乙!
乙です
乙ってしていいかい?お〜つ☆
ちゅ〜〜〜〜〜…
N「はぁはぁ……うっ」
あんまり愛のない感じなので注意
----------------------------------
「ははっお似合いだな」
手錠をはめられた夏海、そして弁護士バッチをきらめかせた士。
ライダー裁判の真っ只中、謁見室で二人きりだ。
夏海がしゅぱしゅぱと笑いのツボを突こうとするが、手錠が
邪魔して士に簡単に捌かれてしまう。
絶対的優位な立場は楽しいものだ。調子に乗って士が夏海を
とことん煽る。
「俺はお前の弁護士だ。無罪にして欲しかったら少しは
媚売って見せたらどうだ?」
「酷いです、弁護士だったらどんな相手でも弁護するのが仕事です!!」
「んじゃあ知らない世界で一人ぼっちでムショ行きだ!わははは」
士がふんぞりかえって笑っているのをにらみつけるが、知らない世界で
殺人犯とまで言われた今は、心細さの方が上回る。
夏海の瞳から不安や恐れを敏感に感じ取り、士はひるむ様子が全くない。
「ついにやっちまったか・・とも思うが見捨てるのも気の毒だな。
しょうがない、咥えたらちっとは弁護してやる気が起きるかもな。」
変身さながらの手さばきでスパーン!と
ファスナーを下ろし、ポローン!!といきなり局部をさらけ出した。
「きゃあああああーーー!!!」
「こういうシチュエーションにはフェラなんだよ!!!
記憶はないがなぜか俺は知っている!!」
しゃがんで顔を隠し、見まいとしてきゃあきゃあ
騒ぐ夏海の顔にちんこを押し付けながら煽りまくる。
「騒いだってお前の状況は改善しないからな。
俺だけがお前の状況を改善してやる」
士の一言は夏海に重かった。
答えはひとつしかないと、薄々わかっているものの、
やはりその答えを覚悟するには時間がかかる。
一方、士はさらけ出した股間が寒い。
ついに覚悟し、夏海がぽろーんと萎えているものを
恐る恐る舌先でちろちろ舐めてみる。怖い。
刺激を期待していたちんこはあっという間にむくむくと
硬度と高度を増していく。
「おいおい先っぽばかり責めるなって。
じらしすぎだろ、咥えろよ」
「わ…わかったわよ…もう…」
半べそになりながら亀頭の周りだけを舐めていたが
遠慮なく士に次を要求される。
仕方なく口を開き、頭から飲み込む。
「歯立てたら遠慮なく見捨てるからな」
「うう〜〜〜〜っ…」
なかなか凶暴な女であることはわかっている。
食いちぎられる恐れもあるため、一応釘を刺す。
じゅる…じゅぷ…っ
くぐもった湿った音だけが部屋に響く。
士は半分ほど咥えられながら、舌先が亀頭に絡みついているのを
とっくり楽しむながら、笑いのツボを押されて
意図しない笑いを強要される屈辱的な日々も思い出す。
ざまーみろ。
生意気な夏海が膝を屈して自分のちんこを舐めているのを
見下ろすのはとてもいい気分だった。つい、腰に手を置いて仁王立ちもしてみる。
しかしいつものきびきびとした動作とは打って変わって、
いくらなんでも消極的すぎる。何かおかしい。
「…もしかしてお前…知らないの?…まさか処女?」
「…!!!」
図星をさされ、夏海の頭が動きを止める。
引け目を感じる内容ではないが、何も知らない自分がどんどん
士の前でさらけ出されているようで妙にくやしい。
思わずちんこから口を離して抗議する。
「べっ…別にいいじゃないですか!処女で!ううっなんでこんな目に・・」
「おお、それは悪いことしたな。通りで下手くそだと思ったぜ」
ちっとも悪いと思わない上に文句までつける。
やはりこの男、悪魔である。
「そ…そういうわけです!だからこれでもうおしまいにして下さい!」
「いや、その話とこれは別だ。最後までやってもらう」
抗議もむなしく、夏海は頭を掴まれ、またしても硬いちんこに
顔を押し付けられる。
「うぐっ…ううっ…」
半べそになりながら拙い技術でちんこと悪戦苦闘をする夏海であった。
知らないなりに試行錯誤して舐められるのは悪くない。
興奮するシチュエーションではあるが、単調でさすがに飽きてきた。
ずっぽりと深く激しく早く出したい。
「ほれほれ、早く満足させないとドアの外の助手を呼ぶぞ?」
仁王立ちになったまま、アゴでドアの辺りをしゃくって言う。
「なっ…なんてこと言うんですか!ユウスケさん呼んで
どうしようっていうんですか!
しごかせようってんですねこの悪魔…!ウワァ最低!」
「そんなわけねーだろ!!さっさと奉仕しろ!」
「モ…モガ…んむむぅ〜〜…!」
なんでことを言うアマだ…。
暑っ苦しくユウスケが飛び込んできて「お前さすがだな!!」とか何とか
いいつつしごき出す姿が脳裏に一瞬よぎった。
余計なビジョンを吹っ切るように夏海の頭をがっちり抑えつけて腰を振りだす。
「うぐっ…!ふぐぅぅっっ…!!」
受動的から一転、凶暴でグロテスクなモノが喉を激しく突きだす。
思わずえづくが余計興奮させてしまったようで一層硬く、深く侵入してきた。
逃げようとするが士の長い綺麗な指が頭を強く掴み、許さない。
侵入する異物を排除しようと、喉の肉や舌が必死に士のモノに抵抗する。
それが脳天まで届く強力な刺激となって士を襲い、たまらず白い液を
びゅびゅ〜〜〜〜〜と夏海の喉に打ち込む。
今度こそ死にものぐるいで夏海が抵抗するが、士も出し終わるまでは万力のような
強さで頭を固定にかかる。
征服感の余韻をたっぷり味わい、ようやく満足した士は
変身後によくやるように、軽く腰をグラインドさせて
ブツを抜いた。どんな動きもスマートなイケメンである。
「はぁっ…はぁっ…こ・・これで終わりですよね」
瞳の奥にようやくいつもの光が戻り、ふらふらと夏海が
立ち上がる。
一方的な上下関係をこれでおしまいにしたかった。
「ああ、ご苦労さん」
前触れもなく士が夏海のズボンの中に手を入れた。
「な…っ何…いやっ…」
「少し濡れてるな。この変態。」
「あっ…ああっ…」
ようやく取り戻した夏海の自尊心をまたもや叩きのめす。
誰も侵したことがない領域に、遠慮なく白く長い指が入り込む。
「あ…ああっ…もうっ…やめて…っ」
肉を掻き分け、穴を探って探し当てた人差し指だったが
それ以上何もせずにあっさり手をひく。
今度こそ腰も抜けてへたりこむ夏海。
「無実にしたら続きやってやるから待ってろド変態。」
「今のは最初の約束と関係ないじゃないですか!!!!」
「ああわりいわりい、今度はキスからやるから」
「ちがいます!もう変なこと二度としないで下さい!!!」
抗議する夏海を背に、ようやくライダー裁判へ出向く気になった士であった。
---------------------------
そしてミラーワールド。
「動くなよ!!!???動くと痛いぞ!!!!」
そこには元気よく龍騎ライダーズを殺戮しまわるディケイドの姿が!
この鬼畜!!悪魔!!変態!!ドS!!
でも…でも…士さんは最高です!!
処女相手に仁王立ちにイラマチオなんてパねーッス!!
ラストの殺戮しまわるディケイドさんの股間はパンパンに勃起しているような気がします!!
おお・・ありがとう
もちろん股間パンパンで腰グラインドさせながら戦闘してるさw
多分クウガの世界でも手錠とかでいろんなプレイしてる
鬼畜な割りに妙に明るいwww
変身後のバイクに乗って、下から嘗め回すように
股間を強調したアングルを見たときから
鬼畜だと思ってました
全国のママさんたちも釘付けなはず
来週楽しみだ
夏蜜柑の冥土的な意味で
あと、宣伝のコハナ…キャラが幼くなってないか?
いや…かわいいけどS
って!わぁっそこ!
ドッガハンマーやめて!!
コハナかわいかった!
コハナの話読みたいな
仮面ライダーディケイドはジョーカーに監視されています
>>15 宣伝だからな
あれはコハナって言うより、素の松元環季って感じで可愛いよなぁ…
夏みかんに裸エプロンにさせて厨房でプレイする
ディケイドの姿が見えました。
鳴滝と鎌田のオッチャンを同時に相手にする
キバーラが見たいです
>>19 夏みかんに裸エプロンにさ れ てと読んでしまった
それはもやしよりユウスケか
>>21 あーなんかそういうのいいな
Uスケ童貞っぽいもんな
>>22 だいたいの平成仮面ライダーの主人公は童貞
>23
例外のライダーをあげてみてくれ
是非
25 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 21:40:55 ID:PwFi9EHl
響鬼さんオッサンだもんなあ・・
一通り遊び尽くして落ち着いたとかだったりしてw
>>24 龍騎の蓮とか北村とか。
蓮は彼女持ちだし、北村はあのキャラで童貞はないだろ。
29 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 15:18:59 ID:TIly43zN
>>28 行列の出来る法律相談所の弁護士に決まってるだろw
31 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 21:31:43 ID:fbyol1k2
なんとなく龍騎の連中は全員経験済みな気がする。
そして浅倉の罪状の中に婦女暴行があっても驚かない
ファムは一応結婚詐欺師だし、必要になればやってるだろうな。
なんでか555ライダースは全員童貞な気がするw
たっくんはそういうの避けてそうだし、
草加は真理に操立ててるし、
三原はヘタレだしw
臭かは井上の小説ではぷにをレイプしとりますが
劇場版の巧と真理はデキてるだろ
37 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 20:54:49 ID:/SerPhEe
オープニングでもぷにが巧の髪切ってるシーンがあって夫婦ぽいけどな
しかし、555、キバを見てみると
レイプ、異種姦、ツンデレ、ヤンデレ、ぷに、不倫
…なんか井上の性癖が見えてくるな。
>>33 ファムの姉さんが浅倉にレイプされた挙句殺されたとかならなんだかアリな気がしてきた
それはそうと今日は夏みかんメイドの日だぞみんな!!
どうもです。
いきなりですが、SS投下させてもらってもいいでしょうか?
2chは初めてか?
力抜けよ
お目汚しあったらすみません。
士×夏海+ユウスケです。
ガタッ、という音が聞こえて、ユウスケは目を覚ました。
身体を起こすと、掛けられていた毛布が滑り落ちて、ソファの上で寝てしまっ
たのだと思い出す。
ユウスケは軽く頭を振って室内を見回した。
まだ明るいし、日も高いのだろう。
ガタ、ガタッ。
「・・・・・・?」
どうやら物音は隣の部屋から聞こえるらしい。
ユウスケは立ち上がると部屋を出た。
隣の部屋は、薄く扉が開いていた。何の気なしにそこを覗いて―――
そしてユウスケは後悔する。
士と夏海が、抱き合ってキスをしていたのだ。
いや、正確にはそうではない。
士は夏海の身体を抱き込むようにして、彼女に覆いかぶさるようにして
キスをしているらしかった。
対する夏海は、僅かに抵抗を見せているらしい。
彼の胸に突っ張ろうとしている両腕が、なんだか色っぽく感じる。
ごくり、ユウスケは思わず唾を飲み込んだ。
しばらくして、ふたりの身体が少しだけ離れる。
夏海の頬に触れる士の長い指、彼女を見つめる瞳はなんだかとても優し
かった。
「・・・・・・っ、もうっ、信じられません・・・!
なに考えてるんですか、士くん・・・!
こんな昼間っから、隣にはユウスケだっているのに・・・!!」
真っ赤な顔で、声を低く押し殺して、士を咎める夏海を可愛らしいと
ユウスケは感じてしまう。
固まってしまい動けないユウスケに見られているのは気づいてないの
だろうか。夏海は小さな声で、士は堂々とした声で言い争いを続ける。
「関係ないだろ」
「関係あります!はなしてくださいっ・・・!!」
「嫌だね」
「んん、っ・・・!!」
夏海の抵抗もなんのその。
彼女を強引に抱きしめながら、再びキスが繰り返される。
否が応でも聞こえるキスの音と乱れた吐息に、ユウスケは自分の身体が
熱を帯びていくのを感じていた。
動いてここから離れたいのに、足に根が生えたように、動けない。
「俺は今すぐにおまえが欲しい。諦めろ」
そんな言葉とともに、もつれるようにふたりがソファに倒れ込んだ瞬間、
やっと呪縛が解けユウスケはそこから逃げ出した。
「び、びっくりした・・・・・・」
心臓がバクバクとうるさい。
とんでもないものを見てしまった。
・・・・・・いや、でも、やっぱりあのふたりはそうだったのか。
別になんら不自然なことはない。
ユウスケはもといた部屋にもどって、そこに据え付けられている丸テーブルに
突っ伏すようにして目を閉じた。深く息を吐いて落ち着こうとする。
こんな時に思い出したくなんてないのに、今はもういない想い人の顔が脳裏に
浮かんだ。
「・・・・・・八代さん」
強くて、きれいで、優しい人だった。
本当に好きだった、守りたかった。
―――でも、できなかった。
自分の不甲斐なさに、ユウスケは目を閉じたままで唇をきつく嚙みしめる。
戦う力をくれたのはあの人だったのに、何も返せなかった。
あの人にこの声が届くことは、この手が触れることは、もう、二度とない。
『八代さん、最後まで笑ってました』
今はもう、夏海のその言葉だけが救いなのかもしれない。
思い出す、記憶の中の八代はいつだって笑顔だ。
あの人がくれた力で、他の誰かを助けたい。
それが、ユウスケの望みだった。
・・・・・・が。
彼のそんな感傷を余所に、隣の部屋から聞こえてくる物音と制止しようと
する声らしきものは止むことがない。
あいつ、分かっててやってんじゃないのか!!!
士に対して、無性に腹が立った。
第一、夏海ちゃんは抵抗していたのにあの強引さはなんなんだ。
TPOを考えろ!!
がばっ!と身体を起こすと、ユウスケは椅子を蹴倒しながら立ち上がった。
ちくしょう、士、あの野郎!!俺に対する当てつけか!!
感情を制御できないままどかどかと足音を立てて部屋を出ると、ユウスケは
薄く開いたままの隣の部屋の扉を力いっぱい開けてやった。
「士!!!!!」
バーンという大きな音に、士と夏海が同時にユウスケの方を見る。
「・・・ユウスケか」
他人に現場を見られても全く悪びれた様子のない士とは対照的に、夏海は
気の毒なくらいうろたえて真っ赤になってしまっている。
ソファに押し倒されたままで、胸の上くらいまで捲りあげられたキャミソール。
真っ白い腹部と、濃いピンクのブラのコントラストが目にちかちかして、
ユウスケは思わずくらっとした。
床には、彼女がついさっきまで身に着けていた上着やカットソーが散らばって
いる。
脱がそうとする士に抵抗していたのか、彼女の両手は彼の右手首をしっかりと
握りしめていた。
「ゆ、ゆ、ユウスケ・・・・・・!あのね、これは」
しどろもどろな夏海の上にのしかかったままでユウスケの方を見た士は、
ニイッと唇の端を吊り上げる。
「そこで見てるだけならいいぞ、ユウスケ」
『―――!!!』
ユウスケと夏海が同時に息を飲む。
士の言葉が何を意味しているか理解して、二人の頭に一気に血がのぼった。
「お、おまえなぁ!!」
「いい加減にしてください!!士くんの変態!!!」
「ぐわっ!!!」
一瞬の隙をついて、夏海の鉄拳が飛ぶ。
ユウスケの出現で油断していたのか、正面からもろにそれを受けた士は吹っ
飛び、あわれ頭からソファの下に落下した。
しばらく顔見たくありません、口もききたくありません。
そんな台詞とともに部屋から追い出され、ご丁寧に中から鍵までかけられて、
ユウスケと士は扉の前に立ち尽くしていた。
俺は完全にとばっちりなのに・・・・・・ユウスケが恨みがましそうに
士の方を見やると、同じような目をした彼と視線が合った。
平気な振りをしているが士は明らかに落胆していて、ユウスケはそれを
意外に思う。
夏海は案外、士にとってウイークポイントなのかもしれない。
まるで飼い主に捨てられた犬のような彼にほだされて、ユウスケは表情を
やわらかく緩める。
が。
「・・・・・・おまえのせいだぞ」
ぽそっ、と低い声で呟かれた言葉に、今度こそユウスケは心の底から叫んだ。
「そんなわけねーだろ!!!!!」
最初に微エロバカギャクって明記した方が良かったかな・・・。
すみません。
>>48 ユウスケの突込みがナイスすぎる!wwww
GJ!
傾向は最初に言っといた方が良いかもね。
今度からは遠慮せずどんどん投下してくれると嬉しいw
GJでした。
「そこで見てるだけならいいぞ、ユウスケ」
こんなこと言うから…w
しかしユウスケと姉さんは切ないな。
今更だけどこの二人が幸せにいちゃついてる所が見たかったぜ。
この際、夢オチでも、姉さんだと思ったら
正体はなんと鎌田!とかでもなんでもいいから。
鎌田はやめてくれwwwwwwwwwww
GJ!GJ!GJ!
白とピンクってのがいいね〜、色白だと濃い色の下着が映えるんだよね〜
今日、士が売り上げ計算しているシーン
夏海の生足(いつもタイツだからレアだよね)にもグッと来たけど
金を奪おうとする夏海の腕を士がグッと掴むのに萌えた、激萌だった
夏海は半袖だったから生肌ですよ?!何かすっごくエロスを感じたぜ!!
白い肌に士の手の跡が赤く浮かび上がっていた…的なシーンが欲しかった
>>43の作者です。
ビビりつつの投下でしたが・・・ありがとうございます!!
次は是非えろーすなものを書いてみたい。
うむ、凄く期待しているけど
次回からsageの欄にカッコ入力はいらないぜ
>>52 わかる!自分もあのシーンすごい萌えた
夏海の腕は白くて綺麗だし柔らかいだろーな・・・
>>53 GJ!待ってるよ
>>50 鎌田はさすがにユウスケの聖なる泉が渇れる、まだ夢のほうがいいw
で、目が覚めると指にキバーラが噛みついてて
「…勝手に吸うなってば」
「いい夢、見れたでしょ?」
って感じとか
57 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 11:17:07 ID:Rehy1jJm
夏「士くんちゃんとこの世界では仕事してください。そしてたまったツケ払ってください。」
士「今回の仕事はなぁ・・・」
夏「仕事に選り好みしてる立場ですか!ちゃんと仕事して来てください!」
士「いいのかなぁ・・・」
夏「何言ってるんです。今回の仕事はなんですか?」
士「夏みかんには言えない仕事」
夏「いい加減にしてください。解りました私も付いていきます。」
士「え!????無理!!」
夏「何言ってるんですか早く行きましょう」
1時間後
夏「士くん・・・・この仕事って・・・・」
士「AV監督・・・・」
AD「監督!!女優さんブッキングして来れないそうです。」
助監「どうします、監督!!今日中に撮影すまさないとまずいです!!」
士「仕方がない・・・夏みかんお前がやれ!」
夏「え????え?・・・・・え・・・・・無理です・・・ダメです!!」
士「仕事選り好みするなと言ったのは誰だ?」
無理矢理女優にさせられる夏美であった
キャー!蝙蝠拐いー!
怪盗ともやしには夏みかんの初めてを奪い合って欲しい…
>>56 いいな、それ。
キバーラとの絡みがなんからしい感じ。
昨日の話にはあまりネタがなかったから盛り上がってないな。
夏みかんも制服着て侵入すればよかったのに
>>61 俺個人としては由里を555だと勘違いしたラキクロが拉致監禁して・・・とか
勘違いした百瀬が「私が使徒にしてあげるわ・・・」とか言いながらチョメチョメとかあるんだがな
ネタとしてはイマイチ盛り上がらない部類だからなぁ
>>61 しいて言えば、夏美のタイツがニーハイに変わっていた所はテンション上がった
でも、普通の黒のニーハイでいいじゃないか、カラーって余り可愛くない(個人的に)
66 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 21:49:08 ID:eOXHnSxh
>>61 夏美も学生になってたら・・・
なんか昨日のはテニスの王子様だし・・・
ファイズの装着者が、すでに結婚してんのかというくらい
ヒロインとデキてんのは仕様なんだと思った。
あとエビがエロいのも仕様。
なまこに夏みかんを寝とられるもやし
69 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 22:16:29 ID:qyoKubcF
アギト編では八代さん生きてるらしい
これは楽しみだ
タクミはハーレム系の主人公みたいな性格だな
>>70 そうか?
オレはあのタクミ見てアイシールドのセナ思い出した
>>71 正体を隠したヒーロー
普段は小動物系
身近にハッキリした性格の女の子がいる
と、確かにそろってるな
74 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 10:27:55 ID:R2/YhbCL
どうもです。
小ネタ投下させていただきますがいいですか?
どうぞ。投下することが、何よりスレ活性化につながるし。
76 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 11:09:25 ID:R2/YhbCL
何スレか失礼します。
士×夏海ではじめてのチュウみたいな・・・。
キス止まりでエロはありません。
77 :
予感 1:2009/04/05(日) 11:12:32 ID:R2/YhbCL
「それで・・・・・・って、士くん、聞いてます?」
「あー・・・聞いてるよ」
この生返事・・・。
明らかに嘘だ。
夏海は溜め息をつくと、テーブルの上に広げていた地図を畳んだ。
作戦会議をしても、士はいつも上の空で人の話なんか聞かないったらありゃ
しない。
栄次郎はコーヒー豆を買いに出掛けたし、ユウスケもいない。
夏海はもう一度溜め息をつくと、椅子から立ち上がった。
やる気(のないように見える)人間と話していても時間の無駄というものだ。
「なんだ、終わりなのか?」
士も立ち上がって、不機嫌そうな夏海を見おろした。
「終わりです。だって士くん、聞いてないじゃないですか」
「そんなことはない。考え事してただけだ」
「そういうのを聞いてないっていうんです!!」
瞬間的に頭に血が昇りそうになった夏海は、それに気づいてクールダウン
しようと必死になる。
なのに士ときたら、そんな彼女を見て面白そうにニヤニヤ笑うばかり。
この男ときたら、本当に世界を救う気があるのだろうか?
時間だって、そんなに残されてないかもしれないのに。
苛々を抑えきれず、腹立ちまぎれに夏海は士に勢いよく右手の親指を
突き出した。
本人の意思など無視して無理やり笑わせるそのツボは、士を抑制する
(言うことをきかせる)のに有効的な手段になっている。
78 :
予感 2:2009/04/05(日) 11:16:28 ID:R2/YhbCL
「おおっと・・・!危ねぇ」
指がツボに届く前に手首を掴まれて阻まれる。
最終手段を軽々とかわされて、しかも不敵な笑みで見下ろされて、夏海の
苛々は更に募った。
「なんだ、終わりかよ?・・・・・・ってうおっ!!」
左手で攻撃されるとは思ってなかったのか、油断していた士の首のツボに
夏海の左の親指がモロに入った。
「あはは、おまっ・・・!!あはははははは!!」
ふふふ・・・まさか両手を使えるとは思ってなかったでしょう、士くん。
苦しそうに笑い出す士を見て気が晴れたのか、ちょっとおかしい優越感に
夏海は浸る。
・・・・・・が。
彼女の余裕は長く続かなかった。
「きゃっ・・・!!」
士は夏海の右手首を開放しないままで、更に左の手首をがっしと掴んだ
のだ。
「ちょっ、ちょっと・・・・・・」
まだ笑いがおさまらない士は夏海の両手を拘束したままで、よろよろと
たたらを踏むように歩く。
多分、自分でもどういう動きをしているかわからないのだろう。
「あっははははは・・・・・・!!」
「つ、士くっ、」
腹をよじって笑う不規則な動きの士に両腕を引っ張られ、夏海は焦った。
がくん、と身体がバランスを崩す。
79 :
予感 3:2009/04/05(日) 11:19:05 ID:R2/YhbCL
だめ、転ぶ―――!!
ぎゅっと目を閉じる。
閉じた目の奥で視界が回る感覚。どさっ、という音と、衝撃・・・・・・
は、あまりない。
床に転んだはずなのに・・・・・・夏海がおそるおそる目を開けると、
すぐ近くに士の顔があった。
やっと笑いがおさまったのか、疲れた顔をしている。
「なんだよ・・・・・・・おまえ結構、大胆だな」
「!!」
士を押し倒す形で床に転んでしまった夏海はそれに気づいて真っ赤に
なった。
彼の身体がクッションになって、自分は無事だったというわけだ。
「つ、士くんが引っ張るからですっ・・・・・・!」
密着した身体に気づいて慌てて立ち上がろうとするが、何故か両手を
解放してもらえない。
「は、はなして下さい・・・」
なんだろう、この状況は。
顔が熱い。
妙に恥ずかしくて、消え入りそうな声しか出せない。
そんな彼女を眺めていた士は、何かを思いついたように意地悪く笑った。
「そうだな、確かにこれじゃおもしろくないよな」
「え?」
「やっぱり、こうじゃないと」
80 :
予感 4:2009/04/05(日) 11:26:02 ID:R2/YhbCL
その言葉と同時、視界が回転する。
上に天井と彼の顔が見えて、さっきと逆の体勢になったことに気づいた
夏海はますます顔を赤くした。
組み敷かれている上に、まだ、両手は解放してもらえない。
何が面白いのか、薄く笑いながらじろじろと見てくる士から顔ごと
視線を逸らした。
「はなして・・・・・・」
小さな声で、懇願する。
瞬間・・・・・・空気が変わった、気がした。
左手を開放されてほっとしたのも束の間、大きな手で顎を掴まれて、強引に
上を向かされた。
すぐ近くまで士の整った顔が近づいていて、夏海はぎくっとする。
まさか、そんな―――。
反射的に、ぎゅっと目を閉じた。
「・・・・・・・・・?」
・・・・・・何も起こらない。
そーっと薄目を開けると、いつもの皮肉げな顔とは違う、どこか優しい
瞳をした士がじっと見つめていた。
見たことのない彼の表情に夏海は息をのむ。
目を奪われる、とはこういうことをいうのだろう。
視線が、逸らせない。
「・・・夏海」
―――低く囁くように名前を呼ばれると、もう降参だった。
81 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 11:28:11 ID:R2/YhbCL
寸止めで申し訳ない。
一旦切らせてください・・・。
82 :
予感 5:2009/04/05(日) 12:25:58 ID:R2/YhbCL
誰かとキスすることは初めてじゃない。
それでも、彼の少しかさついた唇が触れてくる度に、初めての感覚が
びりびりと背中を走る。
頭のてっぺんまで電流が走って、そして指先から溶けていくよう。
抵抗なんてできない。
・・・どうして、抵抗できないんだろう。
自分で自分に問いかけながら、まだ気づいていない何かが心の中で
形になろうとしている・・・・・・何故かそんな気がした。
ゆっくりと繰り返される彼からのキス。触れて、離れ、また触れる。
確かめるように入り込んできた舌にも、夏海は抵抗しなかった。
どうしてか、甘えたような声が漏れるのを止めることができない。
「ん・・・・・んん・・・」
とっくに解放された両の手首には赤い跡。
床の上、顔の横に力なく投げ出されたままで。
頬や唇に触れてくる士の無骨で優しい指を、彼の身体の重みを感じる。
それが、何故か心地いい。
(士、く、・・・・・・)
夏海は無意識に、彼の名前を想った。
83 :
予感 6:2009/04/05(日) 12:29:47 ID:R2/YhbCL
いつまでそうしていたのか・・・・・・彼の身体がやっと離れた時、
彼女は潤んだ瞳でぼんやりと虚空を見つめていた。
「おい・・・・・・抵抗しないんなら、最後までいっちまうぞ」
「―――!!!」
その言葉で、夏海は一気に我に返った。
投げ出されていた腕に力が戻る。
どんっ、と士の胸を押すと、やっと彼が離れてくれた。
夏海も素早く上半身を起こすと、警戒するように士を睨みつける。
さっきまでの甘い雰囲気が一瞬で霧散してしまった。
そうだ、恋人でもなんでもないのに、一体なにをするのか。
「なにっ・・・・・・するんですか!」
「別に」
彼を責める言葉にも、力が戻っている。
夏海の視線もなんのその、飄々とした態度に戻った士は、立ち上がっ
てまたいつもの面白そうなものを見る目で夏海を見下ろした。
にやっ・・・と彼女の嫌いな顔で笑う。
「ごちそうさん」
「!!!」
言いたいことを形にできずに口をパクパクとさせている夏海を
尻目に、スマートな動作で扉を開けると、士は部屋を出ていった。
ぱたん・・・・・・と音を立てて扉が閉まると、静寂が訪れる。
夏海は床に座り込んだままで、彼の消えた扉をいつまでも見つめて
いた。
84 :
予感 7:2009/04/05(日) 12:40:04 ID:R2/YhbCL
これ以上は無理っていうくらいに顔が熱い。
唇には、さっきまでの感触がまだはっきりと残っている。
少しだけ、かさついた彼の―――。
そこまで思い出して、夏海はブンブンと頭を振った。
真っ赤になった自分の頬を両手で包むと、小さくなる。
「ほんと・・・・・・なに、考えてるんでしょう・・・」
キスしてしまった。
恋人でもないし、好きですらないのに。
でも・・・・・・。
(なんで、)
なのに、何故抵抗しようと思わなかったのか。
(い、嫌じゃなかった、なんて、そんな・・・・・・)
「〜〜〜〜〜〜っ」
雑念を追い払うように、夏海は頭を振る。
見たことがないような士の優しい目、名前を呼ぶ低い声が記憶にこびり
ついて剥がれてくれない。
もしかして、私はあんな奴のことを・・・・・・?
自分勝手で、いい加減で、強引で、いつも彼には呆れてるのに。
・・・でも・・・・多分、誰よりも彼は・・・・・・。
(うそ・・・・・・うそ、嘘、嘘・・・!!
誰か嘘だって言って下さい・・・!!)
それでも、今はまだ認めたくない。
なにかが始まる、その予感を。
85 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 12:41:35 ID:R2/YhbCL
終わりです。
実は両想い・・・みたいな。
お目汚し失礼しました。
なんというGJ!
士は鬼畜だ勝手だと思ってたが、最近ここのせいなのか、
それとも慣れてきたのかwどうにも優しいけだもののように思えてきたwww
>>86 自分はOPのカメラ差し出されてるときの泣き顔のせいで、
鬼畜な態度は取れるのに肝心な事(好きだとか慰めの言葉とか)になると
何も言えなくなって内心涙目なドヘタレのイメージが……w
>>85 初々しい感じでいいね。
夏みかん可愛い。
>>86-87 自分は強気なイメージはあるけど鬼畜なイメージは特にないや。
なんつーか態度は不遜でも各ライダーとの関わりみてると
最終的にはちゃんと良さを認めてるし、パッと分かりやすく接しないだけで
わりと優しい所があるんじゃないかと思う。
もちろん 、キャラのイメージは人それぞれだから鬼畜なイメージを否定するつもりは全く無いけど。
あと全然話変わるが、タクミと由里は人間と人外の恋愛が
つぼの自分にはよかった。ウルフオルフェノクの手を握ったあたりとか。
エロい絡みかどうかはちょっとおいといて、ウルフオルフェノクを
怖がらなくなった由里なら、あのふさふさの尻尾触りたい放題に
なりそうでちょっと羨ましい感じがするw
たっくんはともかく、タクミなら触らせてくれそうだし。
あと今さっき今回の見たんだけど、まさかの八代刑事再登場なんだな。
あねさんとは別人なんだろうけど、ユウスケと八代刑事のツーショットが
また見れそうなのですごく楽しみだ。
>>90 最初は断固拒否るが真理に押し負けて仕方なく触らせてるうちに
段々興奮してきて「俺ばっか触られてるんじゃ不公平だから俺にも触らせろ」
と真理を襲う(制的な意味で)たっくんもありっちゃありだと思うんだ
しかしタクミと由里は本当によかったな、初々しくて
あの手繋ぎシーンは本当キュンキュンした(*´∀`*)
たっくん×真理もタクミ×由里もどっちも(・∀・)イイ!!
92 :
91:2009/04/06(月) 02:09:47 ID:ZiNJcAlB
×制的
○性的
一番肝心なところを間違えてしまった…
>>91 「おい真理・・・。そこはしっぽじゃねぇぞ!!」
こうですか。
真理も由里も、あのふさふさに包まれてお昼寝でもすればいいよw
そういえばヒロインのいるライダー世界はクウガの世界以来だったんだな
「あの二人、仲直りできてよかったですね…でも」
自分のオルフェノクとしての姿を明かしてでも皆を、由里さんを守ったタクミさん
「タクミさんと由里さんは幸せになれるんでしょうか?」
由里さんは今までのオルフェノクへの蟠りを越えてタクミさんを受け入れた
でもそれは皆が皆できる事じゃない…
「大丈夫だ」
「え?」
二人の写真を手に士くんは「当然だ」という微笑みを浮かべている
「タクミは一番大切なものを守れる強さがある、由里にももう迷いはないはずだ
あいつらの歩く道は誰も邪魔できないさ」
改めて写真に写った二人を見る
二人の前には光が溢れていて、まるで世界が二人を祝福しているみたい…に見えるかなぁ?
でも士くんの言葉がなんだかそう感じさせてくれる気がした
「士くん…なんだか優しくなりました」
「俺はいつだって優しさで満ち溢れているぞ、お前にも分けてやりたいくらいだ」
プスリ
「アハハハ!くそ…油断したハハハハハ!」
「調子に乗らないで下さい」
まったくこれさえなければ、かっこよかったのに…
でもこれが私の知ってる士くんの顔、これが本当の士くんかは分からないけど
私の一番大好きな顔
「うん…きっと大丈夫ですよね」
夜の公園で、鳴滝はキバーラを待っていた。
「うふふ、うふふふふ」
悪戯っぽい笑い声がして、白いコウモリが飛んできた。キバーラだ。
「どうだった、奴らの様子は」
「大丈夫、あたしがスパイなんて疑ってもいないわ。」
「そうか…今に見ているがいい、ディケイド。」
鳴滝はベンチに腰掛けて言った。
「では、いつものやつを頼むよ。」
「オッケーイ!」
その時、一陣の風のように、黒いオーロラが二人を包み込んで通り過ぎた。
キバーラの姿は、一糸纏わぬ姿の少女に変わっていた。
髪の毛は銀髪であった。淡く生えたヘアも同じ色だ。
華奢な手足はすらりと伸び、乳房はまだ膨らみかけた蕾のようだった。
キバーラはひざまづき、鳴滝のズボンのチャックを下ろす。
「うふふ…かーぷっ。」
取り出した逸物を咥える。両手でしごきながら、一心不乱に舐め始めた。
「おお……!」
鳴滝は恍惚の表情を浮かべた。
「んん……ぺろっ…ちゅっ…ちゅばっ…。」
キバーラの舌使いが段々激しくなってきた。キバーラ自身も興奮している。
左手は鳴滝の竿をしごいているが、右手は自分の秘所を愛撫する。
そのピチャピチャという音を聞きながら、鳴滝は絶頂に達した。
キバーラの口の中に発射する。その熱い液体を、キバーラは全て飲み干した。
舌なめずりして、妖しい笑みを浮かべる。
「うふ、ご馳走様。」
そのキバーラが見上げた鳴滝の姿は、ディエンドに変わっていた。
海東大樹とは違う、全身漆黒のディエンドだった。
「ディケイド、今度こそ貴様を倒す…!」
ベンチからディエンドが立ち上がった時、再び黒のオーロラがやってきた。
そして通り過ぎた後、ディエンドの姿は消え、キバーラは元の小さな
コウモリの姿に戻っていた。
「うふふふ、きゃはははは!」
笑い声をあげながら、キバーラは闇の中に飛び去っていった…。
キバーラ擬人化GJ!
美少女と汚いオッサン(中の人すみません)って萌えるよな
俺だけ?
今さらですが、電王 俺、誕生!の
コタロウ(リョータロウ子供時代)に憑いたモモタロス×ハナ で数スレ失礼します。
微エロ程度です。すみません。
「相変わらずだなあ!おまえの不運体質はよお!」
本の下敷きになっていたコタロウを助け出すと、その可愛らしい見かけを裏切るガラの悪い声でそう放った。
2000年、空き家になっているMILK DIPPERで、割ったグラスを片付けようとして手を切り、
イタッとなった拍子に本の山へと頭から突っ込み全身ホコリまるけ・・・というのが今の状況だった。
「うへー!ペッペッ!ホコリが口にまで入ったぜ。コタロウのやつは気絶しちまってるし・・・
しょうがねえ。俺がこのまま風呂入ってきてやるらァ!」
小さい体には似つかわしくない大股で、がっしがっしとモモタロスは風呂場へ向かった。
幸い水もガスも使えるようだ。
蛇口をひねって水がお湯になるのを待つ。
・・・・・・待つ。
・・・・待っていたら、風呂場の扉がガラッと開かれた。
!!!!!!??!?!!!?!
「ななななななな・・なぁにしてやがんだぁあ?!てめえはあああ!!!」
そこには、バスタオル一枚の、ハナクソ女が、立っていた。
「でっ!出てけよ!てめえ何考えてやがるっ」
モモタロスは焦って、まだ毛も生えていない自分の下肢を手で隠す。コタロウのだけど。
「何って・・アンタこそ何考えてるのよ。コタロウは手を怪我してるのよ。
自分で洗ったりしたら悪化させちゃうじゃない。」
ハナは気にする様子もなく、そのまま風呂場へと足を踏み入れると引き戸を後ろ手に閉めた。
「ほんとはリョウタロウに手伝ったげてって言ったんだけど、いまジークに憑かれちゃってるからムリ。
コタロウはまだ小さいんだから、気にすることないわよね。」
( 気 に し ろ よ ・・・!!!!! )
コタロウはまだ小さいって言っても、俺様が立派な成人男子なのを忘れていないか???!?
今はこんなつるつるのウィンナーひっさげてっけど、心にビッグマグナム抱えてんだぜ?!?
・・・などと言える訳もなく、ハナが一歩近づくたびにモモタロスはじりっと一歩後ろへ下がった。
一歩踏み出すたびにバスタオルの裾から現れる白い太股。
このまま見ていてはまずい、と視線を動かすと、今度はタオルに押さえつけられて少々苦しそうな胸の谷間があった。
うっわ!ボールみてえ!!なんだありゃ!どんな弾力だよ?! 柔らかいの?!硬いの?!!?
などとモモタロスが葛藤していると、背中にヒヤッとした物があたった。
風呂場の壁だ。もう逃げ場がない。
「ホラもうっ!手間かけさせないでよ。さっさとシャワーの下に立つ!」
放心状態のモモタロスは、簡単に立ち位置を移動された。
そのままジャバーッとシャワーをかけられると
「あたま洗うからちょっと下向いて」
後頭部を押された。
目の前にはハナの谷間だ。バッと横へ顔を逸らすと
「もうっ!動かないの!」
スグに元の位置へと戻された。
もうじっとハナの胸元をみるしかないモモタロスの目が、タオル地を押し上げている二つの突起にとまる。
風呂場の空気がまだ寒いのか、それらは大きく前へと突き出ていた。
(なんの拷問だこりゃあ!?)
一点に血が集まってくるのを感じながら、散れっ!と念じるしか出来ないモモタロスなのでした。
以上です。
読んでくださって有難うございます。
お目汚し、失礼いたしました。
劇中にそんな暇なくない?!とかはスルーして下さいますよう、お願いいたします。
ポイントは「まったく意識していないハナ」と「嫌がってる風のモモタロス」です。
ガオウに仕掛ける前の晩、ハナに「離れろよっ」って言っていたモモが楽しかったので。
エチまで持っていけなくてすみません。
どなたか続き書いていただけるのでしたらウエルカムです。
>>101 GJ! ちょっと興奮したw
ストレートなエッチシーンもいいが、
「タオル地を押し上げている二つの突起」とか
かなりそそられるwww
凄いテンションの高さに噴いたwwww
でもGJwwwww
104 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 16:45:36 ID:e7L/E+w3
何スレか失礼します。
士×夏海で少女マンガ風味?
一応エロありです。
夢見がちなので、苦手な方はご注意ください・・・。
105 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 16:47:18 ID:e7L/E+w3
行くな、と言って腕を掴まれた時、それを振りほどくことはできなかった。
見つめてくる、すがるような瞳。
触れる手も、抱きしめてくる腕も、名前を呼ぶ声も、ほんとうにほんとうに
優しいものだったから。
だから信じることができたのだろうと夏海は思う。
確かな言葉をもらったわけじゃない。
気持ちを口にするのが、彼はとても下手だから。
知っている。
「破壊者」、「悪魔」、そう呼ばれた彼が持つ優しさ。寂しさ。そして悲しみ。
彼が誰にも知られまいと、必死に隠そうとしていたそれが、どれほどのもので
あるのか。
だから―――今まで、誰にも奥深くまで許したことのない心と身体を、夏海は
彼に許した。
106 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 16:50:15 ID:e7L/E+w3
重い。
・・・・・・だるい。
居心地が悪くて、夢現の中で夏海は小さく呻いた。
身体は全体的に変な感じで違和感があるし、しかも上に何か乗っかっていて重い。
意識が眠りの底からゆっくりと浮上して、少しずつ目蓋が持ち上がる。
「う・・・・・・」
月の明るい夜は、暗い部屋でも薄闇に変わる。
状況が飲み込めないぼーっとした頭で、夏海は何度か瞬きをした。
「・・・・・・・・・」
・・・なんだっけ。
だるいし、重い。
あったかいのに、なんだかやたらスースーして頼りない。
そこまで考えて、目の前の薄い闇に浮かび上がる人影に仰天した。
「きっ・・・」
思わず悲鳴を上げそうになって、慌ててそれを抑え込む。
怒涛のように蘇り、押し寄せる記憶に顔に一気に血が巡った。
そうだった。
思い出した。
士くんと・・・・・・しちゃったんだ。
何もかもを許した、はじめてのひと。
頭の中で言葉にすると、恥ずかしさが倍増する。
107 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 16:52:20 ID:e7L/E+w3
夏海の目の前で眠っているのは他ならぬ士で、横たわる彼女に向かい合うように
して彼は居た。
重いと感じていたのは、彼女の身体の上に力なく投げ出されていた彼のしっかり
とした右腕。
短い前髪は乱れ、あどけない寝顔は彼を少年のように見せ、薄く開いた唇からは
規則正しく寝息が漏れていた。
(ちょっ、ちょっと待って・・・!)
心臓がうるさい。
緊張ですっかり固まってしまった夏海は、息を潜めて彼の様子を窺う。
が、彼女の気持ちなどどこ吹く風で、士は熟睡していた。
彼は裸。
当然自分も裸。
もし、彼が今目を覚ましたら、一体なんて言えばいいのか。
このまま知らんふりして無理やり眠ってしまおうとも思ったが、もうそれも
できそうにない。
(そ、そうです。お水を・・・・・・)
飲みに行こう。
とりあえず、落ち着くのが先決だ。
そう考えて、夏海は自分の身体の上にある士の腕を外しにかかった。
細心の注意を払って、両手で彼の腕をそろそろと退けていく。
思った以上に重くて苦労したが、何とか士を起こさずに済んで、夏海はほっと
息を吐いた。
次は、ベッドを降りて服を着ないと―――。
慎重に身体を起こして、向きを変える。
と。
後ろから伸びてきた手に、右の手首をつかまれた。
「きゃ・・・!」
間髪入れずに反対側から、腹部に腕が回ってきて後ろに引き倒される。
あまりに鮮やかな一瞬で、夏海の背中は士の腕の中に納まった。
「・・・・・・・・・離れるなよ。寒いだろ」
寝ぼけたような、くぐもった声が響いて、項に息がかかる。
完全に腕の中に抱き込まれて、夏海は今度こそ硬直した。
肌と肌が密に触れ合う。
どうしよう。
どうしたらいいかわからない。
ただ息をひそめて、じっとおとなしくした。
「・・・・・・なに、おまえ、緊張してんの?」
「・・・・・・・・・わ、わ、悪いですかっ?あたりまえですっ」
「ふうん」
声が上ずるのも、どうしようもない。
対する士は余裕綽々というか、いつも通りに感じるのがたまらなく悔しい。
108 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 16:56:47 ID:e7L/E+w3
「・・・・・・ちょっと、顔見せろ」
いきなり、ぐいっと身体を引き剥がされて夏海は驚いた。
半転する視界。背中にシーツの感触。
真上に、天井と彼の顔が見える。
顔の横に両腕をついた士が上からじっと見下ろしていて、夏海は咄嗟に胸を
隠した。
いくら薄闇の中とはいえ、真正面から見られることはほんとうに恥ずかしい。
思わず、視線を逸らす。
「な、な、なんですか」
しどろもどろな夏海をじろじろ見ていた士は、彼女の真っ赤になった顔を目に
して、
「夏みかんじゃなくて、林檎だな」
と、笑いを含んだ声で言い放った。
「・・・言うに事欠いてそれですか!!」
なんてデリカシーのない男なのだろう。
それは果たして、今、ここで言うことなのだろうか?
ついついいつもの調子に戻って声を荒げてしまった夏海を見て、今度は、
「はははっ」
―――士は声を立てて、笑った。
・・・・・・はじめて、見た。
夏海は息を止めて、目の前のそれを見つめた。
皮肉げに笑ったり、馬鹿にしたように笑ったり、そういう笑みなら常だった。
ごくたまに、微笑むような表情を見せることはあったけど。
それでも、士が声を立てて笑うところなど一度だって見たことがなかったのだ。
少年のような、無邪気な笑顔。
多分、彼の本当の笑顔。
心臓を素手で掴まれてねじり上げられるような、そんな錯覚に陥る。
何故だか鼻の奥がツンとして、涙が出そうになった。
109 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 16:58:58 ID:e7L/E+w3
『まずは、笑顔だな』
いつだったか、彼が言っていた言葉が蘇る。
ああ、そうか、やっと取り戻せたんだ。
「士くん・・・・・・笑ってます」
ほんとうによかった。心の底から、そう思った。
泣き笑いの顔で、そうするのが当然のような自然な動作で、夏海は士の首に
両腕を回してぎゅっとしがみついた。
あなたは悪魔なんかじゃない。破壊者でもない。こんな純粋な顔で笑うひとが
そんなもののはずない。
それを伝えたくて、夏海は自分の両腕にできる限りの想いを込める。
しばらくの沈黙の後、顔の見えない士から、どこか戸惑ったような感情が
伝わってきた。
「・・・俺・・・・・・笑ってたか?」
彼にしては珍しい、自信のなさそうな頼りない声。
「はい」
「・・・・・・」
鼓膜を震わす彼の声に、夏海は素直に答えた。
再び訪れた沈黙の後、背中に回されてきた熱い両腕が、力を込めてかき抱くような
それが、ただ嬉しかった。
その気持ちを言葉にしたことはない。
されたこともない。
やっと、形になろうとしている不確かなもの。
「夏海・・・・・・」
囁く声は、こんなに優しい。
それだけで、いい。
ねえ、あなたに笑顔を取り戻したのは・・・・・・私だって。そう自惚れても
いいですか?
あなたはそれを、許してくれますか?
夏海の額に士の額が合わされて、すぐ近くで視線が絡む。
髪と髪がくすぐりあって、それにふたりで笑う。
彼女に落とされる彼の唇と、肌の上を這いまわる大きな手。
―――小さく嬌声が漏れ聞こえ始めるのに、そう時間はかからなかった。
110 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 17:01:24 ID:e7L/E+w3
一度燃え上がったものの名残を辿るように、熱い記憶を思い出させようと
するかのように、士の無骨な指は夏海の肌を焦れたように滑り、唇と舌が
それを追う。
「ひゃっ・・・・・・」
びくっ、と彼女の身体が跳ねる。
初めての行為を先ほど経験したばかりの身体は、自分でも信じられないほど
素直だった。
もう既に、彼を『覚えさせられて』いる。
「士く・・・・・・」
涙の混じった声が、彼を煽っていることに彼女は気づいていない。
どこか余裕のない、性急な士の愛撫にも、夏海の身体は正直に応える。
すっかり反応している胸の頂点を手のひらで転がすようにいじめられながら、
鎖骨の周りに繰り返し与えられる吸いつくようなキス。
切ない声が漏れるのを止められない。
彼に触れられてる・・・・・・そう思うだけで、熱く濡れるのがわかった。
士の手が、脇腹を通って腹部、そして更に下へとさがっていく。
「・・・ああっ!!・・・・・・あっ、あ・・・」
士の指が、一番敏感な場所に触れる。細かく振動するようにしてその部分に
愛撫が加えられ、次の瞬間には、中に指が突き入れられていた。
「―――!!!」
声にならない声が上がる。
既に潤っていたその部分は、あっさりと士の指を受け入れた。
長い指は急ぐように動いて、確実に夏海を高めていく。
指が中で折り曲げられ、ぐ・・・と伸ばされる。濡れた音が大きく響いて、
恥ずかしくてたまらなかった。
「あっ、やぁっ、ああ!!」
「はぁっ、は・・・・・・」
士の息も、また荒い。
伸びあがるようにしてキスされて、それから額に唇を押しつけられた。
「・・・・・・入りたい」
いつもの彼とは違う、切羽詰まった声音と表情は、彼女を悦ばせる。
夏海は荒い息のまま、士の短い髪に両手の指を差し入れて、その瞳を正面から
まっすぐに見つめた。
それが、答え。
111 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 17:04:23 ID:e7L/E+w3
ぐいっ、と両足を抱え上げられる。
十分に濡れていたそこに、熱い鉄の塊のような士自身が一気に最奥まで入り
込んだ。
先ほど初めて開かれた場所に、再び彼を受け入れる。
「・・・っ、あ―――!!!」
強く、そして甘く擦れる感覚に、夏海は瞬間的に達してしまう。
全身が痙攣するように激しく震える。
収縮を繰り返す彼女の狭い内部(なか)に、士が苦しそうに顔を歪めた。
「・・・・・・っ、力、抜け・・・」
目の端に涙を滲ませながら、夏海はいやいやをするように頭を振った。
力の抜き方がわからない。
と、繋がった部分のすぐ上にある敏感な部分に指が押し当てられた。
指先でくすぐる様に、そこに蜜を塗りつけられる。
「・・・あっ、ん、・・・あああ!!!」
びりびりと電流が走るような感覚。
気持ちいいのか、痛いのか、もはやわからないそれに、夏海は士の首に
すがりついた。
頬に頬を押し付けると、すぐ近くで荒い息が聞こえる。
自分だけじゃない。
こんなにも、求められている・・・・・・そう思うと、全身から力が抜けた。
その一瞬を逃さず、最奥に向けて彼が強く往復を開始する。
緩んだ身体は、ただ与えられる感覚を追いはじめた。
種類の違う、入り込まれる時と出ていく時の快感。
「ひあっ、あ・・・・・あぁ・・・!!!」
心と身体が加速する。
追い立てられて、徐々に切れてくる意識の糸。
なにもわからなくなりそうで、ただ、自分とひとつになっている彼に必死に
しがみついた。
抱きしめてくれる腕も、耳元で吐き出される息も、繋がっているその部分も。
全部がどうしようもなく熱くて―――たまらなく、気持ちいい。
全身でこの人を受け止めれることが、たまらなく嬉しい。
こんなにも、求めてる。
こんなにも、求められてる。
やっと・・・・・・はっきりわかった。
今ならためらいなく言えるから、すぐに伝えたい。
すき。
あなたが好きです。
士くん、私はあなたを―――。
その想いとは裏腹に、激しく揺さぶられて、喉から漏れるのは狂ったような
鳴き声だけ。
閉じた目の端からこぼれる涙。
瞼の裏で、極彩色の模様が回る。
「・・・夏、海・・・・・・!!」
余裕のない声で名前を呼ばれて、そこで意識が真っ白になった。
112 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 17:08:47 ID:e7L/E+w3
・・・・・・長く深く続いた絶頂がおさまって、荒かった互いの息も徐々に
静かになっていく。
ぐったり、といったふうに力なく、全身で覆いかぶさってくる士の汗ばんだ
広い背中を夏海はゆっくりと撫でた。
力が入ってないから体重がまともにかかって重いけど、今はその重みが嬉しい。
決して優しいといえる抱かれ方ではなかったけど、夏海の心は満たされていた。
言葉はなくても、強く求めてくれたから。
ひどく、素直な気持ちだった。
身体の一番奥でゆらゆらと漂うものがあたたかい。
決して不快ではない疲労。
心地よい眠気に誘われながら、夏海は士の耳元に歌うように囁く。
「すきです・・・・・・」
答えはない。
それでも、構わなかった。
彼からの言葉が欲しいわけじゃない。一方通行じゃないことはわかってる。
ただ、やっと形になったこの気持ちを伝えたい。
「あなたが好き・・・・・・」
もう一度繰り返すと、覆いかぶさる彼の身体が緊張で強張ったのがわか
って、夏海は小さく笑った。
士は居心地悪そうに身じろいで、それでも決して顔は見せてくれない。
もしかして・・・・・・照れてるのかな?
笑いをこらえながらぎゅっと腕に力を込めると、無言のままでふて腐れた
ように抱き返されて、そんな彼をとても愛しいと思った。
背中に回した、私のこの手があなたを世界に繋ぎ止める鎖になればいい。
―――そう願いながら、夏海はゆっくりと瞼を下ろした。
113 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 17:12:52 ID:e7L/E+w3
終わりです。
夢見てて申し訳ない。
opにある夏海が士の腰に手をまわすシーンは「私があなたを世界に繋ぎ止める」
っていう意味だと思ってました。
>>113 照れている士が愛しいですね! GJです!
夏みかんの幸せな可愛い気持ちが良く伝わってきた!
読んでいて凄く気持ちのいいSS。
癒された!GJ!
GJ!!
文章上手いね〜、こんな所で読ませてもらっていいのかと何回も思ったよw
クールに見えて、実は夏海が好きで好きでたまらない士だったらいい
ストロンガーの電波人間タックルは無いの。
ギルスの触手えろくない?
あと夏蜜柑のジュースとか士は相変わらずだな
「残念だが、その夏みかん。絞っても美味しいジュースにはならないぞ」
もう絞り尽くしたのか
ただ一人占めしたいのか
気になって仕方がないな
セクハラ発言もいいところだよな>夏みかんジュース
本編のユウスケと姐さんがあんな切ないことになっているのに、
「おっぱいバレー」のあらすじを読んでたら
「未確認(orアンノウン)を倒したらおっぱい見せてあげる」な
姐さんを妄想してしまって自己嫌悪…
>>121 そこにはG3-Xで元気に駆け回るユウスケの姿が
正直そのくらいアホでも許す…
123 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 19:36:06 ID:Y9/Pi+/u
夏みかんってさ
ひょっとしてもやしよりユースケが好きなんじゃないの?
士「メイド服か……」
夏海「じろじろ見ないでくださいよ」
「悪くない。これが萌えと言う奴だな。大体判った」
「そんなこと判らなくていいです。ていうか何処で覚えたんですかそんな単語!」
「忘れた」
「忘れたって、もう……きゃあ! スカートめくらないでください!!」
「どうなってるんだ? これ」
「やだ、何処触って、あ……ん……っ、や、やめてくださいってば」
「やめて欲しいのか? だったら……」
「だったら?」
「『お許しください、ご主人様』って言ってみな?」
「……士君」
「んー?」
「笑いのツボ押しますよ?」
「……お許しください、ご主人様」
ユウスケ「……何やってんだ、お前ら」
夏「士君が変態なんです!!」
士「人聞きの悪いことを言うな!」
夏「メイドで萌えとか言うんですよ!?」
ユ「ああ、それは立派な変態だな。諦めろ、士」
士「ユウスケ! だったらお前、八代のメイド姿を想像してみろ!」
夏「何変なこと勧めてるんですか! 光家秘伝、笑いのツボ!!」
士「あはは、はは、夏海、てめぇ、この、あはは」
夏「全くもう。……ユウスケ?」
士「ははは……ん? どうかしたか?」
ユ「メイド……八代さんがメイド……」
夏「きゃーっ!! ユウスケが鼻血噴いて倒れたーーっ!!?」
士「…………」
規制で乗り遅れたメイドネタ。
八代さんはクウガの世界でユウスケの帰りを待ってることにしてください。
125 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 20:08:35 ID:Y9/Pi+/u
姐さんシヨーイチとくっついてもいいから
ユースケに一回だけやらしてあげてください
>>121-122 アギトの八代さん「あなたが頑張るなら私何でもする」
ユウスケ「じゃあG3-Xで1勝したら、八代さんのおっぱいを見せてください!」
G3-X指揮中
アギトの八代さん「私のおっぱいを見るために頑張りなさい!」
こうですね、わかります。
自分も最近おっぱいバレーのタイトル&内容知って以来
ユウスケとあねさんorアギトの八代さんをすぐさま連想したよ。
つかバレンタインの時のチョコがけおっぱいもそうだったけど、
似たような発想する人はやっぱりいるんだなあw
>>124 士何やってんだw
しかしあねさんのメイド姿か。個人的にはロンスカで露出は少ない
感じがするな。だがおっぱいの大きさは隠せまい。
ユウスケ「P3-SEXの装着者に応募します。」
ショウイチ「ズルスw」
あねさん・八代(アギト)とか…。
ユウスケ羨ましい…。
録画を見てたらキバーラ→ユウスケって言うのも悪くないかもしれんとちょっと思った
うろ覚えだけど、何か爆発シーンがあって、士が夏海を庇ってたよね
煙でほとんど見えなかったけど確かに飛び付くようにして庇っていた、眠気が醒めたもん
しかし、触手が伸びて来たシーンは一人でさっさと逃げていてびっくらこいた
そこは身を挺して庇って傷を負うべきシーンだろ、そんで夏海が看病したり何でも言う事を聞く展開だろ
あれか、触手にいやらしく締め付けられる夏海が見たかったのか、確かに興奮したけども
八代初めて“男の貌”を見せるユウスケ……
そんなユウスケにほだされてしまってその躰を委ねてしまう八代……
とか
その後(ストーリー完結後として)八代とめでたく結ばれて(?!)彼女のことを
姐さん→奥さんと呼ぶようになるユウスケ
とか想像したアホは自分だけか……orz
>>131 多分お前さんだけだが
断じてアホではない
アホではないぞ…!
>>121-122>>126 おまえらwwww
でもこの映画台詞に「このおっぱいは私だけのものではないの」とか
あるんだよなあ。こんなことあねさんに言われたら、
ユウスケまじで鼻血出してぶっ倒れそうだww
>>124 メイド姿でも何でもあねさんに「おかえりなさい、ユウスケ」って
言われるのを想像すると微妙に切なくなるな。
東映の公式でも(本編じゃなくて撮影シーンぽいが)笑顔の八代さんと
ユウスケのツーショットの写真があるけど、結局こっちの八代さんとも、
彼女に忘れられない人がいる事や、あねさんとは別人って事を
ユウスケ自身がちゃんと自覚してるから、どうにかなる事は無いだろうしなあ。
まあこれは仕方ないとは思うけど、普段のユウスケのいい奴っぷりや
あねさんや八代さんに対するいじらしさを見ると報われなさが切ないぜ。
もういない自分の好きな人が別の世界で生きてた、
でもその人は自分ではない他の誰かを思ってる。
これだけでも十分切ないよなのに
「俺は…あねさんを守れなかった。でも今度は…!」
とかもうね。番組冒頭で掴んでいたあねさんの手が落ちてく演出にも来たけど、
ユウスケのこの台詞がなあ…。あねさんの事になるとわあわあなってた
(今回もキバーラが叩かれてたがw)ユウスケだからもっとあねさんを
重ねてるのかと思ってたけどそういう訳じゃないんだよな。
つか来週には自らショウイチを説得して八代さんの所に連れて来そうだ。
135 :
連投すまない:2009/04/13(月) 06:01:09 ID:Jleg9fVA
スマン間違えた…。
×これだけでも十分切ないよなのに
〇これだけでも十分切ないのに
です。
136 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 16:38:12 ID:CD1MR+yC
話題ぶった切って申し訳ない。
>>123より妄想です。
物語上そんなことにはならないだろうけど、仮にそうだったとしたらの
士→夏海→ユウスケ→あねさん小ネタ。
夏海がユウスケを見送るシーンからです。
「ユウスケ・・・・・・私じゃ代わりにならないかな」
「え・・・・・・」
「・・・ユウスケが八代さんを忘れるまで、私、待てるから」
「・・・・・・・・・ごめん」
「・・・・・・」
「俺・・・やっぱりあねさんの傍にいたいんだ。
もう一度会いたいって、ずっと思ってた。
忘れることなんて、どんなに頑張ったって、絶対にできない。
だから・・・ごめん。今まで、ありがとう・・・」
「・・・・・・・・・うん」
バイクで去っていくユウスケ。
「・・・・・・そうだったとは、知らなかったな」
「・・・!?・・・士くん・・・!!いつから・・・」
「おまえがユウスケに惚れてたなんてな・・・まったく、うまいこと
騙してくれたもんだ」
「騙してなんかいません!第一、士くんには関係ないじゃないですか!!」
「関係ある」
「え・・・っ、ちょ・・・やだ、放してください!!」
「おまえは、俺のだ・・・!!」
こんなんだったら面白いのに。
ありえないけど・・・。
ショウイチ……
触手を使うとは、化け物になっても心は人間のままなんだな。
普通逆なのに大体あってるwwwww
てっきり姉さんの想い人には気づかないと思ったのに、
それでも姉さんのためにとは。
さすが空我、自分の笑顔を削ってでも
大切な人の笑顔を守るのか。
「だって…俺クウガだから!」
クウガの世界の時にはあねさんの事になるとすぐ突っ掛かてたのに
こんな物分かりのいい奴になりやがって!!
(´;ω;`)ブワッ
それだけ、あねさんの最期の言葉が胸に残ってるんだろうな。
そんなにもユウスケにとってあねさんは大切な存在だったんだな。
>>139-142 なんか成長した事が結果的に嬉しくも切なくなる
キャラっているけど、ユウスケがまさにそれだよな。
もやしと夏みかんは
>>113の解釈みたいに繋ぎ止められて
うまくいってほしいけど、ユウスケとあねさんは
手を離してからがスタートみたいな感じだし。
こういうのストーリーとしてはすごくいいと思うが、
やっぱどことなく悲しいので、今回一方的だったけど
キバーラとの絡みもあったことだし、
>>56みたいに
この際、夢でもなんでもいいからユウスケがアホみたいに
あねさんといちゃついてる妄想でもするわw
>>142 ユウスケはあねさんに会うまではずっと孤独だったらしい。
ベルトを手にして化け物(=未確認4号)扱いされていたところを、
拾って頼りにしてくれたのがあねさん。
ユウスケの中の人のインタビュー内でしか見ない話なので、
もしかしたら役者の脳内設定なのかもしれないが。
そう考えるとあねさんのために必死になるのも無理もないよな。
ユウスケは一人ぼっちだったとか孤独だったとかってのは確かにユウスケの
役者さんはよくインタビューとかで言ってるよな。その辺の過去がふれられる事は
話しが短いし、おそらく無い気がするけどそういう設定自体はあるんかな。
>>143 ユウスケと姉さんを繋ぐものは思い出みたいだから…と思った瞬間、
ふと思い出したが、ユウスケ、姉さんからブレスレットみたいな物貰ってたような??
これはネット上でそういうのだったらいいのに、みたいな話とか
それこさ役者さんとかの話を勝手に自分が置き換えちゃった可能性もかなり
高い気がするんだけど、どっかでそんな話が出ていた気がするんだよな…
自分は録画してないし、相当曖昧な記憶だから何とも言えないけど、
もし仮に本編or設定上だけでもあった話ならどっかでさりげなくでいいから
身につけてくれないかなー。
二話の戦わなきゃ俺は、みたいなセリフもあったしな
四号としてグロンギを倒し続けるのが自己の確立の唯一の手段だったのかも
このユウスケ×姐さんの流れのなか
八代さん(アギト)×姐さんを妄想して大興奮のおれ。
鬼 才 現 る
ユウスケが前屈みになりそうな光景だ…
アギトの世界では八代さん、死ななくてよかったな。
まあユウスケ的はやっぱりどことなく切ない展開だったけど、
「怒られちゃうんですよ、それを約束した人に」って台詞は
なんか嬉しかった。姉さんも成長したユウスケに喜んでるだろうな。
うん、お別れの時にちょっと悲しそうな表情が出たけど、同じお別れでも
生きてるのと死んでるのではまた違うしな。
しかしこういうしんみりした気持ちで公式のサイトの写真館でアギトの
写真見たら、八代さんが二人の男を本当の男に成長させたとか書いあって
色んな妄想したW
あとキバーラは何であんなにユウスケのこと好きなんだよW
いやいや、ユウスケがリアルで存在したら絶対に惚れるってw
常々思っていたけど、今日は心底イイ男だなーって思った
しかし、エロパロ的な妄想がなかなか出来ないんだよなw何か申し訳なくてw
士はレイープやら手錠プレイやら実は優しくてそのギャップにキュン…とかいくらでも妄想できるのに
>>152 >士はレイープやら手錠プレイやら実は優しくてそのギャップにキュン…とかいくらでも妄想できるのに
さあ早くそれを文章にする作業に入るんだ!
154 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 09:56:08 ID:C/Fz5S5O
東映公式に上がってた、もやなつの写真に萌えた。
こんばんは、保管庫管理人です。
保管作業をほんの少しだけですが進みましたのでお知らせします。
GWに作業出来れば嬉しいのですが…。申し訳ないです。
再び龍騎世界・・・・
夏美手錠で束縛のまま
夏「士くんもう私は犯人じゃないんだからこの手錠取ってください」
士「その前に試したいことがあるんだ・・・」
夏「え?」
士、夏美の背後に回る
士「ちょっとくすぐったいぞ」
そういいながら夏美の服の背中のファスナーをおろす
夏「ちょ、ちょっと待ってください!!何するんですか?」
士「ファイナルアタックに決まってるだろ」
>>152 自分は士よりもユウスケの方がエロパロ的な妄想しやすい。
なんか反応が素直というか分かりやすそうだから。
が、それを文章には出来ないこのもどかしさ…。
>>155 乙です。保管庫いつも楽しませてもらってます。
無理せずゆっくりやって下さい。
ワーンスアポンナターイム キバノセカーイ
俺は小野寺ユウスケ、仮面ライダークウガ
今はこのキャッスルドランでファンガイアの王子ワタルの補佐をしてるけど、ホントはクウガなんだ
元いたクウガの世界から士達を追って…
「なぁユウスケよ…ちょっと男同士の話をしないか?」
―急にキバットが神妙な面持ちで話しかけてきた
「で、一体なんだよキバット」
「お前キバーラには会ったんだよな?」
「…とゆうか案内されてココ連れて来られたんだけど」
そういかに俺がクウガとはいえこのキバの世界に自力で来れたわけでは無かった
このキバットの妹・キバーラの力によるモノだった
クウガである俺より小さいのにすごいヤツだ
「それがどうかし…」
「そん時、何かあったか?」ズイッ!
「な、何かってなんだよ、つーか近い、近い!」
「あ…スマン、いや何もなけりゃいいんだ…フゥ
いや、ちょっと兄としてどうしても気になる事があってな…そうか何もないか」ウンウン
一体、俺はなんの疑いをかけられたんだ
「しかしよく見るとお前、俺に似た所がある」
どこらへん?フォーム?
「ユウスケ、キバーラを…妹をよろしく頼む」
「え?」
「アイツはちょっとませた所があるが…まだまだ甘えたい年頃なんだよ
おっと、こいつぁ兄バカってヤツかもしれねぇなヘヘッ」
急に妹自慢が始まった…困った
なんか変形させられた時なみに困った
「えっと…」
「妹が悪い輩と付き合わないようにしっかり守ってやってくれ」
「あ、あぁ!まかしとけよ、俺クウガだし」
いまいち飲み込めないけど、キバットも兄として色々心配なんだろう
よし皆の笑顔のために俺クウガとして頑張ります、見ていて下さい姐さん!
>>158 ユウスケとキバットの噛みあわなさがいいな。
特に
>「しかしよく見るとお前、俺に似た所がある」
>どこらへん?フォーム?
>急に妹自慢が始まった…困った
>なんか変形させられた時なみに困った
この辺がツボったw
162 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 18:29:33 ID:zyrJ4zOv
>>158 ヤバ…キバットかわいい&ユウスケ最高。
GJ
>>158 た、確かに、ちょっと男同士の話だけど〜!
ユウスケにかけられた疑いが、妙に気になる、気になるw
GJでした
ユウスケ×八代で一つ投下。
ユウスケは八代の病室に入った。酸素吸入器をつけられた八代は、まだ眠っている。
そっと手を握った。ひんやりとして冷たい。八代が目を覚ました。
「八代さん…。」
「ユウスケ……ここで何してるの……戦って……。」
酸素吸入器を外した八代は弱々しい声で言った。
「俺は、あんたに誉めてもらえるとうれしかった…あんたに笑ってもらいたくて
戦ってきただけだ! あんたがいなかったら戦えない!」
「私は……もうすぐ死ぬわ……この体もグロンギに……。」
その言葉を遮るように、ユウスケは強引に八代の唇を奪った。
「んっ!……ん…………。」
驚きで八代は一瞬目を見開いた。何か言おうとしたが、言葉がまとまらない。
そして唇を離したユウスケの目には、涙が浮かんでいた。
「馬鹿!死ぬなんて言うな!そんな弱気なの、あねさんじゃないよ!」
ユウスケは、ベッドの布団をぎゅっと握り締めて突っ伏した。死ぬなと言うのは簡単だ。
しかし自分に何ができるというのか。何がクウガだ、俺は無力すぎる…。
八代はユウスケの頭をそっと撫でた。この純真無垢な若者がたまらなく愛おしかった。
ずっと弟のように接してきたけど、いつの間にかなくてはならない存在になっていた。
もうすぐ自分は死ぬ。ならば、最後に何かを残してあげたい…。
「ユウスケ、抱いて…。」
「え?」
ユウスケは自分の耳を疑った。八代は体の苦痛をこらえ、ユウスケに微笑みかけた。
「私の……心を受け取って欲しいの……そしてあなたは……前へ進んで……。」
「そんな……。」
「私だけじゃなくて……世界中の人たちの…笑顔のために……戦うの…。」
「あねさん……!」
再びユウスケの目に大粒の涙が浮かぶ。八代はユウスケの首に腕を回し、今度は自分の
方からユウスケに口づけした。ユウスケはベッドに倒れ込む。
震える手でパジャマのボタンを外す。八代の豊かな乳房が露になる。肌は透き通る
ように白い。ユウスケはその谷間に顔を埋めた。
「あ……んん……。」
青白い八代の顔に、わずかに赤みがさす。ユウスケは不器用な愛撫を試みた。
そろそろと下腹部に手を伸ばす。柔らかなヘアの感触の中に、突起した箇所があり、
その周辺がしっとりと湿り気を帯びている。
「あねさんのここ、濡れてる……。」
「馬鹿……そんなこと…言わないの……。」
しかしその言葉と裏腹に、八代の息がかすかに荒くなってきた。
ユウスケは、八代のパジャマのズボンと下着をおろした。先程愛撫した茂みは、
濡れて光っている。ユウスケはその茂みに溢れる蜜を、優しく舐めた。
「あっ…!……んっ……ん……!」
八代は体をよじらせた。乳首が固く尖り、全身が熱くなってくる。
「ああ、ユウスケ……来て……。」
八代の声に応え、ユウスケはジーパンと下着を脱ぎ捨てた。大きく息を吸った。
自分の性器を握り締め、八代の中に入ろうとする。
「あ、あれ……?」
うまくいかない。ユウスケは焦ったが、焦れば焦るほど空回りするばかりだ。
「ユウスケ、もしかして初めて?」
「う…うん……。」
八代に図星を指され、ユウスケは悄然となり、うつむく。男性自身も勢いを失った。
そんなユウスケを見て、八代は愛おしげに微笑んだ。
「大丈夫。私も初めてだから…。」
「え……?」
「警察に入って……誰にも負けたくなくて……ずっと脇目も振らず…走ってきた…。
グロンギと戦う内は……誰も好きになってはいけないと…思ってた……。
でも…ユウスケ……あなたは……あなただけは……。」
「あねさん……。」
「自信を持って……好きよ……ユウスケ……。」
ユウスケの男性自身が再び力強く隆起してきた。八代はその熱い剣を手に取り、
自らの秘部に押し当てた。ユウスケは一気に貫く。
「あ、うっ…!」
初めての痛みが八代を襲った。全身が一瞬硬直する。
「だ、大丈夫?あねさん……。」
「大丈夫よ……ゆっくり……動いて……。」
ユウスケは八代を気遣いながら、ゆっくり腰を動かし始めた。
初めは痛みをこらえていた八代だったが、それがピークを過ぎると別の感覚が
体の中から湧き上がってくる。
「あ……あっ!……ああ……んうっ!」
ユウスケが出入りする度に、下腹部から頭まで衝撃が走る。甘くとろけるような快感が
全身を包む。間近に迫っている自分の残酷な運命を忘れ、八代はユウスケに溺れた。
「ああ、あねさん、あねさん!」
ユウスケも、何度も八代の名前を呼んだ。手を握り、唇を吸い、乳房をまさぐる。
世界の運命とかグロンギとか、もうどうでもいい。今はただ彼女だけが欲しい…!
やがて二人は頂点に達した。お互いの名前を呼び合う。
「ああっ、ユウスケ…!」「あねさん…!」
ユウスケの中から、熱い液体が八代の中に注がれる。二人はぎゅっと抱きしめ合った。
しばらくの余韻の後、八代はユウスケの頭を抱き寄せ、そっと口づけした。
ユウスケも、もうわかっていた。自分は戦いに行かなくてはいけない…。
「さあ、行きなさい、ユウスケ……世界中の笑顔を……守るために……。」
「それは……命令かい?」
「ええ、命令よ……。」
ユウスケは意を決した。乱れた八代のパジャマを整え、自分も身繕いをする。
八代に深々と頭を下げ、病室を飛び出ていく。
八代はその後ろ姿を見送って、静かに目を閉じた。もう思い残すことはない…。
しかし1時間後、回診した医者は驚くことになる。病院に担ぎ込まれた時は、
毒ガスを大量に吸い込み、もはや手遅れだろうと思っていた八代の脈拍や血圧が、
正常な状態に戻っていたからだ。しきりに首をかしげる医師は知る由もなかった。
八代に注ぎ込まれた、ユウスケの、クウガの生命力が、グロンギの毒ガスの効果を
打ち消していたことを。
「わかりません。とにかく、奇跡としか言いようがありませんよ。」
医師は驚きながらも、もう生命の危機が去ったことを、付き添っていた夏海に告げ、
次の病室へ移っていった。夏海もほっと胸を撫で下ろした。
「よかったですね、八代さん。」
八代はまだ眠ったままだった。しかしその声は、夏海の声に応えるように、
わずかに微笑みを浮かべていた。生きている喜びを噛み締めるように…。
THE END
士は経験豊かな鬼畜だが、ユウスケは絶対童貞だろうと思ったので、
こんな感じになった。お目汚し失礼。
>>169 GJです!
自分もユウスケも八代さんも経験無しか、
八代さんはあっても数回くらいな気がしてたので、
この二人はこういう初々しい感じが似合うと思うw
しかしクウガの生命力すげえ。
なんか八代さんがクウガの生命力で生きられたって
分かったら、あねさん大好き!なユウスケが毎晩張り切って
逆に体がもたなくなるかもしれんなw
>>169 GJ!ユウスケとあねさんが一つに!
よかった、鎌田じゃなくて本当によかった…w
でも生きられた理由がこれならあねさんはきっと
ユウスケ無しではいられない体になってしまったに違いない。
>>171 しかし、その理由で延命ならエロパロ板的には性解!
ユウスケ×あねさんの流れの中失礼します。
士×夏海でエロネタ投下します。
>>117 よりネタいただきました。
内容があんまりなくて長くてクドいので、苦手な方はスルーお願いします。
一日の中で、バスタイムだけが落ち着ける時間かもしれない。
風呂上がり、洗面台の前で夏海は上機嫌で髪を乾かしていた。
ゆっくり湯船に浸かることは心と身体のデトックスになるし、清潔なパジャマに袖を通すのも気持ちいい。
鼻歌混じりで髪を乾かし、ある程度乾くと綺麗に畳んだ服を抱え、自室に戻ろうと廊下へ続く扉を開けた。
・・・と、うおっ!と短い声が聞こえて、夏海は扉の陰からひょこっと顔を覗かせて声のした方向を見た。
どうやら開けた扉に当たりそうになったらしい士が、不機嫌そうな顔でこちらを見ている。
「おまえな、扉くらいもっとゆっくり開けろ」
・・・・・自分も前を見て歩けばいいのではないだろうか。
そう思ったが、機嫌のいい夏海はにこっと笑うと、ごめんなさいと素直に謝った。
「ちょっと不注意でした。当たりませんでしたか?」
士が、怪訝な表情になって、それは何かに気づいた顔に変わって、それから何かを考える風になっていく。
頭のてっぺんから足の先までじーっと一通り見られて、夏海の背中をぞわっとしたものが這い上がった。
嫌な予感・・・・・・。
そう思った瞬間には、脱衣所に身体が押し戻されていた。
彼が素早く、後ろ手に鍵をかけるのが音でわかる。
やばい、そう思っても後の祭り。
広くもない脱衣所の一方向にだけ空いている壁に、どん、という軽い衝撃とともに、背中が押し付けられた。
「・・・った!」
とっさに目の前の士を見上げた夏海の視界に飛び込んできたものは、ニィ、と笑った彼の顔。
・・・それは、男の顔。獣めいた、その表情。
既に至近距離にある唇、男性にしては長い睫毛が伏せられるのを、スローモーションのように、はっきりと見た。
キスだけで、ひどくあっさりと高められる。
抵抗しようとする意志とか、そういうあらゆるものが封じ込められてしまう。
相手は好きな男なのだ。
火が点かない方がおかしい。
「やぁ・・・士く、電気・・・・・・」
弱々しく、夏海は士に懇願する。
これが最後の、せめてもの抵抗。
明々と電気が灯ったままの、脱衣所。
こんな場所では嫌だ。
嫌がって身をよじる夏海におかまいなしに、士は熱い息を彼女に吐きかける。
「やだっ・・・!消し、て・・・・・・」
「嫌だね」
「んんっ・・・」
「おまえが悪い・・・・・・全部、見せろよ」
―――そうだ、おまえが悪いんだ。
風呂上がりの濡れた髪と肌。
ひとつめのボタンが開けられたパジャマとそこから覗く華奢な造りの鎖骨。
僅かに上気した頬・・・・・・。
それだけでも目の毒なのに、不意打ちみたいに可愛く笑うから、火を、点けられてしまった。
相手は好きな女なのだ。
こんなこと、絶対に口にはしないけど、間違いなく彼女に惚れている。
あんな姿を見せられて、反応するなという方が無理な話なのだ。
士は夏海のパジャマの前を広げながら、首筋、肩へ続くライン、そして肩へとキスを落としていく。
真っ白い肩に軽く歯を立てると、彼女の身体がびくっと跳ねた。
明るい場所で見られてると思うからか、いつもより敏感なその反応を、士は視覚と触覚の両方で楽しむ。
洗い立ての滑らかな肌。
仄かに立ち上るボディソープの香りは・・・・・・何だろう?
鼻先を肌に押し付けながら、士は溜め息をついた。
視線だけを上げて夏海の表情を窺うと、眉根を寄せてぎゅっと目を閉じ、手の甲を唇に押し当てて必死に声を殺している。
(・・・・・・こいつ)
無意識に煽るような行動を取るのだから、タチが悪い。
士は夏海の両手首を自分の右手でひとまとめにすると、そのまま頭上にばんざいをするようなかたちで押し付けた。
拘束されて身をよじる彼女を無視してブラを押し上げると、身をかがめて、既に反応を
見せている胸の先を口に含んで転がす。
「んあっ!!」
敏感に反応する身体は、やっぱり、今日はいつも以上に感度がいい。
自分の頭の上で吐き出される、彼女の熱い息と乱れた声を楽しみながら、士は指と唇、舌で夏海のそこをいじめた。
―――自分も、我慢できなくなってくる。
彼女に触れていると、余裕がなくなって追いつめられていくのを、いつも士は感じていた。
早く入りたいと急かす自分自身を必死でなだめる。
それは焦燥と言ってもいい。
ただ、そんな自分に夏海が気づいてないのがまだ幸いといえた。
彼女の方により余裕がないから、この感情に気づかれることはない。
それは彼に、安心と僅かな優越感を与える。
士は夏海の両手を開放すると腰を抱え、反対の手でパジャマの下と下着を一気に剥ぎ取った。
予想通りというか、既に下着まで熱く濡れている。
腰にまわした腕を滑らせて今度は片脚を抱え上げ、蜜を滴らせるそこに指を這わせた。
とめどなく溢れ、絡みついてくる。
「・・・すごいな」
「やだっ・・・!!い、わないで」
士が溜め息をつくように言うと、顔を真っ赤にして夏海は嫌がる。
指の動きを止めないままで、赤く染まった白い肌・・・鎖骨の下あたりに、士は痕をいくつも残した。
見える場所なんかに、残さない。
誰かに見られて、何があったかなんて想像させるようなものは残さない。
他の男に、こんな姿を想像されるなんて面白くない。
それは独占欲。
夏海の背中を後ろの壁に強く押し付けるようにして、明るい場所で彼女を責める。
浅い部分で指を出し入れするようにすると、両腕で首にしがみついてきた。
服の背中の部分が引っ張られる。
体温を肌で感じ取れないから、自分も服を脱いでしまいたい。そう思うけど、その僅かな時間が勿体なくてできない。
はやく、はやくはやくはやく―――。
上がってくる自分の息を自覚しつつ、士は彼女の中、一番奥まで指を突き入れた。
「っあ・・・ああああ!!!」
ぎゅうっ、と指を包み込んでいる熱い粘膜と服を掴んでいる手に力が籠って、身体が強張り・・・その後、弛緩する。
指だけで達してしまったらしい夏海は息も絶え絶えで、きつく閉じた目の端には涙が滲んでいた。
いつもなら、はっきり見えないその表情。
寄せられた眉間の皺も、
滲んだ涙も、
熟れた頬も、
薄く開いた、濡れた唇も。
なにもかもが扇情的。
・・・ふと、記憶を失う前の自分には誰か恋人と呼べる人がいたのだろうかと、そんなことを
なんとなく思って、そしてすぐに考えるのをやめた。
いい。
今は、こいつだけ知っていれば、それで構わない。
「はあっ、はあっ・・・!」
士は思いきり締めつけられた指を中から抜くと、自分のズボンの前を寛げ、自分でももうどしようもないそれを取り出して夏海の中心に咥えさせた。
もう、限界だ。逆に、よくここまで我慢したのだと思う。
再び片脚を抱え上げ、もう片方の腕で背中を抱いて一気に奥まで押し込む。
十分すぎるほどに濡れて解れていたそこは、何の抵抗もなくそれを許した。
「・・・・・・!!」
声にならない叫びが上がる。
細く長い、悲鳴のような声が喉の奥から擦れるように漏れて、壁に押しつけたままで
抱きしめた身体が激しく痙攣する。
ぎゅうぎゅうと締め付けてくる、熱いその部分。
締め付けてくるのに、きついのに、なのに何故かひどく柔らかい。
やっと入り込めた、渇望していたその場所の至上の感覚を、士は動きを止めて存分に味わう。
「はぁ・・・・・・」
無意識に、満足したような溜息を漏らしてしまう。
動いてないのに、絡みついてくる彼女の中。
しばらく動かずに、蠢くその感触をじっと感じていると、夏海が小さく呻いた。
どうやら、このままでは辛いらしいが・・・・・・それはこちらも同じ。
ほぼ裸の彼女を、服を着たままの自分が、こんな明るい場所で抱いている。
未だ腕に引っかかったままのパジャマと、押し上げられたままのブラ。
どこか背徳感にも似たものが、士の興奮を知らず高めていた。
片方の脚に体重ぜんぶをかける羽目になってしまった夏海の息はどうしようもなく荒い。
かろうじて力の残った腕で首にしがみつきながら、奥の奥まで彼を受け入れている。
なのに・・・・・・何故か士は動きを止めたままで、夏海は疼きを抑えきれなくなってきていた。
「つ、かさ、く・・・・・・」
掠れた声には、涙が混じっている。
懇願にも似た響き。何を求めてられているか正確に理解しながら、士は動きを止めたままで、夏海の耳朶を唇で挟んだ。
すぐに終わらせるなんて、そんな勿体ないことはしない。
ぎりぎりまで耐えて、そして最高の快楽を与えたい。ひいてはそれが、自分も最高の快楽を与えられるということなのだから。
すすり泣くような声が、士の鼓動を加速させる。
腰を撫でまわすと、張り詰めているのがわかった。繋がった部分が焼けるように熱い。
絡みついてくる両腕に、ますます力がこもって、そして―――
「・・・も、う、・・・だめえっ・・・!!」
ついに夏海から、降参の言葉が漏れた。
「うごい、てぇ・・・!!」
その言葉は、起爆剤だった。
背中を押しつけた壁が二人分の重みを受けてぎしぎしと軋む。
意識が飛びそうになりながら、士は夏海を本能の赴くままに突いた。
獣のような激しさで、ただ律動と呼吸を繰り返す。
彼女が相手だと・・・こんなに、訳がわからなくなる。
どうして、こんなに求めてしまうのだろう。
「夏、海・・・・・・」
名前を呼ぶと、たったそれだけで締め付けが更にきつくなる。
もう―――何もわからない。
ぐちゅぐちゅと大きな水音を響かせながら、熱いそこを往復させる。
最奥まで到達すると、まるでそこに傷をつけようとするかのように揺さぶった。
「はあっ・・・いいか、っ・・・?」
「あっ!あん!!ああっ!!・・・・・・っ」
問いに答える余裕は今の彼女にはない。
ぐいぐいと胸を押しつけるようにしがみつかれて、士は一層強く突き上げた。
いっそのこと、本当に消えない傷を残せればいいのに。
彼女に、自分を刻みつけたい。
なにもかもを縛りつけることができたなら、どんなにか―――。
「な、つみっ・・・!!!!!」
全身が激しく震えて目の前がちかちかする。限界がすぐそこまで来ている。
士は喉の奥から、搾り出すように、絶叫するように彼女の名前を呼んだ。
この世で、たったひとつの、その名を。
絶頂は、信じられないほど強く長いものだった。
だいぶ長い間、抱き合ったままで息が落ち着くのを待っていた気がする。
士は全身の力が抜けて崩れ落ちそうになる夏海を支えて、繋がったままで床に座り込んだ。
入りきらなかった欲が結合部分から流れて、床に染みを作っていく。
これ以上ないほど、満たされた気分だった。気持ちいいというのなら、これ以上のものはないだろう。
両腕の脇から手を差し入れて、彼女の汗ばんだ背中を柔らかく抱きしめてやった。
「・・・・・・・・・しん、じ、られない・・・・・・」
肩に顔を押しつけてくる夏海が小さく言葉を発したので、余韻に浸っていた士はのろのろとそちらを向いた。
髪に隠れて、その表情は見えない。
「・・・お、風呂、・・・入った、ばっかり・・・なのに・・・・・・ばかっ・・・」
ぐったりとした身体をあずけて、切れぎれに彼女は彼を責める。
しかし、甘さの混じった、掠れた声で弱弱しく文句を言われても、まるで効くものではない。
むしろ・・・・・・余計に煽られて止まらなくなるだけだ。
(おい・・・・・・やばいぞ)
士は頭に上った血が、再び中心に集まってくるのを感じた。
満足を得たはずなのに、またその先を求めてしまう。
―――駄目だ。止められない。
士は夏海の腕に引っかかったままのパジャマと、押し上げたままのブラを手早く取り
去って放り投げる。
そして彼女の背中と脚を抱えると、その身体を床に押し倒した。
あっという間に正常位のかたちにされて、夏海は驚いた表情で彼を見る。
未だ自分の中に留まったままのそれが力を取り戻していくのを敏感に感じ取って、
焦った。
ま、まさか・・・・・・。
自分が着ている服を脱いで上半身裸になっていく士に、認めたくないけど、間違いないと確信する。
どこにも力なんて入らないのに、抵抗なんてできるわけがない。
「丁度ここは風呂だしな・・・。気持ち悪いんだったら後で洗ってやるよ」
「ええっ、ちょっ・・・・・・」
「だから・・・もう一回、付き合え」
軽いキスの後、ゆっくり動きだした士にひどくあっさりと高められて、夏海は背を仰け
反らせた。
もう無理だとあんなに思ったのに、まだ反応を返してしまう。
「ああ・・・!!だめっ」
士は彼女の左の膝を床に押し付けながら、右脚を肩に掛けて大きく開かせる。
快楽を隠したくても隠せない、そんな顔で喘ぐその媚態・・・それに満足して、
露わになった白い首筋にやわく吸いつきながら、再び律動を開始した。
明るい場所で、敏感すぎる反応も、蕩けた表情も、なにひとつ隠せていない彼女。
ああ、本当におまえは―――。
「んんっ!!おっき、い・・・・・・・・・」
「はっ、はァ、は・・・・・・」
「だめぇっ!・・・あっ、あっ、あ・・・!!」
苦しいのか、びくびくと反応する身体を押さえ込んで抱きしめる。
底の見えない欲は尽きることがない。
今度こそ密に肌と肌を合わせながら、あまったるい空気の中でただ互いの存在と熱だけを感じあう。
「つ・・・かさ、く・・・、あっあ・・・・・・つかさ、く、っ!!!」
自分のぜんぶで彼女に埋もれ、耳に心地いい名を呼ぶ声を聞きながら士は目を閉じた。
絶対に・・・・・・言ってやらない。
気付かれるわけにはいかない。
こんなに惚れてるなんて。
こんなに溺れてるなんて。
おまえがいるなら、どんな世界でも悪くない。なんて。
―――絶対に、言ってやるもんか。
終わりです。
アレ?ナンカキャラカワッテナクネ?
・・・勘弁して下さい。色々とすいません。
GGGGJ!!!
ネ申様ありがとうっ!!
想いの強さが、士>>>>>>>夏海なところがたまらない(*'∀`)ハァハァ
超 Climax Jumpの
「おいハナクソ女 初めてだからって緊張しなくていいんだぜ」
が性的な意味にしか聞こえなかった
>>181 夏海かわええええええ!
二回もエロで凄いご馳走様でした!!!GJGJGJGJGJGJGJ!
>>181 >>117書いたの自分です
思わず「ウホッ!」って叫んじゃったぜ(エロパロなのにw)
態度や取っている行動は何様?!って感じなのに、実はメロメロな士ってやっぱりいいっす!!
想いが募り過ぎて監禁プレイにまで至ってしまう仮面ライダーはやっぱりヤバイだろうか?
身体洗ってやるとかいいながら色々エロいことやって
風呂場で第3ラウンドやってそうwww
M士・S夏みかん
携帯公式のディケイドクイズ「プリンの周りに飾ってあった果物は?」
・イチゴ
・さくらんぼ
・ミカン
『ミカン』って…誘ってんのか、誘ってんのかw
ウラタロスGJ
今回見逃しちゃったんだが、東映公式のあらすじで
士が「夏美の体を取り戻すべく」戦う
とか書いてあったので勝手な解釈をしている。
モモ「けっ! なんで俺が女の体になんか入らなきゃいけねーんだよ!
こんなチャラチャラした服なんか着てられっか!
男ならマッパだろマッパ! あー、スッキリした!」
夏海『わーっ!こんなとこで全部脱がないでくださーい!』
ウラ「ちょっとやめなよ、先輩。女の子に恥ずかしいことさせちゃあ駄目。
ん、でもちょっと新鮮かな。ポーズでもとってみるか。いや〜ん。」
夏海『やだやだ、裸なのにそんなポーズさせないでえ!』
キン「むう、女の体いうのは、細くて頼りないのう。
これじゃあ、安心して四股も踏めんわ、どすこーい!」
夏海『そんな高く足上げないで! 見えちゃうぅ!』
リュウ「あれー、おちんちんがないよー、変なの〜。
でも代わりにおっぱいがついてる! わーい、おっぱいおっぱい!」
夏海『もうイヤ、助けて士くーーーん!!』
ここはベタに
夏海「何が我慢しろですか!? 全力で殴りかかるなんて怪我でもしたらどうするんです!?」
士「傷つき夏みかんじゃ売れ残っちまうな…。安心しろ、その時は俺が責任を持って最後まで食べるから」
夏海「何の話ですか!?」
>>193 デネブ&ジーク&テディ&ネガタロス&ゴーストイマジンも頼みます
>>194 更にベタに、U夏海のストリップに動揺する士とかどうだろう。
「女の子に入るのは初めてだけど・・・うん、悪くないな」
「おい、お前、早くそいつ返品しろ」
「まあまあ、いいじゃないか。・・・キミにだって、いい思いさせてあげるよ?」
「・・・なにがだよ」
「キミ、この子のことスキでしょ?僕に任せてよ・・・・・・うわーこの子スタイルいいねぇ!胸もおっきいし」
とか言いながら服を脱いでいくU夏海。
不覚にも動揺しまくる士。
みたいな。
>>195 ジーク「服を着ていようといまいと、高貴な私にとっては大した問題ではない。
さあ下々の者よ、滅多にお目にかかれない私の体、思う存分見るがよい。」
夏海『私には大問題なんですけどーーー! そんな堂々としないで、隠してぇ!』
侑斗「デネブーー!!お前、何て格好してるんだーっ!!」
デネブ「あ、あ、ごめん、侑斗。 ちょっとしたはずみで……。
でもせっかくだから、裸エプロンで料理なんてどう?」
侑斗「デーーネーーブーーー!!」
夏海『エプロンでも何でもいいから、早く何か着てくださーい!』
ごめん、劇場版見てないんで、ここまで。
先週あった夏海の右手払いのけとか、今日の頭ひっつかみとか…
特に色気も何もない、軽いボディタッチにえらい萌える
他意のない触れ合いもいいですね
今日の放送見て、U士×夏みかんに萌えた
憑依時に見た目が変わるのがあくまでも視聴者にわかりやすくするためのイメージだとしたら、夏みかんは見た目が士のまま迫られてるってことか
何が言いたいかと言うと、ナンパでエセ優しい士に夏みかんがドキドキすればいい
時空のオーロラの中で
擬人化キバーラ×キックホッパー、パンチホッパー、カイザ
の(性的な)乱戦ものを妄想した
ウラin夏みかんのタイトミニたまらんw
後で「あれはあれでエロくてよかったなー」とか妄想している士に
笑いのツボかます夏みかん、そんな電波を受信した
実は一枚撮ってて、よく撮れてるねえ飾っておこうコンボにならないかと
期待している俺参上ですが何か。
>>202 嫌なやつばっかりで吹いたww
個人的には地獄兄弟に前後ろ犯られるものいいかと…
この前サソード出たときちらっとだけ
ぼっちゃま×ミサキーヌ見たいな
とか考えちまった…
>>206 ぼっちゃま×ミサキーヌ…か
自身がワームと気づく前は純愛モード
気付いた後は触れたいけど触れられないと葛藤モードのぼっちゃまですね、わかります
ぼっちゃまはじいやに夜伽テクニック教えてもらっとけばいい
草加?「俺たちがディケイドと戦う代わりに、君と夜をともにする、でいいのかな?」
キバーラ「ええ、ご自由に…」
影山?「あ、兄貴、こいつの後ろ…もう…うぅう…」
矢車?「たえろ、耐えるんだ相棒、っぐぁあ…」
キバーラ「あら?二人でかかってもうこの程度?じゃ、さっさと片付けようかな〜ぺろ」
ピピ《エクシードチャージ》ギュインギュインギュインギュンギュンギュンギュゥウ、ピ《コンプリート》
草加?「ぐ、あぁああああ!!!!!!!!……マリ…っがぁ…」《エロォ》
キバーラ「あらぁ、カイザったら早漏なのねぇ〜意外だわ〜」
影山?「ごめん兄貴、俺、兄貴も知りえない、地獄を……うわぁあああ!!!!!」《ライダーシュート》
矢車?「くそ、相棒…」
キバーラ「残ったのはあなただけ……さあ、私を楽しませてよ」
矢車「畜生…俺の、俺たちのパーフェクトハーモニーが、がぁああ!!!!!」《ライダーシュート》
擬人化されたキバーラすげえなwww
そして草加はやっぱ真理を忘れられないのか。
>>208 GJ!!
個人的にキバーラはロリ巨乳です
なんかサキュバスっぽい雰囲気が似合うんだよなキバーラ
コハナみたいな下手な怪人では勝てない強い女の子も
キバーラにかかれば玩具も同然だろうか?
甘噛みされたら突然の脱力感とビンビンに立つ乳首と濡れ濡れのアソコに困惑するコハナと不敵な笑みのキバーラ
翌日にはキバーラをお姉様と呼ぶコハナの姿が
大ショッカー軍団による歴代ヒロインレイプ
パンチ「兄貴も知りえない地獄…」
尻に射してるだけにか…
GJ
夏海は荒野を走っていた。息が切れる。足が棒のようだ。
それでも走らなくてはいけない。
彼女の後ろをライダーの大群が追って来るからだ。
空にはキャッスルドランや、ドラグレッダー、
そして名前もわからぬモンスターの大群が舞い、
地上はバイクや、走って追ってくるライダーで埋め尽くされている。
「見つけたぞディケイド!」「悪魔め!」「奴を倒せ!」
口々に叫ぶ彼らは、夏海の寸前まで迫っていた。
「待ってください! 私、ディケイドじゃありません! どうして…!」
必死で訴えても、聞き入れる者は誰もいない。
足がもつれてころんだ。無数の手が夏海に襲い掛かった。
あっという間にドレスも下着も引き裂かれ、全裸にされた夏海に
王蛇が、カイザが、カリスが手を伸ばす。
口に指を突っ込まれた。両乳房が鷲掴みにされる。クリトリスをねじられる。
そして足が大きく広げられ、誰かの男根が強引に挿入された。
「いやーっ!!」 夏海の意識はそこで途切れた。
真っ白な視界が、次第に元に戻ってきた。
周りは、死屍累々という言葉がふさわしい光景と化していた。
キャッスルドラン、ドラグレッダー、巨大ディスクアニマルが地に伏し、
無数のライダーがぼろきれのように転がっている。
そして夏海は自分の身に起こったことにも、気づいていた。
全裸で地面によこたわる体は痣だらけで、傷だらけだ。
そして何より、股間から流れる破瓜の血が、その悲劇を物語っていた。
「犯られ…ちゃったんだ……。」
力なくつぶやく。体を起こす気力もない。どうしてこんな目に……。
「初めてだったのに…どうせなら、好きな人と経験したかった……士くん…。」
その夏海の瞳に、何者かの姿が映った。荒野に立ち上る陽炎の中を
夏海めがけてゆっくり歩いてくる。その姿もライダーのようだ。
「ディケイド……?」
ディケイドは夏海の前で立ち止まった。そして夏海に手をかざす。
驚いたことに全身の傷が、潮が引くように急速に治っていく。
ドレスまでもが、買ったばかりの新品に戻った。
「これで全て、処女膜まで再生した。大丈夫か、夏みかん。」
「士……くん……どうやって治したんですか……?」
「俺は破壊者だからな。『破瓜医者』……………………なんちゃって。」
そこで夏海は、ベッドから跳ね起きた。パジャマの下をさすり、
股間に手をやって、異状が無いのを確認する。夢だったのだ。
汗びっしょりの額をぬぐいながら、夏海は言った。
「ダジャレですか!」
THE END
>>215 ちょw想像して吹いたw
しかし王蛇やカイザやカリスが夏海を・・・いいじゃないか!
ところでさ、今思いついたんだけど
海東が士は夏海のことが好きなんだと気づいて夏海にちょっかいを出す
→その姿を見て士は不機嫌になる
→その姿を見て海東は楽しむ→夏海にちょっかいをだしているうちに自分も夏海のことが気になり始める
士→夏海←海東 の三角関係になる
こんなんどうよ
>>215 GJ!最後のダジャレ吹いたww
>>216 海東が恋愛感情とかの気持ちを理解できるキャラなのか怪しい気もするwけど三角関係もいいよな!
障害を乗り越えて最後は士×夏になってほしい
最初に言っておく、かーなーりエロくない
キバット三世「キバーラ、お前自分の体をなんてことに…」
キバーラ「いいじゃない、自分の行く道は自分で決めるわ」
キバット三世「だがな、いくらなんでも毎晩毎晩別の男(仮面ライダー)と寝るって言うのは!」
キバーラ「兄さん、悪いけど、私は自分の目的のためならどんな男とも寝れるのよ」
起つロット「びゅんびゅーん!それじゃーキバーラちゃん〜今夜は僕とロマンティックに行きましょ〜」
キバット三世「たっちゃん、ちょっとそこのコアミラーまで付き合ってもらえるか」
絶つロット「まじで〜…」
小一時間経過
キバット三世「キバーラ、何よりお前にも苦手なライダーとかいるだろ」
キバーラ「そうねぇ…
ベノスネイカー「ふぅん、色仕掛けをする奴が他にもいたなんてね」
エビルダイバー「…(無言でクンニ)」
キバーラ「そんな、あぅう、契約モンスターが三体なんて、ひきょ」
メタルゲラス「あたしー卑怯もらっきょーも好物って言うかーさっさとあんたイッちゃいなよー」《ストライクベント》
キバーラ「っぐ、ぁあ、太い」
浅倉?「…イライラするんだよ…お前みたいな雌を見てると…」《ファイナルベント》
キバーラ「ぁあああっーーーーー……」
キバーラ「(く、やっとイッたかこの男)ふふ、もうこれで終わりね…」
コーカサス「いいえ、始まりです」《ハイパークロックアップ》
キバーラ「え?ち、力が入らない?」
コーカサス「バラの花言葉は愛」
キバーラ「そ、そんな、いつの間に私…っぐ、こいつ、うまい」
コーカサス「愛とともに散りなさい」《1・2・3》
キバーラ「待って、私、イッたばかりだから、そんな」
《ハイパーライダーシュート》
キバーラ「やぁ、ぁああっーーーーー…」
キバーラ「あとブラックRXもしつこくて…親譲りの絶倫タイムも意味なかったわ」
キバット三世「キバーラ、いくらなんでもそれは」
キバーラ「だから言ったでょう、私は自分の目的のためならどんな男とでも寝れるのよ!」
キバット三世「……実の兄の俺ともか?」
キバーラ「構わないけど…なぁに、私ともやりたかったの兄さん?」
キバット三世「な、たとえ話だたとえ話!誰がお前と…」
キバーラ「……そう、私は一向に構わないけど…」
キバット二世「絶倫タイムか?」
キバット三世「とーちゃんは黙ってて、とにかくキバーラ、俺からの警告だ」
キバーラ「何?」
キバット三世「今後自分の生き方を見直せ、鳴滝って男はディケイド以上に危険かもしれない後…」
キバーラ「?」
キバット三世「何があっても、ン・ガミオ・ゼダみたいな《ま》るで《だ》めなグロンギの《王》
略して《マダオ》とやるような女にはなるなよ!!!」
キバット二世「ああ、あれと相手したら女が腐る」
キバーラ「ああ、そこは安心して、さすがにあんな《ま》るごとユウスケにやられる
《だ》み声のグロンギの《王》略して《マダオ》とやる気はないから」
ガミオ「何!?声優ネタで引き出されたと思ったらフツーにけなされてるんですけどぉお!!!」
はい、まるでだめなグロンギの王がやりたかっただけです
マダオ吹いたwGJ!
真っ昼間から失礼します。
擬人化キバーラ×ユウスケ。士×夏海です。
キバユウは微エロで純愛?もやなつはガチエロでやや鬼畜?
色々とすいません・・・苦手な方はスルーお願いします。
深夜一時頃、ユウスケは光家のキッチンで水を飲んでいた。
コップに並々と注いだ水を一気に飲み干すと深くため息をつく。
―――ため息の原因は、士だ。
最近の士は、どうやら夜な夜な夏海の部屋に忍び込んでいるらしい。
表面に出すことはあまりないが、あの二人が実は好き合っているらしいということはユウスケも気がついていたので、特に問題はないのだが。
・・・まぁ、日に日に疲れが目立っていく(気がする)夏海は、体力が有り余っている士に見染められてご愁傷様・・・と言うほかない。
そう、問題はない。
ないのだが。
(・・・・・・なんで今日に限って連れ込んでんだ?)
栄次郎に貸し与えてもらっている光家の客室・・・・・・要するに、ユウスケの隣の部屋に、士は今夜夏海を連れ込んだらしい。
要するに、物音も声も丸聞こえ。
まだ八代が心の中の大切な場所に居座っているとはいえ、ユウスケとて健康な男子。
あられもない声が聞こえてくるとか・・・そういうのは心から勘弁願いたい(まだ聞こえてなかったけど)。
そんなわけで、水を飲みがてらキッチンに避難してきたのだが・・・・・・。
「ユ・ウ・ス・ケ」
「うわぁ!!」
ぼんやりしていたユウスケは、後ろから声をかけられて飛び上らんばかりに驚いた。
ぱたぱたと音を響かせながら、小さな物体が飛んでいる。
「な、なんだ、キバーラか・・・・・・びっくりさせないでくれよ」
「うふふ・・・ごめんねぇ。ユウスケ、こんな遅くに何してるの?」
「俺?俺は水を飲んでるんだけど・・・・・・」
「ふぅん」
微妙な沈黙が落ちて、ユウスケは首を傾げた。
「・・・・・・・・ねーえ、ユウスケ知ってる?士さんと夏海ちゃんのこと・・・・・・」
キバーラの、唐突で、どこか艶を含んだ声音の問いに、ユウスケはかあっと赤くなった。
「し、知ってるよ・・・。でも別にいいだろ。お互いに好きだったら・・・・・・」
なんとなく、ユウスケはすぐ前で羽ばたいているキバーラから目を逸らしてしまう。
「へぇ、好きだったら・・・」
「普通のことだと思うし・・・・・・」
「そう・・・」
再び、沈黙。
・・・・・・どうして、キバーラは急にこんなことを言い出したのだろう。
ちらっ、とユウスケは視線だけでキバーラを窺った。
当然、羽ばたく彼女の姿からは何の感情も読み取れない。
が。
「じゃあさ・・・・・・、好きだから、いいよね?」
「え?」
よく聞こえなかった。今・・・・・・何て?
ユウスケが弾かれたように顔を上げると―――今までキバーラがいた場所に、銀髪で紅い瞳をした少女が、全裸で立っていた。
「な―――」
年のころは、夏海よりも3、4歳年下だろうか。長い手足も、身体もひどく華奢で、膨らみはじめた胸の上で小さな飾りが魅惑的に存在を主張している。
肩にかかる細い銀髪・・・・・・前髪の隙間から、妖しい色をした瞳がユウスケを射た。
「え・・・っ、ちょっ、何、」
ユウスケの頭は、混乱を極めた。
何だ?
誰だ?
キバーラ・・・・・・なのか?
思わず、じり・・・と身体が後退する。
「ユウスケ・・・・・・」
小さな唇から漏れる声は間違いなくキバーラのものだった。そしてひどく切ない響きを帯びている
整った彼女の顔が、何の前触れもなく唐突に、泣きそうに歪んだ。
「ユウスケっ・・・!好き、ユウスケが好きなの・・・!!」
「うわっ!!!」
まるで体当たりするように、全身で飛びつかれる。
動揺も手伝ってか、キバーラを支えきれなかったユウスケはバランスを崩し・・・・・・そしてそのままもつれるように二人で床に倒れ込んだ。
「知ってるか・・・・・・。隣の部屋、ユウスケがいるぞ・・・・・・」
後ろから貫くと同時、耳元でそう囁くように告げると、夏海の身体が強張った。
士は薄く笑うと、緊張した背中に舌を這わせる。
―――貸し与えられている部屋に夏海を引き入れて・・・・・・最初のうちこそ抵抗を見せていた彼女だったが、快楽を覚えこませた身体はすぐに反応を見せて意識ごと溶けた。
電気を点けたままの部屋で、脱がし、脱ぎ捨てられた二人分の衣服が床に折り重なるようにして散らばっている。
四つん這いにさせた夏海を後ろからゆっくりと責めながら、士は言葉で彼女を煽る。
「あんまり大きな声を出すと、聞こえるかもな・・・・・・」
「やだ、ぁ・・・!!」
ぐ・・・・・・と猫が伸びをするように彼女が背中を反らせる。
内部(なか)がぎゅうぎゅうと収縮して、余すことなく快感を伝えてきた。
「くっ・・・・・・」
そのあまりの強さに、士の顔が歪む。
彼女の胸を両手で包みこみながら、耳朶を唇で挟んだ。
「・・・っ!・・・っ!」
必死で声を殺しているらしい夏海から呻き声が漏れる。士は胸から片手を外すと、きつく噛みしめている唇を指でそっと撫でた。
優しく滑らせ、唇が少し緩むと指で開かせる。
「噛むなよ・・・・・。我慢するな・・・。イイ声、聞かせてやればいいだろ・・・・・・」
夏海の身体を少し起こして、壁に両手をつかせる。
いやいやとかぶりを振る頭。
それを無視して、士は奥まで強く突き上げてやった。
「・・・あぁ!!」
引き結んでいた唇が一度ほどけてしまえば、もう二度と結べることはない。
抑え込もうとして叶わなかったあられもない声が断続的に夏海から漏れて、同時に涙が散った。
「つかさく・・・やめっ・・・!いや・・・」
「ユウスケの奴、今頃きっとこの声を聞いてるだろうな・・・」
「いやぁ・・・!!」
「おまえのこんな姿を、想像してるかもしれない」
壁につかせた夏海の両手が外れないように、後ろから自分の両手で押さえ込みながら、士は快感を引き絞りつつ腰をゆっくりと動かす。
いつもよりずっと濡れたその部分から、大きな水音が途切れることなく聞こえてきた。
「ほら・・・・・・ユウスケが聞いてる・・・・・・」
「いや・・・・・・」
言葉で、煽る。
腰が細かい痙攣を見せはじめて、絶頂が近いことを伝えてくる。
―――目の前で震えるその身体に、士は目を細めた。
顔が見えないことが怖い。
背後から許しながら、夏海は朦朧とする意識を必死で繋ぎ止めていた。
後ろにいるのは、今、自分の中にいるのは、確かに彼のはずなのに。
確信が持てない。
誰か・・・・・・別の男のように感じてしまって、それが怖い。
「つか、さ・・・・・・くん・・・?」
荒い息の中の切れぎれの問いは届いてないのだろうか?
答えはなく、ただ、少し早い呼吸が時折返ってくるだけ。
・・・・・・こんなの、ひどい。
身体も意識も否応なく高められて、もうわけがわからないのに、心のどこかが冷えている。
ちゃんと顔を見て、肌と肌をくっつけて、その熱を感じたい。
後ろから両手を壁に押し付けられて、繋がった部分だけ熱くて・・・・・・それが悲しい。
溢れる涙は止まらない。
そして・・・・・・いやらしく響く大きな水音と、喘ぐその声も。
「あっ、あっ、ああんっ!!!」
「なぁ、ユウスケが聞いてる・・・」
「あっ!いや!!・・・・・・あああ!!」
「ほら・・・・・・見てる。そこから」
「っ・・・・・・」
「ユウスケが見てるぞ・・・・・・」
「・・・・・・!!!」
もう、何もわからなかった。
ただ、最後に耳の中に直接吹き込まれた言葉が、夏海を強く捕えた。
・・・見てる?・・・誰?・・・・・・ユウスケ?
・・・・・・ユウスケに見られてる?
いや・・・・・・いや。いや!!・・・見ないで!!
追い立てられた身体が限界を訴えて、目の前が白く染まる。
―――無意識のうちに、ほとんど叫ぶようにして、夏海はその言葉を口にしていた。
「いやぁ!!ユウスケぇ!!!」
・・・・・・・・・その言葉を耳にした時、胸の奥に何か重苦しいものがごとりと落ちた。
荒い息をつきながら、震え続ける目の前の汗ばんだ身体。
そう仕向けたのは自分のはずなのに、そうさせたのは自分のはずなのに。
別の男の名を叫びながら達した彼女に、ドス黒いものが胸の内に急速に広がっていくのを士は感じていた。
それは、今までに覚えのない感情だった。
今・・・・・・おまえを抱いてるのは、誰だ?
ユウスケじゃない。俺だ。
なあ、俺だろう?
士はひくつき締め付けてくる夏海の中から強引に自身を抜くと、彼女の身体を仰向けにひっくり返した。
「おい・・・・・・」
のしかかり、顔の横に両手をついて声をかけると、瞼が薄く開かれて涙で潤んだ瞳が見える。
「・・・つかさ・・・くん?」
「あぁ・・・・・・」
「よかった・・・」
自分の顔を認めてほっとしたように緩む表情に、安堵の色を見せる瞳に、何故かひどく安心して、そしてそんな自分に少し戸惑う。
士は軽く頭を振ると夏海の両脚を抱えて大きく開かせ、その場所に向かっていった。
濡れて滴る泉に、再び自身を咥えさせ――――そして今度は、ことさらゆっくりと中に入り込んでいく。
「・・・・・・っあ」
焦らすような動きに、夏海の顔が歪む。すぐに、息が上がってくる。
士は最奥まで到達すると、彼女の腹部を手のひらでゆっくりと撫でた。
「わかるだろ、入ってるのが。おまえの中に・・・俺が、入ってる・・・」
「ああ・・・!!」
「ほら・・・・・・ここだ、動いてる・・・わかるか?」
「つかさ、く・・・・・・」
「おまえの中にいるのは・・・俺だろ?」
こくこくと頷いた夏海が縋るように両手を伸ばしてくるが、士は彼女の手が首に絡みついてくるのを許さなかった。
首にしがみついてくるのは、正面から繋がったときの彼女の癖だ。
でも、今日は、いや・・・今は、そうされたくない。
両方の肩をシーツに押し付けて固定すると、夏海の顔が更に泣きそうに歪んだ。
―――そうだ、もっと見せろ。
その表情を。
俺を求める、俺に溺れている、その顔を。
もっと聞かせろ。
俺を呼ぶ、その声を。
両肩を押さえ込んだままで勢いよく動く。
衝撃を受け止める身体が跳ねる。
時折、細かく奥を小突くようにすると、面白いように身体を震わせた。
もっと、隅々まで感じさせたい。
俺のこと以外、何も考えられなくなるように。
「あん!あ・・・ン・・・!ああんっ!!」
「はっ、はっ、はぁ・・・!」
「だめっ、士く・・・・・・・もうっ、ひっ、ああ!!!」
明るい場所で晒す、快楽に歪んだ顔。
こぼれる涙。
名を呼ぶ声。
自身も、苦しそうに顔を歪めながら、士は夏海を責めた。
再び、身体が震えを見せはじめて、二人で高みへ登りつめる。
「つかさくっ・・・だめ・・・!!もう、い・・・・・・士っ、くぅ、ん!!」
涙の混じった声が耳に心地いい。
背中を思いきり反らせて感じる姿を、その限界ギリギリの表情を、士は眼に焼きつける。
「好きだ・・・・・・」
自分でも無意識のうちに、ぽつりと零れ出た呟くような言葉。
きっと、乱れる彼女には届いていない。
いい。
その方が、いい。
加速する身体が止まらない。
達する直前の感覚を、深く長く、味わっている。
一際強く、夏海が痙攣を見せる。
「あっ、ああああああ!!!!!」
「くうっ、あ・・・!」
繋がった部分がどうしようもなくなって、ぶつん、と意識がそこで切れた。
さして重くもない華奢な身体にのしかかるように抱きつかれて、ユウスケはほぼパニック状態だった。
股間の部分をまたぐようにされて、服の上から胸のあたりに顔を押し付けられる。
否が応でも速くなる鼓動。
「き、き、キバーラ・・・・・・」
声も笑えるくらい震えている。
身体に回された腕に、ますます力がこもった。
「ユウスケ・・・・・・好き・・・・・・」
泣きそうな声で切なく告げられて、身体が硬直した。
ユウスケはごくっ、と唾を飲み込む。
―――「誰か」からこういうふうに真っ直ぐに好意をぶつけられたことがないユウスケは、彼女にどう反応を返せばいいのかわからない。
いや、でも、そもそもキバーラは人間じゃないぞ・・・・・・。
そう思いながらも、彼女の好意を素直に嬉しいと思う自分もいる。
それに、自分だって、彼女のことは嫌いじゃない。
別の世界に連れ出してくれたのは彼女だし、感謝だってしている。
でも・・・・・・。
小さな手がズボンの上からユウスケの中心を這いまわりはじめる。
高めようとするその動きに、ユウスケはぎくっと反応すると、キバーラの細い手首を掴んだ。
「だ、だめだ!キバーラ!!」
「・・・・・・どうして?あたし・・・」
上げた顔、紅い瞳には涙がいっぱい溜まっていて、ユウスケの罪悪感を捩じり上げる。
このまま流されてしまえばどんなに楽だろう。
・・・・・・駄目だ。
でも、駄目だ。
だって―――。
ユウスケは目を閉じると深呼吸を何回かして、それからキバーラの目を真っ直ぐに見つめた。
「駄目だよ、キバーラ・・・。だって俺は」
そこで一旦言葉を切る。
言うべきかどうするべきか、僅かなためらいはある。
女々しい男だと、自分でも思う。
でも・・・この気持ちに、偽りはないから。
「俺には、まだ、忘れられない人がいるから」
ゆっくり、はっきりとそう告げると、キバーラが軽く目を見開いた。
瞳が揺れている。
「それでもいいよ・・・・・・。あたしが、ユウスケを好きなんだもの」
「駄目だよ。俺みたいな女々しい奴に、キバーラはもったいないよ」
ユウスケは背筋を使って上に乗っているキバーラごと身体を起こすと、パジャマ代わりにしているトレーナーを脱いだ。
それをがぼっ、という感じでキバーラの頭から被せると、彼女がむくれた顔をする。
なめらかな裸身が視界から隠れて、やっとユウスケに余裕が生まれた。
場に流れていた、艶めいた雰囲気が消える。
「ありがとう、こんな俺のことを好きだって言ってくれて・・・・・・」
ぶすっ、と拗ねたように唇を尖らせる彼女のほつれた髪を、ユウスケはそっと撫でた。
「いいよ。あたし諦めないから」
挑むような視線と物言いに苦笑する。
自分が、今はもういない八代への想いを止められないように・・・・・・彼女がこういう風に想いをぶつけてくれるのが、どこか嬉しくもあった。
「ぜーったいにユウスケのことを振り向かせてみせるんだから!」
がばっ!と力いっぱいに抱きつかれる。
少しだけためらいながら、ユウスケは苦く笑ってその背中をそっと支えた。
意識が飛んでいたのは一瞬だったらしい。
白かった視界がクリアになってくると、顔をぐったりと横向けて荒く息をする夏海がいた。
自分も、未だ呼吸も早鐘を打つ心臓も落ち着いていない。
まだ彼女の肩を思いきり押さえ付けていることに気づいて、士はゆっくりと手から力を抜く。
力を入れすぎて、赤くなっている肌。
・・・悪いことをしたな、と素直に思った。
中に入ったままの自分も抜いてやる。ぶるっと震える身体と、寄せられた眉に小さな声。
なにかよくない感情が再び這い上がってきそうで、士はそれを抑え込んだ。
「・・・・・・・・・意地悪」
「・・・悪かった」
ぽつり、と零された夏海の言葉。
何に対してそう言われているのかはわからなかったが、色々と身に覚えがありすぎる士は素直に謝った。彼女が、ぐすっ、と鼻をすすっている。
甘えるように伸ばされてきた両腕に、士は今度こそ逆らわずに身を寄せた。
何度か軽いキスを交わして、互いの存在を確かめるように抱き合う。
首に絡みついてくる、柔らかい温度をもった腕。
全身の細胞から安堵するように力が抜けて、こうすることを望んでいるのは、彼女ではなく本当は自分の方なのだと・・・・・・やっと理解した。
あんまり体重をかけると可哀想だな、と思いつつも、力が入らない。
満たされた気持ちのまま背中を抱いて目を閉じていると、耳に夏海の声が響いた。
「ねえ・・・」
「ん・・・?」
「もう一回言ってください・・・・・・さっきの」
予想もしていなかった、夏海からの爆弾級の言葉は士を硬直させるのに十分な効力を持っていた。
・・・・・・聞こえてたのか?
いや、まさか、でも。
・・・そもそもあんな恥ずかしい言葉、どう考えても素で言えるわけがない。
言ってしまったのだって無意識だし。
手に汗が滲みそうになって、士は焦った。
おい・・・・・・どうする!?
思考回路が、高速で回転をはじめる。
士は、ばっ、と夏海から離れて背中を向けると、ベッドを降り床に落ちていた自分の服を拾い上げて素早く身に着けた。
―――こういう場合は逃げるに限る。
「タオル取ってくる」
彼女に背中を向けたまま早口でそう言い捨て、部屋を出た。
・・・・・・まずいぞ。
廊下に出て、閉めた扉にもたれ掛かりながら、士は口元を手のひらで覆った。
顔が赤いのが自分でもわかる。
これは自分で思っているよりずっと、重症なのかもしれない。
日毎に強くなっていく気持ちは、最早どうすることもできない場所まで来ている。
まったく―――とんでもない女に捕まってしまったものだ。
そしてそれも悪くないと思っている自分がいる。
士は諦めたように目を閉じると、長く深い溜め息を吐いた。
・・・・・・なにも逃げなくたっていいのに。
風のように部屋から出て行ってしまった士を呆気にとられて見送った後、シーツを肩の上まで引っ張り上げながら夏海は頬を膨らませた。
素直に言ってくれるなんて、まぁ思ってなかったけど・・・・・・そんな嫌がらなくたって。
重くてだるい身体を動かして、ごろん、と転がると、うつ伏せになって枕を抱きしめ顔をそこに埋める。
でも・・・・・・。
決して顔を見せようとしなかった士の、後ろから見えてしまっていた赤くなった耳を思い出して、夏海はくすくすと笑った。
長く付き合えば、色々とわかりにくい士の態度も、わかりにくいなりにわかってくる。
(・・・実は意外とわかり易いのかも)
そう思い至り、夏海はますます笑みを深くした。
それぞれの想いを乗せて夜は更け・・・・・・そしてまた朝は来る。
昨日とは何かが違う、はじまりの朝が。
終わりです。
ながっ!
ナガスギスミマセン・・・。
そして読んでくださった方、有難うございます。
>>232 GJすぎる…
士も夏海もユウスケもキバーラも皆可愛い
GJGJGJ
士の鬼畜デレぶりと
ユウスケがトレーナー脱ぐあたりが最高だった。
マジでGJだな。士・夏海・ユウスケ・キバーラの
それぞれの関係もいいし、一つのSSで2度おいしい気分w
キバーラも他のキャラだと散々経験済みというか
手玉に取ってるような感じで、それはそれで良さがあると
思ってるんだけど、ユウスケと絡むと純愛風味に
なってる所が個人的にすごく萌える。
236 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 20:30:45 ID:XGEJ9Efz
鳴滝のおっさんがディケィトをつけ狙うのは
鬼畜ディケィトにアナルバージンを奪われたから
全てのライダーヒロインだけでは飽き足らず
男でも毒牙にかける
まさに悪魔!それがもやし
GJです。夏みかんの反応がエロくていいな。
鬼畜で純なもやしもいいな。
キバーラかわゆい。
238 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 20:03:03 ID:0AT/UTKp
鳴滝をレイプするもやしの話希望
投下開始
【響鬼 オリキャラ エロ有り】です。
「…『鬼』に変われ。」
師であるボウキの言葉に、結城由香は火照った身体を起こし、躊躇いつつ枕元を探る。
薄闇のなか指先に触れた音叉は冷たかったが、アルマイトのカップに触れ澄んだ音を響かせたそれはたちまち由香里の身体と共に灼熱の気を発し始めた。
「あ…」
厳しい修行の末に得たこの『鬼に変わる力』を、こんなはしたない姿で使用する後ろめたさはあったが、師の命令だ。
汗に濡れ、長い黒髪が張り付いた由香の裸体が、灼けるような炎の鬼力にくまなく覆われてゆく。
(…裸でよかった…買いたてのパーカーだったもん…)
四つん這いの由香には見えないが、師であるボウキもまた、背後で『暴鬼』の禍々しい姿に変わりつつあった。
激しく揺れるテントの中、炎に包まれた師弟はやがて倒すべき魔化魍も居ないまま戦闘形態たる『鬼』の姿に変化する。
恍惚たる性感と入り混じる高揚感。闇のなかで少女の肉体はその流麗なラインを留めたまま、黒く艶やかな光を放つ鬼の姿となった。
「…んっ!!」
後ろから暴鬼の指先が由香の褌を毟り取る。押し寄せる興奮と激情のなか、由香は複雑な羞恥にうろたえた。
(鬼になったら、あそこって、どうなってんだろ…)
そんな思考に応えるように、暴鬼の手が乱暴に由香の尻を掴む。
「ああんっ!?」
まだ高校生の弟子である由香に遠慮なくすぐに『手をつけた』破天荒な師、ボウキ。所属する支部でも問題になっているその素行に、押しかけ弟子の由香は常に肩身の狭い思いをしている。
しかし鬼の師としても、男性としてもボウキは由香にとって魅力的な男だった。そうでなければこんな時代錯誤な野人に処女を捧げるほど由香は不品行な女子高生ではない。
「あ、あ!!」
そして今、暴鬼の視線に晒されている鬼であり女である剥き出しの部分に、猛る鬼の先端が静かに触れ、生身では到底迎え入れることが不可能な大きさのそれは灼けつくような疼きを伴って、由香が超常の力で備えた鬼の身体、鬼の膣深くゆっくりと侵入した。
「ああああああっ!!」
獣の姿勢で貫かれる由香の強化された背筋は淫らな逞しさでうねうねと蠢き、暴鬼の荒々しい抽送を必死に受けとめる。
これまでの生身での交合とは比較にならない強烈な快感に由香の喘ぎは野獣の唸りのごとく、テントの外に広がる夜の樹海に響く。
(ああ…変身…解けそ…)
しかし後ろから由香を責め苛む暴鬼の容赦ない突きも、それを健気に受け入れ痙攣する由香の四肢の力も、鬼の力で支えられた人外のものだった。生身で人が耐えられる行為、そして耐えられる快感ではない。
「ひあああっ!!」
しかしひときわ激しくなる暴鬼の荒ぶる旋律にも似た攻めに、由香は集中は限界に近付く。
乗り越えてきた修練は厳しいものだったが、バックで師匠に責められつつ変身体を保つ、などという課題はなかった。
「駄目…イっちゃ…う…」
突然、反り返り硬直した由香の滑らかな背に、再び漆黒の髪が広がる。続いて火照った若い肌が汗の飛沫を飛ばしながら変身から解け、彼女は女子高生結城由香の姿に戻っていた。
「んわ!?」
少し慌てた暴鬼の溶岩のごとく熱い鬼の精が由香の背中に夥しく降り注ぎ、崩れ落ちた彼女は、荒い息をつきながら、まだ夢幻の境界をさ迷う。
…また『猛士』として恥ずべき行いをしてしまった…
しかし、彼女のあまり普段感情を出さない落ち着いた怜悧な横顔には、幸福そうな表情が静かに浮かんでいた。
…日本中探しても喫煙者の鬼など彼くらいだろう。テントにたちこめる煙に、流石に由香は師匠に抗議する。
「…ちょっとボウキさん!! せめて外で吸って下さい!!…それから…」
「ん…うん?」
タオルケットだけを纏った結城由香は薄暗いテントのなか、俯いてぶっきらぼうに続けた。
「…終わったあとは、もう少し女の子に優しくするもんです…」
二人が寄り添って顔を突き出したテントの外には、虫の声と真夏の夜のむせかえる草の香りのなか、報告を携えたディスクアニマルたちがイライラと徘徊していた。
おわり
投下終了
個人的には嫌いじゃないが、オリキャラってどうなんだ
うん…響鬼の世界でも全然知らない奴らの絡み見てもちょっとな…
顔とかも浮かばないし…
すんませんでしたぁ!!
特撮二次スレの空気が読めず、妙な投下すみませんでした。スルーで何卒…
>>222の作者です。
読んでくださった方々ありがとうございます。
スレを拝見してて、海東に無理やりヤラれちゃった夏海とその現場を見てしまった士・・・・・・
みたいなのも書くの楽しそうだなーって思いました。
うーん、ここはネタと萌えの宝庫ですね。
スバラスィ。
投下乙!
響鬼は肉体変化系且つ部分的に変身解除可能だから
こういうのも楽しめるんだなw
オリキャラ(笑)
鬼の状態でセックスしてるんだなw
ライダーや怪人の姿でのエロって需要あるんだろうか
>>218 ミラーモンスターが人間の女性ってのは初めて見たな…
それだとマグナギガは牛の角付けた全身銃火器娘だろうか?
キバーラ「あら、私はいつも変身したライダーとやっているけど?」
キバット「こえーよ!」
某雑誌のもやし(の人)のコラムなんだが、
もやしが誰かとデートするとして横暴さに耐えられそうなのはナツミカンぐらいだけど、
本人は照れちゃってナツミカンとだけは絶対デートしそうにない(要約)
っていうくだりがものすごく萌える……!
そこまで考えて演じてるってことか。
ああ明日がまた楽しみだ。
257 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 22:21:59 ID:9KEk04Zl
やっぱりあの世界のカブトもシスコン?
なつみかん×コハナも良いかも。猫かわいがりするのとか
保管庫に俺が書いたのが載ってる!?
なんか嬉しいなぁ〜
剣あたりから囁かれていた
「ユウスケはコスプレ好き説」が公式になっちまったな…
この前の二時間サスペンスで、ザンキさんとみどりさんが恋人同士役で出てた。
もうすぐ響鬼の世界だし、ザンキさん×みどりさんという電波を受信中。
誰か、自分にザンキさんはみどりさんの事なんて呼んでいたか教示してもらえまいか。
ヒビキさんはみどりって呼びすてだったのは覚えてるんだけどな…。
>>252 好きな人は好きっぽいが話を書く難易度高そうだな
怪人はともかくライダーが変身解除しない理由付けが難しそうだ
セオリー通りなら怪人に捕まってレイープとか…
或いは男女どっちかがそういうフェチだったという手も。
翔一「アギトに変身してからやろう!」
可奈「またですかぁ?」
みたいな
相手が怪人なら
「興奮して噛んだりしたら」と
変身してもおかしくない
キバの人間とファンガイアのカップルなら怪人体でいたしてもおかしくない気がする
>>267 ファンガイア怪人体相手だと、性器とかどんな風になってんだ?
一応人間は13魔族の一つに数えられ、ファンガイアやウルフェン族といった異種族とも交配可能だが
キバの世界だと、キバ本編と違って人間とファンガイアのカップル多そうだから、怪人体でいたすのもあるかもしれんw
糸矢の台詞から考えると、怪人体は「おしゃれ」「正装」みたいな感じらしいが
ふむ……。つまり
正装した人間の外見から性器を特定できないのと同様
ファンガイアというかあれ系の怪人も
スーツで表現される怪人体の内側に性器を隠し持っている……
しかも考えてみれば、
体重も体格も設定上通常人より増加している以上
猛々しくそそりたつ剛直なり
人間体時がどうであれほぼ必ず爆乳化する乳房なりを
そこだけ露出することも可能ということか……。
270 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 04:05:35 ID:dfNNXs71
ウラが憑依した夏ミカンの下着の色は黒に間違いない
日曜の朝から黒パンツ想像したじゃねえかw
あの夏みかん良かったよな。
痩せてるのに柔らかそうでいい。
>>263 ザンキさんとみどりさんって接点少なかったから名前呼ぶ機会は無かった気がする
まあ日菜佳の事は「日菜佳ちゃん」って呼んでたから「みどりちゃん」かもね
「さっきから思ってたんですけど、士くん二人いませんか?」
「確かワームは人間に擬態して、そっくりの姿になるって…えーっ!?」
夏海とユウスケ、アラタの目の前にいる二人の士は、寸分たがわずそっくりだった。
「さてはお前ワームだろ?」「いや、お前だろ?」
二人の士は腕相撲やにらめっこ、あっちむいてホイなどで競い始めた。
「もう、いい加減にしてください!」
業を煮やした夏海はつかつかと片方の士に近づくと、親指で笑いのツボを突いた。
「あっ!あっはっはっは、あははははは!」
その士は、笑い転げ始めた。夏海はすかさず、もう一人の方のツボも突く。
「あっ!あっはっはっは、あははははは!」
なんとこちらも同じように笑い始めた。
「ええっ…これじゃどっちが本物だか…。アラタさん、見分ける方法はないんですか?」
「ない。とにかく俺はちょっと本部に報告してくる。」
「あ、俺も行きます、待ってください!」
アラタとユウスケは部屋を出て行った。夏海と、笑い続ける二人の士が残された。
「あっはっはっはっ、よくもやってくれたな、夏みかん!」
「あっはっはっはっ、ツボにはツボでお返しだ、性欲のツボ!」
二人の士は服の上から、夏海の乳首に当たる部分を、親指でぐっと突いた。
さらに下腹部も人差し指で突いて、捻りを加える。
「ちょ、ちょっと!何するんですか、士……く……う、ああっ……!」
たちまち夏海の体に変化が現れた。ツボを突かれた乳首と下腹部が熱くなってくる。
「効果覿面だな。ツボを知っているのはお前だけじゃない。」
「どれ、夏みかんの皮を剥くとするか。」
ようやく笑いが治まった二人の士は、夏海の服を脱がせ始めた。
「ああっ……ちょっと…やめて……んんっ!……士く……ん…。」
夏海は抵抗を試みたが、体に力が入らない。あっという間に裸にされてしまった。
「よく実ってるじゃないか。」
片方の士が、夏海の形のいい乳房を揉みしだく。
「果汁もたっぷり出ているようだな。」
もう一方の士が、秘部周辺を弄り回す。熱い蜜がしたたり、夏海の太腿を伝う。
「ああん……つ、士くん……やめ……てえっ……!」
口では拒絶したが、夏海はもう抵抗をやめていた。顔は上気し、息が荒い。
「ちょっとあんた誰よ!? なんであたしと同じ格好してるの!」
「あんたこそニセモノでしょ! 正体見せなさいよ!」
そこへ2匹のキバーラが、口論しながら飛んできた。ワームはキバーラにも擬態したらしい。
「あんたにこんなことできる? かーぷっ!」
「当然よ、あたしが本物なんだから! かーぷっ!」
2匹のキバーラは、硬く勃起した夏海の両乳首にかみついた。音を立てて乳首を吸う。
「あっ!?…はああっ!…ん、んっ!」
夏海は大きくのけぞった。下腹部から熱い液体が勢いよく飛び散る。絶頂に達してしまったのだ。
「おやおや、果汁がこぼれてしまったな。」
「しょうがない、そろそろ食べるとするか。」
二人の士は放心状態の夏海をソファーに横たえた。夏海は断続的に痙攣している。
「ところで俺たち、どうして争ってたんだっけ?」
「確かどっちが本物で、どっちがワームかということだったと…。」
「ま、いいか。それは後回しだ。今一番重要なことは…。」
「この完熟した夏みかんを、美味しくいただくことだな。」
二人の士は夏海の上にのしかかっていく…。
THE END
いいぞもやし!!!もっとやれwwwwwwwww
これって、俺も朝から妄想したネタだw
文章になると、新鮮だね
作家GJ
ちなみに今朝は、クロックアップの世界で乳首連打を妄想したぜ
これは美味しい夏みかんwww
熟れたてフレッシュ夏みかんGJ
今回珍しくまともに士が夏海をかばってたな
世界を敵に回しても待っててくれる居場所、あたりの台詞も
士の境遇を考えるとなんとなく切なくなったり
>>277 自分、あのシチュエーションが大好物なんで朝から興奮しまくったw
以前にも士は夏海を庇っているんだよね、その時も興奮して書き込みに来たw
ただ夏海がハイソックスでフトモモが剥き出しだったから
地面で擦れて怪我していないか心配しちゃったよ
夏海のハイソックスって今日からだよね、着実に夏バージョンへと移行しているんだな
よし、有り難う、みどりちゃんで書いてみる。
そしてもやしと擬態もやし、いいぞGJ!
夏みかん美味しそうだ。
ひとつ訊くけど
海東さん×夏みかんはどうなんだ?
わかった。できる限りやってみよう
だがシチュが思いつかんorz
>>278 そしたら消毒するんですね。
もちろん舐めて。
>>280 凌辱色が強いのも大好きです・・・(小声)
「士、キミのお宝は頂くよ☆」
とりあえず、こんな感じの台詞は言いそうだ
「夏海ちゃんをくれっ☆」はちょっと殴りたくなるな
>>283 消毒薬をたっぷり振り掛けて痛さで半泣きの夏海を見て興奮する士もいいと思います!
287 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 17:47:23 ID:XuFtX3xz
夏みかんは死神博士の孫なのかどうかわくわくするな
>>286 >>「夏海ちゃんをくれっ☆」
すっごいムカつくww
「(夏海の処女が)すっごく、欲しい☆」
士×夏海投下します。
>>186の『想いが募り過ぎて監禁プレイ』に触発されました。
無理矢理ヤっちゃうので、苦手な人は『存在意義』ではじいて下さい。
スゥッと化学反応を起こして、像が徐々に紙に浮かび上がる。
液体の中に浮かぶ彼女の顔は、酷く歪んでいた。
まるで彼の存在を拒む世界を表すかのように――。
――痛い。
夏海は重たい瞼を開けながらそう感じていた。
両腕は上に向け縛られ、ベッドに括りつけられている。
何故こんな事になっているのだろうか。
彼が酷く暗い目で私を見ていたことは覚えている。
その後からの記憶がない。そして――この場所も見覚えがない。
「よぉ。…目が覚めたか?」
「……士くん、これはどういうことですか」
「どうもこうもねぇよ。お前もガキじゃないんだから、状況見れば分かんだろ?」
少し控えめに落とされた照明。ゆったりとした曲調の音楽。
廊下の奥に見えるバスルーム。どう考えても、自室ではない。
周囲を観察する夏海を横目に、座っていたベッドサイドから立ち上がり、
士はジャケットを脱ぎそのまま椅子へと投げ捨てる。
「ほどいて下さい、士くんっ! 写真館に、家に帰りま――」
「帰さねぇ!」
勢い良く放たれた言の葉は、それ以上の剣幕で返され掻き消されてしまう。
「絶対に…帰さねぇ」
その勢いのまま夏海の肩を押さえつけ、己の足を両腿の間に割り込ませる。
「どうして、こんな乱暴なことするんですか?!」
一緒に旅を続けるうちに、何度か身体を重ねたことはあった。
数え切れないほどユウスケや栄次郎に隠れて、口づけをされたこともある。
それは、どれもこんなに乱暴なものではなく、ガラス細工に触れるかのような優しさ溢れていた。
節のしっかりした大きな手が、もどかしそうに夏海のシャツのボタンを外していく。
嫌がるようによじる夏海の身体が、士の情欲を煽る。
「士くっ…、止めてっ止めて下さいっ!」
「嫌だ、と言ったら?」
真っ直ぐに見つめる瞳から、感情が読めない。
今までとは違う士の様子に、言い知れぬ不安を覚えさせられる。
ボタンを外していた手が下着に触れ、戸惑うことなくフロントホックを外し白い肌をさらけ出す。
「あっ! …っ、ふっ……」
いきなり顎を捕まれ、舌が口の中を蹂躙する。何度も何度も執拗に。
舌に舌を絡め歯列をなぞり、互いの唾液で顔が汚れても、けして止めようとしない。
黒いボディに眩しいピンク色の化粧をされた二眼レフトイカメラのシャッターを切る指が、
夏海の胸の突起を摘み弄る。
「感じてるんじゃねぇか」
「っ…、誰のせいですか! っ、…ひゃあ!」
皮膚から生暖かい感触が伝えられ、思わず夏海の声が裏返る。
その声を聞きながら士はショートパンツを脱がし、茂みの奥へ指を滑らせていく。
これまでの重なりあいで開拓されつつあるそこは、夏海の意思とは関係なくしっとりと水分を含んでいる。
それを思い知らされるかのように、夏海の耳に明らかにありえない水音が聞こえる。
恥丘をゆっくりと撫で回しながら、胸に、首筋に、主張するように花を咲かせていく。
「あっ……く、ぁ…。士くん、だめ…」
「ゃあ…、ふぅ……あ…つ、かさく…んっ! あぁぁぁ!!」
柔く充血した秘部を撫で回していた手が、急に肉芽を悪戯に摘む。
「啼けよ。良い声してんだからな」
そう言い放った酷く冷めた士の声が、快楽で朦朧とする夏海には寂しさの混じった声に聞こえた。
「あっ、ぅ、んぁあ!! …あっ……あっ、あぅ!」
蜜を垂らす秘所に士の指が、1本2本と入っていく。
夏海の敏感な部分からわざとずれた箇所をゆっくりとなぶり焦らす。
焦らされれば焦らされた分、我慢出来ないと主張するかのように蜜が奥からとめどなく溢れてくる。
羞恥心から閉じようとする足を、空いている手で太腿を鷲掴みにして無理矢理開かせる。
「いや…くっ、あんっ! なんで…士く、ん……っ!」
「さぁな」
「ひっ! やぁぁ!!!」
名前を呼ぶと同時にくいっと敏感な部分を指で擦り上げられ、夏海の意識は半ば飛び、全身が弛緩してしまう。
ドサッと白く肌理の細かな両腕が、拘束を解かれベッドに力なく放たれる。
「夏海、こっち向け」
呼吸が落ち着くのも待たずに正面を向かされ、下腹部に士の熱が侵入してくるのを感じる。
力の入らない肢体に楔を打ち込まれ、思わず背中が仰け反り長い首を晒す。
その首に肉食獣の如く、しかしながらどこか労わるように噛み付かれる。
「あっあ…ひゃ! んっんっ! あぁ…」
「っ…はっ、……夏海」
腰を両手で掴み、夏海の子宮を激しく叩く。叩けば叩くほど、そこは淫靡な蜜をだらしなく垂らす。
快楽に溺れながらぐったりとしている夏海の肢体を、そのふくよかな胸を押しつぶしながら
ベッドにうつ伏せにさせる。
シーツにしがみつく姿に士の征服欲が頭をもたげる。気付けば、背中にぴったりとくっつき突き上げていた。
次から次へと身体に刻み付けられるような責めに、夏海は自分が女であることを思い知らされ
無意識に士を締め付ける。
「あぅ、んっんっ…あぁ! はぁ、っ……んんっ!!」
夏海の胎(なか)が震えだし、士に絶頂が近づいているのを伝える。
「くっ……」
引きずるように夏海の上体を起こし、向かい合わせる。
より深く繋がったことで後ろへ倒れそうになる夏海を片腕で抱きとめ、もう一方で再び顎を掴み唇を奪う。
塞いだ口から喘ぎ声になりきれなかった吐息が漏れ、何度も角度を変えながら繰り返しキスをする。
唇を離すたびに銀糸が、士の劣情に追い討ちをかけるようにルームランプの光を受けて輝く。
「はっはっ、っ! あっ! はぅん…イ、ひっ!」
「ちっくしょ…っ!」
「つか、さくん…あああ!」
今にも飛びそうな意識を繋げようとして掴もうとした士の腕に届かずに、夏海の腕は力を失う。
そんな夏海の胎の蠕動に誘われるように、士は欲望を吐き出した。
湯気が充満するバスルームで、士はざぁざぁと肌に熱すぎるほどの湯を浴びながら鏡を見つめていた。
信頼していた自身からのあまりに強烈過ぎる衝撃に堪えられず、涙を流して眠りに陥った夏海。
その彼女が深い闇に入る前にうわ言のように呟いた言葉が、士の精神を酷く揺さぶっていた。
「 」
「…馬鹿か、あいつは。……いや、俺か」
そう呟く鏡の中の士の顔は――歪み、己への哀れみに染まっていた。
ぐちゃぐちゃにしてもなお自分を信じようとする、受け入れようとする夏海に可笑しいほど溺れている。
シャワーのコックを勢い良くひねり、肌触りの良いタオルを握り締めて、ぐちゃぐちゃにしてしまった
眠り姫への元へ士は向かっていった。
以上です。
お付き合い頂いた方、ありがとうございます。
士は夏海のことになると、我を忘れて行動すればいいと思います。
GJ!
296 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 13:01:13 ID:n9MYLz2k
とても素晴らしい作品でした!
GJ!!!
でもどうやって士は、夏海を気絶させたんだ?
つかなつありがとう!!GJです。
>>296 みぞおちに一発、とかじゃないか?
流血あり、色々間違ったヤンデレ海夏です。
駄目な方はNG指定してください。
「夏海ちゃんを、くれ☆」
にこやかに言う海東を、士はカメラをいじることで無視した。こいつがわけのわからないことを言い出す時は、相手をするだけ無駄だ。
士の部屋の窓枠に腰掛けたまま、海東はディエンドライバーをかしゃかしゃ鳴らす。かしゃかしゃかしゃかしゃ。
「……お前なんかに夏みかんが扱えるか」
無視しきれずに、結局は口を開いていた。
ここに居候とはいえ住んでいる士ですら彼女を押さえつけることなんてできないのに、こいつができるわけがない。渡せるわけがないし渡す気もない。
「自分のものみたいに言うんだね、士」
かしゃん。ディエンドライバーの音が止まる。
士が目を挙げると、あの笑みを消して海東は立ちあがっていた。
「すべてのお宝は僕のものだ。僕に渡したまえ」
士の眼前で銃口が輝いた。
食料品を入れたレジ袋片手にドアを開ける。
「ただいまー……」
何かがおかしい、と夏海は直観的に思った。何がおかしいとは言えないけえれど、強いて言えばにおい……?
ともあれ傷みやすいものだけでも冷蔵庫に入れてしまおうと廊下を歩く。
「やあ」
その歩みはドアを開けて出てきた人物によって遮られた。
「海東さ……ん?」
普段と変わらない笑み。普段と変わらない姿。
その頬と服にべったりとつく、赤黒い染みさえなければ。
「おかえり」
無邪気な笑顔で一歩近づいてくる。無意識の恐怖で一歩後ずさる。
「怪我、ですか?」
違うとわかっていて訊く。
「返り血だね」
聞きたくなかった答えが返ってきた。
家に入った時にあった違和感。それは血臭だけじゃない、この家にいつもあった“他人の気配”がなかったから。
もわりと半開きのドアから生臭さが這い出してくる。
「お……じいちゃん、は、ユウスケは!? 士くんは!?」
「いなくなってもらったよ。だってそのほうがいいだろう?」
「何がですか!」
その笑顔は何も変わらなくて、無邪気で、――怖い。
かんかん、靴が硬質な音を立てる。詰まる距離に、けれど身がすくんで足が動かない。
逃げるべきだ。頭ではわかってるのに体は言うことをきかない。
視界の端に動くものが見えた。赤黒い、指。ドアの隙間から見える、大好きな人の顔。
「逃げろ、夏海……」
「うるさいなあ」
ディエンドライバーが一瞬光って、士は。
「士くんっ!?」
彼の横を通り抜けようとしたのにあっさりと手をつかまれる。
「嫌っ、放してください! 放して、放してっ!」
「駄目だ」
引き寄せられ壁に押し付けられる。それでも海東の肩越しに夏海の腕は伸ばされる。血みどろの頭へと。
「士くんっ、士くん! 士くん! 士くんっ!」
その口がふさがれる。伸ばし、あがいても手は届かない。
あの士のことを受け入れてくれる彼女だから、同じく異端の自分のことも受け入れてくれると思ったのに。
血みどろの中犯したら、彼女は空っぽの目になってしまった。
「夏海ちゃん」
名前を呼んでみる。赤と白に汚れた彼女は何の反応もしない。
「夏みかん」
「つかさくん」
反射のように声は返ってくる。
士ではないと知っているだろうに。
「夏みかん」
「つかさくん」
「夏みかん」
「つかさくん」
「夏みかん」
「つかさくん」
空っぽの声でこだまのように返す。なんだ、結局は受け入れてもらえない。
ディエンドライバーをその頭に押し付けた。
怖いよう・・・でもGJ。
どこかの世界に、この海東はいるのかもしれないな。
>>302 あなたの後ろにディエンドライバーの影が…
海×夏にハァハァしてしまった…病鬱展開属性はないつもりだったのに。
でも次は鬱じゃない海×夏が読めたら嬉しい
ところでこれ凄くアレな発言だと思うんだが、ユウスケって死ねるの?
GJ。
なんか新井素子の「ひとめあなたに」を読んだ時と
同じような恐怖感がジワジワと……。
素晴らしき作品群の後に失礼します。
士×夏海でギャグかなんだかわからない話?
今の流れの雰囲気を壊すおそれがあるので、駄目な方はスルーお願いします。
その日の夕食には、何故かワインが出された。
「なんですか?このワイン」
「お客さんがくれたんだよ。これは、いいワインだよ・・・!」
「そうなんすか?俺、ワインって飲んだことないや」
「いいから開けろよ」
四つのワイングラスに赤い液体が注がれる。
と、いってもワインの味がわかるのは栄次郎くらいのものだろう。
「・・・うん!美味い!」
「私も、これ結構好きな味です」
血が繋がってるだけあって、味覚が似ているのかもしれない。祖父と孫は揃って上機嫌だ。
「・・・・・・俺はよくわかんないなあ。士は?」
「・・・・・・」
首を傾げるユウスケには答えず、士はチーズを口に放り込んだ。
そして一時間後・・・・・・。
「そもそもっ・・・・・・みんなてきとーすぎます!!」
完全に出来上がってしまった夏海を中心にして、男三人はうんざりとテーブルに肘をついていた。
「おい爺さん、こいつ酒癖悪すぎだろ。なんで飲ませたんだよ」
「とはいっても、家で二人でお酒を飲んだことなんてなかったからねぇ・・・・・・。
夏海も成人したのが最近だし、今日が初めてなんだよ」
「ったく・・・・・・」
士は渋面で夏海を見た。
すっかり目の据わった夏海は完全に説教モードに入っている。
なんてめんどくさいんだ。
懲りずに、自分のグラスにワインを注ごうとする夏海からボトルを取り上げた。
「おまえはもうやめとけ!」
「なにするんですかぁ!かえしてくださいっ」
そうこうしている間に、栄次郎がこそこそとテーブルを立とうとしていることに士は気づいた。
「おいこらっ!爺さん、おまえの孫だろ!!!」
「いやぁ〜そうなんだけど・・・・・・イタタタ、寄る年波には勝てませんね。後は若い人たちで・・・・・・」
「あ、じゃあ俺も・・・・・・」
さっさと逃げてしまった栄次郎の背中を睨みつけていると、ユウスケもへらっと笑って席を立つ。
士は、自分も逃げようとする彼の襟首を後ろからがっしと掴んだ。
「ユウスケ・・・・・・おまえも逃げる気か?」
ドスのきいた低い声で告げると、ユウスケがくるっと振り向く。
「別に俺はいいよ?夏海ちゃんのことを介抱しても」
真面目で真剣な表情に、襟首を掴んだ士の手の力が思わず緩む。
「士はいいんだ?俺が酔っぱらった夏海ちゃんを介抱しても?」
「くっ・・・」
不覚にもその言葉に反応してしまい、士は内心で歯をくいしばった。
くそっ!この野郎、知ってやがるな・・・!!
「なにしてるんですかぁ、つかさくんっ!」
「ぐえっ!!」
後ろから夏海に遠慮のない力で襟首を引っ張られて首が締まる。
思わず、掴んでいたユウスケの襟首を放すと、憎らしいほどさわやかな笑顔で彼は手を上げた。
「じゃっ、そういうことで!」
「・・・・・・」
酔っ払いと二人で取り残されて、士は呆然と立ち尽くしていた。
どうしろってんだ・・・!
苛立たしげに頭をかくと、夏海の手がスッと離れる。
思わず肩越しに振り返ると、俯いている彼女が見えた。
「おい・・・・・・」
「つかさくん、わたしのこときらいですか・・・・・・?」
「・・・はあっ!?」
確かに、一度も、好きとか嫌いとかそういうことを口にしたことはないけど・・・・・・士にしてみれば今更何を言ってるんだ、という感じだった。
好きでもないやつに、あんなこともこんなこともできるわけがないのに。
「そうですか・・・・・・どうせ、わたしはつごーのいいおんな、ですもんね・・・」
「あのな」
俯いたまま、ぽつぽつと紡がれる言葉に士はずいっと身を乗り出した。
ぱっ、と夏海が顔を上げる。
酒の力で上気した頬と、潤んだ瞳。いつもとは違う、どこか憂いを帯びた色気にぎくっとして、思わずそれに見惚れる。
その、一瞬だった。
両手で胸倉をがしっと掴まれて、伸び上がるようにして、彼女から唇が押しつけられた。
直接与えられる、柔らかい感触。
ただ触れるだけのキス。
・・・・・・はじめてだった。
基本的に恥ずかしがりの夏海から何らかのアクションを起こされたことは一度もない。
驚く士からそっと離れた彼女は照れたように笑う。
「えへへ、いちど・・・やってみたいなぁっておもってました〜」
酔ってる。
こいつは酔ってるぞ。
間違いなく酔ってやがる。
そう理解しながらも、ガチン、と音を立てて自分の中のスイッチが入るのを士は止められなかった。
かっと、全身が熱を帯びる。
士は、床に荒々しく夏海の身体を押し倒すと、上にのしかかった。もう、息が上がってくるのが自分でわかる。
「きゃっ・・・!あっ・・・」
白くて柔らかい首筋に吸いつきながら、この場所に痕を残すのはマズい、とかろうじて残った理性で押しとどめる。
裾から手を差し入れて直接腹を撫でまわすと、思いきり痕を残せる場所を求めて服を胸の上まで捲り上げた。
夏海の両手が、服を掴んだ自分の右手に絡んできて、制止される。
「だめ・・・・・・」
恥じらうように伏せられた目に、興奮した。
「ここじゃ・・・。
部屋・・・・・・行きましょ・・・?」
今まで一度も聞いたことがない、夏海からの誘いの言葉。
―――士はごくっと喉を鳴らすと、焦れたように彼女の手を引いた。
目が覚めると、部屋の中はすでに朝の気配だった。
夏海は目の前にあるカーテンの閉まった窓をぼんやりと見つめていた。
ベッドに横たわっている自分の首の下あたりから、逞しい腕がにゅっと前に突き出ている。
どうやら、誰かに腕枕されてるらしい。
・・・と、いっても該当者は一人しかいないんだけど。
頭だけを動かして肩越しに振り返ると、気持ち良さそうに眠っている士が見えた。
・・・・・・やっぱり。
お互いに裸だし、しちゃったのは間違いないんだろうけど、なんでこうなったのかそれが全く思い出せない。
ワインを飲んで、それからの記憶がすっぽりと抜け落ちている。
ガンガンと痛む頭と、鈍く疼く下腹部に顔をしかめると、夏海は苦労して重くてだるい身体を起こす。
掛っていたシーツがはらりと落ちて―――そして露わになった自分の身体に仰天した。
「な、な、な・・・・・・何これっ・・・!!」
そこかしこに付けられた、大量のキスマーク。
なんでこんな場所に、というところにもくっきりと付けられている。
思わず、夏海は自分の首を手で押さえた。
一体何が、どうなって・・・・・・。
顔に血が集まってくるのが自分でわかる。
そうこうしているうちに、士も目を覚ましたらしい。
「よぉ・・・・・・」
ぼんやりとした目で見上げられて、夏海はシーツを引っ張って自分の身体を彼の視界から隠した。
「なんなんですかこれ!一体どういう・・・!」
「・・・何が?」
「何って・・・・・・」
明らかな二日酔いも手伝ってうまく頭が回らない。
もごもごと夏海が言いにくそうにしていると、ファァ、と大きな欠伸をしながら士も上半身を起こした。
「首には付けてねえよ。それに・・・お互い様だろ?」
「!!!」
露わになった彼の身体に二度仰天する。
付けられた数に負けず劣らずの、散らばるキスマーク。
自分で付けれるわけはないから、これはつまり―――。
「うそっ・・・!!」
動揺する夏海をよそに、にやっと笑った士は彼女の両肩をがっしと掴むと勢いよく後ろに押し倒した。
夏海が驚いて彼を見上げると、低く、甘い声で囁くように告げられる。
「おまえにしては上出来だったな、昨夜は」
・・・・・・何が?
何が上出来?
ひどく楽しそうに笑う彼はとても上機嫌で、夏海はおもいっきり顔をしかめた。
頭が痛むのは、絶対に二日酔いのせいだけじゃない―――。
終わりです。
お目汚しすみません。
たぶん士は色んなことやってもらったと思われ。
>>290 まさかの二回目のリクエスト(?)採用!
やっぱ士には鬼畜が似合うな〜、かわいい仔猫ちゃんは閉じ込めておかなくちゃ心配だもんね
>>298 海東って明るい狂気て感じだよな
今週、変身した後、夏海の肩をさり気なく触るシーンで(´Д`;)ハァハァしたw
>>307 夏海は色が白いから、酔うとほんのり桜色に染まって壮絶にエロイと思う
酔ってわけがわからなくなって、自分から「お願い…中に出して下さい」とか言ってない?言ったよね?
>>311 GJ!
しかし、肝心な所が抜けてるYO!でも、GJ!
多分、夏海は酒に飲まれた勢いで、士のを飲んだりしたな。
なんというディケイド祭!
いや夏みかん祭り!
鬼畜な士はエロいし、海東怖いし、酔っぱらい夏みかんはうまそうだ!
>>274 危険日だったらワームの子供を?
士のミルクが包み込んで中から破壊するんだろうな
当に総て(の性戯)を破壊し総て(アレとソレ)を繋げ
異世界からの旅人に手込めにされてしまう伊吹鬼の弟子衆…
>>312-313 ネタサンクスです。
萌えたのでネタをお借りしつつやっぱり暗転部分も書いてみたwww
士×夏海のような夏海×士のような・・・・・・。
エロしかないので駄目な方はスルーお願いします。
気が急いて仕方ない。
夏海の自室に二人で転がり込むように入ると、士は扉に鍵をかけた。
握ったままの手をぐいっと引き寄せて、彼女を思いきり抱きしめる。
欲しくて欲しくてたまらない。
服の裾から手を差し入れようとすると、やわらかく拒まれた。
「待って・・・・・・、脱ぎます、から・・・」
脱ぐ?
・・・・・・自分で?
背中を向けて服を脱いでいく夏海を、士は凝視した。
初めて見る光景に、興奮で呼吸が荒くなってくる。
こんなおあずけを喰らわされて、待てるわけがない。
まだカットソーを脱いだだけの彼女を後ろから勢いよく抱きしめると、キャミソールの中に手を入れる。
ブラを取らないままで、その隙間に強引に指を滑り込ませた。
動きを制限されつつも胸の先に触れると、すぐにしこって硬くなってくる。
「きゃっ、ああ、っ・・・!!」
びくっ、と震えた夏海がたまらないといった風に上半身を前に折り曲げる。
彼女のうなじに唇をつけて吸い上げると、そのまま二人でもつれるようにベッドに倒れ込んだ。
窮屈な体勢で胸を弄りながら歯でキャミソールを噛んで捲り上げると、ブラのホックも歯で器用に外す。
解放される豊満な胸が重力に従おうとするのを押さえつけて、荒々しく揉みしだいた。
「まっ、待っ・・・・・・て」
酔っているからか、既にほんのりと赤く染まったなめらかな肌。
背中にキスをしながら痕をいくつも付けていると、夏海が身をよじった。
胸を弄る士の手に、彼女の華奢な手が重なってくる。
「待てるわけないだろ・・・・・・」
早く中に入り込みたくて、もうどうしようもないっていうのに。
「お願い・・・・・・先に、ぎゅってさせて?」
お互いに息が荒い。
夏海の言葉に士が動きを止めて顔を上げると、ごろんと半回転して仰向けになった彼女に頭ごと抱きしめられた。
「・・・・・・夏海?」
「えへへ・・・・・・」
士が視線だけを上げると、満足そうに笑う彼女。
髪を撫でてくる指が気持ちよくて、急く気持ちが徐々に落ち着いてくるのを士は感じていた。
のしかかったままで、彼女の腰に手を回してきつく抱きしめながら目を閉じる。
・・・・・・安心する。
夏海の体温、匂い、その柔らかさ。
酔っていて、理性を緩められた彼女は、いつもの彼女ではないかもしれないけど。
「・・・・・・・・・すき。士くんがすき。だいすき」
ぎゅっと頭を抱きしめられながらの、甘く囁くような告白に、全身が弱い電気を流されたように痺れる。
「・・・・・・俺は、破壊者で悪魔だぜ?」
「関係ないです、そんなの。
それに・・・・・・あなたは悪魔でも破壊者でもないもの」
試す言葉を、きっぱり、はっきりと切って捨てられた。
記憶を失くして、自分で自分のこともよくわからないというのに、無条件でそのすべてを受け入れてくれる彼女。
それに、一体どれだけ救われてきたのだろうか。
―――こんな女は、もう、どこにもいない。
彼女の手を失ってしまったら、きっと埋められない穴が開いてしまう。
こんなことになってしまうなんて、自分でも考えたことはなかった。
「ね、ちょっとだけ退いて」
夏海の手が髪から離れ、士はのろのろと名残惜しく彼女の上から身を起こした。
ベッドの上に座った状態の士を追いかけるように、夏海も上体を起こす。
先ほどまで髪に触れていた指が着ているジャケットにかけられ、士はぎょっとした。
それを脱がせながら、首筋に噛みついてくる彼女が信じられない。
柔らかい唇と硬い歯の感触にゾクゾクと肌が泡立った。
「おい・・・!」
「ん・・・・・・私に、させて・・・・・・」
・・・マジかよ。
こいつは本当に、あの夏海か?
なんかに操られてんじゃないだろうな?
ありえない疑念が頭の隅をよぎったが、これも彼女の一部分なのかもしれない。
普段は強力な意志の力と、理性という枷に抑えつけられている、彼女の一部分。
ジャケットを脱がせ、下に着ているTシャツも脱がせようとしてくる夏海に逆らわずに、士は素直にばんざいの恰好をする。
上半身裸になったところで、彼女がのしかかってきた。
「・・・・・・痕、つけていい?」
「あぁ・・・・・・」
まだ信じられない気持ちでぼんやりと答える。
天井を見つめながら、いくつも痕を付けられる感触を士は感じていた。
「・・・!!!」
いきなり、何の前触れもなくズボンの上からソレに触れられて、心地よさに身を委ねていた士はびくっと反応する。
「夏海っ・・・・・・」
顔を上げた夏海と目が合う。
拙い動作でベルトを外そうとする彼女が、やっぱり信じられない。
・・・・・・嘘だろ?
すっかり反応して天を突いた分身が彼女の小さな唇に飲み込まれていくのをはっきりと見ても、まだ夢を見ているようだった。
「くぁっ・・・はっ、はあっ・・・!!」
情けない声を出していると自分でわかっていても、それを止める力は今の士には無かった。
いつもの感触とは、明らかに違うそれ。
そもそも、自分は全く動いてないのに快感を得られているのだから。
しかも、相手は好きな女。
びくびくと反応しながら、ゆっくりと顔を上下させる夏海の耳の後ろに手を伸ばして、そこを指で撫でる。
「ん・・・!!」
びくっ、と反応した彼女の手の力が強まって、ぎゅっと握られる。
あっという間に射精感が募ってきて、腰が震えた。
「おいバカっ・・・、は、離れ・・・!!」
夏海の肩を押しても彼女は離れない。
舌を這わされ、止めとばかりにきつく吸い上げられて、それが決壊するのをどうすることもできなかった。
「っ―――!!!」
「んっ、くっ・・・んん・・・・・・」
吐き出したくて仕方のなかったものが夏海の口内にどくどくと放たれる。
何度かに分けて、彼女がそれを飲み下すのがわかる。
今まで一度もされたことがないのに、いきなりここまでされると逆に拷問に近いものがある。
やっと、その責めから解放された時、士は情けなくもぐったりとしていた。
ひょい、と頬を上気させた夏海が顔を覗き込んでくる。
「・・・気持ちよかったですか・・・?」
「・・・・・・このバカ」
頭の後ろに手を回すと、ぐいっと下に引き寄せて唇を奪う。
舌を押し込むと苦い味がして、顔をしかめた。
まったく・・・・・・こいつ。信じられねえ。
ぐるん、と体勢を入れ替えて夏海を組み敷く。肌にキスを落としていくつも痕を付けながら手際よく残った服と下着を取り払うと、ベッドの下に放り投げた。
「今度は俺の番だな。気持ちよくしてやるよ・・・・・・」
「あっ・・・!!!」
指を秘所に這わせると、既に熱く潤っている。
どうやら奉仕しつつも、それに自分で感じていたらしい。指を中に押し込んで、これなら大丈夫そうだと確信する。
「エロい身体・・・・・・」
「やっ、ばかぁっ・・・・・・」
夏海の片脚を持ち上げて肩に掛けると、身体を横にさせて中にゆっくりと入り込んでいく。
「ああっ、やだっ、こんなかっこ・・・!!はっ、はぁ、あぁ!!!」
いつもと違う部分に当たるのか、きつく目を閉じた彼女は息も荒く感じ入っている。
熱くて柔らかい、なのにきついその場所に包み込まれて、士も顔を歪めた。
「いいだろ、っ・・・・・・?」
「う、んっ・・・きもちい・・・・・・」
「俺もだ・・・・・・」
夏海の反応が素直だから、それにつられるように士の反応も素直なものになる。
たまらない。
気持ちいい。
くらくらする。
担いでいた脚を降ろして、真正面からしっかりと繋がった。
勢いのついた動きを柔らかく受け止める彼女の身体。
角度を変えて突き入れるたびに形を変えるその部分。
「おまえの、中は・・・たぶん・・・俺に合ってんだな・・・・・・」
「んっ、んんっ!!」
言葉でも反応しているのか、きゅうきゅうと締め付けてくる。
ぐちゅぐちゅといやらしい水音が響く。
腰にぶるると震えが走って、二度目の射精感に士は襲われた。
・・・・・・このままじゃ、まずいな。
近く訪れる絶頂を感じ取って腰を引こうとした士の首に、夏海の両腕が絡む。
涙に濡れた瞳が薄く開かれて、その艶に囚われた。
「おい・・・・・・夏海?」
「お願い・・・・・・そのままで。中にきて・・・・・・」
「・・・・・・!?」
さすがに、今までの行為でも中に出したことはない。
しかも、今日のこいつは酔ってる。
駄目だと頭では理解しているのに、全身でしがみつかれて、しかもきつく締め付けられて・・・・・・・もうどうしようもなかった。
目の前が白く染まる。
駄目だ、止められない―――!!!
「夏海っ、・・・夏海・・・」
「すきっ、つかさくんっ・・・・・・士く・・・!!」
「く、あぁ・・・!!!!!」
「あっあ、あん、あっ・・・ああああ!!!!!」
中で絶頂を迎える、その信じられないほどの気持ちよさ。
士は、一度出していたとは思えないほどの精をどくどくと彼女の中に注ぎ入れた。
びくっ、びくっと断続的に身体が震えて、入りきらなかった欲がシーツの上にこぼれ落ちていく。
・・・貧血を起こしたような、くらくらとした感覚から戻るのに、大分時間を要したように思う。
心臓が破裂しそうなくらいに早く脈打って、荒い呼吸がなかなか元に戻らない。
「・・・大・・・丈夫、か・・・・・・?」
「ん・・・・・・へいき。気にしないで・・・・・・」
「・・・・・・おまえ」
「いいの。すごく、嬉しい・・・・・・」
満足そうに微笑んだ夏海の手がそっと頬に触れてきて、もうどうにでもなれと士は目を閉じた。
繋がった身体が笑えるくらいに震えている。
がくん、と四肢から力が抜けて、士は夏海の上にぐったりと覆いかぶさった。
―――たまには、こういうのも悪くないな。
ただ・・・・・・本当に、たまにでいいぞ。
(もう・・・・・・酒は、しばらくいい・・・・・・)
でないと身が持たない。
翻弄されっぱなしで、精神も肉体も思った以上に消耗している。
俺をここまで揺さぶるなんて・・・・・・まったく、本当になんて女だ。
急激に襲ってきた眠気に逆らえず、誤魔化しようのない幸福感の中で士は意識を手放した。
終わりです。
もっと色々させたかった。
325 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 20:18:20 ID:R/chfQPO
おおっ!!
夏海、カワええ・・・
とてもGJでした!またお願いします!!
夏海可愛いよ夏海。
GJでした!
327 :
313:2009/05/24(日) 22:05:38 ID:oJMhUAzM
>>317 今度もGJです!そして、飲ませてくれてありがとう!ご奉仕夏海は最高です!
祭りすぎて、頭が萌えに染まりまくってるw
神様ありがとうございます!!
329 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 22:54:58 ID:R/chfQPO
えー?まあイメージは人それぞれだが今の話にこのみかんは合わないだろう。
自分女でかなり士にホレこんでるからこんなハイクオリティなの読むとすげージェラるwww
でも読んじゃう、止められない。もっともっと読みたい。
312です
>>317さん、あなたは神か?
夏海が可愛過ぎるぅぅぅぅ!!!!
涙目であんなお願いされちゃったら脳味噌が焼け焦げちゃうよ、耳から煙出ちゃうよ!!
飲んだ直後にチューする士にも愛が感じられて激萌えだよ
やっぱ夏海にベタ惚れの士はいいなぁ、普段が鬼畜なら鬼畜なほどギャップがあっていいよw
>>317 GJ!GJ!
エロイ!エロイよ!夏みかんも士も!
ごちそう様です!
ディケイド響鬼記念、2時間ドラマ共演記念でザンキさん×みどりさん。
題名「水無月の花」。
スルー方はNG指定を。
公式ムック本の設定を採用。
ザンキさんちは一軒家の日本家屋で休日は着物だそうです。。
334 :
水無月の花:2009/05/25(月) 23:15:50 ID:I+cF3QZy
瓦に当たる雨粒が音を奏でる。
絶え間ない律動だ。
畳敷きの古びた和室にはこの季節独特のじっとりとした湿度が漂っていた。
そこに黒絣浴衣に献上柄帯の男が右足を放り出して座り、白いリネンのワンピースの女が隣で男の足に手を添えていた。
「この角度では痛みますか?」
みどりがザンキの右膝をゆっくり持ち上げる。
まだ手術の跡が生々しい。
「大丈夫だ。問題ない」
ザンキの言葉をみどりがノートに細かく記載していく。
その後も右膝を伸ばしたり深く曲げたりしてザンキの感想と足の動きをノートに逐一書き留めていた。
一通り作業が終わると、麦茶でも持ってくる、と言ってザンキは立ち上がると浴衣の裾をぱっと払った。
その手でわずかに窓を開けると雨樋を流れる水音と冷めた空気が座敷に流れこんでくる。
「オフの日なのにお家にまでお邪魔してすいませんでした」
「いや、それはこっちだ。専用のプロテクターを作ってもらうなんて有り難い事はないからな」
鬼のサポートをするのが銀の仕事ですから、とみどりが柔らかく答える。
猛士関東支部局で武器や防具の開発や整備を担当するみどりは決して暇ではない。
仕事に没頭しすぎて婚期を逃した一例とヒビキにからかわれる事もある。
335 :
水無月の花:2009/05/25(月) 23:17:44 ID:I+cF3QZy
「ザンキさんちはj純和風って聞いてたけど本当ですね」
「先々代からだからな、築七十年くらいか」
「大事に使ってるんですね」
みどりは床の間に生けられた花菖蒲に目をやった。
「まあな。おかげでクーラーも付けられない」
ザンキが苦笑しながら、麦茶から氷の音を立てた。
「それで、手伝って欲しい要件とは何かな?」
みどりはひらり、と一枚の紙をザンキに手渡した。
「吉野の本部からの通達なんですよ。協力者を探すのに苦労してるんです」
みどりは麦茶を喉へ流し込み、ザンキは無言で文章を読んだ。
「…なるほどな。プロテクターの礼になるならこのくらいの事は協力する」
助かります、とみどりが頭を下げた。
「期限はいつまでかな?」
「なるべく早いほうがいいんです。…今日はダメですか」
みどりに上目遣いに見つめられて、ザンキは一瞬たじろぐ。
動揺を悟られないように目線を窓に移した。
「…出来ない訳ではないが、色々準備が必要だな」
雨音がざらざらと窓から流れ込んで二人の間に澱む。
「戸田山くん、すぐ帰ってきます?」
「いや、今日は遅くなってくるはずだ」
なら、とみどりが立ち上がった。
「私が手伝うのは駄目ですか」
すっとみどりがザンキの右横へ歩み寄って、側へ静かに座り直した。
「…それは…」
「協力して貰うんです。私に出来ることはこれくらいですから」
ザンキの唇を柔らかな感触が包んだ。
カラン、とグラスの氷が溶けて一つ落ちる音をザンキは聞いた。
それも雨の流音に溶けて沈んでいくような気がした。
336 :
水無月の花:2009/05/25(月) 23:19:30 ID:I+cF3QZy
みどりの細い肩をザンキはそっと掴む。
そのままゆっくりと自分の身体から離した。
このまま流される意味がザンキにはわかっていた。
彼女を押しとどめるべきか、それとも。
「ザンキさん、私じゃ嫌ですか?」
薄く紅の残る唇が動いた。
視線が逸らせないのは己の未熟さゆえか。
「そんなことはない。ただ君はそれで…」
「いいんです。心配しないで下さい」
ザンキの右肩へ美しい弧を描く頤が乗せられた。
鼻先にふっと甘い花の匂いが立ち上がる。
「私はザンキさんじゃなきゃ駄目なんですよ。お願いです」
どこか寂しげにも聞こえる彼女の声がザンキの心を打つ。
ザンキは目を閉じた。
みどりと向かい合いに座りなおす。
それから彼女の肩から首筋へ腕を回し身体を引き寄せると耳元で静かに囁いた。
「俺は、鬼だよ」
「知っています」
337 :
水無月の花:2009/05/25(月) 23:20:36 ID:I+cF3QZy
みどりはザンキの唇を指でゆっくりとなぞった。
鬼になるとあんなにも無機質に見えるのに、きちんと柔らかい。
分かっていることなのに興味は尽きない。
繰り返し探る観察者の繊細な指先をぺろり、と緩い感触が覆った。
ザンキが飴と見間違えたかのように舌で舐めたのだ。
突然の反撃に思考を止めたみどりの表情をザンキは見逃さなかった。
隙を与えずに、みどりの唇を奪う。
そのままみどりを抱き締めた腕に力を込めた。
彼女も覆われた唇の下でその感触に返答をする。
入り込んできたザンキの舌を受容しつつ自分のそれと合わせていた。
異質な味覚を味わうだけの余裕が彼女にはあった。
身動きが取れないならその中で何かを探したい。
こちらは研究者の性質だ。
いつの間にかみどりの唇と舌がザンキの口腔を犯していた。
互いの温い粘膜を伝って唾液が溶けて落ちる。
緩い落下速度で、ワンピースからはみ出したみどりの太股に滲んだ。
338 :
水無月の花:2009/05/25(月) 23:21:11 ID:I+cF3QZy
それを合図にみどりの額がくらりとザンキのはだけた襟元に落ちた。
「…ザンキさんの普段着が和服って本当だったんですね」
ザンキの厚い胸板に頬を着けたままのみどりが明るい声で呟く。
「可笑しいか?」
「ええ、似合いすぎで」
クスクスとザンキの懐でみどりが喉を鳴らしていた。
「もっと早めに連絡してくれていれば、着替えていたんだが」
「それじゃあザンキさんの普段着が見られないじゃないですか」
みどりの手がザンキの太股を覆う絣の生地を手繰る。
「前にね、日菜佳ちゃんが言ってたんです。
届けものしにザンキさんところへ行ったら着物姿だったって」
手が浴衣の合わせからスルッと滑りこんでザンキの内腿をなであげる。
「戸田山くんに聞いたら、ザンキさんは完全オフだと和服だって言うし、前から見たいなーって思ってたんですよ」
「予想通りだったか」
ザンキがしてやられたと照れくさく笑った。
「計算通りです」
みどりが微笑んで顔をあげた。
「せめて絽でも着ていればよかったと思ってるよ、俺は」
「あら、浴衣でも十分決まってますよ。でも」
みどりのこまやかな手つきがザンキの逸物を布ごしに捕える。
「下は今風ですね」
「褌は鬼になったらさんざん着けるからな」
そうですね、とみどりは楽しげに笑いながら、ザンキの熱をもった刀身を引き抜く。
にっこりとした笑み一度見せた後、躊躇なく顔をザンキの股間に埋めた。
339 :
水無月の花:2009/05/25(月) 23:22:30 ID:I+cF3QZy
ほの暗い和室に雨の水音と別の水音が響いた。
ちゅ、ちゅるっと何度も繰り返される唇と唾液が肉茎を擦り上げる音だ。
右足を投げ出した半胡坐のザンキの股ぐらに、みどりが蹲っていた。
音が立つたびに彼女の柔らかい黒髪が揺れる。
思わずザンキは頬を歪ませ、はあっと暑いため息を吐いていた。
それを聞いたみどりが顔をあげる。
妖しく濡れた唇がゆるんで、艶やかに笑った。
「ザンキさんの大きいからくわえるの大変ですよ」
言ってからまた顔を落とす。
彼女の滑らかな舌の動きがぴちゃり、と音を立てて男のくびれた部分を撫で回す。
唇と指先がその下で鮮やかに触れてくる。
己の中心をとらえている女を見下ろしながら、大変と言うわりには随分楽しそうだな、とザンキは舌を巻いた。
「みどりちゃん、暑くないか?」
ザンキが優しげな声で尋ねる。
みどりが視線だけあげてうなずいた瞬間。
ジィィーッっと無機質な金属音が響いた。
ザンキがみどりの背中にあったワンピースのファスナーを一気に引き下げたのだ。
そこからは白い背中が現れる。
そしてザンキは肌に浮かぶ別の白色の帯のホックをぱちんっと外した。
「やだ、もう。ザンキさんてば、いけないひと」
みどりが慌て起き上がって抗議する。
ただし、その顔の甘い笑みからも拒絶の意味ではないのが分かった。
「今のみどりちゃんに言われるのは心外だな」
半ば呆れたようなザンキの言葉にみどりがふふふっと笑った。
彼女はそのまま外された衣服をばさりと落としていっくのだった。
340 :
水無月の花:2009/05/25(月) 23:24:13 ID:I+cF3QZy
烏揚羽蝶のようだな、とザンキは眼下のみどりを思った。
畳の上に広げた黒絣の浴衣の中心に真っ白なみどりの肢体が横たわっていた。
「華のある身体だよ」
彼女の上にゆっくり重なりながら正直な感想を述べる。
「お世辞ですか?」
「いいや」
みどりはザンキの身体を受け止めながら、また笑った。
高い湿度と行為のせいで、互いに肌が濡れていた。
触れあう部分が熱を発し、汗になって流れ落ちる。
ザンキがみどりの白桃のような胸に顔を埋めると肌がわずかに震えた。
「はっあっ…はっ」
ザンキの唇がみどりの胸を啄む。
それに呼応してみどりの呼吸は色を帯びた。
甘酸っぱい、女の匂いが漂う。
白衣の下にこんなにも豊かな肉感が隠されていたのは意外な発見だった。
みどりはザンキの緩いくせのある髪に指を絡めてくる。
わずかでも強い刺激を感じると余計にザンキの頭を自分に引き寄せてしまい、さらなる快楽を得てしまっていた。
「ザンキさん…の、えっち」
潤んだ声で自分の胸の頂を口に含んだ男を呼ぶ。
「いいや」
筋肉で出来上がった左腕がみどりの下腹部を滑り降り、長い指が雌芯をなぞり上げた。
「みどりちゃんのほうが、えっち、なんじゃないのか」
ザンキが意地悪く口端を上げた。
「そんなこと…」
下げた左腕をみどりの顔前に戻すとぬらり、と糸をひく粘液のついた左手を見せ付けた。
「ほら、な?」
341 :
水無月の花:2009/05/25(月) 23:25:27 ID:I+cF3QZy
や、と小さな声が口元からこぼれた。
頬が羞恥心で染まり、牡丹の花のように艶やかだ。
長い髪が幾つもの流れをつくりながら汗だくの彼女の肌に張りつく。
柳のようにしなやかな身体には十分な彩りだった。
ザンキの左手の指先が潤む花びらに落ちる。
「ん…ふっ…あっああんっ」
初めて聞きいたみどりの嬌声は甘美すぎるものだった。
溢れでる水蜜にまみれながら、柔らかいひだを爪弾き続ける。
そのたびに背がうねり白い首が大きく弧を描いた。
心地よい肌がザンキを捕えて離さない。
今のみどりはいつも机で難しい顔をしている人物と同じとは思えないほどなまめかしい。
だから女は怖いんだ。
魔化魍なんかよりよっぽど化けちまう。
そう思う理性とは裏腹に自分の獣性が膨らむのが分かってザンキは自嘲した。
鬼は五感を人より研ぎ澄ましているぶん、僅かな変化も見逃さない癖がついている。
それはどんな時も有効で、今も彼女の身体を過敏に感じている。
「…っザンキさ、んっ…」
甲高い上ずった声に名前を呼ばれてはっとした。
熱のある瞳が笑って頷いていた。
342 :
水無月の花:2009/05/25(月) 23:29:04 ID:I+cF3QZy
吐息と鼓動と雨の落ちる音がやけに大きく聞こえた。
互いの視線が絡みあう。
みどりが身体を開く。
そこにゆっくりとザンキが自身を差し込む。
「うぅん…はっあ…」
ぐっちゅ、と音をたてて互いの秘所が繋がった。
二人同時に喉から甘い呻き声と熱いため息がでる。
みどりの指がザンキの肩を捕えた。
ゆっくりと自分と重なるように引き寄せて抱きしめる。
密着するザンキの肩、胸、腹、腕、全ての筋肉、そして自分をたぐる指。
どれも鍛え上げられた鋼のようなのに、しなやかでいて隙がない。
最上級の獣のようだ。
鬼の肉体は斯くも素晴らしいのね、と抱かれてもなお、みどりは観測を続けた。
そのみどりの視点を見つけて、ザンキが意地悪く奥へ突き入れる。
「んっ!ふっあああっ!」
突然の深い突き上げの快楽にみどりが鳴く。
「…みどりちゃん、いい声だな」
「…もう。ザンキさんが言わせてるんですよ?」
「いい楽器を手にしたら鳴らさずにはいられないだろう?」
「それって…私は音撃弦ですか?」
「いいや。…もっと可愛いよ」
おかしな会話に二人同時に頬がゆるんでしまった。
「君を弾いてもいいか」
「どうぞ、心行くまで」
ザンキの両手がみどりの細い腰を引き付けると、一度その身を引き抜く。
「…んはぁ」
彼女が合わせて脱力したのを確認すると容赦なく突き刺した。
「!!っ…ふっあ!あ、あ、ああ!」
ザンキ肉体が上下するたびに汗がみどりに滴り、彼女の肌に滲む。
敷かれた浴衣は二人の混じりあった水滴でぐしゃぐしゃだった。
「あんっ!はっ…ふあ…あ!」
突き上げれば上げるほど、理性をかき消されそうな媚美た声が部屋に響きわたる。
ぐちゅっ、ぐちゅっと繰り返される粘膜が擦れる独特の音も漂う。
その声と音に押されて彼女の深い水盤に身を挿し込み続けた。
ザンキ自身がみどりの体内のぬるむ水と柔らかい肉壁に包まれて、溶けていくようだった。
「…ザンキ…っさっんっ…いいっ…すっごく…素敵ね…」
みどりの言葉にギリギリの自我を保ちながらも、限界へ導かれてしまった。
「…っ!!」
最大まで張り詰めたザンキの刀身は外へ引き抜かれた。
瞬間、白濁した熱がみどりの体へぱっと散っていく。
桜色に上気した肌に白い花が咲いたようだった。
343 :
水無月の花:2009/05/25(月) 23:31:57 ID:I+cF3QZy
ご協力ありがとうございました、とみどりが深々と頭を下げて帰っていた。
ザンキは新しい浴衣に袖を通してから座敷で一枚の紙切れを見つけた。
みどりの忘れ物だった。
「…たく、吉野も面白いことを考えるんだな」
紙切れを手にして呟く。
それからヒビキには忠告する必要があるな、と付け足した。
美味しいものを最後にとっておくと誰かに喰われることがある、と。
−−−−−−−−−
猛士総本部より各支部銀への通達
このたび吉野の総本部研究部門は、城南大、分子生物科学研究室の協力を得て
新たな研究、『〈鬼〉の細胞レベルでの変化について生化学的アプローチ』を行うこととした。
ついては各支部、〈鬼〉2名分の生殖細胞を検体として提出のこと。
*関東支部銀 滝澤へ
関東支部の提出が遅れている。
弦の鬼のサンプルが足りないので1名分は必ず弦の鬼のものとすること。
以上 木暮
GJ!大人のエロティシズム!
みどりさんもザンキさんも色気たっぷりでたまりませんな
なんという色気・・・・・・
うおー、夏のむせかえるような感じのエロ…
GJですた!
え、エロかんばしい・・・エロかぐわしい・・・ふつくしい・・・(*◯vωv艸)*.+゜
みどりさん艶っぺえええええ!
士とみかんの元気ハツラツ!若いねえ!ってなはっちゃけセクロスばっかだったから新鮮ですた。
たまにはいいねえ。
自分もみどりくらいの歳だからこんなのしたい。ぽやん (*UvUp)。*+
(゜ Д゜ )
( ゜Д ゜)
テンション高いのはいいけど絵文字は止めようぜ
ここ年齢規制版なんだからさ(知ってた?)
なんで年齢規制板だと顔文字だめなの?そんなルールあったっけ?
>>348もつかってんじゃん。
あと版じゃなくて板なwww
>>347みたいな反応の方がむしろ気持ちいい。悶々むらむらテンション低く読む方が臭えw
ああ女性も読んでくれてんだ、って自分はうれしく感じたわ。
まだ夏休みには早いよ
他人のリアクションや感想にケチをつけるのは、スレが荒れる元なので控えた方がよろしい。
文句を言う前に、そのエネルギーをSSを書く方向に向けてみてはいかが。
保管庫、少しだけ保管作業を進めました。
過去ログの保管が半分済んだので、軽く残り3つを見たのですが、大作だらけで吃驚しました。
頑張って保管作業を進めようと思います。
お付き合いよろしくおねがいします。
お疲れ様です!
いつも乙彼様です!
頑張って下さい!
管理人さま、いつも乙です!
自分も夏映画が楽しみすぎて待ち切れない…!
>>356 IDフイタw
ちょっと思ったんだけど、U夏海×士ってNL扱いでいいのかな?
身体的にはNLだけど、意識的にはアーッになるんだろうか…。
U夏みかんと士は体が女でも基本料には男同士の絡みになっちゃうと思うけど…。
つかそれどういう状況なんだ?ウラタロスがウラタロスで士がちゃんと士なら
まず確実にお互い拒否すると思うんだが。
あああ、間違えた。
なんだ基本料って。
正しくは基本的にです。
U士×夏美なら有りか
U夏美がウラタロスに操られてストリップ
士が振り回されつつ済し崩しに致してしまうみたいなのもいいな。
>>359 ウラ「女の子がいつもどれくらい気持ちいいのか興味あるな☆」でおk
363 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 21:42:01 ID:zUrIJbMg
>>362 なんだか、めちゃめちゃ興奮しますな。
読んでみたい!
士の中の人のブログの寝顔に萌えた。
そりゃー目覚めて横見てこの顔あったらドキっとするわな、みかんw
365 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 22:06:57 ID:bXkDDKoP
エロパロ板も女の人増えたなぁ
あからさまにスレの雰囲気から浮いてる人や荒らす人はともかく、
それ以外なら女でも男でもエロいネタ投下してくれるならそれでいいさ。
女は801板行ってくれよ
撮り貯めしていたのを久しぶりにチラ見してみたんだが
カブト編の妹キャラが異様にエロい件
何もないところで
>>369が盛大に吹っ飛んでたけどなんだったんだ?
>>367 ここは場違いだとは思うが、かと言ってそこは誘導先として不適切だろう。
ゲイに興味なければ気持ち悪いだけの話してる板だ。
372 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 21:28:02 ID:qBXy6pEk
夏みかんが可愛すぎて、死にそうだ
響鬼編の袴姿のあきらサイコー
あきらの尻が拝めず残念だ
尻といえば斬鬼さんだろw
まあ、たぶん、ディケイドでも変身したら全裸にはなるんだろうけどな。
378 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 08:04:47 ID:cJq7uB1z
裸になるから人間体に戻る時はシンケンジャーみたいに陣幕で覆ってたんだよな芸が細かいって思った
どうも、毎度の管理人です。名前欄、何故””で囲まれるのだろうか…。チラ裏スマソ。
2スレ目の作品を保管しました。
詳しい事は保管庫に書いてありますが、何か住人の皆さんの中で意見がある方がいらっしゃったら
保管庫の更新や管理に役立てたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
ノシ
ありがとうございます!
アギトが入ったのが嬉しい
>>379 匿名掲示板であるが故に掲示板自体の管理人名騙りやすいことへの対策と聞いた
””なしに表示されるのは本物の掲示板管理者のみ
だから気にしなくておk
保管庫管理お疲れ様です!作品たくさん増えたんですね!
一つ質問なのですがよろしいでしょうか。
響鬼の過去作品でオンエア中に書かれたもので
のんびりしたものもたくさんあったと思うのですが。
ヒビキさんとみどりさんとかトドロキくんとみどりさんとか?
みどりさん好きだったので出来たらまた読みたいなと思いまして。
記憶違いで違うスレでしたらすみません。
ここしか思い当たるスレッドがなくて…。
本スレで夏実は男友達ばかりでいやらしいみたいな批判?してるやつ
こっちで妄想してればいいのにと思った
384 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 20:30:44 ID:XFIrWxdW
>>383 まぁ、批判ではないと思うがな
てか夏みかんの妄想は夏みかんファンスレでやってるからなぁ
今回の話は、ユウスケとのツーショットのとき士の眉が歪んでたり、写真全部夏みかん写ってたのとか、お見合いをさっさとユウスケに押しつけるとか
そっちばっかり見てたなぁ
秘密基地で秘密な事やってただろうな夏みかんは
>>386 ただ、男子メンバーは童貞臭全開の連中だから、
夏みかん一人で自慰行為に耽っていたと推測。
あいつらに夏みかんとにゃんにゃんする勇気はないだろうなw
389 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 22:12:15 ID:XFIrWxdW
夏みかんには士一本でお願いしたい
士一筋な夏美を、TGクラブメンバーでやっちゃうんだと思ったのに!!!
士×夏で微妙な小ネタ投下
快感が背中を駆け上がる。
痙攣のような震えがおさまって、真っ白だった視界が元に戻ってくる。
士は大きく息を吐き出すと、夏海の横にごろん、と脱力するように転がった。
互いにまだ、息が荒い。
彼女の方を見やると薄く開かれた瞼の奥で濡れた瞳が光を集めていて、それに引き寄せられるようにして顔を近付けた。
顎に触れ、親指で唇を開かせながらキスをする。
僅かに鎮まった火に、再び油が注がれる感覚。
何度か触れては離れを繰り返して、舌を入れようとしたところで・・・・・・ぐいーっと手のひらで顔をおもいっきり押されて引き剥がされた。
「・・・・・・・・・なんだよ」
キスを拒まれて、士はムスッとした表情で夏海を見た。
「やです、もう。疲れたし・・・・・・眠いんだもの」
そういえば終わったらいつもすぐに寝てたっけ・・・・・・こいつ。
自分も一緒になって寝てたから忘れてたけど。
と、今夜はもう1ラウンド突入する気満々だった士はまじまじと夏海を見た。
本当に眠そうにごしごしと目を擦る幼い仕草は、つい先ほどまで痴態を見せていた女と同一人物とは到底思えない。
シーツを肩まで引っ張り上げてそっけなく背中を向けてしまった夏海が「3回目はいやです」と無言で主張しているようで、士も組んだ手を自分の頭の下にひいて渋々仰向けに寝転がった。
無理やりコトに及ぶこともできるけど、機嫌を損ねる可能性が高い・・・・・・。
諦めて小さくため息をつくと、拗ねたように自分も夏海に背中を向けようとして・・・・・・・・・やっぱり思い直して彼女の方を向くと、後ろから夏海の首の下あたりに腕を差し入れて腕枕をしてやった。
ややあって、投げ出した指の部分に彼女の両手の指が絡んでくる。
指で指をなぞったり、遊ぶような仕草をしばらく続けた後、きゅっと絡みついてくるその動きに何だかそれだけで満足してしまって、士は口元を緩めた。
軽く力を入れて握るようにしてやると、くすくすと小さな笑い声が聞こえる。
まぁいいか・・・・・・起きたら襲ってやる。覚悟しとけ。
そんなことを思いながら、自分もとりあえずの眠りを得るために士は目を閉じた。
いいよ〜!!!
でも三回目www士自重wwwww
拗ねる夏見が可愛いね。
ちょwwwwなんという士wwww
GJですた
今日の放送は、自分の知らない男達に嬉しそうに会いに出掛ける夏海に
内心嫉妬の炎で焼け焦げそうな士(意地でも表面には出さない)を妄想しながら見ていた
ユウスケに蹴り入れたのも、お見合いするのも、戦闘で調子悪かったのも、全部それが原因に違いない
おとーやんが夏海の手にチューした時からイライラムラムラしていたはずだ
レストランに入ったのも「飲みにいくから付き合え」な感じだったんだな…
>>395 イライラムラムラなもやしを妄想してみますた。
_____________
それは、同窓会の席だった。
「夏海ィ!お前、俺と付き合えよ!」
「すっ・・・「悪いが、それは無理な話だな。」」
よく知っている声に言葉を遮られて、夏海は勢いよく振り返った。
長身で整った顔立ちの青年が不機嫌そうにこちらを見下ろしている。
「つつつ士くんっ!どうしてここに・・・!」
「帰るぞ。」
有無を言わさず手首を掴まれ引っ張られて、夏海は焦った。
当然、呆気に取られて見守っていたTGクラブの面々も。
「お前っ!なんなんだよ!!誰だ!?」
「残念だが、この夏みかんは売約済みだ。」
夏海を引っ張りながら歩きはじめていた士は面倒臭そうに振り返ると、
三人の男を一瞥した。
皆、一様に噛みつかんばかりの顔で士を睨んでいる。
「てめー、夏海を放せ!!」
「できない相談だな・・・・・・。こいつは俺の『所有物』だ。」
言いたいことも言えずに口をパクパクさせている夏海の肩をガッ!と
引き寄せると、士は男共に見せつけるように、強引に唇を重ねた。
・・・うわぁ・・・・・・アレ、舌入ってね?
明らかにそれと分かるディープなキス。
見物人たちは呆然としたり、顔を赤くしたり、それぞれだ。
士は抵抗しようともがく夏海の腕を無理やり押さえ込んできつく抱きしめる。
鼻にかかった甘い声が漏れ始める頃、その抗いはすっかり止んでいた。
「・・・ま、こういうわけだ。コイツは返してもらう。」
長い長いキスの後、凍りついたような場の雰囲気をものともせず、台風の
ようなその男は、真っ赤な顔を上げることのできない彼女を連れてさっさと
消えてしまった。
「はな・・・離して下さい!!」
「・・・・・・。」
「離してってば!!」
振りほどこうとした手はしっかりと掴まれていて振りほどけない。
士は立ち止まると、夏海の手首を掴んだままで彼女に向き直った。
顔を真っ赤にして、肩で息をしている。
「信じられない・・・!私、同窓会だったんですよ!?」
「・・・・・・男ばっかりなんて、聞いてない。」
「女の子もいますっ!!まだ来てないだけで!!」
「・・・・・・あっそ。」
プイッと、士は前を向いた。
彼の手を外そうと、夏海は必死で格闘する。
「・・・・・・・・・俺は、見合いするぞ。」
「は?」
唐突で聞きなれない言葉に、夏海は思わず毒気を抜かれた。
急に何だろう。まったく意味が分からない。
再び振り返った士の顔はやっぱり不機嫌だった。
「だから、見合いすると言ったんだ。」
「はあ・・・・・・。お見合い、ですか。」
きょとん、と見上げてくる夏海には嫉妬の「し」の字もなくて、士は
ますますイライラを募らせた。
この野郎・・・!!
「・・・・・・よーく分かった。お前には正攻法以外、効き目がないって
ことがな。」
「いたた、引っ張らないで下さいっ・・・!い、意味が分かりません。」
「今から教えてやるよ、嫌っていうほどな。お前は、誰のものかってことを。」
「・・・・・・。」
再び腕を引っ張るようにして、士はずんずんと歩いていく。
理不尽だ・・・・・・。
訳が分からない。
一体、自分が何をしたというのか。
なんだか、毎回こんな感じだ。
諦めたようにため息をつきながら、それでも本気で抵抗しようと思わない
あたり、私もこの人には弱いなあ・・・・・・と苦々しく思う夏海であった。
この後どこかに連れ込まれてしまう夏みかんであったwww
夏みかんが同窓会してる頃、実際もやしに見合いの話は来てなかったと思う。
その辺の時間軸はスマソ・・・。
>>397 GJ!
嫉妬されたいのに嫉妬のしの字も出ないとはw
しかもディープキスまでしてるに意味が伝わってないとか
夏みかんが天然すぎて、ちょっと士に同情しそうになったw
笑ったwww
この二人、違う方向性だけどハチャメチャだ
なんだかんだでお似合い。よかったよかったw
GJ
>>397 GJ!
この後どこかに連れ込まれてしまった夏海に妄想が膨らむぜ…
とりあえず、士の本領発揮の鬼畜なおしおきプレイが長々と続くんだろうな…
なかなか挿れてもらえなくて泣いちゃう夏海に卑猥なおねだりを要求し
やっと挿れても寸止めで焦らして、「私は士君だけです…!お願い…!」とか言わせちゃうんだろうなぁ
>>402 い、いいなそれ・・・!
そのネタ書いていい?
ここも腐女子が多くなったな
405 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 16:46:15 ID:93Z+LhTc
聞こえないな。もっと大きな声で言いなさい。
753キター
408 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 20:55:22 ID:Afhrl2Eo
士がテラスのチェアに足を組んでお茶をしていると、夏海がフラフラした足取りで士の前に現れる。
「なんか…変なの…」
夏海が、頬を紅潮させ士を見つめる。
「は?何だいきなり?」
「ゆーすけが…飲めって」
「ゆーすけ?」
「何か…身体が火照るんですけどぉ…」
夏海はたまらず士に抱きつき、胸を押しつけた。
「つかさくん…わたし…変だよね、つかさく…お願い…鎮めて…この身体…」
「夏海…おまえ…」
「いいの…どうなっても」
士は少し考えて、抱きつく夏海を離して言う。
「俺もあっちの方は随分ご無沙汰だったからな、いいだろう。おまえの火照った身体を鎮めてやる、手加減はしない。覚悟しろ」
士は夏海を抱き上げると寝室へ行き、ベッドに夏海を放り投げ、夏海の胸のボタンを外して行く。
「なかなかの美乳だな。たっぷり楽しませてもらう」
ブラを外した柔らかな夏海の乳房を士は貪る様にもみしだき、舌を使い突起を攻めた。
「あっ…つかさく…ぁん」
「ほら、もう固くなった。」
「っ…ぁっ」
夏海は声を出すのを我慢した。
そんな夏海を見て、フッと笑う士。
「こんなに感度のいい女は見たことがない」
士は、左手で夏海の乳首を弄りながら、右手は夏海の下半身へ滑らせ、夏海のぷっくりとした小粒をつ突いた。
「あ、っやぁん…そこは…」
士は小粒を弄りながら、夏海の密壷に指を入れた。
「ぐちょぐちょだな」
士は、またフッと笑い夏海を攻め続けた。
「ぁんっあん…っかさく…ん」
つかさくんの全てが欲しい!
夏海の身体は欲望へ落ちて行った。
流れにのらず海×夏で投下します。
「2人ともどこに行ったのでしょうか....」
いつも写真館から出る時は
「夏みかん〜!置いてくぞ!」
「なつみちゃ〜ん、行くよ〜」
と士とユウスケは声をかけてくれるのに。
写真館にひとり残されてしまった夏海はふくれていた。
「おじいちゃん....も買い物ですね....」
いつもなんだかんだ言いながら、異世界に来て心細い夏海を
つれ歩いてくれた2人がいない。
それだけでもかなり寂しく心細い。
「は〜.....探しにいった方がいいんでしょうか.....」
「それはやめておいた方がいいな、夏海ちゃん」
急に背後に現れた人の気配に心臓が飛び上がりそうになりながら、
その声の主が海東大樹ということに気付いて瞬時にホッとする。
「ああ〜.....びっ.....くりしました、大樹さんでしたか。」
「僕の姿を見て簡単にほっとされちゃたまらないな。」
「だって今誰もいなくて心細くて、大樹さんの顔見たらほっとしちゃいました。
いけませんか?」
「う〜ん、僕はお宝を狙う泥棒だよ?いいの?」
顔を夏海に近づけてイタズラっぽい笑みを浮かべそういう海東に、
夏海はやわらかく笑った。
「いいんです。だって士くんをいつも助けてくれてますから。」
(助けているつもりはないが.....)
海東は内心複雑だったが夏海の無邪気な笑顔の前には何も言えなくなる。
(さすがは、あの士と一緒に旅をしてるだけある、か。)
「ところで、大樹さん。何か用だったんですか?」
「ああ.....士に聞きたい事があってね。来たんだけど、いないみたいだね。」
「はい、士くんもユウスケもどこか行ってしまったみたいで。
もうすぐ戻ってくると思うので、コーヒーでも飲んで待っていてください。」
そう言って、どうぞと椅子をすすめてくる。
どこまでも警戒心のない夏海に、自然と海東の心もほぐれてくる。
「じゃあ、少しだけ待たせてもらうよ。」
「どうぞ、コーヒーです。おじいちゃんのよりは美味しくないかもしれないけど」
コーヒーに口をつけながら海東は真向かいに座った夏海の顔を見る。
夏海は海東の視線に気付くと、にこっと笑い返す。
(これだけ人に信用されたのは初めてかもな....)
今までの自分の行いを思い出し軽く自嘲気味に笑う海東。
「どうしましたか?コーヒーが何かおかしかったんですか?」
「いや。なんだか久しぶりに一息ついたなあ、と思ってね。」
「そんなに大変だったんですか?」
「まあね。.....どこへ行っても敵だらけだからさ。当たり前だけど。」
お宝を狙って旅をするのが自分の生き方と思っている海東には
敵を欺き、出し抜き、裏切るのは日常茶飯事だった。
そんな中、無条件で自分をこうして受け入れてくれる夏海は
非常に珍しい存在だった。
(士も....僕と同じ気持ちかな。多分。)
「疲れたら、いつでもここにコーヒー飲みにきてください。」
少し童顔な顔であどけなく笑う夏海に、
今まで感じた事のない感情が沸き上がる。
ガタッと音を立てて席をたつ海東。夏海の手を引いて窓際のソファに移動した。
「どうしたんですか?大樹さん。」
急にソファに隣り合わせに座らされた夏海は首を傾げた。
「いや....士のことでちょっと、話がしたくて。」
「あ.....ひょっとして士くんも忘れてる過去のお話ですか?」
「そう。夏海ちゃんも士と旅するなら知っておいた方がいいと思うんだ。」
あまりにも無防備な夏海に、少しイタズラ心がわいた。
まじめな顔を作り夏海を見つめる海東に、夏海もつられて真剣になる。
「じつは、僕が知ってる士は.....すごーーーーく女にモテたんだ。」
.........しばしの沈黙の後。
「はっ?」あまりにも意外な海東の言葉にポカンとする夏海。
「知らなかったろ?」
「は、はい......知りませんでした。けど???」
もっと重要な秘密が明かされると身構えていた夏海は拍子抜けしていた。
「で、......それがどうかしたんですか?」
「夏海ちゃん。これは大事な話だよ。だってキミ...士が好きだろ?」
「えっ.......!なっ、何ですか、急に!」
「見ていればわかるよ。キミわかりやすいもん。」
「そそそんな、からかわないでください!大樹さん!」
顔を真っ赤にして白旗を揚げている夏海を可愛いと思う。
笑いをかみ殺しながら言葉を続ける。
「だから、記憶が戻ったら士は経験豊富だから、そういう、経験豊富な女のほうに
いってしまうと思うんだよね。」
私が知ってる、いつも見ているぶっきらぼうな士じゃなくなっちゃう?
いつまでも一緒にはいられない?そう考えると夏海は泣きたくなって来た。
「そう....ですか.....。」
目に涙を溜めてそうつぶやく夏海に少しどきりとする。
「夏海ちゃん、泣かないで。キミにできることがあるよ。」
「できること....?」
海東はにっこりして夏海の両肩に手をおいた。
「要するに、キミが経験豊富なコになればいいんだよ?」
「.....へっ?」すっとんきょうな声をだすのは二度目である。
「だから、キミが士に釣り合うような女の子になれば大丈夫だよ!」
「そ、そんな。で、でも.....どうやって?私はそういう経験は、その.....」
海東が思わず身を乗り出した。
「え!夏海ちゃん、もしかして、そういうことしたことないの!?」
顔を真っ赤にしてこくんと頷く夏海があまりにも可愛らしく、
海東のテンションはうなぎ上りだった。
(士、あいつ、手をだしていないんだな)
その事実が士が夏海を大事にしている紛れもない証拠だと感じた。
感情を出さない男だから夏海ちゃんも自分の片思いだと思ってるし.....
「よし、じゃあ僕が教えてあげるよ」
「ありがとうございます....って、ええっ!な、何言い出すんですか!大樹さん!」
「だって、今のままの夏海ちゃんだと士に嫌われちゃうかもしれないよ?」
「そ、そうでしょうか...」
「だからー、士とする前に練習台になってあげるって言ってるの。」
だんだん近くなる海東との距離に後ずさりながら考える。
士くんは、いつか記憶を取り戻す。
そのときにそばにいられなくなるなんて、いやだ。
「どうするの?夏海ちゃん」
「お......お願いします。大樹さん」
顔を真っ赤にしながらも決意の表情で見上げてくる夏海に目を細めながら、
にこりと笑う海東。
「よし.....じゃあ、まず僕の指差す所にキスして。」
「は、はい......」
「じゃ、最初はココ。」
そう言って海東は目を閉じて自分の頬を指差した。
夏海はぎゅっと目をつむり、おそるおそる唇でその頬に触れた。
かするだけのキス。
(本当に慣れてないんだな......)
士にもしたことがないことを先に自分にさせている。
そのことに嬉しさを感じながら続いて瞼を指差す。
やや、間があって。瞼に柔らかい感触が降りてくる。
次は鼻先、もう一度頬.....海東は心地よさに酔いしれる。
目を開けると、必死な夏海の顔。すごく可愛らしく見える。
「ど、どうですか」
「なんだか気持ちがこもってないな。ほら、ぼくを士だと思ってさ。」
「そんな、無理です.....」
「大丈夫だって。ほら、目を閉じて。」
素直に目を閉じる夏海。海東は大きな手のひらを夏海の頬に置いて、
そのままゆっくりと白い首に這わせていく。
指先で鎖骨のあたりに触れ、そのまま耳の下まで指を滑り込ませる。
ピクン、と夏海が反応するのが、また可愛くて。
おもわずそのまま抱きすくめる。
「あっ.....大樹さん」夏海が驚いて声を上げる。
「夏海ちゃん.....かわいいね。」
そういって抱きしめたまま夏海の耳たぶから首に息を吹きかけ唇を這わせる。
まだ緊張で身を固くしている夏海。
「ほら.....僕を士だと思って、力抜いて。」
片方の手ですらりとのびた長い足の素足の部分を撫で上げる。
快感をうまく処理出来ず、苦しそうに息をする夏海を見下ろしたまらず
その唇を奪う。
「んんっ......んっ」
何度も角度を変えてその柔らかい唇をついばむ。
「夏海ちゃん....舌、出して。」
「はっ.....はい.....」
恐る恐るでてきた舌先を、絡めとるように自分の舌を絡ませる。
誰もいない写真館に時計の音といやらしい水音が響いている。
「ん......んんっ......」
最初はからかうだけだった海東も止められなくなってくる。
(ヤバいな...本気で夏海ちゃんが欲しくなって来た。)
一旦唇を離して、そのまま夏海の白い首筋に吸い付く。
「あ、ああっ.....ん」
自分の首筋に唇を這わされ、思わず声がでてしまう。
服をずらされ、その白い肩に口付けを落とされる。
「だっ....大樹さん.....っ、これも練習ですかっ.....?」
「そうだよ、士もこういうことたくさんしてるんだよ.....」
そう言って残酷な笑みを浮かべたまま、夏海の胸の膨らみに唇を寄せた。
「あんっ......だ、だめっ.......!」
何回か細かく胸の膨らみに口付けた後、可愛らしいピンク色のブラジャーが
見えるくらい服をずり下げる。
「可愛い、夏海ちゃん案外胸大きいんだね。」
(士はしらないんだろうな)
自分だけがそれを知ってる。たまらない優越感だった。
「見ないでください.....」
手で顔を隠す仕草も魅力的だ。
「ちょっとごめんね。」
夏海の背中に手を回しブラのホックを外す。
「やっ.........」
「大丈夫、大丈夫だから.......」
ブラを上にずらすと可愛いピンクの乳首が見える。
緊張で乳首が立っていて海東はおもわず、ちゅっと吸い付いた。
「ああんっ....だめぇっ.....! あっ、やぁ.....」
「こんなことされるの、初めてだよね?」
「ああっ、んっ、んんっ....」
「ねえ、士にもされたことないよね?」
ーーーー独占欲。どんなお宝にも感じた事のないほど強い。
もっと、夏海を見たい。
士のまだ触れてないところを触りたい。
そう思い、すべすべの太ももの内側に手を滑らせたところで、
海東は敏感に気配を感じ取った。
「...............はあっ、今日の所はこれで終わりかな。」
はあはあと裸の胸を上下させて快楽に息を荒くしている夏海を
名残惜しそうに抱きしめておでこにキスを落とした。
「ただいまー、あれ?夏海ちゃん?いる?」
「あいつ、よだれたらして寝てんじゃないのか?」
ユウスケと士が帰って来た。にぎやかな声が写真館に響く。
「誰がよだれですか!.........2人ともどこへ行ってたんですか?」
「いや、なんか海東が話があるとか行って呼び出されてたんだよ。」
「あれっ、大樹さん、さっきまでここにいましたけど?」
瞬間、士の顔が歪む。
「...........あいつ、ここで何やってたんだよ。」
「えーと、えーと、コ、コーヒー飲んでました。」
「何焦ってんだ」
「あ、焦ってなんかいませんよ!ほんとに!」
(今日の事は士には内緒だよ?)
そう念を押された夏海は必死で士の追求から逃れ部屋に戻った。
しかし士はテーブルに置かれたメモを読んでしまった。
(士、キミの可愛い大事なお宝はリボンを解いてつまみ食いしたところで
やめておいたよ。楽しみは取っておいた方がいいからね。 海東)
「あの野郎....
今度会ったら覚えてろよ......」
そう呟くと夏海の部屋に向かっていったのだった。
うわあああ!
寸止めGJ!
ほのぼのな海夏もいいなあ!
423 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 23:28:29 ID:V57LmnDE
GJ!!!
萌え死ぬ!!!
士も海東も好きだから、こんな展開は堪らないよ。
GJです
士より海東の方がテクニシャンっぽい気がするw
数々のお宝を頂戴してきたマジックフィンガーが夏海の体を開く…みたいなw
426 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 13:56:44 ID:mTwvGWcg
寸止めで辞めるな!!!
これは良い寸止め!
騎馬で恵×渡を書きたいのだが…。
この組み合わせってマイナーなの?
恵が「キミ」から「渡クン」に呼び方が変わった時、そのきっかけなるものが
あったと思うんだけど。
車に乗る時753が「お ま た せ」って出てきてもいいならどうぞ
>>429 マイナーだろうと何だろうと、書いてくれる人は神様ですよ。
恵×渡、見たいですぜ。
753は気になるがこの際どうでもいい。
>>429 問題無い。書きたまえ。
いや、書いて下さいお願いします
夏みかんがユウスケを陵辱してほしい
753が可哀想
確かに753の頭はうわなにをする
437 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 17:38:15 ID:Bimgwnf0
>>434 俺は逆がいいなぁ。
ユウスケだからと油断してたら襲われちゃった、みたいな。
>>429です。
恵×名護さんの支持の夢を壊すので恵×渡のSSはやめておきます。
あの二人見てると、どうしても恵が渡のブツ弄りながら
恵「どうして欲しいのかな〜?」
渡「恵さん…やめてください…!」
みたいなのが映像で出てくる。
渡がキバの本能覚醒して猛々しく攻められてる恵とか。とか。
名護さんゴメンなさい。
じゃあ師弟まとめて恵に面倒見てもらえばいいじゃない!
>>438 パロなんだから、原作とは別の世界でもいいじゃないか。
恵と名護さんが好きだけど、本編の世界とは別に
名護さんと恵はあくまでも戦友でしかない世界があってもいいじゃないかと思う。
っていうかこのスレって基本的にカップル固定なスレじゃなくないか?
数年いるけど、このキャラはこのキャラの組み合わせでないと嫌だ!って
主張する人って自分の記憶では見た事ないし、キバがリアルタイムで
やってた時は恵と渡の絡みが気になるってレスや恵と弟の話とか普通にあったしさ。
>>440も言ってるけど、ここはエロ「パロ」総合スレなんだし。
人それぞれ好きな組み合わせはあるだろうが、(別に煽る訳じゃないんだか)そういう個人の趣味の
特定の組み合わせにこだわる人の方が正直このスレ向いてないんじゃないかと思うんだが。
ようは士×夏みかん・海東×夏みかんでも
ユウスケ×あねさん・ユウスケ×キバーラでも
それ以外のどんな組み合わせでもきっとハアハア出来る
節操のない俺みたいのが一番楽しめるってことだな、大体分かった。
>>441 恵と光秀ネタ、自分は結構好きだったぜw
ま、テンプレに公式以外のカップル禁止!とか
書いてあるわけじゃないんだから、過去作品でも
現行のディケイドでも書いてくれる人が書きたい
キャラの組み合わせで書いてくれればいいよ。
>>437 いいな、それ。最近ユウスケと夏みかんの組み合わせもいいと
ちょうど思ってたところだ。最初は単なる友人関係と思って
見てたんだけど、アギト編のユウスケが出て行くところでの
二人のやり取りとか、響鬼編の「つかさー!羨ましいぞ〜!」って
ユウスケが言って夏みかんがむくれてる所でなんか良いと思った。
よく考えればもともと一緒にいる事も多いし。ま、エロって雰囲気は
難しいのかもしれないけど、なんかどことなく可愛げがあっていいと
思う。この二人の組み合わせは。
>>437 >>442 禿しく同意!
禁句かと思って黙っていたが俺もユウスケ×夏みかん派。
確かにエロイのは無理かもしれないがこいつらは良い。
同じく禁句かと(ry
電王編でユウスケがモモタロスに憑かれた時の
夏みかんの涙にフラグを感じた
カブト編で士がおでん作り手伝いにいってる時に
こんなことあったら。
夏「2人きりですね!珍しく。」
ユ「そうだね。掃除ついでに電球も取り替えちゃうか。」
夏「じゃあ、脚立押さえててください。」
ユ「オッケー。夏海ちゃん高いとこ平気なんだ。」
夏「割と平気です。よいしょっと...」
脚立を押さえるユウスケの目の前に
スラリとのびる長い足。ハイソックスの上からショートパンツの丈まで
見える白い素足にユウスケは若干クラリとした。
夏「少しグラグラします。」
ユ「足、直接押さえていい?」
夏「いいですけど、それ余計グラグラしそうですよ」
ユ「いいからいいから」
白い太もものあたりの感触を手のひらで楽しむユウスケ。
ついでに顔も寄せてみる。
夏「.......っ、くすぐったいですよっ!落ちちゃう.....」
ユ「押さえてるから大丈夫だよ」
ももを撫でていた手でお尻をつかむ。その柔らかさに感動して
撫でさすりまくる。
夏「やぁ......っ、ユウスケ、やらしいですよっ、そんなことして」
ユ「ずっとこうしたかったんだよ〜。あー夏海ちゃんやわらけー」
落ちそうになる夏海を抱えて豊かな胸の膨らみにほお擦りする。
すべすべした感触に意識がとびそうになる。
片手は服の下から滑らかな背中をなで、もう一方の手はショットパンツの裾から
侵入させる。そうしながら胸の膨らみを顔全体で楽しんだ。
夏「はぁ、は......も〜、笑いのツボ押しますよっ?」
士「お前ら何やってんだ」
急に士の声が聞こえて、びっくりするあまり脚立から落ちる2人。
ユ「いたたたた....」
夏「びっくりさせないでくださいよ〜」
士「びっくりしたのはこっちだ。
いきなり帰って来たらイチャついていやがって。」
夏「イチャつくっていうか、ユウスケなんかエッチな気分になったらしくて。」
ユ「おっ、おい!夏海ちゃん!」
夏「あ、いいんですよ。きっと寂しかったんですね。ユウスケは。」
そう言ってにっこり笑う夏海をよそにかなり不機嫌になっている士。
この場を逃げ出さなくては!と危機感を抱き部屋を出て行こうとするユウスケ。
しかし後ろから士に襟ぐりを掴まれ引きづられる。
士「寂しいのか、そうかそうか。じゃあ俺がゆっくり話を聞いてやろう。」
ユ「ま、待てって。ちょっと、おいおい、俺が悪かった〜(泣)」
別室に去る2人を首を傾げながら見送る夏海であった。
(終)
写真館で俺が本読んでたら夏みかんがやってきて、「あつい〜」などと
言ってスカートをバタバタしはじめた。生足がエロくてチラチラ見てたら、いきなり唐突に
「ねぇ、パンツ見たい?見せてあげよっか?」などと言い出して、俺がキョドってたら
夏みかんが自分でスカートまくって持ち上げた。そしたら中にブルマをはいていた。
で「ひっかかった〜、いまスゴイやらしい目になってたよ」などと笑うので俺はカチンときて
スカート持ち上げてる夏みかんの手を固定して、ブルマに顔近づけて観察してやった。
そしたら「ちょっとお、止めてよー、怒るよ」とかいってたが、そのうち太ももをモジモジさせて
白い太ももがだんだんピンク色に染まってきて息が荒くなってきて目も潤んできたので
「夏みかん、しぼり汁が漏れてるぞw」といって解放してやったら顔を真っ赤にして
「自分だってチン・・・」と言いかけて黙り込んだので「何をいいかけた?チンて何だ」と
問い詰めたら黙り込んだので「これのこと?」といって
(省略されました・・全てを読むには門矢士はナマコが大好きと書きこんでください)
そういやファイズってエロパロ的には人気ないのかな?
とか思ったら鶴は立ち位置すぐ変えるしぷにはダメだしで無理か
ぷにはダメってどういうことなのかな
草加×真理とかいけないのかな
ユウスケは夏みかんで抜いてるよ
555好きだよ。
巧×真理がいいな。
>>450 どうしても小説のイメージがなくならないから悪いとか書いてしまった。ごめん。
本編は草加で映画は巧な気がする
近々、ディケイドのファイズ編を元にした小説を投下しようと思います。
ただ、エロはまったくないと思いますが…
期待しててください!
>>454 エロが全くないのはエロパロ板として、いかがなものか。
微エロでもいいから、入れたらどう?パンチラとかソフトタッチとかさ。
エロ無しも以前から多数投下されてるから無問題
エロなしがダメなら俺が前ここに投下した話はアウトだな
今日はネガ世界のTGクラブで妄想が広がったぜ
生き残る為に子孫を残そうとか言って乱交しまくるとか…
ID:BToBfjnn の主張が意味不明すぎる
いやあ。
正直、リアルで今回の回想シーンみたいな状況だったら
ほぼ間違いなくリンカーン大会だと思ったな。
よしその妄想をSSに(ry
ネガ編はあんまおもしろくなかったけど、妄想するには最適だったよね。
妄想ワードとしては「君達はいい勉強をしました」とか、
記憶はあるけど、○(指or舌or腰)遣いが違う…ってな感じで広げるとか色々できそうではあるね。
466 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 21:48:51 ID:yBhsTMqB
でも千夏はブサイk(ry
コンプリートフォームは夏みかんのハメ撮り写真を並べればいいのに
夏みかんの水着はまだか
露出が少ないから見たくてたまらん
士とユウスケが強引に脱がせ
夏海が「士君はヤキモチを焼いているんです!」って言った時
先週の自分の妄想(
>>395)が現実に!!と一瞬狂喜した。
次の瞬間、「そっちじゃねぇ〜!」って全力でツッコんだけどなw
「友達がいるから」じゃなくて「男友達がいるから」ヤキモチ焼いているんだよ、夏みかん
>>467 同じく吹いたwwどんな夏みかん図鑑だよw
つかそれで戦ったら敵やら海東やらユウスケやらにも
夏みかんのあんな姿やこんな姿が晒されてしまうw
夏みかんと士とユウスケの猥談が見たいわ
どうした
>>468、自分も同じ意見なのだが。
やはり、水着は白ビキニが良い
「出せよ・・・・・・声。」
誰もいない上に、折角声を出しても平気な場所なんだ。
士は部屋の真ん中に据え付けられたでかいベッドに、さして抵抗を見せない夏海を
押し倒した。
「抵抗しないんだな。」
ニヤニヤ笑いながら言うと、プイッと顔を背けられた。
「・・・どうせ無駄じゃないですか。」
「よく分かってるじゃないか。」
抵抗されたところで、止めるつもりは毛頭ない。
たっぷり可愛がって、お前が誰のものかっていうことを嫌ってほど分からせてやる。
「あの・・・・・・せめて先にシャワー浴びたい、ん、ですけど・・・・・・」
困った顔で、両手で胸を押し返そうとしてくる夏海を封じ込める。
「後でいいだろ。」
自分の上着を脱ぎ捨てながら、白い首筋を舐めた。
夏海は基本的に香水の類を付けない。
だからか肌は、いつも甘い味がする気がする。
「お仕置き、が先だ。」
「お、お仕置きって・・・・・・ん、・・・やぁ、」
「嫌じゃないだろ?」
そこかしこに口付けをしながら、一枚ずつ服を脱がせていく。
その過程を楽しみながら。
下着姿にしたところで、誘っているようにしか見えない唇を塞いだ。
こうしながらそこらに触ると、高まるのが早いことを知っている。
合わさった唇の端からくぐもった声が漏れて、士は目を細めた。
・・・・・・わりと淡泊そうな性格に見えるけど、士は案外情熱的だと夏海は
思う。それはもちろん「こういうこと」をする時も。
情熱的というか・・・・・・粘着質と言った方が近い?
なんだかんだいって好きな男だし、彼とするのは決して嫌ではない。
嫌ではないけど・・・・・・お仕置きとか言われると何をされるかと思って
気が滅入る。
が、そんな暇はないぞというかのように、士の指、唇と舌で身体も意識も否応
なく押し上げられていく。
「はっ、はっ、は・・・・・・」
白い肌によく映える、濃い赤をしたブラを押し上げて乳首に噛みつく。
痛がって夏海が顔を歪めると、今度は癒すようにゆっくりと舌で舐めた。
「んぅ・・・・・・だめ・・・」
「駄目じゃないだろ?イイくせに。」
言葉で責めることで高まるものがあることも知っている。
片方は指で、片方は舌と歯、唇で弄る。
完全に反応したそこは確かな弾力を持って指や舌を押し返してきた。
「感じてるくせに・・・・・・」
「・・・・・・」
真っ赤な顔で睨み付けてくる夏海に薄い笑みを返す。
身体をひっくり返すと、今度は背中を舐めた。
彼女は実はここが弱い。
背骨や肩甲骨のあたりを指や舌でなぞると、ビクビクと反応してシーツを握り
しめた。
指先や舌に意識を集中させて、焦らす様に士は夏海を高めていく。
「だめ、ぇ」
僅かに声に涙が混じり始めた。呼吸も相当に浅くて速い。
どうやら、思うようにコトが運んでいるらしい。
士はニヤリ、と笑みを浮かべると夏海の背中を舐め続けた。
焦らされてる・・・・・・。
それは分かった。
もしかして、お仕置きってこういう事?
だったら、これからの展開も予想がつく。
サドの部分を持ち合わせている彼のことだから、このまま焦らし続けるつもり
だろう。
朦朧とした意識でそれを考えると、涙が出そうになった。
どこか中途半端で頼りない快楽に反応して、奥はもう疼きはじめている。
・・・もっと、はっきりと与えて欲しい。
いつしか、夏海は士を追うようにして、動きを合わせ始めていた。
―――それこそが、士の狙いだとも知らずに。
背中に覆いかぶさるようにしながら、両手で胸を押しつぶすように揉みしだく。
先端を指で挟んでクリクリと弄りながら、項に思いきり吸い付く。
(・・・そろそろだな。)
びくっ、びくっと震える背中に密着しながら、下の方に手を這わせた。
片腕を腹の下に回して腰を持ち上げる。
もう片方の手、指を下着の上から這わせると、思った以上にそこはもうぐしょ
ぐしょだった。
「よく感じてるじゃないか・・・・・・」
「っ・・・・・・」
下着の上から指を這わせながら、耳元で言う。
ここまで敏感だと、男としては楽しくてしょうがない。
それに焦らし甲斐もある。
ギリギリまで焦らした方が、最後の瞬間がより楽しいものになるからだ。
既に役目を果たしていない下着の脇から、士は指を一本入れると彼女の中に押し
込んだ。
奥の方はもうぬるぬるで、ひどく熱い。
たった一本の指ですら締め付けようとするそこに目を細めると、二本、三本と
増やして、卑猥な音を立てながらゆっくりと抜き差しする。
「ぬるぬるだな、奥の方・・・」
「ん―――!!!」
ぐぐっ、と夏海が腕を突っ張って背を反らす。
髪の隙間から見える耳が真っ赤になっている。
士は腰を上げさせていた腕を外すと、手を伸ばして彼女の唇に指を押し当てた。
「ほら・・・・・・開けよ。」
薄く開いた唇に指を入れて、下の口にしているのと同じように抜き差しをする。
「舐めるんだ・・・」
指に、素直に絡まってくる舌にゾクゾクした。
彼女は多分もう、自分が今置かれている状況がよく分かっていない筈だ。
快楽に、流されて。
「んぅ、んっ、んっ・・・」
ゆっくりと前後する指が完全に抜け出て、また入ってくる。
それを何度も繰り返されて、イキそうでイケない快楽の波に夏海は晒されていた。
口の中と、身体の中と、上下を同時に責められて、しかも背中には舌を這わされ
て・・・・・・それはもう快楽というより「苦痛」に近かった。
確かなものを与えてもらえない。
苦しい・・・・・・!
上半身をベッドに崩れ落ちさせながら、いつしか、夏海は自分でも分からない
内に泣き声を上げていた。
「士くん、おねっ、おねがい・・・・・・」
「何がだよ?」
「うっ・・・ふ・・・・・・」
「言わないと分かんねえぜ?」
「あっ、ああ・・・!!」
指を出し入れしたまま、一番敏感な部分を捏ねるように押しつぶされる。
意識が急激に高まると、指が離れていく。
どうしようもないもどかしさに、すがりついたシーツが涙で濡れる。
「ほら、言ってみろ?」
「うう、っ・・・・・・」
もう、誤魔化せない。
身体は、もっと確かなものを求めてる。
指じゃない。もっと硬くて、太いもの。
羞恥心も、なにもかもをかなぐり捨ててしまえばいい。
そうすれば、きっと楽になれる。
「いれて・・・・・・」
ごくごく小さな声ではあった。
それでも、夏海の懇願は確かに士に届く。
はっきりと求められて、満たされた気持ちが士の背中を這い上がった。
「何を?」
「・・・・・・・・・士くん、をっ」
「どこに?」
「・・・ううっ、く・・・・・・。
私の、中にぃっ・・・!!」
叫ぶような言葉と同時、濡れた下着を剥ぎ取ると背中に覆い被さって一気に
奥まで貫いた。
ぶるると痙攣した身体をしっかり押さえ込んで、荒い息をすぐ近くで感じ取る。
「・・・・・・!!!・・・あ・・・は・・・・・・」
確かなものを待ちわびていた身体はとても好戦的。
挿れただけで絶頂へと達した夏海の中は、信じられないほどの強さで士を締め
付ける。
「はっ・・・はっ・・・・・・」
引きずられないようにきつく歯を喰いしばって、士はそれに耐えた。
締め付けに逆らって中から勢いよく引き抜くと、夏海の身体を仰向けにひっくり
返す。
涙でぐちゃぐちゃになった顔は、とても扇情的だった。
「いい顔だな・・・・・・」
「きて・・・・・・もっと。」
涙声で誘われる。
理性が希薄になった彼女は、とても淫ら。
士は満足そうに目を細めると、今度は正面から夏海の中に入り込んだ。
先端だけを挿れて、抜く。
次はもう少し奥まで。
やっと挿れられても、まだ焦らされる苦しみに夏海がむせび泣く。
腕に爪が立てられて、引っ掻かれた。
「あ・・・く・・・・・・」
苦しそうに上下する胸。肉棒を締め付けようともがく中。泣き顔。荒い息。
それら全部が士を煽って、彼は大きな声で笑い出したい気持ちを必死で抑えた。
もっとだ。もっと俺に溺れて何も分からなくなればいい。
―――お前は、俺だけのものだ。
誰にも渡しはしない。
ずっ、と音を立てて最奥まで侵入する。
どこがイイのか、もう知り尽くした身体だ。
今まで焦らした分を取り戻すかのように、士は夏海を激しく責めた。
弱い場所に強く押しつけて、そこを重点的に突いてやる。
じゅぶっ、じゅぶっと卑猥な音が鳴って、蜜が溢れ出た。
「あっく、あ、あ、・・・・・・」
「夏海・・・・・」
「士く、もっと、もっと・・・・・・」
「ああ・・・たっぷりやるよ。」
「はぁ・・・あ・・・・・・!!」
がしっ、と頭を両手で掴まれて、士は求められるままに夏海の唇を塞いだ。
今までに見たことがない位に恍惚とした表情で、涙を零しながら彼女は深く
感じ続ける。
可愛いな。
俺だけの・・・・・・俺の、女。
唇を離すと舌が追いかけてきて、それがまた可愛い。
士は夏海の感じるその表情をじっくりと堪能した。
「ん、は・・・・・・い・・・・・・」
「・・・ん?」
「い・・・い、」
「何だ?・・・言ってみろよ。」
「イっ、ちゃう・・・・・・」
初めての絶頂を告げる言葉に、今度こそ引きずられて士も限界を迎える。
脚を絡められて、ぎりぎりと締め付けられて、士も目をきつく閉じて深い深い息を
吐いた。
瞼の裏で、白い光がチカチカと見え隠れする。
士は夏海の腰を抱えたままで自分の腰をゆっくりと揺らして、ドクドクと音を
立てながら熱いものを最後まで彼女の中に注ぎ入れた。
・・・・・・一体、自分は何を口走っていたのだろうか。
色々言ったり言わされたりする気はするけど、はっきりと思い出せない。
まあ・・・思い出せない方が幸せかもしれないが。
夏海は小さくため息を吐いた。
士とすると、いつも強い快感に流されて疲れきってしまう。
それでも、ここまで強烈な余韻が残るのは初めてだった。
お腹の奥が熱い。まだ中に彼が入っている気がする。
目を薄く閉じたり開いたりしながら、両腕を力なく投げ出したまま夏海はうつ伏せ
になっていた。士がごそごそと服を着ている音が聞こえる。
背中に掛けられた、シーツの冷えた感触が気持ちいい。
・・・・・・身体の火照りは、まだまだ治まりそうになかった。
今日の「お仕置き」は最高に満足のいくものだった。
身なりを整えながら、士はぐたっ、とベッドにうつ伏せになっている夏海を見た。
目を閉じているが、眠っていないことは知っている。
士はベッドの端に腰を下ろすと、夏海の髪を手のひらで撫でつけてやった。
ぴく、と肩が反応する。
それに気を良くして、今度は項の辺りに残る真っ赤な痕に指を這わせた。
「・・・・・・さっきの奴らに見せてやりたいな、この姿。」
さぞかし悔しがるに違いない。
優越感に浸っていると、夏海に手を振り払われた。
「変態、っ・・・!!」
顔を真っ赤にして睨みつけてくる。
「ああそうだ。俺だけじゃなくて、男はみんな変態なんだよ。
油断してると・・・・・・襲われちまうぞ。」
こんな風にな。
ぐいっ、と顎を掴むと、士は嫌がる夏海に飽くことなく深い口づけを与えた。
終わり―。
なんかエロじゃない部分とエロい部分で文章が変わっちまった。
スマソ。
うおお!GJ!
美味しかったです!GJ!
GJ!!!士サドっ!
>>473 俺は黒がいい。
でも仮面ライダーだから露出の多いビキニはなさそうだな。
ウチ女っすけど、士、夏海、ユースケの3Pが見たいっすよ
ハードエロOKっす。
つか、エロなしがみんな女と思わないで下さいよ。
夏みかんが上と下の口から士とユースケの肉棒を食わえ込むのって良くないですか?夏みかんも気持ち良さそうだし。
ユウスケは我慢するけど、抑えられなくなって
夏みかんの胸にしゃぶりつくとか見たい
ユウスケはあねさん(役の人)の事もあって、なんかおっぱい好きなイメージが
自分もついてしまっている。夏みかんのおっぱいも幸せそうに味わいそうだ。
ただ>>445-
>>446のはじめの方の足の感触を楽しんでるのを見ると、夏みかんは
足攻めも良さそうだと思う。足攻めって書く方は難しそうな気がするんだけど
夏みかん、足長くてきれいだし。
ユウスケ×夏海のエロはアリ?
書きたいと思いつつも、上で言ってるようにこの組み合わせは
タブーなのかと・・・。
あねさんと悲しい別れをしてるから。
ユウスケ×夏みかん
それぞれ想い人(姉さんと士)がいると分かっているのが前提で
ただの傷の舐め合いみたいな感じもいいな
おっと先をこされたぜ。
>>490 別にアリだと思うがなー。
夏みかん足攻めとか言っておいてなんだか、正直に言えば自分はディケイドの
カップルならユウスケ×あねさんが一番好きだし、この二人のエロい話を
書いてくれる人がいれば万々歳と思ってる。
でもだからといって他のキャラと絡ませんな!!とかそんなもん書くな!
とか思った事は一回も無いぞ。ユウスケやあねさんに限らず、
男性・女性キャラ全般においても。
なんで存分にユウスケ×夏みかんのエロい話を書いて頂きたい。
夏みかんの瑞々しい肢体がすぐそばにある状況で
「どんな欲望も思いのままだ」とすばらしいお墨付きをいただいたにも関わらず
平然とガンバライドを続行する士は
いったい何を考えて日々を生きてるんだ。
というか何者だ。
ユウスケは童貞っぽい。
夏海に誘惑されたら、すぐ落ちそう
やっと平成ライダー全部見たんだが
とりあえず
明日夢が羨ましくて仕方ないw…もっちーとあきらが体操服で現れる時とかそう思った
映画だけなら
海堂と長田
始と天音
もいいな…
いつになるか解らないけど微エロで海堂×長田は書きたいです
>>497 ところがぎっちょんああいうタイプの男は幼少期に近所のお姉さんや学校の先輩に童貞喰われてるパターンが(ry
>>498 海堂と長田さんは一番好きだ
期待して待ってます
502 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 17:23:39 ID:VRhLyHQP
ここって、ライダーならどの媒体でもOK?
こないだの放送、
士にひどいこと言っちゃったことを後悔してる夏海に
つけこんであれこれしつつ実は本気で傷ついてる士とか妄想がとまりません^^
>>505 それはいい。
実を言うと、あの悪口はちょっと違和感ありまくりだったから、フォローとして良いかも。
>>506 toshiki脚本だからな・・・仕方ないといえば仕方ない
ユウスケの方が士より性欲多そう
取り敢えず、おなにーは一日五回だな。
そんな暇あるのがスゴい
ユウスケってスゴいな
やっぱり2000種類あるんですか
ユウスケと夏海は見たいな
どっちも奥手そうだけど
515 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 20:47:31 ID:3JuPjdKZ
夏海の下着姿見ただけでイケる
2000の性技!?
518 :
sage:2009/06/21(日) 01:20:52 ID:RhVasdC1
夏海は名器ぽいな
ディエンドが狙うハズだ
みんなをアへ顔にする為の技か
昼間っから失礼します。
>>500です
ユウスケ×夏海が書けたので投下です。
一応エロあり。
しかし・・・この二人動きやしねえwww
スレを食いまくる長い話になってしまいました。住人の方々、本当にすみません。
あねさんのことが根底にありつつ、相思相愛な感じでお願いします。
傷の舐め合いな感じも面白そうなので書いてみたかったですが、それはまた・・・。
駄目な方、スルーよろしくお願いします。
521 :
在る:2009/06/21(日) 13:29:34 ID:wJG2YC0T
ちなみに、シチュは響鬼編のあのシーンを捏造です
ヒビキさんすいません(土下座)
522 :
在る:2009/06/21(日) 13:33:39 ID:wJG2YC0T
テントを張り終わった頃、「出掛けてくる。もしかしたら朝まで帰らないかもしれない」と言い置いてヒビキはふらっと姿を消した。
残されたユウスケと夏海はとりあえず火を絶やさないようにしながら、丸い月を眺めていた。
人工の光がないと、月明かりだけでも相当に明るい。
水面がきらきらと光って、とても幻想的だった。
「ヒビキさん、どこ行っちゃったんでしょうか?」
「わからない・・・・・・」
「アスムくんのこと・・・辛いでしょうね・・・・・・」
「うん・・・・・・」
膝を抱える夏海の横で、ユウスケは目の前の火に木の枝をくべた。
パチパチと音が鳴る。
ヒビキの心情は、察するに余りあった
本当に、どうしてこんな事になってしまったのだろう。
やるせない気持ちで深くため息をついて、ユウスケは何気なく夏海の方を向いた。
『夏海ちゃんはもう休んだら。後は俺が見てるよ』
そう、言うつもりで。
夏海の憂いを帯びた横顔が、月の光と火に照らされて薄闇の中に浮かび上がる。
伏し目がちのその表情。
長い睫毛が、頬に影を落としている。
その様がとてもきれいで・・・・・・どくん、と、ユウスケの胸が高鳴った。
こ、こんな時に何考えてんだ・・・・・・。
ぱっ、と顔を正面に戻すと、ユウスケはせかせかと火に枝をくべる。
その妙な様子を不審に思ったのか、膝を抱えたままの夏海が顔だけをユウスケの方に向けた。
「・・・・・・ユウスケ?どうかした?」
「い、いや。何でもないよ、うん」
二人きりなんだという事実が、今更押し寄せてきた。
年頃の、男と女。
沈黙が訪れて、木が燃えるパチパチという音だけが聞こえる。
その音を上回る、どくどくという自分の心臓の音にユウスケは戸惑いを隠せずにいた。
―――今まで目を背けていたものを、真正面から突き付けられた気がした。
523 :
在る:2009/06/21(日) 13:37:57 ID:wJG2YC0T
夏海のことが好きだ。
気づけば、いつの間にか好きになっていた。
生きる理由だとか、守りたいとか、そんなんじゃない。
ただ、傍にいたい。
そして笑顔を見ていたい。
・・・・・・八代は、自分にとってすべてだった。
あの人に褒めてほしかったから頑張った。
笑顔を見たくて、だから戦った。
あの人がいてくれたから、生きていられた。
失った時の喪失感と絶望は言い表わせるものじゃない。
自分の中にたくさんのものを遺してくれた、初めて心から好きになった人。
―――あの人がそうしてくれたように、自分もどこかの誰かを助けたい。
そう願っていた時、仲間ができた。
仏頂面で、ただ悪ぶっているだけの青年と。
彼の傍に寄り添う女の子。
生真面目で、怒りっぽくて、ちょっと天然なその女の子の隣は、とても心地良かった。
気づいたら、一緒になって笑い合っていた。
大事なものを失って空っぽになっていた心には、いつの間にか冷たい風が吹かなくなっていた。
ごくっ、とユウスケは唾を飲み込んだ。
とりあえず、何か喋らないと。
不審に思われる。
「・・・・・・な、夏海ちゃんさ、誰かとその、付き合ったりとか、・・・あるの」
「・・・・・・え?」
・・・・・・しまった!
思わず気になっていたことをストレートに訊いてしまった。
なんでこの時にこの質問なんだ、俺!!とユウスケは自分の迂闊さを呪ったが、意外にも夏海は照れたように自分の髪を弄り始めた。
「えっと・・・・・・その、付き合おうとかそういう事を言われたことはあるんですけど、何ていうか、高校の頃は色々と悩んでてそれどころじゃなかったし、それにあの頃は男の子とか女の子とか関係なくワイワイやるのが好きだったっていうか・・・・・・。
で・・・そうこうしてるうちに写真館を手伝うことになっちゃって・・・さすがにお客さんとは、ちょっと」
「あ、そ、そうなんだ。・・・・・・付き合ったこと、ないんだ」
ほぼ一気にまくし立てた夏海に気押されながらも、どこかほっとするユウスケ。
夏海は再び膝を抱えると、拗ねたようにユウスケを見た。
「そういうユウスケはどうなんですか?」
「俺?俺は・・・・・・ずっと好きだった人が、いなくなっちゃったから」
夏海が息を飲むのがユウスケにはわかった。空気が変わって、彼女が悲しそうに顔を歪める。
「ごめんなさい・・・・・・」
「いいんだ。俺の方こそ、変なこと訊いてごめん。それに・・・・・・八代さんのことは、もう俺の中で決着がついてるんだ。
あの人は、俺に色んなものをくれたし、俺もそれを大事にしたいから。
だから・・・・・・前に、進もうと思って」
「・・・・・・そっか」
夏海が小さく笑う。
八代とは違うその笑顔。それが今はとても好きだと、ユウスケは思った。
524 :
在る:2009/06/21(日) 13:41:32 ID:wJG2YC0T
「・・・・・・」
「・・・・・・」
再び沈黙が落ちて、二人で静かに燃える火を見つめる。
その赤い揺らぎに吸い込まれそうになりながら、ユウスケは考えていた。
もしかすると、これは最初で最後のチャンスなのかもしれない、と。
彼女とどうこうなりたかったわけじゃないし、別にこの気持ちはずっと黙っていたままでも良かった。
でも・・・・・・こんな二度とないような状況の中では、欲張る気持ちが生まれてしまう。
こんな、大変な時に不謹慎なのかもしれない。
それでも、何も伝えずに失うのはもう二度と嫌だと・・・・・・そう強く思った。
「・・・夏海ちゃんさ、」
「はい?」
「今・・・・・・好きな人、いるの?」
「・・・・・・。
・・・・・・・・・うん。いますよ」
「・・・あー、そうなんだ・・・・・・」
「・・・・・・・・・ユウスケは?」
「・・・・・・・・・いる、よ」
そこまで言って、ちら、とユウスケが夏海の方を見ると、彼女もこちらを見ていて驚く。
真剣な、表情だった。
視線が絡まって、ユウスケはごくっ、と唾を飲み込んだ。
口の中がカラカラになってくる。
・・・・・・ええい、もう!当たって砕けろ!!
「今、その、好きな人は目の前にいるけど」
舌がもつれそうになるのを格好悪いと思いつつ、彼女の目を真っ直ぐ見てはっきりと言った。
でも・・・・・・夏海ちゃんはきっと、士のことが好きなんだよな。
いいんだ、俺は振られても。後悔はない。
振られ・・・・・・
「私の好きな人も・・・今、目の前にいます」
「・・・・・・・・・・・・へっ?」
夏海の言葉に、ユウスケは思わず間抜けな声を出してしまった。
信じられない気持ちでまじまじと夏海を見ると、彼女は屈託なく笑う。
「えっと・・・・・・」
「私、ユウスケのことが好き」
「・・・・・・ほんとに?
・・・あああ、その!・・・・・・マジで俺なの?・・・士じゃなくて?」
「うん」
軽く混乱するユウスケに、夏海はこくん、と頷く。嬉しそうに。
嘘・・・・・・じゃないよな。
だったらいいな、とは思いつつも、こんな展開はないと思っていた。
彼女は絶対に、士のことを好きだとばかり。
全身に血が巡って、かああと熱を帯びていくのがはっきりとわかる。
嬉しい。
こんなに嬉しいものだと思っていなかった。
「・・・ほんとにほんと?」
「ほんとにほんと」
「ほんとのほんとのほんとに・・・」
「もう、本当だってば」
呆れたような苦笑いが可愛い。
525 :
在る:2009/06/21(日) 13:44:14 ID:wJG2YC0T
「夏海ちゃんっ・・・!!」
「きゃっ!」
応えてくれたことがあまりに嬉しくて、がばっ!とユウスケは夏海に抱きついた。
加減ができなくて、ぎゅうう、と抱きしめる。
彼女とは背も一緒くらいで、それを少し気にしていたけど、その身体はやっぱり女の子のものだった。
肩や背中がすごく小さくて、すっぽりと腕の中に入ってしまう。
それに、びっくりするくらい柔らかくて、いい匂いがした。
「ゆ、ユウスケ、痛いっ」
「あ・・・ご、ごめん」
「・・・・・・えっと、なんか、その・・・・・・恥ずかしいね。嬉しいけど。
・・・・・・ユウスケの方こそ、本当に私のことを?」
「大好きだよ!」
「・・・本当?嬉しい。なんか・・・・・・嘘みたい。」
彼女がさっきから見せる、照れた表情が可愛すぎる。
逸る気持ちに押されるように、ユウスケは夏海の肩を両手でがっしと掴む。
少しだけ戸惑った後、顔を近付けると、彼女は掴まれた肩をすくめぎゅっと目を閉じる。その様を、とても可愛らしいと思った。
軽く、唇が触れ合う。
初めて感じる、その想像以上の柔らかさにユウスケは驚いてすぐに離れてしまった。
うわっ・・・こんな柔らかいんだ・・・・・・。
それに、なんだか甘い。
もう一度キスすると、止められなくなる。
本能に火が付く。
触れたい気持ちが止まらない。
俺も男だったんだなぁ・・・と、ユウスケはどこか他人事のようにそれを感じていた。
飽きることなく繰り返し触れたり離れたりしていると、彼女の息が上がってきた。両腕を胸に突っ張られる。
「ちょっ、ちょ、っと、待って」
ぎゅうっと、突っ張られた腕ごと抱きしめて、そのまま体重をかけて石ころの上に押し倒しそうになってしまって、ユウスケははっと我に返ると慌てて夏海の身体を支えた。
「ご、ごめん」
「・・・・・・」
うつむいておとなしくなってしまった彼女の頬が赤くなっているのがわかる。
526 :
在る:2009/06/21(日) 13:48:26 ID:wJG2YC0T
背中に手が回されて、服をぎゅっと掴んできた。
「ユウスケ・・・・・・」
「ん?」
「私・・・・・・いいよ?ユウスケなら、怖くない」
「え、それって・・・・・・」
夏海の言葉を理解しながらも、ユウスケは戸惑っていた。
急ぐつもりはない。その必要もない。欲しくないと言ったら嘘になるけど、今は気持ちが通じ合っただけで十分だから。
無理なんて、してほしくない。
「夏海ちゃん、無理しないで。ゆっくりでいいよ。俺、待てるから」
「・・・無理なんて、してない・・・!!」
ぽんぽん、と背中をあやすように軽く叩きながら優しく告げると、夏海が、ばっ!と勢いよく顔を上げる。
その瞳が泣き出しそうに潤んでいた。
「私たち・・・・・・違う世界に住んでたんだよ?ここはもう、9つ目の世界・・・。
明日には、ユウスケとも、士くんとも、バラバラになってるかもしれない」
「夏海ちゃ・・・・・・」
「ねえ、ユウスケ・・・。時間なんてもう、ないかもしれないの」
「・・・・・・」
「ゆっくりじゃなくていい。だから・・・・・・」
―――彼女の言う通りだ。
その事実を、すっかり忘れていたことにユウスケは気がついた。
自分は、士とも、夏海とも違う世界の人間なのだ。
別れは、確実に訪れるだろう。そしてそれは、彼女が言うように明日なのかもしれない。
「本当に・・・・・・いいの」
夏海が頷く。少しだけ目を伏せて。
長い沈黙の後、ユウスケは彼女の手をそっと取った。
駄目だやっぱり長すぎる!
ここでまだ半分しかいってません。
一旦切らせて下さい。すみません。本当こいつら動き遅いwww
言い訳いらね
とっととお書きなさい
期待して待ってます
長すぎると苦痛かと思いましたが、余計なお世話でしたか。申し訳ない。
そんなわけで続きです。
人の庭と言える場所でこんな行為に及ぶなんて、最低なのかもしれない。
ヒビキは朝まで帰らない。
その確信がユウスケにはあったけど、もう彼に顔向けはできないかもしれないと思った。
テントの中を汚さないように、上着を脱いで広げて下に敷く。こんなところだけは冷静に考えることができるのが妙に可笑しかった。
でも・・・・・・もうしょうがないんだ。
罪悪感や後ろめたさより、今は強い気持ちがある。
―――彼女が欲しい。
もっと深く知りたい。
その欲求には、到底勝てそうになかった。
所在なさげな夏海の手を引いて、互いに座ったままの体勢でぎゅっと抱きしめる。
しばらくそうした後、敷いた上着の上にゆっくりとその身体を押し倒していった。
・・・・・・後ろめたいのは、ヒビキのことだけじゃない。
ユウスケの頭の中に、士の仏頂面がちらつく。
多分、本人は気づいていないだろうけど、士も夏海のことを好きだとユウスケは思っていた。
もしかするとこの行為は、士に対する裏切りであるのかもしれない。
でも、彼女も自分と同じ気持ちでいてくれると知った今、止められるはずがなかった。
(士、ごめん。俺も、夏海ちゃんが好きなんだ)
「ユウスケ・・・・・・」
小さく名前が呼ばれ、伸ばされた指が頬に触れてくる。それはまるで麻薬のような甘さだった。
ユウスケは組み敷いた夏海の身体を強く抱きしめると、深く唇を重ねた。
532 :
在る:2009/06/21(日) 16:31:33 ID:wJG2YC0T
「俺・・・・・・初めてなんだ」
「私も」
「ごめん、うまくできないかも・・・・・・」
「いいよ、ユウスケにだったら何されても平気だから・・・・・・」
「夏海ちゃん・・・」
服の上から、両手でゆっくり胸に触れる。
ぴく、と身体が反応する。
・・・・・・抱きしめた時から思ってたけど、彼女は着痩せするタイプだ。その豊満な胸を服ごとゆっくりとユウスケは揉みしだく。
「・・・・・・脱がせて、い?」
「ん」
暗さにも大分目が慣れてきた。ユウスケは夏海の着ているワンピースタイプのシャツのボタンに手をかけた。緊張で指が震えて、なかなか上手く外せない。
うわ・・・・・・俺、格好悪い。
この沈黙が痛い。夏海も反応に困っているようで、気ばかりが急く。
やっとのことで全部のボタンを外し終わると、シャツを脱がせて、それが汚れないように遠くに放り投げた。
細いのに女性らしい丸みを帯びた身体と白い肌、肌の色以上に白いレースに彩られたブラが目に飛び込んできて、ユウスケは息を飲む。
彼女の背中に手を回して、これまた苦労してブラのホックを外す。
が、ぷち、という音がすると同時、夏海は自分の両腕でさっと胸を隠してしまった。
「は・・・恥ずか、し・・・・・・」
薄闇の中でもわかるくらい、顔が真っ赤になっている。
不安がないわけはないのだ。
怖くないわけはない。
なのに、彼女はすべてを自分に捧げようとしてくれている。
嬉しくてたまらなかった。
「見せて・・・・・・」
額にキスを落としながら、彼女の両手首を掴む。
怖がらせないようにゆっくりと腕を開いて、下に押しつけた。
緩んだブラ、それを歯で挟んで上にずらす。
―――形のいい大きな胸と、色の違う頂点が、目の前で露わになった。
「・・・・・・っ」
夏海が少しだけ、身を捩る。押さえつけた腕に力が籠るが、ユウスケはそれを開放しなかった。
初めて間近で見るそれに、目を奪われていた。
おっぱい・・・これが本物の・・・!しかも・・・好きな人の。
理解する前に、勝手に身体が動く。目の前のそれに、ユウスケはむしゃぶりついていた。
533 :
在る:2009/06/21(日) 16:34:22 ID:wJG2YC0T
両手で下から揉みあげてその柔らかさを堪能しながら、頂点に吸いつく。音を立てながら吸い上げていると、口の中でその部分がだんだん硬くなってくる。
舌を押し返してくる弾力を感じながら、もう片方は指で弄った。
余裕はない。本当に、ただ必死だった。
ぴちゃぴちゃと音が響く。
「・・・はっ、はぁ・・・・・・!」
彼女も相当に息が荒い。
どれくらい夢中になっていたのか、ユウスケがやっと唇をそこから離した時、夏海はぐったりとしていた。
彼女の背中を抱いて、胸に頬を擦りつける。なんだか、とても安心する柔らかさだった。
「柔らかい・・・・・・」
ぽつりと呟くと、自分の頭をそっと抱きしめるようにして彼女の両手が回ってくる。
その動きに、嫌がられているわけではないことを悟って、胸の間に薄っすらと浮かぶ汗を舌で舐めとった。
「く、くすぐったい、よ・・・・・・」
「ん、なんか甘い」
鎖骨や脇腹、臍のあたりをユウスケはぺろぺろと舐める。
試しに、少し強めに吸いついてみるとそこに痕が残って、それが嬉しかった。
「夏海ちゃん、痕、付けていい?」
「見えないところなら・・・・・・」
この辺りかな、という場所に、ユウスケはいくつか痕を散らす。
彼女の肌に、自分の付けた後が残るのが、たまらなく嬉しかった。
もう、止められない。
緊張がほぐれてきて、ユウスケの動きは徐々に大きく、大胆なものになっていく。
すす・・・・・と夏海の脇腹に指を這わせると、全身がびくっと反応した。
多分、彼女はこの指がどこに向かっているのかわかっている。
少し落ち着いていた互いの息がまた荒くなっていくのを感じながら、ユウスケは彼女のショートパンツのホックを外してジッパーを下ろした。
「ゆっ、ユウ、スケぇ・・・・・・!」
泣きそうな顔。
「大丈夫・・・優しくするから・・・・・・」
安心させるように微笑むと、その唇を塞いで、片腕で腰を抱き上げた。
534 :
在る:2009/06/21(日) 16:45:55 ID:wJG2YC0T
欲しい。
止められない。
もっと触りたい。
荒い息のままショートパンツを脱がせると、下着の上からそろそろと彼女の大事な部分に指で触れる。
・・・・・・なんとなく、湿っているような・・・・・・。
指をゆっくり上下に動かすと、段々滑りが良くなってきた気がする。
彼女がぎゅっと背中にしがみついてきた。
「ユウスケっ、ユウスケ・・・」
「大丈夫・・・・・・触る、ね?」
下着の脇から、指を一本、そっと滑り込ませた。
びくっ!と彼女が反応する。
その部分は熱く、柔らかく・・・・・・そして確かに湿っていた。
感じてるんだ。
好きな子が、自分に触られて感じてる。それは、何よりも嬉しい事実だった。
すぐに指を引いて、これ以上下着が汚れないように脱がせる。
全裸になった彼女はこの世のものとは思えないほどきれいで、ユウスケはごくっ、と唾を飲み込んだ。
ふたたび、その部分に手を伸ばして触れる。
ぬるぬるとしたものを感じながら指をゆっくりと滑らせていると、ある一部分でぬるり、と飲み込まれそうになる。
(こ・・・・・・ここ、かな)
その部分が、繋がる場所だ。それを知って、興奮が一気に高まった。
「あ、っ・・・・・・ああ、あん・・・・・・」
可愛い声が聞こえてはっとする。ユウスケが顔を上げると、眉根をきつく寄せて唇を半開きにしている彼女が見えた。
「夏海ちゃん・・・痛くない?」
「ん・・・・・・あっ」
気持ちよさそう・・・・・・だよな?多分、痛がってない。
ユウスケは意を決すると指先に意識を集中させて、中に少しだけ押し込んだ。
(うわっ・・・・・・!)
そのあまりの熱さと濡れように、驚いてすぐに指を引く。
もう一度、今度はもう少し奥まで差し込んでみた。きゅうっ・・・と指が締め付けられる感覚。
535 :
在る:2009/06/21(日) 16:52:44 ID:wJG2YC0T
どんどんと激しい音を立てて、心臓が血液を押し出していくのがわかる。
顔にも血が集まって、息も自分ではどうしようもないくらいに荒い。
ここに・・・・・・入るんだ。
それを想像して、ジーンズの中で押さえつけられたそれは痛みを感じるくらいに膨れ上がる。
本能に導かれるままに、ユウスケは夏海の一番敏感な部分に触れた。
女の身体の中で、一番敏感な、その部分に。
「ひあっ!!」
間違いなく、感じた声だった。
濡れた指で、ユウスケは肉芽をゆっくりと撫でまわす。愛しさを込めて。
そうしながら、彼女の顔に自分の顔を近付けると、目蓋が少しだけ持ち上げられた。
濡れた瞳が光っている。
「ユウスケ・・・・・・好き、大好き」
「俺も。夏海ちゃんが大好きだよ」
心の底から、ユウスケは笑んだ。
こんなに嬉しくて、純粋な気持ちになれるのはいつぶりだろう。嬉しすぎて、大声で笑い出してしまいそうなくらいだった。
伸ばされてきた手が再び頬を撫でて、涙を滲ませたままで夏海がそっと微笑む。
きれいな、笑顔だった。
「きて、ユウスケ・・・・・・」
「大丈夫?」
「ユウスケが欲しいの」
・・・・・・なんて殺し文句。
ここまで言われて、引き下がる男なんていない。
ユウスケはジーンズの前を広げると、彼女からは見えないようにしてそれを取り出した。
既に濡れて、先端からは先走りの液が滴りかけている。
大きく広げた脚の間に身体を割り込ませて、夏海の背中を抱いた。
Tシャツの裾から彼女の手が直に入ってきて、自分がそうしているように背中を抱かれる。
それが、とても心地良かった。
536 :
在る:2009/06/21(日) 16:56:21 ID:wJG2YC0T
「・・・・・・ここ、だよね?」
「ん・・・うん・・・・・・」
先端をぬるぬると滑らせて、その場所にあてがう。
夏海の了承を得てユウスケはゆっくり、ゆっくりと腰を落としていく。
濡れた壁を擦る感触がたまらない。
ある一部分で抵抗があって、ユウスケはためらいがちに夏海を見た。瞳を潤ませたままで、彼女が小さく頷く。
どうか、与える痛みが少ないものであるように―――心からそう願いながら、ユウスケはぐっ、と強く腰を進めた。
「くぅ・・・あ・・・・・・!!」
熱く、柔らかく、濡れた部分に包み込まれる感触に、快感が脳天まで突き抜けるようだった。
ユウスケは腕を突っ張り背中を反らして、滅茶苦茶に動きたい衝動に耐える。
腕に立てられる爪。叫び出したいだろうに、悲鳴を飲み込んで瞳いっぱいに涙を溜める夏海に心が痛んだ。
「うっ、く・・・・・・ううっ」
こういう時、不公平だと思う。
男は最初から気持ちいいのに、女の子はこんなに痛いんだ。
夏海の中に入り込んだままで動きを止めて、その痛みを少しでも和らげてやりたいと、ユウスケは彼女の顔のそこかしこに想いを込めたキスを落とした。
目尻に浮かぶ涙を舌ですくって、瞼や額、髪にキスを繰り返す。
鼻の頭をぺろっと舐めると、涙を滲ませたままで夏海が笑った。強張っていた全身から僅かに力が抜ける。
「ユウスケ・・・・・・犬みたい」
「犬・・・・・・」
「うん」
「犬じゃなくて、狼の方がいいんだけど」
茶目っけたっぷりに言うと、夏海が小さくふき出す。
互いにくすくすと笑いあうと額と額を合わせて、舐めるように唇を重ねた。
537 :
在る:2009/06/21(日) 16:58:26 ID:wJG2YC0T
彼女の身体が少しずつ解れてくる。
「・・・動くね?」
「ん」
ゆっくり腰を引いて、同じように押し込む。
あまり強い動きにならないように繰り返していると、彼女が眉を寄せた。
少しでいい。痛み以外のものを与えてやりたい。
そう願いながら、ユウスケは激しく動きたいのを我慢しながらゆっくりと動いていく。
段々、少しずつではあるが動き易くなってくるのを感じながら。
「んん、っ・・・・・・なんか変、なのっ・・・!!」
ぴくっ、と夏海の身体が震えた。
繋がった部分から溢れる蜜は、明らかに多くなっていた。
「ユウスケ、私・・・!!」
「夏海ちゃん・・・・・・気持ちいい?」
「うん、・・・気持ち、いい・・・・・・」
明らかに感じているその表情が嬉しい。
ユウスケは少しずつ、動きを強く大きく、大胆なものにしていく。
「あっ・・・・・・あ、あ、あん・・・・・・」
奥の、反応を見せた部分を強めに突く。
彼女の背中が反る。
ぐちゅぐちゅといういやらしい音は、もう隠せようもなかった。
ユウスケは上半身を起こすと、Tシャツを脱ぎ捨てる。
肌と肌を直に合わせると、それは信じられないほど心地良かった。
「夏海ちゃん・・・・・・好きだよ」
「ん・・・・・・私も」
しっかりと抱き合って、最後の瞬間に二人で駆け上がる。
この世界に、こんなに幸せで気持ちのいいものがあるなんて、今まで知らなかった。
「あっ、あっ、ああっ・・・!!」
「はあっ、はあ・・・!」
中心にどうしようもない熱が集まってくるのがわかる。
限界が近い。
でも・・・・・・まだだ。せめて、彼女の方を先に・・・・・・。
ユウスケは歯を食いしばると、夏海の奥を小突くように腰を動かした。
「んっ、あ、だめ・・・!もうっ・・・!!」
ぶるる、と彼女の全身が震える。
ぎゅうう、という一際きつい締め付けを感じながら、一瞬遅れてユウスケは夏海の中からやっとの思いで引き抜く。
涙を流しながら荒く息をする彼女の白い腹部に、熱いものが迸った。
538 :
在る:2009/06/21(日) 17:03:30 ID:wJG2YC0T
「ごめんっ・・・!!」
苦労して後始末をしながら、ユウスケはぐったりと横たわる夏海に必死で謝っていた。
もうちょっと、やりようがあったはずなのに。ただ必死だった。
気だるそうに薄く目を開けた夏海が小さく囁く。
「大丈夫・・・・・・」
「でも、」
「いいの。嬉しかったよ」
頬笑みながら甘えるように両腕を伸ばされて、ユウスケは素直にその場所におさまった。
細い指が、髪を撫でてくれるのが気持ちいい。
しばらく、そのままでじっとしていると、不意に夏海が口を開いた。
「八代さん・・・・・・」
「え?」
久しぶりに人の口から・・・・・・・しかも、他ならぬ夏海の口から発せられたその人の名前は、ユウスケを驚かせるのに十分だった。
思わず、身体を離して彼女の顔をマジマジと見つめてしまう。
「八代さん・・・・・・許してくれるかな?私が、ユウスケを好きになって」
「夏海ちゃん、なんでそんな・・・・・・」
それ以上、言葉が出てこない。
忘れない、忘れられるわけがない人の名前。
何と答えたらいいか分からずにユウスケが唇を噛んで黙っていると、両手で頬を包まれて彼女の方を向かされる。
目と目が合って、その真摯な瞳の中に吸い込まれてしまいそうだった、
「八代さんは・・・・・・ユウスケのことを本当に大事に想ってた。すごくすごく、ユウスケが大切だったんだよ」
「夏海ちゃ・・・・・・」
「私たちがこうなったこと、許してくれるかな?」
夏海の目にいっぱいに溜まった涙を、ユウスケはそっと拭った。
そうだ・・・・・・あの人を看取ってくれたのは、他ならぬ彼女だった。
八代と夏海の間で、どんな会話がなされたのか、ユウスケは知らない。
でも、彼女の今の言葉で、すべてが救われたような・・・・・・そんな気がした。
八代は、永遠に自分の胸の奥深くに居座り続けるだろう。
その上で、今、目の前にいるこの人がとても愛しいとユウスケは思う。
「許してくれるよ。八代さんは・・・・・・そういう人だよ」
「うん・・・」
「俺、夏海ちゃんが好きだよ?」
「・・・ありがとう」
泣き笑いの顔で、彼女は笑った。
彼女との別れも、きっといつか訪れる。
それは明日かもしれないし、もっと先のことかもしれない。
それでも、今、この腕の中に在るぬくもりと交わした想いは確かなものだ。
―――再びこのあたたかさを失うのが、できるだけ遠い日でありますように。
ユウスケは心から、そう願わずにはいられなかった。
終わりです。お目汚し失礼しました。
こういうのもアリかな、程度に読んでいただけると幸いです。
ユ夏楽しかったので、また書いてみたい。
GJ
ユ夏もいいな。
541 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 19:19:50 ID:pAv9hqzC
このスレで初めて目から汗が出たw
ユウスケがむくわれて本当に良かった。
ユウスケと夏海は付き合ったら年がら年中ヤリそう
ユウスケが本能剥き出しになるとこが良かった
スーツのままプレイって出来るのか?挑戦してみたい
ユ夏GJ!
姐さんの下り、いいね。
ネガの世界の夏海書きました。
「一人の夜」をテーマに夏海のイケナイ妄想で…ナニを…って言う話です。
文章書くのが下手なので、誤字脱字ありましたらお目汚し失礼します。
ダメです。
私…おかしいかもしれません。
士君のことが気になって仕方ないです。
もう、ずううっとです。
24時間あの人のことを考えているかもしれません。
異常ですよね――。
夏海はシャワーを浴び終わると、バスタオルで長い濡れた髪をぐしゃぐしゃにした。
「ああ!もう!!」
何をしても、イライラします。
私が私じゃないみたいです。
門矢 士。
どこから来たんですか?どんな過去があったんですか?
『そんなことより、夏海…』
また出てくる、士君の妄想。
士君の妄想は、私が逃げても逃げても追いかけて来ます。
そして、確実に私を破壊して行くんです。
そこには、普段からは想像も出来ない程の優しい士君だったりします、笑っちゃいますよね?私の願望でしょうか?
だいたい、そんな士君と胸が破裂する様な熱烈なキスをするんです。
まぁ、妄想なんですが。
現実にはありえないですから。
妄想でも士君が現れると、胸がきゅんとときめいて、ドキドキが止まらなくなります。
…眩しくてキスだけで溶けちゃいそうです。
この日、光写真館には、夏海以外誰もいなかった。
士はこの世界で大富豪になり、ユウスケを連れて豪邸で暮らしているらしく、夏海のお爺ちゃんは旅行に出かけていた。
士君が現れてから始めてですね。一人で静かな夜を過ごすのは。
夏海はベッドに入り、目を閉じた。
全然寝付けませんね…。瞼の裏には、やっぱり士君が出てきます。
「はぁ…」
夏海はため息を漏らした。病気ですね…これ。
私がこんなに好きだってこと、あの人はひとつも知らないんですよね。
それどころか、士君は…私のことなんか何とも思っちゃいないんですよね。
士君の言葉や行動はいつも上から目線で、私のことバカにしてるし。
きっと告白したら笑われてお終いです。
『夏みかんが?俺のことを…??あははははは!笑いのツボナシでこんなに笑い
が止まらないとはな!!あはははは』
なんて。目に浮かびます。想像だけでもムカついて来ました。
それに…士君は“あんな”だけど、世界の崩壊を食い止めようとしているんです
よね。私はそれを見届けたいし。
だから、私はこのままの関係でいいんです。
『夏海…』
士が夏海のベットに潜り込んでくる。
またです…また、妄想の士君が出てきました。
ああ、もう!やめて下さい!
夏海は枕で耳を塞いだ。
「士君、ダメです。ベッドに入らないで下さい」
『…今日は誰も居ないだろ?ケチケチするな』
「ケチケチって何ですか!もう」
組み敷かれたまま、士が夏海を見つめて来る。
そんなに見つめないで下さい。
『ちょっとだけだ…』
「え、ちょ…って、まっ!」
士が夏海のボタンをひとつひとつ外して行く。
「ほ、本気ですか?」
士が慣れた手付きで夏海の背中に手を回しブラのホックを外した。
白く豊満な胸がブラから開放され、ぷるんと揺れる。
今日はキスだけじゃないんですか?
『なかなかの躰だな。楽しませて貰うぞ』
夏海は、自分のシャツの中に手を入れて、胸の膨らみを自分で持ち上げる様に優
しく揉んだ。
「あっ…ぅん」
士は夏海の胸を揉みしだきながら、夏海の唇に、胸に、キスを降らせた。
そして、徐々に夏海の胸を攻め始める士。
「んっぁ…やん、士く…」
夏海は自分で、胸の先の硬く尖った弾力を摘んだり、しごいたりした。
「…はぁ…っ」
夏海は甘い吐息を抑えられず漏らす。
体をくねらせて、夏海は目を細めた。
ヘンになりそうです…こんな妄想する自分がイヤなのに…体が言うこと聞きません。
だって、士君がこんなことするわけないじゃないですか。
「ん、ぁ…あぁっ」
『夏海…、おっぱい気持ちいいのか?』
「士君、そんなこと言わないで…下さ…」
夏海の体は奥でジンジン熱く疼いていた。
私の奥で、士君の硬い芯を欲しがっている…?
でも、待って下さい!
私は処女です。
まだ男性を受け入れたことがないのに…欲しがるなんて?
男性のアレも見たことありません…士君の…想像もつきません。
『へぇ処女だったのか…わかった。優しくしてやる』
「って…?」
夏海の右手はするりと自分の秘部へ降り、パンパンに赤く腫れたクリトリスを指の腹で
刺激を与えた。
「っんぅ!」
夏海は自然と顎が上がり、びくんと体が反応した。
『もうビッショリだぞ』
「あっぃやっダメ…そこ……」
ぐちょぐちょに濡れたそこはいやらしい水男を立てた。
夏海の体は頂を登り始めていた。
左手は胸のボタンを右手は蕾と花びらの中心を指が刺激をすると、奥から熱いものが止め処なく流れてくる。
夏海は半開きの口を閉じることが出来ず、快楽に耽った。
気持ち良すぎです。
「士く…ぅん」
「ふぁぁっん、あぁんっやぁんっ!!」
夏海は涙を滲ませて、士を思い描いていた。
あぁん、もうイっちゃいそうです!!
士くん…早く挿れちゃって下さい!!
しかし、夏海の作り出す士は、挿入することもせずに、千切れて消えていく。
『夏海…!!』
「つ、つかさくぅん!!!!」
夏海は高みへと達したと同時に果てた。
しばらく、頭が真っ白になり、力の抜けきった夏海は息を整えるのに胸が上下に呼吸していた。
その時、夏海のドアの向こうで物音がした。
「!」
夏海は、慌ててシーツを掴んで体を隠す様に起き上がった。
眉を顰めて、ドアの向こうのその人に声をかける。
「誰…です?」
シンと静まり返っているが、誰かいる。
それが誰なのか、早く知りたくて慌ててドアを開けた。
そこには…
「だ、大樹さん?」
腕組をして、壁に寄りかかって不適な笑みを浮かべる長身の男。海東が夏海を見下ろしていた。
「士に用があって来たんだけど…いない様だね」
「勝手にうちに入らないで下さい!大樹さんでも許しません!帰って下さい!!」
「…1人なのかい?なるほど1人寂しい夜を自分で慰めていたってわけだね
。士の名前を呼びながら…」
「…!?!」
夏海は愕然とした。
「面白いねキミ。士なんかより僕を想像した方がずっといいのに…」
「つ、士君には絶対言わないで下さい!お願いします」
「それはどうかな?お宝次第では黙ってあげるけど」
「お宝なんか持ってません、私」
「キミのいやらしい躰はたいしたお宝だと思うけど?士に渡る前に頂きたいな」
海東は夏海のシーツに包まれた体を舐めるように見ていた。
愕然とし、青ざめた夏海は恐怖に足が竦んだ。
「怖がらなくても、僕は無理やりするのは好きじゃない。少しづつ振り向かせて
あげるよ。」
と、夏海の頭を両手で包み、自分の方へ起こすと、口付けをした。
「じゃあね」
そう言って、海東は消えて行った。
夏海はへたりこむ。
最悪です!最悪なことが起こりました。
どうしよう!助けて下さい!士くん!!
続く。
わっふるわっふる
すごく期待しています!
>>552 海東がんばれ、超がんばれ、俺はお前の味方だ!
海東さんは宝を得る確率が低いから心配だぜ
言えてるwww
めぐみんがノーブラ写真集を出すそうだが、それに嫉妬した753話の需要はまだあるかな?
一緒にくらしてりなら夏みかんの湯上がり姿が見れる士とユウスケが羨ましい
ユウスケの役者、上だけ脱いでる写真みたけど、
結構いい身体してんな。
恵ちゃん可愛いすぎる〜!ムチムチな下半身がいい。
>>556 海東さん大事に胡椒をお持ち帰りしたからね。
夏海をお持ち帰りする時も是非、「YES!」とこぶしを突き上げて欲しいものだ。
夏海には少しSっ気が欲しい
海東×夏みかん、投下します。
陵辱っぽいので駄目な人はNGワードでタイトル「思惑」って入れて下さい。
10レス消費予定。
567 :
思惑:2009/06/25(木) 21:21:35 ID:ueZdyvwt
冷たい風が頬を撫でた。
「…う…ん…?」
夏海はうっすらと目を開けた。
部屋はすでに深夜の闇に支配されている。
涼しい、というより肌寒い空気がまた流れ、同時にカーテンがぱたぱたと揺れる音が聞こえた。
「…さむい」
窓は閉めたはずなのに、とベッドから降りて僅かに隙間から射す月明かりに向かって手を伸ばした。
「いい夜だね」
あらぬ声を聞いて心臓が跳ねた。
「なっっ…」
夏海は悲鳴をきちんと上げる間もなく黙ってしまう。
伸ばした右腕を何かに強く捕まれ、口元を手で塞がれたからだ。
何が起きたのか把握はできなかった。
「静かにしてくれるね?」
聞き覚えがある声だが、この家の人間のものではない。
士でもなくユウスケでもない。
しばらくして口元の手が外されたので自由になった首をゆっくりと上げると、ふわっという風とともに影が踊った。
「…誰…?」
「やあ、夏海ちゃん」
目撃された侵入者にしては似つかわしくない挨拶とともに窓が閉められた音がする。
「だっ!大樹さん…?!」
「しぃーっ」
夏海はまた口に指を立てられて声を引いた。
闇に目が慣れて、輪郭だけだった人影が今ははっきりと認識できる。
細面の優しげな顔立ちに緩やかな髪。
海東大樹に間違いはない。
「…何してるんですか…?」
なぜか海東に言われた通りに声を落として夏海は訊ねた。
「お宝を取りにきた」
「は?うちにお宝なんてないですよ?」
「…それがね、あるんだよ。士の大事なお宝が」
夏海には意味の分からない答だ。
ぼんやりと考えてみれば、思い当たるものは一つしかない。
士の宝物で海東が狙いそうなものといえば、ディケイドライバーくらいだろう。
士くんに知らせないと…!
慌てて踵を反して駆け出そうとした時、ぐんっと体が引き戻された。
まだ、海東は夏海の右腕を掴んでいたのだ。
そのまま強い力で海東の胸元まで一気に寄せられてしまった。
568 :
思惑:2009/06/25(木) 21:22:23 ID:ueZdyvwt
「は、離してください!」
思わず声を荒げる。
「…だから、静かにしてってね」
海東の顔がずい、と迫って夏海はまた口を塞がれた。
ただし今度は海東の手のひらではなく、柔らかい唇で、だ。
自分の身に起こっていることが理解不能で、驚愕に目を見開く。
海東の閉じられたまぶたに長い睫毛がすぐ間近にあった。
「…っ!」
夏海は動きに自由のある左側を海東の胸に押し当て、逃げようともがいた。
けれどもそんなことではびくともせず、むしろ海東の力で左肩から左腕までも完全に固められてしまった。
「んっ!んーっ!」
夏海が喉を絞りだして言葉にならない悲鳴を上げた。
それすらも海東の唇に吸い上げられて、何の役目も果たさない。
キスなどという甘いものではない、これは強い拘束だった。
長い口封じの後、ようやく唇が離れた。
夏海の喉は新しい空気を求めてぜいぜいと鳴る。
心臓が破裂せんばかりに激しく脈うつ。
今、自分の置かれた状況とされた行為が夏海には得体の知れない恐怖となって沸き上がってきた。
「…やめて、くだ…さい」
まだ海東の腕の中にいることが信じられずに、ゆっくり顔を上げた。
海東はに爽やかに笑っていた。
しかし瞳の奥が冷たく光っているのが夏海には恐ろしかった。
力の入らなくなった腕とガクガクと震えだした脚で身動きが取れなくなる。
声を出そうとしても、ヒリヒリと口の中が痛むだけで、呼吸をするのが精一杯だ。
「それは出来ないな」
海東が夏海の頭上で返事をした。
その次には、夏海の視線はぐらりと揺れ、一気に天井を仰ぎ見る。
ベットに落ちた衝撃が背中に走り、きしむ音が聞こえた。
胸にぐっと海東の体がのしかかる。
…押し倒されてる?!
夏海がそう理解した時には海東の歯が耳を噛んだ。
背筋がぞっとざわめく。
569 :
思惑:2009/06/25(木) 21:22:56 ID:ueZdyvwt
「だ、大樹さん?…これ何かの冗談ですよね?」
「僕は冗談で女の子は抱かない」
「は?!だ、抱く…?!さっきは、士君の、お宝を取りに来たって…!?」
「ああ、そうだよ。今、とってるところ」
ふっと耳元に温かい吐息を吹き付けられて、夏海の肌はあわ立つ。
「夏海ちゃんにとって士は特別なんだよね」
夏海が図星を突かれて大きな目をさらに開いて口をぱくぱくさせている。
「僕が知らないとでも思った?」
分かりやすいな、と海東はその顔を見つめた。
「それって士にとっても夏美ちゃんは特別なんだ。つまり」
恐怖からか羞恥からか、わなわなと震える可愛らしい唇を奪う。
「…お宝はここ」
言って、海東は夏海の両腕を左手だけでまとめて押さえ、彼女の頭の上にぬい付けた。
空いた右手で夏海のパジャマの上着の裾から手を忍ばせる。
ブラジャーをしていない無防備な胸の感触が海東の手に当たった。
「ひゃっ!」
驚きのにあまりに夏美から小さい悲鳴が漏れた。
なんとか逃れるために足を力一杯蹴り上げたが、海東は長い脚で上手く、その動きを止めた。
そればかりかその脚が夏美に絡みついてくる。
海東が本気だという事に確信ができて、冷たい汗が流れる。
夏海の目の前は真っ暗になった。
元々明かりのない部屋に色はない。
それ以上に奈落の底に落とされたような闇に視界が沈む。
「かさ…くん…。つかさくん!つかさくん!」
助けて。
冷たく強ばる喉で必死に愛する男の名を叫んだ。
彼なら来てくれる、そんな夏海の切なる祈りを海東が砕いた。
「ふうん。士に来てもらっていいんだ?
今の夏海ちゃんと僕、見てもらっていいんだね」
夏海は、はっとして息を止めた。
「僕はさ、それでも構わない。お宝を盗まれた士がどんな顔をするか楽しみだからね」
海東が愉快とばかりに口端を上げて、くすくすと笑った。
570 :
思惑:2009/06/25(木) 21:23:30 ID:ueZdyvwt
「…悪魔っ!」
夏海が涙を流しながら叫んぶ。
海東はその涙を舌で舐めとる。
「悪魔は僕じゃない。士だろ」
胸にある大きな手でやわらかい膨らみを辿る。
「さあ、悪魔を呼びたまえ。
そしてキミは悪魔が絶望するのを僕に見せてくれる。
それでこそ本当のお宝だ」
そんなの絶対、いや。
夏海は己を弄ぶ海東を睨み付けた。
唇を強く噛みしめて声を殺す。
あなたの思い通りになんかならない。
激しい憎悪に涙が溢れて止まらない。
それでも意志の強さを秘めた瞳で海東を見据えた。
だがそれを海東はしたたかに笑っていたのだ。
そうだ、キミは自分自身で助けを拒めばいい。
全ては僕の思い通り、と彼は悦に入って柔肌を愉しんでいた。
生暖かい舌が夏海の首筋を這い、長い指先が乳房の肌を巡る。
その行為に愛がないのが分かり切っているせいか、嫌悪感が走るばかりだ。
依然として両手は拘束されていて抗ことができない。
「やっぱり邪魔だな」
そう言って海東は手際よく夏美のパジャマのボタンを外していく。
下に着ていたキャミソールに手がかかってたくしあげられた。
そのまま一気に首を通り抜けさせて、両肘にまで持っていく。
一瞬、夏海を掴んでいた手が緩んだ。
夏海はスキをついて腕を振る。
海東の『笑いのツボ』を狙うなら今しかない。
「あ、それ危ないな」
しかしそれは実にあっけなく躱されてしまった。
多分、腕にキャミソールが絡まっていたせいだろう。
悔しさで眉間に皺が寄る。
571 :
思惑:2009/06/25(木) 21:24:08 ID:ueZdyvwt
「こういう事、普段はしないけど。夏美ちゃんは油断ならないからなあ」
海東は夏美の肘にあったキャミソールを手首へ回すと器用に縛り上げた。
「…酷い…」
「だって笑わされたくないよね、こういう時にさ」
海東は首を傾げながら夏美に同意を求める。
当然、夏美は返事の代わりに横を向いた。
両手が不自由になった夏美と自由になった海東では状況は圧倒的だった。
それすら楽しみなようで、夏美の身体に手を這わせながら海東が夏美の上半身を値踏みしている。
「思ってたより大きいね、おっぱい」
細やかに柔らかく胸を揉みしだかれたうえに、舌が這わされた。
場所が場所だけに、こみ上げる羞恥心で夏美は固く目をつぶる。
「…ッ!」
頂点を軽く噛まれた感触がして、咽の奥で息を止めた。
そのまま舌で転がされると、肌が張りつめてしまう。
嫌なハズなのに…。なのに…。
「初めてじゃない、よね。こんなに感じやすいんだし。ほら、もう硬い」
くすくすという耳障りな笑いが聞こえた。
閉じていた目を薄く開けば案の定、にやりと目を細めている海東がいた。
視線があってしまったと思えば、ひぅっと気道が鳴る。
いつの間にか胸を辿っていた器用な指先がパジャマと下着を一緒に吊り下げて、太腿まで曝いていた。
その手が下腹を撫でて腰骨へと渡っていく。
脚の付け根を繊細に這うとその奥へとするりと忍び込んできた。
「…やっ、ヤダヤダヤダ…!」
声は小さく潜めながらも、なんとか身体をよじって逃げようともがいた。
「往生際が悪いな、夏美ちゃん」
海東の目がギラリと光ったと思った瞬間、つぷり、と秘所に指を差し込まれた。
「…う、あ…」
肩で息をしながらも絶叫を堪える。
572 :
思惑:2009/06/25(木) 21:26:14 ID:ueZdyvwt
涙が目尻から溢れていく。
「やっぱり初めてじゃないね。相手は士?」
絶対に答えるものかと、下唇を強く噛みしめて海東を睨んだ。
「…そんな怖い顔しないでよ。士にも結構いじめられてるでしょ?」
「…士くんはそんなんじゃありません!ちゃんとしてくれますっ」
「ふうん。やっぱり士か」
夏美はしまったと思い、酷く後悔した。
海東の誘導にまんまと載せられたのだ。
「大丈夫、士より気持ちよくしてあげるよ。僕の方があいつよりずっと上手いんだ」
…何がですかっ!
夏美は言いかけて、また声を押しとどめた。
もう絶対に話さない、そう決めたのだ。
だが、海東の攻めは容赦ない。
差し込まれた指がゆっくりと動き出す。
一度引き抜かれて、濡れた指先が花びらを静かに触れてくる。
触れるか触れないかを繰り返しながら、突然太腿を撫で上げられた。
甘い苦痛が夏美を襲う。
媚びた声が出そうになり、自分の腕に口を押し当てなんとか潰した。
それでも呼吸だけは荒くなった。
「ちゃんと濡れてるよ。声出せば?士に聞こえるくらいに」
また、指が埋め込まれた。
海東のスマートな指が中の粘膜を何度も掻き上げいてる。
先ほどより湿っているせいで、ぐちゅぐちゅといういやらしい音を立てる。
夏美は自分が変になったと思った。
身体が熱く疼き、苦しい。
頭では否定していながら、身体が快楽に溺れ始めている。
嫌だ。
自分自身に抗いながら目を閉じる。
まぶたの裏に士の姿がよぎって涙が止めどなく溢れた。
つかさくん。つかさくん。私、どうしたらいいの。
「士と比べればいいよ」
夏美の身体がびくりと震えて驚いたように海東を見つめてきた。
夏美が何を考えているのか海東には手にとるように分かる。
彼女の心には士がいるのだ、自分がどんなことをしてもそれはぬぐえないだろう。
だったら、別に忘れて貰う必要はない。
自分と士を比べさせてどっちがいいのか思い知らせるだけだ。
それに、夏美自身は気づいていないだろうが、『士』という単語を口にするたびに、いちいち彼女の身体が反応して面白いことこの上ない。
表情が憂いを帯びてなんともいえず扇情的だった。
滲みだす蜜の量が増えて指をきゅうと締め付ける。
573 :
思惑:2009/06/25(木) 21:27:02 ID:ueZdyvwt
「士の事が本当に好きなんだね」
耳元で囁いてやれば、びくりと白い喉が弧を描く。
期待通り、沈めていた指に肉壁が絡みついてきた。
なるほど、士がこだわるわけだ。
心の内で口笛を吹く。
夏海は肩で息をしながらも頑なに声は出さない。
こんなにいじらしい姿を見せられると余計に嗜虐心をそそられる。
花びらの中で熱をもち膨らむ肉蕾をぐりっと摘み上げる。
「ーっ!!…はっ…あ!!!」
夏海は刺激のあまり水中から引きずりだされた魚のように喘ぎ、全身を強く飛び跳ねさせた。
海東はよく声を殺したものだな、と感心する。
ま、身体は正直だけどね。
あちこちでぴくぴくと小さく痙攣する肌に何度もキスをしながら、指で秘所を責め続けた。
そのたびに身体を捩り、快楽に流されまいと可愛らしく顔を歪ませる。
「じゃ、いいかな?」
返事などないのは承知の上だ。
それでも、恐怖と侮蔑と、ー焦がされて熱を持った視線が海東に向いた。
閉じようとしていた夏海の脚を膝を使ってこじ開ける。
素早く自分の硬くそそり立った分身をジーンズから引き出して、夏海の入り口にあてがった。
「ー!?や、いや、やめ、止めて…」
「もう無理」
逃げようともがいた細い腰をわし掴みにする。
ズブズブという恥ずかしい音をわざと立てて夏海の奥へ身体を沈めた。
「あ、やだあ、あ、あ」
574 :
思惑:2009/06/25(木) 21:27:46 ID:ueZdyvwt
「うわ、スゴいな…夏海ちゃん」
思わず正直な感想を口走る。
夏海の中は、今まで抱いた女のどれにも当てはまらないほど、強くうねり襞が絡み付いてくる。
さらに彼女が呼吸をするたびに合わせて、吸い付いてくるのだ。
これは、本当にお宝だな。
抵抗する気も失せたのか、ぼんやりと天井を眺めるだけの夏海を見つめた。
大声で泣きたかった。
士に見つかるかもしれないから、出来ない。
そんな気持ちが夏海の喉を絞っていたと思っていた。
だが、事実は違う。
身体の内から強くはい上がってくる快感に何度も流されそうだった。
口を開けた瞬間、いつ、媚びた、いやらしく、恥ずかしい叫びが漏れるか、恐ろしかったのだ。
それはつまり、海東の行為に感じていると言っているようなものだ。
今も胎内にまで突き上げられる強い衝撃とえぐられる感覚で、呼吸するたびに目が眩む。
一人の男しか知らなかった夏美の身体は、新しい刺激に酔いしれそうだった。
責め苦を否定する理性と享受する本能の間で、何度も葛藤を繰り返していた。
今、自分を犯している男は『士と比べればいいよ』と言った。
だったら、比べます。
あなたなんか士くんの足下にも及ばないんだから。
士くんのほうがずっと優しいし、ずっと暖かいし、私のことをもっと気持ちよくしてくれるんです。
つかさくん。…会いたいな。つかさくん。
『夏みかん』とあの愛想のない声が聞こえた気がした。
つかさくん。私ね、つかさくんがいちばん、すき。
朦朧とした意識で、ただ士の事を想う。
それ以外は何も考えられなくなった。
自分の上で海東が激しく身体を揺らす。
それも多分、幻で、自分を抱いているのは士のような気がしてくる。
「さ、く…ん…つかさ、くん」
海東はギリっと奥歯を噛んだ。
こんなになってまで士のことか。
これ以上ない屈辱だ。
なぜ、あいつばかり、僕だってずっと前からー!
「つかさくん、すき」
夏美のうわごとが一撃となった。
抑えていた欲望が剥き出しになる。
心の奥に押し込めていたどす黒い感情が上りつめてきて、全てを壊したくなる衝動に駆られた。
夏美の腰を強く引きつけ何度も激しく己をぶつけた。
全身の血が逆流するように駆け抜けてきて、あとは彼女の中へそれをぶちまけるだけだ。
「く…はっ…」
真っ黒な感覚が訪れて身体が震える。
575 :
思惑:2009/06/25(木) 21:29:31 ID:ueZdyvwt
一滴足りとも漏らさぬように、夏美の中へ流し込んだ。
息が上がる。
自分としたことが、と我に返って眼下の夏美を探した。
彼女は、ただ涙を流しながら「つかさくん、つかさくん」と呟いていた。
_____
「酷い男だな」
ディエンドライバーを玩びながら、ぽつりと海東は言う。
「…自分の恋人を他の男に抱かせて喜ぶなんてずいぶんと悪趣味だ」
侮蔑の目で斜め後ろのコンクリートにもたれている男を挑発した。
「悪趣味、か。女の趣味はよかっただろう」
眉一つ動かさず士は答える。
ふぅ、とため息を一つついて海東は返した。
「それはどうかな。あんなに意地っ張りなコは初めてだ」
「そうか。俺には素直だぞ」
勝ち誇ったような笑みを浮かべて、士が立ち上がる。
「ま、それはお前のおかげかもな。あの日からまた一段と美味しくなったぞ、夏みかん」
くるりと海東に背を向けると振り返らずに言い放った。
「興味があったらまた味見しにこい。ただし、お持ち帰りは厳禁だ」
乾いた靴音が剥き出しのコンクリートに響いて次第に小さくなっていく。
海東は出口にに消えた黒い背中にディエンドライバーを向けて吐き捨てた。
「…確かにキミは悪魔だな、士」
投下終了。
なんだかべらべらうるさい海東さんでごめん。
誤字脱字、変な表現あったらごめん。
素敵でした。
海東が好きなのでドキドキしました。
>>576 GJでした!!
何だかんだで海東は士に勝てないのか。
てか、士知ってるのかよw鬼畜すぐるw
もやし外道だな。
なんだか怪盗が好きになって来た。
よかったです。ありがとう。
え?え?
士以上に悪魔で鬼畜な海東最高です!とか思いながら読んでいたけど
やっぱり士はそれ以上に大悪魔で大鬼畜だったの?
夏海は可哀想だけど可愛い、快感に流されまいとする夏海は扇情的過ぎる
GJでした!!
ラストの鬼畜もやしに乾杯。
もやしの鬼畜っぷりが最高
夏海の大人の誕生日
「「「夏み(かん)ちゃん!お誕生日おめでとう!!」」」
夏「わぁ!覚えてくれたんですねぇ♪」
士「いや、実は忘れてた…」
ユウスケ「士、照れるなよ!ほらプレゼント出せよ」
夏「わぁ!何でしょうか?士くんが選んでくれたんですか?って…何ですかこれ」
士「お前は色気ないからこれ付けてたまには俺を誘って見ろ」
夏「スケスケの下着ばかり……バカですか?消えて下さい」
ユウスケ「夏海ちゃん、俺からはこれ。ローターだよ♪オナニー好きだよね?これ使ってさ。え?もう持ってるとか?」
夏「って……何かの冗談ですよね?ユウスケまで…死んで下さい」
海「キミたちは僕の足元にも及ばないなぁ。
夏海ちゃん!
僕からのプレゼントだよ」
夏「何ですか?この蝋燭と鞭は…」
海「キミから凌辱されタイ、僕を踏みつけて思い切り叩いてくれ。女王様」
夏「気持ち悪いです。頭おかしくなりましたか?この暑さで。この世からいなくなって下さい。」
海「もっと言ってほしいな。すごく感じる」
夏「って言うか、あなたたち三人にこの世界を任せたくないです。この世から消えて下さい。」
士「それは出来ないな、なんせ、ここはエロの世界だ」
END
海東おまwwwww
クソワラタwww
そういや夏みかんの中の人、誕生日だったんだな
おめでとう
夏海の苦悩
士「それにしてもネガの世界の夏みかんはエロかったな、”ど“が付くエロさだった。お前と全然違うな」
夏「え?何の話ですか?」
士「実はあれから、ネガ夏みかんと寝た。つまりエッチしたぞ」
ユ「な、な、な…?夏海ちゃんと!?」
夏「そんはハズないです!何かの間違いです。私が士君となんて…ありえません!」
士「お前とはまだだけど、あちらの夏みかんとは濃い夜を過ごしたんだよ」
ユ「え?いつの間に?じゃあ夏海ちゃんと…ヤッたも同然じゃ?くそぉ羨ましいぞ士!!」
夏「ユウスケ(怒)!!
士君も冗談が過ぎます!」
士「あいつから誘って来たんだよ。旅の思い出にってな。据え膳食わぬは男の恥だからな。」
夏「そんな…。」
士「ちなみに処女じゃなかったぞ。」
ユ「ブハーー!!(鼻血)」
夏「嘘です!そんなの…だって…私は…まだ……。
とにかく士君の話は信じません!!」
ユ「ん?ってことは…夏海ちゃんもしかして処女?でネガの夏海ちゃんは違うってことか?
そうか〜どちらの夏海ちゃんもいいなぁ〜うん、妄想が膨らむな」
夏「変態ユウスケはとっとと死んで下さい」
海「そんなのはどうだっていいよ。2人の女王様がいるだけで興奮する。」
夏「女王様じゃありませんから!!てゆうか、大樹さんもユウスケと仲良く東京湾に沈んで下さい。士君もです!」
海「もっと言ってくれないかな?
言葉で攻められるのもすごく感じる」
ユ「俺は妄想だけで…いいな、うん」
士「夏みかん!おとなしく俺に抱かれろ。」
夏「は?嫌です。士君とだなんて想像しただけで気持ち悪い。死んだ方がマシです」
海「そのセリフ是非僕に言って欲しい。ゾクゾクする」
夏「もう嫌です!この人たち!!三人ともいなくなれば世界が平和になる様な気がします」
587 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 18:30:12 ID:ghlognpy
このスレでの海東は、変態って解釈で良いのかな?
士「俺はただの通りすがりのレイパーさ」
お前らwwwwwwwwwwwwwwwww
>>586 ワロタw
普通の女の子として扱ってくれないんだな3人ともw
八頭身スレの海東が頭に浮かぶんですけどw
上では鬼畜の海東、下では薄汚いブタの海東…どっちもイイねw
海東は自分の欲求に平然と忠実なのが良いね。
エロ的な意味においても。
自分の中の位置付け
士→実践型
ユウスケ→妄想型
海東→即物思考
夏海→傍観型
追加
キバーラ→小悪魔
おじいちゃん、鳴滝→変態
597 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 20:05:43 ID:DKQw1/5u
キバーラは、何気に夏みかんを襲ってる気がする
名護×恵はどこへいったんだぁぁぁぁぁ
599 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 20:46:08 ID:DKQw1/5u
焦るなよ。
書くのは時間も体力も気力もいるんだ。
気長に待とうぜ。
そんな俺、職人。
ところでリク募集していい?
平成ライダーで、アギト以降で剣除いて(剣見てない)、読みたいカップリングある?
>>600 え、ほんとにいいの?じゃあ欲望のままにリクさせて頂くよ。
<龍騎> 真司×美穂
<555> 巧×真理・啓太郎×長田さん・海堂×長田さん
<カブト> 加賀美×ひより
<電王> 桜井さん×愛理さん・デネブ×翔子ちゃん
<キバ> 太牙×深央さん・ビショップ×深央さん
(アギト・剣・響鬼は見てない、ディケイドは今現在豊作なんでこれらの作品は省略)
以上
とりあえず、リアルタイムの時、又は最近でも話題になったけど
作品としてはほぼ見た事がと無く、かつ自分が興味あったものをあげてみた。
もちろん、これ全部書いて欲しいって事じゃないので、この中で別に
書きたいものがなければ、当たり前の話だが無理に書かなくていい。
過去作品も含めたリク募集なんて滅多に無い機会だから無遠慮にずらずら
書いちゃったが、書きたいと思える物で書くのが一番が良いと思うし。
>>559 投下した者です。
続きは海東の世界で書くので、しばらくお待ち下さい。
>>600 アギト 北條×小沢
555 巧×真理 海堂×長田さん
キバ キング×真夜
ほんと、よかったらでいいんでお願いします。
アギト:翔一×可奈
龍騎:真司×美穂
555:海堂×長田
ディケイド:トドロキ×アキラ
もし良ければ、変身してのコスプレえっちとか読んでみたいです
アギト→北条×小沢
カブト→天道×樹花
キバ→音也×真夜、兄弟×深央
が読みたいです。気が向いたらぜひお願いします
おいおいw
お前等ときたら…まるでピラニアじゃねーかw
変身した姿でエッチして欲しいのは断然キバです。
キバ×恵
お願いします。
鬼の褌エッチとな!?
今日は久々にキバーラとユウスケに萌えた。
611 :
600:2009/06/28(日) 21:15:08 ID:Uy8wNAw2
ちょ、びっくりした(汗
ありそうでなかったカプが多いね。
ピンときたのがあるので、しばしお待ち下さい。
今週はユウスケが手術されたけど、
来週は夏みかんの洗脳手術(エロ的な意味で)が見られるのかなぁ。
613 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 22:26:01 ID:TdqHY1ew
>>612 番組的には、士か誰かに助けられるんだろうけど、エロパロ的には・・・グフフ
洗脳されたユウスケが夏海を襲うんだろ
>>614 しかしキバーラの愛のかーぷっ、で吸引され復活
616 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 12:43:59 ID:AehimWHJ
>>614 なるほどユウスケが夏海を無理矢理ヤッちゃうわけですね。
優しいユウスケが乱暴に夏海を押し倒して、己の欲望をぶつけるんですね。
夏海が性欲の捌け口にしか見えなくなって…。
618 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 17:16:57 ID:IrtQfpPu
夏「ユ、ユウスケさんやめてください!」
ユ「やらせろ〜」
夏(仕方がない笑いのツボ!)
「き、効かない?!」
ユ「2100の技を持つ俺に笑いのツボ封じも心得てる!!」
夏「いやぁ!!」
>>618 どうでもいいが、夏みかんは「ユウスケさん」なんて言わないよ。
基本、呼び捨てだから。
―キミのいやらしい躰はたいしたお宝だと思うけど?士に渡る前に頂きたいな―
夏海はあの晩のことを思い出して、身を震わせた。
どうしよう…。でも、あのことは士君には口が裂けても絶対言えません。
士君を想いながらあんなことしちゃった私が悪いんです。
ああ、なんてバカなの。
士君にバレたら私、お終いです。
生きて行けません。
大樹さん…士君に言いませんよね…あのこと。
「おい、夏みかん?聞いてるのか?夏みかん」
士は頬杖ついて難しい顔をしている夏海のおでこを人差し指でグイッと押し上げ
た。
「え?あ?な、な、何ですか?」
テーブルを挟んだ向こう側から覗き込んでる愛しい人。
夏海は慌てふためき、飛び上がった。
「なんだ、寝てたのか?」
「違います。ちょっと考えごとしてたんです、何ですか?」
士は夏海を呆れた顔で見た後、再び余裕を取り戻して椅子に深く座りなおした。
「聞いてなかったんならいい。」
と、コーヒーを啜る。
「いいって…?気になります。教えて下さい」
「たいした話じゃない」
「その程度のことですか?!」
「ああ、そうだな」
「もう!」
相変わらずな会話が二人を包む。
ホントにふてぶてしいですね士君は…だけど、こんな他愛の無い会話と、そんな士
君がやっぱり好きです。
やぁ、僕のセカイへようこそ、お二人さん」
音もなく入口のドアに寄りかかって、目深に帽子を被った海東が、人差し指で帽
子の鍔を持ち上げ二人を見た。
「お尋ね者が来たな。このコソドロ」
「人聞きの悪いことを言わないでくれたまえ。僕はまだキミから何も奪っちゃい
ないだろ?…まだね」
意味ありげの顔でニコッと笑う。
「で?何しに来たんだ?」
「今日は夏海ちゃんに用事があって来たんだ」
「夏みかんに?」
大樹さん、何考えてるんです?まさか、士くんの前であのこと…言うんじゃ…?
「ちょっ…大樹さん?」
大樹は笑っている。
「ね、夏海ちゃん」
大樹は夏海にウインクして見せた。
余裕たっぷりの態度に士が不思議そうな顔で海東を見る。
「お前が夏みかんに何の用事だ?」
「気になるの?でも教えない。夏海ちゃんと約束したからね」
海東は嬉しそうに笑顔を見せた。
夏海はその場から逃げ出したくなった。でも、今ここで逃げるわけには行かない
。
海東が夏海の秘密を知ってしまったからには…、士にバラされるわけには行かな
かった。
「お前のことだから、また『お宝』が絡んでるんだろ?
俺はおまえが狙う様なチンケなお宝には興味がない」
「あは。いい線付いてるね。士にしては上出来だ。
でも、お宝は『物』とは限らない。」
士は何の話をしているのか分からなかったが、何か企んでいる海東が疎ましく感
じて苛立った。
「士、空気を読んで席を外してくれないか?夏海ちゃんと二人きりにさせてくれ
」
「だぁれが?気に入らないな。コソドロの分際で俺に命令するとはお前も偉くな
ったもんだな?何を企んでるか知らないが、おまえこそ出ていけ」
「これは失礼。じゃあ、…おいで夏海ちゃん。」
海東は夏海の手を引いて、夏海の手の甲に、これ見よがしにキスをした。
「今日も可愛いね」
「大樹さん!?」
「さぁ、行こうか」
手首を掴んで強引に引く海東。
「え、あの…?」
夏海は部屋から出る時に士を見たが、全く動じず…コーヒーを啜っていた。
それを見て、夏海は期待を裏切られた気分だった。
私は何を期待してたんでしょう。
予想は付いてましたが…でもこれが現実です。
中庭に連れ出されると、夏海は涙を拭った。
「泣いているのかい?」
「いえ、もういいんです…」
どれだけ好きになっても…私のこと見てくれないんで
すから。
「早く諦めるんだな……僕はキミにそんな想いをさせないよ。…士が憎いよ」
「あの…?大樹さん、どうしてさっきあんなことを士君の前で言ったんですか?
私と秘密がある様なことをわざわざ…」
「あれはね。士への宣戦布告。キミを奪うって言う意味。」
「そんなことしたって…意味ないです…士君は私のこと何とも思っちゃいないん
ですかから。さっきも見ましたよね、あの態度」
「士らしいんじゃない?」
「え?」
「いや…、僕は僕のやり方がある。言っただろ?振り向かせるって。
キミのことが好きだ。誰よりも。だから…キミは僕が頂く!絶対にね」
「え?」
海東は夏海にバキューンとして見せて消えて行った。
夏海が立ち尽くしていると、ドドドっと地鳴りのする足音が向かって来た。
「な、な、な、夏海ちゃん!!」
「ユウスケ?」
「何、今の?海東さんが夏海ちゃんの、その、頂くって、聞こえたけど…
何それ?どうゆうこと?」
「そうゆうことだ」
二人が振り向くと後ろに士が立っていた。
「士くん!」
「つ、つ、士!!」
「士も聞いたか?空耳じゃないよな?」
「あぁ、だいたいわかった。あいつも、とうとう色ボケした様だな」
「海東さんが色ボケか…、って待てよ。それって士に当て付けなんじゃないの?
」
「当て付け?何で俺に?」
「何でって…」
ユウスケも言葉を詰まらせた。
「とにかく、気に入らないな。夏みかん、あいつだけはやめておけ」
「士くん?」
やめておけってどうゆう意味ですか?期待しちゃいますよ?
「海東と夏みかんがデキたら、あいつはこの家でデカイ顔して居座るだろ。
現像代もチョロまかするに違いない。台所のスパイスも全部持って行かれるぞ」
「そうゆう理由?海東さんはカメラの現像しないと思うけど…」
ユウスケが間髪入れず突っ込んだ。
夏海はガックリするやら、士への言い知れぬ怒りが込み上げてくるやらで
「とにかく!大樹さんは悪い人じゃないんですから!!士君からやめろなんて言
われる筋合いないです!!」
と、士の首に親指を突き立てた。
「あはははははは!!おま…ツボ押される筋合いはないぞ!あははははは何でだ?あはははは」
夏海は笑ってる士を尻目にその場を後にした。
その日の晩。
夏海が水を飲みに台所に向かうと、士とユウスケの会話が聞こえてきた。
「本当に士…いいのか?夏海ちゃんが海東に…奪われたら後悔するぞ、絶対」
「夏みかんの気持ち次第じゃねぇのか?俺は恋愛とかよくわからねぇ」
「でも…士も、夏海ちゃんを好きなんだろ…?ああしたり、こうしたり…なんて考えたり…しない?(俺だけか?)」
「俺か…?俺はそんな目で…見てない」
夏海はそこだけ聞いて、全てを理解し、静かにその場を立ち去った。
「夏みかんとの『俺が世界を救う』約束を果たすために旅をしている様なもんだ。
俺にとって夏みかんが一番大事な存在には変わりない。俺が世界を救わなきゃ
、夏みかんも守ってやれないからな…」
「何か深いな…うん。好きより深い!士、かっこいいぞ!」
「よせよ」
「何照れてるんだよ。夏海ちゃん、それを聞いたら喜ぶだろうな〜」
士の長い足がユウスケの尻を蹴り上げた。
「いてっっ」
一方、夏海は酷く落ち込んでいた。
士君の気持ち…聞いちゃいました。
―そんな目で見てない―
それ以外の答えなんてあるでしょうか?
私…諦められますかね…?一生こんな辛い気持ちのままでいるんでしょうか。
涙止まりません。
「夏海…そんなことない。ちゃんと好きだから」
妄想の士君が言いますけど…でも。
嘘、そんなの嘘です。
士は夏海の顎を持ち上げキスをした。
夏海が目を開けると、それは士ではなく海東だった。
大樹さん!?
夏海はハッとして起き上がる。
夢…。
変な夢…。
多分、あの晩に大樹さんからキスされたせいでしょうか。
あの晩から自分の中で何かが蝕まれている様な気がします。
大樹さんと言う存在が、もしかしたら…士君を忘れさせてくれるかもしれません。
ハッ!!
私ったら何を考えてるんでしょうか。
やっぱり最近の私ヘンですよね。
ベットの脇に置いてある間接照明が薄暗い部屋を照らしている。
夏海は人の気配で、その方を見た。
「!!」
夏海の前に音もなく現れ、すらりとした長身の海東が夏海の前に現れた。
「大樹さん…」
「やぁ」
「いつも突然なんですね…もう」
「キミに呼ばれてる様な予感がして来たんだ」
「え?私に?」
「キミの涙は見たくない」
そう言って、ベットの端に座った。
海東の優しい声に、夏海の塞き止めてた想いが急に溢れ出した。
「変なの…涙が止まら…な…」
海東は親指で夏海の頬を伝う涙を優しく拭った。
「夏海ちゃん。士のこと忘れさせてあげる」
夏海は大樹を見上げると、どちらともなくキスを交わした。
「僕のことだけを見て」
海東は夏海の長い髪を撫で付けた。
「いいかな?」
夏海は想いを固めてゆっくり頷いた。
・・・・・・・・・
次。やっと海×夏でHです。
まだまだ続きます。
擦れ違いのNTRキターーーーーーーーーーーーー!
大好物です!わっふるわっふる!
うおおぉぉ海東行けー!がんばれーーー!
海!!
今回は胡椒みたいなヘタレた妥協はするな!!
お宝お宝、ワッショーイ!
631 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 13:49:09 ID:jjWJH2fE
とても面白かった!!
GJ!!!
行け海東!Yes!って叫んで奪ってしまえ!
633 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 17:00:18 ID:UomPITI9
海東!初めてちゃんとしたお宝ゲットか!!
なんという応援www
みんな海東大好きだな。士立場ねぇwww
海×夏GJ!!目覚めた!!
これから公式がどうなろうとこのCPを応援すると決めました
このスレの海東の愛されっぷりは最高
海東かっこ良すぎる!!!!!!!
作者GJ!!!!!
東映の公式だったかテレ朝か忘れたけど予告に海と夏の絡みがあった…。
夏が後ろからディエンドライバーを持った海に抱きついて海の無茶ぷりを制止してる?様なシーン。
ここまで密着してるのは初めてじゃね?
>>638 東映のとこの、フォトギャラリーってとこの7枚目?
あれは美味しい
前から密かに言われてたプールでの撮影って今回の?
夏海の水着が見たかったのに
641 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 13:09:32 ID:X22J2aHU
洗脳された夏みかんはどうなるんだろう?
欲求不満な士やユウスケの相手になってくれる、いい人になる
643 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 15:56:07 ID:CWDHjohh
それただの淫乱女じゃねーか。
だれか広瀬と剣崎を料理してやってくれないか
キバの新作CDが音真夜すぎる件。
音也のスパノバ、歌詞がエロい意味にしか聴こえないww
>>644 自分もその二人好きだ。是非見たい。
序盤のピリピリした雰囲気でケンカから勢いで、とか
トライアル編で家出した剣崎を見つけたとことか
父のことで落ち込む広瀬さんを慰めたりとか
最終回前に最初で最後の……とか
劇場版後、広瀬さんが結婚取り止めになっちゃって責任取る剣崎とか
シチュエーションは思い浮かぶんだけどなー。
ハイパーバトルDVDのニセ剣崎が広瀬さんの部屋に押し入った件とか。
だがオンドウル語がどうしても出てきそうで…
そこは気にしたらアカーン!
649 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 14:06:04 ID:ghvkgT1V
なんか広瀬さんといえば虎太郎が浮かんできてしまうな。
自分も広瀬は虎太郎だ。
651 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 18:19:11 ID:oj6fJlGg
ディケイドは戦隊世界に行くらしいが
もしそうなら戦隊キャラをこのスレ
あるいは逆に戦隊スレでもやしや泥棒が鬼畜になるのはOKかな?
考えもしなかった。
共演するなら有でしょう!
殿×夏みかん とかもOK?
653 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 19:26:19 ID:PMQHltfw
数々の素晴らしき作品群・・・作者様方、住人の方々乙です!
色んな組み合わせ、楽しませていただいてます。海夏もいいですな。
数スレ失礼して士×夏海投下します。
超電王の舞台挨拶の時の夏みかんのスカート姿が可愛かったので、スカート&着たままプレイみたいな。
バカップル風味で単にエロい話です。
655 :
独占欲:2009/07/03(金) 00:23:38 ID:dz28IXJF
「あれー、夏海ちゃん、珍しいね。スカートなんだ」
「うん。最近暑いでしょ?たまにはいいかなって・・・・・・」
「へえー可愛いね!似合ってるよ」
「ありがと」
部屋の中からそんな話し声が聞こえて、士はドアを開けた。
昼食の準備をしていたらしい夏海とユウスケが揃って顔を向ける。
「おー士、おかえり」
「おかえりなさい」
「ああ・・・」
声をかけられて、士は思わず夏海を見た。
白いTシャツに、柔らかそうな生地でできた薄いピンク色の膝上くらいまでのスカート。
朝とは違うその格好に、顔には出さなかったが興味を引かれた。
「俺、夏海ちゃんがスカート穿いてるところ初めて見たよ」
「そうかな・・・・・・そうだったかも。
あ、士くんもご飯食べますよね?もちろん」
夏海とユウスケはいたって呑気だ。
だが、食事をしている間も、片付けをしている間も、士はずっと、どこかうわの空だった。
昼食が終わって、自室に戻ろうとした夏海に、何故か士がついてきた。
ドアノブに手をかけながら、夏海は怪訝な顔を彼に向ける。
「あのー、士くん、私に何か用ですか?」
「ああ・・・・・・実は、おまえに相談があるんだ」
「相談ですか・・・?」
士の真剣な表情と言葉を疑いもせずに、夏海はドアを開けると彼を部屋の中へ入れた。
後ろ手に、鍵を閉められているとも気づかずに。
656 :
独占欲:2009/07/03(金) 00:27:04 ID:dz28IXJF
「それで、相談って・・・。ユウスケがいちゃ駄目なんですか?」
椅子を引いて、そこにどかっと腰を下ろした士にチョイチョイと手招きをされて、夏海は素直に近付いた。
―――と、
腰に左腕を回されて、思いきり引き寄せられる。
一瞬、何が起こったかわからなくて混乱したが、騙されたのだと気づいて、夏海は顔を真っ赤にして怒った。
「おまえ、もうちょっと人を疑う事を覚えた方がいいぞ」
「だ、騙したんですね・・・!」
見下ろす士は、ひどく楽しそうに笑っている。
彼の腕を外そうともがいても、ただの片腕なのにびくともしない。
「相談があるなんて、そんなひどい嘘ついて・・・・・・ひゃっ!!」
夏海の身体がびくっと跳ねて、声が裏返る。
スカートの中に手を入れた士に太腿を撫でられて、夏海の背筋をぞくぞくとしたものが這い上がった。
「よく似合ってるじゃないか・・・・・・」
「・・・・・・っ」
好きな男に褒められて、気を悪くする女なんていない。
思わず、抵抗するのが遅れた夏海を一気に高めるように、下着の脇から指を侵入させた士は彼女の秘所をなぞっていく。
「便利だな、スカートってのは」
「や、やめっ・・・・・・」
これはそういう用途のものじゃありません!それに、こんな昼間から嫌です!!
言いたいことは山ほどあったが、なにひとつ形を結べず、唇から漏れるのは意味を為さない短い言葉たちと熱い息。
―――そう。彼は、初めて見せるこの姿に欲情していたのだ。
夏海がそれに気づいた時には、もう手遅れだった。
「抱かせろよ・・・・・・このまま」
言葉ではっきりと求められる。
節くれだった長い指が体内に侵入してくる。
今まで幾度となく繰り返してきた行為で士に慣らされた身体はあっという間に高められて、目のくらむような快感に夏海は流された。
657 :
独占欲:2009/07/03(金) 00:29:09 ID:dz28IXJF
明るい部屋。
互いに服を全部着たままで、大事な部分だけを弄られる。
漏れ聞こえる濡れた音に、夏海は泣きたくなった。脚に力が入らなくて立っているのが辛い。
「つかさくっ、だめ・・・立って、られな・・・・・・」
脚と同じように力の入らない両手を彼の肩に置いて上半身を折り曲げ、夏海は涙声で訴える。
腰を抱き寄せる士の腕に、ますます力が籠ったのがわかった。
「はあっ、あ、あぁ・・・・・・」
挿れる指を増やしながら強弱をつけて責められ、身体にはとっくに火が付いていることを夏海は自覚していた。
内に熱が籠って苦しい。
早く、解放させてほしい。
「だめ・・・・・・!」
こんな、服を着たままで、立ったままで。
こんな、抱かれ方なのに。
こんなに・・・・・・感じてる。
「ほら・・・・・・イッていいんだぜ?」
「・・・!!」
指を出し入れされたまま、完全に反応して硬くなった一番敏感な部分を別の濡れた指が撫でた。
隠された望みが叶えられる。
背中が反って、目の前が真っ白になって・・・・・・涙がいっぱいに溜まった目を、夏海はきつく閉じた。
658 :
独占欲:2009/07/03(金) 00:32:20 ID:dz28IXJF
・・・・・・インターバルは、ほんの僅か。
抱えられた腰を更に強い力で引き寄せられて、士の膝の上に導かれる。
まだ息も落ち着いていないのにそそり立った彼のものがすぐに押し入ってきて、夏海は声にならない声を上げた。
気持ちいい・・・・・・。
こんな、無理やりに近い状態で好き勝手に抱かれているのに・・・でも、それはもう、誤魔化しようもなかった。
椅子に座った士の上に跨って、力の入らない両腕で必死に彼の首にしがみつく。
目が霞む。
荒い息と、漏れる声をどうしようもできない。
片手で腰を抱かれて揺らされ、もう片手はTシャツの裾から直に背中に入ってきた。
体温の低い、どこか冷たい手が火照った肌に触れてくるのが気持ちいい。肩甲骨を撫でられると、中にいる彼をぎゅうぎゅうと締め付けてしまう。
士が、溜め息のような吐息を漏らす。
「はぁ・・・・・・」
「あーっ、あっ、あん・・・!!」
しがみつく腕を引き剥がされて、少しだけかさついた唇が首筋に吸いついてくる。それから舌でそこを舐められた。
すす、と首筋を移動するざらついて濡れた感触。
強弱のついた律動。時折、わざと大きくリズムを外されることで、身体は再び急激に高まっていく。
自らの重みも手伝って、夏海は奥の奥まで士の圧倒的な質量を受け入れていた。
どうしようもなくなって再び士の首にしがみつくと、荒い息と呻くような声が耳元で聞こえる。
感じて・・・・・・るんだ。
私に。
そう思うと、必死で堰き止めていたものが一瞬で決壊した。
もう、残っているありったけの力を込めてしがみつくことしかできない。
座ったままの士に突き上げられて、夏海は激しく全身を痙攣させた。
659 :
独占欲:2009/07/03(金) 00:39:04 ID:dz28IXJF
「ああっ!!だ、め・・・あ、あ・・・・・・!!!」
自分でもはっきりとわかるくらい、中に入った士を締め付けて内壁が貪欲に蠢く。
あまりの気持ち良さに涙が散って、ヒューズが飛ぶように意識が切れた。
「はあっ・・・!はあっ・・・!はあ・・・!!」
意識が飛んでいたのは、どうやら一瞬だったらしい。
士に力なく寄りかかったままで、夏海は堰を切ったように、喘ぐように呼吸をした。
同じように息荒い士が背中を抱いていてくれるのがわかる。
しばらくそうしていると、徐々に落ち着いてきて―――そして気づいた。
自分の中に留まったままの彼が、力を失っていないことに。
「つ・・・士くんは、まだ・・・・・・」
「あぁ・・・・・・」
苦しそうな声。
どうやら自分だけ、先に達してしまったらしい。
いや、それとも・・・・・・わざと、そうされたのか。
「ちょっと・・・我慢しろよ。掴まってろ」
言葉と殆ど同時、両脚を抱えられて持ち上げられた。
「―――っあ!!!」
最奥に彼が当たって、全身が揺さぶられる。
あ・・・・・・歩いて、る。
夏海がそれを理解すると、またそれとほぼ同時に繋がったままでベッドに押し倒された。
どさっという音と共に二人で倒れ込んで、すぐにTシャツをめくり上げられてブラも押し上げられた。
士が再びゆっくりと動き出しながら、もうすっかり反応している胸の先端に吸いついてくる。
・・・・・・なんて、責めなのだろう。
一度達して更に敏感になった内部で、いつもよりずっと質量を増した彼が暴れまわる。
「あ・・・・・・く・・・・・は、」
もう、喘ぐ声さえ出せず、夏海は尽きせぬ責めの合間を何とか見つけて必死で呼吸だけを繰り返した。
苦しくてどうしようもなくて、胸に顔を埋める士の髪を泣きながら引っ張って訴える。
660 :
独占欲:2009/07/03(金) 00:42:30 ID:dz28IXJF
やっと動きを止めてくれた士が、上から顔を覗き込んできた。
その、苦しそうに歪められた顔がとても愛しいと思う。
夏海が荒い息のまま士の頬に触れると、今日初めて唇を求められた。
さっきまでの激しさが嘘のような、やわらかいキス。
それだけでまた中が反応して、蜜が溢れ出すのが自分でわかった。
また始まるゆるやかな律動に、何度も小さく達してしまう。
「はっ、く・・・・・・!!」
「おまえ、他の奴にこんな格好見せるなよ・・・・・・」
「んっ、んっ、ん!!」
「それが、ユウスケでもだ・・・」
薄いピンクをしたスカートに隠れて、繋がっている部分は見えない。
ただ濡れた音が大きく響いて、夏海は自分を見下ろす男の顔を涙に濡れた目で見つめた。
ねえ、それは・・・嫉妬ですか・・・?
今までの士なら、有り得なかっただろうそれ。
喘ぐことだけで精一杯の、夏海の目だけでの問いが伝わったのか、彼は渋面になった。
「・・・・・・そうだ。おまえは、俺だけ見てろ」
その、苦々しげな答えを最後に士が黙る。
脚を抱えられて、徐々に激しくなっていく腰の動き。
夏海は目を閉じて、与えられる快感に没頭した。
散々可愛がられた身体は、彼に素直に反応する。
661 :
独占欲:2009/07/03(金) 00:45:03 ID:dz28IXJF
気持ちいい・・・・・・。
とても。
それは、あなただから。
士くん・・・・・・あなたが好き。
心も身体も、こんなに気持ち良くしてくれるのは、あなたしかいない。
「きて、このまま・・・・・・」
夏海はうわごとのように呟く。
こんな時は、中に欲しい。
あなたを感じさせて欲しい。
一瞬戸惑った顔をした士に脚を絡めてしがみつく。
もう、どうなったっていい。ただ、あなたのことを感じたい。
夏海の願いは叶えられて、士が吐き出した熱いものは長く長く中に注ぎ込まれた。
その、焼けるような熱さ、彼が自分に夢中になっている証をいっぱいに感じながら、切れようとしている意識に夏海は身を任せる。
でも・・・・・・まだ、駄目。お願い、少しだけ待って。
最後にひとつだけ・・・・・・。
「・・・・・・・・・・・・、好き・・・」
夏海は殆ど意識を飛ばしながら、宙を掻く両手で必死に士の頭を引き寄せて告げる。
「つかさ、くんだけ・・・・・・」
それだけ言うのが本当に精一杯
それでも―――瞼が落ちる瞬間、彼が小さく笑ったのが確かに見えた。
終了。
くそー途中切るとこ間違えた。
もしかすると続くかも。
リアルタイム投下GJ!!!!!!!!!
やー、やっぱ士夏はいいですな!今更ながらに目覚めました。
そしてエロい!
そして続きがあるなら全裸でわっふるして待ってるーGJ!
なんという士夏!
夏みかんがエロかわいい!
GJ!!
士夏は王道の素晴らしきエロさがある!
666 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 12:23:29 ID:nRaCil5k
GJ!!
夏みかんと士はエロくて大好きだなぁ。
真昼間からとんでもないものを読んじゃった!!!!!
素晴らしい!夏美かわいい!!!!
GJ!!!
GJ11!!
夏海、かわいいな〜、士が羨ましい!!
しかし、女の子のミニスカをナチュラルに褒めて、ナチュラルに受け取られるユウスケって凄いなw
やばい。このスレ見て、
「ちょっとくすぐたいぞ」「痛みは一瞬だ」
がエロく感じてきたぞ、ディケイドォォォォォ!
それは夏みかんにFFRしてですね。
わかります。
671 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 21:36:38 ID:jjmGPb7J
ちょっとした小ネタです。
文才がないので、お見苦しいことと思いますが読んで頂けると嬉しいです。
672 :
夏海、恐怖の夜:2009/07/04(土) 21:37:51 ID:jjmGPb7J
ある日の夜
その日は雨が酷く降っていて、雷も数多く落ちていた。
ゴゴゴ…
「ひぃぃぃ!!」
夏海は雷に怯えて、布団にくるまっていた。
「雷怖い・・・なんであんな物が存在するんでしょう・・・」
ゴゴゴ…
「きゃっ!・・・士君かユウスケ・・・リビングに居ますかね・・・」
一人でいるのが怖かった夏海は士たちがいるリビングに行こうと恐る恐るベッドから出た。
するとそこへ、「夏みかん、さっきから何騒いでんだ?」
士だ。
色々あったが、この男がそばにいてくれると凄く安心する。
夏海はそう感じていた。
「つ、士君・・・」
ゴゴゴ…
「ひぃぃぃ!!」
夏海は思わず士に抱きついてしまった。
「ほぉ。そうか。そんなに俺が欲しいのか?」
「え?・・・いや・・・ちがっ・・・」
その夜、夏海は雷よりもずっと恐ろしいものを知ることとなった。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
終わり
673 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 21:48:40 ID:jjmGPb7J
いま思ったけどこの程度の小ネタなら前フリいらなかったかな。
続きを…!!震えてる夏海がどんな目に遇わされるか見たい
同じ屋根の下…何が起こるかわからないと言う、その状況がエロい!!
そして、士夏の後に悪いが、
>>626の続きを投下しに来ました
海東の声援に応えるべく?w無い文章力で書きました。前回同様駄文で、お目汚し失礼します。
676 :
with-罠:2009/07/05(日) 01:12:44 ID:xT4UYUvE
唇を重ねたまま海東は、夏海をベッドにゆっくりと押し倒してゆく。
「ギシッ」
海東が、夏海の上に跨るとベッドの軋む音が響いた。
「士と僕とどっちがいいかわからせてあげる。」
海東の端正な顔立ちと余裕綽々の表情に、長い前髪がハラリと落ちた。
夏海は海東を見上げた。この掴みどころの無い不思議な雰囲気を持つ男が、何を考えているのか、本当のところ分からなかった。
「どうして大樹さんは私なんかを…?好きになってくれるのは嬉しいんですけど
…。」
「僕は価値があるものしか興味がない。それだけだ。」
「価値…?私にあるんでしょうか?」
「もちろん。僕が好きになった人だ。」
海東はニコッと微笑むと夏海のパジャマのボタンに手をかけた。
海東の唇は夏海の小さな唇をついばみ、右の手先で一つずつボタンを外していく
。
夏海はその大きな骨張った手を阻止した。
「ま、待って下さい」
「夏海…ちゃん?」
海東の涼しい顔が夏海を見つめた。
「あの…大樹さん…私……」
夏海は伏し目がちにモジモジとした。
「どうしたんだい?」
「その…こうゆうの初めて…で。」
「初…めて…って?キミ…もしかして…」
夏海は恥ずかしそうに頷いた。
士のモノになってないのは知っていたが…この可憐な黙っていても男を寄せ付ける美貌の持ち主が、未だ、誰からも手付かづだなんて…。
大事な初めてを自分が戴くことになるとは予想もしていなかった。
「なるほど、すごいお宝だね!士は…そのこと知ってるのかい?」
「…知りません。言いたくも…ないです。それに士君は関係ないですから」
夏海は一点を見つめて、口を噤んだ。
「全く…。士…お前には呆れる。」
そう、言い捨てると、海東はシャツを脱ぎ捨てた。
「おかげで手つかずの夏海ちゃんを頂けるんだから、鈍感な士に感謝しないとね
」
「だから…士君は関係ないで…」
677 :
with-罠:2009/07/05(日) 01:13:53 ID:xT4UYUvE
夏海の目に飛び込んで来たのは、戦いで負傷した生傷や古傷だらけのしなやかな体躯だった。
夏海は小さく「キャッ」と叫びそうになり口を押さえた。
危険を顧みず戦ってるんですから傷が無いわけないですよね。
士君だって…。
夏海はその瞬間、ディケイドのことを思い出し、士の身の危険を按じた。
ディケイド…。
戦い続けるなら、無事でいられるわけ、ないですよね…。
あの夢だってそう。ライダー達の屍の中に浮かび上がるシルエット。今は、もう見なくなった夢…。でも、思い出すだけで泣けるのは…どうして?
何やら気づいた海東は、夏海の耳元に口を寄せた。
「士のことは考えないで、今は僕のことだけを考えてればいい。ホラ」
顎を掴んで上を向かせて、夏海の唇を再び塞いだ。
夏海は覚悟を決めたのに…揺らぎそうになる自分を恨めしく思う。
海東は自分の野太い舌で夏海の小さな舌を追い回し、捉えては絡め合わせたり、吸い付いて弄んだ。
夏海は頭の芯が痺れ、身体の奧が熱く疼き始める。
二人はお互いの口から漏れる荒い吐息に聴覚を擽られる様な興奮を覚えていた。
いつの間にか脱がされたパジャマの中からは、ブラにぎゅうぎゅうに押し込まれた柔肌の白い胸が現れ海東は迷うことなく、ブラごと揉みしだく。
それから、夏海の肌に舌を這わせ、指を滑り落すとその手を背中に回しブラのホック
を外した。
夏海は体は海東が触れる箇所全てピクッと肌を震わせた。
何も身に付けなくなった夏海の裸は無垢な色香を漂わせ、白い綺麗な胸がフルンと揺れる。
「思った通り 綺麗だね」
「やだ、そんなに見ないで下さい。恥し…です」
その白い豊満な2つの胸を、海東の大きな両手包み込んでも、零れ落ちそうになる。
海東は、夏海の身体を本能のままに貪り始めた。
触れられる場所が熱くなり、夏海は、時々、声が出そうになるのを我慢するために手で口を塞ぐ。
喉の奥から熱い息が上がってくると同時に、身体がさらに熱く高められてゆく。
夏海の顔には、紅が差し、ばら色の唇から甘い吐息が零れ、濡れた瞳はさらに色気を振りまく。
678 :
with-罠:2009/07/05(日) 01:14:39 ID:xT4UYUvE
「ッ…ン…ッ」
「可愛いよ、夏海ちゃん…感じて来たんだね」
余裕の笑みのまま、胸の先端部の硬くなったソレを口に含んだ後、ネットリと舌
で転がしたり、チュッと音を立てながら離したり、また吸い付いたりを繰り返し
た。
「あぅ…ッ、やんん…うッ!!」
夏海は堪らず声を出した。
海東は、その声がもっと聞きたくて、夏海の両方の先端部を執拗に弄り続け、夏海の表情を盗み見ては楽しんでいた。
「ンあ…ッ、あッ、あンッ!!」
海東の右手は夏海の曲線をつつっと這わせながら下へと降りていく。
予め脱がした下着がない分すぐにそこへの到着し、茂みをかき分け割れ目へ そっと指先を入れると…。
そこは、もう、グショグショに濡れていた。
「…すごく濡れてるよ」
「も……ッ」
涙目で海東を睨み付ける夏海に海東は興奮した。
「これはどう?」
小さな蕾を指先で捉えると、ゆっくりと間接を曲げ擦る。
夏海はビクンッと大きく頤を反らした。
「…あッそこダメです…っ」
体中に電気が走った様だった。
海東はクスッと笑う。
その腫れた蕾は夏海のほとんどの感度が集中している様だった。
きっと、士を想い描いてた時もここを弄り回していたんだろう。
そう思うと、愛おしくも感じ、もっとそこを重点的に苛めてやろうと思った。
「ここがいいんだね」
海東は容赦なく、秘芽を二本の指先で弄り責め続ける。
「ゃアッ、そこダメッで…すっあぁッ」
夏海は鋭敏に感じてくるソコから、甘い快楽の波だけが押し寄せて、火照った体の奧からねっとりと汗を滲ませてくる。
「あん、ダメ…も…ぉ…ヘン…、や…ぁっ」
イヤなのに…やめて欲しくない…身体が言うことをきかない…
夏海はシーツをぐっと掴んだ。
「指入れるよ。こんなに濡れてたら痛くないはずだ」
海東の二本の指が、夏海の秘部へ挿入し、慣らす様に回した後、上下の出し入れ
をはじめていた。いやらしい水音が暗がりの部屋へ響き渡る。
679 :
with-罠:2009/07/05(日) 01:15:49 ID:xT4UYUvE
夏海は不思議な感覚に襲われていた。
身体の奧が疼いてしょうがない。早く、奧を突いて欲しい。
「…ァッ…ア…」
夏海のだらしなく開いた半開きの口に海東は二本の指先を突っ込むと、夏海は舌で絡ませ、色っぽく伏し目がちに海東を見つめた。
「夏海ちゃん…欲しいのかい……?」
―何を?
夏海は、自分でも分からなかった。
身体が本能で欲しがっているモノが次の瞬間現れた。初めて見るそれは、海東の涼しい顔とは似つかわしくない、グロテスクな赤黒い肉棒だった。
「!!」
夏海がイメージするモノとは全く違い、恐怖に目を逸らした。
「じゃあ、入れるよ」
夏海の2の足を持ち上げて、海東のいきり立つ欲望を夏海の入口にあてがった。
夏海は反射的に首を大きく振った。
「や…こわい…」
「大丈夫。優しくする。」
「でも…」
「力を抜いて…夏海ちゃん」
夏海が目をぎゅっと瞑ると、その直後に夏海の入口が熱くなる。
「きゃッ…い…痛いッイヤッ…!!ヤダ!!」
「夏見ちゃん、…力を抜くんだ…」
「いゃっ痛いっ大樹さ…やめて下さいっ本当に痛いんですけどっっ!!!!!」
夏海は逃げ腰になり、ベッドからずり上がる。海東のこれ以上の浸入を嫌がった夏海は何度もベットの縁にガンガンと頭を打ち付けた。
「観念してくれ…」
そう言って、海東は夏海の唇を自分の唇で優しく塞いだ。
「…んぅぅ…」
夏海はそのキスで身体が弛み、内壁は海東の侵入を少し許した。
「く…はぁ、…狭い…」
海東は顔を顰めた。
680 :
with-罠:2009/07/05(日) 01:19:16 ID:xT4UYUvE
「も……!!ヤダ…!!!」
繋がる部分が裂ける様な痛さに、悲鳴をあげたくなるのを堪えるのに必に懇願する。
夏海は、無理やり突っ込んで来る海東を憎んだ。
「夏海ちゃん、一番太い…とこが入ったよ…もう少し、我慢…し…てくれ」
海東は深呼吸をしながら太い肉棒をねじり込む様に、中へゆっくり突き進めた。
「んはぁっ…きっつ…」
海東は額から汗が滲む。
辛そうに顔を歪め、ゆっくりと腰を沈め根元まで埋め込んだ。
「ホラ、…全部入った。」
夏海がほっとしたのはつかぬ間だった…。
「動くよ」
と言われ、身体を強ばらせた。
「え、ちょ…、待ってくださ…」
海東は夏海の制止も聞こえないと言った感じで、動き安い様に夏海の片方の足を自分の身体に乗せ、くの字の態勢になる。
「行くよ?」
海東は欲望を抑えきれず、ゆっくり腰を動かし律動を始めた。
「えっ…や、やです!」
夏海は激しい痛みを予想していたが、それを裏切る様な今まで感じたことのない快楽が身体を巡った。
「んッ」
目をぎゅっっと瞑った夏海は、ヘンな間隔に薄目を開けた。
ジワジワと奥が熱くて…芯が甘く痺れる感じ?痛みより勝って…すごく気持ち良い。
夏海の狭い内壁に自身を擦り付ける度に快楽に顰める海東を見て、何故か愛しく感じて来る。
「繋がってるよ…僕たち…」
夏海はコクンと恥ずかしそうに頷いた。
海東は律動を止めることなく、夏海にキスをする。
例えようも無い快楽の波が押し寄せてくる度に、夏海の内壁は奮え愛液で溢れ出した。
「…すごい…締め付け……きもちいい」
恍惚な顔の海東は、「余裕」を失いかけていた。そして、欲望に任せて、無心に夏海に腰を打ち続けた。
ベッドは壊れそうなくらいに律動に合わせてギシギシと軋み、肉を打ち付ける音が部屋に響く。
681 :
with-罠:2009/07/05(日) 01:19:53 ID:xT4UYUvE
「ッ…はっん…はッ」
「んぁああ…あん…!!あっすごい…!!」
「っん…はッ」
「ああん…や…あ…ゃ…くぅううっ…!!」
「…あ、すげ…いい」
「ぁあぁあぁあっっ、うふっ…ん…ぁああああ…!!ぁ…きもち…いい……!!」
海東は夏海の半身を起こして、座位に移る。
夏海の長い髪は律動で乱れ、引き寄せると色っぽい吐息が海東の耳にかかる。
こんなエロい姿を、あの士でも知らないのか。この上ない悦びに目を細めた。
お互いの顔を見る態勢に、夏海は紅に染まった顔で照れながら、キスを繰り返した。
「ン…可愛い…ね」
不規則なリズムで突き上げる欲望に、夏海の揺れる乳房を見て楽しんだ。
「っ…ぁっあっ…ぁぅうっ…!!」
夏海の細腕は海東の首に巻き付き切なさを堪える。
「ゃぁ!!…ぁあっぁ!!!」
ギシギシッ
ギシギシッ
いやらしく刻むベットの軋む音が段々と早くなり、海東の上り詰める自身の欲望を終焉へと走らせたくなった。
再び夏海をベッドに押し倒したかと思うと、夏海の2の肢を開き、
「行くよ」
と、吐き捨て、今までに無かった腰の速さで、夏海の中を突き始めた。
「ぃゃぁああ!!っゃああああん!!!」
もうダメ…真っ白になるっ。
「ン…はっ!!夏海ちゃん…!!!」
海東の汗は迸り、夏海へと滴り落ちる。
ベッドは今にも壊れそうに激しく揺れた。
海東はラストスパートをかけるべく、肉塊を打ち続けた。
「ゃぁあああああ…!あぁあん…!!」
スゴい……。
夏海は何も考えられなくなっていた。
意識が飛びそうになる。
…ねぇ、
もし、これが士君が相手だったら?
きっと、もっと……
682 :
with-罠:2009/07/05(日) 01:21:30 ID:xT4UYUvE
「夏海…ちゃ…イクッ…イクよ…!!!!」
最期に出きるだけ奥へ激しく突いた後に、海東の愛液を夏海の全身にぶちまけた。
一滴も残さず愛液を出し切った海東はグッタリと夏海の上へ果てた。
「…夏海ちゃん、最高だった…」
次の日の朝、夏海の部屋の前が騒がしい。
「どうしたんだ?じいさん?」
騒ぎに駆け付けた士が訝しげに尋ねる。
「それが…食事はいらないからって部屋から出てこないんだ…こんなの始めてなんだよ」
夏海の祖父の栄次郎は心配そうに夏海の部屋に向って、夏海を呼んだ。
「お〜い。夏海〜?どうしたんだ?何かあったのかね?」
その横で、ドアを叩くユウスケ。
「夏海ちゃ〜ん?どうしたの?出てきてよ〜。朝ごはん食べようよ」
「…変だな…あいつが朝食を食べないなんて。つまみ食いに目を光らせるあいつが…」
士はドアを睨んだ。
「おいっ夏海!!お前の分は俺が貰った!後で泣き言言っても知らないぞ」
士もドアの向こうの沈黙している夏海に声をかけた。
683 :
with-罠:2009/07/05(日) 01:26:14 ID:xT4UYUvE
「大丈夫かな?夏海ちゃん。中で倒れてるんじゃ…。ね、キバーラ、女同士だし?ちょっと様子を見てきてくれよ」
「全くしょうがないわねぇ、ユウスケに頼まれたら断るわけにはいかないわん、ちょっと待っててね」
キバーラが夏海の部屋に浸入しようとしたその瞬間、重い扉が開かれ、夏海が顔を出した。
「騒々しいですね…もうほっといて下さい。お腹空かないんです!お爺ちゃんも大袈裟です。」
その出で立ちに士もユウスケも息を飲んだ。
乱れた髪に、部屋着の第二ボタンまで外れ今にも胸の谷間が見えそうな姿。どことなく、色香の漂う顔。
「なんですか?2人してジロジロと」
「あ、いや、元気そう!ね、士。」
「ああ、見たところ、カビはまだ生えてない様だな。
朝食にも顔を出さないなんて…死んだのかと思ったが生きてたのか。残念だ」
「はぁ?うるさいです。サイテーです。私のことなんかほっといてくれませんか?」
そう言ってドアが閉まる。
「何か、夏海ちゃん色っぽかったな。」
「もうユウスケったらぁ。どこ見てたのよん。ねぇ私は?」
「え?うん?色っぽいよ?」
「キャーン。ユウスケも素敵よ〜」
「やっぱり、あいつ…海東の世界に来て特にヘンだな」
「そうか?旅をすれば人生を見つめ直すいい機会!
夏海ちゃんもいろいろ考えることがあるんだよ。それにしても夏海ちゃんもますます可愛くなって来たよな。海東さんが惚れるのもわかる!」
士は何かを考え宙を睨んだ。
「…海東…か。」
一方、夏海はベッドの中で枕を抱いて座っていた。
「お腹空きました…。士君、私の分まで食べちゃうんでしょうか?酷いです…」
でも、歩き方が変なんです。アソコがヒリヒリするのと、腰が痛くて。
普通に立ってられないんですよね。
これじゃ、みんなの前に出れないです。
「大樹さんのバカ…」
優しくするって言って、全然優しくなかったし。
でも、これで良かったんですよね…?士君…。
続く
すみません、また続きます。後2回で終わります。
リアルタイムGJ!!
海東が余裕なくすとか、よっぽど惚れ込んだんだろうなぁ。
とても美味しいです!
続きを待ってます!
すごく良かったです!
このSSは俺にとってのお宝です。書いてくれてありがとう!
ディエンドの世界で、素になった海東さんとかぶる…!
夏みかんの洗脳シーンもあってドキドキしたぜ!
夏みかんの洗脳シーンは短すぎた。
是非、全裸にされて股間から洗脳薬を注入される描写がほしいところだ。
689 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 10:07:09 ID:G3RYwA9h
>>683 素晴らしいSSでした!
GJ!!!
>>688 朝の8時からそれは無理だ。
だからここで実現するんだ!!!!!!
浅倉が少女を囮にした回はあのままヤるのかと思ったなー
洗脳された夏みかんとヤリたい
692 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 19:31:31 ID:j4iE0EdU
>>691 笑顔で喘がれるぞ。
どうせなら夏みかんを助けて・・・
「助けてやったぞ。報酬としてお前の体を・・・」
ってな具合でヤレばいいじゃないか。
>>690 懐かしいな
あの女の子が浅倉に依存するのも
それに目覚めたからか?!
洗脳夏みかんの前に
エロ本を雨で濡らしてしまった男が
「困ったな・・・せっかくの本が台無しだ・・・」
そこに夏美が
夏「私を使って良いですよ・・」
ちょっとディエンドの世界行ってくるわ
浅倉は令子さんだな。
浅倉のアジトに単身で乗り込んで一夜を明かしたエピの時、ちょ、令子さん?!て真司じゃなくても心配したわ。
海東はkneな世界が好きだったからローチマンセーだったに違いない
夏みかんを洗脳までしといて何もしないなんて悪党のすることじゃない
ましてや自分の意志で行動してるのにアニキはノンケか?
14様がおいしく頂きました。
700 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 14:11:20 ID:CNc2SG4O
しかし戦隊物の世界に行くのはちょっと待てよ
タイアップスペシャルで正規と違う時間帯とかビデオでやれよ
スタッフ何考えてるんだ?
冗談で言ったプリキュアの世界もあり得ない話になってきたし
日活ロマンの世界も見えてきたぞ
まあまあ。
元々がお祭り作品だし。
よく読みなよ
ただの通りすがりのツンデレだろう
>>700 すごい昔の特撮でも違うヒーロー同士が共演することなんて結構あったし、
俺はまったく問題ないが。
まあ、戦隊はアバレでアニメ版ツリバカと共演してたし。
ビーファイターにブルースワット出てきた時は驚いた。
どちらもテレビ本編でやってた。
でも、戦隊はビデオスペシャルの影響か、全部繋がってるイメージがある。
そういえば、ゴレンジャー対ジャッカーで昭和ライダーがいること確認できるだよな…。
…ライダーいるじゃないか!
705 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 21:25:22 ID:CNc2SG4O
>>704 それは青レンジャーがジョーカーでV3だから・・・
706 :
600:2009/07/06(月) 22:09:50 ID:cgFhtizh
リク募集させてもらった600です。
風邪引いて寝込んでたから遅くなった。
スマソ。
とりあえずキバからキング×真夜で。
題名、「月光」。
707 :
月光:2009/07/06(月) 22:10:26 ID:cgFhtizh
月を見ていた。
キャッスルドランの中でも特別な部屋に真夜はいた。
四角い枠をはめた窓から覗きこめば、夜空に赤みを帯びた月が浮かんでいる。
満月。
満ちたる力の月。
成就の月。
人間はそのように思うらしい。
実際、月には特別な力があるのは知っている。
そうでなければ自分はこんなところにいないのだ。
華美な装飾が施された両開きの扉がゆっくりと開き、黒いローブをまとった長身の男が現れた。
「クイーン、時間です。支度を」
ビショップが恭しくも、事務的な口調で時を知らせにきた。
「そう」
気だるく真夜は返事をして、天蓋付きの豪奢なベッドへ歩み寄る。
ベッドを包むのは濃黒の絹布だった。
ふんだんにあしらわれた金糸の刺繍が彩りを添えている。
キングの趣味なのかそれは分からない。
気にするような事でもないし、知る必要もないのだ。
自分はここへ上がって役目を果たすだけの存在なのだから。
音もなくビショップが真夜の傍らに立ち、衣装を丁寧に外していく。
ビショップの手によって身に纏うものが無くなり肌を晒す事になっても抵抗はない。
彼もただ忠実に仕事をしているだけだで、互いになんの感情も抱いていないのだ。
708 :
月光:2009/07/06(月) 22:10:53 ID:cgFhtizh
真夜が一糸まとわぬ姿になって、ベッドに腰掛ける。
ビショップは一つ礼をして立ち去ると、入り口の扉を重々しく再び開いた。
「キング、整いました」
空気の淀みが重くなり凍りつく。
部屋にあの男が入ってきたのを真夜は黙って感じていた。
無音の重圧が肌へ降り落ちる。
いつ会ってもあの男はこうやって自分を押さえつけてくるのだ。
今更、振り向く必要はない。
真夜は正面に見える四角い窓の外を見つめ続けた。
ベットからもあの丸い月が見えると思うと少し心が安らいできた。
「真夜、挨拶も無しか」
「…ごきげんよう。キング」
わざとらしく身体を振り向かせて、無表情で決まり切った挨拶をした。
ファンガイア全てを束ねる王であり、真夜の夫である男、キングがそこにいた。
真夜の肢体に反応を見せるでもなく、この部屋にいる二人のファンガイアにも威厳を誇示し続けている。
ビショップは跪き顔を落として、彼の足下にいた。
「ビショップ」
「はい」
顔を俯かせたままビショップは立ち上がり、真夜と同じように淡々とキングの装束を外していく。
キングはその間も表情一つ変えず、ただ真夜を見下ろしていた。
709 :
月光:2009/07/06(月) 22:11:32 ID:cgFhtizh
仰向けに沈んでいる真夜の上にキングの白い体が重なっていた。
ひたすら肌を合わせ体を繋ぐ。
愛撫どころか口づけもない。
肌が熱を帯びることも濡れることもなかった。
繋がりの部位さえ乾いたままで始まる。
そのうち体液が勝手にしみだしてくるのだから、余計な事はしないのだ。
それがファンガイア同士の当たり前の生殖行為だった。
この退屈はいつまで続くかしら。
真夜は内心で苦笑する。
昔、戯れに肌を合わせた人間の男達はいつも「愛している」と囁いて真夜の体を隅々まで探った。
だが、その言葉も行為も何を意味するのか真夜には未だわからない。
愛を口にする彼らも、何一つ語らないキングも結局は何も感じさせてくれないからだ。
今日も何も感じない。
思わず深いため息がもれて、窓を見る。
光々たる月。
やっぱりここからも見える、それだけがひそかな楽しみだった。
710 :
月光:2009/07/06(月) 22:12:07 ID:cgFhtizh
「何を見ている」
「月を」
キングは無表情の女に目を細めた。
真夜が自分を見ていないことはいつものことだ。
いや、遠い昔、彼女がクイーンになったばかりの頃は違っていたかもしれない。
いつからか、互いに目を合わせなくなった。
ただし、体を合わせるのは定期的な儀式として当たり前のように続いていた。
それも大牙が生まれるまでのこと。
後継者が誕生してからはこの部屋に足を運ぶことも少なくなった。
正確には自分ではなく、真夜のほうが異端のファンガイアを狩るためという大義名分で留守がちになったのだ。
「真夜」
「なあに?」
珍しく行為の最中に名を呼ばれて、真夜はキングを見上げた。
冷たい目と赤い唇が薄明かりの中でぼうっと浮かんでいる。
「人間を愛した連中はそんなに多いのか」
「殊勝ね。私の仕事ぶりを気にするなんて」
「質問に答えろ」
真夜の肩を掴んでいた手に力がこもる。
「…そうね。不思議なくらい多くて大変だわ」
真夜は目を閉じて一呼吸した。
肩骨が痛むほど押さえつけているキングの手に自分の手を重ねる。
「…さ、答えたわ。放してちょうだい」
真夜の肩にはくっきりと黒い指の跡が残っていた。
その傷痕に悪びれた様子もなくキングは真夜の手を握る。
何年ぶりだろうか。
真夜の華奢な指に自分の指を絡めたのは。
懐かしいような気がして思わず、真夜の中にすでにあった己を深く差し込んだ。
「…ん…」
僅かな衝撃に真夜は眉をひそめた。
ゆっくりと瞼を開けて月を探した。
月明かりだけが肌に残ればいいのに、と肩の傷を苦々しく思う。
この男はいつもそうだ。
自分のためには誰でも踏みつけ、理由もなく傷つける。
優しさや同情などはキングに必要ないが、包容力くらいは同胞をとりまとめるのにもつべき信条なのかもしれない。
だから、禁じられた人間との愛などに走る輩が増えたのだろう。
秘かに輝き続ける月を見ながらそんなことをぼんやりと考える。
711 :
月光:2009/07/06(月) 22:12:47 ID:cgFhtizh
「…うん、ん…」
先ほど突き上げられた衝撃で体液がゆるゆると流れだした。
途端に律動が早められて身体がきしむ。
キングは相変わらず何も語らないまま自分の中を蹂躙し続けている。
もう分かり切ったことで、後は冷たい血潮を流し込まれるまでの辛抱だ。
そんなことより今日の満月は一段と美しい、というのが真夜にとっては面白かった。
きっと貴男に話しても解らないでしょうね。
誰となら分かち合えるかしら、と思いがよぎる。
ふと先日見つけた人間の男を思い出した。
あのバイオリン弾きなら、あるいは…。
「…んっ!!!」
激しく身体を揺さ振られて意識を引き戻された。
キングが全身をぶつけてくる。
そのたびに、体の内から不快なざわめきが広がり真夜の美しい顔を歪めた。
まだ月を見ているのか。
動きを早めても相変わらずたいした反応もせず、突き上げてみれば呻き声を小さくあげるだけの女。
それでも抱く価値はある。
彼女はクイーンであり、それはつまり自分の所有物だということを印すために。
先ほど繋いだ手はそのままで、冷たい指先が同士が強く絡んだ。
真夜の体壁がひくひくと蠢き精を迎え入れる準備をしている。
軽い痙攣に似た筋肉の綻びが訪れる。
冷たい本能が走り来た。
彼女の体にも魂にも血より濃いもので刻みつけてやるのだ。
クイーンという称号を。
より強く真夜の中を侵して剣のように引き裂いた。
「は、あっああっ…!」
泣き声に近い叫びが彼女から上がる。
そうだ、それでいい。
712 :
月光:2009/07/06(月) 22:13:24 ID:cgFhtizh
真夜はキングの去ったベッドの上でごろり、と裸体を晒して仰向けになった。
これもまたいつもの慣例で、ビショップが濡れた布で真夜の体を丁寧に清めている。
「今日はまた珍しいことですね」
「…何が?」
「手ですよ」
ビショップの話しでは行為の最中、キングと手を繋ぎ合っていたらしい。
意識的に繋いだ覚えもないし、無理矢理繋がれた記憶もなかった。
両手を月光に透かして見る。
最初に掴まれた肩にはまだ痛みがあったが手にはなんの感覚もなかった。
あのキングのことだから肌が触れた部位が黒ずむことなど日常茶飯事なのに、自分の両手には傷一つない。
ビショップがそんなことで嘘をつく必要はないのだからきっと本当なのだろう。
「クイーン、貴女は何を見ていたのです?」
「…何も見ていないわ」
ビショップは真夜の答えに身体を拭っていた手を一度止めたが、また何事もなかったように働きだした。
窓を見る。
高く高く昇った月は青みを帯びて輝いていた。
真夜は思う。
多分、月は見ていた、と。
=終わり=
713 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 22:16:57 ID:CNc2SG4O
GJ
コハナも頼む
>>706-712 GJ!! いいですね。キング・真夜・ビショップのキャラがそのまんま生きてる。
儀式でしかないセクースを行なう、二人の心理描写が最高です。ビショップお疲れ様w
キング×真夜が読みたいと書いたものです!
最高です!ありがとうございます!
>>706 UMEEEEEEE!行為じゃなくて心情の方にエロスが漂っているのが萌え!
あと見てたビショップお疲れ様ですw
GJGJ!!
キャラが生きてる感じでチェックメイト4のあの雰囲気をそのまま感じました。
キングの視聴者にしか分からないデレ具合とかw
後に愛を知った真夜と例のバイオリン弾きは180度違う雰囲気で行為するんだろうな…という妄想が止まりません
ユウスケや士が自慰してる姿が思いつかん
そりゃ士は溜まったら夏みかんを襲うからな
ユウスケは?
>>720 キバーラ、女グロンギ、一人で頑張る
どれだ
ユウスケはリアルに想像できてしまうので困る >自慰
ユウスケはこんにゃくでも試してそうだな。
M毛満々で男のクセに喘いでそうだ。
で、キバーラに射精見られてそう。
724 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 20:01:36 ID:X+E3JDxZ
確かに。
士はまったく想像できないけどね。
726 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:22:46 ID:3UT2zODG
まて五代雄介なら二千の技をもってるのは有名だがユースケにそんなに技あると思うか?
海東が天鬼を出現させて性欲処理ってシチュエーションが思い浮かぶ
正式に鬼になったあきらと鬼の事情に詳しい一般人としてサポートに廻る明日夢
という妄想をしていた放送当時
あきら脱落の流れには絶望したね
>>727 事後、二人が変身をとくとそこには天鬼のカードを持つ士の姿が!
……これってジャンルとしてはTSでいいんだろうか?
ちょっとまて
変身解くとって
それは双方ライダーフォームでヤるってことか?
局部とかあるのか?
最近ユースケは自分が仮面ライダーだと言うこと忘れてたりするかなら・・・
ユウスケは童貞っぽい。
夏海とヤル事になったらリードされそう
このスレの最初の方に基本ライダーは童貞 って話出たよな。
ユウスケはガチで童貞だろうし、士も海東も自分の中では童貞だと思うぞ。
もし違う場合は、思春期の頃にウンと歳上の女性からムリヤリ童貞を奪われた過去がありそうだ。
ヒビキさんもザンキさんもサバキさんも童貞か…
つまり弁護士さんや矢車さんも…
ザンキさんは食われた可能性が高そう
>728
その士はニヤニヤしていそうだ
浅倉も童貞か・・・ベルデの高見沢さんも・・・
それっぽい年齢の主役クラスはって事でいいだろう
風祭真は違ったぞ、昭和だけど
裏魔界城最終話の静香の太ももがえろかった
次狼さんにつかまってクンカクンカさわさわされるSSを所望したい!あるいはこのまま風呂から出てこない可能性もある
740 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 15:47:03 ID:/Unuh6Cz
>>726 ユースケ「俺を甘く見るなよ!!
市販以外にこんにゃく、カップヌードルもやった事あるぜ!
オカズはしずかちゃんから熟女まで意外にウホッ!までOK
いまはパンパースとメモリアルアートのCMに挑戦中さ!!
>>706 遅くなったけどキング×真夜GJ!!この二人大好きだから読めて嬉しい!
ファンガイアのキングとクイーンらしさがちゃんとあってすごくよかった
オール童貞VS大ショッカー
ってことか。
744 :
士夏小ネタ:2009/07/08(水) 19:41:22 ID:bZWHdu0M
純愛ありって
>>1にあるからいいよね…と戦々恐々しつつ小ネタ。
エロなしです。
「士くん、聞いてます?」
目の前にいるんだから聞こえてるに決まってる。
「私が攫われた時、士くん…必ず私を助けるって言ってくれたって。おじいちゃんが教えてくれました」
余計なこと言うなじいさん。
あんたは孫の無事をただ喜んでそこで終わっとけ。
「正直、誘拐されてからの事って…あんまり憶えてないんですけど」
憶えてなくていい。
俺も正直あまり記憶に留めていたくない。
「でもすっごく怖かったって、それだけははっきりしてて…」
……。
「ここに帰ってきて、いつものおじいちゃんやユウスケ、士くんの顔見たらようやくほっとしたっていうか。
そこにおじいちゃんの話でしょう? 私なんか嬉しくなっちゃって。って、…あーもう、何言ってるんでしょう私」
とりあえず落ち着け夏みかん。
「えと…色々心配もかけてすみませんでした。…それと、ありがとう士くん」
「…居候の手前、家主の孫のお前がいないと、流石に目覚めが悪くなるからな。気にするな」
「もう! 人が素直にお礼言ってるのに理由がそれですか!? 士くんひどいですよ!」
ひどかろうが何だろうがどうでもいい。
士さん、なんて呼び方する夏みかんがいなくなったのを確かめるように。
名前を呼ぶようわざと誘導して会話している俺も、大概に落ち着いたほうがいい。
746 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 20:28:18 ID:mS/ei/Te
>>744 うおお。ポーカーフェイスな中にも
夏みかんへの思い溢れる士さんw
GJです。
小ネタでもかまわない。
ネタあればどんどん投下しなさい。
>>740 「しずかちゃん」を「しずちゃん」と読んでユウスケすげえwと思ったのは内緒
夜中にこっそりこんにゃくを処分しようとしたユウスケが
なぜか魚肉ソーセージを持っている夏みかんと遭遇とか。
>>744 これは良いツンデレ士さんですね
GJGJ
>>661の続き投下。
やっぱりバカップルであんまり内容のないエロです。
情緒溢れる作品が多い中、ヤッてるだけの話ですまない・・・。
751 :
その後の話:2009/07/08(水) 22:08:41 ID:qolYsQYQ
意識を失ってしまった夏海の中から名残惜しく抜くと、士は後始末をした。
濡れた服が気持ち悪くて、とりあえず上だけを脱ぐ。『着たまま』は興奮したが、後が悪い。
士は夏海の服をどうするか迷って・・・着替えさせるわけにもいかず、可哀想だとは思ったが結局そのままにしておくことにした。
服を軽く正してやると、眠る彼女に寄り添う。
『好き、士くんだけ』
眠りに落ちる直前に告げられた言葉を思い出すと、不覚だと思いつつも頬が緩んだ。
それに気づいていつもの仏頂面に戻しても、また勝手に緩んでくる。
今まで感じたことのない(或いは忘れている)くすぐったいような気持ちが心の中を満たして、士は夏海の身体をぎゅっと腕の中に抱き込んだ。
―――この感情は、何なんだろう。
嬉しい?
楽しい?
よく、わからない。
でも・・・・・・仮に彼女に他の男がこうするのだと想像すると、ドス黒い嫉妬の感情が広がるのも感じる。
苛々する。
許せない。
他の奴になんか、触らせたくない。
いや・・・・・・本音を言うと、見せたくもない。
新しい表情、新しい姿を見せられる度に、強く求める気持ちを抑えきれなくなる自分を、みっともないのかもしれないと士は思う。
コイツを前にすると、歯止めが利かない。
もう、何度こうやって抱いただろう。
首にしがみついてくる細い両腕を、名前を呼んでくれる声を、いつも求めてる。
今だって・・・・・・あんなに散々好き勝手にしたのに、また、欲しくなっている。
自分でも信じられないくらいの欲望を吐き出したのに、また、そうしたいと思う。
(俺は・・・・・・おかしいのか?)
士は戸惑う。
夏海は、まだ眠っている。意識のない相手を抱きたいと思うのはさすがにためらうものがあった。
でも、欲しい。
―――この感情は多分、相手が夏海だから。
絶対に、誰でもいいわけでは決してない。
彼女は惚れた相手で、その上自分に応えてくれる。誠実に、まっすぐに。
それが心地よくて、だから止められない。
(起きろよ・・・・・・はやく、)
士は夏海の身体を抱く腕に力を込めると、彼女の額に唇を押しつけた。
おまえが起きたら・・・・・・その時は、もう、我慢しない。
752 :
その後の話:2009/07/08(水) 22:11:54 ID:qolYsQYQ
「・・・・・・・・・気持ち、わるい」
腕の中の身体がもぞもぞと動いて、くぐもった声が聞こえた。待ち望んでいた、この瞬間。
どうやら、起きたらしい。
そして当然だが、濡れた服が気持ち悪いらしい。
「起きたか・・・」
「・・・・・・つかさ、くん?」
「ああ」
士は夏海から離れると、ベッドの上で身体を起こした。
自分ものろのろと身体を起こした夏海が、ぼんやりとほつれた前髪を払う。
「今・・・何時・・・・・・・」
「そんなに経ってない」
「そっか・・・シャワー、浴びなきゃ・・・・・・」
「後でいいだろ?どうせ汗をかくんだ」
「・・・え?」
意味が吞み込めなかったのか、怪訝そうな顔をした夏海を有無を言わせず押し倒すと、士は上にのしかかった。
「え?え?
つ、士くん、ちょっ・・・・・・嘘、ですよね?」
寝起きでぼんやりしているのか、それともこの状況に混乱しているのか、上ずった声を出す夏海の喉に、士は唇で軽く触れた。
ひゅっと、喉が鳴る。
「残念だな。本気だ」
「う、うそっ、だってさっき・・・・・・あんなに」
「休憩したろ?」
「きゅ、休憩って・・・・・・もう無理ですってば!!」
両手で肩を押し返そうとしてくる夏海のTシャツの裾から手を差し入れると、士は汗で薄っすらと湿った彼女の肌に指で触れた。
「っあ」
ぴくっ、と身体が反応して、夏海が顔を赤くする。
きっと自分の反応が信じられないに違いない。
あんなにしたのに、どうしてまだ・・・・・・士には、夏海の考えていることが手に取るようにわかった。
753 :
その後の話:2009/07/08(水) 22:14:37 ID:qolYsQYQ
「や、やめてください・・・・・・本当に」
肌に触れる手に、夏海の両手が絡んで制止してくる。
士は意地悪く笑うと、彼女の顔に自分の顔を近付けた。
「やめろなんて言ってないだろ?おまえの身体は・・・・・・」
「・・・!」
硬直する夏海に、更に意地悪く囁く。
「言ったよな、俺だけが好きだって・・・・・・」
「っ・・・」
「中に欲しいって・・・そう言ってた」
「!!」
一々そんなことを確認されたくないのを知っていて、わざとそう言う。
こんな言葉たちで羞恥を煽るのも、行為を楽しむためのスパイスのひとつ。
恥ずかしさのあまり、頬を真っ赤にして泣きそうな顔で睨みつけてくる夏海はとても扇情的だ。
『駄目』だとは言っても、決して『嫌』だとは言わない彼女は、結局はなにもかもを許してくれる。
(・・・・・・だから、止められなくなるんだ)
おまえがこうやって応えてくれるから、受け入れてくれるから・・・・・・だから、求めるのを止められない。
754 :
その後の話:2009/07/08(水) 22:18:46 ID:qolYsQYQ
脱がせた服や下着が床の上に散らばっている。
視線を這わせる度に、その部分がぴくぴくと痙攣するのを見て取って、士は目を細めた。
いやらしい身体だ。
初めて抱いたときは処女だった彼女の身体を、自分がそう変えた。
俺だけが知っている身体。
俺だけを知っている身体。
秘所に指を這わせると、たいした愛撫もしていないのにしっかり濡れている。
それは先ほどの名残ではなくて、新しく溢れ出したもの。
「ほら、濡れてるじゃないか・・・・・・」
「あふっ・・・」
びくっ、と身体が震えて、悩ましげな吐息が唇から漏れる。
快楽に囚われ始めている夏海を、士はじっくりと観察した。
「認めろよ・・・・・・おまえのやらしい身体に合うのは俺しかいないんだ」
中に指を二本挿れながら耳元で囁くと、感じた顔をしながらも睨みつけようとしてくる。
そういう仕草が、ますます自分を煽ることを彼女はきっと知らない。
その熱さを、質量を、・・・存在をしっかり感じさせるようにゆっくりと挿れていく。
なんの抵抗もなく、乱暴なその部分を飲み込んでいく彼女の濡れた場所。
その柔らかい身体は、すっかり馴染んだたったひとつのものだ。
「ああ、あ、だめ・・・・・・!!」
涙の混じった声。
でも、本当に嫌がっているわけではないことを知っている。
「また、中に出す方がいいか・・・?」
「―――!!」
言葉で責めると、ぎゅうっ、と中が反応して締め付けてきた。嘘のつけないその素直さに士は笑いだしてしまいそうになる。
彼女の腕を引っ張って起こし、座位のかたちへ移行する。
そのまま何度か腰を動かして楽しむと、自分の身体だけをゆっくり後ろに倒して騎乗位へ。
下から軽く奥を突き上げてやると、夏海の身体が大きく震えた。
「ああっ、やっ・・・!こ、んなかっこ・・・・・・!」
両腕で胸を隠そうとするのを制止して、その両手を自分の腹の上に縫いとめてやる。
あまり激しくはせず、士はゆっくりと夏海を揺らし始める。
重ねていた手を外して抵抗の動きがないことを確認すると、しっかりと腰を支えた。
「駄目だって言ってるわりに、よさそうじゃないか・・・」
「あっ、あっ、あっ・・・」
「気持ちいいだろ?」
汗か涙かわからないものがぽたぽたと降ってくる。
唇の端に落ちてきたそれを、舌で舐めとった。
涙を滲ませた目を薄く開けた夏海の恍惚とした表情と、揺れる豊満な胸を士は下からじっくりと堪能する。
755 :
その後の話:2009/07/08(水) 22:24:48 ID:qolYsQYQ
・・・・・・そろそろだな。
士は夏海の腰を支えたままで、彼女に気づかれないように突き上げを緩めていく。
自分が動きを完全に止めてしまっても、彼女の動きは変わらない。
快楽に流されて、夏海はいつの間にか自ら腰を揺らしていた。
両手で自分の身体を支えながら、必死で上下に動いている姿は淫乱そのもの。
普段の彼女とはまったく違う、その、艶めかしい姿が更に士の興奮を煽る。
彼女の中、内壁はまるで生き物のように蠢き、悩ましげにまとわりついてきた。
「く・・・は、」
士は歯を食いしばると呻くような声を漏らした。
気を抜くと、一瞬で快楽に引きずられてしまいそうになる。
士は目の前で揺れる胸に手を伸ばして、下から持ち上げた。形のいいそれはしっとりと手のひらに吸いつく。
硬くなった先端を指で意地悪く弄ってやると、びくっ!と身体が跳ねる。
身体の中心に楔を打ち込まれて身動きの取れない夏海は、背中を反らしながら荒い息をして、苦しそうに士の上で喘いだ。
「はっ、あ・・・あ、あ・・・、も、だめ・・・!」
突っ張った腕から力が抜けて、がくん、と身体が倒れ込んでくる。
士は倒れ込んできた夏海を抱きしめると、そのままぐるっと回転して体勢を入れ替えた。
今度は下に組み敷いた彼女の片脚を抱えて大きく開かせると、深く腰を突き入れる。
「つか、さくん・・・・・・士くん、・・・士、く・・・・・・」
殆ど意識を飛ばしたままで、うわごとのように名前を呼んでくる彼女を愛しいと素直に思う。
士が夏海に顔を近づけると、瞼が僅かに持ち上げられた。
濡れた瞳が光を集めて、それをとてもきれいだと思う。
「・・・・・・・・・俺も、おまえだけだ」
少しの間ためらった後それだけを言うと、彼女が何も言えないようにその唇を塞いだ。
どれだけ抱いても足りない。
飽きることがない。
それは、おまえだから。
だから・・・こんなに気持ちいい。
身体の奥深くからこみ上げてくるものがある。
繋がった部分が震えて、痙攣のような動きを見せ始める。
背を反らせて激しい絶頂に達する夏海に逆らって、士は自身を彼女の中からぎりぎりで引き抜くことに成功する。
―――薄っすらと赤く染まった彼女の太腿に、熱い欲望が大量に散った。
756 :
その後の話:2009/07/08(水) 22:29:00 ID:qolYsQYQ
「けだもの・・・・・・」
ぽつり、と呟かれた言葉に、士は夏海の方を見た。
ベッドの上でシーツにしっかりとくるまった彼女が、真っ赤な顔で警戒するようにこちらを見ている。
「・・・俺かよ?」
「他に誰かいます?」
「でも良かったろ?」
そこで黙ってしまう彼女はどうにも馬鹿正直だ。
「・・・・・・ぶはっ」
少しの沈黙の後、士が笑いを堪え切れずに思わずふきだしてしまうと、夏海が眉を吊り上げた。
「笑いごとじゃないです!こ、これ絶対に立てな、っ・・・・・・」
「まあ・・・・・・でも、そもそもはおまえがあんな格好してるのが悪いんだろ?」
「・・・・・・私のせいですか?
言われなくたって、もう士くんの前ではぜっったいにスカートなんて穿きませんから!」
「・・・・・・それは残念だな。よく似合ってたのに」
心底残念だ。
本当に思ってそう言うと、夏海がちょっと驚いた顔をした。
くるくると変わる表情は見ていて飽きることがない。
ああ、こいつのことが好きだなと、ごく自然に思った。
「それに・・・便利だしな」
「・・・ばかっ!!」
最後に一言付け加えると、怒声と共に枕が飛んでくる。
それを片手で受けると、士は声を立てて笑った。
今度こそ終了。
まあ、若いからってことでひとつ勘弁して下さい・・・。
GJ!!
ラブラブな二人いいわー
リアルタイム投下キター!
毎回夏海ともやしのエロさにニマニマしてます、ごちそうさまです!GJでした!
760 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 22:38:41 ID:cjD+F7ul
すごく興奮したぜ!
GJ!!!
GJ!!!
若いねえ、ひゅーひゅー。
デレな士もいいよ!
762 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 00:56:28 ID:QHKzr8ZK
GJすぐる.......!
>>750 続きもさらにエロいなんて二度おいしい。
士は初めてじゃないけど夏海は初めてっつーのも
いい設定だなあ。
新作も期待してますよ!
GoodJob!エロくて甘酸っぱい士夏イイヨー!
士夏GJ!
愛あるエロは本当、ニコニコしてしまうな!
次回も楽しみにしてます!
>>748 夜中こっそりカップ麺を処分しようとするユースケ
そんなとき夏美と鉢合わせ
ユースケ思わず隠す
夏「ユースケどうしたんですそのカップ麺」
ユ「食べようと思ったけど延びちゃったから捨てるんだハハハ・・・」
夏「もったいないです捨てるのは」
ユ「だ、だって延びちゃったし・・・ぬ、ぬるい(人肌)から(汗)」
夏「じゃあ私が食べます!猫舌だからぬるいぐらいでちょうど良いです」
そう言ってさっとカップ麺を取り上げる。
ユースケなんとかフタになってた蒟蒻だけは回収
夏美食べながら
夏「このカップ麺ちょっと苦いですね・・・」
ユースケその後部屋に戻り 今の事を思いだしてで2戦目突入
hosyu
今更需要があるか分かりませんが、
555劇場パラロスで巧×真理←雅人投下します。
たっくん出ませんが・・・
たちこめる雲が月を覆い隠し、辺りは薄闇に包まれている。
人間解放軍・居住区のバラック集の中のひとつに、のろのろとした足取りの真理が入っていく。
ここは、真理が唯一独りになって身体を休めることが出来る場所。
簡易な寝具しか置かれていない、眠る為だけの場所だ。
羽織ったシャツを脱ぎ去り、足を締め付けるブーツを投げ捨てる。
綻びが目立つシーツを広げた、壊れかけたマットレスに疲れきった身体を投げ出し、
濁りを感じさせる、何時もは強気な光を湛えた黒い大きな瞳を伏せた。
正義感が強く、男勝りな性格から、男達に負けず自ら武器を取って最前線で闘う真理。
いつの間にか解放軍の象徴のように祭り上げられ、度重なるライオトルーパー軍の攻撃、
仲間内の諍いで心身とも休まる暇がない。
もう随分、ぐっすり眠れていない。
こんな時、彼が居てくれたら。
その胸の中でなら、心からぐっすり眠れるのに。
「巧…」
その名をつぶやく。
闘いの中で行方不明になってしまった”救世主”ファイズ。
彼が消えて数ヶ月。彼は何処かで生きている、きっと自分達の元に戻ってくる。
しかし、もはや彼の生存を信じているのは真理だけだった。
会いたいよ
会いたいよ
「会いたいよ」
ポツリと、真理の涙まじりの囁きが部屋の闇に溶けていった。
しかめっ面で自分を見つめる茶色の瞳。
「真理」そう不機嫌そうに呼ぶ声。
それでも触れてくる手は、暖かくて優しかった。
肌を合わせた日々を想い出しながら、真理は少し熱くなってきた自分の頬に、手を添えた。
その丸い頬を彼は好きだと言って、大きな両手で包み込んでくれていた。
そして、そっと頬に口付けて。
それが何時もの、情事の始まり。
頬に触れた巧の唇が、真理の唇にすべり下りてふわりと重なる。
真理は何時の間にか、頬に添えた手を自らの唇にすべらせる。
その指をぺろりと嬲って。
濡れた指を首筋に下ろしていく。
真理の指を借りた巧の唇が、首筋を這い回り、甘い感触にぴくりと喉が仰け反った。
「はぁ…ふぅん…」
その指が肩に回され、キャミソールの肩紐をずり下ろす。
鎖骨を這い回った手が胸へと下りて行き、控えめな二つの膨らみを柔らかく揉みしだくと、
荒れ始めた呼吸が熱を増し、密やかな喘ぎが暗闇に響く。
そして、その白い指は胸の中央の、硬くなり始めたの蕾に触れた。
「あ…あん!」
真理の身体がびくりと震える。
幻の巧に愛撫されているような錯覚を起こしながら、真理は自分で自分の身体を弄ぶ。
暫く両の手指で胸の先を刺激し続けると、身体の中央に熱が篭って来るのが解る。
その右手がゆっくりと下腹部へ下りていく。
ショートパンツのホックをはずし、中に指を滑り込ませ、その中央にそっと触れると、
薄い布越しにも熱く濡れ始めているのが解った。
やだ…あたし、自分でしちゃう…
顔の丸さに比べてすらりと伸びた細い足から、下着ごとショートパンツを取り去り、
蜜を湛えた部分に指を滑り込ませる。
「はぁ…あぁ…あ…ん」
前戯の仕上げは、何時も其処への口付けだった。
巧の舌が真理の蜜を掬い取り、縦の線に沿ってなぞり、外側まで濡らしていく。
巧の舌を模倣する真理の指が、むき出しになった敏感な芽を捉え、そっと擦ると、
痺れるような快感が全身を駆け抜けた。
「ひゃん…あ……ん…んん!…た…くみ…」
きゅ、と眼を閉じ、何時もはやわらかな曲線を描く眉をきつく顰めて。
密やかに、甘い喘ぎが零れ落ちる。
部屋に入りこんだ人影にも気付かない。
突然、真理の両手が別の無骨な手に捕まれ、シーツに縫い取られた。
何者かが真理を跨るように覆いかぶさる。
驚愕のあまり声も出せず、暗闇の中で眼を見開いた真理は、
徐々に慣れていく視界の中でその人物を認めて声を荒げる。
「雅人…っ!」
「なるほど。今夜は君の女の部分が泣いているようだな」
不遜な笑みを浮かべて、ぎらついた眼差しが暗闇の中で光る。
「何時から観てたの?!…あ、悪趣味っ!変態っ!!」
見られていた。
かっと頭に血が上り、眩暈を覚えた。
羞恥と怒りで激しく震え、捕まれた腕を放そうと身を捩って抵抗する。
暴れる真理を押さえつける腕に力を込めて、雅人が皮肉めいた口調で呟く。
「真理…寂しいんだろ?自分で慰める必要はない。俺が君の熱を鎮めてやる」
「やだっ…いや!止めて……っあ…」
雅人の唇が真理の首筋を捕らえ、強く吸い付いて痕を残した。
乱暴ながらも触れられている感触に、真理の身体が震え、小さく仰け反る。
雅人の唇はそのまま下りていき、日に焼けていない白い胸元にもくまなく口付け、
紅い痕跡を無数に残していく。
「俺は命を掛けて人間を守る為に闘っているんだ…これぐらいの報酬、いいだろ…?」
何時も一番想っていた。
なのに、手に入らない。
心は離れていくばかりで。
でも、今腕の中に確かに居る存在。
自分が与えている愛撫に酔いしれる真理を目の前にして、雅人の思考は弾けた。
「はん!んんっ…あぁ……」
先刻まで自分で弄っていた胸の先に、雅人の舌のざらざらした感触と生温さを感じ、
痺れるような快感が真理の全身を駆けた。
心は拒否しているのに、独り遊びで十分に高ぶられた身体が言う事を聞かない。
既に女の悦びを知っている身体が、上り詰めたがっているのが厭という程解った。
「欲しいんだろ?真理」
雅人は、両手で拘束していた真理の両腕を左手に纏めて彼女の頭上で握り締め、
もう片方の右手が、閉じられた真理の膝を割る。
無骨な指が侵入し、内部を拓いていく。
真理の中で指を曲げ、掻き回し、敏感な突起を擦りつける。
「ああん!ああ…ひゃぁぁんん…いやぁ……あっ…たく、み……」
体中がビクビクと跳ね上がり、限界を感じ始める。早く、楽にして欲しい…。
犯されているのか、自ら欲しているのか。
自分でも解らない所まで来ていた。
ただ、目の前の男が与えてくれる快楽に身を委ねるだけ。
だけど、意識の隅には巧が居る。
巧に抱かれている錯覚に陥ることで、真理は必死に自分を保とうとしていた。
雅人が自分のジーンズの前を広げ、その欲望を躊躇いなく真理の中に埋め込む。
「やぁんん!!あっ、は…あぁ…あ…やだぁ…ん」
怯えの中に艶やかさを孕んだ真理の嬌声が部屋中に溢れていく。
何時の間にか両手の戒めは解かれ、雅人の両手は真理の細い腰を抱き取っていた。
快楽に翻弄される真理の指先が、雅人の二の腕に強く爪を立てた。
激しく揺す振られ、繋がった部分の途方も無い快感が二人の意識を飛ばしていく。
「……真理っ!」
「あっ、あっん!あん、はぁん!巧っ」
数回、強く腰を打ち付けられ、耐え切れない悲鳴を上げながら真理が高みへと上り詰める。
「真理っ…くっ!」
きつく締め付けられ、限界を感じた雅人は真理の中から勢い良く自身を引き抜くと、
白い腹の上にすべてを吐き出した。
「真理…」
荒い呼吸を整えながら、雅人は汗ばんだ真理の顔にかかった艶やかな黒髪を拭った。
起こった事実を受け入れまいとしているのか、呆けた黒い瞳には生気が感じられない。
雅人は真理の額を片手で撫で、薔薇色に染まった唇に自分のそれを近づけた。
「やぁっ。だめ…キスはやめて…」
途端に覚醒した真理は泣き出しそうな表情になり、雅人から顔を背け、手の甲で唇を覆い隠した。
雅人は一瞬、悲しげに顔を顰めるが、すぐ元の傲慢な色を表情に浮かべて、
手早く身じまいを整えるとマットレスから降りて立ち上がる。
「真理。乾巧は死んだ。もう待つな。俺が君を守る。…俺の物になれ」
背を向けたまま言い放つ雅人に何も応えず、真理は長い睫を伏せて蹲る。
バラックを後にし、薄闇の中を歩く雅人の顔に浮かぶのは、遺恨。
雅人に抱かれながら、真理は一度も彼の名を呼ばなかった。
真理。乾巧の事は忘れろ。まあいい、これからだ。ゆっくり俺の物にしてやる
何時の間にか雲が去り、月明かりがうっすらと部屋を照らしていた。
寂しくて。
自分ひとりでは治められない熱を鎮めて欲しくて。
他の人と身体を重ねてしまった。
どうすれば良かったのか解らない。
巧は生きている。そう信じている。
信じることで必死に自分を支えてきた。
でも、もう壊れそうだよ…
薄汚れたシーツの上に座り込み、真理は唯一人のことだけを想う。何時までも。
柔らかい髪に触れたい。
優しさを湛えた、茶色の瞳に見つめられたい。
名前を呼んで欲しい。
…キスして欲しい…
巧、巧、どこに居るの
会いたいよ
会いたいよ
「会いたいよ…」
END
投下終了。
読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
775 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 20:59:48 ID:i0pP80Dn
GJ!
草加にはこれくらいやってもらわないとな!
GJ!よかったよ。 せつないなー……
貴様は神か
真理かわいいよ真理ー!
自慰→無理やりのコンボ超萌える。
GJすぎて思わず913コール!
GJ!
巧×真理も真理←草加も萌えた!!
草加×真理ファンだけどすげー萌えた。やっぱ草加はこうじゃなくっちゃな!
暖かいお言葉を沢山、感激ッス。
皆様、ありがとうございます!
555はまだ需要があるって解釈でいいのかなぁ?
555巧×真理ネタならまだありますんで、
ぼちぼち投下してってよろしいでしょうか?
782 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 20:43:17 ID:bZMZNhRD
巧×真理、全力で待ってます! 大好きだ!
>>781 是非!!
781の作品読んだら巧×真理にも久しぶりにムラムラしてきたぜw
おおっ
楽しみだ
ファイズで盛り上がり中のところ失礼します。
初なのでおかしいところがあったらすみません。
士×夏みかんで、梅雨からイメージしてみました。
二人はすでに恋人同士で初めてではない設定です。タイトルは「雨の罠」です。
数レスお借りします。
788 :
『雨の罠』:2009/07/12(日) 03:00:06 ID:U24jmPBx
夏至が過ぎたこの時期は夕方になってもまだ明るい。
だがこの日は数時間前から急に降りだした雨の所為か窓の外はすでに闇を帯びはじめていた。
時折遠くで稲光りが走る。これは梅雨が明ける前ぶれ。
この雨が止めば、夏が来る。
光写真館でぼんやりと窓の外を眺めているのは夏海ひとり。
祖父とユウスケは連れだって夕食の買物に出ている。
「静かですね・・誰かさんがいないと」
ふぅ、と小さくひとりごちてみる。
その誰かさんもこの世界のことを調べると言って朝から外出していた。
そういえば、彼は傘を持って出たのだろうか。午前中雨はまだ降り出してはいなかった。
そう思って玄関の傘立てに目をやった、と同時に扉が乱暴に開かれた。
789 :
『雨の罠』2:2009/07/12(日) 03:01:42 ID:U24jmPBx
「はぁ、はぁ・・。夏みかん、今日雨降るだなんて聞いてなかったぞ。おかげでこの有様だ・・」
息せき切って玄関に入ってきた士はまるで頭からバケツで水をかけられたようにびしょ濡れで。その姿を見て思わず夏海は吹き出してしまう。
「なに笑ってんだ」
「いえ、おかえりなさい。士くんたらお笑い芸人のコントでもそんなにびしょ濡れにはなりませんよ?」
笑いをこらえながら夏海はたたんで置いてあった洗濯物からタオルを取り、士に差し出しす。
だが、士はそのタオルを受け取らず夏海の目をじっと見ていた。
「どうしたんですか?早く拭かないと風邪ひいちゃいますよ」
「おまえが拭けよ夏みかん。お前が傘持ってけって言わなかった所為でこの状態なんだぞ」
「それは・・私の所為じゃありません。士くんが天気予報見ないからですよ」
ぶつぶつ文句を言いながらも夏海は士の頭に手を伸ばしタオルをかけようとした。
790 :
『雨の罠』3:2009/07/12(日) 03:02:43 ID:U24jmPBx
だが。
タオルを持ったままのその手が止まる。
ぽた。
士の端整な顎のラインをとおって雨の雫が床に落ちる。
夏海はそれに見とれてしまっていた。
「水もしたたるイイ男っていうのはまさに俺のことだな。そうだろ」
そんな夏海の様子に気付いた士はそう言ってにやり、と笑った。
「夏みかんに拭いて貰ってるとその間に風邪ひきそうだな。シャワー浴びてくる」
そう言うと夏海の手からタオルを奪い取り、浴室へ入っていった。
士にからかわれたとわかった夏海は顔を真っ赤にしてつぶやいた。
「士くんはやっぱり悪魔ですね!」
791 :
『雨の罠』4:2009/07/12(日) 03:03:34 ID:U24jmPBx
「夏みかん!」
浴室から士の呼ぶ声が聞こえたのはそれから数分後だった。
「どうしたんですか士くん」
「悪い、夏みかん。シャンプーを持って入るの忘れたんだ。取ってきてくれないか」
どうして私が、とぶつぶつ言いながらもストックのシャンプーを取りに行く。
はいどうぞ、とすりガラスの浴室の戸を薄く開け、それを差し出した瞬間。
ぐいっ
えっ?と思ったときにはすでに夏海は浴室の中に居た。
士がシャンプーを持ったままの夏海の腕をつかんで中へ引き込んだのだ。
「ちょっと士くん、何する・・きゃっ!!」
士が慌てる夏海をぬれたままの身体で抱きしめた。
「つかまえた」
何がなんだかわからない。
「な、なんですか士くん、離してください!」
夏海は目を白黒させて抱きしめられたままとりあえず抵抗の声をあげてみた。
792 :
『雨の罠』5:2009/07/12(日) 03:04:28 ID:U24jmPBx
「おまえが悪い。誘ったのはおまえだ。夏みかん」
私が・・?いつ・・!!??
「さっき。濡れた俺のことじっと見てたろ。俺のことが欲しいって顔して」
そんなこと思ってません!という言葉は唇でふさがれてしまった。
「ぅむっ・・んっ・・ふぅ・・・」
抵抗の言葉はすでにのどの奥の方に押し込まれていた。
士は夏海の唇と舌を味わうように深く長い口付けを繰り返していく。
その間も細く長い指は夏海のシャツのボタンを探しだし、器用に脱がしていった。
今日は外出の予定のなかった夏海はトレードマークのニーハイもはいておらず、素足。服もざっくりとした部屋着のシャツワンピースだ。
楽な格好=士にとっては脱がせやすい服・・・となってしまっていたのが夏海には災難となってしまったが。
793 :
『雨の罠』6:2009/07/12(日) 03:05:30 ID:U24jmPBx
ちゅっ、くちゅ・・
士の深く長い口付けで夏海もすっかり抵抗できなくなっていた。
そんな夏海の様子に気づいた士はさらに彼女を昂ぶらせるような愛撫に移行していく。
首筋に舌をはわせ、ふるえる豊かな胸に手をやる。
「んっ、あぁ・・んぅ・・」
夏海は浴室の白い壁によりかかり、士の攻めに耐えていた。
士はそんな夏海の様子に満足げな表情を浮かべさらに手を下へスライドする。
そして夏海のより敏感な中心をなぞり、潤んだそこへ指を出し入れしながら言った。
「ほら、こっちももうこんなに濡れてる。言葉より体の方が正直だな」
くちゅくちゅ・・という水音が浴室内に響く。
794 :
『雨の罠』7:2009/07/12(日) 03:06:28 ID:U24jmPBx
あの、と夏海は士の攻めの合間を縫って声を絞り出す。
「さっきからなにか当たってる・・んですけど・・」
「ああ、これか。裸で抱き合ってるんだから当然だろう?」
士は己自身を夏海の腹にこすりつけるように動いた。
「もう、挿れて欲しいか?」
そう夏海の耳元でささやく。
夏海は顔を真っ赤にしてこくん、と頷いた。
「おまえ、正直な方が可愛いな」
士はおもむろに浴室内の棚に手を伸ばす。
その手にあったのは、コンドーム。
「なっ、なんでそんなものがここにあるんですか?!」
「好きな女抱きたいと思ったときに抱けないのは悔しいだろ。男のエチケットってやつだな」
そうやってうそぶく。
好きな女。
そんなことを言われると何も言えなくなってしまう。
「立ったままでイイよな」
ちゅっ、と軽くキスして片足を持ち上げるとやわらかな夏海のそこへ士自身を沈めていく。
795 :
『雨の罠』8:2009/07/12(日) 03:07:24 ID:U24jmPBx
「く・・ぅ」
「あぁっんぅっ・・あっ」
重力にしたがって士の全てをのみこんだそこはぬるぬるとあたたかく士を包み込んだ。
「本当に気持ちいいなおまえの中」
「んんっふぅ・・っあぁっんっん・・」
ずぶっずちゅっ・・
規則正しい注挿がリズムに乗ってだんだん早くなっていく。
「ああ・・んっ、はぁっ・・も、ぅ・・」
「夏海・・っ」
ぎゅっと締めつけてくる夏海の中に絶頂の近いことを感じる。
それは士も同じことだった。
「つかさく、んっ・・もうだめぇっ・・!」
「あぁ・・俺も・・っ」
どくん。
はあはあ・・・と大きく肩で息をしながら士にもたれかかる夏海からずるり、とようやく自身を引き抜く。
汗で顔にはりついた夏海の髪を手でかきあげてやる。
その手は優しくて。
大丈夫か、と心配そうな目で自分をみつめてくる士に涙がでそうなほどの愛しさを感じる。
悪魔でもなんでもいい。
だが。
そう思った夏海の耳に悪魔のささやき。
「もう一回、今度は俺の部屋で」
「もう、しません!!!」
真っ赤になって大声をあげた夏海は今度から折りたたみ傘を持たせようとかたく心に決めたのであった。
優しい悪魔の雨の罠。もう二度とかからないために。
お目汚ししつれいしました。
このあと抵抗むなしく夏海は二回戦に持ち込まれると予想します。
もっと鬼畜な士にしたかったんですが、やっぱりちょっと優しい男になってしまいました。
GJ!!
雨に濡れる士っていいねぇ、イイ男は何をしても様になるw
夏海じゃなくても見惚れそうだw
鬼畜な男がふと見せる優しさに女は惚れちゃうんだよなぁ
798 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 07:25:18 ID:70dY8QK0
GJ!水もしたたる鬼畜な男。 夏みかん、気を付けろw
799 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 07:26:24 ID:RQvb2UyM
GJ GJ
素晴らしい。やはり2人の絡みは萌えるな。
正直な夏海も可愛すぎる。
神がいっぱい降臨してるー!
巧真理も士夏も素晴らしいですな萌えますハァハァ。
今、士夏海のエロ三角ものを書いてますが異様に長くなりそうです。
20スレくらい・・・?
スレ食いまくりですみません。短くできねー。
やはり前後編くらいで分けさせてもらった方がいいのでしょうか?
二万レス……だと……
すいません、20レスです。
間違えた・・・。
804 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 14:06:59 ID:RQvb2UyM
>>802 気にする事はない。
どどーんと20レス使ってしまえ。
....つーかお願いします。どんどん投下して。
士夏海でエロ投下します。
長くてすみませんが一気に投下。
3Pではありません。士⇔夏海←海東な感じ。
なんか海東が咬ませ犬っぽくなってしまったので、海夏な方はスルーして
いただいた方がいいかもしれません。
海夏で無理やりだとどうしてもこんな感じなっちゃうので、他の方の作品と
被ってしまう部分もあるかと思います。
そこは申し訳ありません!
OKな方、よろしくお願いします。
「君がそこまで執着する彼女に、僕も興味があるな」
声をかけられて振り返ると、いつもの読めない笑みを浮かべた海東が立っていて、士は眉をひそめた。
「・・・・・・俺があいつに執着してるだと?笑わせること言ってくれるじゃないか」
士が身体ごと海東に向き直ると、帽子の鍔を目深に下げた彼がくっくっと笑いを漏らした。
「そう言うんならそれもいいさ。士、君からお宝を奪うのも面白そうだ。
・・・・・・じゃあ、近いうちに頂きに行くとするよ」
BANG、と指でふざけた狙い撃ちのポーズをして、海東は士の前から姿を消す。
残された士は、彼の言葉の意味を吞み込めずに、いつまでもそこに立ち尽くしていた。
数日経っても、海東の言葉が頭から離れない。
光写真館の中で窓辺に腰掛けながら、士は外を眺めていた。
『君がそこまで執着する』
俺が?
あいつに執着してる?
「・・・・・・馬鹿馬鹿しい」
そんなはずはない。
そんなことは有り得ない。
考えを追いやるように、頭を軽く振る。と、横から声がかけられた。
「なに難しい顔してるんですか、士くん」
「・・・夏みかん」
「ずーっと同じ表情で固まってましたよ。はい、コーヒーどうぞ」
夏海が笑いながら、マグカップに入ったコーヒーを差し出してくる。
多分、好みの味に淹れられているであろう湯気の立った黒い液体からはいい香りがした。
黙ってそれを受け取ると、夏海は小さく笑って、自分はテーブルの前の椅子に腰を落ち着ける。
士は、テーブルの上に置いたカップを両手で包み込む彼女をこっそりと盗み見た。
記憶を失って、自分が誰かもわからなくなって、変な爺さんに拾われた。
彼に連れ帰られた家には、夏海が居て。
そして何の縁があってか・・・・・・今、こうして苦楽を共にしている。
―――正直に言えば、肌を合わせたことは何度かあった。
きっかけが何だったのかは憶えていない。
ただ、自分は彼女を求め、そして彼女はそれに応えた。
それだけのことだ。
コーヒーを飲む夏海の、その伏し目がちの表情を見つめていると、彼女の肌の柔らかさや体温、匂いが蘇ってくる気がする。
身体の奥から劣情がじわじわと湧き出そうになって、士は再び頭を振った。
海東の言葉が頭の中をぐるぐると回って気持ちが悪い。
何だこれは?こんなのは俺らしくない・・・・・・。
自分でもあまり意識のないままに、士はカップを置いて立ち上がると夏海に近づいた。
顔を上げた彼女が怪訝そうな表情になるのを見ながら、その手首を強く掴む。
「士・・・くん?」
息を呑んだ彼女が、何かに気づいたように僅かに頬を染めた。
自分は今、一体どんな顔をしているのだろう。
・・・・・・わからない。
身を屈めて彼女に顔を近づける自分を、もう一人の自分が何処かから見ている錯覚に陥る。
夏海の長い睫毛が恥ずかしそうに伏せられるのを確認して、士も目を閉じた。
・・・・・・どうしちゃったんだろう。
眠る士の胸の中にしっかりと抱きこまれながら、夏海は彼の寝顔をそっと見上げた。
なんだか、変だった。
それに、いつもよりずっと情熱的で・・・・・・。
そこまで考えて、夏海は頬を染める。
あの後、彼が使っている部屋に引っ張り込まれて、そして肌を合わせた。
身体を重ねたことは今までに何度かあったけど、そのどれよりも、今日の士は情熱的に自分を求めてきた。
熱っぽい視線、色気のある吐息や囁く声、焦れたように荒々しく滑る指・・・・・・そのどれを思い出しても赤面してしまう。
そんな彼に、何度絶頂に導かれたかわからない。
身体はだるくて重かったけど、夏海は満たされた気分だった。
士を起こさないように、そろそろと腕の中から抜け出ると、ベッドの下に落ちていた薄手のタオルケットを身体に巻きつける。
(シャワー・・・・・・浴びなきゃ)
もう一度、彼が起きないのを確認して、夏海は静かに部屋を出た。
初めて求められた時、彼のことが好きだったから抵抗しなかった。
好きだと言われたわけじゃない、愛していると言われたわけでもない。ただ、求められたから応えた。
それ以来、今日のように時々気まぐれに抱かれている。
「うわ・・・・・・」
脱衣所に入ると、洗面台の大きな鏡に自分の姿が映る。鎖骨の周りに散った赤い痕に、夏海は再び赤面した。
よく見ると、首筋にも一つ二つ付けられている。
今までの行為の中で、目立つ部分に痕を残されたことはなかった。
どうやって隠せばいいんだろう・・・・・・鏡の前でそう思いながら、痕を確認して指で触れていると―――いきなり背後から声をかけられた。
「くっきり付いてるね、それ」
いつ入り込んだのか、鏡に映る、背後に立つ男。
腕組みをして扉にもたれ掛かるその姿・・・・・・。
ニィ・・・と笑う彼と鏡越しに目が合って、ぞっとしたものが夏海の背中を這い上がった。
ばっ!と勢いよく振り返る。無意識に後ずさった身体が洗面台にぶつかった。
「だ、大樹さん・・・・・・!?」
「やあ、夏海ちゃん。こんにちは」
この異様な状況の中でもいつもと変わらない笑みを浮かべるその男は・・・・・・海東大樹だった。
自分の目で確かに見ているのに、信じられない。何故、彼は今、ここにいるのだろう。
「ど、うしてここに・・・・・・?」
「僕は泥棒だよ?忍び込むなんて簡単。今日は、君に用があって来たんだ」
後ろ手に、扉の鍵が掛けられる。
ガチャリ、という音がやたら大きく響いて、夏海は今の自分がどんなに無防備な格好をしているのか思い出した。
ゆっくりと近づいてくる海東から逃げたくても、後ろにはバスルームがあるだけ。
「私・・・に、用ですか?」
「そう」
自分の身体を自分で抱きしめながら、夏海は目の前まで迫ってきた長身の男を震えながら見上げた。
その瞳は何を考えているのか全然読めなくて・・・・・・怖い。
「士に抱かれてたの?」
「ひっ・・・・・・」
長い指が伸びてきて、首筋に触れられた。その場所には、士が付けた痕がある。
「やっぱりあいつ、よっぽど君のことを気に入ってるんだね・・・・・・」
そう、独り言のように呟いた後、
「僕は今日、君のことを知りに来たんだ」
にっこりと笑顔で告げられる。次の瞬間には、片手で肩を、片手で膝裏を抱えられて、掬いあげるように鮮やかに床に倒されていた。
覆いかぶさられて、上から覗き込まれて、夏海は恐怖で震える。
士くん・・・!!たすけて・・・!!
大声で彼を呼びたいのに、声が出ない。
海東に今から何をされるのか知って、夏海の瞳から涙が零れた。
「いや・・・!!」
「困ったな・・・そんなに怖がらないで」
「離してっ!!」
「大丈夫、すぐに良くなるから・・・・・・」
ぐいっ、と大きな手で両手首を一纏めにされて、頭の上に押し付けられる。
「君のことを僕に教えて。気持ち良くしてあげるから」
タオルケットが剥ぎ取られて、自分の意思とは関係なく、夏海はその裸体を海東の前に晒した。
綺麗な身体だった。
出るべきところは出て、引っ込むところは引っ込んでいる、そんな身体。
海東は視線を這わせながら、思わず感嘆のため息を漏らした。
仰向けに寝ても崩れない豊満な胸はツンと上を向いている。
「いや!!」
身体を必死に捩ろうとする夏海の両手を開放しないままで、海東は彼女の脚の上に跨って押さえ込んだ。
「暴れないで。暴れると余計に辛いよ?」
優しい声音で告げながら、空いている手で胸を包み込む。
吸い付くような、そのしっとりとした肌に驚いた。
「やだ、っ・・・・・・やだ、やだ!!士・・・くん!!」
自分の身体の下で、必死に叫ぶ彼女。士に助けを求める彼女。
ガチン、と自分の中のスイッチが入って、黒い何かがじわっと染み出してくるのが海東にはわかった。
―――恐怖に歪んだその顔を、すぐに快楽に染めてあげる。
嫌がる夏海の顎を無理矢理に掴んで自分の顔を近づけると、海東は強引に唇を合わせた。
・・・が、ガリッと音がしてすぐに離れる。
「つっ・・・・・・」
肩で息をしながら、涙を流しながら、唇に噛みついてきた彼女を見下ろしながら、滲んだ血を舌でぺろりと舐めとる。
強情な子だ。
・・・・・・まあ、だからこそ面白いんだけど。
海東は白い首筋に唇を寄せて、士が残した痕を舐める。そのすぐ側に、これ見よがしに痕を残した。
これを見た時の、士の反応が楽しみだ。
薄く笑いながら、鎖骨の周り、胸も同様にする。
すす、と舌を膨らみに沿って這わせて、尖った頂点を口に含んだ。
「・・・・・・!」
びくっ、と彼女の身体が跳ねる。
先ほどまで士に抱かれていた身体は、別の男といえど反応を返してしまうらしい。
「声、出しなよ。聞きたいな」
唇をきつく噛んで涙の滲んだ目で睨みつけてくる夏海に、虐めてやりたい気持ちが湧き起こる。
ぺろぺろと舌で先をいたぶりながら、そこを吸ったり、軽く歯を立てたり。
その度にびくびくと震える、感度のいい身体はなんとも魅惑的だ。
声を出すまいと苦痛に歪むその顔にもそそられる。
―――自覚のないままに、次第に夏海に夢中になっていく自分に、海東はまだ気づいていなかった。
彼女の抵抗は、徐々に弱いものになってくる。
それを感じながら、より強い快楽を与えるために海東は下の方に指を滑らせていく。
拘束した両手はまだ押さえつけたままで、腹を撫でまわし、茂みの奥に指を這わせた。
ちゅぷ・・・と水の跳ねる音がする。
「すごいな・・・・・・すごく濡れてるよ、夏海ちゃん」
「うっ・・・く、」
「気持ちいいんだね・・・・・・」
指を挿れて蜜をかき出す。と、白いものが一緒に出てきて・・・海東は顔をしかめた。
「士・・・あいつ、中に出してるのか。まったく、紳士じゃないね。
まぁ・・・・・・それだけ君に執着してるってことか・・・・・・」
指を緩やかに出し入れしながら、何か妙に苛々とした気持ちが生まれてくるのを海東は感じていた。
指を抜き、女の身体の中で一番敏感な部分を撫でまわす。
「―――!!!」
身体を跳ねさせながらも、彼女はまだ声を出さない。
荒い息と激しく上下する胸、涙に濡れた、その感じた表情にますます苛々した。
確かに感じてるはずなのに・・・・・・それでも声は出さないっていうのか。
再び中に、今度は指を二本挿れて、イイ部分を探るように動かす。肉芽もしっかりと弄りながら、自由にならない片手の代わりに唇と舌で交互に両方の胸を責めた。
「・・・・・・っ、くぅ」
びくん!と身体が強張って、その後すぐに弛緩する。
涙を流しながら、喘ぐように呼吸をする夏海はどこまでも強情だった。
なんて意志の強さだ。感嘆を通り越して呆れてしまう。
でも・・・・・・これに耐えられるかな?
海東は彼女の片脚を抱え、その中心に膨れ上がった自身を宛がう。ず・・・と音を立てながらその存在をしっかり感じさせるように挿れていった。
角度を変えながら、挿れたり出したりを繰り返す。
完全に抜いて、また挿れる。
真っ赤な顔できつく目を閉じる夏海の唇が、徐々に綻んできた。
「・・・・・・く、ぁ」
「いいよ、ホラ・・・。夏海ちゃん、声出して・・・・・・。聞きたいんだ、君の声が」
圧倒的優位に立っていたはずの自分が、いつの間にか、気づかないうちに彼女に夢中になり始めている。
でもこの気分は不快なものではないと海東は思い、そしてそんな自分に驚いた。
熱く潤った彼女の中。
柔らかいのにきつい、その絶妙な感覚。自分の中に入ってきたものを逃すまいと、悩ましげに蠢く淫猥さ。
挿れると締め付けてきて、抜こうとすると吸い付いてくる。
その感覚がたまらなくて、海東はうっとりと溜め息を漏らした。
段々と、息が上がってくる。
「はぁ・・・いい。気持ちいいよ・・・・・・ほら、君も気持ち良くなって・・・」
律動を繰り返したまま、硬くなった肉芽を濡れた指で捏ねまわすようにする。
―――そこが、彼女の限界だった。
「・・・っ、あ、ああ・・・!!」
ついに漏れた甘い声。
その可愛らしさ、いやらしさに脳髄が痺れたようになる。
苦痛に顔を歪めて、涙を散らしながら喘ぐ彼女。
「あん、あっ、あっ!!!」
一度解けた唇は、二度と結べない。
もっと声を出させたい。
感じさせたい。
拘束していた両手を離して、彼女の腰をしっかりと掴み、海東は腰を打ちつけた。
「あっあっあ・・・・・・ああ、あ、・・・んあっ!!」
「夏海ちゃん、夏海ちゃん、夏海・・・ちゃん」
いつの間にか、海東は我を忘れて彼女に溺れていた。
士の気持ちがわかるような気がする。
今なら、奴が彼女に執着するのも理解できる。
でも・・・・・・。
解放しても、決して自分に触れてこない、床に投げ出されたままの彼女の両手。
名前を呼んでくれない声。
今、この時、この両腕が背中に回ってしがみついてくれたら?
可愛い声で、大樹さんと呼んでくれたら?
笑って、その瞳でじっと見つめてくれたなら・・・・・・・一体、どれほどに幸福を感じることが出来るのだろうか。
多分、士はそれを知っている。
そう思うと、彼に対する激しい嫉妬が海東の中を駆け巡った。
夏海の脚を大きく開かせて奥を滅茶苦茶に突いてやる。
紳士もクソもない。中に思いきり注ぎ込みたい。
僕のことを見て―――。
そう、意識の片隅で思いながら、海東は先に絶頂に達した夏海の中に熱いものを吐き出した。
「はあっ、はあ、は・・・・・・」
ずる・・・と彼女の中から抜くと、海東は放心している夏海を見下ろした。
中に出したことで僅かな罪悪感を感じたが、その感情からは目を逸らす。
彼女を振り向かせたい。
自分のものにしたい。
その気持ちの方が罪悪感よりもずっと強かった。
「まいったな・・・・・」
どうやら、興味本位で近付いたつもりが本気になってしまったらしい。
あの士が、自分でも気づかないままに執着している女。
あれは、間違いではなかったらしい。
海東は苦笑すると、汗に濡れた自分の前髪をかき上げた。
唇にキスをするとまた噛みつかれるかもしれないので、彼女の額にやわらかいキスを落とす。
「・・・・・・君に惚れちゃったみたいだ。僕に振り向いて・・・」
本心からのその言葉が、届いているかどうかはわからなかった。
・・・ガン!
いきなり大きな音が扉の向こうから聞こえて、海東は顔を上げた。
未だぼんやりと反応のない夏海の身体の上に、引き剥がしたタオルケットを掛けてやる。
ガン!ガン!・・・バキッ!!
扉が足で蹴り破られて、海東の予想した通り、憤怒の表情の士がやっと姿を現した。
「残念・・・・・・ナイトの登場か」
「海東、てめえ・・・・・・こいつに何しやがった?」
「本人に訊いてみなよ?」
ガッと強い力で胸倉を掴まれる。怒りに燃える士の瞳は今までに見たことのないもので、海東は胸中で嘆息した。
「・・・・僕は言ったはずだよ?近いうちに頂きに行くってね」
「てめえ、何企んでやがる」
「何も。ただ僕も彼女が欲しいんだ」
軽く目を見開く士の手を、海東は振り払った。
「士、君は別に彼女のことはどうでもいいんだろ?だったら僕が奪っても文句はないはずだ」
「・・・・・・」
何も答えることができずに睨みつけてくるだけの士に、海東は不敵な笑みを返す。
「・・・また来るよ。夏海ちゃんによろしく」
飄々と、壊れた扉から出ていく海東の背中を、士はただ眺めていることしかできなかった。
『俺があいつに執着してるだと?笑わせること言ってくれるじゃないか』
海東に言ったあの言葉は、確かに本心だった。
本心だったが・・・・・・・・違うのか?自分でも気づいていない何かがあるっていうのか?
「おい、夏海・・・・・・」
士は屈むと、虚ろな表情の夏海の肩を抱いて起こした。
色のなかった瞳に、感情が戻ってくる。
「つ・・・かさ、くん・・・?」
「ああ、そうだ」
できるだけ優しい声音で言うと、彼女の顔が泣きそうに歪む。目から零れる大粒の涙。
「うう〜〜〜〜〜っ・・・・・・」
泣きながらしがみついてくる夏海の背中を、士は抱いた。
ひっく、ひっくと子供のようにしゃくり上げる彼女を労るように、髪を撫ででやる。
「・・・大丈夫か?」
「うっ・・・ひっく・・・・・・」
「おまえ・・・・・・あいつに何された?」
躊躇いがちに訊くと、夏海の身体がびくっと震えて強張った。
殆ど答えを知っているその問い。
「無理にされたのか・・・・・・」
確認のように呟くと、首に絡みついた両腕にますます力が籠ってくる。
士は無言で、夏海の身体を自分から離すと、申し訳程度に掛かっているタオルケットを引き剥がした。
「い、やっ・・・!!」
「!!」
明らかに、付けられたばかりの赤い痕が散らばっている。
湧き上がる、怒りと嫉妬。
頭に血が上って、目の前が白く染まりそうだった。
・・・が、真っ青な顔でガチガチと歯を鳴らして自分の身体を抱きしめ小さくなっている夏海の姿に、我に返る。
この様子では、相当に怖かったのだろう。
それに考えてみれば、海東に宣言されていたにもかかわらず、自分はこの事態を阻止できなかったのだ。
そう思えば胸が痛んだ。
海東が本気だと思っていなかったとか、そんなことは問題じゃない。
「悪い・・・・・俺のせいだ・・・」
「え・・・」
問うような瞳を向けてくる夏海に構わず、彼女を怖がらせないように優しいキスをする。
驚いた目が、ゆっくり、うっとりと閉じられていく。それを薄く目を閉じて見ながら、士はごく自然な流れでその身体を後ろに押し倒していった。
無理にされた後に、抱くことには抵抗がある。
夏海の身体を押し倒しておきながら、士はためらった。
伸びてくる華奢で長い指が頬に触れる。
「して・・・・・・」
「・・・夏海?」
「気持ち悪いの・・・!!大樹・・・さ、んに触られたとこが・・・!!」
「おい・・・落ち着け!」
「やだ、やだやだ、士くんっ・・・!消して、お願いっ・・・!」
心からの叫びだった。
士は夏海の首筋に顔を埋めると、海東が残した痕を舌で舐めた。
上から強く吸い付いて自分の痕にすり替える。
あいつが残した痕跡を何もかも消してやる。その想いに火が点いた。
「士くん・・・士くん・・・」
「ああ、俺だ・・・」
不安がる声に、上から顔を覗き込んで額を合わせてやる。安心したように緩む瞳と、強張りながらも笑おうとする彼女が痛々しかった。
「安心しろ、俺が全部消してやるよ・・・・・・。あんな野郎に、二度と触らせたりしねえ」
「うん・・・・・・」
赤みの戻ってきた彼女の頬にそっと手で触れながら、軽いキスを繰り返す。
やっと今、わかった。
海東の言った通りだ。俺は、こいつに執着してる。
こいつを好きだ。
誰にも触らせたくない。渡したくない。
こいつは・・・・・・俺だけのものだ。
無骨な指が肌を辿る度に、びりびりとした快感が湧き起こる。
海東に触れられた時とはあまりに違うその感覚に、夏海はうっとりと目を閉じて唇を薄く開けた。
指が身体じゅうを這いまわり、ざらついて濡れた舌がそれを追ってくる。時々吸い付かれるその場所には、きっと海東が残した痕があるのだ。
士でない、別の男に抱かれて感じてしまったという事実が夏海の身体を僅かに強張らせる。
それに気づいたのか、上から見つめてくる彼の目は驚くほど優しかった。
「何も考えるなよ。俺のことだけ考えてろ・・・・・・」
あらゆる場所をくまなく舐め上げられて、夏海は素直に嬌声を上げた。
海東に刻まれた感覚が、士によって上から塗りつぶされていく。
こんなに、違うんだ・・・・・・。
今まで気づかなかった。好きな男に抱かれることが、こんなに気持ちいいなんて。
「ん・・・・・・士く・・・」
名前を呼んで手を伸ばすと、指がしっかりと絡められて床に押し付けられた。
信じられないくらい優しい動作で、唇が塞がれる。
衝動に導かれるままに、夏海は自分から舌を伸ばした。士の熱い舌が絡まって卑猥な音を立てても、それが気にならない。
「んっ、はっ・・・・・・」
海東に無理に抱かれたこの場所で、士に抱かれてる。
海東の感覚が消えて、士でいっぱいになる。
涙が零れたが、それはさっきとは違う、幸せな涙だった。
士の舌が下の方に降りていく。
臍の部分で少し遊んだ後、片脚をしっかりと肩に担ぎ上げられた。
何をされるか察して、夏海は顔をますます赤くする。恥ずかしいけど・・・・・・でも、嫌じゃない。
もっとして欲しい。
あなたのことを感じたい。
士の舌が、硬く尖りきった肉芽に触れる。
びりっ・・・と電流が全身に走った。
「っああ!!」
「ここも触られたんだろ・・・・・・?」
士の長くて骨ばった指が中に入り込んだ。
気づいているだろうけど、彼は何も言わない。ただ黙って、注ぎ込まれたものをかき出している。
やがて気が済んだのか、そこにも口付けが落とされた。
舐め回された後、中に、熱い舌が侵入してくる。
指で肉芽を撫でたり捏ねたりして弄りまわしながら、舌が出たり入ったり。
「あっは・・・!!あ、あああああ・・・!!」
びくびくと全身が震える。士に与えられる、深く長い絶頂に夏海は泣きながら喘いだ。
叫ぶような、大きな声が出ても、それを恥ずかしいとは思わないのが自分でも不思議だった。
気持ちいい。
私はこんなに・・・。
こんなに、あなたのことが好きなんだ。
ぺろ・・・と濡れた唇を舐めた士が覆いかぶさってくる。
ひくつく中心に、欲しくて仕方のないものが押し当てられた。
ずずっ・・・・・・と熱くて大きな塊が濡れた内壁をこすりながらゆっくりと入ってくる。
それを、とても幸せだと思った。
「ふ、ああ・・・・・・」
「っく・・・」
苦しそうに呻いた士が、入り込んだ時と同じようにゆっくりと動き出す。
ぐちゅっ、ぐちゅっといやらしい音が鳴って、彼が奥に当たる度に瞼の裏で火花が散る。
何故か海東の顔がちらついて・・・・・・夏海はそれを追い出すように眉根を寄せると強く目を閉じた。
「夏海っ、目、開けろ・・・・・・」
「ん・・・・・・」
息荒い士にそう言われて、夏海は薄く目を開けた。涙で滲んだ視界の向こうに彼が見える。
「俺だ」
「うん」
「おまえの中に今いるのは・・・・・・俺だぞ」
こくん、と夏海は頷く。
ゆっくりとした、その存在を知らしめるような律動が気持ちいい。ぐるっと腰を動かした掻き回すそれに、彼が今、確かに自分の中にいることを知る。
別の男に無理に与えられた感覚が、残らず溶けて消えていく。
動きながら、あちこちにキスを落としてくる士の頭を力の入らない手で抱くと、夏海は彼の硬めの髪をゆっくりと撫でた。
好き。
好き。
士くん・・・・・・大好き。
「ああ・・・・・・俺もだ」
想いが通じたのか、士が微笑む。
自分の中で彼が弾けて、熱いものが大量に奥を打つ。
声を上げ、背を仰け反らせて激しい絶頂に達しながら、本当に幸せな気分で夏海は目を閉じた。
何かに気づいたように、海東は歩みを止めて空を見上げた。
雨が降り出しそうな空。
流れていく黒い雲を、彼にしては珍しくぼんやりと眺めた後、自らの手に視線を落とす。
夏海に触れた感触が消えてくれない。
耳の奥にこびりつく可愛い声。
目を閉じると思い出せる、苦痛に歪んだ顔。
「本当にまいったな・・・・・・」
海東は苦笑すると、その手でガシガシと頭を掻いた。
彼女はまた、今頃は士に抱かれているのだろうか?
可愛い顔で。
可愛い声を上げて。
その腕で背中にしがみついて。
「ま・・・・・・いいさ。気長にいくよ」
きっと君を振り向かせる。
士から、奪い取ってあげる。
僕が珍しく、本気で手に入れたいと思ったお宝なんだからね。
再び海東は歩き出す。
彼が去った後、その場所にはポツポツと雨が降り始めた。
何かに気づいたように、海東は歩みを止めて空を見上げた。
雨が降り出しそうな空。
流れていく黒い雲を、彼にしては珍しくぼんやりと眺めた後、自らの手に視線を落とす。
夏海に触れた感触が消えてくれない。
耳の奥にこびりつく可愛い声。
目を閉じると思い出せる、苦痛に歪んだ顔。
「本当にまいったな・・・・・・」
海東は苦笑すると、その手でガシガシと頭を掻いた。
彼女はまた、今頃は士に抱かれているのだろうか?
可愛い顔で。
可愛い声を上げて。
その腕で背中にしがみついて。
「ま・・・・・・いいさ。気長にいくよ」
きっと君を振り向かせる。
士から、奪い取ってあげる。
僕が珍しく、本気で手に入れたいと思ったお宝なんだからね。
再び海東は歩き出す。
彼が去った後、その場所にはポツポツと雨が降り始めた。
ユウスケと栄次郎はどこ行ったんだ、とか、ヤラれまくりの夏海は
大丈夫なのか、とか突っ込み所は多いと思うのですが終了です。
結局15レスでした。それでも長いな・・・読んでくださった方、
ありがとうございます。
そして海東ファンの方々すみません。
海東好きだけど士夏ベースにしたらこんなんなってしまった。
是非、こんな感じで夏みかんを取り合ってほしい。
うわっ、最後二重投稿してる・・・!
格好悪い・・・見なかったことにしてくださいwww
824 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 19:45:57 ID:RQvb2UyM
素晴らしい。
GJ !
海東にやられた夏海に複雑な感情を抱く士....
とかいう点からもう20レスくらいw追加で
書いてくださいませんかねえ。
GJ!!!
よくヤった海東!
826 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 20:23:56 ID:lm+XR2S8
士が夏海の元に駆けつけた時涙出そうになった!
GJ!!!
GJGJGJ
放送とも合わせて今日は祭りだなw
GJ!!!
士がドアをばきばき壊して突入!はなんか想像できた。
まさに騎士だな。
なんじゃこらーーーーー!!!!
エロイし泣けるし、胸にジーンときた。
3人のこの関係が好きだから、ホントたまんない><
GJ!!!!!
最近続々と投下されてるけど
そろそろ次スレ立てた方が職人さんたち安心かな?
まだ420KBちょいだろ?
まだいいんじゃね?
GJGJ!!!
士夏で海夏とは二度美味しく頂いた!
二人で取り合えばイイヨ!
限界が500kbだから、次スレがあった方が安心かもな。
前情報聞いた時は士か海東×ことはか茉子を期待したが
接点なかったな。 後半に期待。
・・・いや、この組み合わせはこのスレじゃスレ違いなのか?
いやでも放送枠はディケイドだし・・・・??
イカちゃんと海東ぐらいだな
海東が夏海を呼んでるとこを見たことない。
過去にあったっけ?
「夏海ちゃん」
「夏みかん」
「夏海くん」
「光さん」
どれ???
次回予告、外道ライダーと聞いて
「いつものことじゃん」とか思った自分はこのスレに毒されすぎているのか
いや、外道と鬼畜は違うけどさ
夏海ちゃんじゃない?
おい雌豚!じゃなかったけ?
>>781です。
555巧×真理投下します。
前回、随分真理ちゃんをいじめてしまったので、
今回はたっくんといちゃいちゃさせてみました。
が、やっぱり少しいじめてしまいまいたorz
本編34話の巧の回想シーンでの、アイロン台での二人のいちゃつきっぷりからビビビと来まして、
こいつらは日常的にヤりまく・・・じゃない、仲良くしてたんだなー、と思いついたネタですので、
既にデキてる二人という設定でひとつよろしくお願いします。
『Secret Room』
洗濯屋の午後。
梅雨明けの、それまでの湿気を払拭するようなからりとした好晴で、
時折穏やかな風が通り抜ける菊池家リビングの窓辺では、風鈴がちりん、と涼しげに鳴っていた。
そんな爽やかな陽光の中、巧はリビングにてアイロン済みワイシャツの袋詰めという、
この上なく地味で最も苦手とする作業の真っ只中に居た。
背中合わせに同じ作業をもくもくとこなすのは、真理。
啓太郎は店番中。
同じ姿勢で何時までも同じ作業をしているのは苦痛だ。
いーかげん肩凝った
と、巧は真理の背中に自分のそれを押し付けてぐーっと伸びをする。
「なー真理、肩もんでくれ」
「やだ」
速攻で。
予想通りの応えが返って来た。
「美容師見習いの仕事なんて掃除と肩もみくらいだろ。練習だ、練習」
「(むか)馬鹿にしてんでしょ。結構重労働なんだよ!」
背中を向けたままの会話。
だいたい背中押し付けてきてウザイ。やめてよ!と、うんざりした口調の真理に剥れた巧、
嫌がらせとばかりに先刻よりも強く、グイグイと背中を押し付ける。
「ちょっと止めてよ!潰れるじゃない!」
「潰れろっ」
かちん、と息巻く真理の大きな黒い瞳が細められ、口元がギリギリと軋んだ。
ぐっと、全体重を掛けて寄りかかってくる巧の背中をうんと引き寄せて。
不意に、自分の身体を右にすべらせる。
支えを失った巧の背中が勢い良く転がって、
がつん!と派手な音を立ててその後頭部がフローリングの床に打ち付けられた。
「……ってぇ〜っ…」
頭を抱えて蹲る姿を見て、ぷぷと噴出す真理に、激高する巧。
「お前!!すげぇ音したぞ、今!!星が飛んだぞ?!」
「天罰よ、天罰」
溜飲を下げた真理が巧を見下ろして、フンと嘲笑う。
……頭にきた
「お前なぁ!!」
「……え?」
勢い良く起き上がった巧に突如二の腕を掴まれ、真理の視界がぐるんと反転する。
自分も頭を床に叩きつけられる?!と感じた瞬間、くん、と掴んだ腕を引かれて身体が浮き、
その反動でこつん、と軽く後頭部が床にぶつかった。
「ビビったろ?」
一瞬何が起こったのか解らず、きょとんとした真理の、
何時にも増して見開かれた大きな瞳が悪戯っぽく笑う巧を見上げる。
少し頬が紅潮して、黒い瞳が黒曜石のようにくるりと煌いて吸い込まれそうだ。
どくん、と心臓が鳴った。
……ヤバイ
と巧は感じたが。
その瞳に吸い込まれるまま、
導かれるように唇を重ねてしまった。
触れるだけの、キス。
暫くして唇を離すと、ついと細められた真理の瞳が至近距離の巧を見上げていた。
「……何すんのよ」
「うるせーよ。お前がなぁ、」
言い募ろうとした巧の首筋に腕を絡ませて、今度は真理からキスを強請る仕草を見せる。
一度触れてしまえば、互いの欲望を満たすまで離れられないのは解っているのに。
巧はため息を吐くと、真理の頭を両手で抱え込み、桜色の唇に自分のそれを重ねた。
寝転がったまま抱き合って、啄ばむような口付けを繰り返し、
舌で唇をなぞったり、甘く噛んだりしている内に、触れている部分の体温が徐々に上がり始める。
「んっ…ん…」
巧の舌が真理の唇をそっと割り、中に侵入してゆっくり蠢くと、
舌を絡めあう水音と共に真理の甘い吐息が零れる。
互いを抱きしめる腕の力が強くなって。
治まりきれない欲情に駆られ始める。
巧は脱力した真理の身体を起こすと、抱き締めたままリビングのソファまで引きずっていき、
自分がソファに腰掛け、その膝の上に真理を跨らせた。
「……ここで?」
「問題あるか?」
「……啓太郎に聞こえちゃうよ…」
「解んねーよ」
ふてぶてしく巧が言い放つ。
その自信は何処から来るのか?
真理にもよく解らなかったが、既に自分で立ち上がる事もままならないほどに昂ぶられて、
とりあえず従うしか道はなかった。
口中を弄るような激しいキスが始まって。
熱を持った身体を絡めあい、これ以上ないほど密着していく。
頭がぼうっとなって痺れていく。
時折、遠く店の方から、客の来店を告げるカラカラと扉が開く音と、
啓太郎の「ありがとうございました」という声が聞こえる。
巧の唇が徐々に下りていき、真理の首筋や耳朶を軽く噛む。
「はぁ…んっ…」
抑えた声が、真理の紅みを増した唇から絶え間なく零れる。
巧は、真理のTシャツとブラを同時に捲り上げて手のひらで胸を弄りながら、
固くとがったその蕾を片方ずつ、口に含んで転がした。
「あっん!んっ!」
堪らず真理の嬌声がリビングに響き上がる。
「今の、啓太郎に聞こえたかも…」
「や、やだ…っ」
耳元で意地悪く囁かれ、真理は少し潤んだ抗議の眼を向けるが、その表情がますます巧を煽る。
昂ぶる神経を抑えきれずに真理のジーンズの前を開けると、下着と一緒に片足だけ抜き取る。
中心に触れると、溢れる蜜がもう洪水を起こしかけている。
くちゅ、と音を立てて指を侵入させると真理の華奢な腰が震え、びくんと身体が仰け反る。
「んっ!…あぁ…んっ…!」
「声出すなって!」
「ん…わか…てる…けどぉ!」
指を引き抜いて、それに絡みついた蜜を舐め取りながら巧が不遜に笑う。
その扇情的な態度に真理は眩暈を覚えた。
巧の長めの茶髪の前髪が目元にはらりと落ちて、
隙間からちらちらと見える切れ長の眼が艶っぽさを増して真理を見据え、
ぞくりと背中が痺れる。
この先の行為を予見して、体中が疼く。
それは巧も同じで。
真理は覚悟を決めて眼を瞑った。
巧は自分のジーンズの前を広げると、既に痛いほど押し上げていた自身を開放する。
力の抜けきった真理の身体を少し抱き上げて、その上にゆっくり座らせると、
すんなり飲み込まれて締め付けられる。
「ん、…すげ」
「んあっ…ん…ん!」
唇を噛み締めて声を堪えている真理が、真っ赤に紅潮した顔を巧の首筋に寄せて顔を埋める。
熱い吐息が巧の首筋にかかって、きゅ、と甘く噛み付く。
「あっ…あっはぁ…」
未だ中に納めただけで動いていないが、焦れた真理が膝を揺らす度に敏感な箇所に当たるのか
小さく震え、巧のTシャツの胸元をぎゅっと掴んだ。
「このソファ、ぶっ壊れねーよな」
「あっ…あっん…」
少し身体を離した状態で細い腰を抱くような形で向き合って、
徐々にゆっくりと揺さぶり始めると、真理は俯いて小さな喘ぎ声を忙しなく上げ始めた。
密やかな情事に興奮しているのか、
何時もより感じやすくなっている真理の身体が腕の中で数回ビクビクと震え、限界を知らせる。
「もっ…だめ、イきそ…」
「声、出すなよ」
「む……無理かも…」
「啓太郎が飛んで来るぞ」
「やっ…絶対やだ……」
泣きそうな声で言い募る真理。
紅潮して汗が滲んだ顔に艶やかな黒髪が張り付いて。
声を堪えてきつく眼を閉じ、眉を顰めて唇を引き結んだかと思えば、
脱力して呆けた表情になったり、イヤイヤと首を左右に振ったり、仰け反ったり。
細い腰を痙攣させながら浅く呼吸し、時折掠れた声で小さく叫んで。
先刻まで可愛くない事ばかり言っていた唇からは、抑えた甘ったるい嬌声が零れるばかり。
その姿はまるで、小動物のようで。
巧は自分も呼吸を乱しながら、そんな真理をついと眼を細めてじっと見つめていた。
「真理」
「な…ぁ…に?」
「………」
「何ってば」
「…めちゃくちゃ可愛い…もっとその顔見せて」
「馬鹿っ…」
めったにお目にかかれない、巧の優しい表情と甘い言葉に、
紅潮した頬を益々紅くした真理の唇の端が僅かに跳ね上がった。
「た、くみ、もぉダメっ……声…出ちゃう…」
巧の胸に顔を埋め込んで身を捩る真理が、切なげに訴える。
実は自分もそろそろ限界なのだ。
繋がった部分から、快感が背中を突き抜けて脳天を痺れさせる。
「我慢しろよ」
巧は真理をぎゅっと抱きしめ、数回激しく腰を突き上げる。
ガタガタとソファの足が軋む。
真理は巧の首に腕を回して、Tシャツの背中をきつく握り締めた。
「……………っ!」
二人一緒に果てると同時に、真理の唇に巧のそれが強く重なり、その悲鳴を飲み込んだ。
…ちりん
と、風を受けた窓辺の風鈴が小さく鳴った。
―――その頃、啓太郎は。
店舗と居住スペースを隔てる薄い壁一枚では、リビングの情事は隠しようがなく。
店内に流れる有線のボリュームを上げてやり過ごし、
間もなく配達から帰ってくる草加をどうやって追っ払おうかと、思案に暮れていたという……。
END
以上です。
読んで下さった方、ありがとうございます。
……悪いな、啓太郎。
ところで、懲りずにまた巧×真理投下してっても良いでしょうか?
絶賛放送中じゃなくてスミマセン。
GJ!
じゃれあってたりで二人が可愛かったし、本当に啓太郎GJ
ほかにもあるなら是非とも読みたいです!
たたたた、たっくん、何やってんの?!
啓太郎、がんばったなw
巧真理、どんどん投下して下さい!
今年は10周年だし、他の平成ライダーもどんどんあるといいね。
もちろん、ディケイドも。
昭和も。
俺さ、このスレが立った時から住人だけど、今年は豊作だと思う。
職人さん、ありがとう。
GJ!強気な真理イイヨー
心の中ではいつでも絶賛放送中!出来た時が投下時だ!
GJ! 全力で待ってましたー!
巧×真理、まだネタがあるならぜひ読みたいです。
なんとニヤニヤする巧真理!GJ!!
こんな感じで歴代ライダー、カップリングも盛り上がりを見せると素晴らしい
ですね!
十周年ヤホーイ!
>>805です
しょうもないですが、
>>821の後日談的小ネタ置いときます
士、夏海、ユウスケの三人がお茶を飲んでいると玄関から堂々と海東が登場。
にっこり笑って手を上げる。
「やあ、こんにちは。夏海ちゃん」
「性懲りもなく現れやがったな・・・・・・この盗っ人が。堂々と前から入ってきやがって」
立ち上がって自分の背中に夏海を庇う士。
「夏海、おまえ自分の部屋に行ってろ。
・・・ユウスケ!一緒に行ってやれ。俺がいいって言うまで出てくるなよ」
「え?俺?・・・あ、うん、・・・わかった(何で???)」
ピリピリした雰囲気の士と海東を残して、ユウスケと夏海、部屋を出る。
「・・・ごめんね、ユウスケ」
「ぜんっぜんいいよ。気にしないでよ、夏海ちゃん」
「うん・・・・・・、ごめん」
「・・・・・・。
あのー、何か・・・・・・あったの?」
ユウスケの問いに黙る夏海。
僅かに顔を逸らして、伏し目がちに俯く。
「・・・・・・ううん、何も・・・」
(・・・・・・え、えーっと・・・。
な、なんか、最近急に色っぽくなっちゃったなー、夏海ちゃん・・・)
夏海の憂い顔を前に、二人きりの部屋でやたらドキドキしてしまうユウスケであった。
その頃、士と海東はカメンライドして戦ってたり。
こうしてユウスケもドツボに嵌っていくのであった・・・なんつって。
三つ巴?
ふざけててすみません。
万一、真剣に続きを思いついたら書きたいですが、昼メロになりそうなんで
ちょっと無理かな。
自分もディケイドならネタあるので、思いつく限りは書かして頂きたいス!
しかし確かに海東は夏海のこと何て呼ぶんですかね。
そろそろ本編でも出るんでしょうか。
できれば三つ巴も見たいです
映画のメイキング見たらディエンドが夏海ちゃんの手を握って走ってるシーンがあって萌えた!
あれはいいシーン >856
すごいかばって戦ってるし。
つーか本編で海東、夏海ちゃんっつってるよね?
どこでだったか....
>>856 期待せざるを得ないな
東映公式みてたら、殿が夏みかんをみて微笑んでるショットがあって萌えた(まあ隣に金もいるわけだが)
で、そういえば放送前まで自分が
この世界には殿様がいるらしい→士「よしじゃあ夏みかん女中として体張って探ってこい」
→無理矢理潜り込まされる夏海→意外にも殿と意気投合、普通に仲良くなる
→笑顔で帰ってくる夏海に勘違い→士「そんなに殿様がよかったか」→殿様プレイ
っていう妄想をしてたのを思い出した。
着物ってえろいよね…
帯をくるくる解いていくアレですね。
士「色仕掛けで殿様とやらを落として来い」
夏みかん「士くん本気ですか?」
士「帯は解けやすくしてある」
夏みかん「そんな単純な作戦、何度も言わなくてもわかります。あれ…この会話デジャブですね」
潜入
殿「新しい女中か?なかなか可愛いな。床に誘えるかな?」
爺「殿の口からそんなお言葉…殿らしくありませぬ」
殿「何を言う?俺だって女を抱きたい時はある!」
爺「と…殿!!こんなことがバレたら…」
殿「早く隠居しろ」
爺「わかりました。あの夏海と言う女中を今晩、床までお連れいたしまする」
殿「ああ、待っているぞ」
そして夏海は…!!
なんか殿が違う人になってる気がするw
士「ていうか面白そうだな、俺にやらせろ」
夏「ちょ、ちょっと・・・・・・きゃーっ!!」
むしろこうか?
863 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 20:24:44 ID:DIw2Kuwq
殿www
>>859 残念ながら自分には文才が米粒ほども無いんだ…
865 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 21:43:06 ID:QXs8wJOi
流れ切ってスマソ
龍騎で真司×美穂を
やりたいんだか いいかな?
866 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:04:46 ID:DIw2Kuwq
どうぞ!!
てか、お願いします。
とても見たいです!
869 :
「Another Calendar」:2009/07/15(水) 23:20:06 ID:0t0mrN0A
865です。龍騎で
「Another Calendar」
初夏の昼下がり
大久保・真司・島田はOREジャーナル内でのびていた
「編集長〜暑いっすよ〜!!」
「我侭いうな!誰のセイでこうなったんだ!」
その原因は言わずも真司が寝ぼけて
冷暖房に消火器をぶち撒いたためである。
「・・・・すいません。」
「玲子は夏風邪ひいちまうし、しょうがない、真司」
「はい」
「お前、浅倉威関連事件の被害者の取材 行ってこい!」
こうして真司はある一軒のアパートに行くことになった。
相手は女性だった。
どうみても美人。ロングが似合うどこかミステリアスで
不思議な感じの女性だった。しかも誰かに良く似ているような−・・
「どちら様?」
「あ、俺は正義の記者 OREジャーナルの城戸真司っていいます!」
何故かお辞儀までする真司。
「記者さんが?」
「ええ、実は浅倉事件を追って・・・」
部屋を通された真司は彼女から
実の姉が殺された事 弁護が無実になりそうだった事
を教えてくれた。そして真司はアパートから出ると 思った。
「絶対に守ってやる・・・」
霧島美穂と城戸真司が出あった初夏であった。
870 :
「Another Calendar」:2009/07/15(水) 23:40:08 ID:0t0mrN0A
丁度、花鳥で蓮は手塚から 新たなライダーの話を耳にしていた。
「どういうことだ?」
「どういう事も、どういう訳でも 本当の話だ。」
そこへ取材から 戻ってきた真司が二人の話に割り込んでくる。
「何?何?」
「ち・・・」
思わず舌打ちする蓮
「なんだよ〜」
気になってしょうがない真司に手塚は優しく教える。
「ああ、こないだモンスターの気配がしてな、退治したのはいいんだが
高見沢らに邪魔されてな、そこに白い姿の仮面ライダーを見たんだ。」
と手塚は話す。
「ライダーなんて 戦えばいい。」
と蓮は毒つく
「まあ そう言うな。何人かは徒党を組んでいるのは事実。ここは俺たちも徒党を組むべきだ。」
手塚は蓮を諭す。
真司は丁度 彼女の事がダブった。
確か浅倉は仮面ライダー王蛇だし あの弁護士といえば名前は出さずとも
濡れ手に粟を自称する敏腕悪徳弁護士仮面ライダーが思いつく
「すまん!蓮!手塚!」
真司は彼女のアパートにバイクを走らせる。
すると奇怪な音、・・・モンスターだ・・・
バイクに乗ったまま ミラーに移して変身する真司。
すぐさまライドシューターに乗り換えて ミラーワールドに行くと
先ほど 手塚達が話していた仮面ライダーが先に来ていた。
見たことの無い・・・・
真司は思わず。
「美穂!」
と呼ぶ
「へ?・・・・・真司・・・なの?・・・嘘・・・」
知ってはいけない 知られちゃいけない
そんな気がした。
真司はいったん顔をうつむくと もう一度 彼女を見る。
これは 現実なんだ−・・・ そして彼女は・・・
時が止まる。
二人はしばらく 止まる。
沈黙が続く。
その沈黙は彼女の召還機の声で破られる。
『ソードベント』
ファムは龍騎に長刀を向ける。
871 :
「Another Calendar」:2009/07/15(水) 23:56:58 ID:0t0mrN0A
ファムは龍騎を攻める。
長刀状の武器で真司を攻める。唯一の味方を
刃は龍騎の首にそえられる
「・・・・・・・・・・・・ダメ!やっぱり・・・私・・・」
美穂は崩れ落ちる。
「美穂・・・」
「ごめんね。真司。私・・・・」
美穂はそっと長刀を置き、真司に近づく そして
「さよなら。」
鏡から現実世界に戻るファム
真司こと龍騎は ただ立ちすくことしか出来なかった。
現実世界に戻った真司は ぼーっとしていた。
「真司君?」
事の様子がおかしい真司を心配する優衣。
カウンター越しに佐奈子は笑いながら言う
「どうせ 女だろ?呆けている証拠さ。」
図星を言い当てられ 椅子から転げ落ちる真司
「オバサン 何で知っているの?」
「ほら当たり」
隣で蓮がクスリと笑う。
「おい!蓮 笑うなよ!」
「笑ってはいない。ただ お前にも愛する奴が出来れば俺の気持ちも理解出来るかもな」
と更に毒づきついでに後を去っていく。
花鳥の裏でこっそり東條は聞いていた。
「ふーん・・・・ 面白い事になりそうだね・・・・ 早速高見沢サマに報告だね。」
数日後。
高見沢は計画を立てた。
全ての仮面ライダーを集結させ 乱戦状態になった所で
氾濫分子の龍騎=真司 ライア=手塚 そして危険因子のナイト=蓮
を討ち、正しいライダーバトルにしようと
まずは須藤ことシザースは快く賛同した。
そして美穂を利用し、浅倉と北岡を呼び出そうと・・・
872 :
「Another Calendar」:2009/07/16(木) 00:32:27 ID:9uWWPgeM
美穂は突然の警察の訪問に驚いていた。
「誰?」
「是非 重要参考人として 来て頂きたい」
薬で付けただろう布で美穂を眠らせ 須藤はアパートを去る。
一方 北岡は高見沢と会食をしていた。
「なあにさ?ライダーバトル?俺に指令している訳?」
「そうだ。」
「バカ言え、俺は誰かに言われてやりたくないね。自分の気のいいままにやるのが一番さ」
北岡は指で銃を構え、高見沢に向ける。
「浅倉とバトルを楽しめばいいさ。」
指で音を鳴らすと、バイオクリーザー及び複数のモンスターが北岡に目を光らせる
「なるほどね。罠か」
北岡はゾルダに変身すると
既にシザース・ガイ・タイガ・インペラーが待ち構えていた
彼らはゾルダを襲い掛かけてくる。
「ぐう・・・」
そこへ、駆けつけるライア・ナイト・龍騎
「やめろ!」
とライアのアドベントでシザースを吹っ飛ばすと
そこにタイガに当たる。
「すまない。」
と須藤が謝る否や タイガはツメをシザースに向ける
「・・・・何を・・・・」
「だって ほら 仲間を倒せば英雄になれると思って」
タイガの凶行でシザースはデッキを破壊され 消滅する須藤。
更に
「ここか、祭の場所は?」
浅倉が現れる。最悪の事態だ。
王蛇は暴れだす、インペラーのガゼル達がベノスネーカーによって全滅し
ファイナルベントに餌食になる。ゾルダのファイナルベントで他のライダー達も吹っ飛ぶ
直撃を受けたガイはデッキ破壊され、消滅する。
正に乱戦 阿鼻叫喚な風景だった。
真司は今でも呆けている。
「美穂・・・・」
忘れられない人を何度も思い出し 苦悩する。
どうしたらいいんだ?考えても分からない。
吹っ飛んだ先にベルデが待ち構えていた
「待っていたよ。城戸真司。」
「お前は?」
「見たまえ。」
鎖で吊り下げられるファム、そしてデッキを外すと元の美穂に戻る。
「彼女をライダーとして殺せ。」
873 :
「Another Calendar」:2009/07/16(木) 00:39:29 ID:9uWWPgeM
「何を・・・」
ベルデの迫る迫力に 臆する龍騎
「俺は・・・・ 俺は・・・・・・」
意識を取り戻す美穂
「う・・・・」
「俺は・・・・ ・・・・・美穂が好きだ。・・・そうだ。仮面ライダーが仮面ライダーを守ったっていい。俺はお前を許さない」
高見沢はいつもと違う真司の迫力に驚愕した。
そこには 迷いが無い一人の戦士だったからだ
龍騎はベルデに一発殴る。
そこに吹っ飛ぶベルデに切りかかる王蛇
「はぁ・・・俺を楽しませろ・・・・」
高見沢は薄れ行く意識の中 思った。
本当にライダーバトルは予想だにしないということを・・・
乱戦が終わり
複数のライダー達が傷つく中
真司と美穂は 二人きりで向かい合っていた。
「真司、聞こえていたよ。」
「・・・・うん。」
「私も好き」
「・・・美穂。」
思わず顔を下げる真司、すると美穂の口が真司の口に重なる。
たった触れ合いから、少しずつ濃厚な舌を混じっていく
その甘粛に酔う真司。
そっと真司の首周りを腕で囲み さらに濃厚なキスを混じっていく
874 :
「Another Calendar」:2009/07/16(木) 00:44:38 ID:9uWWPgeM
「ダメ・・・私・・・」
美穂のジーンズを脱がし、パンティから手をいれ秘所を刺激する
「あふう・・・ あん・・・ いやぁ・・・」
指は交互に動いていく 刺激されてキスは止まる
「ヤベ・・・ 美穂 俺のも・・・ちょいダメかも・・・」
真司のズボンから モノがそそり出てくる
それを大事そうに美穂は口付ける
軽めもキスから真司のモノを刺激する。
口いっぱいモノを含んだり 舌で刺激したりして モノを愛撫する。
「お願い・・・・ 真司・・・ 」
真司のモノが美穂の体に沈んでいく
「あん・・・・あんっ! あふぅ!あん!」
体と体が重なり 音を立てていく
こみ上げてくる快楽をむさぼる美穂。
姉の仇・・・ 憎しみ・・・ 今は忘れていたい
心から真司の体を抱きしめる
真司は美穂を抱え上げ騎乗位に変え さらに突く
「あああっ!あん! あふう! いやあ! イク!イク!イクッ!」
真司の体を震わせ
「俺もダメだ―・・・ いくぞ!」
「あーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
絶頂を感じる二人。
そして 幸せを感じる二人。
これから二人を待ち受けている事は地獄かもしれない
困難があるかもしれない でも それでも戦おうと真司は決めた。
もしかしたら自分達も殺されるかも知れない
でも・・・ 俺は・・・
真司は美穂を抱きしめ、髪を撫でる
「絶対に守ってやるから。」
Fin
875 :
あとがき:2009/07/16(木) 00:47:14 ID:9uWWPgeM
連投スマン
あんま自信ないけど
とりあえずオールスターズにもしたかったので この形式になりました
今まで真司×美穂が見たかったので つい・・・
ごめn
まとめて書いて、それから投下したら?
ユウスケと夏海って殆ど無いのね
878 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 07:49:47 ID:6q4Rfx1X
ユウスケは姐さんとしか認めたくないな
龍騎GJ!
最近過去作のが読めて嬉しい
880 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 08:05:01 ID:lJHOk52x
>>878 まあそう言わずに、他のカップルも食わず嫌いしないで読んでみたら?
ユウスケの話ならユウスケ×あねさんは王道だとは思うけど
ユウスケ×夏みかんもユウスケ×キバーラもすごく良かったぜ?
なんかユウスケがすごくユウスケらしくてw
それに劇場版の公式見ると士の妹が出てくるみたいだし、せっかく女性の
新キャラでてくるんだから(無理して増やす必要もないが)、どれか一個の
カップルにこだわるのも勿体ないぜ。
まあ彼女とはなんも絡まないって可能性も普通にありそうだけどw
883 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 18:02:15 ID:NEy6g2xm
電王の侑斗×愛理が読みたいです
>>882 まだ、士の妹見てないけど是非とも海東×士の妹、想像しただけでも萌える。
>>883 自分もそれをお願いしようと思ってたところ。
今、一番見たい。
885 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 21:02:12 ID:UGA0oT3x
愛理さんがヤッテルところ想像つかないな。
その侑斗は金田一なのか茶髪の若侑斗なのかそれが問題だ
後者のも禁断感あって興味あるなあ
ニコ動で侑斗×愛理のMADみたらはまってしまった
>>883-887 侑斗×愛理は保管庫にいくつかあるぞ。というか電王関連は投下数も
多かったし、好みは別としても大体どの組み合わせもあると思うぞ。
だからもしまだ見てないなら、クレクレ言うよりまずそれを見た方が
いんじゃない。他に見たいのもあるかもしれないし。
保管庫や過去ログ見た上で新規のを希望してるなら関係ない話だが。
違う話題のとこすみませんが
ちょっと通りすがって、投下させてください。
今週のディケイドで夏海が士がいない...と
不安がってるのに萌えてしまった故に書かせていただきました。
お目汚し失礼。タイトルは「ライダーのいない世界。」
何レスかお借りします。
「あれ?夏みかんは?」
士は黒子の服を乱暴に脱ぎ捨てながら、怪訝そうに
部屋を見回した。
「夏海ちゃん、部屋にいるよ。ナーバスになってるから、
そっとしておいたほうがいいんじゃない?」
クッキーを頬張りながら答えたユウスケ。
「そうか。じゃあ早速様子を見てこよう。」
ユウスケの忠告もどこへやら、士は夏海の部屋へ向かった。
士くんがいない世界。
そんなの嫌です。考えたくもありません。
でも、ライダーのいないこの世界に来てからそのことばかり
ぐるぐる考えて胸が苦しくて涙が出ます。
部屋の隅っこで膝を抱えて泣いている夏海の耳に、
聞き覚えのある足音が聞こえる。
ガチャ!と乱暴に開かれるドア。そこには今一番会いたかった人間が
立っていた。
「なんだ。起きてるなら、とっとと俺に顔見せに来い。」
「士くん、........帰ってきたんですか?」
夏海は士のそばに顔を輝かせて駆け寄った。
「なんだ。お前泣いてたのか?俺がいなくてそんなに寂しかったか。」
からかうように背を屈めて夏海の顔を覗き込んでくる士の首に
夏海を腕を巻き付けて抱きついた。
「はい.....士くんがもう帰ってこないかもって思って、怖かったんです。」
なんだなんだ、今日のこいつはおかしいぞ。
いつもは自分から抱きついてくるなんてありえない。
しかもなんかすげー可愛いこといってるし。
士は抱きつかれた夏海のやわらかい感触に目を細めながら驚いていた。
「俺、帰って来ただろ。」
安心させるように体を離してその潤む瞳をおでこをくっつけて覗き込んだ。
夏海は首を横に振って、泣き顔になった。
「怖い....」
何が。と言おうとした士の唇は夏海の唇で塞がれた。
貪るように角度を変えてなんども吸い付いてくる柔らかい唇。
最初は驚いていた士もその甘美な感覚に煽られ夏海の腰に手をまわした。
「んっ、.......んっ、ぅん」
激しく求めるように何度もキスを繰り返してると、可愛い声が漏れてくる。
士は夏海の服の下から手を入れ、背中を撫でブラのホックを外した。
「んんっ!」
一気に自由になった豊かな胸を両手で揉みほぐす。
そのあまりに強い刺激に夏海はびくびくと震える。
「だめ....っ、あ、ああっ....士....くんっ!」
「お前から誘って来たんだぞ...可愛いこと言いやがって。」
そう言って不敵な笑みを浮かべると、夏海の体をベットに引き倒した。
服を捲り上げ、胸に顔を埋める。
胸の突起を愛おしそうに口に含んでころころ転がした。
「ああ!!ぃやっ、...んっんっ、あぁんっ」
首をふって快楽に翻弄される感覚に酔いしれる夏海。
その顔をみて士も余裕がなくなってくる。
「お前、今日は可愛すぎるぞ。」
ため息まじりに耳元で囁かれると夏海は嬌声をあげた。
そのまま首に吸い付きながら、シャツを脱がせる。
薄ピンクにそまった白い肌に、幾度も赤い跡を散らす。
「ああっ、んっ、んんっ」
唾液を含ませた口でぺちゃぺちゃと音を立てて胸の突起に吸い付く。
舌で周りを辿り、ちゅっと音をたてて突起をもてあそぶ。
その度に夏海の体がびくびくと反応するので士の興奮は高まって来た。
下着に手を入れ、既に濡れているそこに指を滑らせる。
夏海はびくっ!と体を震わせた。
「あ!だめ、あ、あ、んんっ」
指をゆるやかに出し入れされる感覚に、夏海はどうにかなってしまいそうだった。
「可愛いな....」
情欲に溺れた目で夏海を見つめてつぶやいた。
ごめんなさい、まだ続きあるんですけど
一回切ります。長かったらごめんなさい。
あと45キロバイトだけど大丈夫かな?
あぁ〜
どなたか北條×小沢をプリーズ!!
898 :
600:2009/07/19(日) 05:54:55 ID:S14ggiGt
本放送前にできあがったので投下します。
リクエストから真司×美穂。
15レスくらい消費。
題名「Recurrence」
残り少ないスレ消費しっちゃってゴメン。
「止まないね」
カフェの大きなガラスに無数の細かい水滴がついていた。
美穂が困った顔で、そのガラス越しに人工的な光が行き交う光景を眺めている。
おまえがさ、別にそんな顔することなんだけどな…。
本来、困っているべきはオレなのに、と真司はそんな美穂の横顔を見て可笑しくなった。
「何ニヤニヤしてんのよ?」
「別にしてねえよ!」
「今、笑ってた!」
「笑ってない!」
「笑ってた!」
「笑ってない!」
「…お客様、閉店時間になります」
空気の読めない店員に二人揃って、あ、そうですか、と小さく返事をした。
「なあ、おまえ、急いで駅行けよ。まだ終電間に合うだろ」
カフェを追い出された二人は、雨の当たらない軒先に避難していた。
店を出るなり雨脚が強くなって走ってやり過ごすのもためらわれるが、時間は既に深夜の域だ。
これ以上、美穂を自分の雨宿りに付き合わせるのは酷に感じられて真司は紳士的なつもりで提案した。
「このどしゃ降りの中、駅まで走れっていうの?!ひどっい!だいたい、あんたどーすんのよ?」
「オレはもうちょい小降りになるまで待つよ。バイク置きっぱなしにしたくないし。
そしたら、24時間のファミレスでもマン喫にでも行く」
「ふーん、あたし一人、濡れて帰れってこと?」
「ああーっ!そうじゃなくてっ!ちゃんと家に帰れって!
女の子が、なんつーか、こう、男と二人で…その、二人で一晩中いるってよくない、よくないと思う、つーか」
真司が湿気ですっかりベタベタになった自分の茶色の髪をぐしゃぐしゃと掻いていた。
彼の苛立つとついでてしまう癖だ。
美穂は道向かいのショーウインドーに、街灯で浮かび上がった二人きりのおぼろげな虚像を見つめて呟いた。
「…意外と古風なんだね、あんた」
「なんだよ?それ?」
美穂は押し黙っていた。
しばらくの二人の間に、容赦のない雨音と車が走りながら跳ねあげる飛沫の音ばかりが繰り返された。
「分かった。駅に行く。でもさ、あんたも送ってよ」
「は?」
「だってこんな時間だよ?走っていくったって怖いもん」
「…そうだよな。よっしゃっ!一緒に行くか!」
美穂が自分の説得に応えてくれた、と思うと真司の心が少し軽くなる。
多少、濡れても構わないか、と降り止まない空を見上げた。
どちらからでもなく顔を見合わせると、二人とも大雨の中へ飛び出す覚悟を決めた。
「せええーのっ!」
真司の掛け声を合図にすでに小川のようになった歩道へ足を踏み出す。
盛大に靴を水溜まりに突っ込みながら、二人で駆け出した。
「真司!こっちこっち!」
三歩ほど遅れて走っている美穂が急に叫んで呼び止めた。
「こっちの方が近道なのっ!」
左手で細い路地を指さしている。
「おっ!?そうか?」
真司は慌て体の向きを変えて、美穂に続いた。
じゃぶじゃぶと水がしみ込んだスニーカーの中で足が泳ぐ。
うへえ、と顔をしかめたが、先を走る美穂は素足にサンダルなのだからおそらくもっと冷たいだろう。
それに足首まである長いフレアのスカートは裾が何度も水について、彼女の足に絡んでいて走り難そうに見えた。
やっぱ走れなんて言わなきゃよかったかな…。
真司は美穂のためといいつつ結果的には彼女が不快な思いをしているのではないかと後悔した。
俯いて走っていた真司は突然止まった細い足にぶつかりそうになって、慌ててマンホールの上にできた池へ足を沈めた。
「お、おい、何だよ?」
顔を上げれば、美穂の長い髪が完全に濡れて、白いキャミソールから露出した腕に、肩に、首に、顎に、頬に、額に張りついている。
道添いの店から溢れたきらびやかなライトは雨の軌道と厳しい顔をした彼女を照らしていた。
やっちゃったなあ、とさらに深い後悔を感じて、真司は言い訳を探して強ばった唇を動かそうとした。
と、同時に美穂の白い手が信じられない力で真司の腕を掴んで、引っ張りあげた。
そのまま美穂は無言で真司を引きずって、強い光を放つ店の扉へ飛び込んだ。
「え?ちょっ、つ?!」
何がなんだかわからず、美穂に強引に連れ込まれた自動ドアの先は、ホテルのロビーだった。
美穂が扉を開けた部屋は思ったよりシンプルな内装で間接照明がほのかに灯っていた。
しかし、空間は無言と無音が続いていた。
外の激しい雨が外壁を打っているし、場所柄、ボイラーや排水の音、そして誰かのあられもない声などが耳に入ってもおかしくない。
だが真司に聞こえるのは、自分の心臓の肥大した動きだけだ。
美穂に何を話せばいいのか、何を問えばいいのか身動きがとれない。
美穂はあの引きつった顔のまま、フロントで手配をすませてから何も言わず、ずんずんと廊下を進んで後から付いてくる真司に振り向きもしなかった。
真司がためらいがちに追いかけているのを知ってはいたのだろう、ドアを開けたところでまた腕を捕まれて部屋に放り込まれた。
ドアが勝手に閉じたガチャンという音だけはやけに耳に残っている。
豪雨から解放されたのに、居心地のよさなど感じられず、むしろ奇妙な緊張感で手に汗が滲む。
「突っ立てないで、ホラ!」
ぐいっと胸元に白いタオルが押し付けられた。
とりあえず受け取って顔を拭く。
そっと視線を向けると濡れ髪のまま、腕組みをした美穂が睨んでいた。
「あのさ、あたしもシャワー使いたいから、さっさと浴びてきて」
あ、うん、と返事をしたものの自分がとてつもない危機的な状況に置かれているような気がして落ち着かない。
美穂とバスルームをちらちら見やっていると、美穂に苛立たし気に、早く!と急かされて押し入れられた。
やっぱり落ち着かない。
真司は狭い部屋をバスローブ姿でうろうろと歩き回った。
雨に浸された自分のTシャツとジーンズは袖を通すのを躊躇われたし、美穂が綺麗にハンガーに干していた。
その美穂は真司と入れ代わりにバスルームに消えて、今は彼女が流しているシャワーの音だけが漏れ聞こえる。
真司は気晴らしに壁ぎわに置かれたテレビのスイッチを入れてみた。
とたんに、大げさな叫び声の女性が画面から溢れて、仰け反ってスイッチを切る。
そうか、オレ、今、そういう場所にいるんだ。
美穂に帰れ、と言ったのはこういう事に陥らないためじゃなかっただろうか。
…矛盾してる。
一度、ベッドに腰を下ろしたが、思い立って立ち上がった。
シャワーの音の代わりにドライヤーの風が吹く気配がバスルームから聞こえている。
今なら、まだ、間に合う。
真司は声を張り上げて、美穂に聞こえるように諭した。
「あのさ、オレ、帰るよ。美穂、一人で泊ま・・・」
「ごめんなさい」
真っ白な美穂が突然、目の前に躍り出た。
素肌に白いバスタオルを体に巻き付けただけの美穂が真司の瞳に飛び込んできて、呼吸が止まった。
「ごめん、無理矢理こんなところへ連れてきたのは謝るから」
化粧を落としたせいかあどけない少女のようなまっすぐな瞳に射すくめられる。
「お願い、もう、一人にしないで」
「…あ」
どきん、と心臓が跳ねた。
なんだろう。
わかんねぇ、…けど、オレ、前に。
前に、こんなことがあったような気が。
オレ、前に、美穂を。
美穂を一人にした。
それで、それで、美穂は…。
「真司、お願い。今度は一人にしないで」
ぐるん、と意識の中に生まれた多数の景色と感情が真司を襲う。
見たことのないはずの風景、知るはずのない誰か、あり得ないはずの出来事。
その中にいる美穂が、美穂が…!
「…謝るのはオレのほうだ」
右手で頭蓋骨の違和感を押さえた。
頭痛とも違う、得体の知れない感覚で目眩が起きる。
どくん、どくんと脈うつものが自分の心臓なのかどうかも分からない。
身体の全てを圧倒的な感覚が支配して、意識が混濁した。
その中でただ一つの答えが落ちてくる。
もう、今度は。
絶対、美穂を一人にしたら駄目だ。
ほとんど無意識に美穂を抱きしめた。
華奢な身体は柔らかくて温かい。
こんなに近くで触れたのは初めてなのに懐かしい気がした。
「一人にしない。おまえのことを守りたいから」
自分の胸の中でこくこくと美穂が頷いていた。
小さく肩が震えているのは泣いているからかもしれない。
美穂に強く触れないようにしていた理由が今わかった気がする。
別に、古風なのでもなんでもなく、深く繋がった彼女をいつか失う事が酷く怖かったのだ。
それは脳のどこか奥底にある『美穂を失った』記憶からきていた。
臆病者だな、オレ。
こうやって美穂に引き込まれなければ、また、彼女を一人にして傷つけるところだった。
だから、決めた。
彼女と向かい合う。
それが真司の記憶の断片を乗り越える方法だと気が付いた。
「美穂…」
静かに名前を呼ぶと、ゆっくりと彼女が顔を上げた。
大きな目が涙で濡れて、白い頬をつたっている。
自然な淡いピンク色の唇が僅かに震えていた。
そっと自分のそれと重ねる。
ふわりと甘い感触がした。
「真司」
大きなベッドの真ん中に座り込んだ美穂が上目遣いで呼ぶ。
白いタオルがはらりと落ちて彼女の透明な身体の全てが露わになった。
ぎゅ、っとその肌を強く抱きしめる。
美穂もそうっと長い腕を真司の背中に回してしがみついてきた。
互いに何も覆われていない素肌同士の触れ合いは、思っていた以上に心地よく不思議な安心感があった。
それでいて、心の奥底の熱が沸き上がってくる。
「オレさ、上手くできないかもしんないけど…」
「何、まさか童貞?」
「ち、ち違うけど、ずっと彼女とかいなかったし…」
「だいじょーぶ。あんた一人でするんじゃないから」
「そりゃ、そうだけど」
「不器用なとこ、変わってないね」
腕の中の美穂がクスクスと笑っていた。
彼女の『不器用』という言葉も酷く懐かしい。
前に何度も言われた気がする。
美穂の長い髪に顔を埋めた。
シャンプーの淡い匂いに惑わされているのが気持ちいい。
「…真司」
「ん?」
美穂の細い指が真司の頬を捕えた。
すっと形のよい美穂の顔が滑りこんできて、唇を吸われた。
かぁ、と体が火照る。
思わず、彼女の唇を吸い返して、軽く噛んでしまう。
「ん…あふっ…」
初めて彼女の嬌声を聞きますます口元を攻めてしまった。
唇を舐め上げると彼女の舌も絡んでくる。
ひたすらそれに応えるだけで、鼓動が早くなった。
そのままゆっくりとベッドに二人で重なって堕ちた。
とすん、というスプリングの反動に受け止められても、美穂の唇を離したくはなかった。
自然と美穂の上にのしかかる形になって密着した肌同士が滑る。
右手で肩のラインを辿って、鎖骨を撫でた。
腕に柔らかな膨らみが当たる。
早くそこへ溺れたくなって、顔を上げた。
「…はぁ…」
美穂が深呼吸して、澄んだ瞳で真司を見つめていた。
半開きの濡れた唇が誘うように艶やかで、さっきまでの美穂と同じとは思えなかった。
「美穂…、あのさ……」
「え?」
「今、すげえ、カワイイ」
「…」
照れたのだろうか。
無言でそっぽを向かれた。
仰向けに寝ても綺麗な形をたもっている胸の膨らみに頬をうずめた。
「はぁ、あ…」
小さなため息を美穂が吐いた。
ちりぢりの理性を総動員して、柔肌を啄んだ。
そのたびに聞こえる鼻にかかった甘いつぶやきが真司の本能を掻き立てる。
「ひゃうっ!」
桜色の頂点を含んだ時、びくんっと美穂の全身が跳ね踊った。
うわ、どうしよ…。
冷静でなんかいられねえ…。
彼女の反応が艶めかしくて、脳髄がぼんやりと痺れてきた。
まだまだ自分を抑えておきたいが、どこまで出来ることか、手が震える。
左腕は美穂を抱きしめたまま右手でそっと、美穂の脚の付け根を探った。
「…美穂…」
「何?」
「濡れてる…」
「バ、バ、バカ!!!」
大きな目をさらに丸くして美穂が叫んだ。
その後眉根を寄せて困ったような顔をすると瞳を潤ませる。
そんな顔するからヤバイんだって!
…オレ、大丈夫かな。
ごくり、と唾を飲んでから右手で彼女の中心をなぞる。
独特のぬめりが指にまとわりついて、卑猥な気分を高められた。
一枚ずつ柔らかな羽を開く。
「あっ、ふっ…ん、ん!」
美穂の声色がだんだんと高いトーンになるのが嬉しかった。
そっと窪みに中指を沈めた。
「んあっ!や、真司!や…!」
背中に回っていた美穂の手がぐっと食い込んだ。
同時に彼女が体を強くよじる。
感じてるん…だよな…?
彼女の体内を確かめるように何度も沈めた指で内側をなぞる。
熱くなったそこはより潤ってくちゅり、と音を立てた。
目の前で美穂の白い首がぐっとのびあがった。
うっすらと汗ばんだ肌が照明で光る。
あまりに綺麗で思わず強く唇を押し付けた。
「…真司っ…真司…」
はあっと荒い息遣いの間で、自分の名前を呼ばれてドキリとした。
背筋に強い疼きが駆け抜けて、体温と鼓動が信じられないくらいに上昇して目まぐるしかった。
「美穂、ゴメンッ!」
「えっ?」
「オレ、もう…!」
クスッと可憐に美穂が笑う。
「…いいよ。ほら」
美穂の鮮やかな脚が真司の下で滑って開いた。
真司はすうっと深呼吸をして焦りを落ち着けようとした。
「…ゴメン」
「謝らないの!」
ふうっと溜めた息を吐いて、同時に暴走寸前の熱で彼女を貫く。
「あっ、ああっ!」
美穂から甲高い鳴き声が上がった。
彼女の中が思った以上に熱く優しく包んでくるので、油断すれば何もかも持って行かれそうだった。
落ち着け、落ち着け…。
欲望が真司の身体を支配してくる。
それを自らで精一杯押し留めた。
「…大丈夫か?」
向かい合わせの美穂にそっと聞いてみた。
自分が平気じゃないのに、何言ってんだ、オレ。
「…ん、大丈夫。あんたの方がギリギリなんじゃないの?」
バレてる。
「…ゴメ…」
「だから、謝らないでって!」
美穂の右手がくしゃり、と真司の髪を掴んだ。
はっとして彼女を見つめる。
濡れた瞳が優しく笑っていた。
「…真司の、そういう不器用なとこ、スキだよ」
ス、キ、だ、よ。
…。
…。
真司の体の中で、バチンッと何かが弾けた。
「美穂っ!」
激しく何度も身体を彼女に打ち付けながら思考が止まる。
残された本能が暴れだしても何も遮るものはない。
ケダモノのような欲情だけが、美穂の身体を貪り尽くそうとしている。
彼女から上がる淫らな嬌声がさらに拍車をかけて、もはやどうしようもなかった。
急激に高まった熱望が駆け巡り、耐えきれずに強く目を閉じた。
あ、ヤバイ、ヤバッ…!
閉じた瞼の先に広がる真っ白な感覚が点滅する。
僅かに残った理性が彼女の中から自分を引き抜かせた。
同時に電撃のような神経の塊が全身を走り抜ける。
「…っ!!!うわっ」
白い熱が美穂の腹部に放たれて、ぽたぽたと落ちた。
肩で息をしながら、戻ってくる意識で現実に引き戻される。
達してしまった後の妙な理性が状況をすぐ把握させた。
「あ、あ、あわわっ!ゴメン!マジでゴメン!」
「もう!そんなに気にしないの!」
美穂が口調はきついが緩んだほほえみを浮かべていた事で安堵した。
「あのさ…、おまえ、紅茶好き?」
真司の左腕をまくらにして、胸に顔を寄せていた美穂がきょとんとした。
「え?うん、まぁ好きだけど」
「今度さ、すっげえ美味しい紅茶の店、一緒にいこうぜ」
「なんか、真司がそういう店知ってるのは意外だな」
「んー。オレもさ、偶然見つけたっていうか。いつもあんまり行かない場所で適当に入ったんだけど。
紅茶の味とかよくわかんないだけど、そこのは美味しいって思うんだ。なんだか懐かしい味がするっていうか。
あー、そうだ!そこのおばさんに彼女ができたら連れてこいって言われてた」
「へぇ。なんで今まで連れていかなかったの?」
「…ちょっと、その…おばさんにからかわれるのが…なんていうか…」
「照れてる」
「照れてないって!」
「照れてる!」
「違うって!」
美穂が声を上げて笑った。
その声が可愛いすぎて思い切り彼女を引き寄せて抱きしめる。
「…絶対もう一人にしないから。約束する」
「うん、ありがとう」
美穂が腕の中でこくこくと頷いていた。
きっと、俺達はこれでいい。
もう間違わない。
もう無くさない。
未来は変わったんだ。
美穂と口付けを交わす。
明日は多分、晴れるだろう。
=終わり=
GJ!
朝からご馳走様でした!
美穂がオトコマエで、真司がかわいいwww
今日の放送はお祭りすぎるw
士が夏海を食べたりとか食べたりとk(ry
夏海がいじらしく待ってたとこなんかあのまま抱きしめてかっさらってもよかったと思うよ…!
このスレが具現化したような回だったな
夏みかんがもやしに食べられるとか
公式狙ってんのかwwwww
あの士が夏海の似顔絵クッキーを夏海の前で「お前はいづれ俺にこうされる」と言わんばかり、ニヤついてムシャムシャ。
「味は美化しろ」
に、エロスを感じた。
クッキーの味はイマイチだがお前の身体はどうかな?ってな感じか。
夏海の士を見る眼差しがエロ過ぎ。
>>898 朝からGJ!!
龍騎未見だけど見てみたくなった
龍騎萌えた〜!!
素敵な作品をありがとう!
シンケンジャーのヒロイン可愛かったけど
絡みが足りない
次回予告で士が夏海抱えてて萌えてたんだが、公式見たら死ぬのかよ
今日の本放送を見ていたらクッキープレイな士夏を思いついてしまいました
ハァハァ
でもこれはさすがに変態か?
あのクッキーのシーンでみんな同じ事妄想したのねw
自分ももちろん朝から大ハッスルだったぜ!
自分のクッキーではなく迷わず夏海クッキーを手に取った時なんか鼻息荒くなったw
922 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 19:30:07 ID:5frIVYUv
>>919 はい。来週死んで、再来週生き返ります。
よし!変態と言われようとクッキープレイを書く!!
・・・でも残りレス数がちょっと心配かな・・・
スレ立て職人様、どうぞよろしくお願いします
あのクッキーのシーンがまさかここまで騒がれるとはwww
925 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 19:58:39 ID:5frIVYUv
スレ立てしてくる
926 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 21:16:17 ID:5frIVYUv
>>898 リクエストした者の1人だが、GJ!
このカップリングのSS意外と見なかったから嬉しかった
またよろしくお願いします
BLACKの女幹部 ビシュヌと光太郎のエロスが欲しいな
ビシュヌ誘いでそれにハマっていく光太郎
普通はまっさきに自分の出来栄えについてコメントするべきところを、
迷わず夏みかんを手に取るあたりがもうw
お前はそんなに夏みかんを食べたいのかと(ry
生地が足りなくなったのは多分カメラと夏みかん(果物)を二つも作ったせいだと思うけど、
キバーラが可愛かったから何も問題はない
電王でショートオナニーもの投下します。
どうやってんだろう?と言う謎から書きたくなったので、苦手な方はすみません。
モモ「おい、亀公!お前、アン時どうしてる?」
亀「アノ時って?」
モモ「ホラ、アン時だよ!身体がその……なんだ?熱っぽくておかしい時だよ!そのムラムラして、スカッとしたい時どうしてるよ?」
亀「え?先輩いつも頭がおかしいじゃない?何を今さら?」
モモ「バカヤロウ!誰が頭の話をしてる!身体だよ!」
亀「鈍ってるの?だったら良太郎に貸して貰って一暴れでもして来たらどうかな?ハナさんには叱られるけど」
モモ「…ああ、そうだな。良太郎か…ちょっと使わせて貰うか」
モモ「おーい良太郎?聞こえるか?」
良太郎「何?今、お姉さんの店で手伝いをしてるんだけど」
モモ「ゲフンゲフンっ!その…ちょっと、アレを貸してくれないかぁ?なぁに悪い様にはしない」
良太郎「え?アレ?」
《憑依》
M良太郎「悪いな!良太郎。すぐ終わらすぜ」
良太郎〈アレを貸すって?何のこと?〉
M良太郎「トイレはこっちだな。」
良太郎〈ちょ…モモタロス何するの…?〉
M良太郎「溜まってんだよ!お前に憑いてまだ一回もやってないことに気づいた。ムラムラしてどうしようもねぇんだよ」
良太郎〈えっ嘘?何で僕ので?モモタロス〜!?〉
M良太郎「行くぜ、行くぜ〜俺の必殺技!うへぇ、気持ちいいぜ!思った通りだ。良太郎のなかなかいいな。ま、サイズはまぁまぁだけどな」
良太郎〈ひぇ〜そんなに擦らないでよ〜〉
亀「うわぁ、先輩!オナニーのことだったの?随分溜まってるねぇ。ま、僕たちこの格好だからオナニーも出来ないもんね、良太郎に貸して貰わないと…。それにしてもそんなに擦ると傷ついちゃうよ?」
リュウ「エヘヘっ!スゴイ!スゴイ!僕も後でやる!いいよね?答えは聞いてない!早く変わってよお」
金「良太郎!俺も後で使わせて貰うで」
良太郎〈ええ〜?みんなぁ?ここはお店のトイレだよ〉
M良太郎「ごちゃごちゃうるせぇな。集中させろってんだ。う…へぇっすげぇ気持ちいいぜ。こりゃ病みつきになりそうだぜ」
愛「良ちゃん?どうしたの?トイレ長いみたいだけど…中で倒れたのかしら?うめき声が聞こえる」
M良太郎「ちっ邪魔が入ったぜ…こりゃ早くイッとかねぇと。イキ損なうぜ。」
良太郎〈ひぇ〜っ!お姉ちゃん〉
愛「良ちゃん??今、救急車呼んだわよ。もうすぐ来るから!もう少しの辛抱よ」
M良太郎「うへ?おいっ良太郎!お前の姉ちゃん何とか止めろよ!」
良太郎〈そんなこと言ったって…モモタロス…早くイキなよ…〉
亀「先輩!早く早く救急車来ちゃうよ」
M良太郎「うるせぇな!黙りやがれってんだ」
金「なかなかイカないんだったら俺に変われ。俺ならイケるで」
リュウ「わーい。イッちゃえ!イッちゃえ!イッちゃえよ!」
M良太郎「ちくしょう!お前らがうるさくて気が散ってイケないぜ!くそ〜っ!最初からクライマックスで扱いてんのによ!」
良太郎〈あ…来たみたい…救急車…〉
愛「良ちゃん!」
消防士「開けますよ」
M良太郎「ったく!良太郎後は頼んだぞ」
良太郎〈え?モモタロス?今出たら…!!〉
ドピュっ!!
消防士「お体には異常ない様ですね…」
愛「きゃっ良ちゃん何してたの?」
良太郎「いや…これは…違うの!泣」
亀「あ〜あ〜悲惨だね…」モモ「ちくしょう〜!ますますムラムラ来るぜぇ」
金「スヤスヤ」
リュウ「お姉ちゃんに見られちゃったね…良太郎キライ…」
エwロwコwメw 乙です笑いました
良太郎哀れwww
めさ笑ったよ。ありがとう!
良太郎、カワイソスwww
面白かったです。GJ。
10周年で、ふと思った。
平成ライダー10人の主役で一番エロいのは誰だ?!
やはり2000の技の雄介か。
しかし士も捨てがたい。
>>935 GJ!
良太郎、この後悲惨だなwwww
>>938 自分は電王以降しか知らないんだが、
少なくともここ三作中では士が一番エロパロ向きなキャラだと思うわ
士の汎用性は異常、性的な意味で。
記憶喪失のくせになんでもこなす。
「ワームの擬態」オチまで使える
>>938 五代雄介→エロくはなさそう
津上翔一(沢木哲也)→上に同じく
城戸真司→ちょっとエロそう
乾巧→ムッツリかもしれない。
剣崎一真→人並にエロそう。
ヒビキさん→スケベそう。
天道総司→妹やひより以外の女性には興味なさそう。
野上良太郎→エロくはなさそう。
紅渡→上に同じ
門矢士→正直、かなりエロそう。
個人的に思っている事を書いてみました。反論は認める
>>942 みんなお年頃なのにがっついてない感じだよな。
ヒビキさんだけスケベという表現がwww
士はなんであんなにエロイんだろ。
剣崎はもうなんか、仏様の域だよな……
人並みに全員、エロくてやることはやるんじゃないか?
中でももやしは自分に正直なあまり、性欲も隠さないタイプに見える。
お見合いで三人相手に「全員」と言ってみたり…。
相当タフにも見えるな。
ライダーは童貞じゃないと変身できないという都市伝説が
>>946 ヒビキさんやザンキさん、木野さんなんかは童貞じゃなさそうだぜ。
ギルスの涼とか浅倉とかも童貞じゃないと思う。
蓮も童貞じゃないだろうな、まあ北岡も違うだろう
橘さんも小夜子さんがいたしね
学生時代からの知り合いで、あの歳だしw
でも橘さんだぜ?
海東はどう思う?
真面目に考えたら童貞だと思う
清廉潔白な生活から一転泥棒になってお宝にしか興味のない日々ってかんじ
エロパロ的には夏海を翻弄してほしいのでテクニシャン希望
でも士夏の士が鬼畜なことを考えると、逆に童貞と処女な海夏もすごくそそります
夏海「ちょっ…!どこでそんなの覚えて来たんですか!?」
士「…さあ。何せ覚えてないからな。身に覚えの無いことなんか答えられるか」
夏海「うっ…何かズルい答え方…」
士「ま、記憶無くしてからってんならお前と同じ条件だ」
夏海「え…それって…ひゃあ?!」
士「…そろそろ黙っとけ」
という会話しか思いつきませんでした
士は余計な事口走ったとか内心絶叫していればいい
>>956 萌えますたハァハァ。やっぱり士夏はよいですな。
流れを切って申し訳ないですが、士+夏+ユの小ネタ投下します。
健全で申し訳ない。
しかし今日の本放送は色んな意味で興奮した・・・
アギトの世界終了後です。
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眠れない夜だった。
ベッドの上で十何回目かの寝返りを打つと、夏海は真っ暗な部屋の中で、ひとり小さく溜め息をついた。
眠ることを諦めて、もぞもぞと身体を起こす。
ベッドサイドから目覚まし時計を手繰り寄せて見ると、十一時を過ぎていた。
―――今日、ユウスケが帰ってきた。
この世界の八代と、決着をつけて。
彼が出て行った時、多分もう会えないんじゃないかと思ったから、ユウスケが戻ってきてくれて夏海は本当に嬉しかった。
だから、気が昂ぶっていたのかもしれない。
・・・それと、もうひとつ。
世界が変わるたびに、それに合わせて変わる家、間取り、家具の位置・・・・・・どうなっているのかはわからないけど、自分の部屋なのに、毎回諸々が変わっていて、夏海は少しそれに疲れていた。
自分の家なのに、なんだか居心地が悪い。
それも、眠れない理由だった。
「はぁ・・・・・・」
夏海はもう一度溜め息をつくと、ベッドから降りて窓に近づいた。
カーテンを引くと、見事なくらい丸い月が高く昇っている。
白い光と瞬く星があまりにもきれいで、思わず息を呑んだ。
・・・そうだ、ちょっと外に出て気分転換してこよう。
この世界の光写真館は市街地から離れている。
周りは木ばかりだし、目の前には菜園。空気は澄んでるし、空もきれい。しかも、玄関の横には木で出来たベンチなんかも都合よくあったりするのだ。
外に出て空気を吸って、月の光をいっぱいに浴びて身体をおもいっきり伸ばしたら、きっと良く眠れる。
そう思いつくとなんだか楽しくなって、夏海は薄手の上着を羽織ると部屋を出た。
「う〜〜〜、寒い・・・・・・」
春とはいえ、夜はまだまだ寒い。
上着の前をかき合わせながら、夏海はわずかに背中を丸めて暗い廊下を歩いていた。
写真館スペースを横切り、玄関の扉、鍵に手をかけようとして―――
「あれ?開いてる・・・・・・」
扉の鍵が開いていて、夏海は首を傾げた。
しばらく考えた後はっと気づくと、警戒したように扉の向こうの気配を窺う。
「・・・・・・・・・。
・・・?」
何の物音もしないし、気配もない。
(泥棒・・・・とかじゃないですよね・・・。
士くんもユウスケもいるし、何かあったら気づいてくれるはずだし・・・)
夏海は意を決すると、ゆっくりとノブを回してそろそろと扉を開けた。
つめたい空気が入り込んできて身を竦める。
首から上だけを出しておっかなびっくり周りの様子を窺うと・・・・・・ベンチに座って月を見上げている士が目に入った。
・・・いくら注意深く静かに動いてたとはいえ、他人の気配に気づかないなんて彼にしては珍しい。
闇に溶け込むような黒い服で、茶色の髪と男性にしては白い肌の色だけが浮かび上がっている。
細められた目は、まるで何かに憧れるように気高い輝きを見つめ―――
ガタッ
士の横顔に見とれて、夏海は思わず物音をたててしまった。
その音にはっとした士が、驚いた様子で彼女の方を見た。
「・・・・・・なんだ、夏みかん。覗きとはいい趣味じゃないか」
「ちっ、違っ・・・」
あの、どことなく憂いを帯びた表情は幻だったのだろうか?
一瞬でいつもの調子に戻って憎まれ口をたたく士とは対照的に、ぼんやりとしていた夏海はハッと我に返ると首をぶんぶんと振った。
「違います、覗いてたわけじゃなくてっ、その・・・・・・眠れなくて、ちょっと気分転換に・・・・・・」
「ふーん」
興味なさそうに返事をし、顔を正面に戻して再び月を見上げた士を夏海はただ立ち尽くして見つめた。
「・・・・・・士くんも眠れなかったんですか?」
「別に」
いつもと同じ、愛想のないそっけない返事。
でも、夏海にはなんとなくそれが引っかかった。
「あのっ・・・・・・隣に座ってもいいですか?」
「・・・好きにしろよ」
真ん中に陣取って動こうとしない士から少し距離を置いて、夏海はちょこん、とベンチの端に腰かけた。膝の上に、手を揃えて置く。
なんだか変な沈黙が落ちて、妙に気まずかった。
「その・・・ユウスケ、帰ってきてくれましたね!」
夏海は努めて明るく、士に話しかけた。
「まぁな・・・。別にこの世界に残ったままでも良かったけどな」
皮肉げに唇を歪めた彼に、本当は嬉しいくせに・・・ということは言わないでおく。
夏海は肩をすくめると、横に座る士と同じように、目を細めて月を見つめた。
その光は、誰にでも等しく降り注ぐもの。
まるで導くように。
夏海は目まぐるしく変化した日々に思いを馳せる。
士と出会い、自分の世界を見失って、そしてユウスケと出会い、今はこうしてここにいる。
導かれ、世界を巡って・・・・・・私たちはどこに行くの?
次は、どんな世界に行くんだろう。
私たちは、どこに向かうんだろう。
―――この人は・・・・・・どこに帰るんだろう。
「士くん・・・なに、考えてるんですか?」
お互いに月を見上げたままで、夏海は静かに士に話しかける。
彼女が士の方に顔を向けると、彼はふふん、と挑発的に唇の端を持ち上げた。
「言ったところで、果物に俺の高尚な悩みは理解できないだろ」
「くだっ・・・」
「夏みかん」
「それは士くんが勝手に言ってるだけで、私はまだ認めてません!
前からずっと思ってましたけど、だいたい何なんですかその小学生みたいなあだ名はっ!!」
「おまえにはこれで十分だろ、夏みかん」
「〜〜〜〜〜っ」
「ははっ」
・・・あ、と夏海は思う。
本当に滅多にないけど、ごく、偶にだけど、しかもぎこちないけど・・・士は微妙に笑うようになった。
そんなに声を立てて笑うわけじゃないし、顔だって強張り気味だ。
でも、まぁいっか・・・・・・と夏海は怒らせていた肩から力を抜いた。
僅かに下を向いて、はぁ、と溜め息をつき、再び顔を上げると、何故かじっと見つめてくる士と目が合う。
どこか切なさを感じさせるようなその視線に縫い止められて、夏海は金縛りに遭ったように硬直した。
間近でじっと見つめてくる瞳は夜の闇の中に鈍く輝いていて、視線を逸らすことができない。
えっ、ちょっ、ちょっと・・・・・・なに・・・、
ガチャ
いきなり扉の開く音がして、夏海は硬直から解放された。
そちらを見ると、ひょこっ、と顔を出したユウスケがしまった!という表情をする。
「ごっ・・・・・・ゴメン!!」
「ユウスケっ!!!」
慌てて引っ込んだ頭とその言葉に夏海は真っ赤になって叫んだ。
再びそろそろと顔を出したユウスケがバツが悪そうに笑う。
「えーと・・・・・・俺、邪魔しちゃった?」
「何が邪魔なんですか!意味がわからないです!」
顔が熱いことを自覚しながら、夏海は今が夜で良かった・・・と心から感謝した。
「だったらいいんだけどさ。俺、なんか眠れなくて、ちょっと外の空気を吸いに・・・」
「じゃあ、ユウスケも座って下さい。ほら士くん、端に詰めて!」
「おいっ、押すな」
夏海にぐいぐいと押されて、士は顔をしかめた。
幸いにも、三人座ってもベンチにはまだ多少余裕があった。
何故かどきどきと高鳴る胸を押さえながら、夏海は勢いよくユウスケに話しかける。
「私も眠れなかったんです!ユウスケも同じだったんですね!」
「うん、やっぱり・・・・・・ちょっと気が昂ぶってるみたいなんだ」
「あ、そ、そ、そう・・・なんですかっ」
ユウスケにばかり話しかけながら、夏海は自分の左側にいる士の気配を、やたら意識していた。
今の自分が相当に挙動不審であることを自覚しつつも、夏海にはそれをどうすることもできない。
もうっ・・・・・・なんなんですか。
なんなんですか、本当に。
士くんのせい。
士くんのせいです。
あんな目で見るからっ・・・!!
左側で溜め息をついた士と、右側でひきつり笑いをしながら自分の相手をしてくれるユウスケに挟まれながら、ぎくしゃくとよくわからないことを話し続ける夏海の声は、月に照らされる闇の中に吸い込まれていった。
終わりです。
お目汚しいたしました。
GJです!
間の悪いユウスケが可哀想で可愛いなwおまけにいい奴だw
でも士もそうだけど、ユウスケもこれからどうなるのかね…
自分はこの三人が好きなので、ずっと一緒にいて欲しい
今日は逃げる時にさりげなく夏海の腰に手を回していた士に大興奮しました
抱きかかえるシーンは腕がぎこちなかったなw
あまり密着しないように凄い意識している感じだった
>>963 そうそう、しっかり夏みかんをかばっているんだよね>逃げる時
今日の放送は本当においしかった。
>>957 夏みかんかわいいよ夏みかん。
タイミングの悪いユウスケも好きだw
新スレにも書きましたが、保管庫更新しました。
夏休みって何ですか? な状態なので、まだまだ過去スレの保管に時間がかかりそうです。
もうしばらくお付き合いお願いします。
保管庫管理人さん、いつも乙です。
管理人さん いつも大変な作業なのにサラっとやって下さって有り難う御座います。
乙です、いつもお世話になっています
海東が夏みかんのことを
「夏メロン」ってわざと言ってたのが萌えた。
士と夏みかんがいい雰囲気になって、見つめあったり、ますますエロパロの世界に近づいたな。
ユウスケは夏みかんを抱きしめるし。エロ満載でした。
公式・・・このエロパロ世界と融合し始めてる気がする
士「次はエロパロの世界か、大体わかった」
夏メロンでベリーメロンならぬサマーメロン歌ってる海東が見えたよ
たしかに夏海の胸はメロン級だけど・・・