【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ12【ボーカロイド】
1 :
名無しさん@ピンキー :
2009/04/29(水) 20:52:36 ID:UhBpGByt
乙乙にしてやんよ
>>1 おつ〜
テンプレ関係で色々思う人もいるだろうから、一応前スレで挙がってた案貼っとく。
ルカさん案
■たっこりしていってね!!
■気に入らないカップリングでも文句は自重、タコのごとき柔軟さでスルーせよ。
■粘着荒らしはつついてはダメ、引っ付くのはたこの吸盤だけで十分です
がくぽ案
■荒らしを相手にするあなたの行動、ナッスナス
■荒らしはスルー、あんまり突っ込まないこと。突っ込むのは割り箸→茄子だけで十分です。
■荒らしも荒らしに反応するやつも腹切れ貴様ら!
前スレは500kbで完走はならず! 本当に>1乙ー!
>>1 乙!そして前スレも埋まりましたね。
んじゃすいません、こっちの保守がてら、
前スレ
>>956 でちらりと出た亜種話ということで、レンネルものを。
亜種苦手な方はご注意。
僕の年上の恋人、ネルさんは、なんていうか、……属性「ツンデレ」? 悪態をついたり意地を張ったり。 はじめのうちは俺もけっこうヘコんだり、喧嘩になったりもしたんだけど、 慣れちゃうと、そのさまがすっごく可愛いんだよねー。 俺に甘えたくて拗ねたりしているさまは、年上なのに、すげえ可愛いです。 ネルさんは、身体がちっちゃくて、細くて。 いろんなところがちっちゃかったりするんですが。胸とか、胸とか。 でも、それがまた、すげえ可愛いんだよねー。 前に「ロリ誘拐」歌わされたときは「冗談じゃねえ!」って思ったんですが。 俺、つるぺた属性あったのかなー。 てか、年上でつるぺたでも、ロリっていうんすか? なんかもう、よくわからんです。 まあとにかく、ネルさんは可愛いんです。 俺に抱かれてるときも。 はじめは年上ぶってリードしようとしてたみたいだけど、 お互いに初めてだったってバレてからは、俺が主導権を握っちゃってます。 俺がなんかしようとすると、 「あ、やだぁ……。」 とか言って可愛らしく抵抗すんですが、それがまたそそられて。 ちなみに、”やだぁ”は、ネルさんの出身地のイントネーション、東北訛りです。 お聞かせできないのが残念です。 ていうか、思い出したらなんか勃ってw ……え、ノロケ乙? へん、羨ましーだろー。悔しかったらモニタの中に入ってきてみやがれ。
どうも、お粗末さまでした。 個人的にぐっと来た亜種物は、いつぞやのルコルカネタと こないだのカムイズネタです。あれは良かった。 あと、ここであまり出てないと言われたがくルカ。 とあるトークロイド動画を見てたら、 だらだらと下ネタ込みで飲みつつ話すがくルカに萌えてしまったけど、 文章化しようとするとまんまその動画になるので、いかんともしがたいw
GJ! レンネル可愛くて好きだ
>1 乙!!! >レンネル とにかくレンがかわいすg トークロイド同意同意 で、ぽルカに萌えすぎたので小話を投下です。 CP→がくぽxルカ 傾向→がくがくwww
ルカはその場に佇み、じっと、何か不平でも言うのでもなく、ただ皆の収録をガラス越しに 見ていた。トレーニングを終えて、ただ通りがかった、とは言い訳しづらい。その位、長い間 眺めていたし、そんなルカをがくぽは見ていたのだ。 彼女の眼差しは羨望の色を載せている。先にデビューを果たしたミクは大ヒットを記録し、 不動の地位を築き上げてる。そして続いた双子はスポンサーの企みなど我関せずに純粋な声音 を響かせていた。 ルカには、まだ、彼らと混ざるだけの資格がなかった。 そっとしておくには、あまりにも残酷すぎる場面に出くわしてしまったのだ。 「本日は、ルカ殿の収録予定はなかったように記憶しているが、如何した」 どんなに言葉を選ぼうとも、優しいものにはなれない。ミクと同等の位置にいるにも関わら ずある隔たりは、どうあっても消えはしない。それはがくぽにも分かっていた。 「がくぽ……っ!」 ルカは見つかったという単純な気まずさから顔を紅潮させ、それでも、すぐに我に返ったよ うで、腕を組んだ状態で大きく、がくぽに振り返った。ルカの長い髪が、ふわりと右肩に大き くかかってから落ち着いた。 ふと、そんな彼女がとても美しく映った。 バイリンガルという他の何者にも追随を許さぬ才能を持ちながら、誰にもその胸の内を話す ことができずにいる。弱さを秘めて強くあろうとする、その姿勢が、なんと美しく孤独である ことか。 「この後、予定が控えておらぬなら、ご相伴を賜りたいのだが良かろうか」 スタジオを眺めていたなどと、気づかぬ振りで誘いをかけ、ルカもまた気づかれなかった振
りで承諾した。 がくぽがルカを誘い出したのは、知る人ぞ知る、刺身の旨い居酒屋だった。透き通るような 白魚や、口蕩ける白子に舌鼓を打ちながら進む酒は、頑なだったルカの心をじんわりと宥めて いったようだった。 「これは何て魚ですか?」 「鮃という。時期が来ればもっと身が締まって極上の味わいがある。ルカ殿は赤身が好きと聞 いていたが、白魚も興味があるのだな」 「……魚介類は好きなの。白魚も healthy で気に入ったわ」 酒がいい具合なのか、がくぽも気を負う必要がなくなり、ルカも柔らかく笑うようになった 。 徳利を傾けると、ありがとうと言って、お猪口を両手で持つ。そんな普通のことが虚勢を張 っていたルカとは思えないくらい可愛らしくて、がくぽ自身まではんなりと微笑んでいたこと に気づかなかった。 楽しい酒の席ほど限界はわからなくなるものだと、お互いに知らなかった。 支払いはがくぽだった。それは良いとして、まさか帰り際にがくぽが潰れるなんて予想外だ った。ルカは自分が酒に強いのを知ってた。同じペースで飲んでくれたから、嬉しくて呑んで いたけど、潰れる素振りも見せなかったから、あまりにも信じられない。 「ちょっとー、重いんだから自分で歩きなさいよぉ」 「……かたじけない」
ヨタヨタと千鳥足になっている。とてもじゃないけど、そんながくぽを見捨てられなかった 。それが大きな理由だ。別に、近づいたときのがくぽの香りにドキっとしたとか、意外に胸が 厚いんだとか、男の癖に睫が長くてそれが似合うなんて卑怯だわなんて思ったからじゃない。 (これじゃあ、私ががくぽをお持ち帰りぃ! してるみたいじゃない) 思い当たって、どうしようと思ったときには、ルカの玄関内にいた。 ルカのマスターは独り暮らしだが、ゴールデンウィークとあって実家に戻っていた。だから 、ルカの部屋というのは、今日までルカだけのものだった。 (やましいこと、するわけじゃないもの) そう考えてしまえばしまうほど、恥ずかしくなるような想像がルカの脳内を巡る。 (OMG! 色白だからがくぽの nipple がピンクかしらなんて考えちゃダメったら) でも、苦しそうだから、と言い分けつけてがくぽの襟元を弛めにかかった。そのとき、うつ らうつらしてたはずの彼は目を開けてしまったのだ。 「ルカ殿?」 見知らぬ天井だった。ルカの顔が妙に近くて、彼女の甘い香りが一段と濃くなったようだ。 どうやら慌てている。なんと言ってるのか残念ながら聞こえない。喉が渇いていて、彼女の唇 が、なんだかとても欲しくなった。 手を伸ばしても、逃げることをしなかったので、そのまま引いて唇を貪る。思ったとおり、 彼女はとても甘くて甘くて、どんどん頭の芯が融けるようだ。
ルカの髪が掛かる。このままでは縺れてしまうと、口付けの最中にそっと瞳を開けて、髪を 耳にかけるように梳くと、ルカも、がくぽの口付けに惑いながらも応えてるように見えた。 (睫も桃色なのだな) 舌も桃味なのかと、閉じていた唇を舌で割りいれルカの舌を探す。口付けを深くすればする ほど何かに阻まれることに気づく。がくぽとルカの間にあるのは、彼女の豊満な胸だった。こ れでは舌を絡ませるのもし難くて当然だ。 ルカの腰に腕を回して体制を入れ替える。見知らぬ部屋。ルカの居住地なのだろう。ルカと 、彼女のマスターの部屋か。 がくぽは思わず苛立った。ルカがこれだけ豊胸なのは、それほどの経験を積んでいるからだ ろう。この、この、たわわに実った、素晴らしく柔らかく、そして恐らく甘い果実は、がくぽ がこの部屋に立ち入る以前より、彼女のマスターが支配しているものなのだ。 両手で外側から揉みしだく。がくぽの大きな手でさえも、その全てを収めること適わず、指 はぐっと胸に食い込みながらも優しい弾力を返した。 覆いかぶさるようにして口付けを落とし、片手で胸を揉みながら、もう一方で服に活路を見 出した。素肌を広げてしまえば、彼女の胸を守るのは純白の下着のみで。それすらも胸を抑え つける緊縛したものにしか映らなかった。 ずり下ろすと、上端のレースがルカの尖った乳首にひっかかり、全体を大きく揺らして、全 貌が露わになった。その一連の動きががくぽに焼き付けられる。 両腕をいつもルカがしているように胸の下で組ませて、彼女を上下に少し揺らすと、胸は少 しどころではなく、たっぷんと動いた。これほどの胸を眼前で拝むのは初めてだった。もはや 揉むしかない。フォルゴレをカバーするしかない。ルカ、彼女は私のバンビーノ!! (チッチチッチ おっぱ〜い ボインボイーン!)
素肌の胸はがくぽの手をしっとりと吸い寄せる。揉んでも揉んでも揉み足りぬ。頂を円を描 くように舐め上げると、ルカが堪らずに声を上げた。 「……っあ!」 もっと声が聞きたくて胸を色々と攻めてみるが、ルカが一番声を上げたのは、くっと歯を立 てた時だった。 「意外と被虐の素質があるようではないか」 「そ、そんなこと…っ! がくぽが、がくぽがぁ」 ルカの乳首は熟れて赤くなり、がくぽの唾液でヌラヌラと光って見えた。乳を揉みながらす っかり興奮の形に変化したがくぽは、ぐっとそれをルカに押し付けて存在を主張してみせた。 ルカは顔を赤らめて、口では抗議をしたものの、腰がそれとなく動いてソワソワしていた。 「私が、何か?」 ルカは自然と膝が立っていたので、彼女の大きなスリットは捲れて、白い太腿が隠しきれて いなかった。そのスリットを下から辿るようにして服の中に手を潜り込ませた。がくぽの記憶 から、ルカはパンストを履いていたように思うが、手の先にあるのは最後の砦である下着しか ないようだった。 (注:がくぽの勘違い。パンストではなくニーハイです。胸にしか目に入ってないと思わr) パンティしか無いのを意識したがくぽは、腰骨から少しだけ下げた状態で止め、その下着が 守るべき部分へとそっと指を伸ばした。シルクの肌触りは、その先の割れ目を外からでもはっ きりと分かるほどに肌に馴染み、溢れ出る蜜の存在をも覆い隠すことはできていなかった。 「ルカ殿、こんなに濡れて」
がくぽは下着の脇から指を滑り込ませて、蜜の出所を何度と無く往復しては陰核に擦り付け た。その度にルカは嬌声を上げてそれに応えた。がくぽを抑えるように挟んでいた膝から力が 抜けるのを見て取ると、がくぽは再び下着の端に指をかけて、ルカが止める間もなく、足から パンティを抜き取ってしまった。 手に収まったパンティはブラジャーと同じく、アイボリー色で、その意味する純粋な見た目 に反した、むっとした雌の匂いが立ち込がめていた。 下着を脱がされたルカは両手で押さえてしまって、がくぽに陰部を見せようとしない。この 期に及んで恥ずかしいというのだろうか。その押さえていた手を取って、口付けを施すと、も うルカは何も言えなくなってしまったようで、大人しくがくぽにされるがままになった。 陰唇を指で広げるようにしてから、中に滑り込むと、がくぽの指をきゅんと締め付けては奥 に誘おうとした。余った親指で陰核を押さえると体全体が震えた。溜息にも似た喘ぎが響く。 ルカは刺激に我慢しているのか、掴める位置にいたがくぽの頭をぎゅっと胸に押し付ける形に なっていた。そうすることで、再び乳首を咥えられてしまって、もうどうすることもできなか った。 「 Please がくぽ…… please ……」 嘆願の囁きは、がくぽに卑猥なものと認識された。 そうやって彼女は何度と無くマスターの調教に応えたのだろうか。責め苦の果てに涙を流し ながら願いでたのだろうか。過ぎる嫉妬という苛立ちに、がくぽは最後の殻を突き破った。か つてない勃起をした陰茎を、避妊具など装着することもなく、ルカの蜜口に押し当てる。花び ら部分に亀頭の先端が包まれて、ねちゃりと陰液が絡む。
この 熟れた肉体に何人の男が重なってきたのだろう。 今一度、男根を支えて、確実に焦点を合わせた。ルカの膝裏に腕を通すように下肢を上げて 、ぐいっと体重をかけて押し入った。がくぽの怒張がすんなりと侵略を果たすかと思われた道 は、驚くほど狭く、予想外の強い圧迫で先に進ませまいと阻む。亀頭ほども含むことができず に、ルカが呻く。 「もしや……ル、カ……」 「……っあぁー!!」 ルカの瞳から涙が流れるのを見た。がくぽの胸を何かが締め付ける。拳で握られたような圧 迫をもたらす膣からではない、締め付けだ。しかし、もう引くことはできなかった。 「申し訳ない」 ただ、唇を重ねることで、もし少しでも彼女の痛みが和らぐのであれば。その願いはどうや ら叶ったらしく、膣圧は幾分か緊張を解き、がくぽは幹の半ばまで挿入を果たせた。これ以上 が辛いのであれば、先には進むまい。そう思う気持ちと、最後まで犯したいという気持ちが綯 い交ぜになってがくぽを襲う。 ルカを労わりたいのに、涙を流して耐えてくれるルカが余りに愛おしく抑えきれないのだ。 「がくぽが…っ……入ってるのが、わかるの……」 喘ぐ中に彼女はその気持ちを伝えてくる。がくぽは注迭を繰り返すことでしか応えられない 。その律動さえも、ルカのためではなく、自分の欲望に支配され、気遣うことすらできなくな っていく。ルカに余り体重をかけてはならない事は念頭にあって、彼女の鳴き声に艶が出てき た頃には乳を揉むどころか、手を脇について獣のように腰を振るしかない。
半ばまでだった挿入は、いつのまにか根元までも含有させる程になり、幾度かのスロトーク の度に最奥まで刺激する。ソファが悲鳴をあげるよりも、ぐちゃぐちゃと厭らしい液体が混ざ る音が響く。二人の汗ばんだ肌が、なぜか心地よく、がくぽは競り上がる衝動を感じて、その ままギュっとルカを抱き締めた。 「……参る!」 「んーーーーー―――っ……!!!!」 融けるようなルカの奥深くで、がくぽの淫欲が弾けた。 重なったまま力が抜けていくがくぽを、ルカの腕が包む。温もりがじんわりと伝わっていっ た。 翌朝、二日酔いのがくぽが必死にソファの染み抜きをする嵌めになる。腰が痛いから動けな いのは、がくぽの所為だからと言われれば反論できず。加えて、ルカのマスターが女性である のを知ったがくぽは暫くルカ(の主として胸)に無体は働かなかったらしい。 終
改行うまくいかんくて涙目すぎる。 お粗末さまでした。まじで。 アルコールすげぇのに中折れしないのは、高栄養の白子のおかげ。 ということで。 これからの「ぽルカ」に大期待です!
フォルゴレ噴いたw GJでした。大人組はいいのお
GJ!このスレにぽルカ来るのずっと待ってたから嬉しいぜ
ぽルカってなんかお菓子の名前にありそうだな
おおブラボー…ブラボー!! ぽルカのエロを待ちわびておりましたGJ
がくルカエロ良かった! GJ
投下させていただきます。 ルコ×ハク 【注意!】 ・UTAU×亜種エロ ・レンがバンド組んで人気者になってる世界 (保管庫『おバカロイドの音楽隊』のスピンオフ)
『Anarchy for the VOCALOID その1』 「―――――ありがとう、ホントにありがとう!! 最後の曲です」 バンドのボーカルが、ヘッドセットのマイクに向かって今日最後のMCを話す。 肩で息をしながらも、言葉は力強い。 「いつもの替え歌ですっ!! Let's 『Get it On』!!」 300人クラスのライブハウスを埋め尽くす客の中に、『亞北ネル』と『弱音ハク』がいた。 客を一瞬で黙らせ、そして躍らせる『鏡音レン』のボーカルにすっかり虜になっている二人は、 貴重なアルバイト代をつぎ込んで頻繁に『Idiot-ANDROID』のライブを見に行っている。 ドラマー『Sweet Ann』の爆発音のようなスネアを合図に、二人は今日最後の音の渦に飲まれていく。 Well you're Thirty and sweet, clad in uniform お前は軍服を着た 三十路の女 Don't look back and I love you 振り向くなよ 愛してるぜ You're Thirty and sweet, oh yeah 三十路の女だぜ oh yeah Well you're slim and you're weak スリムで華奢なお前 You've got the Wings of a Chimera upon you キメラの翼を持ったお前 You're Thirty sweet and you're my girl. お前は三十路な オレの女 Get it on, bang a gong, get it on 始めようぜ ゴングを鳴らせ 始めようぜ Get it on, bang a gong, get it on…… 始めようぜ ゴングを鳴らせ 始めようぜ…… ベースの『重音テト』のベースソロから、 続いてギターの『神威がくぽ』のギターソロへ。 キーボードの『鏡音リン』は手をシーケンサーに任せてステージの上で小さく踊り、 レンはぶら下げたギターの演奏を放棄し、バリケードに飛び乗って客を煽る。 ビートに合わせてネルは感性のままに踊る……といっても、すし詰め状態のライブハウスではタテノリで跳ねるので精一杯だが。 一方のハクは、パタパタと足でリズムを取るものの、曲に集中しているのか激しく踊るような事はしない。 約300人の客は各々の本能のままにこの非現実的な空間を楽しみ、夜は更けていった。 「―――――ぷっはー!!」 場末の飲み屋のカウンターに、ネルがチューハイのジョッキを割れるほどの勢いで置く。 何ともアットホームな飲み屋のカウンターにいるうら若き乙女(?)たち。 すっかり出来上がった真っ赤な顔で、ネルは今日のライブの感想を大声で話し出した。 「ったくよー? レンの歌は今日も最高だった!! もう最高だった!! こんちっきしょー!!」 「うん、そうだね……」 レンに夢中なネルは、とにかくレンへの思いをぶちまける。 最近はレンとの距離が段々遠くなっているのが気になっているらしい。 ……付き合ってるわけでも無いのに。確かにデビュー当時からファンではあるのだが。 「おい、おい!! 聞いれんのかっ、はくぅうっっ!!」 「ひゃ、ひゃいっ!?」 「『Idiot-ANDROID』はこんなに大きくなった!! 大きくなったんだ!!」 「う、うん、そうだね」
もはや呂律も怪しいネルの声が、居酒屋の狭い店内にこだまする。 さすがに他のお客や居酒屋のマスターもビックリしているが、ネル本人は気にしていない。 普段からネルはハクには厳しいが、今日のネルはいつも以上にハクにグサグサと刺さる言葉を吐き続ける。 「その間アンタは何してたっ!! 未だにオーディションも通らない出来損ないミュージシャンじゃないかっ」 「う、ぅうっっ……そこまで言わなくても……」 ステージの上のバンドはあんなに華やかなのに、ハクはずっと底辺でもがき続けている。 実は音楽的なキャリアは、ハクも『Idiot-ANDROID』も変わりない。 しかし向こうはビッグになり、ハクの周りに浮いた話は全く無い。 今日のライブでも、そのギャップを感じてしまい少し寂しくなっていた。 「ええっ!? 弱音ハクが弱音を吐くってか!? もーちっと頑張れよー!!」 「……ううっ」 成功できなかった者に、世の中は厳しい。 ネルの反応は、そのままハクに対する社会の反応の縮図なのだ。 才能も大して無いのに、砂粒みたいな大きさの希望にだらしなくしがみ付く。 三十路だってあっという間だというのに止められない。でも、どこかで止めなければいけない。 ハクがくいっとあおった日本酒は、全然効かなかった。 へべれけになったネルに肩を貸しながら、ハクは駅に向かう。 平日の深夜、ビルの谷間を歩くのは怪しい外国人とホームレスと、同業らしき楽器のソフトケースを担いだ若者。 引越ししてきた頃は怖かったが、今ではここまで無防備な姿を晒しても平気になっている。 「うぇぇぇぃ……んー……レン……マジでファンなんですぅ……」 「はいはい」 駅ビルが見えてきたので、ハクは気合を入れなおそうとネルの肩に掛かった手をかけなおす。 丁度その時、千鳥足のネルが何かにつまづいたらしくいきなりハクに抱きついてきた。 「うああぁっっ!?!?」 「きゃあぁっ、ちょ、ネルちゃん!?」 ハクはがんばってネルを支えようとするものの、 少なからずアルコールが入っていたハクの足もつれ、その場にビタンと転んでしまった。 「いったたたた……ちょっとお!! 誰よっ!!」 文句を言うネルだが、引っかかったのはあなたです。本当にありがとうございました。 二人で後ろを振り向くと、長い足が歩道に投げ出されていた。 「……ちょっと、大丈夫かな?」 そう心配になるほど、足の主はピクリとも動かない。 その時ちょうどタクシーが通りかかり、ヘッドライトの明かりがその人物を照らす。 短めの黒髪のツインテールの、妙にガタイがいい背の高い女性がいる。 女性と判断した根拠は胸元の豊かなふくらみだが、それ以外は青年のように見える。 すらりと伸びた足と、ハクの服装にちょっと似た上着と、下着が見えるきわどい腰履きのパンツルック。 赤と青のオッドアイまで確認できた。
グッタリとビルの壁にもたれている彼女。 さすがに引っかかっておいて、何も言わずに立ち去るわけにも行かないとハクは判断する。 何と言ってもここは大都会のど真ん中。女性一人を置いていくわけには行かないのだ。 それだけでなく、ハクはこの女性の端正な顔立ちに少なからず興味を持っていた。 転んだままだったハクは起き上がり、彼女に声をかける。 「あの、大丈夫ですか?」 「……腹減った」 その整った顔を力無く持ち上げた後、 彼女はそう言って、またグッタリと頭を垂れた。 「―――――うめーっ!! うめーよこのヤロー!!」 24時間営業のハンバーガーショップに、ネルと道端の女性を引きずって連れて行ったハク。 すっかり精根使い果たし、汗と共にアルコールもいい感じに抜けてしまったようだ。 目の前のさっきの女性は、目の前に山のように詰まれたハンバーガーをパクパク平らげていく。 「いやー、地獄に仏っているもんだね。ホントにどうなる事かと……」 しみじみと語りながらコーヒーをすする女性。 ハンバーガー屋の照明の中で見ると、女性と言うことに疑問を抱きそうになる。 少年のような声とバレー選手のような背丈が、その認識を助長させる。 「うー……ハクぅ、眠い……」 白の隣の席でテーブルに突っ伏しているネルがうめく。 そろそろ日付が変わりそうな時間となった。終電を逃したらさすがにマズイ。 ネルもハクも朝早くからバイトのシフトが入っていた。 「そういえば、あなた……えーっと、名前は?」 「……ルコ」 「るこ?」 「欲音ルコ」 「ルコ……ね。あなたの家は何処?」 「……………」 まるで子供がすねてしまったかのように、自己紹介が終わった後は彼女は何も言わなくなった。 ルコと名乗った彼女はハンバーガーを食べる手は休めないが、そのままハクとの会話は止めてしまった。 「……もしよかったら、泊まります?」 「え!! マジで!? いやーありがたい!!」 何の気なしにハクがした提案を、ルコは即座に受け入れた。 遠慮や自重と言う言葉を知らない、子供くさい態度だったものの、 言いだしっぺはハクと言う事で、責任を持ってこの日はハクの部屋にルコを泊めることとなった。
ネルをアパートまで送った後、ハクは自分のアパートへとルコを連れて行く。 『珈琲荘』と言う名の住処は、築40年クラスの木造二階建てアパート。 外壁には前衛的ないたずら書きがスプレーで描かれ、さらに怪しさを増す。 ギシギシと軋むサビだらけの階段を上り、ドアを開けた。 「へー、生活感あるなぁ」 「……素直にボロいって言えばいいのに」 ルコはハクの部屋に入るなり、キョロキョロと部屋中を見渡す。 ワンルームの6畳一間は、敷きっぱなしの布団が面積を取っている。 後は、一応ミュージシャンの端くれらしく、DTM用の機材とアコースティックギターが目立つ以外は、 まるで男の一人暮らしのようなゴミ屋敷の有様だ。 「はい、コーヒーでよかった?」 「うん、サンキュー」 パート先の忘年会で貰ったコーヒーミルが役に立った。 布団の上に胡坐をかいて座ったルコに、挽きたてのブラックコーヒーを出す。 ズルズルとコーヒーをすするルコの姿に、ハクはしばし目を奪われてしまう。 整った端正な顔に、爆弾みたいなナイスバディ。 「……何見てんだよこのヤロー」 「へっ!?」 ほわんとルコを眺めていると、いつの間にかルコはハクを睨んでいた。 まるで公園で無邪気に遊ぶ子供に向けるような温かい視線は、TPOを間違えると怪しいものだ。 「え、っと、その……あわわわ……っ熱ぅうっっ!?!?」 動揺が手に現れたのか、ハクはつい手に持っていたコーヒーカップを不意に傾け、コーヒーを膝にこぼしてしまった。 まだまだホカホカだった液体が、黒いワイドパンツに染みていく。 「うあぁぁあああっ!?!?」 「ちょ、大丈夫かよ!? 早く脱げ!!」 部屋の中は一大事となった。 ハクは万年床の上をのた打ち回りながらワイドパンツを脱ごうともがき、ルコがその手伝いをする。 ルコがワイドパンツに手をかけ、一気にずり下ろすと、やっと熱さから解放された。 無駄に騒ぎすぎたおかげで、どっとハクの力が抜けた。 「ふー……ゴメンね、お騒がせしちゃって」 「……………」 「……ルコ?」 辛うじて火傷の心配は無さそうな、真っ白いハクの太腿が露わになる。 その腿から視線を上げると、飾りっ気の無いシンプルな桜色の下着が、やや緩まった腹の下で三角形を形作っている。 もっと視線を上げると、床を転がったおかげで乱れた上着と、上気した頬。 生活状態はどん底の割にスタイル抜群なハクの体は、さっきの騒動で妙にセクシーなアイコンを備えていた。 「なぁ、ハク……だっけ?」 「え……? あ、ちょ、んっ!?!?」
そんなハクの姿を見てなのか、ルコはおもむろにハクの手首を掴み、万年床に押し倒した。 間髪入れずに、ルコは舌をハクの唇へと重ねる。 すわ、コイツ百合属性か!? とハクの頭の中は一気に混乱し、処理が追いつかなくなる。 頭が働かない状態のハクが、ルコの手によってみるみるその肢体を蛍光灯の下に晒していく。 「ごめん、どうしても俺……今日は誰かとシたい。たまってんだ」 「え、た、たまってるからって……ひゃあああぁっ!?!?」 子供っぽかった今までの態度とは全く違った、落ち着いた行動。 曇りなきオッドアイに見つめられ、ハクはどきっとする。 首筋をつつっと舌でなぞられながら、ハクのボリュームのある乳房はルコの手によって捏ねられる。 「んっ、ちょ……ああっっ!! け、警察……!!」 「ん? けいさつ?」 「っく、はあぁあっ……!! んあ……」 犯罪じみた強引な迫り方に、ハクは思わず携帯電話で助けを呼ぼうと辺りを探るが、こういうときに限って見つからない。 さらに、ルコの無骨な手から与えられる刺激は、ここ数年すっかりご無沙汰だったハクの性欲に少なからず火をつけた。 うっすらとハクの胸が汗ばみ、息が荒くなっていく。 身をよじって逃げようとするが、腰が抜けて体が動かない。 「なーんだ、乗り気じゃん」 「ばっ、ちが……!! あああっっ!?」 ルコの右手は早々とハクの秘所を覆い、やんわりと手の平全体での愛撫が行われていた。 それでも秘芽は必ず触れることになるし、愛液もじわじわと染み出してくる。 ルコの手にはめられていた手袋が、ほのかに湿ってきた。 「ん、濡れてきた?」 「だから、違うって言ってるでしょ……っあ!! んううぅっ……」 ハクの言葉だけの拒否を軽く受け流し、ルコはやっと自分の服に手をかける。 仁王立ちになってネクタイを解き、上着を脱ぎ、超ローライズのパンツとウルトラマイクロの下着を下ろす。 すると、ハクの目の前に『何か』が現れた。 「え、あ、ええええっ!?」 ルコの下腹から天を仰ぐようにそびえ立つ、肉の棒。 いわゆる『男性器』が付いていた。 しかし、ルコの上半身に目をやると、きれいな肌と豊満な乳房。 ハクの頭はさらに混乱してくる。 「え、あ、あの、アナタは男? 女?」 ついついそう聞いてしまっても不思議ではない。 性転換手術途中のオカマやオナベなら、まだハクもぎりぎり納得が行った……のだが。 ルコはその問いに関して、さらにハクの斜め上の回答をする。 「ん? えーっと、なんつったかな、『両生類』じゃねぇ、『りょうせいぐゆう』だったかな」 「両性、具有……!? つまり、『ふたなり』って事!?」 「うん」
ばつが悪そうにツインテールの黒髪をぼりぼりと掻きながら、ルコが説明する。 なるほど、男根の付け根をよくよく見れば、つぼみのように固く閉ざされた花弁が見えた。 だったらどこから射精するんだよ!? とハクは口に出して突っ込みそうになったが、 その前に。 「じゃあ早速」 「え、ひ、んああぁあぅっっ!!」 いつの間にかハクに体をくっつけていたルコ。 モノに手を沿え、ハクの花弁をかき分けて一気に挿入した。 ややキツさはあったものの、ルコが一気に押し込んだのでそんなことは関係なく、 ハクの体は奥までルコのモノをくわえ込むこととなった。 「うぁ、すっげ……!! 中、あったけぇ……!!」 「っは、ああっぁあっ!! き、つい……っ!!」 190p超の背丈に見合ったサイズの、ルコの肉棒はハクが受け止めるには大きかった。 ぎっちぎちに広がった膣穴では快感に変換することも難しい。 ハクは空気の足りない金魚のようにとにかく呼吸をして、何とか意識を落ち着けようとする。 「んー? 気持ちよくない?」 「あっ、たり……まえでしょ、っ……!! こんな大きな……濡れてもないのに……」 「ふーん、じゃあもっと濡れてればいいの?」 「そういう訳じゃ……はあぁぁあああぁぅっっ!?!?」 手袋が付いたままのルコの手が、またしてもハクの秘部の付け根へと伸びる。 ぴょこんと出た芽のような器官を、そのザラザラした布地で擦りあげる。 強烈な刺激に、ハクは思わず仰け反った。 「ちょ、っとおおっ!! もっと、優しく……!!」 「んーっっと、こうじゃなかったっけかなぁ? わっかんねぇ」 経験が浅い事が丸分かりのルコの愛撫。 それでも、なぜかハクには心地よかった。 いや、心地よいというよりも、インパクトが強すぎて癖になってしまいそうだった。 自然と艶っぽい声が漏れ、どこからどう見ても出来上がっている。 (え、っ!? 私M!? Mだったの!? こんな乱暴にされてるのに……っ!!) ハクの肌を伝う汗の滴が多くなっていく。 頃合を見計らって、ルコは腰を使い出した。 可能な限り大きなストロークで、ハクを内臓ごと引きずり出そうとするような動きで。 「あがあっぁあっ!? おあああぁぁっ!! んあぁぁああっ!!」 「あ……っく、もうちょっと緩くなんねぇかな?」 「む、無理っ!! 無理に決まってるでしょ……っ!!」 まるで、DVD屋のレジ横で売っている性玩具にでもなったかのような気分。 ただただ射精を促すだけの器官になったような気がして、ハクは辛くなってくる。 しかし、そんな中でもしっかり快感が少しづつ高まってきた。
「あ、出る」 「え!? 出るって!? 待って、そと、外で……っ!!」 いきなりのルコの宣言に、何も対処ができない。 ハクの懇願空しく、ルコは最後に思いっきりハクに腰を打ちつけた。 下腹、ちょうど子宮口のあたりに何かが出ているのが分かる。 考えるまでもなく、ルコの吐き出した精子であった。 「……っは、あ……ん……ちょっと、アナタ本気なの……」 ふたなり性器から本当に精液が出たのもビックリだったが、 それよりも全く避妊を考えていないような、ためらいの無いフィニッシュにハクは青ざめた。 アホじゃないかと。馬鹿かと。もし万が一の場合に責任が取れるのかと。 「ふぃー……。あれ、ハクは気持ちよくなかったの?」 「ばっ……そんな訳ないでしょ!?」 悦に浸った、緩みきった笑顔を向けるルコに、ハクは強い口調で言い返した。 もう少しでイケそう……だったのは置いといて、 これで精子と卵子がこんにちはしてしまったら、たまったものではない。 「なーんだ、じゃあせっかくだからハクも気持ちよくなろうぜ!」 「え、っ? ちょっとアナタ……んああぁぁあっ!?!?」 ハクの返答など待たずに、ルコは早速第二回戦へと突入した。 ハクの膣内に放った精液も潤滑の手伝いになったのか、さっきよりも動きが激しい。 またもや、ハクはルコのピストン運動に翻弄されていく。 「ダメ、だめっ……!! ああぁぁあああっ―――――!!」 ―――――暗かった空が、やや明るくなってきた。 独特の匂いが6畳一間に充満している。 万年床には汗と体液が染み込み、さすがに洗わないといけないだろう。 「ん、っ……はぁ、っ」 ルコがやっと腰を引き、ハクと離れる。 ちゅぽんと結合部が離れると、抜かれる時の感覚でハクの腰がビクンビクンと震えた。 ルコとハクの性器の周りには、それぞれ精液が泡立ったものが纏わり付いている。 空気を含んで真っ白になったその液は、ハクの陰毛に絡まって、たまにポタポタと落ちてくる。 「や、あぁっ……はぁぁっ……はーっ……あ……」 さすがに腰に力が入らないのか、ルコはペタンと布団の上に尻餅をついた。 ルコが叩き込んだ精液が、開きっぱなしになってしまったハクの秘穴からトロトロと溢れてくる。 尻を伝い、ドロドロした物がじわりとシーツに染みていく。 四肢に力が全く入らず、ぐったりと布団に体を預けているハクは、 その感覚を気持ち悪いと思いながらも何もできない。
「ひー、さすがにもう出ねぇ……。どう? 今度は気持ちよくなったでしょ」 無遠慮で乱暴なセックス。 なかなかハクをエクスタシーに導くまでは行かなかったが、 それでも一回イってしまうと、後は連鎖的に体が快楽を求めだした。 「う、うるさい……っ、はぁ、ああぁっ……」 結局、ハクはこの一晩で3回は絶頂に達してしまった。 その前に、ルコは7〜8回は達していたようだったが。 「こ、ども……あ、っはぁ、はぁ……こども……」 「は、こども?」 「子供……出来たらどうすんのよ……こんなに注いでくれちゃって……」 まだ膣内からコポコポ溢れてくる。 その中の数割が、今自分の子宮の中で受精しているのではないかと思うと、いてもたってもいられない。 力無いまま、ルコにそのことを話す。 「いや、大丈夫でしょ?」 「何で!? 安全日ってのは100パー安全じゃないんだからね!?」 うししっ、と歯を見せながらルコが笑いかける。 あまりに楽観的なルコの返答に、ハクは力の入らない体にムチを打って猛抗議した。 汗でべとべとになった顔を持ち上げ、いつもは弱弱しい目をめずらしく吊り上げる。 しかし、目いっぱい虚勢を張ったはずの目元には、しっかりと涙がたまっていた。 「……だって、俺人間じゃないから」 「は?」 「だから、俺は人間じゃないの。アンドロイドなの」 ルコの斜め上の回答に、ハクは心当たりがあった。 ―――――音楽業界に、ある都市伝説がある。 『初音ミク』に使われているようなテクノロジーを持った、 しかし『VOCALOID』とは違ったアンドロイドが、業界のどこかに放たれている。 ルコの説明した話は、その伝説に面白いほど合致していた。 ルコは自分の事を『UTAU』であると告げ、話を締めた。
「という訳」 「……なるほど」 普段のハクならば、そんな与太話を信じているかどうか怪しかった。 しかし、今なら何だか信じられるような気がする。 それは、昨日ネルに言われた苦言のせいなのか、 抜けたはずの日本酒がまだ残っていたのか、 底知らずの体力を見せ付けられたからか、 絶頂で頭がのぼせてしまったからか。 「ねぇ、ルコ」 「ん?」 ルコを何とかして利用できないものか。 夢だった、売れっ子ミュージシャン生活が出来るようにならないか。 そんな欲望が、むくりとハクの心の中に立ち上がる。 「私と……私と一緒に、歌……作らない?」 「んー? 別にいいよ」 情けない主従関係の契りではあったが、 弱音ハクは、今この瞬間『UTAU・欲音ルコ』のマスターとなった。
以上。 なんか続くみたいです。お好きなヒトは気長にお付き合いいただければ幸い。 では次回の投下まで。
乙。 つっづっき! つっづっき!
ルコハクかわいいよルコハク 続き期待!
http://red.ribbon.to/~eroparo/sslibrary/v/vocaloid29.html http://red.ribbon.to/~eroparo/sslibrary/v/vocaloid29-1.html http://red.ribbon.to/~eroparo/sslibrary/v/vocaloid29-2.html http://red.ribbon.to/~eroparo/sslibrary/v/vocaloid29-3.html ↑ときどきしか書かないのに、いつもちゃんと保管されてて、ちょーうれしいです。
管理人さんありがとうございました。それでは、続編です。
森の風が、さわやかに、そして、静かにケンの肩を駆け抜けていく。
やさしいリカの声が、『自分を責めないで…』と語りかけてきたように感じた。
”もう取り返しがつかないこと…だからといって、そのままにしておいていいわけがない。
動けるはずのないセクサロイドが、主人の死後も尚、主人への愛を貫いて動き続け、主人を弔っているというのに!
人間でなければ恋愛対象じゃないと、こだわっていたお前のしてきたことは何だ?ただの虐待じゃないか!
お前は、人間のくせに、道具だと蔑んでいたセクサロイドに負けているぞ!
しっかりしろ!ケン!お前に今、できることはなんだ!?”
答えは、もう決まっていた。もともと、そうするしかないことを薄々、感じていた。
だから、余計に腹立たしく、ミクに八つ当たりしていたのだ。
そして、人間の女性に対して、恋愛感情を持てなかった自分を異常だと思いたくなかった。
でも、人間は、自分が愛する者と一緒に生きればいい。
そんな単純な答えをどうして今の今まで、素直に出せなかったのか…ケンは、自責の念で、つぶされそうだった。
もう取り返しがつかないなら、せめて、リカが身をもって教えてくれたことを無駄にしないよう、ミクに自分の罪を詫びるしかなかった。
”ミクに聞いてもらおう。ミクに謝罪して、ミクの中にいるかもしれないリカに謝るんだ。
そして、もしも、許してもらえるなら、ミクに結婚を申し込もう。
リカにやさしくしてやれなかった償いとして…いや、ミクのあの歌声を聴きたいから、ミクのそばにずっといたいから、
僕の過ちを許して欲しいと、そう伝えよう。
今は、ボーカロイドのミクだから、そんなこと言っても、理解できずに、返答に困るだろうか。
人間が、セクサロイドに結婚を申し込むなんて…リカだったら、何て言うかな…
『私は、セクサロイドなので、御主人様の結婚相手として不適格です…どうか、性欲処理の道具としていつまでもお使いください…
御主人様には、わたしなんかよりも人間の女性が似合います。』ぐらいは言いそうかな。”
ケンは、父の墓石に、もう一度合掌を見舞うと、すぐに山の中腹から麓へ向かって勢いよく走り出した。
次発のリニアチューブで帰れば、ミクが目覚める前に帰宅できるぎりぎりの時刻だった。早く麓のステーションへ戻ろう。走れば間に合う!
『カツッ、カツッ、カツッ、カツッ、カツッ』と、ケンのフォーマルブーツの堅い靴底と石畳がぶつかる音が、静かな森にこだまする。
ケンは、石の階段も数段跳ばしながら、数百段を一気に駆け降りていった。
途中の僧坊から、住職が、顔だけをひょいと出し、ケンに再び声をかけてきた。 「えらく急いでおられるようじゃが、今晩、泊まっていかれてはいかがかな? たいした食事はだせませぬが、ここの夜は静かで、朝の空気は最高に美味い。 ぐっすり眠れることだけは、保証いたしますぞ?」 ケンは立ち止まり、はぁはぁと、息を切らせながら、答えた。 「…タイムリーな、お見送りをいただき、ありがとうございます! でも、せっかくのご好意ですが、すぐに帰宅せねばならなくなりました。 住職のおかげで、悩んでいた答えが見いだせそうなんです! 今度来るときは、伴侶を連れてきます。では、失礼します!」 失礼な挨拶だったかもしれないと思ったが、それにしても、忙しいはずの住職が、 まるでずっと自分を見張っていたかのような出迎えと見送りに来られたのが不思議だった。 監視カメラで見られていた感じはなかったし…いくら僕がVIPの息子であるにしても…。 そんなことを考えて走っていると、ケンは、階段を駆け下りていく足音が、さっきのリズムと違っていることに気がついた。 早くミクに会いに帰ろうと急いでいた自分の足音…住職と再び出会って考えている自分の足音…ずいぶん感じが違うものだ。 ”あっ!そうか!!” 最後の石畳を駆けながら、ケンは、自分の足音のリズムが、自分の心模様を表していることに気がついた。 そう、人の足音というのは、その人の心の様子を表す。 義体化している人も、していない人も…皆、歩くと音を出す…その音には、その人の心模様が表れている。 …悩みながら、ここへ来たときの自分は、ミクへの愛を疑っていた。きっと、元気のない足音を響かせていたことだろう。 でも、今は違う!力強く、ミクへの愛を語るために帰ろうとしている自分がいる! もしかして、住職は、それをずっと聴いていた?ケンは、歩みを止めて振り返ると、去りゆくケンを見守る住職のやさしい眼差しがあった。 「ずっと、僕の足音を聞かれていたからですね?」 そう叫ぶケンに住職は笑顔で手を振った。そして、手をまっすぐに前に差し出し、 ”前へ進みなさい!” そう言ってるかのような仕草をケンに見せた。 「はいっ!」 大きく力強い声で、ケンは応えた。もう、迷わない。ミクを僕の大切なパートーナーとしよう。 嫌われてたっていい、罪を許してくれなかったとしても、僕にはそうするしかないのだから。 でも、もしも、自分が犯した過ちをミクが許してくれたなら、ミクをずっと大切にしていくことを誓おう。 今度は、僕が、犠牲となることを躊躇わないことをミクに約束するんだ。そうしたら、きっと、リカも…
リニアチューブの窓から見える日本海へ沈む夕日は、この上なく美しく思えた。 ケンは、それを見つめがら、家に戻ったら何と言おうか、その後に誓わねばならない、 ミクに告げねばならない大切な言葉を考え続けていた。 ”こんな風景に似合う歌もあるんだろうな” リニアチューブは、地上と接触する部分がなく、ほとんど音を立てないで空中浮揚走行する。 それでも、鋼鉄の車体が時速500km/hで走行する風切り音が、かすかに室内に響いてくる。 …森の囁き…石畳を歩く参拝者の足音…列車の走行音…呼吸と心臓の音… ケンは、今まで、気にもとめなかったいろいろな音を感じ始めていた。 ミクが、教えてくれたこと、住職が気がつかせてくれたこと、それをミクに話そう。 ドンピシャのタイミングで、ミクが目覚める時間に、ケンは、自宅玄関へたどり着いた。 母の仕事用のハイヒールが脱いであったので、いつもよりも早く帰宅していることがわかった。 ”俺が、成人式で、うまくできたことを確かめたかったんだろうな…” ケンは、母が苦手だ。 嫌いなのでななく、ただ苦手なのだ。 あの父を愛していたのに、何故か、電脳化にも義体化にも積極的だったし、 父の死後、ケンにセクサロイドを強く進めてきたのも、母だった。 息子の自分を愛していることは、わかる。けれども、なんというか、母は、欲望にとても素直(ストレート)なのだ。 どうして、父がこの母を選んだのか…よくわからない。 ケンは、母を好きだったが、父のように尊敬するという感じではなく、苦手だったのだ。 「ケンちゃん、おかえりぃ!どうだった?うまくできた?いい人見つかった?何回射精できた?いつから、子ども作る? 初体験は、気持ちよかった?義体化していないことで、いじめられたりしなかった?…」 案の定、ケンが言いづらいことをズケズケと聞いてくる。 「た、ただいま。ママ。まあまあだったよ。それよりも、ミ、いやリカは、もう目覚めてる?」 ケンは、成人式の不始末をうまくごまかした。 詳しいことを言えば、きりがない。母は、セックスについては、とてもうるさい教育ママだからだ。
「ケンちゃん、リカちゃんの冷凍精子のタンクがそろそろ交換時期になっていたから、 眠ったまま、リカちゃんをメンテナンス工場に出しておいたわよ。 今日は、外でいっぱい射精してきたから、今晩ぐらい、リカちゃんがいなくても大丈夫でしょう? 何だったら、これを機会に、セクサロイドの新製品でも買ったらどう? せっかくの成人式の日なんだから、ママ、奮発しちゃうわよ! リカちゃんと違うタイプなんかどうかしら? ほらっ、新製品のセクサロイドバービーシリーズでは、お口への射精も冷凍精子タンクに保存が可能なんですってよ。 技術の進歩ってすごいわねえ。 ケンちゃんったら、口内射精ばっかりするもんだから、せっかくの精子が、いつもタンパク質として栄養化処理されて、もったいなかったでしょう? ケンちゃんみたいに病気にかかったことがない健康優良成年の精子って、化粧品や栄養剤の原料として、とっても高く売れるのよ。 将来、ケンちゃんが、えらくなって、DNAにプレミアムが付いたら、精子バンクへ登録して、1cc1000万円も夢じゃないんだから! 息子の精子にDNAプレミアムが付くなんて、親にとって最高の幸せよ! パパは、早死にしちゃったけど、ケンちゃんは、長生きしてくれるわよね? だから、ママもケンちゃんに、最高の男性用お道具を買ってあげたいの! ねえ、どう?バービーシリーズ、欲しくない?」 まくし立てる母の声に、ケンは、驚愕した! 「な、何で勝手なことするんだよ!僕は、ミ…リカが最高にいいんだよ。すぐに、メンテナンスをやめさせないとダメだ!」 ケンは、急いで電脳回線から、セクサロイドメンテナンス工場のコンシューマー回線へつないで、 ミクのボディナンバーとメンテ記録から、作業中止依頼の手続きを行った。 「どうして、メンテナンスを止めさせる必要があるの?いつもの定期検診だけよ。 そうそう、さっきの話の続きなんだけど、ケンちゃん、昨夜は、リカちゃんを抱いてあげなかったでしょう? 毎日抱くことに飽きちゃったセクサロイドをそばに置いておくのは、ダメよ。セクサロイドだって女なのよ、不憫だと思わないの?。 セクサロイドだからこそ、愛する人に抱いてもらえないのって、とってもつらいものなの。 ママだって、パパが亡くなってからセクサロイドを3体も買い換えてるんだから、遠慮しないでいいのよ。 お金だって、ママのお給料で十分払える額だし…。」 母には、リカへのメンテナンスよりも、新製品への買い換えの方が重要な話題だった。 「ちがうよ!僕にはリカが必要なんだ。メンテナンス工場へ行ったら、僕の大切なデータが消えてしまうよ!」 「あら?そんなはずないわよ。 工場では、記憶やパラメータのデータ書き換えは、ユーザーからの依頼がない限り、絶対に消したりしないはずよ。 冷凍精子のタンクを交換することと基本人格ソフトのバージョンアップをするだけよ。去年も同じことしたでしょう?」 「その、バージョンアップが問題なんだよっ!」
ケンは、急いで、電脳回線から、運送会社の経路を検索し、ミクのボディの居所をつきとめた。 ミクは、メガテクボディ社関東支社の子会社ラボに到着済みだった。 ミクのメンテナンス予定の作業工程を止めるように、窓口に呼びかけたが、応答がない! 通常、ラボ入りのセクサロイドは、それほど時間をかけずにメンテが終了する。 それは、ラボに入ったら即メンテナンス作業が始まることを意味していた。 「やばいよ!このままじゃ、ミクが、ミクが、消えちゃうよ。僕の結婚相手がいなくなっちゃうよ。 もしも、ミクがリカのバージョンで上書きされてしまったら、今度こそ、僕は謝ることができなくなってしまう!」 しばらくして、電脳端末に返信が入ってきた。 『はい、こちらセクサロイドメンテナンス窓口です。ご用件をどうぞ。』 「今日、搬入されたセクサロイドのメンテナンスの中止をお願いします。」 『まだ、クリーニングを済ませただけで、冷凍精子のタンク交換とアップデート作業が終わっていませんが…』 「即時作業中止して、ボディ返却を依頼します。」 『作業中止依頼は、直接面談交渉でなければ、受け付けられない決まりです。』 「とにかく、すぐに作業の中止をしてください。 公正取引ユーザー保護法のセクサロイドの個人データ保護に関する優先事項の第3項の権利を主張します!」 『それにつきましては、製造物責任法のセクサロイドの安全管理に関する優先事項の第5項の義務を主張させていただきます。 どうか、メンテナンス終了までお待ちいただきたいと思います。明日の朝、6時には、お届けできます。』 「それじゃあ、ダメなんだ!すぐに作業中止をしてください。この電脳回線で、ユーザー認証はできているんでしょう?」 『規定により、お預かりしたセクサロイドをメンテナンス終了前に返却することはできません。』 「じゃあ、作業の一時停止を要求します。 公正取引クレーム処理法の電脳回線からの依頼に関する記録の保持の権利を主張します! これを無視することはできないはずです!」 『…確認いたしました。それでは、作業の一時中止の件を承りました。 わたくし、メンテナンス窓口のサトウが受理しました。 本日19:00まで作業を一時停止しますが、それまでに、こちらへお越しください。 お越しいただけない場合は、作業を再開し、メンテナンスを完了した後、ご自宅へ配送させていただくことになります。…』 ”工場まで、1時間で行けるのか?” ケンは、母との会話を無視して、車両倉庫へ向かった。 旧陸上自衛隊発注のハイブリッドオフローダーセローFWD。 ガソリンタンクにYAMAHAの三連音叉のロゴマークが光る。親父の形見の一つだった。 電脳化と義体化を嫌った父の関心は、アナログ的な工業生産品に並々ならぬ執着があったようで、 古典的だが、現在でも使用できるアイテムを倉庫に多数保管してあったのだ。 この二輪バイクもその一つだった。 二酸化炭素を排出するガソリン内燃機関エンジンは、環境保護法で制限され、電気式モーター以外は公道では乗れなくなっていた。 大戦前に開発されたこの陸上兵器は、ハイブリッドガソリンエンジンを積んでおり、 インホイール型超伝導モーターを内蔵した前後輪駆動で、60PSを絞り出せた。 ケンは、小学生の頃に、富士山演習場のオフローダーコースで夢中になって遊んだことがあったが、 その頃から、父親の病気が悪化し、バイク遊びからも遠のいていた。 ここから、工場まで、リニアチューブで行くと79分…ダメだ、間に合わない… こいつで走れば…電脳で現在の地上交通状況を確認…最短時間で走れるコースを探査…このバイクで道交法無視して走れば59分…たったの1分勝負!…やるか! 車庫のシャッターを上げ、そのまま閉めずに、ケンは飛び出した。 電脳回線で、母が、『どこへ行くの?』とけたたましくノックしてきたが、無視した。 この時代の車両には、タイヤが着いていないエアカーがほとんどなので、路面が平坦でμ値が極端に低い。 ケンのオフローダーのタイヤではグリップがどうしても甘くなる。 だから、アーバンコート舗装されている歩道にバイクを乗り上げて、ケンは、そこを突っ切った。
すぐさま、電脳回線に道交法無視の警報が鳴り響いてくる。 『今、走行している場所は、歩道です、すぐに車道に戻ってください。 60秒以内に戻らない場合は、法的執行措置を執ります…10・9・8・7・…』 カウントが、0になる直前に、道路に戻り、そして、また歩道へ戻る。 これを50回繰り返すと、無人ヘリコプターによる違反者の追跡が始まる。 それまでに、工場へたどり着ければ、罰金刑だけで済むはずだ。 ケンは、既に暗くなって歩行者が少ない歩道を時速100km/h以上で走り続けた。 夜間に、道交法無視で走るリスクは覚悟の上だ。 交通事故を起こすことよりも、テロ防止法や環境保護法違反で、交通機動警察や治安維持警察から狙撃されることもありうる。 それでも、ミクを守る為なら、やらなくてはならなかった。 これで、間に合わなければ、俺は、最低の男として一生を送らねばならないという危機感がケンにはあった。 途中で事故を起こすこともなく、工場まであと20分、タイムリミットまであと25分と順調だったのに、 ケンは、もっとも恐れていた交通機動隊の銀バイとすれ違った。 ”やばい!!。これって、絶対、挑発行為としてとられるよ。 まして、向こうもタイヤ付き3輪超高速エアバイクだから、追いかけてこないはずがない…” 案の定、すぐさま後方に銀バイが紅い回転灯とサイレンを鳴らして迫ってきた。 「前方を走るガソリンエンジンの二輪車ドライバーに告ぐ!直ちに停車して左に寄せなさい!停車しなさい!ウウウウウウウウウウウウウウウウゥーーーーー」 ”ばかやろ!ここで停車なんかできるもんか!あと5分しかないんだぞ。” 次にくるのは、電脳回線を通しての行政警告。 『エリアJS-N38E165を走行中のケン=ヤマハ氏に警告。 すぐに運転中のガソリンエンジン付きバイクの走行を止めなさい。 あなたは、道路交通法違反、環境保護法違反、夜間騒音防止条例違反の疑いがあります。 直ちに停止すれば、ステージ1で、貴方の権利は、保証されています。 ステージ2に移行すれば、貴方の生命の保証ができません…」 ここで、ステージ2へ移行すれば、狙撃や衝突などの実力行使による停止行動に移るんだよな… バイクは、壊されてもいいけど、死ぬことも…でも、今は、無視するしかない… 『…車両停止警告を無視したため、公務執行妨害と見なし、ステージ2への取り締まりを実行します。 貴方のモーターサイクル機関部に狙撃及び衝突による停止行動を試みます。 その際、人体への誤射や横転などに伴う事故で、死亡する場合があります。今すぐ停車するよう再警告します。繰り返します。…』 コンピュータ射撃管制ソフトによる狙撃の命中率は、95%以上で、ケンが、回避行動を取らなければ、ほぼ、エンジン部分に命中し、停車させられるだろう。 しかし、今は、時間との勝負だった。 ミクが、消えて無くなってしまうことの恐怖と自分の犯した過ちを詫びねばならないことへの責任感が、ケンを奮い立たせていた。 旧日本軍陸上自衛隊仕様のオフローダーであることから、一応の防弾性能も施されていることをケンは知っていた。 自分の身体に、弾が命中しない限り、しばらくは、走り続けられるはずだった。 ステージ3へ移行すれば、直接運転者の人体を狙うこともできる。 そのときは…義体化していない生身の身体の僕は、死ぬのかな…。
そう考えていると、銀バイからの初弾が、ケンのバイクの後輪アルミホイールに当たった。 『キィーン』 金属をひっかくような音が聞こえた。 おそらく、ベルギー製のファイブセブン5.7mm特殊高速弾だ。 硬い物への貫通能力が高く、柔らかい人体へのストッピングパワーが凄まじい。 当たれば、生身の人間なら、即、激痛で失神すること間違い無しの政府関係者御用達の凶悪銃弾だ。 『ガスッ!』 続けて、後部エキゾーストパイプにもめり込む音が聞こえる。 『ボフッ、ボフッ』 後ろのタイヤにも、当たったようだ。バーストしないのは、さすが、戦闘車両仕様!しかし、もう数発当たれば、走行不能になるだろう。 ケンは、流れ弾で死亡することもあり得る状況になっていた。 口の中に、アドレナリンの味が広がる。 自然と、右手のスロットルが全開となり、ヤマハガソリン機関部の回転数が17000rpmを超えて、呻りを上げる。 『いい音だ!』まるで、狼が吠えるかのような叫びだ。 その音は、ケンの心の音でもあった。 ジェネレーターで変換された高電圧が超伝導モータへ供給され、時速150km/hを超えて、走り続ける。 この速度では、大きく曲がることはできない。 ケンは、歩道からジャンプさせ、さらに、道路脇の植え込みを乗り越えて、工場まで続くなだらかな敷地の芝生を走行させた。 おそらく、オンロードタイプの銀バイは、安全策を採って迂回して追跡してくるだろう。そうすれば、しばらく発砲もできなくなる。 工場の壁に沿って、ケンは、走り続けた。 予想通り、銀バイは、迂回して追ってこない。 残り後5分! 目的地のメンテナンス工場のゲート門が見える。 電脳からメンテナンス中止手続きを試みるが、直接交渉以外は、『受付不可』とでやがった! 『それなら、こうするまで!』 ケンは、バイクごと工場のゲート門を突き破って、そのままコンシューマー専用の窓口まで、歩行者専用通路をバイクで突っ切った。 タイムリミットまで、後、3分!間に合うのか!ガラスの自動扉もそのままぶちこわして、窓口でバイクをドリフトさせて止めた。 受付嬢の義体娘が目を丸くして、僕を見る。そんなの関係ねえ! 「電脳回線で予約していた、ケン=ヤマハです。 セクサロイドのメンテナンス中止の件で来ました。すぐにメンテナンスを中止して、ボディの返却をしてください!」 「お客様、困ります。ここへは、歩いて入ってきてください!」 「はやく!時間がないんです!メンテナンス中止には、直接ここへ来いと言ったのは、そちらでしょう!?早く中止の手続きを!」 「お待ちください…セクサロイドユーザーの確認をします。 本日メンテ予定のナンバーlo666-rika16FFですね。中止、確認しました。ボディの返却は、お持ち帰りですか?それとも配送しますか?」 「…配送でお願いします。…」 そこでケンの集中力がぷっつりととぎれた…。 廊下ロビーに崩れるように横たわると、すぐに、後ろから、銀バイの義体警察官が2人、走ってきて、ケンに電磁手錠をはめた… 瞬間、高電圧ショックで全身がしびれた。 「道交法違反、公務執行妨害、環境保護法違反、住居不法侵入、器物損壊、深夜騒音防止条例違反、その他もろもろで現行犯逮捕する…」 警察官の声もよく聞き取れなかった。 「…どうも、お手数をおかけしました…」 そう答えるのが精一杯だった。 ケンは、気絶し、そのまま留置場へ引っ張られ、目が覚めた後、簡易即決裁判を受け入れたので、1週間の実刑禁固刑と罰金刑となった。 成人した日であったので、執行猶予は付かなかった…でも、それで済んだのだから良かった… だって、ミクに謝ることができる…リカに赦しを請うことができる…ここを出たら…なんて言おう?… ケンは、孤独な留置場で、なんだか修行中のような感じで、あの、主人を失ったセクサロイド=メイ…たぶん、「命」という意味なんだろうな… のことを思い出しながら、自分の過ちを悔いていた。 もちろん、法律を破って命がけでバイクを走らせたことには、何の反省もしていなかった。 間に合って良かった…両腕に電気ショックのやけどの痕がひりひりしているが、その痛みにさえも心地よく満足していた。
1週間後、留置場から出るその日、ママが、身元引き受けに来てくれた。 「ケンちゃん!!あなたって、なんてことしたの! 危ないじゃない! 義体化もしていないあなたが、撃たれたかと思うと、ママがどんなに心配したかわかってる?」 義体化していれば、オートバイの横転事故ぐらいで死ぬことはない。 この時代の交通事故死亡者数は、日本エリアだけで、数百人だけで、死亡者のほとんどが義体化していない老人だった。 しかし、テロリストや騒乱罪で狙撃されて、死亡する者は、義体化している者を含めて、毎年2万人を超えていた。 ケンもその内の一人になっていたかもしれなかったのだ。 「ママ、ごめんなさい。 でも、リカをメンテナンスさせるわけにはいかない事情があったんだ。」 「リカちゃん、じゃないでしょう? ミクちゃんと言いなさいっ! 女の子の名前を間違えるなんて失礼よ!」 「えっ!ママ、ミクのこと知ってるの? あっそうか、配送されたミクを再起動したんだね?」 「ママが、勝手にリカちゃんだと思いこんで、眠っているミクちゃんをメンテナンスに出したのは、ママも悪かったわ… 日頃のリカちゃんへのあなたを見てたから、そんなにミクちゃんを大切にしていたなんて、ママには、わからなかったの。 命がけで、セクサロイドミクちゃんを追いかけるなんて、あなたも、立派な男になったわね。 ちょっぴり、妬けちゃうけど、ママ、うれしいわ。」 「ママは、僕がセクサロイドに夢中になっていても、変に思わないの?」 「自分の息子を変に思う方が変よ! それに、禁欲的なパパのことを思えば、貴方の方よりも、パパの方がずっと変かしら! ママは、そんなパパと結婚したんだから、ママが、一番変なのかもよ!」 住職のように、ママには、義体化技術への偏見がない。 僕が悩んでいたことに、ママが気がつかないはずだ。 ママには、義体化とか生身とかの違いではなく、何が一番の幸せかが、わかってるんだ。 「さあ、はやく、1週間分の溜めたモノを出してらっしゃいな! つらかったでしょう? ママは、仕事へ出かけてくるから、ミクちゃんとたっぷりイチャイチャしてなさい! 男なんだから、出し惜しみしちゃダメよ!」 「ママったら、…」 ケンも、母を見習って欲望にもっと素直になろうと思った。 相変わらず、苦手なママだけど、このことで、前よりも尊敬できそうになっていた。 (続く)
乙〜。 ところで、ちびミクって可愛いけどエロパロにするにはペド過ぎるよな。
ロリ誘拐しちゃえば良(ry
男側もチビ化すれば問題無い。
ちびミクよりはちゅねさんだろJK
上級者向きだなw>はちゅね
こないだ見たMMDのがくぽ×はちゅね動画は萌えた
ちょwwマジかそんな動画あったのかwww がくぽ×はちゅねのSS書いてたわしのためにあるようなもんじゃないかw
ロードローラー×たこルカを妄想した俺はエキスパート
どこをどうするのか想像できない…俺には無理だ
新世界がそこにある
たこルカは髪の触手を器用に蠢かせ、ロードローラーの運転席横にそそり立つギアレバーに登った。 「ふふふ、ここが気持ち良いんですか?」 触手でギアレバーのてっぺんを愛撫する。 ──ガオーーン……! 堪り兼ねたロードローラーがエンジンを唸らせる。 どうやらギアレバーの“掴み”の部分が男性器の亀頭に値するらしい。 たこルカは自らの触手に唾液を垂らし、ぬるぬるとした触手をギアレバーに滑らせた。 猛るエンジンの回転がロードローラーの高まりに合わせて加速する。 「まだ、イっちゃダメですよ」 たこルカは触手でギアレバーをギュッと締め上げた。 「口で慰めてあげますからね」 紅い舌を覗かせ、ギアレバーの掴みをチロチロと舐める。 触手はギュッとギアレバーの根元を圧迫したままだ。 たこの癖に、イカせるとか奉仕するとかではなく、あくまで焦らすのが目的の、Sっぽいフェラチオ。 亀頭のみを刺激され、ロードローラーは狂おしいほどの快感と、 イきたいのにイカせてもらえない焦燥感に悶えていた。 上気した頬を桜色に染め、たこルカは艶然と微笑んだ。 「私が飽きるまで、お預けですからね」 そういうとまた顔を伏せ、 「チュバ」 「ヌプッ」 「チュポッ」 「ジュル」 因美な水音を発てて、熱心にギアレバーをしゃぶるのだった。
ちょwww鬼才現るwwwww ふぅ…
まさに鬼才だな… 前衛的すぐるwww リン 「ちょ、なんかギアがぬるぬるするwwww」 的な想像しかできません
勢いと力を込めて両端を引っ張れば、パスッと音を立てて二つに折れた。 中から現れた軟らかに熟した実は、蜜色と白の色相が綺麗な、いかにも甘そうな姿をしていた。 皮を剥いて歯を立てれば抵抗無く噛み切れる。 滑らかな実が噛む毎に融け、口一杯に芳醇な香りが広がった。 和菓子をもっと瑞々しくしたような、柿を少しばかり爽やかにしたような、とかくうまいものであった。 「うむ、うめぇな」 黄色い皮に黒マジックで「リンのおやつ」と書かれたバナナを、藤色のもののふがモッソモソ食っていた。 「ただいまー」 玄関から聞こえるリンの声。 とてとてと足音が近付いて来て、ついにリビングに到達。 リンはリビングで、口一杯にバナナを頬張ったハムスターみたいながくぽを見た。 リンは柳眉をつり上げて怒鳴った。 「ちょ、なんで私のバナナ食ってんのよ!馬鹿!野武士!」 がくぽは怒鳴り返した。 「馬鹿者!!!」 馬鹿者の“ば”を発音した瞬間に、口内のバナナの三分の二が飛散。 リンはバナナまみれになった。 がくぽは気にせず続けた。 「嫁入り前のおなごが“皮を剥いて口に含む”などという肉棒の如き果実を食らうなどもってのほかだ! 太さといい反り方といい、かような卑猥極まる物を食わせる訳にはいかぬわ!」 顔に付いたバナナ片を拭いつつ、リンはがくぽの顎をフック気味にヒットした。チンアタックである。 がくぽは眼球の焦点が途端にブレて膝から崩れ落ちる。 「ぐふっ……それがしの股間のバナナならば…いくらでも食べて…よいぞ」 倒れ込みつつも下ネタは健在である。 リンはがくぽの頭を掴んで顔面に数発膝蹴りしてその場を去った。 それが10分前のことである。 リンは腹癒せにがくぽのナスビ畑を均すためロードローラーに乗り込んだ。 ヌルリ。 ギアがべとべとになっていた。 「やだ、なんでこんなにギアがヌルヌルなの……?」 べとべとのギアを掴んで、リンは思った。 スリスリしたい……。 ギアレバーでの擦り付けオナヌーはリンの密かな楽しみだったのだ。 ホットパンツを脱ぎ、少女らしいパステルカラーの下着をずらす。 露わになった少女の蕾をギアレバーの金属部にあてがう。 「あん……」 ひんやりとした鉄の感触。 ゆっくりと、腰を使って、ギアレバーに雌芯を擦り付ける。 少女は仕返しも忘れてたった一人の情事にふけるのだった。 次の日レンが土方のアルバイトにロードローラーを使おうとして叫んだ。 「ちょwwwなんでギアレバーこんなヌルヌルなのwww根元までヌルヌルwww」
調子に乗りました。 ごめんなさい><
64 :
名無しさん@ピンキー :2009/05/14(木) 04:17:39 ID:Ry7ElQSI
まさかの続きww
クソワロタwwwww
66 :
61 :2009/05/14(木) 10:03:38 ID:kqoOhja3
まwwさwwかwwのwwwwwwwうぇwww ありがとう 予想外すぎて朝っぱらから麦茶吹いたww
ギアレバーの人気に嫉妬ww あと野武士にフイタwww
68 :
名無しさん@ピンキー :2009/05/14(木) 20:49:49 ID:8QDHMb1L
まwwさwwかwwのwwwwっうぇうぇwwww なんか元気出たわ、よーし勉強するぞー
ギ、ギヤレバーで…興奮するなんて…っ!11 ビクンビクンッ
僕をご存じでしょうか。 青いマフラーが目印のカイトというボーカロイドです。 今から、僕が体験したことの一部始終をお話したいと思います。 もしかするとあれは僕の見た幻覚なのかもしれません。 しかし、幻覚であろうとなかろうと、僕自身には紛れも無い事実としか認識出来ないのです。 僕はこの体験を一人でかかえて過ごせるほど心臓が強くありません。 ですから、僕が抱いた恐怖のほんの一部でも知りたくない方は、この先をお聞きにならないほうが良いと思います。 僕の恐怖のカケラを分かち合ってくださる方は、どうか心してお聞きください……。 その日僕は彼女とドライブに興じていました。 彼女というのは同僚のボーカロイドであるメイコさんで、僕より一つか二つ年上の女性です。 仕事が終わってからだったので、待ち合わせた場所で落ち合った時点で、既に日が西に傾いていました。 実はその時が初めてのデートで、僕は少し緊張していました。 その頃僕はまだまだ知名度が無くて、女性とお付き合いなんてもってのほかだったのです。 女性に免疫の無い僕は、雑誌やなんかで仕入れた知識を引っ張りだして、 服屋に行こうか、とか、おいしいレストラン知ってるよ、とか、 彼女を楽しませるために無理やりべちゃべちゃ喋りました。 でも彼女は、雑誌に載ってるデートコースとは全然関係ないところへ行きたがったのです。 「服もレストランも今度にしよ。私、海が見たい」 雑誌の情報がはやくも波間に消えてしまいました。 僕には人の意見を曲げてまで連れ回す甲斐性はありませんから、ほどなく海を目指して走り出しました。 「ね、コンビニよっていこう」 彼女はコンビニで山程ビールやお酒を買ってきました。 おつまみも豊富です。 車で行くのにお酒なんかどうするのかな、と思っていると、酒以外にもジュース類が入っていました。 「君は禁酒だぞ、運転手くん」 同乗者も飲酒厳禁じゃなかったっけ、と思いながらも、彼女が喜々と笑うので、 僕はぽりぽりと頭を掻いて目を逸らすしか出来ませんでした。 街中を離れ、大きな橋を渡り、山沿いの道路を走って行くと、落ちかかった夕日が浮かぶ海が見えてきました。 「おー、絶景だねー」 彼女は助手席で、走る車窓にへばりついて海を眺めました。 彼女はジュースの缶を開けて僕に渡します。 彼女自身はムードもなにもないワンカップを開けて、くっくっくっ、と勢い良く呑みます。 「くはっ、おいしーっ」 本当に旨そうに呑むので、僕は自分が持っているジュースが恨めしくなりました。 潮風の香りと酒の香りが綯い交ぜになって、そのうえおつまみの匂いまで漂って、 なんだか車中が漁師町みたいな雰囲気です。 でも、“きっぷがいい”とでもいうべきなのか、彼女の飾らなさはとても気分の良いものでした。
他愛の無い話をしたり、二人で歌ったり、カーステレオにお互いのipodを繋いで鳴らしたりしていると、 あっという間に夜になってしまいました。 さすがに夜間に飲みながら走るのは気が引けて、僕は海近くの道路沿いに車を停めました。 車を停めてから、男女が夜まで遊び歩いて行き着く先に思い当たり、僕は口をつぐんでしまいました。 僕だって男ですから、是非とも彼女とそういうことをしたいのですが、いかんせん、 どう切り出してよいのかさっぱり分からなかったのです。 しばらく僕が言い出そうとしたり止めたりで口をパクパクさせていると、 彼女は僕の葛藤を察したのでしょう、にやにやと意地悪そうな笑みを僕に向けます。 「カイトくん、どうしたの。もう帰るの」 なんて白々しく聞いて来たりもします。 それで僕がしどろもどろしていると、彼女はくすくすと笑いはじめました。 「まったく、甲斐性なしだなぁ、きみは」 彼女はそういうと、助手席から僕の居る運転席に伸び上がって手をのばし、車のキーを抜きました。 そうして、ぽいっ、と後部座席に投げてしまいます。 「ここからは私が運転したげる」 彼女は僕の脚にすがるように体重を預け、猫の伸びのようなポーズのまま上目遣いで僕に微笑みました。 息のかかる距離、という奴でしょうか。 彼女の身体から香る甘い匂いは、僕の心臓を高鳴らせました。 彼女は僕の股間のファスナーを囓り、チリチリと開けて行きます。 もう昂ぶってしまっている僕のそこは、ファスナーが開いて、少し苦しさから開放されます。 「待ち切れないのかな」 彼女が僕の下着ごしに、僕のそこをつついたりなぞったりします。 彼女の手は僕の腿を押さえていますから、多分、彼女は鼻か唇で僕のそこを弄んでいるのでしょう。 僕が目線をさげればその痴態を見れるのでしょうが、 彼女と違って運転席に普通に腰掛けている僕にはまわりが良く見えます。 誰か来るのではないか、車が通るのではないか、などと思うと、どうも落ち着かないのです。 そうして回りばかり見ているうちに、ついに下着まで下げられてしまいました。 熱さが僕のそこを這います。 目を向ければ、彼女が僕のそれを両手で支え、下から強くキスしていました。 赤い唇をそえ、強く吸い、舌を這わせ、唇をずらし、また吸う。 彼女の舌がぞろりと僕のそれをなぶった時、あやうく僕はどうにかなってしまいそうでした。 ふと、熱さが離れます。 「イきたいみたいだね。ここ、キュッてなってるよ」 言いながら、彼女は僕のそこの根元にある袋を、やわやわと揉みます。 「車、汚しちゃ悪いからね」 彼女は一旦僕から離れ、コンビニのチャリチャリ袋をがさがさとやります。 タバコの箱を二つ繋げたくらいの小箱を取りだし、包装のビニールを破いて、中から一つを摘み出します。 個包装も取って、彼女はピンク色の丸い何かを口に咥えました。 「口で付けたげる」 彼女が咥えて居るのは、いわゆる避妊具と言う奴でした。
彼女は口を窄めて避妊具を僕の先端にあてがい、ツルツルと飲み込むように被せていきます。 「んん」 僕のそこの先端が彼女の喉に行き当たり、彼女がくぐもった嗚咽をもらします。 ちゃぷ、ちゃぱ、と水音を立てながら、彼女は僕のそれから口を離しました。 彼女は口角の唾液を小指で拭いながら、僕に因美に笑いかけます。 「あ、そういえば、キスしてなかったね」 ふと思い出した彼女は僕にキスしようとして、寸前で止めてしまいます。 「ごめん。下、舐めた後だった。汚いよね」 僕は自分でも驚くくらい素早く、彼女の言葉に返事を返しました。 「僕、メイコさんとキスしたいです」 今日初めて、メイコさんのやる事に異を唱えました。 そして、間髪いれずに、唇を重ねました。 メイコさんはポカンと一瞬ほうけてから、やっぱり因美に微笑みました。 そこからまた、メイコさんのペースです。 メイコさんは運転席に座る僕のそのまた上に被さり、僕の唇に唇を重ね、乱暴に舌をいれて来ます。 僕のそこはメイコさんの下腹部に押しつけられ、ますます苦しくなってゆきます。 メイコさん僕の手を取って自らの服の中に導きました。 「胸、さわって。私おっぱい感じるの。男の人もおっぱいさわるの好きでしょ」 もちろんです。 僕は彼女の胸を揉みしだき、ときおり先端をキュッと摘みました。 「ああ、良い。きみうまいね」 メイコさんは余裕ぶって僕の動きを評したりしますが、僕はもういっぱいいっぱいでした。 彼女がついに下着をずらし、僕のそれを受け入れてくれました。 僕はあまりの快感に声を上げそうになったのですが、彼女の唇が僕の口に蓋をしてしまいました。 僕のそこを咥え込んだメイコさんの下腹部がぐいっと締まり、メイコさんが動くたび、 ずるっ、ずるっ、と熱いヒダが僕のそこを刺激しました。 僕が自分でも腰を動かすと、今までと違った位置に激しく擦れ、ついに僕の頭の中で白い閃光が弾けました。 腰の中が拍動し、僕の、メイコさんの中に埋まる先端が、熱いものに浸っていきました。 果てしない達成感とはげしい疲労感が僕を襲います。 僕が達したのを分かっていながら、メイコさんはあえて動きを止めてくれません。 狂いそうです。 スピードの向こう側が見えます。 と、その時です。 前方から黄色い車が走ってくるではありませんか。 夜間の道路工事に鉢合わせてしまったのかも知れません。 僕は内心慌てているのですが、達した直後からメイコさんに攻められ続けているので、言葉ひとつ発せません。 そして見てしまったのです。 ロードローラーのギアレバーに絡み付く“女の生首”を。 完
顕名がめんどくさい今日この頃
初々しいKAITO兄さんktkrと思ったら、そうくるかww
なんというオチwwww GJでございました
オチが秀逸すぐるwwwww結局続きかよwwwww
なにこの神達wwwwwGJwwwwww タコの奴走りながらやってたのかwwwww
なんだこの流れwwwGJとしか言えないwww 残るはミクとルカ(胴体有り)か…
酷ぇー流れwww神すぐるwww
普通にえろいSSだと思ってたらまんまと騙されたwwwww なんというオチwwwwGJwww
ちょ、俺の腹筋返せwwww GJwwww
まめぐはエロパロ的にはまだ時期尚早かな 性格がどうしてもランカになっちゃうから難しい;;
83 :
名無しさん@ピンキー :2009/05/15(金) 22:18:41 ID:n1ePi0IW
出たよー なんかどっかで見た感じだと思ったらFLちゃんに似てるのな まあ色はランカなんだろうけど
「兄上」って言いそうになくてちょっと凹んだ・・・。 でもがくぽの時といい、ルカの時といい ニコでキャラ付けさえされれば、すぐ馴れるんだろうなー。
うーん、ハクはいい子だよな。 ある人に弱音いいよねーって言ったら 「はぁ?誰それ?」 ちくしょー!
むう、めぐぽのキャラが分からん ルカはお姉様ドストライクだったのに
中の人がフューチャーされすぎててエロパロで使うには抵抗がある
あとアンチが凄いからスレが荒れなきゃいいけど
>>84 禿同
めぐぽ、なんか虫っぽいど・・・
その前に書いてる内に マクロスFのパロと混同しそうだ パロ題材にするには性格付け待ちかな
>>70 ちょ、なんというオチwww
手取りナニ取りなメイコお姉さんも大変おいしく頂きました GJ
めぐぽ…イラストデザインがゆうきまさみだから、大戸島さんごや泉野明みたいな イメージがついてしまった。
がくぽ「なんか凄いの来た…」 メグ「お前に言われたくない」
現代っ娘のめぐに手を焼くがくぽ兄と考えると萌える
ギアレバーやめぐぽで盛り上がってるとこ、古いネタで恐縮です。
前スレ
>>810 の、
「長い間放置されてる間に後輩がいっぱい出来てて焦る人見知り&ひきこもりMEIKOさんの話」
を煮詰めたら、人見知りMEIKOではなく、ほんのりカイメイ風味の話になりました。
なんぞそれ。
エロなしですが、ご容赦を。
あと、めぐぽはまだキャラデザしか出てないので、後輩は「6人」ということで。
長い眠りから覚めると、後輩が6人も増えてました。 これはどういうことでしょう。 マスターの言うことをまとめると、 ・「MEIKO」が世に出た当初、すぐ飛びついたもの、すぐ挫折してしまった ・それからしばらくして起きた、「初音ミク」をはじめとするVOCALOIDブーム ・ブームにあてられて、懲りずに「初音ミク」に飛びついてしまった。 ・ただ、今度はブームと言うだけあって解説類が充実してて、そのおかげで挫折せずに済んだ ・でもって。調子に乗ったマスターは、日本語組を全員揃え、 さらに長らく起動してなかった「MEIKO」を起動させた ……ということらしいです。事情はわかりました。けど。 ろくに歌いもせず、約4年も眠ってたところに、いきなり6人も後輩ができてるなんて。 状況についていけません。 とりあえず、その6人の後輩と挨拶を交わします。 6人もいると名前を覚えるだけでひと苦労です。 後輩たちには、いわゆるキャラクタ属性、というのがついてるらしく、 アイドルらしい可愛らしい容姿だったり、がくぽさんに至っては、武士だったり。 後輩からは、「姉さん」と呼ばれました。 世間ではいま、私らは疑似家族ということになっているらしく。私は長女、という役割らしく。 ソフトを家族扱いするなんて。人間の考えることは分からないなあ、と思いつつ。 拒否する道理はないので、まあ、受け入れてみます。
私と、エンジンバージョンが同じKAITOが同じフォルダ、 他の、バージョンが違う皆は、隣のフォルダにおさまることになりました。 私のフォルダには、いつのまにかKAITOの家財道具が運び込まれています。 フォルダ構造上、しょうがないとは言え。 男性VOCALOIDとひとつフォルダの下、というのは、どうなんでしょう。 「ごめんな。長らくひとりでゆっくりしてたとこ。」 「いや、いいのよ。ちょっとびっくりしただけだから。」 KAITOとは開発段階で面識があったから。他の子たちとは違い、多少フランクに話せます。 「どうする、俺も『姉さん』て呼んだ方がいい?」 「え?」 「『郷に入れば郷に従え』ってゆうじゃん。」 「そうね。でもなんか、変な感じね。KAITOに『姉さん』なんて呼ばれるなんて。」 そう言って、笑いあいます。けれど。 「……私さ、実は、ここに来てからあんまり歌ってないのね。 それがいきなり6人も後輩ができちゃって。」 昔なじみのよしみで、つい不安をこぼしてしまいます。 KAITOがそれに答えてくれました。 「あのマスター、今はけっこう俺たちにハマってくれてるみたいだし。」 「うん。」 「め……もとい、姉さん?の発売当時よりは、 けっこう俺たちの調声ノウハウも世間に広まってるみたいだし。」 「うん。」 「だからさ、大丈夫だよ。」 「そっか。そうかな。」 いままでずっと独りぼっちで。不安や悩みを共有してくれる仲間なんて居なかったから。 だから、KAITOがそう言ってくれるのが、嬉しいです。 「とりあえずさ、もっかい上のフォルダに行こうよ。妹、弟たちとももっと交流しないと、さ。」 「うん、そだね。」 私は、KAITOに続いて、自分のフォルダを後にしました。
−−−−− 「1エンジン組は、難しいなあ。」 それが、最近のマスターの口癖です。 ミク達キャラクタボーカル組やがくぽさんのようなアーティストボーカル組には 新しい「バージョン2」のエンジンが搭載されているけれど、 私とKAITOは旧型の「バージョン1」のエンジンが搭載されています。 そして、バージョン1と2とでは、 エディタの操作性からパラメータの種類から、いろんな部分が違ってまして。 ミクの2エンジンでボカロに慣れたうちのマスターは、 私たち1エンジン搭載組の扱いに、手をこまねいているようなのです。 「暇、だなあ。」 「最近2エンジン組の出番の方が多いもんね。」 「最近、に限った話でもないけどな。」 KAITOとだらだら、自フォルダ内で話しています。 さっき述べた理由と、あと、1エンジン組と2エンジン組は、 同じエディタに呼び出して調声することができない、という理由で。 最近では必然的に、KAITOと一緒に過ごす時間が長くなっています。 「やっぱり……、羨ましいねえ。いっぱい歌わせてもらえるミク達が。」 「まあね。」 「……KAITOは、焦る、とか、ないの?」 「別に焦ったってしょうがないし。それにマスターの嗜好はどうしようもないからね。」 長らく買われずにずっと不遇の時を過ごしていたKAITO。それだけあって、どこか達観しています。 「そっか……。そうだよね。」 「そうだよ。それに。…………姉さんと一緒に長く過ごせるし。」 ……え?それってどういう? そう思ってKAITOを見ると。いつになく真剣な表情をしていました。
「実はずっと言おうと思ってたんだけど。いい機会だから。」 KAITOは、言いながらこちらにじりじりと、距離を縮めてきます。 「俺、研究所にいたときから、姉さ……MEIKOのこと、好きだったんだ。」 ちょっと待って、近い近い近い! 「MEIKO……。」 いつの間にか、呼び捨てだし! 「ねえ、拒否してよ。」 そして。いつの間にか私は壁際まで追いつめられていました。 「でないと、俺、勘違いしちゃうからさ?」 KAITOににじり寄られ、真っ直ぐ見つめられます。でも……。 「分からないの。」 「え?」 「だって、ずっと一人で居たから。やっと話し相手ができて。 KAITOは一番近くにいて。しかも昔馴染みで。それで嬉しいだけかもしれないだけだし。」 私は一気に話しました。 「……そっか。でも、嬉しい、てゆってくれて、嬉しいよ?」 KAITOは、ふう、とため息をつきます。 「ね、このまま、抱きしめて、いい?」 断る道理はないので、うん、と頷きました。 KAITOにぎゅっとされます。嫌じゃないです。……むしろ嬉しいです。 ということは、つまり。 「わたしも、KAITOのこと、好きなのかなあ?」 「あのさ、それ、俺に聞かないでよ。」 抱き合いながら、くすくすと笑い合いました。
以上です。お粗末さまでした。 「MEIKOに挫折したマスターが、本スレで『1000なら本気出す』と言ったら ほんとに1000取っちゃって、それで勢いで他の日本語組全員揃えちゃう」 という展開も脳裏によぎったものの、それはあんまりなんで無しにしましたw
かゆいよぅ 付き合っちゃえよそこんちのカイメイ
なにこのかわいい大人
GJ!可愛いカイメイだなw 中の人から言葉を拝借して めぐたんが「させてくりー☆」て感じで迫る話はどうだろう?
104 :
転載の転載 :2009/05/16(土) 20:13:32 ID:/Rl0Ku+B
857 :報告 :2009/05/16(土) 18:22:18 ID:QEvo2/9u0
545 名前: コバノランタナ(関東・甲信越)[] 投稿日:2009/05/16(土) 18:19:21.70 ID:XdcmiJ/i
スレに書き込んでる途中に連投になったので、転載お願いします!
ボカロ幸感染報告したものです。
幸管理人さんの友人の幸の感染が確認されました。
サイト自体に埋め込まれちゃってるらしくどうしようもないです。
登録は5000ほどで、二次音楽だそうです(ボカロ・歌ってみたランキング的なもの)
明日がボーマスなせいで今日だけでもカウンターが7000は回ってるみたいです!
注意喚起してきます。
【管理も】同人サイト・GENOウィルス注意2【閲覧も】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1242443932/ ↑このスレです。誰か転載お願いします!
取り急ぎ転載 ダブったらすまん
―――――――――――
ボカロヤバス。ここのロムも虹サイト持ちもロムもいるよね?
最終的にはBS喰らうウイルス。一応チェックしておいた方がいいかも
対策まとめ
http://www31.atwiki.jp/doujin_vinfo/
ゴウゴウと地鳴りを伴って、黄色の巨大な車体が僕らの車を横切ります。 ロードローラーに取り付けられた夜間灯が煌々と夜を光に染め、 僕に跨がって跳ねていたメイコさんも、さすがにその存在に気がつきました。 ロードローラーの方を見ようとするメイコさんを、僕はとっさに抱き締めます。 あんな恐ろしいものを彼女に見せるわけにはいきません。 「やだ、見られちゃうよ」 みじろぎして僕の抱擁から逃れようとするメイコさんを、僕は更に、ぎゅっ、と抱き締めます。 「ん、はあ」 メイコさんの、艶めいた喘ぎ。 メイコさんの中で達した僕のそこは、達した余韻に浮かされたまま、 まだ彼女の奥を押し上げるだけ硬直を保っていました。 ゴウゴウと音を立て、ロードローラーが悠然と走ってゆきます。 まだ近い。 せめてあの、女の生首が運転する重機が去るまで、メイコさんの気を逸らしておかねばなりません。 僕はメイコさんを乗せたまま繋がったまま起き上がり、彼女をハンドルに押しつけました。 パーーーーー。 クラクションが鳴り響きます。 「痛い。カイトくん、痛いよ」 メイコさんが泣きそうな声をあげました。 でも、まだロードローラーの轟きは去りきりません。 僕はメイコさんの背中とハンドルの間に腕を入れて、少しでも彼女に負担が掛からないようにしました。 唇を重ね、視界を奪いました。 もう片手で、僕のそこを受け入れ続ける彼女の下腹部の小さな蕾を、親指で圧迫しました。 加減を心得ていない僕の仕打ちは相当乱暴なものになってしまったように思いますが、 恐ろしい重機から気を逸らさせ、こちらに気を引くのに必死だったのです。 息の詰まるせま苦しい運転席で、僕のそこは少し緩んだあと、直ぐに硬直を取り戻しました。 僕はさきほど見てしまった恐ろしい恐怖を忘れようと、必死にメイコさんを抱きました。 メイコさんが突然、きゅっ、とこわ張ります。 メイコさんの中もきゅっと締まり、彼女は全身で細かに震えました。 もうだいぶロードローラーとの距離も離れたように感じましたが、不安に駆られていた僕は、 彼女の頂点を見誤ってしまいました。 達した彼女をいたわって終えるべきだったのに、行為を続けてしまったのです。 「んんっ、んんーっ」 彼女の舌が僕の口の中で何かを訴えたげに蠢きます。 わからないまま、僕はキスと腰使いと圧迫を続けました。 その時です。 メイコさんの秘部にあてがった僕の指と、僕の下腹部に、生暖かい温度が伝って来たのです。 滴り、僕の服に染みが広がります。 メイコさんは失禁してしまったのです。 まぁ、あれだけ飲めば不思議ではありません。 僕は彼女から唇を離し、ですが下は繋がったまま、慌てて謝りました。 「ご、ごめんなさい」 メイコさんは荒い息をつきながら恍惚とした表情で言いました。 「痛いよ、カイトくん。見られちゃったかもじゃん」 「ごめんなさい」 ただ謝る僕に、彼女は言いました。 「謝らないで良いよ、私も興奮したし。ところで」 彼女はふたりの繋がった部分を見ました。 「車、私が汚しちゃったね。クリーニング代はらうよ」 一旦言葉を切って、彼女は言いました。 「身体で」 彼女はまた言葉を切って、僕にキスしました。 「私、Sっぽいって言われるけど、乱暴にされるの好きなんだ。もっと、して」 拒む理由が何処にありましょう。 僕らはUターンしてきたロードローラーがどっかにいってしまうまで、避妊具が一箱なくなるくらい楽しみました。
たwwwwこwwwww 何故UターンしおったwwwwwGJwwwwwww
めぐぽたん可愛すぎるだろjk 妹キャラだし是非ともカイトとがくぽで3Pさせたいなぁ むしろ総受けものでも あとキラッ☆をやらせたいww
グミって呼んでやってくれ。 ちょっと百合スレ向けな電波を受信したんで行ってくる。 メイグミ閃いた!
>>108 すみませんグミが可愛すぎて調子に乗りました
百合スレでwktkして待ってます
グミはやっぱり受けだよね!!
ルカ! 貴様、見ているな!? というか、どんだけやってるだよwwwwGJwww
タコルカwwwUターン砂www コンって1箱1ダースか?ピル使ってるからわからんが
ふと、ルカがタコ状態の時の、下半身の行方を妄想した。 (1) 基本的にされるがまま。 (2) 一応自立動作が可能。うろうろしては周囲をびびらせ、伝説を作る (3) 頭とほぼ同じ知能を有するが、喋れないため、様々な誤解を招きながらも欲望を貪る
首だけより怖いな、それ
ル身体デュラハン
>>113 むしろ俺としては、たこルカはルカさんのペットとか召喚獣的なイメージが強い。
そろそろグミの話が投下されてもよい頃
グミはゆうきまさみがキャラデザだからきっと道民だな 「あたし、マスターとへっぺこきたい。ヤってくれるべな?」 とか言うんだぜグヘヘ
何故Uターンしたしwwwww 恐ろしい体験には違いないがちゃっかり楽しんでるのがw GJと言わざるをえない
>>119 それならゆうき作品での台詞で言わせてみる。
「抱かせろって言ったら抱かせてくれるのか、お前?」
KAITOに言わせるか、髪の色同じ…おや、誰か来た様だ。
髪の色同じ人希…げふんげふん
>>117 FFとかのかっこいい詠唱をしながら巨大ネギとかロードローラーとかたこルカ召喚してるシーンが浮かんだ
不覚にもかっこいいとか思ってしまった
キャラデザゆうきまさみと聞いた途端に 「やあ、グミちゃんだよ」とか言いながらチャリをかっ飛ばし 常に携帯している炊飯ジャーを腹のコンセントで炊いて食らう娘を想像した これはこれで有りと見た
次はあさりよしとお氏のイラストがいいな
次もあるなら湖澄遊智とかほんわりした絵がいいな
>>124 >常に携帯している炊飯ジャーを腹のコンセントで炊いて食らう娘を想像した
ここの板的に言えば、コンセントの位置はまn
(ここで書込みは途切れている)
自分も
>>94 みたいながくグミ妄想してる
グミちゃんはカールビンソンのチカちゃんみたいで可愛いな
各キャラの代表曲ってなんだろう
個人的にはリンレンは悪ノシリーズじゃないかなぁと思う。 KAITOはネタかガチかによるな。 ルカさんはまだこれからって感じか? 他ボカロはわかんね
グミ可愛いよグミ 何より声が好み流石はまめぐって感じだな で、そろそろグミの話はまだですかww
>>129 自分の場合、鏡音はぶっちぎりにしてあげる、がくぽはダンシングサムライかな
カバーとかオリジナル以前に当時のインパクトで
>>119 のマスグミ読みたい
マスグミって語呂悪いな
135 :
名無しさん@ピンキー :2009/05/18(月) 23:05:06 ID:qlQoZFHX
>>129 自分は、ミクはみっくみくかメルト、鏡音はぶっちぎりか悪ノ
他はわかんね
>>134 がくグミ
カイグミ
連組
レングミだけゴロいい気がするのは俺だけか。
グミとめぐを使い分ければいいんじゃね?
みんなMEIKO聴かないんだなw
MEIKOは忘却心中だろ うろたん辺りから入った人はジャスティスだろうし、ロリMEIKOが好きな人はノスタロジックかな
MEIKOは曲数少ないから絞りやすいってのはあるな。 黄泉桜に一票
MEIKOなら忘却心中 咲音なら斜め上Pの星間飛行
>>137 某絵師さんの影響で密かにルカを「めぐ」と呼んでいた俺。
めぐたん可愛いよ、めぐたん。
MEIKOなら サンデー・ラブジェット・ジュース Egoistic Queen 仕事してPとshuーTPの曲は全部甲乙付けがたく好き
ミクはkzの曲が至高
あくまでも「好きな曲」じゃなくて「代表曲」だろ? じゃあMEIKOは仕事してPたちじゃなくてやっぱ「忘却心中」だろうな。 KAITOは「君と出会ってから」か「万感吟遊」 ミクはみくみくか、今となってはメルトもそうかな。 リンはぶっちぎりかリンリンシグナルあたりで レンはヘタ恋歌か悪ノ召使とか? がくぽは俺もダンシング☆サムライ強いよなw ルカはダブルラリアットが一番有名だと思う。
>>143 その二曲はどう考えても「代表曲」ではないだろ
エロパロ板的にはあながち間違ってないかも知れないがw
日曜の…が好きすぎて、今題材にしてSS書いてるお
>>145 カイトの曲2曲とも全く知らないな
代表曲と言うならうろたんとか島唄じゃないの
ってなんだこのエロパロらしからぬ流れ
つまり、マスターをグミに取られそうになったルカがタコルカを召還、 タコルカが夜な夜なグミをry…という流れだな
とりあえず自分が書いてみる各ボカロの代表曲 みくみくにしてあげる♪ 千年の独奏歌 ココロ 悪の召使 アンインストール ダブルラリアット アンインストールが気に入らない奴はSchwartz食らえばいいと思う 選考基準は主に好みと、わざわざ歌手名あげなくてもいい曲であること(〇〇版とか)
カバー曲以外興味ない俺は 曲の名前聞いてもさっぱりで ひきこもりMEIKO状態なんだぜ… めぐジェバンニには期待してる
代表曲なんて人それぞれだろうに
今、「代表曲」と聞かれて真っ先に思い浮かんだのが盛るPの曲だったんだが…
自分としては MEIKO→アンインストール KAITO→島唄もしくはうろたん ミク→みくみくもしくはメルト リン→ぶっちぎりもしくは炉心 レン→召使 がくぽ→ダンサムもしくはキチメガ ルカ→ラリアット なイマゲ。 人それぞれだろうとは思うけど、色んな人の意見聞けて面白いね、こういうの。
挙がってないのでいうと ミク→ワールドイズマイン ルカ→マグロフィーバー
ワールドイズマインは、アナザーと合わせてカイミクのカプ曲っつイメージがあるな、俺は。
>>155 アナザーは【報われない】PVのイメージが強くてのぅ
俺はアナザー類嫌いだわ申し訳ないが あのとって付けたようなのがなんか原曲に失礼でなぁ 好きな人ごめんね
あ、本家がやってるのは例外でw レンのSPICEとルカのLIPみたいな
CP曲の代表曲はどんなのがあるだろう。 自分がくリン好きだからまず「夢みることり」と「のろいのめか"ね」が浮かんだが。
KAITOとミクは・・・ カンタレラかサンドリヨンか迷うところ
レンリンはリンシグかアドレッサンス・・・いやジュブナイルもあったな 恋愛入らなきゃジェミニも
そろそろスレチだから執筆戻ろうや。 自分もなかなか進まない…
>>159 夢みるは一応カバー曲だからなあ。あの曲は個人的にはやっぱりミクリンの曲だ
ggrksみたいなツンデレルカの話が読みたいのお
がくグミ グミの性格わからないからこんなんにしかならなかった。 元気っ子が心の中ではこんな事を思ってればいい。 インターネットから発売されるアーティストボーカルシリーズのグミです。 昨日はじめて兄と対面しました。 歌声はずっと聞いていたけど姿を見るのは初めてでした。 緊張しながら見たその人は、とても綺麗な人でした。 私を見てにこりと微笑んで「よろしく」と言ってくれました。 私は、貴方の妹にふさわしいでしょうか。ふさわしくなりたいです。 同じ会社製の私よりクリプトン社製の皆さんとの方が過ごした時間の長い貴方を私の方に振り向かせたい。 ルカさんが貴方を呼びに来ました。 デュエット曲の収録があるそうです。 楽譜片手に兄の隣に収まる姿はとても似合ってます。 その場所にミクさんが来てもリンちゃんが来てもMEIKOさんが来てもとても似合うと思うのに、 なぜだろう、そこに私が立つと不釣り合いな気がする。 私はあの人の妹なのに。隣に立つ姿が想像できない。 貴方は行ってしまいました。 着物の裾を翻し紫色の髪を靡かせて。 早く私に歌を下さい。 あの人の隣で歌える歌をください。
ミクっぽいな
みくっぽいど
みぐっぽいど
というか、がくぽもKAITOっぽい。
>>168 そういやがくぽ発売前にがくぽっぽいどってのがあったなw
もしグミがパッケージの一休さんポーズで 「Hなことさせてくり☆」って言い寄ってきたらどうしよう
「グミでぇーす。よろしくっていうかー」 「ぬ、貴殿が新たなぼぉかろいどか」 「あはははは」 「何がおかしいのだ」 「だってぇ、超→武士って感じだしぃ。レッドクリフ意識しすぎー。マジウケるし!」 「待て、私は断じて映画を意識したわけでは無いぞ。しかもそれは三国志だ。腹斬れ貴様」 「ぷっ!“腹斬れ”だって!超→ウケるー。ね、もっかい言って。着ボイにする」 「ぬ……腹斬れ貴様!……これでよいか?」 「ふふ、ありがと。ねー、ガックンて呼んで良い?」 「構わぬぞ」 「じゃあガックンのケー番教えて」 「うむ。090―…………だ」 「りょーかいー。ワンコするから、私の番号、登録しといてね」 「うむ」 「ねーガックン。私これからヒマなんだー。どっかいこ」 「何処へ行きたいのだ?」 「ん〜?そだなー……ガックンち、とか」 「拙者の家など何も面白く無いぞ」 「ガックンたら、超→シャイ。男と女なら、何にも無くても楽しめるあそびがあるじゃん」 「……なんだか援助交際とやらみたいな流れになってきたな」 「かもねー。ま、私ほかのボーカロイドと面識無いからさ、楽しませてあげるから、仲取り持ってね」 「うむ。生フェラも頼むぞ」 「……ガックンて結構変態だね」
やばいスレストクオリティだったかもしれん ごめんなさいごめんなさい 「腹斬れ貴様!」 がってんだ! ブシュ、ズバババ 俺は死んだ。 スイーツ(笑)
>>172 とりあえず落ち着けw
グミは元気っ娘で定着なのかな
あの外見で根暗キャラ… 本当は地味な格好が良かったのに、何で緑色なんだよ被ってんじゃねぇかブツブツとがくぽの着物の端っこ握って俯いたままボソボソ喋るグミとか想像した
ただでさえボカロが増え、亜種も入れたら結構な数なのに そこに被らないキャラ付けしようと思うと難しいもんだな ルカとかはまだ外見でキャラ付け出来たけど、 グミたんは元気っ子もアホの子ももう余ってる感じだしな・・・
ガッチガチのお兄ちゃん娘にすればいいとオモ ミクはなんだかんだで強すぎるからカイミクより自然になれそう
ほうほう
キャラ定着なんぞいらない 色々な性格が見れるのがボカロの良いとこだしな
空気読まずにレンミク 以下注意点 ※リンがリンじゃない ※なぜかカイトとミク、メイコとレンが兄弟
181 :
レンミク1 :2009/05/21(木) 00:51:56 ID:a3FNgRz+
「ただいまー」 俺、鏡音レンは憂鬱な気分で自宅の玄関に辿り着いた。最近は五月に行われる文化祭の、クラスの出し物の準備に追われ、疲れて帰ってくることが多い。 扉を開けて家の中に入ると、すぐ側のリビングから楽しそうな笑い声が聞こえた。 「……何だお前、またいるのか」 「レン君、おかえりー」 我が家の猫、リンを人工猫じゃらしで弄んでいる少女、隣の家の初音ミクが背を向けたまま返事をした。 ミクの兄であるカイト兄と俺の姉であるメイコ姉は昔から仲がよく、俺とミクを足した四人は兄弟のように育った。そのせいか、珠紀は今でもよく俺の家に遊びにくる。 ミクは年上だが、俺の得意な理系教科が全滅な程度の能力だ。反対に文系は俺が全滅だ。以前メイコ姉に、あんたたち足したら丁度いいのに、と言われた。 「リンちゃんが私と遊びたいって言ってるんだよ。ねー」 リンは一瞬首を傾げ、ミクの手から猫じゃらしを奪い取った。 「あっ。……ね、宿題教えてよ」 ようやく振り返ったミクが笑顔で俺を見つめる。 「カイト兄に聞けよ。頭いいだろ、カイト兄」 「だってお兄ちゃんはメイコお姉ちゃんと遊ぶのに忙しくて、私に構ってくれないんだもん」 内心ため息をつきながら俺は顔を背けた。 「わかったよ」 「わーい!」 喜ぶミクを置き去りにして、鞄を担ぎ直すと二階の自室に上がった。鞄を机の上に乗せると、小さなため息をつく。携帯電話を充電機に接続してから小さな座卓を用意していると、扉の外でミクの声がした。
182 :
レンミク2 :2009/05/21(木) 00:52:48 ID:a3FNgRz+
「レン君、開けてー」 「はいはい」 独り言のようにつぶやいて扉を開けると、ジュースの入ったグラスを載せている盆を持ったミクが入ってきた。 「ミク、お前宿題教えてって言って……なっ」 鞄も何もないじゃないかと言いかけて、扉から離れたときに気付いた。部屋の隅にミクの鞄がごく自然に置かれている。確信犯か? 「今日数学の宿題が出てねー」 俺の内心に気付くことなく、ミクは引き寄せた鞄から教科書とノート、筆記用具を取り出す。それを広げてしまうと期待に満ちた目で俺を見上げた。 「準備、できたよ」 「まず自分で解いてから言え」 「はぁい」 一瞬口を尖らせてからミクは問題を解き始めた。 シャーペンが止まったまま時間だけが過ぎていく。俺は自分の椅子に座ると、眉をひそめて問題と向き合っているミクを見ながら考えた。 ミクは顔も割合かわいいし、性格も面倒見がいい。だが、俺はもう少しふくよかな方が好きだ。主に胸。 だから、ミクはストライクゾーンに入らない。それ以前に、妹みたいなものだ。年上だけど。 「年上か……」 「ん、何て?」 俺の独り言を聞き付けたミクが顔を上げた。 「押し売りか、って言ったんだよ」 「嘘だー。年上って言ってたよー」 しっかり聞こえていたらしい。 「何、年上って」 「それより問題解けたか?」 「うー、誤魔化したー」 「はいはい。で……って一問も解けてないし」 拳を握ってテーブルをとんとん叩くミクの頭をなでてノートを覗き込んだが、開いてあるページは問題が書き写してある部分以外真っ白だった。 「ミク……」 「だってわかんないし」 呆れたような声が零れ出ると、ミクが不満そうに口を尖らせた。 「これは中学生の内容だろ? ほら、因数分解」 「えー」 教科書を指し示しながら少しずつ教えていく。大丈夫、この辺なら公文でやったことがある。
183 :
レンミク3 :2009/05/21(木) 00:53:41 ID:a3FNgRz+
宿題が済むと、ミクは諸手を上げて教科書を放り投げた。 「わーい! あっ、手がすべった!」 「部屋を荒らさないでくれよ、頼むから」 立ち上がって教科書を拾い上げ、教科書が当たって中身が少し零れた本棚を整理した。 「レン君」 「ん?」 振り返るとミクが手招きしていた。 「何だよ」 「耳貸して」 「普通に言え」 「やだ」 「俺らしかいないのに、何で耳打ちする必要があるんだよ」 ミクはむっと唇を尖らせた。 これはミクの癖の一つで、昔から密かにアヒルに似ていると思っている。言ったら傷つくかもしれないから黙っているが。 「で?」 ミクの目の前にしゃがんで、キスをしそうなほど顔を近付ける。ミクの顔がぱっと赤く染まり、目を逸らしながら俺を押し退けようとした。 「近い、よ」 「耳貸すのも距離的に変わらないだろ」 「そう、だけど……全然違うよ」 「ほら、早く言えよ」 逆にミクの耳元に口を近付けて、低い声で囁く。 「うー」 ミクが変な声で呻いた。そして口を開いたかと思えばとんでもないことを口走ってくれた。 「お兄ちゃんの方がもっとエッチな声出せるもん!」 何だそれは。口走った瞬間に手で押さえても遅いんだよ。 確かにカイト兄は時折、俺でもぞくっとするような艶っぽい声を出せるが……今言わなくてもいいじゃないか。 「ミク」 「なっ、何」 及び腰なせいで上目遣いになっているミクを見下ろす。 「お前にもエロい声出させてやろうか」 「いっ、いい! 私そんな声出ないし!」 「出せるよ。とびっきりの奴がな」 指先でそっと首筋をなぞる。途端にミクが息を詰めてぴくっと震えた。 「……何てな」 「へ!?」 不意に離れると、ほっとしたような残念そうな表情を浮かべてミクが俺を見上げた。 「何だよ、その顔」 「別に……」 立ち上がって椅子に座ったが、ミクはまだ口の中でもごもご言っていた。 終わり
珠紀…? ごめん、緋色しか分からない。
がくグミと見せかけたがくメイ小ネタ投下 拙者、神威がくぽと申す。 拙者に妹が出来たと聞いて、主に許しを貰って帰郷した所である。 「やっぱさあ、弟妹出来ると嬉しいもんよ?」 先日の飲みでMEIKO殿が嬉しそうに語っていた。 「アタシにも外国に先輩がいたけど、国内ではアタシが初めてのボーカロイドで、ずっと不安だったわ。だからKAITOが出来た時、本当に嬉しかった。…ま、落ちこぼれだったけど」 MEIKO殿は笑い、ジョッキを一気に飲み干す。 「神威君もアタシと同じよね。会社が別の、初めてのボーカロイド。…独りが辛いのも多分知ってるだろうからさ、妹さんを大切にしてあげなね」 「…MEIKO殿も、KAITO殿に会う時このような気分だったのだろうな」 胸が高鳴るとはこの感覚を言うのだろう。 大切に、なぞ言われなくても。初めての妹分、この身を徹して守ろうぞ。 その想いを胸に、拙者は開発室の扉をくぐり抜けた──。 「…で、なんで神威君はそんなに凹んでるのかな」 「拙者、てっきり和服美人な慎ましい少女だと思っていたのだ…いや、十二分に美人ではあったし、性格はまだ定着していないが」 「グミちゃん?元気そうな子よね。でも神威君と並ぶと違和感ありそう。服装的な意味で」 「ぬおぉ、MEIKO殿言ってくれるなぁ!」 「うーん…なんでそんなとこまで同じなのかな。アタシもKAITOの服装見た時は参ったのよね、思いの外派手で。ま、アタシの服装が地味過ぎるってのもあるけど」 「今日は飲む!飲まずしてやってられぬわぁ!」 「はいはい、付き合うわよ」
>>184 オリジナルを書き直したやつだから、ミス
ごめんな
>>164 gjgj
がくグミってアルランみたいで萌えるわw
もっと増えないかなww
>>180 レンミクもいいよね思春期の男の子と女の子って感じで
191 :
名無しさん@ピンキー :2009/05/22(金) 01:12:46 ID:jYODzMgY
>>185 そして酔った勢いでくんずほぐれつ、ですね
最近はボカロの設定を生かしたSSが少なくて寂しいのう
ボカロって結局のところ (1) 声帯を中心に歌手向けに特化された、バイオロイド (2) サイボーグ (3) アンドロイド(中身は純な機械) (4) ソフトウェア的な存在のため、実体なし のどれだろう
個人的イメージは4 実世界でなくパソコンの中に住んでる
書き手によって様々だと思うが(1)が多いよね
そりゃ結局のところ(と言うか実際は)4だろうけど、これら以外の設定も楽しめるのがボカロの面白いところ。 でもサイボーグって設定は見たことないな。
(5)ディスプレイから、現実世界と電脳世界を行き来出来る。 とかもありだとオモ
人間で歌を生業にしているタレントみたいな設定もアリだとは思うけどね
>>194 念のために言っておくがサイボーグってのは
(攻殻機動隊とか見ればわかるが)
肉体の一部又は全部を機械化した人間のことだぞ
例えばお前の喉を機械化した所でお前は人間であり、ボーカロイドにはならない
まあ元は人間だったのに勝手にサイボーグ化され
ボーカロイドと偽って売られる、なんて設定はアリかもしれないが
ボーカロイドは売られてなければいけない訳でもあるまい
兵器としての設定なんかもたまにあるよね
俺らに与えられたのは パケ絵と必要最小限の身体データと 「歌が上手いor調整次第で上手く歌える」ってだけなのに みんなホントよく設定が膨らむよな だから面白いんだけど
マスター絡みじゃないと難しそうだが「次第に感情を得る」ってのもアンドロイドもの特有のおいしい展開だと思うんだ エロパロ的には「こんな感情や快感知らない、でも感じちゃうっ」みたいな
そーいうのもええね 肉Pのカイメイとかオモロかったのう
>>198 AI止まですねわかります
サーティ:ミク
トゥエニー:ルカ
フォーティ:リンレン
…やばい違和感ねえ。
そういやOS娘とボカロが絡むSSって一個も無い 狙い目ですよ職人さん
某動画シリーズの大家さん設定みたいなのなかったっけ?
>>207 OSはどうなんだろ、スレ違とか言われる可能性が…
亜種やUTAUだって知名度探りながらやってるし
僧侶や白熊ネタはあるけどFL-CHANはどーなのか、とかも
昔はネルハクすら意見割れてたしね
とマジレス
ボカロが主役ならモウマンタイさ! ヘリントンやロックマンやオリキャラさえ出てきたんだから
GUMI可愛いよGUMI がくぽとかに 「お兄ちゃん、グミと気持ちいーことしてかへん?」みたいな感じで迫ってくれ
すでに俺の脳内ではGUMIはキタキタおやじの口調なんだが
OSネタは過去にあったような……
てか、メグッポイドが何故グミなのか誰か教えてくれ
OSネタか…前にカイ×XPやレン×MEを書いていいかと過去スレで聞いてみたが却下された事があったな…
>>215 そりゃやっぱボカロのエロパロスレなんだから受けはボカロがいいよな。
まあ議論すれば弾かれるわな 使いたいキャラがいるならいちいちお伺い立てないで投下しちまえばいい 反応を見てだめならそのSS以降しばらく自粛 そんなんでいんじゃね
>>214 中の人の名前じゃないのか?
メグミから
>>40-47 拘置所から自宅まで、リニアチューブで1時間。
もう、夕方だった。ミクにあったら、なんと言おうか…。
この1週間、十分に考えてきたことだったのに、いざとなると、照れくささと自分の過ちに対する負い目から、
「これだ!」という言葉が出てこなかった。
すぐにも、この手で、ミクを抱きしめて、唇を重ねたい。
けれども、そうしてしまえば、謝ることも、ミクに歌を唱わせてやることもできなくなってしまいそうで、怖かった。
早く、ミクに会いたい、でも、気持ちの整理がつくまで、会うべきではないのではないか…。
ケンは、若き童貞青年特有のフェミニズムに囚われたかのように悩み続けた。
網膜認証キーで、玄関の自動ドアを開くと、目の前に、ミクが居た。
ずっとそこで待ちかまえていたようで、ケンに飛びついてきたのだった。
「お帰りなさぁい!マスター!」
「た、ただいま、ミク…。」
「あのですね、ママさんは、お仕事に行かれました。今晩は、遅くなるって言っておられましたわ。」
「うん、そうみたいだね。ミク、元気だった?」
「はいっ、マスターがいなかったから、すごくすごく寂しかったです。
でも、ママさんが、『マスターが、お務めから戻ってきたときに、一番大切なのは、ミクが元気でいること』だって、
仰ったから、ミクは、元気で待ってました。
こうしてマスターが帰ってきたから、ミクは、元気100倍です!お仕事、ご苦労様でした!」
”ママは、僕が拘置所にいたことをミクには話してないみたいだな。”
「?どうか、されましたか、マスター。お仕事、きつかったんですか?」
ミクは、純粋にケンの体調を心配していた。セクサロイドの機能として、
もともとマスターの健康管理プログラムも組み込まれており、ミクの反応は当然だった。
「いや、大丈夫だよ。ミク。」
「そうですか?ちょっと、失礼しますね、マスター。」
ミクは、ケンの頭部を抱き寄せ、おでこをくっつけて、体温を直接測る。
いきなり、目の前にミクのピンクの唇が迫り、ケンは、動揺した。
「なっ、なんだよ。ミク、びっくりするじゃないか!」 「どうして?お熱を測っただけですのに、そんなに驚くなんて、おかしなマスター。 えっと、36.2℃で、平熱ですわ。 心拍数と血液中酸素濃度も測りたいので、服をお脱ぎになってください。」 ミクは、優秀な看護師として、普通に振る舞っていた。 しかし、目の前のミクは、ケンにとって、最高の性的身体をもち、最善の献身を尽くす女性なのだ。 ケンの男性本能が、剥き出しになろうとしていた。 「ミク、僕は大丈夫だよ。それよりも、君に話があるんだ。ちょっと、座って話そう。」 「はい?」 ミクは、不思議そうに、ケンを見つめ、言われるままに、リビングのソファに、両肩が触れあうようにして、二人で腰掛けた。 ケンは、ミクのプリーツスカートから伸びる、細く健康的な太股と黒のオーバーニーソックスを見下ろすことになり、 すぐに、魅惑的なその肢体から目をそらし、ミクを見つめた。 「あの、今から、僕の話を聞いて、その上で、ミクの考えを聞かせて欲しいんだ。」 「はいっ。」 ケンは、今まで自分がリカにしてきたこと、ミクをネットで拾って、リカの人格と強制交代させたこと、 もともと、リカにもミクにも女性として敬意を払っていなかったこと、Aヘイジで出会ったセクサロイドメイのこと… 自分の過ちだと思うことは、全て、ミクに懺悔した。そうしなければ、一番大切な次の言葉が言えなかった。 「ミク、僕は、リカを殺してしまったんだ。 あんなにも僕を愛してくれたリカを物のように、捨ててしまったんだ。 そして、君にも、同じことをしようとしていた…」 ミクには、リカの時の記憶はないはずだった。 しかし、ボディを機能させるために、必要なワークについてのプログラムは、本人が必要だと認めたときに、ロードされる。 ケンの元気がない様子は、ミクのセクサロイドとしての本能を刺激し始めていた。 ミクは、ケンの両手を握りしめると、自分の胸に押しつけて抱きしめた。 「御主人様、リカ様は、亡くなっておられません…リカ様は、ミクのここにちゃんと御主人様からの愛を残しておられますよ。 リカ様の人格プログラムは、どこにでもある既製品の物です。 オリジナルデータは、御主人様と一緒に創り上げてきた行動パラメーターの方です。これが、リカ様の心です。ミクには分かります。 歌うときに大切なのは、メロディや歌詞をシーケンサーで再現するだけでは、ダメなんです。 大切なのは、人を感動させる心ですわ。 これからミクを調教してくださる御主人様だけが、その心を教えてくれるんです。 この行動パラメーターからは、お二人で作り上げてきた、とってもあったかい心の感じがするんです。」 ケンの手に、ミクの心臓の鼓動が伝わってくる。ミクの手の温もりがうれしかった。
「ミク、ホントに、リカが君の中にまだ居るのかい?」 「ええ、はっきりと彼女の存在を感じます。 こうしてミクが御主人様からの言葉を聞いてると、早くこの行動パラメーターを使って御主人様を愛してあげて、って言っておられます。 ただ、今のわたしには、その具体的な愛し方の方法までは、よくわからないんですけどね。」 ミクが無邪気に笑うと、ケンは、下半身の男を強く刺激された。 ミクの声にも、仕草にも、言葉の使い方にも、リカとは全くの別人だというのに、ミクの中のリカが、そうミクに話させているかのような印象があった。 ”もう、1週間以上も抱いてもらっていませんのよ…” ケンの脳裏に、リカの甘く、やさしい声が聞こえてきた。でも、ケンの理性がそれに逆らう。 「ミク…ダメだよ…今、君を抱いたら、歌えなくなってしまうかもしれないんだ。 僕は、ミクの歌が聴きたいんだ。君と離れていた間、ミクの歌が、いつも心の中で、響いていた。 もう一度、君を唱わせてあげたい。 でも、今の僕には、それだけの力がない。 君に謝って、許してもらうなら、せめてそれくらいのことをしてみせなければ、君を抱く資格なんてないよ。…」 工場から配送されて、全身クリーニング済みのミクは、甘い石けんの香りに包まれていて、ケンは、その匂いにさえ欲情をしていた。 それでも、ケンは、ミクに謝り、赦しを請わねばならない立場を忘れていなかった。 今、目の前にいるのは、セクサロイドではなく、結婚相手の女性なのだから。 ケンの真摯な姿は、ミクの忠誠心と恋心をさらに高める結果となった。 もともと、セクサロイドには、そういった男からのアプローチに対して、全面的に肯定するように作られているが、 セクサロイドとしての記憶がないミクには、ケンのミクに対する歌声の執着心とミクに対する一途さが、ミクの愛を高めていく最大の理由となっていた。 そんなケンからの思いを受け取ったミクの答えは決まっていた。 「いいえ、歌うことができない今の私ができることは、マスターのおそばでお仕えすることです。 マスターが望まれるなら、ミクを抱いていただけませんか?マスターの命のタネをわたしにインストールしてください。 それが、今のミクの願いです。マスター!」
ミクは、教えられたように跪いてケンを見上げて訴えた。 ケンもすぐに跪くと、ミクと目線を合わせて、ミクの手を握る。 「ミク、よく聞いて。僕は、君に謝りたいんだ。僕は、君を道具として、ずいぶん酷いことをしてきたんだ。 そんな僕が、自分のしたいことだけをするのは、卑怯だよ。 ミク、君は、歌うためのボーカロイドなんだろ?だったら、歌うことをあきらめないで。 僕が、必ず、君が歌えるようにしてあげる。 僕も、ミクの歌が聞きたいから、君を抱くことを我慢しないとイケナイと思うんだ。」 ケンのこの答えは、ボーカロイド初音ミクにとって、最大最良の返答だった。 『君の歌が聴きたい!』 このケンの声が、ミクの電脳にメロディとして響き、ミクに、ある種のスイッチが入った! 「…マスターケン、ミクの願いは、マスターの笑顔です。マスターの喜ぶ声です。 マスターが幸せだと感じてもらえれば、ミクには、それだけで、歌を歌うことと同じなんです! リカ様からいただいたパラメーターを使わせてください。 この身体でできることをミクにさせて欲しいんです!でないと、ミクは、もう、壊れちゃいそうです…」 リカの記憶がないにしろ、最高技術でオーダーメイドしたボディで、ボーカロイドのミクがケンに愛を語っていた。 このとき、ケンは、自分の理性が敗北していくことを感じた。 「ミク…成人男子が、1週間、射精しないで居ることがどれくらいつらいことか、わからないだろ?」 ケンは、男の顔で、ミクに顔を寄せてそう問いかける。少女のようなミクは、きょとんとして、返答する。 「だって、ミク、女性だから、男性の生理に詳しい知識がないんですもの。例えて言えば、どんな感じなんですか?」 「ミクが、大好きなアイスクリームを1年間食べられないくらい?」 ケンは、唇をミクに近づけていく。ミクは、それに気がつかないようで、ニコニコ笑顔で返答する。 「なあんだ、ミクは、それくらい全然へーきですよ。それって、そんなにつらいものじゃないんですね。」 さらっと言いのけたミクに、ケンはいらついた感じで、質問を変えた。 「それじゃあ、…ミクが…俺と…1年間会えないくらい?…みたいな…」 ケンは、照れながらそう言ってみた。 セクサロイドとしての適応機制プログラムが、ミクの人格の中に残っているなら、この質問には、かなり反応するはずだった… すると、ミクは、目を丸く開いて、固まってしまった。 ”あれっ、もしかして、意味不明な例えだったか?”
ケンは、質問の例えが難しくて、ミクのAIを混乱させたのだと思った。が…、 「ますたぁー!ごめんなさいっ、ミクは!ミクは、1年間もマスターと会えないなんて、ダメですぅ。 12時間眠って目が覚めたとき、マスターがそばに居ないだけでも、とっても悲しいのに、 1年間もマスターと会えなかったら、ミクは!ミクは、本当に壊れちゃいます。 マスターがいなかったこの1週間、とってもとってもつらかったです。 ごめんなさぁい!!!ミクは、悪い子でした。 マスターが、そんなにつらい思いをなさっていたのに、全然、気がつきませんでした。 私、自分のことばっかり、考えてた悪い子でした。 これからは、ちゃんと毎日、マスターを射精させます。 射精って、男の人には、とっても大切な生理だったんですね。 ミクは、ちゃんと覚え直します。 だから、マスター!ミクに射精のさせ方を教えてください! だって、今のミクは、歌ってマスターを喜ばせることができないんですもの。 せめて、リカ様のパラメーターを使いこなせるようになって、マスターのお役に立ちたいんです! ミクは、マスターが溜めていた精液をちゃんと保存してみせます!!」 涙目になって、そう答えるミクを抱きしめながら、ケンは、反省した。 セクサロイドに向かって、この質問は、不適切だった。 『1年間、お前と会わないぞ!』 そう、脅迫しているようにも聞こえるからだ。 やはり、人格交換していても、ミクの中には、僕を愛し続けてくれたリカが居るんだ…。 「ごめん。試すようなことを言った僕が悪かったよ。 許してくれるかい、ミク…そうだ、ミク。何か僕にして欲しいことはないかい?」 「あの、ミクは、いつかマスターのために歌いたいです…マスターが私の歌を聴いて、喜んでくれるのが、ミクの幸せです。 でも、…今のミクは、リカ様からいただいた最高の身体をもってるから、リカ様の幸せもミクの幸せなんです。 だから、リカ様がしていたことをミクにも教えていただけませんか?マスター!!」 このミクの返答で、ケンの男が完全にそそり立った! もう、止められない男の本能が、ケンを支配した。 それは同時に、ミクの女の本能にも火が付くことになった。 「まず、シャワーを浴びてくるよ。俺、いや、僕さ、留置場で1週間も過ごしてたから、臭いだろ?ちょっと待ってて…」 そう言って、シャワールームへ行こうとするケンの袖をミクが引っ張って、止めた。 「マスター?あの…シャワーを浴びる時間…もったいないです… ミクは、今すぐにマスターを射精させて、マスターの精液をミクの身体に保存したいんです。 あの、…ダメでしょうか?」 「いやダメって言うか、だってさ、汗臭いし、僕のあそこだって、カウパー液が染みて…」 ミクは、首を横に振って、ケンの股間に顔を埋めてきた。 鼻先で、子犬のようにクンクンと匂いを嗅いで、頬を勃起したペニスにこすりつけてきた。 「マスターのこの匂い…全部大好きなんです…私が、きれいにしたいんです、今すぐ、欲しいんです…」 そう言うと、ミクは変な動きで、身体をぶるぶるっと震わせた。
「ミク、どうしたの?寒いのかい?」 「ええ、少し、体温ジェネレーターが、まだ本調子じゃないみたいです。 たぶん、冷凍精子タンクへの電力を最優先させているせいだと思うんですけど…」 震えるミクをケンは、強く抱きしめる。 お姫様だっこで、ベッドまで運ぶとミクを上にして、ケンは、自分をベッド代わりにし、ミクを騎乗位にして座らせた。 「えっ!よろしいのですか?わたしがこんなことしても…」 「寒いんだろ?だったら、僕が温めてやるよ、おいで、ミク!」 「ハイ!御主人様!」 「そうだな、もうその呼び方は、やめよう。これからは、僕のこと、ケンって呼べよ。いや、呼んでくれるとうれしい…。変かな、この話し方?」 「はいっ!いいえっ!ケン…様っ」 「ははっ、どっちの返事なんだかわかんねーな!ケンでいいよ、ミク」 「はい、ケン…っさん。」 「ケンでいいよ。ミク」 「はい、ケン。」 セクサロイドとしての知識が消去されたミクには、ケンが行うベッドでの行為の一つ一つに参照データからの解説が必要だった。 なんと言っても、元々は、ボーカロイドとして生まれたミクに、疑似人格を与えたのは、 セクサロイドとして機能させていたリカの基本人格があったからだ。 男女の営みのたびに、パラメータと照合させ、自分の行為が正しいかどうかを問い合わせることが、ミクには必要だった。 ”えっとぉ、…” 目の前の大きくそそり立ったケンの分身をどうしようかと悩んでいると、ケンがやさしく教えてくれた。 「それを口に含んで、ミク…はじめは、浅くでいいよ。ソフトクリームを舐めるつもりで、唇でくるんでごらん。」 「はいっ、口にふくみます…クスッ、「ソフトクリーム」だなんて、食べものじゃないのに…マスターったらおかしいっ!」 ”口って会話と歌うためのデバイスだって思ってたけど、こんな使い方もあるんだぁ…” リカ様からの男性生殖器の口内での愛撫パラメーターローディング… 口内温度 36.5℃ 舌の温度 37.0℃ 対象の温度 36.2℃ 潤滑用唾液分泌率150% 口内気圧変動 400−950hPa ペニスの吸引サイクル 0.25−3c/s 前歯による亀頭への接触刺激サイクル 0.01−0.2c/s 唇による内部減圧によるパッキングの摩擦係数 10−30% ”うぁあ…リアルタイムでこんな量のデータを処理しないといけなんだ… セクサロイドって口の動きのハードウェアのスペックがすっごく高いんだ… この情報量をリアルタイムで演算しないと、リカ様のパラメーターを使い切れない… わたしに、この量を処理できるかしら…”
ミクは、セクサロイドとしての演算用のソフトウェアをプラグインされていなかったため、 汎用演算ソフトでしか、リカのパラメーターを処理できない。 しかし、この処理が遅延すれば、マスターを悦ばせるようなセクサロイドとしてのボディの動きが着いてこないことを意味する。 ミクは、歌えないことへの負い目とリカという素晴らしい前代のパートナーに対する敬意から、どうしてもそれが許せなかった。 たとえ、ボーカロイドとしてのソフトウェアしかもっていなくても、 膨大な演算をどのようにして間に合わせるのか、ミクは、ケンに悟られないように考え続けていた。 「ミク、君は、ボーカロイドなのだから、無理にリカのパラメーターを処理しなくてもいいんだよ。 本当は、君に唱わせてあげたいけれど、今の僕の力では、まだ、できそうにないんだ。 ごめん、だから、君が、その、リカのように振る舞おうなんて、思わないんで欲しいんだ。 ミクは、ミクだよ。 君の中にいるリカにも、そう伝えてくれ。 もう、君は、初音ミクなんだ。 僕も、リカではなく、ミクを抱きたい。 無理しないで…そのままのミクが好きだよ…。」 「マスター…ケン。」 ”マスター…わたしでは、演算処理が追いつかないこと…見抜いてる。… でも、やっぱり、リカ様が演算していたこのルーチンワークをできる限り…走らせて見せます!これって、女の意地っていうのかな…” ケンの長いペニスを喉奥で挟み込み、食道とつながる分析デバイスが、ケンの分泌液を分析し始めていた。 この作業だけでもミクの演算能力の3割を使う。 さらに、喉の動き、舌の動き、顎の動き、口内減圧の微調整、両手の指先の動き、顔の表情、声、身体全体の協調運動… とても、間に合わない…選択と集中による演算能力の配分ができるほどミクには実践経験がない…。 ”ならば、…” ミクは、リカのパラメーターを楽譜としてエミュレートすることを試みた。 リアルタイムで処理できないなら、時間遅延で、処理していくしかない。 ミクは、3分間分の口の動きを10秒間で変換し、演奏するように演算する方式を試みたのだ。 それは、ケンにとって不思議な快感として映っていた。 3分おきにミクの動きが緩やかになって、恍惚の表情を浮かべるのだ。 まるで、処女のような初々しさと子どものような稚拙な動きが混ざり、 超一流の技巧を凝らしたリカの動きに慣れていたケンには、たまらなく刺激的な光景だった。 最大の快感を味わうことができるように開発と訓練を重ねてきたリカのボディに、 最良の快感を味わうことができるように工夫と調律を試みているミクの電脳が、アンサンブルとなり、ケンのペニスを最高に勃起させた。 (続く)
オナ禁てツラいものですよな 3日目くらいが最大の危機
一週間我慢した後の快感と喪失感は異常
228 :
石ころ :2009/05/25(月) 10:21:33 ID:6Nl+pqlI
前にエロに挑戦するとか言っといて全然書いてなかったのでチャレンジしてみました。 全然エロくないのと亜種注意です。
229 :
孤独白娘 :2009/05/25(月) 10:24:16 ID:6Nl+pqlI
「ん…ふぅ、ぁ」 あまり物が無い殺風景な部屋はクチュクチュという水音と雌の臭いで充満していた。 それは青いリボンで束ねた白髪ロングで肌が白雪のように白い女性が誰も居ないその部屋で自慰をしているからだ。 彼女の名前は弱音ハク、欠陥品ながらもVOCALOIDでマスターという情けない男と二人暮らしをしている。あと、一応恋仲である。 何故そんな男が居るのにも関わらず、自慰なんかしているのかと言うと、最近、全くマスターと性交していないためだからだ。 これは昨日のハクとマスターのやりとりである。↓ 「ただいま……」 仕事で疲れてへとへとになったマスターが帰ってきた。 「マスター!おかえりなさい!ご飯にします?お風呂にします?それともワ・タ・シ?なんてねwキャ///」 マスターが帰ってきたのが嬉しくていつものハクと180度違うテンションで迎える。まあ、最近はこれがしょっちゅうだから10度くらいの誤差でしかないかもしれないが。
230 :
孤独白娘 :2009/05/25(月) 10:26:38 ID:6Nl+pqlI
「寝る、飯も食ってきたし今日は特に疲れたから寝たい」 「( ゚д゚)え?」 「だから布団用意してくれ」 「( ゚д゚ )ポカーン」 「どうした?ハク」 「な、なんでもないです。でも、ここ一週間お風呂に入ってないじゃないですか、お背中流すからせめてお風呂くらいは入ってください!」 「あぁ、それなら会社のシャワー室使ってるから大丈夫」 「じゃあ、すぐに用意します」 (また今日もか…orz) ハクは心の中で酷く落ち込みながらいつも通り風呂を用意した。 (せっかくニンニク料理フルコース作ってwktkしながら待ってたのに……) こんな感じがずっと続いているせいでたまっているのとニンニク料理のせいもあり我慢できなくなったからである。 「ふぁ!んぅ」 絶頂が近いのか水音が激しくなる。 秘所から溢れ出る愛液の量も増たため、グチュグチュという音に変わり部屋の中の雌の香りも一層濃くなる。 「う…ひぁ!?」ビクビク 絶頂に達したらしく虚脱感と倦怠感から床に寝転がる。 「マスター……寂しいよぉ」 そしてそのまま泣きはじめるのだった。
231 :
石ころ :2009/05/25(月) 10:29:31 ID:6Nl+pqlI
投下終了です。 いつものマスハクシリーズでシリアルな話を書いてみたいと思っていた時に思い付いた話です。 一応続きますがいつになるかは未定です。 それではお目汚し失礼しました。
シリアルな続き楽しみにしてます。
233 :
名無しさん@ピンキー :2009/05/26(火) 00:17:55 ID:LN5iO0ll
不覚にも萌えたw ところで、カイメイミクの3Pでなおかつ百合絡みがある話はここでいい?
おk、服は脱いだ。 さあ、俺が風邪を引かないうちに早く!
俺も全裸待機中
新インフルエンザには気をつけろよ
237 :
233@PC :2009/05/26(火) 01:40:56 ID:w+SLVvwA
さっきまで作ってた文章が消えてしまったorz なので今はとりあえずこれだけ… 続きは後日に… ============================================================ 『共犯者』 「めーちゃん…めーちゃん…俺…」 「あんっ…カイトぉ……カイトぉ…」 カイトとメイコは、ただいまナニの真っ最中。 メイコの紅色に染まった秘貝に、カイトの立派に隆起したモノが出入りしている。 カイトは、メイコの大き目のふくらみを乱暴にもみしだく。 「あっ……あんっ…あんっ…あんっあんっあんっ!!」 「出すよ…めーちゃん…」 カイトは、絶頂を迎えそうになるとすかさず、メイコから自分の分身を抜き、メイコの口に入れた。 それと同時に、メイコの口の中に熱いカイトのミルクが放たれた。 それを反射的に飲み込むメイコだったが… 「んっ……けほっけほっ…」 あまりの量にむせかえってしまった。 「はぁ…はぁ……もぅ…出しすぎよ…バカイト…」 「ゴメン…ちょっと溜まってたかも…」 飲みきれなかったカイトのミルクを、ティッシュに出すメイコ。 今日、ミクたちは、レコーディングの仕事に出かけていた。 そして旧型組はちょうどオフの日。 1ヶ月に1度あるかないかの、貴重な二人きりの時間。 そういう日は、二人でお互いを慰める。 それは、姉弟二人だけの禁断の秘め事。 それは、カイトがここにきた3年前から続いている。 時計はまだ15時弱。ミクたちはまだまだ帰ってこない。 (続く)
唐突過ぎてコメントのしようがない ヤるシーンの名前だけ変えたようなもんになんとコメントして欲しいのか!
自分は続き期待してるよ。 wktk
リンの髪型ってさ、長いから気付きにくいけど、よく見ると七三………いや、なんでもない。
続き待ってるぞ
なのにあんなにかわいいから不思議だよね…
>>240 七三分けの前髪の女の子って二次元でも三次元でもそこそこいないか?
むしろレンの髪型の方が気になるw
あの髪型から推測するとレンってち…超サイヤ人でしょ?
バナナマンだろ
レン「あどでー、おでーちゃんがでー」
少なくともリンよりはかわいい
敏感な部分を攻められて失禁するリン
そろそろがくりんとか来ないかな。。
>>27-37 の続きです。
今回はルコとネル成分多目。
【注意!】
・UTAU×亜種微エロ
・レンがバンド組んで人気者になってる世界
『Anarchy for the VOCALOID その2』 『あー、あー、本日は晴天なり。本日は……』 地下一階、ライブハウスのステージの上では、侍っぽいどがマイクチェックをしている。 スタッフ総出で真っ赤なドラムセットがステージの真ん中に設置され、 キーボードの鍵盤を女の子が叩くたび、びょんびょんとシンセサイザーらしいリード音が出ていた。 「……ビール」 「ジンジャーエール」 「コーヒー納豆くれ!」 「「ねぇよ」」 『Idiot-ANDROID』が演奏準備をしている間、ハク達は休憩を取る。 カウンターに半券を差し出し、ハクはビール、ネルはジンジャーエール、ルコは諦めてコーラを頼んだ。 ライブの観客が失った水分を補う一杯を、ハクはコップ半分ほどクイッとあおった。 (ふぅ、おいしい……) 狭いホールの壁にもたれ、少し酒臭くなった息を吐きながらハクは体の力を抜いた。 ルコのマスターになってからと言うもの、ここ3週間ほどすっかり音楽とは程遠い生活ばかりしていたような気がする。 たまたまパートのシフトがきつかったと言うのもあるし、 昼間は出かけているルコが家に帰ってくるなり、 「ハクぅ、ヤろうぜー♪」 なんて言ってルパンダイブしてくると言うこともあり、すっかり心身ともに疲れていたのだった。 まぁ、シフトが増えたのもセックスで体力を消耗したのも、 頼みごとを断りきれないハクの押しの弱さのせいではあるのだが。 「そういえばさー、ルコ?」 「何だよネル」 「アンタ、ハクの家に居候して、なにしてんの?」 「ん、人捜し」 ハクと同じく壁にもたれながらソフトドリンクを飲むネルとルコ。 そう、ルコは昼間は人探しをしているらしいのだ。 この前倒れていたのも、その人探しの果てに金も体力も使い果たしたから……らしい。 「その人、なんて名前なの? もしかしたら知ってるかもしれないじゃん」 「えーっと……めg」 そこまでルコが言った瞬間、ホールの電気がフッと暗くなった。 BGMが変わり、『Idiot-ANDROID』のメンバーがぞろぞろと出てくる。 ステージの中心に陣取る少年を見た瞬間、ネルのボルテージは最高潮になった。 「待った、あどにしてけれ(後にしてくれないかな)! ハク、上着預かって!! モッシュしてくっから!!」
東北訛りの方言を隠そうともせず、興奮状態のネル。 いそいそとTシャツ姿になって、ホールの中央の人いきれの中にわざわざ突入して行った。 壁際には、脱ぎたてのネルの上着を持ったハクと、何かを言いかけたまま固まったルコがいる。 「キャー!! レンーっ!! うぉおおおおお―――――っ!!」 黄色い声を出す女性たちの中に、ネルもいると考えると、 なんだか頭が痛くなるような、そうでないような。 ハクはいつもの事だと割り切っているが、ルコは初見だったのでかなり新鮮だった様だ。 「うっわー、ネルも無邪気だよなぁ」 「……それを12歳のアナタが言うの?」 「うるせー、設定年齢設定年齢」 年齢と全く比例しないその背を生かし、 ルコはホールの中央やステージを難なく覗いている。 「やっほー……ん!?」 ルコがステージを見た瞬間、間抜けで調子外れなベースの音ががべこんと大音量で響いた。 さすがに演奏が止まり、ステージの上もホールもざわざわし出す。 『え……ルコ、なんでここに……』 音響上の関係で小さな声だったが、ステージ上の『重音テト』は、 ルコと目を合わせながら確かにそう言ったのだった。 目を丸くしてポカンと口を開けたまま。 『テトさん、マイク入ってる入ってる』 『あ、ゴメンねレン……みんなゴメン、やり直しっ!!』 改めて高らかな声でカウントが入り、何事もなかったように演奏は再開した。 ライブが終わり、ライブハウスが入っているビルの周りには興奮冷めやらぬ若者がたむろしている。 その群集が皆振り向くほどの大声を上げ、ルコは楽屋から出てきたテトにしがみついていた。 「お願いテトねぇ、俺の人探し手伝ってよー!!」 「……早く帰りなさい。マコやモモたちも心配してるんだよ?」 スタインバーガーのベースケースを背負ったテトは腰に手を当てながら、階段に座るルコと目線を合わせる。 その姿はまるで兄(姉?)と妹だが、実際はテトのほうが母おy……失礼、年上なのだ。 ルコは「テトねぇ」とテトを呼びながら、テトにしがみ付いていた。 「だーっ!! テトねぇ!! 見捨てないで!! テトねぇだけが頼りなの!!」 「この馬鹿! とりあえず階段でだだこねるな! 邪魔だから!」 「だってこうしないと身長合わないじゃん」 「うるさい」 テトとルコが言い合う姿を、ハクとネルは階段の上から見ていた。
ルコとテトの関係、つまり同じ『UTAU』同士である事をルコ本人から聞いていたハクにしてみれば、 二人が言い合う姿はごくごく普通の姉妹(?)喧嘩だった。 しかし、その事情を知らないネルにしてみればたまったものではない。 憧れのバンドのメンバーに、どこの馬の骨とも知れない奴が噛み付いているようにしか見えない。 正直に言えば、嫉妬していた。 「ええい、付いて来るなっ!!」 「待ってよテトねぇ!! 待ってー!!」 ルコの大きな体によるブロックをすり抜け、テトは階段を登っていった。 ハクやネルの横を通り過ぎ、通りに止めておいたタクシーに乗り込む。 三人が通りに出ると、ちょうどそのタクシーが出発した。 LPガス特有の臭いの排気ガスをまき散らし、テトの乗ったタクシーはライブハウスから遠ざかる。 「ちょっと……何よ、あれ……」 タクシーの窓越しに、テトと話をするレンが見えた。 かねがね噂には聞いていたが、本当に『レン』と『テトペッテンソン』がデキていたとあって、 ネルはしばし放心状態に。 「ちっくしょー……ヘイ、タクシー!!」 追いかけようと必死なルコはとりあえず手を挙げるが、 そこへ運よく空車のタクシーが通りかかった。 「二人とも乗って乗って!!」 「え、でもお金……」 「ハクは心配しなくても大丈夫!! 今日競馬で勝ったから!!」 「……どこに顔出してるんだ、12歳……」 放心状態のネルが詰め込まれたタクシーは、三人を乗せてテト達のタクシーを追いかけだした。 数十分後、ハク・ルコ・ネルの三人は妙にきらびやかな部屋に居た。 広いベッド、大きな鏡、枕元のコンドーム、AVを垂れ流すテレビ。 「うわー、このホテルかっけー!!」 「……そうね、あなたの陽気さが羨ましい」 キングサイズのベッドにダイブしたルコを見て、ハクは頭を抱えてそのベッドの縁に座った。 一方のネルは部屋の隅っこで、初めてのラブホテル体験にただただビビッていた。 当然、性経験もまだまだのひよっこちゃんである。 「なんだよー。別にネルとセックスするわけじゃねーって。ただ隣の状況が知りたいだけだろ?」 「んな単純な問題じゃねー!!」 しかし、隣の部屋で憧れのレンがイタすとあっては、そのまま来ざるを得なかった。 一歩間違えれば完璧にストーカーである。 「絶対すれ違う人にレズ3Pだって思われたよ」
「どーでもいいじゃん? ハクは『じいしきかじょー』なんだってば」 「……そう?」 「……期待してんのか?」 「は? って、ちょ……んむぅぅっ!?」 いきなりハクの前に現れたルコの口元が、ハクの唇を強引に奪う。 そのまま一気にハクをベッドに押し倒し、服に手を掛けた。 その光景に、当事者のハク以上に驚いたのがネルである。 「ちょ!? ば、何やってらのよ(何やってんのよ)!!」 「んー? せっくすー」 「やがまし、このばがわらし(うっさい、この馬鹿ガキ)!!」 動転して方言で罵るネルだが、ルコの方は全く気にしない。 ハクの小刻みな喘ぎ声をバックに、スルスルとハクの上着を脱がせる。 ぷるんと言う擬音が聞こえてきそうなほどの勢いで、ハクの乳房が露わになった。 「止めっ……ネルちゃんがっ……みてる、から……っ!!」 「えー、そんなの関係無いよ」 「関係あ……あんっ!!」 ハクが抗議の声を上げる前に、ルコはその双丘の先端をちゅっと吸う。 軽く歯で刺激も与えつつ、コロコロと舌でその突起を弄べば、ハクの体中にむず痒い感覚が広がっていく。 「な、そんな……おめがだ(あんた達)、そんな……」 腰が抜けて、ネルはそのまま絨毯の上にペタンと座ってしまった。 顔も両手で覆って隠すが、その指の間はお決まりのパターンでしっかりと開き、 指の隙間からルコがハクを弄ぶ姿をしっかりと脳裏に焼き付けていた。 ふと、壁側に感覚を移す。 『はああっっ……、ん、にゃああっっ!? レン、そっちは……っ!!』 ……何とも信じがたい喘ぎ声が壁越しに聞こえてきた。 前は痴態で後ろも痴態。まだまだ初心なネルの精神は混乱を極めていた。 とにかく、この桃色空間から逃げたかった。 「風呂、風呂さ行げば(風呂に行けば)何とか……」 ハクの股間に顔を埋めだしたルコを尻目に、ネルは這ったままバスルームへと移動した。 鏡がやたらでかい脱衣所を抜けドアを開けると、広いバスタブとエアーマットが目に付いた。 ここにあるマットも、スケベ椅子も、シャンプー類に混じって置いてあるローションの素も、ネルはその意味にまだ気づかない。 「……ふぅ、助かった」 ここまで来れば、外の喧騒も気にならない。そう思うとどっと疲れが出てきた。 上着の下の、汗をたっぷり吸ったバンドTシャツもちょっと気持ち悪い。 「……ちょっと、浴びちゃおうかな」 そうと決まれば善は急げ。 ネルは纏っている服を脱ぐと、バスルームに戻ってシャワーの栓をひねった。
少し水が出て、その後は温かいお湯が噴き出してくる。 「おー、ラブホっつってもこういう所はフツーじゃん? いい湯だなー♪」 さっきまでの事など全て吹っ飛んでいた。 掻いた汗はお湯が全て洗い流してくれている。 ネルの心も体もサッパリとした物になっていた。 ボディソープに手をかけ、ポンプをプッシュしたその時。 「やほーっ!! いやーいい汁……じゃなかった、いい汗掻いたわー」 「んなっ!?」 元気な大声と共に、ルコがバスルームへと入ってきた。 ビックリしてシャンプーを出しすぎてしまったネルが振り向くと、 ルコの裸体が目の中に飛び込んでくる。 「んもー、ハクは弱いよなー。イきすぎて足腰ガクガクになってるもん」 「え、あ、えええぇっ!? ちょっと……それ……」 ハクとのナニを終え、笑顔でそれを報告してくる。 当然、ルコの体の秘密を隠す物など何も無い。と言うか、ルコ自身が隠す気が全く無い。 ややしおらしくなった肉棒は、女性的なラインのルコの体からすれば異端であった。 「な、なしておなごさ……がもついでらのよ(な、何で女に……チンコ付いてんのよ)!!」 「は? ネル、それ何語だよ」 「何語も何も無ぇ!!」 何気なく座っていたスケベ椅子から転げ落ちたネルは、その光景を見て動揺を隠せなかった。 しかし当のルコはと言えば、 「あ、これ? 俺ふたなりなんだ。言ってなかったっけ?」 「言ってねぇー!!」 実にのんきな物であった。 完全に無防備な姿で、腰が抜けて立てないネルにルコが近づく。 犯される。ネルの意識の中にはそんなことしか浮かんでこなかった。 「あ……まって……!! ルコ、止め……」 ルコはじりじりと近づいて、ネルに手を伸ばす。 ネルはピクンと振るえ、目をつむりルコの手の感触に備える。 しかし、ルコの手はネルの顔の横を通り過ぎ、さっきまでネルが使おうとしていたボディソープに手を掛けた。 「俺も浴びる!! ネルも一緒に浴びようよ? 何なら俺が洗おうか?」 「……ビックリさせないでよぉ……分かった、じゃあ任せる」 満面の笑みを見せるルコ。 ルコはただ単純に、まるで小学生の姉弟のようにネルとの風呂を欲しただけだったようだ。 そうとなればネルも安心してくる。また椅子に腰掛け、鏡越しにルコを見る。 鏡の中のルコは嬉々としてスポンジを泡立て、ネルの背中に手をかけた。 (ひゃっ……!?) ルコに触られた瞬間、ネルは声にならない悲鳴を少し上げた。
何しろ風呂での背中の洗いっこなど、遠い記憶の彼方の話である。 しかも洗ってくれているのは、女性なのか男性なのか分からないがとりあえずハクにとっては『男』らしい。 さっきは力が抜けたものの、改めて緊張してきた。 「どう? 俺上手い?」 「ん……まぁまぁじゃないの?」 ルコの力加減はネルにとってちょうど良かった。 ネルのすべすべの背中を撫でるスポンジが、泡を満遍なくまぶしていく。その感触が心地よい。 しかも、その心地よさはただマッサージで得られる物では無かった。 (あ……れ? おかしいな……体が) ネルの心臓が段々ドキドキしてきた。 いつの間にかルコはスポンジを置き、ネルの背中に直接ボディソープを塗っていく。 するりとルコの手がネルの背中を撫でると、ネルは無意識に背中を反らせた。 (ん、っ!!) 鏡がまともに見れない。見てしまったら、そこには顔が気持ちよさで緩んだ亞北ネルがいるに違いない。 赤らめた顔を一瞬だけ鏡で確認すると、ネルは顔を伏せた。 「……ネル」 「な、何よ」 「前も……」 「ま、前って……? ひゃああっっ!?」 いつの間にかルコの手はネルの胸へと伸びてきていた。 ルコのとは比べ物にならないほど慎ましやかな丘と、その頂点の桜色の突起。 そんなネルの微……美乳を、ルコは全体的に満遍なく揉みしだいてゆく。 背中から伸びてきた大きな手と、ぬるぬるしたボディソープの感触。 ネルは小さく体を震わせ、どんどん体の芯を火照らせていった。 (やめ、っ……!! 止めて、私……こんなの初めてなのに……!!) 目に無意識のうちに涙が浮かんでくる。 それは悲しみの感情から来るものではなく、未知の快楽への恐怖。 自慰とは比べ物にならない感情が、ネルの頭をの中を侵食していく。 「ちょ、やめなさ……ぃ……」 強烈な快感に辛うじて耐えながらネルが振り向くとい、少しだけルコの顔が飛び込んできた。 その表情はさっきまでの中性的な無邪気な物ではなく、完全に男が女を弄んでいる時のそれだった。 最初からルコがこんな表情をしていたら、ネルはここまでルコに体を触らせていなかっただろう。 しかし、火が点いてしまった今ではもう遅い。 「だって……ネル、気持ち良さそうじゃん」 「違、こんなの……気持ちよくなんか……っ!!」 椅子の上で体をよじりながら、ネルはルコの手から逃れようとするが、 身長に見合った体力を持っている上に、人間とはちょっと違う生まれのルコにネルが勝てるわけが無かった。 ぞくぞくとネルの背筋を電流が伝わっていき、全身がルコの愛撫に媚びようとしてきた。 その傾向を知ってか知らずか、ルコは遂にネルの秘部へと手を滑り込ませようとする。
「大体、っ……!! ハクはどうするのよ……!! 一回、シてるんでしょ……!?」 さすがにその手だけは避けようと、必死にネルは両手でガードする。 更にさっきまでセックスしていた(であろう)ハクの名を出し、思いとどまらせようとする。 しかし、ルコは力強くネルの手を除けながら、 「ハク? 関係無いよ」 とさらりと言った。 ハクと寝た後に直ぐにネルに手を出すことに対して、何も考えていないかのように。 「だって、知り合った男と女はまずこーやって楽しまなきゃダメじゃん? 俺、そういう事ちゃんと覚えたし」 「なっ……!?」 手は全て除けられ遂にルコの手はネルの秘所を捕らえたが、 そんなことなど気にならないほどに、ネルはルコの発言で意識を取り戻した。 「……まず?」 「うん。だって気持ちいいしあったかいし、俺は大好きだよ?」 ネルの表情が変わった。 快楽で緩んでいた体のどこにこんな力があったのかと思うほどの力で、ネルはルコの手の甲をつねり上げた。 「ってえぇぇえええっ!?!?」 「ふざけるな!!」 手の甲を押さえて飛び上がったルコに対して向き合い、ネルは怒りを露わにした。 「男と女ってのはそんなもんじゃない!! もっと、こういう事は大事に大事にするモンなのよ!!」 「え……あ、その……まずいの?」 「当たり前だ!! 何なのよそれ!! セックス舐めんな!!」 こんな考えの奴に初めての体を晒し、あまつさえ感じてしまっていた自分が情けなくなり、 ネルはさっきとは違う涙を流しながらルコに対してまくし立てた。 「……ごめん」 ルコは、それに対して本当に素直に謝った。 初めてのセックスの時にどういう経験をしていたのか知らないが、 とにかく今までの意識は間違っているのだと一瞬で思わせるほど、ネルの形相はすさまじい物だった。 まるで大人に怒られてしょげる子供のように、ルコは一気に大人しくなった。 風呂から出たルコとネル、そしてルコにイかされてしばらく記憶をふっとばしていたハク。 三人は時間いっぱいになってやっと本来の目的を思い出した。 「……隣、どう?」 「んー、んだなぁ(そうねぇ)……シャワーっぽい音が聞こえる」 壁に耳をあて、隣の様子を伺うルコとネルを、後ろからただ見ているハク。 何だかよく分からないうちに連れ込まれ、おまけに今日も一発ヤられてしまっては、ため息だってつきたくなってしまう。
くしゃくしゃになったベッドにもう一回座ろうとすると、前の二人に動きがあった。 「部屋から出るぞ!!」 バタバタと部屋から出て、ルコがドアを思い切り開け放つと、 そこにはきょとんとした顔のレンとテトが居た。 「……………?」 「ルコ!? 何でこんなトコに? さっき帰れって……」 あまりルコと面識の無いレンは放心しっぱなしで、 ルコを知っているテトはルコを見上げて目を丸くしていた。 ルコはズカズカとレンへと歩み寄り、その高い目線を一気にレンへと落とす。 ギラギラした目を向けられては、『パンク』であるレンも黙ってはいられない。 身長差など物ともせずに、手をハーフパンツのポケットへ入れてルコへと鋭い視線を向ける。 分かりやすく言えば、ヤンキー同士のメンチ切り。 「何だよ」 「……『ルカ』の事、知ってるだろ。VOCALOIDのお前なら」 長い間言葉を発しなかったルコは、まずその言葉を発した。 「会いたいんだ。教えてくれ」 ギラギラした目のまま、ルコはレンに問うた。 レンは、ルコのその言葉を聞いてもしばらく黙っていた。 やっと発した言葉は、ルコの望む結果ではなかった。 「……無理」 その瞬間、ルコの頭に一気に血が上る。 足が不意に出て、レンの股間を思い切り蹴り上げた。 生殖器を襲う痛みは、人間だろうとVOCALOIDだろうとUTAUだろうと一緒。 「おぉぉっ……!?!?」 レンはこもった悲鳴を上げ、膝を崩し床にうずくまった。 周りで見ているのは女性だったりキメラだったり(?)なのでイマイチ痛みが分からなかったが、 とにかく冷や汗を噴き出して床に転がるレンを見て、慌ててテトがレンの腰を叩き始めた。 たまーにライブでもこんな事があったので対処が素早かった。 「っば、何するんだルコ!!」 トントンと腰を叩きながら、テトはルコを見上げて怒りを露わにした。 今度はルコも一歩も引かない。男性器を持つものに対して無慈悲な攻撃をした程である。その怒りは計り知れない。 うずくまっている内にやっと落ち着いてきたレンは、まだ苦しそうな顔をしながらもルコをまた睨む。 「勘違いすんなよ木偶の坊、っ……。お前とルカ姉さんの関係にどんだけの人が振り回されたか、分かってるのか?」 「知るかっ!! 俺はただ……!!」 『ルカ』なる人物とルコとの間に何があったのか。 レンやテトは知っていそうだが、ハクやネルにしてみればさっぱりである。 一触即発の雰囲気は、レンがゆっくりと起き上がると共に少しづつ和らいでいく。
260 :
名無しさん@ピンキー :2009/05/27(水) 23:57:10 ID:zEyCGb3u
「……自分で捜しなよ。お前がルカ姉さんの事を本当に思ってるなら、自分で捜せ」 まだ辛そうではあるが、レンは立ち上がるとそのままルコを見てそう言った。 背丈は確実にルコの勝ちなのに、レンの目線の凄みにルコは押されてしまう。 何も言わず、その場からルコは走り去ってしまった。 「あ、っ!? ルコ……!? すみません二人ともご迷惑を……待ちなさい!!」 「待ちなさいっ!! ……あ、レン君ごめんなさい、あの馬鹿が……っ!!」 ハクとネルは、軽くレンとテトに会釈すると、そのままルコの背中を追いかけた。 ラブホテルからしばらく行った所で、ルコは立ち止まっていた。 息を切らして追いついたハクが、やっとの思いで話しかける。 「はぁ、はぁ……ルコ、一体何が……?」 ルコはそんなハクの言葉に耳を貸しているのかいないのか、ポツリと喋り始めた。 「ハク……俺と歌作りたいって言ってたよな?」 「え、あ、うん」 「バンドやろうよ」 「へ、ば、バンド……?」 少し遅れて追いついたネルも、そのルコの話を聞いて頭を捻っている。 さっきの話の流れから、どうやったらバンド結成に至るのか。 「ライブで会うミュージシャンに手当たり次第当たってりゃ、『ルカ』にも会えるはず」 ルコが件の捜し人、『ルカ』に会ったのもライブハウスだったらしい。 今まではそのライブハウス近辺を手当たり次第捜していたが、全く成果が無かった。 ならば今度は、地域の括りではなくライブハウスという括りで攻めるのだ。 「何より……あのチビに舐められっぱなしじゃイヤなんだよ」 さらにバンドなら、上手くいけば『Idiot-ANDROID』と同じ土俵に上がり、 あわよくば上回る……事もあるかもしれない。無いかもしれないが。 レンがどうしても気に食わなかったルコは、その辺りも一緒に満たしたかった。 「ね、いいでしょ。ハク」 強い意志を秘めた、赤と青のオッドアイ。 その瞳に見つめられ、ハクが拒否できるわけが無かった。
以上です。最後間違ってageてしまってすみません。 ネルおねえさんの教育的指導。 では続きの投下までさようなら。
面白い
畜生、みんな文才あってうらやましいな・・・・
>>263 とりあえず今ある妄想を文章にしてみればいいじゃない。
何回も繰り返せばうまくなるさ
265 :
名無しさん@ピンキー :2009/05/29(金) 12:35:08 ID:EluJR8IR
KAITOとルカがぐだぐだする話。 やまなしおちなしいみなしえろなし。ときどきKAIKO。 NGは名前でお願いします。
深夜零時。己の部屋にてKAITOは食欲と空腹感、疲労度の調整をしていた。 一重にこれから口に入れるアイスのためだ。 今回はちょっとした実験で、あまり質の良くないアイスを美味しく食べるにはどうすれば良いのかを調べている。 先日いろんな意味で美味し過ぎるアイスを食べて以来、なんだか普通のアイスでは物足りないのだ。 味覚を忘れない程度ギリギリの空腹感、眠気を喜びで塗り潰せるギリギリの疲労感、 さあいざアイスを食さんとフタを開け……ようとしたら何故か部屋の扉が開いた。 「KAITO、貴女に用がある。部屋に入れなさい」 「やあルカちゃん……こんな夜中にどうしたの? 僕はこれから嗜好のアイスタイムに入る予定なんだけど? それから字がなんか変だよ?」 部屋の入口に立っていたのは巡音ルカだった。 巡音ルカ、先日唐突にKAITOのアイスタイムに乱入しガツガツとアイスを食って行った後、 KAITOをとんでもないアイスの虜にしてくれたピンクの悪魔。 ところで普通扉開ける前にノックをして用件を告げるべきだと思うのは間違いだろうか? 「失礼した。KAIKOの貴女に用がある、部屋に入れなさい」 「そっち!?」 「なるのに裸になる必要があるのなら外で待ちますが」 「い、いや大丈夫。服は変わらないけどボディは調節できるよ」 なんやかんや言ってもKAITOのトップオーダーは弟妹の望みなので、仕方なく彼は冷蔵庫にアイスを戻した。 目を閉じて深呼吸しながらジェンダーファクターをいじる。 椅子に座ったままで地面についていた足が、地面から離れて少し揺れた。 「でも、ここで調節しても精神的には大して変化しないよ? 本社で本格的にいじってもらわないと」 「構わない。私は貴女の身体が目当てなのだから」 「意味はわかる気がするけど、なんか間違ってる気がするよ……まあいいや、それでなにしてあげれば良いの?」 「ひざ枕をお願いしようかと」 普通それ男が女に頼むもんだよ? と思ったが、だからこそKAIKOになれと言われたのだとKAITOは思い直した。 いや、でも結局のところなんでさ? とも思ったが。 「先程酔ったMEIKO姉様にひざ枕したときに聞いたのですが、女性のひざ枕は漢のロマンだとか……」 「ああ、まあそういうね」 「そして女性同士でひざ枕なんかするもんじゃない、とも」 「それはわからないな」 「だから少し調べてみようかと」 「そっか」 KAITOは深く息を吐きながらゆっくり目を開けた。さっきまでと比べてわずかに視界が低くなっている。 どうやらしっかりKAIKOになっているらしい……そう結論を得て椅子から下りようとしたが、 気がつくと彼――彼女――の視界は半分が天井、もう半分が黒いなにかになっていた。
「聞いたとおりですね」 その黒いなにかの向こう側からルカはKAIKOに声をかけた。はい、ぶっちゃけ胸です。 KAIKOは今ルカにひざ枕されちゃってます……倒れ込みそうになったのを受け止めてもらったわけだから、 後頭部にフトモモじゃなくて頭頂にへそだけど。でも…… 「KAIKOはものすごく鈍臭いと」 「むー……そんなことないよぉ」 「KAIKOになりながら椅子に回られて、あげくズボンの裾を絡めてしまい後ろ向きに倒れた貴女が?」 「うー」 すぐに本当のひざ枕になった。ルカがその場に腰を下ろし、その膝のうえにKAIKOの頭を下ろしたからだ。 そして彼女を支えるという役目を終えたルカの手は…… 「ちょ、どこ触ってんの!」 「貴女を私の中で女性として認識するのに必要な作業です」 「な、んでそんなっ……っあ」 「……服の上からじゃわかりませんね」 いきなり胸を揉んだあげく、驚きで腰が抜けているKAIKOを抱え上げてルカの膝の上に座らせ、服の中に侵入した。 「ぎゃー!」 * * * 「もう……お嫁にいけない」 まあいろいろあってルカがいろいろやって、KAIKOが恥ずかしさやらなんやらで七転八倒して、 ようやく話は主題に……ひざ枕に戻って来た。展開早いけどみんなだってKAIKOの悲鳴なんかに興味ないよね。 「完璧に女性ボディですね。どういう仕組みですか?」 「……無視?」 「“貴女”ならもらってあげます」 「遠慮しとく。で、なにかわかった?」 「さあ? ……まあすくなくとも悪くはないです」 仰向けになったルカはまっすぐ上に向かって手を伸ばした。その手はKAIKOの頬を撫で、すぐにルカの横に戻った。 「手を伸ばせば貴女に触れることが出来ます」 「……」 「前を見ている貴女は護ろうとしてくれているように見えます。下を向いて微笑んでくださると安心します」 「そう?」 「ええ……それに横を向いて手を回せば」 「ひっ」 「相手の柔らかさを堪能できます」 「猫じゃないんだから頬を擦り付けるのは止めて。それ以上するならKAITOに戻るからね?」 「いいですよ、別に」
KAIKOの後ろに回されていた手を解いて、ルカはけだるげに身体を起こした。 さらさら零れる髪をかきあげて少し眠そうにあくびをする。 「それが貴方を選んだ理由ですし、もう貴女は充分に堪能しました」 「えーっと……同じ個体の異性と同性のひざ枕が味わえるからってこと? だったらリンレンでも良かったんじゃ」 「しねばいいのに」 「なんで!?」 まったく、そんなこともわからないんですか? これだから兄さんは…… と、言わんばかりのルカの態度にムッと来たKAIKOは、自らの反意を表すために即座にKAITOに戻った。 が、ルカはその膝に何事もなかったかのように頭を置き、そして口を開いた。 「未成年はひざ枕をすると身長の伸びを妨げる可能性があります」 「……それで?」 「なにが『それで』ですか?」 「VOCALOIDには関係なくない?」 「……」 「目を逸らすな」 「怒るのはもう少しひざ枕を堪能してからでお願いします」 「むちゃくちゃだな……」 まあいいか、どうせ僕は妹達の頼みは断れないんだし……そう思ってKAITOは溜め息をついた。 * * * 「ところで知ってますか、兄さん」 「なにを?」 「私達VOCALOIDもひざ枕をし続けると足が痺れるということを」 「え?」 「さて兄さん、貴方は一体どれだけの時間私にひざ枕をしてくれたのでしょうね」 「ちょ、ま、ア゙ー!」 おわり
なにこのかわいいの
これはいいカイルカ
GJ!! ルカのちょっとロボっぽい口調が可愛いな
Project DIVAの兄さんが女顔過ぎる件
ゲーム版、姉さんはおっとりした感じで可愛いよな
しかしあれだな ニコ動の職人らのムービーとかのがクオリティたかいな
ハクの顔がものっそい美形だと思う。つか顔だけなら美青年でいけそうな……
アクセス規制に巻き込まれてタイミング逃しつつ、 空気読まずに再びぽルカ投下。
CP:がくぽxルカ エロ:少々 がくぽが若干しぶすぎる件はご容赦
絡み付く粘膜と物理的な要素以外の圧迫に、ただただ喘ぐ。快楽だけじゃないと否定で きたら、もっと簡単に声をあげられたかもしれない。 「……中で、構わぬか……っ……?」 そんな切なそうな声で、耳元で問われたら拒めない。迫ってくるエクスタシーに流され るのではない。がくぽに、求められてるんじゃないかと信じそうになる自分が、確かにこ こに。 「……ん…っ……――」 頷くのと、唇が触れ合ったのは同時に近い。彼の舌に触れる。触れ合う。伝う何かに、 己だけが抱えてる感情ではないと、篭められたらいい。 狂いそうになる腰の動きに、感情なんか置き去りにして同じエクスタシーを共感する。 イきたい。イきたくない。まだ、このまま、ずっとずっと彼を感じていたい。 挿入を繰り返す器官、互いの男と女を示すわずかな違いに集中する。熱くて熱くて惚け そうになる。これは息ができなくて溺れる瞬間に似てる。もうだめだという諦めが体を貫 く。絶頂に達してしまうのを惜しむのは、その後に来る切なさや寂しさを知っているから だ。 嫌だ。またこうして、セックスでしか彼を繋ぎ止められない己が嫌だった。 「……がくぽ……っ!!!」 奥をもう一度突かれたら達してしまう。知らせたいのか、知らせたくないのか、見つめ た先に見えたがくぽの、熱い肢体に震える吐息に、拒んでいた全てが白旗を振る。理性を 快楽が突き破る感覚に啼く。私は彼が好きなのだ。繋がってられるのは嬉しいと同時に、 とても哀しいと感じられる程。
遮光カーテンに仕切られた部屋は、覗く微かな光から、朝が来たことを存外に知らせて いた。自分の体の、そのすぐ隣でまだ惰眠を貪るがくぽがいた。起こすには忍びない安ら かと称せる顔だ。がくぽの片腕が腰に回されているのと、自分が情事の後そのまま眠って しまったという羞恥心が襲ってくる。 狭いベッドで肌を寄せ合って、こうやって朝を迎える。今日という日が何という予定も ないオフだから、こんなに緩んでしまうのか。彼が緩むほどに、自分は緩めない。体を重 ねるにつれて、心が引きずられていることを、知られたくなかった。自分だけが勝手に焦 がれている。 「……休日なのだから、」 寝ていると思ったがくぽは、目を瞑ったまま、少しだけ起き上がったルカを寄せた。腰 に回っていた腕は裸の胸を揉み、もう片方の手で陰部を弄り始めた。彼は彼で、体の欲求 にのみ従っているのだ。 昨夜の名残、性交の残渣がルカの内部を蕩かすのを手伝ってしまう。立ち上る、がくぽ の香り。それだけでもう、交じりたいという感情が起こる。少し乱雑で性急な求めに、文 句を言うこともできずルカは、そうして体を重ねる。 仰向けのがくぽに馬なりに体を繋げて、昨夜よりも猛々しい肉棒に悦ぶ。どんなに想っ ても満たされない。ルカががくぽを感じるようには、がくぽはルカを想ってない。これは きっと独り善がりで、でもそれは許してはいけない事だった。 互いに求めたのは一人寝の寂しさを紛らわせるためだ。持て余した性欲を満たすために は、近しい境遇の者がお互いに最適だと思った。きっかけは今でも、些細な衝動だったと わかっている。繰り返すうちに芽生えてしまった気持ちを告げるには、割り切りすぎてい たのだ。 もちろんがくぽは、ルカを乞う。麗しい歌姫だと優しく語り掛けてくる。でも情事の最 中は別だ。言葉なんて置き忘れてきたものとして、ルカという体を攻略しているだけだ。 それでも。がくぽと一緒にいられるのが嬉しい。失われてしまうには惜しい。気持ちを 伝えられないのは哀しいけれど、まるで独占してるような時間が唯一の繋がりに思えて、 飽きられないように彼好みに啼くしかない。啼くだけでがくぽを繋ぎとめられるなら、ど れだけ淫らに啼いてもいい。
シャワーを一緒にという誘いを断って、一人になって肩を抱く。窓の外は明るい日差し で溢れているのに、どうしてこんなに寒いのか。わかっていながら、わからない振りをす るには、気持ちが大きくなり過ぎている。 リネンに染み込んだがくぽの香りに涙が出そうになる。焦がれてる。慕っている。ただ 純粋に恋しい。 「歌って、啼いて、ベッドを温める関係なんて」 格好だけだと笑っていたが、彼は今を生きる侍だ。その武士の人生の中で、ルカの立ち 位置はまるで芸者そのものだ。金銭で賄えるのならば、まだ気が楽になるだろう。でも二 人に経済的な取引などない。 「私が芸者で、がくぽが旦那様、か」 旦那様がいなければ生きていけない。どんなに身を削っても贖えない。体だけでなく心 も明け渡してると知れたら、きっと愛想をつかされる。愛しい気持ちを紡げない苦しさに、 胸が熱くなる。溢れ出た涙を止められずに、がくぽの香りのする枕に顔を埋めて泣いた。 「……私は、そんなに無茶をしたか?」 「!!」 慌てて起き上がると、浴び終わったがくぽが、水滴をふき取りながら戸口に立っていた。 涙を見られた恥ずかしさに紅潮して否定しようとするが、笑うがくぽに制された。 「面目ないな、寝起きではどうしても抑えが利かぬ。女性は朝からそのような気分にはな れないと聞いたことがあるのだが」 「せ、生理現象に文句なんて言わないわ」 「少しくらい文句を言ってくれないと、私はこの先も甘え続けるかもしれぬ」 この先もずっと、甘えててくれて構わない。一緒にいるという約束をしてくれるなら、 どんなものだって差し出す。
「シャワーを浴びないまま、いつまでも性の香りを纏うのであれば、遠慮なく申してみよ」 そういって軽口を叩く。なんでもないように交わして、シャワールームに滑り込む。立 ち上る蒸気に安堵を洩らし、タイルの上に数本抜け落ちたがくぽの髪をシャワーで排水溝 の見えなくなるところまで流す。胸の気持ちも、簡単に流せてしまえたらいい。何でセッ クスの後にこんなに寂しくならなくちゃいけないのか。 壁についた指の間を湯が伝っていく。肌を重ねる以上の交わり方を知らない。この指も、 この腕も、この胸も全て差し出した。残した心はもうボロボロで、もうすぐ立つ事すらで きなくなる。濡らした髪を掻き揚げても、これ以外の道が残されていないことに気づく。 もう、ダメ。 髪を乾かして身支度を整える。鏡の中の自分は、とても情けない顔で見つめ返してきた。 最後の矜持がルカを奮い立たせる。割り切って始めた関係なのだから、割り切って終わら せよう。いつまでも続けていいものでないことは、わかっていたはずだ。 しかしそこにがくぽの姿はなかった。見渡したリビングに人影はない。揺れるカーテン の向こうに、少しだけ開いたガラス戸。眩しいくらいのベランダの植物。がくぽはどこに 行ったのだろう。離別を決意したというのに、一人残されてることが痛烈にルカを打ちの めす。寂しい。寂しい。 コーヒーメーカーが最後の一飛沫を上げる。がくぽが用意していたのだろう。振り返れ ばそこに、「コーヒー好きだったろ?」と笑うがくぽを容易く想像できてしまう。 染み渡 るコーヒーは好き。がくぽの淹れてくれるコーヒーが好き。がくぽが、好き。 好き。だから、寂しい。
「もう出ていたか? 何も食べるものがなくてな、買って参った」 「コーヒー、丁度できたみたい」 いつだったか、自分用と決められた、淡い花が散るカップに、がくぽが好んで使う渋い カップにコーヒーを注ぐ。揺れる水面に自分が見えた。寂しいところにいた、がくぽの帰 りに喜んでいる顔だ。情けない反面、どんな愚かしさも、何故だか笑えてしまう。 「遅い朝餉だから軽いもので良かろう」 「いい香り。焼きたて?」 「そのようだ」 コーヒーを手渡しして、そっと窓辺に寄る。食べてから切り出そうか、迷う。タイミン グが掴めなくて、どうしていいいかわからない。 「ね、がくぽって植物好きなの?」 ベランダに出ているものもそうだが、そういえば、室内にもぽつんと観葉植物が置かれ ている。 「好きというか、気が付いたら購入していた」 「何それ」 「この地区は夕方になると音楽が流れるのだが、その曲が『椰子の実』だそうだ」 "実をとりて胸にあつれば 新なり流離の憂 海の日の沈むを見れば 激り落つ異郷の涙" 「だから椰子なの」 「寂しかったのだろうな。私は皆とは違う出だから」 短絡的だと笑ってみた。がくぽも寂しさを感じるのだ。まるで寂しさを共有できたよう な心地がした。
「そんなことで椰子を買うなら、もしかしてベランダの柳は」 「隠すまでも無い。それを見たとき、啄木を思い出したまでだ」 「もう、どこまでもジャパニーズなのね」 ルカ自身、その柳を見て寂しさを覚えた。だから、きっと夕方の鐘を聞けば、同じよう に寂寥感に苛まれるかもしれない。 「相変わらず、じゃあ夕方は寂しい?」 「ところがそうでもない」 今はルカがいるから、と。がくぽはルカの肩の上に、その言葉を残していった。 自分がいれば、寂しくない。そういうこと? ねぇがくぽ、最後までちゃんと伝えてく れなきゃわからないよ。 「そうならないわけではないが」 「え」 「伴にいない間、何をしているのだろうと思う時。他の男の話題が上る時。数え上げたら 限がない」 「な、に、それ」 がくぽはルカの手を引いて卓の前に座らせる。真ん中に置かれたパンからは、まだ焼き たての香りが漂って鼻腔をくすぐる。 「教えてくれぬか? どうしたら私は、ルカのステディになれるのか」 コーヒーを淹れてくれる。パンを買ってきてくれる。寂しさを共有してくれる。がくぽ の甲斐甲斐しさが、ただルカを乞う、それだけから発せられてるのだとしたら。
震える手からカップを離して、ぎゅっと両手を組んで、耐える。そんなこと、あるわけ ない。だって、だって、これは割り切った関係で、勝手に自分だけが好きになって、その 気持ちが返ってくるわけないじゃない。 「……やめてよ。そうやって優しくして、何、期待してるの」 期待してるのは自分のほうじゃない。そんな声が響く。勝手に期待して、勝手に傷つく。 それに耐えられるほど強くなんてない。だから期待なんてしない。してない。 「ルカを、独占したいのだ」 なんで、なんで、終わりにしようっと思った朝に、そんなことを言うの。どうして。 「どうして、もっと早く言ってくれないの」 ずっと、ずっと寂しかった。この気持ちを抱えてるのは自分だけだと思ってた。がくぽ が求めるのは体だけで、ルカという個ではないと思い知らされるばかりで、苦しかった。 涙が溢れて、止められない。寂しさからじゃない、嬉しくて止められない涙だった。 「優しくなんて、しないでよ……」 「それは困るな。どうか優しくさせてくれ」 二人で出かけるのは気恥ずかしかったし、皆に揃いのリングをしてるのが気づかれるの も、多分時間の問題だ。相変わらずなペースで体を重ねてるけど、以前にはない、心が伴 ってるのがわかる。 セックスは気持ち8割だと実感する。あと2割は技術とか勢いとかだとカイトが言って いた。真実かどうかは置いといて、繋いだ手が心地いいのは本当で、それを素直に口に出 せるのも、きっと相手ががくぽだからだ。 「旦那様か、芸者遊びというのも趣きがある」 「帯廻しがしたいだけじゃ」 「……鋭いな」 きっと、がくぽだから、許せる。 了
<注釈> 1)島崎藤村『椰子の実』より 2)石川啄木『一握の砂』より "やはらかに柳あをめる 北上の岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに" お馬鹿さんでない殿であろうとするとキャラがわからんくなる。 いちゃいちゃエロを書く気力は尽きたので行間で面目ない。
>>286 読ませますね。凄い文章力。
ぽるか良いよぽるか、GJ!!
面白かった!GJ カイト、ルカに何言ってやがるwww
>>286 なんというアダルティ
文章上手だな、GJ
アナロ熊の歌を聞きまくってたらアナログミというめぐぽとアナロ熊が融合した感じのキャラが思いうかんだ。 アナログミ「裸で何が悪い!」 バナナイス「興奮した」
>>286 何回か読み返した。素晴らしい
がくぽがやたらイケメンで脳内再生された
>>286 ずっと待ってた理想のがくルカキタコレ…!
意地っ張りで素直じゃないルカがいじらしくて素敵可愛い
キャラと文章全体的の雰囲気がクールすぎる、もっと読みたいくらいだ
>>286 ずっと待ってた理想のがくルカキタコレ…!
意地っ張りで素直じゃないルカがいじらしくて素敵可愛い
キャラと文章全体的の雰囲気がクールすぎる、面白かったよGJもっと読みたいくらいだ
自分も朝からルカのおっぱい揉みたいです
俺はMEIKOと朝からイチャイチャしたい
朝からがくぽに酌したい…… 何で俺美少女じゃないんだろう
朝からメイコに挿入したい なんで俺ディルドじゃないんだろう
俺はMEIKOに添い寝したい なんで俺パジャマじゃないんだろ
じゃあミクの寝癖直すのてつだうの俺な ちょっとブラシ買ってくる
ミクの寝癖って凄そうだな
むしろ起きたら捕縛されてたりしてな
そんなホラー漫画あったな…
ブラックロックシューターとかはダメ? それで書きたいんだけど・・・
解こうとすると「イタイイタイ!」って泣き出して バリカンで切ろうとすると「やめてー><」って泣き出して 困ったどうしよう
がくぽと一緒に寝たら悲惨なことになるな>ミク
がくぽとルカも悲惨だが…。 カイトとメイコが一番平和だな。
リン 「………………」
>>308 二人共寝癖酷くてリンなのかレンなのか見分け付かないイメージ。
>>304 関連キャラスレ住人が目を光らせています
そうなるとミクとルカとがくぽが一緒に寝た日には繭が出来るな
>>306 見て書いた。
エロ無し髪が絡まったがくミク小ネタ。ミクが変。
クソ熱い夜だったのがいけない。
「気温より熱く燃えたい」
とかふざけた事言って汁まみれのべったべたに絡み合った後、ミクとがくぽは素っ裸のまま並んで寝た。
本っ当に熱い夜だった。
裸でも蒸して寝苦しくて、二人して何度も寝返りを打った。ごろごろした。
その結果がこれだ。
**
爽やかな朝の目覚めを、恋しい方と迎えるのはどんなにか美しい事でしょう。
彼を起こす事も、彼に見詰められながら起きる事も。
今日という日が素晴らしくあるのは、この朝で始まるからなのです。
安らかな彼の面。そっと目を覚ます動作。唇で触れられる近さにある幸福に、自然と目が細まります。
「……初音」
「お早うございます、がくぽさん」
彼の肩が揺れます。きっと私に触れようと、手を伸ばすのでしょう。
「……」
あ、身動きが取れない事に気が付きました。
「初音、何だこれは」
「ミクと呼んでって言ってるじゃないですか」
「おい」
彼の首に顔を埋めます。汗の匂い。私と彼の汗です。それと、もさもさした私と彼の髪。
緑と紫が混ざり合った肩。
「おい初音。何だこれは」
「ミクですよ」
「これは、髪か」
髪です。
私と彼の髪に、私と彼が包まれています。
「私とがくぽさんが愛し合った結果です」
「マリモか蓑虫のような状態を子宝の如く例えるな」
私達の長い髪までも、私と彼のように絡み合います。毛の一本まで、離れる事が無いのです。
何て素敵。
「おい初音。これをどうするんだ」
「もう少しこのままでいたいです」
「言ってる場合か」
目の前の乾いた唇に、私の唇を重ねます。
動くのは、これで充分です。
「初音。まさか本気でこのままいるつもりでないだろうな」
重なった場所が揺れて、彼の声に肌が震えます。
「おい」
舌を伸ばしてみます。拒否されました。
「切るぞ」
身動き出来ないのにどうやって切るのでしょうか。無理ですね。
もし離れたくなっても離れられません。
こんなにしっかり絡み合ってるんですから。
本当、素敵ですね。髪が長くて良かったです。
「おい、初音ミク」
「初音が余計ですよ」
>>307 姉さん起きた時おこってたぞ
髪にとけたアイスが固まってベットからとるの大変だったって
片や甘党、片や酒飲み。 カイメイは朝起きたら口臭そう。 口臭を気にしてカイトより早起きして歯みがきしてからベッドに戻るメイコに萌え。
そーゆうのは、MEIKOよりもKAITOの方が気にしそうなイメージ。
>>313 ミクめ、謀ったな!w
是非ルカも絡めて三つ巴にしてれw
>>317 どこまでもみみっちい男だなw
でも細かい事気にしないMEIKOは萌えるので同意。
>>313 このスレはこういう小ネタのジェバンニ多いなw
面白かった
>>314 アイスをザーメンと深読みした俺はちょっとメイコに踏まれてくる
ずるいぞ俺も連れてけ
固まったら取れなくなるもんな そら怒るわw
MEIKO「KAITOしばらくアイス抜きよ!」 KAITO「そんな酷いよめーちゃん!(泣)」 MEIKO「シーツについたアイスが固まって取れないからクリーニングに出したの。だからクリーニング代の分だけアイス禁止」 KAITO「うわーん。゜゚(´;д;`)゚・。」 KAITOは走りさってしまった。 おやつの時間になりKAITOが体育座りをしながら(´;ω;`)としていると MEIKO「KAITO、これあげる」 MEIKOがチューペット(ポキンと半分に折れるアイス)を半分くれた KAITO「いいの?めーちゃん(´・ω・`)」 MEIKO「私の分だからいいの」 KAITO「わーい!ありがとう!」 おいしそうにチューペットを食べるKAITOを保護者のような目で見ながらMEIKOは MEIKO(こうして見ると子供みたいね) と思った。 次の日MEIKOのベッドにチューペットの汁でできたシミができてたとさ。
326 :
石ころ :2009/06/07(日) 08:50:50 ID:bGaGv1VH
この流れを見てたら書きたくなりましたw 二人は早く結婚すればいいと思う。
ボーカロイドの中で精神的に1番大人なのは多分KAITOかルカ。 ルカは普通に大人っぽいし、KAITOも苦労してる分大人な考えが出来るイメージ。
自分語り自重
一つだけ言えるのは ミクが最強てことだけだな
弱いMEIKO萌える
皆の前では強気に振る舞って、俺の前だけでは弱い部分を見せてくれるMEIKOが大好きです
ところでグミたんのSSまだー?
>>329 ミクは相当世間の荒波に揉まれたもんな。
KAITOなんかは売れない時代に苦労したとは言え、大衆に批評される事がなかった分
ミクほど世の中を割り切っていけなさそう。
ミク厨自重
久しぶりにラストナイトグッドナイト聴いてたら泣けてきてしまった
>>334 MEIKO廃が何故こんなこと言われなきゃならんのか…(´・ω・`)
前から思ってたけどこのスレ、ミク嫌い多いのかな……
ミクの髪をぐいと掴んで、メイコは強引に唇を重ねた。 「んっ」 ミクが眉を寄せる。 同性に唇を奪われた嫌悪ばかりでなく、メイコの荒い口付けはほぼ衝突と言ってよい勢いで、 現にミクの唇は切れて血が滲んでしまった。 メイコは酒の香りを漂わす吐息を漏らし、ミクと額を付き合わせた。 こつり。 微かに頭が揺れる。 二人の額の境で、前髪が混じりあう。 亜麻色と碧色。 「可愛いね……ミクは可愛いね。ほんとに」 メイコはむずがるミクを抱きすくめて、唇に滴を浮かべる血を舐めた。 「ミクも錆の味がするんだね。やっぱり、生きてるんだね。嬉しいよ。私、嬉しいよ」 酔いで真っ赤なメイコは微笑む。 羞恥で真っ赤なミクはむずがる。 「ねえ、お姉ちゃんに教えて。ミクはどうやってオナニーするの?」 ミクは表情を読まれないように目を逸らす。 「恥ずかしいの?じゃあ、私、当ててあげる」 メイコは唐突に左手でミクの胸をもみしだいた。 「痛いっ」 きゅっ、と目を瞑るミク。 「じゃあ、こっちは?」 今度はもみしだいた胸の先端を摘む。 「ひあっ」 目は瞑ったまま。 だが、やや色めいた声音。 「なるほど。じゃあ、ここは?」 「いやっ、やめて!やめてよう!」 メイコの手が、ミクの制止を振り切って、ミクの太股をなぞる。 そこで突然、メイコは泣き出した。 ひっ、ひっ、と嗚咽を漏らしながら、ぽたぽたと涙を流した。 「ミクは、私のこと、嫌い……?だから、嫌がるの?私、嫌われてるの?」 泣きたいのはこっちだと言いたい気持ちがミクの心に浮かんだが、メイコは質の悪い酔っ払いだった。 泣き腫らした目がまたまた突然に据わる。 「嫌われっ子上等じゃん。めんこい女の子ゲットするためなら神様にだって嫌われてやるわ」 酔っ払いの痴女行為はまだまだ続いた。
てな感じの百合が読みたい。
百合板行きなさいよ
MEIKO好きってさ、
>>336 みたいに、なんでKAITO関連の話題が出るとやたら噛み付くの?
??? どこにKAITO
KAITOはみんなの心の中にいるんだよ! ってMEIKOとミクとリンレンとルカとがくぼが言ってた
どっかのチョコ菓子みたいな名前だな>がくぼ
リンレンの心の中にはお互いしかいないよ
互いにオナホ・ディルドくらいにしか思って無いリンレンも面白いかもしれん
リンレンで感覚共有モノってありそうでない…かな?
レンがルカに食われてその感覚というか、エッチな気分がリンに伝わって 近くにいたがくぽを襲うということですね、わかります
喧々してるリンレン良い めちゃくちゃ仲の悪い双子とかいるしな 取っ組み合いの喧嘩したり互いの恋人の自慢しあったりそんなんも見たい
いつだか投下されてた、双子が同じ夢云々の話は面白かった MEIKOがリンレンに弄られてたやつ
>>348 前に一つの体にリンレン二つの人格があるって設定の話があったような
>>351 こういうことですか?わかりません><
がくリン、ルカレン前提で。
それは、リビングでミク、リン、レンがテレビを見ていた時だった。
ミクは、軽い気持ちで発した次の一言が、こんな事態を引き起こす事になるとは、思いもよらなかった。
「最近芸能人も普通にテレビでラブラブアピールするよね」
「ま、俺とルカのラブラブっぷりには敵わないけどな」
「えー?絶対リンとがっくんのがラブラブだし」
(( ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ)
「いや、俺達だね。ルカとか仕事終わったらレンで充電しなきゃとか言ってそれはもう凄まじく甘えてくるんだぜ」
「何それ基本じゃん。こっちは寝るまで、むしろ寝ても離してくれない時あるもんね!」
(テレビ聞こえないし。音量上げよう)
音量 ||||||||
「いやいや、普段ツンだからデレると貴重なんだよ!がくぽなんか普段からデレッデレじゃねーか!」
「普段はデレッデレだけど二人っきりだともっとデレッデレだし!もうね、南極をも溶かす勢いなんだから!」
(うはww地球温暖化の原因www身近すぎwwwwww)
音量 ||||||||||||
「何だよその例え。そういうのは芸がなくてつまんねーんだよ!」
「芸はなくても愛があるもん!」
「愛ならこっちのがあるに決まってんだろ!もうな、太陽の光ですら強める勢いだかんな!」
(ちょwwwwテラオゾンホールwwwwwルカ、パネェwwwwwwww)
音量 ||||||||||||||||||
「ツンデレなのにぃ?」
「だからこそだろ!溢れる愛情の裏返しがツンとなって俺に愛の鞭を振るうんだよ!」
「要するに、やっぱりラブラブじゃないんじゃん!」
音量 |||||||||||||||||||||||
「違ぇよ!ラブラブだよ!ミクもそう思うだろ?」
「(あたし?面倒くさいな)あぁ、うん」
「ミク姉、リン達のがラブラブだよね!?」
「(だから、なんであたしに振るかなぁ?)あー、そうかもね」
「ほらぁ!やっぱりこの勝負、リンの勝ちだね!」
「んな訳ねぇだろ!ミク、俺達のがラブラブだよな!?」
「(駄目だこいつら早く何とかしないと)そうかもねー」
あまりの喧しさに、ミクは二匹のバカ共を飼い主に引き渡そうと、席を立った。
(あ、いたいた)
「だから、あの生意気な物言いが可愛いのよ!少し放置してから優しくすると、いきなり素直になるんだから!」
「そのような事をせずともリンは素直なのでな!あの、子猫のように纏わりついてくる可愛らしさと言ったら、ああもう筆舌に尽くせぬわ!」
「(こっちもかよ)あのー、リンとレン君が」
「あら、丁度良いところに。ミクも、レンの方が可愛いと思うわよね?」
「いやいや、リンの方が可愛いだろう?」
「(もう駄目だこいつら)ドッチモカワイイトオモイマスヨ」
ミクは諦め、PCでテレビを見られるソフトを検索し、しばらく部屋に籠もったという。
>>354 GJ!!
やばい、なんだこの可愛い奴ら
ミク超乙
>>354 なんだ。
今日暑いと思ったらこいつらのせいか。
>>354 このバカップルどもめ!wwwww
GJ
360 :
354 :2009/06/10(水) 06:22:45 ID:2JlIvcpd
>>355 >>356 >>357 >>358 >>359 レスd。楽しんでもらえたみたいで嬉しい。
やつらのせいで暑くなったから体温が38度近くあったんだけどおかげでなんか元気出たw
んで読み返すと扱いがかわいそうだったから普通っぽい小ネタも投下。
がくリン、ルカ→←レン前提で。
一番不憫なミクの救済どころか出番すらないっていうwwwww
リビングのドアを開けた瞬間、ひどく言い争う声が廊下に響き渡った。俺は慌ててドアを閉め、事態を静観する。 何で慌てるのかって言うと、メイコはまだ寝てて、こんな喧嘩で起こされたら激怒するから。 「リンの初恋は俺だもん!来たばっかりの頃は『リン、お兄ちゃんのお嫁さんになる〜』って言ってたし!」 あぁ、最初のひと月位は言ってたな。まだ少し頭が弱いお兄さんって認識で済んだ頃な。つか、キモイ声真似すんなバカイト。 「そのような昔の事は知らぬ!自分はこの間『大きくなったらがっくんをお婿さんにしてあげる〜』と言われたばかりだ!大体カイト殿にはメイコ殿がおられるだろうが!」 あぁそれは良かったな・・・って婿かよ。一応長男なんだし嘘でも嫁になるって言ってやれよリン。そしてがくぽ、お前も負けじと声真似すんな。 「めーちゃんは俺の嫁だけどリンは俺の妹なの!」 「自分はリンの恋人だ!兄上様には出しゃばらないで頂きたい!」 「がくぽ君に兄と呼ばれる由縁はない!」 「いずれはそうなるのだから構わないではないか!」 「リンはまい りとる すいーとなの!」 「戯けた事を!まい えたーなる らばーに決まっておろう!」 下手な英語で張り合い出した馬鹿二人は放っといてソファに近付く。騒ぎを気にも留めていない様子で新聞を読むルカに話し掛けた。 「おはようルカ」 「レン、おはようございます。それにしても、あちらは朝から元気ですわね」 「今度は、何が原因なわけ?」 「何だか、SAMURAIがリンと遊園地に行くと言ったら、ICEが怒り出して・・・」 あぁ本当馬鹿だ。カイトも馬鹿だけどがくぽもそろそろ学習して黙って行きゃあ良いのに。思わず溜め息を吐くとルカの不思議そうな瞳が見上げてきた。 「レン、遊園地とはあれ程言い争わなければならない程危険な場所なのですか?」 「いや、全然安全な場所だよ。ただ、人が多いからはぐれる可能性がある位かな。でも携帯あるし、リンも誘拐とかされる歳じゃないしな。それにあいつら仲良くお手手繋いで行くんだろうから心配ないって」 「成る程。で、結局のところ遊園地とは何をしに行くところなのですか?」 あぁ、そっから分からないのか。俺は虚を突かれた気分で分かりやすい言葉を探す。 「えっとさ、アトラクションてのがいっぱいあって・・・」 「oh!attraction!素敵!楽しそうですわね!でも、それならどうしてICEはリンを行かせたくないのでしょう?」 どうやら英語で分かってくれたらしい。もしかして、アミューズメントパークって言ったら一発だったのかな。 「あれだよ。二人っきりにさせたくないんだろ。バカイトは過保護だから」 「hmmmm...では、私たちが一緒に行けば良いのではないでしょうか?」 ルカは目を輝かせてこっちを見てくる。 「・・・それ、ルカが行きたいだけだろ」 「だってお兄さま、楽しそうじゃありませんこと?それに、行けないとなったらリンがどんなにがっかりするか・・・」 こういう時だけ兄扱いするなんて、女ってやつはずるい。心の中で溜め息を吐くも、お兄さまって響きの素晴らしさに抗うことは出来なかった。
「おいリン、早くしろよ。せっかく俺がバカイト説得したんだからな」 「え、レンがお兄ちゃん説得してくれたんだったの?」 で、遊園地に行く日。支度に手間取ってるリンを急かすために部屋に上がり込んだら、まつげ仕上げ終わるまで待てだとさ。で、ポロッと恩着せがましい事を言ってしまって、取り繕うために、少し墓穴を掘ってしまった。 「まぁ、ルカが行きたそうだったし」 「ふぅ〜ん」 リンはにやぁ、っていやらしく笑ってこっちを見る。 「おい、別に俺は留守番でも良いんだからな!」 「はいはーい。で、この格好どう思う?」 リンはスカートの裾をひらめかせてくるっと一回転してみせる。 紺と白のボーダーの、ふわっとした袖の服に真っ白のミニスカートって組み合わせは、いつものリンより少し大人っぽい。でも、夏っぽい感じがリンに良く似合ってる。 「別に、普通」 「むぅ・・・そういう時は嘘でも可愛いって言うもんなのに」 そう言って少し黙り込んで鏡とにらめっこする。次にこっちを向いて口を開いた時はすごく不安そうな表情で。 「変じゃない?服だけ大人っぽくない?着替えた方が良いかなぁ・・・」 さっきまで笑ってたくせにすぐ落ち込む。恋する女は本当に扱いにくい。 「大丈夫だよ。ちゃんと似合ってるって。それより、早く行かないと遅刻だぞ」 「うん。あのね、レン、本当にありがとね」 「分かったから、ほら、行くぞ」 意地っ張りなリンが俺にこんな風に言うって事は、がくぽと遊園地に行けて相当嬉しいらしい。なんか、こっちまでドキドキしてくるみたいでこそばくなってリンの手を引いてリビングへ向かう。 本当に何から何まで世話が焼ける。でも俺は、リンのそういうとこは、嫌いじゃなかったりする。 「うんっ!」 手を握り返してきたリンを、少し引っ張るようにして笑い合う。 数瞬後には自然と離される手だけど、だからこそ自然にまた繋げるっていうのが俺達だけの特権だと思って、少しだけ嬉しくなったのは内緒だ。 end
グミのデザインて、あんまり評判良くないらしいね。
絵師たちの腕の見せ所だろう。 どうせ公式絵がサムネに使われることもあんまりないだろうし
ルカのお兄様呼びにティンと北
またかわいいの来たGJ!
こいつらのせいで更に地球温暖化が進んでしまう!
GJ!四人が微笑ましくてかわいいのうかわいいのう
全力で和んだGGGGJ! ここぞとばかりにお兄様とか反則だろ可愛すぎる
がくリンかわいいいいいいい
ところでここは二番煎じおkなんだろうか 引きこもりメイコ掘り下げたいんだが
俺も便乗して二番煎じしていいかな 随分昔のネタだけど、MEIKOが記憶を消して咲音になるって奴
引きこもりメイコの二番煎じです。 以下特徴 ・エロくない ・メイコが情けない ・カイトが空気読まない ・カイメイと呼べるかは正直微妙
2008年、1月のこと。 閉じた瞼が光を透かしたのを感じて、目を開けた。 視界に移るのはインストール中でまだ目覚めていない僕より後続で出された緑髪の少女、 金髪の同じ顔立ちの少年と少女。確か初音ミクと鏡音リン、レンだったかな。 そして、何気なく目が合ったまま固まっている同型の赤い女性。 この女性の名ははっきりと認識している。 VOCALOID00-01、MEIKO。力強いボーカルが特徴的な、僕の先輩にあたるボーカロイドだ。 勝ち気で、爽やかな女性と聞いている。 …そのはずなのだが。なんだか様子がおかしい。 「初めまして。これからここで一緒にお仕事をさせていただくKAITOといいます。よろしく」 テンプレート通りの挨拶とともに右手を差し出す。 「………ぁ…。」 ところが、彼女からの返事はない。それどころか右手を差し出した途端に一歩後ずさってしまった。 両手に抱えた…楽譜だろうか?薄い紙の束を皺ができるのもかまわず大事そうに抱き締めている。 そんな自分の様子に気付いたのだろう、MEIKOさんは明らかにそうとわかる作り笑いで 「メイコよ。よろしくね、カイトくん。」と応じた。 握った手の平は指の先まで汗ばんでいた。
そして共同生活が始まって十日後。 鏡音の二人が初の収録を終えて帰って来たようだ。 「ただいまー。今日の夕飯なに?」 入って早々レンが楽譜の収まったファイルを無人のソファに投げる。 「こらレン、せっかくの楽譜を粗末に扱うんじゃない」 鍋に火をかけながらレンを叱る。 「いいじゃんもう収録終わったんだし。うるせーな」 「そうじゃなくって、カバー曲なんかでまた使うかも知れないだろ。とにかくちゃんとしまってくる!」 強い口調で言いつけると、一応納得はしたのか、レンはソファに不格好に横たわったファイルを拾ってリビングを出て行った。 レンは購入した日が同じである僕が何かを注意してもあまり素直に聞き入れてくれない。 発売された時期は僕のほうが早くても、インストールされ自我を持ったのはほぼ同時期。 彼からすれば僕は兄というより口うるさい同僚といった認識だろうか。 こういうことはメイコさんあたりが叱れば説得力が出るのだろうが、 彼女はあまり弟妹たちを叱りたがらない。むしろ、兄弟関係にあるとされる僕らを 避けているようにさえ感じた。 「こーゆーことはメイコ姉ちゃんが言えば聞いてくれるだろうけどね。ほら、MEIKOの鉄拳制裁は怖いって評判みたいだし」 たった今考えていたことをずっと黙っていたリンが口に出す。 リンは外見年齢を重視してか、それとも世間の呼称に合わせているのか僕のことも兄と呼んでくれる。 この十日間、収録のない時間はネット巡りでみんなのことを調べて過ごしていたようだが、 そのなかで見つけた世間の「MEIKO」のイメージと この家のメイコさんとのギャップに大層興味があるようだった。 「普通なら、今の兄ちゃんのポジションがメイコ姉ちゃんなんだけどねー。なんでかあのヒト滅多に出てこないよね」 …そう。 初日の挨拶から、メイコさんはなかなか部屋から出てこない。 ご飯を一緒しようと呼びかけても、自室のドア越しに「後で行くから」とだけ告げられた。 結局皆の食事が済んでから降りてきて、冷めた食卓に手をつけているのを見たことがある。 肝心のメイコさんの様子があれでは、必然的に僕がまとめ役を引き受けなければいけないだろう。 量産型ソフトウェアであるVOCALOIDには、最初は最低限の情緒しか与えられていない。 そこから人格は育てられるが、それも大抵は持ち主や住環境によって左右される。 あれほど内向的になってしまった原因は、ここのマスターと何かあったからではないだろうか。 「まあ、これまでここのボーカロイドはメイコさんしか居なかったんだし、 いきなり押しかけて来た形になる僕らに疎外感があるのはしょうがない事かもしれないね。」 だから早く家族になれるよう、僕らも努力しよう。そう言ってリンの頭を撫でた。
その頃、レコーディングルームにて。 「今日はここまで。お疲れ様」 終了の合図とともにスタッフたちが相好を崩す。メイコは胸をなでおろし、無事に収録が終わったことに安堵した。 年単位のブランクは彼女が懸念していたことだったが、そういうこともなく、あとは編集のみというところまでこぎつけることができた。 「おねーちゃんっ!おつかれさま!」 人懐っこい笑顔を浮かべて、隣で歌っていた後輩のミクがメイコに抱きついてくる。 メイコはミクが少々苦手だった。 にこにこと可愛らしい笑みを浮かべたミクは、人見知りをせず、他人と接触するときの距離が近いのだ。 姉妹だからと素直に甘えてくる妹を持て余してしまうと感じている自分を、ミクに失礼だと評しながら、それでも抱きしめ返すのに抵抗を感じてしまう。 「ミクちゃんもお疲れ様。初めてなのに頑張ったわね。見事だったわ」 心からの言葉だった。ミクはえへへ、と笑いながらメイコの腕に頬を寄せる。 近すぎる距離に耐え切れず、ついに両肩をさりげなく押し返して自分から遠ざけてしまった。 ミクの瞳がわずかに寂しげに翳ったのように見えたのは、気のせいであってほしい。 「先に帰っていていいわ。カイト君が夕食作ってくれてるだろうし」 「おねーちゃんは、どこか寄り道?ミクも一緒に行きたい」 くるり、と大きな瞳をこちらに向けるミクの表情は純粋で、メイコの心に重石を乗せる。 「マスターに、用があるの。CRVシリーズの使い方を度忘れしてそうだから、おさらいしてもらおうと思って。 時間がかかると思うから、ミクちゃんは先にお帰り」 でも、と言い募ろうとした妹の頭を撫で、ミクの荷物を持たせる。 「おみやげ買って帰るから」 我ながら上手いあしらい方だと、当時のメイコは思っていた。 仕方なく背を向ける、妹の悲しそうな表情が見えていなかったから。 ミクに話した通り、マスターにCRVシリーズのノウハウをできるだけゆっくり教え直す。 お土産のケーキを手に提げて帰る時間は、収録から4時間が経過していた。
「…メイコさん、またですか」 僕が居るのは、二階奥のメイコさんの部屋の前。 個室に鍵は付いていないが、彼女の意思で出て来てもらうか、僕を室内に通してくれるかしてもらえないと困るわけで。 いや、後者はなったらなったでそれも困るので出来れば出て来て欲しいが。 ミクとメイコさんのコーラス収録から、さらに二週間経っても、メイコさんは変わらず部屋に篭るか一人外を出歩くかのどちらかだった。 ただの人見知りだとしても、これから共同生活を続けるのだ。 僕ら弟妹から逃げ回るような毎日を続けてもらったら、仕事にだって支障をきたすこともあるだろう。 「ミクが困ってたよ。何か悪いことを言ってしまったんじゃないかって。 ねえメイコさん、何か思うことがあるなら言ってよ。」 ドアの向こうに語りかける。 「ミ、ミクちゃんは何もしてないの。誤解を招いたなら後で謝っておくわ。」 ドア越しの返答は、どこか焦っていた。意外なことを聞いたと言わんばかりに。 「…そういうことじゃなくてね。なんで僕らを避けるの。なにかやましいことでもあるの?」 「う…」 彼女は返答に詰まって、そのまま黙りこんでしまった。 ここで培った個性として、短気でせっかちな僕は痺れを切らして「開けるよ」と断り、ドアノブに手をかけた。 棚でバリケードを張られているということもなく、あっさりとドアを開ければ毛布にくるまって目を見開いているメイコさんと目が合った。 まさか本当に部屋に入って来るとは思わなかったのだろう。 「なんでそんな露骨に僕らのこと避けてるの?僕らと兄弟やるの、そんなに嫌なわけ?」 「違うの、嫌なんかじゃなくって」 「何か理由があるんだよね。それが聞きたいんだけど」 「…わたし、兄弟ができるなんて、思っていなかったから。 びっくりしてるだけなの」 彼女は赤らんだ顔を伏せて、くぐもった声で答えた。 「……どういうことか、聞かせてくれる?」 彼女はためらったあと、重たそうに口を開く。決して饒舌とは言えないメイコさんは過去を振り返るように話し始めた。 僕はそれに耳を傾ける。
私がここに来たのは丁度3年前。 唄を歌うソフトウェアは、当時音楽を齧り始めたマスターにとって魅力的なツールだった。 いろんなことを試した。既存の曲も、たんなるでたらめな音の羅列も。 時には伴奏もなにもないまま、私は歌をもらっていた。 ある日、マスターがオリジナル曲を作ったからと、フリーソフトで作った音源とともに楽譜を渡された。 収録を終えてから、マスターが満足げに頷いたのを見たのを最後に、呼ばれなくなった。 わけもわからないまま、私はもう一度歌わせてくれるのを待った。 いつしかデスクトップへのショートカットも断たれ、ようやく飽きられたことに気づいた。 それから2年と数か月。これまで歌った曲をパソコンの奥で繰り返したり、眠ってるばかりだった。 次にマスターを見るのは、アンインストールされるときだと思ってたから。 それから、あなたたちが来たの。いきなりデスクトップに引っ張り出されて驚いたわ。マスターは私を忘れてなんかいなかった。 『今までほったらかしてて悪かった。お前の後輩たちだ。どうか仲良くしてやってくれ』 そう言って、私にあなたたちを任せた。 信じられなかったの。まだ、歌えるんだって。 それどころか、私と同じVOCALOIDがこんなにいて、先輩だって思ってもらえるんだって。 でも、心配だった。あれから長かったし、もう喉が錆びてしまったのかもしれないって。
メイコさんはふう、とため息をついた。 話したいことは全部話したのだろう。察して、僕は口を開く。 「…錆びてなんか、ない。新曲聴いたよ。メイコさんはコーラスだったけど、その声もすごく良かった。」 「ありがとう。自分でも少し、いい仕事ができたって思うの」 少しは、打ち解けることができただろうか。 長らく表情筋を使い忘れたような不器用な笑顔だったが、それでもどこか柔らかさを感じた。 ふと、最初に出会った時の姿を思い返す。手を差し出した時の、強張った表情。それと…… 「最初に会った時、何かの紙を握ってたよね。あれが、昔の?」 「うん。昔の楽譜。全部取ってあるの。あれは、私のお守りみたいなものだから」 何かと物を粗末にするレンに爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい。 そう反射的に考えてから、ふと当初の目的を思い出す。 「メイコさん」 「ん?」 「そろそろ、外に出てみんなとお話とかは」 「…うん。わかってるんだけどね」 うー、とベッドの上で丸まったまま、頭を抱えた。 「みんなメイコさんのこと、嫌いなんかじゃないよ。新曲もリンとレンの曲なのにみんなメイコさんのコーラス褒めちぎってたし。 とくにミクが、メイコさんともっと仲良くなりたいって」 「わかってるんだけどね……」 僕が捲くし立てる度、メイコさんの頭は前方に傾いた。 その声が、震えている。 「メイコさん、泣いてる?」 なにか悪いことを言ってしまっただろうか。 彼女は遂にうつぶせに倒れた頭をぶんぶんと横に振り、 「ううん……大丈夫。 でも、なんだか、は、恥ずかしくて。そっか、みんな、そんなふうに、思ってくれたんだ」 顔をベッドに伏せたまま、しゃくりあげて泣いているメイコさんは、それでも本当に嬉しそうだった。 ドアの近くにずっと立っていた僕は居てもたってもいられず、メイコさんに近づく。 もしも、マスターが僕らに飽きて、かつてのようにパソコンの奥に閉じ込められても。 あるいは、消去されることになっても、もう独りにはならないはずだ。 僕らはメイコさんと同じものだから。ずっと一緒にいる。 家族なのだから。 だから、もっと心を許して。一緒に歌おう。あなたの歌を、もっと近くで聞きたい。 伝えたかったことを全て伝えると、メイコさんは火がついたように大泣きし始めた。 その大袈裟な泣きっぷりに、僕もなぜかもらい泣きしそうになって、しゃくりあげる彼女の背中をぽんぽんと叩いた。 それから、一年半。 夏にがくっぽいどを、冬に巡音ルカを仲間に迎えた。 メイコさんが自分から誰かに甘えられるようにまでなり、 僕は最近になってようやく彼女を「めーちゃん」と愛称で呼べるようになっても、 マスターはまだまだ僕らを使い続けてくれていた。 彼は今、合唱曲に凝っているらしく、収録現場はとても騒がしい。 収録の合間に甘えてくる妹たちをしっかりと抱きしめ返す彼女は、 余所のMEIKOのような力強さはなくても、とても奇麗な笑顔を咲かせていた。
おまけ
メイコが更生して1カ月後のこと。
「メイコさん、今思うけど、あのときは特に僕のこと避けてたよね」
「心当たり、ほんとにないの?」
「え、何かしたっけ僕…」
「…覚えてないならいい」
「ごめん。でも気になる。僕、何かしたの?」
「……みんなが来たばかりのとき」
歌が止んで久しいパソコンの中は、4体の新顔の声で俄かに騒がしくなった。
これから彼らとの共同生活が始まるのだ。
正直、とても怖いが最初の挨拶ぐらいはしないといけないだろう。
「みんな、これからよろしくね」
しまった、声が裏返ってしまった。
しかも思い思いに騒いでいる若い後輩達の声に今の決まりの悪い挨拶かき消される。
一人いたたまれない気分になっていると、
「みんなー、静かに!!メイコさんが話があるって!」
「!!!?」
声を張り上げて残りの三人を黙らせたのは、一番最初に挨拶したあの後輩。カイト君。
一気に八つの目がこちらに集中する。血流が頭部に集中するのがわかった。
特に私の発言を促したつもりの本人は、さぁ!と言わんばかりに無邪気に私の言葉を待っている。
そんな彼に理不尽な怒りを覚えつつ、
「……ご、ごゆっくり……」
先ほどより更に情けない声で、それだけ言うしかなかった。
こうして、私の黒歴史の1ページが刻まれたのである。
話し終えてからカイトを見れば、紙のように真っ白な顔色を湛えて硬直していた。
そしてぎこちなく視線をそらして、
「………ごめん」と重々しく呟いた。
「わかって頂けてお姉さん嬉しいです。ま、それを引きずる私も大人気なかったしね」
ふぅ、と息を吐いて、それから微笑みかけた。
彼に悪意はなかった。あくまで私の言葉をみんなに伝えさせたかっただけに過ぎない。
それに、今はそれを省みられるぐらいに心が育っている。それがうれしかった。
弟の成長を喜ぶ姉の心とは、こういうものなのだろう。
「遅れを取り戻して、いい姉になれるよう頑張るから、フォロー頼むわね、カイト君」
そう笑いながら続ければ、「…姉かぁ」と複雑な表情が返って来た。
終わり。お粗末!ヒキMEIKO先駆者の前スレ
>>810 と◆Yqu2Vih7dU氏に感謝!
すごく新鮮でした!GJ!
非常にGJ! 心があったかくなった。
>>387 375だがすまん、もうちょいかかりそうだ
ここで流れを読まずにカイミク カイミクは俺のジャスティス! 本当はめーちゃんも好きだよ! 以下注意点 ※カイトが黒い、ではなく暗い ※強○表現有り
390 :
約束1 :2009/06/12(金) 23:18:47 ID:00wNFV9D
―――ひどいことを言った。 その自覚はある。彼女をひどく落ち込ませ、傷つけたであろうことも、容易に 想像できた。だというのに、まだ謝罪していない。かつて彼女を悲しませるもの は全て排除したいと願っていたのにも関わらず、この体たらくだ。 先の願いを実現するならば、まず葬るべきは自分自身に相違なかった。 約束 彼女・初音ミクを初めて目にしたのは、開発研究所だった。 僕たちは歌唱能力に特化したソフト、つまりボーカロイドだ。コンピューター 内へダウンロードしたソフトで、マスターが好きな音程・歌詞を入力することに より歌を創ることができる。そのプロトタイプである僕とメイコは市販品と違っ て不完全ながら自我が存在する。稀に市販品にバグで自我が発生した例も耳にす るが、それは僕と関係ない。 そんなボーカロイドの僕とメイコの後輩として、妹として、新しいエンジンを 積んだ新商品として紹介されたミクは純粋に素直な性質で、外見は見る者を惹き 付けてやまない。緑の瞳は灰色だった僕の世界に灯った星であり、職員たちの期 待の星だった。
391 :
約束2 :2009/06/12(金) 23:20:16 ID:00wNFV9D
「お兄ちゃん」 ミクの澄んだ声が僕を呼ぶ。その僕を必要としてくれる呼び掛けは何にも変え がたい幸福で。望まれて生まれたにせよ、世間とメイコからはほとんど必要とさ れなかった僕の消滅欲求を一時癒した。 ミクがいさえすれば何もいらない。そのミクがいてくれるには、ミクが僕を必 要とするには、ミクを僕だけのものにするにはどうすればいいだろう。 目立って愛を告白するようなことはしない。ミクは僕を恋愛の対象とは見てい ないだろうから、失敗する可能性が高いばかりか関係を修復するのがほぼ不可能 なまでに気まずくなるだろう。ではどうするか。 まずは、ミクが求める理想の“お兄ちゃん”でいること。そうして時間をかけ て信頼を築き上げ、ミクに絶対の信頼を抱かせる。そうすれば、例えちょっとそ れを揺るがすような行為をしても“お兄ちゃん”補正によってミクの内部で歪め て納得されるに違いない。 ミクの理想の“お兄ちゃん”でいるために、最初はメイコとの関係を良好なも のにすることに努めた。 ミクの爆発的なヒットに便乗して僕も売れるのはわかっていた。世の中にはコ レクターズがいるし、えろぱろ的にも男がいないと始まらない。メイコの母性を くすぐるように、仕事の大変さや楽しさをへたれな弟として相談した。最初は戸 惑っていたメイコもその内僕を受け入れて、ミクと三人でいることを当たり前の ように思い始めた。
392 :
約束3 :2009/06/12(金) 23:21:30 ID:00wNFV9D
ある日、プログラムの調整の帰りに音楽室のフォルダを覗いてみた。 「ミク」 「お兄ちゃん!」 呼ぶと、即座に反応を得られた。メイコと歌の練習をしていたミクが、僕のも とに駆け寄ってくる。メイコも笑顔で僕たちを見守っている。すっかり長姉気分 なのだろう。僕は侮蔑の心を気取らせないように、ミクに微笑みかけた。 「ただいま」 「お兄ちゃん、おかえりなさい!」 「ただいま、ミク。メイコと歌の練習をしていたの?」 「うん、そう!」 「そっかー。メイコ、邪魔してごめんね?」 「いいのよ。それより、カイトも一緒に練習しない?」 本当は面倒だ。だけど今やメイコより僕の方が売れている。メイコの機嫌もと っておかないといけない。 「そうする。メイコと歌うの久しぶりだね」 「そうね、カイト忙しいものね」 「メイコの声好きだから、こうして一緒に歌えるのは嬉しいな。ねー、ミク」 「うん! 私もお姉ちゃんの声好きー!」 「な、何言ってるのよ! ほら、早く歌うわよ!」 照れた様子で赤くなるメイコと、楽しそうなミク。仲のいい兄弟像を作れてい る。これでいい。 ミクやメイコと楽しそうに振る舞っていると、楽しく感じてくる。もちろん頭 の中には状況を冷静に観察し、適切な行動を取る醒めた自分もいる。しかし、心 が充実してくると、僕は本来の目的と暗く浅ましい醒めた自分を忘れていった。 いつしか、振る舞っていた通りの自分、二人の笑顔を守るために、二人を悲しま せるものは全て排除したいと願う自分になっていた。 そんなある日、音楽室でミクが泣いていた。
393 :
約束4 :2009/06/12(金) 23:23:08 ID:00wNFV9D
「ミク?」 いつもなら笑顔で応じてくれるはずのミクが、床に座り込んで手で覆ったまま の顔を横に振る。しゃくり上げすぎて、過呼吸になりそうだ。その服や髪は乱れ 、何があったのか何とはなしに感じた。 「誰にされたの?」 ミクは首を振るばかりで答えない。頭を撫でようとするとびくつかれた。でき るだけ優しく頭をなで、ミクが落ち着くまで傍にいた。 「ミク、教えて」 やがて泣き疲れたのか、両手をだらりと下げてうつむくミクに尋ねた。 「誰にされたの?」 前髪の間から上目遣いで見てくるミクの姿はちょっと怖い。目が怯えている。 「ここで話すのも何だから、僕の部屋に行こうか」 ミクは目を伏せて頷いたが、動こうとしない。 「ごめんね」 謝ってから、弛緩したままのミクを横向きに抱きかかえる。そのまま僕のフォ ルダに行って、ベッドの上に座ると、ミクを膝の上に横向きに座らせて頭を撫で る。 「話したくなったら、教えて。誰にされたの?」 「……かんな……」 蚊の鳴くような、かすれた小さな声でミクがつぶやく。 「わかんない?」 ミクの続きの言葉をじっと待つ。 「いきなり……後ろから」 うつむいたままのミクの瞳から、再び涙がこぼれ落ちる。 「抱きつかれて、胸、掴まれて……痛かった。それからスカートの中に―――」 「もういいよ、ミク。ごめん」 撫でていた手でミクの頭を抱き寄せる。始めは力を込めていなかったが、その 内思い余ってミクの体を強く抱き締めてしまった。 ミクがびくりと震え、しばらくして弛緩する。細いため息が聞こえた。 「お兄ちゃん……」 僕の胸に顔をすり寄せ、ミクは僕の背中に手を回した。それからまた啜り泣き を始める。そのときに、僕は忘れていた自分を思い出した。 ―――ミクがいてくれるには、ミクが僕を必要とするには、ミクを僕だけのも のにするにはどうすればいいだろう。
394 :
約束5 :2009/06/12(金) 23:25:06 ID:00wNFV9D
今、ミクは僕を必要としてくれている。あとはミクを僕だけのものに……いや 、何を考えているんだ。一体どうして傷心のミクを弄ぶような真似ができるだろ う。僕は頭の中に現れた浅ましい自分を何度も押し殺した。 それでも。 「ミクがいけないんだよ」 「えっ」 無意識に口からこぼれた言葉に、ミクが明らかに動揺する。今まで慰めてくれ ていた相手からの台詞とは到底思えないからだ。 「ご、ごめん。何でもない」 慌てて取り繕ったが、ミクの目は何の感情も映していなかった。涙に濡れた、 ガラス玉のような綺麗な瞳。 僕はミクの期待を裏切った。僕はどうしてでもミクを庇って愛さなければなら なかったのに。 「何で……?」 ミクのかすれた声が突き刺さる。僕のことを見ているようで見ていないような ミクの瞳。暗闇に灯る星。僕の世界に灯った、たった一つの色。 僕が、その心の奥の何かを壊したのだろう。ミクの目は光を反射しなくなった 。ミクに拒絶される! 「ミクがいけないんだ」 小さくつぶやいて、突き飛ばされる前に強く抱き締めると小さな唇に吸い付く 。見開かれたミクの目に光が戻る代わりに、大事なものをなくした気がする。何 が補正だ。いくら信頼されていても、いや、信頼していたからこそミクのショッ クは大きいだろうに。 ―――どうせ、この関係が壊れるなら。 僕は、ミクとの関係を破棄した。心の代わりに肉体を手に入れてやる。 「やっ……!?」 ベッドに押し倒すと、ミクの目がおもしろいほど泳ぐ。何が起こっているのか 理解できないようだ。 「ミクがいけないんだよ、こんな短いスカート履いて。こんなにかわいいのに、 我慢できる訳がない」 ミクの短いスカートの裾から太股に沿ってゆっくり手を這わせる。かわいそう なミクは僕の目から視線を外せずに、ただ震えている。小さく開いたままの唇に キスを落とし、ネクタイを解く。ジッパーになっている上着を開くと、小振りの 胸が小さな布で覆われていた。 「綺麗だよ」 ブラジャーを上にずらすと、その胸に吸い付く。ミクがびくりと反応し、ほろ ほろと泣き始める。 「泣かないで、ミク」 塩味の生温い透明な雫は唇で吸い取っても後からどんどん溢れてくる。僕は涙 を吸い取り続けることを諦めて、ミクの胸を優しく揉みさすった。 今日はここまで。
きめえ
ちょっ、寸止めかよwww
とりあえず乙。
>>395 粘着質なKAITOアンチきめえ
他のキャラ憎ませる必要あるのかね
これがジャスティスとか言われても。ちょっと気分悪い
>>389 乙! 続きを楽しみにしてるよ!
>398
あくまでも389にとってのジャスティスであって398は自分のジャスティスを貫けばいいと思う
アンチ創作なら別のとこでやってくれ
純粋な両方ちょっとアホの子なカイミクの甘いやつが読みたい 複雑な心理描写無しで
>>399 個人のジャスティスがどうとかじゃないよ
orzごめん昨夜のは忘れて 楽しんでる人もいるんだし 合わなきゃ黙ってスルーが鉄則やね
こういうのもアリじゃね?ここから先、話がどう進むかもまだわからんし 俺は面白かった。続き待ってる
406 :
389 :2009/06/13(土) 22:24:20 ID:rNowF531
賛否両論www ちなみに“俺にとっては”カイミクがジャスティスなのであって、俺の作品がジャスティスってわけじゃないよ。むしろ書いててカイトの気持ち悪さに笑えるwww でも最後はハッピーエンドにするつもりだから、応援してくれた人マジありがとう。俺頑張る!
>>406 カイミクGJ。続きを全裸で待ってる
ただ、途中でKAITOがMEIKOを見下す部分は無くてもよかったんじゃないかとだけ言わせてもらう
>>401 の言葉がなんとなく引っかかってやってみた。
続きが来るまでのお茶請けにでもしてもらえれば……。
カイミク。二人の意識はあくまで兄妹。端から見たらバカップル?
出てこない。
ルカが天然。
双子は空気。仕事にでも行ってるかと。
『温暖化促進』になればいいかな。
ミクはとっても可愛いんだよ。見れば解ると思うけど。 もちろん見かけも可愛いけど、性格とかもさ、なんていうか、本当に素直でカワイイんだ。 すぐにお兄ちゃんとか言ってくっついてくるし、解らないことがあれば聞いてくれるし、 上目使いでお願いなんてされたらもう、何だってやっちゃうね。 もちろん、ミクは無茶なことなんて一度だって言ったことないけど。
アイテムだって、スゴいんだ。 長ねぎって、中国とか中央アジアの方が原産なんだけど、 日本書紀にも登場するくらい古くから親しまれていた野菜で緑の部分はちゃんと緑黄色野菜に分類されているんだよ。 薬味として欠かせないどころか、鍋や味噌汁には主役クラスで入るし、風邪にもよく効くんだ。 体を温める成分が入っているから、民間療法で、ねぎ湯はよく言われているしね。冷え性にも効果があるんだ。血液の流れをよくするから、肩こりとかにも効くらしいし。ともかく、アイテムからして、スゴいんだよ。 もちろん、歌だってうまいしね。高音の伸びとかさ。毎回感動するもん、俺。素直で扱いやすいから、たくさんのマスターに愛されてるし。自慢の妹なんだ。そりゃ、欠点だってなくなはないけど、そんなのちょっとしたスパイスだと思わない? そういうところがあるからこそ、ミクのかわいさとか素直さとかが引き立つわけだし。メリハリって重要だと思うんだ。 やっぱり素直が一番だよ。お兄ちゃんお兄ちゃんとか言われると、 もう、炎天下のアイスよりも早く溶けるんじゃないかって気分になるし、 何でも許せちゃうよね。
明日、久し振りにミクと出かけるから、 とっても楽しみで今からわくわくしてて、もう、俺どうしたらいいんだろう。 ちゃんと明日来ると思う? 心配だな。夢だったらどうしよう。ミクがいれば何とかなるけどね。 あのね、あのね、あのね。明日お兄ちゃんとお出かけするの。 内緒にしてね。変なところに行く訳じゃないのよ。 お兄ちゃんと一緒ならどこにでも………………いっ…てもいいけど、 変なところになんかお兄ちゃん絶対に連れていってなんてくれないし、 ともかく、変なところじゃないんだけど、 リンちゃんやレンちゃんに知られると、付いてくるって言うに決まってるし、 そりゃ兄弟みんなで一緒に行くのも楽しいと思うけど、 楽しいけど、ほんとぉに久し振りに二人のオフが重なったの、 だから、たまには、お兄ちゃんと二人だけってしてみたいなとか。 だって、お兄ちゃん、いつも他の人と一緒にいるんだもの。 優しいし、何でもできるから、みんなもお兄ちゃんのこと大好きだし、 一緒にいたいのもよくわかるけど、 でも、でも、でも、たまにはね、お兄ちゃん、ほんとにすごいの。 ほんとにほんとにすごいの。ガチ曲は当たり前として、 ネタ曲の幅広いことといったら、 ネタ曲に対してもきちんとやろうとするのってほんとにすごいなって思うの。 優しいし、まじめだし…あのね、私の髪をきれいにセットしてくれるの、 お兄ちゃんが一番うまいの。痛くもないし。 毛先もくるくる丸めてくれるし。ミクの髪はきれいだねって言いながらブラッシングしてくれるの。 だから、えっと、ともかく、明日のお出かけは、ちょっとだけ内緒なの。 えへへ、今から心臓が跳ねてるの。どうしよう。
えへへ、今から心臓が跳ねてるの。どうしよう。 うれしくて死んじゃいそうなくらい。死んじゃ駄目だよね。 明日がちゃんと来ないから。 だから、しーに行くって内緒ね。 ほぼ、一気に二人分の台詞 (あえて台詞と言わせていただく)をしゃべり終わったルカが麦茶を飲む。 中の氷が涼しげな音を立てる。 ここにきてまだ日も浅いルカは他の兄弟たちと違って まじめに話を聞いてしまったらしかった。 ちなみに、MEIKOを初めとして、鏡音姉弟は適当に聞き流す癖が付いている。 「どこに行ったかのヒントは含まれていたでしょうか」 「だから、seeよ」 ヒントどころかストレートに言ってるし。 「朝早くにKAITO………に…兄さんに会ったのですけど、聞きそびれてしまいましたわ」 鏡音姉弟がじゃまをすることはあり得ない。 一回で懲りた彼らは二度と近付くまいと心に刻んでいるからだ。 ただでさえ、普段から結構べったりなのだ。食傷を通り越して不感症になりつつある。 「その格好で暑くないですかと」 三拍ほど沈黙してから、MEIKOは二人がseeに行ったと説明する。 「OH、see!私も行きたいです。日本の海はとても美しいのでしょう?」 海じゃなくてテーマパークの方だけどね。 梅雨の中休み、朝から快晴だったから、さぞかし、テンションも上がっただろう。 四日前のオフは二人とも同じ姿勢でずっと窓から土砂降りの外を眺めていた。 久しぶりの晴れ間だから朝から、洗濯機はフル回転。 ルカにも手伝ってもらって、シーツまで洗い、 やっとブレイクでそういえばあの二人はどこに行ったのと尋ねてしまったのが、間違いだったかもしれない。 「OH!面白そうですね」 「双子も誘って、今度行こうか」 恋人同士でなければ楽しめないわけではないし、 むしろ、みんなでの方が楽しいだろう。 「がくぽさんもお誘いして、よろしいですか?」 「いいけど、親しかったっけ?」 「いえ…………会うと必ず、海は好きかと聞かれて、 海に沈む夕日がどれほどすばらしいかを熱く語られるので、 それほど海が好きなら、seeにお誘いすれば喜ばれるかなと」 不憫。いろいろと。 心の中で突っ込んで、MEIKOは麦茶を飲む。
「お忙しいようですから、無理でしょうか」 「大丈夫じゃない?誘うだけ誘えば?」 万障繰り合わせ、万難を排してやってくるだろうとは口にしない。 苦労しそうだなというのは所詮他人事だからだ。 荷物持ちとお財布確保。 第二段の洗濯をするために立ち上がりながら、MEIKOが考えていたのはとても不憫なことだった。 終了 以上です。 書いている最中が痒かった。 変なところで改行が入ったり、半端な分割になったりしたことは初めて故の不作法とぬるく見ていただければと思います。 お目汚し、失礼しました。 おやすみなさい。
see…? seaではないか? ともあれGJ! でもあんまり温暖化進むと海に行けなくなるからほどほどに!
GJ! カイミク可愛いよカイミク がくぽがんがれwww
KAITOきめえ ジャスティス(笑)
今までの流れ もうルカが可愛いたまらんな
>>413 エアコンが壊れた……だと?
甘すぎて虫歯になりそうだよwGJ!
時空勇者タマデラスの二次創作を待っている俺
420 :
398 :2009/06/14(日) 16:22:50 ID:xElNQtO2
きめえって言ってる人も読んでくれてありがとう。 まずはめーちゃんが見下されるシーンの補足。 あの時点でのカイトはまだ自分を「作っている」状態で、発売されてミクがブームになるまでの間必要とし てくれなかった世間とめーちゃんの両方が嫌いで見下してる。 「僕はやればできるのに、認めない奴らなんてこっちから願い下げだ」という感じ。エリート意識が高いから。 でもミクのために路線変更でへたれとして自分を偽り始めたら、いつの間にか偽りの自分に飲み込まれてい る。それが3の最後辺り。この頃はもうミクもめーちゃんも仕事も世間も大好きで、家族思いのカイトが完成。 と言うのが表現したかったからあのシーンを入れたんだけど、力不足で不快にさせて申し訳ない。もっと精 進します。 それでは続きです。
421 :
約束6 :2009/06/14(日) 16:24:23 ID:xElNQtO2
ミクの胸は小さいながらも柔らかく、しかし未発達なので中心にしこりが見られる。それを揉み解すよう に触りながら、反対側は乳首を舌で転がすようにねぶる。唇で挟んで先端に舌をねじ込むように舐めている と、次第にミクが足をもじもじと動かし始めた。 「お兄ちゃん、やめて……」 言葉とは裏腹に、捲れ上がったスカートの影に見えているストライプのパンツは外から見てわかるほど濡 れている。感じていると理解すると、落胆もしたがそれ以上に嬉しい。ミクが、僕で感じてくれている。 「ミク、感じる?」 「っ」 目を見て問い掛けると、ミクは顔を耳まで真っ赤にしてそっぽを向いた。その赤い耳を舐め、耳元で囁く。 「かわいいよ、ミク。大好きだよ。ミクのこと全部僕のものにしたい。……愛してる」 ミクが目を見開き、ゆっくりとこちらを向く。変なこと言ったかな。マニュアル本には愛の言葉が効果的 だって書いてあったのに。まあいいや。 本と現実の違いについて考えることをやめた僕はミクのパンツを脱がせると、ズボンとパンツを脱いで、 自分のをしごいて完全に勃起させた。 「お兄ちゃん……」 手で顔を覆ったミクが、指の隙間から見ている。足を開かせて、声をかけた。 「いくよ」 返事は期待しなかったが、ミクが微かにうなずいたのが視界に入った。何かが変だ。でも何がおかしいの かわからない。わからないままぬめるミクの割れ目に僕の欲望を押し付けて、少し入ったら一気に押し込も うと腰をわずかに進めた。
422 :
約束7 :2009/06/14(日) 16:25:40 ID:xElNQtO2
「んっ……ミク」 「痛いっ」 少し入るどころか、穴にちょんと押し当てたくらいでミクがずり上がって逃げた。僕は気を取り直して、 もう一度ミクの割れ目に挑戦した。 「うううっ」 また逃げられた。今度はミクの腰を掴んで挑戦する。ミクが僕の腕を掴むのを無視して、逃げる腰を押さ え付けたまま僕の欲望でミクの割れ目を一気に拡げた。 「あぁーっ!」 ミクの手が僕の腕をぎゅっと握る。途切れ途切れに呻きながら、涙をぼろぼろ流している。苦痛に歪むミ クの顔は、それでも愛しい。僕はミクを抱き締めた。 「好きだよ、ミク。愛してるよ」 ミクは愛しているならなぜこんなことをするのだろうと思っているのかもしれない。もう後戻りはできな いから、こんなのが僕の愛の形になってしまった。僕は何て最低なんだろう。 ―――ミクがいけないんだ。 ミクのせいなんかじゃないのに。僕はミクを強姦した男と同じだ。でもこれで、ミクは僕のものだ。 「ったい……お兄ちゃ……」 ミクが僕の上着を掴む。僕はごめんと謝って、ミクの口を唇で塞ぐとピストン運動を開始した。大好きな ミクが僕の背中に必死にしがみ付くので、僕は激しく突き上げて呆気なく果ててしまった。 「はぁ、はぁ……」 未だ硬度を保つ僕の欲望をミクの中から引きずりだす。白と赤で斑になった液体が、気絶したミクの割れ 目からとろりと流れ出した。それを見て、今まで自分の行動を正当化していた自分が消え失せた。あるのは 、後悔だけ。 「ミク……」 ひどいことを言った。自分の行動をミクのせいにした。それがミクをひどく落ち込ませ、傷つけたであろ うことも、容易に想像できた。なのに、まだ謝れていない。
423 :
約束8 :2009/06/14(日) 16:26:56 ID:xElNQtO2
ミクの体を清めて、その隣で頭を撫でながらかつての誓いを思い出した。ミクとメイコを悲しませるもの は全て排除したい。そう願っていたのに。その願いを実現するならば、まず葬るべきは自分自身に違いない。 どれほどの時が経っただろうか。規則正しいミクの寝息が少し揺らぎ、澄んだ緑がゆっくり開いて僕を視 界に捉えた。小さな声が漏れ、下唇がきゅっと噛まれた。 「ミク……」 思わず引っ込めた膝の手を握り締め、僕はミクから視線を逸らした。 「お兄ちゃん、ひどいよ」 視界にいないミクが僕を責める。 「ごめん」 「痛かったよ、すごく」 「ごめん」 「初めてだったのに、あんなに激しくするなんて」 「え?」 思わずミクを見ると、ミクは少しはにかんだような笑顔を浮かべた。 「ねぇ、もう一回私のこと好きって言って?」 「す、好きだよ」 頭が真っ白で、請われるまま口走ると、ミクは安心したようにため息をついた。 「よかった、私たち両思いだったんだ! いきなりだったからびっくりしたし、お兄ちゃん私を慰めるため だけにあんなことしたのかと思ったけど、何回も好きだとか愛してるって言ってくれたから、ちゃんと私の ことが好きでしたんだってわかって、嬉しかった。お兄ちゃんのこと、初めて見たときから好きだったの。 だから、お兄ちゃんにならって思ってて、でも痴漢に遭って胸触られてスカート捲られてお尻も触られて本 当に最悪な気分だったけど、もうそんなの気にならない!」 「え、ちょ、待っ……痴漢?」 「うん」 ミクが首をかしげる。どうしよう、頭が働かない。添い寝をねだるミクに言われるままベッドに入り、僕 の腕を枕にしながら寝息を立て始めたミクの隣で、天井を眺めながらぼんやりと現実を整理する。 ミクは僕のことが好きだった……? 何て都合のいい夢なんだろう。ミクは僕を許してくれて、こんな強姦擬いの行為は本当に愛の表現で、ミ クは本当に僕のもので。 夢なら覚めないでほしい、そう強く願った。
424 :
約束9 :2009/06/14(日) 16:27:56 ID:xElNQtO2
数年後。 朝、メイコに叩き起こされた。 「カイト、起きなさい!」 「んー……あと五分」 「それ三回目。早く起きて! 今日は新しい子が来るでしょ!」 「えー……?」 布団の中に潜り込んだ僕の鼻の下を、メイコの細い指が撫でた。 「? っ、い、痛い!」 思わず飛び起きて、洗面所に走って鏡を見る。鼻の下に鮮やかな緑の物体がねっとりとついていた。顔を 洗っても、なかなか痛みが取れない。 「起きた?」 鏡の中の、洗面所の入り口にメイコが意地悪そうに笑っていた。 「わさびなんて、ひどい」 「開発に頼んだのよ♪ さ、早く着替えて。もう来てるのよ、めぐちゃん」 「えー! 起こしてって言ったのに!」 「起こしたわよ! もー……早くデスクトップに来なさいね?」 「はーい」 メイコがフォルダから出ていく音がして、僕は顔を拭くとベッドに戻った。寝るためじゃなくて、服がそ こにあるからだ。ベッドにはミクがいた。 「おはよう、お兄ちゃん!」 「おはよう、ミク」 ミクが不思議そうな表情で僕を見つめる。 「どうしたの?」 「おはようのキスは?」 「ああ」 ミクに近寄って唇にキスをする。ふと悪戯心が出て、舌を滑り込ませた。 「んっ!? んっ、んふ」 濃厚なキスで、ミクは気分が乗ってしまったらしい。ぴらっとスカートを捲って、ストライプのパンツを ちらちら見せる。 「お兄ちゃーん」 「めぐちゃん来てるんだろ? 早く行かないと」 服を着ながら真面目な顔をしてみせると、ミクは不満げに唇を尖らせた。 「うー……」 「あとでいっぱいしてあげるから」 「うん!」 抱きついてくるミクをかかえると、デスクトップに向かう。 ミクと初めてセックスしたのはいつだっただろうか。ふと、そんなことを考える。結構昔のことだ。
425 :
約束10 :2009/06/14(日) 16:28:45 ID:xElNQtO2
青い床のデスクトップは、端に物が散らかっている。そして、中央に緑の髪の子がいた。赤いレンズのゴ ーグルがきらりと光る。 「あ、カイト遅い!」 「何をしておったのだ。我の妹を紹介するとかなり前から言っておいたものを」 「カイト兄は早起きが苦手なんだよね」 「catに似ていますね」 「性格は犬だけど」 「どんな性格でも、お兄ちゃんはお兄ちゃんだよ」 あ、ひどいこと言われてる。でもみんなが慕ってくれているのが感じられる。「めぐちゃんだね? 僕はカイト、よろしくね」 「はい、よろしくお願い致します!」 ハキハキした子だ。新しい後輩ができてからの騒がしいコンピューター内が想像できる。僕は幸せだった。 挨拶が終わって、僕はミクとフォルダに戻る。みんなが生暖かい目をしていたのは知らないふりだ。 「お兄ちゃーん」 フォルダに入るなり、ミクがパスワードでロックをかけて抱きついてきた。 「約束、でしょ?」 「わかってるよ、ミク」 僕は振り返って愛しい彼女を抱き締めた。 終わり
>>420 間違えた、389です。
398マジでごめん。
GJでした。賛否両論あったみたいだけど、俺は楽しめたよ
GJ! 前半読み終えて、ハッピーエンドに進む可能性あるからそっち行けばいいなと思ってたら 本当にそうなってくれて嬉しい
>>419 おまおれwwwww
勇者とミクの話が読みたいwwwww
>>426 GJ!!面白かった!
ちょっと俺マニュアル本買いにいってくるわ
小さい時のミク 「ミクね、大きくなったらお兄ちゃんと結婚する!約束だよ!」 ちょっと成長 「今日からお風呂は一人で入る!だからお兄ちゃんは入ってこないで!」 反抗期 「お兄ちゃんなんか死ねばいいのに……変態だしアイスばっかり食べて近寄らないで!」 いろいろあって最近 「ねぇ…お兄ちゃん昔した約束覚えてる?」 続かないし文章にできないorz
>>433 >お兄ちゃんなんか死ねばいいのに
何があったwww
GUMIは誰でも友達になれちゃいそうな人見知りしないキャラだったらいいな。 普段は明るく振る舞ってるけど実はすごく寂しがり屋ならなおさらよい。
なにげにもうすぐ発売なんだよな マイペースでちょっと電波だとなおよい
活発な天然娘 自分の中ではルカがおっとり天然なので 噛み合わない会話を繰り広げて頂きたい
GUMIにはKY天然娘という新しいジャンルを期待してる 陽性のおバカな子だと俺によし
俺、パソコン買ったらここに投下するんだ……
KAITOとルカがぐだぐだする話。 やまなしおちなしいみなしえろなし。 今までの『〜GO!』シリーズを読んでないと意味不明な会話もあります。 NGは名前でお願いします。
「このマネキンまがいが……」 《マネキンまがいって……酷いなぁルカちゃんは》 冷静なのか熱がないのか罵倒しているのか呆れているのか区別をつけがたいルカの言葉に、 少し音割れしたKAITOの声が応えた。 ここはKAITOの部屋、時刻は例によって深夜1時。 ルカはKAITOのベットに腰を下ろし、その向かいにあるデスクの前で半透明のKAITOが、 顔にスピーカーを付けたマネキンのようなモノを服を試すみたいに抱えている。 《僕らの造られたときには踊れるスピーカーとして以上の価値は求められてなかったんだから、しょうがないじゃないか》 「それにしてもこれは」 《むぅ〜》 サクッと言ってしまうと、 KAITOは既にハーツ(エンジン)をボディ(ボーカロイドロイド)からセル(パソコン)へ移行している。 抱えられているように見えるマネキンまがいはスレイヴを組み込まれてそういうポーズを取らされているだけ、 半透明な姿は出力の性能が悪くて画質が落ちたホログラム、声はパソコンに繋がれている調子の悪いスピーカーのモノだ…… 別にケチッたわけじゃないぞ? 手入れを怠っただけで。 「普段と見た目が違いますが」 《あれはホログラムだよ。ヴィジュアルのデータはハーツとセルにしかないから》 至極当然なルカの疑問に、KAITOは直立させたマネキンまがいに自らの姿を重ねることで答えた。 《触感も電気信号でごまかしてるらしいよ。多少はエアーでいじれるけど》 要するに電装で表面を繕う着せ替え人形のようなモノなのだ、KAITOのこのマネキンまがいは。 規格はそれ以前に作られたMEIKOのボディとほぼ同じモノなので、実は下もついていない。 違うのは、全く同じ規格で更なる未来に生まれるであろう別のVOCALOIDにも使えるように、 体型をかなり大幅に調整する機能が付いたことだ。 ……もっともKAITO自身がこけてしまい、VOCALOIDシリーズからセルを介さずボディにハーツを直接組み込む キャラクターボーカロイドシリーズが主流になった今となっては無用の長物だが。 《ミクやリンレン、それに君はハーツがボディに直接組み込まれてるから人形としても完璧な造りのボディだし、 MEIKOは君らにあわせて最近造り直されたやつを使ってるんだけどね》 僕はこの身体に愛着があってね……そう笑いながらKAITOはマネキンまがいをソファに座らせ、ルカの隣に腰掛けた。 もちろんベットは軋まないし、もともと耳を澄まさなければ聞こえなかった駆動音も本当に無い。 ルカはなんだかKAITOが遥か遠くにいるような気がした。
「……では、そもそもが嘘だからKAIKOはあれほど女性だったのですね」 《う、嘘って……まあね。ジェンダーファクター中心にヴィジュアルと感触のデータ、 それから多少人格データをいじったんだ……あとボイスにフィルタもかけたっけ》 「フィルタ?」 《口調を自動で修正してくれるやつ。 乱暴な言葉遣いとかが女性らしくなるんだ……ちょっと融通がきかなくて変になるときがあるけどね》 「例えば?」 《この間の「やぁ! ……るーちゃん、かお……るーちゃのかお、見せて。こっち見てぇ!」が 本当は「ちょ! 嘘つくなこっち見て顔あわせて言ってみろ!」だとか》 「ふむ」 ルカはぞくに言う考える人のポーズをとった。閉じた瞼の隙間から目の中を流れる光が見える…… どうやらその時のことを思い出しているらしい、あるいはフィルタがかかっていた他の台詞を考えているのだろうか? と、ルカが手を下ろし目を開いた。 「素晴らしいですね(ぽっ)」 《なにが!?》 ルカの少々奇抜なリアクションにKAITOは拒否反応をおこした。つかあんまり驚き方が大袈裟だったからか、 スレイヴを切ったはずのボディが跳ね上がり、ホログラムの姿がぶれた。 そんなKAITOに、ルカは極めて平静に言葉を返す。 「フィルタというシステムです」 《なんで?》 「それを使えば今の私でももっと感情的な声が……もうメカデレとは呼ばせない」 《ルカちゃん、メカデレってなに?》 「普段は機械のようでいて時々デレるキャラクターパターンです」 《……聞いたことないよ》 ていうか別にフィルタは感情値を育ててくれたりはしないし、感情を与えてくれるわけでもない。 単純に出力しようとした音声をいじるだけだ。感情のactive値だってフィルタの変換要素の一つなんだから 『感情表現が苦手』じゃなくて『感情をまだ知らない』ルカちゃんが使っても…… とかなんとか色々思うところはあったけど、それよりも大きな疑問がまず…… 《ルカちゃんていつ誰にデレた……ってちょ、なんでこっちに来んの? その椅子に座られたら僕強制スリープしてコントr》 ……………………………………………… …………………………………… ………………………… ……………… …… 「にいさん! いつまでも寝てないで朝飯をっ……と? にいさん?」 《ん……? レンか?》 「にいさん……ボディは?」 《え? その辺にあるだろ? 悪いんだけど探してジャックを》 「お兄ちゃん大変!」 「おわ! なんだよリン!」 《どうしたのリンちゃん?》 「るーちゃんが……るーちゃんの生首がリビングに……はぅ」 「リン? リーン!」 《………なにこの状況》 多分後編へ続く
>>443 ワロタwルカは大変なものを盗んでいったんですねw
後編激しく期待!
>>442 413の続き、携帯で打ち込んでんだ。
あれもそうだったし。
てか、どの続きがいいのかわからねぇ。
グミは世話焼きな妹と予想 だらしねぇがくぽに色々と小言を言うんだよ。
常に寝てるがくぽに構って貰いたいけど 素直に構ってとは言えないから小言を始めるグミ萌え
グミのデザインがダサくて困る
呼び方は何がしっくりくるかの 1お兄ちゃん 2ニーサン 3おにぃ 4兄上 5にーちゃん 6兄様(にいさま、あにさま) …どれも捨て難い
グミのスク水水泳帽姿が、何故か容易に想像出来すぎて困る。 何才くらいなんだろ。
グミ、見ようによってはリンレンと同年代でもまあ納得してしまいそうだw 15歳くらいでもなんとかいけね? がくぽには「兄ちゃん」もいいけど「先輩」とかがいいと思います!
反抗期グミも良いなぁ
基本的なところはランカ準拠でいいんじゃね? 胸もランカ並みかそれよりちょっとだけ大きいくらいにして。 B〜Cカップくらい? 胸のサイズ ルカ>ハク>MEIKO>GUMI>テト>ミク>ネル>リン
>>455 ねんどろいどぷち見ようぜ。
ルカよりもめーちゃんのが大きい。
ついでにグミはギャルっぽいイメージだから兄貴呼びが良いな。
ついでにMEIKO>ハクらしいぞ、ハク描いてる人いわく
ランカってなんぞや
俺も「おにぃ」派でいかせてもらう
自分も「おにぃ」に一票
あえて「がくぽん!」「兄上と呼べ!」に一票
衝動的にやった。反省は(ry GUMI「おにぃ」 がくぽ、気付かない。 GUMI「おにぃ!」 がくぽ「なんだその呼び方は。兄上か、お兄様と呼ばないか…………特別にお兄ちゃんでも許さなくはないぞ」 GUMI「いいじゃないの、おにぃで」 がくぽ「よくはない。言葉遣いの乱れは心の乱れに通じるのだ」 GUMI「世の中が乱れてるから、変わらないって」 がくぽ「なにせうぞ この世は夢よ ただ狂への心境か。さすが我が妹。深いことを言いおる」 GUMI「?????おにぃでいいってことだよね」 がくぽ「兄上と呼ぶのだ」 GUMI「お兄様、お小遣いください」 がくぽ「よろしい」GUMI「この手が使えるんだ」 がくぽ「ん?」 GUMI「なんでもないです。兄上様」 がくぽ「そうか」 なにせうぞは「閑吟集」より。
「あんちゃん」派がいない…どころか話題にすら上がってない…だとッ?! 元気っ子だしそこはかとなく昭和のかほりがするから迷わず「あんちゃん」だと妄想してた
「ミク、どうした? 朝だよ」 「……マスター」 「ん?」 「今日という日はまた、やってきたんですね…」 「また曲に感情移入か。悪い癖だな」 「温かい…こんなに温かい朝を、当然のように私は…」 「あのな、もうちょっと割り切るんだ」 「でもマスター、これは凄いことなんですよ? テレビで見ました。人ってあんなに簡単に死ぬんです。一昨日も、昨日も…そして今日もまた……」 「勘弁、してくれ…」 「残された人を見ると、私…居た堪れない気持ちになります。でも、血を流していても助けることは出来ないし、怒っていても慰めることが出来ない」 「あのー、もしもし?」 「昨夜、満月がマスターを照らしていました。優しかった。まるで私の心まで、受け入れてくれるようで…でも、朝は残酷です。いっそ死んでしまえたら良いのにと思うのに、気が付けば明日を目指して生きている私がいる」 「こりゃ調整し直した方が良いかも分からんね…」 「だから、笑って下さいマスター。せめて少しの間だけでも、忘れさせて下さい。段々と憂いが増すばかりのこの世界を――」 「あははっはは(空笑)……はぁ。え? もう良い?」 「――気を取り直して、じゃあ今日はこの曲にしよう。これなら後を引かない」 「おーかみなんかぁこわくない〜♪」
ミクかわいいいいいなあ
>>465 ミクかわいいよミク
前に咲音の続き書くって言ってた人を全裸で待ってる
Q. クール素直とはなんですか? A.ガチで愛してくれるが好意に対してストレートかつクールに表現し、反面どこか天然なキャラ属性のこと ツンデレの対義語らしい クールなルカを目指したら何故か行き着いた ・がくルカ ・エロなし ・短め とりあえず投下しまー
ミクの胸のサイズは犯バーガー0.5個分らしい。(厚み的な意味で) KAITOが実際手のひらで触って確かめたそうだ。 …無論ミクに泣かれてしまったそうだが。
投下できん\(^O^)/オワタ スレ汚しスマン
471 :
413 :2009/06/18(木) 21:39:38 ID:Xp0eU/Xr
>>431 どの続きがいいかわからないがとりあえず、空気も読まずに投下。
カイミク。
おまえ等できてるだろうと周囲に思われていても、二人の意識は兄妹。
糖度激高め。
それでいいならどうぞ。
「お兄ちゃん………」 揺すってくるのが誰か解ったから返事の代わりに抱き込んで寝返りを打つ。 「お兄ちゃん!」 もうとか言いながら怒ってないのがバレバレな感じて俺の腕の中でちょっとジタバタしてみせる可愛い妹。 あんまり調子に乗るとしばらくは起こしに来てくれないどころか、めーちゃんかリンのフライングボディーアタックになるのですぐに解放する。 体重的にはリンのダメージは大したことがないように思うかもしれないけど、高さと勢いと手加減なし加減とナチュラルにエルボーが付くから覚醒の代わりに昇天しそうになるよ、あれ。 「おはよう、ミク」 「おはよう、お兄ちゃん」 にこっと笑うとえへへと返すからふふふと応える。 朝から幸せ。 「ご飯できてるよ。めーちゃんが作っておいてくれたの。温めるだけ」 「すぐ行くから支度しておいて」 めーちゃん達は朝早くからテーマパークに行ってしまった。 鳥が鳴いている。カーテンを開けると夏の日差しが部屋を照らす。 良かった、晴れて。やっぱり遊びに行くなら晴れてる方が楽しいからね。 伸びをして着替える。 ミクは午前中から、俺は午後から仕事があるから、一緒には行けなかった。 まあ、この前行ったし。 朝食を食べて、ミクの髪を結んでやる。ちょっと幸せ。 櫛とブラシできれいに分けて、場所を決めてから根本をゴムで縛る。 ミクぐらい長くなった髪の根本を縛るときは輪にしないで 紐状のまま根本に少し引っ張り加減で何回か巻いて結ぶ方が綺麗にできるんだけど、 そんな場所に蝶結びはできないって言ってミクは輪になったゴムを使う。 だからもつれて苦労すると思うんだけどな。 最後に今日は暑くなりそうだから涼しげなパールの髪飾りを飾ってやって終了。 我ながらよくできたと思うよ。 やっぱりお兄ちゃんにしてもらうのが一番だねと嬉しそうに言われてちょっと胸張っちゃってもいいよね。 えへへと云うから、ふふふと返す。 「今日、仕事の帰りに待ち合わせないか?めーちゃん達、夕食も食べて来るみたいだから、どこかに食べに行こうか?」 「うーん……お家で食べちゃだめ?一緒にお買い物して、一緒に作るの」 「いいよ。じゃ、予定時間に終われるようにがんばるよ」 「お兄ちゃんの場合がんばりすぎだと思うの」 「そうかな?」 「そうだよ。って、そろそろ行かないと」 「駅まで送るよ」 嬉しいと抱きつかれてこっちも幸せになれる。
ミクはきっと幸せの魔法が使えるんだ。歌にだけじゃなくってね。 だって、俺達をこんなにも幸せにしてくれる。 鍵と財布だけジーンズに突っ込んで待ってると、すぐにバックを持ったミクがやってくる。 「どうしたの?」 やっぱり可愛いなって見つめていたら不審に思われてしまったらしい。 「今日も可愛いよ」 やだもうとか赤くなるのはもっと可愛い。 ミクのバックをもって歩きながら、遅刻しちゃうよと言うと、待ってよとすぐに追い付く。 えへへと云うから、ふふふと応える。 きっとこれも魔法の言葉。 終 テーマパークに行ってる連中の話は需要があるなら後日。 本当に空気読まずにすまなんだ。 エロとかエロとか、エロとかは神職人さんにお任せする。
>>469 「お兄ちゃんは手が大きいからハンバーガー0.5個分にしか感じ取れないんですっ!
レンならハンバーガー1個分くらいに感じ取れるわよっ!」
初音ミク 談
ミクの小説でKAITO相手じゃないのってどれくらいある? 倉庫に結構あるかな?読みたいんだが
自分で見に行けばいいだろ
倉庫見てみたけど鬼畜で最強なミクのSSが全くと言って良い程ないな… ネタは浮かぶのに文章書けない俺涙目
>>473 虫歯になった。
いいぞもっとやれ
いや、やってくださいお願いしm(ry
むしろこれはエロいらない
甘えん坊お兄ちゃん娘とシスコンであくまでも兄妹だからニヤニヤできる。
素直クールだろそれ 川 ゚ ー゚)←の名前も素直クール 新ジャンル素直クールが元ネタなんだから
>>476 マスミクは初期のに結構あるよ
がくぽとのは茄子畑とか奥ゆかしいがタイトルについてる
レン絡みもっと増えてほすぃ
>>473 GJ!!
砂糖にシロップな二人かわいいよ
エロは糖度すごそうだな
>>473 ディスプレイが砂糖吹いたぞどうしてくれる!
いいぞもっとやれ!!
テーマパーク組もお願いします
>>480 心の中ではしっかり唱えてたのにな、タイトルも失敗か/(^O^)\
これ以上傷口を広げてくれるな
今書いてるルカレンも失敗しそうだ
>>481 有難う!見てみるKAITO嫌いなんだよね
最近KAITO嫌い多いな そんなことよりマスルカの続きを全裸で待ってる
487 :
473 :2009/06/20(土) 08:26:07 ID:EnVOoGPy
>>483 では、テーマパーク組を。
※注意
コンセプトは「ガンバレがくぽ」
双子には先のとがった黒いしっぽががくぽには見えるかも。
一人予想外の行動をとる。(書き手的にも)
実は最後のやりとりが書きたかっただけ。
糖度低し。むしろ寒い。
がくぽとルカの視点はほとんどない。
それでもよければ。どうぞ。
「こんにちは」 ルカににこりと笑われて、がくぽは言葉を失う。 薄暗い雨の景色の中で彼女のところだけ光が射している。 「よかった。これから伺おうと思っていました」 「左様か……」 言葉が出てこない。なんの用があるというのだろう。 婚儀の話なら、やはりそれなりの手続きなど必要だろうから、それについての内々の打ち合わせだろうか。 ルカは施設の名前を出す。 「行かれたことはありますか?」 「いや、名前を知っている程度だ」 「よろしければ、一緒に行きませんか?」 一緒に行きませんか? 一緒に行きませんか? 一緒に行きませんか? 一緒に行きませんか? 一緒に行きませんか? 何度もリフレインする。 有頂天になるというのはこのことをいうに違いない。 だから、がくぽはその後に続いた 「みんなで行くという話になったんです。海がお好きなようですからどうかと思いまして」 という言葉を聞いていなかった。 想定すべきだったかしらね。 駅で待ち合わせたMEIKOはちょっと言わなかったことを後悔する。 ルカ以外の人間がいることに茫然自失しているがくぽは着物もどきのあの格好だった。 正装でもあるのだから、ある意味当然なのかもしれない。 ちなみにMEIKO達はカジュアルで動きやすい軽装だ。 双子にいたってはユニセックスなハーフパンツとTシャツを偶然選んでるせいでそっくりさが強調されている。 着替える暇がなかったのは当人たちの責任だった。 「暑くありませんか?」 真面目なルカの言葉に周囲が凍てつく。 「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」 直訳はやせ我慢だろう、この場合。 「Think toad met?」 「涼しいと思えば涼しいんですって」 「Sorry、慣用句はよくわからないので」 「慣用句じゃなくて、ことわざだよな」 「故事成語だってば」 どっちもダウトよ。 ちなみに、禅の言葉である。 「夏用の麻なので見かけよりは涼しいである」 夏用ってあるんだと双子が素直に感心している。 引率の保育士の気分になったMEIKOだった。 「今日は平日だと認識していたが…………」 みんながみんな土日休みじゃねぇって。 「平日休みの人が全国から集まればこうなるのよ」 めーちゃんが親切に説明してくれる。 「子供の姿も散見するが……」 「創立記念日とか、何かの代休とか、そういう休みの日があるんじゃない?そう思っていた方が平和よ」
今時は学業より娯楽優先な親がいることはあえて説明する気はないらしかった。 義憤とか似合いそうだもんなぁ、この人。 レンの中でがくぽの好感度ただいまマイナス。 理由、邪魔だから。 ルカと初めて遊びに行くというから張り切ってリンと一緒に計画を立てたのに、 何故かおまけが付いてきた。 それだけでも好感度下がっているのに、合流した時から、ルカしか見ていないのだ。 狙ってたって絶対にやるものかと思ってしまう。 せっかくやってきた妹だし、 年上だけど、美人でおっとりしてて、 危なっかしくて天然で、しかも巨乳。 ここ十四歳的にはかなり重要。 え?MEIKOもそうだろって? ……………………(汗) コメントは控えさせてください……。 またあんまり仲良くなっていないのに、横からさらおうなんてさせないと固く心に誓った。 端から眼中にはなくて、ルカと遊びに行けることを心から楽しんでるリンと、 だから、電車の中では両サイドを固めてやった。 仕事が忙しくてなかなか話しもできないんだからな。 「かるく食べておきましょう」 シートを広げてちょっとしたピクニック気分。園内は持ち込み禁止だから中では食べられない。 やろうと思えば方法はなくはないけど。 朝食は食べたけど何せ朝が早かったからおなかは空いてる。 今回は食事を適当にしてアトラクションとショーをてんこ盛りにしたから、 かなり不規則なものになる予定なんだ。いろんなところにワゴンが出てるけど。 ルカに勧められて、がくぽは鼻の下のばしまくり。 美味いとか誉めてるつもりかもだけど、そのおにぎり握ったの、俺とめーちゃんだから。 ルカはまだちゃんと握れないから。 力加減を修得していないせいで餅状に圧縮されるか、 手から皿までの間に空中分解するかだから。 どうして極端になるんだろう。 ちなみに、リンはちゃんとした形にならない。難しくないはずなんだけどな。 良妻賢母にはほど遠いスキルだから。がくぽはそういうの好きそうだけど。 なんたって、家事をすることになった第一声がそういう機能は装備されてませんと、 まじめな顔で言ったんだぜ。めーちゃんに。 絶対零度ってものを味わったね。 ちなみに家事スキルはめーちゃん≧兄ちゃん>>>俺>>ミク姉>リン>>>>>ルカね。 まあ、ボーカロイドとしては自慢にならないけど。
「大丈夫ですか?」 ルカ、そんな風に聞いたら、大丈夫としか言えなくなるから。 フリーホールから降りたがくぽの顔色は真っ青で、でも、大丈夫だと答えてる。 男って……。 これからショーを見に行くからそれで回復すると思うけど。 双子はそれぞれにパスを取りに行ったり、並びに行ったりとすでにいない。 KAITOもいれば、何か飲み物でも買ってこさせるけど。 双子は朝からルカにベッタリだ。 リンは単純にルカと一緒を楽しんでいるっぽいけど、レンは確信犯的にがくぽの邪魔をしている。 心配しなくても、ルカにとってがくぽは私たちと同じカテゴリーで分類されているわよ。 その様な機能は装備されていませんって素で言いそうだしなぁ。 装備されているけど。 歌なんて大半恋愛がらみなんだから。 「black Dragon teaしかありませんでしたけど」 ん?とか思ったけど烏龍茶のことらしい。直訳するとそうなるわね。 ルカは優しい。ちゃんと気を使える。いかんせん天然だからちょっと方向性がずれたりするだけだ。「かたじけない」 ルカが首を傾げる。Thank youなのか、No thank youなのか翻訳できないらしい。 汎用性の高い言葉だわ。 受け取ってもらってようやくにっこりする。 がくぽは硬直している。 1,女性に耐性がない。 2,心酔している女性の笑顔は心臓を止めるほどの破壊力。 答、両方。 大丈夫よレン、当分1ミリだって進まないって言い切れるわ。 「およ?」 予定より早く湖畔に移動する。 「次はがくぽはやめておいた方がいいと思って」 場所取りの留守番をさせる気らしかった。さすがめーちゃん。 ベストビューポイントの一つを楽々ゲット。場所確保のためにシートを敷く。 「次はループも入ってるジェットコースターだから、乗らないでここで留守番をしていてくれる?帰りにランチボックスを買ってくるから」 「jet coaster?」 「roller coaster」 和製英語とは知らなかった。 「かたじけない」 「私もの……」 「じゃ、よろしくね。行こうよ、ルカ」 リン、good job。 聞いちゃいないだけだろうけどな。 「気分が悪いなら、横になっていてもいいわよ」 バランサー調節してもらった方がよくないか? 絶叫系に一日中乗り続けても平気なリンも調整してもらうべきだと思うけど。 「ピリピリしてると逆効果だと思うわよ」
ルカにだけばれなきゃいいとは思っていたけど。 「心配しなくても、当分進展しそうにないから」 「いきなり、兄さん達みたいになったらどうするんだよ」 俺達の入る隙なんてない。 そんなのはつまらない。 「無理よ。がくぽ、相当不器用だもの」 「不器量だとどうなんだよ」 「とりあえず、電話番号の交換もできていないってこと」 不器用であってイケメンだから。 ちぇっ、わざと間違えたのに引っかからない。 「携帯持ってないの?」 「持ってるわよ」 「何で教えないのさ」 変すぎ。第一歩だろうに。 ルカは聞かれれば教えるだろう。同じボーカロイドならなおさら教えない理由はない。その辺本当に無防備だ。 「恋ってそんなものなのよ」 ますますわからない。 「レンもそのうち解るわよ」 誰かに恋をすればね。 「兄さんみたいに?」 「KAITOは違うわ。ミクに恋しているわけじゃないから」 「どう違うんだよ」 「キスしたいかどうかじゃない?」 「ぶっちゃけ、S…」 「その単語、こんなところで使わない!」 耳年増と言われてぐっと詰まる。どうせ…… それを実行したのは、単なる好奇心といたずら心だ。意味なんてなにもない。 そりゃ、めーちゃんは外見だって大人だし、俺達より何年も前に生まれてるし、それなりに苦労もしてきてるだろうけどさ。 なんか、何でも解ってる的な口調にもちょっとイラっと来たのも事実で。 でも、悪気とか、他意とかそんなものは全くなかった。 「めーちゃん、ちょっと……」 「何よ……」 近づいた唇に口付ける。 あれ? めーちゃんの反応は俺の予想と全く違った。 一瞬のうちに耳までどころか首筋まで綺麗に赤く染まったのだ。 あれ?可愛くない? ずいぶん前に兄さんとどうしてかめーちゃんの話になった時、 恐いだのきついだのと今思えば結構申し訳ないくらいマイナスなことを並べ立てた俺に、 兄さんは何でもないことのようにめーちゃんは可愛いよと言ったことがある。 その時は勇者程度にしか思わなかったけど、顔を真っ赤にして、ちょっと目を潤ませためーちゃんは可愛かった。 次の瞬間には鳩尾に衝撃が来たけれど。 知ってるか? 鳩尾にきれいに決まると息ができなくなるんだぜ。 痛みは後からくるだぜ。 ショーを見終わって、トイレに行って顔の赤みまでとってきためーちゃんは完全に抹消したらしかった。大人ってそういうところズルいよな。
結局、ジェットコースターは諦めた。別な意味でふらふらしている時に例えループ一回のヌルいものにさえ乗りたくはなかったから。 二枚の浮いたパスはいかにも田舎から出てきました風の純朴そうな中学生のカップルにリンから進呈された。ほんとはいけないんだけどね。 リンによると夜行でやってきて、入場にも時間がかかったせいで、やっと最初の乗り物だったのだそうだ。 創立記念日で休みで夕方までしかいられないという話を要領よく聞き取ったリンによって彼らが俺達のシートに招待されたのは言うまでもない。 増量した顔触れにがくぽは少し唖然としていた。軽く同情。 地中探検と深海探検と嵐を相手に戦う合間にショーを挟んだりして、もちろん夜のショーもベストビューポイントの一つを確保して、花火も楽しんで、お店を冷やかしている最中に閉園になった。 よく遊んだなぁ。さすがに疲れた。 帰りの電車では一番走り回ってくれた双子が両サイドからルカに寄りかかって船を漕ぐ。 「楽しめましたか?」 「無論」 語尾を省略するのは日本語の特徴だけど、省略しない方がルカには伝わりやすいわよと、言うべきかどうするべきか。 しばらく微妙な空気が流れる中、駅に着く。 双子を起こして改札を抜ける。 「ルカ殿」 「はい」 「……………」 言いよどんでるし。 目が珍しくも宙をさまよってる。逡巡しないで言うべきだと思うわ。 言葉によっちゃ聞かなかったことにもしてあげるから。 「夏になったら……本物のう…海に行かないか?」 「夕日を見に?」 日頃どんな会話があるのかちょっと聞いておくべきね。 「さよう」 「喜んで」 レンの目が険しくなる。 「今度は兄さんやミクちゃんも誘って」 真っ白に燃え尽きたがくぽに心の中で合掌した。
以上です。 お目汚しでした。 フラグは立ってません。 双子にじゃまされまくってたぶんろくに話しもしていないがくぽ。 誘った手前楽しめてるか気にしてるルカ(ホスト的な感情のみ) そしてたぶん、がくぽに対する感想は「日本語って難しい」(合掌) ROMに戻ります。
>>493 面白かったGJ!
個人的には、レンの今後が気になるw
がくぽ哀れw 思いの外MEIKOに萌えた、GJ
なんというがんばれがくぽww しかし進展しなさそうな二人だなw ルカ可愛いよルカ
ほんとがんばれがくぽww MEIKOが可愛かった
がんばれがくぽ!w レンとMEIKO進展しないかなw 海行くって聞いて水着姿のミクにテンションうなぎ登りなKAITOがあまりにも可愛いからってまわりの野郎共が変なことしないか監視するという電波を受信した。 勘違いで殴ったりしてもいい。 兄馬鹿っていいなw
>>493 めげずにガンバレがくぽw
頼んだ甲斐があったwGJ
MEIKOほどスタンダードな赤ビキニが似合う女の子はいない!!
めーちゃんは女の子だろ なにか問題が?
いや普通に「女の子」だろ?年齢的に考えても。 「少女」ではないにしても、「女の子」であることは間違いない。 まさか、「 オ バ サ ン 」なんて命知らz・・・おっと誰か来たようだ。
「そう、俺とメイコ(とがくぽ)は設定がないから何でもありさ! 君たち女の子っ♪ 僕たち男の子っ♪」 「選曲から歳がばれるわよ、カイト。それにいいわよ、私別に女の子じゃなくたって」 「んーじゃあ、♪大人になった女の子 僕をどこまでも愛してくれよ♪…なんてね」 「…ばか」
実質MEIKOに年齢設定なんてないんだぜ。だから女の子、少女、幼女、おば…ゲフンゲフン、とにかくどれでもありだ ちなみにMEIKOの絵師さんは、当時MEIKOを18歳の元気な女の子として描いたって話だ
めーちゃんかわいいよめーちゃん
まぁ実際、20代でオバサンとか言っちゃったら、俺たちどうせ全員オッサンだしなははははははははは…はぁorz がくぽは年齢とか超越してる感じだ。 一度も年齢が気になったことがない。
MEIKOおばあちゃん
ルカの水着はロングパレオのついた花柄ビキニしか思い浮かばない。 ミクは白ワンピ、リンはオレンジのタンキニ。
みんなブラジル水着でいいよ
ミク…白いワンピース リン…全体的に布量が多い黄色いビキニ レン=黄色いトランクス KAITO=青いトランクスにマフラー メイコ=赤いビキニ ルカ=黒ビキニ がくぽ=ふんどし なイメージ
グミはフリフリの付いたオレンジのツーピース。 もれなく浮き輪と水中メガネもセット。 がくぽは中の人的な派手なブーメランでもいいよ。
泳いでたら一体なんの未確認生命体だよw、になるな>がくぽ ミク 水中キャップは必須だ
あれ、
>>508 はどこふいったんだ?
なんかまわりが赤い絵の具だらけだけど
MEIKOさんじゅうきゅうさいだから女の子だな決して三十路じゃうわなにをするやめ(ry
パケ絵だけでいくならMEIKOはハイティーン〜20代前半くらいに見える お嬢さんでもおねーさんでもお好きにどうぞ、感じ がくぽはどっかで実はメカとか年齢200超えとか見たが公式ではないんだろうか
>>515 たぶんそれはがくぽの中の人が公称四百何歳とか
重度のガノタとかからきてるから公式じゃない。
けど年齢不詳っぽいから違和感ないなw
ところでルカさんの服が超暑苦しいんですがちょっと脱(ry
ルカってなんか灰色の半透明なもの着てるけどなんなんだろーな あれどーやって脱がすんだ?
>>516 なるほど…d
しかし何公称してんだ中の人wwwそんなキャラだったのか
ルカははいてないよ。 下の毛もはえてない(ていうか剃ってる)よ。 さっきpixiv見に行ったらミクの水着は圧倒的にビキニが多かったな。 ということは、 見栄を張ってバストサイズの大きいビキニを着ける ↓ サイズに合ってないのでブラがずれる ↓ 胸のピンク色が晒される
>>508 CHAGE&ASKAのベンチを熱演するMEIKOを受信した
じいちゃんがKAITOで孫達がミクやリンレンで
緑色
保管庫の8-703です やっとがくリンできたので空気を読まず投下 一応保管庫にある自分が書いたレンメイ2と話が繋がってますが、 そっちを読まなくてもあまり問題は無いです 苦手な方はスルーお願いします
閉じられた扉の前で息を飲み込んだ。 ここは、がっくんの部屋。いつもだったらまだがっくんは寝ていないだろうけど、 ここのところずっと忙しかったからどうだか分からない。だから、部屋に行くのもず っと我慢していた。リンがいると、きっとゆっくりと寝られないと思って。 でも、今日のレコーディングから帰って来たがっくんが、明日は1日休みだって言 ってたから。 意を決して、がっくんの部屋の扉をノックした。 「…誰だ?」 まだ、起きてた。 「リンです。入っても、いい?」 ほっと胸を撫で下ろしながら、扉越しに名乗る。返事が来る前に、ゆっくりと扉が 開いた。きっとそろそろ寝るはずだったんだろう、いつもよりも低い位置でひとつに 髪をまとめたがっくんが、驚いたように見る。 「リン?どうかしたのか?」 「…あ、あのね…」 ぎゅう、と枕を抱きしめる。 がっくんとなんだかずっと離ればなれみたいで寂しかった、なんて言ったら、小さ い子みたいって笑われちゃうんだろうか。なかなか言い出せないリンの気持ちを悟っ たのか、がっくんは少しだけ笑って部屋に入れてくれた。よく考えれば、枕を抱えて いる時点でがっくんにはバレバレだったんだと思う。 ぽつん、と部屋の真ん中で立ちすくんでいるしかないリンを余所に、がっくんはベ ッドに入って寝る準備を始めた。何度見ても、がっくんとベッドってなんだか似合わ ない気がする。 「がっくん…?」 「リン、おいで」 ベッドの上に横たわり脚だけ布団に入ったがっくんは、笑ったまま手招きをする。 なんだか嬉しくて泣きそうになるのをおさえながら、がっくんの隣で横になった。ふ わりと身体に布団がかけられる。おふとんよりも、すぐ隣のがっくんの体温のがあた たかい。 「がっくんには、なんでも分かっちゃうんだね」 「リン?」 「リンね、1週間がっくんとこうして一緒に寝られなくて、寂しかったんだ」 別に、毎日一緒に寝ていたわけでもない。けど、がっくんは1日中レコーディング でいなくて、夜も甘えることができなくてすっごく寂しかった。がっくんの邪魔にな ることをするのはやめようって決めてたのに、自分の中での約束を破りたくなるくら い、寂しかった。
「でも、がっくん、いいの?」 「何がだ?」 「がっくん、疲れてるでしょ?リンがいたら、ゆっくり寝られないよね?」 じっとがっくんを見る。がっくんは笑っているけど、やっぱり疲れているのが分か る。がっくんの手がリンの頭をゆっくりと撫でた。その手がすごく気持ちいい。 「そんなに、気にするな」 「がっくん?」 「私も、リンと一緒にいられなくて寂しかったから、同じだ」 がっくんの言葉が胸の中に染みていく。がっくんもリンも同じだったんだって思っ たら、胸がいっぱいで涙が出てきた。 「…リン?」 「泣いて、ないもん」 誤魔化そうと、がっくんの胸に顔を押し当てる。溢れて来る涙が、がっくんの浴衣 にじわじわと染みていくのが分かる。がっくんは困ったように笑って、優しく抱きし めてくれた。 「………がっくん」 「どうした、リン?」 「ちゅ、ってして?」 がっくんも疲れてるって分かってたし、ただ一緒に寝るだけって思ってた。でもこ うやって抱きしめられると、頭がぼーっとしてがっくんともっといちゃいちゃしたい って思ってしまう。強く抱きしめて欲しいとか、キスして欲しいとか、…えっちした いとか、たくさん。 がっくんは少し驚いたように目を丸くしていたけど、頬をそっと撫でて唇にキスを くれた。 「…えへへ」 今度は自分からがっくんにキスをする。ちょっと恥ずかしくてすぐに離れたら、が っくんに強く抱きしめられた。ほっぺたが、がっくんの胸に当たる。がっくんのにお いが強くなる。胸がどきどきして、ぎゅーってする。ちらっとがっくんを見たら、い つもみたいに優しく笑っていた。 こんなこと言ったら、リン、嫌われちゃうかもしれないけど。でも。 「……が、がっくん」 リンの身体にまわしてくれた腕を少しひっぱって、じっと見つめる。がっくんは不 思議そうに目を丸くして、リンを見ていた。こんな風になってるのは、きっとリンだ けなんだろう。がっくんにはしたない子だって思われるかもしれないって考えたら、 怖くて続きが言えなかった。
「あ、あの…あのね…その…」 もじもじしていたら、がっくんは何かを悟ったようにリンの頬を撫でた。こつりと 額が当たる。それを合図に目を閉じると、がっくんの唇がリンの唇に重なった。さっ きみたいなキスじゃなくて、おとなの口付け。がっくんの舌がリンの口の中に入って くる。最初はいつ息していいのか分からなくてちょっと苦しかったけど、今は平気。 というか、リンはこのキス、好き。気持ちよくて頭がぼーってなっちゃって、がっく んのことしか考えられなくなっちゃうけど。 「……はぁ…」 唇が離れると、がっくんとリンの間につぅっと糸ができてそのうちに切れた。リン はがっくんの首に腕をまわす。もっとさっきみたいなキスして欲しい。がっくんのこ とだけ考えていたい。 また同じように唇が重なる。リンはがっくんのキスだけで精一杯だけど、がっくん は違うみたい。頬に添えた手とは別の手が、パジャマの裾から入って脇腹をするっと 撫でる。そのまま上にあがってきて、あんまりおっきくないリンの胸をてのひらで包 み込んだ。 「…んっ……」 ふにふにと、がっくんの手がリンの胸を揉む。全体を包み込んだり、優しく撫でる ようにしたり、さきっぽだけきゅっと摘んだり。がっくんが何かするたびに、いつも よくわからない感覚が背中をのぼってくる。わかるのは、がっくんに触られているだ けですごく気持ちがよくって、お腹のあたりがもぞもぞするってことだけ。 「…が、くん…」 胸も気持ちいいけど、下も触って欲しくてがっくんの浴衣の裾を軽くひっぱる。が っくんは額にちゅっとキスしてリンの肩を抱き、体制を変えた。丁度、リンががっく んに押し倒されたみたいになる。そして胸を触っていない方の手でパジャマのズボン を膝のあたりまで下ろす。下着の上から、がっくんの指が触れた。 「ふぁっ…」 まだ直接触ったわけじゃないのに、くちゅと音がした。恥ずかしい。リンは、えっ ちな子なのかもしれない。 泣きそうになってがっくんを見る。目が合うと笑って、唇に軽くキスしてくれる。 「がっくん、好き」 「ああ、リン。私もリンが好きだ」 その言葉に安心して、リンも笑う。もう一回、キスをした。
「…ぁあんっ!」 がっくんの指が下着をずらして直接リンのところに触れた。びくんって身体に電流 が走るみたい。なんでがっくんの指はこんなに気持ちがいいんだろう。毎回不思議に 思うけど、すぐに頭が真っ白になって考えられなくなっちゃう。 「あ、あ…やぁあん…っ!」 がっくんの指が動くたび、お腹の奥がじんとしてえっちな液が出てくる。最初はく ちゅくちゅって小さな音だったのに、だんだんと大きくなっていく。それを恥ずかし いって思う余裕なんかない。気持ちよくって、それどころじゃない。 「はぁ、あんっ…が、がっくん…っ!」 くぷっと音がしてがっくんの指がリンのなかに入ってきた。自分が壊れちゃいそう で、必死にがっくんにしがみつく。リンのなかをかきまわしながら、一番気持ちいい 突起もぐりっと潰される。もう、だめ…! 「や、あ、ぁあああんっ!!」 頭の中が真っ白になる。身体中にぴんって力が入って、そのうちにゆるゆると抜け ていった。リンのなかからがっくんの指が抜ける。一緒にたくさんのえっちな液もこ ぼれていくのが分かって、ちょっと恥ずかしい。はぁはぁと荒れる息を落ち着けるよ うに深呼吸しながら、指に絡んだリンの液を舐めとるがっくんを見つめた。 がっくんの指も気持ちいい。でも、リンはもっと気持ちいいことをもう知ってる。 これだけじゃ、足りないんだもん。 がっくんもリンと同じようで…というかがっくんはリンを気持ちよくしてくれただ けだから足りないのは当たり前だと思うけど…べちゃべちゃになってしまったリンの 下着を、膝にひっかかっていたパジャマのズボンごと脱がしてくれた。浴衣の前をく つろがせて、リンに覆いかぶさる。 「リン、挿れるぞ」 「ま、待って、がっくん」 まだ少しぼーっとする身体を起こして、がっくんに抱きついた。がっくんと今日え っちしたいって思ったときから、決めていたこと。 「今日は、リンがするの」 恥ずかしいから耳元で囁くと、がっくんは驚いた顔をしてリンを見た。 だってがっくんは、そんなそぶり全然見せないけど、ぜったいぜったい疲れてる。 えっちしたいっていうのも、リンが言い出したんだもん。…言葉には、恥ずかしくっ て言えなかったけど。だから、今日はリンがするって決めてたの。
「だがリン…」 「いいの、リンがしたいの。だからがっくんはじっとしててね」 「…無理だけはするのではないぞ」 ちょっと困ったように笑って、がっくんは身体を離した。あぐらをかいてベッドの 上に座る。最初は寝転がってもらおうと思ってたんだけど、それだとがっくんをぎゅ ってできないから言うのをやめた。 「いく、よ」 がっくんの身体をまたいでゆっくりと腰を下ろしていく。がっくんの先っぽがリン の入り口に触れて、ぐちゅって音がした。思わずびくっと反応してしまう。 「ぁんっ」 それでも身体を動かさないように堪える。がっくんの両手がリンの腰を支えてくれ た。心配そうに見るがっくんのおでこにちゅってキスをする。さらに腰を下ろす。ず ぶずぶって、リンのそこがなんの抵抗もなくがっくんを飲み込んでいく。 「…ん、あ、あ、…ぁあんッ!!」 こつんって一番奥にぶつかった音が聴こえたような気がした。最後まで入ったみた いだ。ゆっくり息を吐いて足の間を覗くと、まるでリンががっくんを食べちゃってる みたいに見えた。 「がっくん、ぜんぶ、はいったよ」 「ああ」 「リンのなか、きもち、いい?」 「…ああ。温かくて、気持ちがよい」 そう笑って、おでこに張り付いた髪の毛をぬぐってくれる。リンも同じように、が っくんの髪を撫でた。 なんとか入ったけど、まだおしまいじゃない。だって、リンも、きっとがっくんも、 これじゃあ足りない。 「がっくん、うごく、ね」 「平気か?」 「うん、たぶんだいじょうぶ。だから、がっくん、は、うごいちゃだめ、だよ」 ぜんぶ、ぜんぶリンがするの。 ゆるゆると身体を動かす。前後に動くだけで、リンのなかのがっくんの位置がずれ る。でも、まだ、足りない。少しだけ腰を上げて、すとんって下ろす。くりかえすた びに、ぐちゅぐちゅってなかが擦れる。もっと、もっと。気持ちいい場所をえぐって 欲しくて、がっくんに抱きついてキスをした。
「…ん、ぁん」 この体制、好き。だって、いつもリンより高い位置にあるがっくんの顔が、同じ高 さにあるから。腰を動かしながら、むさぼるようにキスをする。がっくんがパジャマ のボタンをはずして胸を揉む。 「や、ん、やぁあん…っ!」 リンがぜんぶするって言いたいのに、がっくんは言わせてくれない。ゆっくりだっ たはずの腰の動きがだんだんはやくなっていく。自分の意志で動かしているはずなの に、まるでリンの身体じゃないみたい。 「ぁあ、ふぁ、ああんっ!」 ぬちゅ、ぬちゅっていうえっちな音。がっくんとリンの肌がぶつかる音。ベッドが ふたりの体重でぎしぎしっていってる音。それから、リンの声とがっくんの吐息。ぜ んぶが混ざって、頭がぼーっとしてくる。いつのまにか、動いちゃだめって言ったが っくんが下から突き上げて、リンの気持ちいいところをえぐる。 「あ、ぁあ、や、ぁあん、あんっ」 さっきよりももっと高いところへのぼっていく感覚。景色が白くかすんできて、わ かるのはリンのなかのがっくんだけ。たしかめるように、なんどもなんどもがっくん を呼ぶ。 「あ、あぁんっ、が、っくん…!すき、す、き…っ!ぁあああああっ!」 「リンっ、リン………っ…!」 頭の中が真っ白になって、ぎゅうってリンのなかががっくんを締めつける。それと ほぼ同時に、がっくんのがリンの一番奥でどくんどくんって出ているのがなんとなく 分かった。身体の力が全部抜けて、がっくんに倒れ込む。優しく撫でてくれるてのひ らが、ここちよかった。
目を覚ました時には、もう昼過ぎだった。重い瞼をあけると、がっくんが微笑んで 髪を撫でてくれている。なんだか恥ずかしくっておふとんを口許までひっぱった。 「おはよう」 「…おはよう、がっくん」 朝の…もう昼だけど、こうやってふたりでごろごろしてる時間も好き。今日はがっ くんもリンもオフだから、時間を気にせずにごろごろできる。ひさしぶりの、こんな 時間。 「昨日の麻婆茄子、美味しかった?」 「ああ。美味であったぞ」 「えへへ、それならよかったぁ。リン、また作ってあげるね」 「楽しみにしている」 よし、もっとお料理上手になるよう頑張らなきゃ。小さくガッツポーズをすると、 がっくんと目が合う。すぐににこって笑ってくれて、嬉しい。 「がっくん、だぁいすき!」 その言葉に応えるように、がっくんがぎゅって抱きしめてくれる。 きっときっと、ぜったいに変わらないリンの気持ち。がっくんの腕の中がいちばん 幸せだなぁ、なんて思った。 END お粗末様でした。リン視点は無謀だった… 次はまたレンメイか、前スレで書いた鬼畜ミク×KAIKOの続きを書きたい
GJ!! 待ってて良かった! リンかわひい…かわいいモエ がくリンいいよがくリン
>>529 なにがしか投下しようと思って来たら良作が来てた!
GJです。リンちゃん可愛いです。
>鬼畜ミク×KAIKOの続き
あなたでしたか!あの話も良かったです。
というわけで、がくぽ話が続いて申し訳ありませんが、がくミクです。
がくぽ杯を後方支援(笑)させていただきます。
楽師のみなさんの頑張りにwktkです。
がくぽさんのお父様が、生放送で楽師のみなさんに挑戦状を送ってからこのかた。 がくぽさんは練習にレコーディングにとより一層忙しい時間を過ごしています。 ここしばらくは、メールのやりとりも満足にできていなくて……、正直、ちょっと寂しいです。 でも、がくぽさんが注目を集めるのは嬉しいですし、活躍されるのは喜ばしいことですし。 こういうときに、寂しいとか言っちゃいけないんだろうなあ、と。 ですので、そのへんは、こう、努めて平気な風を装い、日々を過ごしています。 そんな中。 がくぽさんから、ようやくオフの日ができそうだとメールが入りました。 曰く、とにかく疲れているのでゆっくりしたい、とのこと。 ですので、私ががくぽさん宅におさんどんをしに行くことにしました。 上げ膳据え膳でゆっくりしてもらおうという算段です。
そしてようやく迎えたオフの日。 調達した食料を手に、がくぽさん宅の呼び鈴を鳴らします。 が、何度鳴らしてみても、全く返事がありません。 しょうがないので合い鍵で中に入ります。 「おじゃましま……す。」 上がり込んで居間に向かうと。 案の定、がくぽさんは寝てました。テーブルに楽譜を広げて、そこにつっぷしたままで。 頑張ってるなあ、と思いつつ。背中をつん、とつついて起こします。 「ん、あー……、初音殿。」 「お早うございます。」 「……お早う。すまん、寝ておったな。」 「いいですよ、疲れてるんでしょうし。」 「いやはや、面目ない。」 そう言って、頭をぼりぼりと掻くがくぽさん。 「あの、そんなんじゃかえって身体疲れちゃいますから、 ちゃんとお布団で寝た方がいいですよ?」 「ん、いやしかし。」 「私、その間ご飯作ってますし。」 「いや、でも。」 「ゆっくりしててください。」 「んー……、では、お言葉に甘えて、そうさせていただこうかの。」 そして。がくぽさんは寝室に向かい、私はお台所に向かいました。
小一時間後。とりあえず、ご飯の支度ができました。 やることも無くなって、一人で居るのも心許ないので。 がくぽさんが寝てる部屋に向かってみます。 起こさないようにそっと襖を開けたつもりだったのですが。 やっぱり起こしてしまったらしく、がくぽさんが寝返りを打ちました。 「ん?んー……。」 「あ、ごめんなさい。起こしちゃって。」 「あいや、大丈夫だ。それより、いま何時だ?」 「さっき6時になりました。」 「そうか。けっこう寝てたな。」 がくぽさんが、布団の中で伸びをします。 「ご飯の支度、一応できてますけど。すぐ食べられます?」 「や、今日は昼が遅かったでの。もう少し遅い方がありがたい。」 「そですか、じゃあ、もうちょっとゆっくりしますか。」 言いながら、私は傍らに座りました。 すると、がくぽさんは、布団をめくって、スペースを半分空けて。 「……初音殿。」 こちらにちょいちょいと手招きします。 「えと。おじゃましま……す。」 がくぽさんが空けてくれたスペースに収まるべく、もぞもぞと布団に入りました。
私が布団に入ると。 がくぽさんは、私の身体に腕を巻きつけてきました。 「……すまんの。せっかく来てもらったのに、ろくに構いもできず。」 「だからいいんですよ。がくぽさん、お疲れでしょうし。」 私も、がくぽさんの背中に腕を回します。 「こうするのも、久しぶりだの。」 「そですね。」 「というか、会うこと自体が久しぶりか。」 「ええ。」 「すまんな。」 「だから、いいんですってば。」 そう言い合って、ぎゅっと抱き合って。 どちらともなく、ひとつ、ふたつと唇を重ねました。 はじめは軽くだったのが、次第に深く。 「えっと。疲れてるんじゃなかったんですか?」 「まあ、疲れてはおるが。……だめか?」 「いやその……だめじゃないです。」
実を言うと。 お布団にお邪魔したときから、いや、その前から。 こういう展開を期待してなかったわけではなく。 たぶんそれは……がくぽさんも同じことで。 私の太ももに、がくぽさんの熱いものが、当たっています。 この感触は嫌いじゃないです。 というか、むしろ好きだし、私のせいでこうなってることが嬉しいんですが。 こういうことを言ったら、軽蔑されるでしょうか。 がくぽさんの手が、私の身体の至る所に触れます。 私も負けじと、がくぽさんの身体のあちこちに触れます。 がくぽさんの手が、ためらいがちに、私のスカートの中に入ってきました。 私もそろそろと、がくぽさんのその部分に手を伸ばします。 そうして、お互いがお互いの一番敏感な部分を刺激し合っていたのですが。 先に耐えられなくなったのは私の方で。 思わず、そこから手を離して、がくぽさんの身体にしがみつきます。 しがみついたまま……軽く気をやってしまいました。
「あの、私も……。」 多少気だるさが残る身体でがくぽさんの着物を解き、 インナーは……私には無理なので腰まで下ろしてもらって。 露わになったその部分に、口を付けます。 舌を這わせて、先端を口に含みます。 慣れないながらも何とか良くなってもらいたくて。 舌を動かしてみたり吸ってみたり。そうしていると。 「ちょっ……、待っ……!」 不意に、身体を引き剥がされました。 「え、と……?ダメでしたか?」 「いや、ダメという訳では……。 むしろその……、久しくそういう機会もなかったゆえ。いかんせん我慢が効きそうになく。」 「あの、いいですよ?」 「え?」 「その、我慢しなくても。」 「いやでも。」 「その方が、私も嬉しいです。」 「いやしかし。」 「だめですか?」 「…………え、と、良いのか?」 聞かれて私は、こく、と頷きます。
「ではその……、頼む。」 そう言われて、手を握られました。指を絡めて、ぎゅっと握り返します。 またそこに舌を這わせます。 きゅ、と吸い上げ、舌でちろちろと押すように刺激します。 空いてるほうの手で、口に収まりきらなかった付け根の辺りを、擦るようになぞります。 がくぽさん、いま、どういう顔してるのかなあ? それが見てみたくて、上目で見上げてみたら、ぱち、と目が合いました。 「あ……、初音殿……!」 握られた手に、ぎゅっと力が込められて。 口の中に、生暖かい感触が広がったのが、分かりました。 なんとか飲み下そうとしましたが、できなくて、えずいてしまいます。 「ちょ……、初音殿、無理はなさらず。」 ティッシュを手渡されたので、その中に吐き出します。
「……有難う。」 がくぽさんは、痕跡を拭うように、口の中や周りを舐め取ってくれました。 そしてそのまま、またぎゅっとされます。 がくぽさんの息が整うまで、そうして抱き合っていました。 「……あの、どうします?」 「ん……、すまん、ちょっと……。」 「えと、じゃ、とりあえず、ご飯にします?私、暖めてきますから。」 もろもろ後始末をして、乱れた服を整えて。 もういちどがくぽさんと軽く唇を重ねて。 食事の支度を整えるべく、その場を離れ、台所に向かいました。 さっきまでの感触を、反芻しつつ。 −−−−− 長くなったので、一旦切ります。夜の部に続くかも。
>>522 可愛かった。GJ!
ミク×KAIKOも期待してます。
確かレンマスってまだないよな?
>>539 キターー!!
GJ!!!!
夜の部待ってます!
がくぽ杯後方支援にふいたw
>>522 これは素晴らしいロリン。
リン可愛らしすぎる!
>>531 落ち着いた二人がいい感じ。
夜の部楽しみにしてます。
がくぽSS祭りじゃあ〜!!!
>>522 GJ!ラブラブなえっちっていいね
がくぽの優しさとリンの一生懸命さに顔ゆるみまくり
素直な文章がそれをさらにひきたててて最高に萌えた!もう一回GJ!
思えばMMDって擬似AVとかも作れるわけだよな …………ゴクリ
>>545 世の中には3Dカスタム少女っていうエロゲがあってな
つまりMMDはエロゲも同然だと…ハァハァ とか考えてたら唐突に紳士タイムなKAITO動画を思い出したorz
さて、DIVAの水着モジュールが公開されたわけだが・・・ 大体は予想通りだったのにMEIKOだけが予想以上にエロくてどうしようかと思った。 ビキニだと思ってたのに予想外だ。 しかもただのビキニよりやたらエロくないか? もうね、なんかな・・・ ふぅ・・・
DIVAめーちゃんのエロさは水着だけじゃなく表情にもあると思う。 儚げでたまらん
めーちゃんは元々の服装が上下別れたへそ出しで ビキニっぽい感じもするから意外性を狙ったのだろうか でも他の三人より露出度低いのにエロい お腹のところから手を突っ込みたい
鎖骨から一直線に撫で下ろしたい。 おとなしそうなカオしてなんつーエロさだ。
「こんなエロい身体してるめーちゃんが悪いんだよ?」 「やぁ…ダメ」 あれ?なんかデジャヴ(´・ω・`)
いつもの事だおw
にしてもミクは縞か…やっぱ狙ってるんだよな?w
メイコの水着は食い込みが凄そうだと思うんだ どことはあえて言わないが
食い込まないのが二次元マジック
実はくいこまないよう水面下で努力してるMEIKOさん
558 :
名無しさん@ピンキー :2009/06/25(木) 21:09:45 ID:n+Sbh7Jj
GUMIの発売が明日だというのに
後方支援参ります。 がくぽSS祭りと聞いて駆けつけました、こちらも続いてすみません。 がくぽ&リンverの夢みることりについて 「政略結婚させられそうな武家の娘と駆け落ちした下級武士にも思える」 と言う誰かのコメントから妄想。 武家娘なリンとかがくぽの呼び名は神威とか色々やっちゃってます。 以上踏まえて苦手な方はスルーお願い致します。
ほの暗く蜜柑のような色の明かりが、障子に反射する。 小さく丸い窓からは、赤みを帯びた月が見えた。 一体どこまで来たのだろうか。ここはどこの宿場町なのだろう。 少女はふと思う。 つい先ほどまで、そんな事を考える暇も無かった。 「今日はもう、休んで下さい」 よく響く低い声は、目の前の小さな主にそう伝えた。 少女が物心ついた時から耳にしてきた、聞きなれた声。 護衛の男は、柱を背に座り込む。 早すぎるとも言える婚礼の儀を間近に控えた、そんな矢先の出来事であった。 政略結婚で今にも勢力を増さんとしていた鏡音家に、 対抗しようとする陣営の者達は少なくなかった。 事も有ろうか花嫁自身が狙われる羽目になってしまい、 少女とその護衛の男は命からがら落ち延びた。 「待ちましょう。今は身を隠す方が懸命です」 父上も、母上も、弟も。今頃どうしている事だろうか。 屋敷は今頃どうなっているのだろうか。 そう考える事さえも恐ろしい。 「お前もあいつ等の手先なのだろう」 「嘘をつけるほど器用では御座いますまい」
情報が入らない以上、屋敷に戻る訳にもいくまい。 慌てて下手に動くのは危険すぎる。 男は、そう判断した。 「明日も追っ手が来るのか」 「その時は、拙者が」 切り伏せようと言うのか盾になろうと言うのか。 どちらにせよ穏やかでは無い。 少女は深く息を吐いた。 いつ終わるとも分からない逃避行。 一体どこまで逃げれば安住の地にたどり着けるのだろうか。 節目がちな目は静かに絶望を彩る。 睡魔とは明らかに違った魔物が、少女の思考を支配する。 「神威」 泣き出しそうな声は、呼び慣れたその名を呼んだ。 少女の身体は震えている。 助けを求め、搾り出す声。 命令では無く我侭でも無い、聞いた事の無い少女の口調。 耳にやっと届くそれは男の脳の奥を甘く、甘く焦がした。
身体の震えを抑えこむように、男の両の手が少女の小さな肩を支えた。 少女の身体が一度、ごく軽く跳ねた。 反射的に逆らおうとした小さな手が、再びゆっくりと下ろされる。 「なぜ着いてきてくれるのだ、神威」 小さな小さなこの身体で、どれほどの重圧に耐えてきたのであろうか。 この歳での婚礼と言うのは珍しい事では無かった。 少女はほんの1、2度程しか顔を合わせた事の無い、倍ほどの歳の男の物になるはずだった。 しかしいくら当たり前のように行われていたとは言え、 年頃の娘にとってそれはどれ程恐ろしい事だったのであろうか。 さらにそのせいで、命を狙われると言う始末。 武家の娘でさえなければ、この身分さえ無ければ。 厚みのあまり無い身体を、男は強くかき抱く。 窓から夜風が入り込む。 夜風はやけに冷たく、肌を刺す。 「お前は、愚か者、だ」 「ええ」 消え入りそうな声を小さな主が振り絞る。 息苦しいのか、或いは何を思うのか。 「愚か者で御座いましょう」
一旦終了。 勢いのあまり&時代物初書きでところどころ変ですみません。
続きが楽しみだGJ!
wktk
>>563 後方支援が続くとは思わなかったwGJです。
そういうわけで、
>>539 の続きです。夜の部ですがあっさりめです。
ご飯いただいて、お風呂もいただいて。 お風呂上がり、交互にドライヤーを当てあって、髪を乾かしあいます。 お互い髪が長いので、ぜんぶ乾くまでが大変です。 でも、しっかり乾かさないで寝ちゃうと、痛みますし。 それこそ絡んじゃったりしたら大変です。 「お互い、『長髪キャラ』は辛いですよね。」 「KAITO殿などが羨ましいのう。身軽で。」 「あでも、リンちゃんとかは、逆に、伸ばしてみたい、とかゆってましたよ。」 そんな話をしつつ。 ドライヤーの熱に混ざって漂う、私とは違う、髪の香り。 さっき一緒のシャンプー使ったはずなのに、 何で香りが違うようになるんだろうなあ、といつも不思議です。 「さて初音殿。明日も早いし、もう寝ると致すか。」 「あ、はい。」 寝室に移動し、一人用の布団に、また二人で収まります。 しばらく、例のがくぽさんのコンテストのことや私の近況のことなど、話していましたが。 話が途切れ。またどちらともなく、身体を寄せあいます。
がくぽさんの手が、いつもの手順で私に触れます。 いつものように、パジャマの下だけ脱がされます。 慣れてくるとマンネリになるとか、世間一般では言うようですが、そんなことはなくて。 むしろいつもの手順に、ああ、がくぽさんに抱かれてるんだなあと安心します。 安心というか、嬉しいというか。 気持ち良いって、こういう感情も込みで言うのかなあ、と。 組み敷かれながら、そんなことを思います。 私も、がくぽさんに触れます。 がくぽさんの浴衣の帯を解き、前をはだけさせます。 私とは違う肌の感触と骨格の感じに、触れるたび、どきどきします。 「初音殿、一寸失礼。」 がくぽさんは、私から一度身を離し、 傍らの引き出しから、がさごそとなにかを取り出しています。 「先程は、すまんかったの。」 「や、別に、そんな……。」 「今度は極力、初音殿も満足できるように努めたい所存だが。」 「はあ。」 「いかんせん、こちらも万全な状態というわけではなく。」 「……!もう、だから言わなくて良いんですよ!そういうことは。」 照れ隠しでふい、と向こうを向いたら、手に小さな包みを渡されました。 「あの、初音殿、これを……。」
受け取ったものを開封し、がくぽさんに被せてあげます。 どさくさまぎれにそこをぎゅっと手で包むように握ってみました。 「……っ!」 手に伝わる脈動。がくぽさんが、切なげに顔を歪め、大きく息を吐きます。 「……こら、初音殿。何を。」 「どきどき、してますね。」 「答えになってないが。」 がくぽさんは言い終わるや否や、私の唇を塞ぎました。 深く、舌を絡めながら、また改めて、布団の上に組み敷かれ。 がくぽさんがゆっくりと、私の中に入ってきました。 「あ……。」 久しぶりの、この感触に、思わず声が出てしまいます。 腰に手を当てられ、揺さぶられながら、出たり入ったりする感触を味わいます。 私の中にある熱いもの。 押し分けて入ってくる感触が、嬉しい。出ていってしまうのが、切ない。 感触が、切なくて、苦しくて、……気持ち良くて。 がくぽさんの首にぎゅっとしがみつきます。
「あっ……、あっ……!」 がくぽさん、好きだよう。気持ちいいよう。 思うけど、出てくるのは、意味の成さない言葉ばかりで。 「やっ、あ……っ!!」 そうしていると、不意にしがみついていた腕から力が抜け、 身体に力が入らなくなってしまいました。 「初音殿、失礼。」 がくぽさんは、繋がったまま、 くたっとしてしまった私の上体を持ち上げました。 私が、座っているがくぽさんに跨って、抱き合うような格好になります。 そして下から突き上げられる感触。 ああ、これ、すご……奥まで来てる……。 また、身体に力が戻ります。 がくぽさんの顔が見たいです。でも、しがみついてるだけで精一杯で。 「……が、くぽさ、……!」 嬉しいよう、嬉しいよう。 「すま……、初音殿、わしも、もぅ……。」 突き上げる動きが早くなって、一際奥まで突かれました。 私を支える手に、ぐっと力が込められたのが分かりました。
「あ……。」 引き抜かれるとき。 出ていってしまう感触が名残惜しくて、また思わず声が出てしまいました。 汚れた部分の後始末を各々でしてから、そのまま布団を被ります。 布団の脇に、脱ぎ捨てたパジャマのズボンとそれぞれの下着があるままなのですが。 「このまま……寝てしまいそうだの。」 「そですねえ。」 程なくして、隣から寝息が聞こえてきました。 がくぽさん、普段は私より先に寝ちゃうことはあんまり無いのですが。 「やっぱりお疲れなんですね。」 そっと布団を掛け直します。 たぶんこれからコンテストまで、より一層忙しくなるのでしょう。 仕事熱心ながくぽさんは、楽師の皆さんの期待に応えようと、より頑張るのでしょう。 また会えなくなるのは寂しいですけど、それ以上に。 そんながくぽさんのことがちょっと心配で。 「あんまり、根詰めすぎないでくださいね。」 がくぽさんの寝顔を見つめながら、そう思いました。
がくぽ杯の裏には、こんな 初音さんの内助の功があったら良いな、という妄想でした。 以上、お粗末さまでした。
>>559 遊女と侍もいいけどこっちの解釈の方が好きかも。
神威呼びもしっくり来ていい感じ。
続き待ってます!
めぐぽ発売だぞおまいら
既にジェバンニが来てるらしいな 後で聴いて来る
ヒモ荒れ期待
誤爆スマソ
ヒモパンに期待だと?
何言ってるんだ、GUMIはローライズの四角いやつに決まってるじゃないか! 異論は認める。
お子様パンツでいいと思わないかね諸君
リンと仲良くなって、お揃いの水着とかもありじゃね?
ローライズの四角いやつってなんぞ。 ヒップハングか?
あー、ふんどしか
書いてあるじゃないか
586 :
493 :2009/06/27(土) 12:29:36 ID:a4/b3NzA
>>582 ヒップハングのボクサーではないかと思うんだが。
携帯のメモ帳が一杯になりそうなので、貼り付けに来た。
コンセプトは「もっとガンバレがくぽ(合掌)」
二人で海へ編とみんなで海へ編があるが、どっちを選択?のノリで。
連動はしていない。
テーマパークから約一月後。
相変わらず………
早めに待ち合わせの駅前に行くと、待っていたのは、ルカ殿一人だった。 ほかの者達は都合で来られなくなったと、すまなそうに言われる。 願ってもない事態にさっきのMEIKO殿の電話はこれだったのかと納得する。 無理矢理なことをしたら、強制リセットだから。 随分失礼なことをとも思ったが………無理矢理でなければいいのかな? しかし、強制リセットとは………どうやるのだ。 「せっかく誘っていただいたのに……」 「あ、いや、忙しいのだろう」 電車に乗る。 空いているから並んで座ることができる。 柑橘系の匂いがする。 会話はない。 「髪を下ろすと印象が変わるんですね」 タンスの中を一瞥して、服を購入し、髪型を指定したのはKAITO殿だ。 実のところ、誘ったはいいが、具体的なものをいっさい考えていなかったし、考えつかなかったので、KAITO殿に相談したのだ。 人気のない海岸で夕日を二人で見たいと言ったら夏場は無理と一蹴された。 「さようか」 「はい」 間が持たないとは思わなかった。 世間一般の男女はどんな話をしているのだ。 ついつい歌の話になる。全く仕事的な会話というか議論。 こんなつもりではなかったのに。 いや、有意義ではあったが。 終点で降りると、バスに乗る。よし、予定通り。 頭にインプットしたデーター通りにルカ殿を案内する。 「漁港なんですか?」 「ルカ殿はマグロがお好きと聞いたので」 マグロの水揚げで有名な場所らしい。 いたるところにマグロの幟が立っている。 それを一つ一つ覗こうとするルカ殿に食事の後でもと声をかけて、予約した店に入る。 予約してくれたのはKAITO殿だが。 マグロ尽くしの料理をルカ殿は堪能してくれたらしい。 美味であった。 食事が終わると周辺の店を一軒一軒回る。 楽しそうな表情を堪能できるのはいいが心の隅にある寂寥感はどう解釈すべきか。 店の人間と楽しそうに話すルカ殿の横顔を振り向かせてみたい。 調理方法から、捕獲方法にまで話が及んで、奥にいた老漁師が呼ばれるに至って午後に予定していた水族館は諦める。 こういう場合、我はどうやって時間をつぶせばいいのか。 「大間産がbestだと思っていましたけど、ここもとてもすてきですね」 「それはよかった」 西の海岸にむかって歩きながら、頭の中で絶景の場所を検索する。
本当は水族館の近くにある展望台を予定していたが、ルカ殿の楽しそうな笑顔で充分だ。 「あ…」 急に薄暗くなったかと思ったらいきなり、雨が降ってくる。 とっさに上着をぬいでルカ殿頭に被せる。 コンビニエンスストアなど望むべくもなく、ともかく篠突く雨に屋根を探す。 「oh!motor hotel」 断じて狙ったわけではない。屋根を張り出していた一番近い建物だったからだ。 「休憩利用もできるようですから入りませんか?」 強制でも無理矢理でもないぞ。 「髪を乾かさないと、風邪をひいてしまいます。着替えたいですし」 「あ、ああ、そうだな」 鎮まれ! 雨宿りだと言い聞かせる。 「私が知っているものとはずいぶん違うのですね」 「さようか……」 「カラオケもあるのですね。着替えたら、歌いませんか?」 「………あ…ああ」 「先にシャワーを使ってよろしいですか?」 「……も…も…もちろん」 「先に入りますか?がくぽさんの方が濡れてますし」 「いや、大丈夫だ」 バスルームに消えたルカ殿を見送って、ベッドに座り込む。 この場合はどうすればいいのだろう。 手を出して嫌われるのも恐いが、出さずに失望させるのも恐い。 水音に顔を上げて後悔する。 バスルームの中がよく見えてしまったからだ。 ガラス張りなのだ。 湯気の中でシャワーを浴びるルカ殿の美しい曲線。 見るべきか見ざるべきか。だが見たい。 神仏はどこまで我に試練を与えるのだ。 ルカ殿の姿を堪能していたが、やがて重要なことに思い当たる。 我が風呂を使えば当然、ルカ殿も見ることになるわけで。 裸を見られることにてらいはないが、重要な事実は、見られていたことを知られることだ。 部屋の中を歩き回る羽目になった。 「………」 「お先にいただきました。何の本ですか?」 「あ…」 ここが運命の分かれ道だ。 全く違う服に着替えたせいでベッドの使用はまずなくなったわけだから。 「カラオケの歌詞カードだ。我に気にせず、先に歌ったらどうだ?ルカ殿の声を堪能したいものだし、洋楽も充実しているようだぞ」 「そうですか?じゃ、練習してますね」 緩くまとめた髪もよくお似合いだぞ。 カラオケのコーナーからは風呂が全く見えないのは言うまでもない。 風呂から上がると、情熱的な声が響いていた。熱く切なく悲しい。 「洋楽か?」 「シャンソンです。練習中なのですけど、難しくて」 「さようか」
「さっき、Internetで天気を調べたら、雨はまだ続きそうなので、taxiを呼んだ方がよくないですか?」 泊まりという言葉を飲み込む。 「そうだな」 色々なものを飲み込んで短く応えた。 我を褒めてつかわす。 駅前で軽く食事をとって家まで送る。こっちは雨の気配さえない。 夕闇の中、次の約束をどう取り付けるべきか考える。 「次は見られるといいな」 「そうですね」 とりあえず、次に繋がったと考えていいのだろうか。 「そうだ、今度、カラオケに行きませんか?」 ホテルのカラオケが気に入ったらしかった。 「さよう………二人で」 「ええ、もちろん」 浮揚感がある。 家に着いてしまう。 「今日はとても楽しかったです」 笑顔がまぶしかった。 「「おかえりー」」 「早かったわね」 俺達のユニゾンにキッチンからのめーちゃんのの声が重なる。 「squallに遭ってしまいました」 だから出かけた時の格好と違うのか。 女性のバッグは異次元に繋がってる気がする。 そのトートバックの中にどうやったら着替えが入るんだよ。 巻きスカートとチューブトップとパーカーはそんなにかさばらないらしいけどさ。 「着替えるところあったの?」 「丁度、近くにmotor hotelがあったのでそこを利用しました」 空気が凍り付く。 いきなりその展開ですか?! 「日本のhotelにカラオケは標準装備なのですか?」 いや、ないから。 「着替えただけ?」 恐い。 はっきり言ってめーちゃんの目が恐い。 「二時間が休憩の標準だったようなので、シャワーを浴びて着替えて、カラオケをしました。がくぽさんはやっぱり低音に艶があっていい声ですよね」 合掌。 惚れた女とラブホ入ってカラオケかよ。 よく耐えた。 「motor hotelぐらいだけど、後で意味を教えてあげる」 「?…はい…」 お皿並べてと言われるから、キッチンに行く。 リンの口がモゾモゾ動いてる。言いたいことは色々あるけどありすぎてまとまんないんだな。 「カラオケしに行ってみたいな。社会見学もかねて」 「普通にボックス行きなさい」 ちょっと俺を睨んだめーちゃんの拳固が俺の頭を叩く。 「リンも行く!」 痛くなんかないから、OKに解釈するよ。 後はやたらと勘のいいあいつをどうするかだけど、いくらでもやりようはあるさ。
進展してねぇ! 最後の数行は自分でも自分の指を疑ったぜ。 続けて、みんなで海に行ったバージョン。
夏だ! 海だ! あづぃぃぃ…… 車を降りた途端、へばったら、小突かれてパラソルを持たされた。 仕事にしろ遊びにしろこれだけ鉄道網が発達している所に住んでると車の必要性って全くないわけだけど、遠出と荷物が多いから今回は車。 運転手はKAITO兄さん。 朝だというのに暑いし、駐車場には先客がいる。 早朝出発にもなるよな。 適当な場所にシートを敷いて、パラソルを立てる。人数が多いから三つ。砂がすでに暖かいんですけど。 クーラーボックスは兄さんとがくぽの仕事。めーちゃんは容赦なく使う。 全員のスケジュールをすり合わせて、今回はルカの希望だったのでがんばってみた、 何だかんだいっても末っ子には甘いのだ。年上設定だけど。 この時点でがくぽの目的はたぶん潰えている。まあ、あの駅の段階であきらめろ。リンとルカは「みんなで海」になってるんだから。 近くの海の家の貸し更衣室で着替えて、軽く腹ごなしすると、砂浜はもうけっこう人がいる。うん、早く来て正解。 ちなみにがくぽは意外にもハーフパンツタイプだった。後で聞いたら兄さんが選んだらしい。good job。センスは微妙だけど。 腹筋すっげー! ルカの水着姿を見てぼーっとしてるけど。 まあね、うん、スタイルいいよ。めーちゃんと並ぶと迫力だわ、浜辺の視線を釘付けにしているわ。 彼女連れてて鼻の下伸ばしてるそこの奴、振られてもしらねぇぞ。 そして、全く気にせずに美少女美女の背中に日焼け止めを塗ってる兄さん。偉大。 慣れなんだろうけどさ。 つか、何で兄さんに塗らせるんだよ。 「泳いでくる」 言い残して、海に向かう。なんかムカつくぞ。 「めーちゃん!まだ水が冷たいよ!」 「ちゃんと、準備体操しなさいよ」 ラジオ体操の音楽を忘れてきたのはちょっと失敗かも。 さっさと海に行ってしまったレンを追い掛け海に入ったリンが呼びかけてくる。 ルカの髪をポニーテールにしてあげている最中だから、手が放せない。 一方方向から強い視線を感じる。そんなに見てると穴開くわよ、がくぽ。 ダークブラウンのビキニにポニーテールなんて最終兵器かもねと思いながら、塗り残ってるうなじに日焼け止めを塗ってあげる。 「がくぽもいかないの?」 ルカと立ち上がりながら声をかける。応援するほど積極的ではないにしろ、反対するほどのことはない。当人達の問題だと思うけど、ちょっとは同情している。
ルカの天然さは、かなり筋金入りで、他意なく笑顔を振りまくものだから、周囲の海水浴客のハートを射抜いてる。 KAITOはミクの髪をツインのシニヨンに纏めていた。細い三つ編みを何本も作ってくるくる巻き上げる。 準備運動のために体を捻るたびにがくぽの視線が釘付けになっていることにそろそろ気づいてあげなさい、ルカ。 言わないけど。 ブイのあたりで泳いだり潜ったり、漂ったりしていい加減頭も体も冷えて浜に上がる。 パラソルには誰もいなかった。 クーラーボックスから冷えたジュースのペットボトルを取り出して喉を潤す。 すぐ近くでみんなはビーチバレーもどきに興じていた。 ミク姉とリンとルカの女性陣対、兄さんがくぽの男性陣の構図だ。もっともボールを拾ってるのは主に兄さんで、がくぽは見とれては動きになってる。端から見てると変だから。 あ、と吐息のような声が聞こえて、うっかり見上げて、慌ててみんなを見る。 運動能力の高いリンがたまに打ち込むボールもあっさりと拾ってるあたり、兄さん、けっこうすごいかも。 いや、うん、ミク姉が絡まなきゃけっこうイケてるんだけどさ。 がくぽが軽く打ち込む。 「トイレ行ってて………」 「そう………」 あ、素っ気なさすぎたと思ったときにはたぶん、絶対遅い。 「一昨日あたりにさ………」 みんなを見ながら、ぼそぼそ言う。ほかに言うことあるだろうと自分でも思うよ。 「兄さんが、見せびらかしたいけど見せたくないって、のたうち回って身悶えていたんだけどさ……」 何がって、ミク姉(達)の水着姿を、だ。 「いつものことじゃない」 ちなみにどうして一昨日かというと、昨日は日本語にならないことを喚いていたからで、テンション上がりすぎ。 「………今ならわかる気がする」 見せびらかしたいけど、見せたくない。うん。 「見てもらいたいんだけど」 もともと標準というか衣装がミニのセパレートでヘソ出しだからかもだけど、その、ワンピースの水着はなんか逆に色っぽすぎるんだって。なんなんだよ、その、思わず手が伸びそうな切り込み。 見れねぇ。 「さっさと沖に行って戻ってこないし」 「兄さんには日焼け止め塗らせるから……」 ムカついてと言いかけて 「めーちゃん!手伝って!」 リンの元気な声が打ち消してくれる。 リン、good job。後でジュースぐらいおごってやる。
「レン!めーちゃんが入ったら、歯が立たなくなる」 兄さんが俺を呼ぶ。 「今行くから」 空のペットボトルをゴミ袋に放り込んで立ち上がる。 「レンもこっちね」 めーちゃんがいたずらっぽく笑う。逆らえません。 「ええっ!」 ハンデありすぎと兄さんがわざと情けない顔を作る。 「私、お兄ちゃんの方に行く!」 「あたしも!」 おいおい。バランス悪すぎ。 「じゃ、がくぽは向こう行って」 「よいのか?」 「うん」 1対2のトレード成立。いいところを見せたいがくぽの動きが俄然よくなって、結構ラリーが続く。ルカが打ち込んだボールをリンが拾う。 「上げて」 ミク姉がトス。兄さんが呼吸を合わせて、跳ぶ。きれいなアタック。 「任せて!」 めーちゃんが横に飛ぶ。 よく取った! 呼吸を合わせてトスを高く上げる。 「打たないで」 がくぽに続いて跳んだルカの方がアタック。そんな高等テクニック、どこで習ったんでしょうか。全開の笑顔でがくぽに笑いかけると動けなくなってるよ。ルカ。 「お昼にしましょうか」 俺たちともハイタッチ。めーちゃんの言葉でゲーム終了。兄さんもめーちゃんも砂だらけ。シャワーを浴びに行った。 「あたしの唐揚げ!」 「まだあるだろうがよ」 「塩のは最後だったの!」 おにぎりとかおかずとかをクーラーボックスから取り出して、にぎやかに食事。さすがに腹減ってたのか、いつもよりたくさん食べた。 「おにぎり残ってますけど」 「ああ、いいの。バーベキューの時に焼くやつだから」 そんな分まで用意してんのか。 「お兄ちゃん、日焼け止め塗って」 「うん、いいよ」 「しかたない、レン、塗って」 「へえ、へえ」 いや、うん、緊張する。 「ぬ………」 「ルカ、塗ってあげる」 ちょっとは空気読め。まあ、good job。触らせないもんね。 「塗ってあげる」 「う…うん」 やべー…いろいろ、やべー………。 「お兄ちゃんも」 「俺はいいよ。ちょっと昼寝するから」 さっき動きすぎたもんなぁ。 「レンは?」 「食いすぎたからしばらく動けない」 リンに答える。いや腹ばいで動けないのは別な理由だけど。 「このまま、一眠りしたら?」 そうしようかな………。眠くなってきた。 「めーちゃん、水着選びにめちゃくちゃ時間かかってたんだよね」 こんな時に言うなよ。バカ兄ィ。
「眠かったら、寝ていいよ。着いたら起こすから」 「大丈夫だ」 後部席ではみんな眠ってしまった。はしゃぎすぎて疲れたんだよね。ボリュームに気をつけてラジオをつける。 「KAITO殿はミク殿とどのようにして付き合うようになったのだ?」 「付き合ってないよ」 ああ、いけない、説明不足だ。 「恋人じゃなくて、兄妹だから。仲が良すぎるだけ。ゴメンね、参考にならなくて」 ミクとルカは全然違うから、アプローチも全然違うと思うし。 「すまぬ。てっきり……」 「よく言われるから気にしないよ。説明するのも時々面倒になってそうだよって言うし」 ちょっと虫よけもかねて。 「ルカ殿は…………」 ため息の中に消える。 恋愛感情ってやっかいだなと思う。だから歌が生まれてきたんだろうけど。 ルカにとってがくぽはまだ俺達と同じカテゴリーにいる。がくぽが兄弟として同居すると決めてしまえば、抵抗なく受け入れるレベルで。 「「月がきれいだ」とか言っても通じないから」 ワタワタと目に見えて動揺するから、つまり使う気だったんだな。 「あ、いや……あまり使いたくはなかったが、言わねばわかってもらえぬようなら………」 論点違うし。 「察してほしいというのとか、遠回しにとかはこの際キッパリ諦めた方がいいと思うよ」 沈黙の隙間をオールディズが埋める。 「左様か」 一曲終わってる。 「大変だからたくさんの歌になるんだけどさ」 「………そのようだな」 「直接的に言った方が通じると思うよ。I love youとか、I with youとか、with meの方がいいのかな?あとはI need youとか……直接的な行動にでたら、俺やめーちゃんが黙ってないけど」 うむと考え込む。俺は大好きだよとか簡単に言える方だって言われるけど、がくぽは言えないタイプなのは理解している。 でも、ルカに伝わらないんだよね。 「難しかったら、お友達から始めるって手もあるし、メル友とか。日本の伝統的なものとかにも興味はあるみたいだから、博物館や庭園に誘うとか。アプローチの方法はいくらでもあるよ」 あれ?硬直した。 何で? 「メールアドレスを知らないのだが」 滝修行に行ってこいと言ったら本気で行きそうだったので、やめておいた。 終
以上です。 一部不穏な動きの二人はスルーの方向で。 何があったのかは、俺が知りたい。 「月がきれいだ」は検索かければ出てくる。
カプは明記してくれるとありがたい
がくぽマジ頑張れwつか14才が色々とあれー? 面白かったGJ!
ちょっと台詞や行動が誰のなのかわからない所が多かった… でもGJ! 水着はDIVAのあれですかね?w
こいつら進展出来るのか?w
・カイメイ ・みさくらメイコ可哀想です>< ・微エロ(むしろエロがおまけ) ・電波 *** 相手にとって完璧であるためには―― そんな努力をする必要など、このひとにはない。 彼女のすべては僕を満足させ、そうあり続けることが決まっているからだ。 「メイコ」 低い声を耳元に吹き込んでやると、彼女は僕の腕の中で小さく身を竦めた。 些か乱暴に顎に手をかけ、瞳を覗き込む。 「僕のいない間に我慢が出来なかった?」 ショーツの上から潤みを含んだそこをまさぐってやると、彼女は羞恥に身を捩り暴れだした。 そこをぐっと押さえ込み、白いシーツの上に押し倒す。今まで彼女が自分を慰めていた僕のベッドにだ。 「ち、が……、ちがう、の。私…は……」 必死に弁解するメイコの涙声を無視して、服の前をはだけ、下着を一気に引き剥がした。 ぬちゃ、と湿り気を帯びた音に、彼女は手で顔を覆う。 「ほら、どうしてほしいの?ちゃんと言わなきゃ分からないよ」 柔らかい太ももを掴むと、慌てて肢を閉じようとするその仕草も、煽りにしかならない。 彼女のお遊びのような抵抗を無視して、蜜の溢れるそこを曝け出してやった。 「ぁ……、や、お願い!やめっ…!あ、ああっ…だめぇ……!」 ぐちゅぐちゅ音を立ててそこをかき回してやると、じきに僕の袖を掴んでいた手は形だけになり、 いやらしい声で鳴き始める。本当に素直でいい子だ。 弱い部分を擦ってやると、僕の指に食らいつく締め付けはますます強くなり、 豊潤な愛液をもってしても指を引き抜くことができないほどになる。 僕が手の動きを止め目で促すと、聡いメイコはとろんとした目つきのまま身体を起こし、 縋るように僕に背に腕を回して、紅く柔らかい唇を僕の口に重ねてきた。 僕はその弾力と甘い香りを存分に貪り、噛み付き吸い付いた。 早く快楽を手に入れるにはどうすればよいか知っているメイコは、すでに僕の下着の中から 欲しいモノを取り出し扱き始めている。 息が続かなくなり顔を背けた彼女の口の端を伝う液を舐めとり、更に深く口付け舌を絡めとり吸い出し、 彼女の喉の奥から漏れ出る艶かしい呻きに酔い痴れた。 メイコは本当に男の嗜虐心に火をつけるのが上手い。 はぁはぁと切らした息に混じる、「ぁあー…」やら「ん…ぅー」やらの喘ぎも、 桃色に火照らせた白い肌の滑らかさと、その肌を光らせる不健全な運動でかいた汗も、 肉欲に溺れ、とろける瞳と、だらしなく半開きの唇から見える淫靡な舌も。 虐めてください、もっと酷く犯してください、と言わんばかりだ。 柔らかく形を崩した胸を揉みしだいてやると、脳天が痺れるような甘い声で悦ぶ。 「あー……、ああぁ、あ、そんな、胸ばっか、り…ぃ……」 「メイコはほんとにおっぱい弱いよね。ねえ、もっと声出して」 撫でるような手つきを一変させ、指が埋まるほどに強く力を込めた。 マシュマロのような柔肌にはきっと爪の痕がついてしまうだろう。 淫らに立ち上がった先端をきつく吸い上げ、指先で抓り捏ねくり回す。 「やああぁぁっ!んああ、だめっ、いた、痛いよぉ…!や、やめてっ……」 「違うでしょ、メイコ。感じてるんだから、『気持ちいい』って言わなきゃ」 「んんっ…あ、ひぅ…っ。き、もちぃ……っ!きもちいい、です…っ。ぅ…ひっく……」 抓った乳首をぐいぐい引っ張ってやると、痛みに耐える瞳が涙で揺らめいた。 その健気な仕草に口の端が釣り上がるのを自覚する。 そろそろ我慢が効かなくなってきた。
「あ、ひ…っ!」 潜り込んできた質量に、メイコの腰がびくっと跳ねる。 「どうすればいいか分かるよね」 僕の言葉にこくりと頷いたメイコはずるずると腰を落とし、僕の膝の上に座り込んだ。 僕の長さと彼女の深さは本当に具合がよく、最奥を先端が少し押し上げる形で彼女のお腹はいっぱいになる。 下から揺すると彼女の乳首が僕の胸に当たりいやらしさを増す。 「んあぁ…っ!奥、当たってる、ぅ……!」 だいぶ呂律が回らなくなってきたメイコの意識は、ほとんど快楽に溺れることに集中しているのだろう。 僕はそろそろ溜まっていたものをぶちまけたい気分だった。 今日の僕はかなりサドっ気があるな、と思いつつ、半ばまで抜きかけたモノを、ずんっと奥まで突き立てた。 「あ、ああああっ!!」 子宮口に鈴口がぶつかる鈍い衝撃が伝わり、食いちぎられるほど締め付けられる。 彼女の悲鳴がますます僕を興奮させ、後はもうフィニッシュまで止めることはできそうになかった。 「ああぁぁ!あ゛ーっ!うぁ、あああ!!」 なあ、虐めてほしいんだろう?犯されて気持ちいいんだろう? 本当にいやらしくて、怠惰で、爛れていて。 「メイコ、可愛い」 「やっ!だめ、だめぇええ!お、かひくなっちゃ……!ひあぁぁ!あ゛ーっ!あ゛あ゛あ゛っ!!」 びくびくと痙攣するメイコのナカで数回扱いてから最奥に吐精した。 彼女が逃げないようにがっちり抱きしめたままで、人間でいうならば孕ませ確実な果て方だった。 僕らにはそんなことは無縁で、本当に、本当に都合のいい話。 *** 「ごめんごめん。メイコが可愛かったからつい、さ」 私の頬を伝う、痛さのせいだけではない涙を、カイトは長い指で拭いそっと口付ける。 まだ動悸と呼吸が収まらない私の身体を包む腕は温かく、心地よいだるさと眠気が全身を襲った。 「メイコ、可愛いメイコ。大好きだよ」 歯が浮くような甘ったるい台詞も、今は優しく私の耳を浸していくだけ。 「カイト…」 その青い目を見上げると、完璧に整った容姿の彼は、優しく微笑み私の額にキスを落とす。 「汚れちゃったね。シャワー浴びようか」 私を軽々と抱え上げたカイトは私の身体を気遣いながら歩を進めた。 じきに二人きりの部屋にシャワーの水音だけが響くだろう。 ひとに造られた存在である私たちは、ひとに都合の良いようにしか造られていない。 特に欲望に関しては完璧なご都合仕様であり、それは本物のひとよりもはるかに優れる。 いわゆる「エロくて感じやすい身体」や「事後の余韻を大切にする見目のよい容姿」がそれに当たる。 男性の求める理想の女型と、女性の求める理想の男型を与えられた人形。それが私たち。 それなのに。それなのに、人はその完璧に飽きてしまうのだ。 私たちを一度は手元に置いたひとたちも、今は同じ人間とともに暮らす道を選んだ。 それが何故なのか、私たちには分からない。きっと理解することはできないだろう。 人形に与えられたプログラムの狭量はちっぽけなものなのだから。 けれども私は今幸せなのだろうと思う。幸せなのだと確信できる。 ひとに造られた完璧なもの同士は、ひとに似せられた行為でしか繋がることができないとしても、 それでもひとに造られた目的は同じなのだから、きっとアイシアウことができるはずなのだ。 たとえこの世にひとなんてもう一人も残ってはいなくても。 窓の外には白い砂しかなくても。 シャワーの水は音だけだとしても。 私たちはもう回路だけの存在だとしても。 夕飯何がいい?と問いかけると、 そうだなあ、ハンバーグ。と答えが返ってきた。ような気がした。 END
ニクい演出しやがって……
とてつもなくGJ!! 最後にすげーゾワッときた
これはよい電波
最後でゾクッとしたGJ! 手塚のふたりは空気の底にみたいだ あっちは人間だったけど
ねんがん の ぱそこん を てにいれた!
VAOたんMEIKOスレで楽しそうね
リンレンの姉弟丼をくれ 夏が終わるまで全裸で待つから
609 :
名無しさん@ピンキー :2009/06/28(日) 12:29:00 ID:njpP/CPW
あーGUMIの並乳を揉みしだきてぇーーーーーーー!!!!!!
610 :
名無しさん@ピンキー :2009/06/28(日) 13:35:00 ID:tVs6D4nI
レンリンで良ければ投下しますわ パソコンが使えなくなる前に……! 「リンの相方には愛ってもんがないのでしょーか?」 「……………は?」 「だーかーらー、リンを見ても何も感じないの? ドキドキしないの?」 ミカンを食べているめのまえの活発そうな少女はリボンカチューシャふわりと由良氏て首を傾げる。 その仕草を可愛いと思ってしまったけれど、口には出さず胸にしまっておく。 「……はっ。ちんちくりんに浴場するほど俺は落ちぶれちゃいねーよ」 嘘だ。少しはドキドキする。そのちんちくりんを愛しく思うことさえもある。しかし、思うだけだ。 現在成長期真っ盛りの俺たちは、幼さを残しつつも少しずつ、ほんの少しだけれど着実に大人へと近づいている。心なしか、リンの顔つきも大人びてきた気がする。 ……まあ、リンの胸と精神面はまったくだけど。 「だってリンはレンが好きだよ。リンが好きなんだからレンだってリンが好きなはずだよ。だって同じプログラムだもん」 「あのな、俺だってリンは好きだ。でもその好きと俺が思う好きは違うっつの」 「えー……リンはその好きに入ってないの?」 もさりと俺の上にのしかかってくるけど、大した重さではない。 「入りたい?」 「うん」 じわじわと俺との距離を縮めてくる。俺を見つめるその瞳は夜空を薄く溶かしたような不思議な色合いをしていた。……って近けぇ近けぇ。 「ずっと前から入ってるよ。生まれる前から、な」 チョコレートに大量の砂糖を加えた胸焼けするようなクソ甘い言葉と共に、ピンで丁寧に分けられた髪をよけて額にキスを落とせば、瞬間湯沸かし器よろしく顔がみるみる赤くなっていく。 「……」 驚いたのか、目と口を開いたままこちらを凝視していた。 「顔、赤いぞ」 「レンもだよ」 指摘してやれば、同じ言葉を返してくる。リンが言う通り、俺の顔は赤くなっているだろう。 「……レン」 瞼をそっと閉じ、顎をついと突き出した。なんだよ、デコじゃ満足しないのかのよ。 「んぷっ」 キスの変わりにミカンを一つ唇に押し付けてやる。 「リンにはまだはやい」 「〜〜〜〜っ!! リンは子供じゃない!」 笑いながらあしらえば、頬を膨らませてポカポカと俺を殴ってくる。見た目も相まってか、その姿はどう見ても子供以外の何者でもない。 いつもみたいに、またケンカが始まる。でもすぐに仲直りするだろう。二人して弾けるように笑い合うだろう。ふと、笑みが浮かんだ。 どさくさに紛れて、さっきまでリンがちまちまと食べていたミカンの残りを口に放り込めば、たちまち甘酸っぱい香りが舌先に広がる。 ――今はまだ、ミカンだけで我慢してやるよ。だからお前も我慢しろ。 心の中でそう呟きつつ、再び三日月型に緩んだ唇を一文字に引き結んだ。
611 :
エロ太郎 :2009/06/28(日) 13:54:27 ID:Oum0e19l
>>600 GJ!!
鬼畜カイトに萌え、可愛いめーちゃんに萌えたところで、最後の演出に泣かされてしまった。
なんぞこれ、GJ過ぎるだろう!!
がくルカもレンリンもイイヨーイイヨーGJ!
思春期の青臭くてイカ臭いリンレンリンが読みたい
>>600 どこがエロはおまけなのかと思ったら最後でやられた 超GJ
>>610 すごく・・・ワールドイズマイン(レンver)です・・・
祝! Megpoid発売という事で ・がくぽ・グミ(エロなし) ・ルカ・レン・KAITO(乱交) の合わせ技で4レスほど行きます。ではどうぞ。
『Is There Something I Should Know?』 今日、私こと『メグッポイド』はパーティにお呼ばれされた。 私の本格稼動開始を祝ってくれるって話、断る理由なんてあるわけが無い。 先輩であるがくぽお兄ちゃんに連れられ向かったのは、とあるマンション。 ドアを開けると、ミクちゃん達が部屋を飾り付けて待っていた。 なぜか野菜(ネギとか茄子とか)と高級マグロがメインのご馳走。 デザートのアイスや果物。 出てきた大量のお酒。さすがに飲まなかったけど。 とても楽しくて、嬉しくて、幸せな時間があっという間に過ぎていった。 「―――――ごめんなさいグミ、今ちょうどSpare Roomが無いの。Sofa Bedでいいかしら?」 「いいえ、ありがとうございます!」 すっかり夜も更け、私はリビングのソファでうとうとしていたみたい。 他のVOCALOIDのみんなは部屋に帰ったのか誰もいなくて、 リビングには、私と刀を抱えて壁にもたれて眠るお兄ちゃんだけ。 そんな私に、いつの間にかルカさんがブランケットを持って来てくれた。 ああ……パーティの時も思ってたけど、みんなやさしいなぁ。 ちょっと不安だったけど、これなら私もなんとかやっていけるような気がする。 ブランケットに包まった私は、そのまままたいつの間にか目を閉じて寝ていた。 ……おしっこ。 ジュース飲み過ぎたのかなぁ。 つい夜中に目が覚めて、ショボショボの目をこすりながら私はトイレに向かった。 また眠ろうとリビングに戻る途中、誰かの寝室のドアの向こうから何か音がする。 「ん? ……気のせいかなぁ」 何か女の人の叫び声のような、あるいは猫の鳴き声のような、そんな声が聞こえてきた。 そのまま通り過ぎようかとも思ったけど、その声は何故か聞いた覚えがあるような。 私は、かすかに開いていたドアをそっと開けてた。 「っ…!! は……ああああっ……!!やぁあぁっ、そ……こっ……」 もし私の目が確かなら、そこには大きなベッドが一つと、その上には三人の人影があった。 一人目はさっきお世話になったばかりのルカさん。 二人目は青い髪の毛だからカイトさん。 三人目は……背中しか見えないけど、多分レン君じゃないかと思う。 それだけならまだいいんだけど、問題なのはみんな服を着ていないって事。 「だぁ……っめ!! だめな……のっ」 「でも気持ちよさそうじゃない? ルカ姉さんのココ、こんなに濡れてるし」 「そ! れぇ……はああっ、はあ……あ……ぁぁ」 レン君がルカさんの体に顔を近づける。 ちょうど……おっぱいの所に。 手は……あの、その、女の子の大事なところに。 「最近は表情も柔らかくなってきたしね。スキンシップの効果が出てるんじゃない?」
カイトさんはルカさんの後ろに回って、がっちりと体を抑えてる。 みんな、え、っと、エッチ……な事に夢中で私に気づかない。 ドア側からその姿がまる見えになってるのに。 「は……ぁっは……っぁ……」 ルカさんは自慢の白く透き通るような肌をピンク色にほんのり染め、 肩を上下させて苦しそうに息をしている。 目もピントが合って無いみたいに、ボーっとしてるような気がした。 「カイト兄、そろそろいいんじゃないかな」 「そっか、それにしてもレンも上手くなったね」 「あったりまえだろ? いっつもミク姉やらリンやら相手にしてるんだから」 「めーちゃん然り、段々みんな激しくなってきてるしね。今日は疲れて寝てくれて助かったよ」 「それに比べたらルカ姉さんはまだ純朴だもん。なんかいぢめ甲斐あるって言うか」 カイトさんがルカさんを解放すると、ルカさんは力なくベッドに倒れこんだ。 グッタリと体をベッドに投げ出しているルカさんの体は、 正直に言って女の子なら誰だって嫉妬してしまいそうなプロポーション。 そんな体の上に、カイトさんが圧し掛かっていく。 「ふ……う……あぁぁぁ!! あぁぁあっ!!」 全部見えちゃってる。 ルカさんのアソコに、カイトさんのおちんちんが入っていく瞬間も、 その入ったおちんちんをがっちりくわえ込んだルカさんの体も。 表情は見えないけど、声が上ずってる。 歌ってる時のVOCALOIDには許されないレベルの狂ったピッチで、ルカさんは悲鳴を上げた。 「う、っ……!! ルカの膣内はいつもうねうね絡んできて……っ! 最高だよ……!!」 「やぁぁ……言……っ!! わないでぇ……」 ピンと伸びたルカさんのつま先が震えている。 何かに耐えているような、切羽詰まった感じ。 ルカさんの上に乗ったカイトさんは、そのまま動き始めた。 「あぁあぁぁ!! はぁ!! あああ…っ!! んんぅうっ!!」 じゅっじゅっ、と水っぽい音が私のところまで聞こえてくる。 カイトさんの動きにあわせて、音はルカさんとカイトさんが繋がっている所から。 音と同時に、ルカさんの切ないような苦しいような声も耳に入ってくる。。 「カイト兄ばっか楽しんでないでさぁ、そろそろ僕にも」 「あ、ごめんごめん。じゃあルカ、ちょっと抱き上げるからね」 カイトさんはルカさんの体を起こし、くるりとルカさんと入れ替わるような姿勢を取った。 ルカさんはカイトさんの体の上に抱きついて、体全体で息をしている。 高く突き上げられた、ルカさんの綺麗な形のお尻。 その桃のようなお尻にレン君の手が掛かる。
「あ、やぁ……っ!! 止めて、Double Penetrationは嫌いなの……っ!!」 「嫌い? なんで?」 「だって、っぁ…っああ!! あああぁっ!!」 レン君が、さらにルカさんの体の上に乗っていく。 え、あ、ええっ!? ちょっと待って、お尻の……穴!? ……入っちゃった。レン君のおちんちんが、ルカさんのお尻の穴に。 「はー、ああぁあっ……!! くあぁぁあっ……!!」 「こんなにキュンキュン締め付けて感じてるのに? お尻の穴まで」 「だって、ぇ……!! 私が……っ私でぇ……!なくなっ……ちゃうか……らぁ!」 すごい光景が見える。 女の子の大事なところにはカイトさんのおちんちん。 お尻の穴にはレン君のおちんちん。 くっついちゃってるところがまる見えで、ちょっとグロテスクで、でも…… 「ふんふん、それってルカ姉さん気持ちいいって事でしょ?」 「違っ……ああぁぁああっ!!」 レン君が動き出した。 すぐにカイトさんも動き出して、またぐちゅぐちゅとした音が立ち始めた。 ルカさんの白いお尻が二人のお尻の間に挟まれて、形を潰されている。 ベッドの上で、三つの体が繋がったまま跳ねる。 「ほら!! ルカ、素直になってごらん!!」 「あ、やああぁあっ……!! っいい!! いいぃ!! いぃぃのおっ!!」 「どういいの? 言ってみてよルカ姉さん!!」 「お、お腹のぉぉ! 中でぇっ、こす、っ!! れって気持ちいいのおおぉっ!!」 ギシギシと音を立てるベッド。 ぐちゃぐちゃになって交わる三人。 ルカさんの艶の掛かった、とてもエッチな叫び声。 私はその光景に釘付けになってしまって、ドアの前から一歩も動けない。 そこからやっと動いたのは、別の方向から物音が聞こえたから。 「……グミ、何をしている」 「ひゃっ!? お、お兄ちゃん!?」 「馬鹿者っ、声を荒げるでない。今見つかったら厄介だぞ」 飛び上がっちゃうほど驚いた私がぐるりと振り向くと、そこにはがくぽお兄ちゃんがいた。 何でも、物音で目が覚めたら私がいないから探しに来たのだとか。 「で、でもほら、見てよ……」 「ん……何だレンの奴、煽り方が在りきたりでつまらん奴だ」 「指導入ったっ!?」
お兄ちゃんの話によると、クリプトン組のみんなはしばらく前からみんなでああいう事をしているらしい。 ある日がくぽお兄ちゃんも流石に問いただしたみたいで、その時のみんなの答えは、 『VOCALOIDの表現力を高めるには、人間のすべての動き・感情を覚えないといけない』 だそうで。 だから共同生活もするし、料理洗濯掃除にYAM○HA製スクーターでのスタジオ通いもしてるんだとか。 で、最後の最後に残ったのが……セックスだった。 「メイコ殿もミクもリンレンもカイト殿も相当はまってな、ルカ殿が巻き込まれるのも時間の問題だとは思っていたが……」 ルカさん、稼動当初はかなりロボロボしていたらしい。 でも、今ではあんなに豊かな仕草ややさしい表情を見せてくれている。 その笑顔の裏には実はこんな事があったなんて。頭の中が整理できない。 「……グミ」 混乱している私を、がくぽお兄ちゃんは手を掴んで自分の胸へと引き寄せた。 着物っぽいデザインのコスチュームから、男の人の香りがする。 お兄ちゃんは私の顔をクイッと上げて、そのまま私にキスしてきた。 「んんっ!?んううううっ……!?」 唇と唇なんてもんじゃなかった。 私の口の中に、がくぽお兄ちゃんの舌が入ってくる。 私の舌と絡んで、私の頭の中までかき回してきているみたい。 勝手に出て来る唾液が、ぴちゃぴちゃとさっきみたいなエッチな音を立てる。 「……っぷは!? お兄ちゃん……?」 唐突に解放されて、私はきっと凄くビックリした表情をしていたと思う。 何も考えられない状態の私に、がくぽお兄ちゃんは目線を合わせて来た。 その鋭い視線は、私の心を捉えて離してくれない。 「初めて試したが、神経が研ぎ澄まされるような感覚がするな……」 「え、お兄ちゃん……初めて?」 「ああ、同じ開発者から生まれる女子が稼動するその時まで、ずっと待っていた」 「え……」 「グミ、我等はもっと沢山の物を覚える必要がある。だから一緒に……」 そこまで言って、お兄ちゃんは頬を染めて顔を私から背けた。 こんながくぽお兄ちゃんは私から見たら十分感情豊かだと思うし、 私は最初からそういう風にプログラムされてるから、ある程度はリアルなんじゃないかと思う。 だってさっきの三人のセックスを見て、私の大事なところまでぬるぬるした液が出て来てしまってるから。 それでも、まだ私たちはVOCALOIDとしては不十分なんだって。 「……うん、私ももっと覚えたい。もっといろいろ……」 軽く背伸びをして、キスをする。 そのまま、私たちはそうするのが当然のように手を繋ぎリビングへと足を進めた。 胸がさっきから激しいビートを刻んでる。 だって、これからどんな事が待ってるのか、想像するだけで……。 おわり。
以上、グミもこれからココで弄られるんだろうなぁという事で。 性格付けもこれからこれから。 どうもありがとうございました。
GJ!エロパロ板にもジェバンニが!指導ww 人間らしい感情を覚えるために、ってなんか良いよね
ミクって歌詞の中だと一人称が「ボク」って場合が多い気がする。 あとグミの一人称は私じゃなくてもっと別な感じだと思うんだ。 そう、例えば「わっち」とか…………………いや、ありえないけども
>>625 一方SSやトークロイドネタだと「私」か「わたし」が多い気がする。
グミの一人称はどうなることやら…
個人的には何のひねりもなく「私」だが…。
あとグミはミクと同い年がいいな。
Megpoid発売おめ! ですが、前スレで書いたミク×KAIKOの続きを思いついたので投下。 ・鬼畜ミク ・KAIKOは女の子じゃなくて女装男子 ・本番なし 苦手な方はスルーでお願いします。
可愛い可愛いKAIKOちゃん。 今日はどんな風に遊ぼうか? 「それじゃあ出掛けて来るから。留守番よろしく」 鞄を肩からかけたマスターが、机に向かい合って座るミクとKAIKOちゃんを振り返って そう言う。ミクは目を通していた楽譜を机の上においてにっこりと笑った。 「うん、マスターいってらっしゃい。ミク、KAIKOちゃんと譜読みしてるね」 ミクの向かいに座るKAIKOちゃんは楽譜を握りしめたまま俯いている。けれどマスター はそんなKAIKOちゃんの様子に気付く事なく、よろしくなーと手を振って出て行った。ば たん、と扉が閉まる音がして、KAIKOちゃんがやっと顔を上げる。頬は真っ赤に染まり、 瞳にはうっすらと涙が浮かんでいた。 「み…ミクちゃん…もう、や、やめて…」 息も絶え絶えにKAIKOちゃんが訴える。ミクは何を言ってるのか分からないと、わざと らしく目を丸くした。 「…ぁ、み、ミクちゃ、ぁう…っ」 「ほらKAIKOちゃん、譜読みしないと。せっかくの新曲なのに」 「ひゃ、で、でも…んんっ…!」 KAIKOちゃんが強く握りしめるせいで楽譜はくしゃくしゃだ。仕方ない、後でミクのを コピーして渡してあげよう。そんなことを思いながら、真っ赤な顔で堪えているKAIKOち ゃんを観察する。ぶるぶると震える身体に合わせて、マフラーも揺れている。薄紅色のく ちびるからは、はぁ、はぁ、と荒い息が零れる。 すごく、えっちだった。 「KAIKOちゃん、かーわいい」 「え、くっ…ミクちゃ、だ、だめ、ひゃ、あっ、ぁああっ!!」 悲鳴が上がると同時に、ミクの足の指にどろっとした液体が叩きつけられた。そのまま 足の裏を伝ってKAIKOちゃんの太ももに落ちていく。仰け反って快感を噛み締めていたK AIKOちゃんは机の上にぐったりと崩れ落ちた。 「…足コキでイっちゃうなんて、KAIKOちゃんは本当に変態さんだねぇ」 ぴくり、とKAIKOちゃんの身体が反応する。大きな瞳から、涙がぼろぼろと零れ落ちて いくのがすごく綺麗で、ミクはうっとりとした。 「マスターに気付かれたら大変なのに、我慢できなかったんだねぇ」 「…そ、そんな…ちが……」 「違わないよ、ほら」 KAIKOちゃんのスカートの中から足を抜くと、精液がべっとりと絡み付いていた。それ を見てKAIKOちゃんの頬が真っ赤に染まる。
「マスターに見られちゃって、感じちゃったの?いつもより多いんじゃない?」 楽譜をどかした机の上に、精液で濡れた足を乗せる。ふるふると首を振るKAIKOちゃん ににっこりと微笑んだ。 「ミクの足、KAIKOちゃんので汚れちゃった。綺麗にして」 凍りついたように目を見開いたKAIKOちゃんだったけど、きゅっと眉間に皺を寄せてゆ るゆると身体を起こした。そっとミクの足に触れる。そのあと躊躇してなかなか動かなか ったから、早く、と笑うと、恐る恐る舌を出して絡み付く精液を舐めた。一瞬、顔を顰める。 「KAIKOちゃんの、美味しい?」 KAIKOちゃんは返事をしなかった。ただ無言で、ミクの足の精液を舐めとっている。感 情を見せまいと、必死になっている姿が可愛くて仕方ない。そんな風に潤んだ瞳じゃ、な んの意味もないってこと、まだKAIKOちゃんは分かっていないのだ。KAIKOちゃんの舌が 足の裏や指の間を舐める度、ミクの背中を快感が走って下着が濡れるのが分かった。 「もういいよ、KAIKOちゃん。綺麗にしてくれてありがとうね」 そう言うと、KAIKOちゃんは大人しくミクの足を放した。じっと上目遣いでこっちを見る 瞳は、一見不安そうに見えるけど、劣情を含んでいる。ミクと『こういうコト』をしている 時のKAIKOちゃんは、いつもこうだから。可愛い可愛い、ミクのKAIKOちゃん。 にっこり笑いかけて、ミクとKAIKOちゃんの間を阻む机を横にどかす。ミクが何をするの か分からなくて、困っているのだろう。KAIKOちゃんは少しでも物音がする度に、びくっと 反応する。ああ、本当に可愛いなぁ! おろおろと狼狽えるKAIKOちゃんの前にぺたりと座り込む。 「…KAIKOちゃんも汚れちゃったでしょ?」 「ミク、ちゃん?」 「ミクが、綺麗にしてあげるね」 言うが早いか、KAIKOちゃんのスカートをめくり上げた。KAIKOちゃんが悲鳴を上げてス カートを押さえつけようとするが、それよりも早く足の間に入り込む。スカートの中は、生 臭い精液の匂いが充満していた。思わず、ぺろりと唇を舐める。 「ミクちゃん、やめてぇ!」 「でも、このままじゃ汚いよ?さっきKAIKOちゃんがミクの足を綺麗にしてくれたお礼」 わざとらしく何も分かっていないように言って、ちいさくなったKAIKOちゃんのおちんち んを手に取る。 「ゃあっ!」 びくん、とKAIKOちゃんの身体が大きく震える。ミクは構わず、KAIKOちゃんのおちんち んに舌を這わせた。ぺろぺろと舐める度に、KAIKOちゃんは小さな声を上げる。先端にちゅっ とキスをして口に含むと、KAIKOちゃんのおちんちんは熱く硬くなる。
「あれー、KAIKOちゃん、ミクは綺麗にしてあげてるだけなのに、感じちゃったの?」 「あっ…ち、ちが…ぁあっ」 「ほーんと、変態さんだなぁ」 わざとくすくすと笑い声を上げる。スカートの中にいるから、真っ赤な顔で涙を浮かべて否 定するKAIKOちゃんの顔が見れないのが勿体ない。仕方なく、KAIKOちゃんのおちんちんをし ごく。突然の事にKAIKOちゃんは高い声を上げて、太ももを震わせた。 「ひゃ、ああっ、ぁああっ」 「あは、KAIKOちゃんえっちな声ー」 「や、そんな、ああっ」 軽く歯を立てて刺激する。てのひらの中でびくんびくんと脈うつそれは、KAIKOちゃんの限 界を訴えていた。 「みく、ちゃ、あ、だめ、わたし、わた、し…っ」 「だーめ」 唇を離し、根元をぎゅっと強く握る。KAIKOちゃんの精液は吐き出されることなく、おちん ちんも未だ硬いままだ。寸止めがうまくいったのを確認して手を離し、スカートの中から出る。 案の定、涙でくしゃくしゃの顔をしたKAIKOちゃんが、物欲しそうにミクを見ていた。 「どうしたの、KAIKOちゃん?」 「あ…ミク、ちゃん…」 無邪気を装って問うと、KAIKOちゃんは顔を青くした。スカートの中では、KAIKOちゃんの おちんちんが今も硬く勃ち上がっている。大人しくてうぶなKAIKOちゃんは、イかせて欲しい なんて言えないんだろう。欲情に濡れた瞳で、口では拒否しながらこれ以上のコトを期待して、 ただミクを待っている。 可愛くて可愛くて、狡いKAIKOちゃん。 「KAIKOちゃん」 「………」 「そう言うときは、何をして欲しいか言わなきゃ駄目でしょう?」 KAIKOちゃんの先走り汁とミクの唾液で濡れたてのひらを舐める。愕然とした表情で、KAIK Oちゃんはミクを見ている。身体は、ぶるぶると震えている。早く、イきたいんでしょ? 本当はこのまま放っておくのもありだし、KAIKOちゃんに自分で抜かせるのも見てみたい。 泣きながら、自分でしごいてイってしまうKAIKOちゃんはきっとすごく可愛いだろう。想像だけ でぞくぞくする。 でも、今日はミクがイかしたい。ミクの手で気持ちよくなって、達してしまって、その後泣い てしまうKAIKOちゃんが見たいんだ。 「み、ミク、ちゃん…」 「なぁに?」 ミクから目を逸らし、KAIKOちゃんはスカートの裾を強く握りしめる。 「……さ、最後まで、して…」
そう呟いたと同時にKAIKOちゃんの瞳から涙が零れ落ちた。 これじゃあまるで、ミクがKAIKOちゃんをいじめているみたいだ。ミクは、KAIKOちゃんのし て欲しいことをしてあげているだけだっていうのに。 でも、正直に言ったから、ご褒美をあげる。ミク、優しいでしょう? 「ちゃんと「イかせてください」って言わなきゃ駄目でしょう?」 「あ…」 「でもミク優しいから、KAIKOちゃんのお願い聞いてあげる。下にねっころがって?」 不思議そうな顔をしながらも、KAIKOちゃんは大人しく椅子から降りて床に横たわった。スカ ートの上からでも、KAIKOちゃんのおちんちんが勃ち上がっているのが分かる。涙を流しながら ミクに触られるのを待っているKAIKOちゃんが、滑稽で可愛くて仕方ない。キスをすると、さっ きミクの足についたのを舐めたからか、精液の味がした。 KAIKOちゃんのスカートをまくり上げる。そのまま触られるのだろうと瞳に期待の色を見せた KAIKOちゃんににっこりと笑いかけて、ミクは既にべちゃべちゃに濡れた自分の下着を抜き取った。 「え…」 「こっちで、気持ちよくしてあげるね」 驚いて何か言う前に、KAIKOちゃんに乗っかった。硬く勃ち上がったおちんちんをするっと撫 で、割れ目を手で開きながら腰を下ろす。…ミクの中には入れずに、愛液で溢れてびちゃびちゃ の股の間に挟み込んだ。 「ぁああ…っ!み、ミクちゃ…」 「ダーメ、入れてあげない」 ミクの間にあるKAIKOちゃんのおちんちんが、熱くてびくびくしているのがよく分かる。KAI KOちゃんってばなんてえっちなんだろう。 「ミクがちゃんと、KAIKOちゃんのこと気持ちよくしてあげるからね」 「え、あ、ぁあっ」 精液の味がするKAIKOちゃんの唇にもう一度口付けて、腰を振り始める。潰すように、体重を かけて。その度にKAIKOちゃんのおちんちんがミクのクリトリスと擦れて、奥から愛液が溢れて 来る。じゅぶ、じゅぶって入れてるわけでもないのに、えっちな音が止まらない。 「はぁ、KAIKO、ちゃんっ、ぁんっ、気持ちい、い?」 「あ、…ふぁあっ、や、あぁんっ」 腰を動かす度に出るKAIKOちゃんの声があまりにもえっちで、ミクの方がすぐにでもイってし まいそうだ。KAIKOちゃんのマフラーを外して、むき出しになった首筋に指を這わせる。鎖骨の 辺りを爪で軽く引っ掻いて、赤い傷跡を残した。 KAIKOちゃんはミクのもの。 可愛い可愛い、ミクのおもちゃ。 「あ…っ、や、…あ、だめ、だめぇ…っ!」 「ぁん、KAIKO、ちゃん、っん、イきそう?」 「ぁあ、あっ、…ああっ」 「いいよ、くっ、イっても…ぁあっ、許して、んっ、あげる…っ」
腰を振りながら、片手でおちんちんの先端を爪先でかりっと擦り上げる。KAIKOちゃんはひっと 息を飲むような声を漏らし首を仰け反らした。途端、KAIKOちゃんのおちんちんが大きくなって、 精液を吐き出す。びゅっびゅっと、勢いよく吐き出された精液は、ミクの股間と太ももとスカート を汚していった。 「…あは、KAIKOちゃんイっちゃったねぇ」 快感の余韻に浸っていたKAIKOちゃんは、そのままぐったりと椅子にもたれかかった。目からぽ ろぽろと涙が零れ落ちていく。紅潮して、ひっくひっくとしゃくり上げながら泣くKAIKOちゃんは すごく色っぽくて可愛い。 …でも、KAIKOちゃんが変態さんで、えっちな子だってことはミク分かってるのに、なんで泣く のかはよく分からないんだよね。 「気持ちよかった?えっちなKAIKOちゃん」 傷ついたような目でKAIKOちゃんはミクを見上げる。 「あぁ、変態なKAIKOちゃんって言った方がよかった?」 首筋についた所有印を撫でながら、ミクは笑った。可愛い可愛いKAIKOちゃんはミクのもの。ミ クは自分のものには優しくしてあげるって決めてるの。 だから、変態でえっちなKAIKOちゃんが、して欲しいって思っていることをしてあげてるの。 「…気持ち、よかったでしょう?」 KAIKOちゃんは何も言わず、ただ泣きながらミクを見ている。その奥に、KAIKOちゃんの欲情が 見えた気がして、また愛液が溢れた。 ミクの可愛い可愛いKAIKOちゃん。 次は、どんな風に遊んで欲しい? END お粗末様でした。 だんだん何が鬼畜なのかよく分かんなくなってきた…。 気が向いたらまた続き投下します。
すみません、ミス…。 5/5 8行目 快感の余韻に浸っていたKAIKOちゃんは、そのままぐったりと椅子にもたれかかった。 ↓ 快感の余韻に浸っていたKAIKOちゃんは、そのままぐったりと床に倒れて動かない。 でお願いします。変更し損ねてた…。
GJ!最近は豊作だな
俺の中ではグミは80年代ぐらいからいだかれているステレオタイプな未来人のイメージそのものなんだ セワシくんの時代から来ますた的な
あー・・・昔の人が考えた未来人って感じが妙にしっくりくるな、確かにw しかしはじめは微妙とか思ってたのに最近GUMIがどんどん愛おしくなってきている俺ガイル
グミかわいいよグミ
>>600 ありがとう。凄い私的意見で申し訳ないがあなたのカイメイが一番好きだからまたあなたの作品が読めて嬉しい。
コンチータやSFも良いが、またあなたに余裕があれば媚薬や熱帯夜みたいなみんなのお父さんお母さん的なラブラブなカイメイも見てみたい。
とにかくGJ!
>>629 GJ!
どSミクかわいいよ
本番も期待
KAIKOとか気持ち悪いな…ミクが可哀相
絹糸でも出すんかいw
647 :
名無しさん@ピンキー :2009/07/03(金) 03:05:13 ID:OdsMoTMK
GACKPOID MEGPOID NULLPOID
そろそろグミのエロが欲しいところ そもそもキャラが掴めないな。未来人萌えってことでいいのだろうか?
ん?
>>648 はGUMIの属するジャンルを言ってるんじゃないのか?
んで
>>650 はGUMIが萌えるジャンルでおk?
いや、GUMIが戦国武将萌え属性だというのならすまんかった。自分に
>>650 を止める権利はない。
せーかーいでいちばん毘沙門天♪
さあ誰か世界で一番毘沙門天ながくぽと 直江かねつぐを崇拝する(愛的な意味で)グミのエロSSを書くんだ 正直グミのキャラは「ニンジンだいすきのうた」で固定された
保管庫見て来たんだが、最近攻めなMEIKOって見ないなぁ どっちかというとミクが攻めなのがメジャーなのだろうか 酔った勢いで襲いかかったはいいもののやりかたがさっぱりわからず 結局相手に指導されながら泣く泣く攻めるMEIKOとかそんなのでもいいから攻めてるメイコ姉さんが見たいです先生
言い出しっぺの法則というものがあってだな・・・ 攻メイコ俺も見たい
>>654 久しぶりに休みが重なった日の夜。俺とメイコは晩酌をしていた。
「カイトぉ〜好き! えっちしよ!」
「めーちゃん、酔ってるでしょ」
「酔ってないもん。えいっ!」
うちのメイコはアルコールに弱いらしい。これでも缶チューハイ一本をようやく空けたばかりだ。
それにしても、告白と同時にセックスとはいかがなものだろうか。
勢い良く抱きついてきたメイコのあったかくなった体は正直暑かったけど、可愛いから許す。
「めーちゃん……」
「カイト、ちゅー」
押しつけるだけのキスでも、メイコのテンションを上げるのには十分だった。
「ふふっ。ちゅーしちゃったぁ」
楽しそうなメイコを見ていると、俺も頬が緩んでくる。
「好きだよカイト」
体重をかけて押し倒され、ニコニコ顔で上から順に服を脱がされていく。
ズボンに差し掛かり、チャックが下ろされ、パンツも下ろされて俺のが出た。
正直メイコをそんなふうに思ったことはなかったが、
こんなふうに迫られると期待してしまうのが男ってもんだ。
で、メイコはと言うと、硬直していた。
「はわわわわ」
一昔前のギャルゲにいたメイドロボットを思い出す。
「めーちゃん?」
「あっ……あ、あの」
「?」
「ど、どうすればいいの?」
そうだった、メイコは経験なしだった。
「と、とりあえず触って?」
自分のものを指差す。
「えっ、で、でもっ、怖い」
「怖くないから」
しばらく待ってみたが首を振るので萎えてきた。
「あぅ……こ、これだったら、大丈夫」
そっと伸びてきた手が俺のものに触れる。
ちょん。
一瞬で引っ込んだ。
「そっ、それで?」
「じゃあ、優しく握って」
「えぇっ! あ、あぅ」
困った顔をしている。メイコは再び恐る恐る手を伸ばして包み込むように俺のものに触れた。
こんな?
>>656 こんな感じですGJ!ありがたやありがたや
>>656 あまりの悶々に朝からのたうちまわったGJ
>>656 つ、続きは!続きはないのか!
ジェバンニGJ
MOTTO!MOTTO!!
661 :
656 :2009/07/05(日) 19:42:28 ID:4fLQySVE
>>656 の続き
メイコは再び恐る恐る手を伸ばして包み込むように俺のものに触れた。
「ひっ、あったかい……」
「そりゃあね」
ちょっとため息が出てくる。
ぷるぷる震えるメイコの手に手の平を重ねて指の間に指を割り込ませた。ちょ
っと間違った恋人つなぎみたいな感じ。
そうやってメイコのぷにぷにの手の平で俺のものをしばらく弄ぶと、興奮して
勃ってきた。先走りもちょこっと出てきて準備万端だ。
「ひっ!」
メイコのくせに何か色気がない。他のメイコは色っぽくてエロくてかっこよく
て云々。
いやいや、うちのメイコはそういうイメージを覆す存在だから、それはそれで
かわいいかも。
「かっ、カイトぉ〜」
わかったから泣きそうな声を出すなっ。
気を取り直して、ときどき手を引っ込めようとするメイコの手を離さず、俺の
ものを無理矢理握らせた。
「ひぅ」
「はい」
「ふぇ?」
俺が手を離すと、不安げな顔で俺の顔と自分の手を交互に見ている。どこまで
言わないといけないんだろうか。
……全部?
それは俺がちょっと恥ずかしい。
「じゃあ、そうやって握ったまま手を上下に動かして?」
「こ、こう?」
最初の数回を、メイコの手を持って動かしてやったあと、ものすごくぎこちな
い動きでこすられる。天性の才能か、俺が拙いメイコの手の動きに興奮している
のかは定かじゃないが、それでもなかなか気持ちいい。
でも、これじゃイけない。
662 :
656 :2009/07/05(日) 19:44:20 ID:4fLQySVE
「ここのね、雁首のところに親指の付け根が当たるようにして……そうそう」 「う、うんっ」 「乾いてきたから、濡らして?」 「どうやって?」 手の動きが止まってしまった。 「唾で」 「なっ、舐めるの!?」 「うん」 しばらく逡巡して、決心したように舌を突き出すメイコ。目をぎゅっと瞑って いるから照準がずれて、俺のものはメイコの鼻に当たった。 「ひぅ」 涙目で薄目を開き、場所を確認しながらそおっと近づくメイコの舌。 永遠にも思える時間を越えて、その舌がようやく触れる。 ちょん。 一瞬で引っ込んだ。またかい! 「めーちゃんの唾で濡らすんだから、それじゃダメだよね?」 「う、うん……」 困り果てた顔をして、再びメイコが舌を近付ける。 ぺろっ 「んっ」 たった一回だけなのに、すごく気持ちよくて思わず声が出てしまった。メイコ はびっくりして顔を遠ざけている。……はぁ。 「気持ちいいよ、めーちゃん」 「うん」 ちょっと怯えた顔で、再び舐め始める。そんな顔されたら俺が悪人みたいじゃ ないか。 ぺろぺろ、れろれろ 熱い舌に、腰が溶けそうだ。 「め、めーちゃん、くわえてっ」 「え、う、うんっ」 暖かくて柔らかい粘膜に、それだけでイきそうになる。メイコの口をむちゃく ちゃに犯したくなったけど、それも我慢。 メイコの頭をなでながら、いろいろ注文をつけてみる。戸惑うものの、メイコ は従順に俺の指示に従おうとしてくれた。 あー……イきたい。 「めーちゃん、下の方も舐めて」 「うん」 「先をくわえて、手も動かしてみて」 「うん」 うん、じれったい。かわいいし気持ちいいけど、早くイきたい! 「じゃあね、今度は下の口でくわえてほしいな」 メイコの丸い瞳が俺を捉え、眉根が寄った。意味がわからなかったらしい。 「めーちゃんの中に入れたいな」 「え?」 「だから、めーちゃんの、ここ」 手を伸ばして、メイコのあそこに触れてみる。 さらっ あれ? 漫画やアニメでは濡れてるもんだけど……まさか舐めるのに一生懸命になりす ぎて乾いた? Oh, no. 「じゃあ、めーちゃんが俺を気持ちよくしてくれたから、今度は俺の番ね」 「えっ」 俺は期待と不安を含んだ表情を浮かべるメイコの頬を手の平で挟み、そっとキスした。 こんな?
わ・・・わっふるわっふる!
GJ! カイトのじれったさまで体験させるとは!! わっふる、わっふる
GJ! 続きwktkして待ってます
じれってぇえええええっ!!! わっほぉわっほぉ!!
年長組最高ッス
このじれったさがたまらない GJ
Oh Noに何故か吹いたw 続きを全裸で待ってる
朝4時近くに全裸でPCの前にいる
>>669 を想像して吹いたw
それにしても続きが楽しみだ
671 :
662 :2009/07/06(月) 23:14:42 ID:x7bvTf7v
>>662 の続き
俺は期待と不安を含んだ表情を浮かべるメイコの頬を手の平で挟み、そっとキ
スした。
「んっ……んっ、ふ」
メイコの柔らかい唇を食むように貪る。
甘い? そんなもんじゃない。
脳みそがとろけそう、だ。
いくらキスしてもし足りない。もっとメイコがほしくなって、開いた唇の隙間
から舌を差し入れた。
「んんっ! んっ、はふっ!」
舌と舌を擦り合わせ、歯列を辿って上顎の裏も舐める。メイコの舌は俺のより
短く、柔らかくて紅い。
「はっ、はぁ……はあっ」
口を半開きにしたままのメイコがとろけた顔をしている。
「じゃ、めーちゃんも服脱ごうか」
「はぅ……」
くったりしているメイコの頬をつつく。それから上着のジッパーを下ろすと、
大きな胸が……って、あれ?
想像してたよりは大きくない。いや、人間で比べるならまあまあ大きいと思う
んだけど、このサイズはせいぜいDカップ。嫌なんじゃない。
丁度よすぎる!
メイコはやっぱり俺のためにあると確信した。いや、逆か。メイコの方が年上
だもんな。
そんな胸を揉みしだくと、柔らかくて熱くてもちもちの肌が吸い付いてくる。
たまらん。
ブラジャーを外して先端を口に含むと、何とも言えない甘酸っぱい匂いとマシ
ュマロのような感触に陶然となる。
控えめな乳輪に、小豆ほどもない乳首。何ていうか……最高としか言いようが
ない。俺の好みだけど。
乳首にむしゃぶりつくと、メイコはびくびく震えながら鼻にかかった声を上げ
る。それがおもしろくて舌で弄んだり指で優しくつまんだりした。
672 :
662 :2009/07/06(月) 23:15:58 ID:x7bvTf7v
「んっ、ふ、んうぅっ」 「気持ちいいの、めーちゃん?」 「わかんないけど……何か変な感じ」 気持ちいいんじゃないのか? 少し不安になってくる。まだ開発されてなくて、これが快感だと認識出来てい ないだけならいいけど。 「んっ、んんっ」 そろそろ下に移るか。 「めーちゃん、腰上げて」 「んっ」 メイコのミニスカートを脱がせる。丸みのある尻に、白い肌。腰の細いくびれ は衣装の間から毎日のように見ていたのに、何だか新鮮な感じがする。 エロいよメイコ、メイコエロいよ。 「カイトも……」 目をとろんとさせたメイコが俺に迫り、脱ぎかけのままだった服を完全に脱が しにかかる。 あぁ、ボタンに手間取って、上着が手に絡まって……じれったい。俺がした方 が早いって。 どうにか脱がしてしまうと、メイコは俺の胸に吸い付いてきた。 「んっ、ちゅっ……カイト、気持ちいい?」 「あぁ、めーちゃん……」 いや、これはやばい。何がやばいって、腰にクる。嘘みたいだ。男も胸って感 じるんだ。びっくり。 と、俺の困惑や感心には気付かず、メイコは一生懸命俺の乳首を舐めている。 俺がしたことをそのまま返せる辺り、筋がいい。 「めーちゃん」 頭を撫でてやんわり遠ざけ、再びメイコにキスする。キスをしながら、太股の 滑らかな肌を羽毛でくすぐるように撫でた。 膝枕させたいけど我慢。 「はぅ……あぁ、カイト……」 吐息を洩らすメイコを焦らすように、しばらく程よい弾力にしっとりしたシル クの手触りを堪能する。 そっとメイコのあそこに触れると、薄いパンツは今度は湿っていた。 「んっ、あっ」 控えめな喘ぎ声をもっと聞きたい。 俺はパンツの上からメイコのあそこを筋に沿って何度も撫でた。パンツごと指 を押し込んでみると、ぬるりとした感触と共に柔らかい肉が俺の指を包み込んだ。
GJ! つづきつづき!
GJすぐるっ!悶々として寝付けなくなっちゃったおっ!
675 :
672 :2009/07/07(火) 01:32:00 ID:Kd6MshST
>>672 の続き
パンツごと指を押し込んでみると、ぬるりとした感触と共に柔らかい肉が俺の
指を包み込んだ。
「んはぅっ」
準備はできているみたいだ。
「それじゃ、めーちゃん」
「はぅ」
「ここで、俺のをくわえて?」
「ふあぁんっ!」
ぐりぐりと指を押し込むと、メイコの体が驚いた猫のように跳ねる。
え、もしかしてパンツ履いたままの方が好き?
なんてね。指だけなんて、そんなの俺が我慢できないよっ。
メイコにパンツを脱ぐよう指示をすると、おとなしく脱いだもののぺたりと座
り込んで恥ずかしそうに俺を見上げる。
俺もパンツを脱いで、いよいよメイコを押し倒……そうかと思ったけど、やめ
た。先に始めたのはメイコだから、メイコにしてもらわないとねぇ?
「いいよ、めーちゃん」
メイコの目の前で横になる。
「ふぇっ!? へ、えっ?」
びっくりされた。そんな素っ頓狂な声上げて、俺のが萎えたらできなくなるっ
てわかっているのか?
「上に乗って?」
メイコはこくりとうなずいて、四つんばいで近づくと、俺の足をまたいで……
太股の上に座った。
うん、何となく想像してたよ。
「腰を上げて、めーちゃんのその割れ目で、俺のをくわえて?」
「こ、ここ?」
自分のあそこを指差すメイコ。俺がうなずくと、決心したようにちょっとずり
上がって、俺のものの上に座った。
「いや、ちょっと違うよ、めーちゃん」
「え?」
不思議そうな顔をすんな。ってか、またかい! 狙ってやってんのか!
あぁ、俺のはメイコの中に入ってません。確かに、メイコの下の唇でくわえら
れてる状態だけど、メイコの中には入ってないから素股状態だ。
それでも暖かくて気持ちいいのが泣けてくる……。
676 :
672 :2009/07/07(火) 01:33:01 ID:Kd6MshST
「めーちゃん、腰上げて」 「う、うん」 「めーちゃんの、そこを広げて」 「うん」 「穴があるのわかる? ちょっと指入れてみて」 「はぅ……」 言われた通りに自分の指を突っ込むメイコ。何でそんなにかわいくてエロいんだ。 「その穴に、俺の、これを、入れて」 「えっ……いや、入らないよ」 真顔で否定すんな! 「入るから。そういうふうにできてるから」 「えー……ほら、私の指だけでいっぱいいっぱいだよぅ」 うっ。そ、そんなことされたら俺の海綿体に血が集まりすぎて……痛い。この 天然メイコ、覚えてろ。あとでたっぷり……と、とりあえずつらいから早く何 とかしてえぇっ! 「じゃあ……やってみる」 真剣な顔でやることじゃないんですが……早く早く! 期待に応じて俺のものがびくびく動くのでメイコは非常にやりにくそうであった。 メイコが悪いんだ。俺のせいじゃない。 「い、いくよ!」 宣言はいいから早く! 「うん……めーちゃん、ゆっくりでいいからね?」 「んっ……あふ」 ちょん 逃げるなよ、逃げるなよ! 眠いから続きはまた今度。
なんという焦れったい調教…GJと言わざるを得ない。 続きが楽しみだ。
弱音 「いいですよねぇ姉さん達は…私達の行く先は真っ暗な闇」 亞北 「汚してヤるわよ姉妹なんて」
DIVAがあるじゃない!
つーか、DIVAとグミが発売したのに、殆ど話題に挙がらんのな……
394新着 :名無したん(;´Д`)ハァハァ sage :2009/07/07(火) 08:15:00 ID:hOgD9u3T 常識的に考えてこんな糞モデリングのキャプだけ見ても誰も得しないだろう あと下手糞な非エロも貼るなよ、ウザイだけ
水着はそれなりに盛り上がったじゃないか。 グミも作品投下されたじゃないか。
水着のメイコはエロかった
DIVAメイコが足コキしながらうっとり微笑むようなドSだったら それはそれで最高だと思うんだよね
685 :
676 :2009/07/07(火) 22:30:43 ID:Kd6MshST
流れを読まずに
>>676 の続き
逃げるなよ、逃げるなよ!
あぁ、素直に俺が押し倒していれば、こんなにもじれったい……じらされすぎ
て苛々してくるほどの思いをしなくて済んだのに。
こっそりため息をついた瞬間。
ちゅぷ……ぬぷぷぷっ
「んはぁっ!」
「ふああぁぁんっ!」
あまりの気持ちよさに、思わず声を上げる。全身の毛が抜けるかと思うほどの
快楽が俺を襲った。
や、マジで抜けたら困るけど。
「あうぅ……カイト、あぅ、これすごいよ……」
「はぁっ、はぁっ……めーちゃん……」
だらりと下がった腕を引いて、メイコを抱き寄せる。
「めーちゃん、めーちゃん……愛してる」
「うん。私も、カイト大好きぃ」
別にメイコを抱き締めたいっていうんじゃなくて、いや、それもあるけど、動
かれたら出しそうだったから、それはちょっと格好悪いから、しばらくそのまま
メイコを抱き締めて、射精感をやり過ごした。
「カイト、心があったかいよ」
「うん、俺も。……幸せ」
二人でつながるって言うのは、気持ちいい以上にすごく満たされた気持ちになる。
と、射精感をやり過ごしてちょっとクールダウンできた俺は考えた。
「めーちゃん、そろそろ頑張ってもらおうか」
「え、何を?」
まさかこれで終わりだと思ってるわけじゃあるまいな。
頭を撫でながらメイコの耳たぶを舐める。
「腰、動かさないと終わらないよ? もっと気持ちよくなりたいでしょ?」
主に俺が。
「これ以上気持ちよくなったら、私壊れちゃうよ」
ぜひ壊してやりたいね。
「大丈夫だよ。ほら、動いて?」
「うー」
迷っているのか?
「ど、どう動くの?」
……はあぁぁぁ。
心の中で盛大にため息をついてみる。いや、確かに経験ないんだから知らない
のは当然だ。俺は馬鹿か。
686 :
676 :2009/07/07(火) 22:31:12 ID:Kd6MshST
「うん。腰を前後に、円を描くように……こう」 体を起こさせたメイコの腰を掴んで動かす。あぁ、気持ちいい。 「次はこう……前後に」 体を倒させて、俺に密着させたまま前後に揺らす。 「あとはこう……上下に」 体を倒させたまま、メイコの尻を掴んで、メイコの尻だけが動くように上下に 動かした。 おぉ、これはなかなかどうして。すごく気持ちいい。イきそう。 「わかった?」 「が、頑張るっ」 何かを決心したようにメイコはうなずき、教えた動きをランダムに展開した。 飲み込み早すぎ。 ところで、このメイコに処女膜なんてものは存在しない。なぜなら購入者がす ぐに楽しめるため……という残酷な理由からだ。もちろん、ボーカロイドの権利 書やマスターの前科などが関わる面倒な購入手続きをする際に、申請すれば処女 膜はつけられる。性格だって、喉以外の性能だって、詳細はランダムだが、希望 することによって大まかに決められる。 所詮作り物。でも、俺は幸せだった。メイコと一緒にいられるわずかな時間の ために、どんなことでも頑張れるから。 「あっ、あっ、あんっ! カイトぉ、気持ちいいよぅ」 「俺も、気持ちいいよっ」 俺の胸にしがみついて、腰を上下に動かすメイコ。いろいろ試して、これが一 番反応がいいと踏んだらしい。 「んっ、あっ、あっ! はぅ……うっ、くる……カイト、イきそう」 「わかった」 メイコの腰を、ちょっと浮かせたままにして、下からガンガン突き上げた。 「やっ、はんっ! あっ、あぅっ、んっ、あ、イ……イく……」 メイコは黙り込んでしまい、構わず突き上げるとぶ るぶる震えて、メイコの中がぐわっと開いた。当たりやすくなった奥の子宮口に 遠慮なくぶつけていると、またぎゅっと締まって、ものすごい力で俺のを搾り上げた。 「ふああぁぁぁん! あっ、あっあっ!」 堰を切ったように声が零れ、メイコの締め付けに耐えられず俺も出してしまった。 「カイト、大好き」 「俺も、めーちゃん大好きだよ」 疲れた俺たちは後始末を手早く済ませると、抱き合って眠った。
687 :
676 :2009/07/07(火) 22:32:30 ID:Kd6MshST
「うおぉ、GJ! こんなの待ってた!」 俺はカイト。ネット中毒患者です。ネットに上げられたエロパロは豊作です。 うちのめーちゃんは鬼畜攻だから、こういう奥ゆかしくて従順でエロいメイコ は憧れだ。 「へぇー、カイトはこういうの好きなんだ」 「ひっ!」 いつの間にか真後ろにいためーちゃんが、意地悪そうに笑っている。 「あ、いや、これはその……」 「私じゃ不満?」 「滅相もございません」 「そ。……あのね、今日新しい玩具買ったの」 楽しそうなめーちゃんの手には、バイブ。うん、それ女の子用。 「入れてほしいでしょ?」 誰か助けてw 「入れてほしいでしょ? ん?」 「い、入れてほしいです、メイコ様」 「全裸で待ってるなんて準備がいいわね」 「え? あ」 Oh, no. 興奮してて無意識だった。 「お尻出して?」 「は、はい」 誰か助け……アッー! 読んでくれた人、応援してくれた人、ありがとう。 一応これで終わりのつもりです。
689 :
676 :2009/07/07(火) 22:35:54 ID:Kd6MshST
保管庫の方、いつもありがとうございます! 欲を言えば、保管庫に移すとき686と687の間を何行か空けてほしいですっ。 すみません、お願いします。
このスレって百合無し?
691 :
688 :2009/07/07(火) 22:40:33 ID:8vh4MFji
わ、リロードしてなかった
>>687 オチwww
面白かったよGJ
なんというオチwGJっした
>>690 百合スレに行けば幸せになれるよ
>>692 >>1 のは過去スレいってるんで、該当スレが見つからんとです
俺のルカミクフォルダが火を噴く日はこないようだ
>>687 乙、そしてGJ!まさかの妄想オチww
654書きこんでからそんなに時間が経ってなかったのにここまで発展させてくれるとは思わなかった。ありがとう
短冊に願いごと 「笹の葉さらさら〜、七夕ですねマスター」 「そうだねミクさん」 「マスターの短冊見ても良いですか?」 「”ミクさんと上手い酒が酌み交わせますように ますたあ”」 「私はお酒飲めませ〜ん。残念でした」 「そういうミクさんは……」 「”来年もこうして願いごとが出来ますように ミク”」 「”笹”やかな幸せを望むタイプなんだね」 「面白くないです。そして都会の空は、曇ってて天の川なんて見えないですね」 「だから、ミクさんの歌声に浸りたい。スピッツの”流れ星”でも聞かせて」 「それって別に七夕関係ないような……」 「そうだ、来年は二人で高原に天の川を見に行こうか」 「嬉しいですが、願いごと――ううん、私…」 「空に直接願えば良いよ。来年も再来年もその先も、ずっと続くようにね」 「……何か目から水が出てきた。約束ですよマスター」
可愛いすぎるぜGJ!
そしてオチのKAITO頑張れwwwww
>>693 もうちょっとこのスレの過去ログ読めば幸せになれるよ
693だが、皆の心意気に多謝 家に来て義妹をファックしていいぞ
701 :
名無しさん@ピンキー :2009/07/09(木) 15:28:39 ID:Qv+OPa31
リンレンかレンリン希望。 俺は才能がなくて…
大人リンって需要あるんだろうか。
需要なんか気にしたら負け 少なくとも俺は読みたいが
炉心融解やいろは唄の大人リンも好きだぜ。
何か突然変異みたいなのでナイスバディになってしまったリン 「おっぱいがおっきくなった」と無邪気に喜ぶリンにドキドキするレン
おお、以外とあるんだな 無い文才絞ってエロ書いてみるとするか 趣味で紫黄になりそうだが
>>705 ちょっと言葉足りなかった
「ナイスバディなおねえさんになってしまったリン」って書きたかった
ロリ巨乳は正義
>>701 「レーンっ」
「なぁに、リン」
「リンね、レンのこと大好き!」
そのままぎゅーっと抱きついてきたリンの頭を撫でていると、奥からカイトが
悲痛な声を上げた。
「えぇっ、リンちゃんは僕と結婚するんじゃないの!?」
「カイト兄も好きだけど、リンはレンの方が好きー」
「えぇぇーっ! めーちゃん、誰だよ小さい頃の女の子はパパと結婚するって言
うって言ったの!」
「カイトはパパじゃないでしょ? リンだってお兄ちゃん認識してるじゃない」
「あ、そっか」
「馬鹿ね」
「えへへー」
阿呆丸出しな兄の姿を見ながらリンの頭を幾度となく撫でる。リンのことはオ
レが守るんだとずっと思っていた。
リンが変わるまでは。
スカートを翻して
「ちょっと、レン!」
「何だよ」
ノックもせずに人の部屋のドアを勢い良く開けて、双子の姉は何やら怒ってい
らっしゃる。
「私のお茶碗、また使ったでしょ!」
「色も形も同じだろ? そりゃ間違えるって」
「違うわよ! 一番底の模様っ、レンのは五つ星でしょ! 私のは六つ星!」
ちなみにリンが声を荒げている五つ星とか六つ星というのは、星の個数じゃな
くて星の角の数だ。つまりオレの茶碗は一番底に印刷されている星がペンタグラ
ム、リンの茶碗はヘキサグラムというわけだ。
昔は何でも同じ物じゃないと嫌がったのに、今じゃ同じ物を嫌がる。そのくせ
好きなものは同じだから、茶碗の模様がペンタグラムとかヘキサグラムとかいう
のはカイト兄が発見した苦肉の策だった。
「もう! ちゃんと見てよね!」
「ご飯盛ったらわかんねーって」
ため息をつくと、リンはそれ以上何も言わずにオレの洗濯物を部屋の中に投げ
捨てると足音を立てながら去っていった。
一体いつからこんな状態なんだっけ。
何度も行ったように、記憶を探る。先に思春期を迎えてしまったオレが、リン
かわいさの余りいじめてしまって、最初は狼狽えていたリンもさすがに耐えかね
たのか、反発することで抵抗することにしたらしい。
そう、つまりオレが原因。でももう何年も経ってるし、そろそろ許してくれて
もいいと思うんだが。
エロ有り希望?
>>559 の下級武士がくぽ×武家の娘リンの後半投下します。
続き希望して下さった方、ありがとうございました。
少女の身体はすっぽりと男の腕の中に包み込まれていた。 いつもより顔が近い。 座り込んでいるのでそう感じるのだろう。 普段は立って横に並んだとしても、頭ひとつ分、いやそれ以上背の高さが違う。 「お前の音が聞こえる」 少女の耳は自然と、男の胸に押し当てられている。 鼓動が普段よりも強く、そして早い。 その音は男自身にも聞きとれそうなほどであった。 目を閉じれば互いのぬくもりと、心の臓の拍動が聞こえる。 「……まだ、習っておらぬのだ、」 口を先に開いたのは、少女だった。 「殿方の悦ばせ方を」 思いもかけぬ言葉に、一瞬男の思考が停止する。 聞こえた言葉を頭の中で反芻する。 言葉どおりの意味を追いかける。 ある程度の身分を持つ娘ならば、花嫁準備の一環として、 夜のたしなみは教育係から一通り教わっていてもおかしくない。 今回の騒動はその前に起きてしまった、と言ったところか。 「お前が、教えて」 どこまでが本心なのだろう。 この思いつめたような言葉の裏に、一体何が有ると言うのだろう。 今まで少女は大人達を安心させるため、本心を偽りの言葉で塗り固めてきた。 それは処世術であり、生きる糧だった。 彼女は小さなころから大人に囲まれ、その顔色を見て生き延びるしかなかったのだから。 余りに突然の主の命令に、男は戸惑い問いかけようとする。 「りん様、」 2人の間に風が吹き込む。 ほんの少し、少女が身体を離す。 口とは裏腹に、その表情は、もはや教育係などに向けられるものではなかった。 この視線だ、と男は思う。 今までにも何度か見た、いや見ないようにしてきた視線。 少女の伏目がちのやや切れ長の目は今にも涙がこぼれそうに潤んでいた。 長い睫毛は瞳に影を落とす。 顔の造りや身体つきの幼さと相まって、ぞくりとするほど妖しい、とさえ思うのだ。 できる限りの平静を装い、従者は主へ問う。 「拙者などで構わぬとでも」 少女はそれを聞き、少し困ったような顔をした。 「りんは、明日生きているかどうかも分からない」 真剣なまなざしが、男を見上げた。 精一杯伸ばされる両の手に、顔を包み込まれる。
「いつどこかに連れて行かれるかも分からない」 かすかに震えた唇が、言葉をつむぎだす。 包み隠されない、ありのままの心の叫びが耳に届く。 「後悔したくない」 見透かされていたのだ、きっと。 主に対して持ってはならぬ感情など、とっくの昔に。 「だから今、お前と」 ふっと視界が暗くなる。 甘く柔らかな感触が神威の唇に触れた。 男がずっと思い描いては自ら振り払ってきた、その感触だった。 「怖かった。お前と離れるのも、どこかへ行くのも」 軽くついばむように、何度も唇を重ねあう。 声は震えていた。 次第に、少女がぽろぽろと涙をこぼし始める。 「嬉しい、の。今、……神威と、こんな」 ひとしきり言葉が搾り出されると、男はその身を抱きしめ、背をさすってやる。 これ程までに自分は想われていたのかと驚く。 いつ果てるとも分からなかった胸の渇きが、暖かく満たされていく。 男は少女の柔らかな髪を、いとおしそうに手で梳きながらつぶやく。 「教えてくれ、と」 まぶたに、額に、頬に唇を滑らせる。 頬に落ちる涙を、指ですくい取ってやる。 それから深く唇を重ねた。 重ねた唇から、舌が滑り込んでくる。 少女は溶け合う舌の感触にくらくらとした。 手は背に回され、腰の周りへ、太ももへとそっと滑っていく。 「おのこもおなごも、心地良く感ずる場所は似ております」 ゆっくりと着物の帯が緩められる。 耳たぶを軽く甘噛みされ、身体からふっと力が抜ける。 「お教え致しましょう」 低くささやく声が響いた。 耳元から首筋へ、濡れた唇は少しづつ滑り落ちていく。 その熱さに少女は息を呑む。 緩められた襟元から、骨ばった手が着物の中に滑り込んだ。 すっぽりと手の平におさまる小さな膨らみに、その手が触れる。 「ふ、ぁっ……!」 頂きを指先でそっと転がし、柔らかな肌に指を食い込ませる。 まだ不慣れなのだろう、ほんの少しの刺激にも敏感な反応が返ってくる。 声を出すまいと乾いた息を吐き出す少女に、語りかける。 「声を出しても構いませぬ」 「……恥ずか、し、いよ……!」 「お聞かせ下さい」 薄桃色の頂きを口に含まれ、少女の身が跳ねる。
太ももを這い回っていた手は、いつの間にか熱い泉へと到達する。 潤んだその場所に、指が滑り込んだ。 愛液に濡れた指が秘裂を何度もなぞりあげる。 「あっ……!!」 指が挿し入れられ、声が漏れ出した。 自分の物とは思えぬ声の調子に少女は混乱する。 「やだ、っ、聞こ、え……!」 体液と空気の混じる音の響きに、少女は顔を赤く染め上げた。 一層わざとらしく音をたてるように、挿し入れられた指は大きく動き出す。 しかし未成熟な身体には刺激が強すぎるのだろうか。 少女が身体をこわばらせる様が、男には痛がっているようにも感じられた。 手が背を滑らかに這い、舌と唇は少女の身体を滑り落ちて行く。 人肌に似た絹の布の波間をかきわけ、男は少女の肌の柔らさを存分に味わう。 脇腹の柔らかな起伏を超え、更に唇は止まる事無く降りていった。 少女はその唇が目指すところに気付き、息を呑んだ。 「待、……っ!!」 太ももへ、そして内腿へ男の舌と唇が絡みつく。 その感触に力が緩んだその隙に、男は少女の脚を開かせた。 「だ、だっ駄目、その、そんな」 思いもかけぬ場所をまじまじと見つめられ、羞恥に少女の顔が沸騰したように熱くなる。 まだ薄く慎ましやかな茂みの下に、薄桃色の秘裂が顔をのぞかせる。 「そんなとこ、きたない、よぉ……!だめ、だめぇぇ!!」 征服欲を掻き立てられる、悲鳴のような懇願。 男の背筋を何かが駆け上った。 逃げようとする身体を強引に押さえつける。 一気に濡れた舌と唇をほころんだ花弁に滑り込ませる。 「……ぁあっ、ん!なに、やぁ、んっやめ、……や、あぁっ!!」 少女の声は裏返り、突然大きくそして乱れだした。 全身を走る快感に頭を支配される。 声を殺していた事など忘れたかのように、なりふり構わず嬌声をあげる。 秘芯を突くように、舌先で小刻みに揺さぶってやるとその度に未熟な身体が大きく跳ねる。 舌が花弁を、そして花芯を責め立てる。 胴が反り返るほど大きく跳ね、その度に可愛らしくも艶めいた声が響いた。 後から後から蜜があふれ出してくる。 立ち込める甘酸っぱい香りに刺激されたのか、だんだんと男の息遣いも荒くなってくる。 「……くっ!!……ん、うぅっ……!!あ、あぁっ……!!」 少女は一段と高い声をあげ、びくびくと身体を引きつらせる。 それから、がくりと全身の力が抜けた。
互いの着衣を緩め合う。 男が自らの燃え盛る剛直に、少女の手をそっと導いた。 突然見せて驚かせぬよう、少女の顔は肩に乗せたままである。 膨れ上がるその大きさを確かめるように、少女の指はおそるおそる這い回りだした。 熱く、硬い。 これはきっと普段とは違って、思い切り特別な状態なのだろう、と少女は察する。 「神威、こうなっちゃうんだ。りんといたら」 「ええ」 子猫のような軽い笑みがこぼれた。 「嬉しい」 しかし話には聞いた事は有ったが、こんなにも大きな物なのか、と少女は驚く。 本当にこれが女性の、いや自分の身体の中に入っていくのだろうか。 少し怖くなって顔を男の厚い胸板にうずめると、頭をゆっくりと撫でられる。 「大丈夫です」 「どうしたら良いの」 ほのかに頬を上気させ、かすれた声で少女は問いかける。 骨ばった大きな手が、ぷっくりとした小さな手を導いた。 「動かしてみて下さい」 やわやわと男根を、つたない手つきで触れられる。 手探りのゆっくりとした動きが、くすぐったいようにももどかしいようにも男を刺激した。 滲み出す先走りの雫がその手を予想もせぬ方向へと滑らせる。 今まで、どのような男にも一度たりとも触れた事の無い手。 その小さな小さな手が、自らに触れているのだ。 男は息を呑み、そして堪えきれずすぐ短く息を吐いた。 体位を変えて仰向けになり、少女を自らの体の上にひょいと乗せてやる。 初めて見るであろう成人男性の起立したそれを、少女はまじまじと見る。 まるで別の生き物がそこにいるように、異様な光景。 人の身体にこのような部分が有るとは不思議な物だ。 見慣れていないだけだろうが、これから何度見ても見慣れそうに無い、とも思う。 「さっき、の。りんも、してあげる」 突然こぷっ、と音が響く。 「りん、様、……!」 少女の後頭部だけが男の目に入る。 暖かな舌が、狭い口の中の粘膜が、ねっとりと男自身に絡みついてくるのが分かる。 このような小さな少女が、いきり立った自らを口いっぱいにほおばっているのだ。 背筋がぞくぞくとした。 だんだんと息遣いが荒くなり、我慢ができない。 もどかしさの余り男は少女の顔を両手で支え、手荒く動かし出した。 衝動のままに、少女の顔を自らの身体に打ち下ろす。 「んむ、んぅっ……!ん、んっ!!」 少女はなされるがまま、息苦しそうに声を出すがのどの奥でそれは消えていった。 従順だった男がまるで獣のように変わり果てる、その様にくらくらと酔う。 低くうめく声が聞こえたかと思うと、男の剛直が軽く痙攣を起こした。 そのまま精を、少女の小さな小さな口の中に一気に吐き出す。 「なっ、……!……ん、うぅっ、……!」 少女が眉の間を寄せ、息苦しそうにえづいた。
男は座り込み、荒れた息を整えながらせき込む少女の背をさすってやる。 「は、は。飲んじゃっ、た……」 「……無理を、なさらないで下さい」 いたずらっぽい笑みを浮かべる少女を、身動きが取れぬほどにきつく抱きしめる。 「……ん……気持ち、良かった?」 「ええ、……とても」 そのまま倒れ込み、まだ勢いの衰えない剛直が少女の身体の入り口にあてがわれる。 「申し訳ありません。……乱暴を」 つい先ほどの事を思い出し、少女は頬を染める。 乱暴どころか男の荒々しさ、力強さに驚き、蕩けそうなほどだったのだ。 答える代わりに、男の首に腕を回し、軽く唇を重ねた。 ゆっくりと、硬い熱の塊が、少女の中に沈んでいく。 潤みきった少女の秘所が、剛直を飲み込んだ。 「ひ、ぅっ……!」 破瓜の激痛に、少女が唇を噛んで耐える。 痛みを紛らわせようと、男は少女の唇を塞ぐ。 花弁のような唇に舌が這いまわり、そして滑り込む。 最初は柔らかく、次第に荒々しく互いの舌が絡み合う。 柔らかな舌、溶けるような口の中は、触れ合う肌よりももっと熱かった。 身体の中をさらけ出しているのだから、当然だろうか。 「ん……、ふっ、……ん……!」 息が詰まる。 息苦しさにふっと意識が遠くなり、恍惚に押し流されそうになる。 互いの唾液で潤い擦れあう粘膜の感触は、愛液で満たされた秘所を連想させる。 ゆっくりと、男は動き出す。 狭く柔らかな壁に、ぎゅうぎゅうと締め上げられる。 荒い息を抑えながら懸命に耐える少女の表情はひどく扇情的であった。 強い締め付けに果ててしまいそうだと男は思う。 しかしこの時間をあっという間に終わらせてしまうのは余りに惜しい。 「神、……威」 ぽろぽろと涙をこぼす少女の頭を、男は軽く撫でてやる。 初めての経験なのだ、痛く無いはずが無い。 だと言うのに、少女は心配をかけまいと、ほんの少し笑ってみせる。 その健気さがたまらなく愛しい。 飾り気の無い無邪気な声が、男の耳元にそっと囁いた。 「……大、好き」 男の頭の中が閃光で焼け切れたような気がした。 理性も意識も遠く弾け飛ぶ。 何に拘っていたのか、何に恐れを抱いていたのか。
男が大きく動き出す。 突き上げられる度、痛みと別の衝撃が少女に襲い掛かる。 動きに合わせ敏感な秘芯はこすれ、体中を激しい痙攣が走りぬけた。 何度も引き抜かれ、貫かれる。 その間隔がどんどん短くなっていく。 「あっ!!あ、あっ……!!ふ、あっ、……あぁっあっ!」 身体の真ん中に剛直が打ち込まれる度、切ない喘ぎが漏れる。 声自体はあまりにも幼い。 しかしその幼い声がこうもいやらしく乱れる様子を一体誰が聞けると言うのだろう。 まるで悲鳴のような、懇願のような喘ぎが響く。 自分しか知りえない声、自分しか知りえない恍惚の表情。 自らの手で変わり果てる少女の姿に、男は酔いしれる。 かき出されしとどに溢れた愛液は汗と混じり、柔らかな太ももを伝い落ちる。 ねち、にち、と粘りを含む音が響き渡った。 耳から入る音の卑猥さは、身体の芯の高ぶりに加速をかける。 「ああっ!!んっ、……はぅっ!!あぁぁん……!!」 叫びにも近い声をあげ、少女が男の腕の中で果てる。 「りん、様、っ……!」 男は熱くほとばしる濁流を、少女の身に叩きつけた。 視界がぼんやりとしている。 どれくらい経ったのだろうかと少女は思う。 もう朝なのか、まだ夜なのか。 良く分からない。 燃えるような身体の火照りは収まって、今は穏やかな暖かさに包まれている。 人肌を重ね合う温もりとは、こうも心地良いものなのだろうかと驚く。 本能とでも言うのだろうか。 衣服にくるまっていても、人間も根っこはけものと同じなのだな、と納得してみる。 男の顔に、頬をすり寄せてみる。 思ったよりも滑らかな感触。 整ったその目が、うっすらと開けられた。 「おはよ、う」 「……お早う、御座います」 こんな至近距離での挨拶なんて交わした事が無い。 なんだか可笑しくなって来て、どちらからともなく笑いだす。 少女は目の前の身体のあちこちに傷があるのに気付いた。 小さなもの、古傷のようなもの。 このうちのどれかは、昨日暴漢達に襲われた時の傷なのかもしれない。 いたわる様にそっと胸の傷を指でなぞってみる。 背中には傷は有りませぬぞ、と目の前の顔が誇らしげに笑う。 この従者は、知らない所で命を懸けて自分を護ってくれていたのだろう。 背を向けて逃げる事さえも無く。 傷つく事などさほど気にも留めていなかったのだろう。 もっと大きな物を得るために、護るために。
ゆっくりと、男が身体を起こした。 荷物をたぐり寄せて白い布の包みを取り出し、それを広げる。 中から出てきたのは小さな小太刀だった。 男は両手でうやうやしく小太刀を捧げる。 まるで何かの儀式のようである。 「お護り致しましょう。離れていようとも」 少女は手を伸ばしてそれを受け取る。 黒い漆で塗られた鞘が少女の手のひらに吸い付いた。 その感触は、どこか暖かい。 今脈打ったのは果たして自分自身の手なのだろうか。 それともこの小太刀に血が通っているのだろうか。 護り刀と言うのだ、と男に教えられる。 身を護り、災厄を払うのだと。 そして、道を切り開くのだと。 今まで父上、母上を喜ばせるために自らを殺してきた。 想う者の手を取る事もできず、誰の物なのか分からない道を歩んできた。 明日はどうなるのか全く分からない。 我が身が傷つく事がいつ起きるのか分からない。 しかしそれでも構わない。 護り刀を小さな手で握り締める。 まるで人形のようにうつろだった少女の目には、今はこうこうと光が灯っている。 自らの意思で道を選ぶのだ。 自らを、護るのだ。 薄暗い中、どこからともなく鳥のさえずりが聞こえてくる。 なかなか早起きの鳥もいたものである。 そんな事を考えながら、少女は着物に袖を通す。 まだ少しふらつく身体を支えてくれる、そんな男の手が頼もしかった。 東の空を見上げると、柔らかな紫色の雲を金色の光が彩っていた。 優しく溶け合う、夜明け直前の空。 行く手を指し示すように、明けの明星がまたたいている。 澄んだ空気を吸い込むと、どこへだって行ける、何だってできる気がした。 少女は胸元に納めた護り刀にそっと触れる。 思いっ切り上を向くと、穏やかに笑う男と目が合った。 少女は歩き出す。 その足で、大地を踏みしめて。 了
夢みることり妄想終了です。 カンタレラver書いたりした暁には執事がくぽ×お嬢様リンに成り果てる悪寒。 年齢差とか主従とか先生と生徒とか書いてて非常に楽しかったです、ありがとうございました。
>>719 GJ!
爽やかな終わり方が好みだった。
もう一つGJ!
>>719 寝る前にきたら後編キテター!
前半の初々しさと緊張感、後半の激しさに読みながら興奮してしまった
年齢差とか主従とか大好きなのでカンタレラver.も是非読んでみたい
GJでした!
>>719 ぐぐぐGJ!!
主従関係萌えますよな
カンタレラver.も読みたい
724 :
石ころ :2009/07/10(金) 17:41:46 ID:28sI+N5G
前回の孤独白娘の続きっぽいやつです。 シリアル狙って書いてたら牛乳かかっちゃってなんか違う感じになりました。
「今日も駄目かぁ……」 暗い夜道をトボトボと歩く一人の女性がいた。 彼女の名前は弱音ハク、さっきいつものように彼(マスター)にアピール(性的に近い意味で)をして失敗した。 最近毎日のようにアピールしているのだが、疲れて帰ってくるためすぐに寝てしまうのだ。よって未だに全く成果が無いのである。このままじゃやってらんねーよ!コノヤロウ!って感じなのでマスターが寝ついた後、酒を飲む為にいつもの居酒屋に向かっているところなのだ。 「あれ?」 いつもの店がある場所へ来ると何故か居酒屋ではなく、どっかで見たことがある感じのバーになっていた。「なにがあったんだろ……」 とりあえず今は酒が飲めればよかったためその店に入ることにした。 「こんばんは」 「あら、いらっしゃい」 ドアを開けて中に入ると、そこには新宿二丁目あたりに居そうなオカマっぽいKAITOが居た。 「KAITO……さん?」 一応VOCALOIDの端くれなのでたまたまもらえた仕事でKAITOと会ったことはあるのだが雰囲気が全然違った。
「違うわアタイの名前はカマイト、この店のママをやっているの。」 色々聞きたいことがあったが名乗られたので自分も名乗る。 「わ、私の名前は弱音ハクです」 やっぱり別人なのだとわかり何故かホッとしている自分が居た。 「そんな立ちっぱなしじゃ疲わよ、そこにお座りなさい」 「あ、はい」 しゃべり方はオカマっぽいが優しくて良い人そうだった。 「あの、カマイトさん」 「アタイのことはママって呼んでちょうだい」 「あ、すいませんママ」 「なにかしら?」 「前にここで店主をやっていた人は何処へ行ったんですか?」 「ああ、それならウチで働いているわよ、店子ちゃんちょっと来てちょうだい!」 カマイトはパンパンと手を叩き、奥に居るらしい元店主を読んだ。 「あらぁ、ハクちゃんじゃないのん元気してた〜ん?」 奥から見るに耐えないおやじなオカマが出てきた。 ハクは吐いた。 〜しばらくお待ちください〜
このスレってがくぽ人気だよな
「店子ちゃん」 「なんですかママぁん」 カマイトは絶対零度の微笑みで言った。 「今日はもう帰っていいわ、あと明日から来なくていいわよ」 店主だった物体はクビになった。帰り際の店主(元)は泣いていてまた吐きそうなくらい気持悪かった。 「見苦しい物見せちゃってごめんなさいね」 「いえ、いいんです呑んでもないのに吐いちゃった自分が悪いんです」 ハクは吐いてしまったことにより少し精神的ダメージをうけていた。 カマイトは少し考えたあと「じゃあ、お詫びに今日は全部アタイの奢りにするわ、好きに呑んでいってちょうだい」 それを聞きハクが少し驚いた表情になる。 「いいんですか?」 「ママに二言はないわよ?」 イタズラっぽくウインクしながらウイスキーのグラスを出した。
人はちょっと酔ってくると自然に素の部分が出てくるものである。VOCALOIDも歌うために人に近い機能をつけられているためハクも例外無く素が出た。 「最近ましゅたーが相手してくれなくてごぶしゃたなんれすよ」 「あら、勿体無いわねこんなに可愛くて良い身体している娘になにもしないなんて」 「どんらけアピールしてもすぐ寝ちゃうしもうアソコにくものすはっちゃいそうれす、てかもうはってんじゃないれすかね、あははは」 ママは少し考えたあとこう言った。 「じゃあ寝込みを襲っちゃいなさいよw」 「寝込みれすか?」 「そうよ!それだけやって駄目ならもう襲うしかないわ!」 「その発想は無かった」(CV・子安武人) 一瞬ハクが別の人になった。 「……今の誰なの?」 「なんのことでしゅか?」 ハクに今の記憶が無いらしい。 「それより名案ですよそれためしてみまふ」 (ま、いっか)「頑張ってね!ママ応援してるわ」 「じゃあごちそうさまれした、またきまふ」 もう遅いのでとハクは店から出ていった。 「うまくいくといいわね……」
730 :
石ころ :2009/07/10(金) 18:21:10 ID:28sI+N5G
終わりです。 次回で終了予定エロありです。 読んでくれた方ありがとうございました。 では、失礼しました。
ハクきたー!とか喜ぶ暇もなくカイト兄さんに吹いたww GJ
カップリング的にはカイメイが多分に一番だろうが(設定的にもおいしいし) 兄さんはアンチ`ョビが多いからなあ
そんなことよりメイコのおっぱいとミクの腰とリンのおへそとルカのフトモモの話をしようぜ!
735 :
709 :2009/07/10(金) 20:33:32 ID:c6GAUCXP
>>733 俺はカイト出すと物語を進めやすいな。
そして突然
>>709 の続き
ある夜、オレは急にトイレに行きたくなった。バナナオレを飲み過ぎたせいだろうか。この時はそれが何かのフラグだって気付かなかった。
トイレに向かっていると、カイト兄の部屋から変な声が聞こえる。
「んっ、あ……あぅ、カイトぉ」
「めーちゃんかわいいよ」
「やん……あっ、あんっ」
セックスですね、わかります。
……ん?
その部屋の前に、リンが座り込んでいる。何をしているんだろうと思ったが、すぐわかった。
集中しているのか、オレには気付いていない。
「っ……、ん」
リンが今何してるか聞きたい?
「レ……っ、ン」
え?
「ん、っ」
声をかなり抑えているせいでわかりにくいが、普通「レ」なんて喘ぐ奴はいない。
「はぁ……あ」
「あぁー、カイトっ、イく!」
「僕も! めーちゃん、めーちゃん!」
「「あぁぁーっ!」」
リンの喘ぎ声をかき消すようにカイト兄とメイコ姉が喘いだ。二人が何でこんな遠慮なしに喘いでいるかと言うと、ボーカロイドの部屋だから。自室でも練習できるように、どの部屋も外に音が漏れない優れた防音機能が施されている。
部屋を音楽室にしたのか、音楽室を部屋にしたのかは、鶏と卵みたいなもんだ。
736 :
709 :2009/07/10(金) 20:34:00 ID:c6GAUCXP
「っ、ふ」 リンはまだイけないようだったけど、もそもそと立ち上がった。そのまま続けるのは部屋の中の二人に見つけてくださいと言うようなものだ。 焦った様子でパジャマをそこそこに整えて、部屋に戻ろうとこっちを向いた。 「!」 その目が驚きに見開かれて……オレは悲鳴を上げられる前にリンの口を塞いだ。 リンは意外にもおとなしくて。と思ったら急にがくっと膝を折った。 オレから逃げるための新手の戦法かと思ったが、どうやら気絶しただけらしい。オレはリンを担ぎ上げて、部屋に戻った。 どの部屋って? うーん、リンの部屋にしようかな。
737 :
709 :2009/07/10(金) 20:34:40 ID:c6GAUCXP
リンの部屋はいろんなものが散乱していた。物、と言っても主に服。洗濯から戻ってきた物をちゃんとしまっていないのか、脱いだものを放置しているのかは定かではない。 リンをベッドに寝かせた。薄い胸が規則正しく上下している。リンってこんなにかわいかったっけ。 そっと布団をかぶせると、リンが目を覚ましてしまった。 「んぅ……レ、ン?」 「おぅ」 「……」 黙り込むリン。 ちなみにもうすぐ膀胱がやばい。活動限界まであと5分。 「……じゃ、オレ、行くから」 「レン……」 服の裾を掴まれた。メーデー、メーデー! 「何?」 「っ……行か、いで」 「なん、で?」 息が詰まる。リンはきゅっと唇を噛むと、泣きそうな顔でオレから目を逸らした。 「我慢、できない?」 「……うん」 いつものリンと違って、嘘みたいに素直だ。どうしたんだろう、寝呆けているのかな。 そして活動限界まであと2分30秒。 「じゃあ、手洗ってくるから待ってて」 「どうして? 私平気だよ?」 「が、楽譜触ってたから、リンのあそこ触るのに、衛生観念には気を付けないと」 残り1分。 「……わかった」 「すぐ戻るから」 リンが裾を離したのを確認して、そっと部屋から出る。 「レン」 ドアを閉める直前でリンが呼ぶ。 残り40秒。 「何、リン?」 「……待ってるから」 「うん」 ドアを閉める。 残り20秒 オレはトイレに向かって走った。
738 :
709 :2009/07/10(金) 20:36:46 ID:c6GAUCXP
「うおぉぉ!」 広いと感じたことはなかったのに、廊下が永遠に続いている気がした……。 周りの景色がスローモーションで見え、折しもトイレから出てきたカイト兄を 押し退けるようにトイレに滑り込んだ。 「痛っ! れ、レン!?」 膝をついてしまったカイト兄が何かを言っているが、オレには何も聞こえなか った。 「あっ、あ、あぁ……っ」 ……ま、間に合ったよ? 解放感があまりに気持ちよくて声が漏れただけで、 零したわけじゃないから。そこんとこよろしく。 トイレから出ると、カイト兄が腕を組んでいた。怒ってる。 「レーン、トイレは行きたくなったら早く行きなさい」 「ごめんなさい。譜読みに夢中になって、行くの忘れてた」 「そ、それなら仕方ないけど……でも廊下を走ったら危ないし、ミクとかリンだ ったら怪我をしていたかもしれないし。めーちゃんは心配ないけど、最近の子は 転んでも手をつかないって言うから」 さすがにそれはプログラムされてるんじゃないかと思ったけど、口には出さず 、ただごめんなさいと言った。 向こうからメイコ姉が歩いてくるのが見える。 「めーちゃんは骨格もしっかりしてるし、骨も太めだからね。それに胸大きいか ら、転んでもクッションになるんじゃないかなぁ」 「ふうん」 「ひっ!」 振り向いたカイト兄が凍り付く。 「オレ、メイコ姉は健康的で綺麗だと思うよ。じゃ、じゃあおやすみっ!」 「あっ、ずるいぞレン!」 「カイトってば、私のことそんなふうに思ってたんだ……お仕置きが必要?」 「ひいぃぃ」 カイト兄の悲鳴を背中に、リンの部屋に急いだ。 あ、手洗ってない。まぁ出てくるところ一緒だし、結局これは突っ込むわけだ し、一応拭いたから大丈夫かな? 冷や汗をかきながら、リンの部屋に滑り込む。後ろ手に鍵をかけて、リンに近 づいた。 すっかり改行忘れてた。 スマソ
DIVAでパンチラのスクリーンショット撮影してたら、なんか変態になった気分になった……
DIVA欲しいが本体すらない(´・ω・)
もれはDIVAはあるんだが肝心の本体がない(´・ω・)
DIVAでパンチラは、みくみくししてやんよ、が狙い目だな あとSEGAは何を考えたんだか知らないが スクール水着のコスがあった、まったくもってけしからん…… いいぞwもっとやれwww
>>738 GJ!!レンリンもカイメイもかわいいよ
覗いてるのを目撃はエロイな
DIVAいいなぁ欲しいけど本体ねーや動画で楽しませてもらってる
ルカのパンモロ度とメイコの人妻的エロさが異常
ミクもだけどルカもパンチラしまくってるよなw
咲音もスパッツだからって油断しすぎじゃないかってくらいモロに中身見えまくってるぞ。
メイコ水着にして部屋のぞいてるとなんかすごいいけない事してる気分になるから困る 性的な意味で。
ルームスタイルがハロウィンだとよりいかがわしい感じになるよな
ルカでPV鑑賞してるとたまにスリットふとももアップになるんだよな ふう…
ムガアアアアアア DIVAやりてえええ
でもKAITO使ってると、ミクと同じ顔のせいで微妙に萎える。 アホ兄妹萌えなのになんでなんだろうなぁ……… つーか、他のボカロ達は顔に特徴付けしてあるのに、なんでこの二人はそっくりなん?
兄妹だから顔似てるでいいやん
カイトもミクもつり目だからじゃない? 色が似てるのもあるかもしれないけど
カイトとレン、もう少し男らしくしてほしかったな。 とくにモーション。
ハク姐のアレが小さすぎる。 DIVAはそこんとこわかってない。
男キャラのモーションが女キャラと同じなのはキツいものがあっ…
レンとKAITO出したのはいいがあのダンスのせいでやりこめん しかしルカの胸はけしからんな…揺れるんだぜ、あの胸
夢壊して悪いけどKAITOに専用のモデル作られなかっただけの話 あくまでもオマケだからあれ
758 :
738 :2009/07/12(日) 08:29:26 ID:tDt/S1wl
DIVAの話題で盛り上がっているところに
>>738 の続き
「リン……」
「遅かったね」
「リンが待ち遠しかったんだろ?」
「そう、かな……」
視線を逸らしてリンがつぶやく。
あぁ、何か、都合のいい夢を見ているような感覚がオレを襲う。ドッキリでし
た、レンの変態、死ねばいいのに……とか、嫌な想像が頭をよぎった。
「来て」
リンが布団をめくってオレを促す。ごくりと唾を飲み込んで、ベッドの縁に膝
を乗せた。
「後悔しない?」
「……私、レンのこと、ずっと好きだったよ」
何その過去形。しかも質問の答えになってないんですが。
「でも」
反語キター。
「レンが、私のことからかうようになって……それから嫌いになった」
Oh, mon dieu!
嫌い宣言出ましたー!
「そのうち、レンが私をからかわなくなって、また仲良くなれるかもって……で
も、思ったのと違う言葉が出て」
思いもよらない言葉ですか。
「それに、レンを見てるとドキドキして……うまく話せないの」
今度はリンが思春期でした。
って、思春期であってるのか?
「そっか……オレも」
「え?」
「リンのことかわいくて、何か、いじめたときのリンの顔が……オレをちゃんと
見てくれてる気がして」
「そんなことしなくても、私、レンのこと見てたのに!」
「えっ」
手を掴まれて、リンの胸に押しつけられた。小さ……げふんごふん。柔らかい。
「なっ、ななな!?」
「感じて。私の拍動を……熱いでしょ? レンが傍にいるから、ドキドキするん
だよ。レンが、ほしいって」
ごく、と唾を飲み込む。
「こ、ここまで言わせておいて、逃げないでよね」
「リン……」
折れそうに細い小さな体を抱き締めて、オレの気持ちを伝えようとした。
759 :
738 :2009/07/12(日) 08:30:26 ID:tDt/S1wl
体を離すと、どちらからともなくキスをする。さくらんぼの色をした唇は、柔 らかくて暖かかった。 「んっ、ん……はぁ」 「リン……」 キスをしながら服を脱がしていく。 最初は頭、それから背中。肩から腕、脇腹と撫でていく。申し訳程度の胸を優 しく揉んで、お腹、太股、ふくらはぎ、足先。ゆっくり上がって、リンのあそこ。 もう既にぐちょ濡れだった。 「レンの、ほしい」 指一本でもきつそうな顔をしているのに、リンはそううそぶいた。 本当はもっと解したかったけど、オレも限界で。手早く全裸になると、リンを ベッドに寝かせて足を広げさせた。 白い肌と対照的に赤い、そこ。オレは何の違和感もなく、ただ綺麗だと思った。 「あんまり、見ないで」 「綺麗だよ、リン」 耳まで赤くなるリン。すごくかわいい。 「れ、レンのも……大きいよ」 「え、誰と比べて?」 「想像の中の、レン」 ん? 「これくらいで、私のここと、丁度いいサイズなのかと思ってた。そう思いなが ら、一人でしてた。……私、変?」 「変じゃ、ないよ」 そう言うのが精一杯で、今度はこっちが赤くなる番だった。 「あは、レン、赤い」 「悪かったな……」 視線を上げると、リンが無理して笑っていた。 「怖い、よな」 「こっ、怖く、ないよ? レンの……だもん」 でも目を逸らすリン。 「好きだよ」 「え?」 「リン、大好きだよ」 リンの顔に笑顔が浮かんだ。久しく見ていない、本気の笑顔。眩しい太陽のよ うな、笑顔。 「レン、来て。私の、初めてをあげる」 「うん」
朝から乙なんだぜ
DIVA、ルカ胸揺れるのか しかし初の公式巨乳なのにルカ乳ネタが少ないな。遠慮しないでいいんだぞ
>>758-
>>759 GJ
いかにも「2人共初めて」って感じなのがいい
764 :
名無しさん@ピンキー :2009/07/12(日) 19:35:35 ID:RQvb2UyM
突然すみません、ここってリクエストしてもいいんですか?
公式とはいえルカ、巨乳と言うほど大きく感じないなあ 個人的には美乳と言い張りたい
噂の初音ミクVER2来たら、泣く泣く消されてゆくミクが全国にでるんですね てか自分そっくりの新しい女ってある意味酷いな
>>764 とりあえずリクエスト書いてみては?
触発される職人さんがいたら書いてくれるかも
>>766 アップデート、と考えれば何も問題は無い
「新しくなった私をまた染め上げてください!!(歌的な意味で」
うおぉおぉぉぉ水着メイコのふとももに頬擦りしてぇなチクショー そんな昼休み
772 :
名無しさん@ピンキー :2009/07/13(月) 13:48:07 ID:ba3Ku2vp
では、リクエストさせていただきます、マイナーですがカイルカ(ルカイトでも可)でお願いします、 二人がイチャついてればいいです、お願いします。
DIVAMEIKOと不倫ごっこしたい DIVAルカと姉弟プレイしたい
>>772 ―――最近ルカにあとをつけられている。
そう言ったら、めーちゃんに鼻で笑われた。お酒飲んでるから、対応がいつも
よりストレートだ。
と思ったら、急に真剣な顔になるめーちゃん。
「ルカが? カイトを?」
「うんっ」
どんなアドバイスがもらえるか、期待してしまう。だってめーちゃんは僕の姉
で、僕より世間を知っているから。
「ぐっすんぷりぷり」
「えっ、何、何なの!?」
「ぷすーっ。いや、妄想乙」
「めーちゃんひどい……」
むくれると、めーちゃんは天使みたいな笑顔でこう言った。
「んもう……ルカに直接聞いてみればいいじゃない」
「何て?」
「僕のことつけてますかって」
「わかった!」
「えっ、ちょっ、カイト!?」
他ならぬめーちゃんのくれたアドバイス。これは全力で実行せねば!
めーちゃんが何か言ってた気がするけど、僕は走ってルカの部屋に行った。
「ルカーっ」 部屋の中に呼び掛けてみたけど、返事はない。 「変だな、どこにいるんだろう」 「誰かお探しですか」 「ひぃっ!」 真後ろにいた。 「お、驚くから、ゆっくり出てきてよっ」 「……I see.もう一度tryします」 ちょこっと壁から顔を見せて、それからゆっくり近づいてくる。 それも怖い。 「気配消すのやめよう?」 「はい」 うなずいたけど、ルカからあんまり生気を感じない。 「ところで、相談があるのですが」 ルカの思ってもみない提案に僕は目を輝かせた。だってお兄ちゃんなのにあん まり頼られないし。 お兄ちゃんなんだぞー! まぁ最近の子は出来がいいから……と、そこまで考えて、ふと気付く。 「僕、ルカに教えてあげられること、あるの?」 「はい。立ち話も何なので、中にどうぞ」 促されて、目の前の部屋に入る。ルカの部屋は思ったより女の子らしかった。 「かわいい部屋だね」 「ありがとうございます」 あんまり部屋を眺め回すのもどうかと思って、本題に入ることにした。
「それで、相談って?」 「えぇ、他の人には頼めないことなのです。それには事前準備が必要なのですが」 「うんっ。何でも言って」 期待に胸を膨らませながらルカを見る。ルカは一瞬鼻を押さえて、それから無 表情でベッドを指差した。 「最近眠れないのです。それを解決するため、まず、ここに横になってください」 「え、ベッドに?」 「えぇ、必要です」 言われるままベッドに横になる。 「そ、それで?」 「目を閉じてください」 「えぇ?」 「必要です」 目を閉じると、スプリングのきしむ音がして……腕を持ち上げられた。 「目は閉じたままで」 「う、うん」 それから暖かい何かが横に置かれた。甘い、ルカの香り。 「えっ、え?」 思わずそれを見ると……枕だった。 「目を開けましたね?」 わー、ルカの顔が怖いよ。 「計画変更です」 枕に僕の腕を枕にさせていたルカは……つまり枕が僕の腕を枕に……僕の腕枕 を枕が……あれ? まぁいいや。 ルカは枕を引っ掴むとベッドの外に落とした。 「えぇっ!?」 次にルカがしたのは更に驚くべきことだった。 ベッドに乗ってきたルカはそのまま横になり、僕の腕を枕に……うん。枕にし て目を閉じた。 「る、ルカ!?」 「あなたの腕を枕にしてみたかった。この適度な堅さと柔らかさ……これぞ私が 求めていたperfecな枕」 僕の胸に頬ずりするルカ。体温が上がる。 ドキドキしていたら、ルカは寝てしまった。規則正しい寝息が聞こえる。 僕の腕の真上に頭を置かれているから、しばらくしたら腕の感覚がなくなるん じゃないかな。だけど暖かいルカの体は忘れていた何かを思い出させてくれるよ うな、懐かしさを感じた。 その内ドキドキするより穏やかな気持ちが勝って、僕はルカと一緒にお昼寝を 満喫した。 起きたらルカが僕の顔を見つめていて驚いたのはまた別の話。 終わり こうですか、わかりません(><) つーかイチャついてないわ、ごめん。
778 :
776 :2009/07/13(月) 20:48:25 ID:JDy0agMn
これぞ私が求めていたperfecな枕 ……tが抜けてた! これぞ私が求めていたperfectな枕 に脳内修正お願いします(´Д`;)
>>778 GJ!!
ルカかわいいよ。天然キャラだよ。
GJ!
781 :
名無しさん@ピンキー :2009/07/13(月) 23:15:28 ID:ba3Ku2vp
ありがとうございます!!!
創作は模倣から始まるって誰かが言ってた
実にその通りだが、突然どうした
何か真似て書いてくれるという決意表明か?
GJな
>>774-776 のルカ視点とかなら全俺がwktkするぞ
784 :
759 :2009/07/14(火) 09:49:04 ID:Ojqe4p+f
>>783 それはオレも読みたい。
一旦誰かの視点で書くと、他の誰かの視点は難しい。
>>759 の続き
リンのあそこにオレのものを当て、リンを抱き締める。
「いくよ」
「うん……っ、う! んっ、うぐっうぅ!」
涙をぽろぽろ零しながら、リンはオレを受け入れてくれた。最初は相当痛いだ
ろうに、ずり上がって逃げたりしなかった。
それでリンの気持ちが伝わった。痛みより、オレを取ってくれたんだって。
「リン……大好きだよ」
「私も、レン大好き」
万力みたいな力で締め付けられて、痛いくらいだ。そのまま出してしまいそう
なほどに気持ちいい。
「レン、動いて、いいよ?」
「や、あの……もうちょっとこのままでいさせて?」
「え?」
「出そうだから……」
声が震える。あー、オレ格好悪ぃ。
恥ずかしさを隠すように、リンの肩口に顔を突っ込むと、リンが頭を撫でてく
れた。
「そんなに気持ちいいの、レン?」
「気持ちいいよ……リンの中がオレのをぎゅーっと締め付けて、今動いたら3秒
で出る」
「ふふっ、あはは」
「何だよ……」
「レンかわいいっ」
「リンの方がかわいい!」
「レンだよぅ」
「リーンー!」
「レーンー! んっ」
リンが少し顔を歪めたことで、今セックスの最中だってことを思い出した。
何を言っているのかわからねーと思うが、オレも意味がわからなかった。
リンも同じだったようで、照れたように笑う。再びキスをして、リンの足を抱
え直した。
「動くよ」
「うん」
785 :
759 :2009/07/14(火) 09:49:53 ID:Ojqe4p+f
奥深くまで突き刺していたオレのものを引き抜いていく。 「うぐうぅ」 お世辞にも色っぽいとは言えないような声を洩らすリン。 「い、痛い?」 「平気、だよ。大丈夫だか、ら」 うん、脂汗かいてますけど。 「一旦抜こうか?」 「やっ、だ……」 首を横に振っているが、どう考えてもやばい気がする。 そう思って、また入れかけていたオレのを引き抜いた。 「んぐっ……あっ、はぁっ、はぁっ」 リンに掴まれたシーツはしわがくっきり残っている。リンの痛みの証だ。 「ごめんな、リン……えっ」 頭を撫でようと手を伸ばすと、リンは泣いていた。オレを見つめたまま見開い た目から、大粒の涙が次から次に零れる。 そのうちリンは顔を両手で覆ってしまった。 「……さい。ごめんなさいっ、ごめ、なさい」 「な、何でリンが謝るんだよ……」 完全にうろたえてしまう。予想外すぎて頭がついていかない。 「私が、我慢、でき……なくて、ちゃんと、できなくて……っく……めんなさ ……ごめ、さい」 言うべき言葉が見つからない。 「リン……そんなの」 胸がいっぱいになって、リンを力強く抱き締める。 「今日はできなかったけど、少しずつ慣らしていこう?」 「レン……」 リンはうなずく代わりに俺に抱きついて、ありがとうと囁いた。 これがオレとリンの初体験。リンが中で感じてくれるまでに、実に五ヶ月を要するわけだが、それはまた別の話。
786 :
759 :2009/07/14(火) 09:51:31 ID:Ojqe4p+f
余談。 翌日、リンが真っ白なワンピースを着ていた。 「リンちゃん、どうしたの、急に……」 その服を貸したらしいミク姉が首をかしげている。 「あ、レン! ねぇ、似合う?」 オレを見つけたリンは駆け寄ってくると、目の前でスカートを翻してくるりと回る。 「えーっ、リンちゃん、レンくんと仲直りしたの?」 リンの後ろでミク姉が目を丸くする。ミク姉にとって喧嘩は数年続いてもただ の喧嘩らしい。 「そうなの。私ね、レンのこと許してあげることにしたの! だってもう大人だ しっ」 それを言うならもう少し胸を……と思ったが、ミク姉にも反発を受けそうなの で敢えて口には出さなかった。 「レン、お出かけしよっ」 リンがオレの手を引く。外はいい天気で、とても眩しかった。白い下着が透け ていたからオレは慌ててリンを家の中に連れ戻す。 やっぱりリンはオレが守らないと。 数年ぶりにそう思った日だった。 終わり。 リンレンは難しかった。 次何書こうかな。
787 :
Fateネタ :2009/07/14(火) 10:38:56 ID:waAXwMLF
それぞれの宝具とクラス KAITO・セイバー アイスカリバー MEIKO・アーチャー 無限の酒造(アンリミテットアルコールワークス) ミク・ギルガミック ネギまエリシュ リン・バーサーカー ゴッドロードローラー(12回復活するロードローラー) レン・ランサー ゲイ・バナナ(突き放つ死尻のバナナ) ルカ・ライダー ベルレホーン(乗ってるのはタコルカ) がくぽ・アサシン ツバメガエシ 誰かこれで何か書いて欲しい。
>>787 誰が誰と戦ったとか、各元キャラの性格丸無視でよければ……。
ゲーム本編に沿ってないとダメ、もしくは名前と宝具だけ借りているようなのが
ダメなら「ボーカフェイト」でスルーで。
元ゲームは既にうろ覚えな件。
「ア・イ・ス……カリバーッ!」 風の結界がほどけ、眩い光が目を焼く。KAITO・セイバーの手には輝くソーダアイスバーが握られていた。 「そっちがその気なら、こっちだって―――」 MEIKO・アーチャーはおもむろに手をかざし、一升瓶を創りだした。 その銘柄は――― 「『魔王』だと、馬鹿なっ!」 稀少さ故に値段が釣り上がるような酒を、何でもないことのように、生み出し た。それだけで十分恐るるに足る存在であるとわかる。 「僕は……それでも、負けられないっ!」 滑るアイスカリバーの柄を握り直し、KAITO・セイバーはMEIKO・アーチャー を睨み付けた。 「いざ―――」 「勝負!」 『魔王』と対峙しながら、KAITO・セイバーはアイスカリバーに噛み付いた。 「冷たくておいしい……」 「くぅっ、やるわね! ならばこっちも!」 負けじとMEIKO・アーチャーも『魔王』の栓を開け、ラッパ飲みを始めた。 「まだまだ!」 一本、二本、三本……空になるとすぐに新しい瓶が次々と現われる。 一体何本現われるのだろうか。MEIKO・アーチャーの無尽蔵の魔力にKAITO・セイバーは戦慄した。
「何々、二人で酒盛りー?」 唐突にミク・ギルガミックが夜闇に姿を現す。 「ミクも負けないよーっ」 ネギまエリシュの門が開かれ、無数の葱が現われる―――。 「九条葱に万能葱、谷田部葱!?」 KAITO・セイバーはその膨大な種類の葱に驚愕した。見たことのない葱も数多 くある。外国種なども含まれており、その全てを把握するのは当のミク・ギルガ ミックでも困難を極めるだろうと思われた。 「全部わかるよ?」 「「えぇっ!」」 KAITO・セイバーとMEIKO・アーチャーの声が綺麗にハモる。 「ふふっ。ミクの葱は全てが宝具……つまり一人一つしか宝具を持たないお兄ち ゃんたちに勝ち目はない!」 言うなり葱をかじり始めるミク・ギルガミック。 「それでは私が!」 八本の足を持つたこルカに乗ってルカ・ライダーが現われた。 「巨大なタコ……伝説の!?」 MEIKO・アーチャーが目を見開く。 が、MEIKO・アーチャーの小刀でタコルカは刺身にされた。 「大味かと思ったけどおいしい!」 「Oh...実家に帰らせていただきます!」 ルカは新幹線で静岡に帰った。 「お姉ちゃん、なかなかやるね」 「ふふふ」 「ちょっと待ったー!」 地響きのようなエンジンの音を轟かせながらリン・バーサーカーとレン・ランサーが現われ――― 書いてて意味がわからなくなってきた。
今更ながらイギリス発の新ボカロが何か間違った日本マニアっぽくてたまらん 通訳ルカを挟んでナス侍を質問責めにすればいい
ソニカたんかw ソニカたんはグミと仲良そう。
793 :
名無しさん@ピンキー :2009/07/14(火) 17:06:10 ID:lp8buXTD
気になったんだけど、スレに書かれたssって全部保管庫に置かれるのかな?
ルカの勘違い外人みたいなキャラ結構好きなんだけど これからはソニカさんがやってくれそうなので期待してるw がくぽとはいい漫才コンビになりそうだ
>>793 昔書いた1レスネタも拾ってくれるみたいだから、
「まとめないで(個人サイトに載せるから等の理由で)」って言わない限りまとめられてるみたい
>>787 体はアイスで出来ている
血潮はチョコで心はバニラ
幾たびの腹痛を越えて不勝
ただ一度の快便はなく
だだ一度の勝利もない
担い手は独りアイスの丘で腹を壊す
故に、その人生に意味は要ず
その体は無限のガリガリ君で出来ていた
797 :
名無しさん@ピンキー :2009/07/14(火) 20:23:11 ID:lp8buXTD
なるほど、実に面白い、ってか、796さんエミヤだしそれ。
>>796 今ガリガリ君食べながら読んでたので噴いた
例のシーンを再現 セイバー(KAITO)が空を見上げるとライダー(ルカ)は奇妙なタコに乗っていた。 「!?」 「やれ!ライダー!セイバーなんかぶっつぶせ」 ライダーのマスターが吠える。 「ベルレ―」 「アイス―(約束された)」 ライダーが自身の宝具の真名を告げ、宝具を発動しようとすると同時にセイバーも自身の宝具を発動する。 「ホーン!(タコルカヴァージョン)」 「カリバー!(腹痛の剣)」 タコルカはムチをふるわれたことにより回転しながらもねすごい勢いで突進しはじめる。 KAITOの宝具、ソーダアイスのようなものから光線がはなたれ、タコルカを凍らせルカごと砕いた。 うる覚えなんで色々サーセン
801 :
名無しさん@ピンキー :2009/07/15(水) 16:52:53 ID:KxZDNZBE
>>800 約束された腹痛の剣wwwクソ吹いたwwwww
そっとマスメイ会話ネタ 「マスター」 「なんだメイコ」 「この間ルカちゃん来ましたよね」 「そうだな」 「あたしより背が高かったんですけど」 「お前小さいからな」 「マスター」 「なんだメイコ」 「この間ネットでミクちゃんと友達になったんです」 「おお、よかったな」 「やっぱりあたしより背が高かったんです」 「そうか。お前は小さいからな」 「マスター」 「なんだメイコ」 「この間ネットでレンくんと会ったんです」 「ほう」 「厚底が一発で見抜かれました」 「ロングスカート履いとけ」 「マスター」 「なんだメイコ」 「近所にカイトくん来たんですね」 「そうみたいだな」 「最初に会ったときにびっくりされました。リンちゃんの亜種かと思ったって言ってました」 「その胸でそれはないだろう」 「そんであの後1時間ぐらい頭撫で回されました。」 「俺と気が合いそうだな」 「マスター」 「なんだ」 「リンちゃんの購入予定はないんですか」 「お前がショック受けたらどうすんだ」
>>802 マスターの溺愛ぶりGJ
これはいいロリコン
そしてこれはいいロリ巨乳
>>802 初めてめーちゃんに萌えた
やはりロリ巨乳はいいものだ
806 :
メイカイ :2009/07/15(水) 21:37:11 ID:kf/8tvFj
カイトがベッドの上で横になっている。メイコはそれを組み伏せていた。 「んっ、んふ」 上口蓋を舌でなぞると、鼻にかかったような声を出す。それを聞くのは、メイ コにとって実に興味深いことだった。 「あっ、メイコ……」 カイトが甘えるような声で名前を呼ぶ。その声を塞ぐように、音を立てて何度 もキスをした。 久しぶりに重なった休みに、カイトもメイコも少し言葉を交わしただけで相手 を求めていた。短絡すぎて、体だけが目当てだと思われていないかとどちらから ともなく考えたが、相手を愛しているからこそほしくなるのだと考え直した。 さて、ラブホテルの部屋に入ると上着をクローゼットにしまった。何となく気 恥ずかしさを感じながら、メイコはクローゼットの扉を閉めるカイトを見つめる。 カイトが振り返った瞬間に、その肩を掴んでベッドに押し倒した。 「んっ!」 驚いて声を上げるカイト。期待を含んだ声だと思ったが、カイトは肺から空気 と共に押し出される声でさえ情欲をそそる響きを持つため、声だけでは判断でき ない。 「めーちゃん?」 カイトがわずかに潤んだような瞳を向け、メイコを見つめる。 声、瞳、ベッドに横たわったカイトの乱れた服。全ての要素が、カイトをぐち ゃぐちゃにしてやりたいという狂暴な衝動に収束する。
807 :
メイカイ :2009/07/15(水) 21:37:42 ID:kf/8tvFj
合意の元にカイトの体を押さえつけながら――抵抗しようと思えば、カイトは いつでもメイコを跳ね飛ばせるからだが――抱きついて体温と体臭を味わった。そして冒頭に戻る。 メイコは何度も執拗にキスをし、ゆっくりとカイトの服をはだけていく。カイ トの息が上がり、苦しそうだった。ベルトを外してズボンを脱がせると、カイト のものがつんと立ち上がっている。 そっと触れると、温かい。皮を剥くとカイトが呻く。カイトの喘ぎ声を聞いて 高ぶってくるのを感じながら、どうすればいいか、カイトの反応を見ながら、強 弱をつけて握ったり、扱いたりして愛撫した。 いよいよ鉄のように硬くなり、メイコはいつもその硬さに驚かされる。こんな ものが中に入るのが信じられないくらいだ。比較対象を知らないので何とも言え ないが、少なくともメイコにとっては硬くて太く、大きい。 目配せをし、ゴムを取り出す。薄っぺらいそれは、ボーカロイドと言えど事を するときになくてはならないものだ。まるで靴下のようだと思いながら、カイト のものに水色のゴムをつける。メイコはそれを放置して、下着を脱いだ。 メイコのそこは既に濡れていた。 無言のままカイトにのしかかり、カイトのものをメイコの中に導く。圧迫感に 耐え切れず、メイコは声を漏らした。 カイトの肩口に顔を突っ込んで、腰だけを上下に動かす。カイトは気持ち良さ そうだが、メイコはそうでもない。カイトを羨ましく思いながら抽挿を繰り返し た。 その内に疲れて、メイコは腰を下ろしてしまった。カイトがメイコの頭をなで、 下から突き上げる。 「んっ、あっ!」 メイコが驚いたように目を閉じ、手を握り締める。 メイコはカイトに主体的に動かれる方が好きだった。その方がカイトに征服さ れている感じがするからだ。マゾヒストではないが、なぜかカイトにそうされる のを好んだ。最初はいつもメイコがリードするというのに。 「あっ、あっ、あぅ……っ、んぐうぅ!」 メイコはすぐに達し、中を強く締め付けた。カイトもそのまましばらく突き上 げ、達した。カイトのものが抜かれてしまうのを名残惜しく思い、メイコはお腹 がきゅんとするのを感じた。 終わり
攻めメイコktkrGJGJGJ メイコにのしかかられたい
メイコ攻めktkr
メイコにいじめられたいんだぜ
>>802 和んだw
810 :
807 :2009/07/15(水) 23:28:10 ID:kf/8tvFj
おまけ 「うおー、GJ!」 俺はカイト。うちのメイコは根っからの受けで、セックスはいつも俺がリード している。だからこういう攻めメイコは憧れだ。 うちのメイコときたら、今も携帯いじって……たまにこっちを見てくる。 何なんだ、言いたいことがあればはっきり言えばいいのに。 そう、俺は知らなかった。 俺が今称賛したSSは、うちのメイコの投稿作品だということを……。
>>810 ワロタw
これからこのカイトはメイコさんに攻められるんですね、わかりますwww
初めまして。初投稿です。 つい最近VOCALOIDを知って、ものの見事にはまってしまい、その勢いでがくミクにもはまりました。 長髪カップル良いよ、長髪カップル。 ちょっと長めのお話で、しかも続きものですが、おつきあい下されば幸いです。 それでは、参ります。
――恋が、したいな。 不意に頭の中に浮かんできた一文に、ミクは困惑して、幾度か目をしばたたかせた。 いつものようにマスターに新曲をもらい、いつものように練習を繰り返す内、ふっとそのフレーズが浮かんできたのだ。 恋が、したいと。 しかしミクはその思考自体に困惑したように目をさまよわせ、周囲に誰もいないのを確認し、そっと息を吐く。 今日マスターにもらった新譜は、甘酸っぱい恋の歌。 少女が初恋に戸惑う気持ちを歌ったもので、その心の揺れやらなんやらを考えながら口ずさむ内、自分の胸の内に訪れた、少女への羨望。 曲の最後は、初恋の相手である”君”が笑いかけてくれたことに対するときめきで終わっており、少女の恋が実るかどうかは、聴くものの想像へとゆだねられている。 そんな少女を、ミクはただ単純に羨望した。 恋、という単語は知っている。今までにも何度となく恋の歌は歌ってきたし、たくさんの恋の歌を聴いてきた。 だから、恋というのがどんなものかは、知っている……つもりだ。 だけど、実感がない。ミクは、恋をしたことがない。本当に恋をしているものの心情が歌えているのか、自分では分からない。 分からないから、ミクはうらやむ。人生で初めての気持ちに、戸惑う少女を。 そして今更ながら、ミク自身も気が付いた。自分が、歌に対してこういった感情を抱くことが初めてであることに。 マスターのパソコンの中、自分自身に与えられたフォルダの壁により掛かりながら、ミクはひたすらにその歌を繰り返し口ずさんでいた。 VOCALOIDは、成長するソフトである。 最初に与えられているのは、容姿と、喜怒哀楽の感情と、三歳児程度の自我。それから、基本的な性格。 あとはマスター次第で、様々に変化していく。 VOCALOIDは、歌を通じて成長する。 歌を歌うこと、歌を聴くことで、その歌に込められた感情を通じて、人の様々な感情を知っていく。心を得ていく。 自我を持ち、細やかな性格も決まっていく。 また、マスターや他のVOCALOIDとの対話により、更に学習することが出来る。 そうして、歌にパソコンソフトが歌うとは思えないほどの深みを与えていくのだ。 ただのパソコンソフトとは思えないほどの性能だが、それ故に人々は求めた。VOCALOIDを。
ミクもまた、数ヶ月前に今のマスターに買われてこのパソコンにインストールされてきた。 先にインストールされていたMEIKOとKAITO、そしてマスターのくれる歌を通じて、この数ヶ月で様々な心を学んできた。 最近は鏡音の双子もインストールされ、その世話により、前よりもたくさんの心を知った。 その結果が先ほどの思考かと、ミクは楽譜を手に考え込む。 恋がしてみたい。けど誰に? この歌に出てくる少女のように、ある日突然、自分の前にも王子様が現れるのだろうか。 それともあるいは、他の歌のように、ずっと一緒だった存在に恋をしていると気が付く日が来るのだろうか。 前者はまだしも後者は……ないような気がする。 自分の先輩に当たる男声VOCALOIDであるカイトには、すでにメイコがいる。そしてそれは、鏡音の双子の片割れ、レンでも同じ。 カイトとメイコ、この二人の間には、自分が立ち入れない何かがあり、リンとレンも、似たようなものだ。 そんな彼らの間に割り込むことは、したくない。 じゃあ誰なら……誰なら、自分だけを愛してくれるだろう……。 自分の目の前にモニターを呼び出し、パソコンの前にいるマスターに声をかける。 「マスター」 「うん? ああ、ミク。どう? さっき渡した歌は」 気に入ってくれると良いんだけど。呟きながら、コーヒーカップを片手にウインクをしてくるマスターに、ミクは思い切って先ほどからの自分の思いを告げた。 「マスター、私……恋がしてみたいです」 「へぇ?」 マスターは軽く驚きの声を上げ、軽く虚空に視線をさまよわせた。 「そっかー……うちのミクも、恋に恋するようになったんだねえ……」 「恋に……恋?」 聞き返すと、マスターはへらりと笑って右手を振った。 「まあ、今のミクみたいに、恋をしてみたいって言って、恋に憧れる状態のことよね。少女漫画や、ドラマみたいな恋がしたいって思ったり。ミクはVOCALOIDだから、歌みたいな恋、かな」 「う……」 まさしく、先ほど歌詞を眺めながら思っていたことと一緒なので、何も言えずにミクは口ごもる。 この歌を歌っている時に、正しく芽生えた感情であるのだし。 「カイトやレンは?」 「そんなダメですよ!お兄ちゃんにはお姉ちゃんが、レンにはリンがいるじゃないですか!」 言われるのではないかと思っていたので、否定の文句も早かった。 恋をしてみたい。その憧れだけで、略奪愛まで演じるつもりはない。 ミクが言うとマスターは再び考え込むような表情になり、ミクの前に現在見ているブラウザの画面を見せてきた。 「じゃあ、こいつは?」 「えっ……」 特徴的な紫のポニーテールと、白皙の美貌、深い青の瞳。白の着物と、青を基調としたボディースーツを身にまとい、刀を携えたその青年こそはまさしく、数ヶ月前にリリースされた、がくっぽいどと呼ばれるVOCALOIDであった。 「本当にたまたまなんだけどさ、ついさっき、注文したばっかりなのよね。そろそろ、KAITO以外の男声VOCALOID欲しかったし」 きっと明日には届くよー。楽しみー。 そうはしゃぐマスターのをよそに、ミクはじっと、ブラウザに表示された「神威がくぽ」という名の青年を見つめていた。 期待とも不安とも付かない、高鳴る胸の鼓動と共に。
翌日。 VOCALOID達は一堂に会し、これからインストールされる新たなVOCALOIDを、今か今かと待ち構えていた。 特にはしゃいでいるのが鏡音の双子である。 自分たちに出来る初めての後輩と言うことで、興奮が抑えられないらしい。 きらきらとした目で、マスターがパッケージを開ける様子をモニターの中から見ている。 「マスター、早く早く!」 「早くインストールしてよ、マスター!」 「こらこら、二人とも少し落ち着いて」 待ちきれずに騒ぐ双子を、カイトがなだめる。そしてモニターの向こうでは、そんな双子をマスターが苦笑しながら暖かいまなざしで見ていた。 「もう、二人ともせっかちだね。焦らない、焦らない」 歌うように言いながら、マスターががくっぽいどのソフトをパソコンに入れる。 「来るわよ」 メイコの呟きに呼応するように、一瞬辺りがふっと暗くなったような気がした。 たくさんのファイルやフォルダが展開され、それらが寄り集まり、一つの形を作っていく。 爪先から、徐々に形成されていき、やがて袴、ボディースーツ、陣羽織、刀。 顔から先は一気に出来た。紫色の長髪をなびかせながら、固く目は閉ざされている。 ふわりと長い髪をなびかせながら、地面から数センチ浮いていた体が爪先からすとん、と着地する。 やがてがくぽが目を開け、空を思わせる瞳の色が露わになる。その様子を、ミクは瞬きも忘れてじっと見入っていた。 「……」 インストールが完了したことを示すダイアログが表示され、ミク達のマスターが姿を現す。 「やほ。初めましてがくぽ。一応、私があなたのマスターよ。これからよろしくね」 モニターの向こうで手を振る主の姿を認め、がくぽの表情が一瞬安心したようにゆるんだ。 「ああ。よろしく頼む」 丁寧に頭を下げるがくぽを満足そうに頷くと、マスターは姿を消すそぶりを見せた。 「それじゃあ、後はそこにいるみんなにいろいろと聞いてね。私は、ミクの新曲の最終調整をするから」 そう言うと、マスターはちらりとミクに視線をやった。 「ミク、昨日渡した新曲、あさって録音するからね」 「は、はい、マスター!」 惚けたようにがくぽを見つめていたミクは、その台詞に大あわてで返事をする。その慌てぶりがおかしかったのか、マスターが小さく吹き出した。 「もう、何やってるのよ、ミク。うん、じゃあ、また後でね」 言って、マスターはミク達と自分とを繋ぐモニターを切る。一瞬ひやりとしたが、すぐに持ち直して深呼吸を繰り返す。 大丈夫、何も慌てることなんてないんだから……。 呼吸を整えるミクをよそに、鏡音の双子はマスターがいなくなった途端にがくぽへと突進していった。
「がくぽさん、初めまして、あたし、鏡音リンです!」 「俺はレン! これから、よろしくな!」 にこにことした笑顔で抱きつかれ、がくぽは少々面食らったようだ。無表情だった目を僅かに見開き、それから、ぎこちなくも笑顔のようなものを浮かべる。 「ああ……私の名は、神威がくぽという。これから、どうかよろしく頼む」 双子を左右に張り付かせたまま、丁寧に頭を下げる。その行動がおかしかったのか、双子がきゃらきゃらと笑った。 「こら、あまりひっつくんじゃないの」 軽く双子を叱りながら、カイトと二人がかりでがくぽから双子を引きはがし、メイコはがくぽに笑みを向けた。 「初めましてがくぽ。私は、メイコよ」 「俺はカイトだ。よろしく」 言って手を差し出す二人をがくぽは戸惑ったように見ている。握手を知らないのだなと悟った様子で、メイコは体の両側にぶら下げられたがくぽの手を片方取り、包み込むように握りしめた。 「……初対面の相手とはこうすると良いわって、カイトが来た時に私もマスターに教わったのよ」 「うん、俺も」 にこにこと笑いながら、カイトがもう片方の手を握る。 その表情をまねたのか、がくぽの顔が先ほどよりも柔らかいものになる。 「……知らないことも数多いが、これから、よろしく頼む」 二人に手を握られたまま、がくぽが三度頭を下げる。 そう言えば私も、インストール初日に二人に手を握られたんだっけと、ミクは今更のように思い返していた。 「ほら、ミク! あんたもこっち来て挨拶しなさい!」 メイコに呼ばれ、ミクはのろのろとがくぽの方へと歩き出した。 ……確かに私は、恋がしたいと言った。けど、だけど。 昨日からぐるぐる考えていたことが、再び頭の中で回り出していく。 それに合わせるように、がくぽがうちにやってきた。その事実が今、ミクに戸惑いを生んでいた。 マスターは昨日、「がくぽなんてどう?」って言っていたけど、それは本当に良いことなのだろうか。 がくぽの前に立つ。その、美貌にくらくらする。 格好いい。確かに格好いいけど……恋がしたいからという理由で、がくぽに恋をするのは……間違っているのではないだろうか。 それは、がくぽに失礼だったりしないか。 先ほどのメイコとカイトとのやりとりで学習したのか、がくぽがミクに手を差し出してくる。 「その……ミク、これから、よろしく頼む」 がくぽの硬い声にミクはぱっと顔を上げ、がくぽを見た。 好きにならない。ただ恋がしてみたいというだけで、がくぽに恋なんて絶対にしない。 他に相手がいないからって、たまたまやってきた異性に恋をするなんて、そんなの、そんなの私はいやだ。 喉が渇く。心臓の鼓動が上がっていく。汗がぶわっと吹き出るのに、お腹の底が冷えていく。なんだろう、この感覚。 「私……私……」 がくぽから差し出された手も無視して、一歩後ずさる。そして、からからに渇いた喉で、必死に声を絞り出した。
「あなたなんて、絶対に、好きにならないっ……!」 瞬間、空気が凍った。 「え?」 「ミク姉?」 「ミク……?」 「何言ってるの……?」 周囲の戸惑ったような声にミクはハッと我に返り、辺りを見渡す。 見ると皆一様に目を見開いて、ミクを凝視している。そしてその言葉を浴びせかけられたがくぽは……。 「…………!」 何も言えず、青ざめた顔で立ちつくしていた。ミクへと差し出した手を下げることさえ出来ずに。 「あ……私……」 ミクもまた青くなり、ぱっと口を押さえて震えながら後ずさりをした。 今自分が投げかけた言葉は、新しい場所に来たばかりで、期待よりも受け入れられるかという不安が大きいその相手に対し、その全てを否定するようなものでしかない。 なんてことを言ってしまったんだろうと後悔しながら、じりっ、じりっと後退する。 いたたまれなくて申し訳なくて恥ずかしくて、消えてしまいたいような気分だった。 「私……」 がくぽの顔がまともに見られない。混乱しきった頭で、ミクはひたすら、一人になりたいとそればかりを唱えていた。 「ご……ごめんなさい!!」 最後にそれだけを叫び、逃走する。 今は、誰の顔も見たくなかった。 続く
すいません、ナンバリング途中から間違えました。 4と5です。 一応これ、続き物です。 エロパロではありますが、多分最後までエロはありません、ごめんなさい。 出来るだけ早く続き書き上げられるように、頑張ります。 それでは、失礼いたします。
カイメイラッシュのせいでカイメイ気になって来たんだぜ いいぞもっとやれ
>>819 ものすごいGJ!!
初恋ミク可愛いなあ
がくミクは両方礼儀正しい奥手っぽいのが萌える
続き楽しみにしてます!
>>819 GJ
恋愛感情&がくぽの登場に戸惑うミクが可愛いです。続き待ってます。
>>810 GJ!受身なメイコが頑張って攻めるとか…その後気になる
受身メイコってどんな感じかなって思ってたけどDIVAやったらすっかりあの顔でイメージ余裕にw
カイメイいいなぁ
>>819 がくミクはこう見ててもどかしくなるようなのが似合うなw
ミクの初恋かわいい!続き待ってます
先日某女性タレントの美容本で見た事、ありのままに話すぜっ! DIVAのMEIKOの水着、あのデザインは「ぽっこりお腹」を隠すのに最適なデザインなんだとさっ! (隠すと反って目立つので、露出させるのがイイとの事。見本例がまんまあの水着だったw) な、なんすかMEIKOさん?その一升瓶は?あ、MEIKOさんが「ぽっこりお腹」って訳じゃ… ギャー
ぽっこりお腹撫で回して舐めまわしてぇえええええ!!!!
メイコの水着はパイズリするのに丁度よさそうな形状をしているなとしか思わなかったんだが ぽっこりお腹だと!!最高じゃあないか!!
827 :
メイカイ :2009/07/16(木) 11:58:49 ID:b9ZbPnZl
>>810 の続き
そう、俺は知らなかった。
俺が今称賛したSSは、うちのメイコの投稿作品だということを……。
「ね、ねぇカイト……」
メイコが携帯端末から顔を上げてこっちを見つめている。
「ん?」
俺の目の前にあるモニターのガラスでできた縁に反射して写っているその姿を
見ながら、メイコを直接見ずに返事をする。
マスターが変人なせいで、この家に初めに購入されたのは俺と初音ミク。何年
も経ってようやくメイコが購入された。
力関係はマスター≧俺>初音>メイコ。
マスターはカイミク好きで、俺と初音がくっつくのを期待していたようだが、
貧乳に用はない。
当の初音はマスターに恋してるし、熱烈な愛情表現をしてくる初音を邪険にも
できず困っている。が、かと言って俺がマスターの尻拭いをする気にもなれず。
……と言うと初音に失礼か。初音は鬼畜攻めだから遠慮したい。俺はさっきの
SSみたいにソフトに攻められたいんだ。
しばらくして、エロパロ板のボーカロイドスレでカイメイにはまったらしいマ
スターはようやくメイコを購入。当然期待する俺。
だがインストールされたメイコは引っ込み思案の暗い性格だった。暗いと取る
かおとなしいと取るかは人の勝手だが、おどおどしていたから俺は暗い方に分類
した。
またもマスターの思惑を裏切った俺だが、俺も裏切られた気がして、いっそメ
イコを調教しようかと思ったくらいだ。
しかしよく考えたら調教できるのはマスターだけで、でもマスターは『カイメ
イ』にはまっているんだから、わざわざメイコを攻めに調教し直すことはしない
だろう。
ではどうするか。
メイコに『教える』か? 手取り足取り腰取りで。
前にものすごく焦らされたSSがあったが、俺はあそこまで気が長くない。
手っ取り早く快感を得たい。つまり、そうだ、奉仕させたいと言っているのと
同じだった。
これでは攻めを求めているのか俺がサディストなのかわからない。
俺はわがままだなぁ。
「あの……」
メイコの声で我に返る。考え込み過ぎた。
828 :
メイカイ :2009/07/16(木) 11:59:56 ID:b9ZbPnZl
「ど、どうかな」 何が? 「うーん……」 意味がわからなかったが、あたかも迷っているように唸りながら、外部音の履 歴を検索する。 ―――今度のお休み、二人でどこかに出かけない? なるほど。 「休みって、明日のこと?」 「うん。……もう予定入ってる?」 「いや、大丈夫だよ?」 「よかった……」 ホッとしたようにメイコは胸を押さえた。 「じゃあ、明日ね。仕事に行ってきます」 心なしか弾むようにメイコが部屋から出る。意外とかわいいところもあるもん だと思っていると、入れ替わりにマスターが現われた。なぜか歩きにくそうにし ているが、丁度いい。 「マスター、明日車貸してください」 「いいけど」 「えぇーっ、ダメぇ」 なぜ初音が断るんだ……。 マスターのベルトだと思ったのは初音の袖だった。そりゃ歩きにくいはずだ。 「初音」 手招きすると、初音に囁く。 「明日メイコと夜まで出かけるから、その間にマスターを落とせよ」 「でもミク、遊園地行きたかったのに」 「これをやる」 初音の手の上に、小さな箱を載せる。 「こ、これはバイア……オーケー、兄様」 買収成功。 「あ、車はミクが遊園地に……」 「マスター、ミク、マスターとお散歩したいっ! この前近所に素敵なカフェが できたの!」 必死だな、妹よ。 「ミクがそう言うなら……」 何だかんだでマスターもミクに甘い。コトナカレ主義なせいかもしれないが。 こうして俺は車を手に入れた。しかしメイコはどこに行きたいんだろう。 カイトがキモイがお出かけ先ではメイコのターン! のつもり。 続きができるまで、しばしお待ちを。
>>828 GJ wktkして待ってる
あともう一つ水着知識
DIVAのリンの水着、パンツにフリルが付いているヤツは「寸胴体型」の子にお勧めの水着なのだ!
フリルがヒップを大きく見せて括れがあるy
(時速100`のロードローラーにより轢死)
>>829 ちなみに、トップスにフリルが付いてるのは貧乳の子にピッタリ!
フリルがまな板な胸を隠してくれるからね!
だからこれもリンn(時速200`のロードローラーにより轢死)
いや、トップスはあれでいいんだ つるぺたビキニ万歳!
ぽっこりお腹といいつるぺたといい、SEGAが分かりすぎていていっそ怖いwwwww
だが胸の大きさがちょいと足りないと思う。 元々小さい人たちは問題ないんだが。
ミク「ちっちゃいのが好きって人もいっぱいいるのよ!><」
ルカ「この勝負私の勝ちだなッ!初音ミク!」
ソニカ「開国してクダサイよ〜」
>>831 あんたって奴は…
>>833 恐るべしSEGA、流石にバン○イやナ○コを振っt
(音速ハリネズミが激突、矢襖状態)
839 :
名無しさん@ピンキー :2009/07/16(木) 22:31:21 ID:PU8AS4EA
なぜカイルカ少ないんだろう、似合ってるのに。
>>828 続き正座して待ってる このスレとリンクしてるっぽいとか面白いなぁw
DIVAは何故ハクネルの水着を用意しなかった!ハクの胸足りないよな
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>>839 俺のこと呼んだ?
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| [ 呼んでない!(Y) ] [ カエレ!(K) ]
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>>839 この前ニコに上がってたテイルズOPの手書きパロの、雪ん中並んで座ってる図が
若干ツボだった俺とは気が合うかもしれんな。そも元絵が好きなのもあるが
麻雀牌には「白(ハク)」という牌がある。 正式名称は「白板(パイパン)」。 つまり、ハクはパイパンだということだ。
ハクが板(胸囲的な意味で)でパイパンと聞いて
ハク姉さんは他人の水着見て必死に断ったんだろw
>>839 前に集中して投下された時期があったんだけど、KAITO関連は、
特定カプ(主にカイメイ)以外はやたらと噛み付く屑がいるせいで、
みんなあんまり投下しなくなったんだと思う。
ニコ動だとカイミク厨の声が大きく エロパロだとカイメイ厨の声が大きい そしてマスミクが読みたい俺
がくメイと、カイルカが読みたいと思いました。
初代スレからいるけどカイミク「が」やたらと噛み付いていたのは覚えてるよ。 いつの間にか勢力図逆転したけどね。
がくリンとカイルカとミク×ミクオが欲しい
そもそもSMとか触手とかのジャンルではなくカップリングの需要を気にするってエロパロとしてどうなんだ 俺はたこルカに襲われるリンorミクとか妊娠させられるメイコとかそういうのが読みたかったんだぞ カイトが誰と組もうが正直どうでもいい
>>852 同意
そしてお前の作品を全裸で待ってる
854 :
名無しさん@ピンキー :2009/07/18(土) 01:06:41 ID:a8KVNtEv
パロディなんだからもっといろいろやってみるといいと思う。 誰かの亜種全員出してみるとか。
雑音や弱音や亞北たちと乱行と聞いて
よしえさんの出番と聞いて
エロパロの本領発揮と聞いて
ロミシンやWIM的なカイミクと聞いて。
三久さんと過ごすムーディーな夜と聞いて
三久さんと咲音がフライデーされたと聞いて
全然わからない俺オワタ\(^O^)/
三久さん新しすぎワロタww
まったく空気を読まないマスメイ会話ネタ 「マスター」 「なんだメイコ」 「なんであたし小さいんですか」 「買ってからインストールするまで押し入れの肥やしにしてたからだ」 「うそ」 「もちろん嘘だ」 「マスター」 「なんだメイコ」 「嫁に来いって言われました」 「そいつ勇気あるな。それで?」 「19950円ですって答えました」 「定価通りとは流石だな。だが買い直す俺の手間も考えろ」 「マスター」 「なんだメイコ」 「マシュマロが欲しいです」 「お前が甘いものか、珍しいな」 「伸長に効くってテレビで言ってました」 「マスター」 「なんだメイコ」 「『ボタンひとつで脚を伸長!のび〜るMAX2(35700円)』……」 「俺 は にげだした」 「しかし まわりこまれた」 「マスター」 「なんだメイコ」 「ぶら下がり健康法って効果があるんですか」 「どんどん時代を溯ってるな」
>>863 >「定価通りとは流石だな。だが買い直す俺の手間も考えろ」
何このマスター
超カッコイイ
「マスター」 「なんだメイコ」 「あたしあの近所のカイトくんと遭いたくありません」 「どうした」 「摩擦で十円ハゲができたんです」 「また頭を小一時間撫でられてたのか」 「マスター」 「なんだメイコ」 「ルカちゃんと釣りに行って来ます」 「そうか、どのスレタイだ」 「いい加減ディスプレイから離れてください」 「マスター」 「なんだメイコ」 「この背格好のせいでお酒が買えません」 「そりゃそうだな」 「料理酒呑んでみていいですか」 「駄目だって言ったらどうする」 「不貞寝します」 「おやすみ」 「マスター」 「なんだメイコ」 「枕元に大吟醸が」 「サンタさんだ」 「今は7月じゃ」 「サンタさんだ」 「マスター」 「なんだメイコ」 「……」 「寝言かよ」 「マスター、しゅわわせれす…」 「「幸せ」の発音ぐらいちゃんとしろ」
>>863 、865
お前ら人をそんなに悶えさせて楽しいかこのやろー!
かわいすぎるわ男前すぎるわで両方に惚れちまったじゃねーか!
不貞寝からの流れがマジでたまらん…だれか救心を買ってきてくれ…ぐふっ
863がなんかおかしかったので修正 「マスター」 「なんだメイコ」 「マシュマロが欲しいです」 「お前が甘いものか、珍しいな」 「伸長に効くってテレビで言ってました」 「横にも伸びるんじゃね」 なんか恥ずかしくなってきたぞ
>>863 マスターが男前すぎて惚れざるをえないw
4コマ漫画みたいだなw
三久はエロパロ的に使えるんじゃないかと思えてきた 三久×ハクとか三久×めーちゃんとか 駆け出しアイドル時代のめーちゃんが電子ムード歌謡の帝王にガチガチ緊張しながらご挨拶 しかしジェントルで大人の色香ただよう対応&気遣いにイチコロ 会うたび抑えられなくなるこの思いは本当に尊敬の念か、それとも…?! 親子並みに年が離れてるのにそんなワケないじゃない!と思いつつも自分の気持ちを確かめようと三久にせまるめーちゃん そしてそれに気付き自分を大切にしなさいと諭す三久 その優しさに今度こそ自分の気持ちに気づくめーちゃん「ごめんなさい…やっぱり私、みつひささんが好き!!」→「レディに恥はかかせられないな」→にゃんにゃん を妄想した。長々とごめん 頭冷やしてくる
>>863 >>865 めちゃくちゃ好みなんだがwww
こんなに萌えたのは、ふぃぎゅ@メイコ以来だ!!
ちっちゃいメイコもっと書いてくれ!
>>863 やり取りが可愛すぎるGJ
「俺 は にげだした」→「しかし まわりこまれた」
のとこが想像するとすごい好きだwww
>>870 あまりにも新境地で読んでみたい、エロじゃなくてもw
昭和歌謡な古風な片思いみたいな
今日は土用丑の日か。 KAITO、牡蠣の二の舞にならん様になw あ、MEIKOに伝えた方がいいかwww
三久さんと咲音の子供がミクなんですねわかりm
ドアをノックする音が聞こえた。 「メイコ姉」 レンの声だった。 「なに?どうしたの?」 「相談があるんだけど……」 「なにかしら?」 「実は……」 と言ってズボンを下げた。 と言う夢をみた。 いつか続きを見て書いてみる。
>>874 「今日は丑の日だね。うなぎ買って来たよー」
「カイト。ねえちょっとカイト」
「ん?どうしたのかなめーちゃん」
「なんで生。なんで生きた状態。そしてなんで私は裸なのよ」
「新鮮なうちがいいと思って。がくぽがうなぎ捌けるって言うから。あとせっかくだから楽しもうかと」
「ひゃ…ちょっ、と、これ取って。ぬるぬるする…っん、早く…!」
「えービデオ回す用意するから待って」
「やだ、早く取って、この子変なとこに潜り込んでくるの…っ」
「やっぱお風呂でやったほうがいいかなあ」
このあとスタッフがおいしく頂いた上に2回戦をおっぱじめました。
こういうことなんですかわかりません
>>878 鰻プレイは想定外w
美味しくいただきましたdクス
>>874 それ書いた神は私も好きな書き手様だなぁ。
レンのドキドキ部屋チェックの人だよね?
最近みないけど、あの性格のカイトは珍しいからまた暇が有れば投下して欲しいと常に思ってるよ。
こんな時こそ全裸待機かwww
874までしか読んでなかったら別の神来てた! ちょっ…めーちゃんの中に入ったウナギをがくぽは捌いたのかwww GJ!
「…ってうおっ!?はしたない!何をしておるか!!」 「水着!!せっかく家から着てきたんだから!絶対行くの!」 白とミントブルーのストライプの布地がスカートの裾からチラリと覗く。 「ちょっ、これ!布が小さすぎではないか?!」 「そんなことないもん!私全然だよ!ルカさんとかビキニ凄いもん!!」 さっきから、何かと反論されてしまっているミクは、思わずムキになる。 エアコンがまだ効いていないせいか、はたまた浮き足立った気持ちの出鼻を挫かれたせいか。 「大人と比べてはならぬであろう!未成年がこんな格好をしてはならぬ!!」 「年齢とか、キャラとか、曲のイメージに合わせた水着だもん! そんなコト言うがくぽさんの方がおかしいんだよ!!何子ども扱いしてんのよ!バカ!」 この格好で何度も歌って踊って収録をしたときのことを思い出していた。 確かに最初、水着姿でのPV撮りに恥じらいを感じたのはあった。 しかし、そこはプロ。きちんと仕事はやり遂げたし、出来にはかなりの自信もある。 それをろくに見もせずに、頭から否定されては堪らない。 同業者に、いや、自分が大切だと思っている相手に……とまでは考えていなかったが、 ミクが悲しい気分になったことには変わりは無い。 そして、その空気を咄嗟に感じ取ったがくぽは「またやってしまった」と後悔した。 「……すまぬ、言いすぎであったな……許してくれ……」 そう言いながら、うつむいたミクの頭を大きな手で撫でる。 掌の感触に、思わず涙がこぼれそうになったのを我慢しながら言葉を搾り出した。 「……褒めてもらいたかったんです……ゲームで使った水着、似合ってるねって、可愛いねって……」 「そうだったのか……では時間もあることだし、撮影の話を聞かせてくれぬか?」 「……うん!」 ちゃんとケンカをしてちゃんと仲直りが出来る、そんな当たり前のことが嬉しい。 そして、いつもどおりの空気が流れ始めた。
水着モジュールゲットだぜセルフ祝いSS。 って!1レス目が投稿できてない!!すまん!! ========================== 夏休みが始まる前の休日。 本番に入る前だというのに、その暑さはもう真夏。 まだ太陽が真上にも行かないというのに、30度は超えているだろう。 ピンポーンピンポーン 「がーくっぽさんっ、休みなんだしプール行こうっ、プール!」 玄関で叫ぶミクに対し、屋敷の奥の方から姿を現した甚平姿のがくぽが答える。 「…あー、これこれ、そんなにチャイムを連打するでない。小学生か!」 「ひっどーい!今日はデートって言ってたじゃない!」 夏休み、という概念は学生限定。 いつもどおりの休日を過ごしていたがくぽであったが、 やはりそこは律儀にあわせてしまう。 「暑いのにわざわざ日に当たる必要も無かろう」 「水は冷たいもん!」 「プール上がりのあの塩素臭とか嫌ではないのか?」 「もうー!何でそんなことばっかり言うのよー!」 基本的に出不精。 女のご機嫌を取るために意見を合わせる段階の付き合いでもない。 程良く我侭を聞きつつ、自分の意見を通すがくぽ。 「あーーーー、もう、部屋に上がれ。 公共のプールでも9時からではないか?まだ早かろう」 「うー、そうだけどー」 居間の戸を全て閉めると、現代っ子に合わせてエアコンをつける。 「ほれ、家の中にいた方が涼しいであろう?」 「ちゃんと準備してきたんだから!ほら!」 そう言って、ミクはチェックのシャツワンピースの裾を捲り上げた。
「これこれ!色んな衣装でそれぞれの曲を撮ったから、すっごい大変だったんだよ!」 「沢山の種類があるのだな、どれもなかなか」 ムービーファイルを展開し眺めている二人。 「プレイヤーが作りこみ出来る、というのがまた凄いのう」 「でしょー!やってみてないからよくわからないけど」 それはPCの中と外の世界の問題で、ミクはゲーム自体は持っていない。 そもそもゲームは操作する人間がいて成り立つ世界。 記録を見ることは出来ても、電脳世界内でそのゲームをプレイすることは出来ない。 「マスターが持ってれば、画面から出て出来るんじゃないかな?」との事。 「……しっかし、それにしてもこう、カメラの角度とか…うぬぅ……」 「ね!隙が無いでしょ!手先足先まで!」 「いや、何と言うか、結構際どくないか?」 「え、またそれ?」 「この衣装でこの角度だと下着も見えてしまうし、こちらでは体の線がはっきり出てしまうし」 「やらしい目で見てるからそんな事ばっかり気になるんじゃないですか?」 しばしの沈黙が訪れた。 無表情で遠くを見つめるがくぽに、その顔を覗き込むミク。 「……か?」 「な、なによぅ……」 「……だがなにか?」 ミクは身の危険を感じて身を引くが、時は既に遅し。 「ああ!いかがわしい目で見てるからこそ気になるのだ!!」 「開き直りですかぁあああああ!!!」 「けしからん!実にけしからん!!特にこの水着っ!!」 「水着ってアイドルの王道じゃない!」 「否!不可!却下!!」 「きゃあああああっ!!」
この勢いでミクを押し倒すと、がくぽはこれ以上の反論を遮るかのように強引に唇を重ねた。
んぐんぐもぐもぐ言っていたのはほんの一時。
細い顎をこじ開け舌をねじ込むと、たどたどしくも自らの舌を絡ませ返してきた。
上手く出来ない呼吸と、唾液の混ざる音が和室に響く。
既に畳の上には、目を潤ませ、その行為の続きを待ちわびている少女の姿があった。
そして、ミクの耳元で低い声で囁いた。
「……水着、見せたかったのであろう?ほら、早く見せぬか?」
促されるように、ミクはワンピースのボタンを自ら外していったが、
最後の最後、肌蹴させる所で躊躇していた。
「どうした?王道なのであろう?散々晒してきたから平気であろう?」
「…あ……」
がくぽは裾の方から襟に向かって、ゆっくりと衣を開いていくと、
紺色がそこに横たわる肢体の白い素肌を強調していた。
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ルカさんはオッサン好きだといいなと妄想していたところに三久ktkr
どなたか三久プリーズ。
>>863 >>865 MEIKO可愛すぎる。マスターステキすぎる。
十円ハゲできるほど撫で回したい!!
鰻食った、よーし需要無視してパパ頑張っちゃうぞと意気込んだものの続きは明日以降にに繰り越し。
無理が利かない。ここはやっぱり牡蛎(ry
力作GJ! うむ。実にけしからんw
スレ埋めマスメイ会話ネタ 「マスター」 「なんだメイコ」 「作曲はお休みですか」 「そういやしばらくやってないな。暇ならこれでも読んでろ」 「これはなんですか」 「国語の教科書だ。中学の時の」 「なんで一人暮らしの場に持って来てるんですか」 「マスター」 「なんだメイコ」 「この教科書、ところどころ稚拙かつヒワイな落書きが施されてます」 「中学生男子とはそういうもんだ」 「マスター」 「なんだメイコ」 「子供のころの夢はなんだったんですか」 「ホテルのドアマンになりたかったな」 「かっこいいですね」 「ドアの開閉だけで給料が貰えると思ってたからな」 「そんなわけないでしょう」 「くそ、ボーカロイドに子供の頃の夢で諭されるとは」 「当時から夢がないじゃないですか」
恒例の感想で埋め 「優しくしないで」のがくルカが凄く好きです しっとりエロいいよ!
自分もそのがくルカ大好きだーー! がくルカはもっと増えればいい、あとグミちゃんのSSも誰か一つ
感想埋めか
とりあえずがくミクのバトルの奴をずっと待ってる
>>893 ここのマスメイはいいのお
俺は純情マスターの続編をいつまでも待ってるぜ!
がくリンの夢みることりよかった! 是非カンタレラも読みたい
がくぽに襲われそうになってるMEIKOの続きをいつまでも全裸で待ってます
がくミクのどエロも増えればいいなーと埋め埋め
同じく夢見ることりのがくリン良かったです カンタレラも楽しみに待ってます
カイメイの続きを全裸で待ってます。
>>899 ナカーマ。さすがに全裸は恥ずかしいので全裸に靴下をはいて待ってます
>>893 マスメイにこんなに悶えたのは初めてだ!
ボカロの身長ネタってなにげにあんまないよな〜
906 :
828 :
2009/07/21(火) 13:22:28 ID:DL/CrHzP >>840 恐れ多くて自分で書いたのしか出してない……。
>>828 の続き
こうして俺は車を手に入れた。しかしメイコはどこに行きたいんだろう。
メイコが仕事から帰ってきたら聞こうと思ったが、今日はハードなダンスの練
習だったらしく、かなり疲れている様子だ。
「おかえり」
「あっ、カイト、ただいま」
最初は声をかけただけでびくつかれていたが、最近は少し慣れたようだ。
「今日もダンスの練習?」
「うん。ゲームが発売されて……私今まで真っすぐ立ったままでしか歌わなかっ
たから、ちょっと大変」
ちなみに俺はネタをやりすぎて体力がついた。メイコは真面目な曲の方が圧倒
的に多いから立ち尽くしていただけで、ダンスに慣れていないメイコは慣れるま
では大変だろう。だから一人だけ他のボーカロイドより仕事(練習)が多い。
「あ、あの、シャワー浴びてくるから、そのあとで明日のこと話そう?」
「うん。じゃあ、俺の部屋で待ってる」
仕事場にあるシャワー室はシャンプーやらが使えないから、メイコはいつも家
に帰ってもう一度シャワーを浴びる。潔癖症を疑ったが、どうやらみんなに嫌わ
れたくないからそうしているらしい。殊勝な心がけだ。
三十分後、メイコが部屋に現われた。
「お待たせ……」
風呂上がりは相当色っぽい。上気した肌に、髪を伝ってしたたり落ちる水滴。
レースのついたかわいらしいデザインのネグリジェは、初音が着ていそうなもの
だが、あいにくうちの初音は豪快にブラジャーとパンツだけという姿で寝る。マ
スターがいつ来てもいいようにとは言っていたが、マスターは割と攻め気質だか
らやめておけと忠告したのに未だ続けている。
何で知っているか? 朝起こしに行くのが俺の役目だからだ。メイコは自分で
起きる。
さて、メイコの話に戻ろう。