、マリーの手足の拘束を解く
が、これで解放するつもりなどない
十数年越しに手に入れた、せっかくの獲物だ
白い身体のあちこちに付けた、小さな痣や噛み跡をなぞり、ほくそ笑む
「…うるせぇぞ」
突然ハレルヤが虚空を睨みつける
今意識の中で話しているのは、ハレルヤによって深層意識の中に閉じ込められた『もう1人』だ
「てめぇはそこで鬱々考え事でもしてんのがお似合いだ!引っ込んでろ!アレルヤァァーー!」
やがて『もう1人』をハレルヤ自身が四年間押し込められていた深層意識の中に吹き飛ばした
そしてハレルヤは再びマリーに手を伸ばす
完全にマリーの心を牝に堕とし、自分のものに作り替えるために
完
>>395 ハレマリGJ はっちゃけたハレルヤの描写がすごく爽快でいい!
セリフも吉野声で聞こえてくるようだね
>>395 ハレマリもいいけど、今度はアレソマ希望!
ここのSS、誤爆にコピペされてるから職人は気をつけた方がいいよ
GJ!
超兵ものいいなww
なんという自演
しっかりするんだ
>>400 鬼畜なハレマリGJ
切ないアンソマGJ
超兵同士の組み合わせが好きだが、アンドレイ×ソーマも良いな、と思った。
この二人の関係は、設定上ものすごく美味しいんだっけなーと職人さんの作品読んで思った
続き楽しみにしてます
言われてみれば、教えたから回避できるという性質のものでもないな
じゃあ、どうしろと?
削除するくらいしかできんぞ
俺アニュの人待ってます
>>405 このスレには腐嫌悪厨、真っ赤ID自称職人厨、上から目線添削厨、真性カプ厨マダ子
少なくともこんだけの痛い人が長らく居座っている。
誤爆じゃなくても、ここや関連スレやサイトの新シャアへの転載とかされてたりするし、
バレスレ辺りの決め付け罵りの感覚でいる奴が潜んでると思う
真っ赤IDなんて自分で「何も落とさせなくする事が目的w」だと言ってたし、無視するしかない
つーことで自演
>>400は出てってね
おお!アンソマ、ハレマリGJ!!
ソーマがややアホの子な感じがかわいいな!
アンドレイ視点エロパートやべぇww好きだw
切なさと笑いをありがとう
俺アニューですが規制に巻き込まれて解除待ち\(^o^)/
>>410 早く解除されることを祈りつつ気長に待ってる
413 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 14:25:49 ID:dgMKOHQe
腐女子はやっぱりウザいな
投下前に誘い受けしなきゃ死ぬの?
ageんな黙れ氏ねカス
と言われるのを待ってる誘い受け(笑)腐女子(笑)乙
と仰っている腐女子乙です
----------糸冬 了----------
------------再開--------------
そもそも腐女子腐女子騒いでる奴は何なんだ?
根拠もなく騒ぐわりには何がしたいのか全く解らん。そんなに自分好みの作品が見たいなら自分で書けよとしか言い様が無い…
だいたい読んでる側からしてみれば騒いでるだけの奴の方が不快だ。
それとこれは個人的な意見だけど余程の内容(女体化やアァーッな展開)でも無い限り、我がマスラオをトランザムさせるような作品なら職人が腐女子だろうが何だろうが別にどうでもいいと言うのが率直な所。
異論は認める。
419 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 23:45:32 ID:x64z0qV7
っと腐女子が申しております
とか言ってどーせ揚げ足取るんだろ腐嫌悪厨はw
腐女子叩きといえば以前
制圧くんとかいう珍レベルの粘着がいたが…まさかね…
もう全員腐女子でいいじゃない
女体化もアッーもかつての男向けの時代から今はほとんど女向けになってるし、ノマだって同じ事。
実際の性別はともかく、自分も腐の一人だと思えば楽になるんじゃないの
何と言ってもガンダムだし
久し振りにガンダム見たらなんかネーナが凌辱担当っぽい子になってた
何があったんだネーナよ…
423 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 10:21:33 ID:QpFcQv/7
>>421 ここに来て腐女子がスレを乗っ取り始めたか。つうか腐は801板に帰れ
どうせそのうち陵辱禁止とか言い出すんだろうな
あぁきめえきめえ。腐女子は心も腐ってる
>>422 二期小説でネーナはひろしにマジでヤられたっぽいな。
>>423 触れるなよ、腐が移るぞ。そう言う輩はシカトでスルーが一番だ
>>418 マジレスすると、いわゆる荒らしってことじゃない
結果的にはそうなってるって意味で
>>424 マジで?!小説まだ読んでないんだ
何巻の話?
ネーナレイプされたのか…
アニメでも特別何かされた所は描写無かったけど
場面転換したら何故か頬張られた跡があったよね
あの間に何があったのか想像して一人でハァハァしてたわ
リョナ系なのかなあ
しかしひろしやるなあ
>>427 おらも、おらも!!
台詞が意味深だったしな
ひろしによる女キャラ陵辱祭りしてぇなー!
>>425 小説版セカンドシーズン二巻の後半でネーナがひろしに銃向けられた時にネーナが唾を吐き…
『女が可愛く思える条件って知ってるか?
ひとつは従順、ひとつは貞淑、もうひとつは…聴き心地のいい、悲鳴だ。』
彼女は歯を食いしばり、意地でも悲鳴をあげなかった。さらなる支配と屈辱が加えられようとも。彼女は、声一つ漏らさなかった。
って描写があった
>>431 ・・・それはヤっちまってるなぁふううう
まったく鬼畜な野郎だな、外道というか
アリーにはよく似合ってるがまさか00でそんな描写が来るとは
思わなかったw
アリーは二期の「いい女になっちまって」を聞くまでは、
性欲は闘争欲に振り分けられてるもんだとばかり思ってた。
アリーは女も酒も何でもやりそうな感じだ
というわけで職人のひろし×ネーナ待ってる
う〜ん・・・公式になったけど俺はアリネナはいやだなぁネーナは逆レイプ担当だと思うし。
やっぱあのライオンヒゲにはもっと年上の人が合うと思う。
とりあえず俺はネナ刹おしとく。
ひろしは誰とやってもエロくなりそうだ
だから俺はアリ絹頼む
ボンズリの依頼でひろしにハニトラ用の調教されるアニューみたい
絹江姉ちゃんはひろしに殺されたんだっけ?
それともひろしの部下?
ひろしの車に乗ってから殺されたんだから本人じゃないの?
アリ絹でもいいけど描写が恐くなりそうだ…
まあ、サーシェスは確かにいろんな女となんかいいいことしてそうだよね。
鬼畜らしく、襲ったりとかもしてるかも。
ネーナは一声も上げなかったということだから、忠実に描写しようとするとかなりネタが絞られてしまうんだよなあ
絵にしても小説にしても
パロなんだからそういうところは無視しちゃっていいんじゃね
そんなこというからへんなやるがでるんじゃね?ふじょしとか
鬼畜ひろし的に有りか無しか
ネーナ=あれはヤっただろ
絹江=多分ヤっただろ
留美=薄汚い…の後ならありかもな
アニュー=ハニトラ教育あってもいい
姫=一期の支援関連やら二期の収監関連でありかな
シーリン=カタロンに入る前とか?
マネキン=無理
ソーマ=無理
ルイス=ボンズリつながりでありかも
スメラギ=飲んだくれ4年間ならあり?
フェルト=無理
ミレイナ=無理
リンダ=無理
クリス=無理
既出だとネーナと留美はあったな
本編での絡みで見るなら絹江のが見たい
誰か一人忘れてるような気がするけどそんなことはなかっt
個人的には、ひろしに熟女のリンダとマネキンをヤってほしいところだが本編沿いなら不可能か
本編沿いしかダメと言うならライアニュとヴァスティ夫妻しかいなくなるぞ
ライアニュもあれは添い寝ですと言われたら終わるし
あまりにも非現実的な組み合わせじゃなきゃそんなに固く考えなくてもいいんじゃないか?
本編沿いの意味履き違えてね?
普通にキャラ同士の辛みがあるかないかって事だと自分は思ったが
アニューのハニトラ教育はありか?
>>448 おっと、ひろしがAEUに所属していたことを忘れてもらっちゃ困るぜ
>>452 ひろし×マネキン
ひろし×スメラギ
やったぜ成立w
>>451 大将の命令なんでね…悪く思うなよ
俺的にはありだと思う
>>451 アリアリ!
前にリヴァイヴヒリングとアニューの3ピーを書いてくれた神が居たし
>>451 超有り
そういえば漫画版のアニューは最初からイノベ陣営なんで女型イノベの教育はし易そうだよな
ひろしに褒美として差し出されるのもなかなか
アニューひろしの性欲処理…ゴクリ…
しかもアニューは女性型、中性のイノベからは『偏った性をもつ不完全な存在』って見下されてるから扱いが悪いってのもあるかもな。
可哀想に。大将が好きにしても良いってよ
ははっ上位種ってやつも結局只の女だなァ!的な
人間の組織に紛れこむには、人間の性の知識は欠かせないらしいからね…。人間のことは人間に教わるのが一番なんだよ。しっかり学びたまえ、アニュー・リターナー。
的な?
462 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 12:41:04 ID:ygr/ZWWN
腐くせーw
463 :
エロ太郎:2009/06/28(日) 13:55:19 ID:MdNWJSmp
何とか男向け的にしようと必死にアリーで語っても腐呼ばわりかw
どうしろってんだ
腐を擁護したら乗っ取るなと叩き、腐はイラネと叩きが入ったら腐でもいいじゃんと擁護を入れる
age厨の考えはさっぱり分からないな
男キャラ視点で語るからじゃね?
荒らしというのは、どんなネタであっても噛みつきたいんだよ、多分
スルーが1番ってことだろ
そんなことよりミレイナの話しようぜ!
終わった作品は死んだ作品
そんな事は無い
と思う
ミレイナはきっとあと3年もすればママになっているですぅ
ダムAのイラストでミレイナの水着姿があったけどそれなりに胸あるのな…
フィギュアのミレイナは全く胸なかったぞ
だからあんなにぺったんこなのに水着だと谷間があってビックリした
どんだけ寄せて上げてんだww
ダムAはフェルトがなかなかムッチリしてて良かったよ
結論:CBのボレロは着痩せする
鬼才あらわる
ほ
せ
め
ん
職人が降臨するまで陵辱が似合う女キャラについて語ろうぜ
やだよ。
マネキン大佐に陵辱されたい。俺が。
やる側か
ふむ、足コキとか欲しいな
「……貴官はこうやって、足でイジられるのが好きなのか……ふむ……」
ごめんされるの方で…
陵辱は気の強い女が似合う
ヒリングとかネーナとか
ヒリングはもう女じゃないんで
ネーナはいい
二期留美も高飛車でいいかもな
おまえはヒリング好きの俺を敵に回した
>>487お前は俺を敵に回した。こういうのが一番あうのはネーナより留美だ。
ネーナ、次点で絹江
ヒリングがまだ女じゃないって?
そうか処女か
493 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 18:20:09 ID:pg6fug5J
ある雑誌に
「フェルトが刹那に花を渡したのは仲間としてで、恋愛感情ではありません」
に俺の全米が泣いた(T_T)
劇場版の期待の半分以上が失われてしまった・・・・・
ルイスがネーナを
女じゃないなら、男とも女とも好きなだけ絡めるな
>>493 顔赤らめてあんな思わせぶりな台詞まで言わせてそりゃないよ…
もう明日会社に行けんわ
>>493 まあ、そうだろうね。
あれで恋愛感情があるって言われた方が俺はびっくりするよ。
なんも伏線もなくいきなり恋愛感情は生まれないだろ。
それに妄想すりゃいいじゃないか。
ない絡みを妄想するのがエロパロだろ
諦めんなお前ら
まだだ
まだ諦めんぞ
諦めたらそこで試合終了だよ
俺とアニューの生活@
ある日仕事から帰り、自分の部屋の前に到着してホッと一息漏らした。今日一日の仕事の疲れから早く落ち着きたいと玄関のドアを開けようとしたが、何時も通り鍵を差し込み捻るがってみるのに手応えが無く、逆に回してみると逆に鍵がかかってしまう始末だ。
「なんだこれ?」
再度回すと鍵を閉める形になり首を捻った。まさか開きっぱなしだったのだろうかとドアノブを回すとギィーと蝶番の金属の擦れ合う音をさせつつドアが開いた。
恐る恐る中を窺うようにして見慣れた部屋の中を見渡した。
「おいおい…朝から空きっぱだったのか?」
確かに寝坊しかけて慌ててはいたが、しっかりと鍵をしたつもりだったのに、と自分に呆れつつ玄関に入ると部屋は出たとき同様荒らされた様子も無い。
安心して一息吐く。
「あー疲れた。」
玄関にどっしりと座って靴を脱ぎながら俺はふと目に止まった見覚えの無い女物の靴に目を見開いた。
「は?…え?誰の…………?」
我が目を疑いもう一度見るが、女物の靴が確かにある。
母さんがまた勝手に来てるのかと混乱した頭を冷静にさせようとするが、どう見ても母の穿く様な靴ではない。
赤いヒールは光沢があり小さなスパンコールがリボンを象っている。
「わ、若作りしたんだなきっと………ただいまー!!来てるんだろ?母さん!!」
無理矢理自分を納得させてリビングへと歩いてドアを開けるとそこに居るはずの無い人物が立っていて俺は息を飲んだ。
「あ、お帰りなさい」
何とそこに居たのはあのアニューだった。
「ええと・・・・」
俺は言葉を失った。とうとう妄想もここまできてしまったのかと肩を落しながら空返事で
「・・・ただいまあ」
「ご苦労様です。背広ハンガーに掛けますね」
「はあ・・どうも」
と口にするとアニューは微笑んで俺の背広を受け取ってにこりとテレビで見る笑顔で微笑んだ。
そして俺の後について一緒に歩いてくる。
「ご飯出来てますから」
「・・・・ああ、どうも」
そう答えながらも頭の中は混乱しまくっている。
PCのデスクトップをアニュー(乳中心)にしたのが悪かったのか、それとも昨夜アニューで想像して抜いたのが悪かったのか、はたまた俺が巨乳好きなのが悪いのか。
「部屋着を用意しましたよ」
そう言ったアニューを静かに振り返ると俺は小首を傾げてにこりと笑うアニューの巨乳を両手で鷲掴みにした。
「きゃ!なにをするんです!」
相手の抗議もなんのその、だってこれって俺の妄想なんだぜ?である。ふにふにと非常に柔らかい。
手に余る乳房が指の隙間から形を変えてはみ出し、指の形に添って形を歪めた。指に力を入れればくにゃりと零れそうになり、力を抜いてやると元に戻ろうとする。
最近の妄想は感触もあるのか?世界は進化したなと思いつつ、その両手の中にある柔らかい巨乳を遠慮の欠片もなく揉んだ。
「あの・・っん」
ふむ、妄想どおりのいい乳だ。
胸を揉み続けると服越しに乳首辺りが尖ってか硬くなって居るのが分かった。その辺りを摘んで指で押して捏ねてみる。
「あっぁ・・ぅんっ」
ここか?ここがええんか?気分は悪代官だ。アニューが持っていた背広を落とし、指を唇に当てて我慢しようとするが細めた目と染まった頬がなんともそそる。
「ぁ・駄、駄目です!!!やめて!!!」
アニューの反応と声と巨乳を楽しんでいると突然視界がぶれた。
「いってえええええええええ」
俺は突然痛み出した頬を撫でて、フローリングに尻餅をついた格好でアニューを見上げた。
顔を恥ずかしさで真っ赤にしたアニューが涙目で俺を見ている。おまけに頬がじんじんと痛んで熱を帯びる。
「は・・・?本物?」
するとアニューは黙ったまま頷いた。
俺とアニューの生活A
「す、すいませんでした!!!」
俺は驚いていた、大いに混乱していた。大声で謝りアニューの手からスウェットを奪い取るとユニットバスに向かって行ってドアを閉めた。
そこにある小さな洗面台の鏡を見ると俺の頬には綺麗に手形が付いている。その上痛い。
「ままま、まじかよ」
妄想じゃ無い事に驚いて、蓋した便器に座り込む。
「・・・・・・」
うんこがしたい訳ではないのに便器に座ったのは初めてだ。
「・・・・・・」
服を着たまま便器に座るのって違和感すげえな。そんな事考えてる場合じゃないと頭を抱える。なんでアニューが居るんだよ。
「あああああああ゛・・・・」
俯いて頭を頭をごしごしと掻いた。
するとノックと同時にドアが開き優しい笑顔が覗いた。
「お腹でも痛いんですか?」
わーお、鍵すんの忘れてたぜ。
「だ、大丈夫です!着替えたら直ぐに行きますから!」
「はい」
俺は慌てて着替えをしますからと、ドアを閉めて鍵をすると部屋着に着替えて一つため息を吐いた。
どうやら現実らしい。叩かれた頬に残った熱が物語っている。俺は混乱しつつ何とか着替えると鏡を見た。
Tシャツが後ろ前反対だ。
「どんだけ動揺してんだよ」
Tシャツを直してユニットバスを出た。
一人暮らしの1DKである。よくみると小さなテーブルには今朝まで乱雑に置かれた小物が綺麗にまとめて籠に入れられたりと生理整頓されている。
それらをまたお盆をもって屈み、テーブルからよけて皿を置くアニューの前に棒立ちした。その後姿がまた妙に・・・そそるのだ。
「さあ、温かいうちに頂きましょう」
「……はあ…」
俺はテーブルに着くとアニューに招かれるままに座った。つうか俺の家の筈。何で主導権が…
「温め直したんですよ」
「…すいません」
「いいんです」
ほかほかと湯気を立ち上がらせた食事はとても美味しそうだ。
肉ジャガに味噌汁にホウレン草のお浸しときんぴら牛蒡…すげえ和食だし…ってか調味料の位置が何故分かったのか、勝手知ったる我家も同然状態なのかも……いかん、疑問が多すぎる。
つい考え込んでいると、ふいに視界に心配気な表情のアニューが覗き込む様に俺を見つめていた。
「…嫌いな物でもありました?」
「そんな事無いです!!」
頂きますと手を合わせたその向こうをちらりとみると、同じ様に手を合わせているアニューと目が合い微笑まれた。途端にカッと顔が熱くなる。
「い、頂きます!!」
俺はそれを悟られない様に茶碗を持ち上げると米を口に掻き込んだ。小鉢に入った料理を慌てて食べる俺をにこにこと嬉しそうに見守るアニュー。これ何てエロゲ?と思うが、どれもこれも
「……美味い」
思わず感想が漏れた。
「そう言ってもらえて嬉しい」
にこやかに微笑むとアニューは綺麗な箸使いで小さな口に運んで行く。
淡いピンク色の唇が小さく開くと箸が食事と一緒に軽く咥えられ、そっと箸が出る。その後は閉じられた唇が顎の動きに釣られて動く。
やべえ何かエロイ
俺は食い入る様にその唇を眺めながら食事を終えた。
俺とアニューの生活B
どきまぎしつつも美味しい食事を終えてテレビの前のソファーベットで何とか寛ぐ事に成功する。何時もは乱雑な掛け布団なんかも綺麗に畳んでしまってあるようだ。
「はぁ…」
何時もの様に寝そべりながらゆっくりと緊張が解けるのが分かり、リモコンをぽちぽちと押して気に入った番組を探す。
結局ニュースに落ち着いたり某搾取局の自然番組を眺めたりしつつビールのタブを開けた。
一つ違うと言えば
ちらりと視線をキッチンに向けた。アニューはこちらの様子にも気付かず先程の食器を片付けている。
何処からか引っ張り出したエプロンの紐が細いウェストの上にちょこんと蝶結びにされ、見事なヒップの上で動きに合わせて小さく跳ねている。揉んだら張りがありそうな
「…いい尻」
「はい?……何ですか?」
答えがあって俺はソファーの上で小さく飛び跳ねた。
「いやいや!!……美味しかったなあって!」
「そうですか。嬉しいな…」
一度振り返えって微笑んだアニューは鼻歌を歌いながら皿を洗う作業に戻った。
欲情してたのバレなくて良かったと無邪気な笑顔に罪悪感を覚え顔を逸らした。
心地好い水の音とカチャカチャと食器がはしゃいで楽しむ様に音を立てるのは不快では無く、むしろ安らぐ。
独りじゃない部屋ってこんなに心地好かったっけ?
何だか奇妙な気分だった。帰って来た時は混乱で頭がいっぱいだったが受け入れて一緒に食事をしてこうして寛いでいるのだから、受け入れたって証拠かなと納得すると、俺は楽しそうに洗い終わった食器を布巾で拭くアニューに声を掛けた。
「…俺シャワー浴びてきます」
「はい。後でタオル持って行きますね」
「……はい」
振り返るアニューの笑顔に釣られて答えていた。アニューの雰囲気に流された様な―――でも違う。
頬が熱くなって心臓が馬鹿みたいに高鳴ってる。足元からじわじわと行き場を無くして行く様な感覚に、今度は居場所の無い苦しさが胸を締め付けた。
あれはキャラだろ。良いとこ夢落ち、ドキドキ自重しろよ俺。
だが同時に股間村の息子が反抗期なのか『革命じゃー!!』と張り詰める。
おいおいマジかよ我が子よ……
「……じゃあ行くんで!!」
慌てて再度ユニットバスに逃げ込んだ。ドアに背を預けて痛む胸を右拳でじわりと『落ち着け俺』と身体に教える様に押す。
俺は落ち着きを取り戻す為に服を足元に脱ぎ捨てるとシャワーの蛇口を捻った。
とりあえずここまで。方向性が決まって無いのが問題だ
ライル何してるんすか
アニュー…可愛いな
ライル乙!
アニュー可愛いよアニュー
GJ! アニューかわいいよアニュー。
そしてこれからイノベに目覚めたドSアニューとのギャップに男心が揺れ動くんですね。
えーと…とりあえずGJ!
これって何?学園パロみたいに、ライルがサラリーマンって事?
なんというライル乙
乙!続きに期待してます
どっちかっていうとリラッ○マみたいに一般リーマンの家に突然いた…って感じじゃね?
恋愛シュミレーションゲームみたいだな
エロゲのアニュールートかw
タイトル見りゃわかるじゃん
前から投下予告してたし何を今更
>>506 なんという良作!GJ!
続き楽しみすぐる
誰か男向けのSSも投下してくれ
>>520 男向けってどんなの?
凌辱っぽいやつ?
>>521 別に合意でもいいんだが、エロいのがいい
女向けはエロまでの過程重視だが
男はエロに力いれたやつがいい
523 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 19:53:40 ID:dplGGSeN
>>522 ほう、女のお前に男向けの良さがわかるとな
それは別に男女関係ないんじゃないか?
男でも過程の方重視する人は結構いるぞ。
とりあえず、他にいいカップリングとかあるかな?
十人十色
俺×縄子ちゃんを提案してみる
もしくは一期刹那×二期マリナ読んでみたい
リント×カティ
>>528 > もしくは一期刹那×二期マリナ読んでみたい
ババア×ショタってこと?
きついな
二期刹那と一期マリナなら丁度釣り合うだろ。
…そんなワケで神様お待ちしてます。
アンドレ×ルイス希望
>>532 それ前に出てなかったか?
書庫でそれっぽいのあったよ
保管庫にあるのを全部読んだ上で気に入らないからクレクレしてるという可能性は考えないのだろうか
ルイスに限らず
くだらないスレにくだらないレス
ほんと腐兄って救われないと思った
なぜ腐兄?
とりあえず俺アニュさんの続きを所望する
じゃあサジルイ、二期のヤツで
刹マリかアレマリ
それかアニュー系のが見たい
ライアニュ期待
アニューのハニトラ訓練
「やっべえ…」
設定した温度に暖まる前の冷たい水が降り注ぐ中、俺は直立して抗議ばかりしてくる我が子に向かって目を落とした。
そして俺は股間村の息子と対立する。
父さんの言う事が聞け無いのか!!
『アニューかわいいよアニュー』
馬鹿野郎!!目を覚ませ!!二次元に触れていいのは妄想までだ!!
『アニューかわいいよアニュー』
…くっ………無念
完全敗北。
やんちゃな息子を取り敢えず黙らす作業に入った――――――
「…ふぅ………」
疾うに温かい温度で当るシャワーで体が暖まった頃に、俺は息子を満足させてホッと息を吐き、賢者タイムに酔いしれた。
賢者タイムも落ち着くとボディーソープの入ったボトルを取り体を洗い始める。
洗髪も終わり、シャワーの蛇口を回し止め、何時ものタオルを置いた洗面台付近に手を伸すが空振りばかりで掴めない。そこで、ふとある事に気が付いた。
着替えもタオルも無くね?
「…………」
ふふ…燃え尽きたぜ。真っ白になあ……
自分の馬鹿さ加減に呆然として正にフリーズしていた所にドアの開く音がした。予期せぬその音に俺はきょとんとしたままシャワーカーテンを捲った。
「着替えとタオル持って来ましたよ」
世の毒男よ気を付けろ。つい習慣でも人が居る時には鍵をせよ
「……っきゃあああ」
そこで悲鳴が上った。それは俺の裸を見たアニューの悲鳴ではない、カーテンで慌てて体を隠し後退しようとし、逃げ場の無い小さな浴槽で滑って転んだ俺の悲鳴だ。
「大丈夫ですか!!?」
「ふ、ふぁい」
浴槽で転んだ情け無い姿の上に、神の御加護かシャワーカーテンが掛り息子を晒さずにすんだ。
後頭部がぐわんぐわんとお寺の鐘を鳴らした反響の様に痛むが
「大丈夫です」
としか言えないこの状況に泣きそうになりながら、何とか腕を伸ばし微笑んだつもりでタオルと着替えを受け取りアニューには浴室から出てもらった。
「いってえ…」
カーテンレールからフックごと外れてしまったレールを力任せに填めていく。全裸で。
こんな姿は誰にも見せたく無いと思いながら作業を終えて、用意されたタオルでごしごしと髪を拭き、体の水滴を拭き取った。
着替えを早めに済し、出ようと思った所で振り返り
「流石に洗った方が……」
息子を黙らす為とはいえ、賢者タイム後の浴槽である。良く洗い流してはいたが少々気になって振り返るともう気になって仕方がない。
俺はスポンジを手に取って浴槽を洗い始めた。
洗い終わった浴槽を撫でるとキュッキュと綺麗になった音が返事をする。
「よし!オッケーだな・・・・・!」
俺はユニットバスから出ようとドアを開けるとアニューが心配顔で立っていた。ドアを開けた直後で油断していた為にほぼ0距離だ。
細く繊細な睫毛が並び鼻の先がぶつかりそうだ。目の前にある顔をまじまじと見つめ、もう一歩踏み込んで出るべきだったと柔らかそうな唇を見た後に、その唇が動いた。
「遅いから心配しました…倒れてるんじゃないかって……」
心細そうな声がした後に体が軽い衝撃に揺れた。
「ふぁ…」
人間間抜けな声を出すものである。
自分の胸にアニューが抱き付いて来たのだ。
俺は硬直して固まった。
時は200X年、脳内戦争が勃発した。
これが後に語られる"アニューのおっぱい戦争"である――――――
『我々は今!窮地に立たされている!!見ろ!!あれが理性の崖だ!』
背後に迫る欲望という奈落の前に、俺の理性隊は苦戦を強いられていた。
敵はあの名高い秘宝"本能"を使いジリジリと理性隊を崖へと追いやっていく――――前は敵、後ろは崖。
逃げ場の無い戦いにも理性隊は命を懸けぎりぎりまで闘っていた。懸命に戦い対応するが、猛攻激しく理性隊は壊滅状態にあった。
『大佐ああぁぁぁっ』
『嫌だぁぁ!!!』
『うわぁぁああ!!』
崖に追い詰められた兵がズルリと足を取られ欲望へと吸い込まれる様に落ちて行く。
『理性192号!288号!36号!!!くっ…よくも!!…192号は子供が生まれたばかり!…288号は帰りを待つ婚約者の写真を肌身離さず!……36号は帰ったらプロポーズをすると!!!!それを…それを……貴様ああああああ!!!』
見事に死亡フラグを消化し消える仲間。仲間を失ったことで理性達が覚醒し輝く――――まだ人でありたいと。
すると秘宝"本能"の魔力が不思議と薄れた――――――
抱き付かれ否応無く無自覚に押しつけられるアニューの胸の感触を、後ろ髪を引かれ髪の束がぶちぶちと抜ける思いで引き離す事に成功。
「だ、大丈夫ですよ!」
俺は出来るだけ自然な笑顔になるように頭の痛みを無視して、アニューに大丈夫さをアピールした。痛いけど
「次に浴槽使うと思って掃除してたんですよ」
確かに掃除もしたし嘘では無い。
「そうですか…良かった」
そう言った後のアニューの笑顔が余りにも可愛らしくて俺は茹蛸状態になりそうな顔を見せない為に、ソファーにそそくさと向かい、シャワー前に蓋を開けて飲む事を忘れていたビールに口を付けた。
シャワー後に丁度良い温度になったビールを一口飲むと、冷たい液体が体の中を流れるのが分かった。
その冷たさに少し冷静さを取り戻した気持ちになった俺はアニューをちらりと見やり呟いた。
「…綺麗にしてありますから、どうぞ」
「あ、…はい、ではお借りします……あの着替えをお借り出来ますか」
少し困った様な顔が思ったより好みの壺に嵌まり、良く話を聞きもしないまま頷いた俺にアニューは微笑んで
「…ありがとう」
と甘い声で感謝してバスルームに向かった。
「……可愛過ぎたろ…」
ビールを飲みつつ惚けていると、壁越しにシャワーの音が聞こえてきた。今現在この向こうでアニューが裸でシャワーを浴びているのだ。
「…意識すんな……俺…」
すると先程抱き付かれた時の胸の感触をふと思い出してしまった。
可愛い顔から細い首へと流れ、鎖骨に流れ込んだ水が豊満な胸を濡らしつつ細いウェストを伝っているだろう。髪からあの見事なヒップまで緩やかに流れて細く長い足をも濡らして……
「やべ…水になりてぇ………ん?」
そう言えばさっきアニューは何て言った。
『あ、…はい、ではお借りします……あの着替えをお借り出来ますか』
「……ん?着替えを借り……着替え!?」
頭が真っ白になった。着替えが必要だと言う事は…そもそも一人暮らしの俺の部屋に女物の下着何て有る訳無い。逆に有ったらヤバイだろと脳内で突っ込みつつ、俺はクローゼットに向かった。
クローゼットを勢い良く開き、中にある衣装ケースの引きだしを開けて狂った様に服や下着を放り出した。
「どどどど、どうしたらいいんだよ!!」
探しても探しても無い苛立ちに舌打ちしながらアニューの着替えを探し続けた。そして現実に行き着く。
「…有る訳が無えだろ…」
さっきも出た答えだが、男の一人暮らしに女物の下着を常備する程ヤバイ人種ではない。
俺は困り果てて辺りに散乱した自分の服や下着を掻き集めると丸めて引出しに押し込んだ。集まった衣類のあまりの分厚さに引出しも逆らう様に閉まる事を拒む、更に焦った俺は力ずくで上から押さえて引出しを無理矢理にしまった。
「ったく…」
無駄な苦労に悪態を吐くと俺は途方に暮れた。無いもんは無い。
「……もう裸でいいじゃないか、俺が手ブラするし…駄目…だよな」
用意しなくては。
がっくりと下げていた頭を持ち上げると衣装ケースの上で何かが光った。
「…ぉぉぉおおおおおおお……」
内から込み上げる様な感嘆の声を漏らしながら俺は光るそれに手を伸ばし、恭しくそれを掴んだ。
正に絶望という闇に突き落とされた俺に差し込む光。
手に取ったそれは男物だか新品の証しであるビニールに包まれた白いTシャツにトランクスである。
あの日の母の言葉が聖母の恩恵の様に思い出され、降り注いだ。
『新しい下着買ったから使いなさい』
ああ…母よ、ありがとうございます。そしてウザがってごめんなさい。
俺は一通り今までの無礼を脳内の母に謝ると立ち上がった。今度親孝行しようと心に誓い―――――
ユニットバスのドア近くに置いてある籠からバスタオルを全て出すと、新しいそうで綺麗そうな物を吟味し、一つを選ぶと俺はシャワーの音のするドアの前に立った。
「う〜ん…」
どうやって渡そうかと色々と考えを巡らせる。そこで如何に厭らしく無くかつ自然である幾つかのパターンを描いた。その中で嘘や誤魔化しはろくな結果を残さないので消去する。人生の経験上
新品の袋ごとタオルを渡して…
男物だけど使ってない新品ですからと、爽やかに笑えばいい。
よし、と自分に言い聞かせつつ俺は控え目にバスルームのドアをノックした。心臓がばくばくとまるで耳元にあるかの様に五月蠅く鳴り響く。それはそうだ、ドアを隔てた向こうには全裸アニューが居るのだから
「…アニュー」
幾度がノックしたがシャワーの音に書き消されてか返事が無い。少し力を強めて再度ノックを繰り返した。
「…はい?」
俺の心臓が飛び跳ねた。返事がしたかと思って顔を上げると、ドアが小さく開いたからだ。
「あ…その着替えとタオルを」
「ありがとうございます。」
声色だけでアニューが笑顔でいる事が分かって、頭に血が登る。
「お、男物しかなくて…でも新品ですから!!」
「…はい」
可愛い返事と一緒に鈴が小さく鳴る様にアニューは笑っていた。俺はなるべく真っ赤な顔を見られまいと俯くが、ドアの隙間から濡れた細く白い腕が伸びて否応無く俺はその先を妄想する。
「ど、どうぞ!」
何とか声を絞り出すとアニューの腕に着替えとタオルを押し付けるように預けた。落ち着かない心と同じく『見たい』『見ては駄目だ』と泳ぐ俺の目がアニューの濡れた腕をちらりと見る。
この腕を引っ張って引き摺り出し覆い被さりたい………
俺はアニューの腕が引っ込むのを見届けて、ドアの隙間が閉まるのを無言で見つめた。
やたら重い踵を返し、ソファーに向かう。ビールは俺と同じ心境なのか缶の外が汗をかいていた。
「……はぁ」
息を漏らしながらソファーに腰を降ろすとビールを口にした。
何と言う大仕事だっただろうか、昼間の仕事が軽く思える程の疲労感。
音声と映像を流しっ放しのテレビを見ると、某搾取局の自然を生き抜く野生動物の生態が紹介されていた。いやはや野生もだが俺も大変だよと野生動物に愚痴りつつビールを飲むとドアの開閉の音がして、アニューが出て来た事が分かった。
「シャワーありがとうございました」
「いえいえ………!?!?!?」
バスタオルを首に掛け髪を軽く拭きながら出て来たアニューを見て、俺は息を飲むと同時に持っていたビールを床に落とした。
支援
>>544 やべえアニューかわああああ
水になりてぇで不覚にも笑ったGJ
俺も水になりたいです
いや、俺が水になろう
いやいや、ここは俺が
ライル自演乙!
続き期待
たのしみにしてんよ!
年末からハマった新参ですが保管庫見終わりました
職人さんGJ!保管庫にある作品ごとにコメントって付けられないのでしょうか?
鬼畜陵辱分補充のため自分も執筆しようと思います
>>554 粘着荒らしが居るけど絶賛スルー検定中だと思って頑張って下さい。
ただのパロディじゃねぇか
エロパロ板にエロなし連投下するとか腐うぜぇ
>>554 早速現れてくれました、スルー検定はすでに始まっています
Yahoo!BB規制解除されたからアニューの人来るかな・・・
投下します。
ミレイナ×フェルトです、レズ嫌いな人はNGお願いします
というか描写とかも下手すぎるorz
あと、すごく…短いです…
アジトに停泊中のプトレマイオス2艦内。
フェルトが入っていたシャワー室のドアが開き、ミレイナが勢いよく飛び込んできた。
「フェルトさーんっ♪一緒に入るですー!」
「ミ、ミレイナ!?ちょっと、いきなり入ってきちゃダメ!」
「ふぇっ…!?あぅぅ!」
反射的にフェルトが向けたシャワーによって、ミレイナは床に倒れこんでしまう。
当のフェルトはというと、左手にシャワーヘッドを持ちながら、秘部からふとももにかけて蜜が流れ、慌てて引き抜いたであろう右手の指にも糸を引いていた。
「あぅう…。フェルトさん、何してたですか?」
「ち、違うのミレイナ!これは…っ」
「ふふふ…慌ててるフェルトさん、かわいいです♪」
フェルトとは対照的に、ミレイナは特に動じる様子もなく立ち上がり、少し背伸びをしてフェルトに抱き着いた。
そのまま、フェルトの乳首に吸い付く。
「あっ…!ミレイナ、やだ、こんなところでっ」
「こんなところでひとりエッチしてたのは、フェルトさんの方じゃないですかぁ。お休みになったらいっぱいエッチしようって約束したですよ?」
「っ…ごめんなさい、我慢、出来なくてぇっ」
「そんなエッチなフェルトさんには、ここでお仕置きしちゃうです」
「あ、あっ…あん!」
胸から離れたミレイナはその場にしゃがみ込み、性器に指を突き立てる。
すでに自慰で十分濡れていたそこは、ミレイナの指をたやすく受け入れた。
「ミレイナが触る前にこんなにしちゃって…。ほんと、フェルトさんはエッチですっ」
「や、言わないでっ…あ、あん、掻き回しちゃ、やだあっ…!」
慣れた手つきでGスポットを探り当て、指で弄ぶ。
ミレイナが指を動かすたびに、フェルトの体がしなった。
「んっ、もうダメ、きちゃう…!ミレイナ、いつもの、してぇぇっ」
「了解です♪れろっ、ん…」
「ああっ!あ、ん!あはぁっ!」
フェルトはいつも通り、ミレイナにクンニを懇願した。
ミレイナの頭を押さえ、必死に腰をこすりつける。
「ちゅ、ちゅっ…フェルトさん、ミレイナは上手ですか…?」
「いい、いいよミレイナぁっ!私、もうっ、あ、あ――――ああああっ!!」
がくがくと体を震わせ、フェルトは果てた。
ミレイナの頭から手を離し、力無く壁にもたれる。
「あっ…はぁっ、はぁっ、あぁっ…」
「フェルトさん…ミレイナのアソコも、じんじんきちゃったです…して、ください…」
「いいよ…おいで、ミレイナ」
なんとか体を動かし、抱き着いてくるミレイナを受け止めた。
2人の唇が触れ合おうとした瞬間、再びシャワー室のドアが開いた。
「あなたたち、いつまでここを独占するつもり?後ろが混んでるんだけど」
「す、スメラギさん!?」
「リターナーさんもです!」
唖然とする2人の前に、スメラギとアニューが立っていた。
「2人とも、仲が良いのは結構だけど、さすがに公共の場でそういうことしちゃうのはどうかと思うわよ?」
「ご、ごめんなさいっ」
「じゃあ、続きはミレイナの部屋でするです!」
「ちょっと、ミレイナ!し、失礼しますっ!」
反省のそぶりを見せないミレイナを抱き抱え、フェルトは慌てて走り去った。
スメラギは軽く微笑むと、アニューの手をとりシャワー室へと引き込む。
「いいんですか?あの子達にはあんなこと言っといて、私達も…」
「いいのいいの。ゆっくり楽しみましょ、ね?」
この艦長にしてこのオペレーター達あり、か…
アニューは唇を奪われながら、ぼんやりとそんな事を考えていた。
end
>>563 いいぞ!GJ!
スメラギとアニューも続きキボン
乗りがミレイナらしくていいなGJ
レズイイヨイイヨー
gj
ソーマ×アンドレイ(
>>364-378)の続きを投下します
・捏造IFもの
・今回絡みなし:ソーマ自慰
・ソーマとマリーの脳内会話あり *超捏造独自解釈
全10レスお借りします
エロシーンは2−3レス目
人はみな、幸せになる為に生きているのだと誰かが言っていた。
幸福を願うことが生きる目的であるのなら、幸福を諦めた者は生きてはいられないのだろうか。
或いは幸福を求めずに生きると決めた私は、やはり人ではいられないのだろうか。
人ではなく兵器である私は、いったい何の為に生きているのだろう?
いや、生きていると言えるのかさえ疑問ではないか――――
兵器である自分を哀しいと思ってしまったから、目覚めたマリーには敵わなかったのだろう。
感情の揺れに惑わされながら、自分の存在に疑問を感じながら、
気づいてしまったことに知らないふりをしながら、戦い続けていくことは難しそうだった。
どんなに心を凍らせてみても、知ってしまった温もりにもう2度と触れられないのは辛かった。
涙も流せないくらいなら、五感を閉じてしまいたいとすら願ったことを、きっとマリーには知られていた。
痛みを抱えて立ち竦む私をほとんど突き飛ばすような勢いで、マリーは生きたいと願った。
マリーは幸せになりたいのだろうと、薄ぼんやりとした感触で知った。
残りの命ある時間をすべて戦うことに費やすのなら、深く眠ってしまうのもいいと思った。
マリーが私にしたことを、自分勝手だと謗る人もいるかも知れない。
けれど私にはマリーの叫びは救いだった。
マリーがいなければこんなふうに、自分を赦せはしなかっただろう。
マリーは私を守ってくれた。少なくとも、あの痛みに身を晒すことからは。
生まれてはじめて、世界が美しいと思ったのは、マリーが奴と結ばれた日の記憶だ。
被検体E−57――と呼ぶとマリーは怒るから、余程奴につけた名前がお気に入りなのだろう。
『アレルヤ』という神を讃える言葉を名付けられた男は、その名に似合わぬ陰を常に纏っていた。
マリーはどうやら神を信じているようだったが、私にはそれが不思議でならなかった。
神とは何なのか、その存在すら確認できないものをどうして信じられるのだろう?
神様が救ってくださる、なんてそれが何の慰めになるのだろう。
きっとマリーはそんな正体不明の者にまで感謝したいほど幸せなのだろう。
マリーの信仰に口を差し挟むと長い長いお説教が始まるから、私はいつも黙っていた。
確かに神がいるのなら、何故大佐が死ななければならなかったのか、教えて欲しい。
何故少尉を憎まなければならないのか、教えて欲しい。
何故私は生まれたのか、教えて欲しい。
私は生きる意味すら失ったのに、どうしてまた目覚めているのだろう?
ほんとうはあのまま生きていくのが怖かった。
人ではなく、幸福を諦めて、温もりすら手放して、生きていくのが怖かった。
けれど大佐が生きてくれと願ったから、愛されていると思ったから、だからマリーに全てを明け渡した。
私には、大佐の願いは荷が重すぎて……マリーなら、生きていけると思ったから。
生きることは、真っ直ぐで純粋で意地汚い。
たぶん誰かを殺すことが、同じくらい真っ直ぐで純粋で意地汚いように。
自分が兵器であることに感謝すべきなのだと気がついたとき、私は彼に対する明確な殺意を自覚した。
脳量子波と記憶がマリーのものなら、五感と身体能力は私のものだ。
私がたったひとつ、私だけの記憶に隠していたのはこの身体の感覚だけ。
私の身体が知っているたったひとりの男を、私はこの手で殺したいと願っているのだった。
横になって眠ったときに見る夢が怖くて、ベッドの上に蹲って夜を過ごすのが習慣になっていた。
目の前で爆散する青いティエレンと、去っていく赤いGNX−V……起きていても思い出すなら、
眠って夢を見るのも同じなのに、やはり目を閉じる気にはならないのだった。
不意に涙が滲んで、誰に見られるわけでもないのに両手で顔を覆った。
掌にぽたぽたと落ちた温い水滴を、舌でそっと舐める。
触れた掌に押しつぶされる唇の感触に、仕舞い込んだ記憶の扉が開かれそうになって、
慌てて顔をあげて涙を拭った。
――ソーマ……
私の動揺が伝わったのだろう、マリーの心配そうな声が聞こえた。
――淋しいの? ……あなたもアレルヤに抱いてもらえばいいのに
『そんな必要はない』
――どうして? アレルヤはあなたのことも愛してくれるわ
『あんな能天気な男はごめんだ』
――女にとって男に愛されることはとっても大事なことよ
『余計なお世話だ』
――全く、素直じゃないのね。…ね、じゃあ私が手伝ってあげる……
何を…? と思った瞬間、背筋を何かがぞくんと駆け抜けた。
我知らず、両手で胸の膨らみを包む。その先端がぷっくりと勃ちあがっているのを、
シャツ越しの手のひらに感じた。親指と人差し指と中指の3本でそれを摘んで捏ねる。
はぁっ…と吐息が漏れた。
何…、これはマリーの仕業……?
『やめ…』
――やめないよ……
アレルヤの声がして、マリーの記憶が流れ込んでいるのだとわかった。
アレルヤが、シャツ越しに乳首を舐めている。唾液でその部分だけがびちょびちょに濡れて、
つんと尖った形がはっきりと判るほどになっている。
アレルヤが性急にシャツを捲り、先端に吸いついた。
「ひぁんっ…!」
両乳房を寄せて上げるように掴んで揉みしだき、乳首の先端を指で擦る。
アレルヤの舌の感触とは微妙に違って、もどかしい。
左手で乳房への愛撫を続けながら、立てた膝の間の下着のなかへ右手をそろりと忍び込ませた。
ちゅぱちゅぱと音を立てて乳首を舐めまわしながら、アレルヤはマリーの下着も引き下ろしてしまう。
脚の間に身体を割り込まされて、すでに愛液を潤ませていた入口が指でそうっとひらかれた。
トロリと零れそうになった液体を掬って、膨らんだちいさな突起に塗りつけられた。
「っあ――」
指先でそこに愛液を塗しながら、くちゅくちゅと擦り続ける。自然と腰が揺れた。
握り潰すかのような乱暴さで強く乳房を掴み、掌で乳首を転がす。
摘みあげた先端から流れ込んでくる刺激が、身体の奥をじんじんと痺れさせていく。
――マリー、かわいい……
アレルヤの中指が、ぬるりと膣に差し入れられる……
我慢できなくなって、ひくひくと震える入口に人差し指と中指を2本重ねて差し込んだ。
「…は、ぁんっ……」
じゅぷじゅぷと音を立てながら、ゆっくりと抜差しを繰り返す。入口付近に起こる摩擦が気持ちいい。
もっと深い場所にも感触が欲しくて、崩れるように仰向けに横たわる。
べとべとに濡れて使い物にならなくなった下着を、ズボンごと膝まで引きずり降ろした。
片膝を抱えるように引き寄せて着衣から脚を引き抜く。はしたなく広げた脚の真ん中が、
熱を求めて疼いている。乳首への刺激を中断して、その手で花弁を寛げた。
愛液にまみれた親指で陰核を撫でるように擦りながら、脚の爪先まで力が入るのを止められない。
「…はぁん…あぁん……」
広げた入口に突き立てた指を小刻みに動かして自らに追い上げられつつも、完全には空洞を
埋められない切なさに涙が出そうになる。……指が、止まらない。
「あぁ、ぁあん、ッはぁ…、あぁ……」
片脚に下着をひっかけたまま、まるで誰かに見せつけるかのように大きく脚を拡げている自分の
格好に羞恥を感じながら、その羞恥が快感をさらに増幅させていく。
指で自らを慰めるなど浅ましい行為だと自嘲しつつ、淫靡に堕落してゆく背徳感に煽られる。
違う、これは私の欲ではない……
マリーのせいにしようとしても、熱を帯びた身体を抱えているのは紛れもなく私で、
いやらしい液体を溢れさせるその部分が確かに憶えている感覚には気が付かない振りをした。
いつの間にかアレルヤの指はその巨きな男根に入れ替わっていて、膝を大きく開かされた
マリーのなかはアレルヤでいっぱいになっていた。
指では届かない奥のほうにまで、擦り上げられ、突き上げられる。
引き抜かれるときの名残り惜しい切なさと、突き入れられるときの満たされる焦燥感が交互に訪れる。
『っぁん、もっと…もっとぉ…』
――マリー…、締め付け、すぎ……
思わずねだるように言うと、アレルヤの声が返ってくる。
腰を抱え上げられて、アレルヤの動きが速くなって、何度も叩きつけられる衝撃に子宮が震えて、
『ぁっ、あっ、あん、ぁん、あん、ぁん、ぃゃ、ぃやぁ……、こわい…』
そこに集められた快感が頭頂部に抜けようとする感覚に涙が滲んで、視界がぼやけていく。
収縮する膣に咥えこまれた彼のあれがまたひとまわり大きくなって、皮膚が打ちつけられる音と
なかを掻きまわす水音が身体の内側から耳の奥に響いてゆく。
――イく、って言うんですよ……
吐息とともに囁かれた彼の声に私の爪先がぴんと引き攣って、いりぐちがきゅうっと窄まって、
『…ふぁ、イく、イク、いくぅ……イくよぉ……ん、ッぁあ―――』
――っく……!
なかで、びくびくと震える感触に満たされて、身体の力が脱けていった。
私のなかにすべて吐きだしたあと、肩で大きく呼吸しながらくちづけをくれた彼の
明るいブラウンの髪が、乱れて額にかかっていて、いつもより幼くみえた。
恥ずかしくなって逸らした視線の先には、無造作に床に落とされた深緑の制服が……
マリーに隠しておきたかった記憶が零れ出てしまったことに気づいたときには、遅かった。
――ソーマ、…彼が好きなの?
『…違う』
――どうして違うの?
『違う、大嫌いだ、あんな男』
――抱かれたのに?
『……利用しただけだ』
――ソーマ……本当に嫌いなら、触れたくも、口をききたくも、思い出したくもならないものよ
『絶対に、許さない』
――……何を?
『大佐を殺した』
――そうね、……そうね
『信じていたのに』
――何を信じていたの
『……わからない……でも』
――憎んでいるのは、信じてたのに、裏切られたから?
『…殺してやる、あんな男』
――…なぜ彼を信じていたの? 彼の何を信じていたの?
『…………』
――ソーマ、彼を殺したいほど憎むのは、あなたが彼を……
「――――うるさい!!うるさいうるさいうるさい!!!」
大声で喚いたら、マリーは溜息をついたような気がしたけれど、大人しく引っ込んだ。
最後に、こんな言葉だけ残して。
――……忘れたいのなら、他の男を愛するしか、ないわ……
違う、そんなわけがない。私が愛していたのは大佐だ。
優しかった大佐……あんな男に、殺されてしまった大佐。
あんな男――たった一度、身体を重ねただけだ。たった一度、たった一度……
そのたった一度が、……どうしてこんなにも…甘くて……切なくて懐かしくて、苦しいのだろう…?
後悔しているわけじゃない、けれど、大事にしていたかったのに。
大佐の命まで奪って、私の大切なものを全部全部全部踏みにじった男。
あんな男、あんな男、あんな男――――絶対に、殺してやる!!
悲しみと怒りと憎しみですべての景色が染まっていて、裏側を覗くことなどできなかった。
激情をどこにぶつければいいのかもわからず、目前に立ち塞がる全てのものを破壊することに
没頭した。アレルヤ以外のトレミークルーにも、当たれるだけ当たり散らしていた。
マリーはアレルヤに抱かれろと言ったが、私には到底無理な話だった。
マリーの意思を尊重してここにいることを受け入れてはいるが、私は奴を許したわけではない。
かつての同僚だった軍の兵士たちを数多く殺したことについては、いまや敵対組織に身を置き、
その一員として攻撃に参加する私にはもう責めることができなかったが、
ただひとつ、弟妹とも呼べる同胞たちを虐殺したことだけは不問にできなかった。
超人機関を襲撃したとき、奴はマリーがそこにいる可能性について考えなかったのだろうか?
いや、そんなはずはない。
奴はマリーをも……私をも、殺すつもりだったのだ。
未来の敵を潰すというテロ組織の戦略の一環としては間違ってはいないのだろうが。
マリーの存在さえ無ければ、今すぐにでも、寝首を掻いてでも奴を殺していただろう。
そうしなかったのはマリーの為でもあったのだが、奴よりもはるかに強く憎むべき男がいて、
その復讐のための手段をここでは与えられたからだった。
大嫌いだった筈のガンダムで戦場を駆けながら、私は自分が復讐すべき男を探し続けていた。
「そこにいたか、アンドレイ少尉ィィィイ!!!」
男の乗るアヘッドを――いつの間に乗機が変わっていたのか――ついに見つけたとき、
私の顔には笑みさえ浮かんだに違いない。
こ ろ し て や る――――
「この機体…増援か!?」
アヘッドよりもパワーの劣るGNアーチャー――私の乗機――であっても、互角以上に
戦える自信はあった。私は『超兵』――戦う為の存在なのだ。
隠すように装備していた少し短めのビームサーベルを抜き取り、男のアヘッドに斬りかかる。
ばしぃん、と火花が散って、男が左手のやはりビームサーベルで太刀を受けた。
急襲した筈なのに、防がれたことに舌打ちが漏れた。
「何故だ、何故大佐を殺した!?」
共用通信回線を開いて、怒鳴り込む。
「ピーリス中尉、何故生きて…!?」
驚愕する男の声が聞こえて、その声に嫌悪を感じない自分に募った苛立ちが怒りに火をつけた。
「…ッ、こたえろ!!」
「……あなたも、裏切り者かっ!!!」
驚きの余りか、数秒の沈黙を要した後、憤りに任せた勢いでサーベルが弾かれる。
裏切り者、だと!?
「貴様が言う台詞かぁッ!!」
―――裏切ったのは貴様の方だ!!!
兵器だった私の身体を、初めて、それ以外の用途にも使えるのだと証明した男。
私の身体にも、誰かを受け入れる悦びを感じることができるのだと教えた男。
知りたがったのは自分だから、責めるつもりはない。
無かったことにしたいわけではない。
人の心の温もりを、私にも感じることができるのだと、教えてくれたのは大佐だった。
人の身体の温もりに、私でも触れることができるのだと、教えてくれたのは―――貴方だったのに。
それだけでよかったのに。その記憶だけ抱いて眠っていたかったのに。
何故、何故、何故、何故、なぜ――――
「殺してやる―――……アンドレイ少尉っ!!!」
私の気迫に押されたのか、再び斬り結んだサーベルが男の側に傾いでいく。
溢れそうになった涙を堪えるために噛み締めた奥歯が危うく割れそうな音を立てた。
何も知らずにいられたら、大佐を慕うこともなかった?
大佐を愛さずにいられたら、少尉に惹かれることもなかった?
少尉に甘えずにいられたら、その身に触れたいとも思わなかった?
彼に抱かれなかったら…、こんなに憎まなくて済んだ?
何も知らなければ、こんな怒りも、悲しみも、憎しみも―――愛することさえも……
知らなければよかったと思いながら、忘れたくないと思う自分自身が許せず、
超兵である自分を、兵器である自分を取り戻す為に、それには必要のない全ての感情を
右腕のサーベルに込めて、男に叩きつけた。
「私に艦の操舵をやれだと!?」
ミーティングルームに私を呼び出したアレルヤが告げてきたのは、私の苛立ちを爆発させるのに
充分なほど馬鹿げた提案だった。
「ラッセが負傷している…、誰かがトレミーを守らないといけないんだ」
「……私を戦場に出させない気か?」
怒りのあまり声が震えそうになるのを抑えながら、どうにか平静を保って答える。
「スミルノフ大佐と、約束したんだ。お願いだ、僕の言うことを…」
「聞けるはずがない!」
それ以上の会話が無駄なことを悟らせる為にくるりと背を向けた私の腕を、アレルヤが掴んだ。
「ソーマ・ピーリス! そんな戦いを続ければ、いつか君も…」
奴の腕を払い、振り返った私は滲みだす涙も隠さずに叫んだ。
「いつか私が…なんだと言うのだ!? 私は兵器だ、敵を仕留めぬ兵器に存在意義などない!
復讐に意味がないと言うなら、どうして私は目覚めたのだ?
マリーには悪いが、今の私には目的がある。あの男さえ殺せれば、すぐにでも消えてやる!」
何故この男は邪魔ばかりするのだろう?
前の戦闘で、斬りかかった私のサーベルを受け流し、ライフルを乱射しつつ撤退していく少尉の
アヘッドを更に追撃しようとした私を止めたのもアレルヤだった。
敵機との戦闘を支援するどころか仲裁するなど、正気の沙汰ではありえないとすら思う。
この男はいったい何を考えているのだ!?
私の激昂は予想していたのか、意外に落ち着いた様子で奴は続けた。
「彼を殺して……、君はそれで幸せになれるの…?」
「何を言っている……、幸せなどもとより望んではいない! 私はただ、大佐の仇を……っ」
「それはいったい誰のために? ……復讐なんて、ただのエゴだよ…」
兵器はエゴなど持つなということか? 的確な皮肉に頬が引き攣った。
「……貴様にそれを言う資格があるのか? 貴様のしたことが、復讐以外の何だというのだ!
超人機関の破壊は、エゴではなかったとでも言うつもりなのか!?」
「…!! ち、違う、ちがうよ、僕は……!」
苛烈な私の指摘に激しい狼狽を見せたアレルヤに、追い打ちをかけるように言い募る。
「ハッ、貴様……もしかして自覚がないのか?
何を否定しようとも、貴様は自分の人生を歪めた者たちへの復讐をしたに過ぎない。
そもそも、テロという行為そのものが、世界に対する壮大な復讐ではないのか?
それが貴様に何をもたらした? 愛しのマリーか!?
私からの復讐を免れた幸運にせいぜい感謝するといい!!」
『兵器』として生まれ、『兵器』として生きる『超兵』の哀しみを、奴は疎んじたのだろう。
おそらく、私と同じくらいに。
戦うことしかできない、戦うためだけの存在に、生きる意味はあるのかと。
けれど超人機関を破壊しても、同胞の命を奪っても、忌まわしい過去も、自分の存在も、
消せるわけではない。ましてや、世界に対する断罪にもなりはしない。
「違う、僕は……僕はただ…」
自分のような存在を、もう生み出したくないという気持ちは、多少なりとも理解できる。
だが、超兵にとって『死』こそが救いだと言うのならば、
同胞たる私も奴も……マリーでさえ、救いのない命を生きてなどいられないではないか……
「貴様にはわからない。貴様にはマリーがいて、マリーには貴様がいる」
反論の術もなく、唇を噛んで俯いているアレルヤに少し憐憫を感じて、声の調子を落とした。
慌てたようにあげた顔は青ざめて、その不思議な金銀妖眼は悲愴に煌めいていた。
「僕は、君のことも…」
「フン、知ったような口をきくな……貴様に私の何がわかる」
「――僕が君を守る! 君のことだって、救いたいと思ってる」
奴が、本心から言っているのだろうということは理解できた。私を理解しようとするその姿勢も、
けしてただのポーズというわけではないのだろう。
「……無理だ、貴様に私は救えない…思い上がりもいい加減にしろ。
貴様が救えるのはマリーだけだ、なぜなら貴様を救ったのはマリーであって、私ではないからだ。
私を救えるのは……」
私を、救えるのは――――
……あの男を殺せば、私は救われるのだろうか?
血に塗れた自らの手では誰のことも救えなどしないのに、救いが欲しいと願っている自分に
気がついて……その身勝手さに呆れて、また、涙が出た。
青いガンダムが放つ粒子の碧い光に満たされた空間で、彼の存在を見つけた私は声を飛ばした。
「アンドレイ少尉、私はあなたが許せない!」
――だめ、だめよソーマ!
加速粒子の影響か、意識の奥から浮上してきたマリーの声が私を諌める。
――復讐なんかで人は救われたりしない、きっと後悔するわ!
マリーが慌てるまでもなく、半壊した私の乗機では彼の機体に近づくことすらできない状態だった。
「でも……あなたを憎み続けて、恨みを晴らしたとしても、きっと大佐は喜ばない」
「黙れ、この裏切り者が!」
反駁しようとした彼の声とともに、鋭い痛みが私のなかに射し込んできた。
――ピーリス中尉、あなたも…僕を裏切ったんだ……
その痛みはあまりにも鮮烈で、私の思考に突き刺さった。続くはずの言葉をすべて失ってしまう。
……私が? 私が彼を裏切った……?
――母さん
――淋しいよ
――父さん
――苦しいよ
――僕を見て
――どうすればいい?
――何か言って
――お願いだ
――憎みたくない
――どうして
――どうして
――どうして――――父さん、父さん、父さん!!!
複雑に折り重なった彼の感情が――彼の絶望が――私の視界を塗り潰していった。
溺れそうなほどに深い闇が私の鼻と口を塞ぐ。
もしかして私は何か、とんでもない間違いを犯しているのかもしれなかった。
身体を操る感覚が――『私』が、闇に引き込まれて沈んでいった。
「あなたはどうして、実の親である大佐を…」
――待って
「あの男も軍を裏切った、報いを受けて当然のことをした! 恒久和平を乱す行為だ!」
――父は……、ずっと望んでいたんです…僕に憎まれることを
「大佐はそんなことをする人じゃないわ」
――だめだマリー
「違う! あいつは母さんを見殺しにするような奴だ、…信じられるか!」
――母を見殺しにしてしまった……自責の念に、耐えられなかったんでしょう
「どうして…分かり合おうとしなかったの」
――マリー、言うな
「あいつは……あの男は何も言ってくれなかった。言い訳も、謝罪も!
僕の気持ちなんて知ろうともしなかった、だから殺したんだ! …この手で!」
――憎まれることこそが贖罪だと……僕に殺されることを望んだのは、…父です
「自分のことをわかって欲しいなら、何故大佐のことをわかってあげようとしなかったの?
きっと大佐は……、あなたのことを思ってくれてたはずよ」
――もうやめて、マリー、もう……
「……ならどうしてあのとき、何も言ってくれなかったんだ……?
言ってくれなきゃ、何もわからないじゃないか! …言ってくれなきゃ……」
――僕は父を憎んで憎んで憎んで……許さなかったんじゃない…許すことは、選べなかったんです…
「……ぅぅうわぁああぁあああ――――!!」
――それなのに僕は…、僕は父を殺しても尚……まだ、父を許すことができないんです……
――もう、彼を、責めないで……
「大佐……」
そう呟いて泣いたのはマリーだった。
彼の前で急に制御を失ってしまった私の代わりに、マリーには使命感のようなものがあったのだろう。
あるいは、『私を傷つけた』彼に、一言言ってやらないと気が済まなかったのかもしれない。
どちらにせよ、私は彼の闇に閉じ込められたまま……再度の眠りに、墜ちていった。
夢の中で、彼の絶叫は長く長く尾を引いて、その末端に手を伸ばしたけれど届かなかった。
彼の声を取り逃がして静まり返った闇の中で、一人の少年がやはり声もなく蹲っていた。
少年は私の存在に気づいていないのか微動だにせず、呼吸の気配すら感じられなかった。
私の足は地に縫い付けられているようで、少年の側に近づくことは叶わなかった。
名を…彼の名を、呼べば良かったのだろうか……
不意にこちらに閃いた瞳はガラス細工のように透明で、私を映してもちらりとも揺らがなかった。
彼の唇がゆっくりと動くのがみえた。
――アナタモ、ボクヲ、ウラギッタンダ……
どうして気が付かなかったのだろう?
母を喪い、父を憎んだ少年の痛みはそのまま、大佐を喪い、彼を憎む私の悲痛と同じだった。
私が彼に愛されたいと願ったように、少年もまた父親に愛されたいと願っていた。
大佐にとって私は、遠ざけた息子への持て余した愛情を躊躇いなく注げる身代わりのような
存在だったのだろうか?
私をひとりの少女として見つめてくれたその視線は、本当は彼に向けられるべきものだった。
それは確かに温かな慈愛に満ちて、兵器の私をして人たらしめんとするほどに……
いや、私は気付きたくなかったのかも知れない。
少年が求めた父親を、横から掠め取ってしまったのは私自身だったということに。
私の存在そのものが、彼を傷つけていたということに。
私はいったい、彼の何を見ていたのだろう?
私はいったい、何の為に人であることを諦めたのだろう?
人でありたいと願った私を、彼は人として受け入れてくれたのに。
私は彼の願いも知らないまま……知ろうともしないままで。
たとえ私が無知で愚かな『妹』でも、そばにいれば彼の涙を拭うことぐらいはできたかもしれない。
そばに……そばにいれば――――
少年のそばにいきたかった。
その孤独を抱きしめてあげたかった……
Fin
今回は以上です
読んで下さった方ありがとうございました
乙です…
せつないよ…
GJであります
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
刹那すぎて眠れなくなった
待ってた!GJGJ!
せつねぇ…
ぐぁぁ…なんかぐっとくるな…
GJ!!
>>579 GJ 切ないよソーマ
なんつーか、あなたの文章好きだわ
面白かった、ありがとう
終わっても結構作品投下されるね。
映画とかもあるんだし、まだまだ終わったとは言わせないぜ
こう言っちゃなんだが、公式の評価に反比例してここは一期より二期の方が栄えてるよね
まだ人があんまり減ってないのはすごいと思う
エロは正義
俺とアニューの生活F
カーン…カラカラ
ビールの缶が落ちた音が脳内戦争再勃発の合図だった。
「大丈夫ですか?!」
慌ててキッチンに向って布巾を取ったアニューが俺に向ってくる。白いTシャツ一枚のアニューの豊満な胸がたわんたわんと揺れる。否、それも問題だが
『大佐!!それは駄目です!』
理性隊員は必死に近付こうとする大佐の腕と体を押さえた。
まるで催眠術にでもかかったかのように大佐は触れてはいけない物に手を伸ばしていた。
『お、俺を押さえろ……押さえてくれ!!!』
指の先にはスイッチが二つあった。
たわわな胸を覆う薄い布―――つまりTシャツからちょこんと主張するスイッチ。これを押したら理性隊など一瞬で消え去ってしまうだろう。だがそのスイッチには御丁寧に
"押してはいけません"
の張り紙。
そんな物があったら余計に触り…押したり捏ねたりしたくなるのが人情ってもんだ!と大佐が暴れた。だが人として全滅したくない理性隊の皆様が奮闘し、大佐を押さえ込むことに成功し――――
「濡れませんでした?」
足元に零したビールを拭き取るとアニューは跪いたままの上目使いで心配そうに俺を見上げた。何て可愛い顔をしやがるんだよアニュー。
そこでまた再度俺は硬直した。男物のTシャツである…首回りも女物より大きいのだ。そして、アニューは片膝付いた状態なのだ。
首回りが屈んだ姿勢であるせいでか緩み谷間が覗いている。柔らかそうな双丘が微弱な振動にも反応して揺れ、それを駄目だと思いつつも目で堪能…追ってしまうのだ。
動く物を目で追う猫状態、野生の本能全開である。下心つきの
「ごめん……あ、ありがとう」
ごくりと生唾を飲み込む音がバレませんようにと祈るが視線は谷間に釘付けだ。
「どう致しまして」
優しげな声がした後に谷間が視界から消えた…と言うか、当然アニューは動いて汚れた布巾を洗いにキッチンへと向かう。惹かれるままに視線で追うと俺は呼吸も忘れて魅入った。
トランクスがトランザムだ。
何と言う生地の薄さ!これが性能の差だと言うのか!!
柔らかく弾力のあるヒップに沿った皺がエロ過ぎる。
「くっはあ…………」
臨界点突破!!
俺は訳の分からない声を上げてソファーにそのまま卒倒した。
俺とアニューの生活G
「……」
卒倒と言っても意識までは失って無い、むしろソファーに倒れ込んだだけだ。もちろん横姿勢である。
ゆっくりと静かに倒れはしたがアニューが心配してこちらに来ると困るので横目でキッチンを見ると、アニューのすらりと伸びた白い脚が動くのが見えた。
そして、不味い事にソファーに寝そべった体勢によりトランクスの隙間が下角度からの視線で下乳ならね下尻部分がちらりと俺に『ごきげんよう』と挨拶をしてくるのだ。
『ご、ごげんよう』と現われたかと思えば『あまり見ないで!』と隠れ、隠れたかと思ったら見える。とんだツンデレ状態に俺は更に体をくの字に曲げる。
何故横に倒れなければならなかったのか―――
息子が一人でテントを立てられる様になりました!
だがそれは街中に勝手にテントを立てた様なもので褒めてはやれず、俺としては立てるなら人の居ないところを選びなさい!!と叱らねばならない心境だ。
「……」
不味い。アニューは先程使った布巾を丁寧に洗い終わり、絞っている。濡れた指先を手拭きタオルで拭き、今正にこちらに振り返ろうとしていた。
ああああああ神様!!俺は祈りつつ、救いを求めて片手を伸ばす。
物臭に見えれば幸いだ。爪切りがある筈なのだ。
テーブルの端にある籠に手を伸ばすがこれ以上は体が伸びる事を許さない、というか許されない。
もがくしゃくとり虫の仕草で俺は何かを求め籠の中に何とか指を――
「どうしたんですか?」
駆け寄る様にアニューが近付くと同時に指先が何かを掴んだ。
「こ、これが取りたくて!」
「動けば早いのに、貸してください」
くすくすと笑いながら俺の指先からそれをさらりと奪い、アニューは俺の首に触れたかと思うと優しく持ち上げそこに座り俺の頭から手を離した。
「へ……?」
な、何が起こったか分からないと思うが
俺も何をされたか分からな――ふわふわでもちもちで滑らかで張りがあって温かくていい香り――
「あの…?何で膝枕?」
「だって、耳掻きしたかったんですよね?してあげますね」
全く俺のゴッドハンドめ!!!!
俺は借りて来た猫の様に身を硬直させ、全神経をアニューの太股の当る頬と片耳に集中させつつ、両膝を引き上げテントを立てながらこの状況に大喜びする息子を隠す様に更に体を丸くした。
俺とアニューの生活H
はあ…ふぁん…あふぅん゛…ぎっもぢいいぃぃぃいぃ!!!!
声に出したら病気だ。こんな濁音だらけの喘ぎには正直俺は萎えるであろう――と、言うか耳掻きが正に痒い所に手が届く状態で俺は違う意味で達っしかけていた。
そして鼻先にはアニューの太股が張りのある光沢を放ちつつ俺の頬に柔らかく当たり、最後の一撃は光が入りにくいと耳の角度を変えられた事だった。アニューの股間に近付いた俺の鼻は野生むき出しのくんかくんか状態も継続中である。
「こんなに大きいの取れましたよ」
耳掻きの匙部分に大きな耳垢を乗せて嬉しそうに見せてくれるが、俺の成長した息子もみて欲しいのが現状である。
貴女のお蔭で息子はこんなに大きく立派になりました―――と。
「綺麗になりましたよ…ふぅ〜」
「はぅん……」
とどめにこれだ。
新しい介錯の方法だろうかと疑う程の攻撃力。
「あ…もう一度お耳にふぅしますね?」
「…くぅっ」
耳の穴目掛けて生暖かい息が優しく吹き掛けられ、俺は目尻に涙を溜め瞼を瞑りながら生理的に伸びそうになる背筋を堪えた。ここで背筋を伸ばしたら完全敗北だ。パパンはまだ負けないのだ、息子よ。
「じゃあ逆の耳掻きしましょうね」
頬を包むようして頭の向きを変えられるのに合わせ、テント息子がバレないようにと俺はせかせかと身体の位置を―――世界に闇が訪れた。
昔の古傷が血を噴出した訳では無い。遥か昔に封印された邪眼が、その邪悪な力により再び開眼した訳でもない。
目を閉じていようとも
この感触は!!
彼の闇のよ…それは――柔らかく温かい。
「む…ぐぅ…」
そう、例えるならば俺はテーブルだろう。
皆の食べこぼしに愚痴り、熱いカップを押しつけられても只管耐え忍びお菓子の屑と闘う、そんな疲れ果てたテーブルにふと置かれたのは他でもない巨乳であった。
そう。俺は今、ムッチリとした太股と頬に無意識に置かれた巨乳にサンドイッチにされている。
「あ、ちょっと…見えにくいですね。角度変えますね」
と、後頭部を軽く押された。
その瞬間、俺のシックスセンスが覚醒した。
唇に触れる尖ったものの正体!!布で我が能力から隠れたつもりか!?ティクビ!!
アニューの指先の耳掻きが動くのと同時に、尖った乳首が唇をノックする。何度も繰り返すノックに「ようこそいらっしゃいました」と迎え入れたい唇と舌を俺はムズムズとさせながら考え込んだ。
続く
>>593 本編の声で脳内再生してみたら吹いたwww
ライルがどんどんおかしくなってくwww
おお、俺アニュ来てる!羨ましくてたまらん…アニュー俺にも耳掻きしてくれ…
続きが気になる……
GJ!
相変わらず腐女子がわんさかいるな
実にスレが腐敗してる
GJだぜ!
アニューいいなあww
俺アニュの人いつも楽しく読ませてもらってます
アニューかわいいよアニュー
もう一度お耳にふぅしますね?が可愛すぎて困る
俺アニュさんGJです!
何度読んでもシックスセンスの覚醒に吹くw
いいね!なんか学園パロみたい。
264 名前:俺とアニューの生活 ◆nGpADDltwU [sage] 投稿日:2009/05/01(金) 00:16:46 ID:???
俺とアニューの生活K
俺はそんなに冷たい人種ではない。むしろ人が道端に倒れていたら救急車を呼んで付き添い、出社時間に遅れて損をする部類だ。
もしも知らぬ存ぜぬで通り過ぎた後に悶々と思い悩むくらいなら、偽善者と呼ばれても善を行う部類である。
まあ偽善者云々以前にその後"自分が無視してしまった事によって"どうなったのか気になって気持ち悪い状態が堪えられないからだ。
所謂、小心者である。
そう、俺はもう――ノックノックするティクビさんを無視し続ける何て出来ない!!
そこで俺は行動に移そうと考えたが、取り敢えず何事でも先を読んで逃げ道を作って置くのが賢い生き方だ。
本当に小心者である。
そう、下心を悟らせてはならない。
あの白いTシャツを纏った乳首ちゃんを人畜無害なお婆さんに化けた狼の如く招入れるのだ。
「あのアニュー…」
俺はタイミングを合わせ、小さく口を開くとごく自然に話しかけ、唇に挟まった乳首を唇でギュッと摘み舌先で撫でた。
「っ……何…ですか?」
「その…奥が痒くて…」
「んっ…分かりました…っ」
離した次の瞬間に乳首を唇に挟み、またもごもごと普通に会話を続けようと試みる。
きゅうと唇に力を入れるとアニューの膝から直に反応が伝わってきた。我慢しようとも敏感な部分である。与えられる刺激を無視しようが無いのだ。
俺が唇を動かす度に硬くなる乳首をこりこりと挟み―――と言うか体勢状、開けば口にはいるのだ。
「そこ気持…ち良いです…痒いところで…」
「あ…ぁ…はいっ…」
いい反応だが、極自然に口に入ってます。僕に下心はありません。とアピールしつづなければならない。それ以降はアニューの反応待ちだ。
「っアニュー…は…耳掻き…上手だな…料理も美味かった…です」
「あ…ありがとうっ……んっ……」
俺に乳首を啄まれながら、こそばゆくも無く懸命に耳掻きを続けようとするアニューに俺は更に執拗に攻撃をしたい気持ちを膨らませる。
やばい我慢出来ない。
唇で挟んだ上に加えて赤子のそれで舌先で舐めながら吸った。呼吸が出来ないのだ
「ぁ…っぁ」
鼻から吸えとか無しな。
もじもじと擦れ合う太股の動きに、何やら気になる香りが鼻を誘う。女の匂いと言うのか、アニューの股間辺りから香り――――アニューは感じてるのだろう。吐く息が次第に熱を帯びて、身体の熱がダイレクトに俺の頬や後頭部を温める。
265 名前:俺とアニューの生活 ◆nGpADDltwU [sage] 投稿日:2009/05/01(金) 00:18:01 ID:???
「ぁっ…ぁんっはぁ」
とうとう我慢仕切れなかったのかアニューの身体が縮こまり身体を丸ませる。唇から艶のある声と熱い息が俺の耳に降り注ぐと同時に
『ぷすっ』
ぷす?
耳に激痛が
激痛?
あれ、耳掻きの
「………ふぎゃああああああああああああああああああ」
突如耳に走った激痛に俺は叫び、アニューの膝から地獄へと…床へと落ちた。
272 名前:俺とアニューの生活 ◆nGpADDltwU [sage] 投稿日:2009/05/11(月) 11:04:08 ID:???
俺とアニューの生活L
「っ…いふぁい…」
床と口付け状況のまま目を開くとソファーから落ちた時に転がったのだろう耳掻きが目に入った。
耳掻きは赤く血に染まっている訳でも無く、そこに落ちてる。と言う事は深くは刺さっていなかったんだろう。
俺はほっとしつつ痛む耳を押さえながら打ち付けた顔を床からべりりと引き剥す様にゆっくりと上げると、心配そうに俺の横に来たいたアニューで視界が埋まっていた。
目と目があった瞬間に反射的に湧き上がる罪悪感と怒られるであろう状況に身を竦める。
あからさまにティクビタソを集中攻撃していたのだから仕方ない。言い訳―――いやいや、見事な味でしたから言い訳は止めて怒られよう。
「ご…」
謝ろうと俺が口を開くより先にアニューの唇が動いた。
「…ごめんなさい…大丈夫ですか………」
謝らなければならない自分の立場を忘れて俺は大きな瞳から零れそうな涙に魅入る。
目の縁から湧いて溢れ始めた涙がアニューの桜色に染まった頬を滑り落ちてぽたぽたと床を濡らした。
「だ、大丈夫!……っ!!」
こちらを伺う様な仕草で覗き込むアニューは手と膝を付いた四つん這い状態だった。
問題は引力である
地球表明には地球から受ける万有引力があり、その引力と地球の遠心力との合わさったものが重力―――難しい事は置いといて引力が働いているのだ。それは男物でアニューには首回りが大きいTシャツにも同様で平等に。
四つん這いのアニューはTシャツで見事なトンネルが出来ている事に気が付いていません。
そのトンネルを入って少し先に進むと、柔らかくて弾力のありそうな膨らみが二つあり、先端に可愛らしいピンク色の実の様なものがありとても美味しそうです―――脳内実況ご苦労。俺
しかし、エロい体勢だアニュー。
目が離せずぼうっとしていたのだろう
「あの…大丈夫です?」
俺を心配する声に慌てて視線を上げると俺を見つめるアニューの可愛さを実感して今更驚いた。
「う、うん大丈夫だから…泣かなくていいよ」
「はい………良かった」
安心して微笑んだアニューの瞳から零れ落ちた涙が細い顎から床にぽたぽたと滴る水滴の音に鉄の味。
鉄の味?
「あ!鼻血が!!」
大変とアニューはティッシュを取りに走り、素敵なトンネルを失った悲しさで俺は我が鼻を呪った。
二次で本編の時間的な順番や、
当該シーンでは物理的に不可能な
人物同士の絡みを
自分の書きたいシーンのために勝手に改変して
捏造しておきながら、本編補完を装うSSは
あざとすぎてダメだ
エロくもないしエロ書きたいとも
思ってなさそうだし
>>605 俺アニュの人GJ!
乳首エロいよハァハァ
二
当
人
自
捏
あ
エ
思
>>605 GJ!俺もアニューがいつ来てもいいように掃除しとくわ
夏のスルー検定実施中
GJ
俺はアニュ面白かった
>>604-605 吹いたwwwwww
少し直して投下したかったんだけどな。前に書いてた部分だし仕方ないか
書き溜めてからまた来る
すまん鳥テスト
もうアニュー以外いらないよ
フェルフェルのオナネタ欲しい
00Fのハナヨとかハヤナに萌へで覗きに来てみたのですが…
まぁ、そですよね、無いですよね…無念。
>>616 SSくらい感情で書け!己のエゴで書け!無慈悲なまでに!
誰かヒリングがリヴァイヴ食っちゃうSS書いてくれ!
ちんこもまんこもないよ
ちんこもまんこもあるよ
俺たちが!ガンダムか!?
>>621 秀才バカボンの「これでいいのか?」思い出したw
フェルトとミレイナと俺とで3Pをして孕ませて見たい・・・_ト ̄|○。
625 :
623:2009/08/12(水) 15:19:23 ID:AN2eOuYw
>>624 有り難う!!俺、頑張って二人とも孕ませて見せるよ!!!
>>625 その意気だ!!
でも、やっぱり無理かもなぁ
お前さん、どちらかというと二人に弄ばれて…
フェルト「あの……もう終わりですか?」
ミレイナ「いくらなんでも早過ぎですー!」
みたいな感じになりそう…
627 :
623:2009/08/12(水) 15:34:20 ID:AN2eOuYw
>>626 いや、俺マジで風俗のお姉さんに「お客さんの中で一番太い」と
「早いかと思ったら、結構長いのね」と言われたことがあるw
ちなみに、風俗はとっくに卒業した・・・。(お金がいくらあっても足りん!)
そうだな・・・最高で6回イカせたのが1人、5回イカせたのが1人いたな・・・。
あと、脱力して何にもできなくなる位にした人が1人・・・。
懐かしい思い出だ・・・。
>>627 風俗嬢とあの二人を一緒にするなよ
まあ、頑張れよ!
629 :
623:2009/08/12(水) 15:46:17 ID:AN2eOuYw
>>628 <風俗嬢とあの二人を一緒にするなよ←スマソ・・・
ちなみに、ソープ(特殊浴場)での思い出だ・・・ナツカシス
630 :
623:2009/08/12(水) 15:49:31 ID:AN2eOuYw
>>628 さーて、二人の処女を奪って孕ませるために頑張るか・・・イクぞ!!!
ミレイナはまたじもフェルトはニールに……
孕ませwktk
妄想を垂れ流すスレはここですか
唐突に投入
マリナとシーリンがおっぱい吸い合います
色気より食い気ですが
マリナとシーリンは時計を見つめていた。夕食、いや一日二食の後の方の
時間が待ちきれない。とるもの手につかず。
「ああ、ア○パ○マ○が来てくれたらなあ…。」
そうマリナが呟くとシーリンが言う。
「あのね、ア○パ○マ○は一日二食も食べれる人よりもっとおなかを空か
した人の所で頑張ってるの。」
シーリンがそう言って二人は黙って、また時計を見つめ直した。しばらく
してシーリンの口から言葉が漏れた。
「ア○パ○マ○が来てくれたら…あ。」
「ふふっシーリンも言っちゃいましたね。」
二人はクスクスと体力を無駄に使わないように笑うと、また時計を凝視し
た。二人とも、今すぐ何か食べれなくても、空腹を忘れさせる何かでいいか
ら欲しくなっていた。
シーリンが見ると、マリナがどこか遠くを見るような目になっていた。数秒
そうして、いきなりマリナが口を開いた。
「シーリン、空腹しのぎに、おっぱいしゃぶらせて。」
そういうと、マリナは自ら服をはだけた。
「勿論あなたにも私のをしゃぶらせるから。」
シーリンはいきなりの無茶苦茶に慌てた。
(まるで、『自分のをしゃぶらせるからしゃぶらせろ!!』と言わんばか
りの強引で断りがたい要求ッッ!!しかも同じおっぱいでも明らかに私より
小さいあなたの物で私の胸を引き出させようとする狡猾さッッ!!そして大
きさの事を言うのは失礼だから言うに言えないと言う所まで入った計算深さ
ッッ!!)
うろたえるシーリンに構わずシーリンの胸を露出させると、マリナはしゃ
ぶりついた。シーリンも、マリナの胸にしゃぶりついた。
(小さい胸だけど、いざ吸ってみると大きく感じるな。)
そんな事を考えながらシーリンは吸った。自然と手をキュッと丸めて目を
つぶった。二人は黙々と吸った。
突然、目を開いてかすかにシーリンが喘いだ。
「どうしたのシーリン?」
「え、いや、何でも…。」
「私たち、ただガム噛んだり指しゃぶったりタバコ吸ったりしてるのと同じ
ことしてるだけよね。まさかエッチな気分になっちゃった?」
(だって、マリナの吸い方が…。)
「でもシーリンだからいいわ。シーリンは私の大切な人だから。」
そう言うとマリナはまたシーリンの乳首に吸い付いた。シーリンもマリナの
乳首に吸い付いた。時折体を痙攣するようにビクつかせ、シーリンは脚をこ
すり合わせた。マリナに胸を吸われている状態で指戯は隠してできない。
「シーリン凄く温かい。」
マリナの吸い付きが、言葉が、いちいちシーリンの官能を刺激した。
(これでは、これでは、ますます…お腹が空く。)
ようやく食事の時間になった。マリナもシーリンも一口毎に八十八回噛ん
で食べた。さっきのせいで束の間空腹は忘れれたが、我に返ると更に腹が減
っていた。シーリンは特に餓えていた。二人は大事に大事に食事をした。
(おしまい)
GJ
逝けないのは仕方ないとしても空腹じゃ貧血起こすぞシリンw
百合いいよ百合
続きキボンヌ
おっぱい(*´Д`)ハァハァ
マリナ様自慰で
「ここで受かれば…。」
マリナが見上げた先には「ブレイネニア芸能事務所」と書かれた看板が提
げられている。視線を下げると「アイドル発掘オーディション」と書かれた
立て札が置いてあった。
オーディション控え室に集まった応募者の前にぎこちない動きで二人の男
が入ってきた。
「諸君おはよう。私がプロデューサーのネッド=リンポポだ。こちらはア
シスタントプロデューサーのハッサン=レンベック。」
「世界の国からコンニチハ!!ナーフ。」
「当事務所は今アイドルを必要としている。その歌声で全世界を虜にして
支配するようなアイドルを必要としている。この中からその条件に値するよ
うなアイドルが見つかる事を期待しているぞ。それでは準備してくれ。」
「うーんアイドル候補ってよりも、恥ずかしくて今までアイドルになれなか
ったアイドルのなり損ない大集合って感じだね。ホイット。」
オーディションが終わった後でマリナが呼ばれた。
「マリナ=イスマイールです。お呼びでしょうか。」
「今回のオーディションの結果だが、残念ながら君は望み薄だな。」
「そんな!どうかもう一度お考え直しを!!」
「ダメだダメだ。君ではとても私が考えている任務、いやお仕事は任せら
れない。」
「ねえブレイン。オイラこの人の歌は大当たりすると思うよ。ナーフ。」
「シッ!!私はネッドリンポポでお前はハッサンレンベックだぞピンキー
。この娘は辛気臭すぎる。マスクで顔の下半分を隠したスケバンもよかった
が、いつも鈴を鳴らしてるケバケバシイ猫娘もよかったが、やはり一等はあ
のピンク髪の魔法少女チックの娘だ。何と言っても、にじみ出る闘気がいい。」
「ブレインはわかってないなあ。ホイット。」
「えーつまりだ。君はわが事務所の欲するアイドルではない。だがしかし
他の仕事ならあるが、やってみるかね。勿論給料は出るぞ。」
マリナは迷った。しかし給料に釣られた。
「お願いします。」
「これを着るんですか?」
「出来ないかね?じゃあ…。」
「わかりました。は、恥ずかしい。」
マリナを待っていたのは撮影だった。マリナは派手なデザインの下着に着替
えるとモジモジしながらポーズをとった。
「ねえブレイン。やっぱりこの人歌手にしようよ。胸が地味だししこの仕事
合わないよ。ナーフ」
「前にも言った通りこの娘では任務は無理だ。ワックスだったかマックスだ
ったか言うテレビ漫画のヒロインを参考にした、歌で世界を完全服従させる世
界征服計画の歌手役を担当させるのはな。やはりあのピンク髪の闘気あふれる
魔法少女でいこう。」
「じゃあこの撮影は?ホイット。」
「いや、ちょっと小遣い稼ぎしてマウスフードを買い足したくなってな。ス
ーパーコンピューターの計算では流行の繰り返しでこの女の体型がまもなくホ
モサピエンスのオスにとても魅力的に映るようになる時代が来るらしい。」
「うーんオイラよくわかんないや。ナーフ。」
「こ、今度はこれですか!?わかりました。やります。ああ…お尻が。見え
ちゃう…。」
マリナは更に露出の大胆な下着に着替えた。
「うむ。マリナくんいいぞ。ソファにだらしなく横たわって背を向けて顔は
上を見上げるんだ。いいぞ。そのポーズで臀部の谷間を置物で隠した写真も取
りたいな。そうだいいぞ。」
ネッドと名乗る男はロボットじみた動きで写真を撮り続けた。
「床に片ひざをついてのけぞってくれ。そのボールを片手に乗せて腕を伸ば
してくれ。よし胸がきれいに写る。」
「地味な胸だなあ。ホイット。」
「ぷ、プロデューサー…これ以上は…。」
「やれ!やるんだ!!君ならできる。」
マリナはスクール水着を着ると、ローションを全身に塗りたくった。
「そのまま胸をまさぐりたまえ。その調子だ。よし乳首が立った。ホモサピ
エンスのオスはこれに興奮するんだったな。」
「あ…は…。」
スクール水着の上から下から自分の胸をまさぐっていたマリナは自然に下半身
へと指を伸ばした。
「待て!!それは…いや、規制にはまだ触れる画ではないな。続けさせるか。」
「あっああ…あっ…あっ…あっ。」
「うむ。その顔。その必死さ。きっと売れるぞこれは。マウスフードだけじゃ
なくてネズミサイズの超小型家電製品も揃えれそうだ。」
マリナの目がうつろになっていった。指の動きが激しさを増し、いきなり窓ガ
ラスが叩き割られた。
「お前ら、お前らマリナの事いじめんな!!」
シーリンはマリナとネッド達の間に割って入ると、怪しい二人に蹴りを入れた。
二人は爆発し、その爆発の陰から二匹のネズミが逃げ出した。
「マリナ大丈夫?」
「あ、ありがとう。まずはベタベタを落とさないと。」
芸能事務所のシャワーはまだ動いていた。マリナがハリウッド映画の様にシャ
ワーを浴びた。
「ああ、いい気持ち。…シーリン何でいるの?」
「マリナ…。」
「やめて!!刹那にとっておきたいの!!」
「ただ体を流すだけよ。別にいやらしい事をするわけじゃないんですけどね。」
「シーリン意地悪なんだから。あっ…う…。いやらしい事してるじゃない…。」
「いやらしいと思うあなたがいやらしいのよ…。くす…。」
(完)
他の作品のキャラが出演しているのでご注意
元ネタを知らないながら面白かった GJ!
ピンキー&ブレインwww
おまwピンキーとブレインになんてことさせてるんだwww
マリナで世界征服はさすがに無理だと思うぞw
だが、面白かったGJ
あ
ドラマCD聞いたら無性に刹フェルが読みたくなったぜ
とりあえずアンアン言ってるのが読みたいお
お焚き上げスレに00エロあったぞ
検索してみたらいいのでは…作者の自演?
>>651 「お焚き上げ」でスレ検索して引っかかって来たスレ嫁
ライル×アニュー
フェ○チオ的な何か。
一部アニュー×ライルっぽい表現がありますがどちらでも可。
キャラ崩壊とかくだらないオチしかありません。
素人文章であることをご了承ください。
「本物見るの初めてなの」
ぽつりと告げられた言葉はなんと淡白な物であったか。
アニューとライルがトレミークルーの目を盗み、逢い引きを重ねてついにベッドの中にまで持ち込んだある日の事。
そういう雰囲気を彼女から感じ取ったライルが待っていましたと言わんばかりにズボンのチャックを下ろし、欲望の象徴であるそれをアニューの目の前にちらつかせた。
途端に出たその言葉の意味を瞬時に理解した彼は、そうか彼女の処女をもらえるわけだとそう安易に想像しニヤニヤといやらしい眼差しでアニューの秘められた体を性急に暴いていった。
抵抗することなく目の前の恋人にされるがままのアニューの顔には呆れたような笑みがあった。
インナーと下着を剥ぎ取り、晒け出された体をじっくりと視姦する。
なるほどアニューは着痩せするタイプなのか、予想していたよりも重量感のある乳房が妙に悩ましい。
ヴァギナを覆う茂みの慎ましやかさが彼女のイメージそのものを彷彿とさせて興奮した。
全て脱がし終わった辺りでライルは自らもズボンを脱ぎ捨てる。
肉棒は更に猛々しくアニューの顔前にそそり立った。
「ぺニスってとても温かいのね。どくどくしてるわ」
興味津々に優しく撫でる彼女のその笑顔は自然か意図的なものか。
手コキのような激しさを伴わないそれになんとも言えないもどかしさを感じる。
「うふふ、なんだか他の生き物みたいね」
じっくりと観察する彼女は時折玉袋を掴んでみたり皮の中に指を突っ込んでみたりだのと焦れったくライルのペニスを攻めた。
「だんだん張ってきたわ、これどうすればいいの?」
「アニューのその小さなお口でしゃぶるんだよ」
「口で…」
いくらか考えるように頭を捻ったがそろそろ本気で奉仕してほしかったので、ライルはアニューの頭を寄せて口を開かせた。
「きゃっ…もう、乱暴さんね」
「そんだけ触られたらこっちだって焦りたくもなるぜ、ほら早く」
「はぁい……んっ…むぅ…んぐぐ…」
舌で転がすようにして口内に導く。
見るのと実際に口に含むのとでは違い、質量と熱の具合にアニューは暴れる欲望に声を遮られた。
口の中に広がる青臭さは正直言ってあまりいいものとは思えなかったが彼が己の与える快感に身を委ねてくれている事が嬉しかった。
「んむ…んーー…むうっ…」
「いっ…こら、歯を立てるな……!」
「ひゃら、ふぉめんなひゃい…うんむうむ…」
啣えたままでモゴモゴと言葉をたどる彼女の目線は上目遣い。
それとかち合った所でライルは息を荒くする。
初めてという事もあり御世辞にもテクニックを持っているとは言えない。
そこで彼はあることを思いつく。
「アニュー、胸でチンポ挟んでみろ」
言われればアニューは一旦口からペニスを抜き取り、何も疑問も持たずにムチムチの乳房を肉棒に絡ませくる。
その瞬間に肉棒と繋がって出来た唾液の橋が妙に卑猥に見えた。
性的に無知というのは恐ろしいものだ。
だが、これでまた少しは楽しめそうである。
「熱い…おっぱいが火傷しちゃいそう」
「まあ少し我慢してくれよ。そのまま擦り合わせるんだ」
ヌプヌプねちゃねちゃなど部屋全体に響く粘着音は勿論二人の耳にも侵入してくる。
耳だけ十分に濃厚な気分陥ってしまう。
ライルの出した先走りが良い潤滑油となりアニューの胸でペニスが踊りだした。
アニューの乳房はペニスを絡ませては擦り絡ませては擦りの繰り返しで徐々に熱を帯びてくる。
ぷくりと主張する乳首がたまに擦れてアニューにも快楽をもたらす。
「あむっ…んっ」
「お、いい子じゃねえか。ちゃんと啣えるのも忘れてないな」
ムッチリとペニスを挟んで離さない双丘の振動に舌での愛撫が加わる。
その快さにライルが思いっきりアニューの頭を押さえつけ更に深くくわえ込ませた。
「んがっ!んっ…ぶむ…んふ…」
喉奥にまで届きそうになるそれにアニューは驚き、共に息を詰まらせる。
だが、興奮しきったライルは更に激しく奉仕を求めた。
「んぼっ…おぶっぐ…んっ…んぐ…」
気付けば包んでいた乳房を離してライルは腰を思いきり振り出す。
苦しそうな声とジュポジュポと響く激しい吸着音に口を窄ませ歪んだ顔で必死にぺニス喰らいつくアニュー。
半ばイマラチオと化したその行為にライルは絶頂間近の粟立つ感覚を覚え、更に腰を振り出した。
「っ…そろそろイクぞ」
「んばっ…いいわ、そのまま出して」
「マジかよ…おうっ…!」
初めてで口内射精は流石に可哀相だと思いライルが顔を引き離そうとした矢先、アニューは一言告げてまたペニスにしゃぶりついた。
「うっ…!ふぉおお…っ」
「うぶっ…うんぐぅ…んぶっんー……!」
そのまま強力な吸着を受けたペニスはお望み通りアニューの口内で果て、大量の精液を吐き出した。
「変な味…あまり美味しくないのね」
全て飲み干して更には白濁にまみれたペニスを丁寧に舌で舐めとりながら彼女は言う。
「ふぅ……次はお前の番だぞ、ほら可愛がってやるから脚開けよ」
ひとまず自分の前戯は終了だ。
あとはゆっくりと貪欲のまま彼女を攻め立ててその処女を美味しく頂きたい。
先程垣間見えたヴァギナの残像が彼を駆り立てる。
まずは乳房を思いっきり舌で攻めてやろうか、クリトリスを焦らして焦らしてペニスを求めるまでイカし続けてやろうか。
そのあとは思う存分突いて貪ってやる。
しかし、ライルが欲望に花を咲かせ考えているとアニューから思わぬ一言が飛んだ。
「あら、まだよ」
「えっ」
「だってまだ男の人の身体の仕組みを全部見てないもの。次はお尻ね」
「は、え、待てアニュー、そこは…」
「うふふ、ライルのお尻ったらかわいい」
絶頂後のへたれた下半身をまさかの馬鹿力でぐるりと変えられ、ライルは何故か自分の肛門辺りを探るアニューに戸惑った。
これは一体どういう状況だ?
あれ、これフェラチオネタだよね?
疑問が頭を駆け巡る。
だが、アニューは止まらなかった。
「あらまあ硬くて太いケツ毛がたくさん」ポッ
「いや、お前何言って…アニューの口からケツ毛なんて聞きたくな…ひぐぅ!?」
「お尻の穴のシワを数えさせてちょうだいね。いーち、にぃー、さーん、しー」
「…って、そんな所に笑顔で躊躇いもなく指を突っ込むなああああああ…ちょ、うわなにああんらめぇくぁwせdrftgyふじこlp」
活き活きとした表情のアニュー。
顔面蒼白に陥ったライル。
必死の抵抗と断末魔の叫びもむなしく、その後彼はまだ自分よりも幼い才女に体中をいじくりまわされ、肝心の処女を戴く事は出来なかったのであった。
後日、アニューの日記での一コマ
『ライルはおち○ぽよりも立派なケツ毛の持ち主でした(はぁと)』 byアニュー
完
以上で終わりです。
お付き合いくださりありがとうございました。
乙ですwなんかなごんだ ライルwwwwwwww
初めてアニューに萌えたwwww
そうか生まれて間もないから性的な知識は皆無だよな
終始笑顔なアニューがいいっ
ライルwwwwww
GJでした!
664 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 00:39:41 ID:nGUNP63J
保守
あ
どうしたw
別に
668 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 01:38:53 ID:Cx6+vLIu
保守age
職人様、作品乞食にお恵みを
お恵み下さい
職人さんいつも有り難う
セルソマ書いた奴は氏ね
672 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 21:26:20 ID:doxxIAwU
保守つくつく
185 名前:名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 12:43:09 ID:tTKppZ0D
>>172 >>177 >>184 すっごいよくわかる
こういうやつでしょ?こんなの書いた職人は氏ねばいいよ
↓
セルゲイの形に添って押し開かれた、狭くて浅めな彼女の中は、
いつも以上にぬめり、温かかった。
セルゲイは獣じみた愉悦の息をつく。
ぬぷっという音がしたの、聞こえた?母さん。
「やめて、お願いだから!アンドレイ!やめてぇ!」
何言ってるの。
母さんの体、僕を受け入れてくれてるじゃない。
あったかくて、ぐちょぐちょで、優しく僕に吸い付いてくる。
母さんの中がどんどんグチュグチュ、
ドロドロになってく。
ああいい、気持ちイイよ、母さん。
僕が動くたびに、キュウキュウ締め付けて
ヒダ襞が蠢きながらぴたぴたと吸い付いて
撫でて、奏でて、擦り上げて…。
気持ちイイ。
気持ちイイじゃねーよキモイんだよキモカプ厨w
だれ一人として読みたくないものを書いてオナニーしてるだけだから
全っ然萌えないしヘったくそだし吐きそう
二度と投下すんな出てけ
674 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 04:56:18 ID:jP203n1F
242 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19:03:34 ID:NW6ZeH9J
こんな所にキモいエロ落してんじゃねえよアレソマ厨が
630 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 20:42:39 ID:NW6ZeH9J
関係ないくせに知った様な口きくな
みんなあのカプ嫌いなんだよ誰一人擁護がつかないのがその証拠w
現に叩いてたの私だけじゃないし
せっかく育てたスレなのにあとから来てキモいカプエロ落しやがって
634 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 21:18:59 ID:NW6ZeH9J
>>633 きちんと書かれた良いものはちゃんと評価するけど
糞カプかいた職人なんかに書かれたくない汚らわしい
641 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 21:54:35 ID:NW6ZeH9J
たくさんの人が集まる場所にキモい捏造カプエロをまき散らすのは
歩行者天国に汚物まき散らすようなもの
643 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 21:58:54 ID:NW6ZeH9J
わたしは間違ってないから
スレ住民の大半は私の意見に心の中で賛成してるよ
現にあのカプを叩いてたのは私だけじゃないし
653 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 22:09:19 ID:NW6ZeH9J
>>649 > 私の意見に心の中で賛成してる
悪いけど事実だから
他ジャンルでなにも知らないくせに
657 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 22:17:28 ID:NW6ZeH9J
>>654 黙ってるのをいい事にいつまでも居座ってる
私に言わせればあっちのほうが荒らしだよ
みんなが嫌ってるの知ってて投下してるんだから性格悪い
96 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19:01:41 ID:NW6ZeH9J
晒しはダメだけどあの糞カプかいた職人叩き自体は
別におkってことで了解
185のキモエロ書いたド下手キモ糞カプ厨氏ね
目障りだからいますぐ氏ね
98 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19:34:54 ID:NW6ZeH9J
>>97 自演乙w
もし違うなら
元ネタ知らないなら口出さないでくれる?
公式設定で恋人でもなんでもないのにそれを無視した
ド下手なキモカプ信者のオナニーエロなんか
スレ住人は誰も読みたくないですから
口に出さないけどみんなそう思ってますから
100 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 20:18:21 ID:NW6ZeH9J
他スレでどうとか関係ないから
実際キモイって言ってるの私だけじゃないし
ふたばでも原作で恋人が別にできてキモいカプ厨ざまあwって言われてたし
107 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 20:47:15 ID:NW6ZeH9J
>>104 は?読み手に何いってんのw?
昔からこうなのか?
なんだかんだ言って刹那は独り身
マリナとフェルトは恋愛対象じゃないっぽいし、ガンダムは人間じゃないし
妄想でエロ書いたっていいじゃない?
でも、捏造カプの結果元の相方がコケにされてるようなのは荒れるよな
つーかSS晒しなんてくっだらないことやってる低脳は
間違いなくここにしかいないよ
カプ厨よりも低脳ゆとり粘着嫉妬厨の方がきもい
こいつこそ間違いなく腐女子
あと下手糞とのたまうけど、他の職人との差がわかんねーから。
叩くなら他SSも平等に叩けや
みんな似たようなもんだ
自分の好きカプだけ褒め称えるカプ厨=673は害悪腐女子
そんでエロパロなんだからむしろ捏造こそが真骨頂
公式カプこそお門違い
男やカプの関係性よりも女キャラが可愛くやられてればそれでよしこそがエロパロ
最後の一文同意
エロパロディなんだからエロきゃいいのにな。嫌ならNGに突っ込んどけって話だ
公式も捏造カプもどんとこいだ
職人降臨待機中
>男やカプの関係性よりも女キャラが可愛くやられてればそれでよしこそがエロパロ
セルソマのは女キャラも可愛くやられてなくてキモイだけなのでダメなSSですよねわかります
アンドレイと母のもキモイだけで可愛くないのでダメなSSですよねわかります
>>684 みたいな低脳がスレを荒廃させて行くんだな。
こんな奴が居るから職人が居なくなるんだよ。
人の作品を叩ける程の崇高な神なんだろうから、過疎らせた責任取ってお前が投下しろよ。
>>680 の言う通り、文章のウラにある真意に気がつけない方が低能
話の腰を折るようですまんが投下します
マリナ×男装シーリン
「マリナ…あなた…。あなた!!」
シーリンは呆気にとられ、次いで激怒した。
マリナが読んでいた本、それは性感とそれに関わる技術についての本
だった。
(この国難の時代にあって許されざる怠慢、遊蕩、淫蕩!!)
そう言い掛けて、シーリンは口を手で塞いだ。
(まさか!!)
「マリナ…、まさかあなた…。」
「シーリン、今は手段をあれこれと選んでいられる程余裕が無いと思
うの。出来る事なら、出来そうな事なら何だって…。」
「それはやっちゃいけない!!」
マリナが考えている事は危険だ。危険過ぎる。確かに今は国の危機だ。
しかしマリナは偽装商社社員や外交官ではない。取り返しが付かない事にな
る。シーリンの目の前で、掛け替えの無い宝玉が、自分自身を賭けて博打を
企んでいた。しかも博打に勝ったとして、今度は発覚するかしないかの賭け
が始まる。その賭けは支援を約束した国と自国が滅びるまで続く。
「シーリン、切り札を抱えて負けるのはよくないと思う。」
「あなたは消耗品になっちゃいけない!!」
「歴史に汚点を残して存続するか、そのまま滅びるか…。」
マリナの思いつめた目を見てシーリンは諦めた。これを諦めさせれば、次は
更に危険な事をしかねなかった。
「私は何も見ていません。それでいいですね?」
「ありがとうシーリン。」
マリナの学習が再開された。本を読み終えては読み返した。学んだ事を
試す仕草をしていたマリナが言った。
「一人だと、限界がある。シーリン。」
「…しかたがないですね。」
シーリンは部屋を出て行った。長い間マリナは一人で習熟に励んでいた。や
がて、一人の美男子が入って来た。
「本日の訪問はありがとうございました。改めて、アルバニア大蔵省事務
次官コンラッドでございます。こんばんは殿下。」
「コンラッド次官、私、実は今夜が初めてです。しかし誠意は尽くします。
貴国の支援を受ける我が国の様に。」
健気に訴えるマリナにシーリンは思わず唾を飲み込んだ。
「期待していますよ。どうぞお先に。」
「ではお言葉に甘えて。」
二人はシャワーを浴びてベッドに横になった。マリナの目の前にあるの
は紛れも無い女体だった。しかし今は男の裸体として扱う。
「失礼します。」
「あ…。」
マリナが乳首を口に含んで音を立てた。離した乳首に舌を押し付け、こね
まわした。
「う…、初めてにしてはお上手ですね。はうっ。」
「ありがとうございます。ちゅっ。」
そう言いながらもマリナは乳首への責めを続ける。続けながら、自分の胸を
相手の体にさりげなく触れさせた。胸が接触し、そのまま更に体を寄せた。シ
ーリンにはっきりとした柔らかい甘美な感触が伝わる。その膨らみはあまり大
きくは無いが。
「私の胸、やはり大きくないでしょうか。どう思います?次官…。」
「大きくなくても、殿下の胸はいい胸かと…。」
「ありがとう。」
乳首から口を離したマリナの顔がシーリンの体を、腰へ、そして足へと
流れていった。マリナは動きを止めると、つま先を口に含んだ。
「あああうぅうっ…」
「喜んでいただけましたか?」
「マリナ様、もっと…。」
「ふふ。わかりました。」
「ううううっ…」
足を舐めるマリナにシーリンは顎を反らせて答えた。マリナの舌は足を
丹念に、淫靡に舐め、ゆっくりと脚へと遡上していった。そして、股間に
たどり着いた。
「あの、マリナ、ここは男の人とは違うから勉強にならないと思う。」
気が付いて、顔を赤らめて息を乱しながらもシーリンが言った。しかし
マリナは一瞬何かに気が付いた顔をすると、思いもよらない事を言い出した。
「シーリン、何も、女性に淫らな欲望を抱くのは、男性ばかりとは限ら
ないわ。」
そのマリナの顔を見て、架空の男を演じていたシーリンは微かに恐ろし
い何かを感じた。同時に、背徳的な願望を持った。
(犯されたい。)
正気に近づいてその思いを払いのけようとしたシーリンの股間に既にマリ
ナは顔を埋めていた。
「うあああっ…ああっ…あああっ…。」
マリナが覗き込む先から、淫らな音が響く。シーリンはシーツをつかんで押し
殺した叫びを上げた。
再びマリナの諸国訪問が始まった。しかし結局マリナからの誘いは全て
断られた。
「あはは大人をからかっちゃいけないよ。そう言うのは大人になってか
らにしろ。な。」
素人の生兵法が通用する世界ではなかった。シーリンは安堵した。
(おわり)
GJ
マリナ様攻めもいいすなぁ
GJ
控え室で誰にも相手にされなかった馬鹿晒しておきますね
672 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 19:00:44 ID:vMFcvJp5
>>665 だよねできないよねー
他所で叩かれてるキモいカプエロSSに出て来るけど
カプだけでなく出来もしない体位まで捏造とかw
あんなんで職人とか笑わせるなだよw
675 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 19:47:21 ID:vMFcvJp5
>>674 そういう事実の考察は必要だよね
勘違いしたド下手クソなキモイオナニ職人をのさばらせないためにも
もっとやるべきだとおもう
684 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 20:53:11 ID:vMFcvJp5
捏造を擁護してんじゃねえよ
自演ワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>689 GJ!枕外交マリナ(;´Д`)ハァハァ
>>692 転載GJ!
捏造背屡粗魔書いた奴は氏ね
死んだ荒熊の仇をとるため、クーデターを計画してその成功のために
炭酸嫌いなのに泣きながら身体を売るマネキンって萌える?
またセルゲイマンセーかよ
マネキンフリークの中にはコーラフォビアがいるんだ
セルゲイは関係ないと思う
つーかこのSS遥か昔の奴じゃん
何で今更
ガンダムってノマ・801ともに腐女子多いので有名だけど
腐女子の私怨って怖いな
保管庫やサイトやお焚き上げスレにまで張り付いて何ヶ月も昔のSSに粘着するんだから
だからあらゆるところで女=腐女子=カプ腐が嫌われるんだと良く分かりました
セルゲイがなんでこんなに嫌われてるのか分からない俺が服を着ましたよ
セルゲイより贔屓の男キャラがいて、
自己投影ソーマと恋愛カプエロさせたい腐女子カプ厨の私怨だろ
大方、好きキャラは子熊かアレルヤだな
セルゲイは義父として、子熊かアレルヤと自己投影ソーマとの恋愛を応援する役目で
いなければいけないのに、よりによって自己投影ソーマが義父にやられてちゃあ
そりゃあカンカンになる
だからカプ厨は見識もエロのキャパも狭くて嫌なんだ
こんなに粘着して他スレでまで恥を晒すんなら、いっそ単体厨だけでやっていきたいわ
はあ?自己投影はセルソマ厨でしょ?設定捏造してまで
親子愛をエロ妄想とかマジきもい
どこでもきもいと叩かれるのにまだ投下とかあり得ない
嫌われてるの知ってて投下するのはたち悪い荒らし
正直どこでも嫌われて叩かれてという程話題なんか見ないけどなwwどこの世界で生きてんのこいつ
エロパロに公式も糞もないし職人はこんなマジキチ放っておけば良いから
何でもどんどん投下して下さい
エロけりゃ近親相姦でも何でもいいよ
イアン×ミレイナでも沙慈×絹江でも書きたいもん書きゃいいじゃねえか
見たく無きゃ読むな
その2人は特にカプ人気も女人気もないので無問題
危ないのはマリナやソーマの捏造恋愛エロ
単なる陵辱はギリギリおk
なぜなら嫌がってるから、心まで別の男に捧げてないから
つまり、カプ厨が自重すれば問題ないんだよ
出来ないならカプスレとカプ限定サイトにこもってろ
>>698 だって本編見る限り、マネキンは絶対荒熊が好きだっただろ
炭酸のことは嫌ってたし、なんで最後結婚したのかわからん
途中まではそっちの方が捏造だと思ってたよ
荒熊が死んでしまったからもうどうでも良くなったのかな
マネキンかわいそうだよマネキン
00とは違うアニメを見ていた人がいると聞いて
冥王星の00はそんな展開だったのか
それよりエロい話しようぜ、マリナ虐めたい
>>708 子供達に脱がされるマリナ様。
「子供と大人ってどう違うの?」と好奇心旺盛な子供達を叱られず、されるがままに…
バロ太「あれれ〜?マリナ様って処女なんだぁ」
そーいえばマリナが子供達に電気あんまされるSSあったな
あれは抜いた
>>701 あーやっぱ自己投影してるのっているんだー
こりゃ下手に書けねえな
とりあえずエロければ良し
ガンダム作品だからちょっとでも戦闘描写があれば尚良し
874×887とか読んでみたい
外伝の猫耳ロリか!
>>712 自己投影=セルソマ書いたマジキモ職人のことですねわります
>>705の言う通り
>つまり、カプ厨が自重すれば問題ないんだよ
自重しないセルソマ厨房がすべての元凶ですね出て行って下さい
二次元のカップリングに必死になれるお前らに幸あれ
嫌セルソマで一人、嫌コラマネで一人必死なのが混じってるだけに見えるんだが
もしくはそれの合わせ技
A 嫌セルソマがセルゲイをカティに押し付けようとしている
B カティが年下とくっついたのが気に喰わないアンチが年上キャラとくっつけようとしている
さぁDOTCH!?
じゃあ
Bのコラカティを認められないコーラ厨で
セルゲイソーマえこひいきうざいキモイ腹立つ
>>721 残念一人じゃないですからw南極でもいたしふたばにもいましたから
セルソマ叩きは小数工作してんじゃねーよ
チンピラの「舎弟5000人居んぞ」じゃ無いんだから
過去ログあさってその目で確かめてくれば?
キモイありえないっていわれてるからwwww
早く特定カプ叩きもカプに拘ってるカプ厨だって気付けるといいね
ぶっちゃけエロければ何でもいいよ
カプ厨腐女子は801に帰って根性叩きなおしてもらえよ
それか同人オチ板ででもオチってろ
得意だろ
キモい近親相姦セルソマエログロSSは保管庫からも削除するべき
こんなところまで来て場外乱闘かよ
ほんとに基地外だな腐女子w
コラカティが認められないコーラ厨なんているのか?
少なくとも自分は今まで見たことないな
しかしこんなところまで来てるのかマリ腐or予備軍…
お前がいるならアレマリ投下したら荒れるの確実だし、諦めて他のネタ練ることにするよorz
コラマネ認められないのはカティ信者だな
新シャアの大佐スレにはいた
>>733 そりゃ両方の信者にもいるんじゃないか?
上の必死なやつは俺達の見た00とは別の00の話をしてるあたり
信者ではなさそうだが
前に、セルゲイがソーマの性教育の教材にカティ使うSSあったな
あれはもしかしたらセルカティ厨(?)の布教活動だったのか?
アニューもの希望
アニューのフェラーリの次の段階が見たい
腐女子考察イラネ(´・ω・`)
職人降臨待ち
場外乱闘専用スレ行ったら?
アロウズでリヴァイヴ達と合流してからのアニューたん押し倒したい
うん
エロはまだか
カプ批判もいいかげんにしろよ。
どんなカップルで萌えようが自由だろうが。
嫌ならさっさとこのスレから出てけ。
シーリンがバロ太率いるマセガキにセクハラされるSSを思いついたが難しいな
やっぱり没にするかも
ところでクラシリのエロってのはないのかね
ライル×フェルトの陵辱モノが読みたい
アニュフェル百合百合なのを
セルソマが許せないアレソマ厨が発狂したのかw
投下してくれれば801以外カプはとわない。
そこまで嫌がるなら
あえて
セルソマ執筆に挑戦するわw
何でもこいこい
職人さん待ってます
>>752 ずっと様子見てたけどいいね。それ乗った
755 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 10:23:47 ID:laoR2UdK
>>752 以前投下していたセルソマ職人が反吐出る程大嫌いなので
駆逐するためにもぜひやっちゃって下さいお願いします
757 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 14:17:01 ID:laoR2UdK
>>757 相手は読解力ないんだから気にするな。取り合えず落ち着いてsageろw
世界を歪ませて居る根源はイノベータ・・・貴様達か!
了解した。
刹那・F・セイエイ
これより、目標を駆逐する。
ライルとアニュー
何で俺達は裸…?
アレルヤとマリー
ま、マリー…き、綺麗だよ。
>>758 ほんと読解力ないよね
あれは書き手控え室でスレ住人以外からも
糞SSだと叩かれてるんだし別に今さらここで
言わなくてもいいのに
気になるの?w
自分で探せばー?
185 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 12:43:09 ID:tTKppZ0D
>>172 >>177 >>184 すっごいよくわかる
こういうやつでしょ?こんなの書いた職人は氏ねばいいよ
↓
セルゲイの形に添って押し開かれた、狭くて浅めな彼女の中は、
いつも以上にぬめり、温かかった。
セルゲイは獣じみた愉悦の息をつく。
ぬぷっという音がしたの、聞こえた?母さん。
「やめて、お願いだから!アンドレイ!やめてぇ!」
何言ってるの。
母さんの体、僕を受け入れてくれてるじゃない。
あったかくて、ぐちょぐちょで、優しく僕に吸い付いてくる。
母さんの中がどんどんグチュグチュ、
ドロドロになってく。
ああいい、気持ちイイよ、母さん。
僕が動くたびに、キュウキュウ締め付けて
ヒダ襞が蠢きながらぴたぴたと吸い付いて
撫でて、奏でて、擦り上げて…。
気持ちイイ。
気持ちイイじゃねーよキモイんだよキモカプ厨w
だれ一人として読みたくないものを書いてオナニーしてるだけだから
全っ然萌えないしヘったくそだし吐きそう
二度と投下すんな出てけ
192 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19:49:43 ID:NW6ZeH9J
>>190が何を言おうと
>>185のキモエロssがド下手クソなのには変りありませんからw
194 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 20:33:28 ID:NW6ZeH9J
>>193 全文読めば?キモさと下手さがわかるでしょ
>>172の言う通りスレ的に消えろなのにね
196 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 20:49:50 ID:NW6ZeH9J
>>195 糞カプ信者乙
>>762 荒し扱いされてスルーされてるお前のあほさにクソワロタwwwwwwwwwwwwww
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1250044723/185-208 気になるの?w
自分で探せばー?
\____________/
∨
|/-O-O-ヽ| ブツブツ・・・
| . : )'e'( : . |
` ‐-=-‐
/ \
||\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
||\\. \ ∧_∧
||. .\\ \ ( ;´Д`) (オイ、なんか変なのがいるぞ)
. \\ \ / ヽ.
. \\ / .| | |
. \∧_∧ (⌒\|__./ ./
( ´,_・・`)目合わせるなって ∧_∧
. _/ ヽ \ ( ) うわー、こっち見てるよ
以前ライアニュのフェラーリを投下した者です。
最近妙に熱がきてるので空気読まずにまた投下します。
ただひたすらにエロに重点を置いたやまなしおちなしいみなしなお話。
キャラ崩壊は突っ込まないでいただけると幸いかと。
「ふう…」
アニューは悩んでいた。
一日の疲れを癒すべくと解き放ったシャワーの飛沫の中で。
肌に弾けては流れ落ちていく水が彼女の身体を優しく洗い流していく。
その心地良い感触に恍惚としながらもアニューは眉を小さく顰めた。
これから始まる行為に。閉ざされた幾重の扉の向こうで待つ存在に。
「待たせちゃったわね…」
シャワーから出て、部屋に設けられた簡易ベッドに腰掛けていた人物に声をかける。
「へぇ、こりゃあまた刺激的だな」
「そんなに見つめないで…」
一度かち合った視線は瞳から離れるなりアニューの身体を撫でるようにじっくり視姦する。
待っていたライル・ディランディは好色ばんだ笑みを隠そうともせずに彼女の身体を引き寄せた。
今はバスタオルを身に付けただけの格好のアニューは、肌を撫でる掌や指先の感覚にぞくりと反応を示した。
このような関係になってから気付かされた彼の性癖。
それはごく一般の経験を歩んできただけのアニューにとっては異質なものを感じさせた。
そしてそれは今夜もまた同じ。
今日の彼は何かが違う。
そう感じ取ったアニューは、言い知れぬ恐怖と微かに期待を孕む熱の籠もった瞳を向ける。
だが、それを修復する前にライルは動き出していた。
「ああっ…!」
勢いよくベッドに押し倒され纏っていたタオルを素早く剥がされる。
重量感たっぷりの白い胸が弾けるように飛び出し、現れた色付く乳首にライルはためらいもせずにしゃぶりついた。
「ふあっあっ…そんなに強く吸わないで…ああっ…!」
ライルが力強く乳房に口付けたり白いそれをぐにぐにと揉みしだく度にアニューからは切なげな声が挙がる。
少し手に余るほどの乳房はライルが握り込むと指が食い込み、アニューの息も荒く吐かれる。
点々とキスを降らせば所々に赤い痕が彼女に刻まれていった。
「あう…んんっ…あっ」
「涎なんか垂らしちゃって、気持ちいいならそうと言えばいいのによ」
既にうっとりと焦点の定まらない彼女の両乳首をライルはキュウッと摘みあげた。
「あひっ!あっあっあっあっあああ…」
「ほら言えよ、気持ちいいですって言ってみろよ」
「あうっあっきもちいいっ…ちくびいいのぉ…あんっあああああっ!」
アニューはライルに与えられる快楽に従順なまでに堕ちていた。
しかし、それだけでは満足いかないのかライルは晒されてうっすらと覗いた茂みに手をかけた。
「あっ…うそ、やだぁ…」
うつ伏せの体勢をとらせると、ライルの舌は飢えた犬のように下品なまでにアニューの秘境を穿くりだした。
赤く熟れた肉芽を舌で転がすと凄まじい悦に身体が跳ね、ビチャビチャと響く水音はアニューの聴覚を痺れさせ、淫靡な行為と感覚に拍車をかける。
溢れる出る愛液と指を使い、恥部全体を擦りつけてやれば自然と膣がキュウキュウと欲しがるように反応する。
更にはその上の秘穴にまで舌を這わせられ、程よい湿りを帯びると指をためらいもなく突き入れられた。
「あぐ…あっああぁ…っ…そこは…んあああぁぁっ…!」
今まで一度も探られた事のないそこは当然狭っくるしい締め付けで、収縮は膣以上に強い。
アニューは驚愕と衝撃に獣のように甘く嘶いた。
「こっちもキツキツだな。俺の指を美味そうにくわえてやがる」
「やぁん…っ…そんなところを弄るなんて…あっ!」
「今日はこっちにもぶち込んでやるからさ、アニューも喜ぶぜ」
そう言った途端に加えられた物にアニューは身を震わす。
「あっなにこれ…!?お尻が変よお…っはああん!」
「アナルの開発もしとかなきゃな」
先端が細く、徐々に太くなるように造られたディルドをアニューの秘められた穴へとあてがい、拓いていく。
根元のスイッチを入れれば微弱ながらに腸壁を擦る感触が彼女の脳髄を痺れさせた。
「んああっああん!お尻が…ひぃっ…ああああっ」
「さあて、じゃあこっちも楽しませてもらおうかな」
アナルへの挿入も半ばにライルはついに潤みきった膣にその熱塊を勢いよくぶち込んだ。
「あっ…ああああん!」
「うおお…すげえ締めつけ…。アナルで感じまくったんだろ、ん?どうなんだよ?」
「あっん…そんなこ…と、ふぐっうぅ…あはああああ…」
腰を引き寄せられ力の限りピストンを繰り返す結合部はジュバジュバと耳を塞ぎたくなるような音を奏でてはアニューとライルを絶頂へと引きずり込む。
硬く張ったライルの一物はアニューの膣内で縦横にうねり、最奥の弁を何度も叩く。
みちみちとそれを締めつけて放さない膣壁は擦れる度に彼女の理性を粉々に打ち砕いていった。
「あんっあんっん…もうだめえ、イってしまうわあ…あぁぁぁっ」
「こら、そんなに締めるな…このまま一気に注いじまうぞ!」
「やあああんっだめよ中で出さないで…お願いいっ!」
ライルはアニューの尻穴に収まっている玩具を押し付けて腰の動きを更に速める。
もはや快感しか感じることのできないアニューは最後の一撃に背を反らした。
「うぐぅぅ…っ!」
「はひっ…あぁっあぁっあうぁあああああん…!」
ライルが欲望のままにごりっと最奥の部屋を叩いた瞬間、アニューは広がるおびただしい熱の濁流に果てた膣を収縮させ、これまでで一際悩ましげに啼いた。
「俺たちのガキは随分可愛いだろうなあ、アニュー…」
「あっ…ひっあ…あぁ…あっあ……」
遠のく意識の中、深緑の制服に身を包む彼は未だ快感を覚えるその身体に手をかける。
尻穴にあてがわれた玩具は未だ彼女を犯し続けたまま。
悩ましげな彼女の夜は終わりを告げることなくゆっくりと更けていった。
完
以上で終わりです。
また投下できるようなものが書けたら来ます。
前回感想くださった皆さんありがとうございました。
これはエロい
心の底からライルに替わって欲しい
ライル羨ましすぎるGJ
>>770 非常にエロスモードでした、GJ!
だが中出しは(・A・)イクナイ!!www
エロイな…GJ
是非又投下してくれ
と、腐女子が申しております
ライアニュ以外の人は天に帰られたのか?
>>752 ソーマリーがセルゲイにレイプされてボロボロに破壊され
ボロぞうきんの様に捨てられるヘイト展開希望
自分が嫌いなカプを排除したがる奴や公式厨のせいでアレマリかライアニュぐらいしか投下できない雰囲気だな
非公式なカプが好きな人がいて当然だろうに
>>778 捏造より公式カプのほうが良いに決まってるじゃない
別にあの基地以外そんな流れでもねーだろ
取り敢えずエロけりゃ良い。職人GJ
シーリンが暗視装置を手に入れたガキ(通称バロ太)に痴漢されるSS出来た
ちょっとエロくないかも
「みんなとてもいい子でね、私の事も慕ってくれてるし」
「そう、よかったね」
シーリンにマリナは幸せそうに見えた。しかしこれでいいのだろ
うかともシーリンは思う。
それにしても、シーリンは子供達の一人、あの小太りの少年が気
にかかった。どうも気になるが、その理由がうまく整理できない。
「あら?」
電灯が点滅して消えた。すかさず落ち着いてマリナが言った。
「危ないからじっとしててね。灯りを取って来ますから」
マリナはそう言うと一人闇の中を歩いていった。
(変わったなぁマリナ)
遠くなるマリナの足音を聞きながら直立不動でシーリンはぼんやり
と考えていた。
(これからマリナ、そしてわたし、どうなるんだろう)
尚も物思いにふけるシーリンを、突然の感覚が邪魔した。
「わっ!」
何かが胸を触った、はずだった。シーリンは微動だにしていないの
だから、何かに触ったのでなく触られたに違いなかった。しかし、こ
の暗さでは迂闊に動き回れない。
(今のは一体…)「わっ!」
また何かが胸を触った。慌てて胸の前に手を振るが、何にも当たら
ない。
(確かに何かいたはず…どうしてこっちからは…)
「ああ、あったあった」
苦しい生活が長引くうちにベトコン並みの暗闇での鋭敏さが身に着
いてしまったマリナは、他人に危ないから動くなと言いながら電灯が
消えた中を歩いてたどり着いた。
(あれ?紐?)
蝋燭のある棚の取っ手は紐で結ばれていた。それも、コマ結びだっ
た。
(結び方覚えた誰かが披露したくてやったのかしらね)
苦笑しながらマリナは平然と紐を解きにかかった。
「こ、この!!ひっ!ええいっ!!」
シーリンは手を振り回すが、やはり何にも当たる事は無かった。逆
に、今度ははっきりと揉まれた。そしてこれもまた捕まえられなかっ
た。嘲笑われる気分はシーリンを更に躍起にさせた。
「ここかっ!うっ…」
手を振り回す間に、謎の侵入者はまた胸を揉んでは逃げた。しかた
なく両手で胸を覆った。これならもう触られる事は無いとシーリンは
思った。静まった攻勢にシーリンはやっと安堵した。だが安心したシ
ーリンは甘かった。
「あ、あはっあははっ!!あっ!このっ!!」
相手は余裕の無いシーリンが想像する以上に狡猾だった。シーリンを
相手はくすぐり、緩んだ腕の隙間からまた触られた。限界だった。
「もう、好きにして…」
そう言うとシーリンは両腕を力無く垂らした。今やさえぎるものが無
くなったシーリンの豊かな胸の膨らみめがけて手が突進した。
「あん…あ…捕まえっ…くっ…」
油断した手を捕らえようとしたシーリンの策略は見破られ、また揉まれた
だけで取り逃がしてしまった。暗闇の中の強敵は完全にシーリンの手に余る
存在だった。姿を見せない敵をシーリンは睨んだ。不退転の意で相手を睨ん
でいるうちに、相手の攻撃が止んだ事に気が付いた。マリナがようやく帰っ
てきたのはその時だった。
「ごめんなさいね遅くなって」
「遅かったよマリナ」
蝋燭を手に帰ってきたマリナにシーリンが情けない声で不平を言うが、
マリナはまさか暗闇の中シーリンが襲われていたなどとは夢にも思わなかった
し、それでシーリンはよかった。
「これ本当にすっげーな」
小太りの少年は偶然見つけた暗視装置を手に持って眺め、いやらしく笑って
いた。手には、散々触って揉んだシーリンの胸の感触が残っている。
文章って難しいですね
どうも失礼しました
>>784 GJ!バロ太もう少し頑張ってシーリンの生ぱいに触って欲しかったw
>>779公式でもライアニュ腐の痛さは異常。ここでも感じ悪いライアニュ腐いるしな
投下してみる
リヴァイヴとヒリングは中性(=性別無し?)と言う事なので玩具でアニューにいたずら物・アナル責め有り
時間設定は20話のリヴァイヴとアニューがトレミー離脱後アロウズ戦艦内にて
小型艇でアロウズの所有する艦に到着したリヴァイヴとアニューは、目を合わせることも言葉を交わすことも無くデッキに降り立った。
到着を待っていたヒリングは、ノーマルスーツ姿のアニューを物を見る目で見遣り、
「ふーん、リヴァイヴと同型で女だとこんな感じなんだ…」
と、曲線を描くアニューの肢体を指でなぞった。
「ヒリング、彼女に着替えを」
リヴァイヴがヘルメットのロックを外し、顎の固定具に指先を掛ける。
「私の部屋に用意してあるの。行きましょ、アニュー」
「え…?えぇ…」
「でね、リボンズってばその子とばっか話してて…ニンゲン風情がちょっと私達に近いからって、許せないのよね」
ヒリングに連れて来られた一室でアニューは愚痴を聞きながらシャワーを浴びていた。
アニューの搭乗する新型と、イノベイターに進化する可能性を秘めた人間が搭乗する新型を持ってリボンズがこの艦に来ているらしい。
その人間というのが若い女性であり、強化用ナノマシンが身体に合っていないらしくリボンズを独占されたヒリングはアニューに愚痴を零していた。
「そう…ねぇヒリング、着替えは…?」
仕切りのシャワーカーテンを開けると、真新しいタオルが置いてあるだけで、先ほど脱ぎ捨てたアニューのノーマルスーツと下着は姿を消していた。
「あ、サイズの参考にしたからこっちに用意してるの。身体拭いたら出て来て」
不審に感じながらも、アニューはヒリングの言葉を信じ水気を拭き取り浴室から出る。
同類に裸体を見られるのに羞恥心も無い。
ソファから立ち上がったヒリングは不意にアニューの後ろに回り込む。
「ヒリング…?」
「ごめんね、お仕置きって言ったらこんな事しか思い浮かばなくて」
身体に巻いたタオルの前を押さえていた腕がヒリングに外され、後ろ手に回される。
「な…何?」
ヒリングは隠し持っていた手錠をアニューの両手にかけ、ソファに押し倒した。
「アニューがね、命令した任務よりもあっち側にのめり込んでるから…お仕置き」
ヒリングの手はアニューの乳房に伸び、指の間の乳首を刺激する。
「そんな…私はっ…」
「リヴァイヴとね…向こうに居るアニューを監視してた時、もうこっちには帰って来ないんじゃないかって言ってたの」
「…」
「あはっ、そんな事ある訳無いわよね。いくら無意識の内にニンゲンと恋して…肉体関係だってあったからって…」
「ヒリング…もう、止めて…話したくないわ」
アニューの表情が歪む。先日、リヴァイヴとこの話をした時に見たのと同じ表情だ。
「その反応、リヴァイヴとそっくり…」
アニューと唇を重ねたヒリングは、舌先でその唇の輪郭をなぞる。
「…リヴァイヴがまだ来ないけど、先に始めちゃうね」
ヒリングはそう言いながら左手の指を2本、自らの唾液で湿らせるとアニューの秘部に沿わせた。
「ね、こうすると気持ちいいんでしょ?」
「…っ!」
乱暴に性器を刺激され、アニューは喘ぎ声を漏らさぬよう固く口を閉じる。
「そんな風にされると…もっとイジメたくなっちゃう」
ヒリングはテーブル横の引き出しを開き、中から何かを取り出した。
「ほら、すごく大きいでしょ?アニューに喜んでもらえるかなあって…」
男性器の形をした玩具の先を、ヒリングは唾液を絡ませた舌で舐める。
「いや…ヒリング、止めて…」
「だーめ、…それに作戦開始まで時間はあるんだし…」
ヒリングが玩具を先をアニューの膣口に押し付ける。
「いたぁ…っ!止めて…!ヒリングお願い…」
「大丈夫、動かしたら濡れてくるでしょ?」
玩具をしっかりとくわえた膣奥からはアニューの体温を持った愛液が溢れ出し、太腿を伝い落ちていた。
それを人差し指で掬ったヒリングは親指と擦り合わせ、
「こんなに糸引いちゃって…ちゃんと感じてるんじゃない?」
アニューの目の前で指を舐め、頬を紅潮させた彼女の乳房に手を進めたヒリングは微かな気配に視線を部屋の入り口に送る。
あらかじめロックは解除してあった扉が開き、アニューと同じ塩基配列パターンを持つリヴァイヴが不機嫌そうな表情で2人を見た。
「ほら見てリヴァイヴ、アニューのここ…奥まで美味しそうにくわえてるでしょ?」
ヒリングにされるがまま、アニューはリヴァイヴに向かって太腿を広げられた。
「へぇ…女性型だとこんな風になってるんですか…つくづく、自分が中性で良かったと思いますよ」
玩具が挿入されたアニューの性器をまじまじと見たリヴァイヴは、言い終えると茂み下のぷっくりと膨らんだ蕾をわざと強くつまむ。
「…っあ!あ…っ!」
ぴくりとアニューの身体が脈打ち、膝を揺らす。
「あんっ…アニュー、イっちゃったじゃない…」
「そうみたいですね。…ところで、こっちの方はまだ未経験らしいですよ?」
リヴァイヴは愛液が伝い落ち濡れそぼったアナルに親指を押し当てた。
「あっ…!そこは…だめぇ…」
彼女の抵抗など聞き入れることも無く、リヴァイヴは固く閉じたアナルへ指を押し入れた。
「あぐ…っ…やめて…壊れちゃう…」
下腹部の二つの異物感でアニューは焦点の合わない目を2人に向けたが、どちらも気にする素振りなど見せず、行為は続く。
「ねぇねぇ、こっちにこれ入ってるの分かる?」
「分かりますよ…こっちにもそれくらい太いのを入れてみましょうか」
どこからか取り出したもう1本の玩具がアニューのアナルに押し当てられる。
「や…やんっ…やめて…お願い…」
「せっかくニンゲンと同じ身体なんだもの…私達を楽しませてよ?」
薄い肉の壁越しに2本の玩具が出入りする膣とアナルは快楽と痛みの感覚を交互にアニューに与える。
「ふふっ…私、良い事思いついたわ…」
「何ですか?」
「これ2本とも入れさせたまま出撃させてみない?」
そうした方が、アニューに自分の存在価値を思い知らせてやれる。
ヒリングは我ながら残酷な方法を思いついた、と言わんばかりに虚ろな瞳のアニューに囁いた。
「だって…こんな使い道しか無いんだもの…ねぇ?」
アニューからは返事が返される事は無く、彼女の運命を決める戦いが刻一刻と迫っていた。
以上で投下終了します
カプとか関係無い作品ですみません
GJGJ!!
良かった!
イノベえろいなww
バロシュw
>>786 GJ!エロ面白かった。そのまま出撃したら集中できねえw
ライルGJ
もっといろいろ仕込んでやれw
バロ太GJ
次は下半身にチャレンジだ
無邪気なヒリングGJ
極太二本だとすぐ被弾するからローターにしてやれwww
またフェルト厨の特攻来たのか
なぜフェルト、
>>796はライアニュ腐なのか
ここには腐ばかりでエロいのが見当たらん
・・・・
なんか変なのいるな
久々の投下祭り楽しませて貰った
3作品ともGJ。職人さんまた気が向いたらよろしくお願いします
>>800いきなりフェルト厨決めつけするあたり痛いライアニュ腐っぽい
だいたいなぜいきなりフェルト厨にされるんだ。
フェルトアンチだからってフェルト厨扱いすんなよ。
あ?とかDQN丸出しのブス腐女子が
>>802 わざわざ連投してまでフェルトアンチ+ライアニュ腐とと決めつけるのもおかしいわw
フェルト厨と予想しただけでなんでライアニュ擁護しなきゃなんねえんだよwww
そっちこそID出てること考えろよ粕wwwww
職人達の作品貶す前に自分で投下してみろや
>>803は根っからのクズ腐女子。
フェルトアンチじゃないなら真っ先にフェルト厨扱いしないよなw
いきなり脇役に過ぎないフェルトの名前を出すあたりキチガイだろ
刹フェル読みたい
言いがかりでどんどん喧嘩になってくな。
とりあえずもう喧嘩はやめてくれ。スレにも迷惑がかかるから。
自演じゃねーの
そうでなくても誰よりもスレ汚しには違いない
次の職人さんドゾー
久々にここ覗いたけど、さらに空気荒れてるな〜。そもそも気に入らないカプや文はスルーってのがエロパロの常識。そもそも18以上なんだから、腐だのカプ厨だので小学生みたく騒ぐなよ。
>>809 暴れてるの1人だけだから触っちゃらめっ
保守代わりに投下
シーリンとマリナ
頬杖をついてぼんやりとするマリナが何を思っているのかは
想像する人によってそれぞれ違う。例えばシーリンは…。
「どうしたの?」
言われるまでマリナはシーリンが後ろに迫っていた事に気が
付かなかった。
「え?ああシーリン。少し考え事を」
「そう」
シーリンはそれだけ言うと黙った。穏やかな時間が再び流れ
出したが、それはシーリンの言葉でまた打ち切られた。
「何を考えていたの?」
返事は無かった。黙るマリナにシーリンが寄った。
「例えばこんなのかな?」
流れるようにシーリンの手が肩に回された。
「天晴れな快男子がマリナ姫の元に忍び寄り」
シーリンの唇が頬に近づいてそっと呟いた。
「心を奪って…」
マリナは両手を胸元に引き寄せて震えてて抗わなかった。心
が乱れて抗えなかった。何故乱れているかは、マリナにしかわ
からない。
シーリンがマリナの頬に口付けし、音を立てて離して言った。
「二人で愛の嵐に身を任せる」
シーリンは微笑し、マリナは戦慄した。
「当たったかどうかは聞きませんよ。それより…」
肩に乗せられた手に力が入る。抱くように手は肩に掛けられた。
「あなたのあの時の顔見てたら変な気分になって」
シーリンの唇がマリナの唇にかぶせられた。マリナは既に抱き
しめられていた。
「ちょっとからかいたくなっちゃった」
更に口付けは濃厚な物になった。いつの間にかシーリンの片手
は曲げられ、胸にかぶせられていた。マリナの胸を覆ったシーリ
ンの手は控えめな胸を優しく愛撫した。暑くなっていた。マリナ
もシーリンも体温が上がっていた。
「からかうだけじゃ済まなくなっちゃうかも」
胸を撫でていた手は下へ向かった。潜り込んだその手は微かに
蠢き始めた。
「もうこんなに…くく…」
「ああシーリン…」
シーリンの指は聞き入れなかった。優しく谷間をなぞった。
「シーリン実は…」
シーリンの開かれた口から蒸気のような息がたちのぼる。
「援助を請う以外にいい方法は無いかって自分なりに考えてた
んだけど…」
シーリンが目を見開いた。
「シーリンがそんなにエッチになっちゃうような顔だったかしら」
ゆっくりと指が退却して来た。恥ずかしげに光ってシーリン指は
震えた。
「マリナ…ごめん…わたし…」
消え入りそうな声でシーリンが詫びた。罪深い指はまだ光ってい
る。
「ううん。こう言う息抜きも絶対にダメと言うわけではないと思うの」
マリナがその指を音も無くなめると口に含んだ。
「はうっマリナ…」
「シーリン、汗かいちゃったからお風呂に入るわ。あなたも入って」
「はい」
(劇終)
814 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 20:39:30 ID:v9tn4OFR
ほ
ソーマ×アンドレイ(
>>569-578)の続きを投下します
・捏造IFもの
・今回の絡みは別カプ:アンドレイ×ルイス(※ヌルいですがアブノーマル表現あり)
・前回と同時系列アンドレイside
受け付けない方はIDでNGをお願いします
全11レスお借りします
エロシーンは3−5レス目あたり
ときどき見る夢の中で、霧のような雨が降っていた。
どこからか彼女の泣き声が聞こえてきて、そこは知らない森の中なのに、何故か僕は
彼女がまたスマルトロンの側で泣いてると思って探しに行く。
彼女の声は遠いようで近いようでなかなか見つけられなくて、それだけを頼りに森を彷徨う僕の
制服の肩と裾を細かな水の粒がじっとりと濡らしていく。
身体が冷えていくことに焦った僕は、彼女が僕を呼んでくれればいいのにと思うのだが、
心のどこかで彼女が僕を呼ぶことは決してないとわかっているのだった。
そのうち、どこからか現れた一匹の白い蝶に導かれて森を抜けると、そこは……墓地だった。
まだ新しい父の墓前で泣いている彼女の背中に、声をかけてもいいのかどうか
何度か躊躇ったあと、「中尉」と声を出した僕に振り返ったのは、
彼女にとても良く似た……いや、彼女と同じ顔、同じ髪、同じ瞳、同じ身体なのに、
何かどこか…彼女とは違う雰囲気を漂わせる女性だった。
そのひとは僕を見て、「…ソーマが泣いてるのは、あなたのせいよ」と彼女と同じ声で言った。
いつもそこで目が覚めて、特に恐ろしい夢というわけでもないのに
全身に冷や汗をかいていることに気づく。
彼女が泣いているのは僕のせいだって? ……そんなわけ、ないだろ?
夢に悪態をついて、未だに彼女の幻影に囚われている自分に苦笑した。
「……中尉が寝言で呼んでる『中尉』って、もしかしてピーリス中尉のことですか?」
不意にハレヴィ准尉に尋ねられて、思いっきり動揺した。
「あぁぁあぁいやあのそれは……」
部屋に入った途端、性急に准尉の腰を抱き寄せてくちづけをしようとしていた僕は
あまりの狼狽に舌を噛みそうになった。そんな僕を小馬鹿にしたように、准尉はフッと笑う。
「別に、構いませんよ。やっぱり、そうだったんですね……ふぅん…」
「あ、ま、待て准尉それは誤解だ」
「そんなに慌てなくても……私には関係ありませんし、却って気が楽です」
思わず両手をフリーにした僕の首に腕が巻き付き、お預けになっていたキスが与えられる。
「ピーリス中尉、お綺麗でしたもんね。強くて、カッコ良くて、優しくて……憧れでした」
「いやだから、違うんだ」
華奢な肩を掴んで弁解を始めようとした僕を、青い瞳が冷ややかに睨みつけた。
「……そこまで興味、ありませんから」
「…で…ですよねー……」
……女って。女って……
准尉の扱いづらさはわかっていたつもりだったが、僕は涙目になって手を離した。
あのとき彼女を失ったように、君を失いたくないんだと、告げた場合の嫌そうな顔は簡単に想像できた。
そういうことを言わない暗黙の了解で、この関係は成り立っている。
彼女亡きあと、僕は何故かこの金髪の女性准尉を部下に得て、面倒を見させられていた。
超兵だった彼女と同じように、いろいろと上層部から特別待遇を受けているらしい新人准尉には
何やら裏の事情があるようで、やはり僕の役目はお守りということなのだろう。
どうしてこういう類の、しかも女性の相手ばかりさせられるのか、正直全く見当もつかないのだが
役得を得ていると言われれば返す言葉もない。
この一見未成年のようですらある可憐な乙女准尉が関係している軍の男は数えるだけ無駄だと
言われていて、実際准尉は求められれば誰彼構わず脚を開いているようだった。
まるで断るのが面倒臭いとでも言いたげな態度で言い寄る男に身体を投げ与える准尉の姿を
痛々しいと思ったのは、僕だけではなかった筈だ。
けれど止めさせようとしてこの体たらくなのは……まぁ、察してくれ……
だが准尉が男を惹きつけるのは、当然のような気もする。
なんていうか……ロリ巨乳、ってーの? いわゆる男好きのするタイプとでも言おうか。
巨乳ってほどでもないかな、でもそのグラビア映えしそうなボリュームのある形の良い胸と
むっちりした腰回りを備えた体型は彼女の身長には釣り合わないほどに肉感的だ。
そして太陽の光みたいな明るい金髪に、澄んだ夏の海みたいなサファイアブルーの瞳。
目鼻立ちも華やかで愛らしい、少女のような幼さを残す面差し……まさに乙女だ。
「で、やんないんですか」
気づけば准尉は既に下着姿になっている。
「あ、いや」
いやいやいや、やる、やりますとも!
慌てて軍服のベルトに手をかけた僕を見て、クスクス笑う准尉はやっぱり可愛かった。
いつもそんなふうに、笑っていてくれればいいのに。
無造作に脱ぎ捨てた制服を、そのまま放っておくと皺になるな、と少し気になったが
そんなことに構っていられるほどまだ余裕が持てる立場じゃなかった。
僕も下着一枚になると、准尉を抱きしめてベッドに飛び込んだ。
顔中に軽いキスをたくさん浴びせると、くすぐったがって楽しそうに笑う。
その笑顔は准尉にとても似合っていて、彼女は本来ならいつもこんなふうに笑っているべきなのに、
普段はいつも何かを思いつめたような厳しい顔で、ともすると生きているのがつまらないとでも
言うような生気のない顔で、艦外にひろがる銀河の映像を眺めていたりする。
そんな淋しげな美少女が人前では決して零さなかった溜め息を偶然耳にしてしまったら、
男は声をかけずにはいられない。少女の笑顔の為になら、なんでもしようと思うに違いない。
ベッドで服を脱がせたときにだけその笑顔が見られると知ったなら、毎日でもそうするだろう。
……いま、僕がそうしているように。
残念ながら毎日というわけにはいかないが、結構いい感じのペースで夜を共にしていると思う。
准尉の悦ばせかたも少しずつだがだんだんわかってきて、なんていうか、うん、いい感じだ。
ライバル……と呼べるのはあの変態仮面男くらいか、准尉はなんだか奴にご執心のようだが
僕にとっては幸運なことに向こうはそれほどでもないらしい。
それより問題なのは………あの、CBの、『沙慈』とかいう男。
准尉を苦しめているのはガンダム以上に奴の存在だ。
あの奇妙な空間で准尉のことを呼んでいた、しかも「ルイス」って呼び捨てかよ!
准尉は否定していたが、どう見ても「昔の男」です、本当に(ry……ってありがたくねぇ!!
でも所詮は過去の亡霊にすぎない、いまから美味しく准尉を抱くのは僕なんだ、
てめーはそこで指咥えて見てろ!って言ってやれたらスッとするんだろうけど。
……目の前にないものほどやっかいなことはないんだよな……
考えても詮無いことは頭から振り払って、いま目の前にある細い首筋にくちづけを落とした。
齧った耳朶のつけ根の辺りから甘い匂いがして、准尉が吐息を漏らす。
片手にはとても余る乳房を下着の上から掴んで、両側から揉みしだいた。
先端が起き上がって、布越しにその位置を知らせてくるから、下着ごと吸いついて舐めてやる。
「あ……はぁん…」
唾液でその場所だけが濡れて貼りつき、乳首の形がよりはっきりと浮かびあがる。
ぢゅ、と音を立てて吸いあげると、腋の辺りがふるっと揺れた。
薄いブラトップの中に下から手を差し入れて、乳房を引っ張り出す。
瑞々しい果実のようにはちきれそうなしろい皮膚に、むにゅっと指がめり込む感触に、
頬がニヤけてしまう。
うはっ、やわらけー…美味そう……
柔らかいのに弾力があって、もちもちしてて、すべすべしてて、触ってるだけで気持ちいい……
僕はそれほど巨乳派ではないつもりだったが、こんなふうなら大きいのも悪くはないと思う。
女性の乳房は母性の象徴だというから、どうやら僕もマザコンらしい。
……認めたくないものだな、トラウマ由来の性的嗜好というものはっ……!
思わず童心に還りそうになったが、ベリーの実みたいな乳首がいかにも早く舐めて、って感じに
主張しているのにそそられて色欲を取り戻した。
少し、焦らしたいな……
よく熟れた桃を思わせる乳房の付け根あたりにくちづけて舌を伸ばした。
女の子は全身が性感帯だという知識はどこから得たものだったのか、
もう記憶にはないのだが重要なのは内容の方なのだから構わない。
准尉の好きなポイントは既に探索済みだから、ひとつひとつじっくり攻めていく。
腋下から肋骨を舌の中腹でなぞるように辿り、腰骨を軽く齧る。
逆サイドも同じように舐めつつ薄い背筋を撫で下ろし、腰から太股に掌を滑らせる。
瑞々しい張りのある肌を揉むようにさすっていると、准尉の呼吸が徐々に熱を帯びてくる。
小さな布を指先に引っ掛けてするすると引き下ろしながら臍穴を舌先で丁寧に穿つ。
下着を抜き取る為に曲げさせた膝の裏側に指先で触れると、声にならない溜息が聴こえた。
下腹部を徐々に下へと降りてゆく僕の舌をそのまま誘うかのように准尉の両脚が力無く開かれる。
綺麗に切り揃えられた金色の下生えの根元を舌先でつつきながらも、僕は左脚の付け根へと
その道筋を変更する。白い内腿を唇で食み、ぴちゃぴちゃと唾液の音を立ててその柔肉を味わった。
まるで水蜜桃のような少女の肢体を丹念に舌で探る僕は、傷ついて甘い腐臭を放つその果肉に
引き寄せられた憐れな生き物だ。膝の内側から踝まで蛞蝓のように舌を這わせながら、
僕の唾液が消化液としての役目をもっと真面目に果たしてくれればいいのにと思う。
きつく噛み痕を残して、女の甘い肉が僕の飢えを満たす瞬間を夢想する。
足の指を一本ずつ口に含み、指の股を順番に舐めてやると、准尉の内腿が震えるのがわかる。
うっとりと瞳を半分閉じた准尉が待ちきれない様子で自分の指を舐っているのを眺めながら、
右足を今度は逆に上へと舌を上らせていく。
ぱっくりと裂けて蜜を滴らせる腐りかけた傷口に僕の唇が辿り着く刹那、
少女は悦楽の予感に震える声をあげた。
「あぁ――――……」
陰唇を指で両側に開き、既に充分に溢れ出している潤いをじゅるじゅると音を立てて啜りあげる。
膨らんだクリトリスを唇で優しく挟み、舌で掬いとった蜜を塗しつけてから、尖らせた舌先で
軽くつつくようにして下から上へと舐め上げる。
「ぁっ、ぁあ、…ぁん……、はぁん…」
強すぎず、弱すぎず、一定の速度でコンスタントに……
さすがにこの刺激には抗えないのか、シーツをくしゃくしゃに乱しながら准尉が断続的にあげる
喘ぎ声を聞きつつ、僕は自分の舌の動きを頭の中でカウントする。
「…っぁあっ、イヤっ、中尉、もぅ…!」
180くらいで准尉はいやいやをするように頭を左右に振り、僕の額にかかる髪に手を伸ばす。
それを合図にして僕が舌の速度を少し速め、同時に唇で啄ばむように吸引してやると、
「ふぁ、中尉、中尉ぃ、もぅイく、イっちゃうからぁ……」
脚をぷるぷる震わせて耐えはするものの、300を数えるまでには必ずクリトリスでの絶頂を迎える。
「ぁあ――……、あぁん、いや、挿れて、中尉のはやく挿れてぇ…」
快感に目を潤ませながら、エロく身体をくねらせて僕のペニスをおねだりする准尉の
トロっトロに蕩けた膣内に挿入するときの満足感は、もう言葉になんかできない。
「――あ――、あぁ―――」
イっちゃってる女の子ってのはなんでこんなにエロいんだろうな?
なかは熱くてひくひく震えていて、口は開きっぱなしで端から涎が垂れていて、
目の焦点が定まらないのは僕のせいだけではきっとないんだろうがそこは考えないようにする。
両脚が僕の腰を求めて絡みついてくるから、奥までぐっと埋め込んでやる。
「ぅぁん、中尉の、おっきぃ……イイよぉ…」
ぷるぷる揺れる乳房の真ん中でビンビンに勃ってる乳首に食らいつき、舌先で捏ねまわすように
舐めて軽く歯を立てた。
ぁー准尉エロ可愛い……にへら、っと緩みそうな頬を押しとどめ、一度深くまで埋めたペニスを
引き出して浅いところで入り口を掻きまわすように腰を動かす。ぬぷぬぷといやらしい音が
するのはもちろんわざとだ。
「ぁん、あん、中尉ぃ……もっと奥ぅ…」
「…もっと奥が、なんだ?」
甘えた声を出す准尉の夢見る碧い瞳の瞼は軽く伏せられて、眦には涙が滲んでいる。
「奥に挿れてぇ……」
ぁー准尉エロ可愛い……焦らすのはこのおねだりが聞きたいからだと自覚はしている。
一応、曲がりなりにも上官なんだ、ちょっとは良い格好したいじゃないか!
「准尉はほんとに、いやらしいな……」
言ってみたかったんだよ、この台詞! 男冥利につきるってもんだろ?
満足して、ゆっくりと奥まで突き入れながら唇を貪った。スローイン&ファストアウトを心掛けつつ
准尉のイイところを探るように擦ってやる。
「んァっ、あん、あん、あん……ちゅーいぃ…」
「…ここがいいのか?」
びくびくと身体を震わせながら、白い喉が反り返る。
「そこ、そこイイの……そこぉ…、ぁ――」
ぁー准尉まじエロ可愛い……ゆっくりと出し入れしながら首筋や鎖骨を舌で愛撫する。
ぽよんぽよんと弾む乳房を掴んで掌全体で味わうように揉んだ。
准尉の脚が徐々にはしたなく拡がっていき、僕の首に腕を絡めてきた准尉と視線を合わせると
「中尉……」
と僕を呼ぶ少女の潤んだ瞳には珍しくきちんと僕が映っているから、努力の甲斐もあるというものだ。
「おねがい…、もっと……」
「もっと?」
一瞬、迷うようなそぶりを見せてから、上目遣いに熱い呼気を吐く。
「…もっと、いっぱい突いてェ…」
ぁーもうなんか……どんなに格好つけてみても、結局イイように動かされているのは僕の方で、
ちくしょー、と思いながらも負けてしまうのはやっぱり惚れた弱みってやつなんだろうか?
くちづけを交わしながら准尉の膝を掬って、結合を深く深くする。
脚を掴んで大きく開かせると、抽挿のスピードを跳ね上げた。
「ひぁあ…、あ…あぁん…!」
高く甘い准尉の嬌声があがり、膣内の圧力が急速に上昇していく。
頑張ってはいるが、僕の方も結構ぎりぎりなわけで……あんまり、長く保たないかも……
ぐちゅぐちゅとペニスを捻じ込む度に、奥から透明な液体が溢れて結合部を溶かしていく。
准尉の股を伝い落ちたそれはシーツにいやらしい染みを作っている。
「あん、あぁん…、いい、イイの、イイの……」
潤滑液に塗れている後ろの控えめな穴に指を伸ばし、ほぐすように揉んでやる。
「やっ、や、そこ、ダメぇ」
「…だめか?」
「ん、だめ、だめぇ……」
これは『OK』の『ダメ』だな、と解釈して、つぷりと指先を侵入させた。
「ひあっ……!」
ペニスの抜き差しに合わせて指もくちゅくちゅと動かすと、どちらも纏わりつくように締め付けてくる。
「いや、中尉、イヤぁ……」
反り返らせた背中をびくびくと痙攣させて鳴き声をあげる准尉は、怯えたような顔をしている。
「…イヤ、じゃないだろう?」
乱暴にならないように気をつけながら慎重に内壁を擦ると、薄い壁を一枚挟んで
ペニスと指の感触が重なり合う。倒錯的な感覚に興奮して、抽挿の速度も上がっていく。
「んぁっ、ヘン、に…なるぅ……、いぁ、あぁ――あぁんっ…!」
ぬちゅぬちゅと弄られて准尉が軽く達してしまう瞬間、そこは指が千切れるかと思うほど強烈な
締め付けをみせて、数度ひくりと震えた後、ゆっくりと弛緩していった。
指を引き抜いたあとで、ペニスでもそちらを味わいたい誘惑に駆られたが
やはり痙攣を繰り返して締め付けてくる膣から抜いてしまうのが惜しくもなる。
「ちゅういぃ…、おく、おくついてェ…」
惚けたように求めてくる准尉の声を聞いたら、それに応えないわけにもいかないだろう?
腰を抑え込むように抱えて、あかく充血した肉壁を抉るように突き込んだ。貪欲な器官は
じゅぷじゅぷと液体を溢れさせて、何度も出入りする僕のペニスを的確に執拗に刺激してくる。
「ァン、あん、中尉、ちゅういィ…、あぁん、あぁん……」
僕がじわじわと弄り続けた准尉の身体の上り詰める準備は万端らしく、微かに汗ばんで
女の匂いを撒き散らす。肌のぶつかり合う乾いた音が狭い部屋中に卑猥に満ちて、
僕の焦燥を駆り立てる。尖った乳首に吸い付くと、膣がヒクついて呼応した。
准尉の瞳の焦点はまた彷徨い出していて、けれどその腕が縋りつくのは間違いなく僕の身体で、
その膣に吸いつかれているのは間違いなく僕のペニスで、その事実をより確かなものにしたくて
強く速く腰を叩きつける。
「っは、ぁん、…も、いや、ぁ、中尉、イく、イく、イくぅ……」
「もうイくのか…?」
余裕ぶってはみせるものの実際僕も限界に近い。
涙混じりで嬌声をあげる准尉の感じる場所を先端で撫で擦りながら、子宮を何度も突き上げる。
蠢く襞に扱きあげられるペニスから蓄積された快感が開放を求めて腰の内側で暴れだす。
「ひゃう、あ、イきます、あ、あ、あ」
金髪を振り乱し、泣き出しそうに眉を寄せた准尉は僕の二の腕にきつく爪を立てた。
「ぃゃぁ、中尉、中尉……っあ――……!」
がくがくと身体を震わせながらその声が呼んだのは間違いなく僕だったから、
絶頂を迎えた准尉の膣がきゅうきゅうと痙攣して僕のペニスから精液を搾り取ってしまう間、
放出の度に骨髄を何度となく伝う悦びを素直に享受することができたんだろう……
丁寧に絶頂まで導いてやると、糸が切れたように眠りに沈み込んでしまう。
「この身体はもうほとんど死体同然です」などと准尉は言うが、これで死体だというなら
健康体はいったいどんなものなのだろう、まったく医療技術の進歩には感謝せずにいられない。
だがだからといって心まで死人と同じになろうとでもいうのか、死に急ぐ准尉の心は
捨てた筈の過去の闇に自ら望んで囚われているようにしか僕には見えなかった。
准尉のあどけない寝顔を眺めながら、柔らかく閉じられている瞼にそっと唇で触れる。
この双眸が驚愕に瞠かれたとき、僕の顔は醜く歪んでいなかっただろうか。
『お父様だと知っていて討ったんですか、何故です……!』
『平和のためだ! ……紛争を無くしたいと願う人々のためだ』
咄嗟に理論武装で応じた僕だったが、ご両親の仇を討つためにアロウズに入った准尉には
肉親を手にかけるなど到底理解できないことだったに違いない。
これは僕の仇討ちなのだと、正直に告げることはできなかった。
『准尉……、我々は理想のために戦っている』
どんな理想の元であれ、血腥い戦場も昏い復讐心も准尉には似合わないと思う。
『そのためには、決断をしなければならないときがある』
けれどそれはただ僕の勝手な偶像の押し付けにすぎないのかも知れなかった。
『君にも、そのうち訪れる……』
どうすれば准尉の心を救えるのか、僕にはわからなくなっていた。
『復讐』か……父が死ねば父を許せるのかも知れないと思っていたが、父を殺したところで
僕の孤独が陰を潜めるわけではなかった。
この暗い闇の底を知ったつもりになっていたのに、その地面は柔らかく弛んで僕を足元から
引き込んでいく。あぁまだ深い底があるのかと、半ば諦めながらずぶずぶと沈んでいく感触は
すでに慣れ親しんだものだった。
この闇がまた少年の喉を完全に塞ぐのに、そう時間はかからないだろう。
そうして呼吸が止まってしまう瞬間に恍惚すら覚えるのは、死という現象の持つある種の救いに
僕も憧れているからなのかも知れない。
この世の全てからの解放――――父は、解放されたのだろうか。
父を憎み続けた僕という存在から、
母を見捨てた取り返しのつかない罪悪感から、
自身を英雄であらしめるための軍という足枷から、
彼女を……愛しむべき対象を喪った悲しみから。
そうであるならば、僕は父を救うために殺したということになるのだろうか?
……とんだ親孝行だな……
自嘲すら自分を慰める手段にはならなくて、こんな底のない闇に救いなどありはしないと思う。
ひとを狂わせるのはいつだって抱えきれないほどの孤独で、いちどは狂ってしまった僕に確かに
わかるのはただ准尉が狂ってしまいたいと望むほどの孤独を抱えているということだけだった。
しんとした深い闇に降り積もる孤独は音さえも呑み込んでしまうから、
僕の呼んだ声が届かないとしても、凍える身体を温めていてやりたかった。
僕の左腕を枕にして寝息を立てる准尉の小柄な身体を抱き寄せながら、その体温すら
模してしまう左手に指を絡ませて、包み込むように握る。
底のないグラスに水を注ぎ続けるような努力でもしないよりはマシだと思いたかったが、
准尉が喉を潤すまえに僕が渇いてしまわないという保証はどこにもなかった。
視線だけを動かして、次の勤務時間まであと5時間は眠れることを確認すると、僕も目を閉じた。
温もりを抱いて眠ることが、どれほど心地よく孤独を癒すのか、僕は久しく忘れていた。
……どうしてあのとき、母の教えを守らなかったんだろう?
彼女が何を言ったとしても、朝まで抱いて眠ってやれば良かったんだ……
少女の孤独を癒したいと願いながらその実、癒されたいのは僕の方なのかも知れなかった。
アロウズには、地球圏統一という大儀に名を借りた仇討ちを望む者は多い。
そもそもの設立目的が、テロ行為に対する弾圧――つまりは報復に近いものなのだ。
その組織の一員として、図らずも父への復讐を完遂してしまった僕が手に入れた対価は
あまりにも現金すぎた。
中尉への昇進、それに伴う新型MSアヘッドの支給、そして……准尉との関係。
すべてを素直に喜べたわけではない。
けれど入念にチューニングを施したアヘッドでの初出撃時、准尉を含む1個小隊を任された僕には
感傷に浸っている余裕など与えられてはいなかった。
『彼女のことが大事なら、君が守ってやることだ』
なんて言われなくてもそうさせてもらいますよ、リバイバル大尉!
好きな女を守りたいと思うのは、その望みを叶えてやりたいと思うのは、男なら当然だろう?
どんなに回りくどくても、最終的には隣にいたもん勝ちなんだよ、jk!!
ソレスタルビーイングの母艦を奇襲しようとした自隊に向かい、2個付きガンダムがGN粒子の
帯を描きながら猛スピードで突っ込んでくる。
その圧倒的な粒子放出量に伴って、また幻聴を生みだす奇妙な光の空間が出現した。
「ルイス! ルイスー!」
准尉の名前を呼びながら、ガンダムは真っ直ぐにこちらに向かってくる。
その進行方向を塞ごうと前に飛び出した僕の機体は、その凄まじい勢いに弾き飛ばされてしまう。
2個付きは准尉の機体をがっちり捕らえると、そのまま攫っていこうとした。
もしかしてこのガンダムの狙いは准尉なのか? ふざけんな、っつーの!!
「ハレヴィ准尉!」
『元』恋人の声に惑乱した准尉が宇宙を切り裂くような叫び声をあげる。
「准尉を、放せぇぇえ!!」
准尉の機体を抑え込んでいる2個付きにビームサーベルを抜いて突進した。
「奇っ怪な幻術で、准尉を惑わして!」
白いスパークが散り、2個付きが飛び退るように離れる。すかさずサブマシンガンで粒子ビームを
浴びせかけて距離をとった。
昔の男が今更准尉に何の用だ!?
テロリストのくせに、よりを戻そうなんて虫がよすぎなんだよ!!
准尉がどんなに苦しんでいるのかも知らないで――――
「准尉は渡さん!!」
准尉と2個付きを引き離すことに成功して一息ついたその時、耳障りな電子音が響いて
新たな敵の来襲を告げた。視界の隅に白い機体が高速でせまってくるのが見えて、
すんでのところで振り下ろされたサーベルをサーベルで受け止めて応戦する。
「この機体…、増援か!?」
放心状態で漂うように浮かぶ准尉の機体を背後に気にしつつ、火花を散らして光剣を交し合う。
突如、無遠慮に開かれた通信回線から聞こえてきた相手の声に、僕は面食らった。
「何故だ、何故大佐を殺した!!?」
大佐…? え…? 何だって? …この、声は……
「…ピーリス中尉…!? 何故生きて……!?」
あなたは…、死んだはずじゃ……
「 こ た え ろ!!!」
諸々の疑問が脳内に渦巻いて、脱力しかけた僕の耳に響くその鬼気迫る声が
僕にここがどこであるかを思い出させた。
彼女が乗っているのは、ソレスタルビーイング――テロリスト――の機体!!
「…ッあなたも……裏切り者かっ!!!」
考えている暇はなかった。
「貴様が言う台詞かぁッ!!」
僕に向けられた彼女の殺気は本物だった。
どうにか弾き飛ばした彼女のサーベルがもう一度振り上げられるのをモニター越しに認めて、
僕はこの目の前の敵が『彼女』だという認識を捨てた。
やらなければ……、やられる!
まだ情報不足の新機体に、ましてやパイロットは戦闘用強化兵士だ、油断などする隙もない―――
拝領したばかりのアヘッドで、シミュレート訓練は飽きるほどしたものの初陣の不安は否めない。
だが機体の性能差はそう大きくはない筈だ、操縦桿をぐっと握りこんでサーベルの出力をあげた。
どちらかといえば直情径行型のピーリス中尉はそれほど小手先を弄するような戦い方はしない。
常人を遥かに凌駕する反応速度と体力、それに操作技術が超兵としての彼女のプライドだ。
「殺してやる……、ころしてやる、アンドレイ少尉ッ!!」
メインカメラの真正面で彼我の光剣がぶつかり合い、ばちばちと弾ける激しい光で
モニターがホワイトアウトする。ぎりぎりと斬り交わしたサーベルの結び目が徐々にこちら側に
傾いでくるのは、やはり腕の差なのだろうか。
「…っく、またしても増援が……!」
アラートと共にモニターに出たウィンドウにオレンジ色の羽根付きガンダムが映っているのを確認して、
さすがに焦った。いくらなんでも准尉を庇いつつガンダム2機を相手にするなんて芸当はできない。
「准尉、撤退するぞ!」
スラスターを逆噴射させて一跳びに後ろへ退がり、辛くも彼女の剣をいなす。
そのまま反応のない准尉のスマルトロンを引っ掴むと、サブマシンガンの乱射で先方を牽制しつつ
全速力で戦闘宙域を離脱した。
いま考えても、あの危機的状況をどうにか切り抜けることが出来たのは運がよかったのだと思う。
撤退する他の僚機と合流して母艦に向かう間も、僕の精神状態はとても『冷静』と呼べるような
ものではなかった。
何故彼女が生きている? 何故…、CBに?
父が持ち帰ったあの報告は嘘だったのか、クーデターに加担していた父が
彼女をCBに渡していたというのか……離反が露見したときの彼女の立場を考慮して?
いや、あるいは逆なのかも知れない……CBに賛同して逃亡した彼女が父を離反に引き込んだ?
……どちらにせよ、二人して、軍を―――僕を―――裏切っていたんだ…………!!
鼓膜の奥、眼球の裏――頭蓋の中心にカッと熱がはしる。
怒りなのか、羞恥なのか、判別の付かない感情が奥歯をぎりぎりと締め上げる。
自動操縦に切り替えた機体の操縦桿から両手を引き剥がし、こみあげてくる身体の震えを
抑えようと掌に力をこめた。
夢を…見させられたのは、僕だった
彼女がいつか父よりも僕を愛してくれるかも知れないなんて?
僕はなんておめでたい男なんだろう!!
彼女は最初からずっと父のものだった
彼女と父との蜜月に、僕が……入り込む余地なんて端からなかった
僕は完全に父の身代りでしかなかったのか……
いや、あの夜のことだって、僕を欺く為の演技だったとしたら?
あの言葉も、あの涙も、あのくちづけも……
何もかもが、彼女と父とを裏切りに結びつける材料にしかならなかった。
どこからか乾いた笑い声が聞こえて……それが自分の喉から発せられているのだと気が付いたのは
母艦に収容されて暗くブラックアウトしたモニターに映った男が、顔を引き攣らせて
哄笑していたからだった。
父を討った理由を問われれば、こう答えるしか道はない。
「反政府勢力の掃討として、軍務を全うしたまでです」
僕を詰るのはいつも幼い頃の僕自身だ。
表情を無くした少年が、大義名分を借りて私怨を晴らしただけだろうと指摘する。
だが私怨で何が悪いというのだろう、母を殺した男を討つことは僕にとって悪ではなかった。
僕にとっての正義は、母だ。
アロウズへ志願した理由を問われれば、こう答えるのが常だった。
「 亡き母の遺志を継ぎ、世界平和に尽力するためです」
母は誰よりも平和を願う軍人だった。
母の望んだ平和を乱すものは、徹底して排除せねばならない。
世界は平和でなければならない、恒久和平の実現を目指して……
……そうでなければ、母が死んだ意味がないじゃないか―――!!!
母の死と引き換えにしてこの世界が得たものが人々の安寧だというならば、
僕はそれを守らねばならない。
母の命を犠牲にしてまで守られる価値のあるものだったと、僕自身が納得するために。
あの瞬間まで……やり方は違えど、その思いは父も同じだと信じていた。
母を愛していたからこそ、軍人としての己の生き方を全うするつもりなのだろうと。
……父さん、それは僕の最後の矜持だったのに
父の背中に憧れを見た少年の、最後の誇りだったのに
今更、父の思惑など知りようもない。ただ『平和を乱す者』であるならば
反乱分子と化してクーデターを起こした父もその友人も、
反政府テロ組織のMSパイロットとなった彼女も、
僕の理想の前にはすべて討つべき悪に違いない。
『反乱の理由など、関係ありません。我々はアロウズとして、反政府勢力を叩くだけです』
空に峻烈な視線を向けた准尉の言葉が蘇る。
だが人気のない士官室で、ひとり膝を抱える准尉の背中はとても軍人のそれには見えなかった。
そうだ准尉、我々は理想の為に戦っている。
いや……、少なくとも僕は僕の理想の為に戦っている。
君の理想は何だ? 君は何の為に戦う?
迷いを捨てきれないのなら、それでもいい……むしろそれは喜ばしいことなのかも知れない。
迷いの入り込む余地を、狂気の一線を越えたいまの僕は既に失っているのだ。
君の闇を深くする者たちを、僕は討つ……
もう僕が永遠に失ってしまった何かを准尉には取り戻して欲しいと願っていたのは
僕自身がそれを失くしたことをたぶん後悔していたからなんだろう。
けれどもうこちらがわに堕ちてしまった僕が、その深淵を覗き込む准尉の墜落を止める術を
持っている筈もなくて……ただ、その狂気を静かに包んでやりたかった。
新造したモビルアーマーで赤いガンダムを屠った准尉の笑声は高く細く……闇に呑み込まれて、
悲鳴へと変わっていった。
願いが儚く潰える様を見るたびに、僕のなかの少年は頑なさを増していった。
軍人になったのは、力が欲しかったのかも知れない。
どれほどの力を手に入れれば愛するものを守れるのか、知りたかったのかも知れない。
……けれど結局、僕も父と同じで。
戦場で守れるものなんて、殉じるための理想だけだった。
2個付きガンダムに撃墜されたものの、運良く爆発を免れたアヘッドのコクピットで
負傷した腕の痛みを抱えながら、GN粒子の碧い光に包み込まれて……彼女の声がきこえた。
「アンドレイ少尉……、私はあなたが許せない!
でも……あなたを憎み続けて、恨みを晴らしたとしても、きっと大佐は喜ばない」
彼女はいつだって……いまだって、父の為に泣いている。
彼女が父のものだって、わかっていた筈だったのに。
彼女を信じてなどいなかった筈なのに、どうして騙されてしまったんだろう?
「黙れ、この裏切り者が!」
こんなかたちで裏切られるなんて思ってもみなかった。
彼女が僕をすきだと言った、その言葉がどんなに僕を慰めたのか、きっと彼女は知らない。
この腕に抱いた彼女がほんとうに僕を救ってくれるのかもしれないと夢をみたのは、
僕を見つめる彼女の瞳に映っていたのが絶望ではない他の何かで……懐かしい何かで、
それを信じたかったのかも知れなかった。
「あなたはどうして、実の親である大佐を…」
戦場から戻った父が僕を眺める視線に含まれていたのは、憐憫と後悔と…諦め。
あんなにも打ちひしがれた父を見るのは初めてで、僕は戸惑いと失望を隠せなかった。
母の死と、その主因が父であるという事実に、あのときの僕はとても傷ついていたけれど
きっと父だって、悲しんでいるに違いないと思っていた。
「あの男も軍を裏切った、報いを受けて当然のことをした! 恒久和平を乱す行為だ!」
「大佐はそんなことをする人じゃないわ」
だから僕は父が泣くのを待っていたんだ
涙を流して、アンドレイ、済まなかったと、俺は父親失格だと、許してくれと――
そう、みっともなく声をあげて縋りついてくれたなら
僕だって、父さんの馬鹿野郎、最低だ、大嫌いだって泣き叫んで、
…………そうして、請われた許しを与えてやれたのに
「違う! あいつは母さんを見殺しにするような奴だ、…信じられるか!」
いつまで待っても父が許しを請わないのは、
それを望んでいないからなのだと僕が解釈するのを妨げる他の理由は見つからなかった。
僕の顔を見る度に父の瞳に映る絶望が色濃くなっていくのを僕は見逃さなかったし、
それはそのまま僕の絶望を映し込んでいるだけのようにも思えた。
「どうして…分かり合おうとしなかったの」
「あいつは……あの男は何も言ってくれなかった。言い訳も、謝罪も!」
父は僕の許しなど望んではいない
むしろ僕に憎まれたがっているのだ……恐らくそれが、父の僕への償いなのだ
「僕の気持ちなんて知ろうともしなかった、だから殺したんだ! ……この手で!」
僕の憎しみで父の罪が軽くなるのなら、父がそれを望むのなら……
そう思うことは、父を許せない自分自身への慰めに過ぎなかったのだろうか?
「自分のことをわかって欲しいなら、何故大佐のことをわかってあげようとしなかったの?
きっと大佐は……、あなたのことを思ってくれてたはずよ」
僕が疲れきって、泣き声をあげてしまえば良かったのかも知れない。
「……ならどうしてあのとき、何も言ってくれなかったんだ?」
けれど望まれないことと知ってだだをこねられるほど、もう子供ではなくなっていた。
「言ってくれなきゃ、何もわからないじゃないか!」
僕が勇気を出して、呼びかけてみれば良かったのかも知れない。
「……言ってくれなきゃ……」
けれど求められてもいない許しを与えられるほど、
「……ぅぅうわぁああぁあああ――――!!」
まだ大人になれてはいなかったんだ…………
いつか見た夢の中で、霧のような雨が降っていた。
どこからか彼女の泣き声が聞こえてきて、そこは知らない森の中なのに、何故か僕は彼女が
またスマルトロンの側で泣いてると思って探しに行く。
彼女の声は遠いようで近いようでなかなか見つけられなくて、それだけを頼りに森を彷徨う僕の
制服の肩と裾を細かな水の粒がじっとりと濡らしていく。
身体が冷えていくことに焦った僕は、彼女が僕を呼んでくれればいいのにと思うのだが、
心のどこかで彼女が僕を呼ぶことは決してないとわかっているのだった。
そのうち、どこからか現れた一匹の白い蝶に導かれて森を抜けると、そこは………教会だった。
14年前、母の葬儀を執り行ったあの教会で、父が座っていたあのベンチに僕は座っていた。
背後で古く大きな扉がギィ…と軋む音がして、夕方の陽光とともに小さな嗚咽が射し込んでくる。
そこにいるのは彼女だ……振り返らなければ、と思うのに身体は石のように固まっていた。
……今更、僕が彼女に何を言える? 彼女の愛する父を彼女から永遠に奪ってしまった僕が、
泣いている彼女にかけることのできる言葉などあるのだろうか?
いや……、僕はいま、父と同じ間違いを犯そうとしている
扉の隙間から僕の背中を見つめているだろうふたつのトパーズの瞳が何を映しているのか、
そこから逃げることを僕は僕自身に許せないだろう……
僕は喘ぐように息を吸って立ち上がり、喉の奥から声を絞り出しながら振り返った。
「中…」
「……尉…」
掠れた声が声帯を震わせる感覚で目が覚めて、右手があえなく空を掴んだ。
僕の視覚が認識したのは逆光に見る彼女の泣き顔ではなく暗い部屋の天井で、思わず起き上がると
喉がカラカラに渇いていることに気がついた。
彼女が泣いているのは、確かに僕のせいだ……
今度は僕が彼女に許しを請う番なのだと夢に教えられて、……僕はやっぱり、苦く笑った。
Fin
今回は以上です
読んでくださった方ありがとうございました
続きまってた!!相変わらずGJです。
どうもありがとうございました。
重い
GJ
毎日きてたかいがあった
相変わらず素晴らしい
続き楽しみにしてます
GJでした!!
GJGJ
続きキターーー!! GJ!!!
しかし切ないというか、シリアスなはずなのにいつもアンドレイのエロ時の思考に噴くww
はっちゃけ過ぎだろwwけどイイw
新作GJ!
このシリーズ好きだ
最近はアンドレイものとアニューものの一騎打ち状態だなw
次はアニューもの投下だよね
ぜひアリーも混ぜてやってよ
なぜアリーwww
アリー×アニューの凌辱モノってことか?
ん、それとも……
>>829 乙
良かったら是非ブシドー×ルイスsideをだな…
>>837 ヒリングとリヴァイヴのアニュー弄りの続きにアリー介入したら面白そうだろw
なんつーか
ハムルイて人気あるんだな
他の組み合わせでも結構そういう設定あるし
ちょいサジが哀れだw
>>839 アリー+リヴァイヴ+アニュー×ヒリングの形勢逆転もなかなか
サジとルイスだと非エロ純愛になるからな。
それは理由には思えんがw単純にサジが人気無いだけだって言えばいいのに
しかしそれにしてもハムルイがここまで人気出たのは何故だろう、アンソマとかアンルイでも前提扱いだし
つか久々に来たらなんか王道ネタがめっきり無くなったみたいでビックリ
アレマリですら無いが、00のファン層でも変わったのだろうか
単に女のハム人気が他のアロウズ野郎よりは高いだけだろ
アレルヤは本編でアレだったからイマイチ萌えないし刹マリは公式で終了したらカプ厨が逃げちゃったし
ライアニュはライルがあれだからそもそもカプ厨が少ない
その点ハムは本編で誰とも絡まないし誰かと終了したわけでもないし
当て馬・本命ともにカプ萌えに使いやすいキャラ
勢いも出るし勝手に読者が笑ってくれるし
いずれにしても00のエロの主役は男キャラなだけ
845 :
刹那×マリナ:2009/09/21(月) 20:07:12 ID:fZjc/buF
スレ活性化祈願
全8レスお借りして刹那×マリナ投下します
注意事項
・故国燃ゆカタロン襲撃後数日?
・時間軸よく分からないので適当です
・童貞と処女が自慰でにゃんにゃん※挿入なし
カタロン基地に降り立った刹那は、ある人物の元へと早足に向かっていた。
国が燃やされて、初めてあんなに取り乱した彼女を見たせいだろうか。
自分でも何故彼女のことがこんなに気にかかるのかは分からなかった。
アザディスタン第一皇女、マリナ・イスマイール。
会ってどうするのだとか、何を話すのだとか、特に考えてはいない。
ただ、最後に姿だけは見ておきたかった。
彼女の元相談役であるカタロン構成員の女性―確か名はシーリンといった―が、
あれからほとんど一睡もしていなかったらしい彼女を無理にでも眠らせようと、
簡易ベッドの置かれた倉庫に1人閉じ込めたらしい。
いささか乱暴に聞こえるが、1人になれる場所などここでは限られているし、これもシーリンなりの優しさなのだろう。
マリナの居場所を告げられた刹那は、CBの制服に注がれる物珍しげな視線を特に気にすることもなく歩みを進めた。
基地は、襲撃直後よりは幾分か落ち着きを取り戻しつつあるようだ。
瓦礫の山は依然としてそのまま残っているにせよ、
それぞれがそれぞれの仕事を淡々とこなしている様は
クラウスという人物の統率力の高さを感じさせるに十分なものであった。
いくつか並んでいる倉庫の内、一番こじんまりとした小屋の前で刹那は足を止めた。
扉を静かに開けて入る。
どうやら廃品置場のようであった。
使い物にならなさそうな調理器具や使い古された玩具などが、積まれた段ボールから溢れかえっている。
玩具はあの孤児達の為に集めたものなのだろうか、などとぼんやり考えながら奥へ進むと、
積み上げられた木箱で隠れている一角に、彼女らしき人物の気配がした。
「ふっ・・・う・・・ぅ・・・」
苦しげな息づかいが耳に入り、刹那はギョっとした。
見やると、シーツがしかれたマットの上で毛布にくるまっているマリナがいた。
彼女が苦しそうに動くたびに形を変える布、
端からは伸びた素足は、ピンとはっている。
明らかに様子がおかしい。
薄暗く、すぐにでも朽ちてしまいそうな倉庫の雰囲気が最後に見たマリナの後ろ姿と相まって、
ますます刹那の不安をかりたてた。
急いでかけより、毛布をはぎとる。
「マリナ、どうし…」
だが、刹那の目に飛び込んできたのは、信じられない光景だった。
そこにいたのは、たしかにマリナだった。
しかし、常とは明らかに違うマリナであった。
赤い帯は緩められ、はだけた上着からは乳房が露出している。
顕になった太ももに紅潮した頬。
左手は胸に添えられており、
右手はというと、これまた信じられないことに下着の中に突っ込まれているのだ。
潤んだ青い瞳が、うっすらとこちらを見た。
途端、マリナは声にならない悲鳴をあげると、起き上がってめくられた毛布をぐいっと引っ張った。
突然強い力で引っ張られ、毛布を掴んだままだった刹那はバランスを崩してベッドに倒れ込む。
あ、と声をあげる間もなく
連鎖的にマリナもその上に倒れ込んでしまった。
マリナの身体の下で、刹那は酷く混乱していた。
彼女が何をしていたか―状況からして思い当たる節は一つしかない。
だが、俄には理解し難い事実だった。
長いような短いような時間が2人の間を流れる。
重い沈黙を破ったのは刹那の一言だった。
「女も、するのか」
我ながら馬鹿なことを言ってしまったと刹那は思った。
今ほど、己の口下手さを怨めしく思ったことはない。
「あ…ちが、違うの」
表情は伺えなかったが、みるみる内にマリナの全身が熱くなっていくのが分かる。
次第に涙声になっていくマリナの言葉を回らない頭で聞いている間にも、膨張していく自身を刹那は抑えることが出来ないでいた。
刹那とて男だ。そういった生理現象はあり、処理もする。
だが、それが女と結びつくということはなかったし、ましてや刹那にとって、マリナと性はとても結びつかなかいものだった。
第一、こんな状況で。
今、マリナを前にして自身が硬くなったことが、刹那には信じられなかった。
マリナが身じろぎした瞬間、
勃起に太ももがむにと押し付けられた感触にたまらず刹那が呻くと、
マリナは申し訳なさそうに身体を起こし、ごめんなさいと呟いた。
肩からさらりと流れた黒髪が、刹那の首筋をくすぐる。
見上げて見ると、マリナの頬には幾筋もの涙の跡があった。
ついさっきまで、彼女はこのベッドで自慰に耽っていたのだ。
母とはとても似つかない声をあげながら。
「マリナ」
刹那の中で、何かが崩れていく。
刹那が知っているはずのマリナという人物が、まるで刹那自身が作り出した夢か幻のように思えてきた。
しかし、目の前の女は、マリナよりも一層の生々しさを持って存在しているのだ。
刹那はそれをもっと感じたいと思った。
手袋を外しベルトを緩め、硬くなった自身を露出させる。
勢いよくとびだしたそれは、マリナの身体を下着の上からくいと突いた。
「あっ…」
ぴくりと震えたマリナをぐいと抱き寄せると、震えるマリナの耳元で荒い息を抑えながら小さく囁く。
「その、まま」
下着越しに、くいくいと勃起を押し付けながら、動けと伝えた。
密着した身体の全体から、どくどくとした鼓動が伝わってくる。
腰に添えられていた刹那の手の片方が、頭に添えられた。
大きく暖かい手が、髪の毛の指通りを確かめるようにゆっくりと前後に動く。
乞われた行為とは裏腹に、マリナの脳裏をかすめたのは幼い頃の記憶だった。
849 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 20:15:46 ID:jW6sDl9E
刹マリいらね
暫しの沈黙の後、
マリナは戸惑いがちにゆっくりと腰を揺らし始めた。
言う通りに動いたマリナに刹那は少し驚いたが、思考はすぐに下半身に与えられる刺激に集中した。
弱い刺激ではあったが、平常ではあり得ないシチュエーションと女の柔らかな肉体が、刹那を性的に興奮させていた。
誰かの身体を、匂いを、こんなに近くに感じたのは母以来だった。
「ふあ……あ、ん」
下着越しに、何度もすり付ける。
その内マリナの動きは遠慮のないものになっていった。
刹那の尖端から出た体液とマリナから出た体液で下着は使い物にならないくらいグショグショになっていたが、
それが潤滑油となって、更に快感を高めた。
きつく目を閉じ、顔を真っ赤にしながら、ひたすら行為に没頭するマリナ。
そんなマリナが、刹那の目には性を覚えたての少女のように映った。
彼女は自分よりも年上で、これは成熟した大人の行為であるというのに。
不思議なことだった。
彼女をこんなに小さく、弱々しく感じたのは、初めてだった。
もっと
もっと気持ちよくさせてやりたい。
そういう思いが込み上げた刹那は、
マリナの下着に指をひっかけるとももの中頃まで下ろしてやった。
刹那の意図を察したマリナは、今度は直に愛液にまみれた秘部を刹那のペニスにおしあてる。
クリトリスをこすりつけるようにマリナが動き始めると、
熱く柔らかな感触が刹那のものをぬるぬると撫で上げた。
「あんっ…はあんっ…あっ」
スカートの裾を腰上までまくりあげて下半身をさらし、腰を振る女。
その女があのマリナであるということが、今のこの行為をどこか現実感のない出来事にさせていた。
「マリナっ…」
だんだんと速さを増していく動きに合わせ、何度も腰を浮かせてはマリナの秘部をこすり上げる。
2人は無我夢中になって性器を擦り付け合った。
だらしなく唇が開いていても気にならないほど、マリナは快楽に支配されていた。
マリナにとって刹那は「刹那」であり、「男」を感じたことは一度もなかった。
その刹那と、はしたない行為をしている。
止めなければと思っても、止められない。
これは現実ではなく夢なのだと、頭の中でその場しのぎの言い訳をすると、
まるでそれが真実であるかのように思えてくるのだった。
刹那のものにクリトリスを擦られるのは自身の指とは比べものにならないほど気持ちがいい。
先に限界が来たのはマリナの方だった。
刹那にまたがったまま、身体をびくびくと痙攣させる。
息が整うまで余韻に浸っていると、突然ぎゅっと手が握られた。
目を開くと、食い入るように見つめてくる刹那の視線とかち合う。
刹那はもう限界だった。
マリナの手を引くと、ペニスに触れさせる。
未だ勢いを失わずにそそり立った肉塊は、
尿道口からにじみ出た精液とマリナが塗り付けた愛液とが混ざり合ってぬるぬるとしていた。
刹那の訴えに気付いたマリナは、
根元に左手を添え右手で袋を優しくもみながら、
ゆっくりと頭を下ろすと刹那のものにねっとりと熱い舌を押し付けた。
「んっ…はあ…っ」
拙いながらも、女の経験がない刹那にとっては十分すぎる刺激だった。
開いた口の間から唾液と共に熱い息がかかるのが気持ち良かった。
何よりも、男の性器を必死にしゃぶるマリナの表情にはたまらないものがあった。
刹那がびくびくと震える度に、マリナ自身も中がひくつくのを感じる。
れろれろと舐めたり、先端をちゅっと吸ったりすると、
あっという間に刹那は果ててしまった。
マリナが咄嗟に顔を離すと、白濁が胸の辺りに飛び散った。
刹那は汗で額にはり付いた癖のある前髪を軽く払った。
射精時にこんなに強い快楽を感じたことは初めてだった。
辺りをつつむ独特の匂い、お互いの荒い息づかい、うるさく鳴り響く心音、
それらはあたかも媚薬のように2人の理性を失わせていった。
フェラチオは、一度果てた筈のマリナの下半身に、再び熱を灯させた。
マリナはじんじんとして収まらない興奮を股を擦り寄せてしのごうとしたが、
つい我慢が出来ず秘部をシーツのシワに擦り付けつけてしまう。
一度やると、もう止めることは出来なかった。
頬を紅潮させ、はあっと息を吐きながら何度もシーツに下半身をすりつける。
マリナがペタリと座りこんだ部分のシーツがぬちゃぬちゃと濡れていった。
その卑猥な光景に、たまらず刹那はマリナの腕をつかむとそのまま押し倒した。
瞬間、刹那の精液で濡れた乳首と乳房がぷるんと揺れる。
彼女をぬるりと汚している男の体液が自身のものであるということに、
刹那は今までにないくらいの興奮を覚えた。
乳輪をゆっくりと何度も舐め回し、たち上がった乳首を口に含んで音を立てながら吸うと
マリナから甘い吐息がもれた。
もっと反応するマリナが見たくて、手の平で乳房全体をもみながら充血した乳首をクリクリとこねてやる。
彼女の白い肌に自分の褐色の指がまとわりつく様はなんともいえず、刹那をズキンと疼かせた。
おそらく無意識だったのだろう。
刹那の視界のすみでマリナの右手がするすると降りていき、クリトリスを弄り始めた。
刹那はそれに気付いてマリナの右手を掴み上げると、
玩具を取られた子供のような表情をしたマリナに、なだめるように言った。
「俺がしてやる」
女の身体がどうなっているのかはよく知らなかったが、取り敢えず刹那は手当たり次第に指で撫でていった。
「ここか」
大きく反応した部分で速度を速めながら擦っていくと、マリナからは絶え間なく声がもれた。
いつの間にか解放されていたマリナの右手が、刹那のペニスを優しく包みこむ。
お互い言葉は交わさなかったが、
気持ちがいいという思いは同じなのだと思うと、
まるで全てを共有しているかのような気分になった。
これがセックスというものなのだろうか。
喘ぐ彼女の唇からはひっきりなしに涎がたれている。
舐めとってやりたくて口を近づけようとした時、
聞き慣れたアラーム音が狭い倉庫に鳴り響いた。
トレミーからの通信だった。
「刹那」
その日、初めて彼女が名を呼んだ。
声音はハッキリとしたものだった。
淡々と受信を告げる機械音は、2人を現実に引き戻していった。
急速に頭が冷えていく。
刹那は、今している行為がとても汚ならしいものに思えてきた。
それはマリナも同じであった。
羞恥と罪悪感がどっと押し寄せる。
顔を真っ赤にしながら「あ…あ…」と小さくうめくと、
青い瞳からはとめどなく涙がこぼれた。
はじめてしたのは、即位してから数か月がたったある夜のことだった。
ストレスからくる不眠から逃れる為だった。
マリナにとって自慰は、まさに慰めだった。
公務に慣れてきた頃にはすることもなくなっていたのに、
今またこうして自分に負けて、他人に甘えて、弱さを曝してしまっている。それもよりによって彼に。
マリナは自分のふがいなさに涙が止まらなかった。
少女時代の夢も
頭を撫でる暖かい手も
父母との優しい思い出も
甘えも
全てあの家に置いてきたつもりだった。
マリナなりの戦い方を認めてくれた彼に自分なりの戦いを見せたかった。
そうすることで、戦い以外の方法もあるのだと伝えたかった。
国を守りたかった。
強い皇女でありたかった。
彼の理想になりたかったのに。
国を、守りたかったのに。
涙をこぼし続ける瞳の青を刹那はじっと見つめていた。
散らばった黒い髪の上で、透き通る白い肌がくっきりと浮かび上がる。
黒と白のコントラストが彼女の聖性を強く描き出して、
先程までの女の生々しさを飲み込んでいった。
ふと、刹那は胸がしめつけられる思いにかられた。
何故かは刹那にも分からない。
こんな感情になるのは初めてだった。
ただ、これ以上触れていてはいけないような気がして、そっと手を離した。
自分もマリナも、けして交わることのない道を平行線に歩み続けている。
お互いの為に、何かを捨てようなどという発想は微塵も起きなかった。
それまでの関係なのだ。
きっと、これからも。
先程までの熱情は肉欲以外の何ものでもない。
刹那はそう思うことにした。
何故会いに来ようとしたのだろう。
一緒に歩もうと言った彼女の手を握れなかった自分が、
彼女の必死の懇願すら無視した自分が、
今の彼女にしてやれることなど何もないというのに。
855 :
刹那×マリナ:2009/09/21(月) 20:29:44 ID:fZjc/buF
以上で終わりです
失礼しました〜
856 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 20:48:55 ID:jW6sDl9E
ま た 腐 女 子 か w
GJ
久しぶりのマリナものだ
前は多かったのにな
面白いタイミングでktkr
乙
マリナものGJ
姫のオナニーハァハァ
500000回俺の愚子がお世話に(ry
865 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 18:34:55 ID:m97bHKni
イアンとリンダ
25歳も年下の娘を孕ませたおやっさんの話は猛烈に読みたいぞ
867 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 00:42:07 ID:SUGQ63Ox
保守
パラレル系を見たこと無いんだけどおkなの?
内容による
エロけりゃいいんじゃない
女体化はNGだと思うが
補完庫でパラレルもの見た事有るしいいんじゃないかね
ここって留美モノ少ないんだな。意外だ。
文章と漫画(同人)じゃやっぱり需要が違うのか
留美懐かしいな
女性ファンは殆どの女キャラ嫌ってんのにアニューだけ支持してるのは何で?
>>873 >女性ファンは殆どの女キャラ嫌ってんのに
何故そういう解釈ができるんだ?
別にそんな傾向はあまり無いと思うんだが…。
>>874 自分がそういう考え方だから他の女も同じに決まってる!
そしてアニューも嫌いだが、何故かここでは支持されてるみたいでムカつく、ってとこだろ
自己紹介乙としか
>>875 絵的にエロく見せやすい要素があればあるほど、
相対的に、文字で同じくかそれに勝るエロさを出すのが
難しいってことを意味するんだろうね
>>877 なるほどー
というわけで留美モノ希望
姫様モノ連続でもいい
黒髪万歳
絹江お姉ちゃんも結構えろいよな
オナヌーシリーズも大歓迎
ソーマが立ちションしたらエロい?
お前、前もいたな
特殊な性癖だから諦めろっつわれてただろ
座ってしろ
885 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 22:22:18 ID:RITLN4I4
偶然夜更かしして見た或る映画が凄くて創作の足しになりそう
エロ人気で一番なのはスメラギさんか?
ネーナかスメラギさんだな
人気というか、本が多い
一期留美やマリナも見るね
アニュー、ヒリング、ルイス、絹江のエロを探してます
ミレイナ、マリナ、留美もヨロ
そういえばヒリングは中性発覚したわけだが、
ここはヒリングに限り女体化はオッケー?
女体化は、個人的には好きだけど人を選ぶジャンルではあるな
でも顔はかわいいから、着衣のままでフェラとか
手こきとか足こきとかさせれば十分おkではないかと思う
ふと思ったが着衣でぶっかけもいいかもしれない・・・
声優が女ならいいんじゃないか?
バロ太とか
バロ太はともかく
ヒリングは中性でも女性型らしいし、普通に女体扱いでもいいんじゃないかな
どうせ中性の体がどうなってるのかは分からんしw
ふたな...なんでもない。
中性ならケツマンですればいいじゃない
>>892 前に何度かヒリングもの投下されてるからおkかと
前々から思ってたんだけど…バロ太ってだれ?
空腹からマリナ様のおっぱいを吸おうとするバロ太
揉み揉み
過疎ですか
去年の秋から年末にかけての投下ラッシュのときに
投下した職人は悪者に仕立てて他スレに悪口投げて叩いて
見事に追い出したので本望ですが何か?
俺アニュさんまだかな
職人叩く意味が分からない
読みたくないなら見なきゃいいだけだし、そもそも職人がいなきゃ成り立たないのに
と言うわけでイアンとリンダの子作り希望
まあ荒らしの思考なんて理解したくもないしなー
職人さん戻ってきてくれ…
半裸で待ってる
そもそも連作以外で一人で何作も書けるもんじゃないから
そして特に女の書き手は早めにサイト作るから。
今過疎ってんのはネタ切れと175の産物だろ
ここは他に比べると感想一杯付くけど、原作がいまいちな人気だからこんなもんだと思う
つーかサイトは今でも一杯あるんだから投下ないのに愚痴ってるひまあればそっちに回って書き手褒めてやれば?
もちろん馴れ合いと紹介はいらんがな
エロパロスレでサイト行けとか何言ってんのこいつ
しかも長文で
スルーするー
わからんなー
スレから書き手を排除したいのって読み手?書き手?
ただのキチガイだろ
915 :
もしもし:2009/10/08(木) 00:22:29 ID:FRciE+05
エロスが足りねぇ
917 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 05:04:35 ID:rfWqgPa2
エロプリーズ
>>910 無論例外はあるがな
一年以上書いてる作者はエロパロにはいるぞ〜
>>445 亀だけどマネキンとソーマは、一期の時にゲイリービアッジとして国連軍に参加した時に接近出来た可能性は有る
神はまだか
ひろし総攻撃小説はまだか?
サーシェスは性欲を常に持て余してそうだもんな。
アリー×女型イノベイドとか
アリー×アニュー×ヒリング
アリーなら罵りながら犯ってくれそう
投下マダー
大使めやりおった!!
イノベは全員大使のお手つき済み決定かな
イノベ同士はセックスできないな
アナルはあってもチンコがないもんな…
ある奴もあるだろう。
まだ801なしなの?
このスレ
イノベのエロはアニュー以外
>>787みたいな玩具責め要因ならおk?
>>935 男寄りイノベでやる場合、よほど上手くやらないと801ネタだな
が、もう公式が腐向けなので別にいいんじゃないの
>>935 エロパロだし自由に書いていいんじゃないか
SEと小説に感動してアレハンドロ×リボンズとライル×アニューを執筆中です
もうちょっとチェキ☆して待っててください
>>938 半裸で待ってる
しかし、あの大使とリボンズには驚いた…
大使×リボンズはここでいいのか?
>>938はむしろ非常に嫌がらせっぽい
感動とかチェキ☆とかねーよ
久々の投下予定でロマンティックがとまらない
純愛派には悪いと思ったが、俺はアニュー陵辱書く
ついにこのスレも801解禁か
待ってた人多そうだし良かった
いやいやいやいやいやいや待て
専用のスレあるんじゃないのか?
何で腐女子は場所わきまえてくれないんだ
それともこの作品には腐男子とかいうファンも多いのか
野郎の喘ぎなんて見たくないんだが
俺も。
ここで男同士なんか冗談じゃない。
ホモは該当スレでやってくれ
住み分けしようぜ
今は見たい人がいれば801でも百合でもいいし、
嫌ならスルーがエロパロ板の基本になってる
そしてここはいわゆる女性向SSがとても多くて歓迎もされている
だから801風SSも別にあっていいと思う
^^;
つーか腐男子はよくて腐女子は駄目ってどんな専民思想だ
今時ノマも801も両方こなす腐女子は多いというのに
もうどうにでもなーれ
投下さえあればいい
刹×匙でお願いします
どう見ても801SS投下支持してるヤツは腐女子
エンディングでアニューそっくりのイノベいたじゃん?
これで一句思いついた
死んだ筈の恋人を街中で偶然見つけライル、
「アニュー!?アニューなのか?」
「……誰ですか貴方。私の名前はリニュー・ネシルイラですが?」
と冷たい返事で返され、別人と理解はしてもどうしても気になって後をつけたら
中年のハゲデブ政治家と逢い引きしラブホに消える、かつての恋人に瓜ふたつな後ろ姿に絶望する
こんなSSを思いついた
いっちょイッとく?
いいねいいね!
続けてくれ
それより中性チンポもち確定のヒリングリジェネが
リボンズと一緒に赤どもの尻穴掘りまくるSSプリーズ
出来たらノリノリウホ系で
こういうの801でなかなかないから是非エロパロで
クレクレする前に自分でも書いてみようぜ
新境地開拓できるかもしれんぞ
え?ヒリングちんこ有り確定したの?
801でやれ
801は特殊嗜好。誰も彼もが受け入れられるわけではない
21歳以上ならそれ位理解できるだろ
専用の板が有るんだからそっちでやれ
801を読まされた経験はあるが萌えられない女もここにいるぞ
受が漢らしかろうが乙女ちっくだろうが受け付けない事だけが分かった
無理なものは無理。道理に従い801板でやれ
荒らしは放っといて、そろそろ次スレじゃないか?
>>957 中年オヤジと別れた後をつけてレイーポしちゃう展開キボンヌ
薄紫二人にダブルフェラしてもらいてぇ
>>965 お前の主観はどうでもいい
それを言うなら百合もスカも陵辱も非エロも専用板や専用スレあるから
そっちでどうぞになる
読みたい人書きたい人がいて、しかも公式でしっかりホモがある場合
嫌801が諦めて受け入れるべき
嫌ならスルーでいいだろ
モーホーを否定すると自分が強い男みたいに思えるんですよ
夢の中でも
>それを言うなら百合もスカも陵辱も非エロも専用板や専用スレあるから
>そっちでどうぞになる
801もこれも全部そっちでやってくれ
純愛オンリーにしろってことか?
それはちょっと
特殊性癖云々の前にまず801は同性愛ってのが大きすぎるだろ
しかも野郎同士
その時点でもうムリ有り得ない
基本ここは異性同士のアレを書くとこだろうに腐れは本当自重しねぇなあ
まあ他のスレはここ程腐臭に優しくないからな
百合・非エロ微エロ性転換も専用別スレでいいんじゃないの?
他の腐れに厳しいスレは女臭いSSもしつこい小ネタもぶっ叩いてるからそういうのもいらん
801や性転換以外の投下ならなんでもよくね
百合なんかエロパロ各スレに普通に投下されてるが
男向け需要を801と一緒にしちゃいかんな
そろそろ次スレ…
>>977 腐れでそれほど揉めてないスレは議論にもならないけど、
801禁止とあえてテンプレに書いてるような腐牽制スレは平等に百合も禁止にしてたりするぞ
というより、公式が腐臭いんだし、しょうがなくね?
けいおんで百合禁止にするようなもんとは言わんが
恋をしようぜ
エロしようぜ
スレ立て行かなくていいの?
このスレ女を擁護してきたしSSもそういうのマンセーだったし
女住人多いらしいのに、この議論意味不明
ノマ腐の801嫌悪にしか見えない
公式でホモやらかした以上、刹マリや刹フェル以上に認めるべきじゃねーの
つーかそんなに腐臭いのが嫌ならそろそろガンダムヒロインズに統合してもらうか、
いっそ平成ガンダム総合スレ作った方がいいと思う
そしたら腐だホモだカプ臭だと臭い議論も自然なくなるだろ
新ガンダム出るならまた新ガンダムスレ立てればいいし
肝心の00腐が萎えて消え失せつつあるらしいのでここも先短いだろ
必死すぎて笑った
まあどっちみちこれだけ長い期間投下がないんだから、もう次スレ要らないような気もする
粘着腐アンチと801認めろ腐女子に張り付かれてちゃ職人も逃げるわ
アニューもの待機
ソマアンあれで終わりですか?
面白かったです。
ヒロインズに混ぜて貰えばいいよ
他のシリーズもんも一部人気ナンバリング以外は総合スレでやってるし、ガンダムの人気作は種スレがあるがやはり過疎
今のうちにヒロインズにお願いしとくのが良策だと思う
00は腐ガンダムの呼び声高いから嫌がられるかもしれんが
>>984 本編のどこにそんなホモシーンがあんだよ出まかせ言ってんじゃねーぞ。
ったく、最近の奴は美形が出てれば腐向けだとか言ってきやがるからな。
801をここで許可されたいからっていい加減な事言ってんじゃねーよ!!
最近の奴w
投下予告っぽいものあったし一応次スレ立てといてもいいんじゃないの
自分は規制で無理だが
>>989 SEのあれはホモであるが一般見解
アニメ本編以外絶対駄目ってんなら外伝や捏造設定もなしになるけどな
もちろん捏造カプもなし
ここに落とされた捏造もん保管庫から全部抜くのか?
自分で自分の首締めてるのに気付かないとは
公式で出たのとここで書くのって関係有るようでないよね
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。