1 :
ほるひす:
›1
ジャイロボール
4 :
通達者:2009/01/07(水) 18:55:34 ID:nuBlaVtw
乙゚
こ、これは乙じゃなくてジャイロボールなんだからねっ○><
朱里のハッピーエンドを3日ほど前に見た勢いで書きました。
突っ込みどころは多いと思いますが、こうであってほしいという願望混じりですので
笑って見逃してやってくだせい。
題名は「普通の女の子」
7 :
1/9:2009/01/07(水) 20:18:13 ID:FNUIXj3B
「女性用サイボーグの美肌パーツぅ!?・・・まあないこともないが・・・
発注に少々時間がかかるぞ?」
いかにもマッドサイエンティスト風の出で立ちをした老人がいぶかしげに尋ねてきたけど
私は迷うことなく答えた。
「構わないわ。うんと綺麗なのをお願い」
ここは街外れのさびれた工業地帯の一角。
その中でもうんと古めかしい廃工場に彼らはいる。
黒野鉄斎という「自称」悪の天才科学者と
彼が率いるネオ・ワルクロ団という組織の現在の拠点がここだ。
まあ組織といっても、黒野博士の純粋な仲間は
頼りなさそうなバッタ人間と、妙に口の悪いロボットと、被り物をした中年男性くらいなんだけど・・・。
博士と私がいる一角からでも、廃工場の中に色んな人が来てるのが分かる。
私と似たような身体の構成をした人達は
数年前、世間を騒がせた「サイボーグ同盟」の残党だし
子ども向けのテレビで出てくるようなヒーローの格好をした人達は
私達のリーダーが言うには、昔のリーダーの仲間だった人達で
一度消えたけど、リーダーが一人で活動するようになってからまた現れたらしい。
彼らみたいなのがここに集まる理由は、サイボーグ同盟は
オオガミにもジャジメントにも頼れないからだし
ヒーローの人達は、リーダーと同じように早く実体化するためのヒントを得るために
黒野博士の実験に協力しているからだそうだけど、私にはよく分からない。
色んな人達が集まって、廃工場の中はいつも騒々しい。
私は・・・何度も何度も自分の生まれを呪ってきたし
自分の運命を呪ってきた。だけど最近は・・・
こんな生まれだったから、きっとこんな暖かい人達に出会えたんだろうと
考えると、以前は何も感じなかったこの騒々しさを
少し心地よくも感じるようになった。
そしてそう考えるようになったのも、彼と出会って、触れ合って
私自身が変わり始めたからなのかもしれない・・・。
8 :
2/9:2009/01/07(水) 20:18:50 ID:FNUIXj3B
彼は、私を生み出した憎き敵「ジャジメント」がオーナーを務める
「ジャジメントナマーズ」というプロ野球チームのエースピッチャーをしている。
時々何もない方向に向かって話していることはあるけど
(リーダーが言うには「魔人」みたいなのが取り付いてるから、らしいけど・・・)
そこを除けば、ごく普通の人間だ。
それなのに・・・私は彼を巻き込んでしまった。
ミルキー通りの路地裏で私達は出会った。
ジャジメントが放った刺客、「赤炎」と「青炎」に追い詰められた私は
偶然通りかかった彼に助けられて、以後、行動を共にするようになった。
彼は・・・さすがに野球選手ということもあって、身体能力はすごく高いけど
でもジャジメントやオオガミのサイボーグや超能力者に真っ向から挑んで勝てるわけはない。
それでも彼は私を事あるごとに助けてくれた。
特A能力者「ワームホール」や「赤炎&青炎」をはじめとするジャジメントの能力者相手にも
彼は怯むこともなく、立ち向かい、そして退けた。
手も足も出なかった「デス・マス」にも、彼は私を守るために殴りかかってくれた。
彼がいなかったら間違いなく私は今ここにはいないだろう。
私にとって「男」という存在は二つの意味がある。
一つは、私を弄び苦しめる、私の敵としての男。
今でも思い出すと吐き気がする。ただの享楽と数合わせのためだけに生み出されて、すぐに戦闘に出されたあの日。
あの日の、私を見る、戦闘場での男の目、戦闘を見る観客の男達の目・・・。
でも今は別の意味がある。
それは彼という男の存在。私をいつも優しく見守り、助け、包み込んでくれる人。
こんな、全身機械のパーツだらけで、ホームレスみたいな生活をしてて
みずぼらしい格好をしてて、臭いもきついであろう女に、優しさを向けてくれる男。
私が危険な目に遭うときはいつも助けてくれた・・・。
9 :
3/9:2009/01/07(水) 20:19:22 ID:FNUIXj3B
そう、私は彼を愛している。
でも彼は私のことをどう思ってるんだろう・・・?
もし好きでなかったら・・・、きっと私は泣いてしまうかもしれない。
でも好きでいてくれたら・・・、きっと私は嬉しくて泣いてしまうかもしれない。
あんなに「男」が嫌いだった私が、もう彼という男のことを想うだけでこんなになってしまった。
不思議よね。本当に人って変わるのね。だけど私は・・・
「・・・おい?聞いてるのか?」
博士が怪訝そうな表情で尋ねてきたところで私はようやく、
博士が私に呼びかけていることに気付いた。
随分長い時間、上の空で考え事をしてたらしい。博士も少々イライラしてるのが分かる。
「あ・・・えっと・・・ごめんなさい。うーん、これとか・・・いいかな・・・」
私は申し訳ない気持ちで、少しでも会話を取り繕おうとしたけど
「・・・それは男色用の×××パーツじゃな・・・。そういう趣味があるのか?」
「あ・・・」
うまくいかなかった・・・。話はちゃんと聞いておかないと駄目ね。
でも仕方ないよね。私をこんなにしてしまった、彼が悪いのよ!
私がこんなことを考えていると
博士はさっきまでとうって変わって優しい口調で話しかけてきた。
「しかし、お前も変わったのう」
「え?何を言ってるの?」
「ちょっと前までのお前さんはな、やれ「もっと強力な武器はないの!?」とか
「こんなパーツじゃ、Bランク能力者にも勝てないじゃない!」とか
それはそれはヒステリックだったもんじゃが・・・、
それが女性用サイボーグの美肌パーツ、とはのう・・・」
博士はニヤニヤしながら話しかけてきた。私は妙に恥ずかしくなって
「な・・・何よ!べ、別にいいじゃない!」
と答えた。体が熱い。きっと顔は真っ赤なんだろうな。
10 :
4/9:2009/01/07(水) 20:19:55 ID:FNUIXj3B
「まあ、確かに、別にいいんじゃがな。こんなパーツを欲しがるくらいなんじゃから
彼氏ともうまくいってるみたいじゃのう」
「え・・・え?ななな、なんで・・・知ってるんですか・・・?」
「・・・う・・・、なんでって、そりゃあ・・・お前・・・なあ・・・」
・・・リーダーだ・・・。あのムッツリスケベ・・・!
自分だって夜な夜などこかの誰かさんと会ってるらしいのに
人のこと(それも恋愛話)には妙に首を突っ込んでくるんだから!
「しかし、まあ良いことじゃないか。彼に少しでも綺麗な身体を見せてあげたいんじゃろう?」
はい、まったくもってその通りです。
彼がリーダーを一目見たときに「綺麗な人だなぁ・・・」と呟いていたのを聞いてしまったんです。
確かにリーダーは綺麗だ、とそりゃあ私でも思うけど、でもなんか悔しいでしょ!?
そんなことを考えていると私はあるパーツに目が止まった。
博士はそんな私の様子にすぐに気付き
「・・・それは胸部の美肌パーツじゃな。・・・おお!
大きいものから小さいものまで選り取り見取りじゃのう!」
と笑いながら冗談交じりに話しかけてきたが、私にはそれを笑って返せるほどの余裕はなかった。
「これを・・・付ければ・・・少しは女らしくなれるかな・・・」
私はか細い声で呟いた。博士は私の様子の変化に気付いたのか、静かな口調で話しかけてきた。
「女らしく・・・とな。何か考えていることがあるのじゃな?
彼に綺麗な身体を見せたい、以外のことで」
博士は裏社会に精通しているだけあって、流石に勘が鋭い。
昔の私だったら「あなたには関係ないでしょ!」で済ませていたと思うけど
今の私は違う。自分で言うのもなんだけど、本当に素直になったと思う。
前は博士にだって敬語なんて使ってなかったんだけど・・・。
これも彼のお陰なのかな。きっとそうよね。
11 :
5/9:2009/01/07(水) 20:20:19 ID:FNUIXj3B
「私・・・彼には一度話したんですが、普通の女の子になりたいんです。
普通ですから、本当に、当たり前の、年頃の女の子が当たり前に
するようなことがしたいんです。毎日暖かいお風呂に入って
美味しいもの、特にお菓子、チョコレートパフェとか食べて
同世代の友達と洋服を買いに行って、恋の話とかして・・・」
博士は黙って聞いてくれている。私は続けて話す話す。彼以外の男でもこんなに話せるのか、と思うほど。
「今のままだと、私、彼のために何もしてあげられない。
それがたまらなく嫌なんです。苦しいんです。だからせめて
見た目だけでも、綺麗にしておきたいんです。彼にはいつも汚い姿ばかり見せてますから・・・」
博士はここまで話を聞いたうえで、不思議そうな表情で尋ねてくる。
「彼のために何もしてあげられない、とな?なぜそう思うんじゃ?
お前は十分よくやっているとわしは思うぞ?」
「よくやっている?私がですか?」
「そうじゃ。ジャジメントとオオガミ、両方に命を狙われても戦い続け
普通の人間である、彼氏を守りながら、よくやっているじゃないか。
お前達のリーダーも、お前のことを本当に認めておるぞ。
「朱里は本当に凄い。信念も、愛も、守っている」とな」
「ふふ、ふふふ・・・、博士も・・・リーダーも・・・私のことを買い被りすぎよ・・・。
私は、本当に、駄目なんですよ・・・」
私の目から大粒の涙が流れ始めた。
「博士がせっかく発注してくれた強力な戦闘用のパーツ、あれ、ほとんど使えなかったじゃないですか!
いいえ、もちろん、博士のせいじゃないんですよ!?私が悪いんです。私が、私が!
性能の低い旧型だから!エネルギーが足りないんですよね!?だから使えない!
それが装備できればどれだけ戦いが楽になるのか分からないのに!私が旧型だから!」
私はわめくような声で話した。おかげで周りの人達は何事かと、私と博士のほうを見始めたけど
私にそれを気にする余裕はなかった。
12 :
6/9:2009/01/07(水) 20:20:43 ID:FNUIXj3B
「超音波振動機は何とか使えるけど、それだっていつまで敵に通用するかは分からないじゃないですか!
でも敵はどんどん強くなっていってる・・・!彼のことを守れているなんて嘘です!
私が・・・彼に守られているんです・・・!彼だけじゃありません!
リーダーにも、カズにも、ピンクさんにも、博士にも、色んな人達に支えられて
なんとかギリギリやれているだけなんです!それなのに・・・私は生意気なことを言って
チームから飛び出して・・・でもそのお陰で彼に出会えて・・・!」
私の話は止まらない。涙も止まらない。博士は黙って聞いてくれている。
「・・・それは良かったけど・・・、でも私が役に立たないもんだから・・・
すぐに彼を危険な目に遭わせてしまって・・・!情けないんです・・・!私・・・!
・・・一度・・・リーダーにそのことで叱られたことがありました・・・!
その時・・・彼は私を庇ってくれたんです・・・!こんな私を・・・!
でも・・・私は・・・こんな身体なんですよ!?
あちこちに機械のパーツがむき出しになっていて・・・!
こんな女の子が普通なわけないじゃないですか・・・!
私は・・・戦う女としても、彼を守れない・・・!
普通の女の子として、彼と普通の男女の関係を築くこともできない・・・!
どうしようもなく駄目な女なんですよ・・・!」
最後のほうは搾り出すような声で話した。周囲はみんな私のことを心配しているような、不安げな目で見ている。
「ほら、涙を拭くバッタ!」
ふと気付くと私の横に、博士の仲間のバッタ人間がいて、ハンカチを差し出してくれた。
大声でわめいたのにそのことを誰も咎めなかった。それが嬉しくて私はまた泣き出してしまった。
「ありがとうございます・・・!バッタさん・・・!」
「立花!俺は立花2号!!」
「ご、ごめんなさい・・・」
笑顔と涙でくしゃくしゃの顔の私を見て、博士はゆっくり話し始めた。
「普通の女の子になりたい・・・とな。そのことならば心配はいらんよ。
もうお前さんはとっくに、「普通の女の子」になっておる」
13 :
7/9:2009/01/07(水) 20:21:16 ID:FNUIXj3B
「え?」
私は呆気にとられてしまった。どういうことなの?
「そもそも・・・生まれた時から女になれる人間などおらんのじゃ」
「???」
「ある高名な哲学者の妻がこう述べておる。「女は、女に生まれるのではない。女に「なる」のだ」と」
「・・・!・・・それは・・・知ってます・・・。けど・・・。でも・・・」
「あそこにおる、「たかゆき」を見てみい」
博士はそう言うと、「たかゆき」という名の、口の悪いロボットを指差した。
「あ奴もな・・・、一時期悩んでいたことがあったそうじゃ。
人間に生まれたかった、人間になりたい、でも自分はこんな姿だ・・・と・・・」
「・・・」
「そこであ奴は考え方を変えたんじゃな。姿形や状況から、人間であることを考えるのではなく
まず自分から、自分の想いで、自分が人間であることを認めるということを・・・」
「あ・・・」
「分かってきたようじゃな。お前さんが普通の女の子になりたいのなら
普通の女の子のような考え方をまずしてみることじゃ。
汚い格好をしていても、戦いで役に立たなくても、同世代の女の子が近くにいなくても
自分で認めるんじゃ。私は普通の女の子だ、とな」
「でも・・・それは自己満足じゃないんですか?」
私は不安げにこう尋ねた。すると博士はまじめな顔つきで
「確かにそうかもしれんな。いや、人が想いを持ってすることというのは
すべからく自己満足の域を出ないことが多いかもしれない。そこが難しいところでもあるのじゃ」
しかし博士はここまで言うと今度は一転笑顔になって
「じゃからの?常に確かめる必要があるんじゃよ。
自分の行動が、自分の想いが、単なる自己満足に終わらないものであることを。
そして、それは一人では無理じゃ。自分の想いを確かなものとして裏付けてくれる
誰かが必要なんじゃ。お前達のリーダーがな、お前達と出会う前から
ずっとヒーローをやってこれたのは、そこなんじゃ。
その男ともわしは面識があるのでな、言えることなんじゃが・・・
お前達のリーダーにもな、おるんじゃよ。そういう人間が」
14 :
8/9:2009/01/07(水) 20:23:09 ID:RtC1qC/W
「リーダーが・・・」
きっと・・・リーダーが夜な夜な会ってるという人のことなのかな。
私には・・・私には・・・
「おるじゃろう!お前さんにも!」
・・・そうだ!私にもいるんだ。彼が。愛する人が。
私が腕を怪我すれば、私の代わりに敵を殴り
私が足を怪我すれば、私をおんぶしてくれる。
彼を愛していれば、きっと私は普通の女の子になれる。
「・・・それにな。わしが、とっくに、「普通の女の子」になっておる、と言ったのはな
お前さんが今日、美肌パーツを求めてきたこともそうだし
さっき「彼のために何もしてあげられない」と涙を流したこともそうじゃが
それほどまでに、愛する男のことを思える女が、普通の女の子でないわけがない
と考えたからじゃ!」
そこまで言うと博士は一際優しい顔になって
「もっと自分に自信を持っていいんじゃよ。わしも、お前達のリーダーも
買い被っておるのではない。本心を伝えておるんじゃ。
お前は本当によくやっておる」
私が、私が、もうとっくに「普通の女の子」・・・
でも・・・自信が持てないよ。何故って、きっとそれは、彼の気持ちがまだ分からないから。
知りたい。彼が私をどう想っているのか。そして・・・。
伝えたい。私の想いを。・・・でもどうやって?
・・・いや、駄目だ。それは自分で考えなきゃ。
「ありがとうございます。私がどうしなきゃいけないのか・・・
分かってきたような気がします」
15 :
9/9:2009/01/07(水) 20:23:34 ID:RtC1qC/W
ジャジメントとの戦いも終局に近づいてきてる。
デス・マスも私に執着しているみたいだから、戦いは避けられないだろう。
そして彼も私のために危険を承知で戦いに臨むかもしれない。
私は、彼と一緒に生きていきたい!だから・・・、私が前から考えていたこと・・・
だけど私に勇気がなくて、断られたらどうしようとか考えて、言えなかったことを、近いうちに話そう。
それがうまくいけば、いや、きっと必ずうまくいく!
「うむ!それは何よりじゃ!・・・で・・・パーツはどうするんじゃ?」
「とりあえず・・・胸部は中くらいのサイズでお願いします」
「・・・なんじゃ。大きいサイズのはいらんのか?」
「いや・・・、私の体型だと・・・不自然になっちゃうから・・・」
「うむ・・・。まあ確かにそうかもしれんな・・・」
「・・・ちょっと。自分で言っといて何だけど
それはちょっと失礼じゃないの!?ていうかさっきから黙って聞いてたけど
よく考えたら胸のパーツがどうとかって、軽くセクハラじゃないの!?」
「ははは、すまんすまん!お前さんの寸法は知っておるから
今度来るまでにパーツは見繕っておこう。
・・・死ぬなよ?」
「・・・大丈夫です。保障はないけど、でも大丈夫な気がするんです。
彼と一緒なら・・・」
「そうか・・・」
「立花さん、ハンカチありがとうございました!」
「頑張るでバッタ!」
「はい!」
ふと気付くと周りの人達も皆、暖かい視線を向けてくれている。
それが嬉しくて私は駆け出すように工場を後にした。
きっとすべてがうまくいく。そんな気がした。
イベント:黒野博士との出会い〜に続く・・・
これで終わりです。
ヒーローのこととか、ワルドスのこととか、突っ込みどころは多いと思いますが
気にしないでもらえると幸いです。
朱里が普通の女の子に、の話の後、黒野博士と会うイベントがありますが
多分その間にこんな話があったんじゃないかな、と思って書きました。
朱里ルートは朱里カワユスもさることながら
過去のキャラ達がわんさか出てくるため、普通にシナリオとしても見応えありで良かったです。
初めて書いた乱文なうえにエロ無しで大変恐縮ではありますが
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最高、GJ!
18 :
通達者:2009/01/07(水) 20:49:02 ID:nuBlaVtw
GJ!
自分だってこの前のやつはエロ無しだし、いいと思う。
初作品なんだからこれから頑張ればいいよと二作しか作っていない自分が言う。
GJ!!
エロが無くてもいい話は心に響くぜ
新スレ早々GJGJ!
あれ? なんだか目から汁が出て来たぞ?
投下。またリコ視点。ギャルゲ風に(ry
夏休みが終わり、新学期初の学校の授業が終わって放課後、夕日が照らす帰り道で夏菜は私と腕を組んでいた。
しかし、最近の夏菜は妙に私にベッタリな気がする。
ていうか、朝で会ってからはずっと私にくっついている。
「…何だよ、夏菜。さっきから私をじっと見つめて。」
「あ、ごめん。何か、最近の夏菜は妙に私にベッタリだな〜って思ってさ。」
「べ、別にいいだろ!私達は恋人だろ?」
夏菜は頬を赤く染めながら、腕を組ながら話してくる。
何の変わりもない話をしてたら、T字の分岐路についた。
夏菜の帰る道とは、残念ながら逆だ。
「じゃ、また明日〜。」
軽く手を振りながら、組んでる腕をほどいて行こうとしたが、夏菜は急に私の袖を掴んできた。
「ま、待って…。」
夏菜は少し寂しそうな顔をしながら、私に身を寄せてきた。
「どうした?私と別れるのが恋しくなったのか?」
冗談抜きで言ってみたが、夏菜は
「…うん」
頬をさらに赤く染めて、頷いた。
珍しい。これがツンデレのデレ期って奴なのだろうか。
「もしかして、一緒に家に来て、泊まってほしい…とか?」
まさかの冗談で言ってみたが、夏菜はこくり、と顔を動かして私を見つめ続けていた。しょうがない、と思った私は
「…分かった。今日は夏菜の家に泊まらせてもらうよ。」
と答えて、苦笑しながら夏菜にキスをした。
「…ありがと、リコ。」
夏菜の顔は既に耳まで真っ赤に染まっていた。
なんか可愛い、と私は思っていた。
一度家に戻り、最低限の必要な物をバックに入れた後、夏菜の家に上がらせてもらった。中は特に変わりもない普通の空間だ。
気がついたら、もう夕食の時間になっていた。
「じゃあ、今夜は私が夕食を作るから夏菜はテレビでも見てなよ。」
そう言ってリビングに行こうとしたら、夏菜が腕を掴んできた。
「待って…。リコと一緒に作りたい。」
泣きそうな目で私を見つめる夏菜。
「ああ、もう!分かったからそんな目で見ないの!」
そう言って夏菜の額にキスをした後、私はカレーを作る準備にかかる。
野菜を切ってる途中で夏菜がやってきたのだが、私は一瞬、目を疑った。何故ならば、裸エプロンで私の目の前に現れたのだ。
「か、夏菜!?なんだい、その格好は。」
「べ、別にいいだろ!それに、リコが…好きかもしれないし。」
…一体、私は夏菜にどんな目で見られてるのだろうか?
くだらない事を考えていたら、私は無意識に夏菜を抱きしめていた。
片方の腕でだきしめつつ、もう片方の手で夏菜の尻を揉み始めた。
「くっ、あぁん…」
リビングに響き渡る夏菜の声。
私の欲は増し、夏菜に口付けを交わし、舌を絡める。
「んんっ…あぁ…んっ」
私の欲はさらに増したが、一時的に抑えて、夏菜をそっと離す。
「残念だけど、今はここまで。こんな所でやりたくないもんね〜。」
「う〜。夏菜の意地悪。」
夏菜は不機嫌に見つめるが、その顔はすぐに笑顔へと変わり、夕食の手伝いを始めた。
本当甘えんぼになったなあ、と思いつつ、私も夕食の準備にとりかかった。
二人だけの夕食の時間。クラスであった事や面白い話をしながら、私は楽しい時間を過ごした。一瞬、夏菜の両親が気になったがあえて聞かない事にしといた。
夕食後の片付けをした後、まだ9時だというのに夏菜が風呂に入りたいというので、仕方なく私は夏菜と一緒に風呂に入る事にした。
「はぁ〜、今日の疲れがとれるねぇ〜。」
「リコ、親父くさいぞ。」
頭を洗い流し、体も流しあって今、二人で湯船に浸かっている。
「ねぇ…夏菜。私と恋人になった事、後悔してない?」
「当たり前だろ。分かってたんだ、私はずっと…リコに憧れていた事を。」
お互いに全ての気持ちを受け止めあうと、そっとキスをした。
風呂から上がった後、私はもう少し起きていたいのだが、
「夜更かしは駄目だぞ!早く寝ないと!」
と言われたので、10時にも関わらず寝るハメになった。
そして夏菜の部屋で、私と夏菜は一つベッドの上で、お互いの愛を感じあっていた。
「ん、くっ…あぁん…」
夏菜の胸を揉みつつ、股間の秘拠を指で刺激しつつ、私は夏菜を犯していた。
「夏菜…ずっと一緒にいよう。」
「わ…私も…リコといたい。」
そうやって言い合った後、私は膝で立ち上がり、自らの秘拠を夏菜の顔に押しつける。
「んんっ!?リコ、一体何をー」
「私の舐めて。そして、イかせなさい。」
私は夏菜の頭を手で股間の秘拠に押しつけ、無理矢理舐めさせる。
ピチャ、ピチャ、ピチャ…
という音と共に秘拠へと伝わる快感。
「んんっ…ちょっと、激しいぞ?」
「いいの…恋人だから気にしなくていいんだろ?」
夏菜は私の言う事を背けつつ、私の秘拠に刺激を与え続ける。
やがて、私は限界を越えてしまい、
「くぅっ…夏菜…イくっ!」
全身を雷を打たれたかのような快感に襲われた後、私は夏菜に深い口付けを交わした。
口に広がる自らの愛液。
「…夏菜。」
「…リコ。」
お互いに名前を呼び合うと、抱きしめて体温と幸せを感じながら眠りについた。
光差し込む朝。
そして、鍋を叩く音で私は目を覚ました。
最初に目に飛び込んできたのは、裸エプロンの姿で鍋をお玉で叩く夏菜の姿であった。
「な、何でその格好?」
ボサボサの長髪を触りながら、夏菜に問い詰める。
「あはは、これならリコもバッチリ目が覚めると思ってさ。」
笑顔で照れながら夏菜は答える。
「朝食は私が作るからさ、リコは洗面所に行ってきなよ。あ、手伝うなよ。今度は一人で作るんだから。」
「分かった。ありがとう。」
洗面所に行こうとしたが、ふと足を止めた。
「あ、夏菜。」
「…何?」
「おはよう。」
「あ…うん、おはよう…リコ。」
そう言って目覚めのキスをした後、私は洗面所へと向かった。
今日も楽しい1日になるだろうな、と私は思っていた。
26 :
流星:2009/01/08(木) 01:15:17 ID:sDWtBO+M
とりあえず終です。
今回の夏菜はデレデレに書いたつもりなのですが…
>>1 乙です
>>6 非エロながらも良い話ですね。最高。GJ!!
そして自分も作品投下したいと思います。
11裏白瀬&リコ&委員長モノです。
性格とか口調とか違ったら脳内で変換してやってくださいorz
『怪奇!モテ人間』
パンッパンッ! ダダダダダ!
洞窟のような敵陣で響く銃声と怒号。
目の前にいるのは敵の群れ。
「戦車の主砲だ! 伏せろ!」
俺は敵の異常な雰囲気を察して、警告する。
ドンッ!
俺に向かって砲弾が飛んできた。──ヤバイ。
ドシュゥ!
その刹那、また違った銃声が聞こえる。
ドガァァン!
俺の前方で爆発が起こる。
「た、助かったよ……」
「ふふっ。私、今は○ネークなんだから、楽勝よ!」
「はぁ……」
RPGを重そうに持っている委員長は今、スナイパーではなく、
某蛇になりきっているようだ。
ダダダダダダダ!
全銃口が白瀬に向いた。
ヤツのバルカンは蜂の巣にしようと火を吹く。
──いや、蜂の巣になったのはヤツの銃器だった。
白瀬は襲い掛かる弾をすばやく右方に転がるようにして避け、
片膝を着いて二丁拳銃をバースト発射。敵銃器が炎上した。
パシュパシュ!
その時、横にいた宇宙人二人が光線銃で白瀬を狙い打つ。
しかし狙い打ち抜いたのは標的の後方の壁。
──直後に二つの銃声と断末魔が聞こえた。
宇宙人が次々と薙ぎ倒されていく。
その中心にいたのは──リコ
なにやらこの異常事態を楽しんでいるようだ。
戦闘狂──バーサーカー──かお前は。
そして俺は爆弾教本のもと手榴弾をバラ撒きまくり、
治療キットのもと回復薬を使いまくる。
今、俺達は四人で敵の基地を侵略、
遂に最深部にたどり着いた。
しかしそこで待っていたのは、俺達を撃退する為の集団だった。
だが俺達はそれにも怯まず戦い始めた。
苦戦していたが、勝利は少しづつ見えてきた。
あと残るは──ガタガタの戦車だけだ。
「ぐわっ!」
俺は戦車の体当たりを食らい、委員長たちの後方へと吹き飛ぶ。
「何やってんのよ!」
委員長に手を貸してもらい立ち上がった。
「小波! 危ない!」
リコの声? 振り向くとすぐ目の前に砲弾が。俺の意識は尽きた。
「んんっ……」
ここは何処だ、見慣れた天井。天国では無いらしいな。
「おっ、目を覚ました!」
リコの声。俺は起き上がろうとした。その刹那、体中に激痛が走る。
「ぐうっ……」
「あーあー無理しちゃダメ! あの砲弾をモロに受けたんだからね」
頭と目を動かし、自分の体を見る。包帯が巻かれていた。
「やっぱりか……。処であいつらの基地はどうなったんだ?」
「それはね……」
リコによると戦車は砲弾を打つと同時に果てたらしい。
そして研究室らしきところを破壊。
その後俺を抱えて帰還。宇宙人は壊滅状態。
そして今に至る。
「よく俺を運んでこれたな……」
「これがスキル 愛LV5の力ね」
「なんだそれ?」
「あたしのデフォスキルよ」
「はぁ……?」
妙な会話二、三十分続き、大分日も傾いてきた。
「ところで小波」
「何?」
「小波に言いたいことがあるの」
リコは続ける。
「あたしね、小波のことが好きだったんだ。
前、小波がフッキー達と埋め立て場に来たとき、
凄く腹が立ったんだ。それでわかった。
あたしは小波のことが好きなんだって」
は……? 何を言ってるんだリコ。
直後にリコの顔が目前に迫る。普段から想像できないような弱弱しい表情をしていた。
そのまま唇を重ねられる。
「リコっ……やめろ……!」
俺は抵抗しようとする。が、体が動かない。
「大丈夫。多分今は他の連中は宇宙人の残党を片付けにいってるから」
「そういう問題じゃない……」
「それに、暗くなってきたし、外からも見えないよ?」
キュピーン! と擬音を発してリコの目が光った気がする。
俺はリコにズボンを脱がされた。
リコにキスされたせいで既に俺のモノはそそり立っていた。
「やめろ……」
「あれ? 変な想像でもしたの? こんなに大きくしちゃって」
俺は顔を逸らす。
「んむっ」
リコは俺のモノを咥えると、しゃぶるように愛撫した。
さらに右手で俺のモノの裏筋を、左手でタマをかるく揉んだ。
ちゃぷちゃぷとやらしい音が部屋に聞こえる。
だんだんと射精感が……。
「気持ちいいでしょ?」
口を外して言う。だが手は刺激し続けている。
「あ、ああ……うっ! で、出そう……」
「わかった! あたしの顔にかけて……!」
リコは顔を俺のモノの先端に近づけた。
「うあっ!」
俺も射精をする。リコの顔面に俺のザーメンがかかった。
「ふう、気持ちよかったでしょ?」
「まぁな……」
その時。
──コンコン
ガチャッ
最悪のタイミングに委員長は入ってきた。
すみません書き忘れました……前編と後編(中編?)に分けて書きたいと思います。
町のはずれ、再開発地区の廃ビルの奥に、二つの影がもぞもぞと動いていた。
破れた窓ガラスの隙間から、月明かりが僅かに差し込み、情事に励む二人の男女を、おぼろげながら照らしている。
「ん…… 小波、やっぱり窓、何かで覆ってくれない?」
「何で?」
野球ユニフォーム姿の男、小波は、朱里の首筋に口付けをしながらそう答えた。
「だ、だって…… やっぱり、その……」
「……恥ずかしい?」
小波が意地悪な質問を投げかけると、朱里は顔を赤く染めて、視線を部屋の隅に落とす。
「だって、窓なんか隠してたら不自然だって言ったの、朱里のほうだろ?」
彼はそう言いながら、朱里の服をはだけ、優しく撫ぜ始めた。
人工皮膚といえども、人並みの温かみはあるし、感覚も朱里とリンクしている。
そのため、小波が胸の先を優しく撫ぜると、朱里は切なそうな声を漏らす。
人肌と変わらない柔らかさを楽しみながら、小波は朱里の顔をじっと見つめていた。
彼女は既に完全に力を抜き、小波の腕の中で目を閉じて、されるがままになっている。
普段は職業上、強気を保っていなければならない彼女がたまに見せるこの表情。
歩けなくなっておぶってやった時や、彼の腕の中で眠っている時のこの表情が、小波は大好きだった。
「朱里」
耳元で、彼女の名前を呼ぶと、朱里はくすぐったそうに少し笑い、小波のほうを見た。
「……何?」
そして朱里も、負けじと小波の耳元に近づき、そう呟く。
「好きだ」
「知ってるわよ」
二人は、互いに少し顔を赤らめた後、少し口付けをして、情事の続きを始めた。
もちろん、一部始終がブラックやマジンに見られていることなど、二人は知る由も無かったのだが
というようなSSを希望します
朱里は夜は甘えんぼだと思います
書いてて歯がガタガタ浮いてきたぜ
>>28 グジョブ
シンプルでシュールなタイトルに嫉妬w
>>32 君に全て任せた
パンツ脱いで待ってるから
何と言うGJな投下ラッシュ……
GJGJGJ!!
オラぁ、なんだかワクワクしてきたぞ
ぶっちゃけ投下は前のスレを使いきってからにしてほしいことを私は声を小さくして申上げておきます
>>36がレスした5分前に前スレが埋まりきってる件について
38 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 17:10:02 ID:3d6CGf8E
>>28GJ!委員長やふっきーの続編も期待していいかな?
>>32ずっと待っていますw
今回の裏サクセスエロいよな
旗の立ってない人間には何やっても良いんだぜ
主人公の誘いを断った後に旗人間達に襲われて犯されて最後には旗を指されて洗脳されるフッキーとかエロ過ぎる
1 ハイパーデレ状態になったM夏菜
2 夏菜にだけドSなリコ
3 主人公と仲良くしてるリコを見て、嫉妬する夏菜
貴方はどれがs(ry
あたしが教卓の影から覗く小さな黄色いハタに気付いたのは、
教室の床に敷かれたマットの上で、小波と騎乗位で繋がっていた時だった。
「……どうしたんだよ、リコ?」
腰の動きを止めたあたしに、小波が頭上のハタを揺らして、不満げな声を洩らした。
あたしは小波を制して、彼と下半身で繋がったまま、
教室の床に転がっていた空き缶を拾い上げた。
熟練のフォームで放り投げた空き缶は、見事な放物線を描いて飛び、
教卓の後から覗くハタの根元に命中した。
「いたいですっ!」
「『アホ毛隠してハタ隠さず』とは、よく言ったものね」
教卓の影から頭をさすりながら現れた小柄な人影は、茜だった。
「……ひょっとして、オレとリコの事、今までずっと見てたのか?」
小波が呆れたように言った。
「『今まで』ではなく、『今日まで』です!」
小波の言葉に、茜が頭の上のハタとアホ毛を決然と揺らした。
「今日までずっと、小波お兄ちゃんが他の女と――
――るりかさんや夏菜さんや委員長さんやリコさんと交配する様子を、
アカネは指をくわえながら、この教卓の蔭から見守ってきました。
でも、今日こそは、アカネは勇気を持って言います……
小波お兄ちゃん、アカネとも交配してください!」
「無理だって、アカネ」
「なぜ無理ですか! アカネでは不満だとでも言うのですか!?」
「いや、不満じゃなくて……アカネはお赤飯、まだだろ?」
「初潮など来なくとも、アカネの女体は充分に熟しています!
そう、いわば熟女と言っても過言ではないかもしれません。
熟れた果実が、今や遅しと小波お兄ちゃんを待ち望んでいるのです。
お兄ちゃん、アカネに種付けしてください!」
「チッチッ。駄目だよ、アカネ」
あたしは小波の上で、茜に向けて軽く指を振った。
「熟女なら、そこはちゃんと、『おまんこに種付けしてください』って
言わなきゃダメだよ」
「おまんこに、種付けしてください」
「声が小さい!」
「おまんこに、種付けしてください!」
「まだ声が小さい! あと自分の名前も忘れないで!」
「アカネのおまんこに種付けしてくださいっ!!」
「更に、『小学生』と付けるとなおいいわね!」
「アカネの小学生まんこに、種付けしてくださいっ!!」
「アカネで遊ぶなよ……」
大声で叫び続けている茜の姿に、
小波が下から軽くジト目であたしを睨んだ。
「そ〜お? この方が絶対面白いじゃん♪
それにね、アソコだの性器だのの曖昧な言い方は許せんのですよ。
筋金入りのオマンカーの一人としては、ね」
「なんだよ、その『オマンカー』ってのは! 普通ファッカーとかだろ!」
「そこはそれ、日本人としては日本語の『おまんこ』という、
美しい和の響きを大切にしていきたいと……」
「いや、er付けてる時点で日本語じゃないから!」
「二人ともずるいです!」
あたしと小波のやり取りの間も、ひたすらおまんこおまんこ
叫び続けていた茜が、あたしたちの方を睨んだ。
「アカネを無視して、夫婦漫才の世界に入らないで下さい。
どうしてお兄ちゃんがアカネと交配しないのかは、宇宙の謎です。
アカネは、こんなにも有能なお兄ちゃんの妹だというのに。
お兄ちゃんの子供一人孕めないようでは、
アカネのハタ人間としての性能が示せません。
アカネは一刻も早く、ギャスビゴー星人様のお役に立ちたいのです」
「……ひょっとしてお前、まだ姉さんの事気にしてるのか?」
「あんな女は、アカネの姉でもなんでもありません!」
小波の言葉に、茜はキッと怒りの表情を浮かべた。
「あの女の妹として暮らしていた時のことを思いだすだけで、
アカネは、身の毛がよだちます!」
茜の義理の姉は、ハタ人間となることなく逃げ延びた、
数少ないパライソタウンの住人の一人だった。
今も彼女は、残り少ないハタなし人間の残党を率いて、
ギャスビゴー星人様配下のハタ人間正規軍相手に、
絶望的なレジスタンス活動を続けている。
「……最後にアカネと会った時に、あの女はこともあろうに、
アカネを無理矢理ハタなし人間に戻そうとしました。
あの時、もし小波お兄ちゃんが助けてくれなかったら、
アカネは、今ごろどうなっていたか……。
あんな外道には、生きている価値はありません!
今度会ったら、アカネがこの手で殺してやります!
――もしハタ人間にしてやったとしても、あの女に、
小波お兄ちゃんの精液なんて、もったいなさすぎます!
手足を全部切り落として、犬小屋でハタ犬や宇宙怪物相手の
性欲処理具としてこき使ってやるべきです。
それぐらいの扱いが、あの牝犬にはお似合いです!」
かつて姉と慕っていた相手を、茜は口汚く罵り続けた。
義理とは言え、自分の姉がギャスビゴー星人様に歯向かう
反乱勢力のリーダーを務めているのだ。
幼い胸に抱え込んだ恥ずかしさと苦しみを思うと、
あたしもちょっと胸が痛んだ。
「わかったわ、アカネ」
茜の心意気に打たれたあたしは、胸を叩いた。
「ここは、ハタ人間軍団の頭脳と呼ばれるこのリコ参謀長に、
どーんと任せなさい。小波とは交配できなくても、
それがどういう物かは、とくと味わわせてあげよう♪」
「本当ですか!?」
「参謀長って……お前、作戦会議に参加したことなんてないだろ」
「なにも聞こえないなあ。それより、小波、あんたの方が上になって。
そう……これでよしっと」
あたしは小波と交わったまま、マットの上に仰向けに横たわった。
「ほら、アカネは全部脱いで、脱いで♪
アカネちゃん、カモーン♪」
そして、あたしは自分の顔の上に、裸の茜を座り込ませた。
茜のおまんこが丁度あたしの目の前に来る体勢だ。
毛一本生えていない股間に、線が一本走っているだけの
シンプルなおまんこは、とても可愛らしかった。
「これは……?」あたしの体の上で小波と向かい合わせになった茜は、
何が起こるのかと不思議そうにしている。
「ナニ。ちょっとしたテレビジョン中継技術の応用よ」
茜の股の下から、あたしは得意げに説明した。
「いーい? 小波があたしに突っ込んだちんちんを動かす。
そして、あたしのおまんこに伝わる小波のちんちんの動きを、
あたしが舌を通じて、アカネのおまんこに伝えてあげるって寸法ですよ♪」
「さすがです! アカネにはその発想はありませんでした!」
「……オレにだってなかったよ。
っていうか、リコ以外の世界中の誰にもなかったと思うぞ!」
無礼な突っ込みを無視して、あたしはすぐ目の前にある
茜のおまんこを指で押し開いた。
むっちりした肉に包まれていた内部の構造があらわになる。
肉の莢にすっかり覆われた小さなクリトリスと、
淡いピンク色を帯びた発達途上の小陰唇。
こちらも外側同様、とってもシンプルだ。
あたしがクリトリスに舌先を付けると、茜の体がぴくり、と震えた。
そのまま茜の中に埋め込んだ舌を動かすと、
茜は微かな声を洩らして体をうごめかし、
やがて、おまんこがにちゃついてくるのが感じられた。
小波の体が塞がっている時に、
たまに夏菜と慰めあったりもしてるのだが、
それともまた違う。こういうのも新鮮だ。
新鮮なのは小波も同じ気持ちらしい。
先ほどのやり取りで幾分か萎えかけていた陰茎が、
あたしの中でみるみる硬く、大きくなってくる。
「す……凄いです」体の上で、茜が喘ぎながら呟くのが聞こえた。
「リコさんの体を通して、お兄ちゃんに犯されてるみたいです」
「オレも……」小波が答えた。「アカネを直接犯してる気分だ」
「ああっ、そうです! 今、アカネはお兄ちゃんに種付けされてるんです!」
あたしは茜のおまんこから口を離すと、
右手の人差し指で、小波の体をトントンと軽く叩いた。
「……なんだよ、今いいとこなのに」
「あのさ、ちょっと交代してくんないかな?」
「お前、なぁ……」
「だって……なんか、そっちの方が楽しそうだしぃ〜」
ぶつくさ言いながらも、小波は茜の体をそのままにして、
あたしと位置を入れ替えてくれた。
茜はもうフラフラで、パートナーが代わったのにも気付かない様子だった。
「あれ……リコさんがいます。
でも、リコさんはアカネのおまんこの下にいるはずじゃ……」
「ハイハイ、今度はリコさんが、
小波の舌で種付けしてあげますからね♪」
あたしはそう言って、そのほとんど凹凸のない棒アイスのような体に
有無を言わせずに抱きつき、唇を合わせた。
滑らかな子供の肌の感触が、全身で感じられる。
信じられないくらい小さな茜の口の中を、舌先で探りまわしていると、
茜もおずおずと、これまた信じられないくらい小さな舌先を、
あたしの口の中に差し込み返してきた。
茜の股の下からは、ぴちゃぴちゃと小波が舌を使う音が聞こえてくる。
悔しいけど、小波はこれが本当にうまい。
あたしも油断すると、たちまち心を持っていかれそうになる。
そしてその舌の音に合わせて、必死にあたしの腕の中で身をよじらし続けながら、
ピコピコとアホ毛を動かす茜の様子が愛らしい。
今後も、退屈な時には茜を相手にしてやるのもいいかもしれない。
年端もいかない小学生を性的に開発してみるというのは、
興味をそそられるものがある。
それに、茜の姉は、本当に妹を大切にしていた。
その妹を完全な淫乱にしてしまえば、結構心にダメージがいくんじゃなかろうか。
ハタ人間をハタなし人間に戻す事は可能だけど、
心と体に刻み込まれた性癖は、もう元には戻らない。
変わり果てた妹と再会した時、彼女はどんな顔をするだろうか?
それを想像するだけでワクワクする。
小波がもう爆発寸前なのが、膣に触れる陰茎の感触を通じて
伝わってきていた。あたしも、そろそろ限界だった。
茜はと言えば、とっくに限界を越えているのに、
なおも頑張って持ち堪えているようだった。
「……イク時は、三人一緒だよ」
あたしは唇を離して茜の肩をきゅっと抱き締めると、耳元で囁いた。
「あああっ」天井が抜けそうな声で、茜が絶叫した。
「アカネの小学生まんこにぃ、種付けしてくださいぃぃっ!!」
その言葉と同時に、小波の精液があたしの中で熱く広がった。
――なんの事はない、ハタ人間になっても、
あたし自身は何も変わっていない。
ただ、あたしの求める楽しみの方向性が、
少しばかり変わっただけなのだ。
そして、今のあたしの人生は楽しみに満ちている。
これからもきっと、楽しい事がいっぱいあるに違いない。
これからも、あたしはハタ人間を世界に広め続けるつもりだ。
そうすれば、世界はもっともっと面白くなっていくだろうから。
今回は以上です。
お粗末様でした。
ダークネスだけどGJ!
50 :
通達者:2009/01/08(木) 21:51:12 ID:tFqgVxVE
GJ!
相変わらずいい仕事してますなぁ。
それに比べ自分は...やれやれだぜ。
GJ!
こうなったら全員制覇してもらいたい。
GJ!
さすがは11裏主。
なんて充実した毎日を送っているんだよ。
今さらだが前スレの梅澤の十手てなんだ?
MTGの装備品カードですな。装備品としては、十手ゲーという単語を生む
ほどの最強クラスのカードだった。
ただ、何でそれが書き込まれたかは不明w
ユイとフッキーを孕ませたい
GJ!!
BADでもこんな毎日なら悪くない
いや、素晴らしい
朱里を虐めたい
それでその後11主人公にぎゅっとさせて慰めさせたい
つーか最近煩悩が増えて困る。
11公式の質問コーナー更新されてたな
そうかリコは一人暮らしなのか…知らなかったわ
白瀬がサイボーグだとあっさり認めやがったなw
しまった…
夏菜が一人暮らしかどうか、聞くの忘れた…
62 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 22:28:30 ID:4KNlhFCD
>>60 それ聞いたの俺の知人だわw
埼玉県 ギイさんの質問
Qパワポケ先生・・・妹が欲しいです!
Aお母さんと、お父さんにお願いするんだ!・・・がんばれって。
ちょwwwwwwwwwwスタッフ自重しろwww
がんばれがんばれできるできる絶対できるがんばれもっとやれるって!!
やれる気持ちの問題だがんばれがんばれそこだそこだ諦めんな絶対にがんばれ積極的にポジティブにがんばれがんばれ!!
北京だって頑張ってるんだから!
表での紫杏の胸揉みを思い出すと、無駄に裏のネタが浮かんでくる…
われらのハタのもとに作者さん神過ぎます……
まったくハタ人間は妄想ひろがりんぐだな
リコ夏菜の暴走はそろそろ止めるべきか…
本編とは段々離れていってるし、二章の話をいつか入れるかな…
68 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 08:04:07 ID:5mPggKkQ
服……しわになるよイベの続きがみたいと思う今日この頃
維織のSSが少なくて俺涙目
維織は本編の内容が完成されきってるからあれ以上いじり様がないってのもあると思うけどねぇ
ネタなんて愛があればいくらでも思いつく
問題は書く時間と気力があるかないか
維織さんを書こうとして准に変更した俺がいる
72 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 10:27:22 ID:aSzTxTRC
9は裏のほうがなぁ・・・
紫杏ってどういう性格なんだろう
書けば書くほど分からなくなるし自分の色が少し入ってしまう
紫杏って寂しがり屋なのかな?
一人ぼっちが嫌だからああいう性格になってしまったっていう描写はないんだよな…
仮に10の主人公が殺されたら復讐をするのかな?
ごめんね、疑問ばかりで
>>75 何とも言えないな。
その人の望む人格になれるのだからなぁ
でも、あの性格はみんなの視線集めるためじゃなかったかと思ったが。
10主が殺されたらの事だけど復讐するんじゃないか?
その前にカズが黙っていないと思うが。
うれしいネタ言ってくれるじゃないの
『すれ違い』で言ってた真面目な子供ってのが本当の性格なんじゃないかな>紫杏
製作スタッフに聞けばおk
80 :
流星:2009/01/10(土) 18:45:04 ID:ukCnfcnn
途中までできたので投下。
エロを前半にも入れるべきだったかな…
いつもの登校日の朝、私はいつもリコと待ち合わせをするT字路で待っていた。
時期は10月で、紅葉が舞い散る。さすがに寒くなってきたので、衣替えの時期になった。
暫く待っていると、リコの声が聞こえた。
とっさにリコの元へ走り出したが、私の目に飛び込んできたのは、小波と楽しく話しているリコの姿であった。その姿を見て、私はムカっとする。
無言のまま、私は小波とリコの前に立つ。
「お、夏菜。リコを待ってたのか?」
「夏菜〜、おはよ〜。」
と話しかけてくるが、私は
「…ふーんだっ!」
と不機嫌な顔で言って、舌を突き出した後、ずかずかと先に行ってしまった。
「リコ、お前夏菜に何をしたんだ?怒ってるみたいだぞ。」
「…さあ?」
二人は不思議そうに私の後ろ姿を見送っていた。
放課後、私は一人で不機嫌な感じで速足で帰り道を歩いていた。
しかし、何か寂しい。一人だと何か不安になる。
一瞬、私の脳裏には、最愛のあの人の姿がー
「ー夏菜!」
後ろから急に声をかけられる。
「ひゃうっ!?」
びっくりして後ろを向くと、リコの姿があった。
「夏菜、一緒に帰ろう。」
リコは手を差し出すが、私は不機嫌な顔を変えなかった。
「ふ、ふんだ。小波と一緒に帰ればいいじゃないか。」
「何言ってるんだ。彼女である夏菜を一人にするわけにはいかないだろ?」
彼女、という言葉を聞いて、私は顔を赤く染める。
「だ、だ、だから何?朝みたいに、小波と話してればいいじゃないか、バカ。」
私がそっぽを向くと、リコが顔を近づけてきた。
「ははーん?さては誤解してるな?あれは偶然、小波と通学路で会ったから、少し話してただけだよ。」
リコの話を聞いて、私は理解するが、不機嫌な顔を変えない。
「う、五月蝿い!リコは私の彼女なのに、どうして男子と話してるんだよ!許さないんだからな!」
私は赤くなりながら、ツンツンな態度で答える。
しかしリコは、笑顔を絶さない。
「じゃあ、夏菜は私がどうしたら許してくれる?」
リコは私に聞いてきた。
「そ、それは…」
私は悩むが、答えはすぐに出てきた。
「二つある。一つ目は…今日は、リコ家に泊まっていきたい。」
「あれ?夏菜の家じゃないの?」
私はリコをジト目で見つめる。
「分かった。泊まらせてあげる。」
リコは軽く謝り、私の頭を撫でる。
「ふんっ…。そして二つ目は、今日の主導権を全て私に譲る。」
「主導権?」
「そう。この後のリコの主導権を全て、私に譲ってくれれば、許してあげる。」
私はさらに顔を赤くそめながら、リコに言う。
「…分かったよ。今から私の主導権は、夏菜に与えてあげるよ。」
リコは単刀直入に答えを返した。
「本当に?嘘じゃない?」
「嘘じゃないよ。夏菜の笑顔が見れるなら、私は何でもする。」
リコは笑顔で言う。
「…リコ。」
私はリコの胸に顔を埋める。
リコの匂いがして、あったかい。
暫くした後、私はリコの腕を掴んで、走り出した。
「ちょ、夏菜!?どうしたの、いきなり!」
「このまま遊びに行くぞ!リコは私についてきて。」
「ち、ちょっと待った!いきなり遊びに行くとか言われてもー」
リコは戸惑うが、私は
「今のリコの主導権は私の物なんでしょ?反論は却下するから、覚悟しとけ!」
と言い、リコの腕を引っ張って商店街へと走って行った。
本屋で立ち読みしたり、モールで買い物をした後、私はリコの家にあがらせてもらっていた。
「此処がリコの家の中…」
「そう、何の変わりもないただの部屋だよ。」
中は人形が多数置いてあったり、漫画等があって、リコの趣味が現されている。
84 :
流星:2009/01/10(土) 18:49:43 ID:ukCnfcnn
途中は此処までです。
この後、コタツの中でのエr(ry
補足として、夏菜視点でs。
「そういえば、リコって一人暮らし?」
「え?うん…まあね。」
リコは一瞬、言葉を詰まらせる。
どうやら、何か事情があるみたいだ。両親の事を聞くのはよしておく事にした。
「あ、夕食の支度をするからリコは待ってて。リコに手伝う主導権は無いからな!」
「はいはい、指を切らないようにな。」
リコに釘を刺すと、私は裸エプロンになって夕食の支度を始めた。
途中、リコに後ろから襲われないか少しドキドキしたが、特に何もされなかった。
残念な様な、ホッとした様な、私は複雑な気分になった。
夕食を作り終えて、テーブルに並べる。
そして私とリコは向き合って、食事を始めた。
「ん〜!やっぱり夏菜の作った料理は美味しいね〜。」
「褒めても何も得しないぞ。」
「ホントだよ。流石家庭科部だけの事はある。」
「あはは、ありがと。」
私はほんのり頬を赤く染める。
平和な時間を過ごし、夕食を片付け、風呂に一緒に入った後、私とリコは、隣り合わせでコタツの中に体を潜らせていた。
…どうやらリコは10月に入ってすぐにコタツを出したらしい。
「あ〜、お風呂気持ちよかったね。」
「うん。コタツもあったかい…寝ちゃいそう…ふぁぁ。」
リコは大きく欠伸をする。
「おいおい、コタツの中で寝るなよ?風邪をひくぞ。」
「大丈夫、寝やしないよ。」
とリコは言うが、目をうとうとさせている。
その姿が何か可愛いく見えて、私の性欲が増される。
そして、私は唐突にリコに口付けを交わし、口の中を舌で犯した。
「んんっ…、夏菜いきなり何をー」
「何を?だって今のリコの主導権は私の物でしょ?だったら、何をしてもいいよね?」
「それは…そうだけ…うああっ!」
リコが喋ってる途中で、私はコタツの中でリコのパジャマの中に手を潜りこませ、胸を揉みだした。
「だから…リコを犯す主導権も、私の物よ。」
「ああぁ、んあぁっ…」
リコのブラを剥ぎ取り、乳首を刺激する。
私の性欲は更に増し、リコのパジャマのボタンを外して脱がし、露になった胸の乳首を舐め回した。
「くぅっ…あああぁぁ!」
リコの快感は頂点を超えたらしく、息を荒くする。
「はぁ…はぁ…」
「おや?もうイっちゃったの?リコって案外もろいんだな。」
「か…夏菜程じゃあ…うああっ!?」
再び喋ろうとした時、リコの下着の中に手を潜りこませて、秘拠を指先で刺激し始めた。
「もうこんなに濡れてる。リコってこういう所に打たれ弱いんだね。」
「ああぁ…はぁ…はぁ…っ」
リコの片方の乳首を舐め、もう片方を揉む。
さらに愛液で濡れている秘拠の中に指を入れ、くちゅ、くちゅと音と共にかきまわす。
舌と揉みによる乳首への刺激と、秘拠への刺激による快感が再び頂点を超え、リコが絶叫をあげる。
「んあぁ…あぁ、あああああぁぁぁっ!」
リコは絶叫をあげて、深く息を荒く吸って後、私に軽くキスをしてきた。
「あはは…リコって…Sの資質もあるんだね。」
「私だって、やる時はやるさ。はは。」
私とリコはお互いに笑い合う。
「つー訳で、後で私が夏菜を気持ちよくしてあげる。」
「え?リコの主導権はー」
「今日まででしょ?だったら、0時を越えたら無効でしょ?」
時計を見れば、0時ジャスト。
私の握ってた主導権が無効になった瞬間だった。
「ごめん、じゃ許してくれないよね?」
「分かってるじゃない。」
その後、私は気を失う程リコに犯されたのであった。
そして次の日の朝、私はリコに引っ張られていた。
「ねえ、なんで寝坊してないのに走らなきゃいけないの〜!?」
「あははっ!今日1日の夏菜の主導権はいただいたからだよっ!」
「はぁ!?何だよ、それ。」
「昨日のお返し、今度は私が主導権を握ったからねっ!」
「うへぇ〜、勘弁してくれよ〜。」
そう言いながらも、私は悪くは思っていない。
そしてリコに引っ張られながら、私とリコは学校に向かって走っていった。
88 :
流星:2009/01/10(土) 20:07:02 ID:ukCnfcnn
ここまでです。
最初に、予告無しの後編の投下すみません。
そして、エロが少ないです。クレームが来そうな予感…
書いてくれるのは嬉しいんだが、一応百合だから
苦手な人のためにも冒頭に注意書きを添えといた方がいいぞ
百合好きにはカプの押し付け酷いのもいるせいで嫌う人も多いからなー
荒れないためにも注意は要るかもね
分かりました。
次からは注意書きを書いておく事を決めます。
前スレからシリーズ物が多いからそろそろ違う流れが欲しいな
自分が欲しい流れは自分で作り出すべきだってばっちゃが言ってた
>>92に期待
バッドエンドも現実のうち
小野さんにこれでもかというほど甘えながら
授乳プレイして子作りする話が読みたいよう
みんなはパワポケの小説・SSを見たいときはここ以外はどこを使ってるんだ?
>>96 自分はないな。
なぜなら、ググッてみても普通の作品の保管庫はないしな。
98 :
流離:2009/01/11(日) 11:54:21 ID:8F9HgLYx
>>96 ここ以外で見かけたことない。
だからエロ無しをここに投下しに来てるわけだが。
と言うわけでエロ無し浜野・デスマス関連を投下していきます。
99 :
流離:2009/01/11(日) 11:55:26 ID:8F9HgLYx
「あなたは、忘れてしまったのですか?」
「?」
返ってきたのは、不思議そうな眼差しだけだった。
『忘却の言葉』
デス・マスが旧型サイボーグとただの野球選手のコンビに破れてから数ヶ月がたっていた。
旧型サイボーグこと浜野朱里を倒せなかったデス・マスだが、なんとかジャジメント内で処分されずに済んでいた。
損傷がひどかったことを理由に前線から退くことを願い出て(《私に戦闘任務を山ほど与えてください》)、
しばらく紫杏社長の元で株操作などに従事していたのが功を奏した。
ジャジメントグループは大神と統合してツナミグループになり、ルッカは行方不明になった。
これでサイボーグ同士による不毛の争いは終わるはずだ。
そして、戦力外が消えたところで血眼になって追うことはないだろう。
とりあえず国外へ出よう、そう思っていた。
ただ、心残りが一つ。
この国を離れる前に、もう一度あの二人を見ておきたい。
会う必要はない。
ただ目に焼き付けておきたかった。
自分の思想を、根本から覆した二人を。
そして、
「あなたは、忘れてしまったのですか?」
彼女はいた。
何故か一人で、旧ジャジメントのサイボーグ育成室に。
いつもと同じだが、薄汚れてはいない服を着て、ぼーっと虚空を見つめていた。
目の前の赤毛の女からは以前のように殺気は感じられなく、表情には穢れ一つ無い。
「ミス浜野?」
名前を読んでみるが、ただこちらを見る以外反応はない。
声がするから見ているだけ、そういった感じだ。
「忘れてしまったのですか、自分の名前を?」
自らの力で勝ち取った人生における名前を。
「忘れてしまったのですか、この私を?」
幾たびも命を懸け合い殺し合ったこの私を。
「忘れてしまったのですか、あのベースボールプレイヤーを?」
自分の身の危険さえも顧みずあなたを庇った、私に生の美しさを悟らせた、あの男を。
「?」
彼女は無邪気な顔でただこちらを見つめるばかり。
目の前にいる彼女は、姿形が気持ち悪いくらい浜野朱里に似ている人形のようであった。
100 :
流離:2009/01/11(日) 11:56:04 ID:8F9HgLYx
「ここにいましたか、デス・マス」
銀髪の秘書が気が付けば隣にいた。
相変わらずの無表情、しかし目には確かな意志が宿っている。
「なんですか」
「この仕事をこなして頂きたい」
手にしたファイルを突き出してくる。
「はぁ・・・面倒ですねぇ」
ファイルをぺらぺらめくりながらつぶやく。
今日は一段と細かい指示が多い。
「これで社長からの仕事は最後です」
一瞬何を言ってるのかわからなかった。
ファイルに落としていた目を上げて秘書を見る。
「あとはどこへ行こうと、どこで死のうと、あなたの勝手です」
眉一つ動かさず、淡々と言う。
こうも突然解雇通知をもらうと、驚きを隠せない。
「ほぉ・・・これは、一体どういう風の吹き回しですかね?」
「もうあなたの力は必要ありません。ここで私が処分してもいい」
一瞬、眼光が猟犬のそれに変わる。
がすぐにいつもの目付きに戻り、
「・・・のですが、あなたは末期がんですから放って置いてもいい、との社長の判断です」
よかったですね、とさも不満そうに言う。
「社長は私がツナミグループに楯突く、と考えはしなかったのですか?」
「自らの命の重みを十分に理解しているあなたが、そのような真似をするわけがないでしょう。
そうでなければ、前線の任務でとっくの昔に殺されているでしょう」
余命少ないが故に生き方に固執し、それを見極めるまで死ぬまいと生きてきたことを、あの社長は見抜いたのだろうか。
まあ、この国の言葉で言う『兎に角渡りに船』だ。
さっさと済まして気が変わらないうちに退散しよう。
だが、その前に聞きたいことが。
「ところで、彼女は?」
「ああ、浜野朱里ですか。それは社長たっての希望で修理――と言うより最新型に取り替えたのですよ」
そういえば、ルッカから浜野を救出する手伝いをさせられたことが一度あった。
浅からぬ仲だとは思っていたが、かなり深い仲だったようだ。
「私と違って延命できたようですね」
「ええ、その代わり記憶の方はうまくいっていないみたいですね」
秘書は何の感慨もなさそうな目付きで彼女を見る。
「写されて形成された記憶を、再度写し定着させる・・・
データならまだしも、人の記憶で完全にそれを行うのは、はっきり言って無理です。
まあ、これで彼女も安穏に暮らせることでしょう」
今まで感情を見せなかった秘書の目に、最後の一瞬満足そうな色が写ったのは気のせいだろうか。
「さあ、無駄話はここまでです。仕事、頼みましたよ」
そういうと彼女は足早に去っていった。
101 :
流離:2009/01/11(日) 11:56:32 ID:8F9HgLYx
再び二人残された部屋の中、デス・マスは焦点の合っていない目を見つめて話し始めた。
「ミス・浜野、あなたはきっと、生を、その先にある平穏を望んであの場を勝ち抜いた。
その先にあった戦場でも、諦めと言うものを微塵も見せなかった。
しかし、あなたの望んだ平穏はコレですか?
全てを0からやり直したかったのですか?
何も――あなたがプライドをかなぐり捨ててまで失いたくないと思ったモノも、あなたを心の底から守ろうとしたモノも――ない、
コレがあなたの望みだったのですか?」
「違うでしょう?」
勝手な思い違いかもしれない。
しかし、苦しみ抜いて得たものを失うのは良くないことぐらいはわかる。
私はあなたにもう一度苦しむチャンスを与えましょう。
《全て忘れて、あなたはずっとここにいなさい》
あなたが私にチャンスを与えたように。
その苦しみの先には、あなたが切に願ったモノがある。
そう私は信じる。
「あとは、あなた次第です。ミス・浜野」
言葉を残すと男は去った。
あとにはうずくまり、頭を抱える女のみが残されていた。
おわり
102 :
流離:2009/01/11(日) 11:59:37 ID:8F9HgLYx
デス・マスに一人語りさせたかっただけな気もするが、
朱里がなんで戻ってこれたかを補完したかったんだ。
ところで、前書いたさらのSSを修正してタイトルつけたんだが、
wikiページのタイトル変更って管理人さんしか無理なんですかね?
>>102 十分にGJ。
ストーリーのない、ただのエロがあまり好きじゃない俺には凄く良かったぜ。
>102
GJ
ビターエンドしか見てないけど…
パワポケシリーズがデータ連動したら面白いのにな
例えば1で彼女を攻略してそのデータを3に持っていく
そうすると今の彼女を取るか昔の彼女を取るか
悩むイベントが追加してされたりするっていうのはどうかな?
台詞だけなら考えてあるんだけどね
>>104 それをやるならディシディアパワプロクンポケットの方がいい
が、主人公が似てるでは済まされない
>>104 それができるのは主人公が同一の1,3だけじゃないか
しかも記憶喪失だし
107 :
かんりにん:2009/01/11(日) 21:33:39 ID:qvRandMD
>>102 タイトルの変更、ってのはたぶんできません。
新たにページを追加して、リンクとか修正する形になります。
タイトル名を向こうのコメント欄に書いていただければ、こちらで編集します。
>>105 主人公より亀田一族のほうが面白そうだな
>>106 いや、これはイベントの一つであって
2から10に移すと愛ちゃんの子供がナナコになったり
3を移すと「ワギリバッテリー」から「○○回路」になればいいなっていうだけ
でもIF物って難しいよね
理由付けも必要だし
>>109 つまり本来の彼女イベントと他にデータ連動時の彼女イベントもIF変化で追加しろと?
もし11で連動したらそれまでのシリーズ(1〜7か1〜10)と連動できるって事か
まあ、あの開発なら面倒くさいからってやらないだろうなw
スタッフ「殺す気か!」
Q.「
>>104とか
>>109とか
>>110とかの採用とかどうですか?」
A.「KONAMIにメールを送ってください。
慈善事業じゃないので、(ry
とにかく、パワポケ11を買って(ry」
113 :
流離:2009/01/11(日) 22:39:00 ID:8F9HgLYx
>>107 了解です。
コメントしときました。
お願いします。
Q.サクセスを増やしてほしい
A.死ねということですね
あそこは本当にwww
115 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 00:20:05 ID:d7BdPW1S
流星(笑)
誤爆はいいがageてくなタコ
118 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 02:00:04 ID:6SoTxlwx
ユイが白瀬を勧誘する時に言った、「体操服を家に持って行ってあげると、あなたは・・・」
って言う話の続きをユイに聞く主人公。ユイによるとどうやら白瀬は家でオ○ニーをしているらしい。
それを確かめるために単騎白瀬の家へ忍び込む主人公。家では本当に白瀬がやっていたのだが、
見つかってしまう。主人公を縄で縛り上げた白瀬が女王様となって・・・
だめだ、もう書けねぇ・・・
デスマス登場のイベント見てたら朱里は主人公を人質にとれば何でもしてくれる気がしてきた
当然あんなことやこんなことされても不思議じゃないよね
ブラックが助けに来る?バカ!エロパロでのヒーローはヤられた後に来るのが基本だ!
11裏エロ無し書きます
初めてです
「待チ兼ネタゾ」ギャスビコー星人は言った。
今俺は委員長と白瀬、夏菜とともに、奴らをとめるために奴らの基地の地下50階にいる。そこでギャスビコー星人は俺達を待ち伏せしていたのだ。罠だった。
「フフフ、罠トモ知ラズニノコノコトヤッテキタ下等動物メガ。オロカダナ。オ前タチノ動キハ全テ見テイタゾ。ソコデ我ラノ偉大ナぼすハ時限エレベーターヲ起動サセ、オ前タチヲココニヨビヨセタノダ!」
ふと委員長が言った。「小波!あれを見て!」そこには超巨大鼠(ハタついてる)がいたのだ
「フハハハ 巨大鼠ハ止マラン。オ前タチノオロカサ、トクト味ワイナガラ死ネ!」
そういうとギャスビコー星人は消えた。いや、これまでが立体映像だった。
そんなことどうでもいい。それより…………!
鼠が謎の光線をはなった。白瀬に直撃した
いや、小波が白瀬にクリアワルザーでぶっ飛ばしたから直撃はまぬがれたのだ。「小波……」
俺は言った「大丈夫だ。お前達は俺が守る!」
とりあえずここまで
お前達(笑)は言いました。「これはひどい」
完
相変わらず18歳未満の多いスレですね
ガッシボッカ!とか書いてあるコピペ思い出した
主×るりか×リコの3P書いてくれる人…いないかw(何
なぜか紫杏×茜っていうのを思いついた
>>120 じゃ続き
小波たちの勇気が地球を救うことを祈って!
ご愛読ありがとうございました!
いつからPINKは年齢制限なしになったんだ?
ひどい年齢層だ
王「しゃーない」
>127
帰ろうか。
余談だが、主人公と付き合ってるから、校則違反として紫杏に体罰を喰らわらせられるナオってどう?
一方主人公はカズと朱里にお仕置きされていた
>>130 そこは、紫杏とナオが逆でも面白いような気が。
「……おやおや、よりにもよって生徒会室で生徒会長が
不純異性交遊とは、大胆にも程がありますね〜」
「違う! 小波は生徒会の仕事を手伝っていただけだ!
その写真は、たまたま生徒会室に二人きりでいた時に、
小波が私の目に入ったゴミを取ってくれようと――」
「そんな三十年前の少女マンガみたいな言い訳が、
この二十一世紀の世間様に通用するとでも思ってるんですかぁ?」
「――わかった。たとえ誤解でも、私は逃げも隠れもしない!
親切高校の一生徒として、甘んじて罰を受けよう。
副会長、そちらの罰則規定をこちらに持って来い。
校内での不純異性交遊に関する罰則は、622ページで……
十段階目まであるのか……一段階目は……?
『校内での不純異性交遊に関する罰則規定
◆罰則・第一段階
校内での男女交際を禁じる校則に違反した者は、
その男女両名とも三日間、
学内では《わたしたち二人は不純異性交遊を行いました》と
大書されたボードを首から胸に吊るし、
授業・食事・入浴・トイレ・就寝を含めた全時間を、
二人で手をつないで過ごす事。
就寝時間を男女どちらの寮で過ごすかは、違反者の裁量に委ねる。
この期間はいかなる理由があっても手を放してはならず、例外は一切認められない。
もし手を放した場合には、両名に第二段階目の罰則が適用される』
……おい、副会長! なんだ、このふざけた罰則は!」
「あのう、お言葉ですが、それは生徒会長自身が立案した罰則です」
「(う。そう言えば、昔、こんな罰則を立案したような記憶が……。
これは、こんな人権無視の罰則よりはまだマシだと、
別の対案を通すために適当に作った罰則だったんだが、
まさか、採用されていたとは……)
……くうっ、自分で決めた罰則を無視するわけにはいかん!
いいだろう。たかが三日間、小波と手をつないで過ごすだけのことだ。
ボードというのはそれか? こっちに二枚渡せ。
さあ小波、手を出せ! これから三日間、寝食を共にするぞ!」
しかし紫杏は三日目の夜になって、ついうっかり主人公と手を放してしまい、
罰則は二段階目に移行してしまう。
結局二人揃って、きっちり十段階目まで罰を受ける羽目になるのでした。
――という話を、誰か書いてください。
堤が他の女子を研究と評して色々やるのを書いてたが
どうしても堤のエロっぽい姿が想像できず、違和感まみれになり挫折した
>133
上手いじゃないか。
生徒会には内緒で紫杏(ナオ)が、ナオ(紫杏)に人気が無い場所で性的な罰を与える…ってのは、どう?
ん?何かアイデアが…あ、書く時間が…
>>131 両手に花とはやるな!
命乞いも無駄なんだな
>>133 とりあえず5つ目は10分の公開オナニー
ただし2人する必要はなく、生徒の投票で決められた一人のみ
嫌なら2人でやってもいい
その五
その四に違反した場合に適用される。違反者は生徒の投票により、違反者の一人が10分間公開で自慰行為をしなければならない。ここで、10分耐えられなかった場合、その六が適用される。
なお、投票に異義があるなら、2人以上となっても構わない。(ただしその場合は1人でも耐えられなかった場合、その六が適用される。)
あぁ、フッキーとラブラブしてぇ
>>137 性的な意味でのお仕置きだから大丈夫だよ!
トラウマになって勃たなくなるかもしれないけど
もし、ハタ人間編で、せめて来たのがG星人じゃなくて、キサーメ星人だったら。
ソイヤソイヤソイヤアッー!!!!
こんな設定ってどう?
・主人公に恋心を抱き始めたるりか
・でも、周りにはリコやふっきーがいて、中々近づけない
・そこで、るりかは急に主人公にアプローチを始めた。
…ネタにならんよな…
瑠璃花は最初っから露骨に好意持ってるからなぁ
むしろ猛烈にモーションかけてるのにことごとく天然でかわされてるリコの方がそういうポジションじゃね
あとは好意持ってるもののリコみたく分かりやすい攻め方が出来ず煮詰まる白瀬とか
誰か落田×エリとか書いて〜
無理矢理おかす感じで
なんか白瀬には淡い恋心って言葉が似合いそうだな。
自分の気持ちを伝えられずに自分で悩む、そんな感じ。
淡い恋心っていったらエリの方が似合う気がする
アイドルってことから某アイドル育成の穴を掘る子のテーマの歌詞みたいな感じの気持ち持ってそう
6です。エロ有りの話を書いてみました。
色々悪乗りしてますが生暖かく見てやってください。
題は『朱里開発計画』
148 :
1/10:2009/01/13(火) 19:42:41 ID:eHXEzKxn
ここは、とある廃ビルの一室。俺は今ここで、愛する女と情事に励んでいる。
俺の名前は小波。元ナマーズのエースピッチャーで
現在は昨年のプロ野球覇者、○○○○○○○所属である。
今俺の上にまたがっている女性は浜野朱里。元ジャジメントの戦闘用ガイノイドで
現在はボランティアの正義の味方、そして俺の彼女、である。
今夜はすでに1回終えている。今、朱里は、俺の顔の上に股を置いて、一生懸命俺の一物を
手やら口やら使って愛撫している。俗にいうシックスナインスタイルというやつだ。
これはこれで、お互い初めての頃はすごく興奮したけど
すっかり慣れてしまった今となってはあまり新鮮味がない。
まあもちろん、ビンビンにはなるんだけど、何かが足りない。
そう・・・
。oO(そろそろ朱里の新しい性感帯を発見、開拓せねば・・・)
最近俺はこんな思いにとらわれている。なんでそう思うかって?ちょっと試してみよう。
今俺の目の前に朱里のピンク色に熟した花びらがある。
戦闘用ガイノイドといっても、基本的な身体の仕組みは普通の人間と大差ない。
要するに一番重要なのは普通にエッチできるってことだ!まあそれは置いといて・・・
この花びらの、分かるかなあ、ちょっと白っぽいところがあるよね?
そこを舌を使って強く押し出すように舐めてみると・・・
「ひゃあっ!・・・ちょっと・・・!」
ボグ!!
「あふぁり(朱里)・・・いふぁい(痛い)・・・いふぁいって・・・ひは(膝)は・・・」
なんとシックスナインの体勢から俺の顔面に膝蹴りをかましてきましたよ!すげぇぜ朱里!
ていうかなんで俺、エッチしてる最中に鼻血出さなきゃいけないんだ?
149 :
2/10:2009/01/13(火) 19:43:25 ID:eHXEzKxn
そんなわけで、最近の朱里は性感帯を弄られるのを極度に嫌がる。
お尻の肉とか、足の指先とか、目尻とか、色々性感帯を発見したはいいんだけど
最初のうちはすごく感じてくれたんだけど、そのうちさっきみたいに実力行使で
拒否するようになった。
ただこれにはもちろん理由がある。朱里の外見はパッと見で俺より2〜3年下くらいに見えるんだが
実際は戦闘用に調整する関係で急速に成長させられている。
なので数え年の年齢は今年で9歳くらい。いわゆる合法ロリってやつだ。うん、どうでもいいよね。
つまり朱里は戦闘ではもちろんだが、セックスのうえでも早熟なんだ。
そんなわけで、最近ではセックス行為そのものにも
成熟した考えを持つようになってしまって、いくら情事の最中でも
あんまりはしたないことをするのは気が引けるらしい。
要するに乙女の恥じらいというものを朱里はついに身に付けたということだ。
それでよかったじゃないか。めでたしめでたし!って?そんな馬鹿な!
それだからこそ俺は声を大にして言う。
。oO(そんな朱里だからこそむちゃくちゃにしたい!今日こそは・・・!
まずは朱里の弱点の一つ、おっぱいを重点的に・・・!)
「・・・なに・・・さっきから・・・ぶつぶつ・・・言ってるの・・・?」
ふと気付くと朱里はすでに騎乗位の姿勢になって俺の上にまたがっていた。
あーやめてくれ。そんな穢れのない眼で俺を見ないで。
そんなにいじらしく一生懸命腰を振らないで、お願いだから。
俺がこれからすることで、俺のこと軽蔑しないでくれ、頼むから!
150 :
3/10:2009/01/13(火) 19:43:47 ID:eHXEzKxn
「朱里・・・ごめん・・・!」
「・・・ん・・・!・・・え・・・?・・・なにが・・・?」
「・・・こういうこと・・・!」
俺はすかさず、両手を朱里の乳房にあてがった。
朱里はすぐに
「・・・!・・・ちょっと・・・!」
と俺の手を跳ね除けようとしたがもう遅い。俺の中のエロは発動した!
俺は、朱里の、小振りではあるが、形の整った乳房の先端を軽くこちょばしてやった。
すると朱里は
「んあ・・・!」
俺の両手を持ったまま身体をピンと硬直させてしまう。
さっきまでいじらしくも続けていた腰の動きもすっかり止めてしまった。
すると、今まで身体全体を使ってバランスを保っていた朱里の肢体が俺の一物の上に
ストン!
と落ちた。力が抜けてしまったせいだろう。
そして俺の朱里の身長差はゆうに30cmを越えている。
そんな彼女の小さなお○ンコの中に俺のおちんちんのすべてが入りきるわけも無く・・・
ドス!
と、俺の一物が朱里の子宮壁に当たった音が生々しく響いた。そしてその瞬間
「アッッ!!」
朱里は部屋全体に響き渡るほど大きな声を挙げた。
。oO(勝った!第3部完!)
俺が朱里の絶叫を聞いて悦に浸っていると、朱里は涙目になりながら俺に呟いた。
「ハァハァ・・・よくも・・・やったね・・・この・・・エロ・・・エロ野球選手・・・!」
エロ野球選手・・・なんと響きのいい言葉かー!
151 :
4/10:2009/01/13(火) 19:44:12 ID:eHXEzKxn
「お返しだよ・・・!」
朱里は俺の首に両手を・・・、って、ちょっと待て!
ギューーーーーーーーーー!!!!!!
「苦しい?苦しい?・・・フフフ・・・ん・・・!」
朱里は俺の真っ赤になった顔を見て嬉しそうに話した。
まじで苦しいです。死にそうです。ああ、でも俺って本当、エロ野球選手だなあ。
血の巡りが悪くなったお陰で、ますます一物が怒張を強めているなんて。
「ん・・・!ん・・・!」
朱里はそんな俺の怒張した一物を○ンコで飲み込んで、気持ち良さそうによがっている。
くそ!今日こそ俺が朱里をめちゃくちゃにしてやるはずなのに!
これじゃ駄目じゃないか。どうにかして反撃を・・・
あー・・・それにしても朱里の力って本当すごいなあ・・・。
苦しい・・・苦しい・・・でも気持ちいい・・・。
気持ちいい・・・気持ちいい・・・でも苦しい。
朱里が両手で俺の首を絞めてくるもんだから・・・。
・・・両手で・・・。・・・両手?
ひょっとして、今俺の両手もフリーで動くんじゃ・・・。
俺はすぐさま両手で朱里の乳首を鷲掴みにした。
朱里は一瞬何をしてるのか分からない様子だったがすぐに青ざめた表情になり
「ちょ・・・ま・・・」
と俺を制止しようとしたが、すでに俺の中のエロは発動している。
そのまま朱里の乳首をギューーーーーーーーーーーーーーと握ってやった。
「ンアアアアアッッッッ!!」
朱里は背筋をピンと張り、何もない天井を見上げた。もう両手には何も力は入っていない。
ちんちんが痛い。朱里の○ンコは凄い勢いで俺のちんちんを締め付けている。
俺は片方の手を、快楽で動かせなくなった朱里の腰にあてがって
もう片方の手は乳首をつまみながら、続きを始めた。
「アッ!アッ!アッ!アッ!」
俺が朱里の腰を片手で動かすたびに、朱里からリズミカルな喘ぎ声が聞こえた。
152 :
5/10:2009/01/13(火) 19:44:59 ID:eHXEzKxn
「ず・・・ずるいよ・・・!アッ!」
「ずるいって・・・何が・・・!」
「おっぱいは・・・反則だよぅ・・・うッ!」
だって、そうでもしないと朱里は、こんなにめちゃくちゃ感じてくれないだろ?
でも・・・正直安心した。どうやらまだおっぱい攻撃は通用するから・・・。
とはいえ、これもいつまで通用するかは分からない。
やはり性の新規開発事業はこれからも進めていかねば、な。
いつもは朱里達、正義の味方にたじたじの俺も、夜くらいはリードしてみせねば
男の沽券に関わるってものだからな!
朱里はもうすっかり力を失って俺の上に覆いかぶさる形になっている。
ふと気付くと、俺の股間に、結合してるもの同士とはまた別の熱を感じる。
そうか・・・、朱里、潮を吹いてるんだな。
「・・・潮は・・・はしたなくないのか・・・?」
「ハァハァ・・・!・・・ばかぁ・・・!・・・ねえ・・・?」
「ん・・・?」
「・・・キスして・・・!」
「・・・分かった・・・」
俺は朱里と熱く口を重ね合い、そして果てた。まだ2回目なのに、凄い出た。
キスはまだ続いている。こうしてるとさっきまで勝ち気だった朱里の姿はどこにもない。
快楽の涙を流している眼、整った鼻、あまり洗ってないとは思えない綺麗な髪。
どこをとっても愛おしい。さっきまで性感帯だの新規開発だの言ってたのがバカバカしくなってきた。
俺は朱里を愛している。だから、おっぱい攻撃が通用しなくなったからって別にいいじゃないか。
そんな押した引いたの男女のやり取りを越えたところに真実の愛ってもんがあるんだよ。きっと。
?「もうちょっとだけ続くんじゃ!」
いや続かないだろ常識で考えて・・・。大体俺明日先発出場だし・・・。まあそんなことより
朱里・・・可愛いな・・・綺麗な目、綺麗な口元・・・、綺麗な耳・・・。可愛いな・・・。
・・・・・・・・・・・・
・・・耳?
153 :
6/10:2009/01/13(火) 19:45:28 ID:eHXEzKxn
そういえば・・・朱里の耳って・・・どんな感触がするんだろう・・・。
付き合ってもうすぐ3年目になるのに、いまだに手以外では触ったことがないな・・・。
ちょっと舐めてみようか・・・。
ペロン
「ひゃあああああ!!」
「!?」
「・・・い・・・今・・・!・・・何・・・したの・・・?」
「・・・いや・・・何って言われても・・・」
どうする!?どうするよ!?俺!?
ちょっと俺の中の天使と悪魔に聞いてみようか!
・・・・・・・・・・・・
だめだこりゃ!
なんで天使も悪魔も同じこと言ってるんだよ!
え?なんて言ってるか知りたいって?じゃあ聞かせてやる!
天使・悪魔「その耳を舐めるなああああああああ!」
それに対する俺の答え?
聞かなくても分かるだろ?
「いーや!限界だッ!舐めるね!!」
真実の愛とか、知らねえよ、夏。
154 :
7/10:2009/01/13(火) 19:45:51 ID:eHXEzKxn
俺は再び朱里の上になり、朱里の顔を横にして、舌を思い切り朱里の耳の穴に入れて嘗め尽くした。
「ひゃあ!ヒッ!ひいい!」
朱里はもう声にならない声しか出せない。俺の中のSの心が一気に火を点けた。
これは初めて朱里におっぱい攻撃を仕掛けた時と同等、いや、それ以上のものが見られるかもしれない。
俺は朱里の耳を舐めながら、すっかり元気を取り戻した俺の相棒を朱里の体内に押し込んだ!
「あぁあぁああぁあぁ・・・!はあぁぁあぁぁ・・・!」
耳を舐められる快楽と、肉棒の快楽が合わさり、もう朱里の眼からは涙が止まらない。
俺は朱里を激しく突いた。もちろん耳を舐めながら。
「朱里・・・!朱里・・・!・・・感じるか・・・!・・・朱里・・・!」
「ひ・・・!ひい・・・!・・・や・・・やあぁ・・・!」
朱里はもうされるがままだ。俺は朱里の顔を逆向きにして
まだ無傷(?)の反対側の耳も舐め始めた。
「やあだあああ・・・・!・・・やだああああ・・・・!」
朱里はこんなことを言いながらも、とても嫌そうな顔をしてるようには見えない。というかむしろ・・・
「朱里・・・!気持ちいいなら・・・!ちゃんと・・・言えよ・・・!」
「・・・あ・・・だめ・・・!・・・イクッ!・・・イクッ!」
「イクッ・・・?イクのか!?朱里・・・!」
「イッちゃう!イッちゃうよおおおおッッ!!!!」
俺と朱里は同時に果てた。
「ああ・・・あああ・・・・」
朱里はイってしまったのか、俺の腕の中でよがったままでいる。
その時、俺の股間に暖かいものを感じた・・・。
最初は潮かと思った。だが違った。
潮にしてはあまりにも量が多すぎる!
まるで蛇口の水のように出てくるこの液体・・・ひょっとして・・・ひょっとして・・・!
155 :
8/10:2009/01/13(火) 19:46:24 ID:eHXEzKxn
朱里は自分の身に何が起こったのか、すでに分かっていた。
愛する男の腕の中とはいえ、それは女性にとっては(いや、もちろん男性もだが)
極めて恥ずかしいこと。朱里がすがるような眼で俺を見つめている。
「朱里・・・ひょっとして・・・」
「いやああ・・・言わないでえ・・・・・!」
普段の俺ならここでやめていただろう。
でも今日の目的は、朱里をめちゃくちゃにしてやることだ!
そんな俺はうろたえない!たとえ愛する女が泣いて訴えても
羞恥心を掻き立てるその言葉を言わせてもらう!エロ野球選手はうろたえない!
俺は半笑いで
「朱里・・・あのさあ・・・ひょっとして・・・・・・おしっこ・・・漏れちゃった?」
と話しかけた。
朱里はたまらず
「・・・・・・・・・・・・ばかああああああああ・・・・・・!!!!」
声にならない叫びがビル内に響いた。
今度こそ・・・
。oO(勝った!第3部完!)
・・・と思いきや・・・
「ううう・・・(グス!)」
「ごめん!ごめんごめん!」
うーん、ちょっとやり過ぎてしまったかな・・・。
朱里がいつまで経っても泣き止まないよ・・・。
どうすれば・・・。・・・そうだ!
「朱里!俺もお前もさ、セックスし過ぎて、汗も潮も精液も、その・・・おしっこも・・・出て
汚いだろ!?だから・・・風呂入らないか!?」
「・・・お風呂・・・?」
156 :
9/10:2009/01/13(火) 19:46:52 ID:eHXEzKxn
そんなわけで俺は今、朱里と一緒にお風呂に入っている。
黒野博士に作ってもらった特注のドラム缶風呂で、何と温度調節が自由自在という優れものだ!
・・・素直にユニットバス設置しようよ・・・朱里・・・。
「・・・嬉しそうね・・・」
どうにか泣き止んだ朱里だったが、風呂の中で俺を背中にして
腕に抱かれても、なお怪訝そうに話しかけてくる。
「嬉しそうって・・・何が・・・?」
「あたしにおしっこ漏らせて・・・、あたしをめちゃくちゃにできて・・・
楽しかったでしょって・・・言ってるのよ・・・!」
うーん。やっぱり朱里、まだ怒ってるのかな・・・。
ここは・・・正直に言ったほうがいいかな!
「・・・ああ!朱里の新しい弱点を見つけたからな!
あと1年は朱里をいじめられそうだから嬉しいなー・・・!」
俺が話している途中で朱里がじっとこっちを見てくるから俺はついたじろいでしまった。
「・・・ど、どうしたの・・・?朱里・・・。」
「あたしね・・・、勘違いされてほしくないから、はっきり言っておくけど
別にあなたになら・・・、どんなに好きにされたって、いいのよ・・・?」
「・・・そうなの・・・?」
「うん・・・。でもこれだけは約束して欲しいの・・・。今・・・1年って言ってくれたよね・・・?
だから・・・1年・・・1年後も・・・あたしと・・・今日みたいにいっぱいエッチして・・・
一緒にお風呂入って・・・一緒に寝て・・・くれるよね・・・?」
なんだ。そんなことか。考えるまでもない。
「当たり前だろ!」
「・・・ありがとう・・・」
「朱里・・・!俺はな、確かにエロ野球選手って呼ばれても仕方ない。今までも、これからも
今日みたいにふざけ半分で、朱里の身体を弄んじゃうことも、多分あると思う。
でも・・・俺が愛している女性は朱里だけで、それは本当だから・・・。
本当に本当だから・・・。朱里をついいじめちゃうのも、それは朱里が好きだからで・・・」
157 :
10/10:2009/01/13(火) 19:47:24 ID:eHXEzKxn
俺は続けて話す。
「そうさ!俺だけが朱里を好きにいじめていいんだよ!
だからさ、津波だか台風だか知らないがな、そんなろくでもない連中が
朱里、お前を狙ってくるようなことがあったって、絶対お前を守ってやるからな!
そうさ。1年なんて言わない。俺が死ぬまで!いや!お前が絶対に危険な目に
遭わないと確信できるときまで、俺はずっとお前と一緒にいてやるからな!」
朱里はもうすっかり笑顔になっていた。
俺と付き合い始めてから見せるようになった、本当のヒーローが見せる心優しい笑顔だ。
「・・・明日・・・先発なんでしょ・・・?」
「知ってたんだ」
「あたしだって、新聞くらい見てるから。特にあなたのことは・・・」
「明日、というか、もう今日だな。そのことは、とりあえずいいんだ」
「?」
「今は・・・」
俺は朱里の右耳を舐めた。
「あ・・・」
「お前を・・・いじめてたいな♪」
「・・・ばか・・・」
その後、結局通算5Rやった俺は、試合のほうはボロボロかと思われたが
逆に雑念がその分減ったお陰でコントロールが冴え渡り
無四球完封勝利をものにすることができた。
6Rやってたらノーヒットノーランだったかも・・・?
fin
158 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 20:07:52 ID:luOF7J87
GJ!悪のり具合もいい!
GJ!
大作乙!
エロ有りもエロ無しもいいなぁ。うん。素晴らしい。GJ。
GJ
いい悪者ぷりやな主人公。
そう言えば、少しの間荒れていたが落ち着いたのか?
GJ。そして傑作。
学校始まったから、書く時間が無いぜ…
GJすぎる
こういうのを待ってた
11の朱里は絶対ドがつくほどのMだよね
大学生ですね
>133
コイヤコイヤコイヤコイヤ
一方カズはドSになっていた
(イカせるのが)疾きこと風の如く
(社長のしぐさに興奮しても表情は)徐かなること林の如く
(社長を性的な意味で)侵略すること火の如く
(焦らしプレイでは自分から)動かざること山の如く
by 上守甲斐
まあなんだ。つまりスタンダードに攻める甲斐や
愛撫を途中でやめて紫杏に「ど、どうしたの?早く続きを…」と言
わせておきながら
「社長、人に物を頼む時はなんて言うのですか?そのような無礼さ
では応じることはできません」と突き放しておいて
「つ、続きを…お願い……します…わ、私をもっと気持ち良くさせ
てくださいっ!」と涙ぐむ紫杏を見て内心ハァハァする甲斐をだな
。
ありゃ携帯からだと変になったか…
「小波君を元気づけようとして、そのまましちゃったのが初めでだったかな」
「あ、あたしはその……頑張って遊園地に誘ってみたら、帰りに……きゃっ」
「私は……クリスマスに、その、ごく普通に……」
「私? ……いやさ、バレンタインにエリからチョコもらったんだけど、食べたら眠くなっちゃって。
眼を覚ました時に、隣にエリの胸にチョコを塗ったくって舐めてるあいつがいて……そのまま」
「そ、その……家に料理を作りに行ったら、
そのまま食べられたんだ……リコには悪いと思ったんだぞ? うん」
「ご主人さまと瑠璃花が教室でしてるのを見て……そのまま流されちゃったわね」
「ご、ご主人さま!?」
「…………あたしとエリは彼のことそう呼んでるのよ。この前ご褒美に逆鱗の首輪をもらったわ」
「逆鱗もったいなさすぎでしょそれ!」
「でも、高性能なのよ? 確かエリの逆鱗の首輪は……
『エロス+2。艶めかしさ+7。おっぱい-5。ロリータ+3。』だったかしら?」
「う、うん……えへへ」
「……おっぱいマイナス? ロリータ?」
「たまに小さな子としてる気分になりたいんだって。付け外しできるから便利よ」
「……それで、なんであたしだけ手を出されてないの?」
「たぶん……リコはその、男友達的な存在みたいです……」
「納得できるか! コ・ロ・ス!」
「……行っちゃたな。まあ、これでリコも小波に食べられてしまうわけだ」
「そうだね。……あれ? エリ、どこ行くの?」
「ふぁぇ!? あ、あのね。ご主人さまがピンチだから助太刀に……」
「そ、そうなんだ。……行っちゃった」
「……なんかもう、同情するわ。リコに」
「リコに、ですか?」
「うん……エリがいたらたぶん、ろくな初体験にならないから」
「……どういうことなんだ?」
「…………あたしのファーストキス、あの子に奪われちゃったのよね」
「うそっ!?」
「あー……三人で一緒にしたこともあったけど、あの時もすごかったなぁ。
次の日、私だけ腰が立たなくなっちゃったのにはびっくりしたよ」
「ははは……委員長といい勝負だな」
「へぇ……委員長もすごいんだ?」
「どうかしら? ……私は、ただ完全にドレイになりきってるだけだから」
(うわぁ……)
「……話は」
「?」
「話は聞かせてもらいました!」
「うわ! アカネ、ベッドの下にいたのか!?」
「つまり今こそお兄ちゃんのところに行って、アカネが女になるとき!」
「……」
「待っててくださいお兄ちゃん! アカネは全裸でそっちに向かいます!」
「ところで……頭のピコピコ、床に落としたわよ?」
「えっ!?」
(がたん。しゅるしゅるしゅる)
「な、なんですか? まるでお兄ちゃんとアカネの間を結び付けているようなこの荒々しい縄は?
ああ、アカネがピンチです! 誰か、助けてくだ」
(ばたん)
「……何が起こったんでしょうか? アカネちゃん、天井裏に連れ去られてしまいましたけど」
「さあ? どっかの馬鹿姉が、妹があいつの毒牙にかかるのを防いだんじゃない?」
「ああ、なるほど。……まあ、いろんな意味で未来がないからな。あたしたち」
「…………そう言えば、卒業までに一人に絞ると言ってましたけど」
「…………」
「私も行こうかな」
「わ、私も」
「あたしも!」
「……あたしも」
「……………はぁ」
>>170 個人的にはハーレムは好きだからGJ
だが、誰が話しているのが所々分からない。
あと、4行目はどんな状況?
11裏は陵辱的に考えてエロ過ぎる
旗による洗脳に粘つく液体だもん
>超GJ。
単独でハタ化リコに敗北して、色々ヤられる主人公を(ry
29歳日出子さんも良いではないか
この紫杏は10主人公と付き合っておりIF要素を含んでおります
1.お名前をお願いします
「私の名前は神条紫杏だ」
「上守甲斐と申します」
2.恋人はいますか?
「ああ、いるぞ」
「いいえ、多忙な為いません」
3.では社長、彼とはどこで出会いましたか?
「高校のときだ、初めて会ったのは女子寮だった
私が入学した頃はまだ男女のクラスは別々でな
女子も男子を見たことが無くて本当に共学なのか疑う者もいた
そして当時の私は監督生で規則を統治する立場だった
そんなある日彼と〜(以下略)」
4.で、彼と寝ましたか?
「そ、そんな事言えるわけがないだろう!」
「寝ました、海外へ行く前にお互いの浮気防止と思い出をかねてラブホテルで一発」
「か、上守!」
「お互い初めてだったらしく彼は入れる前に入念な前戯をしました。
その際『あたしのおっぱいって小さいのかな?』とか『だめぇ、そこ汚いから・・・』とか
『なんかふわふわしててどこかに行っちゃいそう』とか仰られました」
「……」
「彼にオナニーをしたことがあるかと聞かれると
『そんなはしたない事、出来るわけないでしょ!』と顔を真っ赤にして怒鳴りました
そして彼がオナニーの仕方を教えると自分の部屋で猿のごとく何回もしてました
当時社長はバイブレーターとかは何一つ持ってませんでしたから全部手で弄ってましたね
社長は多感症ですから達するのに時間はかかりません」
―その後は?
「現在も付き合っております、ちなみに社長は多忙であるためクリスマスから年末年始ぐらいしか休めません
その際今までのストレスと性欲を処理なさる為とても凄い物になります」
5.最後に彼とのセックスに不満はありますか
「特に無いな」
「社長の方は無いかもしれませんが彼のほうは結構あると聞いています
先ほども言ったように社長は多感症ですので入れる前にイってしまったということが良くあるそうです
おまけに結構なマゾヒストなので彼も大変です
ちなみに社長が一番好きなプレイは赤ちゃんプレイと幼児プレイと肉奴隷プレイですね
特に幼児プレイ、完全に幼児になって彼、もとい"パパ"に甘えているんです
『パパ、ダイスキー』とか『どうして紫杏にはパパみたいにおちんちんが生えてないの?』とか
『パパ、お股がムズムズするの、これって病気なのかな?』といって彼を興奮させていますよ
あっ、彼の名誉の為にいっておきますが彼はロリコンではありません
一応前に社長なのでお仕置きプレイをしたのですが盛り上がりに欠ける結果になったらしいですよ
仕方ないでしょうね、社長のストレスは失敗が許せない性格からきているので
この間3Pをやったのですけど社長が勝手にイクだけいって
彼はそのままという状況になってしまって困ったことがあったんですよ
可哀相だったので私が処理してあげました」
「なんだと!?」
「怒らないで下さい、社長
寂しそうな肉棒を見ていたら誰だって可哀相に感じますよ
オナニーで抜くのは社長に申し訳ないでしょうし
かといって放っておくのも可哀相、そこで私がお相手をしてあげました
しかし、出したはいいんですけど彼は私にこういったんです、『マグロ…』と
まあ仕方ないでしょうね、私の膣は締りが悪いと色んな人に言われましたから」
―ところで神条社長は彼に対してそういう"役を演じる"というのに抵抗感みたいな物は無いんですか?
「ないな、私は彼が好きだ、好きだから彼が喜ぶ"役"をずっと演じているのだ
悪く言えば私は犬だな、彼がお手といえば手を差し出し、お座りと言えばそのまま座るだろう
そして彼は私にこう言うんだ『紫杏は良い子だな』と…
だがある人はこう思っているのだろう。"人形"と」
―そうですか、お時間をお取り頂きありがとうございました、それでは…
今オイラの隣にはパワポケシリーズのどれかにでてくる誰かがいるでやんす。
みなさんは5つまで質問をして、誰かをあてるでやんす。
別スレでどうぞ
こんなの書いてくれる人いるかな…
・ハタ化したリコを助けに行った主人公
・しかし、ハタリコに敗北、その場に倒れる。
・動けない主人公にリコが色々ヤり始める
・最後にハタを刺し、自分だけの(ry
…書く時間が無いんです、うん。
>>171 4行目は私じゃなくてあたしで、
エリがチョコに睡眠薬を混ぜてフッキーをはめた(性的な意味で)みたいな感じのつもりだった
キャラは上から順に、
ユエるフ夏委リ委リ委エリ委リるリ夏ユエユフるフ夏フ夏ユ夏フ委全ア全ア夏ア全アフア音ア音るフ夏る全ユる夏委フ
何の呪文だ
お前は何を召還するつもりだ
>>180 何を言っているんだ、これは彼女候補降臨の儀に使う呪文じゃないか
これを噛まずに三回詠唱できたならば、自分の嫁が召喚される
ただし噛むとのりかが強制的に召喚されるがな
>ただし噛むとのりかが強制的に召喚されるがな
ペナルティが致命的過ぎるだろ……せめて美友にならん?
>>181 違う違う、これはカタカナにした後、上からの台詞順の並びの中に
何人入っているかを当てるんじゃないか
成功時の特典と失敗時のペナルティは同じだがな
答えは知っているが
184 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 23:59:12 ID:2h9bQ+nc
そこへ鬼鮫を投入
はぁ…朱里を虐めたい
ボロボロにレイプしたあと主人公に慰めさせたい…
ちょっと待ってろ、いま
11主人公×槌田愛を書いてみるから
・・・チェンジ
ハタリコ→主の小説、思い付いた。
暇があれば作るかも…
ハタリコが瀕死の主人公に愛を使用したって報告があったらしいが
鬼鮫×カントリー×11主はまだですか?
じゃあ11裏おにゃのこ全ハタ化主人公集団逆レイプで
そして無理矢理種付け強要へ
なんでみんな
>>175にノーリアクションなんだ
猿のようにオナニーに耽る紫杏とか
素晴らしいじゃないか
フッキーとちゅっちゅできればどうでもいい
ヒント:自分の萌えは他人の萎え
例えば主人公と女子が仲間を救出に行くが、途中ではぐれしまいハタ化した男子達に襲われる。
ドラゴイーターからクリアワルザーまでの様々な凶器でズコバコ突かれたり
怪しい機械を使われたりして身も心もドロドロぐちゃぐちゃにされたり、
あるいは間一髪主人公が助けに来たが地上まで我慢できずその場で合体。
…みたいなのが好きだが、中にはそんなのイラネって人もいるだろうし。
そんなこと良い出したら切りがないぞ
まあ、作品が投下されるまでのんびりと待つよ、俺は
ハタ人間を戻す方法って明らかにされてたっけ
主人公がセックスをすれば戻るとかいうしょうもない妄想がきた
…え、男子……?
第2章で旗に水をぶっ掛ければ治るとか言ってるよ
それで地上に戻すの
いいか、ここはエロパロなんだ
ご都合主義で男子は水かける、おにゃのこは主人公の種子で戻る
これでいいじゃないか
主人公にしてもらいたいがために自らハタ化しようとするリコを幻視した
11裏で主人公×委員長が書けたので投下します。
204 :
1/9:2009/01/15(木) 23:41:13 ID:e9hiUKyC
『告白』
小波はパライソ中学校に通うごく普通の中学生だった。1年前、パライソタウンに宇宙人が侵略してくるまでは。
多くの大人たちが成す術なくハタ人間にされていくなか、小波は仲間たちをまとめあげ、宇宙人を撃退することに成功したのである。
再び宇宙人が侵略してきたとき、彼が対策グループのリーダーに抜擢されたのは自然なことでろう。
宇宙人が作ったダンジョンはかなり厄介で一筋縄ではいかない。時には仲間がやられることもある。
今日もハタ人間にされた仲間を救出し、ダンジョンから帰還したところである。
仲間に解散を告げると、小波は自身の疲労を回復させるため自室へ向かう。
(あー、今日も疲れた。早く寝よ)
自室に着くと小波は倒れこむように疲れた身体をベッドに預ける。
寝具の弾力が心地よい。疲労も相まって小波を睡魔が襲う。
このまま風呂も着替えもせずに眠りについてしまおうとする小波。
しかしその欲求は叶うことはなかった。
コンコン、というノックの音が小波の部屋に響いたのだ。その音で小波の思考は一気に覚醒する。
リーダーである小波の部屋にはよく人が訪れる。
対宇宙人戦の相談は勿論のこと、小波と他愛の無い雑談をするためにここに来る者も少なくない。
「はいはい、今開けます」
今日の攻略で疲労してはいたが、わざわざ部屋にまで来てくれた仲間を無碍にすることはできない。
小波は体を起こすと来客を迎えるためドアノブに手をかけた。
「委員長?」
ドアを開くとポニーテールの女の子が小波の目に入った。
小波たちのクラスの委員長、神条紫杏である。
「ちょっといいかしら?」
「構わないけど…… 珍しいな、委員長が来るなんて」
205 :
2/9:2009/01/15(木) 23:41:36 ID:e9hiUKyC
「少し話したいことがあるのよ。部屋に入っていい?」
「え? あ、ああ、いいけど……」
入室の許可を出しながらも小波は不信感を覚える。
紫杏が自分の部屋を訪問するとはどうにも信じがたかったのだ。
勿論、小波と紫杏の仲が険悪な訳ではない。二人で話をすることだってある。
しかし今まで彼女が小波の部屋を訪問したことはないのだ。
真面目な委員長のことだ。人の部屋を訪問する暇があるなら勉強をしているのだろう。
或いは年頃の男性の部屋に行くことがに抵抗があるのかもしれない。
なにより紫杏はハタ人間から救出されたばかりで、休息しているはずである。
ともかく、小波にとって紫杏が自室へ来ることは全くの想定外のことであった。
「それで、どうしたんだ?」
驚愕した頭をすぐに切りかえる小波。
紫杏がわざわざ自分の部屋に来たのだ。彼女がただ雑談しにここまで来るとも思えない。
何か重大な話があるに違いない。
紫杏を対面に座らせるとその理由を尋ねる。
「話しておきたいことがあってね」
「話したいこと?」
「うん、そのね……」
そこまで言って紫杏の声が消え入るように小さくなってしまった。
話しにくいことなのか、紫杏は躊躇しているように見受けられる。
何とか次の句を告げようとするのだが、その度に言葉が途切れてしまう。
遂にはその言葉も無くなり完全に下を向いてしまう。
小波は怪訝な顔をした。いつもの委員長ならもっと言いたいことをはっきりと言う。
先ほどから紫杏の普段とかけ離れた様子を目の当たりにし、小波は困惑してしまう。
俯いてしまった顔からは表情を読み取ることさえできず、小波にはどうしたらいいのかさえわからなかった。
気まずい空気が場を支配する。
「どうしたんだよ? 黙ってたらわからないぞ」
ともかくこのままでいるわけにもいかない。
痺れを切らして促す小波に、紫杏はそれでも戸惑っていたがやがて意を決したように口を開く。
206 :
3/9:2009/01/15(木) 23:42:23 ID:e9hiUKyC
「あたしね、小波くんのことが好きなの」
「え!?」
「1年前からずっとすきだったの。今回志願したのだって本当はあなたと一緒にいる口実が欲しかっただけなのよ」
突然の告白に混乱する小波。あまりにも急な展開に頭がついていかない。
潤んだ瞳がこちらを覗き込む。
今まで女の子に告白されたことなんてない小波には刺激が強すぎてパニックに陥ってしまう。
(いや、そう言えば……)
小波は一度だけ告白されたことがあったことを思い出した。アレはちょうど1年前の南公園での出来事だ。
そのとき紫杏は小波に告白したのだ。尤もアレは彼女が"恋する乙女"の性格付けをしただけなのだが。
今の告白もきっと演技なのだろう。小波はそう思うことで心の平穏を保とうとする。
「な、何だ演技か。前回以上に真に迫っていたから一瞬本気かと思っ……」
「演技なんかじゃないわ!」
小波の発言を遮るように紫杏が声を上げる。今まで以上に大きな声が小波の耳を突く。
「あの事件があった後もあたしの家族は家に来なかった。
そのときはまた以前の生活が始まるだけだと思ったわ。でも違った!
誰もいない家に帰るとき。独りきりでご飯を食べるとき。決まってあなたの顔が浮かんだわ。
去年の夏、貴方達と一緒に行動したからよ。前は何ともなかったのに、あなたと一緒に過ごしたから!」
一気にまくし立てる紫杏。小波の混乱はいよいよ最高潮に達した。
紫杏が感情を爆発させていること、なにより紫杏が自分に本気で告白したこと。
小波の心を乱すには充分すぎる出来事だ。ともかく紫杏をなだめようとする小波。
「委員長、落ち着いて」
「初めのうちは諦めるつもりだったわ。あなたはあたしのことなんて何とも思っていなかったんですもの。
でもだめ。日を追うごとにあなたのことを考える時間が増えていったわ!」
とりあえず落ち着かせようとする小波だったが、紫杏が止まることはなかった。
207 :
4/9:2009/01/15(木) 23:42:44 ID:e9hiUKyC
「もう我慢できないの! 今日だって
小波くんが助けに来てくれたのに、他の女の子と一緒にいるあなたを見るだけでで胸が張り裂けそうになったわ。
身勝手な感情だってわかってるわ。でもどうにもならないの! あなたが好きなの!」
言いたいことを言い終えた紫杏が小波を見つめる。小波の答えを待っているのだ。
小波は改めて紫杏のことについて考えた。
思い返せば1年前から彼女が自分に声をかける機会が多くなってきた気もする。
テストで悪い点を取ったときには一緒に勉強をしようと提案してくれたこともあった。
そんな紫杏が自分を好きだといってくれている。
小波の答えは決まった。
「俺は…… 俺も委員長のことが好きだ」
「本当!? うれしい!」
感極まった紫杏が小波に抱きつく。
倒れそうになるも、何とか踏ん張る小波。自然と見つめ合う形になる。
「ねえ、小波君」
「何だ、委員長?」
「名前で呼んで。その…… 恋人なのに委員長って呼ばれるのは……」
恋人、と言う単語を口にする瞬間紫杏の顔が赤く染まる。その愛らしい仕草が小波をノックアウトする。
「わかったよ。紫杏、好きだ」
益々紫杏の顔が赤くなる。昨日までは紫杏がこんなに可愛いなんて気付きもしなかった。
小波が思わず抱きしめてしまうのも、仕方のない話である。
そんな小波に一瞬だけ身を強張らせる紫杏。しかし小波を拒否するようなことはしない。
208 :
5/9:2009/01/15(木) 23:43:47 ID:e9hiUKyC
「もう一つ我侭いいかな?」
「我侭?」
「キス、してほしいな」
好きな異性に抱きしめられているせいか、先ほどから紫杏がどんどん大胆になっていく。
真面目な委員長の変貌に驚きながらも、小波に断ることなどできなかった。
瞳を閉じた紫杏の顔に、小波の顔が近づいていく。
程なくして二人の唇が重なる。
映画やドラマで恋人達がするようなディープキスではなく、軽く唇が触れ合うだけのキス。
それでも二人にとっては充分だった。
幸福感に包まれる小波。キスが終わっても、紫杏を離そうとはしない。
小波はまだ気付いていない。その判断が過ちであったことに。
密着する二人。当然紫杏の身体を肌で感じることになる。
柔らかい胸が服越しに押し付けられ、女性特有の甘い香りが鼻腔をくすぐる。健全な中学生には強すぎる刺激だ。
たちまち小波の下半身に血液が集まり、彼の分身が見る見る大きくなる。
当然それは密着している紫杏に押し付けられることになる。
「!? きゃ!」
慌てて離れる紫杏。小波は何故紫杏が慌てているのかわからなかった。
しかし彼女の視線がちらちらと自分の股間に向けられていることに気付くとようやく事態を把握した。
「ご、ごめん。その、これは」
小波は何とか誤魔化そうとするが、上手い言い訳が浮かばずしどろもどろしている。
目の前の紫杏が先ほどの感触が思い出させる。さらに心が乱される。
慌てふためく小波に紫杏がトドメを指す。
「べ、別にいいよ、小波がしたいなら」
その言葉が小波の最後の理性を奪い取った。
209 :
6/9:2009/01/15(木) 23:44:47 ID:e9hiUKyC
ベッドの上には一糸纏わぬ紫杏が横になっていた。思わず生唾を飲み込む小波。
その妖艶な光景は小波の目を釘付けにした。
「あんまりジロジロ見ないでよ。恥ずかしい」
「ごめん、でも綺麗だ」
「馬鹿……」
紫杏は羞恥と興奮で耳まで真っ赤に染まっている。
「本当にいいんだな」
コクリ、と頷くことで肯定の意を示す紫杏。
お互いに初めて同士である。いざやるときめても動きがどうしてもぎこちなくなってしまう。
それでもここまで来て止めるなどという選択肢があるわけが無い。
小波はビデオや雑誌で知った知識を総動員させる。
(まずは胸なんかを揉んでよく濡らすんだったよな)
「紫杏、手をどけて」
小波に言われ、紫杏はゆっくりと胸を覆っていた手をどける。
形のいい乳房があらわになる。紫杏の胸は年相応であり、特別大きいものではない。
それでも確実に女性を感じさせる胸は、小波を欲情させるには十分だった。
そこにそっと手を触れる小波。柔らかい感触が伝わってくる。
このまま欲望のままに蹂躙したいという気持ちを、紫杏のために理性でねじ伏せる。
ゆっくりと、紫杏の反応を見ながら胸を愛撫する。
どのようにすれば紫杏が感じるのか確認しながら指を動かす。
「ひゃん!」
小波の指が乳首に触れたとき、紫杏は堪らず声を上げた。
彼女の反応を見て、乳首を重点的に責める小波。
指がニプルを刺激するたびに紫杏の口から嬌声が漏れる。
「こ、小波くん、胸ばっかり、は、やめてぇ。切なくて、おかしくなりそう」
快楽の度に言葉を詰まらせながら、小波に懇願する紫杏。
敏感な部分への刺激が女体を火照らすも、まだ性の経験の浅い紫杏は胸への愛撫だけでは絶頂に達せない。
そのもどかしさが羞恥心さえ忘れさせる。
210 :
7/9:2009/01/15(木) 23:45:13 ID:e9hiUKyC
小波は胸から手を離すと今度は視線を下半身へと向かわせる。
うっすらと生えた陰毛に覆われた秘所が目に映る。初めて見る女性器に、小波の心臓が張り裂けそうなほど高鳴る。
勿論見られている紫杏も同じだ。悦楽と羞恥が入り混じり、動悸が激しくなる。
愛液もたっぷりと分泌されており、男を受け入れる準備が整っていた。
「それじゃあ、挿入るよ」
コクリと頷く紫杏。その表情には不安の色が浮かんでいる。
やはり初体験は緊張するのだろう。
そのことに気付いた小波は紫杏に言葉をかける。
「大丈夫だ、委員長。俺、優しくするから」
小波はそう語りかけながら紫杏を抱きしめる。
体温とともに優しさも伝わってくる、紫杏はそんな気がした。
ペニスをヴァギナへと押し当てる小波。
紫杏の秘所は未経験故に固く閉ざされており、なかなか挿入できない。
しっかりと紫杏を押さえつけ、一層の力を込めてねじ込む。閉じた秘所がこじ開けられる。
亀頭だけだが紫杏の中に入る。そのまま力に任せて紫杏を突く小波。
程なくして感じられる処女膜の抵抗を、小波のペニスが貫く。
「っきゃあ!」
紫杏の身体に激痛が走る。彼女が今まで感じたことのない痛みだ。
「だ、大丈夫か?」
「大…… 丈夫だから、続けて」
苦痛に歪む紫杏の顔。しかし紫杏は続行を求めた。
「痛いけど、うれしいの。小波くんと一つになれて。だから続けて」
「……わかった」
紫杏の要望を受け、腰を前後させる小波。
一突きされる度に激痛に苛まれながる紫杏は、小波を抱きしめることで苦痛を紛らさせようとする。
211 :
8/9:2009/01/15(木) 23:45:36 ID:e9hiUKyC
一方の小波もまた追い詰められていた。
生まれて初めて経験する女性の膣は、小波のペニスに容赦ない快楽を与える。
今まで自慰ぐらいはしたことのある小波だったが、そのときとは比べ物にならない。
すぐに限界を迎えてしまう。
「も、もう出る!」
二人ともまだ中学生である。流石に膣内に射精する訳にはいかない。
小波は寸でのところでペニスを引き抜く。と同時に白濁液が鈴口から放たれる。
紫杏に向けて撒かれた精液が彼女の身体を白く染めた。
212 :
9/9:2009/01/15(木) 23:45:59 ID:e9hiUKyC
若い性衝動は容易に抑えられるものではない。一度肌を交えた夜から、二人は頻繁に逢瀬を繰り返した。
小波のような年齢の男子に性欲を抑えろというのは無理であるし、紫杏も小波を拒むことはしなかった。
初めは苦痛しか感じていなかった紫杏が徐々に快楽を感じるようになっていくと二人の交わりは一層頻度を増していった。
今、紫杏の横には小波が眠っている。情事の後に疲れて寝てしまったのだ。
そんな小波を紫杏は複雑な表情で見つめている。
彼女の脳裏に浮かぶのは初めて小波と一つになった日のことである。
と言っても初体験を思い出していたというわけではない。その日起こったもう一つの出来事について考えていたのだ。
ハタを指され捕らえられていた紫杏は、ギャスビゴー星人と対談していた。
ハタ人間を指揮する存在として送り込まれていた彼女は、ギャスビゴー星人から極秘の任務を受けていたのだ。
「それで、指令とはいったい何だ?」
「地球人タチニ救出サレロ。ソシテ地球人ノりーだーヲ篭絡シ、意ノママニ操レル様ニスルノダ。
地球人ガ性交渉デ判断力ガ低下スルコトハ既ニ調査済ミダ」
「!?」
指令の内容に困惑する紫杏。
「どうしてそんなことをする?言うことを聞かせるだけならハタを指せば良いだけだろう」
「はたガ立ッテイレバ我々ガ操ッテイルコトガスグニバレテシマウ。
シカシオ前ノ操リ人形ニシテシマエバ地球人ニ気付カレルコトナク我々ノ思ウママニデキル」
そうなれば地球侵略がやりやすくなるという訳か。紫杏は納得した。
今まで頭にハタを刺して洗脳してきただけに、ハタが刺さっていなければ洗脳されているとは思われないだろう。
「了解した。今夜にでも実行する」
これが彼女が小波に告白した原因である。小波は勿論何も知らない。
「仕方、ないよね……」
力無く呟く紫杏の声は、誰にも届く事無く夜の静寂に消えていった。
213 :
後日談:2009/01/15(木) 23:46:46 ID:e9hiUKyC
月日は流れ、ギャスビゴー星人二度目の侵略から4年が経過した。
紫杏は独り、公園に佇んでいた。季節は冬、加えて時間は夜。木枯らしが彼女の体温を奪う。
そんな中で紫杏はただ小波のことを思い返していた。
親の愛情さえ知らない紫杏を愛したただ一人の男。
今は会えない辛さが、寒さ以上に彼女を苦しめる。
「おーい、紫杏」
突然の声に紫杏が驚いて振り返る。小波だ。
宇宙人を2度も撃退し、野球人形を完成させることによりこれ以上の侵略を防ぐことに成功した地球のヒーローだ。
全力疾走してあっと言う間に接近する小波。
「そんな、今日は用事があるから会えないって言ってたのに」
小波は夢であったプロ野球選手になっていた。その経歴も相まって多忙な日々を過ごしている。
今日も小波の予定は埋まっており、会えないはずだった。
「何とか時間が作れたから急いできたんだ。一分でも長く紫杏といたいから」
「もう、しょうがないんだから」
呆れたような口調で喋る紫杏だが、満更でも無さそうなのは誰が見ても明らかである。
確かに紫杏は小波を篭絡することに成功した。しかしそれ以上に紫杏が小波の虜になってしまったのだ。
それが小波との情事を繰り返していく内にそうなったのか、それとも紫杏の告白の通り以前から好意を寄せていたのかは、今となっては紫杏にもわからない。
ただ確実に言えるのは紫杏が小波を愛しているということだ。
紫杏はギャスゴビー星人を裏切り、小波と共に戦った。
自分達の手駒だと思っていた紫杏の反逆もあって、ギャスビゴー星人は地球からの撤退を余儀なくされた。
こうして地球の平和は守られた。
(仕方ないよね。小波のこと、本気で好きになっちゃったんだから)
「え、何か言った?」
「ううん、何でもない。さあ行こう」
そう笑う紫杏は、この地球の誰よりも幸せそうだった。
214 :
203:2009/01/15(木) 23:51:27 ID:e9hiUKyC
投下完了しました
後日談が蛇足っぽい気がするけど気にしない方向で
無理矢理にでもハッピーエンドにしたかったんだ
しかし今回の裏はエロパロ的に収穫多いよな
ネタがいくらでも出てくる
GJです
やっぱり主人公がハーレム状態だと色々想像しやすいのかな
一番じゃなかった……orz
一番槍に乗れなかったということは
槍女のエロSSを書いてもらう刑に服してもらおうか
GJ。委員長の可愛さが上手いぜ。
神!GJ!!
委員長かわいいよ委員長
主人公×水木とは新しい
誰かハタを元にして、唐沢が媚薬を作り出して、主人公がそれを使って
いろんなやつとやりまくるモテモテハーレムストーリーを文章を作れない俺の代わりに書いてくれ。
薬は「仲間同士の団結力を深めるために作った薬だ。」とか言って試供品として渡されたのを、
女子の誰かにこっそりと盛ってみたら、そっちの方向に使える事を発見した。 みたいな感じで
ちょっとまって、今・・・何て言った? おい
>>223今何ていった!?『作れない!?』
作れないとか言ってる間はずっと作れないんだよ!考えろよ!もっと考えろよ!
× 作れない
○ 作ろうとしない
神奈川県 の パワポケファンさん (13〜15歳) の質問
Q10,11と連続で出てきた社長は、やっぱり1〜3の「さとみ」みたいにまたでるんですか?
それとも、今後は出番なしですか?
A出るとしても、表サクセスでは回想シーンのみの登場になりますね。
紫杏死亡ルートなのか…畜生…
紫杏・朱里・カズの中で一番幸せを掴んだのは意外にも朱里だったな
次の破滅者はカズだな
しかしなんだかんだで幸せになるカズ そうであってくれ
じゃあ俺は頭の中で紫杏が幸せになるENDを妄想しているよ
むしろスッパリと死んでほっとしてるよ
スタッフは生きたまま死ぬより悲惨な目にあわせることが大好きそうだから
るりか×リコの3P小説は…無理かw
234 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 23:55:18 ID:1sp/B4Is
でもさ死んだ方がサイボーグ蘇生とかまだ希望があるような気がする・・・
いや、カズが幸せに一生を終えることは出来ないな。
なんと言ってもパワポケスタッフだからな。
10主に会う前にジャジメントに殺されそうだ。
裏でカズはジャジメントとつながってるしな。
紫杏...ご冥福をお祈りします。
ハートフルボッコな展開だな
ボロボロになって主人公のもとに帰ってきたら、主人公の家から女の子が出てきたとか
何気なく街を歩いてたら
そこには妻子と幸せそうに歩く10主人公の姿が!
笑えないです
ありそうで笑えないです
主人公が夏菜やエリに告白するという、逆パターンはどう?
まあ、主→夏は無理だろうけどさ…
明日、小論文のテストだわ…
小野さんは母性愛の塊
240 :
175:2009/01/17(土) 10:09:06 ID:JHU7t3E7
紫杏が死んじゃって悔しいから
上のをネタにした
10主人公×紫杏を書いてみる
>>240 楽しみに待ってるぜ
...さて、自分も10主×さらの途中の作品の続きを書き始めるか。
まだ裏で委員長のアルバム取ってないんだけどギャズビゴー星人と関係あるっていうのは本当なの?
かわいそうすぎてとてもじゃないが言えない
白瀬が旗人間に陵辱される話でも書こうかな
>>242 是非自分の目で確かめてくれ。
ちなみに小野さん連続イベント終了後に一緒にパーティ組むと別のイベントが発生する。
その内容は少しだけバラすと紫杏がギャスビゴーに…
さあ!早く見てみよう!!
246 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 21:03:05 ID:+Hg0Ex5J
ここ最近思ったんだが、パワポケの世界の一般医療って俺達の世界より
遅れてるんじゃね?
あの体じゃ色々と不都合があるであらふ
>>245 そんなのがあったのか
ちょっと見てくる
11裏エリを前編だけ投下します。中学生ってのをを前面に押し出してそうなSSです。
割と長いですがエロまではたどり着きません。
250 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:37:53 ID:Cc9utfcL
あたしはじょおうさまだ。
「ユイは肩揉んで! るりちゃんと委員長はあたしの宿題やって!」
誰も彼もがあたしに跪いて、賛美の声をあげる。
「フッキーは……えっと、あ! お菓子買ってきて! 甘いの!」
崇拝の眼差しを向けてくるみんなを気分よく見下して、あたしはうっすらと微笑むの。
「夏菜はお料理作って。美味しくなかったらお仕置きだから!
リコはそこでじっとしててね。……何が起きても、じっとしてるの」
この美しい微笑みを見ることこそが、彼らの生甲斐、じんせーの意味。
「小波君はこっちに来て! ……そ、そしたらぎゅってして! あ、あと頭も撫でて!」
もちろんあたしを馬鹿になんてする人もいないし、何もかもあたしの思うがまま。
「えへへ…………ふぁ!? そ、そこは違うよぉ! そんなとこ撫でちゃ……あぅ」
だってみんなは――あたしのドレイなんだから。
251 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:38:34 ID:Cc9utfcL
「エリ!」
ぐるぐると、揺れてた。頭の中も耳に入る音も何もかもがぐるぐると。
気持ち悪くて泣きそうになりながら、誰かに呼ばれてあたしは顔をあげる。
心臓の鼓動がうるさい。体に変な汗もまとわりついている。
「ふぁ……」
ばさり。顔をあげると、ほっぺたから音を立てて何かがはがれ落ちた。
寝ぼけ眼を擦りながら、あたしは大きく欠伸をする――だらしなく大きくあけた口からは、
気持ち悪さが逃げ出していってくれた。
「ふああぁぁぁぁぁ……」
いつの間にか眠ってしまったらしい。
最初に気になったのは、涎を垂れてなかったかどうかだった。
手で頬を軽く撫でる……うん、だいじょうぶ。
だんだんとぐるぐるがおさまっていって、ぼやけていた顔――心配そうにこちらを見る、
るりちゃんの顔がはっきりと見えてきた。
思い返せばるりちゃんは、いつもいつも誰かのことを心配しているような気がする。
あたしのことはもちろんだけど、一番心配しているのは、彼のことだろう。
ともあれそんな優しいるりちゃんのことが、あたしは大好きだ。
「大丈夫ですか? ずいぶんうなされてたみたいですが」
「るり……ちゃん……ふあぁぁぁ……」
あたしは頭を軽く振って、もう一度欠伸をしながら机の上に手を伸ばした。
ついさっきほっぺたからはがれおちた、
しわくちゃになってしまっている数学のノートのしわを、まっすぐに伸ばす。
――算数から数学になってから、
計算式を見るたびに眠くなるのはなんでなんだろう?
三年生になってからは、それが特に顕著だ。
「大きな欠伸ね、エリ」
「ふぇ、ふぇぇ?!」
もう一度欠伸をしようとしたところで、淡々とした声が耳に突き刺さる。
慌てて横を向くと、委員長が少し怖い顔でこちらをにらんできていた。
委員長――そのあだ名の通りクラスの委員長をやっている彼女は、いつも厳しい口調であたしを注意してくる。
けれどそれはあたしのために言ってくれてるのがわかってるから、あたしは委員長のことも大好きだ。
二人とも大好き――そのはずなのだ。
「エリ、大丈夫ですか?」
「うん……だいじょうぶ……」
「まだ寝ぼけてるみたいね。……もう試験まで半年もないのに、大丈夫なの?」
「ふぇぇ……ご、ごめんね……」
寝ぼけた頭では言葉の意味も理解できず。起こられた気配を感じてあたしはごめんなさいを言った。
『謝り癖は直したほうがいいわよ』そういってくれたのは、フッキーちゃんだったっけ。
それを直そうと思っても、あたしには無理なんじゃないかなって思う。
けれど――――
「謝らなくても大丈夫ですよ、エリ。……疲れているなら、今日は早めに切り上げましょうか」
「うん…………え?」
るりちゃんの優しい言葉は、いつも耳に心地よい。
一度なんとなく頷いた後に完璧に目が覚めて、あたしは慌てて教科書を開こうとした。
「だ、だめだよ。だって、勉強しないと!」
パライソタウンの高校ではなく、本土の高校に進学することを選択したあたしたちは、
授業が終わった後、放課後の教室で毎日勉強会を開いている。
るりちゃんも委員長も、あたしよりものすごく頭がいいのに、
こうして勉強を一緒にしてくれている――それはとてもうれしくて、少し申し訳ないことだった。
252 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:39:13 ID:Cc9utfcL
「大丈夫よ、エリ。あたしも約束があってそろそろ切り上げるつもりだったから」
委員長の言葉に、あたしは驚いて彼女の方を見る。
少しだけ表情を柔らかくして、教科書とノートを重ね始める委員長。
怒っている様子はない――本当に用事があるみたいだった。
「約束……ですか?」
「ええ。……少し、小野さんと話したいことがあって」
るりちゃんの質問に、勉強道具をかたずけながら委員長が答える。
小野さん――あの夏にあたしたちと深くかかわった彼女は、とてもすごい女性だった。
優しくて、料理が上手で、護身術もできて、微笑みがとても綺麗。
あんな女性みたいになれたら。そう思う人も多いみたい。
「小野さんと、ですか。……エリ。本当に大丈夫ですか?」
「う、うん。だいじょうぶ」
そんなにうなされていたのかな?
聞いてみようと思ったけど、すぐにその必要がないことに気づく。
うなされていたとしても不思議ではない夢を見ていたことを、あたしは覚えていたから。
「エリ」
「?」
「頑張るのはいいけれど、無理はしないようにね」
……委員長はやっぱり、優しいなぁ。
「うん。ありがとうしあピー」
「……」
「……しあピー?」
どうやらまだ寝ぼけていたらしい。
数か月前に、ユイが委員長につけようとしていたあだ名が、あたしの口から飛び出していた。
「こ、こほん……」
るりちゃんの不思議そうな眼差しを受けて、
顔を赤くした委員長が荷物を鞄にささっと詰める――そのままがたんと音を立てて立ち上がった。
律儀に椅子を戻すところは、さすが委員長って感じだ。
「……と、とりあえず、先に帰らせてもらうわね。……また明日」
「あ、うん。またね」
「あの……しあピーというのは……」
「あら、急がないと待ち合わせに遅刻しちゃう! それじゃあ!」
たたたたたたた。軽快な足音とともに委員長は図書室から出ていった。
汗でぐっしょりと濡れた下着が、
体にまとわりつく気持ち悪さ――それをなんとかこらえながら、あたしも帰る準備を始める。
るりちゃんはしあピーという言葉が気になっていたみたいだけど、
適当なところで諦めたみたいだった。小さな可愛らしい溜息をつく。
253 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:40:04 ID:Cc9utfcL
「エリ」
「……どうしたの? るりちゃん」
汗まみれだから、外に出たら寒いんだろうなぁ。
そんなことを思いながらシャーペンをケースにしまっていると、
るりちゃんが深刻そうに眉をひそめてあたしの名前を呼んだ。
顔をあげる。今まで何度も見てきた、心配そうな顔が見えた。
「本当に大丈夫なのですか? ……なんだか最近、元気が無いようですけれど」
「だ、だいじょうぶだよ」
「うそ、ですね」
だいじょうぶ。あたしがそれを言い終わる前にるりちゃんの口から吐かれた言葉は、
彼女の微かな苛立ちを表していた。
「エリはやましい所があると、眼を逸らすからわかりやすいです」
「そ、そうなの?」
「ええ……そうじゃなかったとしても、とぼけてしまえばいいのに。まあ、エリには無理でしょうけど」
「う、うん……そう、かもね」
「……どうしても、話せませんか?」
少しだけ悲しそうに、るりちゃんが言う。
言ってしまえば楽になれる。言いたかった。言いたい、言いたい、言って泣いてしまいたい。
けれどるりちゃんには、この悩みを言えない理由がある。
――彼女はきっと、知らないはずだから。
「無理に聞こうとはしません。けれど――」
「あの、ね」
だけど、るりちゃんの悲しそうな顔を見るのはやっぱり嫌で、あたしは嘘をつくことにした。
こんな時、女の子にだけ使える便利な嘘がある。
「え、えっとね…………あ、あれがちょっと重くて、調子が出ないの」
嘘をつくのは、好きじゃないし得意でもない。けれども今回はどうやら成功したようだった。
「あれが重い? …………あ。そ、そうなんですか」
悲しそうな顔から慌てた顔に変貌して、るりちゃんが立ち上がる。
「す、すいません。私ったら……それなら、仕方ないですね」
「う、うん。……仕方ない、よね」
二人して苦笑する。
なんだか微妙な空気は、校舎を出るまで続いた。
「少し小波の様子を見ていこうと思うのですけれど……エリもどうですか?」
「…………え?」
校舎を出てすぐ、るりちゃんがあたしを誘ってきた。
その顔が少しだけ赤いのは、夕陽のせいだけじゃあないだろう。
るりちゃんは表情や態度で思っていることがとてもわかりやすい――あたしもそうみたいだけど。
「そ、その。私一人で行くと……ユイにからかわれてしまいますし」
「……」
るりちゃんの口から彼の名前が出るたびに、あたしは悲しい気持ちになる。
るりちゃんが彼のことを好きなのは知っている。彼もるりちゃんのことは好きなのだろう。
あたしは――
「エリ?」
「……え? あ、うん。……じゃ、じゃああたしも一緒に行こうかな」
「そ、そうですか。……ではグラウンドの方へ行きましょう」
くるりと方向転換するるりちゃん。
一瞬だけ見えた、嬉しそうに綻ばせた顔はすごく可愛かった。
それに嫉妬してしまう自分を少しだけ嫌に思いながら、あたしは彼女の後を追った。
ちょっとエリを書いてみる。
《Story at Night》
激しい落雷の音で、エリは目を覚ました。
カーテン越しに閃光が走る。
恐る恐る、窓を覗こうとした途端、またガラスを震わせて雷が落ちる。
「きゃあっ」
慌てて頭まで布団を被るが、胸のどきどきがおさまらない。
「フッキー・・・フッキぃぃ」
彼女は、布団を被ったまま、白瀬を呼んだ。
けれど、すぐ隣のベッドで寝ているはずの白瀬は、起きないのか返事がない。
「フッキぃ・・・起きてよ、フッキー・・・!」
最後の声は、とうとう涙声になる。
それでも白瀬は起きてくれない。
「ふぇっ・・・ぇぇっんっ・・・・フッキぃぃーー」
エリは、布団に包まってずるずるとベッドから降りた。
白瀬が寝ているはずのベッドに、そっと手を伸ばす。
「フッキー・・・・フッキー・・・・??」
けど、そこにあるはずの手応えが何もなかった。
「フッキー・・・どこにいったのぉっ?」
きょろきよろとあたりを見回すけど、旅館の小さい部屋のどこにも、白瀬の姿はなかった。
「やぁっ・・・やだよーっ・・・フッキぃぃ・・・きゃあっ!」
また落雷。
今度は、とても近い。
雨がバチバチと窓を鳴らし、風が旅館を揺さぶっているようだ。
ここには二人部屋しかなくて、小波君たちは他の部屋に泊まっている。
・・・この部屋には今わたし一人しかいない。
急に、狭かった部屋が広く感じて 、エリはベッドにしがみついた。
ぎゅっと握った布団の端を胸の前で掻き合わせ、ぐっと涙をこらえる。
祈るような気持ちで雷が止むのを待ったけど、どんどん激しさは増す。
フッキーも、帰って来ない。
その時、一層激しい光りが部屋を明るく照らした。
そして、バリバリと何かを引き裂くような破裂音。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁっっっ!」
たまらず、エリは部屋を飛び出した。
だめだ。この後小波はフッキーが何してるか教えてあげるとかいうのに……
俺には書けん。
続き頼むわ。
255 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:40:45 ID:Cc9utfcL
予想通りユイにからかわれるるりちゃん――あたしがいてもいなくても、
結果は同じだったのだ――の横で、
あたしはベンチに座って野球部のみんなが練習するのをボーっと見ていた。
みんな、というのは正確じゃない。見ていたのは彼――小波君のことだ。
彼がボールを投げて、打って、掴むところを、ずっと見ていたのだ。
(……カッコイイなぁ)
『俺がついてる』そういってくれた彼のことを、あたしはいつの間にか好きになっていた。
とはいっても、あの夏の前と彼との関係が劇的に変わったわけじゃない。
少しだけ仲良くはなったけれど、今でも彼とはあまり話をしないままだ。
理由の一つは、彼の周りにいつも人がいて、あたしの入る隙がなかったこと。
男の子は勿論、女の子もみんな彼と話をしたがる――もともとあたしは男の子が少し苦手だし、
みんなを蹴散らして彼に近づく勇気もなかったのだ。
……もしかしたら、ユイやるりちゃん、あるいは委員長と一緒に近づくことはできたかもしれない。
けれど、あたしはそれもしなかった。それは――
「エリ!」
「ふぇえええあああ!?」
ばん、と背中を叩かれて、あたしは妙な声をあげた。
自分でも妙だと思うぐらいだから、きっとみんなにはすごく変だと思われてるのだろう。
強く叩かれたショックで飛び出す涙――それが柔らかい手で拭われる。
たぶん今まで生きてきた中で、二番目に多くあたしの涙を拭ってくれた手だ。
横を見ると、ユイがすぐ近くに座っていた。いつの間に近づいてきたんだろ?
「どうしたの? なんか元気ないよ?」
「ふぇぇぇぇぇ……」
「あー、泣いちゃメーっていつも言ってるのに」
ぐずぐずと泣きだすあたしの頬に、ハンカチが押しあてられる。
自分のことを、あまり器用じゃないってユイは言うけど、
あたしの涙を拭うのはものすごくうまい。
「……ん……っく……ユイ、痛いよ〜」
「あははは、ごめんごめん……っと、こらそこー! さぼらない!」
朗らかに笑いながらあたしに謝った後、
グラウンドに向けてユイが叫ぶ――見ると、驚いた顔の彼がこっちを見ていた。
気恥かしさに逃げ出したくなる。彼がすぐに目を逸らしてくれたおかげで、逃げださずに済んだけど。
「……あれ? るりちゃんは?」
少しだけ残っていた涙をぬぐった後、さっきまで隣にいたるりちゃんがいないことに気づいて、
あたしはユイに聞いてみた。
「あ、るりかなら用事を思い出したからって帰っちゃった。
エリにもさよならって言ってたよ? ボーっとしてたみたいだから気づかなかった?」
「えぇ?! そ、そうなんだぁ。……あしたごめんねって言わなきゃ」
「別に気にしてないと思うけどなぁ……それよりエリ。……ああ!」
すたっ。勢いよくベンチから立ち上がって、ユイがメガホンを口にあてる。
慌ててあたしは耳を塞ぐ――一瞬だけ遅れて、手のひらを貫通するほど大きな声が頭に響いた。
「ほらほらほらー!! さ・ぼ・ら・な・い! 練習練習ー!!」
大きな声で、耳がきーん、ってした。
ギュッと瞳を閉じてまぶたの裏を見ながらあたしは考える。ユイが何を言おうとしたのかを。
――ユイはたぶん、知ってるはずだ。あたしを助けたって言ってたから。
彼女が座る気配を感じて、耳を塞いでいた両手を膝の上において、隣を見る。
あたしが見てることに気づいたユイが、朗らかに笑った。
それはとても魅力的で、温かな笑顔だった。
256 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:41:33 ID:Cc9utfcL
「ところでエリ、最近元気ないね。どうしたの?」
あたしがユイに見とれていると、彼女は口早にそんなことを言ってきた。
あたしは眼を逸らして、陰鬱な気持ちでつぶやく。
「……やっぱり」
「え?」
「あ、ううん。さっきるりちゃんにも同じこと聞かれたの」
「あー……るりかは心配性だもんねぇ」
腕組みしながらうんうんと頷くユイ。
ユイにとっても、るりちゃんはいつも誰かのことを心配しているイメージなんだろうなぁ。
「で? 解決したの?」
「ううん……るりちゃんには、聞けなくて」
「聞けない?」
不思議そうに聞き返すユイに向かって、あたしは顔をあげた。
とてもとても怖いけれど、ユイになら聞ける――はずだ。
「ユイは……」
「うんうん」
言葉が喉に詰まる。
やっぱり怖い。怖くて、聞きたくないんだけど……聞かなきゃ、いけないんだよね。
大きく深呼吸をして、あたしはあたりをきょろきょろと見回した。
今から言う言葉は、他の誰にも聞かれたくなかったのだ。
「……」
ゆっくりと、視線を戻す。不思議そうな顔をするユイに向けて――
「……み、みんなを、ドレイにしたいっておもったこと……ある?」
「!?」
あたしが言葉を投げると同時に、がたん。音を立ててユイがベンチから転げ落ちた。
あたしの言葉は、彼女をずいぶんと驚かせたようだった。
「だ、だいじょうぶ?」
手を差し出して、ユイがベンチに座りなおすのを手伝う。
手伝うとは言っても、ほとんど意味はなかった――ユイはユイの力だけで、
大抵のことができるからだ。
「う、うん……それよりエリ。なんでハタになった時のこと知ってるの?
もしかして覚えてたとか? いや、それとも誰かに教えてもらったとか?」
「…………えっとね」
ぱんぱんとスカートをはたいたユイは、あたしに質問を投げかけてきた。
ばくばくと鳴り始めた心臓は考えをまとめるのに邪魔だ。
それでもゆっくりと考えをまとめて、言葉を吟味する。
――遠くから、ボールがバットに当たる、かぁんという音が聞こえた。
そっちを見てみようとして、やめる。
今彼の姿を視界にとらえたら、泣いてしまいそうだった。
「あ、あんまり多くは覚えてないんだけど……ちょっとだけ、覚えてるの。
あの時、どんな気持ちになったのか。何をしたいって、思ったのか」
「……そうなん、だ」
ユイが表情を暗くするのは、とっても珍しい。
あたしが見たの回数はたぶん、両手で数えられるぐらいしかなかった。
……あたしが言ったことを考えたら、たぶん無理もないことなんだろうけど。
257 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:42:08 ID:Cc9utfcL
二か月前。中学三年生の夏休みに、あたしたちは再び宇宙人と戦った。
宇宙人やハタ人間やよくわかんない変なのがたくさんいる基地に、あたしたちは夏休み中潜り続けた。
あたしは戦うのが得意じゃないから、るりちゃんと一緒にみんなのサポートをすることが多かった。
基地の周りで花を摘んで回復薬を作ったり。怪我した人の治療をしたり。
けれど、彼が守ってくれる――それを期待して、
あたしは時々ダンジョンの中につれていってもらった。
あたしがいるとガラクタを見つけやすいとかで、彼も少しだけ喜んでくれた。
そんなある日のこと。
「危ない!」
そんな彼の声が聞こえたかと思うと、
ぴかっと何かが光って、あたしの体に激痛が走って、目の前が真っ暗になった。
後になって聞いた話だけど、ちっちゃなUFOがいきなり現れて、
あたしと、一緒に後ろの方にいたフッキーちゃんを狙い撃ちしたらしい。
フッキーちゃんは攻撃を避けるのが上手だからなんとなかったんだけど……あたしは駄目だった。
気絶して、すぐにハタ人間に連れ去られて、そのまま――
頭にハタを、立てられちゃった。
258 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:42:37 ID:Cc9utfcL
――それでも、ユイは、やっぱりユイだった。
暗い表情を吹き飛ばし、笑顔を作ってあたしの肩にポンと手を置く。
「気にする必要はないんじゃない? あのみゆき先生だって、
ハタがたったらものすごく怖くなってたぐらいだし、エリが変なこと言っても驚かないよ」
笑いかけてくるユイ。本当に、本当に嫉妬してしまうぐらい魅力的に笑うユイ。
それとは対照的に、あたしは泣きそうになりながら言葉を紡ぐ。
「……でも、先生は友達になりたいって言ってたよ」
「え?」
ハタを立てられたみゆき先生とあたしには、決定的な差があった。
そのことに気付いてから、あたしは先生のことが大好きになって、自分のことが少し嫌いになった。
「……こ、怖かったけど。……友達になりたいって、先生は言ってたよ。
たぶん、それって……先生の、根っこにあった気持ち、だったんだね。
でもね、でもね、あたしはね。みんなを……ド、ドレイにしたいって、お、思った、の」
それでもどうにか絞り出したあたしの声は、だんだんと泣き声が混じったものに変わっていった。
自分がどれだけ馬鹿なのかを理解して、ぐじぐじと涙が出てしまう。
――こんなんだから、みんながあたしを、
「馬鹿に、するから、みんながあたしを馬鹿にするから。
みんな、あたしに、従って。……ば、馬鹿にしなくなればいいって、思ったの」
「……」
こういうときに、女の子は楽だ。
泣きたいだけ泣けるから。泣けばすむから。泣いてしまえば誰かが助けてくれるから。
――そんな最低な考えが浮かぶことが、とても悲しかった。
「それで、ね……ふぇ……ふえええぇぇぇ……」
最後まで言葉を言うことができずに、あたしは泣きだした。
自己嫌悪の渦にのみこまれて、際限なく涙があふれ出していく。
手で顔を覆っても、ぽたぽたと涙が地面に吸い込まれていった。
「……エリ」
ふっと、あたしの顔が柔らかくて温かいものに押し当てられた。
ユイに抱きしめられているとすぐに気付いて、あたしは涙を止めようとする。
……どうして、涙を止めようとするんだろう?
ユイの胸でなら、きっと好きなだけ泣けるのに。
「それでも」
いつも元気で明るいユイの、悲しそうな声。
こんなの声を聞きたかったわけじゃない。言わせたくもない。
なのにあたしがそれを言わせているのだ!
「それでも、気にする必要はないと思うよ?
……たぶん、それってそんなにおかしなことじゃないから」
「ふぇぇぇぇ……」
泣きやもうとすることに集中していて、あたしはユイの言葉をよく聞いていなかった。
ただ、ユイもことさらあたしに何かを伝えたかったわけじゃないと思う。
その声は、とても小さかったから。
「……もう、エリは真面目すぎるよ! ほらほら!」
「ふぇぇぇぇ!?! ふぇ、ひぁ、ひぇぇぇぇぇぇ?!!?!」
突然ユイが抱きついて来て、あたしをくすぐり始める。
ユイはあたしのどこが弱いのかもよく知っている――すぐにあたしは笑い始めた。
しばらくの間、あたしは泣きながら笑って、笑いながら泣いた。
練習を終えた野球部のみんなに見られてることに気づいて、逃げだしちゃうまで泣いて、笑い続けた。
259 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:43:34 ID:Cc9utfcL
泣きやんだ後。あたしはユイのマネージャーのお仕事を少しだけ手伝った。
その時彼と少しだけ話ができたのが嬉しかった――にこにこと笑っている彼の顔を見ると、
悩んでいることも忘れてしまうぐらいだった。
けれど学校を出てユイと二人で夜道を歩いていると、
すぐにあたしは元通り――暗い気持ちに包まれてしまう。
そんなあたしに、ユイは次々に話しかけてくれた。
新しくできた喫茶店についてとか、あさっての給食にゼリーが付いてくることについてとか。
どれも明るい話題ばかりだ。あたしのことを気遣ってくれてるのが、すごくうれしぁった。
――それでもあたしの表情が晴れないのに気づいたのだろう、ユイはこんなことを言ってきた。
「どうしても気になるなら、私じゃなくて他の人に相談した方がいいかもね」
「……え?」
ぽかんと、間の抜けた顔をしてあたしはユイを見た。
彼女は小さく笑いながら、両の手を頭の後ろに組んで、空を見上げていた。
つられて見ると、雲ひとつない夜空に奇麗な満月が輝いている――明日はたぶん、晴れだろう。
「とは言ってもるりかは駄目だね。エリがそんなこと言ってたの知らないし、
たぶん、真面目に考えすぎて二人とも暗くなっちゃう」
「あはは……そう、かも」
るりちゃんは、優しい上にすごく真面目だ。
話したところで、考えすぎてしまうのが目に見えている。
難しい高校を受けることを決めた彼女に、あまり心配もかけたくない。
「小波君に相談するのは……エリには難しい?」
「う、うん……ちょっと、難しいかも」
彼の名前がユイの口から出て、ずきりとあたしの胸が痛んだ。
ユイも彼のことが好きなことを、あたしは知っている。
……ホント、罪づくりな男の子だなぁ。
「だったら、うーん……これは言うなって言われてたんだけど」
ぐるんと鞄をまわして、片手で肩に背負い直す。
空いた右手の人差し指を唇にあてて、ユイは考え込むポーズを取った。
「ハタ立てられたエリを助けに行ったのって、
もちろん私と小波君だけってわけじゃないんだよね。……覚えてない?」
「う、うん……」
「残りの二人からは、一応口止めされてるだけど……」
「そ、そうなんだ? ……口止めされてるんなら、無理には聞かないけど」
「フッキーと委員長だよ」
「……」
あたしの話を聞いていたのかな?
疑問に思いながらユイを見つめると、彼女は苦笑しながら言葉を紡ぎ始めた。
「まあ、委員長はどうしても言いたければ言ってもいいって言ってたしね。
フッキーは絶対に言うなって言ってたけど、まあ、フッキーだし」
「あはは……なんだか、フッキー可愛そう……ふふっ」
「あははは」
てくてくと歩きながら、二人で笑う。
フッキーちゃんはいつも一人でいたがるけど、なんだかんだでみんなの大切な友達だ。
もちろん、あたしも彼女のことは大好きだ――時々お菓子もくれるし、
あたしが泣いてたらハンカチを投げつけてくれる。
「まあ、そういうことだから、二人のどっちかに聞いてみれば?
……フッキーは、こういう話は苦手かもしれないけど、頼りにはなりそうだし」
「うん。……ありがとう、ユイ」
「あはは。いいって、まあ、明日も頑張ろう!」
ばんばんと背中をたたくユイ。ちょっと痛くて涙が出た。
彼女と共に過ごす日々も、あと半年もない。
それまでに、楽しい思い出をたくさん作れたらいいな。そう思った。
260 :
閑話その1:2009/01/18(日) 01:44:22 ID:Cc9utfcL
「……そういえば、結局ユイって質問には答えてくれなかったなぁ」
お風呂で小さくひとりごちる。
たっぷりのぬるめのお湯にじっくりとつかるのが、あたしは好きだ。
意味もなくお湯の中に顔を沈めて、ぶくぶくと泡を出してみたり。
大きくなってほしいと願いを込めて胸をマッサージしてみたり。
――その甲斐あってか、最近は結構胸が大きくなってきた気がする。
肩がこるまでとは大きくないし、
平均サイズなんてものもよくわかんないけど……たぶん、クラスで一番大きいんじゃないかと思う。
これ以上大きくなったら、なんだか困ったことになりそうだ。
――しばらく、マッサージはやめようかな。
「あんっ……」
ちゃぽん。水滴が首筋に当たって、あたしは小さく呻いた。
そのままぶくぶくと湯船に沈んで、あたしは考える。
温かい湯船の中では、嫌なことを考えても、幸せが勝って暗い気持ちにならないものだ。
「……?」
ユイちゃんが相談するのに進めた人物について考えていると、なんだか変な感じがした。
自分の机の上に落ちていた髪の毛が、枝毛だった時ぐらいの小さな悲しみ。
なんなんだろう……
確実に一緒にいたはずのメガネ君の名前が挙がらなかったことに気づいたのは、
三十分後にお風呂を出るときだった。
……まあ、メガネ君だから、仕方ないのかな。そんな薄情なことをあたしは思った。
261 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:44:55 ID:Cc9utfcL
そして次の日。とりあえずあたしはフッキーと話すチャンスを探すことにした。
委員長は放課後にいくらでも話せるから、後回しにすることにしたのだ。
今日はるりちゃんのお母さんが健康診断に行くらしいから、二人きりで話せるはずだったし。
けれどフッキーと二人で話すチャンスは、なかなか見つからなかった。
昔よりみんなと話しかけられる機会が増えたフッキーは、いつも逃げ回っている。
一人が気楽だというフッキー。確かに、本当にそうなんだろうと思う。
あたしにもわからないわけじゃない――一人でいるときは、確かに気楽な部分もある。
まあ、あたしはみんなといる方が安心できるんだけど。
「……はぁ」
フッキーを捕まえられないまま、三時間目の国語の授業が始まった。
勉強の中でも、国語は結構楽な方だ。物理や数学に比べたら、気を抜いていても困ることは少ない。
小さく溜息をついて、あたしは教室を見回す。
みんなあまり授業に集中していない。男の子たちはほとんど舟を漕いでいるし、
女の子も委員長とるりちゃん以外は聞いているのかいないのか、微妙なところだった。
みんなの様子を見ることができるのは、あたしの席が窓際の一番後ろ――教室の隅っこだからだ。
一番後ろの席は案外先生の目が届きやすいんだよね。そうリコが言っていたのを思い出す。
確かに、先生がこっちを見る回数は結構多い気がする――もっとも、
あたしが駄目な子だから、気にかけてくれてるのかもしれないけれど。
そんなうかつに眠ったりできない席だったけど、あたしはこの席をとても気に入っていた。
後ろの隅っこだと、ひとの視線を気にしなくていいし、
なにより彼を――中央の一番前の席にいる彼の横顔を――割と自然に見ることができるからだ。
眠たそうに瞼を半分閉じて、舟を漕ぐ彼。
先生に注意されて、慌てて教科書を開く彼。
隣から回ってきた紙切れを開いて、驚いた表情を浮かべる彼。
――真剣な表情で、黒板を見つめる彼。
何もかもがカッコよく――あるいは可愛らしく見える。
そんな感情は彼が関係する全てのものにさえ、影響しているような気もした。
こんな感情のことを、委員長いわく『屋烏の愛』って言うらしい。
『きっとエリにはこの言葉が似合うわね』
微笑みながら、彼女はそんなことを言っていた。
「……はぁ」
あたしは頬を緩ませて、小さくため息をついた。
彼のことが好きだ。好きだけど――
お別れのときは、確実に近づいて来ていた。
262 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:45:49 ID:Cc9utfcL
お昼休み。いつもどこかに消えているフッキーだけど、
あたしは彼女がよく逃げ込んでいる場所を知っていた。
たぶん、幸運だったのだろう――窓からロープを伝って、屋上に上るフッキーを見たことがあったのは。
(うーん…………どうしようかなぁ)
その場所。屋上に続く扉の前で、あたしは困っていた。
ヘアピンを何本か持ってきて、鍵穴に差し込んだけど、冷たい扉は開く気配がない。
ドラマや漫画では、結構うまくいってることも多いから、大丈夫かなぁと思ったんだけど。
(あ。夏菜に頼もうかなぁ。この前探偵になるって言ってたし)
そう思ったけど、すぐに首を振ってやめにした。
きっと夏菜は何故フッキーと話したいかを知りたがるだろう。
そうなったら、下手をしたらリコが絡んでくる――彼女はちょっとだけ、
ちょっとだけ強引すぎるのが珠に傷なのだ――詰め寄られて、話してしまわない自信がない。
それからドアノブをしばらくひねってみたけど、開く気配は全くなかった。
「ふぇ……」
どうしようもなくて泣きそうになるのをなんとかこらえて、ドアノブから手を話す。
とりあえず教室に戻ろう。そう思って振り返った。その途端。
だん、だん、だん。
大きな音が三回聞こえて、慌ててもう一度振り返る――ごつんと、何かが顔にぶつかった。
「……あれ?」
バランスが崩れる――頭に思い浮かんだのは、中学校の思い出だった。
入学式に転んで泣いて、体育の授業中にボールがぶつかって泣いて、
マークシートのテストの終了三分前に、回答が一個ずつずれていることに泣いて、
自動販売機でなぜかおつりが出てこなくて泣いて、おみくじで大凶が出て泣いて。
「ひぇぇぇぇぇえええ?!!?」
がたん、ごろんと階段を転げ落ちて、がん!
頭を強く打って、あたしは気絶した。
「……ふぁぁぁ」
大きく欠伸をしながら、あたしは眼を覚ました。
ぽかぽかの日差しがとても気持ちいい。
秋だけど、風が当たらなかったら日光浴って気持ちいいんだなぁ。
そんなことを考えながら目を擦る――はらりと、胸元にハンカチが転がった。
湿っているシンプルな白いハンカチ。名前が書いてないか探してみたけど、見つからない。
「あ、起きた?」
「ふぇあぁぁあぁ!?」
後ろからいきなり声をかけられて、あたしは前に転がって声の主から離れた。
ぐるんごろんと転がって、体のいろんな所を地面にぶつける。
……痛い。
「いや、そんなに逃げなくても大丈夫だって。……頭、痛くない?」
「ふ、フッキー?」
後ずさりしながら起き上ったあたしを、フッキーが呆れたような目で見ていた。
いつもと同じように、背筋をぴんと伸ばして立っているかっこいいフッキー。少し、見とれてしまう。
「だから…………はぁ」
溜息をついて、フッキーが首筋を掻く。
風でひらひらと揺れているリボンを指に触れて、もてあそぶ。
そんなどうでもよさそうな動作でさえ、フッキーの手にかかると凄くかっこよく見えた。
「頭、痛くない?」
こつこつと自分の頭をたたくフッキー。
言われた言葉を理解して、あたしも自分の頭に手を当てる。
263 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:46:31 ID:Cc9utfcL
そこには小さなこぶができていた。痛い。痛くて涙が溢れ始める。
「い、痛いよぉ……」
「あー、泣かない泣かない。女の子でしょ?」
「お、女の子じゃないよぉ〜」
「……いや、落ち着きなさい」
「ふぇぇぇ…………んっ……ぐすっ……」
手に掴んだままだったハンカチを使って、あたしは自分の涙を拭う。
一通りぬぐい終わるまで待って、フッキーは少し困ったように語りかけてきた。
「でさ、なんであんた屋上に入ろうとしたの?
えらくがたがた音がしてたから、てっきり不審者かと思ってドアノブ撃ち抜いちゃったじゃない」
「えっと、それは……って、ええ!? 撃ち抜いちゃったって……」
慌てて振り向く、屋上のドアノブのところに小さな穴が開いていた。
先ほど聞いた音は銃声だったらしい。
……もしかしたら、あたしの体のどこかに穴が開いてるんじゃないかな。
実はもう死にかけてて、痛みすら感じなくなっちゃってるんじゃないかな。
そんな考えが思い浮かぶ――怖い、怖くて、さらに涙が溢れだした。
「ふぇぇぇ……撃たれちゃったよ〜……」
「いや、本物の銃弾が当たってたらコブじゃ済まないから。
衝撃でドアノブが跳ねたのが頭にあたっただけみたいよ」
「ふぇぇ……ふぇ……ふえぇぇ?」
「いや、本当だって。……泣き声で質問するなんて、無駄に器用ね」
小さくため息をつくフッキー。
嘘を言ってる様子はない。たぶん、あたしは大丈夫なのだろう。
急いであたしは涙をぬぐう――うん、たぶん大丈夫。
「とりあえず、あたしに用があるんじゃないの? わざわざこんなところに来るってのは」
「……ん。う、うん。ちょっとフッキーに相談したいことがあったの」
「へ? あたしに? ……仕方ないわね。お姉さんになんでも聞きなさい」
「フッキーあたしと同い年……」
「だからフッキーって呼ぶな!」
「あははは……うん。じゃあ、フッキーちゃんは誰かを――
誰かを、ドレイにしたいって思ったこと、ある?」
半眼で睨んでくるフッキーちゃんに、昨日ユイに言った言葉を繰り返すと、
彼女もとっても驚いたようだった――目を大きく開いて、あたしの方を見る。
そこにマイナスの感情が含まれていないことが、あたしには嬉しいことだった。
「へぇ……ハタになってる時のこと、
覚えてる人もいるってのは聞いてたけど、あんたもそうだったんだ」
「う、うん。そ、そうなの。……そうなの?」
「いや、日本語は正しく使いなさいよ。……ああ、他にも覚えてる人間がいるかってこと?
聞いた話だけど、何人かいるらしいわよ」
「そ、そうなんだ……」
あたしだけが特別。そういったわけじゃないと知って、少しだけ楽になる。
根本的な問題は、全然解決してないんだけど。
「そうねぇ。ドレイに……うーん」
フッキーが腕組みをして、考え始める。
ただ腕組みをして立っているだけなのに、やはり彼女はとてもかっこよく見えた。
264 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:47:13 ID:Cc9utfcL
フッキーと話すようになった最初の理由は、出席番号が近いからだった。
しらきえりと、しらせふきこ。
最初の二文字が共通してるから、クラス替えをしてすぐの席が近かったのだ。
――それだけじゃない。出席番号順で並ぶことも結構多いから、
いろんなイベントであたしとフッキーは一緒になることが多かった。
「あたし? 白瀬芙喜子よ、よろしく」
初めて出会った時の、あっさりとした挨拶。それをかっこいいなと思ったことを、今でも覚えている。
「し、白木恵理です。……よろしくね」
その第一印象は、いまでも変わっていない。かっこよくて、頼りになる。
『白瀬さんって、怖いよね』そう言う友達もいたけど、あたしはあんまりそう思わなかった。
全く思わなかったわけじゃない。怖いと思う時もあった。
けれど、それ以上にかっこいいと思うことが、多かったのだ。
「悪いけど。あたしはそんなこと思ったことはないわね。
だってドレイなんてのがいたら、さらに一人の時間が減りそうだし」
「……そうなんだ」
あての外れた答えに、あたしの口から失望の声が漏れる。
……あての外れた? 思い浮かんだ言葉に、あたしは自問自答する。
あたしは誰かに同意してもらいたかったのだろうか?
それとも叱責してもらいたかったのだろうか?
――よく、わかんない。
「でも」
あたしが考え始めたところで、フッキーが言葉を紡いだ。
それは怒っているかのように強い力がこもっていて、けれど囁くように小さかった。
「他にもっといろんなことを考えてるわよ。……知ったらあんたが逃げ出しちゃうぐらいね」
「…………え?」
はっきりと目を開いて、両の足で地面を踏みしめて。フッキーは囁く。
「誰にだってそういった部分はあるってことを言ってんの。
……まあ、大小の差とか自覚してるしてないの差はあるでしょうけど」
少し、イライラいるのだろうか。
フッキーはこつこつとつま先を地面にぶつけている。
ひらひらと、今度は彼女のスカートが風に揺れた――そんな意識しているはずもない動作さえ、
なんだかかっこよく見える。それはきっと気のせいじゃないだろう。
「そういうのがない人間ってのは……たぶん、よほどの馬鹿なんでしょうね。
もしくは聖人君子って奴かしら。まあ、聖人君子ってのは、
馬鹿と同じ意味の言葉だから、結局馬鹿しかいないってことになるわよね。
……あんたが気に病むのは勝手だけど、『自分一人が〜』
なーんて思いこむのは、やっぱり馬鹿でしかないわよ」
「でも。あたしはみんなを、小波君も、フッキーも、ユイも、みんなを――」
――ドレイにしたい。そう思ったのだ。支配したいと、逆らわなくしたいと。
そしてそれはきっと、あたしの本心なんだ。
涙がさらに、さらに溢れだす。自分のことがここまで嫌になったのは、これが初めてだった。
「悩みたいなら、悩めばいいじゃない」
「え?」
柔らかい口調の声が届いて、あたしは少しびっくりした。
フッキーは微笑んでいた――まるで小さな子供を見るような、慈愛に満ちた笑顔。
「別に答えが出なくても死ぬわけじゃないんだしさ、悩み続けたって誰も文句は言わないわよ」
それは子供だからと馬鹿にしているわけでもなく、ただ優しいだけの頬笑みだった。
ああ、やっぱりフッキーは……かっこよくて、優しいんだ。
「それにたぶん、あと五年もすればそんなことで悩んでたのが馬鹿らしくなるんじゃないかしら。
もしくは諦めがつくでしょうね。……大人になれば、
適当に折り合いがつくもんなのよ、そういう悩みってのは」
「……」
フッキーの言っていることは、あたしにはよくわからなかった。
これだけ悩んで、泣いて、苦しいこの気持ちが、どうでもよくなるなんて思えなかったから。
けれど……何故か、少し気が楽になったのも確かだ。
265 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:48:09 ID:Cc9utfcL
「いいんじゃない? 泣いて悩んでぐじぐじして、泣きやんで悩んでまた泣いて。
あんたらしい、って言えばそうでしょ?」
「……バカにしてる?」
「まあ、そうかもね。……でも、泣きやむならそれでいいんじゃない?」
あたしの少し嫌な言葉すら、フッキーは軽く受け流した。
そして急に顔を赤らめて、あたしから視線を逸らす。
身体がかゆいのか、全身をもじもじとするフッキー――心配になって、あたしは声をかけた。
「ど、どうしたの?」
「い、いや。な、なんだか恥ずかしくなってきて」
「?」
「なんか、こう。真剣な若者のお悩み相談みたいなのって……キツイわね。
いや、バカにしてるわけじゃないけどさ……あたしこういうの苦手なのよ、うん」
「???」
今日のフッキーは、なんだか少し難しいことを言っている。
そういった役割を、あんまり彼女は好きじゃなかったようだ。
「あぁっ! もう!」
けれど彼女は両手を大きく上げて背を伸ばして、いつもの状態に戻った。
……もじもじしてたのが可愛かったのは、たぶんあたしだけしかしらないことだ。
「……はぁ。まあいいわ。……少しは、元気が出た?」
「う、うん。……ありがとう、フッキー」
「だからフッキーって呼ぶなって……はぁ。
あたしのほうが誰かに相談したいぐらいね、ホント」
「あはははは……」
茶化す言葉に二人で笑い合う。
と。フッキーが辺りを軽く見回した――少し、寂しげな表情で。
「しかし、ここももう使えないわね。……いい場所だったんだけど」
つぶやかれた言葉は、確実にあたしがここに来たことが嫌だったということを意味していた。
慌ててあたしは口を開く――たぶん、二人にとって一番いい選択を言うために。
「ご、ごめんね。……でも、大丈夫だよ。あたしはもう、ここに来ないから」
「?」
不思議そうに、フッキーはこちらを見た。
「だ、誰にも言わないから。フッキーの邪魔は、しないから」
「そう? ……ま、ならいいけどさ。……そろそろ昼休みも終わるから、教室に帰りましょ」
納得したらしく、フッキーはそんなことを言ってあたしに背を向けた。
階段へ続くドア――壊れたドアに差し掛かったところで、振り返る。
ちょうどあたしが何か言おうとしてたときに振り返ったから、ちょっと驚いた。
「……そういえばさ、一つ聞きたかったんだけど」
「?」
疑問符を浮かべた顔で、あたしはフッキーを見る。少し、困ったような顔をしていた。
――フッキーはあたしと本音を混ぜた会話をするのは、これが最初で最後だと思っているんだ。
なんとなく、あたしはそんなことを思った。
266 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:48:45 ID:Cc9utfcL
「どうして、あたしなの?」
「……え?」
「あんたが頼ることのできる相手ならいくらでもいるじゃない。
そりゃあ、頼られたなら手は貸すけどさ。……あたしの必要はなかったんじゃない?」
「――」
あたしは口を開いて何かを言おうとして――何も言えずに閉じた。
何を言えばいいのか、それを考えようとする。けれどすぐに、何も考える必要がないことに気づく。
一度大きく深呼吸してから、あたしは再び口を開く。
たぶん、フッキーがハタを立てられたあたしの言葉を知っていたからだけじゃあ、ない。
今フッキーに伝えたいのは……たぶん、あたしの素直な気持ちだ。
「仲良くしたかったから。かな」
キョトンとした顔。
「フッキーと仲良くしたかったから。いつもかっこよくて、頭もよくて、
可愛くて、優しいフッキーと仲良くしたかったから……そんな理由じゃ、駄目?」
恥ずかしい言葉を口に出して、あたしは気づいた。
――ああ、そうなんだ。ドレイにしたいとは思ったかもしれないけど、
みんなが好きなことには、変わりないんだ。
「……」
たぶん、あたしが伝えたかったことは、ちゃんと伝わったんだと思う。
褒められて少し照れたのか、顔を赤くしてフッキーがあたしから眼を逸らす。
そしてつぶやかれた言葉は、注意してないと聞こえないほど小さかった。
「駄目じゃないわよ。……そっか。そういうことね」
「?」
「誰でも勘違いすることがってあるってことか。あんたも、あたしも、誰もかもみんなが」
遠い目であたしを見つめて、フッキーがつぶやく。
それはあたしに言いたかった言葉じゃなくて、自分のための言葉のようだった。
「ひゃ……」
冷たい風が吹いて、あたしは目を閉じて身をちぢこまらせた。
風がないと気持ちいけど、風が吹くと秋の屋上は非常に寒い。
足音が聞こえて、あたしはゆっくりと目を開いた。目の前に――
「ほら、もう後一分もないわよ」
――差し出される手のひら。それを掴んで、あたしは立ち上がった。
閑話その2。
「堤、ちょっといいかしら?」
「……なんでしょうか?」
「悪いけどさ、かくかくしかじかなわけで屋上のドア壊しちゃって。
あんたならばれないうちに直せないかしら? あんまり面倒事にしたくなくってさぁ」
「……どちらかというと、壊す方が得意なのですが。まあ、できないこともないですよ」
「あら、じゃあよろ」
「ただし。ただ、というわけにもいきませんが」
「…………こっそりガメといた壊れた機械」
「交渉成立、ですね」
(……あいつら、何話してるんだろ?)
267 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:49:38 ID:Cc9utfcL
五時間目の授業は数学だった。
この授業は真剣にやらないといけない――みんなもそう思っているのか、寝ている人も少ない。
少ない。そうは言っても、彼はやっぱり寝ていた。
昼休みの時間、グラウンドでサッカーをしていたらしいから、疲れが出たのだろう。
黒板を一生懸命に書き写しながら、
あたしはこっそりと彼の寝顔を見る――ちょうど顔を横向きにして寝ていたため、
ここからは丸見えなのだ――やっぱり、かっこいいなぁ。
顔が熱くなって、心臓がどきどきしてきて、泣いちゃいそうなほどに心がぐるぐる揺れる。
「……ふぅ」
熱を逃がすように息を吐いて、あたしは黒板に書かれていることを理解することに集中しようとした。
勉強を怠るわけにはいかない。……がんばらなきゃ。
かりかりとシャーペンをノートに走らせる。
映画館の代金が、最初の月は千八百円でした。
一ヶ月後に物価の上昇で値上がりして二千百円に。さらに……
(……映画、かぁ)
ふと、一か月ぐらい前にお母さんから映画のチケットをもらったことを思い出す。
新聞の契約を更新するときに、もらったらしい。
『気になる人がいるなら、誘ってみたら?』
お母さんにそんなことを言われたけど、結局彼を誘うことはできなかった。
期限が切れたチケットは、なんとなく捨てられずに財布に残ったままだ。
ポケットに入っている財布を撫でながらあたしは考える。
これを渡せていれば、何かが変わったのだろうか?
仲良くなれて、その先に進めたのだろうか?
――たぶん、駄目だったと思う。今のあたしじゃ、たぶん駄目だ。
だから――
「……と、いうわけで。答えは十三パーセントになります。
この解き方はテストに出るから、みんなちゃんとメモしてね。……小波君!」
「……はっ! は、はい! 元気です!」
みゆき先生が皆を見回して、小波君が寝ていたことに気づいたらしい。
叱咤の声――彼が跳ね起きる。寝ぼけているのか、変なことを言った。
笑いの渦に包みこまれる教室。あたしも小さく笑った。先生も笑ってた。
いつまでも続いてほしい、日常だった。
閑話その3。
「エリの様子がおかしいんです」
「……そ、そうだっけ?」
「はい。昨日は、その……あれが重いと言われたんですけど
よく考えてみれば一カ月の間中ずっと重いわけがありませんし」
(……るりかって、冷静だけど結構おっちょこちょいだよねぇ)
268 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:50:17 ID:Cc9utfcL
放課後。あたしと委員長はいつものように教室で残って勉強をしていた。
一時間ぐらいたったけど、まだ相談はしてない。
委員長は勉強中の無駄話が嫌いみたいなのだ。
――まあ、それは当たり前だと思う。勉強してるときは、静かな方がいいもんね。
そんなわけであたしは、終わり際に相談するか、
いっそもう相談しなくてもいいかなぁ、って思ってた。
フッキーの言葉は少し突き放したものだった気がするけど、
何故か気分がものすごく楽になったのだ。
「エリ」
「ど、どうしたの?」
突然委員長が話しかけてきたことに、あたしはとても驚いた。
もちろん、今まででも会話が全くなかったわけじゃない。
ただ今までの会話の全部が、委員長に勉強を教えてもらうに、あたしから話しかけたものだったからだ。
「どうしたって……あたしに相談があるって聞いたけど?」
「え?」
困惑した様子であたしを見る委員長に、あたしも少し困ってしまう。
聞いた。ってことは……ああ、そっか。
「ユイから?」
「ええ……でも、その様子だと悩みは解決したみたいね。……良かった」
笑顔になる委員長。眼鏡をかけていたときは表情が隠れがちだったけど、
委員長はとても可愛い笑顔をするのだ――るりちゃんと同じく、あたしは嫉妬してしまう。
「あ、うん。……たぶん、だいたいは」
「それならいいんだけど……あ、そうだ。
あたしがエリに聞きたいことがあるんだけど、いい?」
「う、うん」
かりかりとシャーペンを動かしながら、委員長はあたしにそんなことを言った。
あたしはそんな器用なことはできないから、手を止めて頷いて、委員長の話を聞く姿勢を作る。
彼女の話は難しいことが多い――集中して聞かないとわけがわからなくなってしまうのだ。
「どうしてみんなと違う高校に行こうと思ったの?」
「――――え?」
その質問は、できるだけあたしが考えないようにしようとしていたことだった。
「エリが受験する高校は、たしかにパライソタウンの高校より
少しだけレベルが高いけど……本当に少ししか変わらないわよね?」
「……うん」
あたしの受ける高校は、少し遠くの女子校だ。
とはいえ、寮があるためパライソタウンから長い時間をかけて行く必要もない。
一度見学に行ったのだが、とても雰囲気の良い高校だった――少なくとも、不良はいないらしい。
それでいて、あまり校則は厳しくないとの話だ。
何をしても自己責任。それがモットーなのに荒れていないってのは、すごいと思ったことを覚えている。
そんなとても良さそうな高校だけど、あまりランクは高くない。
うちの学校からは、誰一人として受験しないことからしても明らかだろう。
けれど――
「だったらみんなと――彼と一緒の高校に行った方が良かったんじゃない?」
確かに、そうかもしれない。あたしもそうした方がいいと思っていた。
……みんなと離れ離れになることを考えたら、自然に涙が溢れだしてしまう。
あたしはポケットからハンカチを取り出して、静かに涙を拭いた。
深呼吸して落ち着こうとする――委員長は、あたしをじっと見守っていた。
「すぅ……はぁ。えっと。……あれ? べ、別に小波君と一緒じゃなくても」
「彼、としか言ってないけど」
どこか楽しげな笑みを浮かべて、委員長がつぶやく。
あたしの顔がどんどん熱くなる――委員長は、本当に勘が鋭い。
慌てふためきながら、あたしは口を開いた。
「え?! だ、だけどパライソタウンの高校に行くのって、小波君ぐらいじゃないの?」
「……ほかにもたくさんいるわよ。エリには小波君しか目に入っていないのね」
「ご、ごめんね……」
体を小さくして、あたしは謝った。
とはいっても、あたしが話をする男の子って小波君ぐらいしかいないんだけど。
269 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:50:50 ID:Cc9utfcL
「あたしに謝る必要はないわ。……エリはまだ男の子が苦手なままみたいだし、仕方ないわよ」
それに気づいてはいたのだろう、委員長にあたしを責める気はないようだった。
頬に手を当てて熱を冷まし、つぶやく。
「う、うん……委員長って、ひっかけが上手だよね」
「いえ、こんなのに引っかかるのはうちのクラスじゃエリだけだと思うわよ」
「うぅ……」
確かにそうかもしれないなぁ。
そんなことを思ったけど、慌ててる時はみんな引っかかるんじゃないかなとも思う。
好きな人の話をされたら、冷静でいられなくなるのは当たり前だと思うし。
「……それで、質問の答えなんだけど」
「ええ」
その答えを言うことは、あたしにとって苦痛だった。
たぶん、ハタを立てられた時に思ったことを告白するぐらい、きついことだ。
けれど誰かに言わなかったら、あたしは途中でくじけてしまうかもしれない。
そう思って口を開いた。からからの喉にツバを流し込んで、言葉を紡ぐ。
「もっと頑張らないと、って思ったの」
「?」
あたしが言った言葉を、委員長は理解できなかったようだった。
あたり前だ。これだけで理解できたら、超能力者か何かだ。
「えっと……あたしは泣き虫だよね」
「そうね」
冷たく返された返事に、あたしは少し傷つく。
自分から言って自分で傷つくのは、たぶんバカってことなのだろう。
傷ついて、それが嫌でまた泣いて、また傷ついて。
悪循環を繰り返してきたけど、それをいつかは終わりにしないといけない。
視線を下に向けて、ノートの端を見つめながら、あたしは言葉をさらに紡ぐ。
「泣き虫なのは、ホントだから……それでみんなからバカにされても、仕方ないって思」
「エリ」
あたしが途切れ途切れに紡いでいた言葉は、委員長の声で遮られた。
――すごく、怒っていそうな声だ。
「怒ってもいいかしら?」
「……え?」
あたしはきょとんとして、委員長を見た。
やっぱり怒ってる。……彼女の眼は、いつもの倍ぐらいに釣りあがっていた。
「馬鹿にする? 誰が? なぜ? ……くだらないわね」
「ひっ……い、委員長、怖いよぉ……ふぇ、ふぇぇぇぇぇ……」
冷たく吐き捨てられた言葉に、あたしは耐え切れずに泣きだした。
いつか銃を向けられたときよりも、何倍も怖く感じた。
――あたしのために怒っていることはわかってたんだけど。それでも怖いものは怖いのだ。
「ごめんなさい。話をすべて聞く前に口をはさんだのは間違いだったわ。
……まだ、言いたいことがあるんでしょう?」
泣きだしたあたしに困惑したのか、怒りをひっこめて――それでも
瞳は怒ったまま――委員長が優しく語りかけてくる。
あたしもあんまり泣きすぎたくないから、急いで涙を拭いて喋りはじめた。
「……えっとね、ば、バカにされてるってのはあたしが思い込んでるってのも、
もちろんあると思うんだけど……今のあたしは、そう思われても仕方ないなって」
「…………」
どうやらあたしが思っていることを察してくれたらしい。
委員長の瞳から、怒りの色が消える――あたしが口足らずだったことも、
悪かったとは思うけど、委員長は時々せっかちだ。
「『泣けばすむと思ってる』とか、『女って楽だな』って思われるのも……
そういう部分も確かにあるから、仕方ないなって思うの」
それに気づいたのは、いつの日だっただろうか。ハタを立てられたのも無関係じゃないだろう、
あの経験は、とてもとても嫌なものだったけど――大事なことを、教えてくれた気がする。
270 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:51:47 ID:Cc9utfcL
「……そう、ね」
委員長が同意したことに、あたしは少し驚いた。
けれどそれはきっと、あたしが望んでいたこともである。
だれかがあたしの駄目な所を認めてくれないと、たぶん本当に駄目になっちゃうから。
「それにね…………だ、だれよりもあたし自身が、
あ、あたしのことを馬鹿にしてるって、気付いた……から」
自分が興奮しているのを自覚しながら、あたしは大きく眼を開いた。
涙でぼやけた視界の中、委員長の眼の光に向かって、声を荒げて叫ぶ。
「だから、あたしは――」
――泣きながら、
「頑張ろうって、思ったの。みんなと離れるのはとっても怖いけど。
だからこそみんなから離れて、頑張らなきゃって、そう思ったの。
怖いけど、頑張って。それで、それでね。
そうしたらきっと……きっと……ふぇ、ふぇぇぇぇぇぇ……」
そうしたらきっと。その先の言葉を言うことは、あたしにはできなかった。
嗚咽が胸を破って、再び口から飛び出し始める。
――後になって思えば、言えなくて良かったと思うんだけど、
その時のあたしは、言えなかったことも悲しかった。
「……そうなんだ。……ごめんね、エリ。さっきは言いすぎたわ」
「ふぇぇぇぇぇ……」
委員長は、やっぱり優しくて、真面目だ。
泣きながらあたしはそんなことを思っていた。謝る必要なんて、ないのに。
涙で視界がぼやけていたけれど、委員長があたしの頭を撫でてくれているのはわかった。
――優しい手だ。たぶん、るりちゃんに負けず劣らず優しい手。
「……そういった人は結構いるわね。『頑張ろう』って思って、自らを追い込む人は」
子守唄を歌うように、優しく紡がれる委員長の言葉。
「それでもし、本当に頑張れるのなら、エリはきっととても魅力的な人になれるわ」
それは後に、あたしにとってとても大切な言葉になった。
「ぐすっ…………ありがとう」
あたしの感謝の言葉に、委員長が微笑みを浮かべたような気がした。
涙でよく見えないけど――たぶん少しだけ怖い微笑みを。
「そうやって努力する人間は報われるべき……よね?」
あたしはまっすぐと、委員長を見た。
涙でぼやけてよく見えないけど、じっくりと委員長を見た。
何か嫌な予感がしたのだ。何かを言わなきゃいけない気がしたのだ。
あたしじゃ駄目かもしれないけど、それでも何かを伝えないといけない。そう思ったのだ。
「…………あ、あのね? 委員長」
「?」
「真面目な委員長もあたしは大好きなんだけど……
た、たまには真面目じゃない委員長も……みたい、な」
たぶん、あたしの言葉はあんまり意味がなかったんだと思う。
委員長はすごく頭が良い――勉学的な意味ではそうでもないかもしれないけど、
いろんなことをよくわかっているんだと思う。
……たぶん、わかり過ぎているぐらいに。
だからあたしの言葉なんてのは、委員長には言わなくてもわかってるはずなのだ。
「……考えとく、わね」
それでも眼を逸らす彼女の横顔に、
少しだけ赤みがさしていたのは――眼の錯覚じゃないと思う。
「うん……えへへ」
あたしは笑いながら、ポケットにハンカチをしまう。
フッキーに返し忘れたそれは、たぶん返そうとしても突き返されるだろう。
けれど、いつかこのハンカチが必要がなくなったらフッキーに返したいと思う。
秋の夕暮れ。夕日の刺す教室は、物音一つしなくなる。
確かな幸せを感じながら、その日の勉強会は終わった。
271 :
閑話その4。:2009/01/18(日) 01:52:31 ID:Cc9utfcL
閑話4
「そう言えばこんな噂を聞いたわ」
「……?」
「あくまで噂なんだけど……あの宇宙人は人間の悪の心を食べて生きているんだって」
「……なんだか、漫画みたいだね」
「そうね。けど、エリが頑張ろうって思えたのは、もしかしたらそれも関係してるのかもよ?」
「そうなのかなぁ?」
「もちろん、本当のところはわからないわよ。……あくまで噂だから」
「……委員長は、誰から聞いたの?」
「さあ……良い宇宙人の関係者から、かしら?」
「???」
272 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:53:18 ID:Cc9utfcL
時は流れて。
卒業式は大きなハプニングもなく終わった。
泣いている人はそう多くなかったけど、あたしが泣いても、あんまり恥ずかしくはなかった。
みんなに見せる涙は、もしかしたらこれが最後なのかもしれなかったから。
校門の少し前で立ち止まる。
卒業式の前日に、みんなでお別れ会をしたため、今日はこの後特に予定がない。
本当ならユイ達と遊びに行くつもりだったけど、それはやめにした。
――これ以上は、辛くなるだけだから。
「――――――」
今ここであたしが立ち尽くしているのは、なんとなくではない。
先ほどまでフッキーがここにいたのだ。
誰にもさよならを言わずに消えようとしていたフッキー。
彼女を見つけることができたのは、偶然ではないと思う。
あたしもそうだからだ。昨日、みんなとお別れはすませたから。
これ以上さよならを言いたくは、なかったから。
「おーい!」
それでも神様と言うのはずいぶんと意地悪らしい、
あたしが校門を出るための勇気を振りしぼろうしたころで、彼の声が聞こえた。
――駄目だ。彼の声を聞くだけで、涙が出そうになる。
「エリ。白瀬を見なかったか? あいつ、いつの間にかいなくなってて」
彼の口からほかの女の子の名前が出たことに、少しだけ嫉妬する。
けれどそれはあまりにも醜すぎる感情だ――あたしは素直に、
彼女がついさっき校門から出ていったことを言った。
まだ追いつけるかも。
そう言って彼はあたしにありがとうを言って、制服をひらめかせながら外に飛び出して行った。
――それから数分後。
校門を出るための勇気がたまってきたところで、再び声。
「エリ! 小波見なかった? え? フッキー追いかけて出てった? ……逃がさない!」
リコだ。彼女はものすごく慌ててるようで、あたしとロクに会話せずに校門を飛び出して行った。
彼女とも、昨日のうちにお別れは済ませている。
あたしが泣いているときに、リコはあたしを泣かせた人をいつも倒してくれた。
それは少しだけ乱暴な解決方法だったけど、あたしを何度も助けてくれたのは事実だ。
そんなリコは本当に――小波君のことが好きなんだなぁ。
そんなことを思うあたしのすぐそばを、ぴこぴこと揺れる何かが駆け抜けていった。
『お兄ちゃんの第二ボタンはアカネのものです!』
そんな声が聞こえた気がして、あたしははっとする。もし、彼から第二ボタンをもらえたら。そしたら――
「……そんなわけ、ないよね」
呟いて、あたしは校門に向かって歩き始めた。
明日、あたしは高校の寮に向かう。早めに入寮することが可能だと聞いたからだ。
少し急ぎ過ぎたのかもしれないけれど、たぶんその方がいいんだと思う。
「あ……」
校門を出る直前。彼の姿が目に見えて、あたしは驚きの声をあげた。
思わず立ち止まる――彼が近づいてくる。あたしを見て笑顔になったのは、とても嬉しい。
「あ、エリ。さっきはありがとう。なんとか白瀬に追いつけたよ。……あいつも、バカだよな」
そんなことを言う彼に、リコを見なかったか聞いてみる。
「いや、合わなかったな。……まあ、高校で会えるから別にいいだろ」
どうやらすれ違ったらしい――少々リコが可哀そうになることを言った。
どくん。心臓が大きくなる。これはチャンスだ。きっと、とても大事なチャンス。
ゆっくりと、慌てないようにあたしは口を開く。まず、聞きたいことは……
「えっと、そのボタン……どうしたの?」
彼の制服のボタンが、全部外されていることだった。ちょっとワイルドな感じ。
第二ボタンだけではなく、全てのボタンがちぎられている。
彼は人気者だからあんまり不思議でもないけれど、
なんとなく、まだ誰にもボタンを上げていないような気がした。
273 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:54:13 ID:Cc9utfcL
「ああ、これか。メガネと平山に全部とられた。『そんな青春許さないでやんす!』だってさ」
「あははは…………でも、カッターシャツのボタンは残ってるんだね」
笑い話に顔をほころばせたあたしは、それでも目ざとく残っているボタンを見つけた。
それをもらうという話は、あんまり聞かないけど――それでも、欲しいなと思った。
「え? ……ああ。そうだけど?」
「じ、じゃあ……あ、あたしに……くれない?
そ、その、変な意味じゃなくて……記念に、ね?」
彼は少し、驚いたようだった。あたしがボタンを欲しいと言ったことに驚いたのか。
それとも恥ずかしさであたしが泣かなかったことに驚いたのか。
区別はつかなかったけど、どっちでもいいとは思う。
彼は、嫌な顔をしなかったから。
「まあ、俺のボタンでいいなら喜んで。
……でも、カッターシャツのボタンなんてすぐなくしちゃいそうだな」
彼は苦笑しながら、本当にいいのか? と、あたしを見つめる。
口を開く。もう少し、もう少しだけ。
がんばれエリ。
「な、なくさないから……大切にするから」
「…………ほら」
「あ――」
勇気を振り絞った言葉に、差し出される手のひら。
小さな白いボタン――カッターシャツの第二ボタンがのっている、彼の手。
それを掴めばきっと、さようならを言い合うことになるのだろう。
怖い、怖い、怖くて……泣きそうだ。
「――ありが、とう」
けれどあたしは手を伸ばし、ボタンを掌に握りしめた。
不必要に強く、手が痛くなるまでぎゅっと握り締める。
やっぱり耐え切れず、はらはらとこぼれ落ち始める涙。嗚咽はこぼれなかった、どこか清々しい涙だ。
「最後まで、エリは泣き虫だな」
「うん……えへへ」
笑顔をつくってあたしは彼を見つめる。お別れのときぐらい、彼に良い印象を持ってもらいたかった。
少し驚いた表情を浮かべる彼に向けて、口を開く。
「いろいろ、ありがとう。小波君。……それじゃあ、あたし、行くから」
「……そうか、そうだよな。エリもいなくなるんだ……寂しくなるな」
「…………」
あたしは何も言えなかった。胸が詰まって、苦しくて、何も口から言葉が出なかった。
けれど――
「いつかまた、会おう」
彼の口から再開を約束する言葉が出て、あたしは眼を見開いた。
――そうだ。お別れじゃなくて、再開の約束をするのだ。
それはきっと、確実なものじゃないけれど、あたしの暗い気持ちを吹き飛ばしてくれるには十分だった。
「うん……また、ね」
たぶん、その時のあたしは、そう悪い顔をしていなかったと思う。
顔を赤くする彼は、少しだけ照れていたみたいだったから。
笑顔を交わしたあたしたちは、ゆっくりと互いに背を向けた。
歩いて、校門から出る――ここから先は、あたし一人で進まなきゃいけないかもしれない。
泣きながら、がんばろう。
泣いて、がんばって、泣いて、がんばって、そしていつの日か――
「――――また、ね」
彼に聞こえないことを知りながら、あたしはもう一度小さくつぶやいた。
まだ少し肌寒い季節、風も刺すようにあたしを包んでいるけれど。
春が、訪れようとしていた。
274 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:55:44 ID:Cc9utfcL
そしてさらに月日は流れて。
だんだんと中学生活の記憶は思い出に変わっていき、少しずつ薄れていった。
けれど彼の笑顔だけは、忘れることのないよう、大事に胸にしまっておいて。
そんなある日のこと。
「オーディション?」
「うん。モデルのオーディションを受けてみようかなって」
お昼休みに友達と一緒にご飯を食べていたら、あたしの隣に座っている友達がそんなことを言ってきた。
笑顔が愛らしい彼女は、控え目に言っても小学校高学年にしか見えないぐらいちっちゃな子だ。
「モデルになれば、あたしの女の魅力をみんなに知らしめることができるから、
小学生と間違われることもなくなりますよね!」
高校生になって何かが変わったかと聞かれたら、あたしは何も変わってないと答えるだろう。
新しい友達ができたとか、少しだけ背が伸びたとか、……胸が少しだけ大きくなったとか。
そういった変化はあったけど、まだあたしは変わっていなかった。
「そ、そうだね……」
あたしは苦笑いをしながら彼女の言葉を肯定した、んだけど。
「……それはない」
あたしの真ん前に座っている友達――猫みたいな大きな瞳が印象的な小さな子――が、
それをとても小さな、それでいてはっきり聞こえる声で否定した。
「……有名になっても……その背の低さは変わらない」
たんたんと、紡がれる言葉。
無表情のようにも見えるけど、彼女は本当はものすごく感情表現が豊かな子だ。
とはいえ隣の子の方も、喜怒哀楽がすごくわかりやすい子なんだけど。
そんな二人のことを『妹ができたみたいで、うれしいなぁ』
なんて思っているのは、たぶんあたしがお墓にまで持っていく秘密だ。
「むっ。……さては、あたしに嫉妬してます?」
「してない。……する必要がないから」
「……」
「…………」
「ケ、ケンカはやめようよ……」
一触即発の空気になって、あたしは涙目になりながら二人の間に手を入れる。
二人とも、仲良しなんだけど、妙なことですぐ張り合っちゃうのが困りものだ。
「エリに感謝することですね」
「……それはこっちのセリフ」
「あはは……それで、そのオーディションはいつあるの?」
適当に笑ってその場を収めて、あたしは隣に聞いてみた。にやりと笑う彼女――なんだか、嫌な予感がする。
「ええっと、来月の十三日の土曜日。エリ、予定開いてますよね?」
「え? うん。……空いてるけど、あたしもいくの?」
「うん。だってもう、エリの分も応募の書類出しといたから」
時が止まった。
「…………え?」
「……わたしは?」
聞き返すあたしに割り込むように、真ん前の子が隣の子に問う。
「出してませんけど? ちんちくりんじゃ無理ですし」
さらりと返された言葉に、再び一触即発の空気。
「……」
「…………」
「な、仲良くしようよぉ〜……」
「……エリに感謝」
「そうですね」
泣きだしそうなあたしを見て、二人はなんとか喧嘩をやめてくれたみたいだった。
ポケットから愛用のハンカチを取り出してちょっとだけ溢れた涙をふく――よし、大丈夫。
その白いハンカチの端っこには、あの時のボタンが縫い付けてある。
……フッキーに返す時は、このボタンをはずさなきゃいけないなぁ。
「……それで、どうしてあたしも?」
「一人じゃ心細いですし、こっちのちんちくりんじゃ絶対無理ですし」
「ドングリの背比べ……」
「……それって、自分も悲しくないですか?」
「……少し」
275 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:56:44 ID:Cc9utfcL
やはりちょっかいを入れてきた真ん前の子は、
自分の言った言葉でダメージを受けたようだった。痛み分けっていうのかな。
遠い目でどこか遠くを見守る二人に、慌ててあたしはフォローする。
「だ、大丈夫だよ。あたしもその、小学生の時は二人ぐらいの大きさだったから」
「それってフォローになってないじゃないですか! えい!」
「……えい」
「ふぃ、いふぁふぃよ、ふぃふぉふぁ、ふぁふぉ〜」
ほっぺたをつままれて、あたしは泣きながらじたばたする。
名前を呼んでも、二人は容赦してくれなかった――のだけど、
急に真ん前の子が、あたしのほっぺたから手を外す。
「……それで、行くの?」
「ふぇ?」
「無理に出る必要はない、行かなくても失格になるだけ。
……エリがモデルに向いているとは思えない」
「……そういえば、そうかもしれません」
隣の友達は、そのことを思いつかなかったらしい。
――あたしが男の子が苦手だということは、二人とも知っていた。
今のあたしは、たまに街に出かけても、
男の子に声をかけられそうになるとすぐに逃げてしまうぐらいなのだ。
――でも。
「……ううん、大丈夫」
少し申し訳なさそうにあたしを見る彼女に、あたしは笑いかけた。
「あたしも、オーディション受けてみよう、かな」
驚いた顔になる二人に、さらに言葉を紡ぐ。
「モデルになれば、キレイになれる……よね?」
「……そ、それはそうですよ。高級なお化粧を使って、高級な服を着て、
高級なエステに連れてってもらって、高級なお菓子を食べられて!」
「……最後のは関係ない」
「あはは……だ、だったら。受けてみたい……な」
漫才のような会話をする彼女たちに向かって、決意表明をする。
怖いし、恥ずかしいけど、ここが頑張るところだと思った。
「でも……水着審査とかあるみたいですけど」
「う……そ、それでも頑張る、から」
あたしの言葉に、二人は笑顔をくれた。
「一緒に頑張りましょう!」
「…………エリがそう決めたなら、私はあなたを応援するから」
「私は?」
「応援しない」
「……」
「…………」
「け、けけけケンカはだめだよぉ! ひゃあ!!」
ケンカを始めた二人を止めようと、あたしは頑張り始めた。
この時に。あたしは変わり始めたんだと思う
彼と話したあのときから、ゆっくり変わってたのかもしれないけど、大きく変わったのはこの時だ。
ちなみに、やっぱりと言うべきか彼女はオーディションに落ちた。
いや、落ちたというのも正しくないかもしれない――子役としてスカウトされかかったからだ。
当然のごとく断った彼女だったが、そのあとしばらく落ち込んだままで大変だった。
それで、あたしはと言うと――
276 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:57:25 ID:Cc9utfcL
高校に入って、彼と私の関係はあまり変わっていなかった。
野球部の一部員と、そのマネージャー。
来年はおそらく、キャプテンとマネージャーになるのだろう
できればもう少し進展したいけど……あれだけ頑張ってるリコが
全く報われていないところを見ると、それも難しいみたい。
「そういえばユイ。聞きたいことがあるんだけど」
「何?」
「これさ、本当にエリなのか?」
ボールを磨く私を手伝ってくれていた彼が、隣に置いてあったかばんから雑誌を取り出した。
その表紙に載っているのは勿論――――私の自慢の親友だ。
「うん。もちろんエリだよ。……可愛く、なったよね」
「嘘だろ!? あのエリが? いつも泣いていたあのエリが?」
「うん」
「あのエリが? 結局夏の水着もものすごく地味なのを選んでいたあのエリが?」
「うん ……あれ? 何で知ってるの?」
慌てふためく彼に聞いてみたが、言葉は届かなかったらしい。さらに聞かれる。
「あのエリが? 気づくとこっちを見てて、眼が合うと顔を赤くしながら逸らしていたあのエリが?」
「……あ、うん。もちろんそのエリだって」
「信じられない……」
がくりと肩を落とす彼。喜んでいるのか、悲しんでいるのか。
どっちかはわからなかったけど――顔をあげたときには少し喜んでいるように見えた。
「女の子って、変わるもんなんだなぁ」
「…………そうかな?」
含み笑いを浮かべて、私は彼を見る。思い出し笑いが溢れそうになるのを堪えながら口を開いた。
「この前久しぶりに電話したんだけど、やっぱりエリはエリのままだったよ」
「……どうしてそう思うんだ?」
不思議そうに聞いてくる彼。駄目だ。笑いが堪え切れない――
「そ、それが……今でも、お、思い出すだけで笑えるんだけど――」
『はいもしもし。どうしたのエリ? こんな朝早くに』
『ふぇぇぇ……ユイ……どうしよぉ……』
『ど、どうしたのエリ?』
『足りないよぉ……』
『何が?』
『ガラクタがね、何回数えても足りないの』
『…………え?』
『昨日はたくさんあったのに、今日はね、ちょっとしかないの……』
『…………』
『どうしよぉ……ふぇ、ふぇぇぇ……』
「……だ、駄目だ……くっ……お腹痛い……」
「だよね! あはははは……」
二人して大爆笑。秋の夜の冷えた部室でさえ、温かくなるような幸せな笑い声。
――数分後、お腹が痛くなるまで笑った後、私たちは会話を再開した。
「はぁ、はぁ……確かに変わってないみたいだな。……それでも変わったみたいだけど」
「……そうだね」
エリが変わったけど変わっていないことを、一番喜んでいるのは私だと思う。
この調子でどんどん可愛くなっていくと――それはちょっと困るかもしれない。
あの時彼女が言った言葉は、間違いなく宣戦布告なのだから。
「しかし……すごいなぁ、この水着……」
にやけている彼に一応釘を刺しておこうと、私は口を開いた。
「ところで小波君。エリのグラビア……もう使った?」
――少しばかり下品なことを言ってしまったのを、その夜私は少しだけ後悔することになる。
「いや、今夜ゆっくり……え?」
「……」
「……」
「…………」
がすっ!
逃げだそうとした彼に、綺麗にハイキックが決まった。
277 :
閑話その6:2009/01/18(日) 01:58:17 ID:Cc9utfcL
「あははは、寝ぼけてたみたいだね」
「ご、ごめんね……朝から変なこと言っちゃって」
「いいって、話のネタになるし」
「だ、誰にも言わないよね?」
「どうだろ? みんな喜びそうなネタだからなぁ」
「うぅ、ひどいよぉ……こ、こうなったら……ねえ、ユイ」
「ん?」
「アイドルとプロ野球選手って、お似合いだと思わない?」
「…………え?」
「あ、そろそろ行かなくちゃ……また今度、電話するね」
「ちょ、ちょっとエリ? 一体……」
「またね♪」
「ちょっと………………ええ!?」
278 :
がんばれエリ:2009/01/18(日) 01:58:58 ID:Cc9utfcL
あたしは駆けだしアイドルだ。
「おはようございます!」
誰も彼もがあたしを知っているわけではないけれど、応援の声は少しずつ増えている。
「ああ、おはよう……今日の日程は把握してるな?」
恥ずかしいけどカメラを見つめ、あたしは笑顔を作る。
「は、はい。えっと、グラビア撮影と、雑誌のインタビューと、CM撮影ですよね?」
この微笑みをみんなに――できれば彼に見てほしい。
それがあたしの願いで、今のところの人生の目標だ。
「それと雑誌の懸賞用にサインを百枚だ。まあ、これは今日中と言ったわけではないが」
もちろんあたしはあたし自身を馬鹿になんてしない。思い通りにいかなくても、毎日を頑張る。
「ひえぇぇ……い、いえ。頑張って今日中にやって見せます!」
だってあたしは――
「……まあ、無理はしない程度にな」
「はい!」
みんなの、アイドルなんだから!
す、すごい…。
大作、乙であります。
このままでも終わった感じはしますが続きます。たぶん明後日投下。
「仕方ないわね」がタイプミスで「仕方ないワン」
ってなったのは犬フッキーを書けという天のお告げでしょうか。
>>249-
GJです
変なの様子みずに書いて流れたちきってすみませんでした。
>249
GJ!
うわあ……これは超大作ですね、 間違いない。なんだこれは…… たまげたなあ
この時間にこの分量をいっぺんに読もうとすると頭がパーン☆┗(^o^)┛てなりそうなので
後日ゆっくり読まさせていただきます
GJ!
>>281 問題ありません。連投制限とか怖かったですからありがたいです。
でも続きを書いてくれたらもっとありがたいです。泣いて喜びます。
GJ
そして、超大作乙。
犬芙喜子......いいじゃないか!
>>249-279 超GJ
これだけでも十分に話作り込めてるし終わり方もきれいだけど、この後に後編がまだあるのか・・・
後編は高校での描写か、すでにプロに行った小波との話かな。大作GJ
GJ、と言いたい所だがエロなしか…。後半に期待して全裸待機
神だ…神が後輪なさった…
292 :
175:2009/01/18(日) 23:27:19 ID:tss6Fr/2
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嫌いな人はスルーをお願いします
ある年のクリスマス
駅前に一人の男が立っている
男は辺りを見渡している
どうやら人を探しているようだ
だが見渡しても目的の人はいない
男は時計を見る
「うーん…まだかな?」
吐く息は白くなって辺りに霧散した
男が再び辺りを見渡そうとすると一人の女性が男に近付いてきた
男は女性を見ると声をかけた
「紫杏!」
「すまない、会議が少し長引いてしまってな」
彼女は威厳に満ちた声で話す
「ん?何でそんな口調なんだ?」
「…私の後ろを見ろ」
男は彼女の後ろを見る
彼女の後ろにはもう一人女性が立っていた
「うちの秘書だ」
「上守と申します」
秘書はお辞儀をする
「……なるほど」
男はは苦虫を潰したような顔をした
そして男は彼女、紫杏の耳元で囁いた
「何で秘書が一緒にいるんだよ!?」
「しょうがないじゃない!どこへ行くにも私はご一緒です!なんていってお風呂からトイレまで付いてくるのよ!」
二人はヒソヒソ声でけんかをしていると上守が声を発した
「社長、どこかへ出かけるのではないのですか?」
「そ、そうだったな…」
紫杏は気を取り直した
「では行くぞ、小波」
3人は目的の場所へ向かった
293 :
175:2009/01/18(日) 23:27:57 ID:tss6Fr/2
「ここだ…」
紫杏と小波が来た場所、それは公園だった
「へぇ、こんな場所があったんだ」
小波は公園を見渡す
「ここは昔空き地だったんだ…」
紫杏は木々の見つめながら物思いに耽る
「でも良いのか。勝手に入って?」
小波は紫杏に聞く
「なぁに、構わんさ。なぜならここの所有者は私だからな」
紫杏はベンチに座る、冷たさが心地よく感じた
「で、何で俺をここに連れてきたんだ?」
小波は疑問に思っていた事を紫杏に言った
「好きな人をお気に入りの場所へ連れて来てはいけないのか?」
紫杏はまっすぐ小波を見る
「なっ!?」
それを聞いて思わず顔を赤くする小波
そしてその様子を見て思わず苦笑する紫杏
「あはは、変わらないな。あの頃と」
「……」
小波をからかいつつ紫杏が辺りを見渡すと立ち上がり一本の樹の元へ行った
「あっ、これだ…」
「これ?この樹がどうかしたのか?」
小波が紫杏に再び聞く
「この樹には精霊が宿っていると言われていてな、その精霊に会いたくて一日中ずっと待っていたんだ」
紫杏は樹を擦りながら昔を思い出していた
「で、結果は?」
紫杏は首を横に振る
「残念だが会えずじまいだったよ」
「そうか…」
小波も樹に触れる
「俺も会ってみたかったな…」
「お前がか?止めておけ、どうせ精霊に嫌われるのがオチだ」
「ひっどいの」
「あはははは!」
「ははははは!」
二人は笑いあった
そして一陣の風が吹いた
「クッシュン」
紫杏はくしゃみをしてしまった
「ああ、もう…しょうがないなぁ」
「!?」
男、小波は紫杏の肩を掴みぐっと自分の近くに引き寄せた
「ほら、こうすれば暖かいだろ?」
「…うん」
3人は夜の街へと歩き出した
294 :
175:2009/01/18(日) 23:28:47 ID:tss6Fr/2
レストランで軽く食事をした後、秘書は帰って行った
そして二人はラブホテルに入った
「良いのか、こんな所で…」
小波はバスローブ姿で紫杏に聞いた
「うん…」
紫杏は頷いた
石鹸の香りが鼻孔をくすぐる
「そうか・・・」
「小波…あたしを、滅茶苦茶にして」
そういって二人はキスをした
「んちゅ、んん…」
お互いを貪るかのようにキスをした
小波の手が紫杏の胸にいく
そしてそれを丁寧に優しくこね始めた
紫杏も彼のペニスに手をやり優しく擦り始めた
「ん、んむ…むちゅ、んもぅ…」
時折声が息が漏れあたりに響く
バスローブを少しずつずらしそして二人は裸になった
小波のペニスがやや硬くなると二人は唇を離した
唾液の糸が二人の口から引く
二人のひとみがお互いを映す
小波は紫杏の乳首に舌を這わせた
「ひゃ!」
思わず声をあげる紫杏
そしてそのまま口に含み吸った
片方の乳首は指先でコリコリと弄っている
そして軽くつねった
「あひゃぁ!」
紫杏は快感に身をよじる
そして小波は紫杏の膣口に舌を当てた
「きゃ!」
股からの快楽に思わず声をあげる紫杏
その声を聞いて小波は思わずニヤけてしまった
「こら、そんな顔しないでよ」
紫杏が怒った顔をすると小波は再び紫杏の膣口を舐め始めた
「ひぃっ!」
小波はまたニヤけた顔を浮かべた
「こら、いいかげんにぃ!」
小波は紫杏が言い終わらないうちにまた紫杏の膣口を舐めた
今度は小波は紫杏の意思を無視して舐め続けた
「きゃふ!ひぃう!ああ!やらぁ!」
膣口を這う舌、それが動くたびに紫杏は喘ぎ声を上げる
そのうち紫杏の膣口から唾液とは違った液が出始めていた
「紫杏、そろそろ…」
小波のペニスは完全に硬くなっていた
「いいよ、入れて…」
小波は自分のペニスを紫杏の膣口にくっ付けた
295 :
175:2009/01/18(日) 23:29:31 ID:tss6Fr/2
行くぞ、紫杏」
「うん、お願い」
小波のペニスが紫杏の中に入った
「あああああぁぁぁぁ!」
「うぐ!」
紫杏の中は熱くとろけそうだった
小波のペニスを優しくそして思いっきり締め付ける
小波は入れた後しばらく動かなかった
それは経験の少ない紫杏を思っての事だった
「大丈夫か?」
「大丈夫」
そう答えた紫杏だが顔は完全に火照っていた
「じゃあ、ゆっくり奥へ行くからな」
小波がそういうとゆっくりと奥へ入って行った
「はひぃぃぃぃ!」
少し進むたびに紫杏は喘ぎ声を出す
そしてついに小波のペニスが子宮の入り口にたどり着いた
「大丈夫か?苦しくないか?」
「だ、大丈夫だから…」
だが小波のペニスを入り口よりもきつく締め上げている
小波は紫杏の子宮の入り口を塞ぐようにグリッとペニスを押し付けた
「んやぁぁぁぁ!」
紫杏は思いっきり声をあげる
「い、痛かったのか?」
「ち、違うの?な、なんか変な感じで…」
痛みが混ざった快感を受け紫杏は完全に混乱していた
「じゃあ今度は動くぞ、いいな?」
「う、うん…」
紫杏は小波を思いっきり抱きしめた
小波はゆっくりと腰を動かし始めた
「ひっ!やっ!あっ!うっ!あああ!」
紫杏は子宮を突かれる度に獣のような叫びを上げた
そして紫杏の股から大量の愛液が噴出し小波の下腹部を汚す
小波が少し速めにしようとさらに力を入れようとすると
「こ、小波!ごめん!あ、たしもう…」
「へ?あの紫杏?」
小波がとぼけた声を出すと紫杏は足を痙攣させ
「イクゥゥゥゥ!!」
絶頂に達した
296 :
175:2009/01/18(日) 23:30:19 ID:tss6Fr/2
「おい、紫杏」
小波がふてくされた顔で紫杏に声をかける
「な、何よ…」
紫杏は顔を赤くして答えた
「先にイクなんてどういうつもりだ?」
「しょ、しょうがないじゃない!我慢できなかったんだから!」
紫杏はさらに顔を赤くして弁解をした
「もう一回するか?」
「……うん…」
そういって二人はキスをした
1年前
紫杏と小波は結ばれた
そして3学期が始まる頃に紫杏はジャジメントが出資する海外の学校へ行った
2月、紫杏は父親を失った
父親を失った彼女を支えたのは他ならぬ小波だ
「俺がお前を支える」と言って彼女を抱きしめた
彼女は小波の胸で泣いた、たった一言なのに紫杏にはとても嬉しかった
4月、ジャジメント日本支社の社長に就任した
何故二人が離れなければならなかったのか?
それはプロ野球選手とオーナーが一緒にいると何かしら噂が立つうえに
彼女には父の後を継ぎ政治家になるという目標があるからだ
そして二人は約束をした「クリスマスにまた会おう」と
「……寝たのか?紫杏」
小波は紫杏の顔を見る
紫杏はすっかり寝入っていた
(可愛い寝顔だな…)
「…小波」
寝言で自分の名前を呟く
小波はニヤけがとまらなかった
「…お休み、紫杏」
そういって小波も瞼を閉じた
続く
続くと書いてあるけどいつ書くか決まってません
一ヶ月以内の投下を目指しています
GJ!
亀でも待ってるぜ!
さて、ハタリコ×主のエロでも考えてみるか…
ハタ人間編はエロい妄想がやりたい放題ですばらしいですね。
ダンジョンでハタリコに倒されて、色々ヤられる主人公ってどう?
全裸にさせられて、爆発システムを停止させられて…
ハタを立てたようこ先生に折檻されたり
同じくハタを立てた智美にアナルをほじられたい
まあ、出てないんだけどさ
中学生の智美だって…?
そうだ…
そして維織さんはお隣のお姉さん(大学生)だ!
306 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 23:05:55 ID:+TmQS2vA
>>305 ハタ立っても面倒くさがってゴロゴロしてそうだ
ハタ無し人間を見つけてもガン無視でコーヒー飲んでそう
ハタ人間編に『いたことにしていい』ならどんどんインスピレーションが沸いてきた
元がエロ設定つけ放題なサクセスだから何でもすき放題できそうだな
こういうのがOKだとしたら、他にもいろいろ考えられそうだ
10主人公ハーレム物って需要あるかな
愚問
>>310 おい もうズボンおろしているんだぞ 早くしろ
死ねと言うのか
そんな短時間で書ける人間がいるか!
頑張ってみるけど期待しないでね
死んでも私は一向に構わん!!
というわけで早く書け
今世紀中に頼む
俺は人類最強の男というコピーに引かれ
人類最強になるためにはどうすればよいのか考えた
人類最強なのだからどんなこともできる
手始めに全裸で晴川先輩の家にバンザイ、バンザイとつぶやきながら飛び込む
タンスをこじ開けブラジャーを腰に巻きパンティーを頭にかぶる
先輩が呆然としながら見てくるが人類最強なので気にしない
先輩のベッドに潜りこみ「し あ わ せ」と絶叫
先輩は無言で部屋から立ち去る
だがまだ最強には不十分
次はるりかの家にむーーーんむーーーんと叫びながら飛び込む
るりかは親と料理をしている最中だったが人類最強なので無視
半裸で逆立ちをしながら
「俺に充電しろ!!俺に充電しろ!!」と絶叫
るりかは大泣きで退散、その母は電話をいじっているが人類最強なので気にしない
確実に人類最強に近づく
開脚後転でトイレに飛び込み便座を外し首に掛ける
映画で見たハタ人間の真似をしながら水木の部屋に突撃
タンスを開けると一枚の写真発見
幼い俺が親父と一緒に無邪気に笑ってる
俺は泣いた
書いて見ますた真央です
長いんで後編は後ほど
「ヒーローのヒーロー」
まぁ、いろいろあったが世界に巣食う黒幕は全滅した。
これは他でもなくヒーロー集団「黒猫」のおかげである。
しかし、リーダーである芹沢真央は「黒猫」解散にも関わらず部下について行かされた。
理由が呆れた物である。一緒に居る部下の名は大江和那。
なんでも彼女には全てを終わらせた後に迎えにいくと心に決めた彼がいたらしいが、もう別れて何年も経って(とはいっても3年だが)いてどうにも一人で会いに行くのは心細いからとか。
全く、自分への嫌がらせかと真央は思う。最近組織に居た浜野も彼がいるとかで見せ付けられているような気がして非常に不満だ。
かく言う真央にも昔は大切な人がいたのだ。・・・もう自分の存在は知らないだろうが。
たどり着いたのは、某球団の寮だった。その球団名を見た真央は後ずさろうとする。
「リーダー、どうしたん?」部下和那は一応付いて来てくれた真央が急にバツが悪そうにしているのを見て声をかける。
「・・・・帰る」それだけを告げて真央はそそくさともと来た道を引き返す。
「そ、そんなん言わんといて!!一世一代の勝負なんや!!」和那は強引に真央を引きずっていく。逃げられない。
どうやら和那の彼は真央と関わりのある人と同じプロ野球球団の選手だったのだ。その人には真央はもう会わないと決めていた。
和那と違って全てを終わらせても。というより会う意味が無いのだ、ただ辛いだけで。
でも、その人が今寮にいるわけないから会うことは無いだろう、と真央は冷静になって考える。
だってもう彼は・・・。
「ここみたいや・・・」寮の部屋の前についた和那はつぶやく。
そこには「波野」と書いたラベルがある。恐らく彼の名字だろう。
インターホンを和那が押すと、部屋の扉が開く。
「はい?」出てきた男を見た途端真央はハッとする。
「搭哉!!」それもつかの間、顔全く見ずに和那は彼に抱きつく。
「うわぁ!!」彼はいきなり出来事に顔を白黒させる。
「会いたかった・・・。ホントはずっと会いたかったやで・・・」和那は抱きつきながら号泣。
「あ、あの・・・あなたは」男は未だに意味が分からず和那に問いかけるが、和那は全く聞いていない。
そんな和那は真央は思い切り叩く。
「い、いったー!!何するんや!!」痛みに顔を歪めた和那は真央を睨む。
「・・・・彼は違う」
「何で搭哉と一回も会った事ないリーダーがそんなこと分かるんや、・・・・・あれ、搭哉やない、ってゆうかあなたは小波選手??」
彼をよく見なかった和那はよく見ると彼で無いことに気づく。と言うより彼は球界のスター選手の小波七栄(しちえい)だった。
真央を彼を見るなりそうだと分かった。よく知っていた。だから和那を叩いたのだ。
間違えを咎めるためでなく、なけなしの嫉妬心から。
318 :
317:2009/01/20(火) 19:40:52 ID:RJmL4iJ4
「ご、ごめんなさい!!いきなりこんなこと」和那は驚いて謝る。球界のスターと眼前で恐縮している。
「いや、俺こそここに住んでないのにかって出ちゃったからさ・・・」
小波は彼女を責めることなく寛大に対応した。
変わってないな、あの時と・・・。真央はそう思って彼を見る。少し昔より逞しいが、ここまでの選手になれば当然かと思う。
「じゃあ、どうして・・・」和那は彼がここにいる理由を問う。
「いやぁ、シーズン終了祝いに後輩と酒でも飲もうとして家から来てたんだ。アイツちょっと部屋整理して・・・もしかして君って大江和那さん?」
小波は彼女を勘繰って問う。
「え??なんでうちのこと?」
和那は心当たりの無い問いに驚く。
「やっぱりね、君が搭哉が言ってたずっと会いたいだったんだ。背が高いとは聞いてたけど凄い迫力だ。
搭哉、じゃなくて波野は俺がよく入団してから技術指導とかしてて仲がいいんだよ。で、アイツから高校時代付き合ってたずっと会いたい彼女って感じで君の事聞いてたんだ」
まだ自分のことを想ってくれたんだと和那が感動している傍ら、真央は、和那の彼を小波の関係を呪った。
そのせいで有名選手になって既に寮に住んでいるはずのない小波と会ってしまった。
大切な人の彼に。
小波七栄の説明をしよう。
高卒でこの球団に入団したからは2年目から完全にレギュラーに定着。そして入団8年目にして数々のタイトルを獲得したチームの3番打者で近くメジャー移籍すら噂されている。
高校は・・・花丸高校。
ここで彼はヒーロー集団と葛藤しながら彼らを打ち破り甲子園で優勝した。
真央そんな彼と敵対したヒーローの一人である。否、彼と最も深く関わった人である。
真央はヒーロー集団のブラックとして暗躍し、当時からヒーローで唯一人間の姿を持っていた。
真央としての彼女に小波は偶然出会い、お互い惹かれあった。
そして真央はヒーローを倒そうとする小波のためにヒーロー集団を裏切ってまで彼の手助けをし、瀕死の重傷を負った。
しかし、彼女は殆どが消えたヒーローと違い、生き残り本当の正義として「黒猫」を結成した。
・・・小波の自分への記憶を消して。だから会っても意味が無い。切ないだけだったのだ。
でも結局会ってしまった。真央は胸の苦しさを感じる。
「七栄先輩、誰ですか??どうせ湯田先輩でしょ?早くしないとつまみ全部食べますよ」
ふと部屋の奥から声が聞こえる。
「搭哉、お前にお客さんだ」
小波は悟ったように奥の人間を呼びつける。すると、奥の男がのろのろと出てくる。
「全く、酒も全部飲んじゃいますよ・・・え」
男は面倒そうに出てきたが、眼前の光景に目を見開きもっていた酒瓶を落として割ってしまう。
「・・・・カズ。どうして・・・?」
彼、波野搭哉は和那を見て驚きの声を上げる
「搭哉!!」
こんどこそ和那は彼の元へ抱きつく。
それを見た小波は少し微笑み、真央の元に向き直るが、彼もまた驚きの声をあげる。
319 :
317:2009/01/20(火) 19:41:32 ID:RJmL4iJ4
「君は・・・あの時の・・・」小波は黒髪の女の子を知っていた。
忘れもしないドラフト指名されて入団会見のため高校に行った日に自分を見つめていた子がここにいたのだ。
あの時の彼女の涙を小波は忘れられなかった。そして、その日よりもっと前に彼女に会って話した気がする。
確かに自分には不可解なヒーローとの戦いがあったりした。だが、少なくともヒーロー忘れたのは野球部以外の人だけ。
つまり、自分は何も記憶は失っていないはずだ。
なのに、なにか引っかかるように抜けたものがあって、もしかしたら彼女がその鍵かもしれないとずっと考えていた。
「ねぇ」小波は彼女に声をかける。
「・・・・・」あの時彼女が去ったように彼女は何も答えず、その場を去ろうとする。
「待って!!!」しかし、小波は今回は逃がさなかった。
「話がしたいんだ」そして、小波は部屋に彼女を招きいれた。
不覚だ、真央は彼と話さず去ろうとしたが、結局寮の部屋にいる。
力ずくなら抜け出せたし、そもそも優しい小波はそんなことしない。
だが真央は部屋に入った。本能の彼といたいが勝ったからだ。
部屋では和那は彼である波野とずっと話している。つまり、真央は小波と話すしかないのだ。
「そっか、ブラックさんはヒーローの一人なんだね」真央は自分がヒーローであることとブラックの名だけを話した。
もう彼にヒーローへの敵対心は無く、あっさりと受け入れた。
「でも、ヒーローは消えたはずなのに・・・」
「・・・・消えてないのも他にいる」
「じ、じゃあレッドもか??」レッドとはヒーロー集団のリーダーである。
浮いていた真央の理解者であったが、彼の消息は不明だ。
「・・・消えたかも・・・でもいるかも」
真央がそう言うと
「そっか、いるといいな」
と小波は答える。
「どうして?敵なのに」
「もう、関係ないさ、またあいつと勝負したいしね」
そう笑う小波に真央を今までの思い出を振り返る。優しい彼としたデートとかの。
「でも、もしアイツが生きてたら今頃、どうしようもない奴になってるかもな
ヒモとか」
「・・・・ヒモ?」
「いや、なんでもない・・・」
その頃、某テント
「ヘキシッ!!」
「大丈夫、風来坊さん」
「あぁ、誰かが俺のことをヒモだなんて噂したな!」
「アハハ、でも実際風来坊さんは私のヒモだよね!!」
「う・・・・・・」
320 :
317:2009/01/20(火) 19:42:10 ID:RJmL4iJ4
「そういや、七栄先輩ってずっと彼女作りませんよね、もてるのに」
気がつけば二人のカップルも話に合流していた。
「え??」虚を突かれた小波は押し黙る。
真央は意外と思うと同時に安堵した。馬鹿げてる、どうせいなくたって彼は自分意振り向かないし、自業自得だ。
真央は自制した。
「あんま言いにくいんだけどさ・・」
小波はそう前置きして話を進める。
「高校のときな、変な奴らがいてソイツらと戦ってたんだ。
そんで、強かったソイツらと野球部の退部を賭けてな」
「それって湯田先輩も言ってたヒーローっての?」
「なんかリーダーみたいな奴らやな」
和那、正解である。
「強くてピンチだったけど、これまた変な博士にもらった装置でそいつらの力を弱めて勝ったんだけどさ
でも、引っかかることがあるんだ?」
「(・・・・なんだろ?)」真央もそれが分からない。
「俺レギュラーだったのに、何故かその試合俺9回から代打出てたんだよ。
しかもそれまで別のとこにいたんだ」
「・・・・!!」
しまったと真央は思う。あの日ヒーローの力を弱める黒野博士専用の装置を貰った真央は小波にそれを渡そうとしたが途中で監視されていたヒーローのピンクに襲撃されたのだ。
それを小波は試合そっちのけで真央を助け、その際真央はその装置を渡したのだ。
真央は装置を渡したのは黒野博士ということに彼の記憶操作したが、細かい所を操作しけれず、結果曖昧なものとなってしまったのだ。
「なんか、その時会った人が思い出せないけどすごく大切な人なきがするんだ、って俺って変人みたいだな」
苦笑する小波。
「そんなことないです!!なんかウチと搭哉みたいにずっと帰りを待ってる関係ですごくええです」
「多分その人どっかにいますよ、メジャー行く前に捜さないとね」
二人には好評のようだ。一方の真央は・・・・
「あれ、ブラックさん??」
嬉しかった、彼がまだ自分を想ってくれる事に。それは涙として表れた。
嬉し涙で。
「大丈夫?」
そんな彼女の頬を小波は優しく拭う。
やめて欲しい。そんなことしたら今にも抱きつきそうで・・・・
真央は小波の手を振り払い部屋を出て行った。
「ちょっと待って!!」
小波の声にも振り返ることはなかった。
321 :
317:2009/01/20(火) 19:42:37 ID:RJmL4iJ4
「あーえっと、あー見えてリーダーはうちより強いから大丈夫やと思います・・・」
事態の収拾のために和那はそう言う。しかし、そういう問題じゃない。
何故彼女が涙を流したのか分からない。しかし、何も分からない、小波の頭はグルグル回るばかりだ。
「ニャオン」ふと近くにネコの声を聞く。
「あ!?スキヤキ忘れとる!!」和那はネコを見るなり言う。
待て、スキヤキって・・・・。
「ネコの名前か??」波野は彼女に聞く。
「そや、ネコ大好きでリーダーいっつも大切にしてるんやけど・・・・
よく、自分の人間のときの名前は中国のネコの名前から取るって、訳の分からん言うてたから」
「ネコの中国語ってなんだ!!教えてくれ!!」小波が凄い剣幕で和那に問う。
「た、確か・・・・まおやったっけ・・・・」
「ま・・・・・お・・・・」
その時彼の脳裏にいままで空だった記憶が声と共に蘇る。
・・・・スキヤキにした
魔法がとけるから
・・・・助けて
きっと・・・・勝てる・・・
「ま・・お・・ちゃ・・・真央ちゃん!!!」
どうして今まで思い出せなかったんだ。高校時代ずっと一緒に過ごした
ちょっと変で、不思議で、そして大好きな彼女のことを・・・・。
「俺はなんて馬鹿野郎なんだ!!」
小波はそういって部屋を飛び出した。
「な、なんやいきなり小波さん??」
「知らん、俺もあんな先輩初めてだ・・・」
「ニャオン」
322 :
317:2009/01/20(火) 19:43:21 ID:RJmL4iJ4
「ハァ・・・・ハァ・・・・」
真央は息を切らして立ち止まる。
自分で巻いた種なのになんでこんなに悲しいのだろう。
やっぱり自分に嘘がつけない。
小波が好きだ。ずっと触れていたい。話したい。傍にいたい。
でも、もうそれは叶わない。
「う・・・・・」
涙が流れる。どんどん。でも、自分は前を向かなくては
「ヒーローは泣かない・・・か・・・ら」
「泣いてもいいんじゃないか」
不意に真央は後ろから抱きしめられた。
「・・・・・え」
小波だった。彼はより一層力を強める。
「思い出したよ。君は真央ちゃんだね」
どうして・・・真央はそればっかりを考えていた。
「記憶には無くてもずっと君のことが片隅にあったんだ。もう二度とこんな辛い思いはしたくないよ。
好きな人と別れるなんてさ」
嬉しかった。彼は自分をまた求めてくれる。でも、真央は抵抗した。
「・・・・ヒーローとして戦うから、できない」
「なんで、悪はもう倒したんだろ」
「でも、次の悪が出てきたら、また戦うから」
「それなら、それでいい!!俺もヒーローになるから」
「ダメ、そんなこと」
「真央ちゃんは皆を守るヒーローだ。でも、それじゃあ真央ちゃんは誰にも守られない。
だから俺がなるよ!!真央ちゃん、いや真央を守るヒーローに!!」
小波は力強く叫んだ。真央は涙を流し続けた。そして彼の正面に向き直り抱きしめ返す。
「・・・・小波」
「ずっと思い出せなくて、ごめんね」
「ううん。・・・・ありがとう」
笑みを浮かべる真央。その表情は何よりも綺麗だった。
二人は引き寄せあうように唇を重ねた。
----二人の重いが通じ合った瞬間だった。
<後編へ>
>>322 割込むかたちになるかもしれないが、GJ。
ポケ7&10の表はとりあえず完全コンプした俺にはいい話だ。
>>317 GJ
マオにも幸せになって欲しい
ところで
>>175や
>>308のように
ハタ人間編のIF設定で
ゆかり+茜×真薄っていうのを書いてみようと思うんだけどあり?
さらに准×主人公というわけが分からん物もついでに
嫌がる人間などおらぬわー
>>322 GJだが多少行をあけて書き込むと見やすくなってさらにグッド
小野さんとかハタ人間編で唯一の大人の女性なのになんで誰も飛びつかないのか不思議でならぬ
あ、みゆき先生もいたか…
329 :
317:2009/01/20(火) 23:06:15 ID:RJmL4iJ4
皆さんご指摘ありがとう
読み返すと誤字が多いですね
とりあえず後編できましたが
駄文は仕様なのであしからず
気が向いたら今後は「旅ガラス」の名でなんか書きます
「ん・・・・ぁ」
二人がたどり着いたのは小波の家。
既に年俸3億に近づこうかという小波は高級マンションの一室に居を構えていた。
すごく、おしゃれで一人暮らしには広すぎる空間。
部屋のベッドで真央と小波は無心で唇を重ねあった。
「真央・・・・・俺は絶対にお前を放さない。
お前が戦っても、俺はお前を近くで支えたい」
「・・・・小波・・・・ん」
真央は口をきけなかった。
高校時代の彼とは一応交際をしていたが抱きしめる程度のものでしかなかった。
既にキス、いやそれ以上まで踏み込んだ和那のノロケ話に憤慨して鉄拳をくらわせたこともある。
そんなことももうない。
真央は彼と一つになるときが来たのだと感じていた。
「ひゃぅ・・・・」
小波の手が真央の胸を掴む。
初めての感覚に真央は頭を酔わせていく。
気がつけば、上のほうは全て脱がされてしまった。
「真央の体、やっぱり綺麗だ」
「・・・・・・」
小波の言葉に真央は顔を赤らめて俯くことしかできない。
「真央・・・・・」
「ぃ・・・・・ぁ」
小波は胸を舐めたりとか、下の方を指で触ったりとかいろいろと彼女をせめる。
我慢しようにも、心地よい感覚に真央は声を抑えられなかった。
「下、脱がすよ」
小波は彼女の履いていたショーツを大事に脱がしていく。
彼との先ほどまでの行為で下は洪水状態になっていた。
「・・・・・恥ずかしい」
真央は彼の顔を見ることが出来ない。
「でも、嬉しい。俺は真央の全てを見ることが出来たんだって思うとさ」
小波はストレートに今の心境を述べた。
言葉だけでも随分混乱しそうだ。
彼の指が未知の領域に踏み入れていく。
「ひゃぅ!!」
今までに無い感触に真央は悲鳴のような声を上げる。
330 :
317:2009/01/20(火) 23:06:52 ID:RJmL4iJ4
「気持ちいい??」
小波が聞いて見る。
「・・・・・・分からない」
実際、何もかもが真央には分からない。
気持ちいいのかとか、
分かるのは未だかつて他人が触れなかった場所への刺激。
「ぁ、、ふ・・・ぁん」
だんだんと真央の声が快楽のものに変わっていった。
「小波・・・・気持ちいい・・・・」
素直に気持ちを述べた。
一方で小波は少し苦しそうだ。
「真央、俺もう我慢できない。このまま入れていいか?」
小波のその答えに真央は首を縦に振る。
小波は自分のモノをだし、さっきまで指で責めてた真央の場所にあてがう。
「優しくするから」
そう言って小波は中に突き入れた。
「ひぎっっ!!」
その痛みは想像を絶するものだった。
百戦錬磨のヒーローを痛みで何も考えられない。
「真央!?」小波は心配して動きを止める。
「つ・・・づけ・・・て」
「でも・・・」
「小波が・・・・喜ぶなら・・・・」
真央の決死の覚悟に小波は少しづつ動かしていく。
真央は相変わらず痛そうだが、小波は深い快感を永続的に感じていた。
「真央、すごく気持ちいい。お前と一つになれて嬉しい」
「わたし・・も・・・うれし・・・」
真央も徐々に痛みが快感に変わりつつあるようだ。
「そろそろ、限界だ」
「アッ、ァッ、アン、小波の・・・・・好きなように」
限界を示唆する小波に真央が言う。
「で、出るぞ」
「ッ、ああああああああああ」
小波は全てを真央に解き放った。
331 :
317:2009/01/20(火) 23:07:12 ID:RJmL4iJ4
翌日、二人は寄り添いながら目を覚ました。
「真央・・・ん」
起きるなり真央は小波にキスをする。
「なぁ、真央。俺来シーズンFA権を取ったらメジャーに行こうと思うんだ」
「・・・・・・」
「もしかしたら、子供が出来るかもしれない。
だから、俺は真央に一緒にアメリカに来て欲しい、結婚しよう」
「いいの・・・・?」
「お前じゃなきゃダメだよ」
小波の言葉に真央を強く抱きつく。
「・・・・今度は真のアメリカンヒーロー」
「・・・・はは」
こうして皆を助ける神様と、神様を唯一見ることが出来て神様に感謝し愛し続ける旅人の話はつづく。
一方某テント
「ねぇねぇ、風来坊さん、あの有名な小波選手メジャーに行くかな??」
「アイツなら、不可能ではないな。
アイツは低能力と思っていたがかなりの逸材だったようだ」
「彼と知り合いなの?」
「まぁライバルと言う奴だ」
「その割には年収が3億と0円って随分差があるけどね」
「う・・・・・・」
おわり
今、朱理がレイプされて男が嫌いになりかけたところに11主が来てカッコ良くレイプ犯を撃退。
だけど、11主が朱理に欲情して結局青姦しちゃうと言う電波を受信した。
誰か書いてくれ。俺にはムリだったorz
朱里はレイプされても全然こたえなさそうなイメージがある
むしろ何回もされてそうと言うか
レイプするくらいなら主人公をレイプしてやったほうが精神的に効く気がする
朱里の泣き顔は満場一致でエロいと思います
>
>>317氏拝見させていただきました!GJ!真央可愛いよ真央
GJです!
かわいいぞ真央!!!
9主哀れ
大変GJです!
なんか色々とニヤニヤが止まりませんでしたww
317氏!感動した!GJ!
カズも真央も幸せになってほしい俺にはストライクゾーンど真ん中だった!
紫杏が今後表では回想シーンしかでないってのは正史では死亡ルートor朱里グッド確定なのか?
死亡だと六人組の回想シーンがでないんだが。
真相イベントはユーザーに見せるためのもので正史の流れには関係ないだろ
とりあえず今回は不憫な人生だった3主が報われたようでよかったけどな
しかし、寺岡が…もう一度立ち上がってくれないだろうか3主
今ではただのおっさんだけど
11主、クリスマスに朱里に何かプレゼントしようと考え、
朱里と高校からの付き合いであった和那に相談
どちらも朱里の好みが分からないので、2人で街に繰り出して
いろんな店を見て回る
廃ビルにいる朱里、ブラックから「11主と和那がデートしてた」
という話を聞く。
有り得ないと思うも、一抹の不安に駆られ街へ向かう朱里
楽しそうに買い物をしている11主と和那を見つける
修羅場→誤解を解いて11主と朱里の仲が一層深まる
という話を思いついた。
とりあえず話の流れで紫杏がリキッド・オセロット化しなかっただけでもよかった。
このまま紫杏の外見で会長の人格とかはキツイ
今こそ10主人公再起せよ
カズって独り身なんだよな
いろいろ溜まってそうだよな
カズに『味見』される11主人公とかどうよ
>>343 洗脳とか憑依モノが好きな人にはそそるんですよ!!!
まあ乱暴カズなら主人公ぐらい押さえつけてアッーかも知れんが
カズによる11主逆レイプ…いいね
349 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 20:29:41 ID:ku7fz0cb
一応、紫杏ものです
駄文ですが、よろしくお願いします
親切高校が甲子園で優勝し小波がプロに入団してから数年たったある日の事、
この日、小波は高校時代からの恋人である紫杏と結婚式を挙げた。
今やプロ野球界のスターの一人の小波と紫杏の結婚式は周りから祝福されて行われた。ただ二人を除いて・・・
その日の夜・・・
「なあ、やめたほうがいいんちゃうか、朱里?」
「なに言ってるの、ここまできてやめるつもり?」
「そないなこと言うてもやなぁ、さすがに新婚初夜の夫婦の家に入るのは、気が引けるで」
「何言ってるの、たとえ世界が二人を認めても、私は認めないわよ」
そう、その二人とは紫杏の親友である浜野朱里と大江和那であった。
なぜこの二人かというと浜野は自身の野望のために和那は騙された為、新婚夫婦の家に侵入していた。
「しっかし、まさか朱里がレズだったとは、うち全然しらんかったわ」
「あら、私は高校時代から紫杏をねらっていたわよ、なのに、なのに紫杏はあんな男と・・・」
怒りに震える朱里、一方、和那は(ジャッジメントとオオガミの残党がいるからと聞いてきたんやけどな・・・)
だが、今の朱里には逆らえない(せめて真央がいてくれていたらよかったんやけど)と
高校のときの恋人と結婚し新婚旅行に行っている真央を恨むしかなかった。
そうこうしているうちに二人のいる部屋に辿りついた。
「ここね、わかっているわね、私は紫杏を物にするから、そっちは男のほうをお願い」
「わかったわ」(こうなったらヤケクソや二人には悪いけど犠牲になってもらうで)
「いくわよ、せーの」 ドン!!
「・・・・・・・・・・?!」
「ここは、どこなんや?寝室には見えへんけども」
そこは壁以外何も無い丸い部屋であった。そして、二人が入ると・・・
<ガチャッ>
「!!」
「鍵も閉められたようね・・・」
「ど、どうゆうことなん、うちにはさっぱり」
「どうやら、私たちの行動は読まれていたようね」
『その通りだ・・・』
「し、紫杏・・・」
『二人ともここまでの侵入ご苦労だったな、だが残念だったな私と小波の寝室は別のところにある』
「な、何ですって・・・じゃあ最初から・・・」
『そうだ、変だと思ったよ、普段、小波をいじる朱里が今日に限って何も言わなかった。
これは何かあると思って予定を変えたらこの様だ』
「ち、ちがうんや紫杏、これは朱里がうちを騙し・・・」
『問答無用、私と小波の仲を邪魔する者は皆敵だ。』
そう紫杏が言うと二人の部屋が揺れ始めた。
「な、何?」
『私の知り合いの科学者の作ったロケットだ、帰還時期はわからないが空の旅を楽しんでくれ。』
「ま、待って、話せばわ・・・」
朱里が言い終えないうちにロケットは発射された。そして二人は星となった。
「昔から言うだろ、人の恋路を邪魔すると何とやらと・・・」
そう紫杏が言い終えるとシャワーを浴びてきた小波が部屋に帰ってきた。
「あれ、どうしたんだ紫杏?」
「ううん、なんでもないの」自分の夫の前だと途端に笑顔になる紫杏だった。
「それならいいんだけど・・・」
「それよりも・・・ねえ、私、子供がほしい」上目遣いで紫杏にお願いされた小波は・・・
「よ、よーし、がんばるぞ」
半年後、どうにか宇宙から帰還した二人は小波と紫杏の夫婦に謝罪しもう二度と邪魔しないことを誓った。
その時、紫杏のお腹は大きくなっていたという・・・完
質問コーナー更新きたな
いつき再登場フラグきた!
ガチレズ娘攻略きた!
これで勝つる!
>>344 ヒロイン総ビッチ化したパワポケ10−2とな
質問コーナー見たのだが真央グッドで7の正史確定?
>>352 まああのスタッフだから何とも言えないけれどグッドという解釈で良いんじゃない?
秘密ですとかご想像におまかせしますとかのはぐらかす答えは肯定みたいなもんだろ
北海道 の 「」さん 19〜21歳 の質問
Q真央は誰のお嫁さんですかって
Aそりゃあ、あの人しかいないでしょう。
これか
レッドだったらワロス
汚い流石ヒモ汚い
真央を寝取るレッドとかエロいシチュだな
11大人気の流れだけど過去作の書いて投下してもいいかな?
何を遠慮することがあるっ
望むところよ
362 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 13:38:00 ID:EdHvFPp2
さら←いつき
いつきが策士です
親切高校卒業から数年した頃、小波と奈桜は周りから祝福され結婚式を挙げた
だが、その二次会で、奈桜の妹、さらは一人沈んでいる様子だった
「なーに、落ち込んでいるのよ、さらちゃん、今日は姉御が結婚したって言うのに」
姉の子分であるいつきが陽気に声をかける
「いつき・・・そんなことありませんよ」
「顔に出ているよ、何?大好きな姉御を奪われるのが不満?」
「そうではありません、小波君に不満なんてありませんから」
「じゃ、何で?」
「だって・・・二人が結婚するまで私たち三人で一緒に住んでいたけど
たぶん、これから私、一人で暮らさないといけませんから」
「別に姉御ならさらちゃんと一緒に住んでくれると思うけど・・・」
「私が耐え切れません・・・」
「どういうこと?」
いつきの問いにさらは少し言うのをためらったが
「お姉ちゃんと小波君、一見、清純そうなカップルに見えますが、実は毎夜していて、
しかも、その声が大きくて私、いつも寝不足気味だったんです」
「そ、そうなんだ」
さらの暴露に少し戸惑ういつき
「そして、これからは新婚、今以上でしょう・・・とても耐え切れません」
そう言うとさらに落ち込むさら、しかしいつきは・・・・
「じ、じゃあ、私と住まない?」
「え・・・」
「私も一人暮らしだし、どうかな?」
さらにとってこれはうれしい提案だった、すぐにその話に乗った。
だが、さらは知らなかったいつきは実は特殊な趣味の人で本当は奈桜が
目的だったが断念し、その妹のさらを狙っている事を・・・・
「ふふふ・・・」
いつきの目が妖しく光っていた・・・・・
完
363 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 15:34:36 ID:EdHvFPp2
ギャグあるいはホラー作品です
危険です
「平山酒店店主」平山紀之は落ち込んでいた、何のことは無い一枚の紙のせいである。
そこには、「結婚しました。小波・由紀」
二人が結婚したことに落ち込んだのではない、もう彼女の事はすっぱり諦めた。
だが・・・・
「なんで・・なんで式に招待してくれなかったんだー!!!」
そう、彼は自分が二人の結婚式に自分が招待されなかった事を気にしていた。
思えば、高校の時からそうだ、ある日、練習の後、皆で食事に行く事になった時、
たまたまトイレに行っていた平山はそのまま置いていかれてしまった。
後で小波と亀田に問い詰めると「忘れていた」「忘れていたでやんす」とまで言われてしまった。
その後も、そういうことがおき続け平山はひたすら忘れ続けられた。
「ちくしょー、何でいつも俺だけ・・・」そう言って平山はヤケ酒を飲み始めた
どれくらい飲んだだろうか・・・店のドアを叩く音がする、平山はふらつきながらドアを開けた
そこには、荒井紀香がいた「ふふーん、あなたを私の夫にするです」
そう言って平山に襲い掛かる紀香・・・・・
(ここからは恐ろしくてかけません・・・・・)
「はっ・・・!!ゆ、夢か・・・」
夢で安心する平山、だが・・・
「ふふーん、夢ではないですー」
平山紀之・・・彼の転落人生は始まったばかりだった。
おわり
364 :
旅ガラス:2009/01/22(木) 15:46:50 ID:AWw2g6A6
どーもこの前
>>317で書いたものです
またできたので投下します
今回カズです
今回も前・後分けます
「新たな日々」
「う・・・・・・」
呻きをあげて波野搭哉は起きた。
親切高校出身の彼はその高い実力を引っさげプロへ入団し3年でチームのクリーンナップを担っている。
しかも近いうちに慕っている先輩の小波七栄がメジャー移籍が取りざさされ、彼も認めている。
つまり、来年は自分をチームの中心選手として認めてもらうための大事なシーズンだ。
当然自主トレにも身が入るはずなのだが・・・・
「う、動けない」
波野は自分をベッドに固定され全く動けない。
ちなみに彼は拘束されているわけでは断じてない。
「ふぁぁぁ」
彼の隣から欠伸が聞こえる。
「カ、カズくるし・・・・」
「ご、ごめん!!」
カズと呼ばれた隣で寄り添っていた背の高い女性は慌てて手を離す。
彼には高校時代付き合っていた恋人がいた。名は大江和那。
しかし、彼女とはずっと別れていた。
理由は複雑だ。
ジャッジメント・グループ系の親切高校に波野と共にいた和那は戦闘能力に目をつけられグループに入れられた。
後に仲間の浜野と共にグループを離反するが、組織から逃れるために彼と別れざるを得なかった。
彼女は上司であった先輩小波の現恋人で恐らくもうすぐ妻になるブラック(しか名前を聞かされなかった)の部下として抵抗を続けた。
そして、グループ含め黒幕は壊滅。彼女は戻ってきたのだ。
今年から波野は退寮しアパート暮らしだ。
しかし、自覚が出たと言うご立派な理由ではなく、和那がいるからだ。
365 :
旅ガラス:2009/01/22(木) 15:47:26 ID:AWw2g6A6
恋人として和那を救えずに自己嫌悪に陥っていた波野だったが、彼女にみてもらおうと必死に野球を頑張った。
そして、彼女も過酷な運命を乗り越え戻ってきた。
こんな幸せはあるのだろうか??
二人は空白の3年間を埋めるように愛を分かち合った。
だが、
「なぁ、カズ。今日は自主トレでグランドに行かせてくれ」
「なんで??せっかくのオフにいなくなるって・・・・。ただでさえシーズンでは会えへんのに」
和那は自分が離れるのを片時すら許そうとしない。
まぁ、波野も彼女を全力で愛してはいるが、だからこそ野球で結果を残していつまでも和那を支えたいと思うわけでちょっと悩ましい。
「はぁ、前のほうが野球に集中できたよ」
波野がため息をつく。すると、
「な、なんやて!?」
和那の声色が変わる。
ま、まずい・・・
数日前
「え?性格に??」
「・・・・・彼女本来のガサツさが変な超能力の薬で目覚めてきてる」
「高校の時に飲んだっていう・・・・あれか」
「・・・・・体も禁断症状でどんどん蝕まれて大変だった」
「そんな・・・・」
「大丈夫、黒幕を倒したとき、禁断症状とかを完全に遮断するワクチンを奪取した。
未来から来てたから、技術は豊富。」
「あの、意味がちょっとよく分からないけど、カズはもう大丈夫なんですね??」
「・・・・超能力はもう使えないけど、体の症状とかはもう大丈夫。
だけど、いままでの情緒に戻るまでは少し時間がかかるかも。
だから何か言って暴れさせないで」
とまぁこんな話を上司のブラックもとい真央から波野は受けていた。
つまり、ここで怒らせたらただで済まない。
「い、いや冗談だよ。俺がお前のこと本気で・・・・・」
慌てて波野はフォローする。
しかし、和那が取った行動は意外極まりないものだった。
「ウエーン!!!!」
和那は大声を上げて泣き出した。
「か、カズ!?」
あまりにも意外な展開に波野は動揺する。
「う、ウチに嫌なとこあったら直すからそないなこと言わんといて!!」
ずっと和那は泣き続ける。
和那は男性は苦手だが高校時代から自分には普通に接していた。
だから、これも自分に見せてくれる反応なのだろうか?
そう思うと少しだけ嬉しくなった。
「カズ」
波野はゆっくりと和那を抱きしめる。
「俺にとって野球が大事なのは知ってるだろ??今はお前と一緒に生きるために尚更大事だ
だから、自主トレはしっかりやらせてくれ。シーズン中だって遠征以外はここにいるんだしな」
優しく和那に告げる。
「そ、そやな。今までずっと会えんかったからなんか舞い上がって。
搭哉は会えない間もウチのこと考えてくれたし、もう離れないはずなのに。
自主トレ頑張ってな。」
和那は涙をぬぐい笑顔で言った。
「いや、午後からの予定だから今はずっとお前と離れないよ。」
和那は予想外の言葉にハッとする。
しかし次の瞬間
「搭哉!!!」
と勢いよく彼に抱きつく。
衝撃の強さに波野は、相変わらず力つよいなぁと思いながらも彼女の愛しさを全身に感じ取った。
<後編へ>
真央を縛ってレイプというロクでもない妄想が出た
終始無言ながらも涙目で耐える真央を想像したら興奮してきた
…でもかわいそうだからやっぱり和姦がいいよね
主人公以外だと真央はマグ(ry
白瀬がサイボーグとは地味にショックだ。
ただ9裏で人間じゃなかったことで示されてたんだな。
9裏ブラックのまおも、10裏タケミも11裏の小野さんも表じゃ人間じゃないからな。
10裏のタケミは溶解液を吐くからな…
1裏サクごとにきっちり1人外ですね
次はトモコかアカリかシズヤだな
372 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 16:19:49 ID:M4DpJ0dq
さらエンド後の話です
続きます 「架け橋」
小波と桜空が親切高校を卒業後に結婚して3年経った。
もう桜空のお腹はもうだいぶ大きくなっていた出産予定日も、もうすぐで小波は楽しみにしていた。
ただ、小波には結婚した時から気がかりなことがあった。
それは・・・
「なあ、もうそろそろ許してあげてもいいんじゃないかな」
「いやです、いくら小波君の頼みでもそれだけは聞けません」
「だけど・・・」
「いくら私の為と言っても許せないものは許せないです」
「あの時、桜空を助けれたのは奈桜のおかげだよ」
「でも、結局、助けてくれたのは小波君です、あの人は来てくれませんでした
きっと、あの人にとっては私はそれぐらいの存在なんです」
そう、それは桜空と姉の奈桜の関係だった。
小波のおかげで人との交流をするようになり明るくなった桜空だったが
かたくなに奈桜との和解を拒んでいた。以前に小波は桜空の父から聞いた奈桜が家族を捨てた理由を
桜空に教え和解を勧めたが桜空の心はかたくなだった。
それ以降、小波は何も言わなくなった。ただ、たまにほのめかすことはするが。
今日もそうしたが結局、無駄だった。小波は溜息をついて病室から出て行った。
実際、桜空の本心を言うと奈桜と昔みたいに仲の良い姉妹に戻りたかった。
家族を捨てたというのも誤解だったみたいだった。
でも、どうしてもあのときの事が思い出され意固地になってしまっていた。
小波が出て行くと桜空は引き出しから写真を取り出した。
それは、まだ姉妹が幸せに暮らせていたときの物だった。
「お姉ちゃん・・・」
桜空は悲しい顔をしてその写真を見つめていた。
『コンコン』
ドアを叩く音が聞こえた。多分、看護師さんだろうと思い桜空は写真をまた引き出しにしまった。
どうぞと、桜空が言って入ってきたのは看護師ではなかった。
入ってきたのは彼女が最も憎む人物だった。 続く
とりあえず書き溜めろ
そしてsageろ
親の工場の借金を返済出来ないために、
泣く泣く体を売る羽目になる彩
という夢を見た
彩の借金を返済するために、
泣く泣く体を売るほるひす
なんというエロさ
ひっともうつけどほーむらんもうつよ///
不覚にも萌えた
山口県 の スペードさん 16〜18歳 の質問
武美の人格形成に用いられた3人って白瀬、智美ともう一人は誰なんですか?
勘違いしているようですが、武美に白瀬の人格は使用されていません。白瀬は武美より年下です。
>>白瀬は武美より年下です。
>>白瀬は武美より年下です。
>>白瀬は武美より年下です。
武美が9開始時点、つまり8の3年目で9歳
白瀬はこの時点で2,3歳〜8歳以下って事なのかな
確か浜野は6歳だっけ?
と言うことは白瀬の年齢は大体そのあたりか・・・・・・
ゴクリ
ハタリコに犯される主人公が思い付いてるんだが、書く気力があまり出てこない…
あー、朱里って一番年齢の低い彼女なのか……いや、真央は0〜2歳か
真央って妊娠するんだろうか
ガイノイド少女達はいろいろ改造すればできなくはなさそうだけど
シズヤがダメなんだし同じような存在だからだめなんじゃない?
合法ロリとはまた違った感じで素晴らしい
見た目はロリじゃないけど良いのか
ばっか見た目は大人でも初めての行為に戸惑う幼い精神がいいんじゃあないか
>>387 実によくわかってるな
今度飲みにいかないかい
389 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 12:07:07 ID:GaQD0WAR
sage忘れた…
いいや独りでいいや
>>390 そんなこというなよ。
次気をつければいいじゃないか。
そして、俺も混ぜてくれ。
>>387-
>>391 よう俺たち。俺も混ぜてくれよ。
394 :
391:2009/01/24(土) 18:31:12 ID:n8r6GlNC
>>393 お前みたいのがほかの奴迷惑をかけたら困る。
だから...おごってやるっ
元ネタは言わずとも解るだろ
>>394 リョクチャーなあの娘ですね。
正解な俺も混ざる権利はある筈だ。
396 :
旅ガラス:2009/01/24(土) 23:02:50 ID:Geq8w6cW
おそばせながら後半できました
あと質問なんですが、11今持ってないんですけど
浜野って11主とどんな感じの恋愛になるんですか??
「ウチ、搭哉にしてあげるね」
あろうことか、和那は波野のモノをズボンを脱がし取り出した。
「カズ、いいから・・・・」
と、口では拒否をした波野だが、そのモノが興奮で反応しているので無駄だった。
「遠慮しないでええよ??っん」
そう言って和那は波野のモノをくわえた。
「んぐっ・・・・」
強い快感に波野ははちきれそうになる。
「ん、ん、ん・・・・どう気持ちええ??」
和那は波野に尋ねる。
「うん、そうだからもういい・・・・」
「じゃあ、もっとつよくしたるね」
これ以上は我慢できないと思った波野は和那を諭そうとするが、和那は逆に勢いを加速させていった。
「お、おい。こ・・・・・これじゃ」
波野はさらなる快感に身を震わせる。そして・・・・・・
「カズ・・・・出る」
「ん?んんんんんんんんんんんんん〜」
口内で放出してしまった。
和那は顔を歪めながら、全てを飲み込んだ。
「ハァハァ、出しすぎや。全部飲むのホント大変やった・・・・」
「ゴ、ゴメン。・・・・じゃなくて!!
もういいって言ってるのにやりつづけるから我慢できないんだよ」
波野は脱力感と同時に答える。
「それより、ウチもう・・・・」
和那は恥ずかしそうに波野の手を引いてきた。
「分かったよ。俺はまだ大丈夫だから」
お互い既に服は脱いでいたため、波野は和那の上に被さると、力を取り戻したモノを和那の中に入れた。
「んんっ!!」
和那はその瞬間を声を上げた。
「久々で、なんか変な感じ・・・」
和那は少し何かに耽った声を出す。
「悪いけど、俺もう我慢できない、動くぞ」
「うん、ぁあ!!」
波野は勢いよく和那の中をかき回していく。
「あっ、うん・・ああ!!搭哉・・・とう・・・やっ」
和那は久方ぶりの快感によがり続ける。
「カズ、気持ちいいぞ」
「んぁっ!!ウチ・・・ウチも、気持ちええ!!」
お互いが動きながら限界に近づいていく。
「カズ・・・・俺もう・・・・」
「ウチ、子供欲しい・・・だから、なかに」
「分かった。」
和那の要求通り、波野は和那に全てを放出した。
「カズ・・・イク・・・」
「あああああああああああああ、搭哉のが・・・・全部」
二人は完全に果てつくした。
397 :
旅ガラス:2009/01/24(土) 23:03:41 ID:Geq8w6cW
「それじゃ、行ってくるな」
「頑張って」
行為の後、波野は予定通り自主トレに向かう。
「カズ・・・・・」
「どうしたん??」
波野はふと、振り返って和那を見る。
「ずっと、辛いことしてたのに何も助けてやれなくてゴメンな。
今度こそ俺がお前を守りたい。」
波野の言葉に和那は満面の笑みを浮かべる。
「えへへ、なんかラブラブのカップル気分やな」
「気分じゃなくてそうなんだよ」
今度こそ二人で幸せに生きていこう。
二人はそう願っていた。
おわり
おお、SSを書くほどの熱意があって何故11を買わない!
>>396 主人公も戦いに巻き込まれていくが割と奮闘してしっかり戦えてる、その内に心を許していくって感じ
まぁネタバレしたらつまらんだろうし自分でプレイしろ、その方が愛着も沸くだろ
400 :
旅ガラス:2009/01/24(土) 23:24:26 ID:Geq8w6cW
ありがと、
とりあえず、金ためて買いますね〜
401 :
391:2009/01/24(土) 23:25:42 ID:n8r6GlNC
GJ!
カズの子供、見てみたいものだ。
>>395 正解だ。カモーン
ここの住民は優しいなぁ…
スタッフ公式に主人公の強さランキングが公開されてたね
8>9>6>11>3>その他
だったかな。
個人的に9主が最強じゃなかったというのに驚いたのと
3主弱すぎ(他が強すぎなのかもしれんが)に吹いた
8主がやはり一番強いのか...
じゃあ、ほぼ同等の実力を持つ
白瀬は[サイボーグ]最強か。
俺の心中では芙喜子は人間だー
サイボーグ最強は3主じゃね?一時的だけど
性的な意味で最強は9主だよ
今日も股間のバットで女をたらしこんでベッドで寝させてもらってるよ
そんな9主嫌です!><
てか9主はちゃんとシャワー借りろよ!でないと変な病気を感染しかねない気がする。
ところで今後ロリカズクローンとかが出る可能性はないのか。全員強制成長なのか。
青赤炎に囲まれてしあわせな11主人公
種付け風来坊
種付けヒモ風来坊
11主って特殊なことに関わっただけの一般人だよな?
サイボーグより強いってすごすぎだろ……
似たような境遇なのに9主と倉刈仁志の差がすごい。
しあわせ島の倉刈〇はすごかったんだけどな。
ナイスガイが特別すぎた
11主強すぎワロタ
4主が強さには資質があると思うんだけどな。
パラレルに飛ばされたら幾度となく国の危機を救う勇者になってるんだし。
1,3 サイボーグ化
2 戦争へ
4 異世界勇者
5 俺があいつでry
6 タイムパト+幸せ草
7 ヒーローの素?
8 エージェント街を往く
9 風来坊のシレン
10 simple「THE一般人」
11 一般人(?)
主人公によって強さに差がありすぐる
11はラストでシズヤの強化のもと、魔人と対決して勝ててるからじゃね?
417 :
404:2009/01/25(日) 20:55:54 ID:Z+SKbg2l
というか芙喜子って武美達みたいにガイノイドなのか?
それとも、CCR解体が正史だから灰原を8主が殺して、
救急車で病院に搬送された先でサイボーグされたのか?
というか俺、芙喜子に執着しすぎだな。
10の主人公は捕らえられてサイボーグにされます
420 :
404:2009/01/25(日) 21:08:59 ID:Z+SKbg2l
そうか、
だがこれで8主との子供がデキちゃったネタが作れる!
>>420 がんばれ!
ところでだが11裏でフッキーにバカがついたww
小テストで越後と点数を張り合うフッキー・・・笑えるかもw
423 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 22:52:58 ID:MO/2+d0w
424 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 22:55:52 ID:MO/2+d0w
425 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 23:00:25 ID:MO/2+d0w
クレクレ厨はお帰りください
苦しみのた打ち回りながらさっさと死んでしまえ
昨日、最新作の007観て思ったんだが
あの荒野を2人で歩いてるポスターを、11主と朱里にやらせたら
すごくはまりそうな気がした。
赤炎&青炎戦の後、2人で帰るときとか。
フッキーと8主人公もはまりそうだよ
10主人公と似ているからってカズねーさんに逆レイプされる11主人公が見たい
独り身で溜まりに溜まった性欲をぶつけられる11主人公が見たい
それを朱里に目撃されて1ヶ月くらい目をあわせてもらえなくなる11主人公が見たい
8主と白瀬の同棲生活とかツボにくるわ
へへへっ
なんでもいいからさっさと試合は終わらせようぜ!
・・・読む前に暴発
433 :
420:2009/01/26(月) 01:49:20 ID:1/6uQ1f1
まだネタ探ししてる最中で保管庫の読み回してる。
なんでだってそれはデキちゃったネタの作品があまりなく尚かつ口調がね。
流れはたぶん、中出して危険日なんだけどで見事に出来ちゃったって言う展開になると思うが。
とりあえず、子供はどっち似が良い?
芙喜子の血の多い子(悲観的だか極度のロマンチスト)
8主の血の多い子(勘が鋭く、指示によく従う)
あと、あまり過度な期待はしないでくれ自分はまだ二作しか作ことがなく
作品ヘタレっぷりに落胆するかもしれんから。
434 :
420:2009/01/26(月) 01:52:55 ID:1/6uQ1f1
スマン。誤字った
×作した
○作った
こんな調子で大丈夫か?俺。
君の好きなように書けばいい。裸で待ってるぞ
>>434 では、8主似の子を希望する
・・・いや、偉そうな事言ってすまん
どちらでもOK
子供には真人間になって欲しいんで8主似の子で
勘が鋭いロマンチスト何かはどうよ
……想像できないが
4と天本さん
表裏あるが一本木
7と真央
無口な理想主義者
10とカズ
武道に優れる単細胞
みたいになるのだろうか・・・・?
冬なんだし季節を上手く利用した温い話が読みたいね
ちょっと考えてくる。
441 :
420:2009/01/26(月) 18:09:28 ID:1/6uQ1f1
「ねぇ、なんでいきなり投下するのよ」
「え?だって>>423-
>>425がうるさいからな」
「でも、残念ね。もう終わった所なのよね。私の中に何発出した?」
「5発だったか?」
「しかも、今日は危険日だし間違いなく授かるわね。責任取ってね」
「ああもちろん。うん?この銃は一体?」
「浮気したら撃ち殺すわよ」
「どうやら、一番怖い人が嫁いだようだ」
442 :
420:2009/01/26(月) 18:11:45 ID:1/6uQ1f1
本命作じゃないよ。
本命はまだ制作中だよ。
期待してます
444 :
324:2009/01/26(月) 21:33:10 ID:YhWhSmiY
真薄編より准編のほうが早く書きあがってしまった…
僕の名前は真薄牡丹、パライソ小学校5年生だ
今僕はロープによって手足を繋がれている
そして目の前には…あんまり言いたくないけれどハタを立てた人間が多数いる
これは冗談だろって思う人もいるだろうけど
目の前で実際に立っているんだからしょうがない
そしてそのハタを立てた人たちは狂ったようにその…
なんていうか…エッチをしている
僕はそういう知識に疎いし本当に何をやっているのか分からない
でも道端で拾ったエッチな本と同じことをしているんだ
じゃあ教えてあげるよ、僕が見た事された事…
事の発端は小学校の夏休みが始まって2日くらい経ったときの事だった
僕は少年野球の練習に行ったんだ
いつも通り練習を終えて帰ってくると…
お父さんとお母さんの頭にハタが生えていたんだ
そして僕にもハタを立てようと追いかけてきた
僕は逃げた、どの道をどういう風に走ったのか分からないけどとにかく逃げた
そして一週間くらい経ったとき僕はついに捕まり気を失った
そして僕が目を覚ますと小波さんたちがいた
小波さんは僕の先輩で僕を野球に誘ってくれた人なんだ
「小波さん!」
僕が小波さんに話しかけると小波さんは疲れた笑顔で僕に話しかけた
「真薄くん、無事だったのか?」
「はい、ところで一体何が…」
僕が状況の説明を求めると小波さんはこの町で起こっていることを説明してくれた
「宇宙人の侵略…ですか?」
「ああ、そうだ」
「まさか、そんなことが・・・」
僕が疑っている顔をすると小波さんは笑いながらいった
「そうだよな、信じないよな…でも」
小波さんは鉄格子の外を見て言った
「この状況を説明できる物もないんだよな…」
小波さんは黙ってしまった
今の事を考えると楽しい気分を出せっていう方が無理だと思う
僕もどうしたらいいか迷っていると扉が開く音が聞こえた
そして僕たちの目の前に現れたのは…
「う、宇宙人!?」
「フン、アタラシイオストナカヨクシテイルヨウダナ」
「ギャスビゴー星人!」
小波さんが宇宙人を憎しみの目で見る
こ、これが僕たちの街を襲った宇宙人!?
その宇宙人は黒い服を着ていて緑色した顔と黄色い目で僕たちをじろじろと見ていた
僕は怖くてつい小波さんの後ろに隠れてしまった
「オイ、573バン!タネツケノジカンダ」
宇宙人はそう言うと牢の鍵を開け小波先輩を連れ出した
「あっ、先輩!」
先輩は黙って宇宙人に付いて行った
「フフフ、セッカクダカラソコノヤツニモタネツケノヨウスヲミセテヤロウカ」
宇宙人がそういうと小波先輩はすごい勢いで宇宙人の胸倉をつかむ
「やめろ!こいつにはまだ早い!」
「ソウダナ、マダハヤカッタナ」
宇宙人は余裕の表情?で小波先輩の事をいなすと外へ連れて行った
一体何が起きているんだろうか?
そして、しばらくしてまた宇宙人がやってきた
「611バン、タネツケヲガクシュウセヨ」
宇宙人は僕の目の前までやってきて牢の鍵を開けた
小波先輩は無事だろうか?
僕がそんな事を考えながら連れてこられた場所、そこには…
「こ、小波先輩!?」
先輩が女性とエッチな事をしていた
※ここからは小波視点になります
○月×日、俺たちはギャスビゴー星人に敗れ捕らえられた
仲間だった奴らは俺とメガネ以外みんなハタを立てられてしまい
俺とメガネもハタを立てられそうになった
しかし司令官の気まぐれで俺たち二人だけはハタを立てられずに済んだ
だが代わりに司令官が俺たちにある事を要求してきた
それは種付け…もといセックスをしろと言ってきた
当然のように断る俺とめがね
しかしやらなければみんなの命は無いと司令官は言った
仕方なく俺たちは従うことにした
俺はズボンとパンツを脱がされ手足を台に固定された
一体誰が来るんだろう…出来ればのりかは勘弁して欲しいな
俺がそんな事を思っていると誰かがやってきた
「じゅ、准!?」
「あら、誰かと思ったら小波じゃない」
やってきた奴の正体は准だった
准は俺の幼なじみで2歳年上の女子高生だ
俺より二歳年上というだけで敬意を表せだのもう少し優しくしろだの
まあうるさい姉っていう所かな?
だが今の准は違う
ハタを立てている所ではなくその姿に俺は興奮をした
准の身体は綺麗で俺が知っている准とは全く違う姿を見せてくれた
大きくも無く小さくもない胸、細いが結構肉付きがいい腰、そして御餅みたいな柔らかいお尻
そしてじっくり見ていみると准はるりかやリコたちといったクラスの女子とは違う雰囲気を見せてくれた
お世辞や冗談を抜きで俺は本気で准が綺麗だと思った
「あら、どうしたの?ボーっとして?」
准は優しく俺に笑いかける
その笑顔もまた綺麗だと感じた
「じゃあ、初めましょうか」
最初は優しく擦るようにそして徐々に力を入れて俺の玉を揉んだ
准の手は俺の手と違い柔らかくそして綺麗だった
「くっ…」
俺は思わず声を出してしまった
その声を聞いた准はいつもの腹黒い笑みを浮かべ今度は俺の玉を舐め始めた
准の舌が俺の股間をねっとりと這う
「うああああ…」
気、気持ちいい…
俺は快楽の余り喘ぎ声を上げ身をよじった
准はそんな俺をみながら玉をずっと舐め続けている
皮を被った俺の竿はもう90度を超えてお腹にくっ付いた
「あはは、昔から見て来たけど小波も男になっていくんだね…」
准は感慨深い目で俺の竿を見つめ、あんまり生えていない股間の毛に触った
そして准は俺の竿を口の中に含んだ
最初は皮の周りを舌を動かし舐めていく
たっぷり唾液をつけた後、舌を皮と本体の間に入れた
「!?!?!?」
俺は痛みの余り声のならない叫びを上げた
これを気持ちいいとかいう奴がいたら出てきて欲しい
「ぎゃぁぁぁ!」
准の舌が動くたびに俺は叫び声をあげる
激しい痛みではないのだが独特の違和感がとても不気味に感じた
そして准は俺の皮を剥いて本体を出すとにこやかに言った
「さて、そろそろいいかな?」
准が俺の竿を自分の中に入れようとする
「ま、待て!」
俺はAVの知識を総動員する
「ぬ、濡らしてからにしてくれないか、そのほうがお前も気持ちいいだろうし…」
俺は情けない声でお願いをした
あの痛みがまた来ると思うと耐えられそうに無かった
「うーん…そうね、じゃあお願い」
准は股間を俺の顔に近づける
うっ…これは…
独特のにおいが俺の鼻につく
そして目の前にあるグロテスクな物
保健体育で登場したアレだろう
そう、女性器ことヴァギナだ
こ、これを舐めるのか…
正直これは勇気がかなりいるだろう
だがあの痛みに比べれば…
俺は覚悟を決めた
舌をゆっくりとヴァギナの入り口に持っていく
ちろっと舌が触れると准は少し戸惑った顔で
「あっ…」
と声を出した
そして俺はてきとうに舌を動かした
に、苦い…
だが舌を動かすたびに准は喘ぎ声を出した
「ひっ!あっ!ふっ!いっ!」
舐め続けると准から何かが垂れてきた
それは明らかにだ液とは違う粘液だった
もしかして…これが濡れるってことか!?
俺は始めてみる女のいやらしさに興奮してきた
そして今度は色んな所を調べるように舌を伸ばしていった
「ひぃ!ひゃぁ!んあ!はひぃ!」
准の声はどんどん獣のようになっていく
その様子が俺には楽しかった
「こ、これくらいで十分だからそろそろしましょうか?」
准はそういって俺の竿を自分のヴァギナの入り口へ持っていった
「あれ?なかなか入んないや」
准は俺の竿をグニグニと動かし自分の中に入れようとするがなかなか入らないようだ
「やだぁ、どうしよう…」
いつもの生意気な准とは違い初めての事に一生懸命になっている准がとても可愛く思えた
そして…
「うっ!」
「んん…は、入ったよ、小波」
俺の竿の先端がついに准の中へ入った
ズプズプと俺の竿が准の奥へと侵入していく
あれはあれで痛かったがこれはこれで痛かった
先っぽが柔らかい肉でギュウギュウと締め付けてくる
「じゅ、准…」
「それじゃあいくよ、小波」
准はそういうと腰を動かし始めた
刺激になれていない俺の竿はそのたび何かを削り取られる痛みを覚えた
「あっ、やぁ!あああ!」
「うぐ!ぐっ!ああ!」
方や甘い喘ぎ声方や苦しい苦悶の声
全く対照的な声が部屋の中に響く
そして准が声をあげるたびに中の肉壁がヒクヒクと動き俺に痛みを与えてくる
俺は正に早く終わる事を神に祈っていた
「こ、こなみぃ!すきぃ!だいすきぃ!と、年下のおチンポだいすきぃ!」
准はわけが分からない事を叫んでいる
俺のペニスはもう限界を迎えそうになっていた
「じゅ、准出る!精液出るぞ!」
俺は准にそういうと突然准は俺にキスをしてきた
明らかに俺の知っているキスではない
俺の口の中に舌を入れてジュルジュルと吸った
唾液を飲み干すかのようなキスは俺を興奮させた
そして俺も准の唾液を飲むように同じ事をした
「んむぅむんんむんん!」
舌でお互いの唾液を交換する
准は俺の身体を思いっきり抱きしめた
そして俺は准の身体を抱きしめながら中に思いっきり出した
俺の精液がドクンドクンと准の子宮を浸す
そして放出が終わると准はゆっくりと腰を上げた
その時ドロッと俺の精液が出てきた
宇宙人と戦っていたせいでオナニーなんて全くしていない
だから精液はとても濃くなかなか准の外へ出てこなかった
「…小波、大好きよ」
准はそういって俺にキスをした
そして倒れるように俺は眠ってしまった
続く
ここのSSってサブキャラが主役のやつ少ないよな。
>>444 GJ!
11裏はやっぱり夢が広がるね
>>449 あなたは眼鏡一族に彼女ができる光景を想像できますか?
>>450 無田「・・・」
サブキャラってのは主人公以外って意味で、例えば平山×夏菜とかの事だと思うぞ
ないね
青野×夏菜はなかなか良いかも
ナマピー×しのちゃん とか 佐藤×由紀ちゃん とかネタ自体はないわけじゃない
ただ需要と供給が全く無いだけであって
そりゃ主人公以外の男との絡みなんて早々見たいと思わんだろ
そうでもないよ!
愛38歳の魅力
太りました…
>>457 言っちゃダメだ。
俺の中の愛ちゃんはあのままなんだ
愛が愛を 「重過ぎる」って理解を拒み 憎しみに変わっていく前に
お前達には悪いけどなぜかムッチリと言う言葉が思い浮かんだ
肉同士が思い切りぶつかり汗と汁でどろどろ
垂れたおっぱいがブルンブルンと淫らに弾み
そして30代後半の貪欲な性欲が男に襲い掛かる
うん、ごめんね
ちょっと趣味に走りすぎたみたい
>>460 誰が上手いことを言えとry
しかし個人的にその曲はパワポケのイメージに合っていると思う。
俺は特に6主とヘルガ、10主・11主と紫杏を連想する。
10のカズはアンインストールが似合うね
あの時最低の彼女が向こうから会いに来たのは
ぼくらのナマーズはこんなにも金ヅルだと察して来たんだ
耳を塞いでも両手をすり抜ける愚痴でやる気減るよ
華奢な体のどこを力をこめて殴ればいい?
アンインストールアンインストール このアマの無数の所業は
リアルだと今の僕には理解出来ない
アンインストールアンインストール 恐れを知らないヒールのように振る舞うしかないアンインストール
サブキャラの話題でなぜデスマスさんが出ない
エロに使い放題じゃないか!
>>462 約束したはずの二人さえ気付かず通り過ぎてゆく
何度でも探し出すよ 君の目 その手の温もりを
愛はいつも「私を傷つけるだけ」って君は呟いて 信じることが怖くて泣いたんだろ
弱さを知って強くなれ 恐れず信じることで 憎しみに変わる前の本当の愛を知るのだろう
欲しがってたものは 心が無い創られたこんな世界じゃないんだよ
絶望くらって立っても あきれるほどの 思い出
儚い命 しがみ付いていたい
この街で失った愛 その意味探せば 少しマシになって 進めるだろう
この辺りの歌詞はそれっぽいな。
やっぱり皆ラブラブHが見たいんだよ
ま、熟女に翻弄される11主もいいさ
11主人公は合法ロリも三十路一歩手前熟女も食えるうらやましい存在
9主はそれに加えて幽霊やウェイトレス(?)まで食っちまうけどな
>>464 ちょっとワロタ
華音は調教しがいがありそうだなぁ
>>471 面白そうっていうかそれすげー興味あるわ
キレた主人公が逆襲ですね、わかります
11やってて思ったけど女キャラの内、涼子・華音・恵理は見て分かるほど乳出てんだな。
まぁ恵理は表でも水商売やってるぐらいだし体型には恵まれてんだろう
5の時はソムシーに比べたら貧乳に見えたんだがなあ…
まあ、あの頃のキャラはほとんど貧乳っぽく見えてたけど
>>471のおかげで今まであまり好きじゃなかった華音が
いっきに魅力的に見えてきた。ありがとう
479 :
175:2009/01/28(水) 23:17:41 ID:/FezK6zr
今書いてる最中だけどどっちがいいか選んでくれないか?
台詞の中身を呼んで決めてくれ
A
ルッカ「う、ううん…はっ、ここは?」
紫杏「気が付いたか、ルッカ」
ルッカ「ミス紫杏!これは一体どういうつもりなのですか?」
紫杏「どういうつもりも無いだろう?私に戦いを挑んできておいて返り討ちにあったのだろう?」
ルッカ「!?し、しかしこの事がゴルドマン会長に知れたら…」
紫杏「会長は死んだ、私の手によってな」
ルッカ「な!?」
紫杏「さて、他に質問はあるか?」
ルッカ「何故、私を生かした?」
紫杏「……」
部下『あの野球選手は関係なかったのでは?』
ルッカ『それならそれで良し、私の気も晴れましたし』
紫杏「こういうことだ、分かるか?ルッカ」
ルッカ「な、何故…まさか盗聴!?ミス紫杏、あなたは自分の妨害された事を根に…」
紫杏「私はそんな人間ではない」
ルッカ「では、何故…」
紫杏「分からないのか?では教えてやろう、お前が私の恋人を殺したからだ」
ルッカ「そ、そんな小さな理由で…」
紫杏「小さい…だと?彼の存在が小さいだと!!ふざけるな!!!」
ルッカ「うっ!」
紫杏「上守、この女を懲らしめてやれ。くれぐれも壊すんじゃないぞ」
上守「かしこまりました」
B
上守「社長、本日の予定はナマーズパークの内部調査です」
紫杏「ふむ、そうか・・・では早速行くとするか」
上守「お待ち下さい、社長のままで行くと社員達はいつもの姿を見せないでしょう」
紫杏「むっ、そうか」
上守「そこにいる彼にも協力してもらってはどうでしょうか?」
紫杏「小波にもか?
上守「はい、彼と社長はカップルとしてナマーズパークへ行ってください」
紫杏「つまりそれは…」
上守「デートを装うって社員達の観察やサービスの観点を見てきてください」
紫杏「…あまり良い気分がしないな、小波を騙すのは」
上守「何も考えずに楽しんできたら良いと思います、社長」
紫杏「…分かった、では行くとしよう」
Aしか見えない
481 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 23:27:23 ID:kGH7msES
しかしB派な俺がいる
C(カイと社長が過ごす性夜)でよろしいかと
ってあっちのおかっぱの女の人が言ってたよ
鬱が好きなのでAで
もしかしたらその恋人とは10主人公のことではないでしょうか
逃げてルッカさん今度は腕だけじゃ済まないから
処刑でごわすかっ
Aでおねげーしますだ
やっぱ主人公生きてましたからの3p希望
Aの続き見たーい
Aかな?
あと自分、芙喜子出来ちゃった作っている
最中の420だが作品の流れで武美が娘に授乳するシーンがあるんだ。
それで質問なのだが武美とかガイノイドって母乳でるのか?
ガイノイドの設定はそこまではっきりしてないからどうにでもなると思う
>>489 どうとでもなると思う。多分大丈夫。
っていうかそんな場面があるなんて・・・。色々な意味でwktkが止まらん。
期待して待ってます。
>>489 分からないからこそ好きに想像できる。
故に好き勝手に想像して作れば良いと思う。
俺は全裸で待っている。
493 :
175:2009/01/29(木) 20:14:55 ID:woTLi4hY
わかった、Aを優先して書くよ
BもAが書き終わったら書くから安心してね
>>489 まずスキムミルクと人肌温度のお湯を用意します
次にスキムミルクの粉末とお湯をガイノイドの胸にあるポットへ入れ
スイッチを入れてしばらく待ちます
ミルクが完成したら赤ちゃんを抱いて乳首を含ませればOK
乳首からミルクが飛び出します
ごめんね、俺の想像なんか書いちゃってごめんね
10:浜野うぜえ!ボコボコにして調教してえ!カズかわいいよカズ
11:朱里可愛いなあ…幸せにしてやりたい。カズ怖いよカズ
ふしぎ!
心配するな。その怖いやつを書いている。
おお、ブラボー♪
では<<適度に寝ながらゆっくり>>頑張ってください
あ、あれ?
眠れない…なんでだ?
>>489 俺が大神の研究員なら、その機能はつけてるね!
>>494 10の朱里はカズルート後半のデレとか可愛いだろ…常考。
まぁ10は基本ツン、11でデレ。
よく言われるけど二作品を使ったツンデレ、それが朱里。
ようこ先生と禁断の交際をして孕ませて結婚したい
10では主人公にはツン、カズにはンデ、紫杏に対してはデレ
一つの作品で三つの姿を見せるなんて……朱里、恐ろしい子!
よう子先生四十歳もなかなか
10の修学旅行のときに運悪く遭難したらどうなってたんだろう
503 :
489:2009/01/30(金) 23:45:33 ID:ueXOcLeC
とりあえずみんなの協力で本編はできた。質問に答えてくれた人たちに感謝。
でも、すこし待っててくれ。おまけの"甲斐の日記"を作るから。
>>502 紫杏ルートなら寒いなか
温め合うと言う名目で行為をする
ほかは・・・誰か救いの手を・・・
>>502 カズ「よーし!ウチにまかせとけ!」
→力任せに状況を打破しようとして失敗。
しもやけだらけで落ち込んでいるところを主人公になぐさめられる。
あかり「あんたのことも含めて男のことは嫌いなんだけど、
生き延びるためだからしかたがないんだからね!」
>>504 なんとなくツンデレようとして全くできてない春香が思い浮かんだ
506 :
通達者:2009/01/31(土) 01:09:15 ID:yCQgS2Jn
おまけも完成したので投下します。
507 :
武美の陰謀:2009/01/31(土) 01:10:08 ID:yCQgS2Jn
「さて、今日はアイツのところにでも行きましょうか」
今一人の何の変哲も無い一人の女性がいる。彼女の名は白瀬芙喜子。
しかし彼女は人間の姿をした強化人間。所謂ガイノイドというやつだ。彼氏――小波――
もその事を前回の行為の際に気がついた。元々CCRのメンバーだった彼は
違反サイボーグやガイノイド達を狩っていた。その事から自分を嫌うのでは
ないかという心配が、あったが彼は
「でも、ガイノイドと人間の子一体どんな子が授かれるのだろうな?」
などと言っていた。こいつはどうやら孕ませる気満々のようだ。しかし
「まあ、孕んでも普通の子を授かるでしょうね」
とぼやいた。普通の子が生まれるという確信が芙喜子にはあった。
なぜなら・・・
先週立ち寄ったヴギウギ商店街でモバイルレディと漢方屋であった。
相変わらずの性格をしていた。少し話していると後ろから自分の彼氏に似た
――自分達に似た匂いのする――男が出てきた。
芙喜子は少し警戒したが彼は普通に話してきた。
「どうも、波羽ですっていつか奈津姫さんのカレー屋で会いませんでしたか?」
「ああ、貴方あの時の。白瀬芙喜子よ。よろしく」
「じゃあ、自分は練習があるのでこれで」
「ええ」
何者だろう。だが気にせずモバイルレディと雑談する。
「ところでモバイルレディ。アンタここで何やってるのよ」
「元々あの人と旅をしてたんだけどね。波羽さんがあたしを孕ませちゃって
急ぎでここへ戻って出産して、今は育児と漢方屋と頑張っています。
・・・あのさフッキー。モバイルレディって呼ぶの止めてくれないかな。
あの時の事を思い出しそう。それに今は広川じゃなくて波羽武美って
名前があるんだよ。」
508 :
武美の陰謀:2009/01/31(土) 01:10:36 ID:yCQgS2Jn
どうやら、モバイルr(ryじゃなくて武美はガイノイドでありながら
あの男との間に子供を授かり育てているようだ。
ふと、思った疑問を芙喜子は口に出す。
「普通の子?」
「うん。あたしの性格を受け継いだ人間の子が生まれたよ」
「へぇー。という事はあたしも大丈夫ね」
「そうだね。大丈夫だと思うよフッキーは体の中は人間で、筋力だけだしね」
武美はケラケラ笑いながら言った。釣られて芙喜子も笑う。
「希望が生まれたわ。それじゃああの人とお幸せに」
「うんっ。でもあたしは・・・」
「何か言った?」
「ううん何も。あっ、でも今は大神よりジャジメントの神条紫杏に気をつけたほうがいいよ。
あの子誰からも愛されなかったからたぶんチェスの達人になってるよ」
「そうなの・・・気をつけとくわ」
「あと、これあげる」
「?なによこれ」
妙な粉薬を渡される。追うように武美が説明する。
「ええっとね。あたしが作った幸せになれる薬だよ。彼氏と一緒に飲んでね」
「まさか、あの草を使っているんじゃないでしょうね」
鋭く突っ込む。しかし、武美は普通に
「使ってないよ。本当に、幸せになれる薬だよ」
「そう。じゃあありがたく貰っておくわ。それじゃ」
「うん。バイバイ。フッキー」
芙喜子は手を振りながら何処かへ行った。多分彼の元へ行くのだろう。
武美はため息をつき。
「さて・・・洗濯物取り込んで、お昼ご飯でも作ろうかな
・・・今も大変なのに二人目が生まれたらもっと大変なんだろうなぁ」
家へ戻りながらお腹をゆっくり撫でた。
509 :
武美の陰謀:2009/01/31(土) 01:10:59 ID:yCQgS2Jn
回想終了。そして、芙喜子は今彼の元へ向かっている。
「着いたわね」
遂に彼の家に着いた。なぜ、寮では無いかと言うと小波曰く
どうせ芙喜子と暮らすんだから家を買っても問題ない。だそうだ。
――二人なら生きていけるとか、今の言葉といい。よく言えたもんだ。あの男は。
インターホンを押す。
「はい。何方ですか」
「あたし。芙喜子よ」
「おお、芙喜子かちょっと待っててくれ」
インターホンが切れる。少しして玄関が開いた。
「さあ、あがれよ」
「ええ」
「相変わらず地味な部屋ね・・・」
「そうだろ。でも、お前と暮らすようになれば多少は派手になるぞ」
また恥ずかしい台詞を吐く。芙喜子は半目で一言――小波から目を逸らして――
「バカ」
「だって本当の事じゃないか」
「はぁ・・・とりあえず何処か出掛けましょう。プロは時間が少ないでしょう」
「そうだな」
出掛ける寸前になって先週、武美からもらった物を思い出す。
「あと、これ飲んどいて」
「?何だこれは」
「漢方屋を営業している旧友から貰った物よ。毒じゃないから安心して
今すぐ飲みなさい」
旧友・・・正確には三世代サイボーグのプロトタイプ、
小野映子を基盤に作られた同胞だが。
「ふ〜ん。じゃあ飲んでくるからちょっと待っててくれ」
「ええ。待ってるわ」
台所へ小波は走っていた。
「さて、あたしも飲んでみますか」
さっと口の中に薬を入れる・・・マズイ何を混ぜたらこんな味になるのか
知りたいぐらいマズイ。
「ん?何この感じ、体が熱い・・・」
嫌な予感がする。これは所謂媚薬と言う奴ではないかという考えが浮かび
そして、その考えは確信に変わった。何故かというと、小波が
血相変えてこっちに来るからだ。
「芙〜喜子ぉ〜」
いつもと呼び方が違う。間違いなくこの薬に毒されている。
しかし、理性を失った芙喜子も本能のままに
小波の方に走って抱きついた。
一方その薬を渡した本人は・・・
510 :
武美の陰謀:2009/01/31(土) 01:11:19 ID:yCQgS2Jn
「フッキー。そろそろあの薬使ってくれたかな?」
娘に授乳をしながら武美はぼやく。
「ん?何か言ったか武美?」
そっぽ向いている夫が聞く
「いやさ。この前会ったあの人にあの薬を渡したんだ」
「・・・本当か?あの白瀬さんという人に劇薬に指定したほうが
いいくらい危険なあの薬を渡したのか?」
「うん。でもさフッキーさぁ効能を聞かなかったんだ」
「・・・白瀬さん・・・ご愁傷様です」
「だね。でもあたし達の時も凄かったよね〜」
武美があの薬を二人で飲んだ日の行為を思い出す。
「ああ・・・そうだな」
「だってさあたしなんかアソコ手が触られただけでイッちゃたもんね。
それに、あなたもチョット挿れただけで爆発させちゃってさ」
「ああ・・・あれは恥ずかしかったな」
「しかも爆発させたばっかなのにビンビンで、あたしの中に
連続で三回ぐらい出してやっとおさまったもんねぇ」
「・・・」
もはや、反応すらしない波羽。しかし、後ろにいる妻は喋り続ける。
「それに、あの日は危険日・・・まぁ危険日じゃなくてもあれだけ出されれば
子供も授かれちゃうよね」
「あ、もう出ないや。はぁい友子終わりですよ。お寝んねしましょうか」
娘の友子を寝かせた武美に夫が言った。
「なぁ。名前どうするか・・・」
「ね。どうしようかねこの子の名前」
武美が下腹部を撫でる。
「そうだ!映子何てどう?」
「いや。真央だろう。あと・・・胸しまえ」
「え?ああごめん・・・えっち」
第二子の名前で喧嘩をするバカ夫婦であった。
511 :
武美の陰謀:2009/01/31(土) 01:11:44 ID:yCQgS2Jn
飲まされた方
短く言うなら芙喜子は今かなりやばい状態である。なぜなら、
芙喜子は理性失いかけていて、小波は見た感じ理性は残ってなく
本能で動いているし押し倒されている。しかもあの薬は今も芙喜子の
理性を確実に蝕んでいるからだ。
「さぁ、芙喜子、早速だがお前も欲しがっているし挿れさせてもらうぞ」
「え?い、いやとりあえずあたし達人間だし前戯ぐらいしようよ
・・・あと服、脱ごうよ」
小波はハッと気づく襲いたい衝動が大きすぎて服を脱ぐことすら忘れていた。
さっさと服を脱ぎ捨て再び芙喜子に覆い被さろうとしたが既に芙喜子は
自分の唇へ唇を重ねていた。
「!」
芙喜子は自らの唾液を小波へ渡す。小波も負けじと芙喜子へ
流し込む。無音の部屋に卑猥な音がこだまする。
「ぷはぁ・・・相変わらずね・・・上手いわ」
「どうも・・・はむ」
「ひゃぁ、ひぃ」
小波が胸の攻略へ入る。いつもならこの程度で喘ぎ声など出ない筈だが
今日は異常なほど体が敏感だった。
「あぁ、もうダメ、あたしイクッ」
芙喜子の体が弓なりになり硬直する。少し時間が経って元に戻る。
落ち着いた芙喜子に小波は感想を聞く。
「どうだった?」
「はぁ、聞くまでも無いでしょ。とても気持ち良かったわ」
「そうか、良かった」
「でも、アンタも辛そうね。そうだ、口で葬ってあげようか」
内心バンザイな事を言ってくれた。無論返答は一つしかない。
「ああ。頼む」
「そうそう。正直じゃないとね。はむ」
「うは・・・」
「とお?うはいへほ。あはひほ」
「ああ。うま過ぎてもってかれそうだ。くっ」
思わず小波は快楽で顔を歪めた。その姿に気を良くしたのか芙喜子は
喉の奥まで使って小波の逸物を葬り始めた。
「くっ、ふ、芙喜子、出るぞ」
「ふ?ふぉぉぉ」
小波は芙喜子の頭を持ち逃げ出せないようにした。もっとも
芙喜子も離れる気は無かったようだが。
「ふぅ。あ、ティッシュ使うか?」
芙喜子は首を横へ振る。どうやら飲む気らしい。
そして、喉を何度も動かし
「はぁ、やっと飲み込めた。相変わらず濃いし、喉に残る味ね
でも、アンタのだから嫌いじゃないわ。それよりもう体が・・・」
「わかった」
小波は芙喜子の言葉を察し自分の逸物を芙喜子の興奮でドロドロになった
秘所にあてた。微妙に芙喜子の体が強張ったがすぐに戻った。
512 :
武美の陰謀:2009/01/31(土) 01:13:38 ID:yCQgS2Jn
「いいか?」
「ええ、来て」
擬音を使うならズンと言うぐらい一気に小波は貫いた。
「あっ、入ってきたアンタのが入って・・・」
「だめだ。芙喜子、動くぞ」
「え?」
小波の腰が動き始める。それに合わせて芙喜子が喘ぐ。
「あっ、はっ、ひっ、ふぁ」
「くっ、相変わらずの名器だ」
喘いでるだけの芙喜子だが、芙喜子はこの時が一番好きだった。
最近まで逃げて戦うだけの日々を送っていたのだから。
「あっ、ダメっあたしまたイッちゃう」
その言葉を放った瞬間、芙喜子の膣がきつく締め付けた。
その締め付けに耐切れず小波は芙喜子の中に欲望を吐き出した。
「あぁ、アンタのがあたしの中に入ってる。・・・中に?」
小波は何も言わず逸物を抜いた。
「ねぇ。アンタ、さっき中に出したでしょ。許可なしに」
「ああ。スマンでも・・・いや、スマン」
謝る小波。しかし、芙喜子は追い討ちを掛ける。
「今日ね危険日なのよ。あと、あの薬、排卵誘発剤入ってたのよ。
デキちゃったらどうするのよ」
「その時は、責任取る。何といっても・・・」
「二人なら生きて行けるって言いたいの?」
「ああ。・・・さて、疲れたからもう寝よう」
「そうね」
軽い会話を交わし二人はゆっくり眠りに着いた。
「それじゃ行って来る」
「ええ。行ってらっしゃい。甲斐の為にも試合頑張るのよ」
「もちろんさ」
あの後、芙喜子は見事に授かっていた。まあ、元々
結婚する気だった小波にはいい起爆剤になった。
因みに甲斐というのは子供の名前だ。
・・・昔は自分をライバル視している気の強い女だった。
でも今は自分の妻となり支えてくれている。
こんな、幸せを手にしている人間はこの世に十人といないだろう。
子供は人間だった。
後は人生の墓場まで二人で歩いていけばいいそれだけだ。
513 :
武美の陰謀:2009/01/31(土) 01:14:11 ID:yCQgS2Jn
フッキーから手紙が届いた。どうやら、あの薬で幸せに
なってくれたらしい。
「よかった」
と、よろこんでいると190cmある童顔の女性が来た。
「すんまへん。ちょっと風邪ぽいんで薬貰えませんかなぁ」
「ああハイハイ。どうぞ。・・・すみません」
「?なんです急に謝ったりして」
たぶん、力つよいんだろうなぁと場違いな考えをしながら質問する。
「いや・・・失礼かと思いますが。彼氏はいますか?」
「いますけど・・・それがどうかしたんですか?」
「じゃあ、これあげます。お代はいりません」
「これなんです?」
「幸せになれる薬ですよ。彼氏と一緒に飲んで下さい」
「はあ・・・それじゃあおおきに」
女性が去った後小声で武美は
「よしっ。これでまた幸せになれる人が増えた」
二次の母、波羽武美の陰謀はまだまだ続く・・・
514 :
武美の陰謀:2009/01/31(土) 01:14:53 ID:yCQgS2Jn
○月×日 天気晴れ
今日お母さんとお父さんがけんかをしてました。
お互いに黒いつつで何かを撃ち合ってました。
家中ボロボロになったけど最後は
お父さんがお母さんにチューしてけんかは終わりました。
わたしはほっとしました。でも、
夜、トイレに行こうとしたら今度はお父さんとお母さんが
ハダカでプロレスごっこをしてました。
お母さんが
「もうだめっ。あたし限界」
って言ったのにお父さんはお母さんに強くぶつかってました。
お父さんひどい人です。
次の日お母さんに昨日の夜何してたの?と聞いたら
お母さんはあたしから少し目を逸らして
「甲斐、お母さんとお父さんは遊んでたのよ」
と、言われました。わたしは自分の考えていたことがあっていて驚きました。
・・・この子はこの出来事の約9ヶ月後、
自分が姉なることはまだ知らなかった・・・
515 :
通達者:2009/01/31(土) 01:18:24 ID:yCQgS2Jn
以上です。
スマン。514の題名は甲斐の日記です。管理人さん
保管の際お手数ですが、変更お願いします。
(本編とのリンクもよろしくお願いします。)
大変GJであります!!
芙喜子も武美もかわいすぎる!
悶え死にました。ごちそうさまです。
実は私も今書いているのが24時間以内に投下できそうなのですが、
完成したら投下してもよろしいでしょうか?
…萌えスレであまり人気のないといわれたキャラのSSですが…。
何を遠慮することがあるっ
>>516 逆にそういうものこそ投下するべき、逆にね
>>516 人気?そんなもの関係ない。
さあ、がんばって仕上げ、そして、投下するんだ。
・・・ID違うのは連投でさっき使ってたのが規制くらって
ノートパソから書き込んでるからだよ。
>>515 白瀬と武美スキーで孕ませスキーでもある俺にとってこの話は神でした
2人目が男なら、清次か珠男にしてほしい。
GJ!!
そうなのです。武美も白瀬も幸せになるのです。
あの後寝たから書き忘れた蛇足なのだが、
本当は行為は3Rぐらいさせる気だったが挫折。
あと、波羽っ言うのは9のアルバムコンプで手に入る。嘘広告から。
9主の妻が武美なのはプロフィールの武美の名前が広川武美じゃなくて武美だけになっていて
そこから、武美は9主と結ばれるのか?だから姓名がプロフィールに無いのか?と言う
勝手な憶測から9主の妻は武美になった
・・・うん。本当に蛇足だね。
1の時点で紀香は36?だっけ。
ってことは+25で…61?
……書けるかな
お前さん、それは修羅の道だぞ
つか、・・・正気か?
そんなことよりようこ先生だ
キュキュガピポ!(さあ、浜野が主人公の目の前でデスマスにレイプされるSSを描かないでください!)
否定形は効果が発揮されないって紫杏との会話で言ってたじゃないですか
<<買わないでください>>、じゃ駄目なんだよな
<<立て!>>だと倒れるけど<<座るな!>>だと座るかどうか厳しいってことなんだよな?
「止まるな」だと何もないが、「動け」だと止まってしまうという事だよな。
>>528は「〜描かないでください!」ではなく「頭の中にとどめ、秘密にしてください。」とかにすべきだろう。
能力でレイプを試みるも対義語が少なくて困るデスマス
デ「えーと……『舐める』の対義語は……『舐める』はだめだから『しゃぶる』…これも対義語が無い。
あえて遠まわしに『口に咥えて舌を動かさない』…むう否定形に……」
朱「……どうでもいいけど私はいつまでハダカで立っていればいいのかしら。寒いんだけど」
主(…………何だろうこのマヌケな空気は)
だめだギャグにしかならない
>>532 普通にワロタ
ある意味で朱里が可愛そうだな。
さて・・・次のカップリングどうするか・・・
516です。
執筆していたSSが完成したのですが、投下してもよろしいでしょうか。
こい!
待っていたぞ。
さあ<<皆さんに内緒にして公開せず隠しておいて下さい>>
では、投下させてもらいます。
538 :
幸せな時間:2009/01/31(土) 22:07:08 ID:e+iEsDZn
日が暮れようとしていた。
沈み行く夕陽を浴びながら、俺は家路を急ぐ。
黄昏時の街並みを見ながら、俺は感傷に浸る。
「この街に来て、もう四年か…。」
俺がこの時代に派遣されてから四年の月日が、
あの島から帰還してから二年以上が経過しようとしていた。
和桐製作所の壊滅、そして島送りという受難を見舞いながらも、
なんとかあの島から帰還し、和桐製作所を再建させることができた。
俺の歴史を修復するための努力は功を奏しつつあるようである。
無論、これで完全に歴史を修復できたのかといわれると、
そうだとはまだ断定できないわけではあるのだが。
本来ならば、俺はもう未来へ帰還しなければならないはずなのだが、
俺はこの時代に留まることを選んだ。
歴史が本来在るべき方向へと進んでいくのか、
それを見届ける義務が俺にはあると思っている。
もし何者かがこの歴史を、この世界を歪めようとするのなら、
俺はそれを阻止しなければならない。
それもまた俺に課せられた任務であり、使命だと思っている。
それに、俺は今という時代、そしてこの時代を生きる人々が好きになった。
彼らと共にこの時代を生きていくのもいい、そう思っていた。
そしてもう一つ、俺がこの時代に留まる選択をした大きな理由があった。
それは、この時代で出会えた、俺がこの世で最も愛しい女性と一緒に生きていたいから。
俺は足を速める。家はすぐそこだ。
我が家で今この瞬間も彼女は俺の帰宅を待っているはずだ。
玄関の扉に手をかけ、扉を開ける。
「おかえりなさい、小波さん。」
彼女は満面の笑みで俺を出迎えてくれた。
彼女の笑顔を一目見ただけで、今日一日の疲れがどこかへと飛んでいってしまったかのように感じた。
「ただいま、瞳さん。」
俺も彼女に微笑みかける。
「今日も一日、お疲れ様でした。」
「うん、お互いにね。」
539 :
幸せな時間:2009/01/31(土) 22:07:43 ID:e+iEsDZn
今日これからは、もう二人だけの時間だ。
俺が瞳さんと同棲を始めてからもう二年が経つ。
島送りになっていた間は彼女に本当に辛い思いをさせてしまったが、
それでも彼女は俺の帰還を信じて待ってくれていた。
かつて彼女と交わした約束―「一生傍にいる」という約束を一時的にとはいえ破ってしまった俺を許し、
俺の島からの帰還を誰よりも喜び、俺を優しく迎えてくれた。
しあわせ島から帰還してから、俺が還る場所は、もう彼女のもと以外はあり得なかった。
もう、彼女を一人にはしないことを、俺は改めて誓った。
和桐を再建させて、状況が落ち着いてから、俺達は同棲を始めた。
彼女と共に過ごした時間は本当に幸せだった。
今までの人生の中で一番幸せな時間だと思えるぐらいに。
かつては、こんな平穏な、そして幸せな生活を送ることを望んでいなかったし、
ましてやそんな生活を送れるとは思ってもいなかった。
やはり、彼女と出会ってから、俺の人生観が変わってしまったのだろうか。
今の俺は、この平穏な幸せがいつまでも続くことを望んでいた。
彼女との、この穏やかで幸せな時間を。
夕食を食べ終えて、後片付け終えた後、俺達はしばらく一緒にテレビを観ていた。
観ていた番組が終わった後、瞳さんがお風呂のお湯を入れてくれたので、
一風呂浴びようかと俺はソファーから腰を上げた。
「あ、あの…小波さん。」
そんな俺を瞳さんが呼び止める。心なしか、頬が照れてるように見える。
「ン…どうしたの、瞳さん?」
「た…たまには、一緒にお風呂に入りませんか?」
その言葉に、一瞬我が耳を疑った。
い、一緒にお風呂だと…!?
この二年間に俺達はお互いの体温を求め合い、身体を重ねたが、
家で一緒にお風呂に入ったことなど一度もなかった。
「あ、あの…ダメ…でしょうか?」
「い、いえ、たまにはいいですね。…入りましょう。」
動揺を隠せない俺だったが、彼女の頼みを聞かないわけにいかない。
それに、こんな機会は初めてである以上、決して期待がないわけではなかった。
540 :
幸せな時間:2009/01/31(土) 22:08:11 ID:e+iEsDZn
…我ながら、いやらしい期待をしてしまったものだ。
「あ、でも…」
「ン?」
「え、えっちはまた後ですからね…。」
照れながらの瞳さんの言葉に、俺も思わず苦笑いする。
「…脱がしますよ。」
瞳さんは赤面しつつ俯いたまま、コクリと頷いた。
了承を得たので、順番に彼女の着ているものを脱がしていく。
「あ、あまりじろじろ見ないでくださいね。」
「は、はあ。」
返事をしながら、下着も全て取り外す。
瞳さんは俯いたまま、胸を手で覆い隠していた。顔は真っ赤なままである。
やっぱり綺麗だな、と俺は思った。
身に付けているものを全て脱ぎ去って、生まれたままの姿になった彼女は、本当に美しかった。
…もっとも、いつも美しいが。
彼女の体型を一言で言い表すならば、俗に言うボン、キュッ、ボンといったところか。
まさに女性の理想そのものの体型だった。
美しい肌に腰の曲線、太もも、桃のようなお尻、そして形の良く、豊満な乳房。
思わず見惚れてしまう。
彼女とは何度も行為を重ねているので、
当然彼女の裸身も何度も見ているのだが、それでもやっぱり見惚れてしまう。
「こ、小波さん…じろじろ見ないで…。
や、やっぱり、そんなに見られてしまうと…そ、その…はずかしいです…。」
「あ…す、すいません。先、入っててください。」
赤面しながらも苦笑いしつつ、瞳さんが浴室に入っていくのを見届けると、
俺も身に付けているものを脱ぎ去った。
「ふう…」
瞳さんを後ろから抱きすくめる形で、二人一緒に湯船に浸かる。
瞳さんはというとまだはずかしそうに俯いている。
自分から一緒に入ろうって誘ったのに、と思い、苦笑いしてしまうが、
そんな彼女のはずかしそうな姿はとても愛らしかった。
541 :
幸せな時間:2009/01/31(土) 22:08:45 ID:e+iEsDZn
あまりの愛らしさに、俺は彼女を後ろから抱きしめる。
びっくりしたのか、瞳さんは「きゃっ」と小さく悲鳴を上げるが、
そんな彼女の姿がまた愛しくて、より強く抱きしめてしまう。
「もう、小波さんったら…」
「フフッ、ごめん。…やっぱり二人一緒にお風呂だと、はずかしいですか?」
「は、はい…」
瞳さんははずかしそうに答える。
「で、でも…」
「ン?」
「確かにはずかしいですけど、それ以上にとっても幸せです。
二人一緒だと、一人のときよりもあったかくて、気持ち良くって、幸せな気分です。」
そう言って彼女は優しく微笑む。
「瞳さん…。」
次の瞬間、俺の唇は瞳さんのそれで塞がれていた。
一瞬の出来事に俺は困惑するが、瞳さんは俺の頬を両手で優しく包み込み、俺の唇を貪った。
「ん……はぁ…ぁ…ん…」
やがて彼女の舌が俺の口内に侵入してきた。
俺もそれに応えるように彼女の舌と己のそれを絡ませる。
胸板に彼女の豊かな乳房が押し付けられ、その感触に思わず下半身に血が昇りそうになる。
…まずい。
「っぷはっ、はぁ…はぁ…」
俺は唇を離した。このままだと、俺の理性がもたなくなる。
「……キスするの、イヤ、ですか?」
キスの余韻の残った艶のある表情で瞳さんが聞いてくる。
「だ、駄目ですよ、瞳さん。えっちするのはまた後でしょう?
これ以上キスしたら、ここでえっちしたくなっちゃいますよ。」
「ええ、えっちはまた後ですよ。でも…キスだけ、もう一回…。」
そう上目遣いで目を潤ませて言う瞳さん。
…もともとあなたの頼みなんて断れないのに、
そんな目で頼まれたら、余計断ることなんてできないじゃないか。
もう少し、己の理性をもたせることにしよう。
「ん…むぅ…はぁ…」
もう一度瞳さんを強く抱きしめ、俺達は再びお互いの唇を、口内を貪り合った。
542 :
幸せな時間:2009/01/31(土) 22:09:19 ID:e+iEsDZn
「はぁ…はぁ…」
お風呂から上がった後、お互いを求め合う衝動を抑えられなくなった俺達は、
ベッドの上でお互いに一糸纏わぬ姿になって絡み合っていた。
部屋内の灯りは全て消灯してあり、月明かりだけが、部屋の中を、俺達二人を優しく照らしていた。
「ひゃ…あ…ぁん…」
俺は瞳さんの豊満な乳房を優しく撫で、揉んだ。
乳房を撫でられ、揉まれる度に、瞳さんはかわいらしい悲鳴を上げる。
やわらかい。まるでマシュマロのようだ。
瞳さんの乳房を存分に撫で、揉みしだいた後、今度は彼女の胸の谷間に顔を埋めてみた。
気持ちいい。ふわふわする。それにいい匂い。
まるで天に昇るような気持ちよさだ。
少し顔を上げると、瞳さんと目が合った。
瞳さんは優しく微笑むと、俺の頭を撫でてくれた。
「フフッ、小波さん、かわいいっ。」
そう言って今度は彼女の方から俺を抱きしめた。
彼女の胸に俺の顔が更に強く押え付けられる形となり、思わず息が止まりそうになる。
本当に天に昇ってしまいそうだ。
「ねえ…今度は」
「ン?」
一旦瞳さんの胸から顔を離し、上げると、
瞳さんが聖母のような優しい笑顔で、優しく囁いた。
もっとも、彼女も俺と同じくらい呼気が荒くなって、頬も上気しているのがわかる。
「おっぱい吸って…小波さん…。」
その言葉に、俺は返事を返す間もなく、彼女の豊かな乳房にむしゃぶりついた。
「んんっ…はぁ…」
瞳さんの口から熱っぽい吐息がこぼれる。
赤子のように、俺は一心不乱に瞳さんの乳房を吸い、舐める。
やがてやわらかい豊かなふくらみの頂のかわいらしい突起に気付き、今度はそれにしゃぶりつく。
「ぁ…はぁっ…んんっ…」
舌で何度も舐め、唇で優しく挟み込み、時々軽く甘噛みし、強く吸った。
「フフッ…まるで赤ちゃんみたい…。」
そう言って我が子を愛でる優しい母親みたいに優しく俺の頭を愛撫する瞳さん。
俺はしばらく母親に甘える赤子のように、瞳さんの乳房を愛撫し続けた。
543 :
幸せな時間:2009/01/31(土) 22:09:47 ID:e+iEsDZn
「ねえ、小波さん、私…もう、我慢できない…。」
乳房への愛撫を止めた俺に、瞳さんが言った。
その声は、愛撫のせいか先ほどよりも更に熱っぽい艶を帯びていた。
「小波さん、入れて…。」
そう言って瞳さんは指で自身の性器を広げた。
膣は充分すぎるほど濡れており、そこからこぼれた蜜はすでに太ももを濡らしていた。
俺は無言のまま、自身の性器を瞳さんのそれに宛がった。
「…入れますよ?」
コクリと彼女がかわいらしく頷くのを確認してから、俺は一気に彼女を貫いた。
「!ひあっ!あ…はぁ…」
「くっ…!」
気持ち良過ぎる。即座に射精感に襲われてしまうが、それに耐える。
「はぁ、あっ、気持ちいいですっ!」
「俺も気持ち良いですっ、瞳さんっ!」
瞳さんの嬌声に、俺の快感は更に高まる。
「…動きますよ。」
「は、はい…。」
俺はゆっくりと自身の性器を半ば引き抜き、また突き刺す。その動作を繰り返す。
「あっ!あっ!気持ちいいっ…気持ちいいですっ!」
気持ち良いのは俺も同じだった。
ただこれだけの動作一回で、非常に強い快感に襲われてしまう。
「あはぁっ!小波さんっ!小波さんっ!」
俺の名を呼びながら、俺の背中に手を廻し、強く抱きしめ、キスをせがむ瞳さん。
そんな彼女の姿があまりのも愛おしすぎて、
俺も彼女をより一層強く抱きしめ、激しいキスで応える。
「はあっ!ん…んむぅ…はぁ…」
激しい口付けを交し合いながら、動作を速める。
やがて、お互いに限界が近づいてきたようだった。
「はぁっ…瞳さん、俺、もうっ!」
「あぁっ!出して…くださいっ!小波さんの熱いものを…私の中に、出してくださいっ!」
俺は瞳さんを強く抱きしめ、彼女の膣内に己の精を勢い良く解き放った。
「はあぁぁっ、あっ!ああぁぁぁんっ!」
「…っはあっ…!」
射精を終えると、俺達二人は抱き合ったままベッドに倒れこんだ。
しばらくして目と目が合うと、どちらからともなく唇を重ね合い、再び長い間口付け合った。
544 :
幸せな時間:2009/01/31(土) 22:10:12 ID:e+iEsDZn
「スゥ、スゥ」
俺の腕の中で、瞳さんが幸せな寝顔でかわいらしい寝息を立てている。
幸せな夢でも見ているのだろうか。
彼女の寝顔に、俺も幸せな気分になる。
あの後、あれではお互いを求め合う衝動は治まらず、
お互いに力尽きるまで、何度も何度も互いを求め合った。
それこそ、文字通りに精魂が尽き果てるまでに。
だけど、幸せな時間だった。
さて…と、そういえば明日(といってももう今日だが)は休日で会社も休みだったな。
せっかくの休日だし、瞳さんとどこかへ出かけようかな。
そして…そろそろプロポーズしようかな。
だとしたら、プロポーズの言葉はどうしようか。あぁ、そういえばもうその言葉は決めていたな。
そんなことを考えながら、俺の意識は眠気に誘われていき、やがて安らぎの眠りへと落ちていった。
また、幸せな一日になりますように。
以上です。
…皆さん、瞳さんのことを「空気ネタすらもらえないキャラ」なんて呼ばないでくださいね…。
私みたいに彼女が一番好きな人もきっといますから…。
GJ!
好みは人それぞれ。別に良いじゃないか
・・・空気は長田さん?だけだと思うし。
いやそのフロンティアスピリッツは尊敬に値するだろ…。何はともあれGJ!
GJ!!
瞳さん好きなキャラだから嬉しいね
それと萌えスレの書き込みは鵜呑みにする必要はないと声を小さくして申し上げておきます
好きなキャラだからって必ず話題にするとは限らないし
GJです。好きなキャラの話を思うまま書いてくださいね。
ところで質問するけどグッドよりバッドや消滅エンド時の方が書き易いと思ったことある?
武美バッドや貴子消滅、紫杏の幸せな夢とかグッドより思いつくのは自分だけ?
真のキャラへの愛を見た
皆さんレスありがとうございます。
やっぱりみんなそれぞれの好きなキャラを好きに愛するのがいいですよね。
>>549 確かにグッドエンドよりバッドエンドの方が話が膨らませやすいキャラはいますよね。
どうしても暗い方向性になっちゃうことが多いですけど…。
まさか俺が大好きな6ネタを出してくれるなんて!
なんて良いお方なんだ!
「さっきの女、誰や?それと、この写真は何や?」
カズの顔から笑顔が消え、棚の上に飾っていた写真立てを取り上げる。そこには楽しそうな顔をして遊園地で遊んでいる二人の姿。隣にいる女性はもちろん、ここにいる大江和那ではない。
ペキリという音と共に写真を包むプラスチックにヒビが入る。カズはつまらなさそうに小波に投げ渡した。
おしまい
「という夢を見たんや」
>>549 確かにな。自分もよく頭の中でさらバットあと、
奈桜と10主が慰め合うストーリーが浮かぶがね
でも、それでみんなを鬱にしたくないから心なかに閉まっとくけど。
茜BAD→主人公おかしくなって、抜け殻の茜に毎日レイプ→めでたしめでたし
こんな展開を、できるだけ悲惨じゃない方向に書こうと思った俺は・・・
あえて言おう、変態であると
真性の変態であると
真央の変態に見えた
つまり真央は今でも7主人公の家に通ってあんなプレイやこんなプレイをしてるんだな
わかる
夜な夜なこっそり潜り込んで、主人公が起きると真央が横ですやすや眠ってて、何故かお互い全裸なんだな。
そして謎の疲労感
そして一ヶ月後に妊娠したと言われるのですね
そして妊婦プレ(ry
不幸の中にこそ、し あ わ せ があるのです
前向きに検討します ケケケ
「白瀬に子供」
この不思議な響きにしたがって2時間で書き上げた
色々とアウトな人間が書いた処女作だけど大目に見て欲しい
エロなし、趣旨は自分でも分からない
「子供?」
「そうだ、欲しくないか?」
またこの男は突拍子もないことを言う。まあいつものことだけど。
「あんたねぇ…子供抱えて大神から逃れられると思ってるの?」
今日だってあんた、下手な尾行を一人連れてきたじゃないの。
「第一、住所不定のこんな生活してて…あたしら大人の事情に振り回される子供がかわいそうよ。
野球選手のあんたが子供を連れてるってだけでも世間の興味を引くし、大神が人質にとる危険もあるわ。
剥き出しの弱点をつくるようなものじゃない。」
言ってて虚しくなってきた。別に子供は欲しくないんだけどねぇ?
「子供が嫌いってわけじゃないんだな?」
先の見えた自殺行為よ、馬鹿馬鹿しいわ。
「それとこれとは話が別!好き嫌いの問題じゃないの。あんたとあたしの立場を考えてよ!」
ああもう、なに熱くなってんだか。みっともない。
良い男捕まえて、死ぬまでの間そいつとの短い付き合いを楽しめばそれで十分よ。今更…
「野球選手の平均引退年齢は29歳だ。子供を産む適齢期もそれくらいだそうだ。」
はぁ?…何言ってんのこいつは。
「ここ数年の活躍で年棒も跳ね上がった。なんたって一軍のエースピッチャーだしな。
これだけの金があればどこでもやっていけるだろう。」
…何が言いたいの?
「身分の偽装なんて金さえあれば簡単だ。大人しくしてれば大神に狙われることもない。」
「…あなたはお茶の間の人気者よ?突然引退して失踪して、世間はあなたを放っておかないわよ。」
「もとより他と関わるつもりはないさ。隠居生活になるだろうな。…嫌か?」
はぁ…なんであんたはこうなんだろね。何でも勝手に決めちゃってさ。
「ファンに残酷なことをするわね、野球への愛はどうしたの?」
「お前の幸せと比べることか?」
「…どうしてそれがあたしの幸せなのよ。」
大体、人殺しのあたしの幸せ?あはっ…そりゃ殺された奴も報われないわね。
「芙喜子……子供は、嫌いか?」
呆れた…そう来る?
「子供なんて必要ないわ。
………………………………………………………………………あんたの子供なら別……だけど…。」
あれ、何言ってんだあたしは。顔が少し赤い。目も合わせられない。あー恥ずかしい。
って何その顔……ああもう、こっちを見るなぁ!
「それで十分だろ」
嬉しそうな顔。やっぱりむかつくわこいつ。
こっちまで恥ずかしくなるようなセリフをどこか誇らしげに言っちゃってさ。
「そうかもね。」
なんか馬鹿らしくなってきた。あんたに預けてみるのも悪くないかもね。
…少し前までは、かっこよく生きてかっこよく死にたかったんだけどねぇ。
「それまで生きてたら考えるわ…。とりあえず今は…」
突然抱きついてキスしてやったら、流石に彼も驚いたようだ。
今このときだけは確実よ。先のことなんて分からない。
でもまあ、生き抜いてやるわよ。あたしは優秀だし?
565 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 15:58:56 ID:NDoJOrxO
GJ
次も期待してる
18歳になるまでROMれ
「がんばれエリ」の後編まだかな?もうそろ2週間経つよなぁ
前編は個人的にかなり良かったんだけどまだ完成してないのかね?
>>555 さあ<<頭の中にとどめ、秘密にしてください>>
他人の不幸は蜜の味…
なにか違うな
作品を書いてみたいと思うんだけど胸の大きさとかってどうすればいいの?
なんか情報がないからどうしたらいいかわからない。
ヒモ男だよ
ヒットも打つけど夜はホームランだよ
好きな大きさでいいんじゃいの。
自分のイメージで書いていけばそれで。
>>572 ありがとう。
ここってNTRとかは大丈夫かな?
正義の味方は貧乳しかいないよ
俺も自分のイメージで書いてる。
ただし、真央は貧乳。
これだけは譲れない。
誰か9裏のスペースキャプテンのネタで書かないかな
俺は文才なくて自分で読み返したら失笑してしまった
577 :
555:2009/02/01(日) 23:50:32 ID:uivnMFhv
あ、あれ?
体が勝手にPCの方へ・・・
・・・いいのか?ほんとに書いて良いのか?それ、投下してみんな鬱にならないか?
鬱とかご褒美だろう
>>567 ごめんなさい…明後日とか大嘘でした。あと二週間以内には必ず投下します。
あああ夏菜に焦らしプレイしてえ
あああ真央とレイププレイしてえ
悪の組織に捕まったヒーローとかそんな感じで
朱里でもいいなあ
カズねーさんはそんなシチュが想像すらできないんでいいです
ん?ハタリコに足コキされて、薬を(略)される主人公が浮かんだ…
真央を寝取るレッド
武美を寝取る7主人公
5,8,11の主人公をを寝取る鬼鮫
さっき、表サクセスで「水木瑠璃花」が登場するという妄想をした。
>>587 一瞬水木に瑠璃花を寝取られたのかと思った
この流れなら普通にそう思っちゃうわな
6表をやって、
市民課選抜の森にドキッとし、大帝国キラーズの武西を武美と見間違う俺はアウト。
カズねーさんは攻め専門ゆえ
愛のことを考えて悶々としていたら
たまたま養子の留守中にやってきた瑠璃花に欲情してやっちまうんですね
>>591 和那ちゃんはご褒美欲しさに張り切っちゃって怪我して涙目になる子だぞ?
惚れた男には受けだべ、バーサーカー状態の今は知らにゃいが
るりかは水木のことなんて呼ぶのかな?
おじさま?お義父さま?
カズは虐められるとすぐ泣くかわいい子
千本槍さんは化け物
そっかパワポケ随一のIKEMEN水木なら息子の彼女@中学生をおいしく召し上がっててもおかしくはないな
「や、やめてくださいっ○><」って一生懸命抵抗するるりかを
「ほら、力抜いて、いつもしてる事より気持ちよくしてあげるから」
「い、いつもってそんな、わたし…あっ……!」
って言う
「んああっ…」
ボロボロで動けない俺をリコはズボンを脱がし、立っている俺の分身を足で擦り始めた。
「気持ちい?ふふふ、今ならメガネもいないし、小波をやりたい放題だね、あははっ!」
俺は抵抗しようとしたが、リコにボロボロにされた体は悲鳴を上げて動けない上に、さっき打たれた注射器の薬による影響で、自分の体が爆発できない。
今の俺は、まさにハタリコの物になろうとしていた。
…こんな感じのはどう?
ダンジョンでハタリコに犯される主。
場の空気から無理やり水木に始めてを奪われてしまった瑠璃花
ダッ主への罪悪感とは裏腹に体は水木の大人のモノを求めてしまっているのだった・・・・
お前ら水木さんに何を求めてるんだwww
公式で不倫しちゃったしなぁ水木・・・
ダッ主は11で大学生か。
正史は瑠璃花っぽいけど二人ともいい歳だよな
ってことはさすがにもう一回くらい……
島送りじゃなかっただけで付き合ってるというのは早計というものだ
>>602 小学生の時分から家ごと想い人を追いかけるというスト…深い愛の持ち主が
中途半端な関係で満足するとお思いか
今更だけどダッ主が大学編として再登場できないのは既にガールフレンドがいるからってのはあるだろね
まさか1・3みたいにはならんだろうしな
…すれちがいだけど、許してくれ
>>603 瑠璃花が満足しなくてもダッ主が嫌だったらどうしようもないだろ
好きとか言ってたけど所詮は小学生の言ったことだしな
そこのところはスタッフしか分からない・・・
ネタふりだろ?
尽くして尽くして尽くさせて!!
みたいなのを書いてくれ、と
まー、普通のSSに比べてエロパロが難しいってのはあるわな
諸葛孔明にも勝る想像力を発揮せねば
お前等は日本人なんだから、エロいことに関する想像力なんて孔明以上だって
流れを叩き斬るようで悪いが
保管庫に有る未完の作品を完成させるのっていかんのかね
特に春香の未完の作品とか放棄されてて可愛そうだなんだが。
>>612 春香のは履歴見るともうすぐ一年経とうとしているしいいんじゃない?
とりあえず作者に書いていいか聞け
許可が下りるかしばらく反応がなかったらいいと思う
あんまりおすすめはできんが
一年前の作品の作者に連絡取るとか出来るのかね
マゾっぽい彼女候補って誰がいるかな?
とりあえずエリはマゾだよな
10のカズはM、朱里はS
11は逆
ああいろいろ溜まってるカズねーさんに搾り取られたい
11裏だとエリはSかもしれない。奴隷宣言的な意味で。まあ、そんなエリをいじめるほうがそそる気がするが
他にマゾなのは・・・髪濡れたフッキーとか
なぁに、カズさんは今までの性格がフェイクだったのです
人間自然が一番です
>>610 何故そこで孔明なんだ。孔明以上の天才的頭脳+女好きの曹操こそ相応しい
基本的に主人公はドM
8主はSだろう
8のアカネがマゾっぽい
彼女候補はサドが多いなw
リンとヘルガに苛められたい
10裏なら可能か
歴代主人公の性格について
1・3→ドM のりかと結婚した
2→たらし ハーレムだし
4→ドM 放火犯と結婚
5→ドM スターの自分よりダメになった自分を取った
6→ドM しあわせ島の方が楽しそう
7→ドM ヒーロー達に好き勝手されても我慢している自分に酔っている
8→S 女の子だろうと平気で撃つ
9→ひも 簡単に釣れる
10→馬鹿 ……
11→ある意味凄い 親会社の仕事を妨害しながら年俸アップを要求
ダッシュ→ガキ 子供だし評価が難しい、大学編があれば……
こんなところか?
11主と朱里はジャジメントを妨害してたつもりが
知らず知らずのうちに社長の計画の手伝いをさせられてた気がする
そりゃ年棒もあがる
>>596,598
主人公のために料理を一生懸命勉強するるりかだぜ?
当然、水木に性のてほどきを(ry
そして、過去に実証ずみの「一発病」によりダッ主の子も水木似に
8で水木がお茶を食堂で飲むシーンがあって、小野さんとくっつくんじゃねーかと考えたこともありました。
実際はダッ主より年下なんだよな。
629 :
612:2009/02/03(火) 05:57:20 ID:4UdlpBmE
了解。
とりあえず未完編集はやめて
奈桜×10主の慰め合うストーリーに集中するわ。
水木瑠璃花だと、瑠璃花ままんと水木がくっついたともとれるな
未亡人……いい響きだ
瑠璃花の母さんがあれだから、本人も
ゴクリ
>>631 その生唾をみる限り
もうやることはわかっているとみた
隊長! 大学生の瑠璃化がみたいであります!
あっ、間違えた瑠璃花だった……
降伏は無駄だ、執筆しろ
>>629 がんばってくれ
最近鬱成分が足りなくて困ってたんだ
うむ。欝は良いもの。
孕ませも良いもの
ちょ、調教は?
それは至高
霊華と11裏主
「3年目のイベントで主人公会いたさに泣きだした後、そのまま自分を慰める涼子」
「主人公達が修学旅行に行ってる間、主人公を思いながら自慰」
みたいなネタを友達に話したら「その二人はねーわ」って言われたんだが、そんなに異端なんだろうか……。
age
「そういや紫杏、なんでアイツに愛っていう言葉を禁止にさせたん?」
「愛は貴い物ではないからだ、これが原因で不幸が起こるからな」
「…でもアイツも辛いやろな、紫杏に向かって愛してるって言えへんのやろ?」
「…まあな、だがカズ、お前は一つ勘違いしている」
「何を?」
「愛は禁止したが好きとか結婚してくれとかお前が欲しいとかは禁止していないぞ」
「ハイハイ、ご馳走さん」
こういう駄弁りを11で聞きたかった…
某ゲームチャンプとか某キングオブハート並に恥ずかしい告白したら愛とか言っても許してくれるよ
顔真っ赤にしてな!
そしてその後セクロスで爆熱ゴットフィンガーが炸裂するのですね。分かります。
イバラキ流は敵のハラワタをカチこむとあったがそーいうことか!
英語でフィンガー=指だぜ?
セクロスでゴッドフィンガー…後は分かるな?
652 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 16:52:38 ID:eK96ZLOA
597>>
早く...続きを...頼む...
>>652 言いたいことは山ほどあるがとりあえずsageろ
シズヤ攻略時の「壺の外でシズヤが寝ている」っていうイベントの選択肢のC「あそぶ」
でシズヤで遊ぶのかと思ってしまったwwww
なんか書けそうな気がしてきたぞ・・・・
>>655 あえて、マジレスすると灰原。
あと、気になったのが書き込みした時間が10、11時って
何やってんだ普通は大学か仕事中だろ。
もしかして、今、受験シーズンだから前期試験の面接だけで
終わったからって厨房が此処に来て書き込んでるじゃねえよな。
もしそうなら、本スレか萌えスレでも行ってろ。
スマン荒らしたな。でも時間が気になったんだ。
>>656 俺みたいにケータイから書き込んでるんじゃない?
そこまでギスギスすることもあるまい
おいおい、さっきから聞いてれば瑠璃花を寝取る水木ばかりだが、
なぜ、ダッシュ主を寝取る愛ちゃんが出てこないんだ!
「ふふっ、若いっていいわ〜 もうこんなに元気になってる」
「や、やめてよ、そんなの口に含んだら汚いy…… うっ!」
再び、俺の頭が真っ白になる。
駄目だ、もう何も考えられない。ごめん瑠璃花!もう俺愛さん以外考えられない
>>656 あえてマジレスすると昼間は休みで夜から仕事する職業なんて普通にある
活動する時間帯なんて人それぞれ何だし携帯だってあるんだから
いつ書き込みがあっても特に不思議はないよ
そゆこと
愛さん38歳はな…
グラみても一目でわかる胸の大きさだからな
愛さんは劣化なんかしてないよな。立派な熟女さ
珠ちゃんとかも年齢的にはアラフォーなんだよな
ネタにならんかなぁ。
>>656 暇な授業の時とか携帯から見てるし昼休みに飯食いながら書き込みした事ある
寝取り、寝取られのエロさは半端ないね。
それに孕ませも加わったら最強だね
半月休みが無かったと思えば、平日に二連で休みを取れたりする事もある
11進まねえよ夏菜可愛いよ
だがエロさなら5、6、8、9だな
なんとなく愛ちゃんで考察見てたら吹いた
どんだけドロドロなんだw
カズねーさんの闘争心を散らすためにどうすればいいかと考えた結果
性欲に散らすことに落ち着きました
これで幸せになる!ケケケ
やってる最中にゴキッで狂化だな。
669 :
656:2009/02/05(木) 03:38:57 ID:bgfCNy4f
すまん。そうだな、そこまでギスギスすることはないな。
うん、前言撤回。妄言だと思っといてくれ。
黒野博士がヒーローを弱体化させる装置作ってたよな?
アレを使って真央の力を奪えば、なんでもやりたい放題…
30分真央
しあーん
いままで真央がノロケててさらにそこに朱里が加わったからカズはキツいな
朱里は基本ツンデレだから自分から惚気たりはしないよ
愚痴という形で無意識に出るかもしれないけど
>>674 「せっかく"デート"の最中だったのに」
とかのことかな?
そう言われるとますますバーサーカーになりそうだ
料理は火力になるんだな
む〜ん、気のせいかもしれないけど
む〜〜ん、カズさんに
む〜〜〜ん、死亡フラグが立ってるような気がするんだな
それは死亡フラグじゃない
破滅フラグだ
680 :
175:2009/02/05(木) 23:31:56 ID:29hzy20S
駄目だ、前フリが無駄にに長くなってきた
カットしても良いよね?
あなたの思うままに
シズヤ!シズヤ!シズヤ!シズヤぁぁあああわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!シズヤシズヤシズヤぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!シズヤたんのインディゴブルーの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!ぷにぷにしたいお!ぷにぷに!ぷにぷに!ほっぺたぷにぷに!つんつんぷにぷに…きゅんきゅんきゅい!!
観覧車のシズヤたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
願い叶えられて良かったねシズヤたん!あぁあああああ!かわいい!シズヤたん!かわいい!あっああぁああ!
魔人にも勝てて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!最後の願いが叶わない!!!!あ…この結果ってよく考えたら…
シ ズ ヤ ち ゃ ん は もう 存 在 し な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!パワプロクンポケットぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?笑顔のシズヤちゃんが僕を見てる?
笑顔のシズヤちゃんが僕を見てるぞ!シズヤちゃんが僕を見てるぞ!心の中のシズヤちゃんが僕を見てるぞ!!
妄想のシズヤちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはシズヤちゃんがいる!!やったよ魔人!!ひとりでできるもん!!!
あ、妄想のシズヤちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんしあーん様ぁあ!!カ、和那ー!!しのちゃんぁああああああ!!!カイィゃぁあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよシズヤへ届け!!遠くて近い俺のシズヤへ届け!
消滅しました。
今ならいけるっ!
サクセス中に消えた無念さを込めて! 2時間シズヤ!
しあーん
7主と春香が公式に友達関係というのは悲しいが?ビデオを一緒に見る仲と思えばそれはそれで
ああビデオってそういう
え?魔眼王だって?
なぁ、10主×奈桜の慰め合いストーリー書いているものだが最後はらむ
(なぜか変換されない。)ようにしようと思うのだがこれじゃ鬱物じゃなくなるだろうか?
それとも大丈夫だろうか?なんせ鬱物を書いたことがないからわからん。
ばっちこーい!
孕ませとかパワポケでは日常茶飯事
既に五十鈴、愛、茜などで通った道
速記を止めて下さい
誤爆orz
>>690 鬱じゃなきゃダメとは言ってないし好きなように書けばいいと声を小さくして申し上げておきます
>>674 相談とかいってどう聞いてもノロケにしか聞こえない話をするんですね
699 :
690:2009/02/07(土) 02:03:44 ID:45mirt87
大丈夫みたいなのではらませの
方針でストーリーを制作します。
協力感謝します。
炎の孕ませ転校生・黒打ブラックという電波を受信した
孕ませ仮面水木
NTRでも水木と有田は許す。だが佐藤。お前は駄目だ
平山、まだ独身なんだろうなぁ
クリオネやブレインの触手にイかされる委員長やリコのSSは…
無理か。勃(ry
クリオネ「いや…人間のメスとかマジ興味ねーッスよ…」
ブレイン「触手で攻撃するだけでそういう目で見られるのとかマジね…」
異種姦孕ませ希望
つまり9裏で主×スズネ姫を書けってことですね
その二人は意外とお似合いなんじゃないかって気がするな
お姫様とそれを助けたヒーローって感じで
スズネ姫は下半身魚ってわけじゃないっぽいし
9裏は主人公以外にいいなと思う男女もあるよな。
ブラッド×ヘルガとかボブ×アンヌとか。
誰かが話を書いても違和感はないと思う。
キャプテンはブラックの種族復興に協力するべき
あれはブラックが一人で成し遂げるべき仕事だろう。
あとブラックを仲間にしない場合はその限りでも無し。いくらでもルートはある。
もちろんブラックとその子供も交えた3Pルートもあってしかるべきではあるが。
シルバーもね
>>709 エロくないブラヘルの構想なら、前スレの要望があったときに閃いてた。
筆が進んでないけど。
ブラッド(小杉)がもとの5主だと思えば
いんすぴれ〜しょんもわいてくるはず
と、SS1つも書けないオレが言う
>>708 >下半身魚ってわけじゃない
何だその素直なツンデレみたいな設定・・・
716 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 10:09:37 ID:4f5FKU2h
ハタを刺された級友達に逆レイプされる主人公……
ありきたりなネタだが何だか書きたくなったぜ、需要はあるかい?
ブラックってそういや触手によわいよな
>>717 シルバーと二人のときにいろいろ試したんじゃないかと妄想するとたまらない
721 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 11:55:17 ID:4f5FKU2h
出来た。主人公の相手は白瀬、夏菜、恵理。
微妙にコメディに走ったり、下書きも何も無しかつ二時間くらいで書き終えたからクオリティ低いが投下していいか?
推敲しよう
逸る気持ちも分かりますが一度落ち着いてから推敲した方がいいと
声を小さくして申し上げておきます
724 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 12:02:43 ID:4f5FKU2h
了解なんだぜ。それじゃあ……まあ六時頃に来るんだぜ。
どっちにしろ拙い文だから期待しない方がいいんだぜ、やれやれだぜ。
全裸で待機しておきますね。
全裸の上チンポビンビンにして待っているというのに
うお、sage忘れすまん。
先に言っておくがクオリティの低さは許してくれ。
「知ってる? ……ハタが立ってない人間には何をしてもいいんだよ」
小波の右腕をベッドに固定しながら、頭上でハタを翻している夏菜が呟く様に言った。
同じように左腕は恵理が、両足を白瀬が担当し、小波の体は既に動かす事が出来ない状態にまで固定されてしまう。
ここは病院の一室。鍵を掛けている為、他のハタ人間やスライムが侵入してくることはないだろうが、現在目の前に居る三人にハタを立てられることは明白だ。
小波は三人を救えなかったことと、これからの自分の有様を想像して息を飲んだ。手にはじんわりと嫌な汗をかいている。
「フッキーちゃん……どうしちゃおっか?」
「フッキー言うな。そうね……まずは……」
白瀬が靴を脱ぎ、それなりに大きなベッドに上がる。
夏菜と恵理もそれに習ったようにベッドに上がって行き、小波は三人に見下ろされる状況になった。
「まずは……ってどういうことだ。お前らの目的はハタを刺すことだろ」
内心の怯えを隠す為、強がりの台詞を吐く。
「半分正解で半分間違い。……折角だから楽しもうよ」
今、この瞬間に限って小波の頭からハタ云々が全て消えた。自分は寝かせられ、三人はそれを見下ろすように立っている……つまり。
白瀬、夏菜、恵理――三人の下着が、小波からすると丸見えなのだ。
白、白、薄いピンク。ピンチの状態だろうと男性の性は消しようが無い。
白瀬が白い下着とは意外だ。てっきり大人っぽい黒下着でも穿いているのだと思っていた。
――小波の視線は完全に、下着へと移行してしまった。
その視線に気付いた恵理がゆっくりと座り込み、肥大し始めた小波の股間を服越しに撫で始めた。柔らかな指の感触が少しだけ伝わる。
「……この変態め。そんな変態さんは……お仕置きが必要だな、フッキー」
「アンタまでフッキー言うな。恵理、それ邪魔だから脱がしちゃって」
指示された恵理は嬉しそうに小波のズボンを下ろしはじめた。
抵抗したくとも体を動かすことが出来ず、されるがままの小波は複雑な心境でいた。
――ハタ人間にされるのは嫌だ、が、しかし今のこの状況は悪くない。
――そんな馬鹿な考えは、次の瞬間に消え去った。
ぎゅむ、と何か生暖かい物が現わにされた小波のモノに触れた。
辛うじて動かすことの出来る首を動かして確認すると――白瀬の足が、小波のモノを踏み付けていた。
黒いニーソックス越しの白瀬の指が小さく動き、微弱な快楽が少しずつ小波を支配していく。
「お、おい! 何のつもり……っうぅ」
続いて夏菜、恵理の足も小波のモノを踏み付け始めた。ぐりぐりと三人の足は容赦なく小波を攻め続け、絶頂へと追い込んでいく。
ぐにゅ、ズリッ、ぐりっぐり……効果音にするならばそんな音が響く中、夏菜が意地の悪い笑みを浮かべた。
「だから、お仕置きだよ」
「いいじゃない別に。……溜まってるだろうからサービスよ、サービス」
「ねえ気持ちいい? 小波君気持ちいいよね?」
クラスの女子三人が自分のモノを踏み付けている――少し前ならとても考えられない状況だ。
押し付けられる足が、伝わる温もりが、ほんの少し濡れている三人の下着が小波を確実に絶頂へと追い込んでいく。
「も……もう止めろ……ハタを刺すなら刺すで早くしろ!!」
その言葉に三人の動きが止まる。射精寸前のモノから足を離すと、顔を見合わせて三人はしゃがみ込む。
いよいよハタを刺される――小波は目を閉じて、全てを受け入れる覚悟をした。……したのだが。
「ん……くっ、じゅぷ……ん、んん……」
「は、ぁ……ん、んぅ……」
「ふぁあ、小波君……大きいね……」
そんな三人の声と、凄まじい快楽で目を開けずには居られなかった。小波の視線に気付いた三人は、紅潮した顔で笑顔を作る。
「何だよ、気持ちいいんだろ? こうやって、女の子に無理矢理されるのが。ほらほら、じゅぷじゅぷいってるぞ」
そう言って笑った夏菜が再び小波のモノをくわえ始める。顔を上下させ舌を絡めながら――時折上目で小波の様子を伺う。
「びくびくしてきたけど、ひょっとしてもう射精するの? ……根性無いなぁ。つまんないから、もうちょっと焦らしてあげようか」
先程まで夏菜がくわえていたモノを、今度は白瀬が責め始める。夏菜のように大きな動きは無く、裏筋やカリ首など小波の敏感部分を巧みに責めていく。
「んく、小波君の……えっちな…んんっ……んあぁ…あ、あぅ……」
小波のモノを舐めながら、恵理は自らの秘部を慰め始めていた。クチュクチュと卑猥な音を立てながらもひたすらに指を出し入れし、快楽の波に溺れようとしていた。
じわじわと夏菜と白瀬が代わる代わる小波のモノを責め続けていく。
「んじゃ、恵理もイキそうだし……そろそろ」
「そうねぇ……まあ、一発で済ます気は無いけど」
一斉に、三人はピッチを上げて小波の股間に群がった。白瀬も夏菜も今まで我慢していたのか、必死に小波を責め立てていく。
「ん、んむ、ふ、ふぁ……じゅぷ……」
「ほらほら、気持ちいいんでしょ?」
「小波君出して……早くぅ……せいえき……ちょうだいよう……」
言われずとも、既に小波は限界だった。情けない声と同時に凄まじい量の精を放出し、三人の顔の一部を白く染めあげる。
三人は愛おしそうに精液を舐めつくすと、やがて下着を脱ぎ始めた。
「さて、それじゃあ……第二ラウンド行こうか……」
「ちょっと待てお前ら……一つだけ……聞かせろ」
今までとはどこか違う――僅かに怒気を含んだ声に、三人は固まる。
「お前らハタ人間の弱点は水……つまり液体だよな……?」
「そ、そうだけど? 今更何を……あ」
発言途中で、白瀬は気付いた。先程の精液も、液というくらいなので立派な液体に分類されるのではないかということを。
「そ、それはアレだろ。水っていうか、ほら、ちょっとドロッしてるから」
慌てて反論する夏菜に、隅で怯えだす恵理――小波は全てを悟った。バキン、と小波を抑えつけていた拘束具が壊れる音が響く。
小波はフラフラと夏菜に歩み寄ると、頭に刺されたハタを――あっさりと引き抜いた。
「発泡スチロールで作ったのか。……よく出来てるなあ、夏菜?」
「あ、あはははは。だろ? あはははは」
「た、退却! 恵理、夏菜!」
いち早く衣服を整え、作り物のハタを抜いた白瀬が扉から外に出ようとするものの――ドアは開かない。当然、先程三人が鍵をかけたからである。
「フッキーちゃん、鍵鍵!!」
「フッキー言うな! あれ、鍵が……!?」
「君たちが探しているのはこれかな? ヌフフフ」
小波の手には銀色に輝く鍵がしっかりと握られていた。三人の顔は一気に白くなり、冷や汗が頬を伝い始めている。
「さて白瀬。第二ラウンドだっけ?」
「え、ちょ、ちょっと小波!」
先程まで小波が寝かされていたベッドに白瀬を押し倒し、小波は微笑んだ。
発泡スチロール製のハタを頭につけ――呟く。
「知らないのか? ハタが立ってない人間には何してもいいんだぜ」
「「「…………そ、そうでした……」」」
三時間程して小波達が基地に戻ると、村山君が食料を探しに行ったきり帰ってこないという話を聞いたが、気に止める程の事でも無いのでそのまま眠ってしまった。
END
投下完了。本番行為が無いのはスマン。
……それとも、その後の話も書いた方がいいんだろうか。
足 コ キ は ロ マ ン だ よ な ?
やっぱり、足コキはすんばらしい!GJ!
その後の話?書けるなら書くのは当然ジャマイカ!期待してるぜ!
予想外の展開にGJ!
いいねぇいいねぇ。
フッキーの卵子に半固形状の子種ゼリーをぶっかけて孕ませたいよう
GJ!
足 コ キ は ロ マ ン だ な
質問だかリコの一人称って
「あたし」それとも「わたし」か?
慰め合いにのストーリーで緑髪関連でリコも子供を授かってるんだ。
こんなもんで良かったらいくらでも書くぜ!ネタを提供してくれれb(ry
>>737 「あたし」だったはず。
>>732 GJ
だが、最後の1文がかわいそうだ。村山君だから別にいいけど。
まあ村山君だしね…別にいいよね…
GJ。エロさ満載だったぜ。
そろそろ新作書くかな…。それか、名前を消してもらうか…
本当にどうでも良いことだけど
ハタリコって一瞬パタリロに見えないか?
743 :
旅ガラス:2009/02/08(日) 21:19:30 ID:wjMnJqVH
どうもお久しぶりです。
新しいものできたんでちょっくら投下しますが、まだ完全に終わってません続きはしばらくお待ちを・・・
「豹変する女」
どうも、オイラは亀田光夫、壮大な野望を持つ男でやんす。
今からオイラが聞いてきた特異な女性を紹介するでやんす。
テーマは「豹変する女」。
早速一人目いって見るでやんす!!!
この女は外見で性格まで豹変してしまう女でやんす。
尚、これからのストーリーの登場人物の男は全て仮名で小波。
女はばれたらオイラがヤバイからイニシャルにするでやんす。
ここは某ラブホテル。
ここで一つの男女が子供に言えない遊戯を繰り広げていた。
「全く、お前の髪は面白いな。」
ニヤニヤしながら男、小波が彼女のF・S(以下F)の髪をいじくる。
「や、やめてよ。ンッ!!」
いつもは勝気なFだが、何故か髪の毛を下ろされると力が抜けたようにしおらしくなる。
「そんなこと言ってもお前はエロ女だからな、何言っても嘘だって分かるさ」
「そ、そんなことないよ」
普段なら言い返せるはずの小波の言葉にもFは殆ど弱い言葉でしか返せない。
「まぁ、いいさ。お前の淫乱ぶりは自分で感じな!!」
そう言って小波は下着越しにFの秘所を指で弄る。
「んあぁっ!!」
「おいおい、いつも以上に感じてるなぁ。もしかして髪の毛を下ろすと淫乱度も上がるってか?」
「そんなこと、ひゃぅっっ!!」
いつもより感じてしまったFはまださわりの段階でまともに言葉をつむげない有様だった。
「もう辛そうだな。しょうがない、直にしてやるよ」
小波は半ばあきれながら、Fの下着を脱がすと露になった秘所に指を入れる。
「うぁ……はぁ、はぁ、んっ! あっ、いい……」
「すごい感じ様だな。やっぱりFは淫乱女だな」
「んっ! あぁぁ!! いっ、……ん!!」
断続的に与えられる快感にFは喘ぐことを止めない、いや止めることができないのだ。
「次はここだな」
小波は攻撃の手を緩めずに彼女のブラを速攻で外して、勃っている部分吸い付く。
「ああっ、あんっ、はぁ……あああっ!」
いきなりの胸への攻勢にFはまたもや声を上げる。
744 :
旅ガラス:2009/02/08(日) 21:20:03 ID:wjMnJqVH
「吸う前からこんなになってるなんて、淫乱すぎて呆れるねぇ」
言葉責めを繰り返す小波。しかし、もうFは抵抗する意思などさらさら
「はぁ、はぁ・・・・もっと激しく・・・・・」
「え??」
「もっと、激しく吸ってぇ!!!」
挙句の果てに自分から懇願する始末である。
「ふぅ、エロF、だったらお望みどうりやってやるよ」
小波はそういうと、乳首に吸い付くだけでなく、下の唇のクリトリスを指で刺激した。
「はぁ! やぁ! ん!」
その激しい責めにに声を張り上げながら、自らも腰を振るF
「あぅ! あんっ、いいっよぉ、もうイッちゃううぅ」
「イキたいなら好きなだけイカせてやるよ」
そう言って小波は責めを加速させる。
「う、うあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
Fは絶頂を迎えた。
「ハァハァ・・・・・」
しかし、まだ彼女は足りていない。ただもの欲しそうに小波の下半身を眺めている。
「今日はここまでな」
しかし、あろうことか小波は行為を終わらせようとする。
「えっ???」
「なんだよ、文句あるのか?それとも、エロエロのFちゃんはこれだけやってまだ満足できないのかなぁ〜??」
全てを見透かしたように小波は聞く。
しかし、今のFにはそんなこと関係ない。
ただただ小波が欲しいのだ。
「は、はやくちょうだい」
「おいおい、頼み方を知らないのか???」
もはや、どんな意地悪なことを言われてもFは気にも留めない。
「こんなに淫乱でぐしょぐしょになっている、私のアソコを小波の大きいもので満たしてください!!!」
「もはや、なんでもありって感じだな。だったら入れてやるよ」
そういって小波は怒張した自身をFの中に突き入れる。
「んあ〜〜〜〜〜!!!!」
いきなりの深い快感に喘ぐF。
「んんっ、ああ、、ぁっ!〜〜ぅ!
激しく動く小波にFはどんどんどつぼにはめられて行く。
「F、お前のエロい締りのせいでもう出そうだよ」
早くも限界に近い小波がそう告げる。
「んっ、あっ……ふぁ、あんっ!中に、、、、出してっ!!!」
「最後まで、淫乱全開だな、分かったよ」
小波は欲望そのものをFの中に出し切った。
「ンああああああああああああああああああああああ」
Fは中でそれを受け止めると、ついには失神してしまった。
745 :
旅ガラス:2009/02/08(日) 21:20:32 ID:wjMnJqVH
ーーーーーーーーー数分後
「ふぅ、ちょっと言い過ぎたかな。」
意識がもどりシャワーを浴びている、Fを尻目に小波は先ほどの行為を反省する。
「ん???」
不意に後ろから小波はロープで体を縛られる。
振り向くと、髪型を戻したFの姿が。
「お、おい??」
「さっきはよくもあんな屈辱的なことばっかしてくれたわね」
すっかり勢いを取り戻したFは暗黒の笑みで小波を見る。
「だ、だからごめ・・・・」
「いいわ、その代わりちょっと私の遊びに付き合って欲しいの。
ちょっとSMゴッコがやって見たくてね」
そうニコニコして鞭を持つF。
「さぁってMドレイ君。たっぷり搾ってあげるから覚悟しなさい!!!!」
「ちょま・・・・・アッー!!!!!!!!!」
支配を甘美に感じた時は一転、悪夢の時が小波を襲った。
いやぁびっくりでやんすねぇ。
この女、オオガミが作ったアンドロイドなんでやんすけど、ここまで性格に変化があるなんてオオガミを予想外だと思うでやんす。
さて、髪型で性格を豹変する女がいると思えば、まるっきり外見を豹変させた女もいるでやんす。
それを今から話すでやんす!!!!
746 :
旅ガラス:2009/02/08(日) 21:21:06 ID:wjMnJqVH
今はここまでです、続きは後ほどに
GJ!
ゆっくりでもいいから続編を書いてください。
GJ!
続きはゆっくり作っててね!
自分も今作ってんの終わったら、8主×芙喜子か
異例の10主×いつきを作ろうと思うがどっちが皆はいい?
>>748 10主×いつきは某所で見たな。そんな訳で俺は白瀬を所望する。
750 :
旅ガラス:2009/02/08(日) 22:13:53 ID:wjMnJqVH
あと、今回名前をイニシャルでぼかしちゃって読みににくく無かったでしょうか?
まぁ皆今回のイニシャルの誰かはすぐ分かったとは思うけど
つぎもイニシャルでいこうと思ってるんで、きいてみますた
なんかシンクロニシティでもあんのかね。俺の書いた梨子物も足コキしてんだけど
くそ、みんな今日はやけに調子が良いぜ
神でも宿っているのか?
ハタ物には足コキが似合うなぁ
というかリコに足コキは容易に想像できるなw
胸ないしな
胸がないって言われたときにぃ、
じゃあ尻コキできるじゃない!って確か言ったような気もするんですけれど
足コキ可能キャラは多い、ならばパイズリなら…みなこさんですね
足コキ不可能キャラ→みゆき先生などのゆうれいキャラ
ユイはパンツ越しでマンズリ素股ですね。分かります
キュキュギガガピポ(浜野にはイラマチオが似合うと思いませんか?さあ、そういったSSを書かないでください!)
またありがちなミスを犯してますね
カズにアキノリ(AVメーカー)の170以上の女シリーズに出てほしい
他のキャラと明らかに高さが違うしな
背が高いキャラってだいたい巨乳だがカズはどうだろ
ヤシャお姉さまは貧乳らしいぞ
>>749 >10主×いつきは某所で見たな
詳しく教えて貰おうじゃないか
いちいちカルト教団ネタ挟むやつ何なの?
>>766 10主×いつきを取り扱ってるSSサイトがどっかにあったはず。
6主×詩乃とか欲しいな〜
社長、何故かあそこにデス・マスもどきがいるのですが。
あと、そろそろテレパスを起動させた方が良いかと。
※注 10の主人公で、かなり異常な構想です。
――
投打の大活躍で甲子園連覇を果たし、見事意中の球団にドラフト1位指名された漢、小波。
そんなスーパーヒーローな彼である、学内では彼目当ての黄色い声が
キャーキャー騒いでいてもおかしくない、はずなのだが……
「やったぜ! △1つで3点ゲット!」
「やれやれだぜ、小波。そんな点数で喜ぶようではまだまだだな」
「何だと越後! そういうお前はどうだったんだ?」
「ふっ…やれやれだぜ」
「なにっ……名前を綺麗に書いて△2つだと…!!」
(この二人、テストで○をもらったことあるんでやんすかねぇ……)
そう、小波はあまりにも野球バカ過ぎて、というか普通に馬鹿すぎて、
一部を除いてほとんどの女子からは天然記念物的存在として
生暖かく見守られている状態なのであった……
「くそっ、次は負けねえぞ越後! 俺も綺麗に名前を書いてやる!」
「やれやれだぜ、小波。俺はこの字を40分で書き上げた。お前に真似ができるかな?」
「なにっ! それなら俺は39分50秒で書き上げるぞ!」
「なんだと! それなら俺は39分45秒に短縮してやる!」
「それなら俺は39分……」
隣の教室にも聞こえるような大声で言い合いをしていた二人の間に、一人の美少女が割り込んだ。
「悪いが、馬鹿な話を馬鹿でかい声で話すのはやめてもらえないか、馬鹿共」
「邪魔するな、紫杏! 漢には譲れない勝負の時っていうものがあるんだ!」
「ふっ、やれやれだぜ、小波。その点については俺も同じだ」
「おっ、越後! なかなかうま」
「そもそも二人は名前が違うのだから、その勝負は争うこと自体ムダだと思うのだが?」
しばし流れる沈黙……
「紫杏! 難しい事を言って俺たちを騙そうたってそうはいかないぞ!」
「やれやれだぜ。危うく頭が△になるところだったぜ」
「越後、それはちょっと意味がわから」
「いいからやめんか〜〜い!! この馬鹿共〜〜!!!」
元自治会長の目をくるくるさせての一喝により、二人の勝負は強制終了と相成った。
「…あの馬鹿っぶり、わざとやってるんじゃないの?」
「ほんまになぁ〜。でもそこが小波のええところやで、素直やし、純情やし、かっこええし……」
「ふーん、ところで和耶、話をする時くらいはこっちを向いてもらえないかしら?」
「え? あ! いやいや、違うで、何でもないでっ!」
和耶は慌てて小波に向けていた視線を逸らす。
「まったく……」
朱里は純情野球バカに一瞥をくれてやると、ふうっと溜息をついた。
「小波くん、気にすることないですよっ! 私はおバカな小波くんが好きなんですから!」
「ああ、ありがとう奈桜。ところでお前は何点だったんだ?」
「小波くん、私は奇跡というものを信じています。そして私が二桁の点数を取れたのも
きっと奇跡なんですよ! そしてそして最終的には奇跡というものを私に教えてくれた
小波くんの勝ちっ! ということになるんですよっ!」
「えっ、そ、そうなの?」
「はいっ、そうなっちゃうのですっ!」
「ふーむ、そうかそうか! そうなっちゃうのか! あんまりよくわからなかったけど」
奈桜はニコニコしながらうんうんと頷いている。
どうやら彼女も自分の言ったことをあまりよくわかっていないようだ。
「………」
そんな会話を五十鈴は、本を読みながらも無意識に聞いているのであった。
―――
「わんわん! わんわん!」
小波が寮に帰ると、茶色い子犬が元気に駆け寄ってきた。
「おーよしよし、いい子だスメル! お前は本当にいつも臭いなぁ、はっはっはっ」
「ヘッ、ヘッ、ヘッ」
スメルは臭いを移してやろうと言わんばかりに小波の手を舐めまくり、体を擦り付ける。
小波はそれを嫌がるどころか、優しく抱きかかえ、頭を撫でてやったり、体を擦ってやる。
するとスメルは尻尾を激しく振りながら、小波に益々じゃれつくのである。
(なあスメル、俺はいつまでこうしていなければならないのだろう……
お前といる時だけだよ、リラックスした状態でいられるのは)
「くぅ〜ん、くぅ〜ん」
スメルは小波の一瞬の心情を察したのか、悲しそうな声を出して小波の顔を舐める。
小波はすぐに気持ちを切り替えると、明るく笑い声をあげる。
「ははは、やめろよスメル、言葉では表現できない臭いがするぞ!」
実は小波は桧垣先生の薬品により、超人的頭脳の持ち主となっていたのだ。
彼はその能力に目覚めた瞬間、裏に潜む巨大な組織の存在やこの学校の目的を瞬時に察知した。
そして、彼がこのような能力に目覚めたとわかれば、
自分は二度と野球が出来ないようになるだろうと……
小波は決して正義の味方などではない。
言ってしまえばある一種の【勘】が働くようになっただけであり、
その程度の能力でサイボーグ部隊を擁する巨大組織に抗おうなどというのは、無謀の極みであろう。
彼はあくまで何の関係もない一般人であり、何より情熱的なまでの野球人なのである。
小波は野球センスは元々抜群であり、このような能力がなくとも甲子園優勝は果たせていたはずだ。
彼は大好きな野球を捨ててまで、暗黒の奥深くに足を踏み入れようとは到底考えられなかったのである。
(しかし……)
小波は考える。自分はマークされている。
それは何人かの女性を救おうと関わったせいかもしれない。
それとも野球魂に似た、熱い何かが彼をはやしたてるのであろうか。
結果的には中途半端に片足を突っ込んでいる状態だと言える。
(いつかやってくるのだろうか、全面的に戦わなければならない時が……野球人生を捨ててまで……)
ふと、背後に気配を感じた。
小波はごく自然に後ろを振り向く。
「どうしたんだ? 紫杏、お前がこんなところに来るなんて」
そこには制服をきっちりと揃え、いつものように整然とした佇まいでいる紫杏がいた。
「ああ、ちょっとな…小波、お前はあまりに馬鹿すぎる。さすがの私でも驚愕するほどにだ。
それでは野球選手になっても、何処かの詐欺師に騙されて野垂れ死ぬのが目に見えている」
「…俺はお前のストレートさに驚愕しているぞ」
「そこで、だ。明日また私の家に来い。お前のその頭のネジを締め直してやる。
…少しばかり荒療治になるだろうがな」
「えっ! ちょっ、そんな急に言われても、明日は荷田君と」
紫杏は自分の用件だけを伝えると、さっさと踵を返してしまう。
そして一旦途中で立ち止まると、後ろを振り向き笑顔で言うのであった。
「約束だぞ、小波。待っているからな」
こんなまだエロもない状態なのですが、続きを書いていっても良いでしょうか?
駄文の上にめちゃくちゃな設定ですみません……
かまわん、続けてくれ
許す。だからお願いします。
ありがとうございます、書きあがり次第投下します!
ところで紫杏の三人称呼びかけってもしかして「君」だったですかね……?
間違えてたらすみません
( ゚∀゚)o彡゜続き、続き!!
いいんだけど、出来れば漢数字にしてくれないか?
了解です、修正しました。
紫杏の呼びかけは「お前」で良かったみたいです、失礼しました。。。
話の内容のすっ飛びぷりは、自分も好きだが
次からは投下する際は、投下する言う宣言をしてくれ。
あと・・・GJ!
GJだぜ!
俺は大人しくエロパロ板の流儀に従いネクタイを着け靴下を履いて正座しながら待ってる……!
784 :
旅ガラス:2009/02/09(月) 23:23:19 ID:SReDn+0W
どうも続き出来たんで投下します
「小波、アンタのことが好きなんだ!!付き合ってくれ!!」
人気があまりない孤島で、一人の女が人生初の愛の告白に挑戦していた。
「Nさんの気持ちは嬉しいけど、付き合えません、ごめんなさい」
告白を受けた男は申し訳なさそうにこう答えた。
「別に、Nさんが悪いとかじゃなくて、皆知ってる通り俺Aさんと付き合ってて、真剣に結婚まで考えてて・・・・」
ガーン!!!
告白が敗れ去った後の言葉はもう彼女には一切聞こえなかった。
この出来事は彼女に深い傷を与え、大きな決意をさせるのであった。
ーーーーーーーーーーー数年後
小奇麗な居酒屋で、従業員であるN・S(以下N)は送られてきた写真を眺めていた。
「ふぅ、あの二人結婚するんだね」
写真には、Nの想い人であった1つ下の後輩小波と、婚約者でNの親友でもあるR・Aとのツーショットだった。
日の出島・・・・Nの故郷に小波が越して来てから島は大きく変わった。
野球部に入部した小波は一度廃部になった部を建て直しキャプテンに就任すると自らもエースとして活躍し、甲子園優勝までやってのけた。
小波は今もプロ野球でエースとして活躍している。
野球部後輩で球界のエースを争うモグラーズ(最近球団名変更が噂される)大神が当時エースではなく外野をしていたことも考えてもかなりの実力者であることがうかがえる
そんな彼にNが想いを寄せ始めるのには時間がかからなかった。
元々小波とは弟が野球部をしていたという関係でよく小波がNの家に訪れる事が多くなり知りあった。
しかしNにはある不安があった。
自分は生まれてこの方、結構太り気味の体質で容姿も全く自信が持てなかった。
でも、このまま何も言わないのは勝気な自分としてもっと許せなかった。
そんなNは、自分の卒業の日に小波に秘めたる想いを告白したのだ。
結果は前述の通り見事に撃沈。
小波はNがどうとかという以前に既に婚約者のRと交際していたため断った。
しかし、Nは結局自分の容姿が 原因でどの道ダメだったのではと飛躍的に解釈してしまい、結局ある決断をした。
「いやぁ、Nさんはホント綺麗だよな〜。」
「ホント、ホント。
Nさんとお付き合いできる男は幸せだ〜」
客たちはNを見るたびそんなことを言う。
容姿に自信を持てないほど乏しいと自負していたNに何故皆こう言うのか?
Nは本当に皆が見とれてしまう程に美しい容姿をしているのだ、今は。
Nは卒業後本土に渡ると、村長の家に生まれたという柄から恵まれ金銭を利用し、親に秘密で美容整形手術に踏み切ったのだ。
もちろんそれは成功し、Nは昔からは考えられない程の美しい容姿を手に入れた。
だが・・・・・
そんなこと自分を生んでくれた親に言えるのだろうか??
日の出島から本土に渡ってきた歳の近い連中には既に会っている人もいて、自分が整形したことも知っているが、気を使って島の人間にはそのことは言っていない。
綺麗になることにはそれなりの代償があるということを知った。
しかも、整形して何か報われることがあったのだろうか?
小波は結婚したわけだし何も変化はない。
悩みのジレンマはNをグルグル迷走させるばかりだった。
785 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 23:23:42 ID:SReDn+0W
「こんばんわ〜」
「あ!小波・・・・・」
気がつくと、店には小波がやってきた。
因みにこの小波はさっきNが告白して撃沈した相手の小波ではないのであしからず。
彼は店の近場の職場である和桐で勤務している。
そんな彼とNは最近付き合い始めたのだ。
彼は優しいし、自分の姉御肌な性格にもあっている。
まさに自分にとって理想の彼を手にいれたと言ってもいい。
しかし、最近彼に自分の整形前の容姿を知らせてしまった。
もうこのままでいられるだろうか・・・・?
Nはずっと不安を抱きながら付き合っていた。
「・・・・・・・・二人きりだね」
気がつけば店にはNと小波しかいない。
結局不安を抱き続けることなどNには出来なかった。
思い切って自分自身を話そうと思った。
「今日はじっくり話がしたいな」
小波がそう言う。
もう逃げられないであろう。
「なぁ小波、私整形したっていったろ??」
「うん」
ちょっとこの先の事は言うのが怖くなった。
でも、今更遅い。
自分の性格上それを聞かずにはいられない。
でも・・・・・・でも・・・・
それを聞いたら
・・・・・・・・もう終わりかもしれない。
Nは俯いて目を逸らす。
でもはっきりと口を開いた。
「それでも私のこと好きか?」
一番怖い言葉。
Nの声は半ば震えていた。
「そうゆうことも含めて君が好きだ」
「え!?」
小波が言った言葉はNの予想をいい意味で裏切る言葉だった。
「これまでの人生全てが、君という存在になってるんだ。
この写真は過去の姿であってホントの姿じゃない」
「じゃあ今の方が好きなんだね?」
「俺はそう思う」
「なんかごまかされた感じがするけどいいか」
Nは微笑んだ。すると次の瞬間視界が小波でいっぱいになった。
・・・・・・・キスされてる。
Nは目を大きく見開いたが、次の瞬間目を閉じてそれを受け入れる。
長い口付けの後、Nはそっと言った。
「なぁ、今日はここに泊まっていってくれよ」
「あぁ・・・・」
今は片時も小波離れたくない・・・・・・・・。
Nは純粋にそう思っていた。
786 :
旅ガラス:2009/02/09(月) 23:24:55 ID:SReDn+0W
「やっぱ恥ずかしいよ・・・・」
着ている服を全て脱がされたNはそう呟く。
「Nさん、あまり経験とかないの?」
小波は純粋に質問する。
「悪いかよ!!!
高校時代はあんなんだったんだから誰も見向きもしてくれなかったんだよ!!」
Nは怒って小波に返す。
「いや、悪く言ったつもりじゃないんだ・・・
その・・・俺もあんまりそんな経験無いからどうなんだろうって思って・・・」
「そうか・・・
じゃあお互い様だな。
お互いやるだけのことをしよう・・・・」
機嫌を直したNが微笑んで呟く。
「・・・ん」
二人はゆっくりと唇を重ねる。
小波は指をNの中に入れてみる。
「っんん!!」
あまり慣れない感覚にNは体を震わせる。
「Nさん??」
心配になった小波が問いかける。
「大丈夫だよ、その・・・・気持ちいいからさ」
恥ずかしそうに呟いたNに小波のモチベーションは見る見る上昇していく。
1本だった指を2本に増やし、さらなる未開の地へ侵入していく。
「あっ! はぁ! やぁ! ん!」
その責めにNの感覚もどんどん敏感になっていく。
「Nさん、どう?気持ちいい??」
「ああっ、あんっ、うん、すごく感じるよ・・・」
「そっか良かった」
安堵の表情を浮かべる小波。
しかし、Nは浮かない顔して
「なぁ、小波。我慢できないなら・・・・もういいよ」
と小さく呟く。
「え??」
「ほらさ・・・その・・・・」
バツの悪そうなNを見て察した小波は
「いいの??」
と問いかける。
「ここまでされて、何もなしのが辛いよ」
「分かった」
787 :
旅ガラス:2009/02/09(月) 23:25:27 ID:SReDn+0W
小波はそれだけ言って自分のモノを先ほどまで指を入れていたNの中にあてがう。
「Nさん・・・いくよ」
「・・・・・・・うん」
小波はそれをNの中に侵入させる。
「あぅ!!」
Nは声を上げる。
「す、すごい狭いし、締まる・・・・」
小波はNの中に強い快感を感じた。
もう我慢できそうもない。
「Nさん、もう動いていい?」
「うん・・・・」
その確認を聞くと小波は勢いよく動き出す。
「んっ、あっ! あぁん、はぁ! あっ」
その動きにNもどんどん快感を受け続ける。
「あんっ、はぁ……あああっ!」
Nまた、最早我慢できない状態になっていた。
「Nさん気持ちいいよ、すごく!!」
「あんっ、あっ、私も・・・・」
お互い限界への階段をどんどん上っていく。
「Nさん・・・・俺・・・・」
ついに小波は限界に達していた。
「んっ、あっ、ああっ、んん!私も、イッちゃう〜!!」
Nも同じく限界が近い
「もう・・・・だ、めだ・・・」
小波は全てを出し切る。
「んんんんんんあああああああああああああ」
Nも絶頂を迎えた。
「はぁ・・・」
疲れきった二人は抱き合いながらすこしずつ眠りについていく。
「小波・・・・大好きだよ」
「・・・・俺も」
愛の言葉を誓いながら・・・・。
788 :
旅ガラス:2009/02/09(月) 23:26:01 ID:SReDn+0W
いやぁ〜純愛でやんすね。
でも、オイラはこんな純愛はキライでやんす!!!
オイラの元カノはオイラを弄んでひどく傷ついたでやんす。
智美!!!!!よくもオイラを利用したでやんすね!!!!
・・・・失礼したでやんす、つい熱くなって・・・・・
今からちょっと休憩がてらに豹変する男も紹介するでやんす。
異世界から仕入れた話でやんす。
「おい、お前の旅には危険がつき物なんだろ??俺を連れて行け」
「断る!!!」
「ふぅ、お前に拒否権はない!!
小波、それをこの俺ONZMがそれを今から教えてやる!!!」
「お、おい止めろ!!!!」
ソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤ
ソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤ
ソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤ
「アッーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
今一人の偉大なキャプテンの運命が変わった。
・・・・・・・・・・・・恐ろしいでやんす。
こんなのが近くにいたら、おそろしいでやんす・・・・
気を取り直して続きいくでやんす!!!
この女はガサツで凶暴しかも力も強いときた恐ろしい女でやんす。
でも、一人の男の前では豹変してSがMになるでやんす!!
ツンデレとは違うこの女をの話をするでやんす。
789 :
旅ガラス:2009/02/09(月) 23:26:37 ID:SReDn+0W
今回ここまでです
続きは後ほど
全く意味がわからんのは俺がノータリンだからなのかな…
むーん
イニシャルでも分かることは分かるんだがわざわざイニシャルにする必然性が分からないな。最初のAさんは彩さんのことかと思った。
GJです!続きも楽しみに待ってますね。
変に凝ると逆効果だよ。
なんというか、エロパロは18禁というのがまるで分かってない作者だというか
あと全部出来てから投下してほしい
投下する宣言してくれって言われてるのに何故しない……
・・・お願いすら無視かそれもいきなり・・・
まあ、荒れないことを願う。この先、荒れたら
10主×奈桜の慰め合いSSの投下は見送るわ。
コテ名乗ってくれるのは評価できる。NG登録できるから。
たのしさ あふれる プロ野球ゲーム!
野球…?
のだまか いい言葉だ
>まるっきり外見を豹変させた女もいるでやんす。
タマちゃんだと思った俺は負け組。てっきり(髪型で)外見を豹変させたのかと思った。
では、投下宣言ということで…後ほど一本投下します。
むしろここまでよく荒れなかったなぁ、と素直に感心した。
発売後に空気が活性化してからというものぶっちゃけ結構綱渡りな流れだったぜここ。
いつ場慣れした奴から叩きがついて荒れちまってもおかしくないような。
ずっとROMってたけどここまで全然荒れなかった、荒れたと言ってもこの程度、
てのは誇るなんて大仰な話でもないがいい流れだったんじゃないかな。
すてーきでやんす!
ステーキなんてココ最近食べてないなぁ…
朝から食べれるなんて胃が凄いな
このスレッドはチームプレイ○、ムード○でお送りします。
全員気迫持ってるからへんなことでピヨったりしないよ
ただ神速で絶倫も持ってるけど
>>808 18未満の違反者をフルボッコですね。
わかります。
>>789 やべ〜 今書いてる話と被ってる
とりあえず半年位寝かすべきか?
髪が濡れると性格が変わる白瀬を利用してハタ人間となった白瀬をクリアワルザーで倒して
弱々しくなった白瀬を主が襲うっていう話ありかな?
>>812 まぁ、いいんじゃないか?
でも、それはレイプ物のような気がするから投下の際注意書きをしたほうがいい思うぞ。
苦手って人もきっといるからな。
ネタが被ってても問題なし
つーかさ、何で皆して書いていいかどうかいちいち許可求めたがるんだ?
最近ずっとこんな感じな気がするけど。
別に誘い受け氏ねとか言う話じゃなくて、好き勝手に書いて適当に間を読んで適当に投下すればいいじゃん。
投下前に一言ただし書きはして。
別にそこまでかしこまる必要も無いと思うんだけどな。
そーいうこった
己が望むまま、欲望フル出力で書けばいいと思ふ
投下宣言は忘れないでね
819 :
水道局:2009/02/11(水) 02:48:27 ID:vysg6pxB
流れをぶった切るようで申し訳ないですが、先程宣言した通り投下します。
悲しいことに一本もない1・みなこさんです。
820 :
花想い:2009/02/11(水) 02:50:10 ID:vysg6pxB
待ち合わせには少し早いお昼過ぎ。
ふと足元に目を向けると、オレンジ色の小さな花が咲いている。
「お、これは確かキンモクセイ……」
公園内を見回すと、他にもコスモス、リンドウなど
この季節特有の景色が目に入る。
純粋に綺麗だな、と思う。
以前は花の名前なんてさっぱりだったけど。
「――おかげで、花に詳しくなったなぁ」
柔らかな風に乗って、花の甘い香りが鼻をくすぐった。
『花想い』
甲子園優勝を果たした熱い夏から一ヶ月ほど。
街は、爽やかな空気に包まれた秋を迎えていた。
しみじみと情景にふけっていると、突然視界がシャットアウトされる。
「だ〜れだ?」
後ろから抱きつかれ、目隠しをされた状態。
良く知っている声。
「……みなこさん」
「あたりー。よく分かったね、野球少年?」
「そ、そりゃあ……」
待ち合わせしてたし、それにあの胸の感触で……
「あ〜なんか今、いやらしいこと考えてる?」
「い、いいや、そんなことないけど」
いたずらな笑みを浮かべるみなこさんに思わずドキリとする。
821 :
花想い:2009/02/11(水) 02:53:14 ID:vysg6pxB
「ふ〜ん、あやしいなぁ?――あ、見て。ハナミズキ!」
彼女の視線の先にあるのは、赤い実をつけた花。
「ハナミズキって言うの?」
「かわいいでしょ?それに、花言葉も……」
「ん、何ていうの?」
「ひみつ〜」
「はあ……」
相変わらず、マイペースというか、かわされるというか。
年下とはいえ、少し不満だったり。
「……小波くんはさ」
(……え?)
「――ううん、何でもない!ほら、フラワーセンターへレッツゴー!」
「え、ちょ、ちょっと……」
そう言ってこちらを引っ張っていく。
先ほど浮かべた表情は消えていたが、少し気がかりだった。
なんとなく寂しい、秋風のような表情が――
………
「家に来ない?」
デートの後、そうみなこさんに誘われるまま、現在は彼女の部屋。
みなこさんはシャワーの最中。
何度も行為を重ねたベッドの上にに腰かけ、一息つく。
今日のデート中、なんとなく彼女の様子がいつもと違っていた。
本当になんとなくだけど、あの公園で見せたような、そんな雰囲気だった。
「……気になるな」
何か悩んでるのかな……
「何が『気になる』の?」
そんなことを考えていると、シャワーを終えたバスタオル姿のみなこさんが現れる。
少し張り付いたバスタオルが、その抜群のスタイルをより強調している。
「え、ちょっとね」
「悩み事?なら、お姉さんが聞いてあげようか?」
そう言うと手際よくこちらのトランクスを脱がし、既に硬くなったモノを取り出す。
「あはは、元気だね、君は。悩みなんてあるの?」
「くっ」
ピンっと指で軽く弾かれ、思わず声を上げてしまう。
そんな様子に彼女は妖しい笑みを浮かべる。
822 :
花想い:2009/02/11(水) 02:55:17 ID:vysg6pxB
「ふふ、じゃあ……」
「う……」
しなやかな指がこちらをを優しく握り、時折強く握ってしごき始める。
「……ちゅ」
「っ!」
上へ下へ、そして左右に弄くりまわされ、ガマン汁が彼女の唾液と混ざりあい、
ジュプジュプといやらしい水音を生み出す。
下半身から伝わってくる甘い痺れが、俺の脳髄を麻痺させるような感覚に陥らせる。
「ふふ、どんどん硬くなる……」
「くぅ……」
全体を満遍なくしごき、その次に亀頭を責めあげる。
その繰り返しで、何度もダウンしそうになる。
「みなこさん……結構ヤバイかもっ……」
「あはは、もう限界?でも、まだだめよ……今日はこっちでね」
そう言って、みなこさんはバスタオルを完全に脱ぎ去った。
美しく豊かなバストがさらけ出され、思わず息を呑む。
「今度は……胸でしてあげる」
「え?」
そして彼女はかがみ込むと、そのボリュームのある双丘でこちらのものを包み込んだ。
途端に、柔らかく温かい感触が、敏感になったモノに襲ってくる。
「みなこさん……うあ!」
こちらを締め付ける感触、それは柔らかい肉の包み込むごとく。
クリームの中に挿し込んでいるような、膣や口とはまた違う感触だった。
「気に入ったかな?」
悪戯っぽい笑みを浮かべ、双丘を弾ませて全体をしごいていく。
みなこさんは更に胸を絞り上げ、今度はピンク色の乳首で亀頭のくびれを擦り始めた。
「うぁ!」
最初は柔らかかったのが、亀頭を擦り続けるにつれて徐々に硬くなってゆく。
そして、硬く勃った乳首がクニクニとこちらの先端を刺激し始める。
「っ、くうっ…」
息を荒くしながらその光景を見つめる。
彼女の胸がこちらのモノでその柔らかな肉を窪ませ、谷間からちょこんと亀頭が顔を覗かせる。
亀頭からは、絶え間なく透明な液体が溢れ出ていた。
その時一瞬、頭の中に違和感がよぎった。
確かにいつもリードされ気味だけど、今日は何か一方的というか――
そんな考えを断ち切らせるかの様に、みなこさんはペースを緩めるどころか、
こちらを快楽へ誘うかために、より一層行為を加速させていく。
823 :
花想い:2009/02/11(水) 02:57:27 ID:vysg6pxB
「どう?もう限界?」
「あ、ああ……くぅ!」
「ふふ……」
彼女の妖しく湿る唇が先端に近づき、そして、それを啄ばんだ。
「くっ!!」
「きゃあっ!」
遂に耐え切れず、彼女の胸の中で精液を勢い良く吐き出す。
硬く腫れあがった亀頭に触れるその感触だけで、腰が砕けそうになるほどの快感だった。
「ふぅ……」
「あは……いっぱい出たね……」
息を整え、みなこさんが上気した顔に妖しい笑みを浮かべる。
そして、胸の谷間に溜まった白い液体を掬い、口に含む。
「うわ、苦くてドロドロだね……」
「………」
そんな姿を見て、先程出したばかりだというのに、それはすぐに硬さを取り戻す。
「じゃあ、最後は私が上に……」
「ちょ、ちょっと待って!!」
「うん?なにかな?」
やっぱりおかしい。こんな一方的だなんて――
そう思うが先に、俺はみなこさんの手を握っていた。
「やっぱり変だよ、今日のみなこさん。昼からずっと……」
突然のこちらの言葉に、周りの空気が一瞬止まる。
「……そう?思い違いじゃないかな?」
そう彼女は言うが、それが嘘だってことぐらい、一緒に過ごした俺なら分かる。
「……わたしは大丈夫よ」
それでも虚勢を張るみなこさんに対して、ムキなってしまう。
「誰にだって言いたくないことや隠したいことはあるよ!
でも、何か悩んでいたり、困ったりしているのなら相談してほしい。
そりゃあ年下だし、頼りないかもしれないけど……そ、その、付き合ってるんだし……逃げないから」
語ってみたはいいけれども、最後の方は声が小さくなってしまった。
少しクサいセリフだったけど、本当にそう思って――
「――て、みなこさん!?」
そこで初めて、彼女の目にうっすらと涙が光るのが見えた。
「ど、どうしたの?」
思いがけない涙に狼狽してしまう。
「バカだね、君は……年上を泣かせるなんてね」
軽く目元を拭い、こちらをしっかり見て言葉を続ける。
「わたし、留学しようと思うんだ」
「もしかして……」
「そう、イギリス。前は飛行機に乗れ遅れたり、小波くんが必死に迎えに来てくれたりで、
このままでもいいかな、なんて思ったけど……。
でも、小波くんが夢を叶えたのを見てたら、わたしも夢を追いかけてみたくなって……」
「うん………」
824 :
花想い:2009/02/11(水) 03:00:06 ID:vysg6pxB
静かに彼女の話を聞く。
「本当はあの甲子園決勝の日、あのまま別れちゃうのがいいかな、って思ってたんだ。
でも、結局元にもどっちゃって、また一緒になって……けれど、やっぱりちゃんと勉強したくて……」
「なら、留学すればいいじゃないか」
そう言うと、キッとこちらを見て――今までで初めて見る、ストレートな感情をぶつけてくる。
「でも、留学したら君はわたしのことなんて忘れるでしょ!それが嫌なの!!
どうせ忘れられるなら、このまま何も言わずに――今日が最後だと思って、わたしは、」
「忘れないよ」
驚きの表情を浮かべた彼女にふぅ、と一息ついて話を続ける。
「確かに、みなこさんと会えなくなるのはつらい。だけど、もう会えなくなる訳じゃない。
それに、あの時もだけど、俺はもう『忘れられなく』なっているんだけど?」
「小波くん……」
「俺は、忘れない。だから――安心して、行っておいで」
行っておいで、なんて偉そうだったけど。
たぶん彼女にもこの想いは届いただろうから。
そう言うと、彼女は涙を溜めながら、最高の笑顔で――
「うん……」
俺は再び、彼女の手をしっかりと握りしめた。
「さっきね」
「?」
「君のこと、バカだね、なんて言ったけど……訂正。やっぱり『いいやつだね、君は』」
「みなこさん……」
「あ……」
そっと触れる感触。
そう言えば今日は初めてだな、なんてことを思いながら口づけをより甘く、深いものへと続けていく。
「んん……」
陶酔したように、彼女が吐息を漏らす。
「ん……ぁ……」
啄むように、慈しむように、何度も時間を掛けて触れ合うキス。
唇を離すと、みなこさんの甘い表情が目の前にある。
「上手……どこで覚えたの?」
「みなこさんが教えたくせに」
そう言って、ゆっくりと手で彼女の乳房へ触れる。
「んっ……」
十本の指を膨らみへあてがうと、合間から肉が溢れてくる。
双房は整った丸みを奪い去られ、いやらしい型を刻み込まれるかのように揉みくちゃにされている。
その中央に位置する赤く充血したそれは、自分の存在をアピールするかのように、ピンと上を指している。
825 :
花想い:2009/02/11(水) 03:04:15 ID:vysg6pxB
「あんっ!」
その突起を爪で弾くと、まるで稲妻が走ったかのように彼女の体が反応する。
その姿にゾクゾクして、その行為を数回繰り返す。
「ひゃんっ!む、胸ばっかり……んぁっ!」
集中的に苛めていくと、彼女の体も敏感になっているのかどんどん感度が良くなる。
それが面白くて、自然と愛撫と苛めを反復してしまう。
「ん、あんっ、あぁ……」
「こっちも……」
頃合いを見計らって、今度は下へと手を伸ばす。
そこはすでに透明な液体で溢れかえっていた。
「んんっ!」
愛撫を続けると、奥から次々と新しい蜜が溢れてくる。
「すごい……」
「んんっ、言わないで……ああっ!」
全体への愛撫から、ピンポイントのものへと変えていく。
厭らしく、妖しく光るクリトリスがとてもエロティックだった。
「んん、熱くて硬いのが、お腹にあたってる……」
はち切れんばかりに膨張し脈打つそれは、待ちうる快楽が我慢できないかのようだ。
それを見つめる彼女の表情も、また同じだった。
「いくよ、みなこさん……」
「うん……」
愛液で溢れかえった花弁を開き、反り返る切っ先をあてがうと、彼女の腰を掴んでこちらに引き寄せる。
と同時に、こちらも腰を突き出して、熱い秘肉の中へと一気に挿入した。
「ひゃあぁんっ!!」
一気に貫かれた衝撃に、流石にみなこさんから悲鳴が上がる。
「い、いきなりなんて……あぁあっ!」
「っう!」
喉元まで抉られそうな快感。
最奥部まで達した瞬間にとてつもない、それこそ本当に逝ってしまいそうな快感に襲われる。
「んっ!ああっ!」
容赦なく締め付けてくる中を存分に貫き、擦り切れるまでに紅の陰唇を摩擦する。
擦るごとに彼女の躰は反り上がり、それと同時にこちらも締め上げてくる。
互いの結合部はとても熱く、溶けてしまいそう。
ただただ欲望に任せて、彼女の中を蹂躙していく。
「んんっ!はぁ、うぅん、ひゃあんっ!」
みなこさんの切ないほど甘美な嬌声を聞き、ますます腰の動きが止まらなくなる。
「こ、こんなに……はぁあん!!」
「ごめん、何も考えられない……くっ!」
「んんっ――!」
軽く絶頂に達したのか、休まず今度はみなこさんの華奢な躰をかき寄せ、後ろから突き上げる。
「んぁ、す、少し休ませ……ん……あむ……んあぁぁっ!!」
快楽の波から助けを請う彼女の言葉を唇でふさぎ、先程までとは異なる部分を擦りあげて、新しい刺激を与え続ける。
「ひゃあっ!あん、あぁんっ!」
彼女の中は生きているかのように自在に形を変え、こちらを徹底的にしごきあげる。
826 :
花想い:2009/02/11(水) 03:05:36 ID:vysg6pxB
「すごい……溶けそうだ……」
そして今度は正面から抱き合うような姿勢へ。
みなこさんの大きなバストに顔を埋め、乳首を甘噛みする。
「あ、ああぁんっ!!」
断続的な快楽に加え、敏感になった乳首への責め立てもあって、その刺激に抗えず、何度も絶頂を迎えている。
かく言うこちらも、一度出したとはいえ一瞬でも動きを止めると途端に果ててしまう――そのぐらい、本当に余裕がない。
「あっ、あん、あぁ……ぁあっ!」
「も、もう限界っ……」
「んっ、んぁ、ああぁあ!」
顔を上げ、互いの唇を求める。
何も考えられず、ただ目の前の唇を求めあう。
最後の力で奥へとねじり込み、そして最奥ですべてを放った。
同時に、彼女の快感も最高に弾けた。
「くっ!」
「あぁぁあ――っ!!」
ゆっくりと快楽を味わうかのように、それは永く続いた。
………
「まったく、とんでもないオオカミだね、君は」
繋がったまま、糸が切れた人形のようにベッドに倒れこむ。
「知らなかったなー」
「いや、その……ごめんなさい」
我ながらやりすぎたと思うが、本当に何も考えられなかった。
「あのね」
「え、うん?」
俯いて、少し恥ずかしそうにして。
「ハナミズキの花言葉、教えてあげる。『――私の想いを受けて下さい。』覚えた?」
「…………」
「忘れないでね」
「わ、忘れないよ」
「約束だよ?野球少年……ううん、小波くん」
「みなこさん……」
「待っててね……」
そう言ってこちらに体を預けてくる。
そんな彼女の重みと温もりにありったけの幸福を感じ、俺は世界で最も愛しい人へとキスをした。
そして季節はめぐり――――
827 :
水道局:2009/02/11(水) 03:10:02 ID:vysg6pxB
以上です。バスト90(あくまで1主の推測?)らしいですが果たして。
今後は書いてないシリーズが3・7・9なのでそれらを中心に書こうかなって思ってます。
誤字脱字ありましたら申し訳ないです。
おおおおおおおっっ!貴重なみなこさん話ktkr!
す、素晴らしいです!大変GJです!
>>799 ここはコテより名無しの方が良いSSを投下してくれるからな
多少の例外はあるけど
水道局氏
安定感 キレ○ ムード○ テンポ○ 持続
GJ!
制作者としては大先輩なので大変参考になります。
GJGJ!!
おら、みなぎってきたぞ!!
一々確認取らなくていいぜ、てな空気なのに悪いんだが……
エロ無しでもここでいいのか?萌えスレは投下しにくい空気なんだ。
ムード×だな……空気読めなくてスマン。
萌えスレ、そこまで投下しにくい雰囲気でもなさそうだけどな・・・
いいから早く投下するんだ
エロ無しでも十分に歓迎だ
問題ない
すぐ投下作業に移れ
了解……だが推敲したいので待っててくれ。
ワームホールで精液瞬間移動……何を考えてるんだ私は
鬼鮫とワームホールのコンビで掘り放題だな
>>838 何故か、ワームホールの能力で存分に犯されるルッカが浮かんできた。
見たことのある場所にしか穴を出せないんだぜ
というかそれをやるにはワームホールの体にナニを…
主人公と朱里にデスマスさんが
「若いからといって情熱に身を任せず、『健全に過ごしなさい』」
とか
「しっかりと避妊はするのですよ。
いいですか、避妊するんですよ」
とかアドバイスしてくれるといいな
主「うわー、からだがかってにー(棒読み)」
朱「くっ、なんてことをめいれいするの、ひきょうものめー(棒読み)」
>>844 某体が勝手に風呂場を覗く花組隊長を思い出したw
>>842 寝室や風呂場にワームホールをあらかじめ連れて行っておけば
荒井兄弟ばりに神出鬼没な鬼鮫兄貴の完成だぜ。
その後のデスマス
謎のお坊さんが歌うと日本の少子化問題が解決したです。
青炎と赤炎で仲良く11主と遊ぶ
この2人、描写がしづらい
上を見てハッピーエンドになったもののその行為までには至らない二人に、
業を煮やしたデスマスが能力で二人を抱かせるものが思いつきそう。
最初は抵抗する二人だけどだんだん自分の意思で抱き合うようになってという結末で。
バナナ頭まじそういうことにだけ便利な能力
しかし自分でやろうとすると能力の応用が効かないという不遇な子
デスマス「くくく、さあイッてください」
朱里「……駄目、イケない……!でも……感じちゃう……!ビクッビクッ」
853 :
175:2009/02/12(木) 22:08:02 ID:buzR3iO0
ふう、Aがようやく書き終わった…
でも推敲とかしたいから土曜日に投下しますね
>>849 パワプロクンポケット11公式ガイドブック買って来たんだが
青炎と赤炎は男に分類されてるんだが?
>>853 神条社長好きにはいやでも期待してしまう
半陰陽とな
ブラックがなぜむっつりスケベと呼ばれているのか
できるだけ詳しく10レスくらい使って説明をお願いいたします
出歯亀だからです
>>856 男なら一度は透明人間になりたいと思うことがあるだろ?
つまりはそういうことだよ
Q.さあ、明日は何の日?ーーーA.俺には関係ない日。
Q.さあ、今日は何の日?ーーーA.13日の金曜日。
明日に合わせて、何話も投下するような神はいない?
俺は『3行上』の理由で気づかなかったため、(さっき気づいてからリアルに悲しくなった)
文を作ろうと思ったけど、全くまとまりそうにないぜ。
連レス悪いが、一言言わせてくれ。
次スレはタイトルが「パワポケでエロパロ&SS 9」「パワポケでパロ&SS 9」とかのがいいと思うんだ。
結構、「エロなしだけどいい話」とかはたくさんこれまでにもあったと思うんだ。
そういったいい話とかを思いついても、ただエロってタイトルにあるという理由で
他の人に敬遠されてたり、避けられたりすることってあると思うんだ。
神じゃないけどここに1人居るよ
非エロだが、7でバレンタイン物書いてる
が、15日が課題やらなんやらの締め切りなので断念しますた
>>853 乙。
そして、待ってるぜ。
>>860 自分は賛成だが私一人では何にもならん。
多数の人も賛成したら次スレはそれでも良いんじゃないか
ハタ委員長に水で攻撃したら下着が透けて見えてしまい、その後エロい服装の委員長にお仕置きされる主の話が最近、浮かんでる。
テストが近いので、暇があったら書く予定
>>860 エロパロ板にある時点で、敬遠するような人間は来ないと思うんだが
というか18歳以下も見てるだろう11のスレにわざわざエロパロとか書きこむなよ…
普通にエロパロで問題ないだろ常識的に考えて…。それともそんなに未成年を誘致したいのか
>>864 そう思うんなら無視してくれ。
わざわざ「話を作る」ということが主題の似たようなスレが
2つも立つのはどうかと思っただけだから。
どうせ次スレ建てのやつに寄るわけだし。
>>860 そんな理由で敬遠する人は歓迎されない板です
あと板全体のスレタイを眺めてきてください
す…すてーきでやんす…
>>865 同意
>>867 反応しなければその意見がまかり通るだろうに。
それにスレ立てするからってそいつが一存で決めるもんじゃないだろう。
>>875に期待
エリ『えっ!?
委員長も小波君にチョコあげるの?』
いいえ、それは津波です
武美の没イベントで一本書けるような気がした
明日は一日中暇な
>>733がやってきました。
誰で書こうかなあ、どうせ一日中暇……だし……orz
紫杏「そうだ、私だけではなく他の皆もあげるようだぞ」
パワプロスレに合わせて
パワプロクンポケットシリーズのSS Part9
にしようぜ
「エロパロ」がタイトルに入ってると検索でくる学生が居るからな
パワプロに興味ないんでそれはちょっと・・・
つーか「〜〜でエロパロ」が基本だしエロパロ板に立ってんだからこのままでいいじゃないか。無理して変えようとする意図がわからん。
萌えスレだってSS投下していい訳だし。やれやれだぜ。
エロパロクンポケット?
あーついに新参が調子に乗り出したか。まぁここまで1000レスかなりよくもったか。
そもそものこの板の意義を考えて話しろよ。言葉は悪いが平たく言や隔離スレだからなここ。
ここは他所とは違ってエロ無しSSがきても「よそでやれ」とか言う事も無く美味しくいただいてる、ってだけで。
あの嘘テンプレの萌えスレの方で「SSスレを別に立てようぜ」って話するんなら分かるが、
ここをSS総合スレみたいな扱いにするのは本末転倒だろ。本来なら萌えスレがそのポジションだし、
SS総合スレがあってそこから隔離される形でエロパロスレ、エロありSSスレがある、てのが本来の形なんだから。
しかし萌えスレがよその萌えスレみたいに、萌えスレ本来の用途で機能してくれりゃ一番いいんだけどねぇ。
両本スレの延長でやってる馬鹿が結構いるからどうにも機能しきらないし、
そのせいで二次創作物落とすには空気がきついんだよねぇ。どうしたもんだか。
とりあえずは現状維持、萌えスレの空気がきついと思った奴が緊急避難でここに落とすのもアリ、って形でいいとは思うけど。
なぜ本スレといい萌えスレといいスルーできないのか
○><のスカートに頭突っ込んでペロペロしたい
さあ、薫さんについて語ろうか
そんなことより槍の話せん?
いやいや、そんなことよりいつきをだな……
本スレみたいなんならともかく、これは一度しっかり言わなきゃ伝わらんでしょうよ。
荒らすつもりで言ってるわけじゃ無いみたいだし。
エロパロ板だからこれでいい、って話じゃなくてそもそもここ全年齢板じゃないんだから。
どうも素で忘れてるっぽいから一度マジレスしたのよスマンね。お詫びに何か書いてくるわ。
>>875からの流れでバレンタインネタのリレー小説をだな…
889 :
175:2009/02/14(土) 13:01:45 ID:4hQkN1qA
投下しますがよろしいでしょうか?
890 :
魔王の復讐:2009/02/14(土) 13:08:25 ID:4hQkN1qA
薄暗い部屋の中で一人の女性の手足がロープに縛られている
「うっ…ううん…」
女性は目を覚ました
「ここは!?」
彼女は辺りを見回し、自分の状態を確認した
「そうだ、私はあの女、紫杏に…」
紫杏を抹殺しようと超能力部隊を編成したが逆に返り討ちに遭い自分は捕まったのだ
コツコツコツとハイヒールの音が彼女に近付いてくる
「気がついたようだな、ルッカ」
「ミス紫杏!」
紫杏は堂々として振る舞いでルッカを見つめている
「どういうつもりなのですか?ミス紫杏、これはジャジメントへの反逆ですよ」
「ふん、ジャジメントは既に私の手の中にある」
紫杏はルッカの髪を掴み目の前でそう言った
「何ですって!?」
「証拠としてこれを見ろ」
紫杏はモニターのスイッチを入れる
そこにはかつての自分の部下達がそこに勢ぞろいしている
自分の部下だけではなく知っている顔もちらほら見かける
目の前に居る女が言ったことは真実だった
ルッカは観念したのか暗い口調で聞いた
「これから私をどうするつもりだ?」
「分かってはいるのだろう?」
紫杏はルッカの顔を見ながら言った
「見せしめ…という訳ですか?」
「いや、お前にやることは…復讐だ!!」
紫杏はそう叫ぶと突然ルッカの首を絞め始めた
「ぐぅぅ…」
突然の事と首を絞める力の強さに困惑する
明らかに自分を殺すつもりで締めているのだろう
瞳の奥から激しい憎悪を感じる
「社長、お止め下さい」
暗闇から一人の女性が出てきた
「上守…何故止める」
「すぐに殺してしまったら楽しみが無くなってしまいますよ」
「…そうだな」
紫杏は上守の答えに納得をし手を離した
「ごほごほ」
ルッカは呼吸を正すと紫杏を聞いた
「な、何故復讐なの…」
「あれを見ろ」
紫杏が指した先、そこには一人の男が串刺しになっていた
目玉は取られ手足はなく耳も千切られ口は糸で縫われていた
そして身体には火傷や切り傷に打撲、内臓も少し飛び出ていた
「なっ…なんて事を…」
ルッカは息を飲んだ
人の形をしていない肉片に
これから自分がされるであろうことに
「あの男を拷問したらあっさりとお前の名前を言ったぞ」
「な、何のこと?」
ルッカはまだ自分の罪が思い出せないでいる
だが紫杏にはそれがとぼけているように見えたのか少し眉を動かした
「忘れたのか?お前はあの男に"一仕事"頼んだんじゃないか?」
紫杏は冷たい目でルッカを見る
「ま、まさか…」
「そう、お前がターゲットに選んだ人間…私の小波を殺したからだ!」
紫杏は感情を爆発させた
891 :
175:2009/02/14(土) 13:08:56 ID:4hQkN1qA
鋭い瞳でルッカを睨んでいる
ルッカは溜息をついた
「たかが黄色い猿が死んだだけこのような事に走るなんてなんてくだらない…」
「"くだらない"…だと?」
ルッカの言葉に紫杏は一呼吸をおいて笑顔になりルッカに近付く
「私の」
「うっ…」
「彼が」
「ぶっ!」
「下らない」
「ぐぅ!」
「存在」
「ぐぇ!」
「だと!!」
「おぇ…」
最初は平手ではたく程度だったが徐々に力を強くなり最後は拳をルッカの腹に拳をめり込ませた
「ふざけるな!!」
「……」
紫杏はルッカの胸倉を掴み睨みつける
「貴様の下らない妄言のせいで彼が死んだんだぞ…」
「ぐぅぅぅ…」
「折角、折角…一緒になろうって言ってくれたのに・・・結婚してくれって…そう言ってくれたのに…」
笑顔の小波が頭の中に浮かび上がる
紫杏の目から涙が零れ落ちた
「返せ!!私の彼を返せ!!!あの優しくてあたしを守ってくれた彼を返せ!!」
紫杏は思いっきりルッカの胸倉を掴み振る
「そんなに大事なら今度から檻の中にでも入れておいたらいかがですか、ミス紫杏」
ルッカはそんな紫杏をあざ笑った
その笑顔見た紫杏は何かを決意した
「上守、こいつにN-765を投入しろ」
「かしこまりました」
上守は部屋を出て行った
「一体何をするつもりだ?」
「秘密だ」
紫杏は開き直ったルッカを見ながら眉間に皺を寄せた
しばらくして上守は謎の液体が入った注射器を持ってきた
「持ってきました」
「では…やれ」
上守はアルコールでルッカの下腹部を塗る
「一体それは何!?説明しなさい!」
ルッカが説明を求めるが上守はそれを無視してXXXの入り口に直接注射した
「くっ!」
注入が終わると上守と紫杏はその様子を眺めた
ルッカは毒物が投入されたと思い身を固くする
しかし…
「何も…起きない?」
ルッカは自分の体が何も起きないことに安堵した
「その顔もいつまで待つか楽しみだな」
紫杏は笑みを浮かべていた
892 :
175:2009/02/14(土) 13:09:41 ID:4hQkN1qA
数分後、ルッカの様子が少しおかしい
顔が赤くなり、なにやら足をもぞもぞと動かしている
「うっ…はぁはぁ…んぐ…」
上守はルッカの前に立ちXXXに触れた
「ひぃ!」
いやらしい水音が部屋に響く
「…社長、準備が完了しました」
「そうか…」
紫杏はバックからスパンキングロッドを取り出しルッカの尻を目掛けて思いっきり振った
パシィ!と快音を部屋に響かせる
「ひぃ!」
ルッカは思わず声を出した
叩かれた部分は熱く痛みと快楽が混ざった刺激が脳へ到達する
紫杏は再びロッドを振るう
「あぅ!ひぃぃ!あおぉ!くぅ!」
紫杏がロッドを振るたびにルッカのお尻には赤いアザができていく
「はぁっ、はぁっ…」
紫杏は一旦手を止めルッカのXXXに触れた
上守が触ったときより濡れておりいやらしい汁が足を伝わって床に届いていた
「ふん、ここだけは一人前に濡れるようだな」
紫杏は愛液で濡れた指をルッカの顔にこすり付けた
「くっ…」
ルッカは恥ずかしさと悔しさで顔を真っ赤にしながら紫杏から目を背けた
「何を赤くなっているんだ?人間なら誰もが性的な興奮をしたらこうなるに決まっているだろう?」
紫杏は再びルッカのXXXに指を這わせ弄り始めた
恋人のような優しい感じではなく蟲を弄る子供のように
「はうぅ!」
紫杏は強引にルッカのXXXの中に指を突っ込んだ
「ほう、結構良い締りみたいだな」
紫杏は自分の指をねちっこく締め付けてくるXXXを評価した
そして激しく指を動かした
ぐちゃぐちゃと汁が飛び出しては指に当たる
「あ、あああ…」
指で数回続けるとルッカは身体を痙攣させてきた
その様子を紫杏は見逃さなかった
すかさず指を増やし動きを早くした
「あひゃあぁああああ!」
紫杏が思いっきり突き上げるとルッカはXXXから汁を噴き出してイッた
だがこれで終わりではなかった
893 :
175:2009/02/14(土) 13:10:28 ID:4hQkN1qA
「上守、手が汚れてしまった。きれいにしろ」
紫杏はそういって自分の指を上守の口へ近づける
「はい、かしこまりました」
上守は紫杏の指を指で丁寧に舐めあげていく
「ん…むぅむちゅ…」
今度は口の中に咥えジュルジュルと音をたてて吸った
そして上守が口を放した
「ご苦労、さて…」
紫杏は豊満なルッカの乳房をもみ始めた
「お前に先ほど打ったN-765は特殊な薬でな…ナノマシンによって神経の伝達情報を書き換えることが出来るんだ」
力を入れて思いっきり握る
「ああ!ひゃぁ!おぅぅぅ!」
痛みが快感となってルッカを襲った
「まあ、分かりやすい言葉で言えば"淫乱マゾ薬"ともいうべき薬だ」
紫杏はルッカの乳首を思いっきりつねった
「いひぃっぃぃぃぃぃ!?」
ルッカの絶叫を聞きながら紫杏は小波の事を思い出す
そして今度はルッカの乳首を爪を立てて千切るように引っ張った
「いやぁぁぁぁぁ!!」
ルッカはもう言葉を聴いていないようだった
「元々この薬は小波とのプレイに使うつもりだったのだがな」
「ですが、ここまで効力があるとなると使用は危険すぎませんか?」
上守は理性が飛びつつあるルッカを見て危険性を示唆した
「だったら水で徹底的に薄めて使うだけだ」
紫杏の言葉に上守は少し呆れてしまった
(彼も大変だったんですね)
上守は小波と紫杏の密会を思い出す
一見すると紫杏はサディストだと思われがちだが実は重度のマゾヒストなのだ
生来の生真面目な性格のせいで紫杏は自身の失策や判断ミスなどが非常に許せなかった
そのため心の中では常に誰かに叱って欲しいと思っていた
だが、彼女を叱れる人物はあまりいない
ゴルドマンは地位が高すぎて見もしない、ルッカでは期待できない
上守は秘書で自分と叱ってくれずやるのは監視と仕事の手助けのみ
では誰が彼女を叱ってくれるのかというと小波しかいなかった
彼女と対等であり自分の失敗を叱ってくれる
そして本当の自分をぶつけてくる上そんな自分を愛してくれる
正に紫杏にとって理想の恋人だったのだ
その恋人を失ったことで紫杏の中で何かが壊れた
今の彼女は…狂人である
894 :
175:2009/02/14(土) 13:11:35 ID:4hQkN1qA
「ふぅ…」
紫杏は乳首弄っている手を止めた
「!?な、何故止めるのですか?」
ルッカは思わず聞いてしまった
「疲れたからに決まっているだろう」
紫杏は椅子に座った
「そ、そんな…お、お願いです、ミス紫杏!私の身体をもっと嬲ってぇ!」
ルッカは切ない声をだして紫杏にせがむ
「……無様だな」
紫杏はルッカの目の前に鏡を置き、彼女の股を開かせた
「!?」
「見てみろ、口からは涎を出し股からはいやらしい汁が洪水のように出ているぞ」
「あっ、あああ…」
紫杏は今のルッカの身体を観察しながら耳元で囁いた
自分のXXXはくぱぁと大きく口を広げておりそこから絶え間なく汁が零れ落ちている
「今のお前はジャジメントの幹部ではない、単なる淫らな牝豚だ!」
「あああ…いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
この姿を認めたくないルッカの叫びを聞いて紫杏の心はとても安らぎを感じた
そして、もし自分も小波にこのような事をされたらと思うと自然に股が濡れた
「上守、そろそろ止めを刺そうか」
「はい、社長」
上守は30センチもあるペニスバンドをつけ、ルッカの目の前に突きつけた
「まさか…これを入れるつもりじゃ…」
ルッカは生唾を飲み込んだ
「当然だろう?これを別の用途に使う方法があるなら教えて欲しいな」
紫杏は笑顔でルッカに言い放つ
「ところでルッカ、お前は前と後ろどっちが大切だ?」
紫杏の質問にルッカは戸惑った
前と後ろ、つまりXXXかお尻の穴かと聞かれているのだろう
神条のことだ前といえばXXXに突き刺し後ろといえばアナルが拡張するだろう
ルッカは長い沈黙の末、決めた
「ま、前は止めてくれ…」
前は使わなくても何とかなるだろうが後ろがダメージを食えば一生モノだろう
ルッカはそう考えた、しかし…
「わかった、では後ろを掘ってやろう」
「え?」
ルッカの目論見は外れてしまった
「や、やめなさい!」
上守はルッカの後ろに立ち舌で丁寧にルッカのアナルを愛撫していく
「汁も使ったらどうだ?」
紫杏の一言に上守は指でルッカの汁をすくいアナルに塗りつける
少しほぐれたらしく上守はアナルに指を差し込んだ
「うぐぅ!」
まだ指先しか入らないようで指をグニグニと動かしている
「ひっ、うっく…」
指が2本入るようになると上守はペニスバンドをあてがう
「やめてやめてやめて…」
身体を動かして避けようとするがかえってバンドを擦り付ける結果となった
上守は腰に手をやり動かないように固定をすると腰に力を入れた
「ひぐぅ!」
ペニスバンドの先端がルッカの腸内へ入った
895 :
175:2009/02/14(土) 13:12:14 ID:4hQkN1qA
お尻の筋肉は奥への侵入を防ぐ為にペニスバンドをきつく締め上げた
「くぅ…」
上守は顔をしかめた
「ん、気持ち良いのか?上守」
「はい…」
ガイノイドである上守はペニスバンドからの情報をキャッチすることが可能だ
簡単に言えばペニスバンドは上守のペニスそのもので
ルッカの締りや腸内の温度、そして中の柔らかさも感じている
しかし童貞である上守には刺激がきつかったのか、徐々にだが腰の速度が速くなっていった
「ひっ、あっ、うっ、やっ、おっ」
「こ、これが…男性の…」
パンパンと腰を打ち付ける音が部屋に響き渡る
上守は既にこの快感の虜になっていた
ルッカも完全にトリップをしていた
「あ、あ、あぁぁぁぁぁぁ!!」
「ぐぅぅぅぅ…」
上守はルッカの身体にしがみ付きながらペニスバンドを腸内の奥深くへ突っ込んだ
それと同時にルッカは痙攣をしながら股から白濁色の液を噴き出した
どうやら二人ともイったようだ
上守はフラフラになりながらペニスバンドを引き抜いた
ペニスバンドはルッカの腸液でいやらしい光沢を放っていた
一方ルッカのアナルはクパァと開いており中の腸壁まで見えた
アナルが元に戻るには少し時間がかかるだろう
肩で息をしているルッカに紫杏は近付く
「さて、ルッカ。私も忙しいからそろそろ終わりにしようと思う」
紫杏の言葉を聞いているのかいないのか虚ろな目で紫杏を見る
紫杏はバックから前と後ろにバイブが付いた貞操帯を取り出した
そしてそれをルッカに穿かせようとする
その際前のバイブと後ろのバイブがルッカのXXXとアナルに入る
「あひぃ!」
入った時の快感がルッカを襲った
「お前に投与したN-765を排除しようと思う」
「……」
ルッカは貞操帯を弄っており紫杏の話を聞いていないようだった
紫杏はそんなルッカを無視して話を続ける
「N-765は放っておけば体内に蓄積して病気の原因になるそうだ」
紫杏はリモコンスイッチを取り出した
「そこで体内にたまったN-765を排出しようと思うのだが排出する為には高圧電流を流さなくてはいけない」
この言葉にルッカは正気に戻る
「な、何だと!?」
ルッカが正気に戻ったことにより紫杏はあきれ返ってしまった
「何だ、さんざんあんな事をされておいてまだ嫌がるのか?お前は」
「い、いくら何でも高圧電流を流すなんて…」
ルッカの心配そうな質問に紫杏は笑顔で答えた
「安心しろ、ほんの数秒だ」
「ま、まて!まって!」
ルッカが最後の抵抗らしく身体を激しく動かす
紫杏はこれ以上のないほど冷酷な声で言った
「さらばだ、ルッカ」
「神条ぉぉぉ!!」
紫杏はスイッチを…押した
「ぎゃひぃぃぃぃいぃああああああ!!」
凄まじい電流がルッカの体内を駆け巡る
ルッカはビクンビクンと身体を痙攣させ穴という穴から体液を撒き散らしながら絶頂に達した
絶頂に達したあとルッカの股間から尿がちょろちょろと出ている
「…上守、後片付けを頼む」
「かしこまりました」
上守は紫杏に頭を下げると部屋を出て行った
「ルッカよ、お前が生きている限りこの地獄は続くぞ」
896 :
175:2009/02/14(土) 13:12:45 ID:4hQkN1qA
数日後
「彼女はいかがなさいますか?」
「ふむ…そうだな…」
紫杏が今後のルッカの処理を考えていると上守から提案が出た
「折角ですので社長と小波様の子供でもおつくりしましょうか?」
「いや、彼の子供は私が生みたい…多少の危険は覚悟のうえだ」
「では彼のクローンを作りましょうか?」
「やめてくれ、あの女の穴からひり出される小波がかわいそうだ」
紫杏は少し考えると何か思いついたようだ
「あの女には私のクローンの母体になってもらうとしよう」
紫杏は邪悪な笑みを浮かべている
「殺したいほど憎い相手の分身を生むんだ、さぞ苦しむだろう」
「分かりました、それでは…」
「ああ、頼む」
紫杏は車から出ようとする
その時何かを思いついたのか上守に一つ頼みごとをした
「そうだ、上守。すまないがある女をおびき寄せてくれないか?」
「女?ですか?」
「ああ、小波のクローンを作るのに良い母体があるんだ」
「分かりました、では…」
車が去った後紫杏は窓の外を見ながら呟いた
「カズ、お前ならきっと良い子を産んでくれるだろう…」
終わり
897 :
175:2009/02/14(土) 13:14:42 ID:4hQkN1qA
バットで殴るとかピアスで穴を開けるとか
そういう描写がなくて本当に申し訳ありません
昼に投下したのは夜に投下できそうになかったからです
自分の都合で申し訳ありません
GJ!
紫杏怖いよ、紫杏。
最後の言葉も何か伏線っぽいな。
GJ!
殺された恋人の為に復讐する展開が好きな自分としては続きに期待せざるを得ない
GJ
次の犠牲者はカズか
終わりって書いてあるけど続きもあるよね?
ぐ、GJであります…。
お、恐ろしかった…。続きも気になるけど、恐ろしい…。
もう900レスか
あ、GJです
うむ、やはり欝は良いものですな
カズ「えっ? 次ウチなん?」
朱里「わたしは関係ないもんね〜」
11主「ね〜」
カズ「……」
ブラック「…私も関係ない」
7主「な!」
カズ「…………」
カズ「ウチにはもう、戦いしかないんや…」
たまちゃん「その気持ちわかるぞ!」
フッキー「死ぬときには格好良く死になさいよ?」
呼び方「カイ」でしょ。
8主「…その後は?」
白瀬「後で口でヌいてあげるから、あんたは黙ってなさい」
紫杏「カイ? 誰と喋ってるんだ?」
10主「オレは空気扱いか・・・」
白瀬のフェラで骨抜きにされる8主萌え
カイ「社長、誰と話ていらっしゃるのですか?」
紫杏「カ、カイ!・・・待て。じゃあこいつは誰だ」
白瀬「えっ?」
カイ「あっ…」
紫杏「ドッペル…ゲンガー!?」
紫杏「キュウ…」
バタン
10「紫杏!しっかりしろ!しあーん!」
灰原「・・・」
そろそろ辞めにしないか
バレンタインデーか昨日・・・
9主とか貰ったら泣いて喜びそうだよな食料的な意味で。
バレンタインを使った9主のネタとして、
武美が死ぬ前に友子に預けてたチョコを武美が死んだ後に9主に渡すとか、
昇天前に貴子が保存してたチョコを翌年のバレンタインの日に見つけるとかが浮んだ。
どっちも欝だ……。
感動的なのが見たい
でも鬱も捨てがたい
今年はバレンタインデーネタは無しか
神条社長はお菓子メーカーの陰謀が嫌いですから…
バレンタインに全く関係無いけど投下
…容量足りるかな?
925 :
猫より犬?:2009/02/15(日) 18:42:35 ID:A1dMAZbb
…ゴソ…ガサガサ……
何かの物音で目が覚める。物音に目をやると、暗闇の中を静かに移動する影が見える。だがそれに驚いたりはしない。
金目当てに侵入して来た、泥棒や強盗では無いと分かっているからだ。
相手は、まだこちらが起きてないと思っているらしくゆっくりと忍び寄ってくる。そして布団に手をかけたところで、
「何をしてるんだ武美」
「うわぁ!…お、起きてたの?小波さん」
ふぅ…と小さく溜息を漏らす、時刻を確認すると日付は既に変わり午前1時を回っている。
「それでどうしたんだ?」
「いや、ほら…今日は寒いから一緒に寝たいなぁと思ったり…」
何を言っているんだか、と思いつつ顔を見ると妙な事に気付く。暗くてよく見えないが、頭の上に二つの三角形がくっついている。
926 :
猫より犬:2009/02/15(日) 18:44:32 ID:A1dMAZbb
「…?」
手を伸ばし武美の頭をぺたぺたと触ってみる。女性特有のサラサラした髪と、シャンプーの香りが心地よい。そのまま2、3回頭を撫でて問題の三角に手を進める。
その感触は紛れも無く動物の耳で、フサフサとした毛が生えていて触り心地も良い。
「…なぁ、なんで耳なんて付けてるんだ?」
「へへへ〜ネットで色々見てたらさ、犬耳コスチュームってのがあったんだ!これを着て迫れば小波さんもイチコロかなと思ってね〜…似合ってるかな?」
猫じゃなくて犬なんだ、と思いつつ武美の身体を見ていく。頭には先ほどの犬耳、首にはゆるゆるの首輪が巻かれている。これだけでも普段の武美より一段と可愛らしく見える。
更に下に目を向けると胸元までしかない毛糸の服、お腹の辺りはかなり寒そうだ。そして下は犬の尻尾が生えたミニスカートを履いている。
こんな姿をした女の子が、街中を歩いていたら間違いなくお持ち帰りにされるだろう。それ位魅力的な格好だ。
「ほらほら〜早く感想を言って、うわぁ!」
武美の手を引っ張り抱き寄せる。正直、こんな姿で迫られれば、殆どの男が理性など一瞬で消し去るだろう。
「こ、小波さん、感想…」
「感想は言葉でなく、行動で伝えてあげよう」
「え?…んん!」
927 :
猫より犬?:2009/02/15(日) 18:49:51 ID:A1dMAZbb
まだ何か言おうとした武美の口を塞ぐ。唇を合わせたままどちらからともなく舌を絡ませる。
「…ん……ふぁ」
数分程互いの味を楽しんだ後、小波が唇を遠ざける。「…あっ」
名残惜しいのか武美の口から小さく声が洩れる。
「折角犬の姿なんだし、そうだな…此処も舐めてくれないか?」
目を向けると大きく自己主張した息子がそこにある。「え…う、うん」
そういって足元に移動してズボンとパンツを脱がせていく。
その顔は嫌々といったものではなく、嬉々とした表情、それか子供が初めて見たものに興味津々…といった感じにも見える。
「うわぁ…こんなに大きくなってる」
窮屈な場所から抜け出した自分の分身は、ピクピクと蠢いている。
「あむっ…んっ…んっ……はぁ…」
武美の小さな口が鬼頭を包み込んだり、ぺろぺろと舌を使って健気に舐める姿は正に犬そのものに感じる。「嬉しいな、こんなに興奮してくれて……くちゅ…ぴちゃ……んむっ」
上下に動く頭を優しく撫でると、武美が嬉しそうな表情を浮かべる。そんな表情、姿で責められれば奥底の快楽も一気に絶頂を迎える。
「うっ…武美…もう」
「んっ!んんん…」
溜まっていた欲望が白濁の液となって吐き出される、喉内まで吐き出されたものを、武美はゆっくりと味わうように流し込んでいく。そんな顔がとても妖艶に見えた。
928 :
猫より犬?:2009/02/15(日) 18:52:10 ID:A1dMAZbb
「ぷはぁ……はぁ…はぁ…沢山出たね…気持ち良かった?」
「あぁ、そうだな…だけど」武美の腰に手を当てて後ろにまわる。
「頑張ってくれた雌犬にご褒美をあげないとな」
そういって武美を四つん這いにさせ、ショーツを下げる。先ほどの行為で感じていたのか秘部は随分と濡れている。
「雌犬だなんて酷いよぉ…あっ…そんな所見ないでよ」
恥ずかしいのか顔も身体も紅蕉し、既に寒さなど忘れてそうだ。秘部に狙いを定めて、一気に肉棒で貫く。「ふぁあああ!あっ…ああっ!」
「ぐっ…う、動くぞ」
膣内は愛液で滑りが良くなっているが、中は狭く締め付けがきつい。少し動くたびに肉壁が圧迫しかなり気持ち良い。正直あまりもちそうに無い。
「ああん、んあっ、やぁ、らぁ!」
表情が見えないが満足はしているのだろう、甘い喘声が洩れている。男根の先端が最奥にぶつかる度にその声が高鳴る。
「き、気持ち、良す、ぎるよぉ!ふぁ!ああ!」
929 :
猫より犬?:2009/02/15(日) 18:53:23 ID:A1dMAZbb
手を腰から移動させて短い服の中に滑り込ませていく。眠っていた二つの柔らかい果実は、掌の中で自在に形を変える。
また真ん中にある突起は擦り、摘み、押し潰して感触を味わう。
「そこは!ん…ち、乳首はだめ!っあ、ひゃあ」
武美の息遣いはかなり荒くなり、身体も自分で腰を動かしてくる程だ。限界が近いのだろう。
こちらもラストスパートと言わんばかりに男根を突き刺す。腰と尻肉がぶつかる激しい音と、愛液が混ざり合う卑猥な水音が部屋に響き渡る。
「武美っ…もう…出すぞ!」
「こ、小波さん!あっああああああああ!」
ドクドクと言った音が聞こえそうな位、脈打ちながら小波は2度目の欲望を流し込んでいた。
930 :
猫より犬?:2009/02/15(日) 18:55:25 ID:A1dMAZbb
「やっぱり書いてあった通りイチコロだったね♪」
「うっ……」
後片付けも適当に終えて、今は一人用布団に一緒に寝ている。武美が寒くない様に掛け布団をずらしているため少し寒い。
「小波さんが犬耳プレイ好きだなんて知らなかったよ」
「ちょっと待て!誰も好きだなんて!」
「雌犬にご褒美何て言ってノリノリだったのに?」
「ぐっ……」
思い出すと何だか恥ずかしいような、情けないような、何とも言えない哀しみが…
「大丈夫大丈夫!そんな小波さんも含めて大好きだからさ!」
聞いてるこっちが恥ずかしい台詞を言って武美が抱き着いてくる。
そんな彼女の笑顔は、今までに無かった幸福感を生み出してくれてる気がする。
「……あ!次やるときは語尾にワン!って付けてみようか?」
…気がしただけかもしれない。
終わり!
2時間位で考えて書いたものだから少し早い埋めネタ程度に見てください。
とりあえず反省はした!
イイ!
933 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 19:22:29 ID:cNVn1z6y
反省いらん!GJ!
GJ過ぎる……
GJ!
2時間でこのクオリティー素晴らしすぎる。
あと、1ヶ月ぐらい投下が不能になった。
理由はよそ見した厨房の自転車が突っ込んで来て、骨折して入院する事になっちまった。
携帯から書き込みはできるけどな。
GJ!
そんな短い期間で書けるとはうらやましい限り。
>>935 ダッシュの何の脈略もなく自転車が突っ込んでくるイベント思い出した。
お大事に
GJです!短時間でここまでのものを仕上げるとは…。
自分にもそれだけの力が欲しいです…。
>>935 ひどい理由ですね…。お気の毒に…。
お大事にしてくださいね。
皆に心配されてる俺って幸せ者だな、ありがとう。
1日も早い復帰を目指すわ。
し あ わ せ
GJ!!ナイスすぎるぜ。自分はネタはあるんだが時間がない・・・
>>939 がんばれ。早い復帰を願っているぞ。
皆から言われると嬉しいな
最後にバレンタインネタも書けばよかったぜ…
>>939 早い復帰を待ってるよ!
回線の調子が悪いんでちょっとてst
上手いこと書けてたらこのまま維織さんモノ投下
結構いぢめるんで気悪くしたらごめん
「何お帰りになられやがってるんですかご主人様ー」
「……お前維織さんがいないと本ッ当露骨だな」
「何の事です?はいヒモ一匹、じゃなかったご主人さま一名ご案内ー」
「……」
いつもならここで負けじと毒の一つも吐くところだが今日はどうにもそんな気になれない。
小波はため息を付きつつ席に付き、「いつもの」と力無く注文した。
「で、今日は小波さん何で一人なの?昨日一昨日と維織さん一人だったけど。まーさかまた維織さん怒らせたとか?」
「うるさいな、放っといてくれよ…」
思わず口をついて出るむき出しの本音。しかしそれは准の好奇心に火をつける逆効果な行為に他ならない。
分かってはいる筈なんだがそんな事はもう既にどうでもよかった。
「あれ、何?図星??あなたって本当ヒモのくせに女泣かせよねぇ」
「だからヒモって言うなヒモって」
「で、今回は何が原因なの?心当たりは?」
「それが分からないから苦労してるんだよ…もう3日目だぜ?」
そしてまた一つ深いため息をつく。
今回の怒りの原因は練習上がりに差し入れを持ってきてくれた奈津姫、武美とちょっと仲良く話していたところを
偶然近くを通った維織に見られた事なのだがそんな事に気づけるほど彼は敏感では無かった。
「とにかく何を言っても、謝っても原因を聞いても何一つ喋ろうとしないんだ。完全無視。これが3日も続くともうね…」
そう言うとべちゃー、っと机につっぷしてしまう。
そんな小波をしばらく無言で見下ろしていたが、
「…あーもう何かムカつくわ。いつまで辛気臭い面してるつもりなの。とりあえずこれでもいっときなさい!!」
そう言うと准は奥へと入っていく。戻ってきた時には両手に見慣れない瓶を提げていた。
「…これは、テキーラか?どういう風の吹き回しだよ」
「そ、テキーラ。商店街の福引で当たったんだけど正直もてあましててね。だからあなた飲んで、全部。ただでいいから」
そう言うとどこからともなくサッとグラスを出しおもむろに瓶の中身を注ぎ始める。
「ちょ、ちょっと待て、これ全部?無理だってば俺そんなに酒強くないし」
「強い弱いはどうでもいいの。あんたさすらいの風来坊なんでしょ?風来坊にはテキーラ、これ常識」
「……否定しきれないな。風来坊にテキーラか、ロマンだな…」
小波の脳裏に浮かぶさながら西部劇の如くクールにテキーラをひっかける風来坊の姿。
それに一瞬酔ってしまったのが今回の騒動の発端とも言おうか。
「そ、ロマンロマン。それじゃあガーっといっちゃいなさいガーっと。そしてとっとと酔って帰って寝ろ!」
「何か客商売とは思えない暴言を吐かれた気がするがとりあえず今はただ酒でもかっ喰らうかね」
「はいはい気にしたら負け気にしたら負け。はいいっき、いっき……」
そして1時間後。割れたグラス、ひっくり返った机、脚の折れた椅子、店内はさながら暴風雨でも吹き荒れたかの如く荒みきっていた。
その中心にいるのは予想通りとでも言うか考えるまでもないと言うか、そんな事を言うまでも無くべろんべろんに酔い潰れた小波だ。
「だーからよー、俺は天下の風来坊だぞバカ野郎!!何で俺がこんな思いをしなきゃいけないんだコンチクショウ!!!」
「もう分かったから、分かったから、私が悪かったからお願い帰って…」
そんな暴君小波を半泣きになりながらなだめすかすのは、これまた言うまでも無く准である。
こいつには二度と酒を勧めまい、と固く心に誓ったがとりあえずはこの状況を何とかしなければならない。
「そんな俺がよぉ、何でこんなに無視されなきゃいけないんだよ、何で、何で……」
そう言うと今度はしくしくと泣き始める。さっきからずっとこんな調子、暴れては泣き泣いては暴れの繰り返しだった。
「とりあえずさ、一度維織さんにガツン、と言ってみればいいんじゃない?「黙ってちゃ何が悪いのか分からない」って」
ふと准の口をついて出た本音。その瞬間、また小波の顔色が変わる。
「そうだな!一度ガツンと言ってやらないと分からないなあの女は!!よっしゃ見てろぎゃふんと言わせてくれるわ!!!」
叫ぶと同時に彼の体は動き始めていた。自慢の走力であっと言う間に店を出ると、維織の待つ家へと猛然と走り始めた。
後に残されたのは鳩が豆鉄砲食らったような顔で呆然とする准一人。
「……何だったのよ一体…維織さん大丈夫かしら……?」
あのケダモノは維織さんをどうするつもりなんだろう?
「……とりあえず店の片付けが先よね…あーあマスターに何て説明しよう……」
脳裏をよぎる酷い想像に考える事をやめた准は、おもむろに掃除道具を手に取ると、機械の様に無表情に店を片付け始めるのだった。
「帰ったぞ!!」
乱暴にドアを開けるとそこにはいつものように静かに本を読む維織がいつものように一人佇んでいた。
「…………」
相変わらず機嫌は直ってないようだ。何事も無かったかのように本を読み続ける。
「なぁ、言ってくれよ、何が悪かったんだ、何がいけなかったんだよ、なぁ!!」
小波は次の瞬間には維織の肩に手をかけ激しく揺さぶっていた。
「…痛い、何するのよ……」
思わず3日ぶりに口をついて出る言葉。100lの敵意がこもった言葉を受けて小波はさらに続ける。
「俺が悪かった、って言ってるだろう!だから何が悪いのか言ってくれ、直すから、直すから……」
そう言うとさっきまでの威勢はどこへやら、小波はまた泣き始めてしまう。
「な、何なの?どうしたのよ…?」
さながら躁鬱の患者の如く荒れ狂う小波を前に激しく困惑する維織。
「俺が悪かったよぉ、俺が悪かったよぉ……」
そう呟きながら激しく泣きじゃくる大の大人が一人。最初は困惑し素に戻ってしまったが、
こんな小波を見る内に再び怒りがふつふつと蘇ってきた。
「…何よ無様ね、何が悪かったのかなんて自分で考えなさい」
無様な酔っぱらいに投げかけられる冷徹な言葉。その瞬間小波の顔色がさっと変わる。冷たい罵倒の言葉にまたスイッチが入ってしまったのだ。
「自・分・で・考・え・な・さ・い?俺がこれだけ言ってるのに、俺がこれだけ言ってるのにまだそんな事言うのか!!!
俺がプライドを捨て切って頼んでる、って言うのにか!!!!あぁ屈辱だ、ああ屈辱だ!!!!!」
酒の力で心が剥き出しになっている小波にとって、さっきの罵倒は少々きつすぎたようだ。
実際激しく傷ついた心に屈折した怒りが爆発的に沸き上がる。
「あ、あなたが悪いんだから、私は何も悪くない!」
負けじと声を張り上げる維織。だがしかしこれは完全に逆効果だった。
そのまま放っておけば、かの店の如く家具に向くはずだった小波の怒りは100l維織に向いてしまった。
「…悪くないだって?そうかあくまで意地を張るかそうかそうか。じゃあその意地捨てさせてやるよ、俺みたいにな!!!」
そう言い終わるか言い終わらないかの内に小波は維織を押し倒す。
「いやっ!」
「嫌、だって?よく言うよドスケベでド淫乱のくせに」
「な、何よ、そんな事ない!」
「ほらそうやって意地張って、見てろ今にその本性剥き出しにしてやるよ…」
そう言うと全体重をかけて体の自由を奪い、右手は秘所を、左手は胸をそれぞれ刺激し始めた。
「や、やめて、やめてってば、ねぇ!やめて!!おねがい!!!」
当然激しく抵抗する。しかし非力な彼女が身体能力において全てを上回る小波を覆す事は不可能だ。
しばらくは両手足で激しく小波を叩き続けたが、次第にその力は弱まっていく。
当然疲れた事もあるが、原因はそれだけではない。
「…あれ?ねぇ、維織さん、もう濡れてきたよ?おかしいよね俺君の事襲ってるよね?なのに感じてるの、ねぇ?」
「う、うるさい!感じてなんか、ない!!」
維織は顔を真っ赤にして否定したもののそれは事実だった。あまりに気持ち良すぎて、もう、抵抗する力が、沸いてこない。
いや、このまま快感に身を任せたいとまで思い始めていた。
しかしそれを彼女のプライドが許そうか。仮にもお嬢様として育ち、周りに天才と崇められ、ほんの少しではあるがその自負があった自分にとって、
今こうして羽交い絞めにされほぼレイプに近い形で弄ばれしかも感じている、それは認めたくない事実だ。
「もう乳首もこんなに固くなってさ、やっぱり淫乱じゃない」
「違う、そんな事な、あっ…」
ふと小波の右の中指がするりと体内に入り込んできた。たまらず嬌声があがる。
「あっ、だって、かわいいね維織さん、やっぱり気持ちいいんだね、淫乱だね」
「い、いや、そんな……んぁっ………うぅぅ…」
恥ずかしさと悔しさが一気にこみ上げ、思わず泣き始める維織。こんな事は今までの交わりでは一度も無かった。
かつてないまでに維織を辱める小波のその原動力は、自分をここまで苦しめた事に対する怒り、
一度こんなプレイをしてみたいという潜在的な欲望、そしてそれらを極限まで増幅した酒の力だ。
さっきまで無責任に小波を振り回した力は、今全てが彼女に向け、彼女のプライドをぼろぼろにする為だけに使われていた。
「あれぇ、泣いちゃったの?でもね、維織さん、君のおま○こはどんどんぐっちゃぐちゃになってきてるよ?
そうだよねぇ君はやる時はいつも俺に激しく求めてくるものねぇ。
体は正直だよねぇ俺にこれだけ弄ばれても君の意志に関係無くこんなに感じてるんだもの」
「やだ、もう、言わ、な、いで……お願…ああぁ!!」
全身がビクリ、と痙攣する。絶頂が近いのは火を見るよりも明らかだ。
「あぁイッちゃうの?じゃあすっごく大きな声あげちゃうんだろうね、いつもみたいに」
「うぅ、やだぁ……ひあぁっ、あぁ!!」
意志とは裏腹にだんだんと切羽詰まっていく嬌声。それを聞くと小波はにやりと邪悪に笑う。
「大丈夫、俺もそこまで鬼畜じゃないよ。だから声があがらなくて済むようにしてあげる」
「な、なに!」
「何をするの」と言い終わる間も無く次に小波が起こした行動、それは自分の口で彼女の口を塞いであげる事だった。
そして口をこじ開けるとおもむろに舌を滑り込ませる。
「ん……!…………!!…………」
小波の舌はむさぼるように、吸い上げるように怪しく維織の舌を蹂躙していく。
最初はなすがままにされた維織だったが、全身を駆け抜ける抗いがたい快感、そして今新しく侵蝕してきた熱い粘膜、
それらに嬲り倒される内についに一瞬理性が飛んだ。
「!!………!………!!!」
次の瞬間、最早抵抗する力を喪っていた両腕に激しく力をこめると力いっぱい小波を抱き寄せる。
そして手を頭に回し、彼の髪をかき分けがっしりと頭をつかむと自分の顔へとぐっと引き寄せ、
「………!!!!………!………………!!!!!!!!!!」
ものの数秒もしない内に維織の全身は激しく痙攣した。着けたままの下着が、スカートが一気にびしょびしょに濡れていく。
再び力の込められた腕は、しばらくは激しく小波の頭を必死に抱きよせていたが、
次第にまた力が抜けていき、ついに小波の体から離れ床にだらん、と伸ばされた。
「ぷはっ……うふっ、気持ち良かったでしょ」
「……………」
勝ち誇ったように維織を間近に見下ろす小波と、放心状態で彼を見上げる維織。
既に彼の目的は達されていたも同然だが、このまま終わるほど鬱屈した感情と酒の力は弱くはなかった。
「あーあ、こんなにおもらししちゃって……じゃあ脱ごっか」
「…え、え?あっ!!」
我に返った時には時既に遅し。気づいた時には下半身を生まれたままの姿にされていた。
「すっごくびしょびしょだね。待ってて今責任をもって綺麗にしてあげるからね」
小波は「責任をもって」にことさら力を入れてそう言い終わるや否や体位をさっと変える。
そして、両手で腰を押さえつけ汚れた下半身をなめ始めた。
「な、何してるのよ!へんたい!このへんたい!!」
維織は失意に浸る暇も無く再び激しく抵抗する、が、当然小波を押しのける事など出来よう筈も無い。
小波は力無く暴れる彼女をものともせず、体液で濡れた股をひととおりなめ終わるとそのまま
ピンク色に妖しく光る秘部へと舌を進めていく。
「や、やだっ、やめてっ!!もうダメ!!あぁああっ!!!」
「やだ、やめないっ」
嬉しそうにそう言うとさっき右手で弄んだ場所を同じように、今度はもっと激しく舌で蹂躙した。
「いやっ、あっ、ああっ!ふあっ!!やめ……ひゃんっ!!」
立て続けに弄ばれ続け疲弊しきった維織に、最早声を抑えるだけの気力は残っていなかった。
意志とは関係無く普段の彼との交わりと同じように、激しく、大きな声がただ口をついて出てくる。
「あぁ、やだ、やめ…………いやぁあああああああっ!!!!!」
絶叫と同時に再び噴き出す熱い体液。それを小波は恍惚の表情で全て飲み干していく。
「あ、あ………何で……何で………」
自分の自尊心が音を立てて崩れていくのが分かる。意志に反してイッてしまった事に対する衝撃、
今の維織の心はその感情だけが全てを占めていた。
「気にしなくていいよ、おいしかったし」
「あ、あ、あ……………」
「じゃあさ、そろそろ俺を満足させてくれないかな。俺もいい加減イキたくてしょうがないんだよね」
そう言うと小波は服を脱ぎ、彼女の目の前に股間でいきり立ったものをもっていく。
それは酒の力のせいか、はたまた興奮しているせいか普段以上に大きく、激しく怒張していた。
その迫力に気圧され、維織は思わず息を呑んだ。
「でもさぁ、嫌がる君を無理矢理犯すのって気持ち良くないよね。
だから君の口から聞きたいな。俺のおち○ぽが欲しい、って」
「…………そんな…やだ……」
あまりにも自分を蔑ろにした発言に絶句しかける維織。辛うじて、絞り出すように出てくるのは力の無い否定の意志だった。
「え、嫌なの?いつもは「お願い挿れてぇぇ!!」って叫んでるのに?いいの?そんなにぐっちゃぐちゃのぐちゅぐちゅのおま○こ放っといて。
実際欲しくって欲しくってしょうがないんでしょ?めちゃくちゃにかき回して欲しいんでしょ?もっと素直になろうよ」
小波はにやにやしながら力無くうなだれる維織を見下ろす。
それは事実だし体は激しく求めてる。しかしそこまで堕ちたくはない。その葛藤が彼女を無口にさせる。
「ふーん…まぁいっかじゃあ准でも犯してこよ。あいつはいい声で鳴くだろうなぁ。
君以上に自尊心の崩し甲斐がありそうだようっふっふっふ……じゃあ俺は行くね、ばいばい、維織さんっ」
それは紛れも無い本心だったが、欲求と自尊心の狭間で激しく苦悶する維織にとってはとどめの一言となった。
「……………挿れて」
苦しげに、絞り出すように吐き出される要求の言葉。しかしその程度では小波は満足しない。
「んー?声が小さくてよく聞こえないや。今何か言った?用が無いなら俺行くよ?」
「……私に、挿れて…」
僅かに残ったぼろぼろの自尊心を、傷まみれの血でにじんだ手でぐしゃり、と握りつぶす。
だんだんと彼女の声から怒りや悲しみ、羞恥心と言った負の感情が消えていく。
「そうじゃないよね、俺は「おち○ぽが欲しい」って言って、って言ったんだよ?ただ挿れて、じゃ俺はやりたくないなぁ」
「あなたの、おち○ぽを、ください…」
「ほら、もっと大きな声で」
「……あなたのおち○ぽが欲しいの!!」
最後に絶叫した時にはもう何も残っていなかった。あるのは快楽に溺れたい、と言う欲求だけ。
「はいよくできました。それじゃご褒美!!!」
そんな維織に満足した小波は彼女の上半身を纏う布を一気に引き裂き、再び押し倒すと荒々しく彼女の体内へとぶちこんだ。
「あ、あ!ああああぁあ!!!ひああああああああ!!!!!」
維織から歓喜の絶叫があがる。その声に、最早先ほどまでの負の感情は残っていない。
「ぐっ、気持ち、い……」
今度は逆に小波が無口になる番だった。普段より怒張したそれは、彼女の変わらない大きさのそれに激しく締めあげられ
同時に強烈な快感が全身を駆け抜けていく。先ほどまであんなに饒舌だった彼を容易に黙らせるほどに。
「あ、あっ!ふぁ!!こな…んあ、あぁ!!!」
全てをかなぐり捨てた維織はもう何も考えていなかった。ただ、目の前の快楽に溺れる為だけに叫び、体を激しく動かしていく。
「だ、め………も…い……いく…っ……!」
「だひてぇえ、いっぱいわたしの中にだひてええええ!!!」
「う、ぐっ……うああああああ、ぐああああああああああああっ!!!!!!」
「やぁああああ、いやああああああああああああ!!!!!!!」
同時に響き渡る二人の絶叫。そのまましばらく互いを強く抱き締め合う。
そのまましばらく二人してぐったりとしていたが、互いを見つめ合う二人の濡れた目には未だ力がこもったままだ。
その後、二人は日が暮れ、日付が変わるまで互いをむさぼり続けた。
後日、維織の元に桁を間違えたのかと見紛うような請求書が送られてきて
せっかく逆転した力関係が以前のものに、どころか以前以上に情けないヒモになってしまうのはまた別の話。
以上。思いつきの突貫で書いたから結構粗があるんだけど勘弁してください疲れた寝るおやすみ
全年齢板じゃないのでいちいち伏せ字にしなくていいです
GJ!
9持っていながら武美ルート以外やってなかった。
維織ルートもやろうかなと考えたが病院に娯楽関係の物なんて持ってきてないぜ。
姉さんに持って来て貰おうかな。
こうやって書き込むことだって看護婦の目を盗んでだもん。
何か維織さんの話し方が違う気がするのは俺がしばらく9やってないからなのかな・・・
大丈夫、最近9やってない俺でも口調が違うと分かった
口調以外は良かったです
>>945 10主としあーんのエロパロを考え、《それを心に秘めておいて下さい》。
956 :
175:2009/02/16(月) 20:27:56 ID:RqPw7/mP
なんだなんだ?みんなカズが不幸になるのを望んでいるのか?
だがイメージが浮んだのはは冬子とか維織とかだったりする
>909
すみません、今後気をつけます
さて、Bも書いちゃわないとね
カズには幸せになってもらいたいです はい
<<しあわせになってください>>
ハタ人間でカズがでないのだ!
カズを幸せにする、紫杏も幸せにする。
つまり…二股という形になるな。
ハタ人間カズなんて出てきたら主人公がブチ頃されちゃうでしょ
誰かそろそろ次スレを頼む携帯じゃあ立て方が解らん。
966 :
175:2009/02/16(月) 23:05:13 ID:RqPw7/mP
>>964 乙
IFルートとして寺岡さんのエロ無しを書いたのを見つけたけど投下したほうが良い?
967 :
175:2009/02/16(月) 23:32:57 ID:RqPw7/mP
答えがないから勝手に投下しちゃう
パワポケ3・8でIFルート
寺岡薫編
娘へ
これを読んでいるという事は私はもうこの世にはいないでしょう
だからといったりあんまり悲しまないで下さい
遺産は弁護士の人、ワギリバッテリーの全ては和桐社長に任せてあります
だから安心してください
あなたを引き取りたいという人が現れたら「ワギリバッテリーの秘密は知らない」と言って下さい
悪い人たちの大半はこの一言で去っていきますから
PS…というよりこっちが本文かもしれませんね
依然あなたは蜘蛛は気持ち悪いって言ってたけど本当は蜘蛛って偉いのよ
蜘蛛は一番最初に不毛な地に着くの
何十匹何百匹何千匹の蜘蛛が風に吹かれてね
その蜘蛛が大地に帰り、鳥が草花の種を運んでくるの
そして草花の種が芽を出し花が咲き、緑豊かな大地になるの
だから蜘蛛を嫌わないでね
これは母としての想いです
○○年×月△日 寺岡薫
「寺岡博士じゃないですか!」
見知らぬ人が私に話しかける
「ええと、どちら様でしょうか?」
もし知人だったら失礼ですけどね
「あっ、失礼しました!私は―というものです」
「はぁ…」
一体なんでしょうか?新手の押し売りかも…
「すみませんが先ほど買ったパーツの中に違法パーツが含まれているんですよ」
「へぇ、そうなんですか知りませんでした」
私がそう答えると彼は少し困った顔をして何か考え込んだ
そろそろ切り上げないとあの人がお腹を空かせているでしょうね
「すみませんがそろそろ…」
「あっ、すみません!お時間をおかけして」
「はい、ではこれで…」
私はそのまま帰路につきそしてマンションのドアを開けた
中にはいつも通り娘と"彼"がいる
「お帰りなさーい!」
「お帰り、薫」
二人は笑顔で私に言う
そして私も笑顔で返す
「ただ今」
968 :
175:2009/02/16(月) 23:33:31 ID:RqPw7/mP
今から10年以上も前に私たちは出会った
当時の"彼"はサイボーグで色々な事件に巻き込まれたようだ
私も私で脳に腫瘍が出来ており記憶がどんどん失われていった
そして色々あって私と彼は一度離れることにした
その時たった一つだけ私達は約束した
「一年後、身体を直して帰ってくる…」と
そして無事私達は結ばれ一人の子供を授かった
そんなある日…といっても一年ほど前ですね、プロ野球選手である彼の身体に異変が起きた
最初は単なる痺れだけだったが徐々に手足の感覚がなくなり
ついには立つことも歩くこと何かを掴む事も出来なくなってしまった
当然のようにプロ野球は引退、そして彼と私の闘病生活が始まった
この病気の原因はどうやらクローン再生装置にあるようだ
もともと彼は一度死んだ人間で今の身体は体細胞を卵子を使わず復元したクローンだ
師匠曰く「遺伝子にエラーがあるみたいね、そのせいで老化…いえこの場合肉体劣化ね。それが一気に進んだみたい」
私は何とか手を打とうと思い彼にサイボーグ化を勧めた
しかし彼の答えはNOだった
無理もないだろう、元々サイボーグから苦労の末に元の肉体に戻ったのだから
心配する私をよそに彼はニヤけた顔でこういった
「こんな体でも残せる物はあるだろ?」
…少し下品でしたね
彼がサイボーグ化を拒否した以上私は彼の力になろうと補助器具を作り始めました
サイボーグ化は無理でも手足となる機器は作れるはずだろうと
作ったもので彼が怪我をしたこともあるし耐久性が無いせいで壊れたりと色々大変でした
今は普通に家事とかやってくれてますけど…かなり無茶をしてる気がします
外に出るときは完全に車椅子、靴は履けますけど遠くへは決して行けません
車椅子に乗って移動してると必ずこういうんです
「すまないな、薫」
一人で出来ない事への苛立ちと私への申し訳なさが伝わってきます
でも私はこういうんです
「良いんですよ、早く治して色んな所へ行きましょう!」って
969 :
175:2009/02/16(月) 23:34:05 ID:RqPw7/mP
よくいろんな記者の方からワギリバッテリーの事を聞かれますが
実はあれ彼のために作ったんです
彼の車椅子、電動式ですぐバッテリーが上がっちゃうんです
それでこれを使えば簡単に外へ出て行けると思って作り始めました
科学は未来を切り開ける、私はそう信じて…
本当はワギリバッテリーじゃなくて彼の名前をつけたいんですけど
彼が恥ずかしがって付けさせてくれなかったんですよ、酷い話ですよね
自分の名前がこんな形で後世に残るより一人でも多くの記憶に残りたいって言ってたんです
そして自分のプレイで夢や勇気を貰った人がまた別の人にそれを与えられたら良い
まるで子供みたいな熱っぽい目で言ったんですよ
…私もまた彼に色んな物を貰った人ですから
でも…これは、ワギリバッテリーはあの人も私も救えませんでした
1月前、完成直前に彼はついに…亡くなりました
あの人が最後に握っていたもの…それは白い野球のボールでした
きっと野球がやりたかったのでしょうね
私はあの人の耳元でこういうしかありませんでした
「お疲れ様…あなた…」と
目の前にメガネをかけたサイボーグがいる
「寺岡薫ね…」
「はい、そうですけど…」
「残念だけど、死んでくれないかしら?」
そういってサイボーグは私に銃を向ける
「……」
何故でしょうか?恐怖や抵抗感が全く沸いてきません
「…何故、何も言わないの?」
「何故でしょうか?自分にもさっぱり分からないんです」
私は自分の胸に手を当てて考えて見ると少しだけ分かった気がしました
「ああ、分かりました!」
「何がよ?一体何が分かったのよ」
そう、何故私が落ち着いていられるか…
「ここで私の役目は終わりってことです」
「な、何を言ってるのよ…」
「つまり、私は蜘蛛になるってことなんです」
目の前のサイボーグは私の言葉に混乱しているようですね
私だって驚いているんです、こんな言葉が出るなんて…
でも少し気になることがあります
「…殺される前に一つだけ聞いて良いですか?」
「?」
「私が死んだら娘はどうなりますか?」
「重要じゃないからそのまま放置ね、一応監視は付くでしょうけど」
「そうですか、それは」
良かった…
ダァン!
サイボーグの銃弾が私の胸を貫く
胸から熱い物が大量に噴き出す
そして昔の事がゆっくりと目の前に映し出される
これが走馬灯という物でしょうか?
本当に昔の事が映し出されることに私は驚いていた
そしてどこからともなくあの人の声が聞こえた
「薫、迎えに来たよ」
「でも、あの子は大丈夫なんでしょうか?」
「大丈夫、俺たちの子だろ?」
「はい、そうですね」
「じゃあ、行くか…」
私はその声を聞きながら目を閉じた
970 :
175:2009/02/16(月) 23:34:39 ID:RqPw7/mP
「……」
サイボーグ、もとい朱理は死んだ寺岡薫の身体に触れた
「寺岡薫の死亡を確認」
朱理は薫の遺体を見てさっきの言葉を思い出す
(私の役目はもう終りって事ですよ)
「役目が終わったから死ぬですって!?冗談じゃないわ!!私は…生き延びてみせる」
朱理は遺体に背を向け歩き始めた
数日後、寺岡薫が遺体で発見された
お葬式は質素に行われ、昔懐かしい顔もちらほらと見えた
「そうか…親父さんに続いておふくろさんも死んじまったのか…」
垣内は薫の娘を見る
「お前が引き取ってやったらどうだ?」
木岡がとんでもない提案をだした
「俺がか?冗談じゃねぇよ!」
垣内は嫌そうな顔をする
「おまえな、アイツに一杯借りがあんだろ?そろそろ返すのが筋ってもんじゃないのか?」
そう、垣内は寺岡の夫に多くの借りがあった
「だが俺のとこは真っ当な商売じゃねぇぜ?」
垣内はオクトパスの仕事を思い出す
「俺んとこだってそうだよ」
「…」
「垣内、ガキって結構可愛いもんだぜ」
木岡は子供の頭を優しくなでる
「そうなのか?」
「そうさ」
首をかしげている垣内に対して木岡はニヤッと笑う
「そうだな、お前に出来て俺に出来ねぇことはねえな」
「…決まりだな、おう!嬢ちゃん!今からこの厳つい親父と一緒に暮らすけど良いか?」
「…うん!」
「もし良ければ協力しますよ」
話を聞いていた瞳は協力を申し出た
「おお、瞳ちゃんが協力してくれるなら百人力だぜ!じゃあな、垣内!ちゃんとその子の御守を頼むぞ!」
木岡はそう言うと車に乗って去って行った
「ちぇ!いい気なもんだぜ!そういえば名前聞いてなかったな、名前はいえるか?」
「えっとね名前は…」
ここで一つの家族の話は終わりもう一つの家族の話が始まるのだがこれはまた別の機会に…
End
3のキャラって不幸が何でこんなに似合うんだろう?
乙でした。
不覚にもホロリときたよ…。
これは凄まじくGJ。久々にぐっときた
GJ
瞳ってさくら?
どうだろう?
よくわからないが6に出てきた人じゃないの?
バーのママさんじゃなかったっけ
彼女候補の
パワプロ12の嫁候補……ではない
どなたか、紀香たんのエロを書いてくれる猛者はおりませんかー?
居ません
梅
ようこ先生とみゆき先生と小野さんに種付けしたいよう
そろそろ埋めるか。
芙喜子は貰ってく、他のヤツはくれてやる。
>>981 そういうことは後ろに居る隊長に言えば?
俺的紫杏アルバム
11主「好きな人はいますか?」
紫杏「今はいない」
11主「今はってことは昔はいたってことなんですか?」
紫杏「質問は一つだけだったはずだが?それ以上聞くならセクハラで訴えてやる」
11主「ははは、そうですか…」
11主「社長、好きだ!」
紫杏「……残念だがその気持ちを受けることは私には出来ない」
11主「何故…ですか?」
紫杏「君は昔聞いてきたな、”好きな人はいるのか?”と」
11主「はい、そして社長は今はいないって答えましたね」
紫杏「そうだ、今は…いや、正確には今は”もう"いないが正しい」
11主「もう?まさか…」
紫杏「そうだ…彼はもうこの世にはいないんだ…」
11主「そんな…」
紫杏「私は決めたのだ、私の愛する男はたった一人…彼だけなんだ、今までも、そしてこれからもな」
11主「社長…」
紫杏「11主、お前は彼がなれなかった一流のプロになってくれ…それだけが私の願いだ」
甲斐「社長、そろそろ」
紫杏「そうそう彼の事を聞きたいなら官取にでも聞け、さらばだ」
一人の男がいた
誰よりもまっすぐで誰よりも努力をし誰よりもそれを愛した
一人の女がいた
規律を重んじ他社のために献身的にそれに尽くした
そんな二人が出会い愛が生まれたが力ある者の手により男は死んだ
女は悲しんだ、そして決意した
二度と男のような犠牲者を出さないと誓って
神条紫杏とはそういう人間である
×他社
○他者
それじゃ紫杏を幸せにする為に貰っていこう
>>985 いや、俺のだ
10の紫杏は俺が貰うから11のはやるよ
じゃあ俺は武美を貰っていくよ
この流れ定期的に出るNE!
埋め木寮長
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うめりん
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1001 :
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