触手・怪物に犯されるSS 20匹目

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1名無しさん@ピンキー
女性が触手や怪物など、モンスターに犯されるSSのスレです。
オリジナル・版権問いません。 和姦・強姦・輪姦なんでもOK。

前スレ
触手・怪物に犯されるSS 19匹目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1233439018/
過去スレ一覧
http://www9.atwiki.jp/eroparo/pages/381.htmlOpen

類似スレ
小さい生き物が女の子によって集るシーン【二匹目】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090661677/

異種姦【触手蟲獣妖し機械人外】総合スレ96匹目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1212912092/

「漂流女子校」専用控え室(2号室)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1152250437/

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
2名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 10:28:15 ID:X3yy/5s5
>>1
乙そしてGJ
3名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 10:47:44 ID:bg+y4svW
>>1
スレ立て乙!
それからGJ!
前スレにて、貴方をカス呼ばわりした奴は、前から居る奴だから気にすんな。
4名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 08:54:00 ID:6zDslXdw
>>3
そうなん?誰?
5名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 13:21:39 ID:COEGtlKR
>>1

このスレもSSがいっぱいになりますように(´∀`)
6名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 22:45:06 ID:IgZS/HOm
>>1
乙。
500KBや1000レス前に21匹目になってほすぃ、とささやかに願う
7名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 09:40:16 ID:CiVtOmE5
GJ!
8名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 23:36:58 ID:ju940EK4
触手が少女に襲い掛かる

最初、少女は嫌がるが気持ち良くなってしまう

少女が積極的に腰を振り始める

触手と人間の種族間を超えた愛が芽生える

Happy End

って感じの奴ってもう出た?
9名無しさん@ピンキー :2009/04/04(土) 00:37:52 ID:jgBp6WMw
>>8

>>1の保管庫さがせばありそうだが
昔虹スレでみた触手と研究員のシリーズ絵は萌えたなぁ
10名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 23:55:16 ID:aCHzBI50
規制長ぇ
いつになっても再開できん。
11名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 06:36:38 ID:AWpktt9/
こっちはようやく寄生が融けた
12名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 08:32:33 ID:vbckG2A+
ニュー速のみ寄生されてる俺が来ましたよ
13名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 16:18:22 ID:IuzBUsZr
みんな寄生されてる
って書くとエロいな
14名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 22:57:29 ID:NiN8Nymd
ゆらぎだかデスパイアやらに完全制圧されてしまった街を読んでみたい。
大通りは至る所に腹の膨れ上がったOLやギャルがレイプ目で転がっていて
テレビや街頭のスクリーンは隠れてたのを発見されてしまった女性の公開陵辱が全チャンネルで延々流されてる

頼みの綱のヒロインは、クラスメートの女の子たち共々
敵ボスの傍らに侍らされて中出しの日々。みたいな。
15触姫無双:2009/04/08(水) 06:54:18 ID:nvzqfzh4
最近、とある女の子たちと出会いました。
一人は黒髪の美しい乳のデカイお姉さん。
もう一人はちっちゃくて可愛い妹さん。
彼女たちはこの乱れた世を治そうと立ち上がったそうです。
でもたった二人ではどうにもならないと思い、僭越ながら私めが
協力を申し出ました。
逢うなりいきなり「ひぃ!? バ、バケモノ―――ッ!!」などと叫び
いきなり襲いかかってきしたが、なんとか説得が通じたようで
今ではすっかり仲良し。
義兄弟の契りを交わす仲になりました。
私の巣へとお連れして、とりあえずは子作り。
産めよ増やせよ、ズボズボ膣出し。
粘糸で壁にへばりつけて、一日に6〜10匹ぐらい産んでもらいます。
産まれた子は一ヶ月ほどで成虫になり、その子たちがまた別の
私たちの志に協力してくれそうな仲間(可愛い女の子に限ります)を
探して連れてきて、種付けを行いますので
一年も続ければ、かなりの大群になるでしょう。
何度か討伐隊も出てくるでしょうが、巣には侵入者撃退用の罠もありますし
それに得物が向こうから来てくれるのは大歓迎。
説得して仲間に引き入れましょう。
とにもかくにも、今は彼女たちと富国強兵に努めています。
「ひうぅんっ!  もっと、そこ…もっとズンズンしてほしいのだぁ〜」
「………し、しっかりしろ凛々。 気をしっかり持…うぷっ……!」
本日何度目かの悪阻。
妹さんの方は、今ではすっかり子作りが大好きになりました。
良い子を一杯産んでくれています。
お姉さんの方は恥ずかしがりやなようで、まだ子作りには抵抗があるようです。
もうかれこれ2ヶ月ぐらいは産ませ続けているのですが
まだまだ反応が初々しくて、これはこれは良いものです。
女性は恥じらいがあった方が可愛いものですからね。
100000ほどの兵を揃えたら、とりあえず手近な城を攻め落としてみようと思います。
16名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 07:20:00 ID:na3LUy1L
どうでもいいが、姉妹なのに義兄弟なのだろうか
17名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 10:14:30 ID:oC3BrQxP
>>15
恥じらうことが女のたった一つの勲章GJ
18名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 12:35:38 ID:0EqYQa86
エロすぎGJ
19走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:03:13 ID:k5nw402/
前スレ 441-449 続き

『くしゅんっ!今年も嫌な季節になりましたねぇ……花粉症というのはアレルギーのひとつで、身体の過剰反応なんですよね。
粘膜に花粉とかが付着して、体がIgE抗体って奴を作り出すんです。
こいつ自体は体内の異物を攻撃する重要な役割を担っているんですけど、アレルギーの人は大量に作りすぎてしまうんです。
その余った分が肥満細胞に取り込まれて、表面についた花粉なんかと結びついて、粘膜の炎症を起こしてしまう……と。
防衛機構が逆に自分を傷つけてしまうんですよね。やっかいなもんです。
 ところで皆さん。昔の人ってアレルギーになりにくかったって知ってました?寄生虫と関係があるんですよね。
戦後、徹底的に寄生虫の駆除がされるわけですけど、それ以前は回虫とかサナダムシとかを抱えてる人が殆どだったんです。
で、寄生虫が体内に居ると抗体がそっちに攻撃に行っちゃう訳です。
ここら辺は、寄生虫がわざと効力の無いIgE抗体を大量に作り出して自分の為に使ってるという説もあるみたいですけどね。
いずれにせよ、寄生虫がアレルギーを抑えてくれるというんですね。
 まあ、もちろん寄生虫の害の方が大きいので、駆除するという方針は間違ってはいないんですが。
つまり、この話は自然と人間との関係を考えず、一方的に片方を切り落としてしまうと、
手痛いしっぺ返しを喰らうという教訓なんですよね……
 あ〜そこの大きい人……そう、あなたですあなた。講義が始まって5分で寝ないで下さい。
せめて、いびきは止めなさい、いびきは。女性として問題あるでしょ?
なに?無駄話は止めて、さっさと講義を始めろ?
……まあ、確かに今の話はテストには出しませんけど……もっと別の言い方が……ぶつぶつ。
 いいでしょう!今日の講義はとっても刺激的ですっ!皆さん、教科書を開いてください。113ページです。
さて、これから正常ゼーマン効果について考えて行きましょうね。中心力を受けて運動している電子のハミルトニアンは……』

―――魔法学院高等部前期カリキュラム「基礎教養科目V(量子論)」より

『一部の物理学者には知られつつあるが、このような異世界は無数に存在し、中には我々の世界と繋がっているものもある。
我々魔法使いは世界同士の交わりからマナを抽出すると言うわけだ。そのためには、直感的な理解が必要になる。
 まず、四次元の球体をイメージする。そして、この球体の赤道を一つ固定して三次元平面でカットする。
この平面と球体の交わり、すなわち円盤が我々の世界であるとしようか。
 ここで注意して欲しいのは、この円盤は四次元軸上では厚みの無いが、れっきとした三次元空間であることだ。
次にこの円盤を球体の中心点を固定したまま適当に傾けてみよう。これが異世界というわけだ。
ああ、そうそう、時間軸は全ての世界で共有している。こちらの一分は他の世界でも一分だ。
 そんなわけで平面の傾け方は当然無限に存在するから、理論上異世界も連続体の濃度で無限に存在する……はずなのだが……
面白いことに、我々がこれまでに観測できた異世界は両の手に満たないのだな。
 この辺り、“有理数に対して無理数は非常に多く存在するはずなのに、知られている無理数の数は少ない”
という数学上の問題とリンクしているようで、非常に興味深いね。
 話を元に戻そう。我々の世界である円盤をAとし、異世界をBとする。
この二つの三次元空間は一つの線で交わっていることがわかるだろう。
ん?ああ、混同しやすいが平行世界と異世界は別物だよ。平行世界同士には交わりは存在しないからね。
 念のために注意しておくが、黒板上ではこれは線だが、実際は二次元平面なんだ。
この平面から我々はマナを盗み出している……というわけだ、くくく……
 当然、この平面を通り抜けられるのはマナだけじゃない
時折、不幸な偶然でこちらの者があちらに、あちらの者がこちらに来てしまうことがあるのは皆知っているだろう。
 そう、それが魔物だったり神だったりするわけだな。
案外、こちらからあちらへ神隠しに遭った者は神として祭り上げられているかも知れん。若しくは魔物か、くく……
 そろそろ時間だな。前回のレポートを回収する。後ろの席から前へ送りたまえ。
……なんだ、君はまたレポートを忘れてきたのかね?後で私の部屋に来なさい。追加の課題を出してあげよう。
 あー次回は小テストを行う。多次元空間上でのマナの容量計算を出すから、
N次元球の体積の公式について復習しておくように……以上だ。委員長合図を。』

―――魔法学院中等部前期カリキュラム「専門教育科目T(魔法理論)」
20走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:04:36 ID:k5nw402/
―――そうか、寄生虫か!
 少女の体が自由な状態であれば、彼女は思わず、ぽんっ、と手を打ったことだろう。
雑然と脳内に撒き散らされた情報のピースが、凄まじい勢いで正しい場所へと配置されていく。
ついに論理のパズルが完成した。
ヒントになったのは、『寄生虫を抱えている人間は、アレルギーになり難い』という事実である。
これと同じような状況が、私と妹の体にも起こっているのではないか?
 恐らく理屈はこうだ。禁呪を掛けられ過剰な防衛反応が引き起こされた私の体に、触手が取り憑いた。
禁呪はこれを外的と認め、矛先を向ける。触手の方はなんとかして排除されまいと、
遺伝子上の改変や抗体生産の抑制を行うホルモンを分泌するが、禁呪の効果が強すぎてダメージを負ってしまう。
意図せぬ均衡の結果として、触手の侵攻は食い止められ、禁呪の副作用は抑制されるというわけだ。
 事実、私の全身は既に性感帯ではなく、ほとんど通常の感覚を取り戻している。
ただし、触手と禁呪の戦闘の最前線たる淫核は、当初の禁呪による副作用以上の激感を常時伝えていた。
 一方で、妹のケースは多少異なる。妹の場合、“触手が取り憑いた後”に禁呪を掛けたのだ。
故に、禁呪にとって触手は外敵ではない。禁呪が遵守すべき初期状態の一部なのである。
妹の腕を自由自在に触手へと変化させる技は、触手の活性を無意識にコントロールしている結果なのだろう。
 触手が活性化すれば、腕が変異し触手に成る。活性を弱めれば禁呪が機能し、腕を元に戻すといったところか。
細胞単位で活性の度合いを調節し剣すら形成する―――触手と同化した妹にしかできない離れ業と言えよう。
 しかし、これはあくまで理論上の話だ。まず寄生型触手を逆に乗っ取る例など聞いたことが無い。
それに、精神的に同化していたのだから、身体に対する触手の侵攻は劇的な速さだったろう。
禁呪を使うのが数分でも遅れていれば、妹の体は完全に触手と化した後だったろう。
よしんば、正確にタイミングを測れたとしても、触手の侵攻スピードや禁呪の効果の強弱は個人差がある。
とてもじゃないが狙って再現できる現象ではない。恐ろしいまでの強運……いや、凶運か?
―――少女は今の状況が起こりえる確率に思い当たり、ぞっとした。
こいつはパスカルか何かの悪趣味な冗談だとしか思えない。もし仮に……
「ふああああああああああ!♥」
 触手バイブの振動が強められ、思索の海を漂っていた少女の意識が現実へと引き戻される。
「姉さん!?聞いてるんですか?」
 突然、妹の顔が大写しになって少女はぎょっとした。
「なっ!なんだっ!?」
「人の話を聞いてませんでしたね?『何だ?』じゃありませんよ。全く……」
 妹は肩を竦めて、顎をしゃくった。見れば、化け物たちが原っぱの真ん中で、飲めや歌えのどんちゃん騒ぎに興じている。
宴会の中心では、男女が数人磔にされ、足元には薪が敷き詰められていた。
少し離れた場所では正面が凹んだ観光バスが放置され、中の獲物たちは怯えていた。
自分の番が少しでも後であることを祈っていることだろう。
「むっ!?」
 少女たちはいつの間にやら、人外の支配領域に踏み込んでいた。
「ここを通らないと、触手の巣に辿り着けませんけど。もちろん私たちの姿は見えませんから、無視して先を急ぐことも……」
「却下だ!!」
「ですよね〜♪」
 妹の甘言を即座に否定してはみたものの、少女は、はたと困り果てた。
ゴブリンが百にオークが三、実に組し易い相手だ。もし少女が万全であれば五分とかからぬ。
仮に武器が無くとも十五分といったところか。だが、少女の体は未だ万全とは程遠い。
 確かに魔力は戻りつつある。異常性感も一部を除いてほぼ治まってはいる。体力に至っては無尽蔵だ。
しかし、肝心要の主導権が無い。少女の体の主は妹なのだ。よしんば、妹の支配から脱却したとして、
クリトリスがこの有様では、立ち上がることすら覚束ないだろう。
 その上、連中は人質を囲っている。一人の被害も出さずに救出することは至難の業だ。
何か方法はないかと、少女はしばし逡巡した。見かねて妹が提案する。
「姉さん?体のコントロール、要ります?」
「ん?どういう意味だ?」
 “操るのを止める”ではなく“コントロールが要るか”ときた。微妙な言い回しに少女は首を傾げる。
「こういう意味なんですけど……」
21走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:06:24 ID:k5nw402/
「え!?おおう!!」
 体が思い通りに動く!なるほど、体が触手の呪縛から自由になったわけではない。依然として触手の制御下にある。
少女の指示をそのまま触手が全身に伝達しているのだった。即ち、これまで司令塔は妹であり触手は中継地点であった。
今、妹の占めていた位置に少女の脳が、でんと座っていると言えば分かりやすいだろうか。
端的に表現すれば、少女は自分の体をリモコンで操作するという、なんとも面妖な状態に置かれていた。
 面倒な状況だが、これは同時に少女が望み得る最善の状況でもあった。
なにしろ、触手バイブによる体の反射行動―――筋肉の硬直や弛緩―――を、ほぼ無視して身体能力を発揮できるのだ。
「ふっ!はっ!せやっ!!」
 少女は型を少し試してみた。十分の一拍ほど遅延を感じるが、致命的な問題ではない。
頭の中では未だ性感が荒れ狂っているので、集中力を必要とする精密な魔力操作は行えないが、
魔力を打撃に乗せて打ち込むことは可能だ。よもや、あの程度の連中に後れを取ることはあるまい。
 せっかく勝ち得た譲歩だ!ここは押しの一手―――とばかりに、少女は領土拡張の策に出た。
体が自由になってちょっと強気になったせいか、少女が居丈高に踏ん反り返って妹に命じる。
「おいっ!お前!いいかげん、これ止めろ!!」
 ぴきっと音を立てて、妹のこめかみに青筋が浮かぶ。ほとんど反射的に、触手に対して制裁の指示を下した。
「きゅいぃぃい!!いやぁぁぁ……強くしちゃらめぇ……」
 少女のはしたない嬌声が響く。体が快楽の反射から自由になったからといって、精神が淫らな牢獄から開放されたわけではない。
むしろ、体の反射行動で発散できない分だけ、少女の心が乱れる。
 妹は引き攣った笑みを張り付かせたまま、努めて冷静な口調で姉を諭した。
「ちょっと待って姉さん、今……何て言いました?おやおや姉さん?今なんて仰いました!?『これ止めろ』?
『これ』とか『止めろ』とか言ってる間は、ずっとダメなんですよ?考えてください……もっと考えてください!」
 少女は目に悔しげな色を滲ませて、喘ぎ声と共に懇願を吐き出した。
「んっふぅ♥……こ、これ……を……おぁ……とめ……止めて……くふぅ♥止めて下さいぃ……」
 妹は姉の情けない言葉を聞いて、多少機嫌を取り戻す。
「また『これ』ですか?もっと良い言葉があるはずです!無いなんて事はありません!どこかにあるはず、探しましょうよ!」
 少女の頬に薄く紅が差す。風にかき消されそうな声で小さく呟いた。
「く、クリトリス……」
 妹は満面に喜色を湛えて、ぱちぱちと手を叩いた。
「ほら、あるじゃないですか! ほら見なさい!あるじゃありませんか!」
 少女は今にも泣き出してしまいそうだ。
「く……クリトリスを……ふぁ♥と、止め……て……ぇぁ……下さい……」
「そうですっ!もっと大きな声で!!」
「わ、私のぉ……お……お豆ぇ♥……ぶるぶるさせるの……止めてぇ……」
「もっと可愛く!!!」
 少女がこれまでに収集してきた、ありとあらゆる画像が頭の中を駆け巡る。
少女は両膝を地面に付き、両の手を胸の前で組み合わせて上目遣いをした。
唇の端を無理矢理吊り上げ、ぎこちなく笑顔を作る。少女は自分が小動物になったつもりで小首を傾げてみた。
「ふぅぁ……く、クリトリスはぁ……あぁん♥か、感じすぎちゃうからぁ……も、もう……い、いやぁ……いじめないれぇ♥」
 だが哀しいかな、その姿は小動物というより、茂みから首を出して獲物の様子を窺う黒豹に近い。
―――有り体に言ってしまえば、絶望的に似合ってなかった。
 いつもは凛々しい姉が、科を作って媚びる様は、なんとも不気味だ。妹は思わず、おぇっと嘔吐いた。
「はい……もう結構です。姉さん……なんだか気持ち悪い……」
 妹の率直な感想が鋭い刃となって、少女の女の子としての部分をばっさり両断する。姉が激昂した。
「お、お前っ!!!気持ち悪いとはどういう了見だっ!私にも分かるように、ちゃんと説明してみ……うみゃぁぁああ!!
わ、わかってます!わかってましたぁ!くひぃ♥似合ってないって知ってましたっ!!うぁぁああ……う、嘘吐いてましたぁぁああ!!」
 少女の触手バイブが、少女の小さな見栄にすら律儀に反応する。不用意な憤怒に引き出されたのは、あまりにも哀しい告白だった。
―――いいんだ……どうせ、薄汚れた私には可愛い仕草なんか似合わないんだ……
22走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:07:28 ID:k5nw402/
 少女が多大なる犠牲を払って、ようやく手にした勝利は何の意味もなさなかった。触手バイブは元気に蠢き続ける。
ぐすっとしゃくりあげ始める姉を見かねて、妹は決まり悪げに言葉を続けた。
「泣かないで下さい、姉さん。いい年をしてみっともない……」
「五月蝿い!五月蝿い!私は泣いてなどいない!それに私は、まだ、じゅうな……ひぁぁああん!
はひぃ♥泣いてますぅ♥妹の前で泣いちゃってますぅ♥姉なのに泣かされちゃいましたぁぁああ!」
 虚勢を張ることすら許されず、少女の精神が壁際へと追い詰められていく。バイブによる責めは、地味だが着実に効果を上げていた。
少女の言動が次第に子供染みたものに変化する。
「うぇぇええ……もう止めてよぉ……許してよぉ……」
 ついに、少女は嗚咽を漏らし出した。ついでに指摘すれば、秘所からはずっと愛液が漏れている。
「だって……元はと言えば、姉さんが悪いんじゃないですか。姉さんが勝手に私の部屋に入ったりなんかするから……」
 妹は頭痛を堪えるように額に手をやって、かぶりを振る。
―――これでは自分が悪者になって、いじめているみたいではないか!まあ、悪者なのだが……
「ぐすっ……で、でもぉ……お前だって……ひっく……お前だって私の部屋に勝手にぃ……」
「それは、姉さんがちっとも掃除しないからです!酒瓶と空き缶の山に埋もれるつもりですか!?」
 少女の正論を妹の正論が押し流した。思いもよらぬ方向からの反撃に虚を衝かれ、口調が素に戻る。
「酒は百薬の長だっ!!何も問題はないっ!!」
 妹の頭痛がひどくなる―――意味が分からない……どこが反論になっているのだろう?
「問題大ありですっ!毎週分別してゴミに出してるの、誰だと思ってるんですか!?」
 姉の無意味な気勢が、妹の剣幕に圧されまくる。しゅるしゅると気勢と共に体も萎んでいくかのようだった。
「わ、私はそんなこと頼んでな……」
「だいたい、何が『酒は百薬の長』ですか?私よりお酒弱いくせに!ケーキのブランデーで酔っ払うのなんて姉さんくらいですよ?」
 口を挟む糸口を見つけた。少女の瞳が、きらり、と光り、反撃の狼煙を上げる。
「むっ!?お前、酒を飲んでいるのか?いかんぞ!未成年が飲んでは……不良か!?」
「他人のこと言える立場ですか!?寮でお酒を飲むのは、誰であろうと禁止のはずです!!何様ですかっ!!」
 薮蛇だった。うわばみと化した妹の顎門に、姉の狼煙があっさりと飲み込まれる。
「お……お……お前の……姉様……だ……」
「うるさい!黙りなさい!!」
 妹の容赦の無い一喝で、最後の抵抗の灯火も潰えた。ある意味当然だった。
全ての攻め手を封じられた少女が取った次なる一手は、姉として、人として、あまりにも恥ずかしい物だった。
―――くっ!か、かくなる上はっ!
「え〜ん……え〜ん……妹がいじめるぅ……」
「泣き真似は無駄です、姉さん……子供ですか!?ゴミを出す度に、寮長から嫌味を言われるのは私なんですよ?
泣きたいのはこっちの方です!ゴミの分別がどれだけ面倒くさいか知っていますか?缶も瓶も中までしっかり洗って乾かして……」
 渾身の演技は即座に看破された。小言の機関銃が、少女に残されたなけなしのプライドを蜂の巣にする。
 正直なところ、姉妹は口には出さなかったが、ここ数時間の言い争いを心の底から楽しんでいた。
もちろんこれは茶番にすぎない。妹は姉の心を壊したがっているし、姉は少女を元の純真無垢な存在に戻すべく、今も思索を続けている。
それでも、本音をぶつけ合い、気兼ねなく罵り合う―――ただ、それだけのことが楽しくてしょうがなかった。
 こんな風に喧嘩をしたのは何年ぶりだろう?姉妹の会話が表層だけの空虚なものになったのは何時からだろう?
まともな会話が失われて久しい。妹は言わずもがな、姉も立派な姉であろうと上辺を繕い言葉を選んでいた―――酒で正気を失った時以外は。
何時の頃からか姉妹の間には、一線を越えた付き合いが無くなっていたのだ。
 だが、今は違う。今だけは……目に見えぬ垣根は取り払われ、二人は幼い頃に還ったかのようにじゃれ合っていた。
あくまで“じゃれ合い”である―――一方的な説教に見えるが、決してそんなことは無い……はずだ。
23走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:09:00 ID:k5nw402/
「ひとが一生懸命、横で作業してても、お腹出してぐーぐー寝てるしっ!私がゴキブリに気付いて悲鳴を上げても、起きないしっ!
……というか、よくあんな部屋で寝てられるものですね!無神経にも程がありますっ!
ああ、起きた瞬間に吐かれた事もありましたっけ?ごめんの一言も無く涎垂らしながら『水……』って、人としてどうなんですか!?
水を受け取ったら、一気に飲み干して『みず……うま……』って言ったきり、汚れた服のまま寝ちゃいましたよね?
あの後、私が姉さんを着替えさせるの、どれだけ大変だったかわかりますか!?
あんな風に汚れると洗濯だって大変なんです!他の物と一緒に洗濯機に放り込むわけにはいきませんからね……全部手洗いですっ!
いつもいつも、脱いだら脱ぎっぱなし!何度『洗濯物は籠の中へ入れてください』って言っても聞きやしない!
下着が廊下に出てたこともありましたよね!?姉さんは女として終わっていますっ!!あの時もそうでした!私が……」
 妹がさらに昔の記憶を掘り起こそうと視線を上に向けた―――その瞬間だった。
 縮こまっていた少女の体が、爆発的な動きを見せる。電光石火、妹の背後に回りこみ、手刀を無防備な首筋に打ち込む。
それは、少女の待ち焦がれていた隙であった。妹の強化された網膜は少女の残像すら捉えられなかった。
はらりと妹の髪の毛が数本空に舞い、少女の希望が確信へと変わる―――すまぬ、我が妹よ。少しの間だけ眠っていておくれ……
狸と狐の化かしあいは、少女の方へ軍配が挙がるかに思われた。
「ふ……ふふっ♪ふふふふふ……」
 妹の意識を刈り取るべく一閃された手刀は、紙一重の位置で停止していた。
必勝を期して繰り出された少女の手に、妹の細長い指が絡みつく。少女の人差し指が五本の白い蛇によって覆われた。
「無駄ですよ……姉さん。私に不意打ちは、もう通用しません。その子が居る限り……ねっ!」
 こきっ、と乾いた音を立てて指が折れ曲がった。少女は痛がるそぶりすら見せず、舌打ちした。
「ちっ!安全装置……というわけか?用意のいいことだな!」
 妹がゆっくりと振り返る。少女を見据える両の瞳は、あくまで純粋で澄んでいて、見る者を虜にする。
だが、込められた殺気は百戦錬磨の少女をして、心胆寒からしめるに十分であった。
身を焦がす程の憎悪の発露―――ぞわっと少女の背筋に悪寒が走る。
「ふふ……元気のいい姉さんには、プレゼントを差し上げます。受け取って頂けますよね?」
 妹の白いグローブの下で何かが蠢く。ソレがエナメル質の皮を押しのけ姿を現した。小指の先ほどの大きさの白い蛭だった。
妹の体から生み出された二匹の悪魔が、少女の折れた指を渡り、鎖骨を這い、目的地に辿り着く―――そ、そこは……
 少女は血の気を失った。
「あっ!?あぁ……や……やめ……」
 かぷり……
「きっひぃぃいい!!!」
 蛭は本能の赴くまま、小山の頂に喰らいつく。円状に並ぶ微細だが鋭い歯は、コスチュームの魔力防壁を易々と食い破り、
血が固まらぬよう少女の毛細血管に唾液を流し込んだ―――即座に禁呪が異物を感知する。
触手対禁呪の新たな戦線が形成された。数千倍鋭敏になった両乳首からの激感に少女は悶え苦しむ。
「きゃふぅぅうん♥だ……だめ……イ……イク……そんな……ら、らめら……らめ……あぁ……イくぅ♥」
 少女は手刀を繰り出した凛々しいポーズのまま、恥ずかしい絶頂を迎えてしまう。下の口が、ぷしゅぅうう、と潮を吐いた。
黒い布地の上で白い小さな蛭が、ぴくぴく震える様は淫靡で、少女自身の乳首が男を求めているかのようだった。
遠目から見れば、レオタードから乳首だけを露出しているように見えなくも無い。少女はなんともフェティッシュな姿を晒していた。
 妹は少しの間目を細めて姉の情けない姿を眺めてから、折れた指を解放した。少女の戒めが解かれる。
少女の両手が、負傷に構わず早速蛭を引き剥がしにかかった。
「そ、そんなぁ……くひぃ……取れないなんてぇ♥」
 蛭は必死に抵抗する。甘咬みから、淫肉を引き千切らんばかりの噛み締めに変化した。
「ひぎぃぃいい!!強くしないれぇ……ち、乳首いじめちゃらめぇ……乳首ごと取れちゃうよぉ♥」
 妹が、くすくすと嗤った。
「私が人質を転送します。姉さんは囮役……いいですね?」
 それは冷たい声だった。同時に姉妹の一時の夢に終わりを告げる声であった。
三つの弱点からもたらされる強烈な電撃に狂いながら、少女の心は寂しいという感情だけに染まっていた。
遠ざかっていく妹の背中に、少女はついに言葉を掛ける事が出来なかった。
24走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:09:41 ID:k5nw402/
 少女は蛭の攻略を諦め、指の関節を元に戻す。気を取り直し、自らの敵を見据える。警戒するのはオークだけ……何の問題も無い。
 あんなになっても妹は妹だ。あの娘は優しい娘だ。無辜の民草を危険に晒すような真似はすまい。
いまこの時だけは、全幅の信頼を置ける戦友だ。実に心強い仲間だ。責任を持って全員を救出してくれる。私は囮に徹すればよいのだ。
なぁに、戦術なんて簡単だ。鼻柱をとっ捕まえて、股間を蹴り飛ばせばいい。さっさと片付けてしまおう。
―――少女は狼に率いられた羊の群れの恐ろしさに気付いていなかった。
 異種族を纏められると言うことは、高い統率能力を意味している。それだけの能力を持ってすれば、同族のパーティを組むことは容易い。
わざわざ、力の劣る種族を組み合わせているということは、何か利点があるからだ。オークとゴブリンたちは互いの短所を補い合っている。
―――少女は身をもって、その恐ろしさを味わうこととなる。
 少女は野原で酒宴の、その宴席のまっただ中を駈け抜け、酒宴の怪物たちを仰天させ、彼らに死を宣告した。
「ま、まってぇ……そのひ、ひと……ひぁ……そのひとたちをこ、こりょしちゃ……ら、らめぇ♥しぇ……しぇいぎの……くぁ……
しぇいぎのしっこうしゃが……こ、ここかんじすぎちゃうぅ……ここへおりたった……はぁん♥なにかおりてきちゃうぅ♥
い、いにしぇにょ……けいやきゅ……あぁあ!とまんにゃいよぉ……い、いま……きしゃまりゃ……ぉぁ……だんじゃいしゅりゅぅうう!!」
『待て。その人たちを殺してはならぬ。正義の執行者がここへ降り立った。古の契約のとおり、いま、貴様らを断罪する!』
と大声で化け物どもにむかって叫んだつもりであったが、走ったせいで勃起豆がつぶれて、呂律の回らない喘ぎ声が幽かに出たばかり……
元より下等な魔物は人語を解さないが、他の群衆もひとりとして彼女の言葉に理解が及ばない。
すでに磔の柱に高々と吊るされ、縄を打たれた人質たちは、徐々に内面の動揺を表に吐き出してゆく。
「あ、あんた何だ?」「すげぇ格好……変態か?」「なんでもいいから早く助けて!!」
「馬鹿なことやってないで、さっさと逃げろ!」「むにゃ……お腹すいた……」
 衆目の前で醜態を晒すわけにはいかぬ―――少女は自分の体に渇を入れ直すべく、大きく深呼吸した。こほん、と一回咳払いする。
「い、命が惜しくない者は……くぁ……か、掛かって来るがいい!!」
 突然の出来事に硬直していた魔物たちが一斉に動き始める。少女を嬲り者にせんと取り囲む。
バスに取り付いていたゴブリンたちが寄ってくるのを横目で確認し、少女は無造作に腕を薙ぎ払った。
背後から迫ろうとしていたゴブリンが数体犠牲になる。胴体から別たれた首が少女の足元に、ごろごろ転がってきた。
少女はそれをリフティングの要領で跳ね上げ、リーダー格のオークの顔めがけて蹴り飛ばした。子鬼の首が豚鼻に衝突し四散する。
 激昂したオークは唸り声を上げて突進してきた。直線上に居た不幸なゴブリンが踏み潰される。
猪突猛進を少女は、ひらりとかわし足を引っ掛けた。無様に転んだオークの首筋目掛けて、骨を砕かんと踵を振り下ろす。
「くっ!んっふぅ♥」
 硬い―――反作用で衝撃が脳天まで伝わる。最も近い足の付け根への影響はより深刻だ。少女は自分の攻撃が原因で軽くイってしまう。
丈夫さだけが取り得のような種族だ。必殺を期した少女の一撃は野太い頚椎にひびを入れるだけに終わった。
だが、それで十分だ。リーダーの意識は奪った。後は統率を失った怪物どもを一体ずつ狩るだけだ。
こいつは最後にじっくり料理してやればよい―――この致命的な判断ミスが少女の運命を決定付けた。
「なっ!?ぐっ!くあぁっ!!」
 ゴブリンが四体、少女の四方から襲い掛かった。棍棒の打ち下ろしを背中に受けてしまう。
コスチュームの魔法防壁のおかげで傷一つ無いが、反動で胸がぷるんと揺れる。余計な負荷が甘咬みされている乳首に掛かった。
「ふぁ♥こ、このっ!」
 嬌声を噛み殺しつつ少女の長い足が鉈の様に振るわれ、背後の魔物を屠る。だが―――
「あぁっ!!」
 またもや背後を襲われ、片足立ちの少女はバランスを崩し尻餅をついてしまう。ゴブリンが数体止めを刺すべく棍棒を振り上げた。
「調子に……乗るなっ!!」
 体全体のばねを開脚した足に乗せ、一回転しながら起き上がる。巻き込まれた四体がばらばらの屍を晒した。
―――また、四体……統率を失っていない!?しまった、リーダーは別の奴か!?
 少女の集中力が一瞬途切れ、背後の影に気付けなかった。丸太のような腕が少女の細い胴に回される。
25走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:10:51 ID:k5nw402/
「し、しまっ!!ぐあぁぁああ!!」
 きりきりと少女の内臓ごと背骨が、万力並みの力で締め付けられた。レオタードが絞られ乳首と淫核が押し潰される。
「きぁっ!♥ぐふぅ!♥」
 肺から空気が根こそぎ押し出され、溢れる絶頂感を口に出すことすら許されない。少女の口の端から涎が一筋垂れる。
こみ上げる胃液を堪え、踵をオークの睾丸に叩き付けた。
急所を砕かれ、力なく崩れ落ちるオークの体を投げ飛ばし、二体のゴブリンを下敷きにする。
窮地を脱した少女に間髪入れず四方からゴブリンが突進してきた。両手で二体の胸に風穴を開ける。
「はぐぅ!げほっ!!」
 残った二体が死角から棍棒を振るい、少女のわき腹にクリーンヒットした。汗が、涙が、愛液が飛び散る。
少女はダメージにもアクメにも構わず腕に絡みついたままの屍骸をぶつけた。
波状攻撃は収まりそうにない―――こいつでもないのか!?残る一体は……ん?何だあいつは?
 少し離れた場所、残る一体のオークの傍でゴブリンが厳しい視線を少女に向けていた。少女は理解した。
「そ、そうか……貴様がリーダーか!あふぅ♥」
 そう、この集団のリーダーはゴブリンだった。オークたちはゴブリンリーダーの用心棒兼切り込み隊長として指示に従っていたにすぎない。
ゴブリンはオークの衝撃力と防御力を求め、オークはゴブリンリーダーの頭脳を頼りとしていたのだ。
 肉の壁で囲いを作り、四体ずつ別々の方向から攻撃させる。
少女が如何なる手練れであろうと、物理的に全周からの同時攻撃を捌く事は出来ない。
攻撃を受ける度、また攻撃をする度に少女は果ててしまう。
「はぁっ!!んっ♥このぉっ!ふぅ♥やぁっ!!あぁん♥」
 獲物は確実にダメージを蓄積していく。少女が疲れ切った所を、後詰のオークが止めを刺す……狙いはそんなところだろう。
時間は掛かるが、確実な戦法だ。事実、少女は追い詰められていた。体力に問題は無いが、魔力には限りがある。
 魔力が尽きれば、少女は一流の男子体操選手程度の身体能力しか発揮できない。それは敗北を意味していた。
仮に魔力の残量に問題が無くとも、戦いながらイクという異常な状況に精神が根を上げるだろう。
 上から見下ろしていた人質たちが、思い思いに叫ぶ。
「頑張ってくれ!あんただけが頼りだ!」「なんだぁ?あのエロい声……もしかして感じてんのか?」
「そんなことどうだっていいわよ!ちょっと、そこのあんた!!なに、たらたらやってんのよっ!さっさと助けなさいよぉ〜」
「あの調子じゃだめだな……あーあ、俺の命もこれまでか……」「すやすや……お昼まだかなぁ……」
 今の少女は蜘蛛の網に掛かった蝶に等しい。敗北という大蜘蛛が一歩一歩にじみ寄る。
それでも少女の目は光を失っていなかった。それは、単なる意地でも強がりでもなく―――来た!!!
 観光バスが光と共に消滅する。魔物たちは目の前の信じがたい光景に、困惑を隠しきれない。ざわざわと動揺が走る。
波状攻撃が一瞬停止し、囲みに隙間が出来た。
「そこっ!!」
 少女が一気呵成に鳥篭からの脱出を果たす。少し離れた場所まで走ると、眩暈がして倒れ伏してしまった。少女が荒い息を吐く。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
 自分の体をコントロールするのに、これ程集中力を必要とするとは思わなかった。
それに、触手への意思伝達の過程で魔力を消費しているのだろう。
少しでも休んで魔力を回復させねば―――少女は体の制御を一旦停止させた。
「あ!?んあぁぁああ!えひゃうぅぅ♥」
 抑制されていた生理反応はすぐに表れた。体が電流を浴びたかのように痙攣し、乳首の蛭と触手淫核が地面にやすり掛けされる。
極薄生地のコスチュームが小石のざらざらした感触を伝えてきた。蛭は圧迫感に苦しみ乳首に八つ当たりする。
クリトリスは飽きもせず地面に接吻を繰り返し、蜜で濡れそぼったあそこの布地が泥まみれになる。少女は大地に強姦されていた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛〜!!」
 は、早く仰向けにならないと……お、おかしくなる―――少女は一時的に体の制御を取り戻し、体を裏返した。
この判断が少女にさらなる受難を強いることになる。少女が呼吸するたびに胸が生き物のように上下した。
張りの良い双房が重力にも負けず、つんとそそり立つ。天を指す頂は蛭の淫虐に対抗すべく大きさを増していた。
共に踊る相手を失い、壁の花と化したクリトリスは孤独に戦慄きつつ淫らな舞踏を続ける。秘所が愛液の涙で相棒の悲しみを代弁した。
26走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:11:44 ID:k5nw402/
「あ……ああ……」
 で、でも……これじゃ……イ……イけない―――少女の影響下から逃れた両の手が暴走を始めた。
片方の手が腰布をずらし、秘唇を押し広げ、残った方の手が侵攻を開始する。溜りに溜っていた蜜が、どろりと溢れ出し大地を穢す。
半ば無意識のまま、少女の両の手は複雑な手順を難なくこなしてみせた。
「そ、そんな……いきなり……イ……イクっ♥イっクぅ♥」
 わ……私は何を……た、戦いの真っ最中に―――少女の手は黙々と作業を続けた。さらに奥へと奥へと細長い指が突き入れられる。
「っっっ!!!イク!イクっ!!イ゛ク゛〜!!!」
 だ……だめだ……声を出したら魔法が効力を失ってしまう―――挿入された指が洞窟を押し広げ、お預けを喰らっていた手を迎え入れる。
膣は新たな客人を歓迎し、収縮した。
「んんんんんんんんっ〜!!!」
 こ、声さえ出さなければ……だめだ!だめだっ!!こんなこと許されないっ―――欲望の忠実なる僕たちが本格的な活動に移る。
襞を引っ掻き、感じるポイントを圧迫し、子宮口を突っついた。
「ぉ……ぉぁ……ぁ……」
 い、いや、大丈夫だ……私の意志でいつでも止める事が出来るんだ……だから……だから……も、もう少しだけ……
―――主の許可を得た手が片方、秘所から抜け出した。きゅぽんっと引き抜かれた際の衝撃が少女の子宮を震わせる。
「んぁっ!!!あっはぁ〜♥」
 き、気を落ち着かせるためには……これしかないんだ……し、しかたなくやってることなんだ……
―――自由になった指先が美味しい獲物に標的を定める。胸の白蛭を思いっきり抓った。蛭は堪らず細かい歯を食い込ませる。
てらてら陽光を反射する黒いグローブから愛液が糸を引く様は、涎を垂らす爬虫類の顎門を連想させる。
「くひぃ〜!!ぃぃょぉ♥……こ、これ……これ好きぃ♥」
 こ、これ以上はだめ……だめだっ!これ以上やると……戻れなくなるから……で、でも……でもぉ……
―――少女の指先が凶悪な牙と化し、淫肉を喰い千切らんと胸の先端を上下左右に捏ね繰り回した。
巨大な波に翻弄される蛭は、必死に肉突起にしがみ付く。
「ひぎぃぃいい!!ぃ……痛いのぉ♥しゅごぃぃいい〜!!」
 狂う……心が壊れる……あぁ……流されてしまう……も、もう戻れない……
―――理性が消え逝かんとするまさにその時、少女の鼓膜が空気の震えを捉えた。化け物どもの怨嗟の怒号が聞こえる。
妹が独り戦っているのだ。私はなんて情けない―――その瞬間、少女の中で妹への愛情が欲情を凌駕した。
「わ、わらひ……ま、負けな……ひ……くぅ……こんなところれ……負けられにゃいぃぃぃ!!!」
 少女は触手の力も借りず、自らの克己心のみで愛撫する両手を引っぺがした。私はまだ戦える!
少女は立ち上がった。見れば、五つあった磔台が四つに減っている。妹が危険を顧みず敵中で転送魔法を使用しているのだ。
どんな術師でも詠唱中は無防備になる。なんとしても怪物どもの注意をこちらに向けねばなるまい。
 何を思ったか、少女は手ごろな石を集め始めた。やおら腕を伸ばし片目を瞑り距離を測る。よし!
片足を上げ石を持つ腕を大きく振りかぶった。宙に浮いた足を強く踏み出し勢いを腕の先端へと伝える。
全身を鞭の様にしならせ、石を放った。魔力で覆われた小石が強烈な初速を得て弾丸と化す。
石は一直線にゴブリンの集団に突き刺さり、リーダーの頬を掠めて地面を抉った。
「ちぃっ!!」
 少女が舌打ちする。石は直線上に居た三体のゴブリンを貫通したものの、最重要目標を外した。
少女は失敗を気にした様子もなく、続けざまに第二、第三の弾丸を放つ。
 古来より、投石はポピュラーな軍事行動である。戦国時代の合戦での負傷原因トップはスリングによる物だとする説もある。
現代でも、イラク、アフガンやガザで多くの兵士が原始的な投石によって負傷しているのだ。
 ゴブリンリーダーは冷静だった。見えぬ敵の位置を石の弾道から計算し、オークを壁とする。
部下を大きく二分し、ひとつに背負った弓矢を構えさせ、もうひとつは射撃支援の下に前進するべく集結させた。
矢の雨が降り注ぐ。手負いの獲物を蹂躙すべく前衛部隊が突進した―――だが、そこに少女の姿は無い……次の瞬間、リーダーの頭が爆ぜた。
27走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:12:51 ID:k5nw402/
 少女は怪物どもを侮ってはいなかった。五つだけ石を全力投球した直後に、部隊の側面へと移動していたのだ。
そして、今度こそ狙いを外さなかった。指揮官を失ったゴブリンどもを殲滅せんと、的外れの方向に矢を放つ集団へと疾走する。
三十に及ぶゴブリンたちが自分の身に何が起こったのかも認識できず三途の川を渡った。主人と仲間を殺されたオークがいきり立つ。
少女は最後に残された強敵の方に向きを変え、構えた―――こいつさえ何とかすれば、残りは烏合の衆だ。
「えっ!?」
 構えた腕が、だらりと垂れ下がり、膝が崩れ落ちる。少女は驚愕した。太ももと肩から矢が生えていた。
敗北の二文字が脳裏に浮かぶ。少女は動けない。運命は確定された。
「ぎゃん!!」
 暴走車と化したオークに跳ね飛ばされた。少女の体が木の葉の様に宙を舞う。なす術無く十字架下の薪山に叩きつけられる。
「げほっ!げほっ!どうし……て……」
 オークが戦果に満足し鼻を鳴らす。その背後に、整然と弓を構えるゴブリンたちの姿があった。
―――少女は自身の失策に思い至り歯噛みした。
 ゴブリンたちは不測の事態に備え、指揮権の迅速な委譲の為に、あらかじめ部隊内で順位を定めておいたのだ。
少女の陽動に引っ掛かった前衛の中で最上位の者が部隊を纏め上げ、即座に反撃の矢を繰り出したのであった。
「ぐあぁぁああ!!!」
 少女が力ずくで肩の矢を引き抜く。肉が抉れ血が噴き出す。少女の白い頬が赤く汚れる。即座に組織が再生し腕が力を取り戻した。
寄りかかった十字架を両手で掴み、片方の足だけで立ち上がる。
 第二撃を加えんとオークが足を踏み鳴らす。ゴブリンたちが弦に矢を番える―――急がねばならない……時間との勝負が始まった。
太ももの傷に目を向ける。手刀で鏃を切り落とし、止血点を押さえる。もう片方の手で矢羽を掴み一気に引き抜いた。
「ぐっ!!!」
 適切な処置だったが、それでも動脈から鮮血が流れ出る。大量の失血に視界が霞む。傷は塞がったが、血液の生産が間に合わない。
ふらつきながらも、少女は仁王立ちした直後、絶妙のタイミングで背後の磔台が消滅した。
目を細めてゴブリンたちの手元を注視する―――発射角は?大丈夫だ、人質には当たらない。
 オークのダッシュを合図に、矢が放たれた。少女は矢の散布界から逃れるべく横っ飛びに跳ねた。
「なっ!?」
 体が空に浮いた直後、信じられないものを目撃する。少女の立っていた位置のすぐ後ろに小さな子供が居たのだ。
―――十字架の影に隠れていたのか?迂闊だった……
凄まじい反射神経で子供を掴まえるために、空中で無理矢理上体を捻り腕を伸ばす。そのまま一緒に安全地帯へ連れ出せば……
一瞬の離れ業だが普段の少女であれば、なんとか可能であった―――普段の状態であれば。
 コントロールのわずかな遅延が運命を分けた。指先はその子の服を掠めただけだった。少女はなす術無く着地する。
飛翔する矢の放物線が見える。直進するオークの延長線が見える。物理的な手段では間に合わない―――少女は軽く目を閉じ詠唱した。
「退けよ!!」
 掲げた少女の両の手が輝き、不可視の壁が現出する。飛来した矢は弾かれ、地面に転がった。間髪入れずオークが肩から激突する。
大型バスすら停止させたタックルは見えない障壁に阻まれ、跳ね返された。怪物は無様に転び昏倒した。
殺しきれなかった運動エネルギーが少女の胸と尻を揺らした。
「んぁ♥ぐ……ぅ……」
 少女は足を踏ん張って耐える。乾いた地面に数cmめり込んだブーツが衝撃の凄まじさを物語る。
「すげぇ尻……むしゃぶりつきたくなるぜ!」「あ、あんた!あの女のどこ見てんのよ!」
「だ、だってよぉ……」「えへへ……今日はごちそうだね……とう……むにゃ……」
 少女の耳には外野の声など届いていない。少女の目はゴブリンたちが第二波を放つ様子を捉えていた。少女の頭脳が冷静に状況を判断する。
―――本来なら魔道具の力を借りて行使する術式だ……負担が大きすぎる。集中力も魔力も続かない。連続使用は十分が限度だろう。
だからといって解いてしまえば、私はともかく人質に被害が及んでしまう。私の戦術ミスで人を死なせるわけにはいかない!
あの子は私が抱えて逃げればいいが、それでは磔にされてる人達が……
―――少女は横目でへたり込んでいる幼児を見た。
 五、六歳といったところか……中性的な顔立ちだ。男の子?化け物どもの監視の目を掻い潜ってバスから抜け出したのだろうか?
勇気のある子だ。決して死なせるわけにはゆかぬ!だが、どうすれば……
28走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:13:46 ID:k5nw402/
 少女に待ち焦がれた援護がもたらされた。三本目の十字架直下に転送円が浮かび上がる。
「くぅくぅ……楽しみだね……スフィンクスぅ……え!?何っ!?ここどこ!?ごちそうはっ!?」
 またひとり、現世への帰還を果たした。残る十字架は二本。少女が生還への筋道を必死に模索する。
 このまま妹を信じて耐えるしかない。残る二人の人質が転送されれば動けるようになるが、残った魔力であの数を相手にするのは不可能だ。
となれば、この子と一緒に逃げるしかない。返す返すも口惜しいが、今は障壁を維持することだけに集中せねばなるまい。
―――少女は、ぎりっと歯を噛み締め決意を新たにした。だが、思いもよらぬ方向から計算外の因子が忍び寄る。
「おねえちゃん……こわいよぉ……」
「あっ!?くぁ♥?」
 下半身を襲う違和感に少女が身悶える。男の子が背後から抱きつき、可愛い顔を尻の割れ目に埋めていた。
下腹部に回された小さな掌が偶然触手バイブを捕らえてしまう。
「んあぁぁああ!!は、離れて……離れてくれぇ♥」
「やだ!やだっ!!こわいのは、もうやだっ!!」
 男の子は少女の腰をさらに強く抱き締め、首を駄々っ子のように横に振った。その度に少女の引き締まった丸い尻が歪む。
擦られて、じんじんした熱が次第に尻全体に広がっていく。白い桃が熟し、桃色に染まる。
前の方もただ事ではすまない。男の子の掌で豆が押し付けられ振動が股間全体に伝わる。魔術を行使しながら少女は数回果ててしまった。
子宮が震え、奥から何かが込み上げてくる。括約筋に指示を出し、尿道口を閉じる。
子供の前でみっともない姿を晒すわけにはいかないが、思考に霞が掛かり、集中が途切れてしまう。
―――まずい……これ……は……
魔法障壁が、みるみる小さくなるのを感じる。なんとかしなければならない。少女は優しく語りかけた。
「んふぅ♥だ、大丈夫……だ……はぁ♥わた……私が君を……きゃうっ!絶対……くっ!!ま、守るから……ああん♥」
「ほ、ほんとう?」
 ようやく尻が無邪気な淫辱から開放される。男の子は首を伸ばし、太ももの横から顔を覗かせた。
涙で、きらきら光る瞳が少女の顔を見つめる。しかし、未だに男の子の指先は勃起肉芽を挟み込んだままだ。
「あ……ああ……ぁ♥危ないから……はぁん!!は、離れてぇ……ぃ、いぃ♥いなさ……」
「あれ?おねえちゃんのお洋服の中に何かいるよ?」
 男の子はそのままの姿勢で目線だけを移した。目と鼻の先に小刻みに震える物体を認める。
確かにレオタードの下で何かが暴れているように見えなくも無い。男の子の視線が突き刺さり、豆が恥ずかしげに身悶えする。
何も知らぬ無垢な陵辱者は、触手バイブを別の生き物と判断したようだ―――あながち間違いではないが、真実を告げる気にはなれない。
「そ……それ……はぁ♥……あぁ……」
「これなあに?」
 男の子が正面に回り、やっと指が離れた。苦しみぬいた末、ようやく得られた平穏―――だが、それは儚いものに過ぎなかった。
真摯な瞳で真っ直ぐ少女の股間を見つめる男の子。捻りなく解釈すれば純粋な好奇心の発露なのだが、少女は羞恥に悶える。
「お、お願い……だ……見ない……で……くれ……」
 少女が赤面する。年端もいかぬ幼児に見られているという事実が、情欲の炎を熱く燃え滾らせる。子宮がじんじんする。
このままではいけない!
 遠慮の無い視線から逃れるべく、両手は前方に掲げたまま腰を引いた。Tバック状のレオタードが桃の割れ目に食い込む。
殆ど露出している尻を突き出し、人質のカップルに見せ付ける格好になってしまう。今度は後ろから少女を煽る揶揄が飛んできた。
「うおぉ……サービス満点だな、あんた!食い込みすげぇ……ケツの穴まで見えるんじゃねぇか?」
「そんな格好して、恥ずかしくないの!?あんたっ!人の彼氏、誘惑してんじゃないわよっ!!」
 少女の端正な顔が屈辱に歪む。尻に突き刺さる鋭い視線を感じる―――そんな……どうすればよいのか?
「くっ!!」
 背後からの視姦に困惑し姿勢を変えようと、もじもじ腰を動かす。尻が、ぷるぷる震える。
桃色の血色と相まって、発情期の牝猿にしか見えない。少しだけ腰を前に戻そうとして、壁に当たった。
「ひぁっ!?」
 男の子の顔だ。彼はいつの間にやら少女の懐深く潜り込んでいた。股間に荒い鼻息を感じる。あそこに苛烈な視線を感じる。
直立し、快楽を貪り尽くす触手バイブも、物欲しげに開閉を続ける秘唇も、必死に門を閉じる尿道口も……見られている。
29走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:14:43 ID:k5nw402/
 少女の受難はそれだけの留まらなかった。子供の好奇心が少女を崖っぷちに追い詰める。
「こいつ……うごいてる……」
つんつん、つんつん
「あ♥っ!あ♥っ!……あ♥っ!あ♥っ!」
 男の子が恐る恐る、その奇妙な物体を指先で突いたのだ。少女は危険な衝動を死ぬ気で抑え付ける。
 だっ……だめ……だめだ……もしイったら……イってしまったらぁ……
 予測される惨事に少女が蒼ざめる―――天使を……天使を私のあそこが穢してしまう!!
「おねえちゃん苦しそう……こいつ、わるいやつなんだね!?
「え!?」
 男の子は拳を振り上げた。少女の目が恐怖に見開かれる。その小さな拳が振り下ろされる先は―――そん……な……まさ……か……
淫辱の予感に子宮が、きゅんと締まり、心臓が高鳴る。そ、そんなことされたら、もう……耐えられない!
「えいっ!!」
「くっひいぃぃいい〜!!!」
 狙い違わず拳が淫核めがけて打たれた。堪らず肉突起が形を保ったまま恥丘に倒れ伏す。だが、そんな攻撃で打ち倒せる触手ではない。
拳の圧力が無くなると触手バイブは、ぴんっとそそり立ち、健在ぶりをアピールしていた。
当然、少女の方は無事では済まない。ひとかけらの意地すら許されず、絶頂してしまう。噴き出る潮が男の子の顔を濡らした。
 それが反って男の子の正義の心に火を点けてしまったのか、拳が震えるほど強く握られる―――やめて!やめて!やめて!やめて!
憎き敵を討ち滅ぼさんと小さな凶器が解き放たれた―――い、いや……いやぁ♥〜!!
「えい!えい!こいつめ!こいつめ!」
「う゛ぐぅ♥っ!ひ゛い゛ぃ♥っ!!う゛あ゛ぁ♥っ!!ひ゛ぎい゛ぃ♥っ!!!」
 殴る度に、潮が飛び散る。少女の意識が明滅し、まともに人語を発することが出来ない。
一度殴られると、淫核が倒れ恥丘に押し付けられる時と、反発して起き上がり布地で先端が擦られる時、両方でイってしまう。
少女は調子を刻んで絶頂を繰り返した―――こ……れぇ……すご……いぃ……
 愛液塗れになった男の子が、ぜいぜいと肩で息をする。元気なのは触手バイブばかり。
何度倒れてもすぐに起き上がり、少女と男の子をそれぞれ別の意味で絶望させた。
 埒が明かないと判断したのか、男の子は次なる策に打って出る。片手で腰布を捲り残った手を進入させ、めくらめっぽう弄った。
ついに淫靡な戦いを主導していた手と、仇敵が邂逅を果たす。そのまま少女のクリトリスを、むんずと掴む。
「♥っ♥っ♥っ〜!!!!!!!!!」
「おねえちゃんから、はなれろ!!」
 男の子は“わるいやつ”をやっつける為に思いっきり引っ張った。妹から受けた豆に対する淫虐に比べれば大した力ではない。
しかし、純粋無垢な子供にひどいことをされているという異常な状況が、少女を情欲に狂わせる。
少女が自分の体機能に無理をさせてでも厳守させようとしていた“ある指令”が効力を失う。
―――だ、だめだ……もう……限界だ……
「ふ♥あ♥あ♥あ♥あ♥あ♥あ♥〜!!!」
 ぶっしゃあぁぁぁあああ〜!!
 元来、男性に比べて女性の括約筋はか弱い。我慢に我慢を重ねた上での放尿は、終わることを知らなかった。
噴き出した黄金シャワーは男の子の全身を洗い流し、地面に池を作った。男の子は驚いて手を離し、ぽかんと少女の顔を見上げている。
 少女は恥じて目を固く瞑った。どんなに頑張っても決壊したダムは止められない。尿を垂れ流し続ける少女に、心無い野次が飛んだ。
「あはははははは。すげぇすげぇ!あの女、イきながら派手にしょんべん漏らしやがった!!」
「臭〜い……鼻が曲がりそう……人前でなに考えてるのよぉっ!この変態!!」
 身を焼かれる羞恥の中で、なおも少女は魔法障壁を維持し続けていた。人々を助けるのが魔法少女の使命だ!負けるものか!!
そのためなら、どんな恥辱にだって耐えてみせる!私は何があってもこの人たちを助けるんだ!!
 少女は気合を入れるべく、かっ、と目を見開いた。不幸にも、自分の尿でびしょ濡れになった男の子と目が合ってしまう。
気まずい沈黙が流れる。しょんぼり、うな垂れる男の子の頭に少女の贖罪の涙が降り注ぐ。
 空気を変えようと口を開いたのは二人同時だった。
「す、すまぬ……私のせいで……君は……君は……」
「ああっ!ごめんなさい。ぼく、おねえちゃんのお洋服汚しちゃった……」
 口にした内容も同じであった。少女と男の子は顔を見合わせて笑う。不思議な昂揚感に包まれ、少女の心の傷はそれだけで癒された。
30走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:15:25 ID:k5nw402/
 素直な良い子だ。私も負けておられぬとばかりに敵を睨みつけた。オークたちは……大丈夫だ、まだ眠っている。
しかし、ゴブリンたちの矢が尽きる様子はない。厄介な……ともかく、あと二人だ。この二人さえ救出してしまえば……
 少女の真剣な眼差しを見つめていた男の子が声をかけた。
「ぼくハンカチ持ってるんだ!お顔、拭いてあげるよ!」
「あ?ああ……ありがとう……」
 男の子が背伸びして、涙と汗に塗れる少女の顔を拭った。表情が緩み、口許が自然と綻んでしまう。
しかし、少女の幸福は長く続かなかった。役目を果たしたハンカチが次なる奉仕先を見つける。
「ここも、きれいにしてあげるね!」
「えっ!?あ……きゃっふうぅぅうう!!」
 男の子は布を少女の秘所に宛がうと、勢い良く擦り始めた。忽ちあそこは大洪水になる。
 ごし!ごし!ごし!ごし!
「あ♥あぁ♥ふぁ♥にゃぅ♥」
 少女の甘い声は誰にも止めることは出来ない。柔らかい布で擦られる度に下の口が水分を補給する。
時折、男の子の曲げた指が秘裂に喰い込まされ、軽くイかされてしまう。先程までとは正反対の優しい刺激に脳が混乱する。
思わず口を吐いて出たのは彼を制止する命令でも、自己を戒める叱咤でもなく……
「あぁん♥も……もっとぉ……や、優しくぅ……」
 それは聴く者全てを蕩かせる淫蕩な鼻声だった。少女は自分自身の言葉に懊悩する。馬鹿な!お前は何を考えているのか!?
こんな小さな子供に欲情したのか?恥知らずめ!!
 男の子は少女の葛藤を知る由もなく、命に従った。心なしか、声が上ずっている。
「こ、こうかな?これでいい?おねえちゃん?」
「ふわあぁぁああ♥〜い、いいよぉ♥気持ちいいよぉ♥〜!」
 じんわりと力強い波が体の奥底から押し寄せてくる。絶頂を繰り返した少女にとって、それは決して強い刺激ではない。
しかし、陵辱し尽され、無理矢理幾度も果てさせられた淫らな体には、逆に新鮮だった。
 慈しむかのような優しい感触……甘い誘惑が心を包み込み、少女は虜となる。
小さな子供を自分の欲望の為に奉仕させているという背徳感や、戦いを忘れ快楽を貪る事への罪悪感は情欲を煽る香辛料でしかなかった。
 なけなしの理性が削り取られる―――これ……は……ぁ……だ、だめだ!こんな……こんなこと許されない!!
あぁ……そ、そんな……そんなに優しくぅ……優しくされたらぁ……お、おかしくな……
「も、もっと下……はふぅ♥す、少しだけ……強くぅ……」
「う、うん……わかった……こう?」
 ほんの少しずれたが、そのもどかしさが何ともいえず心地よい。他者を信頼し、己が身を任せる……それは少女にとって未知の体験だった。
自分の両手で弱いところを的確に衝き、快楽を貪る自慰では得られない、暖かな何かが溢れてくる。
 それは愛と呼ぶべきものだったのかも知れない。少女は潤んだ瞳で男の子を見つめる。
白磁の頬に朱が差し、上気していた。彼の小さな肩が上下し、荒い息を吐く―――ああ、君も私と同じなのか。
「お、おねえちゃん……きもちいいの?」
「う……うん……気持ち……いい……こ、これ……好きぃ♥」
 少女が全てを曝け出し、秘唇が濃密な蜜を吐き出す。布が吸収しきれない大量の水分が、小さな手と淫らな秘所の隙間から零れだす。
彼のハンカチは既に機能を失っていた。
「あ、あれっ!?もうびちょびちょになっちゃった……」
 淫靡な奉仕に耽溺する二人にとって、そんなことはもうどうでも良いことだ。男の子はそのまま濡れたハンカチを上下に動かし、擦り続ける。
じゅぷじゅぷ、水音が響き、愛液が飛び散った。辺りが桃色の芳香に染め上げられ、二人は幸福感に包まれた。
客観的には拙い愛撫に過ぎないが、それはSexと呼んで差し支えなかった。
 『いつまでもこうしていたい』という願望が少女の心を支配する。しかし、無慈悲な運命は少女の甘えを許さなかった。
悦びの涙で霞む視界で黒い影が動く。気絶していたオークが覚醒し、半身を起こした。まだふらつくのか、頭をぶんぶん振っている。
闘う者としての本能が警報を鳴らした―――このままではいけない!流されてはならぬ!皆を助けるのだ!
「気持ち……だ、だめ……もう止め……んっ♥は、離れ……離れなさ……い……わ、私は君を……守ら……」
 自分に言い聞かせるように、言葉を紡ぐ。魔法少女としての使命感が情欲の炎に絶望的な闘いを挑む。
だが、偶然という名の悪魔は、そんな少女の決意をことごとく嘲笑う。
31走ってない魔法少女(仮):2009/04/09(木) 23:16:14 ID:k5nw402/
 少女の必死の叫びに男の子が、えっ?と顔を上げた。ぬるぬるした液体によって摩擦が殆どなくなった恥丘の上を、勢い余って拳が滑る。
その先で傲慢に鎮座しているのはクリトリスだ。濡れ雑巾はそのまま暴君を擦り潰した。
「♥っ――――――!!!!」
 前触れの無い強烈な刺激に、成す術無く少女は翻弄され、不可視の壁が揺らぐ。理性が隅へと追いやられ、集中が途切れそうになった。
水位が一挙に上昇し、崩壊へのカウントダウンが始まる。子宮から快い鈍痛が伝わり、暖かい泉がこんこんと涌き始める―――絶頂が近い。
「ぼく、なんだか……へん……おちんちん……いたいよぅ……」
「わ……わた……し……も……う……イ、イクぅ♥……あぁっ!?イっちゃ……」
 意識が消し飛ぶ寸前、障壁にひびが入っていることに気付く。矢の雨は止みそうにない。残された理性を振り絞って、魔力を障壁に注いだ。
 だめだ!だめだ!だめだ!それだけはだめだ!!ここでイったら戻れない!君を守れない!!だから……だから……
理性の過半が消し飛び、最後に残された使命感が悲鳴を上げる。正義の執行者たる矜持が軋む。目から一筋の涙が伝う。
 その時、少女は頬に柔らかなものが宛がわれるのを感じた―――え?
「おねえちゃん、なかないで!」
 胸の奥底から熱い何かが込み上げてくる。心の防波堤が決壊し、これまでにない巨大な波が押し寄せ、少女の雑念を全て洗い流した。
待ち望んだ暴風雨が全身で荒れ狂う。
「イク!イク!イクっ!!イっクぅ♥〜!!」
 ぷしゃあぁぁああ!
 男の子の全身が再び少女の色で染め上げられた。少女の瞳は歓喜に溢れ、滂沱の涙を流す。
法悦で弛緩し、だらしなく半開きになった口から透明の粘液が垂れていた。だが、それでも少女は美しかった。
直立するクリトリスが、たゆんと揺れる胸が、小刻みに震える尻が、蠢くクレヴァスが、女性としての悦びを体現していた
 砕け散った魔力障壁の欠片が、桜の花弁の様に舞い散る―――神秘的な光景の中、彼は陶然と彼女を見つめ呟く。
「お……ねえちゃ……ん……きれい……きれいだ!!」
 少女の空っぽになった心が光で満たされた。呂律の回らぬ口で必死に問い返す。
「わ……わらひ……きれ……い……?」
「うんっ!すっごくきれいだよっ!!」
 こんな惨めな私のことをきれいだと?君はそう言ってくれるのか?罪深い私を許してくれるのか?どうして?どうしてっ!?
私はこんなに醜いのに!穢れているのに!心も体も壊れているのに!!
 怪物たちの欲望の捌け口にされ続けた淫らな体、その奥深くに封じられた孤独な魂が泣き叫ぶ。
「あは♥あははっ♥……しゅ、しゅきぃ♥〜!わ、わらひ……きみの……こと……らいしゅきぃ♥!!」
 第二次性徴すら迎えていない未成熟な体、そこから抜け出そうと懸命にもがく無垢な魂が、それを優しく抱擁した。
「うん……ぼくも!ぼくもおねえちゃんがすき!!」
 二人は仮初めの契りを結ぶ。
「ありがとう、君……」
「ありがとう、おねえちゃん!」
 二人同時に言い、ひしと抱き合い、それから少女は嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。
少女は幸福に溺れ、全てを忘れて男の子に体を預ける―――しかし、神が二人に祝福を賜ることは終ぞ無かった。
「あ……れ……?」
 男の子の両足が力を失い、ぐらりと揺れる。少女は咄嗟に重心をずらし、小さな体を抱え込んだまま仰向けに倒れた。
男の子はなんだか吃驚したような顔をしている。無性に愛おしく感じて、ぎゅっと抱き締めた。
男の子の背中に回された少女の指先が、硬いものに触れる―――なんだ?この感触は!?
 触覚から得た情報が、脳内のデータベースと照合される。思考が答えを出すより先に、無意識が正解に辿り着いていた。
少女の顔が蒼ざめる。う、嘘だ!嘘だ!嘘だ!こんなことって……
 男の子の背中から矢羽が突き出ていた。


『次回予告』
 朝起きたら、以下の文章中にグロシーンが書かれてありました。きっと妖精さんの仕業に違いありません。
とりあえずここで区切ります。よって、次も『宴』後編の後編。
 別に何か他に理由があって、急いで投下したというわけではありませんのであしからず。

 ふ、ふん!このSSのことなんて、あたしちっとも気にしてないんだから!!!
某触手スレで寄生虫の話題が出てきたとき、いつネタが割れるかビクビクなんてしてなかったんだからね!
祈るような気持ちで、こっそり別の話題を振ったりなんかしてないんだからね!!
本当なんだからね!!!
32名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 23:32:36 ID:hpQvW1DZ
おお、リアルタイムで投下に遭遇。
…人質のカップル、別にこいつらは死んでもいいと思ったら駄目?ww
33名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 23:48:24 ID:eCFiViGO
おk、俺が許す
34名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:41:17 ID:6xGLzVqv
いきなしひぐらしばりの寄生虫理論に噴いたw
35名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 06:46:59 ID:aBeHyK69
魔法少女モノも久々な気がする
ナツメとかしばらく見てないけど大丈夫だろうか?
36名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 08:57:24 ID:Bg3CGSoQ
何がやりたいんだか分からん
もう太宰治全然関係なくなってるし、これなら最初からオリジナルとして始めてれば……
37名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 10:10:27 ID:Rjt39s/J
>>36
エロいところは評価できるし股間がビンビンになるのはいいんだが、
毎回冒頭部分のインテリぶった設定が余計だね
38名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 10:21:12 ID:JhhTEiGb
>>35
規制されて投下できんのかもな
39名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 17:46:36 ID:ZrKEBGde
>>19
GJです。
この姉妹の突っ込みどころのありすぎる会話が面白いです。
ところで結局姉は妹の部屋で何していたのかをkwsk

>>35
ペルテの続きとか結構まっているけど規制がきついんでしょうかねえ。
まあ私にできるのは待ち続けるだけですが。
40名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 23:47:16 ID:VDB7mJop
ここ最近、規制激しいよな〜。
妹を人質に取られ必死に触手をパイズリするナツメ読むまでは死ねない。
41名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 00:02:48 ID:WxoE7z7A
あれ、俺>40まだ書き込んでないのに・・・
42名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 00:07:56 ID:FgIn/Kz0
枕がいいんじゃねえか、芋め。
43触姫無双:2009/04/11(土) 05:53:44 ID:6pIePRo2
みなさんは三顧の礼、というものをご存じでしょうか。
とある高名な軍師に仲間になっていただくため、将みずからが出向き
お願いをするというものです。
私は今、それを行っている最中でして
山奥に住む村の医者も兼ねているという方の所へと、お願いにあがっているのです。
ちなみに今回で3回目。
もうそろそろ、折れてくれても良いと思うのですが。
でも世の中、そうそう思い通りにはいかないもので
3回目ともなると、向こうも対策を立てているようです。
戸口をくぐった途端、頭上から油を撒かれ
いきなり火矢で射かけられました。
おかげで自慢の毛(触手に生えてる繊毛)が縮れてしまいまして。
とほほ、あとでちゃんと手入れをしませんと。

でもまあ、こんなことぐらいでどうにかなるような柔な身体はしておりません。
この家に住む妙齢の女性と、小さな小さな頭の良さそうな娘さんを触手で絡め取ります。
すると途端に大人しくなりました。
頬を赤らめ、潤んだ瞳で服の上から股を押さえます。
二人とも今から何をされるのか、よく解っている様子。
さすがは高名な軍師どのと言ったところでしょうか。
まあ3回目ですしね。

この三顧の礼。
ちなみに1回目は触手の良さを教えて差し上げるため、丸一日穴という穴を可愛がって差し上げました。
2回目は、一週間に渡ってのじっくりとした責め。
全身を触手でぬるぬると這い回り、淫核や乳首などの敏感な部分を徹底的に愛してあげます。
ちなみに挿入は少な目に。
焦らすこともまた、時には必要なのです。
置きみやげに受精させ、そして3回目の今日
お腹がすっかり膨らみきり、今にも出産しそうな二人と逢うことができました。
絡め取ってしばらくすると破水が始まり、二人の断末魔のような叫びと共に
私の可愛い子供達が産声を上げました。
総数16匹。
乳が欲しいらしく、産まれたばかりの息子達は二人へと群がっていきます。
母親と、乳を飲む赤子。
この光景は、何者であろうとも犯しがたい雰囲気がありますよね。
44触姫無双:2009/04/11(土) 06:08:02 ID:6pIePRo2
ただいま攻城戦の真っ最中です。
あ、今城門が破られました。
街の中へとうちの可愛い子たちが雪崩込んで行きます。
北方を納める太守の街は大混乱。
町民は逃げまどい、兵は激しく抵抗。
だけどうちの子供達も負けてはおりません。
徒党を組み、その圧倒的な数と勢いで
押して、押して、押しまくります。
途中に可愛い町娘がいると、侵攻の手を止めて遊んでしまう(もちろん性的な意味で)のが玉に傷ですが。
そんな中、一人の女性が我らが行く手を阻みます。
紀元後何十年かのゴルゴダの丘で救世主の脇をぷっすりやったのと似た形の槍を持つ
水色のショートヘアがよく似合う凛々しいお姉さん。
メンマが大好きだそうです。
ですが、いくら槍の名手とはいえ多勢に無勢。
我が子たちに一斉に群がられては為す術もなく、自慢の槍を取り落とすことになりました。
同時に、領主である赤い髪をポニーテールにした女性も討ち取り(性器を触手でズッポリ)ました。
彼女たちも説得して、我が軍の富国強兵に協力していただくことにしましょう。
赤毛ポニテさんが元々座っていたであろう執務室の椅子。
そこに私が座り、彼女は私の上へと座らせます。
私自身が、元領主である彼女の椅子となるのです。
触手椅子です。
自重で深々と奥まで刺さって気持ちいいですよ。
水色の髪のお姉さんも、今頃は私の子供達に可愛がられている頃でしょう。
きっとメンマよりも触手のことを好きになってくれるはずです。

これで我々は一国一城の主。
以前に保護した軍師殿も、ようやく協力してくれる気になったみたいですし
これからはこの城を根城に、本格的に乱世の統一に乗り出したいと思います。
45名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 06:47:22 ID:usihtcMk
どうでもいいが、
攻める側なのに「城門が破られました」っておかしくね?
46名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 07:44:41 ID:KCruuiIH
どっかのスタジオから実況中継してんじゃね?
47名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 12:26:52 ID:KONDXvzM
連投規制って、書き手に対する嫌がらせだろ?
SS投下したら規制食らう仕様何とかしてくれ。
48名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 13:15:32 ID:abaBeEEu
掲示板ってのはみんなで仲良く使うもの
どんなに出来のよいSSでも長々と連投するのは非常識
大長編がやりたければ自分でサイトでも立ち上げれば済む
49名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 13:51:33 ID:zBwA23ZR
理由は何にせよサイトあると便利そうだもんね
作者さん方のホームページがあるなら教えてくりゃれ
50名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 17:33:52 ID:FLviBnTk
研修で忙しくなけりゃ、独自にまとめページ作ろうかとも考えてるんだけどな。
規制の時に投下も出来るし、それもめんどいならメールで送れる。
51名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 20:07:41 ID:94vyyuCk
まあ確かに、単独で保管庫を1ページ占拠してるし。
オリジナル魔法少女や寄生スレは既にまとめがある。
52名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 21:13:01 ID:FgIn/Kz0
そんなにSSで混雑するスレだったとはねー
53名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 02:40:49 ID:NBDvnGxi
SSあってのスレなのにHP行けとはこれいかに?
54名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 14:20:59 ID:rFGppwuN
>>43-44
ワロタ
55名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 19:14:51 ID:Rle26q62
要するにさ
連投で引っかかるって事は
この板で想定してる「SS」の範疇を超える長さなんだよ
大作大いに結構だがここでやるのは迷惑だと自覚した方がいい
56名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 19:43:27 ID:FRzLeSos
連投規制は単なる荒らし対策だろ
それなのに大型SS投下しちゃいけません〜なんて俺ルールを押し付けられても困る
最近は規制に巻き込まれてる人も多いらしいから、待ってればそのうち他の作者さんのも投下されるでしょ
あースレ違いスレ違い
57名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 20:09:38 ID:Rle26q62
荒らし対策に引っかかるって事は荒らしと同様に扱うべきものという事だろ
58名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 21:27:03 ID:MWst5p3O
要は大型SS投下する人をよそにやれと言いたいのか
読みごたえがあっていいのに勿体ない。

宿し姫の人は残して欲しいな
走ってない魔法少女の人もどこかへ追いやられたらついていくよ
59名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 21:30:56 ID:5L2cHzfy
>>57
???
トロール船での底引き網漁じゃあるまいし
そんな暴論はありえない
60名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 21:41:14 ID:lKq8wHib
むしろエロパロ板は意図的な荒らしよりも、住人の喧嘩で荒れる事の方が断然多いからな。
ID強制なのに。

>>55
迷惑と言うならとりあえず誰がどんな不都合を被るのかも指摘してくれ。
漠然とし過ぎて何も言ってないも同然だ。

俺はむしろ今いる長編職人がごっそり居なくなってしまう方が、スレにとって致命傷だと思う。
61名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 21:49:44 ID:8G74zvdu
書き手として迷惑なのか、読み手として迷惑なのかも明確にして欲しいな。

逃げ道を塞いで置くと、運営側はなんとも思ってないよ。
ツール使った荒らしとか、犯罪予告とか、面倒くさい場合を除いて、
住民の自治議論なんて、にやにや見てるだけ。
スレ建て過ぎとかSS連投で、サーバへの負担がなんたらかんたらなんてのは、鼻で笑い飛ばしてる。
人にもよるけど、実況すら黙認するのも居るし。
62名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 22:11:10 ID:fi4yU1Fa
こうやって見てるとただ嵐が沸いてるだけなんじゃないかと言う気がする。
みんな落ち着いて。
63名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 22:38:15 ID:Rle26q62
誰も何も迷惑に感じてないのなら規制もないはず
連投規制があるという事実から
連投は迷惑だと誰かが思っているだろうなと考えるべきだろう
嫌がらせだなどと言うのは失礼だろ

借りている部屋が狭いと大家に文句を言うぐらいなら出て行けよ
64名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 22:53:25 ID:8G74zvdu
迷惑に思って居る人が”いない”ことを証明できないことはお分かり?
あなた自身が思っていない、または迷惑に思う理由を明かせないのなら、
誰か運営の人間で大型SSを迷惑に思っているのをお探しになればいかが?
証明責任がどちらにあるかは明らかでしょう。
65名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:02:34 ID:Rle26q62
連投規制が存在する→そうか、じゃああんまり連投しないで済むようにこの板を利用すべきなんだな
こう考えるのがまともな人間だよ

俺は大長編を好きなだけタダで投下しまくっていいんだ!俺の要求に応えるべきだ!そうしないのは嫌がらせだ!

本当に真面目な話
自分でサイト立ち上げて自分だけのルールでやればいいんじゃないの?
利用させていただいている身分で厚かましいよ
そういう輩は必ずトラブルの元になる
いなくなって欲しい
66名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:08:01 ID:K5JdeCKW
Rle26q62の理屈が面白すぎる件
NGにするのが勿体無いな

相手にしなくていいよこんなの
67名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:13:51 ID:han2/Wtf
めっちゃ笑える もちろんネタだよな?w

真面目な話、ここはエロパロだ
エロパロの特性上、連投せずに細切れ投下の方が迷惑
68名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:16:49 ID:Rle26q62
利用者の身勝手を通したいのなら自分でサイト持てってのがそんなに面白いのか
キチガイだな
69名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:17:14 ID:NBDvnGxi
単に長文苦手なゆとりだろう。
長文書き手追い出しなんかして一体誰得だよ?
70名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:18:19 ID:Rle26q62
自分が一番大事なら
嫌がらせされたくないなら
こんな不特定多数の人間が出入りする場所なんか選ぶな
71名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:18:58 ID:8G74zvdu
読み手から言わせてもらえば、嫌なSSはNGしてるし何の問題も見つからないのですが、
ご自分の立ち位置をあくまで明かさない理由は何ですか?
個人的には、その面白思考回路から生み出されるSSを読んでみたいです。

さて、まずは大長編の定義から提示していただきましょーか。
容量?それともレス数?もしかして”俺”の気に入らない作者?
72名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:20:02 ID:Rle26q62
>>47
とにかくお前の存在だけは認めねえ
出て失せろ
お前なんかの為にこの板があるんじゃねえ
決まりが守れないなら出て行け
二度と来るなボケ
73名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:24:25 ID:lKq8wHib
つーか、まあなんだ。
迷惑だルールだと公の理屈を言い訳にしいるが、
要は長編作品群の中に気に入らないのがあって
でも名指しするとスルーしろの一言で片付けられてしまうから
形を変えて格好のつくようにゴネてるんだろ?

違うなら言ってみ。
74名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:24:53 ID:HgkgfoMm
連投規制があるのはね2chが「掲示板」だから
掲示板っていう以上、ツール荒らしや業者書き込みなんかがあるわけで
規制の類はある種仕方ないわけですよ
ただね2chはもはや「掲示板の形式のままの総合書き込みサイト」みたいな不思議な
サイトなんですよ
実況もあるしチャット状態にもなるし創作を発表するような板もあるんですよ
だからね、「掲示板としての使い方としては間違ってる=荒らし」にはならないんですよ
その為に板やスレ毎にローカルルールがあって、荒らしを報告したりするスレや
ルールを議論する場所があるの
同一人物が長文を投下しちゃいけないなんてルールは一般的な掲示板と違って2chには無いけど
規制で悪意のある書き込みか否かなんてのは判別できないから
「2ch」のルールを守ってても引っかかってしまう事は別におかしくはない

ついでに、エロパロ以外の板でも長編SSが規制食らうなんて良くあること
だから文句があんなら運営にでも直訴してみろやww
長編SS書いている奴はみんな荒らしだってwww
75名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:29:19 ID:NBDvnGxi
そもそも、長文投下=荒らしって理論はアホ過ぎない?
触手に巻かれてしまえw

この板に限っては、何らかの処置は欲しいが、仕様ならしゃーないよな。
76名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:29:34 ID:3ycDLGZu
>>73
俺の作品のことかもと考えると胸が苦しくなる('A`)
駄文書きでゴメンよー
77名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:31:13 ID:Zk6oSK5U
スレ伸びてるから投下でもあったのかと思ったのに
78名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:32:30 ID:8G74zvdu
特定はしないけど、以前SSを書いたことがあるね?
>>65とか書き手がよくやる特徴が出てる。
ここらへんで引っ込んだ方が自分にとってもいいんじゃないかな?かな?
79名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:39:26 ID:Rle26q62
>>71
基準は
連投規制に引っかかるか引っかからないかだけだよ
バカが問題にしてるのはそこでしょ
俺の意見はそれに対するものなんだから他に基準なんかあるわけがない

>>73
それは明らかに勘違いだよ
俺が気に入る気に入らないなんて俺の中で解決すれば済む事だからね

>>74
規制が存在する事に文句はないしどんな大長編が投下されても別にどうという事もない
連投規制は嫌がらせだと訳の分からない事を言うぐらいなら自分のサイトを立ち上げればいいと提案してるだけ
連投が規制されているのが嫌ならそう思う人が規制に反対すべきで俺にはどうでもいい事だな
運営に直訴とか>>47に言えばいいんじゃないの

>>75
規制がある場所なんだからそこに合わせたやり方を考えられないなら出て行けばいいんじゃないの
どうしても短くまとめる事が出来ないんなら自分の能力に合った場所を探すか作るしかないじゃない

>>76
駄文で何が悪いの?ここは素人が駄文垂れ流す場所でもいいんだよ
金貰って書いてる訳でもないんだし
上手い人がいたっていいしド下手糞がいつまでも懲りずに居座っててもいいんだ

>>78
何が「特定はしないけど」だよ…
出来るけどしないみたいな言い方すんな
恥ずかしい奴だなお前
80名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:45:16 ID:JI9GIM5g
ニョロニョロニョロロロニョロニョーロニョロニョロニョロ
ニョロニョロロニョーニョロニョロニョロニョロニョー
ニョニョロロニョロニョロニョロニョニョニョロニョーロ
ニョロニョーロニョロニョロニョロ
81名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:45:19 ID:8G74zvdu
>>79
うん!そうだよ。こんな短い文章だけで特定できるわけが無いよね!
単なる読み手なら、こんな質問から逃げる理由が無いし、鎌をかけただけー

>どうしても短くまとめる事が出来ないんなら自分の能力に合った場所を探すか作るしかないじゃない
>駄文で何が悪いの?ここは素人が駄文垂れ流す場所でもいいんだよ
>金貰って書いてる訳でもないんだし
>上手い人がいたっていいしド下手糞がいつまでも懲りずに居座っててもいいんだ

妙に書き手の”能力”にこだわりがある辺り、やっぱり書いてるねこの人。
まあ>>47を誰だと思ってるかしらないけど、頑張ってね。
82名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:48:54 ID:han2/Wtf
なぁんだ
電波系か、俺様が神と思い込んでる奴かと思ったら
ただの言葉尻つかまえて屁理屈こねてるみみっちい奴か
ツマンネ
83名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:50:32 ID:Rle26q62
>>47なんて誰でもいいよ
誰が言ってるかじゃない
内容が問題なんだから

「特定」とか「誰だと思って」とか
そういうの好きそうだなあんた
特定の人物に粘着するのは
俺の趣味じゃない

ここにはそういうの好きな奴が多そうだけど…
84名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:52:02 ID:Rle26q62
連投規制に文句があるなら文句がある奴が動け
ここで愚痴ってんなカス
85名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:57:38 ID:HgkgfoMm
話題は連投規制無くせ!じゃなくて
連投する奴は荒らしと同類っつーお前さんの理論に対するツッコミがほとんどなんだが…

なんか典型的な反論許せない君みたいだから言っても無駄だと思うが
少し頭冷やしな?
86名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 00:06:42 ID:U7qkdV8M
>>84
少し落ち着いたらどうだ?

連投規制に文句を言うなっていう話は理解できるし、同意もできる。
が、>>55みたいに、連投を長編と関連付けて、
長編を排除しようとしているように解釈できるレスは如何かと思う。

長編の投下と連投規制に引っ掛かることは関連しない話だ。
長編だろうが短編だろうが、あんたが>>65で書いたように、
規制に掛からないように投下すればいいだけだから。
87名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 00:08:44 ID:mQnuIY0j
なるほどなるほど。何度か投下したことがあるが、
批判レスを貰って、それを同じ人物からの嫌がらせだと被害妄想を感じている・・・と。
長編が嫌いなのは、投下直後に連投喰らってGJレス貰い損ねたとか、
何時投下していいか迷ったことがあるとか、そんなとこかな。

一晩暴れてすぐに消えて、次の一手は、
気に入らない作者の投下を待って荒らして、
”ほらみろ!こいつが居るとスレが荒れるんだから、追い出すしかないよな!”
別IDで良識ある大人が物分りの悪い長編作者を諭す・・・ですねわかります。

次に、連載投下を予定している人は大変だね。
88名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 00:10:19 ID:aO2TtZVx
痛い子警報
89名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 00:23:54 ID:jrHXw3HV
つまり、書き手全員が板にとっては「連投荒らし」だからサイト作って出て行け何ですね?
文体からして書き手っぽいけど。
90名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 00:27:39 ID:bXGvXABP
痛い子はかまうと調子に乗るから無視するのが一番だよ
何言っても反応しなけりゃそのうち飽きる
91名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 00:38:21 ID:bWeZnsZR
とりあえずID:Rle26q62は
簀巻きにして触手の巣穴に放り込んでおこうか
92名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 00:45:11 ID:0crSpjT5
まあ実際にサイト作ったところで、ここほどの読み手がつくことなんてそうないだろうし、ぶっちゃけ個人SSサイトの運営なんて手間ばかりで寂しい。
そこらへん理解してる作者は、何人かに文句つけられた程度じゃまず出て行かない。
2ちゃんに投下してる時点で多少の雑音は織り込み済みだろうし。

頑張ったところで意味の無い議論だと思うぞ。
93名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 01:02:36 ID:Y6RuqA0L
サイトはサイトで楽しいですよ。
htmlをポチポチ手打ちしていって、少しずつ形になっていくとなんか感動する。
ただ確かに感想なんかはなかなか来ませんが…たまに来るとその人が神様に思える。
94名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 01:04:37 ID:9SqPqBbR
いままでの流れを読んで
触手A「おまえな、折角寄生させてもらってんだからちったぁ自制しろ!」
触手B「宿主をキモチ良くするのに自制してたらできないニョロ」
宿主「ど、どっちでもいいから…イかせて!!」
という電波を受信した。俺もう駄目だな…
95名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 01:14:10 ID:mQnuIY0j
サイト云々、連投規制云々はあくまで建前だから。
本音は特定の誰かを追い出したいだし・・・

>>47がある以前(前スレ)から同じ論調でちくちくやってたから、狙っている『誰か』は明らかだけど。
嘘でも”俺は書き手じゃない!”といえない辺り正直者だし、荒らしの手口も素直だ。

『敵失(狙っている相手だと思い込んでいるみたいだが)』を見つけて舞い上がっちゃったんだな。
いつもは我慢できてたのにスイッチが入っちゃった。
実生活では素直でいい触手なんだろうな。
96名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 01:19:39 ID:0crSpjT5
>>93
そうか。スマン。俺は速攻投げたクチなもんで。
DDDとかデカイとこも今は無いんで、宿なしの書き手はツライわホンマ。
97名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 01:24:02 ID:RkP7uxdh
こんなカオスな展開になってるに関わらず
ニョロニョロを忘れないお前らに萌えたwwww

とにかく「あたしにゃそんなむずかしいこたあよくわかりませんが
      女を犯せばオールオッケーなんじゃございませんか、こ○ぺーでーす!」
98名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 06:54:01 ID:8vfo1/qY
>>91
「や、止めるニョロ
俺たちにだって好き嫌いはあるニョロ
それに先日のO−NA2食中毒事件を忘れたニョロか!
あれから獲物の衛生管理に点いてかなり厳しい制限が付けられるようになったニョロ
拾い物は触手にやれ、だなんて野蛮な事をするなニョロ」
99名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 07:27:40 ID:dIJNL0Hl
>>86
関連しないという事はない
連投規制を気にせずやれないならそれは嫌がらせだと言ってる奴がいるんだから

>>87
それは自分の経験か?

>>95
ここに不満があるなら出て行けばいいというのは普通に出て来る意見の一つだろ
>>47はここから出て行けばいいんだよ
ここにいる事のメリットの方が大きいと思うなら
文句を言わずにここのやり方に合わせればいいんだが
そうではないんだから
100名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 07:42:42 ID:KmBJxxHY
おはニョロ
101触姫無双:2009/04/13(月) 08:56:20 ID:e+BPc59F
みんなもちつけ
議論になると急にレスが伸びるんだから
にょろにょろしながらSS投下を待とうぜ


井州を攻めるため、街の近くに差し掛かったときのこと
一人の街娘が山賊に絡まれているのを見つけました。
このままでは命が危ない。
そう思った私は、彼女を助けて差し上げました。
賊は八つ裂き。
もう安心です。
しかし娘さんは何故だかまだ怯えている様子。
はて、どうしたものでしょうか。
仕方がないので、少し心をほぐしてあげることにしました。
竦んで動けない彼女の股を大きく開かせ、下着の上から触手でスリスリ。
か細い声が「やめて」とか「許して」などと言っている気がしましたが
きっと聞き違いでしょう。
かまわずに、まだあどけなさの残る女の子の部分をたっぷりと可愛がってあげました。
小一時間ほどたった頃でしょうか、お尻の穴までホジホジぐりぐりしていると
徐々に気持ちよさそうな喘ぎが漏れるようになりました。
心と股を開いて、触手を受け入れています。
必要の無くなった拘束を解き、彼女があそこで何をしていたのかを聞きます。
話をしているうちに、この少女が井州の領主であることが判明しました。
なんとラッキーな事でしょう。
これで城を攻める手間が省けました。
領主を山賊から助けたという名目で街へと入り込み、謁見の間に現れた
ここの偉い人たちを拘束。
城門を内側から開いて、ほぼ無血で押さえることができました。

城の中にいた領主の幼なじみだという軍師さん。
眼鏡を掛けたドジっ娘ツンデレ娘さんです。
領主様を人質にして無力化。
彼女はなかなかに私好みだったので、特別に触手部屋(私の体内)へとご案内
360度、壁も床も天井も、全てが肉色臓器色の特別室。
内部に閉じこめられた彼女は、そこから伸びてくる無数の触手にズンズン、ズボズボ。
上の口も下の口も後ろの口も、穴という穴を塞いで説得を試みます。
最初の頃こそツンデレっぽく抵抗していた彼女ですが
4時間ぐらい心を込めて説得し続けると、ようやく私たちの志を理解してくれたのか
苗床として協力してくれることになりました。
やはり話し合いというものは大事ですよね。
102名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 09:27:16 ID:wx0wb6Gn
>>101
話し合いGJ
103名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 09:58:02 ID:gJ2OtNJB
余所のSSで1500年間魔法少女と触手が戦っている惑星では観光業やAVを中心としたヒロ陵産業で財を成すがある日を境にその惑星の全ての変身ヒロインが力を失いそれを知った金持ちや一部の触手は他星系に逃げた。
残された触手は既に変身ヒロインが存在しないとニョロれない性癖の為異変から2日間は大暴れしたが3日目の朝に鬱になり自殺、引きこもり等で衰退し人間も外貨を得る手段を失いヒロ陵産業は全て潰れ数多くの失業者が生まれオワタとなりそれから数十年後、
過去が忘れられず柿が落ちた音を変身ヒロインが来たのと勘違いする引きこもりの触手が変身ヒロイン探索の旅で惑星全土を回るが絶望し農夫になり故郷でほうれん草を作る話があった。

まさかのアストロノーカーED
104名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 10:55:03 ID:EKNF6ZOo
アストロサッカー
105名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 19:56:42 ID:VjpWGDmJ
春に沸いたかまってちゃんによくここまで真面目に相手するもんだな
106名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 23:40:54 ID:dch751+y
5月病予備軍
107名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 02:46:16 ID:TCrKyQpK
SS以外で話し合うなら前スレでやって埋めてくれよ
108名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 08:04:27 ID:Nh6mZHN9
話し合い?どこらへんが?
よかったね鎌って君。こんな空気の中で連投できる書き手さんなんて居やしない。
君の目論んだ通りってわけだ。おめでとう。
109名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 08:46:49 ID:ZWjyfHn4
>>108
ありがとう(^^)
110名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 11:32:48 ID:0ji9Dw4d
話し合い:女の子を触手でもって説得することの隠語
111名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 13:15:56 ID:nq5KN6kR
肉体言語ですね。
112名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 19:44:46 ID:fBlso3TY
>>101
触姫無双、すげー好き
もっと穴をホジホジしてるところを
ねっちり書いてくれたら、更にサイコー
お願いします
113名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 23:36:15 ID:TCrKyQpK
>>108
ん?俺に対するレスなのか?
前スレ埋めろに対して文句がくるとは思わなかった
114名無しさん@ピンキー :2009/04/15(水) 00:51:23 ID:ydYjKPkO
そもそもいったいなんの規制を話してるんだ?
いまこの板の規制ってどんなもの?
30秒の連投規制とプロパイダ規制くらいじゃないか?
プロパイダ規制は板によっては規制されてない所もあるし、
大手のところほど規制の巻き添えをくらいやすいわけでそれは不可抗力だし
解除されるのを待つしかないわけで。
いったいなにを揉めてるのかよくわからないぜ

>>101

GJ!
あんたの作品かなりツボだw
115名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 18:06:30 ID:nVWveJRB
そろそろ や め な い か
ノンケも喰わない論争だぜ?
116名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 21:04:02 ID:wICRA/wB
ノンケって何ですか
117名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 01:21:00 ID:jRX12KBx
>>116
触手に萌えない人のことでは?
118名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 01:26:12 ID:9u0t9d2h
毛が無い人=子供かと思ってた
119名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 06:24:04 ID:xMfT8D1l
赤飯前の小さな娘が我が輩の好みです
にょろにょろ
120名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 15:38:24 ID:/YBrcBqq
あれ、桃肉屋って閉鎖したのか?
シャエットの冒険とか書いてた人の
121名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 09:32:38 ID:nes2cNsU
ケンカはこちらw
【隔離】場外乱闘専用スレ【施設】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239770078/
122名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 10:29:11 ID:fYWWE5Wf
>>121
遅いにもほどがある
123名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 12:29:06 ID:XeFaZpSA
荒らすのが目的の相手に誘導って意味あるのか?
124名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 12:45:39 ID:bQTBMKYS
>>120
TOPの文章見るに、他所で活動するための
準備中っぽいね・・・ヒソーリ期待
125名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 12:51:59 ID:PMW4KFAt
このスレこそ最近寂しいけど
みんな頑張ってるんだねー、それだけで何か嬉しいよ
最近触手SS分が足りないしね
126名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 23:14:53 ID:XeFaZpSA
すばらしい!!まさか落語からネタを引っ張ってくるとは!!
文章力も隙が無く完璧です。エロもパロも完成度が高すぎですなぁ・・・

ところで、後学の為に聞いておきたいのですが、悪巧みをしたのが
女戦士と女魔道師の二人なのは、何か理由があるんですか?
作品の出来には関係ないですけど、シナリオ上二人である必要がわからなかったので、
ちょっと気になってしまいますた。
127名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 23:29:27 ID:wCZ1JWyV
「女戦士は昔女魔法剣士と剣で戦って負け、女魔道士は魔法で戦って負けて、
得意分野でそれぞれ負けたのでより一層女魔法剣士を妬む事になりました」
的エピソードを入れようとしましたが容量的に難しかったのでそのエピソードは削りました。
結果あんまり二人が戦士と魔道士である事に深い意味はないSSになりました。気にしないで下さい
128名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 00:12:42 ID:kHxXHJqT
さんくす!!合点しました。

ところで・・・次は、ちりとてちん(酢豆腐)が怖いのですが・・・
129名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 04:12:17 ID:UtuS/heW
ちりとてちんと聞いて、貫地谷しほりが触手に襲われるシーンが・・・


・・・全然想像できないw
130名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 04:21:36 ID:iAMSZQKM
いやいやここは

とある魔法少女が野良触手を拾ってきてアハンウフン。
これはいかんとパートナーが、少女がイって失神している間に触手を圧縮封印。
目が覚めた少女に「エロいことばっかり考えてるから夢でもみたんじゃない?」
首を傾げつつも魔法少女は奮闘し、ついには悪のボス触手を粉砕。
パートナーは野良触手を解放して「存分に楽しんでいいよ」
しかし魔法少女は「やめとこう、また夢になるといけねえ」
131名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 06:10:46 ID:4n4Ezhed
魔法天使ミサキの絵の人が東方のエロ触手をだしてた
誰か麗夢や魔理沙をニョロってみるていう猛者はおらぬのか
132名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 09:46:39 ID:KqTIz3Bi
ミサキかあ、ミサキはCGの落差が酷いからな

ミサキのどの絵師よ?
133名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 18:02:28 ID:woJCBxSj
>>132
桐沢じゃね?
134名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 00:23:17 ID:3M5b6C2e
>>19-31 続き

『古来より触手との戦いに於いて、酒は非常に有力な武器として扱われてきた。
多くの文化圏に於いて、酒は聖なるものの象徴である。我々西洋文明に属する者にとってワインはイエスの血であるし、
遠く離れた日本でも神に捧げられた酒は「Miki」と呼ばれ、身を清めるとされる。
 だが、酒自身に魔を祓う力は無い。むしろ、酒の本質は狂気にあり触手との親和性は高い。
どちらかと言えば、魔性に近い存在である。では、なぜ触手に対する有効な武器となるのか?
それは、触手との親和性の高さにこそあるのだ。
 触手の強力な武器の一つは粘液である。ありとあらゆる物理的化学的攻撃を跳ね除け、脆弱な魔力攻撃などものともしない。
しかし、酒に魔力を通し触手に浴びせかければ、酒が粘液の防壁をすり抜ける役割を果たす。魔力を直接叩き込むことが可能なのだ。

 ここから、少し触手と酒との関係について歴史的経緯を纏めようと思う。前章に於いてディオニューソスが触手の生みの親であると述べた。
ディオニューソスは言わずと知れた葡萄と酒の神である。ヘーラーに命を狙われたディオニューソスは、
小アジアを転々としながら葡萄の栽培法とワインの製造法を広め、熱狂的な女性信者を獲得した。
彼女らは(*1)バッカイ(Bakchai)もしくはマイナデス(Mainades)と呼ばれる。
ディオニューソスは彼女らを引き連れ、布教活動を続けるが、各地で迫害を受ける。
そして彼女らは、当時、未開の地であったイタリア半島の中部に安住の地を見出した。
女たちは神殿を建築し、毎夜毎夜、酒による陶酔と淫靡な狂乱を謳歌していた。
 ある日、女たちは主に蛇と酒を捧げ、ディオニューソスは女たちの為に新しい生物を創造した。それが触手である。
(他の伝承によれば、ディオニューソス自身が触手に変身したとも言われる。)
表の歴史ではディオニューソスの聖獣の一つとして蛇が知られているが、研究者の間では触手であることが定説になっている。
(召還術に詳しい読者ならば、ディオニューソスを召還する際に用いる触媒が触手とワインであることを思い出すであろう。)
 触手たちは、昼は山道の入り口で門番を務め、山に迷い込む男たちを八つ裂きにし、夜になると女たちを慰めた。
ディオニューソスは満足し、更なる信者を求めて旅立った。女たちの楽園では、子が生まれることは無かったが、
彼が時折連れて戻る信者や、噂を聞きつけて男から逃げてきた女たちにより、山の人口は増え続けた。
 そのため、イタリア半島では深刻な男女の偏りが生じたのである。現状を憂えた一部族の王であるロムルスは、一計を案じた。
山の入り口に陣取る八本の巨大な首を持つ触手に酒を飲ませ、その隙に女たちを国へと拉致したのである。
 ディオニューソスは激怒し、呪いを掛け、ロムルスらを皆殺しにしようとした。(*2)
しかし、男たちが女を正式に妻として厚遇した上、ディオニューソスをバックス(Bacchus)として神々の一人として奉り、
美しい神殿を築いた事を知るや、たちまち矛を収めたのだった。
 残された触手たちのほとんどは地中海世界全域に拡散し、数々の伝説を残したが、
一部の触手たちは代々、(*3)ウェスタ神官長 (Vestalis Maxima) に仕えることとなる。
ロムルスの子孫たちは触手を最大限利用し、巨大な帝国を築き上げた。それが、かのローマ帝国である。

・訳注
*1:日本語では、それぞれ「バッカスの信女」「狂乱の女」と訳されることが多い。

*2:これ以後、ローマ人たちはワインを水で薄めて飲むようになったと言われる。

*3:ウェスタ神官 (Vestalis) は貴族階級の少女で占められ、神官たる間は処女が義務付けられた。
   この規律を犯したものには触手溜めによる狂乱罪が課せられることとなる。
   (俗な言い方をすれば“テヴェレ川に放り込まれる”のである。
    これは、当時のテヴェレ川沿いに触手の巣が多かった為であり、
    男性は絞め殺され、女性は慰み者とされた挙句苗床となった。事実上の死罪であると言えよう。)
   ウェスタ神官長はローマにおいて最も権威を持った聖職者であり、触手の最高指揮権が与えられている。
   しかし、これはあくまで形式上の権限であり、事実上の指揮権は最高神祇官(Pontifex Maximus)にある。』

―――魔法学院図書館蔵書「触手概論(第四章:触手への対処法)」より
135名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 00:23:55 ID:3M5b6C2e
 生ぬるい液体の感触がする。幾度も感じたことはあるが、決して慣れる事はない。いや、慣れるような事があってはならないのだ。
これは生命そのものが流れ出す感触なのだから。同時に触覚は別の情報も伝えてくる。
「さむい……おねえちゃん……なんだかさむいよぉ」
 失血から来る震えだった。矢で傷口が塞がっている為、それほど出血は無いように見えるが、体内では血溜りが出来ていることだろう。
小さな命は風前の灯だった―――どくん……少女の心臓が強く収縮する。
 少女は激怒した。自分自身が許せなかった。矢の雨は完全に止んでいた。この忌まわしき一矢は最後の一波だったのだ。
ほんの数秒、いや数瞬だけでも少女が持ちこたえていれば結果は変わっていたかもしれない。
憤怒のアドレナリンで沸騰する脳を無理矢理抑えつけ、少女は道を探す。
 残された魔力では、怪物どもを血祭りに上げることなど到底不可能だ。かといって、この子を抱えて逃げることも出来ない。
連中に私の姿は見えていないのだ。程なく矢を補充し、めくら撃ちを再開するだろう。そうなっては、人質二人が危険だ。
それに、この子の状態では長くは持たない。安全な場所へ避難する前に死んでしまうだろう。
ならば―――少女の選んだ、たった一つの冴えたやり方は、あまりにも屈辱的なものだった。
 なけなしの魔力を振り絞り、男の子に固定化の魔法を掛ける。これでしばらくは持つことだろう。
少女はぐったりした男の子の体を静かに横たえると、最後の魔力が尽きたのか地に臥した。衝撃が全身を駆け巡る。
そのまま、ぴくぴく痙攣し、イき続けた。
「あぁっ!?んっふぅ♥……ふぁうぅ……」
 姉として情けないにも程があるが、あとは妹に託すしかない。こんな私にできることは、この身を捧げて少しの時間を稼ぐくらいだ。
 少女は絶頂の電流に痺れながらも、手足に鞭打ち、身を起こした。生まれたての仔馬のように四肢が震え、双房がたゆんと揺れる。
四つん這いの姿勢で、敵をしかと睨みつけた。オークがよろめきつつ、近づいてくる。ゴブリンどもも整然と行進を始めた。
 少女はそれを目撃して最後の勇、先刻、触手の海を泳いだように青々茂る草を掻きわけ、掻きわけ、
「私だ、愚か者!殺されるのは、私だ。憎い仇だ。貴様らの頭を肉隗にした私は、ここにいる!」
 と、かすれた声で精一ぱいに叫びながら、ついにオークの足元に跪き、また一歩踏み出さんと上げられてゆくオークの片足に、齧りついた。
魔物どもは、どよめいた。人外の言語で、何だ?どうなっている?と口々にわめいた。少女の不可視の術式は、ほどかれたのである。
驚いたオークは無造作に少女を蹴り飛ばした。
「げはっ――――――!!あが……」
 放物線を辿った少女が、無様に顔面から磔台の根元に突っ込む。大きな運動エネルギーが太い十字架すら揺さぶった。人質達が悲鳴を上げる。
「うぉっ!?」「な、なにっ!?なんなのよっ!!」
 少女は反応しない。脳がシェイクされ、軽い脳震盪を起こしているのだ。尻を上に突き出したまま、ぴくりとも動かない。
少女が惰眠を貪る間にも怪物どもは距離を詰めてくる。怯える人質の女が、めちゃめちゃに暴れた。頭上で痴話喧嘩が始まった。
「あ〜やべぇかも……」「いやっ!気持ち悪い!!こっちこないでよぉ……もう!だからいつも通りやろうって言ったじゃないの!!」
「だ、だってよぉ……最近は県警間の連携も早ぇし……」「あんたが悪いのよ!!あんたが観光客に紛れて逃げれば安全だなんて言うから!!」
「それによぉ……お前の運転怖ぇえんだよ……」「なんですって!?誰のおかげでこれまで生きてこれたと思ってんのよぉ!!」
 幸か不幸か、はずみで脱げたヒールが少女の脳天を打ち据える。少女の瞼が薄く開かれた。覚醒して最初に感じたのは、口内の鉄の味だ。
土と砕けた歯でじゃりじゃりする。少女は不快感に耐えかね、口の中の異物を吐き出した。白く輝くカルシウムの塊が地面に転がる。
折れた前歯も、裂けた粘膜もとっくに再生されている。だが、不愉快な苦い味はなかなか消え去ってはくれない。
涙を流し幾度か嘔吐いた。
「う……うぇ……げほっ!げほっ!」
 人質達の瞳が、八つ当たりの対象を捉えて輝いた。
「とろくせぇ……へばってんじゃねぇよ!」「この役立たず!さっさとこいつらなんとかしなさいよっ!!」
 少女が吐瀉物に塗れた顔を上げる。何本もの汚い足が視界に入った。取り囲まれている―――少女は覚悟を決めた。
目の前の十字架に縋り付き、身を起こす。胸の先端がざらざらした木材と擦れて、蛭は乳首の咀嚼を開始した。
「ぁ……くぁっ♥」
 
136名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 00:24:32 ID:3M5b6C2e
 喘ぎ声を堪え、辺りを見渡した。怪物どもは勝利を確信し、下卑た笑みを張り付かせている。
連中の熱い視線の先にあるものに思い当たり、少女は悔しげに口許を歪ませる。
「へ〜え?面白い格好……そそるぜ!」「あんたっ!そんな化け物に媚売ってでも助かりたいの!?自分だけよければいいのね!!」
 形の良い胸が体重を支え、むにゅりと潰れている。柔らかな乳肉を圧迫する極薄の生地には皺ひとつない。
汗と涎の衣を纏って光を反射する黒い真珠が、僅かに覗く白い腋の台座に良く映えた。
少女の視界に映るゴブリンたちの視線はここに集中している。
 残りは、本来知覚出来ないはずの背後からのものだ。絶頂の連続で痙攣の治まらない筋肉を用いて立ち上がるには、
足を大きく開くしかなかった。二本の純白の槍が掲げる臀部は、邪神に捧げられた生贄のように、ぶるぶる震えている。
尻肉を保護するはずのレオタードは、生贄を拘束する細い縄と化し、菊門を覆い隠す役目すら放棄していた。
 怪物どもは、美しい人間の雌に目が無い。捕らえた玩具を好きなだけ嬲って、飽きたら始末する。
大抵、苛烈な陵辱の為に途中で死んでしまうが、少女の場合その心配は無い。使命を優先し、羞恥心を押し殺す。
―――ふんっ!むしろ好都合だ。いくらでも時間を稼いでやる!!
 手と足に力を込め、姿勢を整えようとする少女にさらなる受難が襲い掛かる。
「ちょっとぉ〜あんた、ひとの話聞いてるのぉ!?」
「ぐっ!!あうぅ……」
 人質が醜悪な形相を歪ませ、少女を詰る。ヒールの爪先で、ぐりぐり少女の頭を踏み躙った。
屈辱の涙で目を潤ませながら、かまうものかと大音声を轟かせる。
「わ、私が相手になってやる!!だから……だから、この人達には指一本触れるな!!」
 低級な怪物は人語を解さない。獲物の言葉など学ぶ意味が無いからだ。しかし、少女の意図は伝わったようで、
リーダーが仲間数人と目配せした。二体のゴブリンがおっかなびっくり近づいてくる。
棍棒の先で少女の胸と尻を突いた。
「くっ!……くっ!」
 少女が固く目を閉じるだけで、抵抗しないのを見て取り、毒見役のゴブリンたちはさらに接近する。
少女は恥辱の予感に身を強張らせた。薄汚い四本の手が尻たぶを鷲掴みにする。
「ぁくっ!……ぁ♥」
 愛撫でも何でもない刺激に一々反応してしまう淫らな体が恨めしい。歯を食いしばって漏れそうになる嬌声を堪えた。
興奮したゴブリンは尻肉を自分のモノだと言わんばかりに引っ張った。
「あぁっ!!」
 少女はバランスを崩し倒れ、哀れなゴブリンが下敷きとなる。文字通り顔を尻に敷かれた一体は気絶しているのか、ぴくりとも動かない。
危うく難を逃れた一体がなにやら毒づきながら、少女の頭をサッカーボールであるかのように蹴り飛ばした。
「がっ!!……ううぅ……」
 普段であれば、指先ひとつで殺せる相手に嬲られ、反抗することすら許されない。怒りで目が眩む。
下っ端の不用意な行為が、少女の強者としてのプライドを刺激し、反って闘争心に火を点けてしまった。
―――くそっ!雑魚の分際でぇ……何でも貴様らの思い通りになると思うなよ!!
 少女は情けない声を決して発すまいと口の端をきつく結ぶ。悲壮な決意で運命に抗う魔法少女を数の暴力が襲う。
様子見のゴブリンたちが安全を確認し、わらわら寄ってきたのだ。忽ち少女の周りに黒山の人だかりができる。
ひゅうひゅう荒い息が唱和し、大きなうねりとなって少女の鼓膜を震わせる。
負けてなるものかと、少女は目に映る小鬼全てに殺意の視線をぶつけた。
 だが、危険に曝され、生存本能を極度に高ぶらせているゴブリンたちは意に介さず、美味しい獲物に対して一斉に襲い掛かった。
「んはっ!くぅ……んっ!……ひぅ……」
 無数の手が少女の体を求めて殺到した。グローブに包まれた指をしゃぶり、
汗に塗れた顔を舐め、腋を擽り、臍を舌先で犯し、ふとももの肉を揉みしだく。少女は声を殺し、全身のこそばゆい感触に耐える。
「んん……くぁっ……んくっ……ふぁ……んむぅっ!?」
 口が開いた一瞬の隙を衝かれ、何かがねじ込まれた。硬いそれからは、酷い腐臭がする。
―――く、臭い……こいつ!調子に乗るなぁ!!
 ぎんぎんに勃起したペニスを噛み千切ろうと、顎に力を入れたその時だった。視界全体が白く染まる。
獲物の体にありつけなかった者たちが、竿をしごき、精をぶちまけたのだ。端正な顔も、美しい黒髪も白濁液に汚される。
少女の体に触れる幸運を得た者達も、思い思いにペニスを擦りつけ、どぴゅどぴゅやっていた。
137走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:26:13 ID:3M5b6C2e
 黒を基調としたコスチュームが黄ばんだ厭らしい白に染められる。
視覚を奪われたに等しい少女は、全身の異常な感覚に意識を向けざるを得なかった。
無意識の内にシャットアウトしていた快楽信号が流れ込み、少女は軽くイってしまう。
「んんんんん♥」
―――か、体が……熱い……な、なんなんだ?これは……ああっ!しまっ!!
 どぴゅうぅぅうう!
 ほんの数秒だけ反撃を遅らせてしまったのが致命的なミスだった。特等席を陣取っていた、ペニスが爆ぜる。
少女は口内を満たす精液を、はずみで嚥下してしまう。
「むぅううう!!げほっ!げほっ!ごぼっ!!」
 粘性の強い液体が喉に絡みつき、咽る。生体反射で涙腺が緩み、白い異物を洗い流した。少女はミルクの涙を流す。
顔面を覆う圧力はいつの間にか失われていた。顔を横に向け唾液交じりの精液を吐き出す。
口の端から、たらりと白い糸が垂れ下がるのが艶かしい。唇はまるで白いルージュを引いたかのようだ。
「うあぁ……うえぇ……」
 酷い匂いで鼻が曲がりそうになり、少女はやむを得ず、ぜぇぜぇ口で呼吸する。酸素が十分に脳に回り、ようやく現状を認識できた。
体を、顔を、正義の象徴たるコスチュームを情欲に穢されたのだ。全身が精処理の道具として扱われたのだ。
「すっげぇ精液……あんた人気者でよかったなぁ!」「うわ〜ばっちぃ〜くさ〜い……」
 憤怒のおかげで思考が鮮明になる。少女を弄ぶ無数の手の感触が消えていることに気付いた。
かろうじて動かせる首だけを曲げて状況を確認する。圧し掛かっていたゴブリンたちの姿は見えず、惨めに白濁液に塗れた体が目に入った。
こびり付いた匂いは、変身を解かない限り落ちることは無いだろう―――ん?妙だな……
 少女が気になったのは、胸とあそこには精液が掛かっていない事だ。白に染まる肢体の中で、最も恥ずかしい部分だけが黒く強調される。
その光景は少女自身が赤面してしまうほど卑猥だった。思い返してみれば、全身が犯される中、秘所と胸だけは触られることがなかった。
怪訝に思い、わずかに身を起こした。少女は奇妙な絵を目撃する。
 少女に集っていた小鬼たちは、ほんの少しだけ距離を取って跪いていた。正面に仁王立ちのオークが佇み、傍らには一体のゴブリンが居た。
新しいリーダーは、ゆったりした足取りで少女の下へと近づいてくる―――なるほど、一番手は頭の特権という事か……これからが地獄だ。
 少女は待ち受ける陵辱に対抗すべく、深呼吸する。よがり声を出さない決意など、何の価値も無い単なる意地にすぎない。
それでも、少女は気を引き締め、殺意を込めてリーダーを睨みつけた。
―――まるで、そうすることが男の子の命を救う道であると考えているように。贖罪の唯一の手段だとでも信じているかのように。
「んああっ!!」
 ゴブリンリーダーは片足で無様に転がる敗者の胸を踏み潰し、勝ち鬨を上げた。轟と怪物たちが雄たけびを上げる。
リーダーは敗北を刻み付けるかのように、少女の顔を睥睨し、汚い足で胸を踏み躙った。乳首に愉悦が走る。
「くぅっ!!んぁ……んっふぅ♥」
 それでも少女の闘志は失われていなかった。屈服の証たる甘い喘ぎを噛み殺し、化け物の頭目に挑戦的な視線を送り続ける。
ゴブリンはしばらくの間、足裏の柔らかな感触を愉しんだが、獲物の反応が薄いことを見て取るや、徐に足を退けた。
少女の意図を読み取り、にたりと残忍な笑みを浮かべる。薄汚い足が、次なるターゲットとして選んだのは―――
「ぁ……」
 濡れそぼった秘所だった。少女には休む暇すら与えられず、新たな淫虐に備える覚悟が求められる。
顔をしかめて、衝撃を待ち受けることしかできない少女に、小鬼は苛烈な攻撃を加えた。
「んっ♥―――!!んんんっ♥――――――!!!」
 踏み下ろしただけでは飽き足らず、そのまま、ぐりぐり足裏全体で圧力を掛ける。触手淫核が潰されつつも、力なく震え続ける。
少女は首から上を振りたくって絶頂したが、驚異的な精神力で敗北の叫びを上げることだけは免れた。
―――ま、負けるものか!貴様らのような下衆に屈してなるものかっ!!
 だが、狡猾な陵辱者は崖っぷちの少女に対して、無慈悲にも二の矢を放った。
「んっくぅううう!!!」
 白く目立つ小山の頂が摘み上げられ、弱点三つ同時に極めさせられてしまう。上の口は未だ頑強に抵抗を続けているが、
下の口は戦う前から白旗を掲げていた。小さな足の裏で泉が涌き、ぐちゅぐちゅ水音を響かせる。
138走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:27:44 ID:3M5b6C2e
―――これ、きついぃぃいい!!で、でも耐えるんだ!私は勝つんだ……あの子の為にも!!
 快楽の涙に溺れながらも、少女の瞳は光を失ってはいなかった。その事が反って陵辱者の嗜虐心を煽ってしまう。
ゴブリンのペニスは小柄な体躯に不釣合いなほど大きく、成人男性の平均をやや上回る。
牝を狂わせる凶器が完全に勃起し、反り返っていた。もどかしげにレオタードを掴み引き裂こうとする……が上手くいかない。
 爪を立てようが、牙で噛み付こうが、極薄の生地が破れる様子はない。布をずらそうにも、ぴったり皮膚に張り付いて、僅かな隙間すらない。
少女自身の魔力は尽きているが、コスチュームは妹の魔力で生成された物だ。主である少女自身ならともかく、
魔力を持たない低級な魔物にどうこう出来る代物ではないのだ。ゴブリンは無理矢理引き剥がそうと踏ん張ったが、
少女の愛液でぬかるんだ地面に足を取られ、転んでしまった。滑稽な姿に、少女の口から思わず笑みが零れる。
「ふふ……ふふふ……」
 少女は小さな勝利を美味そうに味わう。この隙にほんの少しでも態勢を整えようと、大きく深呼吸した。
人心地つき余裕を取り戻した少女に、恐れる物は何も無い。どよめく群集に向かって侮蔑の言葉を投げかける。
「ふふんっ!貴様らなぞ、所詮取るに足らぬ存在だ。抵抗せぬ女を、満足に犯すことすら出来ない脆弱者め!!」
 
………………調子に乗りやすい性格が、少女の持つ数多い短所の最たる物だった。

 言葉は通じないが、侮蔑の意思は伝わったようだ。恥をかかされたリーダーが目の色を変えて、いきり立つ。
奇妙な唸り声を上げて、少女の上に圧し掛かった。
―――芸の無い奴だ。いいだろう。そんなに私の体が好きなら、いくらでも触らせてやる。私はどんな辱めにだって耐えて……
「かはっ!!くあぁ……」
 束の間の優越感に浸っていた少女に対して、激昂したゴブリンは予想外の行動を取った。うっとおしいコスチュームごと挿入を開始したのだ。
極薄の生地はゴブリンのモノの形状を余すことなく伝えてくる。反り返った竿、硬い亀頭、脈打つ血管、どれも触手相手では味わえない。
正確にパズルのピースを組み合わせたかのように、ぴったりと女性器の中に納まっていた。
―――そ、そんな……いきなりなんて、ひ、卑怯だ……
ゴブリンは怒りと情欲に身を任せ、ピストンを開始した。
「んっ!んんっ!はくぅん♥……だ、だめ……んひっ!」
 甘い鼻声が漏れそうになり、必死に口を閉じる。吊り上り、意志の強さを表現していた目元が、しだいに垂れ下がっていく。
 もし、ただ犯されるだけであったならば、少女がここまで追い詰められることは無かっただろう。コスチュームの防御力が災いした。
極薄の生地が破れることなく、ペニスを包み込む。触手とは違う、ざらざらした裏生地の感触が膣内部で荒れ狂う。
問題なのはそれだけではない。元々ひと回り小さかったレオタードが、挿入の度に引き絞られる。
胸と肛門が擦られ、少女はそれぞれの場所でイき続けた。
「ゃ……んんん!!ぁんっ♥くひっ!……ふむぅぅうう!!」
 自分の身を守るはずのコスチュームに犯されて感じ入る背徳感に、少女はめろめろになってしまう。
辛うじて悦びを叫びに変えて吐き出すことを耐えてはいるが、内心は陥落寸前だった。
―――こんなの……こ、これ以上されたら、もうむり……だ、だめだ!諦めたらそこで……しあ……
 獲物の甘美な味わいに夢中になっている小さな怪物が、少女の都合に合わせるはずもなく、
欲望の赴くまま、存在感のある双房をめちゃめちゃに捏ね回した。
「んん――――――♥!!」
 生地が引っ張る方向と逆のベクトルが乳首に掛かり、少女は悶絶した。絶頂したまま、心が帰ってこない。
もう気持ちよすぎて、体のどこでイっているのかすらわからない状態にもかかわらず、少女はぎりぎりの線で耐えていた。
「ぁ……ふぁ……んひ……」
 理性はとっくに吹き飛び、歓喜の叫びを抑制しているのは無意識の作用である。その枷は、ゴブリンへの反抗心から生まれたものではなく、
男の子との拙い行為によって育まれたものだ。少女は天より齎された一本の糸に縋り付き、操を守らんとする。
―――ま、負けちゃだめだ……声を出したらぁ……あの子に聞かれてしまう……そ、それだけは……
「ん♥ふぅ……ぅぁ……」
139走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:28:27 ID:3M5b6C2e
 単純に胸を揉みしだき、猿の一つ覚えのピストンを繰り返す。よくよく見れば、ゴブリンの行為は何の工夫もない欲望の発露に過ぎない。
しかし、矮小な体躯のゴブリンに小さな手で体中の敏感な場所を弄られると、守るべき男の子に犯されているような気分になってしまう。
先刻の甘い記憶がフラッシュバックする。
「だ、だめ!だめぇ……」
―――こ、こいつは憎い敵なんだ……あの子のことを考えちゃだめだ……お、思い出すと……感じすぎちゃうからぁ……
 少女は危険な想像を頭から振り払うべく、陵辱者の醜い姿を目に焼き付けた。大きな波を奇跡的に乗り越える。
少女が一筋の光明を見出した瞬間、想像もしない攻撃が襲ってきた。
「ひゃうっ!!そ、そんなぁ……お尻なんてぇ♥……くっひぃぃいい!!!」
 尻に敷いていたゴブリンが目を覚まし、突然、長い舌で敏感な排泄口をなぞり上げたのだ。強烈な電撃が背筋を走る。
これまで気が狂わんばかりの拷問に耐えてきた少女であったが、崩壊は一瞬だった。もはや、恥知らずな嬌声を抑える術はない。
「いや!いやぁ……お、お尻なんかでイっちゃうぅぅうう!!」
 不意打ちの肛虐にあっさり極めさせられてしまう。それでも少女は尻に力を入れ、絶望的な反逆を試みた。
だが、欲望に忠実に少女の体を貪るゴブリンリーダーには関係のない話だ。膣の中で、じゅぷじゅぷ暴れていた肉棒が、ひと回り膨らむ。
―――ま、待ってくれ!!いま……いま出されたら、私は……
 どっぴゅうぅぅううう!!
「きゃっひぃぃいいい!!出てるぅ……出されてるぅ……わ、私……コスチュームに中出しされちゃってイ゛グぅぅうう!!!」
 長い射精の後、少女を苦しめた槍が引き抜かれた。幸いなことに魔力のおかげで精液がレオタードを透過することはない。
追い出された白濁液が局部に三角の染みを作り、敗者の烙印と化す。少女は黄ばんだ白のショーツを無理矢理履かされた。
「はっはっは。化け物に犯されてイってやがる……エロいねぇ!」「そんなやつらにヤられてイクなんて頭おかしいんじゃないのぉ?」
 少女の心が敗北感で押しつぶされる。すでに少女に反論する気力は残っておらず、ただただ泣きじゃくるのみ。
人質達の蔑みの視線から逃れるために形振り構わず顔を手で覆った。
「違う!違う!!私……犯されて悦ぶ変態なんかじゃ……いやぁ……見ないで……見ないでぇ……にゃうぅぅうう!?」
 少女の言葉に触手バイブが反応した。触手が冷徹な指示に従い、少女の鼻面に無理矢理真実を突きつける。
―――そん……な……それじゃ……わた……しは……犯されたくて、これまで闘って……
「み、認めない!ふあぁぁあ!!そ、そんなこと……絶対認められないぃ……みゃあぁぁああ♥!」
 腰を痙攣させて、イき続ける。何もしていないのに乱れ狂う少女を見て、人質だけでなく怪物たちまで嗤い出した。
周りの者達にとって、すでに少女は壊れた玩具に過ぎない。ゴブリンリーダーは残酷な遊びを思いつき、顎をしゃくる。
一際大きな影が少女の体を覆った。少女がそいつの一物を見て怯える。
「ああぁ……や、やめ……や……いぎいぃぃいい!!」
 オークはなんの躊躇もなく剛槍を少女の秘裂に捻じ込んだ。500kg以上ある体重が少女に圧し掛かり、骨が軋む。
コスチュームの防御力のおかげで、体が潰されることはなかったが、尻の下のゴブリンが遭えなく圧死した。
「苦し……苦しぃ……抜いてぇ……抜いてよぉ……んああああああ♥」
―――わ、私……こんな酷いことされてるのに……感じているの……か?
 少女のあそこは人の何倍もの太さの肉棒を飲み込んだ。それも、ただ受け入れただけではない。
少女のアレは、あのサイクロプスの凶器すら一時的に耐えた名器だ。腹を圧迫されるほどの質量を受け入れて尚、快楽を感じる余裕があった。
自分が快楽を貪るためだけの、乱暴なピストン運動が開始される。相手のことなど微塵も頭に無い行為だったが、
少女は吐き気混じりの快感を覚えてしまう。苦しげな悶絶が甘い喘ぎに取って代わられる。
「はふぅんっ♥!も、もうやめ……ひぃん!お、奥……そんな広げな……あっひぃぃいい!!」
―――こんな……こんなの……激しすぎて私……イけな……!?だ、だめだ!!イく事なんか考えちゃいけな……イ、イけな……ぃ……
 ぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅ
 心とは裏腹に、秘唇は粘り気のある潤滑液を分泌し始める。次第に苦痛と快楽の天秤が逆転していく。
絶頂の予感に体を震わせる少女に、無慈悲な神は新たな試練を与えた。オークが獲物を刺し貫いたまま体勢を入れ替える。
「な!?うあぁぁああ……」
140走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:29:22 ID:3M5b6C2e
 淫乱な少女には手を使った補助など与えられなかった。局部の結合のみの力で少女は全体重を支えねばならない。
反射的に膣がオークの陰茎を強く締め付ける。視界がぐるんと回って、少女は淫らな騎乗を強いられている自分を発見した。
「あぐぅ……」
 自重全てが結合部に掛かり、少女の肉穴に凶器がめり込まされる。オークのペニスは太さもさることながら、長さも相当なものだ。
サイクロプスの一物も長かったが、太すぎたため入り口に近い場所までしか犯されることはなかった。
これまで経験のなかった奥の奥まで、ゆっくりと拡張され、拷問まがいの快楽を味わわされてしまう。オークは動かない。
まるで、少女自身をオナホールと見立てて、奉仕しろと言わんばかりだ。しかし、膣内部の圧迫感に狂う少女に出来ることといえば、
額に脂汗を浮かべ、陸に打ち上げられた魚のように口をぱくぱくさせて酸素を貪ることくらい。
「あ……あぁ……あぎ……」
 見物客は串刺しの刑に処せられた哀れな少女の有様を愉しんだ。
「あんなデカマラよく入るな……あんたその見世物で金取れるぜ!ところでそれはなんのコスプレなんだ?」
「そんなぶっといの咥え込んで悦ぶなんて……本当に人間!?あはは!実は、そいつらの仲間だったりしてぇ〜?」
―――ひど……い……私……おかしくなんて……な……え!?あ……あそこが……!?
 くちゃっくちゃっくちゃっ
 大きな質量を受け入れ、ぎりぎりの状態の筈の下の口が意思とは逆に咀嚼を始めた。オークは微動だにしていない。
少女が突然発情した原因として考えられるのは……人質の心無い言葉だけだ。
「だ、だめっ!だめ!だめ!だめぇ〜♥!イっちゃ……イっひぃぃいい!!」
 少女の背骨が折れんばかりに反り返る。侮蔑に被虐心を煽られ、常人なら気絶してもおかしくない責めにも拘らず、絶頂してしまった。
昇天したまま帰ってこれないのか、天を仰いだまま、半開きの口からだらしなく涎を垂れ流している。
「あ……あはっ♪……あははっ♪ひ、酷いこと言われて……わ、私……イっちゃった……イっちゃったよぉ……♥」
 壊れかけの笑みを浮かべて、少女は自身の体と心の淫蕩さに懊悩する。目から大粒の雫がぽろりと零れた。
―――そう……か……わ、私……おかしいんだぁ……
 自身の罪深さを見せ付けられ、ほとんど陥落しかかっている少女に追い討ちが掛けられる。
淫らな穴の催促に応えるべく、オークの一物が、どくんと脈打った。待ちわびた反応に襞の一つ一つが戦慄く。
「ら、らめぇ……らめ……なのぉ♥……わらひ……まら……イき終わってないからぁ……」
 しぶとく生き残った矜持の欠片が、口だけの反抗を試みた。言葉とは裏腹に、腰がロデオのように暴れまくる。
―――出して!出して!出して!出してぇ〜!!
「お願い……だ……出さ……んんん!出さないれ……くれぇ……ああん♥い、今だけは……ら、らめなの……
わ、わらひは……化け物に……中出しされへ……イっひゃう変態だから……射精れ……イき狂っひゃうからぁ♥」
 自虐的な言葉が少女の傷ついた精神を引っ掻き、なんともいえない痛痒感に満たされる。
自制心が麻痺し、少女の腰の動きが加速する。快楽を貪る、ただの雌豚の姿がそこにあった。
豚には豚に相応しい餌が与えられる。オークが溜りに溜った精を吐き出した。
 どぴゅどぴゅどっぴゅうぅぅうう
「あ゛っひ゛ぃぃい゛い゛!!!イ、イクっ!イ゛クっ!イ゛グっ!!イ゛っグぅぅうう!!!」
 それは、少女の腰が一瞬浮くほどの勢いだった。しかも、肉棒が脈打つごとに精液がしつこくぶちまけられる。
少女は人間にして数十回分の精液を一度に味わわされた。オークの射精に負けじと、あそこも潮を吹く。
少女の肉穴は、自分自身が潮を噴出す衝撃で絶頂を繰り返した。
「いいのぉ……あそこ熱いのぉ……イクの止まらにゃいぃ♥わ、わらひ……せいえひ、ぶちまけられへ……イきまくっちゃのぉ♥
あははははっ♪イきながらイってるのぉ♥イきっぱなしになってるのぉ♥もう、イクことしか考えられないよぉ……♥」
―――そう……だ……そうなんだ……わ、私は……犯されたくて闘う変態なんだ……生まれつきの雌豚なんだ……
『いや、違うな……』
―――えっ……!?
 触手の能力によって、精神の防壁が玉ねぎの皮を一枚、また一枚と剥くように取り払われ、秘すべき深層心理が露になる。
普段、決して表層に浮かび上がることのない少女の心の闇が語りかけてきた。
そいつは、少女自身が無意識の内に存在を否定してきた、おぞましい願望を少女の鼻面に突きつける。
141走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:30:19 ID:3M5b6C2e
『お前は、犯されたくて闘っているのではないよ……もっと素直になればいい……』
 それは、優しい口調だった。
―――ふんっ!見え透いた甘言を!どうせ私を嬲るつもりだろう!?そうだとも……私は淫乱だ。だが、それの何がいけない!?
こうやって、私は必死に戦っている。人を救おうとしている!感謝しろとは言わないが、非難される謂れはない!!
『ほら……また嘘を吐いた。お前は人を救いたくて闘っているのでもないよ……』
 意表を衝かれ、少女の思考が停止した。
―――なっ!?
『人々を救おうと戦って、負けて、陵辱される……それは確かにお前の醜い願望の一つだ。だが、それは代替手段に過ぎない……』
 そいつは柔らかな口調のまま、畳み掛けた。
―――な、なにを言って……いる……?
『なぜ、巨人に襲われて逃げた時,あれ程までに死を恐怖した?なのになぜ、立ち向かって惨めに敗北しながらも、死を甘いと感じたんだ?』
 少女は答える事ができなかった。
―――それ……は……私が……
『思い出せ!あの子が瀕死に陥った時、何を感じた?大蜘蛛に孕まされた先輩に殺せと言われて何を思った?あの哀れな後輩の時は?』
 その瞬間、なぜか妹の苦痛に歪む横顔が脳裏に浮かんだ。
―――や、やめろ!やめろ!やめろ!!やめろ!!!これ以上聞きたくない!!
 自分自身の闇に心が壊される恐怖は筆舌に尽くし難い。追い詰められた少女に助け舟を出したのは、皮肉にも倒すべき敵だった。
未だ天国から帰ってこない少女に止めを刺すべく、小さな影が背後から忍び寄る。手に持った何かを少女の尻に押し付けた。
「ひっ!?」
 冷たい感触に意識が現実へと引き戻される。少女が慌てて振り返ると、そこには酒瓶を持って、にたにた嗤うゴブリンの姿があった。
ガラスの口が宛がわれているのは、完全に露出している菊門だ。当然、コスチュームの加護は受けられず、完全に無防備な状態にある。
―――こ、これは……まずい!!酒は……酒だけは……
「た、頼む……後生だ……後生だからそれだけは……い、いやぁ……そんなことされたら……わ、私は……ひぐぅぅうう!!!」
 残忍なゴブリンリーダーは、わざと不幸な運命を認識させ、獲物を十分怯えさせてから肛門にぶち込んだ。
 どくどくどくどく
 度数が強いだけの粗悪な酒が腸内に注ぎ込まれる。冷たい液体が空っぽの腹の中を満たしていく。
少女は肛門を襲う不気味な感触に耐え切れず、憎きオークの体に抱きついてしまった。
「ひっ……ひっ……ひっ……ひっ……」
 2リットルはあろうかという液体が、するする少女の腹へと吸い込まれる。容量一杯の水分が、たぷんと腹の中で揺れ、吐き気すら催す。
忽ちお腹が、ぐるぐる鳴った。少女は逆流しそうになるのを必死に耐える。
「お、お腹……きついぃぃいい!!」
 ゴブリンは少女の様子など気にせず、空になった瓶を引き抜いた。
 きゅぽんっ
「きゃっひぃぃいい!!!」
 瓶の口が少女の出口を捲り、あっさり法悦を迎えてしまう。ぶしゃっと腸液混じりの酒が噴き出した。
そのまま流されそうになったその時、偶然に人質達の、にやける顔が目に入った。
―――漏らすのだけは……こ、こいつらの前で、そんな醜態を晒すわけには……
 無意識にオークの腹に回した腕の力が強まり、少女の菊門が固く閉じられる。なんとか決壊は免れたようだと、ほっとしたのも束の間、
「ひぎいぃぃいい!!!」
 駄目押しの二本目の酒瓶が押し込まれた。少女の腸が限界まで張詰め、欠食童子のように腹が、ぽこりと膨らむ。
あまりにも滑稽な姿に、化け物も人間も仲良く嗤いの発作を起こした。
「美味そうに飲むじゃねぇか!あんた、俺にも一口飲ませろよ!」「なぁに〜?あのお腹〜♪たぷたぷして妊婦さんみた〜い♪」
 尻に空気を入れられた蛙状態の少女に反論する余裕はない。空気どころか、敏感な腸壁に直接アルコールを叩き込まれたのだから堪らない。
直腸が爛れ、脳は耐え難い熱感を神経を通じて感じ取った。頭が、ぼうっとする。
「あ……熱いよぅ……お尻が焼けちゃうよぅ……お、お腹も変なのぉ……あふううう……」
 少女は完全に酔っ払っていた。正確に言えば、禁呪の効果がなければ、いつ急性アルコール中毒で死んでもおかしくない状態だ。
腸内は粘膜なので、アルコールの吸収も速い。どこの国でも毎年一定数の間抜けが、粘膜からアルコールを摂取して病院に担ぎ込まれる。
腸は危険な異物を排除すべく、蠕動運動を開始した。少女は慌てて括約筋に力を込める。
「んんんんんんん!!!」
142走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:30:54 ID:3M5b6C2e
―――だ、だめだ……漏らす姿を衆目に晒すなんて……人として許されない……
 余計な意地など張らず、さっさと出してしまっていれば、最悪の結末は避けられたかも知れない。少女の選択は完全に間違っていた。
いつまで経っても予想される行動を取らない獲物を怪訝に思い、ゴブリンは窄まりを爪で、つんつん突っついた。
「ぁっ!あふんっっ!!んああっ――――――!!!」
 少女は額に珠の汗を浮かべて懸命に耐える。少女の苦悶の表情に嗜虐心を煽られ、頭目はさらなる責めに打って出た。
力いっぱい、液体の詰まったサンドバッグを殴り始める。
 どこっ!どこっ!!どかっ!どかっ!!
「うっ!うぁっ!!くっ!!あっひぃぃいい!!!」
 少女は完全に白目を剥き、泡を吹いていた。辛うじて衝撃をやり過ごした哀れな妊婦に、大きな波が襲い掛かる。
 ぎゅるぎゅるぐぎゅるぎゅる
「んっふうぅぅううん!!!」
 正常な整理反応を、精神力だけで捻じ曲げる。一意専心、“出したくない”という一念が奇跡を起こしたのだ。
だが、崩壊の時は、すぐそこまで忍び寄っていた。絶頂の余韻から醒めたオークが、さらなる快楽を貪らんと自ら腰振りを開始する。
―――そん……な……もう限界なのに……こ、こんなの……酷すぎるぅ……
 少女の顔が恐怖で引き攣り、言葉の通じぬ相手に無意味な嘆願を始めてしまう。精神の歯車が、また一つ欠け落ちた。
「お、お願い……だ……あひぃ……動かないでくれ……くぅん♥……い、いま……今だけは許してくれ……うあぁ……
わ、私……中出しでもなんでもするから……きゃうっ!ど、どんなことでも言うこと聞くからぁ……んぁっ……今だけは許してぇぇええ!!」
 少女の叫びと歩調を合わせるかのように、下からの突き上げが激しさを増す。一突きされる度に水っ腹が、たぷんと揺れる。
「なんだありゃ?あいつの腹、別の生き物みてぇで面白れぇ〜」「あはは♪何でも命令聞くんだってさ。だったらさっさと助けろっつ〜の!」
 少女の耳には何も届いてはいない。無様な敗北者に許されたのは、精液塗れの黒髪を振り乱してイき狂う事のみ。
「ぁ♥あぁっ♥!ふぁ……♥」
 絶頂して弛緩する筋肉に鞭打ち、少女は人としての尊厳だけを拠り所に耐える。だが、健気な抵抗にも終わりのときが近づいていた。
オークの一物が射精に備え、びくんと大きく震える。
―――で、出ちゃう……出される……中出しされちゃう……わ、私……も……?
 前の穴に出されて、後ろの穴からぶちまける……そんな最低の光景が頭をよぎった。無駄だと理解していても、惨めな懇願が口を吐く。
「許して!許して!許して!許してぇ〜!!た、頼むから……頼むから、中には出さないでくれぇ〜!!!」
 どっぴゅうぅぅうう!!
「あっひいぃぃいい〜!!イクっ!イクっ!イクっ!!イっクぅぅうう〜!!!」
 先刻の射精に、なんら劣らない噴射が少女の淫穴に襲い掛かる。少女は一瞬の間に、数度極めさせられた。
主が忘我している隙を見計らって、腸の蠕動が再開される。咄嗟に我に返ったが、時既に遅し、排泄口は半分開いていた。
 ぶしゃ……
「らめらめらめらめぇ〜!!出ちゃうぅ〜!あそこに出されて……わ、わらひも出しひゃうぅぅうう〜♥!!」
 少女の悲壮感漂う物言いとは裏腹に、顔は恍惚の笑みを浮かべていた。人の目さえなければ……と、ずっと待ち望んだ瞬間がやってくる。
甘美な開放感に酔いしれようと、全身の力を抜いたその時だった。絶妙なタイミングで残酷な救いの手が差し伸べられる。
「ひっぎいぃぃいい〜!!?」
 尻穴に何か硬い物が捻じ込まれているのを感じる。ゴブリンの肉棒が栓の役割を果たし、危ないところで痴態を演じる事は免れたのだ。
だが、それは生きながら身を焼かれる地獄の開幕を意味していた。アルコールが脳だけでなく、全身を蝕み始める。
―――く、来る……アレが来てしまう……
 魔力は気脈である血流の流れに沿って、全身の血管網を循環し、増幅する。通常、触手は血液から物質的な栄養だけを取り出し、
劇薬である他者(宿主)の魔力をシャットアウトしている。しかし、血液に異物が混入すると―――例えばアルコール―――どうなるか?
触手のフィルターが正常に機能しなくなってしまう。アルコールに乗せて、魔力が触手の内側深く潜り込み、ダメージを与える。
アルコール摂取は寄生型触手に取り憑かれた者に対する、非常に有効な対処法だが、少女のケースでは最悪の結果を招いてしまう。
「ひぃやあぁぁあああ〜!!!こ、来ないれぇ……来ちゃらめぇ〜♥!!」
143走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:31:38 ID:3M5b6C2e
 触手と禁呪の均衡が崩れた。無理矢理、感覚が鋭敏に研ぎ澄まされ、少女の体全体が性感帯へと造り替えられていく。
あそこが感度を増し、少女を責め殺す凶器と化す。少女は体裁を保つ代償に、悪魔に秘所を売り渡したのだった。
 堕落し、悪魔と契約した者には神罰が下される。ゴブリンリーダーとオークが同時にストロークを開始した。
「うっぐあぁぁああ〜!?お、お腹……きついぃぃいい〜!!」
 薄い肉の壁を隔てて、二本の槍が淫靡な演舞を行う。前からと後ろからの反動が互いに打ち消しあい、全ての衝撃が淫肉に叩きつけられた。
腸の内部もただではすまない。ひと突きごとに、ぽっこり膨らんだ惨めな腹が波打ち、限界まで拡張された腸壁が悲鳴を上げる。
一刻も早く液体を外に出さねば、命に関わると警報を鳴らした。少女の脳は、それを耐え難い排泄感として認識する。
「だ、出させて……出させてぇ〜!!気持ち悪いの……ひぐぅっ!!気持ちいいけど……ひぁ!気持ち悪いのぉ〜!!」
 尻とあそこから伝わる快楽信号と、腹の奥から伝わる危険信号が混線して、少女の脳内で混乱が起きる。
自分がなにを言っているのかも分からない。どこで、どれだけイったかなど、どうでもいいことだ。体裁など、くそ喰らえ。
 少女の内に残された明確な意思は唯一つ―――出せば……出せたら……出したい!!出すの!出させて!出さなきゃ!!
 しかし、たったそれだけの哀しい望みすら神は叶えて下さらなかった。何度も何度も、どれだけ強く力んでも、腹の中の異物を追い出せない。
ぎんぎんに勃起したゴブリンのペニスは、完全に排泄口を塞ぎ、一滴の水分すら通さなかった。
その一方で前の穴は派手に潮を吹いているのだから堪らない。敏感になった肛門と秘所は、一回のストロークで数回イってしまう。
その都度、ぷしゅぷしゅ液体を吐き出す。菊門がヒクつく様は、まるで自分勝手に開放感を貪る前の穴への抗議のようだった。
「おねが……ぐふぅう〜!お願い……ぬ、抜いて……ぇぐっ!!も……う……出したい……の……あぎぃ……お腹苦しいのぉ……ひっ!
は、早く出さない……とぉ……んんんんん!!あ、頭……おかしくなって……なぁっ!?」
 異常な感覚が流れ込んでくる。腹が波打つ度に、腸の襞が酒に犯されている。腸内部の情報が手に取るようにしてわかる。
衝撃によって腹の中が攪拌されて、アルコールの吸収が早まったのだ。禁呪の副作用に少女の全身が蚕食される。
触手のダメージ蓄積は想像以上に大きい。禁呪の対象に触手は含まれない。故に、触手は自身のリソースだけで、損傷を治療せねばならない。
同時に、アルコールによって運ばれる少女の魔力と、禁呪による排除行動、その両方に対処する必要がある。
もちろん、禁呪の方にも肝細胞を活性化させ、アルコールの分解を急がせるという仕事があるが、あくまで片手間に出来ることだ。
想定外の攻撃を受けた触手が、少女と共に追い詰められる。事実、馬鹿でかかったクリトリスは、さらに一回り大きく腫れ上がっていた。
自身の消滅の危機にもかかわらず、触手は主の言いつけを健気に守り、振動を続けている。
 おぞましい排泄感に少女の精神が押し潰されるのが先か?それとも、触手が死に絶え、禁呪の副作用で狂死するのが先か?
 いずれにせよ、急いでこの忌々しい液体を体外へ追いやらねばならない―――し、死ぬ……早くしないと死んじゃう……
皮肉なことに、少女をバイブで責め苛む触手と、触手を体内の魔力で切り刻む少女の願いは一致していた。
そんな思惑など知る由もない、二匹の化け物はフィニッシュへ向けて腰の動きを加速させた。
「あう♥あう♥あう♥あう♥……か……掻き混ぜない……で……ぇ……うあぁ……こ、これ以上……お腹の中……
犯さないれ……きゅいぃぃい♥!く、狂っちゃう……ぐひぃ……お腹の中……お、おまんこみたいになっちゃってるよぉ♥」
 腸内を液体に犯される異常な感覚に、恥知らずな言葉を無理矢理引き出されてしまう。少女は腸壁で感じてイってしまった。
―――もし、こんな状態で、両穴に中出しされてしまったら、私は一体、どうなってしまうのか……
 ぞっとする光景が目に浮かぶ。余計なことを考えたのがいけなかった。恐怖に反応し、肛門と膣が収縮する。
淫肉に締め上げられた肉棒は、即座に射精した。衝撃が、何の覚悟もしていなかった少女を襲う。
 どぴゅ!どぴゅ!どっぴゅっ!!どっぴゅうぅ〜!!どぴゅっ!どっぴゅっ!どっぴゅどぴゅ!! 
「♥っ――――――!!!ぅ……ぁ……ぃ……ゃ……ぃゃ……ぁ……」
 何が起こったのか、一瞬わからなかった。巨大な愉悦が一拍遅れて全身を駆け巡る。喉の奥から、壊れた悲鳴が迸る。
144走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:32:40 ID:3M5b6C2e
「んっひぃぃいいいいい〜!!!!?出てりゅうぅぅうう〜!!!出されてりゅぅぅううっ!!!!」
 ぼこぉっ!!!
 両穴に白濁液がこれでもかと叩き込まれ、限界かと思われた腹が、もう一回り膨らんだ。少女の腹は破裂寸前だ。
それでも少女はイき続ける。それが苦痛を紛らわせる、唯一の手段であるとでも主張するように。
「イ、イクっ♥!!イク♥イク♥イク♥イクっ♥!!!イき狂っちゃうぅぅうう〜♥!!!!」
 禁呪の影響下にある人間は、意識を失うことが出来ない。少女は、嫌々全ての絶頂を最初から最後まで味わわされる。
ぱんぱんに膨らんだ腹とは対照的に、少女の心は快楽に押し流され、虚ろだった。
「ぁ……は……ぁひ……♥」
 全身の筋肉が弛緩し、だらしなく開かれた口から赤い蛇のように、だらりと舌が垂れ下がった。少女が諦めかけた、その時だった。
満足したのだろうか?リーダーの一物が、するする抜かれていくのを敏感な菊門は感じ取る。ようやく訪れる開放に、少女の瞳が輝いた。
―――や、やっと……やっと楽になれる……救われる……
 だが残忍なゴブリンが、そう易々と敗者に安寧を与えるわけがない。何度も陵辱を繰り返した怪物には獲物の心理を見通すことなど朝飯前だ。
ゴブリンが槍を引き抜いた瞬間、オークの節くれ立った指が、無造作に突っ込まれた。
「ひぐぅ!!そんなぁ……ず、ずるいぃ〜!……自分ばっかりぃ……わ、わらひも出したいのにぃ……」
 太さはゴブリンのペニスと同等か、少しだけ大きい。開発され尽くした少女の肛門は、そんな不必要な情報まで伝えてくる。
少女に繋がったまま、オークが立ち上がった。人質と仲間全員に無様な敗北者の痴態を見せつけようという事だろう。
「は、早く……早くぅ♥……何でもいいから……玩具にしていいからぁ♥……出させてっ!!出させてぇ―――っ!!!」
 少女は駄々を捏ねる子供のように、オークにしがみ付きながら、いやいやと首を振った―――その時、視界に何かが映り込む。
そこに居たのは、横たわる男の子だ。固定化の魔法が解けかけているのか、気だるげに首が擡げられる。
少女の首は完全に硬直し、動けない……男の子と目が合った。
―――ああぁ……そん……な……ことって……で、出ちゃ……出ちゃらめぇ……
「ぁ……い……いや……いや……いや!いや!いやぁ!!見ないでっ!!見ないでぇぇええ〜!!!」
 少女の切実な願いを無視し、オークの指が勢い良く引き抜かれた。茶色く濁った液体が少女の尻穴から迸る。
 ぶっぱぁぁああ〜!!ぶしゃっ!!ぶしゃっ!!ぶっしゃぁぁああ〜!!!
「ふあぁぁあああ〜♥!!イ゛グ!!イ゛グっ!!イ゛グぅっ!!イ゛っグぅぅうう〜!!!」
 見物客は面白い見物に手を叩いて喜んだ。
「すげぇ!すげぇ!!噴水だなこりゃ……なぁ?こいつ売り飛ばしゃ、そこそこの金になるぜ?」
「えぇ〜!?嫌よぉ〜♪あたしの車、臭くなっちゃうじゃないのよっ!それともあんた、掃除してくれるのぉ〜?」
 4リットル近い噴出は、なかなか止まない。液体が排泄口を通り続ける限り、少女はイったまま戻ってくることが出来ないのだ。
悦楽の煉獄に、少女はその身を焼かれた。
「きゃふぅぅうう……まだ出てるよぉ♥……お、お尻、止まんないよぉ♥……イクのも止まんないよぉ♥あははっ♪」
 あらかた噴出を終えた少女を、オークはゴミのように投げ捨てた。自身の作り出した池に、少女はうつ伏せのまま身を任せる。
だらしなく開いた肛門は、未だに、ちょろちょろ液体を垂れ流し、時折、ぴくぴく全身が痙攣する。少女は動かない。
一番見られたくない人物に、一番見られたくない姿を見られたのだ。合わせる顔がない。
―――もうどうだっていい……眠りたい……、
 そんな切なる願いすら神は聞き届けて下さらない。少女の肩に何かが触れた。忽ち、背骨に電流が走り絶頂を迎える。
「きひぃぃいい!!?」
 触手は辛うじて生き残ることが出来たが、それは少女の無事を意味しない。酒を抜くのが遅すぎたのだ。
禁呪の毒が少女の全身に回りきっていた。もはや、少女の体に性感帯でない場所など存在しない。
少女は何物かに無理矢理仰向けにされる。少女の目に映ったのは、何十体ものゴブリンの顔だった。
少女の痴態に興奮しきった手下どもが、順番を争って殺到する。少女の体が無数の手に蹂躙された。
「い……いや……いやぁぁあああ!!!」
 胸をめちゃめちゃに揉みしだき、太ももをなぞり上げ、あそこに腕まで突っ込み、顔にペニスを押し付ける。
145走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:33:55 ID:3M5b6C2e
美味しい場所から離れた者達は、指を舐め、首筋に喰らいつき、腹肉をむしゃぶる。驚くことに、髪の毛で肉棒を扱く者まで現れた。
全身の至る所殆どを揉みくちゃにされ、その全てでイってしまう。
「あひっ!?イ、イクっ!!ふぁっ……ま、まらイっクぅ♥……んっく!!イきまくってりゅのぉぉおお!!」
 無理矢理立たされ、尻穴に肉棒をぶち込まれ、尻たぶを齧られ、背中にペニスを擦り付けられる。
全身が再び白く染め上げられた。脳内も真っ白で、まともに言葉を発することが出来ない。
「あ……あすいよぉ♥……も、もう……触らないれぇ♥……わ、わらひ……イっへりゅかりゃ……じゅっとイっへりゅかりゃ……
いひぃぃいいい!!あはっ♪まら、イっひゃっらよぉ♥……イ、イふにょ……イふにょくしぇになりゅぅぅう〜♥!」
 背筋が弓なりに反り返り、立ったまま痙攣を繰り返す。力なく開いた口からは、泡を吹いていた。少女は完全に玩具にされている。
「イ……イひしゅぎへ……イひしゅぎへ……ひぃっ!!イっクぅ♥……イふにょ……ちゅらいにょ……イきっぱにゃしれ……
ちゅりゃいにょ……イ、イクっ!!ほ、ほりゃ……まらイっひゃ……ひぃん!も、もぉ……イひたきゅにゃいよぉ……」
―――イ、イクのがこんなに辛いなんて……ぇ……
 凄まじいペースの絶頂に、分泌物の生成が間に合わない。愛液も、涙も、唾液も、腸液も枯れ果てた。
少女に残された道は、永遠にイき狂う事のみ。イクこと以外の思考は、もはや存在しなかった。イクことそのものが少女だった。
「も、もうゆりゅひへぇ……イっひぃ!イやぁ……イひたきゅにゃい……あっへぇ♥……イ、イや……イやぁ……くっひぃっ!!
ら、らめ……らめぇ…な、なきゃにだしゃれひゃら……イきっぱにゃしににゃりゅきゃりゃ……イふにょ……ちゅらしゅぎりゅにょおぉ……」

 そうですか♪イクのが嫌?我が侭だなぁ……そんなにイクのが嫌なら、そうしてあげますよ……姉さん♪

―――えっ……?
 どこからともなく妹の声が聞こえたような気がした。だが、ずっとイかされ続けている少女に言葉を解する余裕などない。
これで何十回目だろうか?前と後ろの穴、両方同時に熱い精が大量にぶちまけられた。
「あっひぃぃいい!!!あすいにょおぉ♥や、やへろ……やへろひひゃふよぉぉおお♥!!ま、まらイっ―――!?」
 登りつめたと思った瞬間、急激に高揚感が薄れていく。怪訝に思う少女に構わず、ゴブリンたちは即座に第二波を発射する。
「うああああああ……しょ、しょんにゃあぁ……しゅぎゅにゃんれぇ♥ひ、ひろいよぉ……イっ!イっ!イっ……!?」
 再び絶頂の直前に冷や水を浴びせられ、気持ちが萎えた。イけなくなったおかげで、思考する余裕が生まれる。
―――あ、あれ……?私……どうし……て……

 ふふふ……可哀相な姉さん♪ほぉら……イきたくなっても、もうイけませんよ?あはっ♪あはははははは……♪

―――そん……な……
 触手が少女のこれまでのオルガスムに於けるセロトニン、ドーパミンの活性状況を解析し、境界線を割り出す。
その一線を越える直前に、脳内物質を遮断してしまうというわけだ。これなら、アドレナリンの過剰分泌で、心臓が停止することもないだろう。
理論上、もはや少女は絶対に絶頂することができない。問題はただ一つ……それは全身の異常性感が、そのまま手付かずだという事。
 ゴブリンが乳首を蛭ごと抓り上げた。少女は髪を振り乱して、悶え狂う。
「ひいぃぃいいんっ!!ひ、ひくび……ひくび、いひめりゃれへ……も、もうイ゛っ……イ゛っ……イ゛けにゃひい゛ぃぃい゛い゛!!!」
 白い頂に全体重をかけて、下に引っ張る。蛭が乳頭を強く噛み締め、危険な魔悦が双房全体を覆う。
「ひうぅぅううう!!とれひゃうぅ……ひくび、とれひゃうの……きもひよしゅぎへ……イっ……なんれぇぇええ!!」
 長さは小児の陰茎と同じのまま、足の親指ほどに醜く腫れ上がった淫核を面白半分に握りつぶす。
「イっひいぃぃいいい!!しゅ、しゅごいのぉぉおお〜♥!こ……こんろこしょイっ……イ、イやぁ……イやあぁぁああ!!」
 
146走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:35:00 ID:3M5b6C2e
 幾度も出入りを繰り返した天国の門は、もう開かない。自由自在に飛翔していた精神が、翼を圧し折られ地の底へと堕ちていく。
絶頂の連続は確かに苦しかった。死んだ方がましだとさえ考えた。だが脳内が白に染まる、その一瞬だけは尊かった。
その一時だけ、少女は全ての事柄から自由でいられた。少女の助けを待っているであろう友の事も、魔法少女としての使命も、
迫り来る死に抗う幼き魂も、最愛の肉親も、自身の醜態も、なにもかも忘れる事ができたのだ。
思考の連続性という利益を得るために支払った代償は余りに大きかった。
「イ……イかしぇへ……だれかぁ……わらひを、イかしぇへよぉ……こ、こんにゃに、きもひイイにょに……イけにゃいにゃんへぇ……」
 絶頂というリセット機構が失われたせいで、快感が脳内を循環する。増幅するばかりで、いつまで経っても発散しない。
心が“イきたい”という単語だけに支配された。思考能力の復活と共に息を吹き返した理性が、欲望を満たす為の答を探す。
―――うああああ……もう限界だ……早く……早くイかないとおかしくなる……イ、イクにはどうすれば……そ、そうだ!
 徐に目の前のモノを両手で掴んで倒れこむ。ゴブリンを押し倒し、ぜいぜいと荒い息をする少女の姿がそこにはあった。
こいつは人の涙を啜り、絶望する心を食む悪鬼だ。憎むべき敵だ。だが、今は少女の淫らな願望を満たしてくれる救い神だった。
少女は、そのまま腰を押し付けた。極薄のレオタードに包まれた秘唇が、ゴブリンの一物を美味そうに咥え込む。
「あっはああああ♥……いいよぅ……きもひいいよぅ♥……れも……れもぉ……」
 白の体液に彩られた淫乱騎士が、哀れな馬に奉仕を命じる。少女の腰振りが激しさを増した。ゴブリンは堪らず精液を根こそぎ搾り取られる。
―――た、足りない……イきたいのに……イきまくりたいのにぃ……こ、こんなんじゃ足りないよぉ……
 枯れ果てるまで少女に犯されたゴブリンは気を失っていた。へたれた肉棒を名残惜しそうに引き抜く。少女は淫蕩に潤んだ目で助けを求めた。
「もっと!!もっとぉ〜♥!わらひを、おかひへぇ〜♥!あ、あしょこ……あしょこが、かわいひゃうの……
かわくの、いやにゃの……せ、せいえひ……せいえひちょうらい……あ、おまんこ……ぬらひへ……おまんこ、イかしぇれぇぇええ!!」
 膝を地面についたまま、見せ付けるかのごとく股間を前に突き出す。発情した牝豚は頬を上気させ、半開きの口から舌をだらりと垂れ下げた。
両の手はずっと秘所を掻き回している。その淫靡な姿は、女というモノの本質を凝縮したかのようであり、ぞっとするほど美しかった。
少女の色香に惑わされ、遠巻きに様子を窺っていた怪物たちが寄ってくる。少女は歓喜の笑顔で淫辱を受け入れた。
「ふわあああ……きもひいぃ♥んむぅ、くちゅ……お、おくち……おまんこみひゃいに……ぁむ……くちゃ……にゃっへうぅ……」
 肉棒を口で咥え、あそこで咥え、アナルで咥え―――それだけでは飽き足らず、手筒を作って扱いた。
「しゅ、しゅごいにょぉぉおお!!おくひも……んんん!!お、おてても……くちゅ……おまんこに、にゃっへぅの……ぉ&heartsえへへへへ……」
 一部の幸運な者達以外は、思い思いの場所にペニスを擦り付ける。柔らかい脂肪が詰まった乳が、内臓を保護する為の腹筋が、
毎日の走り込みの成果である引き締まった太ももが、うっすら紅色に染まる尻たぶが、いずれ劣らぬ名器と化した。
精液のシャワーで、少女が穢れていない場所を探す方が難しい。少女は悦びに咽び泣いた。
「あ……ぁへ……あっへぇぇええ……あ、あすいよぉ……にへっ……にへへへへ……か、からだ……じぇんぶ……おまんこだよぉ♥」
 全身で得られた快感を、誰にも渡して堪るものかと呑み込む。脳内は完全に、淫らなパルスで満たされた。
あと一滴、あと一滴の快楽信号さえ得られれば、脳内麻薬があふれ出す。イくことができるのだ。
「そんなにイきてぇなら、俺が相手してやんよ!!だから、さっさとこの縄解けってんだ、この淫売!!」
「ふ、ふざけないで!!あんた何言ってんのよ!!あたしよりあんな変態の方が好いっての!?これまであたしがどんだけ……」
「うっせぇ!どブス!!てめぇは黙ってろよ……あああ〜!!くそっ!!やりてぇなぁ……」
「そんな……そんな言い方酷いわよぉ……あ、あんただ!あんたが悪いんだ!!薄汚い最低の牝豚のくせにっ!!!」
147走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:36:13 ID:3M5b6C2e
 容赦のない罵倒が、少女に降り注ぐ。魔法少女の鎧を脱ぎ捨て、マゾ豚の本性を現した少女にとって、それは恵みの雨だった。
心と体が犯し尽くされ、少女は“その時”を今か今かと待ち受けた。
―――く、来る……来るぅ……今度……こそ……イって……イっ……ぇ?
 巨大な津波の前触れのように、桃色の波が一斉に引いていく。しかし……待てど暮らせど、津波はやってこない。
法悦の水位は、またもや堤防を越えるか超えないかの、ぎりぎりの線で保たれた。
「ぁ、ああ……あぁ……しょん……にゃ……イ、イけにゃ……ひ……ろうひへ……ろうひへえぇぇええ!!!」
 哀れな少女が、全身を内側から地獄の業火で炙られ、絶叫する―――まさにその時、

 あ〜あ、姉さん?

からかうような声が、風と共に聞えた。
「だ、だ……れ?」
 少女は新たな獲物を押し倒しながら尋ねた。

 わたくしででございます♪貴方の最愛の妹でございます♪

その耳障りな声が、少女の頭に纏わりついて離れない。

 もう、駄目でございます♪むだでございます♪はしたない真似は、やめて下さいな♪もう、姉さんは誰も助けることは出来ません。

 少女は不運な獲物を犯しながら叫んだ。

「イ……イや……ま、まらら……まら、陽は沈まにゅ……」
―――そ、そうだ……イ、イかせれば……下衆ども全員、絞りつくしてやるんだ……そうすれば……私も行け……イけ……

 おやおや?ちょうど今、あの使い魔が死刑になるところですね。ああ、姉さんは遅かった。
 あの子、『おうらみ申します。』って言ってますよ?た・ぶ・ん・ですけど♪あははっ……
 ほんの少し、もうちょっとでも、姉さんが淫乱じゃなかったなら!

「い、や……い、いやぁ……ま……まら……ひは……しじゅま……にゅ……」
 少女は胸の張り裂ける思いで、赤く大きい夕陽ばかりを見つめていた。イクより他は無い。
少女は血走った狂気の眼差しで、組み伏せたゴブリンリーダーを見つめていた。

 やめて下さい……みっともない!腰を振るのは、やめて下さい!姉さんはご自分のプライドが大事じゃないんですか?
 私は……私はね、姉さん。心のどこかで姉さんを信じていました。
 どんなに怪物に陵辱されても、気高い姉さんは平気でいるんじゃないかって思ってました。
 人質が、さんざん姉さんをからかっても、あなた達は助けます、とだけ答え、強い信念を持ち続ける……
 そんな格好いい姉さんが見られるんじゃないかって。

 妹の声からは、いつの間にか軽薄な響きが消えていた。
―――わ、私には……友を助けるという使命があるんだ……だから……だから、一刻も早くイかない……と……
 少女は、萎えた肉棒を再び勃たせようと、淫肉で締め上げる。怪物の親玉は、情けない悲鳴を上げた。オークが真っ直ぐ駆け寄って来る。
「しょ、しょれらかりゃ……おかしゅの……し、しんじられへう、かりゃ……おかしゅにょ……
は、はやく……はやくイけば……まにあう……はやく、はやくぅ……イかにゃいとぉ……まにあわなくなりゅの……
わ、わらひの、からだ……どうれも、いいの……わらひの……こ、ここりょも……どうなっへも、いいの……
あははっ♪わらひ、なんらか、おかひいの……も、もっとぉ……おおきいものが、ほひぃよぉ……
みんな……を、たしゅけりゅ、ために……たたかっへ……きたにょに……も、もぉ、イクころひか……かんがえりゃれにゃいぃぃいい!!
おまんこ、ついれぇぇええ〜♥!しぇ、しぇいし……なかに、きれぇぇええ〜♥!わらひを……イかしぇれぇぇええ♥!!」

 ああ、姉さん……気が……気が狂っちゃったんですね。それでは、うんと狂うがいいです……好きなだけ犯しなさい。
 ひょっとしたら、イけぬものでもない。完全に狂いなさい。姉さん、さようなら……
  
 言うにや及ぶ。まだ陽は沈まぬ。最後の死力を尽して、少女は犯した。少女の頭は、からっぽだ。
何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて犯した。
陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時、少女の瞳に残酷な光景が映し出された。
 主を救うべく突進してくるオークと少女を結ぶ直線上に男の子が横たわっている。
少女の脳が疾風の如く演繹し、地獄絵図を描き出した。
「ぇ、ぁ……?ああああああああああああああ!!!!!」

――― 男の子の小さな体が宙を舞った―――
148走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:37:04 ID:3M5b6C2e
 悪魔の悪戯か、少女の鼻先に、どさりと落ちてきた。否応無く現実を突きつけられる。
一筋の赤い光が、物言わぬ肉隗を照らし出す。

―――男の子の首がおかしな方向に捻じ曲がり、瞳孔が開いていた―――

 次の瞬間、夕日が死に絶えた。辺りが宵闇に包まれ、少女の心と体が漆黒に染まる。

―――間に合わなかった―――

「いや……いやぁ……いやあああああああああああ!!!」
 声も嗄れよとばかりに絶叫した。絶望の鎮魂歌が世界を震わせる。狂人のごとき形相で、肺の空気を全て押し出した。

―――少女の頭の中でスパークが散った―――

 その時、ありえぬ事が……あってはならぬ事が起きた。男の子の躯を見た瞬間だった。脳裏に死に顔が焼き付き、何かが弾け飛んだ。
致死量を遥かに超える脳内麻薬が分泌される。もはや、触手の制御能力では追いつかない。少女の精神は天へと羽ばたいた。

「イ、イクっ!イクっ!イクっ!イクっ!イクっ!イ゛っグうううううううううううう!!!!」

 明滅する意識の中、少女は悟った。

―――そう……か……そうだったんだ……

 深淵に潜む忌むべき存在が、少女に語りかけてくる。
『やっと思い出したのか?』

―――ああ……私は……ずっと、ずっと昔から……アレを見るのが堪らなく好きだった……それは、許されない事だとわかっていたのに。

 羽毛のように柔らかい声が、心を蕩かせる。
『ああ、そうだ。アレは美しい。お前は、アレを見るとき、いつも嗤っていたな?アレを見る度、胸が高鳴った……』
 少女の指が、口の端をなぞった……ああ、嗤っている……

―――苦痛に歪む先輩の顔……綺麗だった。
―――恐怖に泣き叫ぶ後輩の顔……可愛かった。
―――何も知らぬまま事切れた男の子の顔……ああ、愛おしい。

 少女の深淵と、表層の言葉が唱和する。

―――気高い魂が、純粋な魂が、無垢な魂が、邪悪に穢され堕ちる様は、なんて綺麗なんだろう―――
 少女自身が精神の防壁を、破壊した。心が血塗れになる。
『戦いの渦中に身を置けば、神聖な存在が穢される場面に、いくらでも立ち会うことが出来る。素晴らしい考えだ!』
 少女の魂が、本質が露になっていく。

―――戦いで、辛く哀しいことがあった夜は興奮して眠れなかった。一晩中、その悲惨な情景を思い浮かべて自慰をした。イき狂った。

 少女に語りかけるそいつは、既に少女そのものだった。
『それに飽き足らず、私は自分の身をわざと危険に曝すようになった。何度も何度も犯されたが、決して、それ自体を望んだわけじゃない!』
 少女がそいつの言葉を繋ぐ。

―――そうだ。私は、“高潔な私”が惨めに穢されるという状況そのものに興奮していたんだ。

故に、無様に逃げ惑う最中に殺される事を極端に恐れた。それでは興奮が得られない。そんな死はカスだ!カス以下だ!カス以下の以下だ!!
 もっと、もっと、心の奥底へ……魂の色が見えるまで。
『だが、それはあくまで代替手段に他ならなかった。当たり前だ。私の魂が、どす黒いことは、私自身が一番良く知っているのだからな……』
 少女の本質が白日の下に曝される。

―――やはり、美しい心の持ち主が穢し殺される様が一番だ。何度見ても飽きる事が無い。

 それを聞いて、闇に潜む自分が、くすくす嗤う。
149走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:37:51 ID:3M5b6C2e
『それもまた、本当の所、代替手段に過ぎない。私はこの期に及んで、まだ隠し事をしている。
私が真実追い求めた、神聖なる魂の持ち主とは、この世でただ一人。
私が神と崇め奉っているのは、いったい誰なのだろうな?』

 少女が重い口を開く。

「それ……は……それは……」
 
―――パンドラの匣の奥底に隠されたそれは―――

 少女は放心したままオークの、なすがままにされていた。苛烈な陵辱は、淫らな饗宴の始まりに過ぎなかった。
歯止めを失った少女と魔者たちが、乱れ狂う。少女は快楽を得るための共犯者たる怪物たちを犯し抜き、犯され尽くす。
人質たちすら言葉を忘れ、神秘的な光景に溜息をついた。それはワルプルギスの夜の再現だった。

 夜明け間近、すでにその場に立っている者は存在しない。魔物たちは精が枯れるまで搾り取られ、白目を剥いている。
見物に飽き、野次を飛ばすのも面倒くさくなった磔の男女は、堂に入ったもので、すやすや寝息を立てていた。
何百回、犯されたのだろう?何千回絶頂を極めたのだろう?
少女は白く濁った池に浸かり、沈み行く無慈悲な夜の女王を静かに見つめている。
 
―――小さな何かが、かさりと身動きした―――

 快楽に酔う少女は気付かない。男の子の躯が、ぎくしゃく起き上がったのを。
「いたたたたた……あ〜あ、ビックリしたなぁ……」
(一度、死ぬとは思わなかったなぁ。少々、驚きました……)
 両手で頭を挟み、首の骨を元有った場所へと戻す。澄んだ空気の中、こきんと甲高い音が響いた。
にっこり満面の笑みで辺りを睥睨する。
「おかたづけ、たいへんだなぁ……」
(片付けが、大変ですね……)
 腕の皮膚が脈打ち、おぞましい肉の刃物へと変化する。男の子は鼻歌を唄いながら、死神よろしく動けぬ怪物どもの首を刎ねて回った。
蒼い月光の下、赤黒い液体が踊り狂う。体内では離れ離れになっていた白と赤の兄弟が、外で邂逅を果たし、遊んだ。
「つぎは……はぁ、めんどっちいなぁ、もう!!」
(やれやれ、これで最後ですか……面倒ですね……)
 うんざりした顔で磔台を眺める。健康そのもののピンクの唇が、不可思議な言葉を紡ぐ。十字架の足元に淡い光が生まれた。
男女の顔が仄かに照らし出される。男の子は素っ頓狂な声を上げた。
「ああ〜!おもいだした〜!!」
(そうかぁ!や〜っと思い出せましたよ!喉に小骨が引っ掛かったみたいで、ずっと気持ち悪かったんですよね……)
 この二人だけ残したのは、姉を壊すのに役立ちそうだったのと、どこかで見覚えがあったから。
悪戯心が、むくむくと擡げてくる。彼らの転送先を、ほんの少しだけずらした。
 ずっと、帰せ帰せと喚いていたが、元の世界の“どこへ”帰して欲しいとまでは聞いていない。
十字架に張り付けられたまま、警察署の前に転送されても文句は言うまい。
二人が有名な連続強盗カップルだからといって、身動き取れない状態では、万が一にも銃弾で蜂の巣にされるということはないだろう。
命があっただけでも有難いと思ってもらわなければ―――男の子……いや、妹は、くっくっと嗤った。
「おわったーつかれたー」
(やっと全部終わりました。まさか、こんなに上手くいくなんて……ね……ふふふ♪)
 妹は元来、臆病な性格だ。だから、変身魔法で乗客の姿を借りた上で、不可視魔法を重ね掛けした。
だが、どうやら不完全だったようで魔力を持つ姉の目には見えてしまった。この姿を選んだのは単なる偶然だったが、予想外の幸運を齎した。
あれだけ強固だった姉の精神が、どういうわけか崩れ始めたのだ。
―――あの時は驚いたなぁ……
 姉に見つかったと知るや、咄嗟に子供の振りをした。妙に艶っぽい姉の姿が面白くて、少し調子に乗りすぎてしまった。
ちょっと触るだけで、はしたないよがり声を上げるので、こっちまで体が火照ってしまう。
どんな酷いアヘ顔をしているのかと、気になって上を見上げたのは間違いだったのかもしれない。
姉の瞳に映る男の子の顔を見て、なんだか、すぅーっと心が冷えていくのを感じた。またしても、姉は私の方を見てはいなかったのだ。
 こんな見ず知らずの小さな男の子相手に情欲を撒き散らす、淫乱な姉が許せなかった。
 あの時、姉と妹は同時に“絶望”していたが、意図するところは全く別だった。
妹は、淫らな姉の血が自分にも流れている事に“絶望”したのだ。
 だから、一緒に感じた“幸福”も、実は逆の意味だったのだ。妹は、快楽を貪るだけの獣と成り果てた姉を蔑んだ。
故に、罪深い姉をもうすぐ壊せる事の喜びに、無上の“幸福”を覚えたのだ。
150走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:38:43 ID:3M5b6C2e
―――始めは壊したら、さっさと殺そうと思っていたけれど……面白いからペットにでもしてやろう。
 妹は、ひくひく痙攣している少女の下へと歩み寄る。にやけたまま薄汚い雌豚の瞳を覗き込んだ。
まるで擦りガラスのようだ。妹は、ああ、腐っている……と感じた。
「おねえちゃん。だいじょうぶ?」
(姉さん♪ごきげんいかが?)
 掛かったままの魔法が、声を姿に合わせて変換する。獲物の甘い声が少女の壊れた心を震わせる。
自身の外見そのまま子供のように、はしゃぐ妹は、少女の反応に気付かない。
「お洋服よごれちゃってる……おねえちゃん、かわいそう……」
(いい格好ですね、姉さん♪まあ、淫乱だから仕方ないですよね……)
 男の子の背後で朝日が昇る。少女の目には後光が差した様に見えた―――ああ……君はやはり天使だったのか。
「そうだ!お着替えしようよ!おね……」
(そんな変態みたいな格好じゃ、恥ずかしくて連れて歩けませんよ?姉さ……)
「私……」
 少女は、神の使いに懺悔を始めた。突然、口を開いた少女に驚き、妹が言葉に詰まる。
「わ、私……知って……たんだ……」
「なあに?おねえちゃん?」
(いきなりなんなんですか?姉さん?)
 いまだ、しゃべるだけの理性が残されている事に驚き、妹は思わず問い返してしまう―――それが、全てを崩壊させるスイッチだと知らずに。
「私の、妹が……辛い目に、遭ってるのを……」
「……えっ?」
(……えっ?)
 少女の告白は続く。
「見たんだ……ぼろぼろの体で……廊下に蹲って、泣いてた……」
 触手は取り憑く際、自身と“宿主”の記憶から、宿主が見たいと“望んだ”光景を夢として見せる。
「あの横顔が……瞼に焼きついて、離れなかった……凄く……凄く綺麗だったなぁ……あはっ、あはは……」
「なあ……に……?」
(何を……言って……?)
 道具も使わず、自分で自分の“横顔”を見ることなど出来はしない。
「わ、私は……その記憶が薄れる前に……苦痛に歪む顔が消えてしまう前に……じ、自分を慰めようとして、あいつの部屋に入ったんだ……」
「おねえ……ちゃ……?」
(姉……さん……?)
 懺悔は、次第におぞましさを増していった。
「い、妹は……しばらく戻って来れないから……私は、あいつの……実の妹の下着を履いて……オナニーしたんだ……」
「っ―――!!!」
(っ―――!!!)
 触手バイブは、停止していた。妹が絶句する。これ以上、聞いてはならない。悪魔の囁きに耳を傾けてはならない。

―――わかっていた。そんなこと。
「あはっ♪あいつの下着で、オナニーするの……癖になってるん……だ。あ、あいつのことなら、何でも知ってる。
下着の色も、サイズも……あははっ♪あいつ、胸が先月より大きくなってた!あの衣装……気に入ってくれたかなぁ……
月経の周期も、スケジュールも、怪我をした場所も、何をされたのかもわかるんだ。魔力の痕跡が残ってるから。あいつ魔法下手だから。
何を使ってオナニーしてるのか、何時してるのか、どこでしてるのかも知ってる。だって、妹の部屋、あそこの匂いがするんだから。
した後はいつも匂うんだ。わ、私、その匂いが大好きで、嗅ぐと気持ちよくなった。オナニーしちゃうんだ……あはははははは♪
私は妹を愛しているんだ。大好きなんだ。食べてしまいたいんだ。できる事なら、この手で抱き締めて、離してやらない。泣き叫ぶまで……」
「…………………………」
(…………………………)
 小さな体が、びくっと痙攣する。背筋に悪寒が走る。足の震えが止まらない。
「だって……あいつは……妹は、私の……」
「おねえちゃん……ひどい……」
(姉さん……気持ち悪い……)
 妹は耳を塞いだ。胃の腑から何かが込み上げてくる。

―――神さまだから―――

 妹は、嘔吐した。
151走ってない魔法少女(仮):2009/04/20(月) 00:40:11 ID:3M5b6C2e
『お詫び』
始めの方、名前欄ミスしました。謹んで謝罪いたします。
ごめんなさい。

『カウントダウン』
“走れメロス”残り二十一文

『次回予告』
最終章「?」プロローグ―――伏線と参考文献の最終チェックに3週間ほど頂きます。ご容赦を。

 第六章始めの、ちょっとした地の文を用いたトリックが正常に機能していれば幸いです。
作者の筆力が乏しいので、上手くいかなかったかもしれませんががが。

 今日も、無計画にばら撒いた伏線をこじつけたり、むりくり辻褄合わせする作業が始まるお……
(さて、災いの種は蒔かれました。ついに、収穫の時がやってきたのです……)

 どうか、次回分投下の前に、仕込んだネタがバレませんように……オチを見抜かれませんように……
(願わくば全ての読者に望まれる結末であらんことを……)
152名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 00:41:10 ID:2EiXZXPQ
153名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 00:44:09 ID:UH1KxcdL
投下している途中のを始めてみた。
154名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 03:02:48 ID:PPaOpajw
正直走ってない魔法少女は読みづらいというか、読んでて疲れるんだが
並々ならぬ気合いの入り方には毎度毎度感服させられるや
155名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 04:47:49 ID:XbyKFLh2
こういう消化に悪くてカロリー高いの好きだぜ
156名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 07:25:42 ID:PRX0moDx
らーめん次郎みたいなSSだな
157名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 08:36:40 ID:NAxRtwln
走ってない魔法少女はセンチメンタルデスメタルって感じで大好きだ
158名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 16:25:34 ID:/S+dD2lp
人質、結局生き残りやがったなぁ…
とりあえず助けようとは努力してる魔法少女にボロクソ好き勝手言ってたんで
思いっ切り惨たらしい死に方しないかと心底願ってたんだが。

というか男の子が妹の変身した姿ってひどいwwww
無邪気な好奇心で魔法少女をいたぶった時はイラッとしたものの
その直後の矢に当たるシーンで「ああぁぁ!」となってたのが
最後に正体ばらしたことで台無しになったww
チキショー、無邪気と思ったら意図的にやってやがったのかww
159名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 17:54:06 ID:PRX0moDx
全員褒めてんだかけなしてんだかわからんが
好きだというのは伝わる不思議
160名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 20:32:58 ID:8vte2Pci
ぜ、全然好きなんかじゃないんだからねっ
最後に姉が妹打ちのめすようなこと言い出して
「うわ、こうきたか! すげえ」とかほくそ笑んだりとか
そもそも最初の太宰パロとかよく作るよなとか
別に感心なんかしてないんだからねっ!
161名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 22:20:18 ID:a353pJ56
悪くはないんだが、作者がちょっと遠くに感じるんだよな。
他の職人たちと比べると特に。

いや別に出てって欲しいとかじゃなくて、GJだと思ってるけど。
162名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 01:24:21 ID:F8/HgIlZ
なんつーか、独自の世界をブッ貫いてるね
163名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 03:10:53 ID:0KMtYQCk
>>157
みずいろブラッドかよw
164名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 09:08:50 ID:grOaz8+L
>>160
もう太宰は関係ないだろ
165名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 13:19:01 ID:U17NWm1u
さりげなくメロスの地の文や台詞を混ぜてるのがなんともw
166名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 00:43:18 ID:hi2LZLVg
ペルテ「堕ろすべきか産むべきか、それが問題だ」
167さきゅ:2009/04/22(水) 03:24:28 ID:3d91X2Rr
フィア国続き投下します。

「ルーシアちゃんて面白い子ね」
リリスが唇の端を釣り上げるようにして微笑みながら話す。
「それはどうも、でもあなたの愉快な顔には負けるけどね」
リリスの正面に立つルーシアも負けずに不敵に微笑んでいる。

少し前の事、魔法の力によって飛ばされてきたルーシアに、リリスはいきなり攻撃を仕掛けた。
突如転送させられた上に不意打ちをかけられれば、いくら百戦練磨の戦士でも対処できない。
そうして弱らせたところをじっくり弄ぶのがリリスのお決まりのパターンであった。
反撃できない獲物を生かさず殺さずで責め抜いて壊してしまう。
リリスは何百人もの女をこうして犯してきたのだ。

しかし今回の獲物……ルーシアは突然飛んで来た雷の弾にも、焦る事もなく華麗に避けてしまった。
それどころか避ける動きの流れのままに、剣を引き抜きリリスに向け切りかかって来たのだ。
堪らずリリスは飛びのき今に至る。

「気に入ったわ……その強気な顔が快楽に歪むところが見たくなってきちゃった。」
リリスは内心驚きつつも、壊しがいのある獲物に興奮していた。
「お姉さんがたっぷり遊んであげる……どうされたい?」
剣を握るルーシアの手に力が篭る。
「悪いけど遊んでる暇はないの、早く仲間と合流して用事を済ませないとならないの」
その言葉を聞いたリリスの目が愉快そうに見開かれる。
「ノストアに行って異変の調査をしてこないと、大事な大事なメアリーちゃんに怒られるんだよね」
「くっ!!」
ルーシアの足が止まり喉の奥から声が漏れてしまう、その顔には驚きの色が隠しきれずに表れていた。
「あは♪そんな顔も出来るじゃない、そうよあたしは何でも知ってるの
例えばあなたの好きなメアリーちゃんね、一昨日の夜にベッドの中でオナニーしてたよ
声を押し殺しながら…それでも熱い息遣いと、たまに『はうっ』て可愛い声を漏らしながら
ウブな女の子のオナニーしてる姿いいよね……あたしまで濡れちゃった……」
うっとりとした表情で語るリリスを、ギラギラとした目で睨み付けるルーシア。
「普段の機械みたいなルーシアちゃんも好きだけど、今みたいに動揺してるルーシアちゃんもかわいい……」
リリスの表情がうっとりしたものから、小悪魔のような悪戯じみた笑みに変わる。
「それじゃあそろそろ……快楽にとろけちゃう顔も見せてもらうよっ!!」
言葉が放たれるのと同時にリリスの足元が輝きだし、そこから現れた無数の触手がルーシアに向かって伸びていく。
呪文の詠唱すらない、魔法使いの常識を逸した素早い召喚。
しかしそれに対するルーシアの動きはさらに素早かった。
一すじの恐れも迷いもないそれは、新しい触手が現れるよりも早く迫る触手を切り払っていく。
リリスとルーシアの距離は瞬く間に縮まっていき次の瞬間にはリリスの頭上に向けルーシアの剣が振り翳される。
ルーシアの剣は躊躇する事なく振り下ろされた。

168さきゅ:2009/04/22(水) 03:25:15 ID:3d91X2Rr
「イク……はうううっ!!」
スライムに包まれたサラの体がビクンと跳ね、何十回目かの絶頂を迎える。
「リリス様は?」
スライム娘は体内でサラを責め立てながら、驚いた表情でルーシアを見つめる。
「私がここにいるんだからわかるでしょ? サラを離せ雑魚がっ!!!!」
前半はおどけるように囁き、後半は殺気をまぜて怒鳴る。
スライム娘の体がビクリと跳ねてのけ反る。
「な……何よ? あなた剣士? あたしに勝てると思ってるの?
あなたもオモチャにしてあげる…オシッコ出させて、て泣かせてあげるんだから…」
スライム娘は体の中からサラをドサリと解放し、ルーシアにむかって飛び掛かって来た。
ルーシアの体にスライム娘がまとわり付く瞬間……
ものすごい蒸気をあげてスライム娘が蒸発していく。
「ひゃあああ…なんで?火?魔法?ふわわわわわわ………」
「剣士が魔法を使えないなんて決めつけないでくれる?」
ルーシアの手の平から燃え上がる炎はたちまちのうちにスライム娘を消し去ってしまった。
「さて…こっぴどくやられたわね…サラ、あなたらしくない…」
「すみません…ルーシア様……」
未だ現実感の戻らない虚ろな表情でサラがポンヤリと答える。
ルーシアは荷物からマントを出しサラに着せてやりながら、立ち上がるのに肩を貸してやる。
「ありがとうございますルーシア様……私…スライムなんかに……」
サラの瞳から零れた涙をソッと拭き取るルーシア。
「もうお嫁に行けません…いっそルーシア様、私を貰って下さい」
少し落ち着いてきたのか、サラは顔にうっすらと笑みを浮かべながらそんな軽口を飛ばす。
「私の嫁はメアリーだけよ」
だからルーシアもそんな冗談を笑顔に乗せて返したのだった。

その後二人はウツボカズラにすっぽりと包まれたアカネを救助し、森を抜けノストアへとたどり着いた。


169さきゅ:2009/04/22(水) 03:26:48 ID:3d91X2Rr
「そう……ノストアでは今も被害者が……」
窓から差し込む夕日によってルーシアの顔が真っ赤に染め上げられる。
メアリーはベッドに腰掛けているので、ルーシアを見上げる形になる。
その顔は森へ向けて城を出発した数日前よりも少しやつれた様にも見える。
森を抜けノストアの様子を調査して来た彼女は、部下の二人と共に先ほど帰ってきたばかりだ。
その表情からも決して楽しい旅では無かった事が伺える。
とくにサラとアカネはひどく疲れきっていたようで、城に戻るなり眠りこけている。
「はい、やはり村の近くの洞窟が原因であるのは間違いなさそうですね」
「それから……ルーシアが森で出会った魔女の、死に際に残した言葉が気になるわね」
ルーシアの顔が曇る、森で彼女を襲った魔女……リリスが放った言葉
「ネクドマリアなる者が復活すると」

「語り部達がその名前を知っていたよ。やはり昔話は彼等に聞くのが1番じゃな、しかし……メアリーは本気でそんな話を?」
物憂げな顔を真っ白い長い髭で覆ったガルムが、その長い眉の下から鋭い瞳を光らせる。
姫、ではなくメアリーと呼ぶのは彼なりの意地だろうか……
「実際に有能な魔法使い含め何人もの村人達が誘拐されてるのよ? 単なる人さらいとは思えないわ」
ガルムとメアリーは会議室で向かい合って座っている。
あまりにも情報が不透明なため、メアリーはガルムにネクドマリアに着いて調査を頼んでいたのだ。
「むん……語り部達が言うには、ネクドマリアとは遥か古の時代、この地に栄えた大帝国を三日で滅ぼし支配した。
恐ろしい力を持ったソレは長年に渡り人間を家畜として飼育しその魔力を吸い上げ続けていたと
ガルムは長い髭を捻りながら話を続ける。
「しかしその悪夢のような時代もやがて終幕を迎える。どこかから表れた7人の英雄達がネクドマリアをうち倒した。
かくしてネクドマリアは倒れ、その巨大な魔力はこの地を豊かにした。
ここが他の国に比べ魔力の強い人間が多いのは、そのネクドマリアの力が大地を通じて人々に受け継がれているかららしい。
まぁ確かにフィア騎士団は最強じゃしな……ガハハハハハ」
語り部達とはフィア国が建国されるよりも遥か昔からこの地に住んでいた民族達の子孫だ。
今でこそ、この国に溶け込んではいるが、昔はいろいろと衝突もあったとメアリーも父から聞いている。
しかしそんな彼等の知識は掛け替えのない財産なのだ。
「ありがとうガルム、恐ろしい話ね……」
ガルムの口元がニヤリと歪まされる。
「なぁに、単なる昔話の一つじゃよ、彼等は羊が国を滅ぼすと真顔で語る人種じゃからな」
ガルムの言う事はもっともだ、破滅思想はそれこそ星の数ほどある。
その一つ一つを気にしていてはとても女王などやってはいられない。
「分かっているわガルム、だけど……」
ルーシアを襲った魔女の言葉、その状況で嘘をつく理由がない。
そこへ次々と報告される魔物の目撃証言、今フィア国が何か異常な事態に陥っている事は事実なのだ。
「ククク……やはりメアリーは心配性じゃな、女王には向かん。
まぁまた何かあったらワシに相談すればいい」
とんだツンデレ爺だとメアリーは思ったが、もちろん口には出さない。
「メアリー様」
扉越しにルーシアが呼びかけてくる。
「それじゃあ、また」
メアリーは席を立ち扉へと歩き出す。
その時一瞬見えたガルムの顔は大臣のものではなく、メアリーが幼い頃に父と共にメアリーを愛おしいんでくれた優しいそれだった。
メアリーは手を強く握りしめる。
この国には守るべきものが山のようにあるのだ。

170さきゅ:2009/04/22(水) 03:27:26 ID:3d91X2Rr
ルーシアとともに部屋へ戻れば、外はすっかり暗くなっていた。
もうルーシア達が帰って来てから三日になるが事態はなかなか前進していかず、時間ばかりが過ぎていくばかりだ。
メアリーはガルムとの会話を手短にルーシアにも話していく。
「で、具体的にはどうなされるのです?」
半分崩れるようにベッドに寄り掛かっているメアリーにルーシアが訪ねる。
「いろいろと気になる事はあるのに、どれも確信がないわ。やはり答えはノストアの洞窟にしか無いのかもしれないわね……」
フィア騎士団は相変わらず動かせずにある。
あまりに力強く、巨大なそれはよほどでなければ動かせない。
そして一度動いてしまえば止める事もまた用意ではないのだ。
ルーシアの報告を受け数人の先遣隊がノストアへ向かったが彼等はまだ帰って来ていない。
「やはり私がもう一度行ってきます。このままでは何か取り返しがつかない事になりそうな予感がします」
ルーシアの真っすぐな瞳をメアリーは見る事が出来ない。
詳しい事は聞いていないが、サラとアカネが悲惨な目にあった事は分かる。
今度こそ無事では済まないかもしれない。
「メアリー様!!」
たまらずメアリーは頭を抱え込んでしまう。自分の無力さ故に、ルーシアを再び危険に曝す事になるのは耐えられない事だった。
そんなメアリーの傍にルーシアがそっと近づいて来る。
「メアリー様……メアリー、私なら大丈夫だから。
何があってもメアリーの元に帰ってくるから……私が約束破った事なんてある?」
女王と騎士ではなく、幼なじみとしてのルーシアの言葉だ。
メアリーが顔をあげると、無邪気に微笑んだルーシアの顔がそこにあった。
「大丈夫……メアリーが無事を祈っていてくれさえすれば、それで充分。
魔女が出ようが羊が出ようが関係ないよ」
気がつけばメアリーの瞳からは涙が溢れ出していた。
「ゴメンね……ルーシア」
ルーシアは奮えるメアリーの体をそっと抱きしめたのだった。

真っ暗でじめじめとしているが、不思議と足元はしっかりとしていて歩きやすい。
つい最近にも人の出入りがあったようだが、どうみても人為的に手入れがされている。
そしてそれが余計に不安と恐怖を煽って来る。
村人によれば先遣隊は洞窟へ入っていったきり戻ってこないらしい。
相応の訓練を積んだ人間が五人もいて、簡単にやられるともおもえなかったが、それでもこの場合は何かあったと考えるべきだろう。
「長いですね」
ポツリとサラが呟く、彼女はルーシアが城を立つ直前に寝床から飛び出し、付いて来ると言い出したのだ。
その目には以前以上の強い意志が見てとれる。
そしてもう一人……
「あうう……なんかここ臭いです……」
アカネもまた無理を言って付いて来ている。
彼女などは寝起きだったのかベッドから半分這うようにして出てきた。
彼女なりにも何か思うところがあるのだろう。
三人が洞窟に入ってもうどれくらい立つのかも分からない。
「二人共、油断しないでね。」
森での出来事がかなりトラウマになっているのか二人は神妙にうなづく。
ここは敵のアジトなのだ……何かあれば今度こそ助からないだろう。
もし前回のような目にあえば快楽という名の牢獄に捕われ、二度と抜け出せなくなる。
殺すのではなく犯し、辱める。
その卑劣さを思いだしルーシアが奥歯を噛み締めた時だった。
「魔力の気配が……二人共、あれ!!」
アカネの声が静かな洞窟に響き渡ったのだった。
一瞬再び転送の魔法でも使われたのかと思いルーシアは身構えた。
しかし目に飛び込んだのは前方の通路を塞ぐように張られた光の網
「結界?」
よく見れば網のように見えたソレは無数の文字が折り重なって出来ていた。
試しに剣で突いてみるが感触はあたりの壁と変わらない。
「通れないのかしら……アカネ、魔法で解除か破るか出来ない?」
ルーシアがアカネの方を振り向くとその表情は曇っていた。
「見た事のない術式なので解除は……壊すにも下手をすれば洞窟ごと崩壊してしまいかねません」
「そう……回り込めそうな道とかあったかしら?」
ルーシアが引き返そうと後ろを振り向いた直後だった。
171さきゅ:2009/04/22(水) 03:28:04 ID:3d91X2Rr
「待って下さい、あれっ!!」
サラが結界の向こうを見据えながら叫ぶ。
ルーシアが目を凝らすと何物かが走ってくるのが見える。
十代半ばといったところの少女だ。
短く切り揃えられた髪がそのあどけなさを強調し、薄手の鎧もまだ着なれていないように見える。
ルーシアはその少女に見覚えがあった。
最近フィア国の兵士の仲間入りをした彼女はまだ訓練兵だったはずだ。
おそらく初の実地訓練のついでに先遣隊に参加させられたのだろう。
そんな彼女が剣も持たずにこちらに必死に走ってくるのだ。
その理由はすぐに分かった。
彼女に続いてグロテスクな触手が何本もすごい早さで迫ってきたのだ。
彼女とルーシア達との距離はもう少しだ、一瞬明るくなった彼女の表情はすぐに泣きそうなそれに変わる
結界だ
少女とルーシア達の間に張られた結界は少女の逃げ道を完全に塞いでしまっていた。
結界まで辿り着いた新米兵士の少女は、その小さな手で結界を思いきり叩きながら何かを叫んでいる。
結界は音も阻んでしまうのか何を言っているのかは聞こえない。
触手達は少女までもう少しの位置まで来ている。
ルーシアは剣を引き抜き結界を力任せに切りつけるがビクともしない。
続いてサラが力任せに殴りつけ、アカネが辺りが振動する程の魔法をぶち当てる。
しかしそれは破れる事は無かった。
172さきゅ:2009/04/22(水) 03:28:33 ID:3d91X2Rr
少女の体は触手に巻きつかれてしまっていた。
少女の喉元に鋭い触手が突き付けられる。
一瞬貫かれるのかとアカネが小さい悲鳴をあげるが、その触手は少女の喉元を浅く突き刺しただけであった。
「何かを、注ぎ込んでる?」
少女の喉元からは彼女の血とは別に何かトロトロとした液体が垂れている。
泣き叫んでいるような少女の顔に戸惑いの色が浮かび始めた。
ようやく触手の離れた白い喉元が徐々に上気してピンク色に染まっていく。
触手達は彼女を縛り上げたまま、鎧の下へ潜り込んでいく。
ヌメヌメとしたそれは見るからに不快であったが少女の顔は恐怖に歪みながらもどこか緩んでも見える。
そしてその表情はどんどん泣き笑いのようなものへ変わっていった。
鎧の上からでは分からないが少女と鎧の間にはすでに数十本もの細い触手が入りこんでいる。
触手達はその体を這い回り、舐め回しているのだろう。
口から涎を垂らしながら虚ろな目をした少女の体が時折ピクンと震える。
敏感な部分を容赦なく責め上げられているようだ。
ルーシアの後ろにいたアカネが崩れ落ち小さな泣き声を上げる。
やがて少女の体は弓なりにしなり、痙攣させる。
触手達の責めに無理矢理に絶頂を迎えされられたのだろう。
それでも触手達の動きは止まらなかった。
少女への愛撫を続けたまま鎧を引き剥がし始めたのだ。
あの細い触手のどこにそんな力があるのかは分からないが、鎧はその付け根からもぎ取られていく。
鎧と一緒に下着も引きちぎられ少女のまだ幼い体があらわになる。
華奢な体には汗が滲み上気しているのが見てとれる。
小さな乳輪の中心はプクリと立ち自己主張をしていて、そこに触手達が群がっていく。
まだ膨らみかけのそこはあっという間に触手達に群がられ見えなくなる。
中ではどんな責めが行われているのか、少女は触手の動きに合わせて首を振り回す。
おそらく少女自身にはもう立っている気力もないのに、触手の支えで無理矢理たたされているのだろう。
ルーシア達に見せつけるように
まだ男を知らないであろう彼女の女性器にも触手は伸びる。
うっすらと生えた陰毛のあたりからお尻にかけて無数の細い触手達が集まる。
それらは一本一本がバラバラに動き彼女の股間を無茶苦茶にまさぐり始めた。
そこからは少女の愛液とも触手達の粘液ともつかない液体が絶えず垂れ続ける。
無防備な股間を激しく責められ少女の体が何度も跳ねる。
やがて少女の足と腰に太い触手が巻きつきその体を持ち上げる。
そしてそのまま足をM字に開かせたのだ。
173さきゅ:2009/04/22(水) 03:29:05 ID:3d91X2Rr
触手にもみくちゃにされている秘部が向きだしになる。
ルーシアは確信していた……触手達は見せつけているのだ。
嫌悪感と共に体の疼きがルーシアの体に広がっている。
サラとアカネも同じなのだろう、無力感に地面にへたり込みながらもその視線を外せずにいた。
少女の陰核は何本もの触手に突き回され、舐め上げられている。
敏感なそこをあのように容赦なく責められればどんな女であっても耐えられないだろう。
実際少女はもう何度目かも分からない絶頂に押し上げられる。
さらに秘部に一本の太い触手が近づいて来る。
それには無数のコブがついていてビクビクと脈売っている。
「やめてっ!」
思わずルーシアは叫ぶが、触手達の動きが止まるはずも無かったのだ。
ヒクヒクと痙攣する少女の膣にそれは潜り込んだ。
愛液と触手の粘液とでドロドロになったそこはコブ触手をすんなりと受け入れていく。
奥にまで到着した触手は一度そこで動きをとめ、そのまま一気に激しいピストン運動を始めた。
一際大きく跳ねた少女の体を触手達が無理矢理押さえ付ける。
目にも止まらない早さで挿入を繰り返す触手から与えられる快感に、少女は首を折れそうな程にのけ反らせる。
次の瞬間、少女の股間から潮が勢いよく吹き出した。
それがルーシア達の目の前の結界に飛び散る。
それでもコブ触手は激しい前後運動を止めず少女に何度も潮を吹き出させる。
結界がビシャビシャになり、少女の下に水たまりが広がっていく。
少女は意識が飛びそうになっているのか、すでに焦点を失った瞳をしている。
少女の愛液と潮を散々搾り尽くし、彼女をいたぶっていたコブ触手に変化が起きた。
ブルブルと小さく痙攣してからさらにピストンを激しくしたのだ。
眺めるしか出来ないルーシアの背筋が凍りついた。
コブ触手が一際大きく震えるのと同時に少女の秘部と触手の間から凄まじい量の白色液が漏れる。
それから少し遅れて少女にまとわり付いていた他の触手達の先端からも同じものが吹き出した。
それでようやく触手達は動きを止め、股間のコブ触手も引き抜かれる。
ドロドロに汚された少女の体は触手の拘束が緩んでも、小さく痙攣を繰り返すだけでもう逃げようともしない。
そして触手達は少女の体を再び持ち上げると、そのまま少女と共に洞窟の奥へと引っ込んでいってしまったのだった。
アカネの啜り泣く声だけが響いている。
サラはルーシアの隣で座り込んだままピクリとも動かない。
その拳は血まみれになっている。
ルーシア自身もあまりの無力感に声を出す事すら出来ないでいた。
そんなルーシアの目の前が一瞬輝き、そこにあった結界はアッサリと消えてしまっていた。
やはり見せつけていたのだ、無惨な少女の姿を……
逆らった人間の末路を……
そして結界が消えたという事はルーシア達にも奥に来いという事だろう。
「サラ、アカネ」
低い声でルーシアが二人の名前を呼ぶ。
それだけで充分だった。
「はい」
血の滲んだ拳をさらに強くにぎりしめサラが
「うん」
怒りからか抑え切れない魔力を霧のように全身から漂わせながらアカネが返事をする。
引き返すという選択肢などない。
三人は少女の愛液にまみれた道を踏み、さらに奥へと進んでいったのだった。



以上です、ありがとうございました。



174名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 08:11:18 ID:LQzT/zRq
どういたしまして
175名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 21:11:41 ID:hi2LZLVg
ごっつぁんでした。
個人HPの方の触手メールと合わせ美味しく頂きますた。
176名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 11:45:10 ID:1+80glH6
GJっす
177名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 12:30:06 ID:tTPz9WvU
個人HPとはなんぞや
178名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 20:34:24 ID:l1QRvbmZ
>>177
職人さんの触手の巣穴だ気をつけろ。
だがどうしても触手ハンターになりたいってんならさきゅ部屋でググれ
179名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 23:37:27 ID:qvz5DySp
・舞台は現代
・作風は割とシリアス
・ヒロインは退魔師とか魔法少女とか所謂プロ
・触手による暴行事件が当たり前のようになってしまった世相
・ヒロインも一般人も容赦なくレイプ

みたいなSSを無性に読みたいんだがお薦めのないか?
長編短編問わず。いっそ他スレや職人さん個人の巣でもいい。
心当たりがあったらタノンマス。
180名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 01:37:41 ID:LUx+DksQ
ファイアフライ……
……ヒロインのレイプシーンがないか。
181名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 01:51:22 ID:h40agneA
>>179
そりゃあんた粉砕天使ナツメのシリーズではないか
182名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 03:11:01 ID:K4O8xYTG
>>124
TOPページ自体表示されないんだぜ
183名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 06:51:24 ID:615Tsc/b
ファイアフライはもう更新再開はなさそうだからな…。
エロシーンが疎らでも十分通用するクォリティだったのに。
184カノンフォーゲル:2009/04/24(金) 14:32:24 ID:znpJPdPi
>>180
>>181
申し訳ない、卒論にかまけて止まっておりました
185名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 22:39:22 ID:BG5IoyWR
俺ナツメの人と同期か。何か嬉しいw
昔ミサキとか書いてたけど就職してから書く時間なんて全く無いぜ
186名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 02:51:33 ID:pQQnfEN/
>>185
就触すればいいじゃん
187名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 14:51:01 ID:ODvh2gBi
>>185
いや>>184はファイアフライの人だろう。安価ミスってるけど。
てかホンマに連載再開ならマジで嬉しいぞ。
DDD時代からずっと追いかけてるし。
188名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 15:28:07 ID:ODvh2gBi
>>179
忘れてたが寄生されるスレの富士神学園天文部とかもいい感じ。
あとアカネの方の兄様も外しちゃいかん。
189名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 01:32:32 ID:u7o6IIr2
罪もない一般人が触手でグチャグチャに犯られちゃうのも勿論大好きだが、
やっぱりヒロイン一向はおざなりにして欲しくないな。
粉砕天使なんかは、もう少しメインの三人娘をガッツリ押さえてくれると嬉しいと言うか。
主人公のナツメがまだ一回しかマトモに犯されないのが惜しい。
190名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 01:47:36 ID:ZKe5pdPs
連続モノなら主役やメインヒロインなんかは最後に取っておくっていう考えが働くのかもね
191名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 07:26:35 ID:lRGlVfKi
ナツメの巨乳がグチャグチャに弄られるのを俺はずっと待ってるぜ!
192名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 09:20:52 ID:tkBzQzjx
それよりもペルテの人はどうなっちゃったんだよ!
193名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 00:33:01 ID:mPyaXOZE
ペルテに限らず古参の連載職人がパッタリ来なくなったみたいな。

つか前々から酷かった規制がここ最近ホンマ洒落にならん。
巻き添え狙いでネカフェから荒らしてると思しき輩まで。

いっぺん本気で避難所とか考えてみる頃合いなのか?
194名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 00:57:40 ID:4AvXrVNI
まぁ職人の入れ替わりはどこでもあるし、仕方ない事だと思うけどねぇ…
むしろ途切れる事なくポツポツと投下があるだけありがたい事だよ
スレによっては半年も投下無しとか普通にあるし
195名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 03:11:29 ID:wsTG/wJK
ここしばらくは年度またいだからだと思っている
196名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 07:27:21 ID:pSkGhy5H
派遣斬りとかで職人が生活に余裕無くなってたりしてな
197名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 08:02:47 ID:KCL0I9Ps
>>195
俺毎週一回ほとんど全てのエロパロ板のスレを保存するのに回っているけど、確かに板全体で人が少なくなっているよ
回転が速いのって東方シリーズのとこぐらいで、あそこも一時的程の勢いはないし
回転が速かったリリカルなのは、禁書目録、嫉妬、ハルヒ、ゼロの使い魔、とらドラ…どこも失速もしくは荒れてしたらばに移行とかしてる実情
198名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 22:17:27 ID:+JIlBeab
無理を承知でマルーシャ主役のスピンオフとかお願いしたい俺
歴戦の猛者がまだ初々しかった頃のエピソードって萌えると思うんだ
199名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 22:29:58 ID:xrtCZ0ve
匿名掲示板だと書き手がリアル世界で鬼籍に入られても読み手にはわからんからなあ
200名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 22:34:49 ID:zISL5Bt6
こんなときこそモブ美少女たちがなす術もなく触手に嫁がされるものをキボン
201名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 00:54:03 ID:kGiBQyyd
>>198
過去に凄惨なレイプを経験した女性の中には、傍目からは立ち直ったように見えていても、
いつまでも肌の露出を嫌がって夏場でもコートやロングスカートを着込まずにいられない例が少なくない。
ってのを偶然知って、俺のマルーシャのイメージもちょっと変わった。

変態スライスに処女を奪われてしまった後も、
多分いろんなデスパイアと戦ってエロい目に遭ってきたんだろうな彼女は。
奔放に見えて実際は男も全然作ってないみたいだし。
202名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 00:59:58 ID:kGiBQyyd
スライスってナンだよ
スライムだよorz
203名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 01:06:09 ID:g4q16o99
それより、変態じゃないスライムが存在するのかを知りたい。
紳士なスライムってどんなんだろう。
204名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 01:19:02 ID:IfOcvuPy
僕は悪いスライムじゃないよ
205名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 01:36:30 ID:DaTvYLZt
>>204
でもエロいんだろ
206名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 01:39:55 ID:1b1F7L2P
何を言ってるんだね君たち。
触手やスライムが悪い奴なわけないだろ。







ただエロいだけだろ。
207名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 09:27:54 ID:K7WlIRon
触手やらスライムやらは種の保存とかの本能のみで動いてるだけであって悪いとかあるのか?
208名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 10:39:19 ID:pKHO9wyt
彼らに善悪はない
ただ本能の赴くまま健気に一生懸命生きているだけ

>>196
ここに一人いるニョロ
209名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 12:33:04 ID:nwAQ4AuQ
異種がエロくてなにが悪い!!
210名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 20:25:36 ID:j+gzZcrA
触手的に簡単に心がポッキリ折れてマグロ化するのと
最後の最後まで諦めず希望を捨てず耐え続けるのと
どっちの女性が好みなんだろ?
211名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 21:00:50 ID:9zeqDIH4
無論後者だ
212名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 21:02:37 ID:1b1F7L2P
無反応無抵抗なものをいじっても面白みがなかろう

耐え続ける?否、耐え続けさせるのだよwww
従順なのは体だけでいいwwwww
213名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 21:05:55 ID:4G729+HB
>>210
ラヴラヴでいちゃいちゃする展開だろJK
214名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 08:55:40 ID:i2qUD3ho
215名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 08:58:02 ID:i2qUD3ho
>>208
ざまあ
メシウマ
216名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:59:14 ID:XdBWykZ4
精一杯耐えて折れた娘
やっぱこれに限るね
217名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 00:33:19 ID:G6W5lI1D
「いや・・・いや・・・、狂えない・・・、
 またイカされる・・・もういや・・・
 いっそ洗脳してくださいっ!お願いです・・・
 ”私”を殺してええええええっ!」

ココまで言わせて、それでもこのまま奴隷にして永遠に飼ってこそ、
触手の醍醐味と考える俺は異端なのか?
218名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 08:08:11 ID:lYHrQzHc
それこそが触手魂だろ。
紳士的に考えて。
219名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 10:37:00 ID:uvPswSkG
永遠に飼うとか面倒な事はしない
次々と新しい獲物を捕らえていく
それこそが触手だ
220名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 12:13:59 ID:lmVoYTfA
ダンクル2の小説版にスライムが対象の恋人のチンコと同じ形に擬態して無意識に体を感じさせるという技巧派がいて感動した
221名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 18:02:52 ID:geM5ABRq
戦闘要員は同化したあとに仲間を襲うんだにょろ。
正義の味方を名乗る以上攻撃できないから良い盾になると思うにょろ。
222名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 00:22:40 ID:/ZU1VEwq
保守代わりに小ネタ

「んぐっ、あ!? あ゛ぁ〜ッ!!?」
「ひあっ、やっ、ぁ〜〜〜〜……ッ」
「はぉっ!? ふゃ、はあっあっ!!」

触手を用いた洗脳調教によって一糸乱れぬ動きを保ち、難民キャンプへと侵攻していた女性戦闘員達。
何の戦力も持たない難民キャンプは、ただ(性的な意味で)蹂躙されるのを待つばかりだった。

しかし、突如として彼女達の隊列に乱れが生じる。

乱れの中心には真っ赤な亀頭を持った触手の男。

猛烈な素早さと正確さを併せ持った触手捌きで戦闘員達の急所を射抜き、弄り、絶頂へと導いている。

隊列の乱れの中心へと降り立つ触手怪人は、驚愕と感嘆の念を突如として現れたその敵に対して抱き、口を開く。

触手怪人「ほぅ、いい動きだ……キサマ、作戦名と触手IDは?」

触手の男「性技、触手ライダー2号」



……ごめん、SPRITS読んでて、こんな場面が思い浮かんだんだ。
223名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 00:51:42 ID:67IBnBqZ
とりあえず今後の創作活動の糧にしたいからその戦闘員一人くらい分けてくれ
224名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 01:44:39 ID:v5aBEc0E
>>222
触手ライダーというより、イソギンチャックを想像したんだがw
225名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 08:17:52 ID:gLiq7Jr+
触手など淫魔系って倒されても、ただでは終わらないよね
返り血には強力な媚薬。身体から催淫作用のガスが噴射などの罠を張り巡らし
挙げ句の果てに真っ二つにした触手が自己再生で二つ、三つと次々と無限に再生+増殖し
物量戦による長期戦で体力を消耗し媚薬や催淫ガス効果で弱り切ったヒロインを美味しく頂きます
226名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 14:40:25 ID:SALgDIZG
>>222
今夜はお前と二人でダブルライダーだ
227名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 01:04:51 ID:ioAt5HC2
今ペルソナやってるけど、
スライムは話の分かる良い奴でした。
228名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 19:20:27 ID://PzKKT8
触手は三十本を越えてからは陵辱する少女にも責任を持て、と言うからな
229名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 09:07:22 ID:dggCZSxN
規制はまだ解けんのか
230カノンフォーゲル ◆l2krGJBksM :2009/05/04(月) 09:17:31 ID:dggCZSxN
いつの間にか規制が解けてるんで投下してもよろしいか?
231カノンフォーゲル ◆l2krGJBksM :2009/05/04(月) 09:21:23 ID:dggCZSxN
こっそり投下

異次元トイレ


おい茂る木々の枝葉が日の光を遮り、昼でもここは暗かった。
広い公園の中に建てられた公衆トイレ。少し外れた場所にあるために、ここを使うものは驚くほど少ない。辺りに漂う妙な雰囲気のせいかもしれない。
さく、さくと枯れ葉を踏む音がしている。
足音の間隔は短く、早い。
小走りとも言える勢いだった。
足音の主は少女。近くにある女子高の制服を来ていた。
小うるさそうな、気の強そうな印象を与えるつり目がちの目は眼鏡の奥でせわしなく辺りをうかがっている。
トイレの前で立ちどまり、もう一度周囲をうかがう。
誰もいないことを確認して、隠れるように入る。
中に入ると周囲の雰囲気と同じく、薄暗いが、使うものが少ないせいか清潔に保たれている。
同じ作りの仕切りとドアの列。個室は三つ、障害者用のトイレといった気の利いたものはない。
だが、彼女の目的は違うところがあった。
呼吸を整えるように深呼吸をしてから、一番おくのドアに手をかけ、開く。
最後にもう一度、左右を見回してすばやく入り込んでドアを閉じると、大きく息をつく。
あまり利用者がいないのか、トイレ本来の用途に伴う悪臭はない。
そして、作り付けの荷物置きに鞄を置くと、タイをはずしてブラウスのボタンをはずし始めた。
丁寧に畳むと次はスカートのホックをはずす。
周囲の同級生たちよりも長い、校則遵守の長さのスカートを床に落とさないように注意して脱ぐ。
下着に靴下といういでたちになった少女は、羞恥のためか頬を上気させている。
衝立に仕切られたこの個室には当然ながら少女のみ。
もはや、少女がここに来たのは本来の用途のためでないのは明白であった。
少女の名は浦賀涼波。涼しい波と書いてすずみと読む。
「は……ぁ……」
切なげな吐息をもらしながら、地味なデザインのブラをはずすと、形のいい乳房があらわになる。
外気にさらされてか、あるいは興奮からかすでにその頂は硬くしこって自己主張をしていた。
そのままショーツに手をかけ、足を抜き、最後に残された靴下さえも、やはり脱ぐ。
こうして涼波は一糸まとわぬ姿となった。彼女が身につけているのは眼鏡のみ。
無駄な肉のついていない、ほっそりとした体。
周囲に比べれば、あまり発育がよろしくないとも言える。水泳の時間などはコンプレックスを抱いてしまう。だが、成長途中の体は独特の魅力を持っていた。
背中を衝立に預け、期待に胸を躍らせながらその時を待った。
ひんやりとした感触が背中から消えかけた頃、いきなりぐらりと足もとが揺れる。
揺れたような気がしただけかもしれない。
待ちわびた感覚だった。
涼波はためらいなくドアを空け、裸足のまま外へ出た。
トイレから出ると、さっきまでの風景と一変していた。
辺りに鬱蒼と茂っていた木々はなく、一面濁った水をたたえた湿地体になっていた。
その水面へ、涼波は足を踏みいれていく。
生暖かい水の底で、底の泥の感触を足が捉える。
「ん……」
小さくうめく。
涼波の腿の間から、透明な液が一條流れ落ちた。
その感触に身を震わせる。
辺りを見回しても、動くものの影はない。
先程と一変した風景に涼波は臆すところもなくたたずんでいる。
しかも、彼女の体を覆うものは何一つない。
やや足を開き、その付け根へと手を伸ばす。
茂みの奥のそこはすでにしっとりと濡れ、何かを待ちわびている。
「く……ん……」
甘えるような声を上げ、涼波の指先がそこでうごめいた。涼波の眉間にしわがより、声を殺す。
232カノンフォーゲル ◆l2krGJBksM :2009/05/04(月) 09:22:24 ID:dggCZSxN
最初は控え目に、だんだんと大胆に。
うごめき、涼波の秘所を刺激する指は数を増やし、動きを変えた。
入り口をこするだけだったのが中に入り汲み、自らの愛液でぬかるんだそこをかき回す。
「んあっ……ああ……ぁ……や……はや……く……」
胸を隠していた手も、すでに役割を変え、尖って刺激を待ちわびる乳首をいじる。
流れ出る愛液の筋が増え、次々と水面に落ちていく。
するり、と細い足首に何かが巻きついた。
「ふあっ」
不意をつかれて声を出す。
巻きついたそれは涼波の足を螺旋を描くように上り始めた。
すぐに水面から姿をあらわす。
毒々しい色の触手。表面を粘液で覆われているためか、這った後にはてらてらと光る跡ができていた。
しかしその姿を見ても、涼波は悲鳴を上げなかった。
「ぁ……やっと……」
いつのまにか両手にも触手が巻きつき、腰のところで両手をまとめてしまった。
そのまま下に向かって引き寄せられ、両膝をついてしまう。
涼波はあらがうこともなく、期待に満ちた表情で這いあがってくる触手を見つめていた。
水につかった膝を経て太股へ。そしてその付け根で蜜を出している秘所の入り口まで。
「んぁ……は、早く……」
一糸もまとわぬ姿で身動きもできないまま、秘すべき場所を得体の知れないものにいじられる。
そうした状況の中でなお、涼波はあらがうそぶりを見せなかった。
むしろその得体の知れないものを迎えいれるかのように、足を広げようとさえしている。
しっとりと濡れた入り口をなぞるように触手の先が往復すると、涼波はせつなげに声をもらす。
涼波の蜜と触手がまとう粘液が混じりあってくちゃくちゃといやらしい音を立てるのを、うっとりとした表情で聞いている。
「や……おねがい……早く……」
懇願する声に応えたのか、触手の先端が向きを替え、涼波に潜り込む。
「……っっっ」
自分の胎内に潜り込んでくる感覚に、涼波は声にならない悲鳴をあげた。
いや、悲鳴というのはおかしいかもしれない。涼波の顔に浮かんでいるのは苦痛ではなく喜悦だった。
膝をつき、背中を弓のようにしならせてびくん、びくんと震える。
仰ぎ見た空は、日々生きている世界とは異なった色だった。
だが、涼波にそんな事を気にする余裕はなかった。
潜り込んだ触手は、涼波を気遣うように動きを止めていた。
代わりに他の触手は水中から涼波の手足を這い上り、彼女の肩にかかると更に下へと引き寄せる。挿入の快感にほうけている涼波はその力に抗する事なく背をそらせたまま膝を崩してしまう。
「んあああっ……!」
入り込んだ触手がうごかなくとも、涼波自身が動いた事によって胎内からまた新たな刺激が生まれる。
腰の後ろでまとめられていた手がほどかれ、触手に導かれて水底に手をつき、体を支えた。
涼波のコンプレックスにもなっている二つのふくらみにも、這い上った触手が巻きつき、硬くしこった先端に触れる。
「ひあっ……!」
気がつけば、もはや身動きできない涼波の体のあちこちを触手がはいまわり、粘液で汚されててらてらと光っていた。
触手が這いまわるたびに涼波は体を震わせる。ぬめりを帯びた愛撫が、全身の性感帯を刺激するが、あくまで弱く、まるでじらすように動くだけだ。
水面下の両手両足の指に至るまで触手は拘束していたが、ただそれだけ。
涼波の中に居る触手も動きを止めていた。
「あ……あ……なんで……?」
涼波は唯一自由になる首から上をせつなげに揺らし、もっと強い刺激を求めた。
助けでも求めるように視線を巡らすが、どこまでも広がる湿地しかみあたらない。
時折思い出したかのように特に敏感な乳首をかすめるように動いてみたり、入り込んだ触手がわずかに身じろぎしたり。
巧妙に強烈な刺激を与える事なく涼波を追い詰めていく。
自ら動いて刺激を得ようとしても、全身を拘束する触手はそれを許さなかった。
そんな生ごろしのような状況に耐えきれなくなった涼波が、ついにその言葉を口にした。
「お……お願い……もっと動いてぇ……」
追い詰められた涼波は、自分をいましめている触手に向かって懇願の言葉を紡ぐ。
言語を解する相手とは思えなかったが、そんな事を考える余裕は涼波には残されていなかった。
耐えきれずに体をゆすり、わずかでも刺激を得ようともがく。だがその動きも許される事はなく、途端にいましめがきつくなる。
その間にも、じらすように軽い愛撫を続けてくる。
「やぁ……もう……もう……だめぇ……」
じわじわと追い詰めるように加えられる刺激に涼波はもう限界に近づいていた。
もう何も考えられず、ただただ胎内で荒れ狂う情欲を満たしてくれる刺激を待ちわびていた。
233カノンフォーゲル ◆l2krGJBksM :2009/05/04(月) 09:27:55 ID:dggCZSxN
しかし、手足を絡め取った触手も、胸の頂や秘所で気まぐれに愛撫をする触手も涼波を絶頂に導く事をしなかった。まるでじらされて苦しむ涼波を見て楽しんでいるかのような悪辣さがあった。
「お願い……もう……いじめないでぇ……」
もはや拷問にも等しい仕うち。
びしゃ、と言う水音を立てて、涼波の中に入り込んでいた一本が抜け出した。
期待していたよりも軽いものの、与えられた刺激に涼波は細い体を震わせてその刺激を楽しむ。が、それもすぐいいようのない喪失感に変わる。
「あ……やあ……抜けちゃ、いやぁ……」
このままでは気が狂ってしまう、という時、目の前の水面が盛りあがり、何かが現れた。
「あ……?」
涙で曇った目に写ったその姿に、涼波は声をあげた。
現れたのは、触手の本体。
長い触手を持った、巨大なイソギンチャクのようなそれは、明らかに既知の生物ではなかった。
涼波はそれを見ても怯えなかった。むしろ今までの責めから解放されるとでも言うように、期待に満ちた目でそれを見つめた。
もうすぐ、もうすぐいかせてもらえる。
あの触手で目茶苦茶にしてもらえる。
そんな期待で鼓動が速くなる。
「あうっ」
いきなり引き寄せられる。拘束していた触手に引きずられ、本体へと導かれる。
最初にであった時は、初めてこの湿地に迷い込んだ時は不安に泣き叫び、このイソギンチャクの化け物に出会った時は恐怖でおかしくなりそうだった。
だが、今は違う。
この怪物が与えてくれる快楽を知ってしまった今は、恐怖は微塵もない。
あるのはこれから始まる陵辱と人外の快楽に対する期待だ。
うねうねと動く触手からは粘液が糸を引いて落ちている。
親指ほどの太さの触手が涼波の頬をなでる。粘液が跡をつけ、その感触に涼波は身を震わせる。
目の前で揺れる触手に涼波は舌をつきだすと、触手のほうから寄ってきた。
粘液が滴るそれを涼波はうっとりとした表情で舌で奉仕する。
表面を覆う粘液は甘く、口に入り、喉へ落ちるたびに腹の奥が熱くなる。
半ば以上理性を失ったように、一身に触手へと舌での奉仕を続けるその姿は酷く淫靡であった。
されるがままに愛撫を受けていた触手が、不意に動き出し、涼波の口の中へと進入する。
少しむせながらも涼波はそれを受け入れ、今度は舌と口で奉仕をはじめる。
「んっ……むっ……」
拙いながらも懸命な愛撫に、触手が揮え出す。
触手に抱えあげられ、真上を向いたいそぎんちゃくの化け物の真上へとつりあげられた。
先程まで涼波の口を犯していたのと同じくらいのサイズの触手がうねうねと波打っている。
そしてその中央にはより太く、複雑な形の触手がそそり立っていた。
その光景に、涼波は背筋を震わせる。
恐怖などではなく、これから自分の身を陵辱する生物に対する嫌悪でもない。
これから始まる人外の宴に、あの触手の群がもたらす快楽に対する期待だ。
ゆっくりと涼波は下ろされていく。触手が下から伸びてきて、足先に触れる。
「ひんっ……」
途端に獲物を捕らえるヘビのようなすばやさで触手が螺旋を描くように巻きつき、伸びてくる。
234カノンフォーゲル ◆l2krGJBksM :2009/05/04(月) 09:37:15 ID:dggCZSxN
触手は足を開かせ、触手のそれとは異なる粘液を滴らせる涼波の秘所の入り口を触手の先端が触れる。
だが、先端を入り口であそばせるだけで中には入りこもうとはしない。
一本は後ろの排泄器官をいじる。
ここに迷いこんだときに涼波はそこでの快感を教えこまれた。
今ではそちらも立派な性感帯だった。
少しの愛撫ですぐにほころび、本来とは違う役割をはじめる。
濡れた音が響く中、ゆっくりと足先からイソギンチャクの中へと沈んでいく。
「ふああ……あああっ」
ぬるぬるとした触手の群がはいまわる感覚から涼波の口から声があがる。
だがこれはまだ小手調べのようなものに過ぎない事は涼波自身が良く知っていた。
太股まで足が潜りこむ。
そしてついに、涼波が待ちわびていた物がやって来た。
中央の一本涼波の秘所と後ろの穴の間に触れる。
「えぁ……ひっ……」
だが、土壇場で涼波の期待は裏切られた。
「やあ……そっち、ちが……」
受け入れる準備を万端に整えていた涼波の秘所ではなく、もう一つの穴へと触手は入りこんでいった。
「か……は……ぁ……ああ……」
肺の中の空気を押し出されているかのように声が漏れる。
ほんの数週間前までは想像もできない行為であったが、今の涼波にとっては好みの行為の一つだった。
ここでこのイソギンチャクにされない日は、家人が寝静まった後に風呂場でこっそりとそちらの穴を慰める。
そんなことをしても今では余計つらいだけだった。自分でするのではとてもではないがこの快感は再現できない。
それでも涼波にとって今入り込んでいる触手はいささか太すぎた。
目を大きく見開き、空気を求めるように舌をつき出して声を出す事もかなわない。
限界まで広げられた筋肉の輪は涼波の意志に関係なく入り込んだ触手をきっちりとくわえこんで離さない。
だが、入り込んだ触手はただそこでじっとしている訳ではなかった。
「あっ……か……かきまわさな……」
強烈な締付けに対抗するかのようにその身をくねらし、涼波の体内をかき回す。
表面からは粘液を出してその動きを助けている。
ぬめりをえてからは徐々にその動きに前後運動が混じり、秘所を肉の壁ごしにこづきまわす。
「お尻ぃ……ひろがっちゃ……ん……ぎ……ひいい……っ……は……んうぅ……」
ふるふるとかぶりを振り、声を上げた。
その声は苦痛を訴えるだけではないのは明らかだった。
声のはしばしに艶が混じり始めている。
「だ……め……」
入り口を探るように蠢いていたもう一本がついに秘所へと進入する。
下半身の二つの穴をふさがれた涼波はさらにもう一段上の快感の波に飲まれた。
235カノンフォーゲル ◆l2krGJBksM :2009/05/04(月) 09:37:49 ID:dggCZSxN
同時に再開されたほかの性感帯に対する責めは侵入以前より苛烈なものになっていた。
つつましやかな乳房には細い触手が巻きつき、いやらしくその形を変えていた。そしてその先端は乳房の頂を吸盤のように吸い上げている。
下半身も触手が入り込んだままの二つの穴はもちろん、秘所の上で刺激を待ちわびる小さな肉の芽も攻撃対象になっている。先端がブラシのようになった触手が陰核を磨き上げるが如く扱き、それが触れるたびに涼波は電気でも流されたかのように震えた。
背中、脇、首筋、ありとあらゆる性感帯は例外なく責めたてられていた。
「きぃ……っ・……〜〜」
同時に与えられた刺激は許容範囲外の快感になり、涼波を襲った。
声を上げる事も出来ず、大きく見開かれた目からは涙がこぼれる。
蹴りあげられるように絶頂へと追い込まれて、涼波は暴力的な快感にあらがう事も出来なかった。
「やっやめっ……おねが……」
涼波の懇願は何ら意味をなさず、途切れ途切れの言葉の断片だった。最も、途切れていなくとも願いは聞き入れられはしなかったろうが。
もはや悲鳴をあげながら触手の陵辱を受け入れる以外、涼波に出来る事など何もなかった。
絶え間ない快感はまるで拷問のように涼波を責め苛む。先程までのじらすような責めとはまるで逆の責め。絶頂へと導かれ、休む事なく次の絶頂へ。
(もう……だめ……こわれ……る)
触手の群に翻弄され、触手から分泌される妖しげな粘液を体中に塗りこめられ、下からの突き上げのたびに細いからだが痙攣するように震えるが、全身を触手に拘束された涼波にできるのはそれだけだ。
ひときわ大きな快感が涼波を襲い、何もかもが真っ白になった。
「……っ……っっぁ……は……」
強すぎる刺激に悲鳴すら出ない。呼吸も忘れ、小さく体を震えさせるのみだった。涼波が絶頂を迎えても、触手の動きは完全には止まっていない。
236カノンフォーゲル ◆l2krGJBksM :2009/05/04(月) 09:38:20 ID:dggCZSxN
同年代の友人たちの幾人かが経験しているであろう恋人との行為の様に、やさしい抱擁があるわけでもなければ、唇が合わせられることもない。
だが、それでもかまわない。きっと人間が相手ではこんな快楽は得られない。
この快楽は、たぶんほかのいかなる行為で燃えられないだろう。だから、怖いのだ。もう自分はこのイソギンチャクから逃れられない。
まだじわじわと責めは続いている。そして敏感になった涼波は、それだけの刺激であっても十分に強烈な快楽にさらされてしまう。
ぼやけた視界の端に何かがせりあがってくるのが見えた。
それを認めて涼波は、この宴が終わりに近づいているのを悟る。
いつもと同じ終わり方だ。
花びらのような、あるいはきれいにむいたみかんの皮のような部分が包み込もうとするように持ち上がってくる。内側には、細かく小さな触手の群れ。
「んんっ……うあ……」
びちゃり、と湿った音を立てて拘束された涼波の肌に密着する。細かな触手がもたらす刺激にも、涼波はか細い声を上げるぐらいの力しか残っていない。
細かな触手は海栗やヒトデの管足のように肌に吸い付き、花びらが這い上がる。こそばゆい感覚に小さく声を上げていると、口元を触手が中に入れろとばかりにつつく。涼波はそれを受け入れる。いつもと同じだ。
人間の恋人がしてくれる二本の腕の抱擁の変わりに、イソギンチャクは花びらで涼波を抱擁し、触手で口付けをしてくれるのだ。
涼波の胎内の二本の触手にも変化が現れる。
それまでの動きに加え触手が震え始めていた。
花びらも涼波の体を飲み込み、すでに全身が大小さまざまな触手に囲まれていた。
胎内の触手は動きを今までなく激しいものにし、口を犯している触手から何か粘ついた液が吐き出された。
流し込まれた粘液を涼波は飲み下そうとしたが、すぐに限界が訪れた。
「んんぅ……ぷあああああっ」
息が詰まりそうになると触手は引き抜かれ、紫色のしぶきが顔に飛ぶが気にならない。そんな余裕はもうないし、触手がまとう粘液に汚れていないところなどどこにもなかった。
胎内の触手の動きが唐突に止まった。
終わりが来たのだ。
前後の穴に入り込んだ二本が震えだしたかと思うと、こぶのような何かが触手の中を進んできている。
「あ……くる……きちゃう……」
足先からびっしりと触手に埋没していたが、それでもその塊が近づいてきているのはわかった。前回も、前々回も、その前もそうだったから。
やがてその塊がついに涼波の元へと到着した。前後の穴の中へと送り込まれていく。
中身は粘性の高い液体らしく、触手を締め付ける括約筋を無理に広めることなく中へと入り込んでゆき、涼波の胎内で灼熱の感覚が弾けると、涼波もまたいままでにない絶頂へと放り上げられる。
「あ……ああぁぁぁああああああっ……!」
そこで、目の前が真っ白になり、記憶がいったん途切れた。

237カノンフォーゲル ◆l2krGJBksM :2009/05/04(月) 09:39:27 ID:dggCZSxN
気がつくと涼波はトイレの便座に腰を下ろしていた。
制服はきちんと身に着け、もちろん下着も着けている。
あのどことも知れぬ沼地の怪物の陵辱の痕跡は何もない。少なくとも外から見える範囲では。
「ん……ぅ……」
下腹部の感覚に涼波は少しあわて、下着を下ろす。
便器の中へと紫色の粘液が滴った。
これが、あの陵辱が夢でなかったことの証だ。
初めてのときは恐怖に震えたものだが、今ではもう気にならない。
あのイソギンチャクが与えてくれる快感はすっかり涼波をとりこにしていた。
だからきっと、またここにきてしまうだろう。


以上です

駄文でお目汚し申し訳ないです
238名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 10:51:39 ID:ll+jhrqp
恥ずかしい
239名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 12:13:55 ID:UmSYceCV
ふぅ・・・

こういうの大好物
もう一回抜いてくる
240名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 16:34:57 ID:FCWK6NxQ
>>237
ふぅ……
GJ!!!
241名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 23:40:57 ID:VAz68LGc
ハラショー。良いトイレだ。
夏のボーナスで我が家にも一器導入しよう。

ってかカノンフォーゲル氏ってまさかファイアフライの人?
242単発・未消化・前後無し:2009/05/05(火) 03:31:16 ID:YAHDWvip
.
 ガラスのように透明な体に無数の芋虫を宿した異形の者から枝分かれしながら触手のように伸びる腕、
 その先にひとりの少女が捕らえられていた。
 細い四肢を掴まれ高々と掲げ上げられた少女の身には帯びる一糸無く、
 幼い裸体が余す所無く曝け出されている。
 彼女のものと思しき衣服、恐らく学校の制服であったろう物は細切れになって散らばっていた。

 「…つ…、くぅっ……はぁ…ぅぅっ……」

 双眸から涙を流し、何かの責め苦に懸命に耐えている。
 異形の触手はただ少女を拘束しているだけではなかった。
 少女の、恥毛すら生えていない女性として最も大事な部分に大きな芋虫が潜り込み、蠢いていたのだ。
 己が性を意識し始めて日も浅い、当然性交経験など無い処女の秘穴は、
 異形の怪物によって無残に踏み荒らされていた。
 芋虫は粘液で不気味に濡れ光る体を少女の淫裂に出入りさせながら、
 小さな足で膣壁を傷付けぬよう絶妙な力加減で掻き回す。
 おぞましいその動きが不意に止んだ。

 「…ふむ、漸く濡れてきましたか…」

 異形が呟く。
 未発達ながらも、彼女の体の防衛本能が自らを守る為に潤滑液を分泌し始めていた。
 それはもちろん快感によるものなどではないのだが、この怪物にとっては充分な成果であったらしい。

 「これであなたも、子供を卒業…ですな」

 満足げにそう言うと再び芋虫を動かし始めた。

 「は…ぅっ…く……はぁ…ぁぁ…」

 少女に応える余力は無く、ただただこの地獄が一秒でも早く終わるのを願っていた。
 しかしその願いはどこにも、そして誰にも届きはしなかった。
 むしろ状況はより一層辛い方へと傾いていく。
 異形の体から新たに生え伸びて行く触手の先端には、
 少女を責め立てているものより一回り程小さな芋虫がいた。
 ゆっくりと音も無く近付く触手を視界に捉えた少女の目が恐怖に見開かれた。
 一瞬、逃れようともがくもそれが無意味だと云う事実に至り、悲鳴を上げることもできず黙って行方を追っていく。
 足の間を通り過ぎ先端が見えなくなったとこで異形が囁いた。

 「…卒業と、あなたの13歳の誕生日を祝って、ひとつプレゼントを差し上げましょう…」

 何を言ったのか理解する前に背中を冷たい感触が襲った。先程の芋虫が貼り付いているのだ。
 それは粘液を滴らせながら背骨に添ってじわじわと下って行き、尾てい骨を経て尻の間へと滑り込んできた。

 「…お友達よりも、一足お先に大人の仲間入りをさせてあげますよ…」

 その言葉が終わると同時に芋虫が少女の肛門へと潜り込み始めた。
 抵抗しようにもどうしていいか分からぬままあっと言う間に押し広げられ、直腸へ侵入されていた。

 「かはっ…ぁぐ、ぅんん、ぁぁ………」

 二つの穴を二匹の芋虫に蹂躙され、ついに少女の意識は闇に落ちた。
 
243名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 07:39:13 ID:MtnnMd2g
おっきした
244カノンフォーゲル ◆MApKKDkKYk :2009/05/05(火) 08:10:03 ID:+ek5CUn8
>>241
そうですよー


最近続きを投稿できてませんがorz
245カノンフォーゲル ◆FVNNmvRLgo :2009/05/05(火) 08:11:51 ID:+ek5CUn8
ってトリップ間違えてんじゃん俺
246カノンフォーゲル ◆FVNNmvRLgo :2009/05/05(火) 08:13:13 ID:+ek5CUn8
こっちだっけ
スレ汚しスマソ
247名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 10:07:23 ID:5PJWmKNR
なら続きはこのスレに投下しちゃいなYO
秘宝館も更新止まってるし。
248242:2009/05/05(火) 18:38:51 ID:YAHDWvip
自ヌキ絵に自分盛り上げ用SSを書き始めたらなんだかこんなのが出来てました。
お目汚し失礼しました。
249名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 18:52:50 ID:MtnnMd2g
>>248
絵うp
250名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 20:07:20 ID:YAHDWvip
こちらに→ttp://cgupload.dyndns.org/~upuser/up2/futaba.php?res=3511
二次創作ですが原作の雰囲気を適切に表現できなかったため
色々と省きつつ固有名詞は伏せさせていただきました。
251名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 20:54:33 ID:MtnnMd2g
GJ
252名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 23:05:10 ID:Rde6GbgV
SS書いて絵も描けるとか素敵
253名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 19:36:09 ID:mP0LoDpF
いいよね多才な人って
自分の妄想すら満足に字面にできずにいる俺からしたらまさに神だよ
254名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 21:53:40 ID:tw74AbVF
そうか。カノンフォーゲルの旦那も流れに流れて此処にたどり着いたか。
ファイアフライの続きが読めるやもと思うともう期待が膨らみ過ぎて夜しか眠れん。
255カノンフォーゲル ◆l2krGJBksM :2009/05/07(木) 19:22:26 ID:SmgtXa4p
>>247
>>254
そう言って頂けるのはありがたいんですが……
どうでしょうなあ
なにぶんエロは疎らな話なんでここに投下はいかがなものかと
いま秘宝館の主の方と連絡取ってるんでそっちが何とかなればそっちでお願いしたいところです
256名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 23:45:36 ID:qjf1GbZu
神楽スキー兄者ー……
257名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 23:22:15 ID:7ca7Qmfk
兄者も兄貴も最近どうしてるだろうな。
あんま他スレとか覗かないから活動中なのかもよくワカラン。

ファイアフライはやっぱ触手モノである以上、ヒロインも一度はたっぷり犯されて欲しいべ。
触手で弄ばれドクドク中出しされながらも、皆川を思って人生二度目の陵辱にひたすら耐えるほたる。
救出後に迎える二人っきりの晩は、皆川の男の見せ所だぜ。
258名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 02:13:20 ID:+bACNwuO
触手モノでウザくならんよう男を絡ませるのって難しいぜ。
秋俊とか秋俊とか、あと秋俊とか。
259名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 03:02:34 ID:b7eWOHoH
>>258
木偶の坊とかな
260名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 05:03:31 ID:98faR6Vy
自分だけかもしれないが
男×女だと男の言葉攻めやら何やらが鬱陶しいから
淡々かつ思い切り凌辱する触手エロの方が好きだな

あと触手は人間と違っていろいろフリーダムだしw
261名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 09:39:28 ID:XuN3m3Fp
>>259
奴の死に歓喜したのは俺だけではないはずだ。
死んだと思ってたら…畜生め
262名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 11:34:32 ID:AfiSVa2C
落雷のショックで生き返るとか無しだよな
263名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 14:07:37 ID:k457aaBq
それが女の子でもう一回触手にクチュクチュされるとかなら神展開なのに
264名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 16:35:21 ID:2FI3y2B9
俺はけっこうツボなんだがなあ。救出後に発情>純愛エロの流れは。
……ほとんど全く見かけないが。
265名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 17:18:44 ID:9nxGif4W
このスレの大半が触手だからにょろかなー

娘は俺と添い遂げるべきだ!という考えが大多数だからだと思うにょろよ
触手にとってみれば、救出後に純愛?それなんてNTR?
266名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 16:02:31 ID:aEE7EDPO
>>265
 いやいや、徹底的に己の存在を刻み付けてからわざと
救出させてだな、平和な生活に戻った安堵も束の間、
心身の変容や世間の冷たい目などに絶望して、自発的に
戻って来る、と言う方向で仕掛けるのはどうか。

 ……と書いて東方見聞録の「山の長老」を思い出した俺。
 あっちは健康な若い男子を女&麻薬漬けにして暗殺者に
仕立てるけど、このスレ的には健康な若い娘に色んな意味で
極楽を見せてやって、「楽園に戻りたければこの生物の種を
蒔けるだけ蒔いて来い」とか命令する方向かね? 勿論その
娘は村もろとも苗床決定だけど。
267名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 16:11:44 ID:xoDfJBDD
娘を狂わせるのではなく、娘の意思で触手・異種を求めさせ
「ごめんね○○君、好きだったけど、触手が忘れられないの」なNTRなら
大歓迎なんだがな、このスレ的に考えて。
それで村もろともハーレム状態になるなら、なお大歓迎だ。
268名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 16:26:45 ID:2pKpPiE/
女の子ばかりの島『藍○島』に流される少年。
彼は島の女の子たちと仲良くなっていくが、男女の一線を越えるようなことは起こらなかった。

しかしある日、その島に一匹の触手生物が流れついて・・・。



読者は、触手による陵辱NTRかと思ってドキドキするが、
実際は読者の期待を裏切って、触手による純愛NTRだった。

ってのはどうか。
269名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 16:43:03 ID:xoDfJBDD
ひどいにょろ!あんまりにょろ!
と我が身をくねらす触手ども続出w
270名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 16:56:07 ID:0lJWOVUN
恋人との初夜、いざ結合というところで
もう忘れたつもりでいた触手責めの記憶が
フラッシュバックし、結局一線は越えられず…



みたいなのも好きだが、流石にここまでくるとスレチだしなァ
271名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 17:19:57 ID:2pKpPiE/
「A子さん、とうとうこの日が来たね。」
「ええ、B男さん。はじめて私、あなたに抱かれるのね・・・。」
「そうだよ・・・。じゃあ、始めるよ?」
「はい・・・。」

「・・・・・・。」
「・・・・・・。」

「緊張してるからかな、あんまり濡れないね・・・・・・?」
「ごめんなさい・・・。でも、B男さんが触手出してくれたら、すぐに濡れると思うの。」

「・・・・・・え?」
「だって、たくさん触手出してくれたら、すぐに気持ちよくなるから。」

「あの、・・・触手なんて出せないよ、僕。」
「え!? お父さんはたくさん出してくれたけど!?」




たしかにスレチだな。
272名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 19:17:10 ID:drId/Q5U
スレの向かう方向が心配になってきたw
273名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 19:48:03 ID:sIeII/ER
>>271
ワロタww
A子の父親は触手かww
274名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 20:11:33 ID:DHovF4pj
>「だって、たくさん触手出してくれたら、すぐに気持ちよくなるから。」
お父さんは娘さんになにしてるんだ
275名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 20:28:10 ID:xoDfJBDD
その種族は、娘が早く大人になる為に、父親が触手で色々教育するんだよきっと
276名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 20:56:21 ID:aEE7EDPO
 待て、A子のでなくB男の父と言う選択肢は無いのか。

B男「え? え? お父さんって、あの……」
パパ「はっはっは、心配になって来てみれば案の定! バット、
   心配ナッシングさマイサン! このお嬢さんがショックで
   ランナウェイしないよう、私達から我が一族の特質を
   みっちり教え込んでおいたからな!」
B男「私……『達』?」
C男「そうともマイブラザー! お前みたいな晩生に嫁いでくれる
   優しいお嬢さんなんて早々無いだろうからな! 一族郎党
   一丸となって協力させてもらったぜ!」
D男「そうだにょろ。心置きなく正体を明かしてもよいにょろよ」
観衆「頑張れ頑張れA男! ファイトだファッ○だA男!」
観衆「本家の長男に春が来た! これでワシも往生出来るワイ!」
C男「ってな訳でトゥギャザーしようぜマイブラザー!」
A子「……と言う訳で、どんな事だって私は受け切って見せるわ!
   さぁカモォン!」(バシーンバシーン!)
B男「……お父さんの馬鹿野郎〜っ!」(満月に向かってダッシュ)



 ……済まん、ちょっと吊って来るわ。
277276:2009/05/10(日) 21:02:09 ID:aEE7EDPO
しまった、訂正途中で送信してしもうた。

×観衆〜A男 ○観衆〜B男

ちょっと本気で吊って来るわorz
278名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 21:11:38 ID:xoDfJBDD
なんで触手族はそろって吹っ切れ組が多いんだwwwww
こんなんじゃあ、レイプも逆レイプもおおらかにやりそうで困るwww
279名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 09:21:09 ID:jwEWDJIx
>>278
そうですねwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwww
280名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 17:05:41 ID:ODJhZsPS
なんか爽やかに青空レイプするマンガがどこかにあったのを思い出した
281名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 23:16:50 ID:lMjZ+4OP
爽やか青空レイプといったら祭丘ヒデユキのレ研だな
282名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 06:59:58 ID:Hi8d7TU4
>>279
ちょ・・・
いくら触手だからって生やす過ぎだ。
283名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 22:25:22 ID:xTKwPyqy
隠れる場所がないと
近づく前に魔法少女らに退治される。
284名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 22:58:36 ID:G7AbYRYL
>>279を見ていたら何となく

それじゃあ明日、来てくれるかな!?<●∀●
いいにょろ〜!<wwwwwwwwwwww
         wwwwwwwwwwwwww
        wwwwwwwwwwwwwwww

みたいな光景が頭を過ぎった。
世界に広げよう、苗床の輪。
285名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 14:51:41 ID:/KTWLg5h
>>284
> 世界に広げよう、苗床の輪。

それは、触手に苗床にされたヒロインが新たな犠牲者を騙して呼び寄せる、
いわゆる連鎖堕ちというやつか。
286名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 17:05:20 ID:WyYYVUNE
”ぃ・・・や・・・”
”だれ・・か・・・たすけ・・・”
巨大な水晶に浮かぶ映像にその場にいた者は皆凍り付いた。
魔導師の遠隔視によるその映像は、数多くの冒険者や魔導師の女性達が触手状生命体に捕らえられ、ある者は触手に、ある者は獣人や異形のモノに犯されているのだった。
「いったいコレは・・・」
「解らない。遠隔視の能力者に不可解な波動が送り込まれて来ていたのだが」
「バケモノ共め、人間様をバカにしやがって!!」
多くの戦士や魔導師が集められ、捕らえられた女性達の救援を目的とした魔獣討伐隊が結成され、彼の地へと赴いた。
だが、そこにたどり着くまでに男達は魔物の餌食となり、女だけが残り・・・。

「このっ!!離せ・・・」
『いらっしゃいませお嬢様、当店は初めてでございますかな?当店ではお嬢様方に喜んでいただくため、獣人・魔神・魔獣に触手、皆、お嬢様のお帰りをお待ちしております』
「はぁ???」
『しかし、数多くの方においで頂けるようになり、私どもも広告を打った甲斐がありました。それでは、お嬢様方に永遠の快楽と官能をお届けする魔庭園、ご存分にお楽しみくださいませ・・・』
「うわっ!ちょ、そこはっ・・・いやぁ・・・・」


>>285
ただの客引きだったりして・・・
287名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 21:04:22 ID:81so5DBp
なにこの風俗とは名ばかりの触手たちの楽園は





もっとやれ
288名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 06:05:26 ID:6AQz+3Wu
乙×風氏、最近見ないと思ったら幻想郷に苗床を作りに行ってたのか

>286
客引きに軽く吹いた。
殺した男共も触手人間にして再利用するんだ
289ソレナンテ=エ=ロゲ ◆ZRqsPRTARc :2009/05/14(木) 21:23:09 ID:LpBnPgz8
お久しぶりの人はお久しぶり。
誰アンタ?ってひとははじめまして。

ちょっと妄想がでてまいりましたので、
久しぶりに作品を投稿したいと思います。
前半のみですが・・・
290ソレナンテ=エ=ロゲ ◆Tu16cfxGQ6 :2009/05/14(木) 21:23:53 ID:LpBnPgz8
トリップ違う・・・これだったかな
291乳白色の世界1 ◆Tu16cfxGQ6 :2009/05/14(木) 21:25:28 ID:LpBnPgz8
なんの代わり映えのない目覚めから、また一日を始める。
まだ乾ききってない寝巻きや下着が、ねちゃりと張り付いて気持ち悪い。
全く「あいつら」ときたら、毎日毎日、自重というものを知らないのか。
最も、この状況に慣れきり、このまま寝てしまう私も、大概人のことは言えないけど。

「おはよー」
1階に降り、何気に挨拶をする。当然返してくる者はいない。
「あの異変」が起き、両親共々どこかへ行ってしまって以来、この家はずっと私一人だ。
夢の庭付き一戸建て独占!なんて、こんな状況じゃ諸手で喜べるはずもなく。
溜息一つつき、私は、軽く朝食を摂る。
「朝食」、これも、「あいつら」が提供する果実のようなもの。
これ一つで、一食分の栄養が摂れる、というものらしい。数多くの「経験」で知ったこと。
これ3個で、もう一日分の3食。そして満腹感すらある。なんという都合の良さだろうか。
一日の「活動」を支える為に、「あいつら」がわざわざ人間の生体にあわせているのだ。
「ごちそうさま」
一食分を終え、私はまた、返ってくることのない挨拶をする。
ほぼ無駄な行動のはずなのだけど、なぜか私の中で、一つの取り決めになっている。
292名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 21:26:55 ID:LpBnPgz8
食事を終えたら、出かける準備を始める。
このまま家にいようが外に出ようが、「あいつら」がやってくるのは変わりない。
だからこのままボーっと過ごしてもいいのだけど、
それがどうにも我慢が出来ないらしい私は、結局いつものように出かけてしまうのだ。
準備・・・そう、「準備」。
まずはお風呂、といっても水しか出ないので、生温かい水シャワーだけど。
そして体を乾かし、服を着る。
こんな世界で体を磨き服を着ることに何の意味があるのか、と考えたこともあったが、
そう考えること自体、「あいつら」に影響されてるんだな、と思って以来、
私は必ず出かけるときは、「異変前は当たり前だった」習慣をつけるようにしている。
幸いにも、「あいつら」は、「行為」以外は基本的に何の干渉もしない。
服とか道具とかも、全く手をつけない。つける理由がないからだろうけど。
「いってきます」
交わされることのない挨拶をし、私は住処を後にする。

いつものように、空を乳白色一面が覆っている。
いつものように、裸でも過ごしやすいだろう暖かさを保った気温を感じ、
いつものように、ねっとりと湿った空気を肌に感じる。
「あの異変」以来、世界中の天候から「晴れ」が消え、そして春夏秋冬が消えた。
一年を通して、天気は「くもり」か「雨」であり、
「雨」のときも、大粒にならず風も吹かず、ずっと弱く生暖かな滴りを降らせ続ける。
こういってよければ、きわめていやらしい「雨」である。
何を思ってこんな天候で長い時を過ごさせるのか、全く理解ができない。

道を歩いているうちに、「現場」にたどり着く。
「あの異変」以前は、めったやたらにやるべきではなかった事。
「あの異変」以降は、もはや当たり前に行われる事。

性交。彼らが唯一、私たちに強制する、「行為」。

********
293乳白色の世界1 ◆Tu16cfxGQ6 :2009/05/14(木) 21:28:13 ID:LpBnPgz8
娘の歳の程は、私とほぼ変わらないだろうか、
「あの異変」以前の学校制服と思しきものを着て、
セミロングの髪にちょっとしたアクセントのピンが愛らしい少女。
対して、「あいつら」
今回のは、ローパータイプ、という、基本的な奴。
人間の身長ほどをした肉の塊から、多数の触手を生やしている。
そんな奴等に手足を絡め取られ、「無駄な抵抗」を試みている。
そうか、あの娘、まだあきらめきれてないんだね。
大方、彼氏でもいたのかな。まあ、多分今は・・・。

「あいつら」はいつも通り、「行為」を、極めて紳士的に、しかし確実に、行っていく。
娘の手足を、触手でガッチリと掴んだ上で、
性交に邪魔な下着を「脱がす」。決して破らない。
必要とあらば服を「脱がす」事まで、彼らはする。
一体何が、彼らをそうさせているのかは分からない。
そんなことで私たちを篭絡させるでもないだろうし。
事実未だに私や、多分あの娘も、「あいつら」に心を許してないし。
294乳白色の世界1 ◆Tu16cfxGQ6 :2009/05/14(木) 21:29:04 ID:LpBnPgz8
服の中に進入しきり、身体をまさぐりつつ、
今しがた下着を脱がせて晒された性器にも、
容赦なく刺激を与え続ける「あいつら」。
悲鳴だけだった娘の声が、次第に変わり始める。
息遣いが断続的になり、身体は震え、少し艶が入った声が漏れる。
しかし、歯を食いしばり、何とかその刺激に堪えようとする娘。
不意にローパーの一部が口のように割れ、中から一本の舌が出てくる。
そして、その「口」を、意地を示していた娘の口に重ねる。
あまりのことに目を見開き、顔をそらして口を離そうとする娘。
そこに再び強引に重ねあわされるローパーの「口」
くちゅくちゅと音がする。よく見たら重なっている口と「口」の間から
ローパーと娘の舌が見えている。抵抗空しく、舌を絡めさせられたようだ。
まるで恋人にするかのような、皮肉のように甘い、甘いキス。
ローパーの舌技に、最後の抵抗のタガをはずされ
ようやくその目から、涙をこぼす娘。
295乳白色の世界1 ◆Tu16cfxGQ6 :2009/05/14(木) 21:30:17 ID:LpBnPgz8
無論これで終わりではない。
ローパーの、下半身と呼べる部位から、ソレまでの触手と違い、
どう考えても人間の陰茎としか思えない、モノが、姿を現す。
サイズは、多分人間の比ではないだろうと思うほど大きい。
それが、愛撫を繰り返された娘の局部に、ぴたりとあてがわれる。
泣き声をあげながら、弱弱しく首を振り拒否を示す娘。
そんな状態を楽しむかのように、少しずつ、少しずつ挿入が開始される。
「いや、いや・・・嫌あぁ・・・んあああああっ!」
もう何度も行為を繰り返されてるだろうに、とっくに慣れているだろうに、
拒否の言葉で泣き声をあげながら、ローパーの性器を受け止める。
再び活動を開始するローパー。
娘の腰は持ち上げられ、上下運動が開始され、
娘の全身は無数の愛撫の触手が暴れ始める
「いや、いやっ、や・・・はぁっ、はあ、あ・・・」
性感にあえぎ始めた娘の口を、再びローパーの口が塞ぐ。
全ての部位が愛撫され、交合の芯を身体に受け、
全身から、くちゅくちゅといやらしい音をたてながら、
もはや娘の顔は蕩けきり、声も甘いものしか出せなくなっていた。
唯一つの抵抗といえば、未だに流れ続けている涙くらいなものか。

娘の息遣いが早くなり始めたのをきっかけに、ローパーの動きもまた活発になりだす。そろそろ頃合だろう。
「腰使い」が早く、深くなる。シンクロするように、早く深くなる、娘の泣き声。
「んっ!んっ!んっ!んっ!・・・んんんんんああああああああっ!!!」
「頂点」で「種」が蒔かれ、同時に口が離される。
最高の、絶頂の、瞬間。
「はあっ・・・・はあっ・・・はあっ・・・」
絶頂の余韻で呆ける娘を抱え、ローパーは場所を移動する。
続きは自分のテリトリーでじっくりと行う気なのであろう。
ぶら下げられた脚の間から、今蒔かれた「種」が、ひどい粘度で零れおちていた。
296ソレナンテ=エ=ロゲ ◆Tu16cfxGQ6 :2009/05/14(木) 21:33:33 ID:LpBnPgz8
とりあえず、ここでストップいたします。申し訳ないです。
自身がヤられるまで、主人公はヲチ役を務めると思います。

ていうか、作品を通して、俺って作風変わってないなあ・・・orz

こんな小品ですが、ヲカズにでもなってくれれば幸いです。
297名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 21:48:10 ID:4+ZkHqjA
うおおおおおお!お帰り!!エロGJ!
主人公が食われるのも楽しみにしてるぜ
298名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 22:05:06 ID:xR9VipgP
主人公はコトの始終をただ見てたのか…
299名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 11:16:21 ID:QeBT04L5
お帰りです。GJ
300名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 20:44:13 ID:+ADhzPev
ひさしぶりに覗いたら大物がいた
GJ
301名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 10:44:52 ID:uCTi0d1k
302名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 16:56:17 ID:4S8MFfZN
http://www.1072ch.net/のag1271.jpgなんだが誰か詳細知らないか

確か触手とかそっち系のエロ小説サイトのSSの挿絵だったと思うんだけど…
303走ってない魔法少女(仮):2009/05/17(日) 21:28:49 ID:nBrFS1GR
>>134-150 続き

―――第一発言者は退屈であった―――

 巨大な植物型触手が欠伸をした。原則として触手に貴賎の差は無い。だが、いかなる集団であろうとそれが集団である以上、“頭”を欲する。
王冠こそ無いが、彼は事実上の王であった。大きな溜息をひとつ、
―――くだらぬ。全く、くだらぬ。
 議場で触手たちが、戦う女性のコスチュームを、どこまで脱がせるのが適切か?について喧々諤々やっていた。
ある者が比率で定義するべきだと言い、数字についての議論が始まる。
「30%でどうか?」「少なすぎる70%だ。」「いっそのこと上半身と下半身で比率を変えてはどうか?」
 すると、ひねくれ者が話を混ぜっ返す。
「いや比率云々など瑣末な問題で、場所が肝心だ。諸君!私は局部の布だけを、取り去るべきだと考える!!」
 別の者が、反論する。
「馬鹿を言うな!秘すべき場所を秘さずして、何がコスチュームか!?諸君!私は局部の布は存続すべきだと考える!!」
 多少ずらす事はあっても、コスチュームは完全なままにするべきだ!などと、強硬に主張するグループもあった。
元々、秩序などとは程遠い場であったが、ますます混沌の度を深める。
―――よくもまあ、飽きぬものだな。
 彼は密かに苦笑する。悠久の流れの中で、何度このやり取りを見てきたことか。この不毛さは宗教学者の討論に通ずるものがある。
放っておけば、天使たちが七つのラッパを吹き終えるまで続ける事だろう。大きな欠伸がひとつ、
「ここは、第一発言者に裁定を求めては如何か?」
 出そうになったところで、突然矛先が向けられたことに驚き、飲み下した。数百の視線が彼の方へと向けられる。
どうやら、何かしらの結論を出すつもりはあるようだ。だが今の彼には、底の無い泥沼で素潜りを愉しむ余裕は無い。
何かしら上手い逃げ道はないかと、しばし逡巡する。
 どちらか一方の肩を持って、他の者から反感を買うのも面倒だ。かといって、どっちつかずの煮え切らない態度を示して、
その結果、延々と会議を踊らされては堪らない。こちらは、そろそろ外に出て、日に当たらなければならぬというに。
 全く……第一発言者などと仰々しく呼ばれてはいるが、組織の土台を支える為に捧げられた人柱に過ぎない。
巣穴の安全確保、物資の調達、新参の教育、喧嘩の仲裁、どいつもこいつも下らん雑用ばかり、この老体に押し付けよる。
 故郷の山奥で、ひとり気ままに暮らしていた頃が懐かしい。日がな一日、本を読んでは、植物の世話をし観察する。
植物を摂りこんだのは単に寿命を延ばす為であったが、とっくの昔に、彼の生活の一部と成り果てていた。
時折、山に迷い込む女を囲うだけで、積極的に襲う事もなく、気が向けば人里へ帰してやったりもした。
地元のやくざ者に雇われたバチカンの坊主どもは鬱陶しかったが、山での生活は少なくとも退屈ではなかった。
―――ふむ……どうしたものかな。
 火山活動が活発化したのを機に、触手の天国として名高いこの地へとやってきたはいいが、『一番年長だから』とわけのわからぬ口実で、
気がつけば何時の間にやら面倒な役回りを押し付けられてしまっていた。
始めの頃こそ、触手だけの集団という物珍しさもあって、同胞の為にと張り切って議場を建設してみたはいいものの、
今では完全に雑談場と化していた。まあ、自分の懐古趣味を存分に発揮させる場を得て、そこそこ楽しめた事は否定しないが……
自己中心的な同胞達の行動には、ほとほと手を焼かされる。放り投げて、とっとと逃げてしまおうかとも思うが、それは彼の性分が許さない。
生活を苦にし、死ぬ為に山へと登ってきた女性を諭し、最新の農法を叩き込んだ上で里へと帰した事もある。妙に面倒見が良いのだ。
 そう、なぜ彼がこんな面倒な事を、ぼやきつつもやっているかというと、結局の所、性格の問題なのである。
三つ子の魂百までとはよく言ったものだ。彼の場合、桁が一つ違うのだから筋金入りだ。
大昔から、曲がった事が大嫌いだった。だが、その一方で彼は他者の過ちに対して優しかった。

 公平と寛容、正義と赦し、冷徹さと柔軟さ。
 原則として筋を通す事を好むが、なんでも杓子定規に物事を捉える堅物でもない。
彼自身は全く思ってもいないのだが、彼の性格は実に統治者向きと言えた。
「あー、わしとしては、諸君らには他に採決すべき重要な議案が多々あるように思われるのだが……」
 感情を持たぬ触手には、皮肉など何の意味もなさない事は分かっているのだが、ついつい口を吐いて出てしまう。
いくつか意見を絞り込み、決でも採ってお茶を濁そうとした、その時だった。
304走ってない魔法少女(仮):2009/05/17(日) 21:29:27 ID:nBrFS1GR
彼の秘書へと華麗な転職を果たした少女の使い魔が、何かを感じ取り、そっと耳打ちする。
―――やれやれ、やっとか。
 彼は、にやりと笑い、議場を埋め尽くす触手たちに向けて、こう続けた。
「諸君!どうやら、お転婆娘がご帰還あそばされたようだ。退屈な会議は、また後日ということで如何か?」
 いいですとも!!と歓声が上がった。いがみ合っていた触手たちは即座に矛先を納め、獲物の姿を見ようと我先に扉へと殺到する。
彼は議場が空になるのを待ってから、目を閉じ黙考する。
―――さて、此度は如何に?
 触手を狩ろうと勇んで乗り込む者共を返り討ちにし、仲間の一人だけを捕らえて、他の者は逃がす―――彼はこの遊びが気に入っていた。
 元々、人に仇なす“化け物”を退治しようとやってきた正義感の強い者達だ。良く言えば素直、悪く言えば愚直。
人情の機微を知り尽くした彼が、ほんの少し自尊心を煽ってやるだけで、十中八九、仲間を助けに戻ってきた。
残りの二割ほどの卑怯者も、保険として密かに仕掛けた寄生型触手によって、半分が彼の手元に戻ってくる。
最後の一割は、彼自身が出張って追い詰める。何れにせよ結果は同じ事、彼の慰み者となるのが運命なのだ。
幾度も繰り返した遊びであったが、今回は少し勝手が違っていた。
 あの娘は、自ら猶予を願い出、人質まで差し出した。にもかかわらず、娘は約束の刻限を過ぎてやってきた。
彼は確かに『遅れて来れば許してやる。』とは言ったが、本当に遅れてやってきた馬鹿などこれまで居なかったのだ。
 彼自身が生み出した寄生型触手には二つの指示を与えている。
 
 ひとつは、周囲の人間に取り憑き、気付かれないよう少女を監視する事。
 もうひとつは、如何なる手段を用いても、時間通りに少女を連れてくる事。

 故に少女には、時間内にやってくるか、さもなくば触手を殺して逃げるか、の二つしか選択肢が存在しない。
触手が殺されれば、生みの親たる彼には感じ取れるのだから、今回の場合、異常な“何か”が起きたのは明らかだ。
 不意に彼は大昔の出来事を思い出し、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべ、怖い顔をさらに歪ませる。

―――ともすれば、二千五百年来の胸の痞えに、ケリをつけられるやもしれぬ。

 どすんと豪奢な机を叩く音だけが響いた。
305走ってない魔法少女(仮):2009/05/17(日) 21:30:25 ID:nBrFS1GR
『この章では、他の章と趣を変えて触手の社会利用の可能性について論じる。
現代に於いては、神秘学全般が日陰に追いやられているため、表の世界では触手も“存在しない”ことになっている。
また、我々神秘学の世界でも狡猾な触手は害獣であり、一部のおとなしい種族が、魔法薬または生贄用として飼育されているのみである。
なぜ、ここまで家畜化が困難なのかといえば、触手の組織化がほぼ不可能な点にある。そして、それは触手の合理的思考に起因するのだ。
 触手とは効率でしか物事を考えない理性の塊だ。故に、如何なる場合においても自身の利得が最大になるように行動してしまう。
それは詰まる所、利己的であるということなのだが、このような行動原理は組織全体にとって害であるのみならず、
結果として自身にとっても不利益に繋がるのだ。このことを、ゲーム理論を用いて簡単に示そう。(詳しくは[MN]を参照せよ。)
 今、我々の手元に“協力”と“裏切り”のカードが複数あるとする。相手と自分が同時にカードを出すゲームを10回行い、ポイントを競う。
自分と相手が共に“協力”のカードを出したら、それぞれに5ポイント。
自分が“協力”で相手が“裏切り”なら、自分が1ポイントで相手は10ポイント。
共に“裏切り”ならば、2ポイントずつ得るものとする。
 さて、一対一の場合、最強の戦術が“常に裏切り”である事は言うまでもない。これを便宜上“裏切り戦術”と呼ぶ。
(触手が通常取る戦術である。)
ところが、プレイヤーが多数関わる場合に於いては、結果が異なってくる。この場合の最善の選択は“しっぺ返し”戦術と呼ばれるものだ。
まず、初手に協力カードを出し、次からは直前の相手の手札と同じ物を出し続ける。
 例を挙げよう、しっぺ返し戦術同士では、最初から最後まで互いに協力カードを出し続ける。
しっぺ返し戦術と裏切り戦術の対戦では、初手に協力と裏切り、それからはどちらも裏切りカードを切り続ける。
すなわち、一対一では確実に裏切り戦術が勝ちを収めるのである。
 では、多数のしっぺ返し戦術プレイヤーの中に、少数の裏切り戦術プレイヤーを放り込んでみよう。
それぞれのプレイヤーに10回程度ゲームを楽しんでもらう。相手は重複しても構わない。
すると、裏切り戦術は、一対一では勝つのだが、総得点では多数を占めるしっぺ返し戦術に負けてしまうのだ。
 これは、組織対組織でも同じ事で、構成員全てが裏切り戦術を取る場合、組織全体の得点も最低になってしまう。
目の前のゲームに於いて最善の戦術を選択しているにもかかわらず、得られる物が最悪の結果であることが面白い。
 完全に理性的な行動は、不合理な結果しか生み出さないとでも言えようか?触手組織化のハードルは非常に高く、
全ての構成員が自身の利益のみを追求する以上、組織化が意味を成すには“常に協力”の札を出す「奉仕者(*1)」の存在が必要条件となる。
 故に、歴史上、触手のみで構成された組織というものは、数えるほどしか例が無い。
そもそも、触手自身が組織を作る必要性を感じることが稀なのだ。
 通常の生物であれば、遺伝子を次代へと伝える為に、群れを形成し、場合によっては自分の身を犠牲にする事もある。
(蜂や蟻のワーカーは、その著しい例である。(*2)[WH]によれば、彼らは最も効率的に遺伝子を残す為に、生殖すら放棄する。)
 ところが、触手にとって交尾は、あくまで快楽を得るための手段に過ぎず、わざわざ群れを作って子を守り育てる意味がないと言うわけだ。
(これ程、繁殖意欲と無縁にもかかわらず、個体数が増える一方であることは、如何に触手による被害が甚大であるかを物語る。)
 結果、ほとんどの場合において、触手以外の者、即ち人間や、魔族や、神などが何らかの目的を持って触手たちを束ねるのである。
 これは触手を味方とするには、触手と議論で対等に渡り合える知性か、もしくは有無を言わさぬカリスマがなくてはならない事を意味する。
そもそも、それだけの能力があれば、触手などより有用な魔物を使役できることは言うまでもない。
現状、何らかの技術革新でも起きない限り、投下する労力に対して、得られる利益が釣り合わないのである。
 しかし古代に於いて、触手と人は共にあったのだ……
306走ってない魔法少女(仮):2009/05/17(日) 21:31:45 ID:nBrFS1GR
・訳注

*1:具体的には、集団の指導者や、捕獲された女性たちが、それにあたる。
   彼ら(彼女ら)は触手に尽くす事によって、何らかの利益(広義には快楽も含む)を確保しているのである。

*2:仮にワーカーが子を成した場合、母との遺伝特性は半分一致する。ところが、蜂や蟻のオスは一倍体なので、
   ワーカーの親である女王から生まれる姉妹とは、遺伝子の四分の三が一致するのである。つまり、姉妹より子の方が他人なのだ。』

―――魔法学院図書館蔵書「触手概論(第五章:触手の飼育――人類と触手との共存へ向けて)」より



 白い朝靄が黒い森を優しく抱擁し、生まれたての朝日が紫色の産声を上げる。
「ん、ふ、ぁ……」
 蝙蝠たちは狩りを中断し、巣穴へと帰っていく。
「ひうぅっ……くぅん……」
 森に棲む鳥たちが囀りを始めた。
「んぁ、んんん!あふぅ……」
 一陣の風が木の葉をざわめかせる。
「みゅうぅ……んはっ、く、ぅ……」
 深い靄が一瞬晴れた。
「ぇひゃっ、きゃうっ!]
 幻想に彩られた獣道を純白の衣を纏った妖精が歩いている。
「んうぅ……んひっ、あぁん!」
 御伽噺の住人たる妖精には似つかわしくない連れが一匹。
「も、もう、だめ……くあぁっ!」
 黒い牝犬が引き立てられる様にして、地を四足で這う。
「お願い……だ……んんっ……す、少し、休ませ……うあぁ……」
 妖精の手から生えた紐は三股に分かれ、哀れな飼い犬の胸と股間に繋がっていた。
「げ、限界……ああ……足に……ち、ちから……が……」
 精根尽き果てた牝犬が、だらしなく地に伏せる。
「ふぇ!?くあああああ!!や、やめっ……や……あっひいぃぃいい!!」
 飼い主は、そんなことお構い無しに、すたすた歩いた。
「と、取れちゃうっ!取れちゃうぅぅうう!!」
 淫乱な牝犬は、恥ずかしい部分を見せ付ける様に前に突き出したまま、ずるずる引き摺られる。
「きゅうぅぅうう……あ、歩きます……歩きますからぁ……ひっく……ひ、酷い事は、もうやめてぇ……」
 妖精の耳には、泣いて懇願する飼い犬の声は届かなかったようだ。
「うああああああああ!!」
 先を急ぐかのごとく、決して歩みを止めようとしない。
「くひぃ……がああ!えひゃうぅぅうう!!」」
 小石を顔に受け、湿った土が口内を汚し、全身を粗い地面でやすり掛けされ、泥まみれになった。
「ああっ!くぅ……あ、あと少し……んはぁっ―――♥」
 必死に体勢を立て直そうとして失敗する度、敏感な場所に余計な負荷が掛かる。
「イっ……いや……いやぁ……イクっ!イクぅ……」
 抵抗を止め、だらりと四肢を投げ出した負け犬の瞳には、悦びの色があった。
「あはっ♥あはははははは……」
 妖精が、びくっと肩を震わせた。飼い犬の狂った嬌声から逃げるように、足を速める。
「あぁっ!?ふああああああ……」
 モノであるかの様な、ぞんざいな扱いに身悶えながらも、牝犬は―――少女は歓喜していた。

―――なぜなら、それは少女が正気に戻ってから初めて見せた、愛する妹の反応だったから―――

 少女にはオークに犯された後の記憶がなかった。気がついた時には、こうして犬のように這わされていた。
最初、自分の身に何が起こっているのかさっぱりわからなかった。まず感じられたのは、酒をしこたま呑んだ次の朝みたいな酷い頭痛、
次いで、局部に走る甘い愉悦だった。背を向ける妹に少女は問いかけた。
『怪我はないか?』『皆は無事なのか?』『化け物どもはどうなった?』『なぜ……私にこんな事をするんだ?』と。
 妹は一言も発さず、淡々と山道を歩いた。妹のただならぬ様子に、少女は恐怖した。
嫌われるのも、憎まれるのも構わない。だが、無視される……愛する者に拒絶される事だけは耐えられない。
少女は何かに急き立てられる様に、道中言葉を発し続けた。しかし姉の思い空しく、妹が問いに答える事は無かったのだった。
「おぉお……あぅあぅあぁあ〜……」
307走ってない魔法少女(仮):2009/05/17(日) 21:33:36 ID:nBrFS1GR
 もはや人語を忘れ、獣の雄叫びを上げることしかできない少女の目に、幾本もの石の柱が映りこんできた。
それは巨大な建物の一部だった。要所にコンクリートを用いた実用性第一のデザインでありながら、
さりげなく古代ギリシャ風の華美な彫刻を施し、見るものを飽きさせない。
建築家の類い稀なセンスをうかがわせるこの議場を、少女が目にするのはこれで二度目だった。
前回はひとりでこっそり侵入したが、今回はふたりで堂々と正面からだ。ご丁寧にも、嬉しくない出迎えのおまけ付で。
 妹が触手の群れの前で、歩みを止める。足元にはぼろ雑巾と化した少女が、力なく倒れ臥していた。
スカートをつまみ左足を後ろに引き, 上体をかがめて優雅に一礼する。触手たちはモーゼに割られた海のように左右に分かれ、少女たちに道を譲った。
妹は無言のまま、姉に繋がる触手を無造作に引き上げる。
「いっぎいぃぃいい〜!!」
 少女は目を白黒させ立ち上がった。いや、“立ち上がった”とは正しい表現ではない。
爪先こそ石畳に接してはいるが、足は力なく痙攣するのみで、三つの肉突起だけを支えに無理矢理立たされている状態だ。
限界まで伸ばされた乳首とクリトリスが警告を発するように赤く充血する。全身を弓なりにしならせ、少女は半ば宙に浮きながら潮を吹いた。
「あ、あぎ……ぐああああああ……」
 ブーツの先が弱弱しく床を蹴り、少しでも敏感な場所への負担を減らそうと、無駄な足掻きを繰り返す。
 妹は哀しく踊るマリオネットに目もくれず、しゃなりしゃなりと歩を進めた。垂直方向に加え、水平のベクトルが少女の局部を襲う。
薄暗い回廊に苦痛混じりの喘ぎ声が響いた。
「ひんっ!ひぃんっ!あみゅぅ……」
 少女を苦しみは妹の枷だけではない。狭い通路の両側に犇く触手たちが、面白半分に少女たちの体を撫で回す。
苛烈な責めと、むず痒い愛撫の落差に酔ったのか、少女の声が甘さを増した。
「あふぅ……んひぃ……はふ……」
 妹は表情ひとつ変えず、快楽を貪る雌豚に罰を与える。ぴんと張った触手を思いっきり前に引っ張った。
「がっ!?ぁ、あっはぁぁああ〜!!ふひぃぃいいっ♥」
 自分の身に何が起こったのか認識できない。下半身で激感が爆ぜ、秘所が重い衝撃を受けた。
続いて、胸に走る電撃が脳めがけて放たれ、自律神経を麻痺させる。

 ぱっしゃあぁぁああ〜

「ひああああああああ!!」
 尿道口が機能不全を起こし、盛大に黄色い液体を撒き散らした。尿と同量の愛液が床を濡らし、濃い牝の匂いが狭い通路の中で広がる。
少女にはどうする事もできなかった。耐えようとする意思すら生まれなかった。ただただ開放感に身を任せ、赤子のように垂れ流す。
「あっはぁ〜♥い、いいよぉ〜♥」
 少女は天にも昇る法悦に夢中になる。だが、触手による淫部への虐待を忘れる事ができたのは一瞬だった。
反響する姉の嬌声に、妹が眉をひそめる。誰にも聞こえないほどの小さな声で、うるさいと呟くと、触手が一本少女の口に伸びてきた。
「んむぅ!?むぅぅうう〜!!」
 主の意を受け、耳障りな声を止めるべく触手が少女の口を塞ぐ。
喉の奥まで一息に挿入され、吐き気を覚えた。気道も狭まり、ひゅうひゅう苦しい呼吸を強いられる。
「ぐ、げほっ!んんんんんっ!ぁむ、うむぅ〜!ごぼぉ……んっふぅぅうう!!」
―――く、苦し……い。で、でも……これ……気持ち……
 死に至る拷問にすらマゾヒスティックな愉悦を感じてしまう淫らな体にとって、何よりも辛いのが、快楽を声に出して発散できない事だった。
声の代わりに、触手と唇の隙間からだらしなく溢れるのは、粘つく涎だけ。無言のまま幾度も極めさせられ、少女は滂沱の涙を流す。
皮肉な事に、泥塗れだった少女の体は、自身の恥ずかしい分泌液と、触手たちの全身を舐め回すかのような淫虐の結果として清められた。
しかし、綺麗になったのは外見だけに過ぎない。触手たちの媚薬効果のある粘液がコスチュームの魔法障壁を透過し、直接皮膚に擦り込まれた。
もちろん禁呪の副作用は続いている。体内でどす黒い情欲の炎が猛り、さらに敏感になった肌がぴりぴりした。
 獲物の苦しみは、陵辱者の楽しみ。これまでとは比較にならない恐ろしい数の触手が殺到し、少女の意識は肉紐の津波に流された。
「んんんんんっ!!げぼ……むうぅぅううっ〜!!がぅっ!んっはぁ〜♥……イ゛っ!!イ゛イ゛っ―――!!!」
―――い、息が……できな……い。苦しいのに、イ、イクの止まらな……こん、なの……おかし……ま、またイっクぅ……
308走ってない魔法少女(仮):2009/05/17(日) 21:34:56 ID:nBrFS1GR
 露出している細い腕や、引き締まった太もも、上気する顔は当然、魔力を帯びた触手は容易くコスチュームの内側へと入り込んでくる。
前と後ろの割れ目と、柔らかい二つの小山が餌食となった。極薄の生地の下で触手が、うぞうぞとのた打ち回る。
焦らすつもりなのか、挿入こそされないものの、直に素肌を愛撫される刺激は強烈だった。昨晩のゴブリンたちによる輪姦とは次元が違う。
本能のなせる業か?意地の悪い事に、触手たちの全ての行動が、自らの欲望を満たすのみならず、女の性感を高める効果を伴っていた。
―――なん、だ……こ……れ?か、からだ……へん……
 全身をゆったりマッサージされ体温が上昇する。胸を緩急をつけて揉みしだかれ、心地よい乳悦が、じわじわ込み上げる。
妹の触手に味わわされ続けている乳首の激感と相まって、絶頂が途切れない。
「あ゛む゛う゛ぅ〜!イ゛、イ゛グ……ごほっ!ごほぉっ!!ぁ、ぎ……んんんっ♥!」
 一方で、秘唇には時折軽く触手を食い込ませるだけで、生殺しのまま放って置かれている。
完全に無視されているわけではないので、気を抜くことが許されない。
もどかしい快感が持続し、少女は思う存分、自身の手で、あそこを掻き回したいという衝動に駆られてしまう。
ずっと肉穴を犯され続けている方が、よっぽど組し易かった。
「んっ♥!んぅっ♥!!ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛〜♥!」
―――ああぁ……し、死ぬ……狂う……イき殺されるぅ……うぁ……
 たった数分が何十時間にも感じられる快楽地獄に突き落とされ、悶え苦しむ少女に文字通り一筋の光明が射した。
長い触手回廊を抜け、ようやく広間へと辿り着いたのだ。少女は自由になった両手で、口を塞いでいた触手を引き抜いた。
「んぁっ!!げほっ!けほっ!けほ、けほっ!!はぁ……はぁ……はぁ……」
 肩を大きく上下させ、必死に酸素を貪る。幸いな事に、なぜか妹は足を止めていた。
人心地ついて、少女にやっと周囲を見回す余裕が出来る。
 重厚な扉の正面に鎮座するのは大きな噴水だ。
それを取り囲むように石像がいくつか安置され、天井窓から降り注ぐ自然光に照らし出されていた。
配置を計算し尽くしているのだろう、白い大理石に反射された光が部屋の中心を占める噴水に集中し、細かな水滴がきらきら輝く。
神秘的とも呼べる光景だったが、神々を象った石像は普通と少し違っていた。

 凛々しい戦の女神アテナが触手に四肢を拘束され、悔しげに唇を結ぶ。
 優美な愛の女神アフロディーテは巨大な貝に下半身を飲まれ、恍惚の表情を浮かべていた。
 愛らしい月の女神アルテミスが無数のナメクジに全身を蹂躙され、虚ろな眼で空を見つめる。
 妖艶な豊饒の女神デメテルに至っては腹を醜く膨らませ、満面の笑顔で産卵していた。

 他の石像も、悉く神々を冒涜するものであったが、どことなく製作者の敬愛や畏怖を感じさせる不思議な魅力に満ちている。
少女は見惚れて、自身の境遇を一時的に意識外へと追いやっていた。そんな時、

 ずるるるる……ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ
 
 背後から何かを啜るような音が聞こえてくる……なんだろう?
とろんと蕩けた目を向けると、そこには少女が生み出した水溜りに群がる触手たちの姿があった。
―――そん、な……わ、私の……飲まれ……て?
 自身の成した、浅ましき所業を眼前に突きつけられ、恥辱に頬が朱に染まる。
ところが……少女の、女として、人としての尊厳を否定する光景なのに、どうしても目を背ける事ができない。
「い、いや……やめ……やめろっ!ああ……そ、そんな音……やめてくれ!!」
 少女の表層が、深層に眠る願望を理解できず苦悩する。しかし、内面の懊悩とは裏腹に、少女の口許は怪しい笑みを湛えていた。
その慈愛に満ちた表情はまるで、腹を空かせて、一心不乱に乳を吸う我が子を見守る母のようだ―――ずくんと子宮が大きく震える。
「あっ♥な、なんだ……?これっ!?きゅうぅうう〜♥!」
―――む、胸が……むずむずする……あ、あそこ……も、疼いて……るぅ……
 心だけでなく、体まで少女を裏切った。粘液の催淫効果や、禁呪の副作用だけでは説明できない魔悦に、少女は戸惑う。
何か重要な事を忘れているような気がしてならない。少女が残された僅かな精神力を集中させた、その時だった。
「くっひいいぃぃ〜!?あぐううううう!!」
 完全な不意打ち―――妹が再び足を進め始めたのだ。
いつの間にか、三メートルにも及ぼうかという石造りの扉が開かれていた。
何が起こったのか認識できず、少女は自分が絶頂したことすら気付かない。
309走ってない魔法少女(仮):2009/05/17(日) 21:35:41 ID:nBrFS1GR
イきっぱなしの少女に成す術など無く、そのまま巨獣の顎門にも似た扉の奥へと吸い込まれていく。
 姉妹の長い旅路の終着駅は、広大な評議場だった。
パンテオンを思わせる球形の高い天井の頂点をくり貫いた採光窓から、神々しく天の恩寵が降り注ぐ。
鮮血を垂らしたような紅いカーペットや、鏡かと見紛う程に磨き上げられた大理石の壁、
そして扇状に配置された重厚な黒曜石の机に犇く闇の住人たち。
それら全てが渾然一体となって、現世では決して見ることの叶わない冥界が、ここに現出した。
 畏怖すべき光景に少女たちは目を見開く―――が、背筋が震えるほどの戦慄を覚えたのは一瞬だけだった。
待ちわびた生贄の登場に、触手たちがざわめく。

「来たぞ!!」「やっぱり、いい女だ〜」「あいつ、いい体、手に入れたなぁ……」「美味しそう!」「ヒサビサ ノ ジョウモノ……」
「凄いな……あの女、イきながら歩いてるぜっ!」「早く、孕ませたいよー」「お・か・せ!お・か・せ!」「あ!?ぱんつみえたっ!!」

 荘厳な場にそぐわない、あまりに低俗な歓声に呆れているのか、心なし妹の顔も引き攣っている。
本来ならば厳粛な空気に包まれてしかるべき空間であるにもかかわらず、当の主たちがこの有様では、宝の持ち腐れと言うもの。
おそらく、デザインした建築家は嘆きの涙を流している事だろう……凝った内装が全て台無しだった。
 馬鹿馬鹿しい声を無視して、妹は扇の要へ淡々と歩を進める。
そこは最も位の高い者に許された場所―――巨大な植物型触手が鎮座していた。
 妹が姉の戒めを解く。少女は支えを失い、力なく冷たい石の床にへたり込んだ。
「ふあっ!?んっく―――っ!!あっふぅ〜♥ひぁ……♥」
 尻餅をついた衝撃だけで、既に出来上がっている体は絶頂を迎えてしまう。閉じる事を忘れた、だらしない口から甘い吐息が漏れた。
少女は、濡れそぼった股間を見せ付けるようにMの字に足を開いたまま、虚ろな眼で前方を眺める。
そこには触手の王と、片膝を着いて跪く妹の姿があった。
そのか細い体のどこに、ここまでの胆力があるのかと訝しむ程の大音声を張り上げる。
妹の口から紡がれたのは、本来なら知る由もない、太古に失われた言語だった。
Pater!
父よ!
Serva me, servabo te.
我を救い給え。さすれば、我も御身をお救い申し上げる。

 言の葉が魔力を帯び、言霊となって触手たちの奥底に眠る本能を揺り動かす。
古の契約は、数千年の時を経ても尚、変わることなく正常に機能した。
触手たちのざわめきが一掃され、場内が静まり返る。針を落とす音すら響くとは、このことだろう。
植物型が、どこにあるのか分からない重い口を開いた。地の底から這い出るような低い音が空気を静かに震わせる。

Omnia vincit Amor.
愛の神は、全てを打ち負かすことができるという。
Amor omnibus idem.
愛は全ての生き物にとって等価値である。
Odi et amo.
余は憎悪し、そして愛そう。
Tu fui, ego eris.
かつて余は汝であった。汝も余となるであろう。

 ただならぬ雰囲気に、虚空を見つめていた少女の目に光が宿る。
―――こ、この儀式は、まさか……そんな……こと……
 低い声が力を増し、群集に向かって投げかけられる。
計算された音響効果に従い、音が幾度か反射し、天上からの神の啓示と成って全てを支配した。

Patres conscripti!
建国の父たちよ。 新たに加わった者たちよ!
Date et dabitur vobis.
与えよ、さらば与えられん。
Da dextram misero.
哀れな者に右手を差し出せ。

 少女は悟った。妹の願いを。
 少女の悲痛な思いが、絶叫という実体を伴って、細い喉から迸った。

―――やめろ!!!―――
310走ってない魔法少女(仮):2009/05/17(日) 21:36:05 ID:nBrFS1GR
 王の呼びかけに、触手たちが唱和する。
地獄からでも優に天国へと届くであろう狂乱が、議場そのものを震わせ、少女の切なる訴えをかき消した。

Amor animi arbitrio sumitur, non ponitur.
我らは、愛することに決める。我らは、愛することを止めない。
Ede! bibe! lude! post mortem nulla voluptas!!
喰い尽くせ!飲み干せ!女を犯せ!死後に快楽はなし!!

 女が魔道に身を堕とす事を望み、悪魔は狂喜し、その者をを同胞として迎え入れる……
それは、伝説にのみ存在するワルプルギスの夜の再現だった。
先刻の狂乱が、まるで幻であったかのような静寂の中、醜悪な植物型が厳かに宣告する。

Pacta sunt servanda.
合意は遵守されるべきである。
Accipe quam primum: brevis est occasio lucri.
出来る限り早く受け取るがいい。利益の機会は短いのだから。
打ち拉がれるえど、所詮は儀式、何の拘束力もない。だが、宣誓で偽りを述べる事は原理上不可能だ。
その意味する所は、妹の口から発せられる言葉は全て本心であると言う事。少女が焦るには理由がある。
 妹が、ゆらりと立ち上がった。群集に向き直る。少女は愛する妹の表情を見て驚愕した。

Ventis secundis, tene cursum.
流れに身をまかせよ。
Dabit deus his quoque finem. Forsan et haec olim meminisse iuvabit.
いつか、人の身であったことを思い出すことすら、汝の喜びとなるだろう。

 妹の顔は、歓喜とも嘆きとも取れる不可思議な愉悦を、満面に湛えている。少女は成す術なく、契約の締結を見送った。

Omnes una manet nox.
我々すべてを、同じ夜が待つ。
Non sum qualis eram.
我は以前の我ではない。
Amicitiae nostrae memoriam spero sempiternam fore.
我々の友情の記憶が、永久なることを望まん。

 こうして妹は、狂気の具現たる触手の仲間入りを果たしたのだった。
絶望感に打ち拉がれる少女を尻目に、新参者が口を開く。
「僭越ながら、申し上げたき、議がございます。」
 王は“我が子”の自己主張に仄かな違和感を覚えつつ、許可を出した。
「……よい。許す。」
 妹の言葉は、その場の誰にも予想のつかないものだった。
「我が愚姉は、正式な裁きを受けられたわけではありません。」
 こいつは何を言い出すのかと、触手たちが困惑の度を深める。
「あの者は、御身を害する為に、あの様な浅はかな行動を取ったわけではございませぬ。私は裁判の開催を求めます。」
 妹は凄烈な笑みを湛えて、言葉を続けた。
「我が愚姉は、底抜けの淫乱でございますから、全ては自身が浅ましく快楽を貪る為の手段であったに相違ありません!」
 にっこり嗤って、少女の瞳を真正面から見据えた。

『次回』
「少女の弁明」前編
(どき♥どき♥ まじょさいばん)
311名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 22:46:27 ID:0ZqKSqXN
なんだこの展開…格好いいエロい…
GJ!
312名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 23:55:08 ID:2vrBlKl/
エロいです。gjです。
彼女の使い魔は殺されていると思ったらさりげなく触手の秘書になっているのな。
313名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 00:21:11 ID:2FsasoUC
なんという哲学的触手w
314名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 02:48:02 ID:yMqXlVHo
あの方が幽世から戻ってきたような久々の濃さを、いつまで楽しめるんだろうか…
下地が半端ねえ
315名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 02:19:33 ID:P5R5BSJV
今思えば俺が触手に目覚めたのはGガンダム終盤でデビルガンダムに取り込まれたレインを見た時だった
異端かもしれないけどああいう動きを封じられてる感じが好きで好きでたまらなかった
勿論今では触手に埋もれた下半身が大変な事になってるとか想像しちゃってるけど
316 ◆qRSdw4ketQ :2009/05/19(火) 22:26:32 ID:CI4gIWQy
1本投下します。
元ネタは二次元ドリームノベルス最新刊「ダブル姫騎士」のサブヒロインであるラヴィ。
元ネタの情報は以下よりどうぞ。

ttp://wiki.livedoor.jp/eroright2006/d/%a5%c0%a5?%eb?%b5%b3%bb%ce%20%ce?%a4β%a6%bc%bc

時間軸上では本編の4章と8章の間。
本文ではさらっと飛ばされているのが残念で書いた。
後悔はしていない。
317 ◆qRSdw4ketQ :2009/05/19(火) 22:28:36 ID:CI4gIWQy
「くそっ、この私がなんという失態だっ!」

力任せに床に叩きつけた拳が、べちゃりと粘着質な音を立てて屈辱の白濁液を跳ね飛ばした。
ここはアルハザード城の地下にある一室だ。
その石床のあたり一面にまき散らされた魔獣の体液は、囚われた少女の全身をも淫猥に飾り立てていた。
ツインテールにまとめられた蒼の髪も、透き通るほどの白い肌も、オレンジを基調としたエルフ族の伝統衣装も。

「くそっ、くそっ」

しかも魔獣の精液に侵されたのは体の外側だけではない。
つい先ほどまで何も受け入れたことのなかった膣内で好き放題暴れられ、その最奥にある子宮にもたっぷりと注がれてしまっていた。
しかもあろうことかその後ろにある不浄の穴から挿入された触手に口まで貫通され、内蔵全てにまで臭い立つ牡液を塗りこめられたのだ。
既に魔獣本体は消え失せているが、いまだに喉に何かが詰まっているような息苦しさが残っている。
だがハイエルフの少女にとって何よりも許せなかったのは、そんな暴虐に対して自分が快感を得てしまったことだった。
無論それは最初に無理やり飲まされた魔獣の体液の持つ催淫作用のせいだということは理解しているが、それでもプライドの高い彼女には到底許せることではない。

(あのクソガキ、絶対に許さないからな)

胸を焦がす憤怒を燃料に、ラヴィは床に這いつくばっていた体を起こした。
動いた拍子に膣口から精液があふれ出した感触に形のいい眉をしかめながら、自身の状態を改めて確認する。
当然、人外の陵辱に晒された全身はひどく疲弊していた。
腕を上げることすら辛いほどだが、もともと体術の類は得意ではない彼女にとって体の方はそれほど問題ではない。
起伏に乏しい胸の前で手のひらを合わせ、口早に不可思議な言葉を紡ぎだした。
ハイエルフにとっては慣れ親しんだ全身に魔力が巡る感覚にわずかな安堵を覚える。
だが普段に比べると明らかにその流れが悪い。
それもまた、無理やり飲まされた魔獣の体液のせいだ。
本気になれば一国の軍隊を丸ごと相手にすることもできるほどの膨大な魔力を持つハイエルフが、まるでただの少女のように陵辱されることになった最大の理由。

「まあ、こんなものか」

ゆっくりと広げた手のひらの間に生まれた弱弱しい光球。
通常時に比べれば半分にも満たない光量だが、一切の魔力生成を封じられていた時に比べればはるかにマシと言えた。
318 ◆qRSdw4ketQ :2009/05/19(火) 22:29:13 ID:CI4gIWQy
「くくく、随分可愛がってもらったようですねぇ」
「――くっ、貴様!」

薄暗くじめじめした地下室に、それにも負けないほど陰湿な男の声が響いたのはラヴィが光球を消したのとほぼ同時だった。

(――今のを見られたか? いや、それはないな)

一瞬ひやりとするが、すぐにその考えを否定する。
もし多少なりとも彼女の魔力が回復していることがわかっているなら、のんきに目の前に立っていられるわけがない。
人間とハイエルフでは元々の魔力量が桁違いなのだ。
半分どころか通常時の1割の力であっても人間如きの魔術師相手なら充分だった。
つまりどんなに憎んでも憎みきれないこの男――ジーン・マクダウェルは、まだ彼女が魔術を使えないと思っているはず。
念のため注意深く男の姿を探ってみるが、魔力の流れを読むことに長けたエルフの紫の瞳は、目の前の魔術師の姿が幻像の類ではないことを確信させてくれた。

(調子に乗っていられるのも今のうちだ。
 さて、どうやって料理してやろうか)

ハイエルフのみが使える強大な魔術を用いれば、一瞬で灰も残さず焼き尽くす事も簡単だ。
だがそれだけでは到底心が収まらない。
ラヴィは自分が受けた屈辱を何倍にもして返すにはどうするべきか、一瞬でその方法を何通りも思いつきそこから吟味を開始する。
だが、その思考が結論にたどり着くことはなかった。

「どうですか、優位種たるハイエルフが低級な魔物に処女を奪われた気分は?
 せっかく百年以上も取っておいたのに残念でしたねぇ」
「お、おまえぇっ!」

眉が吊りあがり意志の強そうな瞳が視線だけで相手を射殺さんとばかりに燃え上がった。
だがそれを向けられた魔術師は自身の優位を確信しているのだろう、そよ風に吹かれた程度にしか感じていないらしい。

「おや、その様子だと本当に処女だったようですねぇ」

あまつさえ、そんな言葉で激昂するハイエルフの心を弄ぶ。
だが、ここまでだったらまだラヴィも止まれただろう。
しかし次の言葉は完全に彼女の自制心を粉砕した。

「私も見たかったんですが、なにぶんシリル王女が私のコレをくわえ込んだまま放してくれませんでしたからねぇ」
「――殺してやるっ!」

自分だけでなく、幼い頃から目をかけていた王女までもがこの男の毒牙にかかったという事実。
共に囚われた以上、普通に考えれば無論その可能性にたどり着くのは簡単だ。
それでもあえて考えないようにしていた残酷すぎる事実を突きつけられて、ラヴィの理性は一瞬で蒸発してしまった。
319 ◆qRSdw4ketQ :2009/05/19(火) 22:29:40 ID:CI4gIWQy
もはや1秒たりともこの男と同じ空気を吸っていることに耐えられない。
地下室が崩落する可能性すら忘れ、自分の持つ中で最大の魔術を行使することに決めた。

「なっ、魔力が!?」

本調子ではないとはいえ、小柄な体からあふれ出し長いツインテールをなびかせる魔力量は人間から見れば圧倒的だ。
驚愕に顔面を凍りつかせながら、男も慌てて詠唱を開始する。
おそらくあのハイエルフにとっては天敵とも言える魔物を再召喚しようというのだろう。
しかし洗練されつくしたエルフの高速詠唱に比べれば、人間のそれは牛の歩みが如く鈍重だ。
男が1匹召喚する間に、ラヴィは優に3度は男を殺すことができるほどその差は絶対的だった。

(遅いわ! 地獄で自らの罪を思い知るんだな!)

呪文完成まであと数秒。
完成すれば先ほど出したただの光球に比べはるかに大きく、その内に秘められた殺傷力は無論比べるまでもないプラズマ球がジーンを焼き尽くすだろう。
だが――。

「な、なんだと!?」

高まっていた魔力が、まるで穴の開いた風船のように萎んでしまう感覚にラヴィは詠唱を止め目を白黒させてしまう。
慌てて再詠唱に入るが、今度は最初から魔力が高まる感覚すらない。

「どういうことだ、これは!? さっきは確かに使えるようになっていたはずだ!?」
「……くくく、無様ですねぇ」

ギッと睨みつけるとジーンもまた詠唱を中断していた。
だが心ならずも中断させられたラヴィと違い、彼が余裕ゆえにそうしたことはそのいやらしい笑みから明らかだ。
こうなってみれば先ほどの動揺した様子すら演技だったのかもしれない。
320 ◆qRSdw4ketQ :2009/05/19(火) 22:30:40 ID:CI4gIWQy
「お前、何をした!?」
「何をもなにも、初めてというわけではないでしょう?」

確かに、この魔力生成が完全に封じられた状態は初めてのものではない。
だがその効果を持つ魔物の体液が効果を失いつつあったことは先ほど確認済みだった。

(改めて飲まされたわけでもないのに、ここでまた効果が戻ってくるなどないはずだ。
 だ、だが、くぅぅぅ、この感じはぁぁぁ!?}

異変は魔力生成ができなくなったことだけではなかった。
全身、特に下腹部が火であぶられたように熱を持ち始めたのだ。
未だべっとりと精液にまみれた白い肌が赤みを帯び、ぶわっと汗を滲ませた。
自然息遣いが荒くなり、敏感な場所を思い切りかきむしりたい衝動に襲われる。
新たな液体が股間からとろりとあふれ出し、それが内股を伝う感覚さえもがひどく気持ちよくて膝が崩れ落ちそうだ。

「はぁっ、はぁっ、な、なぜだ!? なぜ、こんなぁ!?」
「やれやれ、聡明さで知られるハイエルフにしては察しが悪いですねぇ。
 あなたが股の間から垂れ流しているザーメンが何のためのものか、まさか知らないわけがないでしょう?」

{まさか精液にも魔力阻害と媚薬効果があったというのか?
 いや、そんなはずはない。
 それならそもそもさっきの光球すら出せなかったはずだ}

ぶり返してきた官能に翻弄されたながら、それでもラヴィは思考を巡らせる。
だが、その行き着く先は絶望としかいいようのないものだった。
321 ◆qRSdw4ketQ :2009/05/19(火) 22:31:19 ID:CI4gIWQy
「ま、まさか……」

一度陵辱に晒されてなお崩れなかったハイエルフの強気がついにゆらぐ。
彼女がたどり着いた結論はそれほど最悪のものだった。

{そんな……そんなはずがない。
 この私が、ハイエルフであるこの私があんな魔獣との間に――}

その考えを振り払うように長いツインテールを振り乱しながら首を振りたくるラヴィ。

「おめでとうございます、と言っておきましょうか。
 出生率が極端に低いハイエルフが初めての性交で妊娠するなんておめでたい限りですよ。
 もっとも、それがあの魔獣の力なんですがねぇ」
「い、いうなぁ!」

必死に否定していた考えを改めて言葉にされパニックに陥る。

「うそだ、うそだうそだうそだぁぁ――おほぉお!?」

そこへその最悪の想像を裏付けるような胎内からの衝撃。
今度こそ耐え切れず膝が折れ、床の上にうずくまる羽目になってしまった。

「あぉ、うふう、うあああ」
{うご、動いているぅ!? なかでえぇぇ!?}

気のせいだと思いたかった。
だがそう思い込むにはあまりにもそれは強烈過ぎる感覚。
極限まで敏感にさせられた子宮壁、防御のしようがないそこを何かがごりごりと摩擦しているのだ。
それは腹に当てた手のひらでも感じ取れるほど激しい動きで、そこから生み出される肉悦はあまりにも耐えがたかった。
しかも子宮内の何かは1秒ごとにその体積を増し、その存在感をますます高めていく。
322 ◆qRSdw4ketQ :2009/05/19(火) 22:32:19 ID:CI4gIWQy
「ま、まさか……」

一度陵辱に晒されてなお崩れなかったハイエルフの強気がついにゆらぐ。
彼女がたどり着いた結論はそれほど最悪のものだった。

{そんな……そんなはずがない。
 この私が、ハイエルフであるこの私があんな魔獣との間に――}

その考えを振り払うように長いツインテールを振り乱しながら首を振りたくるラヴィ。

「おめでとうございます、と言っておきましょうか。
 出生率が極端に低いハイエルフが初めての性交で妊娠するなんておめでたい限りですよ。
 もっとも、それがあの魔獣の力なんですがねぇ」
「い、いうなぁ!」

必死に否定していた考えを改めて言葉にされパニックに陥る。

「うそだ、うそだうそだうそだぁぁ――おほぉお!?」

そこへその最悪の想像を裏付けるような胎内からの衝撃。
今度こそ耐え切れず膝が折れ、床の上にうずくまる羽目になってしまった。

「あぉ、うふう、うあああ」
{うご、動いているぅ!? なかでえぇぇ!?}

気のせいだと思いたかった。
だがそう思い込むにはあまりにもそれは強烈過ぎる感覚。
極限まで敏感にさせられた子宮壁、防御のしようがないそこを何かがごりごりと摩擦しているのだ。
それは腹に当てた手のひらでも感じ取れるほど激しい動きで、そこから生み出される肉悦はあまりにも耐えがたかった。
しかも子宮内の何かは1秒ごとにその体積を増し、その存在感をますます高めていく。
323 ◆qRSdw4ketQ :2009/05/19(火) 22:32:57 ID:CI4gIWQy
「う、うひぃっぃぃぃ!?」

不意に全身を持ち上げられる浮遊感に情けない悲鳴を漏らすラヴィ。
いつの間にか少女の周囲には魔法陣が浮かび上がり、そこから無数の触手があふれ出していた。
それらがラヴィの触れるだけで折れそうなほど華奢な手足といわず胴といわず巻きつき空中へと誘ったのだ。
そのまま両手を万歳するように挙げ、足はM字に固定され、憎むべき敵魔術師に秘すべき場所を見せつけるような体制を強制された。

「記念すべき初産ですからねぇ。
 父親にも立ち会ってもらうことにしましたよ」
「は、はなせっ! はなせぇぇ! みるなぁぁぁ!」

肉体的には人間の子ども程度の力しかない彼女がどんなにもがいたところで触手を振りほどくことなどできない。
それは初めての陵辱でいやと言うほど思い知らされていた。
だからといって大人しくしていることなどできるはずもないのだが、皮肉にもそれがラヴィをさらなる地獄に追い込むことになる。
無理に体を動かしたことで子宮内が圧迫されたのか、胎内の子どもが暴れ方を激しくしたのだ。

「おほおお、うご、やめ、うごくなぁぁ、おねがいだからぁぁあぁ!
 かんじてしまう、かんじてしまうんだぁぁ!」

ついには外から見てもわかるほどぽっこりと膨らんできた腹を上下させラヴィは喘ぎを上げつづける。

「いひぃぃ、しり、しりにもぉ!?」

魔獣の触手が1本、ラヴィの慎ましやかな菊門に無遠慮に触れてくる。
1度は口まで貫通されたそこは、軽く力をかけられるだけで苦もなく触手を受け入れてしまった。
圧倒的な長さを持つ肉紐に、腸壁全体をなぞりあげられる激感は2度目といえど慣れられるものではない。

「おほう! おおお! おああああああ!?」

胎内とアナル、父子の連携プレイによって許容量をはるかに越えた快感を浴びせられる。
もはや口からは意味のある言葉を発することすらできず、膣口からは彼女自身の愛液と子の分泌する媚薬体液の混合したものを断続的に吹き散らしながら狂乱した。
324 ◆qRSdw4ketQ :2009/05/19(火) 22:33:32 ID:CI4gIWQy
限界まで追い込まれたラヴィの精神に止めを刺すかのように、胎内の魔獣がその動きを変化させる。
特定の方向性なく身をうごめかせていたそれまでと違い、ある一点を目指し始めたのだ。
もちろんそれは――。

{う、うまれてしまう!? いやだあああ、そんなのいやだああ!? あっひぃぃぃぃ!}

魔物の子どもを産み落とすことへの嫌悪と背徳。
そうは思っても抵抗のしようがない。
それもまた魔獣の体液の効果なのか、柔らかくなった子宮口をぐにゅりとこじ開けられた瞬間、目の奥で火花がはじけるほどの官能を味合わされる。
しかもその快感は一瞬で終わるわけではなく、表面に無数の肉イボを持った魔獣が子宮口を通過する間中ずっと続くのだ。

{だめだ、イク、イッてしまう! 魔物の赤ちゃん産みながらイッてしまううう!}

空中に拘束された体をビクビクと痙攣させながら、様々な体液をシャワーのようにまき散らしての出産絶頂。

「い、イってるのぉぉ! イってるからもう動くなぁぁ!
 こんなのでイキたくないのにぃぃぃ!?
 おかしくなる、ほんとうにおかしくなっちゃうぅぅ!!」

それに伴って収縮する膣に抵抗するように、より一層激しく身をくねらせる魔獣の動きにさらなる快楽を強制的に送り込まれ、浮き上がった精神が戻れなくなる。

「でるっ、赤ちゃんでるぅぅうぅぅぅぅぅぅう!!」

膣口が内側から押し開けられ、母親の一際大きな叫びとともに魔獣の幼生が頭をのぞかせひと息にその身を外へと引きずり出す。
その瞬間、ラヴィの魂はそれまで味わったことない法悦へと導かれていた。
325 ◆qRSdw4ketQ :2009/05/19(火) 22:33:57 ID:CI4gIWQy
「あひぃ、吸うなぁ、吸っても出ないのにぃ」

成長のおそいハイエルフ故にほとんど膨らみのない胸。
その片側を自分が産み落とした魔獣に吸い付かれたラヴィが切ない悲鳴を上げつづける。
母乳こそ出ないが、そこの感度そのものは媚薬の効果で極限まで高められているのだ。
それを遠慮なしに吸いたてられ、出産に伴う連続絶頂直後の体はすぐさま次の頂へと駆け上っていく。
しかも魔物との間のものとはいえ、仮にも自分が産み落とした子どもに胸を吸われているという状況に倒錯的な母性すら呼び起こされてしまう。
赤ん坊に胸を吸われてよがり狂っているという自覚が。誇り高いハイエルフの少女の精神を切り崩していく。

「うああ、子宮やめろぉ、またできちゃうからぁ!」

そうやって胸に意識を奪われていたところへ不意打ちのように科せられる膣内挿入。
親魔獣が出産直後の母体を気遣うことなく2匹目の種付けを開始したのだ。

「ふむ、どうやら母乳生成に関してだけはハイエルフと相性が悪かったみたいですねぇ。
 しかたありません、そこは適材適所といきましょう」

それだけ言い残し、ジーンが部屋から立ち去っていく。

「おへああああ、、またイクっ、赤ちゃんにおっぱい吸われてイクっ!
 また妊娠しながらイクゥゥゥゥゥ!」

そのことにすら気づかず、今や被虐の母親となったハイエルフの少女はいつまでも嬌声を部屋中に響かせていたのだった。
326 ◆qRSdw4ketQ :2009/05/19(火) 22:35:53 ID:CI4gIWQy
以上です。
327名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 22:57:24 ID:ctEEoIMc
私もそう思います。
328名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 23:41:00 ID:PrTaDPM7
>>315
まあ誰しも最初はソフトからと言うか、ぶっちゃけ拘束オンリーの触手は俺も大好きだ。
リア厨の頃は好きなアニメやゲームのヒロインが、敵の巨大なボスに捕らわれて、
裸でそいつに取り込まれちゃうようなシーンを随分妄想していたモンだ。



…どんな作品のどのキャラかは永遠の秘密な。
329名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 00:12:54 ID:yL3CQuBo
裸で取り込まれちゃ意味がない
もともと半裸のコスがさらに破けた状態じゃないとなー
330名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 00:30:53 ID:EQ2CPIUx
お年頃だったゲーマーには良くあることさ。
俺はアーク2のリーザがガルムヘッド(白い家のゴーレム)に
捕り込まれるシーンを脳内ジェネレートしてた。
WOWOWでやってたアニメがそんなガキンチョの妄想をを
あざ笑うかの如きエグさで、めでたくトラウマ化しましたが何か。
>>326
エルフって一番に連想キャラで年がモロバレするんだぜ。
などと最近ロードスからTonyのエロフに転んだ奴が
ほざいても説得力がない。能書き長くなったがGJな。
331名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 00:51:23 ID:l6yF1hcp

エルフっつったら車だろ?
332名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 09:54:07 ID:Pgo+1Zow
どこぞの絵掲示板にあった
ハーフエルフの精密画には惚れ惚れしましたなあ
333名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 20:00:00 ID:l1sAW7BH
何と言うスルーっぷりw
334名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 21:06:16 ID:W5DyyjN6
うは、新作投下ktkr!!
職人氏GJ!!!
335名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 15:50:11 ID:mPdJ1P2g
>>334
なんという見苦しい自演…
336名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 16:05:41 ID:m+2cIDGX
GJ!原作の二次ドリ方も読んでみたくなった。
337名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 17:53:36 ID:Lw0w8slA
エルフと言ったらスイフリー
338名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 22:01:12 ID:hcD+UOus
走ってない氏の文章のエロねちっこさは
今は亡き綾守氏を感じさせる
339名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 22:05:48 ID:yUxWhTJL
綾守氏か・・・惜しい人を亡くした
340名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 22:11:33 ID:m+2cIDGX
前にも見たが、そんなにいいものなのか>綾守氏
エロ小説はユミエルの黒井しか買ったことなかったけど、買ってみよう。
良かったら、お勧め教えて。
341名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 22:34:40 ID:hcD+UOus
百姫夜行がオススメ、でも完結してないから
座敷童の掟 暴富は艶めく女体を贄に を読んで肌に合ったら別のを買うといい
綾守病に注意しろよ
342名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 22:42:55 ID:yUxWhTJL
百姫夜行の習作にあたる小説がまだWeb上に残ってる。
秘密の図書館 でググれ
続きがでないのが残念でならん。
343名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:00:51 ID:h1RHU6XB
>>337とは楽しくダイスを振れそうだ
344名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 00:30:27 ID:67W9gV3a
>>341-342
さんくす。ぽちった。
へへ・・・俺、今度の学会発表乗り切ったらこれ読むんだ・・・
345名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 09:47:10 ID:jYpmUQig
>座敷童の掟
なにその犯される座敷童が見れると思ったらほとんどエロに絡んでなくて拍子抜けした傑作
いや面白いけどね メイドとかメイドとかメイドとか
でも俺は座敷童がぐっちょんぐっちょんに陵辱されるのが見たかったんだよ
346カノンフォーゲル ◆l2krGJBksM :2009/05/22(金) 16:58:37 ID:kCgxEbN/
わあいHP主の人と連絡付いたですよ
連載再開の目処が立ちました
347名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 17:53:13 ID:HIfOrPIu
>>346
楽しみにしてます!
348名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 22:38:38 ID:W6cVvsGd
>綾守病
これにかかると生半可なエロ小説じゃ抜けなくなる罠
349名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 01:11:11 ID:kgQmXqk4
やばい、抜ける
350名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 04:00:01 ID:22LQyGWd
>>348
つまり、このスレにいるそれを患った住民を満足させるには、生半可なエロなんかお呼びじゃないぞ、と。
えらくまたハードルあげてくれたじゃねえか。
351名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 04:04:26 ID:nx5K2h29
もうこのスレはハードルじゃなくて棒高跳びくらいのレベルにあると思うんだが
352名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 04:45:53 ID:lyO1CZo0
頑張ってエロ書いてたけど、そういうことならバッサリ切って朝チュンにするか。
353名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 05:31:42 ID:iEqQSBFc
ぜひ投下してくれGJするから
354名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 18:41:47 ID:cNBth3Kt
規制の時と同じヤツが遠回しに荒らしてんじゃないかと思えて来た
355名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 19:37:09 ID:lHrK1CvP
>345
俺はサトリのお姉さんがありとあらゆるエロ想念をたたきつけられながら、
ぐっちゃぐちゃに犯されるのが見たかった……
356名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 02:59:15 ID:7N2wkiVD
綾守病罹患者としては場所を変えてとことん語り合いたい

綾守竜樹を偲ぶスレ 2
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1238330704/

サトリがぬらりひょんに復讐されるのが読みたかった……
357名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 12:33:09 ID:oEOg7Qy8
>>337
はとこ乙
358名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 14:36:12 ID:koEruiOP
いや付け耳エルフはいいからw
359名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 15:00:21 ID:YaKsoYK+
だよなあ
本物のエルフでないと







長く愛でることが出来ないじゃないか
360名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 01:56:23 ID:S3XGwbjF
361名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 17:44:03 ID:VYu5xcJV
>359
一緒にソードワールドスレに帰るぞ、てめーらw

つーか、この手のネタが出るとひょっこり出てくるな、同好の志が。
362名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 01:53:27 ID:2tLJCBRQ
卓ゲーマーはどこにでもいるしどこにもいない
SWもミノとかブロブとか異種姦ネタ豊富だと思うけどね
触手分が少々足りないが
363カノンフォーゲル ◆l2krGJBksM :2009/05/26(火) 21:41:17 ID:dRONsQnn
HP更新されてました
364名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 07:42:51 ID:VlEI24PX
卓ゲーで触手かあ……
女神転生はリプレイかなんかのサンプルシナリオでマーラー様大活躍だったなあ
厨房の時分えらいドキドキしたのを覚えてる
365名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 09:31:57 ID:5VdaIyE2
>>363
おほっ、拝見しました。
栞@戦闘モードの淡々とした佇まいがいいですね。続きも楽しみにしています。
366名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 16:51:22 ID:e83395cX
え?どこの話?どこで読めるの?
よければ教えてくれまいか
367名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 22:14:51 ID:VlEI24PX
>>366
トラソルテオトル秘宝館でググルと幸せになれるかも
368名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 02:40:39 ID:cQplGonF
このスレのに限らず書き手さん達のサイトのまとめが欲しい
369名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 08:45:18 ID:ZYphoxvE
>>368
死ね
370名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 12:02:03 ID:nqvD9V0v
そんなキれるなよw
371名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 13:34:08 ID:ZYphoxvE
はい
372名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 14:43:41 ID:EGkT+oFp
実のトモダチの新作を待ち続けております
373名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 19:32:59 ID:9kovXJ7o
姫の従者がローパーになってしまう話の新作を待ち続けております
374名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 04:52:15 ID:por/taXk
>>373
あのシリーズは前スレで初めて知ったけど完全にハマったね
物言わぬ化け物になっても姫への忠義と愛を忘れない騎士たちがツボすぎる
スライムになった人は文字で会話できるからまだ余裕あるかな

確か姫は三人いたから、あと一人の姫の従者が何に姿を変えるのかと
三人の物語が終わったら次はどんな展開になるのか気になるな
375名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 15:53:41 ID:uPOh9HTe
死ぬまでに読めたらいいなの精神で
ペルテちゃんをのんびり待っております
376名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 17:13:45 ID:5i4zCJWX
今まで走ってない魔法少女を見ていなかったんだが
まとめで通して読んだらこれ凄い面白いのな

ギャグシーンでどことなくとらわれナオちゃんを思い出した。
377名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 17:47:17 ID:zzlv8UUp
>>375
グインサーガみたいな事にだけはなってほしくないな
378名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 19:04:36 ID:GqMHLD4c
あれファンはいろんな意味で泣きそうだろうな……
379名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 20:35:13 ID:1De/mJD6
グインサーガは50巻くらいで力つきたけど何かあったん?
380名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 20:51:51 ID:nsHjdSl2
作者が亡くなった
いや俺も読んでないんだけどな
381名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 20:57:32 ID:GWKEe+AL
作者が亡くなった
382名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 23:10:00 ID:por/taXk
5/26に作者がすい臓ガンで亡くなった
確か単行本は120巻前後とか聞いたような…

お年をめした老作家さんはもちろんのことだけど
トリブラの人みたいに夭逝なんてこともあるだろうし
触手作家さんの皆さんも健康管理には気をつけて…
383名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 00:03:02 ID:VaQp//DA
辻魔法少女がいつ出てくるかわからないニョロ中だからね…
384名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 00:03:20 ID:PSZooN9B
未完で終わってしまったのか・・・
結構楽しかったから残念だ

特に作家とかの何かを創る職業は大変らしいから体を大事にしないとな
385名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 02:02:51 ID:t1mGobiC
>>382
外伝足したら150以上とか
386名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 02:07:12 ID:zLXsbo91
まだ56だったのにな。本当に惜しい…
亡くなる直前まで無理して書いてて今年刊行予定分は全部書いたと。


ここの作者さん達、投下はまったりでいいから身体には気をつけて
387名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 17:12:20 ID:H5rOwE06
未完のまま作者死亡って一番寂しいよな。

昔のラノベであったなぁ。「書かれなかった本が入荷する古本屋」。
シリーズのクライマックスで焼けちゃったけど。
妖怪スレ辺りでネタにできそうだ。
388名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 19:22:09 ID:3/a6HdPW
>>387
蜜柑のことだな。
ラノベじゃなくエロゲだが。
389名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 20:04:57 ID:r1G0bb/X
魔界では手塚氏本人が書いた新作漫画が読めたりベートーベンが半眼で眠りこけた邪神の魔王の為に作曲して魔界のオリコンではビートルズがトップを守っているニョロ
390名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 20:09:19 ID:SF32xTQe
モーツァルトのレクイエムを全曲を本物で聞けたりなwww
391名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 20:11:21 ID:S3IWOJxv
>>387
懐かしいな。今ちょうど妖魔夜行読み直してたw
392名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 20:19:38 ID:AkPYzu/0
狙って辿りつけるわけじゃなくて、つねに所持金が少ない時しか現れないんだよな。
地方に出張した時、古本屋で欲しかった雑誌が全巻そろってたけど、持って帰れなくて諦めたことがある。
2年後に機会があって探してみたけど見つからなかった・・・
393名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 01:36:27 ID:NHVE9sPk
栗本はホモをグインに持ち込んでから読んでネーナ
あとがきも香ばしすぎて痛かった…
394名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 02:21:47 ID:zpcnLIKQ
ベートーヴェンは自動書記で・・・

395名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 10:04:34 ID:6WkPRj5t
>392
稀文堂とあおぞら模型が混ざってないかソレw
396名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 18:52:17 ID:vbiQ+c7+
PSPに出るエルミナージュ2ってRPGが素敵すぎる
ttp://www.s-f.co.jp/soft/psp/elminage2/
公式の「結婚相談所」によると、プレイヤーキャラクターとモンスターで
結婚してモンスターの能力を持った子供を作れるらしい
397名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 00:41:13 ID:xMbaN8bZ
俺屍の時の倫理規定はなんだったんだよ…w
398名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 21:13:05 ID:G3fMKShM
>397
PS一人勝ち、SCE笑いとまらねぇ時代のソフトと、PS3一人負け、頼みの綱はPSPのみの
崖っぷちもうやめてSCEのライフはとっくに0よ!な時代とじゃソフトハウスに対する
発言力なんて考えるまでもない
399名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 21:49:07 ID:MwbbTeZH
任天堂以外にどこか儲けてるところあったっけ
400名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 22:05:16 ID:3qqQZawO
ゲハに構うな
401名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 22:35:50 ID:slpPgPSd
>396
これ、結婚(和姦)だけでしか子作りできないってのが惜しいな
パーティー全滅させられたら女性キャラがモンスターに孕まされて、
その時生ませられた子供らでコンテニューとかだったら3本位買ってた
402走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 22:52:54 ID:heUzWeC4
>>303-310 続き

 大歓声の中、目の前に居る妙に感情豊かな“触手”を眺めて王はほくそ笑んだ。

―――どうやら、わしの勘も捨てたものではないらしい。

 なるほど、わが子との繋がりが一瞬絶たれたのは、こういう訳であったかと、ひとり合点する。
何度試してみても上手くいかなかった実験が、このような形で実を結ぶとは思ってもみなかった。
 触手を定着させた者の中で、人格を保ち続ける者は千の内一人程度は出るのだが、
そのひとりも我が身を儚んで自害するか、または自身の醜い心の奥底を見せ付けられ発狂するのみ。
試行錯誤に疲れ果て、とっくの昔に諦めていたのだが……ただの戯れが役に立つこともあるのだな。
 詰まる所、宿主の方の資質が主たる要因だったわけだ。
わしはずっと“子種”の性質にばかり着目していたが、全く見当違いも甚だしい。
連中が遅れてやってきた原因も、あのじゃじゃ馬ではなく、元々は単なる保険でしかない娘の方にあった。

―――面白い。主導権を握っていたのは、主役ではなく、脇役だったということか。

 王の興味は既に姉から妹の方へと移っている。得難い幸運に柄にもなく興奮して、そわそわしていると、
主人の異変を察知して、一見するとリスのぬいぐるみに見えなくもない元使い魔の秘書が、伝心で語りかけてきた。
「なにかおさがしですか?」
 なにも、と短く答える。そう、もはや探す必要などどこにもない。

―――求めていたものは、少し触手を伸ばせば手に入る所にあるのだから。

 初めて見る“同類”は華奢で、どことなく手折られた野薔薇を思わせる。
優雅だが野性味溢れ、繊細だが荒削り、力強いが儚さが付き纏う……
本来ならば、悠久の流れの中で雨露の如く消え逝くさだめの清い魂が、永久への切符を手に入れたのだ。
 これから彼女が、何を考え、何を選び、何を成し、何を捨てるのか?興味は尽きない。
もし、王が人の姿形をしていれば、その眼差しはこんな風に表現されたことだろう。

“まるで、待ち焦がれた想い人を見るようであった……”と。

『魔道具は大きく分けて、

・術者の能力を補助する物
・特定の合図で特殊な能力を発揮する物
・特別な目的の為に自立的に作動し続ける物

の三つに分類されます。この中で最も扱いが難しいのが二番目の、特定の合図で特殊な能力を発揮する魔道具です。
もちろん、魔道具によって難易度が違いますから一概には言えませんが、あくまで目安だと考えてください。
ここでは、その取り扱いの基礎的な事柄について学んでいきましょう。
 「合図」とは呪文や魔方陣、贄、触媒等のことを指します。簡単に言えばパスワードのようなものです。
ですから、正確に入力しなければ術は発動しません。呪文であれば言葉自体の正確さだけではなく、スピードや抑揚、
息継ぎのタイミングなどが求められます。シビアな物だと声質まで限定されますが、この場合は魔法で補助するしかありません。
 次に魔方陣です。図の正確さは当然として、用いる塗料、方角や海抜、地脈との位置関係等は確実に押さえて置く必要があります。
贄や触媒についても同様で、動物の種類はもちろん月齢や健康状態、毛並みや皮膚の模様に至るまでチェックしてください。
石や鉱物なら、産地やカットの仕方、分量、不純物の割合等に気をつけてください。
 網羅的に述べてきましたが、術者の遺伝的形質や、時間や場所を指定する魔道具については入門的内容を超えるので、
この本では扱いません。さらに学習したい読者のために、巻末に参考文献リストを設けてあります。
 ここで扱うのは比較的融通の利く初心者向けの魔道具ですが、決して手を抜こうなどとは思わない事です。
例えばコンピュータ等では、パスワードを間違えても、再入力を求められるだけですが、魔道具には常に暴走の危険が付き纏います。
魔道具に対しては、必ず適度な緊張を持って相対するようにしましょう。
 ほぼ全ての魔道具は、周囲の状況を正確に把握するための感覚器官と、記録能力を備えています。
魔道具はいつもマスターである、あなたを見ているのです。』

―――魔法学院指定教科書「魔道具入門」より
403走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 22:53:44 ID:heUzWeC4
 「なっ!?」
 少女が絶句する。意表を突かれたのは触手たちも同じのようで、不信と期待のさざなみが同時に広がった。
その場に居る全ての者の意を受けて、触手の王が語りかける。
「新しきものよ。何が望みか?」
「愚姉に慈悲を。公平な裁きを。」
 間髪入れず妹は答えた。一拍の間の後、触手は子供を諭す調子で言う。
「その者は使い魔を失い、既に裁かれておる。その上、わしはその者に“遅れてくれば許す”と言った。
わかるであろう?ここの長として約定を違えるわけにはいかぬ。まあ、ここを出た後、どこの誰が煮て食おうが、焼いて食おうが……」
 わしの知った事ではない、という言葉は、妹に遮られた。
「決を採って頂きたく存じます。」
 新参者に似つかわしくない毅然とした態度に気圧されたのか、王は妹にだけ聞こえるように小さな声で囁いた。
「……その意味する所はわかっておろうな?そなたの姉であろう?」
 何も答えず、王に軽く一礼し非礼を詫びた後、くるりと振り返り居並ぶ触手たちに呼びかけた。
「私は愚姉が救いがたき淫売であることを、諸兄の眼前で証明致します!」
 少女は激昂した。
「ふ、ふざけるな!!淫乱だの、淫売だの、姉を変態呼ばわりするとは、どういうつもりだっ!!
事と次第によっては、実の妹とはいえ、容赦はせぬぞ!そもそも、あんな事をして許されると…………?」
 広い議事堂に、少女の声だけが空しく響き渡る。いつの間にか触手たちのどよめきは、ぴたりと収まっていた。
奇妙な空気に居心地の悪さを感じ、少女が口をつぐむ。代わりに場を支配したのは、観客のひそひそ話だった。

「アレか?」「アレだな……」「アレだ〜!」「アレだよっ!だよっ!」「アレ、ヒサシブリ……」

 触手たちの様子に、ただならぬものを感じ取り、急速に怒りの炎が勢いをなくす。
少女の第六感は、これからろくでも無い事が始まるのだと告げていた。
焦慮に駆られた少女は妹の心に訴えかけるような調子で言う。
「な、なあ?何が気に入らないんだ?なぜ、そんなに怒っている?」
 妹は、きょとんと可愛く小首をかしげて、姉を不思議そうに、まじまじ見つめた。
少女はその無遠慮な視線を受けて、ようやく自身のあられもない姿勢に気付いたのか、慌てて足を閉じ女の子座りする。
股間を実の姉妹の視界から秘すべく、太ももの間に両の手を滑り込ませた。
恥ずかしげに、もじもじ身動ぎする度、両手に押し出された柔らかな腿肉が震え、ニーソックスに厭らしい皺を作る。
 粘液と自身の淫らな分泌物に塗れ、てかてか光るレオタードを見て、
自分がこれまで憎むべき敵の前で、どれほどの醜態を晒してきたのかを無理矢理認識させられた。
俯いたまま羞恥に耳まで真っ赤になる姉を見つめながら、妹は誰に言うともなく小さく小さく呟く。

「怒り……?それって、なんでしたっけ?」

「え……っ?」
 少女は不意を衝かれ、二の句が継げない。
はっとして顔を上げると、そこには何か大事なことを思い出そうとしているかの様に、額へ手をやっている妹の姿があった。
長年連れ添ってきた姉の目から見て、それは決して演技などではなく、

―――今の、妹は、本当に、何を、言われたのか、理解して、いない―――

 妹は“怒り”という感情そのものを思い出そうとしていた。
精神の触手化が進行し、感情を失いかけているのだ。
妹が妹で無くなっていく光景に、恐怖で少女の背筋が凍りつく。
「そうか、そなたも人の世を捨てるか……幼き者よ、ならば何も言うまい。わしもそなたと共に愉しむとしよう……」
 無力感に打ち拉がれる少女には目もくれずに、ぶつぶつ独り言を言っていた王が、大声を張り上げた。
「決を採る!この新しき同胞の提案に、異議有る者は申し出よ!」
「異議なし!!!!」
 即座に熱狂的な反応が返ってきた。少女は床にへたり込んだまま、びくんと体を震わせる。
妹はこれからどうなってしまうのか?自分はこれから何をされてしまうのか?おぞましい未来ばかりが、浮かんでは消える。
―――しっかりしろ!ここで諦めて何とする!?まだ、急げば間に合う筈だ。隙を見逃すな!やつらに従い、勝機を窺え!
 ぱしんっ!両手で頬を張り、気合を入れた。気丈にも、よろよろ立ち上がり王を射殺さんばかりに睨みつける。
「どんな姦計を巡らせているかは知らぬが、私は決して屈しない!さあ、何が望みだ?言ってみるがいい!!」
 妹が姉の悲痛な覚悟を、せせら嗤う。
「ずいぶんと威勢のいい被告ですね♪勢い余って、噛み付かれると困りますから……まずは身体検査では如何ですか?皆さん♪」
404走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 22:54:22 ID:heUzWeC4
 触手たちが異議なしと答えると同時に、議席を放射状に分割している石造りの階段から、うねうね触手が湧き出してくる。
ものの数分で、禍々しい触手の平均台が形作られた。その数、階段と同数の十。
―――身体検査と聞いて、嫌な予感はしていたが……これは、もしや……
「これから被告には皆さんに良く見えるように、議場を回っていただきます♪」
 やはりそう来たかと少女は歯噛みする。せめてもの抵抗、
「もし、嫌だと言ったら?」
「その時は再審を受ける意思無しとみなして、速やかに処理されますが?」
 冷たい“処理”という単語に、ぞっとする。何をされるのか想像に難くない。
苗床にされるか、体を改造されるか、精神を壊されるか、少なくとも戦う事など出来はしないだろう。
妹の体を思えば、一刻を争うが、今戦えば返り討ちが関の山だ。まだカードが足りない……従順な振りをして“その時”を待つしかない。
 わかったと一言吐き捨てると、少女を辱めようと手ぐすね引いて待っている責め具の方へ赴く。
触手の平均台、いや三角木馬は、近くで見ると実に醜悪な代物だった。色は腐った臓物を連想させるどす黒いピンクで、嫌悪感を誘う。
動物や人間の鼻やら口やら目やら耳やらが無秩序に融合し、止まる事を忘れたように、うぞうぞ蠢いていた。
高さは丁度腰のところ、足を開いて目いっぱい爪先立ちすれば何とか立っていられるだろう。
妹は少女に“議場を回れ”と言った。二十メートル以上の階段を、昇り降りそれぞれ五回……過酷な道程を思うと眩暈すら覚える。
 少女は悲壮な決意を胸に、両手で股間を覆い肉の台に跨った。じゅわっと染み出した粘液が指の間をすり抜けて秘所を濡らす。
歯を食い縛って、一段目の階段を登ろうとした、その時だった。
「被告は手を服に触れてはいけません!これは、し♪ん♪た♪い♪け♪ん♪さ♪なんですよ?」
 少女の顔が、ぴくぴく引き攣る。
「くっ!」
 グローブ越しに伝わってくる触手の感触は、ぬめった挽肉に似ていた。もし本当にただの挽肉だったら、どれほど少女は感謝しただろう?
貪欲な触手たちは、指と指の間の小さな隙間すら蹂躙せんと、その身を捻じ込んでくる。
指の一本一本を舌で丹念にしゃぶられている様で、なんだかこそばゆくって、気持ちよく感じると同時に怖気を奮う。
少女が僅かでも手の力を抜けば、たちまち恥ずかしい場所まで浸透してくるに違いない。
こうして、ほんの少しだけ目の前の触手のことを意識しただけで、子宮がじくじくして愛液を垂れ流してしまう。
そんな状態で、生暖かい腐った肉に極薄生地の守りだけを頼りに身を任せるなど……正気の沙汰ではない。
―――こんな状態で、手を離さねばならぬとは……ど、どこまで人を嬲るつもりなのか?
 もちろん少女に選択権など無い。後ろを向こうと体を捻ると、余計な力があそこに掛かってしまうので、
憎憎しげな視線をぶつける事すらできず、屈辱を甘んじて受け入れた。
「わ、わかった……んっっく!これ……で……ぁん♥……満足……か……?」
 少女は素直に指示に従い、両手を頭の後ろに組んだ。張りのある双房が強調され、白蛭が丸く噛み破いたレオタードから、
ぴょこんと飛び出した乳首の根元が生地に、ぎゅうぎゅう引き絞られる。
無防備な白い両腋や、艶かしく腹にぴっちり張り付いた薄生地に浮き出る臍も、側面に座る触手たちの視線に曝された。
 もっと哀れなのは、心許ない極薄の生地だけを隔てて、薄気味悪い肉の塊と対峙する羽目になった秘裂だ。
意地悪く、ぎりぎりの高さに調節してある為、段差を登る際には片足を踏み出し、自らあそこを触手に押し付けねばならない。
「ふんっくぅっ―――♥!くぁ!!」
 クレヴァスに肉瘤を強く喰いこませた状態で、もう片方の足を引き寄せると、前の穴と尻の穴を結ぶ敏感な場所全体を削られる。
「あうううぅぅう〜っ!!んんっ♥!んんんんんんん〜〜っ!」
 足を止めている間も、ぴくぴく不規則に痙攣する肉突起に淫肉を虐められるので、気の休まる時がない。
「ひんっ!ひぃんっ!!ひぁ……ひああああ!!」
 どんなに気を張って、自分の体を制御しようと思っても、軽く絶頂する度に背筋は反り、足は痙攣を起こす。
そうすると当然、深く股間を擦り付ける結果となってしまい、絶頂へのハードルが下がってしまう。
歩を進めるごとに一歩あたりの絶頂の回数が増えていく。
「イっ!イっひ……ぅぁ、ま、またイっ―――♥!!」
 それでも少女は小刻みにイきながら歩き続ける。歩き続けざるをえないと言っていい。
なぜならば、一度一度の絶頂が、あまりに軽いものであることに起因する。
405走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 22:55:07 ID:heUzWeC4
 もし、少女が一度でも深く絶頂を迎えてしまえば、その時点でこの茶番劇は終幕となる。
甘美感に酔った少女は、心地よい触手のベッドに身を横たえ、気が狂うまで延々と快楽を貪り続けるだろう。
 例えば、白蛭に噛まれ続けたせいで未だに毒が抜けきらず、痛々しく充血している勃起乳首などを抓られれば、
盛大に潮を吹いて腰砕けになるはずだ。そうなれば、少女は抗うことなど無駄であると悟り、敗北を受け入れるに違いない。
 堕ちてしまえば、どんなに楽か……少女の身体は崖っぷちの所まで追い詰められながらも、なんとか小康状態を保ち続けさせられている。
とめどなく滴る愛液が肉と肉の間で、くちゅくちゅ、やけに大きな音を立て、少女の精神を責め苛んだ。
愛液のことを考えると、どうしても“匂い”を意識してしまう。発情しきった自分の“メスの匂い”が妙に濃く感じられて、咽そうになる。
―――な、なん……で、いつもみたいに、襲って……こないん……だ?
 好色な触手たちは、先程から少女を観察するばかりで指一本、触手一本触れようとはしない。
それが強気な生贄を苦しめる最も有効な方策であると理解しているからだ。
―――もうちょっと……もう少しだけ強く、あそこを……だ、だめだっ!!馬鹿な事を考えるな!!
 少女は危険な妄想に取り憑かれまいと、弱々しくかぶりを振る。陥落寸前の体を、なけなしの克己心が支えていた。
陥落寸前といっても、禁呪のおかげで体力は有り余っている。異常性感が残っているので万全とまでは言いがたいが、
少女を苦しめていた触手バイブは、未だに酒によるダメージを克服できておらず静かなもので、今なら魔物と一戦交える事すら可能だった。
 だが、それ故に通常であれば疲れ果てて脳が無意識に遮断してしまう快楽信号すら鮮明に感じ取ってしまう。
「はぁんっ♥ひゃうっ♥うみゅぅ……はひっ!!」
 快感の曲線は、グラフの原点から生まれてすぐに低い天頂に達し、即座に下降する。すると間を置かずに次の曲線が現れ、再び没する。
決して少女を満足させる事のない実に弱い絶頂なのだが、連続して味わわされてしまうので、あそこから意識を逸らす事ができない。
小さな波が幾度も押し寄せては、堅牢な精神の防壁を梳る。甘い誘惑が少女の心を少しずつ蚕食していく。
「ぁっ……ふ……ぅん♥」
 ほんの少し足の力を抜き、股間を押し付けるだけでよい。秘唇に軽く肉突起を喰い込ませ、クリトリスを押し潰すだけでいい。
たったそれだけで、とろとろにほぐされた少女の体は、思う存分イクことができるだろう。
 だが、それは少女のプライドが許さない。正義の魔法少女として、自分から敗北を招き入れる事など、どうして出来ようか?
―――ま、また……こんな、中途半端にぃ……ち、違っ!で、も……次こ……そ……
 歩みを一瞬でも止めてしまったら、限界が近い体は少女の意思を無視して自慰に没頭する事など分かりきっている。
故に、少女に残された選択肢は妹の指示に従って淫らな行進を続ける事だけだった。
 だが、弱りきった精神力では、欲望を完全に抑えるつけることなど出来はしない。言葉はなくとも、だらしないイき顔が雄弁に物語っている。
次こそは満足のいく法悦が得られるかも知れない……少女の踏み出す一歩一歩には、そんな浅ましい希望が秘められていた。
「も、もうちょっとで……んぁ♥う、上までイっ!イけ……行け……る……は、早くぅ……行か……イかなくちゃ……んんん!!」
 少女の惨めな有り様は、鼻先に餌をぶら下げられて走らされる雌豚に等しい。しかし、どんなに足掻こうが豚の食欲が満たされる事はない。
そう、この責め苦の真に恐ろしい点は、生贄の精神と身体の状態を考慮に入れた上で構築されている事だった。
性格の悪い触手の三角木馬は、少女の動きを先読みして一定以上の刺激を与えないようにしているのだ。
敵の裏を掻こうとして従順な演技をしているつもりの少女は、実際の所、文字通り触手たちの掌の上で踊らされているのだった。
「あ、あと……一段、んぅうっ―――♥!はぁ……はぁ……はぁ……」
 半ば倒れこむ形で階段を登りつめた少女は、四つん這いのまま荒い息を吐く。結局、一度たりとも十分に登りつめる事は許されなかった。
鏡のように磨かれた大理石の床に、くっきり蕩けきった自分の顔が写りこむ。大きく開いた口の端から、涎が一筋伝い床を汚した。
―――わ、私……なんて顔を……くっ!このまま、流されてはならぬ!
 少女はグローブで乱暴に口許を拭うと、気を取り直して立ち上がろうとした―――しかし、その虚勢は腰砕けに終わる。
「ひ゛っ!?ひあぁぁああ〜!!」

406走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 22:56:19 ID:heUzWeC4
 敏感になった尻をぬめった何かに撫でられる感触に不意打ちされ、情けない悲鳴を上げてしまった。
―――卑劣な……こ、こんな状態でぇ……そんなところを……ゆ、許せぬ!覚えてい……えっ……?
 せめて殺意を込めた視線をぶつけようと振り向いた少女が目にしたのは、想像だにせぬ自分自身の裏切りだった。
見れば、まるで自我を獲得した別の生き物のように少女の腰が、くいくいと名残惜しげな様子で触手の壁に尻たぶで頬刷りを繰り返している。
 その時、タイミング良く触手たちがどっと沸いた。少女の姿は平均台の陰になっていて、触手たちには見えないはずだ。
それでも、少女は自分が嗤われているような気がして、頬だけでなく全身が火照ってしまう。
「ど、どうし……ぁんっ♥やめ、やめるんだ……んぁ♥だ、だめぇ……お尻止まらな……ひぃんっ♥!」
 スイッチが入ってしまった尻は、主人の意向を無視して触手の感触を愉しむ。いや、ここは本心に従ってというべきだろうか?
―――仕方……ない……あと少し……ほんの数回でいい……お、お尻を……ちゃんとイけば……わ、私はまだ、戦え……
 だが、無情にも待ち望んだ昇天の寸前に、冷や水を浴びせかける不届き者が、ここには居た。
「何時までそうしているんですか?休憩を許可した覚えはありませんけど……皆さんお忙しいんですから、早くしてくださいね♪」
 このまま忘我してしまえば、自分は足腰立たなくなってしまうだろう。そうなれば不審に思った触手たちが集まってくる。
ここで発情した猿のように尻を肉壁に擦り付けて、オナニーに没頭していたことなど、幼子が見ても明らかだ。
もし、触手たちや今の妹に見られたら……何を言われるか堪ったものではない。
「くぅ……」
 少女は自尊心を振り絞って、ふらふら立ち上がった。階段は、まだ九つある。こんな“入り口”で立ち止まるわけにはいかなかった。
壁に手をつきながら、隣の階段までたどり着く。今度は降りなので、尻の割れ目が脅威に曝される事になる。
少女は触手のぶよぶよした感覚をコスチュームで少しでも軽減する為に、布がきつく食い込んで露になっている尻へと指をやった。
「んっ……」
 ゆっくり引っ張ったつもりだったが、元々の面積が小さすぎるので前の割れ目に入り込み、敏感なところを圧迫してしまう。
冷たい指が火照った尻を優しく沿う感触も気持ちいい。さっさと直さないと、おかしな気分になってしまいそうだった。
 指先に力を込めた瞬間、
「服に手を触れてはならない、と言いませんでしたか!?」
「ひぅっ!!」
 突然、大きな声で怒鳴られて指を離してしまった。ゴムのように伸びたレオタードに、ぺちんと尻を叩かれ、奇妙な悲鳴が辺りに響いた。
布地は尻たぶの片方だけを中途半端に覆い、淫猥な彩を与える。全部露出していたときより、反っていやらしい姿になった。
「ふん……頭の悪い被告は、これだから困ります。次、触ったらペナルティですから覚えておいて下さいね♪
もっとも、そんな露出狂みたいな格好が服と呼べるかどうか疑問ですけれど……ふふふ♪」
「っっ!!」
 悪と闘うための聖なる衣装を悪し様に言われ、一瞬、頭に血が上る。ここで言い返しても、詮無きことと自分に言い聞かせ、
手を頭の後ろで組み直して恐る恐る触手の拷問台に跨ろうと足を上げる―――それは、あまりに浅慮な行為であった。
 さりっ……クリトリスとクレヴァスが荒い裏生地に擦れる。
「んぅっ♥!」
 少女のレオタードは先程の失敗に終わった食い込み直しのせいで、前から後ろに引っ張られる形になってしまっている。
ただでさえ傾斜の付いた三角木馬に生地を秘唇の奥深くまで咥えさせられていたのに、さらなる力が掛かったのだから堪らない。
よく伸びる生地は、強く引き絞られた弓の弦と同じ状態にあった。それが足を上げたはずみで、元の形に戻ろうと一気に肌の上を走ったのだ。
自分のコスチュームに犯される激感に堪えられず、バランスを崩して強かに尻を触手にぶつけた。
「きゃっひいぃぃいい〜!!」
 衝撃で、衆人環視にもかかわらず派手にイってしまい、あられもない嬌声を上げてしまった。
待ち望んでいた瞬間であった筈だが、不幸な事にそれは掛け値なしの“一瞬”であったため、少女に味わう余裕などない。
ぴくんっと首筋から足の先まで硬直したのは不幸中の幸いだった。尻と触手の間にできたほんの僅かな隙間が少女に立ち直る糸口を与えたのだ。
「んんっ!んん―――っ!」
 しかし、足の指だけで全体重を支えるという無理な姿勢が、何時までも続くわけが無く、少女は力尽き腰を下ろした。
407走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 22:57:20 ID:heUzWeC4
待ってましたとばかりに触手が美味しい獲物に喰らいつく。尻の割れ目を舐め、不浄の穴の敏感な出口を軽く抉った。
感覚の鋭敏さでいえばヴァギナの方が上だが、ほとんど露出しているアナルは勝るとも劣らぬ魔悦を少女に伝える。
少しでも接触を和らげようという少女の健気な抵抗は、完全な失敗に終わった。
 それでも、少女は諦めない。身を焼かれるような恥辱も、心を折るまでには至らない。どんな責め苦も、希望の炎を消せはしない。
魔を祓う断罪者の瞳には闘志が溢れていた。色濃く疲労を滲ませながらも、不適に笑ってみせる。
「こ、これくらい……んぁ♥たいしたことな……ぁんっ!な、ない……」
 自分の心を奮い立たせるために気丈な言葉を吐く少女であったが、あながち根拠の無い強がりというわけでもない。
苛烈な陵辱や、陰惨な調教をその身に刻んできた少女には、自分の限界が分かりすぎるほどに分かっていた。
この程度の責めでは、快楽慣れした淫らな体を堕とすことなど、永遠に出来はしない……と。

―――そう、この程度であれば……だが、これは悪夢の入り口に過ぎなかった―――

 階段を踏み外す事の無いよう、足元をしっかり見つめようと視線を動かした時だった。悦びの涙でぼやけた視界に何かが映りこむ。
―――なん……だ……?
 少女の直感は、見てはならぬ、気付いてはならぬと、しきりに警鐘を鳴らしていた。危機感や恐怖は、時として逆に作用する。
この場合がそうだ、生存本能が反って仇となった。怖いもの見たさで、視線を逸らす事ができない。

「あ……あっ……あああああああああああああ!!!」

 正面の白い大理石の壁がスクリーンの役割を果たし、恐るべき映像を映し出していた。まず仰ぎ見るアングルで、少女の正面と背面が。
黒いレオタードは一部のすき無くぴっちり肌に張り付き、張りのある胸や可愛い臍、引き締まった尻はもちろん、
艶かしい鎖骨や羽根のような肩甲骨、うっすら浮き出たあばら骨やすっきりした背骨ラインに至るまで、女体の美を余すことなく表現する。
―――わ、私……今まで……あんな、は、裸みたいな、格好、で……

「い、いや……いやああぁぁああ〜!!見るなっ!見るなぁぁああ―――っ!!!」

 そして分割された小さな領域が三つ、それぞれ顔と、あそこと、排泄口を拡大していた。
汗でべったり額に張り付いた前髪が、潤んだ瞳が、林檎のように紅く熟れた頬が、凛とした鼻が、しっとり濡れた唇が、
だらしなく開いた口から止め処なく溢れる唾液が、少女の淫らな本性を暴き立てる。
―――ぅ、ぁ……酷い、顔……あぁん♥涎、きたな、い……そん……な、私、悦んで、なん……か……

「ち、違うっ!違うの!!違う、ん……だ……こんなの、私じゃ……」

 股間の布地の大部分を咥え込まされた秘唇は、これでは物足りないと、くぱくぱ開閉を繰り返し、貪欲に餌をねだる。
恥丘のほとんどが丸見えになっている際どい状態のレオタードから、時折、小陰唇が見え隠れしていた。
親指の先ほどに醜く腫れたクリトリスも、さもしさでは負けていない。快楽は自分だけのものだと言わんばかりに、
薄生地を体に纏わりつかせて、ヴァギナと淫靡な綱引きをしていた。。
恥も外聞もなく快楽を求めるその浅ましい姿は、少女が発情した獣に身を堕とした事を意味する。
―――あ、あそこ……疼いて……あんな……恥ずかし……うああああ……止まんないよぉ……

「これ……はぁ♥き、貴様らの、媚薬のせいで……ぇ♥」

 可愛らしい窄まりがヒクつき、自分も前の口のように“ご褒美”を得ようと、必死に自己主張する。
 押し開かれた菊門の奥ではピンク色の直腸が通常とは反対向きに、出口から奥へと蠕動し、客人をもてなす準備をしていた。
うっすら脂肪を纏った尻肉は、期待に胸躍らせる子供のように頬を上気させ、ぷるぷる震えたまま、今か今かと淫虐を待ちわびる。
 もはや、全身性感帯と化した少女の体に、清い場所など、どこにも存在しないことは明らかだ。
―――あれ……が、私……の、お尻……なの……か?べ、別の生き物みたいに、動いて……るぅ……いやぁ……あんなのいやぁ……

「と、止まれっ!止まれえぇぇええ〜!!!だ、だめっ!だめぇ……止まらないよぅ……」

 少女は恥ずかしさのあまり、顔を両手で覆い、いやいやと子供のように顔を振った。指の隙間から屈辱と悦楽の涙が零れ落ちる。
視覚を絶ち、貝になってしまいたいと本気で願った。だが―――

 ぐちゅ……ぐちゅ……ぷしゃ……ぷしゃ……
408走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 22:58:02 ID:heUzWeC4
 淫らという言葉そのものの音が、少女の鼓膜を穿つ。発情しきったあそこから立ち上るフェロモンが、少女の鼻腔を狂わせる。
触覚も、視覚も、聴覚も、嗅覚も犯された。ああ、逃げ道が見つからない。
 なぜ私は女として生まれたのだろう?だらしないあそこ……こんな物さえなければ、苦しめられることもない。
糸と針で縫いつけてやれば、少しは静かになることだろう。
―――いやだ―――
 あぁ、音!そうだ……あの耳障りな音ったらない。
赤ん坊みたいに、だらだら垂れ流してみっともないったらありゃしない。こんな惨めな思いをするのなら、耳なんかいらない。
切り落として豚の餌にでもしてしまえばいい。私の肉にがっつく豚どもが目に浮かぶようだ。
―――いやだいやだ―――
 想像の中ですら薄汚い光景を見るしかないなんて、私の目はどうしてしまったんだろう?
きれいな物を映さない腐った瞳に存在価値なんかない。いっそ、目の玉を抉って踏み潰してしまおうか?
でも、ぐずぐずになった中身が零れて、腐臭を撒き散らすのはぞっとしない。
―――いやだいやだいやだ―――
 酷い匂いはもうたくさんだ。私は自分の匂いが大っ嫌いだ。今すぐにでも鼻を削ぎ落としてしまいたい。
―――いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ―――

「ぺちゃくちゃぺちゃくちゃと、上の口も下の口もうるさいですね〜♪法廷では静粛にして頂きたいものです!」
―――い……や……言わないでぇ……
「いい声で鳴くな〜」「おっぱい!おっぱい!」「本当に、まんこでしゃべってるみてぇだな……」「音、エロ過ぎだろ」
「ああ……心が洗われるようですね。」「キモチ ヨサソウ」「変態だ〜変態だ〜」「堪らん……もう一度言う。堪らん……」
 んぁ……ぇ……?
「それにこの匂いときたら!鼻が曲がってしまいそうですね♪いったい、何日お風呂に入ってないんですか?
もっとも、淫乱な被告の場合、洗ってもすぐにお漏らししちゃうでしょうけど♪」
―――あ……れ……?
「芳しいの〜若返るようじゃわ!」「汗の匂いに、おしっこの匂いに、愛液の匂い。全部好いなぁ〜」「おっぱい!おっぱい!」
「そうか?なんか俺気持ち悪くなってきちゃった……」「てめーの方が気持ち悪いってのっ!」「モット カギタイ」
―――こ、こんなの……おかしい……これって、まさ……か?
 少女は指を、ほんの少し開いて覗いてみる。肉の平均台から不規則に浮き出た、いくつもの目玉、鼻、耳は、ひとつの共通点を持っていた。
それは……全て少女の方を向いているということ。
 少女は思わず、決して誰にも聞こえない筈の小さな声で呟いていた。
「そ、そんな……それじゃ……今まで、私は……ぁ……」

「ええ、そうです。被告のご想像通り、何もかも筒抜けになってます♪そいつらはただの飾りなんかじゃありません。
その場所で、見たもの、聞いたもの、嗅いだものをそのまま皆様方へお伝えする優れものです♪おやおや、どうしたんですか?」

「いやだ……いやだ!いやだっ!いやだぁあぁ〜っ!!や、やめろぉ!!やめさせてえぇぇええ〜っ!!」
 残酷な真実を告げられた少女は恥辱に泣き叫ぶ。今の状態は、妹のみならず触手たち全員の顔が自身の股間と尻に押し付けられているに等しい。
知らず知らず、愛する妹が自分の穢れた両の穴を、清らかな舌で丹念に奉仕する光景を思い浮かべてしまった。危険な妄想が少女を狂わせる。

 ぐじゅっ……ぐっちゅ……ぐじゅぐじゅ……

「ふふふ……なんです?やめて欲しい?ふんっ……人にものを頼む前に、御自分の浅ましい腰振りをどうにかなさったらいかがです?
人前で娼婦みたいに腰をくねらせて……女として恥ずかしくないんですか?ああ、幻滅だわ♪」
「なっ!?お、お前、何を言って……あああ!?な、なんでお尻がぁ……ひぃぃいんっ!ひゃあぁぁんっ!!」
 理不尽な言いがかりに、妹の顔を睨みつけようと手の覆いを外したのは間違いだった。スクリーンに映し出された自分の姿が目に入る。
そこには、体中の穴という穴から恥ずかしい液体を垂れ流しながら、尻を触手に擦り付ける淫売が居た。
 色狂い―――まさしく、そう形容するしかない淫靡な光景に、少女は自然と神経を昂ぶらせる。
独立した生命体と化した淫らな腰は、懇願する主人の声など、どこ吹く風で快楽を貪る。惨めなダンスは止まるどころか、一気に加速した。

 じゅぷじゅぷっ!ぐじゅっ!!じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷっ!!

―――うあぁぁああっ!!そんなぁ……お、お願いだから……ぁ……言うこと聞いてよぅ……
409走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 22:59:13 ID:heUzWeC4
「あん♥こ、これは……う、嘘なの……あぁん♥私……こんなこと望んで……んぁっ!ゃんっ!んぅっ!ひん♥ひぃんっ♥!」
 誰に言うでもなく、うわ言の様に弁明を繰り返す少女に、妹が冷や水を浴びせる。
「ふ〜ん、そうなんですか?私たち、最初からずっと被告のこと見てましたけど……」
「ぇ……?ぁ……ぅ?」
 桃色の霧に惑う頭の中、不吉な予感がよぎった。
「さっきも同じ事してましたよね〜♪」
「っっっ!!!?」
 なぜ今まで、そのことに思い至らなかったのだろう?好色な触手たちが、あんな美味しい場面を見逃すはずがない。
先刻のタイミングの良いどよめきは、やはり少女に対する嘲笑だったのだ―――瀕死の重傷を負った少女の心に、妹が更なる追撃を企てる。
「あんな風に、はしたなく尻を振って肛門を触手に擦り付けるなんて……動物のマーキング?それとも求愛行動ってやつですか?
牝犬の癖に、やることは盛りのついたオスそのものですね……そんなに“それ”がお気に入りなら、お裾分けしましょうか?」
「っ―――!!くぅ……あ?ああ!?ふあぁぁああ〜♥!!」
 悔しげに引き結ばれた唇は、たった数秒で音を上げて、艶かしい嬌声を吐き出していた。
身を焦がす羞恥は、マゾヒストの少女にとって他の何にも換え難い最高の催淫剤だ。
ずっと焦らされ続け、体の奥底で静かに沸騰するしかなかった情欲のマグマが、ようやく逃げ場を見つけて狂喜する。
 待ち望んだ甘美な瞬間は、光を纏い魔を祓う闘士として、あまりに苦いものだった。

ぶしゃっ……ぶっしゃあぁぁああ〜!!!

 少女のあそこは始めに、びくっと一際大きく痙攣し、小さく潮を吹いた後、盛大に白濁した濃い液体をぶちまけた。
本当に人であるのかと訝るほどに大量の蜜が飛び散り、少女の痴態を映し出す目玉のひとつに、べったりこびり付いた。
巨大なスクリーンが白い涙で覆われ、壁の中で狂乱する少女はまるで、自身の潮に溺れているかのようだ。
 それに続くは、聞くに堪えぬ雌豚の嘶き。

「イ゛、イ゛、イ゛、イ゛グっ!イ゛グ!イ゛グ!イ゛グ!イ゛グ!イ゛グ!イ゛グっ!!イ゛っグぅぅぅぅぅぅぅぅっ〜!!!」

 触手の木馬にへばり付く無数の耳が淫らな音を増幅し、議場をピンク色の空気に染め上げる。
もはや少女の脳は蕩けきり、自身の言葉すら聞こえない。それだけが救いといえば救いだった。
すらりとした足が力を失い、がくがく震える。もう、少女の体重を支える事ができないのだ。
少女と共に幾多の危機を乗り越えてきた見事な足―――だが、今は無力な筋肉と骨と脂肪の塊でしかない。
「ふぁ……あぁ……」
―――だめ……も……う……ちから……でな……
 ふらりと上半身が揺れて前へと倒れる。一度横たわるが最後、二度と起き上がることの叶わぬ敗北の臥所が少女を待っていた。
拷問台は柔らかい羽毛のように、重量感のある二つの小山を受け止める。新しい玩具を手に入れた触手たちは、さっそく弄び始めた。
お椀の縁に細い肉紐を巡らせ、乳を搾るように締め上げる。
「ひぁ……♥やめ……ひぃんっ♥!イ、イったばっかりだからぁ……うみゅぅ……休まへれ……んっひゃぁあ〜♥!!」
 器用にも触手は一切、乳首には触れていない。恐らく、少女を焦らせてじっくり周辺から攻略する腹積もりなのだろう。
ところが、淫乱さでは少女の方が上手だった。恥辱に神経を限界まで昂ぶらされた少女の体は、穏やかな責めにも早々にギブアップしてしまう。
―――そ、そんな……嘘だ……また、わたしぃ……
「イっひぃぃいい〜っ!!イ、イった、ばっかり、なの、にぃ〜♥!また……まら、イっひゃうよぉ〜っ♥!!」
 うつ伏せのまま、あっさり二度目の深い絶頂を味わわされた。スクリーンには拡大された少女のイき顔が映し出されている。
息も絶え絶えといった様子の少女に、触手は止めの一撃を加えんとする。

くりゅっ!くりくりっ!くりゅりゅっ!

「♥っっ―――!!!!」
 三点への同時攻撃。少女は声も出せず身悶えする。上体が、背骨の折れる限界まで反らされた。
罪深き少女は、このまま泥に塗れ、底なし沼へと沈む定めか?

―――その時、神の奇跡がもたらされた―――

 少女の目が閉じられる寸前、ありえぬ者の存在を捉える。一見すると可愛いリスのぬいぐるみに見えなくもない小動物……少女の使い魔だ。
擦りガラスのように濁った少女の瞳に、光が宿った。

―――神は神でも、残酷で悪戯好きなバッカスの御技か―――
410走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 23:00:22 ID:heUzWeC4
 自分がこうして変身したままでいられるのだから、殺されてはいない事だけは分かっていた。
どこかに監禁され酷い事をされていなければ良いがと心配していたが、どうやら無事だったようだ。
大方、上手く抜け出して私を助けに、おっかなびっくりやって来たのだろう。
―――なんという忠義だ……友の前で、これ以上の醜態を晒すわけにはいかぬ!
 どこにこれほどの力が残されていたのか?少女は腕に力を込め、淫辱からの脱出を試みた。そうはさせじと、触手が乳首に絡みつく。
「はあぁぁあん♥!ち、乳首ぃ〜♥引っ張るにゃあぁ〜!ひぃん♥」
 先刻までの少女であれば、この時点で屈服していただろうが、今の少女は一味違った。
なにしろ、無二の友が自らの危険を顧みず見守ってくれているのだ。これ程心強い事はない。
少女は乳首でイキながらも、胸から触手を引っぺがすことに成功した。だが、妹の意思に従うだけの低級な触手にも意地がある。
最も手近で、最も敏感な弱点に攻撃を集中した。
「そ、そんにゃ……お豆まれ……くっひぃ♥!あ、諦め……諦めにゃい……んんんんっ!わ、わらひ、負けたくにゃいぃぃいい〜っ!!」

―――ここで諦めていれば、更なる地獄を味わう事もなかったかもしれない―――

 クリトリスに走る電撃に、腰が砕けそうになったとき、偶然使い魔と目が合った。
親しき友は少女が自分を見ていることに気付くと、ぞわっと毛を逆立てて物陰に隠れてしまう。
―――そうか……私を気遣ってくれるのだな……ありがとう、嬉しいよ。
…………もちろんそんな気はさらさら無く、単純に見つかって驚いたのが半分、ほんのちょっぴり後ろめたいのが半分なのだが、
少女に知る由も無い。知らぬが仏もいいとこなのだが、それでも御利益はあったらしく、少女の目に力が宿る。
淫核に未練たらしくしがみ付く触手たちを掴み、一気に引き千切った。
「あっひいぃぃいい―――っ♥!!!
 触手を取り去る衝撃までは殺せず、少女は気をやってしまう。大きく仰け反った姿勢で、ぴくぴく痙攣した。
ここで腰を落としてしまえば元の木阿弥とばかりに、死ぬ気で足腰に気合を注入する。
「ぁ……ふぅ……んぅ♥はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
 ようやく体勢を立て直す事ができた。厳しい言い方をすれば、スタートラインに戻ってこれただけに過ぎない。
少女を待ち受ける陵辱は、まだ始まったばかりなのだ。それでも少女は歓喜にしばし酔いしれた。
この勝利は触手たちにとって小さな敗北だったが、少女にとっては偉大な前進だった。
―――こ、これだけの責め苦に耐えられたんだ。私は負けない!必ず最後までやり通してみせる!そして、二人を助けるんだ!
 少女は真っ直ぐ前を向いて、啖呵を切った。
「この下衆どもが!んぁ♥わ、私の体を見たければ、いくらでも見るがいい!!ふぅん♥私は貴様らなどに屈したりなどしない!!」 
 少女は深呼吸して、全身のリズムを整える。数度の絶頂で敏感になった体を少しでも鎮めねばならない。
挑発とも取れる言葉は、少女の本音だったが同時に時間稼ぎでもあった。
「ほう?」
 触手の王が興味深げな声を上げる。この責め具を使われて、起き上がってきた者など、これまで居なかったのだ。
一方、妹はこの事態を想定していたのか、眉ひとつ動かさない。必死の思いで持ち直した少女に冷たく告げるのみ。
「休んでよいといった覚えはありません。さっさとなさい!」
「……ちぃっ!」
 少女は妹の勘の良さに舌打ちする。先のことを考えると、もうちょっと休んでおきたかったがしかたない。
少女は、のろのろ両手を頭の後ろで組んだ。登りで責められたのはあそこだったのが、今度は尻に換わるだけだ。
しかし、降りる場合は足元が良く見えないから、より注意が必要になる。これまでの数倍の集中力が求められる。
少女は、ゆっくり慎重に一歩目を踏み出した。
「くぁ……んひ……あぁん♥」
 さっそく甘い鼻声を議場全体に伝えられ、少女は耳まで真っ赤になるが、決して歩みを止めようとはしなかった。
なぜなら、今の少女は孤独ではないからだ。友が見守ってくれると思うだけで、なんだか力が涌いてきた。
 諦めない、助けるんだ、諦めない、助けるんだ、そう自分に言い聞かせるように、小さく呟きながら歩き続ける。
足を踏み外しそうになった、腰が抜けて立てなくなった、実の妹に身を切られるような言葉で詰られた、気を抜けば自慰をしそうになった。
挫けそうになる度に、かけがえの無い友の愛くるしい姿と、小さかった頃の妹の無邪気な笑顔を思い浮かべると、勇気が出てくる。

411走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 23:01:33 ID:heUzWeC4
時間は掛かるが必ず最後までやれると、少女は確信しつつあった。

 ようやく折り返し地点の五つ目の階段を登っている時、それは、起きた―――
「ぅ……えぅ……っ?」
 突然、視界がぐにゃりと歪む。
―――あ、れ……なん、で……?
 不安定な足場で数歩たたらを踏む。運よく転げ落ちることは無かったものの、一息に数段登ってしまった。
当然、秘裂を強く触手に擦られる事になる。ペースは完全に崩れた。少女は自身に課せられる、試練に身を竦める。
「ぐっ…………!ん?な、なんだ?なんとも、な……イ゛っっ―――♥!!!?」
 一拍遅れて、凄まじい波が襲ってきた。目の前に火花が散る。ちょっと強くあそこを擦ったというだけでは、説明のつかない衝撃だ。
何が起きたのかわからぬまま、少女は腰が一瞬浮くほどの激感に耐えねばならなかった。
「ひっ!!ぐぅ……っ!!何が……あっひいぃぃ〜!!」
 がくがく上半身が揺らされて、つんと上を向いた双房が淫らな舞踏を演じる。最も悲惨なのはレオタードの穴から頭を覗かせている乳首だ。
根元を生地に締め付けられている為、激しい上下運動の影響をそのまま被ってしまう。胸が一回揺れる毎に、両方の乳首が絶頂する。
「あぅっ!む、胸ぇ……んひっ!きゃっふぅ〜♥!!」
―――何が、起こって……うあぁ……だ、だめだ……乳首なんとかしない、と……
 頭の後ろで組んでいた手を解き、胸を鷲掴みする。原因不明の快感は後回しにして、乳悦だけでも抑えようとする行動だったが逆効果だった。
くにっと、両乳首が同時に掌に押し潰される。
「し、しまっ……くっひいぃぃい!!イク、イク、イックぅ〜!!」
「あはははははは!どうしました?急に腰を振ったと思ったら、いきなり胸を揉むなんて……ああ、もしかして発情してます?
そんなモノ相手にセックスでもしてるつもりなんですか?ふふっ被告は最低の雌豚ですねっ♪」
 妹の容赦ない罵倒に反応することすら出来ず、がくんと首が前に折れる―――結果として少女は不可思議な現象の原因を悟ることになった。
―――そう、か……これ、はぁ……
 見れば、触手の平均台が上から下の方向に、ぐねぐね蠕動していたのだ。頂上から生まれた触手の波が加速をつけて、
少女の秘所に体当たりをぶちかます。飛び散る愛液が衝撃の凄まじさを物語る。腰が浮いたと感じたのは錯覚ではなく、単なる事実だった。
「こんなぁ……ひぃんっ!!ひ、ひど……みゃうっ!!やめ、やめへ……ひゃあぁぁあ!!!」
 胸を揉み、背筋を仰け反らせたままの恥ずかしい姿勢で、少女は流れに押し流されるようにして二段後退した。
足を踏み外さなかったのは奇跡だった。いや、悪魔の気まぐれと言うべきか?転げ落ちていれば、これほどの淫虐に曝されずに済んだのだから。
少女の使命感はそれ以上の後退を許さず、健気な足は不幸を一身に背負い、痙攣しながらもその場で踏みとどまった。
「んあぁぁあああ……や、やめ……ぁんっ!やめりょおぉ〜♥きゃふぅ……ひ、卑怯りゃ……あぁんっ♥!!」
 胸を押さえる手を固定する事ができず、掌の中で乳がぐにぐに暴れた。取り押さえようと必死に指先へと力を送るが、
汗で滑って上手くいかない。結果、指の間から柔らかい乳肉をはみ出させて淫らに踊る、少女の痴態が衆目に曝されることになる。
妹の“胸を揉んでいる”という揶揄は、もはや揶揄ではなかった。

「胸が手の中でシャッキリポンと踊るようだ!」「素晴らしい……」「おっぱい!おっぱい!」「早く食べたいなぁ〜」
「なんだただの変態か……いいなっ!!」「オドリ モット ミセロ……」「大丈夫か?アレ……死にそうになってんぜ?」

―――こ、このままじゃ……だめだ。あそこ……壊れちゃう……うああああ……
 もう限界だった。無意識の内に少女は股間へと手を伸ばす。敏感な場所を苛烈な攻撃から守ろうと、恥丘全体を手で覆う。
今度は願い通りに、衝撃を緩和できた。触手の波は想像以上に大きく、完全に力を殺すことはできない。
波が押し寄せる度に指が秘唇に食い込んでしまうが、それでも直接触手をあそこに叩きつけられるよりは、ずっとマシだった。
少女は卑怯な不意打ちによる混乱から、ようやく脱したかに見えた。

―――少女は最悪のミスを犯した―――

「…………服に触りましたね?被告……覚悟はいいですか?」
 肩で息をする少女に静かに告げる妹の声は、怒っているような、喜んでいるような、哀しんでいるような、なんとも不思議な音色をしていた。
少女は正気に戻ったばかりで、状況が全く理解できない。
「ふぇ……?」
412走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 23:02:39 ID:heUzWeC4
 未だ連続絶頂の余韻に浸っている頭では、後ろからの妹の声に反応して間抜けな返事を返すので精一杯だ。
妹は噛んで含めるように姉に言い渡した。
「服に触りましたね?あれだけ、やるなと言ったのに……今すぐ手を離しなさい!」
 自身を鞭打つ言葉が染み入るように、蕩け切った脳へと浸透してくる。理解するまで数秒の時間が必要だった。
少女の目が恐怖に大きく見開かれる。
「そ……んな……それって……む、無理……だ……そん、なの……無理……」
 いやいやと首を振る少女の顔は、絶望で壊れかけの笑みを浮かべている。今まで通り手を離して歩く……想像するだけでぞっとする。
こうして手であそこを防御していても、進むどころか立っているだけでやっとなのだ。どう考えても不可能だ。
恐怖で体が竦み、全身がぶるぶる震えてきた。妹はそんな姉の後姿を見て冷笑する。
「ふぅん……反抗するつもりですか……じゃあ、しかたありませんね〜♪」
 何が“しかたない”のだろう?どんな事をされるのだろう?これ以上何を望むのだろう?私を本気でイキ殺すつもりなのか?
少女の心は不安で押し潰されそうになった。プライドをかなぐり捨てて哀願する。
「お、お願、い、だか……ら……も、う……酷い、こ、と……しな、い……でぇ……」
「だぁ〜めっ!♪はいっ!ペナルティ決定〜♪」
 ぱちんっ!妹が指を鳴らす。少女の足元から青大将ほどの大きさのミミズが二匹出現した。
二匹はそれぞれ少女の両足に絡みつき、付け根目指して這い登ってくる。少女は、それをただ見ていることしか出来ない。
三角木馬の頂に到着したミミズは、目の前にある甘い果実には目もくれず、それを守る少女の手首に巻き付いた。
「ひっ!!」
 少女に絶望感を味わわせるべく、じっくり時間をかけて熟れた体をよじ登る。
股間から手を離すまいと必死に抵抗したが、触手と力比べで敵うはずもなく、徐々に手で覆う面積は減っていった。
そして、最後までクリトリスを守っていた、いじらしい中指も排除される。待ってましたとばかりに、触手が剥き出しのあそこを襲う。
「♥っ―――!!!」
 少女は声も出せず悶絶した。動いていないのに、立っているだけなのに、巨大な快感が全身を駆け巡る。
強烈な絶頂の津波は、一定の周期を保ちつつ、連続して押し寄せた。
「あひんっ!!ひんっ!!ひうぅ〜!!きゃうっ!!イっ!!イっひいぃぃいい〜っ!!!」
「ふふふ……な〜んだ。楽しそうじゃありませんか?これじゃあ、お仕置きにならないですね♪よしっ!こうしましょう♪」
 イクことで頭の中が一杯になって、妹の声が聞こえない。だから異変を感じたのは、しばらく経ってからだった。
―――あ、れ……?暗……い……?
 少女の視界が闇に包まれた。いや、正確には触手に包まれたのだ。巨大なミミズは少女の手を三度頭の後ろに組ませ、
そのまま少女の目を覆い隠したのだった。ぴとっと顔面に張り付く触手の感触に鳥肌が立つ―――ミミズの腹がうねった。
「い、いやっ!!いやあぁぁああ!!取って!これ取ってぇええぇぇ!!!」
「い、や、で、す、よ♪可愛いじゃありませんか、ソ、レ♪被告にはそのまま頑張ってもらいましょう!」
 目が見えない状態で、ずっとイキっぱなしの状態で、顔に触手を巻きつかせたままの状態で、歩けというのだ。
全身の震えが止まらない。無力感に苛まれながらも、少女は気力を振り絞って一歩踏み出した。
「あ゛っ♥!う゛あ゛っ♥!!あ゛♥あ゛♥あ゛♥あ゛♥あ゛♥〜っ!!!」
 運悪く、波と交差するタイミングで足を踏み出したのだから堪らない。これまでで最大規模の絶頂が少女に牙を剥く。
―――も、う、だ、め……ち、か、ら……で、な、い……
 少女が諦めかけたその時だった。再び使い魔と妹の顔が脳裏に浮かぶ。少女は三度持ち直した。
「ら、め……な、の……あ、き、ら、め……た、ら、ぁ……ら、め……そ、そこ、らめぇ〜♥」
 嬌声と汗と愛液を撒き散らしながら、少女は階段を登り始めた。気力などとっくに尽きているのに、何かに急き立てられるようにして歩く。
一段、また一段、階段を登る度に少女の心は泣き叫ぶ。

 諦めよう、負けを認めよう、どうなってもいい、休みたい、もういやだ、誰か助けて、お願い許して、いっそ殺して……
413走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 23:03:26 ID:heUzWeC4
 そう思う度に、可愛い従者のことが頭に浮かんで来て、萎えた心に活が入り、堕ちかけの少女は疲弊したまま抗い続けねばならない。
電池が切れ、動かなくなったぼろぼろの玩具を、無理矢理充電して完全に壊れるまで弄ぶ―――
もはや少女の使い魔に対する友情は、呪いと呼ぶに相応しいものに成り果てていた。妄執に引き摺られるようにして頂上までたどり着く。
「んうぅぅうう〜!!んっはぁ〜♥ぅ……ぇ……?」
 これまでずっと少女は脳の片隅で段を数えていた。そうすると少しでも気が紛れるからだ。この段が階段の最後で間違いない。
だが……股間を蹂躙する淫虐が去ってくれない。触手の三角木馬は、まだ続いている。
「あれれっ?……どうしました?目が見えない被告が可哀相で、ソレ全部繋げちゃいました♪これなら何の問題もないですよね?」
 妹は楽しげに、くすくす嗤う。
「そんにゃあぁ……うみゅうぅぅうう〜♥!!」
 つまり、これからは一時たりとも休憩は許されないということだ。少女の心が絶望に塗りつぶされそうになる。
ところが即座に友の顔が浮かんできて、根拠のない希望を無理矢理抱かされてしまう。
―――こ、このくらい……へい、き……わたし……ま、だ……がん、ば、れ……る……
 少女は暗闇の中、自身を責める魔の道具だけを頼りに苦行を続けた。
「ひんっ!ひんっ!ひぃんっ!!ぁぅっ!?ひいぃぃいっ!!ひぃっぐぅぅうう!!!」
 足を踏み外した。肛門を触手に思いっきり抉られ、思いっきり絶頂した。普通の人間なら失神してもおかしくない量の快楽信号。
腸液と潮を盛大に噴出しながらも、少女は意識を保っていた。保たされていた。
―――だ、い、じょう、ぶ……だ、い、じょう、ぶ……
 何度心が死んでも、そのつど蘇って、のろのろ歩く―――今の少女は、ゾンビそのものだった。
 階段を降りる。今度は津波が背後から押し寄せてきた。尻の割れ目に沿って、触手の波が通過するのを感じる。
「あうっ!あうっ!あうぅ……」
 使命感が暴走し、足が止まらない。これ以上続ければ、理性や感情諸共、心の全てが崩壊すると分かっていながら止められない。
少女はミミズの腹の下で、瞳が傷つくことも厭わず、目を見開いていた。
もし触手が居なければ、その瞳は狂気を湛えていることが誰の目にも見て取れただろう。
 幼くして死んだ子供は賽の河原で鬼に石を積まされると言う。石の塔を完成させれば、愛する両親に再び合えると信じて。
だが、決してその願いは叶わない。塔が完成に近付くと、鬼が崩してしまうからだ。今の少女がそれだった。

―――ま、だ……なの……?まだ……終わら、ない、の……?

 もうどれくらい歩いたのか分からない。これで何段目だろう?そもそも、自分は今、登っているのか降りているのかすら分からない。
でも、歩き続けなければならない。それが自分に出来るせめてもの―――
「あ゛ひ゛っ―――!!!!」
 突如、少女が仰け反った。背筋が仰け反る事は、これまでに何度も有ったが、今回は尋常ではない角度で、頭の天辺が台に接触している。
少女は知覚する事すらできなかったが、触手の津波が前方と後方同時に押し寄せたのだ。
これまで、一定の方向からの攻撃に慣らされてきた少女の体はひとたまりも無かった。
致命的な一撃……足の筋肉が麻痺し、その場にへなへな崩れ落ちる。

―――お、落ちる……堕ち、ちゃ、ぅ……
414走ってない魔法少女(仮):2009/06/01(月) 23:03:56 ID:heUzWeC4
 受身も取れず、そのまま奈落の底へと―――落ちる事はなかった。
「あ……れ……?」
 地面が有る。尖った階段ではなく平坦な床だ。運良く階段と階段の連結部分で転んだのだろうか?いや、違う。
少女の枷が取り払われる。まず目に入ってきたのは、白いロングヒールだった。
「被告よ、起きなさい!」
 妹が何か言っている。ここはどこだろう。散々自分を苦しめた責め具と、自分を愉しげに見下ろしている触手たちが見える。
「何週するおつもりですか?被告が、ソレをお気に入りなのは良くわかりましたが、このままじゃ身体検査だけで日が暮れちゃいます♪」
―――何を意味の分からない事を……それにしても、なんで私はここに居るんだろう?こんな所、通り道には無かったはず……
 何かに気付いた少女は、疲れも忘れて、がばっと起き上がると辺りを見回した。少女は違和感の原因を即座に悟ることになる。
「あ……あ……あ……」
 あまりの事に言葉が出てこない―――触手の平均台は議場の中心部を通り、端と端の階段を連結していた。
“賽の河原”は比喩ではなかったのだ。少女は延々と触手たちの周りを、ぐるぐる回らされていたことになる。
「ひ、卑劣、な……」
 全身が強烈な脱力感に包まれ、へたり込む。妹は姉を見下げて、言った。
「それにしても……まさか、あんなことをするなんて思いませんでした。“手摺”に跨るなんて……淫乱ここに極まれりってとこですね♪」
「へ……?」
 妹の言う“手摺”が、この触手のことを指すと気付くまで数秒の時間を要した。頭に血が上り、激昂するまでは一秒も必要なかった。
「ば、馬鹿なっ!!言うに事欠いて“手摺”だとっ!?ふざけるな!これはお前が……」
「は?私は“議場を回れ”とは言いましたが、“手摺に跨れ”とは言いませんでしたよ?」
 抗議の言葉は妹の反論に遮られた。記憶を巻き戻す―――
『これから被告には皆さんに良く見えるように、議場を回っていただきます♪』
 確かに言ってない……自分の記憶力が恨めしい。
「あんなに激しく、あそこを触手に擦り付けて……よっぽど欲求不満だったんですね〜♪」
「ぐぅ……」
 ぐうの音しか出ない。議場に爆笑の渦が巻き起こった。少女は羞恥で真っ赤になり、俯いてしまう。
もちろん、少女があれを避けて通ろうとすれば、妹は即座に「跨れ」と命令したことだろう。
普段の少女であれば強く言い返しているところだが、疲弊しきった脳ではそこまで頭が回らない。
 ぐったり触手の台にもたれ掛かって、天井を見上げた。そうしないと涙が零れそうだったから。
「あは♪あははっ♪あはははは……♪」
 今までの苦労は何だったのか……乾いた笑いしか出てこない。
狂ったように笑う姉を冷ややかに見つめながら、妹は虚空から少女のロッドを取り出した。

『次回』
「少女の弁明」中篇

“黒歴史を鼻面に突きつけられた事はありますか?”
415名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 23:14:00 ID:jShXCf04
次は「少女の弁明」だとッッッ
ソレがもし、「ソクラテスの弁明」のパロディだとしたら、
続くタイトルは「クリちゃん」に違いないッ!
僕は、君が、あきれるまで!MMRを!止めないッッッ!

挿入なくても十分ちんこ起ちました。GJ。
416名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 00:00:48 ID:L07SAwXn
しかし妹は性悪すぎる輩だな…ww性悪でもぬるいww
これだけイラつくほどやってくれると逆に最後どんな報いを受けるか楽しみになってきたww

黒歴史ってことは姉のヲタク遍歴とかが出そうでwktk
417名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 08:08:28 ID:2nMqrwbA
これプロが書いてんじゃねーの
418名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 23:47:00 ID:9EPT2P4a
『おまけ』
レス413の25行目と26行目の間に入るはずだった文章。

カットした理由:想像すると非常にシュールな光景だったから・・・

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

 少女は熾烈な肛虐に耐え抜き、階段を降りきった。ナメクジの様にずりずり這い進むと、足が引っ掛かかる。
―――ああ……今度は昇り……や、やっとお尻……虐められない……で、でも気を引き締めないと、あそこ……きちゃうか,らぁ……ぇ……?
「ひぐぅっ!?あ゛い゛っ―――!!!」
 予想外の方向……再び背後から波は押し寄せた。完全に油断していた少女の肛門は弛緩し、半開きだった。
不運にも、そこへ津波に乗った目玉の一つがすっぽり納まる。スクリーンには少女のピンク色の腸内が鮮やかに映し出された。
―――そん、な……ま、また、お尻なん、てぇ……わ、私の、なか、まで……いやぁ……
 思わぬ抵抗を受け、触手の蠕動が一時停止した。不浄の穴は、この獲物は自分のものだと言わんばかりに、球体を咥え込む。
触手は自身の使命を果たすべく、激しく蠕動する。足が浮く……少女は括約筋だけを支えに、波に運ばれて行った。
「お、おひっ!おひり、こわれひゃうぅぅうう〜!!!」
 不安定な力の均衡は、長くは続かない。僅かの間、少女の尻と触手は浅ましく目玉の取り合いをしていたが、力に勝る触手に軍配が挙がった。
きゅぽんと大きな音を響かせて、異物が引っこ抜かれる。
「ん゛っほぉぉお゛お゛〜♥!!!」
 排泄感と入り混じった快感が少女の中で荒れ狂う。淫獣―――そう例えるに相応しい雄叫びを上げて少女は悩乱した。
獣にまで身を堕とした少女に、正常な機能を取り戻した触手が陵辱を開始する。がつんがつんと尻の割れ目にタックルをぶちかます。
直接、力任せの攻撃に曝される肛門はもちろん、余った運動エネルギーはあそこにまで伝播した。
傾斜のついた肉突起に、秘唇が押し付けられる。
「ぎゃふっ!!あ゛ぎい゛ぃぃいい゛!!!」
 やっと、尻への淫虐に対する体勢が整った瞬間に、ガードが緩んだ場所を攻められる。心は不死身でも体の方が付いて行く事が出来ない。
両足が一際大きく痙攣したかと思うと、だらんと弛緩した。
―――あ、足が……動かない……ここまで……なの……か……?私、もう……戦わなくて……ぁ……ああああ!!
 触手の波が重力に逆らって、少女の体を上へ上へと押し上げる。蠕動運動が本来の役割を果たしているのだ。
少女は自分の足で歩くことなく、この階段を攻略できた―――だがその代償はあまりに大きい。
「あ゛っ!!ん゛あ゛っ!!ん゛う゛っ!!い゛ぎっ!!」
 位置エネルギーを得るには運動エネルギーを変換せねばならない。長大な階段を昇る推進力を触手の体当たりに全て頼っているのだ。
エネルギーを直接受け止める尻と、流れ弾に当たる秘所は堪ったものではない。ほんの10cm進む為だけに、数度の絶頂を要する。
頂上まで辿り着いた少女は、魂の抜け殻になっていた。
「ぇ……ぁ……はぁ……」
 もう何も考えられない。波が一時的に収まる連結部分で立っているだけなのに、イクのが止まらない。
足を、ずりずり引き摺るのは殆ど反射行動だ。前に進まねばならないという残酷な刷り込みによって、少女は歩き続ける。

―――足を、完全に、踏み外した―――

「ひっ!ひやあぁぁああ〜!!」
 目の見えない状態で何も考えず進めば、こうなるに決まっている。少女は20mの滑り台を味わう羽目になった。
さらに、今回の波は下から上へ……落ちる少女との相対速度はどれほどになるのか、想像するだに恐ろしい。
「イ゛っ―――!!イ゛っ―――!!イ゛イ゛っ―――!!!」
 がつんっ!がつんっ!と肉と肉とが衝突する度に、少女の腰が浮き、ほんの少し戻される。
少女の落ちる速さに反して、苛烈な遊戯が終わりを迎えるまで、たっぷり時間が掛かった。
「………………」
 何も考えられない。呻き声を上げることすらできない。体も心も金属疲労を起こし、破断界は寸前まで迫ってきていた。
それでも少女は歩くのを止めない。

―――壊れた、玩具は、すでに、停止スイッチを、失っていた―――

 ある時は前から、またある時は後ろから……予想のつかない触手の波に少女は翻弄される。
一時たりとも、緊張の糸を緩めることが叶わない。少女の精神力の減衰は勢いを増し、心が“死ぬ”回数も加速度的に増えていく。
419名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 01:49:01 ID:anqJ4BUy
すげえGJ!
なんか触手うねうねよりも魔法少女の心をえげつなく抉る様にこそエロく感じるようになっている自分がいる…

てかエロパロスレってこんなにもレベル高いといけない所なんか?
420名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 08:46:37 ID:Xa4xyAvG
この程度でレベル高い…え?
421名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 18:42:10 ID:cTe6rCii
高レベルなSSを>>420がうpする流れと聞いて
422名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 20:13:14 ID:hMPyZND9
>>419
誰かがAさんすげえ!って言ったら
他の書き手は
ハイハイ俺はすごくないですよすいませんねって思うもんだ
人を褒めたら荒れると思っておくといい


分かっててやったんなら仕方ないけど
423名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 20:23:03 ID:anqJ4BUy
知るかよ
424名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 21:27:43 ID:8a5HjcPL
訳わからんw
425名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 22:06:09 ID:+N1viwal
うわ…なにこの人…怖い
426名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 22:18:36 ID:cMv6kDjU
何ぞこの流れ
触手さん、まとめてがんじがらめにしてヤっちゃって下さいっ!
427名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 22:23:24 ID:6nsiON2j
触手「男はちょっと……」
428名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 22:43:10 ID:0B65xh2V
>>422
>他の書き手は
>ハイハイ俺はすごくないですよすいませんねって思うもんだ

書き手は「もっとエロいシチュやプレイを考えてやるぜ!」
って奮い立つニョロよ。
理由も書かずただ否定してる奴はただの荒らしだから構っちゃ駄目ニョロ。
429名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 22:58:54 ID:S4qDvBvQ
当方カキ手ですがいまちょっと忙しくてかまってられません。ウッ!
430名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 23:56:46 ID:O5CyVwyk
性根ゆがんだ奴のする超解釈にまで気を使えとか、どんだけw
431名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 00:13:52 ID:FLliCOqM
持ち上げて落とす流れですねわかります
432名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 00:17:57 ID:o8ZLBet3
>誰かがAさんすげえ!って言ったら
>他の書き手は
>ハイハイ俺はすごくないですよすいませんねって思うもんだ

むしろアレだ、ヌイて賢者タイム突入して
「ふゥ……何このエロス……俺とかカスだろ……」なテンションになってるだけじゃねソレ
433名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 00:25:02 ID:1SAeLdjM
とりあえずキモイのがいるのはわかった
434名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 11:20:52 ID:FLliCOqM
>>422
読み直して気付いたがこれって他の書き手をバカにしてないか?
てきとーに褒めときゃ書き手はホイホイ投下すんだろ的な本音が透けて見える。
435名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 18:18:41 ID:9Jr1u4m+
意味不明
436名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 19:00:22 ID:1SAeLdjM
>>435
わかんないの?恥ずかしい!!
437名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 19:45:53 ID:9Jr1u4m+
「こんなレベル高い人が居たら他の奴恥ずかしくて出て来れないだろw」(419)
悔しいからこう言っておくか…「はぁ?これがレベル高いの?」(420)
早速低レベル書き手が絡んで来やがったw…「高レベルなSSを420が書いてくれるそうですよw(書けるかバーカw)」(421)
あ〜あ酷い事になっちゃうぞこりゃ…「お前荒らすなよ」(422)
こいつもか…低レベルの言う事なんか「知るかよ」(423)
うわ、荒らしといて開き直りかよ!…「訳わからんw」(424)
完全に荒らす気満々じゃないか…「うわ…なにこの人…怖い」(425)

この辺までは分かる
438名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 20:01:39 ID:GFVpQDzU
必死な腐れ根性一匹にこれほどの反応があるとはw 大釣果おめでとさん
439名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 20:11:06 ID:FLliCOqM
なにこれきもちわるい。
エスパー?エスパーなの?
419以降は書き手の自演だと言いたいの?
440名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 20:13:39 ID:byPkn7+5
どこのスレでもよく見るありふれた流れ。特にどうということはない。
441名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 20:55:30 ID:9Jr1u4m+
>てきとーに褒めときゃ書き手はホイホイ投下すんだろ的な本音が透けて見える。
>419以降は書き手の自演だと言いたいの?

お前の解釈の仕方が訳分からん…こっちにしてみれば気持ち悪いのはお前の方だ
442名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 21:08:23 ID:wyDu3hw1
結論:NGにして見なかったことにしよう
443名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 22:39:02 ID:EXdCZJl4
take2
444名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 23:36:56 ID:FLliCOqM
なんだいつものヤツか。
445名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 23:45:52 ID:z0bHCPXx
何事もなかったかのように↓から紳士のターン
446名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 00:10:42 ID:gjDflFf/
美少女になって触手にニョロられたい
447名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 00:44:32 ID:z1ugkXJC
やっぱり触手エロって男だけのものなのかねぇ
男を触手が襲うエロ漫画とかみたことない気がする
まあ俺も襲いたくないけど
448名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 01:06:57 ID:w4AFEVF2
>>447
ショタが襲われてる画像なら見た事あるよ
449名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 06:45:19 ID:GEn2cB6s
>>447
デュランダル議長がアスランを触手陵辱する絵を見てしまったニョロ…
450名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 08:40:18 ID:s2hMnc6o
マジか
451名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:28:53 ID:TAOltfDQ
>>449
うどんで陵辱は見た事あるが、ガチ触手は流石に初耳なんだが
452名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:34:57 ID:IVw+Ucnp
>>451
うどんげ陵辱に見えた俺は末期。まさに座薬で陵辱。
453名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:43:34 ID:z1ugkXJC
男性の何も考えず突きまくりたいという欲望をカリカチュアした物が
触手(男性器の象徴)なんだろうから、
女性の欲望をカリカチュアした触手の女性器版があっても不思議はないと思うんだが。

ショタはあれだ・・・一部に目をつぶればロリとかわらんしな。
需要があるのは分かるが、ちょっと待て>うどんで陵辱kwsk

454名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:48:21 ID:1+0NCXXo
>>452
触手でボテ腹に加えて堕ちだな
455名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 20:53:21 ID:HOwbUNP6
>>447
割と見かけるがな
456名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 22:04:42 ID:w4AFEVF2
>>453
ロリだと思って良く見たらショタだった時の絶望感を味わうとなあ
457名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 22:06:19 ID:7JszhzYH
pixvで触手とか検索すると稀に腹筋割れたガタイのいい虎獣人(♂)とかアゴの尖ったドイツっぽいのとかがニョロられてる画像あるでよ
前者はともかく後者は少女漫画調だから多分需要あるんでない?
458名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 22:22:26 ID:xSCP+1XM
男性が触手にヤられる漫画か…
小説だったらいろんなジャンルで見かけるけどね
男は女性より後ろで感じやすいらしいし

数字系の創作サイトのサーチとか探せば見つかるんじゃない?
459名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 22:44:48 ID:z1ugkXJC
あるのがわかっただけでいいです、見たくないです、尻たくないです。
・・・・・・エロゲは流石に無いよな?
460名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 22:58:30 ID:xSCP+1XM
…多分。
女性向けエロゲはボブゲがほとんどで
さすがに触手エロゲはない…はず。
461名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:25:57 ID:fHKpwhsO
あれだけ普通の本屋にやおい小説が氾濫してるのに
触手エロゲが無いとは思えない……
462名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:57:51 ID:Ii0tCuU2
男も女もやっちまえば同じニョロ!

といいたい所だがやっぱり美少女の方が触手が伸びるニョロ
463名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 00:26:25 ID:LG+0w7p2
上半身は艶めかしい妙齢の美女で、
下半身は蛸の触手(足?触手?な物の怪が夜な夜な海岸で男をあれしたりとか…
男の裸体を這い回るぬらぬらと粘液に塗れた足だか何だかは
物の怪にとっても性感帯であり、男根を弄りつつ自分も白い頬を紅潮させて
荒い息で自分の豊満な乳房を
揉みしだいたりしてるんじゃないかな。してるといいな。
枯れ果てるほど射精させて受精して暁の海へざぶざぶと戻って行くんだ。
464名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 00:31:53 ID:x6wmhRrt
>>460
ドライバーがせいぜいだよな


同人誌ならショタ変身ヒーローが触手に巻き付かれてるのなら見つけたけど
465名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 00:54:42 ID:+Qu2bpGt
ということは触手(女)は男向けの触手エロゲをプレイするしかないのか。

・・・無理だ。
デュランダルがアスランを触手で襲う場面で抜くなんて無理だ。
阿部さんのアナルを俺の触手でなんて無理だ。
466名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 01:00:37 ID:0cu9VDfm
ここで、女性の意見を聞きたいものだなあ。いればだけどw

これだけ♂に触手が絡む絵図があふれてる世の中だものw
467名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 01:04:25 ID:OMmGhACS
女性の何の意見が聞きたい?
468名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 01:04:40 ID:9L7BD1Nt
触手ルートがあるボブゲならわりとある
が、触手のみってのは見た事ないなwww
469名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 01:12:32 ID:fCKjpFKW
>>463
こんなのか?
ttp://aryion.com/g3/showitem.php?id=27031

↓の、ようなのに遭遇したら逃げるけど
ttp://aryion.com/g3/showitem.php?id=27040
470名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 11:50:10 ID:9PTAv99f
女だけで構成されたパーティーが触手の巣窟で分断されバラバラになったら最後
淫猥にして卑猥な策謀と罠の前にモンスターパニック映画顔負けなレベルで一人、また一人と犯され散っていく
471名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 12:05:35 ID:x6wmhRrt
>>470
盗賊娘は仲間を見捨てて逃げた先で結局捕まったより酷い目に遭い
ドワーフ娘の戦士は触手に寄生されて自分が自分でなくなる前に、長身モデルばりな女戦士にイカされるのを望み
聖騎士娘はお腹に触手の卵を孕まされながらも救助を求めて塔から飛び降りしたりするんだな
472名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:04:09 ID:WjQG0LmK
最後に一人だけ生き残った新米の剣士見習い娘が
助け出されてほっとした夜、触手の仔を産んでそのまま犯されて
悲鳴を聞きつけてきた僧侶娘も襲われるシーンでENDだな
473名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 16:08:22 ID:Sw/nE96z
ついに任天堂も触手ゲームを開発
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm7166883
474名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 16:33:59 ID:YK5jBMWZ
>>463
それ、今まさにうちの姉が書いているシュチエーション。新刊だそうだ。
…夏の祭典落ちたからって俺に八つ当たりすんなorz
475名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 18:31:42 ID:4DKN3O9Q
ドクロちゃんで桜くんが触手に犯されてたぞ
476名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 20:41:45 ID:QXUwM0Ax
しかしbbtecの規制は一体いつまで続くのか。
投稿できんだろうが。
477名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 21:24:58 ID:x6wmhRrt
最近エロパロスレ全般で投下がなかったり、人居なかったりするのって規制のせいなん?
478名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 21:38:12 ID:Kxwm0g4E
ここは天才が多いスレだな
どのシュチュも魅力的だ
479名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 08:18:06 ID:gf3yB8Td
>>477
人は分からないけど、投下は規制のせいかもな。
只でさえ文章量が多くなるSSをPCで書く人が多いのは当然だしね(校正もそっちの方が楽だし)、で……PCから投下できなくて別のあぷろだに貼り付けてからこっちに携帯で知らせるとか……まどろっこしい。
480名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 15:46:34 ID:kQs6WR0Q
>>477
最近来たんですけど、規制って何ですか?
481名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 17:48:54 ID:4hQthjsT
482名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 21:39:52 ID:/9pNdyxO
俺も寄生もとい規制中
避難所できないかなあ
483名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 01:03:02 ID:2cv+V86p
どれどれ……
484名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 22:23:32 ID:oVYyw7+C
本当に人いないね
485名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 09:22:31 ID:b1yMzC37
ぃるょ
486名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 13:24:38 ID:aR/43VGX
ハッ!?そんな…!?くぅ…どこから…
487名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 17:45:59 ID:9ZKfCbcC
ひゃん!?
488名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 20:16:00 ID:So14YgBd
(∵)<そこを右に!
489名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 21:21:19 ID:ToZumHSl
うわ、インド人だーっ!
490名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 23:50:55 ID:ok3uFC6k
なんだこの流れ
頭の中の寄生虫の卵が一斉に復活したのか…?
491名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 23:54:17 ID:I9BP9h3H
メスト虫の卵が孵化したんじゃね?

頭の中をレントゲンで確かみてみればわかるさ
492名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 01:10:11 ID:UMkNFNux
子宮に卵産み付けられて検査の為にレントゲン撮ったらどうなるんだろ
493名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 09:12:19 ID:1QXvdSTV
寄生虫に乗っ取られ二枚舌の昆虫頭になった人間だと思った。
494名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 20:08:18 ID:gwRf7NsX
何か最近怖いぞこのスレw
495名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 20:35:49 ID:f+19Tzjn
怖くなんかないよ、だってほら・・・
496名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 22:45:11 ID:a4ynmNry
遅くなったけどファイアフライの人復活オメ。
最近はこっちに出没してると小耳に挟んで。

宿し姫や粉砕天使の人たちは、ひょっとして規制中?
497名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 22:48:24 ID:1Ksr0kMK
>>495
慣れてしまえば、いやそれその物になってしまえば怖いも何もねぇ・・・
498名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 09:54:17 ID:QhAPPxqB
怖いならこのフルプレートの中に入って隠れててごらん



まぁ内部、触手裏地の寄生装甲なんだが
499名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 12:02:35 ID:P0YNbMLB
>>498
ガイバー2ですな
旧OVAの変身シーンはエロい
500名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 21:53:38 ID:+TZV2UZm
>>498
覚悟のススメですな
501名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 15:39:12 ID:7SWHBCGa
>>492
にこやかに挨拶する幼生が写る
502名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 16:22:34 ID:5WF4BsCc
想像して吹いたww

この前たまたま見たいわゆるびっくり系投稿ビデオ番組で
レントゲン?画面に親指立てて見せる赤ちゃん思い出した
503名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 02:01:49 ID:duPrlbIn
ところでペルテちゃんはどこ行っちゃったの〜?
504名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 11:29:18 ID:SqyyOC7C
まぁ俺も生まれた時には泣かなかったからな

ふぇ…ってなったもののギュッて堪えて泣かね退かぬ省みぬ!って首をブルブル振って
臍の緒を自ら引きちぎって、ベッって口の中の羊水を吐き捨て
「おい!腹が減った…何か食わせろ!…あん?ミルク?バカやろう!ミルクなんざガキの飲みモンだろうが!肉だよ肉!」
って持って来させた骨付き肉かぶりつきながら、片手を触手化させてナース共を可愛がってやったからな。
505名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 11:45:04 ID:64gN2iM2
ご、誤爆…?
506名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 16:55:21 ID:nY4yXtl9
たまに聞くペルテちゃんってシリーズ物?保管庫の作品を読んでるけどまだ御目にかかってないな・・・多分。
507名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 21:08:21 ID:YfmxryY7
保管庫で言えば 10-531様の3作品がペルテちゃんシリーズ
7-387様のも同じ作者の作品
挿し絵と文章を一人でやっていらっしゃるのが特徴
508名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 16:48:12 ID:wWI7UBec
退魔組織と淫魔が癒着していて
将来有望な魔導師や巫女を触手や魔族と戦う訓練と騙し少女達のレベルでは太刀打ち不能な淫獣の居るダンジョンに誘い込み
少女達が騙された事に気が付いた時には叫び声と喘ぎがダンジョンに響き。悪が不敵に笑うのみ

ってシチュを連想した
509名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 18:29:55 ID:DQN+3vcj
>>508
退魔組織の利害は何??
510名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 18:46:21 ID:C/kWBgT+
触手をつけてもらって少女を犯すことだろ常考
511名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 18:56:30 ID:lciRBIH/
ええ!? 金かと!ww
マッチポンプ的に淫魔に暴れて貰って
それを退治した振りでお金を貰うんだよ
淫魔はお金いらないから少女退魔師のアレとかコレとかがさぁww
512名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 19:05:26 ID:BDXk4PyP
>>508
あー確かそんなSSがあった気が
513名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 19:28:10 ID:odGwOKpG
>>504
妖魔王現る
514名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 19:58:01 ID:LCNSL30X
>>509
はらまされて生まれた混血児をサンプルとしてもらうとか
515名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 20:51:11 ID:oUd8E6l8
退魔組織のトップ=淫魔の王で
退魔組織は良質の魔力を持った苗床(おんな)を育成する為のダミー。
普段は生かさず殺さずで辛勝させておいて
いつ犠牲が出ても不自然では無い状況にしておき
以前の苗床が駄目になると代わりの退魔士の女を捕獲する。
捕獲された少女達は、表向き退魔士達のアイテム開発施設の地下で
淫魔繁栄の為の糧となる日々を送るのだ

みたいな設定を受信した
516名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 23:21:40 ID:HYUQ8b01
よし、書け。
517名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 23:48:33 ID:C/kWBgT+
よし、書け。
518名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 01:13:29 ID:FXAT9T/J
さあ、書け。
519名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 01:27:18 ID:SysUCg2+
うむ、書け。
520名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 01:57:59 ID:kmqVPNcO
この地に放ちし全ての量産型触手を仕留めし腕前実に見事である。
その成績に鑑み、お主は光栄にも真型試験触手の受精標的として選抜された。
良き種を宿しその才覚を子々孫々の糧となせ。
触手に栄光アレ
巫女に慈悲アレ
521名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 02:17:45 ID:0dfLFWbe
それはどちらかといえば、触手殲滅フラグ
522名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 02:23:32 ID:bLbxdnKo
あげ
523名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 02:35:00 ID:YAYU9IbQ
やっぱ死亡フラグを立たせないためにも、

正義側に察知されない地中奥深くに巣を建設し、
一般人の女の子を、少しずつさらって
(決して目立つ行動をしない、女の子がその巣の
地上に足を踏み入れるまで虎視眈々と待つ)
触手の謎技術で女の子を不老長寿にしその若々しい姿を保ち、
触手を愛するようになるまで篭絡した後、
繁殖とスパイを協力させ・・・を繰り返し
そうして出来た伴侶と子が大量になった所で、
ようやく、魔法少女、1名に目をつけるのです。

そうなのです、魔法少女1人では太刀打ち不可なほどの軍勢を
組み立ててしまえばコッチのもの。

幸い我々触手は、一般人であろうとも
その淫気をエネルギーに出来るのですから、
そして犯し、孕ませ、保護し続ける技術もあるのですから、
ばれぬようにひっさらい、巣にご招待できる技こそが、まず必要なのです。
堪えましょう、堪えましょう、まずは蓄積からです・・・。
524名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 13:22:47 ID:QlhiVpLb
>>523
山奥の全寮制の女子校で、教師生徒が全て触手の虜と仰るか。
525名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 17:43:47 ID:EZnJmV+H
どっかで聞いたシチュだと思ったら綾守の本であったな
続きはもう読めないが……
526名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 19:00:48 ID:SgDjTp9s
>>525
鈴木忍じゃないか?
いやまあ、全寮制の女子校に淫魔とかが潜むなんてエロラノベだとよくある話だけど
527名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 21:26:17 ID:kZNrzjdO
鈴木忍ってヒロインにチンコ生やすの好きな印象しかない
528名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 23:47:19 ID:+kYbPlcH
クロッチ忘れんな
529名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 21:55:26 ID:sqHWagzT
やたらクロッチ、クロッチと書かれてて逆になえたわ
530名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 11:54:24 ID:SVUm8QCX
クロッチャー鈴木か、覚えておこう
531名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 12:59:41 ID:0FtLCP52
今更覚えてももう既に遅いがな
532名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 19:00:38 ID:PHJv8Bj8
なんでクロッチいうん?
533名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 20:26:59 ID:F93cuyEy
>>531
な…なんだと…
534名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 09:56:15 ID:OGoTg5EY
>>533
鈴木忍名義では既に活動はしてないっぽく、HPは消滅
エロラノベからは引退しているらしく別名義でマドンナメイトとかのリアル系を書いている“らしい”
確認はとれてなく文体からの推測。
535名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 12:16:21 ID:LkaU8OpB
>>534
なるほど
〜のだ。がやたら多いとかw
536名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 00:42:38 ID:6Y8VQPk+
>>535

「あっ!つかまっちゃったのだ、いやなのだ、だめなのだ」
触手は、彼女の体にからまり、手足を拘束しだしたのだ。
次の瞬間、触手によって彼女の服は無残にも引き裂かれたのだ。
「いやあなのだ!やめてほしいのだ!それ以上はほんとうにだめなのだ!」
しかし触手は意に介さないのだ。彼女の乳房と女陰に絡みつき、執拗に愛撫しだしたのだ。
「だめなのだ!そこは、だめなのだ!か、かんじちゃうのだ」
体は正直だったのだ。意に反して体は触手の愛撫によって準備が整っていったのだ。
ソレを確認すると、触手は体の中心から、生殖器を取り出し、彼女の女陰にあてがったのだ。
「いやなのだ!だめなのだ!それだけは!ゆるしてほしいのだ!」
もちろん悲鳴に耳も貸さず、触手はためらいなくその生殖器を彼女に突き入れたのだ!
「いっ・・・・・・いやあああああああああなのだ!!」


・・・こんなかんじ?
537名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 03:26:00 ID:ILh4pnnh
クソッ、脳裏にハム太郎がよぎる
538名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 06:19:00 ID:Yx9WZ5YW
>>537
どうにか踏み堪えたというのに貴様……
539名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 06:59:26 ID:MiTtp0dR
>>537
言われないと気付かねーよ
540名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 07:25:44 ID:J/GOj9EQ
うは、バカボンのパパが過ぎった...orz
それと、ふしぎ遊戯の井宿
541名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 07:32:45 ID:whGTEsOU
>>537
恋姫張飛に脳内変換した俺に隙はなかった
542名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 07:37:02 ID:IhBkWs84
>>537
ばかぼんじゃねーのかよ
543名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 09:37:00 ID:AiiTP0Gu
ナノナノに変換された俺は勝ち組
544名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 19:53:10 ID:VBtT/OwA
マオチャオを連想した俺もだな
545名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 22:37:58 ID:fLVf/7uB
ぬーべーのまことを思い出した俺はどうすれば救われる……

あぁ、気持ち悪い
546名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 00:58:05 ID:nL1xZAZW
のだ語尾に触手を絡ませるスレはここですか?
547名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 01:25:25 ID:jYVKwej4
メタモルのビビアンを思い出した
548名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 06:48:53 ID:RBXKTROg
すんげ意識しちまって手が止まる
書いてる途中で「のだ」が出るたびに

のだ……?  のだ……orz
こうなって手が止まるのだ
この破壊力は「ええんか? ええのんか?」に次ぐかもしれないのだ
549名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 08:05:06 ID:t81XSg8o
最寄の駅は野田なのだ
550名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 08:41:51 ID:hGYTHgLZ
「ひっ…ひぃぃぃ」
ええか?ええのんか?闇夜にくちゃくちゃと淫靡な音が木霊する。
「ん、ふ、いやぁ……」
触手は、彼女の体にからまり、手足を拘束しだしたんですわ。
「ひうぅっ……ひぃぃぃ……」
次の瞬間、触手によって彼女の服は無残にも引き裂かれたんや。
「いゃぁ…やぶらないでぇ」
奥しゃん、今日の乳頭の色は何色でっか〜?
「も、もう、やっ……くあぁっ!」
しかし触手は意に介さないんですー。彼女の乳房と女陰に絡みつき、執拗に愛撫しだしたんでっせ。
「お願い……だ……んんっ……す、け、て」
嘘いうても体は正直ですー。意に反して体は触手の愛撫によって準備が整っていったんや。
「ふぇ!?やあああああ!!や、やめっ……や……あっひいぃぃいい!!」
ソレを確認すると、触手は体の中心から、生殖器を取り出し、彼女の女陰にあてがったんやで。
「くひぃ……がああ!……や……あっひいぃぃいい!!」
もちろん悲鳴に耳も貸さず、触手はためらいなくその生殖器を彼女に突き入れたんや!
「いっ・・・・・・いやあああああああああ!!」

誰か、もうちょっと色っぽく言うてん?
551名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 09:03:15 ID:xbq4vLoS
亀田にしか見えんやんけ
552名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 09:49:47 ID:7pD2/eii
>>550
> 触手は、彼女の体にからまり、手足を拘束しだしたんですわ。

ここでお嬢言葉かと一瞬でも錯覚したのがいけなかった。ええのんか?をノイズだと思うと地獄を見るぞ
553名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 01:06:49 ID:kCbMLX8g
もうオンドゥル語でいいよ
554名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 01:11:26 ID:i9CG+x1I
いやいや、ここはブロント語で。
555名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 01:42:33 ID:twNyr08p
ハナモゲラ語の方がいい
556名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 03:32:26 ID:pkpUuoNu
>>553
オンドゥルった触手に襲われたら怖いかもしれない
557名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 08:14:23 ID:2MzzH8Fj
ゴゴザ ギザ ザギバス ゲゲル クウガ
558名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 09:03:28 ID:+4R3HaGC
>>557
此処ではリントの言葉で話せ
559名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 13:03:46 ID:aViuD6NC
>>556
仲間を守るために13種の触手と融合して戦うも自分も触手化して
仲間の元から去っていく女の子の話になるのかここ的には
560名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 15:45:42 ID:9mfAi/3X
>>549
> 最寄の駅は野田なのだ

こ こ で す か ?
561名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 16:14:31 ID:1hMkSK9l
>>559
それは萌えるからおk
562名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 17:40:31 ID:2Vqjn060
>>559
期待
563名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:47:50 ID:xpFlzBSj
野田なのだ がどうしても言えない件について
564名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 01:45:40 ID:XVetQTUr
ドナタノダになるw
565名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 19:25:25 ID:y8ny9Fml
>>564
何方のだ
566 ◆/W8AnhtEnE :2009/07/03(金) 20:57:24 ID:tWHragbW
妙な設定をつけてしまっていますが、基本的には退魔師ものなSSを
7レスに渡って投下させていただきます。
作中、苦痛描写が多いので苦手な方はご注意を。

567名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 20:58:02 ID:JacJggpn
苦手だなぁ
568退魔教師実習生 綾那 1/7 ◆/W8AnhtEnE :2009/07/03(金) 20:59:04 ID:tWHragbW

「先生、また明日!」
「明日は漢字の小テストだから、予習を忘れずにね!」
「えええー!」
夕暮れの光に染まる学び舎の廊下。
穏やかな女の声に少女の悲鳴が重なる。

「授業の時に言わなかったっけ? 大丈夫、佐久間さん本をたくさん読んでいるんだから読みは完璧じゃない。
 あとは書き取りをしっかり予習すれば満点よ。」
「綾那先生、そうは言っても〜。」
教え子のいじけた様な反応に思わず笑みを漏らす女。
教師にしては若過ぎる彼女の名は「美月 綾那」(みつき あやな)、この学校で教育実習を行っている大学生だ。
緩くカールさせた黒髪を揺らしながら、楚々とした美貌を少女に向ける。
「期待してるわよっ!佐久間さん。」
「はぁああっ……がんばりますー…」
黒いスーツに身を包んだ綾那の声に、彼女に佐久間と呼ばれたツインテールで髪を纏めたセーラー服姿の少女は
肩を落としながら応じた。




 昼間の喧騒が嘘のように静寂に覆われ、闇に包まれた中学校。
その廊下を一つの影が走る。
曲がり角に差し掛かり、立ち止まってそっと辺りの気配を探る影。
影の正体はこの学校の教育実習生、美月綾那だった。

 彼女の優しげだった美貌は昼間とは打って変わり怜悧ささえ感じる凛とした表情を見せている。
身を包むものも大学生らしいリクルートスーツではなく、身体に密着した薄いウェットスーツのような漆黒の衣だ。
ラバー状の材質のそれは彼女の豊満な胸、細くくびれたウェスト、そしてキュッと引き締まった桃尻の形を露わにしている。
四肢の根元でラバー生地は途切れ、その先はタイツのような生地で出来た長手袋、ニーソックスが覆っていた。
そして、黒い手袋に包まれた両手には鈍く刃が光る太刀が握られていた。

「目標は……西館の2階!」
一際眼光を鋭くした彼女はそのまま駆け始める。
彼女は単なる教育実習生ではなく、「退魔教師実習生」だったのだ。



 21世紀初頭、日本には「妖魔」といわれる人知を超えた怪物が出現するようになってしまった。
人の欲望の思念を元に生まれるそれに対抗するために政府は魔を払う呪術を身に付け、それを行使出来る霊力を持った
「退魔師」と呼ばれる者たちを育成し妖魔との闘いを開始した。
その戦いの中、思春期の青少年が過ごす学校において彼らの欲望の思念の多さから妖魔が発生し、それによって
女子生徒が被害に遭う事例が数多く起きてしまった。
そのために文部科学省が教員資格を持った退魔師を養成して学校に配置する「退魔教師制度」を取り入れてから数年が過ぎていた。
 
 大学の教育学部退魔教師養成過程において退魔師、そして教員としての能力も優れたものであろうと評価された美月綾那は
退魔教師になるための関門の一つである「退魔教師実習」を受けていた。
これは人に危害を及ぼす妖魔が発生する恐れがあると他の退魔師から報告された学校に教育実習生として送り込まれ、退魔を
行うという実習だった。
 実習を始めてから十日、彼女は初めて感じた妖魔の気配に意気込んで現場へ向かった。
569退魔教師実習生 綾那 2/7 ◆/W8AnhtEnE :2009/07/03(金) 20:59:45 ID:tWHragbW

 無造作にゴムで一束に纏めて垂らした髪を揺らしながら廊下を駆ける実習生。
立ち止まったのは2年4組の教室、その向かい側の男子トイレの扉の前だ。
(すごい妖気……)
扉の向こう側から感じられる妖気に戸惑いを見せる綾那、その頬をつぅーと一筋の汗が流れる。
彼女にとってはこれが初陣、意気込みと共に僅かな怯えがその心の中を走る。
大学の講義で学んだ妖魔に捕われた女性の悲惨な末路などが頭をよぎるがそれを振り払うかのように首を振る綾那。

(そんな人を生まないためにわたしは退魔教師になるって決めたんだから。しっかりしなさい綾那!)
綾那は心の中から逡巡を振り落とし、決意を込めた視線をトイレの扉に向ける。
(わたしのことは気づいているはずなのに?……待ち構えているつもりなら御望み通りこっちから行って上げる!)
腰に回したベルト、それにつけられたポーチの中から一枚の呪符を取り出して扉に向かって投げる。
扉に張り付いた呪術的な文字や模様で埋め尽くされた呪符。
「――――」
するとその模様が青白い光を帯び始める。
「破ッ!」
甲高い綾那の叫び声と共に爆音が響き扉が真っ二つに破壊される。
「えいっ!」
トイレの中から開口部を通り、濃密な妖気が流れ出る。
それを肌で感じながら綾那は更に幾枚も呪符をトイレに投げ入れる。

「破ッ!」
一瞬の後、爆発音が重なって響く。
そしてトイレからはタイルが砕けたことによる塵が空気によって流れ出て綾那の身体を覆っていく。
視界が失われても微動だにせず彼女は太刀を構え、じっとトイレの奥の気配を探っている。
 しばらくして視界が晴れたトイレの中、そこには赤黒い触手がのた打ち回る様にうねっていた。
幾本もの触手、それはトイレの中央の毛糸玉のように絡み重なった球体の触手の群れから伸ばされていた。
その触手玉の触手もあちこちに焦げや切断面を覗かせている。
 
(よしっ、やったわっ!)
その光景を目にし、凛とした表情を僅かに緩ませる綾那。
彼女の呪符による攻撃は妖魔にかなりのダメージを与えているようだった。
「たあああぁぁぁああっっっ!」
気迫がこもった雄叫びを上げ、綾那はトイレへ飛び込む。
襲い掛かる触手を手にした太刀で切り落とし、瞬く間に触手玉に近づく。
そして触手玉の表面、赤黒い肉肌に呪符を貼り付けて飛び退る綾那。
「破っ!」
再び甲高い爆音が響き渡った。



「もうっ、びしょびしょになっちゃったじゃない。」
爆発の破壊で大便器の仕切りの壁は失われ、トイレ本体の壁のタイルや小便器が半ば崩れかけているトイレ。
触手玉は辺り一面にに飛び散った焦げた肉片と化している。
その中で綾那は情けない声を上げた。
爆発の衝撃そのものは頭をガードした腕、そして耐衝撃、耐火性に優れた退魔師用スーツのおかげで大したことは
なかったが、四散した妖魔の体液や肉片が彼女の身体やその髪の毛を汚してしまっていたのだ。
「どうしよう、部室棟のシャワー借りようかしら?」
ため息をつきながら彼女は未だうねうねと動く触手の切れ端を太刀で突いている。
すっかり戦士から年頃の女性の雰囲気に戻った綾那。


――その油断が彼女に敗北をもたらす事になる。――
570退魔教師実習生 綾那 3/7 ◆/W8AnhtEnE :2009/07/03(金) 21:00:26 ID:tWHragbW

ゴボッ!
「えっ!?」
傘で地面を突くように、戦いというよりは後片付けといった風に緊張感を持たずに床の触手を突いていた綾那。
だが、その耳が異様な音を捉えた。
視線を音がした方向、半壊した大便器の一つに向ける。
するとその便器から太い触手が飛び出した。
「くっ!」
綾那は慌てて太刀を構える。
しかし次の瞬間、左右の別の便器、背後の小便器、そして足元の排水口から同時に多数の触手が繰り出されていく。
「や、やめぇっ!ひぃっ!」
瞬く間に綾那の身体は触手に絡め取られ、宙に×の字で拘束されてしまった。
触手によって腰のベルトが剥ぎ取られ、呪符の入ったポーチごと投げ捨てられる。
「ああっ!くっ!うぅ……っ!」
必死に身を捩じらして拘束から逃れようとする彼女だったが、一際強い手首への締め付けに思わず太刀を取り落としてしまう。

「あぁぁっ……」
綾那は気づいた、この学校全体から先程まで感じなかった恐るべき妖気が放たれていることに。
彼女が倒した妖魔はその妖気の持ち主の子や部下のような格下のものでしかなかった。
今まで妖気を抑えてじっとしていた妖魔は、もう一体を囮にして彼女を捕らえたのだ。
(や、奴の本体はどこ?)
排水口や便器から突き出された触手、その根元を気配で探ろうとする綾那。
しかしこの学校全体が妖魔に埋め尽くされているような気配しか感じ取れない。
(まさか……排水管を埋め尽くしているの?)
綾那は想像した触手の長大さに慄然とする。
(そんな…これは実習に充てられるような妖魔じゃないわ……)
最初の報告を行った退魔師もこの妖魔には気づいていなかったのだろうか。
この妖魔は、綾那にはベテランの退魔師が何人かでようやく倒せるような強さに思えた。
無論、彼女が敵う筈がない。

(し、指導役の退魔師は気づいているの!?)
退魔教師実習には実習生に指導役の退魔師が付く事になっている。
しかしその実習生への対応は様々だ。手取り足取り教える指導役もいれば、全くの放任主義の指導役もいる。
綾那の場合、指導役の退魔師が誰なのかすらわかっていなかった。
この学校には彼女以外の退魔教師はいないと考えていた。
そして学校の外から監視している退魔師の気配までは未熟な彼女は察知することは出来なかった。


 綾那が乱れた思考をしている内に、捕らえた獲物が妙齢の女であることに気づいた妖魔は次の行動に移る。
まず、ベルトを剥がしたことで上下に分離した退魔師スーツ、その下のスパッツのように太腿まで覆ったスーツに触手を伸ばす。
「あっ…ひぃやぁっ!」
怯えた声を上げる綾那。
構わず触手はスパッツをずり下げる。そして露わになった彼女の秘所を隠す純白のレース地の下着。
「ひぃ……くぅっ……」
薄い防壁しか残されていない綾那の股間に3本の触手が近づく。
彼女の秘所の匂いを嗅ぐ様に動きを止めた触手、やがてそのうちの一本は臍から秘所へと縦に、もう一本は下着越しに
秘部を、そしてもう1本はむっちりとした臀部に回りその肌に押し当てられた。
綾那の肌をこねくり回すように動く3本の触手。

「あっ……ひっ!」
絶対的に優位な状況で戯れのように肌を蹂躙していく触手の動きに綾那は引きつった声を漏らす。
やがて触手は満足したのか動きを止める。ホッとする綾那。
だがそれは次の段階に進むための小休止でしかなかった。
3本の触手は下着を掴むとそれを裂く。
「ひぃぃやああぁぁぁっっ!」
甲高い悲鳴を上げる綾那。その秘所に触手の先端が触れた。
「ぃっ……い、いやぁっ!……まさか…?や、やめっ!」
恐れに満ちた綾那の声、それを無視するかのように触手は彼女の秘所に勢いよく突きこまれた。
571退魔教師実習生 綾那 4/7 ◆/W8AnhtEnE :2009/07/03(金) 21:01:19 ID:tWHragbW

「いやあぁぁぁあああぁぁっっ!!」
次の瞬間、綾那は秘所から脳天に突き抜ける灼熱感、汚辱感、そして痛みに絶望の叫びを放つ。
処女ではないが、さほど男性経験のない彼女の膣に触手が抉る様に突き入れられる。
「あ、あぐっ!うぐっ!」
瞳を固く閉じて妖魔の暴虐に耐える彼女。
そしてその臀部、同じように固く閉じられている菊穴にも触手が押し当てられる。
「いぐっ!…えっ!?…ぎぃっ……そ、そこは、そこはやめてぇぇっっ!」
悲痛な叫びも空しく、めりめりと音を立てながら未踏の穴に触手が突きこまれた。

「あぎぎぎぃぃいいいぃぃッッッ!」
信じがたい痛みに目を見開いて叫ぶ綾那。
まるで下半身の感覚が痛覚しか残っていないかのように、下腹部からの激痛の波が彼女の脳を襲う。
(痛いいぃぃっっ!だれか、助けてぇぇぇっっ!)
「ひぎぃっっ!いいぃぃぃっっっ!」
心の中で助けを求めるが、それを口にすることが出来ない。
「あがっ!ぎいいぃぃいいいぃぃッッッ!」
同時に触手を更に深く膣と直腸に突きこまれ苦悶する綾那。

「はぎぃッ!いややああぁぁぁあああぁぁぁッッッ!」
その紅潮した顔、悲鳴を上げ続ける口唇にもう一本の触手が近づく。
「やああぁっ!…むぐっ…ムグッゥゥゥッッ!」
強引に綾那の口唇を奪い、触手はそのまま口中をも犯し始める。
(いやあああっっ、やめてぇぇぇええっ!)
むせ返るような肉の臭いを放つ触手が口に突きこまれ涙をぽろぽろ零しながら悶える綾那。
苦悶に頭を振り乱して続けたことで纏められていた髪が解け、背の半ばまで乱れた髪が垂れる。


 苦しみに囚われた綾那は気づかないが、口中を犯す触手の先端から僅かな液体が分泌されて彼女の喉を侵し始める。
そして徐々に分泌される量を増していく。
「むぎぃっ…うぐぅッ!うううっっぅぅッッッ!」
喉を襲う液体、それによって呼吸をも阻害されそうになることでようやく事態に気づいた綾那。
何度もえずくが、口を触手で塞がれているため吐き出すことが出来ない。
(な、何!?苦しい!うぐぅぅぅぅっっ!)
綾那は半ば白目を剥きながら、空気の通り道を確保するため必死に液体を嚥下し始める。

「がぁッ!ひゃぁふ…ふぁああああっっっ!」
しばらくして綾那は全ての液体を飲み干して呼吸を取り戻した。
それと同時に口の触手も抜かれ、彼女は胸一杯に空気を吸い込む。
「はぁッ!は、はぁ……ふぁ…ふぅ……」
荒い息をつきながら、窒息の危機を逃れたことでホッとする綾那。
とやや落ち着きを取り戻したその心に新たな暗雲が立ち込める。
「えぁ……い、痛くない?」
驚きの呟きを吐く彼女。
先ほどまで膣穴と菊穴から絶え間なく身体中に響いていた激痛が嘘のように消えているのだ。
瞳には未だに突きこまれた2本の触手が映っているのに。

一瞬の後、動揺する彼女の心に信じられない感覚が走る。
「あひゃぁッ!」
瞳に映るのは膣に突きこまれた汚らわしい触手。
その膣から熱い、だが痛みとは違う感覚が発せられたのだ。
「な、なにぃ……ひぃ、ひゃんッ!」
事実を受け止められない綾那、その脳髄に今度は尻穴から同じような感覚が突き抜ける。
(いやぁぁぁ……どうして、どうしてわたし感じているの!?)
彼女の身体を飲み込んでしまった媚薬成分に満ちた触手の体液が侵して行く。
572退魔教師実習生 綾那 5/7 ◆/W8AnhtEnE :2009/07/03(金) 21:01:54 ID:tWHragbW

 2週間前、禁欲が求められる退魔教師実習前の最後の自慰を行った綾那。
その時に感じた快感を遥かに超える疼きが彼女の身体に湧き始めていた。
「ひぃぁ……感じな、い……こんな、触手なんか、ひぃッ!」
綾那は退魔教師を目指すものとしてのプライドから必死に己の感覚を否定する。
だが赤黒い触手に埋め尽くされた膣、そして太い触手に無惨に広げられたアナルからの疼きは止まらない。

「ぃッ!ひぃああああッ!」
先程とは打って変わって、ゆっくりと優しく動く彼女の下半身に差し込まれた触手。
その動きに綾那の官能は徐々に昂ぶっていってしまう。
「ぃ、いやぁ……もう、やめぇ、やめてえ……ひあッ!」
潤んだ瞳を彷徨わせ、だらしなく開いた口唇から喘ぎ声と涎を垂らす。
その容貌はもはや穏やかな教師のもの、凛々しい退魔師のものでもなく堕ちた雌でしかなかった。
触手が動くたびに、秘所、そして尻穴から放たれる快楽が彼女の精神を侵していく。
「やぁ……ああッ!…いあぁ……」
(わたしは……退魔教師になるためにがんばってきたのに……もう、だめかも……)
情けなさ、そして恐怖から零した涙が頬を流れる。
「あぁ…えぁ!?……な、なに、それ?」
その彼女の瞳に更に絶望がもたらされる光景が映った。

 彼女の肢体に突き込まれた2本の触手、その根元の方から触手の内部を膨らますように太さが増していくのだ。
まるで水が先に向かって進むホースのように。
(ま、まさか妖魔の精液!?そんなのイヤぁ)
それが何を意味するのか気づき、幼い子供のように首を横に振る綾那。
無論触手は意に介さず、膨張部が先端に近づくにつれ徐々に動きを激しくしていく。
その動きと共に、触手と綾那の肌の隙間から流れ出る僅かな血や飛び散る勢いの愛液が彼女の股間を濡らしていく。
「あうッ!はぁッ!……はぎッ!」
激しくなった突き上げに苦悶の呻きを上げながら自らの股間を見た綾那。
もう膨らみは彼女の肌に触れそうなところまで迫っている。
「い、いやぁ……いやよぉ……」
恐怖の光景を目の当たりにして綾那は今にも泣き出しそうな声を出す。
その瞬間、半ば崩れた壁にかけられた割れた鏡に映った綾那の素顔。
鏡越しに自分自身の恐れや怯えに満ち、今にも悪に屈しそうな表情を目にした綾那。
(なに情けない顔をしているの綾那!わたしは退魔教師を目指す者。たとえ退魔師の実力が及ばなくても
 妖魔に屈したら教師失格よ。生徒の身の守るため、少しでもこの妖魔の責めをわたしに向けさせないと!)
その心に教師として、生徒を思う気持ちが湧き立つ。
だが、触手は無造作に膨らみを彼女の膣、そして尻に押し入れる。
「あがぁッ!ぎいいいいぃぃッッ!」
強烈な圧迫感と痛みに絶叫する綾那。
しかし彼女は睨みつけるような視線を触手に向ける。
「ひぎゃッ!ま、負けないっ!わたしは屈しないッ!……あがぃッ!ヒッ、ヒアアアアァァァッッッ!」
決意の叫びを放った瞬間、彼女の身体の中に触手から精液がぶちまけられた。
573退魔教師実習生 綾那 6/7 ◆/W8AnhtEnE :2009/07/03(金) 21:02:36 ID:tWHragbW


「ムグゥゥッ!ムゴォッ!ゴボァッ!」
精液の臭いに満ちた便所。
妖魔に囚われた退魔教師実習生、美月綾那は悲痛な呻き声を上げていた。
口唇から喉元まで触手をねじ込まれ、喉元まで妖魔に犯されている彼女。
「ムグググウウウウウッッッ!」
絶叫と共に触手と口唇の隙間から白濁液が噴き出した。
いまだ触手が刺さったままの秘所と尻穴に加え、口腔まで精液に汚された綾那はがくりと頭を垂れた。
「ゴボッ……アァ……がッ……」
汚辱液を吐き出し終え、彼女の口唇から引き抜かれる触手。
同時にどろりと妖魔の精液が綾那の口から垂れる。
幾本もの触手に拘束され座るような格好で宙に吊られている綾那、その胸元を吐き戻した精液が汚していく。

 綾那が妖魔に敗北し、囚われてからおよそ2時間。
その2時間は彼女の人生でもっとも長く感じられる2時間だった。
疲れを知らない触手に身体の隅々まで凌辱された綾那。
退魔師の戦闘スーツはぼろ布と化し、いたるところから白い肌が覗いていた。
解けてばらばらに乱れた黒髪をこびり付いた白濁液が汚している。
そして凛とした意志を示していた瞳は光を失い、虚ろに視線を彷徨わせていた。

 その時、彼女の彷徨う視線が秘所に近づく触手に気づいた。
すでにそこには一本の触手が突き入れられているが、無造作に入口に先端を押し当てる。
「い、いやぁ……二本なんて……入らないッ……」
掠れた声を漏らす綾那。
だが触手はもう一本の触手と膣との間に先端を潜り込ませ、捻り込ませようとする。
「ハギイイィィィッッッ!イダアアアァァッッッ!」
時間がたち強制的に快楽をもたらす液の効果が半ば切れてしまったことで、膣が裂かんばかりの苦痛に彼女は身を悶えさせる。
その間も膣肉が強引に押し広げられ、触手がねじ込まれていく。
背中をピンとそらして苦悶の激しさを表すその肢体。
「アギャァッ!……お、お願い…ギィッ!もう許してぇ……許してえぇ!」
そしてその心は妖魔に屈した。
妖魔と戦うべくその身を捧げた退魔教師実習生、美月綾那は口唇から半ば泡となった涎と共に哀願の叫びを放つ。
「ヒギャッ!だれか…だ、誰か助けてぇ!誰かァッ!」
悲痛な声を漏らし、幼女のように涙をぽろぽろと零す綾那。
既に彼女は妖魔と戦う術を持った退魔師ではなく、一人の弱き女でしかなかった。



 その綾那の悲鳴を聞き取ったものが一人だけいた。
甲高い叫び声を耳にした校舎の屋上に立っているその人物はフッと息をつく。
「だいぶ持ったけど残念ね。……退魔実習指導官「佐久間 伊織」、実習生戦意喪失につきこれより介入し妖魔の処理を行う!」
女性らしい声で言い放った人物は手にした呪符を目の前にそびえる貯水タンクにぶつけた。
その瞬間、神々しい光に包まれるタンク。
「破ッ!」
彼女の叫びと共にタンクに蔵された水が轟く。
 呪符により霊気を帯びた水は猛烈な勢いで校舎内部の水道管を満たしていく。
そしてバルブを破った流れは轟音と共に噴き出し、排水口に吸い込まれていった。


『ギヤヤヤヤヤヤヤャャャャッッッッ!』
僅かな後、綾那が凌辱されていたトイレでもいたるところから光輝く水が噴き出して妖魔の身体を灼き尽くす。
断末魔の叫びと共に妖魔は息絶え、力を失った触手から解放された綾那は床に倒れ落ちた。
574退魔教師実習生 綾那 7/7 ◆/W8AnhtEnE :2009/07/03(金) 21:03:09 ID:tWHragbW

『ぇ………ぇぃ……せんせい?』
深い闇に落ちていた綾那の意識。
それが呼びかけによって徐々に目覚める。
「ぁ…ぅあ…………あぁ…?」
まどろみから覚めた綾那。
そのぼやけた視界には白い天井、同色のカーテン、そして自分を見下ろす人影が映った。
「……う、ぁ………しゃ……さく、ま…さん…?」
ようやく焦点が合った瞳が、人影を傍らに座る教え子の姿だと認識する。
同時に悪夢のような妖魔の存在を思い出し、頭の中の霞を振り払って教え子に警告する。
「さ、佐久間さん!今すぐ学校から逃げて!ここには妖魔が、とてつもなく強い妖魔が!」

だが佐久間はくすりと笑みを零して応じた。
「そんなに慌てないでくださいよ美月先生。先生を犯していた妖魔はわたし、退魔師『佐久間 伊織』が
 きちんと処理しましたから。」
思いもよらぬ教え子の返答に呆然とする綾那。
「こう見えてもわたし、代々続く退魔師の一族の人間なんです。あと退魔教師実習の指導官の資格も持ってます。」
言葉を返せない綾那を差し置いて話を続ける伊織。
「まぁ、指導官っていってもほとんどの実習生はわたしのような子供のいうことを聞いてくれないんで、何にもアドバイスや
 教育はしないんですけどね。ただ、実習生が負けちゃって完璧に戦意を喪失したら後の処理を行うって役目だけです。」
「というわけで指導官としてお伝えします。美月実習生、あなたの退魔教師実習の評価は不可です。確かに妖魔は強力でしたが
 事前の情報収集、そして油断に陥らなければもう少し善戦出来たと思います。ここ数日、トイレや水飲み場などから
 僅かですが妖気が漂っていたけど気づきました?」
全く気づかなかった事実に綾那は頭を横に振る。
「そうですよね。後、呪符を使った防御をもっと身に付けるべきです。それじゃあ、また来年頑張ってください。美月実習生。」
無表情で落第の宣告をする伊織。

だがふと表情を崩すと
「でも教師としての綾那先生は生徒から見て合格点をあげられる先生でしたよ。良い退魔教師を目指してくださいね、綾那先生!」
佐久間は笑顔でそう綾那に告げた。

575名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 23:28:50 ID:ZQAQTFn9
苦痛系はちょっとなあ・・・
SSは面白かったよGJ

576名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 23:34:27 ID:eCPmVvQq
苦痛系平気な俺に隙はなかった
GJ
577名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 09:22:19 ID:C3eAzKbA
大変美味しゅうございました
作者さんGJ!
578名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 22:55:15 ID:ZzwQvvcO
日常パートで引き伸ばしても面白くなりそうな感じ 良かった
579名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 23:21:15 ID:WvhZYBpL
これは番外編で、妖魔に気付かず用を足して触手に襲われる女子生徒を
期待できそうだな。
580名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 03:08:18 ID:EQxnfLdp
むしろ複数の女子生徒が既に犯されてたと思わしき痕跡が見つかり
子種を注がれた女子を全校生徒の中から探し出さなけばならない
疑心暗鬼の掃討戦&再試験に急遽突入とか
581名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 05:27:46 ID:B59W8zSl
学校の場合、適当な理由をつけて一斉に身体検査できるから駆除は難しくないのでは?
(統制されてない一般市民を相手にする方が大変だと思う)
582名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 12:10:32 ID:VK4dMDj7
生徒と接触した人間にも広がってて触手パンデミックとか
583名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 15:24:48 ID:NilRDcuv
一斉に身体検査したらその日だけで登校した全員が…と悪い方へ考える癖が
584名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 17:10:05 ID:B59W8zSl
ああ、うっかりしていた。
検査と称して寄生虫とか怪しい薬品を打つのは、
幼稚園バス襲撃と同じく、「おやくそく」だったね…
585名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 18:42:12 ID:jTX1gBeC
半妖キャラで体の一部を触手に変える・職種を生やすことができるキャラを思いつくが
そのキャラ使って一体どうしろと・・・半妖触手vs触手でもやんのかと
586名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 19:08:40 ID:kn2jUuXt
>>581
そんな事して追い詰めたら五体それぞれに触手生物を宿した最強な触手女王が包囲を突破しちゃうだろ

一まとめにできてるんなら刺激しないで共存共存
触手達は弱い、あまりいじめるな。
587名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 19:58:30 ID:NilRDcuv
>>585
人間と触手とそのキャラで三角関係
588名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 21:58:16 ID:IImZZIYO
>>586
田宮良子乙。田村玲子だったか?
589名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 23:27:57 ID:fQFJk/Ff
>>585
割とよくある光景なきが。
触手に寄生されたけど強力な意思の力で普段は触手と戦っているけど、
時々理性で抑えきれなくなって自分の触手に犯されたり、
親友を襲ってしまったりとか。
590名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 23:33:11 ID:jTX1gBeC
>>589
寄生ってわけではなく自身が半分触手っていうのなんだけど
591名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 23:39:27 ID:NilRDcuv
俺は分かってるよ
だから三角関係で行こう
592名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 23:43:00 ID:jTX1gBeC
>>591
真人間 半妖触手 真触手

これで三角関係か。三角関係自体考えたことないしどうしろと
593名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 23:45:25 ID:WLLo68QS
走ってない魔法少女にあてはめるなら
真人間=魔法少女 半妖触手=妹 真触手=職種
こんな感じになるか
594名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 18:57:18 ID:G9o7AXfc
触手攻めについて、みんなは孕ませる派かもわからないけど、俺はイかせるのが好きだな。
特に後ろから執拗に出し入れされて潮吹いちゃう系
595名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:25:42 ID:n3vqP5FT
ここでは触手が人気のようだが、
人狼とか牛鬼とか、人型の怪物に女の子が犯されるのが好きって言う同士は、
あんまりいないのかな? ちょっと寂しい。
596名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:47:47 ID:dviXpjP0
ここにいるぞー
ジャミ×ビアンカはひとつの王道だと思う
597名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:52:06 ID:BPPY0DBB
ここで王道

異形×女←男 の三角関係

異形に女が 体 だ け 篭絡され
それを男に見られ、女が感じまくりながら男に謝罪するというNTRこそ
三角関係の王道、とあえて提唱する。
598名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 00:03:34 ID:wsyzkhY+
>>595
人狼のアレって、やっぱりコブがあったり、
液が長時間・多量に出たりするのだろうか?
599名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 00:05:26 ID:jTyAgQvn
王道とかしらないから
異形女→男←女
600名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 00:14:57 ID:bSN1X6bP
>>595
むしろそういうの目当てでここを見てる俺がいますよ
最近はあまり見かけないけど保管庫には結構ある
601名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 08:10:05 ID:R8Ab5cwO
>>594
尻穴とクリトリスのみを責められて潮吹いちゃうのが大好きよ
602名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 14:54:12 ID:TdkhtqX0
まぁ>>1だと「女性が」「犯される」になってるからな
俺も嫌いじゃないが
603名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 14:56:54 ID:TdkhtqX0
安価忘れてた
>>599
604名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:39:09 ID:cTflnGde
馬頭のは、馬並みなんだろうな。
605名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 22:21:44 ID:nz+R8xNn
触手にレイープされた後の反応でりあるな描写ってどんなのがあるかねえ?
606名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 22:57:00 ID:93FiAhIv
リアル?
だったら反応はきまってるんじゃね?
「嫌悪や恐怖が過ぎて恐慌や狂気や失神、過ぎると精神異常もしくは死」
相手は醜悪なやつだぜ。
俺たちが毛虫や芋虫のデケエ奴に犯されてるとおもってみ?たまったもんじゃねえ。

元々、触手による陵辱者、という時点で、リアルなんてだいぶ逸脱してんだ。
リアルなんてもとめちゃ、いけねえぜ。

もっとも、そういう意味のリアルを求めるんだとしたら、答えは上記以外にないだろw
607名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 00:21:08 ID:sb/Nw+c3
>>605
リアルなら入れられた時点でショック死か発狂だろうな
608名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 21:38:04 ID:YHUph0gF
ショック死させないためには、
触手とのほのぼのライフを数年続ける必要がありそう。
幼馴染の触手とかなら、大丈夫か。
蛇好きの女性もいるから可能性は0じゃないよな。
最初に精神的なつながりをもっていればと思ったが、
その時点で「犯される」じゃなくなっちまうか。
609名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 21:40:32 ID:pCoLNE/0
ん、友達だと思っていたのが襲い掛かる、なんてのは割りとある話だと思うが?

女の子「友達だと思っていたのに・・・」
触手「ご、ごめんにょろ、もうがまんができないにょろ!」
女の子「らめえええええっ!」
椿「ぽとり」

こんなかんじ?
610名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 22:01:18 ID:BgHhARSG
まあ仲良くなるったってどうあってもストックホルム症候群って言葉はついて回るがな
611名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 22:09:04 ID:0gzOnqVp
実際にゃあ暴行されてる時点じゃ身動きはおろか恐怖の余り声さえ出ない事の方が多いそうな。
ショックから来る心身の変化やストレス性の症状はむしろ事後かららしい。

まあ、相手がバケモンで犯られる側もそいつの退治を生業にしてるとなれば、大なり小なり違って来るんだろうけど。
612名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 22:20:03 ID:YHUph0gF
物心つく前から幼馴染。
生まれてから七日目で、触手クンと出会ったの。
みんなには内緒だよ。
触手クンはあたしの家の神社でお祭りしている神様なの。

とかなら、どうだろう。
触手にわが身をささげる無垢なる巫女ってのもいいな。
613名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 22:22:30 ID:yu5dT5u3
そうならないためにも催淫と幻覚効果のある体液が有るんだニョロ!
614名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 22:50:35 ID:Y3bKQLz/
触手のいいところは考えられる限りのあらゆる責めができることだな
615名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 12:40:25 ID:C8Jr8ALK
女性を発狂させないために上半身人間で下半身触手…というのを考えたが、上半身が男だとなお悪いことに気付いた
…やっぱりスキュラ×女は最高だね!
616名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 15:56:55 ID:NTvXfKNQ
>>612
幼なじみに捧げられる、ってシチュはいいな。
617名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 22:40:34 ID:MvBOcJHB
スライムが風呂の湯のふりをして襲うあたりからなれさせよう
618名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00:10:20 ID:6rwO+lX+
>>612
巫女としての資格を失わないために、処女膜以外の全てを徹底開発という方向でw
619名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00:26:05 ID:zzmSCT5T
>>618
祭ってる神様なんだから資格を喪うもなにもないんじゃないかw
620名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 01:27:11 ID:wf80uzFs
触手の神霊が乗り移って幻覚で触手に襲われている状態に
幻覚なので処女膜は破られてない。が感覚はリアル。
621名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 02:13:05 ID:VFga95PY
>>615
W触区の荒巻先生思い出した
アフターケアまで完璧な紳士中の紳士だよ
622名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 02:54:36 ID:rjyMKtMZ
もう巫女さんを取り込んじゃって死なない程度に霊力を吸収しつつ快楽地獄でいいんじゃね
623名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 08:39:29 ID:1h6gqQYS
>>621
ED見るとW触区って触手和姦なんじゃないかと思ってしまう
624名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 16:28:00 ID:mZrmp46j
怪物島で育てられた、たった一人の人間の女の子。
625名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 17:09:50 ID:MbjTDT2a
>>618
白蛇を祀っている神社で、巫女が蛇神様にヤられるという話を思い出した。
祟り神に供物として並べられ、ヘビのトゲトゲのアレでヤられる訳だが、
神の力により、
 粘膜を切り裂かれても出血する間もなく瞬時に癒され
 意識も正常に保たれたまま延々と…
626女子寮その1:2009/07/11(土) 21:36:45 ID:b++Y1ipG
某私立女子学校。
ここは、県内ではまあまあのミッション系進学校として知られている。
県外や田舎から進学を希望する生徒も多いため、寮が併設されている。

千絵は二年生であり、田舎から通うのが大変なため寮に入っている。

5階建の寮の4階の角部屋が彼女に割り当てられた部屋であった。
新築の寮はまずまず快適で、窓から見える風景も悪くない。
ただ一点、鬱蒼と茂る森を除いては。

新学期が始まりあっとうい言う間に4月が終わる。
5月の連休が終わると少しずつ、温かくなり過ごしやすくなってきた。
先週から部屋着も薄手のトレーナーからTシャツに短パンという格好に変えていた。
短パンからはスラッとした脚が惜しげもなくさらけ出されている。
小柄で見た目より幼く見えるため新入生ともよく間違えられる。
肌は雪のように白く清らかで、綺麗な黒髪を後ろでポニーテールにしていた。

ある金曜の夜、その日は初夏にしては蒸し暑い曇った日であった。
「今日はやけに蒸すなあ」
そう独り言を言うと、千絵は窓を開けて網戸にする。
部屋の窓からは、小高い山が見える。
そこには人家はなく、真っ暗な視界が広がるばかりである。
うーんっと背伸びをして、後ろで括ったポニーテールを解くと千絵は網戸のままカーテンだけを閉めた。
電気を消してタオルケットを被ると、その日の疲れからかあっという間に眠りに落ちる・・・
627女子寮その2:2009/07/11(土) 21:38:15 ID:b++Y1ipG
「それ」は、巨大なタコのような生物であった。
違うのは丸っこい胴体に大きな目を持ち、八本の足ではなく、無数の触手が生えていること。
スヤスヤと眠る千絵の部屋に、その生物のよじ登るジュリュジュルという音が微かに聞こえてくる。
その生物は、器用に網戸を開けると彼女の部屋へと侵入する。
彼女の元へ向かい、ベッドによじ登ると、一本の触手でタオルケットを床へと剥ぎ落とす。
Tシャツと短パンのみの、仰向けになって心地よさそうに寝ている無防備な幼い肢体が一つ目の前へとさらされると、
大きな一つ目がニタリっと笑ったように見えた。

2本の触手を伸ばすと、彼女の両腕を頭の上へ持ち上げて手首にクルクルと触手を巻きつける。
何本かの触手は両足を揃えて足首から持ち上げると、器用に短パンを彼女の足から脱がせる。
「ううん・・・???」
ようやく、からだの不自由に気がついた千絵が目を覚ました。
「?…いやああああっ!!!」
異形のモノに襲われているのに気づくと、一気に眠気が吹っ飛んで大声を上げそうになる。
その瞬間、首に違う触手が巻きつき一瞬だけキリキリと締め上げた。
パッと締め付けを離された瞬間、千絵は思いっきり噎せこんだ。
”サワグト イノチ ナイゾ”
頭に声が響く。噎せ返りながら、恐怖で抵抗する気力を一気に失った。
大人しく繊細で気が弱い彼女は、命の危険が差し迫っているのを自覚するとカタカタと体を震わせている。
大きな目玉のいやらしい視線を胸やパンツに感じて、体が熱くなる。
Tシャツの下から無数の触手が侵入していくと、無造作にまだ膨らみかけの彼女の乳房に巻きつき、乳首を擦るように愛撫しだす。
幾つかの触手は先に口が付いており、それは乳首へ食いつくと甘噛み程度の刺激を送り出す。
乳房を巻きつかれた触手で優しく捏ねくり回され、揉まれる。
乳首にも甘がみのくすぐったいような痺れるような感覚を送られる。
「いやああ…」
生まれて初めての刺激に曝されて、思わず千絵の口から喘ぐような甘い声が漏れる
真っ白なパンツごしにも、太いゴツゴツした触手が陰部を前へ後ろへと擦って刺激を送る。
と、細い触手が太腿から陰部へと侵入し、そのまま臍まで出ると力いっぱいパンツを足側へと引き
628女子寮その3:2009/07/11(土) 21:39:47 ID:b++Y1ipG
と、細い触手が太腿から陰部へと侵入し、そのまま臍まで出ると力いっぱいパンツを足側へと引きずり降ろした。

「いや、やめて、恥ずかしいよう」
恥ずかしさで耐えきれず、黒髪を振り乱して、悶えながら抵抗する。
異形のモノとは言え、誰にも見せたことのない陰部を大きな目に凝視されると、白い素肌が羞恥心でピンクに染まっていく。
恥毛はまだほんの僅かしか生えておらず、大切な部分は丸見えとなっているのだ。
そこへ、彼女に見せつけるように剛毛の生えた太い触手が白い太腿をジリジリ這いながら近ずいていく。
「お願い、いや、やめてええ」
懇願するような彼女の制止も届かず、剛毛は彼女の陰部に到達すると、焦らすようにゆっくり刺激して回る。
「んんっっ!」
耐えるように小さな声を洩らす。
やがて、触手は秘核を探り当てると、小さな肉芽を押し潰すように前後に擦りだした。
抵抗しようとしても両足首はガッチリと固定されてベッドの両脇に開脚されてしまう。
あられのない姿で、秘裂をその生物に曝け出すと、羞恥で顔が真っ赤になる。
「ひああ、あ、そ、そんなところ触らないでえ、へんな感じがするの」
太い触手がゆっくりと前後へクリトリスを刺激するように運動する。
全く経験したことのない激しい刺激に脳天にまで響くような快感が襲う。
グチュ、グチュ グチュ、グチュ…
やがて、体の芯から擦りつけられた粘液以外の潤いが染み出してくる。
”キモチ イイ ダロウ イヤラシイ ムスメ ”
「そんなこと…ないもん、き、気持ちよく、な、なんか」
頭に響く声を否定しようとして声を出した瞬間、前後運動が激しくなる
「あぁぁ、やめ、やめてぇ…」
それと同時に、乳首、乳房、肉芽、両腋、秘裂と大切な場所を次々と触手の蠕動で蹂躙されていく。
肉芽には擦る様な動き、乳首や乳房、肛門には触手のイボイボの刺激、
触手の口から出た蛇のような舌で太もも、尻、両腋や唇、耳をチロチロと舐められる。
「はうっ…、きゃんっ、ふああぁ…」
口からはくぐもった喘ぎ声が耐えられずに漏れ出てくる
”イヤラシイコト サレテ キモチ イインダロウ”
心の中まで汚されていくようで、千絵は、大粒の涙をポロポロと零す。
しかし、否定しようとしても初めての強い快楽に体を捩じらせながら溺れていく。
629女子寮その4:2009/07/11(土) 21:41:16 ID:b++Y1ipG
その視界に、他より太い異質の触手がムクムクと大きくなるのが目についた。
"あれは、まるで、男の人のおちんちんみたい"
ふっと、ませた友達が見せてくれたレディースコミックの一シーンが脳裏をよぎる
わざと見せつけるように千絵の目の前に突き出す。
私、この生き物にレイプされちゃう…
そう思うや否や、開かれた両足に陰茎様の触手が固定される
違うのは、あきらかに大きいことと、陰茎に瘤のようなイボが不規則に付いていること。
"こんなのが入ったら私どうなっちゃうんだろう"
快楽の片隅で恐怖心が湧く。体がカタカタと震える。
「いや、やめて、それは、ダメっ」
クチュっ
音がすると、陰部の入り口に大きな触手があてがわれる。
と、焦らすように前に、後ろに擦りつけられる。
それは、明らかに千絵の悶える姿を愛で恐怖心を煽っていた。
「お願い、止めて、入れないで、あうっ」
懇願を無視するように、そのまま、少しずつ陰茎は陰部へと飲み込まれていく。
「ああっ」
痛みによる呻きというよりも、喘ぎ声であった。
十分に湿らされた少女の内部は、抵抗を示しながらもそれを受け入れていく。
痛みもあるが、それ以上に全身の敏感なところを愛撫されつづけ、快感の方が強くなる。
触手が最奥部まで到達すると、千絵は後ろ向きにされると、両手首を後ろ手で拘束される。
そして、両足を折り曲げて開脚されると、白く透きとおり僅かに紅潮した尻を突き出すような格好にされる。
「こんな格好、いやあ、恥ずかしっ、あっ、止めて、…あうっ!」
ズンっ、ズン
陰茎がゆっくりとピストン運動を開始する。
それと同時に、乳房を捏ねくり回され、乳首には大きな口をあけた触手に喰いつかれ痛痒いような刺激を送られる。
両腋、臍を舐められつつ、陰部の肉芽をくすぐられる。
「ふああ、や、やめ、いやあ、気持ちいいっ、やめて、あああ」
少女の小柄で控えめな肉体は、薄紅色に染まり体は快楽に合わせるようにくねらせる。
清らかな美少女が淫美に悶えのたうち回る姿を大きな目玉は邪悪な笑みで見つめていた。
630女子寮その5:2009/07/11(土) 21:44:34 ID:b++Y1ipG
グチュっ、グチュっ グチュっ
少しずつ、陰茎の前後運動もスピードを増していく。
それに従って、体の芯に響くような快楽が少しずつ増していく… 運動が止められた。
我を忘れて快楽に体を任せていた千絵は思わず不満気な声を上げる。
「え、いや、何で、どうしてぇっ? あっ!」
言ってしまってから、思わず我に帰る。その生物の目をまともに見れず、恥ずかしくて目を反らした。
"ホシケレバ、ジブンデ、ウゴイテミロ、イヤラシイ、コムスメ"
快楽に身を委ねていたのを見透かされたように、頭に勝ち誇ったような声が響く
「そんな、ひどい、できるわけ、ん…」
抗議すると、焦らすようにジリジリと陰茎が抜き取られていく。
「ああっ、だめ、抜かないで! あううっ」
慌てたように千絵は尻を突き出すように前後に動いて快楽を求める
そんな千絵を褒めるように、触手の小さな舌が千絵の肛門部に這っていき、円を描くように舐めまわす
「あっ、あっ、あっっ 気持ちいいっ、もっと欲しいの!」
千絵の求めに応じるように再び陰茎がピストン運動を始める。
グチャ、グチャ、グチャと部屋に千絵の愛液が密壺から掻きだされる音がいやらしく響く。
後ろ手で縛られて後背中位で突きこまれながら、全身をこねくり回される。
突きこまれるのに合わせるように腰を前後に揺らす。
その度に、乱れた黒髪が白い背中から振り乱すように前後に揺れる。
大事な部分を目玉に突き出すような格好になり、曝け出している羞恥心すら快楽となってくる。
「はっ、はっ、あ、あっ」
力強く後背位で深々と陰茎を捻じ込まれて、千絵の喘ぎ声が段々と強くなってきた。
「いや、変な感じ、いや、わ、わたし、変になる、もうやめて、ああああっっ」
陰茎が膨張していくのを感じながら、生まれて初めての快感と絶頂が近づく感覚に全身が飲み込まれる
そして、今までで一番強く、勢いよく陰茎を捻じ込まれた瞬間に千絵は絶頂を迎え、体を仰け反らせる
「いやああああ!!!!」
その瞬間、白濁液が少女の最奥に注ぎ込まれる。
それ以外の触手たちからも少女の体に射精された液体が浴びせられる。
千絵は、経験したことのない快楽と刺激で意識が真っ白に飛んでしまい、絶頂を迎えたままグッタリと気絶してしまった。

それを見届けると、その生物は音もなく窓からゆっくり森の奥へと去って行った

朝日がカーテンの隙間から洩れる。
千絵は全裸で横たわったまま、土曜の朝を迎えた。
「あれ、私??? 何で?」
全身に白い液体の跡が残り、膣から流れ出た液体で股の間は白く固まっている。
昨夜何があったのか、全く思いだせない…
「???」
首を捻りながら千絵は浴室へ行き、シャワーで体を洗い流した。
結局、昨晩の事は思い出せず、誰かに他言する気にもなれなかった。
631名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 21:46:11 ID:b++Y1ipG
626-630
初投稿です。
スレ汚し失礼しました。
632名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 22:02:25 ID:411AzWib
汚すな!
633名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 22:13:32 ID:5g0K5WND
いやGJ。
なんという紳士タコだ、見習わねば。
634名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 22:25:22 ID:GOSRInpH
姉と同じ名前……抜けねえ

スレ汚しといえば以前某スレに小学生がPSPで投下しようとしてたっけな
635名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 00:56:25 ID:Qfd4dbxB
このあと千絵はどうなるんだろうか。
出された液体で仔ダコ妊娠出産するのか、はたまた、体が疼くようになって自らタコを探しに行ってしまうのか・・・
636名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 01:09:23 ID:q2jbaBy5
>>634
こいつか

385 名前:鷹[] 投稿日:2009/05/22(金) 13:45:35 ID:zs7TsAnH
ではがんばって書きますがパソコンが今無いので、pspで書き込みします。

386 名前:鷹[] 投稿日:2009/05/22(金) 15:10:12 ID:zs7TsAnH
だからおそらく遅いと思う。

387 名前:鷹[] 投稿日:2009/05/22(金) 16:56:25 ID:zs7TsAnH
プロローグ

388 名前:鷹[] 投稿日:2009/05/22(金) 16:56:57 ID:zs7TsAnH
プロローグ

389 名前:鷹[] 投稿日:2009/05/22(金) 18:31:27 ID:zs7TsAnH
「あーあめんどくさいなぁ」と男は言った。その男の名は、寺田正樹という。中学2年である。成績はふつうより少し下だ。今日は正樹の嫌いな英語のテストだった。そんなに勉強していなかったため、半分しか書けていない。がんばっても無駄だと思い少し眠った。

390 名前:鷹[] 投稿日:2009/05/22(金) 19:39:28 ID:zs7TsAnH
「終わったぞ」という声がした。「わかった」と言い俺は起きた。授業が全て終わり、早く帰った。家に着き後ろから声がした。「これを受け取れ」と言われた。体が自然に動き受け取ってしまった。男は、一瞬で消えた。嬉しかった。だが男が誰か分からなかった。

391 名前:鷹[] 投稿日:2009/05/22(金) 19:44:27 ID:zs7TsAnH
それはまさにスペアポケットだった。これを上手く使って何かできないか考えた。「思いつくのはエロいことかな」と思った。しかし考えるのはまた明日にした。
637名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 03:49:23 ID:atJq98qT
貼らなくていいってw
638名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 15:19:16 ID:rKFnFLEf
>>627
GJ




日常に戻っても、体は開発されちゃった、っていうのが好き。
639名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 19:07:44 ID:P3xwn8W8
ここはGJと言わせて貰おう!AA略
640名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 08:35:18 ID:K5Xqg93i
GJ!!
だが短パン好きの俺は即効脱がされたことに深い悲しみを覚えた…
濡れるまで股間ぐりぐりとか脱がさず隙間から突っ込むみたいなのが好きなんだ
641名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 15:00:04 ID:z6LkAYwk
>>636
GJ!!
642名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 23:36:28 ID:GVjQ3DhV
この後どうなるんだ等々、レスもらえたので調子に乗って投稿します。
明日までの仕事を放置したままだが後悔していない!

>>640
ゴメンね、次書くことがあったら挑戦してみるよ。

あと、姉が同じ名前だった人、申し訳なかった。
643続・女子寮:2009/07/13(月) 23:37:57 ID:GVjQ3DhV
あれから1ヵ月あまり、千絵はあの晩の事はすっかり忘れて平和な毎日を過ごしていた。
元々、体は病弱で周囲を心配させていたが、5月頃からむしろ調子は良い。
むしろ、貧血でぶっ倒れて保健室へ運ばれていたのが無くなり、血色も良くなったと言われるくらい。
体調が良いからか、大人しく気弱な彼女が明るくなったと周囲からも言われる。
”なんでかなぁ???”
特に思い当たる節も無いが、調子が良いに越したことはない。

今日は日曜日、地元の繁華街で古い友人と久しぶりに再会し喫茶店でおしゃべりに夢中になってしまった。
で、バスを1本乗り過ごしてしまい時間がすっかり遅くなってしまった。
時間は17時ちょっと過ぎ、1時間に1本のバスから降りるとバス停から帰り道を急ぐ。
週末の門限は20時だから全然余裕があるが、17時45分までに食堂へ行かなかったら夕食は下げられてしまう。
部屋にカップ麺などの貯蓄食料は少しはあるが、可能ならば温かい食事の方が望ましいに決まってる。

最近は少しずつ陽が遠くなってきたものの、あたりは薄暗くなっている。
バス停からの道は寮まで森を避けるように大回りしており、無駄な時間がかかってしまう。
「はあ、この森さえなかったらもっと早く帰れるのに」
思わずそう溜息をつきながら、小走りでアスファルトで舗装された道を急ぐ。
ちょっと背伸びして買った大人なサンダルを履いてるせいで、思うように走れない。
体が揺れると濃い水色のワンピースの裾がヒラヒラと揺れ、ポニーテールも子犬の尻尾のように左右に振れる
ちょっと息が切れ、手を膝がしらに当てて呼吸を整えていると、ふっと脇に入る小道が目に入った。
入口こそ踏み慣らされて道らしくなっているが、奥の方は鬱蒼と茂った木々でよく分からない。
”確かこっから森を抜けて寮の裏口へ出る道だっけ。校則では森に入るのは禁止ってなってるけど、バレる訳ないし。”
寮の友人や先輩の話を思い出す。
門限にしてもそうだが、基本は自主性を重んじる校風なのであまり難しい事は言われない。
歩き始めようとして、足を止めてちょっと考え込む。
”今から走りながらで20分、着いたら17時50分くらい。ご飯は食べれない。
こっちを抜けるのは歩いてせいぜい10分、着いたら17時40分”
”…うん、ごはんが大事♪ 無理ならすぐ引き返そう。”
ちょっとした冒険心もあって、千絵は小道へと足を踏み入れていく。
この季節なら藪蚊などもいないし、田舎育ちで虫は全然平気だ。
644続・女子寮:2009/07/13(月) 23:39:01 ID:GVjQ3DhV
分け入っていくと直ぐに道は獣道程度に狭まる。木々が生い茂って、もう入口もわからないくらいだ。
ただ、思ったほど酷い道では無い。
”よし、これならギリギリOKかな。”
5分ほど歩き続けると、ふっと道が途切れているのに気がついた。
目の前を1メートルほどの綺麗な小川が流れ、すぐ左手には澄んだ大きな池が出来ている。
「わあ、綺麗…、外からわかんなかったけどこんな池があったんだ」
小さな冒険で思ってもみなかった発見があり、思わず胸がワクワクする。
水深は30cm未満、歩いても渡れるけれどお気に入りのサンダルが水浸しになる。
千絵はちょっと後ろに下がって助走をつけると、小川を飛び越えようと勢いよくジャンプした。
”よし、成功!”
綺麗に着地した、と思った瞬間に苔のついた岩にサンダルが滑って水中に勢いよく尻もちをつく。
「冷たっ! いったあ」
下半身が水でびしょ濡れになってしまう。
べったりとワンピースが水で体に張り付いて、細い体の輪郭がはっきりわかる。
パンツまで水につかってしまい、冷たさとで気持ち悪い。
「あっ! ポーチっ!」
と、転倒した際に肩にかけていたお気に入りのポーチが池の中央に流されていく。
中には今月の全財産と、銀行のカードと、学生証と、手帳と… 沈んだら携帯電話も…
慌てて追いかけようとするが、池は一段深くなっており進むと水深は背丈を越えてしまいそうだ。
あまりの事に呆然とし、ショックで涙目になってくる。

パシャっ パシャっ 
ふと、水音がする
池の方に目をやると、何かが水面に浮かんでくるのが見えた。
軟体生物? タコみたい? でもこんな池に居るはず無いし… 大きいし…
チャポン、と音がして大きなタコの頭が顔を出す。
その生物には、大きな目玉が一つついていた。
”あれ、私、あの生き物をどっかで見たような…、あっ!”
目が合った瞬間、「あの夜」がフラッシュバックしてくる。
”あ、私、あの生き物に恥ずかしい格好で体中触られて、メチャクチャに犯されて… でも、すごくキモチ良くて”
記憶が戻ったショックで顔が青ざめ、体がカタカタと震えだす。
しかし、同時に水面から見える無数の触手達を見ると生まれて初めての快楽と絶頂も体が思い出し、全身が熱くなる。
”いや、まさか私、また犯して欲しいって思ってるの?”
自分の本心に気づくと愕然とし、慌てて首を振ってその思いを掻き消そうとする。
645続・女子寮:2009/07/13(月) 23:40:29 ID:GVjQ3DhV
スッと音もなく千絵に近づいたその生き物は、一つの腕を千絵の前に持ってきた。
そこには、さっき落としたポーチが引っ掛けられていた。
「拾ってくれたの? ありがとう!」
意外な展開に、少し面食らいつつも大切なポーチを拾ってくれたことに思わず満面の笑みでお礼を言う。
「え、お礼が欲しい?」
ふっと頭に響いた声に、その生物に聞き返す。
直ぐに意味を察し、恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
「…わかったわ。」
ドキドキと心臓の音が高鳴ってくる。
”仕方無いんだ、大切なものを返してくれたお礼なんだ” と自分に言い聞かせる
サンダルを脱ぎ、ワンピースのボタンを外して脱ぐと丁寧にたたんで傍の岩に置く。
白い飾り気の無いパンツとブラジャーのみの格好になると、下着と同じくらいに真っ白な肌が露わとなる。
その生き物の言葉が響く。
「え、全部? あ、う、うん、そうだよね。」
目玉に見つめられるのが恥ずかしくて、思わず後ろを向いてブラジャーのホックを外してワンピースの上に置く。
次に、震える両手を腰にかけると、ぎこちなくパンツを足もとまで下ろして脱ぐ。
森の中とはいえ、外で生まれたままの姿を晒すという行為に千絵は羞恥心で真っ赤になる。
左手で胸を、右手で淡い繁みを隠し、その生き物に背を向けたまま硬直してしまった。
スッと一本の触手が伸びて、真っ白なお尻を上下に撫でる。
「ひゃうっ!」
突然の筆で粘液を塗りたくられるようなくすぐったさで思わず声を出してしまう。
もう一本がすっとお尻の割れ目から肛門部に向けて伸びると、コチョコチョくすぐりながら茂みの奥へ分け入っていく。。
「え、あっ、だめえぇ」
予想外の刺激に思わず腰砕けになり、水面に膝をついてしまう。
その両手、両足を取り囲むように伸びてきた触手達がクルクルと拘束する。
両腕はピンと両側から引っ張られ、両脚は折り曲げた状態で太ももで括られてる。
と、ググッと左右に広げられると排尿するような格好で正面を向かされた。
「あ、こんな格好いやだよ、恥ずかしいよ」
顔を真っ赤にして抗議するが、異形の生物の巨大な目玉は無遠慮に全身を文字通り舐めまわすようにジックリ観察する。
ポニーテール、小さな唇、控えめな乳房、きちんと手入れされた腋、淡く茂った秘裂、シミ一つない真っ白な殿部
「いやあ、そんな見ちゃいや、お願い」
羞恥心で死んでしまいそうな気持ちで一杯になりながら涙目で懇願する。
と、とたんに生物は大きな目玉は秘裂をグッと間近に近づけ、ネットリと視姦する。
「い、意地悪!!!」
ポロポロっと両目から涙を零しながら、耐えきれずに首をブンブンと左右に振る。
その度に背中のポニーテールが水面を叩き、水が左右に飛び散った。
フッと視界の端に、水面から次々と新たな触手が顔を出してきたのが目に入った。
「いや! ダメ、やっぱり嫌、助けて」
体の自由を奪われ、これから行われる凌辱を想像し、慄きながら千絵は懇願する。
そんな千絵へ見せつけるようにゆっくりした動きで一本ずつ触手が迫る。
1本目は、ゆっくり近づくと首筋、顎、頬と優しい動きで撫ぜる。
「んん…」
優しい動きに、思わず心地よさを感じてしまう。
右頬までつたって行った触手は先端の口を開くと耳たぶをハムハムと噛みだす。
「あっ !」
左わき腹から這ってきた2本目は小さな左胸を絞り上げるように回ると、ゆっくり左耳へ進み耳の奥を長い舌でチロチロ舐める
3本目は太ももから秘裂の陰唇を粘液の後を残しながら蠕動しながら這いずり回る。
4本目は先ほど同様、肛門部から会陰部にかけて糸のような細い何本もの舌で刺激する。
「ああ…! あ、そんなところ、汚いよ、あ、いや、 やめて、 お願い、助けて…」
四肢を拘束されながら、次々と重ねられていく刺激に千絵は小柄な体をくねらせて悶える。
もう全身に力は入らず、四肢を触手に縛られることでかろうじて体を支えている。
646続・女子寮:2009/07/13(月) 23:42:43 ID:GVjQ3DhV
新しい触手たちがまだ幼い乳房を優しく揉み、くすぐる。
小さな乳輪の中心からピンクの乳頭が刺激を求めるように少しずつ隆起して自己主張を始める。
次の2本は、極太の筆のような触手だった。
違うのは、先端の毛の部分が自分の意思を持つかのように波打っていること。
焦らすようにゆっくりと、二つのピンクの小さな突起めがけて真っ直ぐ進んでくる。
”あんなのに触られたらおかしくなっちゃう!!!”
「いや、お願い、お願い、やめて、そんなので擦られたらおかしくなっちゃう……いやあ!」
サワサワと筆は乳房の外から輪を描くように中心に向かうと乳頭の先端に触れるかどうかの刺激を与える。
「んん、あ、あう、やめて、…もう、意地悪っ、もっとちゃんと触ってぇ」
乳頭は刺激されてピンっと迫り出している。
もっと確かな快感が欲しくて、たまらず千絵は両胸を突き出す。
と、筆の先端がパクッと左右に割れて口となり、乳首に吸いついてチュウチュウと吸引しだした。
筆の部分の線毛達はサワサワと乳房を微小な動きで撫で上げる。
また、声が響く。
「いや、違うもん、エッチなんかじゃないもん! あ…、ダメ、あ、あん、あ、気持ちイイよ、もっと、もっと…」
学校での大人しく控えめな姿からは想像もできない恍惚の表情を浮かべる。
あどけない少女は淫らな格好で、気がつけば自分から快楽を貪っていた。
ポチャっ ポチャっ
次々と与えられる刺激に蜜壺から染み出た透明で粘性な液体が、秘裂から糸を引きながら水面へ落ちていく。
大きな舌を持った触手が近づくと、味わうように秘裂部をビチャビチャと音を立てて舐めまわしだした。
キラキラと粘液で反射して輝く薄いピンク色の肉が、大きくドロドロとした触手のベロで蹂躙されていく。
「くうん、そんな音立てないで、あっ」
違うゴツゴツの瘤を持った小さな触手が肉芽を無遠慮に押しつぶすような動きで刺激しだす。
「あ、いや、そこ、変な感じがするの、虐めないでぇ」
息も絶え絶えな喘ぎ声で、言葉とは裏腹に腰をくねらせる。
「あ、ダメ、何か来ちゃう、ダメ、あっ、あああああ!!!」
少しすると、千絵は全身をビクビクっと痙攣させながら絶頂を迎えた。
647続・女子寮:2009/07/13(月) 23:43:26 ID:GVjQ3DhV
「はあ、はあ、はあ、はあ」
刺激も一時、小休止され、大きな息をしながら呆然と呼吸を整える。
と、男根そのものの形をした触手がムクムクと隆起すると、左右に大きく開かれた千絵の陰部に固定される。
陰茎は焦らすように膣の入口で円を描く。
「あうっ、もう止めてぇ…」
僅かに残った理性を振り絞ってそう言った千絵の頭に、異形の生物の言葉が響く。
「いや、そんなの言えない、絶対言わないもん!」
拒絶した瞬間、刺激が再開された。
体を蠢く触手達は、焦らすような刺激を全身に与える。
触れるか、触れないかの微かな刺激が乳房に、ピンクの綺麗な乳首に、臍に、肉芽に与えられる。
陰部の男根もわざとらしく入口を行ったり来たりする。
「いや、切ないの、もっとちゃんとして、おかしくなっちゃうよう」
また、言葉が響く。
「そんな、恥ずかしい、こと、言えな、あああっ」
スッと男根が入口から引いていく。
全身の触手も動きを止める
「ダメっ、止めないで、言うから、止めないでっ」
快楽を求める本能に屈した千絵は、ついに弱弱しく口を開く
「エッチでいやらしいの千絵の…あそこに、大きな、ち、おちん…ちんを…力一杯捻じ込んで下さい。
小さいけど感じやすい千絵のおっぱいを一杯いじめて下さい。もっともっと、千絵を責め苛んで下さい」
その瞬間、望みは叶えられた。
体中の触手が一斉に今まで以上の激しさで刺激を再開する。
それと同時に、ズブズブと奥まで侵入した男根が激しいピストン運動を開始した。
「あっ、あっ、あっ、あっ、」
耳が、首すじが、背中が、臍が、両腋が、長い舌で愛撫され、くすぐられる。
ベタベタした触手に控え目な乳房を揉みしだかれ、乳頭を強く吸われながら引っ張られる。
尻を揉まれ、割れ目から肛門部の入口までゴツゴツの触手が刺激を与える。
先ほどの絶頂で体中が性感帯となった千絵は、快感の波に飲まれながらひたすら男根を求め続ける。
「もっと、もっと、あ、あ、いいの、気持ちイイの、ああっ」
肛門を舐めまわされ、肉芽を激しく擦られ、押しつぶされ、引っ張られる
太い男根が柔肉を乱暴に掻き分けるたびに、水面に押し出された少女の愛液が飛び散る。
もう一回り大きさを増した男根が膣の中で無茶苦茶に動き回りながら、壁にイボを擦りつけていく。
「ああっ、いや、また来ちゃう、来るよ、あっ、あっ、あ、あーーーーーーっ!」
頭の中で光が弾けるような感覚とともに千絵は絶頂を迎えビクッ、ビクッと痙攣する。
と、大量の白濁液を千絵の小さな体の奥に注ぎ込んだ。
顔に、胸に、白い腹に、触手達から次々と白濁液がかけられた。
648続・女子寮:2009/07/13(月) 23:44:25 ID:GVjQ3DhV
小川の流れに身を任せて横たわり、まだ虚ろな意識で大きく息をしている千絵にチャポッという水音が聞こえる
頭を起こして池の方を見ると、ゆっくりと異形の生物が水の奥底へと帰っていくのが見えた。
少しして、千絵は小川の流れで体を洗うと下着をつけ、生乾きのワンピースを着て寮へ向かった。
結局、帰りついた時間は19時45分。
裏口からそっと部屋に戻ったため、誰にも見つからずに済んだ。

翌朝、気持の整理がつかないままに朝早く目覚めた千絵は、何となく昨晩帰ってきた森の出口へ足を向けた。
ふと、草むらに隠れた小さな祠が目についた。
「千絵ちゃん、早いのね」
振り返ると、寮母さんが箒をもって微笑んでいた。
「はい、なんだか目が覚めちゃって。寮母さん、これ、何ですか?」
千絵は、祠を指差した。
「ああ、これは大昔からある祠なんだけどね、神様を祀っていたらしいよ。
でもさ、うちってミッション系の学校でしょ。私以外は誰も掃除もしないからね、この有様だよ。」
「神様?」
「ええ、何でも身近な困った出来事を引き受けて、幸せにしてくれるんだって。」
でもね、と寮母さんは悪戯っぽく笑った。
「ちょっと困った神様でね、若い綺麗な女の子が大好きでね、見染められると夜這いされるんだって」
「えっ…」
思わず絶句した千絵を見て、寮母さんは大笑いした。
「ゴメンゴメン、千絵ちゃんには刺激が強すぎる話だったね。まあ大昔の言い伝えさ。」
せいぜい千絵ちゃんも夜這いされないようにね、と冗談を言いながら寮母さん歩き去って行った。

「神様、かあ。ずいぶんと意地悪だったなぁ」
クスッと笑うと、私も時々は祠の掃除をしよう、と思いながら千絵は少し軽やかな足取りで朝食を食べに食堂へと向かった。

その後も快感が忘れられず、森の池にこっそり行ったり、窓を網戸のまま寝てみたりといろいろ試してみたが、
結局、あれから異形の神様には会わず仕舞いだった。
その後も千絵は全く体調を崩すことなく、健康そのもので卒業した。
引っ込み思案だった性格までも気がつけば程々に明るくなり、生徒会役員まで務めてしまった。
「これが、あの神様からの贈り物だったんだ」
卒業の日、綺麗に片付いた部屋の窓から祠を見ながら千絵はふっとそう感じた。
もう一回くらい、抱かれても良かったかな…


649名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 23:46:15 ID:GVjQ3DhV
おしまいです。

文章書くって難しいね。
楽しめて読んでもらえると嬉しいよ。

さて、仕事するか。
650名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 02:09:19 ID:oApLwApK
>>649
GJ!

640じゃないけど次回作も期待して待ってます
651名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 02:16:02 ID:TraSg9Z4
意外なさわやかエンドにワロタ
652名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 04:11:31 ID:utMrKt7h
いい話だったなー(`;∀;)
653名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 05:04:17 ID:NzCWtD98
>>649
オナ禁中になんてものを投下してくれた
654名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 06:53:12 ID:D4AbgNd+
えらい後味の良い話だなw
655名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 19:59:30 ID:Q3pZEu4f
エロくていい話GJ!!
656名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 23:12:46 ID:T4nuWw/+
>>649GJ!すごく面白かった!
657名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 09:37:09 ID:oIDvU5J2
>>646
GJ
658名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 21:04:30 ID:ehbSzifM
[萌+]【浜松】 遠州伝統のウナギ供養祭に、家庭科の生徒が参加―浜名女子高等学校―

 土用の丑の日を週末に控えた14日と15日、浜名湖西岸ウナギ養殖場で、伝統の鰻謝祭(まんしゃさい)が開催された。
 今年で110回目を迎えるこの供養祭は、「蒲焼き」の調理の際、活きたまま裂かれるウナギの苦悩を悼み、明治33年、西岸にウナギの養殖場が完成した当初より毎年開催されてきたもの。
 近年は西浜名養魚畜産協同組合の主催の下、地元のボランティアも参加するようになり、主に西岸のウナギ養殖場の清掃活動に当たる。
 本年からは、「清掃活動を通じて地域に貢献出来れば」と、浜名女子高等学校の家庭科2年の女子生徒84名が参加し、西岸の二つの養殖池の清掃活動に従事した。

 西岸のウナギの養殖場は広さ約5ヘクタール。東京ドーム1個分とほぼ等しい広さで、参加者が2日掛かりで清掃するのだが、養殖池には大量の活きたウナギの成魚が群れている。
 今回初めて参加した女子生徒達も、悪戦苦闘の様子。ウナギの粘液で滑る中、清掃作業に驚いたウナギが水着の中に入って暴れているといった事態も発生し、慣れない作業に戸惑い気味だったようだ。
 それでも、作業後には浜名湖特産のウナギの蒲焼が振舞われ、 「美味しく食べて、ウナギの供養が出来た。」「また来年も、お気に入りの水着で参加したい。」と、思わぬご馳走に舌鼓を打った。

 浜名湖女子高等学校の、紀●(土へんに川)美佐江(きせん・みさえ)校長は、
「初めての参加で慣れない面もあったが、清掃活動を通して地元の産業に貢献できたと思う。来年もまた参加したい。」と、今回の清掃活動に手応えを感じていたようだ。

■ キーワード ■ 鰻謝祭【まんしゃさい】
明治33年、浜名湖岸に大規模な養魚場を設けられた当時より続く鰻の供養祭。
第二次大戦中には一時期中断されたものの、戦後は西浜名養魚畜産協同組合の主催で再開され、今年で110回目を迎えた。
清掃後には、参加者に浜名湖特産のうな丼・う巻き・白焼きなどが振る舞われ、好評を博している。

(2009年7月15日 遠州日報・『はまなっ子』)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bgame/1237138645/(※画像には一部、修正を施しています。)
659名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 21:24:27 ID:YCdD/d06
【From】http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1238461161/
【2ch歴】5年
【釣られた回数】星の数だけ
【釣られた時の餌】[萌+]【浜松】 遠州伝統のウナギ供養祭に、家庭科の生徒が参加―浜名女子高等学校―
【コメント】怪しい気はしたんだ……
【将棋・チェスの思い出】
660名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 21:24:49 ID:YCdD/d06
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ誤爆
661名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 00:21:26 ID:1Ppemmlm
ヒロインを締めつける巨大ウナギ改造人間
662名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 04:41:38 ID:FBEaMPac
保管庫見て思ったんだけど16-594氏の小ネタはオリジナルじゃなくて、あろひろしの作品のパロだよね?
663名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 07:42:29 ID:QPmda8PL
ウナギは毒がある
664名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 00:52:13 ID:v4Jt7Gh+
祝!桃肉さん復活。
665名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 02:33:20 ID:K7GWxiod
>>663
mjd!?kwsk!!
666名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 02:34:31 ID:v4Jt7Gh+
>>665
ノクターンノベル
667名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 09:51:32 ID:wt0nQh8p
喰霊スレで面白いのを見た
こっちに来ればいいのに
668名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 11:07:39 ID:IVArssZA
ここは現状でいいよ。まったりがいい。
669走ってない魔法少女(仮):2009/07/19(日) 14:51:53 ID:XxuwTUk/
>>402-414 続き

『魔道具というとロッドやアミュレット、タリズマンや魔道書、古くは箒やタローカードを思い浮かべる読者が多いでしょうが、
体内の魔力を具現化し発露する手段として最も古く最も身近な物として体液を忘れることは出来ません。
現代に於いては、標準的な魔道具の発動鍵として用いられているに過ぎませんが、
いざという時の為に魔道具そのものとしての側面も学んでおくと良いでしょう。
 まず血液は「生命の川」と呼ばれ、太古に於いては魂と同一視されていました。
魔力を全身に運ぶ媒体である血液は体外に流されただけで力を発揮します。たとえ魔力を操る事に長けた人間でなくとも、
贄として捧げられた動物の血を地面に撒けばよく作物が実り、処刑された罪人の血には病気や不幸に対する強力な保護作用が知られています。
況や魔術師をや……といった所でしょうか?魔力を込めた血の署名は強大な魔族すら契約で縛る事ができますし、
人形に目的の人物の血液をかければ自在に支配することも出来ます。逆に血を焼いてしまえば、如何なる魔術も打ち破る事が可能です。
また、経血が強力な媚薬の成分である事は民間にも良く知られています。
まとめると、血液は精神を支配する特性を持ち、攻撃と防御の両面が有るという事になります。
 次に唾。古代の魔女は唾を吐きかけるだけで呪いを掛けることが出来たといわれています。
現代にまで伝わる手法としては、ナイフに三度唾を吐いて、それを不幸をもたらす対象者に擦り付ける方法や、
魔王の名の下でタオルに三つの結び目を作り、そこに唾を吐いて被害者の名を呼ぶ方法が挙げられます。
唾は運命に作用し、攻撃寄りであるといえるでしょう。
反対に尿は呪縛を破壊する効果が知られています。魔術によって引き起こされた病気に対しては、被害者の髪の毛を切り取り、
当人の尿に入れ沸騰させたものを火で焼く事によって解呪が可能です。もし呪いを掛けた張本人の尿が手に入れば、
瓶に詰める事によって、呪詛を跳ね返すことが出来ます。
 以上のように古代、中世の魔術師たちは経験上、魔力と体液の間に深い関わりがあることに気付いてはいましたが、
厳密な理論付けが行われるのは、かなり後世になってからです。
 最初に体液と精神との結びつきを説明しようと試みたのは古代ギリシアのヒポクラテスです。
彼は人体の構成物質が四種類の体液、すなわち血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁であると主張しました。
血液の多い人は楽天的、粘液が多い人は鈍重、黄胆汁が多い人は気難しい気質、黒胆汁が多い人は憂鬱であるという説は現代では否定されていますが、
体液と人の精神に何らかの繋がりが存在するという推測は間違いではありませんでした。
古代から中世末期を通じてヒポクラテスの学説以上の進展は無く、次の重要な展開は近代を待たねばなりません。
 一六世紀のスイスの錬金術師パラケルススは、体液が人の体を離れた後も生命力の素を保持していることを証明し、これをムミアと名付けました。
魔法理論に対する彼の最も重要な貢献は、このムミアを計量的に扱う手法を編み出し、体液が人体から切り離されているにもかかわらず
ムミアの絶対量が精神状態に応じて変化するという現象を発見したことにあります。
(ただし、パラケルスス自身は魔術師が儀式で行う「魔術」に対して懐疑的であったので、この発見を結びつける事はしませんでした。)
 この現象から次の仮説が生まれました。
「体液は魔力自体を保持しているのではなく、術者とのパスを保持しているのではないか?」
 上で例に挙げた人形と血液を用いた呪いや、瓶と尿を用いた呪詛返しは、原理が良くわかっていませんでした。
もしこの仮説が正しいのであれば、これらは体液を通じて直接相手の魔力に働きかける魔術ということになります。
事実、後にこの仮説は証明され魔法理論の整理に大いに役立ちました。それまでは先人たちの残した術式に於いて、
何が本質で何が枝葉か?を見極める指標がほとんど無く、非常に危険な人体実験を繰り返していたのです。
また、実用上も大きな発展がありました。現代の魔道具の魔力変換効率は当時の2倍以上といわれています。
我々はこの原理を魔道具に応用することによって、より深くより手軽に所有者と魔道具を結びつける事が可能になったのです。』

―――魔法学院指定教科書「魔道具入門」より
670走ってない魔法少女(仮):2009/07/19(日) 14:53:47 ID:XxuwTUk/
 しめた……!!

 壊れた笑みを浮かべるだけだった少女の目に、一瞬光が宿る。一つ目との戦いで失われた後、ロッドの気配だけは共にあった。
おそらく妹が隠し持っているのだろうと当て込んでいたが、賭けは私の勝ちのようだ。
どういうつもりでロッド出したのか知らないが、これでようやく希望が見えてきた。
何とかして隙を見つけることが出来れば―――
「まさか、ただの身体検査にこれ程時間が掛かるとは思いもしませんでした。まあ、面白い踊りが観られて皆さんお喜びでしたけど♪」
 露骨な挑発だったが、少女は反応しない。涎を垂れ流し、惚けたように妹の顔を見つめている。
妹は少女の耳元に、冷たい声で小さく囁いた。
「くすっ……いい表情ですね。あのくらいで音を上げててちゃ先が思いやられますよ?
これから、じっくり、たっぷり、ゆっくり、ねっとり、私の受けた苦しみを味わってもらうんですから♪」
 うっとり蕩けた瞳で語りかける様に、心が凍てつき戦慄した。今の妹にとって、姉の苦痛は悦楽でしかないのだ。
触手は心優しい妹を別のモノに変えてしまった。
―――少女は亀裂の入った笑顔を張り付かせたままぶるっと震える。
 妹は少女の恐怖を喰らって満足したのか、振り返って触手たちに呼びかけた。
「さて、皆様方。これより裁判を執り行ないますが、新参者ゆえ、このような場に相応しい言葉遣いに慣れておりませぬ。
人であった頃と同じ口調で進行を勤めさせて頂きますが、どうぞお許しくださいま……」

 今だっ!!

 突然、弛緩していた少女の体がバネ仕掛けの玩具のように跳ね上がった。
「ぐぅっ……!?」
 少女は拳に魔力と触手への怒りを妹の鳩尾に撃ち込む。妹に植え付けられてしまった触手の安全装置は働かない。
少女は目覚めた時から触手の支配が弱まっている事に気づいてはいたが、攻撃できるかどうかは一か八かの賭けだった。
少女の今の状態では、体内と精神に巣食う触手を排除する事はできないが、魔力を注ぎ込んで一時的に麻痺させる程度の事はできる。
完全に油断していた妹は自分の身に何が起こったのかすら認識出来なかっただろう。くたりと崩れ落ちる妹の腰に優しく手を回し支えた。
―――暖かい……大丈夫、こいつはまだ人間だ。
 守るべき者の体温を感じ、高揚する。胸の奥から熱いものが込み上げてくる。必ず皆助ける事ができる……そう確信した。
固く握り締められていた妹の指を解きほぐし、愛用のロッドを取り上げる。魔法具に込められた恐るべき力を発動すべく詠唱を開始した。
「冥界と地と天のヘカテよ、広い道と十字路の女神よ、汝、手に松明を持ち夜を徘徊せし者よ、昼の敵よ、来たれ!」
もちろん触手たちがこのような状況を見逃してくれるわけも無く、数十本の触手が少女目掛けて鞭のごとく振るわれた。
「闇の友にして闇を愛する者よ、汝、雌犬が吠え、温かき血が流るる夜に歓喜せし者よ、汝、亡霊と……ちぃっ!」
 詠唱を中断し、ぐったりした妹を片腕に抱えたまま跳ぶ。次の瞬間、少女たちが居た空間を触手が切り裂き、
押し出された空気が風となって少女の体を撫でた。凄まじいスピードだ。まともに食らえば、少女どころか妹もろともミンチと化す事だろう。
「汝、亡霊と共に墓地を徘徊せし者よ……くっ!」
 短く詠唱しては紙一重で触手を避ける―――危険な綱渡りだったが少女は完璧にこなして見せた。
 触手攻撃の真の恐ろしさは、その無感情にある。如何に自身が有利な立場に立とうが決して油断せず、
逆に如何に不利な状況であろうとも焦ることがない。全く感情によるぶれが存在しないのだ。
少女が初めて触手の巣に挑んだ際、その知識が仇となった。99%の正確無比な触手をかわす事は出来たが、残り1%に足を掬われたのだ。
それがこの植物型の操る蔦だった。こいつにだけはまるで人間のように感情による『ゆらぎ』がある。
少女は圧倒的多数の攻撃とは完全に別物の、たった数本の蔦に翻弄され一時囚われの身となった。
 だが、一度捕らえられた時に触手の動きは見切っている。要は困難を分割すればよいだけの話だ。他の触手は“正確無比”なのだから、
軌道から外れるように僅かでも動き続けていれば決して当たらず、問題の蔦は大雑把な攻撃なのだから、紙一重ではなく大きく避ければいい。
口で言うのは簡単だが、実際は高度な運動能力と高速な情報処理が要求される。その上、同時に複雑な詠唱をこなさねばならない。
並みの魔法少女では対策を思いついても実行は不可能だったろうが、少女は並ではなかった。
 それでも大きな荷物を抱えている状態では、完全にかわし切るのは不可能だ。少女の白磁の肌に紅い線が刻まれていく。
671走ってない魔法少女(仮):2009/07/19(日) 14:54:25 ID:XxuwTUk/
「汝、血に……んぅ!血に渇く者よ、な、汝……くはぁ……」
 しかし、妹の体には傷ひとつ無い。たとえ怪我をしても禁呪の効果で一瞬にして回復する事は分かっているが、
これ以上妹を傷つけることは少女の精神が耐えられない。妹を庇う分、少女の体から貴重な魔力が血液と共に失われる。
失われた体力と血液自身は禁呪がすぐに補ってくれるのだが、魔力までは戻らないし、何より副作用が問題だ。傷を負う毎に性感が増していく。
「ん……んんっ!くっ……こ、この……ぁん……くぅ……あふぅ……くぁ……」
 少女を責め苛むのは触手の攻撃だけではない。触手をなぎ払う為にロッドを振るえば、たゆんと小山が揺れて質量を伴った衝撃が頂を襲い、
触手を避ける為にステップを踏めば、足の付け根で赤く腫れあがった豆が潰れて電撃が走る。レオタードの凶悪な食い込みを直す暇など無い。
直すどころか、身を守る使命を忘れた防具は、一歩踏み出す毎に少女の股間をきりきり締め付けた。
当然、触手は少女の事情をおもんばかるはずもない。動きが鈍くなった瞬間を見逃さず、多方向から一斉に襲撃した。
なるべく最小限の動きでやり過ごすように心がけねばならないのだが限度がある。
「ち、調子に……はあぁっ!!ひぁ♥」
 やむなく長い足を鉈の如く振り回し、文字通り触手を蹴散らすことに成功したのはいいが、全身を生地に擦られてほぼイキかけた。
少女は歯を食い縛って絶頂を堪えるが、口の端から垂れる涎と下の口から溢れる我慢汁は自制心の限界が近い事を物語っていた。
このままでは触手から自身と妹を守るための体術自体が今の少女の体にとって命取りになりかねない。
恥辱の身体検査によって散々に昂ぶらされた快楽神経が悲鳴をあげ、少女の心身が狂乱する。
闘いの最中だというのに、きつく引き結ばれた唇から漏れる息遣いが徐々に艶かしい吐息へと変化していく。
「んっ……ふぁ……ぁっく……ひぅ……」
―――ま、まずい……このままでは……
 遠からず行動不能に陥る事は明らかだ。すでに触手の鞭による切り傷も、快楽にしか感じない。ひりひり痛む肌が心地よい。
禁呪の加護があるとはいえ、全身を切り刻まれれば死ぬ。だが、それはどれほどの悦楽なのだろう?

『ああ、触手の鞭に身を曝したい。己が血の褥に身を横たえる気持ちはどんなものだろう?罪深い私をもっと穢して欲しい……』
「身の毛立つ恐怖で、ぇ……ぁひっ!ひ、人の心を……ぉ゛……ふ、ふる、え……あ゛、あ゛ぁっ!!」

危険な誘惑に支配されそうになり、慌てて思考を切り替える。今は敵の殲滅と妹の安全が最優先だ。
―――いったん距離を取って、安全な場所に寝かせるか?いや、だめだ!何があっても、こいつを危険に曝すわけには……
 激しい闘いの最中だというのに妹は静かに眠っている。ああ、可愛い……天使の安らかな寝顔を見ているとなんだか無性に、

『犯したい。めちゃめちゃに汚したい。食べてしまいたい。この真っ白な喉笛に歯を立て噛み千切りたい……』
「ふ、震え上がらせる……ぁ、ぁふ……も、者よ!」

勇気が涌いてくる。この寝顔は自分の命と引き換えにしても守らねばならない。この腕の中に居るものは、私の全てだ。私の生きる理由だ。
だが、その大切な妹を危険な目に合わせたのは私自身の軽率な行為なのだ。悔やんでも悔やみきれぬ。いや、今は後悔の時ではない。
この唇から再び『姉さん』という言葉を聞く為にも、ここでやられるわけにはいかぬ。
「んぅ……」
 少女が決意を新たにした瞬間、妹の口から悩ましげな喘ぎ声が発せられた。なんだか妙に色っぽく感じられて、どきんと胸が高鳴る。
耳を掠める弱々しい吐息がこそばゆい。呼吸に合わせて上下する柔らかな腹の感触が、グローブ越しに生々しく伝わってくる。
少女はずっと闘いに集中していた為これまで気付かなかったが、二人とも極薄のコスチュームだけを身にまとって密着しているのだ。
こうして意識してしまうと、まるで裸で実の妹を抱いているかのような錯覚をしてしまう。倒錯的な妄想が少女の理性を蝕む。
体が芯から蕩けて、力が抜けていく。
「……あはぁ♥」
 はしたなく開かれた口から漏れたのは、べったり湿った溜め息だった。少女が妹の体に劣情を覚えているのは誰の目にも明らかだ。
そして、それは少女自身にとって有ってはならない事実であった。

―――ち、違う!違うっ!!こんな大事な時に、なんということを私は……これではまるで実の妹に欲情しているしているようではないか!?
私は妹を愛している。愛しているが、それは姉としてであって厭らしい意味では決して……
672走ってない魔法少女(仮):2009/07/19(日) 14:55:47 ID:XxuwTUk/
 妹を慈しむ気持ちすら胡乱なものに思えてくる。そんな怪しからぬ疑念を払拭すべく、妹を抱く腕に力を込めた。
「あ、あひっ……!?」
「んっ……」
 少女の乳首に電撃が走った―――運悪く抱いている妹の乳首にぶつかってしまったのだ。
妹は気を失った状態のまま、一瞬眉間に皺を寄せる。姉は快楽の電流に痺れて、びくんと大きく震えた。
硬直したその一瞬が致命的な隙を形成し少女に試練となって襲い掛かる。触手がようやく俊敏な獲物を捕らえる好機を得た。
少女の片足に触手が十重二十重と絡みつく。
「くっ!」
 この程度の触手などコンマ数秒もあれば、魔力を込めたロッドで一薙ぎできる。だが、触手の波状攻撃はその間を与えない。
触手に囚われた足を軸に、ほんの小さな動きだけで攻撃をかわし続ける少女だったが、神懸り的な抵抗にも限界が訪れた。
ついにもう片方の足から自由が失われる時がやってきたのだ。両足に纏わり付いた触手は剛力を発揮し、がっちり動きを封じる。
少女は足を開いたままの姿勢で根が生やされたかのように、その場に固定されてしまった。もはや、自由になるのはロッドを持つ片腕しかない。
触手たちの攻撃が徐々に鋭さを失い、緩慢なものへと変化していく。そう、獲物をじっくりと嬲る為に。
「ぁくっ!い、いい気に……ぐぅ!」
 懸命にロッドで応戦するが、防衛網を潜り抜けた触手に胸を撫でられ腹を殴られ―――硬軟織り交ぜた攻撃に翻弄されてしまう。
最大の武器である機動力が奪われては、少女が敗れるのも時間の問題だった。
「ご、ゴルゴーよ!ひゃん!そ、そんな所……も、モルモ……よ!あぁん……し、しつこ……すぎ……」
 誰の目から見ても絶望的な状況だが、少女は諦めない。それどころか少女の瞳には勝利への希望すら窺えた。
 そう、結局は『時間の問題』なのだ。
「千変万化のぉ……ぐはっ!こ、これくらいでぇ!つ、月よ!!」
―――あ、あと少し……だ……!
 なにも永遠に触手の攻撃を避け続けなければいけない訳ではない。詠唱完了までの時間を稼げればそれで十分。
少女は驚異的な集中力を持続し、ついに残り一小節までこぎつけた。

 ロッドをかざす。
―――チェックメイトだ!

「わ、我らが犠牲に恩寵の眼差しを向け……くひゃぁああ!?」
 凛とした声色の詠唱が突如として、あられもない嬌声に取って代わられる。少女はひどく混乱した。
あそこから立ち昇った淫楽が詠唱にリソースの殆どを振り向けている脳を直撃し、
あとたった数音節という所で魔法の完成を阻害されてしまったのだ。
 少女が慌てて快楽信号の発信源に目をやる。
触手の拷問台に長時間かけて煮込まれたとろとろのヴァギナ―――そんな絶好の弱点を触手が見逃すわけが無い。
そこにあったのは……股間にへばり付く毒々しい色をしたウツボカズラだった。
「あ゛、あ゛、あ゛……あああああああああああ!!!」
 狡猾な触手は、わざと攻撃を上半身に集中させ、少女の気が緩む最後の瞬間に最強のインパクトを最弱の部分へと叩き込んだのだ。
少女の瞬発力と判断力は、触手の老獪さによって完膚なきまでに打ち砕かれた。
 膝ががくがく笑う。ロッドを持つ腕が震える。背筋が反る。舌がだらりと垂れ下がる、
めくるめく堕落の瞬間が、すぐそこまで……

―――だ、だめ……イ、イっては……だ……めぇ……

「んっ!んんっ!!んんんんんんっ!!!」
 一度絶頂してしまえば、意識が飛んでしまう。思考がリセットされてしまえば、詠唱は始めからやり直しだ。それは敗北と同義だ。
少女は必死に絶頂を堪えた。大きな波を越えた瞬間、無意識に少女は反撃を試みる。紡がれる魔を帯びた言の葉。
「我らが……犠牲に……お、恩寵の……んっひぃぃいいい!!」

 じゅぷっじゅぷっぐっちゅぐちゅ……ちゅぶぐじゅぐじゅじゅっぷ!

 色を帯びた悲鳴と淫らな水音に、魔術は再び中断された。ウツボカズラが本格的に活動を始める。
遠くから見ても分かるほどにぐにぐにと。

 豆を挽かれているのか?唇を吸われているのか?穴を埋められているのか?襞を押し広げられたのか?

 少女が認識できたのは、熱いという感覚だけだった。快感が強烈過ぎて、本人にも自分が何をされているのか判ずることができない。
股間を完全に覆い隠している為に、音しか聞こえてこない。だが、それ故に反って想像力を掻き立てられる。
「んっ……ま、まなざ……ふぁ……まなざ……ぁっく……まな、ま、まな……ひぅ……」
 口を開いた瞬間に激しくあそこを責められ、壊れたレコードのように、同じ文句を繰り返すしかない少女。
673走ってない魔法少女(仮):2009/07/19(日) 14:57:04 ID:XxuwTUk/
絶頂を耐えるのに精一杯で詠唱を進める事ができない。もはや触手は完全に少女を玩具にしている。
半ば絶望しつつ、少女は健気に淫靡な嬌声を奏でた。
「ま、まなざっ……んひっ!!眼差し……を……ぉ゛ぁ゛ぁ゛……」
 危ない。もうちょっとでイクところだった。今度、同じ場所を擦られたら耐えられるかどうか。
……それにしても、そんな所にGスポットがあるなんて、私も知らなかった。
ああ、触りたい……思いっきり引っ掻きた……
「ち、違っ!ふやぁぁああ〜♥」
 ま、また同じ所を……一度犯した私の体のことなどお見通しだとでも言いたいのか?
くっ!人を馬鹿にしてぇ!一回勝ったくらいでいい気になるなよ!
「向け……ひんっ!ひぃんっ!!む、向けぇ……ぉひっ!む、剥け……いやぁぁああ!!」

くりゅ……くりゅくりゅ……くりゅっ!くりゅっ!

「ら、らめっ!それは、らめぇぇええ〜!!も、もうクリトリスの皮被せないれ……何度も何度も剥かないれぇぇ〜」
 そ、そんな……あとちょっとだったのに……か、皮が……皮がこんなに気持ちいいなんて……ぇ……
わ、私の体……どうな……て……くぅっ!余計な事を考えるな!や、やり、やり直しだ。
「わ、われりゃが、ぎしぇいに……お、おんひょーにょ……」
 だめだ……呂律が回らない……また、やり直しだ。
うあああああ……き、気持ちいいよぅ……こんなの、どうすれば……あ、あれ?あそこ止まった?
「い、今だ!我らが犠牲に恩寵のまなざ……ふみゃあ!!」
 乳首ぃ……そんなのひどいよぉ……い、いじめるの、あそこだけじゃなかったの?こんなんじゃ、何時までたっても終わらないぃ……
な、なんで私、こんなことをやってるんだろう……つらい……イキたい……イって楽に……
「ま、まなざ、あっひぃ〜!!ま、まらイっちゃらめぇ〜♥」
 もう、だめだ……これ、以上、は……ぁ……
「イ゛っイ゛っ!!」

「ふぁ……あ、あれぇ?姉さ……?わたし……何が……」

 奇跡が起きたのは少女の心が折れかけたその時だった。目を覚ました妹の声は姉の耳にまで届き、運命に抗う力を与えた。
淫蕩に緩みきっていた少女の表情が引き締まり、絶頂寸前の全身の震えが収まる。姉としての意思が生理反応すら打ち負かしたのだ。

「我らが犠牲に恩寵の眼差しを向けたまえ!!」

 姉としての矜持を糧に魔術が完成する。あとは練った魔力を構えたロッドに注ぎ込めば、全ては終わる―――少女の顔が歪み狂相を成す。
「このクズどもが!惑わず逝けぇ!!」
 これまで抑圧されていた攻撃衝動が牙を剥く―――筈だった。
「い、いやっ!!いやぁっ!!!」

 え……?

 どん!という鈍い音と共に少女は尻餅をついた。何が起こったのかわからない。呆然と自分を突き飛ばした妹の顔を見上げる。

―――怯えた獣の目だ―――
「わ、私の体に触らないでっ!!」
 妹の目に宿っていたのは、紛れも無く恐怖と嫌悪。痛々しく震える華奢な体を掻き抱き、全身で姉に対する拒絶を表現していた。
妹の心の中に愛し敬う姉は存在しない。昨夜の告白が決定打だった。思えばあれ以来、妹は『人の方の手』で少女の体に触れようとしない。
ずっと『触手の方の手』で少女を刑場まで連れてきたのだ。

 そう、まるで汚いものを触るように……

「な、ん、で……」
 少女の問いに答える者はもう居ない。妹はもはや別の世界の住人だった。
鼻の奥がつんとする。最愛の妹に拒絶され、ぽっかり空いた心の穴に流れ込んできたのは敗北の蜜。
「ひぁ……ひぁぁああああ〜!!」
 意識の外に追いやられていた快楽信号が、まとめて押し寄せる。神経を焼ききらんばかりのパルスが少女を飲み込まんとする。
一瞬にして守る者を失った闘士に抗う術など残されてはいなかった。
「だ、だめ!だめ!だめ!だめぇ〜!!」
 昇天への階段を駆け上る必要すらない。元々、少女の淫乱な体は限界だったのだ。
ここまで我慢できていたのは妹の存在があったからこそ。
無理矢理快感を忘れて、絶頂の棺桶に片足を突っ込んだ状態で、騙し騙し闘っていたにすぎない。
674走ってない魔法少女(仮):2009/07/19(日) 14:57:44 ID:XxuwTUk/
ここに至り、妹の存在というモルヒネは永遠に失われた―――勝利への希望と共に。
「くっひぃい〜!と、とまらな……やだ……んあぁ!!ま、負けたくな……イクのやだぁぁああ〜!!」
 少女は明滅する意識の中、攻撃衝動の残滓だけを頼りに、ロッドを触手へと向ける。両手で構えているのに、がたがた震えが止まらない。
そんな情けない有様でも、触手を全滅させるのに差し障りは無い。詠唱は既に済んでいるのだ―――悲しみと共に全てを解き放つだけ……
『……してしまっても、いいのか?』

 な、なに?

『……を殺してしまっても、いいのか?』

 なんの問題が?

『妹を殺してしまっても、いいのか?』

「なっっっ!!?」
 少女は自身の迂闊さに、はっとする。もしこのまま術式を発動させれば、この場の触手は跡形無く消滅する。
それは当然少女の望む所だ。だが、それでは妹が……無事では済まない。
「んっ!!くぅ……ふぐぅ〜っ!」
 術式は妹の心に巣食う触手のみならず、実体の触手をも消し飛ばすだろう。禁呪とのバランスが崩れてしまう。
「かっひぃ〜!!こ、これ以上、はぁ……」
 妹の体だと認識している触手の部分が突如として失われれば、禁呪は暴走し快楽の海の中、狂死する。
運よく発狂を免れても、今、触手と化している腕は消し飛んでしまう。妹を守るための方策が、同時に妹を傷つけてしまうのだ。
「ら、らめ……らめらめらめらめぇぇええ〜!!!」
 元々、この作戦は妹がこんな状態で事態に巻き込まれることなど想定しようの無い時点で考え出されたものだ。
上手くいくはずが無い―――少女は葛藤したまま、何の抵抗も示せず、時間切れを迎える。
「イ゛っ!!イ゛ク!!イ゛クっ!イ゛クっ!イ゛クっ!イ゛っちゃうぅぅうう〜♥!!!」
 下半身は触手に絡み付かれた足をMの字に開いた屈辱の形、上半身はロッドを正眼に構えた凛々しい姿のまま少女は無様に絶頂した。
「イ゛っっグぅぅうう〜〜〜っ!!!」

 ぷしゅっ!ぶしゅっ!!ぶっしゃああぁぁああ〜!!

 溜まりに溜った愛液の噴出は、留まる事を知らず股間を濡らす。思う様、潮を吐き出したあそこに嫉妬を覚えた尿道口が後に続いた。

 じょろ……じょろじょろじょろ……

「ぇ……ぁ……はぁ……」
 絶頂直後の虚脱感と、放尿の排泄感のデュエットがシンフォニーを奏でる。その虚無的な音色に少女の心はめろめろになった。
だが、こんなものは前奏にすぎない。

 じゅる!じゅるじゅるじゅるっ!!

「ふわわわわわぁぁああ〜♥そ、そんにゃ……吸うにゃんてぇ〜……ふやぁぁああ〜♥」
 床は汚れていない―――大量に撒き散らした愛液も尿も、強力なバキュームで一滴残らずウツボカズラが飲み干したのだ。
少女は思わぬ追撃に狂乱する。だが、触手の王のウツボカズラがたったそれだけの行為で許してくれるわけが無い。
触手は少女の体から液体のみならず、実体のない物まで吸い出し始めた。
「ひゃあぁぁああ……ち、ちからが、抜け……?あはっ♥これぇ……ま、まりょくぅ……」
 ロッドの機構を発揮させる為に練られた魔力が根こそぎ奪われていく。魔力と密接に繋がる精神力が削られる。
虚脱感と排泄感に絶望感が加わりトリオと成った。その魔力と共に魂まで吸われる高揚感は、まるで教会で賛美歌を歌う時のようで……
「イクっ!イっちゃうっ!イったばっかりなのにぃ……そ、そんにゃに、しゅわれたりゃ……イキっぱなしになっひゃうよぉ♥」
 イったら神経が昂ぶって敏感になるだけでなく、愛液と一緒に魔力を吸われて、精神力が萎え快楽への抵抗が失われる。
すると、絶頂のハードルが下がって、またイってしまう……悪循環だ。
「い、いい……いいよぉ……ら、らめ!らめ、なのぉ……こ、ここで挫けたらぁ……」
 そのまま流れに身を任せ、法悦に狂いたくて仕方が無い。イってイってイキまくって、魔力と共に精神の澱も吸い出して欲しい。
何もかも吸われて伽藍堂になってしまえば、傷なんか無くなって、痛みを感じなくて済むかもしれない。
大事なものを失った少女の心は、ともすればそんな自暴自棄な欲求に傾きそうになる。
―――い、いっそこのまま……ば、馬鹿者!そんなことをして誰が救われよう?
諦めちゃ、だめ……だ……は、はや、早く、パスを、断たない……と……
「す、吸うなぁあぁぁ〜!!ふみゅうぅ……ま、まら、イっひゃぅ♥んんっ!んっ!んひぃ……」
 土壇場の克己心が、
675走ってない魔法少女(仮):2009/07/19(日) 14:58:57 ID:XxuwTUk/
 土壇場の克己心が、ほんの数秒連続絶頂を遅らせる事に成功した。その隙に驚異的な集中力でもって魔力の発露を抑える。
ぎりぎりの綱渡りだったが、少女はなんとかやり遂げた。これで、魔力を奪われる心配は無い―――思う存分、イける。

 からん……

 気が緩み、力を失った指が緩んで、転がり出たロッドが石畳を叩き乾いた音を立てる。全ての筋肉が弛緩し、少女は身を冷たい床に委ねた。
「くひゃっ!かひっ!!くっひゃあぁぁああ!!」
 まな板の上の鯉が、びくんびくんと跳ねまくる。宙に浮いた腰がぴくぴく痙攣し、絶頂の回数を刻む。
その度にウツボカズラは大きな水音を立てて愛液を啜る。唯一の救いは、恥知らずな蜜の噴出を衆目に曝さずに済む事だけだ。
もっとも、これだけ汗を飛び散らし、幼児のように涎を垂れ流しては、恥も外聞もありはしないのだが……
「あん!ああん!あん!あんっ!イ、イクっ!またイっクぅ……吸われてイクのっ!イクのぉ♥あぁん、止まんないよぅ……」
 魔力を吸えなくなっても、執拗に股間を攻め立てるウツボカズラに少女は悲鳴を搾り取られる。
これ以上は無意味だと王が判断するまでの十数分もの間、少女の連続絶頂は続く。百数十回の絶頂の果てに、少女の搾り滓が残された。
「ぅぁ……ひぁ……ぁふぅ……」
 息も絶え絶え―――ずっと無言で姉の惨めな舞踏を見下ろしていた妹がロッドを拾い上げた。
おもむろに姉の下に寄り、抑揚の無い声で静かに語りかけた。
「ふん……惜しかったですね。まさか、その子がサボるなんて思いもしませんでした。
いや、言い訳はやめましょう。これは私の油断ですね……」
 虚ろな少女の瞳は何も映し出してはいない。ロッドの先端で意識すら定かでない少女の頬を、ぐりぐり抉る。
少女は屈辱的な仕打ちにも無反応だ。ぎり……妹は歯軋りして、ヒールで少女の膝を踏みつけ、じわじわ圧力をかけていく。
「あ〜あ……もう!誰かさんの汗と涎で服が汚れちゃったじゃないです……かぁ!」
「っ―――!?あっっぎゃあぁぁああ―――っ!!!」
 ごきん!鈍い音と同時に少女の目が見開かれる。迸る悲鳴が大理石の壁に反響した。
ロッドに顔を押さえつけられ、折れた足を手で抱えるどころか、見ることすら許されない。
妹はしばらくの間、姉の悲痛な絶叫を愉しんでから、やっとヒールを退けた。
「なんて、下品な叫び声なんでしょう?それも人前で……恥を知りなさい!」
「あ、あぎ……あぁ……ぁぐぅ……」
 さっそく膝の再生が始まった。禁呪の加護があるお陰で痛覚はある程度抑えられているものの、不完全故に痛みを全て消す事はできない。
激痛に悶絶する少女の口の端には細かな泡が浮かんでいる。妹は迷わず姉を断罪すべく再び足を振り上げた。
「本当に……恥知らずで!淫乱で!変態で!傲慢で!卑怯で!冷酷で!独りよがりで!わ、私の気持ちなんか!考えもしないで!」
「げほっ!!ごはっ!!や、やめ……ぐぁっ!!げふぅ!!ぐはっ!!があぁっ!!ぅぐぅ!!ひぎっ!!ぐえぇ……ごほっ!ごほっ……!」
 少女の無防備に曝された柔らかな腹を力いっぱい踏みつける。一撃ごとに内臓が潰れ血管が断裂し骨が軋む。
足先がめり込み、見えなくなるほどに強く九度。少女の獣じみた叫びに嗜虐心をくすぐられたのか、妹の頬が紅い。
「はぁ……はぁ……はぁ……ふ、ふふふ……いい声で鳴きますね、薄汚い豚の癖に……」
「ぁ……ぁひゅ……ぉ……ぁ……」
 白目を剥き四肢を痙攣させるだけになった少女に妹の声が届くはずも無い。
手酷い侮蔑を受けても、せいぜい喉を引き攣らせて呻き声を返すので精一杯だ。
「聞こえてます?私は褒めてるんですよ?こんなに頑張ったんですから、もう一度チャンスをあげましょうか?」
「ぅへ……?ぁぅ……?」
 夢現の少女が妹の言葉に反応を見せる。妹はにたりと嗤って、無造作にロッドを手放した。
「ほら、返してあげます。好きなだけ攻撃してきていいんですよ?さあ、どうぞ♪」
「ぅ……うぅ……」
 妹に言われるがまま、よろよろと手を伸ばしロッドを掴む。
敵を倒さねばならないという攻撃衝動だけが未だ放心状態の少女を突き動かす。
殆ど条件反射的に詠唱を開始した。罠とも知らずに。
「め、めいかいと……ちと……てんのへかてよ……あひっ!ひ、ひろいみちととじゅ……ふあぁっ!
な、何が……ひゃあぁぁああ〜♥あそこ痺れるぅぅうう〜♥か、掻き回さないでぇ〜♥」
 活動を停止していたウツボカズラが魔力の胎動を検知し、再び蠢き始める。少女は快楽によって無理矢理、現実へと引き戻された。
676走ってない魔法少女(仮):2009/07/19(日) 14:59:55 ID:XxuwTUk/
「あらら?どうしたんですか?変な声をあげて……いいんですか?詠唱、止まっちゃってますよ?」
「んあああああっ!あぁ……も、もう?イっちゃう?なんで、なんでイっちゃうの?あっひいぃぃいい〜♥」
 ウツボカズラの中から篭った水音が聞こえる。長時間の潮吹きで搾り滓に等しい少女から、さらに愛液を搾り取ろうというのだ。
反攻の要たる魔力共々に。
「ふみゃああぁぁ〜……そ、そんなぁ……魔力、吸われ、て……?と、閉じたのにぃ…
…うみゅぅ……だ、だめ……こ、これ、以上、は……これ以上、吸われたら、ぁ……」
―――状況認識は後だ。ま、まずは、魔力の流出を何とかしないと、術式の発動が出来なくなる……
 幾度もの絶頂の所作で敏感になりすぎた粘膜に、禁呪の副作用で鋭敏に研ぎ澄まされた神経が追い討ちをかける。
残された僅かな理性だけで快楽に打ち勝たねばならないのだが、闘う前から少女は追い詰められていた。
貴重な魔力となけなしの精神力が、なす術無く触手に吸われていく―――少女を救ったのは、皮肉なことに『絶頂』だった。
「あふ……ふぅ……ひはぁっ!」
 魔力流出が止まった。あまりにも苛烈な絶頂の連続に晒された為に、少女は『絶頂を堪える』事ではなく、
『絶頂しながら行動する』事を覚え込まされてしまった。
快楽によって地獄に突き落とされた少女は、快楽慣れした罪深い体のお陰で首の皮一枚繋がったのである。
ウツボカズラはこれ以上の魔力の搾取が困難とみるや、あっさり活動を止めてしまった。どうやら魔力と愛液に自動的に反応するようだ。
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
「くす……痛みじゃなくて、イかされて正気に戻るなんて……ふふっ♪なんて救い難い淫乱なんでしょう?」
「くぅっ……!」
 本当の事だ……少女は反論できず俯いた。悔しくて情けなくて肩が震える。敗北を噛み締める一方で冷静に状況を見つめる自分が居た。
―――不意打ちだったとはいえ、予想以上に魔力を喰われてしまった。この残量では発動は……ここは一旦退くしかないのか?
退く?馬鹿馬鹿しい!我が妹は明日をも知れぬというのに?我が身可愛さに逃げるというのか?
こいつがおかしくなったのは私の責任なのに。どんなに嫌われたって構わない。妹と友さえ無事なら私はどうなったっていい。
だが、魔力が足りぬ。いったいどうすれば……ああ、魔力さえあれば……
「何を、ぼ〜っとしてるんですか?あはは♪イキすぎて呆けちゃいました?使わないんなら、そろそろソレ返して下さいな♪」
「え……?」
 妹の言葉で我に返る。
「だめだ……これは私のものだ。お前には扱えない……といっても、どうせ力ずくで奪うのだろうがな……」
「いえいえ♪無理にとは申しませんよ?そうだ!交換しましょう。これ、お好きでしょう?ほら♪」
 ふざけた調子でしゃべる妹が手に持っていたのは、もっとふざけた代物だった。眼前に男性器を模した蔦が突きつけられる。
先端にはモウセンゴケのような腺毛がびっしり生えており、粘液を滴らせている―――醜悪なることおびただしい。
「ひ、人を馬鹿にするのも大概にしろ!!誰が!こんなも……の……?欲しが、る、もの……か……ふゎ……ふざ、け……」
 むわっと立ち昇った精液の匂いに中てられ、頭の奥がじんじんする。匂いたつ淫虐の予感が少女を狂わせる。
 目の前のペニスが欲しくて堪らない。違う!そんな事……なんて美味しそうなんだろう?おかしい、こんなの私じゃない……
これはやはり、フェロモンの効果……そうだ、発情して、はしたなくむしゃぶりつくなんて私らしくない……
なんとかして理由を考えないと……こんなの欲しくなんか、な……そう、欲しくなんてないんだ。だけどしかたなく、これを選ぶんだ。

―――咥えたい―――

 だめ……だ……魔力で防壁を、このまま呑まれてしまったらぁ……
魔力?そうか、魔力だ!こんな恥ずかしい事をするのは魔力の為なんだ!
私の魔力は取り込まれたばかりで、こいつの体に馴染んでいない。だから、精液から回収できるはずだ。
そうだ、私がこんなはしたない事をしているのは魔力の為なんだ。勝利の為なんだ。妹の為なんだ。だから、しかたないんだ。
「はむ……くちゅ……くちゅ……んぐ……ちゅっ……んむ……ぬちゅ……くちゃ……」
「おやおや、まさか迷わずこっちを選ぶなんて思いませんでしたよ?ふふふ♪じゃあ、これは返してもらいますね♪」
 ああ、構わないさ。そんなもの何時だって取り返せる。そんな事より……なんて凄い匂いだろう。
なんだか重くて、甘ったるくて、頭がくらくらする。口の中も凄い……腺毛の先に付いた粘液が吸盤みたいに張り付いてちくちくする。
677走ってない魔法少女(仮):2009/07/19(日) 15:01:45 ID:XxuwTUk/
こ、こいつ舌の敏感な場所ばかり狙って……私の口を犯すとでも言うつもりなのか?ふんっ痴れ者め!
いくら媚薬が効いているからといって、口だけでイってたまるものか!さあ、さっさと魔力を吐き出せ!!
「くっちゃ、くっちゃ……ぬちゃぬちゅ……ちゃぷ……んんっ!んむぅっ!?」
 大きくなってる!もうちょっと、だ!……あ、あれ?でもなんだか口の中熱くなってる……
うあぁ……びくびくうねって舌に絡み付いてきた。し、舌おかしくなってるのに、今、出され、た、らぁ……
「んむぅっ!!んぅっ!んんっ!んふぁ……ぷぁっ!!」
 そんなっ!いきなり出すなんて、酷い……ああ、なんて量だ……それに臭い、息が詰まりそうだ。
喉にへばり付いて気持ち悪い……なんだか熱くて火傷してしまいそう……あ、あそこもじんじんして……きたぁ……
で、でも、の、飲まないと、我慢して飲まないと。い、いやだけど精液飲まなきゃ……
「んぐ……んむ……あむ……じゅる……ねちゅ……ぺちゃ……ぺちゃ……」
「なんです?もしかして飲んでるんですか?指に付いた精液まで舐めて……ソレそんなに美味しいんですか?くす♪やっぱり淫乱は違いますね〜」
「ち、違っ!これはっ―――!!」
 思わず衝動的に言い返しそうになるが、なんとか抑えた。ここで下手な事を言ってしまえば、取り返しの付かないことになる。
そう……だ、ここはなるべく淫乱な振りをしない……と、作戦が、見破られては……ならな、い。
「そう、です……わた、私は……へ、へ、変態です……じゅる……せ、精液美味しい、です……ちゅぷぅ……」
 こんな臭いの美味しくなんか、ない。苦くて、ねっとりして、濃厚で、暖かくて……すぐにでも吐き出してしまいたい。
ぁ……?あぁっ!?力が溢れる……満たされていく……き、来たっ!来たっ!魔力来たっ!!これで勝つ……
「ふわっ!ふわわわわわわっ〜!?」

 じゅるじゅるじゅるっ!

 そ、そんな!あそこ吸われてるっ!愛液飲まれてるっ!ま、魔力吸われちゃうっ!なんで!?なんで!?いやらしいことされてないのに!
わ、私、口の中犯されて濡れたりなんか、してな……
「いや……いやぁ……あ、あそこ吸っちゃだめぇっ!!ま、魔力……魔力がぁ……くひぃぃいいぃ〜!!」
 このままじゃ、だめだ。イかされてしまう前に、なんとしても魔力の流出を食い止めないと……
「んんん〜!!んぅ〜!!んっくっ!ふっ、ふひぃ〜……」
「おや?魔力?魔力がどうかしたんですか?」
「な、なんでも……ない。そんなこと言ってない……」
「ふぅん……そうですか。ところで手が止まってますけど、もういいんですか精液♪」
 どうしよう。イク直前に遮断できたからそれほど魔力は吸われなかったが、もう一度アレをやられたらどうなってしまうか。
魔力が流入するのも流出するのも原理は同じ現象だ。回収しつつ吸収を防ぐといった器用なことは出来ない。
今のは差し引きして黒字だったが、もう一度術式を行えるだけの魔力量に遠く及ばない―――そうか、選択肢はないんだ。
「の、飲みます!飲みますっ!わ、私は、精液が好きな、へ、変態ですか、らぁ……ぁむ……くちゅ……」
 く、屈辱だ!実の妹の前で、こんな恥知らずな……耐えろ、耐えるんだ。みんな勝つ為なんだ。
こうして触手を咥えているのも、臭い精液を飲み下すのも、本当は好きでやってるわけじゃない。
私は淫乱なんかじゃない。変態なんかじゃない。
 
 ただ……ちょっと喉が渇いているだけだ。

 肉棒から再び白濁液が溢れ出す。貪るように粘った液体を舌で絡めとり奥へと送り込む。
強烈な雄の芳香が鼻腔をくすぐった。

 甘い……

 人間の味覚は嗅覚に大きく左右される。鼻を摘んでものを食べてみれば、どんな料理だって味気ないものだ。味覚は錯覚を起こしやすいのだ。
だから……私がこのおぞましい液体を美味に感じることがあったとしても、何もおかしな所などない。

―――私は狂ってなんかいない―――

 嗅覚だって同じようなものだ。実際、普段自分の体臭は感じたりしないし、一方で嫌いな人物の体臭を必要以上に過敏に感じ取ってしまう。
 だから……私がこの腐臭を華美に感じることがあったとしても、不思議なことなどありはしない。

―――私は狂ってなんかいない―――

「へぁ……ちゅっぷぅ……ぁぷぅ……くちゃぷ……」
「あははっ♪だらだら涎が溢れてますよ?もうっ!そんなんじゃ盛りのついた雌犬じゃありませんか♪」
 粘性の高い液体が唇を潤し、口内を優しく包み込み、するりと滑らかに喉を通り過ぎる。
678走ってない魔法少女(仮):2009/07/19(日) 15:03:04 ID:XxuwTUk/
涎と混ざり合った精液は、軽く火を通した濃厚なバターを思わせる感触で、微かな苦味と程よい塩味、
そして精神を腐らせる鮮烈な甘味を伝えてくる。

 涎が……治まらない。

 そ、そんなことどうだっていい!魔力、魔力さえ得られれば……みなを助けられる力さえあれば、それで十分だ。
それにしても、量が多い……さっきよりも増えているような気がする。
「んぐ……んぐ……ぷぁ……げほっ!げほっ!こ、これで……っ!?ふぎぃっ!!ま、またぁ……」
 やはり、来たか……先程は不意を突かれて不覚を取ったが、こ、今度こそ、は……

 ぐちゅ、ぐちゃ、じゅるじゅるぐちゅり
 
 だ……めぇ……イクの、我慢、できな、い……
「あっひぃぃいい〜っ!!そ、そんにゃあぁぁあ〜!!わ、わらひ……か、感じてにゃんかにゃひ……ふやぁああ〜!!」
 す、吸われてる!せっかく魔力取り返したのに、また吸われちゃってるよぉ……
あ、あそこがぐちゃぐちゃになってる……私は口を犯されて感じているのか?そんなことだけで発情してしまう淫乱なのか?
認めない!断じて認めない!!私は誇り高い戦士だ!口の中に出されてイク雌豚なんかじゃない!!
「うああああ……す、吸うにゃあぁぁ……わらひの、まりょく、吸うにゃあぁぁ……」

 こんな攻撃、大した事ない。魔力などすぐに取り返してやる。抵抗など無意味だと愚かな触手に教えてやる。

「はむ……ちゅぱ……出ひへぇ〜!わ、わらひの中に、早くぅ……あむ……ぁむ……ちゅる……ごぽっ!!ぐぇ……ぇふ……」

 ああ、美味しい……どうだっ!見たか化け物!!これで、私の勝ち……ぇ?え!?ま、また……

「ど、どうして、こんな、敏感、に……イっっ!?イっちゃだめ……だ……イったら吸われ、て……
あっはぁぁああ〜♥吸われてるぅ……吸われて、まら、イクぅ〜♥」

 射精の間隔が短くなる以上に、絶頂の間隔が短くなっている……このままじゃ……

「いや……いやぁ〜……こ、こんな体いやぁ……もう感じたくないのにぃ……こんないやらしい体、いやだよぅ……」

 が、頑張らないと、もっともっと精液出してもらわないと……こんなに、こんなに、美味しいのに……飲めなくなってしまう。
で、でも顎が、もう限界だ……間接が外れてしまいそうだ。ああっ!そうだっ!胸だっ!胸で搾ればいいんだ!!

「だして、だして、だしてぇ〜!!お、お願いだかりゃ……はやく射精してぇぇええ〜!!」

 やった!やったぁ!いっぱい出てきた。ああ、噴水みたいで綺麗だなぁ……顔にいっぱいかかちゃった。あ〜あ、もったいない。
床にまで零れてるよ。貴重な魔力なんだから、ちゃんと残さず舐めなきゃ。

「れろ、れろ……ぴちゃ、ぴっちゃ……あ、あまいよぉ……おいひいよぉ……くっひいぃぃ!!」

 ひどい……回収したばかりの魔力をそのまま吸うなんてぇ……こ、こんなこと続けられたら、私……
壊れてしまう……狂ってしまう……蕩けてしまう……堕ちてしまう。

「そんにゃぁ……せ、せっかく取り返ひらにょにぃ〜!魔力溜めにゃきゃいけ……イけにゃいのにぃ〜!なんれ?なんれぇ〜!」

 あ、あそこから魔力吸われるのぉ……気持ちよすぎちゃう……このままじゃ癖になっちゃう……
だめっ!だめだ!だめだ!このまま流されてしまっては!!触手に魔力を吸われて悦ぶなど、人として戦士として、あってはなら、な……ぃ……
ああっ!ああぁっ!!でもでもでもでもぉ〜!!イキながら吸われちゃうのいいよぅ……このままずっとこうしていたいよぉ……

「あふぅ……お、お願いれす……も、もう、魔力、吸わないれぇ……このまま吸われたりゃ……ひぃん!
わ、わらひ、お、堕ちちゃうぅ♥だめになっちゃうからぁ……」

 ぁ……吸われるの終わっちゃった。なるほど、私の魔力が尽きたんだな。ははっ笑える。すっからかんになっちゃった。
じゃあ、急いで精液飲まないと。もっともっと射精してもらわないと。じゃないと、魔力吸ってもらえなくなる……そんなのいやだ。

「んぐぅっ!!い、いや!ださないれ……ぉぐっ!!げほっ!げほっ!ま、魔力なんかいらにゃい!
もう、いりませんかりゃ……ごほぉっ!!いやぁ……いやあぁぁああ〜!!」
679走ってない魔法少女(仮):2009/07/19(日) 15:03:32 ID:XxuwTUk/
 ほら、魔力だ。さあ、吸ってくれ。もっと、私を狂わせてくれ。

「ふみゅうぅぅうう〜♥き、きちゃう……きちゃうぅぅうう〜♥ふわぁぁああ〜♥
らめっ!らめぇ〜っ!!イかせながりゃ魔力吸うにょ、らめぇぇええ〜!!こ、これっ!これ、しゅごしゅぎひゃうかりゃあぁ……」

 もう、なにも、かんがえ、られない。

「あは♥あはははははははははははははははははははははははははは!!
いいよぉ〜♥きもちいいよぉ〜♥さいこーだよぉ〜♥」

―――哄笑?いや狂笑?―――

 モウセンゴケの触手に浅ましく喰らいつき、ウツボカズラに喰らいつかれた腰をはしたなく振る少女。
口からたらりと垂れた精液が、汗と愛液と粘液で穢れきった黒いコスチュームをさらに白く穢す。
自分の魔力を精液と共に吸って、愛液と共に吸い出される―――その度に暗く澱んだ欲望が、疲弊した白い正義感を黒く穢す。
救いのない永久機関の部品と化した少女の姿は、『淫靡』や『狂乱』を通り越して『憐憫』を誘うものだった。
すでに少女の体に魔力なく、未来への希望は完全に失われたに等しい。

―――狂虐、腐食、暗惨、壊乱―――

 妹は静かに口を吊り上げて哀れな姉の醜態を見つめていたが、ふと誰に言うともなく呟いた。

 なんて、汚い……


「少女の弁明(幕間)」終了

梅雨前線を見ていると、無性にエネルギー吸収モノを書かねばならない気持ちになった。

次回
「少女の弁明」中篇
680名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 16:18:46 ID:mxQS6n4f
うわーひさりぶりの更新来た
乙です
681名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 17:29:54 ID:5MB4DNVC
凄すぎる…
魔法少女のお姉ちゃんボロボロだな
よく完全発狂
682名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 18:04:57 ID:4CoiMsg2
作者は最終的な目的地とか決まってんのかな?
相当ねちっこい性格してるよねww
683名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 22:00:31 ID:zJcYNiFm
なんつーか回を重ねるごとに凄味が増してるな…超ぐっじょぶ。
684名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 23:07:05 ID:1M0ahh/u
ただ堕ちて触手バンザイで終るの飽きた
685名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 23:57:18 ID:Ico0PqK3
そうだな、体だけ堕ちて心は拒絶。これで永遠、だな。








ソレナンテクヤシイビクビクなんていうなよwwww
686名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 17:06:03 ID:f+LKxSMt
>>685
俺の理想はクリムゾン。
687名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 10:13:56 ID:XvUSw5w5
>>679
長年生きてきた温厚な俺だが
他人の才能に嫉妬したのは初めてだ
688名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 17:33:56 ID:skp/nb9w
>>679
梅雨前線=触手?
689名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 18:51:44 ID:4DzlLV2x
粉砕天使マダー?
690名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 00:40:14 ID:bJsHmToc
YBBの規制解除でひっかかってた職人どんぐらい居るんだろう
691名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 04:31:24 ID:Dwa/jIzx
692名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 21:42:16 ID:IG+iW67q
え"・・・書き込めたの!?
693名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 10:22:13 ID:u7Y4gLLy
触手を引きちぎって触手で触手を陵辱していくんですね
異形巫女「オラオラオラァ!!」
触手「イヤアアァァァ」
694名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 20:36:05 ID:b202dcwy
引きちぎった触手に醤油かけて焼いて喰いたいわ。
695名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 21:10:56 ID:u3BEMwt2
腹減ってると触手も美味そうだと思うね
イカやタコに近い食感だったら、つまみにして食べたい
696名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 21:14:12 ID:o29lGaIM
>>695
胃の中で暴れる触手の感覚を楽しむのか?
697名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 22:15:53 ID:wc/6Mv+p
んはあぁ(胃の内壁)コスっちゃだめめえぇぇぇぇ!


こういうことか
698名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 23:22:49 ID:OQDWyc3i
そして体内から外へ出てきて苗床にしちゃうんですね
わかります
699名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 23:45:21 ID:UuxBJOJp
既にどっかのお方がやるつもりになってそうで怖いな
700名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 17:14:29 ID:55hKERNR
踊り食い
701名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 19:53:05 ID:+UuRa2d6
踊り食いよりは干物がいいな
するめするめ
702名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 20:18:45 ID:2xKBKioE
踊り食いって美味いのか?
703名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 20:29:00 ID:vru5T/Md
>>702
生は腹を壊す可能性が高いからあんまりオススメしない
寄生虫とかいると困るしな。ちゃんと加熱するべき
704名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 20:33:25 ID:2Sh/Eyx/
人によるとは思いますが…
あの口内並びに喉でビクビク動く感触は、私には少なくとも軽いトラウマになってます。

2度と食べません、踊り食いの類はヽ(;´Д`)ノ
705名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 21:51:21 ID:kWhFyNP+
蛸の踊り食いはオススメしない
舌に張り付く
706名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 01:43:18 ID:XGmnjuLm
痛そう…
707名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 01:44:16 ID:T0OwhE7E
職場で資料みてたら、
しょくしゅべつちんぎんいちらん
ってのがあったのね。

後はわかるよな
708名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 02:17:06 ID:L8td+Ard
しょくしゅ べっとり ちんちん ぎんぎん いんらん
の略ですねわかります。
709名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 03:06:25 ID:tpXBYtHr
そんな事より触手通たち、ちょいと聞いてくれよ。可愛い女の子とあんまり関係ないけどさ。
昨日、近所の触手スレ行ったんです。触手スレ。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで入れないんです。
で、よく見たらなんか変なレス付いてて、触手踊り食い、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、踊り食い如きで騒いでんじゃねーよ、タコが。
踊り食いだよ、踊り食い。
なんか親子連れとかもいるし。一家4本で触手スレか。おめでてーな。
よーしパパ胃の中で暴れる触手の感覚を楽しんじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、吸盤ひとつやるからその場所空けろと。
触手スレってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
さっきまで和気藹々と語り合っていた他の触手通や触手、女の子たちと、いつ喧嘩が始まってもおかしくない、
食うか食われるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。ガキ共は、すっこんでろ。
で、やっと入れたかと思ったら、隣の触手が、干物がいいな するめするめ、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、干物なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、するめするめ、だ。
お前は本当に干物を食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、するめするめって言いたいだけちゃうんかと。
触手通の俺から言わせてもらえば今、触手の間での最新流行はやっぱり、
触手焼き、これだね。
しょくしゅべつちんぎんいちらん。これが通の頼み方。
しょくしゅ べっとり ちんちん ぎんぎん いんらん。これ最強。
しかしこれを頼むと次から他の触手通にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、ウミウシでも食ってなさいってこった。
710名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 05:48:24 ID:na1fAKYM
触手の躍り食いってのは、踊りながら喰えばいいのかい

>>707
まあ色々な触手があるからな
絡みつく係り、マンコ挿入係り、アナル挿入係り、口の係り
攻撃や防御、やられ役専門ってのもある
711名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 10:22:09 ID:na1fAKYM
ttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/20784.lzh
タコさんウインナーがあるんだから触手さんウインナーがあってもいいと思うんだ
712名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 11:39:46 ID:d08k4uIH
>>704
そんなこと言われたら、口姦したくて堪らなくなるじゃないか。
713名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 16:55:14 ID:m/vP30WW
砕けた剣や槍。折れた杖や破壊された銃や鎧に引き裂かれた衣服が散乱しエッチな匂いが充満する洞窟
女性の喘ぎは絶える事なく響き渡り。奥地には捕まって苗床や慰み物になってる、かつては名の知れた有名女戦士や女僧侶や魔導師たち

そんな女性たちのレンタルも行ってる触手の巣。一度は来て見るね!。
なんて嫌な夢を見た
714名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 18:40:37 ID:0XnH1HQo
>>710
女が踊り喰われるんだよ
性的な意味で
715名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 20:28:39 ID:v4s7lVCX
いや、色んな口で食べさせられるんだろう。
踊りながら。
716名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 06:11:07 ID:krXalCNj
「んもぅ、なにしてるの?  早く〜」
「いや、でもこんなの………恥ずかしいし」
女は瞳を閉じて口を開け、「アーン」して触手の口姦を待っていた。
だけど触手はそれを恥ずかしがり、顔を真っ赤にして目を合わせようとしない。
「恋人ならみんなやってることよ?」
「で、でもボクたちは、こ、恋人どうしじゃあ……」
「なによっ! あたしの純潔奪っておいて、責任取らないつもり!?」
彼の今の心境を体言するかのごとくモジモジとうねる触手をむんずと掴み
口角から唾を飛ばして女は詰め寄った。


みたいな電波を受信した
朝っぱらから何を寝ぼけてるんだか
もっかい寝てくるおやすみ
717名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 06:51:14 ID:PTp4cgOP
>>713
レンタルしたい。
718名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 07:34:59 ID:LtjBzsh7
>>713
むしろ触手をレンタルしたい
719名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 11:35:24 ID:Hv7HMsxU
テンタクルラバーズのお嬢様と触手の関係が理想系だな
720名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 11:56:11 ID:8tBfa/KN
理数系に見えた。

「だめぇ……入り口から子宮までインテグラルされちゃうぅ……尿道口ディファレンシエイトされたばかりなのに……
ああん!クリトリスのべき乗感じすぎぃ!!わたしこのままじゃ触手に因数分解されちゃうよぉ」
721名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 12:07:43 ID:lB6dwr+k
すみません頭がバカ過ぎてぼくにはりかいできないアンインストール

「そう!わたしが数学できないのは、触手に頭犯されてるからなのよ!
何しろ数字見るだけで、で、いっちゃうぅぅぅううう!いぐぅぅううう!」
「恥ずかしい大学院生だな。3を見るだけでこんなにしやがって。ほら、7は?」
「あっ、あっ、ああっ、わた、わたしっ、専攻古典なのにぃぃぃっっっ!
あああああ、子宮で触手がななほんうごいて…あああまたいくぅぅぅぅっっっ!」
てな感じで数字を見るとその回数分だけイかされるという触手を
子宮に飼わされてる女というのを想像した。
722名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 12:39:41 ID:tb7Xo5/K
数字の3の時にエロくなる女の子か
723名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 17:24:17 ID:K4KpqnAy
【妹と】ねえ、こっち向いて・・・【姉と】

「・・・おぉ、どれどれ」

「・・・IDの数だけ腹筋?」

「ひぎぃぃぃぃっ!!!」

みたいなの想像した
724名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 00:26:04 ID:8lXBtjfC
ハイブロウだな、今週末の小ネタ
725名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 00:30:22 ID:9jUuzv8O
>>721
πの文字を見るだけで永遠に暗誦できるな。

「さ、さん、てん……イ、いち……あんあんあんあん……よん……いち……
あっ!ああっ!あっ!ああん!あぅんっ!ご……あぁ……次って……
ひん!ひぃん!ひん!ひん!あひぃ!きひぃ!ふわわ!やんっ!いやぁ!!きゅうぅ……」
726名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 01:15:07 ID:0wHJG9zk
πをコレに喰わせれば?
ttp://studios.kir.jp/iku/index.html
727名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 06:38:53 ID:rxHAnat1
3×3アイズのπが触手妖怪に犯されてると聞いて飛んできました
728名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 13:46:21 ID:HThHBW7E
>>727
多重人格の三角関係という難しいのやってたな。
729名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 15:25:01 ID:mQ+3ktGp
>>728
最盛期には三只眼はシヴァに未練があり、ハーンがパイに惚れ、化蛇は八雲に憧れるというカオス
全編通しで一途なのは八雲に色々優しくアイテムなんか与えて最後は主さえ捨てて八雲に飛び込んでいくベナレスさんだけだぜ
730名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 15:26:29 ID:kKRm2tiK
アッー!
731名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 12:18:06 ID:BOua/ZmE
>>729
ベナレスさんは、信じてたのに勝手に怖がられて、あっさり封印されちゃうお人好しだから。
732名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 23:15:15 ID:sKdJTEHQ
>>731
おまけに隠しておきたい醜い真の姿まで強引に晒されちゃってな
733名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 23:57:51 ID:WDImyqPp
あれ、そんな萌えキャラだっけベナレスさん
ちょっとブックオフに行ってくる

美星だっけ?が触手に処女膜確認されてたのがエロかったのしか覚えてない
734名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 01:50:36 ID:Br37R33r
夏子の××から妖魔がヌッと顔を出した(生やした)シーンを憶えてる…
735名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 07:40:40 ID:suBnHYL4
>>733 >>734
おまえらとは良い触手酒が飲めそうだ
736名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 08:20:26 ID:whUZ+Pl7
>>735
なにそれわかめ酒みたい
737名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 12:14:11 ID:D/3chvxb
触手酒
1.切り取った触手(稀に本体ごと)を蒸留酒に漬けこんだもの。主に滋養強壮、精力増進等の効能がある。
2.ある種の触手から採取される、アルコールを含んだ分泌液のこと。媚薬や興奮剤として用いられる。
738名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 12:23:57 ID:u/mpOmPY
1を飲もうとすると、すっかり酔った触手に口内を犯される。
739名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 23:01:04 ID:BO9GNbg/
このスレでしか抜けない
740名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 23:37:18 ID:m89c3wVI
…などと意味不明な供述をしており、動機は不明にょろ
741名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 16:56:41 ID:Cl+HS9gs
>>740
触手警察24時。
742名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 20:45:25 ID:H3+jPmOi
>>741
ぐれた家出少女などを専門に取り扱う。
補導して触手で従順になるまで教育。

と申したか。
743名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 21:46:43 ID:1ojTSIpQ
>>742
少女以外の全てが管轄だったらどうする?
744名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 21:47:59 ID:1ojTSIpQ
× 全てが
○ 全ても

目本語になってた・・・
745名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 23:47:10 ID:xj0VMtEf
>>742
教育で更正したはずの少女達が、
もう一度補導してくれといわんばかりに家出を繰り返すようになるわけですね
746名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 03:49:15 ID:YxP0b6Mn
娘タイプ読んでたら廃墟で礎にされて取り残された女の子が触手ににょろにょろされるって電波を受信した
別にどうでもいいけどね
747名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 05:12:10 ID:kj0YjZg9
上の理数系の流れで「cosって!」が無いことが意外だった
アレもまゆたんネタだったかな
748名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 05:57:19 ID:8RnEk4f2
なんとなく思い付いたシチュエーション

姫様と女騎士(護る・護られる関係ならなんでも良し)が触手に捕まる。
姫様は当然処女。そこに細い触手を突っ込んで、女騎士に
「お前がイく度に本数を増やす。さて姫様の膜は何本目で破れるかな?」
749名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 15:03:03 ID:Ya9jT4wW
パルフェのサイトが復活してる
750名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 17:48:37 ID:fRCvjVbL
触手♪
751名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 17:53:13 ID:oRBBupXj
>>749
詳細キボヌ
752名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 06:32:31 ID:YTipKoKA
>>748
お互いがお互いを守ろうとしてドツボにはまる訳ですね
さあ書(ry
753名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 08:26:56 ID:NfXt5Rym
>>749
ショコラパルフェなのかリトルウィッチパルフェなのかどっちだ
754名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 19:28:09 ID:uz1mfHN0
半年前に閉鎖したサイトでパルフェは看板娘
755名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 21:55:58 ID:XPAUz5Iy
絶え続けて我慢するヒロインは罠にハメられ陥落が触手陵辱の王道パターンで
良くあるシチュが人質を取られ人質には酷く事をしないのを条件で陵辱を受け入れ耐えるが
人質までも陵辱される姿を見て「そ・・・んな約・束が・・違う」って絶望とショックから一気に陥落
っての何気に多いよね触手ネタだと
756名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 22:07:20 ID:BN+vBGFp
>>755
殺人や捕食なんて非生産的なことをするのは知能の低いモンスター
触手は懐柔や洗脳を駆使する知性派
757名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 22:14:35 ID:yW4jPFNp
>>755
紳士的な触手はそんな外道みたいなことしないにょろ

あくまで人質とは同意の上でですね、にょろにょろと
758名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 22:26:39 ID:WfWKqk+r
「最終的に」同意を得るのですね。うむ、さすが紳士
759名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 05:53:33 ID:vijbFs3w
女性にはけっして痛がることはしない
嫌がることはするけど
つまりは快楽だけを延々と与え続ける
それが紳士的な触手のあり方です
760名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 08:34:23 ID:cmnoKYaH
>>759
貴方は私でしょうか。
凄まじく同意致します。
女の子の心がどうあれ、
体だけは、まず優しく愛して差し上げなければ成りません。
結果、女の子が我等を嫌でい続けようとも、
優しく愛し続けるのです。
それこそが触手のあるべき姿なのです。
761名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 12:41:51 ID:1T3AkdlY
女の子の気持ちなど関係無い。
大事なのは、自分がいかに女の子を愛しているかを行動で示す事だ。
762名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 23:36:46 ID:Yn1pWicr
ヒロインの到着が遅れるごとに人質の女性がレイープされていくようなシチュも良し。
辱められながらも辛勝を収めた後に待つのは他の人質や犯された人の友人家族から投げかけられるイヤーな視線。
763名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 02:41:53 ID:4NCq0pdh
>>762
で、そんな人間ばかりに関わってきて人間不信。
それに比べ、形とアプローチの仕方はどうあれ、
ただ女性を愛でるだけの触手のほうが増しと思い始め、
認めたくないながらも段々と惹かれ・・・

ですね、わかります。
764名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 05:47:54 ID:ppPWaDEQ
捕らえられたそのヒロインは
初めは凄く嫌悪感剥き出しで抵抗するんだけど
泣いてると触手は頭をナデナデしてくれたり
お花を持ってきてくれたりする
しだいに理不尽で身勝手な人間どもよりも
優しくて誠実な触手に心引かれはじめて…ということですね
765名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 07:33:13 ID:8CEf7Dv3
新ジャンル:触手ナデポ
766名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 07:00:43 ID:8LT7rV9B
>泣いてると触手は頭をナデナデしてくれたり
>お花を持ってきてくれたりする


俺の中で何かが目覚めた
本当にありがとう

より愛液の吸収効率を上げるために精神状態の安定に花をあげるとかいうのは嫌
優しさ。新時代の触手はかくあるべき
767名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 08:15:01 ID:bepqJWAL
花を見せられて女の子は少し和むんだけど
触手の方は植物の生殖器を見せつける事で興奮を誘ってるつもり
とか
いまいち噛み合ってない感じが好き
768名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 11:31:24 ID:hkSCojux
相変わらず紳士が多いスレだ
769名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 11:45:56 ID:3IaYTTjP
触手に紳士とかそういうの無いから
770名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 12:14:06 ID:2eb65rwv
>>769
つ「新魔鬼」
771名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 15:34:32 ID:i995BGz3
触手は強くなければ生きていけない。
優しくなければ生きる資格がない。
772名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 16:26:10 ID:xkBs4ONO
たしかに、触手紳士多いなあ〜
「犯される」SSってあるから、もっと、なんと言うか女の子の感情なんか無視で
本能の赴くまま…みたいなノリを期待してたんだけど…
773名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 17:02:15 ID:3IaYTTjP
乳が隠れるタイプのブラジャーと、程よく谷間が見えるブラジャーどっちがいいんだ?
最近乳がでかくなってブラからこぼれる
774名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 19:04:46 ID:kC07w3WE
犯すってのは暴行するって意味以外にも法や道徳に背くという意味もある

例えそれが両者の合意の上で行われたとしても、
快楽のために異種と交わるという行為自体がすでに女の常識や道徳を犯しているのだよ
775名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 20:37:59 ID:dL8P5w8G
>>773
マジレスすんのもなんだが下着屋に行って店員に相談しろ。
こぼれるのはカップがあってないんだよ。
DかE以上ならフルカップ推奨。谷間の見えないほうな。ていうか、選択肢がそれしかない。
デザインにこだわるなら外国製かこぼれるの承知で小さいのつけてろ。
ブラジャーになってる触手、ていうのを思いついた。
ヌーブラならぬテンタクラブラ。大きさも形も自由自在。
でかすぎて困ってる某テニス選手みたいな人には搾乳でつるぺたに。
つるぺたで悩んでる人にはこくまろミルク注入でおっきく。
お礼は夜に身体で支払ってもらいます。主に子宮かアナルからの出産。
テンタクラブラ付けてる人同士で夜な夜な愛され繁殖がスイーツのたしなみです。
776名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 21:04:28 ID:i995BGz3
触手に寄生されてエロい刺激に耐えながらテニスとか新体操とかのスポーツってのは良いシチュだよね
777名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 01:56:11 ID:+VkbQBHc
スポーツじゃないが触手バイオリン思い出した
778名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 08:43:01 ID:MCBu6Id1
ニョロ!



…あ、間違えました。
779名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 09:37:43 ID:fIR0z50U
>>777
つレクイエム
スカありだけどな
780名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 11:04:09 ID:v0tNffOJ
抜いた
781名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 11:52:14 ID:sEs1l59B
カンノーネは、欲しいけど偉そうな所がなあ。
782名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 16:36:38 ID:sEs1l59B
ある日森の中触手さんに出逢った

触手さんの言うことにゃ「お嬢さん。お逃げなさい(その方が興奮するから)」
783名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 16:56:37 ID:KFC1M1RS
すたこ〜ら〜さっさっきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
784名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 19:47:29 ID:6ShLDFuS
>>772
何勘違いしてるにょろ
女の子の「気持ち」関係なく「気持ち良く」するだけにょろww
どんなに嫌がっても優しく犯して快楽を与えるだけにょろw
785名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 01:47:38 ID:tczmc1qd
外道な触手かあ。

女の子が触手の妖精を生むのじゃなく
女の子を触手に変えてしまうような感じのを想像した。
786名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 01:48:21 ID:tczmc1qd
触手の妖精って何だ、触手の幼生なwww
787名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 03:55:25 ID:dA9jsukG
触手は舐め、縛り、指、粘液、あらゆる責めを内包している
では触手に不可能なシュチュとは何か?
788名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 04:51:20 ID:voxDlie2
女の子とのデートとか


妊娠した女の子
母乳が出るようになり
張ってきた胸から優しく吸い出してあげる触手
という電波を受精した
789名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 06:29:55 ID:CXbyy6sD
不可能なシチュ→社内恋愛?
シリアスな触手ものの場合は、普通の人間に擬態した触手とか言わない限り人目に触れる場所は無理かもしれない。

ちょっと見たいのは、襲った女の子の子宮に既に先住の触手がいて、触手大決戦が始まる。
790名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 07:07:31 ID:gpFd8pDI
普通、出産後じゃないと母乳って出ないと思うんだが
ファンタジーだからいいか...
791名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 08:06:29 ID:rpvN2Lr9
>>789
触手でも勤めることができる会社とか一社くらいはあるだろ、探せば
792名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 09:57:58 ID:reqg/d5p
>>791
まとめにある
793名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 12:17:26 ID:eXTygPdi
悪の秘密結社(株)の女幹部とその部下である触手の恋愛
794名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 20:05:56 ID:5U+Pi3c9
>>793
フロシャイム系列ならありそうだな
795名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 21:12:34 ID:1gPJKevG
しかし首領は自前の触手持ちだから、
雑魚戦闘員扱いの触手が女幹部に手を出せるかどうか…
796名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 23:05:19 ID:dA9jsukG
流されてタイラン島
797名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 23:21:50 ID:ylexXdOw
アラマキさん一家は普通に会社で働いて社内恋愛してそうな気しかしない
798名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 23:47:50 ID:yprfCkFB
>>795
孫もってるじーちゃんだし、もう女幹部に手出す力残ってないだろ
>フロシャイム首領

それより『あの』 フ ロ シ ャ イ ム の女幹部だぞ。
ある意味レッドの卑怯技なみの存在でもおかしくないぞ。
799名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 07:33:38 ID:80W99yVU
>>790
マジレスすると臨月近くなるともう出る
個人差はあるが

>>796
危険すぎるだろその島
800名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 08:23:55 ID:ccOxQ2FX
ドリアードやスキュラかと思ったら全てオチューやローパーに負け下半身を取り込まれたた魔法少女やスーパーヒロインのなれの果て
と言う超説
801名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 16:41:58 ID:7I2429Xm
>>800
今でも下半身を凌辱され続けてるんですね。
802名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 18:59:52 ID:cEnscug7
>>791
大蝕ッカーへようこそ!
803名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 21:22:49 ID:sX2fHQm5
>>802
歴代魔法少女達が一同に会するのですね、分かります。
804名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 22:35:51 ID:JfpL66Z4
真面目に考えると触手ってなんか凄い性病持ってそうだよな・・・
805名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 22:47:43 ID:6KVU/I85
逆に、凄まじい免疫力を持っているかも。

→伝染病が流行した時、苗床になれば助かる事が判り、人為的に植え付けが行われたりして。
806名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 23:13:55 ID:N56fcGvU
犬の口内は人間のものに比べ遥かに細菌数が少ない
触手もたぶんそんなのだろう
807名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 23:21:17 ID:sX2fHQm5
俺も、触手は細菌が少ないのではなく、むしろ抵抗力が豊富と考える。
さらって犯された女性の抵抗力を受け継いで子が産まれ・・・を繰り返し、
現在、その抵抗力の蓄積はものすごいことになっている、と想像するからw

その抵抗力は、現在でもさらわれた女性に多くの恩恵(主に快楽と抵抗力)をあたえるのだw
808名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 00:03:14 ID:q3MZXuvQ
>>800
悪の組織を倒したけれども快楽を忘れられずに
次の首領となった元正義のヒロインの触手とかか。

いいかもしれんw
809名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 02:06:33 ID:p/t9aA5z
むしろ触手に取り込まれて繁殖用の苗床兼エネルギー供給源にされていたら身体の一部、あるいは人間翻訳機にされてしまった感じの方が良さそう
810名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 06:35:53 ID:V9RJVyyB
>>805
ただ生きてるだけって感じかな
病気にかかって、助かるには触手と繋がって苗床になるしかない
触手の持ってる免疫細胞は強力
だけどひとたび本体から離れるとたちまち死滅してしまう
だから触手の一部にならないといけない
生きてはいるが自由はなく、生ある限り延々と犯され孕まされ続ける

市を受け入れるのと苗床にされるの、どっちが幸せなんだろうな
811名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 10:48:25 ID:LYcaMyiK
いーきてーこそー
いーきてーこそー

触手王者 蟲キング
812名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 14:52:48 ID:u4vzApqb
>>811
あれってヒトだけ小さいんだよな?
カブトムシやクワガタ以外も当然、ヒトよりでかいんだろうな。
813名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 18:13:00 ID:lr6jK1Ee
昆童虫のフェアリーフェティッシュを思い出したのは俺だけでいい
814名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 20:49:30 ID:dt8hTX3k
クリ○リスがビンビン24時間営業になったり、
パンツを1日50枚履き替えたりしなきゃならない
病気でしたら大歓迎にございます、ええ。
815名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 22:02:07 ID:Q3Xvkw+K
我こそは大蝕ッカーの大幹部『淫獄大使』!
816名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 00:23:47 ID:tbZfFNsy
>>812
昆虫って、肺が未発達だから、今のサイズなんだよな。
って事は、酸素濃度が「もの凄く高い」って事?
(焼夷弾系の武器が有効?)
817名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 02:58:56 ID:7SCm5SkF
人類VS大いなる種族IN昆虫
818名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 03:00:44 ID:S6dTDEhw
なにこの昆虫な流れ


甲虫よりは王蟲のような方が触手出しやすくないかい?
819名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 03:26:29 ID:81IbpJAl
ナウシカ初めてみたときは子供心に気持ち悪かったなぁ
でもこのスレに来てからは見方が変わったんだ
820名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 04:12:12 ID:OU00k4sK
紳士触手は無論好物ですが
紳士時々鬼畜な触手も大好物です

いつもは優しいばかりの触手が、今日は何故か酷い事ばかりする…っ!?
焦らしまくって自ら腰を振らせ、それでも焦らして
霰もない痴態でマ○コ入れて!とか言わせる。しかし、はしたないと言わんばかりに
触手を縄代わりに亀甲縛りなどの拘束+触手を使っての鞭打ちプレイ
痛みと快感に朦朧としたところで一気に串刺し。
絶叫と共に強制アクメ。アヘ顔で連続絶頂。


こんな話読みたいなぁ
821名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 04:18:52 ID:Q7tS16H+
王蟲は可愛いよ
小学生時代から蚕飼ってた自分にはたまらなかった
822名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 08:12:31 ID:7SCm5SkF
>>821
それを繭から引きずり出しては魚釣りの餌にしてた少年時代
823名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 09:25:29 ID:zyqjFA69
触手関連の中でも蟲はさらに特殊な部類に入ると思うけど、実際SSの需要的にはどうなんだろう?
824名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 10:28:31 ID:YMLN90aL
>>823
保管庫のペルテちゃんがクローラーにヤられて、虫出産はエロいと思った
825名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 11:35:37 ID:QIbx18MG
>王蟲のような方が触手出しやすくないかい?
王蟲×ナウシカのエロ絵思い出したw
826名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 11:52:41 ID:qFfKwUzE
インセクツとか発展させたら面白そう
827名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 15:38:35 ID:Ccq/ikDl
ナツメがデスパイアと同化する時のお話マダー?
828名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 15:40:18 ID:Ccq/ikDl
ナツメじゃねぇユイだ
829名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 00:04:12 ID:2Trd5mZ6
王蟲は俺の触手エロの原風景だな。
830名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 03:55:14 ID:1YHgj8GM
女の子が触手の生体ユニット的な役割を与えられてイかされ続けるってのもいいかもしれない
831名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 07:01:26 ID:rspWAdqO
触手生命体の中に捕らわれて一生苗床っのに萌える

>ナウシカ
つ スタジオズブリ
832名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 11:57:23 ID:uNCoeIwj
>>816
肺も理由の一つなのかは知らないが、
大きくなると外骨格を厚くしなきゃいけなくなって、そうすると中身のスペースが無くなるかららしい。
833名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 20:34:55 ID:NqxO1HmG
自分の触手原風景は鎌田の里見八犬伝ノベライズだ
834名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 00:33:22 ID:hBIrB2IK
>>832
体積は3乗で大きくなるからスペースが足りなくなる事はないよ。
サイズが3倍になっても表面積は9倍にしかならないが、体積は27倍になる。
835名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 01:13:23 ID:njdFe2j5
えっ
836名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 02:06:07 ID:ZjN+cNKJ
縦×横×高さ
837名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 03:29:32 ID:gW4uoeWC
面積が9倍なのに体積(体重)が27倍ってのは大問題だろw
838名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 03:49:58 ID:cLQ317I9
体積27倍って事は重さも27倍になるのに
それを支えるべき骨格の断面積は9倍しかない
だから生物は巨大化できない
839名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 05:29:51 ID:Zawk5mK3
恐竜は?
840名無しさん@ピンキー
>>838
ATフィールドだ。全部ATフィールドで説明できるんだよ



数奇な出会いを経て触手の幼成体と心通じ合った少女が、
無慈悲な魔法少女に狩られて形象崩壊して粘液となり跡形もなくなった触手を求めて
濡れた地面を這いつくばりながらボロボロ泣くというのが書き込みしながら咄嗟に伊集院光…じゃなかったウガンダ…じゃなかった浮かんだ