コードギアス 反逆のルルーシュ エロstage14
>>1乙!
今度こそ埋められないようにな…
小説も書いてるところなのに
前にも荒らしが出現してたな
絶望した!
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
という意味不明の文字列で前のギアスのエロパロ関連のスレッドが荒らされたことに8192%絶望した!
いちいちコテで愚痴るなよ。黙っててくれ
BL専用の板がしたらばに立ってるよ。
ただ、ここの大多数が嫌ってるロスカラ限定だけど。
BLはヨソでやってくれ。
ここは普通のエロだけにしてほしいよ。
>>7 削除依頼出してこいよ
そこ全年齢の板なのに何考えてんだ?
荒らされたりした時のために避難所は欲しいと思うが、
したらばのキャラ板(全年齢)に立てるのは正直どうだろう…
よかったらしたらばに避難所つくろうか?
おけ。じゃあちょっと待っててくれ
おおーサンクス。どうする?しばらくそっちで投下とかする?
あくまで避難所だから基本こっちに投下で良いんじゃないか
こっちが荒されたりしたらしたらばに行くとか
>>7 消せよ。これ以上ここに荒れる要因を持ち込むなヴォケが
いつの間にか埋まってた…
>>1>>18乙!
前スレ見て思ったんだけど、受けっぽくないキャラで受けやるとしたら相手とかシチュとかどんなんがいいんだろ?
ミレイさんとか咲世子さんとかノネットさんとか
ノネットさんはどちらかと言うとロスカラ寄りだから難しいかもしれんが
ここでロスカラとか言うとまた荒れるぞ。もうちょっと考えてくれ
>>25 すまん
でも何で荒れるんだ?と思う
主人公が自分(プレイヤー)の分身みたいな扱いだけに問題が生じるとかか?
その辺がよく判らんだけに不適切な発言をしてしまい済まない
おおかたライに嫉妬してるルルオタがファビョッてんだろw
キャラスレ避難所の方のスレ削除依頼出しといたよ。
今見たらもう消されてたので報告しとくわ。
しかし普通全年齢ってわかりそうなもんだけどなんで立てるかなあ。
>>28 乙。つーか立てた奴は何を考えてんのかね。常識もわからんバカか、はたまたわざと波風を立てて
荒らそうとしてるクズか。ホントろくでもねえな。
その話はこの辺で止めといた方がいいだろ
もう削除されてるんだし、別に立ってる訳だし、いい加減しつこすぎる
それよりはエロ関連の話題とかネタ提供とか小説投下の方が建設的じゃね?
だったら何か話題振れよ
こういうやつって自分じゃ何もできないくせに文句だけは一人前なんだよな
ミレイはいざ入れるってなったら乙女になりそうなイメージ。
咲世子はジェレミアかスザクが相手ならなんとかなりそう。
受けのイメージが全く浮ばないといえば、マリアンヌだな。
なんか「はいはい勃起…」のシュナイゼルさえ手玉にとりそうだ。
>>35 シュナイゼル=「はいはい勃起勃起…」が定着してきたなw
前々スレでこれを考えた奴は天才だな
「はいはい勃起勃起…」のシュナイゼル相手に頂上決戦できそうなのといえば、
マリアンヌとネリ様ぐらいか?
他はシュナイゼルが本気出す前にダウンしそうな気が…
あと、前スレに張られてたコラ画像もインパクトが強かったなw
完全にifの話になってしまうけど、結婚が成立したウーたん×天子とか、
天子相手に処女奪わない範囲内で悪戯する大宦官とか、ロロがシャーリー殺さず、レイプする場合の話とかも見てみたい
前スレのアリス×ナナリーや枢機卿ロロといったナイトメア・オブ・ナナリーのエロパロもあったな
今までに無かったから、あれは新しかったしエロかった
漫画版の世界観でエロパロも新しい切り口として見てみたい
新しい職人も来てくれた事だし
ナナナはギアスと認めていいのか?
>>37 いいだろ
俺も投下したいし、読み手もいたし
読みたくなければ読まなければいいだけの話で、前スレではNGワードもあったし
…とはいえ、投下は最終巻発売日の25日以降にした方がいいかな?
ネタバレ回避も含めて
ナナナはいいとしてここで大丈夫か?俺も今別で一本書いてるが、
例の荒らしがなんとかなるまでは避難所に投下しようと思ってるよ
>>39 同意。俺もこのスレはしばらく様子見のほうがいいと思う。投下中に荒らされたらと思うとさ。
>>39の言う通り、当分の間は
>>18の避難所に投下の方がいいかもな
規制も関係ないし、規制かかりやすい所使ってる身としてはそっちの方がいい(ただ、したらばってトリップ使えたっけ?)
連投すまん
あとは保管庫管理人様が
>>18の避難所の存在を知っているかどうかもあるかな
>>41 2chと全く同じトリップが使えるよ。あと管理人さんはここ見てるから知ってるだろうけど、もし避難所分からないってなったら
教えてあげればいいと思う
>>43 ありがとう!
当分は投下は避難所を利用して、投下報告とか感想とかはこのスレを使う形にする?
念のため、避難所に書き込む場合にも前書き(注意書き)しておき、
ここにも投下後、報告と共に注意書きしておくとか
絶対反対。ちゃんとここに投下しろ
ナナナといえばゼロさんって・・・どっちなんだ?
日本語しゃべれ知障
何かギスギスしてんな…苛立ってる空気というか何というか
>>47 性別の事か?
ゼロさんの場合はルルーシュとCC、臨機応変に変えられるとか、
両性具有とかでもいけそうな気はする
ただ、ゼロさんは生身でKMFとやり合うぐらい体力が有り余ってるから、
よっぽどの女じゃないと死にそうw
ああいう、自分で調べない考えない答えだけ求めるやつって、2chじゃ一番嫌われるんだが?
あんたもホイホイ答えるなよ
>>50に同意。空気とか関係ないし。バカなの?死ぬの?
52 :
シュナイゼル:2009/04/15(水) 08:47:30 ID:XZnuudq/
はいはいクソスレクソスレ
ここまでの喧嘩腰な内容の書き込みは荒らしの自演って事で、キッパリ忘れてここから新しく始めね?
ここより前のレスに対してはもう反応しない
他キャラ、他作品、職人、スレ住人を貶すような発言は禁止
以上の方向で
前スレにも面白そうなネタとかあったし、それも活かしたい
ご安心を。私はどんな駄文でも褒め称え崇め奉る所存に御座いますw
俺も作品が投下されるのならば、それを待っている
職人さん&作品また来ないだろうか?
書いてる途中らしいけど
ミレイさん受けとか読んでみたい
>>34の言うように、普段は姐御肌だが、挿れる時になったらしおらしくなるのを想像すると…
57 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 06:13:50 ID:rdyGyuyp
シャルル×マリアンヌとか見てみたい
ただ、基準にする媒体でどっちが攻めかとか、どんなジャンルになるかとか変わりそうだがw
本編:マリアンヌがやや攻め気味。24時間耐久プレイとか出来そう
小説版:マリアンヌによるシャルルへの鬼畜責め
ナイトメア・オブ・ナナリー:どちらが攻めとか受けとかは特に無く、純愛
こんな感じの内容が頭に浮かんだw
>>57はライスレを始めとした複数のスレを荒らしまくった最低の屑です。反応しないようお願いします。
>>60 他所のスレでも貼られてたな
まあ反応しないけど
>>58 ネタ的には真ん中のが読んでみたいな
多分、俺以外誰得になりそうだけどw
話的には一番下のを希望
したらばって2chの避難所に使われてるなあくらいで、よく知らなくて利用規約をざっと見たんだけど
それらしい説明してある箇所は見つけられなかったんだが、
流れをみるにanimeはエロNG、otakuはエロもOKな場所なの?
anime系にもエロパロのスレたってるけど本当はNG?
>>62 利用した事ないから俺にもわからん
1レスで何文字(何行)書けるかもわからんし…
エロパロでも投下した際に字数オーバーに陥った事があったが
>>62 R18の板あるから、その設定さえしていれば、問題は無い。
ただね、知らない奴が管理してる所に行きたがるか?と言えば、行きたがらないだろうし。
どっちにしろ、避難所の意味は無いよ。
今日はテンさんの誕生日だから、過去ログのルキカレでも読み直してくるかのう。
ルキカレといえば、あの場にジノが来なかったらナナリーも餌食になってたんだろうか・・・
直接手を出すまではしないにしても(やってもいいけど)、
見えないのをいい事に、カレンの喘ぎ声を聞かせるなりやりたい放題。
>>64 トン
カテゴリーじゃなくて設定の問題ってことかな?
まあ、自分が見かけた所の推定管理人は微妙な人くさいので、
SS落とす気も書き込みする気もないからいいやw
投下する際はここと、念のため避難所と2箇所にやった方がいい?
駄目に決まってるだろう。マルチって言葉も知らないのか?
やったらアク禁覚悟で荒らしてやるよ
ルキカレな・・・もうちょっと早く出会ってたら
同人誌も沢山あっただろうに、残念だ
とくにカレンは鬼畜系多いからなおさら・・・・
>>70 黒のキング×バニーカレンとかもあったよな
何かカレンは鬼畜系が似合うw
テンさんといえば、ヴァルキリエ隊もいいな
どんな絡みになるのか…
あの…なんで雑談メインになってるの?
ネタ作り
カノンさんはあんな顔してナナリー、アーニャ、ニーナあたりは味見してそうだと思ったが、
それ以前にシュナイゼルが手を付けないわけが無さそうだ特にニーナ
75 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 15:41:14 ID:JXOlHpkD
前スレにリンクがなくてここがわからない人もいるだろうから上げとくわ
前スレは、アラシがいきなり容量いっぱいにしやがったからな
無駄無駄無駄無駄
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すまん誤爆した
79 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 18:14:50 ID:+szFcWJC
投下していい流れでしょうか?
ナナナ完結記念という事で、インスピレーションが湧いたので、
アリス×ナナリーを一先ずこちらに投下させて頂きます。
全体の注意
1:ナイトメア・オブ・ナナリーネタです。
2:最終回後の話なので、最終回のネタバレを含みます。
3:極力矛盾が出ないようにしてはいますが、独自の解釈も含みます。
4:総じて内容・属性は百合・レズです。
5:ナナリーの言葉遣いがアニメ版と異なる部分がありますが、ナイトメア・オブ・ナナリー準拠かつアリス相手という事で。
6:書いてみたら、全体として長くなってしまったので、『Evil Eyes』作者様のように連載形式になります。
以下、今回の注意
1:今回はエロシーンはありません。
2:最終回のワンシーンがそのままある場面があります。
苦手な方はスルーもしくはNG登録お願いします。
その日の早朝、車椅子の少女は同じクラスの女子生徒から虐めを受けていた。
理由は何て事のない、いつもの家柄と身障者である事に対する差別だった。
車椅子の少女、ナナリーはいつものようにあしらい、相手にしない事にした。
相手にすればその分しつこく絡んでいき、挙句の果てに乱暴されるからだ。
だが、適当にあしらわれたいじめっ子の取り巻きが、ナナリーを後ろから突き飛ばそうとした。
その瞬間…
それを止めた一人の少女が現れた。
リボンで結んだ、金色のツインテールの髪。紅玉(ルビー)のような真紅の瞳。
服装からこの学園の生徒であるのだろうが、いじめっ子達はこの少女を知らない。
それもその筈、この少女はたった今転入してきたのだから。
「大丈夫?」
「は…はい……」
初めて聞く声だった。これまで会って来た、どの人間の声でもない。それでいて凛とした声…
少女といじめっ子達が言い争った数刻後、この場は乱闘の場へと変わっていった。
映像認識能力の無いナナリーには何が起こっているのか判らなかった。
だが、少女が自分を助けるために大立ち回りをしている事は、聞こえてくる音と周りの雰囲気で理解していた。
乱闘は、3対1にも拘らず、ツインテールの少女の勝ちで終わった。
思えば、これが全ての始まりだったのかもしれない。
近い未来、人々の未来を守った二人の少女の運命が交差した瞬間…
皇女と騎士の運命の出会いが…
『悪夢の果てに得たもの1〜Prelude〜』
シャルル・ジ・ブリタニアによる支配体制から開放されて、1年以上が経過した。
黒の騎士団と共に、先帝シャルルの政策に反抗し、新たに即位した皇帝ユーフェミアによって
世界中の人々は惨禍を乗り越え、新しい時代への第一歩を踏み出した。
しかし、先帝シャルルが残した爪跡は余りにも大きく、かつて属領だった国家と神聖ブリタニア帝国との間には未だ軋轢があるのも事実である。
復興支援や治安維持のためにブリタニア駐留軍と暫定正規軍が共同で取り組んではいるものの、
かつての遺恨や新体制に馴染めない者たちの衝突もあり、順調に事が運んでいるとは言えない現状である。
ここは日本。かつて『エリア11』と呼ばれ、本来の名と誇りを取り戻した国である。
その国の首都『東京』にあるブリタニア大使館の一室
日本との親交駐在大使となったブリタニア皇女、ナナリーの部屋。
そこに二人の少女が話をしている。
一人は皇女服を身に纏った、ウェーブがかった亜麻色の髪の少女。
もう一人はシャツにホットパンツという姿の、おおよそこの場に似つかわしくない服装をした金髪の少女。
彼女達…ナナリーとアリスは学園にいた頃からの親友同士。いや、共に死線をくぐり抜け、『友情』以上の絆を得た間柄である。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
二人は元学園だった難民キャンプで再会した。
事は数ヶ月前、アリスがナナリーの前から突然姿を消した事が発端だった。
ナナリーはアリスがいなくなったその時から、学業や皇女としての様々な準備等の合間にアリスの捜索を行っていた。
そしてつい先日、アリスが元学園だった難民キャンプで働いている事を突き止めたのだ。
二人が初めて言葉を交わした場所…屋上で二人は再会した。
夕闇に包まれたアッシュフォード学園の屋上。辺りはしん…と静まり返っていた。
「アッシュフォード学園の屋上…… 初めてナナリーと話したのも……」
「初めてアリスちゃんとお話したのもここだったよね」
「ナナリー……」
夜風に当たっているアリスの元に、物陰からナナリーが姿を現した。
「どうして私に黙って行っちゃったの? ずいぶん捜したんだよ」
ナナリーはアリスが突如姿を消したあの日の事を思い出す。寂しかった。悲しかった。
大切な人がまた一人、姿を消した事が…
こうして今、ナナリーはアリスにまた再び会う事が出来た。アリスの気持ちを知りたいから。自分の気持ちを伝えたいから……
「私……気づいたから… 私はナナリーの傍にいちゃいけないって」
「え?」
――私の傍にいちゃいけない?
どうして?
「私は失った妹の幻影なんかじゃなく、ナナリー自身を守る騎士として神根島で戦ったと思っていたわ。
でも、結局は私のせいでナナリーにこの世界を選択させてしまった。ナナリーのお父さんもお母さんもお兄さんもいなくなったこの世界を…
そしてナナリーはこの混乱した情勢で、ブリタニア大使として日本人の敵意の矛先に立つ決意をした」
アリスの目から涙が零れ出る。
「私はナナリーを守るどころか、辛い状況に追い込む事しかできなかった! だから…だから…」
結果的にナナリーを辛い状況に追い込んでしまった。その事がアリスを苛んでいた。
ナナリーの前で感情を曝け出し、小さな子供のように泣きじゃくるアリス。
それほどまでに自分を大切に想っていてくれた。
そんなアリスの悲痛な気持ちを知ったナナリーは、泣きじゃくる子供を優しく包み込むかのように語りかけた。
「アリスちゃんは言ったよね。たとえどんなに辛くっても、希望を運んでくれる未来が欲しいって。
私も同じ。だから私は、私自身の意志でヘブンズドアを否定し、この世界を選んだの」
「アリスちゃんが今でも私が選んだこの世界を信じてくれているなら、これを受け取って欲しい」
ナナリーはあるものをアリスの前に出した。
羽が付いた剣の形をした勲章。
「騎士…… 勲章……!」
騎士勲章。それは、皇族が自分の守護・補佐を任せるに値する選任騎士として認めた者に与える勲章である。
「アリスちゃんが信じてくれたから、私も自分の選択を信じられた。今度は守られるだけじゃない。一緒に未来を歩いてほしいの」
本来ならば完全なる主従関係として、自らが特別な存在と認めた人間に与えるものであるが、この二人は違っていた。
表面上は主従ではあるものの、お互いに対等の立場で相手を見ている。
守られるだけでなく、共に歩んでいきたい…アリスと共に未来を生きたいという願いがこの騎士勲章には込められていた。
「そう……ナナリーの選んだ世界だから…… 私は未来を信じることができたんだ……」
騎士勲章を持つナナリーの手に、その手を指し伸ばすアリス。
「私…今度こそ本当にナナリーの騎士になれるかな?」
「うん……」
アリスは、ナナリーのその気持ちを察すると、騎士勲章を受け取った。
今度こそ、本当のナナリーの騎士となるために。ナナリーと共に未来を生きるために…
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
その後、校門の所まで行くと、三人の女性が二人を待っていた。
サンチア、ダルク、ルクレティアである。
彼女達は元特殊名誉外人部隊『イレギュラーズ』の一員で、アリスの同僚であり、そして『姉妹』であった。
血の繋がりこそ無いものの、同じ境遇ゆえに姉妹同然の絆で結ばれた仲間である。
ナナリーも、前にヨコハマゲットーでの一件で少しだけであるが、言葉を交わした事があった。
アリスが口を開く。
「…みんな、ごめん。私…やっぱり……」
「皆まで言わなくてもいい。答えは出たんだろう?」
アリスが続きを言おうとしたその時、リーダー格のサンチアが口を開いた。
「えっ?」
「そうそう、そこのお姫様と一緒に居たいんでしょ?」
「アリス、私達の事は心配しなくていいから、あなたはあなたのやりたい事を…」
ダルク、ルクレティアも続けて口を開く。その光景は、アリスがナナリーの騎士となった事を心から祝福しているかのようであった。
「みんな……ありがとう……!」
「いいっていいって!それじゃお姫様、ふつつかな騎士ですが、これからも宜しく…いてっ!」
ポカッ!
ダルクの頭上にアリスの鉄拳が飛んできた。
「いたたた…何すんのよ〜アリス!」
「あんたはいつもいつも、一言多いのよ!」
痛そうに頭をさするダルクと怒るアリス。ナナリー達はその光景を「フフフフッ」と微笑ましく見守っていた。
「フフッ…ごほん!ま…まあ、こっちはこっちで大丈夫だから気にするな。ナナリー姫、アリスの事を宜しく頼む」
サンチアが頭を下げながら頼み込む。
「そ…そんなに頭を下げないで下さい。私の方が助けられてるんですから」
「ううん…私もナナリーに助けられてる。今も助けられたから…」
アリスはナナリーの肩をポンと叩くと、ナナリーにそう言った。
「フフッ、本当に仲がいいのね…」
「ちょっと妬けちゃうな〜…」
「アリス、ナナリー姫、困った事があったら私達に遠慮なく言ってくれ。私達はいつでも力になるから」
三人はナナリーとアリスに敬礼した。
これからの日本とブリタニアの架け橋となる皇女と、彼女を守護し補佐を行う騎士に。
これまで苦楽を共にし、同じ釜の飯を食べた『姉妹』と、彼女と共に未来を生きていく『姉妹の友』に…
ナナリーとアリスもそれに返した。
一時は世話になり、力を貸してくれた親友の『姉妹』に、苦楽を共にし、ここまで付き合ってくれた『姉妹』に…
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
二人はブリタニア大使館に戻った。
辺りは周囲のビル街の電灯や窓から覗く光、道路を走る車の光で照らされてはいたが、既に夜を迎えている。
大使館に入ると、二人の男女とすれ違った。
ユーフェミア・リ・ブリタニア。
当時、若干16歳で第99代皇帝に即位し、エリア開放政策を行い、一度は治安系統が崩れたブリタニアを立て直した女性。
そしてナナリーの異母姉である。
「あ、ユフィ姉様! それにスザクさん!」
もう一人の男は枢木スザク。
隣にいる若き女帝ユーフェミアを守護する選任騎士であり、ナナリーにとっては9年前、日本に送られた時からの幼馴染である。
名誉ブリタニア人という地位の低い、特殊な立場であるにも拘らず、皇族…それも現皇帝の騎士という異例の地位に立つ彼は、
同じ名誉ブリタニア人からは憧れの的とされ、神根島での大戦では黒の騎士団を率いる黒き仮面の英雄ゼロと共に、
光の翼を持つナイトメアフレーム、ランスロット・アルビオンを駆る白き英雄として人々から賞賛を浴びていた。
二人にとって日本は、現体制構築において重要な国である。
ユーフェミアを皇帝に添え、現体制を築くための力添えをしたものの中に、黒の騎士団という組織があるからであった。
黒の騎士団の活躍は、日本やブリタニアに留まらず、属領となっていた他国にも知られている。
そしてユーフェミアが収める新生ブリタニアと黒の騎士団が手を取り合う事は、新時代の幕開けとして全世界に知られていった。
しかし、新体制に慣れる事の出来ない者達も、かつての遺恨が残る者もいる中、融和政策を取る事は難しい。
特に日本はかつての激戦区であり、日本開放戦線のような過激派が存在しないとは限らない。
大半のレジスタンスグループが黒の騎士団に統合されたとはいえ、サクラダイトの最大産出地であるが故に小競り合いも多い。
ナナリーが駐在大使として赴任するまでの基盤構築という意味も込めて、ユーフェミアとスザクは度々日本へ足を運んでいた。
現在でも黒の騎士団は日本の新たなる担い手としてだけでなく、各国で起こっている紛争の調停役として活躍している。
しかし、あくまで黒の騎士団による調停は融和の橋渡しでしかなく、両国間の友好関係を築くのは皇帝であるユーフェミアと各国の駐在大使にかかっている。
ナナリーに課せられた責任は重大である。だが、彼女はその道を自分で選んだのだ。
十数年間続いてきた支配体制による敵意を背負う覚悟も、日本と共に協調し歩んでいく覚悟も出来ている。
「調印式お疲れ様、ナナリー。大変だったでしょう?」
「いえ、ユフィ姉様に比べればこれぐらい、大変のうちに入りません。大変なのはこれからですから」
談笑しあうナナリーとユーフェミア。
ユーフェミアはこれから本国へ帰る事になる。ナナリーと話をするのも、この機会を除くと当分出来なくなってしまう。
幼い頃から親しかった異母姉妹の触れ合いであった。
そんな二人の姿を微笑みながら見守るスザクとアリス。
「久しぶりだね、アリスちゃん」
「枢木卿もお元気そうで何よりです」
「そんなに固くならなくても、スザクでいいよ。アリスちゃん」
アリスに微笑みかけるスザク。
「そ…それでは…… スザクさん…」
まだぎこちなさが残るが、スザクに返事をするアリス。
「あら?貴女がアリスさんね」
ユーフェミアが、スザクと話をしていた少女に声をかける。
「ユ…ユーフェミア皇帝陛下…!」
「そんなに畏まらずに、気を楽にして下さい。貴女の事はナナリーから聞いていますよ」
「そ…そそそんな、陛下に存じて頂けるとはこっ光栄の極みです!」
アリスは緊張していた。目の前に大国を治める若き女帝がいるのだ。
一介の名誉ブリタニア人である自分にとっては雲の上の存在…そう思っていた。
その若き女帝が自分の事を知ってくれていたのだ。
アリス自身はブリタニアに対する忠誠心は持ち合わせていない。
しかし、親友であるナナリーの異母姉であるユーフェミアに存在を認知された事が光栄であった。
「フフフ…」
微笑むユーフェミア。次の瞬間、アリスのホットパンツのポケットの中にあるものに気が付いた。
「あら、そのポケットに入っているものは……騎士勲章?」
「はい!」
ナナリーが横から口を開いた。
「私はアリスちゃんを、私の騎士に任命しました。守られるだけでなく、共に歩んでいける大切な親友として……」
「ナナリー………」
アリスの手を取るナナリー。ユーフェミアと向き合うその顔からは、強い意志が感じられた。
普通の皇族と騎士の関係を超えた強い絆…
お互いがお互いを大切に想い、対等の立場で支え合う事を誓った思い…
それがハッキリとユーフェミアとスザクに伝わっていった。
「…ナナリーもいい騎士を得たのね…」
ユーフェミアがやんわりと微笑む。
「ナナリー…そしてアリスさんもおめでとう!」
「アリスちゃん、これからもナナリーの事をよろしく頼む!」
スザクがアリスに握手しようと手を伸ばした。が、すぐに手を引っ込めてしまった。
「あっ!そういえば前に握手した時、僕は君に悪い事しちゃったかな?」
前に一度、スザクとアリスは握手を交わした事があった。
だが、スザクの手が触れた瞬間、アリスの全身に悪寒が走った。
そしてアリスは思わずその場から立ち去ってしまった。
あの時は何故悪寒がしたのか理解出来なかったが、今はなんとなく理解していた。
スザクがワイアードだったからだ。
人工的に力を植え付けられた人造ギアスユーザーであったアリスは、植え付けられたC.C.細胞から本能的にスザクの力を感じ取っていたのだ。
そんな事を知らないスザクは、アリスに何か悪い事をしてしまったのではないかと苦慮していた。
「いっ、いえ…あの時は私の方こそ失礼な真似を……」
スザクの方に手を伸ばすアリス。
それを受けて、スザクは再びアリスへと手を伸ばし、握手を交わした。
握手を通じて、二人の騎士の想いが伝わってくる。
剣となり盾となり、主君を守り抜きたいと思う強い意思…
親友と共に歩み、そして愛し支える強い想い…
以前のような悪寒をアリスは感じなかった。あるのは、主君は違えども、その主君を大切に思っている騎士同士の繋がりであった。
「アリスちゃん、僕達の分もナナリーの事を頼んだよ」
「はい! スザクさんも頑張って下さい!」
アリスはスザクとユーフェミアの思いを受け取り、それに応えた。
この二人にとってもナナリーは大切な存在である。その彼らからナナリーを託されたのだ。
ナナリーを守る。幾度となく誓った事であるが、アリスは改めて心に刻み込んだ。
「陛下、そろそろお時間です」
従者が腕時計を確認すると、ユーフェミアに告げた。
「もうそんな時間ですか… ナナリー、これから大変でしょうけど、元気でね」
別れ際にナナリーを抱きしめるユーフェミア。
「はい、ユフィ姉様もお元気で……」
「…アリスちゃん…」
スザクはアリスに敬礼した。同じ騎士としての礼節であり、相手に敬意を表していた。
アリスも同じくスザクに敬礼した。
「ユフィ…いえ、陛下、そろそろ行きましょう」
スザクはユーフェミアの手を取る。すると、ユーフェミアもスザクの手を取り、共に歩き出す。
二人は最後にナナリーとアリスに軽く別れの挨拶をすると、外に泊めてあったリムジンに乗り、夜の街を去っていった。
ナナリーとアリスは、二人が乗ったリムジンが見えなくなるまでそれを見守り続けていた。
最後まで優しく暖かく、そして凛とした女帝と騎士。皇女と騎士としての契りを結んだばかりの二人にとって、
それは余りにも大きく、そして目指したいと思う存在であった。
以上で第1話終了です。
次回以降からエロパートに入っていく予定です。
話の流れ上、時系列的に滅茶苦茶な部分がありますが、次回以降、一点に纏めます。
至らぬ所もあると思われますが、何卒宜しくお願いします。
>>80 見てきた。
なにコイツ。クズって言うかマジモンの精神異常者じゃね?
>>80 ひっでえなこれ。危うく書き込むとこだったよ。教えてくれてありがとうな。
>>80 まあ、こういうとこには手ぇ出さないとして、
>>81氏乙!
続きがエロパートとの事だが、待ってる
こんなこと言いたくないけど避難所にまで落とす必要なかったんじゃないか?
>>92 今避難所見てみたら、勝手に書き込まれてますね…
自分が書き込む分には必ずトリップを入れますので、宜しくお願いします。
>>93 こりゃ失礼した
それ避難所でも言ってきた方がいいと思うよ。もしアレが悪質な荒らしだったら管理人さんに頼んでアク禁にできるから
>>94 つい先程、避難所の方にも同じ事を書き込んでおきました(トリップ付きで)
教えて頂き、ありがとう御座います!
人がバックアップしてやったというのに恩知らずなやつだな
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
>>101乙!
>>81の続きも楽しみだけど、まだ投下する時期じゃないのかねぇ?
案の定荒らされてるし(コピペとか向こうでの成りすましとか)
なあ
>>18の避難所ってひどすぎねえ?
警告もなしに削除とか横暴すぎるだろjk
あ、言っとくけど俺は転載した人じゃないから
やっぱしたらばは信用できないな
落とすならこっちで頼むぜ
>>103 いや、今向こう見てきたけど、別に横暴でもないだろ
寧ろ妥当な判断だ
アリナナの人も「自分が書き込む分にはトリップ入れる」と言ってるし、あれは普通に荒らし行為だろ
職人本人が許可すればともかく
誰かルルC書いてください。
新作も出てきた事だし、職人さんが帰ってきてくれる事を祈る。
という訳で、ルルCとかミレイさん受けとか所望する。
個人的にはシュナイゼル関連で過去スレ発祥の「はいはい勃起勃起」ネタとか千人斬りとか
24時間耐久プレイとかネリ様との頂上決戦とか読んでみたい気もするw
前スレに貼られてたDVD8巻のシュナイゼルのコラ画像は笑ったなw
ルルナナエロかもん
スザクゼロ×カグヤとか見たい俺は異端だろうか?
一応カグヤはゼロを夫と公言してる訳で…
あとはミレイさんにロロが襲われるのとか、SE聞いてたら見てみたいと思ってしまった
ちょっと特殊な嗜好だけど、天子か記憶喪失CCのお漏らしとかも読んでみたい
愛撫されるのが気持ちよすぎて思わず…って感じで
他にカレンに犬プレイ(全裸に剥いて犬耳と首輪付けてアナルに犬の尻尾付きのバイブをねじ込んで散歩)とかも
アリナナの続きも期待!
雑談はよそでやってくれないか
>>110 過疎り気味から仕方ない
職人も今のところ一人しかいないし、スレもコピペ荒らしとかで荒れ気味だし
>>81のアリス×ナナリーの続き(第2話)です。
6レスほど使用させて頂きます。
全体の注意
1:ナイトメア・オブ・ナナリーネタです。
2:最終回後の話なので、ナナリーの目も足も回復しております。
3:極力矛盾が出ないようにしてはいますが、独自の解釈も含みます。
4:総じて内容・属性は百合・レズです。
5:ナナリーの言葉遣いがアニメ版と異なる部分がありますが、ナイトメア・オブ・ナナリー準拠かつアリス相手という事で。
6:今回はまだエロパートという訳ではありませんが、後半微エロ入っていると思います。
苦手な方はスルーもしくはNG登録お願いします。
「大変長らくお待たせしました。それでは…
………卒業生のみんな〜〜〜!進級するみんなも今日は盛り上がるわよ〜〜〜!」
「「「おぉぉぉォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」」」
2019年3月、アッシュフォード学園の卒業式で学園OBであるミレイ元会長から開会宣言が行われた。
それにつられる形で、他の学生全員からも歓声が起こる。
『悪夢の果てに得たもの2〜Bonds〜』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ナナリーにとって、中等部卒業までの時期は激動の1年であった。
神根島から帰ったナナリーとアリスを、ミレイ達が迎えてくれた。
数日もの間、連絡が全く無かった二人を心配していた。
ミレイ達は帰ってきたナナリーとアリスを心配し、怒り、泣き、そして…優しく抱きしめた。
ナナリーとアリスにはそれが嬉しかった。
――こんなにも自分達の事を心配してくれる人がいる――
こんなに身近な場所にも「優しい世界」はあるのだと、ナナリーは改めて感じていた。
アリスも、イレギュラーズ以外に自分を迎え入れてくれる場所が他にもあった事に感謝していた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
神根島での戦争…両親と再会してから、ナナリーは7年ぶりに視力を取り戻し、足も動くようになった。
しかし、足はまだ完璧に元通りに動かす事は出来ず、何かにつかまって立てる程度にしか動かせなかった。
学園に帰ってきたナナリーは、毎日のようにリハビリを続けていた。
最初は車椅子を使わず、松葉杖を突いてゆっくり、少しずつではあるが歩くようになった。
アリスもそのナナリーに付きっ切りで、リハビリに協力していた。
次第に歩行能力を取り戻していき、ある程度ではあるが体育の授業にも参加出来るぐらいには足も回復してきた。
目が見えるようになったナナリーの周りの環境も変わっていった。
ナナリー以前ほど虐められなくなっていたのだ。
暴君シャルルが治めていた頃のブリタニアは弱肉強食を国是とし、身障者であったナナリーも虐めの対象となっていた。
だが、ユーフェミアによる統治に変わってからというもの、貴族による既得権益が廃止された事もあり、
主にエカテリーナといった、弱者を虐めていた貴族出身の生徒も以前ほど強く出られなくなっていた事、
それに加えアリスがいつも助けてくれたという事もあるが、ナナリーが虐めていた相手と正面から向き合い、
歩み寄るようになったのが一番大きかった。
それ以来、少しずつではあるが、ナナリーもアリスも同年代の生徒と更に打ち解け、交友を広げるようになっていった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ミレイ元会長によって執り行われたパーティにて、ナナリーはその事を思い出していた。
このパーティは卒業式として以外にも、長年学んできた学び舎とのお別れ会という意味も込められていた。
99代皇帝ユーフェミアによるエリア開放政策には、元属領にあるブリタニアの施設・建築物の権利問題や委譲という議題もある。
当然、ここ日本でもかつて影響力のあったアッシュフォード学園も学園としては生徒・教員含めて本国へと移転し、
建物自体は復興支援団体の難民キャンプへと、権利の譲渡が決定していた。
OBとなったミレイも、今年で卒業するシャーリーもリヴァルも、自分の世話をしてくれたメイドの咲世子も、それぞれの未来を進んでいく事になる。
旧生徒会のメンバーは、卒業前にナナリーの素性が皇族である事を知った。
ブリタニア大使となり、世界平和に尽力する覚悟を決めたナナリーと、その意思を酌んだミレイによって伝えられたのだった。
最初は驚いていたものの、シャーリーもリヴァルもそれを受け入れ、ナナリーを応援してくれた。
ただ一人、アリスだけは浮かない顔をしていた。
ナナリーはそんなアリスの表情の理由を、このパーティで知る事となった。
パーティも終わりに差し掛かった頃、アリスの姿がどこにも見えなくなっていたのだ。
ナナリーはアリスを探し回った。アリスの居そうな場所を全て、くまなく探した。
だが、アリスの姿はどこにも無かった。
ナナリーは悲しい気持ちに襲われていた。
――アリスちゃん…どこに行ったの…?
一緒に卒業式をお祝いしたかったのに……
あの日、アリスちゃんは寂しそうな顔をしてた……
もしかして、あの事が原因だったのかな………?
アリスちゃん…… 会いたいよ…
会ってお話ししたいよ………
アリスちゃん……
ナナリーの目から涙が溢れてきた。
アリスというかけがえのない親友が何も言わずに姿を消し、ナナリーの心にぽっかりと穴が開いた。
1年前、自分を守ってくれた同母兄、ルルーシュがその姿を消した時と同じように…
「うっ…うう…ううっ………」
泣きじゃくるナナリーを、ミレイが慰めてくれた。
「きっとまた会えるわよ!」と…
そしてミレイの言葉通り、ナナリーはアリスを見つけ出し、今に至る。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
話は元に戻り、ブリタニア大使館のナナリーの部屋。
ナナリーとアリスは、自分達が離れ離れになっていた間の事、その間に抱えていた想いなど、山ほどある話したい事を話していた。
「アリスちゃん…ごめんなさい。アリスちゃんをこんなに思い詰める事にするなんて……」
「ううん、ナナリーが自分で決めた道だもの。悪いのは私の方よ」
時に励ましあい、時に笑いあい、時に謝りあうなど、二人の間には単純に片付けられないほどの言葉があった。
「私、間違ってたわ。ナナリーのそばにいる資格が無いなんて言って、怖くて逃げただけ。
ナナリーに敵意が向けられるのなら、私が守り続ければいい。ずっと前から決めてた事なのに、今になってハッキリとした……」
「アリスちゃん……」
「ナナリー… 騎士として…ううん、一人の親友としてあなたを守りたい!いい?」
アリスはナナリーの紫水晶(アメジスト)のような瞳をじっと見据えた。
それにナナリーは…
「うん! 私も守られるだけでなく、アリスちゃんを支えたい!」
満面の笑みでアリスに返事を返した。
「ねえアリスちゃん、今日は私の部屋に泊まる?」
ナナリーがベッドの上に腰掛け、言ってきた。
「えっ、いいの?」
アリスがナナリーの騎士となったのも急な事であり、大使館側としても未だ対応が完全に取れていなかった。
当然、アリス専用としての部屋もまだ用意が不十分な状況であった。
アリスもその事を理解しており、部屋が決まるまでは自身の寝床はその辺の物置でも構わないと思っていた。
「うん。アリスちゃんとまだまだお話したいし、それに…」
「それに?」
ナナリーの頬がほんのりと赤みを帯びていく。
「アリスちゃんと一緒なら……寂しくないから…」
その言葉にアリスの顔も赤く染まる。
「ナナリー………」
家族を全て失い、ブリタニア大使として立つ決意をしたナナリーが寂しい筈なんて無い。
辛くても、未来の先にある希望を信じてるとナナリーは言っていたが、その「今」ある辛さから彼女を守ってやりたい。
考えるよりも先に身体が反応して、アリスはナナリーの隣に座り込み、ぎゅっとその小さな身体を抱きしめた。
「うん… ずっとそばにいるよ……ナナリー……」
アリスの温もりが、鼓動が伝わってくる。
アリスに抱きしめられたナナリーは、その温もりに包まれていた。
そして、それを返すようにナナリーもまたその両手をアリスの背中に回した。
二人の身体が密着する。
トクン…… トクン…… トクン………
心臓の鼓動が聞こえてくる。
気がつけば、目の前に相手の顔がある。
ふわふわとした亜麻色の髪の毛。パッチリとした紫水晶(アメジスト)の瞳。
艶やかな金色の髪の毛、釣り上がっているが強い意思を感じさせる紅玉(ルビー)の瞳。
愛らしい顔が、お互いの目の前に映っていた。
微かに漏れる吐息が聞こえてくる。
雪のように白い頬が紅潮し、ほんのり赤く染まっていく。
心臓の鼓動が少しずつ早くなっていく。
最初はトクン…… トクン…… としたものだったのが、ドキドキと早く、強くなっていった。
「…アリス…ちゃん………」
「…ナナリー………」
ちゅっ…
二人は顔を近付け、唇が触れ合った。
軽く触れ合うだけのキス。
ナナリーとアリスにとっては、これが初めてのファーストキスであった。
最初は何の意識もせず、ただ考えるよりも先に身体が反応してお互いの顔が近寄っていき、唇が触れ合った。
ぷっくりとした、小さく柔らかな唇。その柔らかさを感じているうちに、二人の意識が覚めてきた。
―――初めてのキスの相手が親友で、女の子同士―――
ナナリーもアリスも、現状の背徳感に一瞬思考がフリーズしてしまった。
アリスは、ナナリーの事を愛している。
ナナリーも、アリスの事を愛している。
二人とも、お互いをただの親友以上の大切な存在として見ている。
女の子同士であっても、お互いを愛し合っている感情に嘘は無い。
アリスはナナリーを更に強く抱きしめた。
それに応えるように、ナナリーもアリスを強く抱きしめる。お互いを離さないかのように……
やがて二人は唇を離した。
「「………………」」
二人に、お互い気まずい空気が流れている。
相手に言葉をかけ辛い、沈黙がこの場を支配していた。
そんな沈黙を破るように、口が開かれた。
「アリスちゃん!」
「ナナリー!」
「「あっ!」」
二人は同時に言葉を出した。
「あ、アリスちゃんからどうぞ……」
「ううん…ナナリーから先に…」
どちらが先に喋るか、互いに譲り合うナナリーとアリス。
「そ…それじゃあ、私から………」
譲り合いの結果、先にアリスの方から喋る事に決まったようだ。
ナナリーの目をじっと見据えて口を開くアリス。
「…ナナリー、ごめんね……」
「えっ?」
「だって…女の子同士でキスよ」
「………」
「私はナナリーの事が好き。愛している。でも…やっぱり女の子同士でキスは……」
「…アリスちゃん……」
震えるアリスの手をぎゅっと握るナナリー。
「私も…アリスちゃんの事が好き!」
「…っ!」
「私も女の子同士のキスは不安だった。アリスちゃんに嫌われるんじゃないかと思ったの」
「………」
「アリスちゃんも同じ事を考えていたんでしょ?」
アリスの顔を覗き込むように下から見上げるナナリー。
「……うん」
こくんと頷くアリス。
「私もアリスちゃんを愛してる。キスされたのも嬉しかった。嫌いになんてなれるはずが…」
ナナリーはそう言うと、アリスの首に手を回し、頬に口付けをした。
「…うん。私もナナリーを愛してる。こうしてるだけでも嬉しい………」
アリスもナナリーを抱き寄せ、頬に口付けをした。
ちゅっ、ちゅっ……
そして、再び唇同士を重ね合わせた。
「ん…んむ……」
「んぅ……んん…」
まるでお互いの唇の感触を楽しむように触れ合い、ついばむ様に唇を動かす二人。
プルンと柔らかく瑞々しい薄桃色の唇が触れ合っていく。
アリスは上唇と下唇を広げ、舌をねじ入れようとした。
アリスの唇の動きにつられてナナリーの唇も広げられる。
アリスの舌がナナリーの口内に侵入しようとしたその時、何かに触れた。
ナナリーの舌である。
「「っ!」」
びっくりして舌を引っ込める二人。お互いに相手を求めていたのだ。
ナナリーの目が閉じ合わされる。それはアリスの愛を受け入れる意思表示であった。
それを感じ取ったアリスはナナリーの口内に舌を入れた。
「んっ…んん………」
まずアリスは唇を舐め、それから歯に舌を這わせた。
真珠のようにつるつるとした歯を、その付け根にある歯茎を舐め上げていく。
そして、舌を更に奥に進め、ナナリーの舌を捉える。
アリスの舌がナナリーの舌に、ちょんと触れる。
「んっ!」
びっくりしたナナリーが舌をぴくんと避けるように動かしてしまう。
だが、ナナリーの方も意を決して恐る恐る舌をアリスの舌の方へと動かしていく。
三度、ナナリーとアリスの舌の先端が触れ合った。
最初は舌先同士でチロチロと舐め合うだけであった。
まるでくすぐったり、つつきあったりするような…
しかしそうしている内に、アリスの方からアクションがあった。
ナナリーも、アリスに応えようと舌を捉えられたら、それに絡ませてくれる。
ざらざらとした舌が触れ合い、舐めあっていく様子は二人に初めて覚える興奮を呼び起こさせた。
心が蕩けていくような、そんな心地よい気分が。
ナナリーもアリスも、互いの口内を舐め回していく。
相手の事をもっと知りたいと言わんばかりに、頬の内側を、歯茎を、前歯を、奥歯を、舌の付け根にも舌を這わせていった。
「う……んんっ…はっ……」
「はぁ…っ…んむぅ………」
流石に息苦しくなってきたのか、二人は口を離す。
「「ぷはっ!」」
はぁはぁと息を整えていくナナリーとアリス。
そして、また口付けを交わす。
相手の口を味わうかのように、ナナリーとアリスはお互いの口内を攻めていく。
「ああっ……んんっ、んむぅ……んん………」
アリスは自身の舌を引っ込めると、ナナリーの口内に唾液を流し込んできた。
一瞬、はっと目を開くナナリーであったが、すぐにうっとりとまぶたを下ろす。
ナナリーの口内に唾液をすり込む様に舌を動かすアリス。
ナナリーも自分の舌を動かし、アリスの口内に唾液を送り込んでいく。
やがて、二人の唾液が循環交換され、舌の上で混ざり合っていく。
初めてながらも、お互いにむさぼる様に舌を吸いあい、舐めあっていく。
もう、どちらの唾液を飲んでいるのか判らない。それこそ、お互いに二人分の混ざり合った唾液が喉を通っていた。
重なり合う唇の隙間からは止め処なく唾液が溢れてしまい、お互いの顎を濡らしていった。
アリスはナナリーをベッドの上へと押し倒した。
流石皇女の部屋のベッドだけあって、ふかふかとして柔らかいベッドであった。
ナナリーとアリスはお互いに相手の背中と後頭部に手を回し、更に密着していった。
その姿はまるで、相手を求め合うかのようであった。
心が蕩けるような心地よい気持ち… 身体の内からふつふつと暖かくなってくる感覚…
ファーストキスを体験したばかりの、性に疎い少女二人に性欲の火が灯り始めた。
「はぁ…ん……あぁぁ……」
「んんっ、ふぁぁ……ぁぁんっ」
性欲に目覚め始めたナナリーとアリスは、身体中が熱くなっていくのを覚えた。
紅潮した頬は更に赤みを増していき、合わさった唇の隙間から唾液と共に吐息も漏れ出してくる。
酸素を取り入れるための息も激しくなっていく。
そして、下腹部がじわじわと熱くなっていき、蜜が溢れだし、股間を守っている布地を濡らしていくような感覚も感じた。
まるで無意識のうちにお漏らしをしてしまったかのような、股間に湿り気が伝わる感覚を。
もう15〜6歳にもなるというのに粗相をしてしまったんじゃないかという気恥ずかしさにも似た感情を。
そんな気持ちも、相手を愛し合う気持ちの前では少しであるが薄らいでいった。
目の前にいる最愛の親友を気持ちよくしたい。親友に気持ちよくされたい。
そんな想いに、ナナリーとアリスの心も身体も正直に反応していた。
以上で第2話の投下終了です。
前回もそうですが、場所や時間などの場面変更が多くて分かり辛いかと思われますが、
また何か新しく書く時は分かりやすくする方法を見つけたいと思います。
>>119 続き乙です!
次回がエロくなりそうで期待!
>>119GJ!
百合も好物なのでこの先が気になる
あとはこれを機に職人さんがどんどん投稿してくれるといいね
>>119乙!
悪夢最終巻まだ届かないので読んでないがw
読み終わったらこちらもじっくり読ませてもらうよ。
>>119乙!
ナナナ最終巻読んだ
ミレイ達やアッシュフォード学園について触れられてなかったけど
(アッシュフォード学園だった場所は難民キャンプになってたぐらいしか語られてなかったけど)、
こういう風に解釈したんだな
漫画版スレとかも見たけど、時間軸的には特に矛盾が無くて納得した
参考までに↓
704 :名無しんぼ@お腹いっぱい :sage :2009/04/23(木) 23:50:59 ID:mPwlOr5i0
ナナリーが「9年ぶりにお兄様の顔を見た」と言ってるから、二人がスザクと初めて会ったのが7年前(皇歴2010年)なので、
最終話は時期的には逆算すると皇歴2019年って事になるが、何気に本編エピローグと同じ年代なんだなw
ミレイさん達は出てこなかったけど、多分卒業してるんだろうな
いつ学園の敷地が難民キャンプになったかで変わりそうだけど
次回からエロパートに入りそうなので楽しみ
俺も
>>121同様に職人さんが来てくれる事を祈る
新規で書き込む人でもいいし、前々からの職人さんでも…
大体ネタ出し尽くしたのもあるんかな?
ルルCかルルカレこないかなぁ
>>126 同意。
今のところ常駐してる職人が一人だけっぽいし、ちょっと寂しい気がする。
ルルCとかルルカレはマジで読んでみたいな。
まあ、俺は大体のものはいけるから今やってるアリナナも大好物だけどw
職人カモン!
なんか書いてみようかなとも思ったんだが
すまないがちょっと聞いていいか?
自分、リアルタイムでギアス見てなくて今更ロスカラやってハマって
レンタルでギアス見た程度のにわかファンなんだけど
ロスカラってなんでこんな叩かれてんの?
本スレは荒れてるしここでも話題に出すことすら憚られるようだし…。
自分がロスカラからハマったクチなせいか、ロスカラの設定やライのキャラは
実にエロパロ向きだと思うのだが、保管庫にも数えるほどしかロスカラSSないし…。
(非エロなロスカラSSスレは結構賑わってるっぽいのに)
ロスカラで書いてもいいならなんか考えれるかも。
正直、アニメ本編よりもロスカラのほうが面白かったにわかにしてみれば
自分が好きなのものが理由もなく貶められてるのがツラくて。
>>130 妖艶だな。
このシチュエーションで読んでみたい気もする。
ルルーシュもそうだが、マリアンヌも余裕なのが…どっちが先に陥落するのか楽しみだw
つーか乳首勃たせんなwww
>>130 マリアンヌ好きにはたまらねえ。
しかし親子でなにやってんだw
親子と考えるとあれだがw
絵的には結構萌えるかも知れん
ナナリーがアップを始めたようです
>>130 親子であるにも拘らず、Cの世界でヤってるルルーシュとマリアンヌ
その光景を物陰から哀しそうな目で見るシャルル
こんな光景が頭に浮かんだw
誰かSSにしてくれ!
Cの世界ってあの世という解釈でいいんだよな?
>>131 >つーか乳首勃たせんなwww
ヒント:子持ち
それにしても親子かよw
>>135 ものすごく間違ってるけど、エロパロスレだし設定はなんでもいい気がするな。
>>130 なぜだろう…このルルーシュからはなぜか童貞臭さが感じられないw
でも化けの皮がはがれてマリアンヌにいいように弄ばれそうな気もせんでもない
そして涙目のシャルル
ルルーシュの表情が余裕の無いものだったら、マリアンヌが童帝ルルーシュのために
筆下ろししてるって設定とか頭に浮かんだが…
…どっちにしろ、親子というのがアレだなw
親子という点にさえ目を瞑れば面白そうだがw
>130
これは・・・何かの本のページ?!
公式っぽいだけど
このルルーシュは実はナイナナのロロでした、なんてオチだったりして
>>140 コードギアス反逆のルルーシュHeroine's Tributeっていうヒロインメインのイラスト集
メーターや漫画家とかが描いてる
ちゃんとルルーシュとマリアンヌだよ
保管庫管理人様、更新乙です!
私の処女作を載せて頂き、まことにありがとう御座います!
>>130 私もこの絵の内容のルルーシュ×マリアンヌを読んでみたいです。
流石に今は書ける自信が無いので、人任せになってしまいますが…
>>112のアリス×ナナリーの続き(第3話)の調整が終わりましたので投下します。
7レスほど使用させて頂きます。
全体の注意
1:ナイトメア・オブ・ナナリーネタです。
2:最終回後の話なので、ナナリーの目も足も回復しております。
3:極力矛盾が出ないようにしてはいますが、独自の解釈も含みます。
4:内容・属性は百合・レズです。
5:ナナリーの言葉遣いがアニメ版と異なる部分がありますが、ナイトメア・オブ・ナナリー準拠かつアリス相手という事で。
6:今回からエロパートに入ります。
苦手な方はスルーもしくはNG登録をお願いします。
――ナナリーは私に希望をくれた。
未来を生きる希望を…
私は故郷がブリタニアに占領されたその日、大切な妹を失ってしまった。
それから難民となり、他の同じ境遇の人と共に『ギアス』を手に入れ、イレギュラーズとなった。
でも、私の心は晴れなかった。まるでこのまま罪悪感の無限地獄に落ちていくかのように…
ある日、私はマッド大佐から任務を受ける事になった。
かつてナイトメアフレーム開発において最有力企業であった、アッシュフォード財団の令嬢、ミレイ・アッシュフォードの監視のために、
アッシュフォード学園中等部に潜入捜査するという任務を…
私はそこで彼女に…ナナリーに出会った。
初めて見た時、車椅子に乗っているという境遇だからか、死んだ妹の姿をナナリーから見ていた。
最初はミレイの監視という任務が終わればこの学園から消える身だから、誰とも仲良くするつもりは無かった。
ここに来てすぐにエカテリーナとかいう、ムカつくいじめっ子相手に大立ち回りをやらかしたもんだから、
私はクラスでも浮いてしまったけど…
学園祭の最終日、私は屋上であの時虐められていた女の子、ナナリーと話をした。
彼女は私の事を友達と思ってくれていた。
どこか、心が温かくなった。イレギュラーズのみんなと一緒にいる時とは違う、温かさが…
学園祭最終日の翌日、アリスはナナリーのそばへと近付いてきた。
「ナナリーさん、ちょっといい?話があるんだけど」
「あ、はい」
ナナリーはアリスに連れられ、屋上へと来た。
話って一体何でしょうか…ナナリーはアリスの事が気になっていた。
それと同時に、ナナリーの方もアリスに言いたい事があった。
昨日のお礼。そして…友達になってほしい事を。
「ナナリーさん」
「あっ、アリスさん!何でしょうか?」
アリスはナナリーの手を取ると、言った。
「私と友達になってくれない?」
その言葉はナナリーを驚かせた。
自分がアリスに伝えたかった言葉と同じだったからだ。
「あっ、やっぱり迷惑かな…?」
「いいえ、そんな事ありません! 私も……」
「?」
ナナリーは一呼吸置いて続きの言葉を言った。アリスに伝えたい言葉を。
「私も、アリスさんとお友達になりたいです!」
二人の間にしばしの間、沈黙が走る。
どれほどの時間が経ったのだろうか、最初に口を開いたのはナナリーだった。
「あの…駄目でしょうか?」
その言葉に突き動かされるように、アリスも口を開いた。
「そんな事ないよ!嬉しいの。こんな風に言われるの…」
ナナリーの手をぎゅっと握るアリス。そんなアリスの温もりが、想いが手を通してナナリーに伝わっていく。
「アリスさん…」
「アリスさんだなんて、そんな他人行儀に呼ばなくていいわよ、ナナリーさん。 …いえ、ナナリー…」
ふっと微笑むアリス。
「そ…それじゃあ…… ア、アリス…ちゃん……でいいですか? ううん、いいかな?」
生まれて初めて他人行儀な敬語ではなく、対等の相手と接するように話しかけたナナリー。
長らく敬語で話していた習慣が長いからか、ぎこちないものではあったものの、対等の『友達』となろうとする意思が感じられた。
「うん、いいよ!ナナリー」
お互いに心の底から笑いあう二人。
これが二人の距離が縮まった瞬間…
『悪夢の果てに得たもの3〜Princess of Hope〜』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「んっ、ふぁっ…んむっ……ん……」
ちゅっ、ちゅっ…
ナナリーをベッドの上へと押し倒したまま、アリスはその唇を味わっていた。
目の前にいる愛しい少女と、いつまでもこうしていたい。
アリスはそう感じていた。
ぴちゃ、ちゅ…ちゅっ……
口付けを交わし、舌で口内を舐めあい、唾液を交換するごとに、アリスにある感情を呼び起こさせた。
――もっとナナリーを愛したい。
そんな黒さも入り混じった感情が、アリスを突き動かしていった。
もう止められない。
自制心が利かなくなるほどの性欲にも似た愛情が、アリスの心と身体を支配していく。
「ナナリー…触ってもいい?」
「う…うん……」
その問いに頷くナナリー。
アリスはその答えを聞くと、右手でナナリーの頬を優しく撫で、その直後に両手がナナリーの上着へと伸ばされた。
「ひゃっ、ア…アリスちゃん……」
衣服の上から、アリスはナナリーの胸を優しく撫でるように触れていった。
「きゃっ!」
ナナリーの身体がぴくんと跳ねる。
ピンク色の皇女服に包まれた、二つの小さな膨らみをアリスの手が捉えていた。
衣服の上だからか、ナナリーに襲い来る刺激は小さい。
だが、その分じわじわと微妙な快感が波紋のように、少しずつナナリーを捉えていった。
その微妙な快感と同時に、母に優しく抱かれてるかのような安心感も、ナナリーは感じている。
そんな奇妙でなお、安心する感覚に、ナナリーの顔がとろんとしたものになっていく。
「ね、ねぇナナリー……… ぬ、脱がすね」
「う…うん」
アリスの問いに、ナナリーが答える。
アリスも緊張しているのだ。
ナナリーの服を脱がしていく際も、その動きはぎこちなかった。
上手く脱がせないアリスに、ナナリーは自分の身体を浮かせた。
すると、するりと上着が脱げていき、やがて上半身の肌が露になった。
二つの小振りな白い膨らみ…
その先端には薄桃色の突起がつんと勃っていた。
それは、既にナナリーが感じていた事を示していた。
「ナナリー…触るよ」
アリスは直にナナリーの乳房にその手を伸ばした。
1年以上前に見た時よりも成長し、大きくなってはいるものの、それでもやはり小さめなナナリーの乳房。
すべすべとして柔らかい膨らみを、その奥から伝わる心臓の鼓動をアリスは感じていた。
――ナナリーもドキドキしてるんだ…
そう考えていたアリスの手首を、突如ナナリーが掴んだ。
そのまま手を自分の胸に押し当てるナナリー。
「ねぇ、アリスちゃん。私、女の子同士なのにドキドキしてる」
「う、うん。私もよ…ナナリー。 怖い?」
「うん…怖いかも…… でも、一緒にいるのがアリスちゃんだから大丈夫かな」
これから何をされるのか、ナナリーには不安があった。性に疎い少女に訪れる未知への不安。
だが、目の前にいるのが愛する親友である事が、ナナリーにとっては救いであった。
「ナナリー……気持ちよくしてあげるね」
アリスのその言葉にナナリーはこくんと頷く。
自分に身を任せてくれたナナリーの姿を見ると、アリスは両手でその胸をやわやわと揉み始める。
「…んっ…ふぁっ……はっ…」
手の平に充分収まる小振りの乳房は柔らかく、力を入れるたびにマシュマロのように形を変えていく。
そんな柔らかい乳房の奥底に、まだちょっとしこりが残っており、アリスの手にそれが感じられる。
揉む度にナナリーの口から吐息が漏れていく。
アリスの愛撫に白い肌がほんのりと赤みを帯び、心臓の鼓動が早く、強くなっていく。
そして、触れられていなかった乳首が次第にジンジンと感じ出すようになってきた。
「ひぁっ、んっ…アっアリスちゃん…… その…ちくびも」
「ん?」
「ちっ…乳首も……触って……」
ぷっくりと勃った薄桃色の乳首。アリスはその突起を指先で軽く擦った。
「きゃんっ!」
ナナリーの身体がぴくんと跳ねる。その手にはベッドのシーツがぎゅっと握られており、乳首への刺激に耐えていた。
「どう?ナナリー」
「う…うん。そこを触られると身体中がピリピリして…」
はち切れんばかりにそそり勃っている乳首。これ以上刺激されたら、乳首が飛んでいってしまうんじゃないだろうかと思えるほど、
ナナリーは敏感に感じていた。そこへ再び指で愛撫するアリス。
「ひゃうんっ!んあっ、きゃうっ……ふぁぁ…っっ!」
擦るだけでなく、指先で軽く引っかいたり、きゅっと摘んだり、指先で乳頭を転がしたり、手を変えてナナリーを愛撫していた。
胸への愛撫を続けたまま、アリスはナナリーにまたキスをする
「んっ……」
唇だけでなく、頬、額、顎、首筋、鎖骨、乳房に印を付けるかのようにキスの雨を降らしていく。
ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ……ちゅちゅっ…ちゅっ……
「ふあぁぁぁ……アリスちゃん…」
上半身の到る所にアリスの唇の跡が付いたナナリー。アリスは、乳首をチロッと舐めた。
「ひゃうんっ!」
乳首を舐め上げられた刺激に、思わず背中が海老反りになってしまうナナリー。
そこを逃さず、アリスは乳首に吸い付き、乳飲み子のようにちゅうちゅうと小さな胸を吸っていった。
「んぁぁぁっ、あっ…あ……アリスちゃん… んっ、あ…赤ちゃん…みたい……だよぉ…っ、ひゃんっ!」
胸を吸われるナナリー。一瞬、お母様もこんな風に私に吸われていたのでしょうか?という考えが頭をよぎった。
アリスは固く勃った乳首を吸うだけでなく、唾液をすりこむ様に乳首を舐めた。
更に乳輪を沿うように、乳首の周りを攻めるだけでなく、先端の乳頭にも丹念に舐め回した。
「ふあぁぁぁっ!アっ、アリス…ちゃ……私…… あっ!」
ナナリーの身体がビクンと跳ねた。どうやら、軽くイってしまったようだ。
「はぁ…はぁ…」
身体中汗だくになり、呼吸を整え胸を上下させているナナリー。
初めて絶頂を迎えた…それも他者の手で。
その余韻に浸っているナナリーの足に、アリスが口を付けている。
うっすらと残る銃痕。9年前、暗殺者の少女アーニャによって付けられた傷。
母マリアンヌが殺されたあの日、その巻き添えとなってしまった際に付いてしまった傷。
怪我自体は治ったものの、歩行能力を取り戻すのに7年以上もかかってしまった。
傷痕自体はあまり目立たないが、身体中が火照り赤みを帯びた現在、うっすらとその傷が浮かび上がっていた。
アリスはその傷痕にキスを落とし、舐めていた。まるで母猫が子猫に付いた傷を癒すかのように。
ちゅっ、ぺろ…ぺろっ
「んっ…あっ、ふぁぁっ…アリスちゃん……くすぐったい…」
ナナリーの脛、太股に痕を残すように口付けするアリス。
そして、アリスの手がスカートの中に差し込まれた。
「…ナナリー……いい?」
ナナリーの顔が真っ赤に染まる。
アリスの言動から、この先どうなるのか大体予想が付く。
しかし、アリスは今最も信頼出来る大切な親友だ。
その想いがアリスを信用するという答えを、ナナリーに導き出させた。
「うん…でもお願い、優しくして……」
「わかったわ、ナナリー…」
そう言うとアリスはスカートを捲り上げた。
ナナリーに似合った、清楚な純白のパンツがアリスの目に飛び込んだ。
感じていたのか、そのクロッチ部分にはぽつんと濡れ染みが浮かび上がっていた。
清楚さの中にほんの少しだけある愛液の染みが、妙な淫らさを引き立たせていた。
「…濡れてる」
アリスはナナリーに聞こえるか聞こえないか、小さな声で呟いた。
それが聞こえているのかいないのか、それとも恥ずかしいのか、ナナリーはぎゅっと目を閉じていた。
「それじゃ、触るよ……」
アリスはナナリーの大切な部分に手を伸ばし、そして………触れた。
ふにゅっ
「ひゃんっ!」
びくんと反応し、甲高い声を上げるナナリー。
パンツ越しからでも伝わるナナリーの柔らかく暖かい感触。
もっとナナリーを鳴かせたい。もっとナナリーの可愛い声を聞きたい。もっとナナリーを気持ちよくさせたい。
そんな想いがアリスの中に渦巻いていた。
アリスは更にナナリーのソコを指で弄っていく。
ふにふにとした柔らかい秘所。やがて布地が割れ目に食い込んでいき、ナナリーの女性器の形を露にしていった。
何度か割れ目を往復していくうちに、くちゅっ、と淫らな水音が聞こえ始める。
それと同時に、ナナリーの秘所から蜜が滲み始めてきた。
「ひゃっ!あんっ!あっ、アリス…ちゃぁ…… ふぁっ…あぁ…」
触れば触るほどに蜜が溢れてくる。やがて、ナナリーのパンツは自身の出す蜜で汚れ、水浸しになり、
触った所から、ちゃぷちゃぷと淫らな水音が聞こえてくるようになった。
既にそこを触っているアリスの指までもが、ナナリーの蜜で濡れていた。
――もう我慢出来ないかも…
アリスの手が、ナナリーのパンツへとかけられる。下着を脱がそうとするアリスにナナリーは…
「ア…アリスちゃんになら……いいよ……」
勇気を振り絞ってアリスに応えるナナリー。アリスの方もそんなナナリーが覚悟を決めて了承してくれた事を感じ取った。
ゆっくりとパンツを脱がすアリス。脱がしていくと、パンツの股布とナナリーの秘所との間に蜜で出来た糸が引いていく。
足から抜き取ると、アリスはびしょびしょに濡れたパンツを床へと放った。
アリスの前に曝け出されたナナリーの一番大切な女の子の部分…
ぷっくりとした股間の膨らみに、一本の縦すじが綺麗に刻まれており、それは固く閉じ合わさっている。
そして恥丘のごく僅かな部分。割れ目の初めの部分の上方に位置する部分に、微かに生え始めたばかりの産毛が存在していた。
そんな童女さながらの秘所が今、最愛の親友に見られている。
「ど、どうアリスちゃん…私のアソコ、変じゃない……?」
あまり人に見せた事も他の女性のを見た事も無いナナリー。恥ずかしさの余り、割れ目の隙間から蜜がとろりと垂れだしていく。
「ううん…ナナリーのアソコ、変じゃないわ。寧ろ可愛いよ」
親友から自分の秘所を可愛いと褒められ、こんな状況なのに密かに喜びを覚えてしまうナナリー。
「アリスちゃん… 私のアソコを…可愛いって言ってくれるの……?」
自分の秘所に目をやると、そこを見ているアリスがこちらの方に顔を向け、にこりと微笑みかけてくれた。
「うん。とても綺麗で…可愛らしいよ」
そう言うと、アリスは指を恥丘の上で躍らせる。
「ふあっ!」
陶器のようにツルツルとした肌触りの中で、ほんの僅かに指先に抵抗が感じられた。生え始めたばかりのナナリーの陰毛だ。
アリスはふわふわとしていながらも、短く薄く柔らかい恥毛を指先で優しく撫でた。
パッと見た感じではパイパンとさして変わらない、秘所を守る役目すら果たせないほどの淡い恥毛を毛繕いする。
その行為だけでなく、自分の秘所を可愛いと褒められた時の嬉しい様なくすぐったい様な気持ちが、ナナリーの興奮を更に高めていく。
「あぁんっ…ふぅぅ……」
アリスの指使いに身をよじらせるナナリー。未だ最も敏感な部分には直に触れていないというのに、
身体をよじらせ、太股だけでなくベッドのシーツにも淫らな染みを作っていった。
アリスの指が秘裂を捉え、その割れ目の中へと滑り込ませる。
熱く敏感な媚肉を中指が捉え、そこを優しく擦りあげる。
「きゃぁぁぁっ!!」
ナナリーの身体がびくんと大きく跳ねる。
散々ぷっくり膨らんだ恥丘とそこに僅かに生えた恥毛を可愛がられ、性感値が高まったところに襲い掛かる刺激。
ナナリーの割れ目に差し込まれた指に、蜜が更に吐き出されているのをアリスは感じ取っていた。
そのまま優しく、指を上下に動かすアリス。
「あんっ!ふっ、ひゃっ…んあぁ…きゃうっ!あぁぁ……」
最初はもじもじと、動くようになった太股をよじらせていたが、次第にナナリーの足が開いてきた。
アリスはナナリーの足をM字に開く。
つい先程まで慎ましやかに固く閉じていた合わせ目が、足が開くと同時に綻び始め、
その内側に隠されていた可愛らしいサーモンピンクの媚肉が見え隠れしていた。
その媚肉の奥から淫らな蜜液がトロトロと溢れ出し、尻肉の奥深くに息づいている肛門をも濡らし、シーツを汚していく。
「……綺麗…」
「あっ…アリスちゃん… そ、そんなに見ないで…恥ずかしい……」
ナナリーの割れ目をパックリと広げるアリス。
「きゃんっ!」
童女のような肉饅頭がパックリと割れ、中に秘められた媚肉が露になり外気に晒された。
薄桃色の小さな花弁2枚と、未だ包皮を被ったままの肉芽。その下にひっそりと存在する小さな尿道口。
そして蜜を吐き出す小さな肉洞からは処女膜が確認出来た。
広げられた時に肉洞から蜜が更に溢れ出し、花弁は蜜にまみれてぬらぬらとしたぬめりを帯び、
尻肉を濡らし、シーツの染みを広げていった。
アリスの顔が大きく広げられたナナリーの太股の間に差し込まれる。
ふぅっ、と一息、女性器に息を吹きかけられる。
「ひゃうっ!!」
ひんやりとしたものを秘所に感じ、尻を窄めるナナリー。
次にアリスは、そんなナナリーの秘所に顔を近づけ……口を付けた。
ちゅっ
「んあぁぁぁぁっ!!」
足を閉じようとするナナリー。だが、アリスの頭に遮られて閉じる事が出来なかった。
「だっ…駄目ぇ……アリスちゃ…あんっ! な…舐めないでぇ…あんっ!そっ…そんな汚いところぉ……」
アリスはナナリーの秘所に舌を這わせていた。
「ううん、ナナリーの身体に汚いところなんて無いよ…」
その言葉に嬉しさと恥ずかしさを感じ、更に興奮を覚え、顔を真っ赤にするナナリー。
そんなナナリーの顔を覗きこむと、アリスは再び愛撫を続行した。
薄く小さな花弁、小さな尿道口、そしてぷっくりと膨らんだ、包皮に守られた肉芽。
それらを舌先で舐め回され、何度もキスを落としていった。
時折口を離し、指での愛撫も始める。
肉ヒダをなぞるように指先でくすぐり、濡れた指先で包皮の上から肉芽を軽い力で捏ね回す。
膣にツプリと指を挿入し、処女膜を傷付けないように膣壁をくすぐったりもした。
生まれて初めて異物が入ったナナリーの膣は熱く狭く、アリスの細い指をもきゅうきゅうと締め付ける。
未だこなれていない肉洞はアリスの指の太さに広がり、その固さに圧迫感を覚えていた。
「ひゃぁぁんっ!はぁっ、あぁんっ!ひゃっ…んあぁ…きゃぁぁ……」
その度にナナリーの身体は敏感に反応する。
クチュッ、ジュクッ、と淫らな水音が部屋に響き、愛撫する度に愛液もトロトロと溢れてくる。
アリスは再び秘所に口を付けると、ちゅうっと吸い出した。
肉壷を満たし、溢れている蜜がアリスの口の中に流れ込む。
――…美味しい……
口内を満たす甘酸っぱいナナリーの味。
その甘美な匂いと味にアリスの興奮が高まっていき、ブルーのホットパンツの股部が微かに濃紺に染まり始めていく。
自分の愛液を吸われ、飲んでいく親友の姿にナナリーの官能は更に高まり、
ぴくんぴくんと反応しながら、迫り来る官能の頂点によがり狂っていた。
「ふあぁぁ…おっ、おかしくなりそう……」
「ナナリー、そろそろイきそう?」
ナナリーの反応から、そろそろ絶頂が近い事を感じ取ったアリス。
「イ…きそう…? 何か…あんっ!でっ、出てしまいそう……な…んんっ!」
身体をプルプルと震わすナナリー。絶頂が近い事を示していた。
アリスはナナリーを絶頂へと導こうと、舌で充血した花弁を舐め、ぷっくりと膨らんだ可愛らしい肉芽をきゅっと摘み、
それを少し強い力でにゅちゅにゅちゅと捏ね回した。
全身を駆け巡る快感に、突風が吹き上げるかのように一気に快楽の頂点に上り詰めるナナリー。
「あっ、ああ…ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!」
プシャァァァァァァァッ!!ビュクッ!
絶頂を迎えたナナリーの秘所から、噴水のように愛液が溢れ出した。
「きゃっっ!」
パシャッ!パシャパシャッ!ピチャピチャ…
そして、その液が秘所の近くにあったアリスの顔へと勢いよくかけられていった。
顔面に愛液をかけられ、びっくりするアリス。
「ごっ、ごめんなさいアリスちゃん!大丈夫!?」
慣れない絶頂の余韻に浸る間もなく、顔が愛液で濡れたアリスのもとに寄ろうとするナナリー。
身体中の力が抜けたかのように力が入らず、ベッドの上でうつ伏せに倒れ掛かる形となってしまう。
「アリスちゃん…ごめんなさい。私、こんなはしたない事をアリスちゃんに…… こんな汚いものを……アリスちゃんに……ううっ…」
不可抗力とはいえ、アリスの顔に愛液をかけてしまった事を謝るナナリー。
互いに心が通じ合った間柄とはいえ、恥ずかしい場所から出たものをかけてしまった事に罪悪感を覚えていた。
ナナリーの目からぽろぽろと涙が零れる。
しかしアリスは…
「ううん、あそこにいた私の方が悪いんだし、それに…ナナリーのだもん。汚いはずがないよ!だから平気!」
そんなナナリーを優しく抱きしめ、指で涙を拭い取った。
「あ…アリスちゃん…… あっ、ありが…とう……!」
ナナリーも、アリスの顔にかかってしまった液をハンカチで拭い取り、アリスの暖かさに抱かれていた。
以上で第3話の投下終了です。
これで大体、全体の半分ぐらいが終わりました。
今回はナナナ最終巻を読まないと分からないネタ(マリアンヌ殺害犯とか)を入れてしまっております。
少しお伺いしたいのですが、最近自分ばかりが投下しているような気もするので、
他の方の作品が投下されるまで、投下を自重した方が宜しいでしょうか?
何か申し訳ない感じもするので…
>>150 エロパート突入GJ!
二人の絡みがエロくてたまんねぇ・・・
投下に関しては気にしなくていいと思う
寧ろ完走してほしい!!
>>140 それはそれで面白そうだなw
悪夢ロロのパイスーも、ルルーシュの皇帝服に似た配色と襟元デザインだし
作中でも母親の愛情に飢えてたっぽいからネタ的にはありかもw
でもまあ、
>>141の言うように、あの絵はルルーシュとマリアンヌだが
>>150 やっと終わったの?
お前がいるから他の職人さんが来ないんだよ
早く消えろ
ルルーシュの変速機設定は、後の四月一日 君尋、糸色 望、
ギンコ、夏目 貴志、ティエリア・アーデに引き継がれた。
コンバータの構成は1段4要素。
中高速域での引張力を確保する特性とする。
このため、変速運転で高速域まで引っ張ることが出来る。
おまけに、高回転型であり、ストールトルク比は約6〜9倍と小さい。
この中でも、夏目 貴志は直結2段、ティエリアは直結4段の多段式である。
変速運転を長く続けると、効率が悪いため、変速運転の使用域を少なくして、
低い速度域で直結段に切り替える変速機設定とし、更に2段から4段と多段化された
直結段にて、1段のギアレシオと比較してより大きな減速比が取れるようになったことで、
ルルーシュや四月一日 君尋と比較して、かなり高効率となり、走行性能は向上している。
ルルーシュはとうとう連結器カバーを外せなかったな
>>150GJ!
俺も最後まで書き切ってほしいと思うが、どの職人にも言える事だが投下するしないは自由だからな…
自重していいのかどうかは正直わからん
いつどんな作品を書いてくれるかとかわからんだけに
過疎らなければいいと思う
雑談やネタ提供も好きだがw
>>150氏乙!
前スレで、もうちょっと深く突っ込んだ話を書きたいとかあったけど、これがそうなんだろうか?
アリス×ナナリーとか大好物なんで、完結したら改めて一から読ませてもらう
>>128も期待!
157 :
H.H.:2009/05/06(水) 20:40:34 ID:SCBZez+q
ここの処女作投下に藤堂×千葉かライ×千葉のエロ書こうと思うんだがシュチュエーションとかが思いつかない
作品作りの参考のために何か案を出してくれ頼む
>>150 GJ!
>>157 案になるかどうかわからんけど、R2の14話だったかで藤堂×千葉の意味深なシーン無かったっけ?
同じベッドの上に座ってたとか、寝巻きかシーツか忘れたが折り畳んであったとか
ライ×千葉はちょっと思いつかない
あんまし役に立てなくてスマソ
159 :
H.H.:2009/05/06(水) 22:07:35 ID:SCBZez+q
>>158 いや答えてくれただけでも嬉しい、ありがとう布団の中で考えてみる
>>130 ルルーシュ×マリアンヌ読んでみてぇw
この絵どおりだとどんなんになるか想像できんwww
161 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 23:30:29 ID:vvFjuIyU
>>160 このルルーシュ明らかに童貞じゃないもんなw
>>162 頭でっかちな童帝ルルーシュが童貞捨てたら、水を得た魚のようにヤりまくりそうな気もw
童貞捨てるまでが大変そうな気もするがw
>>130のルルーシュが童貞じゃなくなってるとして、誰相手に童貞捨てたのかとかも気になる
マリアンヌ相手に筆降ろしでも全然問題ないけどw
164 :
H.H.:2009/05/09(土) 20:24:24 ID:v6NT0xEo
>>161さんのように期待してくださる方がいらっしゃるので今日か明日には前篇を仕上げたいと思うます。
内容は藤堂×千葉です。
シャーリーに水泳を教えて貰って野獣にならない自信が無いです
久々にシャーリーとかミレイさんとかの生徒会組のエロも見てみたいな
>>166で思ったけど、シャーリーとプール内での水中プレイとかどうよ?
168 :
H.H.:2009/05/10(日) 22:10:37 ID:5ohut+g0
>>165 すみません昨日今日か明日には前篇を仕上げると言ってしまいましたが
今日はかなり忙しくしかも文章を書くと自分の文才が無いために予想以上に長引いてしまい今日中に上げられなくなってしまいました。
明日には絶対に前篇を仕上げます
気長に待っていただけると幸いです…。
楽しみに待ってるぜ、無理せず頑張れ
>>163 > 頭でっかちな童帝ルルーシュが童貞捨てたら、水を得た魚のようにヤりまくりそうな気もw
なんかわかるわw
きっと昔のシャルルがそんなカンジw
実際、そんなルルーシュのは2ch外で見た事あるな。
最近、更新されていねーが
>>171 俺としては小さい頃の、VVの陰に隠れながらオドオドしていたシャルルがどうして今のような若本に
…つーか、108人の女を皇妃とする(殆どは形だけだが)までに至ったのかが気になるw
でもウーたんが生まれた時期を考えると、遅くとも30代だよな…
クロヴィスが生まれた時はまだ皇帝に即位していなかったし、どんな女との付き合いをやったんだ?
マリアンヌ以外の皇妃には「はいはい勃起勃起」なイメージがある>シャルル
>>174 シュナイゼル以外の奴で「はいはい勃起勃起」となwwwww
でもネリ様&ユフィの母親に関しては、マリアンヌ程ではないにせよ愛情はありそうな気がする
同母兄弟がいるの、ネリ様&ユフィ、ルルーシュ&ナナリーの二組だけっぽいし
第四〜第10皇子まで同母だったら笑うが
>>176 クロヴィスとルルーシュの年齢差が7歳だか8歳だったから、それだと毎年連続で産むことになるぞw
>>177 五つ子とか・・・
オソマツ・A・ブリタニア
(Aは、故 赤塚不二夫氏から)
>>177 小説版だとナナリーが第7皇女との事だけどさ(悪夢では雑誌掲載時は第12皇女。単行本では消されてるが)、
第5皇女のカリーヌが1ヶ月前に生まれてるから、1ヶ月の間に皇女が3人生まれてる事になってるんだよなw
その時期、シャルル頑張ってないかw
>>179 確かに頑張ってるなw
>>174 俺はマリアンヌ以外の皇妃には「性処理の道具」とか「肉便器」とかそんな感じで思ってるイメージがある>シャルル
中には愛情がある皇妃もいるんだろうけど
アリナナの続きとか藤堂×千葉とかまだだろうか?
何か規制かけられてる所が多いらしいけど、巻き込まれてるんだろうか?
181 :
H.H.:2009/05/14(木) 22:12:49 ID:I37S/NmB
>>180 すみません、長らくお待たせしました
私のちんけな駄文を待ってくださった
>>161さんや
>>165さんや
>>168さんも申し訳ありません。
描き上げると言った日からだいぶ経ってしまいました。今日ようやくアップします。
注意
1:時間軸はゼロレクの後日談
2:今回はエロパートなしな上にコテコテの新婚話みたいな話
初心者の駄文なのであわないと判断したらNG推薦します
182 :
H.H.:2009/05/14(木) 22:14:12 ID:I37S/NmB
帰る場所(藤堂鏡志郎×千葉凪沙)
「藤堂さん、これで荷物は全てです」
「そうか」
時は夕刻。
世界を揺るがすゼロレクイエムから早一ヶ月が経ち
その激戦を潜り抜けた者達の内の二人藤堂鏡志郎と千葉凪沙は京都の片田舎の年季の入った広い日本家屋で荷物の整理をしていた。
戦後、お互いに天涯孤独の身で帰る場所の無い二人は同居をする事となり引っ越しの荷物を整理していたのだ。
ブリタニアの襲来で殆どの持ち物を失ったため家具は最近取り寄せた真新しい物ばかりだ。
また、家具や持ち物は必要最低限のものしか揃えず、戦時中の荷物もあまり多くなく二人とも手先が器用であったため二人きりでの整理だったにもかかわらず引っ越しの整理は想像より早く片付いたのだ。
準備は順調に進みつつも千葉は夢にまで見た藤堂との同居に
藤堂は最終決戦以降どのように千葉と接するのかが分からず
それぞれ緊張しいつもよりぎくしゃくしていた。
「思っていたより早く終わりましたね」
「っふ、それはお前の整理の仕方が上手いのだろ」
「え!?」
思わぬ一言に驚いた千葉は手元を狂わせ腕に持つ段ボールの包みを落としそうになる。
「あ…!」
「おっと」
183 :
H.H.:2009/05/14(木) 22:15:05 ID:I37S/NmB
間一髪のところで藤堂は千葉を後ろから抱締める形で荷物が落ちるのを防ぐ。
「大丈夫か?」
「っ!」
千葉は藤堂から即座に離れ藤堂に背を向け
荷物を本来置く場所に移動させるために足を進める。
「も、申し訳ありません!」
千葉は照れ隠しと自身の不甲斐無さから謝罪と同時に瞬時に藤堂のもとから離れる。
「この荷物を箪笥にしまい終わったら食事か風呂の準備をしておきます。どちらを優先しましょうか?」
「いや、風呂の掃除は私がやっておく。だからお前は食事の準備をしてくれ」
「あ、はい。」
藤堂の指示に返答をし
千葉は最後の段ボールの中から衣服を取り出し手際良く箪笥に衣服を収納し終えると
千葉は台所に向かい食事の準備に取り掛かった。
先ほどまで引っ越しの荷物の整理をしておりあまり時間もなかったためか
食事は豆腐と若芽の味噌汁に簡単な野菜炒めに山菜の天ぷら。そして市販の沢庵と麦茶。あまり華やかではなくどちらかと言うと質素なものだった。
それでも楽ではない労働に疲れた体には十分な食事であり、
また、千葉は料理が得意であるために簡単な料理でも美味しくなる工夫などをこらしていた。
千葉の食事の準備が終わった頃、藤堂も風呂の洗浄を終えており、
二人は他愛ない会話を繰り広げながら食事をしていた。
184 :
H.H.:2009/05/14(木) 22:15:46 ID:I37S/NmB
「すみません、このような質素な物しか用意できなくて…」
「気にするな。あれだけの労働の後でこれだけの食事を用意しただけで十分だ。
それにとても上手い」
藤堂の優しい言葉に千葉は顔を赤らめ赤くなかった顔を隠すために顔を俯かせてしまう。
「ほ、褒めても何も出せん。
食器を洗うので食べ終わった後の食器は片づけてシンクに置いて下さい」
可愛げの無いことを言ってしまったと内心後悔しながらも食事を終え自分の食器を重ねそれをもってシンクの方へ持っていく。
千葉が食器を洗う準備をしていると食事を終えた藤堂が自分の食器をもって千葉の隣に立ち言った。
「私も手伝う、これが終ったらあとで一緒に風呂に入らないか?」
「…え?あ、…はい。」
千葉は内心かなり驚きつつも断る事ができず了解し
二人で食器を洗い片づけ、風呂の準備をした。
場所は浴室。
顔を俯かせ湯船に浸かる千葉と体を洗う藤堂。
ちなみに新居の浴室はかなり広く
湯船も、縦は長身の成人男性の藤堂が足を延ばせる位に長く
横のも幅も二人は余裕で入れるくらいの広さがある。
浴室に来て四十分程
二人はお互いに言葉一つなく黙ったままである。
185 :
H.H.:2009/05/14(木) 22:16:29 ID:I37S/NmB
あまりにも無言の時間が長く続き気まずくなったのか
千葉が申し訳程度を隠す程度にタオルを体に巻き湯船から出て藤堂の隣に座る。
「と、藤堂さん、お背中お流しします」
「そ、そうか。で、では頼む」
いきなりの千葉の申し出に戸惑いつつも藤堂は拒みもせず千葉に背中を預けることにした。
しかし千葉は緊張で手が震えおぼつかない手つきでタオルを握り大して力を出せずあまり上手いものでは無かった。
「千葉。もういい。湯をかけてくれ」
「あ、はい。では桶を」
そう言って桶を取るために千葉は立ち上がろうとするが。
千葉は足を滑らせ体勢を崩してしまう。
「っあ…!」
「千葉!」
とっさに椅子から腰を浮かせ後ろを向き千葉を守ろうと千葉の腕を掴んだ藤堂のおかげで千葉は落下する衝撃を緩められたが藤堂もバランスを崩し膝立ちの状態になってしまう。
「っ…千葉、だいじょ…!」
「…藤堂さん」
仰向けの状態の千葉はタオルが取れてしまい一糸纏わぬ姿で顔は羞恥で顔を赤らめ眼には涙で少し潤んでいた。
藤堂はと言うと右手は千葉の腕を掴んだままで千葉の開いた足の間で膝立ちになりあられもない姿の千葉を凝視する形となってしまった。
自然に藤堂が千葉を押し倒し組み敷いている形になってしまった。
186 :
H.H.:2009/05/14(木) 22:17:05 ID:I37S/NmB
「…っ!」
千葉は意を決め、目を瞑り藤堂を受け入れる覚悟であった。
だが藤堂のとった行動は千葉の予想をしていなかったものであった。
「す、すまない!」
「え?」
藤堂は千葉の体に取れたタオルを巻きつけ腕を引っ張りながらおこし、自身に湯を流し早足で浴室を後にした。
「…藤堂さん…」
浴室を後にした藤堂は寝巻を着こみ自身の寝床で座禅を組み瞑想をしていた。
藤堂は自身の気持ちを落ち着けるために行っていたことであったが今は自身の邪な心を取り除くために行っていた。
あの時藤堂は事故で千葉を押し倒してしまった時、そのまま最後まで襲ってしまおうと思った。だが一歩手前で理性が勝った。
八年間自分を慕い寄り添ってくれた部下である千葉。
藤堂はそんな彼女を「女」としてではなく一人の人間として接してきた。
彼女が露骨に女扱いされるのは彼女を傷つけると理解していたからだ。
だが、何時しか彼女が自分に敬愛に留まらぬ特別な思いを抱いていることに気が付き始め、そして自分もそんな彼女に向き合うことが出来なくなっていった。
戦いしか知らない藤堂は女を知らない、それゆえに彼女を傷つけてしまいそうで、そして今の関係すらも崩してしまうのではないかと恐れていたから。
最終決戦のあの時からも藤堂は千葉へ向きあえないままなのだ。
「あ、あの。藤堂さん。少しだけお話よろしいでしょうか…」
藤堂の寝床の戸で千葉が正座を組み佇んでいた。
187 :
H.H.:2009/05/14(木) 22:17:33 ID:I37S/NmB
「…千葉か、今日はもう遅い。部屋に戻って寝なさい」
「待って下さい!少しだけお話を聞いていただけるだけでいいんです!」
「…入ってくれ」
藤堂ははじめは千葉の入室を拒んだが彼女の必死の懇願に折れうっすら目を開け千葉を部屋に入れることに承諾した。
しなやかに戸を開けた千葉は寝巻用の白い長襦袢に身を包み
上品で清楚ながらもどこか妖艶な雰囲気があった。
千葉は藤堂の部屋に数歩入り藤堂から少し離れたところで正座を組み、話を始めた。
「藤堂さん、私明日にでも荷物をまとめて出ていきます」
「…!待て、千葉!今何と?」
突然の千葉の申し出に藤堂は戸惑った。
同居を言い出したのは藤堂だが、千葉はとても喜び同居を承諾したのだ。
そして今日まで二人で家具などを買いそろえ今日まで来たのだ。
「私明日にでもこの家を出ていきます。…凄く勝手なのは解っています。」
「な、なら何故出ていくなどと!?」
藤堂は自分でも信じられないくらいに取り乱していた。
「藤堂さんに一緒に暮らさないかと誘ってくれたのもとても嬉しかったです。ですがいざ一緒に暮らすと私は藤堂さんに迷惑をかけてばかり…。それに解っています私など藤堂さんにとっては迷惑なだけだったのに気を使って同居に誘ってくれた事を…」
「…!」
「だからさようなら藤堂さん…これ以上迷惑かけないうちに明日に出ていきます…。」
そう言い千葉が部屋を出て行こうとしたときであった。
「…千、…凪沙!」
「え?」
気がついたとき藤堂は千葉の手をつかみ自ら自身に引き寄せ強引に口づけをしていた。
188 :
H.H.:2009/05/14(木) 22:20:43 ID:I37S/NmB
以上です
いま読み返しても恥ずかしい…
ここまで長く待たせてこんなものしか用意できなくてすみません。
私の駄文に付き合ってくださる方がどれほどいらっしゃるかは解りませんが後半は近いうちに上げます。
GJ!
藤千好きだから嬉しいよ
>>188氏GJ!
いかにも不器用な大人の絡みって感じでいいです
続きにも期待!
192 :
H.H.:2009/05/15(金) 23:39:18 ID:CcIsY+LK
私の文で喜んでくれる方が居てとても嬉しいです
藤千葉の布教のために書き始めたのですが何が何でも完成させようと意志が湧きました。
なるべく近いうちに書きたいと思いますが
なんせ文才の無い私ですので長くかかりそうですので私が後篇を書き終えるまで他の職人さんが投稿しても一向にかまいません…(汗)
野郎キャラでカノンさんが好きなんだが絡ませ要員がニーナナナリーネリ様あたりしかいなかった
でもカンボジアはトロモ機関にて、監禁されてる咲世子を鞭で尋問なドSカノンさんとか超見たい
ドSの部下はドS
カノンさんはニーナとか虐めてくれてもいい
でもカノン×咲世子も読んでみたい気がする
おねえ言葉でねちっこく責めそうだ
>>188GJ!
続きがエロくなりそうなので今から期待してる
>>193 俺としてはカノンはニーナのような貧乳やナナリー、アーニャのような幼女には比較的甘い感じがする
咲世子さんを虐める展開も願ったりだが
咲世子さん相手に優勢に立つ作品とかあんまし無かったよな?
>>178 DS版とか悪夢だと、双子といった一度に複数生まれてきた場合は一人だけ皇族に残して、
他は皇籍を剥奪した上でどっかに出家させたりしてたな
皇族にとって双子は禁忌とかで(いわゆる鬼畜腹)
シャルルとVVも双子だけど、VVの方が皇位継承権持たなかったりしたのかねぇ?
>>194-195 カノンさん×ニーナで百合風味(実際はカノンさんは肉体的には男なので百合でも何でもないが)とか見たい
そんじょそこらの男よりも女の気持ちとか判ってそうだし、ニーナの感じるところとかピンポイントで突いてくれそうw
>>196 「畜生腹」ではないのか
カノンさんはもともとが倒錯的なキャラクターだからどんなマニアックなシチュエーションでも似合いそうという…
しかしエロパロ的には扱い難いな 性的嗜好がどんなベクトルが想像出来ねえ
>>197 そうだっけ?すまなかったorz
そもそもSなのかMなのかもハッキリしてないし…
個人的にパンダにはMで(鞭でしばかれてた辺り)、それ以外にはどちらかと言うとSというイメージが
でも
>>195の言う通り、つるぺたやロリには甘い…と
その一方でミレイさんのような成熟した女は興味なしで
>>198 パンダはSを服従させるのが好きなタイプだろうからカノンもサディストなんじゃね
アーニャナナリーニーナにえっちなイタズラを仕掛けるカノンは想像出来ないので、
ここはネリ様(パンダ指ぱっちんで負傷)か咲世子さん(カンボジアで軟禁)相手とか良さそうだ
>>142の続きとして、アリス×ナナリーの第4話を投下します。
今回はどちらかと言うと、ナナリー×アリスになっております。
例によって百合なので、苦手な方は華麗にスルーお願いします。
――私はアリスちゃんから勇気を貰った。
未来を生きる勇気を…
私がエデンバイタル教団に捕らえられてしまった時、死んでしまってもいいとさえ思っていました。
ただ闇雲に戦い、暴力を鎮圧する事が平和になる事だと浅はかにも考えてしまった。
優しい世界も夢幻に過ぎないとも思い、絶望してしまった…
そんな私を、お兄様、スザクさん、ユフィ姉様。そして……アリスちゃんが助けてくれた。
気がついた時、私はアリスちゃんに抱きかかえられていました。
あんなに酷い事を言ったのに…それでも助けに来てくれた……
どうしようもなく辛い時には、いつもそばにいてくれる。
そばにいる事が当たり前で、気付くのに時間がかかってしまった『優しい人』…
辛く苦しいはずなのに、いつも私の事を助けてくれるアリスちゃん。
アリスちゃんがいたから、私は辛い現実に立ち向かう事も、未来を恐れずに見る勇気も持つ事が出来ました。
アリスちゃんは私にとって、本当の騎士(ナイト)でした。
私はアリスちゃんから貰った勇気に…想いに応えたい。
エデンバイタル教団から脱走したアリスはナナリーを連れ、ヨコハマゲットーにある難民キャンプへと身を寄せていた。
一応の衣食住の確保と、追っ手に狙われた場合でも森林地帯であるが故にジャミングが働き、見つかり難いと踏んだからである。
「アリスちゃん…ごめんなさい……」
「ううん、私の方こそナナリーを傷付けて…」
ナナリーはアリスからの看病を受けていた。
エデンバイタル教団に捕らえられていた際に幾度と無く受けた過酷な尋問。
ネモと契約解除した事によって、C.C.細胞が身体を蝕む反作用。
そして自身の心を苛んでいる罪悪感。
これらの事柄が、ナナリーの心も身体も著しく衰弱させていた。
「私…この世から暴力を排除すれば、平和な優しい世界に近付けると思ってた。でも…間違いだった…」
ナナリーの開かない瞼の間から涙が零れ落ちる。
「うん…そうだね……」
確かにナナリーの言う通り、やり方は間違っていたのかもしれない。死傷者を出さないように、最低限に留めているにしても。
しかし、アリスはそんなナナリーの願い、『優しい世界』までは否定する気は起きなかった。
やり方が乱暴でも、争いの無い世界にしたいという気持ちは本物だから…
「でも、私はナナリーの言う『優しい世界』、それ自体が間違ってるなんて思わないわ」
「えっ?」
「暴力を排除するやり方は間違ってるかもしれない。でも、ナナリーが争いの無い世界にしたいと願うのなら、私は力を貸すわ!」
「……!」
その言葉に胸が熱くなるナナリー。
こんなにも自分を思ってくれている人がそばにいた事に、そして自分の願いを受け入れてくれる事に…
「ナナリーは私が守る!だから安心して、今はゆっくり休んで…」
「ありがとう……アリスちゃん………」
『悪夢の果てに得たもの4〜Knight of Brave〜』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ナナリー…大丈夫?」
生まれて初めて気をやったナナリーは、アリスに抱かれていた。
快楽の突風に吹き上げられてふわふわとした浮遊感に包まれている。
今のナナリーの気分を例えるなら、こんな感じであった。
「うん…びっくりしたけど、凄く……気持ちよかった…」
「…そう……良かった…」
ナナリーは、アリスの顔が赤く上気している事に気が付いた。
顔だけでない、身体中が汗ばみ、ほんのりと赤みを帯びていたのだ。
呼吸も少しではあるが乱れ、心なしかアリスの穿いているホットパンツの股部に染みが出来ているように見えた。
「アリスちゃん…」
ナナリーは思った。自分をここまで愛し、気持ちよくしてくれた親友に何かしてあげたい。
そんな思いが、ナナリーに一つの決断をさせた。
ちゅっ…
ナナリーはアリスの顔を寄せると、その唇にキスをした。
柔らかな唇が重なり、ナナリーの舌がアリスの口内を愛撫する。
「んっ、んんっ…あんっ……ふぁ……」
唇を離すと、唇同士から混ざり合った唾液の糸が引かれ、二人を結び付けていた。
「私…アリスちゃんを気持ちよくしたい!」
ナナリーは、真剣な眼差しでアリスの顔を見ていた。
「いつも助けてもらってばかりで…こんなに気持ち良くしてくれたし、私もアリスちゃんに応えたいの!」
ナナリーの自分に向けてくれる真剣な気持ち…アリスはそのナナリーの想いを感じ取っていた。
そして、こくりと頷くアリス。それは、ナナリーが自分に任せてくれたように、自分もナナリーに身を任せる事を意味していた。
「ひゃっ、あっ…ふぁぁ……んんっ!」
ベッドの上には、上着を上にずらし小振りな乳房を露にしているアリスと、一糸纏わぬ生まれたままの姿のナナリーがいた。
ナナリーはアリスの上着とブラジャーを上にずらすと、赤ん坊のように桜色の乳首に吸い付き、
左手で右の乳房をやわやわと揉みしだき、胸の柔らかさと感度、そして暖かさを確かめていた。
胸の柔らかさの奥に、未だ残っている固いしこりが感じられる。
空いた右手はアリスの股間へと伸び、ホットパンツ越しにアリスの秘所を捉えていた。
ホットパンツの上からアリスの秘所を優しく撫でるナナリー。ホットパンツの股部はしっとりと湿り気を帯びており、
ホットパンツを形作る青い生地が、アリスの秘所を包み込む部分だけ濃紺に変化し、少しずつ染みを作っていった。
ナナリーが撫で回すたびにホットパンツの色が、股間から広がるかのように濃紺に変化していき、
やがて太股、ナナリー自身の指にも蜜液が流れ出していく。
それは、ホットパンツの中でアリスの大切な部分が大洪水になっている事を意味していた。
「んあぁぁっ、くぅ…んんっ!はぁん……」
愛しい親友が自分の大切なところを触ってくれている…
その行為はアリス自身がたまにやる自慰よりも気持ちよく、いつもよりも遥かに感じていた。
その証拠に、もうホットパンツも、その下の下着も使い物にならなくなるほどに濡れそぼっており、蜜が太股にも垂れていた。
乳首も既にはち切れんばかりに勃っており、触れるとコリコリとしていた。
「あんっ!くぅ…んあぁぁ……」
「…アリスちゃん、こんな顔もするんだ……」
初めて見る親友の意外な一面。今、ナナリーが見ているのは普段の頼れる心優しい親友の姿ではなく、
自分の愛撫に愛欲と快感を感じ身をよじらせ、可愛らしい嬌声を上げる親友の姿であった。
――もっとアリスちゃんを愛したい。アリスちゃんの可愛い声を聞きたい。
そんな感情が、ナナリーの中に芽生え始めてきた。
ナナリーは、アリスの唇にに口付けすると、しこりの残った小振りな膨らみをふんだんに揉み続けた。
アリスの身体を支配する官能の炎が燃え上がる。
「あぁん……ナッ、ナナリー…… き、気持ちいいよぉ…っ」
思わず言葉が漏れてしまうアリス。それを聞いたナナリーは…
「アリスちゃん…嬉しいっ!」
自分の愛撫でこんなにも気持ち良くなってくれている事が嬉しくて、思わずベッドの上で飛び跳ねるナナリー。
嬉しそうにしているナナリーの姿を見て、アリスも胸がほっこりと暖かくなっていく。
――ああ…私、本当にナナリーの事が好きなんだな…
「ねぇアリスちゃん、脱がしてもいい?」
ナナリーが聞いてきた。この先やる事はもう決まっており、アリスにそれを反対する気も無かった。
「うん…いいよ」
ナナリーにならば自分の全てをあげてもいい。アリスはそう心に決めていた。
「じゃ、じゃあ…脱がすね」
その言葉を聞いたナナリーは、震える手つきでホットパンツのボタンを外し、ジッパーを下ろした。
中からアリス愛用のストライプ柄のパンツが見え始めた。
脱がされる様に、徐々に肌を晒していく恥ずかしさと、愛する人に愛でてもらえる興奮を同時に感じていくアリス。
その二つの感情がアリスの中でせめぎあっているその時、今度は直に指をパンツの中に滑り込ませた。
柔らかい若草を掻き分け蜜が溢れる泉を探し当てようとする。
ふっくらと柔らかい肉丘を真っ二つに刻んでいるクレヴァスに人差し指が触れた。
「んんっ!」
そこを人差し指が通過すると、アリスは少し顔を歪ませた。
「アリスちゃん!大丈夫!?」
「う…うん。ちょっとびっくりしただけ…」
「そう…もし嫌だったら嫌って言って!私、アリスちゃんの嫌がる事をしたくないから…」
「だ…大丈夫、ナナリーを信じてるから、もっと私を気持ち良くして…」
その言葉に勇気付けられたのか、ナナリーはアリスの蜜に濡れた手で、下着ごとホットパンツを脱がしていった。
淫らな糸を引きながら、アリスの大切な部分を隠していた最後の砦は取り払われていった。
「アリスちゃん…見てもいい……?」
「う…うん……」
恥ずかしそうに顔を赤らめながら、足を開いていくアリス。
初めて見るアリスの女の子の部分。
ナナリーと同じく童女のような幼さを残すが、ナナリーに比べるとほんの少し大人びた感じがする。
ふっくらとした恥丘は真ん中で綺麗に割れ、愛撫で綻び始めたのか、サーモンピンクの媚肉が割れ目の奥から見え隠れしている。
金色の陰毛も生えてはいるが、透き通るように薄く柔らかく、女の子の部分を隠し守る役目を果たせていない。
「アリスちゃん…綺麗……」
「そっ、そんな事ないよナナリー!」
自分以外の少女の、女の子の部分を見る事が初めてなのか、思わず感嘆してしまうナナリー。
ナナリーに見られている事に更に興奮を覚えているのか、アリスの秘所からトロトロと愛液を吐き出し、ベッドのシーツを汚す。
「ア、アリスちゃんみたいに上手く出来るかどうか分からないけど…」
「うん…ナナリーなら大丈夫だよ。私の方はいつでも準備出来てるから…」
M字開脚したまま、ナナリーの愛撫を迎え入れる心境のアリス。
心臓の鼓動が早くなる。
ナナリーは、自分でも碌にした事の無いペッティングに、アリスを気持ち良くさせる事が出来るか不安だから…
アリスは、女同士…それも愛するナナリーに身も心も任せているとはいえ、初めての行為に興奮を感じてるから…
ナナリーの手が、アリスの秘所にそっと触れた。
クチュ…
「あんっ!」
アリスの身体がビクンと跳ねる。
ナナリーは、先程アリスが自分にやってくれた事を思い出しながら、アリスを愛撫していく。
ふっくらとした恥丘を撫で回された事、媚肉を指先でなぞられた事、肉芽を摘まれた事、膣に指を入れられた事、
そして…股間に口を付けられ舐め回された事…
慣れない手つきで、アリスが自分を愛してくれたのと同じようにアリスを愛するナナリー。
「えっと…ここをこんな風に撫でて…」
手がアリスの恥丘に触れる。肉厚を感じさせる大陰唇は触れるとむにゅっ、とした感触が伝わり、柔らかかった。
慎ましやかに生え揃っている金色の若草も、ふわふわとした柔らかい感触がナナリーの指先に伝わる。
恥毛を毛繕いするように指を動かし、恥丘を優しく触れるナナリーにアリスは何とも言えない興奮を覚えていた。
身体中のいたる所から汗がぶわっと噴き出し、全身の毛が先立つかのような、ゾクゾクした感覚…
かといって不快感ではない。寧ろ、ナナリーに触れられている事に喜びを見出すかのような、そんな感じ。
敏感な部分にこれ以上でも触れられたらどうなってしまうんだろう?
アリスのそんな考えを読んだのかそうでないのか、ナナリーは割れ目をパックリと広げた。
ぬらぬらと蜜に浸されたサーモンピンクの媚肉がヒクつきながら、小さな肉洞から蜜を出している。
ナナリーの指先が、サーモンピンクの肉ヒダにそっと触れる。
「んんっ!」
肩がビクンと動く。
薄く小さな肉ヒダの形にそって、ナナリーの指先が媚肉をなぞっていく。
「あっ!あああぁぁぁ〜〜…」
媚肉をくすぐられる度に、アリスの口から嬌声が漏れ出していく。
背筋がゾクゾクし、爪先もピンと張っている。
やがて、ピンク色の花弁が合わさった所にある肉芽がプクッと膨らみだした。
膨らんだ肉芽は、敏感過ぎるが故の保護包皮からほんのちょっぴり、顔を出すかのように剥けていた。
それを見たナナリーは、アリスの身体の中で一番敏感なそれにチョンと触れた。
「あうっ!」
アリスの背中が海老のように反り返る。
「アリスちゃん!大丈夫?」
先程の反応を見たナナリーは心配そうに聞く。
「う…うん、ちょっと刺激が強過ぎたかな… さ、触る時だけどさ、あ…愛液を…指に絡めて……触って…」
「わ、わかったわ…アリスちゃん」
△△△△は、指を自分の股間へと持っていった。アリスへの愛撫に性的興奮を覚え、自分も再び濡れだしてきたのだ。
「きゃんっ!」
すっかり敏感になっているナナリー自身の秘所。
少し粘性のある愛液を自分の指に絡め、ナナリーは再びアリスの秘所へと手を伸ばし、人差し指で肉芽に触れた。
「んあぁっ!」
愛液が肉芽から伝わる刺激を和らいでくれている。アリスの表情が快感へと蕩けていく。
それを見たナナリーはアリスが自分にやってくれたのと同じように、親指と人差し指で肉芽をキュッと摘んだ。
「はぁぁぁんっ!くぅ…あぁっ!」
弾力があって柔らかい、まるでグミのようなそれにアリスの身体が敏感に感じ、悶えていく。
ナナリーが肉芽をくにゅくにゅと揉む度に、アリスは可愛らしい嬌声を上げ、身体をピクピクと震わせる。
「いっ…いいよぉ……ナナリー…」
次にナナリーは、蜜を吐き出し続ける蜜壷へと人差し指を進める。
小さな穴にツプッと人差し指が侵入していく。
「はうっ!」
アリスの中は狭くきつく、入った指がふやけそうになるほど熱かった。
指を更に進めようとしたが、壁のようなものに阻まれて、そこから先へは進めなかった。
いや、進もうと思えば進める事は出来るが、その阻んでいるものを破らないといけない。
それは、アリスの純潔の証だった。
それを感じ取ったナナリーは、膣の浅いところで指をくにくにと動かした。
「あっ、ああっ!う…んんっ……はぁぁ…」
指で中をかき回され、喜びに身をよじらせるアリス。
そんなアリスを愛おしく感じたナナリーは、再び顔を胸へと寄せ、乳首に口を付けてちゅうちゅうと吸いたてた。
「ああっ…ひあぁぁっ…」
秘所と乳首に同時に愛撫され、アリスの性感値が一気に上昇していく。
「んん…ナナリー……ああっ!」
次の瞬間、アリスの身体が一瞬、硬直した。
愛液でトロトロになったナナリーの手にもっと粘性の強い液体が溢れた。
「はぁっ…はぁっ……」
身体中汗だくになり、呼吸を整え胸を上下させているアリス。
快楽の余韻に浸る間もなく、ナナリーの顔が、アリスの秘所へと近付いていく。
そしてナナリーの唇が、アリスの秘唇にまるでキスでもするかの様に触れた。
ちゅっ
「あんっ!ナっ、ナナリー…私、イったばか……んあぁぁっ!」
ピチャピチャと音を立てながら、ナナリーはアリスの秘所に舌を這わせていく。
先程アリスがナナリー自身の秘所を舐めてくれたのと同じように…
「んあぁ……ナナリー…駄目ぇ、こんな汚いところを……っっ!舐めちゃ…あっ! 汚れ…ちゃう……」
愛撫されてるが故の肉体の反応とはいえ、自分のものでナナリーを汚してしまう事に罪悪感を感じていくアリス。
「アリスちゃんのなら平気だから…それに、こんなに綺麗だし」
ナナリーは一旦口を離し、言った。
アリスの危惧していた通り、ナナリーの口の周りはアリスのものでべとべとに濡れていた。
「それに……アリスちゃんのだから、汚くないわ」
にっこりと微笑むナナリー。つい先程自分も同じ事をやったとはいえ、自分が同じ事を返されるとアリスも気恥ずかしくなってしまう。
「で…でも……あうっ!」
ナナリーは舌での愛撫を再開した。
最初は舌先でチロチロと舐めていたが、慣れてきたのか、アリスの味を楽しみたくなってきたのか、舌全体でアリスの秘所を舐め上げる。
「んっ、はぁっ!あぁっ…くぅ……」
ピチャピチャ…ちゅるっ、じゅるっ!
舌先から伝わっていくアリスの蜜。ナナリーの口の中に、アリスの蜜の味が広がっていく。
そんな甘美な感覚が、ナナリーを蕩けるような幸福な気分へと誘っていく。
アリスも、自分で弄る時以上の気持ちよさをナナリーに与えられ、一度落ち着きかけた性感値が再び上昇していく。
「ふあぁぁぁっ、ナ、ナナリー…私、また……イきそ……うんっ!」
アリスの身体がまたビクビクと震えだす。絶頂が近い証拠だ。
ナナリーはアリスの秘所のある一点に目をやった。ぷっくりと膨らんだ可愛い肉芽…
これまでに加えられた愛撫によって真っ赤に充血したそれを思いっきり吸い立てた。
もちろんそんな事をして、されている側が普通でいられるはずが無い。
「くぅっ…はぁぁぁぁぁぁっ……!!」
目は大きく見開き、少し汗ばんでいた体にそれ以上の汗が吹き出てきた。
アリスの身体は一気に力が抜け、まさにペタン、という擬音が当てはまるようにぐったりとベットに体を預けた。
焦点の定まらない瞳が虚空を眺め、手足はハッキリと分かるぐらい痙攣を起こしていた。
息は完全に上がり、胸が激しく上下していた。
「はぁっ……はぁ…はぁ…」
アリスは絶頂の余韻に浸っていた。
親友の手による愛撫は、これまでに味わった事の無い性悦の快感をアリスにもたらし、その余韻に身を委ねていた。
「はぁ…はぁ… ナ、ナナリー…はぁっ、す、凄く……はぁ、はぁ……気持ちよかった……」
息も切れ切れに感想を述べる。
「本当に!?」
その言葉にナナリーが嬉しそうな声を上げる。自分の手でアリスに応える事が出来たのがそれほどまでに嬉しいのだろう。
アリスもそんな嬉しそうなナナリーの姿を見ていると、ほっと嬉しい気持ちになる。
余韻に浸り寝そべっているアリスに、ナナリーの方から抱きついてきた。
両手を首に回し、こちらへと身体を寄せていく。
「…アリスちゃん……可愛かったよ…」
その言葉に、アリスの方もナナリーの背中に手を回し、ナナリーの身体を密着するまで引き寄せる。
「ナナリーだって…可愛いよ……大好き……」
二人はまた、お互いに顔を寄せ口付けを交わした。
以上で第4話の投下終了です。
多分、次の投下で最後になると思います。
すみません、
>>204を打つ際に調整し忘れた箇所がありましたので、修正をお願いします。
>>204の35行目
ナナリーは、指を自分の股間へと持っていった。アリスへの愛撫に性的興奮を覚え、自分も再び濡れだしてきたのだ。
初歩的なミスを犯してしまい、重ね重ね申し訳御座いません。
>>208 リアルタイム遭遇!
GJでした!
そういえば、ナナリーが攻めに回るのってエロありだとこれが初めてなんだな
他のエロ系SSだと受けばかりだし
調整に関しては次から気をつけていただければ…
次は最終回みたいだが、頑張れ
>>208GJ!
ナナリーもアリスもエロいよ可愛いよw
ミスは確かにまずったかもな・・・
でもまあ、保管庫に載る時は修正されてる事を祈ろう
>>209 確かにナナリー攻めは保管庫にあるナナリー×カレンで非エロしか無かったんだよな・・・
ナナリーが攻めに回れる相手って他に誰がいるよ?
ルルーシュとか、ジェレミアとか真面目でお堅いタイプのほうがナナリー攻めには似合う
ワンさん相手とかも意外と燃えるかも
藤堂×千葉の人もナナリー×アリスの人もGJ!
後者の方はミスは気にすんな
悪夢とか他媒体含めた劇中準拠で考えると、ナナリーが攻めに回れる相手ってアリスぐらいしかいないんだよな
悪夢最終回はそんな感じだった(攻めというか精神的に優勢に立ったというか)
これを機にナナリー攻めSSとか出てこないかな?
>>211 小説版で赤ん坊の頃の自分の育児をした相手に攻めるとなw
おでん屋ナナちゃんのナナリーだったらルルーシュ相手に攻め展開とかできそうw
ナナリー攻めか
リヴァルとかどうだろう
ニーナはどうだ?
放課後の生徒会室で、オナニーしていたのをチクチクと・・・
「大丈夫ですか? 気分が悪いのでしたら、これとか(ドラッグ)、これとか(ローター)、これ(ローション)使いますか?」
>>212 いいじゃないか
「あら、ビスマルク卿は私のおしめを換えてくださったこともあるとお聞きしましたわ…いまさら、でしょう?」
といいながらワンさんにパンツを脱がせるよう命令するナナリーとかよくね?
>>211-215 アリス以外にいないんじゃないかと思ってたら、意外とナナリー攻めのネタあるんだなw
ぜひとも小説化してくれ!
でも大体が黒ナナリーか・・・好きだけど
>>214 この流れ的にいって、黒ナナリーと鬼畜カノン(鞭装備)に攻められるニーナか
アリかも知れんw
>>188>>208 二人ともGJ!
続きが楽しみだ!
黒じゃないナナリーで攻めだと…アリス以外にこれといって思い浮かばねぇ…orz
他にいるとしたらロロか?手を添えてる絵とかあったような
あと、コンプリートの小説じゃ軽く喧嘩してたしw
>>212 おでん屋ナナちゃんのナナリー×ルルーシュがありなら、
反逆学園ギアス先生のナナリー×シャルルも…
「いい加減にしろ、駄目親父!」と罵りながら攻める娘か…
>>214 何で持ってんだよw
まさか咲世子さんが与えたのか?
オナニーしてたニーナ相手に黒ナナリーと咲世子さんが…
…駄目だ、俺の頭じゃ咲世子さんの方が攻めとしてはインパクトが強すぎてナナリーが霞む…
>>220 ナ「C.C.さんが貸してくださいました」
つーか、
な ん で ナ ナ リ ー が 使 い 方 知 っ て ん だ よ w w w
>>222 ナ「ユフィ姉さま仕込みです」(10年ぐらい前の話)
>>223 それはそれで嫌な3〜4歳児だなw
ローターはいいとして、媚薬やローションの扱いはどうしろと?
目ぇ見えなかったらろくに扱えんぞw(判別もつかんし)
ナナリー関連といえば、足が動かないからプレイにも支障きたしそうだけど、
ナイトメア・オブ・ナナリーだと完全回復してるからプレイの幅も広がりそうだなwww
>>224 ナナリーが使うんじゃなくて、ニーナに自ら使わせるんだよ。
ナ「さあ、遠慮しないで下さい。これら全て、皇女殿下ご愛用の品なんですよ?」
ニ「嘘・・・ ユーフェミア様がそんな・・・(ゴクリ)」
>>225 その手があったかw
>>224の言う通り、ナイトメア・オブ・ナナリーのナナリーなら目も足も回復してるから出来る事多いけど、
上手い事誘導してニーナに自ら道具や媚薬を使わせる…と
この場合、自分はどうやって楽しむんだ?ニーナの喘ぎ声を聞くだけで満足なのか?www
>>226 (よがってるのを見ながら)
「世界が平和になりますように☆」だろ
そして、次の相手を探しに…
>>227 おかしいですよ! ナナリーさん!!
・・・あれ? なぜか黒トミノ風味に・・・
>>226 どうやってよがってるのを見るんだよw
本編にしろ悪夢にしろ、終わりの方にならんと目が見えんぞ
まさか心眼か?
でもナナリー千人斬りは見てみたい気もするw
相手が男だろうが女だろうがお構い無しに
…つーか、
>>215みたいなビスマルク相手に攻めるの見てみたいわけですが
ルルC・ルルカレ・ルルシャリあたりが読みたい…
途中で送ってしまった
そして自分も塗れて自慰合戦
俺としては攻めナナリーだと、レズプレイの方がまだやりやすそうな気がする
男相手だと、できる事が限られそうというか、足が回復でもしない限りは押し倒したりもできそうにない
受けナナリーは男相手だろうが女相手だろうが関係ないがw
>>227 何かこれだけで物語が一つ作れそうだなw
前スレで「普通に考えたら総攻めはミレイさん(ミレイさん相手に攻められる相手が想像できない)、
総受けはナナリー(ナナリーが攻められる相手が想像できない上に身体的ハンデもある)」というのを思い出したw
攻めナナリーと受けミレイさんは普通に読んでみたいな
>234
悪夢のおかげで
アリスちゃん相手なら普通にタチれるナナリーちゃんなんだぜ
>>235 最近、「攻めナナリー=黒ナナリー」みたいな風潮だけどさ、確かにアリス相手なら黒じゃなくても攻めれるな
唯一タメ口聞ける相手だし、悪夢においてはナナリーも最後は健常者になったし
そういう意味で、こないだのナナリー×アリスはジャンルとしては新しいような気も・・・
>>234 受けミレイさんも心が揺れ動くものがあるので誰かプリーズ!
最近ナイトメアネタばっかで読んでない俺としては悲しい
あれ面白いん?
>237
コミカライズされた中じゃあれが一番
ちょっと差がついてマジコ版
マジコ版の方はナイトメアが出てこない以外は基本原作なぞってるから
好みでこっちが一番という人も。
成功と評価できるのはこの2作で
後は論外
>>237 個人的には面白いと思う
陰惨な要素も少ないし、ルルーシュもユフィも生きてるし、話としても結構王道
更に言うと、最終話では本編とリンクしてる部分もある
黒の騎士団ファン(カレンファン含む)や生徒会ファンにはオススメしかねるかも
出番少ないし(全く出ないわけじゃないが…ニーナやジノは全く出てこないけど)
スザクもうざくなかったり、ルルーシュもへたれない兄貴になってたりといった違いはあるが
懐かしい>スザクもうざくなかったり
ウザクスレでは別物という評価を受けてたなw
>>240 反攻のスザクはウザさや支離滅裂っぷりが突き抜けてて、いっそ清清しいって感じだったなw
悪夢だとシャーリーも死んでないから、ルルシャリやるとしたらこんな感じになるかな?
(原作風に言うと)CCのコードを受け継いで、次の魔王となったルルーシュ
過去を清算するために片っ端から知人の所へ、別れを告げに行く
生徒会のメンバーのところへ訪問していく中でシャーリーと再会
最後の思い出という事で身体を重ねる…
最終的にくっ付いたアリス×ナナリー、スザク×ユフィの他でも色々妄想の余地はあるけど、
ルルC、ルルカレは悪夢だと出来ないか…
悪夢EDでC.C.は死を得たしな
まあ途中ならルルCはありなんでね?
ルルカレは悪夢では確かにありえないな
>>241 悪夢設定でのルルシャリもいいな!
SS化したら何とも切ない結末だが、いい話になりそう
>>242 文字通り&非性的な意味で合体はしてるけどなw>悪夢ルルC
ただ、悪夢のルルーシュもC.C.も受けになりそうにないから、書くとしたら難しそう
どっちも総攻めっぽい
244 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 10:46:59 ID:slGPEFrA
>>239 >黒の騎士団ファン(カレンファン含む)や生徒会ファンにはオススメしかねるかも
だが神楽耶は原作より活躍していた気がする
幼少期はナナリーに意地悪するいじめっ子として描かれた上に出番も少ないが
原作より有能写生が入っている上にユフィを厳しくも立派に諭して背中押したり原作よりかっこよかった。
>>244 悪夢の神楽耶は日本を治めるのに相応しい風格とか手腕とか持ってるよな
ただ、エロパロスレ的には原作より旨味が無さそうだが・・・民主主義できそうにないし
あと、マジコ版にしか天子含めた中華組は出てこない
いじめっ子だったのかw。神楽耶いいな、イレブン扱いされてるSS読みたいな。
普段すごい服着てるだけに最終話の囚人服とかエロかった
アリス×ナナリーの最終話を投下します。
以下注意
・ナイトメア・オブ・ナナリー最終話後の話です。
・前回はナナリー攻めでしたが、今回はどちらが攻めともどちらが受けとも決まっていません。
・最終話で描かれていない部分で捏造設定があります。
・内容は百合・レズです(今回は一線を越える描写がございますので、苦手な方はご注意を)。
・最初に1レスほど、
>>204の修正版を投下します。
苦手な方は華麗にスルーお願いします。
>>201-203 クチュ…
「あんっ!」
アリスの身体がビクンと跳ねる。
ナナリーは、先程アリスが自分にやってくれた事を思い出しながら、アリスを愛撫していく。
ふっくらとした恥丘を撫で回された事、媚肉を指先でなぞられた事、肉芽を摘まれた事、膣に指を入れられた事、
そして…股間に口を付けられ舐め回された事…
慣れない手つきで、アリスが自分を愛してくれたのと同じようにアリスを愛するナナリー。
「えっと…ここをこんな風に撫でて…」
手がアリスの恥丘に触れる。肉厚を感じさせる大陰唇は触れるとむにゅっ、とした感触が伝わり、柔らかかった。
慎ましやかに生え揃っている金色の若草も、ふわふわとした柔らかい感触がナナリーの指先に伝わる。
恥毛を毛繕いするように指を動かし、恥丘を優しく触れるナナリーにアリスは何とも言えない興奮を覚えていた。
身体中のいたる所から汗がぶわっと噴き出し、全身の毛が先立つかのような、ゾクゾクした感覚…
かといって不快感ではない。寧ろ、ナナリーに触れられている事に喜びを見出すかのような、そんな感じ。
敏感な部分にこれ以上でも触れられたらどうなってしまうんだろう?
アリスのそんな考えがナナリーは割れ目をパックリと広げた。
ぬらぬらと蜜に浸されたサーモンピンクの媚肉がヒクつきながら、小さな肉洞から蜜を出している。
ナナリーの指先が、サーモンピンクの肉ヒダにそっと触れる。
「んんっ!」
肩がビクンと動く。
薄く小さな肉ヒダの形にそって、ナナリーの指先が媚肉をなぞっていく。
「あっ!あああぁぁぁ〜〜…」
媚肉をくすぐられる度に、アリスの口から嬌声が漏れ出していく。
背筋がゾクゾクし、爪先もピンと張っている。
やがて、ピンク色の花弁が合わさった所にある肉芽がプクッと膨らみだした。
膨らんだ肉芽は、敏感過ぎるが故の保護包皮からほんのちょっぴり、顔を出すかのように剥けていた。
それを見たナナリーは、アリスの身体の中で一番敏感なそれにチョンと触れた。
「あうっ!」
アリスの背中が海老のように反り返る。
「アリスちゃん!大丈夫?」
先程の反応を見たナナリーは心配そうに聞く。
「う…うん、ちょっと刺激が強過ぎたかな… さ、触る時だけどさ、あ…愛液を…指に絡めて……触って…」
「わ、わかったわ…アリスちゃん」
ナナリーは、指を自分の股間へと持っていった。アリスへの愛撫に性的興奮を覚え、自分も再び濡れだしてきたのだ。
「きゃんっ!」
すっかり敏感になっているナナリー自身の秘所。
少し粘性のある愛液を自分の指に絡め、ナナリーは再びアリスの秘所へと手を伸ばし、人差し指で肉芽に触れた。
「んあぁっ!」
愛液が肉芽から伝わる刺激を和らいでくれている。アリスの表情が快感へと蕩けていく。
それを見たナナリーはアリスが自分にやってくれたのと同じように、親指と人差し指で肉芽をキュッと摘んだ。
「はぁぁぁんっ!くぅ…あぁっ!」
弾力があって柔らかい、まるでグミのようなそれにアリスの身体が敏感に感じ、悶えていく。
ナナリーが肉芽をくにゅくにゅと揉む度に、アリスは可愛らしい嬌声を上げ、身体をピクピクと震わせる。
「いっ…いいよぉ……ナナリー…」
>>205-206
ナナリーとアリスは共に全てを曝け出した姿のまま、ベッドの上で抱き合っていた。
一糸纏わぬ姿で抱き合う様は、まるで互いの存在を余すところ無く確認し合うようであった。
――ああ…アリスちゃんをそばに感じる…
…すぐそばにナナリーがいる。ナナリーの温もりが…――
アリスはナナリーの顔を見つめた。
ナナリーもまっすぐな瞳をアリスに向ける。
もう、二人の間に言葉はいらなかった。
『悪夢の果てに得たもの5〜Finale〜』
アリスが果ててからどれだけの時間が経ったのだろうか、二人は生まれたままの姿で抱き合っていた。
いや、抱き合いながらもお互いに身体に触れ合っている。
――もっとアリスちゃんの事を知りたい…
もっとナナリーの事を知りたい…――
そんな想いが、お互いをそのように突き動かしていた。
アリスがナナリーの身体に触れるたびに、元は盲目だったために人一倍感度が良かったナナリーの感度が更に良くなっていく。
そっと触れただけでも、ぴくんぴくんと身体が跳ね、気持ち良さそうな喜びの声を漏らす。
ナナリーがアリスの身体に触れるたびに、アリスも喜びの嬌声を上げる。
まるでナナリーがアリスの、自分でも知らなかった性感帯を次々に見つけ出していくように。
二人は身体をまさぐり合い、隠された性感帯を探し出すように、時には開発するかのように愛し続けた。
そっと耳たぶに甘く噛み付き、耳の穴にふぅっと息を吹きかける。
「あぁぁぁぁ……」
吹きかけられた側は背筋からゾクゾクとした悪寒ともくすぐったさとも言える感覚が襲い、身を震わせる。
二人の肌が密着し、小振りな胸の膨らみの先端にある薄桃色の小粒同士をくっつける。
「きゃうっ!はぁぁ…」
クリクリと硬く勃った乳首同士がつつき合い、捏ね回される事に二人の性感が身体中を支配していく。
お互いに、蜜で塗れた相手の指を自らの口に含み、ちゅぱちゅぱとまるで子供が指しゃぶりするようにしゃぶる。
「んっ、んんっ……」
指に絡みつく己の蜜の味が、ふやけそうになるほど指に絡みつく舌の感触が、官能を更に高めていく。
ほんのりと赤く染まった頬を舐める。
「ふあっ!あっ…あぁぁ…」
汗ばんだ肌の、しょっぱい味が舌先に伝わり、舐められた側も軟体生物のような舌が這っていく感覚に戸惑いを感じていた。
だが、相手の事が分かっている為か、不思議と嫌な気分はしなかった。
その他にも唇、首筋、へそ、尻肉など、お互いの身体に触れ合っていった。
「ナナリー……」
抱き合った体勢のまま、アリスの右足が内股気味になっていたナナリーの足を割って入ってきた。
アリスの、程よく引き締まった少女の太股が、ナナリーの股間を捉える。
同時に、すらりとして柔らかなナナリーの太股も、アリスの敏感な股間に当たる。
「きゃんっ!」
「んあっ!」
同時に太股に触れた性感帯からの刺激にぴくんと身体を跳ねさせる。
シルクのようにすべすべとした質感の柔肌が、お互いの恥丘をくにゅっと押し合っていく。
「んんっ…あっ!はぁっ!」
ナナリーもアリスも、性の官能には疎い方ではあったが、お互いの温もりを確かめ合いながらのこの行為に、
次第に悦びを感じ、ゾクゾクとした心地よさにも似た官能を更に昂ぶらせていった。
クチュッ!ジュプッ、クチュクチュ、ピチャ…グチュッ!
アリスのすらりとしていながらも適度にむっちりした太股が、ナナリーのトロトロと溢れ出た蜜で淫らに濡れていく。
ナナリーの白い細身の太股も同様にアリスの愛液に濡らされ、淫らな水音が聞こえてくる。
その音に呼応するように、ナナリーもアリスも腰を動かし、お互いの太股を絡めてくる。
もっと感じ合いたいと言わんばかりに自分の秘所を押し付け、腰を動かし擦り付けていく。
「ひゃっ、あんっ!ひぁっ…アリスちゃ…んんっ!」
「ナっ、ナナリー…んあっ!くぅ…んっ!」
ジュプッ!ジュプジュプクチュ……クチュッ!
感じるあまり、お互いの身体をもっと密着させるナナリーとアリス。
昂ぶる官能に、何かにしがみ付いていないとどこかへ飛んでいってしまいそうな不安さえ覚えていた。
目の前にいる最愛の親友の存在が自分を繋ぎ止めてくれているように思え、二人はお互いに身体を密着させ快感の奔流に耐えていた。
快感の奔流が、どこかへ飛ばしてしまいそうな感覚を与えると同時に、もっと気持ちよくなりたいという気持ちも、
その矛盾を抱えながらも焦燥に似た気持ちをナナリーとアリスに与えていた。
「アリスちゃん……」
ナナリーの右手が太股に滑り込み、アリスの股間を捉える。
「ひっっ!やあぁぁっ……っっ!」
突如敏感な秘所を指で触られ、身悶えしながらもアリスもナナリーの秘所を触っていく。
「きゃ…ひゃぁぁぁんっ!」
トロトロに濡れそぼった秘所は熱く、触れるだけで、そして触れられているだけで官能を更に高めていった。
指先に伝わる媚肉の熱と柔らかさ。触れるたびに漏れていく甘く切なげな吐息と喘ぎ声。
ナナリーもアリスも、そんな目の前にいる親友が堪らなく愛おしかった。
「きゃっ!んあぁぁぁ…」
チュッ!にゅちゅにゅちゅっ!
ナナリーの指が、アリスの敏感な肉芽を包皮の上からキュッと摘み、捏ね回していく。
充分過ぎるほど充血したそこはクニクニとした感触をしており、ナナリーの指先に弾力が伝わっていく。
アリスも負けじとナナリーの肉芽を摘んで捏ね回す。
「ひあっ!あっ、あっ…んあぁぁぁぁっ!!!」
くりゅくりゅっ!にちゅっ!ピチャピチャ…
はち切れんばかりに膨らんだナナリーの肉芽の先端から、ほんのちょっぴり保護包皮が剥け始めてきた。
そんな可愛らしいナナリーのソコを、アリスはソフトな指使いで撫で上げ、摘んで捏ねていった。
二人の媚肉がヒクヒクと痙攣していく。
「ひあっ、くぅっ…ナナリー…んんっ!」
「アっ、アリスちゃん…ひにゃぁぁんっ!!」
ナナリーの指がアリスのソコを、アリスの指がナナリーのソコをそれぞれ捉え、愛撫する。
性に疎かった少女の、まだまだ青い果実のように未熟だった部分は少しずつ愛撫を受け入れていき、
甘美なる蜜を溢れさせながら、踏み荒らされた事の無い綺麗な花弁が開かれていった。
男性を知らないナナリーとアリスの花弁は、それぞれお互いの指の事を受け入れていった。
小さな肉洞はアリスの指、そしてナナリーの指と同じ幅にそれぞれ広がっていき、まるでお互いに目の前の親友専用であると言わんばかりに
相手の指を受け入れ、膣穴の浅いところで動かされる指から絶え間なく与えられる快楽を感じていた。
「ああっ…ナナリー…… 気持ち…いいよぉ…あんっ!」
「ふあぁぁ…アリス…ちゃん、わっ私…こんなの……あっ、初めて……ひゃうっ!」
愛撫を繰り返し、お互いを求め合うようになっていくナナリーとアリス。
だが、互いに抱いている愛を重ねれば重ねるほど、更に求めたくなっていく。
――私はアリスちゃんの事が好き…
私はナナリーを愛してる…――
――だから、アリスちゃんが欲しい…
ナナリーが欲しくて仕方ない…――
――アリスちゃんが私を求めているのなら、私はそれを受け止めたい…
ナナリーの望む事なら、私は叶えたい…――
――だから…私はアリスちゃんが欲しいの……
だから…私はナナリーが欲しい…――
「アリスちゃん!」
「ナナリー!」
「「あっ!」」
二人は同時に相手に声をかけた。あまりに息が合ったかのような反応に、二人とも思わずびっくりする。
「あっ…ナ、ナナリーから先に…」
「ううん、アリスちゃんからどうぞ…」
それなら…とアリスの方から話す事になった。
だが、不思議とナナリーはアリスが何を言いたいのか大体想像がついていた。
恐らく、対象がナナリー自身なだけで自分と同じ事を考えているのだろう…と。
「ナナリー…わ、私……ナナリーが欲しい!」
ナナリーにとっては予想通りの内容だった。
そしてそれが意味するものもナナリーは理解していた。
「や、やっぱ駄目だよね…女の子同士でこんな事までやるのは…ごめん!」
戯言と思って忘れてと言わんばかりに申し訳無さそうにするアリス。しかし、それに対するナナリーの反応は…
「……よ」
「えっ?」
「…アリスちゃんになら………いいよ……」
「……ナナリー…」
「私、初めての相手はアリスちゃんがいい!」
「ナナリー…私も…やっぱり初めてはナナリーがいい!」
「…アリスちゃん、その代わり私もアリスちゃんが欲しい!」
「……うん!」
アリスは、ナナリーにこれで何度目になるか判らない口付けをした。
「んむっ……!んん………」
ナナリーは目を閉じた。口を開き、アリスの舌を受け入れている。
舌と舌が絡み合い、吸い付き、舐め合っていく。
胸の鼓動が大きく響き、心だけでなく頭の中も真っ白になっていく。
アリスも、ナナリーとこうして愛し合っている事に熱いときめきを感じている。
二人は口付けを交わす事に幸福感と陶酔感を覚えながら、ただひたすらキスを続けた。
アリスの指がナナリーの秘所を捉える。
ピチャ…
「ひゃんっ!」
大切な場所を刺激され、ナナリーは身体中に電流が走ったかのような快感を覚える。
既にナナリーのソコは大洪水になっており、膣もヒクヒクと痙攣している。
続いてアリスは膣に指を一本挿入した。
「んあぁぁぁぁっ、くぅ……」
最初は一本挿入しただけでも狭くきつかったが、愛撫の賜物なのか次第にこなれてゆき、何とか二本も入り口に入っていった。
ナナリーのソコはもうアリスを受け入れる準備が出来ている。
人差し指と中指が、ナナリーの膣の入り口で止まっている。
「ナ、ナナリー……私、こういう事するの初めてだけど…なるべく痛くしないようにするから…」
神妙な気持ちでナナリーに声をかけるアリス。
「うん。私、アリスちゃんを信じてる。だってアリスちゃん…優しいから……」
そんなアリスの不安を取り除くかのように、ナナリーはにっこりと微笑んだ。
その表情に、アリスは不思議と癒される気分になった。
…そうね。ナナリーは私を信じてくれている。だから私も……――
アリスは指を奥へと進めた。
「ひゃんっ!はぁ……ぁぁぁ…ふあっ、ひゃ………ああんっ!ふあぁぁ…」
生まれて初めて入ってくる細い指二本に、ナナリーは戸惑いを覚えていた。
自分でも触れた事の無い聖域を、固い鉄の棒で無理矢理広げられ、開かれていくかのような…
やがてアリスの指が止まった。まるで何かの壁に阻まれたような感覚を指先で感じ取ったアリス。
「ナナリー…行くよ」
「うん…来て、アリスちゃん」
お互いに覚悟は出来た。アリスはそのまま指を奥へと進め、そしてそれを………破った。
ブチッ!
「……ひっ…んんんんん〜〜〜〜〜〜〜―――――――――――――――っっ!!!」
声にならない声でナナリーは喘いだ。
内側から身体を真っ二つに引き裂かれるような、これまでの人生で感じた事の無い痛みがナナリーを襲った。
アリスの指が挿入されたナナリーの秘所からは赤い鮮血が浮かび上がっていた。
それは、ナナリーが純潔を失った事を意味していた。
身体は痛みに苛まれ、目からは涙が零れ出る。しかし、ナナリーは言葉を出さないように人差し指を噛んでいる。
口を開けば「痛い」と言ってしまいそうだから…
そうすれば責任感が強く心配性のアリスの事だ。絶対に罪悪感を感じ、自分自身を責め続けてしまうのは目に見えていた。
それからしばらくもの間、アリスは指を動かさなかった。
ナナリーの反応から、破瓜の痛みに耐えている事を感じたからだった。
痛みが和らぐまで…もしくはナナリーから何か返ってくるまで下手に刺激を与えない事にした。
やがて、ナナリーの口が開く。
「ア…アリス……ちゃん、く…うんっ……」
「ナナリー!だ…大丈夫……?」
「う…うん、大丈夫………」
大丈夫な筈が無い!アリスはそう思っていた。
「わ…私、ナナリーをこんな痛い目に遭わせちゃって…ナナリーの処女を奪って……」
「そんな事…無いよ。私……嬉しいの。私の初めての人がアリスちゃんで…だから自分を責めないで…」
ナナリーはそっとアリスの顔に手を添え、そのままキスをした。
「ナナリー………」
アリスは自分の頬に添えられているナナリーの手を自らの股間へと持っていった。
「ナナリー、今度は私の処女を貰って…」
ナナリーの指先を、自らの割れ目に入り込ませるようにあてがうアリス。
クチュッ…
指先にトロトロと蜜液が伝っていき、アリスのソコはもう既にナナリーを受け入れる準備は整っていた。
最初はナナリーのソコと同様に、まだ固いつぼみとも言うべきものであったが、愛撫を重ねた今、
まだ青い果実ではあるが花が咲き誇るかのようにサーモンピンクの花弁が開かれていた。
「うん…わかったわ、アリスちゃん」
チュプッ!
アリスの想いを受け、ナナリーの人差し指と中指がアリスの膣へと挿入される。
「ああっ!んん…ひあぁぁっ、くぅぅんっ!はぁぁ……」
熱く狭く、蕩けそうなアリスの中。ナナリーの指をきゅうきゅうと余すところ無く締め付けていく。
ある程度奥まで進むと、ナナリーの指先に抵抗が感じられた。後はここを突破し、引き裂くだけ。
そうすれば、先程ナナリーがアリスのものになったように、アリスもナナリーのものになる。
だが、その先にある痛みをナナリーはついさっき痛感したばかりであった。
――アリスちゃんも、こんな気持ちだったのかな…
親友に痛い思いをさせたくない。でも自分はその親友の初めてが欲しい。そんな矛盾した感情。
両思いのはずなのに…いや、両思いだからこそ、そんな矛盾を抱えてしまうのだろう。
どうすればいいのか、答えはとっくに出ているはずなのにそれを心のどこかで躊躇してしまうナナリー。
そんなナナリーに、アリスが口を開いた。
「このまま一気に挿れて…ナナリー。私なら大丈夫だから…心配要らないから……」
つい先程と一緒だった。あの時は躊躇するアリスの背中をナナリーが押し、今度はその逆だ。
相手が辛そうにしていれば、手を差し伸べ、力になる。お互いに手を取り合い、助け、そして支え合う。
これまで二人はそうしてきた。そして…これからも…
アリスがナナリーの言葉に希望を抱いたように、ナナリーもアリスの言葉に勇気付けられた。
「うん…私、もう迷わない。行くよ……アリスちゃん」
アリスが自分の処女を貰ってくれたように、ナナリーも指を奥へと進め…純潔の証を引き裂き、処女を奪った。
「くぅぅ〜〜〜〜〜………っっ――――――……」
指との結合部から破瓜の鮮血が滲み出し、痛みに歯を食いしばるアリス。その頬を溢れ出る涙が伝う。
「ナ……ナナリー…はぁ、はぁ……あ、ありが…とう……」
痛みが辛いと言えば嘘になる。しかし、それ以上にナナリーに自分の純潔を捧げる事が出来たのが嬉しかった。
「アリスちゃん………」
その気持ちはナナリーも同じで、初めての相手がアリスである事に喜びを感じていた。
ナナリーはアリスの膣から指を引き抜いた。二人とも、未だ破瓜の余韻に身体がズキズキと痛む。
しかし、その痛みこそがお互いに、相手に初めてを捧げた証であり、二人とも同じ痛みと想いを共有している証明であった。
キスをする度に、愛撫する度に、嬉しさと共に焦燥感がアリスの心に生まれ始めた。
それはナナリーも同様であり、目の前にいる大好きな人ともっと触れ合いたい、もっと深く繋がりたい、
もっと奥で、もっと柔らかいところで、一つになりたい…
そんな想いだった。
「ナナリー…私、ナナリーと繋がりたい……一つになりたい…」
「私も…アリスちゃんと一秒でも早く繋がっていたい……」
アリスはナナリーをぎゅっと抱きしめて、何度も彼女の名前を呼んだ。
「ナナリー…ナナリー……!」
「…ちゃん……アリスちゃんっ!」
二人は抱き合いながら、お互いの秘所をこすり合わせようとする。
まずアリスがナナリーの脚をめいっぱい広げ、その間に自分の身体を差し込むように入れ、秘所を突き出す。
「アリスちゃん…来て……」
「うん!行くよ、ナナリー…」
そして、二人の秘所がまるで口付けを交わすかのように触れ合っていく。
ちゅっ!
「きゃうっ!」
「あぁんっ!」
初めて味わう、女の子の部分同士が触れ合った刺激に二人はビクンと身体を跳ねさせる。
まるで二枚の貝殻がピッタリと合わさるかのように、二人の相性は良く、余すところ無くお互いを感じ取っていた。
「はぁぁぁぁっ!……アリスちゃん…!ふあぁ…」
「ああっ!ナナリー…!っは…あああんっ!」
お互いに感極まった声を上げ、密着するように抱き合い、潤んだ瞳で見つめ合う。
繋がった秘所からは、くちゅくちゅといやらしい蜜の音が部屋中に響き渡っていた。
「ふぁぁ…っ、アリスちゃんと…一つになれた…あぁぁんっ!」
「ひゃっ、あんっ!ナナリー…んんっ、気持ちいい……」
部屋中に充満する汗と蜜液、女の子の甘い匂い。それが二人を更なる興奮へと誘い、淫靡な性欲を高めていく。
秘所から漏れる蜜の音をバックミュージックに、二人の少女の嬌声という名のデュエットが、まるで一つの音楽のように部屋中に響き渡る。
「アリスちゃん、アリスちゃんっ!」
「ナナリー…腰、動かすね」
アリスが腰を動かした。触れ合ったサーモンピンクの媚肉同士がこすれ合い、更に官能が押し寄せてくる。
ぷっくりと膨れ上がった肉芽もくにゅっ、と触れ合い、その度に包皮が剥け、敏感過ぎる小粒が露になっていく。
腰を動かす度に、アリスの淡く生え揃った恥毛がナナリーの気持ちいいところをくすぐっていく。
そのくすぐったい感触が堪らなく気持ちよかった。
「んあぁぁぁっ!アリスちゃん!きっ…気持ち…いいよぉ……っ!!」
「あぁんっ!ナナリー…もっと…もっと押し付けてぇ……!!」
アリスが腰を動かしていくうちに、ナナリーも腰を動かし始めた。
もっとお互いに深く繋がり、一つになりたいという想いから、二人はお互いを思いやるように秘所を重ね合わせた。
二人はお互いを余すところ無く感じあっていた。
秘所がこすれ合う度に、蜜壷から止め処無く溢れ出すナナリーの蜜とアリスの蜜が混ざり合い、
一つの蜜となって濡れたベッドのシーツに淫らな染みを作っていく。
「あぁぁ…っっ、アリス…ちゃん……大好き…っ…きゃんっ!」
「あっ、ナナリー…私も……愛してる…ひあっ!」
クチュッ!じゅっ、じゅぷっ!じゅぷじゅぷっ!ピチャ…ぐちゅっ!
アリスもナナリーも、お互いに相手の気持ちいい所ばかりに秘所を押し付け、こすり合わせている。
破瓜の痛みと媚肉を帯びる熱、そして伝わる官能が甘い痺れとなって二人の心と身体に快感を刻み込んでいく。
「ひゃぁぁぁぁ…ああっ、ふあぁ……アリス…ちゃ…何か…はうっ、おっ、おかしな気分に…」
「ナナリー…んあぁっ、私…もう……イっちゃいそう…はぁぁっ!」
「んんっ、私もっ!……あっ、ああっ、来ちゃうっ!変なのが……来ちゃうっ!あっ…アリ…ス…ちゃ…アリス…ちゃぁぁぁぁんっ!!!」
「くぅっ…ひゃぁぁぁっ!んっ、あっ…ひあっ!はぁっ…はぁっ…ナナリー…ナナリィィィィっ!!!」
切なく見つめ合い、お互いに相手の名前を叫ぶナナリーとアリス。
これまで以上に溜め込まれ、上昇してきた性感が限界を超えて一気に爆発するように感じ合っていく。
快感の奔流が二人の身体を支配する。もはや自分達ではこの感情を止める事も出来ない。
ナナリーはアリスを、アリスはナナリーを、お互いに愛し合っているから、より一層狂おしいまでに感じあう。
もう、ナナリーもアリスも限界だった。ヒビが入ったダムから水が漏れ決壊していくように、快感が爆発するように襲い掛かる。
「「ひゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」」
プシャァァァァァァァァァァァッ!!!
ナナリーとアリスは同時に絶頂を迎えた。
突風に吹き上げられ、天にも昇るかのような快感により、二人は勢いよく潮を噴いてしまった。
潮は、密着している相手の秘所へと激しく噴きつけられ、伝わってくる感触がイったにも拘らず更に快感を高めていた。
やがて、潮の勢いも弱まり、ピュッ、ピュッ、チョロチョロ…と噴くだけとなった。
二人はそのままぐったりとベッドへと倒れこんだ。
もう体力は残っておらず、身体の方も限界を超えていた。
しばし、切なく見つめ合うと二人は一緒に微笑んだ。
「…アリスちゃん……」
「…ナナリー……」
もう二人にこれ以上の言葉は要らない。
そのまま、ナナリーとアリスはまどろみの中、ベッドの上で眠りについた。
お互いの優しさと温もり、そして愛情に抱かれながら……
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
カチャ…カチャカチャ
ナナリーは手の中でロケットを弄っていた。
そのロケットはアリスがヨコハマゲットーの難民キャンプでプレゼントしてくれたもの。
そして…ルルーシュの双子の弟でありナナリーの『もう一人の』兄、ロロ・ヴィ・ブリタニアの遺品…
ナナリーがこのロケットの本来の持ち主がロロである事を知ったのは、目が見えるようになってすぐであった。
当初、アリスはこのロケットを「難民キャンプの子供から貰った」と言っていた。
アリスにとってロロは敵であり、ナナリーを殺そうとした男である。
それゆえに、ナナリーに余計な心配をさせまいと嘘をついたのだった。
だが、目が見えるようになってはこの嘘もばれてしまう。
ロケットの中には幼い頃のナナリーとルルーシュ。そして亡き母マリアンヌの写真が入っていたからだ。
そこでアリスはその事をナナリーに問われた際、真実を告げた。
ロロと交戦した事、反作用でロロが死んだ事、ロロの騎士であるアーニャからロケットを託された事全てを。
しかし、ナナリーから返ってきた反応は予想外のものであった。
「…ロロお兄様、きっと寂しかったのでしょうね…」
ロケットの中の写真から感じられるロロの本当の気持ち。それは家族への羨望なのだろう。
人造ワイアードとして『人為的に生み出された双子』という形で、ルルーシュとは違う形でこの世に生を受けたロロ。
本人が言っていた、双子という禁忌の存在ゆえに生後間もなく皇家からエデンバイタル教団へと追いやられ、日陰暮らしを強いられた過去。
その経歴も自分達への敵意も『ロロ・ヴィ・ブリタニア』という名前さえも、全てがシャルルが自らの道具にするために与えた『偽り』であった。
血の繋がった家族から引き離された事が、母と共に暮らしていた自分と兄ルルーシュに対し、この中に入りたいという想いと、
それと相反する敵意という、愛憎入り混じった感情がロロにあったのだろう。
ナナリー自身はロロにあまりいい感情を持ってはいなかった。だが、このロケットの真実を知った時、その認識を改めざるを得なかった。
「ロロお兄様…こんな事をしても、きっと貴方は嬉しくないのかもしれませんが……もう一人ではありません」
ナナリーはロケットを強く握り締めた。もう離さないと誓うかのように。
ナナリーは先程まで弄っていたロケットの蓋を開けた。
片面には最初から入っていた幼い頃のナナリーとルルーシュ。そしてマリアンヌの写真が、
もう片面には暴君としてその名を轟かせた父シャルルの顔が映った写真の切れ端が入っていた。
「お兄様、お母様、お父様……」
幼い頃の優しい思い出。自分達の皇位継承順位も低く、かつ母が庶民出身である事から周りの皇族から疎まれていた事もあったが、
異母姉であるユーフェミアやコーネリアと共に遊んだ記憶。ルルーシュと共に母の愛に包まれていた記憶。
不器用ながらも本人なりに愛情を注いでくれた父シャルルの記憶。それらの記憶がナナリーの脳裏に浮かんできた。
「そして…」
ナナリーはロケットの蓋を閉じる。
「そして……ロロお兄様」
ロケットを見つめながら、本来の持ち主の名前を口に出すナナリー。
「たとえどんなに離れていても、私達は繋がっています。このロケットが…私達家族を繋いでくれます。
だから…見ていて下さい。きっと、平和で優しい世界にしてみせます」
そう話しかけるようにロケットに想いを込めると、ナナリーはそれを首にかけた。
家族との繋がりを確かめるように。
「ナナリー、会長達から手紙来てたよ!」
「本当!?アリスちゃん!」
アリスが手紙を持ってナナリーの部屋へと入ってきた。
手紙の差出人はミレイ、シャーリー、リヴァル。ナナリーとアリスにとっては学園で最も親しい生徒会のメンバーであった。
手紙の内容は、彼女らの近況と、生徒会の同窓会を開かないかという誘いであった。
卒業し、それぞれの道を歩みだしたミレイ達ではあるが、いまだに生徒会メンバー内の親交はある。
黒の騎士団の中枢メンバーであるカレンと、ブリタニア大使となったナナリーは立場が立場である為、
彼女達の都合が開いてる日に同窓会を開こうという配慮もあった。
「ミレイさん…」
今でも自分達を思ってくれている生徒会の人々に、ナナリーは心が温かくなった。
「あ、アリスちゃんにも書いてあるよ!」
ナナリーはアリスに手紙を渡した。
「えっ? えっと…『アリスちゃん。あの日、突然姿を消してしまい、連絡がつかなくなってしまったけど、
きっとあなたの事だからナナちゃんとまた会えて、一緒にいることでしょう。だから、ナナちゃんの手紙と一緒にさせてもらうわね。
ナナちゃんとアリスちゃんともまた一緒に会うのを楽しみにしてるわ。』……」
手紙を読み終えると、アリスは天を見上げるかのように顔を上げた。
そうでもしないと目に溜まった涙が零れ落ちそうだからだった。
「…アリスちゃん、仕事が終わったら、お返事書かなきゃ!」
「うん!私も皆に書きたい事あるし!」
アリスはそっと瞼に溜まった涙を拭き取った。
「あっ、それからこんな手紙も来てたよ。差出人は…『アーニャ』?!」
「アーニャ…さん…ですか…」
アーニャ・アールストレイム。
エデンバイタル教団に属する、ロロの騎士とも言うべき存在だった少女。
そして物心つく前からエデンバイタル教団によって暗殺者へと洗脳され、母の命を奪い、ナナリーの足と光を一時は奪った少女。
そして、ギアスに目覚めた母マリアンヌの魂が憑依していた事もあった。
彼女からの手紙には、エデンバイタル教団が崩壊した事により自由の身となり、横浜の難民キャンプで己の未来を模索している事。
経緯はどうあれ、ナナリーに危害を加え、殺そうとした事への謝罪文。
そして「もし恨んでいなければ、ロロの墓参りに来て欲しい」という内容の文が書かれていた。
今のナナリーに、ロロやアーニャに対する恨みといった感情は無かった。
彼女達も加害者であるものの、同時に様々な陰謀に翻弄され続けてきた被害者でもあった。
手紙から伝わる思いを汲み取ったナナリーとアリスは、ロロの時と同様にアーニャの心の内に触れた気がした。
アリスが目の当たりにしたロロの最期。その時の様子と同様に、アーニャのロロへの愛情は本物なのだろう。
「アリスちゃん…今度、ロロお兄様のお墓参りに付いて来てくれる?」
「…うん、そうだね……」
コンコン!
その時、従者が部屋の扉を叩く音が聞こえた。
「ナナリー皇女殿下、アリス様、そろそろお時間です」
「あ、はい!今そちらに参ります!」
ナナリーが扉の向こうにいる従者に大声で返事する。
「ふぅ……」
一息つくナナリー。すると、すぐにアリスの方にまた顔を向ける。
「それでは、私と一緒に同行して下さい」
皇女として、騎士に同行を頼むナナリー。それに対しアリスは選任騎士として返事を返した。
「Yes!Your highness!!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
日本国政庁。
かつて、日本がエリア11と呼ばれていた頃にあった総督府の権利を日本側に委譲し、改装した場所である。
そこへ続く道を、ナナリーとアリス、他数名の補佐を乗せたリムジンが走る。
政庁の入り口付近には大勢のTV局や雑誌などのマスコミが、新たに着任した若きブリタニア大使の到着を待ち構えていた。
日本とブリタニアの、公式としての最初の和平会議であり、更に親善大使となったのが若干15歳の少女である。
黒の騎士団を中心とした新日本政府としてはブリタニア、ひいては親善大使であるナナリーには理解を示している。
自分達と協調し、日本開放とブリタニアの変革を目指したユーフェミア皇帝と親しい妹君と認識している。
しかし、大多数の日本人はこれまでのブリタニアの支配制度による怨恨が根強く残っており、現在の新ブリタニア、
そして駐在大使として日本にいるナナリーに対しては複雑な感情を抱いていた。
日本とブリタニアが本当の意味で手を取り合えるのか、その第一歩がこの会議にかかっていた。
そういう意味でも、マスコミにとっては重要とも言えるニュースであった。
――お兄様、お母様、お父様、ロロお兄様…
そして、ネモ………
たとえどんなに離れていても、私達は一緒です。
私はこれから、アリスちゃんと一緒に日本との協調を目指します。
どうか見守っていて下さい………
車内でナナリーは、死んだ両親とロロ、世界を活性化させるためにギアスをもたらす『魔王』としてこの世界から消えた兄ルルーシュ、
そして自分にギアスを与え、ヘブンズドアまで導いた魔導器ネモに思いを馳せていた。
ネモと出会ったあの時から、ナナリーは様々な運命に翻弄され、その果てに肉親を全て失ってしまった。
だが、不思議と後悔はしていなかった。
皆、形や思惑はどうあれ己の信じた道を行き、その果てに迎えたものだった。
ルルーシュもシャルルもマリアンヌも、未練を感じさせないような笑顔でナナリーと別れた。
ロロも、一部始終を見たアリスから聞いた話では、消滅する寸前の表情は、憑き物が落ちたかのような顔であったという。
そんな人たちがいたからこそ、そして傍に自分を信じてくれる親友がいるからこそ、ナナリーは自分の信じた道を行ける。
そう思っていた。
やがて、ナナリー達を乗せたリムジンが数台、入り口の前で止まる。
最初に降りたのは補佐を乗せたリムジンからボディーガード数名が。次に降りたのは一人の少女であった。
その金糸の髪と紅玉(ルビー)のような真紅の瞳を持つ少女、アリスは、ブリタニア軍の礼服に身を包んでいた。
その左胸にはナナリーの選任騎士の証である騎士勲章を付けており、両肩には瞳の色と同じ真紅のマントを羽織っている。
アリスは周りの様子を確認すると、自分が出たドアの方へと身体を向け、手を差し出した。
すると、その手を取りもう一人の少女、ナナリーが車を降りる。
ピンクを基調とした公務用の皇女服に身を包んだ、紫水晶(アメジスト)の瞳とウェーブがかった亜麻色の髪を持つ少女。
ナナリーの降車と共に、カメラの音がパシャパシャとけたたましく響き、フラッシュが辺り一面に光りだす。
ナナリーはその様子を確認すると、一瞬アリスの方へ目を向けた。
――行くよ、アリスちゃん!
アリスの方もナナリーの目を見ると、それに応えるかのように手を強く握り返す。
うん、ナナリー!――
目を合わす二人。
そして次の瞬間、二人の視線は政庁へと向けられた。
かつて謀略に巻き込まれ、光と自由を失った少女がいた。その名はナナリー。
数奇な運命により兄と共に日本へと送られ、もう一人の兄のような友人スザクと出会い、
日本敗戦後は偽りの名「ナナリー・ランペルージ」として鳥籠のような世界で悪夢に苛まれ生きていた。
かつて戦争に巻き込まれ、祖国と愛する妹を失った少女がいた。その名はアリス。
肉親を失った彼女は同じ境遇の、後に『姉妹』となる者達と共にブリタニア軍特殊名誉外人部隊イレギュラーズとなり、
「アリス・ザ・スピード」というコードネームを与えられ、死と隣り合わせの世界で、失った妹の悪夢に苛まれ生きていた。
だが、二人の出会いがその『悪夢』からお互いを解き放った。
『戦禍』という名の悪夢に苛まれ続けたナナリーとアリス。
その悪夢を乗り越えた時、ナナリーはアリスという『騎士』を、アリスはナナリーという『姫』を、
そして二人は愛情ともいうべき『絆』と、共に歩んでいく『未来』を得た。
共にかけがえのない、この世で最も愛おしい存在…
ナナリーがいたからアリスは未来を生きる希望を持てた。
アリスがいたからナナリーはこの目で未来を見て、自らの足で歩む勇気を持てた。
お互いがいたからこの瞬間を生きる事が出来た。
――私は『親友』を、アリスちゃんを支えてあげたい…
私は『親友』を、ナナリーを守り抜きたい…――
もう、その瞳は悪夢という名の闇に閉ざされる事は無い。
その先にある未来にきっと実現する、光り輝くような『優しい世界』を信じているから………
<THE END>
以上です。
時には調整も終わっていないままで出してしまう初歩的なミスを犯してしまう事もありましたが、
応援くださり、ありがとう御座います!
私としてはナイトメア・オブ・ナナリーの最終話を見て、気になる部分(アーニャや生徒会のその後、ロロのロケット等)が
多々あったので、その補完(と言う名の捏造妄想)という意味も込めてこのシリーズを書きました。
無論、ナナリーとアリスのカプにも萌えたのも大きいですが…
これでこのシリーズは終わりです。
皆様、この様な妄想文に長々と付き合って頂き、まことにありがとう御座いました。
>>260 完結GJ!
ハッピーエンドに繋がるようになってるのがいい!
>>260 GJ!!!
ナナリーもアリスも二人ともお互いに想い合っているのがいい!
そして悪夢ではナナリーの手に渡ってからは触れられなかったロロのロケットとかについて触れてくれたのもGJ!
ナナリー絡みのカプではルルナナと並んで好きかもw
>>260 完結乙です
凄くエロかったけど、全部あわせて読むと、場面の切り替えが多くて読むのが大変かな…
でも二人が両思いでけなげなところが描かれててGJ!
>>260 完結お疲れ様!
やっぱアリナナはナナナにおいては王道だわw
後味もいいし、二人ともエロくて最高でしたw
そして攻めナナリーという新たな可能性を提示してくれて・・・
アリス相手なら普通にタチれるけど、他の奴相手で攻めるナナリーというのも見てみたいw
>>234 同意w
攻めナナリー(つーか黒ナナリー)ものと受けミレイさんものは是非とも読んでみたい!
あまり無さそうなものだし
急に過疎ってきたな…
ナナリーのしかないから
なら何か別のを書いたりネタ投下すればいい
ルルカレとかルルシャリとかミレイさん受けとか藤堂×千葉とか需要はある!
神楽耶「……」
シュナイゼル×ニーナとか見てみたい。
>>269 すまん、完全に失念してたw
神楽耶ものだったらどんなのがいい?
1:天子と百合プレイ
2:スザク相手に激しいプレイ(R2のサウンドエピソード5ネタ…つーか、スザクだから耐えられるプレイ)
3:民主主義
他に何がある?
2222222!!!!
ルル×かぐやがいいな
神楽耶とスザクのSMプレイ見てみたいなw
誰か文才のある人はいないか
アニマックス再放送で22話見てきたから、ルルカグの民主主義が読みたい気分だぜ。
(゚∀゚o彡°民主主義!民主主義!
. ':::::j/〃:::::::::j `ニ'^ー=ニミ=ニニ二二二ユ::::| |::::|川::::::|i:::::Γ::::::::/ `
}::::::| l|:::::::::::::|、 i , |::::И:::j 〕{::::::||::::::|:::::/
|::::::| |::::::::::::::{`ミ 、__」 ! / l:i::i::|::::|川::::::i|::::::レ'´ i 、 「さぁ神楽耶様ww
l::::::И::::::::::::::'、、_` ̄いミ 、___ |:|::l::|::::::::::|:::::::}/ } 丶 服を脱いでいただきましょうか」
|:::::::::|:::::::::::::::::Vトミ、_ { ` `^¬‐- ニニ==‐-j::l::|::l::::::::::レ'´ ,′
|:::::::::|::::::::::::::::::ぃ_j个ム `二ニミ 、 |::|::l::|:::::/ / 「 意義なーし!!!!」
|:::::::::l:::::::::::::::::::七迅_ン} _≫y弋辷≧x.._j:::}::}:|::/ /  ̄`ヽ 「多数決で可決されました」
‐- 論::::!::::::::::::::::::::{ ノ 、}兀_rにつ_フ/::ハ:|:| , ─ 、 ,- 、
─- 、_ `丶、::::::::::::j ' `^ー〜'^7/:/:::川 j `く \ 「 民・主・主・義!!!」
`丶、 丶、八 〈 //./:::〃:! /| 丶 ヽ
丶、 \}ヽ 丶 _ //:/:::/:|:::i !l j^ぃ,j } 「 民・主・主・義!!!」
\ 丶:\ 〕ニ_^゙ヽ, /イ:/:::/:::ル′ j | j } }|
カグヤかわええww
ミレイさん受けはまず弱ってるミレイさんが想像しづらいが
アレだ、中継であちこち飛び回ってる時の状態は近いんじゃないかと密かに思う
>>280 悪逆皇帝ルルーシュに絶望した! で弱ってるミレイさんでどうだ?
ルルの真意を知らなければ酒に溺れて人肌のぬくもりを求めたくなる心情にもなるだろう
ルルーシュが死んだ直後とかは落ち込んでそうだな。
リヴァルもだけど。
会長は明るく振る舞ってるだけで内面は弱いと思う
ルルのことも本気なのにシャーリーに譲っちゃったりさ
>>282 微妙。
ゼロレクイエムの真実を聞かされてなかったミレイたんは
「なんでルルはああなっちゃったの?」までしかたどり着けないから。
記憶戻されたんだから自分たちと学園が皇帝の道具にされていたこと
それにスザクが加担していたことはわかってる
皇帝ギアスは一人づつではなく三人一緒に掛けられたと思うので
「ルルーシュが皇族であったことを忘れろ」
「ルルーシュ=ゼロであることを忘れろ」
「ルルーシュには妹はおらず、弟ロロと暮らしている(記憶すり替え)」
キャンセルされた時リヴァルは混乱しただろうな
ミレイはルルーシュ達を匿ってた立場思い出したから落ち込むだろう
>>281 この場合、落ち込んだミレイさんを受け止められるのはリヴァルぐらいしかいないなw
すげー欝エンドが想像できるw
ルルが死んだときにもういっぺんで二度美味しいカップルだねwww
是非どなたかおながいします
ロスカラのライ出せばよくない?
ルルカレ読みたい
しかしネタが思いつかない
ルルーシュがカレン救出を最優先したとかゼロレクやらなかったとか裏切り後神根島まで追いかけていってルルタニアラウンズとか
天子たんか萌えC.C.たんのおもらしをずっと待ってる
天子たんは思いつくけど萌えC.C.のおもらしシチュが思いつかない
>>294 トイレの場所がわからないとかそんなんでどうよ
>>295 トイレの使い方がわからない、でもいけるなw
まぁ、天子と萌えC.C.にホラー映画見せてやればいいよ
もしくは愛撫している最中に気持ちよくなって、気が緩んでうっかりお漏らしを…
個人的には萌えC.C.でお漏らしシチュ読みたいな
>>297 いいなー。この前、カグヤのでそういうの見たな。
おもらしは我慢して漏らしちゃうのが最高だわー
着衣ありでね
>>297-298 俺はナナリーでそういうのを見た事がある。
C.C.相手だったり、ルルーシュ相手だったりで。
俺としてはそこそこ成長してる女の子が、我慢したのに歳甲斐も無く漏らしてしまうというシチュが好きだから、
天子もいいけど萌えC.C.(奴隷C.C.でいいんだよな?)の方が更に萌えるw
そして漏らしてしまった後、言葉責めされるのも宥められるのもおk!
萌えC.C.のおもらしいいなw
>>299 >そこそこ成長してる女の子が、我慢したのに歳甲斐も無く漏らしてしまうというシチュが好きだから
禿同!そのギャップがいいよなw
俺的にはこの場合、ナナリーやアーニャ辺りがギリギリのラインだな
これ以上の年頃の女が粗相をして羞恥に顔を赤くするシチュエーションがたまんねぇw
ぶっちゃけると萌えC.C.以外にも、カレンだろうがシャーリーだろうが咲世子さんだろうが千葉だろうがいける!
着衣ありっつーか、パンツ穿いたまま漏らすとさらに良し!
魔女のほうのC.C.とか、コーネリアでもいける
でもやっぱり萌えC.C.が見たいな
>>301 パンツ穿いたまま漏らしてシミを作ってしまうのも、
脱がした状態で漏らして、勢いよく噴き出してしまうのもどっちでもいける!
その辺は職人の好みで。
羞恥に苛まれているところをさらに追い詰めるのも、優しく慰めるのもどっちも好みだ。
服がだんだん濡れてくかんじがいいよなぁ!!
>>304 パンツに染みが出来ていくってのも好きだ
おしっこでも愛液でも興奮するw
>>299-303 奴隷C.C.だと相手はルルーシュか?
何かC.C.が漏らしてしまった時に激しく狼狽しながらもC.C.をなだめるルルーシュの姿が目に浮かんだw
CタケられたC.C.の冒頭がおもらしにしか聞こえなくなったw
>>306 たとえ漏らしてしまったとしても、ルルーシュなら難なく対処できそうな気がする
ナナリーの世話とかで慣れてるだろうし
マリアーニャ×奴隷C.C.でもいいなw
百合レズになってしまうけど、さぞいい具合に責め立ててくれる事だろうw
>>308 あらあら、今はC.C.と名乗ってるのね(確か本名知ってたよな)
でもこんなに怯えちゃって・・・可愛らしいったら♪
んー、昔はこんなだったんだ♪ 随分ギャップがあるわねー♪
せっかくだから少し楽しみましょっか♪
あたしの可愛いペットにし・て・あ・げ・る♪
とりあえず、素で猫用鈴つき首輪とか用意しそうで怖いwww
「C.C.ちゃんのサイズに合わせて作ってもらった特注品よ♪」
とか、とってもイイ笑顔でいいそうでもう
萌えC.C.でお漏らしシチュやるとして、ソフト系ならルルーシュが、ハード系ならマリアンヌ(身体はアーニャ)が
相手というわけですなw
漏らしてしまった後の行動でも、ルルーシュならなだめて、マリアンヌだと更に言葉責めか…
マリアンヌの場合、徹底的に責め抜いて尿意を誘発するぐらいは普通にしそうだけどw
マリアンヌとC.C.なら、元の体のマリアンヌと普通のC.C.も良いな。
魔女C.C.が漏らすだと…!?
ミレイさんのお漏らしもよいな
普段お姉さんぶってる人が粗相しちゃうとか…
俺としてはカレンみたいな普段強気な女とか、アーニャのようなポーカーフェイスを崩さないのが
アソコへの愛撫で思わずお漏らししてしまって、羞恥に泣いたりするのが見てみたい
それでも強気に出るのか、見る影も無くか弱くなるのかも気になるw
天子やナナリーだと割と失禁ネタは見かけたんで、あえて外すけど
なんだこの失禁スレ
さよこさんとか強気で淑やかな女の子が失禁とかそれはそれで萌えるな
さよこさんのアレはしとやかちゃう天然や
318 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 08:30:00 ID:Jf2+0Zai
カレンは失禁キャラじゃないな・・・しかし、アーニャには同意。
カレンはむしろおあずけプレイで懇願してくるように仕向けたいタイプ
魔女C.C.のおもらし萌えるwww
長い間生きてるんだからかなり恥ずかしそう
321 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 13:49:02 ID:PCPCKYSb
ラウンズって全部出たっけ?
ラウンズで登場したのは
1、3、4、6、7、9、10、12だったと思う
2、5、8、11がいなかった
一番失禁が似合いそうなのは神楽耶じゃね?
ああいう生意気でプライド高いロリが屈辱を味わい泣き悔しがりながらも感じてしまうみたいな感じで。
悪夢の神楽耶は精神的に強くて屈服しなそうだから無理だと思うが。
神楽耶良いね神楽耶
天子だー
お前らどんだけお漏らし好きなんだよwwwww
>>326 俺としてはパンツに染みを作ってしまうシチュエーションとか、
お漏らしする事で羞恥に苛まれるシチュエーションとかが好きだから、まあ、お漏らしに限った話じゃないけどw
>>328 それ買って読んだよw
魔女が漏らすのは萌える←結論
331 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 20:18:41 ID:j3jcKyJb
いや、一部の奴だけだろ
じゃあそろそろ梅雨の時期だから雨に濡れて下着が透ける話でも
>>332 野外セックスとか雨の中を走った後に立ち寄った場所でプレイとかかw
このシチュエーションが似合うキャラは誰になるんだろうか?
ユフィシャーリーミレイさんあたりが良いな。
335 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:08:35 ID:Y6dg6nuC
咲世子がいい
咲世子さんは個人的メイドランキングの2位に位置するお方
>333
実際びしょ濡れになる機会が2〜3回あったシャーリー
水泳部だから乾くまでの生ぬるーい感覚も慣れっこ
当然一位はメイドガイだよなw
339 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 01:40:11 ID:qHnmvrPG
そう
メイドガイテイマーフブキたん
俺の人生NO1メイドはメアリだな
三番目辺りに小夜子さん
エロい
咲世子さんは第一期までなら・・・第二期はもうメイドの枠に収まりきらねぇ・・・
あんなに強いのに頼めばどんなプレイでもしてくれそう
>>337 シャーリーものなら、
>>241みたいな感じのを読みたいな
ナイトメア・オブ・ナナリーかつ捏造設定になってしまうけど(最終話で触れられてないから)
つーか、シャーリーが(一時的にでも)報われる作品があってもいいと思うんだわ
ロスカラがあるじゃない
>>344 ライが絡むのはここでやるのは難があるかもしれんけど、ロスカラのイベントでうってつけのってあったっけ?
生徒会が修学旅行に行くシチュとか?
シャーリーものといえば、マオ×シャーリーとかマオ×ナナリーで心を読みながら陵辱というのも読んでみたい
>>345 それいいな。
シャーリーはルルーシュ以外の相手のが読んでみたいと思ってたんだ。
ミレイさんとかヴィレッタあたりしか思いつかなかったんだがそれがあったな。
>>346 >ミレイさんとかヴィレッタあたりしか思いつかなかったんだが
俺としてはそっちが読みたいわw
マオ×シャーリーで陵辱系も好きだけど。
心が読める以上、性癖もモロバレだろうし色々やってくれるだろう。
例えば言われたくない台詞で言葉責めとか、徐々に精神的に追い詰めて洗脳したりとか。
そういやシャーリーって紐パンを愛用してるんだよな。
紐パンを活かしたエロパロとか無いだろうか?
紐が解けたら大切なところが丸見えになってしまうわけでw
>>347 いや、自分もどれも読みたいぞw
本編じゃ全然接点無いけどC.C.とかでもいいな。
あとは咲世子とか。
349 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 21:40:18 ID:zm9BH37G
シャルルとかは?
若い頃のシャルルなら余裕
惚れた男の父親に犯されるシチュは悪くないが、
相手がシャルル(cv若本)だと何故か自分の中でギャグになってしまうw
>>349 やっぱ時期はブラックリベリオン後、記憶改竄される時?
犯した後に記憶改竄すれば、後腐れ無さそうだし(処女膜の問題は残るか…)
どうせならミレイさん&シャーリーが餌食になる3Pの方向で。
>>353 それにプラスして、記憶が戻った時の葛藤を是非。
ここはあえてのシャルル受けで
相手はマリアンヌかマリアーニャかモニカで
>>355 何故だろう…マリアンヌ攻めも自分の中ではギャグになってしまうw
>>352が言ってた相手がシャルル(cv若本)の場合と同じような感じで
ナイトメア・オブ・ナナリーのシャルルとマリアンヌだと別にギャグとは感じんがw
寧ろあれの場合は二人とも純愛だしなぁ…
小説版だとマリアンヌがシャルル相手に嬉々としてSMプレイとかやってそうw
>>356 >小説版だとマリアンヌがシャルル相手に嬉々としてSMプレイとかやってそうw
やwwwwwめwwwwwろwwwww
想像したくねぇwwwwwwwwww
マリアーニャ相手だとアーニャが可哀想に思えるからなぁ・・・
そもそもシャルルのがマリアーニャに入るのか?
シャーリーきめえな
あれだな・・・マリアンヌ受けだけは想像できないな。
そういや退場キャラスレでも最強キャラ扱いだった。
>>359 悪夢マリアンヌは受けもいけそうだけど、他の媒体のマリアンヌは流石に想像付かんなw
ナナリーが攻めもできる相手がアリスしかいないのと同じような感じで
いつぞやの悪逆童帝ルルーシュに乳鷲掴みにされてる時も余裕の表情だったしw
亀だが、マリアーニャ×奴隷C.C.読みてぇwww
あとカレンは失禁キャラじゃないとの事だが、失禁キャラじゃないのを無理矢理失禁させて羞恥を煽るという
シチュエーションが好きなんだが、どうだろうか?
マオ×シャーリーで陵辱系も読んでみたいな
心を読まれ、ネチネチと責められ続けて精神的にも肉体的にも追い詰められるのが…
>>359-360 マリアンヌ受けも見てみたいけど…
ナナナ版マリアンヌしか、受けマリアンヌが想像つかねぇw
>>130のやつだよな?>いつぞやの悪逆童帝ルルーシュに乳鷲掴みにされてる時も余裕の表情だったしw
これを元にしたルルーシュ×マリアンヌも見てみたい
>>363 マリアンヌ様の乳首が立ちまくりなわけだが
コラ?
>>364 >>141参照。これでも公式です。
でも、このルルーシュからは童貞臭さが感じられねぇw
童貞卒業して、水を得た魚のようになったんだろうか・・・
つーか、どうやったら母親相手に乳鷲掴みとかやれるレベルに至るんだ?
いやヒロイントリビュートは公式には出したけど
絵師の考える見解がイラストになってるだけでそれが公式の表情とかではないだろ
童貞臭はゼロだが
かーちゃんのおっぱい触るって退化でもあるよなw
邪悪な面構えでかーちゃんのおっぱい鷲掴みにするルルーシュもそうだが、
それに対し乳首勃たせてエクスタシー感じてるマリアンヌも何なんだwww
この場にシャルルとナナリーがいたら、二人とも涙目なんじゃね?
>>369 ナナリー「これは・・・私たちも負けてられませんね、お父様」
シャルル「ぶ、ぶるぁ」
これでどうよ
悪いが母子相姦は勘弁だわ・・・
>>370 そこは人として負けてくださいw
寧ろシャルルがナナリーに記憶改竄ギアスかけて綺麗さっぱり忘れさせそう。
ナナリー「お母さま、そこをどいて頂けませんか?」
しかし公式
ギアスは色んな意味で凄いアニメだった
今度はナナリーとも絡んでみてほしいぜ
ここのお漏らし話題のせいでカレンとシャーリーがお漏らしする夢を見ちゃったじゃん。
一番見たかったのはC.C.なのにっ・・!
ちなみにカレンはパイスー、シャーリーはスク水だった
>>375 羨ましいw
でも俺としてはパイスーやスク水よりは、やっぱ普通の服やパンツがいいな
失禁だろうが愛液で濡れようがどっちもいけるw
萌えC.C.のお漏らしもので相手としては、ソフト系でルルーシュ、ハード系でマリアンヌというのが候補に挙がってるけど、
他に似合いそうな相手って誰がいるんだ?
天子の場合は攻めは星刻か大宦官か?
星刻はキャラ的、立ち位置的に使いにくそうな気もするけど
萌えC.C.がいるのは騎士団だから
普段びしびし叱られてる玉城が悪戯するとか…
>>377 大宦官も攻め的には自由度が低めなんだよなぁ…
オリキャラで大宦官の配下でも出して、そいつが大宦官の命令で天子を犯すとかどうよ?
あるいはダモクレス戦後、捕らえられた時に神楽耶と一緒に悪逆童帝ルルーシュの餌食に…とか
それならば
>>323の希望も叶うw
>>379 ただ尿意を促すだけなら大宦官でも出来るけど(つーか挿入以外なら)
>>378 普段CCにいびられてるから、玉城が逆襲する訳ですね。わかります。
しかし、玉城はああ見えて本気で怯えてるC.C.には手を出せない希ガス。
ならC.C.の食事係に抜擢された杉山と
モブすぎて口調がわかんねえw
ルルーシュのつややかな髪の毛に萌え萌えです。
芦川 美鶴
「ルルーシュさんの髪の毛はつやつやですね。
私の髪の毛と取り替えてくださいよ。」
ルルーシュ
「勝手に俺の髪の毛に触るな!」グサリ!!
芦川 美鶴
「ふんぎゃーっ!!ばかもの!はさみでつつくんじゃない!
死んでしまいますよ!」
384 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 22:48:29 ID:7neuuWZ9
ルルーシュ×マリアンヌが書きたいんだがどういうシチュにすれば可能なのか
誰か全力で知恵を貸してくれ
なかなかシュールだな…
子供ルルをママアンヌが襲う方がしっくりくるな
下げ忘れて正直すまんかった。
>>385 おけ、それでいってみる。
強そうな年上女性をどうにかするレギュラー男性陣という図に惹かれてしまうんだ。
スザク・ジノ×ノネットとか、ルルーシュ×マリアンヌとか。
>>388 >強そうな年上女性をどうにかするレギュラー男性陣
ルルーシュ×ネリ様とか…
でもあの時ネリ様は片腕吊り上げられた状態で捕虜になってたっけか
ロロヴィレ
>>391 寧ろ作戦立案:ルルーシュ、実行:ロロで体感時間を止めたりとかして
ヴィレッタを陵辱するとかどうよ?
「死」が全ての終わりと決めたのは誰だ――
生者が「死」の先にある世界を識らず、畏れ、無知な愚かさ故に生み出した幻想だ。
生を脱し、死に辿り着いた先の世界は存在する。
逢いたいと願う者と死を迎えての再会もあれば、出遭うべきでない者達を巡り合せる事もある。
優しく、そして残酷な世界。それは生きている者には識る事の叶わぬ世界。
生きながらにして死の向こうの世界の扉を開ける魔女は呟く。
「今のお前は、足枷を解かれた鳥と同じ、自由だ。自由なんだよ、分かるか、この意味が。
哀しみも、願いも、祈りも、全て枢木スザク、いやゼロに託した。この世界でお前は本当の自由を得た。
だが……それでも、今でも、捨てきれないのか、それを」
淫蕩に耽る男女の艶かしい姿。成熟した女の肢体は汗に濡れ、熟れたにおいを熱と共に溢れさせている。
滴る体液の海に溺れながら喘ぐ女の声は、まるで喉笛を噛み付かれた手負い獣のような、震え揺れるそれだった。
何度上り詰めたのか、何度達し続けたのか、手足の指では納まらず、だが正確な数を記憶出来る程意識を保っていられない。
全身に浴びた青臭い白濁。豊満な乳房が生む深い谷間に、精液の泉が出来る。戦慄く身体を抱き締めるようにして寄せた
生娘のそれではない濃い色の胸の頂は硬くしこり立ち、乳輪も粟立って浮かび、たゆむそれは残影を描いて絶え間なく揺れている。
下から穿つ者の細く肉の薄い肌と、豊かな臀部がぶつかって、パンパンと乾いた音が規則的に響いていく。その音に混じりながら
繋がり合わさった秘肉を掻き打つものを受け入れ悦びに、黒く茂る陰毛を濡らして尚溢れるいやらしい涎が膣内で掻き混ぜられる
淫靡な音色が合わさって、嬌声と共に淫らな三重奏を奏でていた。
長く揺れる黒髪が汗で頬や唇に纏わりつき、バウンドする度にウェーブの掛かったそれが宙に広がる。生者の世界で強く麗しい
后妃と名高かったその女は、今や己の生んだ息子の肉茎により、その息子を産み落とした命の扉を淫蕩の秘口として只喘ぎ呻き
悶える快楽の奴隷と堕ちていた。
「お、あァあぁぁっ!あーあーッ!イク、イクイクッ!ルルーシュぅ、くるッ、きちゃうイクの、またぁああああ、ひいいいぃッ!!」
「でしょうね。さっきから奥がぎゅうぎゅうと俺のを締め上げていますから、子宮も随分下まで降りてきて……ですが母上、
鳴くならもっと女らしい声でお願いしますよ、まるでそれじゃあケダモノだ」
唇からも涎を垂らし、天を仰いでバチュバチュッと卑猥な音で繋がる箇所から来る刺激に身悶える母親を、その息子は
酷く冷めた顔で見上げ、やれやれとでも言いたげに溜息を零した。自分の上に跨り、もう何度も絶頂に達しているのに
その癖自らの意志で腰を上げ離れる事の出来ないこの女は、相当な淫蕩者だ。自分が生んだ息子と契るのも戸惑わず、
手を振り払った後のこの世界での再会と、求める言葉に、慕ってくれているのだと、幼児回帰の一つなのだと都合良く
勘違いして、そして――この有様だ。これがあの、幼い頃敬愛し続けていた母の姿だと思うと吐き気がする。
横たわっていた身を起こして右手で茂みを掻き分け熟れて膨らんだクリトリスを摘み、左手を相手の腰の後ろに回して
大きく丸い臀部の奥の尻孔に突き刺す。
マリアンヌのビクンッとは高い背が激しく震えて、開いた口から突き出された舌が声も出せず痙攣している。涎と涙で
汚れきった顔が淡々と行為を続ける息子へ向かい、精液に塗れた乳房の間に端正な顔を埋め込んで哀願する。
「は、はひっ!らめ、やめ、うるしてぇええええッ!くるっちゃう、くるぅ、おかしくなるうぅうぁあああああッ!」
「今更何を。……息子に犯されて悦ぶ淫乱が、まだ理性をもっているつもりか?ふざけるな、后妃の気品も凛々しさも
微塵もない、只の変態だろう、今の――貴女は。尻の穴までほぐれてきて、緩いのは下の口だけではないようだな。
後でこちらも挿してあげますよ、嬉しいでしょう?」
「あひぃいあああッ!おひりっ、あなぁあっ、弄られ……イイっ!そこぉ、いいのぉっ!お尻もぉ、おまんこもぉおっ!
滅茶苦茶に犯してぇええ、ルルーシュぅううッ!!」
「……ッよくもその口で、淫らな単語を恥ずかしげもなく言えるものだな。お前は后妃でも、母親でもない、只の雌だ。
名前もない、それこそ性欲でしか生きていない変態だ、さぁ、好きなだけイキ狂え!」
グチュ!と濡れて滑る指でクリトリスを捻り、尻の穴に指を捻じ込んで中を掻き回し、そして細身の身体からは想像も
出来ない怒張で激しく突き上げる。案の定、ひぃいいいッ!と悲鳴を上げて容易くマリアンヌは達してしまった。
すっかり「出来上がって」しまった性欲だけを貪る肉人形と化した、女の身体がぐったりと少年の胸に倒れ込む。
押し返そうとして、何故か手はその肩を掴んでいた。意識のない女の、壊れてしまった女の、その肩を抱き寄せて。
「……俺が味わった――貴女に裏切られた哀しみは、こんなもので容易く許されるものじゃないんだ、俺はたとえ
全てを失った今でも、貴女を許さない――!」
憎むようでいて、その声は涙が混じり、哀しみに悶えるよう少年の身体は震えていた。
扉を閉め、凭れかかって魔女は呟く。狂った親子の歯車を戻す術は知らないし、自分が立ち入るところではない。
「何もかもから開放されても――『最愛の母親に愛されたかった』願いと『最愛の母親に見捨てられた』憎しみは
捨てきれないのか、ルルーシュ。……だから坊やだと言うんだよ、お前は。……そうやって好きなだけ母親を求めて
気が済んだら開放してやれ。死のない世界での快楽こそ地獄だ。――歪んでしまっても、愛しているのなら、な」
ただ、ただ。貴女に俺は、愛して欲しかった。あの頃貴女がくれた愛情が偽りでないと信じたかった。
ただ、ただ――それだけなのに、生きる事を終えても貴女への想いから俺は解放されないでいる――かあさん。
>>390 ネリ様はカノンあたりでねっちょりじりじり虐めたい。
あの脇上げた状態はエロかったね。
ルルマリ書けて満足。お邪魔しました。ありがとさんでした。
萌えたよGJ!
あれがこうなるのかwww
歪んだ愛は大好物だぜ
カセットデンスケで言えば、針式のレベルメーターが常に振り切れており、
録音レベルが大きすぎて歪んで録音されているのと同じですね。
>>395氏GJ!
ドロドロとした愛憎が何とも心動かされる…
ルルマリ素晴らしい!!
>>395 GJ!素晴らしい!
エロもそうだが心情描写も上手いな
そうか、ルルーシュが死んだのはこの為だったのかwww
GJ!!
例の(
>>363の)絵で脳内再生されたw
近親相姦(母子相姦)は苦手な方だけど、これは読める!
GJです!
>>395 おお歪みきった親子愛……GJ。ちなみに漏れもヒロイン画集のアレが浮かんだw
あの画集がなかったら自分も書いてなかったw
Cの世界と死後の世界がごっちゃになってる部分は正直反省している。
またそのうちジノ・スザク×ノネットかルルーシュ×カレンを投下させて貰いたいと
考えてるんだが、スレの需要としてはどちらが高いのか…
どっちも!
個人的にはルルカレかな…
>>404 まあ、その辺の設定は気にしなくていいんじゃね?
エロパロだしな。
ルルカレも良いが、スザノネて珍しいから興味あるなw
ルルカレは大好きだしスザノネにも凄く興味あるぜ!読んでみたい!
というわけで両方よろしくお願いしたい
スザノネ希望!
ルルカレなんてこのスレのログ的ににかなり久しぶりな気がするな
というわけでルルカレ希望
ルルカレは最近ご無沙汰だし、スザノネも読んだ事無いし、どっちも捨てがたいな…
>>407の言う通り、両方希望したいものだ
いけないな、これは欲だ
いけないな、これは勃起だ。
ピンクって誰かと思ったらカノンかよw
スザノネ希望
ノネットさん、あの人ってどうなったの?
スザノネとかwすごく読みたいw
ノネットさんといったらネリ様かライ相手に攻めてるイメージしか湧かないんだが、
ジノ&スザク×ノネットさんは激しく興味があるw
とりあえず、ロスカラで乳固めやってたぐらいだし、ノネットさんのおっぱいは大きく、適度な固さと弾力がありそうだ
あえて欲求を言うと、これも活かしてほしいと思ったりする
ノネットさんの意外な需要に驚いたwじゃあ先にスザノネ取り掛かります。
ルルカレもその後に投下しにお邪魔します。
>>416 ラウンズ総力戦の時に居なかったので、生き残ってると信じてる。
>>418 おk、頑張ってみよう。うまくあのおっぱいを活かせるよう努力してみる。
スザノネとルルカレwktk
421 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 01:20:39 ID:Uhg2/1gg
ラウンズってかわいそうな奴多いよなドロテアとモニカは専用ナイトメアすらない
>>419 まさか両方とは…
あまりご無理をなさらず、体調や私生活に影響を及ぼさない程度に頑張って下さい
ルルーシュ×萌えCCかもぉん
>>193 超亀だがカノン×咲世子が妙に気になって仕方無いw
>>424 咲世子さん相手に陵辱とかいった、愛の無い責めはちょっと読んでみたい気もするw
咲世子さんの場合、屈服とか想像付かないだけに余計に
愛のあるものだったらジェレミアとかあるし…
やるとしたら、ナナリーを人質にとか?
>>424 直接的なエロ無しでもいいなら書いてみたいんだが、携帯からの投下方法が分からん
ネカフェってだいたい弾かれるし
凌辱とまではいかなくても囚人と看守ってなかなかそそられるシチュエーションだと思いますです
>>426 すまん、PCしか使ってないから携帯での投下方法まではわからんorz
別の板だけど、メールの本文で作成、適当に改行して全てコピー
クラシックで長文用テキストボックスにはりつけて投下してる
●も使ってるから規制とか人と違うかもしれないけどそれでやってるよ
メールだと長文を上書き保存できて便利
ただしうっかりどこかに送らないように
宛先を自分のPC用アドレスにしておけばパソコンでも編集できるよ
>>411 亀レスだが、人間欲望がないと生きていけないよ
記憶喪失CCもあんまり無いからそれも読んでみたい
個人的には悪夢のゼロさんで何かやって欲しいとも思うがw
…色々レパートリー多そうだし(メインがルルーシュでもCCでも美味しい展開になりそう)
>>429 シュナイゼルに意見するとは……お前、勇者だな!
あれってカメラだったんじゃないっけ?
>>432 あれは銃身がおかしな事になってる銃
あれ(カノン砲)を女にぶち込むわけですね、わかります
┏━┳┓
┃●┃┃
┗┳┛┃
┃ ┃
┃ ┃
┗━┛
>>429 悪夢ゼロか…
ルルーシュにしてもC.C.にしても悪夢だと受け臭くないんだよなw
男相手だと主人格C.C.で、精が尽きるまで搾り取られ、
女相手だと主人格ルルーシュで、悪夢ゼロのマッチョな体躯に似合ったハドロン砲で激しく突く…と
耐えられる人間いないんじゃね?
>>433 >あれ(カノン砲)を女にぶち込むわけですね、わかります
いっその事、軟禁されてる咲世子さんにカノン砲をぶちこむのもいい
本編のルルーシュは周りの女の子が皆パワフルだから、
どちらかというと吸われる方が似合ってる
サヨコさんは凌辱されてても形勢逆転しそうなイメージしかないw
>>439 俺は顔や性格からしても鬼畜に攻める方が好きだな
というかそれしか受け入れられん
>>439>>441 ギアスの設定からしてもルルーシュはやろうと思えばギアスで操って以下略って出来るけど、しないんだよな
製作側の事情としては、そこまでやるのは、(ピカレスクものとはいえ)主人公として越えてはいけない一線らしいが
皇帝になってからは悪逆っぷりを見せ付ける意味で上みたいなのをやってるとかでもいい
ルルーシュの場合そういう以前の問題だろ
エロパロ設定はともかく、公式の設定じゃこっち方面ヘタレにしか見えんし
そういや後半は「俺の命令を聞け」ギアス使いまくりだったな
そっち方面でもヤりまくりだったことだろう
マジコ版では「R」から奴隷作りに余念がないようだがw
本編とナナナ以外のメディアミックスはなあ…
メディアミックスには本編と違うことをさせる主義にありがちな弊害で
特定キャラ贔屓やそのための敵対キャラ貶めがきついのがなあ
ぶっちゃけそんなもん本編もナナナも大差ない
アニメスレだかアンチスレだかでやってこいよ
>>447 だな
どの作品も登場頻度に偏りとか普通にあるし
それよりも
>>445の「マジコ版では「R」から奴隷作りに余念が無い」の詳細が気になるw
エロに応用できるものなのかどうか・・・
攻め受けについて話題があったが、普段「攻めのイメージが強い」「受けのイメージが強い」というキャラに
逆のパターンとなってしまうSSとかちょっと読んでみたい気がする
あくまで俺の主観だが
受けの印象が強いから攻めるパターンに:ナナリー、天子
攻めの印象が強いから受けるパターンに:咲世子さん、ミレイ
ナナリーは
>>210-236辺りでネタになってたけどw
>>424 同じく
>>193だとカノン姐さん×ニーナも見てみたい
カノン姐さんだったらそんじょそこらの男よりも女心判ってそうだし、シャーリーが死んだ時のニーナとの絡みとか…
オペ娘三人と妊婦c.c.の談笑とか読んでみたい。
さり気なくルルーシュとの性生活の事を振られ少し惚気交じりに話すc.c.
たまたま通り掛かって赤面しながら話に聞き入るカレンとかナナリーとかコーネリアとか最後にはルルーシュ以外みんな集まりそうだけど
カレンとかカグヤならむしろルルーシュに夜這いをかけに行きそうだ
オペ娘3人の一人(名前失念)と玉城のもちょっと読んでみたい
最終話で看病とか絡みあったぐらいだし
スタッフによるとエピローグでは何の関係も無くなったらしいが
双葉綾芽ちゃんだな
シャーリが死んだあと折笠さんの本役になってしまった…
双葉さんって胸が揺れるシーンあったよね
「敵機接近!」か何かを伝えて振り向くシーンで
456 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 15:07:05 ID:SmOzAfGJ
保管庫つながらないぜ
>>456 確かに
でもgeocities全般が繋がり難くなってるって感じだな
程度に差はあれど、繋がらない所と繋がるまでに時間のかかる所とある
>>457 今、もう一度確認したら繋がった
他のサイトも繋がるし、サーバーの調子がおかしかったか、geocities側で調整中か何かなんじゃね?
・R2終了後、ノネットさんは生き延びているという仮定で展開してます。
・現在の状況ではノネットさんが湿っぽいです。
豪快女傑でない面が多いので、お気に召さない人は「スザク・ジノ×ノネット」でNG登録して下さい。
・今回の投下分ではまだエロまでいきません。すいません。
以上をお伝えして、幕開け部分、投下させて貰います。
(愛していたんだよ、私は。いや、今でも……愛しているんだ――…)
御伽噺をしよう。ごくありふれた、ありきたりな、御伽噺。
あるせかいにとってもわるいおうさまがおりました。ゆうきあるものたちがたちあがり、たたかいましたが、わるいおうさまにはかてません。
みんながちからつきてもうだめだとおもったそのとき、「ゆうしゃ」があらわれ、わるいおうさまをやっつけて、せかいはへいわになりました。
ああ、その通り。最初の一ページから結末は誰でも予想がつく。勧善懲悪で綴られ終える物語。
誰もが希望の欠片も握れず膝を折って手をついた時、正義の味方は颯爽と現れ、悪者は罰せられ、世界に訪れる平穏。
だがこれが、そう――たとえばの話。現実に起こった出来事だとしたら、どう思う?
何故「彼」は最悪の状況に至るまで現れなかった?何故憎むべき悪に苦しむ者をそれまで救わなかった?
その力があるなら、多くが犠牲になる前に救えただろう者もいた筈なのに、何故?どうして?
絶望の底に沈み全ての者が屈するしかないと項垂れ、牙を剥いて向かった者達がその牙を折られて哀れな生贄となろうとしている、
その時を――まるで好機とばかりに――選んで現れたのは、何故?どうして?
ここからは仮説。これからは仮定――そう、「if」。もしかしたら……かもしれない、そんな曖昧な話。
「全ては、ある者によって、膳立てられた、【御伽噺そのもの】だった」。
絶望の底にいる時、人の目は沈み、俯き、濁る。暗闇に突き落とされた時、垣間見えた僅かな光が眩しく感じる程に。そしてその眩しさ故に、
目を細め手を翳し、光を発するモノの形を捉える事が出来ない。ただ、暗闇に差し込んだ一筋の光に縋るだけ。それだけ。
たとえその「光」が、虚無の数であり黒衣と仮面で姿と顔を隠し本来の身を晒さないような、「モノ」であっても。
それが己の救いとなるなら縋る。ただ縋りつく。誰もが幼子のように、赤子のように、生きる糧を、希望を、それに見出せるのなら、迷わず縋る。
――そう。「誰」であっても「何」であっても構わなかったのだ、あの時は。
人は所詮動物だ。絶望から救い出した者に容易く靡く。この者に従って入れば救われる。そう刷り込みが行われる。自分達に必要なのは、
絶対的な安全をもたらす存在。それが「彼」なら今後も「彼」の示す事全てに間違いは無いと信じてしまう。いとも簡単に。
正体不明の男を。ただ、記号のように示された名と姿を。
仮面で覆われた先の顔など知らずとも、正義の使者として崇めることに迷いすらない。彼こそが救世主だと。誰もが信じたあの瞬間。
今振り返り、思い返して感じなかったか?――拭おうにも拭いきれない、違和感を。
出来すぎた勧善懲悪の結末。揃い過ぎた役者。機を狙って現れた主役。勝る者がいなかった筈の魔王の死。民衆を歓喜させた瞬間の詞。
それが「現実」だったという「事実」。――事実は小説よりも奇なり。だが、これは小説なんかじゃない、御伽噺だ。御伽噺の世界だ。
人は笑うだろう。現実だというのに?事実だというのに?何を否定する事があるのだと。だが、真実はそこには含まれていない。誰も知らない。
信実を知る者がいるとしたら恐らく――唯一人だけ。舞台の中央に立っていた者。絶望に射した光。御伽噺での勇者。そうその男――
「知っているのはお前だけだろう――?ゼロ……――いや、枢木スザク」
出来すぎているのだとその人は笑った。
生死の確認出来ない反逆者枢木スザクの死亡。百万人のゼロが行われた事より疑われる複数人の「ゼロ」の存在。そのカリスマ性溢れる
熱弁で人々を決起させた男が、語らず黙して剣を取った姿。悪帝に忠義を誓ったジェレミアが己の君主の死を前にしてゼロに身を引いた理由。
それに、と。赤く染めた唇が再び笑む。悪戯っぽく、楽しげに。だがこちらは続く言葉に何一つ笑えなかった。
「私はコーネリア殿下とは親しくさせて頂いている。無論殿下は何も仰らないが――虐殺皇女の命日に殿下と揃い花を手向けるゼロの姿は、
どうあっても不自然じゃないか。裏切り者と罵ったゼロ本人がユーフェミア皇女へ花を捧げるなんて。……ああ、情報源は明かせないな?こちらも
手持ちのカードを全部ぶちまけるつもりはない。そちらが仮面を脱がない限り。……と、言っても、既にバラしているのと同じなんだけどな」
なぁジノ?と傍らに立つ長身を見上げて楽しそうに笑う。だがジノは苦渋の表情でゼロを見詰め、俯いた。すまない、と言葉すら出ない様子で。
「石でも詰めてるのかと思う程硬い口だったぞ。公私共に良くして頂いている殿下にまで誘導尋問を掛けて、更にジノを揺さぶって、ようやくここまで
辿り着いた。流石の私も苦労したよ。……殿下には、そしてジノにも――悪い事をしたと思っているが、反省はしていない。だから謝罪もしない。
――目の前にいる男が枢木スザクであるとして、私はどうしたいんだと思う?……ゼロ?」
ジノに急ぎ話したい事があると言われた。誰にも知られたくない。どうしても伝えておかなければいけない事があると。苦しげに呻くような声と表情が
易い事態ではない事を伝えていた。通信を受け取り、夜に潜み赴いた邸宅。指定されたそこはブリタニアでも穏やかな田舎の片隅で、黄金色に光る
穂が館を囲み、その広い大地の中で、人の姿は一度も見かけることはなかった。扉の前で待っていたジノが、自分を確認した時、痛みを堪えるような
顔をしていて、それでも語らず屋敷の扉を開いた時――初めてジノが、自分を欺いていたと知った。目の前に佇む、ある人の姿を目の当たりにして。
「ようこそ、ゼロ。初めまして。私はノネット・エニアグラム。――いや、久しぶりと言おうか……枢木スザク」
「……スザク、すまない」
二人きりになった時、重たく彼女の傍らで口を閉ざしていたジノが、ぽつりと漏らした謝罪。エニアグラム卿と僕との間に挟まれた彼が一番の被害者
なんだろう。寧ろ謝るのは僕の方だ。ジノを巻き込んでしまった。変声機を通さない声で喋るのは久しぶりだ。隣で唇を噛み項垂れる彼の肩を軽く
叩いて、首を横に振る。
「ジノ謝る事は無いよ。エニアグラム卿が言う事は尤もだったし、ジノと同じ立場に立たされたなら、僕もきっと同じ選択をしていたと思う。ナイト・オブ・
ラウンズとしてもジノの方があの人とは親睦もあっただろうし――逆に巻き込んでしまって、ごめん。本来なら俺一人がここにいる筈だったのに」
彼女、ノネット・エニアグラム卿――貴族制は廃止されても、そう呼ぶ癖はなかなか直らないでいる――に、あんな言葉を投げかけられたら、ラウンズ
として誇りを持って戦っていたジノには返す術がなかっただろう。ジノにも言った通り、彼女の言い分は何一つ間違っていなかった。
屋敷の扉の閉まる音に気付かず、呆然とする俺を前にして全て知った、それでもまだ仮面を脱がないなら刺し違えてでも暴いてやるとエニアグラム卿
は言った。だからといって捨てた姿を誰であろうと晒す気はない、無言で否と続けた俺に、彼女は真っ直ぐな視線を向けて、こう言ったのだ。
「――なら、笑え。お前達のいいように掌で踊らされていた事に気付いてしまった私を。知らずとも良い真実を暴いてしまった愚かな奴だと笑え、ゼロ。
……私はな、愛していたんだ。いや、今でも愛しているんだよ。同じ皇帝に仕える騎士達を。ナイト・オブ・ラウンズの名とナンバーを預かる者全てを。
ジノも、アーニャも、モニカも……ブラッドリーの奴は確かにいけ好かないところはあるが、それでも、名を連ねる者として認めていたし、分け隔てない
感情を抱いていた。枢木スザク、お前もな――?生憎と立ち会う機会も殆どなかったが、他の者と同じだけ私はお前を愛していたし、愛している。
シャルル皇帝陛下が逝去され、お前が反逆者となり、そして共に陛下を守るべく在った仲間はお前の手によって討ち倒された。
あの時、私もバルトシュタイン卿について行くべきだったのかもしれない。最後の懐刀として残っていろとワンの命を退けて往けば、騎士としての忠義を
果たし朽ちていけた。ジノとアーニャだけでも生きている事が嬉しかったよ、思うところがあるだろうとあまり姿は出さなかったが――……なぁ、ゼロ。
愛する者同士が討ち合い、死に、そしてそれら全て用意されたシナリオで、信実を知らずにただ呆けて生きている己を知った時の私の気持ちが分かるか?
共に騎士として誇りを持ち陛下の下に集った者が死して散り、生き残った中で何も知らず、気付かず、若い命が残った事を喜んでいた私は――そして、
お前が『枢木スザク』を捨て、『ゼロ』と成り世界を率いていると知った時の私の気持ちが――……分かるか?なぁ、枢木スザク」
エニアグラム卿は微笑んでいた。ゆっくりと笑みを浮かべて、微笑んで――それが微笑ではなく、自嘲であることに気付いたのは、「スザク」と久しぶりに
その名で呼ばれた時だった。何も答えられなかった。俯く事も許されないと分かっていたから、顔だけは、仮面越しに彼女に向けたまま、無言を貫いた。
幾つもの犠牲が出る、それを覚悟で、俺とルルーシュは決断した。全ての因果を断ち切り、新しい世界を切り開く為に俺達は「死ななければならない」。
どんなに責められても、罵られても、他に方法がなかった――いや、あったのかもしれない、だけど俺達が選んだ方法は、たった一つでそれを覆す事は
たとえ命がここで尽きようとも出来ない。死ぬ気で掛かって来るのなら、そうしたくはないけれど、それに同じだけ気持ちを込めて応えなければならない。
俺は死んでも、「ゼロ」は生きなければならない。己に課されたギアスはそう訴えている限り。
「悪魔に魂を売ったの白騎士を捨て、英雄でいる気分はどうだ?自分のそれは罪だと背負ったつもりで仮面を被り続けているのだろうが、それはただの
都合のいい逃げでしかないよ、スザク。少なくとも私の前では、私の愛する者を奪い、愛する者と共に偽り生きている、ただの偽善者だ。臆病者だ。
罪を罪と思うなら何故仮面を取らない?何故、今この時すら私を欺こうとする?
愛する者を奪われた痛みを、お前が知らないとは言わせない。全て謀略の中にあったという憤りを、お前が分からないとは言わせない――枢木……」
流れるようにエニアグラム卿の身体が、被さった。思わず危険を察し構えて押し返そうと思った時、一切の殺気が感じられない彼女が零す雫で黒い
スーツが濡れる感触が、温かく滲みるモノが、そして――生きていてくれて良かった、と。そう呟く安堵の声が、大きく胸を揺さぶった。
憎みながら、今でもこの人の中には「ナイト・オブ・ラウンズの枢木スザク」が生きている。親友を売り渡し得た地位、それも謀反と共に投げ捨てた地位。
既にラウンズを越えた騎士としていた、そして事実上世界から消えた筈の「枢木スザク」を、この人はまだ、仲間を討った者でも、ゼロと偽る今でも。
――ユフィ、君も同じだったんだろうか。君を殺したゼロを、ルルーシュを、あの時の君は許し微笑んで言ったんだろうか。生きていて良かった、ルルーシュ。
慈悲深く人を包み込む愛を持つ君なら――?
たとえば。ルルーシュが君の前で。仮面を外し、長らく人に見せる事のない素顔を見せた時。「おかえり」と優しく微笑んだりした?生きてくれて良かった、
ありがとう、そう言えた?腹違いの兄をも殺し、君自身をも死に落としたルルーシュを、咎人である僕を、君なら――……
ユフィ、僕は、君に何もしてあげられなかった。その気持ちが彼女の願いに応えようという気持ちにさせたのかもしれない。君とこの人を何処かで照らし
合わせて、君に報いる事の出来なかった過去を清算しようとしているのかもしれない。僕は卑怯で、姑息で、浅ましい人間だから。
誰かにゼロとして持ち上げられるよりも、罵られて嗤われる方がずっと心地良いんだ。彼女の言葉を聞いていて、とても安心出来た。でも、僕はもう
枢木スザクではなくて「ゼロ」だから、そんな事を甘んじて受け入れる訳にはいかない。仮面の中には誰もいない、ゼロと言う存在だけが絶対だと。
なのにユフィ、僕は今でも君を想っている。「枢木スザク」はもう死んだはずなのに。君への想いは今でも――殺せないままでいる。
重たそうに顔を上げたジノが、広く高い天井を見上げて俺の後を追うように言葉を続ける。
「……あんな姿、初めて見た。いつも豪快で、力強くて明るい人だった。バルトシュタイン卿の信頼も厚かったし、誰とも訳隔てなく付き合える人で、
私が『エニアグラム卿』と呼ぶと拗ねるんだ。子供みたいに。他人行儀だぞと言って。
だけど殆どの事実を揃えて俺に問いかけ答えられないと言った時、ヴァインベルグ卿、と呼んで、枢木が生きているのなら伝えたい事があると。
……ジノとしか呼ばれた事がない、他人行儀だと責めるあの人が自ら私をそう呼んだ時の顔は、まるで縋る仔猫みたいで……堪えられなかったんだ」
俺に一切傷つけない、万が一その動きがあったならこちらもそれなりに動くつもりでいる、と忠告したジノにエニアグラム卿は同意し、そして俺は呼び出された。
真実を知っていて告げられない事への罪の意識と、仲間を案ずる彼女の姿を前に、俺より縁の深かったジノがどうしてそれを振り払えただろう。辛い役を
請け負わせてしまった事への申し訳なさはあっても、ジノを責めようなんて気持ちは微塵もなかった。本来ならジノはここに至るまでに開放されるべきだったのに
「ついでにお前も一緒に来い」と引き摺られる形になったジノ。並んでエニアグラム卿を待つ時間、ジノは小さな吐息を零して漏らした。
「でも、こういう話はせめて服を着ている時にするべきだった」
「……それは俺も同感だよ、ジノ」
大人三人でもまだ余裕がありそうなベッドの上で、三角座りをして膝を抱えるジノと並び、正座をした俺は深い深い同意を頷き示した。
半端で申し訳ない。とりあえずここまでで、後日またエロ込みでお邪魔します。
説明せずに伝わったかどうか微妙な表現にしてしまったんで補足すると、ジノとスザクは素っ裸です。
今度こそエロまで持ち込みますんで、お邪魔しました。
「それで枢木スザク、お前には慰めてもらいたい。私を」
被さる身体に応えるべきか否か迷って、仮面を片手に持ちながらもう片手のやり場に迷っていると、先程までの表情が嘘のようにピタリと冷静さを
取り戻したエニアグラム卿が、顔を上げていきなりそんな事を言ってきた。思わず頭の上に?が浮かぶ。慰める……背中を擦ったりこのまま抱き締め
ていればいいんだろうか?そんな疑問が顔に浮かんでいたようで、エニアグラム卿は違う違うと首を横に振り、耳元で囁いた。
「男が女を慰めるというなら方法は一つしかないじゃないか」
一瞬、それがどういう意味か考えてしまった。いやまさか、でも――だけど恐らく、そういう意味に違いない。問い返すように彼女を見ると、頷く代わり
にっこりと微笑まれた。手から仮面が滑り落ちる。コーン、と音を立てて転がっていくそれをジノが追いかけ拾い上げてくれた。俺の呆然とした様子に
ジノも不審に思ったんだろう、近付いてこちらの様子を窺っている。だが、俺はどちらにも返事を出せずにいた。予想外過ぎる内容に返す言葉がない。
「ついでにジノ、お前も来い。私に長く黙っていた分のツケをしっかり返してもらうぞ」
片腕をしっかり俺の首に掛けたまま仮面を抱えて佇んでいるジノの襟首をむんずと掴み、引き寄せて勝手に話を進められている状況。ルルーシュ、
君はこういう時、どう対処しただろう?ゼロとして聞きたい。……ついでに男としても。「違う!それは間違っているぞ!」と頭の中でルルーシュの声がした。
そうだ、幾らなんでもそれにハイと頷く訳にはいかない。何ともいえない空気を察知して怪訝そうにジノが俺とエニアグラム卿を交互に見遣っている。
今この時、はっきりと言おう。それは出来ないと――だが、俺の台詞は次のエニアグラム卿の言葉に飲み込まれた。
「……何もかも忘れさせてくれ、お前達が」
寂しげに笑うような声で呟かれたその言葉。出来ないと言い掛けたのに喉に引っ掛かって出て来ない。それはジノも同じだったらしく、戸惑った表情が
やがて俺に向かい、尋ねるように視線が重ねられた。ほんの小さな頷きを互いに交し合ったところで、ふわり、といい香りを残しエニアグラム卿の身体が
離れる。……と思ったらジノと並んで背中を押され、赤い絨毯が敷かれた階段を昇らされ、あれよあれよという間に広い屋敷の中の一室に押し込まれた。
ナイト・オブ・ナインの名は伊達ではなかった。男二人の背を悠々押して進む力は女性のそれとは思えない。踏ん張る隙も与えずバランスが整えられない
絶妙なタイミングで背を押されては抵抗らしい抵抗も出来なかった。転がるようにして部屋の中に入った俺とジノを、閉じる寸前の扉からひょいと顔を出した。
エニアグラム卿が、先に脱いで待ってろ、と言う。言われて振り向けば部屋の中央に鎮座するのは立派な寝台であり、エニアグラム卿が言うにはシャワーも
同室内に備えられているらしい。脱げないなら今ここで二人纏めてひん剥く。そういう台詞が冗談に聞こえない相手だ。というより卿は本気なんだろう。
じゃあ直ぐ来る、と言い残し、部屋の扉は閉まって――鍵は掛けられていなかったが――そこから俺とジノはお互い顔を突き合わせ、暫く無言で見詰め
合った後、同じ速さで先にどうぞとシャワーを勧めていた。
「こうなったら仕方が無い。……それであの人の気が休まるなら、そうしよう」
腹を決めたジノの言葉に俺も頷いて、ゼロの衣装を一通り脱いでシャワーを浴び、ジノと交代して濡れた身体を拭くと、ベッドの上で静かに彼女を待つ。
互いに会話を交わす暇もなく、今になって漸くやりとりが出来る余裕が出来たが、裸のままでお互い横並びになり、出来るだけ相手を見ないようにして話す
のも何だか間抜けだし。真面目な話をしているのに、時折開く「間」の悪さに何ともいえない表情になる。何時かのカレンのように、怒りを篭めて全力で拳を
ぶつけられるのも覚悟でいたのに、おかしなことになってしまった。
……天国のユフィ、不可抗力というのはこういう状態を言うんだね。でも心は何時までも君のところに在るから。今の僕が言うと説得力に欠けそうだけど。
そうやって視線を重ねずにぼんやり過ごしていた時間は、酷く長く感じられた。本当は数分にも満たない程度だったのかもしれないが、兎に角感じた時間は
何時間もそうしていたような――居心地の悪さがあった。背筋を伸ばして拳を膝の上に置き、エニアグラム卿が来るまで待って、そして――扉が開く。
濡れ髪と化粧を落とした顔は中性的な美しさがあった。年上の女性を相手に少年ぽい、なんて言うのも失礼かもしれないが、そんな言葉がぴったりと
当てはまるような顔立ちに、バスタオルで包まれた身体はブリタニアの人らしく成長に富んで、胸は特に意識もしていないのに目に入ってしまうほど――大きな
膨らみがぶつかり合って深い谷間が出来ている。すらりとした長身を象徴する足は、鍛えられていた分余計な贅肉もなく引き締まっていて、なのにバスタオルが
ギリギリ隠す腿部分は女性らしく柔らかそうで――……見惚れてしまっていた。性的な意味じゃない、丁寧に彫り込まれた彫刻を見ているような気持ちで、
俺は惚けた顔を晒しながら彼女を見ていた。ジノの視線も同じように彼女に向かったまま動いていないようだ。逆に視線を集めた当人は、ぶふ、と噴出して口を
押さえ、俺とジノを指差して声高らかに笑い出す。
言われて慌てて視線を逸らし、俯く俺とジノを前にして歩み寄りながらスルリとバスタオルが捲られて――落ちる音につい顔を上げてしまい、見てしまった。
熟れた女性の素肌を。丸く実った膨らみが押し合うようにして胸を飾り、緩やかな曲線を描いて締まっていく腰、鍛えている分臍から下まで綺麗に窪んでいて、
そして、まだ湯に濡れた雫を幾つか散らしたままの、髪と同じ色で形良くそこを覆う柔らかそうな茂み。キュッと引き締まった腰の分、強調されるまろやかな形で
正面から見ても充分に分かる臀部の形。太腿は白く照明に輝いていた。――過去に裸でも俺に襲い掛かって来たカレンを組み伏せた事があるが、その時は
状況を理解するのに精一杯で、身体を見るなんて事は出来なかったけれど、今は違う。エニアグラム卿がベッドに乗り上げると、湯気と共に柔らかく温かい香り
がふんわりと広がる。石鹸や香水でない、きつくもなければ仄かに優しく香るにおい。女性独特の香りなのだろうか、これは。
ジノと俺の間を割るようにしてシーツに仰向けになりベッドの上で大の字になる彼女を振り向いて――そして何処に目をやればいいのか本当に困った。ジノも
同じようで、口元を押さえ赤くしながら、一切隠そうとしない卿の姿に戸惑っている様子。こんな大胆に妙齢の女性の裸体を晒されて、慰めろと言われても、
はい分かりました、と直ぐに動けるような自分じゃない。こういう事には柔軟そうにジノでさえ、顔を真っ赤にして視線を逸らす程だから、俺も同じ位、またはそれ以上
赤い顔をしているんだと思う。顔が熱いのが良く分かるから。そんな俺達をお構いなしに、エニアグラム卿は大の字に広げた腕でジノと俺を引っ掛け、自分の乳房へ
それぞれの顔を押し付けて来た。柔らかさよりも弾力と張りのある感触に埋もれ間近に見るのは、サーモンピンクの突起とそれを囲む輪。
モンピンクの突起とそれを囲む輪。
俺もジノもしっかりと頭を抱えられて、そこから逃げられない状態だ。たゆむ胸の膨らみは横になっても大きく丸い形を整えたまま頬に滑らかなきめ細かい素肌の
感触を伝えてくる。視覚にも自分の目の前につんと今は柔らかそうな蕾がそれぞれ並んでいて、俺はジノと彼女の膨らみ越しに視線を遣り合う形となった。
「基本はキスから、と言いたいところだが、若い子等に強要するのは如何ともし難いしな、先ずはここからでいいぞ。……経験はなくとも、大体の知識はあるだろ?」
そう言って、エニアグラム卿が俺とジノの顔を引き寄せていた手を離し、膨らみの谷間を両手で割り開いて、互いの口元に突き出した、華やかな色で飾られた、
膨らみの中央の先を。どうすればいいのかは、知っている。だが本当に、こんな形でしてしまって良いんだろうか?何よりも彼女自身が後悔することになったら、
俺自身が悔やんでも悔やみきれない。一過性の衝動に駆られて、というならここで止めるべきなんだろう。だが、まるで俺の葛藤を知らないかのように、卿の声は
明るく気安い。気にするなと言うような意味が込められているんだろうか。
「あー、それからな。エニアグラム卿とか言ったら握り潰すぞ。何処とは言わないが。そういう呼び方はもう過去のものだ。貴族制は廃止されたのだからな。これからは
私のことはノネットさんと呼ぶように。枢木スザク、お前の事もスザクと呼ばせてもらう」
卿と呼ばれる立場を過去のものと言いながら、未だにナイト・オブ・ラウンズで居続ける貴女の真意は何処にあるんですか――?
問いかけようとして、止めた。きっとまた、あの寂しそうな自嘲が帰って来るに違いない。慰めるべき立場の者が彼女を追い詰めてしまっては本末転倒だ。
今はこの人が、ノネットさんが願うよう、出来る限りの事をしよう。色づいた突起にゆっくりと舌を這わせ、唇の中に含んだ。ふにゃっと柔らかい感触は最初の間
だけで、舌で転がし唾液を塗りつけて吸い付いていくと、次第にそこは硬くツンと張ってくる。ジノも同様に胸への愛撫を開始しているようで、子供が母親の乳を
貪りあっているような絵柄になっていた。これで良いのかどうか、試しに尋ねようと視線を上に上げれば、軽く指を噛んで息を飲む姿があった。その口に挟さまれた
指を解いてやりたくなって、懸命に舐め、吸い付く。口の中に溜まった唾液ごと啜ると、酷くいやらしい音がした。
ジノの方は先端を指で転がしながら、その突起の下の周りを丁寧に舐め上げている。ジノの方が詳しいのかもしれないが、この場で知っているのかと問うのも
おかしくて、俺は俺なりのやり方で、軽く歯を立てたり、吸い付いて先の先まで引っ張ったりして愛撫を続けた。頬に当たる弾力も心地いいが、こうして胸に当てて
いると、彼女――ノネットさんの鼓動が早くなっていくのが良く分かる。感じてくれている?そう思うと更に手が大きな膨らみを両手でもって揉み込んでいく。
指が柔肌に飲まれ、押し返される。ぎゅっと力を篭めても手を緩めれば指を弾くくらいに張りのある膨らみ。両手でも収まりきらない一つを弄りながら、口では
充分唾液で濡れて光る先に冷たくした息を吹きかけた。
「ぅ、ンッ――……は、ぁぁッ!」
喘ぎ堪える声が、何時の間にか「しなければならない」事から、「したいこと」に変えていく。戦闘での勝利とはまた違う達成感のようなものが込み上げてきた。
ジノが人差し指と親指でクニクニと先端を弄りながら、俺の方に視線を向けるので、銜えていた口を離し、何?と視線で問い返す。くぃ、とジノの顎が彼女の
下肢を示していた。そちらに向かえと言う事らしい。代わりに俺が弄っていた乳房にはジノの大きな掌が伸びていく。俺は黙ってそれに従う事にした。なだらかな
腹部に唇を這わせて辿り着くそこ。整えられた薄い茂みを開こうとすると、自発的に細い足首がシーツを掻き、ずるずると引き摺って膝が立ち、大きくMの字に
長い脚が開いた。細くネイルに彩られた指が自ら秘肉を割り、茂みの中に隠れた小さな核までも晒してくれる。ここまでされると、逆にこっちが恥ずかしくなって
しまうが、そこへ顔を近づけていくと、上でジノに乳房とその突起を弄られているノネットさんが、薄っすらと微笑んだ。それで良いんだ、とでも言うように。
だが意識を俺の方に向けた事で、嫉妬でもしたのか、ジノの反撃に遭い、びくんっと腰が震える。すっかりジノはその気になって――寧ろこういうことは雰囲気
に乗ったもの勝ちだという気がしてきた――年上の女性を弄ぶのが楽しいらしい、執拗に乳房や突起を舌や指で弄り回している。
「んぁ、あんッ、くぅ……ん、んんんぅ……ッ!」
ワントーン高い声が喘ぎになってノネットさんの唇から漏れてくる。それでも何処か堪えている様だ。何もかも忘れさせる事が俺に与えられた枷なら、この程度
では満足して貰えないだろう。柔らかい茂みを掻き分け、細い指が導く秘唇を目の当たりにする。濃く深い赤とピンクを入り混ぜたような生々しい秘肉の色に、
小さな粒が薄い皮を被ってピクピクと震えている。拭き取られなかったお湯の名残か、それとも感じてくれているのか、既に湿った温い息遣いがそこから感じられ、
ごくりと息を飲んで暫くの間凝視していた。だが、見詰めるだけでは何も先に進まない。何処を弄ったら一番良いのか――ほんの少し悩んでから、濡れた秘口
の中に指を一本だけ差し込む。ぬめった柔らかい肉に歓迎されて、容易く一本の根元まで飲み込まれてしまった。同時にシーツを握り締める白い足の指が
見えたが、構わずに中に入れた指を抜き、今度はそのぬめりをもって、秘芽に向かう。充血してぷっくり膨れ上がったそこをヌルヌルした愛液で擽ると、面白い
位にビクビクッとノネットさんの身体が跳ねた。
「……ひゃ、んんっ……あ、あふっ、ひ、ぁあ、ンぁあぁぁッ!」
ここがどうやら特に弱いらしい。ジノは首筋を焦らすように舌を這わせて擽っていた。無論両手の指は突起を抓んだままだ。捻るようにして引っ張ると、ビクッと
身体が揺れる。声は辛うじて我慢している様子だが、上の愛撫でもう充分に感じてくれているらしい。ぬめった割れ目から愛液が滴って落ちてくるのをじっくりと
観察出来る俺から見て、大きな膨らみはかなりの感度を備えているようだ。そして、ここも。薄皮から半分顔を出した秘芽の、皮を引き上げるようにして指で
擦っていく。硬すぎず、柔らかすぎない感触が指に心地良い。Mの字になった足が足掻くようにシーツを皺くちゃにする。濡れ髪が左右に揺れて、何時もならば
真っ直ぐに向けられる眼差しが、逃げるようにして左右に首を振り、動いた。もっと決定的な刺激は与えられないだろうか。
もっとこの人が喘ぐ姿を見たい。身悶え、声を震わせ、苦痛ではなく愉悦に歪む顔が見たい。――これは男の本能、人間の原始的な欲の表れなのだろうか。
秘芽を親指で擦ったまま、今度は指を二本、中に突き入れてみた。入り口の狭さが少々辛かったが、ノネットさんの指と開いた脚のお陰で何とか納まった先は、
熱くぬめり、柔らかな粘膜でそこが脈動し、蠕動して指を締め付ける、不思議な空間だった。軽く上下に抜き差しすると、唇を噛むようにして堪えるノネットさんの
姿があり、ジノを介して、僕達に任せて下さい、と伝えた。望まれたのなら、応えなければならないだろう。額に浮かんだ汗を手で拭い、彼女が頷く。
ジノの、少し楽しそうな声が降ってきた。一発拳を受けていたが、でも俺も言えばジノと同じ意見だった。「今のノネットさんは、いやらしくて可愛いですよ。とても」。
軽く拳を受けた仕返しとばかりにジノが乱暴に乳房を揉みしだき、それに合わせて溢れる蜜の音を立てながら指を探るよう入れて、舌で秘芽の薄皮を剥ぎ、直接
丸い粒を舌で吸い付く。
「や、あ、あッ、ジノ、スザクっま、待て、んぁ、あああああッ、い、ィイッ!両方、もっと、乱暴にしてくれたって、構わない、からなっ……あ、ぁああッ」
「乱暴にしてくれて構わない、んじゃなくて、乱暴にされたいんじゃないですか?ココだけでも敏感すぎますよ?卿」
頬を紅潮させて薄っすらと涙を浮かべ訴えるノネットさんに、ジノが楽しそうな声で意地悪を綴る。後での仕返しが怖くないのかと思ったが、今の俺もそんな事に
構っていられない程、この行為に没頭し始めていた。ジノがグイッと両手の指の間に挟んで突起を引っ張ると、それに釣られて乳房が釣鐘のように張る。
「あ、ぁーッあーぁああああッ!胸、はぁあ、んぁ、いじ、弄るな、弱いんだよっ」
「なら弄って欲しいっていう意味ですね?こっちはどうですか?」
ジノに同調し、俺も探った中で一番反応の良さそうな箇所を見つけた。ざらりとした感触の媚肉の天井を擦ると、面白いくらいに実った身体が跳ねる。
感じやすいのかな?と思った。女性経験はあまりないんだけれど、こんなに反応を示してくれるのは嬉しいし、楽しい。何時の間にか俺は、慰める義務では
なく、ただ性的な行為を愉しむ子供のようになっていた。
一先ずここまでで。枢木はスイッチ入るとドSっぽいイメージ。
後はノネットさんのおっぱい生かしたプレイと本番とアナルプレイになると思うので
苦手な方は引き続きNG登録して貰えると助かります。
また書き溜めれたらお邪魔します。
>>469乙GJ!
ノネットさぁぁぁぁあんえろいよノネットさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん!!!!!ハァハァ
ところで保管庫が404なんだぜ……
裸待機ワロタw
続きもルルカレも楽しみに待ってます!
乙
スザノネいいじゃないかスザノネ!この二人は凄く好みだ
もっと読みたくなった、頑張ってくれ
続きもルルカレも待ってるぜ
>>469氏GJ!
続きに個人的に好きなワード(おっぱいとかアナルとか本番とか)が満載で楽しみだ!
ドロテアさんとかマイナー過ぎるかな…
褐色美人いいよね!!
ドロテアさんの見た目超好み!
相手は名無し兵とかがいいのかワンさんかテンさんあたりがいいのか
>>476 戦闘能力はワンさんと並ぶとの事だから、ワンさんと絡むのがバランス良さそうな感じはするけど、
弱み握られて犯されたり、ドロテアさんが攻めに回るというのもいいなw
>>469乙!
シリアスなのに、なんか笑っちゃったぜw
>>479 ネリ様、マリーカ、リーライナか
ヴァルキリエ隊のも少ないし、百合も好物だし是非読んでみたい!
あと、テンさんメインとか無いかな?
相手はドロテアさんでもヴァルキリエ隊でもカレンでもナナリーでも誰でもいいんで
神楽耶様ネタをもっっとおおおおおおおおおおおおおおお
神楽耶様不遇すぎるううううう
天使たんに夜伽の手ほどきをする神楽耶ねーさま
ルルーシュたちが人質として送られるのが皇家だったという設定で
誰かあ
俺の持つ表現じゃむりぽ
>>481 神楽耶様ネタだと民主主義(という名の輪姦)か天子との百合・レズがいいな
どっちも読みてぇ
>>483 とりあえず大まかなプロットや設定が知りたい
考え付いただけでも箇条書きでもいいから見てみたい
それによって小説にしてまとめてくれる職人もいるだろうし
そんな深くは考えてるわけじゃないんだ
自分で言っといて、すまん
あくまでルルーシュ×神楽耶をいい形に考えるならそこからかなと思って……
どうしても長編になる気がorz
あんまし、文章書いたことないから(理系のレポートなら散々書いたんだが)
どうしてもご都合+駄文にならざるをえなそうで
ルルナナと神楽耶さま幼馴染設定だとルルーシュの尋常じゃない幼馴染補正対象がスザクから神楽耶さまに変わるから
801空間が発生しなくなるんだよな
元からお兄様最優先なナナリーはともかく子供の頃からのつきあいなのに今一歩踏み込めなかったミレイさんあたりにはこれは大きい
兄妹愛や男同士の友情だと引き下がってても女幼馴染が相手だと対抗馬になってくるかも
と作者さん本人じゃない俺でも思いついたから
>>485先生ならきっとやれる
なに、理系のレポートもSSもいかに独りよがりにならずに相手に伝えることを考えて書くかって点は同じさ
ミレイさんは別にスザクに対しては遠慮してなかったような気がするが…
踏み込めなかったのは親から結婚を突きつけられてるからじゃないのか
487同意
一番の問題がスザクと神楽耶様を置き換えたとき
関係を縮めるイベントをどうするかなんだよな
神楽耶様の性格上かなり難しいと思うんだよ
アニメなんかも実際神楽耶様の描写自体が少ないし、
かなり厳しい
485です
ルルーシュのあの尋常じゃないスザクスザクスザクスザク(ryが
カグヤカグヤに変わるのかw
ちょっと面白いかもな
>>488 つSEの「鬼」イベント
でもあれは神楽耶のほうの好感度変化だったよな…
まあ、スザクの「初対面なぐりあい」は神楽耶だと「鬼」イベントに代用できても、
その後の「秘密基地」のイベントがなければ、ルルーシュのほうが靡かない。
スザクはルルーシュと正反対だからこそルルーシュからある種の期待を寄せられてたわけで
神楽耶は寧ろ作中でもルルーシュと最も似た人間性持っていると思うから、スザクのような劇的関係性変化は望めないようだが、
時間かければ、スザク以上安定した関係築けるではないだろうか、C.C.のように。
実際幼馴染でもなんでもない、単なる仕事上の付き合い(?)だった本編も、ルルーシュは神楽耶のこと
相当信用しているようだし
だから、ルルーシュと神楽耶幼馴染ルートだと
「鬼イベント」(神楽耶テレ)→以降神楽耶ルルーシュ兄妹かまい倒し、人間性改善(でルル小デレ?)
「枢木家じゃないのでナナリーの縁談自体なし」→「日本占領」→スザクと違って「ブリタニアぶっ壊す宣言」を聞いた神楽耶なら
寧ろ共犯宣言だしかねない→本編前で六家とのつながりを持つことに。
案外妻ルートはすんなり実現できそうだな
後、神楽耶と言えば、民主主義改めブリタニアへの政略結婚輿入れぐらいしか思いつかない。
賢帝ルートの場合、これもありかと。
本編のままでも顔見せれば六家は取り込めると思うんだけどねぇ
桐原には実際見せたわけだし
婿に行こうと皇族なわけだし、将来ルルーシュを押し立てて皇位簒奪もできるしで、皇ルルーシュルートは十分ありだわな
ただしアッシュフォードに行くこともなく、シンジュク事変にも巻き込まれないわけで、騎士団ではなく解放戦線を利用することになる
そのルートだとカレンが死んでそうだなとちょっと思った
まあどうせエロの本筋には関係ないからいいけど
494 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 21:29:53 ID:pUU4DfMA
鬼イベントなんてあるのか・・・
知らんかった
そうそうルルーリュ側の神楽耶に対する認識を強くするイベントってこれって
言うのがないんだ
せめて実力を認めるために将棋のルールを教わり、チェス代わりにして
対戦
意外といい線でルルーシュと張り合う神楽耶ってな感じで
結構問題なのがスザクの扱いがおかしくなるんだよな
ゲンブ殺さないとブリタニア軍に入るきっかけがないし
そうするとデヴァイサーの関係でランスロットとかの開発
なんかは圧倒的に遅れるだろうし
やっぱり何かしらブリタニア軍に入るきっかけを作らないと
面白くない希ガス
ルルーシュは六家全員に会う機会はなかったと思うんだよね
桐原自体は結構枢木とつながりが強そうだったけど
ゲンブ自体「桐原翁は」みたいに言うメディアはあるし
他の六家も似たように工作はしたのは確かだろうけど
ゲンブがあえて桐原といったのに憶測加えるとそうなるかな
>>941 神楽耶がルルーシュと最も似た人間性はないわ・・・
後ルルーシュが神楽耶の事を相当信頼している写生も無かったと思うぞ
作中でルルーシュに一番似てるのはコーネリアじゃね
写生じゃなくて描写じゃないかと思うんだけどどうだろう(ネットスラングならすまない)
で
全然関係ないけど朝千葉が読みたいな、藤千葉確定しててもなんか、まさしく趣味だ
あとラクシャータさん×香凛さん(セシルさんでも良い)百合
本スレでも指摘されてたんだから調べればいいのにw
>>496 兄、姉という点ではコーネリアでしょうが、常に「王」であろうとつづける点において
は神楽耶ぐらいと思う
てか、そろそろエロと関係ない
カグヤは別に王とかじゃなくね?家柄の誇りは持っていたようだが
>>494 スザクは別にそのままカグヤとポジ交代でいいんじゃね?それこそエロ関係ないんだし、仲間でも801の奴らは喜ぶだろ多分
まあルルーシュ的に完全な布陣過ぎるがwどちらかと言えば問題はカレンじゃね、その世界だと確かに普通に死んでそう
まーこういうパラレル設定もいいが、やっぱり普通に本編基準のSS読みたいな
個人的にはそろそろルルカレ希望だ
>>491 あんま参考にならないかもしれんけど、悪夢では神楽耶とナナリーのファーストコンタクトで、
神楽耶がナナリーに嫌味言ったんだよな
んで、当時は誰にも頼る気が無かったルルーシュからは「出てけ」みたいな感じで追い返されてたが
そこからSEの鬼イベントに繋げるとか?
>>497 ラクシャータさん×セシルさんはなんとなく想像付くけど、ラクシャータさん×香凛さんはちょっと想像付かねぇw
読んでみたいけど(無論どっちも)
カレンとか扇組はたまたまゲットーに視察に来ていたルルーシュに拾われることにすればいいんじゃね
そういうの自分で行きたがる性格だし
そして三人官女ハーレムルートへ移行
神楽耶の庇護元に残るか、アッシュフォードに行くかで選択しか
ルルーシュ皇家ルートだと
アッシュフォード学園とのつながりはなくなる・・・か。
カレンとは扇ルートがあるが、原作よりもっとはっきりした上下関係になりそうだな。
ただ、扇グループが何か目立った業績を上げないと、カレンとルルーシュがつながるほど皇家の目に留まることはないと思われ。
ルルーシュが目覚めたC.C.に呼ばれる・・・くらいしか。
「私にはわかる・・・皇家に目通りを願え。そこにお前たちの救世主となる男がいる」とか。
んでルルとカレンが出会い、色々都合をつけてアッシュフォード学園に転入。
でもそうなるとカレンは最初からルルの正体を知っている前提になるかな。
んで逆にスザクとは幼少時のつながりがなくなるから
原作よりもっとはっきりした敵対関係になる、と。
>>500でなんか本編基準のルルカレ希望が出てたので、突発で筆休めに書いてみた。
諸事情によりエロ描写若干控えめ。エロはスザノネで頑張るから大目に見てくれると有り難い。
「俺を慰めろ」のシーンから、「しっかりしろルルーシュ!」に繋がらず、慰めルートに入ったら。
エロ温めで短かめ。NGは「ルルーシュ×カレン」でお願いします。
>>485に期待。話題がここまで膨らんでるから需要は高いと思われ。
理系レポート書けるなら全く問題なく纏められるって。と感想文もロクに書けんかった自分が言ってみる。
「俺を慰めろ。 女ならできることがあるだろう?」
自暴自棄になっているルルーシュはそう言い放ち、何でもするのなら慰み者になれと強要してきた。
近付く唇。きっと触れ合ったらこの先逃れられない。直感でそう感じた。
これが自分が今まで信じてきたゼロの姿なのか。偽り続け、騙し続けてそれでも黒の騎士団を生み、小さなレジスタンスでしかなかった自分達を日本を
代表する組織へと導いてきたゼロの姿だと?
――こんなのはゼロじゃない。狡猾で騙ることも戸惑わず、親友すら己の敵となるなら討てと言える強さを持つ、自分の知るゼロという男は、信じてきた
ゼロはこんな――
引っ叩いてやろうと思った。情けなく自嘲に歪む顔を、思い切り引っ叩いてしっかりしろと、ここで投げ出されては仲間を捕虜に取られ、
歯痒い思いでルルーシュが覚醒し、再びゼロとなり騎士団を率いる為に待ち続けた時間が、思いが、全て泡と消えてしまう。
ゼロとして自分を騙したのなら最後までゼロとして騙し通してみせろと、言ってやりたかった。
だが、目の前にいるのはゼロではない。ルルーシュなのだ。「ゼロ」という仮面を脱ぎ捨てたそこにいるのは、信じる者を失い、戸惑い、怯えて縋る自分と同じ
年齢の少年だ。――カレン・シュタットフェルトではなく紅月カレンと、イレブンではなく日本人だと主張するように、ルルーシュだって、ルルーシュ・ランペルージと
名乗る権利も、ルルーシュである意志も許されて良い筈なのだ。
薄幸の令嬢と偽っていたように、ルルーシュもまた世界を欺き続けた。だが今の自分は本来の自分であることを望み許されている。
じゃあルルーシュは?縋るところも、心の拠り所も失い、それでも欺いた罪だからどんなに傷つこうが立ってゼロを演じ続けろと?
自分にゼロという存在に縋っていた時、真実を知った時の驚愕と絶望を味わったそれを今感じているルルーシュを、それすら業だと言えるだろうか。
葛藤する心の中では長く時間が過ぎていた。だが実際は吐息が近く感じる距離が零になるまでの僅かな間。塞がれた一瞬、握り締めた拳が震えて、
振り上げそうになるのを堪える。殴りつける代わりにルルーシュの服の袖をきつく掴んで、望まぬ形で訪れた口付けの時を、カレンは受け入れた。
ざらざらしたコンクリートに拳を押し当てる。腕が突っ張って、必死に身体を支える。だが本当の支えになっているのは、身体の中に食い込んだルルーシュの
熱だ。引き抜かれてしまったらそれこそ腰砕けて身体はその場に崩れ落ちてしまう。痛みと痺れで下肢が熱い。
ぐいぐいと乱暴に押し広げられた秘裂から零れ滴るのは、紅い血だった。初めての行為がこんな
形になってしまうなんて。ルルーシュの、すまない、と耳元で
呟く声さえなければ悔しさに震えながら泣く事も出来たのに。
荒い息が耳に掛かる。は、は…っと途切れぬ呼吸。――可哀想なルルーシュ。守るものを失ってしまった者はこんなにも脆くなってしまうのだろうか。
一時の快楽に逃げて、一時の温もりを求めてしまう程に。
急いた動きがゆっくりとしたものに変わっていく。破瓜の血に気付いたルルーシュが気遣ってくれたのだろう。だが痛みと共に貫かれる快感を覚えてしまった
身体には緩慢な動きの方が辛い。だが口で伝えるには恥ずかしすぎる。ならルルーシュに察してもらうには自ら動くしかない。後ろに腰を突き出し立ったまま
繋がった臀部をゆっくりと引き、そして突き出す。ルルーシュの律動とは違うリズムを打つ。ずるりと膣内を擦るルルーシュの熱の形がより伝わってゾクゾクと
背筋から流れた痺れが全身を駆け巡り子宮を疼かせる。
「あ、あッ、ルルーシュ、ルル、……シュぅ……っ!」
「っ……カレン、ここ、か……?」
「ば、か……そんなこと聞かないで、あ、やんっ、あ、あっ、ああんッ!」
そうやって互い腰を揺すり合う内に特別カレンの弱い場所をルルーシュが見つけ出した。最初与えた痛みの分を快楽で宥めようとしているのか、執拗に奥の
上を傘を広げた雁首に擦られ、甲高い声が響く。自分達以外いないだろう、廃墟の場では響くそれに耳を傾ける者もいない。身体を支える手を解く訳にも
いかず、唇を噛んでも漏れる声が、喘ぎが木霊する。ルルーシュの息遣いも先程より荒くなっている。耳朶を湿らせる熱い息が掛かり、それが不意に逸れた
かと思うと、首筋にキリ、とした痛みと呼ぶには余りに弱い刺激。何をされたか理解する思考も蕩けてしまって、濡れた音と互いの体液を繋がった箇所から滴らせ
ながら、肌と肌で埋める寂しさ、虚しさ、凍えそうなほどの心の隙間から吹き荒ぶ冷たい風。
ルルーシュの性器がカレンの恥部を犯す。寂しいなら、辛いなら、自棄になっているなら何も考えずに貪ればいいのに、こんな時ですら我を忘れていないのか、
それとも理性とは別のところで何かが働いているのか、ぎこちない行為の中でもルルーシュの手はカレンを感じさせようと動いていた。ルルーシュ、優しくしないで。
酷くていい、乱暴に扱われていい、ただ吐き出す事の出来ない苦しみを誰でもいいからぶつけたかったというなら、優しくしないで。――私に期待させないで。
淡い期待を抱かせないで。望まずただゼロが必要だったから従った、だけで良いことにしなければいけないのに、それ以外の願いを、期待を抱えてしまうから。
「んぁ、ァッ……!ルルーシュ、ぅ…っ!ぁ、アん、も……だめぇッ、きちゃう、きちゃぅッ、あ、あ、もぉ、わたし……ダメぇッ!」
「カレン、……カレンッ!――ぅ、あぁ、あ……は、くぅうううううっ!」
先にカレンが昇りつめ、すぐ後を追うようにルルーシュが達した。引き抜く間もなく、熱い迸りがカレンの胎内を満たしていく。熱くて濃いそのにおいが一面を満たし
力が抜けていくカレンをルルーシュの腕が抱きとめる。ひ弱な癖に、無理しないで。そう言おうとして、だが声は音に成らず、カレンの身体はゆっくりとルルーシュの
腕に抱かれていった。
「カレン。すまな……――ッ!」
事を終えてどちらも荒い息が穏やかな呼吸に戻り、乱れた衣服を整えた後、直ぐにルルーシュから出た謝罪の言葉を断ち切ったのは、カレンが打った平手の
乾いた音だった。ルルーシュの頬が赤くなるほど目一杯に引っ叩いて、余計なものをやってしまったとでも言うようにカレンが両手を払う仕草をする。ルルーシュは
呆然とカレンを見詰めていたが、やがて諦めたように俯く。冷静になって自分の発言や行為を心底悔いているようだった。
「謝って済むと思ってるわけ?アンタがゼロじゃなかったら顔が歪むまで殴ってやってたわ。女の子に向かって言っていい台詞と悪い台詞の区別ぐらいつけなさいよ、
少なくともゼロならこんなふざけた真似はしないわ」
冷めた目でルルーシュを見遣るカレン。最初に頬を打って引き止めてやれば余計な傷を作らずに済んだのかもしれない。ルルーシュの、自己嫌悪という傷を。
でも終わった事を後悔しても時間は巻き戻ってくれない。だから、自分が望む先は自分の手で奪取するしかないのだ。
「けどただで許す気もない。ルルーシュ、アンタには責任を取ってもらうわ。――反省してるって言うなら、これからはゼロとして逃げ出すような真似はしないで。
ゼロとしてこれからも黒の騎士団を背負って戦って。ルルーシュではなくゼロとして、私達を最後まで騙し続けて。これはお願いなんかじゃないわ、義務よ。
自棄で女を乱暴した責任としてのね。――それで、チャラにしてあげる。……質問も疑問も一切受け付けないわ。『はい』か『イエス』の答えしかいらないから」
淡々とルルーシュを真っ直ぐに見詰め言い放つカレンにルルーシュは無言を長らく続けていたが、静かに頷いて、分かった、と呟いた。
カレンはその様子を確認するとくるりと踵を返し、ルルーシュに背を向ける。気が済んだら早く帰ってきなさいよ馬鹿、と言い捨てて、足早にその場を後にした。
背中にかかるルルーシュの視線を感じながら。
暫く歩いて、人影のないところでふと足を止める。首筋に一瞬点った熱を思い出し、人気のない寂れた街の一角のショーウィンドウを覗くと、そこには紅い痕。
あまりにも目立つ場所に一つ、ぽつんと付けられた紅い紅い痣。それを覗くカレンの、ガラス越しの顔が泣き笑いになる。どうして、こんなことしたの?ルルーシュ。
ただの勘違いだと、思い違いだと、ゼロであった姿に敬う気持ちが残っていただけなのだと、自分自身に言い聞かせていたのに。くっきりと残された痕に、こんなにも。
――嬉しいと、思ってしまう。あれは戯れ、それこそルルーシュにとっては気の迷いでしかなかった行為。むしろ彼自身を自虐に落とすようなそれであったのに。
求められて、振り払えなかったのは同情からだけじゃない。その痕を見つけ、見た時に気付いてしまった。自覚してしまった。私はゼロでなくルルーシュが好きだ。
「けど――言わないから……安心して」
硝子越しに姿の見えない相手へ続ける。思いを告げればルルーシュの事だ、責任としてカレンを受け入れるに違いない。だがそんなのは違う。今日の行為と
何一つ変わらない。そんなものは望んでいない。だから、言わない。どれだけ好きになっても、どれだけルルーシュが大切な存在になっても、まだ伝えない。
いつか――いつか。ゼロがブリタニアを倒し、日本を取り戻す事が出来て、お互いにただの学生に戻れる事があったら。その時に伝えよう。夢物語のような話
でも、ゼロがいれば実現できる、きっと、必ず。
その時は、自分から口付けで思いを伝えよう。ルルーシュから今日受けたキスとは違う意味を、想いを篭めて。
だが二度目の口付けは、奇しくも互いの別れの挨拶となる。
「さようなら、ルルーシュ」
「――……さようなら、カレン」
彼女は誇りと尊厳の為に戦う道を選んだ。
彼は偽りの仮面で覇道を貫く道を選んだ。
袂を分かつ二人に――三度目が、訪れる事は、なかった。
まだこの時はどちらも知らぬ現実、ゆっくりと残酷な未来の歯車は廻る。いつか迎えるその瞬間まで――。
了
思いっきり番号振り間違えた……反省している、真剣にすまない。
投下順で間違い無いので、名前欄の数字は見ないことにしてくれたら助かる。
お邪魔しました。次こそスザノネ仕上げてきます。
>>510 GJ!ルルカレ待ってたから嬉しいわ
スザノネも楽しみにしてるぜ!
514 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 15:30:01 ID:dul1YWn4
誰かスザナナもの投下してー。
>>497 朝千葉と言われると
千葉さんが藤堂を好きなのを解っていても朝比奈が千葉さんを無理矢理などっちも救いがないのしか思い浮かばないな・・・
516 :
481:2009/07/21(火) 15:43:09 ID:L6hUyPHI
スレチだけど今Re;後のSSを書き始めたんだがどこに投下すればいいん
だろうか
そのうち神楽耶物も書いてみるお
>>510 うわぁぁぁぁぁルルカレ切ない!
本当にGJ
お兄様にはいえない、心配させるから。スザクさんにもいえない。恥ずかしいから。
この枢木家に引き取られてからお兄様はお手伝いさんも断って掃除洗濯お料理も全部
自分でやってくださる。・・・でもお風呂だけは本邸の方にお手伝いさんが私だけを
連れて行ってくれる。いくら10歳と7歳の兄妹でもそれだけはまずいとスザクさん
のお父様がまずい・・・。といわれたらしいので。
いつもお風呂場の戸は少し隙間があって粘りつくような視線が裸にされた私にねっとり
絡みつくのを目は見えなくても感じていた。確かに。
誰かロロ×ヴィレッタ書いてくれ
少年×褐色巨乳美女好きだ
見られている、でも誰に?まだ膨らみもしない薄い胸、細い手足。
・・・くく、今はまだほんの子供だがあれはかなりの器量よしだ、後10年もすれば。
良い女になっているだろう。・・・わしも跡継ぎが息子1人では頼りない。
あの娘にはわしの子を生んでもらう。
>>520 興味はあるけど、どんな感じになるんだろうか?
ルルーシュに篭絡される前だと淡々とした事務的な態度でヴィレッタを甚振ったり、
篭絡された後だとルルーシュと一緒になって3Pとか、そういうのは頭に浮かぶんだが
補習補習と兄さんを追いかけまわすので私刑とか
足と目が不自由な娘だが、他は差し支えはあるまい。後3年程すればまずあの兄とついでにスザクを
どこかの寄宿舎にでも放り込んで・・・。それから。
ゲンブの暗い欲望がナナリーの幼い体をねっとりとなめ回していた。
>>522 同僚をヌッコロスのは溜まってるせいじゃないかと考えた女教師ヴィレッタは、
監視部屋でルルーシュを見ているロロに後ろから、その巨スイカで頭をはさみ、右手でその息子を……
>>526の攻められパターン見て思ったんだが、そもそもロロはセックスのやり方とか知ってるのかすら気になる
知ってるか知らないかでヴィレッタ相手に攻めるか攻められるか変わりそう
暗殺者時代に女をターゲットとする際に、やる事やってた可能性も否めないが
保健体育の教科書見ながら淡々と…とか
そのシチュエーション凄くいい…!
>>524 そもそも小説版でれいーぷしようとしてウザクに刺されてるんだけど
>>530 ザ・スニーカー掲載分ではナナリーを殺そうとしてたらしいね
あと、ナナリーを娼婦として娼館(娼窟だっけ?)に売ろうとしてたとも
>>527 暗殺以外、必要な知識以外は疎そうだしなぁ>ロロ
校内成績もそんなに良くないらしいけど(碌に学校に行った事も無いから仕方ないが)、
ルルーシュと一緒にピアノの連弾が出来るぐらいだから、興味のある事については飲み込みが早いかも
…エロ関連に興味持ったら素人にも拘らず色んなプレイしそうw
中には時止めギアスも応用したりとか
時止めギアス使いながらだと、心臓止めながらの激しい運動で腹上死しそうなんだがw
ボロ雑巾はいらんよ
ルルーシュでいいだろ
ゲンブ真性のロリコンでスザクが息子だったのが気に入らなくて見向きもしないのかも。
娘なら溺愛していたかも。
総集編出たがスレ住人的に感想どうよ?
おまけのカレンC.C.卜部の絵が卜部役得すぎてうらやましい
ただ、エロパロはしにくいなぁ
>>536 あれはどういう状況なんだろうな?
露天風呂に入っていたところをブリタニア軍に襲撃されたとか?
いずれにせよ、確かにエロパロはしにくいなぁ
つーかC.C.丸見えじゃね?
総集編は確かにエロパロしにくい。
最近のじゃ
>>479が向いてるかな。
何かギアスの父親ってろくなのいないのなwシャルル、ゲンブは言うに及ばず。
それにロリ野郎率高し。
パパダールトンは作中評価からするといい親父だったらしいじゃないか
シャリパパもいいお父さんって感じ
カレンの親父は結局首都フレイヤで死んだとかなんだろうか…
>>541 どれぐらいの貴族なのかとかわからんからねぇ…>首都
カレンの親父は、家の存続のためにカレンを引き取ったから、いい父親かと言われると疑問符も付いたりする
ダールトンは孤児院に寄付とかしたり、孤児を引き取って育てたり、いい父親っぷりだったよな
ルルーシュはナナリーにとってある意味父親のようなものだと中の人も行ってたしな
ただ親馬鹿が過ぎて暴走するのは遺憾ともしがたい。たった3歳しか違わない妹の親代わりは
結構荷が重くストレスもたまっていたのだろうが。
ルルーシュが女体に対して性欲が希薄なのはナナリーの介護を 全部 一人でやってたせいもあるんじゃないかな
サヨコさんが何時頃から来てくれるようになったのかはわからんが、小学生くらいまでは看ていたとしたら...
咲世子さんはアッシュフォードのメイドだからルルーシュたちが学園に引き取られたあとにつけられたはず
ということはルルーシュ15歳、ナナリー12歳だっけ?
際会聞いたはずなのに中学入学だったか高校入学だったか思いだせん、CDはどっかに埋もれてるし
ルルーシュが中等部に入る時
>545
際会はミレイが中2の春の話だから、ルルーシュが中1、ナナリーが小4。
ルルーシュの性格を考えると、それこそナナリーの生理が始まるくらいまで、一緒に風呂入ってそうだ。
>>547 ルルーシュが中等部に入るまではどうしてたんだろ?
つーか何歳ぐらいからアッシュフォード家が匿う状況になったんだっけか
媒体ごとにマリアンヌ死亡〜日本敗戦、アッシュフォード家が匿うまでの期間に、
1年以上説と数ヶ月説の二つが流れてるけど、本編ではどう考えればいいんだっけ?
悪夢は後者のパターンだけど
その間(ルルーシュ中等部入学まで)は咲世子さんも来てたっけ?
ナナリー生理で失敗して他人の手を借りる屈辱とかアーニャに当り散らしていたな小説版で。
生理が始まった時はかなりのショックだったに違いない。兄のルルーシュにしても
かなりの衝撃だったろう。内心もうその頃から嫁にやる覚悟を固めていたり・・・。
数々の親父的発言がそれを物語ってる。
「ギアス」はルルーシュの妹婿探しレースの話ともとれるな。
だが、ナナリーはとっくに嫁いでいる気だったというある意味どんな凄惨な事件よりも悲惨なオチ
それが愛だとも思うが
>>549-550 媒体によっては兄離れしたり、せざるを得なくなったりと色々あるけど、
ルルーシュも自分がいなくなった後のナナリーの相手として、スザクを考えてはいたっけ
スザクは死にたがりだし、ナナリーも自分に依存してる状態なので二人に生き甲斐を与えてやりたいって感じで
反攻は最後もルルナナ兄妹END(更に言うと幼馴染END)だったけど、
悪夢は良い形で兄離れしたからなぁ…その後百合ENDを迎えたけど、ルルーシュ的にも信頼出来る相手だったから大丈夫か
ナナリーはとっくに嫁いでいる気だったというオチはSE5の「おでん屋ナナちゃん」でも如実に語られてたなw
552 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 00:50:33 ID:8k7xpr+P
候補がスザクしかいない
ルルーシュの幼馴染補正が度が過ぎてるだけで他に意中の相手がいなければオレンジやリヴァルあたり結構いけそうだけどな
どうにも精神が危なっかしいところがあるスザクよりは地味なりに伴侶を案じてくれそうだが
まあ、結論から言うとナナリーがシスコンルルーシュを超えるキモウト過ぎてどうしょうもない
ルルーシュが学園で生徒会メンバーやC.C.やカグヤといちゃいちゃするSSが読みたいな
天然さよこのクノイチプレイが見たい。メイドプレイでも構わんが。
敢えてのルルナナエロが非常に読みたいです
自分は敢えてナナルルを希望。
>>553 幼馴染補正が度が過ぎてるというか、ルルーシュがあまり他人を信用しないのが大きいかもな
スザクは1期は完全に信用ムードだったけど、2期に入ってからは自分を捕らえた、ナナリーを踏み絵に使った等から
幼馴染補正と不信感の間で揺れ動いてるというか、訳判らん事になっててなぁ…
ナナリーも度の過ぎたブラコンというのは確かに言えてるわw
言ってしまうと、皇族に関して言えばナナリーに限った話じゃないけど
でもまあ、どいつもこいつもああなっても仕方ない境遇でもあるし、否定はせんが
>>554-556 神楽耶、天子、ナナリー、アーニャの4人で幼女百合パーティ(南にやられるでも可)とか見てみたいな
あと、神楽耶相手に民主主義(という名の輪姦)も
もしスザクにナナリーを嫁がせても3日に1回はお兄様が遊びに来たという名目
で監視しそうで怖いなwそんなこぶつき嫁をもらってくれるのはスザク位だが。
夫婦生活の名残(ナナリーの首筋にキスマーク等)を発見しひどく不機嫌になるルル兄さん
あるいは兄馬鹿丸出しで「早く甥か姪の顔がみたいなぁ」などとごちるルル兄さん(実際は半年年下の義兄)
そんな平和なSSキボン。
>>557 俺も読んでみたい
ナナリー攻めってそうそう無いし
>>559 日に日に頬がこけていくスザク
さすがに毎日やりすぎなのではないかと心配して調べてみると
結婚したはずの妻が誰かに操を立てていて夜の生活完全拒否
そんなことはルルーシュにも言えず…というオチ
不憫過ぎるw
まーもしそうでも少年兵上がりのスザクはその辺り淡白そうだから
妻の事を理解して自分の処理は他で済ましてこれそうだが
あれ、そう考えるとルルーシュ的にはやっぱり理想の相手だな
ナナリ―がルルーシュの子を妊娠した時点でスザクの嫁に。
スザクが毎日一生懸命働いてるのをよそに
賭けチェスでボロく儲けて暮らしている無職のルルーシュと有閑マダムなナナリ―とでひたすらボテ腹ファック。
お腹の子は表向きはスザクとナナリ―との間にできた子供。当然スザクに育ててもらう。
そのスザクも家で何故か妻がほとんど相手してくれないので、職場で上司のユフィと不倫中。
というNTRものが読んでみたい。
そこまでするくらいならどこか知り合いがいない地域に行って夫婦生活するだろ(笑)
なんという昼ドラギアス
何故かナナリーの子が黒い髪で大もめなわけですね
どろどろしたのより明るいハッピーなのが読みたいぜ・・・
うん、誰かさんにシモい知識を吹き込まれたナナリーが恩返しと称してルルーシュの身体を上から下から攻めまくるってのはどうだろう
ナナリーが偏った知識でルルーシュを責めるのも良いな
ナナルル良いじゃないか
職人さまお願いします
>>567-568 ナナリーにシモい知識を吹き込むのは咲世子さんかミレイさん(あるいは両方)だろうと思いつつ、
慣れない手つきで彼女なりに頑張って攻めてみるのか、力の入らない足で踏みつけながらも小説版ばりに罵るのか、
どっちがいいだろうか?
どろどろしたのよりは明るい内容のがいいな…
慣れない手順を思い出しながらためらいつつ罵りが良いです!
小説版改変だが、こう罵るわけか
ナナリー「そんな事だから、愛した人も…ユフィ姉さま一人をイかせる事も出来ないんです」
ナナリー「スザクさん…私に踏みつけられて硬くしてるなんて、あなたは中途半端ですね」
ナナリー「お兄様、妹の前でこんな粗末なものを勃たせるなんて、頭おかしいんですか?」
ナナリー「もういいです。目障りですから、せいぜいそこで悶えて私の前でイってください」
まさに外道w
この場合のルルとスザクはドMになりそうでwww
マジで外道wwこの場合、ルルーシュとスザクは首輪標準装備だな。
>>571 ナナリー…
このナナリーはマウントポジションでルルーシュやスザクの上に乗っかってそうだな
パイズリはまず無理だから(する胸も無い)、手でしごいたり上半身の力だけで腰振ったりして攻めるわけか
あとはマ○コとアナルを同時に挿れられても余裕でいられそうw
つーかこのルルーシュは下手するとvipのルルーシュみたいな変態になりそうw
ルルーシュってナナリーの初めての生理パンツとか洗っていたっぽいよな
そのパンツはその後どうしたんだろうな
まさか・・・
咲世子さんがいない時はやりたい放題だしウマーな兄妹ライフを満喫できそうだな
俺がその立場だったら色々やっちゃうな
>>571 このスザクはユフィとやってるのがデフォかw
ナナリーにボロクソに叩かれた事で、スザクはユフィをイかせようと奮起するわけだな
>>569 健気に攻めてみるのも、辛辣に罵るのもどっちもいいなw
ここ最近過疎っていて寂しい
職人さんが最近いないから?
放送終わったアニメはこんなもんじゃないかね。
遡るけど、ロロ×ヴィレッタとかミレイ×ロロとか見てみたいな
つーかロロ関連で何か読んでみたい
ミレイ×ロロだとSEみたくミレイさんに玩具にされる感じとかで
(その後ロロが本性出して淡々と冷徹にミレイさんをいたぶるのも可)
ミレイさんならルルーシュ相手が読みたいなぁ
ミレイ婚約に全力で反逆するルルーシュが見たい
ミレイならロイドが見たい、想像つかないけど興味ある
>>584 問題があるとすれば、ロイドさんにも童貞疑惑が流れている事かw
一応概念は知っているらしいが
初体験ながら器具とか薬物とか利用した怪しげなセックスとかしそうだw
絶対相手の脳波とか心拍とかデータとろうとする
ロロナナエロが見たい
ありそうでない組み合わせ
>>588 兄さん絡みでの嫉妬に駆られてナナリーに乱暴するロロでも、
色々あって仲良くなった上でやるのでも、
はたまたナナリーが慣れないながらも一生懸命ロロを攻めてみるのでも、いずれにしても美味しいなw
考えてみれば意外とアリっぽいな、ロロナナ
問題は本編での接触が全く無いことか
確か雑誌に載ったルルーシュの妄想SSでは喧嘩しつつも仲がいいみたいな感じじゃなかったっけ>ロロナナ
>>590 まともに接触があったのはニュータイプのルルーシュの妄想SSと、ナイトメア・オブ・ナナリーと生徒会事件簿だけだしな
ナイトメア・オブ・ナナリーはロロの外見とか設定とか違うからアレとして、
生徒会事件簿もロロはナナリーと仲の良いクラスメートかつ姓が同じなだけで兄弟じゃない設定だったり
マジコ版もロロとナナリーの接触が無いままロロ死にそうだし、やるとしたらニュータイプのSS準拠かねぇ?
舞台をおでん屋ナナちゃんの世界にすれば、どんなカプも接点が作れそう。
ただ問題は、肝心のナナリーが目も見えて、足も悪くない上、ルルーシュより腹黒いという点。
おでんやなら押しかけ鬼嫁神楽耶が面白そうなんだけどww
>>594 むっつりスケベな自衛官スザクが神楽耶に搾られるwww
個人的な主観なんだが、おでん屋ナナちゃんの世界だと本編とは対照的に、
ルルーシュは百戦錬磨で遊びまくってて(同時に女絡みの苦労も味わってて)、
スザクは童貞臭そうw(あのむっつりっぷりだと)
おでんやルルーシュはナチュラルボーンスケコマシだけど無自覚未経験な気がする
>>595 そんな世界も面白いなw
OVAとかでパラレルやればいいのにな
>>595 スザクが素人童貞とかで
ひんぬーには興味ないとか神楽耶に余計なことを言って搾られる的な
そして計画妊娠されて結局一生面倒を見させられる
接点なしと言えば、ロロナナも見たいけど、
おでん屋ナナちゃんの玉城とナナリーも本編じゃ接点が皆無だったからちょっと面白そうな気もするw
おでん屋のツケを溜めてる玉城が、(黒)ナナリーに身体で返すとか
働き手的意味でもエロい意味でもどちらの意味で捉えても構いませんw
カグスザも見てぇwww
出来ればスザクだからこそ耐えられるような激しいプレイをw
以前書いたものを投下してみます。無駄に長いのに、途中までなんだけど。
カレンの有り得たかもしれない話です。
カレンは汚いアパートの一室に招かれていた。
ルルーシュ奪還の作戦を実行に移すため、バベルタワーの内部に潜入できたは良かったが、そこでは悲惨な仕事が待ち受けていた。
バニーのコスプレをさせられるだけでなく、タワーでは客に性的な奉仕も行っていたのだ。
プロポーションがいいカレンは奉仕担当に抜擢されてしまい、日本人(イレブン)というだけで同じ人間として扱ってはもらえないそこで、カレンは半ば強制的に働かされていた。
だがこれも作戦を実行に移すまでの辛抱だった。その日は近い。
しかし、作戦を実行に移したあとでも、この仕事から抜け出せるのかとカレンは懸念していた。
憎悪すべきこの仕事を。
今日は直接客の家に来たのだが、そこはひどい有り様だった。
何年も掃除をしてないようなゴミ溜めの部屋からは異臭が漂っている。
栗の花のような臭いもする。
部屋の主は30代ぐらいの太めの男だった。
本人も汚い格好をしている。
デリヘルなど呼ぶ金があるなら掃除をしたらどうなのだ、とカレンは内心思った。
時刻は昼過ぎで、性行為を行うためにカーテンが敷かれた部屋は薄暗く、全容はよく分からないのがせめてもの救いだった。
それでも今カレンの豊かな胸に夢中でしゃぶりついてる男には身の毛もよだつ思いをさせられた。
あまりにも汚い格好をしていたため、せめてシャワーぐらい浴びるのかとカレンが思っていると、男は上目遣いにカレンを見上げ、開口一番に「しゃぶって」と言い、カレンの手を自分の股間に持っていったのだった。
その前に風呂に入れ!とは言えないので、「くわえた後でキスをなさるのですか?」と申し訳なさそうな顔で言うことで、なんとか時間を稼いだが、その発言は次の窮地へカレンを誘った。
不満そうな顔をしながらも、当然ながら男はカレンに接吻を求めてきたのだった。
「んっ!……んぅ〜……んっ……」
それも舌を入れてくる強引なディープキス。
男の強烈な口臭に耐えながら、カレンも男の口内へ自分の舌を入れ返した。
受け身になってばかりいるのでは奉仕とは言えない。
むせるような臭いがカレンの口中に広がったが、目の端に涙を浮かべただけでなんとか耐える。
男は調子に乗ってカレンの舌と自分の舌を交わらせてきた。
あまりの口臭でカレンは自分からのアプローチはそこまでで、男は遠慮なしに舌でカレンの歯茎を時間をかけて舐め回した。
さらにたっぷりと臭い舌を味あわされ、汚い唾液を飲まされた後、口内へのじゅうりんは止んだが、代わりにその汚い舌で、首筋、耳などを舐め始め、カレンはされるがままになった。
粘っこい唾液へ不快感を感じながらも、カレンの頭のどこかではめいていがはじまっていた。
さらに、元々が露出の激しいバニーコスの胸をはだけられる。
カレンの豊かでそのうえ形も良いおっぱいが飛び出した。
乳輪も小さく可愛らしい。それはまさしく美巨乳といえた。
「……おっきいね。それにすっごくおいしそう……」
男は言ってカレンの胸元に顔を近付け、鼻孔を広げながら息を深く吸い込んだ。
「……いい匂いもする」
あっさりと胸を露出されてしまい、さらに言葉で攻められてカレンは羞恥に頬を赤く染めたが、男はそんなカレンの表情を横目に豊かな谷間へと顔を埋めた。
そのまま左右へ顔をふり、自己主張は強いが柔らかな胸の感触を存分に味わう。
カレンに自分の顔を胸で挟むように指示すると、カレンは仕方なく両手を使って谷間を圧迫し、男の顔に胸を押し付ける。
「……て、天国だ〜……」
男が呆けたようにこれ以上ないぐらいの情けない声を上げようと、カレンの羞恥を強めるためにしか作用しない。
その行為をしばらく楽しむと男は胸を揉みしだきながら、可愛らしい乳首を口に含んだ。
「ちゅっ……んちゅっ……ちゅっ」
母乳を望む赤子のようにカレンの豊かな胸を音をたてて男が吸い始めると、カレンは嫌々ながらも感じてしまう。
「や……やあぁ!……」
「……気持ちいいの?」
あえぎ声に反応して男は胸に吸い付いたまま、カレンを見上げた。「……は、はい」
こんな男と会話などしないまま事を終えたいカレンだったが、意図せずに勝手に口が答えてしまう。
強靭な意志でKMFを乗りこなし、戦いに挑むカレンも強烈な快楽の波には逆らえなかった。
カレンの言葉を聞いた男は乳首を吸うのを止め、
「俺も気持ち良くなりたいんだけど」
言って乳首を強めに噛んだ。
「んふっ!」
突然の快楽にカレンは身をのけぞらせる。
(気持ちいい……もっとして欲しい……)
カレンがこの仕事から抜け出せるのかと懸念する理由はそれだった。
客の相手をするうちセックスが好きになっていってしまったのだ。
最初は訳も分からぬままに処女を奪われ、相当落ち込んだが、嫌々ながらも行為を重ねる内にセックスの味を覚えていった。
今では一人の時自慰にふけるようにもなってしまった。
でも自分の指では満足できない。
最高の快楽をもたらしてくれるのはやはり男根だった。
単に自分は男が欲しいだけなのかと思ったカレンは騎士団の残党勢力である男たちでも試してみた。
だが、店での行為の際に感じる背徳感のようなものや自分が汚されている、といった意識が生まれず、男たちにはいい想いをさせてやったが、自分では楽しめなかった。
故にこの仕事をカレンは止めたくないと思うようになっていた。
ルルーシュには悪いのだが。
男はカレンに覆い被さった状態から立ち上がると、またもカレンの腕をとってしゃがんだ姿勢に引き起こすと、すでに隆起している股間のふくらみに擦り付けた。
カレンはすぐにでも手を引き戻したくなったが、擦りつけられるうち男根の逞しさを感じていき、男に擦りつけられるのでなく、徐々に自分の意志で股間のふくらみを擦りはじめる。
そうすると、男は手を離した。
カレンは手を擦り付けながら男の股間に顔を近付ける。
(……かたあい。それに、大きいみたい……)
これがどんな快楽を自分にもたらしてくれるのかと思うと思わず舌なめずりをしてしまいそうになる。
カレンはさらに顔を近付けると、隆起した股間のふくらみにいとおしそうに頬ずりをし、ズボン越しに男のペニスの大きさを再確認した。
その瞬間男がびくんと震え、彼の息子がさらに大きくなるのがわかった。
顔を上げるとジッと奉仕されるのを待っている男と視線があった。
カレンはにっこり笑って言った。
「気持ち良くしてあげますね?」
男はカレンをじっと見下ろしつつも、身動き1つしない。
脱がしてほしいらしい。
カレンは妖艶に微笑むと、男の尻の方へと手を伸ばし、そのデカいケツを揉み上げる。
目の前の彼の息子がまたもびくんと震えたのを確認してから、カレンはようやくズボンのベルトに手を伸ばす。
カチャカチャと音を立ててベルトを外す作業をあえてゆっくり行うことによって、淫心を高める。
だが、男のズボンとパンツが床に落ちた瞬間、恍惚とした気分は吹き飛んだ。
モノはデカい。
勃起した状態のそれは今まで見たものの中で、1、2を争うのではないかと思う程の大きさだった。
が、そしてそれ以上に臭い。
それが露になった瞬間にまさしく鼻の曲がるような悪臭が漂った。
フェラチオの経験はもちろんあるのだから、男性器の臭いや、精液の味がいいものではないことは十分わかっていた。
だが、それでもこの臭いは異常だろう。
大きさはともかく臭さは間違いなくこれまで見た中で1位だ。
男の体臭もないわけではなかったが、そんなものを消しとばすぐらいに男のペニスの悪臭は凄まじかった。
カレンは思わず顔を背けてしまった。
男はその動作に気付いたのか、途端に不機嫌な顔をする。
「どうしたの?気持よくしてくれないの?」
「えっと、あの……」
カレンは言いよどんだ。
まさかこんなものを舐めるわけにはいかない。
しごくのが精一杯だろう。
それすらも嫌だった。今の状況でせめてもの救いなのは男のモノが仮性包茎なのか皮がむけていない状態にあることだ。
それがむけたら一体どうなってしまうのか。
カレンは必死に言葉を探しながら、悪臭漂うモノに嫌々手を伸ばす。
触れた瞬間、手が腐食していくような感覚がしたが、我慢してペニスをさする。
背けた顔も悪臭に耐えながら、正面に戻し、息子越しに男の顔を見上げた。
営業スマイルで言葉を紡ぐ。
「ところでシャワーを浴びさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
ペニスに添えた手はあくまでさする程度に刺激する。
しごけばむけてしまうだろう。
「なんで?」
男は不機嫌な表情のままだ。
「私、汗をかきやすい体質でして……」
男は鼻で笑った。
「そんなの気にすることないよ」
「ですが……」
「それにさ、」
口角を吊り上げて、男は笑う。
「君のかいた汗は全部ボクが食べてあげるから」
気持ち悪い。
何を言っているのだ。
たとえ汗っかきなのが嘘でなくても、汗など食べさせてやるものか。
闘争心を沸き上がらせながらも、カレンは言葉を紡ぐのに必死だった。
「ですが、あの……」
「ていうかさ、」
男が急に真顔になる。
「今いいとこじゃん」
カレンにさすられている息子を指していった。
もっともな意見だ。
男ならここで止めてほしくないだろう。
「ですが……」
「ですが何よ?」
ふいに名案が浮かんだ。
「……お風呂ならではのサービスもございますよ」
男がきょとんとする。
だが、すぐにカレンの言葉の意味を察したのか、気持ちの悪い笑みを浮かべた。
そうだ。風呂でいい思いをさせてやる。
体も綺麗にしてやる。
男にとっても悪い条件ではないはずだ。
カレンはすがる思いで男の返事を待った。
「それもいいねえ……」
男は笑顔のまま、言葉を続ける。だが。
「でもあいにくウチには風呂がないんだよねえ」
満面の笑みで男がいった。
「え……?」
カレンは凍りついた。直後、ペニスをさすっていた手を掴まれる。
「きゃ……」
「ちゃんとしごいてよ」
強引に手が動かされ、ペニスをしごかされる。
いいとこなんだけどここまで。
続き書くかは微妙です。
611 :
想いと、想い:2009/08/19(水) 15:33:11 ID:yovCkcIv
エロシーンなしでスマネ
ルルカレで
612 :
想いと、想い:2009/08/19(水) 15:34:03 ID:yovCkcIv
「どうして…何も言ってくれないの?」
黒の騎士団を追われたルルーシュがよりによって神聖ブリタニア帝国皇帝となって姿を現し。
超合集国加盟申請のために日本を訪れ。
カレンはその思いのたけを静かに、彼にぶつけていた。
永劫に続くかに思えた沈黙の時間。
これで全てを断ち切ろうと一歩を踏み出したそのとき。
ルルーシュの唇が開いた。
「初めて来ましたが…日本はとても良いところですね」
「な、何を…」
カレンはとまどった。と同時に腹ただしくも感じた。
あくまで初対面で通すつもりなのか? そこまで自分を拒絶するのか?
その想いが自分の顔を険しくしていくのを自覚していた。
しかし。
「週末はハイキングに行きたいものです。この身ではなかなか適いませんが」
え?
再びとまどうカレンに、今度こそ踵を返しながらルルーシュは続けた。
「では私はこれで。黒の騎士団のエースパイロット紅月カレン。
いずれゆっくり話を聞きたいものです」
投げかけられた言葉の意味を反芻し立ちすくむカレンを背に、皇帝は静かに去っていった。
613 :
想いと、想い:2009/08/19(水) 15:37:34 ID:yovCkcIv
土曜の夕刻、空が茜に染まる中。
カレン=シュタットフェルトは共同墓地の入り口に立っていた。
もしかしたら… その想いに突き動かされるまま、今度こそ誰に告げることもなくこの場に来ていた。
歩みを進める。彼女の元へ。
その墓標の前に…学生服の少年が佇んでいた。
シャーリー=フェネット。
少年を、ルルーシュ=ランペルージを心から想い、その想いの故に命を散らせた娘。
歩みを進める。それに付き従う砂利の音。
少年は近づくにつれ大きくなるその音に振り返ることはなく、しかし垂れた頭を上げた。
「よく、わかったな…」
「さすがにナリタとは思えなかったから。きっとここだと思った」
「結構ヒネったつもりだったんだがな」
「足りないんじゃない? 頭いいのにそういうところは抜けてるわね」
「そうかな」
「そうよ」
初めて彼女に振り向いた。少し苦笑気味だけど、やっと笑ってくれた。
その微笑みに心のさざ波が静まっていくのを感じながら、カレンは少年の傍らに並んだ。
614 :
想いと、想い:2009/08/19(水) 15:38:24 ID:yovCkcIv
沈黙が続く。
それは先日のような不安に押しつぶされそうな圧迫感はなかったが、心を刺す痛みを伴うひと時だった。
けれど、それは罪。それは罰。
だからカレンは共にこの痛みを受け止めようと思った。一人じゃないから、受け止められた。
空が茜から紫に色を変え、最初の灯火がまたたく頃。
ようやく少年が沈黙を破った。
「シャーリー、な、生まれ変わっても俺を好きになるって。そう、言ったんだ…」
「…そう」
「俺は、俺を一番大切に想ってくれていた人を、死なせてしまった。
ああ! 俺は大事な人を、俺の手で殺したんだ!
俺の… 俺の『力』のせいで…」
慟哭に震える拳を、カレンはそっと両手で包んだ。
しばし経ち、震えが収まってから、静かに、問うた。
「…後悔、してるの?」
「…後悔?」
「そう。これもあなたの行いの結果よ。あなたは、自分の罪を悔いているの?」
「…そうだな。悔いることができたなら、どんなにか良かったろうな」
「…?」
「俺に、後悔する資格などないんだ。俺は、俺のために、多くの人生を狂わせた。
だから、世界を手にすることが俺の責任だ。
そうさ! 俺はそのためにギアスを使い、ギアスのために母さんも、初恋の人も、俺を好きでいてくれた人も失った!
それだけじゃない! 妹と、弟さえも俺は殺したんだ!
俺は、俺を大事に想ってくれた人を皆殺しにしたんだよ!
今更戻れる道があるわけもないだろう! 悔いる時間があるわけもないだろう!!
そうさ、俺は最後までやり遂げるしかないんだ! 世界を壊し、世界を創造する!
全てを、終わらせるんだ…!」
一度取られた手を振り払い、一気にまくし立てるルルーシュ。
その決意に悲壮な影を垣間見たカレンは、次の瞬間悟ってしまった。
「ルルーシュ、あなた、死ぬ気なのね? 全てを終わらせて」
微かに唇を歪めた少年は応える。
「もう、俺を想う人間はこの世に残っていないさ」
「いるわ」
「どこに?」
「あなたの目の前よ」
そっと彼のほほに手を添え、少し背伸びして、その唇に自らの唇を押し当てた。
あの時、決別を込めて行うつもりだった口付けは、機会を変えたことで込められた想いも変えてしまった。
精一杯の気持ちを込めたキスは、少し長かった。
615 :
想いと、想い:2009/08/19(水) 15:39:15 ID:yovCkcIv
「…カレン?」
「私がゼロの部下としてだけあなたの傍にいたと思ったの?
あなたの素顔を知るまではそうだったわ。それまであなたは私の目には、ただの皮肉屋にしか映らなかった」
「的を得た評価だな」
「誤魔化さないで! …ううん、あなたは皮肉屋の殻で本心を守っていたのね。
素顔のあなたは妹を、友達を、自分の大切な人たちを心から想い、そのために全てを賭けられる素敵な男の子だった。
私はゼロよりルルーシュ、あなたのために戦うように、何時の間にかなっていたのよ」
「俺にとって君は大切な仲間だった。黒の騎士団でカレン、君が一番俺の傍にいた。
だから俺は、もし君がここに来るなら、最後に話そうと思った。ルルーシュ=ランペルージとしてカレン=シュタットフェルトと。
アッシュフォードの皆にはもう会えない。俺が俺を託せるのはもう君だけだったから」
「最後なんて言わないで! ううん、最後になんてさせない!
私が守る! 私があなたの傍にいる! 絶対に、死なせない…」
少女は少年の手を取り、己の胸に押し当てた。
「ね、ルルーシュ、感じて?
私の鼓動。こんなにドキドキしてるんだよ?
あなたに会えて。あなたの想いを理解できて。私の想いを伝えられて。
私、こんなに高鳴ってる。こんなに私、あなたを好きでいられる。
あなたを一番大事に想う人はここにいるんだよ? だから…」
再びカレンは口付ける。閉じた目からは一筋、涙が流れた。
(シャーリー、ごめんなさい。私、ひどい女だよね。あなたの目の前でこんなこと…)
(ごめん。だから誓わせて。あなたの大好きな人は私が守るわ。絶対、死なせない)
(だからごめんね。生まれ変わったあなたの傍にルルを行かせるのはもう少し先。そのときは私も逝くから、今度は最初から正々堂々勝負しよう)
616 :
想いと、想い:2009/08/19(水) 15:40:06 ID:yovCkcIv
・
・
・
・
・
・
・
617 :
想いと、想い:2009/08/19(水) 15:40:58 ID:yovCkcIv
「俺は世界の憎しみを集める。だからカレン、俺の傍にいたら君も世界から憎まれることになるぞ?」
「―構わないわ」
「俺の傍にいることは黒の騎士団への裏切りだ。君は大切な仲間から憎まれ『裏切り者』と蔑まれることになるぞ」
「―ええ」
「君の戦う理由は守るべき人だ。俺の傍にいてはそれができなく―」
「―それ以上言わないで。覚悟が鈍るわ」人差し指を当て、彼の言を止める。
「母さんのことは確かに心残りよ。でもルルーシュ、あなたが作る世界なら私は母さんを託せるの。
それにね、ルル。相変わらず女心には疎いのね―」
「?」怪訝そうな表情が可笑しくて、ちょっと笑ってから続ける。
「女の子の一番の幸せはね。自分の一番大事な人と共に在ることなのよ。
例えその道が修羅の道でも。
行き着く果てが地獄の底でもね―」
後日、シュナイゼルとルルーシュ、現在と未来をそれぞれ見据えた二人の最後の対決の場に
紅蓮の姿はなく、真紅に染められたランスロットが純白のそれと綾為し戦場を舞う光景が記録される。
そして。
ゼロレクイエムが当初二人が思い描いていたのとやや異なる結末を迎えたのは別の話――
以上。
エロシーンは
>>616で各々想像してくだされい。
>>617の会話は事の後の褥の中と思いねぇ。
シーン補完できるものならしてみやがってくださいおながいします。
スターオーシャン2で初めてSS書いて以来何年ぶりだ? の2作目。
何を受信したのかわからんがとりあえず後悔はしない方向で一つ。
>>610 こんなとこで止めておいて、続きは未定…だと…!?
>>610 是非続きを!
>>618 直接的描写が無いというのもまた妄想書きたてられていいねw
GJ!
GJ
ルルカレ心中エンド切ねえ…
しかし本編よりカレンもついでにスザクも、幸せになれただろうなあ
ナナリーは一層不幸に思えるがw
>>616は
アッシュフォード学園の中とみたw
「ここは変わってないな」
「うれしいわ。だってここでなら私たちは学生のルルーシュとカレンでいられるもの」
「ね、シャワー浴びさせて?」
「着替え、持っていこうか? あの時みたいに」
「バカ!」
とかw
>>622 夜の学園お忍びエッチテラ萌エス
誰か書いてくれー!
ここはあえての悪逆皇帝なにそれおいしいのルートでだな
でなかったらオレンジ畑組に加入とか
悪逆皇帝とその寵姫ってのもなかなか美味しいぞ
地獄まで〜ってのはCCやスザクでも出来なかったことなんだよな。まあスザクは近いもんとはいえ男だから除外
シャーリーはもう死んでるとして、やっぱりカレンの地獄までルルーシュとっていう恋心は叶えてやりたかったな
626 :
カグスザ:2009/08/21(金) 12:13:19 ID:Ew6c22IS
おでん屋ナナちゃん設定
スザク24歳、神楽耶21歳くらいか?
ちょい古い言葉遣いを目指してみたら撃沈した…。
627 :
カグスザ1:2009/08/21(金) 12:14:01 ID:Ew6c22IS
「はー、つかれ」
ほろ酔い気分も吹っ飛ぶ衝撃を枢木スザクはその身に受けた。
三和土に置かれた小さな女物の靴、その靴には確かに見覚えがある。
慌てて靴を脱ぎ盛大にすっ転びそうになりながらも持ち前の運動神経を駆使して居間に駆け込む。
果たして、煌々と明かりがついた居間には、歩く台風ともいうべき皇神楽耶が座り、ぼりぼりとせんべいを食べながらテレビを見ていた。
「まあ、お帰りなさいお兄様」
『あっふ、んぉ、ああん、イイ、イイわー』
画面には見事な肢体をくねらせ、男の上で腰を振る女優がでかでかと映し出されている。
自称許嫁であるこの娘は、スザクに恐怖を起こさせることにかけては天下一品なのであるが、今回はまさに驚愕をきたし、彼は慌ててリモコンを探してテレビを消した。
「どうかなさいまして?」
「勝手に上がりこんでなんてモノを見てるんだ君は!」
「あら?これはお兄様の私物でしてよ。私が持ち込んだわけではありませんのに」
平然と言い返す神楽耶。
だがいっかな男の一人暮らしとはいえ、そういったものは一応隠してあったはずなのだが、彼女はやすやすとそれを見つけたらしく、部屋の中は特に乱れてはいなかった。
「だからって女性がそんな」
「べつにそういうものを見るのに女性も男性も関係ないと思いますわ。そう大して面白いものでもありませんけれど」
「だったら見なきゃいいじゃないか」
「お兄様の妻としては嗜好を把握しておくのも悪くないかと思って勉強していたのにつれないことをおっしゃるのね」
スザクは頭をかきむしり、心のままに声を荒げた。
「いや妻になるとかそんな申し出はとっくの昔に断っただろう。そもそも僕は神楽耶みたいなまな板に用は……」
ピシッ
とたんに神楽耶がものすごく神々しくかつ寒々しい笑顔になり、空気が凍る。
「そうですわね。お兄様のコレクションでもいちいち巨乳だの爆乳だのとタイトルにはいったものが8割以上を占めていましたし?」
笑顔のままスザクに近づいてきておもむろに股間に手を伸ばし、玉をつかむ神楽耶。そして布越しとはいえ爪を立てられてスザクは悶絶した。
628 :
カグスザ2:2009/08/21(金) 12:14:49 ID:Ew6c22IS
「まったく、乳にばかり興味を示すだなんて赤子と同じではありませんか」
神楽耶はうふふふふ、と小鳥のさえずりのような声音で笑いながら痛みにショックを受けているスザクの隙を突いて床に転がし、とすんとその腹の上に腰を下ろす。
そのまま上体を傾けると、スザクのくちびるをぺろりと小さな舌で舐めた。
「お酒臭いですわね……飲みすぎは体に毒ですよ」
珍しくしおらしいことを言ってはみるが、先ほどの行いは忘れられるものではなく。
しかしてスザクはさらにひどいことをされるのではないかという恐怖で金縛りにあったように動けないでいた。
「まずは接吻といったところでしょうか」
ずいと唇を寄せると、神楽耶はその舌でスザクの舌をとらえて口内でもてあそぶ。
吸い付き、甘噛みし、とろとろと唾液を流し込み、そんなことをするうちに酔いが回って来て体からは力が抜けてしまう。
そうなると神楽耶の独擅場となることは必至だった。
「いい子ですね、お兄様」
上体を起こすとくるりと背を向け、ズボンのチャックを下ろし、パンツの中から半勃ちになった一物を取り出すと、神楽耶はまじまじとそれを見つめた。
「仮性ですか?」
スザクは羞恥で耳まで真っ赤に染まり、神楽耶をどかそうとするがうまくいかない。
神楽耶はいかにも仕方がないといった風に皮を剥く。
「お風呂に入ってからはじめたほうがよかったかしら」
蛾眉をひそめながら先端に白魚のような指を滑らせ、恥垢をこそぎ落とそうとするが、流石に普段空気には触れていないところで敏感になっているというのにそんなことをされたらたまらない。
刺激にあっさりと陥落して、怒張というのにふさわしく勃ちあがったそれをふむふむと興味深そうに見つめる神楽耶。
「これぐらいでこうなるものなんですね。私には用はないとおっしゃったのに。お兄様ってもしかして未経験なんですか」
「ば、ばかにしないでくれ、経験くらいある」
とは言ってもソープランドでだが、せめてこれくらいは見栄を張らないとやっていられない。
「へえ……」
細くなめらかな指で怒張を優しく包み込み、かと思うと強くもみしだいたり、変幻自在といった感でもてあそびながら生返事をする神楽耶。
めくるめく快感の渦の中でスザクの思考力は完全に停止した。
「そろそろお兄様は準備万端みたいですね」
先走りをぺとぺとと指で引き伸ばしながら神楽耶はまた向きを変え、着衣をはだけて局部を露出させる。
尻ごと怒張にそれをこすりつけ、自分のいいように体を動かす。
ぷりぷりとした肌の感触がたまらず、スザクは声を漏らした。
「くっ」
「まだ挿入もしていませんのに、出されては困ります」
握りこんで射精を引き伸ばす神楽耶。なめらかな肌にぬるりとにじみ出てきた粘液が加わり、快楽がよりいっそう強くなる。
「かぐや、おねがいだからはなしてくれ…」
切々と哀願するが、無碍にもその訴えは取り下げられる。
「だ・め・で・す」
くちゅ、と音が大きくなったところでようやく神楽耶は陰茎を局部にあてがい、重力と勢いを利用して挿入を果たす。
「くはっ!」
いきなりの大きな刺激に耐えられず、スザクの口から大きな声がこぼれ、どぷりと決壊を起こして達してしまった。
629 :
カグスザ3:2009/08/21(金) 12:15:39 ID:Ew6c22IS
「ううぅ……熱い……」
一方神楽耶は破瓜の痛みに一瞬顔をしかめる。だがスザクに気取られぬように彼女は余裕綽綽と言った風に煽った。
「一瞬でしたわね。流石にあっけなさ過ぎますし、もうちょっと頑張ってくださるでしょう?」
挿入したままスザクの胸に抱きついて、いまだはだけられていなかった胸元を露出させる。
薄い胸が肌に押し付けられ、ぷにゅぷにゅとした感触を味あわせしながら再び硬くなってきた陰茎を膣内で感じて神楽耶は我が意を得たりとばかりに腰を引いた。
立ち上がったとたんにきつく締め付けられこすられてスザクの息はさらに乱れる。
「あん、お兄様、もっとよく感じてくださいまし」
ぐいっとまた腰を打ち下ろし、快感とアルコールに溶けてしまったスザク頭はもはや機能せず。おののきも理性も吹っ飛んでしまった。
にわかにむくりと起き上がると、神楽耶の腰を掴まえて、小さな尻を揉み、座位の状態で突き上げる。
「俺は生きなきゃいけないんだー」
豹変に驚くも、願ったり叶ったりの情況となって、神楽耶は痛みをこらえながらスザクの動きについていく。
「きゃ……ん、ああ……」
余裕も何も奪われる言葉のない交接。
やがて神楽耶からも痛みは忘れられ、激しい肉欲の渦の中、二人の意識は溶けていった。
翌朝。
スザクはまどろみの中、背中の痛みを不審に思い、寝返りをうとうとしてはっと気づき、起き上がる。
「お兄様、起こし方が乱暴ですわ」
スザクの上で寝ていた神楽耶が目をこすりながら不平をもらす。
フローリングに垂れ落ちたまま乾いてしまった精液や、しどけないというよりもあられもない神楽耶と自分の恰好を見て昨晩のことを思い出す。
「まさか、まさか……」
「昨日は激しすぎて疲れておりますのに。流石に初めてであれはきつかったですわ」
「はじめて?君まさか」
「先ほどから同じ言葉ばかりですのね。お兄様の妻になって差し上げると申し上げたのですから処女に決まっているではありませんか。馬鹿なのですか」
つんと澄まして言う神楽耶。そしてぐちゃぐちゃになってしまった下着の上にぽとぽとと落ちた液の中には確かに赤いものが混じっている。
「婚前交渉くらいこの時代は気になりませんわ。それに私をきちんと生活させてくれさえいただければ愛人が何人いようがかまいませんし」
にっこりと笑う神楽耶と、勢いに流されてしまった自分を怨みながら、スザクは盛大にため息をこぼした。
「すぐに跡継ぎを産んで差し上げますからね」
微笑みながら、神楽耶はその日からばっちりスザクの家に住み着いたのだった。
以上。
短くて申し訳ないけど……気力が続かなかったので後はどんなんだったかご想像にお任せします。
乙
やっぱりスザクとカグヤはスザクが尻にしかれるのが似合う
>>625 寵姫もいいけどカレンの性格的にはやっぱり第一には騎士が来ると思う
騎士兼寵姫とか世間的にはまるでシャルルに対するマリアンヌ的なイメージを持たれるだろうな
おおおカグスザキター!
「俺は生きなきゃいけないんだー」にクソワロタww
カグスザすごいイイ、想像通りの尻に引かれっぷりだなw
愛人作ってもいいって言ってるし、そこにユフィも参戦して欲しい
軽くギャグっぽい感じが良いけど、ドロドロになるだろうか?
乙!
カグスザいいなwwしかしやっぱりこういう関係かw
カグヤvsユフィの和洋皇姫対決も面白そうだ
愛人ユフィ相手に、「きちんと返してくだされば
夫の女遊びには口を出しませんからご自由にどうぞ」とか余裕の発言して欲しい
>お兄様の妻になって差し上げると申し上げたのですから処女に決まっているではありませんか。馬鹿なのですか
が超ツボ
暫く見ぬ間に3つもSSが…
ルルカレもおでん屋版カグスザもGJ!
特にカグスザは読みたかっただけにすげぇ嬉しいw
ここから発展してのカグスザユフィも面白そうだし読んでみたい
おでん屋ナナちゃんの世界観だとユフィは何が似合うんだろうか…?
スザクが自衛官だから、上官ネリ様の妹で姉に昼食持ってきてその縁で…とか?
そしてカグヤvsユフィ勃発…とw
>>636 自分もユフィはそんな感じの設定かと思った
でも既に他の女と婚約(?)結婚(?)してる男とかネリ様が激怒するだろうなあ…
神楽耶vsネリとかも見たいしこの二人が結託してユフィをスザクから遠ざけようとしても面白いかも
神楽耶が処女なのは他の男の子かもしれないという退路をふさぐためだろう
>>635 処女なのにこの貫禄・・・さすがカグヤ様だな。
ええい!
ミレルルはまだか!?
なんかさらに受信してしまったんで、ちょっと後日談。
相変わらずエロなし てめぇら勝手に想像しやがれモードで済まぬ。
「これはこれは、敵のエースパイロットを引き抜きとは。
実に優秀なヘッドハンターだなルルーシュ」
二人を出迎えた緑の髪の少女の開口一番は相変わらずの毒舌だった。
それを聞いてカレンはルルーシュとC.C.の関係が変わってないことを知り、少しだけ心が痛んだ。
しかし。
「茶化すなよC.C.。カレンは俺たちの同志だ。あまりいじめないでくれ」
軽口で返すルルーシュの、自分を見る目がとても優しかったから。
自分が今、ルルーシュの一番傍にいることを再確認できたから。
「少しは部屋を片付けるようになったのかしら? またアンタと相部屋暮らしはゴメンよ」
カレンはC.C.に、腐れ縁の友達のように答えることができた。
「ルルーシュ、お前――」
その軽口に、C.C.の方が逆に驚く。出かけるまでその身に纏わりついていた陰がきれいに拭われていたから。
「そうか、お前――見つけたんだな? 『生きる』道を」
「ああ、見つけた。カレンが気づかせてくれたんだ。
俺の行き先にはまだ分かれ道があったことに」
「そうか――」
C.C.の表情も柔らかくなる。
「ルルーシュが戻ったって? ――って、カレン!?」
「お久しぶりねスザク。また会えて『とっても』うれしいわ」
「あ、いや、その――」
自分がかつてカレンにしたこと、されたことを思い出して狼狽するスザク。
というか、一番スザクをうろたえさせたのは、まるでかつての学生時代に戻ったかのような
明るく、軽いその『場の空気』だった。
「ええと、俺、超合集国総会の段取りを最終確認に来たんだけど」
「ああ、そのことか」
「君の合図で俺がランスロットで乱入する、で良かったんだよな?」
「もちろんだ」
「アンタたち、そんな物騒なこと考えてたの?」
心底あきれ返った声の横槍に、とんでもない機密情報をダダ漏らしていたことに気づくスザク。
自分がどれだけ我を忘れていたのか、今更ながら自覚する。
「ルルーシュ、カレンは――」
「ああ、俺たちの同志だ。優しい世界を創るためのな」
「?――『ゼロレクイエム』のことだよね?」
「そうだ。俺たちで世界の憎しみの全てを断ち切る。そのための同志だ」
「ルルーシュ、君――」
改めて気づく。自分の親友がかつての自信と生気を取り戻したことに。
いや、かつてそのままのルルーシュじゃない。どこか違う。もっと雰囲気が優しい。
「そうか。カレン、君がルルーシュを――」
「私じゃないわ。ルルは自分で気づいたのよ。私はそれに立ち会っただけ」
「『ルル』、ね」「あれ? 『ルル』って」
見事にハモったツッコミに真っ赤に染まるカレン。首から上が赤一色に統一されたのは中々の見ものだった。
「C.C.。あまりいじめないでくれと言ったろう? スザクもだ。あまり俺たちをダシにするな」
振り向くと、こちらもまた中々の赤ら顔。おそらく無意識に出ただろう『俺たち』に驚く二人。
彼らの知るルルーシュはそんなにも気安く自分の心をさらけ出す人間ではなかったから。
はなはだ旗色が悪くなりつつあるのに気づき、わざとらしく咳払いをするルルーシュ。
「馴れ合いはここまでにしよう。カレンが加わり、俺たちの計画は大きく修正される。
これから俺の考えを話す。意見があれば述べてくれ――」
・
・
・
「よし、全ては総会の幕が開いてからだ。同時に『ゼロレクイエム』の幕も上がる。
俺たちで世界に優しさを取り戻そう。
その結果、俺たちは世界から憎まれ、世界から姿を消すことになる。が――」
一呼吸おいて、続ける。
「俺たちには創り上げた世界を見守る義務がある。俺たちが流す血を最後の血にするんだ。
俺たちが創り上げた世界が絶対に正しい、なんて傲慢なことは言わないが、
世界から優しさが消えることだけは許すわけにはいかない。だから――」
「絶対に、死ぬな。俺たちの誰一人、欠けることは俺が許さない。
全ての罪を背負って、生きていこう」
覚悟と決意を秘めた瞳。だがそこに悲壮さはなかった。
その瞳に改めて同志たちは深く頷くのだった。
「カレン―」
解散し、宛がわれた部屋に向かうところ、後ろから呼び止められる。
「何、スザク?」
「いや、その――詫びておこうかと、思って」
「何? 総督府のこと? もういいわ、敵味方だったもの、ああされることだって当然よ。
それに十分お返しもさせてもらったしね」
いい笑顔で返す。その笑顔が想像以上にまぶしくて、一層慌てることになった。
「う、いや、あれはその、うん、痛かった。
いやそうじゃなく! でもごめん――
いや俺、詫びにきたんじゃなくて! 君の顔見たらつい詫びが先に出ちゃって!」
「? なら何しに来たの?」
怪訝そうなカレンに、何回か深呼吸してようやく落ち着いてから続ける。
「――ありがとう。ルルを救ってくれて」
とたんに真っ赤になるカレン。少し微笑いながらスザクは続けた。
「それにもう一つ、ありがとう。君は、『俺も』救ってくれた」
「? どういう意味?」
「わからなくていいんだ。でも君は間違いなく俺たちを救ってくれた。
だから、感謝してる。それじゃお休み――」
踵を返し去っていくスザク。彼の言葉の意味がわからないまま、彼女はそれを見送った。
言う必要のないことだった。本来ルルーシュの最期は、他ならぬスザクの手でもたらされるはずだったことなど。
二人の『死』を意味するその計画は、もはや捨てられたのだから。
スザクの姿が見えなくなり、改めて部屋に戻ろうと踵を返したカレンは、少し躊躇ってさらに踵を返した。
今夜は彼の傍で寝たい。
ここに来る前の逢瀬を思い出してほほに熱が上るのを自覚したが、でも、自分の気持ちには正直でいたかった。
部屋の前。
ノックを2回。
返ってきた返事に、一呼吸置いて続けた。
「ルル? カレンです――」
(終劇)
カレンがルルと呼ぶことに果てしなく違和感
これは甘い。デレ過ぎだカレン
なんとゆうか四人でハッピーエンド?
・・・取り残されたナナリーテラカワイソスwww
二人の関係やハッピーエンドになりそうな雰囲気は非常にGJだが
やっぱりルル呼びの違和感がものすごいな
カレンと愛称呼びは相容れないイメージがある
仮定の話でカレンがナナリーのことをナナちゃんとか呼んでたとしても違和感がものすごいだろう
カレンがルル呼びはねーわ
たとえルルカレでも何かきめえ
まあ内容自体はいいからちょっと責められすぎだと思うけどな
>>640乙
別に内容責めてる人はいないんだし
パロでも呼び方くらいは原作に忠実の方が良いと思う
ステップ踏んで愛称に至ってるから納得できるんだけどな俺は
ところでこの四人で隠遁にしてもオレンジ畑ルートにしても
エロパロ的にスザクが孤立する件について
>>655 @自己処理
AC.C.に頼み込む
Bカレンに頼み込む
Cアーニャに頼み込む
Dアッーの道に目覚める
E整形して見知らぬ女性に頼み込む
F仙人になる
>>655 ギャグになるが、仮面外さなきゃOKw
神楽耶が自称ゼロの妻っつってるんだし、神楽耶でもありだと思う
どっちにしろ元許婚だし(お互いにどう思ってるのか謎だが)
個人的にはスザアニャ好きだけど
スザアニャいいなあ
俺も好きだ
ぶっちゃけ本編のスザクがすでにそっち方面で苦労しているであろう件について
あのゼロはブリタニア側にいるから神楽耶はもちろん、
和歌山みかん園で働いてるアーニャの線もないしwww
どっちもたまに会った時には可能だろ
特に神楽耶は会議?的なものでは顔を会わすだろうし
密会的なものは萌える
あのゼロの恰好のまま、一人寂しく処理をするスザク。可哀想すぎるww
この場合、オカズは何になるかね〜
>>661 えー…
ナナリーのおつき女官の尻とか
ローマイヤーさんは死んだが新たに一人か二人は人入れるべ
さよこにしてもらうという手も
咲世子「私はゼロとルルーシュ様に仕える者ですから、お手伝いします」
みたいな感じか、なるほど。
スザクもゼロだからな。
>>660 アーニャに手を出そうとしたらオレンジと
トップエース決定戦が勃発しそうな・・・w
そこでさよこも交えた乱交ですよ
ジェレサヨスザアニャもスザサヨジェレアニャも萌える
>>610を書いた人間だけど発掘したらこんなのもあった。
ブリタニアとの戦闘を終え、黒の騎士団アジトに帰還したカレンは、紅蓮二式を下りたその足でゼロの部屋へと向かわねばならなかった。
戦闘終了直後で窮屈なパイロットスーツの中の肢体は汗にまみれており、すぐにでもシャワーを浴びたい気持ちだったがそれは許されない。
今日の戦闘は一層激しく、発汗量もそれに比例し、強気そうに立ち上げた髪も汗で湿って垂れ落ち、アッシュフォード学園で装っていた病弱な少女の面が現実としてそこにあった。
コクピットから降りたカレンの、戦闘の壮絶さを語るその姿を見たNMFの整備士達は慌ててタオルとスポーツドリンクを持ってくる。
カレンは何も言わずにスポーツドリンクだけを受け取り、肩でしていた息を整えるとドリンクをひと口飲む。
その間、周りにいる整備士たちの無遠慮な視線を感じた。
(やだ・・・)
体のどこも熱く、頭もそれは同じでまともに思考は働かなかったが、男達の視線が自分の汗まみれの姿にいっている事は考えなくても分かった。
おまけに肉付きのいいカレンの、体のラインを浮かび上がらせるタイトなパイロットスーツが組み合わさって、より艶やかな姿を晒すことになっていた。
男であれば目が行かないわけはない。
(私こんなに汗をかいて・・・。臭わないかしら・・・)
カレンは男達に嫌悪感というより照れを感じて、頬を桜色に染めつつ、威嚇するように軽く男たちをにらみつけ、パイロットスーツのファスナーを下ろした。
汗に濡れた胸の谷間が見えるように。
「・・・!」
流石に目の前でそんな事をされれば、目を剃らさざるをえず、男たちは紅蓮の整備へ戻っていく。
大胆なことで整備士たちを撃退し、安心したカレンだったが、未だに谷間へのダイレクトな視線を送っている者がいることに気付いた。
皆が整備に戻ったのに、それに気付かないままカレンの谷間を凝視しているのは、若く、背の低い整備士だった。
よほどスケベなのだろう。
微動だにせずにこちらを向いている。
カレンは悠然と若い整備士へ近付いて行った。
せっかくだから聞いてみることにした。
谷間がどんどん近付いてくるのには気付いたのか、カレンよりも低い位置にある頭がカレンの顔を見上げた。
カレンと目が合って、ようやく我にかえったようで、若い整備士は気まずそうに目を剃らした。
「あの・・・」
整備士が逃げる前にカレンが声をかける。
若い整備士は一瞬だけカレンの方を向いてすぐ目を剃らす。
「・・・なんでしょう?」
「私、臭いますか?」
「はいぃ?」
カレンの問いの真意が分からないようで、整備士はカレンの方を向いてしまうが、汗まみれのパイロットスーツ姿が目に入ると再び目を剃らした。
カレンはそれを見てくすりと笑うと、整備士の視界に自分の姿が写るように移動した。
さらに近付く。
「臭わないかって聞いてるんですよ」
背の低い整備士とカレンが密着するように近付くと、整備士のその頭は丁度カレンの胸の谷間へ収まりそうだった。
その光景を見たのか背後からどよめきが聞こえたが、カレンはもはや気にしなかった。
大勢に囲まれた時こそ照れたが、今は小さく若い男一人が相手だ。
「臭いますか?」
カレンが繰り返すと、整備士はようやく首を縦にふった。
(・・・やっぱり)
カレンは肩を落としたが、
「その・・・、とてもいい匂いがしますよ」
(えっ・・・?)
整備士の言葉に顔を上げた。
「ありがとう!」
汗だらけの顔に満面の笑みを浮かべ、カレンは若い整備士を自分の胸へ抱き寄せた。
今度こそ整備士の頭はカレンの胸の谷間へ収まった。
若い整備士は驚きの声を挙げたが、その声は背後からの二回目のどよめきにかき消された。
「それじゃ」と言ってカレンはドックを去ろうと歩き出す。
背後からのどよめきはまだ続いて、気にはしなかったが、その中から
「カレンさんてあんなことする人だったか?」
という声が聞こえた。
そう、自分は変わったのだとカレンは思った。
ゼロといつも行っている、これから始まる行為によって。
これも途中までですまない。気が向いたら続き書いてみます。
ゼロ神楽耶読みたい
ゼロ様やっと妻の所に夜這い来たかと思ったら今後の作戦ですか!そうですか
みたいな 当初の子供っぽさのこしつつ誘惑。なんでどうでしょう職人
今度ルルー種の嫁的4人のDVDでるみたいで楽しみ やっと神楽耶さまにスポットが
>>645 GJだが
ドアをあけたらC.C.に襲われてるルルーシュを見て
茫然と立ちすくむカレンを幻視した
・・・俺は、病んでるのか?
ルルカレCいいじゃないか
初心な二人に魔女の手ほどきをだな
「ルル? カレンです――」
「あ、か、カレンか。今ちょっと、その、また後にしてくれないか――アッ!」
「ど、どうしたのルル!?」
慌ててドアを開け放つと目の前にいたのは緑の魔女に押し倒された半裸の想い人でした。
こうですね、わかります。
誰か書け。否、書いてくださいお願いします。
愛称で呼ぶほど親密になったカレンの眼前に広がる、いろんな意味での地獄絵図。
うむ、萌える。
愛称で呼ぶようにって、そもそもルルなんてシャーリーしか呼んでないじゃんw
違和感あるわな、やっぱ
キャラに添ってない
カレンは確かに愛称呼びはキャラじゃないわな
個人的には普段はルルーシュ呼びだけど、寝てるルルーシュに意を決してルルって呼び掛けて、恥ずかしくなって顔赤くして背中向けて寝ちゃうようなほうが似合うかなと
実は起きてたルルーシュにばっちり聞かれてたりするとそれはそれはもう
やっぱりルルカレはいいな
カレンにはルル以外有り得ない
そんな流れの中誰かが捕虜になったくの一咲世子さんがいやらしい拷問を受ける話を書いてくれないか期待する俺ガイル
困ったことに咲世子さんはどんなに尋問拷問受けても
平然と(エロパロ的な意味で)返り討ちにする姿しか思い浮かばないんだ・・・www
房中術で籠絡→相手の首コキャッ→相手になり済まして出ていく
くらいは平気でやりそうだから困る
>>682 どんな展開にしても、それこそ「ナナリーを人質に取る」と脅しても、
最終的にはこうなりそうで困るw
コードギアスにおいて咲世子さんこそ
最強のジョーカーだからなw
場をぶっ壊す意味でwww
咲世子さんの凌辱をキャラ崩壊させずに書き切れたらある意味神。
ん?ナナリーに咲世子さんを攻めさせればあるいは…
黒ナナリーがすでにキャラ崩壊くさいが
黒ジェレミアも崩壊くさくなるからなぁ…(特にR2)
アーニャはどうやろ?
オレンジ畑に咲世子さんが来た際、無自覚天然かつうっかりやりすぎてしまい、陵辱気味とか
>>687 楽しんでしまうつうか
「ダメですよ、その手管ではジェレミア卿は満足しませんわ」
とかでやはり返り討ちにしてしまいそう・・・
マリアンヌ状態ならどうかな…
>>689 整合性持たせるとなると、時期的にはアーニャが学園に通ってる頃?(具体的にはラブアタックの辺り)
マリアーニャが咲世子さん相手に陵辱とか
マリアンヌさんは他人の体なのをいいことに息子の童貞奪っちゃおっかなーとか考えてそうだから怖い
猥談になると目が泳ぎ途端に無口になるコーネリア
ユーフェミアは意外に興味持ってそう
ギネヴィアはきっと小姓をとっかえひっかえ食ってる
ナナリーは…媒体によって変わりそうだからなぁ…
SE(反逆学園ギアス先生とかおでん屋ナナちゃん)のナナリーだと猥談慣れしてそうな気も
悪夢のナナリーはアリスと百合ってそうだが
案外、本編でもルルーシュのいない所でミレイさんや咲世子さんに猥談とか聞かされてたりしてるかも
耳年増なナナリーというのもある意味萌えるが
赤ちゃんはコウノトリが運んでくると本気で信じてる無垢なナナリーもまた王道だしなぁw
小説版のナナリーの場合、「お兄様の望む良い子」を演じるために、
子供の作り方とか全部知った上で敢えて知らない振りしてるなんてのも考えられるなw
カリーヌは知識はあっても、実際に行為に至った事は無い(せいぜいオナニーでイくのが上限)と予想
ス『ロイドさん ジェレミア卿、こっちの部屋で寝てもいいですか?』
ジ『私は構わないぞ』
ロ『どうしたんだい?スザクくん』
ス『いぇ…あの……夜中に声が聞こえてふと隣りを見たら…ルルーシュとc.c.が仲がよいというか良過ぎるというか………その子供作りを』
こんな感じの展開希望
流石にスザクと同じ部屋では寝てねーだろ・・・
別部屋なのに覗いたのならスザクが悪趣味すぎ
ルルナナのボテ腹ファック誰か頼む
>>695 >赤ちゃんはコウノトリが運んでくると本気で信じてる無垢なナナリーもまた王道だしなぁw
真実を知った時のナナリーの反応が気になるw
纏めると
ギネヴィア:捕食しまくり
ネリ様:純情派
ユフィ:興味津々
カリーヌ:耳年増
ナナリー:それ以前の問題
…個人的にはギネヴィア以外の4人で何かやってほしそうに思えたりw
ここエロパロのスレなの?
雑談スレじゃないの?
SS投下が無い時はどこでも雑談してるもんさ
SS投降がない時は多少雑談してた方がスレ住人がいるんだなと安心して
書き手も投降できるんじゃないか?保守にもなるし
>>700 ネリ様には「目を背けるな!」といった感じでエロい事をし、ユフィには「もっと詳しい事教えてあげるよ」と、
カリーヌには実際に体験させ、ナナリーには交際の仕方から始まり、子供が出来るまでやら何やら全て一から叩き込む…と
こうですね!
>>701 それでも最近はSSが投下されてたりする方だけど
雑談から発展してSSが投下される事もあるんだし
上の方に投下されてたの完スルーされてるじゃん
>>697 「すみません。アーニャ貸してもらえません?」
「なぜ?」
「ルルにはC.C.もカレンもいるのに僕は…」
(無言で戦闘モードに切り替わるオレンジ。ギアスキャンセラー発動準備)
こうですかわかりません!
そうなるならはじめからセシルさんのところに行っとけよw
サヨコにもすーさんとか呼ばれて憧れられてるんだか気に入られてたりするのにな
まさか年上は眼中にないロリコ(ry
でも初恋は年上のお手伝いさんだったし、年上のお姉さんと同棲していた過去もあるし、
本人も年上好みじゃなかったっけ?
710 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 23:08:49 ID:2VlsJPu5
キャラサロンからスザシャリのエロを転載
かなりの長文なので容量オーバーになるかも
「思い出した・・・・。パパを殺したゼロはルルーシュ」
「ふう、さっぱりした!」
スザクはミレイの卒業式に出た後に、全ての業務を終えた後にVIP用官舎へと戻り、食事と入浴を済ませガウンを羽織ってバスルームから出た。
その時にスザクの携帯電話の着信音がけたたましくなりだす。
「誰からだろう。こんな時間に」
携帯電話の画面にはシャーリーからの携帯電話の番号の通知が出ていた。
「シャーリ!?」
スザクは電話に出る。
「もしもし枢木です」
『ス スザク君』
「どうしたのこんな遅くに?」
『・・・・・』
「もしかして、ルルーシュと喧嘩をしたの!?」
スザクは冗談のつもりだったのだが、シャーリーには通用しなかった。
『助けて』
「え!?」
『助けてスザク君』
「一体どうしたのシャーリー、助けてって」
『お願い助けてスザク君!』
シャーリーの悲鳴に近い声を聞いて、スザクは始めてシャーリーが只ならぬ情況下にある事を悟るスザク。
「今、何処にいるのシャーリー!」
「おやおや、誰に連絡を取ったかと思えば、枢木スザクに連絡を取っていたのか」
ジェレミアずっとシャーリーの様子を観察続けていた。
スザクを乗せたVIP用リムジン車が到着をし、シャーリーが泣き崩れながらスザクに抱き抱えられて、去って行く所を。
「覗き見かい!、悪趣味だねえ」
そんなジェレミアをV.Vは冷やかす。
「いえいえ、次の男がいるのなら安心してルルーシュを始末出来ると言うもの」
「パパ、私はこれからどうしたらいいの・・・・・」
シャーリーはスザクの官舎に連れられて来てから、スザクに冷えた身体を温める為に入浴を進められて入浴していた。
シャーリーは答えが出てこれず、シャワーを頭から浴びながら膝を抱えて考え込んでしまう。
スザクの方はシャーリーの服を乾燥機に放り込みながら、電話が掛かって来てから官舎に到着するまでの半狂乱と怯えを反芻しながら、バスルームの様子を伺う。
「一体シャーリーに何が起きたんだろう・・・・・」
「お願い、ルルーシュに連絡をしないで!」
スザクは官舎に着くと同時にルルーシュに連絡を取ろうとしたのだが、恐怖に怯えたシャーリーに止められたのだった。
「どうして」
「どうしてでもお願い」
スザクは懇願するシャーリーに逆らえず、ルルーシュに連絡を取るのを思い留まった。
「シャーリー」
はっとなりシャーリーはバスルームの入口の方を見る。
「何、スザク君」
「・・・・・身体がきちんと温まるまで、ゆっくりと湯舟に浸かっているんだよ」
「ありがとうスザク君・・・・・」
「いや、良いんだ。他ならぬシャーリー君の為だからね」
スザクに取ってシャーリーはルルーシュ、ナナリー、ユフィに次いで四番目にを自分への偏見を持たずに接してくれたブリタニア人だった。
厳密に言えば、ブリタニア皇族以外での一般ブリタニア人ではシャーリーが始めてだった。
「・・・・・うん」
「でも、どうして、あんな所で怯えていたのシャーリー」
「・・・・・・・」
シャーリーは本当の事を話すか話さないか躊躇した、全ての記憶を取り戻したのだと。
「ごめん」
「えっ!?」
「無理に話したくなければ、話さなくていいよ!。服が乾いたら教えるねシャーリー」
スザクはシャーリーに何か飲み物を用意しようと踵を返す。
「待って!」
「えっ!?」
「お願い、もう少しそこに居てスザク君」
シャーワの音が二人の間を支払いする。
「ねえ、教えて」
「え、何を」
「スザク君が何を隠しているのかを」
(まさか、記憶を)
スザクの中でざわざわとざわめきと、まさかの疑問疑惑が立ち込める。
「私、全部思い出したの」
(やはり!、でも、何故!?記憶を)
普通では有り得ない事だった、絶対支配、絶対尊守でるギアスを打ち破るのは普通では有り得ない事態だった。ましてやギアスに関する知識を持たないシャーリーが・・・・・。
「教えて、スザク君が何を隠しているのかを」
シャーリーは心の奥底から沸き起こる恐怖と闘いながらスザクに問い掛ける。
スザクはシャーリーが半狂乱と恐怖に怯えていた理由を知り、また納得すると同時に全てを話す事に躊躇う。
「お願い、黙っていないで何か喋って」
今この時、一番追い詰められていたのはシャーリーではなくスザクであった。
「・・・・・シャーリ」
「・・・・・」
「記憶を失った間々でいて欲しい」
「・・・・・何故」
「でないと僕は君を殺すしかなくなる・・・・・」
スザクの言葉にシャーリーは全身から血の気が引くのを覚えた。
「・・・・殺すの。私を!」
スザクは躊躇いつつも肯定する事しかなかった。
「そうだよシャーリー」
扉を一枚隔てた向こう側にいるシャーリーは湯舟に浸かっているはずなのに、身体全体が冷めて行くのを実感した。
「理由を教えて・・・・・」
「君が偽りの記憶を持ち続けていれば殺す必要性はなかった。だが、記憶を取り戻した今、最重要国家機密を知る立場になった。だから、協力出来ないのなら君を殺すしかない」
「・・・・・・」
「だから、頼む、協力をして欲しい。君を殺したくもないし、死なせたくもない」
シャーリーの性格からして、それがどんなに難しい事なのかはスザクが一番解っていた。良くも悪くもシャーリーは裏表がないに等しい性格だからだ。
「・・・・・・」
「シャーリー、YESと言って欲しい」
この時、スザクの頭の中では、シャーリーの記憶をもう一度書き換えて貰う思案が浮かんでいた。だが同時に、シャーリーが記憶を取り戻していたのなら、ルルーシュも記憶を・・・・。
その可能性に思い至った時、スザクの中で疑惑が核心へと変わった!。そして私人スザクから軍人スザクへとスイッチが入れ変わった。
《ガラ》
スザクはバスルームの扉を開けて、中に入りシャーリーに近付く。
「ス、スザク君」
いきなりバスルームに入って来たスザクにシャーリー身構え、そしてスザクは怯えるシャーリーに構わずにスザクは質問をシャーリーにぶつける。
「シャーリー、君はどういう情況で記憶を取り戻したの!」
「え、あ・・・・・その」
「答えて!」
俯いてスザクの質問に答えるシャーリー。
「買い物を帰りにルルと携帯電話で話しながら帰る途中だったの・・・・・」
「ただ、それだけ」
「うん・・・・・」
「周囲に不審な人とかいなかった?」
「わからないわ」
スザクは幾つかの可能性に付いて考えたが、シャーリーが何等かの外的要因で記憶を取り戻したのなら、ルルーシュも外的要因で記憶を取り戻したと見るべきだと。
「そう言う事かルルーシュ」
「やはりあのゼロはルルーシュだったのか!」「ス、スザク君」
スザクは壁を叩いて歯軋りするしかなかった。まんまとルルーシュに騙され続けていた事にスザクは気が付いた。
「ど、どういう事?」
「・・・・・シャーリー、君が知る限りルルーシュは学園に居て、外国とかに行っていないんだよね」
「う、うん」
「・・・・・・中華連邦に居たゼロの正体がルルーシュなのなら、学園に居たルルーシュは・・・・替え玉かあ・・・・・」
(学園に居たルルは替え玉?、じゃあ偽者のルル!)
学園に居たルルーシュが偽者なら、此処暫くのルルーシュの変貌の説明とが理由が着く。
(じゃあ私は、ルルの偽者とキスしたの!)
ある意味シャーリーに取ってショックだった。(私のファーストキス・・・・・)
ショックの余り泣き出したい心境に。
「シャーリー」
「え」
「僕が良いと言うまで、此処から出ない様に、いいね!」
そう言うとスザクは、乱暴に扉を閉めてバスルームから出て行く。
「・・・・・・」
(此処を出るなって・・・・まさかルルに会いに行くの!?)
スザクは単身直接学園に乗り込んで真相を確かめる気でいた。
寝室でラウンズ服から野戦戦闘服に着替え、リビングでプラスチック爆弾、手投げ弾、サブマシンガン、銃、軍用ナイフら野戦戦闘装備一式を用意し、車は遠隔操作が可能な四連装対戦車ミサイル砲二基を装備したロイド製特殊車両で学園に向かおうとしたのだが。
「スザク君、何処に行くの」
「シャーリー」
そこにバスタオル一枚だけの髪を濡らしたシャーリーがリビングに。
「・・・・・君は此処を動くな」
「ルルに会いに、ううんルルを殺しに行くんでしょう」
「まだそうだと決まった訳じゃない」
「だったら、なんでそんなの用意するの」
「・・・・・・」
「どうしてもルルを殺さなくては駄目!?」
「当たり前だ!」
スザクはこの機会を逃したくはなかった。そしてルルーシュに完全に騙されといた事への怒りに支配されてもいた。
「じゃあナナちゃんはどうなるの!」
「!」
ナナリーが脳裏に霞めたスザクは迷いと苦々しい顔を浮かべる。
「たった一人のお兄ちゃんを殺さたら、ナナちゃんは今度こそ一人になるわ」
「だがルルーシュはゼロだ!」
「解ってる!、解ってるわ、例えそれでもナナちゃんの為にも、ルルを殺すべきではないわ」
スザクの中で躊躇いと皇帝から受けていたある秘密勅命が重くのし掛かる。
『もしゼロの正体があれであるならば、ナナリーを殺せ!』
だがスザクは首を振る。
「・・・・・君は、自分の父親をゼロにルルーシュに殺されたのを忘れたのか!」
「それは」
スザクは自分の迷いとナナリーの影を振り切るかの様に続ける。
「それに、ルルーシュはユフィに虐殺皇女の汚名を着させて、自分一人だけ英雄になろうとした卑怯者だ!」
「それは、」
「それにルルーシュは英雄願望が強すぎる」
「・・・・・」
「その強すぎる英雄願望は全てを破滅に導きかねないんだ」
「・・・・・」
「解ってくれたねシャーリー」
スザクは全装備を持って出ようとしたら、スザクの携帯電話が鳴り出す。
「誰だ?」「ルルーシュ」
「ルル」
携帯電話の着信メモリーにはルルーシュからの着信が記されていた。
仕方なしにスザクは出る。
《ピッ》
「ルルーシュ」
『スザクか!』
「どうしたのこんな夜分遅く」
『夜分遅く済まない、お前に報せようか迷ったんだが』
「うん、何?」
『シャーリーが買い物に出掛けたきり、まだ女子寮に帰ってこないんだ』
「・・・・・・」
『それでこっちは今、大騒ぎになっている』
「心当たりは」
『全部当たった!、シャーリーの家にも連絡を取ってみた』
「それで」
『帰って来ていないそうだ』
「心配だね」
『ああ』
「まさかとは思うけど、シャーリーが黒の騎士団に誘拐された可能性も考慮にいれないと」
(え?)
情況が今一つ把握出来ないでいるシャーリーだが、自分が誘拐されていないと異議の声を出そうとしたが、スザクの手でリビングの壁に押しやられて口を封じられてしまう。
『おい、ちょっと待てスザク。黒の騎士団はエリア11にはもういないはずだが』
スザクは良く言うと思いつつもルルーシュに合わせつつ、ゼロとしての完璧な証拠を得ようと誘導尋問を開始した。
「黒の騎士団の全てがエリア11を出て行ったとは限らないさルルーシュ」
『それはそうだが』
「それにゼロだって末端の団員の行動まで把握は出来ないさ」
『・・・・・・・』
ルルーシュ自身も当たらずとも遠からずと思う所があるので、反論が出来ない。
実際に昨年のブラックリベリオンでは、決起に参加した一部の民兵が略奪や婦女暴行に走ったり、玉城が生徒会メンバーを勝手に殺そうとした事があるだけに、団員の全員が必ずしも品性方向とは言えないのが実情でもあった。
『ともかく、警察に届け出を出す事にしたよ』
「うん、それが正しい選択だと思うよルルーシュ」
『ああ』
「後、それと、僕も今から学園に行くよ」
『今からか?』
「シャーリーの事が心配だし、今から僕直属の部隊第101空挺機動旅団を学園に出撃させる」
第101空挺機動旅団はKMFグロースター一個連隊と降下歩兵一個連隊からなるブリタニア軍精鋭部隊であった。
『スザク!、それは止めろ』
「シャーリーの事が心配だからだよ」
『幾ら心配だからって』
「ともかく今から学園に向かうよ」
『軍は出撃させるなよ!』
「解っているよ!。所でルルーシュ」
『なんだスザク』
「来週月曜日はロロの誕生日だったよね」
『・・・・・・』
「どうしたのルルーシュ」
『ああ、いや』
(これではっきりと解る。今のゼロがルルーシュかどうか)
スザクはこの時、ルルーシュとのやり取りに注意を払う余りシャーリー周囲への注意が散漫になっていた。
シャーリはスザクの手の力が多少緩んだのを感じると、お腹を空かして起きたアーサーとほぼ同タイミングでスザク親指と薬指の間に噛み付いた。
「いでえー」
予期していなかったシャーリーの反撃が原因でスザクは携帯電話を落としてしまう。次の瞬間シャーリーは携帯電話に飛び付いて確保。そして。
「ルル!」
『シャーリーか!?』
「今すぐに逃げて!」
「シャーリー余計な事を」
スザクはシャーリーから携帯電話を奪い返そうと飛び掛かるが、シャーリーは携帯電話を放そうせずにルルーシュに警告を発し続ける。
「ルル逃げて!」
「シャーリー電話を返すんだ」
「もうばれているの、ルルが記憶を取り戻しているのが!」
「シャーリー!」
「キャーア」
焦ったスザクは思わずシャーリーの頬を叩いてしまい、シャーリーは床に転がってしまいバスタオルが開けて全裸に。
「余計な事を」
携帯電話を取り戻したスザクだが、もう既に回線が途切れていた。
「くっ」
急いで電話を掛けたが回線が繋がらない。
スザクは急ぎ学園に向かおうとするが、顔を朱く腫らしたシャーリーが全裸の間々スザクの左足を掴んでいた。
「行かせない。ルルを殺させない。ナナちゃんの為にも」
「シャーリー」
スザクはシャーリーを振り切ろうとするが、シャーリーがあらん限りの力でしがみついているので振り切れない。
(本気を出せば、シャーリーに大怪我をさせてしまう)
スザクはジレンマに、シャーリーは必死の思い出スザクを止める。
「シャーリー離れろ!」
「ルルを、ルルを殺すのなら私を先に殺してスザク君!」
シャーリーの心からの絶叫だった。
「・・・・・・」
「私を先に殺してぇ」
「シャーリー君はそこまでルルーシュの事を」
「お願いスザク君、ナナちゃんの為に見逃してあげて」
スザクはシャーリーに対して余り乱暴はしたくはなかったが、余り時間を掛けすぎるとルルーシュの逃亡を阻止出来なくなる。スザクに焦りが募る。
「シャーリー離れてくれ!」
「行かせない。絶対に」
「シャーリー」
「ルルを見逃してくれたら、私を貴方にスザク君に挙げるわ」
「!」
「だからお願い。ルルを見逃してあげて」
左足から腰へと溢れる涙顔でのシャーリーの縋り付いたお願いに硬直してしまうスザク。
「・・・・・・」
「代償は私。私の命と身体をスザク君に挙げる。だからお願い、ルルを見逃して」
「駄目だ!。君にそんな事をさせられない」
「今の私に出来るのは、この命と身体をスザク君に提供する事。だからお願い、ルルを見逃してあげて」
シャーリーはスザクに懇願しつつゆっくりと立ち上がって、スザクの頬に両手を添えて唇を重ね合わせる。
「シャ シャーリー」
「ルルを ルルを殺さないで」
「・・・・・・」
「ルルを殺さないでくれたら、私はスザク君の奴隷に喜んでなって挙げる」
「・・・・・・」
この時のスザクを支配していたのは形容のしがたいシャーリーへの恐怖だった。
スザクがその気になればシャーリーを排除するのは簡単な事。だがシャーリーの真っ直ぐ過ぎる感情が、スザクの身体を恐怖で硬直させてしまった。
ブリタニア軍軍人として過去に望まぬ物や女を押し付けられた事はあるが、その都度軽くあしらうか無視を決め込む事でその場を凌いで来たが、シャーリーにはあしらう事も無視する事も出来ないでいた。
スザクが硬直していると、シャーリーは膝ま付いてズボンのファスナーを降ろし始めた。
「シャーリー!」
「スザク君、私の初めてを貴方に挙げるわ」
「止めるんだ、君がそんな事をする必要性は うっ」
シャーリーはファスナーを降ろした後、パンツからスザクのペニスを外に出す。
「スザク君。私、余り上手に出来る自信はないけれど、こうすれば男の人が喜びのは知っているよ」
「止めるんだシャーリー」
スザクはまるで金縛りにでもあったかの身体を動かそうとするのだが、シャーリーに硬直ギアスを掛けられたかの様に動かない。そしてペニスだけが別の生き物かの様にシャーリーの手の動きに合わせていきり立つ。
「凄い。こんなに大きくなるんだ・・・・・」
「シャーリー」
「スザク君。私は気にしないから、大丈夫だよ」
「だったら、何故泣くんだ君は!」
「・・・・・・」
スザクの問いに返答しないシャーリー。その返答の代わりにスザクのペニスを口の中に含に始めた。
「うぅ・・・・・・」
スザクのペニスを口に含んだシャーリーは亀頭に舌を這わせて、ゆっくりとアイスクリームをすくい上げる感じで亀頭を嘗め回す。
「シャ シャーリー」
スザクが明らかに感じ始めているのを悟ったシャーリーは、ペニス全体を口の喉奥深くまで含んで、入り切らない所は白く細長い指で扱く。「ん、ぐぅっ!」
喉奥深くまで飲み込んでしまいむせ返るシャーリー。
「ケホ、ケホッ」
「もう止めてくれシャーリー。こんな事をしたって僕の考えは変わらないんだ」
シャーリーはニッコリと微笑んで、またスザクのペニスを喉奥深くにまで口に含んで愛撫を再開する。
「んぐっ、んっ、んっ、・・・・・・ぐうっ、うっ、んん、うぐぅッ・・・・・・」
「シャーリー・・・・・・」
シャーリーの愛撫にスザクの理性は次第にゲシュタルト崩壊へと進みつつあった。学園随一の美少女で人気者だったシャーリーを征服している高揚感が芽生えると同時に、無償なまでな悲しさが感情が、次第に両方が心を覆い尽くして行く。
シャーリーはスザクの憎しみの感情を自分の中に受け入れ様と愛撫を続ける。
そしてスザクの中で何かが弾けた!
スザクは乱暴にシャーリーの頭を掴むと、自分の腰を前後に動かすと同時にシャーリーの頭をも動かす。
「んぐ、ぐ、ぐ、んぐぐ」
シャーリーがぽろぽろと涙を流しながらむせきをしていようが、お構いなしにシャーリーの口内をペニスで蹂躙して行く。
「泣け、泣くんだ、大きな声でシャーリー!」
スザクはありったけの怒りと憎しみの感情を凌辱して行く形でシャーリーにぶつける。
だがシャーリーは必至に堪え、浚にスザクを自分の奥深くにまで受け入れ様と両手をスザクの背中越しに回す。
「ぐ、ううん、ぐう、ぐ、ぐ」
スザクの動きに合わせてスザクのペニスに舌を絡ませるシャーリー。
「なんで、なんで、なんで君は」
スザクはシャーリーが怖かった。その壊さから怒りと憎しみが生まれ、シャーリーを凌辱する事で怒りと憎しみをシャーリーの中にぶつけるスザク。
そして全てを受け入れるシャーリー。
「う、・・・・・シャーリー全部飲むんだいいね」
スザクはペニスの中に強烈なマグマの塊を感じた。そして次の瞬間、亀頭が開いてシャーリーの喉奥に射精をした。
《ドクドクドクドクドク》
シャーリー吐き出しそうになりながらも、スザクに言われた通りに全ての精液を飲みながらもスザクのペニスをいつしむかの如く愛撫を続けた。
シャーリーは苦しみながらも、スザクの精液を飲み込んだ後も丹念に丁寧にいつしむかの様にペニスを愛撫し続ける。
そんなシャーリを思い切り汚して汚辱塗れに落としてやりたいどす黒い欲望が目覚める。そしてルルーシュを取り逃がした罰をシャーリーに与えたかった。
「シャーリー、ソファーに手を付いて四つん這いになって尻を差し出せ!」
「・・・・はい」
シャーリーはナナリーの為にも、ルルーシュをスザクに殺させたくはなかった。だから覚悟を決めていた。スザクに蹂躙凌辱されるのを。
「スザク君・・・・こう」
「うん、いいよその高さで」
自分に言われて尻を差し出したシャーリにスザクは自分の中の度S感情の高ぶりを押さえられない。
シャーリーの尻を掴んで、迷わずに一気に膣内に処女幕をペニスを貫いた。
「きゃああああああああああ」
一気に貫かれた事で全身に激痛が走る。
「あぐ、あああ、つうううん」
「シャーリー、まだこれからが本番だよ」
裂けた処女幕からの鮮血が膣口から溢れて床にポタポタを落ちる。
「はあ、はあ、はあ、あつうん、あああ、い」いいい」
スザクは休ませる気はなく、激しく挿入を繰り返す。その都度に満足に濡れていない膣内は引き裂かれると錯覚をする痛みを繰り返す。
「ん、んん、つうん、ひい」
スザクは中挿を繰り返しながらシャーリに声を掛ける。
「本当は痛いんだろシャーリー」
「!」
スザクの問い掛けにシャーリー苦痛一杯の涙だ顔で左右に振る。
「シャーリーは嘘が下手だね」
「・・・・・・・」
「嘘が下手な子には優しくは出来ないよ!」
スザクは前後だけではなく、円回転や左右にも運動を始め裂けたばかりの処女幕をさらに蹂躙し膣内を処女の血、二人の愛液でぐちゃぐちゃに掻き交ぜる。
「ヒィ、ヒァ、ヒィ、クウン、アアア」
頭の中で何度も痛みのスパークが光り、まるで自分の下半身が自分の物ではない感覚に見舞われて、シャーリーは自分が一体何者か分からなくなってきた。
「アゥ、ヒィ、アアー」
「!」
スザクはシャーリーの身体に変化が起き始めているのに気が付いた。シャーリーの子宮から愛液と言う名の蜜が溢れて来る。身体が身体を守ろうとする防衛本能なのだろうが、スザクと仕手は寄り凌辱しやすくなる。
そしてシャーリーを落としめる為に利用する事を思い付く。
「シャーリー凄いよ。どんどん濡れて来ている。感じ始めて来たんだね」
「!!!!!、ち、違う」
「違くないよ、なら、なんでこんなに蜜が溢れて来ているの」
スザクはシャーリの蜜を指三本で掬い上げてシャーリーに見せる。
(!、嘘)
シャーリーの心臓が一瞬凍り付いた。
スザクが見せた指三本には蜜が処女の血も混ざて糸滴を作っていた。
「シャーリー、君の本質は淫乱だったんだね。なら遠慮なしに奴隷として調教させて貰う」
そしてスザクはラストスパークに向けて自分の腰とシャーリーの腰を激しく動かす。
「ひぅひぅ、ああ、あ、つうううん、ああ」
スザクがラストスパートに向けてピッチを速めると、二人の結合部分から卑猥な音がクチュクチュと聞こえ来る。
「いいよシャーリー。もっと蜜を溢れさせて」
次第にシャーリーの中で倒錯にも満ちた感情と凌辱される事への喜びへの燭が灯る。
スザクはシャーリーの豊満な胸を掴み、身体背中に身体を密着させて更に子宮の奥へと注挿を繰り返す。
「ああ、あ、あ、あ、ああー」
(な なに、この感じ?)
子宮の奥にスザクの膨張したペニスが激しく当たり、子宮全体を掻き回し出した事でシャーリーの女としての本能が刺激されて、怪しい高ぶりがシャーリーの身体を支配して行く。
(私 感じている)
「凄いよシャーリーの中! 蜜で一杯だよ」
(私の中にもう一人の自分が居て、その自分が私を笑いながら支配して行く)
(ルル ごめんね)
スザクはシャーリね左肩に軽く歯を立ててキスマークを残す。
「いた!」
左肩から首筋にそって、舌で舐め上げて耳たぶを軽く噛んで左耳を舐め回す。
敏感になっていたシャーリーの身体はその都度びくびくと反応し、膣を軽く締め上げてスザクのペニスに強い刺激と快感を与える。
「うう」
シャーリーの膣が名器だとスザクは瞬間的に悟った。シャーリーを独占したい自分だけの物にしたい独占欲が充満する。
右手でシャーリーの顔を後ろに向かせて唇を重ねて舌を侵入させてシャーリーの舌を自分の舌に絡ませた。
そして
「シャーリーもう限界だ。君の中に出すよ」
その一言にシャーリーはハッとなる。
「待ってスザク君。中には中には出さないで」
「勿体ないから出すよ」
「今日は今日は危険日なの!」
シャーリーはすっかり失念していた。今日中だしされると妊娠してしまう確率が高い日だと。
だがスザクはクスッと笑みを浮かべると子宮の奥にペニスを一突きさせると、大量の精液を放出した。
「あう!、・・・・・いやあああああああ」
《どくどくどくどくどく》
スザクの精子が液がシャーリーの子宮一杯を満たして行く!
「うう、ひく、ひく」
スザクは息を切らしながら泣き崩れるシャーリーを見ながら満足感を覚えると同時に、自分が本質的な部分で父親と同じ人間である事を思い知らされる。
(僕は母親を知らない)
スザクは幼い頃に何度か母親の事を父親に聞いたのだが、父ゲンブはあしらう事は合っても明確に答えてくれた事はなかった。
だから母親の記憶と思い出話があるルルーシュとナナリーが羨ましいとずっと思っていた。
スザクが母親の事に付いて知ったのは、戦争が始まる直前に古くから枢木家に使えていた女中のタミさんが、母親の思い出があるルルーシュとナナリーが羨ましがっていた自分に見兼ねたからだ。
母親の名前は『桜』。
年齢は不明なのだが、十代半ばの若い色白の女性だったと言う。
なんでも父ゲンブから大事な物を取り上げられてしまい、帰して欲しければ枢木家の跡取り息子を産めと父ゲンブに脅迫されていた。
泣く泣く父ゲンブに従い二年近くも半ば軟禁扱いを受け、枢木神社からは一歩も外を出る事を禁じられていた。
母桜は枢木神社に居た頃は毎晩の様に星空を寂しく眺める日々を送り続け。
そして自分を産んだ後に、父ゲンブから約束通りに隠されていた大切な物を返されて、泣きながら枢木神社から解放され姿を消したと言う。
スザクはその話しを聞いたからは父ゲンブを忌避をし始め、ナナリーが父ゲンブの毒牙に掛からせない為にもルルナナ兄妹を、ナナリーの療養を名目に伊豆の別荘に三人で移ったのである。
(だが自分も父の事は言えないな)
スザクはそっとガウンを掛けながらシャーリーの無惨な姿を見て、結局自分は父ゲンブと同じ人間だと自覚するしかなかった。
(ともかくルルーシュを何とかしないと。もう学園から姿を消しただろうけど、学園を利用させない為にも、学園を閉鎖させないと・・・・・・だが、ナナリーはどうする・・・・・・)
出口が見付からない迷宮をさ迷っている自分がそこにいた!
今日はここまで。向こうのスレが1000に行ってなければまた転載します
?
キャラサロンっていうから
なりきりスレのログじゃないかな
そのSS投降された分全部見てきたけど、シャーリースレのようだよ
ルルミレが読みたい
出来れば男女逆転祭に絡めて
>>730 通りでな
どのキャラもえらく改悪酷いから何事かと
特にシャーリーの描写に違和感ありまくりだ
読んでないけど
汁文ってこと?
保管庫の更新、前回は7/13か。
一月半経ってるな。
SS増えてるし、そろそろ動いて欲しいんだが。
>>732 自分はエロパロスレなんだからこういうネタもありだと思ったけど
見てきたけど、かなりの長期連載?だったよ。まだ終わってないけど
>>733 違うと思う、たぶん汁じゃない。違ったら汁と混同するのはその人に失礼かと
↑だけだとシャーリー→ルルーシュだけど
段々シャーリーがスザクに依存してく感じの話のようだ
2人の間に恋愛感情はないみたいだけど
転載したのは書いた本人なのか?
あとここはキャラサロン板のログ倉庫じゃないんだから
一言伺いをたててほしかったな
あと>1読んで凌辱系ならまずそう書いてくれ
そうだな
さあ! 民主主義をはじめようか!!
>>738 神楽耶様や天子様にですなw
賛成派は前の穴に、反対派は後ろの穴に挿n…もとい、投票という訳ですね
小説版(ナイトオブラウンズ)では合衆国ブリタニアも民主主義になっているとの事なのでナナリーにも、という訳ですね!
素晴らしい
何か最近、神楽耶だと個人的にナイトメア・オブ・ナナリーのような付け入る隙が全く無い神楽耶とか、
このスレのカグスザSSのしたたか過ぎる神楽耶とかの印象が妙に強いなぁ…
ナナリーに関しては攻めナナリーを見てみたい今日この頃…
やるとしたら反逆学園ギアス先生またはおでん屋ナナちゃんでルルーシュ相手か、
ナイトメア・オブ・ナナリーでアリス相手か
天子も何かいい案ないかな?
>>741 そういう時は神楽耶キャラソンを聴くんだ
もういないルルーシュを思って切なく歌うか弱く儚げな神楽耶が聴けるぞ
興味をそそられるな
ルルカグで日本=ブリタニア二重帝国とか
空白の二ヶ月の間に捕虜になった神楽耶とかどうよ?
悪逆皇帝ルルーシュの真意を察しながらも蹂躙され、泣きながら耐えるとか
ゼロレクイエムに至らないIF展開で、日本=ブリタニア二重帝国も見てみたいがw
>>741 同じ攻めでも、ルルーシュとかには黒ナナリーで、アリスには白ナナリーでいけるな
つーか黒くないナナリーが攻めて違和感が無いのが、アリスとロロ(ニュータイプの小説)以外に思い浮かばん
天子はシンクー相手も考えてみたが、シンクーが同意し難そうな上に、最悪腹上死しそうな気も…
他は神楽耶×天子しか思い浮かばなかった
5年くらいしてそういう方面の知識もつけてきた天子様が亡きシンクーを思い自慰・・・しかうかばん
二重帝国なら日本は所詮「エリア11」だからな・・・
EUか中華連邦ならあり得るが。その意味じゃルル天は十分にアリだ。
ルル本人じゃなく縁者との婚姻ならアリだが・・・適任者がいるのか?
>>747 オデュ(ry
年が近いという理由だけでパルやキャスをあてがわれて壊される天子様とか
ルルーシュの血縁の男ってシュナイゼルしかいなくね?
関係者って意味ならやっぱスザクになるのか?
ああ、側室なら日本からでもアリだろ。
とにかくブリタニアと日本じゃ力関係が違いすぎるんで正妻の目はない。
政略結婚なら国内の有力者か、国外だと中華連邦orEUの中枢部しかあり得ないってこと。
ルルーシュの場合正室も側室も関係なく愛しそうだけどな
全方向に愛を(無意識に)ばらまく男だし
それならいっそルルーシュ皇帝のハーレム物語が見たいぜ
C.C. カレン シャーリー ミレイ カグヤ
あと誰か候補いるかな
愛するのは可能でも体力がないから途中でへばるよ…
そっか……
へばったところで形勢逆転でおk
ルルーシュなら攻められてもばっちりだ
自分にギアスをかけるんだ
さよこあたりに篠崎家に伝わる強壮薬でももらえばおk
そんなSSあったよね
悪夢の神楽耶でエロパロやるとしたらどんな感じたろ?
>>757 何とか対等にやりあえそうなのがゼロさんぐらいしか思い浮かばない…
>>757 カグヤ様に性的に虐められるナナリーとか?
年が幼すぎるか。
>>759 エピローグでナナリーは駐在大使になってるし、神楽耶様と絡ませようと思えば絡ませられるかも
神楽耶様と性的な外交とか?
ナナリーだけでなく、アリスも入れた3Pでw(無論、アリスもナナリーと一緒に神楽耶様にやられます)
…何か、アリスとナナリーが一緒でも、悪夢の神楽耶様相手に優位に立てそうな気がしねぇw
悪夢のスザクやゼロさんなら・・・あの二人ならきっとなんとかしてくれる・・・
ゼロさんの股間はなんか自在に動いてあらぬところまで届きそうな気がする
マッシヴなボディに魔女のテクか…
なんかどんな女でも落ちそうな気がするぜ
でも咲世子さんなら、咲世子さんなら返り討ちにしちゃいそうでもう・・・www
>>760 ベッドの上で日本とブリタニアの外交について、身体で語るわけですね。わかります。
ユフィが皇帝に即位する直前みたく、神楽耶様がナナリーに国と国の友好関係を築く者としての矜持を問う訳ですね。わかります。
一方のアリスは「私が代わりに責めを受けるから、ナナリーには手を出さないで!」と言うものの、神楽耶様に騎士としての矜持を問われる訳ですね。わかります。
そして最後は百合ってるナナリーとアリスに神楽耶様が二人纏めて愛撫したり、ナナリーとアリスが神楽耶様にご奉仕したり色々する訳ですね、
大変よくわかります!
>>761 悪夢のスザクはユフィ一択(しかもプラトニック)というイメージが定着してなぁ…
子供の頃のスザクと神楽耶様の絡みも好きだけど。
…やっぱゼロさんが一番しっくり来るかw
>>762 問題はゼロさんはふたなり扱いなのか(マッシヴボディとCCを切り替えられる)、
ゼロさんのサイズはいかほどのものかというのもありそうだ。
あれでポークビッツのような大きさだと目も当てられんw
かといって巨根すぎると、女に苦痛を与えるだけになりそうだし…(最悪、ゼロさんの激しいプレイに女が耐え切れず死に至りそう)
流石のカグヤ様でも、ゼロさんのは入らない気がする
先っぽでもきつそうな気が
カグヤ様×ナナリー×アリスはちょっと見てみたいw
>>764 悪夢のスザユフィはあんな澄ました顔して実は肉体関係ある方が萌えるけどな
悪夢のスザユフィは、ユフィの方からスザクに迫ってきて…ってのが頭に浮かんだ
何かスザクの方からは、主従意識が消えない限りは迫ってこなさそうな気がする
で、主従意識が消えたら政務に影響が出ない範囲で、誰も見てないところで肉体関係に及ぶ…とw
あの二人は公私をきっちりわけそうだが。
769 :
H.H.:2009/09/04(金) 21:02:01 ID:CvT0rLOw
話ぶった切ってすみません皆様お久しぶりですH.H.です…
帰る場所の前編から4カ月以上もたってしまいました誠に申し訳ありません。
もう私の駄文を乗せてくださっている保管庫の管理人様には感謝しています
おそらくほとんどの方が忘れたでしょうがようやく後篇が完成したので
>>182-187の続きを投下します。
注意
1:時間軸はゼロレクの後日談
2:エロパートあり、だけど初心者なので下手
初心者の駄文なのであわないと判断したらNG推薦します
770 :
H.H.:2009/09/04(金) 21:02:35 ID:CvT0rLOw
帰る場所(藤堂鏡志郎×千葉凪沙) 2
突然の出来事に千葉は一瞬何が起きたのか理解ができなかった。
藤堂に強引に腕を掴まれたと思うと気がついた時には藤堂の骨ばった手は彼女の腰と背中に回されており自分の唇は藤堂の唇に触れていた。
口付けをした事のない千葉は初めての口付けに戸惑うことしかできなかった。
「…っあ、んぅ、」
しかし、驚く暇も与えられず唇の間から藤堂の舌が強引に入り込んで行き千葉は舌を絡め吸われ触れるだけの柔らかい口付けは深く濃厚な口付けへと変わっていき彼女はそれを享受するしかなかった。
「…っん、ふぁ…!と、とうどうさ…ん…」
ようやく藤堂が唇を離すと二人の唇の間にはどちらの物とも付かない唾液の細い糸を紡ぎ、
千葉の顔は、はほんのり赤く染まり目には少し涙が浮かび潤んでおり頭一つ分ほどの身長差から藤堂を見上げる形となり上目づかいになっていた。
また突然の深い口付けに腰の力が抜けてしまったのか千葉は藤堂の背中に腕を回し崩れかけたバランスを保っており自然と抱きつく形となってしまった。
そんな千葉の乱れた姿は藤堂の欲情を煽ることとなった。
「…凪沙」
「え…?」
藤堂の腰に回された手が膝に回され千葉は抱きかかえられ、そのふわりとした心地に再度頭がついていけず呆けてしまう。
抱きかかえられた時の体勢で布団の上に座らせられたかと思うと押し倒され襟元と裾が乱れ上は鎖骨と胸元が、下は細長い脚がそれぞれ露わになり千葉はより扇情的な雰囲気が出ていた。
「あ、あの藤堂さん」
「凪沙…聞いてほしい。私は同情でお前に同居に誘ったのではない」
「え…?」
藤堂は打ち明ける。言えなかったその想いを言葉で紡ぎ。
771 :
H.H.:2009/09/04(金) 21:03:39 ID:CvT0rLOw
「私はお前の気持ちを知りながらずっと目を背け続けお前を傷つけてきた。だから、お前と向き合うためにお前と一緒に暮らそうと思った…」
「う、嘘…」
それは思いもよらない言葉。ずっと一方的な想いだと思っていたのに。
「嘘ではない、一緒に暮らせばお前に向き合える機会だと思った。だが私はまたお前を傷つけてしまった。先程のお前を見てようやく私は気付いた…。今までの関係では駄目だと…だから…」
「藤堂さ…あっ」
藤堂は千葉の長襦袢を占める帯に手をかけるとそのまま解き体を包んでいた長襦袢を緩ませたうえで裾や襟の部分を肌蹴させる。
「あ、あの藤堂さん、ひゃ」
藤堂の指は長襦袢を肌蹴させるだけに留まらず胸を覆う下着を外すために手をかける。
また前でホックをつける種類のであったためブラジャーは簡単に外れ
千葉の形の良い豊満な胸は藤堂の眼下に晒され彼女の心中を羞恥が襲う。
「や…、あんまり…見ないでください…恥ずかし…」
「何故拒む?もう私たちは以前の関係ではない、それにこんなにも綺麗なのに」
「で、でも…ぁ」
豊満な乳房と鎖骨の間に藤堂が吸いつき千葉の白い肌に赤い花を咲かせる。
それは二人の新しい関係の始りを告げる印として
そして彼女は自分のものだと印をつけるために。
「…あ、これ。ぁ!」
藤堂は千葉に有無を言わせずに胸の愛撫に移る。
彼は女を知らない。それでもただ本能のままに愛撫を施していった。
「ぁ…ふぁ」
藤堂の骨ばった大きい手にすら収まりきらない豊満な胸を鷲掴みで強く揉みしだしその柔らかさを堪能する中千葉はほのかな痛みと慣れぬ感覚からほのかに声を洩らす。
その少し強引な愛撫で乳房の突起はツンと立ちそれを指先で弄び強く詰み千葉はその感覚に声を抑えながらも身を捩じらせる。
「…ん。ひゃぁ、や…ぁ」
突然の感覚に千葉は、頬を染めさせ声を上げてしまう。
藤堂は固くなった乳首に舌を這わせ始めたのだ。
最初は舌先で転がすように弄び、時には口内で強く吸い、時には前歯で甘噛み愛撫をする。千葉は最初こそ羞恥と違和感を感じていたものの、次第に仄かな快感を抱く様になる。
悪夢のスザクもやっぱり非童貞なのかね?
773 :
H.H.:2009/09/04(金) 21:05:05 ID:CvT0rLOw
「もうこんなになって。厭らしい躯をしている」
「嫌、そんなこと…」
藤堂の言葉を否定するものの千葉の躯と神経は最早快感に犯されつつあり表情は上気し始め目は涙で潤んでいる。
「口では否定しているか。…だがこちらの口はどうだ?」
「…ふぇ?あ、ふぁぁ!」
藤堂の発言の意味が解らず呆けていた千葉だが下半身の感覚に素っ頓狂な声を上げその言葉の意味を理解した。
藤堂は下着越しに千葉の秘部に指を這わせ既に濡れている其処に少しずつ力を入れ撫で上げる。
「っふ。もうこんなに濡らして。やはり厭らしい女だな」
「い、嫌ぁ。言わないでください…恥ずかしい…」
千葉はあまりの顔を赤くし照れ隠しに顔をそむけてしまう
しかし彼女の言葉とは裏腹に唯でさえ濡れていた千葉の秘部は藤堂の指により更に愛液を漏らし下着を汚していた。
「そう言うな、こちらの方も見せてもらうのだから」
「え、ちょっと待っ…あ!」
先ほどまで秘所を愛撫していた藤堂の指は、ショーツにかけられ手早く脱がし千葉の秘所が露わになる。
「…。綺麗だ…」
卑猥に潤みを帯びながらも美しさのある千葉の「其処」に見とれ軽くため息が出る。
「…や。そんなに見られると恥ずかしいです…っあ、嫌ぁ!」
「?…凪沙」
藤堂は、千葉の反応に驚くこととなる。
千葉の秘所に直接指を這わせ壁を割り開こうとするが其処はきつく閉ざされまた指を入れた際の痛みを千葉本人が拒み藤堂の指を受け入れようとしないのだ。
「あ、や。ひぁ。駄目です。」
それは浅く指を入れようとしただけでも苦痛が伴い千葉はそれを拒むことしかできない。
「…そうか。初めてだったのかお前も…」
そう、彼女は藤堂と出会い祖国を取り戻したいという願いと藤堂への想いを抱き性別を捨て戦い続けたのだ。故に彼女は男を知らない。
愛する人の愛撫で蜜を帯び濡れた秘所も異物を入れられる恐怖と痛みで震えている。
藤堂は指を秘所から抜き千葉の秘所を解すためにあることを実行するために太腿に手をかける。
「え?と、藤堂さん!?嘘、やあぁ!」
藤堂の行動に千葉は甲高い声をある。
774 :
H.H.:2009/09/04(金) 21:07:52 ID:CvT0rLOw
藤堂は千葉の足を抱え膝の裏に手をつかみ、足を大きく広げ顔を近付けるのだ。
そして愛撫で赤みを増し蜜で濡れそぼった秘所は藤堂の眼下へ晒されることとなり千葉はあまりの羞恥に今まで以上に取り乱し半泣きになりながら腰を引こうとする。
だがただでさえ愛撫の快感で力が抜けており、女性の力が男の力に敵うはずがなくそれが出来ずに広げた足の内側に軽くキスを落としながら藤堂が千葉の秘所に近づいてくる。
「嫌!ダメ!止めてください!見ないで下さい!そんな汚い所、あぁぁぁぁ!」
藤堂の頭を股間から引き離そうと弱々しい力で藤堂の頭を引っ張り必死に抵抗する千葉だが、藤堂が秘所から足の付け根に漏れている蜜を舐めとりそのぬめりとした感覚に素っ頓狂な声を上げる。
その時藤堂が顔を上げ千葉に優しく語りかける。
「凪沙、大丈夫だ、お前の此処はこんなにも綺麗なのだから。それにお前に汚いところなどないよ」
「…え?」
藤堂の優しい問いかけに千葉の中にあった恐怖は安心感に変わり始め、彼なら大丈夫だと信じ抵抗をやめ藤堂の行動を全て受け入れる覚悟をして抵抗を止める。
先ほど足の付け根に漏れた蜜を舐める作業に戻し蜜の滴り落ちる秘所へと舌が辿り着く。
「ふぁ!?ひぁ、あぁぁ、いやぁぁぁぁぁ!」
愛液をはしたなく漏らす千葉の秘唇に藤堂の舌が触れ、両手の親指で押し開きながら舌を使い壁を割り開き少しずつ少しずつ舌を入れ股間のぬるりとした感覚と心を埋め尽くしそうな羞恥に千葉は甲高い声を出す。
藤堂の舌先はとどまることを知らずできる限りの深さまで舌を入れきつく締まる秘唇を解すために貪るように中をかき乱す。
「ひぁ…いやぁ…あ、ぁ、んっん、あぁぁ!」
舌先でナカを嬲られ、ぶちゅり、ぬちゅぅという卑猥な音と、今までにない程の羞恥と、神経を犯しそうな快感に見舞われ、千葉は頬を染め目には涙をためる。
表情に加え口からは甘ったるく淫らな喘ぎ声を洩らし、体をびくんびくんと震わせ普段の凛々しい千葉の姿とは程遠い儚くも淫らな美しさを纏った乱れた姿をさらしていた。
「あ、だめぇ…やぁ、あぁぁ…」
775 :
H.H.:2009/09/04(金) 21:08:24 ID:CvT0rLOw
藤堂が秘唇に強く吸いつくと唯でさえ卑猥な潤いで光る千葉の秘所はだらしなく愛液を垂らし、その蜜を舐め上げる。
藤堂は被唇から少しずつ舌を抜き、指を入れ秘唇の解れ具合を確かめる。
彼の長く太い指に蕩けてしまいそうな熱さとぬるりとした濡れた感触に見舞われる。より解きほぐすために指を動かし入口を広げていいそのたびにぬぷや、ぐちゅと卑猥な水音を経て疼く。
「ん…ふぁ……ぁぁ」
秘所を広げる藤堂はあるものに目がとまり秘所から再び指を抜きそこに手を移す。
「…ん…とう、どうさ…ん…ふぁ!?やぁぁぁぁ!」
陰核を強く摘まれ千葉は驚き声を上げながらビクッと震わせそれが藤堂の口の熱に包まれるとあまりの快楽に悲鳴に近い声を上げのけ反りかえる。
藤堂は行内でそれを甘噛みし、時には舌先で詰るなど愛撫を始め千葉はあまりの快感に身をよじらせより甲高い喘ぎ声を洩らす。
「あ!ふぁ、やぁ!だ、だめ…で…す…そんな…あぁぁ!」
「大丈夫だ…私に任せておけ…」
喘ぎながらも掠れた声で懇願するもその快感と藤堂の優しい声とその際に普段はかかりようのない上に快感を与える陰核に息がかかり身をじわじわと焦がす快感に声を震わせる。
「ひ、ぁ…ん…ぅぁ…ぁ!」
藤堂の愛撫は激しさを増すばかりで陰核を強く吸われ千葉は体をのけぞり返し泌唇から溢れる愛液は次第に量を増していきそのあまりの量に漏れていく蜜は藤堂の下唇と尻の谷間に流れ未だに彼女の下を敷く長襦袢を汚していく。
千葉の脳内は快楽と、羞恥と、愛する人に愛撫される悦びで入り乱れゆく。
「きょ…きょう…しろうさ…ん」
震える声でその愛おしい人の名を呼ぶ。
「ん…なんだ…?」
再び陰核に息がかかり体を捩じらせるが凪沙はその続きの言葉を紡ぐ。
「ぁ…わた…し…おかしく…なりそうです…」
「ああ…私も…同じだ…」
快楽に溺れていく二人…。
今はただお互いに快楽を貪り合うばかり…。
776 :
H.H.:2009/09/04(金) 21:09:03 ID:CvT0rLOw
(だいぶ慣れてきたか…)
愛撫により千葉の秘所は藤堂の指を二本受け入れられるくらいに解れており、そろそろ頃合いだと感じ藤堂は布越しからも熱の伝わる自身を取り出そうと褌を緩め自信を取り出すとその手に千葉の手が添えられる。
「…鏡志郎さん…」
「ん、なんだ…凪沙?」
藤堂は千葉の様子にきょとんとし返事を返すと彼女は顔を赤らめ
「あ、あの…する前にお願いがあるんです…聞いてくれますか…?」
藤堂は初々しい彼女の願いに頷きそれにこたえ千葉は口を開く。
「…も、もう一度、口付けをして欲しいんです……始めてで、不安だから…」
あまりにもささやかな凪沙の申し出に少しばかりきょとんとしながら聞き返す
「それだけで良いのか?」
「はい、それだけで良いんです…ですから……」
その様子に藤堂はほほを赤らめながら下を俯く千葉のあごを掴み上を向かせ浅い口付けをする。
「…っん」
初めは浅いものであった口づけであったが次第に深さを増していく。
また先ほどの口付けと違い舌を入れ合いお互いを貪り味わうような深い口づけ。
口内をどちらの物とも取れぬ唾液が交差し合いお互いに舌を絡めお互いを求めあう。
「…ん…な…ぎさ…」
少し名残惜しそうに藤堂が唇を離すと二人の間をどちらの唾液とも取れぬ銀の橋を繋ぐ。
「…っあ…きょ……う…しろ……う…さん」
千葉はとろんとした目を涙で潤ませ、頬は少し火照るように赤らめ色に蕩けた表情で藤堂を見上げる。
その表情が藤堂の浴場に拍車をかけ、藤堂は千葉の足を開き熱く濡れそぼった秘所に醜くそそり立つ自信を宛がい、少しずつ自身を挿入し始める。
「…!あぁぁ、きょ…う…し…ろうさ…あぁぁぁ!」
挿入に伴い千葉の下半身に痛みが走る。
「……っく…」
千葉の中は想像以上に熱く狭く挿入を行う藤堂にも苦痛が伴った。
いくら秘所を、愛撫を施し解したとはいえ千葉はまだ処女なのだ。男のそれはあまりにも大きい。
777 :
H.H.:2009/09/04(金) 21:10:57 ID:CvT0rLOw
それと同様に藤堂も女を知らない。お互いに初めてであるために挿入はスムーズにいかず進むにつれ藤堂は自身を絞めつけるような苦痛に見舞われ千葉は下半身を裂かれるような痛みと出血に見舞われる。
「ぅ…ひぁ、あぁあ、きょ…きょう、しろうさん」
千葉は必死に苦言を吐かず耐えてきたが藤堂の自身が半分以上なかに入ると痛みに耐えきれず涙を流してしまう。
「…凪沙」
藤堂は指で千葉の涙を拭い優しく語りかける。
不器用でありながらも自分にできる精一杯の優しさをこめて。
「止める…か…?辛いだけなら…」
千葉は藤堂の優しさと気遣いに喜びを感じながらも首を強く降り藤堂の申し出を断る。
「いいえ!このまま続けてくさい!」
「しかし…」
千葉の下半身は痛々しい鮮血が目に入り、経験がない自分がこれ以上行為を進めて上手くいかないのかもしれない不安と千葉を傷つける罪悪感に苛まれる藤堂。
「私…嬉しいんです…。ずっと…鏡志郎さんにこうしてもらいたかった…だから…」
しかし目を涙ぐませながらも真剣なまなざしで意志をつたえる千葉の言葉を聞き、彼女の真剣さを理解し藤堂は彼女の誠意最後まで続ける決意を固める。
「…ああ、すまない」
藤堂は千葉に優しくキスをして行為の続きを始め彼女を気遣いながら少しずつ挿入し続け最奥にまで到達した。
「…っあ…きょ、鏡志郎さん」
「凪沙…動くぞ」
藤堂の問いに千葉がこくりと頷きそれを合図にピストン運動を開始する。
「…っあ…!ひ…ぁ…鏡志郎さ…ん、あぁ…!」
「凪沙…!」
千葉には避けるような痛みが藤堂には自信をより締め付けるような痛みがそれぞれ二人に激しい苦痛が襲う。
藤堂が動く度に千葉の中からは鮮血の入り混じった白濁した液が漏れ布団を汚す。
それでもお互いを求めるあまり千葉の細い躯を強く抱擁し千葉は彼を求め離さないように藤堂の広い背中に爪を立てて跡を残す。
778 :
H.H.:2009/09/04(金) 21:11:35 ID:CvT0rLOw
そして「愛おしい人と結ばれる」と言う激しい痛みと苦しみにも勝る悦びがあった。
「きょ、きょうしろ、うさ…ん。私、もう…い、一緒にぃ…」
千葉は激しい痛みの最中も快感に生まれ快楽に飲まれそうになる。
「…ああ、私も…だ…一緒に行こう…」
それは藤堂も同じで、藤堂は千葉に優しくキスをすると自身を千葉の最奥に突き上げる。
「っひ…ぁ、あ、あぁぁぁぁぁ…!」
「…っく…!」
達したのは同時でその時二人は至福を感じ意識を手放した。
まだ仄かな月明かりが部屋を照らす部屋で藤堂は目を覚ました。
腕の中にはまだ眠りについている愛しい女性。
鎖骨に赤い花のように浮かぶ痣と内股を汚す血の混じった白濁とした液体が藤堂に少し罪悪感を灯す。
藤堂は二人が出会った日を思い出す。
厳島の戦火の中、ブリタニアの爆撃により多くの人が死に絶えた中ただ一人息のある女がいた。
それが千葉凪沙だった。
779 :
H.H.:2009/09/04(金) 21:12:00 ID:CvT0rLOw
藤堂は一人でも多くの命を救いたいという一心で彼女を助けた。
懸命な治療とその藤堂の想いが答え三日後に彼女は意識を取り戻した。
彼女の傷が完治するまで軍に置きその後は一般人に戻り女性としての幸せを願った。
だが、遂に彼女の傷が完治した日藤堂は別れを告げようとしたが彼女はそれを拒んだ。
「私を軍に入れてください!」
命を救った恩を返すために軍に入隊し戦いたいと強く頼んだのだ。
だが一人の女性としての幸せを願った藤堂は自ら死地に赴こうとする彼女の申し出をよしとしなかった。
それでも彼女は軍への入隊を望んだ。自分には誰も待ってくれる人がいない、だからあなたのために戦いたいと。
藤堂は天涯孤独で帰る場所がない千葉の居場所になろうと誓い彼女を軍に迎え入れた。
彼女に相応しい男性が現れる日までせめて自分が彼女の生き甲斐になろうと。
自分のような戦いしか知らない男など彼女は相応しくない、そう日々言い聞かせながら。
しかし千葉は藤堂が思っていた以上に深く藤堂を愛した。
そして藤堂もまた次第に千葉を愛するようになり彼女とともに生きる明日を望むようになった。
780 :
H.H.:2009/09/04(金) 21:12:23 ID:CvT0rLOw
奇跡の責任をと戦いに身を捧げ死のうと思った。
それでも、許されぬことだと感じ彼女と共に未来を歩む道を望んでしまった。
ともに激戦をくぐり続け寄り添ってくれた彼女と。
藤堂は心地よく眠る千葉の顔に手を添え優しく口付けをする。一回、二回と。
「…っん」
二度目の口付けで千葉は意識を取り戻し、少しずつ瞼を開け始め目の前の愛する人が視界に入る。
「…!お、おはようございます鏡志郎さん!」
千葉は先程の情緒のことを思い出し、顔を赤らめ照れ隠しで思わず顔をそむけてしまいすこし気まずい雰囲気になってしまう。
「…凪沙こっちを向いてくれないか?」
藤堂の優しい声で少し安心した千葉は振り返り藤堂のほうを向く。
「…は、はい」
千葉が振り向くと藤堂は少し戸惑ったが声を出す。
「そ、そのすまなかった…。最初は引き留めるだけだったつもりなのだが初めてのお前にあのようなことを…これではお前に愛想を尽かされても文句は言えんな…」
「…!そんなこと言わないでください!」
千葉は藤堂の後ろ向き暗い意見を激昂し否定する。
「…私、ずっと鏡志郎さんにこうしてほしかった…貴方が好きだから…」
緊張しながら不器用ながらも言葉を紡ぐ。
「だけど拒絶されることが怖かったから逃げようとしていたんです…だから少し驚いたけど凄く…」
だがその紡ぐ言葉を藤堂は唇で塞ぐ。これ以上の言葉はいらないから。
「……ん」
「ありがとう…私のほうこそすまなかった。私はお前が思う以上に臆病でお前に向き合えなかった…だからあんなことをしてしまった。それでもお前はこれからも私と一緒にいてくれるのか凪沙?」
それは千葉にはこれ以上の無い言葉。答えはもう決まっている。
「…勿論です鏡志郎さん」
多くの激戦と犠牲の末に得た平和。
二人の生活は始まったばかり。
781 :
H.H.:2009/09/04(金) 21:15:00 ID:CvT0rLOw
以上ですが今読んでも何というお目汚しの駄文orz
我ながらあんなに長い時間をかけた結果がこれかよと泣きたくなります(涙)
読んでくださった方はありがとうございます、そしてこんなお目汚しの駄文を投下してすみません…
>>781乙!
途中割り込んじゃってすんません…
千葉さん初々しくて可愛いなぁ
久々に藤堂千葉キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
忘れてないよ〜
>>781氏、完結乙です!
続きを待ちわびておりました!
藤堂×千葉も中々いいもんだなぁ…
ああキター!!
千葉さんかわいいよ千葉さん
お疲れ様です
787 :
H.H.:2009/09/06(日) 21:48:16 ID:neYhG4L7
こんばんは喜んでくださった方がいてよかったです…
もう少し修業を積んでまた籐千葉やライ千葉を描きたいです
ネタ提供があればお願いします
・ルルカレ(完全にルルーシュ→←カレン状態)カップリング色強
・ガイシュツネタで申し訳ないがルル帝にカレンがついたら仮定
・捏造多数、エロは明日にでも投下出来ると思います。
・今回はごらんのありさまだよ!(エロなしの前半パートです)
無理だ、という方はNG登録宜しくお願いします。
新生ブリタニア。新皇帝ルルーシュの統治は、当初こそ歓迎されたが次第に露見していく暴虐な皇帝の行動には
意を唱える者も少なくなかった。だが、圧倒的なブリタニア兵の数と、緻密な戦略、それを実行する有能な騎士達の
存在に、シュナイゼル他生き残った皇族や黒の騎士団側も逆転する機を得られず、淡々と時間は過ぎていく。
特に「黒の騎士団」の中では、余りにも大きなイレギュラーが二つ起きてしまった為に半ば内部崩壊寸前だった。
ゼロの正体がルルーシュ・ヴィ・ブリタニアであり、前ブリタニア帝国を討つ為に騎士団を利用し、そして己が皇帝と
なった今、容赦なく敵として――立ちはだかった事。
そしてもう一つ。騎士団の中でも特化したKMFの操縦術を持ち、エースとして戦場を駆けた――紅月カレンが、
長らく培ってきた騎士団結成以前からの仲間をも裏切り、ルルーシュ皇帝の騎士となって枢木スザクと共に下って
しまった事。
尤も信頼を置き、また一番の戦力であった紅月カレンの欠員は、交友の深かった扇等を動揺させ、その結果
不安定な状況に陥った騎士団の体制自体に不満を唱える者も出始めた。シュナイゼルとの会談もまた、ルルーシュ
の正体を知る事が出来たが、ブリタニア皇族である者と手を結ぶやり方に万人が納得したわけではない。
ゼロ――否、ルルーシュ程のカリスマ性にも、判断力にも欠けた扇だが、事実上の騎士団総纏め役である。
戦闘特化の藤堂達は戦う事に重きを置き、総指揮は扇要に預けられていたが――彼が一番気に掛けている事が
騎士団の存亡や対新生ブリタニア帝国ではなく、一人の女の安否である現状、ルルーシュが率いる新生ブリタニアに
対抗する術はなかった。
しかし、そんな状況下で、騎士団を半ば包括したシュナイゼルは、機を逃すのではなく機が来るのを待っていた。
己の下にある「ナナリー」という最大の鍵を持って、そして世界最恐の破壊兵器の鍵を持って――虎視眈々と、
ルルーシュと対峙するその時を窺っていたのだった。
――新生ブリタニア帝国の玉座に構えるルルーシュの双璧を担うのは、白の騎士枢木スザク、そして紅の騎士、
紅月カレン。
枢木スザクを裏切り者と笑えなくなった、とカレンは紅い騎士服を纏いながら一人自嘲する。兄ナオトの親友であり
自分にとっても兄妹のような人であった扇達の元を去り、今や世界の敵として畏怖される悪逆皇帝の騎士となった
己が、どうしてスザクを罵れるだろう。……ただ、全てを賭けた問いを向けた時、全てを投げ打っても良いと思って
ルルーシュに語りかけた時、「君は生きろ」と言った言葉と、共に復活した黒の騎士団として戦っていた頃に彼から
告げられた「全てが終わったら、一緒にアッシュフォード学園に帰らないか?」という言葉が胸に、心に響いて、
気付けば自分は聖天紅蓮を駆り、ルルーシュの元に向かっていた。
ルルーシュすら予想していなかったカレンの行動、そしてスザクすらも剣を向けるのを忘れ、呆然とする中で、
「私はルルーシュにつく」とそう断言して、数週間――何がそうさせたのか、共闘する事となったルルーシュとスザク
の間の張り詰めた空気は、決して友情が再構築されたわけではない、と告げているようで、そんな関係を不審に
思いながらも、日本を行く末を気遣いながらまた矛盾してルルーシュに従う事を決めた自分も、他人のことを言えた
義理ではないと、苦笑する。
カレンは信じていた。ルルーシュの本心は決して現状を望んでいない事を。仮面越しで、偽られ、裏切られもした。
だが、信じたかった。信じるに値すると思った。一体誰が敵となる側の者の生を望むだろう。一体誰が、取り戻せない
過去に一緒に帰ろうと言ってくれるだろう。
今になって、少しだけスザクの気持ちが分かったような気がする。それでもやはり未だ共にルルーシュの下に付き
ながら彼の生き方を認められずに、小さく唇を噛む。だが、裏切り者の名と共に背負う罪の重さだけは、カレンも
深く感じていた。
それでも――わたしは、ルルーシュを信じる。
予定外だった。全くの想定外、情に絆され易く、守るべき者がいる彼女がこちらに付くなど有り得ない、筈だった。
この計画の中にカレンを巻き込んではいけない。カレンは、生きて次の世界を担うべき存在だ。彼女に悪役など
似合わない。蔑まれ、疎まれるのはもう俺とスザクだけで良い筈なのに――!
苦い表情で広い私室の中、膝に置いた拳を震わせる。気付けば勝手に傍らで寛いでいた長い緑の髪の魔女が
呆れたように息をつく。
「カレンの前で、お前は仮面を被り続けなければならなかったのに、出来なかった。その理由が
……’それ’であるなら尚更難しい事だっただろうが、偽り続けなければならなかったんだよ、ルルーシュ。
女を甘く見過ぎていたな、女は逆境に立たされた時が強い。選択を迫られて選ぶものは唯一つ。お前の母親、
マリアンヌが肉体を失ってもシャルルの傍らにいたように、カレンも――」
「五月蝿い!」
手近にあったグラスを壁に凭れるC.C.に投げる。錫製のそれは全く見当違いな方向に向かい、遠い壁に打たれて
床に転がった。哀れむように魔女は苛立つルルーシュに歩み寄り、その背中を抱き締める。
「もう手遅れなんだよ。大切なモノは決して近付けない、そうしてお前はナナリーを奪われた。そして大切では
なかった筈のモノがそれに変わった時、遠ざける事はもう叶わない。全てお前の思惑通りに行くとは限らない。
お前が幾つもの姿を持つように、父親の破滅とナナリーの幸せというアンバランスな願いを抱いたように、
ヒトはヒトである限り、想いが行動を決定する。……お前だってそうだろう?そうだったんだろう?」
母親のように語り掛けるC.C.の言葉に硬く奥歯を噛み締める。それでも、それでも。そうだったとしても。
全て俺の過失であったとしても、ナナリーも、カレンも、そして生かすべき者は生きなければならない。
淘汰されるべき者は淘汰されなければならない。――せめて、カレンが来た時に突き放せば良かったのに、
それすら出来なかった自分自身の意思の弱さが原因なのだ。
「――……まだ、間に合う」
搾り出すような声で、ルルーシュは呟く。考えうる最良の選択。彼女を救う術。焦らなくてもいい、単純な事だ。
ただ――もう一度、そして深く傷つけてしまう事になるが、その選択以外には、彼女を無事、穏やかで平和な世界へ
連れて行く術はない。
「……今更、誰に罵られようと蔑まれようと、構わない筈だったのに」
最愛の妹すら裏切る形でいるのに、今一度躊躇する己の甘さに嘲笑すら浮かぶ。
「それだけ深く惹かれたんだろう?」
慈しむ声が上から降って来る。ルルーシュの頭を抱えて寄せるC.C.の手は赤子を受け止めるように優しい。
「せめて抱いてやれ。――ルルーシュ、一切の悔いを遺さないつもりなら、一度くらい向き合ってやるといい。
お前自身と、カレンの想いに。それがもしもう一度お前がカレンを裏切る事で深い傷を負わせる事になっても、
女は強い。お前が知る以上にな。……傷ついて血が流れても、その血は乾けば傷口を塞ぎ、守る。なら、
せめてお前の手で傷を作ってやるのも――」
そこでC.C.の言葉が一旦途切れる。震えるルルーシュの身体をしっかりと抱き締めた。
「……愛というものだ」
深夜――ルルーシュの、皇帝の寝室に呼ばれてしまった。部屋の扉をジェレミアがノックした。ショートパンツに
タンクトップの格好のまま、慌てて出て、何事かと尋ねれば「陛下が寝室で待っておられる」と言われ、着替えも待ってくれずに
直ぐ向かうよう促された。思わず変な妄想に取り付かれてしまい、顔を赤くするカレンだったが、「陛下をお待たせする気か?」
と催促されて疑問も妄想も追いつかず、案内されるが侭、ルルーシュの寝室へ向かう。
――やがて皇帝の寝室の扉の前に辿り着いた。礼儀正しく去っていくジェレミアの背中を追った視線が扉に向かう。
細かな彫刻が施された高く天井近くまで伸びる扉、ノックすべきか、でもこの厚さじゃ届かないかもしれないし、
けどいきなり入るのも、一応相手は皇帝だし、それにこんな時間だ、いやだからこそ何故自分を呼んだのか、しかも寝室に。
拳を握り締めたまま悶々としていると、扉は内側から開かれた。
「いつまでそこに立っているつもりだ?――これだけ静かな廊下に靴音が響けばこの扉越しにも充分伝わる。
その場にいつまでも居たいと言うなら止めはしないが、その格好でいれば流石のカレンでも風邪をひくぞ」
扉を開いて出て来た、呆れ顔のルルーシュが直ぐ傍にあり、思わずムッとして言い返そうと睨み返した時、カレンは
ルルーシュの服装があまりにその場にそぐわないものだと気付いた。寝着とも思えない、皇帝の正装とも違う、それに
その服装は、カレンも良く知っている――
「……アッシュフォード学園の、制服……」
襟元を正しながら唯一残っていた一着があったんでな、と零すルルーシュに向かい、カレンは真っ当な疑問として
「もしかしてソレを着てずっと待ってたの?……ええと、制服フェチだったのは知らなかったけど、そんな趣味があったなんて、
あ……もしかしてスザクのだったりするんじゃ!男女関係なら兎も角男同士でどうにかなるかって質問ならお断りよ!」
両手で身を引き大きく腕で×を示し、ドン引きするカレンの様子に、ルルーシュは思い切り眉間へ皺を深く刻んで
こめかみを押さえ、頭痛を堪えるよう溜息を漏らす。お前は一体ここ最近何を見て来たんだ?と問い掛けるルルーシュは、
スザクと俺がそんな仲が良さそうに見えるのかと逆に尋ね、カレンは、あ……と小さく声を漏らして落ち着いた。
二人の間にある空気は同志や仲間などと言った穏やかなものではない。内にあるものをそれぞれ押し殺しながら共闘
しているように見えた。一時的な、何かによって。じゃあ何故?と問い掛けるカレンの眼差しを受けてルルーシュが
天蓋付きの大きなキングサイズのベッドに腰を落とす。視線だけをカレンに向け。
「アッシュフォード学園に帰れないのなら、せめて『ルルーシュ』としてお前と過ごしたい」
ルルーシュは諦めていた。この先自分達があの懐かしい仲間達の中に戻れないことを。二度と花火を共に上げる事が
出来ないことを。懐かしむことの出来るただ一つの衣装、あの時ただの学生で、賑やかに生徒会で笑いあっていた頃の格好。
懐かしくて、切ない。
「わ、私は、ごめんなさい、持ってない。持ってくるのも忘れてしまって……せめて一緒に制服で、気が済むまで
懐かしい話でも出来たら良かったんだけど」
「構わない、カレンはそのままで。その方が脱がす手間が省ける」
言って差し伸ばされた手に反射的に腕を伸ばし、掴まれてぐんッと引き寄せられ、カレンの身体はルルーシュの胸の中
に包まれていた。脱がす手間、ってそれは、まさか、そういう――?思わず真っ赤に染まった顔でルルーシュを見上げると
ルルーシュも少し戸惑いがちに視線をずらし、ふいと横を背いてしまった。だがほんの少し赤い頬がちらと見える。
「ル――」
「嫌なら何もしない。俺も初めてだし、上手く出来る自身もない。幻滅したというならそれは仕方ない。
だが前のように、ただ逃げ場にするつもりはない、慰めて欲しいからでもない、カレンが欲しいと思った」
何と言えばいいのか、一先ず名前をと綴りかけたカレンの言葉を遮り、ルルーシュが続ける。アメジストの双眸がじっと
碧い瞳を捉えて離さない。――ああ、信じたいと願ったのは、信じると決めたのは、きっと私が、誰よりも。
ルルーシュに惹かれていたからなんだ。
カレンの背中にルルーシュの腕が回る。応えるようにカレンもルルーシュの背中に腕を伸ばし、抱きつく。
瞳が近づく。互いの息遣いが触れ合う。長い睫毛がどちらともなく静かに落ちて、互い求め合った初めての口付けが
漸く――交わされた。
――バルコニーから見える空は曇り、だがその上に煌く要塞が空を制圧するが如く鎮座し、電子的な光で夜でも尚明るい
帝都の姿はどこか暗い影が被さって見えた。決戦の時は近い。バルコニーの柵を握り締めるスザクの手に力が篭った。
「どうだ?ゼロレクイエム前に望む光景は。お前が枢木スザクとして最後に見る夜景かもしれんぞ、しっかり焼き付けておけ」
「――C.C.」
何時の間に傍らにいたのか、紅い色で満たされたグラスを回し、バルコニーに両肘をついて遠くを眺める緑の紙の魔女が
そう問い掛けてきた。ルルーシュのところに行っているのかと思ったよ、と事務的で冷めた声がスザクの口から漏れ、魔女は
ゆっくりグラスを回しながら気怠げにスザクを見やり、薄く笑みを浮かべて言った。
「今頃ルルーシュはカレンと最後の夜を過ごしてる。邪魔するのはあまりにも野暮だろう?」
「――じゃあルルーシュはやっぱりカレンをこの作戦に――…」
「逆だ。あいつは大事なものを遠ざけようする癖がある。それは恐らく一生治らないだろうな。最後の思い出作り、
といったところか。童貞坊やが無事致せるかどうかは分からないがな」
そう言うと、C.C.はクッと紅い酒を一気に飲み干した。スザクの表情が一層やりきれない、理解できないと言いたげに
歪むのを横目で見やり、視線すら逸らそうとするスザクへ、空になったグラスを弄びながらC.C.は問い掛ける。
「何もせずに返すべきだと思うのなら、お前も子供の証拠だ。あの童貞坊やと何も変わらん」
「だけどカレンを巻き込まないつもりなら、そんな――」
「思い出を残すのは残酷だと言うのか?男の勝手な言い分だな。偽善にも近い。繋がる思い出すら得られずに
離れ離れになる方が女にとっては辛いものだ。――スザク、男はな、そうやって自分の弱さを女の弱さと決め付けるが
女は男よりずっと強い生き物なんだよ。……私が良く知る女で言えばマリアンヌ、お前で知るならユーフェミア、と言ったか?」
「…………っ!」
最期まで、自分の事を、日本特区のことを気遣っていた、息も絶え絶えであるのに、迫る死にも怯えず微笑んだ彼女の
姿が脳裏に浮かび、拳が硬く握り締められる。ぐっと息を飲んで唇を噛んだ。
そんなスザクの傍らでバルコニーにもたれ掛かり、曇った雲の中薄暗く光る要塞を見上げるC.C.。
「蟷螂の雌は、交尾が終わった後、雄を捕食するそうだ。それを残酷と思おうか?――雌はな、守らなければならないモノ
の為に何処までも強くなる。雄は、守るモノを与えてやらなければならない。たとえ己が朽ちても雌が守り、生き抜く為に」
「――…例えば?」
「美しい思い出、色あせていくかもしれないが愛し合ったという事実。それだけあれば充分あの女は立ち上がれるさ」
「ルルーシュのことだ、酷く裏切る形で突き放すんだろう?それでも――」
「それでも。ならその絶望に耐えうる強さを与えてやればいい、この先、失ったものに嘆き哀しむだけではないと気付ける
ように。もう一度立ち上がり、守るモノを見つけ、一人でも戦っていけるように」
行かないで。行かないで。そう叫んでももう届きはしない彼女の冷えていく手。それから伝わったのは心優しい想いと願いと、
自分に宿ったのは復讐という憎しみ。だが女は違うのだろうか、同じ絶望を迎えても、そこから得るものが変わるというのか。
スザクの視線にC.C.はふっと穏やかに微笑んで、言った。
「女を舐めるなよ、お前達。力だけでこの世を変えられると思ったら大間違いだ。女の強さを思い知るがいいさ」
途中改行失敗したけどすまん。
また明日改めてお邪魔します。
すごい良い雰囲気だ。GJ!
続き待ってる
ルルカレキター
さりげにスザクとCCの雰囲気もイイな
続き待ってます
いい雰囲気だが、カレンロロ雑巾ルート?
黒の騎士団に裏切りが知られてるし、ルルーシュにまで裏切られたらカレン
帰るべき居場所がなくなっちゃう悪寒・・・
アッシュフォードか、オレンジ畑か…
個人的にはいいんじゃないかと思うがなあ
カレンはルルーシュとの愛が報われなかったのが罰みたいなもんなんだし
結ばれたパラレルなら、そのくらいの罰があった方がリアルだと思ってしまう
まあ所詮二次妄想だし、要らんかとも考えてしまうがw
別にルルーシュが死ななくてもカレンとくっついたとは思わないし
それが罰って言うのは違うだろ。正直どんな罰だよ。
だねえ
ルルカレは好きだが生きてても進展あるとは思えない…
その道が交わりそうで交わらないのがいいんだけどね
>>793 GJ!
特にルルカレ好きだったわけじゃないが、
キャラ掴んでくれてるからのめりこんで読めた
あとC.C.がすごくいい女だ
続き楽しみに待ってる
ゼロレクイエムなんて物騒なこと考えなきゃなぁ
アッシュフォードで突き放さなきゃ普通にルルーシュにつくだろうし
皇帝と騎士の恋愛とか絶対両親になぞらえられてルルーシュがうんざりしそう
つってもカレンはマリアンヌやスザクと違ってバリバリの騎士って感じはしないけどな、戦士ってイメージはあるが
とにもかくにも普通の学生というか、長所も短所も普通に持っているようなただの女の子なんだろう
何よりルルーシュもそれを望んでいたしな
>>757 悪夢版神楽耶様×ナナリー×アリスも見てみたいけど、神楽耶様×ユフィの頂上決戦も見てみたい気が
ユフィを皇帝に推した時のやりとりをエロパロで見てみたいw
>>803 俺もカレンは「誰かの騎士」ってイメージはしないんだよな
「誰かのため」に動く事はあっても、騎士のように忠誠を誓うとか守り抜くとかそんな感じはしない
正体バレるまでのゼロに対しては明らかに忠誠を誓うとか守り抜くとかで動いてたけどな。
普通の騎士に比べてワイルドつうか活動的つうか、そういう印象が強すぎるんだよねカレンは。
ぶっちゃけた話、格式ばったことと縁がないキャラだね。
たまに言われてることだが、シャルルに対するマリアンヌの立ち位置がぴったりなんじゃね?
騎士であると同時にパートナー・伴侶。
憧憬と忠誠と、そして愛情(対象が同性だったなら友情だろうか)が行動原理。
何があっても何がなんでもついていく、というタイプではないんだよな
自分のやりたい事がまずあって、それをかなえてくれるゼロだからついていくという形
だから自分の思惑と違う方向にゼロが進むと信じられないというか、信じない
基本的に一本気
敢えて言うなら「お兄ちゃんの騎士」みたいな
(ナオトもかたちがないんだけど)
>>806 ああ、そんな感じ
騎士だのテロリストだのいう前に一人の女なんだよな。結局はそれが捨てきれてない
CCへの態度といい、「騎士」であるマリアンヌやスザクとはその辺の覚悟からして違うというか
だからこそルルーシュとの関係も彼らと違って「普通の男女」のものを築くことができるんだよな
他と比べてそこがルルカレの魅力なんだろう
つーかこれ以上はルルカレスレ向きかね
スザ咲世という文字が頭の中に唐突に浮かんだけど
ネタは思いつかなかった
>>809 彼女はお茶を持ってゆく。その日も、その次の日も、その次の次の日も。
ライトグリーンの淡い色。白い焼き物の内側に広がる優しい緑。温かい湯気を蓋に閉じ込めて。
漆塗りの盆の上、楚々とした歩みの上で微動だにしない湯呑みと急須の揃い。
誰も居なくなった彼だけの部屋に満たされる、茶葉の香り。
許可を得て部屋に入ると、急須から湯呑みに注いでどうぞ、と差し出す。
広い部屋、卓一つ椅子一脚、主一人の一室で彼女は微笑む。
漆黒の仮面の人は何も言わない。湯呑みに手は伸びない。唯、小さく顎を引く仕草をくれる。
そして彼女はまた微笑む。丁寧なお辞儀をしてその場から引く。
それから暫く後、空になった湯呑みを下げに行くのだ。
「何故ゼロに日本茶を?」
誰かに問い掛けられた時、彼女は微笑んで言う。彼は親日派ですからと。そう言って微笑む。
本当は誰よりも日本を愛し憂い守ろうとしそして世界の為にその身を糧とした彼の為。
日本を愛おしみながらそれを語れず偽りも出来ず今や誰に知らせる事も叶わない彼の為。
今日もお茶を淹れる。二人の間に言葉はいらない。
一滴も残さず綺麗に縁まで拭われた湯飲みが全てを語ってくれるから。
今日も彼女はお茶をもってゆく。そして明日も、恐らくその次の日も。これからもずっと。
言葉無くとも通じ合える和の文化を愛しと思いながら。
「あら……茶柱が。きっと今日はいいことがありますよ。――さま」
しんみりした
いい雰囲気だな
しかしまさかスーさま…
いや、何でもない
814 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 12:17:35 ID:p+Xp84n+
よかった
gj!
816 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 13:10:26 ID:t989h3DU
きめえもん晒すなクズ
腐れの宣伝乙
ルルーシュの誕生日限定でとことんご主人様【ルルーシュ】に尽くすc.c.をみてみたい
ルルカレが投下されただけでスレが活性化するあたり皆カレン好きだよなw
そんなんじゃなくずれた認識を多少矯正したくなるだけなんじゃね
女の子は皆大好きだぜ
ミレイさん物見たいなぁ
カレン厨ウゼー
汁臭いんだよ
ルルカレ厨がウザイ
>>822 ルルミレの希望は何度かでてるけど職人来ないね…
具体的にネタ出せばだれか食いつく人がいるかも
>>825 ミレイさんが攻めになりそうってのもあるんじゃないかな?
エロパートに持ち込むにしても、エロパートでルルーシュが攻めになるにしても、
ミレイさんの方から迫ってくるって感じが頭に浮かんでなぁ…
尤も、自分から迫ってくるルルーシュってのが余程の事じゃないと思い浮かばねぇ…
>>826 逆に考えるんだ…
ミレイが「処女vs童貞なら勢いで押した方が主導権!」と勢い込んで襲ったけど、いざヤってみたらルルにいいように弄ばれたと
その手段があるじゃないか
10時間ぶっ続けでやったらBGMの幻聴がするようになった
さて完徹で続き続きっと
誤爆しました
>>827 ルルーシュには無理だろ
エロパロだからエロパロ補正で可能だけど、
本編のルルーシュそのまま持ってきたらルルーシュが攻め側に回れるのって
頑張ってシャーリーとカレンくらいかな…
でもカレンだと言い合いになって雰囲気的にぶち壊れそうな気がしないでもない
まぁ、最後まで言い合いしつつ最後までやるのもありかもしれないけど
ラクシャータさんなら誰とがいいかな
ディートか玉城か卜部か…ロイド?
832 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 20:38:03 ID:v9tn4OFR
誰でもいい
>>830 膣内敏感体質というエロパロギミックを搭載すればどうだ…?
なおかつルルーシュが遅漏れだったら…っ!
まぁ、エロパロ補正ならある程度どうとでもなるよ
問題は先入観を打破出来るだけの文章力を提示させられるかっていう問題に行き着くだけだし
ラクシャータ姉さんにゲフィオンディスターバーの応用でなんとかしてもらうしかないな
>>835 それでなんとかなるのはジェレミア卿だけだろうwww
ロイドにドルイドシステムの転用で何とかしてもらうしか
ロイドに嫁がされる前に抱いてくれ、ってシチュならルルーシュ主導でいけると思うんだけどねぇ
ロイドさんの場合、相手はラクシャータ姉さんかセシルさんかミレイさん辺りだろうか
…とはいえ、ラクシャータ姉さん以外に攻めてるイメージが思い浮かばない上に、
ロイドさん自身に童貞疑惑があるからなぁ…
正直、ロイドさんのエロSS読んでみたいがw
839 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 20:22:23 ID:q2Ds4PB+
ロイドなんて言うんだろ?
ロイドさんの相手が人間かどうか心配です
ロイド×紅蓮の強姦ものとな
魔改造的な意味で
仮面優等生なナナリーと変態紳士ルルーシュの絡みを読んで見たい
>>841 過去スレにあったなそうゆうの
「ひぃぃぃやあぁぁぁ やめてぇぇぇあたしの身体もてあそばないでええぇぇ」
みたいのが
ロイド×ランスロットもいける
お父様と清純派の娘的な
ガウェイン×紅蓮とか逆に見てみたいな
パイロットの性格をあんまり反映せずに
ガウェインが攻めか
・・・いいかもしれない・・・
パイロットの性格反映したらC.C.攻めになっちゃうからな
C.C.×カレンか…
ありそうでなかったな
>>848 一回あったけどな
少しギャグ路線だったけど
カレCなら百合スレの方に投下されてたなあ。
Cカレは同人絵とかならちょくちょく見るんだけどな。
嫉妬にかられたカレン×奴隷CCが見たいな
R2の6話「太平洋奇襲作戦」あたりのルルーシュ×ナナリーです
設定上1期も込みで
・ルルーシュが変態
・挿入はナシ
投下します
静かな浴室。
恐らくは此処にも以前は監視カメラが取り付けられていたのだろう。
しかし今は違う筈――。
数日前、学園全体を取り巻く全ての監視を逆手に取って、機密情報局を掌握した俺はゆったりとバスタブの中で手足を伸ばした。
久方ぶりに自分のペースと自由を取り戻したという実感に、軽い満足感を覚える。
・・・そもそも、このルルーシュ・ヴィ・ブリタニアを掌中に収めるなど不可能なこと・・・。
心の中で自分にとっての全ての敵に対し嘲りの声を響かせる。
流れるシャワーが体を這い、温い水温がじんわりと覆う。
流水音だけが流れる浴室は、他に誰も居ない所為か本当に静かだ。
最近は本当に、入浴は一人で行っている。それが普通だろう。
しかし。
―――・・・一年前は、確かに此処に『もう一人』居たのだ。
『Secret Pastime』
暖かな浴室の気温は、俄かに一年前の記憶を喚起させる。
数週間前まで完全に忘れて、否、『忘れさせられていて』、それでも尚やっと取り戻した記憶――。
愛らしい顔。
蕩けそうな表情。
甘い声。
・・・俺にとって世界で唯一の、愛しい少女の記憶だ。
一年間、いつの間にか引き離され、行方を追い求め、遂にその声を、その無事を確認出来た妹。
俺はその鈴の鳴るような愛らしい声を、親友と思っていた最悪の敵の電話を通じて聞いたのだ。
そのことを思い出した瞬間、込み上げる激情を抑えることが出来ず、俺は一人拳を振り上げる。
「・・・・・・・・・・―――クソっ・・・!!!」
静かな浴室では、俺の毒づく声と、壁を叩く音がよく反響していた。
そんな最愛の少女―――ナナリーを、一時的にでも完全に忘れていた自分に抑えようも無い腹立たしさを覚えるとともに、
嘗て彼女と過ごした淫靡な記憶が今、俺の記憶の深層から蘇ろうとしていた。
*******************************************************
白いバスタブの中で、俺以外、一人の少女が居る。
波打つ長いアッシュブロンドが彼女の白い裸身に纏わり付く。
足を動かせない少女は、俺と同様に全裸のまま、ぺったりとバスタブの底に座っていた。
『・・・お兄様・・・、えっと・・・。その・・・』
ナナリーが顔を赤らめながら、俺をじっと見つめている。
否、正確には目が見えないので、伏目がちに俺の方を向いている、といった所なのだが。
自分の体形の幼さを恥じているのだろうか。細い腕で自分の小さな胸を隠している。
俺はそんな妹のいじらしさに、堪らず後ろから強く彼女を抱き締めた。
『ひゃんっ・・・。おにいさま・・・、あの・・・』
後ろから見えるナナリーの頬は愈々真っ赤だ。その林檎のような可愛らしさに、俺は不意打ちのようにちゅっと口付ける。
『・・・!!・・・あ、あの、おにいさま・・・、このままだと・・・、体が・・・洗えません・・・』
先程からゼロ距離のまま、ぴたりとくっついているのだから当然と言えば当然か。
『ああ、ごめん。ナナリー』
口では謝罪しつつも、妹の細い体から離れようとしなかった。
『・・・お・・・、おにいさま?』
これで何度目とも知れない、妹の俺を呼ぶ声がする。
如何にも戸惑っていると言わんばかりの、何処か不安げな声だ。
その様子に普段は隠している嗜虐心を擽られた俺は、更に体を密着させた。
――ぐり。
『・・・んぁっ・・・』
ナナリーが小さな声を上げる。僅かに熱を孕んでいる。
その声を聞いて笑みを深くした俺は、更に自分の体を動かした。
――ぐっ、ぐり・・・
『ぁっ・・・、あっ、駄目・・・です・・・、おにいさま・・・』
ナナリーの自制を促す声が響き、自由に動く上半身がもがいている。白い尻たぶが、上半身の動きにつられてゆらゆらと揺れている。
・・・俺が、後ろからナナリーの尻に緩く勃起したペニスを押し付けていたからだ。
下半身に感じる柔らかなマシュマロのような感触に歓喜しつつ、俺は更にナナリーの上半身にも手を這わせた。
折れそうに細い腰から両手ともに昇らせて、滑らかな肌の感触を楽しむ。
その手が、幼い二つの膨らみに到達する。
ふにゅん。
『っやんっ!!』
途端に、ナナリーの小さな体が撥ねた。その反応に満足げに目を細めながら、俺は更に小さな膨らみを陵辱する。
小さいながらも確かに幼い頃とは手ごたえが違ってきた、『女』の胸だ。
手の動きに合わせてふにゅふにゅと形を変えるそれは、まさに練り絹のように滑らかに感じられた。
態と焦らすように、薄ピンクの突起の周りを責めると、ナナリーの高い声が更に高くなる。
『・・・ぁ・・・、やぁっ・・・、お兄様ぁ・・・、そんな・・・トコ・・・ばっかり・・・』
その台詞を聞いた途端に、俺はナナリーが見たら竦み上がるだろうという笑みを浮かべた。
『ナナリー。・・・『そんなトコ』って、どんなところ?・・・どうして欲しい?』
ただでさえ赤いナナリーの顔が、更に赤く色づく。自分の言葉に恥じ入ったのか、小さな手を自分の顔を覆うように持って行く。
そんな様子を逐一観察した後、俺は再び優しく言葉を投げかけた。耳元に吹き込むように囁く。
『・・・お前がして欲しいこと、何でも言って良いんだぞ・・・?お前に、気持ちよくなって欲しいから』
『・・・んううぅ・・・。・・・・ふぅーー・・・、ぅーー・・・』
『・・・ヘンな時に強情にならなくて良いのにな』
妹は自分の喘ぎ声を抑えるように、手で口を覆っていた。その様子に僅かに呆れつつ、俺は彼女を『素直』にさせるための
方策を開始した。
側に置いてあったボディソープのポンプを押し、僅かにピンク掛かった液体を手に取る。
辺りをフローラルな香りが漂い始める。
両手を摺り合わせて僅かに泡立てると、滑らかな液体塗れになった両の掌を、再び妹の乳房に持っていった。
ぬるりとした手を滑らかな肌の上で躍らせる。
白い肌の上を、更に白い泡がふわふわと覆っていく。
10本の指を器用に動かし、それでもナナリーが望んでいるだろう決定的な刺激は与えない。
乳房の白い肌と、その頂周りの乳輪のピンク色の、その境目に触れるか触れないか、というぎりぎりのラインを掠るように触れる。
ナナリーはその度にぴくんぴくん、と体を震わせた。
彼女の胸の頂は、通常の状態よりも更に色身が濃くなって、膨らんでいるように見える。
ぴんと勃ったその頂に、俺自身の欲望から来る衝動に耐えられず、手を這わせようとした瞬間―――。
・・・ナナリーが遂に『此方』に堕ちてきた。
『・・・んぁうっ・・・!・・・・おにいしゃま、・・・おっぱい・・・、めちゃくちゃに・・・してぇ・・・!!!』
どうやら妹は俺の腕の中で、心身ともに蕩けそうな快感に呂律が回らなくなってしまったようだ。
理性すらとろとろと蕩かされたナナリーが、自分の欲望に素直になったという事実に、強い征服感を覚える。
『・・・・お望み通りに。――――俺のお姫様』
低い声を耳元で響かせると、その響きにさえナナリーは細い身を戦慄かせた。
ぶるっ、と震えた上半身を改めてぎゅっと抱き締めて、小さな胸の尖りに遂に指を滑らせた。
『ぁあーーーっ!!!・・・んんはっ、や、やぁっ!・・・おに、おにいひゃまっ・・・』
刺激を与えられて跳ねるナナリーの体を抱えながら、仄かな乳房を揉みしだく。
先程まで態と触れないでいた乳首を、親指と人差し指できゅっと摘む。
感触は予想通り、こりこりと固くしこっていた。
その固さをほぐすように柔らかく指で乳首を嬲るが、その動きは実際、更に刺激を送るものだ。
泡塗れになった胸から泡が伝い落ちて、ナナリーの真っ白な腹を彩る。
腹を更に下って、無毛の下腹部を隠すように泡が伝う光景が見えた。
淫猥な光景に俺は更に下半身に血を漲らせて、柔らかい尻へと押し付けていた。
『んにゃっ、やっ、あ、あっ、・・・!!!』
『ナナリー、・・・気持ち良い?』
俺の問いに素直にコクコクと頷いているナナリーの顔は真っ赤だ。
その細い腕が後ろを探るように動き、悪戯を続ける俺の腕に絡みつく。
刺激を加えられる度に上半身が揺れ、その振動が小さな尻と俺のペニスに伝わる。
文字通り、『めちゃくちゃ』にされた妹の胸には、泡で隠されているものの、その白い肌には赤い手の痕が残ることだろう。
―――俺の掌の痕が。
不意に、ナナリーの小さな体がかくかくと震えたかと思うと、一気に緊張した。
『・・・・んんんぅぅうぅ〜〜〜〜〜・・・!!!!』
真っ赤な顔をくしゃくしゃにしながら、ナナリーが声にならない声を上げた。
動く上半身がぴくん、ぴくん、と断続的に揺れている。
・・・・・ひょっとして―――。
はぁ、はぁ、と荒い息を続けるナナリーに、意地悪な問いを投げかけた。
『ナナリー。―――もしかして、・・・・・・イッた?』
俺の直接的な物言いにはっと我に返ったようになり、ナナリーは顔を両手で覆った。
何を今更、と言いそうになった言葉を飲み込み、俺は妹の秘所に手を伸ばした。
くちゅり。
やけに響いた粘着質な音を聴いて、ナナリーがびくりと体を揺らす。
見た目にはまだ子供のような、一本筋の入った妹の股間に手を差し入れ、柔らかな肉に人差し指と中指を宛がってぱくりと開いた。
開いた割れ目に感じるのは、明らかにボディーソープとも水とも違う、しとどに濡れた感触だ。
潤んだ其処は、俺が指を動かす度にぬめりを増していくように感じられる。
ナナリーの小さな体を抱え込んで、その部分を指で弄り続けてはいたのだが。
―――ナナリーを背中から抱えた状態では、その部分をじっくり拝むことは出来ない―――。
・・・そう考えた俺は、徐にナナリーの小さな体を反転させて、向き合う形となった。
『ふぇっ・・・、・・・・・・おにい・・・さま・・・』
ナナリーの甘い声を聞きながら、その部分をしげしげと見つめる。
柔らかな肉の唇の中の、更に生肉のような『女』の部分。
未だ包皮に包まれたままのぷくんとした肉芽。
色の白いナナリーによく似合った、綺麗なピンク色だ。
柔らかな肉を、透明な蜜がてらりとコーティングしている。
肉びらの奥に有るのは、まだ誰にも―――この俺にさえ侵されたことの無い聖域だ。
小さな尿道口の下に確かに息づく、男を愛するための場所。
顔を近づけて見ると、女の香りが鼻腔を刺激する。
・・・俺は、それら全てをまさに目で犯すように、熱い眼差しで見つめていた。
妹の愛しい部分が自然とひくついて、奥から新たに蜜を溢れさせる様子を飽きもせずに見ていると、
遂にナナリーが耐えられないと言うように口を開いた。
『・・・おにいひゃまぁ・・・。あ・・・、あの・・・、そんなに見ないで・・・』
俺が顔を上げてナナリーの顔を見上げると、彼女は酷く恥ずかしいと言わんばかりに、細い眉根を寄せて真っ赤な顔をしていた。
妹は目が見えないが、俺の刺さるような視線と気配と息遣いを、ずっと自分の股間に感じていたのだろう。
しかしそんな俺の行為を咎めるような台詞を言った妹の手は、俺の肩口に添えられたままだ。
『・・・見られるのがイヤなら、隠せば良いんじゃないのかな?』
俺の意地悪にナナリーの頬の赤みが増すが、小さな手は俺から離れようとしない。
閉じた瞼に更に力を入れるように目を固く閉じて、長い睫毛がふわ、と揺れる。
そんな妹の愛らしさに、俺の心と下腹部がきゅんと弾む。
既に俺の劣情は、今にも噴出しそうな処まで来ていた。
『―――ナナリー』
俺は低い声音を響かせると、自分に向かって正面を向いていたナナリーの体を返した。
長いアッシュブロンドに隠された白い背中と尻が、自然と俺のほうへと向けられる。
伏せた猫のようなポーズを取ったナナリーの細い腰を抱えて、自分の方へと引き寄せる。
このままだと頭に血が上る、と思った俺は、ナナリーの上半身も起こしてバスタブの縁に手を添えさせた。
ナナリーがバスタブの縁を掴んで、不安げに背後の俺を振り返る。
揺らめく湯気の中、僅かにぼやけた視界の中で、それでもナナリーのあられもない姿がよく見えた。
白い尻の間にある不浄の穴と、その下に息づいている、先程指と目で悪戯に愛した箇所。
開いた肉の花びらからは、透明な液体がほんのり糸を引いていた。
細い太股を割り開いて間に自分の腰を据える。
ごりゅ・・・。
完全に勃起した俺のペニスとナナリーの秘所が触れ合う。
『んあぁ・・・・』
『・・・っく・・・、・・・ナナリー・・・!』
暴発寸前の下半身には、僅かな刺激でも起爆剤になりそうで冷や冷やする。
俺の腰の上に自分の腰を載せられた格好のナナリーは、下半身に感じる熱さの虜になっているようにも見えた。
俺の肉芯がナナリーの柔肉をぐいぐいと押し上げている。
自分の意思の制御を外れて動いてしまいそうなところを、何とか押し留める。
『・・・ナナリー。女の子の大切なところ・・・、洗って・・・あげるから』
熱い吐息交じりの声で、俺は宣言した。
ぐっ、ぐっ、ぐっ・・・
『おに、ひゃま、っやっ、はっ、あっ、っ、んぁっ・・・』
『んっ、んっ、くは、・・・ナナ、リー・・・』
二人の荒い息遣いが静かな浴室に木霊する。
俺のペニスがナナリーのスリットをぐいぐいと押し広げている。
さぞや卑猥な形に広がっているんだろうと夢想しつつ、更に腰を動かすスピードを上げる。
俺のペニスの先端から溢れたぬらついたモノが、ナナリーの蜜と交じり合う音が聞こえる。
くにゅくにゅと、濡れた音を響かせながら腰をスライドさせる。
ナナリーの『一番大切なところ』に侵入はしていない。
ただ、柔らかく濡れた肉の間で、自分のペニスを扱き上げているだけだ。
くりゅん
『ゃはっ!!!』
ナナリーが頓狂な声を上げた。
柔肉の中の感じ易い箇所、クリトリスと、俺の亀頭がぶつかったのだ。
亀頭で小突き上げるように、包皮に包まれたその箇所をぐんぐんと攻める。
ぐしょぐしょに蜜に塗れた肉びらが、ペニスに纏わりついてくる。
・・・まるで、ナナリーの胎内に侵入したかのような錯覚を抱かせた。
既にナナリーは息も絶え絶えな状態になっている。
バスタブについた手に力が入りすぎている為か、指が白くなっていた。
俺は堪らず、ナナリーの背中に覆い被さり、ふわふわの髪に顔を埋もれさせる。
柔らかな髪、それでも水に濡れた今は、童話の人魚を思わせた。
俺はその人魚を抱く力を更に強くする。
バスタブに縋りついているナナリーの手の上に、自分の掌を重ねて、腰を荒々しく動かす。
傍目には、男が年端もいかない少女に覆い被さり、後ろから犯しているように見えることだろう。
『おにい、しゃま、あ、きもち、い、いっ、ぁうっ!』
『なな、ナナリ、・・・かわい、・・・可愛いっ・・・』
二人ともに理性が飛んでしまったような台詞を紡ぎだす。
ぷにゅんとした肉の壁の一つ一つが、やけにリアルに感じられる。
先走った俺の劣情は、ナナリーの秘口が齎す蜜と溶け合って、彼女の細い太股の間をたらたらと垂れているようだった。
余りに卑猥な光景と感触に、自分の射精管が焼け付くような気がする。
自分の限界を悟った俺は、これで最後とばかりに強く腰を叩き付けた。
『あ、あ、ぁあっ!・・・ひゃ、あっ・・、・・・・あぁーーーーっ・・・・!!!!』
ナナリーの長い悲鳴が浴室に響き渡る。
どちゅん、と勢いを持って俺の亀頭とナナリーのクリトリスがまたキスをした。
俺の先端の尿道口に、ナナリーのこりこりとしたクリトリスが嵌まり込む。
その感覚に、二人ともに耐えられなくなって―――・・・。
『だめ、あ、いく、イ・・・・・・・・・!!!!んあっ!!!あ、やぁあ〜〜〜〜〜〜っ!!!!!』
『・・・ぁぐぅっ・・・!!、くっ、ん、んん・・・』
ナナリーの絶頂を迎えた高音を聞いて、俺は篭った声を出した。
―――びゅぐっ、びゅっ、びゅく・・・・
俺のペニスから吹き出た劣情が触れ合ったナナリーの秘芽に、直接浴びせかけられる。
熱液の飛沫を感じる度に、妹はその熱さに甘い吐息を漏らした。
断続的に続く射精に釣られて腰をゆすると、ナナリーもまた体を大きく震わせていた。
息が落ち着いた後、そっとナナリーの体を返して再度向き合わせる。
こってりとした粘液がナナリーの秘部を白くデコレートしていた。
『洗う』と口ばかりの言葉で、実際には汚してしまった。
絶頂の余韻にひくつく秘所を、動かない足を開いて曝したナナリーに、極上の笑みを向ける。
自分が出した液を指に絡める。
ひくひくと蠢く男を知らない膣口を、その指の腹で少しばかり強く押した―――・・・。
*******************************************************
・・・はぁっ、はぁっ・・・。
他に誰も居ない静かな浴室で、自分の荒い息が木霊する。
握りこんだ自分のペニスから、残滓を搾り出すように手を動かした。
嘗ての妹とともに過ごした、余りに幸せで淫靡な記憶に耽溺した俺は、何時の間にか自分で自分を慰めていたのだ。
自分の手の中に放ったのは、一年前に妹の体に放ったものと同じだ。
違うのは、
ナナリー
・・・・お前が居ないことだけだ。
改めて体を洗い、先程の自慰の痕跡も何もかも消し去る。
体を清めながら、俺は絶対に妹を、ナナリーを取り戻す決意を固くしていた。
そして―――・・・、
―――お前を取り戻せたら、今度こそ『奪って』しまいそうだよ、ナナリー・・・。
自分の中の最も昏い部分に存在する欲望から発せられた呟きは、俺の胸の内だけに留められたのだった。
<終>
以上です
書き殴り申し訳ない
それでは失礼しました
>>861 賢者タイムキター!!!
ルルナナ風呂ネタハァハァ(;´Д`)
868 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 19:39:01 ID:Imn9rjkV
GJ
保管庫更新きたな
>>870 ここ最近、投下が増えてきたからなぁ…
傾向としてはいい傾向だし、まだスレも存続しているうちに保管されてるから
読む分には今のところ困らない
不安なのは、保管庫管理人様がついていけるかという点か
保管漏れもあったし
そういえば、このスレでも保管庫でもまだ取り扱ってないカプって何があったんだっけ?
確か5スレ目にあった、シャルル×マリアンヌとか保管漏れしてたような
このスレで挙がってたのだと、カノン関連とかロロ関連(ロロナナが一作くらいあったっけ?)とか、
あとナナリー攻めのいくつか。ロイド関連もなかったかも
それからスザク×カレンは前から何度か要望見たけどSSはなかった気がする
スザクとカレンは、スザクがカレンに無理矢理ネタとかカレンによる足コキとか見たいな
スザクが無理やり・・・・は見てみたい!!スザカレきぼんぬ。
逆にカレンのライバル意識が暴走して…みたいなのもいいな
生身では勝てないけど「生身」にはこんな意味もあるのよ、で攻守逆転みたいな
ただゼロラブなカレンがスザクに体を許したがるとも思えないので
ここはディルドでスザクを掘るというのはどうだろうか
他スレ向きかな
ゼロラブ(笑)
ゼロラブかはおいておいて、
黒の騎士団のためにスザクを誘惑するカレンという設定ならありじゃないか?
>>878 どっちかっていうとそいつ汁じゃないかと思ったけど
となると一期、ランスバレするあたりまでがいいかもな
さすがに二期ではもう無理だろ
ヴァルキュリエ隊ものは
汁はルルカレルルシャリ厨だからな
スザク×カレンだと、状況的に神根島辺りは…
スザクが無理矢理でもいいし、カレンが
>>876みたく…って感じでもいいし
カレンが誘惑兼騎士団への勧誘なら、学校祭時期でもありだと思う
やるだけならR2で捕まった時に
>>876のシチュいいなあ
カレンが強気に出るのがイイ
強気に出て頑張ってみたけど、スザクの方が上手だったというオチが良いな
カレンから誘ったのであれば強姦にはならないなw
そういやカレンが処女とか至る所で言われてるけど、情報ソースって何だっけ?
スザクが非童貞というのは、谷口と櫻井の対談か何かというのは知ってるが
猫騒動のときにファーストキスが!ってショック受けてたせい
ファーストキスはルルーシュなんだな
>>889 スザクは枢木家出てから拾われた?例のバイク乗りの姉さんに童貞奪われたのかね
それとも谷口の言ってた口には出来ない凄惨な少年兵時代の出来事なのか
>>892 少なくとも、スザクの性格的に積極的に童貞捨てようとは思えないし(当時の年齢的にも)、
誰かに童貞奪われた方が可能性高いわな
口には出来ない凄惨な少年兵時代は初耳
>>892 両方あったとも考えられる
バイクのお姉さんは世話にもなってるし、自分からではなかったにせよ
お互い同意の上で童貞奪われて、少年兵の時も何もなかったとは言い切れない
喰われるスザクぷまいです…
一月空けてしまいました。明日が今日まで延びてすいません。今回にエロ含みますが描写は温いです。
カップリング色は相変わらず強いので、ダメだという方は恐れ入りますがタイトルにNG登録をお願いします。
「い、痛いのには慣れてるからッ!!」
ベッドに二人が辿り着いた後のカレンの第一声が、それだった。
手伝おうかとも一応聞いてみたのだが頑なに拒否され、脱ぎ切るまであっち向いててと枕を後ろ頭に投げ付けられて、――長く、
待った気がする。「焦るな、足掻くな、がっつくな」と母親面でC.C.に言われた時は五月蝿いと眉根を寄せていたが、今ルルーシュが心の中で
唱えているのがその三つで、余計な事をと思った忠告が今更有り難味を感じさせ、それがあの魔女の詞だと思うと妙な苛立ちを覚えるが、
初めて見たカレンの――シャワールームでの事故はノーカウントとして――素肌全て晒された様に、こくんと息を飲む。
何処からどう触れようか、先ずはキス?ここは雰囲気に従って唇から?それとも緊張を取り解す意味でも頬にすべきか、等と考えあぐねて
いると、真っ赤な顔のカレンから、そんな台詞が飛び出してきた。
覆い被さるルルーシュを見上げる瞳は真っ直ぐだが、唇もシーツを握り締める手も震えている。怖くなんて無い、ここは戦場ではないのだから
怖がる必要はないのだろうが、身体は強張って行動に至る前のルルーシュに対し、そんな宣言でここから先の行為に自分へ言い聞かせる
カレンと、突拍子もなくそう言われて思わずフリーズしてしまうルルーシュ。あうう…と呻くような声を漏らすカレンより、まだ自分の方が冷静でいる
と判断し、たとえ初めて同士であっても女性をリードすべきは男だと考えて、緊張しきりのカレンの頬へ手を伸ばす。
……脱ぐのに時間が掛かる等と言う理由をつけて着衣のままベッドに乗り込んだのは正解だった。でなければカレンに男としては貧弱な裸体
を晒して今頃赤面しているのは自分の方だっただろう。少々姑息だと自覚はありながらも事をスムーズに進める為、制服の襟元すら緩めずに
いるルルーシュが、カレンの頬を撫でながらゆっくりとした口調で宥める。
「――出来るだけ痛みのないように努力するが、そんなに力んだままだと痛みも恐らく増すだろう。無理な話かもしれないが、力を抜け。
俺も善処を尽くす。無理だと思ったら直ぐに言うんだ、無理をさせてまでしたくはない。……しかし、不公平だな」
「……う、うん、分かった。お願いする。――不公平って、ナニ、が?」
「男は最初から快感を得られるのに、女は苦痛が真っ先に来るんだろう?豪傑のカレンだって緊張してしまう程。幾ら快感の持続度が
女の方が長く得られるとしても、一度二度で慣れるものではないらしいし、本能的行為とはいえ体内に異物を挿入するわけだから――」
「……ルルーシュ、物凄く突っ込みたい箇所が二箇所ほどあるんだけど?誰が豪傑だッ!あとその、女の子の身体に関しての知識は
何処から仕入れてきたのよ?このむっつりスケベッ!確かに最初っからあんな事言った私が悪いんだろうけど、けどッ!この状況で理論
立てて悩まれても困るのよッ!そ、それにね、痛いのには多分理由があると思うのッ!――赤ちゃんを授かって産む時の痛みに備えられる
ように――って……だ、だから痛い時はすっごく痛いけど、き、気持ち良くなってきたらそういう感覚も長い、ようになってるんじゃないかしら」
始めようとする空気が何だか違う方向に向かい始めた遣り取りからぽつりと漏れるカレンの言葉。子を孕み産み落とす女には、その際に
苦痛と、そしてそこに至るまでの長く得られる快感を。だが最初の破瓜の時は何時かやってくる新たな生命を外の世界に出してやる苦痛の
デモンストレーションを。――そうして腹を痛めて生む故に、母は子を愛すという。
新たな世界が開けた時、その世界には生母に痛み寄越して生まれた者達全てが、幸せでありますように。
母の愛情を信じ、注がれた想いが偽りにならず、何時までも愛すべき母を誇りに思い続けられますように。
「……なるほどな。推論として扱うにも詰めの甘い話ではあるが納得は出来る。――…なら、悪いがその日の為に、痛みに耐えてくれ。
出来る限り俺も、苦痛以外のものをカレンに感じさせられるように努めるから」
カレンの頬を撫で、誠意だけしか払えない自分を悔やみながら、ルルーシュはゆっくりと唇をカレンの頬に落とした。挨拶のそれのように
左右に、それから額に、そして唇に。触れるだけで留めておいたのは、こんな頼りない触れ合いが少しでもカレンの負担を和らげられるなら
という思いにより。それはカレンにも伝わったのだろう。緊張して硬く張ったカレンの肩からは力が抜けて、シーツの上から浮き上がらんばかり
に張り詰めていた身がゆっくりとそこへ沈んでいく。
そうして、今度は首筋を舌で撫ぜる。ぴく、と震えが舌にも伝わってきたが構わずに、口付けたり吸い付いたり、細い首筋を丹念に舐って
――鎖骨を降り、目の前にある大きく瑞々しい膨らみへ――触れようとした時。
「……何で男の人って皆、おっぱいが好きなの?」
「――お前は空気を読むという事を知らないのか」
恐らく身体における感度の高い箇所であろう淡い色をした先に息を飲み、キスするようにして含もうとした矢先の質問に対し、ルルーシュも
即座に突っ込んでしまう。この状況においてどれだけ俺が緊張しプレッシャーに耐えているのか分からないのか、この女。――と言いたいが、
互いに初心者、カレンは女であり受身であるから感じる恐怖や怯えもあって然り、突拍子の無い質問で自らの緊張を解そうとしているのなら
それは初々しいじゃないか、と思考を切り替えて溜息をつく。カレンの肩の隣に沈めていた片腕をのろのろと持ち上げ、それで手に余り零れる
膨らみの片方を柔く包みながら、
「一概に皆全員が同じ嗜好とは限らないだろう?世の中にはピザが嫌いな奴もいる。それと同じだ。コンプレックスの象徴とも言われてるが
実際のところはどうだろうな、逆を言えばロリータコンプレックスは女性不信が主な原因と挙げられているが――…そろそろ話題を変えたい。
突っ込むなり怒鳴るなりして貰わないと、言っている俺の方が居た堪れない状況なんだが」
居たたまれずそう漏らす絵は、なかなかシュールだ。何時もは機会を待たずに突っ込んでくるカレンの攻めが来ない事を焦れて、寧ろ言えと
ばかり強要すると、カレンに真っ赤な顔で睨まれた。乳房に触れられている為、ルルーシュの手も払えずシーツをしっかり握り締め、目を潤ませ、
「っ……だって、あ、アンタが胸、触りながら平気で喋ってるしっ!――…る、るるーしゅも、好きなのかなって気になった……だけよっ!」
「平気だったら鬱屈した性的嗜好なんぞ語ってない!冷静でいられないから喋っているのは俺だって同じだ!……俺は、特別何処を、
と身体の一部を強調して見たりはしないし思ったりはしない。ただ、好きな相手の身体は――それだけで特別だろう?」
これ以上語らせるなと怒鳴りあった後に溜息を漏らし視線を逃がすルルーシュに、言葉の意図を汲み取ったカレンが漸く、うん、と小さな
声で頷いた。男所帯にいたカレンの事だ、発育の良いこの箇所を指され冷やかされた事もあるに違いない。故にそんなありふれた質問も
不安と一緒に漏れ出たのかもしれないが、自分にとって凹凸の具合などどうでもよかった。それがカレンを形成するモノなら愛おしいと思う。
それだけの事だ。膨らみが大きかろうと小さかろうと――
「…………………くしっ。――っち、ルルーシュめ、初夜の最中に良からぬ事を考えていたな。粋がるなよ、童貞のくせに」
「偶然だろ、流石にそれは。……夜だし風も出てきた。部屋に帰ろう」
鼻を擦り、唇を尖らせて不満そうに呟くC.C.を、流石にそれは無茶なこじ付けだとスザクが宥める。夜に吹く風は冷たい。自分達を見る、
世界の眼差しのように冷ややかで、そう思ってしまった自分の浅はかさを密かに悔やみながらスザクはC.C.の背を軽く押して促した。
勘違いじゃないぞ、確かにルルーシュが余計な事を考えていた。と主張しつつもスザクの手に押されバルコニーから紅く敷かれた絨毯の上に
戻るC.C.。互いに違う方向に進める歩みをC.C.が一度止まり、スザクの背中に問い掛ける。
「お前はどうやらカレンを憐れんでいるようだが、一番憐れなのは誰か、お前自身が一番分かっているだろう?――なぁ、英雄」
スザクは真っ直ぐに背筋を伸ばして歩く速度を、一度も緩めず振り向かずに、進んで行った。
「ん、ぁ、あ……や、そこ、ばっかりは――…は、ずかしいってばっ……!」
「恥ずかしい、で気持ち悪い、でも、嫌、でもないんなら止める理由はあまりないな。最初から恥ずかしいのは分かっていただろう?
それにちゃんと――感じてくれているみたいだしな」
交互に銜えて吸いつき、舌を絡めていったカレンの胸の先は、高い天辺で硬く尖りふるっと震えていた。押し返すカレンの手の力も弱い。
少々強引に押し進め、きつく吸い上げると猫が飛び上がったような悲鳴が聞こえた。いや、正しくは喘ぎ、だ。真っ赤になってこれ以上声を
上げまいと唇を噛むカレンに無駄な抵抗だと念入りに行う愛撫で伝える。
震える肌に灯る熱。荒くなる呼吸。時折名前を呼ばれる。直ぐ傍にいるのにルルーシュと。だからここにいると押し当てた唇で紅い痕を残し
伝える。俺はここにいる。カレン、今俺はここに、カレンの一番傍にいるんだ――。
「い、た――……っう、くぅ――!」
交わす唇、交わす息、交わる熱。
どうしてカレンばかりが痛みを伴わなければならないのだろう。
傷つけてばかりきた。
大切なもの全てに深い傷をつけて、そして失くした。――幾つも。そしてこれからも。
せめて今だけは優しい愉悦で包んでやりたいのに、己の技巧のなさを悔いるばかりだ。こんなに痛みを耐え忍んでいる姿を見て、何を思うのか
下肢の熱は更に滾り、狭い中で反り上がっていく。カレンの苦痛と引き換えに得る快楽に悦んでいる身体が憎らしい。
「る、ルルーシュ……ね、ぇ――わたしがいたい、ぶん、ルルーシュはちゃんとかんじて」
震えた指に掴まれた肩。そこから離れて頬を撫でるカレンの指。泣く子をあやすように優しく撫でて、苦痛の中にいるカレンが微笑む。
分かったという答え以外に何が返せただろう。彼女を感じる事が出来るのは、今しかないのに。そう、今しか。
傷つけると分かっていて繰り返す律動。動かす腰付きを本能と言う名の欲望に預ける。柔らかい秘肉で擦られる快感。心地良く締め上げて
敏感な先頭がざらつく箇所で舐められる。そこで得る快楽を目指して挿出を繰り返す。大きく時間を置いた動きから急いて小刻みな突き上げ
に変わり、やがて目の前が白く――熱い吐精をカレンの中で――互い縋るように抱き合いながら、爆ぜた。
「ひ、ン、あ、あぁぁぁ――っ!」
「ふ、くぅ、う、ぁくぅうう……ッ!」
初めてのそれは衝撃的な体験だった。一生忘れないだろう、今握り締める手のぬくもりも。
ねぇルルーシュ――…倦怠感に包まれまどろむカレンの声が優しく語り掛ける。この前夢を見たの。私達が帰る学園があって、そこには
シャーリーもリヴァルも会長も、スザクも、ナナリーもいて、ルルーシュがいる。そして私。いつか帰れる、そう信じてる。あの頃に。帰ろう、二人で。
必ずあの頃に。
――砕けた硝子細工は二度と直せないんだと言い掛けるルルーシュの言葉を遮り――
だいじょうぶ、私が貴方をかえしてみせる。
ぎゅ。と眠りに落ちる一歩手前の時に篭められた手を握り締める強さと言葉。そのまま静かに寝息を立てるカレンの頬を撫でて、微笑った。
泣きながら、微笑った。嗚咽を漏らし、肩を震わせ、泣きじゃくりながらぐしゃぐしゃになった顔で笑い続けた。彼女に捧げる新しい道に向かって。
――ありがとうカレン、そしてさようならカレン。
「……ジェレミア」
「はい。こちらに――陛下」
「夜明けを待って、カレンを反逆罪で捕らえろ。黒の騎士団を裏切ったように見せかけて俺の首を取ろうとした――その罪で、だ」
「――我が君の仰せのままに」
「それからもう一つ、それだけでは証明が足りない。カレンが俺を狙ったという既成事実を造らなければならない。……ジェレミア、頼む」
「…――ご無礼を、お許し下さい。陛下」
扉の向こうにはまだ何も知らず幸せそうに眠るカレンがいる。
そして己は忠臣に右腕を差し出した。命令に珍しく躊躇するジェレミアへ向かい、やってくれと頼み――全てを知る側の部下は深くかぶりを
下ろした後に、人でない身の腕より音なく合成金属の刃が現れ、ルルーシュの生身の右腕を裂いた。迸る血に、流れる血が脈打ち熱感と
痛みが同時にやってくる。浅くない傷に直ぐ手当てをと言うジェレミアを左手で振り払い、滴る血をそのままに右腕に出来た紅い傷を睨んだ。
「この程度の傷、カレンのこれから知る痛みに比べれば――掠り傷以下だ」
「……ルルーシュ――そうか、全て片をつけてきたのか。その傷は……そうか、お前なりの贖罪というわけか、カレンへの裏切りに対する――
カレンは強い。この先も私が見守ろう。お前に替わって――スザクがゼロに替わるように、お前の新しい創造の中で見守っていこう。
絶望の淵に投げ込まれ、全ての希望を一度は失うかもしれない。だがカレンなら、大丈夫だ。私には叶わないことを成し遂げられる。
お前の意志を引き継いで、きっと――…
何だ?急に。マリアンヌの事を聞きたいとお前から言うのは少々意外だったからな。構わない、答えてやろう。聞きたいんだろう?お前は。
……愛していたよ。それがお前の受け入れられるものではなかったとしても。
どれだけお前が恨み憎む対象として見ようと、マリアンヌの想いは変わらなかっただろう。行き違えた愛でも、それは愛だ。
子を愛さない母親などいないんだよ、ルルーシュ。二十も生きてはいない童貞――おっとこれは訂正だな――甘ったれた坊やの分際で
母の愛を理解するなんて出来るわけないだろう?これだから坊やは困る。……だが、満足したようだな。心の決着は、これで全てついたか?
……スザクがお前を待っている。私も行こう。世界の幕を閉じる為に向かおう。この世界に終わりを、告げよう」
ねぇルルーシュ。
夢を見たのよ。
私と貴方と皆が笑い合える世界。
きっと実現出来るわ、してみせる。
貴方と一緒ならどんな事でも叶えられる気がするの。
どんな夢でもきっと現実に換えられる――必ず、よ。
だからルルーシュ、お願いよ。
貴方が私を抱いて、大切にしてくれたこの夜を夢だと言わないで。
目を開けたら貴方はきっと、傍にいてくれて、笑っていてくれる――
それだけでどんな苦難も乗り越えられるから、お願いルルーシュ。
昨日に繋いだ手をもう一度、目覚める時も繋いでいて。
――ジリリリリリリリ……!
「うわ、遅刻ッ!!」
赤毛の少女が豊かに育った膨らみを揺らし、盛大に寝過ごした時間を指す目覚まし時計を放り投げ、慌しく身嗜みを始める。
どうやっても毛先が跳ねる癖毛は、ブラシを一通り通してそのまま好きなように跳ねさせておく。太腿までの靴下を引っ張り、制服のブレザーを
羽織り、小さな紅いタイを留めて、何とか登校出来る姿が完了した。
今日も眩しく日は差し、朝の出勤と登校で行き交う人々が、ここ――日本にある東京の街を賑わせる。
その東京の街の中の何処か、小さな狭い家の中の、一部屋で「よしッ!」と鏡の前、気合の入った声が響いた。アッシュフォード学園の
制服を着こなした赤毛の少女は、満足そうに掛け声を終えると急ぎ鞄を手にして、部屋を出ようとし――…玄関先でローファーを履きかけて
ハッと気付いたように顔を上げると、靴を脱ぎ捨て部屋に舞い戻った。幾つもの写真が貼られたコルクボードに在る、黒髪で紫の瞳を持つ少年
の姿を捉えた一枚に、爽やかな笑顔を向けて。
「――いってきます!おとうさん!」
父親譲りの綺麗な紫の瞳を細め、朝の挨拶を告げた。
人混みの中を駆け足ですり抜けて途中、一人の女性と肩がぶつかってしまった。長い鮮やかな緑の髪の女性にすれ違いざま、ごめんなさい
と告げて通り過ぎる。――…一瞬、彼女がこちらを向いて微笑んでくれたような、気がしたけれど。振り返る時間はなかった。
新たに優しい世界が創られた。
その世界の中で、繋がり守られていくもの。
魔女は少女の背中を見送りながら青い空の下、微笑んだ。
「――ルルーシュ。お前が守ったモノが、新しい未来を繋げている――…カレンは守った。お前との大切な絆を守り、また一つ強くなったよ。
ふふ、もうお前に勝ち目はないな。ああ何一つ、カレンには敵わない。今のお前なら分かっているだろうが、敢えて言ってやろう。
――『母は強し』とな――…」
END
ルルーシュ側の一幕とエロを大幅に端折りすぎた、大変反省している。今度はもう少しエロいの書けるように頑張ってきます。
お邪魔しました。ありがとうございました。
乙!
やっぱりルルカレはいいなあ…カレンに種付けは本編でもしてたと信じてる
何気にスザクとCCの雰囲気がまた切なくて良かった
またいつか読ませてくれ
乙
やっぱりルルカレいいなぁ
自分も考えてみようかな
GJ!
不安を紛らわすための会話が面白かったw
GJ
乙!!
GJすぎるほどのGJ!!!
こゆう切ないルルカレ好きだ。
ほのぼのした初心者同士のやりとりも、その後を考えると切ないな
GJ
放送終了1年たっても書き手さんが残ってるとはありがてえ
ほしゅ
アーニャ×ノネット
ふとラウンズで百合を考えたらそこにいきついてしまった。
モニカとドロテアさんも混ぜ混ぜして
更新来たな
前にナナリー&アーニャ&神楽耶&天子の4人で百合プレイしたらどうなるかって話があったが、
ラウンズ女性陣4人で百合ってのも面白そうだなw
皇帝の騎士に選ばれるぐらいだから体力は人並み以上にありそうだし
個人的にモニカとドロテアさんは早々とリタイアしそうな気もするがw
ラウンズの男面子女面子分かれて、それぞれ品定めしてる姿が浮かんだわ。
四人の百合プレイは野郎チームが一度は話題にして各々妄想してるといい。
まとめサイトの管理人様乙です。
管理人さんいつも乙です。
いまだに管理してくれてマジでありがたい。
携帯からも見られるし。
>>914 ノネットさんのオンステージな気がする。
>>915 そういやきっちり四人ずつなのな
上からくっつけると1と4、3と9、6と10、7と12
結構それぞれ合ってる気がする
3と9の組み合わせに限りない可能性を見出せそうだ。
>>918 豪快なノネット姐さんと本気出せばよかったなジノかw
そんなとこにしか本気出せないのも情けないな…ノネットさんに指導してもらえよw
3と9、7と12は組み合わせ的に特に良さそうじゃないか
――私からすれば、お前は仔犬と何ら変わりない。……いや、褒めてるぞ、「可愛い」ってな!
一度目の誘いで彼女の領地へ逆に誘い呼ばれた時は、正に天にも昇る心地で心の中では強く拳を握り、いけると感じたものだ。
だが人見知り激しいらしい、コーネリア皇女殿下より「預かった」少年と面合わせさせ、己の嫁の如く彼を扱い愛でて、しまいには惚気まで
聞かされるという哀し過ぎるオチが待っていた。帰りに朗らかな笑顔で見送られても、その、私の気は晴れないのですがエニアグラム卿。
二度目の誘いは、ラウンズの召集の際この機会を逃すべくはないと思い、エリア11まで出向いた彼女を思い切って誘った。さっさと帰ろうとする
背中を追い掛けその肩を掴まんばかりの勢いで呼び止めた――その日は、アーニャ同席の楽しい夕食会で終わった。確かに年少者を気遣う
豪快ながら優しい貴女と、同年代としても気心が知れたアーニャとの食事は楽しかった、否定はしませんが、私の希望は違ったんです……全く。
三度目の正直。イレブンにはそういう言葉があるとスザクから聞いた――今度こそ、二人きりで、食事がしたい旨を強く強く主張し、ようやくっ!
本国に戻る機会があった時に約束をつけて、満天の星空の下二人きりのガーデンパーティを行い、ワイングラス片手にご機嫌良くほろ酔いになった
彼女へ思い切って問い掛けてみた。私のことをどう思いますか?ラウンズという立場を抜きにした前提で、と。
アルコールで潤んだ双眸をしっかりと見つめ、冗句を飛ばすでもなくふと会話が途切れ静寂がやってきた瞬間を狙って、真顔で問うた。急く心が
そうさせたのか、私の両手はグラスを持たない彼女の手を握り締めていた。ゆるゆるグラスの縁に流れる視線を追い掛け、私の眸に戻って来るのを
待って、息を飲み込む。エニアグラム卿もラウンズの前に妙齢の女性だ。淑女とは言い難いがそのナイトオブナインの名に申し分ない貴族としての
地位も備えている。社交辞令で言った台詞ではないことは、気付いてくれている筈だ。ここまでして何も分からないという無粋は流石に言わない筈。
ああ、そう信じて――握り締めた手にすら感じさせてしまうほど緊張で私の手は汗ばみ、瞬きすら出来なかったのに、彼女の答えは至って明快で、
簡潔なものだった。
「仔犬だな」
そう。これが、彼女――ノネット・エニアグラム卿が私への想いの答えだったのだ。
「でっかくて、無邪気で、人懐こい。それでいて行儀もいいし時には猟犬のような力を見せるが――まだまだ子供だ、可愛い仔犬だよ、お前は。
ああこれは褒めてるんだ、とても可愛いってな。アーニャは猫だがジノは犬だな。可愛い大型犬の仔犬。――枢木は、何だろうなぁ……いやしかし、
今更何を聞くのかと思えば。もしかして何か心配事でもあるのか?思いつめるような事が。手に汗かいてるぞ。この私で良ければ話を聞こう」
そう言って撫で撫でと。――あの明るく力強い微笑みを浮かべて撫でられて私は――何かが吹っ切れた。堪えていたものがこの機に溢れ出した
と言っても間違いじゃない。そうだ、姉弟よりも年の離れた彼女を想って望む答えが返って来るとは期待していなかった。だが、それでも!努力に
見合う言葉が、それが否定であっても返って来ると信じていたんだ。それなのに、それなのに。
「……ジノ?どうかしたの、かぁッ?!」
私は無言でエニアグラム卿の、グラスを離れて私の頭を撫でる手を掴み下ろすと、女性では長身の彼女の体躯を抱き上げた。イレブンではこれを
「お姫様抱っこ」と言うらしいが、素っ頓狂な声を上げるエニアグラム卿を無視して、私は実力行使に出る事にした。伝わらなければ、もっと単純で
分かりやすい伝え方をしよう。私だって男だ、本来なら紳士的でないこのような段階を無視した事はしたくなかったが、エニアグラム卿いや、ノネットが
分かってくれないというのなら伝えよう。身体で。ジノ?と不思議そうに眺めながらも意外に大人しくして抱かれている彼女からは、アルコールと微かな
香水のにおいがして――…ひどく興奮した。部屋までの道のりが遠く、大きく一歩をとって歩く事すら止めて走り出したい位に。ベッドの上でノネットの
しなやかな肌を堪能したい。それが煩悩ではなく恋焦がれて求めた結果なのだとこの人に伝えたい――…
「……。それで?」
「酷いんだ、ノネットったらベッドに辿り着いた途端『そうか、組み手の相手が欲しかったのか!良し分かった相手になってやろう!』なんて言って!
彼女にキメられた関節技で未だに首が曲がらない!しかも『ジノはいつまで経っても甘えん坊だなあ』なんて言う始末っ!酷いと思わないか?!」
「君のどうでもいい話のせいでナナリーの護衛に向かう先の途中足を止められた僕に対しても、酷いよね?ジノ」
「そりゃ薄着になって柔らかく張りのある膨らみや太腿や更にもっと秘めやかな箇所にも身体が密着して、何ともいえない恍惚感があったがその後
やってくる激痛に全て吹き飛ばされたんだっ!一切手加減はしてくれなかった!いや、手加減なしということは一人の男として見てくれた証拠かも
しれない。それは嬉しいっ!だけどベッド一つ男が女を抱いて連れ込んで行く先が寝技掛けとは、誰が想像出来る!?」
「いや、エニアグラム卿なら分からなくもないと思うよ。あと変に前向きだけど男として見てないからそうなったんであって、決して君を男として見てた
わけじゃないから、それ。――……って俺の聞いてないだろ、このお花畑三つ編み男。あとエニアグラム卿を名前呼びするのは脳内のみにしておく
べきじゃないかな?……やっぱり聞いてないし」
「激痛は伴ったがその、ノネットの唇が耳元に間近に来てどうだ?……なんて囁かれたりした時の、何ともいえない高揚感は今でもはっきりと――
あれ?スザク?話はこれからなんだぞ、待てってば!ここから先が盛り上がりどころで――」
「僕はね、馬鹿に付き合ってる暇はないんだよ、ジノ。その話はアーニャにでもしておいてくれないか?僕はナナリー殿下のもとに行かなくちゃいけない
から、花開いた話はアーニャならきっと記録しておいてくれるよ」
「――ってスザクが言ってくれたので、アーニャにも聞いてもらおうと思う!記録として残しておいてくれてもちろん構わないからなっ!」
「うかれとんちき。――…記録完了。これ以上私にその話をするなら、ジノ。……受け止めて、シュタルクハドロン砲」
「楽しそうだな、エニアグラム卿」
「そう見えますか?バルトシュタイン卿」
「――…ラウンズ同士で何を行おうと、皇帝陛下に捧げる忠誠に異なる事がなければ私は干渉しないが――少々遊びが過ぎるのではないか?」
「ふふ、何の事でしょう?私にはさっぱりですよ?身に覚えもありません。最近随分大人しくなったじゃないですか。現に貴方のベッドに忍び込む事も
なくなったでしょう?――いや、あの時のビスマルクの驚いた顔といったら……!」
「――…ノネット」
「はい、失礼しました。……だって可愛いんですよ、ジノがあんなに必死になってくれるからつい。可愛いから、私みたいなのに引っ掛からないよう上手く
かわしているだけです。ま、楽しんでますがね?あの仔犬っぷりを。おやもしかして、貴方のところにまで枢木とアーニャから苦情が来ていましたか?」
「分かっているなら自重したまえよ、エニアグラム卿。そう言って少年を弄ぶのは悪趣味だと思わんのか――ヴァインベルグ卿には同情しよう」
「おや、貴方が同情とは意外だな。どのような意味で?」
「――…狼に心奪われた哀れな子羊の行く末に、だ」
「狼だなんて、人聞きの悪い。ただちょっと、許容範囲が広いだけです。……今夜はモニカとデートの予定がありますので、これで失礼しますね?」
「ジノは如何する気でいるんだ?あのまま放っておくのか?」
「待ちますよ。――…私の悪戯心以外を揺さぶるいい男になってくれるまで、ね」
「ジノが育つのが先か、アーニャまで取り込むのが先か、私は後者の気がしてきた。こちらも頭痛の種をこれ以上増やしたくないので、以降この話題は
控えよう。……当分、男の側はルキアーノとジノの睨み合いになりそうだ――…全く、何処までも破天荒な女だな」
「ルキアーノよりジノの方が可愛いんだけどなぁ?マゾじゃないだろうか、ルキアーノのヤツ。褒め言葉として有難く。疲れたら胸を貸しますよ?ビスマルク
にはいつでも」
「気持ちは有難いが、暫く遠慮しておく。……ノネット――」
「はい?」
擦れ違い様、触れ合う唇。交わす視線。この奔放ぶりを知りながら他の者が振り回される様を、楽しんでいるのは己の方なのかもしれない。何故なら
ラウンズの心を幾つも浚っては愛でている事実を今のところ知っているのは、己のみ。自由気侭に駆ける狼を、鎖もつけずに放し飼いにしているのは自分
なのだから。それもまた、高慢で浅はかな考えなのだろう。狼に鎖など掛けられない、罠に掛かった羊は己も同じか――自嘲するビスマルクに、優しい狼は
にんまり笑って去っていった。
>>916が言ってたようにノネットさんオンステージにしてみた。
ジノが壊れすぎたのは反省している。もうちょっとジノならエスコートできる、かもしれなかった。
>>924 GJ!
長身のグラマラスなノネットさんは守備範囲が広そうだ
シュタルクハドロン砲フイタ
>>924 ジノって女性のエスコートうまそうだけど
自分が本気で惚れた女は振り回されそうかも。デレデレになるというかw
>>926 というか、自分が簡単に手の内に出来るような女性は、彼の好みでは無いと思う。
カレンとか、まさにそうだし。
ジノ×カレン見たいな。
>>927 確かに自分には振り向いてくれないような気の強い姉ちゃんとか好きそうだよな
ノネットさんなんかも同じ系のタイプ
>>924 GJ!
ラウンズトリオの反応が面白かったw
何だかんだいって仲良いなこいつら
>>924 超GJ!!
ジノさんテラカワイソスww
ラウンズ面白いなあ。
「これはどういうことかな?アーニャ」
「イレブンの伝統、『夜這い』。夜、相手のベッドに忍び込んで狼になる……スザク、覚悟はいい?」
「いや、わざわざ部屋をノックしてベッドに来ていいか尋ねてやって来て抱きつくのが夜這いとは思えないんだけど、覚悟はまだかなぁ?」
「……じゃあ待つ。覚悟準備中のスザク、記録――…覚悟が出来たら言って。今夜の私は狼になる」
「うーん、覚悟は出来たけど僕、狼より猫の方が好きなんだ。どうせなら一緒に寝ない?それでも夜這いは完了になるから」
「狼は嫌い?……分かった、寝る。――スザクの貞操、ゲット。記録しておく……おやすみなさい」
「うん、一緒に寝ようね。おやすみ、アーニャ」
「――…ということがあったんだ、昨日」
「一昨日は私のところにもアーニャが来たぞ、何やらジノを手篭めにする、とかなんとか言っていたなあ。大人しくアーニャの部屋へ
連れ戻したけど、あれは何なんだろう――どう思います?エニアグラム卿」
「……あー、半月前には私のところに、その数日前にはバルトシュタイン卿の寝床に行っていたようだぞ、アーニャは」
「実を言うと私のところにも……」
「同じくだ」
「何で私のところには来ないィイイイイ!」
「ブラッドリー卿は置いといたとして、これは一体何だろう……」
「あの……」
「あ、ナナリー。どうかした?」
「これはナナリー殿下、いらしたのですね」
「実は……アームストレイム卿に日本の古い書物を紹介して欲しいと言われて、その――」
「源氏物語を紹介したの?……とするとアーニャは……」
「次のターゲットはアーサー。……ふふ、これでブリタニアの光源氏は私。古く記録されることも間違いなし――」
GJ!ラウンズいいなあ
アーニャかわええ
>>932 テンさん…
スザクの口ぶりから察するに、実際に手を出してなさそうだなw
あの日から僕はずっと「嘘」をついていた。0点を取っているという「嘘」を
名前も「嘘」、答案も「嘘」、「嘘」ばっかりだ。
全く変わらない世界に飽き飽きして、
でも「嘘」って絶望で諦めることもできなくて。だけど手に入れた。秘密道具を・・・!だから!
無理だと思っていた。ただの小学生が世の中をどうにかするなんて…。
現実的じゃない。ちょっと考えればわかることさ。しかし、秘密道具が手に入ったのなら…。
たぶん、僕が取るべき選択は…。
待っているだけでは世界は動かない。
しずかを捜し出し、守りきるためには力が必要だ。
スネオやジャイアンよりも強い力が…。手に入れてみせる。
秘密道具を操るその果てに。合衆国日本を中心とし、
アメリカを超える世界を創り出す。そのためにもまずはあいつを。偽りの妹ジャイ子を…。
よくもやってくれたな…、
僕を嘲い、踏みつけ、見下したあいつら…必ず勝つ!!
僕は出来杉に、ジャイアンに勝ってみせる!!
お前たちが、僕を標的として動くことは分かっている…。いいだろう、向かってくるがいい!
破壊してやる…絶望を見せ付けてやる…。その上で、しずかを奪い返し、ドラミを助け出す!最後に笑うのは…!
秘密道具があれば小学生でも世界を変えることができるわなw
てか、野比レクイエムの時はドラえもんがのび太を殺すわけwwwwww
妹がジャイ子とか嫌すぎるなw
そしてドラ美に何があったw
シュナイゼル「悲しいなルルーシュ。せっかく、彫ってあげようと思ったんだが」
ルルーシュ「やめろ・・・・・!!!!!」
シュナイゼル「しかし、私よりも相応しい相手がいる。おいで、ナナリー」
ナナリー「お兄様がゼロだったんですね」
ルルーシュ「ナナリーーー!!??」
ナナリー「これからは私が責任を持って、お兄様のアナルを開発しますので
手加減を致しませんよ」
彫るって書いてあったから手っきり刺青だと思った件
つーかきもいって言っちゃだめかな
>>940 言っていいんだよ!
言っちゃいけないなんて、誰も言ってないんだよ!
女のなら兎も角、野郎のアナルを開発されてもなぁ…
943 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 19:30:58 ID:DxZmZa+M
あげ
ナナリーがルルーシュを逆レイプするのまだぁ?
ドラの直後だったからてっきりナナリーが
ルルにドラの刺青(若しくは落書き)かますと思ったのは私だけなのだろうか
ドラギアス 反逆ののび太
っていうのはアニメ化して笑うよなw
ルルーシュとのび太って、運動以外は正反対じゃんw
>>947 確かに運動能力はのび太とあんまり変わらないわ
学力もそんなに変わらないしwwwww
学力は一応ルルーシュのほうが成績いいんじゃね?
留年しそうだったのは出席日数のせいだし
のび太の特技のあやとりはルルーシュも得意そう
のび太には脅威の射撃能力がある
951 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 02:30:59 ID:v8WHLbDI
ルルーシュって体力がないだけでしょ?スザクの蹴りをガードしたり大きな爆弾持ったまま泳いだりしてたし
運動は人並みにはできるでしょ体力がないだけで
ルルーシュはゼロの仮面着けたまま、振り向き様に射ってユフィを殺した。
ルルーシュも射撃能力は高いはず
なんで、のび太とルルーシュを比べてんだw
まだ、夜神月とルルーシュだったらわかるけどwww
月好きだからルルーシュと比べられるのやめてほしい
いい加減うんざりする
>>954 >月好きだからルルーシュと比べられるのやめてほしい
世の中には逆の考えの人もいるってことを忘れるなよ
だな。
ルルーシュをのび太と比べると腐女子は怒るだろうが、ほとんどの善男善女にとってはのび太の方に失礼だ。
つーかこのスレが何のスレなのか分からなくなってきた
>>955 もし比較が始まったら月よりルルーシュの方が優れてる〜みたいな流れになるだろ
ギアスのスレなんだから
もう何度も見てきてる流れだがらいい加減にしてくれといってるんだ
ましてエロパロで関係ないじゃん
ドラえもんがのび太を刺すという野比レクイエムと
スザクがルルーシュを殺すというゼロレクイエムでは
野比レクイエムの方が泣けそうだなwwww
大長編好きにとってはw
次スレは必要なんだろうか
エロくないよ話題が!
>>960 当然必要であります!
今スレの投下量は久々に大充実でありましたから
次スレまでは余裕で戦えます!
, -─-- 、
ト、 / , - 、 ヘ> 、
ト1 ` / / \ } / ̄`ヽ、
_j __ ' /` ̄ ̄` ー -ミ |,_ __ __ _
ト、 」 - 、 , 1 |::||::||::||::| 今の私の仕事はナナリー様のパンツを洗うことだ
、  ̄ ̄ ミ 、 \__ / ! ,ノ::||::||::||::|私に洗ってもらうのは光栄のことだと思え
\ f⌒' 弋心ゞ iヒン ∨ゝァ´::||::||::|
∧ヘ { /、 ̄::::::::::::::ノ
, ′\_'ヘ、 ー ‐一 / '. 7 「´
l  ̄ \____/x | ,1 |
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l /###ヘo'只{#\__/- f´}ヘ
丶 〈##く__Y::::{:◎}:!、#####{Y_ノ
\ \##> 、:: ̄:::'V  ̄ ̄ 1.|
`ー ヘ_ ノ::::::l}:::::ヘ .| |
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f::::::::::} 1::,rヘ . | |
/_`Y }/ r ヘ |_|
l____r ' `ー‐ '
小沢「鳩山。約束通り。おまえがおれを殺せ」
鳩山「やるのか。どうしても」
小沢「予定通り、日本人の憎しみは今このおれに集まっている。
後はおれが消えることで、憎しみの連鎖を断ち切るだけだ」
麻生の仮面を鳩山に手渡す。
小沢「自民党には、麻生という伝説が残っている。
岡田も麻生に仕える。
これで日本は軍事力ではなく、話し合いという一つのテーブルにつくことができる。
明日をむかえることができる」
鳩山「それが」
小沢「ああ」
鳩山「小沢・レクイエム。
友愛の世界で僕たちは知った。人々が明日を望んでいることを」
小沢「ふん。なあ、鳩山。願いとは脱税に似ていないか」
鳩山「え」
小沢「自分の力だけでは叶わないことを誰かに求める」
鳩山「脱税、か?」
小沢「そうだ。おれは、人々を願いという名の脱税してやる。
世界の明日のために」
岡田「小沢、おまえは人々を不況に巻き込んだ代償として」
涙を流す岡田
小沢「売国していいのは、撃たれる覚悟のあるやつだけだ」
鳩山に討たれる小沢。
小沢 鳩山おまえは英雄になるんだ。
日本人の敵、皇帝小沢・ヴィ・ブリタニアから世界を救った救世主麻生に
>>963 ワロスと思ったが憎らしいくらい笑えねぇ・・・
鳩とオジャー1はやばすぎる・・・
政治厨もドラ厨もマジうぜぇ・・・
スレ違いだろ
暇つぶしにセシルさんにちょっかいをかけるパンダさんとか読みたい
このペースだと次スレは980ぐらいか?
最近エロ雑談も少なくなってきたが(代わりに変なのが入ってる感も否めないが)
オレンジ×ヴィレッタって過去あったっけ?
最初のED絵はそれっぽいと思ったんだがまさか扇とああなるとは…
懐かしんでオレヴィレならどんなシチュが良いだろう?
>>969 保管庫に何作かあるよ
たまにはジェレヴィレも良いな
EDの大人ムードは良かった
久しぶりに保管庫覗いたら11スレまでしか保管されてなかったんだがいつからああなったんだろうか
荒らしがひどかったからじゃないかな
>>971 TOPにパソの異常って書いてあるぞ
つい最近みたいだし
公開するぞ。 オレンジを
分かった
「あの時、マリアンヌ様をお守りする事ができなかった・・・」
後悔したオレンジ
おつー
イベント後には何かしらネタが上がってくるか?
次スレ乙ー
マリアンヌ×若き日のオレンジ…いや、ありかもしれない。
オレンジの初恋はマリアンヌだろうな、だとしたら憧れと一緒に悶々としたものを
抱いていてもおかしくはない気がしてきた。
イベント後はスレが活気付くといいなー
ルルーシュ×神楽耶 投下しようと思いますが、長さが良く分からんので次スレで。
>>983 マジか!
ルルカグってもしかして初めてじゃないか。
楽しみにしてるわ。
次スレこそナナルルものが投下されますように
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ノ/l.:.:.:.|:.: :.:.:.:/:. :.:.://: :.:.:.:.:./:.:.:. .:.:. .: ..:.:.:/ :/: |.: .|:.: .:.:.:.|:.:.|
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ディートハルトさんが勃起してしまったようです
うめ
梅宮辰夫
勃起した
ルルーシュ「ブリタニアに勝ちてえのか!? そんなに革命してほしいのか!? あーーー!?
ならばこの国の女を差し出せ! オレの部屋の前で順番待ちさせてろ!
オレの遺伝子をくれてやる!! この国にオレの種をまいてやるよっ!
20年後、日本はテロリストだらけだぜ!!」
「そんな貧弱で女々しい性格な男の精子なんて入りません。」